2013年10エロパロ126: 18禁版シスタープリンセス妄想スレッド26 (338) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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18禁版シスタープリンセス妄想スレッド26


1 :2012/02/16 〜 最終レス :2013/09/28
新しいスレでもマタ-リ進行&妄想全開でいきましょう。
関連スレは>>2-10のどこかに。
(注意事項)
・sage進行です。メール欄にsageとお書きください。
・なるべく他人のレスにケチつけるのは辞めましょう。空気が荒れます。
・SS職人さんだけでなく、原点に戻ってみんなで妄想を書き込みましょう。
・色々な職人さんがいて、SSにかける思い、苦労も十人十色です。
批評する時は、常にその事を心がけて下さい。
・作品についての批評は可ですが、悪い所ばかりをみようとせず、
良い所を探して褒めたり建設的なアドバイスをするよう心がけましょう。
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド24
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1222792747/
2ちゃんねる小説保管庫
http://library.s12.dxbeat.com/sister/

2 :
※過去スレッド等
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド24
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185126704/
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド 23
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145754839/
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド 22
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122829364/
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド 21
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111777996/
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド FINAL(通算20)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101915716/ (html化マダー?)
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド 19
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1093980652/ (html化マダー?)
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド 18
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1086366076/ (html化マダー?)
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド 17
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1075905127/ (html化マダー?)
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド 16
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1071283053/ (html化マダー?)
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド 15
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10656/1065682583.html
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド 14
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1060/10604/1060421259.html
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド 13
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1054/10544/1054435332.html
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド12
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1049/10491/1049112795.html
18禁版シスタープリンセス妄想スレッドその11
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1043/10432/1043297253.html

3 :
18禁版シスタープリンセス妄想スレッドその10
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1035/10355/1035513315.html
18禁版シスタープリンセス妄想スレッドその9
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1027/10278/1027871461.html
18禁版シスタープリンセス妄想スレッドその8
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1020/10207/1020790660.html
18禁版シスタープリンセス妄想スレッドその7
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1016/10164/1016463689.html
18禁版シスタープリンセス妄想スレッドその6
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1012/10126/1012644030.html
18禁版シスタープリンセスを妄想する?その5
http://www2.bbspink.com/erog/kako/1006/10067/1006778191.html
18禁版シスタープリンセスを妄想する4
http://www2.bbspink.com/erog/kako/1003/10034/1003409208.html
18禁版シスタープリンセスdeハァハァ3
http://www2.bbspink.com/erog/kako/999/999868782.html
18禁版シスタープリンセスdeハァハァ2
http://www2.bbspink.com/erog/kako/992/992717117.html
18禁版シスタープリンセスを妄想するスレ
http://www2.bbspink.com/erog/kako/984/984422934.html

おっぱいが飲みたいギャルゲーキャラ決定戦
http://yasai.2ch.net/gal/kako/978/978977771.html
【速報】咲耶がまた下着を履き忘れました!
http://game.2ch.net/gal/kako/1019/10198/1019847257.html

参考資料
「シスタープリンセスにおける年齢の考察」
ttp://homepage3.nifty.com/silentvoice/sispri.htm

4 :
>>1の前スレは
×18禁版シスタープリンセス妄想スレッド24

○18禁版シスタープリンセス妄想スレッド25
ですね。
お詫びして訂正いたします。

5 :
調子に乗って投稿してたら、スレ容量を超えてしまいました。
申し訳ありません…誘導すら書けなかったのは痛い。

6 :
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1222792747/857 の続きです。というかオチ。
下半身を露出して、上半身は制服のまま、
縄で縛られて、無機質なモノに嬲られ続ける可憐。
尻には太いバイブを突っ込まれ、剥き出しのクリトリスは、
ロータで刺激され、その下の割れ目からは、
滾々と湧き出す泉のように、愛液が溢れ出し、
時折、くぐもった声に合わせて、間欠泉のようにぴゅっと噴出す。
「こんないい構図で、特等席で見られるなんて光栄だね。」
両手で、何となく格好つけてアングルをつけては、
別のデジカメで可憐の淫らしい肢体をデータに収めていく。
動画は最初からずっとPCに直結して録画してあるが、
やはり据え置きなので、枠に収まらい事もあるからだ。
「まあ、固定しないと、こんないい位置では撮れない、か。」
今は、可憐の躾の様子を真正面から捉えて、新鮮なネタを
収め続けてくれているデジカメには後で感謝しつつ、
ファインダーを覗き込んでは、可憐の痴態を収めていく。
そんな撮影を意識して、ボクはこうコメントを付け加えた。
「はーい、今、変態雌犬可憐ちゃんは、躾の真っ最中でーす。
 よいこのみんなは、ご主人様には逆らわないように、ね?」
〜 多分続く 〜

7 :
壁|・ω・)
不覚にもスレを跨いでしまいましたが、
続き、お待たせいたしました。
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1222792747/848 さん
長いこと、お待たせいたしました。
あまり過剰に期待されると何ですので、程々でお願いいたします。
他、ご感想諸々ありがとうです。
壁|・ω・)ノシ


8 :
即回避って必要なんだっけか?
◆TNsFX00TKE氏乙です。続き楽しみにしてます。

9 :
>>7
GJ!!
可憐可愛いよ可憐
続き待ってます
>>8
今は即判定ないらしいが
なるべく最初は書き込んだ方が良いだろうね

10 :
壁|・ω・)
>>8 >>9
あーそういえば即判定ありましたね。
ならば書きかけの続きをとりあえず投下してみようかな、と。
ところで、pinkの即判定って条件、どなたかご存知で?
最後になりましたが、感想ありがとうです。
話のオチは全く決めていないので、
リクエストあったら、取り入れてしまうかもしれません。
…昨今のスレ状況を見る限り、書き手も少なくて、
収拾がつかなくりそうな予感はしますが。
こんな事書いて、昔挫折した記憶もなんかあるなぁと。
壁|・ω・)ノシ

11 :
昔は30レスとかだった筈
>>9で書いた通り今は事実上無いみたい
だが30位までは早めに到達したい

12 :
じゃあとりあえず。
可憐prpr

13 :
壁|ω・) ソーッ
壁|・ω・)っ相変わらずの遅筆?ながら>>6の続きです
一応即対策のために、急いで仕上げたので、
更正しきれなかったけど、ちょっとは稼げるかと。
では、お楽しみいただければと思います。

14 :
全身を朱に染めて、身悶える可憐の肢体を眺めているだけでは、
どうにも我慢ができない程までに、ボクも餓え始めていた。
ズボンの下で、苦しそうに怒張しているモノを鎮めてもらわないと、
せっかく、ここまで可憐を処女のまま肉奴隷の貶めてきたのに、
自ら、その縛りを破って、可憐を滅茶苦茶に犯したくなりそうだった。
時々呻くような声しか上げなくなった可憐の口を塞いでいた、
涎塗れのギャグボールの止め具を外してやる。
「ぷぁっ…んっ…あっ…」
クリトリスとアナルを責め立てる刺激に、小さく下半身を震わせる度、
可憐の口からは精一杯の、だがたっぷりと熟した甘い吐息が漏れ出して、
それに合わせるかのように、割れ目から新たな愛液が溢れてくる。
それを見て、さらに劣情を煽られる。我慢できない。
それを誤魔化すように、可憐の涎塗れのギャグボールを自らの口に含んで、
たっぷりと味わうと、それを投げ捨て、今度は可憐の唇を奪う。
口腔に溜まった唾液を吸い出すように、激しく可憐を求めていく。
じゅるじゅると、淫らな音がして、唇と唇の間から、
だらだらと、二人分の唾液が混ざり合って、可憐の顔を汚していく。
可憐も、キスがよほど気に入ったのか、可愛らしい舌を伸ばしてくるので、
それに応えるように、互いの舌を絡めて、さらに可憐の顔を汚す。
お互いが、ようやく満足した頃には、可憐は顔はすっかり涎に塗れていた。
「これは、罰をがんばった分のご褒美だよ、可憐。
 次は、この可愛いお口で、がんばってもらうからね。」

15 :
ボクもズボンと下着をベッドの下に脱ぎ捨てて、
ようやく窮屈な居場所から解放された肉棒が露になる。
今すぐに、可憐の穴に突っ込まないと、どうにかなりそうだった。
ベッドの上に座り込むと、可憐の首輪に繋がれた鎖を強く引き寄せる。
「ひっ!」
小さな悲鳴を上げて、可憐の頭はボクの両脚の間に収まる。
後ろ手に縛られているので、四つん這いになる事もできない。
ちょうど、可憐の鼻先に、硬く反り返った肉棒がくるような格好だ。
少し身体を動かして、可憐の頬に、その先端を押し付ける。
「これが何か、分かるかな?」
「ご主人様の、おちんちん、です、か…?」
「よく分かったね、可憐も待ち遠しかったのかな?」
「はい、可憐…ご主人様のおちんちん、欲しいです…」
躾が効いたのか、随分と素直な可憐に、ボクは猛りそうな欲望をぶつける。
「じゃあ、咥えろ。ちゃんとしないと、もっと酷い目に遭うからね?」
軽く脅しを含めて、可憐に命令すると、可憐は頬に押し付けられた肉棒の先端を、
口で咥え込もうと、縛られて不自由な肢体を艶かしくくねらせて、必に動く。
だが、手で身体を支えることすらできない可憐は、頭を上げる事ができず、
無様に顔をシーツに擦り付けるだけの有様だ。

16 :
反り返って上を向いた肉棒を、頭を持ち上げずに、簡単には咥えられない。
それに、別に可憐を責め立てる刺激がなくなった訳でもない。
休む事無く、クリトリスを、アナルを責め続けているのだから、
可憐は、それに耐えらなくなる度に、絶頂に追い込まれている。
その都度、可憐は全身を震わせてしまい、小さな身体を丸くして、
快楽の波が収まるのを必に耐えて、また肉棒を求めて這いずり回る。
「ほら、早くしないと。酷い事、また、されちゃうよ?」
ぴたんぴたん、と弄ぶように可憐の頬に、肉棒を叩きつける事で、
今すぐにでも可憐を犯したいという欲求は、若干だが収まっていった。
いくら魅力的で淫らな雌犬が目の前で転げ回っているとしても、
責める側も余裕がなければ、じっくりと楽しめないではないか。
「まったく、この雌犬はとんだ駄犬だなぁ。」
ようやくできた心の余裕から、今の可憐の、雄の屹立を求める、
この淫靡で異様な状態を、楽しめるようになってきた。
もうシーツは辺り一面、可憐が撒き散らした淫らな汁でびっしょりだ。
「はぁっ…おちんちん、どこぉ…可憐、のぉ、お口に…くだ、さい…」
可憐の必な声も、今のボクには、嗜虐心を煽り立てるだけでしかなかった。
手にしたのは、ついさっき可憐を痛めつけた平たい革の鞭。
それを無慈悲に、目の前に転がる淫らな雌犬に叩き付けた。

17 :
「ひっ、ごめん、なさい…痛いのぉ…それ、やぁ、許…して、ください…んっ」
「許してください、だって?」
可憐の慈悲を乞う声を聞いて、もう一度、鞭を叩き込んだ。
首輪の鎖を無理矢理引き上げて、可憐の顔を目の前まで持ち上げる。
苦しげな表情の可憐を見て、満足すると、そっと抱き寄せる。
「これは、可憐がボクのモノになるための、大切な事なんだよ。
 だから、許してください、なんて言っちゃいけないんだ。
 それにね…」
鞭で可憐の肢体を舐めるように、首から肩、胸、下腹部へと撫でていく。
いつ、その鞭で叩かれるのか、怯える可憐を嬲るようにゆっくりと。
そして、可憐を抱き寄せた手を、開脚のまま縛られた両脚の間へ這わせる。
たっぷりと淫らな汁の塗れてなおぴったりと閉じた可憐の割れ目を、
指で拡げて、膣の入り口に軽く宛がい、軽く嬲ってやる。
「んっ…はぁっ…ご主人様ぁ…それ、いいのぉ…
 このまま…指で、可憐の事、イカせてください…」
散々に責め、弄ばれた可憐の肢体は、一見子供のようだが、
ちゃんと開発され始めているのが分かるかのように、
指先にヒクつく感触が伝わってくる。指を軽く動かして撫でるだけで、
途端に、甘い嬌声を上げ、快楽を、絶頂を求めてくる。
油断すると、そのまま膣の中に吸い込まれそうになるくらいだった。

18 :
危ういところで手を引いて引き返すと、今度は割れ目全体を、
掌で触れるか、触れないかのところで優しく撫でてやる。
股間だけに留まらず、太腿まで垂れる程、可憐はこの状況で感じているのだ。
だったら、遠慮などいらないだろう。鞭を持つ手を改めて握り直し、振り上げる。
「可憐はそういう甘え方が昔から上手だったね…
 でもね、できる事がきちんとできるようになって言うものなんだよ?」
今までで、一番勢いよく振り下ろされた鞭は、可憐の尻で弾けた。
パアン!!
「ひっ、あっ!」
可憐が痛みを堪え切れずに悲鳴を上げた、その時、
可憐の股間にあった手が、新鮮な淫らな、暖かい汁で、
ぐっしょりと濡れた。先程の確信は間違いない。
可憐は、その肢体を虐められて、嬲られて、感じるのだ。
まだ生暖かく濡れた、その手を、可憐の口元へともっていく。
そして、掌を唇に擦り付け、半開きの小さな口へ指を二本捻じ込む。
「しゃぶって、綺麗にするんだ、可憐。
 可憐が、汚した手、指だからね。」
言われるがまま、可憐は己の淫らな汁を啜り、舐め清めていく。

19 :
「んむっ、ちゅっ、ちゅるっ、んっ…ちゅっちゅっ…
 これで、綺麗になりましたか、ご主人様ぁ…」
必に舐められて、今は可憐の涎塗れになったものの、先程の、
生暖かく、淫らな汁は、可憐の舌に全て舐め取られたようだった。
返事がないのをいい事に、可憐は甘えるように、ボクの指をしゃぶる。
それを許すのは、しゃぶらせてる事に慣れてもらわないと困るからだ。
そして、先程の確信を可憐に教えてやらないといけなかった。
「ねぇ、可憐…今のは何の味、だったかな?」
「ちゅぱっ…可憐の、えっちな…お汁の味、でした…んむっ…」
応えながらも、まだ指をしゃぶる事を止めない可憐に、続けて言う。
「この手が、指が汚れちゃったのは、可憐が淫らしいって事だよね。
 何故…どうして、さっきはこんなに汚れちゃったのかなぁ?」
「!!」
「お尻を鞭で叩かれた時、そんなに気持ちよかったかい?
 可憐はね…」
可憐の口から指を抜いて、唇を撫でると、また鞭を尻に振り下ろす。
弾ける音の後に、太腿まで垂れてシーツへと伝う、淫らしい汁の染みが
じわり、と拡がっていく。見れば、股間の直下のシーツにも、
ポタポタと垂れていった汁が、その染みを大きく拡げている。
可憐が、ようやく何かに気づいたように、押し黙る。

20 :
「可憐はね、鞭で叩かれたりしてオマンコ濡らすような、
 変態なんだよ。そういうの、マゾ、っていうんだよ。」
「そんな! 違いま…」
可憐が全てを言い終える前に、問答無用で鞭を尻に振り下ろす。
何度も、何度も。乾いた音が、部屋に大きく響いていく。
それに伴うように、次第に大きく拡がっていくシーツの染み。
そこからは、明らかに雄を誘う、雌犬の匂いしかしない。
「ほら、こんなに濡らして…シーツも可憐のでびしょ濡れだよ。
 まだ分からないのかな、縄に縛られて、鞭で叩かれて、
 オマンコ濡らして発情しちゃう、変態雌犬可憐ちゃん?」
「あ、あ…」
可憐は認めたくないのだろうが、何より可憐の肢体が証明している。
鞭打たれて、全身を朱に染めて、雄を誘う様は、雌犬以外の何者でもない。
さらに鞭を尻に叩きつける。繰り返し、繰り返し。可憐が分かるまで。
腫れてはいないだろうが、可憐の純白の肌からは想像できないくらい、
今の可憐の尻はどこよりも淫靡で、肌よりも朱に染まっていた。
「可愛いよ、可憐。だから、もっといい声で囀ってごらん。」
尻穴で激しく蠢くバイブに手に取ると、ゆっくりと引き抜いていく。
返しがついていて、少々抜けにくいはずだが、尻穴の窄まりが沿うように、
柔らかく食いついて、ぬぽぬぽと動かせるぐらい、馴染んでいた。

21 :
「あっ、あひいっ! おし、り、変になっちゃうのぉ…」
バイブの返しの部分が窄まりに引っかかって抜けていく度に、
可憐の膝がガクガクと震えて、ついに甘い吐息を漏らす。
鞭打たれている時は唇を噛み締めて、痛いとも言わなくなったのに、
この変わり様だ。ここに肉棒を突っ込んで掻き回す事を考えると、
ますます興奮して、衝動的になってしまいそうだった。
ほぼ全体を抜き出す頃には、可憐の声は吐息程度ではなくなっていた。
そこから、また一気に突き込み、ゆっくり引き出すのを繰り返す。
「あふぅ、あっ、お尻ぃ、お尻が気持ちいいのぉ…んんっ…
 奥でブルブルするのもぉ…お尻の穴が引っ張られるのもぉ…
 すごく、お腹の奥が熱くなるのぉ…これ、だめぇ…」
さっきまでとはまるで違う可憐の乱れ様は、自分である程度、
開発してしまったアナルの快感の延長上にあるからだろう。
バイブを突き込み、直後に鞭を尻に振り下ろした時、
可憐は、ついに必に堪えていたであろう一線を越えてしまった。
「ひぃんっ! お尻、も、もう虐めないでぇっ!」
びくんっ、と可憐の肢体が跳ねて、根負けしたかのように、
どろっ、とした、今まで見せなかった程の淫らな汁を溢れさせた。
がくん、と可憐の身体から力が抜けて、ボクに全身を預けてくる。
可憐が、また一つ、新しい快楽に墜ちた瞬間だった。

22 :
可憐の身体を抱き抱え、支えてやりながら、頭を撫でてやる。
そして、可憐の大好きなキス。今度は啄ばむように、軽く。
けれども、何度も何度も。嬌声と共に溢れた涎も舌で舐め取ってやる。
ちゃんとできた時にはご褒美をあげないと、いい事だと伝わらないから。
「今の可憐…すごく淫らしくて、可愛くて、綺麗だったよ。
 鞭で、叩かれた時の可憐の声も、すごく可愛かった。
 目隠しも、今日はもう必要ないみたいだから外してあげる。」
目隠しで覆われていた、可憐の眼は、もうすっかり蕩けていた。
何度も辱めを受け、虐められた後とは思えない、従順な雌犬の顔だ。
荒い呼吸が落ち着くまで、さっきまで叩いていた尻を優しく撫でる。
「んっ、お尻…撫でられるの、すごく…優し…です…」
最後の方は消え入りそうな声になりながら、可憐が嬉しそうな顔をする。
「また、可憐が悪いコだった時は、お尻、叩いてください、ご主人様…
 あの罰なら、可憐…ご主人様からだったら、大丈夫、ですから…
 それと、その…さっきの続き、してもいいですか?
 あと、えと…さっきからお腹にずっと当たって…苦しそうだから…
 可憐にも、ご主人様のおちんちんに、ご奉仕させてください。」
可憐の身体をずっと抱き寄せていて、不覚にも気がつかなかったが、
可憐の下腹部に、ちょうど痛々しいほどに屹立した肉棒が触れていた。

23 :
「前に教えてあげたみたいに、可憐、今度はちゃんとできるかな?」
可憐の頭が下に動いて、肉棒を目の前にしている。
手で身体を支えてやりながら、可憐の鼻先へと亀頭を誘導する。
直立すると、ちょうど可憐の顔の前くらいになる。
可憐を犯したくて、辛抱し続けた結果が今である。
竿先からは、可憐と一刻でも早く交わりたいと、願って止まない、
その証である我慢汁が溢れて、竿まで垂れていたのだから。
「ご主人様、可憐の事、こんなに…想ってくれてたんですね…
 匂いも…何だか、くらくらしそうです…ちゅっ…」
何の躊躇もなく、可憐は唇で亀頭にそっと触れる。まるでキスをするように。
「あむっ、んんっ、じゅるっ…んっ」
そのまま精一杯、口を開いて、亀頭を咥え込んでいく。
可愛らしい舌が伸びてきて、舌先が、鈴口をノックする。
歯を立てないよう、気をつけながら、可憐は舌で、我慢汁を舐め取ると、
竿の中に残っているものまで吸うかのように、竿先だけ口に含む。
可憐の表情は苦しそうではない。むしろ、幸せそう、といった感じだ。
「んっ、こくん…ご主人様の味、素敵…もっと、ご奉仕、させてください。」
一度、口を離して舐め取った汁を唾液と共に飲み込むと、可憐は奉仕を再開する。

24 :
「んっ、んっ、ふはっ、くちゅっ…」
今度は、精一杯奥まで、竿を咥え込んで、唇で扱き始める。
可憐の小さな口腔には、さすがに全ては咥え込めないが、
必に頭を前後させて、一生懸命、ボクの猛りを鎮めようとしている。
可憐の口は本当に小さく可愛らしくて、唇の締め付けだけでも、
充分なのに、それが竿まで飲み込んでストロークしているのだから、
ここまで我慢に我慢を重ねてきたボクには、堪えられそうにもない。
それに、可憐の、こちらを伺うような上目遣いの視線も強烈だった。
元々、可憐を調教してしまおうと考えたのも、懐いていたのもあるが、
妹以上に見ていたところがなかった、とは言い難いのだ。
その眼も、快楽に酔わされ、蕩かされて、ボク以外は見えていない。
少なくとも、今は可憐は、間違いなくボクのモノになっている。
そう思うと、もっともっと、色々な事を教えたくもなってくる。
「可憐のお口、いいよ。ちゃんと前練習した成果が出てるね。
 このまま、お口マンコに射精してしまいたいくらいだ。
 でも、せっかくだから、少し、別の事も教えてあげる。」
「んっぷっ、んっ、ふぁぃ…」
屹立した肉棒を咥えたまま、可憐は一旦、動きを止める。
可憐の頭を両手で掴んで、まずは、今飲み込めるところまで、
可憐の口腔に肉棒をゆっくりと優しく突っ込んでいく。
何も言わず受け入れる可憐。だが奥に欲望の切っ先が届いてしまう。
可憐の必の奉仕も今まではここが限界だった。

25 :
「可憐、ちょっとだけ気持ち悪くて、苦しいかも知れないけど、
 このまま、喉の奥まで飲み込むように…そう、いいコだ。」
可憐は言われるまま、肉棒をさらに飲み込んでいく。
「今までは、お口だけで咥えてたから、全部飲み込めなかったんだよ。
 今みたいに、喉の奥も使ってやれば、全部お口の中に挿入っちゃうんだ。
 可憐は、きっと歌も上手だから、ちゃんとできるからね。」
気休めを言いながらも、ゆっくりと可憐の口腔に肉棒が飲み込まれる。
「んっ、んんんっ…」
「可憐、発声練習のときみたいに、喉を拡げてごらん。
 そうすると、奥まで飲み込めるから。
 後、少しうつむくようにしてごらん。楽になるから。」
少し苦しそうにしながらも、可憐はさらに肉棒を飲み込んでいく。
既に亀頭の部分は可憐の喉の部分に達しているだろう。
苦しいだろうに、それでも、可憐は肉棒を咥えて離さない。
ボクの誘導に従順に、可憐はまだ肉棒を飲み込み続けている。
アトバイスが有効なものだったかどうかは分からないが、
可憐の唇が、ついに肉棒の根元に達する。
あれだけ怒張して屹立していたモノが可憐の口腔を犯している。
ただの一度でディープスロートができるとは思っていなかったが、
可憐によくできました、という意味を込めて、優しく頭を撫でてやる。

26 :
ゆっくりと、可憐の小さな口から唾液塗れになった肉棒を引き抜く。
改めて、自分の欲望の塊の、そのあまりのサイズに辟易しながらも、
それをちゃんと咥えた、可憐の頭を撫でるのは止めなかった。
「可憐、よくがんばったね。ほら、こんなに大きいのに…
 全部、可憐のお口に挿入っちゃったよ…偉いね、可憐。」
「でも、ご主人様のおちんちん、まだ苦しそうです…
 だから、可憐に、最後までちゃんとさせてください。」
「そうしちゃうと、後で、大変だよ?」
「でも、でも…可憐、やっぱりご主人様に気持ちよく、
 なって欲しいの…可憐の身体は、心も、ご主人様の…モノだから。」
可憐の懇願に、この際乗じて、フェラチオを仕込む事に決めた。
突きつけられた肉棒を、可憐は、躊躇なく亀頭を口に含むと、
裏筋の辺りに、舌先のざらつきを集中して責めてくる。
すっかり可憐の唾液塗れになってしまった肉棒に伝うように、
奥まで飲み込んで舌全体で、ねっとりと絡みついてくる。
可憐の小さな舌の表面のざらっとした感触が裏筋を刺激してくる。
いくら我慢していたとはいえ、このまま主導権を奪われる訳にはいかない。
「んっ、ぬちゅっ、あむぅ、はむ、んむ、じゅぷっ…」
「可憐、また、奥まで咥えるんだ。今度は喉も使って、
 先っぽを、締め付けるようにするんだ。」
可憐の頭を少々乱暴に掴み、今度は少し勢いよく肉棒を突き込んでいく。

27 :
「んんっ、んっ!」
一気に可憐の唇が、肉棒の根元までやってくる。
軽く腰を揺すって、可憐の喉奥まで達した事を確認すると、
可憐に、さっき言った事をやってみるように促す。
とはいえ、これで可憐が苦しい思いをして拒否反応を示しても
後々困るので、あくまで優しく。求める事は、厳格に。
可憐の頭を、さらにボクの股間に押し付けるようにして、
逃げ場を無くしつつ、一方の手で、頭を撫でて誤魔化す。
「んぐっ、んんんっ! はぷぅ、んっ、んっ!」
最初に突き込まれた時は少々驚いたようだが、一度飲み込めているためか、
可憐はゆっくりと、喉を動かし始める。緩々と、亀頭の辺りが締め付けられる。
うまくいかないと生理反応で、吐き出しそうになるのだが、
どうやらその辺りも問題なく、可憐は夢中になって咥え続ける。
何だか、可憐が、猫で喉をゴロゴロ鳴らして甘えてるような気にもなってくる。
可憐が、もう少しこの異様な環境に順応して、馴染んでしまった頃に、
猫耳のカチューシャでもつけさせて、やらせてみるとおもしろいかもしれない。
…などと、余計な事を考えている程に、ボクには余裕はなかった。
「んっ、んむぅ、ぢゅぷ、ぢゅっ、ちゅるっ…」
可憐はそんな事お構いなしに、一生懸命、ボクの肉棒を口だけで、
必に扱き立てて、舌を絡ませて、満足させようとしている。

28 :
もう限界だ。もう少し喉奥を味わいたかったが、それはまたの機会だ。
まだ、可憐にはちゃんとやってもらわねばならない事がある。
少し、腰を引いて、可憐の喉元に手をそっと置く。合図だ。
「可憐、がんばったね。そろそろ射精すよ、分かってるね?」
少し腰を引いたおかげで、可憐の上目遣いが強烈に嗜虐心を煽る。
その眼は今も、蕩けたままだ。もう、可憐はきっと戻れない。
まだ『男』を知らない処女が、それも『妹』だった少女を、
淫らしい雌犬に、自分の色に染めていける事に感謝しながら、
可憐の小さな口の中で、堪えていた欲望の猛りを吐き出した。
びゅくっ!びくん!びゅるっ!びくっ、ひくっ、びくんっ!
「んっ! んんっ!」
可憐は、たっぷりと射精された欲望の塊を、全て口腔で受け止める。
それを、可憐は決して吐き出したりはしない。そう教えているから。
可愛らしい唇で亀頭は咥えたまま、可憐は舌を転がして、
こうやって、ゆっくりと、じっくりと、精液の味を覚えさせていく。
これが、主の味だと、可憐の身体に、穴という穴に分からせるために。
可憐の口腔に、一通り行き渡ったのを確認すると、ようやく、
喉元にあった手を引く。それが、『飲みなさい』という合図。
舌を転がして、たっぷりと唾液を出させるように躾けていたため、
可憐は難なく、精液を、こくり、こくりと飲み下す。

29 :
「…ご主人様のせーえき、何だかぼぉってします…ちゅうっ…
 とりあえず、その、綺麗にさせてください、ね?」
その上目遣いはやめろ、と言いたいが断る理由が今はない。
いつかこの上目遣いに、ボクは射止められそうな気がする。
そんな、不安を他所に、可憐はお勤めの続きを始めている。
可憐は竿に残った精液も吸い取るように、亀頭に吸い付きながら、
可憐は、肉棒を舐め清めていく。本来なら、二回戦用に、
とかもあるのだろうが、今のスイッチの可憐を見ていては、
萎えるどころか、すぐにでもいけるほど屹立を保っていた。
「あの、ご主人様…可憐、どうでした?
 ちゃんと、ご奉仕できましたか?」
次は何をしてやろうかと、可憐の汁塗れのベッドから、
ソファーに移ってから、考え事をしていると、突然可憐が聞いてきた。
可憐は、今座ろうとするとアナルバイブが当たって座れないので、
ボクを膝枕にしている。嬉しそうにしているこの表情は、
間違いなく、可憐自身の歳相応の少女の顔なのだろう。
本当に可愛らしい。『妹』でさえなければ、彼女にしてもよかったぐらいだ。
でも、もうきっと、二人共戻れない。もう、契約してしまったのだから。
「さあ、可憐。休んでいる間はないよ。まだまだ、教えたい事があるんだ。」
〜 多分続く 〜

30 :
壁|・ω・)
というわけでスレの即対策等々も考慮して、
早めの投下と相成りました。
エロ描写少な目?な気がしますが、
そこは更正なしの突貫工事でやっつけたという事で。
二話に分けて投稿する予定だったのが、
一話編成になってしまったので、
章としての区切りは次回か、その次で尽きそうです。
それでは、お楽しみいただければ幸いでございます。
壁|・ω・)ノシ

31 :
>>30
GJです
やっぱり可憐は可愛いよハァハァ
ところで失礼かも知れませんが
もう尿道責めはしませんか?
好きだけどあんまり見掛けないからカテーテルを差し込んでたのを読んで凄く嬉しかったので
またあるようならお願いします
続き待ってます

32 :
壁|・ω・)
壁|・ω・)っ遅筆で名の通った私から>>30の続きです
月並みではございますが、お楽しみいただければ幸いでございます。
壁|・ω・)ノシ

33 :
「縄を解いてあげる。よく我慢できたね。」
抵抗されては厄介だと思って、可憐を縛り上げていた縄を、
全て解いて自由にしてやる。もう逃げ出す心配などしていない。
少し、縄の跡が残ってしまったが、明日には消えているはずだ。
「…ご主人様の、あんなにいっぱい射精したのに、
 まだ苦しそう…さっきよりも、大き…かも…
 まだ、ご奉仕してもいいですか?」
膝枕されて、まるで甘える子犬や子猫のようになってしまった可憐に、
淫らに蕩けた眼で見つめられると、充足感と征服欲が満たされる。
自ら肉棒を求めるようになった可憐は、もうココから抜け出せない。
「ああ、もちろん。可憐の可愛いお口でしてもらえるなら、ね。」
自由になった両手をそっと屹立した肉棒に添えて、可憐は再び、
奉仕に没頭し始める。亀頭を口に含むと、それだけで惚けたような、
幼い少女でありつつも、甘く淫らな表情をするようになってきた。
鈴口から溢れる汁を、可愛らしい舌で舐め清め、匂いを確かめるように、
鼻先を擦り付けては、また唇だけで亀頭を含む、その繰り返し。
一度、我慢していた欲望を吐き出した後ならば、可憐のそんな行為は、
児戯にも等しく、別にどうという事はないが、この幼稚で淫らな戯れも、
可憐が雌犬へと堕ちていく、その大切な過程の一つなのだから、
大目にみてやらないといけない。いずれ、嫌でも咥えざるを得ないのだ。

34 :
可憐の稚拙な奉仕の間にも、可憐の下半身では、少女を嬲り続けて、
休む事を知らない淫らなモノが、無機質な音を響かせ蠢いている。
クリトリスは強制的にクリキャップで剥きだされ、二つのロータに
挟まれたまま、最初からは見違える程に大きく膨らんでおり、
尻には根元まで突き込まれたバイブが、抜ける事もなく、
うねうねとくねりながら、可憐を陵辱し続けてるにも関わらず、
可憐には、それが当たり前のようになっているかのようだった。
潮を噴くような事すらなくなったものの、時々全身を震わせては、
ぴったりと閉じた割れ目から、淫らな汁が尽きることなく溢れてくる。
今の可憐を見て、この少女がまだ処女だとは多分誰も思わないだろう。
「可憐、そろそろ…」
「んむっ、ちゅぅっ…ぷあ…ご主人様ぁ…
 まだ可憐のお口に射精して、くれてません、から…」
「今の可憐には、ボクを満足させる事はできないよ。
 まだ覚えたばかりの、可憐の子供のような舌使いではね。
 だから…可憐が大好きなコレを、可憐の穴にぶち込んで、
 可憐の可愛い声、たくさん聞きたいんだ。いいね?」
可憐の顔が真っ赤になって、俯く。今更恥ずかしがる関係でもない。
「それって、可憐の…えっちなオマンコに、挿入れてくれます、か?」
「可憐が本当に、えっちで、淫乱な変態雌犬可憐ちゃんになれたら、
 ちゃんとしてあげる…だから、まだこっちで我慢しなさい。」

35 :
「えっ…それって、その、あの…えと…」
ちゃんと抱いてやる、という人参にあっさり釣られて、ぽか〜んとする可憐。
一度上げた顔を、ますます真っ赤にして、ついには人の膝枕に顔を埋める。
可憐の勝手な妄想は気にもかけず、ボクは可憐の尻で蠢くバイブに手をかける。
「可憐、お尻の力、抜いてごらん。
 こっちの穴で、ちゃんとしてあげた事ないよね?」
スイッチを切ると簡単に抜けたバイブは、可憐の腸液でぬらぬらと濡れていた。
可憐が自慰行為に浸っていたときに使っていたアナルプラグに比べれば、
いきなり随分と太くて長いモノを、可憐はずっと突っ込まれていたのだが、
可憐の稚拙な奉仕で、根元まで涎塗れになっている肉棒は我ながらバイブより逞しかった。
これで、これから可憐を存分に犯せるのかと思うとぞくぞくしてくる。
「ほら、ソファーに身体おいて、腰をこっちに突き出してごらん。」
「はい、こうです…か?」
上半身をソファーに預け、恥ずかし気に腰を突き出して、軽く上げる可憐。
鞭で叩かれた尻は、なおもまだ赤くなってはいるが、やはり大丈夫そうで、
むしろ、その叩かれた後の赤みが、より魅力的で淫靡に輝いていた。
バイブが抜かれてもなお、閉じない尻穴は、可憐から溢れた淫らな汁で、
とろとろに蕩けていて、今すぐにでも突っ込んで欲しそうに、ヒクついている。
その真下には、ここまで虐められながらも決して拡がらない濡れた割れ目に、
ロータで責められて大きく勃起したクリトリスも、何もかも一望できる。

36 :
「やっ…この格好、恥ずかしい、です…だから、早く、して、ください…」
視線に気づいたのか、振り返ってこちらの表情を伺っていた可憐が、
早くなんとかして欲しいと、おねだりのような事を言ってくる。
せっかくなので、そのご好意を、有効に使わせてもらう事にしよう。
「おねだりしちゃうなんて…そんなにお尻が寂しいのかなぁ?
 ずっと、何か挿入ってて、拡がりっぱなしだったものね。
 じゃあ、変態の雌犬らしく、自分の手で、ちゃんと拡げて、
 一生懸命、淫らしく、お尻にくださいって、言って?」
「あぅ…はい、ご主人様ぁ、分かりましたぁ…こう、です、か?」
可憐の手が真っ赤に熟した尻に添えられて、自ら拡げて、男に見せる。
普段ならこれだけでも、垂涎ものだが、こんなものではもう許せなかった。
さらなる要求を可憐に突きつけるために、可憐の手を掴んで、
優しくエスコートしてやるように、求めるべきところへと導いてやる。
そこは、閉じる事を忘れた、ぽっかりと拡がった淫らな穴。
「可憐、肛門に指を突っ込んで、しっかりと拡げろ。
 自分で拡げてたんだから、場所も分かるし簡単な事だろう?
 できないんだったら、今日はもうオシオキの時間かな?」
「オシオキは、いゃぁ…やります、ご主人様ぁ…見て、くださぃ…
 ここにぃ、お尻の穴に、おちんちんを挿入れてぇ、くださぃ…」
恐る恐るといった様子ではあったが、可憐の指が自らの肛門を拡げていく。

37 :
幼い少女の細い指、人差し指を二本、しっかりと肛門の淵に引っ掛けて、
たっぷりと自慰行為に耽った穴を、拡げていく光景は、実に素晴らしかった。
ここまで、今の可憐がやるとは思っていなかった事もあるが、
今まで、じっくりと眺める事のなかった、可憐の尻の穴を思う存分、
鑑賞して、その開発の程度を、可憐の意思で、卑猥な格好で確認できる。
「そう、よくできたね。偉いよ、可憐。
 それに…お尻の穴、恥ずかしいくらい丸見えだよ。
 こんなに、拡げちゃって、そんなに欲しいんだ、この変態。
 でも、程よく使い込んでるみたいで、安心した。
 これなら、すぐにでも可憐の大好きなモノ、あげられるよ。」
「ぁ…ありがとぅ、ございますぅ…ご主人様ぁ…」
「入り口の辺りも、あんなに薄くて、拡げたら切れそうだったのに、
 充分、肉厚もあって、まるでこっちが可憐のオマンコみたいだね。
 奥も…ヒダヒダがたくさんあって、最高に気持ちよさそうだ。」
「やぁ…奥、まで見ないでぇ…ひっ、何?」
じっくり魅入られていた可憐の尻の穴に、気がついたら舌を捻じ込んでいた。
それほどまでに可憐の尻は魅力的だった。いくら振り向いても、
こちらを伺えない可憐にわざと聞こえるように、音を出してしゃぶる。
「じゅるっ、じゅっ…可憐のお尻、最高だ。そのまま、拡げていろ。」
「やっ、汚いよぉ…だめぇ…ひゃぁっ…」
「その汚いところに、バイブ突っ込まれて、可愛い声出してたのは、
 どこの変態さんだったかなぁ、ねぇ、可憐、教えてよ?」

38 :
意地の悪い質問をして可憐を適当に誤魔化すと、可憐の尻にむしゃぶりつく。
今日、ココに来る事をかなり意識してきたのだろう、可憐の尻穴は、
穢れの一片もなく、綺麗にしてあって、舌先に何の苦味も感じない。
その代わりに、可憐の尻穴のあまりの柔らかさが舐めても分かる程だ。
もう初めてのときのような、優しく優しく反応を伺うような、
そんな半端な遠慮など必要ないぐらい、開発された、雌犬の穴だ。
「どうしたの、可憐?
 お尻の穴を舌で掻き回されて、気持ちよかっただろう?
 でも…主人の質問に応えない駄犬には、遠慮いらないよね。」
「はあっ、はっ…えっ、ひいっ!
 あぅっ…ひっ…」
何の前触れもなく、ボクは肉棒を、可憐自らの指で拡げられた穴に、
一切躊躇する事なく突き込んでいった。一気に、根元まで可憐の尻に収まっていく。
激しく肉棒に貫かれた可憐は、全身を震わせて、絶頂に達した。
ぎゅぅっ、と肉棒の根元が柔らかい穴に締め付けられていく。
割れ目から溢れた淫らな汁が、可憐の両脚を伝って、床へ小さな水溜りを作る。
深くまで肉棒を咥え込んだ尻越しに、可憐の絶頂の余韻を伝えてくる。
まだ、その肢体を震わせる可憐に、追い討ちをするために、耳元で囁く。
「あれ、もう、こんな簡単にイっちゃったんだ?
 まだ、たった一回突っ込まれただけなのに、この変態め。
 しかも、お尻で達しちゃうなんて、本当に淫らしい雌犬だな。
 その方がボクはいいけどね、可憐…約束、一つ忘れてるよね?」

39 :
突然持ち出された『約束』に可憐が混乱しているうちに、決め付ける。
「イクときは、ちゃんとお願いするように言っただろう?
 もう忘れたのかな、この駄犬! 変態!
 やっぱり、少し乱暴に扱わないと、素直になれないのかな?」
腰を軽く引いて、奥まで突き込むと、それだけで可憐の肢体は淫らに震える。
壊れてしまっては元も子もないないので、丁寧に腰を動かしていく。
奥まで肉棒を突き込まれる毎に、可憐の足元の水溜りは拡がっていく。
必に歯を食いしばって声を押ししても、可憐の肢体の震えは止まらない。
そんな態度を取るなら、言葉通り、乱雑に扱うだけだ。
「ほら、早く素直になって、可愛く囀ってみてよ?
 お尻で感じる変態です、ってさ。」
腰の動きを大きくし、ストロークも少しずつ早めていく。
「あっ、んんっ…はあっ、ひいっ! うぅっ…」
可憐も堪えきれなくなったのか、腰の動きに合わせて可愛い声を漏らす。
腰を引く時は、竿にぴったりと窄まりが追従して、内臓が描き出される感触に、
可憐は酔い、可愛げに囀るが、奥まで突き込まれると、あっけなく達して、
その時ばかりは大きく嬌声を上げて、全身を震わせて、淫らな汁を撒き散らす。
その絶頂の余韻を楽しませる事もなく、ボクは腰を動かし続ける。
可憐の嬌声と、腰を可憐の尻に叩きつける音だけが、部屋にただ響いている。

40 :
可憐はもう、止め処なく押し寄せる快感と絶頂の激しい波に、肢体を委ねるばかり。
尻穴を拡げていた手で必に身体を支えるようにして、ソアァーを掴んでいる。
声を止められず、可愛い囀りをあげている以上、それは唯一、可憐の抵抗に見えた。
意識だけは失わないように、必に抵抗している、そのように見えた。
だが、尻穴を責められて可愛い囀り声で鳴く可憐には、それが精一杯だろう。
でも、そんなささやかな抵抗も許してやるつもりもない。
何より、もっと近くで、可憐の淫らしくて、可愛い声を聞きたかった。
そのため、可憐のクリトリスについているクリキャップをロータごと外した。
「あひぃっ!」
よっぽど効いていたのだろう。クリキャップを外しただけでこの反応だ。
そして、一度可憐の尻穴から、肉棒をゆっくりと引き抜いていった。
可憐の腸内が、きちんと働いているおかげで、肉棒は腸液にぬめっていた。
ソファーに寄り掛からせているように、四つん這いになっていた可憐が、
ようやく一息ついた責め苦に、安心したようにソファーに突っ伏した。
「何を休んでるだ、可憐。まだまだこれからだぞ。」
ごろんと、可憐の身体をソファーの上で横に転がして、お互いに向き合う。
そして可憐の下半身を持ち上げて、まんぐり返しの格好をさせる。
「今度は可憐の淫らしいお尻が、チンポ咥えるところを見せてあげるよ。」
言うが早いか、可憐の尻穴の中に、見せつけるように肉棒が侵入していく。

41 :
可憐の視線は、自分の尻穴に、さっきまで口に含んでいた太いモノが、
ずぶすぶと飲み込まれていく様を、完全に蕩けた眼で凝視している。
「ひっ…そんなに大きいのが、可憐のお尻ぃ…挿入っていくのぉ…
 あっ、ひっ、さっきよりも全然、太、いぃ…はひっ、いっ!
 ご主人様のぉ、おちんちんっ、太過ぎ、る…です…んっ」
「可憐に褒めてもらって、光栄だよ。
 これも、さっき可憐がご奉仕してくれたおかげなんだよ。
 だから…ちゃんと、こっちの穴でもご奉仕できないとねっ!」
今度は上から叩きつけるように腰を振る。可憐の事など構っていられない。
後ろから突いていたときは見られなかった、可憐の蕩けた表情が、
腰の動きをさらに激しく煽りたて、勢いを増していく。
可憐の割れ目からは、次々と新たに淫らな汁が溢れてきて、
まだ恥毛どころから産毛すら生えていないつるつるの恥丘を越えて、
下腹部を濡らしていく。可憐の小さなおへそまで、垂れていく。
「そろそろ可憐の可愛らしいおっぱいも見せてもせおうかな?」
腰の動きは止めないまま、まだ着せたままのブラウスのボタンを外す。
全部外してしまうと情緒がないので、一番上のボタンだけはそのままに、
最初に脱ぎ捨てた下着と合わせた、フリルいっぱいの可愛い系のブラを、
上にずらして、露になった可憐の発育をじっくりと確かめてやる。
歳相応、と言いたいところだが、まだわずかでしかない膨らみだが、
きちんと躾けられた淫らな雌犬らしく、小さな乳首はピンッと立っていた。

42 :
「何だ、可憐。まだおっぱいは触れてあげてもないのに、
 もう乳首がこんなになって…お尻掻き回されてるだけで、
 こんなになっちゃったんだ…やっぱり、可憐は変態だよ。」
桜色といってもいい程薄い乳輪の上で、ささやかに自己主張する突起を、
指でゆるゆると摘んでやると、さらにコリコリと硬さを増す。
もう一方の手で、小さな膨らみを包み込んで撫でていく。
揉んでやろうにも、そこまで発育してないのだから、これは仕方ない。
「んっ…それ、ご主人様の手ぇ、その…気持ちいいですぅ」
まだまだ未発達で未開発、しかも発育途中となれば、
痛がっても不思議ではないのだが、可憐は、甘い感想を漏らす。
両胸の膨らみを撫で、乳首を擦り上げると、可憐はますます甘く囀る。
「はあっ…優しくしてぇ、もらってるのにぃ…
 ご主人様にしてもらうと、お胸も…オマンコも熱くなるよぉ…」
「可憐、オナニーするときは胸も弄ってたのかな?」
「んん…可憐、おっぱい小さぃ…から、そのお胸はあんまり…ひんっ!」
証言を聞く限りは、胸はあまり弄ってないようだが、乳首を捻り上げると、
可憐は可愛い声を上げて、肉棒の収まったままの尻穴を軽く締めてくる。
結合部を見れば、小さなクリトリスが包皮を脱ぎ捨て痛々しい程に勃起している。
こんな幼い少女が、ほとんど全裸で、そして異常な状態で嬌声を上げ、
ボクの手の内に収まり、淫らで従順になっていった事に支配欲が満たされる。

43 :
「そんな事ないよ、可憐のおっぱい、ちゃんと感じてるよ?
 その証拠に、こんなにもチンポ締め付けてくるんだから…
 今はまだ、そんなに大きくないけど、これからは毎日でも、
 可憐のおっぱい揉んであげるよ。そうすればすぐ大きくなるさ。
 何より、こんな淫らしい身体、他の女には絶対にいないよ。」
事実と、適当な気休めを述べただけだが、可憐は満足したようだ。
「可憐…可憐、もう毎日、ご主人様のところにきちゃいます、よ?
 毎日、ご主人様にご奉仕して、きっと…満足してもらいます、から…
 本当は、ずっと一緒にいたいけど…それは無理だから…んんっ!」
ゆっくりと動かしていた腰を、大きく激しく動かして、可憐の言葉を止める。
そして可憐を抱き抱えるように、何とか唇が届いたおでこにキスをしてやる。
可憐の身体が小さいので、可憐の大好きなキスで交われないのがもどかしい。
そのまま、可憐の身体を持ち上げていく。可憐の身体が軽いのでできる事だ。
少々、可憐の体勢が窮屈そうなのは、可憐の尻穴が肉棒を掴んで離さないからだ。
ゆっくりと立ち上がると、可憐の自重で、さらに深く肉棒が沈み込んでいく。
可憐もボクの身体に抱きついてくる。脚も背中に回して、決して抜けないように。
「あっ…ああっ、これぇ、深、いぃ…ご主人様のおちんちんがぁ…
 可憐のぉ、お尻の中ぁ、奥まで、挿入ってくるよぉ…ああっ…」
ちょっとした駅弁ファックだが、あくまで肉棒を咥えてるのは可憐の尻だ。
軽い可憐の身体なら、余裕で抱えたまま腰を動かせるというものだ。

44 :
「どうして、無理なの?
 可憐は、もうボクの『妹』なんかじゃないだろう?
 ご主人様と、そのペットが一緒にいる事の方が自然じゃないか。
 ボクも可憐に、ずっと傍にいて欲しいんだよ。
 いつでも、好きなときに、この淫らしい雌犬と戯れたいんだ。
 ずっと、ずっと犯して、可憐をもっと淫らしい雌犬に、したい。」
この異様な、甘い囁きすら、今の可憐には愛の告白に聞こえるだろう。
「可憐も…ご主人様と、一緒にいたいです…
 だから、もっと…可憐の事、可愛がって、虐めてください…
 ご主人様がいないと、可憐が生きていけないくらい…
 可憐のえっちな身体にご主人様の事、教えてください…
 ご主人様じゃないと、ダメなように、躾けて、くださぃ…
 可憐を、ご主人様だけの、マゾで淫乱で変態な雌奴隷に…してください…」
可憐の想いが言葉になって一気に溢れてくる。
きっと、昔はもっと乙女ちっくな夢を描いていたに違いない。
しかし今、可憐が言葉にしたのは、乙女ちっくとは到底無縁の世界だ。
恋人や夫婦のような関係ではなく、淫らな主従関係を可憐は求めている。
それに応えてやるように、可憐の身体を激しく揺らして、尻穴を責める。
可憐も、振り落とされないように、抱きついて密着しようとする。
そして、それを支えとして、可憐も腰をくねらせて、求めてくる。
可憐の股間から溢れる淫らな汁が、辺り一面に撒き散らされて、
ボクの下半身をも濡らしていく。床は、見るも無残な有様だ。

45 :
幼い少女が尻穴に、男の欲望の塊を根元まで咥え込み、抱き抱えられて、
乱暴なまでに、粗雑に小さな肢体を揺さぶられて、弄ばれている。
だが少女は、その激しい扱いを決して嫌がってなどいない。
透き通るような白い肌を、淫らに全身朱に染めているのだ。
「イ、イクっ! またイッちゃいます! はっ、ひぃっ!」
小さく可愛らしい唇からは、幼い少女のものとは到底思えない、
雌の悦びに満ちた、だが幼い少女の可愛らしい囀り声が鳴り止まない。
男の足元には、少女から溢れた、雄を誘うための雌犬の淫らな汁が、
撒き散らされてて、所々に小さな水溜りを作っている。
二人の下半身は、少女の尻穴と男の肉棒とが深く結合して、
決して離れようとしない。当然、二人共、下半身は少女の汁塗れだ。
「ほら、もっとがんばらないと…まだお尻に射精してないんだよ?」
男が幼い少女の首輪に繋がれた鎖を引いて、更なる要求を突きつける。
力一杯、鎖に引き寄せられて、幼い少女は一瞬、苦しそうにするが、
すぐに、快楽に溺れてしまった雌犬のように、惚けた表情になって、
男の要求に応えるように、身動きが取り難い中で必に下半身を振る。
それを見て、満足そうに男は幼い少女を抱き抱え、その軽い身体を上下に揺らす。
「ひっ、イっ、イッちゃう、イッちゃいますぅっ!! あっ、はあっ!!」
幼い少女が何度絶頂を迎えても、その余韻が収まる前に互いの腰をぶつけ合う。

46 :
端からみれば、そんな異常な情景だ。だが、これからはこれが日常。
可憐も、もうただの幼い少女などではない。立派な性奴隷だ。
これからは、毎日この肢体を、思う存分嬲る事ができるかと考えるだけで、
可憐の尻の中で暴れる、屹立した肉棒が、さらに硬く太くなる。
「ふぇっ!? まだご主人様のぉ、おちんちん、おっきくなって、る…
 可憐のお尻、拡がっちゃうのぉ…んっ、きつ、いけど、いいのぉ…」
敏感になった尻穴で怒張を感じとった可憐が、甘い囀りを聴かせてくれる。
もう、今日は家には帰さない。そう決めた。週末だし、問題ないだろう。
「可憐、今日…というか、この週末はずっとココにいればいいよ。
 どうせ、そのつもりで週末に来たんだろうけど…ね、可憐?」
「ふぁ、ふぁぃ…お泊りしたくてぇ、今日に、んっ、イッ!
 はあっ、ふぁ、またイッちゃったよぉ…ふあぁっ…」
「ちゃんと、お家の人には、その話してきたのかな?」
「は、はい…ちゃんとパパとママには、お話してます。
 お兄…ご主人様がいいよ、っていうなら構わないって。」
つまるところ、ここでダメと言えば可憐は帰らざるを得ない訳だが、
こっちから聴いてあげたのだから、もちろん帰すつもりはない。
ただ、おかげで少し面白い趣向を思いついたので早速、実行する。
「じゃあ、このまま…可憐と繋がったまま、お家の人に連絡しようね。
 可憐が『女の子』をやめて、雌犬になったのがバレちゃうかもね?」

47 :
普段使っている携帯電話ではなく、据え置きの電話を引き寄せて、
可憐の家 − といっても、育ての親の家 − に連絡を入れる。
携帯電話を使わなかったのは、スピーカー機能で相手の声が、
部屋にいれば聴こえるようにするためだ。無論、可憐には教えてない。
せっかく、この痴態を映像と音声に記録してるのだから有効に使う。
さすがに立って可憐を抱えたままでは、難しいので、ソファーに
腰を下ろす。可憐も、この姿勢ならボクの膝の上で落ち着ける。
電話の子機の方を手にして、見慣れた番号を入力していく。
「あんまり遅くなる前に連絡しないと、心配されちゃうからね。」
非常識な格好での常識的な言葉に、可憐はただ頷くしかない。
可憐が邪魔しないように、首輪の鎖を可憐の両手首に巻いて、
軽く拘束する。さっきから可憐の様子がおかしい。何か隠してる。
「…もしもし、お久し振りです。可憐の…」
『あら、お兄ちゃん、元気にしてる?
 可憐が今日、我侭を言ってね、お泊りしたいって…
 迷惑だったかしら?』
部屋に響く、可憐の親の声に、可憐が慌てて、子機を奪おうとする。
だが、事前に拘束しておいた鎖のおかげで、可憐は自分の首を絞めるだけだ。
「やぁっ、ダメぇっ!」
「可憐、ちょっと黙ってようね?」

