2013年10エロパロ336: マイナーなゲームでエロパロ (189) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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マイナーなゲームでエロパロ


1 :2012/02/05 〜 最終レス :2013/09/18
このゲームでは単独のエロパロスレが立つはずがない、でもエロパロssを書いてしまった
そんなssを投下するスレです
専用のスレがある場合はそちらに投下をお願いします

2 :
●通信対戦ロジックバトル 大雪戦
バジル×あにゃ・うにゃ
 今日も冬景色が続くシュンカシュー島。
「うー、さむい」
 赤髪の少年バジルは家の中から、窓の外の吹雪を見ていた。
「あいつら、こんな寒い日をいつまでも続けやがって」
 バジルは今は雪で見えない島の頂上、突然、島にやってきて冬に書き換えた連中のアジトを見上げる。
「絶対に、俺が、俺が無理でも師匠がお前たちを倒してやるんだからな」
 バジルは冬だけが続くこの現象を止めるために、日々、戦いを挑んでいた。
 未だに雪だるまを倒せていないが、師匠は敵の側近である冬将軍にまで辿り着いたらしい。もうじき、敵の頭とぶつかるであろう。
 師匠が勝てなくとも、いつかは自分だって辿り着くと闘志を胸にする。
「冬のかき氷はおいしくないって事をおしえてやるさ!」
 少年は決意を言葉にした。
「でも今日は遭難しそうだから、やめといた方がいいな」
 正義感の強いバジルでも、だからこそ他人に迷惑がかかりそうな事はしない。
 下手に行方不明にでもなれば、総出で探される。
 暖炉に薪をくべ、火を強くして家の中で温まった。
 どんどんと扉が叩かれた。
「? 誰だ、こんな吹雪の日に?」
 バジルは扉を開く二人の雪だるまが扉の前に立っていた。
「「ふぉーてぃーふぁーいぶ」」
「え?」
「「さむい」」
「そりゃ、そうだろう」
 吹雪が中には入ってくる。少年は二人を家の中に入れ扉を閉めた。
 雪を落とすと、背中に翼と頭にネコ耳の帽子を付けた青髪と桃髪の二人の少女が姿を見せる。
 髪の色以外はそっくりの双子の少女。あにゃ・うにゃ。
(どっちがあにゃでどっちがうにゃだっけ?)
「それでお前ら、どうしたんだ?」
「対戦しにいった」「遊びにいった」
「あいつらの所に、こんな吹雪の日に?」
「そうなんした」「そうなんした」
「当たり前だろ……、この天気じゃ帰れないし」
 少年は二人を見る。寒さを感じさせない表情で並ぶあにゃうにゃ。しかし、触れた手はかなり冷たい。
「ともかく、上がりなよ」
 バジルは双子を暖炉の前まで連れていくと、お風呂の準備をすることにした。
「風呂の準備はできてっけど、着替えは無いから、バスタオルで巻くしかないな」
 男の家に女が裸で泊まるのはどうかと思うが、どちらも年端もいかない少女。少年のバジルでも興奮しない。
「暖炉の前で朝まで干しとけば渇くだろ、雪じゃなければ外に干すんだが」
 バジルは二枚のバスタオルを手に、暖炉の前に居る双子の所に向かった。
「おーい、お前……ら…」

3 :

 二人は暖炉の前で口付けしていた。
「くちゅ……んちゅ……」「んっ……ぁあっ」
 子供らしい可愛いキスとは言えない。舌を伸ばし絡め合う、淫靡なキス。
 暖炉の火に照らされた二人は、貪るように互いの唇を味わっていた。
 キスだけではない、お互いの手がお互いの体を撫であう。
 胸元に結ばれた赤いリボンを、双子は同時に外す。
 青い服がはだける。
「あにゃの手、つめたい」「うにゃの手も、つめたい」
 二人の少女の目は同時に、入り口で固まっている少年を見た。

「う、あ……ぁ、くぅぅ」
 床に座り込んだ少年のズボンがズリおろされ、少年の下半身がむき出しにされる。
 少女二人の行動に当てられた少年の物は、すでにバーからロッドへと変化していた。
「あつい」「あったかい」
 丸いほっぺをすりつけながら、双子は小さな手と舌でロッドを弄んだ。
「なんで……おまえら、こんな」
「あたたかくなれるよ」「なれるよ」
 二つの舌がカリを刺激する。ふにふにとしたほっぺが、竿に押し付けられる。
 刺激に慣れてない少年のロッドは、簡単にブレイクした。
 二人の顔に白濁した液が、かけられた。
 双子はいつもの平然とした様子で、互いの顔の精液をチロリと舐める。
「くさい」「にがい」「「まずい」」
 嫌な顔もせずに、思った事だけをあにゃとうにゃは口にする。
 バジルは、帽子の上から二人の頭を撫でた。
 青髪の少女が四つん這いになり、パンツを脱いでスカートの中の小ぶりなお尻を向ける。
 バジルは腰を両手で挟むようにつかんで、ロッドを秘裂へと添えた。
「あったかく、して」
 少年はゆっくりと奥へと、押し込んでいった。
「っぁあん!」
(うわっ、なんだこれ)
 小さな少女の中にのみ込まれた少年のロッド。バジルは今までに感じた事のない刺激を味わう。
「すっげぇ気持ちいい」
 少女の膣奥まで押し込まれたロッドを、ぎゅうぎゅうと全方向から掴む感覚。
「うにゃだっけ、すぐでそうだから、動くぞ」
「……ん」
 少年は腰を少女へと叩きつけ始める。うにゃもそれに合わせて、喘ぎ出した。

4 :
「きもちいい?」
 隣で様子を見る桃髪の少女は、青髪の双子に問いかける。
「きもち、いい」
 唇からよだれを垂らし、床に顔を押し付けて全身で快感を味わううにゃ。
 あにゃはそんな双子のだらしない顔を持って、口付けをした。
「っあ、……ぁあ、あ、あんっ、はぁっ!」
「も、もうだめだ」
 顔を赤くして少年は舌唇をかんだ。ロッドが引き抜かれる。
 精液がうにゃの服にかけられた。
「今度は私」
 初めての快感に息を荒げる少年の隣には、すっぱだかの少女がいた。
 三人は暖炉の火の前で、獣のように混じりあった。

「あーあ、早く冬が終わらないかな」
 三人が湯船に仲良くつかっている時、バジルは呟いた。
 双子は両サイドから、その問いに対してバジルに聞く。
「「どうしてー?」」
「どうしてって、やっぱり寒いと洗濯ものだって渇きにくいし」
「「冬が嫌いなの?」」
「別に嫌いってわけじゃないさ、でもやっぱり色んな季節があった方がいいと思うだ。毎日が同じだなんてつまんないだろ」
「「ふ〜ん」」
 ステレオで話しかけてくる双子は、何かを思案する顔をしている。バジルはその二人の髪を、上から撫でた。

 渇いた服を着込んだ双子。扉の前に、少女は並んだ。
「「アリガトーゴザイマシタ、じゃ」」
 二人の少女はぺこりと頭を下げた後、手を繋いで雪道をトテトテと歩いて行った。
「吹雪は止んだけど、こんな早朝からでなくてもいいのに」
 太陽がまだ姿を見せていない朝方、空は静かになっていたがそれでも冷え込む。
「早くあいつら倒して、春を呼ばないとな」
 出発を昼ごろと決めて、バジルはもう一度あたたまるためにベッドへと戻って行った。

 その後バジルが雪の女王が双子の少女によって破れ去るのを知るのは、雪だるまに十敗目を喫した後だった。 

5 :
もうちょっとメジャーな方がいいか

6 :

●イケニエノヨル
・煩悩の呪い
 あなたは歩むたび 煩悩に苛まれる
 心を無にし 邪念に打ち勝て

 ブルーは一人、駅前に立っていた。
「……イエロー」
 一人立ち去った少女の事を思う。
 何も考えず駅の近くまで来てしまった。ただ、とぼとぼと歩いてきた。
(でも、残った所で何が)
 呪いは終わらない。イエローは今、どうしているのか。
 強烈な無力感に、ブルーは襲われていた。
(……)
 少女の霊が見える。ブルーに恐怖は無い。
 ただ、ぼんやりと駅へと向かう階段に足を向けた。
「っぁあん!」
「!?」
 びくり、とブルーは周りを見る。
「……ピンク?」
 すでに生贄と化し、呪われた存在になってしまったであろうピンク。その声が聞こえた。
 そんな姿になってまで、ここまで来たのだろうか?
 周りを見渡すが、その存在を確認できない。道の真ん中に、少女だけがぼんやりと立っていた
(もしかしたら、ここまで来たのか。自分を道連れにするために)
 ブルーはゆっくりと、もう一歩、階段へと進んだ。
「やんっ!」
「…っ!!?」ビクッ
 見渡すがやはり、姿は無い。
(なんだ、今の声)
 ブルーは、もう一歩。「っあ」
 もう一歩。「やだぁ!」
 一歩。「ぁああん」
「っなんだよ!?」
 ピンクの嬌声が、一歩すすむたびに聞こえる。
「僕をからかってるのか!? ええっ!!」
 ブルーは少女と声を無視するかのごとく、走った。

7 :
 耳を両手で閉じても、聞こえるピンクのイケナイ声。
(なんなんだよ!?)
 先ほどまで空っぽだった頭の中に、ピンクの姿が思い浮かぶ。
 肩をむき出しにしたキャミソールとへそが見えるホットパンツ、そして絶対領域が大事だと言っていた黒いハイソックス。
 男を誘っているとしか思えない服装。そこに巨人ではない、まだ人間だったころのレッドの姿が思い浮かぶ。
 レッドが後ろからピンクを荒々しくつかむ。
 キャミソールの脇から手を入れて胸を、さらにホットパンツのズボンの中にも手を入れて尻を揉みしだいた。
 レッドらしいと言える力技な行為に、ピンクはいやいやと体を振るう。
 しかし本気でいやがっているわけではない。興奮させるための芝居である。
 ホットパンツと下着を下げ、キャミソールを胸の上までずり上げる。ハイソックスは外さない。  
 ソファーに手をかけさせ、ピンクにお尻を向けさせる。
 愛撫もそこそこに、レッドは一物を差し入れた。
 レッドは何度も腰を動かす。そのたびにピンクは余裕の笑みで喘ぎ声を上げる。
 汗が飛び散り、ピンクは頬を染めて全身で感じていた。
「うっ!」
 レッドが射精した。
(早すぎだろ)
 ブルーが妄想にツッコむ。ピンクも驚いたらしく、ジト目でレッドに振りかえった。
 
 階段を一歩登るたびに、ブルーの頭の中の妄想が明確になっていく。
(本当、なんなんだよ。僕はどうにかしてしまったのか?)
 頭をよぎるイメージに、すでにブルーの男根もいきり立っていた。
 いっそ動かないか? そんなわけにもいかず、歩みを進めるしかなかった。

 冷ややかな空気が流れる、レッドとピンクの間。
 そこに長身の男、ブラックが登場する。
(いやブラックんでないだろ……んでないよな?)
 レッドを押しのけると、ブラックはピンクの前に立つ。
 ピンクもソファーに腰かけ、両足を広げて膝をたたせ、M字開脚で秘所を見せる。
 精液が零れるそこに、ブラックは自らの一物を付きたてる。そこからさらに腰を動かした。
 ジュプジュプと水音が鳴る。レッドとは明らかに腰使いが違う。
 ピンクは余裕の表情が崩れ、歯を食いしばる。荒い息が喉を通る。
 ブラックの厳しい攻めについに耐えきれず、ピンクは無意識にしがみついて止めようとする。
 男女の力の違いかブラックに効果は無い。そのままピンクは軽くイってしまった。

8 :
 はぁっ、はぁっ、と息遣いが部屋に響く。
 まだイっていないブラックは、ピンクを抱えて床に寝ころぶ。
 騎上位となって、ピンクはゆっくりと腰を動かし始めた。
 面白くないのが寝取られたレッド。
 レッドはこれ以上、ピンクの声を聞きたくないと頭を掴む。
 そして自らの男根を口の中にぶち込んだ。
 突然、喉奥まで突っ込まれえづくピンク。しかしレッドは容赦しない。
 二本の男根に上下を責められるピンク。苦しさの中に、確か快感を感じていた。
 交わる三人。
 行為に耽る友人のそばに、ブルーとイエローが立っていた。

「なんでだよ!?」
 妄想の中に完全に取り込まれていたブルーは、急に現実に戻される。
「いや、僕もイエローもまだ生きてるし……、こんな煩悩なんか、間違っている……」
 そう言いながら、ブルーは駅へと進む足が止まらなかった。

 ブルーの手がイエローのタンクトップの脇から、手をしのばせる。
 童貞とは思えないほどの積極性。二つの小ぶりなおっぱいを後ろから揉みあげる。
 左右から押し持ち上げ、つまみ上げる。イエローは特に抵抗もなく、ブルーのなすがままになっていた。 
 怒帳をミニスカートの後ろから、お尻にすりつける。イエローは、顔を赤くしながらも声を抑える。
 一度、二人は身を離す。ゆっくりと服を剥いでいく。
 数日前に夢に見た。イエローの裸がそこにあった。

 ブルーは誰かの声に、妄想の世界から呼び戻される。
 現実に顔を向けると、目の前に本物のイエローが、心配そうな表情で立っていた。
 顔を青ざめながら、混乱するブルー。
(いつの間に駅についていたんだ、きずかなかった!?)
「帰ったらさ」
 言い訳するかのごとく、ブルーの口から言葉が出る。
「一緒に映画を見にいこう、学食前のスロープで待ち合わせて帰ろう」
 まさかのデートの約束。ブルー自身も何を言っているのかわからない。
「夏が終わる前に海に行こうよ、遊園地にも遊びに行こう」
(ズボンの下のふくらみが、駄目だばれる!?)
「ジェットコースターに乗ったり……それから、お化け屋敷にも行こうか」

9 :
「僕が行く、行ってこの手で」
「イエローを救うから」
「一緒に帰ろうね」
 ブルーは、イエローが抱きつく暇もなく線路へと飛びこみ走り出した。

「うわああああああ!!」
 少女の跡を追い、暗いトンネルの中へ入り込む。
 頭の中では、妄想が激しくブルーの頭の中を犯す。
 ブルーとイエローが正常位でセックスをする。
 ピンクがお尻の穴をレッドに犯される。
 イエローが舌でブラックとブルーの二つの物に舌を這わせる。
 ピンクが三人の男に、穴と言う穴を責められる。
 二人の女が混じり合い、精液をデコレーションされる。
 五人が、獣のように混じり合う。
 
 
(強い意志を、もっともっと強い意志を!)
「あああああああああああああっっ!!!」
 ブルーは煩悩にのみ込まれないように叫びながら走り続ける。
 淫靡な夢から逃れるように。
 そんなブルーの耳に、ピンクの声が聞こえた気がした。
「もっと、五人で一緒に居たかった」
「うわあああああああああ、あ……あ、あ?」
 ブルーが振りむけば波の中、巨大な女性と少女が共に光に包まれていた。

 電灯だけの薄暗い駅。ブルーはイエローと並んで、電車を待っている。
(なんだったんだろう、あれ?)
 以前見た淫夢よりハードで、かつ実感のあった妄想。
(やはりこの憑夜見と言う場所が関係しているのだろうか?)
 隣を伺うと、イエローは俯いている。
(……もしかして気付いているのか)
 ブルーのジーンズの中、トランクスの中は精液まみれである。
 走っている間は夢中で全く気にしていなかったが。
(不味いな)
 ブルーはイエローをもう一度伺う。すると、イエローがブルーを見ていた。
「電車が来るまで、時間がまだまだ、あると思うの、だから」
 イエローは赤くなった顔で、ブルーを見上げた。
「妄想の続き、する?」
終わり。

10 :
勇者30とかはマイナー?

11 :
該当スレが立ってないならいいんじゃなかろうか

12 :

●スクリューブレイカー 轟振どりるれろ

「どうやら、来たようね」
 夜の美術館。
 両腕がドリルの球体型ロボット「ラセンダー」に乗った少女、くるり。
 私の声に左右に首を振り、辺りを見回している。
 天井からライトが照らす。
 光の下に並ぶのは、それぞれが機械に乗り込んだ下っ端ポリスくん達。
 そしてその中央に居るのが、対盗賊団対策警官キャリー。
 乗り込むロボットは大型ロンボ「ワッパンダー」。
 私はそこから顔を出して、少女をにらんだ。
「新たに展示された美術品を狙って、やってきたようね盗賊団レッドリル!」
 まるで二つのアンテナの様なピンクの髪がぴんと張る。
 完全に包囲された状態なのに、全然おびえていない。子供とは思えない視線。
 さすが幼くして盗賊団の頭をやっているだけはある。
 その目は幾多の困難を乗り越えてきた者の瞳。まだランドセルを背負っている年でありながら、巨大組織であるドクローラー一味を壊滅させた。
 本来ならば警察の仕事なのに、肝心の私たちの上層部は裏で組織と繋がっていた。
 なんと情けない。大の大人たちが子供一人に助けられるとは。
「それには感謝しているけれど」
 ワッパンダーの両腕に強大な手錠が光る。
「だからと言って、あなたを野放しにするわけにはいかないのよ。盗賊マスターくるり!」
 なぜこんな幼い子供が、ここまで悪の道に染まりきってしまったのか。
 言わずともわかっている。あの盗賊の親分の男たちのせいだ。
 捕まえたら、とりあえずあの親父から離れさせて、教育し直さないといけない。
 まずは反省を促すために尻叩きからよ。
「行くわよ、みんな!」
 少女に対して、ポリス君たちが四方から飛びかかった。
 襲い来る警棒。しかし少女は怯まない。
 両腕のドリルを回転させて、次々と打ち倒す。
 盾を持ったポリス君が一列に並んで押しつぶさんとする。しかし少女は慌てず、ジャンプして頭から強襲する。 
 ポリス君たちが、おもしろいように吹っ飛ばされていく。まるでコントの様である。
「相変わらずの機体扱いね」
 まるで自分の手足のように、聞いた話ではラセンダーが自分の意思を持って動いた事もあったらしい。見ればその言葉にも納得できる。
 
 数分後には気絶したポリス君の山が出来ていた。
「本当、強いわね」
(その力、出来ればもっと正しい方へ使ってほしいわ)
 私はワッパンダーを動かし、近づく。
「決着をつけましょう」
 ワッパンダーが巨大手錠を振りまわしながら、ラセンダーに走って行く。

13 :
 ラセンダーは逃げる。
「逃がすか!」
 獲物に向かって巨大手錠をぶん投げた。
 くるりはそれを待っていたと言わんばかりに、ラセンダーを操縦して飛びあがり、こちらの隙を突こうとする。
 しかし。
「!?」
 高速で飛んでくる手錠を避けきれずに直撃。ラセンダーは体を手錠で拘束され、さらにもう片方の手錠が近くの大柱にくっついた。
「くらえ!」
 さらに手から爆弾を飛ばす。それは時限式ではなく、すぐに爆発するタイプである。
 爆弾が直撃、柱と共に爆発した。
 煙の中、可愛い咳をしながら少女がラセンダーを操縦して現れる。
「つかまえたぁ!」
 ワッパンダーの手がラセンダーに迫る。
 ラセンダーはとっさにそれをダッシュでかわす。
「ふん」
 距離を取ろうとするラセンダー。
 ワッパンダーは飛び上がり、その頭上を越えて、先回り着地した。
「!!?」
 驚く少女。ワッパンダーがその隙に、両腕でラセンダーを捕まえた。
「今までと同じだと思うな」
 私は不敵に笑う。
「あなたの操作は素晴らしいは、まるで自分の手足のように動かす機体を動かすのはまさに、永い修練と才能の賜物ね」
 ワッパンダーから顔をのぞかせる私は不敵に笑う。ラセンダーはなんとかドリルをまわして逃げようとしていたが、そうはさせない。
「でもね、手足を動かすのとまったく同じ様に動かせるのでは、どっちが上かしら」
 手で髪を書きあげる。
 そこにはヘルメット型の装置が、頭に取り付けられていた。
「これは外部から脳波を読み取る機械。これでタイムラグなく、私の思考した行動がダイレクトに機体に反映される」
 これにより、今まで隙を見せることの多かったワッパンダーを、間違いなく想像どおり動かせる。
「この新型ワッパンダーに隙はない、さあ観念しなさい!」
 ラセンダーのドリルが逆回転をする。
 今までと逆方向に強烈な力が加わり、それに対応できず手からすっぽりと抜ける。
「くっ」
 私はすぐにワッパンダーを動かし、手錠をなげて逃亡を阻止する。
 しかし、後ろを向いたのはフェイク。
 すぐにこちらに向き直し、ダッシュで手錠の中に突っ込んできた。
 そして回転する手錠の隙間を縫うように、かわす。
 呆気にとられ、無防備な私にドリルを向けた。
「う」
 無防備なワッパンダーの下半身。そこにドリルが突きたてられた。
「……ひ、ひぎゃあああああああああああああああっっ!!??」

14 :
 下半身。それも膣に回転する棒を突っ込まれたような感覚。
 私はそこから逃げ出さんとして、その脳波を捉えたワッパンダーは上空へと逃げる。
「な、な、なっ」
 手で下半身に触れても、別に何かが入ったわけではない。
 しかし異物の感覚は確かに感じた。
「まさか」
 後頭部に取り付けられた機械に触れる。
「機械が受けた感覚も、ダイレクトに私の脳波に送られる……?」
 ぞっとする結論。
 下手をすれば今のを、また味わう羽目になるかもしれない。
「じょ、冗談じゃないわ!」
 逃げる。その言葉が私の脳裏をよぎった。
 だが、それはできなかった。
 ポリスとしてのプライド……は関係ない。
 考えごとをしている隙だらけの私を好機として、ラセンダーが下からドリルを突っ込んできたのである。
「ひぃやああああああああああああっっ!!??」
 異物が体内に入り込んでくる。
 しかしそれは脳に送り込まれた、嘘の情報。実際にお腹に触れても、別に何かが入ってきているわけでもない。
 だがその幽霊の様な物は、確かに私を下から突き上げ、強烈な回転を加えていた。
「ひぎゃあ、あああああああっtぅああああ、あああっああああ!!?」
 異物が膣内を抉る。
 私は絶叫しながら全身を震わせ、膣液を溢れだした。
 私の声など聞こえていないくるりは、ドリル回転をLV3まで上げて、執拗に責める。
「らべぇええっ!? やめやめぇえええてぇえ!!?」
 体をねじって逃れようとするが、私はワッパンダーに固定されて動けない。
 ロンボ自体を揺すって振りほどこうとするが、スッポンのように離れようとしない。
「あががぁああ、わあああ!!」
 私は失禁しながら、地面へと墜落する。
 美術館の床に叩きつけられ、そのショックでドリルが抜けた。
「あ、ああ」
 私は涎を口から溢れさせ、目から涙を流す。
 体を痙攣させ、呼吸を荒げる。
 股間から温かい液体が流れた。
(……)
 私は意識を手放そうとした。
 そこにさらにドリルの追撃が加わった。
「!!? あ、っひぐぅうううう!」
 私は首をのけ反り、膣内への刺激にもがく。
 だがドリルは私を逃さない。

15 :
「あぐぅあ! いや、いやああ!!」
 ドリルがワッパンダーの下半身の穴を突き刺しまわる。
 その回転が私にダイレクトに衝撃を与えた。
 強烈な刺激に目を白黒させて、喉から叫び声が止まらない。
 そして、意識が飛びそうな強い刺激の中に、私はかすかに快感を覚えていた。
「いぐ、いぐうううううう!!?」
 そして私は逝った。
 しかしドリルは止まらない。
「あぐkぁあ、無理無理もうだめぇえええ!?」
 絶頂の状態が止まらない。
「やめてやmあああああああああ」
 ワッパンダーの耐久力が限界を超えて、爆発した。  
 爆発したワッパンダーの残骸。私はボロボロの服を纏い、地に倒れる。
 失禁して、口から泡まで吹いた無残な姿で。
 そこにラセンダーが寄ってくる。
 意識を失う前に、少女が飛びおり駆け寄ってくる音を聞いた。

「……ここは?」
 私は病院で目を覚ました。
 後から聞いた話だと、美術品はしっかり盗まれてしまったらしい。
 そして失禁して濡れたはずの私の服は、なぜか大丈夫だったとの事。
 私の体はタオルで拭かれ、おそらく美術館のロッカールームから盗んだだろうズボンが制服の代わりに履かされていた。
 それと一枚のメモが服の上におかれていたとのこと。
「”ズボンは洗って返す、ごめんなさい”ね」
(見捨ててもおかしくないし、律義ね)
 しかしおかげで私は誰にも見せたくない姿を、見られずに済んだ。
(本当、盗賊なんてもったいないわ)
 ベッドから立ち上がった私は、手錠を手に鼻歌交じりに医務室を出た。
(次はどんな手でいこうかしら)
 上機嫌な私は、とりあえずあんなロンボを作った開発室をとっちめることにした。
終わり。

