2013年10エロパロ25: 【何発でも】腹責め専門SS・その12【叩き込め】 (323) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【何発でも】腹責め専門SS・その12【叩き込め】


1 :2013/04/17 〜 最終レス :2013/10/04
例えば、
◆強気な優等生娘がスケバングループに拉致されて腹を殴られて悶絶したり、
◆格闘娘が手足の自由を奪われて、鍛えぬいた6パックの腹を延々と殴られて腹責め拷問されたり、
◆憎い仇の子種を孕まされた女戦士が、切腹して自害したり、
◆悪の女幹部が、その黒い腹を正義の拳で断罪されたり
というような、腹パンチから切腹にわたる腹責めシチュSSのスレです。
オリジナル・二次問いません。
小説以外にも、腹責め系のネタなら大歓迎。(プロット投下など)

まとめサイト
ttp://thinker.web.fc2.com/index.html
腹責め専門SS避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2964/1241429062/
前スレ
【何発でも】腹責め専門SS・その11【叩き込め】
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1348582025/
【何発でも】腹責め専門SS・その10【叩き込め】
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1334395803/
【何発でも】腹責め専門SS・その9【叩き込め】
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1321531910/
【何発でも】腹責め専門SS・その8【叩き込め】
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1303793228/
【何発でも】腹責め専門SS・その7【叩き込め】
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1279806388/
【何発でも】腹責め専門SS・その6【叩き込め】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1244442849/
【何発でも】腹責め専門SS・その5【叩き込め】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1229223999/
【ソフトでも】腹責め専門SS・その4【ハードでも】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209903187/
【嘔吐】腹責め専門SS・その3【子宮潰し】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196431261/
【嘔吐】腹責め専門SS・その2【子宮潰し】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174024879/
腹責め専門SS
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150474532/

2 :
落ちてたんで立てました。
楽しく使ってね
仲良く使ってね
チンポ

3 :
とりあえず即回避
どうもau規制中らしいね、珍しい

4 :
>>1
乙乙

5 :
  -−_─ - ─_−_─ -  ─− ̄─ - ─_−_─ - _−-
            -  ̄─_─ ̄─ -- = ─ -- = ─− ̄-
              ─ ̄ -−-- ─− ̄─−--− ̄−-
            -  ̄─_─ ̄─ -- = ─ ─− ̄-
     チンポ       ─ ̄ -−-- ─−--− ̄−-
            ∧∧
           (´・ω・`)  新スレです
         三三三      楽しく使ってね
        三三         仲良く使ってね

6 :
エロパロの即回避ってどこまでだっけ?

7 :
子宮パンチ支援

8 :
そういえば前に三次画像貼って叩かれてた人が居たけど、俺的にはあれ好きだったんだが
ここって三次から妄想したりはナシ派が多いのかな

9 :
即回避支援

10 :
支援
ここは腹パンスレだけど男の腹を殴る系の需要を感じたことはない
やはり子宮がある無いの差は大きいのか

11 :
>>8
別にいいんじゃね?2次元限定とか書いてないし。何事にも難癖をつけるやつがいるから
基本的に無視でいいと思うぞ。

12 :
もうすぐ腹パまで1ヶ月
今回は前回よりも参加人数増えそうだね
AwA氏はオリジナル漫画、55氏は東方の二次創作が今のところ確定っぽい

13 :
申し込み締切が10日だから、サークルリストもそのあたりかな
ヒとか見てる感じだとスレで話題に上がる人らはわりと申し込んでそうだね

14 :
よく見たら55氏は腹パじゃなくて例大祭か
行く予定あったからのぞいてみるかな

15 :
55氏のは委託って言ってるし腹責めじゃないんじゃないの?

16 :
55さんのはWeb公開のと合同誌の推敲だってさ
ブログに書いてある
腹パは55さん、ミヤビさん、ヤンデレさん、ミストさんとここでよく名前が出るSS作家勢は皆出るみたいだし楽しみだわ

17 :
ゾンビとか吸血鬼のしもべになった女の子たちを腹パンチで打ち抜いていきたい。
美貌と不老不を得んが為に邪神と契約した魔女を…
(なないだけで痛みとか感じるのは人間と同じ…だって願った相手が邪神ですもの)

18 :
その設定はいいな。腹責めの∞ループ。
書きようによってはダークな展開にも、なんたらクエストみたいなほのぼのコメディチックにもできる。

19 :
吸血鬼はともかく、ゾンビは腹殴るとモツがはみ出てきそうで躊躇する。
まあ、それで「ごめんね、出ちゃった///」って恥じらうゾンビっ娘はそれはそれで萌えるが。

20 :
ゾンビ娘が臍姦されてる漫画あったな

21 :
あの漫画は腹パンはなかったがへそ責めに特化した感じで
あれはあれで好きだ。

22 :
宮内ミヤビは一々アピール色が強くて笑えます。
求道的な俺格好良い!がやりたいなら黙ってやれよ女々しい

23 :
ゆきでっせ かいていい?

24 :
小腹空いたので湯漬けかきこんでる
↑何で一々報告すんの?っつか『湯漬けかきこんでる』最中にツイートですか?(笑 器用ですね(笑

25 :
>>8
この辺どうよ?
http://www.twixpix.com/contests/NW08/NW08-Fig30d.html

26 :
途中で送信してしもた
俺的にはトレーニングマシンに手足拘束してボディブローの腹責め特訓なんて
シチュがたまらんのだが

27 :
>>26
いいボディだとは思うけど、やっぱり好みの違いのせいかあまりグッと来ない…
自分は、適度に引き締まってる位がいい。腹筋がうっすら見える程度の柔らかさがいいなぁ。
そのシチュエーションは凄く好きだけど。

28 :
>>26
いい腹筋
格闘技の女子部とかのシチュで、女同士ボディ責め喰わせてほしい

29 :
いい腹してるなぁ
力の入ってない腹を殴るのもいいけど、こういうのを屈服させるのもいい

30 :
おれは柔腹派だわ

31 :
ミヤビ大先生は次々アイディアが出てきて止まらないみたいな事を散々言ってるけど、
その割にはどっかから丸パクリしたネタだらけなのはどうして?
元看板娘(ことパンッ!が身内受けしてからはあっさり降ろされたけど(笑)のキャラは、常にジャケット姿で、勝利後に赤い帽子放り投げてオッケー!って叫ぶんでしたっけ?
流石アイディアマンですね。
あれはあくまでアメリカンなキャラだから格好良いんであって、日本人がやってもダサイだけなのに、そんな事もわからないんですか。
言動もリスペクトも常に表面だけ。

32 :
じゃあこんくらいな肉付きの腹
http://matome.naver.jp/odai/2126559996513688101
ならどうよ?霜降りロースて感じじゃねw

33 :
おっとまた早漏送信してしもたw
俺的萌えシチュとしては、セクシーな腹が売りのグラビアアイドルが、
ライバル事務所が雇った暴漢に自慢のボディを散々痛めつけられて、
自慢の締まった腹部を醜い痣だらけにされてグラビア廃業、なんて妄想しちまうw

34 :
暇なら酒喰らって女抱いて寝る。それでいいだろ。
(ハードボイルド気取りの宮内ミヤビ大先生のツイートより)

35 :
最近は星名美津紀みたいな女の子のお腹をドボンドボンしたい

36 :
膀胱と子宮内に水大量に入れさせて殴ったら酷いことになるんだろな…。

37 :
名乗れよガキ
喧嘩(いくさ)の作法も知らねぇのか

38 :
小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい
小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい

39 :
書けばいいだろ

40 :
怪談『小説書きたい』

41 :
っしゃあああ55氏の新作きたあああああああああああああ!!
皆早く読もう!!

42 :
面倒だからここに転載してくれ
そしたら読んでやらん事もない

43 :
疑問なんだが、ここに投下もしなければ腹パにも出ない書き手いるじゃん?
そういうのの価値って何?

44 :
腹パのサークル一覧公開されたね

45 :
ここも腹パも発表の場の一つであって何処で活動しようが本人の自由だろ

46 :
>>43
お前の価値って何?

47 :
5632756695kb書いたアカウントはこちら

48 :
〜するなどって言い方流行ってんのか?

49 :
放課後
晶「帰んのかよー、どうせ暇だろ健介ww」
健介「まぁ…」
晶「ちょっとこっち来いよ」
健介「勘弁してください」
晶「おっし、ここは滅多に誰も来ねーからさw」ヌギヌギ
健介「体育倉庫…いや、なんで脱いでるんですか」
晶「あー、勝負下着じゃねーけどお前だからいいだろww」
健介「意味が…」
晶「いーじゃねーかおめーも期待してたんだろwwwほれほれ、興奮してんだろ童貞ww」
健介「説明を…」

50 :
7年間必に小説書いてきて、気付いた事がある。


これが………悟りか…………。


という具合に、随分前に悟りを開いたと宣言してた宮内ミヤビ先生の新作に期待しよう!。

相変わらず少し長くなると即グダグダになる文章でも気にするな!

51 :
腹パン界三大基地外
tentsu
小山
砂雪

52 :
>>51
オイッ!聞きます。
小山さんとは誰?

53 :
>>51
tentsuも知らない誰だ?
つか基地っていうなら何した奴なのか書けよ

54 :
tentsu 55やシャーのサイトに粘着してる池沼 口癖は「オイッ!!」
小山  一撃や原監督のサイトに粘着してる池沼 口癖は「一番好きです」
砂雪  メンヘラストーカー

55 :
>>54
ここに常駐してる荒らしが誰なのか確定したな

56 :
ネヲチでやれよ
今回の腹パはSSだと誰が出てるっけ

57 :
粘着多すぎだろwwwww
お前ら腹パだと誰注目してる?

58 :
>>56
ヤンデレ氏
ミスト氏
ミヤビ氏
55氏
ここでよく名前が上がるメンツだな

59 :
初参加らしいしミストさんは気になるね
あとは55さんはやっぱり注目
あとは悪い意味だとけいおんカットの人がホームページ空っぽでダミー臭い
それとコスロムの人がまた来てる事かな…

60 :
>>58
ありがとう
名前はよく見るけど、もしかしてここに投稿してるのってミストさんだけ?

61 :
一撃さんと夜凪さんも

62 :
>>60
名前変えてたかもしれないけどヤンデレ氏と55氏も投稿してたはず
コスロム前回買わなかったんだがそこまで微妙だったのか
SS以外で名前みるのはあとAwA氏シャー氏あたりか
参加サークルも20越えだし今から楽しみだな

63 :
ミヤビいじめんのも飽きてきたな
他の獲物はよ

64 :
>>62
コスロムはサンプルだけ見て結局買ってないけど、なんか腹パンって感じではなかった
前スレに感想があった気がする
ヤンデレさん55さんのがあるなら読みたいわ、まとめwikiにある?
>>61
そういえば一撃さんも初参加か
カットに書き下ろしありって書いてあるし期待だな

65 :
コスロムはひどかったぞ
サンプル見させてもらったけど、ほとんど売り子の女がオナニーしてる映像
腹パンも申し訳程度にはあったが、ペチペチ叩いて女がギャーギャー叫んでるだけ
カットにリベンジって書いてあるからその辺修正してるのかもしれんが
SS組は55氏は東方の二次創作、ミヤビ氏はひらひら氏とのコラボ、ミスト氏はオリジナルっぽいね。ヤンデレない氏はまだわからんけど
サンプル見る限り55氏のはまたアタリだろうな

66 :
『人より優れた所のある人に』やって欲しくないのは〜ってツイートに対して、僕のことですね耳が痛いです!と公言してしまうゴミヤビ先生

67 :
宮ウンチ先生から、事実上敗北宣言のメールが届きました。
うつ病の薬が足りないそうです。
皆、腹パで恵んであげるように。

68 :
ミヤビの話題で盛り上がってるのおまえ1人だけってことにそろそろ気づけ

69 :
ほっとけほっとけ
55氏の東方は例大祭の話じゃないの?
合同誌の再編ってツイートを見た気がする

70 :
コスロム買う価値ないのか次こそはで買うべきか
>>64
ヤンデレ氏のは前に腹パで出した短編集のうち1つをイベント開始にあわせて載せてた
55氏は前スレの文化祭でナンパされて〜みたいなやつ
作家女体化ネタの流れで呟いてたから多分あってる

71 :
>>69
例大祭と腹パンオンリー用って言ってたは
流石に新刊2冊はねーよ

72 :
みんなDL販売もしてくれないかな〜

73 :
ヤンデレ氏は前にDL販売はしないって断言してた気がする
55氏も前に今後はどうするか迷ってる、みたいなツイートしてたから微妙かも
割る奴が出てくるからなあ…

74 :
割る奴はなに考えて割ってるのかな
本人に得は無いだろ

75 :
イベントあるんだから買いに行けばいいじゃん
書いて出してくれる人らの手間に比べたら安いもんだろ

76 :
やっぱ趣味で作ってる人からすると形にしたいのかもね
DL販売の方が金はかからないんだし
通販とか委託販売してる人は居ないっけ?

77 :
DL販売は55氏 夜凪氏 mos氏あたりか?
委託販売はAwA氏と合同誌しか知らん

78 :
そういえば、ニッチ性癖系は部数作らないし売れないからあんまり委託受けて貰いにくいって聞いたな
やっぱりイベントに買いに行くのが一番なのか

79 :
藤沢さんってharapa出るんだっけか?委託?

あと腹パン関係ないけど
使用状況に関係なくアカウントの管理はしっかりやっておいた方がいいぞ 
特にフリーメール
+ブログ系な、fc2とかツイッターとか ソシャゲーもな
ワンタイムパス等あればかけるべき
被害をよく見かけるようになってきたわ

80 :
宮内さんと組むひらひらって誰?

つうか、またあんなイラストか

81 :
>>79
ミストさんとこ委託だってさ

82 :
>>80
前回の腹パに出てた人
小説サークルの絵に文句言ってもしゃーない、それほど報酬が出せるわけでもないから知り合いに頼むもんだろ

83 :
ミヤビの新刊、表面上はニコニコして買うけど、その後は燃やすわ。
燃えてる様子はつべにでもUPするからよろしく

84 :
初めて腹パ行くんだけど、この人の本は買っとけ、みたいなのってある?
https://sdf-event.sakura.ne.jp/mform/cutfile/c_list_hara5.php

85 :
事前にサークル調べて好みのだけ買えばいいよ

86 :
あとちょっとでミヤビ大先生と御対面かー

87 :
また会場で、「腹責めスレ見てます?」「あー知ってます書き込みはしないけどwww」って嘘吐き大会が見られるのも楽しみ

88 :
全部買えばいいよ
コスプレ除けば20サークルだし、諭吉ありゃ多分足りる

89 :
うむ、参加する以上は残ってる分だけ全種類買うのが礼儀ってもんだ。

90 :
問題は、だれから攻めるかだな。
人によっては部数が凄い少ないとか、DL販売等の予定がない人もいる。

91 :
小説系+αで上から順に思いついただけ書く
hhb
前回が超人気で列発生&完売、今回も並ぶかもしれない
通販や委託がないはずなので行くなら早め
さるみあっき
混雑も完売も多分しない
ただ通販やDL販売をしてないので、欲しければ会場で
電脳ちょこれーと
合同誌が目当てで混雑するかも
委託あるし、即完売は多分ない
流星小学校PTA
人気、遅い時間だとだいたい完売
再販やDLないはずなので欲しければ早めに
WHITE JEWEL
初参加なのでダークホース
今まで初参加サークルは混むパターンが多い
魔女の棺
混雑は多分なし
ゲームの時はDL販売してたけど、今回小説っぽいので不明
Яoom ИumbeR_55
安定して人気だし、遅い時間だと完売もありえる
おそらくDL販売もあるので、そっちでも入手可
hhbとか流星小学校PTA、WHITE JEWELあたり狙いの人は早めに動いた方がいいかもね

92 :
あとはTwitterとか見て、コピー誌だって言ってるとこは部数少ないかと

93 :
Twitterで部数の話が出てるね
少ないとこは早めに行かなきゃ

94 :
AwA氏と一撃氏は部数多めっぽいね
ああやって大体の部数出してくれると並ぶ順番考えやすくていいな

95 :
一撃氏のは200らしいからわりと買えそうだよね
AwA氏はコピー本出すかも、みたいなツイートがあったから、そっちも欲しければ早めに行くようだろうね
SS組だと
55氏→東方二次+オリジナル総集編(オフセット)
ヤンデレ氏→オリジナル(オフセット)
ミヤビ氏→オリジナル(コピー本)
ミスト氏→不明?
って感じか
コピー本のとこってすぐなくなるからなぁ…

96 :
プロ気取りの宮内先生の本が買えるだけで有難いんだから、真っ先に行くべきだろ。
ちなみ俺は客第一号を狙ってる。

97 :
ミスト氏はオリジナルであお氏、藤沢氏の委託ありか
AwA氏のコピー本はモバマスっぽいな
日々新しい情報が上がってきて追うのが大変だがそれもまた良し

98 :
ついにごミヤビ大先生に会えるうううう!!!!!!
1時半頃行くから、逃げずに待ってろやああああああああ!!!!!!!!

