2013年10エロパロ544: 最初から調教済みなスレ (72) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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最初から調教済みなスレ


1 :2012/02/01 〜 最終レス :2013/06/27
性奴隷でもペットでも家畜でも、
最初から調教済みっていうのもエロいと思うんだ。
出会った途端に発情!最初から狂おしいほど痴的!
そんなヒロインの出てくる小説を紡ぐスレです。

2 :
2get

3 :
いいね

4 :
奴隷・ペット・家畜にされる女の子 3匹目
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1297257024/

ここじゃダメなの?

5 :
>4
そこも過程を書くところなんだよね…
尊厳のあったころってのは全くいらないんだ。
どちらかと言うと淫乱な女の子スレと被る部分のほうが大きいと思う。

6 :
下手すればNTR風な鬱属性にも足を突っ込むな

告白→セックス→調教済発覚→やっぱりご主人様じゃないと満足できない→別れる
または積極的に誘って来てデートorセックス中に調教された事を告白したヒロインが話の最後に
実はご主人様の命令で全く興味の無い主人公の相手をしてました的な後味悪い話とかも出てきそう

7 :
会った途端チンポをしゃぶりたがる奴隷とか
チンポの匂いを嗅がされたら興奮して発情しちゃう奴隷とか
そんなひどい話が読みたい

8 :
J( 'ー`)し「人身売買組織でパート始めました、使ってみてね」
J('∀`)し「牝奴隷です、よろしくお願いします」
('A`)「カーチャン……」

9 :
>>8
あああああ…………

10 :
即回避応援

11 :
んー調教済みで甘々ラブラブな話でもいいのかの?
調教済みって言っても幅があるからどうなのかなーと。

12 :
調教済みならなんでもいいと思う

13 :
>>11
甘々いいね
それを表に出すか関係なく確立された主従関係はあると思う

14 :
全力痴女と清純少年の組み合わせとかいいよね
痴女の方はもう性的なことをシたくてうずうずしてるんだけど
少年の方は清い交際を望むのでやきもきする

15 :
支援。携帯から。短発。本番無。
http://nanos.jp/unisex/page/2/

16 :
すばらしい!エロい展開を感じさせていい!

17 :
保守兼続き。二個上から。すまんこ。

18 :
ほっしゅ

19 :
>1氏の趣意とは違う気もするけど、書いたので晒してみる

 三年生たちの受験や就職に伴う慌ただしさも一段落し、いま優也の学校は卒業式を間近に控え静かな雰囲気に包まれている。
(来月から俺も三年、受験で苦しい毎日だろうなあ・・・)
 進級の喜びと共に湧きあがる不安や憂鬱にため息をつき、少年は校門をくぐった。
 半年前は活気に溢れていた廊下も、いまはどこか寂しい。
 春近しとはいえまだ肌寒くて生徒たちが教室にこもりがちというのもあるが、就職や入学などを目前に控えた三年たちがほとんどいないせいでもある。
 ふだん親しくしていた先輩たちがいなくなる、その事実が妙に優也の心を沈ませるのだった。
(いやいや、三年になる前からこんなじゃ情けない! 桂木先輩なんか夏の講習からずっと忙しそうだったのに、ずっと明るかったじゃないか。俺だってあんな風にできるさ!)
 近所に住んでいる仲の良い上級生の活気に溢れた姿を思い出しながらおのれを奮い立たせ、授業に取り組む。
 ちょうどそのときの授業は学校一の美人と評される水上麗美の英文だったので、士気を取り戻すのは容易だった。
(三年のクラスで麗美先生が副担だったら辛い一年間も楽しく過ごせるな・・・ま、男子全員そうだろけど)
 4年前新任でやってきたときから水上麗美は男子のみならず女子にも人気の的だった。
 日本人離れしたメリハリのある豪奢なボディライン。
 貴族的でやや冷たく見える美貌も、その笑顔から放たれる親しみが柔和なものにしていた。
(なんか名門の家出身らしいし、いつかイイトコの男と結婚して辞めちゃうんだろうなあ・・・くう、俺が卒業するまでは待ってて欲しいぜ)
「ちょ、今関、指されてるよ」
「はあ?」
 集中していたはずなのに、麗美の姿を見ているうちつい上の空になっていたらしい。
 授業中の問いに答えるよう指名されても隣の女子につつかれるまで気がつかなかった自分の呆けっぷりに、優也は思わず赤面した。
「今関くんにだけ、一足早く春の陽気が来てるようね」
 教師の言葉に教室は笑いの渦に包まれる。
 頭を掻いて自分の失敗をあきらめ気味に受け止めつつ、優也は再び黒板とノートに集中し始めた。
(ふぃー、今日はマズったなぁ)
 放課後、閑散とした美術室で描きかけのスケッチを前に座り、優也は昼間の失敗を思い出していた。
 麗美にはきついことを言われても受け入れてしまうような不思議な気品がある。
 恥はかいたものの、悪いのは自分でもあるし、優也は麗美を恨むような気持ちはなかった。
(また麗美先生にモデルになってもらいたいんだけどなぁ・・・今日の調子だとムリかも)
 麗美は以前美術部のモデルになってくれたことがある。
 全校で引っ張りだこの彼女を前部長の桂木がどうやって口説き落としたのかわからないが、後任の部長である自分にはどうも難しそうだと思うとまたも今朝の憂鬱が戻ってくるのだった。
「うーっす、優也。やっぱりここにいたな」
「桂木先輩?! どうしたんすか、今日登校日じゃないですよね」
 いきなり美術室の扉を開けて現れた相手に驚き、は慌てて立ち上がり出迎える。
 今頃は入学先近くにあるアパートへの転居準備で忙しいはずの桂木が不意に現れたことに、優也は再会を喜びつつも首を傾げざるを得なかった。
「いやなに、大事な備品を引き継いどくのを忘れてたんでな」
「引き継ぎ?」
 昨年部長を交代したとき、知っている限りの引き継ぎは終わっていたはずである。
 それにろくな実績もなく万年貧乏な美術部に、たいした備品はないはずだった。
「そう。おい、入れ」
 桂木はそう言うと片手でぐいっと紐、いや、細いチェーンらしきものを引っ張る。
 それにつれて現れたのは―――全頭マスクを被り、首にチェーン製リード付きの首輪を嵌められた、全裸の女性だった。

20 :
「せ、先輩っ!? それはっ、そのヒトはっ!?」
「驚いたろ。コイツが、我が美術部の部長が代々引き継いできた秘密の備品≠セ」
「まさか?!」
「なにをしても自由、なにをさせても自由、だ。ただし決まりがあって、素顔を見たり、正体を探っちゃならない。外に連れ出すのもだ。あくまでもこの美術室の備品≠ネんだからな」
 桂木が淡々と説明するあいだ、全裸の女は背をかがめ気味に立ったまま震えていた。
 顔は見えないが、その身体は「PLAYBOY」のモデルと比較してもひけを足らないすばらしいプロポーションである。
 豊満でありながら垂れていない巨乳。
 セクシーな胸と腰を繋ぐ、細く絞り込まれたウエスト。
 はじけんばかりの果肉と蜜を内に秘めた桃尻。
 そしてそれらに劣らぬ優美な四肢。
 それらを前にした優也は、最初の驚きが落ち着くにつれズボンの内側にあるものを硬くせずにはいられなかった。
「コイツがいつからここの備品≠ネのかは俺も知らない。前部長の原さんから引き継いだんだ。扱うルールもそのとき聞いた」
「それで・・・俺、どうすれば・・・」
「ルールのうちならなにをしてもいいんだ。俺もコイツで童貞捨てたし、美術部の3年はみんなそうだ。お前も好きにしろ」
 美術部付きの牝奴隷。
 そんな、常識では考えられない生き物が目の前に存在することに優也は、めまいにも似たものを覚える。
(ひょっとしてコイツ、美術室に取り憑いた妖怪かも・・・)
 ふとそんなことが頭をよぎる。
 だが、現にそこに自由にできる女体があるという事実が、少年のかすかな怖れを呑みこんだ。
「その顔、ようやくその気になってきたようだな。おいメスブタ、股を拡げてお前のエロマ○コを優也によーく見せてやるんだ」
「アフッ・・・」
 全頭マスクでは唯一口と下顎の部分が見えるよう開けてあったが、口の部分にはボール型ギャグががっちりと嵌められている。
 その隙間から返事らしき声を漏らすと部付き奴隷は中腰になり、膝をガクガクとさせながら両の脚をゆっくりと開いていった。
「こ、これが本物の女のマ○コっ!」
「よく見てやれ。そうすればコイツも悦ぶ」
「よ・・・悦ぶ?」
「恥ずかしいクセに、新顔にアソコ見られて興奮してるんだよ。マン汁が溢れてるだろ? コイツは真性のマゾなのさ」
 桂木は女の後ろに回ると背後から両胸を掴み、荒々しく揉みし抱く。
 次の瞬間うめいた裸女が大きくのけ反りつつも乳首を硬くするのを、優也は信じられない思いで見詰めた。
「パイパンなのは自分で剃ってるらしい。ヘソのピアスは原さんが入れたんだけど、マ○コのピアスは俺だ」
「それじゃ可哀相じゃ・・・」
「命令しただけだ。そしたら、次の日には自分で付けてきたんだ。俺もぶったまげたよ」
 受け継がれた決まりに則る限り、どんな非道な命令にも従う真性マゾ隷女。
 しかもそれによって悦んでいる。それはいま全開の女性器からとろとろの液体を垂れ流し続けていることでも明白だ。
 その理解が、彼女への哀れみを薄れさせ、嗜虐への欲望に優也を駆り立てるのだった。
「よし、次は床に四つん這いになれ。そんで脚は拡げたままケツを高く上げるんだ」
「ンンッ!」
 極上の裸女は命令を聞くや床に両膝をつき、次いで額をつける。
 四つん這いといっても両手は手錠によって背中側に拘束されているため、土下座のような姿勢になってしまうのだ。
 その不自由な格好のまま、牝奴隷は両脚を限界まで開きつつヒップを宙高く掲げた。