16 :
次はもっとメジャーなのを

17 :
元ネタわからないけどおっけーおっけー

18 :

●天地創造
アーク×エル
 クリスタルホルム、七件しか家のない小さな村。
 その中の一つアークの家。
 私はベッドに眠る金髪の少年を揺する。
「アーク、朝よ、起きて」
 手をかけて揺さぶる。アークは寝相が悪く、時々ベッドから落ちて床に眠っている事がある。
 今日はちゃんとベッドで眠っているようだ。
「もう、早く起きてよ」
 目を閉じたアークを、私は横に揺さぶる。
 その手をがっしりと捕まれた。
「ア、アーク?」
 驚く私を強引に引き寄せる。
 そして後頭部を掴み、私の唇に唇を重ねた。
「んんっ!?」
 そのまま数秒。驚き動きを止めた私を抱いたままベッドから立ち上がった。
 アークは素早く私の背後を取り、右手が服の上から私の胸を揉みしだいた。
 さらに左手がスカートをたくし上げ、パンツの中に入り込む。
「っやん、だめ、アークっ!」
 唇を離し抗議する私。しかしアークは再度、口で蓋をした。
 舌が私の口内を蹂躙する。
 その感覚に私は身じろぎするも、アークの腕力には勝てず逃げられない。
 歯や舌を弄ばれ、いつしか全身から力が抜け、背後のアークに身を預けた。
 そうすると二人の唇がやっと離れる。涎の糸が二人を繋ぎ、切れた。
「おはようエル。今日もいい天気だね」
「んっ、あ、アーク、手を離してぇ」
 アークの両手は、未だに私を責めて上げている。
「なんで、気持ちいいだろ?」
「こんな、明るい時から、ダメよ……んん!」
「でもさ」
 アークの左手が、私の股から引き抜かれる。
 その手はてらてらと濡れていた。アークはそれを舐めとる。
「まだ一分ぐらいしかたっていないのに、エルだってこんなに期待しているじゃないか?」
「そ、それは、アークが毎日、私にエッチな事をしてくるから」
 アークは私のお尻に堅い物を押し付けてくる。それがなにかわかっている私は、余計に膣液を溢れさせた。
「なあ、いいだろ、エル?」
「本当にダメよ、アーク。まだ明るいし、隣の部屋には人もいるし」
 耳をすませばこの部屋の出入り口から、男性の笑い声が聞こえる。隣の部屋にはアークの友人が二人、談笑していた。
 もし起こしに来た私が長く部屋に居続ければ、様子を見に来る可能性がある。
「そっか」
 アークは、私から両手からを離した。
 諦めてくれたのかと、私の心に安堵と残念な気持ちが生まれた。
 しかし。
「じゃあ、早くすませばいいんだな」
「え?」
 私は後ろから軽く押されて、アークがさっきまで寝ていたベッドに両手をついた。
 アークにお尻を向けた格好になる。
 さらにロングスカートがまくりあげられ、パンツを太股までずり下げられる。

19 :
「アーク!?」
「声を抑えろよ、オレも他の奴らにこんなエルの姿、見せたくないからな」
「!? っやめて」
 私の制止の声を聞かず、アークは下半身の棒を私の濡れた秘裂に押しいれた。
 すでに液で溢れていたそこは何の抵抗もなくアークを受け入れる。むしろ貪欲に飲み込んでいった。
「……っっ!!?」
 入ってくるだけで軽く逝ってしまう。私はベッドに顔を押し付け、声を止める。
 アークはそんな私を弄ぶように、高速で注送をし始めた。
「いくぞ、乱れ突き」
「ぁっあ、っぁぁ!!」
 五分後、私はアークの部屋を出た。
「よお、エル。またアークを起こしに来たのか」
「随分、時間がかかったな。キスでもしてたんじゃないか?」
 アークの部屋から出て隣の部屋。二人の少年が私をからかう。
 私は小声で「そんなことしていうないわ」とそっぽを向いて言った。
 実際はそれ以上の事までしている。
(匂いとかばれてないよね?)
 私は顔を赤くしながら、自分の家へと歩いて行った。
 膣から精液がじわりと溢れていた。

 私の家でもある、機織小屋。
 椅子に座って機織り機で服を作っている私に、後ろから声をかけてくる。
「エル、服作りは順調かしら」
「お母さん」
 私は後ろを振り向き、笑顔の母を見た。
 そのまま私と母は少しだけ談笑する。会話の中にアークの話題が出た。
「そういえばアーク、この頃なにか変じゃない?」
「変って、何が?」
「以前のようなイタズラが最近ないじゃない」
「……」
「物を壊したりしないなら、それに越したことは無いんだけど」
 その後も母は少しだけしゃべり、「仕事の邪魔したわね」と部屋を出ていった。
 私は機織り機に向かい直す。
(違うよ、お母さん。今でもアークはイタズラをしているわ)
 家の玄関から母と誰かの会話が聞こえる。すぐに誰かが部屋に入って来た。
「よお、エル。邪魔するぞ」
(私にたいしてね)
 機織り機が動く。糸と糸を結びあい、服を作り出していく。色彩が模様を生みだす。
「っあ、っあん、ふわぁ、やぁ!」
 私はアークの上に座り、機を織っていた。   
 スカートの中で、私とアークがつながった状態で。
「どうしたエル? いつもより遅いぞ?」

20 :
「こん、……な、下から、突き上げら、れて、……できるわけないじゃ、ない、っああん!」
 肉棒が私の子宮口を叩くたび、頭まで衝撃が走り真っ白になる。
「大丈夫、大丈夫、エルならいけるって」
 他人事みたいに言いのけるアーク。両手が私の両胸を鷲掴みにする。服の上から無遠慮に揉みしだく。
 本来なら痛いはずのそれも、何度も好きにされてきた今は快感を生み出していた。
 膣から流れる液体が、アークのズボンを汚す。
「や、い……く、いっちゃ、……っんあ!!」
 こんな感じに、私は毎日アークからイタズラされていた。

 本当は止めるべきなのであろう。
 もし誰かに見られたら、村中に知れ渡ったら、私は恥ずかしくてんでしまう。
 でも。
「ねえ、アーク」
 夜、アークの部屋で二人は裸になっていた。
「なに?」
 アークの目を見る。私は口を開けて。
「なんでもない」
 しかし、言葉に出来なかった。
 アークを心から愛しているのもある。だから求められるのはとても嬉しい。
 だけど、それだけじゃない。
 ときおり見えるアークの真剣な眼差し。なにかに怯えている様な追い詰められている様な表情を時折する。
 それを見るたびに私は何も言えなくなる。
 私は黙って唇を重ね合わせ、アークに体を預けた。
 情事を終えた私は夜の村を一人歩く。
 アークが一緒に行こうと言ったのだけれど、またエッチなことをしてくると思った私は断った。
 そもそも家は裏手で迷う事もない。
 私は暗闇の道に足を進める。
 そして二手に分かれた道を右に……?
「あら?」
 道は別れておらず、右に曲がっているだけだった。
「まっすぐ行くと、離れに何か家があった様な……」
 しかし前を見つめても、木々が生い茂る壁しか存在しない。
 私は首をかしげながら、自分の家へと向かった。

 次の日のお昼。
 私はアークに連れられて外の小川の近くで、お昼御飯を取ることになった。
 外はクリスタルブルーがいくつも輝く、良いお天気だった。
「今日もいい天気だよな」
 アークは私の紫の髪を撫でながら、空を見上げる。
「んちゅ、ちゅ、……ぺちゃ、ちゅ」
 私はアークの棒に舌を添えながら、頭を撫でられていた。
 本当は外でするなんて嫌だけど、アークがどうしてもと頼まれると途端に断れなくなる。
 それにこれだと、傍から見れば私がアークに膝枕されているようにしか見えない。

21 :
 一応は村の片隅だけれど、もしかしたら見られる可能性もある。これがアークに出来る最大限の妥協である。
 アークの棒を口に含み、出っ張っている部分を舌で刺激する。
「……ぅ」
 アークが小さく喘ぐ。私はその声がもっと聞きたくて、頬全体で棒を吸い上げた。
「うわ、オレもう駄目だ!」
 私の頭の上から、手が抑え込んでくる。棒が膨らみ、すぐに精液を口内で噴き出した。
「んんん!!?」
 喉奥で放出される精子。何度も味合わされているため、飲む事自体は平気だが、外でする事に興奮したのかいつもより量が多い
 飲みきれず、鼻から噴き出してしまい。私は口から棒を外した。
 私の顔に精液がぶちまけられる。
 数秒後、出し終えて小さくなった棒を私は握りながら、不満を口にした。
「もう、多いわよアーク」
 口の中と顔で粘つく液体。私は流れる小川で顔を洗う。
 そんな私にアークは後ろから抱きしめてきた。
「え、アーク?」
「ごめん、エル。もう我慢できない。エルの中に出したい!」
「ダメよ、アーク! 外でなんてしたら、誰かに見られちゃう。それにフェラが終わったらパンを食べようって約束じゃ」
「セックスしながらでも、パンは食べれる!」
 そんな無理やりな事を言って、私は地面に押し倒された。その後、言葉通り正常位で突かれながら、パンを食べさせられた。
 アークのエッチな性格も問題だが、キス一つで許してしまう私にも問題があるのだろう。
「もう、アークは昔からエッチなんだから。この前の雪のときだって……」
「なに言ってるんだエル? 最初にエッチしたのは一カ月くらい前だろ、冬じゃなかったぞ」
「……あれ?」
 私は自分の発言に首をかしげる。しかしそれに疑問を持つ前に、胸を揉みしだかれ思考を中断させられた。

「エルお姉ちゃーん」
 少女の声に、私はゆっくりと扉を開けて、顔を出した。
「……なに、かしら?」
「お姉ちゃん、早く遊ぼうよ」
 少女が私を見上げてくる。その純粋な表情が、私の心に突き刺さる。
「ごめ、んね。まだ、っし…三t年ごとが、ぁ、終わら……ないの?」
「? お姉ちゃん、顔が赤いよ、どうかしたの?」
「そ、う。……ちょ、と風邪ぎみ……かな?」
「あと、家の中から変な音がするよ?」
 私はその言葉にギクリとする。アークにもそれが伝わったのか、私に腰を叩きつける速度を弱めた。
「おとって、……はぁ、なにかな?」
「あれ、しなくなった?」
「ふふ、気のせい、……ね」
 しかし、膣への出し入れを止めたわけではなく。確実に私の感じる部分を責めてくる。
「……ぁ、ぁんあ、っは!」
「お姉ちゃん?」
 そして膣内で射精された。
「っんあああ!?」
「……!?」

22 :
 私は嬌声を上げて強く逝く。驚く少女に涙目になりながら、呆けた顔で語りかけた。
「ごめんね、お姉ちゃん。今日は遊べそうにない。また明日、ね」
「う、うん」
 少女は逃げるように去って行く。
 それを見送った後、私はそっと扉を閉めた。

 こな引き小屋の二階。
 いくつもの歯車が動き、大きなきしみ音を上げている。
 私はアークの上に座り、互いに向かい合って繋がっていた。
「あん! ……やん! っはぁん!!」
「エル、いつもより感じてるな」
 この小さな村ではどこに行ったって人目がある。夜は夜で静かすぎて、声が響きそうで怖い。
 そのため私はいつも声を抑えないといけなかった。
 しかし、ここならば声を張り上げても問題は無い。粉を引く機械が音をごまかしている。
 人も荷物倉庫の奥に一人だけである。聞かれる心配はない。
 一介の階段前にもう一人いた気がするけれど、出かけているのだろうか?
「エル、ここも弱いよな」
 前を開き、さらけ出された胸。その乳首にアークは吸いつく。
「っんあああ!」
 私はアークの頭を抱きしめた。
 そのまま騎上位になる。私は自分のスカートの淵を唇で噛む。
 繋がった部分をアークの目にさらけ出す。
「ん、んん、んふぅ! んんんっ!」
 アークの両手が私の胸を揉みしだき、乳首を掴んだ。
 強い刺激が私の全身を貫く。
 逝った私は膣全体でアークの棒を強く絞りあげる。アークもそれに合わせて、射精した。
 私はスカートを口から離して、強く呼吸を繰り返しながらアークに倒れる。
 膣から精液と愛液で汚れた棒が抜ける。ゴプリと音を立てて、私の中から液が零れた。
「もう、毎日お腹の中に出して、赤ちゃんができたら、どうするのよ」
 私はちょっと怒った顔で、アークの顔を見る。
 するとアークはとても辛そうな、諦めたような顔で、天井を見ていた。
「……赤ちゃん、できるといいな」
「……そうね」
 別に出来ても問題は無い。ただ周りの人たちから、色々と言われるのが恥ずかしいぐらいで。
 もしできたら、どんな子供に育てようか。
 そうだ、この前、遊ぶ約束をした……。
(……?)
 この村に子供なんて居たかしら?

 夜のクリスタルホルム。
「アーク、やめようよ」
「やだ」
 何も身につけていない私が、夜の村に素肌を晒す。
「恥ずかしいよ、外で裸なんて」
「大丈夫、みんな寝てるって」

23 :
 余裕の表情のアーク。それはそうだ、不公平にもアークは服を着ている。
 顔を真っ赤にし、両手で胸と股間を隠す私。
 しかし、アークはその手を取った。
「じゃあ、行くか」
 そう言うと文句を言おうとする私を力だけで素早く持ち上げ、ズボンから飛び出たアークの棒に、立った状態のままゆっくりと降ろした。
「っあ、はぁあん!!」
 素っ裸の私は、すでに濡れていた膣にアークの物が入っただけで、ちょっと逝ってしまう。
 宙に浮いた恐怖に、私はアークに抱きつく。
「じゃあ、行こうか」
 そしてアークは私を担ぎあげたまま、村を歩き始めた。
 何度も下から突き上げられ、私は何度も逝かされた。
「ほら、家に着いたぞ」 
 涎を垂らし、涙を流し、何度も逝ってしまった私は、呆けた顔でその声を聞いた。
「……や、っと?」
 永遠にも続くかと思った逝き地獄が終わり、思考の止まっていた私はやっと終わるのかと安堵する。 
「思ったよりも早かったな。なんだかんだでこの村、三件しか家がないから狭いんだよな」
 そう言いながら、アークは私を動かす。
「も、……う、やめ」
「じゃあ、もう一周だな」
 私は抗議の声を上げようとしたが、膣内の感覚にそれをかき消された。

 色々と思う事はあったけれど、私は幸せだった。
 アークはエッチだけど、私に何度も愛をささやいてくれた。
 そんな日々が続いた。
 ずっと続くと思っていた。

 クリスタルホルム。
 もうこの村にはアークの家しかない。
 この村にはアークと私しかいない。
 ベッドの上に横に並んで座る私とアーク。
「……ライトガイアに頼んだんだ」
 アークはぽつりと呟いた。
「本当は一日だけって約束だけど、できる限り長くしてくれって」
 私の目を見ずに、呟く。
「でも、元々はダークガイアが作ったコピーの世界。維持するのはもう限界だって」
 私はアークを横から抱きしめた。
 その後、アークは色々と話してくれた。
 私たちが共に旅をした英雄と巫女のコピーである事も。
 コピーである私にも、その記憶が少しあった。
「元の私ってひどいことをしたわね。毒が入ってるかも知れない杯を選ばせるなんて」
「……」
「旅の途中のアークもエッチだったわね」
「……」
「ねえ、アーク」

24 :
「もっとたくさん抱いて、赤ちゃんを作ろう」
 アークは私をベッドに押し倒した。
 その後、私とアークは混じり合った。
 何度も何度もキスをして、裸になり、一つの生き物のようにセックスをしていた。
 逃げ出す様に、忘れないように。
「エル、愛している」
「私も愛している、アーク」
「アーク、私たちって運命の糸で結ばれているの、だからきっと、また会える」
 だから。
「ちょっとの間だけ、さようなら」
 
 クリスタルホルムが消滅した。



「……ん」
 私はベッドの中で目を覚ました。
 時計を見てもまだ真夜中。家の中は暗闇である。
「また、あの夢」
 この村に似た、どこかに住んでいた夢。
 そこで生活していた夢。
 少年と恋仲だった夢。
 だけど、まるで霞がかかった様に内容がうろ覚えではっきりとしない。少年の顔や、どんな会話をしていたのかがわからない。
(所詮は、夢ね)
 無理に思い出そうとせず、忘れることにする。水を一杯飲みに台所へと向かった。
 となりの玄関口からノックが聞こえる。
「はーーい」
(だれかしら、こんな時間に?)
 出入り口前まで歩いて行き、扉の外に声をかける。
「どなたですか?」
 返事は無い。
(こんな夜分に一体だれが?)
 本当なら気をつけるべきなのだろうけれど、私はなぜか導かれるように扉を開けた。

終わり。

25 :
次はおそらく、マイナーなのを

26 :

(みつめてナイト 東洋人×ライズ ED後)
 −−船内の個室。既に日はとっぷりと暮れて薄暗い。
 ひとつしかないベッドの上に、東洋人とライズが寄り添うように腰かけている。
「ベッドがひとつしかないのね。……まあ、もともとは貴方ひとりがこの船に乗る予定だったんだから、仕方のないことだわ」
→・床の上に寝るよ
 ・なら床の上に寝て
 ・他の部屋からベッドを奪ってこよう
「その必要はないわ。余計なお荷物になってしまったのは私だから」
 ライズは東洋人から気恥ずかしげに目線を逸らす。
「でも、貴方が嫌じゃなかったら……」
 ・あざとい女だ
→・二人で一緒に寝る?
「ええ……駄目かしら?」
 ・女なんかと一緒に寝れるか
→・いいよ
 ・じゃあ境界線を引こう
「ありがとう。それなら、コートは脱がないとね」
 ライズは立ち上がると、その場で怖々とコートのボタンを外し始める。
 一度、その手を休めて、勇気を出すように深い吐息を吐く。そしてボタンを全て外し終わると、東洋人の前でコートをはだける。
 下着はつけておらず、全くの裸だった。
 小振りなライズの胸の谷間には、痛々しい刺し傷があり、太股にも刃物で斬られた痕がある。
「…………」
 普通の女の子らしからぬ肢体を初めて男性の前に曝すライズの瞳は潤んでいる。
 ・その疵は?
→・無言で受け止める
 ライズはその場にコートを脱ぎ捨てて東洋人の胸に身を預ける。
「……ほら、背中にも」
 東洋人はライズの背中を手で撫でて、疵痕を確認する。
「別に驚かないだろうとは思ったけど……貴方には、私の全てを見せておこうと思って……」
 ライズはトレードマークの赤い革手袋も外して東洋人の手に重ねる。
 細い手はしなやかそうに見えたが、内側は剣ダコで少しゴツゴツしていた。
「こんな私でも、普通の女のように抱いてもらえるのかしら……? お父様の遺言通り、普通の女になれるのかしら?」
→・なれるよ
 ・無理だな
「ありがとう。でも、私が騎士だった過去は、新しい明日にも永遠に残るのよ……貴方は、そんな女でも受け入れてくれる?」
 悲しげな顔をするライズを、東洋人はそっと抱き寄せる。そして、背中を傷痕ごと愛撫しながら、胸の谷間の疵に舌を這わせる。
「あっ……」
 傷つけられた部分を慰めるように蠢く舌に、ライズは喘ぎ声を上げる。
「んっ……やめて……こんな、傷を舐めあうようなことは、好きではないわ……」
 声はか細く、消えそうであり、本気で抵抗しようとしている素振りはない。
→・自分のも慰めさせる
 ・傷口にからしを塗る

27 :
「ごめんなさい。やり方が分からないわ……どうすればいいの?」
 東洋人はライズの手を取って、ズボンの上からペニスに重ねさせる。
「わかったわ……こうやって、上下に動かせばいいのね」
 息遣いも荒く、ライズはぎごちない手捌きでペニスを撫でまわす。
 彼女が今まで隠し通してきた剣ダコが、ズボンの布越しにコリコリと亀頭を刺激する。
 東洋人はライズの後頭部に右手を回して、その唇を奪う。
「ん……んんっ……!?」
 口内で絡みついてくる舌に、ライズは戸惑ったような表情を見せる。
 が、やがてキスとはそういうものだと合点したのか、自分からも積極的に舌を絡めてくる。
「は……むっ……ふぅ……」
 ふたりの口から溢れた唾液が、シーツの上にこぼれて淫らなシミを作る。
「うっ……あっ!?」
 そっと後頭部から離された手が、ライズの陰部に当てがわれる。
 濡れ具合を確かめるように小刻みに指が動き、ライズはびくんと身体を仰け反らせる。
 
→・そろそろいい頃合だな
 ・いいかい、赤ちゃんはここから……
「挿れるの……?」
 珍しく怯え混じりの不安げな顔で訊いてくるライズに、東洋人は柔和な笑みを浮かべてみせる。
「貴方に任せるわ。私、こういうのは初めてだから……」
 ・すみません、ボクも童貞です
→・じゃあ優しくしてやろう
「私は貴方に負けたのよっ!? 敗者に優しくしてくれる必要なんて……ないわ」
 視線を逸らすライズ。東洋人は、愛液にまみれた手で少女の紅潮した頬を撫でてやる。
「騎士だった者が……戦場で犯される覚悟もしてなかったと……? そう思うの……?」
 潤んだ目をするライズを、東洋人は若干強引にベッドの上に押し倒した。
「きゃっ……! あ……」
 相変わらずにやにやと笑みを浮かべる東洋人が、ライズの上で四つん這いになって顔を覗き込んでいる。
 真っ赤になった顔を横に背けるライズ。
 東洋人はズボンから怒張したペニスを露出させると、先っぽを陰部の下端にあてがって、筋を一直線になぞらせる。
「あっ……!?」
 一瞬の快感に、ライズの身体がぞくぞくと震える。
「挿れなさい……早く……」
 上擦った声でなされた命令に、東洋人は素直に従った。
 肉棒が、ぬめりを帯びた陰部に潜り込み、肉壁をかきわけていく。
「あ……刺されてるっ……」
 ぶちぶちと膜が破られていき、少女の身体に新たなる傷痕を作り上げていく。
「貴方の剣が……私のお腹を刺し貫いてるっ……!」
 伝わってくる痛みと微かな快楽。
 ペニスが血を浴びながら根元まで入りきったとき、ライズの口から深く甘い吐息が漏れた。
「大丈夫……少し痛いだけだから……」
 ライズは精一杯微笑みながら、東洋人の首に腕を回す。
→・よし、動くぞ
 ・とりあえず今日はこれでやめとく
「あっ……くうううっ!」
 東洋人の腰がリズミカルに上下し、鍛え上げられた互いの身体がぶつかりあう。
 ぱんぱんと卑猥に響く音は、ライズに剣戟を連想させた。
「そう……突きなさいっ……もっと……!」
 処女膜を貫通した痛みは次第に快楽へと変わっていき、高まる興奮は性的なものと、戦場で感じるものが混じり合っていた。
 急速にライズのなかで受け身でいることへの抵抗が芽生え、積極性が多数を占め始めた。
「……私にも突かせて」
 艶かしいような、凛凛しいような顔で、ライズが東洋人に懇願する。
 ・ナイフを渡す
→・やらせてあげる

28 :
 仰向けになった東洋人の上に、こんどはライズがまたがる。
「それじゃ、挿れるわね……」
 片手でペニスの反りを抑えながら、慎重に腰を下ろす。
 一度貫通した穴は、二度目ではあっさりとペニスを受け入れた。
「くぅ……! う、動くわ」
 ライズは緩慢な動作で腰を振り始めた。
 動くたびに三つ編みのおさげがぽんぽんと揺れ動き、少女の柔肌を官能的に撫でる。
「はぁ……んっ……貴方の、剣の柄みたいで……素敵だわ」
 武器と交わっているかのような快感に、ライズの腰振りは次第に速さを増す。
 東洋人は彼女と一騎討ちしたときのことを思い出し、そしてあのときの尋常でないフットワークが再現され始めていることに、微かな恐怖を感じた。
 ライズの肉襞は、初めて受け入れるペニスをいとおしそうに愛で、激しく振られる腰が脅威的なまでのスピードで全体を刺激する。
→・もう出そうだ!
 ・クルクルパーになる
「……いいわよ、私のナカに出しなさい」
 ライズは、自分のなかでいきり立ったペニスがびくんと顫動するのを感じた。
 その刹那、大量の精液がライズの子宮に向かって放たれる。
「あっ……二人の新しい明日が、私のナカに……!」
 ぶ……びゅっ……るっ……
「はあっ……熱い……」
 子宮が子種で満たされたとき、身体から一気に力が抜け、そのまま東洋人の上に倒れ込む。
 余韻に浸る二人の荒い息遣いだけが、薄暗い船室のなかに響く。
 ライズは自分の陰部に手を触れ、垂れ下がってきた精液をすくいとってまじまじと眺めた。
「貴方の国の料理で……ミソスープって言ったかしら? たんぱく質も取れるし、明日の朝、厨房を借りて作ってみるわ」
 ・料理できるの?
→・楽しみにしてるよ 
 
