2013年10レズ・百合萌え380: 【Candy】もっといちゃいちゃしようよ!2 【boy】 (579)
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【Candy】もっといちゃいちゃしようよ!2 【boy】
1 :2009/02/07 〜 最終レス :2013/08/28 ニコニコアニメチャンネルで絶賛配信中のガチ百合アニメ「Candy☆boy」 Candy boy 公式サイト【 ttp://candyboy.jp/ 】 創作SS,イラスト、投稿された作品の感想,語り合い大歓迎 むしろエロカモン 基本的にsage進行です。 関連情報どんどん下さい。 奏ちゃんと雪乃ちゃんで百合萌えしよう!! 雫ちゃんと咲夜ちゃんでもOK!! 前スレ 【Candy】もっといちゃいちゃしようよ!【boy】 http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1212942097/ 保管庫 http://yukinokanade.hp.infoseek.co.jp/ 姉妹スレ 【百合姉妹】Candy boy vol.13【AIC】 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1230485491/
2 : ------------------------------------ 【櫻井 奏】(さくらい かなで) 声 生天目 仁美 [生年月日] 6月21日,[血液型] AB型 [スリーサイズ] 83−60−89 [身長] 162cm,[体重] 57kg (サイボーグ説あり) [好きな食べ物] 甘いもの全般(特にミ○ス○ップのバニラソフトとまるまるバナナ,雪乃の作るカレースパゲッティ) [趣味] 画を描く事 おまけのボトルキャップ集め [苦手な事] 雪乃に付き合わされる怖いTVゲーム(見てるだけ), 雪乃に付き合わされる怖い映画(寝てるだけ),雪乃に付き合わされるダイエット(でも痩せない) 高校2年、美術部。雪乃の双子の妹。地方から進学にあたり上京、現在学生寮住まい。 美大に進学したいが雪乃と離れるのはイヤなので葛藤中。4つ下の妹が微妙に苦手。 ------------------------------------- 【櫻井 雪乃】(さくらい ゆきの) 声 柚木 涼香 [生年月日] 6月21日,[血液型] AB型 [スリーサイズ] 85−58−91 [身長] 163cm,[体重] 55kg [好きな食べ物] 北海道産地お取り寄せお豆腐 [趣味] ブログ 奏の写真を撮ること [苦手な事] 奏のデッサンモデル3時間 高校2年、水泳部。奏の双子の姉。やや電波入ってる人。でも成績はよい。 1日一回は奏に怒られてほっぺをひっぱられてるのでほっぺがすごいやっこい。よく伸びます。 ----------------------------------------
3 : ----------------------------------------------- 【櫻井 雫】(さくらい しずく) 声 小林ゆう [生年月日] 9月28日,[血液型] AB型 [スリーサイズ] 71−?−? [身長] 143cm,[体重] 43kg [好きな食べ物] 辛い物 奏の作るカレーときんぴらごぼう 雪乃の入れる紅茶 [趣味] 姉で遊ぶ事 [苦手な事] スキー休み中の学校強制参加のクロスカントリーの練習 奏と雪乃のいない生活 奏と雪乃の妹。中学一年。重度の姉ちゃんっ子。 小学校と中学校が隣なので必ず姉と登下校していたが 姉二人の上京後、やや不登校ぎみ。基本的に奏と雪乃の仲は賛成派。寒いのが苦手。 ----------------------------------------------- 【神山 咲夜】(かみやま さくや) 声 加藤英美里 [生年月日] 8月17日,[血液型] A型 [スリーサイズ] 91−56−85 [身長] 147cm,[体重] ?kg [好きな食べ物] ちまき 牛乳プリンコーヒー味 [趣味] ヤフオク カヌー 奏の観察 [苦手な事] 走る事(胸が痛い) 雪乃の部活の後輩、高校1年。超お金持ち。 中身は結構黒い娘。お嬢なので少し世間ズレしてる。 実家通学だが無理矢理入寮計画画策中。 -----------------------------------------------
4 : >>1 乙。 つ ちまき
5 : 容量オーバーなのね。 >>1 乙
6 : スレ立て乙
7 : >>1 スレ立て乙 >>797 書きたければドゾー。 その後のネタがまだ2,3あるので、出来ればそれも使えるやつは使ってもらえると よりwktk出来るんだけどね。もちろん無理にとは言わない。
8 : 1乙 そして前スレ795乙 いい感じのしーさくに感激した☆GJ! 次回作にも期待!
9 : >>7 ありがとう、残りのネタもwktkしながら待ってるよ〜。
10 : >>8 感想ありがとうw >>前スレ721 ここでネタバレしちゃったら面白くもなんとも無いかも。捨てメアドでも取ってもらってメールで送ろうかと 思ってたけど、携帯だと面倒か…。gooメールなら携帯でも無料で取れるっぽいけど。 まあ面倒だったら設定だけ使って、後は自由にしてもらって全然OKです。
11 : >>10 何か色々考えてくれてサンクス! 何だかめんどくさそうだから、自分も文章纏めれたら投下するよ。 PCがほしい…。 PCと写真屋があれば(二つとも実家だよ…)塗り塗りするベタも一瞬なのに。 文章纏めるのって難しいですね。 ところで咲ちゃんってさ、見た目はあんな危なげな変態WWだけど実際は本気で好きになった人には大切すぎて手が出せないヘタレだったりして。
12 : もうおまいらコテつけちゃえよww ま,それはおいておいて、スレに活気がでるのは良いことだ☆ でも咲ちゃんは見られると燃える質らしいと クネクネしながら宣言してたな。
13 : フタリノキョリがフタナリノキョリにみえてしまうんです! だれかたすけて><!
14 : >>13 それは基本です
15 : >>13 大丈夫 普通だ。
16 : >>10 早速設定を使わせて貰います。 と、いってもかなりオリジナル設定が入っていますが、今回は、あえてパラレルは外してみました。 気が向いたら続き書くかも。 昼休み、今日も紙パックを片手に携帯と睨めっこしている。 昼休みともなれば、大好きな奏先輩のシャッターチャンスを見逃さないために二年の教室を張り込んでいるのだが、今日は、というか最近は奏の妹の雫とのメールに夢中になっている。 何度も何度も挑戦しても勝てない。 返って来たメールに、 『かな姉ちゃんよりは張り合いはあるね』 と、あった。 どんだけ弱いんですか奏先輩…と考えてた時に咲夜は顔を上げた。 どうやら誰かに呼ばれたようだ。 「あ、いたいた神山さん」咲夜を呼んだのは今年音大を卒業したばかりの音楽の先生だった。 賑やかな昼休みの空気にはあまりにも不似合いな情けなさそうに眉をよせて救いを求めるみたいに人混みを掻き分けてやって来たのだった。 「先生、どうかなさったんですか?」 あんまり気の毒そうで、咲夜は先生に同情した。 「実はね……」 「実は、君、以前に調律ができるとか言ってなかったっけ?」 「ピアノのですか?かっきり442Hzなんてのは無理ですけど、ザッとでしたら、なんとか」 「放課後、頼める、かな?」 先生は咲夜が水泳部に入っているのは知っているのだろう。 きっと部活を終えてからだと帰りが遅くなることを心配しているに違いない。 「いいですよ。今日は車ですし」 咲夜が引き受けると先生はホッと肩を降ろしている。 「それじゃ、これ、音楽室と準備室とグランドピアノの鍵。工具は準備室の棚の奥にあるから」 「はい、わかりました」 「よろしく頼むね。予約していた業者が急に来れなくなったんで、代理も立たずに弱ってたんだ。助かったよ」 と、先生は鍵を咲夜に渡して人混みに消えていった。 (先生なのに調律なんて自分でできないのかな?) と、疑問が咲夜の脳裏をよぎる。 確かに、咲夜がそう思うのも無理はない。 この音楽の先生は今年の四月、新任早々、卒業したての母校を自慢するふりをして我が身の自慢をしすぎたのだ。 そのくせ行動が言葉にみあわっていないとなれば、自然と、こういう疑問も浮かぶはずだ。 誰だって快くは思うまい。(まあ、音大を出れば全員調律ができるようになるわけじゃないけど) 予鈴に気付いた咲夜は飲みかけのいちごミルクを飲み干す。 そして先生に呼びかけられ途中になっていたメールにこう付け加えた。 『ピアノの調律なんて久しぶり』
17 : 放課後、部活を終えた咲夜は音楽室の窓を開け放って空気を入れ換える。 しかし、今は真冬。 吹き込んでくる冷たい風に体を震わせ、すぐに窓を閉めた。 音楽室には机がない。 折りたたみの椅子を組み立てると手摺りの延長に楽譜が置けるスペースの板がついていて、授業ではそれを机にするのである。 放課後の今それらの椅子はたたまれていて壁に整然と立て並べかけられていた。 音楽室の前方に少々時代の重みを感じさせるグランドピアノがパックリと蓋を開けて(というより、外されて)咲夜を待ってくれていた。 (何年ぶりだろう調律するの……) 咲夜が昔ついていた先生はバイオリン専門だ。 その道ではかなりの権威で門下生から何人もプロの演奏家を輩出している方なのである。 教え方もユニークで多面的というか総合的というかバイオリン上達のために、ピアノもやらせる、咲夜などは調律まで叩き込まれてしまった。 『音に対して、もっとデリケートになりなさい』 先生の口癖。 おかげで意外な所で役に立ってしまった。 しかし、珍しい先生である。 最も咲夜は昔から落ち着きのない子供だったから数年で辞めてしまったのだが。 まあ親がやれ、と言ったからというのもあるが……。 だからそれ以来、咲夜は楽器をさわっていないのである。 使わなくなったバイオリンもしまい込んだまま。 咲夜は音叉(おんさ)を取り出して、指で弾いて耳に当てた。 ポーン。---ポーン。--- ポーン。 静かな冬の夕方。 ピアノの単音を響かせながら、こんな風にじっくり「音」を聴いたのも久しぶりだ。 最後の仕上げにかかり、和音を鳴らしていると、ふと、あることを思い出した。 『しーちゃんもね、二年前までバイオリンをやっていたんだよ』 いつか雪乃のブログに書かれていた。 あの雫が楽器をやっていたことに驚いたのだが、奏が美術、雪乃が水泳、と何かと長けている所がある、あの姉妹なら、その妹にだって何か特技があるはずだと思い直した。 実際、今はその妹が出題してくるパズルに四苦八苦しているのだが。 辞めてしまったバイオリン。 二年前? 姉二人が上京したから? 和音を鳴らして倍音を確認して、簡単な曲を弾いてから、咲夜は片付けを始めた。 色んな気持ちが咲夜の中をぐるぐる回る。 雫のバイオリンは辞めてしまったと同時に売り払ったと雪乃から聞いた。 そういえば私のバイオリン、仕舞いっぱなしだったな---。 弾かなくなってお蔵入りになったバイオリン。 父親がライバル門下生に対抗してオークションで買ったやつだ。 このまま眠らせておくのはもったいない。 雫の演奏を聞いてみたい。弾いてくれるかな? いつか、使わなくなった、このバイオリンを雫に渡せたらいいな、と思いながら咲夜はピアノの鍵を閉めた。 END
18 : タイトル忘れてた。 以上です。色々設定いじくってすいません。 こんなうp主はピアノを三、四年で辞めてしまった中途半端な音感の持ち主です。 やべぇ、この二人の妄想が止まらねぇ。 では。
19 : 意外にしーさくが面白いんだなww 双子は素でエロい上にエロパロしか思い付かないけど しーさくだとあんなに変態さんなのに咲ちゃんが 純情ピュアなお嬢様に思えるww 何はともあれ続きwktk
20 : いきなりピアノってw って思ったけどイイネイイネ。 咲ちゃんも雫には、変態ぶりを発揮してお近づきになるとかはありえないから(絶対嫌われるだろう) 案外まっとうな道を歩むのかも知れん(まあでも咲ちゃんだから…w) てことでGJ!
21 : >>19 、>>20 感想ありがとう。 ピアノと咲ちゃんが書きたかっただけなのです。 お嬢だから色々やってそう。 妄想が止まらなくて纏められねぇWWW この話の続きを今書いてるけど、バイオリンを渡してからのシチュは思い付いたけど、東京と北海道の距離があって、しかも二人きりで郵送じゃなくて手渡しにしたいんだけど、シチュが浮かばねえ。 何かいいアイデアある? (ここから先に進まなくて……) ピアノからバイオリンに、何か変な方向に進んでるけどオケかな?
22 : >>20 咲ちゃんが、しーちゃんが寂しくないように、おはようからおやすみまでメールするんですね。 それで事後、寝言で「奏せんぱ〜〜い」って言っちゃって、しーちゃんに殴られるんですね(初対面でいきなり雪玉を投げ付けるあたりWW) ここまで妄想した。 俺ヤバイ?
23 : 俺の身長体重は170cm54kg。 やはりちょいデブだとおもう。
24 : 全体的にイミフな上に文章繋がってないかもしれなくて書きたい部分を書き散らしているだけかもしれないが上記の続きを投下していいか? しーさくで。 残念ながらエロを書く能力は、おいらにはない。スマン。 ところで今初挑戦なブラックジョークを考えてるんだが、Candy boyでやっていいのだろうか?
25 : SSはいつでもカモン!だが、色々ここで聞くより↓のスレROMった方が勉強になるよ 書き手⇔読み手 ちょっと聞きたいことがある4 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1230917822/l50 余裕があれば書き手スレ、読み手スレも読んでみることをオヌヌメ
26 : ありがとう。 早速ROMってみるよ。
27 : >>7 亀だが乙! 次回作にも期待!
28 : 前スレ埋まる前に誰か保管庫ヨロ! 自分出来なくてスマン。
29 : 一応ログ取りました。 埋め協力ありがととうございました。 近いうちに更新したいと思います。
30 : ありがとう。
31 : 前スレ終わったみたい 一本投下しようと思ったら弾かれました 他の人が投下するまでのネタにもならないけど書いちゃったので投下させて
32 : 『日常風景』 「ねー、雪ちゃん」 お風呂上がりのドライヤー待ちの時間。 椅子に座って丸々バナナを頬張っていたら、後ろから奏ちゃんが話しかけてきた。 「なぁに?奏ちゃん終わったぁ?」 振り向きながらおかわり用に持ってきたもう一本を背中に回す。 「ん、今ナニ隠した?」 「ふぇ?ななな、何でもないよ!」 「そうやって誤魔化すところがぁゃιぃっ!」 「な、何でもないってばぁ〜」 両手を背中に回した私と、私の両脇から手を背中に回してくる奏ちゃん。 ぼふ、と音を立てて、奏ちゃんの顔が私の胸に突っ込んできた。 「やん」 「わゎゎ、ゴメン!」 慌てて離れようとするけど、今奏ちゃんのバランスを支えているのは私の胸で。 背中に回した手を上手く引き抜けないまま、結局もう一度、ぼふ、と顔を私の胸に埋めた。 何だか情けない顔をして、上目遣いで見上げてくる奏ちゃんが無性に可愛くて。 思わずそのままムギュゥゥウウー!と抱き締めてしまった。 「ゆ、ゆきひゃん?」 「ふふふ」 奏ちゃんの口の動きがこそばゆい。 乾いた髪がさらさらと揺れて、ほんのり甘い香りを漂わせる。 描くのに邪魔だからと言っていつもキッチリくくってしまうけれど、 奏ちゃんのさらさらの髪、私大好きなんだよ。 右手で髪をすきながら背中から腰に指を這わせると、奏ちゃんの身体がピクンと動いた。 何だか肌が熱くなってるように感じるのは、お風呂上がりだからかな? また胸で奏ちゃんの口が動く感触がする。 私の身体も奥から小さい熱が広がっていった。 「ぅぁあっ!ダメっ、ダメだよ!」 急に奏ちゃんが叫びながら顔を上げた。 不安定な体勢から机に右手をかけてプルプルと腕を震わせながら身体を離した。 「何がダメなのぉ〜?」 腕の中の温もりと、柔らかい肌と髪の感触と、 鼻腔をくすぐる香りを一度に失って、寂しくなった私は口を尖らせて聞いた。
33 : 「いや、だから…」 「だからぁ?」 奏ちゃんは目を逸らしながらポツリポツリ口を動かす。 「お風呂入ったばっかだし…」 「キレイでいいじゃない?」 「もうすぐ点呼だし…」 「私達の事なんてもう寮中にバレてるよ?」 「いや、そーいう問題じゃ…」 「ドアの札に取り込み中って書いたら誰も入って来れないし」 「いやいやいやっ!」 全力で首を振る奏ちゃん。 もぉ、本気でそんな事するはずないじゃない。 「奏ちゃんは何ともなかったの?」 私と抱き合っていても何も感じないの? 「何ともあったからマズイんじゃん!って…あ…ゃ…」 自分の言葉見る見る間に頬が赤くなっていく奏ちゃん。 可愛いな〜奏ちゃんは。 可愛くて、可愛くて、どうしようもなく欲しくて堪らない。 人は自分に似ている他人を好きになるらしい。 幼い頃に養子に出され、存在も知らないまま育った男女の双子が、 偶然出逢った瞬間、互いに運命を感じ結婚に至った話を聞いた事がある。 それは血縁が発覚して別れさせられたとか何とか、BAD ENDだったけれど。 私達は双子だから似ている。 でも私達は互いに姉妹で、大切な家族である事も知っている。 運命なんて感じる暇なくずっと一緒に過ごしてきて。 鏡に映したような私達は、気持ちまで同じように互いを欲している。 ずっと、一つになりたいと願っている。 別々の個体のまま一つに。 身体を重ねるだけが全てだとは思わないけれど。 私にはアナタが必要なのだと、細胞の一つ一つが叫んでいるのだから。 「───だから、おいでよ♪」 「“だから”の意味が分かんないか…ら」 名案でしょ?とばかりに両手を広げて奏ちゃんにアピールしたら、 奏ちゃんの視線が大きく逸れて私の左手に向かった。 「…………」 「あ、ははは…は」 私の左手には、さっき背中に隠した丸々バナナがまだしっかりと握られていた。 「雪、ちゃん?」 「はぁ…い」 「ソレ、あたしの丸々バナナだよねっ?!」 「え?えぇ〜?そーかなぁ〜?分かんな〜い」 「分かんないワケあるかっ!この、バカ姉っっ!!」 「いひゃい、いひゃいよっ!かなひゃ〜ん」 *
34 : 「そう言えば。ねぇ、奏ちゃん?さっき言いかけてたのってなぁに?」 「へ?」 「ほらぁ、私が最初に丸々バナナ食べてた時」 結局、残りの丸々バナナは二人で半分ずっこして食べた。 「あ。あーいや、別に大したことじゃないんだけどね」 「うん〜?」 「埋め立て始めてからの、前スレのしぶとさが咲ちゃんに似てるなぁ〜って思って」 奏ちゃんは、それだけ、と呟きながら人差し指でポリポリとおでこをかいた。 この間、奏ちゃんは咲ちゃんに私達が互いに好き合っている事を言葉で伝えたらしい。 当然咲ちゃんも知ってはいただろうけど、それを奏ちゃんから直接言われるって事は。 まぁ、有り体に言えばちゃんとフったって事なんだろうけど…。 咲ちゃんは『はい、知っています』と答えたらしい。 そして『それでも私は奏センパイが好きです!』と、笑顔で答えたらしい。 『諦めるとか奪うとかじゃなく、私の中で奏センパイより好きな人が現れるまで、好きでいてもいいですか?』と、言ったらしい。 想い続ける事を選べる咲ちゃんの強さが眩しくて、奏ちゃんは頷くしか出来なかったらしい。 「ちょっと、妬けちゃう、な」 「え?」 「結局、奏ちゃんは咲ちゃんの事を気にかけているんだもん」 「そ、そりゃあ気にはなるじゃん?年下だし、変わってるけど健気なトコあるし」 「“あるし”?」 奏ちゃんの優しさは優柔不断の“優”だよ。 「な…んか、さ。全然タイプ違うはずなのに、たまにしーちゃん見てるみたいに思えて…」 あ。 それは分からなくもない。 私も咲ちゃんが部活の後輩って以上に、ライバルってだけじゃなくて、もっと近い存在として気になっているから。 「放っておけない。…でも」 「“でも”?」 「あたしが好きになって欲しいのも、好きなのも、雪ちゃんだけ…だから」 はい。 答えるかわりに奏ちゃんの額に軽く唇を寄せた。 そのまま奏ちゃんを抱き寄せてから、更に後ろの机に手を伸ばして、ルーズリーフにサインペンで文字を書く。 床に膝立ちのままの奏ちゃんをベッドに座らせて、書いた紙をドアの外に貼り付けた。 「あの…雪ちゃん?」 「ん〜、なぁに〜?」 ドアの鍵をかけながら答える。 「今のって、」 「ん〜?」 ベッドまで4歩。2秒もかからない。 ───こういう事。 この台詞は、キスをする前に言ったのか、その後ベッドに押し倒した時に言ったのか。 奏ちゃんの可愛い声と表情に記憶が占領されて覚えていない。 部屋の外では、時々『取り込み中(はぁと)』の紙が貼られたホワイトボードが、風に(?)揺れてドアをノックしていた。 おわり。
35 : >>34 GJ! 取り込み中の中身が気になるぜ!
36 : いい!!いいです!!!GJ!!ですぅ。 ぜひドアを少しだけあけてほかの寮生とともに温かく見守ってあげたいです。 取り込み中の内容がなかーり木になる今日この頃
37 : まとめサイト更新 携帯PC両方対応のロだがあると便利だな。と思う今日この頃。 使いやすさは地道に改善していくさ。 今後ともよろしく。
38 : >>34 GJ!! 俺も咲ちゃんいい子だよなぁと思う >>37 管理人さん乙です
39 : >>37 管理人さん乙です。 あっ!前スレの作品が一つ抜けてます! 報告だけでスマンですorz。
40 : 度々管理人さんすいません。 前スレの一つ抜けた作品に1レス分、抜けてる部分がありました。 いつも乙です。
41 : 毎度ありがとうございます。 ご指摘の部分は直ってますでしょうか。 全然関係ないのですが, しーちゃん演じる中の人の事務所にあるボイスサンプルを聞いて 吹いてしまいました。 ぜひかなちゃん達の”おばあちゃん”が 登場する(わけないけど)時には出てほしいものです。
42 : 管理人さん乙です。 ニ役とは、おいしいですのう。
43 : 度々すいません、前スレのSSの>>762 から始まり、>>770 から762の続きが始まっているようです。 これで繋がるはずです。 報告だけで申し訳ない。 近いうちに何か投下できたらいいなと思ってます。
44 : 管理人さん。 またもリンクミス発見です。 前スレ最後のSSが2スレ目初のSSになっていて結果的に2スレ目のSSが二つあることになってます。 毎度乙です。 度々すいません。
45 : 直してみました。報告乙です!