21 :
「見えるか、優也。こっちの穴でもセックスできるんだぜ」
「え?!」
「アナルセックスだよ。全然聞いたことがないわけじゃないだろ? コイツのケツ穴もなかなかだぜ」
「お、お尻も!」
 ゴクリと唾を呑み、未知への期待と興奮に細かく震える後輩の姿に一年前の自分自身を見いだして、桂木はニヤリと笑う。
 たった一年で譲るのは残念ではあったがその思いを押し隠し、桂木は説明を続けた。
「口枷を外して口でさせることもできるぞ。ただし喋らせようとはするな。それもルール違反だからな」
 呼び出す方法、美術準備室の鍵付きの棚に隠されている数々の淫具、3年生同士で奴隷を共有すること、等々。
 それらを聞きながら、こんな異常な継承が誰にも知られずにこれまで来たことを、優也は不思議に思っていた。
「お前ら気づかなかったろうが、女子もけっこう愉しんでたんだぜ。自分のアソコに舌でえんえん奉仕させたりとかな。俺たちに輪姦させてはしゃいだり、あいつらのほうが結構やることエグかったな」
「そういえば、先々代の原部長は女だったですもんね」
 お下げ髪で、後輩に優しかった女性の先輩が、裏では従順な同性を責め嬲っていたのかと思うと、優也はつくづく人間の心というものが恐ろしく感じられる。
 もっとも自分だってこれからその仲間入りをしようというのだから、偉そうなことを言える立場でないというのは充分にわかっていた。
「ま、お陰で受験のストレスは解消できたんだけどな」
「ひょっとして・・・」
 そのためにこの女は存在しているのかも、そう言いかけて優也は口を閉じる。
 彼女が喋らない以上確認のしようもないことをあれこれ憶測しても意味がないと思ったからだった。
「ウフッ!!」
 無理な姿勢で肛門を露わにし続けていた隷女が、ついに力尽きて姿勢を崩し、大きな音を立てる。
 それを二人で抱き起こしてやりながら、優也は昂ぶり続けている欲望が限界に近いことを覚った。
「先輩、あの・・・」
「ん?」
「もう我慢できませんっ、この人・・・その、もう・・・犯らせてもらって、いいすか?!」
「そうか、ははは。さんざん見せられて、もうたまらんか。そうだろうな」
 一笑した桂木は机の上に牝奴隷を腰掛けさせ、自らの手でM字開脚させる。
 剃毛されなにもかもむき出しのクレヴァスは凌辱への期待と興奮とで桃色に染まり、机の上にもう愛液を溢れさせていた。
「いいぞ優也、メスブタのマ○コにお前の童貞チ×コをキツくぶち込んでやれ! お前が新しいご主人様だと身体に教えてやるんだ!」
「くうっ!」
 桂木の見ている前でというのは相当に抵抗があったが、もうこれ以上引き延ばすことはできなかった。
 股間の猛りは激しくあるじを煽り立て、他者の視線を無視させたのだった。
 チャックを下ろすのももどかしくペニスを露出させ、淫肉へと突入する。
 予想以上に熱く、うねるような柔肉を感じながら優也は、夢中で腰を動かした。
「ウッフー、オアオオウッ!」
 蒼き餓狼による意外な奮闘に、部付き牝奴隷はくぐもった歓喜の声を上げる。
 桂木も、後輩の荒々しくもタフな動きに内心で舌を巻いていた。
(これで初めてかよ・・・俺なんか去年は挿れたとたんに出しちまったてえのに。クソ、まいったな)
 優也自身はもうなにも考えられないまま本能のままに身体を動かしている。
 何度か射精しそうになりながらもギリギリでこらえ、頂上に向かって駆け抜ける。
 その果てにあるかすかな光――それがぐんぐんと拡大し、まぶしさが全身を包んだと思った瞬間――少年はおのれの全てを解き放ったのだった。

22 :
「・・・はあ、はあ、はあ・・・」
「アフー、アフー、アフー・・・」
「優也、童貞卒業おめでとさん。メスブタ、久々の中イキ絶頂だったな。どうだ、嬉しいか?」
「オゥフ・・・」
 相手がコクリと頷く前から口元の動きで牝奴隷が快楽を堪能したことを悟り、一瞬桂木は優也への嫉妬に駆られる。
 だが彼女を新たな部長に無事引き継ぐことが前部長として残された最後の義務であることを思い出し、桂木は心の疼きを消した。
「あの、よ、良かったです、この・・・彼女。引き継がせてもらって、ありがとうございます」
「進級したら他の3年にも回して愉しませてやれよ。コイツの管理は部長の仕事だからな。それと、コイツを呼ぶときは『メスブタ』でいい。人間扱いはするな」
「はい・・・。でもなぜこのヒト・・・メスブタは、こんなことを」
「知らん。でも、俺たちが縛り付けてるわけじゃない。いつからここにいるのか、なんでここにいるのかも知らない。でも呼ぶと必ずここに来て、虐められて悦んでいる。そのことだけわかっていればそれでいいと、俺は思う」
(本当にそれでいいのか)
 まだ納得はできなかったが、初めて得た肉奴隷はあまりにも魅力的であり、手放さずにいるにはこのまま受け入れる他はなかった。
 初めて抱いた女性の、未だ快感の余韻に喘ぐ姿を優也は見下ろす。
 すると不意になぜか、昼間受けた授業でのある女教師の姿が重ね合わせに浮かんできた。
(まさか・・・?! いや、別人だ。確かにこの学校でこれだけすごい身体なのは麗美先生だけだけど、あの人がこんな変態なはずは・・・)
 とんでもない思いつきを打ち消すように激しく頭を振り、優也は後始末をする。
 そして「最後のセックス」を始めた桂木に手で軽く合図すると、美術室をあとにしたのだった。
ここまで。

23 :
ぐっじょぶす!
過疎ってるから嬉しいです。

24 :
振って湧いたようなエロがすごくいい!

25 :
イヤまともなエロにするつもりだったんだけど・・・ごめん
「遺産」
 祖父がんで2週間後、訪れた屋敷を前で久留麻慎司は圧倒されていた。
 この巨大かつ豪壮な屋敷に、庶民である自分が住むのかと思うと、喜びよりも不安が先に立つのだった。
(弁護士の爺さん、税金だのなんだの必要な手続きは全部終わってるとか言ってたけど、ホントに大丈夫なんだろうな)
 本来ならんだ老人の全財産はこの屋敷も含め一人息子である父が受け継ぐはずだったのだが、外国に母と住んでいる父親はそれを拒否し、葬儀にも帰ってこなかった。
 そして弁護士とのやりとりの末財産は弁護士事務所で運用管理し、亡き老人の虚栄の象徴のようなこの屋敷の管理人として、慎司がここに住むことになったのだった。
(アパートの費用がなくなるだけでも大助かりだけど・・・)
 実際の管理は祖父の雇った使用人がまだいて行うため、慎司はその監督をすればいいと弁護士から聞いている。
 それにしても彼が管理人になることを、父親は最後まで激しく反対していた。
「あそこはまともな人間が住むところじゃない、悪鬼の館だ。俺も高校生になって家出してからいちども戻っていない。管理人なぞ絶対に引き受けるな!」
(血も涙もない資本家に反発した社会主義者の御曹司ってとこか? ま、オヤジも研究者として一流になったから立派なモンだけどさ)
 重い門扉を開け、広大な庭園を抜けて屋敷の玄関の前に立った慎司はおのれの卑小さをイヤというほど感じつつノッカーを鳴らす。
 すると扉を開けて現れたのは、19世紀のイギリスから直接やってきたのかと思うようなメイド服を着た女性だった。
「慎司様、ですね。お待ちしておりました。どうぞ中へ」
「は、どうも・・・」
 相手の姿に一瞬呆けていた慎司はまぬけな返事しかできず、導かれるままに玄関広間へと足を踏み入れる。
 そこでは十数人のメイド女性たちが横並びになり、深々とお辞儀しながら彼を出迎えたのだった。
「「「いらっしゃいませご主人様!!」」」
(・・・・・・いや、ただの管理人ですから、俺)
「あ、そそその、皆さん初めまして、今日からここの『管理人』になります、久留麻慎司です! どうぞよろしくお願いします!」
 我ながらみっともないと思うほどの落ちつかなさでどうにか挨拶を返し、慎司は深呼吸する。
 大勢の若い女性に見詰められてなんだか逃げ出したいような気持ちもあったが、無理やり気を静めて彼女たちを見返した。
(みんな若くて美人!! 爺ちゃん、金に飽かせてウハウハな老後だったんだな・・・いくら給料を払ってるんだろう)
 メイドたちは10代から20代の、飛び抜けた美貌の持ち主ばかりである。
 人数はいるものの、おそらくは老人の趣味で集められたのであろう彼女たちにこの広大な屋敷の掃除や洗濯などの汚れ仕事ができるのか、慎司には大いに疑問だった。
「お疲れでしょうからまずはお部屋へご案内します、ご主人様。どうぞこちらへ」

26 :