48 :
一瞬で素に戻ったかのように、女の子らしい反応で恥ずかしがって、
電話を阻止しようとした可憐だが、勃起したクリトリスを一方の手で、
わざと強く捻り上げてやると、全身を大きく震わせて、簡単にイッてしまう。
せっかくの会話の邪魔を、されたくなどないし、これも恥辱プレイだ。
こういう事に、可憐にもちゃんと慣れてもらわないといけないので、
わざわざ、こんなタイミングで電話をしているのだから。
「イッ…んんんんっ!!!
 んっ、んんっ!!」
電話の向こうに声が聴こえないように、慌てて口に手を当てて押さえ込む可憐。
ごぽっ、と音がしそうなぐらいの勢いで、割れ目から暖かな汁が噴出してくる。
聴かせたくないであろう、甘い囀り声を、必に押しそうと懸命になる。
その生暖かい汁で、ボクも濡れてしまう程だが今更どうという事はない。
イッた時の尻穴の絞まり具合がすごくて、肉棒が千切れそうになる。
可憐が、慌ててるのは、おそらく相手にこの関係を知られたくないからだ。
ボクはといえば、別にバレてしまっても構わないと思っているので、
最初から気になどしていない。バレたならむしろ好都合というものだ。
ずっと、可憐を傍に侍らす事を、想像して、思わず笑みすら出てしまう。
『あら、今、可憐の声が…
 あのコったら、家にも帰らず、直接そちらに入ったのねぇ、もう…』
「ええ、もう来てますよ。それで、お泊りの件なんですけど…
 ついさっき聞きました。随分、甘えられたのでご連絡が遅くなりましたけど、
 ボクは構わないですよ。何なら、この週末はこちらでずっと…でも。」

49 :
さっきの尻の絞まりが良かったので、摘み上げたクリトリスを指で
軽く揉み上げてやりながら、会話を続ける事にする。
『まあまあ、そんなに気を遣ってくれなくてもいいのよ。
 きっと、可憐が、我侭言って甘えたいだけなんだから。
 だったら、ウチはいいわよ。申し訳ないけど、あのコの我侭聞いてあげてね。
 でも迷惑かしらね、可憐はお兄ちゃんっコだから、ずっと甘えられるわよ?』
「いえいえ。それでしたら、遠慮なく週末はウチで可憐、預かりますね。」
『ごめんなさいね、いつも。本当は私たちが…
 でも、可憐ね、楽しみにしてたみたいなのよ。
 映画のペアチケットとか、一生懸命用意してたみたいよ?
 全く計画犯なんだから…よかったら、付き合ってあげてね?』
全くもって同じ思いだ。この計画犯め。ぎりぎりと揉み上げる指の強さを
強くしていく。堪えきれないのか、可憐はびくびくとボクの上で跳ね回る。
可憐が軽い絶頂に達している事は、肉棒を絞める尻穴が教えてくれる。
きゅぅきゅぅ、と絞めつけてくる感覚が、実に心地よい。
「分かりました。大切な、可愛いボクのお姫様のためにも、
 ご機嫌を損ねないように、ご好意にお応えするようにしますよ。」
『あなたったら、そんな事言ってたら、大変よ?
 もう歳相応に彼女とか、もういるんでしょうに。
 きっと、あなたは女泣かせね、ふふっ。』
先人だけあって中々、的を得たご意見だ。現に今、可憐がボクに跨って囀っている。

50 :
「あ、一応、可憐からも、一言、ちゃんと連絡を。
 電話、変わりますね。」
一旦保留にしておいて、可憐に子機を渡す。
「はい、話はしておいたからね。可憐もちゃんとお礼、言わないとね。
 後、隠し事はよくないなぁ、腹黒いんだから。もっと素直にならないとね。」
ぎりっ、とクリトリスをもう一度捻り上げて、可憐を絶頂に追いやる。
今度は大きい波だったのか、また肉棒が千切れそうな程絞めつけられる。
ぶるぶるっ、と全身を震わせて、あっけなく惚けて上気した可憐を見て、
保留を解除する。この状態で、どんな話をするのか楽しみでならない。
「あっ、もしもし、か、可憐…です。」
『あら、可憐。よかったわね。お兄ちゃん、週末はいてもいいって。
 本当に優しい人ねぇ。あまり、困らせちゃダメよ?』
この様子だと、余程、今日は強引に可憐は事を進めたようだ。
夢見る乙女の我侭に理解のある親は、溜息交じりに会話をする。
これは少々、オシオキをしてやらないとダメだろう。
「可憐、そんな、に、お兄ちゃ、んの事、困らせてないで、すっ。
 もう、ママったら、せっかく後でちゃ、んと、誘おうと、思ったのにぃ…」
『でも、いきなり言われても困るでしょ?
 …あら、可憐? あなた、声が震えてるけど大丈夫?』

51 :
可憐の声が震えていて、当たり前だ。この会話の最中にも、
可憐のクリトリスを揉みながら、腰を動かしているのだから。
「う、うん…大丈夫っ、急に、その、抱っこされて、その…あっ…」
『まあ、本当に可憐ったら、お兄ちゃん大好きっコなのね。
 いいわ、せっかくのご好意なんだから、たくさん甘えてきなさい。
 でも彼女さんとかが来たら、ちゃんと譲ってあげるのよ?
 お兄ちゃんは、可憐だけのものじゃないんだからね?』
「彼女…さんなんて、お兄ちゃんに、いな、いもんっ!
 もし、その時は可憐が、か、彼女なりた、い、っもんっ!」
残念ながら、確かにボクは可憐だけのものではない。逆だ。
可憐が、もうボクだけのものになったのだ。ここまできたら誰にも渡さない。
彼女や恋人などという甘い関係でもない、主従関係の愛玩雌犬なのだから。
せっかくなので、親御さんにも聴かせてあげようと思う。この可愛い声を。
「だから、お兄ちゃん、には、まだ…ひゃっ、ひっ、ダメっ、イッ…!
 ひゃぁっんっ!!!!」
『可憐?』
ゆるゆると揉んでいたクリトリスを、少しずつ捻り上げていくと、
逃げ出すように可憐は尻を浮かせていたので、尻穴の肉棒が少々引き抜かれていた。
そこで、一気に強くクリトリスを、トドメとばかりにより強く捻り上げると、
可憐は腰を抜かしたかのように、達したばかりか、浮かせた尻が、突然のように、
ボクの膝へと帰ってくる。その時、肉棒は可憐の奥まで突いて追い討ちした結果だ。

52 :
口をぱくぱくさせて、何も言えなくなった可憐から素早く子機を取り上げる。
かなり効いたのだろう、力なく身体を預けてくる可憐を、片手で抱き寄せた時の、
その表情といったら、泣き出しそうな、蕩けそうな、最高の表情だった。
もう、股座は、可憐から溢れたきた生暖かい汁で、洪水のようだ。
尻の絞め具合も、これまでの中で一番といっていい。射精してしまいそうだった。
「あ、電話、変わりました。ちょっと可憐を、ビックリさせたら…」
『もう、可憐ったら。じゃあ、お願いします。今度はウチにも来てね?』
「ええ、その時はお願いしますね。それでは失礼しますね。」
電話が終わっても、まだ可憐は肩まで震わせて、余韻に浸っている。
「あっ、あひっ…今、可憐、イッちゃいましたぁ…?
 お腹の奥もぉ、オマンコもぉ、しゅご、く熱い、れす…
 こんなぁ、濡れ、て…ご主人しゃまもぉ、汚し、ちゃって…」
「よかったね、可憐の可愛い声、きっと電話で届いたよ。
 でも、ボクはまだ可憐のお尻の中に射精してないから、
 もっと、もっとがんばって満足させてくれないと、終わらないよ?」
「ぁ…ふぁい…がんばりましゅぅ…」
「ほら、肩に手をおいて。そのまま、お尻マンコでヌポヌポしようね。
 ボクも可憐ががんばれるように手伝ってあげるからさ。」
手に巻いていた鎖を緩めて、可憐の手を肩におかせる。
片手では短くもった鎖を引いて、可憐の顔を引き寄せる。
一方の手では、痛々しい程に勃起したクリトリスを摘み上げる。

53 :
何度でもあの、最高の可憐を、泣き出しそうな、蕩けそうな表情をみたい。
その欲求に負けて、無理矢理引き寄せた可憐の顔はもう蕩けそうだ。
「ひぃっ、あ、ああっ…」
クリトリスを上に引っ張るように摘み上げると、可憐の腰が浮いていく。
肩にある、小さくて細い腕にも残った力を振り絞るように、加重がかかる。
膝で淫らしい肢体を浮かせていって、必に何とかしようとする可憐。
充分に竿が抜け出た頃を見計らって、クリトリスを強く捻って離す。
直後、可憐が堕ちていく様のように、腰が下がって、肉棒が尻を突き上げる。
「ふぁっ、ひゃぁっん!!!!」
もう呂律すら回らなくなってきた可憐に、その行為を何度も繰り返す。
ここまでくると、可憐はもう何も考えてなどいられないだろう。
誘われるがままに、腰を浮かせては、沈めて、身を震わせる。
余韻を楽しませる余裕もなく、さらに腰を浮かせられ、落とす。
可憐は、眼も表情も、無理矢理与えられる肉欲に誘われるように、
どんどんと堕ちていく。惚けて、蕩けるように、発情していく。
そんな可憐のたまらない表情が、何よりもボクを興奮させる。
もう可憐は可愛い声で囀る余裕すらなくなってきている。
部屋には、肉のぶつかる音と、可憐の淫らな汁が止め処なく溢れ出て、
ぐちゅっ、と滑った音だけが木霊するだけになっていた。
腰を落とす度に肉棒の根元を絞めつける収縮が、大きくなっていく。
ボクも、もう限界だった。寸前まで昇ってきた欲望を吐き出したい。

54 :
「可憐、射精すよ! 可憐のお尻の中に、いっぱいっ!」
はちきれんばかりに膨れ上がった肉棒が、可憐の尻穴を拡げていく。
「あ…ぁ…おひりぃ、きつ、ひぃ…」
可憐の動きに合わせて、堪えきれなくなった腰を激しく動かす。
正直、可憐の事など考えられなかった。ただ、この穴を陵辱したい。
そんな思いだけで、乱暴に腰を突き上げ、揺らしていく。
そんな陵辱にも、応えるように絞まる肛門に、ついに、屈服する。
「覚えろっ! これが、お前の主人の味だっ!」
「ぁ…ぅぁ…」
どぷんっ! びゅくん! びゅるっ! びくくんっ!
限界深くまで突き込んで、しっかりと尻が密着する程、
奥まで突っ込んだ肉棒が、可憐の尻の中で激しく暴れだす。
ボク自身にも、制御不能な程、可憐の尻の中の肉棒の脈動は治まらない。
どぷっ、びゅっ、びくっ、びゅっっ!
「ぁ、ひ…は、ぁぁ…おひりぃ、しゅごぉぃ…あちゅいょぉ…
 ご、主人しゃまぁ…これぇ、おちん…ちん、まだぁ…びくびくって…
 可憐の…おひりぃ、よかったれすかぁ…」

55 :
まだビクビクと動いて、硬さを失わない自分の肉棒に我ながら呆れ果てる。
可憐の口腔を犯し、尻を犯した直後でも、まだ足りないと可憐を求めている。
「ああ、可憐。すごく気持ちよかったよ、ほら…
 まだ可憐の中でびくびくって震えてるくらいだ…
 可憐も偉いね、前は気を失ったくらい乱れてたのに、
 今は、ちゃんとお話できるじゃないか、偉い偉い。」
可憐の尻と肉棒が繋がったままなので、ちゃんと抱き寄せて、
ご褒美をあげる事はできないが、振り乱した綺麗な髪に触れて、
手櫛で軽く整えながら、頭を撫でてやる事くらいはできる。
本当に、あれだけの扱いを受けて気を失うどころか、
全てを受け入れても、まだ絶え絶えとはいえ意識があるのが驚きだ。
それだけでも、可憐を賞賛する理由になる。表には出せないものだが。
少し、可憐が落ち着くのを待ちながら、周りの惨状を確認する。
シーツは子供のお漏らしも後ずさる程の染みの大きさと乱れ様。
ソファーの周りは、可憐が撒き散らした淫らな汁塗れて、
とても人目に見せられるようなものではない。
ソファーが皮製であった事と、床がフローリングのままで、
カーペットにしてなかったのが本当に、幸いだった。
早いうちに、大き目のエアベッドくらい用意しておくべきだろう。
でも、ここまできたら、もう開き直るしかない。
「可憐、可憐のおかげで部屋が可憐の匂いだらけだよ…
 まだまだボクは元気だから、しっかり満足させてね?」

56 :
かなり落ち着いてはきたのだろう、可憐が、はっきりと応える。
「はい、可憐のえっちな身体に、ご主人様の匂いも、せーえきの味も、
 全部、全部ください…可憐が絶対に忘れなれなくなるくらい、
 ご主人様のおちんちんが欲しい…です、だから…たから、
 もっと、もっと、可憐の事、虐めてくださいっ…」
「今のは、とても魅力的な提案だね、可憐。
 もう、今日はこのままずっと、射精なくなるまで、
 掻き回してあげる…今日だけじゃなくて、もうずっと。」
そこで、一度言葉を区切って、ぐぐっと両手が可憐を抱き寄せる。
目一杯、お互いの顔を近づけて、今言っておかないといけない、
大切な、大切な事を約束しないといけない。
「今日はもう、可憐がどんなに淫らに乱れても、気を失なっても、
 絶対に、ありったけのボクのザーメンを、可憐に射精してあげる。
 ボクが、枯れるまで、何があっても付き合ってもらうからね。
 …だから明日は、おめかしして、映画見に行こうね?」
「…うっ、ひっくっ…それ、今言う事じゃないと思い…ます…
 でも、すごく、すっごく嬉しいです…ご主人様とおでかけ…」
「外では、お兄ちゃんって呼んでいいからね、可憐。
 後、おでかけじゃなくて、デート、っていうんだよ。お散歩、でもいいね。」
「ご主人様と、で、でぇと…何だか、夢、みたい…」
少し恋人っぽいピロートークに、幼い少女らしい、喜び一杯の可憐。

57 :
それから、もう何度、可憐の尻の中に射精したか分からない。
最初の三回目までは、数えていたが、勃起の収まる気配のない、
性欲を全て吐き出すのに、どれ程、かかったのだろう。
ようやく、全て射精し切って、多少、肉棒が萎えた頃には、
可憐は、もう動く事もままならない程で、ソファーに、
まるでモノのように、転がされている。
可憐の意識など、とっくの昔に向こう側に飛んでしまっているが、
荒い呼吸と、小さく漏れる囀りだけが、まだ無事な事を教えてくれる。
肉棒が挿入っていた尻穴は、多少、窄まったようではあるが、
まだ、指くらいなら突っ込めそうな程、ぽっかりと拡がっている。
「アナルはかなり、使い物になるな…毎日、突っ込んでやる。
 しばらくは拙いお口のご奉仕の練習をさせないとダメだが、
 今度は、どこに、何をしてやろうか…」
口に出して、それの欲望が、目の前に転がっている雌犬に、
思う存分、叩きつけられる事に喜びを隠せない。
公衆の面前で決して服を脱げないように、身体に何か施してもいい。
反応のよかったクリトリスにピアスをつけるのもいいだろうし、
例えばつるつるの恥丘か尻に可愛らしいタトゥーを彫るのもいいだろう。
そんな事を考えながら、可憐と一緒に毛布に包まる。さすがに疲れた。
「明日は、もっともっと、淫らにしてあげる、可憐。今はゆっくりおやすみ。」
半開きになった可憐の涎塗れの可愛らしい唇にキスをして眠るのだった。

58 :
〜 多分続く 〜
壁|・ω・)
文章力足りなくて、二つ分に分けるつもりが、
一度になってしまいましたとさ。
新スレ早々、度々にわたるお眼汚し、失礼いたしました。
>>31
> もう尿道責めはしませんか?
多分、やります(なんて書いてもいいものかネタバレだし)。
これで終わらせちゃおうかなぁと思っていましたが、
色々と電波を受信したので、次回から、
「休日のでぇと」編が始まります…かもね?
壁|・ω・)ノシ

59 :
>>32-58
GJ過ぎる、マジ乙
ボディピアスとかタトゥーとか最高ですね
休日のでぇと編が楽しみ過ぎる

60 :
ごめんなさいsage忘れました

61 :
やっぱり12妹の中でも
可憐はズバ抜けて最高だな

62 :
壁|・ω・)
壁|・ω・) 週末は投下の日〜♪
壁|・ω・)っ>>57の続きです
続きモノですが、ここからでも大丈夫だと思います(多分)。
それでは、「休日のでぇと」編、お楽しみいただければ幸いでございます。
壁|・ω・)ノシ

63 :
日が昇る直前、ボクは目を覚ました。目の前には、無防備な可憐の寝顔。
一つの毛布に包まって、裸で抱き合ったまま眠ったのは初めてだが、
こうして見てる分には、可憐はその辺りの少女たちと変わりなどない。
昨晩、あんなにも乱れたのが信じられないが、部屋にはまだ、
可憐を散々に嬲り続けていた証拠に、雌の匂いで満ちたままだ。
あの淫らで蕩けるような可憐の肢体が、ボクだけのモノと思うと、
もう他の女なんていらないかもな、と考えないでもない。
その無防備で、幸せそうな寝顔を見ていると、昨晩大暴れした、
自分の股間のモノが熱く、ムクムクと屹立していくのが分かる。
これはもう、朝勃ちなんてものじゃなくて、目の前のエサが欲しくて、
ただ純粋に欲望の塊となって、無秩序に、可憐の肌に密着して膨らんでいく。
「ん…あふぅ…」
ようやく、といった感じで可憐が目を覚ます。が、寝惚けているのか、
今、どんな状況なのか、全く理解してないのか、とぼけた挨拶をしてきた。
「あれぇ…どぉしてぇ…お兄ちゃんが…ご主人様がいるのぉ…」
「おはよう、可憐。」
起き抜けの隙に、朝の挨拶に続いて可憐の唇を奪う。できるだけ優しく、だ。
しばらくそのまま、唇を重ねていると、ようやく目が覚めてきたらしい。
毛布の中で、密着した身体をもじもじと恥ずかしそうに動かすが、もう遅い。
可憐が、このままどこかに行ってしまわないように、腰を抱き寄せる。
ますます、可憐を求める肉棒が可憐の下腹部に押し付けられるが構わない。

64 :
長い長い抱擁の後で、ようやく可憐の唇を解放してやる。
見れば、色々と思い出したのだろう、顔をこれ以上ない程に真っ赤にして、
でも嬉しそうに、眼を輝かせて、最高の笑顔で、やっと挨拶を返してくれた。
「…お、おはようございます、ご主人様…昨日も、すごかったのに…もう…」
「可憐、早速だけど、何とかしてくれないかな?
 このままだと、おちおち外にも出られないよ…だからね?」
何をどうすればいいのか、そっと唇を指で撫でてやる事で教えてやる。
可憐にもすぐにそれが伝わったのか、まだ真っ赤な顔で、こくんと頷く。
「これって…その、朝の…お勤め、ですよね?」
「そうだよ、今日からは可憐が、朝一番にやる大切なお勤めだからね?
 可憐のせいで、こんなになったんだから、可憐がちゃんと鎮めるんだよ?」
「可憐の、せい…って…あぅぅっ…可憐の裸、そんなに…うぅっ…
 だったら、その、がんばって、ご奉仕させていただきますね、ご主人様…」
ソファーに座り込んだボクの前に跪いて、可憐がうっとりと肉棒を手にする。
可憐が気に入ったのか、愛おしそうに、亀頭にも優しくキスをするように、
唇で触れると、舌をちろちろと動かしながら、ゆっくりと口腔に含んでいく。
小さな両手を肉棒に添えて、口腔一杯に頬張りながら、上目遣いで、
こちらの様子を伺って反応を待っている可憐の頭を優しく撫でてやる。
「すっかり、ボクのチンポ、気に入ってくれたみたいだね。
 お口だけじゃなくて、手でも、ゆっくりでいいから扱いてごらん?」

65 :
「ん、んっ…ご主人様のおちんちん、んっ、おいしい、ですっ…ん…
 でも、ご主人様の事の方がもっと、もっと大好き…ですから、ね…」
言われた通りに、竿をゆっくりと不慣れな手つきで扱きながら、
竿先から滲み出る汁を、可愛らしい舌で舐め取っては、唇で咥え込み、
こっちは多少は慣れてきたような調子で、口腔の奥まで飲み込んでいく。
舌のざらつきが、裏筋をなぞるように、先の方から、全体を包み込んでくる。
昨日までは、せめて口だけでも、きちんとできるように躾けていたが、
手も使うようになってからは、稚拙な舌の動きも心地よいといっていい。
何より、可憐の小さな口がたまらなく、肉棒を程よく唇で絞めつけてくるのだ。
可憐が、何一つ嫌がらず、でも恥らいながら貪るように、肉棒を咥えている。
ほんのわずかの時間の中で、ここまで色に染まるとは思ってはいなかったが、
可憐が、間違いなく自分の肉奴隷に堕ちたのだと、確信する。最高の気分だ。
それが他の何よりも、今のボクの心を充足させていた。思わず、にやけてしまう。
「…ん…ご主人様、これ…気持ちいいですか…もっと…してもいいですか?」
にやけた顔を見られたのだろう、可憐が一呼吸おいて尋ねてくる。
確かに気持ちよかったが、射精するには今一歩といったところだったので、
ちょうどいい。少々荒っぽくなるが、まずはお言葉に甘えて、
さっさと可憐の口腔に、新鮮なザーメンをぶちまけてやる事にしよう。
「可憐、確かに気分もいいし、気持ちもいいんだけど、まだまだ、かな?
 だから、手伝ってあげる。随分がんばってるけど、そろそろお口も疲れたろう?
 ちょっと、激しくするけど、我慢してね。これも可憐のためだから、ね?」

66 :
ソファーからゆっくりと立ち上がると、肉棒を咥えたままの可憐は、
それに釣られるように自然と、ボクの目の前で膝立ちするような格好になる。
どちらにしても可憐を見下すというか、見下ろす格好ではあるが、
これからやろうとしている事のためには、この格好の方が自由が利いていい。
さっきまで、可憐の髪の艶を撫でて、楽しんでいた手で頭をしっかり掴む。
「可憐、お口を大きく開けて。歯は絶対に立てないように、ね。
 精一杯唇で絞めつけるようにして、舌を動かすんだよ。
 苦しかったら、抱きついてもいいから、我慢するんだ。
 そうすれば、早く終わるからね?」
前置きをして、可憐の頭をしっかりと固定すると、腰を激しく振り始めた。
無理矢理、口腔に捻じ込まれる肉棒に圧倒されて、慄いたのか、
可憐は、早速、抱きついてきて離れまいと、しがみついてくる。
その方がこちらもやりやすい。好きなように、可憐を蹂躙できるからだ。
苦しげな表情ながらも、言われた通り、可憐は唇と舌を使い始める。
既に可憐の唾液塗れの肉棒は、激しさを増す腰の動きに反応して、
ますます屹立し、腰を引く度に、可憐の唇から、口腔に溜まった
唾液が、まるでポンプのように汲み出され、可憐の口元を、表情を、
肉奴隷にふさわしいものへと変えていく。次々と汲み出される唾液は、
すぐに、可憐の首筋を伝い、可愛らしく膨らんだ胸まで濡らしていく。
抵抗する様子も見せず、言われた通り、唇で懸命に絞めつけ、
口腔を蹂躙する肉棒に、必に舌を絡めようとする可憐のおかげで、
ようやく、奥から朝から悶々としていた欲望が込み上げてくる。
初めは恐る恐るだった可憐も、もう欲しくて欲しくてたまらないようだ。

67 :
「そろそろ、射精してあげるからね、可憐。もうちょっとだよ…」
欲望を抑えるように精一杯、優しい声で可憐を促してやる。
もう少しだと聞いて、可憐の方もますます唇を、舌を淫らに動かす。
少々強引だが、これでやっと、可憐に欲望をぶちまけられる。
今までは可憐に精液の味を覚え込ませるために、口内に射精していたが、
今回は、趣向を変えて、可憐の顔を、もっと汚してみたくなった。
後、一歩で射精してしまいそうになる瞬間、可憐の口腔から肉棒を引き抜く。
片手は可憐の頭を掴んだまま、もう一方の手を素早く可憐の唾液塗れの、
限界寸前の肉棒に添えると、その切っ先を可憐の唾液塗れの顔へ向ける。
「今日は可憐だけじゃ、できなかったからお口には射精してあげないよ。」
眼には入らないように、鼻先に突きつけると、自分の手で扱いて、
一気に高ぶっていく。直後、可憐の顔目掛けて、勢いよく射精していた。
どぴゅっ! ぴゅっ! ぴゅぴゅっ!
昨晩、可憐の口腔に、尻の中に枯れるまで射精したというのに、
朝一番の新鮮なザーメンは、とても濃く粘って、可憐の顔を汚す。
その、強烈な雄の匂いに、可憐がうっとりとした表情になる。
「んんっ! ん…これが、ご主人様の…せーえきぃ…
 この匂い…可憐、何だか…はあっ…ううっ、んっ…
 クセになっちゃいそぉ…です…んんっ…」

68 :
「ご主人様のおちんちん…ちゃんと、綺麗にさせてください…
 それと…可憐がまだへたっぴでその…ごめんなさい…」
竿の中に残る精液を吸い取るように、可憐は亀頭を唇で含んで、
軽く吸うように、愛おしそうに口を動かしながら、謝る。
可憐が満足するまで、口腔に含んだ肉棒を好きなようにさせてやる。
口腔奉仕がまだ未熟で稚拙な可憐に、きちんとできる事はこれくらいだ。
「これからは、毎日してもらうんだから、慣れていこうね。
 次はちゃんとできるように、可憐もがんばらないとダメだよ。
 でもね、可憐がえっちだから…ほら、こんなに濃いのが。」
可憐の顔を汚した精液は、まだ下に垂れる事なく付着したままだ。
それを指で拭い取って、可憐の鼻先へと運んで、存分に嗅がせてやる。
「…こんなに…たくさん…匂いも、ご主人様ので一杯…です…
 あの…このまま、指…舐めて、綺麗にさせてください…」
「いいよ、可憐のお顔も、綺麗に指で拭ってあげるから、
 全部、可憐が、綺麗にしてね?」
自分で汚した可憐の顔から、指で精液を拭い取ると、可憐は、
嬉しそうに、それを綺麗に舐め清めていく。その繰り返し。
部屋には、可憐がおいしそうに精液を啜る音だけが響いていた。
「んっ…ちゅぱっ…ご主人様の、せーえき、おいし、です…」

69 :
さすがに膝立ちのままは疲れるのか、可憐は床にぺたんと座り込む。
女の子らしい座り方だなぁと思いつつも、やってる事は酷く淫らだ。
本当に、おいしそうに指をしゃぶる可憐に、意地悪く聞いてみる。
「そんなにおいしいんだったら、可憐がもっとがんばらないと。
 そうしたら、ボクの事、可憐が独り占めできちゃうよ?
 ボクのチンポから出るモノは全部、可憐のモノになっちゃうよ。」
指を口に含んだまま、少し考えるような仕草を見せると、可憐が何か、
思いついたのか閃いたのか、はっ、と気づいたような態度になる。
そして、にやけた、嬉しそうな表情をして、真っ赤な顔を横に振る。
多分、可憐なりの幸せな未来図でも思いついたのだろうと油断していた。
「だったら、その…ご主人様のおしっこも…ですか…?
 可憐、可憐、ご主人様のだったら…そのお口で…
 あ、あの、ほら、可憐はぁ、ご主人様の、雌犬、ですから…
 その、マーキングっていうか、その…ダメ、ですか…
 まだ可憐、ご主人様にちゃんとご奉仕できないから…
 ちゃんと、飲みます…飲めますから、可憐に、ください…」
どうやら、斜め上に思考が飛んでいったらしい。可憐が求めてきたもの。
性的行為というよりは、変態的行動だ。だが、乗じてみたくもなる。
きちんとできないご奉仕の代償として、小便を飲むというのだから。
今の可憐は混乱している。それは間違いない。だが、正真正銘に肉便器に、
自ら推んでなろうといのだから、お言葉に甘えない訳にはいかないだろう。

70 :
「可憐は欲張りだね、でもいいよ、その代わり自分で言い出したんだから、
 これからもずっと、続けるんだよ。可憐は、もう肉便器なんだから。」
どうせマーキングなら、顔にかける方がおもしろいのだが、部屋では避けたい。
だから、すっきりしたばかりだが、まだ多少は屹立を維持している肉棒を、
可憐の目の前に差し出すと、可憐は何も言わず、迷いなく咥え込んだ。
可憐の誘いにすっかり惑わされてしまったボクは、別の意味で欲情する。
征服欲と支配欲とに満ちた尿意が、可憐の口腔に勢いよく迸る。
尿道を駆け抜けていく液体が、じょろじょろと可憐の口を満たす。
ごくごく、と可憐の喉が口腔に放たれた奔流を飲み下していく。
何となく、長い間の後に、ようやく奔流の勢いは治まりをみせると、
可憐は全てを吸い尽くさんとばかりに、強烈に吸い付いてくる。
可憐にとっては、口腔奉仕の代償行為で、自分にできる精一杯の事だと、
理解を示しつつも、ボクとしては心の奥の笑いが止まらない。
全てを出し終えても、まだ肉棒を咥えて離さない可憐に、教えてやる。
「可憐…もう終わったよ。よく、溢さずに全部飲めたね。
 これなら、可憐はボク専用のトイレとして合格だよ。
 もう可憐がいるときは、ボクは困らなくて安心だよ。」
「こくんっ…ぷはぁ、可憐、ちゃんと全部飲めました、よ…
 もう、ご主人様はおトイレとか…いかなくもいいですからね?
 全部、可憐が…飲みますから、必ず、可憐に、命令して、ください…」
ようやく、可憐が肉棒から口を離して言った事は、自己満足と服従の言葉。
可憐の言う通りにしてやろう。これからボクは小便をするのに困る事はない。

71 :
有言実行の自己満足と、支配される事の充足感に満たされている可憐。
その可憐が、もじもじと脚を動かしているのを見逃すはずがなかった。
「可憐、濡れてるんだろう、オマンコ熱くなって堪らないんだろ?」
脚で払うように、ぺたりと座り込んだ可憐の両脚を拡げると案の定、
可憐の幼い子供のような股間は、じっとりと濡れて、床をも汚していた。
「これは、そのご主人様のせーえきの匂いがすごかったとか、
 ちゃんと、おしっこが…飲めたから、その、あの…」
「大丈夫だよ、可憐。
 可憐も、気持ちよくなりたいよね、だからさ。
 日課になってる事、してあげるよ。お尻を、出して。」
いけない事がバレて怒られる寸前の子供ような可憐に、また嗜虐心が煽られる。
ここ最近、日常的に浣腸を欠かさず、アナルプラグを突っ込んでいたような雌犬だ。
多少は、乱暴に扱っても構わないだろう。そんな考えが頭をよぎった。
「ごめんなさい、ご主人様…おちんちんが、その…ホント、おいしくて…」
わたわたと言い訳を言いながら、床に四つん這いになって、尻を向ける可憐。
昨日、散々貫いた尻穴の窄まりは、今はようやく、といった感じで閉じている。
もうぽっかりと、閉じる事を忘れたかのように拡がったままになったかと、
少々心配していたが、杞憂で済んだ。そんな事を考えつつ準備を進める。
可憐の相変わらず柔らかな尻穴を抉じ開けて、アナルポンプを突っ込む。

72 :
「いつもは、可憐、薬局で買えるようなので綺麗にしてただけだろう?
 だから、今日は奥の奥まで綺麗になるように、本格的にしてあげる。」
さらに、可憐の尻穴にイルリガートルと呼ばれる硬質の金属製の、
アナルプラグ似たモノを突っ込む。これも難なく咥え込む可憐。
緩くはないが、柔らかくなって、よく拡がる可憐のために、
手元にあった一番大きなイルリガートルを用意したが、
これだけだと簡単に抜けかねない程に薬液を可憐の腸内に送り込む。
薬液を入れたバッグを高所に吊るす。バッグとイルリガートルは、
外れないように丈夫な管で繋がっており、その途中にコックがある。
「可憐、これは危ないからね、苦しかったら早めに言うんだよ?
 でも、我慢したら我慢した分だけ、お腹の中が綺麗になるからね。」
一応、医療行為の一種ではあるが、ここまで本格的にやる必要は別にない。
あくまで、可憐を辱めて、かつ、貴重な雌犬の穴を使用可能にするために、
行う、多分これからは毎日の通過儀礼として行われる行為の一つ。
薬液の奔流を促すコックを一杯に開く。透明の管を薬液が満たしていく。
あっという間にそれは可憐の尻へと達し、容赦なく可憐の腸内を満たす。
普通の浣腸では、手前の方にしか薬剤が溜まらないため、実は、
腸内洗浄という意味では、きちんと行えているとは言い難い。
だが、このように高低差を使って薬液を注入すれば、腸の奥まで、
薬液で満たす事ができるのだ。下剤の方が、上から効くため、
医学的にはよい。だがこれは、可憐が肉奴隷として生きていくための、
通過儀礼であり、性行為のためだけに行われる儀式でもあるのだ。

73 :
大量の薬液が送り込まれているというのに、可憐は苦痛の声を上げない。
日頃からの慣れもあるのだろうが、可憐にも分かっているのだろう。
お互いの絆をより深く強く結び合い、充足させる行為であるという事を。
「んんっ…ご主人、様ぁ、そろそろ、お腹、もう…はぁっ…」
「うん、もう限界だろう。よくここまでがんばったね。」
コックを捻り、薬液の注入を止めると、アナルポンプに空気を入れていく。
結局、可憐は2リットル弱程の薬液を、腸内に注入されていた。
医療行為としても、割と限界ぎりぎりのところまで、といったところだ。
イルリガートルを引き抜いて、尻穴から薬液が漏れてない事を確認する。
ここからが、本当のお楽しみ、プレイタイムというやつだ。
可憐をお姫様だっこで抱き上げてやるのはサービス精神の賜物。
そのまま、ソファーに座らせて、可憐の限界を待つ。それだけではつまらない。
「せっかくだから、可憐も、うーんと気持ちよくなろうね。
 昨日は、あまり構ってあげられなかった…こっちでね。」
両脚を大きく拡げさせると、ぽっこりと膨らんだ可憐のお腹の下で、
本当にまだ幼い子供のままの、さらさらでつるつるの恥丘と、
ここまで快楽の味を叩き込まれながらも、まだ男を知らない、
ぴったりと閉じた割れ目が、ボクを誘うように、濡れていた。
「今日は、たっぷり可憐のオマンコ、弄ってあげるからね。
 可憐の我慢できなくなるのと、可憐の潮吹きと、どっちが早いかなぁ?」

74 :
昨日はほとんど手を出せなかった可憐の幼い子供のような股間。
しかし、拡げれば歳相応には熟していて熟れ頃の甘い果実。
この機会を逃す必要はないと、指でぴったりと閉じた割れ目を拡げる。
そこには、やはり、綺麗なピンク色の世界が広がっていた。
色だけでなく、形も悪くない。明らかに使い込まれてない場所だ。
「可憐、オナニーするとき、あまりオマンコ弄らなかったでしょ?
 あんなに一杯えっちな汁が出てきた穴も、おしっこの穴も、
 全部丸見えだけど、ホント、ここだけは子供みたいだ。
 でも、もう『子供』なんかじゃない事、知ってるからね?」
拡げられたピンク色の聖地を、下から上へと、ゆっくりと舐めていく。
可憐の感じるところを一つでも多く探し出しておいて、後で開発する。
一種の宝探しのようなものだ。だから、クリトリスは今は見逃してやる。
既に、可憐の汁で濡れていた事もあって、指先も、舌先も、
滑るように、拡げられた小さな聖地の宝物を発掘していく。
「んんっ、お腹ぁ…苦しっ、ひいっん! あっ!」
膣口に舌を少し捻じ込んだだけで、この反応だ。まだまだ淫らになる。
以前、虐めた尿道口の辺りも、指で撫でてやるだけで反応がよい。
カテーテルで排泄管理してやった事でも思い出しているのだろうか。
もう可憐は、薬液が外に出ようとするのを必に堪えるのと、
オマンコの新規開発からくる快感とに、がくがくと身体を震わしている。
見れば、可愛らしいクリトリスが触れもしてないのに包皮から顔を出していた。

75 :
だが、クリトリスは今日はまだお預けだ。他のところの反応もじっくり見たい。
しかし、大量に薬液を溜め込んでいる可憐には、それほど時間の余裕もない。
我慢させすぎるのも、よくないからだ。だから、まず軽く達してもらう。
一番反応の良かった、小さな膣の入り口を指で軽く押し込むと、
充分濡れていたので、簡単に飲み込んでいく。そこを注意深く探りながら、
舌で突っ込んだ指の周りから溢れる汁を舐め取っていく。
指の方は、一本だけでもキツい程だったが、雌の本能からか、
奥へ奥へと引き込もうと、脈動している。そこで、指を掻き回す。
「ひゃっ! あ、あひぃ、あっ、ダメぇ、それ、そこはダメぇ…」
苦しげな表情を浮かべているくせに、口走るのは可愛い囀り声だ。
「やっ、やめっ、んんっ、初めてはご主人様のでぇ…ひんっ!」
よっぽどロマンチックな夢をまだ持っているんだろうな、
と今の可憐の声を聞いて、それ以上奥に指を突っ込むのは止める。
だが、せめてもの置き土産くらいもらっても、構わないだろう。
指で、可憐の膣穴の内側を撫でながらポイントを探す。
手前の方にあれば僥倖というものだが、それは確かにあった。
少しコリコリとした感触を見つけ、指をもう一本、可憐の膣に挿入する。
そして、二本の指で、探り当てたポイントを掻き出すように、
擦りまくる。可憐が、たまらず腰を浮かせてしまうのは、
そのポイントが狙っていた開拓地だったからに他ならない。
可憐の声が、まだ聞いた事がないほどの大きな嬌声に変わった。

76 :
「やめっ、それやぁっ! く、くる、きちゃうのぉっ!
 も、だめぇ! イッちゃうのぉっ! あああっ…」
可憐の絶叫と共に、膣穴から間欠泉のように噴出した淫らな汁。
ひくひくと震える膣穴は、あっという間に閉じていき、
指を離せば、淫らな汁が溢れている事を除けば、子供のような、
本当に幼い子供ような、ぴったりと閉じた割れ目に戻っていた。
この反応からして、どうも可憐は自分で触れた事があるようだが、
あまりに敏感すぎたのと、膣の中という事で控えてしまったのだろう。
「可憐、すごかったね…ちゃんとオマンコも綺麗で、おいしかったよ。
 それに…そろそろ限界でしょ。ちゃんと見ててあげるから、行こうか。」
お腹が苦しい中で、絶頂に達した可憐が荒い息をしているのをみて、
優しく、優しくお姫様抱っこをしてあげる。しっかりと胸元に、
大切なお姫様を抱え込むと、お姫様が望む所へとご案内差し上げる。
そこは、普段は個人の領域が保たれた禁忌の領域。そこへ二人で入る。
可憐を便座に座らせると、ようやく苦しそうではあるけど、
安心した表情になる可憐。これから、可憐は大切な儀式を行うのだ。
可憐を安心させるために、抱きしめてやる。可憐も抱き返す。
それで落ち着いたのか、可憐の顔にはっきりと覚悟が見えた。
「それじゃぁ、行くよ。
 それに一つ、サービスもしてあげる。」
「お願い、しま、す…ご主人様ぁ…可憐、もぉ、もぉ…」

77 :
そっと、可憐の割れ目から勃起したままのクリトリスに手をやって、
もう一方の手で、可憐の尻穴を懸命に塞いでいたアナルポンプの空気を抜く。
プシュっ、と高圧の空気が漏れていくと同時に、可憐の尻から栓が抜ける。
それに合わせて、勃起したクリトリスを強く強く捻り上げた。
「ひゃぁぁぁっ!!!!!!」
可憐の絶叫は何に対してか。敏感な身体の、さらに敏感なところを
捻り上げられて、また達してしまった事か、お腹の中の薬液を、
ものすごい勢いで一気に排泄し続けている事か。
それとも、我慢の限界にあって、ついてに漏れ出した放尿の事か。
一番最後まで流れ出ていたのは放尿だった。その、ちょろちょろ、
という音を聞きながら、もう一度可憐を抱きしめる。
全ての音が止んだのを見て、水洗のコックを捻る。
可憐の中にあった汚れたモノが、流されていく。
普段からしてるだけあって、思っていたよりは綺麗なものだったが。
泣き出しそうだけど、全部見届けてもらって満足したのか、
可憐はさっきよりも、より一層、強く抱きついてきた。
「よくがんばったね、可憐。これでお腹の中は綺麗になったから、
 お風呂に入って、ちょっと遅いけど朝御飯にしよう。」
「うん、じゃなくて…はい、ご主人様。
 お風呂…その一緒に入って、その、あの、えと、くれますよね…
 後ですね、朝御飯は、可憐に、作らせてください。」
「お姫様の、仰せのままに。」

78 :
狭い湯船にお湯を張りながら、まずは昨日からの汚れを
熱いシャワーで流していく。お風呂でも何かしてやろうかな、
とも考えたが、朝から可憐も色々あって疲れているだろう。
などと考えていたのが甘かった。疲れなぞどこ噴く風である。
可憐が持参してきた大きめのバッグは学校の体操着か何か、
と軽く考えていたのだがとんでもない。完璧なお泊りセットだ。
「これ、石鹸なんですけど…お風呂に入れると、ほら、見てください!
 映画で出てくるお風呂みたいに泡一杯になるんですよー☆ミ
 ご主人様も…一緒にいかがですか?」
この計画犯め。多分、可憐の一番の理想ルートは仲良くお話して、
一緒にお風呂、ムード満点になったところで、食べられちゃう、
って感じの、乙女の考える彼と彼女のフルコースだっただろう。
多分、膣内射精なんてしてたら、三ヵ月後はパパ呼ばわりだ。
狭い湯船では、どうしても密着しあう。事前に下調べ済みだったのだろう。
必然的に、可憐を抱き抱えるような形で、湯船に浸かる事になる。
可憐が妙に嬉しそうに舞い上がってはしゃいでるのをみると、
まあ、悪い気はしない。泡風呂が新鮮だったのもあるが、油断していた。
「お兄ちゃん…後でオシオキされてもいいから、今はお兄ちゃんって…
 お兄ちゃんと、またお風呂に一緒に入るの、可憐の夢だったんです…
 だからね、それが叶って、今、とっても嬉しいんですっ!」
突然振り向いた可憐が、顔を近づけてくる。そして唇を奪っていった。

79 :
これも綿密に計画された犯行の一つだったのだろうが、心は揺らぐ。
「えへっ、可憐からのおまじない、です…お兄ちゃんと…
 ううん、ご主人様と可憐がずっと一緒にいられるようにって。
 きっと、効果がある、と思い、ま、す…あうぅっ…」
自分で仕掛けてきておいて、自沈するかのように湯船に沈む可憐。
その可憐の顔をもう一度、引き寄せる。狭い湯船だ。逃げ場はない。
可憐と同じように唇を奪う。お互いの舌を絡め唾液を混ぜ合わせるような、
激しいキスをしばらく一方的に蹂躙するように、可憐にしてやる。
唇が離れると、再度潜行していく可憐。沈没する前に声をかける。
「今のが、オシオキだ。後…さっきのおまじないだけど、
 きっと、叶うよ。ボクからも、お願いしたからね。」
直後。
可憐が顔を真っ赤にして泡の中に沈没した。急速潜行もかくやという勢いで。
慌てて引き上げると、そこには乙女スイッチの入った可憐が、
湯にのぼせた訳ではなく、雰囲気にすっかり蕩けてしまったらしい。
幸せそうな顔をして、しばらく見つめられると、抱きついてきた。
「そんな、そんな恥ずかしい事…いったら、笑われちゃいますよ…」
「先に恥ずかしい事を言ったコがいるんでね、笑われるのは、そのコだよ。」
可憐は急速潜行をしてしまい、しばらく浮き上がってこなかった。

80 :
このままのぼせても仕方ないので、可憐の引き上げて、風呂から出る。
引き上げる時に、可憐のちっぱいを撫で回しておいたのはついでだ。
全身についた石鹸の泡をシャワーで洗い落とすと、風呂場から逃げ出す。
今の風呂場は可憐の思うツボだ。だから、脱衣所で反撃する事にしよう。
「ほら、可憐。身体拭いてあげるよ、今日は特に念入りに、ね?」
バスタオルを一枚、可憐の頭から被せて、もう一枚を身体に巻いていく。
そして、念入りに、可憐の股間と、胸とを拭いてやる。しつこいくらいに。
「んっ…ご主人様、へんなとこ、ばっかりぃ…拭かないでぇ…」
「ちゃんと綺麗にしておかないとダメなところだからね。
 ホントなら、お風呂で手で直接、綺麗にしてあげたかったんだけど。」
「それって、どういう…ひんっ!」
「ほら、早くしないと湯冷めしちゃうぞー。
 それとも、その前に可憐が、出来上がっちゃうかな?
 こことか、こことか、すっごい食べて欲しいって言ってるよ?」
タオル越しに、可憐の敏感な部分を刺激して、さっきのお返しをしてやる。
まだ自己主張の乏しい胸の膨らみも、頂点の突起を可愛く尖らしている。
それでも、今日はこれくらいにしておいて、可憐の全身を拭いてやる。
本当は、このまま押し倒してしまいたいところだったが、堪える。
食事もまだだし、部屋は酷い有様だし、可憐とのデートの約束もある。
先に可憐を脱衣所から追い出して、髪を整えさせてやる事にすると、
可憐の身体を拭いたタオルで自分を拭う。可憐の香りがわずかに残っていた。

81 :
可憐が、バスタオル一枚だけの格好でドレッサーの前で長い髪を梳かしている。
ドレッサーなど男の部屋に不似合いだが、妹たちの提案により設置してある。
目的は見え透いていたが、圧倒的多数決(賛成12、反対1)により可決されたものだ。
先に簡単に着替えだけ済ますと、その後ろに立って、可憐からブラシを奪い取る。
「ほら、早くしないと。朝御飯、可憐が作るんでしょ?」
そう言いながら、慣れた手つきで可憐の濡れた髪にドライヤーを軽く当てながら、
ブラシで梳かしていく。ブラシに全く絡まない程艶やかな髪は梳いていて気持ちいい。
これも、妹たちに強請られて慣れたものだ。思えばどちらが調教されてるのか分からなくなる。
心地よさそうに、髪を梳かれて上機嫌の可憐に、一つだけ申し渡しておいた。
「そうそう、可憐。悪いんだけど、先程、手荷物検査を実行しましたー。
 お泊りセット以外にも、色々あったけど、それは別の機会に聞かせてもらうよ?」
おめかし用の服や明らかに勝負用の下着やら、日用品の類はとにかく。
全て針で穴を開けた後のあるコンドーム等々は、さすがに見逃せたものではない。
「かなり、計画的に乗り込んできた可憐ちゃんは、罰として今日はずっと下着なし。
 ほら、髪も綺麗にしてあげたから、服着て。可憐の料理、楽しみにしてるからね?」
「あうぅっ…」
いつも、お泊りしたときに部屋着で着てるワンピースを着ると、可憐は台所へ向かう。
「えと、ありがとう…ございます、ご主人様…とっても優しかった、です…」

82 :
可憐が、台所で上機嫌に、鼻歌を歌っているのを聞きながら、
昨夜からの部屋の惨状を何とかするべく、奮闘せねばならなかった。
シーツは洗濯機へ、布団と毛布は外へ干す。窓を開けると空気が新鮮だった。
部屋の中に淀んでいた、可憐の匂いが薄らいで、いつもの感じに戻っていく。
派手に汚した床の掃除が終わって、一息ついた頃、可憐に呼ばれる。
「ご飯、できましたー。一生懸命作ったから、その、おいしいと思います、よ?」
テーブルを見れば、以前ディナーに失敗して、やらかしていた時の反省からか、
簡単にできて、すぐ食べられるものが中心だが、確かに食欲をそそる。
思えば、昨日の夕方から、おいしくいただいたのは可憐の肢体だけなのだ。
「昨日は、可憐の身体ばっかりおいしくいただいてたから、確かにおいしそうだね。
 片付けも終わったし、暖かいうちに、いただくとしますか。」
「その…可憐がおいしかったって…うぁぅっ…」
風呂上りから、可憐は百面相をしてばかりだ。それも、食事を楽しくする。
二人共腹ペコなのは間違いないので黙々と、朝食が平らげられていく。
結局、出された料理は、全て二人の胃に収まってしまっていた。
「食器、一緒に片付けようか。そっちの方が早く終わるよ。」
「はいっ! …でも、何だか、これって、その…新婚さんみたい…です。」
嬉しそうに食器を片付け始める可憐。もうご機嫌といったら最高潮のようだ。
今日はどんな風に可憐で楽しもうか、それを考えるとボクも上機嫌になるのだった。

83 :
「そうそう、可憐。せっかくのデートなんだから、ボクは先に出るね。
 可憐だって、ちゃんと、おめかしもしたいだろうし…それにね。
 待ち合わせした方が、デートって雰囲気もあって、いいでしょ?
 こういう時に、遅れて後から来てもいいのは、乙女の特権だよ?
 その代わり…可憐には、先に楽しいモノ、あげようと思ってさ。
 だから、ね。可憐の可愛らしいお尻を突き出すような格好、して。」
可憐はドレッサーの椅子に、上半身を預けるように、下半身を突き出してくる。
ワンピースのスカートを捲り上げる。透き通るような白い肌と熟れた尻。
スレンダーで細いウエストも手伝って、可憐の肢体を淫らに見せてくれる。
これだけでも、充分に餓えたガキ共には当分、ネタに困らないだろう。
無毛の恥丘も、ぴったりと閉じた割れ目も、尻穴の窄まりも一望できる。
胸の膨らみを除けば、随分大人びてきた可憐の、まだ幼さを残した肢体。
これが、今や全てボクのモノなのだから、純粋に笑みが止まらない。
「うぅっ…やっぱり、この格好、恥ずかしい、です…あぅっ…」
もじもじと下半身を振る可憐に、まずはすっかり馴染んできた尻穴の方に、
シリコン製の、ボール状のものが連なったものを、ゆっくりと詰めていく。
「ひっ…あっ、はあっ…奥まで、んんっ…挿入ってくるぅ…」
恥じらいの声を漏らしつつも、難なく、アナル調教用の淫具を飲み込んでいく可憐。
次々と、でも一つずつ確実に、球状のシリコンを尻穴に押し詰められる可憐。
全部で六個あった球の、最後の一つを押し詰めると、ぐぐっと奥まで押し込む。

84 :
次に、可憐の割れ目を拡げて、そこにある一番小さな穴を指で探り当てる。
軽く指で揉んで、確認すると、先に煮沸消毒しておいた短い金属の棒を手に取る。
長さが7cm程、太さ5mmのアルミの棒は僅かに湾曲して、その両端は、
軸の部分に比べて若干太くなっており、先は丸く滑らかに加工されている。
両端の太さにサイズが異なるのだが、今日は細い方から、先程探り当てた、
可憐の尿道口に突き立てる。少し押し込んだところで、可憐に声をかける。
「可憐、痛く…はなさそうだね?」
「あふぅっ…そこ、おしっこの…ところ、ですよぅ…んんっ、んっ!」
痛がっていないようなので、軽くストロークさせて可憐に馴染ませていく。
「ひゃっ、ひゃぁっんっ、んんっ、ああっ、ひっ、んんっ…っ!」
痛がるどころか、可愛い囀り声を聴かせてくれる可憐に応えるべく、
可憐の尿道を、少しずつ、少しずつ、その奥まで侵食していく。
そして、ついにその先端が、尿道を貫通して、拓けた所に達する。
「よしっと。これはね、可憐に、もっとえっちになって欲しいから…
 前から、用意しておいたんだ…案外、気持ち、よかったでしょ?」
捲り上げたスカートを下ろして、可憐を抱き寄せて、キスをする。
ちゅっ、ちゅっ、と啄ばむようなキスの嵐に、可憐がすっかり舞い上がる。
可憐も、それに応えるかのように、お互いにキスの応酬を繰り返す。
何とか可憐をドレッサーの椅子に座らせた時には、可憐は発情しそうだった。

85 :
「今、挿入れてあげたものは、今日はずっと挿入れたままにしておくんだよ?
 そうしたら、もっと、もっと、デートが楽しくなるからね?
 後は、これも。可憐ちゃんの大好きなコレも、付けておこうねー。」
スカートの中を弄って、もう手馴れた手つきで可憐のクリトリスの包皮を剥き、
クリキャップを取り付ける。それだけで、可憐はびくんっと下半身を震わせる。
「あうぅっ…可憐、イッちゃいました…んっ…はぁっ…」
「可憐、そんな調子でちゃんと立てるかい?
 これからデートなんだから、それくらいはがんばらないと、ね。」
よたよたとした感じながら、何とか立ち上がる可憐。口元を緩ませながらも、
必に与えられた数々の責め具からの快感を堪えて、くるりと一回り。
そのまま、ボクの胸に飛び込んでくる可憐。それで今は一杯一杯なのだろう。
「はぁ…身体が、じんじんするぅ、けどぉ、可憐…がんばれます、からぁ…」
「じゃあ、これは可憐が持ってきてね。ボクは先に出て待ってるから。」
荷物検査の時に査収した映画のペアチケットを可憐に渡すと、もう一度キス。
「ボクは、可憐の制服をクリーニングに出して、待ち合わせ場所にいるから、
 後から、ゆっくりおいで。可憐が、とびっきりの可愛い格好で、
 来てくれるの楽しみにして、可憐が来るまで待ってるからね。」
こくん、と頷く可憐。まだ身体を震わせているが、じきに慣れてくるだろう。

86 :
外に出掛けるのだから、首輪は外しておいてやる。
実はこっそりと、可憐の身体中に昨晩キスマークをつけておいたが、
それは首輪の下にもしっかりと残っていた。落ち着いた可憐が気づいて、
慌てふためく様子を想像してしまうと、くくっ、と笑いが込み上げる。
ちょっとした飼い主の特権と、その証を刻まれた可憐は、どんな顔をするだろう。
そんな事を考えながら、部屋から出て行くときに、もう一度、念押しをしておく。
「主人の言いつけは、犬らしく、ちゃんと守るんだよ、可憐。
 今日は下着つけちゃダメ、後、オモチャもそのままだからね。
 後でちゃんと確認するけど、できてなかった…分かってるよね?
 じゃあ、先に行って、待ってるからね。楽しみに、してるよ?」
「は、はぃぃ…ごしゅ、じんさまぁ…んんっ、あふぅっ…」
先程達した余韻を残したままの甘い声で、何とか応じる可憐。
この様子なら、這ってでも待ち合わせ場所までくるだろう。
さっさと外出用に自分の着替えだけ済ませてしまうと、部屋を出る。
可憐の制服を紙袋に入れて、外に出ると、昨日の事を忘れる程いい天気だった。
早速、クリーニングに出してしまう。これで帰りに取りに来ればいい。
そのまま、待ち合わせ場所に向かう。そこで、見知った気配に気がつく。
ポケットから鏡を取り出して、バレないように後ろを確認すると案の定。
そこには、よく知っている娘がいた。どうも、尾行してくるようだ。
格好からは、尾行というより、押し掛けデートを狙ってたようだが、
せっかくなので、追跡者に、可憐とボクの、絆を見せ付けてやろう。
その時、今、後ろにいる彼女がどんな反応をするのか。楽しみが増えた。
格の違いというものを散々見せつけて、思い知らせてやろうと思った。