46 : 管理人さん乙です! また報告で申し訳ないのですが、他は直ってましたがこのスレの>>43 に関する事がまだ直ってませんでしたよ。 いつも乙です。 忙しくて夜中にしか、中々書けないのですが妄想を携帯に、ぽちぽち打ちこんでます。 完成したら、また投下させていただきます。
47 : やっとわかった‥‥‥はず。 はぁ!!やっとイけてきた?! すみません藍ゆう熱に侵されてていろんな事が手につきません。 多分中の人萌えではないと思うのですが, かなちゃんと雪ちゃんの中の人もまぶしいです。 ついでに咲くちゃんww
48 : 管理人さん乙です。 直ってましたよ。 ところで関係ないのですが、咲ちゃんって相手が年下でも、「〜です、〜ます」って敬語ですね。 育ちがいいからでしょうか?
49 : あんまり年下としゃべったことがないからとか 仮にも大好きな先輩の妹だからとか
50 : 初挑戦なのだが前スレのパラレルワールドの設定で微エロを妄想してるのだが、しー咲の後になりそうで下手したら、かなちゃんが変身して獣かnになりそうだけどオケ?
51 : 意外なキテレツ斎な展開に化えっって興味が出た。
52 : >けどオケかな? >俺ヤバイ? >でやっていいのだろうか? >けどオケ? JBNDKNGER
53 : >>50 板・スレの趣旨から外れてなければ、一々住人に確認しなくてもいいんだよ つーかオケ?とかウザイんだボケ。書いたんならさっさと投下しろ お願いします
54 : 罵倒敬語だ。どうでもいいが、 John Zornスレッドを思い出したですよこの野郎
55 : エロなしで、しー咲書いたんだが、投下してもよろしいか? 今、需要あるか不安なんだが。
56 : ここはいっちょ、学習能力のあるところを見せてくれ。
57 : >>7 さん、いつも設定を使わせてくれてありがとうございます。 イメージ違ってたら更にごめんなさい。 お願いします投下させて下さい。 しー×さくで、エロなしですが続きです。このスレに音楽を真剣にやっていた、またはやっている人がいたらごめんなさい。 では、どうぞ。 ある土曜日の午前中、雫は玄関の前で立ち尽くしていた。 今は夏休みでもなく、冬休みでもない。 ただの週末である。 両親が出稼ぎで不在なのに突然の来客に驚き玄関の引き戸を開けると彼女はいた。 小さな体に似つかわしい高そうなファーの付いたバイオリンケースと共に。 「何であんたが、ここにいるの?」 目の前の少女は真冬だというのに汗だくで息を切らしている。 「きょ、今日は、奏先輩と雪乃先輩のデートを張り込む、予定だったんですよ、で、でも……」 先日、土曜日は奏と久しぶりにデートをするという情報を雪乃のブログからゲットした咲夜は金曜日、学校が終わってから次の日のために寮に張り込んでいたのだが、運悪く雪乃に見つかってしまった。 雪乃は普段はおっとりとしているが、何においても一枚上手な事を知っている咲夜は、見つかった途端、らしくないと思いながらも慌ててしまった。 そんな咲夜に、くすりと微笑み、こそっと耳打ちをする雪乃。 それを聞いた途端、咲夜の顔色は変わり、いつの間にか咲夜は雪乃の前からいなくなっていた。 「……あなたのメールにも、そんなそぶりはなかったし、でも雪乃先輩が言うんなら、本当かなって思って、心配になって、つい……」 咲夜と雫は、雪乃のブログで遠距離喧嘩の末、ゲームの勝負をしつつ、時々喧嘩もしながら、いつの間にかメル友となっていた。 その内容のほとんどは数字の羅列なのだが、たまに咲夜の方から今日あった出来事などの文章を添えて送っている。 そして返って来た雫からのメールには金曜日に雪乃が言った雫の様子とは違うと思った咲夜は、大好きな奏先輩の事よりも雫の事で頭がいっぱいになって、気付いたら飛行機に乗っていて、二度と行きたくないと思っていた、ど田舎の駅から全速力でここまできた。 バイオリンも郵送すればいいのだが、住所も知らないし、直接渡したかったし郵送だと心配だったから咲夜はここまで持って来たのである。 まだ息を切らしている咲夜を冷めた目で雫は、 「あのさあ、雪姉ちゃん、あんたに何言ったの?」 雪乃の発言とは違う、いつものような強気な雫の発言に、きょとんとし、雫を見上げる咲夜。 「な、何って、あなたがまた一人で泣いてるって雪乃先輩が……」 咲夜の発言に、はあ?と思いながらも少しムッとした雫。 「別に泣いてなんかないし、姉ちゃん達も週一で電話くれるし、あんたにこんなこと言われる筋合いはないんだけど」 分かったら早く帰って、とぴしゃりと言う雫と金曜日の雪乃の発言と噛み合わない事に気付いた咲夜は、わなわなという擬音が聞こえるかのように奮えだした。
58 : 自分が好きなのは奏先輩のはずなのに、今日の自分は雫を思って北海道まで来た。 これまでの自分の行動を思い出して急に恥ずかしくなった。 そこで始めて気がついた。 はめられた------!! 思い込んだら突っ走る、そんな咲夜の性格の先を読んだ雪乃は最近ホームでも雫とのメールに夢中になっている咲夜を見て雪乃は咲夜にこう告げたのだろう。 この前しーちゃんに電話したらね、声、かすれてて涙声だったよ。 また一人で泣いてるのかな---。 と。 やっぱり雪乃先輩の方が一枚上手なんだあ〜〜。 なんだか急に力が抜けてがっくりと肩を落とす咲夜。 「相変わらず後の事考えないで突っ走たんでしょ?少しはその無い頭を使って考えて行動したら?」 雫の言葉にムッとした咲夜は顔を上げた。 「あなたこそ、相変わらず口の減らない生意気なお子様ですね〜〜!心配した私が馬鹿みたいじゃないですか!」 「あんただってお子様じゃん」 雫は、そういっていつかのように雪玉を作り咲夜の顔面に投げ付けた。 雪玉が、べしゃりとぶつけられ、咲夜の顔面から崩れ落ちた。 崩れ落ちた雪玉から現れた咲夜の表情は眉を吊り上げ、怒りの四つ角を額に作っていた。 「そうやっていつも、やられてばかりじゃないんですよ!」 咲夜はバイオリンケースを地面に置き、雪玉を作る。 雫の顔面を狙って投げ付けるが、あっさりと避けられてしまう。 更にムキになった咲夜は両手で雫に投げ付ける。 それでも右手でガードされ、顔には当たらない。 「何故です!?何故当たらないんですか〜〜!?」 「だってあんたワンパターンなんだもん」 がむしゃらに投げる咲夜に雫は右手だけで投げる。 またも咲夜は避けられず顔面に当たる。 「そんな……、また、また負けてしまいました〜。雪合戦では勝てると思ったのに〜〜…」 がっくりと膝を付き落ち込む咲夜。 地面に置いてあるバイオリンケースを手にして、ゆっくりと立ち上がり雫に背を向けた。 「はあ、何だか力抜けちゃいました……。お騒がせしてすいませんでした…。奏先輩が待ってますから帰りますぅ〜〜」 またメールしますね、と言った咲夜は、とぼとぼと来た道を歩き出した。
59 : 突然の来客に驚いたものの、雫は内心嬉しかった。 『心配した私が馬鹿みたいじゃないですか!』 咲夜は自分に、こう言った。 実際、最近の自分は泣いてはいないものの、咲夜は、わざわざ東京から北海道まで来てくれた。 東京から北海道、長期休みでもない日に行くなんて無謀だ。 どれだけの距離があるのかも考えずに突っ走った咲夜に苦笑しながらも自分のために、ここまで来てくれたのが嬉しかった。 いつの間にか雫も咲夜とのメールが楽しくなって、ついこの間まで毎晩泣いていたのに、その泣く回数も減っていることに気付いた。 今、咲夜が帰ろうとしている。 素直に『待って』と言えればいいのだが、変なプライドが邪魔して、つい屁理屈のような言い回しになってしまう。 「……あのさあ、そろそろ決着つけない?」 咲夜が立ち止まり振り向いた。 「…?勝負ならメールでしてるじゃないですか。もう今日は帰りますよ……」 「……逃げるの?」 雫の物言いに、ムッとする咲夜。 「またあたしに負けるのが怖くて逃げちゃうんだ」 「……」 ここで雫の挑発に乗っては相手の思う壷だと思いながらも、その場を動くことができない。 一方、雫は後もう一押しすれば乗るだろうなあ、と思いつつ……。 「あたしが今着てる体操服、かな姉ちゃんのお古なんだけど、勝負に勝ったら……」 雫の言葉を言い終える前に、どびゅん!という音が聞こえそうなくらいのスピードで咲夜は雫に爛々とした瞳で近付き、 「やりましょう!!」 と、強引に櫻井家に押し込んだ。 そして外に放置されたバイオリンは、櫻井家にお邪魔し、咲夜が靴を脱いでから思い出され、それからまた靴を履き、バイオリンを取りに行ったのである。
60 : 目指すは奏先輩の体操服。 様々なゲームで雫に勝負を挑む。 携帯での数列当てゲームから始まり、トランプ、UNO、オセロ、最後には、ドンジャラまで一対一の勝負は繰り広げられた。 「こ、降参ですぅ〜……」 なんと一度も咲夜は雫に勝てなかったのである。 今度こそ勝って雫をぎゃふんと言わせてやろうかと思い勝負を挑んだものの、ちっとも勝てない。 勝負ともなれば、勝てなければ面白くないはずなのだが、珍しく雫が顔を明るくさせ、楽しそうにしているのを見ると咲夜は途中でやめようとは言えなかった。 正月に見た雫の表情は、どこか暗く、寂しそうな顔しか見たことがなかったから、自分は勝負に負けても、笑っている雫を見てると自然と咲夜も嬉しくなった。 とりあえず勝負も一息付き、落ち着いた所で咲夜はバイオリンケースを取りだした。 「そうだ。今日は、あなたに見せたいものがあったんです」 雫は目の前に出されて、きょとんとする。 「これは私のなんですけど。-----宅配じゃさすがに心配だったから、ここまで持ってきました」 「ふうん」 「私がお父さんに言われてバイオリンを習った時に買った楽器です。たった三年でお倉入り、その後四年間も誰も使ってあげられなかった気の毒な楽器なんです」 「どうしてやめたのよ?」「音楽だけは、どうも私の性に合わないんです。 私を担当した先生は、バイオリンの他にもピアノや聴音、調律なども教えてくれましたが、 私はどちらかというと、体を動かすのが好きだったので、楽器はどれも三年で辞めちゃいましたけど-------雫さん、ちょっと弾いてみてください」 咲夜はケースを開けて、中の楽器を雫によこした。 「………なんであたしが弾かなくちゃいけないの?」 「以前、雪乃先輩のブログを見て、あなたがバイオリンをやっていたということが書かれていましたから、いつかあなたの演奏を聞いてみたいな〜と思ったんです」 雪姉ちゃん、また余計な事をブログに書いて……。 かな姉ちゃんが怒るのも分かる気がする。 雫は俯いて、 「雪姉ちゃんから聞いたのなら、あたしがバイオリンを辞めたのは知ってるでしょ?」
61 : 「-----はい、……でも、あなたは、本当はバイオリンを弾きたいんでしょう?」 「そんなこと………」 「雪乃先輩、あなたのバイオリンの事を話す時、何だか寂しそうでしたから……」 雫は言葉に困ってしまう。 「バイオリンを嫌いでやめたわけじゃないんですよね?だってあなた、さっきの雪合戦で左手を庇ってたじゃないですか」 雫はギクリと咲夜を見た。 とんでもないことを覚えてる。 案外咲夜は鋭いのかもしれない。 「お願いします、少しだけでいいですから弾いてみてください」 そこまで言われたら弾く、弾かないも言えなくなった雫は、少し膨れっ面で楽器を手にした。 その瞬間、雫の周りをサァーッと風が包んだ。 乾いた、異国の風。 ----それは多分、気のせいなのだろうけれど、乾いた楽器の木の肌が日本の湿気とは趣を異にしていた。 「これ、国産の楽器じゃないでしょ?」 「いいから弾いてみてください」 「…………」 雫は楽器と弓を受け取り弓を張ると弦の音程を合わせた。 試しにクライスラーの小曲を弾いてみる。 澄んだ、よく通る音。 豊かな響き、豊かな表現力。 咲夜は満足そうに頷いて、 「気に入ったのならプレゼントしますよ」 「駄目だよ!」 雫は即座に断った。 こんな自分でさえが、ほんの少し触っただけでも、この楽器が並のバイオリンでないことくらい、わかる。 「これ名のある楽器でしょ?そんなに高いもの、あたしの腕と釣り合わないよ……」 珍しく弱気な雫の発言に咲夜は、くすりと笑って、 「あなたにはバイオリンの才能がありますよ」 「ちゃんと聞いてもないのに、よく言うよ」 雫はムッとすると咲夜は笑って、 「……雪乃先輩が水泳、奏先輩が美術。あの先輩方の妹さんなら、もしかしたら何か才能があると私は思ったんです」 バイオリンを持ったまま雫は、 「あんたお世辞うますぎ」 「私はお世辞は言いませんよ。本当に素敵だと思いましたから。さっき弾いたあなたの演奏は、私がバイオリンをやっていた頃よりも、誰よりも、とても素敵でしたよ」 雫は思わず嬉しくなってしまう。 「………ぁりがとう」 と、顔を真っ赤にして消え入りそうな声で言った。 「では、改めてリクエストしますね。サン・サーンスの組曲・動物の謝肉祭から騾馬(らば)をお願いします」 咲夜はニヤリと笑った。
62 : リクエストの曲名を聞いた雫は少し、ぎょっとした後、咲夜を睨み付けた。 有名な白鳥をリクエストせずに、あえてピアノ用の、しかも全てが16分音符で休符なし、ロバが駆け巡る様をえがくように、始めから一気に駆け登り、終わりは一気に駆け降りる、30秒弱という短い演奏時間だが、かなり力がいる曲だ。 雫の睨みなど、お構いなしに咲夜は雫を見上げ、ニヤニヤしている。 雪合戦の後の挑発のお返しと言わんばかりにあえて雫に難題を出す。 咲夜は先ほど聞いた演奏で、あれだけ弾けるのなら、このくらい序の口だろうと思って騾馬を選んだ。 象や亀、白鳥ではなく、騾馬を選ぶあたり、かなり意地悪なリクエストだと思い、雫はムッとした。 自分には二年のブランクがある。 しかし、ここで『弾けない』と言うのは、なんだか自分じゃないみたいだ。 咲夜は自分の性格を知っているのだろう。 こんなことで弱音を吐くはずはないだろうと。 ------だったら、 『やってやろうじゃん』 「弦が切れても知らないから……」 「どうぞ」 咲夜は相変わらずニヤニヤしたまま。 雫は改めて調弦する。 そして両足を開いて少し重心を落とすと、大きく息を吸って、弓を弦に滑らせ、本気で弾き出した。 パチパチパチ……。 客間に聴衆の拍手が響く。さっきの含み笑いはどこにいったのか、目は虚ろで焦点が合っておらず、ぽかーんとしたまま咲夜は手を叩く。 雫は深々と頭を下げて少し照れ笑い。 「たくさんまちがえちゃった。やっぱり二年も弾いてないと、思うように指が動いてくれないよ」 「そうですか?気付かなかったですよ。驚きました。まさかここまで弾けるなんて……。とっても素敵でしたよ」 雫は思わず嬉しくなってしまう。 自分の演奏を誰かに聞いてもらうのも二年ぶりで、こうして喜んでくれているのも久しぶりだ。 それを素直に口に出せれればいいのだが、つい……。 「……あんたお世辞がうまい」 「私はお世辞は言いませんよ。雫さんにはバイオリンが似合いますよ。だからそれ、貰って下さい」 「そうはいかないよ!駄目だよ!」 「私が持っているんじゃ、未来永劫そのバイオリンは弾いてもらえないんですよ。楽器がかわいそうだとは思わないんですか」 「そりゃ、そうだけど」 「これがホントの宝の持ち腐れですよ。弾かれないまま、だんだん壊れていくんですよ」
63 : 「あんた、あたしを脅迫してるでしょ」 「貰うのが嫌なら私が返して欲しくなるまで預かっててくれませんか?」 雫は手の中のバイオリンと咲夜を見比べた。 「どうですか、それでもNOですか?」 「……それなら、いいよ」 「やったっ!」 咲夜は指を鳴らして、雫の方へやってくる。 「頼みましたよ」 「わかったよ、大切にするね」 雫は、そうっとバイオリンを抱きしめた。 もう一度バイオリンを習ってみようかと、雫はひそかに思っていた。 「あ、それで、ですね」 急に咲夜が言い淀む。 「何?」 「その楽器の名前」 「----え?」 咲夜は雫の耳に口を寄せて言った。 雫はその名を聞いて顔面蒼白。 声も出ない。震える手でバイオリンを咲夜の方へと差し出す。 「か、返す……」 「返さないで下さい。私のお父さん、親バカで見えっ張りで、しょうがないんですよ。この楽器をオークションで手に入れた時も、ライバル門下生のアマティに単に対抗しようとしただけなんですよ。----娘の私にはいい迷惑ですよね、全く」 「で、でも、あたし……壊れた事を想像すると……弁償できない」 この家を売ってもきっと足りない。 この事をかな姉ちゃんが聞いたら卒倒するだろうなあとか、雪姉ちゃんは、きっと『これだけあったら、まるまるバナナいくつ買えるかな〜?』なんてのんきなことを言うだろうな、と雫は思った。 億単位のバイオリン。 「私が持ってたら今日にでも壊れますよ」 「またそうやって脅かす」 「同じストラディバリウスでも、それは安い方ですから」 「安いったって!あたし、嫌だよ」 「じゃあいいですよ。貸して下さい。どうせいつかは壊れるんですから、今ここで私が壊しますよ。私は昔から落ち着きがありませんから〜♪」 雫はギョッとして楽器を胸に抱きしめた。 「馬鹿言わないでよ!そんなこと、あたしが許さないんだから!」 「はい、決まりですね」 咲夜はニヤニヤ笑って、ケースを雫に押しやった。 「あなたの名前、書いておいて下さい」 咲夜のペースに乗せられてしまった。 何だか悔しい。 「ぐずぐずしてると壊しますよ」 雫は急いで楽器をケースにしまった。
64 : バイオリンケースに楽器を閉まった後、もう一度そうっと抱きしめる。 奏なら見逃しそうな、その口許に浮かぶ、柔らかな微笑みを咲夜は見逃さず、雫に微笑みかけた。 視線を上げた雫は、そんな咲夜と目が合って思わず、ぷいっと背を向けてしまう。 背を向けた雫は、きっと顔を真っ赤にしているだろうと思い、咲夜はもう一度、雫に微笑みかけるのだった。 END おまけ 奏「しーちゃんと咲ちゃん、うまくやってるかな?」 雪乃「さあ〜?また喧嘩でもしてるんじゃない?」
65 : 以上です。 仲良く喧嘩しな。 しーちゃんがデレてしまってスマン。 色々と失礼しました。 追加エピで、 1)しーちゃんと咲ちゃんでコラボセッションしたり 2)咲ちゃんと櫻井三姉妹(バイオリン含む)でバンド組んだり、 3)月に一回、櫻井家に咲ちゃんがしーちゃんのためにお泊りしたり、 4)しーちゃんを庇って咲ちゃんが怪我をしてストーカーがストーカーされたりするエピも考えてて、どれがいいですか? >>7 さん設定使わせて貰ってありがとうございます。 しばらく投下自重しますorz。
66 : 4で! GJでい! しー咲ってほんと良く考えられたな! 自分的にはムズカシイかぷなんだが。 そうなってくると設定もGJだな!
67 : 遠距離喧嘩という表現にやられました。 追加あるなら、3か4! 書き手にとって、しー咲は、思ったよりも制限があるのか。 本編での描写がない分不利なのはわかるけど。
68 : >>66 、>>67 感想ありがとう。 やっぱ、しー咲は難しいです。 しかしこの二人でエロに持って行くのは更に難しい……。
69 : いやもうエロ拘らなくて良いから。 ピンクにスレ立てないとエロ書けないだろ?ただそれだけだから。 パロを楽しめればいいのさ!
70 : ありがとう。 また何か書けたら投下します。
71 : >>70 GJ! しー咲はやっぱりニヨニヨするw それとネタ専用掲示板作った。興味あったら来てたもれ urlはメアド欄参照で、と思ったら長すぎてエラーになるので 頭にhttp:// をつけてください。
72 : >>71 感想ありがとう! 後、GJ!
73 : 今日のスルー検定試験会場はここですか?
74 : 前スレの、おしおきの続きはまだですか?
75 : 職人こないかな? おながいします。
76 : 前スレの>>795 の続き待ってるよ。
77 : 咲ちゃんと、しーちゃんって基本は喧嘩ップルだよな?
78 : いや単なる顔見知り程度の他人だよ
79 : 上げちゃうんだからね!
80 : べっ、別に?わざとだもん。
81 : 過疎ってる?
82 : 今はシーズンだろ仕方ない。 プレミア公開前だし,一般公開もまだ先だし。
83 : 変なのが居着くよりよっぽどいい
84 : 明日は先行配信の日ですが、誰か見る人いますか?
85 : 期限残ってるし見るよ
86 : さてと後10日か・・・
87 : 違うは、後一週間だった。
88 : まあ、のんびり待ちますよ。
89 : 神山建設が倒産したら咲ちゃんは遺産放棄すればいいのに。 そうしたら咲ちゃんの名字は変わる? 双子よりも咲ちゃんが心配www
90 : 神山建設倒産って本当なのか?
91 : 6話きになる…
92 : 後四日だ!耐えるぞ!