「あの、法的には弁護士事務所が持ち主で、俺はそこから頼まれた管理人ですから、『ご主人様』はちょっと・・・」
「久留麻家の血を引く方が帰っていらしたんですもの、あなたは間違いなくご主人様ですわ」
「はあ・・・」
 柔和な美人ながらそのメイド女性は呼称について一歩も引こうとはしないまま、前に立って案内につく。
 わずかばかりの身の回り品を詰めた鞄を別のメイドが持ってやはり先に歩き始めたため、慎司はその後ろを所在なげについて行くしかなかった。
「はは・・・管理人室って3階なんですか?」
「このお屋敷の最上階、中央のもっとも広く、もっとも素晴らしい部屋が、ご主人様のお部屋になります。ご先代の久留麻剛史さまのお部屋でもありました」
(もと爺ちゃんの部屋?! なんだか本当に俺、この屋敷のご主人様扱いなのか?)
 ここに来る前、慎司は大きめの家を毎日せっせと見回り庭の雑草を抜いたり壊れたところを見つけて業者に連絡するという、ごく普通の管理人業務をイメージしていた。
 それでも実際の主な作業は他の人間がやり、慎司は弁護士に日々の報告をするだけなのでオイシ過ぎる仕事だと浮かれていたのだが、実態はさらに素晴らしい生活になりそうだった。
(美女のメイドさんたちに囲まれて、ご主人様と呼ばれる楽々チンの管理人生活・・・!! いやー爺ちゃん、ごっつぁんです!!)
 こんな素晴らしい生活に、なぜ父が背を向け出て行ったのかはわからない。
 高校生ですでに奨学金とアルバイトで自活し、一流大学で若くして大きな業績を上げ教授にまでなった父。
 金持ちの祖父の元でぬくぬくと暮らすのではなく、自分の力だけで生きたかったのかもしれないが、偉大な父に比べ並みの生活で並みの人生を送ってきた平凡な息子にとっては、存在さえ知らされなかった祖父の巨大な遺産の元で暮らす生活は夢のようだった。
「こちらです」
 木製の、厳めしい装飾の扉。
 その純金製とおぼしき取っ手を開いた先にあったのは、庶民である慎司の貧弱な想像を超えていた。
(足、足が埋まる! なんだこの絨毯・・・!)
 壁に掛けられた絵画、隅に置かれている白磁の壺、天上画、大きな窓から差してくる光を乱反射する金銀の細工物・・・
 そして部屋の中央の奥には、昔の王侯貴族もかくやと思われる豪奢な玉座が二段高いところに置かれていた。
(王様かっ?! 金持ちすぎて頭がイっちゃってたんじゃねーのか、爺ちゃん・・・)
 玉座だけ見ればイギリス王家とかフランス王家のものだったと言われてもまったく信じてしまうだろう無駄な立派さである。
 部屋のすごさに呆然と立ちつくす慎司の手をメイドが取り、ごく自然な動作で玉座へといざなった。
(余は満足じゃ、なんちって・・・)
 柔らかいクッションの上に腰を下ろし、これから自分が暮らす部屋を見渡しながら彼は戸惑い気味に心でつぶやく。
 だが壇上でバカ殿のように座っていていいはずもない。
 これから使用人ひとりひとりに挨拶し、名前を教えてもらい、業務内容を知り、自分はどうすべきかを決定しなければならない。
 にわかな管理人魂≠燃やし、勢いよく立ち上がろうとしたそのとき、もっとも年上らしいメイドが部屋に入ってきて慎司の前で深々と頭を下げた。

27 :

「ご主人様初めまして。わたしはメイド長の碧子と申します。ご主人様の当面のお世話と、屋敷での生活についてのご案内役を務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします」
「はあ、こちらこそよろしくです」
 凄絶な、という形容がぴったりな美人である。
 普段ならこんな美女を前に平静な口をきくこともできないはずの慎司だったが、ここに来てから立て続けに衝撃を受けていて半麻痺状態だった彼は普通に返事をすることができた。
「このお屋敷にはご主人様が必要です。この屋敷にはほかにわたしたちメイドしかいませんが、それを支配するご主人様が絶対に必要だったのです。
前のご主人様はご病気になられて後亡くなられるまで病院におられ、わたしたちは虚しくご命令をお待ちするしかありませんでした。でもやっと今日、久留麻家のご当主が戻ってこられた! 
わたしたちは大いなる喜びを胸に、新たなご主人様を歓迎し、ご奉仕させていただきたいと願っております」
「ま、まあ、その、まだご主人様の仕事ってよくわかんないけど、とりあえず屋敷の作業とかよく見せてもらって、勉強しますから。ご主人様っぽい管理人として」
「ご主人様のお仕事・・・それはわたしたちメイドを性の奴隷として躾け、調教し、いたぶり嬲ることです。そしてご主人様の快楽のために心の底からご奉仕する、それがわたしたち牝メイド奴隷の唯一にして絶対の存在意義なのです」
「はーーーーーーーーーーーーーーーーっ?!」
 いきなりとんでもないことを告げられて、慎司は目と口を驚きで全開にする。
 ついでに腰を抜かしてひっくり返りたいところだったが、玉座に深々と座っていたのでそれはできなかった。
(いや、美人の使用人ばっかだからちっとはエロいことしてたんじゃないかとは思ってたけどさ・・・性の奴隷!? しかも全員が!? 爺ちゃんあんたナニしてたんだよっ!!)
「いきなりのことで驚かれるのもムリはありません。まずは概略から。明治の鹿鳴館の時代より、久留麻家は女の子を買ってきては高級遊女に仕立て、政府高官や外国人などの夜の快楽に奉仕させる仕事を行ってまいりました」
「へえ・・・」
「いつも世も、出世した人間はその地位にふさわしい快楽を望むもの。そうして久留麻家は代々、高名な人間、名家、資本家、その他上流の方々に闇の快楽を提供することによってこの国の中枢に深く根を張り、栄えてきたのだと伺っております。
そして先代のご当主様もまた、伝統に従い大勢の女の子を秘かなルートで手に入れ、泣きわめくものたちを冷酷に調教し、次々に性の奴隷に仕立ててこられました。
現在この屋敷にいるメイドたちは皆、調教中または調教済みの者ばかりなのです」
「ただの金満変態ジジイのエロエロライフってわけじゃなかったのか・・・」
 100年の昔から連綿と続く闇の調教師の系譜。
(オヤジはそれに嫌気がさして家出し、爺さんもんで伝統がとぎれた、と)
 なんだか妙に壮大かつ陰惨で悲劇的な物語が浮かび上がってくる。
 同時に大いにばかばかしい話でもあった。
「あのさ・・・爺ちゃんもんで調教とやらの後継者もいなくなったんだし、被害者なんだから慰謝料をがっぽりもらってとっとと逃げりゃよかったんじゃないの?」
「そうした者もおります。でも、この淫らな肉体に刻まれた快楽の悦虐を忘れかねて屋敷に残った者がほとんどです。これは金銭で片が付く話ではございません。
久留麻家の方として、慎司様にわたしたち牝メイド奴隷たちを調教し続ける責任を、どうか負っていただきたいのでございます」

28 :

「で、でも、いったいなにをすりゃいいの?!」
「わたしが中心になって調教の仕方をお教えいたします。それに、ご主人様がご先代様の調教師としての血を継いでおられるのは一目でわかりましたわ。慎司様なら・・・きっと、わたしたちを・・・」
 そうして見詰め返す碧子の瞳はとろんと恍惚に潤む。
 一方慎司は、どうやって逃げ出すかを必に考えていた。
(とにかくこの変態屋敷を出ないと・・・夜を待って、寝たふりしてこっそり抜け出す、これがベストだな)
 いかに美人が相手とはいえ、孫だというだけで変態プレイの相手をさせられるのではたまったものではない。
 しかもそれを十数人も相手にするとなると、考えるだけで発狂しそうになる。
(爺さんはともかく、俺は普通の男なんだ!)
 ひとりかふたり、いや三人ぐらいまでなら、可愛いメイドが代わる代わる色気たっぷりに迫ってくるのは男として本懐である。
 しかし十人以上の変態プレイに飢えた女性がこの屋敷にうろついていると思うと、なんだかバーゲンセールに群がる女に立ち向かうがごとき恐怖が慎司を慄然とさせるのだった。
「み、碧子さん、とりあえず今日は疲れたし、明日まで休ませてもらっても、いいかな?」
「承知いたしました。寝室は右隣のドアの向こうにあります。添い寝はご先代と同じく2名でよろしいでしょうか」
「は? 添い寝?」
「はい。一糸まとわぬメイドが、抱き枕代わりにご主人様とベッドを共にいたします。レズプレイさせて鑑賞されるもよし、疲れ果てるまで両穴ファックしてもよしでございます」
(逃げられねえーーーーーーーっ!!!)

はたして慎司の運命やいかに。
無事逃走できるのか。
はたまたメイドたちの思惑通り逆調教されてご主人様になってしまうのか。
奇絶、怪絶、また壮絶!!

29 :

板的には逆調教されて祖父の血が目覚めるのかな
個人的には小市民根性を失わないままコメディチックに行くのも面白そうだ

30 :
おつ!
次が楽しみだ!

31 :
いいじゃんいいじゃん

32 :
これからの展開がすごい楽しみ
どれだけエロい娘がでてくるのか

33 :
あまりエロはない。しかも一部汚い。おkな方だけよろしく
「メイズ」

 歴史を感じさせる洋風の屋敷。
 その最上階の廊下を、ゆっくりと進む一群があった。
 中央にはメイドのヘッドセットを着けたセミロングヘアの白人美女。
 ただし彼女は首輪と指のない革手袋、そしてオーバーニーブーツ以外は一切なにも身につけない姿のまま、廊下を四つん這いになって進んでいた。
 そしてその背中の上にガウン姿でまたがり、落ちないよう必にバランスをとっているのがこの屋敷の管理人兼ご主人様の久留麻慎司だった。
「ご先代様が屋敷内の移動用にと特に躾けたのがそのメイド、アリサ号です。大柄で頑丈な北方白人種、その金髪のたてがみを、ご先代様はたいそうお気に入りでしたわ。お乗りになったご感想はいかがですか、慎司様?」
(揺れすぎて気持ちワリーよ! バランスとりにくいし、普通に歩いたほうが全然早いし楽じゃん!)
 そう叫びたいのをぐっとこらえ、慎司は引きつった笑いを見せつつ答えた。
「あ、ああ、まぁまぁか・・・な」
 彼の脳裏には、昨日の失敗が生々しく浮かび上がっていた。