99 :
やっぱやーめた

100 :
まぁ、遠いもんな。無理すんな。
腹パンオンリーなんて一昔前じゃ考えられもしなかった話なんだ。まぁ、
この調子でいけば、規模も大きくなって、東京以外の都市での開催もあると信じようぜ。
俺だって、大昔にあきらめた作品を買うことが出来たんだ。人生何が起きるか分からん。

101 :
いよいよ今日だな

102 :
いよいよ始まる!

103 :
今更かよ!
行った人レポ希望

104 :
今回もまあ良かったんだけど、なんとなく不作だったイメージだな
欠席とか新刊なしのサークルもかなり多かったし
SS組では55氏は新作二本で内容も安定してたしミスト氏も初参加で厚い本が出てて良かった
ただ、ヤンデレ氏はコピー誌もあったとはいえ新刊が半分再録、ミヤビ氏はコピー誌で小部数だから即完売
イラスト漫画組は良かったんだけど、
シャー氏は想定よりかなり短いらしいし、たいじ氏の新刊は片方かなり人を選ぶ内容だった
コスプレのとこは前回見てないけど、わりと頑張ってるんじゃないか?
次回あたりそこそこのもの出して来たら買うかも
全体として常連組がわりと微妙だったイメージ
その分、初参加の人や見た事無い人は当たりが多かったかな

105 :
55氏しか実用に足るものがない。
その55氏もどうせネット販売するし、オワコンイベントだな

106 :
当たり外れ大きかったんだな
可能なら全サークルのレポお願いしたい
今回休み取れなくて行けなかったんだ……

107 :
>>104
欠席が多かった訳じゃなくて遅れて来た人が何人かいただけだよ

108 :
サンライズビル、狭い範囲でいくつもあるからな。
しょうがないっちゃしょうがないが。
なんか低評価ばっかり出てるが
不作とか、誰のしか、とか言う程ではなかったよ。
まだ全部しっかり読めてないけど個々の色が出ててみんな読み応え十分だ。
俺は今回初めて行ったけどまた行きたいと思った。

109 :
1回目は楽しい、2回目は満足。
それが3回4回と持続出来るかどうかなんだよな〜

110 :
そういう奴は黙ってもう行かなきゃ良いと思うわ。

111 :
nnsが何か出してたことに気づいた?

112 :
別にサークルを叩くつもりはないんだけど、素直に数は増えたけど数の割に不作だったと感じた
前回前々回が当たり過ぎたんだ、なんとなく
nns氏のは漫画のDL用アドレス置いてあったよ

113 :
>>110
>>109の内容は客の立場だけじゃなく
作家さんたちにも当てはまると思うから
そのスタンスは心の中で留めといてほしい
小さなことだが大切なことなんだ

114 :
腹パ否定する奴はそもそもこのスレに来んなよ。
何の為のスレだと思ってんのか。

115 :
誰か否定とかしたっけ?
ミスト氏イベントに参加したって事はここへの投下はやめるのかな

116 :
行った奴は買った本の感想を良いのも悪いのも全部書けばいいんじゃね
作者がここ見て褒められてれば嬉しいだろうし
悪いこと書かれてても自覚があることなら勝手に直すだろ

117 :
書く側としては悪かった所も含めて感想くれると嬉しいけどなー

118 :
与えられるだけで自分で楽しもうとする事すらしない奴らに感想求めたって無駄だよ

119 :
プロでも無いくせに「ゲラチェック」とか専門用語使っちゃう身の程知らずな宮クソホモビくん

120 :
遅めだけどSS組の感想を
ヤンデレ氏
再録は前の本持ってないから特に気にならなかったけど、短い短編3本だけだから他に比べて高い気はした
中身は読みやすくていい感じ
コピー誌の方は原作知ってれば楽しめるし知らなくても読める作りだと思うけど、やや腹責め薄めだった
ミスト氏
ファンタジーもので、新しいものに挑戦した感じ
腹責めに関してはやっぱり安定のクオリティ
いつもの投稿作とは少しイメージ違うけど、やっぱり腹責めが上手いから安心して読めた
ただ文字がでかくて逆に読みづらかった感じもある
あお氏
ミスト氏の本に同掲
かなり硬い文章だから人を選ぶかも
読み込んだら悪くなかったけど、正直娯楽として気軽に読むにはハードル高いわ
ただ純文系とか読む人ならそんな抵抗ないのかも
55氏
東方の方は完売で買えず…
オリジナルの方はいつも通りといえばいつも通りだけど、リョナエロそれぞれ良かった
finalって書いてあったけどなんとなくこの先続きそうな雰囲気もいい感じ
やっぱり総合的には一番高いレベルでバランス取れてると思う
ちなみにミヤビ氏は完売で買えず
さすがにもう少し数を用意して欲しかったな

121 :
>>120
レポ乙
人のレポって見てて楽しいよね
小説漫画混在だけど当日の感想とレポ
・hhb
デビサバのアイリ本
女の子がかわいいし、体のラインがえろい
腹パン分もあるがおっぱいとか太もも分も十分にあるし
レイパー要素もあって抜ける
・limelight
未入手
サークルカットを見るに合同誌に載ってた人か?
・atemism
ほとんどがブログに載っていた絵なのと高値なのはネックなものの
絵も綺麗だしコレクションとして欲しかったので購入
書き下ろし漫画は短いながらも当身と無限ループがよかった
次があるならもっと書き下ろしを増やしてほしい
抜ける
・OC-BLACK
未入手
・雄猫屋
gifアニメ漫画
腹パン連打部分が使い回しなのは微妙だがクオリティは高め
連打だけを抜き出したgifアニメも入っていたのは嬉しい
柔腹好きだがめり込みが深く柔らかそうだったので抜ける枠
・3rd imagination
キャミィ本
迫力ある容赦ない腹責めがいい、抜ける
折れた腕や叩かれまくった腹の跡がどんどん増えていくのはいいな
テンポもよくストーリーも面白い
・さるみあっき
オリジナル本
良い意味ですっきりとした読みやすい文体が好み
惜しむべきは新刊の半分近くが再録なことか……
コピー誌は変ゼミ本
>>120が言うように腹責め分は薄めだが変ゼミ好きな者としては楽しめた
好きだが抜けない、エロより萌えに近いのかも
・すがれや商店
未入手
・ダゴン秘密教団with田中屋さん
未入手
三次はちょっと……
長くなってしまったので分ける

122 :
・電脳ちょこれーと
いつものあげちん本
相変わらずえげつない責めをする(褒め言葉)
殴られた跡やゲロが増えていくのがいい
内臓へのダメージもしっかり描かれているのが評価高い
コピー誌はモバマス本
腹パン描写もエロいし気軽に臨場感が味わえて良かった
AwA氏のは安定して抜ける
合同誌も買ったがこっちまで書くと長くなるので割愛
・流星小学校PTA
前回の続き?
絵もかわいいしシチュもいい
ただ漫画になると絵が適当になるからCG集とかを出して欲しい
HARAPAの表紙の人
・殴ってみてみて
未入手
・purgatory
オリジナル本
安定の腹パン率
最初から最後までオール腹パン、抜ける
最後のオチも秀逸
次作も楽しみだ
・B級河川
特撮ヒロインCG集
……腹パンなくね?
・BOOK&WALL
未入手
・WHITE JEWEL
合作小説とCG集
ミスト氏の小説は安定の高クオリティにいつも以上の執念が加わった感じ
ダークで腹責め向けの設定がまた抜ける
あお氏の小説は冒頭部の無駄に硬い文体が損をしていると感じた
腹責め部分に入ってからは堅苦しい言葉遣いが抜けてきてまあまあ楽しめた
小説は文字がでかすぎて読みにくかったのが難点
藤沢金剛町氏のCG集はかわいいし女の子がうずくまる様がよかった
おまけも好みなのがいくつかあって満足、抜ける

123 :
・撲
女の子同士のキャットファイト本のみ入手
おっさんはな……
硬くない腹が好きだから普段のよりこれくらいの腹の方が好み
迫力ある安定のクオリティ、抜ける
・魔女の棺
未入手
・monochrome
進撃の巨人のミカサコピー誌
鍛えられまくって割れた腹筋は好みではないものの
完全に腹を性器として腹パンで責め立てる内容は十分抜ける
もっときちんとした本になってたら嬉しいんだが……
・りんご同盟
森羅万象本
絵は可愛いんだがコピー誌以外はリョナですらないただの陵辱
前回もそんなだったし次はないかも
・Яoom ИumbeR_55
いつものシオン本
リョナエロどちらも入りつつどちらも満足いく描写がいい
小説ではミスト氏と並んで一番抜ける
挿絵は途中に入っていたほうが良かったな
最初と最後にまとめられたことにより臨場感が減ってしまったのが残念
随分と長くなってしまったが今後の参考にでもしてくれ
常連はどんどん上達しているし新規も良作があった
次回開催日も決まっているようだし楽しみだ
他にもレポ書けるやついたらよろ

124 :
55氏の東方本は売り切れ間近を買うことができたけど、あれは機会あれば読んどけ
wikiにも書いてあったけどマジで痺れるほどヤバい
合同誌でも文章だけなら読むことできるしな

125 :
地味に魔女の棺の感想って上がってないよね
そんなに完売早かったの?

126 :
20冊くらいしか無買ったからすぐに売り切れたはず

127 :
20冊の争奪戦は無理ゲーだな…
挨拶で本交換したりするのも考えると頒布はもっと少なかったんだろうし

128 :
20は無理ゲー過ぎる……
買えた人のレポ聞きたいな

129 :
誰かzip流したの?

130 :
腹Pa不参加ってマジかよ……
小さいイベントなんだから全部買ったってたいした額にならねえだろ
せっかく合同誌にエコバッグにと腹界を盛り上げてくれてたのにな
もうあの人の腹責め本読めないってなったら恨むぞマジで

131 :
おはなしするときは、ほかのひとがわかるように、はなしましょう。

132 :
AwA氏がお怒り

133 :
で、それとこのSS投下スレとの関係とは?

134 :
小説出してる人のも流されてんだろ

135 :
要するに産業でまとめると
身内でデータ化して回してる奴らを見かけた
さすがにキレたのでDL販売はやらない
次回は腹パ参加しない
とこういうことか
シャー氏も転売対応であたふたしてたし、今回なんか凄いな

136 :
データで回してるっぽいとこ本当すぐ引っ掛かるなw
確かにこれは文句言われるわ

137 :
これで腹パン作家が身内だけで楽しむようになったらどうするんだろうな
AwA氏の対応なんてモロそれを連想させてるじゃねえか
感想はいわないが批評はするデータは流すじゃここみたいに見限られてもおかしくないわ

138 :
ところでここは何のスレだっけ

139 :
既に139
でもSS投下はゼロ

140 :
久しぶりにこの言葉を使うけど
ここは糞スレだとおもう

141 :
スレが進むほどに腹パの話題がしつこくなり、投下は減っていくな。
何のために建てたのこのスレ。落としたままで良かったじゃん。

142 :
腹パンチに萌えるスレ 16発目
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroanime/1286713698/
腹パンチでリョナ(外部)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/37271/1256986963/

143 :
そう思うなら自分でSS落とせば?
腹パ参加者と住人が被ってるし
腹パのでも感想書いた方がSS作家勢が戻ってきてくれそうだけど

144 :
わりと皆ここ見てるみたいだから、規制で書けなかったり腹パとか合同誌の原稿じゃないの?

145 :
こういう時は、読んでみたい腹責めシチュを挙げてみるといいんじゃないかな。
俺は、東方の輝夜みたいな不身かつ高貴な娘が、ストーカーから出会うたびにボコられる小説。

146 :
ここの人間が、そういう建設的な方向に協力しないのは、もう解ってるだろ。
文句言うかスレ違いの話を繰り返すしか能のない連中だよ。

147 :
個々の人間じゃなくて一人の基地外がいつも喚いてんだよ

148 :
そうか?逆だと思うぞ、>>146の意見はある程度的を得てると思うが。
腹パの話をとか別にして、とにかく投稿されてない時の雑談の仕方は下手だ、このスレは。
例のアドレスの奴もこういう時には出てこなくて、むしろ投下された後の感想の流れを妨害するかのように出てくる。
逆だろ。盛り上がってこない時やこういう流れの悪い時に出てこいよ。
例を挙げればキリが無いが、そういう非建設的な習慣が付いてるのに気付いてないのが現実だろ。

149 :
もうなんでもいいから規制解除してくれよ

150 :
あれ、解除されてた
月末まで再規制されなかったらなんか考えるね

151 :
テスト

152 :
例のアドレスの奴が来ましたよw
今腹責めキャラ候補として注目してるのが進撃の巨人のミカサ
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=35549314
くぅうううたまんねっっw

153 :
ミカサがやられる場面を想像できない
公式で強キャラすぎるのは困りものw

154 :
訓練と称してサンドバックになることを命じられるミカサとか素敵やん

155 :
ミカサ『エレンの訓練のためなら、私のこの腹を思う存分使うが良い』

156 :
>>155
エレンの拳が壊れるわ。

157 :
ソウカ(`・ω・)ソノ手ガ アッタカw!!

158 :
>>150
楽しみにしてるね。少なくとも俺は待ってる。

159 :
ギルティ償いし俺に助けられた奴等よ征け

あの星蒼海へ

160 :
何かある?

161 :
なんかって?

162 :
合同誌の締切も過ぎたしそろそろSS作家勢が何か投下すると信じてる

163 :
データコピー厨は結局掲示板に鍵かけてトンズラかよ

164 :
今更言っても仕方ない

165 :
夏だ!海だ!腹パンチだ!!

166 :
馬鹿発見器さんってまだ生きてんの?

167 :
……5年前の約束を……
今……
果たせたよ…………

…………彩………………。

168 :
二次創作というか既存の同人誌の内容を別キャラ視点でなぞったSS
ってあり?

169 :
>>168
誘い受けはエロパロ板だと嫌がられる傾向あるから辞めた方が良い
乱暴な言い方になるけど、やりたいと思ったならやればいいと思う

170 :
そういや前に55氏のキャラで二次創作したいって人がいたな

171 :
>>169
単純にマナー違反だったらやめとこうと思ったんだ
問題なさそうなんでできたら落としにくるよ
ありがとう

172 :
150や168の者ではありませんが、投下します。

173 :
 今にも雨が降り出しそうな曇り空を割って、二つの巨大な光が降ってきた。
 首都のど真ん中である。歩道や車道も関係なく人であふれかえっていたが、われ先にと逃げ出す者はむしろ少数派だった。
 今目の前で繰り広げられている光景は現実であると分かっていながら、どこか夢に見ていたというか、人々の表情は恐怖よりも好奇心の色が濃い。
 遠く離れている家族や友人たちからの安否確認の電話に、人々は例外なくこう答えた。
「スクール水着と怪獣が戦ってる」
 人間が言うところのスクール水着を身にまとっているのはもちろん女である。
「ここ、なんて星……?」
 姿は人間とほとんど変わらない。海のように青いショートヘア、無邪気そうな雰囲気を漂わせる顔立ち。
 この星の基準で換算すれば、彼女は年齢にして十五歳だ。どちらかといえば小柄な方だが、それは母星での話である。
 身長三十八メートル。いわゆるスクール水着は彼女の一族にとって一種の民族衣装で、なにも恥ずかしいことではない。
 脚は裸足ではなく膝下まで覆うブーツで、ほどよく肉付いた太ももがやけに艶かしい。
若いが全体的に肉感的で、肌の血色もよくみずみずしいエネルギーに満ち溢れている。ただし絶望的になだらかな胸だけが貧相だった。
 彼女はウルトラスイマーという種族で、ミウというこの国でも女寄りの名前をしている。だが、この星の言語では発音すらできない。
「なんだこのちっぽけな星は」
 もう一体は牛の頭をした怪獣である。ミウよりも遥かにがっしりした体格で二足歩行。腕や脚の太さは周囲に建つビルとほとんど変わりない。
「バッファル、ここだとみんなに迷惑がかかるわ。どこか広いところに――」
 ミウが街を見渡しながら提案する。しかしバッファルと呼ばれた牛顔の怪獣は、
「アホか。そんなこと言って水の多い場所に移動するつもりだろうが」
「くっ、バレバレ……!」
 図星である。ウルトラスイマーは水が重要なエネルギー源であり、母星では豊富に存在する。
 仲間の警告を無視して宇宙を徘徊していたミウは、不運なことに敵対勢力のバッファルと遭遇してしまった。
 そして母星に引き返す最中、この星の重力に引きずり込まれてしまったのだ。
その際青々とした水の領域を視界に捉えていたが、これまた運悪く都市圏に落下してしまったらしい。
「もう、なんなのよここ。水は見当たらないし石造りの建物ばっかだし空気は汚れてるし空は暗いし!」
 対比すると周囲が小さいため当然声も響き渡るが、言語が違うため人間たちに意味は伝わらない。
「観念するんだなウルトラスイマー。ここをキサマの墓場にしてやる!」 
 バッファルが足元にあるものを蹴散らしながら突っ込んでくる。
 ミウはしかし避けることを拒否した。自分よりも一回り大きな巨体を両腕で受け止める。
「ぐううっ!」
 ブーツの底が二車線道路に沈んだ。ミウは凄まじい衝撃に吹き飛ばされそうになったがぎりぎりで堪える。両腕には痺れるような痛み。
「フハハッ、この星の住人を守るつもりか」
 彼女の背後にある高層ビルに気付いたバッファルは愉快そうに笑った。彼もビル内の人影を捉えたであろう。いや、最初から分かっていのかもしれない。
「ここは彼らの星! よそ者が荒らしていいわけない!」
「先に落ちたのはキサマの方だぞ」
「だから、わたしには責任があるの!」
 ミウの決意は燃え上がっていたが、彼女の体は次第に高層ビルへと接近しつつあった。
「うう、ぐうぅう――!」
 押されている。
 バッファルの体がやけに重く感じる。自分の体も。降下するときも引っ張られるような感覚があったし、母星よりもはるかに重力がきつい。
 そのためか実力の半分も出しきれていない。その点はバッファルとて同じはずだが、彼はパワー馬鹿ともいえる肉体派なのであまり関係なかった。
「あっ……!」
 背中に硬い感触。少しずつ押され続け、ついにビルと密着してしまった。足元の道路や申し訳程度の木々がほとんど剥がれてしまっている。
「ほらほらどうした……む?」
 力負けしているミウだったが、むしろその高層ビルによって体を支えられる結果となった。この星の建造物は割と丈夫らしく、壁が軋む音は聞こえるが倒壊するには至らない。