93 : あと1日か
94 : http://www.nicovideo.jp/watch/za6402384
95 : この引きだと喧嘩になりそうやね…
96 : 雪「どうかな?」 奏「なにそれ…」 雪「なーんちゃって冗談冗談」 奏「んもぅ!」
97 : 喧嘩の後のSEXは燃えるからな。続きが楽しみだ。
98 : 奏「ゆきちゃんが、あたし以外に笑顔を振り撒くなんて……」(バイトで)
99 : 奏『何ソレ…一緒に居たい言ったのに…美大進学を勧めるなんて…本心はどーなの!?』
100 : つ[奏に永久就職]
101 : 奏「しーちゃんごめん、ゆきちゃんごめん。あたしもうダメだ……。もう、どうでもいいよ……。あたしはどうすればいい?何でも言ってよ雪ちゃん、あたしはその通りに従うから……」 なんかあの終わり方だと、かなちゃんがひどい目に合うorかなちゃんが誰かをひどい目に合わす、とか酷い妄想しか浮かばないww ごめんかなちゃん。
102 : そういえば、いままでゆきちゃんの進路って描写あったっけ?
103 : ないね
104 : なぜか雪ちゃんが留学するような予感がする
105 : 海外なんて行ったら、しーちゃんがますますグレてしまう。
106 : 自分の未来か 雪乃との未来か
107 : 続き気になる
108 : ネタ思いついたので書いてみた 前後編に分かれてます エロなし、雪奏です では投下します
109 : 雪ちゃんのプレゼント 地平線が見えそうなほど広い草原に立った奏は、これが夢であることを自覚した。 実家がある北海道ならこの景色もわからなくは無いが、夏休みでも冬休みでもなく学校はある。しかも、どのみち絵の勉強で休みの間も帰省しないつもりだ。まだ東京での寮住まいの身だった。 夢ながらも雄大な景色を眺める奏は、遠くに佇む人影を見つけた。長い髪を風に泳がせるそのシルエットは、彼女が大好きな人に違いなかった。 広い大地を息を弾ませて駆け寄ると、思ったとおり、雪乃が微笑んでいた。 「奏ちゃん、いい景色だね」 「そうだね」 そよ風に吹かれて微笑み合う。それだけで、心が温かくなる幸せを感じられた。 「この景色は奏ちゃんの夢。だから、奏ちゃんから私へのプレゼント。私もお返しにいい物をプレゼントするね」 「いい物って?」 「それは起きてからのお楽しみ」 少し不思議な夢から覚めた奏は、寝起きの半目で同じベッドの雪乃を探した。今の夢を忘れないうちに話したい。 でも、まだ眠っているようだ。すやすやと寝息を立てて、キツネ耳をぴくぴく震わせていた――。 (――キツネ耳ッ!?) ぎょっとした奏は、もう一度雪乃をしっかり見た。耳は見間違いではなく、ふさふさの毛で覆われた獣耳だった。 よく見ると顔つきも手も小さく幼い。以前に夢で見た子ギツネ雪ちゃんだった。 (……なんだ。まだ夢の中か) 夢だと理解することで落ち着かせた奏は、子ギツネ雪ちゃんへのコンタクトを試みた。あれ以来、夢にキツネの雪乃が現れることは無かった。この機会を逃す術は無い。 そっと身を寄せ、指先を頬に伸ばす。ほんのり赤いほっぺは、マシュマロみたいにやわらかかった。つつくたびにキツネ耳を震わせる。 (かわいすぎっしょ!) 小動物と幼子の合体技という反則的なかわいさに、奏はすっかりやられてしまった。興奮を自制できず、奏はベッドの中で身を乗り出した。 子ギツネ雪ちゃんは、ぶかぶかのパジャマで寝そべり、少しも起きる気配を見せない。 (雪ちゃん、いただきます) 心の中で感涙しながら、小さな体を抱きしめた。雪ちゃんの体は、想像以上にあたたかくて小さかった。強くすると壊れてしまいそうだ。 「ん、ん……苦し」 声を聞いた奏は、慌てて力を緩めた。興奮して力を入れすぎたようだ。 奏は少し体を離して顔をのぞく。 「ご、ごめん」 「もう少しやさしくしないと嫌われるよ」 「すみません……」 叱られた奏は、ただただ小さくなった。 (夢の中で謝って、何してんだろ……)と自分に呆れていると、不意にドアがノックされた。 「櫻井姉妹、朝の点呼」 同じ寮生の声だ。時計を見ると七時半近くだった。 (マズ、見られる!) 反射的に雪ちゃんを布団に押し込んで、開いたドアににこりと苦し紛れの笑顔を向けた。 「また見せ付けて……。いい加減に起きないと飯抜きにされるよ」 「はは、すぐ行くから」 ドアが閉まると、雪ちゃんがぴょこんと顔を出した。 「おなか空いたぁ」 危機が去ったと安心した瞬間、奏は違和感を覚えた。夢にしてはリアリティがありすぎる。声、時計、空気、部屋の景色。どれもが鮮明だ。 ただ、目の前の雪ちゃんの存在だけがリアルからかけ離れていた。 それでも、その雪ちゃんの獣姿も細部まできっちり描写されていた。獣毛の微妙なグラデーションもある。息づかいまでわかるほどだ。 「もしかして……夢じゃない?」 その可能性に気づいた時、軽く血の気が引くのを感じた。この状態でどうやって食堂に行けばいいのだろう。混乱した奏がまず考えたのはそんなことだった。 「んん?」と雪ちゃんが首を傾げる。奏のピンチに気づいてないのだ。 「ごはんがもらえなくなっちゃうよ?」 「そんな姿で言われても」 「だめなの?」 「そりゃダメっしょ……」 能天気な雪ちゃんに脱力した奏だった。
110 : とりあえずベッドから出た奏は、万が一のことを考えて制服に着替えた。ありえないと本人は思っているが、これが夢ではなく現実かもしれないからだ。寮のみんなに迷惑をかけるのは先のことを考えるとまずい。 ベッドから這い出た雪ちゃんは、体に合わない大きなパジャマの袖をぶらぶらしながら、しっぽもぴょこぴょこ振っていた。ふさふさなしっぽは見ていると頬ずりしたくなるほど気持ちよさそうだった。パジャマのズボンは脱げてしまっている。 奏は抱きつきたい衝動を抑えつつ、雪ちゃんに着せる服を考えた。 が、小さな子供に着せるような服があるはずもなく、適当なTシャツを着せてあげた。袖が余らないだけましだろう。 「いい? 絶対に部屋から出ないでよ」 「私のごはんは?」 「食堂で頼んで持ってきてあげるから」 「ほんと?」 「ほんとだから」 動物らしく食欲は強いらしい。奏は雪ちゃんを納得させると、大急ぎで食堂に向かった。 奏が持ち帰った朝食を、雪ちゃんはそれはおいしそうに食べていた。箸を口に運ぶたびに、しっぽを振る。見ている奏は自然と笑みを浮かべた。 結局、奏は雪乃が風邪を引いたことにした。みんなにうつすといけないからと、食事だけをゲットすることに成功したのだ。 ついでに学校も休むと言っておいた。こんな姿で学校に行けるはずがなかった。 そして、次の一言で奏も休むことになる。 「雪ちゃん、おいしい?」 「ゆきちゃん? それが私のおなまえなの?」 奏の胸に不安がよぎる。 「え、えっと……いちおう聞くけど、雪ちゃんだよね?」 「わかんない」 「いやいや、わかんないって……」 頭の中が真っ白になりかけた。耳としっぽを除けば、どう見ても雪乃の小さい頃の姿なのに、本人はわからないと言う。 あっけらかんと言い放った雪ちゃんは、ばくばくと箸を進めていた。 雪乃の看病をするという理由で奏は学校を休んだ。後で周りからいろいろ言われそうだが、休むしかない。 自分の名前も知らない雪ちゃんを置いて外出なんて、それこそ気が気じゃない。 「奏ちゃん、何かして遊ぼうよ」 退屈に耐えかねた雪ちゃんが、奏の腕を引っ張る。奏の名前を覚えたようだ。 学校を休んでいる手前、奏はそんな気になれない。というか、騒いでいるのが見つかったら怒られる。奏は机に教科書を広げていた。 「ねえねえ、奏ちゃん」 「ムリ言わないでよ」 「んもー」 ほっぺを膨らませて怒ったと思ったら、しゅんと肩を落として元気をなくしてしまった。 奏は一つ大きく息を吐くと、教科書を閉じた。雪乃が悲しむ姿は、どんな理由であれ見たくなかった。 スケッチブックとパステルを手に持ち、雪ちゃんに見せた。 「それじゃ、お絵かきしよっか」 「うん! お絵かきする」 雪ちゃんに笑顔の花がぱっと咲いた。 奏はこれも絵の勉強だと自分に言い聞かせ、画用紙を雪ちゃんの前に置いた。 「好きなように描いていいよ」 「奏ちゃんは何を描くの」 「そうだね――」 思案中の奏の目に留まったのは雪ちゃんだった。 夢で見たキツネ雪ちゃんが今目の前にいる。夢の記憶をたどってまでスケッチした被写体がこの場にあるのだ。こんな絶好の機会はそうない。 「雪ちゃんを描かせてもらおっかな」 「じゃあ、私は奏ちゃんを書く!」
111 : 一時間ほど見合いが続いて、絵は完成を迎えた。 「できた!」 「どれどれ、見せてごらん」 すっかり先生気分の奏が、元気よく完成を宣言した生徒の絵を覗き込む。 その絵は、スカートで性別が判断できる程度の絵だった。定番の花と太陽も描かれている。子供の絵だから、そんなものだ。 「うんうん、よく描けてる。元気があってよろしい。花マルをあげよう」 「わーいっ。奏ちゃんのも見せて」 「ちょっと恥ずかしいな」 奏のスケッチは、雪ちゃんを驚かすには充分だった。二つの人物画を比べるなら、写真とへのへのもへじ。雪ちゃんにはそう思えた。 「すごーい! 奏ちゃん絵描きさんなの? どうやったらこんなに上手く描けるの?」 「いや、そんなに大したこと無いって。ていうか、絵描き目指してる途中だし……」 「奏ちゃんなら絵描きさんにぜったいなれるよっ。こんなにすごいの描けるんだから」 「そうだと嬉しいんだけど。あはは」 子供の言う事だとわかっていても、こう言われたら悪い気はしない。奏は照れ笑いを隠せなかった。 「雪ちゃんのもいい絵だよ。もったいないから、私のと一緒に部屋に飾ろっか」 「うんっ。飾る飾るぅ!」 何をするにも大喜びする雪ちゃんがかわいくて、奏は終始笑顔だった。 雪ちゃんという新しい刺激が加わった一日は、瞬く間に終わろうとしていた。 嫌がる雪ちゃんをどうにかお風呂に入れ、へとへとになった奏は、それでも何とも言えない充足感に満ちていた。 ドライヤーで雪ちゃんのふわふわキツネしっぽを乾かしながら、奏は頬を緩ませる。 「かわいいしっぽだね」 「掴んだらやだよ」 「じゃあ、雪ちゃんを抱っこさせて」 「苦しいからやー」 「ケチ」 拗ねたふりをしてすぐに笑う奏。 夢のように幸せな時間が、そこに流れていた。 後編へつづく
112 : 早めに後編投下できるようがんばる
113 : 話し方の特徴つかんでるなぁ 容易に声優の声で再生されるw
114 : GJ! 自分も脳内再生される。 後編も期待。
115 : SS読みたい… 自分文才無いのでorz candyの同人誌とかあるのかな?書いてる人いるのかなーめちゃ読みたい…
116 : 過去ログとか71とか参考にしてみたらどうだい? 他にもちらほらと同人でてたりするみたいだしね。 見つけたら教えてたもれ。
117 : どうやって検索すれば同人見つかるのかしら SSの続き読みたーい!
118 : ttp://www.aa.alpha-net.ne.jp/ryu2w/hp_gallery/sakucyan.jpg
119 : >>118 このカナちゃん人形欲しいw
120 : 神降臨中、乱入で恐縮ですが >>65 の続きで、しー咲エロなしです。色々捏造しちゃってて無駄に長いです。 投下させて下さい。
121 : 咲夜は慌てて電車から駆け降りた。 予想どおり、雫はとっくに機嫌を損ねきっている。 腕組みをして、さあどんな言い訳を聞かせてくれるの?と言わんばかりに咲夜を睨み付けてくる。 無理もない。 言い交わした時間を一時間も過ぎている。 もっとも、たとえこれが三分の遅刻であったとしても雫は同じように腹を立てていただろう。 女の子という生き物は待ち合わせに遅れる相手に寛大ではない。 彼女たちが問題にしているのは時間の長短ではなく、敬意の有無だ。 咲夜は一ヶ月ぶりに雫と会うというのに寝坊してしまい、飛行機から、電車から、と全ての予定が狂ってしまったのである。 これはもう、言い訳のしようもない。 だが、謝るつもりはなかった。 (私ばっかりが頭を下げるなんて公正(フェア)じゃない) 咲夜は思った。 雫とは相性がいいのか悪いのか、雪乃のブログのコメントでも、こんなふうに会った時も、お互い憎まれ口を叩くのは、しょっちゅう。 それでも言い過ぎる時があって、どうしても拉致があかない時は、雫からではなく、咲夜の方から頭を下げるのだ。 でも今日こそは……。 (私は、絶・対、謝りませんよ) 咲夜は雫を負けじと睨み返した。 (謝ったら負けです!) 初めて来た時と変わらない、ド田舎の無人駅。 駅には誰の姿もない。 咲夜と雫が対峙しているばかりだ。 あたりはしんと静まり返って動きもなく、まるで時が止まっているように思える。 雪が降り続ける中、ほんの少しだけ晴れ間が見え、わずかに差す太陽の柔らかい陽光が雪に反射して、それがきらめくように見えた。 すると。 前触れもなく雫が大股で歩み寄ってきた。 咲夜は闘志を奮い立たせた。 ああ言われたらこう言おう、こう返されたらこう言い返そう、と計算をめぐらせたが、予想に反して雫はただ「あんたさあ、相変わらず小さいんだね」と言っただけだった。 咲夜は拍子抜けした。 続いて真っ赤になった。 「会って早々、小さいはないじゃないですか!小さいは!」 「だって本当に小さいんだもん。あんた高校生なのに、あたしと身長変わんないじゃん」 「私はあなたみたいな子供じゃありませんよ!」
122 : “子供じゃない” 雫はその言葉の意味をいま始めて発見したかのように驚いてみせた。 「知らなかった。あんたっていつの間にか子供じゃなくなってたんだ」 「とっくの昔に大人ですよ。それに私が子供だとしたらあなたも子供じゃないですか!」 咲夜は16歳。 雫は13歳。 理屈としては咲夜が正しい。 なのになぜであろう、咲夜は自分が間違ったことを言ったような気がして落ち着かなかった。 改めて雫を見る。 ----背は私の方が高い。 (数pだけど) ----胸だって私の方が大きい。 (でも…) 咲夜は思う。 いまだに雫がメールで出題するパズルの勝負に勝てない。 口を開けば生意気な発言ばかり。 しかもその言い分は、どれも的を得ていて言い返すことができない。 自分の方が仮にも年上なのに、たいていは雫に言い負かされてしまう。 それでも、言わないと気がすまない性格の咲夜は、つい売り言葉に買い言葉で、はたから見れば、いつもくだらない言い争いに発展してしまうのだ。 だから雫は……。 気がつくと雫がじっと見つめていた。 見つめているつもりが見つめられていた。 咲夜は急に恥ずかしくなって目を逸らした。 「とっ、とにかく私の方が、あなたより大人なんですから!」 と怒鳴った。 ふん、と雫はつまらなそうに鼻を鳴らした。 「あんたが本当に大人なんだとしたら、もう少し女の子に気を使ってもいいんじゃない?」 「なんですか急に」 「まだ気付かないの?この前会った時のあたしと今のあたし-----」 どこが違うか当ててみて、と雫は謎をかけた。 挑戦的な微笑み。 けれどその表情には別の種類の----- たとえば真剣さや切実さとでも呼ぶべき色が含まれているようにも見えた。 咲夜は思った。 (こんな顔もするんだ)
123 : 咲夜は、雫の表情が豊かなところをあまり見たことがない。 出会ったのが雪乃達と一緒に帰省した、この間の正月で、雫との付き合いも、まだ浅い。 このまま雪乃のブログで勝負が負けっぱなしなのは嫌だと思った分もあって、咲夜は雪乃に雫のメールアドレスを強引に教えてもらってから、いつしかゲームの勝負をしているうちに、喧嘩しながらも、メル友になった。 東京と北海道という距離は、お互い会いたい時には会えないという距離。 姉二人も学校があって中々帰省できない時もある。 雪乃の話によると、農業が出来ない時期などは両親も出稼ぎで家を留守にすることが多いそうだ。 だからこの間、帰省した、あの大きな家で雫は一人でいることが多い。 生意気で口の悪い雫。 だけど、どこか放っておけず、つい気にかけてしまう。 自分は奏が好きなはずなのに、普段無愛想なぶん、雫の笑った時の顔が忘れられない。 咲夜は最近、自分の気持ちが分からなくなっている。雫を泣かせたくない、もっと笑ってほしいと思うようになっていた。 だが、さすがに毎週土曜日に北海道に行くのは無理なので、せめて月に一度は会えるようにしようと咲夜は雫や雪乃、奏に提案したのだ。 電話やメールだけでは、どうしてもやりきれないところがあるから。 どこか寂しそうな表情が多い雫を見て咲夜は自分と重なったのだろう。 いくら自分の家が超の付くほどのお金持ちだとしても子供のころから両親は多忙で自分のそばにいたのはお手伝いさんばかりだった。 両親に会いたい時に会えない。 雫は姉二人に会いたい時に会えない。 咲夜は雫を見ていると何だか自分を見ているような気がして、本来の素直な部分が、そのまま出せない時がある。 そうやって、いつもお互い意地の張り合いになってしまうのだが……。
124 : あらためて雫を観察してみる。 始めて会った時と変わらない、クールで無愛想な雫。 いつか奏が、雫は本当は優しくていい子なんだよ、って言ってたけれど咲夜は、それが信じられなかった。 笑ったところなんて、数えるぐらいしか見たことがない。 櫻井雫。 雪乃と奏の末妹。 肌の白さを見れば北の地の生まれだとわかる。 着ている服は、あまり年頃ではない、防寒重視のかっこうだ。 後ろでまとめた長い三つあみ。 そして大きな瞳。 咲夜の瞳をじっと覗き込んでいる、大きな瞳----。 「………髪留め」 と、ついに咲夜は言った。 「髪留めを新調したんですよね?違いますか?」 「当たり」 雫は満足そうに言った。 「ご褒美として遅刻したことは許してあげる。感謝してよね」 「むぅ。----あの。それは、自分で買ったんですか?」 「はずれ。プレゼント。誰に貰ったかわかる?」 「知りませんよ」 「ちゃんと考えてよ。ヒント、贈り主は、あたしの理想の人だよ」 「奏先輩ですか?」 「それはあんたの理想の人でしょ?」 咲夜は口を尖らせる。 「奏先輩じゃないのなら、あなたに贈り物をする人なんて、雪乃先輩ぐらいしかいないんじゃないですか?」 「失礼なこと言わないでよ」 「違うんですか?」 「…………そうだけど」 「やっぱりそうじゃないですか」 咲夜は勝ち誇って笑った。 笑った咲夜を見た雫は、一瞬だけ咲夜を見つめて視線を落とし、こう言った。 「あんたってさあ、毎日楽しいの?そうやってバカみたいに笑ってさ」
125 : 咲夜は雫の言葉を聞いて顔をしかめた。 そして気付いたら叫んでいた。 「楽しいから笑うんですよ!当たり前じゃないですか。そんなこと言うのなら、あなたも笑えばいいじゃないですか!」 「あたしはあんたみたいにバカじゃないし、おかしくもないのに笑えないよ」 「かっちーん!またバカって言った!」 「だってバカなんだもん。今日だって一時間も遅刻したじゃない」 「〜〜〜!!!」 遅刻のことを言われるとさすがに言い返しづらい。 しかし、ここで言い負かされるのは性に合わない。 追い込まれた咲夜が言葉に詰まりながらも口にしたものは、あまりにも子供じみた台詞だった。 「先にバカって言ったのは、あなたじゃないですか!バカって言った方がバカなんですぅ〜!バカバカバカバカ、バカの十倍!」 噛み付かんばかりの勢いがある咲夜とは対象的に雫は表情を変えず、 「バ〜カ、バカの百倍」 と、淡々と言った。 そして咲夜に背を向けて来た道をすたすたと歩きだした。 「あっ!どこへ行くんですか!?」 雫は咲夜の言葉に振り返りぎろりと、ひと睨みして嫌味たっぷりに言った。 「どこって、帰るに決まってるじゃない。一時間もこんな寒い中、待たされたんだから」 またもや言葉に詰まった咲夜は、もう遅刻した理由を言ってしまおうかと思ったが、できなかった。 また雫が一人で泣いてるんじゃないかと心配で眠れなかった、なんて口が裂けても言えない。 言ってしまえば、いくらかは楽になれたかもしれないが、言ってしまったら、また嫌味を言われるに違いない。 全くもって調子が狂う。 普段の自分は相手が誰であろうと、素直な気持ちを伝えられるのに雫相手だと本来の自分でいられない時がある。
126 : それは相手が上から目線で、生意気な態度を取るあまり、つい自分も、それにのって意地を張ってしまうのだ。 言ってしまえば、これは売り言葉に買い言葉、にしかならないのだが……。 そして咲夜は遅刻した自分のことを棚に上げて、さっき遅刻したことは許してあげるって言ったじゃないですか、などとブツブツ言いながら雫を追いかけた。 * * * * 二人は雪の道を歩きだした。 見渡す限りの銀世界だ。 初めてここに来た人は美しいと思うだろう。 しかし雫にとってはただ欝陶しい。 冬が長いこの地方での風と雪は、ここで暮らす者を陰鬱な性格へと変える、閉じ込められている、と雫は感じる。 白い檻が自分を囲って逃がさないようにしていると。 しかし雫は分かっていた。 自分がどこにもゆくことができないのは、本当は風や雪のせいではないと。 雫は、小さく息を吐いた。 それは白く結晶化して、きらきらと輝いた。 「………あんたは、不安にならないの?この景色を見て」 咲夜は雫を振り返った。 彼女の横顔は、透き通るように綺麗だった。 「不安?」 「うん。まっさらでなんにもない……。目印も、道も見えない……どっちに行ったらいいのか、わからない……不安にならない?」 咲夜は広がる雪の道を見渡した。 「………私は、わくわくしますね」 「え?」 「そりゃあ初めて来た時はどうして駅員さんがいないんですか?とか、ここ本当に駅なんですか?って思いましたけど、 なんにも印がないってことは、どっちに行ったって自由ってことじゃないですか。 それって、クジみたいで楽しいと思いませんか? それに、これだけ雪があったら、また雪合戦もできますし、雪だるまでもなんでもできるじゃないですか。東京では、ここまで積もりませんから楽しそうですよね」