87 :
〜 多分続く 〜
壁|・ω・)
とりあえず「休日のでぇと」編、始めてみました。
初めて、連投規制に引っかかったので、
もうちょっと尺を短く区切るように心がけないといけませんね。
>>59
感想ありがとうです。
ご期待に沿えれば幸いです。
壁|・ω・)ノシ

88 :
>>87
GJです>>31です
失礼な質問に答えてくれて有難う
てか、気付いたら2本目も来ていた
しかも尿道責めもあって良かったです
しかし下着抜きだとアナルとか尿道の物が落ちそうだけど
女性の尿道の向きとかアナルはアナルボールな事考えたら大丈夫か
それはともかく可憐のママンもグルに見えてワロタw
続き待ってます。

89 :
>>62-87
GJ!!
なんだかお仕置きされそうな行動しまくりの可憐がデートで何をされるか楽しみ
そしてストーカーは誰だ?w

90 :
壁|・ω・) チラッ お礼を言うなら今のうちっ
>>88 >>89
まずは早速のご感想ありがとうございます。
投稿した後の、率直なご意見は書き手にとって、
大変ありがたいものなのですよー。
GJいただけてホッとしているところです。
>>88
尿道プレイ、慣れるとごいそうですね
今回の「休日のでぇと」編では色々やってみるつもりです
ママンはどっちとグルなんでしょうね、るんるんらー♪
>>89
ストーカーさんは現在は暫定で仮にあのコとしております。
是非に、というのがあれば揺らいでしまうかもしれません。
ちなみに独り言ですが、でぇと編は甘い話にする、つもりです。
女の子っぽいの可憐と、雌犬ちゃんの可憐のギャップで
悶えていただけてるなら、書き手としては本望です。
二話はできてるので更正してすぐ投下できますが、
他の方のSSを私が読みたいのもありますので、
様子みつつ予告なく投下させていただければと思います。
壁|・ω・)ノシ

91 :
>>90
GJ
やっぱり可憐はとても可愛い
そんな可憐ちゃんがあんな目に合うなんてマジ勃起
お股に色んな物を仕込んで甘々休日でぇととか
こちらの股間も熱くなるな……

92 :
壁|・ω・)
壁|・ω・)っ遅筆で名の通った私から>>86の続きです
「休日のでぇと」編二話、お楽しみいただければ幸いでございますです。
壁|・ω・)ノシ

93 :
「えっと…おにーさん、お一人ですかぁ?
 もし良かったら、私たちと少しお話しませんか☆ミ」
もう何度目だろう。そんなに目立つ格好をしてきたつもりはないのだが。
ボクの部屋からは、少し歩いたところにある噴水のある広場。
住宅街にある広場なのだが、ここからなら、街の中心部も割りと近い。
ランドマークと立地のおかげで、待ち合わせには最適で、人もそれ程多くはない。
そのはずなのだが、休日という事もあってか、妙に今日は声をかけられる。
一人でふらふらしてる時であれば、時間潰しに、付き合ってやるのだが、
生憎、今日は先約があるので、その手のお誘いはお断りしていた。
もっとも、首尾よく時間潰しをしていても、大抵の場合、横槍が入る事になる。
「ごめんね、今日は待ち合わせなんだ。気持ちは嬉しいんだけどね。」
「待ち合わせって、お友達とですか?
 だったら、それまででもいいから、お話、したいなぁ。」
「おにーさん、すごくかっこいいから…ちょっとだけでも、ダメですか?」
やんわりお断りしたのだが、この二人組の女の子たちは未練があるようで、
三人掛けのベンチの真ん中に座っていたボクの両隣をキープして離れない。
普段から仲良しなのだろう、絶妙のアイコンタクトを交わして、彼女たちは、
ぐぐっと幅を寄せて、ボクを逃がすまいと、各々そっと、腕を絡ませてくる。
ボクよりも下級生のような感じだが、女の子としてはどちらも標準以上で、
本当に暇だったら、お誘いに乗じてもよかったかな、とも思う。
それを察してか、彼女たちは、ますますアプローチを仕掛けてくる。
その時 − 噴水の反対側から、ベコッ、っとアルミ缶を握りつぶす音が、した。

94 :
「私たち、若草学園の中学三年生なんですよー。」
「おにーさんは、どこの学校なんですか?
 おにーさんみたいにかっこいい人、私たちの学校にいませんよー。」
「もしかして、大学生さんですかぁ。年上の彼氏さんだったら憧れちゃうなぁ…」
ずっと愛用している、懐の懐中時計に目をやると、待ち合わせ時間ちょうど。
可憐のあの様子からして、時間ぴったりは無理にしても、そろそろ来るハズだ。
「あ、もしかして、もう時間ですか?
 でも、待ち合わせに遅れるなんて失礼ですよねー。
 こんな、かっこいいおにーさん待たせるなんて。」
「わ、その懐中時計、素敵ですね。
 おにーさん、かっこいいだけじゃなくて、趣味もいいんですね…
 そういうの、憧れちゃうなぁ…だから、おにーさんのお話も、聞きたいです。」
彼女たちの一方的な盛り上がりに、比例するように背後の気が増している気がする。
背後の気はとにかく、まあこの状況が楽しくない訳ではないので、流れに身を任す。
それから、きっちり十分後。ようやく、お目当ての娘が姿が、視界に入る。
少し、ふらふらとしてるがちゃんと歩けるようにはなったらしい。
きょろきょろと、こちらを探すような仕草を見せたので、軽く手を挙げて振ると、
すぐに気がついて、軽い足取りで駆け寄ってくる。すぐに状況を把握したらしい。
一直線に駆け寄ってきた可憐が、勢いそのままにボクの胸に飛び込んできた。
あっけに取られる、横の女の子たち。しばらく、ボクの胸に顔を埋めていた可憐。
「…ごめんなさい、その…お待たせ、しちゃいました…」

95 :
謝るようで、明らかに甘えてる可憐の声。その頭を優しく撫でてあげながら、
両隣のお嬢さん方に、見せ付けるように、可憐の唇に軽くキスをしてやる。
気のせいか、もう一度、噴水の反対側から金属がものすごい力で歪む音がした。
「じゃあ、そういう訳だから。お相手できなくて、ごめんね。」
思いがけないキスシーンに目を奪われて、次の言葉が出ない二人組に、
可憐の、目が全く笑っていない、圧倒的な威嚇の表情が追い討ちをかける。
「う、うー。残念ですぅ…ま、また今度会えたら、お話してくださいね。」
「じゃ、じゃあ、ご迷惑そうなので、私たちはこれで…失礼しましたぁ…」
ようやく諦めて離れていく二人に、手を振ってあげると、きゃぁっ、と、
せめてもの収穫はあったとばかりに、嬉しそうに去っていった。
にこにこして彼女たちを見送っていると、可憐に急に顔を引き寄せられる。
笑顔、なのだが目が笑っていない。危ない、と思った次の瞬間、唇が重ねられる。
「…もう、お兄ちゃんは、今日は他の女の子なんて、見ちゃ、ダメです…」
今のが精一杯なのだろう。顔を赤らめた可憐が、またボクの胸に顔を埋める。
その頭を優しく撫でてやりながら、可憐のおめかしをチェックしてみる。
フリルをあしらった白いブラウスに、こちらもフリルをあしらった膝上の黒のミニスカート。
淡いピンクのカーディガン。お泊りセットに仕込める容量でがんばった成果だ。
唇には、せめてものメイクというかつやつやの、ほんのりと薄い桜色のリップ。
白いハイニーソックスも、縁にフリルとリボンが通してあって、絶対領域が悩ましい。

96 :
「今日の可憐、すごく可愛いよ。このまま…食べちゃいたいくらい。
 それに、三つ編のリボンも、いつもより、はりきっちゃって。
 でも、そのリボン…すごく似合ってるよ、可憐。」
そっと可憐の三つ編に手をやって、いつもとは違うリボンにも触れてやる。
いつもは赤いリボンが多いのに、今日は意気込みの表れか、白いレースのリボンだ。
いつも以上の褒め言葉に舞い上がって、照れてしまって押し黙ったままの可憐。
せっかく、抱きついたままの体勢なのだから、もう一つのチェックも行う。
周囲には見えないように、バレないように、スカートの中に手を差し入れる。
太腿を伝って、目的の場所に辿り着くと、可憐が約束を守っている事が確認できた。
勃起したシリコンの感触と、その下の金属の棒、奥の窄まりから出る部分。
既に、割れ目が湿り気を帯びてるのも、可憐の肢体が正直な証拠なので、良好だ。
抱きしめてやる時に、軽く胸を撫でてやると、布地越しに小さな突起も硬くなっている。
「…ちゃんと、こっちの約束も、守ってるようで、安心したよ、可憐。」
「だって…その、約束、ですからぁ…んっ…」
小声で可憐を褒めてやったのは、背後の追跡者に聞こえないようにするため。
応える可憐の声が小さく可愛らしい声なのは、平静を保つのに精一杯なため。
可憐が、落ち着くまで、後は黙って、優しく抱きしめてやる。
可憐の呼吸が、ゆっくりと整ってきた頃を見計らって、立ち上がる。
「じゃあ、行こうか。楽しみにしてたんだものね。」
可憐の愛用のバスケットを手に取ると、空いた腕には可憐が嬉しそうに抱きついてきた。

97 :
「うふふっ♪ お兄ちゃんと腕、組めるなんて、久し振り♪
 いつもだったら手繋ぐだけでも、恥ずかしいのに…今は嬉しいです…」
しっかりと両手を腕に絡ませて、絶対にボクから離れないつもりの可憐。
そのご機嫌といったら、過去最大級。その笑顔はいつも以上に可愛らしい。
だが、ほんのり顔を赤らめて、眼がとろん、としてるのはご機嫌のせいではない。
仕込みがしっかりと効いてるのだろう、歩みはご機嫌の割りに少々遅い。
そんな可憐に、何も言わず歩調を合わせて、目的の場所へと向かっていく。
そんな気遣いに、気づいたのか、可憐がそっと頭も預けてくる。
可憐の腕を二の腕に絡まさせて、そっと頭を抱き寄せてやる。満足気な可憐。
「今日のお兄ちゃん、何だかとっても優しいです…」
「こんな可愛いコとデートできるんだから、優しくエスコートしないと、ね。
 だから、可憐だって、もっと甘えてきてもいいんだよ?」
往来だけど、そんなものは気にならない。むしろ見せ付けてやりたい。
こんなにも可愛い可憐が、ボクに服従していて、淫らしい肢体をしている事を。
今も、あどけない笑顔の下で、しっかりと淫らに調教されている事を。
嬉しい、楽しいばかりの可憐は、知らず知らずのうちに淫らにされているのだ。
公衆の面前で、可憐はじっくりとじっくりと、その肢体に快楽を叩き込まれてる。
抱き寄せた可憐の顔が、惚けたようになってきているのも、妄想を掻き立てる。
こうやって、だんだんと堕ちていって、気がついたらもう戻れなくなって、
必にボクに縋り付いて、淫らなお願いを自らしてくる、なんて最高じゃないか。
そんな事を考えながら、歩いていると、自然と笑みが込み上げてくる。
その邪な笑みを、可憐は何の疑いもなく、うっとりと見つめていた。

98 :
程なく、目的地へ辿り着く。可憐に合わせてのんびりと歩いてきたが、
最近、話題の恋愛映画。義理の兄と妹が困難を乗り越えて結ばれるという、
自称、愛と感動のラブストーリーらしい。いかにも可憐が好きそうな映画だ。
「可憐、着いたよ。チケット、渡して?
 早く、席取っちゃおうか。」
「はい、お兄ちゃぁん…」
可憐がすっかり甘い声になってしまっている。仕込みの効き目はばっちりだ。
映画館の暗がりで仕掛けるのも悪くないな、と思いつつ、チケットを受付に渡す。
娯楽映画だとポップコーンとコーラが定番だが、女の子連れでそれはないだろう。
「可憐、飲み物買っていこう。何がいい?」
「んっとぉ…オレンジジュ…うぅん、アイスティーが、いぃ、です。」
子供っぽい、と思ったのか、可憐がジュースを選ぼうとして、
慌ててアイスティーを希望する。そんな仕草も今日は一段と可愛い。
「じゃあ、ボクがオレンジジュースにしてあげようかな?
 後で、取替えっこ、しようね。」
「うぅっ…お兄ちゃんったら、ズルい、です…もぅっ…
 可憐、そんな子供じゃありませんっ!」
「そうだね、もう『子供』なんかじゃないよねぇ。
 でも、取替えっこしたら、間接キスできちゃうよ?」
「そ、そんな事ぉ…でも取替えっこ、したいからお願い…します。」

99 :
甘言に、あっけなく陥落する可憐の困った顔と恥ずかし嬉しい顔を
楽しみつつ、またさりげなく鏡を取り出して何気なく周囲を確認すると、
何故か、尾行が一人から三人に増えていた。どれも知ってる顔ばかり。
なにやら深刻そうに相談しているようだが、何、見せつけてやろうじゃないか。
受け取った飲み物のカップを手に取ると、自分の方を可憐に差し出す。
「はい、可憐。一口目は、お姫様からどうぞ。」
「えっ、えっ、はい…じゃぁ、その、いただきます…」
緊張しながら、ちゅーっとオレンジジュースを飲む可憐。
ストローから口を離した瞬間に、可憐にキスをする。
もちろん、尾行してきてる連中に見せつけてやるためだ。
可憐にも、甘い甘いアメを与えておかないと、後でムチの奮い甲斐がない。
「可憐のキス、オレンジの味がするね。
 キスがレモンの味なんて、やっぱり嘘だよね。」
「今のは、ちょっとズルいと思い、ます…」
俯いて、ちゅうちゅうとオレンジジュースを飲む可憐。多分、顔は真っ赤だ。
「可憐、ボクの分も残しておいてね?
 それとも、やっぱりジュースの方がいい?」
「じゃあ、その、お兄ちゃんもアイスティー飲んでください…
 それで、その取替えっこ、したい、です…」
「では、お言葉に甘えまして。」

100 :
紅茶の類は熱く淹れて、ストレートで飲む事に慣れているので、
ストローで飲むのが新鮮だ。一口だけご好意に甘えていただくと、
冷たい紅茶の味が、喉を潤していく。まあ、悪くない味だ。
可憐と、飲み物のカップを交換する。これで一息つけるかな、と目を横にやると、
可憐は、付属のミルクとシロップをこれでもかとばかりに容器に入れていく。
あっという間にだだ甘のミルクティーのようなものが出来上がる。
それをストローで吸い上げる可憐が、ぽわぁっとした顔になる。
「えへへぇ…お兄ちゃんのは…甘ぁいミルクの味が、します。
 本当ですよ、だから可憐もお兄ちゃんと、その、キスしたい、なぁと…」
「まったく我侭なお姫様だね、おいで。」
可憐を抱き寄せると、少ししゃがみこんで、可憐から迫ってくるのを待つ。
周囲など全く意にも介さず、可憐はしゃがみこんだボクの頬を支えて、
それでも恥ずかしそうにキスをする。今度は可憐の言う通り甘いミルクの味がした。
「あふうっ…キス、やっぱり甘ぁい、と思います、よ?」
真っ赤に頬を染めて精一杯の反撃をしてきた可憐。だけど、少し冷静になってもらう。
「可憐、甘えてくれるのは嬉しいんだけど、周りのみんなが見てるよ?」
そこで初めて可憐は状況を把握する。周囲の注目を集めてたのに気づいて、固まる。
身動きの取れなくなった可憐を、その場から連れ出すように、手を引いて離れる。
追跡者にも見せつけた事だし、早く劇場に入って落ち着きたいからだ。

101 :
比較的早めに入った事もあって、席に関しては選びたい放題だった、のだが。
一つだけ、見落としていた事がある。それは可憐の用意したペアチケット。
それは、カップルシートなる、二人だけの席が用意されていた事だった。
映画を視るためには中々良い席だが、ちょっとした隔離空間になっていて、
恋愛映画の中で盛り上がった感情を、恋人同士、周りの目を気にする事なく、
色々処理できるという、考えられたものだった。可憐が入手に必なのも頷ける。
しかもご丁寧に、二人掛けのソファーのようなシートなので二人の間の仕切りもない。
「えへへっ…これで映画もお兄ちゃんと二人っきりで視れます♪
 だから、その…もぉ、可憐に、色んな事しても…いいです、よ…
 ここなら、他の人からも、見えませんし、その、だから…」
スカートの裾をぐっと握り締めて、発情寸前。もう我慢できない様子だ。
「可憐、映画を視に来たんでしょ?
 そういう話なら、相談にのってあげるけど。
 でも、まだ明るいから、みんなに見られちゃうよ?
 だから…今はこれで我慢してなさい。」
二人掛けのシートに腰を下ろして、おとなしく可憐を隣に座らせると、
上半身をこちら側にぐいっと引き寄せて、膝枕をしてやる。
最初はちょっとだけ不満気だった可憐も、すぐに、ほにゃら、とした、
幸せ一杯の表情になる。最近の可憐のご機嫌を取るのは簡単なものだ。
その幸せそうな顔を見ていると、こちらを見かけてはざわつく、
周囲の余計な雑音など、まったく気になどならなかった。

102 :
そうこうしていると、開幕の合図が鳴って、場内が暗くなる。
「可憐、ずっと我慢してたみたいだし、こっちにおいで。
 今日は、特等席でゆっくり視せてあげるよ。
 でも、ちゃんと視てる余裕、可憐にあるかな?」
そういって、可憐を膝の上に、跨らせるようにして座らせる。
軽く両脚を拡げて跨った可憐の、スカートの中に素早く手を潜り込ませる。
可憐の股間は滴り落ちそうなほどに潤って、早く虐めて欲しいと求めていた。
「せっかく、可愛い格好してきたんだから、汚さないようにしようね。」
バスケットの中からタオルを取り出して、小さく畳んで、濡れた股間に宛がう。
「ほら、映画始まるよ。楽しみに、してたんでしょ。ボクは可憐の方が楽しみだよ。
 可愛い声も聴きたいけど、あんまり大きな声だと周りにバレちゃうね。」
気がついたように、ハンカチを口に当てて、声を押しそうとする可憐。
だが、尿道に埋め込まれた、新しい責め具を摘み出された瞬間、
あっけない程簡単に、全身を震わせて、股間のタオルを湿らせていく。
「もう…イッちゃったんだ…でも、まだまだこれからだからね?」
なんとか声を押しし、こくこくと、激しく頷いて達した事を認める可憐。
振り返ってボクを見るその表情は、悦びと期待とですっかり蕩けていた。

103 :
摘み出した責め具を、全て抜かずに、またゆっくりと突き込んでいく。
奥の拓けた場所までちゃんと達した事を確認すると、またゆっくりと、
引き抜いていく。それを、優しく、優しく、ただひたすらに繰り返す。
その、新たな快感と、優しく責めに、可憐はますます肩を震わせる。
今までは、すぐ穴として使えるように、口と尻穴だけを責めていたが、
可憐には、純粋な肉欲に溺れて、泥沼に嵌ってもらわないと困る。
例えそれが、公衆の面前だとしても、恥じらいながらも、ボクを求める、
そんな淫らではしたない雌犬に、ボクは可憐を躾けてしまいたいのだ。
本当なら、可憐の狭い膣を肉棒で蹂躙してやりたい、その純粋な欲望を、
尿道責めという行為で、誤魔化しているのは何よりボクが承知している。
多分、可憐もそれを理解しているのだろう。抵抗なく責めを受け入れる。
映画はまだまだ序盤。でも可憐は肩で息をする程、肢体を火照らせている。
一旦、行為を止めて、可憐の耳元に、優しく囁いてみる。
「可憐、大丈夫かな、まだまだ始まったばかりだけど…
 ちゃんと映画、視たいんだったら、落ち着こうか?」
ふるふると、可憐は首を横に振って、小さな、小さな声で応えた。
「うぅん、その映画も視たい、です…けど、お兄ちゃんの…
 すごく優しくて、それにその…場所はちょっとだけ違うけど…
 お兄ちゃんのおちんちんがぁ…その、可憐に挿入ってるみたいで、
 何だか、とっても嬉しい、んっ、です…だから、もっと…
 もっと、可憐の身体、お兄ちゃんのしたいように…虐めて、ください…
 だって、可憐は、お兄ちゃんだけの、淫乱で変態な雌犬、ですからぁ…」

104 :
「じゃあ、可愛くおねだりしてくれたご褒美に、もっともっと、
 優しくしてあげる。可憐が映画も、ボクも楽しめるようにね。」
タオルがなければ、びしょ濡れになっていたであろう可憐のスカートから、
手を引き抜くと、指先は可憐のねっとりとした汁に塗れていた。
そのまま、可憐の口元に指先を運ぶと、可憐は当たり前のように、
自分が汚してしまった主人の指先を、愛おしそうに舐め清めていく。
あっという間に綺麗に、けれども可憐の涎塗れになった指先を、
可憐は声を押しすために口に当てていたハンカチで拭いていく。
「これで、綺麗になりましたよね…だから、その…
 続き、してください…可憐なら、その、大丈夫、ですから…」
「だったら、可憐の可愛いお胸でも、触れてあげようかな。
 お胸だったら、可憐も我慢、できるよね?
 おしっこの穴ばっかりだと、タオルがすごい事になるしね。」
そっと、可憐のブラウスのボタンをいくつか外していく。
可憐の耳を甘噛みしながら、ゆっくりとブラウスの下に触れる。
やはり、本当にまだ僅かな膨らみだが、頂点の突起は正直だ。
ちょっと摘んで揉んでやると、あっという間に可愛らしく勃起する。
「ひゃっ、んんっ! はふぅっ…はっ…んっ…!!」
軽く撫でただけなのに、油断していたのか、可愛い声を上げる可憐。
周りに聞かれたかと思ったのか、暗がりの中でも分かるほど耳まで真っ赤だ。

105 :
「可憐、もしかしてお胸撫でられるの、大好きなのかな?」
可憐が胸にかなりコンプレックスをもっているのは知っている。
かなり強引に下着選びに連行されて、選びに選び抜いたAAのブラを、
肩を落として、ものすごく悲しそうな顔をして、店員さんに戻し、
開き直るように、AAAのブラとショーツのセットを選んでいたのも今や昔…
と慰めてあげたくても、魅力的な細いウエストや可愛らしいヒップライン程、
本当に残念な事ながら、成長の気配のない胸の膨らみではあった。
しかし感度はなかなか良好のようで、撫でる程に張りも増している。
「んっ…はぁっ…お兄ちゃんに優しくされるの、好きぃ…」
声を押しそうともしない可憐から、ボクだけに聴こえるような甘い声。
映画も序盤の山場のようだ。なかなか濃厚な義理の兄と妹の別れのキスシーン。
そのシーンをうっとりと見つめていた可憐が、こちらを振り向く。
完全に蕩けきったその表情が、何を求めているのか手に取るように分かった。
ゆっくりと可憐の唇に、ボクの唇を重ねる。可憐がボクの首に手を回す。
暗がりの中、着乱れた可憐との口付けたまま、しばらく抱擁を続ける。
ようやく、唇を離した可憐から、やはりボクだけに聴こえるような声で、
すっかり映画のワンシーンに酔わされた感じで、甘く囁いてきた。
「可憐は、お兄ちゃんのお傍に、ずっと、ずっといますからね…」
甘い吐息と共に、少し荒くなってきた呼吸を鎮めてやるように、
生意気な事を言う唇を、唇で塞いでやると可憐は肩を震わせてイッた。

106 :
「可憐、キスされただけでイッちゃうんだ…
 本当に、いけないコだね…もっと、虐めたくなっちゃうよ…」
「こ、これはぁ…お兄ちゃんの、躾だから、可憐のせいじゃ、ありま、せんよぉ…
 こんなになっちゃうのは、お兄ちゃんだから、なんです、からぁ…
 だから、可憐はお兄ちゃんのモノだって事、可憐に…可憐の身体に…
 可憐のえっちな身体が、忘れられなくなるまで、虐めて、くださぃ…」
すっかり発情してしまっている可憐は、想いの溢れるままに欲求をぶつけてくる。
それに応えてやるように、胸を弄り、可憐の脚を絡ませたまま両脚を拡げる。
「可憐、ちゃんとタオル、自分で押さえておくんだよ?
 周りの人にバレてもいいなら、可憐の可愛い声も聴きたいんだけど、
 そうなっちゃったら、きっと、すごく大変な事になっちゃうね。」
言われた通りに、可憐は首に絡ませていた腕を解いて、股間のタオルを
ずり落ちないように、しっかりと両手で押さえ込む。
「あ、あぅぅっ…すごく、濡れ、てるぅ…可憐、こんなに、も…ふぁ…」
「ぜーんぶ、可憐のえっちなお汁なんだよ、それ。
 暗がりの中とはいえ、公衆の面前で濡れちゃうような、
 変態さんに、可憐はなっちゃったんだよ。この、変態め。
 でも、そんな淫乱で変態な可憐も、大好き、だよ…」
「せっかく…お兄ちゃんが、大好きってぇ…今日初めてなのにぃ…
 ちゃんと、可憐の事ぉ、大好きって言ってくれたのに…
 それだけで、可憐、お腹の奥が、熱くなってきちゃぅっ、よぉ…」

107 :
可憐の言葉通り、発情してしまった雌犬の淫らな肢体は、
様々な事で、簡単に暴走して、可憐をますます辱めていく。
言葉一つで、この狂い様とは、今後が楽しみで仕方ない。
せっかくだから、このまま褒めしにしてやろう。
この調子で、言葉責めにも慣れてさせてしまえば、これ幸いだ。
「可憐、そんな好きって言って欲しかったの?
 じゃあ、もっと言ってあげる。可愛いボクのお姫様。」
可憐の柔らかな耳をそっと舌で舐めて、耳元で甘く、甘く囁く。
片手でブラウスの下の可愛らしい膨らみと突起を弄び、
もう一方の手は、可憐のスカートの中でわざと太腿を撫で回し、
可憐が堪えきれなくなって、自ら求めてくるのをじっくりと待つ。
「可憐の、この可愛らしいお胸も、すべすべのお肌も…
 全部、ボクのものだからね…絶対に誰にも渡さないよ…
 可憐からも、ちゃんとお返事聞きたいな?」
「もぉ…可憐の気持ちも…心も身体も、ぜぇんぶ、お兄ちゃんのモノです…
 だ、からぁ…もっ、そんなに、焦らさないでぇ…もっと…
 もっと可憐のえっちな身体、触って、虐めてくださぃっ…」
「はい、よく言えましたー。じゃあ、一杯可愛がってあげる。」
焦らすように絶対領域の内側の、滑らかな太腿を撫で回していた手を、
ゆっくりと、可憐の禁断の聖域へ、可憐にも分かるように這わせていく。
ようやく到達した、その部分は、熱く熟れて、とろとろに蕩けていた。

108 :
その蕩けた部分に触れただけで、可憐が膝の上でがくがくと震え出す。
「はっ…ふぅっ…お兄ちゃんの手ぇ、あったかぁい…」
「可憐、映画もちゃんと視ないと…後で感想聞かれた時に、
 オマンコ気持ちよかったです、なんて言うつもりかい?」
「んっ、それでも、いぃもんっ…パパやママに…
 お兄ちゃんが、可憐の事、大好きって言ってくれて、
 たくさん、キス…してくれた、って…言うもん…ひぃんっ…」
「クラスの友達にも、そんな事、言えるかな?
 後でパンフレット買ったりして、誤魔化したりするのはナシだよ?
 でも、『子供』じゃなくなったっていうのは自慢できるかもね?」
「ふあぁっ…んはぁっ…お兄ちゃんのぉ、いじわ、るぅ…」
「虐めてくださいって言ったのは、可憐の方だろ?
 それに、ボクは可憐の事、今は虐めてなんていないよ。
 優しく、可愛がってるだけのつもりなんだけどなぁ。」
ここまで、蕩けきった可憐に、ヘタな小細工や道具など必要ない。
ただただ優しく、可憐の発情が止まないように、加減しつつ、
小さな胸の膨らみを、蕩けた下腹部を、そっと撫で回すだけでいい。
声を押しす事すら許されず、股間にタオルが淫らに潤っていくのを、
可憐が自分自身の手で感じ、何よりその身を焦がすような衝動を自覚して、
恥らいつつ、それでも求めてしまう、その姿が堪らなく可愛かった。
可愛いからこそ、その姿をじっくりと楽しみたいというものだ。
だからこそ、敢えて可憐の最も敏感な部分には触れてやらない。
そんな事をすれば、可憐は劇場中に、その可愛い囀り声を響かせるだろう。

109 :
今までとは異なる、穏やかで優しく撫でられるだけの扱いに可憐は困惑している。
オモチャで延々と嬲り続けられるのでもなく、激しく弄り回されるのでもなく。
ただ、撫でられているだけなのに、可憐の淫らしい肢体は止め処なく熱くなる。
イキたいのだろうが、こうも優しい愛撫だけでは、気持ちばかり高ぶって、
可憐が求めるような激しく酷く弄られて、だらしなくイキ果てる事はできない。
それが不満なのか、可憐は何度もボクを振り返っては、蕩けた眼で訴えてくる。
でも、決して今はイカせてなんかやらないのだ。たっぷりと我慢させてやる。
それに、可憐が我慢しているのは気持ちの高ぶりだけではないハズだ。
その仕込みは、映画が始まる前に、一口飲んでは、キスを求めてきた可憐が、
結局ほとんど飲み尽くした、空になったカップが、ボクにそれを教えてくれる。
「ほら、可憐、もうすぐクライマックスだよ。」
一応、それなりに映画も視てはいたのだろう、さすがにクライマックスでは、
優しい愛撫のおかげもあって、可憐の視線はスクリーンに釘付けだ。
「ううっ、ひっく…いいなぁ、んっ、羨ましいよぅ…」
お涙頂戴シーンである。冷静に考えれば、とんでもない状態ではあるが、
可憐はそのシーンに引き込まれるように、ぼそっと感想を口にする。
スクリーンでは、義理の兄役と妹役が、事を済ませて将来を誓い合っている。
さすがに可憐が視れるような映画で、そこまで露骨性描写はないにしろ、
二人が一つのベッドで抱き合ってるのだから、そのような想像にもなる。
火照った肢体を震わせながら、可憐がボクと結ばれる事を夢見てる。
そんな風に考えると、やっぱり、意地悪でもしたくなってくる。

110 :
そろそろ映画も終幕。何か仕掛けるなら時間ももうそんなにない。
そっと、ポケットに突っ込んでおいた細い管が入った袋を取り出す。
袋を破り、軽くその管の先を咥えて唾液で濡らす。
「可憐、色々我慢してたみたいだから、ちょっとすっきりしようね。」
胸を撫で回していた手をブラウスから引き抜いて、スカートの中へと、
そっと潜り込ませる。その手で、映画序盤で可憐を嬲っていた、
股間に突き立てられた金属の棒を摘み上げる。それを頼りに、
もう一方の手にある管を、その金属の棒に被せていく。
「ひぅっ! お兄ちゃぁん、それ、今はだめぇ…んんっ…
 それ、弄られたら可憐、もう声、我慢できない、ですぅっ…」
「大丈夫だよ、可憐。きっと、こっちも溜まってるだろうから、
 ちょっとスッキリしておこうねー。」
金属の棒に沿うように、管を少しずつ、可憐の尿道へと押し込んでいく。
可憐の尿道を侵食していく管。金属の棒も器用に動かして、管の先を、
尿道の、さらに向こう側へと押しやった。管の中を通して、ゆっくりと、
金属の棒の先端を引き出していく。可憐もようやく気づいたらしい。
以前も可憐にしてやった、カテーテルによる強制排尿。
「やっ、これぇ、こんなところで…それ、抜かないでぇ…
 ここだと、席、可憐の、でぇ、びしょびしょになっちゃぅょぅ…
 そんな、やだぁ…やめて、くださぃ…」

111 :
「こうすれば大丈夫だよ、バレたりなんかしないからさ。
 それに、可憐はボクの言う事が聞けないのかなぁ?」
空になったカップを一つ手に取って、ストローの先を、可憐の身体から
外に出ている管の先端を突っ込むように、してやると観念したように、
可憐が目を閉じる。暗がりの中とは言え恥ずかしいのだろう。
股間のタオルを必に押さえていた両手で顔を覆う可憐。
「あうぅっ…お兄ちゃぁん、可憐に、おしっこ、させ、てくださぃ…」
「ちゃんと言えるじゃないか。じゃあ、早速しーしーしようねー♪」
今度は管の中を手繰るように、金属の棒を抜いていく。
カテーテル越しにとはいえ、尿道を擦られて声を漏らしそうになる可憐。
完全に、尿道を制圧していた棒を抜き取ると、すぐに根元を押さえつける。
そのまま、可憐が漏らしてしまわないように、慎重に棒だけ回収すると、
可憐に、もう一つ、羞恥的な指示を下す事にする。
「ほら、可憐。自分でカップ持って。ちゃんとしてないと、零れちゃうよ?」
恥ずかしくて顔を両手で覆っていた可憐は、しばらく渋っていたが、
ボクがカテーテルを摘んだ指先を離した瞬間の惨事を想像したのか、
そっと、その両手を下半身に下ろして、しっかりとカップを支えた。
それを確認した後、ボクはカテーテルを摘んでいた指を何も言わずに離す。
細い管を伝って、可憐の中に溜まっていた尿がカップを静かに満たしていく。
わずかに残った氷が生暖かい尿に溶けて、崩れていく音だけが響く。

112 :
「やっ、あっ…止まらないよぉ…恥ずかしぃ…
 周りに、たくさん知らない人がいるのにぃ…」
「その知らない人が周りにいるのに、ちらちらボクを見ては、
 えっちな身体弄って欲しそうだったのは誰だったかな?」
可憐が、羞恥に満ちた表情で訴えるが、たった一度の反撃で黙り込んでしまう。
最後の一滴まで、カップが可憐の尿で満たされたのを確認すると、
カテーテルをゆっくりと抜いて、すぐに先程の金属の棒を詰め込んでやる。
可憐の尿道はそれを気に入ったのか、何の抵抗もなく、飲み込んでいく。
「あっ、んっ…またぁ…それ、すご、いよぉ…んんっ…はぁっ、んっ…」
反応も上々なので、その隙に生暖かいカップを可憐から奪い取る。
それを、わざと可憐の耳元でちゃぷちゃぷと音を立てて揺らしてやる。
「可憐、一杯我慢してたんだね、こんなにたくさん…
 でも、本当は、今のは刺激的で、すごく良かったでしょ?」
「は、はぃ…可憐、止まらなくて、すごく…恥ずかし、かった、です…」
「でも可憐には、もっともっと、恥ずかしい事してあげるからね。
 後…ちゃんと、おトイレできたご褒美を、最後までしてあげる。
 声は自分で何とかしてね、可憐。映画、もう終わっちゃうから急ぐよ。」
もう用済みのカップは足元において、スカートに再び手を潜り込ませる。
もう、ぐっしょりになったタオルを股間に押し当てると、くちゅり、
と淫らな音が聞こえてきた。タオルはもう役に立ちそうにもない。

113 :
それでもこのタオルには、最後のお勤めを果たしてもらわないといけない。
可憐の尿道にすっかり馴染んだ金属の塊を、また弄り回していく。
可憐も、声一つ漏らすまいと、必にハンカチを口に押し当てている。
初めはあくまで慣らす様に優しく動かしていたが、これだけ乱れるなら、
多少乱暴に扱っても問題はないだろう。尿道を蹂躙される可憐は、
映画がエンディングを迎えて、場内でまばらな拍手が鳴り響く中、
生しにされていた淫らしい肢体を激しく震わせて何度も達している。
もう、完全に尿道オナニーの味を覚えてしまったようだ。
そんな、肩で大きく息をする可憐に、優しく、でも冷淡に告げてやる。
「もうすぐ映画も終わるから、最後に可憐の大好きなところ、
 ちゃんと弄ってあげるからね。みんなに聞かれちゃうかな。
 そしたら、可憐は変態ですって、バレちゃうね。」
弄んでいた棒を、ぐぐっと押し込むと、その上で無理矢理勃起させたられた、
可愛いクリトリスをそっと摘み上げる。ぐっとハンカチを噛み締める可憐。
その可憐に応えてあげるように、容赦なく力一杯捻り潰した。
「んんんんんっ!!!!!」
びくんっ、と全身が跳ねたかと思うと、可憐はボクに倒れ込んでくる。
ふるふると可愛く下半身を震わせながら、可憐は一気に絶頂を迎えた。
可憐の股間に押し当てたタオルが、何とか、生暖かい汁を吸い取ってくれる。
映画のエンディングテーマが流れる中、乱れたブラウスを気にする事もなく、
可憐はぐったりとした身体をボクに預け、満足そうな表情で目を閉じていた。

114 :
散々オアズケされた上で、最後に激しくイッたせいで、可憐はぐったりしている。
場内が明るくなる前に、ブラウスのボタンを留め、軽く服の乱れを整えてやる。
股間で可憐の汁をひたすら吸い上げ続けたタオルを、バスケットから取り出した、
ビニール袋に放り込むと、可憐を膝の上から、隣の席へと座らせる。
まだまだ惚けたような表情の可憐が、腕を絡ませて肩に頭を預けてくる。
「…やっぱり、お兄ちゃんは、意地悪…です…
 さっきので、可憐、しばらく立てない、かも、です…」
甘い吐息と表情で、呼吸を落ち着けながら、甘えてくる可憐。
「可憐が落ち着くまでなら、喜んで肩くらい貸しますよ。
 それともお姫様は…やっぱり膝枕の方がいいのかな?」
「…えと、じゃあ、その、あの…膝枕で、お願いしま、す…」
こてん、と無邪気にボクの膝の上に頭を預けてきた可憐。
がんばったご褒美に、優しく髪を梳くように撫でてやる。
可憐は昔から、こうやって髪を撫でられるのが好きだったな、
と考えていると、すっかり雌犬になっていた可憐が、落ち着きと共に、
いつもの可愛らしい、幼い少女の、というより乙女モードに切り替わっていた。
「えへへぇ、さっきはごめんなさい、意地悪なんて言って…
 やっぱり、お兄ちゃんは、可憐の優しい素敵な…旦那様、です…」
場内が明るくなっていく中、勝手に自爆した可憐はボクの膝枕で悶えていた。

115 :
明るくなった場内を、たくさんの人が移動していく。
可憐が、すっかり甘えたがり屋さんになってしまったし、
出口は人が多いのもあるので、今は可憐の好きにさせておこう。
でも、ちゃんと、可憐には知っていてもらわないといけない事がある。
「お姫様、ご機嫌なところ申し訳ないんだけれども。
 こんなにたくさん人がいる中で、可憐、色々しちゃったんだよ。
 実は可憐、人に見られながら、虐められちゃうのが好きなのかな?
 だったら、今度は夜の公園とかで、秘密のお散歩でもしてみる?」
可憐にだけ聴こえるように、小さな声で耳元でちゃんと認識させてやる。
はっ、と今更のように可憐が頭だけ起こして、周りを見渡し始める。
よろり、という擬音が聞こえてきそうな程、ボクの膝に顔を埋める可憐。
ちなみに、明るくなったのでせっかくの隔離空間も、正面からは丸見え。
通り行く人は、ほぼ必ずこちらを見ては、きゃきゃっ、とからかう様な、
羨ましがるような声を上げている。益々、顔を深く埋めようとする可憐。
「ところで、可憐お嬢様、この後のご予定は?」
「あっ、わっ、その、えと…映画に一緒に行きたい事ばっかりで、
 その、実は何も…だから、その、可憐ばっかり、いい思いするのも…
 だから、お兄ちゃんのお部屋に戻って、一杯…可愛がってくれても…
 そしたら、その、えと、可憐、がんばり、ます、から…うぅぅっ…」
お泊りと映画までは、何とか計画を練り上げてきたようだけれども、
その後までは考えてなかったようだ。まあ、それならば仕方ない。

116 :
「可憐、実はね、せっかくだから行きたいところがあるんだ。
 もし、よければお付き合いいただけませか?」
立ち上がって、可憐の手を取って、その掌にキスをする。
「お姫様、ご返答はいいがでしょうか?」
「はいっ、是非、その…お願い…します…」
「もう立てるかな、立てないようならお姫様抱っこしてあげるけど?」
「わっ、わうぅっ…そ、それは、ここでは恥ずかしい、ですよぉ…
 だから、さっきみたいに、腕だけ可憐に貸してください…」
ここに来た時のように、両腕でボクの腕にしっかりと絡み付いてくる可憐。
空いた方の手で、バスケットを持つと、出口にゆっくりと向かう。
「まずは、お昼かな。パフェのおいしいところに連れて行ってあげる。
 それに、そろそろ可憐もオシャレとか興味あるだろうから、
 そういうお店、周ってみよう。気に入ったものがあるといいね。
 その後は、可憐にお洋服とか、たくさん着せてみたいなぁ?」
「それなら、可憐、指輪とか、欲しいかも、ですよ…?」
「指輪かぁ、それはまだちょっと早い気がするね。
 でも、ジュエリーショップは覘いてみようね。」
この後の予定を簡単に組み立てながら、可憐が入れるような店舗を
頭の中でピックアップして、無理のない巡回コースを構築する。
その背後で、飲み物のカップが握力で砕ける音が三つ程響いた、ような気がした。

117 :
〜 多分続く 〜
壁|・ω・)
さりげなく最初から通産すると、まもなく200kBの
テキスト容量に…ちょっと調べてみたところ、
バス電車でおとーさん方御用達の官能小説の文庫が、
テキスト総容量で、200〜220KB程度みたいですね。
このネタだけで薄い本でも作れそうな気がしてきた。
>>91
ご感想ありがとうです。
甘いつもりですが、甘くなかったかも、です。
ご期待に添えなかったら、申し訳ありませんでした。
壁|・ω・)ノシ

118 :
前スレ、容量オーバーだったのかw
>>1
>>117


119 :
壁|・ω・)
壁|・ω・) 週末は投下の日〜♪
壁|・ω・)っ>>116の続きです
…ですがエロ要素がなくなってしまいました
先にゴメンナサイ
それでもお楽しみいただければ幸いでございます
壁|・ω・)ノシ

120 :
頬を染めて、眼がほわわんとさせながら、嬉しそうに腕組みしてくる可憐。
意識はしてないだろうが、控えめに表現して大変なだらかな胸の低地に、
がっちりボクの腕を両手でホールドしている。映画館を出て、少し歩く。
「えと、えと…可憐とお兄ちゃんって、今、どんな風に見えます、か…?」
「可憐がボクの事、『お兄ちゃん』って呼ぶ限りは仲の良い兄妹、かな?」
「うぅっ…そう、じゃなくてぇ…もうちょっと、その…恋人、とか…」
「でも、可憐にとっては、やっぱりボクはお兄ちゃんなんでしょ?」
「そ、そうですけどぉ…お兄ちゃんは可憐の大切なお兄ちゃんで、
 一番…大好きな…とっても大好きなご主人様…なんですから、その…」
「ボクはもう、可憐の事、『妹』としては見てないよ?」
「うーぅっ…それは、何だかしょんぼりです…可憐は、その…」
「可憐はボクの一番大切なコだから、とても『妹』なんて存在で収まらないよ。
 その事、昨日も、さっきも一杯、可憐に…教えてあげたでしょ?
 もちろん恋人なんて、甘い存在でもないよね、もっと深い絆で…
 でも、どさくさに紛れて、旦那様っていうのは、まだ早いと思うよ?
 可憐みたいなコなら、可愛い幼な妻っていうのも、悪くないけどね。」
ぼんっ、と音がしたように、可憐が真っ赤になる。色々と思い出したらしい。
「ぁぅ…幼な妻とか…お、お嫁さん…とか、可憐、大歓迎、です…」
「大歓迎なのはいいんだけど、ちゃんと『女の子』は卒業してから、ね?」
「ふぇっ…それ、は、お兄ちゃんが、ちゃんと…その、あと、えとぉ…」
一方的に可憐をからかいながら、お目当ての喫茶店を目指していく。

121 :
からんころん、と軽快に来訪のベルを鳴らして、喫茶店の中に入る。
ランチタイムだというのに人がほとんどいない、ボクのお気に入りの店だ。
人がほとんどいない原因は、気難しい顔をしたマスターにある。
何というか、客に厳しい店なのだ。ただ、それを乗り越えれば、
実は顔を除けば気さくなマスターが素晴らしい腕を奮ってくれる。
一度、馴染んでしまえば常連さん御用達の、穴場という訳だ。
「こんにちわ、マスター。」
「おや、君かね。お連れの可愛いお嬢さんは彼女かな?」
「ええ、そんなところです。だから、このコにはサービスしてあげて欲しいな。」
「初めてだね、いつも一人で来るのに、彼女連れてくるなんて。」
「ま、ね。ボクもお年頃ですし。とりあえず、軽めのランチを二つ。
 その後で、ボクはいつものを。このコには、特製パフェを。」
軽く手を挙げて、マスターは注文を受け付けてくれる。
少し、奥の二人用の席がお気に入りなので、そこへ真っ直ぐ向かう。
気づけば、可憐は絡めた腕をぎゅっとして、喜びを噛み締めていた。
「彼女…彼女さんって…えへへぇっ…彼女さんに、見えるんだ…ふふっ♪」
まずは可憐のために、椅子を引いて、座らせると、ボクも向かいに座る。
「ここはボクのお気に入りなんだ、可憐。一緒に来たのは可憐が初めて、だからね?」
まるで念仏のように彼女彼女と嬉しそうに呟いていた可憐が、一言で撃沈した。

122 :
撃沈してテーブルに突っ伏してる可憐に構わずマスターが早速、料理を運んでくれる。
「ほら、可憐。顔上げないと、テーブル使えないよ?」
「あぅぅっ…可憐、今、すごい事になって、ますよ…?」
ようやく顔を上げた可憐を気にする事なく、皿を置いていくマスター。
気遣いが可憐にはありがたい。ランチプレートに盛られた料理はおいしそうだ。
この喫茶店の魅力は、別のところにあるのだが、料理だけでも通う価値がある。
「ほら、可憐。おいしいから、食べてみて。
 それとも、こうしてあげた方が、いいのかな?」
手元のフォークに、可憐の口に収まるくらいの小さなフライドポテトを
ぷすっと挿して、可憐の口元へ運んでやる。人もいないから周りも気にならない。
「はい、あーん、して。」
「うぅっ…ズルい、です、可憐が先にしたかったのにぃ…あ、あーん、ぱくっ…」
もぐもぐと恥ずかしそうに、でも嬉しそうに、ゆっくりと頬張る可憐。
きっと嬉しさと幸せなんかも、一緒に味わってるんだろうなと考えながら、
ボクも料理に手をつける。相変わらずの腕前に、感心しつつ、食事を進める。
先制されてしまった可憐も、反撃の機会を何度も伺いつつ、食事を進める。
「あ、すごく…おいしい、です…」
「想いと愛情だけなら、今朝の朝御飯の方が、勝ってるんだけどね。」

123 :
「な、何を…そんな急に、照れちゃう、ような、事ぉ…」
たったそれだけで、またも撃沈しそうになる可憐に、
ついに可憐に反撃の機会は訪れなかった。おいしくて楽しい食事が終わる。
朝から慌しかったので、ようやく、二人で落ち着いた時間を過ごせる。
店内を流れる静かなで穏やかなクラシックだけが聴こえるのも乙なものだ。
いつもなら、必ず何か仕掛けてくる可憐も、すっかり雰囲気を楽しんでいる。
「…いい、お店、ですね…」
「みんなには、内緒だよ?」
「はい、二人だけの、秘密、です…」
そこに、タイミングを見計らったかのように、マスターが現れる。
何も言わず、プレートを下げてくれると、可憐の目の前に、
頼んでおいた、特製パフェが置かれる。突然、可憐の眼が輝き出す。
常設のメニューには、実はさっきのランチもこのパフェも書かれていない。
常連さんだけの、秘密のサービス、という訳だ。常設ではないので、
その都度、マスターが厳選した素材が使われるが、それが絶妙なのだ。
「ここのパフェはね、いつもその日限りの、特製なんだよ?
 だから、可憐に食べてもらいたかったんだ。」
その後に、ボクの前に紅茶のシフォンケーキと、ポットが二つ置かれる。
ポットの中身は、この店の特製ブレンドの紅茶。これもボクのお気に入り。
ティーカップも二つ置かれたのは、これがマスターからのサービスという事だろう。

124 :
「ありがとう、マスター。」
感謝を述べると、ごゆっくり、とだけ返事をして去っていく。
「さぁ、いただこう。こっちがマスターの本領なんだよ。」
元パティシェだというマスターのケーキは絶品。お茶が特製なのも、
ケーキに合わせてマスターの拘りからだ。だからケチのつけようがない。
可憐も、目の前のパフェに夢中だった。本当にこうして見ると可愛い。
「おいしぃ…他のお店のパフェと、全然違います、これ…」
「特製だからね。来る度に、中身も変わるから、見てるだけでも楽しいよ。
 可憐さえ良ければ、また連れてきてあげるよ。何度だってね。」
紅茶の香りと、味とを楽しみながら、ケーキを口にする。やはり絶品。
皿にある生クリームと紅茶のジャムのつけ合わせも、これまた絶妙。
うっとりとしながら、おいしそうにパフェを食べる可憐の視線が、
何か珍しいものでも見るかのように、ボクの手元を見つめる。
「…ケーキ、好きなんですか?」
「身内に専属のパティシェがいるからね、味にはうるさいつもりだけど、
 ここのケーキ、ボクは好きだよ…可憐も、一口食べてみる?」
器用にフォークで一口サイズにカットしたケーキに、少し生クリームをつけ、
今度はわざと、フォークを可憐に手渡してみる。ちょっと不満気な可憐。

125 :
我侭お姫様のために、改めてフォークを手にすると、その口元へお届けする。
「あーんっ…ぱくっ…うぅ、すごくおいしぃ、です…
 こんなケーキ食べてたら、他のケーキ食べられなくなるかも…」
甘味処関係にはうるさいと評判の可憐からの評判も上々のご様子。
気がついたら、可憐はそれなりに量があったはずのパフェを完食していた。
「パフェ、おいしかった?」
「はい、すごくおいしかったです…でも、その…
 あーん、してくれた、ケーキが一番…おいしかった、です…」
「可憐?」
「は、はい?」
「今の顔、他の人には絶対に見せちゃ、ダメだからね?」
可憐、本店二度目の轟沈。今日の紅茶は、また一段とおいしかった。
「可憐、他にも行きたいお店があるから、そろそろ出ようか?」
轟沈したまま、なかなか戻ってこない可憐に声をかける。
可憐にプレゼントしてあげたいものもある。何より女の子の買い物は長いのだ。
「じゃあ、マスター、また来ます。」
会計を済ませて、出て行くその瞬間まで、可憐はお兄ちゃん、とは呼ばなかった。

126 :
「えへへぇ、彼女さんですよぅ、彼女さんっ♪」
ご機嫌ここに極まれり。腕組みしてる可憐はもう有頂天だ。
浮かれてしまって危なっかしい。いつ、何のスイッチが入るか分からない。
このままだと、仕方ないので、謎解きをいい加減しておいた方がいいだろう。
「可憐、さっきマスターがどうして、可憐の事、
 ボクの『彼女』って言ったか、理由、分かるかい?」
「ふふっ、もちろんですよぅ♪
 普通、こんな相思相愛ラプラブな兄妹なんて、いませんよ?」
…やはり気づいてなかったか。鏡を渡して、可憐の首筋に指を当てる。
「可憐、ここ、なーんだ?」
「あ、れ…これ、何ですか?
 昨日はなかったし、今朝も…覚えが…えっ、あれ…?」
「これはね、キスマーク…可憐がボクのモノだっていう印。
 可憐の身体中に一杯、つけてあげてたんだけど、
 着替えや、おめかししてるとき、気がつかなかった?
 今日のおめかしだと、見えちゃうのは首筋のくらいだけど、
 マスター、可憐のそれに気がついたから、『彼女』って…」
きちんと言い終える前に、多少は思い当たる節があったらい。
「お兄ちゃんの、ご主人様の、えっちぃ…」

127 :
何とか小さな声で反撃するのが精一杯の可憐が、少し拗ねてる隙に、
取り出した鏡をしまう際に、何気なく周りを確認すると、目標発見。
鏡をポケットに収めながら、どうやって振り切ろうかなと考える。
あれだけ見せつけてやったのになぁ思いつつも、拗ねた可憐に声をかける。
「可憐、携帯電話って、まだ持ってないよね?」
「…パパは別にいいよ、て言ってくれるんですけど、
 ママが…お兄ちゃんに、迷惑かけるのが目に浮かぶからダメって…」
今までありがとう、可憐ママ。その危惧は、多分、いや絶対に間違いない。
「じゃあ、買いに、行こうか。ボクがいいんなら、許してくれるよ。」
「え、でも…そんな、電話代とかも…」
「家族間通話無料のやつなら、大丈夫。可憐も欲しいでしょ?」
実のところは邪な使い道があるから是非、可憐に持たせておきたいのだ。
そのためならば、この投資は悪くない。早速、携帯ショップに向かう。
できるだけ最新のスマートフォンで、可憐の好きなモノを選ばせてあげる。
「これで、いつでもお話できるね。」
「はい…ありがとう、ございます…」
契約はボクの名前でしておいた。ボクも常に可憐の位置が把握できるし、
スマートフォンの多機能性を存分に活かして、可憐を楽しむ事もできる。
準備に、一時間程かかるというので、別の店へ足を運ぶ事にする。