174 :
「ぬう、ならば」
 バッファルもそれを悟り、一旦を体を引いた。押し返そうとしていたミウが前のめりによろけたところ、その腹部へ拳を突き込む。
 めりっと腹筋が沈み、ビルを背にしたスクール水着の中央に深々と凶弾が埋まった。
「ぉっ……! ぐぶぁっ」
 口内に湧き出た唾液が吹き出る。
 自然と目が大きく見開かれ、体がくの字に折れた視線の先、筋肉質な腕が突き刺さっている腹部が視界に映った。
「げほっ! げふっ!」
 重く咳き込む巨大ヒロインは、背後で何かが崩れるような音を聞いた。心臓が跳ねる。
 腹部を押さえながら振り向くと、そこに佇んでいたはずの高層ビルが、ただのガレキの山と化していた。
 殴られた際の衝撃が、ミウの体を伝ってしまったのである。
「ひどいやつだな。お前がしっかり耐えないからだぞ」
 他人事のように言い放つバッファルに、ミウは彼だけでなく自分自身にも怒りを募らせた。
 悔しさもだ。他の惑星に被害を及ぼしてしまったという事実が、心を後悔の鎖で締め付ける。
 不適に笑っている敵を睨みつけ、彼女は腹の痛みを無視しながら叫ぶ。
「うああああああああ!」
 空の彼方まで届きそうな叫び声は、半径百メートルにも渡って家々や住人たちの鼓膜を震わせた。
 怒りに任せて飛びかかる。一瞬気後れしたバッファルの顔面めがけ、感情を乗せたストレートパンチをお見舞いした。
「グゥッ!」
 思いのほか強烈な攻撃だったのか、彼の表情に苦痛の色が差し込んだ。
 一気に攻め立てるチャンスと見て、ミウは連続攻撃をしかけていく。
「なんとも思わないの、あんたは!」
 横腹にミドルキック。ブーツに包まれた足が分厚い胴体を薙ぐように打ち、巨体がたたらを踏んだ。
「みんなを巻き添えにして、なんとも!」
 続いて牛顔の頬を左右から殴りつける。その度にバッファルの頭部が振り子のように揺れた。
 星の重力下でミウは本来の力を出し切れていないはずだが、燃え上がる激情がポテンシャルを高めている。
 敵の巨体がぐらりと傾いた。仰向けに倒れ行く先にも当然建造物が立ち並んでいる。ミウは彼の腕を掴んで無理矢理引き寄せ――
「ぐあっ!」
 牛顔が猛然と接近してきて額と正面衝突した。さらにもう一度。
「調子に乗るなよ小娘がぁ!」
 二度目の頭突きは脳を震わせた。揺れる視界、左半分が赤く染まる。額が割れて出血し、左の瞳に入ってきた。
「ぐう、うぅっ……!」
 右目だけはかろうじて維持するが、それでも視界が定まらない。よろめくミウの両肩が掴まれ、腹部に太い膝が打ち込まれた。
「げふっ……!」
 両足が浮くほどの威力。肋骨がみしりと軋み、ミウは苦悶する。
 さらに二発、三発と連続で膝が埋まり、その度にみずみずしい肢体が浮いたり、折れ曲がる。
 腹部全体が押し上げられると同時、内臓も揺さぶられる。
「ごっ! げはっ……! ぐっ、ぷ」
 休みなく腹を蹴り上げられたため、胃や肝臓がめまぐるしく動き回り、渦巻くような嘔吐感が生まれていた。
 唇の両端から透明な唾液が流れ、歩道橋に降りかかっていく。
「ひゃう!?」
 崩れ落ちそうになったミウの体が、変な悲鳴と一緒にびくんと引きつった。下半身に硬い感触。
 スクール水着の股下に、バッファルが頭部を押し込んでいた。

175 :
「ちょっと、なに――ひゃわっ!」
 バッファルは変態行為に及んだわけではない。ミウを背負いこむようにした後、驚異的なパワーでもって真上に放り投げたのである。
 四十メートル近い肢体がロケットのごとく上昇していき、この都市のシンボル的な赤いタワーの頂点にまで並んだ。
「あっ、あぁ……」
 あとは星の重力に従うのみである。
 くもり空の下、タワーの先端を視界に捉えた途端、上昇する浮遊感とは真逆の急降下する感覚にパニックを引き起こした。
 こんなの初めてだ。ある程度は飛行もできるウルトラスイマーだが、この重力は予想以上に負荷が強すぎる。宙に体を固定させることもできない。
 ミウの意志に反して、体が猛然としたスピードで真っ逆さまに落下していく。
「ひっ……」
 地表へ近づくにつれて彼女の表情に恐怖の色が浮かんだ。大の字になって降下していく視界には一部損壊した街並み、そしてバッファルが――
 右腕を引き絞りながら待ち構えている。
「待って、や、やだ……!」
 激しい空気抵抗で身動き一つとれないミウは、ただひたすら敵めがけて落下していく。次第に大きくなっていく牛顔の巨体。
 彼は口の端を吊り上げていた。
 大の字に伸びた肢体――無防備にさらけ出されたスクール水着の中心を、槍のごとき猛打が突き上げる。
 落雷のような打撃音が轟き、巨人だがしなやかな肢体が九十度近く折れ曲がった。
「ぇ゛お゛お゛ぉぉぉぉ!? ぐぶはっ、ぁ゛……!」
 びしゃ、と胃液が盛大に吐き散らされる。
 黄色くにごった粘液が建物や道路に降り注ぎ、街並みを汚した。
「ハハッ、いい手応えだ」
 大地に穴をあけるほどのパワーを備える彼の拳と真正面から衝突し合って無事でいられるはずもなかった。腹の中に鉄球が埋められているような重量感。
 強烈なボディアッパーによって腹筋は断裂し、腹膜も突き破られ、内臓器官がまとめて抉り潰された。
「ぐぼっ、ぇぉっ、ぉ゛ぼおっ」
 特に胃などは背骨と密着するほど押し込まれて、ごつごつな拳に挟まれてぺしゃんこにプレスされている。
 周囲の皮膚が着弾地点に向かって引っ張られ、スクール水着には肋骨がくっきりと浮き上がっていた。
 それらは今もめきめきと悲鳴をあげている。
「げぇっ……! ごぼっ……!」
 断続的に痙攣するたび、壊れた蛇口のように透明になった胃液が零れ落ちた。唾液と混ざって粘着性を増し、地上との間に糸を引いている。
 灰色の空の下で突き上げられた、くの字に折れ曲がるスクール水着。人間たちは、自分たちと同じ姿をした彼女のあられもない光景を見て何を思うだろうか。
「俺の勝ちだ」
 めちゃくちゃになった内臓の感触を楽しんだバッファルがようやく腕を下ろし、ミウは地上に降りることを許された。
 投げ出されるようにして解放された体は受身など取れるはずもなく、道路をヒビ割りながら二転、三転する。
「ぁがっ、か……ぅぶっ……ごぽっ」
 壮絶な一撃を受けた腹部には大きな拳の痕。
 放心状態なのか患部を押さえることもしなければのたうち回ることもしない。
 スクール水着は地上に吐き散らされた胃液溜まりで薄汚れ、彼女の若々しいエネルギッシュな生気は見る影もなくなっていた。

176 :
 細くなった瞳孔が完全に閉ざされる瞬間、嘔吐感が渦巻いている腹部に再び激痛が湧き上がり、ミウの上半身が跳ね上がる。
「ぐばぁ!? があ゛あ゛あぁぁぁあぁぁ――――!?」
 消えかけていた意識が強引に覚醒させられる。陥没していた腹部を、大木のようなバッファルの足が踏み抜いていた。
 ズン、と踏みつけられた腹の下、地上に大きなクレーターが生まれた。周囲のビル郡や家々、道端に転がる車両などがオモチャのように崩れたり宙を舞う。
「眠ってんじゃねえぞ、おい!」
 全体重を乗せるようにしながら、バッファルはもう一度ミウの腹を踏み貫く。
 ぼぎっ、と鈍い音が街中にこだました。
「ぶぐっ!? げぼほ!」
 体内から響く絶望的な音と痛み。水着の上からでも見て取れるほど浮き上がっていた肋骨のうち、左右二本ずつがへし折れていた。
 激痛に悶絶する彼女の腹を、バッファルの足がぐりぐりと踏み荒らす。
「ぇぼっ! がはっ、ぁ、も、やめっ、ごぼっ、やめ、てっ……!」
 折れた肋骨がその身を砕きながら腹腔内を傷つけていく。
 うすっぺらく潰されていた胃が裂かれ、痙攣する肝臓に突き刺さった。
 一際大きく咳き込むと、青ざめた顔とは対照的な、熱い真っ赤な血がほとばしる。
「げぼぉっ、お゛ぇっ」
 どろりとした血液が噴水のように吐き出され、クレーターになった地表に赤い池をつくりだした。
 バッファルが足を離しても、灼熱を帯びたような痛みは消えない。
 かろうじて呼吸はできるが、酸素を少しでも取り込むだけで内臓がぐちゅぐちゅと音をたてる。
 細くなった瞳孔はくもり空を見上げるだけ。人間たちからみても彼女の敗北は確定的だった。
「そろそろとどめだ。この星のヤツらに、無様な姿を見てもらえ」
 再び足を振り上げていく牛の怪獣。ダメだ。今度こそ心臓さえ潰されてしまう。
「ぁっ――ッ――」
 いやだ、にたくない。漠然とした恐怖が全身に染み渡る。
 痛みとは別の涙が溢れ出して、引きつったような嗚咽が吐血とともに漏れ始める。
 逃れようと必に体を動かしても、両足のブーツがただ地上を滑るだけだった。
「おわりだ! ウルトラ――グワッ!?」
 最後の一撃はしかし、踏み落とされなかった。爆発音が聞こえたかと思えば、バッファルの巨体がフラフラと後ずさっていく。
 何が起きたのか。短く呼吸するミウは薄暗い上空を何かが超高速で横切るのを視界に捉えた。大気が震え、鳴いている。
「なんだ、キサマら!」
 バッファルが鬱陶しそうに視線を泳がせている。人間的にいうならば虫でも探しているかのような。
 確かにそれらは虫同然だろうが、この星、ひいてはこの国にとっては外敵に対する有効な兵器なのだった。
 鋼鉄の鳥。朦朧とする意識の中で、ミウは飛行するものをそう認識した。
 母星の鳥と大きさは同じくらい。だけど血が通っている生物にはとても見えなかった。
 しかもその鳥たちはさらに高速な物体をバッファルへ発射していく。命中すると激しい爆発を起こし、牛顔が苦悶しながらよろめいた。
「クソッ……! どうして俺だけを攻撃する!」
 爆音が轟く中で、ミウの鼓膜を別の何かがノックした。

177 :
「――――――!!」
 それは人間たちの声。危険極まりないことに、この状況で住人たちは戦闘区域付近で行列をつくっている――
 付近といっても、ミウたちからすればの話で、実際は相当距離が離れているのだが。
 それでも、ちっぽけな人間たちの声はしっかりと届いた。知らない言語だし、もちろん意味なんて分からない。
 だけど想いが伝わってくる。
「あ……?」
 ぽつ、と頬に何か付着した。水滴である。空から水が降ってきている――それは次第に強さと激しさを増していった。
「なんだこれは! どうなっているんだ!」
 この現象を二人とも知らない。ただウルトラスイマーであるミウにとってはまたとないチャンスである。
 体中の血管が活性化するほど熱を帯びた。狂ったような叫びをあげながらバッファルへと飛びつく。
「うぅああああああああああ!」
 傷ついた内臓たちがごろりと蠢いたが、痛みを強引に押さえ込んだ。
 圧倒的なパワーを有するはずのバッファルだが、突如として大きな力を振るい始めたミウを引きはがすことができない。
 それどころか体が浮き上がっていくという事態に牛顔が驚愕の色に染まる。
「バ、バカな! どこからこんな力が!」
「んぎっ、ぃぎいぃぃぃぃ!」
 新たな血を唇から垂らしつつも、ミウは自分よりも大きな敵を持ち上げていく。散々痛めつけられた内臓は破裂寸前だし、両脚が今にも崩れ落ちそうなほど震えていた。
 それでも顔を真っ赤にして歯を食いしばる。全身がばらばらになりそうな苦痛に耐え、腕の血管が膨れ上がるほどめいっぱい力を込めた。
「だぁりゃああああああああ!」
 気合一閃、巨体を投げ飛ばす。雨にうたれながら舞い上がっていく姿を睨みつけながら、両手をがっちりと握り合わせた。
 人差し指だけ伸ばした形。人間たちには、銃で照準をつけているように見える。
 指先に水玉が出現した。エネルギーを集めているのだ。街全体に降り注ぐ水が吸い込まれるようにして水玉へと収束していく。
「必! スプラッシュ光線!」
 水玉がビームとなって撃ち出され、宙に浮かぶバッファルへと叩き込まれた。
「グオオオオアアアアァァァァ!」
 激流がバッファルを彼方へと連れ去っていく。雨をはじき、灰色の空を突き抜けたとき、雲が割れて太陽光が一瞬降り注いだ。
「クソッ――おのれ――絶対――ッ――!」
 怒号はもうほとんど聞こえず、いつしか大気圏外まで押し出された彼は、宇宙空間でついに爆散した。
 怪獣は命尽きるとき爆する。強力なスプラッシュ光線に耐え切れなかったのだ。
「はあっ……はっ……げふっ、ごほっ」
 はるか空の上に完成した爆煙。ミウは必技の構えを解くと、ズシンと両膝をつく。水を浴びたとはいえ、内臓が深く傷ついた状態で無理をしすぎた。
 彼女を中心にして広がる、倒壊した建造物やえぐれた道路。遠慮がちに見ても被害が少ないとは言えない。
「くっ……なにが、荒らしちゃいけない、よ」
 全部自分が悪いんじゃないか。重力の引き寄せられ、この星に下りてきてしまった未熟な自分が。
 不可抗力なんて言い訳は通用しない。住人たちだって――
「WAAAAAAAAAAAAAAA――――――!!」
 心臓が震えるほどの大歓声。閉じこもろうとしていたところを引っ張り出される思いだった。
 はっ、として顔を上げると、人間たちがずぶ濡れになるのも構わずに声を張り上げている。
 上空では鋼鉄の鳥たちが、喜びを表現するように編隊を組んで踊っていた。
 地上ではに彼女に手を振る者、右手を額に添えたポーズで微動だにしない者、みんな口々に同じ単語を連ねている。
 おそらくそれは感謝の言葉だ。だってこんなにも胸が暖かくて、感情があふれ出しそう。
「ア――アッ――ト――?」
 ミウだって同じ気持ちだ。むしろこちらが感謝してもしきれないほど。敗北しかけた際、手を伸ばしてくれたのは他ならない住人たちなのだ。
 そして水が降るという現象。この星そのものが救ってくれたと言っていい。
 母星の言葉ではなく、彼らの言語で伝えなければ。腹部の痛みをこらえつつ、最大限の笑顔を咲かせて。
「――アリガト!」
 声援の熱量はこのとき、頂点に達した。

178 :
以上です。ありがとうございました。

179 :

お約束とはいえ展開にハラハラしたw

180 :
アイデアノート5冊あるとか散々自慢してる割には独創性皆無なクソ内ホモビ先生?