「ありがとう。おやすみなさい、良い夢を……」
 心地好い気だるさのなかで二人が眠りにつくと、ベッドの下に隠れていた妖精のピコが姿を現わす。
「……そう。人にとって必要なのは人との交わりであって、ピコや隠密のサリシュアンという都合のいい存在に救いを求め続けることじゃない。
 今の君たちなら、きっともう人から離れていったり、人を否定したりすることはないと思う。
 ……だからさよなら。相棒をよろしく頼むね、ライズ……」
 二人を祝福して、ピコは何処かへ姿を消す。
【終】

29 :
みつめてナイト、なつかしいw

30 :
●ハローキティといっしょ! ブロッククラッシュ123!!
猫村いろは
 キティの顔の日傘。
 頭にネコ耳をイメージした赤いリボン。
 栗毛色のショートヘア……と見せかけて、足元まで伸びたポニーテール。
 キティのマークのついた首元のチョーカー。
 裾がスカートの用に輪っかに広がり、おへそが丸出しのタンクトップ。
 花弁のように広がった赤いソックス。
 キティの顔がベルトについた、短いショートパンツ。
 「ハローキティといっしょ! ブロッククラッシュ123!!」のオーソドックス担当。
 最初のボスとも言える立場の少女、illust,by okama。
 超キティラーが一人、猫村いろは。VOCALOIDでもある。
「こんなゲームやってられるかぁ!」
「ええ〜」
 そんな少女の前で、一人の男がpspを床に叩きつけた。
「ちょ、ちょっと待ってよ」
 日傘を手にした少女は、部屋から去ろうとする男の服を手でつかんで止める。
「まだ少ししかやってないよ、諦めないでよ」
 大きな目をくりくりと動かし、男を見上げた。
 男はそんな少女を冷めた目で、見下げる。
「うるさい。こんなクソゲーやってられるか」
「っ、クソゲーってそんな」
「バーが遅い、動きに慣性がある、ボールのぶつかったときの角度がおかしい」
「う」
「ブロックの位置が下に配置されて、反射されても反応できない」
「うぅ」
「極めつけは弾を撃ってくる? シューティングじゃねえんだぞ!?」
「うぅぅ」
「しかも音楽はループだし2曲しかないし、さらにクリアしても特に何も無いだと、ふざけんなよ」
「イ、イラストが」
「売ってんだろ、公式サイトで50円で」
「うぅぅぅ」
「ともかくこんな糞難しいクソゲー売って、別のゲームするわ」
「そんな……」
 いろはは日傘を落とし俯く。
(キティの良さを知ってもらおうとするゲームなのに、逆に不満にさせるなんて)
 自らが超キティラー失格の様な気がしてならず、唇をかんだ。
「ねえ、お願い」
 いろはは涙目で訴える。
「お願いだから諦めないで、最後まで遊んで」
「……言われてもな」
「出来る事なら何でもするから」

31 :
 男は少女の願いに、逡巡する。
 そして猫村いろはを頭の先から靴まで、品定めするかのごとくジロジロと見る。
「何でもか」
 男はニヤリといやらしく、笑った。
「じゃあ、脱げ」
「……え?」
「脱衣ブロック崩しだ。それならする」
「一面クリアしたぞ」
 少女はキティの形をした日傘を置いた。
「二面クリアしたぞ」
 少女は赤い靴を脱いだ。
「三面クリアしたぞ」
 少女は赤いソックスを脱ぐ。
「四面」
 頭についたネコ耳の様な、赤いリボン付きカチューシャを取る。
「五面」
 ポニーテールの先についた、赤いリボンを取った。
「六面」
 首の小さなキティのついた、赤いチョーカーを取る。
「七面」
 赤い、裾の広がったタンクトップを取った。
「八面」
 キティが真ん中についた、赤いリボン付きのベルトを、ショートパンツから取った。
「もう……やめようよ」
 少女の体にはビスチェとショートパンツ、さらにその下の下着しかない。
 少女は涙声で、男に止めるように言った。
「九面」
 だが、男は聞いてない様子で淡々とクリアして行く。
(……難しいんじゃなかったの?)
 青いショートパンツをふるえる手で脱ぐいろは。男が視姦する中、時間をかけて脱いでいく。
 細く白い足を、ストンとショートパンツが落ちた。脱いだ中にはキティの印刷のされた白のパンティーが姿を見せた。
 
 顔を真っ赤にして、目尻に涙を浮かべる。
 男はその様子をまじまじと見ながら、ゲームを進め、クリアする。
「十面」
 その言葉にいろははビクッと、体を震わせた。
 あと、いろはの体を覆う衣装は二枚しかない。上と下、それぞれ一枚。
(なんで、こんなことに)
 目から涙があふれる。
 震える指先でビスチェの端に手を駆けて、上から脱ぐ。
 一瞬、男の目に見えた凹凸のない胸とその先の乳首。しかしすぐに手ブラがそれらを隠した。
「もういい、もういいよ、だからやめ」
「十一面」
 少女が必に抗議を上げるも、男は無視してステージをクリアする。
「さっきから、一発クリアしてるじゃない」
「やっぱり賭ける物があると、やる気が違うな」
 男はいやらしい顔で、少女に視線を送る。
 猫村いろはは何を言っても無駄だと観念して、右手で自分の胸を隠しながら、左手でパンティーを下に引っ張る。
 足をクロスして、見えないようにしながらしゃがみこみ、ゆっくりと脱いだ。

32 :
 そのまま左手で股を隠し、全身を真っ赤にしつつ立ち上がる。
 男はにやにやと眺めながら、ステージ12を選んだ。
「お前の最後のステージ、クリアしたぞ」
「!?」
 その言葉に裸な事も忘れて、少女は驚いた。
「あの弾幕面を!?」
「弾幕と言っても、5ブロックしか撃ってこないしな」
「それでも一回でクリアなんて、本当にすごい」
「別に称賛はいらねえ」
 男はpspを机の上に置くと、立ち上がった。
「そんなものより、商品だ」
「商品!? ……もう私は裸だよ、これ以上は脱げない」
「ああ、だからお前自身を貰うことにした」
 その言葉に驚愕するいろは。
 男を見上げれば、そこに居たのは少女の裸に興奮した一匹の雄だった。
「い、いや」
 もうキティを身につけていない、裸の少女は後ずさる。
 男はゆっくりと歩を進める。
「こないで」
 狭い部屋に、逃げられる場所など無い。
「いやぁああああああ!」
 少女の裸体を男の手が掴んだ。

「あと九人もいるのか」
 パッケージに書かれた、それぞれ絵氏の違う超キティラーの少女たち。
「やべえ、俄然やる気が出てきた」
 そう言って男は、ゲームを進め始める。
 部屋の隅には、股から精液を垂れ流した少女が、レイプ目で倒れていた。

33 :
猫村いろははボーカロイドだから、スレチじゃないかが心配

34 :
(みつめてナイト 東洋人×ライズ 一応>>26-28の続きでラスト)
 −−永世中立国スィーズランド。
「あれ、転入生じゃんか!」
 街中の喧騒から離れた坂道で、ライズは急に背後から呼び止められた。
 振り返ると、そこにいたのは……
 ・ただのあばずれ女
→・レズリー=ロピカーナ
「あら、珍しいわね」
「ドルファン学園を卒業して以来だな」
「ええ……貴女は観光かしら?」
「いや、あたしはこっちに留学! お前は……って驚いたな、かーちゃんか」
 ライズの腕に抱えられた乳飲み子を見たレズリーは、意外そうな顔をする。
「かーわいいなー。なにちゃんて言うんだ?」
「……デュノス」
 ぼそりと、ライズは刃物を突きたてるような声音で乳飲み子の名前を答えた。
「へー、デュラン国王のんだ兄貴と同じ名前か。なんかドルファン国民として感慨深いな!」
 −−ライズは静かに微笑み返した。
「かーちゃんみたいな無愛想になるんじゃないぞー……ん? どーっかで見た顔してんなぁ……」
「わ、私の子供なんだから、私に似ているのは当然でしょう……?」
 じとーっと覗き込んでくる相手の視線から、慌てて乳飲み子を隠してしまう。
「……まあいいや。今は夕飯の買い物か?」
「そうよ。もうすぐあの人も帰って来るし……」
「今夜のメニューは?」
「いつも通りよ……おコメと焼き魚とお豆腐、それからミソスープに漬物ね」
「はっはっはっ、質素だなあ……。ご相伴に預かろうと思ったけど、やっぱりやーめた」
 げんなりとした顔で踵を返す。
「またな」
「さようなら」
 ライズと別れた後、レズリーはぶつぶつ言いながら道端の石ころを蹴飛ばした。
「……ったく、不器用なのはいいにしても、お前は東洋人かっつーの」
 ふと、レズリーは思い当たる節があって足を止めた。
 背後を振り向くが、もう元転入生の姿は見えない。
「……まさか、な」
 レズリーはふっと前髪を掻き上げると、今度は鼻歌を奏でながら歩き出した。

35 :
 ――その夜、ヴォルフガリオ家。
 偶然の流れとはいえ、この家の前当主を討ってしまった東洋人は、半ば責任を取る形で婿養子として迎え入れられていた。
 今のところ、ご近所から与えられている称号は【剣道場の兄さん】である。
「……寝たわ」
 三人の寝室で乳飲み子を寝かしつけたライズが、まどろみかけていた東洋人に囁く。
「かわいい寝顔。この子は、どんな人間になるのかしらね」
 ・誰かさんに似て突っ走る
 ・第二のジョアン=エリータス
→・そんなことはわからない
「そうね。人生なんて誰にもわからないものだわ。……だけど、私はこの子だけには幸せになってほしいのよ」
 ライズはもの悲しそうな顔で、乳飲み子の頭に触れる。
「今日、ドルファンにいた頃のことを思い出したわ。……私と貴方が、敵同士だったときのこととか、色々……そうしたら、今の自分が幻のように思えて仕方ないの」
 その肩は、小刻みに震えていた。
「現実の自分は、あの墓地で自害していたのではないか……今の自分は、の間際に見ている束の間の夢なんじゃないか……そんなことばかり考えていたら、古傷が疼くのよ……」
→・癒してやる
 ・疲れたのでもう寝る
「……ありがとう。ここしばらく、してなかったものね」
 ライズは微笑むと、赤い手袋を取って東洋式の寝巻きをはだけた。
 ――痛々しい傷痕は消えないが、出産を終えたばかりの少女の胸は、ぱんぱんに張っている。
 ライズは東洋人の上に倒れ込んで口づけする。
 二人の舌が甘く交じり合い、唇が離れたとき、つぅと唾液が糸を引く。
「ふふ……今日はどちらが勝つのかしら?」
 挑戦的な笑みを浮かべて、東洋人の一物をズボンの上からさする。
 一年以上の歳月を経て、今では夜の営みも手馴れたものだった。
 ライズはおもむろにシックスナインの体位になると、東洋人のペニスを取り出して口づけする。

36 :
「んっ……くちゅ……ふっ……」
 裏筋を舐め、舌で円を描くように亀頭を舐めると、東洋人のペニスはどんどん膨張して、すぐライズの口に入りきらなくなる。
「ぷはっ……んーっ!?」
 東洋人も攻勢に入り、ライズの陰部に顔を押し当てるようにして、溢れ出す愛液を吸う。
 不意の強烈なバキュームに、ライズは思わず達しそうになる。
「あ……あ……くぅ……」
 が、意志を振り絞って意識が飛ぶのを抑え、奥の手を使う。
「……プレシズ・キル!」
 三つ編みお下げの先っぽを尿道に突き刺し、タイムラグを置いた後にくすぐって凄まじい快感を与える究極必技である。
 東洋人は断末魔にも似たうめき声を上げて、身体を仰け反らせる。
 ライズがお下げの先っぽを尿道から引き抜くと、噴水のような勢いで大量の白濁液が放出された。
「ん……まずは私の勝ちね」
 顔に降りかかった精液を指で拭って舐めながら、勝ち誇った表情をする。
→・お前の乳を搾らせろ
 ・もう堪忍して
「あっ……ちょっと……!?」
 東洋人はがばっと半身を起こすと、勝利に酔っているライズの乳房を両脇から激しく揉みしだいた。
「くうぅぅぅっ!?」
 ぶびゅ……っ……
 ただでさえ張ったライズの胸から、東洋人の射精さながらに母乳が搾り出される。
「……この子の、ごはんなのに」
 ライズは少し困ったようにそう言って、身体を伝う母乳を舐める東洋人を戸惑いがちに見やる。
「でも、これなら二回戦目も行けそうね」
 ほくそ笑みながら、元気を取り戻した東洋人のペニスをまさぐる。
 東洋人はそのままライズを持ち上げると、膝の上に下ろすようにしてペニスを陰部に挿入する。
「あ……はい……って……来るっ……!」
 太いペニスの熱さを感じながら、ぞくぞくと快感に悶える。
 易々とペニスは膣奥まで潜り込む。
 ライズは行き止まりまで貫かれる感触に、恍惚とした表情をする。
「ふぁ……ああ……!」
 東洋人はライズを持ち上げては下ろすを繰り返し、その度に至福の瞬間が彼女を襲う。
「す、すごいわ……これ」
 もっと快感を得ようと、無意識に乳首とクリトリスに手が伸びる。
 母乳で滑らかになった乳首は、普段以上に感度が増していた。
「あぁ……も……ふうん……ッ!?」
 −−瞬く間に、ライズは絶頂に達する。
 相手をイかしたことで気が緩んだのか、東洋人もほぼ同時に射精してしまう。
「はぁ……はぁ……ふふ……引き分けみたいね」
 ライズはぐったりとベッドに横たわる東洋人の首にしがみついた。
「……生きてて良かった」
 頬に軽くキスして、笑顔を浮かべる。
「おやすみなさい。良い夢を……」

37 :
 ――翌日の朝。
「ちょっといいかしら」
 ライズは偶然を装って、近くを通りかかったレズリーに声をかけた。
「ん、なんか用か?」
「はい、これ。あの人のお弁当、作り過ぎてしまったから。貴女にもあげるわ」
 そう言って、小さな包みをレズリーに差し出す。
「あたしに? なんか悪いな」
「いいのよ。味は期待しないで」
 包みを手渡すと、ライズはさっさと踵を返した。
「それじゃ」
「ああ、さんきゅな」
 食費が浮いて上機嫌になったレズリーは、口笛を吹きながら学校に向かった。
 −−そして昼。
 キャンバスに向かって黙々と絵を描いていたレズリーは、小さく伸びをした。
「そろそろ昼飯にするか……」
 ライズから貰った包みを解くと、ごろごろと出てきたのはジャガイモのような形をした東洋のおにぎりだった。
「ははは……こりゃまたぜんえーゲージュツだな……」
 若干、口に入れるのは気が引けたが、勇気を出して食らいつく。
「ん……うまい」
 見た目とは裏腹な味に、思わずレズリーの顔がほころぶ。
「これが母の味ってやつか……」
 幸せな気分で全て平らげると、俄然、やる気が出てきた。
「……よし、あたしも頑張るか!」
 午後の暖かな陽射しが降り注ぐなかで、レズリーは再び絵筆を取った。
【終】

38 :
>>29
何十年かぶりにやったら、ライズ熱が再燃して書いちゃいました。
こんな後日を過ごしたんだろうなーという感じで。

39 :
GJ
しかし、ここ書き手しかいねえw

40 :
感想(読み手?)少ないなw
牧場物語やルーンファクトリーはここでいいよね?

41 :
ゲームなんでもありだからみんな元ネタわかんないんだと思うw

42 :

●ブレイヴフェンサー 武蔵伝

「くそぉ! 離せぇ! 離っもが!?」
「うるさいよ、チビ助。布でも咥えていなさい」
 さまよいの森。
 薄暗い木々の間を二人の女性が歩いていた。
 両手に奪い取った刀と大剣を携えた、きわどいレオタードを着たショートヘアの女性、ブランディ。
「お姉ちゃん、こいつ暴れっぱなしでうざいから代わってよ!」
 ロープでぐるぐる巻きにされた少年を担ぐ、金髪のポニーテール、長ズボンだが上半身には胸を隠す大きめのベルトだけという女性、リキュール。
 二人の姉妹はル・コアール帝国のそれぞれ大尉と中尉という役職についた。立派な軍人である。
 そんな彼女らはレイガンドの奪取と言う命を受けていた。
 アミヤクイ村近辺を捜索中にたまたま爆睡していたムサシを捕え、これを成したのである。
 もう少年のムサシは用済みであるが、念の為に帝国へと連れ帰ることにした。
 それが約五時間前の事。
 彼女ら二人はずっと、迷いの森をさまよっていた。
「ねえ、お姉ちゃんってば!」
「……ここも十分前に通った所よね」
 木の前に立ち、それが前に見た物と同じである事を確認するブランディ。
 リキュールは背負っていたムサシを地面へと乱暴に投げる。
「むぐぅ!」
 全身をロープで巻かれ、口にも猿ぐつわをされた少年は受け身も出来ずに土の地面を転がった。
「もう駄目、もう歩けない!」
 リキュールは大きく背伸びをすると、ムサシの上に腰を下ろす。
 小さく呻くムサシ。リキュールは気にすることなく、姉を見上げた。
「せっかくこいつを捕まえたのに、帰れないなんて」
 金髪の少女はムサシのちょんまげをぐいぐいと引っ張る。尻の下のムサシはそのたびに身じろぎするが、動く事は出来なかった。
 ブランディは二つの剣を木に立てかけると、空を見る。
「もう夜ね。ますます見通しも悪くなる。下手に動くのは危険ね」
「ええ〜、こんなところで野宿するのぉ?」
「幸い、周囲にモンスターは居ないみたいだから、大丈夫よ」
「ぶー」
 妹は口を膨らませて抗議するが、姉は無視して寝支度を始めた。
 
 焚き火が揺らぐ、森の中。
 ムサシの持っていたおにぎりを食べて、姉妹は地面に体を預けぐっすりと眠っている。
 そんな中、芋虫のように動く者がいた。
 ちょんまげの少年、ムサシである。

43 :
(二人とも疲れているのか、よく眠っているな)
 ロープので全身を巻かれたムサシは、少しずつ剣のある所へ向かう。
 体を曲げ、伸ばし地面をはいつくばる。
(刀を使ってロープを切れば、脱出できる。そうすれば)
 ムサシはちょんまげを振りまわしながら、急いで近づく。
 そして、あと少しの所まで来た。 
「はい、残念ね、ぼうや」
 しかし希望は届かず、女の手によって体を抑え込まれた。
(!? くそ!)
「交代で火の番をしろって言ったのにあの娘は」
 ブランディは、ムサシを引きずる。
 地面に跡を付けながらブランディは、ムサシの足を焚き火のそばまで引っ張って行った。
 ブランディはムサシの口の猿ぐつわを外した。
「ぷはっ」
「ねえ坊や、頼みたい事があるんだけど」
「なんだよ、いい加減離せよ!」
「あなた、この森からの脱出ルート知っているでしょ?」
 地面に押し付けられ仰向けにされたムサシを、ブランディは上から覗き込む。
「教えて頂戴」
「知るか! 知っていたって誰が教えるか!」
「ふ〜ん」
 ブランディはムサシの目を覗き込む。
 まっすぐな強い眼差し。
(これは折れないわね)
 情報部であるブランディは聞きだす事も手慣れてはいたが、だからこそ目の前の少年が口を割る可能性が低い事も理解できた。
 どんな事をしても、彼の心を折る事は出来ないであろう。
 それだけまっすぐな信念が、その目に見えた。
(ならば)
「坊や」
「なんだよ」
「取引しない?」
 ブランディの手がムサシの下半身のロープを緩め、帯を解いてズボンをずらしていく。
「!?」
 女の手が少年の下半身をまさぐる。
「おい、おいらに何する気だ!?」
「大人にしてあげるわ、代わりにあとで出口を教えてね」
「ふざけん、っんん!?」
 ムサシの口がまた塞がれる。今度は紐ではなく、唇によって。

44 :
「あら、思ったより立派なものね」
 体が子供のため、ブランディは期待はしていなかったが、下半身から現れた一物は大人顔負けであった。
「それに臭いわ、随分、お風呂にも入ってないみたい」
「そんな暇ねえよ」
 口付けを何度繰り返しても、鋭い目つきで睨むムサシ。
 ブランディは視線を気にすることなく、躊躇もせず男根を咥えた。
 竿を手で指でさすり、玉を手で転がす。
 口内では舌が傘の部分をなぞり、割れ目を舌でなぞる。
 歯で軽く噛み、刺激を与える。頬の裏側で挟み、吸い上げる。
「うぁああ!?」
 たまらずムサシは声を上げ、射精する。
 冒険の間、野宿ばかりで一度も抜かなかったムサシの男根からは、大量の精液が放出された。
「んぐうぅ」
 ブランディは喉奥まで咥え、それを一滴残さず飲み込んでいく。
 ごくごくと喉を鳴らして、胃へと運んでいく。
 いくらかすると口を離し、口内でまだ残っている精子を舌で転がし味わう。
 くちゅくちゅと舌で遊んだ後、ようやく飲み干した。
「なにやってるのよ、お姉ちゃん」
 呆れた様子で、リキュールが側に立っていた。
「なにって取引よ」
「総統が知ったら怒るよ」
「バレなきゃいいのよ。それよりアンタも手伝いなさい、いつも総統の相手だけじゃもの足りないでしょ」
 姉に言われ、妹は快感で放心したムサシの全身を特に男根を見つめた。
「確かに、総統よりは楽しめそうね。そんなに臭くないし」
 男根に手を添えると、リキュールはちろりと舌を出した。
「それじゃあ、逝くよ」
 下半身を露出させたリキュールが、ムサシの上にゆっくりと腰を下ろした。
 男根がリキュールの秘裂に割り込んでいく。
「くぅううう」
 きつく食いしばりながら、しかし笑みを浮かべてリキュールはムサシの男根を奥まで受け入れた。
 子宮の出入り口を男根が押し上げる。
「……はぁ、なかなかやるじゃないかおチビ。軽く気をやったよ」
 リキュールは顔を赤らめて、腰を上下させた。
 そんなリキュールの背後から、ブランディが手を伸ばす。
 リキュールがすでに身につけている物は胸を隠す大ベルトのみ。そのベルトの内側に姉は手を滑り込ませる。
 そして二つの乳首をひねりあげた。
「ひぎぃいい!?」
 リキュールは悲鳴を上げる。膣内で男根を締め上げる。

45 :
「ぼうや、この子ったらね、こんな卑猥なファッションしているくせに、乳首が弱点なのよ」
「うるさい、お姉ちゃんだって服装は人の事、いえなぁああっ!!?」
 さらに逆方向にひねりあげられ、金髪を振り乱す。
「胸も無くて男を楽しませる事も出来ない癖に、自分が楽しむのだけはうまいんだから」
「っや、め、もうやめ!?」
 抵抗するも、男根で下からの突き上げと乳首を責められて力が出ない。
 リキュールはベルトをずりあげられ、そのまま前に押し込まれた。
「ほら、ぼうや。妹の乳首を思いっきり噛んであげて。そしたらとても喜ぶから」
 ムサシは言われるがままに、目の前の平たい胸のぽっちを、噛みつき吸い上げた。
「やめあああっっ!!??」
 悲鳴を上げて、盛大に逝くリキュール。
 絞りあげられた男根は、大量の精液を膣内に打ち込んだ。
 気絶したリキュールを横に投げ、今度はブランディがムサシの上に跨る。
「楽しませて貰おうかしら」
 ハイレグの股の部分を横にずらして、秘裂を晒す。
 二度出して未だに衰えを知らないムサシの物。それを受け入れていった。
「どう、私と妹だと膣の感触が違うでしょ? この違いを知っているのはあなたと総統だけよ」
 ブランディは腰を軽く振って、ムサシを刺激する。
「さて、たっぷり楽しませて貰いましょう……ってあれ? ロープが外れて」
 ムサシはいつの間にか自由になった手で、ブランディの両足を掴み繋がったままブランディを押し倒した。
「え、ちょっと」
 そしてそのままピストンを繰り返した。
「あ、激しい、まってそんな、こんなの繰り返されたら我慢できない、もういっちゃうからやめて、
 もう、ダメ、ああああっっ!!? ……え、ちょっともう逝ったから、止まって……無理、こんな
 無理よ、やめひぃあああ!!?? おね、が、い、ゆるし、あああああっっ!? ひゃ、でて、る、射精
 してる、したまま、動かないでぇええ!! なんで、だしたの、にぃ……大きさが変わらない、のぉよ
 壊れる、こわれりゅ、もうやめぇええ! いやあああああ!?」
 ブランディが失神するまで、ムサシは止まらなかった。
 そして姉が終わると、妹が。妹が終わると姉が。
 さまよいの森で宴は繰り返された。

「あれ?」
 昼、ブランディは疲れた体で目を覚まして周りを見る。
 さまよいの森の木々。
 剣と、そして少年が居なくなっていた。
「……やり逃げされた」
 後日。二人が村にたどり着いたころには、全てが終わっていた。