128 :
今度は香水のお店。まだまだ可憐には縁がないのか、珍しそうに、
店内を見て回る。せっかくだから、可憐に何かプレゼントしよう。
爽やかな香りよりも、今の可憐には、甘い香りの方が似合うと思う。
なので、少々子供ぽいが甘いミルクの香りがするものをセレクトする。
乱れたときの可憐から、そっと香る甘いミルクの香り。何となく背徳感がある。
珍しそうに店内を興味深そうに見て回る可憐が目を離した隙に、レジに向かう。
購入するとき、可愛くラッピングしてもらう。後で渡すときの楽しみが増える。
「あちらの可愛いお連れさんのためですか? お似合いですね。」
と、店員にからかわれたが、黙って笑顔を返しておいた。
商品を受け取ると、程よい時間になっていたので、
先程の携帯ショップで、可憐の携帯を受け取る。
使い方もまだ分からない四苦八苦の可憐の携帯に、早速電話をする。
突然、プルプルと音を立てる携帯を慌てて、恐る恐る可憐が取る。
「は、はい、もしもし?」
「ごきげんよう、お嬢さん。」
可憐の目の前で、笑顔で声をかけると可憐もようやく相手に気がついた。
そのまま、電話を切って、可憐を抱きしめて、耳元で囁く。
「それがボクの電話番号だから、寂しくなったら、いつでもおいで。」
こくこく、と頷く可憐が可愛い。ちょっと邪な心が洗われた気になった。

129 :
「服も見たいけど、先にこっちに行こう。可憐も行ってみたいだろうし。」
そう言って連れてきたのは、ジュエリーショップ。可憐のお小遣いでは、
こちらも、まだまだ敷居の高い場所である。追跡者にもお高い雰囲気が、
効果抜群のようで、どうやら中まで入ってくる勇気はないらしい。
「はぁうぅっ…まだ、可憐にはちょっと、早いかも、ですよぅ…」
「でも、可憐だって興味あるでしょ?」
「それは、そうですけどぉ…お値段とかが、可憐のお小遣いだと…」
やはり価格帯に気圧されたらしい。でも、初めての場所で興味深々のご様子。
お気に入りっぽいものを見つけては、価格を見て落胆しているのが微笑ましい。
そんな可憐を手招きして、呼び寄せる。躾けられた犬のように戻ってくる可憐。
呼び寄せたのは、指輪のショーケースの前。可憐が、きょとんとしている。
「可憐、どれにしようか?」
「えっ、えっ?」
「ボクもね、可憐に他の男が近寄らないか心配なんだよ?
 だからね、きちんと見せつけてやりたいなぁ、と思う訳ですよ。
 それに、指輪…欲しいって、さっき言ってたでしょ。
 せっかくだから、ちゃんとしたの、可憐にプレゼントしたいな。」
「あの、それって…その、あの…」
「余計なお邪魔虫さんが、ボクの大切な可憐に寄り付かないようにするためだけど、
 やっぱり言葉や気持ちだけだと、可憐もどこか不安だし、心配でしょ?
 だから、ちゃんとボクに繋ぎとめておきたいんだけど、ダメかな?」

130 :
あたふたする可憐を横目に、店員さんに声をかけ、可憐に似合いそうなモノを、
数点、目星をつけてケースから取り出してもらう。宝石が飾られてるモノより、
日常的に使えるようなものがいいので、シンプルなデザインのものを選んでみる。
いくつか目の前に並べられた指輪に、ようやく心を落ち着かせた可憐が、
今までにない真剣な目で、指輪とにらめっこしている。覚悟を決めたかのようだ。
でも、目移りしてしまって、どれがいいのか、決められないご様子のお姫様。
「初めての指輪なんだから、可憐が好きなのを選んでいいんだけど…
 でも、こっちのシルバーのは、ちょっとシンプル過ぎるかな。
 といっても、金だと、可憐が気後れしちゃって、嵌めてくれないかなぁ。
 せっかくプレゼントする身としては、ずっと嵌めててほしいし…」
もう、ボクの言葉に黙って頷くだけの可憐。冗談が本当になってうきうきなのだが、
いざ選べるとなると、どうも決断できないらしい。これからもこんな調子だろうな、
と密かにほくそ笑みつつ、実は最初から目につけていたモノを可憐に勧めてみる。
「これ、どうかな。ピンクゴールドの、ハートをあしらったの。
 これくらいなら、学校に嵌めていっても大丈夫だよ。
 ほら、可憐…左手、貸してごらん?」
指輪のサイズなどお見通し。すっと、薬指に嵌めてやる。見込み通りぴったり。
「えっ、えっ…これって、その…」
「薬指にはね、『願いをかなえてくれる指』って意味があるんだよ?
 それに左手なのは、『信頼や服従』って意味がちゃんとあるんだ。」

131 :
そっと、指輪をしたままの左手を取って、その手に、軽くキスをする。
「だからね、可憐の願い事は、きっと叶うと思うよ。
 それに、とても似合ってる。可憐が嫌じゃなければコレにしようか。
 どうかな、可憐のお返事が、ボクは聞きたいんだけどな?」
「あ、ぁぅ…その、えっと、嬉し、いです…コレでいいです…
 その、せっかく…選んでくれたし…可憐、コレ、ずっと大切にします。
 後ですね、さっきのお話、本気に…しちゃいますから、ね。」
もう限界なのか、ボクの胸に顔を埋め、しっかりと抱きついてくる可憐。
それに、追い討ちをかけるかのように、店員さんのお言葉。
「素敵な彼氏さんね、お嬢さん。すごくお似合いですよ。」
可憐はもう顔を上げられないくらい、舞い上がってしまっている。
支払いを済ませて、店の外に出る前に、その可憐に一言申し渡しておく。
「今日のは、あくまでボクが、可憐を予約したって意味だからね?
 だから、また今度…ちゃんとしたの、可憐にプレゼントしてあげる。」
「予約なら、もう、受付は終了です…可憐は全部、お兄ちゃんの、モノですから…」
「その言葉は、『女の子』を卒業した後に、もう一度聞きたいな。」
「はうぅっ…お兄ちゃん、意地悪です…でも嬉しい…から、許して、あげます…
 ちゃんと大切にしますから…可憐の全てをお兄ちゃんのモノにして、くださいね?」
本日何度目の自爆と撃沈か、数えるのか面倒な程、可憐は顔を真っ赤にしていた。

132 :
このままだと本当にデートだな、と思う。まあそれも悪くない。
午前中の事などなかったかのように、横の可憐はご機嫌の様子だ。
さっきから何度も買ってあげた指輪を見つめては、うっとりしてる。
惚けたような甘い溜息も、今は、完全に歳相応の女の子のものであって、
とても映画館の暗がりの中で、淫らに乱れていた雌犬のものではない。
「はうぅっ…何だか、夢みたい、です…」
「夢じゃないよ?」
腕に絡みつく可憐を往来で、そっと腰を引き寄せるように抱きしめる。
そのまま、可憐の可愛らしい耳を甘噛みして、小声で囁く。
「夢じゃない証拠に…お尻の方が、たまらないんじゃないのかな?
 今日はまだ…何もしてあげてないしね?」
「そんな、事、は…ないです、よ…」
「それに、今日の可憐のスカート、いつもより短いよね。
 もしかしたら、階段とかで、中、他人に見られてるかも。」
急に言われて、意識してしまったのか、可憐の顔が羞恥で赤く染まる。
「スカートが短いのは、その…前から準備してあったから…
 それに、下着はダメって言ったの、お兄ちゃん、です…」
「でも、ボクは、人に見せてもいいなんて言ってないよ。
 可憐の、身も心も、もうボクだけのモノなんだから…
 断りもなしに他人に見せちゃうのは、いただけないなぁ。」

133 :
腰を抱いている手をそっと尻の方に下ろすだけで、可憐はびくっと震える。
それは、恐怖などではなく、可憐の淫らしい肢体が覚えた快感への期待。
きちんと躾が行き届いている事は、可憐のとろん、とした眼で分かる。
「ほら、さっきまで可愛い女の子の顔だったのに、お尻触れただけで、
 もうこんな、淫らしい発情した雌犬の顔になっちゃって…
 映画館でも、あんなに可愛い声聞かせてくれたって事はさ、
 可憐は他人に見られながら、虐められるの、やっぱり好きなのかな?」
「ち、違いますっ…そんなの、恥ずか、しい…です…」
「もし、ここで…お尻の中にあるオモチャ抜いちゃったりしたら、
 可憐はどんな可愛い声聞かせてくれるのかな、試して…みようか?」
「そ、そんな事されたらぁ、可憐、もぉ…絶対、我慢、できな…」
ぞくぞくとする可憐の表情を見ていると、この場で押し倒したくなる。
そんな衝動に駆られながら、可憐をもう一度、優しく抱き寄せる。
「さっきも言ってあげたでしょ?
 可憐はもう、ボクだけのモノなんだから、心も身体も。
 その可愛い声だって、他人になんか聞かせたくない。」
「お兄ちゃ…ご主人様ぁ…今、の…本気にしちゃいます、よ…」
「もちろん、本気にしてくれてもいいよ…そのための指輪なんだし。」
「あぅ…い、い、今のは、ズル、いと思い、ます…」
「どうして?」
「そんな事、言われたら、可憐、絶対に…逆らえない…です…」
「じゃあ、今度から可憐にお願いするときは、そうしようかな。」

134 :
「ほら、可憐。いつまでも、そんな風にしてると時間なくなっちゃうよ?」
「こんな風にしたのは、お兄ちゃんの、せい…ですよ、あっ。」
色んな意味でもじもじする可憐の手を少々強引に引いて、歩き始める。
道行く人の視線は別に気にならないが、先刻からの強い気はいただけない。
手を引いたときは強引でも、歩みはあくまで可憐のペース。
それに気がついたのか、可憐は嬉しそうに、また腕を絡ませてくる。
「…やっぱり、お兄ちゃんは優しいです…」
「ボクだって、デートのときくらい、ゆっくりと女の子と歩きたいよ。」
「えっ、あ、その、デート…そうですよ、デートなんですよ、うん。」
「せっかくだし、可憐の可愛い格好、今日はもっと見てみたいな。
 ちゃんと試着とかできるお店、知ってるから、そこに行こうか。」
「試着って、可憐、えと…今日は、その…穿いてないし、それに…」
やや抵抗する可憐の左手を取って、薬指の真新しい指輪にキスをする。
ただそれだけで、魂が抜けたかのように、黙り込む可憐。
「ボクのお願いでも、ダメ?」
「だから、今のは、ズルいです…」
「聞き分けのないペットが、これで従順になってくれるなら安いものだよ。
 それとも、こっちの方がもっと、おとなしくなってくれるのかな?」
「わっ、わうぅっ…そこは、反則、です…」
そっと可憐の唇を指で撫でてやると、可憐は観念して腕にしがみついてきた。

135 :
少し歩いて着いたのは、普段のボクには縁のない女性向けの店舗。
「お兄ちゃん、ここって…その…」
着いたのは、ランジェリーショップ。可憐には、ある意味で忌まわしき場所。
「大丈夫。可憐の考えてるのとは違うところだから、ね。」
躊躇なく、店舗に入ると、一斉にボクの方に視線が集まるのが分かる。
その視線の質に気がついて、可憐が必に自分が傍にいるのをアピールする。
朝から、どうも関係ないところで、注目されてるな、と思いつつ、足を進める。
目的地は、店舗の奥の、階段を昇ったところにあるからだ。
きゃぁきゃぁ、という歓声に、可憐が即座に威嚇してるのが楽しいので、
そのままいても良かったのだが、可憐に押されるように奥の階段を昇っていく。
「はい、可憐。ちょっと深呼吸して、落ち着こうねー。
 そんな怖い顔してたら、可愛い格好してるのに、台無しだよ?」
「…も、もう…お兄ちゃんが、いけないんです、からね…」
「何も、してないのに?」
「お兄ちゃんは、可憐だけの大切な、大切なご主人様なんですから…
 その、他の女の人は、見ちゃダメ、です…よ?」
「もう、我侭なお姫様だね。はい、到着。ココだよ。」
着いたのは、ブティック。主に女の子向けの服を造ってる個人ブランド。
表に看板もないし、積極的な宣伝もしてないので、存在を知る人は少ない。

136 :
躊躇なく、店舗の中へ可憐を連れて入ると、早速、お声がかかる。
女の子が大好きで、ブティックを構えている女性オーナーとはもう馴染だ。
「あら、久し振りね。お連れ様、可愛いコねぇ…
 こちらは、あなたの新しい『商品』かしら?」
「いえいえ。ボクの『モノ』ですから。
 先に言いますけど、お手つき厳禁ですよ。」
それだけで挨拶を交わしたオーナーには伝わるから楽でいい。
「可愛いお嬢さんね。お手つきしちゃうのも分かるわぁ…
 ところで、お嬢さん、突然なんだけど、ね?」
「は、はい?」
「ご主人様にお仕えする気持ちはいいが?
 支配される悦びって素敵よね…それにあなた…
 もう、たくさん愛してもらってるみたいだけど?」
「えっ、えっ?」
とっさに可憐は首筋を押さえるが、もう遅い。左手で押さえたのも。
「可愛い反応するのね…でもこんな子供に手を出すなんて…
 あなたのご主人様も鬼畜ね…初めては優しくしてもらったの?」
「あぅっ…その、私、まだ『女の子』で、えと…そのぉ…」
「じゃあ、そちらの方は予約済みってところかしら?
 よく似合ってるわよ、その指輪。ご主人様からのプレゼント?」

137 :
早速食いつかれて、混乱する一方の可憐に、助け舟を出す事にする。
「はいはい、少し落ち着いて。今日は、このコの服が見たくて来ました。
 その勢いだと、気に入っていただけたみたいだから、逃げたりしませんよ。
 可憐も、少し落ち着こうね。この人は、このブティックのオーナーさん。
 こう言ってはなんだけど、可憐みたいな可愛い娘が大好きで大好きで、
 自分で服造って着飾りたいっていう程、真性の女の子好きなんだよ。」
「えっ? はい!? 女の子が好きって、その、あの!?」
混乱してる可憐をオーナーから奪い返して、軽くキスをして宥めてやる。
それだけで、多少は冷静になったのか、可憐が落ち着きを取り戻す。
その間に、オーナーは、店舗の看板を『準備中』にして、鍵をする。
ゆっくりさせてはくれるものの、ちゃっかり自分も楽しむ気のようだ。
「まあまあ、キスされただけで、宥められちゃうなんて♪
 早速見せつけてくれちゃって、もう躾済みなのかしら?
 後、可憐、ちゃんだったかしら? 驚かしてごめんなさいねー。
 今日はもうあなたたちだけにしてあげるから、許してね。」
すっかり気圧されてしまったのか、呆然としている可憐にさらに追撃。
「可憐ちゃん、なかなかいいチョイスよ、そのお洋服。
 ご主人様のために、がんばったのが、よーっく分かるわ。
 私ね、あなたの気持ち、すごくよく分かるつもりよ…
 こう見えて、私も旦那様が、大切な『ご主人様』ですからね。」

138 :
ここにきて、ようやく可憐も事態を把握できたらしい。
「えっと、ご結婚されてて、旦那様が『ご主人様』…なんですか?」
「そうよ、毎日のように私の事を虐めてくれる、大切なご主人様。」
「そういうの、羨ましい、です。可憐のご主人様は『お兄ちゃん』ですから…」
「へぇ、『妹』さんなんだぁ。可憐ちゃんのおにーさんてば、
 こんな可愛い妹さんに手ェ出しちゃったんだぁ。
 おにーさんったら、もー、いーっけないコねぇ…」
「でも、可憐の事、大好きだよって…大切だって…言ってくれましたし…」
どうやら、可憐も打ち解けてきたようで、少しずつ事情を話し始める。
この調子なら、わざわざここに来た目論見がうまくいきそうだ。
「そろそろ、ボクもいいかな?
 このコの、可憐のお洋服、いくつか見立てて欲しいんですけど。
 前、言ってたでしょ、ローティーン向の服のモデル探してるって。
 ボクの可憐がお気に召したのなら、せっかくだし、いかがです?
 もちろん、可憐がいいのなら、だけどね?」
「それは、なかなか魅力的な提案ねぇ、じゅるり…」
「じゅるり、って…お兄ちゃぁん、それにモデルさんなんてっ…!」
「最初に言った通りお手つき厳禁。節度はある人だから安心して。
 それに、ボクも可憐の可愛い格好、たくさん見てみたいし。」
「…あうぅっ…お兄ちゃん、それも…反則、です…」
目論見通り、可憐のファッションショーは、無事に見る事ができそうだった。

139 :
『準備中』の看板の前に虚しく佇む、何故かまた増殖した四人の追跡者。
店の奥にある撮影スペースで、オーナー自らが、カメラを手に取り、
着飾った可憐をファインダーに収めていく。このオーナー、ノリノリである。
最初は恥ずかしがっていた可憐も、慣れてきたのか、楽しそうだ。
オーダーした訳ではないから、若干サイズ − 特に胸 − を調整しつつ、
思ったよりも、可憐は着こなしていく。カジュアルからふりふりなものまで、
まさに何でもあるのは、これはオーナーの趣味である。いや眼福、眼福。
ちなみにサイズ合わせの時に、下着をつけてないのはバレているので、
その辺りは可憐も、開き直っている。ついでに肌に残ったキスマークも、
薄くファンデを塗ったり、照明の当て方で影を作って誤魔化してある。
いくつか、のはずが何故かほぼ一通りの服に袖を通している気がするが、
可憐の、可愛さの中にある、ほんのりとした色気も撮られていく。
「はーい、ありがとー。おねーさん、大満足だわー☆ミ
 早速、仕上がりを見せてあげるからね。」
オーナーは撮ったばかりのデータを、早速、フォトフレームに出してくれる。
際どいものも何点かあるが、さすがは本職、といったところ。
「可憐ちゃんには、特別に、コレも見せてあげる。」
「えっ、これ…その…」
「私の、可愛い子猫ちゃん達のコレクション♪」
そこには全裸で、オーナーに可愛がられた少女達の淫らな姿があった。

140 :
それを食い入るように、でも、どこか羨ましそうに見つめる可憐。
「わ…ピアス、ですよね…こんなところに…すご、い…」
「このコたちは、望んで、私への愛の証にピアスをつけてるのよ。
 ちなみに、私も、ご主人様に、つけてもらったわ。」
乳首やクリトリスといった部分にピアスをつけていたり、恥丘や、
お尻、乳房などにタトゥーを掘られた少女達の、忠節と愛の証。
「もしかして可憐ちゃんも、こんな風に、ご主人様にして欲しい?
 やっぱり、クリちゃんに忠節のピアスとか、いいわよねぇ。
 興味があるなら、あなたのお兄ちゃん…ご主人様とおいでなさい。
 どうかしら、こーゆーのも、ココでは承りますわよ?」
「まだ、可憐には早いかもね。でも…可憐が望むなら、考えてあげる。」
完全に、オーナーのコレクションに魅入られている可憐。これも予定通り。
興味をもって、自ら望んで、奴隷の証を身に付ける。まあ、まだ先の話だろう。
「ところで可憐ちゃんのご主人様と、可憐ちゃんに、私から提案があります。
 モデルになってくれたお礼って訳ではないけれど、今日着てくれた服、
 ちゃんと可憐ちゃん用に仕立てて、プレゼントしたいのだけれど。
 義務教育の娘さんに、現金で報酬というのもね。私も楽しかったし。」
遠慮したものの、女の子に可愛くなってもらう事が一番嬉しいの、
という一言で、当面は可憐は着るものに困る事はなさそうだった。

141 :
「あ、そうだ。これは相談なんですけどね…ごにょごにょ…」
ご機嫌ノリノリのオーナーの、もう一つの肩書きを思い出して内緒話。
「あら、それは素敵ねぇ…じゃあ早速。可憐ちゃん、後一着だけ、ね。」
可憐の手を引いて、奥の更衣室へと消えていくオーナー。
しばらくして更衣室から出てきたのは、純白の花嫁姿の可憐。
オーナーのもう一つの肩書き、ウェディングプランナー。
本当に、恥ずかしそうに、でも嬉しそうに純白のドレスに身を包む可憐。
「申し訳ないけど、写真だけね。本番では、ご主人様に選んでもらうのよ?」
その時の可憐の笑顔は多分、今日までの中で最高のものだったと思う。
ここまでしてもらって、何も買わないというのも気が引けたので、
うさ耳のカチューシャを購入した。ドレスから着替えて出てきた可憐に、
早速つけてもらう。どうして、と不思議がる可憐に、オーナーから一言。
「うさぎさんは、寂しいとんじゃうんだから、たくさん甘えなさいって意味よ。
 それとも、うさぎさんは年中発情してるからって事かしら、ね?
 後、これはおねーさんからの、素敵なプレゼント。早速使ってね。」
うさ耳のカチューシャをつけたまま、可憐が受け取った紙袋の中身は、
可憐を撮影したデータが入ったフォトフレームと、何やら布らしきモノ。
それが何か可憐は理解したようで、真っ赤になりながら、お礼を言っていた。

142 :
また二人でいらっしゃい、という言葉を受けて部屋に戻るために外に出ると。
よく知った顔の四人が、三人はすごい形相で、一人は困り顔で座り込んでいた。
「お兄様、これはどういう事なのかしら…」
「お兄さん、私、信じてたのに…」
「クラスメイトの私を差し置いて、デートなんて…」
と、恨めしい声を上げたのは妹の咲耶、チア部の竜崎さん、同じクラスの佐々木さん。
困った顔をしているのはやはり妹の春歌。こちらは下のお店の紙袋を抱えている。
「朝から、ご苦労様でした、お嬢様方。本日は先約がありましたので。」
と気取ってみせる。尾行し続けたのがバレて、二の句も言えない三人。
勝ち誇ったように可憐は、ボクの腕を、大変なだらかな胸の低地に挟み込む。
一人、まだ余裕のある春歌だけが、羨ましそうに溜息をついていた。
「可憐ちゃん、良かったわね。兄君さま、今度は私とお付き合いくださいね。」
春歌はおとなしく、残りの三人は覚えてなさい、と言わんばかりの勢いで、
今日のところは引き上げていく。特に三人は、色々とお疲れのようだった。
「あの、お兄ちゃん…いつから、気づいてたんですか?」
「咲耶は待ち合わせの前から。春歌を除いては映画の前から。
 どうして、あの三人になったかは知らないけど、だから、ね?
 可憐は、ボクのモノだっていっぱい、いっぱい見せつけてあげたんだ。」

143 :
ぴょんこぴょんこと、頭のうさ耳を揺らしながら、勝利の美酒に酔いしれる可憐。
夕暮れの帰り道、ボクにしては珍しく二人分の食材を買い込んで、歩いていく。
「うふふっ♪ お兄ちゃん、今日はありがとうございましたっ♪
「お姫様のお気に召したなら、何よりです。」
「恋人さんって、みんな、あんな素敵な事してたんですね。
 いつも、お兄ちゃんとは、おでかけ、だったから、
 可憐ね、今日のデート…すごく、すっごく楽しかったですっ♪」
「可憐さえ、良かったら、またいつでもお誘いしますよ?」
寄り添う可憐が、ほにゃらぁ、とした表情を浮かべた直後、急に険しくなった。
「うーん、でも、でも、春歌ちゃんはとにかくとして、
 咲耶ちゃんと、残りの二人は何としてでも排除しないと…ぶつぶつ…」
可憐の独り言がどうにも危険な方向に向かっている気がするので、
どうにかして穏やかな流れにもっていきたいものだ。多分、ボクのためにも。
「可憐、晩御飯は一緒に作ろうね。」
「ええっとぉ、それは可憐がたくさん愛情を…」
「そしたら、可憐の大好きな事、できなくなっちゃうよ。
 お泊りできるのは今晩までなんだからね?」
ぴょこんっ、とうさ耳が動いて、悩み抜いた後、可憐は了承する。
朝クリーニングに出した可憐の制服を受け取って、二人でボクの部屋に帰宅した。

144 :
〜 多分続く 〜
壁|・ω・)
エロっちぃシーンはどこだ!?
デートのところだけでこの有様になりました。
期待してた方には真に申し訳なく。
壁|・ω・)ノシ

145 :
>>144
キタコレ
続きが気になるよGJ

146 :
壁|・ω・)
壁|・ω・)っ 突然、今日がひな祭りな事を思い出して電波受信。
速攻で書いたので、見直したらボロボロでした。
後、連投に次ぐ連投が、本当に申し訳なく。
壁|・ω・)ノシ

147 :
今日は三月三日。ひな祭りといえば女の子の日である。
久し振りに耳年増なだけで、積極的なようで、あと一歩、
というところで必ず詰めを誤る妹達から解放される、と思っていた。
でも何故か、今、ボクは亞里亞のお屋敷にいる。妹達も勢揃い。
「申し訳ございません、兄やさま…皆さんがどうしても、と言うもので…」
本当に申し訳なさそうに、ボクに謝罪してくれる、じいやさん。
「いえ、今日くらいはゆっくりできると思ったんですけど…
 可愛いお姫様方のためなら、仕方ありませんよ。
 それに、今日はじいやさんも着物、なんですね。」
「あ、はい。亞里亞さまに、着付けを教えて差し上げたら、
 私にもどうしても、と言われまして…珍しいです、か?」
ちょっと頬を赤らめるじいやさん。年上なのに、可愛く感じられる。
その様子を見て、むっとした咲耶が勢いよく胸に飛び込んでくる。
「もう、お兄様ったら! 目を離すとすぐ他の女の人見てっ!
 お兄様は、私達…私だけ見てくれればいいのっ。
 みんな、お兄様のために、がんばってお着物にしたんだから…
 褒めてくれるなら、まず私達からじゃないとダメよっ。」
ドサクサに紛れて、胸に顔を埋めて、子供っぽく頬ずりする咲耶。
気のせいか、上気した肌が、いつも以上に色っぽい、気がする。

148 :
「えへへぇっ、兄チャマ〜! 四葉もお着物どうですかっ。
 その、兄チャマの前だと初めて、だけど…変じゃないデス?」
今度は横から四葉が腕に抱きついてくる。着物が恥ずかしいのか、
ちょっと俯き加減で、上目遣いで感想を期待してる四葉。
「四葉も、似合ってるよ。着物の色や柄も四葉らしくて可愛いね。」
「ふふふっ、一番に兄チャマに褒めて…もらっちゃたデスヨ〜♪」
胸元にある欲望の塊の権化と違って、邪気のない四葉の笑顔は眩しい。
それに気がついたのか、咲耶は着物だと目立たない豊かな胸を押し付けてくる。
「お兄様ったら、ちゃんと順番は守ってもらわないとっ。」
「咲耶もよく似合ってるけど、着物の着付け、一人でできないでしょ?」
図星、というか、おそらく着付けなんてできるのは春歌とじいやさんくらい。
一度着崩れたら、そう簡単には直せないから今日は慎重だろう。
でも、その考えが甘い事を悟る。胸元の咲耶の吐息から甘酒の匂いがする。
「えっと、咲耶さん、その少しお尋ねしたい事があるんですが…」
「何、お兄様…さっき聞いたけど、奥に休憩室があるから、そこでゆっくり…」
「いえ、そうじゃなくてですね。今日はみなさん甘酒をご堪能されてます?」
「白雪ちゃんと春歌ちゃんとじいやさんが、作ってくれたの。
 おにいたまも飲みたいのかしら、もちろん咲耶ちゃんの口移し、で☆ミ」
「そんな事されたら、血の雨が降って、明日の新聞の一面記事だよ…」

149 :
何となく呂律が回らなくなっている咲耶は、既に暴走寸前だ。
甘酒とはいえアルコールに弱い咲耶の事だ、まもなく沈黙するだろう。
近くにあるソファーに咲耶を座らせて、みんなからは見えないように
おでこにキスをして、おとなしくしてるように言い聞かせる。
「咲耶、水もってきてあげるから、ここで少し待ってて。」
それだけで何とかおとなしくなってくれた咲耶を後に、テーブルへ移動する。
しまった、と思った時には遅かった。酔っ払いの集団が一斉に襲い掛かってくる。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃぁん、今度は可憐の番ですよぉ。
 もう今日という今日は、可憐の魅力でメロメロにしちゃいますからねぇ。」
早速抱きついてきたのは可憐。可憐も、これまたアルコールに弱いのだが、
ダウン寸前までその暴走は止まらない。振り向けば咲耶は完全に沈黙していた。
「うふふっ、咲耶ちゃんなら大丈夫ですよぉ。可憐と、春歌ちゃんとで、
 交互にお酌しましたから、もう邪魔者は、いません、よ? だから、ね?」
犯人は可憐と春歌かっ。だがボクは知っている。春歌はアルコールに強い。
邪魔者を先に潰したつもりだろうが、罠に嵌ったのは可憐の方だ。
「兄君さま、可憐ちゃんも、お疲れのご様子ですから、私がお相手を…ぽぽぽっ!」
どうやら、頼みの綱の春歌も相当飲んでるらしい。誰が止めるんだ、この惨状。

150 :
その点、年少組のお相手は気が楽だ。雛子と亞里亞は、お菓子に夢中だし、
花穂もお姉さんらしく、その面倒をみているようで、これは微笑ましい。
こちらは心配ない、と思った私めが馬鹿でした。みんな顔が真っ赤だ。
「甘酒っておいしいの…亞里亞、もっと欲しいの…」
「はい、亞里亞ちゃんどうぞー。ヒナも、もっと飲みたいー。」
「はい雛子ちゃん、どうぞー。甘酒ならきっと太らないよね、ごくごく…
 はぅっ…おいしいよぉ…花穂も、今日はがんばっちゃうっ!」
花穂、がんばる方向が違うよ。この時点で既に半数はダメっぽい。
もう止められるのは、生き残っていると思われる年長さんしかいない。
千影と鈴凛と鞠絵に、一途の望みの託して、探してみると、時既に遅し。
「アニキとまたデートいきたいなぁ…今度はムードのあるとこで…」
「兄上様とだったら、どこでも楽しそうですけど…
 ムードがあるっていったら、最後は素敵なホテルでわたくしと…」
「今度、兄くんに試したい事があるから、みんな協力してくれないかな?
 男の人が、絶倫になる秘薬なんだけど…もちろん、ちかが最初で…」
可憐か咲耶辺りの耳に入ったら大変危険な事を何やら口走っていた。
この集団に近づくのは危ないと察して、別の方向に向かう。
「うふふー♪ 今日の甘酒は白雪特製ですのっ、むふんっ♪
 たーっぷり愛情と、お酒を入れて、これでにいさまもイチコロですのっ。
 にいさまぁ、今日は姫もぉ、本気でがんばりますのっ。」

151 :
白雪も完全に出来上がっている。というより、自分の甘酒で自爆していた。
逃げ場を求めているうちに、胸に抱きついてきた可憐も寝息をたてている。
貞操、という意味で最も危険な二人が沈黙した事で、少し安堵する。
おとなしく寝ている咲耶の隣に、可憐も寝かせて、ようやく一息、危機は去った。
「あにぃ、ゴメンね。みんな、楽しみにしてたんだけど、
 その、結局、あにぃに迷惑かけちゃって…」
本当に申し訳なさそうにしている衛を見て、本当に心が洗われる。
見れば、衛の着物姿は普段の格好からは想像できない程、可愛かった。
「衛、やっぱり女の子だね。着物、よく似合ってるよ。」
「えっ、ええっ。そ、そんな事ないよぉ…それに恥ずかしい…」
急に顔を赤らめて恥ずかしがる衛。こんなに恥らう衛も珍しい。
さっきから浮かれていた四葉も、こっちに近寄ってくる。
どうやら、無事なのは衛と四葉の二人だけらしい。
「兄チャマ〜、衛ちゃんも、どうしたデス?」
「ほら、四葉も来て来て。衛、可愛いよね?」
「うーん、確かに…衛ちゃんも侮れないデス。」
「よ、四葉ちゃんまでぇ…そんなに言われちゃうと…」
「衛、あのね。女の子には、可愛いって言われる権利があるの。
 もちろん、四葉も可愛いよ。二人のおかげで救われた気がするよ。」
「あにぃが、そう言ってくれるなら、ボクも嬉しい、かな。えへへっ♪」

152 :
ようやく、落ち着いて話ができる。本当に衛と四葉には、心から感謝したい。
普段の二人はとても活発的で健康的で、おしとやかな雰囲気とは、
少々縁遠いのだけれども、着物一つで年頃の女の子はこんなも、
可愛く、愛おしく見えるのだから、不思議だ。両手に花。
「でも、こうやってみんなで集まるのも悪くはないね。」
「あはは、ホントはね、ちゃんとあにぃに話するつもりだったんだけど、
 咲耶ちゃんと可憐ちゃんが、事前まで内緒にしておこっうて…
 でもボクでも、ちゃんと可愛く見えるんだね。だから感謝しないと。」
「四葉も、お着物なんて着る事なかったから、すっごく嬉しいですっ。
 兄チャマが褒めてくれるなら、四葉、これからも和服に挑戦デスっ!」
異性の女の子というよりは、本当に家族という感覚に近い衛と四葉との、
普段通りの会話の中に、女の子らしさが垣間見えて、嬉しい気になる。
もう少しすれば、このコ達も可愛い、じゃなくて綺麗になるんだなぁ、
と考えると、少し先の話になるとはいえ、ちょっとにやついてしまう。
「どうしたの、あにぃ?」
「どーしたデスか、兄チャマ?」
「二人共、もうちょっとすれば美人になるかな、って想像してた。」
それを聞いて、まだ甘酒は飲んでないのに、かぁっと顔を赤らめる二人。
ああ、さっきまでの凄まじいまでの混乱は、きっと嘘だったんだ。
その隙に、衛と四葉のコップに並々と甘酒を注ぐ悪魔が突然、現れた。
その、甘い吐息は甘酒の匂い。明らかに酔っている伏兵、じいやさんだった。

153 :
「じ、じいやさん、何をしてるんですかっ!?」
突然の来襲に慌てて振り返ると、春歌も含めて、全員酔い潰れている。
どうやら、じいやさんが正面から勝負を挑んで、完全勝利したらしい。
「そんな、まだみんな未成年なんですから、無理に飲ませては…」
「ここは治外法権ですからぁ。それに、私は成人女性ですしぃ。
 兄やさまも、せっかくのひな祭りなんですから、楽しみませんか?」
酔っ払ったじいやさんは、衛と四葉を振り返って一言。
「少し、兄やさまにお話がありますから、お借りしていきますねぇ。」
その一言に、ただならぬ恐怖を感じ、怯えながら頷く二人。
がっしりとボクの襟首を掴むと、ずるずると奥の休憩室へ連行される。
そして、がちゃり、と鍵を閉じて、じいやさんが抱きついてきた。
「その、お恥ずかしいですけど、私もまだ、女の子、ですからね?
 皆さんが、兄やさまに甘えてるの、見せつけられるだけなんて、
 もう、我慢できないんですからぁ、ここは大人の魅力で…」
帯を解いて、あっという間に裸になるじいやさん。確かに大人の魅力。
普段は服装で目立たないが、豊満な身体は、ボクを誘っていた。
「うふふっ、兄やさま…私の事、ちゃんと女って見てくれてるんですね?」

154 :
じいやさんは、休憩室のベッドにボクを押し倒して、ズボンに手をかける。
あっという間に下半身を剥かれて、ボクの一物が顔を出す。もうガチガチだ。
「兄やさま、嬉しい…他のコにはできない事で、ご奉仕させていただきますね。」
じいさやさんは、その豊かな乳房でボクの一物を挟み込むと、ゆっくりと動かす。
口から、唾液を垂らして潤滑剤にすると、くちゅくちゅと音を立てて扱かれていく。
ますます硬さを増していく一物に、じいやさんが恥ずかしそうに、呟く。
「兄やさまの…男の方の、始めて見ましたけど、その、逞しいんですね…
 私で、大丈夫かしら…いいえ、大丈夫よ、がんばるのよ私。
 亞里亞さまならとにかく、他の小娘には兄やさまは渡せないものっ!」
「あの、じいやさん、少し落ち着いてお話を…」
「ごめんなさい、兄やさまぁ、私、もう止められそうにありません…」
そういって、ボクの腰に跨ってきたじいやさんの股間は、とろとろになっていた。
「いつも、いつも、兄やさまの事を想って、自分を慰めてきました…
 だから、私の初めてを…兄やさまに捧げさせて、ください…」
ボクの一物をじいやさんは濡れた股間に添えて、ゆっくりと腰を下ろしていく。
まだ男を知らないという、じいやさんの火照った身体は、恐る恐る亀頭を飲み込む。
だが、そこが精一杯のようで、そこから先にどうしても進めない。
個人的には、なんだかオアズケを食らった気分なのだが、じいやさんの、
その一生懸命な表情を見ていれば、想いも含めて嘘や冗談でないのは分かった。

155 :
「じいやさん、無理、しないで。ボクに、まかせてくれるかな?」
なかなか進まなくて、泣きそうなじいやさんをベッドに寝かせる。
そっと、両脚を拡げても、抵抗しないじいやさんを見て、覚悟を決める。
「できるだけ、優しくするから、痛かったら言ってね?」
ボクも正直、綺麗でしっかりした女性だと思っていたじいやさんが、
実はこんなにも一途で、しかもボクの事を想ってくれていたなんて、
そんな事を言われたら、とても我慢なんてできなかった。
じいやさんの濡れた股間へ、もう一度、一物を挿入していく。
じいやさんの想いに応えるように優しく、丁寧に、そして慎重に。
「うっ、くぅっ…兄やさまのぉ、挿入って、きてます、んっ…」
「痛くない、じいやさん? 大丈夫?」
「兄やさま、やっぱり優しい、ですのね…大丈夫、だから…」
じいやさんの声と、反応を伺いながら、一物の先端がその奥に達する。
「ほら、じいやさん、ちゃんと奥まで挿入ったよ。」
「そんな、事ぉ、言われなくても、分かりますからぁっ。」
「その様子なら、痛くないみたいだから、ゆっくり動くね。」
「あっ、その、動くって…どう、してぇ…」
どうやら耳年増な妹達に比べて、こっちの方は少々疎いようだった。

156 :
「動いた方が、気持ちよくなれるし…最後までちゃんとしたいでしょ?」
せっかくの初体験が、素敵な想い出になるように、優しく腰を動かしていく。
たまらず、じいやさんの口から嬌声が溢れそうになるが、必に堪えている。
「じいやさん、大丈夫だから、我慢しないで、声、聞かせて?」
「はっ、ひっ、やぁ、何これぇ、兄やさまの、気持ちいい…っ!」
ようやく聞かせてくれたじいやさんの可愛らしい声に、ボクも嬉しくなる。
くちゅくちゅと、えっちな音が狭い休憩室に、静かに響いていく。
「あ、兄やさまぁ、私、私ぃ、もう、もぉダメぇ…」
じいやさんの言葉通り、一物がすごい勢いで締め上げられる。
ボクも限界。じいやさんの一番奥に溜まったものを全て吐き出す。
どくどくと、脈動しながら、じいやさんの中に熱いモノが注ぎ込まれていく。
「兄やさまので、お腹の中、すごく熱くてぇ、私、幸せ、です…
 だから、その、もしよろしければ、もっと…抱いてくれませんか?」
「ボクも、もっとじいやさんの事、知りたいな。
 だから、今度はね、もっともっと可愛い声、聞かせて?」
「はい、がんばりますから、その、よろしくお願いします…」
可愛い顔で、そんな事を言われたら断ろうにも断れない。
結局、二人共が満足するまで、ボク達は繋がり続けていた。

157 :
服を調えて、休憩室を出ると、結局、全員が酔い潰れていた。
最後の砦だった、衛と四葉も、たった一杯の甘酒で仲良くダウン。
まだ初体験の余韻に浸っているじいやさんに、相談してみると、
こうなると思って、今日はお泊りできる手筈にしてあるらしい。
「兄やさまは、妹さん方には、とてもお優しいですのね。」
ちょっと拗ねたような、じいやさんの声に、向き直る。
そっとじいやさんの頬に手をやって、唇にキスをした。
「なんだか順番、逆になったけど、妹は大切な家族だし…
 でも今は、じいやさんの方が、もっと大切だからね?」
意味を理解して、一気に酔いが吹き飛んだような、じいやさん。
きりっ、としている印象があるけど、今、目の前で照れている、
このじいやさんが、素顔なんだろうなぁと思うと、得した気分になる。
「今のじいやさん、すごく可愛い。」
「そ、そんな事…あ、兄やさま、これ…私の部屋の鍵です。
 だから、その、時々でいいですから、私の所にも来てくださいね?」
「時々じゃなくて、今の気分なら毎日でもお訪ねしたいですよ。」
顔を真っ赤にする年上の可愛い彼女をみて、今から妹達への言い訳を、
どうやったら血を見ずに済むのか真剣に考えるボクだった。
                                             − 終われ −

158 :
壁|・ω・)
時事ネタなので早めに消化してしまいました。
三日後はちーちゃんの誕生日だなぁ…どうしましょ
でわ、またの機会に。
壁|・ω・)ノシ

159 :
前スレ>>837-845に感想を下さった皆様、ありがとうございます。元545です。
四葉と千影SS投下させていただきます。
以下、注意書きになりますのでご一読ください。
・長さは18レス分です。
・四葉と千影の触手モノになっております。
 苦手な方はお手数ですが、スルーしていただくようお願いします。

160 :

「・・・近頃、千影ちゃんの様子がおかしいのデス」
かちゃり、と紅茶の入ったカップを皿に戻すなり、四葉がそう切り出した。
「・・・はあ」
突然の四葉の発言に、テーブルをはさんで座っている可憐と衛が、ぽかんと口を開けたままで生返事をする。
その隣では、雛子がおいしそうに、クッキーをぽりぽりとかじっていた。
「ぱくぱく。やっぱりかれんちゃんのおかしはおいしいのー。ヒナ、だーいすき!」
「あ、ほら雛子ちゃん、こぼしちゃダメよ」
「・・・この、お花の形のクッキーかわいいね。どうやって作ったの?」
「えっとね、これは型を使って・・・」
「マジメに聞いてくださいデス!」ばむばむと四葉がテーブルを叩く。
「近頃!千影ちゃんの!様子がおかしいの、デス!」
四葉のその剣幕に押され、衛がしぶしぶといった様子でイスを引きなおし、四葉に聞く。
「おかしいって・・・どんな風にさ?」
よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに、四葉が腕組みをし、重々しい口調で言った。
「証拠は複数あるデスが・・・そうデスね。例えば、三日前の事デス」
その時の事を回想するように、四葉が目を細める。
「その夜、四葉はちょっと夜更かしをして、このラウンジで遅めのダージリンをいただいていマシタ。
 そうしたら、真っ暗な闇の中からいきなり、千影ちゃんがぬっと姿を現したのデス!
 どんよりとした雰囲気をただよわせ、何かをブツブツとつぶやきながら・・・。コレがおかしくなくて何だというのデス!」
だん、とテーブルを叩いて力説する四葉。
若干の間をおいて、可憐と衛が同時に口を開いた。
「・・・いつも通りじゃない?」
「いつも通りだよ」
二人の言葉と、なんとなく可哀想がっているような視線に四葉はたじろいだ。
「たっ、確かに言われてみれば普段の千影ちゃんのような気もするデスが、で、でも!証拠はそれだけではないのデス!」
再び四葉がすうっ、と目を細める。
「二日前のお昼、四葉はたまたま、お買い物帰りの千影ちゃんと出くわしたのデス。
 その時に千影ちゃんが持っていた物ときたら、何冊ものアヤシゲな書物に、見たこともないおどろおどろしい植物のタグイ!
 これはもう、何らかの儀式を行うつもりである事は明白なのデス!」
ぱん、と膝を打って熱弁する四葉。
再び、若干の間をおいて、答えが返ってきた。
「・・・いつも通りじゃないかしら」
「ボク、千影ちゃんがおっきなトカゲ買ってるの、見た事あるよ」
さっきよりも、より深く哀れみの色をたたえた二人の視線から、四葉が身をよじって逃げようとする、
「そっ、それも確かに言われてみれば、ぐぬぬ・・・」
言葉に窮する四葉。その時。
「ごくごく。・・・ヒナもきのう、ちかげちゃんみたよー。」

161 :

「えっ、ホント?雛子ちゃんはどこで見たの?」
「んーとね」手に付いたクッキーの粉をぺろぺろとなめながら、雛子が思い出す。
「ヒナ、きのうのよる、おにいたまといっしょにおトイレにいったの。そしたらちかげちゃんが、かいだんをとんとんっておりていったの」
可憐と衛が顔を見合わせた。
「階段って・・・あの、地下に降りていく階段のことかしら?」
「うん。でも、あそこは今、誰も使ってないはずなのに・・・」
「それでね」と雛子が続ける。
「ヒナも、あれれ?っておもったけど、おしっこがすっごくすっごくたいへんだったから、
 いそいでおトイレにいったの。ヒナ、おもらししなかったよ、えらい?」
そう言って、満面の笑みで見上げる雛子に、思わずつられて笑みを返しながら、可憐は雛子の頭を優しくなでた。
「そうね、雛子ちゃん、えらいえらい」
くしし、と雛子がくすぐったそうに笑う。
その様子を、微笑ましく見守る衛。そんな三人をよそに、四葉が顔を伏せて、何事かをつぶやいていた。
それに気付いた衛が「どうしたの?」と尋ねる。
すると四葉は手にしたクッキーをべきり、と砕き、イスから勢いよく立ち上がった。
「チェーキチェキチェキ!それはまさしく、秘密のアジトが地下に存在する証拠に他なりマセン!
 どんなに普段どおりの姿を装おうとも、この名探偵四葉の目はごまかせないのデス!ついに決定的な証拠をつかんだのデス!」
「・・・つかんだのは雛子ちゃんだけどね」
四葉がまきちらしたクッキーの粉を片付けながら衛がツッコむ。
「そうと分かればチェキは急げ、さっそく調査に向かうのデス!」
「わー、なんだかおもしろそう!ヒナもいっしょにいっていーい?」
「もちろんウェルカムデス!ともに千影ちゃんの恐るべき野望を打ち砕くのデス!チェーキチェキチェキ!」
「・・・大丈夫かしら」
「・・・ねえ」
四葉の呵々大笑が止まない中、お茶とお菓子の後片付けをしなから、可憐と衛は心配そうにささやきあうのだった。


162 :

「さて、雛子ちゃん、準備はいいデスか?」
地下室への階段の前に立ち、びしっ、とポーズを決める四葉と雛子。
そろいの帽子と外套に身を包み、気分はすっかり少年(少女?)探偵団である。
「千影ちゃんは先ほどお外にお出かけしたのデス。したがって、秘密を暴くチャンスは今をおいてありマセン!」
「おー!ヒナもがんばるー!」
「ノンノン、雛子ちゃん。そこは『チェキー!』と返事をしてほしいのデス」
「うん、わかったー!」
「・・・だから、雛子ちゃん」
そんな会話を交わしながら、二人はとんとんと階段を下りていった。
「うわー、まっくらだねー」
「大丈夫デス。今、明かりを・・・」
階段を下りてすぐ、廊下のとっつきにあるスイッチを、四葉がぱちんと点ける。
やや間があってから、闇の中に、照明に照らし出される長い廊下が浮かび上がった。
その、果てが見えないほどの道のりをしばらくじっと見据えてから、四葉は雛子に向き直った。
「さあ、ここから先は四葉も足を踏み入れた事のない、未知の領域デス。雛子ちゃん、覚悟はいいデスか?」
「うん、ヒナ、こわくないよっ」
「フッ、いい返事なのデス。・・・さあ、行くデスよっ!」
そして今、二人は巨悪を暴くための、勇気ある第一歩を踏み出した―――のだが。
その、踏み出した足元の床が突然、ぱかりと音を立てて下方に割れた。
「・・・れ?」
一瞬中空に静止し、足元を見、ついで雛子の顔へと視線を移す四葉。次の瞬間、
「チェキ――――――っ!?」
という悲鳴と共に、二人はすとんと穴に落ち、舞い上がった四葉の帽子だけが、ひらひらと宙に舞ってから、ぱさり、と着地した。

163 :

「・・・う〜ん」
ようやく四葉が目を覚ますと、そこは見たこともない、広々とした部屋の中だった。
「こ、ここは一体どこデス・・・?」
四葉は横たわっていた身体をむくり、と起こした。
窓はなく、暗い赤色に彩られた四方の壁と床を照らす明かりは、部屋のそこここに灯されたロウソクのみ。
見上げれば、天井までの距離もまた遠く、ずいぶん高いところから落ちてきたらしい。
それでも怪我ひとつしていないのは、落下地点に入念に敷き詰められていたクッションのおかげだった。
「ハッ!そう言えば、雛子ちゃんは!?」
ふと傍らを見ると、自分と同じく。クッションに身を横たえている雛子の姿があった。
「雛子ちゃん、雛子ちゃん!しっかりするデス」
四葉が雛子をゆさゆさと揺すぶる。すると、
「むにゃむにゃ・・・ヒナ、もうおかしたべられないの〜」
と、雛子が寝言をもらした。どうやら身体に別条はないらしい。四葉はほっとした。
「ふわぁ・・・あれ、よつばちゃん?おはよー」
雛子がぱっちりと目を覚ました。
「グッモーニンデス、雛子ちゃん。おケガはないデスか?」
「うん、ヒナへいきだよー。ひゅーんってなって、すっごくたのしかったの」
くしし、と雛子が笑う。
それに合わせるかのように、四葉が「フフフ・・・」と低い笑いをもらした。
「よつばちゃん、どうしたの?」
「これが笑わずにいられマスか!四葉は早くも、謎の核心へと足を踏み入れたのデス!」
そう言うが早いか、四葉はだだっと駆け出し、部屋の中央で両手を広げると、くるくると踊り回った。
「この異様な佇まい!怪しげな装飾!この雰囲気、悪の大魔王の住みか以外の何物でもありマセン!
 捜査開始の正に一歩目にして真相へとたどりついてしまうなんて、やっぱり四葉は名探偵なのデス!チェキチェキ〜っ!」

164 :

実の姉妹を勝手に悪の大魔王呼ばわりする四葉。
「さあ、こうしてはいられマセン!さっそくこの部屋の中を、隅から隅までチェキするのデス!」
「わーい!ヒナもたんけんするのー!」
そう言って、二人は部屋の中の色々な物を、好き勝手にいじくり始めた。
「雛子ちゃん、危ないからロウソクには近寄っちゃダメデスよ。・・・ムム?」
見ると、壁に寄せてある大きな机の上に、手帳がひとつ、置かれている。
黒い革張りで、なかなか立派な物のようだ。
「怪しい・・・コレは怪しいのデス!四葉の名探偵センサーがビンビン反応していマス!」
四葉はじりじりと机に近づき、辺りを注意深く見回しながら、さっ、と一瞬にして手帳を手に取ると、身を翻して素早く机から身を離した。
「・・・ふう、どうデス、四葉の目にも止まらぬ早業は」
胸を張って勝ち誇る四葉。むろん、周囲には誰もいないのだが。
「さあ、じっくりと中を拝ませてもらうのデス。どれどれ・・・」
手帳のページをパラパラとめくり、その内容を読んでみる。
だが、そこに書かれているのは、四葉の知らない文字ばかりであり、
かろうじて一部が読めるものの、意味はやはり、わからない言葉の羅列だった。
「えーと・・・いあ、いあ、はすたー・・はいよる・・・にゃ、にゃらと?にゃるらと・・・」

165 :

「あれれ?なんだろう、これ?」
一方、部屋のあちこちを『たんけん』していた雛子は、
床の真ん中に広げられた、大きな紙を見つけていた。その紙には、丸や四角、三角などの図形がたくさん組み合わされた絵が描かれていた。
ぱっと顔を上げれば、壁にも似たような絵が描いてある。どうやらそれが『おてほん』であるらしく、床の絵はそれを真似ている途中のようだった。
「わーい、ヒナ、おえかきしよーっと!」
近くに転がっていたペンを手に取り、雛子はおてほんを参考に、床の絵の続きを描きあげていった。
「ヒーナはっ、げーんきっ♪おーえかき、じょーうずっ♪」
その時。
バン!という音が響き、室内に外の光が差し込めてきた。
「ひっ!?」
驚いた四葉が音のした方を見やると、一方の壁にドアがあったらしく、その扉が大きく開かれている。
そして、その中央で、廊下からの明かりを背にして立っているのは。
「ちちち、千影ちゃん!ど、どうしてココに!?」
「何となく・・・胸騒ぎがしたのでね・・・それよりも」
四葉が思わず取り落とした手帳を見て、千影が四葉に訊ねる。
「それ・・・唱えてしまったのかい・・・?」
「は、はいデス・・・」
それからゆるゆると首を動かして、雛子が床に完成させた、複雑な幾何学模様を視界に認める。
「それ・・・描いてしまったのかい・・・?」
「うん!ヒナ、じょうずにおえかきできたよー」
がっくりとうなだれ、肩を落とすと、千影がぽつりとつぶやいた。
「・・・遅かったか・・・」

166 :

突然、雛子の描いた魔方陣がカッ、と輝いた。と同時に、部屋全体がゴゴゴ、と地響きを発し出す。
「なな、何事デス!?」
突然の事態にあわてふためく四葉。と、その時。
光の中から、何かがしゅるん、と飛び出してきた。
それは長細く、何かを求めるようにうねうねと動く、複数本の触手状の物体だった。
「うわー、にょろにょろがいっぱいなのー!」
「ち、千影ちゃん!アレはいったい何なのデス!?」
「・・・一言で説明するのは難しいが・・・有り体に言うならば・・・」
千影がキッ、とその物体をにらみつける。
「・・・『神』だ」
「か、神サマデスか?」
「ああ・・・本来ならば、ヒトの願いを叶えてくれる、全知全能の存在・・・。
 だが今は・・・不完全な召喚のため・・・暴走してしまっているようだね・・・」
千影が説明している間にも、その触手らしきものが後から後から這い出し、部屋の中を埋め尽くしていく。
「あわわ、何だかマズい事になりそうな予感なのデス!」
「くっ・・・まさか私の、『破壊神を呼び出して兄くんと無理心中大作戦』がこんな形で裏目に出るなんて・・・!」
「何をぶっそうなことを考えてるデスか!?」
「・・・こうなれば・・・止むを得まい」
言うが早いか千影は部屋の隅へとすばやく駆け寄り、天井から伸びているロープの一本をぐい、と引いた。
すると、雛子のいるあたりの床がゴゴゴ、と震え、ついでぽっかりと口を開けた。
「・・・へ?」
床と同じくぽかんと口を開けた四葉の目の前で、飛び跳ねていた雛子の姿がストンとかき消えた。

167 :