127 : 「…………」 「でも、こんなこと思うのは私がここに住んでないからなんでしょうね……。北海道の人たちに、雪って楽しいですよね、なんて言ったら、スコップ渡されて『だったら、たっぷり雪かきさせてやる!』とか言われるんでしょうね、きっと」 雫は咲夜を見上げた。 すっかり雪もやみ、わずかに射す太陽の光りに照らされて咲夜はきらきらと輝いて見えた。 目を細めて見て、雫は思った。 (この人は、すごいな……) 雫が知っている咲夜は何も考えなしに突っ走り、売られた喧嘩は買う、のような単純な、良い言い方をすれば、明るい咲夜ぐらいしか知らない。 しかし今の言葉を聞いて雫は思った。 咲夜は強い、と。 奏も咲夜は、一部の性癖さえ除けばいい子だし、自分を好きだ、と言う咲夜を見ていると、時々眩しく見える時がある、と言っていた。 二人は今、雪の道を歩いている。 同じ道を歩いているはずなのに咲夜がいま歩いている道は、自分が歩いているそれとは違う道なのかもしれない、と思った。 どうして咲夜はこんなにも前を向いて先に行けるんだろう。 追い付きたい。 咲夜に追い付きたい……。姉二人もずいぶん先に行ってしまった。 勝ちたいだとか、負けたくないだとか、そんな気持ちではなかった。 ただ咲夜のように強くなりたいと思った。 だからつい、背伸びをしてしまい、物事を斜めから見たような言い方をしてしまう。 「あんたの家はお金持ちらしいし、生まれてからずっとお嬢さまをやってるから、そんな能天気なことが言えるんじゃない?」
128 : 雫は皮肉を込めて言った。 しかし咲夜はそんなものは意に介していないようで、あっさりと、そうでしょうね、と認めた。 「たしかに私のお父さんは会社の社長で子供の頃から何不自由なく育ってきましたから。そのせいで私はこんな能天気に育ってしまった、と。たぶんあなたの言うとおりでしょう」 「そんなあんたの周りには、たくさん人が集まってそうだよね、お嬢さま?」 「どうでしょうか。 みんな友達ってほどじゃない。あくまで知り合いですよ。 私がお嬢さまだからと寄ってくる人達ばかりですし。もし私がお嬢さまじゃなかったら、はたしてどれだけの人が私と付き合ってくれるのか。 お嬢さまの肩書きを取り払った私には何か価値のあるものが残るんだろうか。 そんなふうに時々思ってしまいます」 咲夜は静かに言った。 少しだけ間(ま)をとってから、続けた。 「いいえ本当のことを言うと“いつも思ってます。”バイオリンやピアノを辞めたのも、 私がうちを放任主義だと言うのも、ただの言い訳で、もしかしたら私はお嬢さまという立場から離れたかっただけなのかもしれませんね」 と、苦笑しながら言う咲夜を見て、雫は俯いた。 咲夜には咲夜の事情があるのに気軽に“お嬢さま”と言ってしまった。 こんなに寒いのに雪合戦をしたいとか雪だるまが作れるなんて能天気なことを言うものだから悩み一つないものだと思っていた。
129 : そこで素直に、『ごめんなさい』と言えればいいのだが、また変なプライドが邪魔して言えない。 雫が無言で俯いたままなものだから、二人はしばらく沈黙のまま歩き続けた。 一方咲夜は、何か話題はないものかと、雫をちらちら見たり考えこんだりして百面相をしている。 そんな間(ま)に耐えかねたのか、雫は何か閃いたかのように、少し声を上げて言った。 「ねぇ、雪だるま作らない?」 「へっ!?」 無言で歩いていた雫からの言葉に咲夜は驚いた。 咲夜は思った。 聞いてはいたが、本当に話しが飛ぶ子だ。 「………嫌なの?」 「ちっ、違いますよ!!ちょっとびっくりしただけです!!」 急に声のトーンを下げて言う雫に、咲夜はまずいと思った。 また、そうやって寂しそうな顔をする……。 ここで泣かれると非常にまずい。 自分はもう、雫の泣いている所なんて見たくないのに……。 雫が泣いてしまうよりは、いつものように、くだらない言い争いをしている方がマシだ。 でも今はバカバカと言える空気じゃない。 どうしよう、どうやったら雫は笑ってくれるのか……、などと考えてるうちに雫が咲夜の顔を覗き込んでいた。 咲夜はまた驚いた。 雫のことを考えていたらいつの間にか見つめられていたからだ。 咲夜は真っ赤になって目をそらした。 そして雫は次から次へと表情を変える咲夜を見て、それをおもしろいと言うような、皮肉めいた微笑みを浮かべて、こう言った。
130 : 「まぁ、あんたみたいに何をしでかすかわからない人は、誰かが鎖でもつけてしっかり持ってないと……」 「誰かって誰ですか」 咲夜が睨む。 「さあ。あたしじゃないことは確かだけど」 「はいはい、嫌われてるのはよーくわかってますよー」 「別に嫌いとは言ってないじゃ、なぃ……」 「………?」 咲夜は雫の最後の方の台詞を聞き取ろうとしたが、俯いている上に消え入るような声だったので聞き取れなかった。 駅から歩いて一時間程経つと、ようやく目的地に着いた。 雫は鍵を開け、玄関の引き戸を開けようとすると、 「待って下さい」 と、咲夜に呼び止められた。 すると咲夜は少し顔を赤くして荷物を地面に置き、屈み込む。 そして足元の雪をすくいあげ、 「作りましょう、雪だるま」 と、にこっとすると雫の手に押しつけた。 雫は自分が言い出したこととはいえ、少々強引な咲夜に呆れながら、その場に屈み込み、顔を少し赤らめて、「バ〜カ」と言った。 * * * 完成した雪だるまは、手のひらサイズで目鼻はない。 咲夜は小さな雪だるまを玄関のそばにすえた。 「顔は明日、一緒に付けましょう」 「…………うん」 雫は咲夜に今の自分の顔を見られないように、俯きながら玄関の引き戸を開けた。 おわり
131 : 以上です。 仲良く喧嘩し……。 >>65 のリクで結局3になってしまいました。 携帯からで、日本語変で、咲ちゃんがなんだか熱血野郎ですいません。 難しくて結構カットした台詞もあります。 ではまたROMに戻ります。
132 : ちっちゃい子同士もかわゆすなぁ
133 : しーさくがこんなに楽しめるカプになるとは夢にも思わなかったよ。GJ!
134 : >>132 、>>133 感想ありがとう。 そういえば百合で「バカバカ」言い合うカプは少ないかな?と思う今日この頃。
135 : >>134 そのシチュいただき! ごちそうさん。
136 : >>135 感想ありがとう。 自由に使っていいですよ。 新たな職人さん襲来か?
137 : 柚×えみ …(・∀・)イイ
138 : >>137 ラジオコンビいいよなwかわいい 雪と奏って一卵性?
139 : >>137 CANDYラジオコンビのSSとか・・読んでみたい!やっぱ柚が攻め? >>138 二卵性かなーと思ってしまう・・
140 : 柚は攻められると弱い人
141 : 柚ねぇがふざけ半分(つまりは本気半分ってことだ)でおちょくってたら(ボディタッチ的な意味で) えみりんが本気になってきてしまって…… まで夢想した
142 : ゆずねぇもえみりんも 攻めも受けもいけそう! 新たなSS確立!?! なんだかたまらんなー 読みたーい!
143 : >>139 やっぱ二卵性か〜 柚姉とえみりんだったら柚姉の誘い受けがいいなぁw 個人的に
144 : 何故にこんな中の人萌えがwwww 書ける人いたら是非書いて欲しい。自分ちょっと無理ポ。
145 : レズ声優スレと言うちょうど良いスレがありますよ
146 : ちょwwww 柚ねぇとえみりんもとうとうデビューか。やっとラジオも百合っぽくなってきたな。 でもあのスレに落としても ハァ(゜_゜)? って顔されそう。
147 : 私はレズ声優萌えなのではない!柚えみ萌えなんだ!!
148 : 自分もだなー。柚えみ萌えなんだよね^^ どんな話が良いかな?
149 : まあ、柚ねえは前世で女優のころはそっち系の役多かったしなw
150 : いろんな意味で経験豊富な柚ねぇがえみりんのことをおこちゃま扱いしてたら えみりんが子どもじゃない所を見せようとするというどっかでみたようなシチュが思い浮かんだ しかーし、迫るえみりんにふかくにもドキっとしてしまう柚ねぇ (ええっ!なんでドキドキしてんの!!) と戸惑いつつも柚ねぇはそのまま…… まで夢想した どうも柚ねぇのヘタレうけがオレの主流らしい
151 : CBアニメでの咲ちゃんと雪ちゃんの関係が 普通なのが悔やまれるというわけですね。 どうでもいいけど、マルホランドドライブを思い出しちゃったよw
152 : 流石に中身の話はちょっと
153 : えみ×柚いいよなぁー!声とかめちゃ可愛いんだろうなー
154 : 柚攻めえみりん受け 数十分後… えみりん攻め柚受け (・∀・)イイ
155 : >>111 の続きマダー?
156 : ネット検索してcandyの同人読んだ!やばい萌えた… 一つしか無いんかな?知ってる人いる?
157 : うたたね ふたなり×2 同じサークル作品 エロなし×2 各サークルから一冊ずつ これくらいしか知らんな。 まじでマシュマロデイズ読みたい。
158 : かなり遅くなりましたが>>111 からのつづきです
159 : 朝になり目が覚めても、ベッドの隣の雪乃は子ギツネ雪ちゃんのままだった。大きすぎる雪乃のパジャマを着て、無邪気な寝顔を晒している。 奏はやけに長い夢だと思いながらも、寝起きの背伸びで一日の始まりを実感していた。 着替えた奏は、昨日と同じように食事を部屋に持ち込み、雪ちゃんに食べさせた。 食事が終わり、今日は雪ちゃんと何をしようかと楽しみを考えている奏だが、すぐに子供のわがままに困らされることになった。 「ねえ、お外に行きたいぃ」 「学校を休んでるんだからダメ」 「やだあ! お外お外ぉっ」 「もー、わかってよぉ……」 今にも泣きそうな勢いで駄々をこねられ、奏はほとほと疲れた顔をするしかない。 ――一時間後、奏はデパートの子供服売り場に立っていた。 買うのは当然、雪ちゃんの服。外出するなら、それなりの服装をしなければならない。ぶかぶかのTシャツ一枚では警察に通報されてしまう。 「はぁ、何やってんだろ……」 愚痴りながらも、雪ちゃんには敵わない奏だった。 雪ちゃんに服を着せ、頭に帽子をのせる。キツネ耳は隠さないといけない。そして、しっぽをある程度隠すために、下は長めのスカートだ。でも、かなりはみ出していた。 「まあ、いけるっしょ。しっぽはコスプレだと思えば」 「奏ちゃん、ありがとう」 「洋服代は貸しだから」 「お金持ってないよ」 「冗談だってば……」 今月のこづかいを使い果たした奏は、トホホと涙を呑む。それでも、服を喜ぶ雪ちゃんを見てると、どうでもいいと思えてしまうのだった。 決の思いで寮から雪ちゃんと一緒に脱出した奏は、ほっと胸を撫で下ろした。寮生に雪ちゃんを見られたら何かと面倒だ。 だが、ピンチというのは安心した時にやってくる。 「奏先輩!」 大きな声で呼ばれ、奏は思わず跳び上がった。気分は警察に怯える犯罪者だ。 声の方を見ると、そこには咲夜がいた。何やら思いつめた表情で、両手をぎゅっと握り締めている。 「奏先輩、その子は誰との子なんですか」 「誰とのって?」 「とぼけないでください。先輩の隠し子なんですよね」 「か、隠し子!?」 どうやら咲夜は、超絶にぶっとんだ勘違いをしているらしい。 そんなことがあるはずがないのだが、一応は否定しておかないといけない。 「ちょい待って。そうだとしても、それって私がいくつの時にできた子になんの……」 「赤飯を炊いたらもう女です」 「ムリありすぎるから」 「じゃあ、どうしてコソコソと連れ歩いてるんですか。その子の服まで買って」 「服買うとこも見てたの?」 「当然です。私の奏先輩への愛はハンパないですよ」 「えっと、そこで愛とか言われても……。それに、今日は学校でしょ」 「先輩が心配で休みました。そうしたら案の定……」 咲夜の愛が深すぎて、奏が何を言っても聞いてくれそうにない。 そんな時、話がこじれそうになるのを打開してくれたのは雪ちゃんだった。 「ちち!」 唐突に叫んだ雪ちゃんは、咲夜の立派な胸を指先でつついた。 なぜか、それに咲夜は感動の涙を落とした。 「――わ、私がお父さんなんですね!」 「胸っしょ」 「そして、奏先輩がお母さんなんですね! 私たち、夫婦なんですね!」 「ちち! ちち!」 「はい! 私がお父さんです。一緒に明るい家庭を築きましょう!」 おっぱいが気に入ったのか、雪ちゃんは何度も繰り返しつつく。 意味不明なやりとりは、もうしばらく続いた。
160 : 三人は場所を移し、近くのファーストフード店でお茶をしていた。 気持ちが落ち着いた咲夜は、改めて雪ちゃんのことを奏に聞いた。 「なーんだぁ、親戚の子を預かってただけなんですね」 奏は無難に済ますため、うそをつくことにした。本当のことを言っても、余計に咲夜を勘ぐらせるだけだ。 「それにしても雪乃先輩の小さい頃にそっくりですよね」 「なんで知ってんの」 「先輩のご実家で写真を見せてもらいましたから」 「まあ、親戚だから似てても」 「お姉ちゃんは咲夜っていうの。あなたのお名前は?」 黙々とアイスクリームを食べる雪ちゃんが答える。 「ゆきの」 「先輩と同じ名前ですね」 「あはは、凄い偶然もあったもんだ。はは……」 「本当に珍しいですよね」 奏の苦しい笑い声が、この後も絶えることはなかった。 やっとの思いで寮の自室に帰還した奏はベッドに突っ伏した。 「あー、つっかれたー」 「私もつかれたー」 雪ちゃんも続いてベッドに倒れこむ。 「でも、楽しかったよ」 雪ちゃんが笑いかける。それを間近に見た奏は、どうしようもなく抱きしめたくなった。 「雪ちゃん、抱かせてよぉ」 「やー、なんか怖いぃ」 雪ちゃんは飛び起きて、迫る奏の魔の手から一目散に逃げた。動物の警戒心は鋭かった。 三日目の朝も、奏の隣の雪乃は小さかった。 わずかに震えるキツネ耳を見ても、今朝はときめかなかった。 いつも隣にいるはずの雪乃じゃない。 そう思ってしまうのと同時に、言い知れない不安に襲われた。このまま夢から覚めないのではないか、と。 「奏ちゃん、どうしたの? なんか元気ないよ」 「え、そんなことないよ」 朝食に箸を付けずにぼーっとしていた奏を、心配そうに見る雪ちゃん。 奏の視線の先には雪乃の机があった。そこには、もう三日も閉じられたままのノートパソコンが置かれていた。雪乃がいたら、ほぼフル稼働しているパソコンだ。 「雪ちゃんさあ、おっきな雪ちゃん知らない?」 「おっきいの?」 「そう、私くらい大きい雪ちゃん」 「うーん」 唸って考える雪ちゃんを見て、奏は聞くのを諦めた。子供を困らせてもしょうがない。 この日の雪ちゃんは奏に影響されたのか、昨日までの元気がうそのようにおとなしかった。
161 : 何事もなく迎えた三日目の夜。ベッドに入った雪ちゃんは、向き合って寝ている奏の手をそっと握った。 「奏ちゃん、だっこしてもいいよ」 「急にどうしたの?」 「なんとなく」 奏は雪ちゃんは寂しいのだと思った。奏自身も寂しいから、わかるような気がした。 「あったかいからこっちおいで」 「うん」 雪ちゃんは奏の胸に額を当てて丸くなった。奏は雪ちゃんの小さな背中に腕を回し、やさしく抱き寄せた。 雪乃と同じ甘い髪の匂いが鼻をくすぐる。 奏はどうしようもなく寂しくて、涙を一筋流した。 いつの間に眠ったのか、奏は広がる草原に立っていた。前にも見た夢の中の景色だ。 「奏ちゃん」 背後からかけられた透き通った声は、奏が一番聞きたかった声だった。 振り向くと、同じ歳の雪乃が微笑んでいた。 奏はいてもたってもいられず、雪乃の胸に飛び込んだ。言葉は何も出ない。ただ、雪乃の体温に触れたかった。 「もう、そんなに甘えてぇ」 恥ずかしがる雪乃とは違い、奏は離すまいと必だった。奏は涙声で声を絞り出す。 「ねえ……雪ちゃん、どこにいるの?」 「いつも一緒にいるよ。ちょっとキツネになっちゃってるけど」 「あれも雪ちゃんなんだ」 「うん」 「でも……、やっぱり雪ちゃんに会いたいよ」 雪乃は涙を浮かべる奏の頭に手を置いた。 「そっか……。泣かせちゃってごめんね。本当に奏ちゃんへのプレゼントだったんだよ」 「うん、ありがと。うれしかった」 「じゃあ、そろそろ元に戻るね」 「お願い」 目が覚めると、奏の眼前に雪乃の寝顔があった。頭に大きな耳はない。いつもの日常に戻ったのだ。 「はは、変な夢」 そう笑って片付けようとした奏だったが、机に飾られていた絵に釘付けになった。 そこには、太陽と花と女の子が元気に描かれた絵が飾られていた。 終わり
162 : 遅筆ですまんです しーさく読んだらそっちも書きたくなってきたぞと
163 : GJ! 「ちち!」ワロスW 次回作にも期待!
164 : 超GJ! ちちww なんか中身がしっかりしてて感動したw
165 : 中身がしっかりしたちち!
166 : しー咲です。 エロなしで短いです。 設定が本編とぶっとんでますが、投下させて下さい。
167 : 咲夜は子供の頃、よく泣き、笑う子だった。 父親に叱られ泣いたそばから、母親に褒められ笑うような子だった。 けど、いつからだろう? 咲夜が泣かなくなったのは。 成長するにつれて、泣くことはなくなったが笑顔までは忘れていない。 それに、こんなに泣いたのは久しぶりだ。 最後に泣いたのは、もう二度と泣かないと決めた、あの日以来だった。 雫は冷え切った廊下を歩いていた。 ご飯ができたから、客間で休んでいるという咲夜を呼びに。 できるころには行きますから、と咲夜は雫に言ったのだが、数分待っても数10分待っても咲夜は来ない。 今日、会った時の咲夜の様子は、いつもと変わらない明るく元気な咲夜で道中では、いつものように、くだらない言い争いもしたし、特に変わった様子もなかった。 それが、ご飯が出来た時間になっても来ない。 今までは、こんなことはなかったはずだ。 何かあったのかと思い、雫は客間に急いだ。 目当ての部屋にたどり着くと雫は静かに客間の引き戸を引いた。 途端、ビクリと震える小さな肩。 冷え切った部屋で暖房もつけずに、暗がりの中、咲夜は俯いて肩を震わせていた。 いつもと様子が違い、おかしいと思った雫は普段よりも静かに、ご飯出来たよ、と声をかけた。 しかし、 「っ来ないでください!」「……?」 「わ、私は大丈夫、ですから……、入って、来ないでください……」 「一体、何があったの?」 「……だって、ダメなんです。……ひっく、もう、私は泣かないって、 ひっく…、お父さんと 、お母さんと約束、したんです……。 もう二度と、誰にも涙を見せてはいけないって、 ひっく……約束したんです。私が泣いていると…… 二人とも、安心して、仕事に、ひっく、行けませんから……」 そう震える声で呟いた彼女は、肩を小刻みに揺らしながら、必に涙を堪えているようだった。 「……お父さんが、私に、いずれ、人の上に、立つものは、ひっく、泣いちゃいけない、って……ひっく、頭では、分かって、いたのですが……、ひっく、奏せんぱ〜〜い、うええ……」
168 : 雪乃から聞いていた話では、咲夜は前から計画していた奏との寮生活も失敗に終わり、そして奏に一世一代の思いで告白したつもりが、あっさりと流されたらしい。 これなら泣かずにはいられないのだが、東京での咲夜は、真っ白に燃え尽きた日以外は、いつもと変わらないらしいし、今日会った咲夜も、いつもと変わらなかった。 だが、咲夜には自分と違い、姉妹がおらず、一人っ子なのだそうだ。 一人っ子で、お金持ちのお嬢さまであれば、いずれは親のあとを継ぐのが相場だろう。 きっと咲夜の家は、この家よりも大きいのだろう。 両親と最後に会ったのが、何ヶ月も前らしいから、咲夜は一人で、たった一人で健気に、一途に両親との約束を守ろうとしたのだろう。 雫は思った。 今、泣いている咲夜を姉二人なら、咲夜の涙をぬぐい、抱きしめるのだろう。 だが雫は、そうするつもりはなかった。 自分が、そんな柄じゃないというのもあるが、それをすれば咲夜の決意を無にしてしまうことになるからだ。 * * * 『ひっく、……うええ、おかあさん……』 『あらあら、またお父さんに叱られたの?』 『だってぇ……』 『ほらほら、泣かないのよ。咲夜は強くて優しい子なんだから』 『……ひっく、ほんとう、ですか?』 『あら、お母さんが嘘をついたことがあった?』 『っ、ない!です』 『そうでしょう?』 『うん!えへへ……あっ、おとうさん!おかあさんが、わたしのことつよいって!』 『なんだ、また母さんのところに行ってたのか』 『うん!』 『母さんは本当に咲夜に甘いな』 『ふふふ』
169 : 今よりも落ち着きがなく、両親を困らせていた子供の頃を、咲夜は思い出していた。 告白が上手くいかなかったからといって、いつまでも泣いてばかりじゃいられない。 そして、誰かに会えなくて寂しいという気持ちは、きっと自分だけではない。 今、自分の後ろにいるであろう雫も、我慢しているに違いない。 咲夜は零れる涙を必にぬぐった。 「……あんたが来るまで、こたつのとこで待ってるから」 雫の言葉にクルリと振り返る。 瞳いっぱいに涙をためた咲夜は濡れた頬を赤く染め、あどけない笑顔を浮かべた。 おわり
170 : 以上です。神降臨の後、日本語変ですいません。 ではROMに戻ります。
171 : 今は規制中?