46 :
古いのが多くなるな

47 :
牧場物語専スレないのかよ…絶対あると思ってたのに

48 :
ゲームスレはけっこう落ちてる。
自分もフリゲスレ久々に探しに行ったら無くなってた…。

49 :
保守しとく

50 :
test

51 :
>>47
自分も牧場物語探しにきてた
ルーンファクトリーと合同であってもいいのにな

52 :
>>32
まさかこのゲームのエロパロがあるだなんて……
GJすぎる

53 :
マイナーネトゲのエロパロスレってのも昔ありましたね・・・

54 :
亀レスだけど、>>18に泣いた…… ありがとう

55 :
もっとお願いします……

56 :

●漂流記
 飛行機事故によって無人島(原住民たくさんいるけど)に流れ着いて、もうどれだけの日が過ぎただろうか?
 桟橋に腰かけ、釣竿を手に魚を釣っていた。
 南国の日差しは強いが、もう慣れた。魚はなかなか釣れずクラゲばかりが目につくが、別に釣れなくても構わない。
 今は頭を空にしておきたかった。
「トオルお兄ちゃん!」
 背後からの少女の呼び声に、俺はびくりと背筋を震わせた。
「す、鈴音ちゃん……」
「もう勝手にどこに出かけてるの!」 
 ポニーテールの少女は頬を膨らませ、俺にむかって走ってくる。そして抱きついてきた。
「その、食糧がやばいかなって」
「そんなのまだまだ足りるよ……それより」
 まだ年端もいかない少女は、俺の耳に口を寄せて囁くように言った。
「……今日は朝から鈴音とエッチする約束でしょ?」
「そ、そうだっけ?」
「もう、教授のお爺ちゃん一人だと皆に絞り取られて干からびてんじゃうよ?」
「そ、そうか、それじゃあ、帰らないとね」
 俺は頬を引くつかせながら、鈴音を抱きよせた。
 ここに流れ着いて幾日。俺達六人の遭難者たちのモラルは崩壊していた。
 半分以上は俺の責任だが。 

 家を立てて遭難者が集まり、理香の提案で救助が来るまでの間に生活のクオリティを上げる事を目的に色々と動いた。
 この島は思った以上に資源が豊富であり、水・食糧・燃料は問題無かった。また戦中の日本軍の逗留地だったことから壊れた機械も色々と見つかり、それらを修理して文明の恩恵を受ける事も出来た。快適とは言えないが、原始的生活は免れていた。
 しかし石油精製装置はやりすぎではないだろうか? もし救助された後、この島が国際領土問題になるのではないかと、先住民の方々がちょっと心配である。
 さてそんな日々を送っていた俺だが、問題が起きた。
 食欲と睡眠欲を満たされた今、性欲が沸き起こったのである。
 六人のうち四人が女性。さらにみな美少女。
 初めのうちは警戒心らしきものも見えたが今ではすっかり安心しきっており、男がいるというのに当たり前のようにゴエモン風呂に入り、二人きりでも熟睡する。
 俺も最初は疲労感や、若い男性は俺一人という責任感で気にしないようにしていた。
 しかしこの頃は充足してきたことや、未来の不安、娯楽類の無いストレス、なにより抜く暇がないという状況。溜まる一方であった。
 そこに女性陣は谷間の見える胸元や、スカートやショートパンツからきれいなふとももを惜しげもなく見せ、あどけない無防備な寝姿を晒す。

57 :

 そんな中、事件は起きた。
 いつもの島の探索中、一つ年下の女子高生の沙織ちゃんが滝つぼに落ち、必になって助けた。
 水で濡れて張り付いたぼろぼろのセーラー服。
 胸は服が透けて見え、その程よい大きさが良く判った。ブラはしていない胸は、張りがあり仰向けでも形が崩れない。
 陸上で鍛えている腕は決して硬くなく、短いスカートから見える足はすらりと長く美しい。
 潤んだ瞳が俺を見上げる。思わず唇にキスしてしまった。
 冷えた唇は柔らかく、そのまま愛の告白。彼女も受け入れてくれる。
 続きは日本に戻ってから。そう言って、押しとどまった。本当はそのまま犯したかった。
 もう我慢の限界だった。
 その日の夜。
 六人がベッドやハンモックで眠る中。俺は一人、外にこっそりと抜けだす。
 星が瞬く夜空。木で出来たキャンプの裏で、俺はズボンから一物を取り出した。
 昼間からずっと硬いままだったそれは、破裂せんばかりにいきりたつ。
 地面に座り込んで、それを手で握り上下にしごき始めた。
「沙織ちゃん……」
 妄想の中、セーラー服の沙織ちゃんは俺の一物を手で握ってくれる。
 あどけない表情でこちらを見つめながら、舌を亀頭に伸ばした。
「さおり、さおりぃ」
「どうかしたのトオルくん」
「っえ!?」
 驚きに顔を上げるとそこにいたのは、俺の三つ年上であり一流の理工学部の大学生、中嶋理香さん。俺以上にリーダーをしており、なんらか機器の開発は理香さんの提案が元になる。
 そんな説明はともかく、突然あらわれた女性に俺は思考停止して、見続ける。
 夜の小屋の裏側で、自らの竿を掴みながら女性を見上げる。そんな滑稽な状況。
 理香さんはそんな俺をまじまじと見続けた。
「あの……理香、さん。こんな時間になんの御用で?」
 なんとか声を振り絞った俺。頭の中はパニックを起こしていた。
 当の理香さんは俺の言葉に返事などせず、俺の息子を凝視していた。
 そして頬を染めてゆっくりと俺の耳に唇を寄せる。
「……しよっか」

58 :

 好きな人がいるというのに、俺は別の女性とまぐわってしまった。
 ただたくさんの星が瞬く空に、俺の上に騎乗位で腰を動かし、長い髪を振りまわす理香さんはとても美しかった。
 それ以来、俺は理香さんと共に行動する事が増えた。
 島の捜索やキャンプでの工作。もちろん、セックスが目的である。
 外で野宿すれば、焚火の側で突きまくり。
 キャンプ内で工作などの類をすれば、他の人たちが木製歯車を作っている壁の一つ向こうで、声を抑えての立ちバック。
 しっかり者の理香さん。しかし、「自分がしっかりしなければ」という思いが強いからこそ、内心に掛る負担が大きい。
 俺とセックスする間だけでも、それを忘れる事が出来るのならばと、俺は理香さんを犯し続けた。
 もっとも本音はHしたかっただけなんだが。
 しかし、それもいつしかバレることとなる。
「トオルくん」
「……っ、沙織、ちゃん」
 俺を呼び出した沙織ちゃんは、俺を問い詰め、俺は白状した。
 沙織ちゃんを傷つけた事、そしてこれから起こる仲間内の亀裂。俺が叩かれるのも罵倒されるのも仕方ないが、仲間割れだけは起こしたくなかった。
 どうにかして争わずに済ませる方法はないか? しかし、そんな俺の考えとは予想外な展開が待っていた。
「トオルくん、我慢、できなかったんだね」
「……!?」
 俺の目の前で沙織ちゃんがセーラー服を脱いでいく。
「私が、相手をしてあげるから、だから私を見て」
「待ってくれ、沙織ちゃん!」
 俺はスカートを外そうとする沙織ちゃんを、両腕で掴んで止めた。
「なんで? 私じゃ駄目なの?」
 潤んだ目で見上げる女子高生に、俺は真剣な顔で言った。
「セーラー服は着たままでお願い!」
 俺は着衣派だった。
続く。

59 :
漂流記ってアーカイブスにあってやったから書いたけど、エロゲが元じゃないよな?

60 :
pspのギャルゲーを色々やったが、元エロゲが多い
エロの抜いたエロゲって、なんか損した気分

61 :
保守

62 :
聖剣やサガやスターオーシャンとか、メジャー系はいいんだろうか

63 :
専スレのないゲームならおk

64 :
海腹川背さんをどうにかしてやりたい
ルアーが自分の体に絡まったボーイッシュ童顔巨乳に、足の生えた魚たちが到
膝立ちバックで後ろから、人間サイズのナニを突き刺しピストン
さらに口にも突きいれ
体中にイカやら、イソギンチャクまでまとわりつき
胸やお尻をいじり倒すようなのを書こうと思ったが、しっくりこないな

65 :
●美食戦隊薔薇野郎
 ほぼ自分設定。

 白いビキニの水着。紫色の肩から背中のパーツ、巨大な機械の爪とブーツ。紫のゴーグル。金色のツインテールヘア。
 私はバースの人造人間、パコパコさんと呼ばれている。
 人々は第三次世界大戦のときに核を使用し、たくさんの犠牲者を生んだ。
 生き残った人たちは集まり、魔天都市ゼウスを復興させた。
 なのに私たちを作ったバースは、その全てを奪おうとしている。
 なぜ、また争うのか?
 なぜ、その力を助けあいのために使わないのか?
 なぜ?
 見た目は人間の女性でも、量産型の兵器でしかない作り出された私に、それに異議を唱えることなんてできない。
 それでも疑問が尽きない。なぜ戦うのかという疑問が。
「どうかしたのかしら、パコパコさん」
「バニーさん」
 俯いている私を心配して、同じエリアを守るバニースーツの女性型人造人間のバニーさんが声をかけてくれた。
 私は黙るべきだったのだが、先に言葉が口から出てしまった。
「……戦うのが嫌なんです」
「え?」
「どうして戦うんですか、なんで私にはこんな巨大な機械の爪が両手についているんですか、奪わなくったって助け合えばいいじゃないですか」
 一度、口から出た言葉は止まらず、兵器としてあるまじき発言をしてしまう。
 だけど私はいつだって口から出ていた。
 ゼウスの人たちを襲うときも「なぜ?」といつも。
「あなたたちのタイプの人造人間がいつもへたり込んでたのは、そんな理由だったのね」
「すみません」
「戦闘兵器としては致命的な考えね」
「すみません」
 金髪を掻きあげ、バニーさんは私を睨みつける。私は俯いて謝罪するだけだった。
「考えるだけならまだしも自分の存在理由を否定するのはいけないわね、罰を与えるわ」

66 :
 水泳パンツをはいた筋肉質の四人の男たち。禿げた頭と目に付けた水泳用のゴーグルが印象的。
 背中にブースターを乗せたすいまー。そしてその上位種のきんぷん、ぎんぷん、かれーである。
「この子をいじめてあげて頂戴」
「おおお、パコパコさんをぱこぱこしていいのか!?」
「ええ、思う存分ね」
 私のわりと大きな胸を、金色の男に前から揉みしだかれた。
「おお、やわらけ〜」
「!? やだ」
 首を振って後退しようとしたが、今度は後ろからお尻を触られる。
「や、やめて」 
 私は爪を振りまわして振りほどこうとした。
 でも腕が動かない。
「え、あれ?」
「残念だけど、あなたが味方を攻撃する事は出来ないわ。そう言う風に設定した」
 呆ける私を無視して、四人の男が海水パンツをずらす。
 四本の起立した肉棒に、私は顔を青ざめた。
 床に寝ころばされ、四人の男が男根を押し付けてくる。
 顔に、胸に、秘所に、足に。
「ついでに感覚も鋭くさせて置いたわ」
 バニーさんの言葉を、白い水着の上から乳首をつままれる事で理解させられた。
「ひあああ!?」
 振り払う事は出来ず、逆に腹の上に馬乗りにされる。
「俺、パイズリをしてみたかったんだ」
「じゃあ俺はフェラチオ」
 口の中に無理やり男根を入れられた。鼻につんとくる臭い匂いが、口内を埋める。
「俺はヴァギナいじってる」
「じゃあ俺は足の指でも舐めとくわ」
「さすがにそれは変態くさいぞ」
 私の意思は完全に無視で、胸に熱いものを挟みこねくり回される。口の中に亀頭が動く。秘裂に指を突っ込まれ、水音を立てられる。足の指を舐めあげられる。
 その全てから必要以上の快感を感じさせられ、私は苦しみと快楽を味わわせられた。

67 :
 白い水着をずらされ指で弄くりまわされた秘裂に、太いものが挿入されていく。
「あ、ひぐぅうう」
「おい、唇を離すな」
 体内に入ってくる感覚に身体を震わせる、しかし悲鳴を上げる事も許されず口を男根で塞がれた。
 肉の棒が口内を、さらに喉奥まで入ってくる。
「んぐうううう」
「バニーさん、こいつお尻って使えます?」
「人造人間だし、頑丈だから大丈夫でしょ」
「!?」
 否定する暇もなく、お尻に肉棒が入れられる。
 二本の男根が中を掻きまわし、私を刺激する。苦痛であるそれすらも快感に感じた。
「おい、誰でもいいから早く変われよ」
 私の頬に男根をすりよせ、残った一人が急かす。
 まだまだ終わりではない。ただでさえ、体力のある人造人間。
 乱交が終わるのは二時間後の事だった。 
「これで終わりじゃないわよ、これからは肉便器として当分の間、働いてもらうわ」

 終わった後も暇な時は、ストライプと呼ばれる一番弱い人造人間にまわされた。
 毎日のように精液を浴び、中に出される。
「げへへ、パコパコさんを犯せるなんて」
 凶暴な見た目と好戦的なその性格が嫌いだった。
 黄色い大きな頭の白いタイツの人造人間。
「うああ」
 ヨダレと呼ばれる兵器が横に寝かされ、騎乗位をしていた。
「ヨダレさん、きもちいい」
「きもちいぃぃ」
「よかった」
 腰をはね上げて、快感を貪る。男根を膣内で締め上げる。
 私はヨダレが好きだった。いっさいの戦闘能力を持たず、殴られたら逃げ出し、自爆ぐらいしかやる事がない、そんなヨダレが。
 私もそんな兵器失格になりたかった。
「でぇぇるぅぅ」
「うん、出して、私の、中に!」
 犯された時は、最後にいつもヨダレに騎乗位をしていた。

68 :
 私たちのエリアに敵が現れた。
 それは美食戦隊薔薇野郎と呼ばれる改造人間の三人。
 ムキムキマッチョの男が投げ飛ばし、むっちりボディのお団子髪の女が蹴り飛ばし、長い毛の男が殴りつけていく。
 皆が応戦するも、次々と破壊されていく。
 爆発四散して、部品がそこらに散らばっていた。
 私もゴーグルを付けて背中からジェット噴射、飛びかかった。
 しかしそれはあっさりとかわされる。
 そして着地した隙を長い髪の男に投げられて、地面に伏せる。
「あっ」
「わん!」
 倒れた私を仰向けのまま、両肩の機械に両手で上から押さえつけられる。
 動けない。
「あおーん」
「ひぃ」
 なぜか犬の鳴き声しかしない男に、私は恐怖を感じた。
 ムキムキの男が後ろで、笑みを浮かべていた。 
「とれびあ〜ん、また発情してるのか。機械だから大丈夫だろうが、次々としていたら病気になるぞ」
「ねえ、ぼんじゅ〜る、私たちもしましょうよ? たくさん壊したら興奮しちゃった」
 ほとんど露わになった大きな胸と、ハイレグのお尻にぼんじゅ〜ると呼ばれた男が後ろから手を添えていた。
「仕方ねえなまどもあぜるも」
 敵陣のど真ん中だというのに、二人は交わるというのか。気が狂っている。
 身体を動かそうとするが、それ以上に力で犬の人に抑え込まれる。
 男根が私の水着をずらし、前戯も無しに挿入された。
「っいた」
 ほぐれていないその部分を、固い肉棒が突き進んでくる。

69 :
「いたい! やめて! やめてよ」 
「はぁっ、はぁっ、わおおおん!!」
 私の悲痛な声にも耳を貸さず、犬の男はただひたすら腰を叩きつける。
 今までの行為は快感があった。しかし、これはそんなものがないただ一方的な強姦。
 ほどなくして、射精された。
「ぁ、ああ」
 作り物の体内を満たす感覚に、私は震える。
 しかしぼんじゅ〜ると呼ばれた男の肉棒は衰えず、多少はこなれた膣内を蹂躙していった。
 二つの乳房を力一杯もみあげられた。
「いたい、やめてぇ」
 自由になった両腕で抵抗しようとするが、壊れた爪の無い両腕の機械では攻撃できない。
 さらに、私が泣きわめくのを見て、頬を殴られた。
「ひぃぐぅ!?」
 人造人間。その体は頑丈だが、痛いものは痛い。
 殴られたという恐怖に私は、動けない。
 犬の男は容赦なく私を犯した。何度も射精し、私を汚しつくした。

 精液でまみれた身体を引きずり起こし、私は周りを見る。
 皆、破壊されてしまったのだろうか?
 周りを見渡せば、ヨダレの部品が散らばっていた。
 私はのろのろとそこに歩み寄り、黄色い破片を拾い上げると、静かに泣いた。
「なぜ?」
 やっぱり、戦いは嫌だ。

 終わり。

70 :
オリジナル要素が濃すぎた
やっぱりRPGがいいな

71 :
乙!IDが良いね…

72 :
●やきとり娘 スゴ腕繁盛記

 高一男子の正春は真夜中に一人、やきとり屋の鳥一番に向かっていた。
(開いてるかな……?)
 正春は夕方に一度、鳥一番に行き好きなつくねを中心に食べ、腹を満たした。
 いま行くのは食事のためではなく、忘れ物を取りに行くためである。
(財布、忘れた)
 正春はおとなしく、人見知りする男である。
 会話ではどもり、人と視線を合わす事が出来ない。
 そんな正春には気になる女子がいた。
 やきとり屋を一人で切り盛りする女子、ささみである。
 ささみは常に強気であり、芯の強い女性であった。
 たった一人で店を経営して、客を相手にしている。
 いつもお客に笑顔を振りまき、いざとなればヤクザにだって啖呵を切る。
 正春はそんなささみに憧れていた。
 ささみに会いに行くために、正春は鳥一番を行きつけの店にしていた。
 
 真夜中、鳥一番の店の前に正春は立っていた。
 すでに暖簾は外されている。
 明りは消され、開いていたときにあっていた焼き鳥の匂いや火の熱気は今は無い。
「やっぱり、こんな夜中に尋ねるのは……でも財布がないとな」
 財布を忘れたのはどう考えてもここだった。
 明日、来るとしたら昼飯を抜かないといけない。
(弱ったな、どうしようかな)
 正春は扉の前で、どうすればいいのか考えていた。
 突っ立っていると、中からかすかな声が聞こえた。
(まだ店に居るのかな)
 手をかけると、扉がゆっくりと動いた。

 薄暗い電灯が点く焼き鳥屋に、三人の人間がいた。
 サラリーマン風の服装の中年が二人、そして残り一人は女性。
 右の髪をゴムでまとめ、左の髪に黄色い鶏のヘアバンドを付け、赤茶色のエプロンを掛け下駄を履いた女子、この店の主のささみだった。
 椅子に座る男の股間、ズボンとトランクスを下ろして姿を見せる男根を、ささみは口に含んでいた。
 凛々しい目で男の様子を見上げながら、口の中の肉棒を舌で刺激している。男がうめき声を上げながらささみの頭を撫でる。
 ささみは髪が男根にかからないように手でかきあげながら、目を閉じ口内をもごつかせる。
 もう一人の男は、自分の方に向けられたささみのむきだしの尻、その秘所に指を突き入れていた。そこはすでにぐっしょりと濡れて、液を溢れさせている。
「そろそろいいかな」
「ええ、おじさんお願い」
 出入り口近くのカウンターに正春は隠れて、様子を見ていた。
(なんだこれ)
 心臓が速く鳴る。全身から冷や汗が流れる。
 正春は、ささみのお尻に触れている男を知っていた。
(確か伍次郎さん)
 伍次郎は男根にゴムを付ける、ささみは自らの手で秘所を広げて視線を送った。

73 :

 男根がささみの中に一気に入っていった。膣内を伍次郎が抉る。
「ぅあん!」
 頬を赤らめ、腰を反って嬌声を上げた。
「ほら、ささみちゃん、声を上げたら奥で寝ている親父さんに聞こえるぞ。まあ親父さんは寝たら全く起きないけど」
「あ、うぅん」
 伍次郎の言葉に、ささみはすぐに目の前の男根にむしゃぶりついた。
 腰を何度もたたきつける。
「ああ、ささみちゃん……ささみちゃん」
 伍次郎が後ろから覆いかぶさる。エプロン内に手を侵入させ、服をずり上げて、18才の胸を揉みしだいた。
 エプロンの下に隠れた巨乳が、伍次郎の手によってこねくり回され、形を変える。
「ささみちゃん…僕は会社もリストラされて、生きる意味を失っていたんだよ」
 達バックで腰をパンパンと打ち込む、子宮口まで亀頭が攻め込んでくる。
「でも、ささみちゃんに会えてよかった。まさか自分の娘ぐらいの年の事やれるなんて……」
「そうそう」
 椅子に座った男がささみの髪を何度も撫でた。
「こんな若くて可愛い娘にちんぽをしゃぶってもらえるなんて、本当に生きててよかったよ」
 男根が喉元までくる。しかし、ささみはえづくことなく受け入れる。
 汗がささみの体にまとわりつく、湿りを帯びた髪が顔に張り付く、その顔は赤みをみせ普段のやきとり屋では決して見せない顔である。
 エプロンが肩からずり落ち、素肌が見える。
「そろそろ逝くよ……!!」
「んんっ!?」
 二人の肉棒から精液が放たれた。
 口内で放射された精液はささみの口を汚す、勢いにそのまま口から出て、続く射精がささみの顔と髪にかけられた。
 つづいて伍次郎の肉棒が抜き取られる。コンドームは精液で小さな水風船となる。
 ささみは抜き取られた後に力なく床に座り込んだ。そして伍次郎の方に振り向くと、まだ肉棒についていたコンドームを取る。
 精液で汚れたふやけた笑みを浮かべながら、精液袋を伍次郎から取る。
 するとそれを遠慮なく、口に放り込んだ。
「ささみちゃん、飲みこまず口の中でよく味わって」
「ん」
 口の中でもごもごとゴムと精液を動かす。
 そうして口を大きく開けて、舌先の中のゴムを手で取り出す。残った口内は白濁液で満たされていた。
「もういいよ、ささみちゃん」
 その言葉を聞いて、ささみはごくりと喉を鳴らして飲み込んだ。
「じゃあ、ささみちゃん、またね」
「あいよ、また焼き鳥たべに来てね」
 扉が開き出ていく中年二人に、焼き鳥屋の店主は愛想よく手を振って送った。
「さーってと」
 顔の精液はすでにお絞りで拭きとってある。両腕を組んで天井に伸ばし、伸びをする。
 まるでセックスをした後とは思えない表情で、ささみは店内を見渡す。
「仕込みは終わったし、あとは……誰!?」
 いつもは焼き鳥を焼いているカウンター内に、人影を見つける。
 気付かれた人影は一瞬、躊躇するが、どうしようもないと観念してゆっくりと顔を上げた。
「……」
「正……春?」

74 :

 薄暗い店内。二人は横に並んで椅子に座っていた。
 正春の手には財布が、力なく握られている。
「そっか、見られたか……まさか、カギ閉め忘れていたとは」
 店主のささみは頬を掻きながら、苦笑いをしていた。
 コップの水が二つ並んでテーブルにおかれていたが、どちらも手はつけていなかった。
「どうして」
 黙ってうつむいていた正春が口を開く。
「どうして、こんなことを?」
「え?」
「売春、ですか……やきとり屋では、お金が足りなくて」
 俯いたまま、ぼそぼそと正春は言う。
「いや」
 ささみは天井を見上げて、正春に言った。
「あたいは焼き鳥屋で日本一になるって決めてんだ。だから、焼き鳥で商売にならないなら、さっさと閉めてコンビニでも立てるさ」
「……じゃあ、なんで」
「あたいさ、変態なんだよ」
 まるで仕方ないかのように、告げる。
「たくさんの男に犯されたり、こういう場所でセックスしたりするのが好きなのさ」
「……」
「親父は知らないよ、知ったらまた鶏に転生しちまう。バレないために昔よりは回数を減らしたけど、時々、我慢できなくて店の客を誘っちまうんだ」
 正春はささみに顔を向ける。
 今のささみの年齢は18。なれば昔というと自分と同い年ぐらいのころかと考える。
(……)
 その横顔を見て、正春の口からふいに言葉が出た。
「じゃあ……俺が、してほしいって言ったら……してくれますか」