「ひ・・・雛子ちゃ――ん!?」
あわてて穴を覗き込み雛子を呼ぶ四葉。だがその穴はあまりにも深くて暗く、すでに雛子の姿はそこになかった。
「・・・落ち着きたまえ、四葉くん・・・今のは私が、こんなこともあろうかと作っておいた、脱出口だよ・・・。
 君たちが・・・この部屋に来るのに使ったはずの近道と同じものさ・・・雛子くんは今ごろ、無事に邸の外へ脱出しているはずだ・・・」
「なな、なら四葉たちも急いでここから逃げるのデス!」
「・・・いや、それは残念ながらできない相談だ・・・あいにく、この脱出経路は一人用でね・・・」
「あああ、使えないのデスっ!」
四葉がだんだんと地団太を踏む。
「それよりも・・・四葉くんにはお願いしたいことがあってね・・・。
 こうなってしまっては・・・一度、封印するしかないんだが・・それを手伝ってくれるかい・・・?」
「よ、四葉がデスか?」
千影の思いがけない提案に、思わず四葉が目をぱちくりさせる。それに対してこくりと頷き、千影が続けた。
「なに、そんなに難しい事じゃない・・・荒ぶる神へと供物をささげれば・・・少なくとも、当座はしのげるはずだ・・・」
「くもつ、デスか・・・しかしあいにく四葉は、もしもの時のために持参した、スコーンの包みくらいしか持ち合わせていないのデスが」
「ああ、それは心配しなくていい・・・何せ、アレの好物は・・・」
千影がそこまで言った時、突如、触手の一本がしゅばっ、と伸び、四葉と千影の体にからみついた。
「純真な・・・乙女の精気だからね・・・」
「うええっ!?」
ぐい、と触手が、すごい力で二人を引っ張る。そのあまりの勢いに、二人の体が一瞬宙へと浮いた。
「やあ・・・どうやら私たちは、お眼鏡にかなったようだ・・・フフ・・・喜ぶといい、四葉くん・・・」
「まっ、待つデス!まだ心の準備が・・・!」
「そう怯えなくともいいさ・・・これもまた、いずれかの次元で、兄くんが転生した姿だと思えば・・・それはもう、甘美な・・フフ・・フフフ・・・」
「四葉の兄チャマはこんなぬるぬるのにょろにょろじゃないのデス〜〜〜っ!」
そして二人は、あっという間に魔方陣に飲み込まれてしまい、後にはもう、何も残っていなかった。


168 :

―――ぴちゃり、と水音がした。
「ん・・・」
耳の、すぐ傍で聞こえたようなその音に、四葉の意識がうっすらと覚醒する。
にちゃにちゃという、何かねばついたものが擦れるような音が、四葉の鼓膜に響いてくる。
不愉快なその感覚は、水面のように平静だった意識を徐々に泡立たせていき、やがて四葉は目を覚ました。
その途端、
「ひゃひぃっ!?」
突然、全身にとてつもない刺激が走る。身体のどの部位から、などと考えることも出来ないほど、
その刺激は、体中の全ての神経を通して四葉の脳へと襲いかかってきた。
「いっ、一体何が・・・!?」
ぱちぱちと、閃光のまたたく視界でそれでもどうにか、四葉は自分の体を見下ろした。
そして、そこに広がる悪夢のような光景と対面した。
「あ・・ああ・・」
あおむけで転がされている、自分の肉体。
その全身に、あの触手がからみついていた。
数十本、あるいは数百本の大小さまざまな触手が体中をもぞもぞと這い回り、生暖かい分泌液を、四葉の身体にあますことなく塗りたくっている。
卑しい赤紫色をしたその触手の根元は、四葉を繭のように覆い囲んでいる肉の壁に繋がっており、絶えずびくびくと脈打っていた。
「ど、どうしてこんな事に・・・あうっ!」
思わず身を起こそうとしたが、手足はひときわ太い触手にぎちり、と締め付けられ、動くことすらままならない。
腕を大きく差し上げ、股間を開いた不恰好な体勢で、触手の群れのされるがままになるしかないのだった。

169 :

「んっ・・くっ、ふぁ・・?」
体中をまさぐられながら、どうする事も出来ずにいる四葉の目の前で、ずるり、と新たな触手が二本、左右から伸びてきた。
中心が空洞になった、ホース状のその触手は、まるできょろきょろと辺りを見回すかのごとく、その場で首を振る。
そして、ぺたり、と四葉の身体にその身を貼り付かせ、目標へとめがけて先端をじわじわと這いずらせた。
やがてその動きがぴたりと止まったところで、四葉がその意図を察し、ぶるぶると震え出した。
「だっ、ダメなのデスっ!そこは弄っちゃだめデスっ!」
触手が静止したのは、四葉の乳首のすぐ手前。
先ほどから他の触手になぶられ、大きく天を付いているその部分を、一対のホースが獲物を前にした獣のように見定めている。
かすかに覗けるその内部には、黄色い鞭毛がびっしりと生えていた。その一本一本が、獲物を待ちきれないとでも言いたげにひらひらとそよいでいる。
もしも。
もしもあの口に、飲み込まれてしまったら。
四葉がその結果を想像するよりも早く、それは現実となった。
「んひぃぃっ!」
かぷり、と食いついてきた触手の中で、無数の繊維がわさわさとうごめく。
それらは四葉の乳首を先端から根元まで舐め回し、強い刺激が間断なく走り続ける。
さらにホースそのものも蠕動し、しゃぶりついてくるかのように口をすぼめ、ちゅうちゅうと音を立てて吸い上げてきた。
「はっ、あうっ・・!」
身悶える四葉に呼応するかのように、触手はますます動きを早める。
それと同時に、全身を覆っていた触手がもぞもぞと動き、次第に四葉の下半身へと集結し始めた。
力が抜け、弛緩しきった陰唇に、指を引っ掛けるように取り付くと、両側にくぱぁ、とこじ開ける。
ぽっかりと開いたその穴めがけて、幾本もの触手が次々に飛び込んでいった。
「あへぇぇっ!らめっ、四葉っ、こわれちゃうデスぅぅっ!」
みちみちに詰まった膣内からの圧迫に、四葉が思わず悲鳴を上げる。
しかし、それを意にも介さず触手の方は、互いの粘液をずるずると擦れさせながら、四葉の膣肉を蹂躙していく。
乳首の吸い上げもさらに強まり、ぎりぎりと潰されてしまう寸前までひねり上げられていた。
「もっ、もうダメっ、デスぅぅっ!」
甲高い嬌声を上げる四葉の全身が硬直し、ついでびくんっ、と盛大に痙攣する。と同時に、秘所からは大量の愛液がどくん、とあふれた。
その時。
さらなる触手が肉の壁からむくりと首をもたげると、四葉の股間目指して、しゅるりと一直線に伸びてきた。
そして、地面に撒き散らされた愛液の中に首を突っ込むと、ずずず、と音を立ててそれを飲み込んでいく。
「はぁぁっ・・やぁぁ、四葉のおしっこ、のんじゃダメデスぅぅ・・・」
荒い息をつき、目に涙を浮かべたまま、四葉がつぶやいた。
人でない、いや、生物であるかもわからない何かに向けて、懇願するように。


170 :

「・・・やあ・・・気が付いたんだね、四葉くん・・・」
どこからか、千影の声が聞こえた。
四葉がふっと隣に目を向けると、肉の壁の隙間の向こう、四葉がいるのと似たような空間に、千影が捕らわれていた。
「ち・・・千影ちゃん!」
千影もまた手足を縛られ、空中から腹部を下にして吊られる格好になっている。
「無事だったのデスね!一体ここは何なのデスか!?」
「・・・ここは、そうだね・・・言うなれば、神の胃腑とでもいうべきか・・・。
 取り込んだ供物を閉じ込め、体液をすすり、身体から発散される精気を・・・残らず味わうための場所さ・・・」
目をこらせば、千影の頬は紅潮しており、声も若干甘い調子を帯びている。
さらには股間から、とろり、と一滴の涎が地面まで伸びていた。どうやら四葉と同じく、触手に好き勝手に弄ばれていたらしい。
それなのに。
(千影ちゃんは、どうしてあんな顔をしているデス・・・?)
恍惚の表情で、ときおり顔を這い回る触手に、うっとりとした熱っぽい視線を送る千影の様子を見て、四葉はそう思った。
と、その時。
四葉の視界、肉の壁の隙間の端の方で、ごぼり、と何かを吐き出すような音がした。
「・・・!」
壁の向こうで、音のした方向を見つめる千影の眼が大きく見開かれ、大きく息を荒げている。
何が起きているのかわからず、不安が高まる四葉の前に、『それ』はずずず、と現れた。
「あ、アレは・・・!?」
新たに出現した『それ』もまた、触手であった。
しかしその触手は、それまでに現れたものとは比べ物にならないくらいに太く、さらに先端が大きな袋状にふくらんでいた。
その先端がぱふぁ、と花弁状に開いた。内側にこもっていた臭気と熱気が湯気となって霧散する。
三方に開いた花弁の内側には、みっしりと肉襞が詰まっており、無数の微生物のように波打っていた。
そして、その中央で、ひくひくと呼吸するかのように収縮する肉穴が、涎のように粘液を滴らせながら、じりじりと千影の正面へと迫っていく。
その様子に、何か不吉な予感を覚えた四葉は、千影に向かって叫んだ。
「ちっ、千影ちゃん!危ないのデス!」
だが当の千影は、もはや四葉の声にも耳を貸さず、ただひたすら、魅入られたように肉の花から視線をそらさずにいた。
その顔はすでに興奮と期待で塗りつぶされており、普段の冷静な彼女の面影はどこにもない。
やがて、花の中心が、千影の鼻面にそっ、と触れたその刹那―――
ばくん!
という音を立てて、花弁は勢いよくその身を閉じ、千影の頭部は完全に触手に飲み込まれた。

171 :

「・・んあっ、あひぃっ・・・!」
閉じ込められた肉の籠の中で、千影は悶えていた。
顔面をもみほぐすかのように、籠の内側はぐにょぐにょと収縮を繰り返す。
そのたびに千影の整った顔が歪み、きめ細かい肌にはじゅわりと粘液が浸透していった。
「あぁぁ・・はっ、はぁんっ!」
媚薬効果のあるその粘液の効力によって、千影の顔中が激しく火照る。
まるで表皮の全てが性感帯になってしまったかのような強い快楽に、千影はただ、その身を委ねていた。
「んぶうっ!?」
突然、正面の肉壁からずりゅん、と新たな触手が生えてきた。
硬く反り返った、まるで男性器のようなその触手は、千影の口を狙い定めたように貫き、喉の奥まで一気に入り込んだ。
「ふぐぅぅ・・・んむぐぅっ」
口腔を完全にふさがれてしまい、千影の呼吸が乱れる。どくどくと、喉から体内へ、熱い液体が流し込まれる感覚があった。
喉の奥。ぼたりとした、重い粘液を受け止める胃壁。逆流した粘液が、ぶじゅうっ、と噴出した鼻腔。
瞬く間に、触手の分泌物が接触したそれらの部位が、極上の性感帯へと変質する。
それらはもはや、空気の微細な流れにも敏感に反応し、容赦なく千影の神経を責め立てていった。
「んぐひいいいいっ!」
外部からの刺激に加え、体内からの激しい突き上げを受け、千影の精神が、快楽の奔流に飲み込まれて、壊れてしまうその寸前。
ひゅん、と空を切るような音が響いた。
蕩けきった意識の片隅で、千影がその音を捉え、何だろう、と思うのとほぼ同時に、
(ぐるん)
と、千影の意識が裏返った。

172 :

「・・・んふぅっ・・」
触手を口に頬張ったまま、千影が薄く笑う。
次いでそれは、けたたましい哄笑へと変わった。
「ぶふぅぅっ!んひっ、ひゃひっ、んほぉぉぅっ!」
自己に起きた、あまりに劇的な変化に、千影はただ、笑わずにはいられなかった。
さっきまで気を失いかけていたのが嘘のように、意識が覚醒している。
そればかりか、翻弄されるままだった快楽も、今はその全てを受容でき、さらに激しい性感を求める衝動がわき起こってきたのだ。
「んむっ、もっろ、もっろぉぉ!」
刺激を求め、自ら触手へとしゃぶりついていく千影。じゅるじゅると卑猥な音を立てて全力で吸い上げ、
それに応じて吐き出される汁を、ごぶり、ごぶりと音を立てて嚥下していった。
飲み込んだ液体が体内の粘膜から吸収され、身体の隅々にまで行き渡るのが、今の千影には知覚できる。
それは他のどんな行為にも例えようのない、この世のものとは思えない愉悦だった。
「んっへぇっ、きもちっ、きもちぃのぉっ!えっちなおしるごくごくするのきもちぃぃっ!」
じゅぶるるるっと触手を引き抜かれ、呂律の回らない舌で千影がわめく。
視線も定まらないその顔の両脇、耳の中では先ほどから、極細の触手がくちゅくちゅと活動を続けていた。
壊れかけていた千影の精神を作り変えるため、耳から進入したその触手は、鼓膜を通じて、千影の脳へと特殊な作用を施した。
その結果、千影の精神は、捕食者にとって都合のいいように、根こそぎ改造されたのだった。
「ひううんっ!もっとぉ、ちかげもっときもちよくなりたいのぉぉっ!」
そんな変化の原因になど、つゆほども気付かないまま、籠の中で千影が叫ぶ。
その求めに応えるかのように、肉袋の内側がぐぐ、と千影の顔へと迫った。
頭上の先、触手の根元からはひっきりなしに粘液が注がれる中、もはやわずかな隙間さえなく、千影の顔面は肉袋と完全にべったり密着していた。
表面の肉襞から、千影が垂れ流す全ての体液をすすり取り、その際のわずかな震えが、また千影の昂りを激しく増大させる。
常人ならすでに狂っていてもおかしくない絶頂の嵐の中で、それでも千影は叫び続けた。
「やぁぁっ!まだやめちゃらめぇっ!ちかまだきもちよくなるのっ!もっとちかのことぐちゃぐちゃのどろどろにしてほしいのぉぉぉっ!」

173 :

「千影ちゃん!千影ちゃんっ!」
一方外では、四葉が千影に向かって呼びかけ続けていた。
頭をあの、巨大な触手に飲み込まれてしまった後、縛り付けられていた千影の手足は解放された。
だがしかし、頭部を引き抜こうともがくでもなく、ただだらりとぶら下がったまま、時折びくり、と体を震わせるばかりのその様子に、
四葉はただならぬ不安を覚えていた。
手足を縛る触手から何とか抜け出そうともがきつつ、四葉が十何度目かに叫んだとき、突然、変化は起きた。
千影の下半身の震えがこれまでになく激しくなり、ついで、その股間がぶしゃあっ、と激しく潮を吹いた。
びしゃびしゃと太股から足首を汚していくそれは途切れることなく続き、手足の痙攣も徐々に大きくなる。
あまりの光景に声を発する事も忘れ、息を飲み見守る四葉の前で、やがて、千影を飲み込んだ時と同じように、ぱふぁ、と触手の袋が開いた。
支えをなくした千影の身体がぐらぁ、と傾き、べちゃりという、粘つく音を立てて倒れ臥した。
その顔が、四葉の方へと向けられている。
「ひ・・・!」
半ば白目を剥いている眼球。
大きく形を歪め、それでもどこか、薄ら笑いを浮かべて見えるその唇。
もはや痴呆じみた色を浮かべたその表情に、四葉の眼は釘付けになった。あまりの惨状に、眼をそらしたいのにそらす事ができない。
だから、『それ』に気づいた時には、もう手遅れだった。

174 :

「っ!?」
下半身に走った強烈な異物感に、四葉は反射的に自分の体へと視線を移す。
そこには、まさに今まで千影を襲っていた物と、同形の触手が這い寄ってきていた。
すでに花弁は大きく開ききっており、中心部は、大きく開いた四葉の股間へとにじり寄っている。
「あ・・ああ・・・」
一瞬にして、最悪の光景を脳裏に思い浮かべながらも、もはやどうする事も出来ない四葉が、力なく首を振る。
くちゅ、とまるで優しく口付けをするかのように、触手の中心が、四葉の陰唇へと触れた。
たちまち開いていた三方の花弁がびたん!と閉じ、四葉の両脚の付け根を抱え込むような格好になった。
「やぁぁぁっ!」
太股を包み込んでいる触手の内側が、ずるずると擦れる。柔らかく熱っぽいその感触が、否応なしに四葉の性欲を刺激する。
そして、中央から真下に伸びた花弁は、四葉の尻肉の割れ目にぴったりと張り付いていた。
「あんっ、あひっ!おしりっ、いじっちゃやぁデスっ!」
花弁の内側からしゅるりと伸びた細い触手が、四葉の菊穴をくりくりと愛でるようにほじる。
そのくすぐったいようなむず痒いような感覚は、今まで感じた事のない、ひどく背徳的なものだった。
ごぶぶぶ、と中央部から低い音が響く。その箇所は四葉の肉丘に密着しているため、様子を窺うことはできなかったが、
割れ目を無理やりにこじ開けられるような感触から、太く硬い、新たな触手が進入してこようとしている事が四葉にはわかった。
「だめっ、ダメデスっ!もう四葉のオマンコの中に入ってきちゃダメなのデスぅっ!」
必に声を上げ、制止しようとする四葉。だがその声も空しく、剛直は膣内にぎちぎちと押し入ってくる。
とうとう肉棒がずるん、とその全体を露出させ、同時に四葉の子宮をこつん、と小突いた。
「ふあああっ!四葉の一番深いところまで気持ちよくされちゃうデスぅぅっ!」
四葉が甘い声の混じった悲鳴を上げる。
ずぶっ、ずずずっ、と肉棒が抽送を始めた。出入りを繰り返すたび、自らがまとう粘液を、四葉の膣内に撒き散らしていく。
その液が触れたところがかあっと熱くなり、その熱が次第に四葉の脳へと感染していった。
もう、何も考えられなくなり、本能の命じるまま、四葉がかくかくと腰を振り始める。
「ふひっ、オマンコっ、きもちいいっ、デスっ、もっと、もっとしてほしいデスぅっ!」
半開きの口ではっ、はっと間欠的な呼吸をしながら四葉が乞う。
一瞬、触手全体がぞろり、とうねった。
まるで、四葉の願いを聞き届けたかのように。
そして肉棒の速度が急激に速まり、ごりごりと四葉の膣内を乱暴に陵辱していく。これまでとは比べ物にならないほどの強烈な痺れに、四葉は叫んだ。
「イッちゃうぅぅぅっ!四葉イッちゃうデスっ!触手オチンポにオマンコずこずこされてトンじゃうデスぅぅっ!」
不自由な体を精一杯に反らし、四葉が絶頂を迎えた。
じゅくじゅくと分泌される膣内の聖水を、肉棒からさらに枝分かれした小さな舌状の触手がぺろぺろと舐めとり、あるいは吸い付いていく。
その、さらなる愛撫を受け止めるだけの意識は、もはや四葉には残っていなかった。


175 :

「ちかげちゃーん!さっきのすべりだいすっごくおもしろかったー!ヒナもういっかーい!」
部屋のドアを勢い良く開き、はしゃぎながら駆け込んできたのは雛子である。
「・・・あれれ?」
ところが、室内はしーんと静まりかえっており、四葉と千影、それに『にょろにょろ』まで、誰の姿も見当たらなかった。
「みんな、どこいっちゃったんだろ・・・あ!」
きょろきょろと、雛子が部屋を見回していたその時、さっきと同じように、魔方陣がパアッと白い光に包まれた。
思わず目を細める雛子の前で、床から何かがずずず、とせり上がってくる。
やがて完全に姿を現したそれらは、生まれたままの姿で横たわる、四葉と千影だった。
「あっ!よつばちゃんとちかげちゃんだー!」
だが、二人とも、どうも様子がおかしい。ひどく疲れた様子で、立ち上がることもできないようだ。
そんな雰囲気を察した雛子が、二人に声をかける。
「よつばちゃんたち、だいじょうぶ?」
「ひ、雛子ちゃん・・・無事でよかったのデス・・・」
「まってて!ヒナ、おみずもってくるね!」
そう言うと、雛子はぱたぱたと隣の部屋へと入っていった。
その後姿を見送りながら、雛子の優しさに感動した四葉が涙を流す。
「うう・・・雛子ちゃんはエンジェル級のいい子なのデス・・・。四葉が探偵事務所を立ち上げた暁にはゼヒ第一助手に・・・」
四葉がいささか誇大妄想気味の夢を語り出したその時、バーン!という爆発音が響き、隣室との境目のドアが吹き飛んだ。

176 :

「チェキー!?」
あっけに取られている四葉の目の前で、消失したドアの奥から雛子がごろごろごろごろと転がってくる。
部屋の真ん中まで転がってきた雛子に、千影がそっと手を差し伸べた。
「・・・雛子くん、大丈夫かい・・・?」
「きゅ〜・・・うん、ヒナ、なかなかったよ。えらい?」
「ああ・・・雛子くんは強い女の子だ・・・」
「そんな事より!」
二人の会話に割って入る四葉。
「雛子ちゃん、一体何があったデスか!?」
「えっとね、ヒナ、おみずをとろうとおもって、れいぞうこをあけたの。そしたらいきなり、ばーん!ってなったの」
「・・・冷蔵庫?」
その言葉に、千影がぴくりと反応した。
「・・・千影ちゃん?どうしたのデス?」
そのまま何かを考え込んでいる様子で固まってしまった千影に、すでにイヤな予感を覚えながらも。四葉は固唾をのんで次の言葉を待った。
やがて、千影がゆっくりと口を開いた。
「・・・雛子くん」
「なあに?」
「その、冷蔵庫っていうのは・・・」
「うん」
「向こうの部屋に置いてあった、黒くて大きな箱のことかい・・・?」
「うん、それでね、あけるところにしーるがいっぱいはってあったから、ちょこっとだけはがしちゃったの。ヒナ、いけないこ?」
「・・・・・・あー、アレ開けちゃったかー・・・」
そして、ふっと隣の部屋の方を向く。つられて四葉もそちらを見た。
今はもう存在しないドアの向こう。そこに、ちょろりと触手が顔をのぞかせていた。

177 :

「四葉くん・・・悪いがもう一回・・・」
「ゼッタイに嫌なのデス!」
全力で食い気味に拒否する四葉。
「まあまあ、そう言わずに・・・あれはあれで、悪くない体験だっただろう・・・?」
千影はすっくと立ち上がると、まだ体が言う事を聞かず、寝転んだままの四葉の腕をつかみ、ずるずると引きずり出した。
「はーなーすーデースー!今度あんな目にあったら、四葉の灰色の脳細胞がどどめ色になってしまうのデスー!」
「大丈夫大丈夫。向こうのはそんなに凶暴じゃないから。
 向こうのは『兄くんをクルクルパーにして既成事実を作ってしまおう大作戦』に使おうと思ってたのだから」
「それのどこが大丈夫なのデスか!?」
「・・・あ、雛子くんはすべりだいで遊んでいるといい・・・入り口は開けておいたからね。気を付けるんだよ・・・」
「わーい、ありがとうちかげちゃん!」
「何デスかこの格差社会!?」
――やがて、ぶんぶんと手を振る雛子に見送られながら、千影と四葉の姿は触手の群れの彼方へと消えていった。

以後、四葉は二度と、千影の秘密を暴こうとしなくなったとか。
どっとはらい。


178 :
以上、お目汚し失礼いたしました。
・・・違うんです。エロなしのパートが長いのは俺のせいじゃないんです。
俺の頭の中の四葉が黙ってくれないせいなんですw

179 :
>>178
GJ!
四葉はしゃべりだすと書き手の範囲を超えて
動いてくれる、可愛いマイシスターですね。

180 :
>>119-144
>>146-158
GJ
意外な人混じりのストーカー達ワロタw
可憐がメインとは言え他の妹達も犯って欲しいと思ったりw
しかしなんというランジェリーショップ、これはボディピアスまで一直線か?
続き待ってます
雛祭りはじいやさん可愛いな大好きです
後は亞理亞にも色々ヤバいエロ行為を是非w
>>159-178
GJ
四葉がw
まさかの触手に吹いた
他の作品も待っております

181 :
壁|・ω・) コソーリ
誕生日SSあげるならイマノッウチッ
壁|ミ サッ

182 :
電話で、寂しい、といったら慌てて駆けつけてくれて、
今は私の隣で、私を優しく抱きしめながら眠っている兄くん。
いつもは、何ともないのに、今日は子供扱いされてるのが、
何だか少しだけ切ない気もする。私はもう子供じゃないのに。
「…もう子供じゃないのに、だからも兄くんの事が欲しいんだ…」
つい口に出てしまう想い。目の前には無防備な兄くんの寝顔。
寂しいと思ったのは確かに本当の事だけれど、兄くんが傍にいると、
途端にそんな気持ちはどこかにいってしまうから、とても不思議。
普段はそんな同世代の女の子達と一緒に歩く事もない事なんて、
どうという事はないのに、兄くんには傍にいて欲しいと思う。
だからこそ、つい出来心みたいな事もしてしまいたくなる。
「兄くん…ちゅ…」
最初は兄くんの頬へ。唇を奪うのは何故か恥ずかしかった。
それでも、兄くんは目を覚まさない。だったら、もう少し。
「ちゅ…ちゅ…ちゅっ…ちゅぅっ…」
何度も何度も、啄ばむように、兄くんの頬にキスを繰り返す。
でも、なんだかとても、歯がゆい。私は、こんなに想っているのに。
そんな、密やかな形でしか伝えられないけど。それが伝わらない事が。
それでも目を覚まさない兄くん。ちょっと好都合、かも。

183 :
「兄くんなら、許してくれるかな…」
そっと、兄くんの頬に手をやって、ぐっと顔を近づける。
もう少しで、兄くんの唇。後少しだから、目を覚まさないで。
「…んんっ、どうしたの千影…そんな顔して…」
気がつけば、後指一つ分といった至近距離。どう言い訳しよう。
急に意識してしまって、顔が真っ赤になっていくのが分かる。
夜でよかった、と真剣にそう思う。夜の暗がりならバレない。
「まだ、寂しいのかな、せっかく傍にいるのに。
 そんな寂しがりやさんの千影が素直になる、おまじない。」
突然、兄くんの唇が、私の唇に重ねられる。軽いキス。でも。
だけど、兄くんがなかなか離れてくれない。私も離したくない。
私を抱きしめていた兄くんの手が、優しく私の頭を引き寄せる。
兄くんも、私と同じ想いだといいな、と思いつつ、甘えてみる。
唇を重ねたまま、ずっとずっと、抱擁を続ける兄くんと私。
ようやく、唇を離してくれた時、私はちょっと幸せな気分。
「こっそり、キスするより、こうやってキスした方が幸せでしょ?
 それに、独り言なら、もうちょっと聴こえないところでお願いしたいな。」
その言葉を聞いて、枕に顔をぼふんっと埋めて、誤魔化す。

184 :
「私は、その、独り言なんて…寂しかったのは本当だけど。」
それを言うのも恥ずかしくて、兄くんから顔を逸らして何とか。
「だって、千影はもう子供じゃないんでしょ? だからかな?
 さっきのおまじない、効果薄いんだね。もう一度やってみる?」
今度は耳まで赤くなったのが自分でも分かった。最初から聴かれてる。
じゃあ、その後は。いっぱいいっぱい色んな事した事を思い出す。
今は、とてもじゃないけど、絶対に兄くんの方を振り向けない。
落ち着くまで待とう。せめて、このドキドキとした鼓動がバレないように。
そう思っていたら、くるり、と私の身体は向きを変えていた。
そういえば私は兄くんに抱かれたままだったから、どうしようもない。
正面には、優しい兄くんの顔。そして、もう一度、唇を重ねる。
今度はちょっと短め。でも、さっきのお返しみたいに、兄くんは、
私の唇に何度も軽く触れるようなキスを、焦らすように繰り返す。
「一度だけじゃ、効き目薄かったみたいだから、何回もしてみたけど。
 どうかな、千影は素直になってくれたかな、聴かせて?」
「…兄くんは、意地が悪いと思う。私を焦らすなんて…」
「だったら、千影はどうして、欲しいの?
 素直になった千影の言う事なら、何でも聴いてあげるから、ね。」
「だったら、その私の事を…その、兄くんのモノにして欲しい。
 兄くんとだったら、寂しくも、悲しくも、辛くもない、から…」

185 :
「やっと、素直になったね。おまじないの効果、あったのかな。」
兄くんは、私を抱きしめていた腕を少し緩めて、私に覆い被さってくる。
優しくネグリジェの裾の方から、捲り上げられていく。兄くんなら大丈夫。
下着の後がつくのが嫌だったのもあるけど、寝間着のときは下着は穿いてない。
暗がりとはいっても、お互いの顔がはっきりと見える程度の薄明かりの下、
私の肌が、兄くんの視線に晒される。兄くんに裸を見られたのは久し振り。
「千影の肌、白くて、とても綺麗だよ。何年振りだろうね。
 いつまでも女の子だと思ってたけど、すごく魅力的になってる。」
「私だって、兄くんの事、兄としてなんてみて、ないんだよ…」
兄くんの手が、胸の膨らみに触れるだけで、堪えていた想いが溢れる。
優しく触れられただけで、声が出そうになるのを必に堪える。
それに気づいたのか、兄くんの手が、すっと私の両脚の間に割り込んでくる。
くちゅり、まだ兄くんには聴かれたくない、私の想いが溢れた音がする。
「くすっ、千影ったら、キスだけで、こんなになったんだ。
 最初はあんなに強情だったのに、こっちは最初から素直だったんだね。」
そのまま、くちゅくちゅと、わざと音を立てて兄くんは濡れた部分を撫で回す。
恥ずかしくて、逃げようにも、片方の胸を優しく揉まれて、もう一方は、
兄くんの舌で這うように舐められて、胸の頂を、子供のように吸い付かれる。
でも、兄くんは私の身体を優しく扱ってくれて、それがとても嬉しくて。
結局、恥ずかしさよりも、その優しさに包まれていたくて、兄くんに全てを委ねる。

186 :
「千影、恥ずかしいかもしれないけど、もっと両脚を拡げてみせて。」
もう今日は兄くんの言う事には逆らえない。そっと両脚を拡げていく。
兄くんの舌が、胸からお腹を伝って、下へと向かっていく。
兄くんの両手が、優しく私の太腿の内側を撫でて、拡げた脚を閉じさせない。
おへその下辺りまできた兄くんの舌が急に離れる。どうしたの、かな?
「千影、今度は我慢してないで、声聞かせて。」
やっぱりバレてる。そう思った次の瞬間、兄くんの舌が、私の両脚の間に、
潜り込んでくる。まだ、誰にも見せた事のない大切な所を、兄くんの指が、
左右に大きく拡げて、露になった所を、ざらざらした舌の感触が這っていく。
「ひゃぅっ、ひゃ、あっ、んんっ!」
今まで、ごく稀に自分を慰めるときに指で触れる事はあっても、
舌でなんて舐められた事なんかない。堪らず声を上げてしまう。
それが兄くんのお気に召したのか、今度は吸い付くように。
兄くんが欲しくて熱く火照ったところに、舌を捻じ込まれると、
私は、声どころか、想いを堪え切れる事もできなかった。
震える下半身。お腹の奥の方が熱くなって、快い脱力感。
「千影、今の気持ちよかったんだね。これなら大丈夫かな?
 これだけ濡れてれば、きっと大丈夫だから、心配しないで。
 怖がらないでね。怖かったら、ボクにぎゅってしていいから。」

187 :
思えば私の裸を見られたのも久し振りなら、兄くんの裸も久し振り。
私が知ってるより、とても逞しくなっていて、頼もしくなってる。
「えと、その兄くん…私、初めてだから、どうしたらいいのか…」
「初めての女の子を優しくリードするのも、お役目ですから。」
そんな兄くんの言葉一つで取り除かれる不安。もう大丈夫。
くちゅり、と音をたてて、兄くんのおちんちんが私の濡れた所に触れる。
「痛かったり、苦しかったりしたら、ちゃんと言うんだよ?」
どこまでも優しい兄くん。そんな兄くんの言葉に無言で頷く。
そんな私を見て、兄くんは本当にゆっくりと、優しく腰を進めてくる。
兄くんが欲しくて欲しくて堪らない、私の膣を押し拡げていく。
少し奥まったところに進んだところで兄くんが優しく聞いてくる。
「千影、もうちょっとだからね。だからもう少しだけ我慢して。」
お腹の中が、兄くんの太くて逞しくて硬いおちんちんで、
いっぱいに満たされていくのが分かる。痛いとは聞いてはいたけど、
兄くんは本当に私を大切に扱ってくれていて、少しも痛くない。
堪えるのは痛みだと思い込んでいたけど、そんなものじゃない。
そして、お腹の奥に、こつんこつんとノックされるような感じ。
恥ずかしくて、少し怖くて見れなかったけど、私が兄くんと繋がってる。
私の全てが兄くんで満たされた感覚が嬉しくて、涙が出てくる。

188 :
「千影、痛かった? その、我慢しなくてもいいんだよ?」
「違うよ、兄くん。これは、嬉しくて…それに…お腹、熱くって…
 もう少しだけ、私の、ううん、ちかの事、抱きしめていて。」
「ちか、ってようやく、おまじないの効果が出てきたのかな?
 うん、千影が満足するまで、このままでいようね。」
私の身体で、兄くんを受け止められたのが嬉しかったし、それに。
さっきから、ずっと抑えられない衝動が、お腹の奥から、してる。
兄くんにも、それが分かったのか、私の頭を優しく撫でてくれる。
「千影の膣内、すごくうねって、ただ抱きしめてるだけなのに、
 すごく、暖かくて、気持ちいい。ボクが我慢できないかも。」
「あのね、兄くん、私も…ちかも、すごく兄くんのが欲しい。
 だから…ちかの事、兄くんの好きなように、して…
 でも、一つだけ、どうしてもお願いがあって…いいかな?」
「千影は普段あんまり甘えてこないから。何でも言っていいよ。」
「だったら、その、ちかの初めてだから、ちゃんと最後まで、して?
 それで、その、ちかの一番奥に兄くんの、ください…」
「じゃあ、ゆっくり動くね。我慢できなくなったら、ゴメン。」
兄くんがゆっくりと腰を動かしていく。じっと抱き合ってたのに、
くちゅくちゅと、音が響いて、それが何だかとても恥ずかしい。
入り口の辺りを擦られるのもすごいけど、奥まで達したときの、
あの感覚と充実感と、お腹の熱さと、溢れるものが止められない。
気がついたら、兄くんよりも私の方が我慢できなくなってる。

189 :
「はっ、ああっ、兄くぅんっ、ちかぁ、お腹、熱いの…」
もう我慢できない。初めてだというのに、我ながらはしたない。
でも、私の想いに応えてくれるように兄くんは腰を激しく動かす。
私の身体の中を、あんなに太くて逞しくて硬いおちんちんが、
兄くんの、激しくなっていく腰の動きみたいに、出入りしている。
「兄くん…はっ、んっ、ちかにもぉ、おちんちんがぁ、ちかのなかぁ、
 動いてるところぉ、みせ、てぇ、んんっ、はっ、んんっ!」
兄くんが、私の腰の下にクッションをいくつか敷いてくれると、
お尻が浮き上がって、私にも兄くんと繋がっているのがよく見える。
私から溢れたもので濡れた兄くんのおちんちんが全部引き出され、
また、私のお肉を押しのけて、ずふずぶと私の中へと入っていく。
体勢が変わったせいで、奥に突き込まれる感覚が強くなったのか、
私の身体から、兄くんが出入りする度に、溢れるように汲み出されて、
私の股間をますます濡らしていく。込み上げる熱い感覚が増していく。
「兄くぅん、ちかぁ、ちかぁ、もぉ、だめえっ!!」
「千影、ボクも、もう限界、かもっ!」
「じゃあ、ちかとぉ、いっしょにぃ、きてぇっ!!」
奥まで突き込まれた時、私は頭が真っ白になりそうになる。
その瞬間、きゅぅっと、無意識に兄くんを絞めつけ、奥に引き込む。
私が果てるのと同時に、一番奥で兄くんの熱いモノが注がれていく。

190 :
兄くんの脈動が全然止まない中、私のお腹の中に兄くんの熱いのが、
たくさん注がれて、溢れそうになっているのが分かる。すごく幸せ。
「はぁはぁ、兄くんの、すごく熱いよぉ…
 お腹の中、兄くんので満たされてる…」
「千影の、気持ちよくて、まだ止まらないよ…」
「あの、兄くん、もう少しお願いが、あるんだけど…」
「その前にボクから一言だけ言わせて。千影、お誕生日おめでとう。」
時計を見ると、日付が変わった時間。覚えてくれていたのも嬉しい。けど。
「兄くん、すごく嬉しい。でも今のはちょっとだけ卑怯だと思う。」
「だから、ちかのお願いもちゃんと聞いて。その、兄くんの…
 まだ満足してないみたいだから、もっといっぱい愛して、欲しい…」
まだ、私の中にある、兄くんのかっちかちのおちんちん。
まずは私の身体で、いっぱい兄くんに満足してもらおう。
「兄くん、今度はちかに、やらせて…上になるから…たくさん出して、ね?」
兄くんに横になってもらって、今度は私が激しく腰を振る。
今日は、朝まで絶対に兄くんとは繋がったままのつもり。
だって、もう寂しいなんて、言う必要もなくなったから。
もうこれからは毎日、兄くんに遠慮せずに甘えようと思う。
                            fin.

191 :
壁|・ω・)
ちーちゃんだけハブるのもなんだったので、
ちゃんと誕生日SSを書いてみました。
2-3時間くらいで急いで仕上げたので
雑な作りになってしまいましたが、
読んでいただければ幸いでございます。
ホワイトデー…!?
見なかった事にしようね、うん
壁|・ω・)ノシ

192 :
壁|・ω・)
いくつかご感想をいただいていたのでまずはお礼をば。
>>180
ストーカーが意外でしたか。それはなによりです。
可憐は色んな意味でギリギリまで穢れのない
淫乱にしたいのが現在の目標だったりなかったり
他の妹まで手を出し始めると大変ですねぇ。
少しは考えてるですけどね、期待は薄めで。
代わりにといってはなんですがストーカーさんの
番外でも、一本息抜きに書いてみる予定です。
なお「ひな祭り」は短編です。
ちょっとウブなじいやさんと仲良くしたかった。
では、次の投下は週末の、でぇと編四話になると思います
あまり期待しないでお待ちいただければ幸いでございます。
壁|・ω・)ノシ

193 :
壁|・ω・)
壁|・ω・) 週末は投下の日〜♪
壁|・ω・)っ>>143の続きです
「休日でぇと」編、四話目です。
お楽しみいただければ幸いでございます。
壁|・ω・)ノシ

194 :
もうすぐボクの部屋。夕暮れの中、楽しかった時間がまた一つ終わる。
部屋の前まで来ると、今まで絶対にボクから離れなかった可憐が、
自発的に手を離す。そして、恥ずかしそうに、ボクに言った。
「あの、お兄ちゃん…お部屋出るときに、可憐が鍵、預かったから…
 その、可憐がお部屋の鍵開けますから、いいですよ、っていうまで、
 ほんのちょっとだけでいいですから、お外で待ってもらえませんか?」
可憐は、慌てるように、部屋の鍵を開けて、一人で中に入っていく。
ドアが閉じると、ばたばたとした音がして、部屋の明かりが灯っていく。
しばらくして、部屋の中から『お兄ちゃん、いいですよ』と許可が出る。
「お、お帰りなさい、お兄ちゃぁん…じゃなくて、ご主人様ぁ…」
ドアを開けると、そこには玄関で、うさ耳裸エプロン姿で正座している可憐。
他人には絶対に見せたくないので、慌てて扉を閉じて、鍵を閉める。
思えば、ここ最近はずっと一人身だったので帰りはいつも、暗い部屋だった。
「ただいま、可憐。それにしても、その格好は…誰の入れ知恵かな?」
「え、えっと、その…男の人は、裸エプロンが好きだって色んな本に…
 それにそれに、ご主人様は、ずっとこのお部屋で一人だったから、その…
 やっぱり、『ただいま』ってちゃんと言ってあげたくて…」
「もう、可憐は…そんな格好は、玄関でしちゃダメだよ?
 後ね、ありがとう。『お帰りなさい』って言われたのは、かなり効いたよ。
 だから、これからもずっと、『お帰りなさい』って言って欲しいな。」

195 :
「これからもずっと、って…なんだか、それプロポーズみたいです…」
荷物を置いて、そのまま玄関で可憐を押し倒す。勢いのまま、可憐の唇を奪う。
そのまま貪るように可憐を蹂躙しそうになるのを、理性で必に押さえる。
長い抱擁と、ただ唇を重ねただけのキスを、可憐は少々不満気ながら受け止める。
ようやく、唇を離した時には、可憐の方がもう我慢できない様子だった。
「プロポーズなら、もっとロマンチックに言ってあげるよ。それに可憐。
 そんな格好してるって事は、もう少し言いたい事があるんじゃないのかな?」
「あ、はい、えっとぉ…お食事はまだ、だから…お風呂にしますか?
 それともぉ、か、可憐に、しますかぁ…あうぅっ…」
「もう我慢できないくせに、ボクが食事って言ったら、どうするの?」
「そしたらぁ、今日の晩御飯は可憐でも、いいですからぁ…も、お尻ぃ…」
ぴょんこぴょんことうさ耳を揺らしながら、可憐はエプロンを少しだけたくし上げていく。
そこには、ねっとりとした、可憐の淫らな汁でとろとろになっている割れ目がある。
「こんなになるまで、我慢してたんだね。それで、お尻がどうかしたの?
 可憐のオマンコ、何もしてないのにこんなにねっとりして、とろとろだけど?
 可愛いニーソックスまで、可憐のえっちなお汁が垂れちゃいそうだよ。」
そう言って、可憐の太腿に舌を這わせて、淫らな汁を綺麗に舐め取っていく。
粘度の高い、濃い淫らなその汁は、可憐が雌の悦びを覚えた事に他ならない。
動く度に尻の中で蠢くシリコンの塊に、快楽を覚えた可憐の肢体は反応する。
ボクの舌の動きに翻弄されるように、可憐の白い肌が、朱に染まっていく。

196 :
下半身を震わせて声を堪えている可憐が可愛いので、そろそろ楽にしてやろう。
「可憐、可愛くおねだりできたら、お尻のオモチャ抜いてあげてもいいよ?
 でもちゃんとできなかったら、今日はそのままオアズケかなぁ。
 可憐も気に入ってくれたみたいだし、そのままでも別にいいよね?」
「あぁ、このままは、やぁ…可憐、ご主人様のおちんちんが、欲しいです…
 可憐のおひりぃ、ご主人様のおちんちんじゃないとぉ、もうダメ、ですぅ…」
「そんなに切なくなるくらい、欲しいんだ。じゃあ、早く抜いてあげないとね。」
可憐の尻穴から少しだけ顔を出している、リング状の部分に指を引っ掛けると、
ゆっくりと引っ張っていく。肛門が少し盛り上がって、中にあるシリコンが顔を見せる。
「ひっ…やあぁっ、おひりぃ、ひろがってぇ、んっ…あっ、あふぅ…」
少し弄っただけでこの反応。そのまま、一つ目のシリコンの球を引き摺り出すと、
雌の悦びを叩きこれた可憐の肢体が震え、どろりとした汁を割れ目から溢れさせる。
押し倒されたまま、仰向けに寝転ばされた可憐は、それだけで肩で息をしている程だ。
「可憐、まだ一つ目だよ。まだまだ、お尻の中にあるからどんどん出そうね。」
そう言いながら、また一つ、また一つとシリコンの球を引き摺り出していく。
もう完全にもう一つの性器といってもいい可憐の尻穴は、球を吐き出す度に、
その窄まりを柔らかく追従させて拡がっては、窄まるのを繰り返している。
全てを尻の中から、引き出された頃には可憐は半ば放心状態になっていた。
こんな幼い少女が、完全に開発された尻穴で、こんな淫らな姿を晒している。

197 :
「ほら、可憐。お尻の、やっと全部出たよ。こんなに大きいのが、たくさん。」
可憐に見せつけるように、腸液でぬらぬらしたアナルボールを目の前に転がす。
「こんな…大きいの、可憐のお尻に、全部ぅ…ずっと、挿入ってたのぉ…」
「そうだよ、可憐が気に入ってくれたなら、毎日、挿入れて学校行こうね。」
太いアナルプラグでも構わないが、あの尻穴の強烈な絞めつけがなくなるより、
もっと奥の方を開発しておきたい。ガバガバになってしまってはボクが困る。
ついでに、尿道に突っ込んでいた金属棒を抜いて、クリキャップを外してやる。
「可憐、今日はずっとがんばったね。後で、ご褒美あげるから、着替えよう?」
「は、はい、ご主人様ぁ、でも、もうエプロンしてますし、どうして着替え…?」
「一緒に、晩御飯作る約束したでしょ。裸にエプロンだと火傷とか心配なの。」
一度、部屋の奥に入って、適当にワイシャツを取り出して、可憐に渡す。
「はい。サイズが合わないけど、可憐がケガしちゃうより、ずっといいよ。」
「あの、ご主人様…裸ワイシャツにエプロンって、ちょっとえっちぃ、です…」
「そんな生意気な事いうコにはオシオキがいるね。可憐、床見てごらん?
 可憐のえっちなお汁で、汚れてちゃったよ。舌で舐めて、綺麗にしてね。」
「はい…分かりました。可憐のお口で、ちゃんと綺麗にします…」
おとなしく四つん這いになって、自分から溢れた汁で汚した床を舐めていく。
その従順で淫靡な姿は、他の誰にも見せたくない、ボクだけのものだった。

198 :
だぶだぶのワイシャツにニーソックス、ふりふりエプロンの可憐が横に立っている。
不満そうな顔をしているのは、火照った肢体を虐めてもらえなかっただけではない。
軽快な包丁の音と、キッチンに漂うおいそうな香り。一人暮らしは伊達に長くはない。
簡単な朝食と、お弁当がやっとの可憐には、料理の腕はまだ負けていないと思う。
その事に、我侭なお姫様はいたくご不満のようで、横で黙々とサラダを作っている。
「可憐、冷蔵庫に煮物の残りが少しあるから、温めてくれないかな?」
「はぁぃ…って煮物もおいしそうです…これだと可憐、お手伝いさんです…」
「でも、こうやって一緒にキッチンに立ってると、新婚さんみたいでしょ?」
その一言で、不満一色だった可憐の顔が、満面の笑みになる。分かりやすい。
「はい、できたのからテーブルに運んで。暖かいうちに食べちゃおう。
 いつも一人でご飯たべてるから、可憐と二人で食べるご飯はおいしいよ。」
「ご主人様、それも、反則、反則です…可憐、甘えたくなっちゃいます…
 でも、これからは可憐が、ちゃんと、ご飯作ってあげますから、ね?」
ご機嫌を取り戻した可憐と食べる食事は、いつもよりも断然、おいしかった。
食事が終わり、片付けをしようとすると、ぴったりと可憐が寄り添ってくる。
「どうしたの、可憐。そんなに引っ付くと片付けできないよ?」
「可憐はうさぎさんだから、ご主人様と一緒じゃないと寂しくてんじゃうんです…」
うさ耳をぴょこんと揺らしながら、可憐は邪魔にならないよう後ろから抱きついてくる。
炊事に関しては、今日のところはおとなしく負けを認め、甘える事にしたようだった。

199 :
干した布団から、お日様の香りがする。でも、まだ可憐の香りも残っている。
ふかふかで暖かな布団の上で、可憐と二人、ベッドで抱き合ったまま横になる。
「昨日はベッドで寝れなかったから、こうやってゆっくりするのもいいね。」
昨日、ベッドを使えなくした張本人は、もしもじと下半身を可愛く震わせて、
火照った肢体を誤魔化すように、ボクの唇に軽いキスを何度も求めてくる。
「ご主人様ぁ、可憐、ちゅっ…もう我慢できませ、ん…ちゅっ、ちゅっ…」
「可憐、そんなに待ちきれないんだ。恋人だったら、こんな風に抱き合って、
 ゆっくりとするのもいいと思うんだけどなあ…可憐はそうじゃないものね。」
可憐を抱きしめていた手を、可憐の尻にやって、撫でてやる。切なそうな可憐の顔。
そのまま、可憐の滑らかな白い肌に沿うように、可憐の尻の窄まりな指を揉んでやる。
ずっと待ち焦がれていたかのように、可憐が可愛らしい囀り声を聞かせてくれる。
「ひゃっんっ、あっ、ひゃっ、きゃぅっ、んっ、ご主人様の指ぃ、気持ち、いいょぉ…
 恋人さんみたいにもなりたいけどぉ、ずっと、お尻ぃ、挿入ったままだったから、
 寂しい、んですぅ…だから、ご主人様のぉ、おちんちんが、欲しい、です…」
「だったら、可憐。ちゃんとご主人様の準備をするのも、可憐のお仕事だよ?
 でも、ベッドの上だと、また可憐がお漏らししたみたいになっちゃうから、
 ソファーの方に行こうか。我侭なお姫様のために、抱っこで運んであげる。」
ひょいと、可憐の身体をお姫様抱っこで抱き抱える。可憐にとってはもう当たり前。
だが、その表情は、焦らされ続けた欲望が満たされる期待と悦びとで満ち溢れていた。

200 :
裸にぶかぶかの、はだけたワイシャツにうさ耳を揺らして、可憐は四つん這いになり、
ソファーに深く腰を下ろしたボクの股間に小さな顔を埋めて、まだ萎えている肉棒を、
愛おしそうに、口に含んだり、可愛らしい舌を伸ばして屹立させようとしている。
「ほら、可憐。ちゃんと大きくしてくれないと、大好きなお尻に挿入れてあげられないよ?」
可憐は今まで、最初から屹立していた肉棒を咥えた事しかないから、戸惑っている。
どんどんと可憐の唾液塗れになっていく肉棒は、多少は硬さを増したものの、
一向に、可憐の期待するような状態にならない。それでも必に可憐は肉棒を扱きたてる。
つまるところ、ボクとしては可憐のような幼い少女が、淫らになっていく様に興奮する。
可憐は、そういう部分を理解していない。だから、どんなにがんばっても無駄なのだ。
「だらしない雌犬だね、可憐は。こんな簡単なご奉仕の一つもできないのかな?
 あんまり出来が悪いようだと、誰かに払い下げしてもいいんだよ、可憐。
 可憐みたいな、可愛い雌犬なら、きっと飼ってくれる人がいるからさ。
 幸い、まだ可憐はまだ処女だし、すごい高値で売りつけられるだろうね。」
「そんな…ちゅぱっ、んっ、可憐はぁ、ご主人様じゃないと嫌、です、んむっ…」
「そういうところは可愛いよ、可憐。でも、ちゃんとできない駄犬はダメだよね。
 可憐が、もっと必になってがんばれるように、少し躾けてあげようか?
 もちろん、可憐がちゃんとお願いしてくれないと、このままだけどね。」
「はい…ご主人様ぁ、可憐にご主人様の事が分かるように、躾けて、ください…」
オシオキ、というと可憐が怯えるだろうから、躾、という言葉で誤魔化すと、
可憐の身体を起こして、そのまま肩を強く突き倒す。仰向けに転がる可憐。
その上に素早く覆い被さると、用意していたモノを可憐の身体に装着していった。

201 :
さっきまでの甘い空間とは全く異なる、重苦しい雰囲気の中、可憐は悶えている。
可憐な尻穴には重量感のある、太い金属の棒が根元まで、突き込まれている。
柔らかくなった尻穴の窄まりの皺を限界まで伸ばして、ようやく飲み込めた代物だ。
さらに、尿道に今日突っ込んでいたものよりも太い金属の棒を突っ込まれている。
膣の手前にもロータを少し埋め込んで、それらが外れないように貞操帯を施す。
後で、じっくりと楽しめるように、尻穴と尿道の金属には、電極を繋いである。
「あっ、ひぃっ、んんっ、おひりぃ、きついのぉ…こんなの無理ぃ…あぁっ…」
緩やかに震えるロータのおかげで、多少は尻穴を無理矢理拡げられている痛みも、
紛れてはいるのだろうが、可憐はこれから、まだボクをその気にさせるという、
今の可憐にとっては、活問題ともいうべき現実が突きつけられている。
脅しの言葉とはいえ、可憐は他の男に嬲られるという恐怖に心から怯え、
股間の穴を虐げる刺激に耐えつつ、もう一度、ボクの前に四つん這いになる。
「ご主人様ぁ、もう一度ぉ、可憐に、ちゃんとご奉仕ぃ、させて、ください…
 今度はちゃんと、ちゃんとがんばりますから…お願い、しま、すぅ…」
「ほら可憐、おいで。今度はちゃんとするんだよ。大切な事だからね。」
その可憐に、最後の装飾として可憐用の首輪を施して、鎖を強く引っ張った。
ボクの股間に、勢いよく顔を突っ込ませてきた可憐は、ご奉仕を再開する。
今度はさっきよりも、より必に大胆に、かつ激しく肉棒をしゃぶっていく。
さっきは愛おしさだけで何とかしようとしていたのが、非常によく分かる程、
可憐は頭を大きく激しく動かして、頭のうさ耳を揺らして、淫らな音を立てる。
口元を唾液塗れにしながら肉棒を咥える可憐は、今や本当に発情したうさぎだ。

202 :
「ご奉仕もちゃんとできない可憐なんて、ただの肉便器でしかないんだ。
 そうだね…じゃあ、可憐にもできる事やろうか。おしっこ、飲んで?」
可憐が今朝、自分で言い出した事だ。全て、飲むと。それには逆らえない。
まだ硬くなっていない竿を手に取り、亀頭を口に含む。ボク専用の肉便器。
その小さな口に、朝からずっと溜めていた尿を遠慮なく注ぎ込んでいく。
暖かな奔流を、可憐は必で受け止め、ごくごくと飲み下していく。
決して一滴すら漏らすまいと、可憐が唇を強く絞めつけてくるのも心地よい。
何か一つでも失態を晒せば、可憐を嬲る材料になるが、この程度、大丈夫だろう。
期待通り、可憐は一滴も漏らす事なく、その小さな口でボクの尿を受け止めた。
そのまま、尿道の残っているものを吸い出すように、ちゅうちゅうと吸い付く。
「ご主人様ぁ、可憐、ちゃんと飲めました…ご主人様の、おいしかったです…」
「偉いね、可憐。こんな可愛い便器なら、いつでも出してあげたいくらいだ。
 でも、まだやる事があるよね、可憐。そうしないと、何時までも肉便器のままだよ?」
「はい、がんばりますから…可憐の大切なご主人様の大好きなおちんちんに、
 可憐にいっぱい、ご奉仕させてください…お願いします…がんばります、から…」
「可憐、いい事教えてあげる。可憐の可愛らしいちっちゃなおっぱいを使って、
 がんばってごらん。可憐、おっぱい撫でてあげただけで気持ちよかったみたいだし。」
「でも、可憐、その…お胸ちっちゃいし、その、本当はおっぱいで挟んで…」
「可憐は、そんな事も知ってるだね。でも大丈夫だよ、試しにやってごらん?」
自信のない胸で奉仕しろと言われて戸惑う可憐だが、言われるままに、肉棒を、
なだらかな丘の間へ導いて、それに沿うように、ゆっくりと身体を動かし始める。
裏筋が、可憐の滑らかな肌に撫でられて、びくびくと震え、硬さを増していく。