 来て早々立て続けの心理的ショックに打ちのめされ、天蓋付きの大きなベッドに逃げ込んだ慎司のもとに、メイド長の碧子は一糸まとわぬ少女らを送り込んできた。
「調教を受けた身でありながら、この優衣と愛梨はいまだ処女です。なのにこのふたりはご主人様の熱くたくましい肉棒を欲してあさましくも淫ら汁を滴らせております。どうかこの未熟なメスブタたちの処女膜を、うんと残酷に突き破っておやり下さいませ」
(う・・・うおおおおおーーーっ!! ふたりともか、可愛いっ! しかもDカップ! こんなエロい胸にしゃぶりつくのが昔からの俺の・・・い、いやいやいやいやいやいやっっ!!)
 あからさまな媚態をまき散らしながら両脇に潜り込んできた全裸の美少女たちに慎司の身体が、特に股間が硬直する。
 しかし破瓜への欲望に瞳を濡らし肌を火照らせている彼女たちを、劣情のままに蹂躙すればもう逃げることはできず、この屋敷の調教師兼ご主人様の役を引き受けざるを得なくなる。
 両目をつぶっても鼻腔をくすぐってくる牝のフェロモンに悶々としつつ、慎司は必に本能に抗おうとしていた。
(・・・つつましくもまともな人生か、それとも変態サドマゾハーレムか・・・)
「あんっ、ご主人様ぁ・・・!」
(うおっ、なんか柔らかいと思ったら、なぜ俺はこの子のオッパイを!?)
 理性は苦悩しても手は本能に従って裸メイドの胸に伸び、無意識にそのたわわな柔肉を揉んでしまっていたらしい。
 熱い喘ぎを漏らした少女――優衣の乳首がみるみるうちに硬く屹立し、その肌がうっすらと汗ばむのを慎司は覚った。
「あぁ・・・お願いでございますご主人様、愛梨にもお情けを・・・マゾブタの処女マ○コを無惨に散らして下さいませ・・・っ!」
 優衣の嬌声を耳にしたもう一人の少女が声を潜めながらも慎司に懸命に訴えかけ、さらに肢体を寄せてくる。
 そちらから聞こえるクチュクチュという音は、愛梨がこらえきれぬ淫欲のままにおびただしい愛液を溢れさせつつ激しい自慰をしている証左にほかならなかった。
 下着を着ただけの彼の身体に、いつしか処女たちの細くしなやかな手脚が絡みついている。
 健全で若く、経験の少ない男性として、これ以上我慢することは不可能だった。
「うおおおおーーーーーっ!!」
 理性が吹き飛び、自分がどちらの少女に襲いかかったのかは覚えていない。
 だが、相手の初花を摘む前に慎司の若い肉体は、情けなくも下着を穿いたまま暴発してしまった。
(えーーーーっ?! ・・・・・・ハラホロヒレハレ・・・)
 再び少女ふたりのあいだにひっくり返り、慎司は恥と疲労の中で急速に意識をブラックアウトさせる。
 そして再び気づいたときには朝になっていた。

34 :

 股間の汚れも綺麗になっていることを知った彼は深く落ち込んだものの、朝の挨拶に現れた碧子に対しては必に平静を装う。
 とはいえ、彼女が用意してくれた朝食をベッドに座ったまま口に運びつつ慎司は、屋敷のメイドたちになんとなく負い目ができてしまったのを感じていた。
「ご主人様、朝食がお済みになりましたらこの屋敷の中をご案内したいと思うのですが、いかがでしょうか?」
「あ、うん、そうします」
 メイド長からの提案を拒む理由もなく、承知した慎司はそそくさと朝食の残りを詰め込む。
 膳が片付けられたあとメイド長が寝室に連れてきたのは、見上げるような大柄の白人女性メイドだった。
(で、でかい!! 昨日の一階での挨拶でこんなヒトいたっけ?)
「は、はろー! まいねーむ いず・・・」
「ご主人様。この娘、アリサの両親は北ヨーロッパの出身ですが、本人は日本生まれの日本育ちです。ちなみに英語は苦手です」
「初めましてご主人様、アリサでございます。どうぞよろしくお願いいたします」
 流ちょうな日本語で挨拶するとアリサは深々とお辞儀する。
 発音も所作も見かけを裏切り日本人そのものなので、ギャップに若干の戸惑いを感じはしたものの、慎司もまたベッドの上で座り直し頭を下げた。
「いやこちらこそアリサさん、よろしく」
「ご主人様、畜生ごときに頭をお下げになってはいけません」
「は?」
「この屋敷のメイドたちは皆卑しい性奴隷ですが、それでも掃除や雑役をする使用人としても働いております。でもアリサはそれ以下の存在。この屋敷の家畜なのです」
 そう説明する碧子の口調にもアリサを見る視線にも、ひとかけらの暖かさもない。
 一方アリサはといえばメイド長の言葉に反発するどころか大きな身体を小さくし、目を伏せオドオドとするばかりだった。
「か・・・家畜って、ナニ?」
「役立たずのグズ、うすのろ、最低の畜生ですわ。家事をいくら教えてもまともにできないため処分されるところだったのですが、情け深いご先代様により特別に家畜メイドとしてここに住まわせることになったのです。
 アリサ、お目見えのご挨拶も済んだのですから、お前の本当の姿にお戻りなさい」
「はい、碧子様・・・」
 悲哀の雰囲気をまといながらアリサはエプロンのリボンをほどく。
 そうしてメイド服を脱いでいき、下着姿になっても彼女はその手を止めようとはしなかった。
(む、胸が・・・巨乳なんてモンじゃない、爆乳だ!! さすが白人、これが世界レベル、Wカップクラスなのかあああ!?!)
 ブラが、外されるというよりも乳圧で内側から弾かれたように吹き飛ぶのを目の当たりにして、おっぱいフーリガン慎司は心に絶叫する。
 アリサがそのバストに引けをとらない張り切ったヒップからショーツをずらし落としたときも、彼の心の中に住む三浦カズはおっぱいダンスのパフォーマンスをしていた。
「馬具は持ってきているわね? さっさとお着けなさい」
「はい、碧子様」
 革製のオーバーニーブーツを履き終わったアリサの両手に、碧子はこれも革製の指なし手袋をそれぞれ被せる。
 その直後にアリサは床に膝をつくと前傾し、両手も床につけて四つん這いになる。
 碧子は新たな主人に惨めな正体を晒して羞恥に震える家畜メイドの細腰に鞍替わりのクッションを置くと、今度は紅い紐のついたフックを相手の鼻に引っかけ、それを引っ張って慎司の前に連れてきた。
「ご主人様、これが屋敷内用乗馬『アリサ号』です。これに乗って優雅に屋敷内を見回りいただきます。優衣、愛梨!」
「はい、メイド長」
 どこに控えていたのか、碧子の呼集に今度はちゃんとメイドの服装をした昨夜の少女たちが突然現れ、慎司たちの前にかしずく。
「あなたたちも同行なさい」
「光栄です。ご主人様、大いなる悦びと共に見回りのお手伝いをさせていただきます」
「同じくわたしもです」
 昨日見せていた淫猥さを少しも臭わせない有能なメイド姿のふたりに、脳のおっぱいダンスから我に返った慎司は仰天した。
「このガウンをどうぞ。それを着てアリサ号にお乗り下さい」
「この乗馬鞭をお持ち下さい。アリサ号のお尻を叩いてスピードを出させる時に使うものです」
 昨夜の失態の引け目がある慎司は、少女メイドたちに勧められるがままにアリサにまたがり、鞭を握る。
「止めたいときはアリサ号の鼻フックに繋げてあるこの紐を引っ張って下さい。それでは参りましょう」
 そのメイド長の声と共に、嫌も応もなく午前の屋敷ツアーは始まったのだった。
 

35 :

 牝馬と化したアリサが手脚を前に進めるたび、大きな白い肢体が上下左右にくねり、慎司はずり落ちそうになる。
 美女を乗馬として冷酷に使役する征服感や支配欲を横に置くと、その乗り心地は最悪の一言だった。
「み、碧子さん、じ、じ、じ、爺ちゃん、先代も、よ、よくこうしてたの?」
「乗るのはさほどには。むしろ牝馬として歩かせたり走らせたりして鑑賞するのがお好きでした。お年でしたから乗馬は控えるようにしていらしたのでしょう」
(何人もの女の子に変態調教していてお年≠烽ネいもんだ。コイツに何度か乗ってすっかり懲りたんだろうよ)
 いにしえの貴人が使ったのろくさい牛車が羨ましく思えてくる。
 見ている方、乗せる方はこれぞ調教美と思い陶酔していられるのだろうが、実際に乗る方はたまったものではなかった。
(だいいちこれじゃあのグレートなおっぱいが見えないじゃないか! いや、背中側からちらりと見えるヨコ乳もそれなりにいいモンだけどさ)
「ここが書斎でございます」
 前を歩いていた愛梨が立ち止まり、扉を指さしてそう説明する。
 止める操作を忘れていた慎司に代わり横にいた碧子が急いで鼻フックを強く引っ張ると、アリサは悲鳴を上げて歩みを停止した。
「ここは主に資料が中心ですが、代々のご主人様が書かれた手記や調教の秘伝なども置いてあります。お暇なときに目を通されるのも良いでしょう」
「はあ」
「ちなみに辞典などを除く90パーセントの資料は江戸期の枕絵から現代のカラー写真集まで、全てポルノ関係で占められております。なお映像メディアについては鑑賞室に併設した資料庫に別途保存してあります」
(代々エロ本を収集って・・・なにやってんだご先祖様・・・)
 書斎の中を覗くという口実のもとにアリサから降りた慎司は、書斎と言うよりはミニ図書館と言うべき量の本を収めた数々の棚に圧倒される。
 しかしそのほとんどがエロかと思うと、自分のいまいちな情けなさは先祖累代の血だったんだなあと妙に納得もした。
「よーし次行こう、次!」
 先頭の愛梨に並んで歩き出し、慎司はアリサへの再乗をうやむやにする。
 碧子はアリサと目を合わせ眉をひそめたもののなにも言わず、ただ行脚を続けるにまかせた。
「ここはバーが・・・ここは専用浴室が・・・ヘルスルーム・・・」
「なんだ、さっきの書斎以外はまともな部屋ばかりだね。磔とか三角木馬があるのかと思ってビクビクしちゃったよ」
「拷問室は地下になります。そのほかの目的別調教ルームも全て地下にございます」
(やっぱりあることはあるんかいっ!)
「3階はおもにご主人様が調教以外の時間をリラックスして過ごせるようになっておりますので・・・とはいえ調教が行われなかったわけではありませんが」
「そ、そう。ところでさ」
「なんでしょう、ご主人様」
「トイレどこ? ちょっと行きたいんだけど」
「よろしければ、わたしが便器になりたく思いますが」
「い?!」
「その・・・わたしの口に、お小水をお放ちになって下さいませ。ご主人様の便器になるのは、この屋敷のメイドにとってこの上ない名誉なのです」
(なに言ってんのこのシト?! 飲尿健康法ですか?!)
「たった一晩ご主人様と過ごしたというだけでずいぶん思い上がったものね、愛梨? ご主人様の便器をつとめるのは、以前よりメイド長たるわたしだけの権利。お下がりなさい。この処罰は追って行います」
「お、お許しを! 碧子様を羨ましく思うあまりつい、出過ぎたことをっ」
「下がるようにと言いましたよ」
「はいっ!」
 メイド長の冷たい怒りに怯える優衣とアリサを廊下に残し、愛梨は姿を消す。
 しばししてくるりと身体を回し、慎司と向き合った碧子は満面の笑みを浮かべ、謝罪した。
「とんだ粗相をお見せしました。あの娘は牝奴隷としてはまだ調教が未完成で、躾が足りていません。屋敷のメイド全員を代表してわたしからお詫び申し上げます」
「いやまあその、そうですか・・・」
(なにがなんだかわからない・・・)
 他人の小便を飲むの飲まないのというわけのわからない話に、それを羨んだり怒ったり、もう凡人の頭では理解できないことばかりである。
 そんな慎司の混乱をよそに碧子はその場でスッとしゃがみ込み、目の前にある彼のガウンの裾を開いた。