 床に仰向けで寝ころんだささみの身体、その横に正春は座る。
 上を向くと大きな胸は、横に広がる。そのエプロンの上からでもわかる肉感に正春は、唾を飲み込み。
 震える手をその胸に、エプロンの上から触れる。
 最初はゆっくりと、だが徐々に大胆になる。時間をかけて揉みこんでいく。
 その様子にささみは顔を赤らめ目を細め、扇情的な吐息を吐いた。
「やっぱり」
 未だに胸を揉み続ける正春に、ささみは口を開く。
「若い男は胸が好きなんだな」
 正春はその言葉にぴくりと手を胸に付けたまま止めた。
 その言葉は他の若い男を知っているからこそのセリフ。その事が正春の心に大きくのしかかる。
 正春は胸から手を離すと、エプロンを両側にずらして外し、さらにささみの中の茶色の上着を胸の上まで引っ張り上げる。
 いつもは隠れていた大きな胸が姿を現す。
「どうした?」
 ささみの疑問の声にも動きを止めず。正春はささみの腹の上に体重を乗せ内容に乗る。
 そしてだいぶ前から直立していた自らの男根を、引きずり出す。
 ささみの巨乳に挟み込んだ。
「わ」
 熱を帯びた肉棒が胸の間をこする。さらに正春の手が両側から胸を押し上げる。
 指が乳首をつまみあげ、正春は腰を動かした。

75 :

「ちょっと、痛いって、っん!」
 痛みを与えるほどの力。しかし、ささみはそれでも感じていた。
 十回を超えた所で、すでに爆発寸前だった正春の物はすぐに音を上げる。
 それに気付いたささみは亀頭に舌を添えた。
「うっ!」
 その刺激に負けて、正春が射精をした。胸の間から精液がささみの顔にかけられる。
 口を開けて待っていたささみは、それを受け止める。
 射精がおわり、すぐにささみの上からどいて横に腰をおろした正春。
 ささみは状態を上げると、欲情した顔で頬や胸に張り付いた精液を指で集めて舐め、さらに息を荒げている正春の股間にむしゃぶりつく。
「うわっ!」
 精液を吸い取っていくささみ。少しばかり力を失っていた正春の肉棒は、すぐに力を取り戻した。
 ささみは口内の精液を胃に送ると、正春を見上げる。
「どうする、このまま口の中に出す?」
「え、えと」
「あたいってやっぱり焼き鳥屋の娘だから、肉棒が好きなんだよ」
 いつもは見せない悪戯っぽい表情で男根を頬に擦り寄せる。
(今日一日で、色んなささみさんを、見たな)
 ささみの事を考えると、またも心の中が重くなった。
 正春の男根はびくびくと射精したいと、動いていた。
「ささみさんの……体内がいいです」
 ささみは正春を椅子に座らせ、カウンターから取り出したコンドームを正春に取り付けた。
「はじめてだろ、お姉さんに任せな」
 全裸になったささみは、向かい合わせで正春をまたぐ。そして、すでに濡れそぼっていた秘所を鬼頭につける。
 ゆっくりと正春の上に座っていった。
(なんだ、これ)
 今までに感じた事の無い熱さ。男根全体が周りから締め付けられる感じ。
(これが女性の中)
 気を抜けばすぐにでも行ってしまいそうな快感に、正春は閉じていた目を開けた。
 目の前には全裸の、欲情しきった表情のささみが、正春を伺っていた。
「さ、ささみさん」
「卒業、おめでと」
 そう言って、ささみは胸に正春の顔を抱きよせる。
 正春は自分の吐き出しそうな心の重り、その正体に気付いた。
(そうか俺)
 男の目じりから涙が一筋こぼれた。
(失恋したんだな)
 正春はそれから何度も腰を打ちつけた。何度も膣内を抉った。
 椅子に座った状態から、すぐに立ち上がりテーブルに座らせ突き上げる。
「ささみ……ささみ……ささみぃ!」
「あっ! まさ、はるぅ、もっとぉ! もっとしてぇ!!」
 普段では絶対に見せない赤く緩んだ顔で、絶対に聞かない嬌声を上げる、一人の雌。
 正春は何度も何度もぶつけるように、子宮孔に亀頭をぶつけた。
 ささみの体を反転させて、立ちバック。そのまま床に顔を押し付け、それでもお尻を向ける雌に正春は攻めを止めない。
 胸を力いっぱい掴みあげ、乳首をねじる。クリトリスすら指で押しこむ。
「ひぃあ、あぁん!!」
 一応は父親が起きないように声を抑えていたささみも、知らず知らずのうちにその事を忘れ、声を張り上げていた。
 それほどまでに正春の攻めは強かった。
 その行為が、どういった感情からくるものか、ささみは理解はしていなかった。
(ちくしょう、……ちくしょう!)
 正春は自分の思いを叩きつける。しかし、ささみの心にそれが届く事は無い。
 ただ意味の無い快楽から、正春は射精し、ささみもまた逝った。

76 :

 数日後。
 正春は今日も、鳥一番に来ていた。酒が飲めない高校生だが、顔馴染である。
「あら、正春ちゃん」
 常連である近場のホステスの麻衣が、焼き鳥を食べながら正春の顔を見る。
「ひさしぶりだけど、なにかあった?」
「え?」
「私、仕事柄なんだけど人の顔をよく見ていてさ。正春ちゃん少し大人になったような」
「……確かに、吹っ切れるような事はありました」
「へえ」
「へい、二人とも焼き鳥もってきたよ!」
 その内容を聞き出そうとする麻衣だったが、ささみが持ってきた焼き鳥とビールに注意がそれる。
「ほら、正春もつくね」
「ありがとう」
 その元気いっぱいの笑顔に、釣られ正春も笑顔になる。
 数日前の夜が嘘の様な、そんな表情。
(……でも)
 あの夜が嘘ではない事を、正春は理解している。
「なあ、正春」
 ささみが耳元に顔を近づけ、小さな声をかけてきた。
「今夜さ、とことんモード……男6人ぐらい集めて輪姦してもらおうと思ってるんだけど、正春も来る?」
「……」
「やっぱり未成年に夜間は無理か?」
「いえ、行きます」
「そっか」
 ニッと笑顔を浮かべたささみは、そのまま他の客の所へと行ってしまった。
(以前は自分の理想を彼女に、押しつけてたんだな。そして勝手にその理想を好きになっていたんだ)
 ささみの後ろ姿を見る。以前は考えなかった、その服の下の事を考えて勃起しかける。
(今夜までの我慢)
 顔を振ると、テーブルのつくねを手に取り食事に集中した。
 彼女の焼いた焼き鳥は絶品だった。

 終わり。

77 :
メジャー系を書こうかと思ったら、過去スレ見て被ってないか知らべるの
今回もそうだけど、エロ書いてると途中で飽きるね

78 :
いかんせんマイナーなゲームのパロなのでコメント付きにくいけど、
毎回クオリティはすごいと思います
GJ!

79 :
保守

80 :

●クレオパトラフォーチュン+ 
 ストーリーはアーケードゲーム。
「勝ちましたわ〜♪」
「うぅ、負けたですぅ……」
 ファラオを治める女王、パトラ子。
 突如、ミイラの大群を連れて現れたお姫様、ゼノビアに女王の証である王冠を奪われる。
 取り返すため単独、ゼノビアの城へと訪れたパトラ子はゼノビアとの勝負を挑んだ。
 結果は惜しくも敗北。ミイラと石棺だけが辺りを埋め尽くした。
「これで女王はこのゼノビアですわ〜♪」
 紫の髪の少女は王冠を手にまわる。
 額の緑の宝石を輝かせ、黒いワンピースが揺れる。
「ですぅ……」
 それを床に座り込んで、涙目で見上げるパトラ子。
 白いエジプト衣装、白い筒型のワンピース。足が動きやすいように腰からスリットが作られてている。
 王室の床に座り込んでいるパトラ子。太ももの付け根から、黄色いサンダルまで肌を露出している。
 ゼノビアはそんなパトラ子に容姿を見て、笑顔を止める。
「……?」
 急に表情を抑えたゼノビアを、パトラ子は不思議そうな顔で見上げた。
 ゼノビアは目でパトラ子の全身を値踏みしている。
 黒髪、両サイドの長いお下げ、ピンクのまん丸ほっぺの童顔、袖の大きな白いエジプト衣装のワンピース。
(私には負けますけど、美少女ですわね〜)
 蛇が飾った王冠を腕でくるくるとまわしながら、ゼノビアは悪い笑みを浮かべる。
「ねぇ、パトラ子さん」
「なんですぅ、ゼノビアちゃん」
「王冠がどうしても、返して欲しいですの?」
「はい!」
 即答し、パトラ子は立ち上がった。

81 :
「王冠は女王の証なんですぅ〜、それがないとエジプトを治める事が出来ないですぅ」
「だったら代わりにこのゼノビアが治めてもいいですわね?」
「うぅ〜」
「でも、どうしてもというなら返してあげるのを考えなくもないですわよ?」
「本当ですぅ〜!?」
 ピンクほっぺを丸くして、立ちあがるパトラ子。ゼノビアは続ける。
「ええ、私のお願いを聞いてくれたら、考えてもいいですわよ」
「ゼノビアちゃん、優しいですぅ〜」
 満面の笑みを浮かべるパトラ子、満面の笑みをするゼノビア。
 しかし振り向いた瞬間に邪悪な笑みに代わる。
(考えるだけですわ〜♪)
「それでお願いって、なんですぅ?」
 指を口につけるパトラ子。ゼノビアは指を上にあげて鳴らす。
 すると王室内の周りに倒れていたミイラたちが、ゆっくりと立ちあがった。
 ミイラ自体には慣れていたパトラ子も、異様な雰囲気に驚く。
「な、なんですぅ〜?」
 周囲に無数のミイラが、立ち並ぶ。中央のパトラ子はきょろきょろと落ち着きなく見渡し、そのすぐ前でゼノビアは不敵な顔している。
 ミイラたちは一斉に、自らの下腹部の包帯を取り始める。
「え……えぇええ!?」
 ミイラの股間には隆々とした男根が、勃起していた。
「ミイラは本来、カサカサですわ。もっと手触りがよくならないかと、色々と水分とか魔法とか使ってみたのですわ、そしたらこんな風に……」
 目を丸くして状況についていけないパトラ子。
 そんなテンぱるエジプト女王の細腕を、後ろからミイラの包帯に包まれた手が掴んだ。
「ひゃあっ!?」
「お願いというのは、ですわね」
「見るに堪えないから、ミイラたちから精液を絞り取ってほしいのですわ」
「ええ!?」
「それじゃあ、皆には貴女で遊ぶように命令しているから、朝には戻るですわ♪」
 黒いワンピースが背を向け、この部屋から出ていった。

82 :

 広い城の一室。パトラ子と敷き詰めるほどのミイラだけが取り残された。
 包帯の手がパトラ子の全身に伸びる。
 白いエジプト衣装の大きな袂を丁寧にはがし、腰からの深いスリットに入り込んでくる。
「あ、や、やめるで、すぅ」
 身じろぎして抵抗しようも360度を取り囲まれているため、逃げる事は出来ない。
 気付けば全身を掴んでいた手はパトラ子を持ち上げ、仰向けの状態で足が地につかない、ミイラたちの腰のあたりの高さに浮かされていた。
「……や、ぁあん、あ」
 包帯の手はパトラ子の服を破かず裾や袖口から入り込み、服の中を蠢く。
 あまり豊かでない胸、その先端の乳首を指でいじり、つまむ。
 スリットから入り込んだ手は白い下着の上から秘裂をなぞり、それを数回繰り返してからクリトリスを上から刺激する。
「や! やぁ、っはぁ! んっ!?」
 刺激から全身を動かすも二十を超える手に支えられては、どうしようもない。
 そうこうするうちに、息を荒くするその顔、ピンクのほっぺに男根が押しつけられる。
(むわっとする、臭いですぅ)
 刺激臭に顔を振り向く、しかしそこには別の男根が存在して、そのまま口の中に差し込まれた。
「む、むぅうう」
 刺激に翻弄され、すでに涙目になっていたパトラ子。ゼノビアの言葉を思い出してか、男根をちゅばちゅばと吸う。
(太くて、大きいですぅ、お口が苦しいですぅ)
 息苦しさに離そうとするも、手が頭をがっちりとつかんで動く事は出来なかった。
 白いショーツが横にずらされる。
 そして一人のミイラの男根が、すでに濡れていた秘所に突きこまれた。
「むぅぐぅううう!?」
 一気に膣奥まで入り込み、子宮の壁まで亀頭が届く。
 脳髄まで来る衝撃。さらに乳首を延々と刺激され、クリトリスも他のミイラによって弄くられる。
 ついで尻穴までも別のミイラが指で掻きまわしていた。 
 酸素不足で朦朧とする意識を、全身から刺激に振りまわされる。
 刺激されるたびに身体を揺り動かすが、全身を掴んだ手はパトラ子を微動にさせてくれない。
 そんな間も膣を男根が抉る。パンパンパンと腰同士がうちつけ合う音が、響く。
 苦しさに手を動かすが、両手はミイラの男根を握らされている。
 気付けば二つのサイドのお下げも、男根にくるまらされている。

83 :

 叫ぶ事も出来ず、ミイラたちの命令通りの淡々とした攻めにパトラ子は意識を失う寸前になる。
(……っあ、……う)
 頭が真っ白になり、何も考えられない。
 そうして気絶する寸前に、口内で精液が放出。
 同時に両手と髪、膣内、それ以外の自分でしごいていた数本の男根からも精液がパトラ子にぶっかけられる。
「けほっ、こほっ」
 床につく事の出来たパトラ子は涙を流しながら座り込み、せき込んでいた。
 全身に大量の精液がまとわりつき、服の白さとは別の白さがその肌や髪を覆っていた。
 床も一面、精液の池ができている。パトラ子は膣から精液を流す。
「うぅ、ミイラさんのくさいですぅ、粘り気も強くて喉がいがいがするですぅ」
 弱音を吐くパトラ子。しかしゼノビアの命令に従うミイラたちは手を止めない。
 精液で真っ白のパトラ子の服を脱がせ始める。
 そうしてパトラ子が持って来ていたパーフェクト時の衣装チェンジ用のコスプレ服を、持ちだしてきた。
 白い服に赤ミニスカート、黒いタイツのウェイトレス。
「そ、そっちは違うですぅ!?」
 先ほどほぐされた尻穴に、新たに男根を付きいれられ二穴、さらに喉奥に突きこまれ三穴にされる。
 精液まみれにされたころに、着替えさせられる。
 白黒メイド服。
「ごくごくぅ、もう、飲めないですぅ、お腹いっぱいですぅ」
 精液を溜めたコップを次から喉に押し込まれる。もちろん、下からも攻め続けられる。
 精液まみれにされたころに、着替えさせられる。
 紺色スクール水着。 
「うひゃあ、ねばねばするですぅ」
 パトラ子の身体、一人分が入れるような大きめの箱に精液が溢れる。そこに何度も潜らされる。
 数回もぐらされたころ、着替えさせられる。

84 :
 ナース服。
「あんっまり、激しく、突か、っない、ですぅうあ! 巻け、あ、ないですぅ!」
 下から両穴に突きあげながら、ミイラたちの包帯を巻くように指示される。
 精液まみれにされたころ、着替えさせられる。
 ブルマの体操服。
「あ、あん、パトラ子は、っあんまり、筋力、ないで、すぅ」
 男根を突きこまれながら、腹筋や腕立てをさせられる。
 精液まみれにされたころ、着替えさせられる。
 猫服。
「にゃ、にゃあぁ、意地悪しないでほしいにゃんですぅ」
 猫手袋では抵抗できず、次々に男根を突きこまれていく。
 精液まみれにされたころ、着替えさせられる。
 メガネっ子セーラー服。
「あ、やめ、精液かけたら、読めないですぅ!」
 本を読むように求められるが、その間も攻めは止まず。メガネや本にも精液がかけられた。
 その後もチャイナ服、巫女服、チアガール、バニースーツなどでそれぞれ犯され精液をかけられ流しこまれていく。
 服が一通り着替えさせられたら、今度は色違いのコスプレをさせられ、同じように犯されつくしていく。
 宴は朝まで続けられた。

 そして次の日の朝。
「おはようですぅ」
 全身を精液まみれにしたパトラ子が笑顔で、様子を見に来たゼノビアを迎えた。
 周りには完全にカスカスになった、ミイラ達が倒れていた。
「あ、あなた、平気ですの!?」
「こんなの女王なら毎日やってますぅ、日常ですぅ」
「え?」
「それより、王冠は?」
 沈黙が城内を包む。
 ゼノビアはゆっくりと被っていた王冠を差しだした。
「わぁ、ありがとうですゼノビアちゃん!」
「別にいいですわ」
「ゼノビアちゃんにもたまには女王をやらせてあげてもいいですよぉ〜♪」
「……遠慮しておきますわ」

 終わり。

85 :
デメントをクリアして、主人公エロイと思ったんだが、エロssを書く気になれないのはなんでだろう
3Dが嫌ってわけじゃないんだけど

86 :

●萌える麻雀 もえじゃん!
オリジナル男注意。

 秋葉原のメイド喫茶”エンジェルハイロン”。ここに一人の男が訪れた。
「お帰りなさいませ、ご主人様♪」(棒)
 白いヘッドドレスにエプロン、全体的に白をあしらった黒いメイド服のウェイトレス。
 赤いリボンが胸元に付けられている。
「今日からお世話させていただきます♪」(棒)
 胸は大きめ。さらにお辞儀前の姿勢である両手を下で合わせることにより、腕で胸を挟んで結果さらに強調している。
「つくだもえこと申します♪」(棒)
 童顔の美少女、栗毛色の髪は肩よりも長い。赤いリボンが髪の左右に付けられている。
「お待たせいたしました〜♪」(棒)
 男は店内に入り、コーヒーを待っていた。
「キャ!!」(棒)
「ぐああああああ!?」
 その男の頭にコーヒーがかけられた。
 さきほどのメイドが足をくじいて、盆の上のコーヒーをぶちまけたらしい。
「申し訳ありません! ご主人様!」(棒)
 メイドがおしぼりで男客の顔をごしごしと拭く。
「大丈夫ですか!? 火傷はありませんか!?」(棒)
「火傷はありませんか(棒)、じゃねえ!!」
 男はおしぼりを払いのけ立ち上がった。
「なにテンプレ通りのドジっ子をやってんだ! わざとか!?」
「ふぇええ!?」(棒)
「そもそもなんだその棒読みは!? 何がAKBだ! オタク舐めてんのか!? 二次元オタクと三次元オタクは違うもんだろうがぁ!?」
「な、何の話ですかぁ!?」(棒)
「もう怒った! テメェは俺が直々に扱いてやる! メイドの奉仕のやり方ってのを一からその身体に教えてやるよ!」
「い、意味がわかりません、オーナーぁ、変な御主人様がぁ」(棒)
「ほらほらご主人様にお仕えするのがメイドの仕事よ♪」
「えええ〜!?」(棒)
 二人は麻雀ができる個室へと移動する。
「麻雀勝負だ! 持ち点は各25000半荘二回の四人打ち、俺が勝ったらお前を調教する!」
「私に得がないんですけど」(棒)
「なら、俺がもし負けたら二次元止めてAKBファンになってやるよ! これで相子だな」
「えー……って四人打ち? 誰を加えるんですか?」(棒)

87 :

「来い、黒子!」
 男の声とともに二人の影が姿を現す。
 二人は黒かった。素肌を隠すような丈の長い黒いワンピースもさることながら、顔を覆う黒い布に黒い帽子。まさに舞台劇の黒子である。
 小さな赤いネクタイのある胸元の膨らみから、女子であることがわかる。
「この二人を加える、ちなみにこいつらは俺が調教済みである」
 男が目配せをすると黒子は長いスカートの裾を両手でつかみ、たくし上げる。
 スカートの中の白いパンツ。その中で筒の様な物が微振動を繰り返し、液体がジワリと溢れ太股を伝っている。
「うわぁ〜」(棒)
「さあ、時間も惜しい麻雀勝負だ」
「……わかりました、でもちょっと待って下さい」(棒)
 麻雀を止める事を諦めたもえこは、男から距離を取った。
「雀身!」
 もえこの掛け声とともに一瞬、眼にもとまらぬ速さでコスプレ衣装に着替える。
 気がつけばもえこの服装が変わっていた。メイド服である事は同じだが、胸元のリボンが赤から黒へ。さらに白い部分が増えている。
 だが何より変わっているのは露出度。胸元は上の部分が見えるように大きく開けられ、スカート丈も短くなりガーターベルトの紐部分が見える。
 スカートも動けばパンツも見えるだろう。もっともそれは最初からわかった上でのサービス衣装。
「勝負衣装か、ならば俺も……雀身!」
 男も掛け声とともに服を脱ぐ。
 そして全裸になって雀卓につき、座った。
「なんで裸なんですか!?」(棒)
「俺は脱衣麻雀をするとき常に全裸で始めている。一度負ければ終わりという感覚が精神を研ぎ澄ます!」
「脱衣麻雀!?」(棒)
「今回は脱がしはしない、ただ俺はこっちの方が勝負に集中できる!」
「こっちが集中できません!」(棒)
「お前だって胸元が開いて視線を誘導しているじゃないか、もっとも勝てばそれを自由にできると思えばあまり気にならないがな!」
「やっぱり私の純潔がかかってるんですかぁ!?」(棒)
 麻雀が開始される。
(けど黒子さん達は、あの男の人の仲間。こんなの3対1みたいなものじゃないですか……)(棒)
「ロン、倍満です、払って下さい」
「黒子ぉ、お前ら俺を狙うな! 帰ったらお仕置きだぞ!!」
「どうぞお願いします」
「……そうでもないかな」(棒)
 そして激しい点取り合戦の末、僅差で男が勝利した。
「あぶねぇ、もう少しで二次元卒業する所だった」
「ふぇええ……、負けましたぁ、ゲームオーバーですぅ」(棒)
 黒子達が雀卓を片づけ、部屋を出ていった。
 個室にはメイドと全裸の男だけが残った。
「くっくっくっ、さあ、覚悟はいいか」
「やっぱり全然、納得できません」(棒)
「主人にたてつく駄メイドめ、どうやらとことん躾ないといけないようだな」

88 :

「なんでこんなことに、助けてオ〜ナ〜」(棒)
 巨乳メガネの青髪のメイドが、笑顔で室内に入ってくる。
「お客様」
 全裸の男は立ちあがり服の中から封筒を取り出し、受け渡す。
「これで足りるか?」
「毎度どうも」
「売春!?」(棒)
 部屋にかぎを掛けられ、完全に二人きりになる。もえこの目はすでに光を失いかけていた。
「もう何も信じられません」(棒)
「では躾を始める」
 全裸の男は椅子に腰かけた。
「ではまず、しゃぶってもらおうか」
 裸の男が足を開く、その股間の中央には肉棒が天井に向かってそそり立っている。
「うぅ」(棒)
「どうやらその顔は、何をするかはわかっているみたいだな」
「一応は腐女子ですから、漫画でも見た事あります。口にしてたのは男ですけど……」(棒)
 渋々といった態度で、男の足の間に跪く
 もえこの眼前には黒い男根、その先端には赤い亀頭が小刻みに動いている。
(なにか変なにおいがするし、それにキスもまだなのにぃ)(棒)
 頬に押し付けられる男の物にメイドは、顔をそむける。
「そんなに嫌ならまずは、手で握ってみな」
「……はいですぅ」(棒)
 顔から離れる男根。もえこは恐る恐る手を伸ばす。
(あったかい、あとピクピクしてるんです)(棒)
 生温かい肉の棒。ゆっくりとだが弱く力を込めてマッサージする。
「竿の部分を指で触って、そうだ」
 男の指示通り手を絡めていくもえこ。まずは竿、毛だらけの付け根、皺だらけの玉、敏感の傘の部分。
 いくらかふれていると、もえこから徐々に恐怖心が薄れていった。
「そろそろ舐めて貰おうか……噛むなよ」
「はい、ご主人様」(棒)

89 :