172 : 知らなかった。 ttp://image.blog.livedoor.jp/kanadeyukino/imgs/1/7/171fed0e.jpg
173 : (・∀・)イイ http://www.gz-loader.com/test/download.php/240-340.8-240-340.8-0-0-0-jpg-jpeg90/uracomic/data/1227885664/org/image1227885731.jpg
174 : 地味に更新中。 >>173 禿同!!これはいい作品だYO!
175 : 173がうpしたものみたいな漫画はないのか!?
176 : 最終回きたぞー 5月8日だそうだ
177 : >>176 情報d! wktk
178 : キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
179 : 柚×えみりん
180 : えみりん攻め、柚ねぇ受けを押したい
181 : 柚ねぇ攻め受け えみりん受け攻めもなかなか。 candy繋がりでSS無いかなー?
182 : え「雪ちゃんいいなぁ〜。かわいー」 柚「さく役のえみりんさんとしてはさ、そこで奏ちゃんに萌えるとこじゃないの?」 え「そんなことないです!声優にも自由にキャラを好きになる権利を!!」 柚「いや、なにもダメとはいってないけどね。 で、えみりんは雪乃のどこが好きなの?」 え「声とか。」 柚「え?」 え「奏ちゃんに接する時の甘えた声とか。意地悪するときの声とか。目を閉じるともう…///」 柚「えみりん?」 え「はい?」 柚「目は閉じちゃ駄目でしょ?アニメなんだから」 え「えー、でもやっぱり可愛い声もいいですよ」 柚「えみりん…自分でなにいってるかわかってる?」 え「へ?……あぁー!!」 柚「///」 え「あ、あぁ〜。ど、どうしよう、はづかしいぃぃぃ……」 柚「もー。えみりん!」―――がばっ え「きゃ、な、ななななにするんですか!!柚ねぇ!」 柚「あーもうかわいいなぁ、えみりんはー。よしよし」 え「柚ねぇ〜。子供扱いはやめてくださいよぉ〜」 あぁ、正確に伝えられない自分の文才の無さが恨めしい… とりあえず、萌えたえみりんに萌えた柚ねぇってことで
183 : ウハウハです。 かわいすぐるwwww
184 : DVD発売日決定したな、オマケ付きで!
185 : パケ絵かな http://niconico.qt.shopserve.jp/images/dvd/DVD_L_210x210.jpg http://niconico.qt.shopserve.jp/images/dvd/DVD_F_210x210.jpg
186 : >>182 たまらんですなー! 本当にありそうwww 妄想が膨らむ・・
187 : 妄想ばかりしてないで 抜いちゃえよw
188 : >>187 そういう発言萎えるから。やめてくれまいか。
189 : >>185 これ上の画像、下部が不自然に塗りつぶされてるけどジャケットは完成してないのか
190 : 櫻井姉妹実写化するなら…??
191 : 双子って時点で無理無理
192 : まなかなでいいじゃない
193 : うーん、実写化とかやめようぜ 続編の話のほうがまだ夢がある
194 : これブルーレイ1枚で出たりしないかな
195 : 職人さんぜひ萌作品をお願いします
196 : 雪ちゃん→北川景子 奏ちゃん→南明奈 ふーん-_-
197 : 実写化の前に漫画化が咲き
198 : 4コマでもいいな。というか4人がいればなんでもいいわw
199 : 本当に漫画になってほしい このままの作画ならだが くずれるならイラン
200 : もし漫画化するなら、作画はあかりりゅりゅ羽氏かな?
201 : ドラマCDなら絶対買うw
202 : 週に一回突発漫画 これでご飯三杯はいける
203 : 監督はもうブログは更新してくれないのかな?
204 : はー面白かった
205 : 興奮してコメント書きまくったら力尽きて寝ちまったよ そのくらい最高な終わり方だった romance流すとこもニクい >>203 EX8描き終われば余裕出来るだろうから再開すんじゃね
206 : 待てなくて入会しちゃったよ 良かった… まじで 2828だった
207 : 作画このままで漫画化してくれないのかなあ
208 : ありえん あげちまった
209 : 百合っぽい程度のアニメは多いけど、Cbは最後のチューで押しも押されもせぬガチ百合アニメだ。うん
210 : 見た後の爽やかさみたいなのが違うんだよな〜 姉妹ってこと除けば設定も浮き世離れしてないし、あざといエロ描写も無い ボーっと見ても自然とニヤニヤしてしまうような
211 : 背景もきれいだしね
212 : やはり、雪ちゃん誘い受けのかなちゃんヘタレ攻めか。
213 : キスとかは見せてくれない作品と思ってたからなぁ さすが生まれる前から予約済みの関係は格が違った
214 : 奏ちゃんのヘタレ攻めw やっぱり途中交代で雪ちゃんの攻めになるのか?
215 : 途中から咲ちゃんに交代します
216 : そして、酔っ払いかなちゃんの恐ろしさを知らない咲ちゃんは奏に酒を飲ませて、しーちゃんから主導権を奪い、あわよくば4Pに。
217 : かなちゃんはどうも受けにしか見えん 攻めていても、気づいたら両手縛られて逆転されてそう
218 : 奏ちゃんは受でしょ!!
219 : かなちゃんは騙されやすそう。
220 : SS読みたいっ
221 : かなちゃんは総受け! そして帰省した時、しーちゃんの鬼畜攻め。
222 : 雫ちゃんと咲ちゃんだったら受けと攻めどっちだと思う? あと雪ちゃんと上の二人の組み合わせのときとか
223 : 百合で受け攻めってあんま気にならんのだけど BLじゃ大事だけどさ
224 : >>223 百合だと、リバ前提の受け攻めって感じがする
225 : いや受け攻め大事だろ と思ってる自分は少数派のようだ… だってイメージ変わるじゃんorz
226 : んなもん好きにすりゃええがなって話
227 : >>225 は女
228 : キマシタワー http://www.nicovideo.jp/watch/za7049849 ま、俺は先行放送で見たんだけど一応
229 : そして上げとく
230 : 奏ちゃん攻め派は少数派なのか 大人しく家にこもるとしよう
231 : 自分はどっちかというとその方が好きだよ ヘタレが頑張る感じがね
232 : 俺なんか少数も少数の咲奏派 だがこもらない(ストーキング的な意味で)
233 : SSの神は何処へ… 喧嘩後の仲直り○×とか面白そう
234 : 最終回ネタバレになるんだが一般公開されたから大丈夫だよね? 誰かカナちゃん並にわかってない自分に解説プリーズ 一応下にしとく 最後カナちゃんはユキちゃんの唇にキスしたの? なら、キス待ちだったはずのユキちゃんは何で驚いてたの? ってかカナちゃんはあそこの場面でどうしてたらよかったの? 長文スマソ
235 : キスした。 かなちゃんが本当にキスするとは思ってなかったから。せいぜいで指で拭い取ると思ってた。 キスして良かった。よりよい選択肢などない。
236 : >>235 レスd! もうひとつ 「だってユキちゃんが取ってって…」 「そうだけどそうじゃないの。もう、わかってないなぁカナちゃんは」 っていうのは、どういうこと?
237 : 考えるんじゃない 感じろ
238 : 言葉で説明するのは簡単だ。しかし、そんな教えられた状態で萌えることができるのか? 初見で感じ取って悶えるのが一番いい状態なんだがな。
239 : >>238 萌えたいんだが、しっくりこなくて逆に悶々しちゃう件……orz 考えすぎなんかな
240 : ちゃんと雰囲気出してやってほしかったんじゃない? てか、やっぱり初キスだったんだろうか。 子供の頃のとかは除いて。
241 : 236です >>240 あ、なるほど なんかなんとなくわかってきた d! やっぱ初キスなんじゃない? じゃ、ROMに戻ります お騒がせ失礼いたしやしたー
242 : ラジオにナバはもう来ないの?
243 : ってかラジオってまだやってたのかよ?
244 : 二巻のDJCDが怪しいが真相は分からない
245 : 監督ブログ更新
246 : 水着・・・だと・・
247 : 監督ブログ見てきた 傘探してみなきゃ!
248 : またまたブロ更
249 : 監督ブログ久しく忘れてたけどDVD発売までに色々楽しめそうだね
250 : ↑今日のあげ荒らしID:9bhUMSiW 正体は自治スレ荒らしブサイクレズ◆IMqUeleQxU 2台のPCを駆使して自演であげ荒らす 目的は自分の気に入らないスレを相対的に下げること したがってageてるスレは自分にとっては「どうでもいいスレ」 板の真の住民ではない
251 : 月1放送から不定期になったのは作画だけじゃなく中の人の事情もあったのか… あっ、でもラジオやってたし関係ない?
252 : なばがネックだったんじゃない?
253 : ↑今日のあげ荒らしID:9bhUMSiW 正体は自治スレ荒らしブサイクレズ◆IMqUeleQxU 2台のPCを駆使して自演であげ荒らす 目的は自分の気に入らないスレを相対的に下げること したがってageてるスレは自分にとっては「どうでもいいスレ」 板の真の住民ではない
254 : ↑今日のあげ荒らしID:9bhUMSiW 正体は自治スレ荒らしブサイクレズ◆IMqUeleQxU 2台のPCを駆使して自演であげ荒らす 目的は自分の気に入らないスレを相対的に下げること したがってageてるスレは自分にとっては「どうでもいいスレ」 板の真の住民ではない
255 : 奨励NGワード:あげ荒らし、自治スレ荒らし、ブサイクレズ
256 : あちこちで2つ目ID使っての自演フォロー大変だな
257 : 二人と三人じゃスケジュール調整の難易度が跳ね上がるがな。 最初っから別撮りは考えて無かった様だし。
258 : 3話が大幅に遅かったのは小林ゆうも加わってさらに… ってことか ふつうに4人とも多忙そうだもんな
259 : 四話の小林ゆうはインタビュー記事から見て別録りでしょうな 最終回は五人いたらしいけど あとDVD一巻の特典ラジオでも言ってたけどナバさんのスケジュールが柚姉&えみりんと絶望的に合わないらしい 柚×えみは同じ事務所だから調整し易いんだろうな
260 : 小林ゆう画伯
261 : CandyBoyチャンネル退会してきた あぁ、もう終わったんだなー なんて退会理由書いたら悲しくなっちゃったよ 残すはDVDだな
262 : 携帯まとめマダー?チンチン
263 : 奏受け雪攻め!
264 : DVD買ったやついる?
265 : 買ったけどまだ来ない。コノザマー!
266 : ニヤニヤ過ぎてたまらんかった
267 : 監督、もしかしてここ見てるんじゃねえのか?
268 : 見てるって前に言ってた気がする ボーナス出るまでDVDお金なくて買えない… ニヤニヤしてー
269 : 最後の最後で咲ちゃんとしーちゃんにフラグが立ったか。
270 : あげたい
271 : 保守
272 : すまん、質問なんだがDVDのおまけラジオって両方違うんだよな? 親切な人、違いとか教えて下さい
273 : トークゲストはどちらもなばさんです。 はっちゃけた内容のクオリティーはいつも通りなので、ラジオ好きなら楽しめると思う。 本人たち曰くラブリーバージョンはラブリーに、フレンドリーバージョンはフレンドリーな内容にしたとのことでした。
274 : へ〜そうなのか! 助かったよありがとうございました 自分はラブリーバージョン買ってみるよ
275 : 英語だけど ttp://www.fanfiction.net/anime/Candy_Boy/
276 : こんなのあるんだw
277 : ちょっとした小ネタですが投下させて下さい。 「瞳は緑香の胸に、ゆっくりと手を這わせた。 緑香は心の中でニヤリと笑った。 『いよいよだ……』 緑香の手はそのまま瞳の太ももまで手を這わせ、ついにある部分に辿り着いた。その瞬間、瞳は足を上げ、それは空を切り、くぐもった声を上げた。 『ぅ、あ、あ〜〜ん……』 緑香は腰を落とした。 腰を落としたまま緑香は瞳の“そこ”に狙いを定め、指を挿入しようとした。 『あ、あ〜〜〜〜ん……』 ……」 どうやら奏が、こちらに気付いたようだ。 突然、行為をやめた奏に雪乃は驚き、仰向けのまま上目使いで奏を見ている。 奏は色々な意味で冷や汗をかきながら雫に聞いた。 「何やってんの?しーちゃん……」 雫は朗読していた 『じんじん女子高生』という本を閉じて、しれっと奏に言った。 「マンネリ化した姉ちゃん達を盛り上げようと……」 「いや、そんなことないよ……」 二人のやりとりを聞いた雪乃は、ゆっくりと身体を起こした。 「そうそう、だって今日はかなちゃんが私達が中学の頃のセーラー服を着て……モゴモゴ」 雪乃が、とんでもないことを言い出すので奏は慌てて雪乃の口を塞いだ。 「余計なことは言わなくていい!!」 今まで、二人をじっと見ていた雫が突然はいていたニーソを脱ぎだした。 「よかったら、これ貸そうか?」 「「……………」」 おわり?
278 : 久々に職人さんキター GJです しーちゃんナイス、焦ってる奏ちゃんがかわいいよ
279 : >>277 の続き? 「……と、いうわけで姉ちゃん達は、前にあんたが言ってた、いわゆる『うらやまけしからんプレイ』をしてたよ」 「………」 無愛想な表情のまま、あっさりと言ってのける雫に咲夜は目が点になった。 「奏センパイだけが急に北海道に帰ったのは、そういう事でしたか……」 「そう、突然帰ってきたと思ったら……」 雫は奏が帰ってきた時のことを思い出していた。 実家に帰った奏は、慌てて自分の部屋に入るなり、タンスの中身を全て床に投げ捨てていて、雫は何事かと思った。 「あっ、あった!!」 奏がタンスから見つけたものは雪乃の中学生の時のセーラー服だった。 自分の分は雫にあげてしまったから、奏は仕方なく雪乃のセーラー服を取りに帰ってきたのだ。 「それだけのために、ですか?」 「うん、あとこんなものが……」 雫は背負っていたリュックを降ろし、中身をぶちまけるように出した。 そして、リュックから出た物を見た咲夜は、さらに唖然となった。 「おなすに、きゅうりに……」 ぶちまけた物を雫は淡々と咲夜に見せた。 そして、その中からプラスチックの少し長い物体を取り出し、雫は電源のスイッチを入れた。 「バカ姉ちゃん、こないだ失敗したからって、 この緑色のウインウインでも練習したんだって」 「…………」 「……試しすぎですよ、センパイ方……」 まさか自分以上の変態(?)が、こんな身近にいるとは思いもよらなかったので、咲夜はまたいつかのように真っ白に燃え尽きてしまった。 今度こそ終わり?
280 : なんかごめん。
281 : クールだなしーちゃんはwwwwGJ! だがさくちゃんは白化するよりも余計燃えるんじゃね?ともおもた
282 : 職人さん乙! セーラー服まではOKだけど 他は……… 奏ちゃんを変態さんにしないでくれ〜 でもしーちゃんの作り話って感じもした、咲ちゃんをからかって遊んでるイメージ
283 : >>281 >>282 感想ありがとう。 なんか色々とスマン。 ただ、 「みどりいろのういんういん」が使いたかっただけなんだ。 またROMに戻ります。
284 : 保守
285 : 雫は咲夜の背中をまさぐるように撫でた。 いくら撫でても見つからない。 「あ、違いますよ。前です。前!」 「うるさいなあ、わかってるよ……」 どうやらフロントホックのようだ。 ごめん、もう無理……。
286 : ワッフルワッフル
287 : 「あんたの胸、無駄にでかいよね」 「なっ、プリティーでキュートな私のチャームポイントを・・・。」 「ほら、谷間にホックが食い込んでうまく外せないんだよ。」 プチンッ 「あ・・・。」 通りすがりのオラが続けてみたが力尽きたぞorz
288 : ムカッ 突然雫が、脱ぎ捨てていたジャージを素早く着始めた。 「ど、どうしたんですか!?」 咲夜は、現わになった胸を隠そうともしないで体を起こした。 「……今あんたの目の前にいるのは、誰?」 「えっ?」 「覚えてないの?」 「???」 (やっぱり寝ぼけてたみたいだから覚えてないよね) 「もういい、寝る」 雫は咲夜を一睨みしてベッドに潜り込んだ。 『奏先輩』 「バカ姉ちゃんのバカ」 バカは、あたしだ。 何を期待してたんだか。 残りの春休みなんてどうでもいい。 もういい。 何も期待しない。 もう帰ろう。 またつまらない毎日に戻るだけだ。 「妹ちゃん………」 何だか鬱展開に。 僕ーは限界だあ。
289 : 誰か続きヨロ
290 : (想像して下さい) 「つかぬ事をお聞きしますが……」 「……?」 「あなたは、まだ中学生ですよね?」 「はぁ?」 「しかもちょっと前までは小学生だったんですよね?」 「だから何?」 「つるつるですよね?」 「!?」 「あなたは絶、対つるつるなはずです!!」 「???」
291 : やっぱ しー攻め咲受け? たまりませんな!!
292 : Candyboy大好きだぁぁぁ
293 : 雫「あんた、あたしが泣いていたのが気になってたんだ?」 咲「!!」 リレーSSやらねえ?
294 : 監督ブログ更新
295 : 続編あるといいな〜
296 : 咲「そ、そりゃあ、奏先輩の妹ですし、気になるって言えば……」 雫「ふーん」
297 : 雫「それだけ?」 咲「へっ!?」 雫「気になるだけなんだ」 咲「うぅ・・・照」
298 : 雫「それだけであたしを助けたの?そんな怪我までして」 咲「っ!!」
299 : 雫「あんたも相変わらずバカなんだから・・」 雫は不器用ながら微笑んで、咲夜の頬に手を添えた。 咲「…っん、妹ちゃん??」
300 : 雫「いつまでも、『妹ちゃん』なんだ……」 雫は強ばった微笑みを浮かべたまま、少しずつ近づいてくる 思わず咲夜は目を瞑り、身構える
301 : 不意に雫は咲夜の右腕を そっと手に取った。 「っ!!」 目を閉じていた咲夜は 思わず痛みに耐えられず、目を開けた。 「そんなに痛いのなら病院行こうよ」 「嫌ですぅ〜。注射されるかもしれないじゃないですか〜〜」 「ガキじゃないんだから。……仕方ないな……」 雫は仕方なく救急箱を出してきた。 「でも何であたしなんか助けたの?」 「だって、ほっとけないじゃないですか」 「ほっとけないからって バカみたいに突っ走るの?ホラ、腕出して」 「これはしみるから嫌ですぅ〜〜」 改めて咲夜の破れている服から見える白い肌を見た雫は、なぜかドキドキした。
302 : 雫は破れている服の袖を めくると、そこには、 切り付けられた傷の後が 赤く目立っていた。 「バカ……無茶ばかりして……」
303 : 雫はそれを見て胸が苦しくなった。そして咲夜を不意に抱き締めた。 「ばか・・・」 咲夜は涙目になりながら笑う。 「ぇへへ。すいません。妹ちゃん」 咲夜は雫の首もとに頭を埋めた。奏と同じシャンプーの香りがした。
304 : (奏先輩と同じ……。でも目の前にいるのは……) 咲夜は奏が好きなはずなのに、どうしてだろう、泣いていた雫の方が気になった。 奏には雪乃がいる。 しかし雫には……。 すると、あれこれ考えているうちに咲夜の後ろから足音が聞こえて来た。 咲夜の顔から笑顔が消えた。 雫の腕をほどき、咲夜は 雫を庇うように前に出た。 右腕からは止まっていたはずの血が、ポタポタと、 滴り落ちている。 傷の痛みからなのか、緊張感からなのか分からないが、咲夜の表情は強張ったままだ。 咲夜の後に隠れている雫は震えていることくらいしかできず、何者かの足音の恐怖により、ごくりと喉を鳴らした。 相変わらず咲夜の緊張感はとかれないままだが、なぜか、その近づいてくる足音に雫は恐怖感と共に安心感を覚えた。
305 : 「姉ちゃん?」 雫が振り返ると、そこには奏がいた。 「何があったの?心配したよ」 「雪姉ちゃんは?」 「バイト。どうしても抜けられないって」 奏がそう言うと、雫は奏の胸に飛び込んだ。 「どうしよう姉ちゃん、 あたしのせいだ。あたしのせいであの人が……」 「しーちゃん落ち着いて……」 奏は泣きじゃくる雫を制して咲夜に近付いた。 そこには傷口を押さえて膝をついている咲夜がいた。息も荒い。 「奏先輩……」 咲夜は奏を見上げた。 「仕方ないな……」 「えっ?ちょっ、奏先輩!?」 奏は、そう言うと咲夜を抱き上げたかと思うと、後に背負い、咲夜は奏の背中にしがみついた。 「だ、大丈夫ですって……」 奏におんぶされた咲夜は 雫を見ると、思い詰めたような顔をしており、涙が乾いていないまま、その場を走り去ってしまった。 「い、妹ちゃん?!」 「ちょっ、咲ちゃん!?」 咲夜は奏の背中から降りると右腕を庇いながら雫を 追い駆けた。 「待って!待って下さい !!」 「っ!!」 いきなり走り出した衝撃で咲夜の右腕に激痛が走った。 それでも咲夜は雫を追い駆けた。
306 : 通りすがってみたが俺にはこれが限界だ。 誰か頼む。 てか、終わるのか?
307 : 萌え展開が良い!