181 :
>>178
GJ
巨大ヒロインが責めに耐えきれずに背後のビルを巻き込んで壊してしまうとこが良かった
建物を庇おうとしても守れず、自分の身体で潰しちゃうとかは巨大ヒロイン物のピンチの醍醐味だよね

182 :
乙です
同じく巨大ヒロインが自分のせい?でビルを壊してしまうところからの転落劇が良かったです
浮遊能力があるのに重力に負けて落下……というのも絶望感あってドキドキしました

183 :
妄想をキーボードに叩き込んでると笑いが止まらなくなる人種です。

これが……才能か……。

184 :
ある同人誌の内容を別キャラ視点でなぞったものです。
同人誌の著作者からの承諾済みです。

185 :
「言い訳してんじゃねーよ!!」
 パンッという小気味よい音がした後、少女の結われた髪がふわりと揺れた。
 突然叩かれた左頬を押さえながら、黒髪の少女は反抗的な目をこちらに向ける。
 ――女生徒による集団リンチ――
 この状況を見た人はまずそう思うだろう。
 黒髪の少女の周りには退路を塞ぐように3人の少女が立っていた。
 1人目は先ほど黒髪の少女に平手打ちを食らわせた、随分と肉付きの良い少女。
 2人目は太い少女とは対照的に、ヒョロリとした釣り目の少女。
 そして残る1人はピンクショコラの髪に
学校指定ではないセーターを着込んだ、愛らしい顔を持つ小柄な少女だった。

 この出来事よりも1時間ほど前。
 面倒な午 後の体育が終わり、アイロンでピンクショコラの髪を巻いていた時のこと。
 こっそりと持ち込んでいたスマフォに
メール受信を知らせるランプが光っているのに気がついた。
「……ばっかじゃないの」
 メールの差出人は、この学校の先輩でもある彼氏の一人だった。
 いわゆるDQNと呼ばれるような人種だが、頭が軽い分フットワークも軽く
学校生活を送るのに便利そうだし……と付き合っていた相手だ。
 メールには隠れていたタバコが見つかり
危うく停学処分になりかけたことへの愚痴が連ねられていた。
 この男はそろそろ切り時かな?
『ゎ→ω、ヵゝゎレヽそぅ。・゜・(ノД`)ヽ(>ω<=)
 後τ〃まゅヵゞTょ<〃±めτぁけ〃る(*/∇\*)))))ネ♪』
 本心を隠した まま、画面上で指を滑らせて言葉を綴る。
 送信ボタンを押してすぐ、着信を知らせようとスマフォが震えた。
 やる気なく開いたメールには、思いがけない一文が書かれていた。
『ォレ等をチクったの、まゅちゃωのクラスの女子らしぃ(´pq`*)』
 続けて書かれていたのは、確かに見覚えのある名前だった。
 常に人に囲まれている自分とは対照的に、窓際の席でいつも1人で本を読んでいるあの子。
 艶やかな黒髪を二つに結び、赤い蝶飾りをつけていた。
 群れる訳でもなく、ハブられる訳でもなく
マイペースに日々を過ごすあの少女のことは、前から少しだけ気になっていた。
 同じく真っ黒な瞳を携えた目を伏せながら
本の世界に没頭するその姿は、時折美しく見えるこ とすらあった。
 ――久しぶりに、楽しもうかな。
 あまり感情を出さない彼女が一体どう乱れるのか、それを想像しただけで胸が高鳴った。

186 :
「顔だけはやめときなね。
 後でいろいろとめんどうだし、さ」
 釣り目とデブに指示を出す。
 こいつらは自分の取り巻きの中でも特に聞き分けの良い2人だ。
 万が一このことが外部に漏れてしまっても、
この2人なら身を挺してでも自分を庇ってくるだろう。
 私はリンチには非協力的ですというポーズだけは取りつつ、
2人が自主的に彼女に危害を加えるようにと誘導する。
「狙うならこっち、だよね?」
 釣り目が彼女の制服の裾を持ち上げながら、こちらを伺うように見てくる。
 晒された白い肌は先ほど の体育のせいか、ほんのりと汗ばんでいた。
 腹筋の薄い腹部の中央には、小さく縦長のヘソが埋め込まれている。
「い、いやぁ!!
 やだっ! やめてぇぇええッ!!!!」
「ぅるッせぇよ!!!!」
 叫びだした彼女を遮るようにして、デブの太い腕が彼女の腹部へと打ち込まれた。
「うっぷ!?」
 不意を疲れた彼女の口から空気が漏れる。
 ケンカどころか暴力とは無縁な生活を送ってきたであろう彼女の体は、
何の防御もせずに拳を受け入れたようだった。
「うっ……うぅぅぅ…………」
 上半身を大きくくの字に曲げながら、片手で腹を押さえて痛みに耐えている。
 髪と腕を掴まれて無理やり起き上がらせていなければ、
恐らくトイレの床に座り込み腹を抱えてい たであろう。
 そう予測させるくらいの痛がり方だった。
「あんまり騒がれると、先生きちゃうかも」
「えぇ〜……あ、そうだ。
 声がうるさいなら、口をおおっちゃえばいいんじゃない?」
「さっすがァ、名案〜♪」
 彼女の後ろに回った釣り目が、両脇から腕を差し込むようにして彼女の肩を抱え込み
そのまま口を覆う。
「んン゛ッ ん゛ん゛ん゛ーーッ!!」
「なんかこれ、レイプしようとしてる人みたぁい♪」
 両腕をばたつかせて逃れようとする彼女を嘲笑う。
「まぁ、あたしらはそんな無粋なことしないけど、ね♪」
 その瞬間、再び太くでっぷりと肉の乗った拳が、彼女の腹へと打ち込まれた。
 拳が埋め込まれた部分は周囲の生地を巻き込んで、放射線状の 皺を作り出した。
「ぅぶぶッ!?」
「うわっ きったねぇ!!」
 釣り目の両手指の間から、先ほどまで彼女の体内に納まっていた吐瀉物が滲み漏れる。
「ぅぶぐッ!
 ぅぐっ! ぶッ、ぐぼッぼぐぅぅぅ゛……ッ」
 吐いた汚物は釣り目の両手によって出口を遮られ、
再び口内や食道に押し戻されるが、それにえずいてまた吐き戻される。
 口だけでなく鼻まで覆われてしまっている手の中で、
彼女の吐瀉物が暴れているのが分かる。
 釣り目が両手を離すと、
黒髪の少女はトイレのタイルに膝を付くようにして座り込んだ。
「うぐっ
 う゛、うぇぇえ゛え゛ぇ゛っ!!!!」
 ビチャチャチャッ
 タイルを叩く水音がトイレに響く。
 お昼に食べた給食を全て出 し切るかのように、
口から酸味のある液体をこれでもかというほど吐き出す。
 小さな口からは限界まで舌が突き出され、可憐な顔を歪めていた。

187 :
 ――かわいい。
「はっ……はっ、はっ……」
 お腹に叩き込まれた苦痛を吐き出すかのように、彼女は荒い息を繰り返す。
 口から流れ出た吐瀉物が、彼女の口端、顎、喉、鎖骨と更に伝い流れる。
 その両目には涙が浮かび、それどころか鼻からも
鼻水と吐瀉物が入り混じった奇妙な色の粘液が垂れていた。
 ――かわいいッ!
 今まで感じたことのない、ゾクゾクとした感覚が背筋を登った。
「……あはっ」
 思わず、熱い吐息が漏れる。
 SEXでイく時に近い、でもソレとはまた違う不思議な快感が体を走る 。
 え、なにこれ?
 なんでこんなにゾワゾワするの??
 疑問と、この快感を逃したくないという焦りが頭を占める。
 黒髪の少女にハンカチを差し出し、顔についた吐瀉物を拭ってやった。
「えっなに……?
 その、私きたな……」
 突然のことに動揺する彼女を尻目に、
顔を拭きながらずっと触ってみたかった彼女の黒髪を撫でる。
 軽く癖のある髪はそれでも柔らかく、梳かした指の間をさらりと抜けた。
 この快感は――この子は、絶対に逃がさない。
「制服、いっぱい汚れちゃったね」
「う、うん……」
 愛しい物に触れるような優しい口調で彼女に語りかける。
「このままじゃ、おうちに帰れなくなっちゃったね?」
「うぅ……」
 不可抗力 とはいえ、同じクラスの女子に自分が吐いた汚物を
こんなにも至近距離で見られて恥ずかしくない訳がない。
 頬を赤らめた彼女は言葉を濁し、涙を蓄えた目を伏せて反らす。
「返事は?」
「…………う、ん……」
 促されて同意した彼女に笑みを投げると、釣られて彼女も小さく笑った。

188 :
「じゃあ、この制服はもういらないよね?」
「えっ?」
 想定外の問いに言葉に詰まる彼女の制服の裾を持ち上げ、頭上へと一気に捲り上げる。
 制服の裾を硬く結ぶと、彼女の上半身はすっぽりと制服に覆われてしまった。
「えっ?
 な、やめっ!?」
 巾着――もしくはたまねぎとも呼ばれるいじめ作法の一種だ。
 丈の長いスカートなどを豪快に巻くり上げ、そのまま頭上で 結ぶことで
対象の視界と上半身の自由を奪いながらパンツなどの下着を露出することができる。
 といってもこの学校の制服はワンピース型の上着の下に、別途スカートを履く形状のため
パンツではなくブラジャーが露出する形になる。
 白の綿素材のブラジャーには赤いワンポイントだけがついており、
清楚な彼女にはとても似合って見えた。
 先ほど服の上から殴られた箇所はほんのりと桜色に染まり、僅かな色気を醸し出している。
 ――こんなに興奮したの、久しぶりかも。
 新しい玩具を見つけた子供みたいなドキドキと一緒に、未知の快感への期待に背筋がゾクリとした。
          終

189 :
以上、ありがとうございました。

190 :
文学少女が理不尽な暴力にさらされる
描写も好みで上手いしこれは面白いとわくわくしながら読んでいたら、
いきなり
「終」
ショボン(´・ω・`)

191 :
承諾済みとはいえ同人誌の中身丸々なぞるのも……ということで冒頭で区切ってみました
なにか書いたらまた投下しに来ますね

192 :

ちょっと責めが物足りなかったけど、ゾクゾクする感じはすごくよかった

193 :
乙です

194 :
ゴミヤウチゴミヤビ

195 :
SS勢が活発になってきていいね
投稿もあったし、55氏の合同誌SSも良さげ
あそこで終わりでもいいのに、あの後どう続けるのか見ものだわ

196 :
ミスト氏やヤンデレ氏も規制に巻き込まれてるようだけど、合同誌とは別で何かいろいろ書いてるみたいだしね
一時期の人の居なさはやっぱり腹パと合同誌があったからか

197 :
最近の小説は無駄が多すぎる。
殴った!!
ドボッォオ〜!!!
これで十分抜けるだろ。

198 :
流石に無理がある。
「殴った!!」て。はっけよいのこった!じゃあるまいに。

199 :
今回の55氏の合同誌向けSSって私小説なんだよな
読む限り大手ファッションブランドの社員っぽいね

200 :
やっと綾に中出しされた……………

201 :
されたのかよw

202 :
規制解けてたので投下

203 :
『萌芽』

カツ。カツカツカツ。コツ。
黒板を叩くチョークの音。
彼女は自分の名前を書き終えると緩慢に振り向いた。
「……イオノアキホです。よろしくお願いします」
彼女、庵野秋穂は『よろしくお願い』しているようには見えない、気怠げな動作で会釈をした。
教室はそれを沈黙で返す。
転校生を迎えるに相応しくない、剣呑な雰囲気。
理由の一つは彼女自身の姿にあった。
無愛想な黒縁の眼鏡と、べっとりと染み付いた目の下のくま。
艶やかなセミロングの黒髪はよく手入れされているように見えるが、
むしろそれさえ不気味な印象を引き立ててしまっている。
真偽不明の噂が真実味を帯びる程度には。
「はい、では皆さん……まあ、ぼちぼち上手い事やっといて」
気の抜けるような担任の言葉に、小さく笑い声が上がる。
しかし、教室の中のぴりぴりとした空気は収まらなかった。
「んじゃぁ……庵野さん、あそこ、廊下側の一番後ろの席で」
「はい」
秋穂は静かに歩き、席へついた。
何人かは彼女の方を目で追ったが、すぐに授業が始まり、前に向き直った。

204 :
秋穂の転校する数日前。
学校の中にふと、転校生に関する噂が流れ出した。
『今度来る転校生は、暴力事件に巻き込まれ、転校した』
刺激の少ない女子校だったことも影響したのだろう。
その噂は瞬く間に広がった。
いじめの被害者だったとか、レイプされたとか、通り魔に合って入院していただとか。
同級生に暴力を振るい前の学校を退学になった、という噂も流れたが、どちらかというとそれはごく少数だった。

そして実際に転校して来て一日、秋穂はただ静かだった。
静かに授業を受け、休み時間になるといつのまにか席から姿を消し、授業が始まるといつの間にか席に戻っている。
噂を信じず好意的に接しようとしていた面々も、一日が終わる頃には彼女を怪訝な目で見るようになっていた。
放課後。
授業とホームルームが終わり、秋穂は周囲に目もくれず下駄箱へと向かった。
「……ねえ」
まだ誰もいない廊下の中。引き止める声。
金髪に近い色まで脱色した髪の活発そうな少女と、
その横、一歩後ろに立つ茶髪のおどおどとした少女の二人組。
金髪の少女は言葉を続けた。
「ちょっと、来てくれない?」
秋穂は頷きもせず、二人に歩み寄った。

205 :
音楽室、理科室、放送室。
特殊教室が並ぶ、この時間は人気の無い区画。
二人と秋穂は向かい合った。
「あ、警戒させてたらごめんなさい。別にカツアゲしようってんじゃないの。私、静。あ、こっちは私の友達で、奈月」
金髪の少女、静は少し息を吐き、にこやかに言った。
おどおどとしたもう一人の少女、奈月は静の後ろに隠れるよう、一歩後ずさった。
「えーと、ほら。庵野さん……秋穂さんでいい? 休み時間とかすぐにどこか行っちゃうから。強引だったかもだけどさ」
「………」
「ちょっとお話してみたくて。変なウワサも流れてるから……気になってたの」
無反応を通す秋穂の態度に、静のにこやかな表情から僅かにトゲが覗く。
「……えーっと、転校してきた理由は暴力事件に巻き込まれたからだ、とかそんな噂が流れてるのね」
探るような目。
黙っていた秋穂が口を開いた。
「……もう、済んだ?」
空気がすっと冷える。
静は目を細めた。ぴくりとこめかみが震える。
奈月はさらに一歩後ずさった。
静は左手で秋穂の胸倉を掴み、引き寄せた。
その勢いのまま秋穂の腹を右手で殴る。
制服のカーディガンがぼすんと音を立てた。

206 :
「……ナメてんの?」
耳元へ囁くように言い、秋穂の身体を軽く突き放す。
そしてそのまま右足を振り上げ、いわゆるケンカキックの体勢で、彼女の腹へと上履きに包まれた足裏を捩じ込む。
秋穂の身体は後ろへ突き飛ばされ、床へと倒れた。
全身への衝撃、そしてなにより胃袋の辺りへと押し込まれた打撃が容赦なく吐き気を呼ぶ。
「ぐふっ、ゴホッ……うっ……」
秋穂は口元を抑え、必に込み上げるものを飲み込んだ。
酸っぱく苦いものが広がり、目に涙が滲む。
「へぇー。あんだけ無表情やってた割にちゃんと苦しがるんだ」
「し、シズちゃん……」
不安げに声を掛ける奈月を気にも留めず、静はケラケラと笑った。
「で、結局のとこどうなのよ。まあアレでしょ? その感じじゃ。どうせ誰かにちょっと殴られたからってウチへ逃げて来たんじゃないの」
笑い続ける静。
秋穂は近くに転がっていた学生鞄を抱くように引き寄せ、ゆっくりと身体を起こした。
乱れ髪の隙間に光る、じっとりとした暗い視線。

207 :
「……ねえ、何されたか、教えて欲しい?」
そう言って、秋穂は静に一歩二歩と歩み寄り、手に持った鞄を顔面目掛け振り回した。
静は両腕で顔を覆い、鞄を受け止めた。
「っざけん! ……うっ、く!」
怒鳴り返そうとした静は苦しげに呻いた。
顔を隠した瞬間、虚をついた秋穂の右拳が彼女の腹へと深くめり込んでいた。
その手には、しっかりと握られた栄養ドリンクの瓶。
「ちゃんと苦しがるのね?」
「……っく、ふぐっ」
静はぎりぎりと音が鳴るほど奥歯を噛み締めた。
頑丈なガラス瓶を握り込んでの打撃は涙が出そうなほどの痛みと強烈な嘔吐感を彼女に与えていた。
どくどくと身体の中身が脈打つ。
痛みが落ち着かないまま、秋穂の右足が臍の近くへと抉り込まれる。
「ぐぅえっ!」
強烈な意趣返しに、声を抑える事すら出来ず廊下へ転がる。
口の中へ広がる胃酸の味。静はそのままそれを吐き出した。
吐瀉物がびちゃびちゃと床を打つ。
「ぐえっ、おげっ……うあっ……はぁ、はぁ……」
「あ、せ、先生呼んでくる!」
奈月は叫び、逃げるように駆け出した。