 ずっと言われるがまま動くもえこ。目を瞑り大きく口を開けて亀頭を咥える。
(やっぱり匂うよぉ)(棒)
 目じりに涙をにじませながら、刺激臭を我慢し口の中の物を、歯が当たらないように気を付けながら舌で撫でた。
 少し硬めのぷよぷよとした肉、まずは舌で先端から割れ目、竿の溝の部分、肉棒と舐める。
「よし、うまいぞ。口を離して全体を舐めろ」
「わかりました、ご主人様ぁ」(棒)
 言われるまま舌を動かし続けるもえこ。男はそのヘッドドレスのついた頭を撫でた。
 もえこは薄目を開けて、恍惚とした表情で肉の棒を舐め続ける。
 初めは毛嫌いしていたものの、普通では考えられない状況に頭が麻痺してしまったらしく、行為に没頭していた。
 先端から棒の部分を、さらに玉の部分を口に含む。
(なんだか頭を撫でられているとボーっとしてきました。匂いにもなれてきましたし……)(棒)
 赤い舌が浅黒い男根を涎にまみされていく。口と亀頭に涎の糸が繋がっていた。
「……ん、…は、ぺちゅ、ん、あん、ぺろ、ぴちゃ、……はぁ、へんな、きもちです……ん、ぺろぺろ」(棒)
 丹念に舐めていくと、先端から苦い液体が零れる。
(これが精液でしょうか? 苦くてピリピリします、舐めるとどんどんできます。これを吸いだせばよろしいのでしょうか?)(棒)
「ぴちゃ、むちゅぅう、はん、…あん、っぺちゅう……、ちゅうちゅう、……んちゅ、んん、苦い、ですぅ」(棒)
 男の左手が大きく開かれた胸元に上から侵入した、小ぶりな胸を掴んだ。
「ひゃあ!?」
 驚きに目を開かせ、男根から口を離した。
 しかし、男の右手がそれを許さずすぐに上から頭を押さえて、男根を咥えさせる。
「なんだ、はっきりした言葉もしゃべれるじゃないか」
 床に膝立ちのメイドは、突然に喉奥まで入り込んだ男根にえづく。
 目を見開いて涙をだし、小さな手で裸の男の足を掴んで離れよとするも、しかし、上から抑えられては口から離して咳込む事も出来ない。
「まだ主人がイってないのに、奉仕を止めるメイドがいるか」
 そのまま男はメイドの頭を両手でつかみ、イラマチオをし始める。
「噛んだら、叩くだけでは済まんぞ」
「っかは……!? ……くぁっ!?」
(やめ、もうや、めてっ!?)
 喉奥を何度も突かれ、泣きながら吐き出そうとするもえこ。しかし、舌で押し出そうとする行為すら、主人を喜ばすだけであった。
 口内を蹂躙し、何度も行き来する男根。ただ気持ちよさだけでなく、苦しむメイドの姿は加逆心を燃やさせる。
 激しい行為は、息苦しく。もえこは長時間に及ぶ行為に思えた。
 しかし実際には数回ついた所で、終了する。亀頭から精液が放出した。
「……ごばぁ!? げほっげほっ! ぐほっ! こほっ!」
 床にぺたんと座り喉を押さえて、せき込むもえこ。
「まったく、主人の与えた物を吐き出すとは、メイド失格だな。だが、最初でここまでやるとは奉仕の才能があるかもしれん」
「……嬉しくないですぅ」
 上目使いで男を見るメイド。恐怖の入りまじった声で、返事をした。

90 :

 少し時間をおいて、もえこは全裸の男の前に立たされた。
 ひざ丈の城が飾ってある黒いメイドスカートを、両手でたくし上げさせる。
 白いパンツが、男の眼前にさらされる。
(はずかしいです)(棒)
「手を離すなよ」
 顔を赤くして、男を見下ろすもえこ。
 男は触ろうとせず眺めている。手を伸ばしたと思ったらパンツではなく、太股を撫でまわし始めた。
「……あ、あの」(棒)
 もえこは、男に声をかける。途端、股間に触った。
「ひゃあん!?」
「手を離すなよ」
 白いパンツの上から指が撫でまわす。じんわりと濡れており、にちゃりと音がした。
「なんだ? さっきの行為で感じていたのか?」
「……はいですぅ」(棒)
「感じ方が処女とは思えないな、どれだけ自分でいじってたんだ」
「へ、はぁうっ!?」
 指がパンツを横にずらして秘所に入り込む、ぐちゅりと指が侵入する。さらに皮の上からクリトリスを刺激する。
「あ、やぁっ、…やめ、て」
「一週間でどれだけ、オナニーをするんだ」
「ひゃっ、っ、そ、んな、ん! あっん」
 男はメイドの股間部分に顔を付けて、舌で秘所を舐める。何度も、舌を動かした。
 もえこの膝ががくがくと震える、耐えきれずスカートから手を離して男の頭を押さえた。
「あっあっん、んあ…あ、やめ、感じ…、っすぎちゃう!」
「止まらないな、毎日やってるのか?、答えないと止めないぞ」
「まい、にちじゃ、…ないです、あ、あ、っああ、やめ、2日、…に数回、あ、っあああ」
 男の体に寄りかかり、目を強く瞑ってもえこは耐える。
「それ毎日と変わらないだろ」
 スカートの中の男は、指を何度も激しく秘所に出入りさせ、水音を立てる。
「も、だめぇええ!!」
 秘所から大量の愛液を溢れさせ、背中をピンとのけぞらせて、声を張る。 
 その後、もえこは全身から力を抜いて前方に倒れる。
 それを裸の男は抱きとめる。
 もえこは荒い呼吸を、必に整えようとしていた。
「はぁ、はぁ……んく、はぁ」
「スカートから手を離したな」
 もえこはテーブルに手をついて男に尻を向ける。
「……その、ご主人様」
「スカートを手でまくりあげて、お尻を晒せ」

91 :

 心に恐怖心を植え付けられたもえこは、震えながらゆっくりとスカートを前に引っ張る。
 すでに白いパンツは脱がされており、丸いお尻と愛液が伝う足、その根元の秘所が見える。
 メイドは顔を赤くして不安げに目を後ろに向ける。
 男は無言で近づき、腰を掴み、男根を秘所につけると、一気に押し込んだ。
「っあ」
 ぶちっと、もえこの頭の中に音が響いた。
 そしてつんざくような痛みが、下半身から脳に響いた。
「いたい」
 男は子宮まで届かんと、男根を突き入れる。
 もえこは呼吸が止まって意識が途切れた。
 意識を取り戻した時は、終わっていた。
 ソファに倒れたもえこの全身、メイド服には精液がかけられている。
 膣は見れば愛液と精液と赤い血が混じった液体が零れていた。
「奉仕の途中で気を失うとは、メイド失格だな」
 涎の溢れた口に汚れた男根が突きつけられる。その汚れにはもえこの血や愛液も混ざっている。
「俺はお前を買ったんだ、これからも調教は続けるからな」
 もえこはためらうことなく、それを口に含み掃除をする。

 後日。
「んあ」
「どうかしたんですか、先輩。顔が赤いんですが?」
 メガネの爆乳のメイドが、調子の悪そうなもえこを心配する。
「大丈夫です、気にしないで下さい」
 そう言ってケーキを運ぶもえこ。
 そんなもえこを見ながらニヤニヤと笑う、テーブルの客がいた。
 手にはリモコンのスイッチのよ様な物を指で押す。
 押すたびに、もえこが震える。
 メイド服のスカートの下、その白いパンツの中ではスイッチに連動して動くバイブが仕込まれていた。
「きゃあ、すいませ〜ん!」
 今日もまた、もえこはドジをする。
 艶の入った声で謝罪した。

 続くかも

92 :
書いている途中でも思ったが、もはやゲーム関係ない

93 :

●勇者30 seconed
 女神歴999年。
 舞い降りた神々によって荒廃した世界。
 しかし、一人の勇者がそれらを打ち倒し、破滅から世界を救った。
 さらには他の時代の勇者たちと力を合わせ「運命」を打ち倒した。
 その後、タイムストリームの化身である時の女神の力で、勇者たちはそれぞれ時代へと帰っていった。
 そしてこの時代の勇者ユウジャもまた、戻って来たのである。
 戦士や魔物たちが戦い争う娯楽の場。バトルコロシアム。
 その頂点に立つ、悪意から生み出された存在であるヴィーナスセブンが一人、阿修羅撫子ことナデシコ。
 6本の腕から繰り出す剣は、避ける事も許さない。
 しかし、過去にユウジャ達と二度にわたり争い敗北。後にその性格を買われ、ユウジャの仲間にされた。
 戦闘が好きな彼女はその話を受け入れ、天界での激しい戦いに身を置く。
 戦いが終わりこの時代に戻り、彼女はまたバトルコロシアムに住み着いた。
 
「暇じゃの〜」
 バトルコロシアムにある一室でアシュラコは一人、机に顎を乗せてグータラしていた。
「この頃、気骨のある奴がおらぬ」
 女神が生み出した存在であるアシュラコは元々、かなり強い。
 さらに天界での激闘により、その強さは磨きがかかっていた。
 もはや、彼女と戦えるのはユウジャとその仲間たち、あるいはなぜか蘇生され現在は細々と暮らしている、他ヴィーナスセブンぐらいであろう。
 そこらの人間や魔物では彼女の足元にも及ばない。
 ゆえに彼女は暇だった。
 だらけ切った表情で、テーブルに頬を付ける。
 そこに一人の男が訪れた。
「おー、久しぶりじゃの」
「よお」
 赤い髪の男、かつて阿修羅撫子や神々に対して暴れ回った勇者ユウジャ。
「相変わらずおぬしは、クゥと30号と共に世界を旅して回っているらしいの」
「まあな、いまだに平和に暮らす人や魔物を襲う奴は世界中に居るし」
「おぬしの話はここにもとどいておるわ」
「は、オレ様の名声は世界の果てまで届く! どこにいても聞こえない所なんてねえよ!」
「相変わらず、やかましいの」
 久々に訪れた好敵手の存在に、アシュラコは破顔する。
 しかし。
(……なにかがおかしいぞ?)
 いつもの調子とは少し違う事に、アシュラコは気付いた。

94 :

「どうかしたのかお主?」 
「ん?」
「なにか、いつもより調子が悪そうな気が」
「別にわるかね」「そうなんデスよ、アシュラコサン」
 ユウジャの声を遮り、ロボットが部屋に乱入してきた。
 時の女神を模して造られたロボット、30号。時の女神に代わり勇者の旅を手助けし続けた機械である。
「おい、お前!」
「実はですネ、クゥさんと……」
「やめろ、しゃべんな、てめ」
「黙るのはお主じゃ」
 口を塞ごうとするユウジャをアシュラコがぶっとばす。そして30号が話を続けた。
「つまり性交で満足させられないと?」
 アシュラコは30号の話に呆れた顔をする。
 その視線の先には不貞腐れたユウジャが椅子に足を組んで座っていた。
「ちっ」
「そうなんデス」
 
「ユウジャサン、30秒以上もたないんデス」
 手や口を使い、クゥの全身を弄ぶ。
 クゥも負けじと、ユウジャの全身にキスをした。
 いくらか経った所で挿入。そうして30秒以内。
 ユウジャは射精した。
「なんという超早漏……」
「そのあとクゥさんが気にしなくていいよって言うんデス、でもその顔はもうガッカリしていまシタ」
「やめろ! つーか、おまえ覗いてんじゃねえ!!」
「さっさと私に4500Gを渡セバ、十分ぐらい持たせてやろうと助言しているのですガネ」
「てめえの隣で、セックスなんてできるか馬鹿野郎!」
「そんな日が続いていたから、ユウジャは完全に気を落としていたということじゃな」
 ユウジャが素手で30号に掴みかかろうとする。30号は空中に浮いて、逃げ回っている。
 阿修羅撫子はそれを眺めながら、少しばかり考えた。
「ユウジャ」
 六本腕の一本が、手招きをする。

95 :

「なんだよ」
 30号を引きずり倒した手が離れ、ユウジャはアシュラコに近づいた。
 六本の腕がユウジャの肩と腕と腰を両サイドから掴む。
 そのまま部屋隅のベッドに二人はだいぶした。
「お、おい」
「早漏を直す手段は慣れ、いうなれば経験じゃ」
 阿修羅撫子の桃色の長髪が、ユウジャの顔にかかる。
 好色に目を細めた女の顔。ユウジャは心臓がどきりと鳴った。
「ば、ばか、やめろ」
「ユウジャ、おぬしクゥ以外に経験は無かろう?」
「!?」
「いかんぞ、勇者様というべき人間がきつつきなのは」
「別にいいだろうが、愛した一人で十分だ!」
「一般人ならな。しかし運命が倒された今、未来に何があるのかはわからん。勇者の子種は確実に残さんと、のう30号?」
 アシュラコの目配せに30号は、すぐに理解して言葉を返す。
「そうデス、ユウジャ。過去の勇者達は皆、たくさんの女性と交わっていました」
「過去のって、あのクソ真面目そうなユーシャやユウシャがか!?」
「ハイ、ユーシャは視線一つで次々と女性を落としシエル王女、魔女ルルフィ、歌い手リィナ、魔王ヴェトラ、また天界に居た際に皇女アテナや将軍シルベスタにも手を出していまシタ」
「まじかよ!? 全然そんな気配なかったぞ!?」
「ユーシャに至ってはすでに妻のサーシャがいるのに飽き足ラズ、自分の子孫のユシアにまで手を出していマス」
「ええ!?」
「そのユシアも従者のレバン、科学者ナナコ、獣人シャマル、アテナにシルベリア、はては触手プレイまで自ら進んで経験しておりマス」
「あいつ女なのに!?」
「彼女の祖国ではセクシーでセクハラな行為が一般化してオリ、さらにルシアは見た目ぺったんこボディながら、閃光カグラとコラボの際にはなかなかの巨乳を見せる魔性デス」
「……もうなにも信用できない」
 次々と明るみになる30号の虚言という名の真実に、ユウジャは力を無くす。
 そんな力の抜けた眼下の男の首筋を、アシュラコは舐める。
「お主は皆の勇者なのじゃ、一人じめはもったいないの」
「アシュラコ……」
「なあに、これもクゥのためじゃ……本人には内緒じゃぞ?」
 そうして、二人は真昼間からまぐわう。
「なんじゃ、はっ、っあん! 確かに早いが、あ、っああ、くく、はぁ! 回数は、多いの! あ、や、あ、これも、勇者の血か! あ、腹が精液で、満タンじゃぞ! ワラワを孕ます気か!?」
「うおおおおおおおおお!!!」
 30号の前で行為は続く、30号は身体に知らない熱さを感じた。

96 :

 その後、ユウジャは世界を回りクゥに隠れて色んな女性に声を掛けまくった。
 紫髪の修道女、カリン。
「神にその身をささげたシスターの純潔を奪うというのですか? まあ神のヤロウに対する信仰心0だから別にいいけど」
 武器集めの魔王、フランシスカ。
「ユウジャの固くて太くて長くて、素敵じゃん♪ これほしいけどちぎっちゃダメ?」「ダメにきまってるだろう!?」
 バイクを操る虐三女、サッチャン。
「やぁん、はやすぎぃ、あたい飛んじゃう! やぁ、ああん、あ、だめぇ!」
 双子の宝石、百合夜叉。
「あなたみたいな野蛮人、ふれるのも嫌です」「なの」「足だけで十分ですね」「なの」「なんで、すぐに立つんですか、この変態!」「変態」
 鎌を操る神、戮長女。
「わし相手じゃと一撃で逝くぞ。ほらほら、何度でも逝くと良いわ」
 黒い長髪、絶望淑女。
「わたしの毛髪で縛るって、あなた変態ですか?」
 下半身が蛇の少女、地獄乙女。
「もういっそ石にでも変えたら逝かないんじゃない〜?」
 ピンクのネコ耳とネコ尻尾、朔蘭。
「音楽とセックスはおんなじ、激しければ激しいほどいいんでありんす★」
 そのほか、村に居た娘たちも口説き落として手を出したりしていた。
 そして。
「だめだ」
 裸のユウジャの横に、時の女神の膣を正確に再現したという人工膣から精液を垂れ流した30号が横になっている。
 そのロボットの裸体から目をそらしながら、ユウジャは頭を抱えた。
「どうしても30秒の壁が破れない」
「……ここまでやっても、ダメデスカ」
 立ち上がった30号はユウジャの耳元に近づき、囁く。
「もうアキラメナサイ、4500G払っテ、私の時戻しに全てを委ねなサイ」
「……」
「ユウジャ?」
「簡単な話じゃねえか」
 裸のユウジャは立ち上がる。一物は天高くそびえていた。
「30秒でクゥを逝かしちまえばいい!!」
 
 今までの経験からユウジャは凄まじいまでのテクニックを覚えていた。
 それはもはや、そこいらの女性なら数秒で逝かせるほどである。
 そうして、クゥは30秒以内に何度も逝かされることとなった。
 後には満足そうな顔のクゥがあった。
 その後、ハイテンションでユウジャが口を滑らせ、色んな女性と経験した事がばれ、激怒されることとなる。
 クエスト「30秒間、あやまりたおせ! 時間を過ぎると命がない!」。
 
 終わり。

97 :
ゲームシステムとかを前面に押すと、今度はエロが邪魔になる

98 :

●SIMPLE2000 THEミニ美女警官

 夜の繁華街。コンクリートの道路とビルが敷き詰められ、壁に彩られた様々な色柄の看板や街灯が街並みをカラフルに染め上げる。申し訳程度に生えた街路樹も含めて、人が全て作り出した街である。
 都心ならば、たとえ夜中と言えど人影を目にするだろう。夜の店は人々の欲望を吐き出すために必要である。
 しかし、私がいるこの場所も都心に負けない街並みでありながら、夜になると人々は姿を消す。
 他の街とは違う、活気のないんだような空気。まさに暗黒街とも思える雰囲気。
 ひっそりと建物の中に姿を消して息をす人々の代わりに、我が物顔でパトロールする紫スーツの男たち。
 「銀狼会」のやくざ。
 この街は完全に支配されていた。
 銀狼会が武器と麻薬で使い、一般の人々は日々、暴力におびえている。
 警察は何もしなかった。麻薬によって得た金が横流しされ、上が抑えられ動かない。
 個人個人が何かをしようとすれば、体すらも残らず消されるであろう。
 誰もが息を潜め、ただ下を向いて生きる。目を付けられない様、ただじっと耐えて。
 
 そんな街に一人、真面目に生きている人々の手に街を取り戻すために私は訪れた。
 私の名前は鮫島桃。
 役職は特殊警官。
 一般の警察では手に負えない事柄を解決するための組織。凶悪な犯罪者相手なら、人すら許可されている。
 この汚染された街から、銀狼会を一掃するため組織から配備されたのが私である。
 目的は銀狼会の頭、イタチの松田を生を問わず抑える事。
 相手は逃げ足が異常に早い上に逃亡手段を常に用意し、捕えんと集団で行動すれば隙間をぬって逃亡される。今までも何度も取り押さえようとして、まるで煙の如く逃げられた。
 ゆえに必要なのは隠密行動。相手に悟られず接近して、確実に仕留めなければならない。
 そのため私は単独でこの街に派遣された、今度こそ銀狼会を潰すためにその頭を消す。
 失敗すれば命は無い、だが私も警官。その中でも危険な任務を負かされる特殊警官。危険は覚悟の上である。
 命に変えても、平和を取り戻して見せる。
 私は自らの心に宿る正義の炎を燃やしていた。
 本部と連絡を取り、松田の居場所を知っている情報屋に会いに行く。
 しかしただ会うだけでも、至難の業である。銀狼会のやくざ達が常にパトロールしている。
 紫のスーツを着た角刈りの男達、クローンみたいにそっくりな顔があちらこちらに見える。
 体格がよくそれなりに鍛えられているだろう。
(どうしようかしら)
 隠密行動には自信があるが、これだけの視線を掻い潜って進むのは難しい。
 赤い警官の服を着た私はビルの陰に隠れ、しゃがみこんで様子をうかがっていた。
 格闘や銃撃には覚えがあり、一対一ならばまず負けない。褒められた事ではないが、体の処理も得意である。
 しかしもし誰かと戦闘になれば、確実に他のやくざも加勢に来るであろう。一定距離で配置された男たちは、誰かに何かがあれば気付く。
(数人を相手にやり合うのは危険ね)
 急所でも狙えれば有無を言わさず一撃で倒せるが、狙う事が難しくばれた時のリスクも高い。
(今は、情報屋に会いに行くのが先決)
 ならば隠れて移動するのが一番。
 私は気配をしてしゃがみ、赤ちゃんのハイハイのような動きでゆっくりと移動する。
「おい、そこの姉ちゃん」
 すぐにばれた。

99 :

 私の特殊警官の服装は特殊である。警部から直々に渡された。
 赤い服は、その下の白いシャツも合わせて確かに警官をおもわせる几帳面さがある。腕にはマークも付いている。
 しかしサイズは小さくへそ出し、赤い制服はボタンも一つしかないため胸元は開いている。
 私は胸にサイズがあるためその形がくっきりと見える。さらに言えば揺れる。
 小さな赤いネクタイが、申し訳程度についている。
 腰の赤いタイトスカートはもはや膝上などというレベルではない、腰に巻かれているといえるほど短い。
 チャックは閉められないので、上の部分は外れている。サイズが小さいのでずり落ちる事は無い。
 黒いハイヒール型のブーツは長く。蹴り上げるにはなかなか。
 公務員のため清潔であることが重要である。髪はおかっぱでもちろん黒。化粧は出来ればしない方がいいが、警部に言われて赤い唇と薄化粧をしている。
 一言で言えば、痴女のような服装である。
 任務に支障をきたした事がないので、私は気にした事は無い。
 だが周りから見れば、私の恰好は娼婦そのものに見えるらしい。警官のコスプレと言われれば、確かにそう見える。
 
 ビルが二つ並んだ隙間、近くに全体の光った立て看板が置かれる。目を閉じて私はその場に立つ。
 そんな私の背後に、先ほど声をかけてきた男が近づいてくる。
「へへっ」
 脇の下を後ろから男の大きな手が通り、私の胸を掴む。
 赤い制服、その下にある大きな肉塊。左右から持ち上げるように揉み、さらに上から押し込む。
 何度もそうやって形を変え、非対称な動きなど混ぜ込む。
 私は胸からの感覚に少し酔いしれ、熱のこもった吐息を吐く。
 男が下品た笑みで私の肩に顎を乗せ、全身を密着させてくる。その間も手を動かし続ける。
 私の様子を確認しながら、遊んでいるようだ。お尻に堅い物が押し付けられた。
 もう一人の男が前から近寄る。
 そしてニヤつきながらしゃがみ、短い赤のタイトスカートをさらにめくる。
 後ろの男に身を任せていた私は、下からの視線からも特に隠れる気もない。
「下着じゃなくて、青の水着か。これも仕事用か?」
「……ええ」
「遠くからこの街に、街娼が良く来たもんだ」
「ここだと、ん、警察の目も光らないかと、思って」
 胸が気にいったのか、未だにいじり続ける背中の男にしなだれかかった。
 警察だと分かれば、消される可能性が高い。
 相手が勝手に勘違いしたので、私はそれに乗る事にした。
 私の今の身分は街娼。銀狼会に目を付けてもらいたい、いやしい女。
(拳銃と手榴弾をコインロッカーに預けてきて、よかった)
 1対2での喧嘩は分が悪い。隙を見てどうにかしなければならない。
(今はこいつらに合わせておいて)

100 :
 下の水着をずらして、太い指が入り込んでくる。
「!?」
 驚いて反射的に両手で、しゃがんだ男の手を掴んだ。
 しかし太く武骨な手は、私の女の手ではびくともしない。単純な腕力では勝てない。
「あんまり使いこまれてないな、ちと狭いか?」
「あん、っはぁ、やぁ!」
「俺の太いのがちゃ〜んと入れるように、ほぐしとかねえと」
 秘所の中に入り込んでくる指、すでに胸の感覚でいくらか濡れていたため、あまり抵抗なく受け入れる。
 奥まで入ると指がぐいぐいと動く、さらに何度も出入りして水音を立てる。
 じゅぷじゅぷという下半身からの音、荒くなる私自身の呼吸音。何度も身じろぎするが、後ろから抱きつかれているため、あまり動けない。
 背後の男にうなじを舐められた。ぞわりとした感覚が背中を流れた。
「!? あ、っやだぁ!」
「締め付けが強いが、水気が多いからいけるか?」
 男の二本の指が、容赦なく私の膣孔に入ってくる。好き放題に指を動かし、出入りを激しくさせる。
「や、あっ、はっ、んん! っなあ、やだ、やあ!」
 遠慮のない指。そちらに意識を持っていかれている間に胸のボタンを外される。
「俺たち相手に警察のコスプレとは、なかなかわかってるじゃねえか」
 中のブラウスのボタンも外される。ブラの代わりに付けていた青のビキニが顔を出し、解放された勢いでプルんと揺れた。
「服の上からでもわかっていたが、でけえな」
 お尻に堅い物をぐいぐいと押し付けながら、男はビキニを上にずらした。
 私の生のおっぱいが野外にさらされる。男はそれをまじまじと見ながら、服を着ていたときと同じように掴んだ。
 男の大きな手、それがはみ出るほどの私の胸。指がめり込むそれを、男は弄ぶ。
 下半身の男は未だに秘所をいじり続ける。私の呼吸を見て、楽しんでいるようだ。
 暗いビルの合間で私の声が響く。
「一度、逝っておくか姉ちゃん」
「あ、だめっ、や! やぁ……あ、あ! そこ、いじら、ないで、あ! ああん、っあ!」
 内部をいじる方とは逆の手で、クリトリスを皮の上から擦られる。
 さらに背後の男が私の両乳首を、引っ張り上げた。
「ひぐぅ! あ…やぁ、あ、あ、だ、だめ、…いく! いくぅ! っんああ!!?」
 脳天まで来る痺れ、身体を大きく前に曲げて全身を震えさせた。
「おおっと」
 後ろから抱えられているため、こけずにはすんだ。
 ふらふらになる私に背後の男は、全身を摺りつける。
「まだまだお楽しみはこれからだぜ」
 頭の中が真っ白になっている私に、男は笑いながらしゃべった。。
(あれ? 私、なにしてんだっけ?)