36 :

「あの碧子さん、なにを?」
「ご主人様はお小水をなさりたいとのことでしたので、準備させていただいているところです。ああっ・・・! なんてたくましいおチ×ポ様なの・・・!!」
 トランクスのボタンを開け引き出したペニスを感極まった目で見詰めたメイド長は、もう我慢できないといった勢いで舌を絡ませ始める。
 まあまあ人並み以上と、慎司がこれだけは秘かに自負するシロモノに唐突にむしゃぶりつかれ、彼は度肝を抜かれた。
「碧子さんっ?!」
「出して・・・出して飲ませて下さいませっ・・・! 碧子のクチマ○コを、ご主人様の便器にして欲しいのぉっ!!」
(た、たまら〜ん!!)
 アリサのWカップには及ばぬものの、碧子も国内産ではトップクラスのJカップである。
 それだけでもおっぱいフーリガンを興奮させるのに加え、他のメイドには冷徹な姿しか見せない彼女が、自分だけには淫欲まみれの美貌を紅潮させ無我夢中でフェラするところを晒す、その落差が愛おしく、たまらなかった。
「いけませんわ、ここをこんなに硬くなされては・・・お小水が出にくくなりますのに」
 そう言いつつも碧子は亀頭の鈴口をなぞり上げ、エラに舌を這わせ、睾丸をやわやわと揉みほぐすのを止めようとはしない。
 そうしてついに限界を迎えた慎司が彼女の口腔に解き放ったのは、やはり尿ではなかった。
「ああ、なんて・・・ご先代様より濃くて、熱い・・・!!」
「ダ、ダメだ、シッコも漏れる〜〜!!」
 射精が一段落したとたん、限界にきていた膀胱の内容物が緩んだ尿道を通って放たれる。
 その全てを碧子は悠然と受け止め、飲み下した。
「・・・美味しゅうございました」
 尿道に残った最後の一滴まで啜り、ペニスを舌で綺麗に舐め浄めた碧子は絹のハンカチで口元をぬぐいつつ立ち上がる。
 その顔は満足と恍惚とで輝いていた。
「屋敷の見回りを再開いたしましょう、ご主人様。ここにはまだまだ見るべき場所がたくさんあります。2階のパーティールームや娯楽室、客間やミニカジノ、一階の大食堂や音楽室、そして・・・」
 最も重要な地下の施設の数々について語りつつ、メイド長は牝マゾ馬メイド、少女メイドらと共に歩を進める。
(お便所メイド、か)
 慎司は彼女らと並んで歩きながら、とりあえず碧子とは当分キスはしまいと心に固く誓ったのだった。

次回予告
 食うメイドと食われるメイド、そのおこぼれを狙うメイド。
 牙を持たぬメイドは生きてゆかれぬサドマゾの館。
 あらゆる悪徳が武装する性奴隷の屋敷。
 ここは百年の歴史が産み落とした日本裏社会のソドムの市。
 慎司の躰に流れる調教師の臭いに惹かれて、
 アブな奴らが集まってくる。
 次回「出会い」。
 慎司が飲むメイドのシッコは苦い。
 ※嘘予告であり、書き手失踪の可能性が高いのでお信じにならないように。

37 :
エロかったけどそれ以上に面白かったw
こういうノリは好きだ

38 :
使い辛いが面白いなw

39 :
いいじゃんいいじゃん

40 :
何と言う咽せる予告…
これは次回も地獄に付き合わざるを得ないな

41 :
エロなしでもいいんじゃない?って、そうささやくのよ、わたしのゴーストが・・・(嘘)
「way out」

 至高の玉座にゆったりと座り、右手のワイングラスを揺らすガウンの男。
 そしてその前で全身を革のハーネスで拘束され、目も口も器具に覆われた屈辱の女。
 暗闇の中でそれぞれスポットライトを浴びるふたつの影は、まったく異なる存在だった。
「動けなくて苦しいか? 辛いか? 口惜しいか?」
 条光の中で立ち上がった男は、女の形をした塊にそう語りかけながらゆっくりと近づく。
 彼女が抗いたいと思っているにしても、その嵌口具はあらゆる声を押さえ込み、黒のハーネスは全身をがんじがらめに束縛し、微動だにさせないのだった。
「俺は生まれながらの支配者。お前は生まれつきのマゾ女。違いはそれだけだ」
 男は手の中のグラスを傾け、女性の黒い長髪を高価な液体で濡らす。
 やがてグラスの次に男が手にしたのは、一発食らえば誰もが悶絶してしまうような太い牛革の鞭だった。
「楽しいパーティーをしよう。身動きはできず、叫び声すら出せないままこの鞭を浴びて、いつまで正気でいられるかな?」
 床を鞭で叩いても絨毯が深いのでたいした迫力はないが、室内の空気を切り裂くそのおぞましい音には誰もが震え上がるだろう。
 逃げられない相手を前に男はゆっくりと牛革鞭を振り上げ、一気に全力で振り下ろす。
 その瞬間、室内の照明が全て点灯した。
「食事の用意が整いましたのでお知らせに伺いました、ご主人様」
「碧子さん! そうか、もう夕食の時間か」
「そのマネキンはどうされたのです? 壊れてバラバラになっておりますが」
「いやなに、ちょっと練習をね・・・ははは」
 あたりに散らばるマネキンの残骸と拘束具、それに慎司が手にしている拷問用鞭を交互に見やり、この屋敷のメイド長である碧子はおよそを察してかすかに頷く。
 もくろみ通り、やがて真なる調教師がこの屋敷に再臨するだろうとの予感が、彼女の全身を秘かな感動と歓喜で満たすのだった。
「それではダイニングルームでお待ちしております」
 それだけ言って引き下がった碧子のいた場所を見詰め、ご主人様兼調教師[見習いレベル]たる久留麻慎司は大きなため息をつく。
(ここを出るには調教師になってメイドみんなの信頼を勝ち取るしかない)
 そのためにマネキンで緊縛の練習をしたり冷酷なご主人様としての演技をしてみたり、我ながら涙ぐましい努力を始めたのだ。
 ここにきてもう一週間、脱出と逃亡の望みが全て絶たれたいまとなっては、自由を取り戻すための手段はそれしか残されていなかった。
「窓は全部はめしの強化防弾ガラスだし、壁も外に出るドアも厚い鉄板が入ってて壊せないし」
 支配される側であるはずの牝奴隷メイドたち。
 強制的にマゾの快楽に目覚めさせられ、調教師なしではいられない身体にされたあとで、いきなり偉大な主人を失った哀れさは同情に値する。
 だが愚かな男が禁断の巣に入ったとたん、彼女たちは一致団結して捕食者へと転身したのだ。
 ただひとりの男性を自分たちに理想にぴったり合ったサディストに仕立て上げ、渇望するマゾヒズムの悦びを得んがために――
 考えてみれば、なにも知らない女性を引きずり込み、監禁してマゾ奴隷になるまで調教するために存在するのがこの屋敷である。
 それゆえ逃亡防止のためのあらゆる手段が長年にわたって講じられており、実質屋敷を管理しているメイドたちに逃がさないという意向を固められてしまえば手も足も出なかった。
(携帯はどこかに隠されたし、電話もなんだかんだで許してもらえない。ネット環境もない。手紙も出せない。ない、ない、ない・・・)
 外出もやんわりと断られ続け、ご主人様でありながら慎司は屋敷に幽閉されたも同然である。
 部屋に閉じこもりなにもしないと抵抗もしてみたが、マスターキーを持つ碧子の前では無力を噛みしめるしかなかった。
(メシは豪華だし酒も旨いし。ネーちゃんたちは綺麗だしまるで天国だけど、オラはんじまったようなもんだ〜〜)
 屋敷のメイドたちは慎司の近くにやってくるたび、自分をいたぶってもらえないかという期待で目を輝かせる。
 そして無慈悲なメイド長に追い払われては、次の虐待への希望を胸に暖めつつ、名残惜しげに去るのだった。
 自分を不当に抑留する一味ではあったが、そんな哀れな彼女たちへの同情はある。
 自由の希求と、悲運の牝奴隷に対する憐憫。
 それが、ご主人様道≠追求することを決意した慎司の動機であった。
(食料物資の搬入ルートも見つけられなかったしな)