208 :
「えーと……シズさん?」
秋穂は今までと同じ静かな口調で言った。
むしろ、彼女の表情はこれまでより柔らかくさえ見えた。
「みっつ、教えたげる。まずひとつめ。わたしが転校して来た理由は、そうね、あなたの言う通り殴られたから引っ越して来たの」
そう言い、秋穂は静の腹を軽く蹴った。
静はびくりと震え、口から透明な、唾液と胃液が混ざったものを吐き出した。
既に胃の中身はほとんど戻したらしい。
「ふたつめ。本当に故意で、痛めつけるつもりで殴られたり蹴られたりするのってすごく痛いの」
足を上げ、踏みつぶすようにして踵を振り下ろす。
「うぎぃっ! ゲホッ、ゲホッ!」
脇腹に今までとは違う鋭い衝撃が走る。
骨を伝わり響く、肋骨が折れたのではないかという程の痛み。
静は腹を抱えるようにしてごろごろと転がった。
「みっつめ」
秋穂は手に握った瓶の口を壁に叩き付けた。
細くなっている飲み口が砕け、割れたガラスが飛び散る。

209 :
「これは……そうだな、質問かな?
そう言いながら秋穂はじりじりと静へ近寄る。
「わたしが前に、言われた事なんだけどね」
無愛想な黒縁の眼鏡と、べっとりと染み付いた目の下のくま。
艶やかなセミロングの黒髪。
その隙間から覗く、不気味に優しげな視線と微笑みを浮かべた口元。
「ところであなた、処女?」
「や……嫌ぁ……」
静は這うようにして後ろへ逃げようとしたが、秋穂はゆっくりと歩み寄り、静の足を掴んだ。
振り払う事が出来ない力ではなかったが、恐怖のあまり力が抜ける。
そっと、見せ付けるようにしてガラス瓶が持ち上げられる。
鋭い切り口が静の腿をそっとなぞる。
「お腹と、処女、どっちが守りたい?」
「……ぃっ!」
ひんやりとした感触。
全身が鳥肌立つ。
頭の中で、腹へとガラス瓶が押し込まれて行く様子を想像してしまう。
悪趣味な映画のように、ぶつぶつと皮膚を切り、血をにじませながら押し込まれて行く冷たい茶色の瓶。
ぎざぎざとした破片が肌を裂き、腹の中を掻き混ぜる。
熱く感じるほど痛い。
瓶を伝って血がゆっくりと流れ出し、それと共に全身が冷たく、重くなり……。

「あなたたち!」

ばたばたという足音と教師の声。
静は安堵し、意識を手放した。

210 :
「……うあっ!」
静は掛け布団を跳ね上げ、身体を起こした。
薄黄色のカーテン。白いベッド。消毒液の臭い。
恐る恐る腹へ手をやるが、傷も、傷跡もない。
「……夢?」
「あら、起きた?」
カーテンを開け、入って来たのは保険医だった。
「……ねえ、話して大丈夫?」
「あ、はい……」
保険医はふうとため息を吐き、しかし優しげに微笑んだ。
「まず、冗談でもお腹なんて殴っちゃだめよ。これは誰のでもだけど……彼女、いろいろ複雑だから」
さらにため息。
静は無意識に自分の腹を撫でた。ずきりと痛む気がした。
「なんていうか……頭に血が昇っちゃったんだって。先に手を出したのはあなたみたいだし、お互い様って事で許してあげて、ね?」
違う。彼女はきっと、頭に血が上ってなんかいない。
そう思うが、微笑みながら続けられた保険医の言葉に全て吹き飛んでしまう。
「でも良かったわぁ、仲良く慣れたみたいで。彼女も、帰り際に『今日みたいに仲良く』して欲しいって言ってたわよ」
すっと背筋を冷たいものが走る。
ずきりと、腹の奥が疼いた。

帰り道、一人歩く秋穂はにたにたと笑みを浮かべていた。

211 :
おわり
ID変わっちゃったので、まとめ読みは>>203-210
よければその10に投下したSSも一緒にどうぞ

212 :
>>202
乙です
二択を迫る所、興奮しました
その10を読み返して二度おいしかったですw
腹責め被害者の後日談っていいですね

213 :
名前欄失礼しました

214 :
今日だけで653248kb書いたのか……。
まだ遅いな。
精進しないと。

215 :
まあ、そこで俺なんだけどな。普通は。

216 :
どうせまたボクっ子なんだろ?

217 :
腹パンツ!

218 :
それでも行くのが、俺らやん?

219 :
ゴミヤ

ゴミヤ

220 :
「後は落選するだけ」っという事か

221 :
お前ら、腹パの準備はいいか!
さあご一緒に!
腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!

222 :
なんかあったっけ?

223 :
崩壊を始めた俺を癒すのはお前


つまりは俺自身という事か

224 :
そういえば投下されたSSのキャラの二次創作SSとかファンアート、SSの漫画化ってどうなんだろうね
投下した人的には嬉しいのかな、やめて欲しいって人もいるのかな

225 :
作者に許可取ればいいと思うよ
上の一華氏のもAwA氏の二次創作だし
連絡取れない人のは諦めろ

226 :
ゲラチェック なう

227 :
軍隊用語的な意味で童貞を捨ててない女の子には、一切魅力を感じない。

228 :
 美咲の声を初めて聞いたのは、彼女が発する悲鳴からだった。
今にも噛み付いてきそうだったあの表情が、今は苦痛に歪んでいる。
天井からの照明に明るく照らされた闘技場の周囲は、
スーツ姿の男達と、連れ添いの女達で埋め尽くされている。
初めて足を踏み入れた時、金持ちってのはこんなにも暇を持て余しているのかと思った。
観戦者の野次は煩かったが、美咲の苦悶の声は俺の耳に届いてくる。
どこかにマイクでも設置されているのだろう。
悲鳴はおろか、彼女らの身体がぶつかり合う音から、
腰から漏れる卑猥な水音さえもが、はっきりと聞こえた。
闘技場の真中に転がされた美咲のホットパンツを、対戦相手の女が踏みにじっている。
相手の足に力がこめられる度、彼女のホットパンツの中心が徐々に盛り上がっていくのが判り、
俺の目は思わずくぎ付けになる。
それはまるで、彼女の股間で男根が鎌首をもたげ始めたかのようだ。
いつもはきつく結ばれていた、美咲の瑞々しい唇が開かれて、悲鳴が漏れる。
思っていたよりもずっと可愛らしい声だった。
美咲は悲鳴をあげながらも、両手を下半身に伸ばしていた。
ホットパンツを内側から突き上げる男根を押さえて、「ひぃっ、ひぃっ」と喘ぎながら、
振動するそれを体内深く押し戻す。
彼女を踏みつける女が、その足に更に力を込めたが、
美咲は悲鳴をあげながらも必に太股の間を抑え続けた。
やがて女の方が根負けした。
舌打ちを一つして、美咲の身体に膝から体当たりする。
ニードロップってやつか?
膝は美咲のホットパンツとビキニブラの丁度中間にずっぽりと埋まった。
多分胃の辺りだろう。その証拠に美咲の両頬が微かに膨らんだ。
再びきつく結ばれた唇の隙間から漏れた液体が、水鉄砲のように飛ぶ。
さっき無理やり飲まされていた水が逆流してきたに違いない。
女が自分の上から離れると、美咲はたまりかねたように辺りを転げ回った。
「うっげえええええ」
俺の物になった筈なのに、ロクに声さえ聞いた事のない相手。
その彼女が上げる無様な声。
びちゃびちゃと音を立てて垂れ流す胃液。
胃と股間を抑えてのたうちまわる醜いその姿に、
何故だか俺は酷く興奮していた。

229 :
 
 女ばかりが立て続けに3人。男児に恵まれない事を親父はいつも嘆いていたそうだ。
それなりの商才はあったらしいが、昭和育ちというか、昔気質な所も多かった。
バブルの時期に一山当てて、その後もそれなりに。強引な事もやって一代で財を築いた。
 一番上の姉が産まれて10年。
親父の呼称も社長から会長に変わった頃、ようやく待望の男児が産まれた。
親父の喜び方は尋常ではなく、その後の落胆は更に常軌を逸していた。
医者は、生きて10歳までだと言ったそうだ。
後継者を欲していた親父の希望に、俺は生まれながらにして背いたわけだ。
お袋は悲しみ、親父は怒りの余り生まれたての俺をそうとした事もあったらしい。
今もその産婦人科に勤めている、よく太った看護士が話していた。
いかにも人の良さそうな風体でいながら、余計な話ばかり聞かせてくれる。
小学校に入る頃には、なんとなく気付いていた。
お袋の異常な過保護ぶり。親父の俺に対するよそよそしさ。自分の余命。
お袋は、俺が10年目の誕生日を迎える前に逝った。
ついに俺以外の男児に恵まれなかった親父は、3人の姉達の育成に力を注ぐようになった。
10を過ぎて、医者の俺に対する言葉が20歳を越えられるかどうかに変わった。
お袋の愛情の賜物だとか適当に理屈をこねる姿が滑稽だった。
そしてその20を過ぎて今尚しぶとく生きている俺を見たら、あの世の親父はなんと思うだろう。
10年経つごとに言うことを変える医者をしに来るだろうか。
姉達ではなく俺を後継者にすべきだったと思い直すだろうか。
 親父が逝った時、姉達には会社のポストと遺産を、俺には何故か屋敷と姉達以上の遺産を残した。
誰もお前の面倒は見ない。その代わりにこの金をくれてやる。
俺にはそう受け取れた。
豪遊もしてみた。しかしどれだけ散財しようが、俺の短い人生で使いきれる額ではない。
投資の話も腐る程持ちかけられた。
だが、先のない人生でこれ以上金を増やした所で馬鹿馬鹿しい。
車も買った。医者も買った。女も買った。どれも壊しては捨てた。
 俺のような腐った人間が発する匂いがあるのなら、その匂いを嗅ぎ付ける種類の人間もいる。
その日、俺はその事を知った。
男が、俺の元を訪れてきた。
「人間を買ってみませんか?」
男は言った。詐欺や宗教の勧誘も数多く相手にしてきたが、こいつとの会話が一番奇天烈だった。
「具体的に言えば女を買いませんか? という事です。
ご趣味が違えば男も揃えられますが」
「女の斡旋なら間に合ってるよ」
「性的な意味合いだけではありません。
失礼ですが貴方は、刺激に飢えていらっしゃいませんか?
面白い賭け事があるのですよ。参加資格は人間の所有です」
「どこの国の話だよ」
「この国での話ですよ。例えるなら、時代劇のように娘を1人買って頂く。
互いに娘を持った人たちが集い、あるいは金を賭け、あるいは見せ合う場があるのです」
この国でそんな奴隷商売みたいな事が?
疑う視線に相手は慣れているらしかった。
脇に抱えていた山高帽を被り、平然と俺に誘いをかける。
「まずは一度、ご覧になっては如何ですか?」
この国の人間で山高帽が似合う奴もいるんだなと、変な所に感心した。
いや、言葉が上手いだけで、この国の生まれではないかもしれないが。
結局俺は、好奇心に負けた。

230 :
「残念ながら、形勢不利のご様子ですね」
背後で男の声がした。山高帽をかぶった男だと声で判ったが、俺は答えなかった。
男のいう所の特別席、俺1人貸切りの部屋から、闘技場を食い入るように見つめる。
美咲を襲っていた女が、別の獲物に向かうのを目で追った。
今度は美咲より年下とおぼしき少女を狙うつもりらしい。
背も胸も無く、制服姿の少女は、少し離れた場所でのびている。
「せめてシャンパンや女はサービスさせて頂きますよ。必要な物はございませんか?」
続く声も無視して、少女の行く末を見守る。
女は少女のスカートの中に手を伸ばし、下着を剥ぎ取ろうとしているらしい。
少女が抵抗すると、女は制服越しに小さな胸を鷲づかみにした。
「ひぎぃぃぃ!」
少女の絶叫が貸切部屋にも響き渡る。
どうやら胸の先端をひねり潰されているようだ。
制服の下にブラジャーはつけていなかったのだろう。
女の手が離れると、少女は胸を隠すように両腕でそれを抱えた。
その隙に女が少女の足を抑えて、ショーツを脱がす。
ピンク色の愛らしいそれを投げ捨てると、
今度はサッカーのフリーキックでもするように少女の身体を蹴り飛ばす。
少女の身体が一瞬浮き上がった。
「げぼぉっ・・・」
花も恥らうなんて枕詞が似合う女は、もうこの世にはいないと思ってはいるが、
それでもこの少女に対する俺のイメージを表すなら、可憐かつ儚げだ。
その彼女の口から漏れるのは、おおよそ似つかわしくない嗚咽。
自分の鳩尾につま先をめり込ませた女の足に向かって、盛大に嘔吐し始めた。
「そんな所でこっそり吐いてないで、皆さんにちゃんとお見せしなさい」
女が観客にアピールする。
そして、ゲロを吐く少女を背後から抱き起した。
制服とスカートの間でちらちらと覗く臍。
その少し上辺りで、少女を抱える両手を握り合わせる。
飲みすぎた奴を相手に、トイレで俺もやった事がある。
女は両手で、少女の胃を強く圧迫した。
「ぶげええええええええ!!」
少女は、その小さな口が胃液を噴き出す様を、たっぷりと観客に晒した。
少女も美咲と同様に、吐きやすいよう、あらかじめ水をたっぷりと飲まされているのだろう。
制服が黄色く汚れていく姿に、観戦者達が興奮の声をあげる。
下卑た趣味だ。
しかし、自分の下半身が反応するのは俺自身も止められない。
視線は汚されていく少女の姿から動かす事が出来ない。

231 :
「お邪魔だったようですね。引き続きお楽しみ下さい」
山高帽の男の足音が遠ざかっていく。
闘技場では、胃液を出し終わった少女に対して、女が責め方を変えていた。
スカートをまくしあげられて、埋め込まれたバイブレーターが半分だけ顔を覗かせている。
「なぁ・・・。どうして俺をここに誘ったんだ?」
目を動かすことなく、俺は声を出してみた。
山高帽からの返事は、少し遅れてやってきた。
「貴方のお父上には、大変お世話になったものですから」
あの堅物の親父がここに?
視線の先では、完全にグロッキーな少女の下腹を、女が踏み潰していた。
「ぐべぇっ」と潰れたカエルのような悲鳴が聞こえる。
「お客様としてではなく、出資者としてですがね。
勿論、目的は伏せたままですが。莫大な額の出資をして頂いたのです」
山高帽の声とともに、少女の股間が震え、押し出されたバイブレーターが床に落ちる様子が目に映る。
女が少女を踏みつけたままで、誇らしげに腕をあげていた。
厳格であろうとし、抱え込んだ金に見合うだけの品格と家柄を築こうとやっきになっていた親父。
その親父が、騙されてこんな所に相当額の金を流し込んでいたとは。
その収益の一部は、今も姉達の元に集まっているのだろう。
親父も姉達も、現実を知ったらどんなに怒り狂うか。
しかも末弟の俺が、今そこで金を落としているのだ。
『バイブが落ちましたので、芽衣は失格です。残った美咲と希の勝負となります。オッズは・・・』
アナウンスががなり立てる音量も、耳を通り越していく。
ガラスの反射で、自分の顔に笑みが浮かんでいるのを知った。
湧き上がってくるドス黒い感覚が、楽しくて仕方ない。
「気が変わった。女と煙草を用意してくれないか」
笑いながら、俺は山高帽に語りかけた。
「どういったお相手がよろしいでしょう。
大人しく隣に座らせますか? この場で発散なさいますか?」
「煩くない奴がいい。黙ってずっとしゃぶってるようなのはいるか」
「ご用意致します。煙草の銘柄にご指定は? 葉巻もありますが」
「マルボロでいい」

232 :
 
山高帽と移動する時、俺はいつも嫌味なベンツに乗せられる。
窓にスモークの張られた後部座席に押し込めれば、何処へ向かうのかも判らないのが理由だろうが。
最初にそこに連れて行かれた時、山高帽は俺の前に女を並べた。
10代から30代まで年齢もまちまちで、服装もチャイナから制服、ランジェリーから水着まで。
まずは好きな女を1人選べと言われた。
 俺が目に止めたのは、制服姿の女だ。高校生位だろう。
「制服がお好みでしたら、同じ年齢で他にもう少し場慣れしたのがおります。
その娘は賭場にも1度出たきりですから、正味なところ、最初に買うにはお奨めしません」
美咲という名は後で教えられたが、俺が選んだその娘の制服には見覚えがあった。
お嬢様連中が多いらしいと、高校時代に有名だった。
それがどういった経緯であんな所に並ばされていたのかは、今も知らない。
「最初は、ある程度他のお客様の所にいた人間を買うのが楽ですよ」
持ち主が飽きた娘は、半額で店に売られ、また新しい相手を買うシステムだそうだ。
隣で山高帽が説明している間も、彼女はずっと俺を睨み付けていた。
気位の高さはまだ失っていないらしい。
相手を突き刺すようなその視線が気に入って、俺は結局彼女に決めた。
「お好みでしたら止めませんがね。慣らすには時間がかかりますよ?
まぁ、その年にしては立派な胸を持っているのが救いですか」
最後まで文句を垂れる山高帽を笑い飛ばして、俺は彼女を買って帰った。
 屋敷の一室を貸し与えると、彼女はベットの上で座ったまま動かなかった。
相変わらず突き刺すような視線で俺を睨み続けている。
「賭けに使う以外でお前をどうこうする気はねぇよ。
逃げ出しさえしなけりゃ、好きにやってていい」
もともと俺の身体には、どうこう出来る体力も精力もない。
その日は動きすぎたのだろう。
初日以来、美咲の顔を見る事もなく、3日程寝込んだ。
10代の頃は毎朝目が覚めて、生きている事を神に感謝した。
20を越えてからは、まだ俺を連れていってくれない神を呪いたくなる。
ようやく立ち上がれるようになった後、一度だけ美咲とすれ違った。
風呂上りだったらしい。バスローブに身を包んで、乱れた髪を整えながら歩いていた。
客室にもシャワールームはあるが、浴場を使ったのだろう。
俺に気付くと、ローブの前面をきつく抑えた。
厚いバスローブ越しでも胸の形がわかる。
成る程、確かに年の割に大したサイズだ。
今にも噛み付いて来そうな顔をする娘の横を、俺は鼻を鳴らして通り過ぎた。
彼女とはそれきり、賭博の日まで顔を合わせていない。