203 :
「ほら、可憐が一生懸命、がんばってくれてるから、ボクも応えてあげたくなるんだ。」
ようやく屹立して、硬さの増してきた肉棒に、可憐はようやく安堵の表情を浮かべる。
可憐の唾液塗れだった肉棒の先から、先走りの汁が滲んできて、可憐の肌を汚していく。
「あ…ご主人様のおちんちん、おっきくなってきました…可憐のお胸、いいですか?」
「一生懸命な可憐が可愛いから、ね。だから自信をもって。可憐の胸、綺麗だよ。
 だから、そろそろボクも、可憐の淫らしい顔が見てみたいな、いいよね?」
綺麗と言われて、頬を赤く染める可憐の顔を、胸でそっと抱きしめてやる。
そして、手元にあるロータのスイッチを、MINから、一気にMAXにしてやる。
可憐の下半身を包み込む貞操帯の下で、穏やかに振動していたロータが、
膣に軽く埋め込まれた状態で、激しく唸りを上げ始めると、可憐が上体を反らす。
おかげで、可憐の顔を胸元で見下ろすような格好になる。絶好のポジションだ。
「はあっ、やっ、やあぁっ、んんぐっ! あっ、ひっ、イッちゃいますっ!!!!」
あっという間に、可憐は絶頂に追い込まれる。膣でイク事も、覚えさせないといけない。
軽く首輪の鎖を引いて、可憐に顔をボクから逸らさないよう、無言で告げる。
それが伝わったのか、可憐はボクにしがみついて、顔をボクから逸らさないようにする。
一度イッたからといって、ロータの唸りは止まない。なんとか膣圧で追い出そうにも、
可憐の下半身をぴったりと包み込む貞操帯がそれを許さない。肉欲塗れのイキ地獄だ。
絶頂に次ぐ絶頂で、可愛い可憐の顔が、幼い少女から雌犬のそれへと変わっていく。
蕩けた表情と同じように、白い肌を朱に染めて、ロータの絶え間ない責めにより、
股間から淫らな汁を、止め処なく溢れさせ、淫らしい肢体を震わせて堪える可憐。

204 :
先程まで、ベッドで抱き合いながら、肉棒を可愛くおねだりしていた可憐はもういない。
今、ボクの目の前にいるのは、完全に発情して、快楽に溺れる淫らな雌犬だ。
最初こそ可愛い声で囀っていたが、今はもう、囀る事もできず、荒い息をするだけ。
だが、肉欲に逆らえなくなった淫らしい肢体は、ボクに抱かれたまま、全身を震わせる。
まだ男を知らない狭い穴から溢れかえった淫らな汁は、可憐の可愛らしいニーソックスを
濡らし、その股間の真下にはポタポタと、水音がする程の、水溜りを作っている。
可憐が本気で快楽に支配されているのが分かるかのように、それは白く濁っていた。
「可憐、オマンコ、そんなに気持ちいい? オモチャ程度でこんなに汚しちゃって。
 こんなになるんだったら、可憐の大好きなチンポなんか、もういらないよね?」
もう焦点が合わなくなってきている眼から、涙を流しながら可憐は首を横に振る。
まだ、何とか意識はあるらしい。必にボクにしがみついて、可憐は訴える。
「オモチャよりもぉ…ごしゅひんさまのぉ、おひんひんがぁ、いぃですぅ…ひっく…」
「でも、こんなに濡れてるよ、可憐のオマンコ。すごく、悦んで、涎垂らしてる。」
「それれもぉ、可憐はぁ、ごしゅひんさまのぉ、んっ、おひんひんがぁ、欲しぃ、れす…」
「じゃあ、可憐が、もうちょっとだけがんばれたら、ご褒美をあげようかな。」
可憐の尿道に突っ込んである金属の棒に繋いで引き出した電極を、クリップで挟む。
同じように、尻穴に突っ込んだ金属棒から引き出した電極もクリップを挟み、
可憐が少々暴れても外れないように、しっかりと絶縁テープを巻いておく。
そのクリップが繋がっている先には、大容量のスピーカーが設置してある。
手元にあるステレオのリモコンを操作して、予めセットしてあったCDを再生する。
可憐も好きだといっていた、名のあるクラシックの名曲。さぞ悦んでくれるだろう。

205 :
このために、少々配線を変更してあるので、スピーカーから音が出る事はない。
しかし、可憐の尿道の粘膜と、腸の粘膜は、本来スピーカーが受けるはずの、
電流の波を敏感に感じて、これまでにない程、大きく腰を振って、悦んでいる。
「分かるかい、可憐。これはね、可憐が好きだっていってた曲なんだよ。
 可憐の尿道と腸に、スピーカーの代わりに電気流して、感動を伝えてくれる。
 ボクには分かるよ、可憐の淫らしい身体がビクビク震えて、音が聞こえるんだ。
 ほら、この低音のところで可憐の身体がびくんっ、て震えてるからね。
 可憐にもちゃんと伝わってるよね、なんたってクラシックの名曲だもの。」
「ぁぁ…ぁっ、ふぁっ…ゃぁ、わ、分かりましゅぅ…これ、しゅきぃ、れすぅ…」
初めて味わうであろう、電流責めに、可憐の淫らしい肢体は期待通りの反応をする。
「可憐がこんなに悦んでくれるなら、もっとボリューム上げてみようかな?」
つまりはもっと可憐に流す電流を大きくするという事だが、可憐には分からない。
リモコンを操作して、少しずつ音量を大きくしていく。だが音は聞こえない。
しかし、可憐の身体は、音量に比例するかのように、びくびくと震えている。
その身体をしっかりと抱き抱えて、受け止めてやりながら、さらに音量を上げる。
可憐の身体が何度も何度も震える。ロータの唸りと、股間から湧き出すように、
溢れ続ける淫らな汁が、可憐が震える度に、床の水溜りに落ちていく音だけがする。
可憐という、淫らしい肢体の性奴隷スピーカで音楽鑑賞というのもいいものだ。
もう可憐は、顔が蕩けているどころではなく、何度も絶え間なくイキ続けて、
眼の焦点が合わなくなっている。もう肩で息をする余裕すらなくなっている。
やはり可憐はボクだけの『モノ』だと確信する。絶対に他人には渡さない。

206 :
可憐の淫らしい肢体は、もうロータの振動と、電流の波に完全に支配されている。
こうして、その身体を抱きしめていると、音が本当に聞こえてくるかのように、
可憐は身体を激しく反らしたり、細かく、大きく震わせて、ボクを楽しませる。
そろそろ曲の最後の辺り。オーケストラが奏でる、美しい音と、楽器達の共演。
その素晴らしいまでの盛り上がりを、可憐は身を以ってボクに伝えてくれる。
これまでにない程、可憐は全身を震わせる。抱き止めている上半身はとにかく、
膝をついて四つん這いになったままの、剥き出しの下半身は大きく跳ねて続けて、
曲のクライマックスを、可愛らしいお尻を振る事で表現しているかのようだ。
そして、曲がようやく終わったその時、可憐は突然、力なく崩れ落ちていく。
可憐の股間から溢れ出した淫らな汁の水溜りに、尻を落とす。ぱちゃん、と水音。
それぐらい水音がするまでに、可憐から溢れ出した汁は大きな水溜りになっていた。
そんな可憐の姿を、今日も映像に記録してある。可憐の成長日誌のようなものだ。
後で、それを見せながら、ゆっくり犯してやるのもいいな、と考えながら、
可憐から、貞操帯を外してやる。膣圧に押し出されてロータも落ちてくる。
ロータのスイッチを止め、電極を外しても、可憐はまだ身体に力が入らない。
「ほら、可憐。お尻の太いのも、抜いてあげる。そしたら、ご褒美あげるよ。」
ゆっくりと、尻穴の奥深くまで突っ込んでいた金属の棒を引き出していく。
限界まで皺を伸ばした窄まりが、追従するように盛り上がっていく。
腸液でぬらぬらと濡れた金属の棒は汚れていない。肛門も傷はないようだ。
相変わらず、男を誘うかのように、ぽっかりと拡がったまま閉じない可憐の尻穴。
可憐が震える度に、可愛らしい胸で擦り上げられて、屹立した肉棒を欲しがっている。
もう抵抗する力も残っていないであろう可憐の尻を、存分に陵辱できる。
そう思うだけで、ますます硬くなっていく肉棒を、早く突っ込みたくて堪らない。

207 :
崩れ落ちるように、ぺたんと座り込んでいた可憐を、今度はうつ伏せに突き倒す。
わずかに浮いた尻を軽く持ち上げると、一気に肉棒を尻穴の奥まで突っ込んだ。
さっきまで限界まで拡張されていた尻は何の抵抗なく、肉棒を咥え込んでいく。
可憐の尻に、勢いよく腰がぶつかるまで突き込んでも、難なく全てを飲み込んだ。
その尻穴は、すっかり緩みきっていたが、肉棒に反応して緩々と絞めつけてくる。
「ほら、可憐の欲しがっていたオチンポだよ。可憐ばっかり、いい思いしてないで、
 今度はボクの方も気持ちよくしてよ。この何でも入りそうなお尻でさ。」
淫らな汁の水溜りの上に、力なく身体を転がされたまま、黙々と尻を犯される可憐。
しかしこうも抵抗もないのでは、おもしろくない。お人形を抱いてる訳ではないのだ。
しっかりと尻の奥まで、肉棒を突き込んだまま、転がっているロータを手に取る。
「可憐、だめじゃないか。もっとがんばらないと、立派な雌犬になれないよ。」
ロータのスイッチをもう一度MAXにすると、それを可憐のぴったりと閉じた割れ目に
沿うように動かしていく。途端に、尻の絞めつけが、きゅぅっと強烈になってくる。
それでも、可憐はもう可愛い囀り声すら漏らさない。意識があるのかも怪しい。
だが、肉欲と快楽とできちんと躾けられた淫らしい肢体は、正直に反応するのだ。
「何だ、まだまだイケるじゃないか。本当に淫らしい、変態になったね。
 でも、こんなじゃ、いつ誰にチンポ突っ込まれても分からないだろうね。
 だから、ボクが可憐の事、ずっと飼ってあげるよ。大切に、大切にね。」
絞めつけを取り戻した尻穴を、ゆっくりと陵辱しながらボクは可憐に語りかける。

208 :
「あれ、せっかく、可憐にとってもいい話をしてあげてるのに聞いてくれないのかな?
 もう、ちょっと強引だけど、仕方ないよね。可憐、そろそろ目を覚まそうよ?」
可憐を淫らな水溜りから引き起こすように抱き抱えると、ソファーへ腰を下ろす。
もう全身を自らの淫らな汁塗れにして、ぐったりとしたままの可憐。
とろとろに蕩けている割れ目を拡げて、尿道に突き通した金属の棒と、
その上にあるまだ可愛らしいけれども、精一杯勃起しているクリトリスの間に、
最大出力で唸りを上げるロータを押し当てる。激しい振動が可憐を襲う。
「ぅあっ…ひゃっ、ひっ、や、ああっ! はっ、はぁっ…」
「おはよう、ボクのお姫様。ようやくお目覚めかな?」
ぎちぎちと絞めつけてくる尻穴に満足しつつ、可憐がまた果てる前にロータを離す。
「ふえぇっ…ごしゅりんしゃまぁ、可憐、どうひてぇ…おひりぃ、んっ…」
「可憐が、すっかり大好きな音楽に夢中になっちゃたから、見てごらん。
 全部、可憐のオマンコが漏らしたんだよ、すごいよね、この水溜り。
 それに、お尻が可憐の大好きなオチンポ咥えてるのに、今頃気がつくくらい、
 可憐ってお花畑にいたんだね。もし、そのまま外に放り出してたら、
 どうなってたかな、とっくの昔に知らない男に犯されていたかもね。」
「やぁぁっ…可憐、可憐はぁ、ごしゅりんしゃまだけのぉ、モノだからぁ…
 そんな、んっ、事ぉ、言わないれぇ、くらしゃぃ…お願いれすからぁ…」
「じゃあ、ボクに断りなく、勝手に気を失うなんて、絶対にダメだよ。
 もし、今度そんな事したら、そうだね…ボクのクラスの男子みんなに、
 可憐の身体でえっちな事してもらおうかな。きっと大人気だよ、可憐。」

209 :
もちろん、他の男に可憐の肌一つすら見せたくない。この身体はボクのモノだ。
「今日はもう、このまま朝まで、ずっと可憐の事を犯してあげる。
 だから、可憐も、もうさっきみたいな事になったダメだよ?」
「ふぁっ、ふぁいっ…可憐、可憐、がんばりましゅぅ…」
少し生気を取り戻したかのように、頭のうさ耳がぴょこんぴょこんと動く。
「がんばる変態雌犬可憐ちゃんのために、ボクもはりきっちゃおうかな?
 何度も何度も、可憐が絶対にボクを忘れないようにイカせてあげるよ。」
ロータを今度は尿道を貫く金属の棒に触れさせる。穴という穴で感じさせてやる。
可憐が、ボクの穴奴隷であるという事実を、淫らしい肢体に刻み込んでやる。
「ひゃっん! ひっ、あっ、らめぇっ!!!!」
可憐は、少し刺激されただけで、膣穴から、ぷしゅっと淫らな汁を噴出す。
どうやら尿道を刺激される味をもう覚えてしまったらしい。こんな淫らな可憐が、
まだ男を知らない『女の子』だという事実も、ボクをますますに興奮させる。
このまま、ロータで尿道を刺激し続けると、尻穴の絞めつけがきつくなっていく。
食いちぎられそうな程、ぎりぎりと絞めつける尻穴の中で肉棒はさらに膨張する。
「ひゃっ、まだおっきくなって、んんっ、おひりぃ、おひりぃがぁっ…!!」
だらしなく、淫らな汁を溢れさせながら、気を失わないように可憐は言葉を紡ぐ。

210 :
「可憐の声、やっぱり可愛いよ。だから、ボクだけに、ずっと聴かせて?」
ロータを投げ捨て、今度は直接尿道の棒を摘み出していく。奥まで達した部分が、
膨らんで太くなっているので、刺激を与えるのにも、拡張するにも都合がいい。
朝からずっと突っ込まれていた上、そのまま街中を歩き回され続けたのだ。
もうすっかり馴染んでいるだろう。その証拠に可憐は、摘みだされていく棒が、
ゆっくりと尿道を押し拡げていく感覚に、甘い甘い吐息を漏らしてくれる。
「はぁっ、おひっこのところぉ、拡げられてるのにぃ、あふぅっ、気持ち、いぃ…」
「普通の女の子は、こんなところで気持ちよくなったりしないんだよ、可憐。
 これはね、可憐が変態だっていう証拠なんだ。もうお嫁さんは、無理かもね。
 こんな変態、便所以外、誰も使いたがらないよ。でも、ボクは離さないよ。」
「お嫁さんはぁ、ごしゅりんしゃまのぉ、お傍にずっといたいからぁ、
 ごしゅりんしゃまがぁ、可憐の事、ずっとお傍においてくりゃさいぃ…んんっ」
「大丈夫だよ、可憐。可憐が、どんなに変態になっても、淫らしくなっても、
 可憐がボクの傍にいたいんだったら、ずっと雌犬として飼ってあげるから。
 ボクが、可憐をこんな淫らしくしたんだから、今更、他人には渡せないよ。」
「ひゃっ、こんな事されてるのにぃ、すごく、嬉しいですぅ…ごしゅりんしゃまぁ…」
そっと、可憐の左手を手に取って、指輪に口付けをする。可憐にだけ伝わる約束。
お姫様の手を取って、騎士が忠誠を誓うために、その手に口付けをする。
そんなシーンとは正反対の、可憐との肉奴隷飼育契約。可憐が望むなら叶えてりたい。
何よりも、可憐をもう手放したくない。そう思っていたら、自然とキスをしていた。
可憐と二人だけの、永遠の誓い。明日、正気の時にもう一度やってやろう。
そして、きっとものすごく顔を真っ赤にしている可憐に、優しくキスしてやろう。

211 :
可憐が喜びそうな、シチュエーションを想像しながら、容赦なく尿道を責めていく。
きちんと自分の立場を認識した可憐も、意識の境界で必に可愛い声を聴かせてくれる。
そんな可憐の尿道を、何度も往復させていると、可憐がもじもじとしているのに気づく。
思えば、映画館で無理矢理させてから、ずっとトイレに行かせてないのだ。
さらに、尿道を刺激されてしまって、いい加減、堪えきれなくなったというところか。
少し辺りを見回すと、テーブルの上に、空っぽのグラスが置いてあるのを見つける。
「可憐、そろそろおしっこしたいんじゃないのかな? すごく辛そうだよ?」
「そんな事ぉ、ありま、せんからぁ、このまま、可憐の事、虐めてくださいぃ…」
「じゃあ、おしっこの穴の棒、もう抜いちゃってもいいかな?」
「あっ、やっ、抜かないでぇ、それぇ、抜かれちゃったら可憐、もぉ…」
「ほら、やっぱり我慢してるじゃないか。可憐、素直になってごらん。
 どうすればいいか、それはもう教えてあげてると思うんだけどなぁ。」
可憐を促してやるために、わざと乱暴に、激しく尿道の中を掻き回してやる。
「はっ、ひっ、そんなにしないれぇっ! 漏れちゃう、おしっこ漏れちゃうっ!」
「大切な雌犬可憐ちゃんの事なら何でも分かるよ。だから、ちゃんと言ってみて。」
「うぅ…ごしゅりんしゃまぁ、可憐のおしっこするところ、見て…くりゃさい…」
ようやく可憐から、お願いされたので、テーブルのグラスを可憐の股間に添える。
そして、我慢の限界を超えて、栓をしていた尿道の棒を一気に引き抜いてやった。
途端に、その小さな穴から、堰を切ったかのようなすごい勢いで放尿する可憐。
空のグラスを大量に、暖かなモノで満たしていく。勢いはまだまだ続いている。
可憐のぴったりと閉じた割れ目から溢れた尿が、グラスの中で揺れていた。

212 :
「ほら、可憐。すごく、たくさんおしっこ出しちゃったね。こんなに我慢してたんなら、
 もっと早く言えばいいのに。それとも、可憐はボクの前だから我慢してたのかな。
 可愛い雌犬のおしっこなら、可憐がちゃんとお願いすれば、させてあげるからさ。
 もちろん、お願いしないと、絶対にさせないよ。ボクの目の前じゃないとね。
 ちゃんと分かったんなら、可憐のお返事が聞きたいんだけど、どうなのかな?」
可憐の尿で満たされたグラスを、可憐にも見せつけるように揺らしてみせる。
「ふぁぁっ…ふぁぃ、可憐のおしっこはぁ、ごしゅりんしゃまの前だけでぇ、
 ごしゅりんしゃまにお願いしてから、見て…させて、くりゃさい…」
可憐の言葉に満足して、グラスを置く。我慢させて恥らう姿を楽しむのは好きだが、
出してしまったモノには興味がない。それよりも今は可憐の事をもっと味わいたい。
「ちゃんと言えたね、偉いよ、可憐。これからも、可憐のおしっこするところは、
 ボクの前だけで、ちゃんとお願いしてからじゃないと、しちゃダメだからね。
 そんな可憐にボクからもお願いがあるんだけど、いいかな?」
「ごしゅりんさまのお願いならぁ、可憐、なんだってきいちゃいましゅぅ…」
「いいコだね、可憐。可憐のお尻で、ボクもそろそろ気持ちよくして欲しいな。
 もうさっきから、ぎちぎちに絞めつけてくれてるのは嬉しいんだけどね、
 今日はまず、ちゃんと可憐に、最後までして欲しいんだけど、ダメかな?」
「可憐も、ごしゅじんしゃまに、気持ちよくなって、もらいたいれしゅぅ…
 お尻の奥にぃ、いっぱいごしゅりんさまの、せーえきが、欲しい、れす…
 だから、だからぁ…可憐のお尻でいっぱい気持ちよく、なってくりゃさい…
 んっ、ご主人様も可憐の事、忘れらないくらい、気持ちよくなって、ください…」

213 :
ぎっちぎちに絞めつけてくる尻穴から、腸液で濡れた肉棒を引き抜いていく。
ソファーの上でボクは仰向けになると、可憐はよたよたとボクの腰に跨って、
ぽっかりと拡がった自分の尻穴へと、ボクの屹立した肉棒を導いていく。
「可憐、がんばりますから、ごしゅりんしゃまも、気持ちよくなってくだしゃぃっ!」
可憐も我慢できなかったのだろう。一気に腰を落としてくる。肉と肉とがぶつかる音。
あまりの勢いに、可憐の内臓で擦り上げられた肉棒が悲鳴を上げそうになる。
だが、先に可憐の方が、今ので絶頂に達したらしい。尻穴の絞めつけで分かる。
結合部の手前にある、とろとろに蕩けた割れ目から、ごぽっと淫らな汁が溢れ、
ボクを汚す。それでも可憐は絶頂の余韻が残る淫らしい肢体を必に動かそうと、
渾身の力を込めて、がくがくと揺れる腰を持ち上げていく。そしてもう一度。
今度は耐え切れなかったのか、倒れそうになるのを、ボクの胸に手をついて堪える。
可憐の股間から溢れる淫らな汁は止まらない。でも可憐は震える肢体を必に動かす。
「はっ、いつもぉ、してもらってばかりだからぁ、可憐が、ちゃんとできないとぉ…
 ごしゅりんさまに、気持ちよく、なってもらわないとぉ…んんっ…は、ふあっ…」
そういえば、今までは可憐の身体を嬲って、自分勝手に可憐に射精してばかりだな、
というのを思い出して、このまま可憐の好きにさせてやろうと思った。
「可憐の想い、よく分かったから、可憐の思う通りにやって、気持ちよくして。」
可憐の身体を支えるように、細い腰に手を差し伸べてやると、可憐は嬉しそうに、
腰を動かしていく。何度も崩れ落ちそうになりながらも腰を懸命に振り続ける可憐。

214 :
そんな可憐の必な想いと、肉欲にすっかり蕩けて溺れそうになりながらも、
何とか腰を振る淫らな姿に、妙な興奮を覚える。早く可憐を楽にしてやりたい。
最初は、可憐を性処理用の都合のいい肉便器にしようとしか考えてなかったが、
こんなにも想ってくれるのならば話は別だ。やはり、ずっと傍に寄り添わせたい。
仮初とはいえ、最高の笑顔を見せてくれた可憐。指輪をうっとりと眺める可憐。
だが今日一日、可憐を連れて歩いていて、起きた心境の変化を悟らせたくはない。
可憐とは、しばらく、このまま主人と従順な変態雌犬肉奴隷との関係でいたい。
きっと可憐はまだ知らないだろうが、可憐の本当の夢を叶えてやる事もできる。
それは多分、他の妹達も同じだ。だから、可憐には、まだそれを教えたくはない。
そんなボクの気持ちを知ってか知らずか、可憐は、ただひたすらに腰を振り続ける。
もう腰を上げるような力すらなく、可憐の淫らな汁でたっぷり濡れたおかげで、
ぬるぬるになったボクの腰の上で、尻を滑らせるように振るのが、今の可憐の精一杯。
「んあっ、はひっ、んっ、らめぇっ、おひりぃ、きもちひぃよぉっ…んんっ、はっ…
 ごしひゅ、りんしゃまもぉ、きもち、ひぃれす、かぁ…んんんっ!!」
それでも、可憐のペースで腰を動かせる分、何とか意識だけは失わないでいる。
無理矢理イカされる訳ではないが、腰を振る度に何度も軽い絶頂を迎えては、
ボクの下腹部を濡らしている。可憐が腰を振ると、くちゅくちゅと音がする程、
可憐の火照った肢体は止め処なく、ねっとりとした汁を割れ目から吐き出し続けている。
この可憐の、蕩けきった淫らしい表情を見ているだけで、肉棒が硬さを増していく。
「はっ、ひぃっ、んっ、ごしゅりん、しゃまのぉ、また、太くなってぇ、るぅ…」
可憐の、甘く囀る声が、いつになく心地よくて、それだけで理性を失いそうになる。

215 :
可憐の声が、甘いだけでなく、官能的になってボクの心を揺さぶってくる。
それに呼応するかのように、ますます屹立を増す肉棒は、もう制御不能で、
可憐の尻穴をこれでもかといわんばかりに、拡げて、窄まりの皺を限界まで伸ばす。
さすがに、これには可憐も堪らずに、腰をがくがくさせて、必に唇を噛み締める。
「いっ、ひっ、ひぐぅっ…まだ、太く、なるのぉっ…あっ、可憐、もぉっ…!!!」
残った力を振り絞って、ようやく浮かせた腰が、限界を迎えたかのように落ちてくる。
それが可憐にとっても、ボクにとっても、お互いが初めて一緒に絶頂を迎えた瞬間。
「もぉらめぇっ!! ごしゅりんしゃまぁっ、だいしゅきぃっ!!!!」
「可憐、射精すよ、もう我慢、できないっ、んっ!!!!」
可憐の綺麗にぴったりと閉じた割れ目が僅かに拡がって、これまでにない量の、
そしてねっとりとしたとても濃い汁を辺り一面に撒き散らしながら、ボクを汚す。
そんな可憐の全身を震えを、さらに後押しするように、可憐の尻の一番奥で、
今までにない程の勢いで、可憐の腸内でびくびくと暴れながら、可憐の望み通り、
たっぷりと、これまで溜めに溜めた熱く濃い精液を、どくどくと放出していく。
可憐が荒い息をしながら、ボクの胸に手をついて、なんとか身体を支えている。
「はぁっ、はぁっ…ごひゅりんしゃまのぉ、せーえき、すごぉく、熱いれす…
 可憐のぉ、おひりぃ、もぉ、ごひゅりんしゃまのれぇ、いっぱぁい…
 は、はじめてぇ、可憐、ごひゅりんしゃまに、気持ちよくなってもらへてぇ…
 しあわしぇ、れすぅ…これがぁ、どれぇさんの、しあわしぇなんれす、ね…
 もぉ、可憐、ずっとぉ、ごひゅりんしゃまにぃ、ごほーしぃ、したいれす…」

216 :
可憐の尻に中で脈動している肉棒は、その屹立をまだまだ失ってはいない。
可憐もそれに気がついて、甘えるような、誘うような声でおねだりする。
「あっ…まだぁ、かちかちなのぉ、おひりぃ、おちんちんで、いっぱい…
 ちゃんと、朝まれぇ、可憐に、このままぁ、させて、くらしゃい…」
「可憐の好きなように、して。でも、ちゃんと朝までがんばるんだよ?」
もうそこからは、ただただ、お互いに貪りあうように、腰を動かし続けた。
夜が更けて、辺りが静かになっても、ぐちゅぐちゅとした淫らな音が、
ただ部屋に響いている。もうどちらが求めているかも分かっていない。
可憐が腰を動かすのを止めれば、それを咎めるように、ボクは無理矢理、
腰を突き上げて、可憐が動き出すのを促していく。本当にその繰り返し。
お互いにもう止めようなどとは言い出さない。心の底から満足するまで、
ボクは可憐の尻をただ陵辱し続け、可憐もそれに応えて尻を振り続ける。
「はっ、はぁっ…ごしゅりんしゃまぁっ、しゅきぃっ、だいしゅきぃっ!」
可憐が息も絶え絶えになりながら、それでもまだ、想いを声にして伝えてくる。
どうやら、ボクも可憐の魅力の虜になってしまったのか、それを耳にする度に、
可憐の尻の中へ、ありったけの精を解き放つ。もう何度目とか数えていられない。
やがて、カーテン越しに、夜明けの光が、ゆっくりと部屋へと差し込んでくる。
「はぁっ、おにぃちゃぁん、だいしゅきぃ…」
それを最後に、可憐がようやく力尽きる。さすがにボクももう限界だった。

217 :
すやすやと安らかな寝顔の可憐。ゆっくりと可憐の尻から肉棒を引き抜く。
ぽっかりと拡がった尻穴から、せっかく注ぎ込んだ精液が零れないように、
可憐御用達のアナルプラグで栓をしてやると、可憐を裸にして、全身を、
蒸したタオルで綺麗に拭ってやる。ついでに自分の身体も綺麗に拭う。
疲労感よりも、何となく充実感の方に満ちている、とても清々しい朝。
可憐を優しくお姫様抱っこで抱き抱えて、今日は汚れていないベッドへ、
起こさないようにゆっくりと抱き下ろす。そのままボクも横へ滑り込む。
今はゆっくりと休もう。可憐をそっと抱き寄せながら、そう思う。
この調子だと、今日はもう、とても出掛けてる余裕なんてないだろう。
起きたら、遅い食事を取って、それから可憐を家まで送ってあげないと。
「…んっ、おにぃちゃぁん、もっとぉ…うふふっ…」
少しどきりとする寝言から察するに、可憐はまだ幸せな夢の中にいるらしい。
そんな幸せそうな寝顔の可憐のほっぺたに、優しく、おやすみのキス。
「可憐、昨晩はよくがんばったね。ご褒美、ちゃんと用意しないと。」
何となく、可憐が傍にいる毎日を考えると、不覚にも幸せな未来図が浮かぶ。
どうやって、その話を切り出そうか、それだけがちょっとだけ悩ましい。
可憐を通い妻みたいにしてもいいけれど、今は、ずっと傍にいてほしい。
ぴょこぴょこと、可憐の寝息にあわせて可愛く動く、うさ耳を見ていたら、
癒されたような気がして、急に眠気が襲ってくる。何にせよ起きてからの話。
もう押し寄せる眠気には勝てそうにもない。その眠気に身を任せる。
可憐を抱きしめていると、可憐みたいに素敵な夢が見れるような気がした。

218 :
〜 「休日でぇと」編、おしまい 〜
壁|・ω・)
「休日でぇと」編、お読みいただいた方はありがとうございます。
無理矢理、四話構成にしたので読みにくくなってしまいました。
なんかえっちぃぽくもないですね、力量の足りないところです。
なんとなく可憐雌犬調教シリーズ、っぽくなってしまったので
[> まだ続きを読みたい
[> いい加減自重しろ
と、確認させていただいた方がよいかと思います。
度々の連投、失礼いたしました。
では、また何かの機会に。
壁|・ω・)ノシ

219 :
>>193-218
千影の誕生日も合わせてGJ
千影も可憐も可愛いなあ
しかし可憐すっかり尿道まで開発されたんだね
がっつり貫通していたし
続きは読みたい
まあ、投下したい人がいたら他の人の投下直後は不味くても24時間後位に投下とか通告すればいけるかと
続き待ってます

220 :
>>218
GJ
続き読みたいです

221 :
壁|・ω・) チラッ お礼を言うなら今のうちっ
>>219-220
ご感想ありがとうございます。
それでは何か続き書いてみます。
投下は、時事ネタじゃなければ
基本、週末金曜夜を予定しております。
>>192でちらっと書いた、ストーカーさん達のモノを投下します。
脇役にしておくのはもったいないなぁ、と思いましたので。
では、また週末の投下の際に。
壁|・ω・)ノシ

222 :
壁|・ω・)
壁|・ω・) 週末は投下の日〜♪
壁|・ω・)っ>>221で予告しましたモノです。
お楽しみいただければ幸いでございます。
壁|・ω・)ノシ

223 :
「女の子達の聖戦」 「休日でぇと」編 外伝
「…んっ、もう朝、なのね…んんっ、と。」
ベッドの温もりが恋しいけれど、朝日が綺麗な気がして、
意を決して、ベッドを飛び出すとカーテンを開ける。
雲ひとつない空。まだ西の空は暗いけど、今日はいい天気。
素早く天気予報をチェックすると降水確率0%。
これはもう、お兄様と咲耶ちゃんの、絶好のデート日和だわ。
昨日の放課後、さりげなくお兄様に聞いてみたら、
週末の予定は、珍しくないって言ってたからチャンスだもの。
今までは最大の恋敵(ライバル)だった、無乳(ないちち)で耳年増の、
可憐ちゃんも、春歌ちゃんが来てからは積極的な動きが取れてない。
「お兄様と、おでかけ…デート、になったらいいわね。そうよね。うん。」
いつもは、何となくおでかけみたいになっちゃうけど、
せっかくのこの機会、できれば逃すわけにはいかないもの。
お兄様の好みは私が一番よく知っているつもり。一番長く一緒にいるから。
女の子らしさをアピールできる服で、できるだけナチュラルメイク。
やっぱり第一印象は、大事よね。お兄様なんて、腕を抱いて、
少し上目遣いで、お願いっ、てすればイチコロよ、きっと。
お兄様とのおでかけ…じゃなくてデートの服は決めてある。
髪も、今日はストレートで。お兄様に撫でられるの、好きだから。
もしも…に備えて、下着は恥ずかしくないものにしないと。

224 :
そうだった。油断していたと思う。デートだけならとにかく。
私もお兄様も、もうお年頃、なんだし、何があってもおかしくない。
慌てて、パジャマも着替えずに、下着を並べて吟味する私。
いつもみたいに可愛いのだと少し物足りないかも。子供っぽい。
だからといって、大人っぽい誘うような下着はまだ恥ずかしい。
私とした事がホント、詰めが甘い。どうしたものかしら。
意を決して、お気に入りのサイド紐ショーツのセットに。
せっかくだから、お兄様にショーツの紐を解いてもらうのを想像する。
「…これだけで、夜寂しいときはがんばれそうね…」
少し違う方向にズレたけど、服装はこれでバッチリよ。
時間は…下着に悩んでる間に、結構進んでる。急がないと。
軽目の朝御飯を食べると、出掛ける前にお風呂へ向かう。
シャンプーの香りでお兄様も、ドキドキして、くれるかしら?
一刻の猶予もないわ。髪を優しく梳かして、乾かしていく。
お兄様にやってもらうのが気持ちいいのだけど、仕方ない。
後で、お兄様におねでりしてみるのもいいかも知れない。
髪を下ろしてストレートにしたみた自分がとても新鮮。
これなら、お兄様も、一目で私だって気づかないかも。
そしたら、咲耶ちゃんよ、って種明かしをした後、
お兄様のほっぺに、不正解の罰としてキスしてあげるの。
もし正解だったら…そのときは、やっぱり唇、よね。
そういえば、まだお兄様とは唇でキスした事がない。
という事は、私の初めての…お兄様なら、大丈夫よね?

225 :
予定通りのい天気の中、軽い足取りでお兄様の部屋へ向かう。
突然、訪ねていったら、お兄様、どんな顔するかしら。
きっと、困ったような、でも嬉しそうな顔をすると思う。
だから、私は、そんなお兄様に抱きついて、甘えるの。
そこから過ごす二人の時間は、兄妹じゃなくて恋人気分。
私は…お兄様のお嫁さんにはなれないけれど、傍にいるくらい、
神様だって許してくれるわ。こんなにも想っているんだもの。
もやもやと幸せな妄想を展開してると、前から人影が。
顔が今はきっと真っ赤なので人には見せられない。慌てて隠れる。
そっと、顔だけ出して確認すると、愛しのお兄様っ。
ああ、もう運命かも。と、舞い上がりそうになる私に警告音。
お兄様、いつもと違う格好してなかったかしら?
私から見ても、格好良く見えたのだから、多分間違いない。
もしかして、友達とおでかけ、なのかしら…だったら、
都合よく、そのグループに混ぜてもらえばデートはとにかく、
おでかけくらいはできるわね、がんばるのよ、咲耶!
お兄様が向かってる先にはクリーニング屋さん。
出てきた時には手に持っていた紙袋がなくなっていたので、
きっと制服だろうと思う。この方向だと近所の広場かしら?
追いかけようと脚を踏み出したとき、お兄様が立ち止まった。
辺りを見回して、電柱の影に身を隠す。…身を隠す必要って?
それは、私に後ろめたい気持ちがあるからかな、と思う。
お兄様をアポなしで誘い出して、あわよくばデートして、
そのまま恋人気分で私を食べてほしい、なんて思ってるから。
お兄様は特に気にした様子もなく歩き始めたので、慌てて後を追う。

226 :
とりあえず落ち着いて、様子をみて、それからお兄様の前に出よう。
近くの自動販売機で、レモンの炭酸飲料を買って、ブルタブを開ける。
一口だけ飲んで、ほっと一息。このままお兄様とキスなんてしたら、
やっぱりキスはレモンの味だね、とか…ボクにも一口くれる、なんて、
間接キスとか…咲耶の口移しがいいな、とかもう色々妄想してしまう。
それだけで、ものすごく恥ずかしい。本当にお兄様ったら罪な人ね。
お兄様は、今、ご近所にある広場の噴水のところに座って待ってるみたい。
こっそりと反対側に座る。後は、お兄様の待ち合わせの相手次第ね。
お友達なら、偶然を装って、一緒に連れて行ってって、おねだりして、
万が一、他の女の人だったら、これは問答無用で武力介入しかないわ。
お兄様が、知らない女と、仲良くしてるところなんて、絶対に見たくない。
まあ、私のお兄様が、他の女の人と一緒にいるなんて、あり得ないわね。
それにお兄様が浮気なんて、する訳ないもの。きっと私を待ってくれてる。
現に、早速、無駄な事をしている女の子達。その尽くを、断っている。
やっぱり、誰かと待ち合わせみたいで、少し安心した。それにしても…
今日に限った話ではないけれど、お兄様に声をかける女の子が多すぎるっ!
もう、公認カップル目前の、咲耶ちゃんの前だというのに、何て事なのっ。
そう、落ち着くのよ、私。ずっと近くにいて、誰よりもお兄様の事知ってる。
私はお兄様の妹、だけどそんな事、私は気にしない。私はお兄様だけなの。
そんな時、二人組の女の子がお兄様に目を付けたみたい。お兄様、迷惑そう。
なんて、思ってたら、あろう事かお兄様の腕を取って、逃がさないつもりみたい。
つい、手元のアルミ缶を強く握り締める。バキキっ、と大きな音がする。
幸い、中身は空になってるから、服を汚すような事はなかった。危なかった。
でも、二人組の女の子達は、調子に乗ってますますお兄様にアプローチしてる。
もうダメ。我慢できない。私の、大切なお兄様に手を出した事を後悔させないと。

227 :
私にも我慢の限度がある。怒気と気の勢いにまかせて立ち上がった、その瞬間。
軽快な足音がして、お兄様の胸に飛び込んだ、女の子。よく知ってるコだった。
「…ごめんなさい、その…お待たせ、しちゃいました…」
待ち合わせ相手は無乳の可憐ちゃん!? 立ち上がったけど、また座り直す。
偶然なんかじゃない。あのおめかしを見れば一目瞭然。先を越されたっ!?
可憐ちゃんの唇にキスをするお兄様。く、唇に、なんて…手元の缶が大きく歪む。
すごく、羨ましい。何より、とても自然に、キス…してる。鼓動が止まらない。
「じゃあ、そういう訳だから。お相手できなくて、ごめんね。」
私がドキドキしてどうするの、と思ったら今度は可憐ちゃんからお兄様にキス。
「…もう、お兄ちゃんは、今日は他の女の子なんて、見ちゃ、ダメです…」
手元の缶はもう完全に潰れてしまって音もでない。悔しいけど声も出せない。
邪魔な女の子達を追い払ったのは感謝。でも、あんなキス…私、してもらった事、ない。
見せつけられてるのに、胸がきゅんきゅんする。私も、お兄様とキス、したい。
ずっと、何度でも、お兄様に唇を奪って欲しい。屈託のない笑顔で、キス、して欲しい。
たったそれだけの事なのに、身体が少し火照ってきたのが分かる。それが恥ずかしい。
キスを見せつけられただけなのに、私ったら…欲情しちゃってる。冷静に、冷静に。
何度も自分に言い聞かせて平常心を取り戻す。でも、少し濡れてるのが分かる。
私ったら、なんてはしたないんだろう。たったあれだけの、たかがキスじゃない。
込み上げる感情の波を押さえつけて、歩き出したお兄様達の後を、追い始める。

228 :
そういえば、最近、可憐ちゃんの元気がなかったような気もする。悩んでたような。
だからかしら、お兄様が気分転換に誘ってあげたのかな、と思いたい。思い込みたい。
少し距離をおいて、お兄様達の後を歩いていく。お兄様の腕に、抱きつく可憐ちゃん。
その頭をそっと抱き寄せてるのを見てると、兄妹や学生カップルよりも、恋人に見えた。
それを羨ましく思う。私も、あんな風に、お兄様の隣で寄り添って歩きたい。
思わずついてしまう溜息。でもその視界に危険な人物を捉えて、我に返る。先制あるのみ。
「あら、佐々木さん、だったかしら。奇遇ね、こんなところで。」
「その声、もしかして、咲耶ちゃん、だったかしら。残念だけど、今日は一人よ。
 いい天気だし、あなたの大好きなお兄さんとなら、さぞかし楽しいでしょうに。」
お兄様のクラスメイトの佐々木さん。何かとお兄様に手を出す要注意人物だけど。
「いい所で会ったわ。ちょっと、あれを見て。その先にお兄様がいるのだけど。」
「あら、今日は協力してくれるのかな、って…ちょっと、どういう事なの!?」
「そんなの私が聞きたいくらいよ。あんな無乳の妹に先を越されるなんてっ!」
「妹って…あんなの、恋人にしか見えないじゃない。これは非常事態だわ。」
「奇遇ね。佐々木さん、あなたとは分かり合えないと思っていたけど同意見よ。」
一瞬の間。分かり合えないと思っていた相手との、完璧なアイコンタクト。
「いいわ、咲耶ちゃんもそうだけど、妹とデートだなんて、見逃せないわね。」
どうやら、普段は憎らしいけど、頼もしい同行者が増えてくれるみたいだった。
でも、お兄様がキス、して事は黙っていようと思う。今、暴れられたら困るから。

229 :
二人でお兄様達の後を追い始める。少し打ち解けてみると、佐々木さんも、
ただ純粋にお兄様の事が、とても気になる存在らしい。恋話に華が咲く。
「そうね、学校でも、高嶺の花よね。女の子には誰にでも優しいし。
 非公認ファンクラブもあるのよ。そんな徒党を組まないと何もできない、
 無能な連中と、私は縁がないんだけど、おかげで気兼ねなく話せるわ。
 クラスだと、準公認カップル、のつもりなのよ、咲耶ちゃんがいなければ。
 普段はお兄さんはシスコン呼ばわりされて、からかわれてるけど、
 本当はあなた達が極度のブラコンなのよね。気持ちは分かるけど。」
「貴重な情報、感謝するわ。でも、こうしてちゃんと話をすると、私、
 佐々木さんとは仲良くできそうな気がするわ。お兄様は渡せないけど。」
「そこは譲って欲しいわね。私がお兄さんと結ばれたら、咲耶ちゃんは、
 特別に邪険にせずに、私と共有するっていうのはどうかしら。」
「魅力的な提案だけど、立場が逆なら考えないでもないわ。それに…
 今はあの、無乳がお兄様をどうしようとしてるかの方が問題よ。」
お兄様達、どうやら、映画館の方へ向かってるみたい。そういえば、
最近話題の恋愛映画があったわね…確か、兄妹の恋愛モノだったかしら。
そこに突然現れる不審人物。この場合、不審なのはお兄様に手を出す、
という意味で。横に可憐ちゃんがいるのに声をかけようなんて、いい度胸。
「あ、花穂ちゃんのお兄さんだぁ♪ 今日も妹さんのお守りかしら。
 せっかくだし、私もご一緒させてもらおうかし、んぐぐっ…!!」
私と佐々木さんとの連携プレーは見事だった。あっという間に押さえ込む。

230 :
「私達の目の前で、お兄様に襲いかかろうなんて、とんでもないわ。」
「まったくね…って、あなた、チアリーディング部の竜崎さん?」
「あら、私の事、知ってるなんて、ウチの学校の生徒さんなの?」
「あなた、有名人じゃない。チア部の竜崎さんといえば、男子の人気者で、
 可愛い可愛い女の子にしか目のない、真性だって。私調べだけど。」
「チア部って事は、花穂ちゃんの先輩さんね。もしかして…花穂ちゃんの事、
 狙ってるのかしら。だったら、少し詳しくお話を聞きたいわね。」
私と佐々木さんにがっちり両腕を拘束されて、逃げ場のない竜崎さん。
「ちょ、ちょっとまって。私だって、恋する乙女なんだから、真性とか、
 そんな事言わないでほしいわね。ちゃんと気になる男の子もいるのよ?」
「その気になる男の人って、花穂ちゃんの、そして私のお兄様の事かしら?」
「だって、その、かっこいいし、よく花穂ちゃんのだけど、練習見に来てくれるし、
 お兄さん優しそうだし、あんなの見せつけられたら、ドキドキするじゃない?
 お兄さんが見に来てくれると、みんなも練習張り切っちゃうし、私も気になるし…」
「へぇ、竜崎さんもお兄さん狙いなのね。だったら、非常事態なのよ。
 今なら、まだ手を組む事ができるわ。協力してくれないかしら?
 こんな魅力的な女の子が傍にいるのに、今ターゲットは子供とデート中なの。
 場合によっては、武力介入も辞さないつもりよ。黙って見過ごせないの。」
「デートって、それを先に言いなさいよっ。それは阻止しないとっ!」
こうして、三人に増えた追っ手。そうこうしている内に、お兄様は可憐ちゃんは、
仲良く映画館の中へと入っていく。今や共通の目的をもった私達は、頷きあって、
その後を追う事にした。ついでとはいえ、この映画、見たかったのもあるけど。

231 :
入場チケットを購入して、早速、お兄様と可憐ちゃんを探す。
二人は仲良く、飲み物を買っている途中だった。
「突然連れてこられた私としては、もう少し、詳しい話を聞きたいのだけど?」
と、竜崎さん。そういえば、花穂ちゃんが憧れの先輩だって言ってた気がする。
確かに綺麗な美人さんだと思う。男子の人気者の美人さんが何故、お兄様なの。
でも、少々?強引に巻き込んでしまった事は事実なので、おとなしく話をする。
「相手の女の子は、お兄様と私の妹で、可憐ちゃん、っていうの。
 竜崎さんがご存知の花穂ちゃんにとってはお姉さんになるわね。
 見た目通り、まだまだ子供っぽいんだけど、お兄様のためなら、
 あのコは手段は選ばないわ。きっと、今日も抜け駆けしてるんだからっ!」
私も突然、押し掛けて抜け駆けしようとしたのだけど、それは話さなくていい。
そう思っていた矢先。お兄様が、また可憐ちゃんとキス、してる。それも優しく。
「「「ちょっと、今の何よ?」」」
さすがに人前なので大声ではないけれど、三人の声が重なる。
ここにきて、事の重大さが佐々木さんと竜崎さんも理解できたみたい。
「「「!!!!!!!」」」
今度は言葉も出なかった。可憐ちゃんがお兄様にキスのお返しをしてたから。

232 :
顔を真っ赤にしている可憐ちゃん。こ、この幸せモ、いや裏切りモノっ!
「あの、ほんとに可憐ちゃんって妹さん、なの…あれはもう恋人よ恋人。」
「花穂ちゃんのお兄さんも、何だか慣れてるわね…人前でも平気みたい。」
「一度ならず、二度までも…しかも飲み物交換までして間接キスまで!」
佐々木さんと竜崎さんは追跡の目的を忘れて見入っている。
私も、間接キスまでなら、した事はあるから、それは黙っていよう。
「ここは、もう介入して、デー…おでかけを自粛してもらうしかないわね…
 そうしないと、私、お兄様の部屋に今夜、押し掛けてしまいそうよ。」
「ちょっと、その話。詳しく聞かせてもらいたいかな。お部屋ってどこかしら?」
「花穂ちゃんに聞いたら、お兄さんのお部屋教えてもらえる、かな?」
そこに、全く動じる様子も見せずに、微笑みながらお兄様の声がする。
「可憐、甘えてくれるのは嬉しいんだけど、周りのみんなが見てるよ?」
きょろきょろとして、周囲の状況を把握して固まる可憐ちゃん。
全く、あのコは本当に油断ならないくせに、アドリブ的な状況に弱い。
それを優しくエスコートするように、お兄様が可憐ちゃんの手を引いて、
場内へと入っていく。お兄様ったら、ほんと、慣れた感じがする。
もしかして、私の知らないところで、他の女の人とデートとか、
してたりするのかしら…あり得ない話じゃないから、それが怖い。
とりあえず、気を取り直してお兄様達の後を追う。場内で見失うと大変。

233 :
「「「…ちょっと、アレはどういう事なの!?」」」
また仲良く声を揃えてしまう私達。実は、本当に仲良しかも。
ターゲットはすぐに捕捉できた。その周囲だけ騒がしかったから。
「あれって、カップルシートってやつだよね…暗がりの中、
 しかも恋愛映画で気持ちも盛り上がっちゃうと何が起こるやら…」
不安な事を佐々木さんが漏らす。何が起こるじゃなくて、
何かを仕掛けるのが、私のよく知る可憐ちゃんという腹黒小悪魔。
何とか、近くの席を押さえたいところだけど、人気の話題作だけあって、
席がどんどん埋まっていく。やむなく三人並んで座れる場所を確保。
「はい、これ。アイスコーヒーでよかったかしら?」
竜崎さんが、一度外に出て、三人分の飲み物を買ってきてくれた。
花穂ちゃんから聞いていた、練習では厳しいけど、優しい先輩だよ、
っていう評判は嘘じゃない。嘘がつける花穂ちゃんでもないけど。
「お代はいいわ。私もこの映画視たかったし。一人ではなかなかね…
 感謝してくれるなら、お兄さんの話、後でいいから聞かせてね。」
「ありがとう、竜崎さん。規制が入ってもいいなら、話してもいいわ。」
「咲耶ちゃん、私のときは、邪魔ばっかりするのに。素直じゃないのね。」
「お兄様の事を譲るつもりはないわ。それに、私も聞きたいの。お兄様の事。」
「じゃあ、あなたのお兄さんが、どれだけ人気者か、後で話してあげるわよ。」

234 :
場内が暗くなって、上映が始まると、おしゃべりはそこまで。
話題作だけという事もあるけど、劇場の臨場感もすごい。
ちらりと横を見たら、佐々木さんも竜崎さんも夢中で視てる。
私も、少し自己投影しながら、だんだんと引き込まれていく。
「私だったら、お兄様の傍、絶対に離れたりしないのに…」
つい呟いてしまった言葉は、幸いにも二人には聞こえていなかった。
結局、そのまま時間を忘れて映画を視てしまっていたのは不覚。
気がついたら、もうエンディング。すっかりお兄様達の事、忘れてた。
「ううっ、何だか映画で泣くのって久し振り、かも。」
「兄妹って何だか背徳的だけど、ずっと傍にいられるって、いいわね。
 花穂ちゃんも、もう少ししたら、こんな気持ちになるのかしら…」
人の事は言えないけれど、各々感動を口にして、ハンカチで涙を拭いている。
場内が明るくなった頃には、さすがに二人とも落ち着いている。
こういうところは、まだ大人になりきれてない私は見習ってもいいと思う。
なんて事を考えていると、人の流れの中からざわざわと声がする。
佐々木さんも竜崎さんも、声の方向に即座に気がついたらしい。
三人で無言で頷きあう。何だか息も合ってきたような気もする。
そっと、そのざわめきのする小さな人だかりへ近寄る。何、この不安感。
ようやく、それが見えた瞬間、絶句する。そして凄まじいまでの敗北感。
カップルシートで、お兄様に幸せそうに膝枕されている可憐ちゃん。
私達三人に今できる事は、手にした空のカップを握りつぶす事だけだった。

235 :
激しい敗北感に打ちのめされた私達は、とぼとぼと映画館の外へ出る。
「お兄さん、あの状況でも、全く動じないなんて、それがすごいわ。」
「クラスのコ達に教えたら、膝枕券で一儲けできゃちゃいそうよね。」
「佐々木さん、人のお兄様で勝手に商売しないでもらえるかしら。
 後、その話は、ちょっと、いえ、より詳しく聞かせてもらいたいわ。」
後ろを振り向くと、ようやくお兄様と可憐ちゃんが出てきたみたい。
「あの様子だとまだ、どこか二人で歩き回るつもりみたいね。」
「お兄さん、ほんと女の子慣れしてるわね。すごく自然。」
「私や他の妹もいるから…お兄様は基本的に女の子には甘いのよ。」
少し裏通りにある、目立たない喫茶店に二人は入っていく。
あまりお客さんはいないみたいだから、さすがに中には入りにくい。
やむなく、近くの、出入りが監視できるファーストフード店で、
私達は軽いランチを楽しむ事にする。せっかくだから楽しまないと。
「あの、佐々木さん、さっきの話だけど…学校でのお兄様ってどうなの?」
「女の子にはすごい人気よ。雰囲気も大人だし、落ち着いてるし、優しいし。
 下級生にも上級生にも、付き合いたいって話はホント絶えないわよ。」
「チア部でも、お兄さんが練習見に来てくれると、みんなはりきってるわ。
 小等部の女の子にも人気あるわね。そういえばお兄さん、部活とか、
 やらないのかしら。運動部の助っ人も、時々してるみたいよ。」
「お兄様、ずっと一人暮らしなのよ…だから、部活はしないって。」

236 :
せっかく聞ける、私の知らないお兄様の話が聞けたのだから、
私もそのくらいは話をしないと申し訳ない気持ちにもなっちゃう。
「へぇ、一人暮らしなんだ。憧れちゃうね。何人、女の子連れ込んだのかしら。」
「お兄さんのお部屋かぁ。行ってみたいわね。ご飯とか、作ってあげたいかも。」
「でも、お兄様、何でも一人でできちゃう人だから、逆にもてなされちゃうわよ?
 それで、何度、私が女の子としての自信を失いかけた事か、知らないのよ。」
「咲耶ちゃんでも、拗ねる事あるのね。あなたはいつも自信たっぷりに、
 私の邪魔ばかりしてくれるけど、こうして話してると苦労してるのが分かるわ。
 でも、少なくとも今、特別に付き合ってるコはいないはずよ。それは保証する。」
「チア部のコ達も、何人かアプローチしてたけど、誰も、射止められないわね。
 そのせいかしら、花穂ちゃんと仲良くなって、お近づきになろうとする、
 不届きモノがいたりするのよね。まあ、私がいる限り、そんな事させないわ。」
食事のおかげか、それともお互いが知らない新しいお兄様の話が楽しいのか、
私達はもうすっかり打ち解けてしまっている。すっかりお友達になったみたい。
こうして話してると、お兄様の事、みんな本当に好きなんだなぁと思う。
考えてみれば、姉妹を除いては、お兄様の事、ちゃんと話した事ないのよね。
佐々木さんも、竜崎さんも、お兄様の事、本気みたいだから油断はできないけど、
この二人だったら、義妹になっても、私がお兄様の傍にいる事、許してくれそう。
「今のところの情報を統合すると、お兄さん、彼女はいないみたいね。」
「彼女どころか、お友達やクラスメイト以下。抜け駆け禁止みたいな雰囲気だわ。」
そんな話を聞いて、心の中で安心する私。私が彼女でないのが残念だけど。