42 :

 一念発起したあとは資料を読みふけり、できる限り調教映像も見た。
 その中でもやはり参考になったのは、祖父自身が記録した調教フィルムである。
 抵抗し続ける女性の心を砕き、忠誠の厚い牝奴隷へと仕立て上げる手際はまさに神業であった。
(実の母も持て余した凶暴な不良少女を、たった三日であんな従順で魅力的なマゾ奴隷に仕立てるとは・・・!)
 これではここのメイドたちが未だに祖父を慕い、忘れかねているのも無理からぬ話と言える。
 そんな記録を研究し続け、やがて慎司はある一つの哲理に辿り着いた。
(ご主人様とは、ご主人様の役を演じる役者でなければならない)
 残念ながら自分の考えた言葉ではなく、祖父の日記に書いてあった一文だ。
 だがカリスマ調教師としての要諦はこれに尽きるのではないかというのが、彼なりに得た結論だった。
 あの豪華な玉座も、結局は演技のための舞台装置に過ぎないのだ。
 そう気づいてからは慎司は、記録の中の祖父の立ち振る舞い、台詞回し、調教パターンなどを覚える。
 彼の中で何かが目覚めようとしていた。

「ご命令により、メイド全員こちらに集まりました」
「うん」
 屋敷の主の部屋に集まったメイドたちが玉座の前でずらりと平伏している。
 ちなみに家畜扱いであるアリサは本来こういった場には呼ばれないのだが、慎司は渋る碧子を説き伏せて彼女にもここにきてもらっていた。
「みんなに話したいことがある。それで皆にここへ集まってもらった」
 玉座から立ち上がり、慎司は胸を張ってあたりを睥睨しながら話しかける。
「俺がここにきて一週間になる。本来すぐにみんなひとりひとりと親しく交わるべきところだったが、屋敷の主人としては経験が不足していたため、準備と勉強の必要を感じ無理を言ってこれまで閉じこもらせてもらっていた」
(本当は逃走方法を探るための時間稼ぎだったけどな)
「そのため一部のメイドとしか接触がなく、それに不満を募らせた者もあるだろう。そう感じさせたことについては心より謝罪したい」
「そんな、ご主人様!」
「わたしたちメイドに対して謝罪など必要ありませんっ」
「無条件にご主人様を信じて待つのがマゾ牝奴隷のつとめでございますっ!」
 思いもかけぬ主人の謝罪を聞いてすぐ、部屋の中が騒然となる。
 それを手で制して静かになるまで待ち、慎司は再び口を開いた。
「ほとんど赤の他人に等しい俺をそこまで信頼してもらい、嬉しく思う。それに応えるためにも俺は、この屋敷の立派な主人となることをここに誓おう。ところで、それについて異存のある者はいるか」
「そんな愚か者がいるとは思いませんわ、ご主・・・」
「黙っていろ、碧子。俺は、少なくても初めだけはお前を通じてではなく、全員に直接その気持ちを確認したいのだ」
「あ・・・ああっ、大変無礼をいたしましたっ! どうかお許し下さいっ!!」
 これまで提案という形で指示を与え続けてきた相手にいきなり厳しく叱られた驚愕、そして再び屈従させられることへの悦びが、メイド長の表情にいくつも閃いては消える。
「まあいい。みんなにあらためて訊く。俺がこの屋敷の主人になるについて異議申し立てのある者、あるいは不安があるというだけでもいい、何らかの懸念がある者はないか。
 ここでどんなことを言おうと、今後不利を被ることは絶対にないようにすると約束する。碧子、お前も誓ってくれるな」
「は、はい。ご主人様の仰せであれば、誓います」
 表向きはどうあれ屋敷に閉じこめられるような主人の言葉だけでは安心できないだろうが、ここの実質上のボスである碧子に全員が揃っている場所で誓わせることによって、権威の裏付けはできる。
 だがそれでも、メイドたちには異議を唱えようとする雰囲気はなかった。
(いないか・・・不満分子がいれば脱出の協力者になってもらったのに。まあそういうのは爺ちゃんがんだときにとっくに逃げ出したんだろうけど)
「それでは、異議なき者は起立してそれを表明するように」
 そう言ったとたん、全員が衣擦れの音をさせて一斉に立ち上がる。
 他のメイドと差別されているアリサでさえ、立ち上がることに迷いを見せなかった。

43 :

「そうか。ではこれよりお前たちには、俺の言葉に服従する義務が生じることになる。自分で選んだことだ、それをしっかりと胸に刻んでおけ」
「「「はい!!」」」
 決然の意志を込めた返事が室内の空気を震わせる。
 この瞬間を牝メイド奴隷たちがどれほど待ち望んでいたのかを肌で感じて、慎司は圧倒されまいと必だった。
「それではまず、俺が新しく主人になるにあたって、服従のための合い言葉を決めた。今後は命令に従うにあたり必ずその言葉を使ってもらいたい」
「ご主人様、それは・・・?」
「うむ。服従の合い言葉、それは『おっぱい!』だ!!」
「「「!!??!!」」」
 無言のどよめきが空気を揺らす。
 だが慎司はひるまずたたみ掛けた。
「俺はおっぱいが大好き、いや超々大好きだ!! そしてみんなには素晴らしいおっぱいがある! これ以上合い言葉にふさわしいものはない。
 おっぱいは女の象徴、おっぱいは絆、おっぱいは愛だ!! これからは挨拶も『おっぱい!』だ!! ジーク・おっぱぁぁぁい!!! さあみんなも一緒に!! ジーク・オッパイ!」
「・・・おっぱい」
「お・・・お・・・」
「ジーク・おっぱいっ、きゃっ!」
「どうしたみんな、声が小さいぞう?! もっと熱くなれよおおおおおっ!! おっぱいこそがこれからの俺たちの関係の礎になるんだ。恥ずかしがるな! ネバーギブアップ!!」
(自分をだませ、世界をだませ! おっぱい教のおっぱい聖人になりきるんだ! 俺の狂気をメイドたちに伝染させろ!!)
 メイドたちの心には先代久留麻剛史の巨大な影が落ちたままだ。
 それを払い慎司への絶対的忠誠に置き換えるには、洗脳にも等しい強制が必要だった。
「まず碧子からだ。ジーク・おっぱい!」
「じ、じーくおっぱい・・・」
「メイド長のお前がそんなでどうする! もう一度だ、ジーク・おっぱい!!」
(ゴメンよ、碧子さんのおっぱい・・・)
 叱咤すると同時に慎司は用意してきた乗馬鞭でそのJカップの胸をビシリと打つ。
 すると狙いどおり、魂と牝肉の奥深くにまで刻印されていた調教記憶が活性化し、碧子はどんな理不尽にも悦んで従う絶対服従モードへと移行した。
「あぁあっ・・・っ! ジーク・おっぱい!!」
「よーし、みんなももう一度だ! ジーク・おっぱい!!」
「「「ジ−ク・おっぱい!!」」」
 冷厳かつ強硬で、屋敷の主人に次いで恐れられていたメイド長が鞭を振るわれ従順になるのを見た瞬間、他のメイドたちも絶対服従モードへと移行し、声高く合い言葉を唱和する。
 自分より高位にある者の権威と権力に裏付けされた命令に直面したとき、淫らな悦びと屈辱への恍惚を感じながら従属する。
 それが、この屋敷で調教された女性たちに徹底的に叩きこまれている条件反射≠ナある。
 慎司は「メイド長の上を行く自分」を演出することによって一時的にせよ真の権威を手に入れ、その条件反射を強制し得る優位性を確保したのだった。
 新たな狂気は拡がり始めれば、それが慎司を支持する強固な土台へと少しずつ変わってゆく。
(せめて三分の一でも俺の色に再教育できれば脱出も・・・・・・頑張れ俺、調教師になりきるんだ!!)
 屋敷における彼の調教はやっと端緒についたばかりであり、この先少しでも失敗すればこの脆弱な支持はすぐ霧散してしまうだろう。
 悪魔のように細心を尽くしてメイドを悦ばせ、天使のごとく大胆に味方を増やしていかなければならない。
 自分の色を打ち出して奴隷メイドたちの過去の調教に上書きする、それが彼が選択した道だった。
(やってみせる・・・このSM奴隷の屋敷を、おっぱいの楽園に変えてみせる!)
「おっぱい! おっぱい!」
「「「おっぱい! おっぱい!」」」
「おっぱい! おっぱい!」
「「「おっぱい! おっぱい!」」」
 元々普通でなかった屋敷が、理知の消えた瞳の男女たちの叫びでますます普通でなくなっていく。
 悲劇が喜劇に変わるのか、調教の館の運命は未だ定かではなかった。

次回はサービス、サービスぅ!(虚言)

44 :

エロも良いけどギャグ調の話も素晴らしい
寧ろ題材が題材なだけにどちらに傾倒しても面白くなりそうなのがたまらない
次回にも期待してます

45 :
イイヨイイヨー

46 :
きたいきたい

47 :
『おきのどくですが
 ぼうけんのしょは
 きえてしまいました』
 ちょっと気張ってエロいのを書いてたらこんな感じに
 口惜しい、でも感じちゃうビクンビクン
 なのでエロくも面白くもひねりもない日常系のアレな感じで
「メイドたちの憂鬱」