233 :
 
芽衣を踏みつけたまま、希は観客に向けて勝利のアピールを繰り返している。
スタイルの良さを見せつける女王様ルックにブーツといい、相当このイベントに向いている。
芽衣は希の足の下で、泣きながら今もげぇげぇやっている。
 美咲はというと、何時の間にか希の後ろに立っていた。
こいつだってあれだけゲェゲェ吐かされていたのに、瞳はまだ鋭い。
希が振り返ったと同時に、その頬をグーで殴りつける。
結構いいパンチだ。
張り倒されて尻餅をつく希に向かい、すかさず蹴りを飛ばす。
スニーカーのつま先が、レザー製のショートパンツの股間にめり込んだ。
希の秘唇にも、もちろんバイブレーターが埋め込まれている筈だ。
それが思い切り奥まで捻じ込まれたらしい。
お嬢様かと思っていたが、案外えげつない攻撃をする。
蹴った美咲自身も、バイブレーターが動いたのだろう。
少し内股になっていた。
「ひゃひぃぃぃ! お、奥に・・・奥にぃ! 抜いてぇ!」
希が叫ぶ。レザーパンツの隙間から液体が漏れ出していた。
失禁したのか、尻の穴から浣腸液が漏れているのかは、ここからでは判らない。
美咲は肩で息をしながらも、泣き叫ぶ希を冷徹に見下ろしていた。
レザーパンツに手をかけて、それをひきずり下ろそうとする。
希が手を伸ばして必にそれを防ぐ。
しばらく力比べが続いたが、美咲が先に諦めた。
立ち上がって、腹立ち紛れか希の腹を踵で思い切り踏みつける。
希も、他の二人と同じく飲まされた水を吹き上げてのたうった。
さっきとまったく逆の立場だ。
しかし、見下ろす美咲の顔が心なしか青ざめている。
普段より心持ち突き出た下腹に手を当てた。
腸が暴れ出したらしい。
 美咲は明らかにとまどっていた。
出てくるのは流し込まれた液体だけだろうが、
それでも大衆の面前では耐えられないのだろう。
「力比べしたからねぇ。苦しいなら私が出してあげるよ」
美咲がハッと顔をあげた所へ、希のミドルキックが飛んできた。
よろめいて後退し、壁に背をぶつけた。
盛り上がったホットパンツに慌てて手を伸ばす。
「ひぅぅ・・」
小さな喘ぎ声をあげて、体外へ流出しようとするバイブと液体を指で押し止める。
細く白い指を、自分の股間と尻の合間に食い込ませる美咲の姿に、
俺の黒い欲望が渦を巻く。

234 :
 賭博が行われるのは月に一度。山高帽が迎えに来る。
美咲はその日も制服姿だった。
適当に服を買うか、姉達の物を使わせようとしたが、従わなかったようだ。
会場に着くと、美咲は控え室に、俺は特別室とやらに通された。
室内から円形のスペース−闘技場と呼んでいるそうだ−と、
それを取り巻く観客席が見える。
観客席には既に何人ものスーツが、女連れで座っていた。
あのスペースで女同士を争わせて、その勝敗に賭けるらしい。
女は常時バイブを装着して、それを抜き取られた方が負け。
とんでもねぇルールだな。
「あの制服のまま戦わせるのでよろしいですか?」
説明の終わった山高帽が尋ねる。
美咲はあの服しか着ない。あれが破れたりしたら困るだろう。
「適当にあいつの好きなの選ばせてくれ」
「準備しましょう。時に、スカトロはお好きですか?」
相変わらず平静な顔でとんでもない事言うなこいつ。
「興味ない」
「では腸内洗浄させておきましょう」
「そんな事までさせるのか?」
「水気が多い方が、喜ぶお客様が多いものですから。
試合前には水を飲ませたり浣腸液を流し込んだり、当方も色々と工夫しています」
世も末だ。
「貴方がお持ちの娘はまだ経験が浅いですから、
オッズ調整のために二人一組で一人の相手と戦わせます。
どちらか一方でも勝てば配当金が入りますが、
上乗せは、まぁしない方がよろしいでしょう」
更に、負けた娘は相手オーナーがその場で犯しても構わないそうだ。
示談金で回避も出来るシステムにしているが、前例は皆無に等しいらしい。
あの凍りついた顔を思い浮かべて、俺は一つ尋ねた。
「美咲はそのルール、知ってるのか?」
「勿論。彼女は前回敗北して公開レイプされましたから。
前のオーナーがその場で売り払った後、貴方の目に止まったわけです」

235 :
 「んっ」と、足の間で声があがった。
俺は、呼び寄せた女の頭を固定し、そのまま黙って続けるよう促す。
「ただじゃ負かさないよお前!」
スピーカーから闘技場の声が届く。
希が怒りも露に美咲の腰を抱え上げた。
結構パワーがあるらしい。
股間を抑えままの美咲の腰を、自分の膝に突き落とす。
美咲の腰と太股から浣腸液がしぶきを上げるのがわかった。
「はぐうっ!」
希の太股に乗せられた体勢で、美咲の目が大きく開かれる。
唇がパクパクと開閉を繰り返していた。
子宮まで捻じ込まれたのではないかというバイブの刺激と、
菊口から吹き出る液体の感触、それに伴う激しい恥辱。
それらを同時に味わって、美咲の脳がパニックを起しているのだろう。
彼女の唇から唾液が流れ落ちるのをゆっくりと眺める希。
彼女はもう一度、それが見たくなったらしい。
獲物の腰を抱えて、またも膝に落とした。
「はぐうぅっ!!」
再び飛び散る何種類かの液体。
ひぃっという喘ぎ声を十数回連続させられた後、美咲の身体は希に抱きかかえられた。
次はどんな責めに晒されるのか。
もう一人の俺が期待に蠢く。
希は、美咲のホットパンツを引き摺り下ろす。
淡い茂みを剥き出しにされた美咲は、慌ててそれを両手で覆い隠す。
希は構わず彼女の身体を、振り子のように揺らし始めた。
何度か左右に振って、振り子の幅が最も大きくなった所で、自分の肩へ仰向けに抱え上げる。
タワーブリッジ?
或いはアルゼンチンバックブリーカというのだろうか。
どうやら希はプロレス技がお好みらしい。
完全に立ち上がる事は出来ずに、半ばおんぶしているような格好だが、
それでもやはり大したパワーだ。
美咲は顎と太股を掴まれて、背骨を徐々に反らせていく。
ビキニブラに包まれた大ぶりの乳房が、プルプルと震えた。
強制的に開かれた秘唇から、振動する男根がゆっくりと押し出されていく。
ミシミシと背骨が軋む音が聞こえてきそうだ。
「ぐえぇっ・・・うぶぅ・・・」
意味を成さない低いうめきが繰り返される。
きつく結ばれてばかりいた美咲の口が、
今はだらしなく開いて、こぼれる唾液は泡となっていた。

236 :
 
 もはや美咲の敗北は間違いなさそうだ。
賭け金をフイにされるが、俺の分身は女の口の中で嬉しそうに震えている。
「これがトドメだなんて思わないでね。
お前はただじゃ負かさないよ」
希の呟きが聞こえた。
美咲の太股を掴む指が、その付け根に向けられる。
目をこらすと、バイブを吐き出す美咲の唇、
そのすぐ上を、希の指が器用に割り開いていくのが判った。
恐らくつい先日までのお嬢様高校生にとって、性経験はここへ来てからだろう。
しかし試合前から膣内を刺激され続けていたのだ。
割り開かれて芽を出す突起は、さぞ充血して膨らんでいるに違いない。
その初々しく敏感な性器を、希の長い指が3回程ノックした。
「ぐびぃぃぃ!!」
それだけで、苦痛のうめきと恐怖の悲鳴が、美咲の口から一緒くたに吐き出される。
希はノックした指で、剥き出しのクリトリスを左右に擦り始めた。
まだバイブの残る体内からの刺激に、外部からの強烈な刺激がシンクロする。
「ふぁ・・。だ、だめっ! イヤ! イヤ、ひぐぅ!! ひぐぅぅぅぅ!」
美咲の腕が必に伸ばされるが、背中をへし折られて届かない。
淫靡な粘着音が次第に強く響き渡る。
仰け反った頭を左右に振り乱して、美咲は静止の悲鳴をあげた。
涙が左右に飛び散る。
或いは強すぎる刺激に耐えているのかもしれない。
ぷしゅっと音を立てて、バイブレーターが水分と共に床に落ちた。
咥える物のなくなった美咲の秘所が、ヒクヒクと蠢く姿を観衆に晒す。
勝負は決した。
しかし希はそのまま美咲の背骨を軋ませてつつ、
快感を得るためだけにある部位をこねくり回す。
バイブが落ちた時と同様の音を立てて、
お嬢様の股間が漏らす汁が、女王の指を濡らした。
「ヤァッ、イヤァ。もう・・・ひっ・・もうヤメ・・ひうううん!
見るな、見るなァーーー!!」
負けて尚晒される自分の姿に美咲は絶望しているのだろうか。
冷徹な表情と突き刺すような視線の、制服を着た女はなりを潜め、
今そこにいるのは、淫靡な責めによがり泣く半裸の女。
残された唯一の着衣をボリュームのある胸が揺らし、ガクガクと震える腰は潮を吹き始める。
「皆さぁん。ご覧下さい。美咲嬢の潮吹きでぇす!」
希が大声を張り上げて、美咲の腰を周囲の観客に見せて回る。
その言動に興奮したのか、或いは希が特別な刺激を与えたのか。
身も世も無い声をあげて、美咲の腰は一際盛大に潮を吹き上げた。
刺激され、ヒクつく股間がついに痙攣し、あえなく絶頂に導かれる。
氷の仮面を被っていた筈の少女が、たかが指一本のクリトリス責めに屈し、
こうも簡単にイカされてしまうとは。
愛液と小水の入り混じった液体は、観客席近くまで飛ばされた。
「ふあああああああああああああ!」
歓声を上げる観客を前に、美咲の絶叫は長く響いた。

237 :
 
 その声が途切れる前に、「うぶっ」っと声を漏らして足元の女が顔を離した。
抑えた口元から白い粘液が零れ落ちている。
「申し訳・・・うっ・・ございません」
「気にすんな。こんなに出したのは俺も初めてだ」
すがるような視線を手で追い払うと、俺は意識を美咲に戻した。
希に投げ捨てられた少女は、腰を突き上げた格好でうつ伏せに倒れている。
押しした嗚咽が聞こえて来た。
余韻に未だ腰が震えている。
しばらく立つ事もままならないだろう。
向きが違うので、蠢いているであろう秘唇は残念ながら覗く事が出来ない。
部屋から出ようか。
考えているとノックの音がした。
山高帽の声が聞こえる。
「入ってもよろしいですか?」
「いや、俺が出る。下に行こう」
俺は身なりを整えてから、部屋を出た。
 観客席では配当の還元が始まろうとしていた。
闘技場では希が、そのオーナーと思しきスーツの横で手を振っている。
芽衣は胃液に汚れた服をきつく握り締めていた。
傍目にも判る程小刻みに身体を震わせながら、ちらちらと観客席に視線を送っている。
視線の先では、長髪で細身の青年が静かに座っていた。
こっちは芽衣のオーナーか。
芽衣の、オーナーを見る瞳は、恐怖で今にも泣き出しそうだった。
美咲に目をむけると、彼女は突き出していた腰を降ろして、
誰の目にも触れないよう、両手で大事な部分を隠している。
涙に濡れていても、その瞳は俺を睨みつけていた。
『これより配当金をお配り致します。勝利者希のオーナー様にはお楽しみタイムです』
馬鹿馬鹿しい内容のアナウンスが平静な声で響く。
美咲の瞳の奥で、何かが揺れた。
芽衣は滑稽な程ビクっと震えた。
希と、よく肥えたそのオーナーが、芽衣の制服に手をかける。
拒絶する少女を二人掛かりで裸に剥くと、オーナーは即座に腰をぶつけ始めた。
いきなり挿入しているらしい。
芽衣の絶叫が響く。
小さな少女が観客の前で陵辱されている。
その間も、美咲は噛み付いてきそうな表情で俺を見つめている。
俺も美咲に視線を向けたままだった。
希のオーナーが声を上げると、しばらくして芽衣の叫びが嗚咽に変わった。
射精まで終えたらしい。
「おい。俺の女は二人相手に勝ったんだ。二人とも犯っちまって構わないんだよな?」
典型的なダミ声が俺と美咲に近づいてくる。

238 :
 
 豚のように肥えた男の手が、美咲の肩を掴んだ。
その時俺は、俺を睨む瞳の奥で揺れるものの正体が判った。
恐怖だ。
「はい。示談金が払われない限りは、お好きにして頂けるルールです」
俺の隣で山高帽が答える。
豚は嬉しそうに鼻を鳴らすと、美咲のビキニを剥ぎ取りにかかった。
白くて柔らかそうな果実が揺れても、美咲は声ひとつあげない。
全体のボリュームに比べると小さく思える乳首に豚がしゃぶりついた。
恐怖が身体の芯から侵食を開始しているのだろうが、美咲は動じない。
ダメだ。これでは俺の身体は反応しない。
「示談金を払うからその口をどけてくれないか」
同じ事を2回言った後、ようやく豚が、マヌケた顔をこちらに向けた。
2回も聞いてまだ言葉の意味が理解出来ていないらしい。
美咲の方がとまどっていた。
「オイオイ、馬鹿な事言うなよ兄ちゃん。そんなに時間もねぇんだ。
そろそろ本番やらせてくれよ」
「幾らだ。幾ら払えば引き下がってくれる?」
「どうせお前にゃ払えねぇよ。恥かく前に黙りな」
「幾らだ」
豚が明らかに苛立っていた。俺も苛立っている。
「1億!! どうだ、1億払ったらやめてやるよ小僧」
「払おう」
喚く豚に即答した。
ジャケットから小切手を取り出し、山高帽にボールペンを要求したが、
その手がやんわりと押し戻される。
「申し訳ございませんが、示談金は購入金額の半額までと明記してございます。
お二人ともその金額でご納得下さい。
大した娘でもございませんので、遥かに小さい金額ですが」
山高帽が説明すると、豚はつまらなそうに美咲を突き飛ばし、希を連れて闘技場から去った。
俺もここを去る事を山高帽に告げる。そろそろ体力が限界に近い。

239 :
 
 
 帰りの車中で、美咲は唇をきつく噛んで、涙を零していた。
「貴様なんかに、助けられたくなかった」
何度もそう繰り返している。
うとうとしながらずっと聞き流していたが、何の気まぐれか、俺は一度だけ口を開いた。
「悪かったな」
言い終わらないうちに、俺は座席に押し倒された。
制服姿の女子高生に、簡単に馬乗りされてしまう程の筋力しか持ち合わせていない。
「お前なんてしてやる!!」
美咲の両腕が俺の首を握りつぶそうとした。
同席していた山高帽が慌てて間に入り込む。
「いいさ、せよ。どうせ明日目が覚めるかも判らない命だ。
今ここで終わらせてくれ」
「自志願も結構ですが、車を降りてからお願い致します」
山高帽の心配はもっともだが、俺は本気で美咲に任せるつもりだ。
どうせまたしばらく、ベッドで覚醒と睡眠の繰り返しだけの生活になる。
目覚める度に味わう絶望から解き放って貰えるなら、それもいい。
しかし、期待した程の力は首にかかってはこなかった。
「貴様なんか・・・」
そう呟く眼前の女に、軽く失望した。
「本当はあの豚野郎に犯して欲しかったのか?」
「なっ!?」
顔を赤くして怒り始める制服女。
俺に馬乗りになったままのスカートに手を突き入れる。
「相手の指たった1本でよがり狂ってたもんな。
クリを擦られるのがそんなに好きか?
何分耐えれた。5分か? 3分か?」
俺は手の平に美咲の秘部を乗せて、割れ目を擦ってやった。
怒りの視線が動揺に変わる。
「擦ってやるからここでまた潮を吹くか?
それとも今度は奥に捻じ込まれたいのか」
下着越しに指の先だけ突きこんでやると、
美咲は悲鳴をあげて俺を突き飛ばした。
そして座席の隅に顔をうずめ、すすり泣き始めたが、
やがて大声を上げて泣きじゃくった。