101 :
 膣奥に入り込んできたそれは、私に衝撃を与える。少したたらを踏んで、黒いハイヒールが一歩進み、カツンと音を鳴らす。
 呼吸が止まり、私を押しのけてくる肉棒に意識を持っていかれる。
 前方の男にしがみつき支えながら、私は全身を震わしていた。
「いくぞ!」
 男の注送が始まる。
 腰が何度も叩きつけられる。夜の野外にパンパンパンッと腰同士がぶつかり合う音が響いた。
「あっ、はっ、あああっ、やぁん! あ、だ、やだ、かん、じすぎ、ちゃう! や、あぁ!」
(やだ、これ感じすぎる!)
 外で、さらに相手はヤクザで、警察である事がばれたらされるかもしれない。それらのシチュエーションが私を興奮させている。
「あ、あん! あ」
「おい、姉ちゃん、一人で感じすぎだが、こっちも相手してくれよ」
 前方の男も男根を取り出す、黒光りするそれは後方の男と同じ形と大きさをしていた。
(本当、何もかも同じね)
 私は遠慮もなく、口を大きく開けて咥えた。
「むう、むふぅ! ん…んぷ、は、ぴちゅ、んあ、は、おおき、ああ!」
「いいぞ、姉ちゃん、うめえな」
 前方の男はよほど私の胸が気にいったのか、上から私の両胸をわしづかむ。そのまま力任せにぐいぐいと揉む。
 本来なら痛いはずのそれも、今の私には快感しか与えない。身体中を快楽が、甘い電気のしびれが響く。
 後ろから突きこまれるたびに、頭が真っ白にしびれる。
 思考が停止する中、必に男根を口に咥える。
 繋がった部分の秘裂から愛液がこぼれ、太股を伝う。
 口内に苦い液体を感じる、私は必に吸い上げた。
「おい、姉ちゃん!」
 ひたすら腰を打ちつける背後の男が私に声をかける。
「んん、んぷ、ん、んうう、あ!」
「もうイきそうなんだが、何処に出しほしい!?」
「あっあ、は! ふ、服は、汚さない、で、あ…ああん、あっ! 仕事の、服なの、だ…から」
「おう!」
 ラストスパートを男はかける。奥に強くグラインドして、突きこんでいく。
「いくぞ、姉ちゃん!」
「んちゅ…ん、わ、わたしも、逝くぅ!!」
 強烈な追い上げに私は、あげられていく。
 呼吸すら苦しいのに、そんな私に前方の男は、喉奥まで男根を差しこんできた。
 その苦しさすら快感になる。
(いく、いくぅ、いっちゃうううううう!!?)
 膣内が精液を求めて、急激に絞りあげる。口が反射的にひょっとこ口になって吸い上げる。
「うおおお!!?」
 強烈な刺激に二人の男は、一気に精子を放出した。
 膣内にぶちまけられる精液、それは子宮に入り込んでいき、いくらかは入りきらずに外へと戻る。
 口の中にも精液が撒かれる。喉奥から直接、胃へと送りこまれる。力の抜けた体で、私は精液を飲み込んでいった。

102 :
↑すまん、上のレスの前にこれが抜けてた
 私は立ったままお尻を突きあげた状態になる。丈の短いミニはすぐに中が見えた。
 青の水着は太股の所までずり下げられ、液で滴る秘裂がまる見えになっている。
 笑みを浮かべ男はベルトを外して、取り出した男根をその部分にあてがい、一気に挿入した。
「っんあ!」

103 :

 体中から力が抜けて、腕がだらんと下に落ちる。
 後方の男は私の腰を掴んで、膣奥に最後の一滴まで注がんと腰を震わせていた。
 前方の男は私の胸を掴みあげる。バキュームフェラで力を失った男根は未だ、私の口内である。
 二人は同時に男根を抜く。上下二つの口と精液と愛液で、それぞれに橋がかかる。
 私はゆっくりとコンクリートの床に座り込んだ。
 何も考えられなかった頭が徐々に復活する。
(ああ、そうだ、私の任務は)
「姉ちゃん、すっげぇよかったぜ」
「店、教えてくれよ、ちょくちょく通うからよ」
「……ありがとう」
 床に座り込んでいる私に、二人の男は上から声をかける。
 汚れた男根が二人共に見える。
 私はそれらを両手でそれぞれつかんだ。
「掃除してあげるわ」
「おう、ありがとよ」
「あんまり念入りにしないでくれよ、また立っちまってやりたくなったら困る。これ以上さぼっちゃいけないしな」
「別に大丈夫よ」
「私がするのは社会のゴミ掃除だから」


 ぶちっ。


「あなたが情報屋ね」
「おう、遅かったな」
「全員を相手にするのは、少々時間がかかってね」
「……?」
「ああ、こっちの話よ。一番のゴミを片づけないと、街はきれいにならないし」

 続くかも?

104 :
sinpleシリーズは覚悟して買わないといけないな

105 :
今回の圧縮で
ナムコクロスカプコン、セイクリッドブレイズ
グローランサー・ラングリッサー、 すばらしきこのせかい
幻想水滸伝、どきどき魔女神判、オウガバトルサーガ
ロードオブヴァーミリオン
のスレが落ちたな
そっちの書き手来ないかなー

106 :
やっぱ、ジャンル・会社・ハードのどれかを絞らないと雑談もできないな

107 :
モンハンスレ、落ちたのか?

108 :
●黒の剣
「右へ進むと図書館。上へ進むとゲンハス様の御屋敷だ。
 下へは行くなよ。行ってはならんぞ!」
 大きな島国であるクライツェンの国、その中心都市バルクルーサ。
 その街中にある洞窟に入った金髪の剣士、カイナス=ナインタークは兵士の言葉を聞いて洞窟を下っていった。
(あそこまで下に行くなと言われると、少し気になるな)
 松明が点々とつく狭い洞窟の通路を、警戒しながら歩く。
 一応は街中の通路であるため、モンスターの類が出るとは思っていないが、兵士の注意もあるため多少は意識する事にする。
 そうして歩き、行き止まりにたどり着く。
 そこには鉄の扉が存在していた。
(牢屋か?)
 中に人の気配がした。
「わたしを迎えに来てくれたのね?」
「!?」
 内側からの突然の声に、カイエスは驚く。
「ずっと、あなたを待ってたわ。さあ、どうぞ入って……カギは開いてるから」
 それは聞き覚えのある声。
(まさか、シノブ!?)
 カイエスはこのクライツェンに来る時に船が嵐に遭い、海に投げ出されて島に漂流した。
 その後、一人の呪い師に助けてもらい遺跡で介抱される。
 その呪い師は鏡を使って遠方を見させる事ができた。
 その時に見せてもらったのがシノブ=リュードであり、呪い師いわく、カイエスの運命を導く女性だとのことだ。
(城に来た所までは見ていたが、その後、何があったんだ?)
 鏡の時とは違う雰囲気の声に違和感を覚えながら、カイエスは扉を開けた。
 重い扉が開く。
 中は狭い個室だった。数人も入ればすぐに満室になる、それぐらいの狭さ。松明が一つだけ照らし、薄暗い。
 左手にはコンコンと水が垂れ流しにされている、広い水場。右手には粗末な床敷きの布団が見える。
 そして真ん中に目当ての少女がいた。
 黒い瞳、黒い長髪とあまり見ない外見。髪は後ろに束ねてポニーテールにしてある。
 服装も黒を中心とした服、レオタードであり、足は太ももの付け根からブーツまで露わにしている。
 胸元は少し開いている。ピッチリとした服は大きな胸の形を見せつけている。
 黒い手袋ははめた手が動く。足がゆっくりとこちらに歩み寄った。
「ああ、ついにあなたと会えたわ。この日をどんなに待ち焦がれたことか。だって、とっても楽しみだったの」
「……俺の事を知っているのか?」
「あなたの、いろんなことを想像して……する時はどんな声を上げるのかしら? 体液は美味しいのかしら? ってね」
「それはどうゆう、!?」

109 :
 シノブは突然、カイエスに抱きつく。
 困惑するカイエス。形の良い乳がカイエスの鎧と自身の身体に挟まりその黒いボールは、堕円の形になる。
 少女は飛び付き、カイエスの唇に自らの唇を合わせた。
 目を見開き驚くカイエス。
 そのままくぐもった音だけが室内を満たす。
 ――しばらくして口が離れる。互いの涎で、糸を引いた。 
「君はいったい」
 カイエスの言葉に答えず、シノブは男の手を取り自らの胸に導いた。
 手に余る胸。その柔らかな感触に、意識せず掌が動き、そこに指が喰い込んでいく。
「ねえ、こんなの外して、楽しみましょう」
 艶の混じった声。隅に敷いてある布団に、少女は目くばせする。
 カイエスは唾を飲み込んだ。
 上半身を覆う鎧を脱ぎ、互いに抱き締めあい口付けをする。
 舌を絡め合う性的なキス。薄暗く狭い室内に、互いの息の音が反響した。
 柔らかな唇に、剣士は酔う。
 口付けを続けながらシノブがカイエスのズボンの紐を外し、下にずらす。下着の上からじらす様にいじった後、中へと入り込んでくる。
 黒い手袋を付けた手が、ゆっくりと男の物を扱く。
 カイエスも目下のシノブの口内を楽しむ。舌で歯をなぞり、頬の内側を舐め、舌を重ねる。
 服の上から尻肉を掴む、ぴっちりした服。素手で触れてもその大きさを楽しめる。
 口に伝わる呼吸。胸を強く掴めば、目を閉じてそれを受け入れる。何度も混ぜ込むと少し喘ぎ声も口にし始めた。
「あ、ああ、か、かいえ、す」
 指を身体をめり込ませるたびに、少女は楽器の様に声を鳴らす。
 いつまでも遊びたい柔らかさ。しかし、カイエスはそこで指を止める。
(服の脱がせ方がわからない)
 見た事のない黒い衣装。魔術師の物だろうが、カイエスの知らない着衣だった。
 シノブはカイエスの考えを見抜いたのか、自ら服を脱ぎ始める。
 茶色の布団の上、全裸の少女が座り込んでいる。布団を身体に巻いているが、露出は服を着ていた時よりも格段に減っている。
「さあ、カイエス」
「……なあ、本当に何が目的なんだ?」
 鏡の向こうに映っていた情景と、同じ物が目の前にある。
 さきほどまで空気に流されていたが、普通に考えればおかしな状況だった。
「私を抱いてくれたら、教えします」
「……」
 カイエスは少しだけためらう、しかし、すでに滾っていた事もあり少女に手を伸ばした。
 全裸になった男の物を、シノブは愛おしげに舌を伸ばす。 
 カイエスも下になりながら、女の秘部に口を付ける。69を行い、お互いを刺激し合う。
 シノブの秘裂から液体が溢れ、それをカイエスは舌で舐めとり、陰唇を指で開ける。
 カイエスの行為に邪魔されながらも、シノブは男根を口で咥え、指で陰嚢を揉みしだいた。
 行為がお互いを高め合っていく。
 薄暗い牢獄のような部屋。二人の呼吸だけと水音だけが響いた。

110 :
 布団の上に座り、両足を大きく開いてカイエスに向けるシノブ。
 その中心の秘裂からは、愛液が流れる。
 シノブの口で張りつめらせていた男根は、すでに限界だった。
 欲望の赴くまま、カイエスは自らの物をシノブの中に入れ込み、押し込んだ。
「あん!」
 少し気をやるシノブ。しかし昂ぶっていたカイエスは止まらない。
 そのまま叩きつけるように注送する。
 膣奥まで入り込んでくる男根、シノブはたまらず声を張り上げる。
 男の激しい動きを止めんと、すらりと伸びた足をカイエスの腰に回し、抱きつく。
 しかし筋力ではるかにしのぐ、カイエスは止まらず。そのままシノブを揺さぶり続ける。
「――も、もう、あ、だ、ん、っだめぇ!」
 シノブは絶頂を迎えカイエスを膣内で絞りあげる。カイエスもたまらず、体内に射精した。

 射精後の虚脱感に身を任せながら、カイエスは天井を仰ぐ。
 ふとシノブを見ると、鎧や剣をカイエスから遠くに寄せている。
「なにをしているんだ、シノブ?」 
「ああ、カイエス、これは」
「お前を喰う為だよ!」
 突然、シノブは青いローブを着たおっさんになる。
「うおおおお!??」 
 杖を振りかざし攻撃してくるモンスター、カイエスは混乱しながらもその攻撃を髪一つで避けて、床を転がりながら剣の側まで辿り着く。
 さらに攻撃してくる男に、すぐに鞘から剣を抜き、振り向きざまにぶった斬った。
 アミュレットを手に入れた。

「あそこにいる魔物を斬ったのか? あいつは相手の思考を写し出して、その姿になって騙して相手を襲い喰らうんだ。犯罪者を見つけ出すのに便利な奴だったのに、余計な事をしやがって!
 ……お前、なんかやつれてねえか?」

 その後、次元牢にてシノブ=リュードを助け出した。
「助けてくれてありがとう……どうかしたの?」
「いや」
(あの時の事を思い出して、なにか、萎えるな)

 終わり。

111 :
「黒の剣」は元パソコンで、プレステに移植されたRPG。全体的に重くるしいし、人がにまくる鬱な空気。個人的に良作。
エロゲー作ってた所が主に作ってたので、女性の絵がともかくエロい。でも男主人公が硬派なので、最後まで硬派展開でした。アーカイブスで出たのでプレイした。

112 :
●エストポリス伝記
 夜。宿屋の一室。
 赤い髪の少年と、その仲間である二人がそれぞれのベッドで寝ている。
 ベッドから赤髪が起き上がる。ツレである寝ている緑髪の男に注意を払いながら、部屋の扉へと向かった。
 忍び足で歩き扉の前に立つ。そしてゆっくりと扉を開いた。
「あ」 
「……ルフィア」
 青い長髪の少女が、扉の前に立っていた。

 青い髪の少女は、名前をルフィアという。
 ルフィアと少年は9年前からの幼馴染であった。
 ルフィアはアレキアの町に突然に訪れた。まだ幼いというのに両親は見当たらず、記憶もない。
 不憫に思った宿屋の主人が、その身を預かり、以来9年の間アレキアの町で過ごした。
 赤髪の少年は町の中では、ルフィアが最初に出会った子供である。
 二人は会ったその日に一緒に遊び、そしてそれ以来、ずっと一緒だった。
 一緒に遊び、一緒に食べ、一緒に出かける。
 喧嘩もした、時には泣かし、口をきかない日もあった。
 だがすぐに仲直りして、また一緒だった。
 赤髪の少年は、過去に四狂神を倒したマキシムの子孫。といっても約100年も前の話である。
 その血に誇りを持っている。ゆえに騎士団に入り、剣の腕を磨いていた。
 しかし、世の中は平和そのものである。隣国と仲は悪いが、戦争するほどでもない。
 剣を振るう相手がいないのはつまらないかもしれないが、しかし平和である事は喜ぶべき事である。
 一緒に花畑に行き、座り込んで同じお弁当を食べるルフィアを見て、少年はいつもそう思っていた。
 しかし、100年のとき、ついに平和は崩れる。
 隣国に四狂神が一人ガデスが現れたのである。

113 :
 その町の人々はに絶え、訪れた少年も圧倒的な力の前になすすべもなくひれ伏す。
 助けに来たルフィアを見て去っていった。少年は、ただの気まぐれに生かされた。
 このままでは自分も、自分の町の人々も、そして幼馴染の少女も、狂神によって皆しにされてしまう。
 マキシムの子孫として、それ以上に皆を守りたいがために赤髪の少年は旅に出た。
「お願いです騎士様。私を守ってください、私もがんばりますから」
「ルフィア」
「いまさら一人ぼっちにしないでね」
 そして当然の如く、ルフィアもついてきた。
 四狂神の情報を得るため、少年とルフィアはトレックの港町に来る。
 過去に四狂神を打ち倒した四人の一人、エルフのアーティに会いに海を渡るため、船へと乗る。
 ゴブリン達から船を取り返し、明日、ロルベニアに向けて出航する事になった。
 その宿屋の夜。少年の元をルフィアが訪ねてきた。
「ヒック」
「ルフィア、なにか酒臭いぞ」
「えへへ〜」
 酒に酔ってもたれかかるルフィアを、なんとかベッドの方まで連れてくる。
 とりあえず横にして、どうしたものかと思案しながら赤髪の少年は、ベッドに座る。
 するとルフィアが起き上がり、突然にキスをしてきた。
「な!? なんだ、ルフィア!?」
 驚く少年に、赤い顔をしたルフィアが抱きつき、顔を俯かせながら、呟くように言った。
「えっちしよう?」
 次の日。二人は裸のまま、同じベッドから起き上がった。
「まさか、ルフィアとこうなるとは、アレキアに居たころには考えもしなかったよ」
「そう? 私はいつかこんな関係になるだろうなって、思ってたけど」
「未来のことなんて考えてなかったな」
「私は色々と考えていたわよ。あなたとの未来の事」
 そういってルフィアは裸でもたれかかり、笑顔を向ける

114 :
 そんなルフィアに少年は襲いたくなる衝動に突き動かされ、後ろからゆっくりと手を伸ばす。
 しかし、訪ねてきたアグロスのノックに二人は我にかえり、すぐに起きて服を着た。
 お互いに初めてを卒業した幼馴染の二人は、それからも何度も関係を持った。
 アグロスが仲間になったあとは、起こさないように注意しながら少年がルフィアの部屋へと向かった。
 大体は朝が来る前に部屋に戻るが、何度かは朝まで一緒に寝てしまう。
 そのさいは「朝の散歩をしてた」とごまかした。そっちの関係に疎いのか、ごまかしきれた。
 その後、ハーフエルフの少女ジュリナが仲間になる。
「……スリープアローって効くかしら」
「それはさすがにやりすぎじゃ」
「じゃあ、どうするの? 外でする? 私は別にかまわないけど?」
「え、いや、それは」
「そう言えば昼間、私の胸を見た事ないって言ったでしょう。いっつも触っている癖に」
「あの時は、そう言うしかなかったから」
 矢継ぎ早なルフィアの言葉に、赤髪の少年は慌てる。その様子を意地悪な笑みを浮かべて、ルフィアは楽しむ。
 しかしルフィアはすぐに真面目な顔をした。少年の顔をまっすぐに見た。
「……ねえ、私たちの関係って、なんなのかな?」
「ルフィア?」
「幼馴染? 仲間? 恋人?」
「……それは」
 少年は答えに詰まる。
 ルフィアはそんな少年にキスをした。
「今日はちょっと疲れたから、もう寝る事にするは。また明日、今度は愛してね」
 部屋に戻るときに笑顔を向けるルフィアに、少年は何も言えなかった。
 そして、何とかアグロスとジュリナに隠れて関係を続けながら、旅を続ける一行。
 恐怖の神ディオスによって、ルフィアが四狂神の一柱、戮の女神エリーヌである事を知らされた。

115 :
 二人は今、宿屋の一室にいた。
 ランプの明かりだけが照らす、暗い部屋。アグロスとジュリナには内緒で取った部屋である。
 ルフィアはベッドに座る。赤髪の少年は前に立ち、顔を下に向けるルフィアに様子を見る。
 その状態のまま、二人は止まっていた。
(……ルフィア)
 何かを言おうと口を開く。
「ルフィ「抱いて」え?」
 しかしその言葉は少女の言葉にかき消された。
「抱いて、お願い、私を犯して!」
「ルフィア」
「怖いの、だからお願い」
 こちらをゆっくりと見上げた少女の目から、涙が流れていた。その顔には、いつもの勝気な様子は全くない。
「それとも」
 こわごわと、震えながら、ルフィアは言葉を続ける。
「倒すべき敵だから、抱けない?」
 赤髪の少年はたまらず抱き締め、ベッドに押し倒す。
 そのまま強く口付けを行う。ルフィアもまた強く抱きしめ返し、舌を交えた。 
 ランプの灯が消え、外から星明かりだけが差し込む。
 そんな薄暗い部屋で、全裸になった二人が、ベッドの上で絡み合う。
 仰向けにされたルフィアに、何度も少年は腰を打ちつける。
 子宮奥まで響く快感に、ルフィアは指を噛んで耐えている。
 声が響かないようにしている。まだそんな理性があるのかと、少年は体内を抉る速度を上げる。
 手に余るサイズの胸を両手で掴み揉む、痛みを与えんぐらいに絞りあげる。
 もっとこの女をむちゃくちゃにしたい。それを思考が埋めていた。
「あ、あっ、はっ、あっ!」
 突くたびに、嬌声が女の口から発せられる。
 だがそれでも、ルフィアの表情には陰りが見えた。快感の底に恐怖が残っていた。

116 :
(ルフィア!)
「愛している」
「……!?」
 少年の言葉に、青髪の少女はびくりと身体を震わせる。
「愛しているんだ、ルフィア」
「あっ、やあ、あああ!?」 
 子宮が狭まり、少年の物を痛いぐらいに責めあげる。
 少年は奥深くで射精する、子宮を精子が満たす。
 しかし男根は力を失わない。抱きあげると下から責めあげていく。
 何度も何度も犯し、精液で染め上げていった。
 気絶した青髪の少女を胸元に、少年は天井を見上げていた。
「愛しているよ、ルフィア」
(そうだ、俺はルフィアを愛している)
 赤髪の少年は未来を思う。
 二人が一緒に暮らし、子供がいて、花畑にピクニックに行き、皆で弁当を食べる未来を想像する。
(絶対に、絶対にルフィアを助け出して見せる)
 少年は胸元のルフィアを抱きしめながら、強く思った。
 ルフィアは眠りながら思う。
 未来など思い描かない、今をどれだけ続けられるか、どれだけルフィアのままいられるか。
(私が消える、そのときまでずっとそばにいるから)
 愛しい男の固い胸元に頬を寄せ、意識を手放す。
(あなたの剣で刺しされる、その時まで)
 一筋の涙が流れた。

 終わり。

117 :
書き込むときに、sageが勝手に消えた

118 :
●トラウマン
 関東大居学校に通う高校二年生、四尾征志。
 学力、運動、共にトップクラス。
 生徒会長のであり、容姿も美形、性格も良く、女子たちの憧れの的である。
 しかしそれは表の顔。
 裏では悪の秘密結社「ダークフェロモン」の総統として君臨し、日本を征服するために日夜、悪の限りを尽くしているのである。
 そしてついに国家機関・企業、様々な日本全国の主要たる組織をその傘下に入れ「ダークフェロモン」は日本征服を達成したのだ。
 ……しかし、そんな順風満帆だったダークフェロモンに暗雲が立ち込めていた。
 赤い髪の妖艶なる女性、達観のラフレシアがダークフェロモン秘密基地へと訪れる。
 悪の女を思わせるボンテージ風の服。それがボロボロになっていた。
「申し訳ありません、征志様」
「……またか」
 日本征服を成したダークフォロモンは、そのまま世界征服へと目的を変えた。
 ダークフェロモン結社の幹部達のほとんどを海外へと、それぞれ派遣。
 残っているのは総統の四尾征志、部下のラフレシア。
 さらに化学兵器開発顧問の狡猾のピーオニ。さらにその部下の電脳三姉妹。
 改造人間のダークモモコこと、後川桃子。そして戦闘員の者たちである。
 ――すでに支配下におかれた日本。
 しかし、この地にはいまだ宿敵が存在した。
 征志の父親である幻影のズィニアを総統とした悪の組織「ブラックフェロモン」が作り出した、最強の改造人間。
 の天使であるイクスィードの四体。
 元々は普通の女子高生であったが、変身する事により圧倒的な戦闘力を誇る事が出来る。当時の宿敵だったダブルナインを全く寄せ付けない、最強の兵器。
 それらは父がに組織が解体された時、いつの間にか散り散りとなっており、見つかった時はなぜか正義の味方として征志達の敵となった。
 単純な戦闘力では幹部達すら圧倒し、戦闘員など物の数ではない。
 そんな最強の敵であるトラウマン達を倒すために、ダークフェロモンが作り出した人型兵器ミックスマン。
 戦闘能力はトラウマンには及ばない。だがミックスマンは様々な素材を組み合わせて、作られる。
 それは相手にとって苦手なものを組み合わせて、作る事も出来るのである。
 そうして、トラウマン達にとって怖気も走る様な物を探し出し、それらを素材にできたミックスマンは実力で上回るトラウマンを撃破していった。
 トラウマンに対して連戦連勝を重ね、日本征服まで負けなしだった。
 結果、トラウマンなど敵ではないという空気がダークフェロモンないに流れていた。
 だがミックスマンが勝てたのはあくまで、苦手なものがあったからこそなのである。
「電脳三姉妹」
 秘密基地にある作戦会議室。そこにある薄暗いテーブルに総統、ラフレシア、ピーオニが座っている。
 そこに電脳三姉妹と呼ばれる、黄色い衣服の少女三人が呼ばれる。ピーオニの助手であり、情報収集も担当しているリリィ、プリムラ、マーガリットの中学生三人組である。
「どうだ、なにか見つかったか?」