 久留麻屋敷、通称「調教の館」。
 明治時代にイギリスの建築家によって建てられ、以降増改築を重ねつつ現在まで続いてきた歴史のある建物である。
 久留麻家は江戸時代に新吉原で妓楼を営んでいた楼主のひとりで、明治維新の際いち早く政府に取り入り、信頼を得た。
 そして西洋から要人や技術者を招聘したときに、彼らに女性をあてがいもてなす役目を秘かに与えられたのである。
 また、江戸時代より長崎出島の中国商人から閨房術の秘伝を教わり研鑽を積んでいた久留麻家当主は、開国を機にヨーロッパへ次期当主である息子を留学させた。
 彼は精力的に欧州を歩き回り、勉学と遊蕩を尽くした後に帰国した。
 そして明治政府の暗黙の了解のもと、裏の鹿鳴館≠ニも称すべき私邸を建築する。
 それがこの屋敷であった。
 英国の貴族、上流階級の屋敷を手本として家具調度品を揃え、使用人も和服ではなくメイド服を着せ、西洋式の礼儀を覚えさせた者のみを使役した。
 飴とムチで礼儀作法を仕込まれた彼女たちはメイドとして完璧であるだけでなく、遊女としての役目を負っていた。
 教養の高いサーヴァントとして細やかな心配りを持ち、どんな無理難題にも服従、賓客たちにベッドに誘われれば大胆かつ淫らにふるまう高級娼婦。
 それがこの屋敷のメイドたちであった。
 時代が下ってもこの屋敷の秘かな名声は落ちることなく、時の権力者たちはここでおのれの下劣な欲望を満たすことを欲し続けた。
 第二次世界大戦後に、最新設備を持ち最高の居住性を誇るこの屋敷がGHQに接収されずに済んだのも、連合軍の並み居る高級将校たちがここで連夜快楽に溺れ、それを失うのを恐れたためである。
 お陰で日本中が飢餓の時代にあってもこの屋敷には豊富な食料と資金が流れ込み続け、ますます繁栄したのだった。
 やがて日本が復興し、それにつれて風俗産業が活発になると、久留麻屋敷は上流社会の秘密社交倶楽部としての面を強める。
 その提供するサービスはやがて、一般社会では満たし得ない過激さと背徳性を追求したものになった。
 政界と官界と財界、全ての実力者が求める狂った欲望に仕えるため、屋敷の当主は彼らの協力のもと、牝奴隷メイドを生み出したのだ。
 誘拐された女性を警察は決して捜し出せず、議会は家族の訴えを取り上げることはない。マスコミも沈黙していた。
 少女や女性たちの哀願と悲鳴はそのうち悦びに満ちた嬌声へと変わり、さらなる調教が行われた末、新たなるメイドが誕生する。
 そうした血と涙と屈辱にまみれたサイクルを幾度となく繰り返した歴史の上に、この屋敷は存立していた。

「あー、疲れた」
「お疲れ。お茶あるよ」
「ありがとう」
 2階にある専用の休憩室にメイドたちが集まり、3時のお茶を始めている。
 広い屋敷の掃除は大変で、十数人で分担してはいるものの、やはりそれなりに心身へ疲労がたまる。
 お茶とたわいないおしゃべりは、それを癒すのに最適であった。
「毎日毎日お掃除ばっかり。これじゃせっかくピチピチの身体が腐っちゃうよ」
「でも慎司様がやっとご主人様になるって仰って下さったじゃない。そのうちまた偉い人たちを呼んで秘密パーティーとかするようになるわよ」
「そうね、そしたら刺激的。舞踏会場で大乱交とか」
「やんごとないお家の当主がとびいりでSMショーのマゾ役とか?」
「げーっ、アレはヤだったなぁ。こっちだってマゾなのに、なにが悲しくていい年したおじさんをムチで撲ったりしなきゃいけないのか、本気で悩んだわ」
 まるで昨夜あった合コンの首尾でも語るように、メイドたちは椅子やソファにだらけた姿勢で座り菓子を摘みながら過去あった上流階級の人々との秘密パーティーについて語り合う。
 だがその表情には奴隷の悲嘆ではなく、郷愁にも似たものが浮かんでいた。

48 :

「でもなあ・・・いったいいつ頃なんだろ・・・。優衣、愛梨、ご主人様かメイド長がいつ頃からわたしたちの調教をお始めになるのか、具体的なことって聞いてない?」
「さあ? メイド長は口が固いし、ご主人様とは初めの夜以来担当させていただけてないからわからないのよ」
「二人がかりでご主人様に迫っておいて、結局相手にしていただけなかったせいでしょ、担当を外されたのは。これだから処女は・・・」
 年上の牝奴隷メイド 菊乃に冷笑され、優衣と愛梨はムッとした顔になる。
 優衣たちはメイド長への覚えがめでたく、それだけに他のメイドから羨望交じりの嫉妬から来る悪意を浴びやすかった。
「よしなさい菊乃。聞いてるでしょ、ご主人様はその気になられたけど、疲れてたからって・・・」
 険悪な空気に割って入ったのはメイド長補佐の桜子だ。
 補佐とは言っても彼女はたまたま碧子から信頼されて彼女の補佐をすることが多いというだけで正式な職名ではなく、身分は他のメイドと同列である。
 だがメイド長と同年でその重責を代行することも多いだけに尊敬されており、彼女の言葉には誰もが耳を傾けた。
「・・・ごめんなさい。よりによってアリサが一番目って聞いたからつい、イライラしちゃって・・・」
「ちくしょう、アリサのやつ・・・!」
 おやつで和んでいた空気が小さな諍いでとげとげしくなり、次いで重く沈む。
 この屋敷でいちばん卑しいとされる家畜メイドであるアリサが、新しい主人の調教第一号の栄誉を担うということは電光のようにこの屋敷に広まり、他のメイドたちに悔しさと怒り、そして失望を抱かせたのだった。
「なにを言ってるの。慎司様はまだ調教に不慣れだから、まず練習としてアリサを相手にするってことだったでしょ。あの図体だから、どれだけ乱暴に扱っても滅多に壊れないし」
「わかってるけどさあ・・・」
 優衣たちと同じ10代である奈月が口を尖らせる。
「やっぱりあれでもパツキンの白人だし、ご主人様は大のおっぱい好きだからあの爆乳に惑わされたってのもあるんじゃないかなあ」
「・・・・・・」
 彼女の言葉に皆沈黙する。
 新体制がスタートしたものの、慎司のその嗜好によってメイドの扱いに格差が生じるのではないかという不安は誰もが持っており、奈月はそこを見事に衝いたからである。
 メイドたちは無意識に自分の胸を見下ろし、それぞれ感慨に耽った。
「でも、メイド長が最初のお相手じゃなかったのはいい気味だよね」
「うんうん、優衣と愛梨は『抱き枕』替わりに薦めただけだったし、アレ絶対自分が最初のプレイ相手になるつもりだったよ」
「うちらの中では一番の巨乳でも、スウェーデンのポルノ爆乳家畜に惨敗したんじゃ面目丸つぶれだよね」
「もう、みんなったら・・・」
 菊乃、優衣、愛梨、奈月、かほり、弥生、美琴といった年下のメイドたちの、メイド長への反感に満ちた陰口に桜子は困った顔になる。
 先代当主が病気になった頃から碧子は事実上の独裁制をとっており、それが他のメイドたちを困惑させていた。
 さらに先日、愛梨が申し出た便器役を強権で交代したうえ酷い罰を与えた件が、メイド長への怒りを燃え上がらせていたのである。
「ね、それ以上はダメよ。そうじゃないとわたし、役目上碧子に言わなくてはならなくなるわ」
「大丈夫、みんな桜子さんを信頼してますから」
「とにかく、メイド長のことはここまで。それより、休憩時間はそろそろおしまいよ。掃除班は3階、食事班はキッチンに急いで。シェフがもうすぐ到着するわ」
「はい!」
 休憩でだらけていた空気が瞬時に引き締まり、メイドたちはキビキビと動き出す。
 やがて休憩室は桜子ともう一人だけが残った。
「メイド長補佐も大変だな、桜子」
「オリガ。あなたも年長組なんだから若い娘たちの不満をなだめてあげてよ」
「そういうの苦手なんだ。だから黙ってた」
 日露混血で20代のメイド、オリガは楽しげに笑って紅茶を飲む。
「それに、ご主人様ばかりかあたしたちまで禁足くらってるからな。イライラが募るのも無理ないよ」
「絢奈・・・碧子はどういうつもりなのかしらね。前はあんなではなかったのに・・・」
 前当主にその有能さから愛され、引き立てられた彼女はメイド長となり、碧子≠フ名を先代メイド長から引き継いだ。
 いつも主人のそばに目立たぬよう控え、文字通り影となって屋敷の業務を統括する。
 調教を主人に代わり行うこともあったが労りも忘れず、誰にも慕われるメイドの代表と呼ぶに相応しい女性だったのだ。
 それがおかしくなったのは、久留麻家前当主が病気に倒れてからだった。

49 :