240 :
 
「貴方は、調教の才能をお持ちかもしれませんよ」
山高帽が自分の席に戻って笑みを浮かべる。
俺は鼻を鳴らして身を起した。
平然としているつもりだが、スラックスの内側にいる俺はずっと前から反応している。
「この娘もじき、喜んで貴方の前で自慰に耽る日が来そうですね。
そうなったら売価よりも高値で買い取っても結構ですよ」
堕ちた女に興味はない。
心の中で答えた。
既に口を開くのも億劫になっていた。
「初参加は残念な結果でしたが、次回も是非ご参加下さい。
気に入っては頂けたと思いますから」
車から俺と美咲が降りると、男は山高帽を外してそう言った。
「ああ、また迎えに来てくれ」
頷いて山高帽を被りなおす男には、知る由もないだろう。
俺は、親父が憎む下卑た世界で親父の金を削ってやりいだけなのだ。
その名声を地に貶めてやりたかった。
ちっぽけな復讐心が少しでも満たされるなら、俺の腐った金など幾らだって落としてやる。
その為に山高帽を利用するつもりだ。
しかし、ふと思う。
山高帽はそんな事等とうに知っているのかもしれない。
知っていたからこそ、俺に声をかけてきたのではないだろうか。
離れていくベンツを見ながら、そんな考えがよぎった。
世界がぼやけていく。
願わくば、次にまたこの世界を目にしなくて済むように。
祈りながら俺の意識は暗闇へと落ちた。

241 :
あは〜ん

242 :
>>240
乙。
このスレでここまで暗い話も珍しいな
なかなか新鮮でした

243 :
エロかったし好きな題材っぽいんだけど、ちょっとオサレ感を出してやろう的な意図が鼻につく感じ
上手に文章を書こうというのが本意なんだろうけど、高尚な官能小説ならともかく
オナネタにしたいSSにはそこまでクドい文はいらないかなと俺は思う
あともう少し腹パンとかをメインに据えた感じの話とかにできないもん?
色々グチグチすまんがまあ一つの感想という事で勘弁。ゴメンね
GJ!お疲れ様

244 :

腹よりエロメインなのかなって感じはしたけど面白かったよ

245 :
>>240
この作品はkさんかな? お久しぶりです! 投下乙でした!
昔HPに掲載されていた作品の様な気がします。手直しされたのかな?
突然HPが無くなって心配しておりました
時々でもよろしいので、昔掲載されていたSSの続きでも投下してくれたらうれしいです

246 :
あは〜ん

247 :
てすと

248 :
書けてしまった

249 :
>>240

良かったです

250 :
>>240
随分昔に別のスレで書いたヤツですね。
誰かが転載したようです。
私は投稿してません。

251 :
転載かよ

252 :
転載でしかも元の投下スレが別のところならまとめから削除した方がいいんでね?

253 :
小説書きたくて堪らないとアピールしまくってるミヤビ大先生は、何で滅多に投下しないの?
口だけなの?

254 :
いい加減特定の書き手への誹謗中傷は辞めろ、カス。
見ててイライラする。

255 :
規制解除?

256 :
おまえらリアル腹パンできるチャンスだぞ
ttp://nan-net.com/fuzoku/bbs/s/msg/8/CU-5dAX/

257 :
総合スレの方でどうぞ

258 :
熟女の弛んだ腹に腹パンage

259 :
ビチクソ、ミヤビ。

260 :
あは〜ん

261 :
宮内さんはホモと聞いたんですが、本当にですか?
本当だとしたら、気持ち悪いです…。

262 :
次回の腹パ参加する予定だから、オススメの作家教えろください
女子格闘よりは一方的な虐め系とかSM系? みたいな方が好き

263 :
>>262
>>120-123
格闘要素がないのだと
ヤンデレ氏・ミスト氏・AwA氏・流星小学校あたりか
今回は誰が参加するのかな

264 :
>>263
ヒで見た感じだとミストさんは一般予定、AwAさんとヤンデレないさんは同日別イベ参加っぽい
新規さん来ないともしや初の減少か

265 :
何度も言わせるな。
このスレと関係ないイベントの話は辞めろ。
隔離所でやれ。

266 :
LR見ておいでよ、エロ妄想萌え談義は板の趣旨に沿ってるよ
スレのルールでも小説以外の腹責めネタOKだしね
>>1を読み直して思ったけど、切腹系切断系とかはあんま人気ないのかな
それこそ氏賀Y太みたいなグロ系とか

267 :
何を言っとるんだ君は;
エロ妄想でも萌え談義でも腹責めネタでもなく、外部の事情をくっちゃべってるからスレ違いだと言ってるんだ。

268 :
流れを止めたならともかく
停滞してる雑談可のスレなんだからそうカリカリするなよ
ここから発展して267好みの談義になるかもしれないだろ
俺はグロも好きだから切腹切断も好きだな
腹責め合同誌はソフトもグロもおいしくいただけたクチ

269 :
kさん戻ってこないかな(チラッ

270 :
内臓出ちゃう奴とかおもいっきり人を選ぶからなぁ
腹パンチはまだSMとかのくくりでいいと思うけど

271 :
転載されたとこにわざわざ書きに戻って来るかねえ…来て欲しいけど
イベント前はまた静かになるだろうし、そろそろ投下に期待したいな(チラッチラッ
合同誌とかイベントなんか見てると書き手はグロも行けるって人多いよね
よく話題に上がるSS勢もだいたいグロ書いてるし

272 :
幼馴染(♀)と久々に食事。
今からセックスする。

273 :
他スレでもよく言われてるけど、pixivなんかに分散してる感はあるよ
腹パンオンリーなんてイベントもあるからオフでの同人活動もやりやすくなっただろうし

274 :
http://www.j-cast.com/tv/2012/01/22119359.html

275 :
うんちもれた

276 :
うんちもれた

277 :
みんなは最近の3D格ゲーキャラで責めたいと思うような下腹部の持ち主っているか?

278 :
3D限定か…
2DならI-NOとかいいコスチュームと体型なんだけど
モンスターファームのピクシーはいいお腹だし体型変えられるのも良かった、
しかし格ゲーじゃないし最近でもねえな

279 :
お話の最中に大変、失礼を致します。
投稿させて頂きたいと思います。
皆様、今回も宜しくお願い致します。

280 :
 ――――“『 さあ今回、注目のターゲットはこの子!!』”――――
PM.8:00。
18畳のリビングダイニングキッチン。
明かりも点けずに少女はテレビの前に居た。
テレビの中はゴールデンタイムに相応しい、賑々しく華やかな雰囲気。
しかし直後それは一転する。
 ――――“『 り゛ょ゛う゛さ゛ん゛ 』”――――
少女・涼の顔を暗い赤色が照らす。
軽やかで明るかった司会者の声色は突如、重く不気味なものになり。
その声がテレビの前の少女の名前を挙げた瞬間、テレビの中は赤と黒が支配する世界に塗り潰されていた。
 「 …… 」
眉ひとつ動かさずにテレビを見詰める涼。
やがて画面は暗転、暗転後に色を取り戻した画面が映す映像は深夜のコンビニエンスストア、その店内。
 「あっ……」
店内に入ってくる自分の姿。
それは覚えのある限り、日記の示す限りでは前例の無い事だった。
この番組では涼がされる所だけを放送してきたはずだ。
だが、今テレビが映しているのはそれより少し前のシーンから。
 「この人、人……やっぱり人間なんだ」
この例外が涼に与えた影響は殊の外、大きかった。
何よりも涼の興味を惹いたのは画面端に映る男性の存在。
グレーのジャケット。下には白、黒、濃紺のボーダーシャツ。ブラックのリジッドジーンズ。
黒髪ベリーショートのニュアンスカールエアで、眼鏡はハーフリムフレーム。
痩身……切れ長の目、何処か知性的な印象を受ける顔立ち面持ち。
自分以外の人間が居ない世界。
おそらく異形に襲われるだけの世界で生きて永らく、これ程に心強いと思った出来事は無い。
少なくとも少女はそう感じていた。
 ――――“「 な、なんで!! 」”――――
涼が思いを巡らせている間にもテレビの映像は進み、彼女がされる場面に差し掛かっていた。
少しでも有益と思われる事柄を日記に残す為、毎回、最後まで観る彼女なのだが今回は別だった。
 「あの人に……会いたい……」
少女は自室のある2階に向かうべく部屋を後にした。

         〜 AFTER 24 〜
              W
            『 窓 』

281 :
PM.8:54
 “『 日記を書き始めて22日目 』”
自室に戻った涼は今回の出来事を日記に綴った。
自分以外の人間と会えた事、会った場所、その人間の特徴などを事細かに残す。
そしてあの青年のイラストまで書き上げた所で手を止め、それを眺める。
 「 …… 」
眼鏡を掛けた知性的な雰囲気を漂わせる青年。
顔立ちは整っていた、美形と言って差し支えない。
こんな状況でなければ涼はまた別の感情で心を支配されていたかもしれない。
 「行かなきゃ」
涼は一人、決意を固めていた。
    ――――――――
PM.11:52。
自室の北側にある窓……それを眼前に捉えられる位置に立ち、時を待った。
 (……会って何になるの?)
自分に問う。
会って事態が好転するとは思えない。
今いる涼の世界……同じ世界に存在する人間ならば、自分と同じ状況下にある可能性が極めて高い。
この世界から出る方法を知っているなら出会う事それ事態がありえないのだ。
有益な情報は何も得られないかもしれない。黯然銷魂たる事実を知る事になるだけかもしれない。
そもそもあの赤い雨が降っていない世界が異常ならば、こちらの世界が本当の世界なのだろうか?
自分の知らない内に、世界は改変されてしまったのか?
同じ場所を選んで同じ場所に通じる確証も無い。
様々な思惑が涼の頭の中を駆け巡る。
 (それでも、あの人に会いたい)
それでも、涼が出した答えはやはり変わらないものだった。
――24:00。
 ―― バリィンッ! パァンッ! ――
家中からアナログ時計に付いているカバーの割れる音がこだまする。デジタル時計が『24:00』を表示する。
 ――… ポッ、ポツ、ポツ …――
24:00の赤い雨が降り始める。
 ――… ザアアアアアァァァ …――
 ―― ドオオオオォォン ――
紫色の稲光が、不安と恐怖に染まった少女の顔に色を足す。
 ――“『 ただいまー 』”――
玄関から聞こえる父親の声が、恐怖だけを拾ってきた心の上に伸し掛かかった。
 ――“『 ただいまー 』”――
前回と同じ場所に出ると仮定した場合、寸前まで引き付けてからでないと逃げられない可能性が出てくるだろう。
涼は焦燥する気持ちを抑え、お腹にぐっと力を入れて足を踏ん張った。
 ――“『 タダイマー 』”――
 ――……ガチャ……――
 (明日になったら忘れる―― 今やらなきゃ!!)
意を決して振りかぶり、全力で椅子をガラス窓に投げつけた。
 ―― バシャアンッ!! ――
粉々になったガラス片がきらきらと赤い光を反射しながら四散する。
涼はすぐさま窓際に移動し、飛び降りる準備をした。
 ――……トン……トン……トン……トン……――
 ――「 タダイマー 」――
階段を上がってくる足音と、すぐそこまで迫る低い声。
 「お願い……!」
涼は昨日と同じ場所に出る事を願いつつ宙に身を投げ出した。
 ―― “ドシャッ” ――

282 :
前のような異常な精神状態ではない。この時点でしっかりと確認できる。
飛び降りたすぐ下に地面があったような感覚。
赤い雨もやんでいる。振った痕跡すら無い。
前回と同じ……どうやらここまでは上手くいったようだ。
二階の自室に人影が伸びるのを確認すると、涼は急いで鋳物門扉のある南側に向かい
家を飛び出した。
    ――――――――
薄暗い夜道の向こうに明かりが見える。間違いない、あのコンビニエンスストアの明かりだ。
涼はここまで酷使してきた足を休める事なく……
むしろ、これまでより足を急がせその光に向かって走った。
しかし――
 「え!?」
コンビニエンスストアの建物全体を視界に入れた時に目を疑う。
店内に急いだ。
 「そんな! そんな!!」
品物棚の間の通路を全て確認する為に店内を蛇行しながら駆ける。
 「こんな事って!」
男子トイレまで覗く。
 「いない…………?」
だが前回、本のコーナーで雑誌を読んでいたはずの、あの男性の姿はどこにも見つけられなかった。
――少し考えを巡らせれば想定できたはずの事態だ。
しかし涼はそれとは別の危惧に気を取られていた為に考えが及ばなかった。
……いや、ひょっとしたら考えないようにしていただけかもしれない。
あの眼鏡の男性が居なければ全てが徒労に終わる。涼がいちばん恐れていた最悪のケースかもしれない。
 「どう……なるの……私…………?」
昨日の事を考えれば。自ら日記に残した事柄を思い出せば。
答えは自動的に導き出される。
涼の中に恐怖心が湧き上がった。
その時。
 「いらっしゃいませ」
レジの方から声が聞こえた。
 「あ……!?」
涼がトイレの前からレジの方を見ると、そこには店のYシャツを着た眼鏡の青年の姿が。
 「あ、あのォ!」
声を掛け、地面を蹴る。
次の瞬間に消えてしまうのではないか。そんな気持ちで走り距離を詰めた。
走りながら確認する。
黒く短い髪でニュアンスカールエア。眼鏡はハーフリム。リジッドジーンズ、黒。
上着はコンビニのYシャツで分からないが、ボトムスは同じ物。
痩身、切れ長の目で美形。シャープで知的な印象。
おそらく間違いないだろう、同一人物だ。
 「君」
 「探してたんです! 貴方を! 私、貴方に会いに来たんです!!」
悠揚迫らない態度で涼を呼んだが、逸る涼は彼を遮って詰め寄った。
    ――――――――

283 :
バックヤード、休憩室。
涼は青年にいきさつを話していた。
自分の家の事。父親の事。2日以上、記憶が続かない事。されてもねない体。今、自分が居る世界。
答えを得る為に必要と思う事はどんな些細な事でも打ち明ける。
男性はそれを静かに、黙って、ただ聞いていた。
そんな彼は涼の目から見てとても頼り甲斐があるように映った。
クールで落ち着いた大人の雰囲気。自分の話を真剣に聞いてくれている姿勢。この世界で、自分以外の唯一の人間。
面識は無かったが、これほど有り難い存在は無かった。
 「何か知っていたら教えてほしいんです……私、この世界から出たいんです。 元の世界に戻りたいです!」
涼はまるで神様にでもお願いするかのように自分の意思を伝えた。
聞いた青年は……驚くでもなく憐れむでもなく困惑する様子もなく、切れ長の目でただ涼を見つめる。
そして少しばかりの間の後、ぽつりと告げた。
 「出られない」
……落胆はしなかった。それは涼も予想していた答えだから。
もしそうならば、こうして人間と出会えたチャンスを最大限に活かしたいと考えていた。
一人ではどうにもならない事でも、二人なら出来る事があるはずだ。
力を合わせてなんとか抜け出す方法を模索したい。
涼はそう提案しようと考えていた。
しかし次に青年の口から出てきた言葉は少女の想像を大きく超えるものだった。
 「出てもどうにもならない。君の居た世界は壊滅している」
 「えっ…………?」
 「少なくとも人の足で地面を踏みしめ生きている者はごく僅かだ」
彼は追い討ちをかけるように尚も話を続ける。
 「君は選ばれなかった。だから俺は――…… 」
淡々と説明の言葉を繋ぐ男性。
だが彼の言う事はもはや涼に届いていなかった。
 (世界が滅んでる? なんで? え、なに言って―― )
いつかは帰れるとどこかで信じていた。元の生活が戻ってくると思っていた。
それだけを心の拠り所にしていたのに、帰る世界も帰ってくるはずのものも壊れてしまっていると聞かされたのだ。
涼は突き付けられた無慈悲な現実の虜となり、思考は停止してしまっていた。
 「……――君はこの世界で生きた方が良い」
相変わらず彼の声に抑揚は無い。まるで何も感じていないかのように。
 「俺はもうここには来ない。次は別の場所を選ばなければいけない」
目の前で呆然と座る少女に言い放つ。
 「あの家に戻るんだ」
それだけ言うと彼は両肘をテーブルにつき、顔の前で手を組んでそれに額をつけた。
 「 …… 」
涼は虚ろな瞳で席を立ち、休憩室から出る。
そして売り場に戻った所でしばし立ち尽くした。
 (“俺はもうここには来ない。次は別の場所を選ばなければいけない”)
つい今しがた聞いた言葉が、ふいに頭の中で自動再生される。
 (もう……会えない……?)
ハッとして我に返った。すぐさま思い直し、慌てて休憩室に戻る。
 (ダメ!! このままじゃ帰れない!!)