237 :
「あ、出てきたわよ…って可憐ちゃん、だったかしら。
 すごい浮かれてるんだけど…スキップまでしてるし。」
「あれは何かあったわね。お兄さんに告白でもしちゃったのかしら…」
「いいえ、あのコは腹黒いけど、純粋で割りと単純だから、
 ちょっと褒められたか煽てられただけよ、きっと。」
言葉を交わしつつも、そそくさと片付けをして、二人の後を追う事にする。
三人共、全く乱れのない連携で行動する。いつの間にか息も合っている。
携帯ショップに、香水のお店、ジュエリーショップと二人は巡り歩く。
予定もなかったはずなのに、お兄様ったら、可憐ちゃんが喜びそうな、
デートコースをセレクトしてる辺り、これが最も油断ならないわっ。
「くっ、可憐ちゃん、完全に彼女気取りだわっ…!!」
「お兄さんも、あんまり嫌そうじゃないところが悔しいわね…っ!!」
「お兄様ったら、そんな無乳に腕挟まれて嬉しそうにしないでっ…!!」
そんな悔し紛れを言いながら、後を追っていくのが精一杯の私達。
突然、その二人が路上で立ち止まって抱き合ってる。何か話してるみたいだけど。
しばらく抱き合っていたかと思うと、お兄様は可憐ちゃんの左手をそっと取る。
そして、その手にキスをする。気のせいか、その左手に輝くモノが見えた。
遠くて、色合いも目立たないけど、確かに指輪をしているように見える。
「えーと、気のせいかな。私には、今、可憐ちゃんの手に指輪が見えました。」
「私にも、気のせいか、その指輪っぽいものにキスしてるように見えました。」
「気のせいかしら、お兄様、左手の、薬指に、キスしてるように見えました。」

238 :
虚しい。お互いの状況確認がこれ程、虚しいと思った事は多分ない。
なんとなく円陣を組んで、ひそひそ話をしてしまう。人に聞かれたくない。
「まってまって。左手の薬指よっ!? 可憐ちゃん、妹さんよね!?」
「お兄さんが、指輪してあげたのかな…これはショックだわ…」
「そんな諦めるような事言ったらダメよっ。お兄様に限って、そんな事はないわ!」
気を取り直すためにも、とりあえず深呼吸。これまた三人息がぴったり。
そして再び歩き始めた二人の後を、重くなった心を誤魔化すように追う。
すると、意外なところに二人が向かっている事に私は気がついた。
「この先って、ランジェリーショップがあった気がするんだけど…
 まさか、お兄様、可憐ちゃんにあんな下着やこんな下着をっ!」
「咲耶ちゃん、少し落ち着いてっ。あなたが取り乱してどうするのっ!?」
「お兄さん、そんな所でも躊躇しないのね…女の子に慣れすぎてるわ…」
「ありがとう、佐々木さん。あんな無乳のAAAに限って、それはないわね。
 むしろ痛ましい、忌まわしい事態になるだけよ…それはそれで…」
「AAAって…確か、花穂ちゃんのカップってBくらいのはずよ?」
「…人の妹の胸のカップまで、よくご存知ですね、竜崎さん?」
「それは、花穂ちゃんに相談されたから、その、ね?」
ああ、こんなところで胸やカップのサイズで揉めてる場合じゃないのよっ。
改めて、気を取り直して二人の後を追う。やはりランジェリーショップね。
店内から、きゃぁっ、と女の子達の歓声が聞こえてくる。いけない。
三人で頷きあうと、私達も店内へと足へ踏み入れた。

239 :
「さっきの男の人、かっこよかったねー。連れてたコも可愛かったけど、
 彼氏に下着選んでもらって、それで食べてもらうつもりなのかしらっ。」
「でも、さっさと奥の階段上がっちゃったね。男の人、もっと見たかったー。」
突入した途端、不穏な会話が聞こえてくる。これはマズい雰囲気だわ。
でも有益な情報は得られた。奥の階段に鬼気迫る勢いで私達も向かう。
そこで、突然、のんびりというか柔らかい声で、呼び止められる。
「あら、咲耶ちゃん? 咲耶ちゃんもお買い物?
 お連れの方々は、咲耶ちゃんのお友達かしら?」
私を呼び止めたのは、姉妹の春歌ちゃん。長くて綺麗な黒髪が素敵。
習い事なんかでは邪魔になるので普段はポニーテールが基本らしい。
「こんにちわ、春歌ちゃん。こちらは、えーと、そうね。学校の先輩で、
 佐々木さんと、竜崎さん。先輩というよりは同士というか恋敵というか。」
「咲耶ちゃんの先輩という事は、私にとっても先輩ですわね。
 初めまして、春歌、と申します。咲耶ちゃんの姉妹で、もうすぐ同じ…
 学校に入学、といか編入ですわね。学年も咲耶ちゃんと一緒です。
 以後、よろしくお願いいたしますね。佐々木さん、竜崎さん。」
「あの人ったら、何人妹がいるのよ…私、佐々木です。
 あなたのお兄さんのクラスメイト、ね。今はだけど。」
「初めまして。私は竜崎です。妹さんの花穂ちゃんの部活の先輩、でいいかしら。」
「はい。お二人共、こちらこそ、よろしくお願いいたします。
 ところで、つかぬ事をお伺いいたしますが、恋敵、について詳しく。」

240 :
顔は笑っているけど、目が笑っていない春歌ちゃんに、逆らう自信はない。
お店の奥にある休憩スペースに座って、ある事ある事、手短に事情を話す。
「まあまあ。それは可憐ちゃん、さぞ嬉しかったでしょうねぇ。
 私も今度、お誘いしてみようかしら。まだこの街も不案内ですし。」
この余裕。正直、春歌ちゃんには正面から挑んで勝てる気がしない。
お稽古事も、お料理も、春歌ちゃんは何でもできるから、隙がない。
でも、お兄様と過ごした時間は私が一番長い、という自負だけは負けない。
それをきちんと認めた上で、話ができるから春歌ちゃんは、私の大切な姉妹。
どこかの無乳耳年増は、こういった余裕がないので、まだまだ子供だと思う。
「とにかく、事情は分かりました。この上にブティックがありますから、
 今、兄君さまと可憐ちゃんは、そこにいるんだと思いますわ。」
「それなら、階段さえ見張ってれば逃げられる心配はないわね。
 そういえば、春歌ちゃんはどうして、ここに?」
「えっ、それはその…少々申し上げにくいんでけれど、下着が、
 そのきつくて…慌てて体重計とにらめっこしたんですが、
 太っていたとかそういう訳ではなかったので安心してしまったところ、
 お台所に立って胸を張った途端、ホックが弾けてしまいましてですね…」
今は身体のラインが出ないような、ゆったりとした服を着てる春歌ちゃん。
でもその下に、驚異の胸囲が隠されている事を私達姉妹は知っている。
あの時は、私は何とか平静を保っていたけど、千影ちゃんと鈴凛ちゃんが、
がっくりと肩を落としていたのを覚えている。無乳は一言もなかったと思う。

241 :
「その、春歌ちゃん、差し支えなければ、今…どれくらい、なの?」
「咲耶ちゃんたらぁ、その皆さんには内緒ですよ…えふ、になってしまいました…
 その、数字の方は、許してください、私も恥ずかしいですから…」
同い年なのに、この格差は何なの。聞かなければ良かったと思ったら。
「そんな…私、先輩なのに、負けてる…ううっ…」
「だ、大丈夫よ、うん。お兄さんは、サイズより形よね、きっと…」
私が落ち込んでいる以上に、貴重な同士が、ダメージを受けていた。
もし、春歌ちゃんの抱えている大きな紙袋の中身を見てしまったら、
私達は色んなモノを失ってしまうような気がしたので、話題を変えよう。
「あ、そうだ。ブティックっていうなら、私達も覘いてみない?」
こくこくと、この妙にどんよりとした空気を誤魔化すように皆で頷く。
早速、四人で階段を昇ると、その先には『準備中』の看板が。
扉にも鍵がされていて、確かに看板通りなのだけど、中に人はいるみたい。
扉の僅かな隙間から光も漏れているから、お兄様達がいるのは間違いない。
「うーん、ここまでかぁ…でも中で何してるのかな、まさか更衣室で…」
「お兄さんの今日の行動からすると、何があっても驚かないわ…」
「お兄様、私は信じてるわよ、無乳に心奪われるなんて事がない事を。」
「でも、もうお召し上がりされてるかもしれませんわよ、ぽぽぽっ。」
「「「それだけは、ない。」」」

242 :
結局、そのままお店の前にある長椅子に四人並んで腰掛ける。
その間も、私達のお兄様トークは終わらない。半分は自慢で、
残りの半分は、手を出してくれない事への愚痴ばかり。
「皆さん、兄君さまの事がお好きなんですね。素敵だと思いますわ。
 私も、早く兄君さまに尽くしたいですわぁ…お嫁さんが理想ですけど、
 それが無理なら、側室でも二号さんでも、私は兄君さまにお仕えしますわ。」
この春歌ちゃんの余裕たっぷりの言葉が、今日一番、私に強烈を叩きのめした。
新たなる強敵の存在にがっくりとうなだれる、私と、佐々木さん、竜崎さん。
そのとき、閉ざされていた扉が開いて、お兄様と、満面の笑みの可憐ちゃん。
「お兄様、これはどういう事なのかしら…」
「お兄さん、私、信じてたのに…」
「クラスメイトの私を差し置いて、デートなんて…」
それをさらりとポーカーフェイスで交わしたお兄様が気取って一言。
「朝から、ご苦労様でした、お嬢様方。本日は先約がありましたので。」
バレていた事に、またもがっくりとうなだれる、私と、佐々木さん、竜崎さん。
無乳が、ここぞとばかり、勝利を誇示するかのように、お兄様の腕を抱き込んで、
ありもしない胸の谷間に挟みこんでアピールする中、私にだけお兄様が内緒話。
「咲耶ごめんね。可愛い格好してくれてたのに。お詫びに後で敢闘賞を贈呈するよ。」

243 :
「可憐ちゃん、良かったわね。兄君さま、今度は私とお付き合いくださいね。」
余裕たっぷりに引き上げていく春歌ちゃん。ここはおとなしく引くしかないわ…
唯一の収穫は、これまでの邪魔者が、ちゃんとした恋敵になった事くらいかしら。
それは佐々木さんも、竜崎さんも同じ思いらしく、お互い頷き、今日は解散。
残念だったけど、お兄様の知らない話も聞けたからいいかな、と考えながら、
家路へと急ぐ途中、お兄様の言葉が少しだけ、気になったり、ならなかったり。
「可愛い格好、って褒めてくれたのは、やっぱり嬉しいわ、お兄様♪」
少し気分がよくなった。色々言いたい事は山程あるけれど、その一言で私は満足。
気分よく帰宅すると、私宛に小さな荷物が届いていた。差出人はお兄様。
聞けば、バイク便で、今日中に必ず届けてくれって、ついさっき届いたらしい。
そういえばお兄様が、敢闘賞がどうのと言っていた気がするから、それかしら。
大切にその荷物を受け取ると、急いで部屋に駆け込んで、可愛くラッピングされた、
『敢闘賞』を取り出してみる。中に入っていたのは、可愛らしい香水の瓶が二つ。
『朝から一生懸命ながんばり屋さんに、似合うと思ったので、プレゼントします。
 一つは咲耶に似合うと思って、もう一つはボクがたまに使うモノを選びました。
 年長さんで、年少さんの前で甘えられない、ボクの可愛い大切な咲耶ちゃんへ。』
小さな、お兄様直筆のメッセージカード。顔が真っ赤になるのが分かる。
こんな不意打ち、卑怯だわ。封を切って、軽く香りを確かめると、いい香り。
こちらは、私に似合うって言ってくれた柑橘系と華の優しい香りがする。
だったら、もう一つはお兄様の…ドキドキして封を切ると、確かにお兄様の香り。

244 :
お夕飯をいただいて、ゆっくりとお風呂に浸かる。思い出すのは、お兄様の香り。
それだけで、もうドキドキが止まらなくなってる。すごく恥ずかしい気がする。
これって、お兄様に欲情しちゃってるみたい。ぶくぶくと息で泡を立てながら、
私の身体が、お風呂のせいじゃなくて、火照っていくのが、すごくよく分かる。
色んな意味で我慢できなくなったので、慌ててお風呂を出て、部屋に戻る。
パジャマに着替えたけど、何だか落ち着かなくて、お兄様からもらってきた、
お古のワイシャツを、さっきのお兄様の香りを少し纏わせて、羽織ってみる。
少しだぶたぶのワイシャツは、お兄様の匂いがする。何だか息が荒くなった。
お腹が熱くなって、じゅんっ、て着替えたばかりの下着が湿ってるのが分かる。
下着に、ワイシャツを羽織っただけの私なら…お兄様、抱いてくれるかしら?
「もぉ、お兄様が、いけないんだからっ、絶対、お兄様のせいなんだからっ。」
悪くもないお兄様に、届かない文句をいって、ベッドの上に、ごろんと転がる。
そっと下着の上から、お股に触れてみると、もうぐしょぐしょになってる…
ダメ。やっぱり我慢できない。部屋の鍵はちゃんと閉めたから、大丈夫。
いつでもお兄様に脱がせてもらうために愛用してるフロントホックのブラを外す。
まだ触れてもないのに、乳首は硬くなって、お兄様に触れられる事を望んでる。
もう、こんなに火照った身体は止まらない。下着の中に手を入れ、指で直接なぞる。
「ふぁっ、お兄様ぁ、お兄様が欲しいって、私の身体、えっちになってるのよ…」
指でなぞってるだけだと、もう私、我慢できなくなってる。お兄様の香りのせい。
くちゅくちゅと、えっちな音を立てながら、私は下着の中を激しく掻き回していく。
さっきからジンジンしてる、乳首と、お股のお豆も、夢中で指で擦り上げちゃう。

245 :
「ひゃあぁんっ、んんっ、お兄様ぁ、お兄様ぁ、お兄様ぁ…好きぃ、大好きぃ…」
声も抑えられない。そんな事したら、ますます切なくなってしまうから。
でも、でも。お兄様の声が聴きたい。できるだけ傍で。もう、今すぐに。
ベッドの横に置いてある、携帯プレイヤーの、あるデータをリピート再生する。
イヤホン越しに聴こえてくるのは、寂しい時に、いつも聴いてるお兄様の声。
『ボクの大切な咲耶。大好きだよ。愛してる。』
「お兄様ぁっ、私もぉ、さくやも、おにぃさまのことぉ、愛してるぅっ…」
お兄様に、無理を言って、私の顔を見つめながら言ってもらった言葉。
えっちな目的で録音した訳じゃないけど、いつも聴いてるので止められない。
お兄様の声のおかげで、えっちな水音が聴こえないから、恥ずかしくない。
だけど、身体は、ますますお兄様を欲しがってると思う。自分でも分かる程、
お股の、女の子の一番恥ずかしい所が、ぱくぱくと小さく口を拡げてるから。
そっと指で触れると、それだけで、びくびくって、全身が震えちゃうもの…
今日も別れるときに、平気で手を振ってたお兄様を思い出して、切なくなる。
私は、ただお兄様が欲しいだけ、ただお兄様じゃなくちゃいけないだけなの。
子供のときから、ずっと夢で、憧れで、私だけの優しい、大切なお兄様。
「はぁっ、ひゃぅっ、んっ、はひっ、おにぃさまぁ、おにぃさまぁっ…」
本当はお兄様に優しく触れて欲しい。そしたら、どんな事でも耐えられる。
だから、どんな形でもいいから、お兄様のモノになりたい。して欲しい。
お兄様にしてもらってるつもりで、えっちな穴の入り口を指で掻き回す。

246 :
「やぁ、もぉらめぇっ、おにいひゃまぁ、しゅきぃ、らいしゅきぃっ!!」
もう必になって、両手でお股を弄り回して、お兄様の事を想いながら、
私はお腹の奥から、お股に向かって熱く溢れた、どろりとしたモノに塗れる。
とろとろの、えっちなお汁で、両手が暖かい。でも、今日はまだ切なくて。
ぐちゅぐちゅとした音が、聴こえてきて、ますます私は欲情していく。
お兄様の声と、香りがいけないの。それだけで、私は発情しちゃってる…
治まらない身体を火照りを、抑えようとして、さらに求めちゃう悪循環。
「ぜんぶぅ、おにいひゃまぁのぉ、せいなんらからぁ、でも、しゅきぃっ!!」
私の自分勝手な想いを、お兄様のせいにして、貪るように私は快楽に浸る。
こんな私を見たら、お兄様、軽蔑しちゃうわよね…私、それでも私は…
お兄様の事が好き。大好き。愛してる。それを口にできない私が悪い。
もう何回目かしら、今日は、本当にお兄様が恋しくて、火照りが治まらない。
やっぱり素直じゃないからかな。今度、お兄様にあったら、ちゃんと言おう。
そうしたら、お兄様、どんな顔するのかしら。それだけでお股が熱くなる。
「おにいひゃまぁ、おにいひゃまぁっがぁ、さくやぁ、らいしゅきぃっ!!」
今夜はもうこのまま、怠惰に過ごす事にしよう。だから、今夜ぐらいは。
お兄様の想いが溢れるままに、流れにまかせてしまおうと思うの。
今夜だけだから、お兄様、ごめんさない。今度こそ、素直になってみせるから。
「ひゃくゃぁ、おにぃひゃまのことぉ、しゅきぃ、あいひてるぅっ!!!」

247 :
〜 「女の子達の聖戦」 「休日でぇと」編 外伝 続かない 〜
壁|・ω・)
このコたちって脇役だけにしとくのも
やっぱりもったいないですよね
後半「Romantic connection」聴きながら仕上げたので、
咲耶がその分、可愛くなってるかもしれません。
そして保管庫の消滅に最近気がついた(´・ω・`)
名無しで投稿した作品が読まれないのは幸か不幸か。
住人も随分と減ったようなので仕方ありませんね…
それではまたの機会に。
壁|・ω・)ノシ

248 :
>>222-247
GJ!!!
咲耶は可愛らしいな
もうこのまま犯されちまえよw

249 :
壁|・ω・)
壁|・ω・) 週末は投下の日〜♪(と随時SS投下できてるうちはいいですね)
壁|・ω・)っ>>217の続きです
続きを書いてもよいとのお言葉をいただきましたので、
「同棲(仮)」編、一話目です。
お楽しみいただければ幸いでございます。
壁|・ω・)ノシ

250 :
「はっ! …んっ…ふあぁぁっ…んんっ、もうこんな時間かぁ…」
時計にふと目をやるともうお昼前。夜明けまで可憐と繋がっていたから、
さすがにまだ、少し眠い。今日がまだ休みでよかったと、心から思う。
ベッドの暖かさと、抱きしめている可憐の細くて壊れそうな華奢で繊細な、
幼い裸体の誘惑にもう少しだけ負けてもいいかな、と思って、目を閉じる。
可愛いペットを抱いて寝ていたせいか、不覚にも、もうちょっとだけ大人になった
可憐が、幸せ一杯の笑顔で、おはようの挨拶から始まる新婚生活、みたいな、
夢を見た。夢の中の可憐は、胸が程々に増量されていたのは願望かな、とも思う。
そんな願望込みの可愛いお嫁さんに、『おはようございます、あなた。ちゅっ。』と、
されたら、目が覚めても仕方ない、仕方なかった。…少し、もったいなかったなぁ。
「ん…おにぃちゃぁん…もっとぉ…きすぅ…えへへ…」
僅かに聴こえた、可愛いお姫様の寝言でも、どうやら似たような状況らしい。
今起こすと、後ですごく恨まれそうな気がしたので、優しく髪を撫で梳いていく。
夜明けまで、たくさんがんばった可憐を起こさないように、しばらく頭を撫でてやる。
今日は、可憐を家まで送ってあげないといけないから、そんなに時間に余裕もない。
「可憐、おはよう。ごめんね、食事の支度だけ、してくるから。」
まだ起きそうにもない可憐に、そっとおはようのキスを唇にしてから、ベッドから、
可憐を起こさないように、そっと、出る。お姫様はまだまだ、楽しい夢の中。
「おにぃちゃぁん…だぁぃすきぃ…」

251 :
ベッドから出ると、さっさと着替えてしまう。室内とはいえ裸で歩き回る趣味はない。
後は日常のルーチンワーク。風呂にも入ってしまいたかったけど、先に入ると、
きっと可憐が泣きそうになるので、それは我慢して、食事の支度だけしてしまう。
昨日、買っておいたロールパンと、可憐が昨晩拗ねながら大量に作ったサラダの残り、
それにスクランブルエッグと、コンソメ風味の刻みベーコン入りのオニオンスープ。
これだけあれば、小腹くらいは満たせるだろう。我ながら主夫で生きていけると思う。
コーヒーを豆からちゃんと淹れるのは、ささやかな贅沢。いつもはお茶系だけど、
あの、心地よいベッドに戻ってしまうと、また惰眠を貪ってしまうのが目に見える。
その隙に、可憐が部屋に来てから、まともに読めてない新聞の記事に目を通してしまう。
コーヒーメーカがコポコポと、いい香りを立てている。テレビは視ないようにする。
普段も、ほとんど視ないのだけど、今は余計な音で、可愛いお姫様を起こしたくなかった。
「よしっと。こんなところかな。」
時事はある程度把握できたし、淹れ立ての熱いコーヒーのおかげで目もしっかり覚めた。
でも、このまま可憐にキスすると、きっと苦い、と抗議されてしまいそうなので、
先に歯磨きと、ついでに顔も洗っておく。お姫様のお好みは、甘ぁい味だそうなので、
ストックしてあったフルーツ系の飴を探し出して、数個テーブルに取り出しておいた。
これで、準備万端。まだまだ起きそうにもないお姫様をどうしようかな、と考えてみる。
昨日、というか夜明けまで、ボクの上で必に腰を振っていたのだから、疲れてるだろう。
可憐が、体力に自信がある方、などとは聞いた事もないので、足腰立たなかったりして。
今のうちに携帯を見ると、咲耶からメールが届いていた。無事、プレゼント届いたかな?
可憐には内緒にしてあるけど、昨日がんばってた咲耶にはこっそり、届け物をしてある。
『お兄様、素敵なプレゼント、ありがとう。ラブよっ♪』

252 :
咲耶のメールは今朝。一応、昨日のうちに無事、届いていたようなので一安心。
でも、このメール、今の可憐が見たら、拗ねるだろうな。布団から出てこないかも。
それも困るので、そろそろ可憐に起こそうと、ベッドに向かう。やはり熟睡中。
「ほら、可憐。そろそろ起きないと。今日は帰らないとダメだよ?」
優しく声をかけても、軽く揺すっても、起きる気配が一向にない。まさに眠り姫。
「もう、仕方ないなぁ。起きてくれないなら、イタズラしちゃうよ?」
もう一度、ベッドに滑り込むと、可憐の体温で暖かい。油断すると二度寝しそうだ。
まだ起きない可憐の両脚を拡げて、その間に陣取ると、肉棒をズボンから取り出して、
軽く自分で扱いて屹立させる。持ってきたバスタオルを可憐のお尻の下に敷くと、
可憐のつるつるオマンコに、肉棒を擦り付ける。少し強めに擦ると、割れ目に、
竿が食い込んで柔らかい肉に挟まれる。これはこれで気持ちいい。そのまま、
割れ目の筋に沿って肉棒を擦り付けていく。鈴口と雁首が、可憐のクリトリスを
擦り上げるのも、悪くない。それでも目を覚まさないお姫様から、ご褒美なのか、
とろり、と汁が溢れ出してきて、滑らかに動かせるようになる。感じやすい雌犬だ。
眠り姫の淫らしい肢体のおかげで、激しく擦り付けても、もう大丈夫。気づけば、
しっかりとクリトリスは包皮から脱皮して勃起している。くちゅくちゅと淫らな音。
「こんなに濡らしてるのにまだ起きないんだ、この淫乱め。」
可憐から溢れた汁は、もう尻まで垂れてしまっている程。バスタオルが大活躍。
このまま一度、射精してやろう。今ならやりたい放題。例えば、膣の入り口とか。

253 :
その可愛らしい口も、小さな尻の窄まりも犯し、尿道さえ感じる事を教えたのだ。
可憐の淫らしい肉穴で、まだ未踏の地と言えば後は膣穴だけなのだから仕方ない。
このまま眠っている可憐を犯して、完全制覇するのは、とても魅力的に思えた。
天使さんと悪魔さんが討論会。議題はどこにザーメンをぶちまけるかについて。
天使曰く、人の行為として孕ませるのは自然な事、たっぷり奥に射精してあげなさい。
悪魔曰く、無防備に寝てるヤツが悪い、犯し続けて、たっぷり奥に射精してやろうぜ。
正反対の方向ではあるが結論については議論にすらなっていなかった。仕方ないよね。
でも、可憐の可愛い声が聴きたいので、今回の討論の結論は遺憾ながら放棄する。
「可憐、寝た振りしてないんだったら、そろそろ起きてくれないかなー?」
そういって、唇を奪う。ついでに鼻を軽く摘む。これで息ができなくなる可憐。
最初からこうしてればよかった、と思いつつ、しばらくそのまま待ってみる。
「ん…んんっ、んーっ、んむーっ!!」
効果あり。呼吸ができなくなってパニックになってる可憐。そっと鼻と唇を離す。
「おはよう、可憐。もうお昼だよ。そろそろ起きて帰らないと、ね?」
そのまま、もう一度キス。今度は、優しく、可憐の唇を、舌を舐め、絡める。
まだ、少し寝ぼけている可憐も舌を伸ばしてきたので、含んでいた飴を舌で渡す。
「可憐、今日のキスは、お姫様の大好きな甘ぁいキスにしたけど、いかがですか?」
「その、甘ぁい、イチゴの味、です…おはよぉございます、ご主人様ぁ…」

254 :
ようやく起きてくれた可憐の割れ目に、再び肉棒を擦り始める。途端に可愛い声。
「ひゃぁっ、何してるんですかぁ、ご主人様ぁ、んんっ、ひっ、んっ!」
雁首が勃起したクリトリスを引っかく度に、可憐はたまらず声をあげてしまう。
やっぱり、この可愛い囀りが聴けないと、寂しい。肉棒もますます元気なる。
「可憐が、なかなか起きてくれないから、気持ちよく、起こしてあげてるの。」
「ふぁっ、ど、してぇ、こんな、濡れてぇ…可憐、もぉ、えっちなコになってるぅ…」
「仕方ないよ、可憐はこんな事で悦ぶ、変態の雌犬だもの。ボクは大好きだけど。」
「ひゃぁっ、大好きってぇ、可憐っ、おちんちんが擦れてぇ、お豆ぇ、じんじんするぅ…」
「いいよ、そのままイッても。ボクもそろそろ可憐に射精したいし。」
「ひゃ、ひゃぃっ、ありがとうごましゅぅ、ご主人様ぁ、お口にぃ、くらさいっ…」
「いいよ、可憐はおちんぽミルクが大好きだもんね。お口に射精してあげる。」
「あひっぃ、ら、らめぇっ、イッちゃいましゅぅっ!!!」
可愛らしく下半身を震わせて、絶頂に達した可憐。その可憐の口に肉棒を突っ込む。
天使さんと悪魔さんが討論してたくらい、我慢してたのだ。暖かな可憐の口腔は、
可憐がどれほど惚けていようとも、決して歯を立てずにボクを迎え入れる。
きゅっと、可憐の唇が、竿を優しく絞めつける。可憐の小さな舌先が鈴口を刺激する。
それが合図かのように、可憐の口腔にたっぷりとザーメンで満たしていく。
すぐには飲み込まず、ちゅぅちゅぅと全てを吸い上げる可憐。慣れた舌の動き。
ずるり、と肉棒を引き出すと、舌でよく掻き回してから、こくん、と飲み干す。
「今日のご主人様の、イチゴおちんぽミルク味…甘くてぇ、おいかった、です…」

255 :
朝のお勤めを今日も無事に終えた可憐に、服を着せてやる。これも飼い主の楽しみ。
お泊りセットには、それらしい服はなかったハズなので、ボクの服を着せてみる。
だぶだぶのTシャツに、ショーツ一枚だけ、というのも、悪くないけど他人に見せたくない。
「可憐には悪いけど、ご飯作ってあるから、食べようよ。」
「朝御飯は可憐のお仕事ですよぉ…」
「もうお昼だってば。だから、落ち着いて食べようね。」
さっさと支度を始める。軽く暖めなおして、まずは可憐の前へ並べていく。
「うぅ…可憐の、女の子としての自信が、失われていきます…いただきます。」
「はい、どうぞ。いただきます。」
がっくりと肩を落とした可憐も、食事を進めていくと、複雑な顔ながらも、
ちゃんと食べてくれる。それを見つめながらの熱いコーヒーも、また一興。
それを、珍しそうな目で見る可憐。そういえば、可憐の前では初めてかも。
「可憐、コーヒーが珍しいの? 一口、飲んでみる?」
「えっ? その、じゃあ一口だけ…んっ、こくっ…うぅっ…苦いです。」
「可憐にはまだ大人の味が分からないんだなぁ。ホットミルクにしてあげる。」
「可憐、もう子供じゃないですよぉ…だからミルク入れたコーヒーなら…」
「そうだね、可憐は子供じゃなくて『女の子』だもんね。」
「そ、そ、それはぁ、お兄ちゃ…ご主人様が悪いんですよ…絶対、絶対にぃ。」
結局、ホットミルクを飲む可憐。一人よりも二人の方が食事は楽しい。

256 :
食事の片付けをしている間に、殊勝にも部屋の片付けと風呂の準備をする可憐。
さすがにソファーと周りの床は恥ずかしそうに綺麗にしていたが、風呂の方は、
逆に張り切っている。多分、例の石鹸が余っていたから昨日と同じ泡風呂だろう。
せっかくだから、風呂でまたイタズラでもしてやろうと思いつつ、風呂に向かう。
そこには水、ではなくお湯浸しになった可憐。服が透けて、誘ってるかのようだ。
「あぅ、これは、その、シャワーと水道を間違えてですね。わざとじゃなくて。」
「可憐、そんな格好、私を食べてくださいって言ってるようなものだよ?」
わたわたしてる可憐に冷静に教えてやると、ようやく透けてる現状に気がつく。
そのまま可憐を抱きしめて、狭い風呂場に押し倒すと、ショーツを脱がせる。
「さっき、着せてあげたばかりなのに、もう濡らしちゃう悪い犬はオシオキ。
 犬らしく、片足あげて、私は変態ですっ言いながら、おしっこして見せて。」
「はい、ご主人様、ごめんなさい、可憐は悪い雌犬です…
 だから、可憐のおしっこするところ、見て、ください…」
四つん這いになった可憐は、片足に残したショーツがある方を大きく上にする。
「可憐はぁ、変態ですぅ…可憐のおしっこしてるところ、見てくださいぃっ!」
可憐の言葉と同時に、股間から勢いよく迸る生暖かい水飛沫。少女の生放尿。
もう、どんな言葉でも、可憐は従順に、淫らに従うだろう。これはその証明。
「可憐にも、ボクのおしっこ、たくさんかけてあげる。マーキングだよ。」

257 :
まだ放尿が止まらない可憐に、ボクも、その可愛く歪んだ顔目掛けて放尿する。
その奔流を、可憐は口を精一杯に拡げ、小さな舌を必に伸ばして受け止める。
可憐の身体と心に何度でも、条件反射になるまで刻み付ける主人と奴隷の関係。
ボクの尿塗れになっても、悦びの表情を浮かべるこの雌犬を、綺麗だと思った。
「可憐。今の可憐、すごく綺麗で、淫らしい。素敵な顔になったね。」
「はいぃ、ありがとうございますぅ、ご主人様ぁ…可憐、嬉しいです…」
ぺたんと座り込んだ可憐を裸にして、先に湯船に浸からせると、ボクも服を脱ぐ。
ボクも湯船に入ると、やはり狭いので可憐を後ろから抱き抱えるような格好になる。
おとなしく、ボクに抱えられる可憐。案の定、泡風呂だけど、慣れると楽だなと思う。
汚れた可憐の肌を、撫で回して、綺麗にしてあげても、もう全く抵抗もしない。
「今回のお泊りで、すっかり素直で可愛い、変態雌犬可憐ちゃんになったね。
 このまま帰すのが惜しくなっちゃうよ。部屋で、鎖に繋いで、飼いたい。
 ずっとずっと、可憐の可愛いえっちな声、聴かせて欲しい。聴いてたい。」
「可憐も、んっ、ご主人様の、お傍にずっといたいですっ、ふぁっ、あっ…
 おっぱいも、もっと触ってください、可憐、きっとおっきくなりますからぁ…」
胸が大きくなると聴いて、今日の夢を思い出す。それだけで屹立する無節操な肉棒。
可憐の股間の間でかちかちになった肉棒に、可憐が気がついて、手を添えてくる。
「ご主人様のおちんちん、可憐に綺麗にさせてください…がんばりますからぁ…」
慣れない手つきで肉棒を扱き始める可憐。狭い湯船の中で竿を割れ目に擦り付けてくる。

258 :
柔らかい肉の感触に、肉棒が挟まれる感触が心地よい。可憐も切ない声を上げる。
「ふぁっ、今日してもらったのぉ、気持ち、よくてぇ…コレすきぃ…
 もっと、もっとぉ、んんっ、してあげたいです、こんな、かちかちで…
 可憐も、オマンコがきゅんきゅんしてぇ、挿入れて、欲しいもんっ…」
「じゃあ、可憐の大好きな、こっちに挿入れて、あげよっか?」
まだ抜いてないアナルプラグをぐりぐりと弄ると、可憐は背を反らせる。
「おひりぃ、やっ、ずっとぉ…ぐりぐりしないれぇっ、可憐、おひりぃっ…!?」
「可憐、もしかして、寝る前に栓してあげたの、気がつかなかったの?
 いっぱい昨日は可憐のお尻に射精してあげから、漏れないようにね。
 もう可憐もお家に帰らないといけないから、これは、抜いてあげる。」
可憐が何か言いたそうだったが、聞く必要はない。ぬぽっと抜けるアナルプラグ。
何も無くなった窄まりに、可憐が寂しくないように、指を一本だけ突っ込んでやる。
途端に、きゅっと指を絞めつけてくる尻穴。内側を指で撫でただけでこの絞まりだ。
「今日は、まだお尻の中、綺麗にしてないから、これだけで我慢しようねー。」
「はひっ、はっ、やぁっ、ご主人様の指ぃ、しゅごぉぃれすぅっ!!」
「可憐は、もうお尻じゃないと満足できない変態なんだから、大丈夫だよ。」
可憐も一生懸命、手と腰を動かして、割れ目に肉棒を擦り付けているが、
ぬるぬるとした感触が、ますます強くなる。このままイカせてやろうか、
生しにしてやろうか悩ましい。だが大事なのはボクの性欲の捌け口だ。

259 :
「可憐、やっぱり我慢できないや。このまま、お尻に、挿入れちゃうよ。」
可憐に肉棒を弄らせて、割れ目の柔らかい感触もいいが、膣に挿入れたくなる。
指を尻から抜いて、可憐の腰を軽く浮かせる。浮力もあって、いつもより軽い。
可憐の手から肉棒を奪い返すと、尻穴に栓をするように亀頭だけ咥え込ませる。
「ほら、後は可憐が、がんばるんだよ。大好きなおちんぽ、いっぱい咥えてね。」
可憐の両手を掴んで、湯船の縁で身体を支えられないようにすると、可憐の自重で、
ゆっくりと尻穴の奥へと肉棒が突き込まれいく。初めて僅かな抵抗を見せるが、
支えを失った可憐の柔らかい尻穴は、もがく程に可憐の奥を侵食していく。
「やっ、やぁっ、可憐、ご主人様のおちんちん、オマンコに欲しいれすぅっ…」
「オマンコも指で弄ってあげるから、ちゃんとお尻で気持ちよくなろうね。
 可憐、お風呂で、おっぱい撫でたり触ったり揉んだりすると大きくなるから、
 自分でも、がんばってごらん。おっぱいの大きくなった可憐、見たいなぁ。」
「あふぅっ…可憐も、おっぱい、おっきくなりたいれすぅ…もみもみしてぇ、
 もぉ、ないちちなんてぇ、言われたく、んんっ、ないもんっ、ひっ、んっ!」
やっぱり気にしてたか。可憐は、可愛らしい手で、自分の胸のほのかな膨らみを、
激しく撫で回す。きゅっきゅっと尻穴が絞まるのが、やはり最高に心地よい。
「じゃあ、オマンコの方は、ボクがいっぱい、弄ってあげるよ。」
わざと、クリトリスに触れないように、割れ目を指で拡げて膣口を軽くノックする。

260 :
それだけなのに、尻穴が強烈に絞めてきて、改めて可憐の肢体の敏感さを痛感する。
「ちょっと、突いただけなのに、すごく絞めつけてきちゃって。食いしん坊だね。
 お尻、きつきつだよ。あんなに突っ込んだのに、まだ、こんなにも絞まるんだ。
 ガバガバになっちゃったら、トイレから離れられないよ。ずっとオムツしとく?
 だったら、可憐がどんなにえっちで、オマンコとろとろになっても大丈夫だよ。」
「ひっ、そこらめぇっ、おゆびぃ、はいっちゃ、そこぉ、もぉやめてくらしゃぃ…」
会話も成り立たない程、可憐には余裕がなくなってきている。これ以上は無理か。
なら、おとなしくなってもらおう。そっちの方が、家に帰す意味でも都合がいい。
反応の良かった膣に浅く指を突っ込んでいく。まだ開発してやってないので、
たった指一本でもキツい。いい絞まりだ。言葉も出ず、がくがくと震える可憐。
尻の絞めつけのリズムもいい。少し指が馴染んだところで、もう一本突っ込む。
暖かい風呂に浸かっているのに、歯をガチガチと鳴らす可憐。もう一押しだな。
昨日の朝、見つけておいた部分に、指の腹を押し当て、激しく擦り上げてやる。
「あ、ひっ!!!!!!!」
僅かに悲鳴らしきものを上げ、可憐が全身を痙攣させる。それが肉棒にも伝わって、
一気に精を絞り上げようとしてくる。がくり、と全身をヒクつかせる可憐の尻の中に、
ありったけの精液を注ぎ込んでやった。ようやく、おとなしくなった可憐の身体を、
丁寧に磨き上げて、手入れをしてやりながらも、肉棒は脈動を止める事はなかった。
汚れた髪も含めて、全てを綺麗にしてやる頃には、ボクはすっかり満足していた。
やや萎えた肉棒を尻穴から引き抜いてやっても、可憐はぐったりとしたままだった。
これだけおとなしいと扱いも楽というものだ。今度からは、たっぷりイカせてやろう。

261 :
「あ…んっ、あれぇ、お兄ちゃぁん…?」
「気がついたかな、可憐。お風呂で、のぼせたりしたらダメだよ?」
「えと、はい…ご主人様…その、手、ずっと握ってくれてましたか?」
ベッドで横になっている可憐。その手をずっと握ってやっていたのは、ただのクセ。
寝付かせるときに、おねだりされて、いつもしてた名残。今更、恥ずかしくもない。
そのボクの手を両手で握りしめて、胸元に引き寄せる。顔をほんのりと赤らめる可憐。
「やっぱり、優しいです…手も暖かい。可憐、今日も帰りたくないです。」
「だぁめ。週末だけって約束だったんだから。起き上がれるなら着替えよう。
 ちゃんと、お家まで送って帰ってあげるから。ちょっと話もあるし。
 自分で着替えないんだったら、ボクが何かその辺りの着せちゃうよ?」
可憐の荷物をまとめてやりながら、今回は出番のなかった勝負用下着類は、
まだ横になったままの可憐の上に置いてあげる。服は最悪、ボクの着ればいい。
「あの、ご主人様…お願い、してもいいですか?」
「これ以上、遅くなると、お家の人が心配するから、手早く済む事なら、いいよ?」
「その、お着替え、ですね、ご主人様の好きなように、してください…」
顔を真っ赤にして、こちらを伺うような可憐。そのまま布団に潜り込んでいく。
このままだと埒が明かないので、我侭なお姫様の、着替えを手伝う事にする。
好きにしていいなら髪のセットを変えてみるのも新鮮かな、と思うと、やる気になる。
「はいはい。仰せに従いますから、まずはベッドから出ていただけませんか?」

262 :
日曜日の午後の帰り道。手を繋いで帰ろう、と言ったら不満そうな顔をして、
ボクの腕を抱え込む可憐。どうやら昨日のデートで、味をしめたらしい。
もうここが自分の低位置と言わんばかり。でも顔は真っ赤のまま、俯いている。
着替えに手間をかけさせた罰に、身体中にキスマークを振るまってやったせいだ。
特に胸元には、念入りに残してある。少し胸元が開いた服なので、見えてしまう。
「ううぅっ…お兄ちゃん、恥ずかしいです。あんなの、ズルいです…」
「可憐が自分でお着替えすれば、こんな事にはならなかったんだよ?」
髪型も、せっかくだから少しアップ気味に。可憐の肌が白くて綺麗なので、
余計に女の子らしいうなじが悩ましいが、これも役得なので、満足している。
すっかり気にいったらしい、うさ耳カチューシャをぴょこぴょこ揺らしながら、
家路をのんびりと歩いていく。可憐の歩みがいつもより遅いけど、気持ちは同じ。
本当はこのまま帰したくない。自然とボクも歩みが遅くなる。寄り添う可憐も同じ。
のんびりと、ゆっくりと、名残惜しむように、俯いたままの可憐の二人で歩いていく。
「可憐。」
「何ですか、お兄ちゃん?」
「今なら、きっと、恋人さんに見えると思うよ?」
腕を絡ませて寄り添う可憐。左手に目立たないけど外していない指輪。
可憐が、もう少し心も身体も成長して、大人になったら、みんな振り返るだろう。
そうなる前に、というか、ずっと前から、飼いならされていたのはボクの方か。
可憐の家まで、それ程遠くないので、どんなにゆっくり歩いても、すぐに着く。
それまでは、隣で嬉しそうにしてる可愛い彼女の好きにさせてあげようと思う。

263 :
「ただいまー。」
玄関口で元気良く帰宅の挨拶をする可憐。なかなか家に上がろうとしない。
これはもう、ギリギリまで絡めた腕を離さないつもりだ。確信犯の笑顔。
「あら、おかえりなさい。いつも、送ってくれてありがとうね。
 …ふーん、随分、兄妹の親睦を深めたみたいね、ウチの娘は。」
「たくさん甘えられましたよ。今日も帰りたくないってベッドに篭って。」
「せっかくだから、あなたも上がって。そうしないと離れないから。」
可憐は、今度はボクの後ろに回り込んで腰に抱きついてくる。上がらせないつもりか。
仕方ないのでそのまま靴を脱いで上がらせてもらう。後ろのお嬢さんはまだ動かない。
「可憐、あんまり我侭だと、おんぶしちゃうよ? それとも抱っこかな?」
「だったら可憐、抱っこがいいです。お姫様抱っこじゃないと、ダメ、です…」
我侭で、贅沢を覚えたお姫様のために、お言葉通り、靴を脱がせてお姫様抱っこ。
そのままリビングに案内される。これに全く動じない可憐のママさんも侮れない。
「お姫様、こちらの席でよろしいですか?」
「…お兄ちゃんのお膝の上が、いいです…」
本気で離れないつもりだ。しかし今回は援軍が現れた。
「はい、可憐。大切なお兄ちゃんにお茶の準備をしてあげて。おもてなしは基本よ。」

264 :
仕方なさそうに、ようやく離れてキッチンに向かった可憐を見送って、本題。
「すっかり甘えん坊になって。ところで、私はいつお祖母ちゃんになれるのかしら?
 きちんと可憐には策を授けておいたのだけど。あ、お義母さん、でもいいわよ?」
「残念ですけど、可憐はまだ『女の子』ですよ。」
「あらあら。楽しみにしてたのに。でも、可憐はおいしかったでしょう?」
「朝御飯は作ってくれましたし、おいしかったですよ。」
核心に触れつつも、際どい会話。相手は手強い。さて、どうやって無事に帰ろうか。
「実はお兄ちゃんに私から相談があります。もうお手つきしてるみたいだし、
 私も、大切に育てた娘の恋を応援したいの。パパも長期出張でいない、今こそ、
 規制事実を作るチャンスだと私は思う訳。そこで少し可憐を預かってくれない?」
「それは、構いませんけど…何か色々企んでますね?」
「可憐がね、もう毎日毎日、あなたと一緒にいたいって言うのよ。本当よ?
 家事もロクにできないお子チャマなのにねぇ。せっかく花嫁修業に出すなら、
 実践的で、必にがんばるところがいいでしょう。だから、あなたの所なの。
 あなたの家庭の事情も斟酌して、私は可憐があなたの傍にいる事に賛成します。」
成程、色々とお見通しのご様子。むしろ心強い援軍だ。裏の事情もありそうだけど。
「でも、それだとパパさんが心配されませんか。それだと預かる訳には…」
「私はね、あなたにも幸せになって欲しいの。もちろん可憐にもね?
 だから同棲や結婚したいなら、今すぐにでも送り出してあげたいわ。
 あ、これは可憐には内緒よ? 同じ事を条件付で突きつけるから。」

265 :
ようやくお茶の支度を終えて戻ってきた可憐。ボクに目配せするママさん。
可憐は、とたとたと迷う事無く、ボクの膝の上に座る。そのまま抱っこ。
そのまま逃がさないでね、とママさんからのアイコンタクトによる指令。
「可憐、ありがと。ケーキの場所も分かってたみたいね。お茶も、いい香り。
 ところで、ね。お兄ちゃんもいる事だし、可憐に話をしておく事があります。
 最近の可憐の成績には目を覆うばかりです。このままだと、お兄ちゃん禁止。」
「そんな事ないですっ。それに、可憐、お兄ちゃん禁止だとんじゃいます!!」
「はい、成績表と通信簿。ちゃんと現実を直視しなさい。ほら、特に理数系教科っ。」
見ると、ここ最近の学校のテストの成績が極端に悪い。ああ、話が見えてきた。
成績をネタにして、可憐を追い詰めて、ボクに可憐を押し付けるつもりらしい。
「特に理科と数学とか危機的状況ね。最近は何だか、いつも上の空だし、心配なの。
 そこで、家庭教師を特別に専任でお雇いして、みっちりとお勉強してもらいます。
 次の定期試験が一ヶ月後。それまでに改善が見られない場合…分かってるわね?」
「あうぅっ…分かりました。だから、お兄ちゃん禁止だけは、許して…」
「交渉成立ね。じゃあ条件は三つよ。まず、定期試験でちゃんと結果を出す事。
 次に、習い事もちゃんと続ける事。それまでは、お兄ちゃんの所で軟禁します。
 で、最後に私の個人的希望。ちゃんと、『女の子』を卒業してくる事。
 もぉ、毎日毎日、壁越しに聞こえる欲求不満の声。せめて扉は閉じてね?」
「わっ、わっ、わぁっんっ、そんな事、お兄ちゃんの前でぇ…ってあれ?」
「つまり、お兄ちゃんの部屋で一ヶ月、色々と成長してきなさいって事。
 花嫁修業も兼ねてるから、そこも踏まえて結果を出さないと、連れ戻します。
 その代わり、先程の条件を全て満たした場合、パパは私が説得してあげます。」

266 :
事態を把握した可憐の頭のうさ耳がぴょこぴょこ目の前で揺れる。嬉しそう。
「お兄ちゃんのお部屋で、一緒に暮らしてもいいって、事ですよね、ね?」
「家庭教師の先生が、可憐の面倒を見てくれるって言ってくれたらね?
 どうかしら。ちゃんとお給金と、現物支給の先払いだけど可憐をつけるわ。」
「可憐の勉強を見るのはいいですけど、花嫁修業云々はどうなんでしょう?
 後、お金は仕送りだけで充分過ぎる程もらってますので、遠慮します。」
「じゃあ現物支給の方だけね。それが本命だから良かったわ。安心安心。
 交渉が成立したところで、お茶が冷める前にいただきましょうか。
 現物支給にクーリングオフはないから、たくさん可愛がってあげてね。」
可憐のママさんと、二人で落ち着いてお茶をいただく。割とおいしい。
ボクの膝の上に座っている現物支給品のうさぎは、ものすごく何か言いたそう。
「可憐は、支給品じゃ、ないですよぅ…お兄ちゃんも、何か言ってくださいっ。」
「嬉しそうに左手に指輪をつけて、胸元にキスマーク残してる娘さんは、
 もう男の人のモノよ。観念して、早く、『女の子』は卒業しなさいね。
 他の男の人なんか目に入ってなかったから、満更でもないでしょ?」
「可憐はお勉強と、家事一般と両方上達しないといけないから大変だね。」
ざくざくと物理的にも小さな胸の内を抉られて、完全に沈黙する可憐。
「じゃあ、早速明日からよろしくね。後、今日はウチに泊まっていってね。
 せっかく、お赤飯を用意しておいたのだけど、無駄だったのが残念だわ…
 身の回りのお世話は、可憐がちゃんとみてあげなさいね。これも花嫁修行よ。」

267 :
嬉しいくせに、少々ご機嫌斜めの膝の上のお姫様は、お茶のお供のケーキを、
あーんして食べさせてあげるまで直らなかった。その逆も付き合わされる。
「ほら、可憐。甘えるのも程々にして、晩御飯の支度手伝って。
 あなたの大切な、ご主人様のおもてなしなんだから。」
ご主人様、という言葉だけで、可憐が耳まで真っ赤になる。このままだと危ない。
「あ、ボクも手伝いますよ。可憐、舞い上がってて心配ですから。」
それを必な形相で食い止めようとする可憐。こんな必なのも珍しい。
「ダメ、ダメですっ。お兄ちゃんは、ここで、待っててくださいっ!
 可憐にだって、ちゃんと女の子としての誇りと尊厳と意地がありますっ!
 お兄ちゃんがママのお手伝いすると、可憐、スタートから挫折しちゃうっ。」
「あら、別に二人で手伝ってくれてもいいのよー。新婚さんみたいで。」
がっくりとうなだれる可憐。完全に手玉に取られ続けているから仕方ない。
「ほら、可憐。諦めて行こうね。みんなで作って、食べるご飯はおいしいよ。」
エプロンを借りて、早速食事の手伝いをする。こんな家族みたいな団欒は、
久し振りなので、とても懐かしかった。多分、それも見透かされてる気がする。
出番をほとんど失ってしまった可憐が落ち込んでいたけど、食事は本当に、
楽しくて、おいしかった。でも本当にお赤飯を用意してた辺りは、確信犯だった。

268 :
「それでは、後片付けはしておくから、部屋でゆっくりしてなさい。
 お風呂は、もう大丈夫だから、好きなときに入っちゃってね。
 お風呂、可憐も一緒に入りたいみたいだから、面倒みてあげてね。
 後、可憐、今日はお兄ちゃんのお布団、もちろん必要ないわよね?」
余計な事をしゃべってボロを出さないように、ただ、こくこくと頷いて、
可憐はボクの手を引いて、自分の部屋へと、急ぎ足で連行していく。
「二人共、ごゆっくりー。」
その可憐ママの声は、とても年頃の娘を送り出すものには聞こえなかった。
部屋に入るなり、深呼吸。可憐は、ばたんっ、がちゃん!と扉を閉じる。
少し息を落ち着かせたんと思うと、突然、甘えるように抱きついてきた。
「やっと、また、二人っきり、です。えへへぇ、おにぃちゃぁん♪」
そのまま、可憐のベッドへ押し倒される。すりすりと頬ずりする姿は、
うさぎじゃなくてネコみたいだ。もう絶対、今日は離してくれないだろう。
「おにぃちゃんと一緒に暮らせるんですよぉ♪ もうどっきどき、です。
 ああ、もうっ、おにぃちゃんっ…ほら、可憐、もう、こんな、です…」
ボクの手を取って、可憐は自分の左胸に押し当てる。確かに鼓動が激しい。
突然、可憐の顔が近づいてきたかと思うと、唇を奪っていく。恋人のキス。
可憐から、恐る恐る舌を伸ばしてきたので、それに応えて、抱きしめる。

269 :
可憐からの、不慣れながらも、激しく求めてくるキスが、なかなか止まない。
舌が絡み合う音だけが、くちゅくちゅと響く。女の子らしい部屋には不似合いな音。
慣れないキスのせいもあって、可憐の息が荒くなってくる。そろそろ限界だろう。
「可憐、辛かったら、ゆっくり慣れていけばいいんだよ?」
「んちゅっ…れろっ…でもぉ、一ヶ月、しか、んっ、ないんですよ…?」
「それはお勉強と家事の話だよ。キスが上手になるのは後でもいいから、ね?
 そんなにしたいなら、お風呂に入った後で、今日は好きなだけさせてあげるから。」
「好きな、だけ…なら、まずお風呂ですっ。パジャマもお揃いがありますっ。」
お姫様、やりたい放題。今度はお風呂へ連行される。ワクワクが止まらない模様。
自分の部屋とは違う、広い風呂場で、身体の洗いっこ。シャンプーハット完備ときた。
わしわしと、可憐の髪を優しく揉み洗う。こればかりは、可憐の精神年齢を疑うのだが、
お子様らしく、幼児のように膝を抱えて両脚を大きく拡げて、おしっこをさせてやろう。
「ほーら、お子チャマ可憐は、こうしないとダメだよね。はい、しーしーしようねー♪
 ちゃんと見ててあげるから。一人でできないなら、一緒にしてあげようか?」
可憐を膝の上に座らせて、割れ目の下に肉棒を添えてやると、ようやく観念した。
ちょろちょろと、可憐が漏らし始めたのに合わせて、自分も小便を垂れていく。
二人の奔流が混ざって、ぱちゃぱちゃと風呂場に放尿の音が響いて、反響する。
「開放的で気持ちよさそうだね、可憐。終わったら、指で綺麗にしてあげるね。」
ちょっとした仕返しも兼ねて、液体ソープを直接、可憐の股間に塗り込んでやる。