308 : 雫は、あてもなく走っていた。 涙を零しながら。 この、自分ではどうしようもない気持ちを抱えながら。 今まで感じた事のない感情が雫を苦しめる。 何もかも吐き出してしまいたい。 全部ぶちまけてしまえば、どんなに楽だろうか。 雫は思った。 ならば、こんな感情を持たなければよかったのだと。 何を期待していたのだろうか。 誰も自分を一番に見てくれない。 『ばか、無茶ばかりして……』 バカは自分だ。 奏を好きな咲夜を自分は 知っているのに。 もういい。 こんな気持ち捨ててしまえばいい。 自分の中に閉じ込めてしまえばいい。 そんな雫の足どりは重く、とぼとぼと公園のベンチに座った。 しばらく一人で泣いていると、背後に誰かがいる気配が感じられた。 しかし雫は、あえて振り返らなかった。 雫の後ろにいるのが誰か、分かっていたからだ。 「お願いです。話しを、聞いて下さい。私が悪いのは分かってます。結果、あなたを泣かせてしまったのは、私なのです、から……」 咲夜の息が荒い。 たまのような汗が雫の肩に落ちた。 痛みのせいで冷や汗をかいてしまったのだろうか。 それでも雫は振り返らなかった。 「お願いです。 “雫ちゃん”……」 もう、この後が思い付かない。このリレーどうしようか……。
309 : その時雫の心臓がドクンと高鳴った。 久々に『しずく』と呼ばれた気がした。 「・・・・。」 不思議な感覚に動揺しつつ俯いたまま無言の雫。「まったく、その感じは考え事してる時の奏先輩にそっくりですね。」 咲夜は微笑みながら後ろから雫を抱きしめた。 そして上がった息を調えて真剣に言った。 「あたしの本当の気持ち、聞いてくれますか?」
310 : 「で、でも、あんたが好きなのは、かな姉ちゃん、でしょ?」 雫は俯きながら言った。 「確かにきっかけは、そうでしたが………」 咲夜は思い出すように言いかける。 しかし雫は俯き、涙は乾かない。 だが、背中から伝わってくる咲夜の温もりを感じた雫は、今の自分の中の感情がとけていくようで、それが怖いような安心するような不思議な感覚だった。 「始めて会った時、あなたは、いきなり雪をぶつけてくるんですもん」 咲夜は右腕を支えながら 笑って言った。 後ろから落ちてくる雫が気になった雫は、自分の肩を見た。 そこには咲夜の汗ではなく、右腕から滴り落ちる赤い血だった。 驚いた雫は、振り返り、咲夜と向き合った。 雫が見たものは、咲夜の右腕の袖の半分くらい、 赤く染まっていた。 しかし、それでも咲夜は笑っていた。 「あんたバカじゃないの!?こんなになるまであたしを追い掛けて来たの!? 何で?何で、そんなことする、の……?」 雫は立ったまま、また俯いて泣きじゃくった。 自分の許容範囲を越えた咲夜の行動に戸惑いながらも、どこか嬉しくて自分というダムが決壊しそうだった。 「好きだからですよ」 「……?」 「あなたのことが好きだからです」 咲夜の真剣な言葉に顔を 上げた。 「ほんと?」 「本当です」 「ほんとに?」
311 : 続き、誰か、頼む……。
312 : 「ほんとですってば」 咲夜は笑いながら言う。 すると、今まで俯いていた雫が顔を上げて 「ほんとねっ」 と、笑って言った。 その笑顔は咲夜が驚く程、今まで見た事のない、雫の満開の笑顔だった。 咲夜はその笑顔から目をそらす事ができず、思わず 雫を引き寄せた。 右腕が痛む。 まだ血が滴り落ちている。 両腕で抱きしめられないのがもどかしい。 咲夜は左腕で雫を引き寄せ、自分の胸に雫の顔を埋めさせた。 咲夜の体温が雫に伝わると同時に咲夜がドキドキしている心臓の音が聞こえる。 「好きですよ。雫ちゃん」 「かな姉ちゃんじゃなくて?」 「当たり前じゃないですか。好きじゃなかったら、こんなことしません」 雫は咲夜の胸の中で 静かに泣いた。 そして、もう離したくないと思い、咲夜の服を、ぎゅっと握った。
313 : でも,その返事を雫が聞くことはなかった。 咲夜はにこりと微笑むと,そのままスッと雫にもたれかかり, 力が抜けるようにそっと崩れ落ち,地面に倒れこんだ。 「―――――!」 一心に咲夜の名を呼ぶ雫の声は救急車の音と, 集まってきた野次馬の喧騒にかき消されていった。 ◇◆◇ 目覚めると,知らない天井が目に入った。 ぐるりと周囲に視線を伸ばすと,真剣な表情の雪乃と奏が映った。 「姉ちゃん‥‥‥たち‥‥。」 「もう,心配したんだから。」 厳しくも温かい奏の声が聞こえた。 涙ぐんで頷く雪乃がそっと手を握ってくれていた。 「あの‥‥‥ひと‥‥は?」 初めて会った時から,何かを感じた。 雫たち姉妹に割って入ってきた初めての少女。 それが何なのかわからなくて,抱えたわだかまりと一緒に雫は雪玉をぶつけた。 『好きだからですよ』 『あなたのことが好きだからです』
314 : >>312 ごめん。まさか来てると思わなかったww 313は削除でヨロ。スルーしてくれ。
315 : >>314 いやいやWこのまま 一つ前から>>313 へ上手く 続いてると思うよ。 だから >>313 からの続きでOK?
316 : OK!
317 : 「咲ちゃんなら大丈夫だよ。切られた傷はニ針縫ったけど命には別状はないって」 そう言って雪乃は、 雫の隣りで眠っている咲夜の方を指さした。 すると雫は慌ててベッドから降りて咲夜のベッドに近づいた。 「咲夜!咲夜!」 腕に包帯を巻いており、破れた服は入院患者用のパジャマに着替えさせられていた。 雫は涙を零しながら雪乃に言った。 「あたしのせいだ。この人が、こんなになったの。この人があたしのこと護ってくれたのに……。なのに、あたし、逃げちゃって……」 泣いている雫を雪乃が優しくなだめる。 しかし雫の涙は止まらなかった。 ひとしきり泣いたあと、何かを決意したように、引き締めた顔を上げて雪乃に言った。 「姉ちゃん、お願いがあるの」 「お願い、一晩、ここに、この人のそばにいさせて」 前に雪乃から聞いた話だと咲夜の両親は、いつも忙しくて家に帰ってくることが少ないそうだ。 それに今、時計を見ると深夜前を指しており、咲夜の家のお手伝いさんも、もう帰ってしまっている。 そこで自分達が帰ってしまったら、次の日、咲夜が目を覚ました時、一人になってしまう。 朝、目を覚ましたら、一人。 いつも。 二人の姉が上京してから、毎日。 「お願い、姉ちゃん」
318 : なんだかいつの間にか盛大な話にW 続きを頼みます。
319 : >>313 しーちゃんの心は体を張らないと(並大抵なことでは)手に入らないのですなW
320 : >>317 「だ、だめだよ!そんなの!大事な妹を、女の子を 一人、病院になんて残しておけないよ!」 奏は身を乗り出して言った。 しかし、それを雪乃が制した。 「かなちゃん、しーちゃんだって、もうそんな子供じゃないんだよ?」 「で、でも……」 心配する奏をよそに、雫は、まだ眠っている咲夜の手を、そっと握った。 「姉ちゃん、あたし……」 「あたし、この人のことが好きかもしれない」 やっと自覚した所まで来ましたよW こっから先が……。 でも鬱エンドはヤだな。
321 : 終わらない。 続き頼む……。
322 : >>320 雪乃に引っ張られて病室から出て行く奏 …… ……… ぎゅっ! 手を強く握ってやった。 「ひゃわ!」と叫ぶ咲夜 「本当はずっと起きてたんでしょ」 「え、なんのことですか〜」 「そんなんで、誤魔化されるのは姉ちゃん達だけだよ……」 咲夜はえへへと可愛く、でもちょっと乾いた感じで笑った。 「そばに居てくれて嬉しいですよ」 「仕方がないじゃない」 そう、他に仕方がなかったんだもの 「仕方がない、ですか」 「そう」 「私、仕方がない、って言葉好きですよ。 諦めよりも、なにか対する決心って感じがしません?」 ああ、咲夜らしいな、と思ってちょっと笑った 「雫ちゃん……」
323 : 「そういえば、あんた全然ご飯食べてないじゃない」 ベッドの横のテーブルに置いてある病人食は、一皿も空になってない。 「だって、おいしくないんですもん」 と、咲夜は、そっぽを向く。 「あんたほんっとに お嬢さまなんだねー」 雫は呆れながら言った。 「あなたが、あーん、してくれたら食べてあげますよ」 咲夜は少し、おどけて言った。 「……バカに付ける、薬はないよ」 いつもどおりの雫を見て、咲夜は薄く微笑んだ。 「……………」 しばらく見つめ合った後、雫はテーブルのスプーンを取り、そばにある肉じゃがをすくって咲夜の口元に差し出した。 「………あーん」
324 : 咲夜は「あーん」と食べる様に見せかけて、そのまま雫の腕を自分の方へ引き寄せた。 「ぅわっ!?ちょっ危な・・・」 雫はバランスを崩し片手をベッドについた。 「引っ掛かりましたね!」 咲夜は少し意地悪に笑う。 「なにすんの・・ばか・・・っ!!!」 二人の顔は急接近した。 「・・・・。」 そして再び 見つめ合った。 その時間は 長くはなかった。
325 : 咲夜は左手で、そっと雫の頬に触れた。 そのまま、静かに顔を 近づける。 咲夜は驚いた。 雫が抵抗しない。 抵抗するどころか目を 閉じた。 咲夜は緊張して、ごくりと喉を鳴らした。 覚悟を決めた咲夜は、静かにキスをした。 咲夜は触れるだけにした。そして、ベッドの上で少し離れたかと思うと、咲夜は左腕で雫を抱きしめた。 しかし右腕の方は、力が 入りにくいのか、力無く肩からぶら下がったように見える。 「好きですよ。雫ちゃん」 咲夜は右腕を使って雫を 、もっと強く抱きしめようとした。 「……っ!!」 咲夜の右腕に痛みが走った。 同時に、それを支えようと左腕も雫から離れた。 咲夜の息が荒い。 それを見た雫の顔は、曇ったまま、俯いてしまった。
326 : 「そんな、顔、しないで下さい……。勝手に私が、あなたを、助けたん、ですから……」 荒い息を吐きながら、それでも咲夜は笑って言った。 雫は、ますますいたたまれなくなり、涙が、じわじわと溢れてきた。 「えっ?そんなつもりで言ったんじゃないですよ!?な、泣かないで、泣かないで下さい〜〜」 雫の目の前で、あたふたする咲夜を見て雫は心の中で思った。 (困ってる困ってる)
327 : 「あたしの…せい」 困った咲夜の姿を見て、雫の涙は止まらなくなっていた。 「だ・・大好きな人を守るのに理由はいらない…ですから。」 息を荒くしながら微笑む咲夜。 「・・・。」 その時、もっと 咲夜を独占したい。 もっと知りたい。 雫に そんな感情が芽生えた。 「あたしも…あんたが好き」 「雫ちゃ・・ん・・」 「・・・・。」 再び沈黙がやって来た 今度は 雫から咲夜にキスをした。軽く触れるだけの。 緊張しているのか 唇は震えていた 少し離れて 見つめ合う二人。 そこには何か通じ合うものがあった。 「怖い…ですか?」 優しい瞳で咲夜は訪ねた。雫は少し伏せ目がちに期待と不安を抱きながら答える。 「わかんない…でも、あんたとなら…」 「咲夜と呼んでくれますか…?」 「さくや・・」 雫はゆっくりと咲夜の胸へ飛び込んだ。
328 : 咲夜の胸の中の雫は、もっと咲夜が欲しいと思った。 雫は咲夜の傷に触れないように静かにベッドに押し倒した。 咲夜の寝巻のボタンに手をかける雫。 しかし、そこで思わず手が止まってしまい、俯いてしまった。 「大丈夫ですよ」 咲夜は笑って言った。 その言葉に雫は顔を上げる。 「いつもなの?」 「へっ?」 「どうして、あんたは、そう、いつもへらへら笑っていられるの?」 「へらへらって失礼な……。でも、俯いて沈んでいるよりは、笑っている方がいいじゃないですか」 雫は、それを聞いて薄く笑った。 それを見た咲夜も優しく笑った。 「いいの?」 「いいですよ」 「咲夜……」 雫は、ゆっくりと寝間着のボタンをはずしていく。 すると、下着だけの咲夜の姿が、あらわになった。 それを見た雫は、ドキドキしながら、もっと触れたい、欲しいという感情のまま、咲夜のフロントホックを外した。 欲しいという気持ちと同時に、奏にも雪乃にも、誰にも咲夜を渡したくないという感情が生まれた。
329 : 「雪姉ちゃんから聞いてたけど、あんたの胸って大きいんだね」 「そんなにじっくり見られると……」 「見られるの平気なんじゃなかったっけ?」 「!!!」 「そ、それも雪乃先輩に?」 雫はドキドキしている咲夜をよそに、何故か二の腕や、腹筋をさわってみた。 「かな姉ちゃんみたいに、ふにふにしてないね。結構鍛えてるんだ、あんた」 雫はふれた後、咲夜に聞いた。 「そりゃあ、水泳も、やっていますし……」 「も?」 雫の質問に、思わずどもってしまったが、後々追求されるのも嫌なので咲夜は答えた。 「いわゆる私も“お嬢さま”ですから自分の身を守ることくらい心得ていますよ」 と、咲夜は得意げに言った。
330 : 「ふーん・・・」 雫は無愛想に相づちをうちながら咲夜の二の腕に噛みついた。 「ひゃっ!?な、なんですかいきなりっ!痛いのは嫌ですぅ〜」 雫は軽く痕を付けてそこを軽く舐めた。そして咲夜を見つめながら言った。 「・・今は護らなくていいの??」 「へ?なにをですか?」 「・・・ばか」
331 : AE01 フタリイレバイイノニ 0/5 奏咲ものです。 時間軸はEP07の終盤からアナザールートに入ったという感じです(AEはアナザーエピソードの略です)。 リレーでも可と言うことなので、気に入った方はバトンを引き継いでいただければ幸いです。
332 : AE01 フタリイレバイイノニ eye:奏 1/5 気づいたら、好きになっていた。もしかしたら、ユキちゃんよりも──。 「……はい?」 二人きりの美術室前の廊下。目の前の娘は、まだ事実が受け入れられないみたいだ。 「あー、えと……だから、咲ちゃんのこと、その、好きになっちゃった…みたい……。LOVEって意味で」 こっぱずかしいのを押し切ってもう一度告る。咲ちゃん──あしらってもスマキにしても、仔犬のようになついて全開の愛情をぶつけてくるこの娘が、今、とてもいとおしくてたまらない。 咲ちゃんの反応を待っている間、私って、押しに弱いタイプだったんだなあ……などと、頭の片隅で思わず自己分析してしまう。 「ふ、ふぇぇぇぇ……っ」 私を見上げる咲ちゃんの目から、突然大粒の涙をこぼれ始めた。 「え、ウソ、マジ泣き!? 私なんかまずいこと言った!?」 予想外の咲ちゃんの反応に、思わず動揺してしまう。すると、咲ちゃんは首をふるふる振って言った。 「先輩、嬉し涙ってホントにあるんですね……」 ああ、この娘は本当に私のことが好きなんだ。 「咲ちゃん、ちょっと目をつぶって」 咲ちゃんは一瞬きょとんとしたが、すぐに言う通りにした。素直な子だ。 今までスマキにしたり、スマキにしたり、スマキにしたりちょっと可哀想なことばかりしてたから、いきなり大サービスだ。 私は、キスで咲ちゃんの涙をそっとぬぐった。ちょっとキザかな……?
333 : AE01 フタリイレバイイノニ eye:咲 2/5 「先輩、ちょっとキザです……」 夢のようっていうのは、こういう気持ちを言うんだろうな。嬉しさと恥ずかしさのあまり、私の顔はきっと真っ赤。 目をつぶってといわれたときは、口に……と期待したけど、これはこれでやっぱり嬉しい。 「あはは……やっぱそう思う?」 誕生日に、私の両親に「ありがとう」って言ったときから、私の中でとても存在が大きくなった人。あのときから、奏先輩のことを考えなかった日は一度もない。 私はなんというか、一度決めるととことん突っ走ってしまうタイプで、正直ちょっと暴走してたかな、と思う。でも、それだけ奏先輩が好きで好きで好きで好きでしかたがなかった。本当に、自分でもどうしようもないぐらいに。 クールなキャラの奥に、とても大きな愛を持っている人。それが奏先輩。 「でも、嬉しいです!」 私は自分の気持ちを素直にぶつける。ついでに、先輩の胸元でぐりぐりして涙をぬぐう。こういうところ、やっぱり私は私だ。 「ちょ、咲ちゃん、こーらー!」 先輩に軽くぺしっと頭を叩かれる。でも、まんざらでもないって感じが、力の弱さから伝わってくる。 嬉しい、嬉しい嬉しい嬉しい。ああ、人生ランク現在ベストのこの瞬間。 でも、ちょっと気がかりなのは──。 AE01 フタリイレバイイノニ eye:雪 3/5 (足、冷たいな…) いつも隣で寝ているカナちゃんが今日はいない。咲ちゃんの部屋にお泊り。当たり前だった状態が、当たり前じゃなくなるってこんなにつらかったんだ。私たちが東京に出て行ったときの、しーちゃんの気持ちが少し分かった気がする。 咲ちゃんいい子だし、カナちゃんが好きで好きでしょうがないのは私と同じ。どっちかが、こういう思いをしなければいけないのだ。今までは咲ちゃんで、今度は私の番。 「カナちゃんが二人いればいいのに……」 とりあえず、旧寮でカナちゃんが使っていた枕をカナちゃんだと思って抱いて、眠りに落ちた。
334 : AE01 フタリイレバイイノニ eye:咲 4/5 「先輩ってあったかい〜」 今、奏先輩と二人でベッドの中。雪乃先輩は、毎日こんなにぬくぬくだったんだ。ちょっとずるい。雪乃先輩も好きだけど、やっぱり嫉妬してしまう。私って嫌な女の子かな。奏先輩が二人いればいいのに……。 「ちょ、咲ちゃん密着しすぎ。ていうか、胸に顔うずめないの」 奏先輩は口ではそういうけど、優しく頭を撫でてくれる。うんとうんと甘えよう、今までの分を取り返す勢いで。でも、私の決意もきちんと話しておかなきゃ。 「奏先輩、あのですね──」 AE01 フタリイレバイイノニ eye:奏 5/5 いつもユキちゃんと一緒に寝てるから、ついナチュラルに抵抗なく咲ちゃんと同じベッドに入ってしまった。咲ちゃんの部屋はベッドがひとつしかないとはいえ、よく考えたらいきなり大胆どころじゃないな、私。習慣ってちょっと怖い。 でも、ものすごく幸せそうな咲ちゃんの顔を見てると、なんか細かいことはどうでもよくなってくる。ああもう、かわいいなあ。小動物系はずるいぞ。 「奏先輩、あのですね。私、働いて先輩のラボのお金稼ごうと思うんです」 はい? 突然の宣言に、思わず硬直してしまった。 「いや、咲ちゃん。お金はその、ユキちゃんが工面してくれるから……」 「だからなんです。私、奏先輩の本当のパートナーになりたいんです。親に言えば出してくれるかもしれないけど、奏先輩そういうお金じゃ嫌でしょうし、だから働くんです」 服をぎゅっと握り締めてくる。決意が伝わってくる。同時に不安も。不自由なく暮らしてきた咲ちゃんが、私のために未知の世界へ飛び込もうとしている。 「私の目標は雪乃先輩です。私、きちんと奏先輩の中で雪乃先輩を超えたいんです」 見つめてくる咲ちゃんの目は真剣だ。こんなことをされたら、こうするしかない。 「ありがとう。でも、無理はしないでね?」 私は、咲ちゃんを優しく、でも力強く抱きしめた。咲ちゃんも抱きしめ返してくる。 ユキちゃんごめん。私、本当に咲ちゃん好きになっちゃったみたい。ああ、私が二人いればいいのに……。
335 : >>330 流れ切ってすいません 「これであんた、あたしの“モノ”だね」 「!!」 ニヤリと笑う雫を見た後、咲夜は自分の腕を見ると、色は薄いが、赤いキスマーク(?)のようなものが 付いていた。 そして雫は緊張と同時に焦りを感じた。 こんなふうに、しかも好きな相手にしてしまって、それでも咲夜は自分を好きでいてくれるのかと。 咲夜は雫を見ると少し体が少し震えている。 かなりの勇気があったに違いない。 「大丈夫ですよ。好きですよ、雫ちゃん」 咲夜は真剣な、そして強く優しい瞳で雫を見つめた。 雫はなぜか、その瞳から目を逸らすことができなかった。 雫は思った。 ああ、自分はこの瞳にとらわれたのだと。 自分を護ってくれて、強く優しい瞳で見てくれる咲夜に、恋をしたのだと。 今まで自分をこんなふうに見てくれる人はいなかった。 だからますます咲夜が欲しくなった。 自分を左腕で抱きしめている咲夜に、強く唇を押し当てた。 咲夜の豊満な胸が雫の胸にも当たり、今の温もり以上のモノが欲しくなった。 今度のキスはさっきまでの軽いキスではない。 自分の欲望のまま、咲夜の中に侵入した。
336 : >>334 すまん、やはり続きが 思い付かない……。
337 : オシシ仮面のネタが尽きたら 従兄弟のオカメ仮面を出せばいいだけの話さ
338 : >>337 ???