284 :
 「あ、あの、名前!!」
休憩室を視界に入れると同時に言葉をかける。が、彼の姿が見えない。
 「あ…………はっ!?」
休憩室の中に足を踏み入れた所で気付く。ついさっきまでとは一変した状況に。
男性は涼に背中を見せ、壁に向かってうなだれるように立っていた。
後ろを向いているが、男性の体格や衣服は同じ。
しかし別人と断じざるを得ない。
短髪だった髪だけは、今の長さに至るまで一切の手入れを怠ったようなちぢれた長髪になっていたからだ。
短くなるなら未だしも、こんなに短時間で長くなるのは考えられない。
背筋に悪寒が走る―― そんな程度では無かった。
顔を、頭を、心臓を。
頭のてっぺんから足先まで順番に、凍った掌で鷲掴みにされたような……圧するような重く冷たい衝撃。
涼はこの異様な光景に戦慄した。
 「あ、わ……」
思わず呻く。その小さな声に、男性は背中を向けたまま反応を示す。
“彼”は壁を向いたまま緩慢な動作で頭を上げた。
 (あ……あ、あ……)
涼は逃げる事も忘れ、ただ願う。
 (…………振り向かないで…………!!)
……彼は振り向いた。
 「うわああっ!!」
先程まで話していた男性ではなかった。
人間では、なかった。
顔のそれぞれのパーツは人間のもの。
しかし、ふたつの目はふたつの口に。
鼻は逆さまに。
本来、口のある場所にはふたつの耳が上唇と下唇を成すかのように上下に付いている。
そしてふたつの目は耳の位置に移動しており、カメレオンのように飛び出た眼球が両側から涼を捉えていた。
――異形。
また。まただ。また、同じ事の繰り返し。
 「……もお……何なの、何なのよ、あんた達はああァー!!」
記憶は無い。それでも分かってしまうのが悲しい所だろう。
情報は自分で残してきたのだ。一度、された事を覚えているのだ。
自分の生を脅かす存在だという事は分かってしまう。
 「私に何の恨みがあるの!? 私があんた達に何したっての!? もう放っておいてよォ!!」
涼は悲痛な訴えと共に……これまでの鬱憤を晴らすかのように異形の腹部に拳を叩きつけた。
拳だけでなく、足の裏で、つまさきで。
ただただ腹部に攻撃を加えた。
長髪の異形は棒立ちで難無くそれを受けていた……が。
 「はゥッ!!」
出し抜けに涼のみぞおちに拳をめりこませていた。
涼の嵐のような連打がそれを合図に止む。
 「ぅ……ごおッ……」
衝撃を受けた横隔膜が、神経集網が、血管が、一斉に悲鳴を上げる。
呼吸困難。激痛。急激な血圧の変動による苦しみ。
苦痛のパレード。
涼は目を見開き口から涎をたらしながらゆっくりと崩れ落ちるが、長髪の異形はダウンを許さなかった。

285 :
 「あむ!」
涼の口元を右手で掴み、壁に叩きつける。
そして耳元にあるふたつの目で壁に磔にさせた涼の胴体を凝視すると、制服の前を左手で乱暴に破った。
 「んんむ!!」
健康美に光る涼のお腹が露に。
口を塞がれた涼はもごもごと拒絶を示すが佳肴にありついた異形はお構いなし。
 「ぶうぅっ!!」
人間の柔らかく弱い部分を強烈に打つ音と共に“びくんっ!”と震動する肢体。
異形の右手からくぐもった声が休憩室に響く。
次に狙われたのはおへそだ。
形の良いおへそを押し潰す左の拳は、女の子の薄く儚い腹筋などまるで問題とせず、涼のお腹に深くその身を沈めていた。
重たい激痛がおへその所に埋め込まれる。
みるみるうちに皮脂腺から、無駄に、大量に、粘ついた汗が分泌され涼の額に無数の輝く玉を作った。
涼に対する異形の暴行は続く。
 「あぐ! ご!! ぶッ!! ぎゃぅッ!! おッ!! ぉうっ!!うッ……!!」
正中線上に集中砲火。
機関銃のような拳に少女の肢体が踊る。
突き抜けた衝撃がそのたび壁を鳴らす。
少女の口元を覆う掌と顎のすきまから涎が漏れ出し、許しを乞うような瞳が頬に涙を伝わらせる。
お腹の深刻なダメージと戦慄する心がほっそりしたふとももを濡らす事で現れる。
生物の人間の弱みであるお腹。その更に弱点をめった打ちだった。
異形の右手が邪魔で自分のお腹が見えづらい涼は胴体の前で両腕を泳がせるが
パンチは無情にもそれを全てかいくぐり、ことごとくお腹にハードヒットする。
長髪の異形は一心不乱に、むちゃくちゃに、お腹へと拳を打ち込んでいる。
“彼”は涼のお腹に夢中だった。
異様な容姿に反しそれは化け物の力ではなく、ごく一般的に人間が持ち得る事のできる力。
体格、性別、年齢。それに相応しい身体能力のみ。
 「ぐええ…………っ!!」
だからこそ、ただの女の子である涼のお腹に用いるには酷すぎる暴力となった。
 「ぶべべっ! ぶええぇ! うげーーーーっ!!」
彼の右手から解放され床に倒れこんだ涼は、お腹の内容物を惜し気もなく口から迸らせる。
少女は全身を激しく震わせながらお腹の悲鳴を上げていた。
 「ぶべッ、はがあっ……痛い、いたいよ、もうヤだ」
涼は立つ事が出来ないほどのダメージを負ってしまった為、涙と涎にまみれながら彼に背を向け地面を這って逃げる。

286 :
 「ひいぃっ」
しかし彼はそんな憐れな少女を床から剥がすように引き上げ、強引に机の上に寝かせた。
腰のあたり……お腹の裏にちょうどテーブルの端が当たり、お腹を反るような体勢だ。
胴体を反らされているため少女の張りのある肌は引っ張られ、綺麗なお腹がより美しい光沢を放つ。
お腹を狙いやすい体勢が整った所で、彼は次の行動に移る。
懐から素早く注射器を取り出すと、そこへ狙いを定めて構えた。
本来、耳である場所から見つめる瞳は少女のおへそを捉えている。
 「や、やめ」
 ―― “ズブリッ” ――
 「ぐッは…………!!」
おへそから全身へ激痛が駆け巡り、一瞬、全身を激しく痙攣させ限界まで目を見開く。
 「あぎゃああ―――――――――――ッ!!!!」
喉が張り裂けんばかりの長い絶叫。
鋭い針は根元まで丸ごと涼の中に入っていた。
この注射は何かの下準備とでも言うのだろうか。
涼は反射的にそう思ったが、注射の効果はすぐに現れた。
 ―― “……じわ……” ――
 「ぅ……うああああああああああ!!」
お腹の中を直接、苦痛が襲う。
麻酔のような痛みを緩和する物ではない。注射剤そのものが毒だった。
注射針を根元まで刺した時点で異形の意図は読み取れる。
血管も筋肉も関係ない、お腹の中に入りさえすればどうでも良かったのだ。
注射針がおへそから血の糸を引きつつ抜かれる。
異形は、涼の両腕をテーブルに押し付けるように押さえ
今度は目の位置にあるふたつの口を、まるで視覚しようとするかのようにお腹の上にもっていく。
 「分かった、からぁ……痛い、から、痛いから、苦しいから……もぉ許してよお……!」
殴られ刺された痛み、お腹の中で染み付く痛み。
自分の中で渦巻く痛みを悲痛に訴えるが、それで止まる訳もなく彼は放埓に身を任せる。
右口をくわっと開けると、無数の鋭利な歯の間から細く長い舌を垂らす。
 「なん、なあっ」
どこまでも垂れ下がり続ける長い舌。
もはや普通の舌とはかけ離れた物……そう、舌ではなかった。
 “ぼとっ”
舌がちぎれて肌の上に落ちた。
涼のお腹の上で蠢くそれは、チロリ科の多毛類のような生き物。
筋肉の筋で構成されたような細長い生物だった。
ただし頭と思われる先端部は肉が鋭く尖る。
触手のような生物は小穴を目指し、ミミズのように体を波打たせながら、汗ばむすべすべの肌の上で移動を始めた。
 「ぎゃあああ、やだ! やだやだあ、やめて、やめてええええええええ!!」

287 :
両腕を封じられているため身をくねらせ、お腹から振り落とそうとする涼。
だが抵抗も空しく、細長い生物の先っぽがお腹の穴に潜り込む。
 「 イッ!! い・だ!? 」
それと同時に涼のおへそには激痛が走った。
 「うがあ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
おへそを突き破られるという事もそうだが、自分の中に気持ち悪い生物が入っていく状況など普通なら想像もしたくない事だろう。
それが今、涼には現実に起こっている。
涼はおへその激痛と精神的ショックで気が狂いそうなほどのパニック状態に陥っていた。
細長い生物はお腹の上で、体の後ろ側を暴れさせながら、みるみる内におへそに収まっていく。
そしてその身を少女のお腹の中にすっぽりと入れてしまうと、少女に嵐を齎した。
 「ううえ!! うげげ!! うげげえっ!!」
過去に例の無い、未経験の不快感と苦痛が涼のすべてを支配する。
細長い生物はこの世で最も美しい皮袋の中、嬉々として暴れ回っていた。
 「ごぽごぼっ、ごぶぶッ! こぽぁ!!」
せり上がってくる物を抑える事もできず、暴れるホースのように口からぶちまける。
喋れない涼の代わりに、胴体はじゅぷじゅぷとお腹の湿った音を立てて苦痛の声を上げる。
 「「ハア〜、ハア〜、ハア〜」」
それを見て昂ぶる彼は二つの口から蒸気のような吐息を漏らすと、黒いリジッドジーンズをおろし下半身を露に――
そこには強靭な心臓の鼓動に合わせどくどくと脈打つ、無数の血管に覆われたグロテスクな陰茎がそそり立つ。
 「かは! おうぅ、こはっ」
吐く物がなくなったのか、涼は気持ち悪さに咳だけを吐いていた。
そうしている間に彼は涼の腕から手を放し、今度は涼のお腹を両脇からがしっ!と掴んで固定する。
 「うぐ――あっ、あ! だ、ダメ、やめてッ!!」
彼の股間にある物に気付くと涼は急ぎ股をガードして拒絶を示す。
が、彼はいったん腰を大きく引いてから勢いよく前に反り返り一気に押し込んだ。
 ――“ドプっ!”――
 「ぼひゅ!!」
涼の口から飛び出す太い空気の塊。
それもそのはずだ。
彼が陰茎を押し込んだ場所は、これまで痛めに痛めつけてきたおへそだったのだから。
お腹に入ってきた質量のぶんだけ、押された物が口から出て行ったのだ。
 「なぁん……でえ……っ」
彼は精力的な腰の動きでそのまま涼のお腹を犯し始めた。
 「「ウオオ、ウオオ」」
 「おおええ! ……そ、そこじゃない、そこ違うゥ、違うーーッ!!」
化け物と言えど人の形を成していたからだろうか。
その佇まいと行動からいわゆる男女のまぐわいを連想してしまったのだろうか。

288 :
混乱のあまり、涼はかぶりを振りながら見当違いな言葉を発した。
 「「オオオ、オオオ、オオオゥ」」
激しい腰のピストン運動により、乱暴に出し入れを繰り返す異形の男根と涼のおへその隙間からは
白濁したどろどろの精液が溢れ出す。
また、お腹に精液が入ってきた事で中の生物はまるで歓喜にのたうち回るように動きを活発なものにしていた。
 「ぐえっ、ぐえっ、ぐ! ぐう!」
お腹に渦巻く耐え難い苦痛。
涼は揺れる視界の中、必に彼の陰茎を強く握り締める。
 「ぅ、くあッ!!」
そして自分のおへそから引っこ抜く為に、力の限り上に引っ張った。
が。
 ――“ずるっ”――
白くぬめる粘液のせいで滑り、結果的に表面を撫でただけで終わる。
 「あっ! ああ!」
 ――“ずるっ。ずるっ。”――
涼は慌て、何回も、何回も、同じ事を試みた。
 「ああ、あぁあ、あああああああああ」
 ――“ずるっ。ずる。ずる、ずるずるずるずるずる”――
だが、いくら力を込めようと涼の思うように動かす事は敵わない。
 「あああぁあぁあぁあぁあ抜けない、抜けないいいいいいぃぃ」
精液まみれの両手で彼を握り締めながら天を仰ぎ号哭した。
もはや涼に打つ手は無かった。
何ひとつ、涼の思い通りにはならなかった。
  「「 はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、ハア……っ!! 」」
異形のふたつの口から昂奮の吐息が、腰の動きに合わせリズミカルに発せられていた。
――健康で清らかだった涼のなかみがぐちゃぐちゃに汚されていく――
異形は何時間にも渡って、お腹にある可愛らしい小穴を使い、涼を犯し続けた。

289 :
 「…………ぐぷっ…………こぷ…………ぽぉ…………」
血混じりの涎が口の端から首筋にかけてだらしなく伝う。
血色の良かった肌は過剰に血の気が抜け落ち、全身には苦痛により搾り出された汗が纏わり付く。
お腹のダメージで体力を奪われた肢体に力の入る部分は無く。
重力に任せて腕はだらりと落ち、胴体は反らされ、座らない頭は後ろに垂れ下がっている。
瞳は既に光を失っていた。
拳。針。毒。蟲。男根。
お腹を陵辱され尽くし、弱りきった少女がこの苦痛から逃れる術は
身体機能の低下でが訪れるのを待つ他に無かった――
    ――――――――
PM.7:01。
偽りの我が家。その玄関で横たわる涼が目を覚ます。
 (……会わないと……あの人に……あの人に、会わなきゃ……会いたい……)
虚ろな瞳で虚空を見つめる涼。
正解の無い選択を迫られる事を知った少女は5時間後にどうしているだろうか。

290 :
以上です。
ありがとうございました。

当然ながら諸々の事情があったり、思う所があると考えますが、
私もkさんの投稿を望んでいる一人です。
本当にお気が向きましたら……という事で構いませんので、その際はどうか宜しくお願い致します。

291 :
乙!

292 :
乙!

293 :
Otu !

294 :
久しぶりにねっとりとした腹責めを堪能したわ

295 :
MR・R指定!!
今夜はGALとオール・ナイト・ロ〜ング
これ・マジ・・・

296 :
宮内クズビ

297 :
「愛してるよミヤビ…」
「ああ、俺もだぜ彩……!」

298 :
あは〜ん

299 :
ゴミヤウチゴミヤウチゴミヤウチ
ゴミヤウチゴミヤウチゴミヤウチ
ゴミヤウチゴミヤウチゴミヤウチ
ゴミヤウチゴミヤウチゴミヤウチ
ゴミヤウチゴミヤウチゴミヤウチ
ゴミヤビ

300 :
宮内ワナビ@一次落ち

301 :
小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい
小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい
小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい
小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい
小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい
小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい小説書きたい

302 :
いかん、禁断症状出てた

303 :
そういや、ニートのシャーって全く名前聞かなくなったけど、生きてんの
かじる脛無くなってくたばた?

304 :
そしてこのスレも、一人のニートの所為で朽ちる運命か。

305 :
宮内先輩のツイッターってマジキモイッスねwww
まんまキモヲタじゃねえッスかwwww

306 :
捻じ曲がった愛だけど、本当に彼の事が気になって仕方が無いことだけは伝わってくる

307 :
>>442
http://www.dmm.co.jp/mono/dvd/-/detail/=/cid=1rct544/
来月はたぶんこれ

308 :
誤爆した

309 :
>>307
おれも欲しいw

310 :
>>307
どこに投稿しようとしたのかだけ教えてくれ

311 :
>>309
趣味悪いな
>>310
聞いてもおもしろくない
実況行ってここ見たら狂った

312 :
>>307
人間やめた感じがそそる
腹パンして変顔の顔面踏み付けながら犯したい

313 :
ゲロ内ミヤビ

314 :
ゲロ内ミヤビ

315 :
SS投下された後は何も言わんで数日放置なのに人の文句とかだとすげぇ勢いあんのな

316 :
投下後に乙が付く人数しかここにもう残ってないんだよ
プラス粘着1名な

317 :
もう誰も帰ってこないよ
というか今活躍してる職人は全員サイト持ってるからここが無くなろうが困る奴はいない

318 :
イベントもあるし合同誌もあるしpixivもあるしな

319 :
ランサー氏や夜凪氏が下地を作って
55氏が腹パン同人誌の可能性を見せて
イベントが始まって年々規模が大きくなって
荒らしやデータコピー厨が湧いて
そして誰もいなくなった

320 :
そこまで解ってるんなら、次スレは立てるなよ?

321 :
どうせ腹PAが始まったらまた盛り返すんだから、気楽に行こうや。
元々書き手の投下に頼ったスレではないだろ此処は。

322 :
よし、じゃあ久々にやるか!
腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!
腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!
腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!腹パ!
はい皆さんご一緒に!!!

323 :2013/10/04
次の腹パは12月?
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