270 :
さすがに声は聞かれたくないのか、可憐は口を両手で覆う。邪魔されなくて好都合。
サービスに、たっぷりと液体ソープを泡立てて、割れ目を拡げて、指で擦り上げる。
「可憐に、たくさんお世話してもらったから、そのお返しだよ。
 女の子の大切な所だから、ちゃーんと綺麗にしておこうねー。」
クリトリスも包皮を剥き上げて、指で擦る。元々、可憐は潔癖症気味なので、
思い出してみれば、こういった所も、恥垢一つ無かったが、念には念をいれる。
きゅっきゅっと、局部を丹念に指で撫で擦られても、声を上げられない可憐。
オシオキなので仕方ない。しかも、イカせてやらない。それはオアズケ。
「はい、可憐、お湯で流すよ。これで綺麗になったね?」
「はっ、はあぁっ…最後まで、してくれないなんて、可憐、もぉ…」
「これは躾です。お風呂で、そんな声出したら、ママに聞こえちゃうよ?
 ほら、身体も念入りに綺麗に磨いたんだから、お湯に浸かろう?」
ようやく湯船に浸かったと思ってもカラスの行水だと思っていたら、少し違った。
もじもじと、落ち着かない様子の可憐。焦らされた不満でもなく、広い湯船に、
ボクに背中を預けるようにして、肩まで浸かっている。小さな声でおねだり。
「えぇと、お兄ちゃん、今日の、その…おっぱい、おっきくしてほしい、です。」
「我慢できなくなったのかな、でもイカせてあげない。優しく、触ってあげる。」
可憐の望むままに、胸の膨らみを撫でてやる。そっと、撫でるように。焦らしてやる。
風呂上り、可憐がどんなに悶えて、求めてくるのか楽しみで仕方ないというものだ。

271 :
脱衣所でお揃いのネコさん柄のパジャマに着替える。下着も、きちんと用意してあった。
可憐は動けないので、着替えさせて、髪も整えてやると、お姫様抱っこで部屋へお連れする。
再び、可憐の部屋。今度は深呼吸すらなく、ばたんっ、がちゃん!と『確実かつ念入り』に扉を閉じる。
可憐の息が興奮して少々荒い。ベッドに運び、優しく下ろすと、そのまま引き寄せられる。
「お風呂に入った後なら、好きなだけキス、させてくれるって言ってくれましたよね?」
確認ではなく脅迫に近い。可愛い両手をボクの頬に当てて、逃がさないようにすると、
まずは軽く唇を重ねて啄ばむようなキス。可憐にはまだこういう方が似合うと思う。
そんなフレンチキスに応じながら、ボクも可憐の横に並んで、ベッドに潜り込む。
「ちょっと狭いけど、寄り添えるから、可憐はこっちの方が嬉しいよね?」
「はい、狭いのは、お兄ちゃんが抱きしめてくれれば大丈夫、ですから…ちゅっ。」
可憐の望み通り抱き寄せると、可憐はボクの身体に馬乗りになって、唇を求めてくる。
いつの間にか、可憐はパジャマの下と下着は脱ぎ捨てて下半身を露出させている。
「可憐、もしかして、焦らされてるの、辛いのかなぁ。でも、これも躾、だからねー。」
「れろっ、ちゅぅっ、ぷあっ…えと、そのせっかくお揃いなのに、汚れちゃうから…」
「じゃあボクも汚れちゃうよ。だから可憐が、脱がせて。パジャマ、汚れないように。」
今更お互い裸を恥ずかしがる関係ではないが、可憐は顔を真っ赤にしてボクを脱がしていく。
可憐がキスをしようとすると、背の高さから、股間がボクのお腹の上辺りに押し付けられる。
くちゅり、と音がする。オアズケが随分効いているらしい。可憐が腰を動かせないように、
腰をしっかりと両腕でホールドする。先んじられて切ない顔をするが、キスを再開する可憐。

272 :
拙い可憐のキス。焦らされているせいもあって、乱暴に、激しく蹂躙してくるように。
「もう今日はキスだけで、発情してイッちゃいそうだね、可憐。」
「ちゅっ、らって、お尻もどこも何も挿入れてくれないから、キス、くらい、んちゅ…」
夢中でキスしてくる可憐。可憐の小さな舌だと、いくら伸ばしても、突くのが精一杯。
どんなに真似しようにも無理。もうボクの口の周りは可憐の唾液塗れになっている。
ボクのお腹の上で、可憐の股間が火照っているのが分かる。熱くて、たまらない。
腰を振って、火照りを治めようにも、腰をしっかりと抱き抱えられて、それもできない。
だから、可憐はひたすら欲求不満をキスにぶつけてくる。涙を浮かべながら、必に。
この悶え苦しむ可憐の顔は、ボクだけのものだ。そろそろ楽にしてやってもいい。
「可憐、キスだけじゃ、もの足りないでしょ。でも、可憐のお願いなら聞いてあげるよ?」
「はっ、れもぉ、きしゅぅ、いっぱぃしたいれす…きょぉわぁ、可憐が、おにぃちゃんの、
 お世話ぁ、いっぱい、いっぱぁぃっ、して、あげるんれすぅ…んちゅ、んむっ…ろれっ…
 可憐がぁ、おにぃちゃんを、んっ、ちゅっ、たべちゃぅんですからぁ…んんっ…あむっ…」
「じゅあ、このままずっと、とろとろオマンコはオアズケだね。いつまで我慢できるかな?」
「それはぁ、ズルぃれすぅっ、可憐、もぉ、こんなにぃ、なってるのにぃ…ひょんなぁ…」
「だってキスがいいんでしょ。キスなら、好きなだけしていいよ、とは言ったけど、
 可憐をちゃんとイカせてあげるなんて、ボクは言ってないものね。だから、我慢、しろ。」
突然の命令口調に、はっ、とする可憐。唯一許されたのはキスのみ。それだけで身体の、
焦らされ続けた火照りが治まるハズもない。泣きそうな顔をして、唇を乱暴に重ねてくる。
せめて、心だけでも満足のいくまでキスしかできない。それが、可憐にただできる事。
こうやって、ひたすら焦らし続けて、我慢できなくなった所に要求を突きつけてやる。

273 :
「せっかくだから、可憐が朝まで勝手に、余計な事できないようにしておこうね。」
ベッドサイドに置いてあった、可憐のお泊りセットに忍ばせていたモノを取り出す。
貞操帯、首輪から僅かに鎖が伸びて手枷がついてる拘束具。それを可憐に取り付けていく。
自分で弄ろうにも手は伸ばせない。貞操帯のせいで、どこにも股間を擦りつけられない。
「あっ、どぉひてぇ、こんなぁ…これひゃぁ、可憐、どうにかなっひゃぅっ…」
「可憐の事が大切だからだよ。こうやっておかないとボクが心配なんだ。色々とね。」
堪えきれず本気で泣き出しそうな可憐をぎゅっと抱きしめてやる。可憐のベッドの上で、
何度か、こうしてやって宥めてやったが、少なくとも、これまでの可憐とは訳が違う。
ずっとボクの前では甘えん坊で、恋する乙女だったが、今や発情した雌犬に過ぎない。
とは言え、まだ熟していない青い果実でもあるのだ。こうやって、じっくりたっぷり、
この青い果実を、ボク好みの、熟した果実にするためにも、大切な工程の一つなのだ。
「その代わり、キスはいくらしてもいいよ。でも明日は学校なんだから、程々にね。
 前払いしてもらった、可愛い支給品なんだから、ボクにも、じっくりと楽しませてね?」
可憐を軽く拘束したおかげで、自由になった手で、頭を、髪を撫でながら梳いていく。
「可憐が、眠れるまで、ずっとこうしてあげるから。眠れないかもしれないけど。」
「それぇ、しゅきぃ…いじわるらけろぉ、お兄、ちゃん、らーいしゅきぃ…ちゅっ…」
少し不自由になってベッドの上で火照る肢体をくねらせながら、可憐はキスを続ける。
このまま甘えさせておくと、どうやら今夜もゆっくり眠れそうにはなかった。

274 :
〜 多分続く 〜
壁|・ω・)
というわけでお言葉に甘えまして、
可憐雌犬調教シリーズ?の続きです
>>248
ご感想ありがとうです。
今回も一行だけ登場しましたが
せっかく書いた外伝も取り込む予定です。
が、あまり期待せずにお待ちいただければと思います。
それでは、またの機会に。
壁|・ω・)ノシ

275 :
目が覚めると、全裸にされてて、周りを妹達に囲まれている兄

276 :
>>274
GJです
可憐は可愛いなぁ
しかし完全に変態ドM雌と化していますね
これは続き期待

277 :
>>249-274
GJ!!
ママさんが策士過ぎて吹いたw
可憐は異常に尿絡みのプレイが似合うな……
これは抜けるw

続き待ってます

278 :
壁|・ω・) コソーリ
誕生日SSあげるならイマノッウチッ
壁|ミ サッ

279 :
兄上様と遠く離れて療養所で治療を続けていた私(わたくし)。
でも、先日、ようやく退院…というよりは通院しながらでは、
ですけれど、普通に生活しながら様子を見ていきましょう、
とお医者さんが許可を出してくれました。突然の話でしたが、
当面は兄上様の部屋で、一緒に住む事になりましたし、
幸い、ペットもOKでしたので私の大切なミカエルとも一緒です。
「鞠絵ちゃん、おめでとう。よく、今までがんばったわね。
 でも、すごく嬉しそう。大好きなお兄さんと一緒に住めるからかなー?」
などと、看護婦さんに毎日からかわれるのが、恥ずかしいですけれど。
「そういえば、今日はお兄さんがお迎えに来てくれるんだったわね。
 遠いから、一泊して、明日退院なのよね。鞠絵ちゃんがいなくなると、
 他の小さいコ達が悲しくて泣いちゃうかもしれないわね、ふふっ。
 時々でいいから、また、ここにも来て顔見せてちょうだいね。」
などと、挨拶を交わす。そう、私は明日、慣れ親しんだ療養所を退院して、
ずっとずっと、心の支えにして、想い続けてきた兄上様と一緒に暮らせるんです。
…兄上様との、一緒の生活…想像するだけで、顔が真っ赤になってしまいます。
「ふふーん、鞠絵ちゃん。幸せそうな乙女の顔してるわねー。」
「そそそ、そんな事は…っ! …あうぅ。」
俯いて、にやにやする看護婦さんと目を合わせられないのは、無言の肯定。

280 :
そんな私を助けてくれるように、タイミングのよい、ドアをノックする音。
「入るよ、鞠絵?」
「は、はいっ! ど、どうぞっ!!」
愛しの兄上様が来てくれた。でも、今はちょっと顔を合わせられない。
「あら、お兄さん。こんにちわ。邪魔者はいなくなるから、ごゆっくり、ね?」
とっても意味深な事を言い残して、看護婦さんは部屋を出て行きました。
それから、兄上様は、これからの話をたくさんしてくれました。
兄上様と同じ学校への編入手続きは終わっていて、すぐにでも通える事。
兄上様の部屋に私の部屋が準備してある事や、姉妹達が手伝ってくれた事。
その時の写真や、みんなからのメッセージカードなんかも見せてくれました。
いくつか『羨ましいから毎日お泊りに行きます!』とか、書いてありましたけど。
どれも、みんなの優しい気持ちが篭ってて…これ、私の一生の宝物にします。
「よかったね、鞠絵。みんな、ずっと心配してたんだよ。
 だから、帰ったら、みんなでお祝いパーティしようね?」
そっと後ろから、優しく抱きしめてくれる兄上様。毎日、おねだり、してもいいかな?
「鞠絵がして欲しいんだったら、いつでも、こうしてあげるからね?」
心を読まれたかのような、兄上様の言葉に、ほにゃら、と幸せ気分になる私でした。

281 :
「あの、兄上様…まだ、起きてますか?」
夜、少し早めの就寝時間を過ぎた頃、いつもよりドキドキする気持ちを必に抑えて、
でも、震えるような小さな声で、でも精一杯の勇気を振り絞って尋ねてみます。
返事はない。兄上様は、付き添い用のベッドで、横になって、もう寝たのかしら…
「あの、兄上様…私、まだ病にかかってるんですよ? 恋の、病ですけど…」
すやすやと寝てる兄上様に向かって、私は抑えきれなくなった想いを口にします。
「すごく、重病なんです。もう、ずっと、兄上様の事ばかり考えて…その…
 私は兄上様の事、すごく大切な家族だと思っていますけど、やっぱり、
 そうじゃなくて、一人の男性として、兄上様の事が、大好き、なんです。
 兄上様の事を想うと、胸がドキドキして、すごく…お腹が熱くなって、
 何度も何度も、一人で身体を慰めてみたけど、全然、直らないんですよ…
 全部、私の素敵で、大切な兄上様が悪いんです。今も、濡れてるんです、から…
 大好きな人が、愛してる人がすぐ傍にいて、我慢なんてできないです、から…」
兄上様に語りかけながら、私はお布団の中で、自分の一番火照った所に手を伸ばす。
毎日、自分をこうやって慰めてきたけど、今日はいつもよりも濡れてるのが分かる。
だって、こんなにすぐ傍に、いつもは想像の中にしかいない兄上様がいてくれるから。
手近にあるシーツを噛み締めて、兄上様にだけは聞かれたくない声を押しして、
私は手を伸ばした先を、軽く撫でる。くちゅり、と自分でもびっくりするくらい、
私のそこは濡れていて、少し触れただけなのに、それだけで噛み締めたシーツの端を、
早々に放棄してしまうくらいに、敏感になっていて、兄上様を欲して止まなくって…

282 :
看護婦さんに借りた大人の恋愛小説で、恋人がいなくて寂しい身体を慰めるシーンが、
こんな感じだったかも、と余計な事を思い出して、でも、それと自分を重ねてしまう私。
声だけは絶対に聞かれたくなくて、でも火照った身体が、我慢する事もできなくて。
目を瞑って、夢中で、くちゅくちゅ、と何も考えられくなるくらい、弄くり回す。
お腹の奥が熱くなってきて、もう少しで、すごく気持ちよくなれそうになった寸前。
いつの間にかベッドサイドに腰を下ろして、優しく私の頭を撫でる兄上様の姿が。
「…!!」
私は、すっかり涎塗れになったシーツを口から離して、でも声も出せなくて。
こんな恥ずかしい姿を見られて、頭を撫でられて、硬直してしまっている私に、
兄上様が、今までで一番、優しい声で、ゆっくりと、はっきりと話を始めました。
「ごめんね、鞠絵。今まで、ずっと待たせて。本当はもっと早く迎えに来たかった。
 でも、ボクが我侭を言って、明日にしてもらったんだ。黙っていて、ゴメン。
 ボクはね、明日…鞠絵の誕生日に、たくさんの楽しい想い出をあげたかったんだ。」
一旦、そこで話を区切る兄上様。そして一呼吸おいて。
「鞠絵の、恋の病だけどね、実はボクもかかってね。大変な事に重症なんだ。
 だからね、その治療のためにも、どうしてもボクの傍に鞠絵がいて欲しい。
 鞠絵じゃないとダメ、なんだ。今、鞠絵を見て、ボクも、もう我慢できないよ。
 明日、帰ってから言うつもりだったけど…ボクはね、ずっと鞠絵の事が好きだよ。
 妹じゃなくて、ボクの大切な女の子として、鞠絵の事を大好きだ。愛してる。
 今も、このまま押し倒してしまいたいのを我慢してる。大切な人だから。」

283 :
「だから、その。鞠絵さえよければ、ボクの病の治療、してくれないかな?
 そうしたら、きっと、鞠絵の病も、ボクの病も、完治すると思うんだけど。
 もう一度だけ言うね。鞠絵、大好きだ。愛してる。ずっと傍にいて欲しい。」
優しく私の頭を撫でてくれながら、でも優しく、真っ直ぐに言葉を紡ぐ兄上様。
「鞠絵、その…よければ返事、聞かせて欲しい。今すぐでなくてもいいから…」
「兄上様、私は…いえ、私も兄上様の事が、誰よりも大好きです。愛しています。
 ですから、こんないけない私でよければ…兄上様の病の治療をさせてください。
 私も、兄上様と同じ、です。今すぐにでも、兄上様と一つになりたい、です…」
ぽろぽろと溢れてくる涙。ずっと、いけない事だと思っていて、秘めていた想いを、
兄上様も同じように、でも大切にしていてくれていた事が、本当に本当に嬉しくて。
そんな私を兄上様は、そっと上半身だけ抱き起こして、ぎゅっと抱いてくれました。
「鞠絵、もう大丈夫だから。絶対に、離れたりしない。約束する。だから…
 ボクも、鞠絵と一つになりたい。鞠絵をボクだけのモノしたい。いいかな?」
そっと兄上様に、指で涙を拭ってもらって、その言葉の意味を噛み締めて、頷きます。
「はい。私を、兄上様だけのモノにしてください。私と兄上様の病のためにも。」
薄暗い闇の中、私は兄上様に、最初の初めてを、キスを捧げる。唇と唇が触れ合って、
眼鏡はかけてないけど、こんなに近くなら、歪みのない兄上様の心からの笑顔が見れる。
そのまま、ゆっくりと兄上様は、私をベッドに押し倒して、私の上に折り重なりました。

284 :
兄上様の手が、私の肌に直接触れて、先程まで自分で撫で回していた所を弄られます。
「鞠絵の、ココ…すごく濡れてる。そんなにボクの事、待っていてくれたんだね。」
「それは、もう、ずっと、です。私は兄上様の事だけを、ずっと待ってました。
 さっきのキス、私の『初めて』でした。ですから、そちらの『初めて』は、
 兄上様のお好きなように、なさってください。ちゃんと我慢、しますから。」
女の子の初体験は痛い、と大抵の恋愛小説に書いてあったので、私も覚悟します。
「そんなのダメだよ。鞠絵が痛かったら、ちゃんと止めるから。大切な鞠絵の、
 『初めて』なんだから、ボクも大切にしたいんだ。だから、我慢しないで。」
くちゅり、と兄上様の硬くなった『それ』の先が、私の濡れた部分を探るように、
動いて、時々、突くように腰を動かす。でも、すぐに目的の所を探り当てたのか、
ぐっ、と私の中に挿入ってくるのが分かります。待ち焦がれていた、兄上様が。
「できるだけ優しく、ゆっくり動かすから、絶対に我慢しちゃダメだよ?」
兄上様は、まるで私が小さい子供を諭すときのように、繰り返し、言ってきます。
その優しさだけで、ほわほわした気分になりながら、私は兄上様を受け入れます。
言葉通り、優しく、ゆっくりと兄上様が私の中に挿入ってくるのが分かります。
狭い所をゆっくりと拡げられているような感覚に、もう酔ってしまいそうなくらい、
私のお腹の奥が熱くなっていくのが恥ずかしくて、言葉にできないくらいです。
その熱さに酔っていると、お腹の奥をこつんこつんと、ノックされている感覚。
兄上様と私が繋がっている所に目をやると、私の中に兄上様のが全て収まっています。

285 :
「あ、兄上様…私、今、ちゃんと兄上様と繋がっています、よ…全部、挿入って…
 私、我慢なんて、してませんけど、もう兄上様のが、熱くってぇ、これだけで、
 もぉ、とても幸せ、です。だから、兄上様も、気持ちよくなってください…」
「ほんとに痛くないんだね? だったら、鞠絵にも、もっと幸せになって欲しい。」
兄上様が、ゆっくりと腰を動かし始めただけで、恥ずかしい声が漏れそうになります。
自分で慰めてた時よりも、兄上様と繋がっている方が、すごくすごく気持ちよくて、
そして幸せで。兄上様の腰の動きが早くなっていくに従って、くちゅくちゅと、
えっちな音が大きくなったような気がします。でも、もう、そんなの気にならない程、
身体中が熱くなって、私が兄上様を求める事で、気持ちはずっと満たされています。
初めて、なのに、私のお腹は何度も何度も、きゅんきゅんと、兄君様を絞めつけては、
兄君様を決して離すまいと、奥へ奥へ引きずり込もうと、私の意思とは関係なく、
勝手に蠢いて、ますます私の気持ちだけが昂って、抑えられなくなっていきます。
「鞠絵のここ、すごくキツくて、熱くて、ぎゅうぎゅうに絞めつけてきて…
 なのに、物足りなさそうに吸いついてきて、ボクも、抑えられそうにないよ…」
「私も、もう何度も、気持ち、よくなって、ますからぁ…兄上様もぉ、早くぅ…」
こつんこつんと、一番奥をノックされる度に私は、下半身を震わせてしまいます。
それが堪らなく気持ちよくて、兄上様にもっとノックして欲しくて、私ははしたなく、
兄上様の腰に両脚を絡めます。だって、こんな、幸せな時間、絶対忘れたくないです。
「鞠絵…っ! ボク、もう…鞠絵の中に、全部、出すからっ!」
どくんどくん、とお腹の奥に熱いのを感じると、私も声を上げて、気を失ったのでした。

286 :
兄上様と裸で抱き合ったまま、迎える初めての朝。いつもより早い目覚め。
療養所の人に見つかったら、気まずい思いをしそうなので残念ですけど、
横で幸せそうに眠っている私の大切な人、兄上様にも声をかけます。
…よく考えたら、これも初めて…と思い、深呼吸して、精一杯の笑顔で。
「起きてください、兄上様。もう、朝ですよ。」
そう言って、まだ寝惚けている兄上様の唇に、初めてのおはようのキスをしました。
退院の朝、荷物を片付けていると、看護婦さんが、お別れの挨拶に来てくれました。
でも開口一番の言葉で、私はとてもとても恥ずかしい思いをしてしまうのです…
「あら、鞠絵ちゃん…お兄さんに一杯甘えちっゃたのね。シーツに血がついてる♪」
ふふふ、と笑う看護婦さんには、昨晩何があったか、早速バレてしまったようでした。
帰りの電車の中、私は兄上様に、これからの夢を、たくさんたくさん話しました。
そして最後に、兄上様にだけ、ちゃんと聞こえるように耳元で、囁いてみました。
「色々やりたい事はあるんですけど、一番は兄上様のお嫁さん、ですからね?」
顔が真っ赤になるのが分かる程、恥ずかしい私を、そっと抱き寄せてくれる兄上様。
「そこはもう、鞠絵の指定席で、予約券も完売してるから、安心して。」
優しい兄上様の声にうっとりしていると、兄上様の顔も真っ赤になっていました。
そんな兄上様の肩に頭を預けて向かう、兄上様のお部屋。私の新しい居場所。

287 :
「鞠絵、お疲れ様。おかえり。」
「ただいまです。兄上様…」
想像以上に素敵なお部屋。これからは毎日、ここで兄上様と暮らせるのかと思うと、
それだけでワクワク、というかドキドキしてしまいます。軽く部屋を見て回った後、
兄上様が、緊張気味に、最後のお部屋へと案内してくれます。そこは私のお部屋。
兄上様が、ミカエルに待っててね、と声をかけると、嬉しそうにお座りするミカエル。
「ミカエルには悪いけど、鞠絵と二人きりで見たいものが鞠絵の部屋にあるんだ。
 それを見て、もう一度、大切な事を鞠絵に伝えたいから、返事を聞かせて。」
兄上様にエスコートされるように部屋に入ると、そこには一通りの家具と、私の荷物と。
何よりも、目に飛び込んできたのは眩いばかりに憧れていた純白のウエディングドレス。
「鞠絵、十六歳のお誕生日、おめでとう。それと、これを受け取ってくれるかな?」
ぎゅっと握り締めた兄上様の手が開かれると、そこには、私がずっと夢見ていた指輪。
兄上様は、優しく私の左手を取って、その指輪を薬指につけようとしてくれる直前。
「鞠絵…返事を聞かせて。ボクは鞠絵の事を愛してる。ずっと傍にいて欲しい。」
「もちろんです…もう二度と、兄上様のお傍を離れたりなんて、しません。」
薬指に指輪をすると、誰も見ていない場所で、私達は誓いのキスをしたのでした。
愛しの兄上様。私は今、最高に幸せです −
                            fin.

288 :
壁|・ω・)
さくっと書いたので相変わらずな、
雑な書き方になってしまいましたが、
読んで楽しんでいただければ幸いでございます。
鞠絵、お誕生日おめでとう。
>>276 >>277
ご感想ありがとうございます。
抜ける、と言われるのは名無しで投下してた頃以来、
久し振りな気がします。
鞠絵の誕生日があったのもあって、
週末の投下を控えておりました。
続きは書いておりますので、またの機会に。
壁|・ω・)ノシ

289 :
保守…
したところで誰もいないならのスレも終わりだな

290 :
試しに書いてみた、男の台詞は少ないです
その日例によってお兄ちゃんの日だったため、兄は妹達が集まる亞里亞の家に行った
そして、白雪に勧められるがままにコーヒーを飲んで急に眠気に襲われた
目が覚めると、ソファーに寝ている事が分かったが違和感に気付いた。
それは、自分が全裸だったからである。
周りには妹達が立っており、満足そうな目で見ていた。
「お兄様、目が覚めた」
「兄チャマの全裸、チェキです。」
「無理やり眠らされた上に裸を見られるなんて、お兄ちゃんかわいそう」
「姫の特製ハーブティーでも飲んでください、きっと落ち着きますから」
言われるがままにハーブティーを飲んで再び眠気に襲われる兄だった

291 :
290のつづき
目が覚めると、兄は診察台みたいな第二M字開脚のような状態で固定されていた
「兄君様、とても刺激的です」
春歌は赤くなりながら、嬉しそうだった
「兄上様の、こんな姿が見れるなんて」
鞠絵も赤くなってうれしそうだった。
「結局のところ、俺の裸が見たかったの」
兄が行った
「そうね、でも目が覚めると全裸だった方が面白いと思ったから」
咲耶が答えた。
「それじゃあ寝てる間に」
兄が言った
「みんなで服を脱がせたの、結構楽しかったわ、それでみんなでじっくり見たの、これで終りじゃないわ」
咲耶が言った
「何が有るの?」
兄は疲れた感じで言う
「それはね、お兄様のおちんちんとその周りの家を全部剃っちゃうの」
咲耶はニヤリと笑いながら言った。
つづく

292 :
>>290
妄想を形にするGJ!
続きも待ってる

293 :
衛と花穂はあまりの事に呆然としていた
それでもきっちりと写真だけは撮っていた
「みんなに裸を見られて、おちんちんの毛を剃られちゃうなんてお兄ちゃんかわいそう」
だが、そう言う可憐の目は笑っていた。
兄の陰茎は租チンでも無く、色も黒くなりかけていた
「それじゃあ始めようか」
咲耶は相言って兄の股間にシェービングフォームを塗り始めた。
兄の股間はシェービングフォームを塗られて白くなっていった
4枚刃のT字剃刀で交替で剃られていった

294 :
最初に咲耶がT字剃刀を持って来た
「お兄様の恥ずかしい顔、凄く可愛い、おちんちんもかわいくしてあげる」
そう言ってシェービングクリームが塗られている所にT字剃刀をあてた
春歌が来た
「兄君様をおまもりしなければならない立場で申し訳有りません、私も見たくて・・・ポッ」
そう言って春歌はT字剃刀を丁寧にあてた。
鞠絵が来た
「私も、見たいと言う思いが強くて」
丁寧な感じでT字剃刀をあてる
本当に剃られるたびにジョリジョリと擬音語のような音がすると妙な事を実感する兄だった。
剃られた跡はツルツルとしてそうな肌が見えてきた。
千影が来た
「フフフッ今日は、今までに無い兄くんの姿が見れて有意義な一日になりそうだ、有る意味憐憫の情を誘うよ」
つづく

295 :
>>294
GJ
続きもがんばって

296 :
千影はそれを言う時、最初は笑っていたが次第に表情がなくなっていった。
次に可憐が来た
「お兄ちゃん高校生なのに、オチンチンを小学生みたいにツルツルされるなんてかわいそう」
四葉、白雪、鈴凛と来た
衛、花穂、亞里亞、雛子は参加せず見ているだけにした
陰嚢の所は皺を伸ばして丁寧に剃るのだった
「こんな所まで」
「そうよ、タマタマの裏側まで剃るつもりよ」
そして、咲耶は兄の陰茎が勃起しかけているのを見つけた
「気にしなくてもいいのよ、後で何とかしてあげる」
つづく
広げたい方向は有るけど難しいね

297 :
そして、兄の陰毛は見事に剃り落とされた
毛の無い自分の陰部を見て、羞恥と屈辱感以上に爽快感を感じた。
そして、今までに無いくらいの大きさに陰茎が勃起していた。
兄は陰毛が無くなって陰部の周囲の白い中に黒くなりかけた陰部が有るが異様に感じられる。
「すごいわ、こんなに大きくなるのね、お兄様興奮してるのね、硬そう、体は正直ね」
等とベタな台詞を言う咲耶だった。
流石に妹全員の視線が兄の陰部に注がれた。
「これじゃあ最初にとった写真と比較にならないよ」
鈴凛が言った。
そうね、けどその前にお兄様を囲んで写真撮りましょうね
全裸でM字開脚で拘束された兄を囲む12人だった。
「お兄様は流石に笑えないか」
つづく

298 :
写真を撮った後、兄の陰茎を握る咲耶
「うわぁ、凄く硬いのね、やっぱりこうされると気持ちいいのでしょ」
兄の陰茎をしごき始めた。
咲耶の言葉を聞いて、みんな触りたくなり寄ってきた。
みんなで交替で触り、どんな感じなのかを確かめた。
みんなが確かめ終えた後、咲耶はまた、しごき始めた。
それを見て、自分にもさせて欲しいと言って来たのが、春歌と鞠絵だった。
3人で交替でやっている内に射精した。
次第に射精した兄の陰茎は縮んで行った。
妹達はそれを綺麗に拭き取り、写真を撮った。
「この方が子供みたいでかわいいわ」
これで、前後の比較ができる写真が撮れたのだった。
妹達が喜ぶのならそれでいいかと思い新しい快感に目覚めた兄だった。
数週間後
兄は鞠絵の見舞を終え帰ろうとする所で、主に鞠絵の世話をしている看護婦に会った。
看護婦は周りに聞こえないように小声で話してきた。
「この前、鞠絵ちゃんに写真見せてもらったけど、あそこの毛は伸びた?今度剃ってあげようか?私得意なんだ」
看護婦はニヤリと笑っていた


299 :

あの看護婦さんを襲いたい

300 :
>>158-177に感想を下さった皆様、ありがとうございます。元545です。
衛と花穂SS投下させていただきます。
以下、注意書きになりますのでご一読ください。
・長さは8レス分です。
・衛と花穂の百合SSになっております。
 苦手な方はお手数ですが、スルーしていただくようお願いします。

301 :

 (・・・ちょっと、早く着きすぎちゃった)
 待ち合わせ場所にやってきたボクは、時計台を見上げてそう思った。
 街の公園広場で、2時の約束。けれど今、時計の長針は8の数字を指している。
 でも、仕方ないよね。
 誰だって、大好きな人に会う前は、気持ちが軽くなって、足取りだって軽くなっちゃうもの。
 それにしても、約束の時間までの間をどうしようかなと、ボクが周りを見回した、その時、
 「衛ちゃーん!」
 遠くから、ボクの名前を呼ぶ声が聞こえてきた。
 そっちの方に振り向いて、ボクは少しびっくりした。
 だって、約束の時間はまだ先なのに、そこにはもうすでに、花穂ちゃんが来ていたから。
 「衛ちゃん!こっちこっちー」
 ぽかんとしているボクに向かって、花穂ちゃんがととと、と駆け寄ってくる。
 と、次の瞬間、
 「ふえっ!?」
 花穂ちゃんの足元がもつれ、そのままべちん、と転んでしまった。ボクはあわてて花穂ちゃんに駆け寄って、
体を抱き起こしてあげる。
 「だ、大丈夫?」
 「あうう・・・またやっちゃった・・花穂、ドジっ子だから・・・」
 少し涙目になってしまっている花穂ちゃんに、ボクはハンカチを貸してあげた。
 「えへへ、ありがとう、衛ちゃん」
 涙をぬぐって、笑顔になった花穂ちゃんがボクに言う。
 とってもかわいいその微笑みに、ボクはちょっと、照れくさい気持ちになってしまった。
 「き、気にしないで。それより行こっか」
 「うん!」
 元気よく立ち上がると、花穂ちゃんがボクの手をぎゅっと握る。
 その暖かさにまた緊張しながら、ボクと花穂ちゃんは並んで歩き出した。

302 :

 ボクと花穂ちゃんは今、お付き合いをしている。
 『お付き合い』っていうのは、つまりその、そういう意味の『お付き合い』だ。
 もともとは、ボクが花穂ちゃんを好きになってしまった事がきっかけだった。
 毎日毎日、姉妹として花穂ちゃんを間近で見ているうちに、いつの間にかその、無邪気なかわいらしさに
夢中になっちゃったんだ。
 だからある日、ボクは勇気をふりしぼって告白した。
 『ボっ、ボクとお付き合いしてください!』
 こんなのヘンだってわかってる。女の子同士、しかも姉妹なのにって。
 けど、好きになっちゃったんだから仕方ない、とも思う。
 花穂ちゃんはすごくびっくりしてた。当たり前だよね。
 その場ではすぐに答えられないから、って、ちゃんと考えてから返事することを約束してくれた。
 それから三日後、今度は花穂ちゃんに呼び出されて、ボクはドキドキしながらその言葉を待った。
 『・・・よ、よろしくお願いします』
 今度はボクがびっくりする番だった。
 『よ、よろしくって、その、要するに・・・』
 『うん、ホントは花穂もね、ずっとずっと、衛ちゃんのこと、好きだったの。でも、なかなか言い出せなくて・・・』
 そこまで言うと、花穂ちゃんはえへへ、といたずらっぽく笑った。
 『だから、衛ちゃんに告白されちゃった時、ちょっとだけ、ラッキーって思っちゃったんだ』
 こうして、ボクらは恋人同士になったんだ。

303 :

 「次は・・・このお洋服!ねえねえ、これ、花穂に似合う?」
 「うん、すっごくかわいいよ!花穂ちゃんはどんな格好でもかわいいと思うな」
 「もー、衛ちゃんてば、それじゃお洋服を選んでることにならないよー」
 「ご、ごめんよ花穂ちゃん」
 駅前の洋服屋さんに入ったボクらは、そんな言葉を交わす。
 どの言葉の端々にも、ボクら二人の笑顔と笑い声のオマケつきだ。
 やがて花穂ちゃんがお気に入りの服を見つけてそれを買い、ボクらはお店を出た。
 並んで歩きながらも、ボクらはとりとめのない会話をする。
 こんな風に、自然に話せるようになったのも、実は、つい最近のことだ。
 初めてのデートの時は、本当にヘンな感じだった。
 デートなのに、お互い恥ずかしすぎて、目も合わせられなかったんだ。
 顔を真っ赤にしたままうつむいて、一言もしゃべらないまま、目的もなくただ歩くだけ。
 ましてや手をつなぐなんて、想像するだけで顔から火が出そうな思いだった。
 姉妹でいた頃は、こんな恥ずかしい気持ち、なかったはずなのに。
 コイビトって、不思議な関係だなって、その時思ったことを覚えてる。
 それでも、何度かデートを繰り返すうちにちょっとずつ、本当にちょっとずつお話をするようになって、
今ではボクも花穂ちゃんも、恥ずかしがることもなくなって、自然におしゃべりできるようになったんだ。
 「衛ちゃん」
 「ん?」
 「はい、あ〜ん」
 おしゃれなオープンカフェのテラス席で、花穂ちゃんが、クリームの乗ったスプーンを、すっとボクの方に差し出してきた。
 「かっ、花穂ちゃん!?」
 思いもかけなかった花穂ちゃんのその行動に、ボクは思わずどぎまぎしてしまう。
 そんなボクにかまわず、花穂ちゃんはずい、ずいとスプーンを突き出してくる。
 「ほら、コイビト同士はあーんってするんだよ?あーんして?衛ちゃん」
 「・・・あ、あ〜ん」
 ぎゅっと目をつむって、はむ、とスプーンをくわえるボク。口の中に、クリームの甘さがふんわりと広がっていった。
 ――前言撤回。やっぱり、恥ずかしいコトは恥ずかしいや。

304 :

 帰りの電車の中。ボクと花穂ちゃんは隣同士に並んで座っていた。
 花穂ちゃんはちょっと疲れちゃったみたいで、さっきからうつらうつらと首を小刻みに動かしている。
 「花穂ちゃん、眠くなっちゃったなら、少し寝ててもいいよ?着いたら、起こしてあげるから」
 「うん、ありがとう、衛ちゃん・・・」
 言い終わるか終わらないかのうちに、花穂ちゃんは、ボクの肩にぽすん、と頭を預け、すうすうと眠ってしまった。
 ボクはそっと手を回して、花穂ちゃんの頭を撫でてあげる。それが気持ちいいのか、眠ったまま、
花穂ちゃんがうっすらと微笑む。
 ――告白して、よかった。
 ボクは、心の底からそう思った。
 そして、今日、これからの事を考えて、ちょっぴり胸がドキドキするのを感じていた。

 その夜、あにぃや、他のみんなが眠った後で、ボクはこっそりと花穂ちゃんの部屋へとやってきた。
 ベッドで一人、ボクを待っていてくれる花穂ちゃんは、そんなボクをいつも通り、優しいキスでお出迎えしてくれる。
 「ん・・・誰にも会わなかった?」
 「うん、大丈夫」
 そうして、ボクらはきゅっと抱きしめあった。
 「でもね、花穂、時々思うの」
 「何を?」
 「花穂と衛ちゃんのこと、みんなにバレちゃっても、もしかしたら、喜んでくれるかもって」
 「うん・・・そうだね、あにぃも、みんなも優しいから」
 花穂ちゃんの言う通りかもしれない。ボクたちが、どれだけ好きあっているかをみんなに話せば、
きっとみんな、いつかはわかってくれる・・・と思う。
 だけど、やっぱりそれは、『普通』じゃない、ってこともよく分かってる。
 だから、ボクはこう言った。
 「・・・もう少しだけ、二人だけの秘密にしたいな」
 「うん、ヒミツって、ドキドキしちゃうね」
 ふふっ、とボクらは笑いあう。
 それからもう一度口づけを交わして、ボクは、花穂ちゃんの体といっしょにベッドへと倒れこんでいった。

305 :

 「ん・・・はぁ・・っ」
 真っ暗な部屋に、花穂ちゃんの喘ぎ声と、ぴちゃぴちゃという水音が小さく響く。
 ボクは舌先で、なぞるように花穂ちゃんの胸のふくらみを舐める。
 さらに、花穂ちゃんの下半身へと伸ばしている片手で、幼い割れ目をくにゅくにゅとこねまわした。
 「どう?花穂ちゃん、気持ちいい?」
 「んっ、やぁっ、衛ちゃん、そんなこと聞かないでぇ・・・」
 その声が帯びる甘い調子に、行為が花穂ちゃんにとって苦痛になっていないことを確かめながら、ボクはさらに愛撫を続ける。 
 「そうかな?花穂ちゃんのカラダの方は、『とっても気持ちいい』って言ってるみたいだよ?」
 「ひゃんっ!そっ、そんな事ないもん!花穂、そんなエッチなコじゃないもん!」
 ムキになって反論する花穂ちゃん。でも、その顔にもすでに、ほんのりと赤みがさしているのを、ボクは見逃さなかった。
 ボクらの夜は、いつもこうして更けていく。ボクが一方的に(けれどあくまで優しく)、花穂ちゃんに気持ち良さを与えて、
花穂ちゃんがそれを全身で受け止めてくれる。そうして、花穂ちゃんがすっかり満ち足りたところでおしまいだ。
 二人の間で、はっきりとそういう取り決めをしたわけじゃなかった。
 けど、ボクも花穂ちゃんも、口にはしないけれど、自然にそういう関係を作りあげている。
 それは何だか、お互いの事をわかりあっている印みたいで、ボクにはとてもうれしかった。
 ―――けれど。
 「ふうん、それなら・・・」
 そこでボクは突然、ぴたりと愛撫を中断した。
 「ふえ・・・なんで、やめちゃうの・・・?」
 ふと、体からの刺激を失った花穂ちゃんが、けげんそうな声をあげる。
 それに対して、ボクはほんのちょっとだけ、イジワルな笑顔を浮かべて、答えた。
 「だって、花穂ちゃんがエッチじゃないなら、ここで終わりにした方がいいよね?残念だけど、仕方ないよね」
 花穂ちゃんの顔が、みるみる真っ赤になっていく。
 かわいくて、甘えん坊で、世界で一番大好きな花穂ちゃん。
 そんな花穂ちゃんに対して、ボクはときどき、どうしようもなくこう思っちゃうんだ。
 ――花穂ちゃんが、困って困って、泣き出しちゃいそうになるところが見たい、って。

306 :

 みんなはボクの事、イジワルだって思うかもしれないね。
 でも、みんなも花穂ちゃんに会ったらきっとわかる。
 花穂ちゃんっていう子は、守ってあげたくなるのと同じくらい、イジワルしたくなっちゃう女の子なんだって。
 「あ、あの、でも・・・」
 何か言いかけようとしている花穂ちゃんをワザと無視して、ボクはすっと手を引っ込め、花穂ちゃんから体を離した。
 反射的に花穂ちゃんがボクに向かって、さみしそうに手を伸ばすけれど、それはボクの体までは届かない。
 「あーあ、もし花穂ちゃんが『さっきのはウソでした、ゴメンナサイ』って言ってくれたら、続けてあげてもいいのになー」
 ベッドの上に座り込み、わざと花穂ちゃんから顔をそむけながら、ボクは心の中でドキドキしていた。
 ちょっと言いすぎちゃったかもしれない。もしも本当に泣き出しちゃったり、怒っちゃったりしたらどうしよう?
 そんな不安な気持ちがボクの中に生まれてきて、ボクはこっそりと横目で、花穂ちゃんの様子をうかがった。
 「あうう・・・」
 真っ赤になってうつむいて、もじもじとしている花穂ちゃん。やっぱりとっても恥ずかしいみたいだ。
 思ったとおり、そんな様子もかわいらしくて、ボクは思わず顔がほころんでしまう。
 そして、「ごめんごめん、冗談だよ」と言ってあげるつもりで、花穂ちゃんへと向き直ろうとした。
 と、その時。
 何かを決意したみたいに、花穂ちゃんがきっと顔を上げた。
 そしてくるりと体勢を変え、仰向けのまま、ボクの方にお尻を向けると、膝を大きく上げて、胸の前で抱え込む。
 あっけにとられているボクの前で、両手を自分の股間まで延ばすと、そこを指でくぱぁ、と広げながら、
震える声でボクに向かって、言った。
 「ごめんなさぁい、花穂、ウソついちゃいました・・・ホントは、衛ちゃんにさわられるの、すごく気持ちいいです・・。
  だからお願い、続き、してぇ・・・?」
 花穂ちゃんの言葉を聞きながら、なにがなんだかわからなくて固まってしまっているボクに、
 花穂ちゃんがもう一度呼びかけてくる。
 「衛ちゃん・・・?」
 その声に、はっと気づいたボクは、あわてて答えた。
 「あ、う、うん、よく言えたね。そ、それじゃ、ご褒美をあげようね」
 しどろもどろになってしまう言葉を気にしながら、ボクは、花穂ちゃんを好きになった理由をもう一つ、思い出していた。
 ――どんなことに対しても一生懸命で、すっごくがんばり屋さんなところ。

307 :

 「ん・・・」
 くちゅり、と音を立てて、ボクと花穂ちゃんの割れ目がくっつく。
 そこから伝わってくるほのかな体温が、とても心地よく感じられる。
 「えへへ・・・花穂、衛ちゃんと、えっちなちゅーしちゃったぁ・・・」
 足を大きく開いたまま、花穂ちゃんが照れ笑いを浮かべた。
 ボクもなんとなく、つられるように笑ってしまう。
 ――大好きな人と、気持ちが通じ合っていて、ベッドの上でこんな風に笑いあうことができる。
 ボクは、とても幸せだ。心からそう思った。
 「それじゃ・・・動くよ?」
 「・・・うん、やさしくしてね?」
 ボクはゆっくりと、腰を前後に動かし始める。そのたびごとに、ボクたちの下の口が触れあったり離れたりを繰り返す。
 そのリズムに合わせて、徐々にボクらの体は熱を帯びていった。
 「んっ・・・はあっ・・・」
 「きもちいいね、衛ちゃん・・・」
 ぱちゅっ、ぱちゅんっという音に混じって、ボクと花穂ちゃんの口から熱い吐息と声が漏れる。
 ボクはおもむろに指を伸ばして、ぴったりとくっついた二人の間に、つぷりとはさみ込ませた。
 「ひゃんっ!」
 花穂ちゃんが短い嬌声を上げる。
 ボクはそのまま、差し込んだ指を前後左右に動かし、自分と花穂ちゃんの気持ちいいところを思う存分刺激していく。
 「あんっ、はうんっ!」
 「やっ、ひゃんっ!くふぅんっ!」
 頭がだんだんぼうっとしてきて、何も考えられなくなってきたとき、ふと、空いている方の手にきゅうっという感覚が
伝わってきた。見ると、花穂ちゃんが懸命に手を伸ばし、指と指をからめあって、しっかりと手をつないでいる。
 「衛ちゃん・・・」
 花穂ちゃんが、うるんだ瞳でボクを見つめる。
 ボクも花穂ちゃんをまっすぐ見つめ返す。気持ちがひとつになっていくような、そんな気分を感じた。
 ぐりゅうっと、ボクの指がひときわ深く、二人の奥めがけて突き刺さる。
 「あんっ、ダメぇっ!花穂、おかしくなっちゃうよぉっ!」
 「ボクもっ、もうっ、イッちゃうぅっ!」
 それと同時に、ボクらは頂点へと達した。
 ビクビクっ、と二人の体が大きく震えて、股間からはじゅわあっと熱い液体がこぼれてくる。
 気持ちよさの余韻にひたったまま、ボクたちはしばらく、はあはあと荒い息をつくことしかできなかった。

308 :

 「・・・ごめんね、花穂ちゃん、ボク、いじわるな事ばっかり言っちゃって・・・」
 「ううん、いいの」
 ベッドに寝転び、向かい合ったボクと花穂ちゃんが言葉を交わす。
 「それに・・・」
 花穂ちゃんが、こちらに少しだけ首をかしげた。二人のおでこがこつん、と触れ合う。
 「花穂にいじわるしてる時の衛ちゃん、なんだかちょっと、カッコいい顔してるから・・・好き」
 なんと答えていいのかわからず、ボクはただ、微笑むしかない。
 「ね、衛ちゃんは?衛ちゃんは、花穂のこと、好き?」
 ちょっと見上げるような目で、花穂ちゃんが質問してきた。
 ボクはそれに、素直な気持ちを返す。
 「好きだよ」
 「ホント?」
 花穂ちゃんが、さらに問いかけてくる。
 「本当だよ」
 「ほんとにホント?」
 「ほんとにホントだよ」
 「ホントにホントにホントに――」
 ボクはすっ、と自分の唇で、花穂ちゃんのそれをふさいだ。
 「――――」
 少しだけ、そのままでいた後、ゆっくりと口を離して、ボクはにっこりと笑った。
 「ホント」
 えへへ、と花穂ちゃんが恥ずかしそうにはにかんで、それから、言った。
 「おやすみ、衛ちゃん」
 ボクも答えた。
 「おやすみ、花穂ちゃん」
 そして、二人同時に目をつむり、夢の世界へと沈んでいく。
 胸の中に、小さな願いを抱きながら。

 ――夢の中でも、あなたに会えますように。


309 :
以上、お目汚し失礼いたしました。
エロ薄めですが、楽しんでいただければ幸いです。
・・・キャッキャウフフってこういうので合ってる?w

310 :
個人的には545の人の作品は春歌寝取られのやつが一番好きだったわ
また春歌ネタでああいったネタでいって欲しい

311 :
もう一ヶ月もレス一つないのか…

312 :
暑くてたまらん
妹達とハダカで水浴びしたいお

313 :
春歌が可愛いかった

314 :
雛子祭
ttp://awabi.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1344966683/

315 :
たまーに「ふたばちゃんねる」でシスプリ祭になるが、
何もかもが懐かしい。
亞里亞の中の人が紅白に出る時代だもんな〜

316 :
あげ

317 :
可憐おめ

318 :
保守

319 :


320 :


321 :
シスプリに昔はまったから、懐かしくなって軽い気持ちで覗いたんだけど
可憐のssエロ過ぎwwww抜いた
あんな良いところでお預けなんて、作者さんドS過ぎw
続き読みたいです
このままじゃ年を越せないよォ…ビクンビクン

322 :
咲耶、お誕生日おめでとう!
SisterPrincess 総合避難所〜Re Pure〜
 http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/sispri/1300981348/96-97n
SisterPrincess Vol.95 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1320415605/
お兄ちゃん大好き シスプリ135 http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/ranimeh/1266072737/
シスタープリンセス 39.6妹目 http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/male/1284008806/
シスタープリンセス2 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1260978205/
シスタープリンセス4  http://toro.2ch.net/test/read.cgi/mental/1325916762/l50
シスプリ3軍妹支援スレ その15.6 〜メカ、メシ、メガネ〜 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1323447276/
シスタープリンセス(笑) http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1182248563/
シスプリ教の集い その3 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/psy/1323448098/
シスター・プリンセスは電波 新劇場版・Q http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1251147023/
【シスプリ】シスタープリンセス誕生祭スレ【妹】 http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1344966683/l50
シスプリガントレット その3 http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1315526547/
18禁版シスタープリンセス妄想スレッド26 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1329401179/l50
可憐が一番の人 part24.5  http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1292081283/
【ゆっくり育て】花穂の花壇11【チューリップ】 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1286985142/
衛とあにぃのパジャマ 9着目 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1145557729/
咲耶とお兄様の秋風のプロムナード http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1284542907/
雛子とおにいたまのしみつきち8 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1249191378/
雛子が好きで*23たまらない毒男が集うスレ http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/male/1338017896/l50
鞠絵のお部屋 15号室  http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1185220618/
白雪のパリブレスト#11 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1332794139/
鈴凛とアニキと模型飛行機 9機目 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1209865166/
† 千影の御伽草子 〜鉢被き〜 † http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1211006763/
春歌スレッド第玖〜あさきゆめみし〜 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1142343955/
シスプリ☆四葉と語るスレ☆チェキ14(ぐらい) http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1235341713/
亞里亞と春の小川さらさら…亞里亞スレ…くすん11 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gal/1272169356/

323 :
懐かしくなって覗いてみた。可憐の調教シリーズ一気読みしたよ、最高すぎる
作者さん、もう来られないのかな?愛が溢れてて大好きだ

324 :
保守

325 :
保守

326 :
もうちょっと保守

327 :
思い出したので保守

328 :
干す

329 :
10年ぶりぐらいに
このスレ来たら
まだ継続してたとは!
>>246の続きが気になる。

330 :
専ブラで>329越しに見た>246が脳内で雛子に変換されたがなんか違った

331 :
シスプリ関連スレの息は長い。
先日、9とあるスレで年振りに帰ってきたキャラハンがいて驚いた。

332 :
すまん、誤記。
 (正) 先日、とあるスレで9年振りに帰ってきたキャラハンがいて驚いた。
に訂正。

333 :
可憐おめ

334 :
何年か前に衛の誕生日に兄と水着を買いにいくssを保存してる人いませんか?
内容がうろ覚えなんですが微笑ましかったと思います。
もう一度見たいのでお願いします。

335 :
過去ログを「水着」で検索してみると、衛ネタばっかりで特定出来なかったw
コレかな。他にもたくさんあるけど。
###
279 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/10/03(月) 01:07:27 ID:SfCY01ek
 「…あにぃ…」
試着室から不満そうな顔が出てくる。
 「どうだ、サイズは合ってるか?」
 「あにぃ…確かにボク、『あにぃはどんな水着を着てほしい?』って聞いたけどさ…」
俺の質問を無視して衛が口を尖らせる。
 「『コレ』はひどいよ…せっかく二人きりでプールに行くのに…」
 「どうした? サイズが合わなかったのか?」
おかしい。衛の3サイズは、毎日ベッドやら教室やらバスルームやらで計測しまくっている。
そんな俺が万に一つもサイズの選択を間違うはずがない。
 「サイズは…あってるんだけど…」
頬を赤らめ、目を泳がせる。
 「こんなの……恥ずかしいょ……」
さらにおかしい。衛の性格は、毎日ベッドやら(ryで十分に把握している。
そんな俺が万に一つも趣向の選択を間違うはずがない。
衛はもじもじして一向に出てくる様子がない。これでは何が恥ずかしいのかまったくわからない。

336 :
280 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/10/03(月) 01:08:22 ID:SfCY01ek
 「入るぞ」
一言断って、試着室に入る。
 「…! ちょっ……ン…フゥ…」
大声を上げようとした衛の唇を慌てて塞いだ。
いくら兄妹とはいえ、女性水着コーナーの試着室内に二人でいて問題にならない自信は残念ながら俺にはない。
衛が落ち着いたことを確認し、唇を離す。
 「で、衛。一体この水着の何が恥ずかしいんだ?」
 「だって…だって、この水着…」
着ている水着に手をやる衛。その手の動きが妙になまめかしかった。
 「露出も少ない。色も地味。カットもそれほど食い込んでいない。シャイな衛にはぴったりだと思うぞ?」
 「そうだけど…そうだけど…でもこれ…スクール水着だよ?
  中学生にもなってこんなの……せっかくの…デート…なのに……」
衛の声はどんどん小さくなっていく。
なんだかよくわからないが、衛がスクール水着の良さを理解していない、という事だけはよくわかった。
 「仕方ないな…それじゃ、俺がどうしてこの水着を選んだか教えてやるよ」

337 :
286 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/10/03(月) 23:54:18 ID:SfCY01ek
そう言って俺は衛の小ぶりな胸に手をやる。
 「!? ひゃ…っん……」
突然の行為に思わず軽く声があがる。
あまり声を出されてしまうと、まわりに気付かれてしまう。
 「ま・も・る。あんまり声出すと、衛の恥ずかしいトコみんなに気づかれちゃうかもな。
  …俺はそれでもいいけど。俺と衛のイヤラシイ事しているトコ見てもらいたいし〜」
少し嬉しそうな笑みを浮かべて意地悪を言ってみる。
衛は目に涙を浮かべつつ、ぎゅっと唇に力を込めた。『がんばって我慢するよ』の意思表示だろう。
そんな衛を見て、俺はもう少しいじめてみたくなってしまった。
両手を胸に添え、そのままの状態でさらに激しく揉みしだいた。
 「ん…んんっ……うぅんっ……」
一生懸命に唇を閉じているのでそれほど大きな声ではないが、それでも衛の喘ぎが漏れてくる。
 (衛…衛かわいいよかわいいよ衛…)
もう水着の上からでもはっきりとわかるくらい硬くなった蕾を親指の腹で弄びながら、耳元に囁きかける。
 「衛…俺はかわいい衛の肢体を、他の誰にも見せたくないんだ…だからこんな色気のない水着を選んだんだ…」
左手で愛撫を続けつつ、右手を体をなぞるようにして秘所へと下ろしていく。
衛のそこは、すでに水着の上からでもわかるほどに濡れていた。
 「衛…どんな水着か、なんて気にしなくていいんだよ……俺が好きなのは水着じゃなくて、衛自身なんだから…」
甘い言葉をささやきながら、衛の花弁へと指を導いた。
とうとう我慢が仕切れなくなったのか、衛の唇から声が漏れた。

338 :2013/09/28
>>335
たぶんこれっぽいです。
ありがとうございました。
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