339 : >>335 「んぅ・・・っ」 突然の雫のキスに戸惑いつつ、咲夜は目を閉じた。 緊張しているのか、雫の舌はおどおどと何かを探るような・・そんなキス。 「んん・・・ふ」 咲夜は雫の鼓動が早くなってるのに気付いた。 重なる胸から響く小さな音。それはどんどん早くなる。そんな雫が愛しくてたまらなくなった。 咲夜も自分の舌を雫の舌にちょんっと触れさせた。 「ン・・・!?」 突然の事で驚いたのか雫の体がビクッとした。 一瞬離れて微笑みながら咲夜が言う。 「ふふ。・・可愛いですね」 雫は赤面した。 「あんただって・・」 そう言うと、今度は耳に舌を這わせた。 これも可愛らしくぎこちない。 「あぅ・・耳は弱いですぅ・・・」
340 : >>338 ドラえもんの劇中漫画、フニャコフニャヲのライオン仮面だよ ライオン仮面が絶体絶命で次回に引いて、 翌月はライオン仮面の兄弟のオシシ仮面が絶体絶命で引く。 さらにその次は従兄弟のオカメ仮面が… …つまり、しー咲で煮詰まったら 投げっぱなしのまま別のカップリングで始めればいいじゃない ってこと
341 : >>339 すると突然、雫は咲夜の 耳を、ぱくっと口の中に 含んだ。 「ひゃあっ!いっ、今、耳、耳を、た、食べ……」 目の前で表情をめまぐるしく変える咲夜を見て雫は 淡々と言った。 「ふーん、いつもこんな “イイこと”してるんだ、姉ちゃん達……」 「い、いつもって、なんであなたが……」 「姉ちゃん達が東京行ってから、上手くいったって聞いたから」 自分は皮肉っぽく言ったつもりだったが、思わず俯いてしまった。 咲夜は、俯いた雫の表情を見逃さなかった。 奏達の実家で、していた時と同じ表情だった。 自分は奏が好きだったはずなのに、その時から、どこか寂しそうな雫が気になって気になって仕方がなかったのだ。 咲夜は、そんな雫がたまらなく愛おしくなって両腕で雫を抱きしめた。 雫は思った。 自分が求めていたのは、この絶対的な安心感と温もりなのだと。 だけど、またどうせいなくなるのだ。 雫は少し怖くなったのか体が震えてしまった。 「大丈夫ですよ」 私はいなくなりません、と、いう咲夜の言葉に反応した雫は顔を上げた。 しかし、笑っている咲夜を見た雫は、ぎょっとした。 「あ、あんた腕痛いんでしょ!?何やせ我慢してんのよ!!」
342 : 「だ、大丈夫ですよ。このくらい、大丈夫、大丈夫……」 「冷や汗だらだら流しながら何言ってんの!!バカじゃないの!?」 それでも咲夜は雫を抱きしめた。 しかし、雫はすぐに顔を上げ、何かを決意したような表情で咲夜を見つめた。 「雪姉ちゃんから聞いたけど、あんたさ、四月に試合があるんでしょ?」 「はい。二年生で始めての合同試合ですし雪乃先輩も引退しますから頑張らないと……」 「で、その体でも部活に出るんでしょ?」 「当たり前じゃないですか!」 と、笑って言う咲夜に呆れながらも雫は、ついに決心した。 「あたし決めたから」 「?」 「あんたが、これ以上無茶しないように春休み中は、あたしが見張るけど……」 「あんたの試合までには、その怪我は治るはずだから、新学期からは雪姉ちゃんに、あんたを見張っててもらう。あたしは北海道に帰らないといけないから……」 「!!」 いきなりの発言に、しどろもどろな咲夜に、ニヤリと笑ってから、こう言った。 「ストーカーがストーカーされるのって、どう?」
343 : しーちゃんなんでこんなドSキャラw
344 : 他の人も、しーちゃん書いてるはずなのに、この流れでいったら(ていうか譲れないW)しーちゃんはドSW
345 : 監督ブログはまた停滞か
346 : >>342 「いや、そ、そんな事言われても」 再び困惑する咲夜。汗は止まらない。焦りながらも今度は咲夜の反撃。 「そ、それよりも!あたしだけ肌を露出しているのは、なんというか・・・」 愛しい雫の事肌が見たいのだか、なにを言われるか分からないのでストレートに言えない。 「・・・。」 しばらく沈黙。 「…脱げばいいの?」 雫は素直に自分の服のボタンを外そうとした。 「あっ・、いや!それは私がですねっ!」 「いーよ…自分でやるから。」 「そ…そうですか」 抵抗しない雫に驚きつつ、少しずつ露わになる肌に見惚れていた。 咲夜は雫の鎖骨にキスをした。 私も痕、つけても良いですか?
347 : 「あんたがもう、よそ見しないのなら……」 雫は俯きながら小声で言ったので咲夜は上手く聞きとれなかった。。 「へっ?何ですか?」 「ばか、言わなくてもわかってるでしょ?」 怖いのか震えている雫を優しく包みこむように抱きしめた。 そして、さっきキスをした同じ場所にもう一度、今度は強くキスをした。 すると雫が振り返った。 「付いた?」 「うーん、まだ薄いですぅ〜」 「もうちょっと強く付けた方がいいんじゃない?」 「うーん……」 と、咲夜は一瞬考えた後、何かが閃いたように、勢いよく雫の鎖骨に噛み付いた。 「ちょっ!何すんのよ、いきなり!」 咲夜は少し意地悪っぽく笑って、 「さっきのお返しですよ」 と言った。
348 : >>347 そして咲夜は鎖骨に舌を這わせた。 「ちょっ…くすぐったい…」 「これであなたも私5も5です。」 「・・・もう。」 雫は顔を赤くして俯いた。 すると咲夜は突然雫に覆い被さった。 「抵抗しないんですか?」 「…。」
349 : 雫は咲夜の右腕に巻いてある包帯を見て少し俯いた。 「お願い、もうこんな無茶しないで……」 「うーん、大好きな人を護るためだったら私は……」 ごにょごにょと口を濁す 咲夜を見て、じわじわと涙が溢れてきた。 それを見た咲夜は、ぎょっとした。 もう、愛しい雫の涙を見るのは、ごめんである。 「わ、分かった!分かりましたから!泣かないで!泣かないで下さい〜〜!!」
350 : こまったな、かなさく続かないな…だれかもう一本書いたら続けてくれると約束してくれるなら連投を考慮
351 : 収束させようしーさくでエロは難しい
352 : しーさくでは、どうしてもイクとこまでイクのが難しい。 心理描写メインになってしまう。
353 : え?ここエロ推奨?;
354 : そうでもないよ。 パロが読みたいのさ。
355 : よかった、エロは本当にネタが詰まった時の切り札にしたかったから
356 : ここはエロもあり、パロもありだから大丈夫だぜ。
357 : >>349 (あ〜、先輩達に、この事がバレたら『泣かせたら許さん!』なんて言われそうですね〜〜……) 「分かりました!分かりましたから!」 何を言っても泣き止まない雫が涙目のまま咲夜の方に顔を向けた。 途端、雫は、ぎょっとした。 なんと咲夜は巻いてある包帯をのけてしまったのだ。 「この傷も私の心も、体も、全部あなたのものです。もう私の心はどこにも行きませんから、例え離れていても私はあなたのことが好きです」 咲夜は、ぎゅっと雫を抱きしめた。 「メールアドレスは、あなたから教えて貰いましたから、今度は私から、あなたに電話番号を教えますね」
358 : ここからどうやって収束させようか……。
359 : ほらあれだw さくちゃんの胸のなかで朝を迎えて 次の日看護婦さんとゆきちゃんに微笑まれ かなちゃんにどやされるというのはどうだろうか?
360 : なるほど。 それもいいな。 エロで終わらせるのは難しいから他に何かないかな?
361 : 困ったな……。 携帯のアドレスを伝えるだけで、ここまで来てしまったなんてW どうしようか……。
362 : >>357 「…もっと、あんたの事知りたい」 「ええ、いいですよ」 「一緒に居てくれる?」 「もちろん」 すると雫は涙を流しながら咲夜を抱き返した。 そして、咲夜は雫の体にキスの雨を降らせた。 咲夜は雫に最大限の愛情を示した。 いつの間にか 空は明るくなっていた。 ・・・
363 : 詳しく書かないところがよい
364 : >>362 カーテン越しに暖かい日差しが背中に当たる。 どうやら、そのまま眠ってしまったようだ。 「おはようございます。今日もいい天気ですね」 咲夜の声を聞いた雫は、さっきまでぼんやりとしていた意識が一瞬で覚醒した。 すると、昨日のことが一気に雫の脳裏に蘇り、自分と咲夜のかっこうを見て、恥ずかしくなって顔が真っ赤になった。 「あ、あたし、あたし……」 雫が動揺していると、ドアの向こうからノックの音が聞こえた。
365 : もう誰かまとめてくれW
366 : かなさく誰か続けて/(^o^)\
367 : >>364 ,365 あと1,2レスで締めれそうだなww まあ気長にやろうぜ。 だがしかし 奏咲はなかなかポジにひらめかんわ
368 : 頼む。 俺もかなさくは思い付かないW 何か咲がカッコイイんだがW
369 : >>364 かなゆきをどうやって絡ませるか思い付かないW
370 : どうしてみんな(俺もだがW)奏咲よりも、しーさくの方が思い付くのだろうかW
371 : ああ、まとめられない……。助けてくれ。
372 : まあ餅つけww
373 : >>364 ドアが開くと 奏と雪乃が入ってきた 「咲ちゃーん!」 「咲ちゃーん♪具合はど〜お??」 二人は急いでベッドに潜った。 雪乃が二人の様子を見て羨ましそうに言った。 「あーっ!仲良く一緒に寝たの??」 「えっと…あ、その」 咲夜はなんとかごまかそうとするが言葉が出てこない。 奏の表情は強ばっている。 「あんた達はー…」 「いいないいな〜」 「いやいや!雪ちゃん、羨ましがる所じゃないっしょ!」 「かなちゃん、かなちゃん♪あたし達も一緒に〜」 「毎日一緒に寝てるじゃん」 「やだやだー!一緒に寝るだけじゃヤーっ!」 「ちょっ…///いきなり何を言うかなこの子は・・」 「あ、あの〜…」 「ねえちゃんたちのバカ」 唖然とする咲夜と雫。 二人のやりとりを見つつベッドの中でしっかりと手を繋いでいた。
374 : 久々に微エロかエロを読みたくなってきたー
375 : 「えーあー,ともかく。」 コホンと咳払いした奏がじっと二人を見つめる。 何か言おうとしている奏を押しのけ,雪乃は昨夜とかってに会話を進める。 「咲ちゃん怪我はどう?」 「はい。もう痛みも落ち着いていますし,それに‥‥。」 「それに?」 「雫ちゃんが介抱してくれたので,もう大丈夫です。」 「何が大丈夫なのさ。寝返るたびに痛がってたくせに。」 元気に返事した咲夜の横から,しれっと雫が口を挟んだ。 ぎゃいぎゃい騒ぐ三人に頭を痛めながら,奏が声を張り上げた。 「とにかく,アタシの話を聞けー!!!」 ◇◆◇ 二人に服を整えるように告げると,奏と雪乃は部屋を出て行った。 雪乃の様子とは全く異なり,奏はひどく動揺していた。 「ははっ,怒られちゃいましたね。」 「ねぇ‥‥。」 「どうかしたんですか?雫ちゃん。」 「あんた‥‥ほんとにあたしでいいの?」 服を着て,ぽてっとベッドから降りると雫は外の様子をうかがいながら咲夜に尋ねた。 「はい。」
376 : にっこりと,とても優しい笑顔を向けて咲夜はそっと答えた。 雫はその答えに,胸が暖かくなるのを感じた。 雫はくるっと振り返って,不敵な笑みを浮かべて告げる。 「あんたのこと,これ以上無茶しないようにあたしが見張るから。」 「はい。」 「あたしは春休みが終わったら,北海道に戻る。けど‥‥。」 「北海道へは私が会いに行きます。」 続けるはずだった雫の言葉よりも先に,咲夜はそう告げた。 「怪我がきちんと治っているか,あなたに見てもらうために。それから,もうあなたにさみしい思いをさせないために。」 「‥‥‥。」 雫の胸に煌めいた輝きが,恋かどうかなんてまだわからない。 でもその想いは,姉への思慕を越えて雫の中で育ち始めている。 「ふっ,ふん。覚悟しなさいよ。あたしは姉ちゃんたちと違って,すっごく執念深いんだから。」 口から出る雑言は,ただの照れ隠し。 そんな和気あいあいとした口喧嘩はドア越しに部屋の外にもとどいていた。 奏と雪乃はドアの前で顔を見合せ,二人の妹達の門出を祝福していた。 (了)
377 : 即興ですが,こんなんでどうでしょうか。 また次にいいネタがあったら,リレーSSやりましょう。 そいでは自分も微エロかエロの投下待ちに入りますわ。
378 : GJです。 みなさんお疲れさまです。まとめて頂きありがとうございます。 それでは自分も次の投下を待ってます。
379 : あの日初めて 雪ちゃんの全てに 触れた あたしは 恥ずかしさでいっぱいだった 対して雪ちゃんは 優しく導いてくれたなー・・ それがあったから あたしたちは より親密になったのかも・・・ 部屋で 雪乃の寝顔を見ながら 奏は一人浸っていた。 そう、あの日−
380 : ウォシュレット
381 : 初えっちの話!?
382 : ウォシュレットで初エッチだと!?
383 : ウォシュレットはただの保守のつもりですた
384 : いつもより寒い夜。 奏と雪乃はいつものように二人で一つのベッドで寝ていた。 「ふふっ♪かなちゃんの足あったかーぃ♪」 雪乃の冷えた足が奏の足に絡んでくる。 「いい加減、靴下はきなさいよー…もう。」 奏は嫌がる素振りを見せつつ、満更でも無い様子だ。 目を閉じていたが、どうにも視線を感じたので雪乃の方を見た。 「どした?雪ねぇ」 「…あったかいの、足だけじゃヤー」 上目で奏を見つめる雪乃。それはまるで子猫のようだった。 「…へ??」 奏はその視線にドキッとした。 (いやいや…気のせいっしょ。姉妹なんだし‥) 「何言ってんだかっ!」気を紛らわす為に雪乃のほっぺたを摘んだ。 「ふぇっ!かなちゃんのいじわる〜」 雪乃は仕返しに奏の脇腹をつついた。 「ぅっわ!くすぐったいよー…このっ!」 じゃれ合う二人。 しかし気が付くと顔が急接近していた。 こんなに近くで雪乃の顔を見たのは幼かったあの日以来だ。 「・・・わわわっご、ごめん!雪ねぇ」
385 : わくわくてかてか
386 : うたたね展開でも大歓迎です!wktk!
387 : 続き!続き!
388 : コミカライズ決定おめ!
389 : >>384 「かなちゃん顔真っ赤ぁー♪」 雪乃はあっけらかんとしている。それに対して奏の顔は真っ赤だ。 「えぇ?!いや…その‥うぅ」 (だって雪ねぇの顔がこんな近くに…ってか!雪ねぇは平気な…) ツン♪ 「ぅわぁっ!?」 雪乃は奏での反応を楽しんでいるのか、 悶々としている奏での横腹をつついた。 ドサッ! 奏では体勢を崩した。 雪乃に覆い被さるような体勢。それはまるで… 「オオカミさんみたいだね♪かなちゃん♪」 「うあ…//」 「襲ってくれないの?」 「あ…あのねぇ…///」 奏は恥ずかしそうに目を伏せている。 雪乃はそんな奏が愛しくてたまらない。 両手を奏の頬に添えた。そして目を閉じて自分に引き寄せた。 ・・・・。 「こう…かな?」 「ゆきねぇ・・」 リレーSSなので! 誰か続きを!
390 : 可愛いなぁ奏ちゃん続きwktk! それにしてもいつからリレーSSがデフォになったんですか? 催促されると余計に思い付かないがな。
391 : ほ
392 : >>389 「いっ!今・・」 奏の心臓は爆発しそうになった。 雪乃はいたずらっぽく笑いながら奏に言う。 「キス・・しちゃったって事かな♪」 「いやいやいや…///」 奏は雪乃の体から少し離れ、口元を押さえた。 「嫌だったんですか?!奏さんは〜っ」 「い…、嫌じゃないでしゅ…」 雪乃も赤面している。それに対して奏の声はさらにか細くなっていた。 雪乃は微笑みながら奏の頭を撫でた。 「素直じゃないんだからぁ。もう、かなちゃんは」 「しゅみましぇん…」 あまりにも恥ずかしかったのか、雪乃と目を合わすことが出来ない。 「あたしの事‥好き?」 「うん‥大好きだよ。雪ねぇ」 「…あたためてくれる?かなちゃん」 「へっ?あ‥うぅ…//」 雪乃は奏をじっと見つめ、目を閉じた。 奏は引き寄せられるかのように…でも、ぎこちなくキスをした。 雪乃と指を絡ませ、次第に激しくなっていく。 「んぅっ・・ふ・・」 「激しいよ‥かなちゃん…」 「ごめ…ゆきねぇ。初めてだけどよく分からなくてつい‥‥」
393 : ほ め
394 : ろ す
395 : かそあげ 二期来ないかな〜。
396 : >>395 とりあえず一生懸命コミカライズ版を応援する
397 : まるごとバナナうめー
398 : 続き!きになる
399 : >>392 「かなちゃ…もっと」 雪乃の舌が奏の中に入る。ぎこちなく、でも奏を求めるかのように動く。 「ふぁ‥///ゆきねぇ」奏も雪乃の舌に驚きつつ同じように求めた。 歯の裏をなぞられると くすぐったいような 不思議な感覚がした。 「んん…ぅ」 「ふ…っ」 一瞬離れて見つめ合う。 奏は顔を赤らめて 伏せ目がちに言った 「ゆきちゃんごめん‥。なんつーか‥もう…///」 「かなちゃん‥いいの。私も同じだよ///」 (うひゃー、ゆきねぇの表情反則だよっ‥) 「い…いただきます」 「ふふっ‥面白い♪かなちゃん」 雪乃のシャツのボタンを外す。でも緊張のせいか上手く外れない。 (あれ…上手く外れないし;それにしてもエロいなぁー) 雪乃は我慢出来ないのか、奏の頭をはだけた自分の胸に押し当てた。 「‥早くぅ」 白くて柔らかい。 そして…鼓動が大きく伝わってくる。 「ゆきねぇ…。カプ‥」 奏はふくらみの頂上を口に含んだ。 雪乃は体をびくっ!とさせた。 「やっ‥はぅ‥」 「可愛いゆきねぇ…」 強く吸う。たまに舌先で転がしてみたり…。 「あぁっ…かなちゃん赤ちゃんみたいっ」 さらに強く奏の頭を胸に押しつける。
400 : wktk!wktk!
401 : >>399 「んむっ…レロレロ」 雪乃のに埋もれながら奏は夢中になって突起を舐めた。 「かなちゃ…あぅ‥」 「ゆきねぇ‥固くなってきてる」 目が合った瞬間雪乃は目を反らせた 「かなちゃんの…ばかぁ」 足をもぞもぞさせる 「ゆきねぇ…何?どしたの??」 「あ…あのね‥かなちゃん」 奏の手を自分の熱い所へ導いた。 「ここ…がね、ヘンなの」 (かなちゃんが可愛く舐めるからぁ…) (ゆきねぇ‥そこは‥っ///) 「触って良い…の?」 「うん…かなちゃんなら良いよ…触ってほしぃ」 奏は雪乃の下着にを下ろし雪乃は腰を浮かせた。 「触るよ‥??」 ちゅく‥ 「ぁ…やっぱり恥ずかしいからヤー」 雪乃は首を振り、足を閉じようとする。 「ゆきねぇ暖かいよ」 「かなちゃ…んっあ‥」 (こう…かな?) 奏は確かめるように指を小刻みに動かした。 「ゃっ…んぁっ‥」 雪乃の体が震える。 甘い声が奏を熱くする 「ゆきねぇ‥可愛い」 「かなちゃんだけずるぃー…」 雪乃は奏のスパッツに手を掛けた 「え?あ…あのー‥ゆきちゃん??」 「こんな風になってるの、あたしだけなのぉ?」 「ぃ、いや…///」 (あたしもヤバいでしゅ…///)
402 : SS中にすまん、久々に監督ブログ更新されてるぞー
403 : mjsk!見てくる
404 : >>403 RSS登録しとけばいい
405 : 管理人さん見てる? しー咲リレー終わったよ。いつも更新乙です。
406 : かなさくにてがまわらん…
407 : 保守
408 : 更新してみました。またなにかありましたらよろしく。
409 : ろだに神フィギュア降臨
410 : 山崎製パンはキャラクターとして採用すればいいんじゃないかな。
411 : ∧,, ∧ (`・ω・´) <保守っしゅ U θ U / ̄ ̄T ̄ ̄\ |二二二二二二二| | | パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ( )】 ( )】 ( )】 【( ) 【( ) 【( ) / /┘ . / /┘. / /┘ └\ \ └\ \ └\ \ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ
412 : 誰もいないようだがカキコ 題名がアレだもんだからずっと今まで避けてたよ いい百合アニメだね
413 : だよねー 楽しみすぎてまだ視ずにいるんだ…
414 : ↑入れ忘れた もちろん、最終回のことね
415 : 最終回なんてなかった なぜなら あれは始まりだから
416 : なるほどw 二期決定するといいなー
417 : 漫画の話が出ないのはなぜ
418 : かそあげ コミカライズ版のしーちゃん明るそうだ 奏もツンデレ成分が無いよな?
419 : 百合アニメは咲が絶対唯一だと思ってた 今日、それが間違いだと思い知らされた だが思い知らされただけマシなのかもしれない 知らないよりは遥かにいい
420 : マイナーだからなあ、自分も後から知ったし あとタイトルが(ry 監督、元気かな
421 : アニメ2のCandyboyスレがdat落ちしてるorz
422 : >>421 鯖移動中みたいよ
423 : >>420 本当に監督元気かなー。 いい子でワクワク待ってるんだけど、どうなってるのかな… 夏になるのかな〜
424 : ss書いて投下しようとしたらプロバ規制されてたとか泣けてきたorz レス代行スレに投下したら誰か拾ってくれますか?
425 : 連レス申し訳ない 今書き込みしてるのは携帯からでpcが規制なんです とりあえずタイトルとカプ 奏と雪乃の話、奏視点です タイトル:私がメガネをはずした日 レス代行って、たまに代行してもらえるのが遅い時があるからスレの住人にお願いするほうが早かったりする… 酷い時はそのまま忘れられるしorz
426 : >>425 レス代行って要するにここにコピペしてくれと言うことか いつどこに書くの?