「必なんだよ、以前の素晴らしいマゾ奴隷生活を取り戻そうとして」
「それはわたしだって同じよ。ご主人様のキツい縄に縛り上げられて、身動きできない無様な姿を晒すあの快感。思い出すだけで濡れるわ。でも・・・今は我慢しなければ」
「ああ。あたしたちみんな平気なフリはしてるけど、ひと皮剥けばとんでもないエロマゾメスブタばかりさ。ご主人様のチ×ポの臭いがしただけでマン汁垂らし、酷い目に遭いたくてケツを振っちまう。
 そんな心と身体の切ない疼きを必に抑えて頑張ってるんだ。碧子もそのことに気を遣うべきなのに、命令、命令、そればっかりだ、今は」
「オリガ・・・」
 屋敷の内圧が高まっているのを桜子は感じ取り、不安を感じる。
 慎司を閉じこめ続け、立派なご主人様に逆調教することには異議ないのだが、その過程、またはその結果を主に誰が享受するかでメイド長に対する不信が大きくなっているのだ。
 それでも屋敷の主人に次ぐ権威をもつ碧子の命令は、調教によって服従を骨の髄まで叩きこまれた身には逆らいがたかった。
 だが、すでに家畜メイドに先を越されたことで牝奴隷メイドたちのプライドは傷つけられ、それを許したメイド長への怒りが屋敷内に渦巻いている。
 そしてそれが陰にこもらざるを得ないだけに、こんなことが続けばいつか限界を超えて大きく爆発してしまうのではないかという怖れがあるのだった。
「シェフの紗綯さんに相談してみようかしら」
「シェフ? なんで? 部外者にこの屋敷のことを話すのは拙いだろ」
「あなたは知らなかったっけ。紗綯さんは先々代のメイド長よ。莫大な退職金を貰って宿下がりなさったのだけれど、修業を積んでここに通いの料理人として戻ってきた方なの」
「へえ」
「今は結婚して普通の生活をされているからできれば巻き込みたくなかったけれど、やむを得ないわ。お知恵を借りましょう」
 そう決心して愁眉を開いた桜子は休憩室のドアを開け、厨房へと急ぐ。
 その姿を見送りながらオリガはまたひとくち、冷えた紅茶を飲んだ。
「無理すんなよ桜子・・・不良メイドのあたしは引き続きサボらせてもらうけどね」
 そろそろ別の場所を掃除していた班が遅いおやつにやってくる頃合いである。
 彼女たちのために新たに湯を沸かし、茶菓子も用意し直したオリガは椅子にふんぞり返り、疲れ顔の来訪者と楽しくおしゃべりする体勢を整えたのだった。

 1ポイントのダメージ!
 作者はんでしまった
 おお作者よ、んでしまうとは情けない
 復活の呪文を唱えて下さい
 ヒント:お○○い

50 :
そのヒントで導き出される答えはひとつ
「おっぱい」!

51 :
てっきり おにへい かと思ったんだがなぁ

52 :
まだいける!

53 :

 大学の授業が終わり、大学近くの自宅アパートに帰宅してのんびりとしていると、突然、来訪者を告げるドアのチャイムが鳴った。
 誰だろう――と、訝しみながら、ドアを開く。するとそこに立っていたのは、見知らぬ一人の少女だった。
 可愛らしい。年齢は、十代の後半といったところだろうか。小柄な体躯に、黒い髪をストレートに伸ばしている。
 彼女はどこか挙動不審で、俺と目を合わせず、視線を下に落としていた。彼女はなかなか要件を告げようとはしない。
「……え、ええっと?」
「――あ、あのぅ……その……わ、私に、おちんちんを挿れてください!」
 誰が聞いているかもわからないアパートの廊下で、卑猥な言葉を口走った彼女に、俺は開いた口が塞がらなかった――。
   ◆
「まぁ、とにかく、上がってよ」
「はい」
 なんだろう、この娘――。いや、確かに、おちんちんを挿れてくださいって言ったよな。
 でも、俺は昨日からオナニーをしていないし、あまりに溜まっているから聞き間違えたのかもしれない。
 どうやら俺は他人よりも性欲が強いらしく、一日に五回はオナニーをすることにしている。
 あまり綺麗とは言えない部屋の中に彼女を招くと、彼女はちょこんと、ベッドの端に座った。
「えっと、何か飲む――?」
「いえ、お構いなく」
「……」
「……すみません、突然、変なことを言ったりして、驚きましたよね?」
「そりゃ、まぁ……」
「私、隆史様の性奴隷の、伊織といいます」
 性奴隷って……。あれ、それにしても、隆史……?
「ええっ!? 隆史の?」
「はい」
 隆史は、俺の高校時代の友人で、今も同じ大学に在籍している。最近はあまり会っていないが、ときどき一緒に飲んだりする。
「それで、どうしてここに?」
「隆史様は、正伸様がいつまでも童貞でいらっしゃることを危惧しています。……それで、あの、私に、正伸様の性欲処理をするようにと。だから、好きに使って下さいませ」
「と、突然そんなこと言われてもな……」
 しかし、こんな可愛い女の子に、そんなことを言われたら――。下半身が熱くなってくる。
「私のこと、オナホールだと思って、使って下さって大丈夫ですよ? 隆史様に、お口も、オマンコも、お尻の穴も、全部開発されておりますので」
「と、と、ととととと、とにかく落ち着こうぜ」
「落ち着いています。正伸様こそ、落ち着いてください」
 しかし、これは千載一遇のチャンスではないか。
 一生童貞かもしれないと思っていた。しかし、こんな若くて可愛い子が、俺のことを誘ってるんだぞ!?
「あ、あのぅ……その、おちんちん、挿れていただかないと、私、帰れません」
 ベッドの上に座った伊織が、じっと俺の方を、上目遣いで伺ってくる。その瞳はどこか浮かされたように熱っぽくて、それにますます興奮して、股間のものが膨らんでいく。
「うっ……」
「あは、正伸様。大きくなってますね。下半身は、正直です……」
 ベッドの側で立ち尽くしていた俺の側に、ベッドから下りて膝立ちになった伊織が近づいてくる。抵抗することができない。
 俺は石像のように固まったまま、伊織の熱くて柔らかい手が、ズボン越しに股間に触れて、そのくすぐったさに身じろぎをした。
「すごい……ズボンの上からでも、固くなってます……。はぁ……っ……わ、私も、体が熱くなってきました……」
 伊織の真っ白な手が、ゆっくりと俺のズボンのチャックを開く。
 うっ……伊織の手の平が、チャックの隙間からパンツの中に入ってきて、まだ誰にも触れられたことのない、無垢なチンコを握る。そして、そのまま外に持ち出される。
 もう、俺のものはビンビンに勃起して、激しく自己主張していた。
「正伸様……伊織に、ご奉仕させてください」

54 :
「え……あ、頼む……んっ!」
 その言葉が合図で、俺のものが、伊織の口腔に包まれた。ねっとりとした、口の中。こんなに、熱いのか。
「んぅ……あ……すごい、正伸様のもの、先っぽから溢れてくる……」
 伊織がその桃色の舌で、だらしなく俺の怒張を舐めしゃぶる。その度に、体の中に快感が走る。
「き、気持ちいいですか……?」
「あ、ああ。すごく、気持ちいいよ」
「それなら、嬉しいです……んっ」
 伊織が、亀頭をぱくりと咥えて、深くまで飲み込んでいく。
 今度は口から抜くと、俺のチンコと、伊織の口の間に唾液が糸を引いた。気がつけば、俺は右手を伊織の後頭部に当てていた。
「いいか?」
 それだけ告げると、伊織は全てを理解したらしく、頷いた。
「はい。私のことは気にせず、気持ちいいように、使って下さい」
「わかった」
「んっ、んんんんん――!」
 伊織の頭を強く押さえて、誘うように震える唇を割る。そしてそのまま、喉奥まで完全に俺のものを飲み込ませる。
 ぬるぬるとした伊織の舌が、俺のものに絡みついてきた。
「はぁ……はぁ……伊織……っ!」
 口の中を俺のものでいっぱいにしながら、苦悶の表情を浮かべ、それでも奉仕する献身的な伊織の姿に、ますます俺の興奮は高まっていく。
 伊織の頭を押さえて、ただ乱暴に、腰を振っていく。
「んっ……! んぐっ……ふぅ……んむっ」
 目尻に涙を浮かべながら、それでも、見上げる視線を逸らすことはなかった。
 やばい……気持ちいい。もう限界が近い。
「ごめんっ! もう、出そうだ……っ!」
「んっ――?」
 咥えたままの彼女は、答えることもできない。
 ただ、放出を促すかのように、舌を絡めてくる。その行為に、我慢が限界を迎えた。
「あっ、伊織っ……!」
 ――ドクンと。
 重くて、ねっとりとした塊が、放出される感覚。
「ん、んんんっ!?」
 下半身に快感が突き抜けて、俺のイチモツは、口の中で何度も跳ね、伊織の口の中を蹂躙していく。
 女の子の口の中を汚しているという背徳感がたまらなく気持ちいい。伊織は瞳を閉じて、じっとその放出に耐えていた。
 やっと射精が終わり、口の中からチンコを抜いた。伊織の口と、俺との間に白い糸が引く。伊織は瞳を開いて、俺の方を見上げると――。
「ん……ごくっ……」
 伊織の喉が鳴って、少しずつ、出されたものを飲み込んでいくのがわかる。俺は、伊織のその姿の目を奪われてしまっていた。
「はぁ……はぉ……正伸様のもの、すごかったです……。口の中で、たくさん跳ねて」
「うぅ……」
「正伸様の精液……とってもおいしかったです。ありがとうございます」
「俺も気持ちよかったよ。ありがとう」
 俺は、そのまま伊織の髪の毛を撫でる。すると、彼女は嬉しそうに笑った。


ごめんなさい。眠くなりました。

55 :
gj!
起きてたら是非続きを…

56 :
ほしゅ

57 :


58 :


59 :
保守

60 :
保守

61 :
うちのルイズは調教済みだよ
元はどこかの名門貴族だったらしいけど
なかなか落ちなかったから一週間ほど一人で真っ暗闇で飲まず喰わず放置したら
暗闇と孤独に怯える従順なペットになった
よっぽど喉が乾いてたのか美味しそうに小便飲んでた
その後、人が変わったかのように雌奴隷であることを受け入れたよ

62 :
調教済み

63 :
完全なる飼育

64 :
調教済みいいよね

65 :
hosyu

66 :
保守上げ

67 :
ほす

68 :
他人の手で既に調教されてるっていうのは個人的にモニョる・・・
自虐行為が行き過ぎたとかそういう設定がベストかな

69 :
でっていう

70 :
>>68
自縛はロマン。
某タソカレ氏や某玲氏は最高の作者や

71 :
調教済みだけど性格はエロくない女は駄目?
日常生活ではしとやかだけど夜のプレイは何でもこなせる
ってのもいいと思うんだ

72 :2013/06/27
>>71
真夜中は淫乱とか……めっちゃそそるじゃないですか
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