427 : >>426 ぴんく難民板のBBSPINK用レス代行スレッドに22時ごろ投下しようかと。 拾ってくれるならよろしくお願いします
428 : wktk
429 : ぴんく難民板のBBSPINK用代行スレ>>78-81 に投下しました。 よろしくお願いします。
430 : それはある日のお昼の出来事。 「奏先輩!」 「ん?何?咲ちゃん」 「たまにはメガネかけた奏先輩を見たいですぅ〜!!レアなお姿はレアだからこそ貴重なのかもですが しかしレアを通り越して裏技って言うか隠しキャラみたいな奏先輩にもっと会いたいって言うか あのインテリジェンスあふれるクールな瞳で『咲ちゃん、めっ』って優しく叱ってほしいと言うか ああ…そんなシーンを想像するだけで私は軽くどんぶりで3杯食べられ 「あ〜はいはい。そんなに食べると太っちゃうから止めておこうね〜」 相変わらずのハイテンション妄想にうんざりしながら適当にストップをかける。 「はぅ…そうだ!…雪乃せんぱ〜い。まるまるバナナ一週間分で…」 め、めげない子だね…この子は… 「持ってないよ?」 「え?」 「ごめんね咲ちゃん。まるまるバナナ十日分は惜しいんだけど…メガネかけたカナちゃんだけはないの」 いや、増えてる増えてる。 「そんなぁ〜……雪乃先輩だけが頼りだったのにぃ〜」 無念極まりなく涙を流す咲ちゃんを見ながら思い出す。 私がメガネをはずした日の事を…
431 : 中学に上がったばかりの頃だった。 当時の私はユキちゃんに対してコンプレックスを抱えていた。 綺麗で、運動神経もよくて、なのにそれを鼻にかけずに誰からも愛されて。 一方の私は同じ顔だけど野暮ったいメガネのせいか地味な顔で、全てにおいて人並みで、ただ絵を描くことが好きなだけ。 そんなネガティブな思考だから、自然と態度もネガってた訳で。 そんな自分を見せるのも、見られるのも嫌で…ユキちゃんと心の距離を取っていた。 「姉ちゃん達、もしかしてケンカしてる?」 しーちゃん…雫が私達を見ながら恐る恐る聞いてきた。 「え?何で?け、ケンカなんてしてないよ!ねぇユキ姉」 「うん、してないよー?何でしーちゃんはそう思うの?」 「だって…何かカナ姉ちゃん、ユキ姉ちゃんのこと避けてるっぽい…」 やば…この子、かなり鋭いわ… 「避けてなんかないよ。でも、しーちゃんに心配させるような態度を取ってたってことだよね…ごめん、しーちゃん」 「うんうん、カナちゃんも反省してるからね?このケーキは二人で食べようね〜♪」 ピキッ 「調子にのるなこのバカ姉〜!!!」 「いひゃいいひゃい!ふぉめんなひゃいひゃなひゃんひゅりゅひへ〜!!!」
432 : その日の夜、ベッドに入って寝ようとした時だった。 「ねぇ、カナちゃん」 「ん〜?何〜?」 「しーちゃんが言ったからじゃないんだけど…私も何かカナちゃんに避けられてるって思ってた…」 「………」 「私、何かしたかなぁ…?もし私が何かしたなら… 「違うよ!ユキ姉のせいじゃない!」 嗚咽混じりになった声に、慌てて否定を被せた。 「ごめん…ユキちゃんのせいじゃない…私がっ!私が悪いから!…」 それから私は全てを白状した。 ユキちゃんにこの気持ちを知られるのが恥ずかしくて、情けなくて…私は叱られた子供のように泣いていた。 「ひっ…ひっ…わたしはっ…ゆきちゃんの、となりをっ…ど、うどうと…ある、けるっ… ゆき、ちゃんが…はずかしくないっ…にん、げんに、なりっ…たかったのっ!…でもっ、わたしっ… じぶんで…じぶんをっ…かえ、られなくてっ…」 「うん…うん…」 私を抱きしめ、背中をポンポンと優しく叩いてくれるユキちゃんにしがみついたまま 私はいつしか泣き疲れて眠ってしまってた。 「ほらほらカナちゃん早く早くぅ〜」 「ちょっ…待ってってば!」 「待たないも〜ん♪ほら、開店ガラガラ〜」 その次の日曜、眼鏡屋で少ない小遣いをはたいて買わされたコンタクト。 ユキちゃんが鼻歌まじりにアップにセットしてくれた髪。 うん、まぁ…その…いわゆるイメチェンって奴。もちろん発案はユキちゃん。 これがね?いざ教室の前までくると妙に恥ずかしいのよ!
433 : 「おはよ〜!」 「オ、オハヨウゴザイマス…」 「おはよ〜……って、もしかして奏!?」 「うそ!?」 「すごいすごい!メチャイケてるって!!」 「ユキと並んで〜!!」 写メとかデジカメの音が鳴り響く中、ユキちゃんを見ると……あれ!?不機嫌!?何で!? 帰り道。 不機嫌なままのユキちゃんと、やっと二人になったので恐る恐る聞いてみる。 「ユキ姉、何かあった?」 「………変えすぎちゃったなぁ」 「え?」 「だってだって〜!これでカナちゃんの魅力にみんなが気が付いて、それでカナちゃんがみんなに取られちゃうかもしれないじゃない!」 「はぁ?ないない!あり得ないから!」 「と〜に〜か〜く!!絶対にヤだからね!」 私の手をギュ〜っと握ってくるその手を握り返し、私はユキちゃんに囁いた。 「私はユキ姉のそばから離れないから…ユキ姉が嫌だって言っても離れてやらないんだから!」 「カナちゃん!」 「奏先輩!」 「え?な、何?」 「予鈴、鳴っちゃったよ?」 げ、マジ?慌てて携帯を見ると… 「うわ!?やばいって!!それじゃまたね、咲ちゃん!」 二人早足で歩き出す。 ユキちゃんの隣を、堂々と歩ける幸せを感じながら。 「…ありがとね、ユキちゃん」 「え?何が?何で?」 「いいのっ!ほら、遅れちゃうよ!いそご!」 「も〜!変なカナちゃん!」
434 : 代行完了 最初の1/3は1/4の間違いです失礼しましたorz
435 : 代行、乙です 久しぶりのSSだなあ 425さんGJ ほのぼのした
436 : >>425- レズ代表に見えた
437 : >>433 GJ!! 代行人もGJ Candyboyの世界は癒されるわ〜 ステキなSSでした
438 : >>434 代行してくれてありがとう 助かりました
439 : 7話のカットシーン、早く内容を知りたいんだが夏に延長かな? これがじらしっていうやつですね、わかりますん
440 : 監督…… このまま無しなんてないよね(泣) 忘れてないよね(泣) 待ってるからね(泣)
441 : 文才無くてSSむりぽ…なので絵で支援してみるテスト ttp://imepita.jp/20100321/407670
442 : >>441 GJ!!!
443 : 反応があってヨカタ また投下します ぐぬぬみたいなパロディはやめた方がいいのだろうか
444 : >>441 最高の支援です。GJ!
445 : かなさくでひとつ ああああ続きに手が回らん
446 : 支援 親子 ttp://imepita.jp/20100323/688740
447 : >>441 消えてる〜 >>446 GJ こっちにもよろしく Candy boy専用うpろだ | uploader http://u3.getuploader.com/yukinokana/
448 : >>441 も投下したものだけどビミョンな出来だったので消しますた、すまん ろだにあげるのか… 下書きだからなあ(´・ω・)
449 : >>448 じゃ清書でぜひ!
450 : 自分が好きなものを 自分以外にも好きになってわかってくれる人がいるって いいね〜。
451 : >>449 亀レスでスマン 今PC使える状況にないので完成は当分先orz とりあえず、ラフだけど監督復活とかSS投下されるまでの補給になったらいいな、という感じなので
452 : うおお消えてて見れん でも清書してくれるというので気長に待ってるよ
453 : コミカライズ版の単行本、もう少しで出るみたいだな ↓汚いけど ttp://imepita.jp/20100404/364340
454 : コミカライズ… Candyboyファンとしては一応毎月買ってますよ コミックフラッパー! でも、Candy目当てだから正直他は流し読み状態…… 単行本とかなるんかな〜。 絵 凄いです!! 描ける人が羨ましい… 本当才能だと思うよ〜
455 : そういえばモバイルの方も収録されるって作画者がつぶやいてた というかモバイル版の方が好きw
456 : けしからん転載 【百合姉妹】Candy boy vol.17【AIC】 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1261045615/377 ttp://sukima.vip2ch.com/up/sukima028311.jpg
457 : 単行本 6月23日発売 情報はe-honより だってさ
458 : マジかー!
459 : >>457 そこは6月21日にして欲しかった
460 : 漫画版はあんま評判良くないらしいなぁ 買うか迷うわ…
461 : 最近 奏X咲夜とか 雫X咲夜とかでSS探してくるキーワード増えたんだよなー。 同志がいるかと思い,呟いてみる。 これはtwitterできねーよなー。2chさまさまだw
462 : 奏×咲夜だと・・・? 同志ならここにいるぜ! 検索だとあんまひっかかんなくてちと寂しいんだよなw 久々にググってみるか。
463 : しー咲なんてもっと居ねえYO
464 : そういや、かなさくリレー後継者も出ないままとまってもうたな(´・ω・`)
465 : 監督の書き下ろし原稿wktk って過疎ってる…
466 : 違うとこ見てた。単行本楽しみ!
467 : 久しぶりに、あのかわいい監督絵を見られるんだよなあ…
468 : ユキちゃんカナちゃん誕生日おめでとう!
469 : おめでとー 単行本ももう少しだな
470 : やっぱり監督の方がいいなぁ。 コミックはコミックでまた違う世界だからそれでいいけど。 久しぶり〜にDVD見たくなったよ。
471 : カナちゃんが痛くてあまり感情移入できない…orz 百合百合してるけど、何故か萌えないんだよなー
472 : カナちゃんただの変態なんだが
473 : それじゃあまるでアニメ版のカナちゃんが変態ではないみたいではないかw
474 : アニメ版は隠れ変態だな 漫画版は中2男子と呼ばれた、某百合主人公を彷彿とさせるのは自分だけだろうか…
475 : >>474 それわかる! 俺もそれを真っ先に思い浮かべたw どちらの場合も百合っていうより、ギャグ色が強くて男みたいなキャラなんだよな…
476 : >中2男子と呼ばれた、某百合主人公 って誰のことか分からない俺に優しく教えてください
477 : ストシェの主人公出てきたんだが……
478 : >475 自分だけじゃなかったのかw 妄想とかリアクションとか、そのまんまだよなー >>476 暴刀村雨
479 : すみちゃんもかなちゃんもかぁいいよ〜。 ただ風間とゆきちゃんはもっとかぁいいんだよ〜。
480 : 風間は放映当時から「Candy Boyの白い方に似てる」言われてたしな。 じゃあ奏は黒かよ、まったく白だの!黒だの!…とは思ったけど
481 : なあ、咲ちゃんと一茶子ってどうよ?
482 : >>481 ありだと思います
483 : ほしゅ
484 : コミケ参戦のうわさがあるが・・・。 例の物の通販はどうなんだー!
485 : >>484 http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1261045615/703
486 : コミケには監督居ないよぉ〜(T^T) 通販だよね?このままフェードアウトなんて事無いよね??
487 : スケジュールを守れない人だってよく聞いたから、覚悟はしてたものの 遠方から来るファンのこと考えればさすがになぁ…
488 : ウェブ漫画って終わったの? 規制でアニメ板に書けない。誰か知ってたら教えて。
489 : >>488 終わってないよ たんに原稿遅れたんじゃないかなー 夏コミの同人誌つくってたからね しかし規制ウザイ
490 : まとめサイトを公開しているinfoseek iswebライトが10/31を持ってサービス終了となります。 このまま,有料に移行する気はないので,10/31以降しばらくまとめサイトがない状態が続きます。 私の余力があれば,モバイル対応のサイトをリニューアルしようかなとも思いますが, このまま,監督のように風に流れて消えていくこともあるやもしれません。 最近めっきり過疎ですが,みなさんどうですか? もしだれか引き継ぐぞという方がいれば引き継いでいただければと思いますし, なければ,私の気の向くままどこかで復活という感じになりましょうか。 知らないうちにサービス終了により消滅ではさみしいので,一応告知しておきますね。
491 : いつもほんとに乙です しかし過疎ってますなorz 自分は消えて欲しくない方だけど引き継ぐことができないし(ごめん)、 490さんに無理して欲しくはないなあ 一応あげとく
492 : >>490 横入りレスすみません。 別スレで同じように保管庫を管理してる者ですが、@wikiを使えば比較的簡単にサイトが作れます。 誰でもいつでも編集も可能なので上手く協力してもらえば管理人だけの負担にならないかもしれません。 ずっとROMでしたがここでは楽しく作品を読ませて頂きました。 保管庫はできれば残してあげてください、ではまた。 http://atwiki.jp/
493 : >>491-492 色々ご意見ありがとうございます。 >>492 @wiki使いやすそうですね。 でも"アダルト的要素"の範囲がいまいちわからなくて,いつも困ります。 禁止で削除されても文句は言わないんですが,エロパロSS(一応R18)ってどうなんでしょうね。 意外とモバイルの閲覧が多いみたいなので,いっそのことモバイル用に整理して再公開する方針でいます。 コミカライズも最終回みたいなので,二周年記念SS&イラスト祭りとかやりたいですね。
494 : >>493 こんばんは。@Wikiは某エロパロ板の保管庫にも使われているので大丈夫でしょう。 またモバイルからでも閲覧できます。あとは作り手の工夫次第で見やすいページになりますよ。 もう二周年ですか、早いですねえ。アニメしか知らないですがSS書きが必要なら手伝いますよ。 じゃまた。
495 : ご紹介ありがとうございます。 @wikiで続けてみようと思います。 ……というか,ここには人がいるのだろうか?
496 : あ,忘れてた。 誰か,favicon作ってくれる有志はいませんか?
497 : >>495 いるよ!ここにいるよ! 自分はサイトを作るとかチンプンカンプンなダメ人間だから 管理人さんだけが頼りなんだよ! >>494 読みたい!書いて下さいな
498 : >>497 書かせてもらいますが、それは管理人さんが言ってる二周年記念祭をやるときではないかな 管理人さん、どうやって開催するのです?
499 : 二期を期待してあげ
500 : うっひょ〜、剣崎さんこんなの出したんだ。 これは具体的なイカせテクだな。 http://www.kingbotom.info/danyu.html
501 : 鋭意編集中 ttp://www16.atwiki.jp/yukinokanade/
502 : >>501 乙です。無理をせずマイペースでがんばってください。
503 : >>501 奏のキャラ紹介チョット待てwww
504 : やばい、自分で書いといて「フタリイレバイイノニ」のAEの意味が分からんw
505 : アナザーエピソウドじゃね?
506 : あ、そうだった。つづきどうしようね。ごらんの有様だけど
507 : 咲夜エロという検索ワードでたどり着いたツワモノがいるんだけど
508 : 東方のと間違えたとか
509 : 今見終わりました 予想に反して作品としても良かったです
510 : 結局二周年記念はどうするの? 間に合えば、参加を考えてるんだけども
511 : なんか創作して持ち寄ろうか? まとめサイトも存続してもらってるしさ。
512 : 誰か、この機会にromanceのPVみたいなの作ってくれ
513 : romanceのPV作ってみたんだが。 とりあえずニコ動に上げてみた。 空いた時間でちょっと作ってみただけなんで、クオリティはあまり期待しないでくれ。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm12941227 俺も創作できるだけの文章力があればな……。
514 : >>513 乙! 作ってくれてありがとう! 自分も創作頑張らなきゃゃな…
515 : >>513 乙! ダイジェスト版っぽく編集されていて、いい感じだと思うぜ。
516 : これはいい! また本編が見たくなる動画だ! うまいのありがとう。一生懸命携帯連打しちゃったよ!
517 : PV作り直したんだね 乙カレー ところで、モバイル更新しないよなー
518 : アニメ板落ちちゃったね。監督も音沙汰ないし
519 : いや、落ちてないから 監督は単行本2巻でもゲスト
520 : あ、ホントだ。トン
521 : 監督〜 待ってていいよね?(つд`)
522 : モバイル更新キター
523 : うーん… 読んできたけど色々ありえないなw まあ、原作と別物なのはわかってるけども
524 : ほいどうぞ http://adultbody.info/
525 : ↑マルチ
526 : まとめwiki1000ゲト
527 : 1ヶ月も前に単行本発売されたというのに過疎りすぎw
528 : だってモバイル版微妙だったじゃんw もうちょい咲夜×一茶子を推してくれればなー あ、でも監督の「また遊んでみたい」は嬉しかったデスよ
529 : 設定を色々変えちゃってるんだから、思いっきりくっつけても良かったんじゃねw イサコの告白はちょっとモニョった 「奏を好きだったけど、咲夜と一緒にいるうちにそれ以上に好きになった」ならわかるんだが…
530 : 咲夜と雫のルートはいつも妄想してるし残しておいてくれてありがたいっちゃありがたいんだけど せっかくキャラクターこさえたんだから一茶子と思いっきりくっ付けてくれたほうが確かに良かったなー それ差っぴいてもいろいろ良い時間だったなと思うけれど 監督の〆コメントも含めて
531 : 一茶子の告白はアレで良かったと思う。 1巻の頃からああ本当に好きなのは咲夜なんだなという伏線が結構あったし。 どっちかというと咲夜の反応が惜しいかな。 咲夜×奏派には嫌がられるだろうが、あれなら咲夜×一茶子で付き合っちゃう展開にしても良かったのでは。 何かあのラストだと、咲夜が奏と一茶子の二兎を追ってるちょっと腹黒キャラみたいな気がw
532 : >>531 その伏線には気づいてて、もしかして奏を好きなふりか?と思ったら…orz 好きな人に近づいたり、親しくなるのに色々な方法があるのはわかるんだよ 振り向かせるのに嘘をつくのはよくある、だけど相手の恋心を利用?してたということになるような… まあ、考えすぎだったな 咲夜の反応は確かにそう思った
533 : 一茶子が一目惚れした時点では咲夜とは何の接点もない →観察して咲夜は奏が好きだと分かる →そこで諦めずとりあえず自分も奏のことが好きなフリをして、 事あるごとに張り合ってくる恋敵として咲夜に印象づける&奏という共通の話題でいつも話すように 一茶子の作戦としてはこんな感じだったのではないかと。 先輩に憧れる恋敵同士が失恋していつの間にかというのはパターンの1つだし、 転校の件がなければ一茶子は高校3年間かけて咲夜を落とすつもりだったのではw
534 : うん、個人的にその作戦が、ないわー、それないわーとひいてしまうんだよな 本当に好きなら他人を好きなふりするなよ!ある意味先輩にも失礼だろ!と 楽しめなくてざんねん…
535 : 一茶子は咲夜の前でしか奏が好きなフリはしてないから、奏にそこまで失礼ってこともないかなと。 俺はこの作戦(推測入ってるが)も含めて一茶子が好きなキャラになったが、まあその辺は好みの問題だろうね。
536 : イサコのキャラは好きなんだけどもね 受け取り方は人それぞれだなあ 監督はそういう悪い方に取られないようにと、重要な場面でもカットしたりしてたんだよなー 当時はもったいねーと思ってたけど、今納得した
537 : 電脳コイルスレかと思った
538 : 咲ちゃんは、アニメスレによると 作者さんいわく原作と同じカナちゃん一筋だそうだよ それでも一茶子の告白に対する反応はちょっと混乱するよね あと、オリキャラはそれぞれ性格の違いがはっきりしてて魅力的だったけど そのかわり主要人物がイマイチに感じた たぶん、性格設定が変わって似たり寄ったりになってるせいかな?
539 : Candyboy聖地巡礼マップ ttp://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF&msa=0&msid=200388735453788851885.000499a54619b0339bbca
540 : この作品はタイトルのせいで 一見して百合物と認識されないのが損してるなあと思い どんなタイトルなら適切かと考えて まず最近流行風にひらがな四文字で「ゆきかな」しかないと思いついたが 余りの直截さに自分で情けなくなり 少し考え直して Candy Sister でいいじゃないかと気づいた 実際、次期からこのタイトルでもよくね
541 : >>539 wikiに載せましたがいいですか?
542 : >>541 OKです
543 : ほしゅ
544 :
545 : 定期あげ
546 : >>583 だけ見て、間違えてかなめもスレ開いたのかとおもた
547 : 未来人乙
548 : かな代理派とはなかなかレアなお方やね
549 : 名作宣伝アゲ
550 : ほしゅ
551 : ユキちゃんカナちゃん誕生日おめでとう
552 : 今更だが双子でなんで髪色違うん?
553 : >>552 二卵性でググれ
554 : いや、同じ両親から生まれた姉妹でも随分差が出るんだと思って
555 : >>554 両親が登場してないからわからんが 二卵性なら別に珍しくないよ?
556 : 両親のどっちかが銀色な可能性もあるね
557 : ロシア人か
558 : >>556 それは咲ちゃんでは無いのか?
559 : アルビノじゃないの
560 : というかアニメだし
561 : 咲ちゃんお誕生日おめでとう!!!
562 : しーちゃん、誕生日おめでとう!
563 : あげ
564 : いつか一茶子さんが動いているところも見てみたい。 漫画版が完結してからもうすぐ一年になるのか・・・
565 : アニメ版に一茶子を登場させるとなると、あの髪の色は浮きそう あとキャラ改変させないと、バランス悪くなりそうだね 特に咲ちゃん
566 : 近いうちにwiki解放しますんで と予告しとくなw
567 : なんてこったい
568 : あけおめ 作業しゅーりょー 設定集もうむりすなー
569 : 設定集、オレはあきらめていないぞー
570 : 柚ねえだって続編を期待しているというのに
571 : 欠かさずDVDも買ったのになー。続編&設定集欲しいよー
572 : 欲しいなー
573 : 最近の流れに乗っかってですね・・・
574 : 続編まだー?
575 : もう4年前か…
576 : おおっこんなスレが在ったとは知らなんだ いい名作だったよね、アニメ版も漫画版も 百合好きの人にはぜひ見てもらいたい作品
577 : 続編作ってくれ
578 : 今でもニコ動で、百合アニメの特集の動画で取り上げてくれるから 初見さんがちょこちょこ増えてるんだよね AICが立て直したら続編が出るかもいや出せください
579 :2013/08/28 か ん と く
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