119 :
「……ダメでし」
 征志の問いかけに、俯いて首を振った。
「もうどんな虫を見ても、食べ物を見ても、道具を見てもなんとも思わないでし」
「四六時中、見張ってても以前の嫌いなものも完全に克服してやがった」
「もう、彼女達に嫌悪するものは無いのではないのでしょうか?」
 本当に最後まで調べたのであろう、少女達の顔には疲労の顔が見える。
 三人の中でも一番精神的に幼いマーガリットが、机を枕に突っ伏していた。
 電脳三姉妹の諦めの報告。征志はため息をつく。
「前回と、同じか」
 たび重なる嫌いな物の押し付け、それは彼女達から嫌いなものを無くしていた。
 高校生という年頃の娘なのに、何に対しても怖気づかない。
 ゴキブリやナメクジを平気な顔で見て、くさやや納豆を当たり前のように食べる。
 どんな物体にもなんとも思わない。
 彼女達のセンサーが暗躍するダークフェロモンの戦闘員を感知し、撃退しにくる。
 以前なら情報を元にミックスマンを出動させ打倒してきたが、それももはやできなくなった。
 後に残るのは倒れた戦闘員の群と、破壊されたミックスマンだけである。
「もはやミックスマンには頼れません」
 先日、ミックスマンともども倒されたラフレシアが弱音を吐く。
「海外に居る幹部達に招集をかけましょう、全員でかかればさしものトラウマンも」
「無理じゃの」
 ラフレシアの言葉に、総統の代わりに年老いたピーオニが答えた。
「トラウマンの実力は幹部の十倍と言っていい、一桁しかおらん幹部たちではとてもとても」
「では前回のように、人間の時をねらって暗を試みては」
「それもむりじゃ」
 ピーオニの言葉に、今度は征志が続けた。
「以前、失敗したのは偶然が重なったからではない。おそらくだが、トラウマンとしての能力が人間の時も彼女達を守っているのだ」
「そんな」
「もはや打つ手はないのじゃろうか」
 暗雲立ちこめる会議の間。
 少しの沈黙の後、総統である征志が立ちあがった。
「総統?」
「俺が行こう」
「……な!?」
 ラフレシアが声を荒らげる。
「いけません! 総統はここに居てもらわないと」
「ミックスマンが太刀打ちできない以上、ダークフェロモンの最高戦力は僕だ。他が無理でも、勝てる見込みがあるのなら」
「確かに、強いのは総統ですが、しかし」
「これ以上の敗北は、日本の参加企業の離反を招く。ダークフェロモンは小娘すらどうしようもないのかとね!」
 戦闘の準備を進めようとするダークフェロモントップに、ラフレシアは立ちふさがる。
「ラフレシア」

120 :
「総統は、征志様はチェスで言うところのキング。取られたら負けの戦いなど、絶対に認められません!」
「僕に歯向かうのか!」
「お考え直し下さいませ、手はまだあるはずです! たとえば家族を人質に取るなどの」
「そんな手段を僕に取れと」
 ラフレシアの肩を掴み、壁に押し付けた。
「そ、総統」
「もはや猶予は無い。このままいけばダークフェロモンはトラウマンより下の組織と見られる、それがどれだけの痛手かわかるか!」
「おやめ下さい、総統!」
 電脳三姉妹のうち二人が駆け寄り、征志の腕を掴む。
 征志は腕を離す。ラフレシアが頭を下げた。
「……出過ぎたまねを、本当にもしわけありません」
「いや、僕こそやりすぎた。すまない」
 ラフレシアの手を取り、立ち上がるのを手伝う。
「確かにまだ、結論を出すのは早い。何かの手段を考えるべきであろう、だがその方法は決して我らがトラウマンより劣っているから使うものではない、それは頭に入れておいてくれ」
「はっ」
 いつもの妖艶な笑みを見せるラフレシア。総統は微笑する。
 ラフレシアはそれを見て、顔を赤くした。
「どうした?」
「何でもありません、……その総統」
「あ、そうでし」
 先ほどまで机に額を押し付けていたマーガリットが、思い出したかのように顔を上げた。
「なんだ、マーガリット」
 ラフレシアから顔を向ける征志。視界の外でラフレシアはむっとした。
「好きな物の報告をするのを、忘れていたでし」
「……あのね、マーガリット」
 マーガリットの言葉に、他の電脳三姉妹があきれ顔でたしなめようとする。
 元々、好きな物を探すのは間違ってミックスマンの材料にしないため。
 しかし嫌いなものが存在しない今、それらの報告を聞いてもあまり意味は無い。
「マーガリット、そんなの言ってもねえ」
「いや、報告してくれ」
 だが征志が、それを催促した。
「もしかしたら何かの手がかりになるかもしれない、この際だ何でも聞いておこう」
 自棄とも思える発言だが、総統の言葉をとがめる物などいない。
 そうして、マーガリットははっきりとトラウマン達の好きなものを答えた。
「みんな、征志しゃんの事が大好きでし!」
「……」
 フロア内を沈黙が支配する。
(まあ、嫌いなものを聞き出すために仲良くはしていたのだがな、それにトラウマンの一人である土倉紀色とは付き合っている事になっている)
 ちなみにトラウマンのうち3人は同じ高校の学生である。もう一人は付属の中学生。
 付け加えるとラフレシアは、保健室の先生である八光草香。
 電脳三姉妹は三人とも中学生で、それぞれリリィが早乙女百合、プリムラが早乙女桜、マーガリットが早乙女雛の三姉妹として生活している。
 もう一つ付け加えると、このダークフェロモンへのアジトと関東大居学校の職員室トイレがエレベーターでつながっており、出入り口の一つとなっている。
「……マーガリット、この空気どうするのよ」
 えっへんと無い胸を張る少女に、リリィは呆れた顔をした。 

121 :
 しかし、ラフレシアだけが顎に手を当てて思案していた。
「総統」
「なんだ」
「総統の手で彼女らを、トラウマンを籠絡できませんか?」
 目を細める征志。ラフレシアが微笑を浮かべる。
「彼女らはどんなに力を持っていても内面は少女、さらに総統に恋愛感情を抱いている、ならば」
「惚れさせろ、というわけか」
「ええ、それも身も心も総統無しでは生きていけないほどに」
「うわぁ」
 自らの身を抱き妖しげなポーズをとるラフレシアに、プリムラは少し距離を取った。
「彼女達を総統の隷奴の身にすればダークフェロモンの戦力となり、今後の世界征服において素晴らしい手駒になりますわ」
「ふぅむ」
 ラフレシアの提案に、今度は征志が考える。
「この策はお気に召しません?」
「いや、そういうわけではないが……その方法には重大な欠陥がある」
 総統は怖気付かずに堂々と答えた。
「僕にはそういった女性経験がない、ゆえに落とすのは至難の業だ」
「そういえば、トラウマン1号の土倉紀色に対するラブレター作戦でも、文章内容はラフレシアさんでしたよね」
 リリィの微妙なフォローにダークフェロモン総統は頷く。
 しかしその返答はラフレシアは予想済みだった。
「なら、今から積んでいけばよろしいのでは?」
「なに、それはどういう……!?」
 答えの意味がわからず、聞こうとした征志は口を閉ざした。
 征志の手をラフレシアは両手でつかみ、自らの胸に押し付けていた。
 赤いレオタードに包まれた胸が、征志の手に押され柔らかくへこむ。
「私を存分にお使いください」
「……ラフレシア」
「それとも、私程度ではその気になりませんか?」
 顔を赤らめて、女の表情をするラフレシアに、総統は唾を飲み込んだ。
「仕方ありませんな、総統」
 そんな状況に、今まで黙っていた老人ピーオニが口を開く。
「事はダークフェロモンの一大事、電脳三姉妹も好き様にして下され」
「ええぇぇえ!?」
「まじかよ!?」
「何の事でしか?」
 ピーオニの言葉に三者三様の顔をする三姉妹。
「おそらくトラウマン達は処女、やはり処女の扱い方も知っておかなければ」
「……ピーオニ」
「お前たちも総統に使ってもらえる事を、喜びなさい」
「へーい」
「わかりましたぁ」
「だから何のことでし!?」
 諦め顔になるリリィとプリムラ。

122 :
「はいはいはいはーい!」
 突如、作戦会議室の扉が大きく開かれ、女子の大声が響き渡った。
「ダークモモコこと、この後川桃子も征志様のために一肌脱ぎまーす!」
「桃子! ケガは大丈夫なのか?」
「うん、当分戦えないみたいだけど」
 満面の笑顔で征志の横まで走り寄る桃子。
「わかった」
 ダークフェロモン総統、征志は一同を見まわる。
「トラウマン籠絡作戦を始めよう」
 こうして、ダークフェロモンの作戦が開始された。
 そして一ヶ月後。
 関東大居学校のスミ、奥の男子トイレ。
「あ、っあ、は、やぁん!」
 便器に座る学生服の四尾征志の上に、向かい合わせで座る学生服の土倉紀色がいた。
 土倉紀色は男の男根を、スカートの中の膣で咥えこんでいる。片足にパンツをぶら下げ、身体を上下前後に動かし快感を得ている。
 メガネの奥の目は蕩け、半開きの口からは涎が垂れている。
「いいよ、征志くぅん、き、もちいい」
「仮にも神聖なる学び舎の、しかも男子トイレでそんな淫らな声を出すなんて、紀色は恥知らずな子だな」
「あ、ぅん、ごめんね、ん、んん、っん!」
 自らの指を噛み、必で声を抑える紀色。
 征志は腰を両手でつかみ、スピードを上げる。
「ん、っんんん! ん!」
「そろそろ昼休みも終わりだからな」
 その時、トイレの扉の外で数人の足音が聞こえた。
 二人は驚き、動きを止める。
「!?」
「む!?」 
 男子達が一緒にトイレに来たらしい、放課後のクラブについて話し合っている。
 紀色が慌てて、両手で自らの口を押さえた。
「……」
 外の様子に注意する紀色。
 征志はそんな紀色を見て、腰をゆっくりと動かし始めた。
「……んん!?」
 驚く紀色、征はその様子を見ながら微笑を浮かべる。
 外からは依然、少年たちの笑い声が聞こえる。
「ん、んん、っんんん、んんん!?」
(征志くん、やめて!)

123 :
 メガネの奥、涙目で見つめる紀色。しかし征志は止まる気もない。
 何度も膣内を動き回り、ゆっくりとだが紀色の弱点を責め続ける。
 もはや紀色は我慢の限界であり、征志にもたれ掛り鼻息を荒くする。
 学生たちが、外に出ていった。
「もういいぞ紀色」
 征志が尻を掴み、子宮孔に亀頭をぶつける。
「っっっああーーー!!?」
 声にならない声を上げ、紀色はのけぞる。
 びくびくと震え、その後ゆっくりと征志にもたれかかる。
 征志は脱力した紀色の中から、コンドーム内に射精した自らの物を引き抜いた。
 夕方。
「もう、征志くんの変態! あんなところでするなんて!」
 むすっとした顔で拗ねる紀色。征志は慌てた顔で謝罪する。
(桃子が図書室とか、やたら外でしたがるから彼女も同じかと)
「ごめんごめん」
「ふん、だ!」
 そっぽをむいて怒った顔をしているが、体は征志に寄り添っている。
 そのまま二人は歩く、征志が紀色を家への道の途中まで送る事が日課になっていた。
「そうだ征志くん」
 さっきまで怒り顔だったのが、急に笑顔を征志にむけた。
「こっちにおいしいタイヤキ屋さんが出来たんだって、寄っていこうよ」
「うん、わかった」
(さっきまで怒っていたと思ったら、今度は笑顔か、ころころ変わる娘だ)
 ふと征志は昨日、エッチをしたプリムラの事を思い出した。
(そういえば、あいつも怒りやすい奴だったな。一緒にセックスしたリリィ曰くてれ隠しらしいが、ご飯を奢ったらすぐに気を直したっけ)
「学校であんな事をしたお礼に、奢るよ」
「も、もう、こんなところで、征志君のエッチ」
 顔を真っ赤にしてむくれる紀色。征志は優しげな笑みを浮かべた。
(さてと)
 それは今朝の事。
 家のベッドの上、全裸で朝を迎えたラフレシアと征志は今後の事を話し合う。
「もうすでに十分、トラウマン1号である土倉紀色は征志様に身も心も堕ちたと見ていいでしょう」
「ならば、僕が総統である事を?」
「いえ、それよりも先に土倉紀色がトラウマンである事を打ち明ける方が先でしょう」
「しかし、どう聞けば」
「そうですね、このような言い方はどうでしょう」
 
「ねえ、紀色」
「? どうかした征志くん」
 おいしそうにタイヤキを頬張る紀色。昼間のエッチな時とは違う、幼い少女の様な顔である。
 征志は真面目な顔をして、紀色を見る。
「た、征志くん?」
「なあ紀色、僕に隠している事はないか?」
「え?」
「この前のデート中、急にわけも言わずにキャンセルしたじゃないか」

124 :
(あの日は戦闘員達に生物兵器の運搬をさせていた、まさかそれが外に出て暴れたとは、トラウマンがこなくともこちらで処理できたが)
「そ、それは」
「別に言いたくないなら言わなくていい、誰だって言葉にしたくない事はあるさ」
 紀色が俯く。
「でも、僕が力に成れるなら、いつでも言ってくれ……僕は君の助けになりたい」
 そう言いながら、僕は手の中のタイヤキを口の中に放り込んだ。
 彼女の家まで送ろうと歩く、しかし彼女は動かない。
「ねえ、征志くん」
 彼女は僕をまっすぐ見た。その顔には決意があった。
 土倉紀色の家の中、彼女の部屋へと入る。
「これが私のもう一つの姿」
 トラウマン1号のコスチュームを身につけた紀色が、部屋の真ん中に立っていた。
「驚かないんだね、征志くん」
「いや、これでも驚いているんだけど」
(まさか、こんなに早くバラすとは)
 メガネを付けてない彼女が照れている。
「なんだか、恥ずかしいな。そんなにまじまじ、見られると」
「いつも正義のヒロインの姿を皆にみてもらっているんだから、そんなに恥ずかしがらなくても」
 黄色と白のコスチューム。ミニスカートの彼女。
(これが、ずっとダークフェロモンに苦渋を飲ませ続けているトラウマン、それが目の前に)
 いつもは画面越しにしか見ない姿が、彼に無防備にさらされている。
(もっとも、この状態では僕でも勝てる可能性は低いのだがな)
 征志はゆっくりと紀色に近づく。
「きゃっ、征志くん!?」
 征氏は後ろから紀色を後ろから抱き締める。右手が胸を、さらに左手がミニスカの中の青い下着を、舌が首筋を舐める。
「トラウマンだろうと、紀色は紀色さ。僕が触れるだけですぐにとろける」
「それは、征志くんがエッチな触れかたをするから、んんんっ!」
 唇が唇を塞ぐ。
 そのまま二人は紀色のベッドに倒れ込んだ。
 紀色はベッドに這い、足を広げて座った征志のズボンをずらし、男根を取り出す。
「征志くんのおちんちんだぁ」
 呆けた笑みで肉の棒に頬ずりをする。
 そうして嬉しそうに口を大きく開け、咥えた。
(本当にフェラチオが好きだな、マーガリットも「豆乳みたいなのがでるでし」って、咥えるのが好きだったが)
「んちゅ、ちゅ、ぺちゅ、ぺろ、ぴちゃ、はむ、ふん」
 満面の笑顔でしゃぶりつく彼女の頭を撫でながら、手を伸ばし秘所を指でまさぐる。
(本当ならイクスィードでも探したいところだが、下手は打てないな)
 そこはもはや、すでに濡れ溢れていた。

125 :
 ベッドに寝そべりさせ、股を左右に開かせる。
 隠す布のない秘所に、征志の男根があてがわれる。
 赤い顔で見つめてくるトラウマンに、見せつけるように入り込んでいった。
「ぁん!」
 淫らな声を上げる紀色。
(今、僕はあのトラウマンをこの手で汚している。ダークフェロモン総統たる僕がだ)
 もっと聞きたくて、腰を前後に動かした。
 何度も何度も注送を繰り返す。
 そのたびに嬌声が、紀色の口から洩れた。
 後背位の状態になって、後ろから出し入れを繰り返す。
「あっ、あっ、あ、ああっ、あ、っあ!」
 がくがくとあの強靭な四肢が、弱々しく揺れる。コンクリートを打ち砕く拳が、今にも崩れそうである。
(もし抱きつかれたらへし折られるのじゃないかと注意していたが、どうやらトラウマンは精神状態で腕力が変わる様だな。ミックスマンが通じるわけだ)
 膣奥を何度も男根でこすりあげる。するとついに腕に力が入らなくなり、紀色は顔からベッドにすべりおちた。
 征志はそれでも腰の動きを止めない。
「あっ! ああ! あ! た、征志、くぅん!」
「なあ、もしもだ、いま誰かが襲われていたらどうする?」
「えっ!? あ、いやぁ!」
「僕がいくなって言ったら、行かないのか?」
「そ、それは」
「僕と見ず知らずの誰かと、どっちが大事だ!?」
「そん、なの、だってぇ、征志くん、は、わ、いつでも」
「本当にいつでも、待っててくれると思っているのか! ドタキャンされて傷ついてないと思っているのか!」
「だぁ、ってぇ!」
 こちらを振り向く紀色。見れば紀色の目に涙が浮かんでいる。
「ひぅ、私、だって、っでも、でも」
「ごめん」
 征志は紀色にこちらを向かせると、抱きしめた。
「意地悪な質問をしたね、僕の事も平和な世界も大事なんだよね? 比べることなんてできないよね」
「ただし、くん」
「紀色はかわいいな」
 頭を撫でながら、額にキスをする。
「ごめんね、ごめんね、征志くん」
 涙目で謝る紀色。
「紀色は僕の物だもの」
「征志くん」
「紀色が助けたいのなら、僕は許す。でも、代わりに僕に紀色を頂戴」
「……私を?」
「そうだ、そしたら、どんな事をしても絶対に怒らないよ」
「だったら、いいよ、あげる」

126 :
「私、土倉紀色は、四尾征志くんの物です。」

 激しく男根が、紀色の中を抉る。
 大きな声を上げながら、紀色は征志の行為を受け入れる。そんな紀色が愛おしく、征志はさらに口付けを繰り返した。
「ただ、しくん、ただ、し、ただし」
「紀色、膣内に出すよ!」
 いつもなら途中でゴムを付ける征志は、中で射精する気だった。
「紀色は僕の物だから、構わないよな」
「……うん、いいよ、だして」
 最後のスパートをかける、ベッドに寝かされた紀色は快楽の波に振りまわされた。
「いくよ、紀色!」
「おねがい、わたしを、そめてぇええ!!」
 征志は、紀色の中で果てた。
 紀色もまた、体内で吐き出される精子の熱を感じたまま、果てた。

 ベッドで抱き締めあう二人。
「私はどんな事があっても、征志くんの物だよ」
 その顔には嘘がなく、心からの言葉であった。
(……もう十分だろう)
「なあ、明日、実は一緒に来てほしい所があるんだけれど」
「え、どこ?」
「学校の職員室のトイレ」
「えー、またトイレ?」
 怒った顔をしながら、しかし半分は甘えた笑顔だった。
 明日、アジトに連れていったとき、どんな顔をするか。征志はそれを想像するとまたいやらしい気分になり、紀色の身体をまさぐり始めた。

終わり。

127 :
次は何を書こうか

128 :
頑張るなあ
元ネタは分からんがGJ

129 :
●トリックロジック
 天才検事と呼ばれた芳川樹。
 彼は証拠の少ない難事件や、他検察官が手に負えないを着実に裁いてきた。
 そんな彼はビルから突き落とされ昏睡状態となり、その魂を冥界へと送られる。
 送られた場所は大量の本が置かれた巨大な広間。そこにいたのは巨大な怪物、人々の罪を裁く冥界の番人「ヤマ」。
 そこに置かれた無限に並んだ本は「アカシャ」と呼ばれ、人々の犯した罪が書かれている。
 蘇生されるのには、結末の書いていないアカシャから犯人を見つけていかないといけない。それを済ませれば蘇生させると、取引を持ちこまれた。
 その後、なぜかいつも天野つかさが巻き込まれる難事件を解決していく樹。
 また樹を付き落とした犯人。さらに昔、父親をし家を放火した犯人を捜すために樹はアカシャを読んでいった。
 だが、その途中、ヤマによって真実を知らされる。
 天才検事として事件を解決していった芳川樹。しかし、実際には多量の冤罪を生みだし無罪の人間に罰を与えてきたという。彼ならば、ほとんど証拠のない無実の事件ですら有罪に出来た。
 その罪を贖うために、冥界へと落とされた事実をである。
 そして、天野つかさに関する事件を解決していき、その果てに樹に関する二つの事件の犯人を捕まえることとなる。
 それが終わるとともに、ヤマによって蘇生される。間違った事はするな、正しい事だけをしろと言い送られる。
 その事件の検察官を芳川樹が担当した。
 後に樹は自らが担当した全ての事件を、洗い直す。
 生みだしてきた冤罪を全て晴らし、彼自身の罪を償うために。

 芳川樹の自室に三人の男女が集まっていた。
 この家の主である天然パーマの黒髪の黒スーツの男性が椅子に座っている。
 その前に、見た目は中学生ぐらいにしか見えない大学生、ピンクのジャケットの童顔の女子が立っていた。 
 樹は呆れた顔で目の前の女子に話しかけた。
「これで事件は解決だな」
「毎度毎度、本当にありがとうございます、芳川さん!」
 腰を大きく曲げて礼をするつかさ、樹は机に肩肘を付いてため息をした。
 天野つかさは事件に巻き込まれやすい。
 樹が冥界に行っていたころ、何度も容疑者としてあげられた。
 何度も事件に巻き込まれるつかさを丸ノ内警部がいぶかしみ、無理矢理に容疑者にしていた。
 ともかくつかさは、事件に巻き込まれやすいたちだった。
 これに関して当初、樹は自分に関係したからではないかと考えていた。
 自分を付き落とし、また14年前に父親をした犯人の男。その男が新たに起こした事件にも、つかさは関与した。
 今までの事件を樹が解決しなければ、天野つかさはこの事件に関与できなかっただろう。
 つまり今までの事件は、つかさを導くためにその運命を操作されていたのではないか、というのが芳川樹の見解だった。
 そしてその事件が解決された今、もう目の前の女子は事件との縁は切れたのであろうと樹は思っていた。
 しかし、それは甘い考えだった。
 あの後もつかさは難事件に関係し続けた。
 時にはカメラマンとして、ただの通りすがりとして、アリバイ工作に利用され、と何度も何度も事情聴取されることとなる。
 丸ノ内警部は言う「警察として彼女を四六時中、見張っておいた方がいいのではないか?」。
 樹もそれに内心は賛成したが、彼女がいやがるので出来なかった。
 そうして天野つかさは事件を自身で解決したり、警察が解決したり、それでも駄目な時は樹の元を訪れた。主に訪れる事が多かった。

130 :
「何度も言うけど、僕は探偵じゃなくて検事なんだが」
「ごめんなさい!」
 少女はまた頭を下げる。
 つかさは樹がいま忙しいのを理解していた。
 自らの引き起こした冤罪を解決していく、それは事件の関係者たちや警察を困惑させ、様々な不評を買うこととなる。
 本当の犯人を捕まえる事は称賛されたが、逆に言えば警察の調べが足りなかった事、証拠でごり押して来た事を露呈させる形となった。
 今までの樹は与えられた事件と容疑者を、ただ機械的に犯罪者として作り上げてきたのである。
 無実にするのは、弁護士の仕事だと。
 メディアは樹の冤罪晴らしというこの行為をおもしろおかしくあげた。また、他の検察官たちにも冤罪は無かったかと疑惑の目を向けさせる。
 過去にも証拠品をでっち上げた検察官の例もあり、市民からの大きな不信感を募らせた。
 芳川樹は孤立していくこととなる。
 もちろん樹はそうなる事を理解していた。それでも自分が犯した罪であり、正しさを信念にしてきたからこそ、しなければならない事だった。
 今は少しでも早く、無実の人間を解放し真犯人をあげる事、それしか考えていない。
 つかさはそんな樹を、サポートしたかった。
 しかしやっている事は、時間を無駄に消費させているだけである。
 樹は名探偵ではない。起きた事件のあらゆる情報をかき集め、それを一つ一つ比較して検証し、可能性を取り上げては不可能かどうかを反証し、そしてそれ以外の可能性を潰していき、結論を出す。
 それは長時間をかけての作業。場合によっては芳川樹の時間を数日も消費したりする。
 芳川のサポートどころか、完全に足を引っ張っている。
(なんで私、こんなに事件に巻き込まれるのかなあ)
 自分の不運と力の無さに、つかさは心の内で嘆く。
 嘆く女子に、もう一人の女性がソファから立ち上がり、側による。
「まあまあ、今回も無事に事件が解決した事だし、それを喜びましょうよ」 
 もう一人の女性が、落ち込んだつかさを慰める。
 メガネを付けた長髪、大きな胸がスーツの上からもわかる女性。探偵を生業とする、名前を九条薫。26歳。
 つかさとは樹の件で事件を調査した中であり、それ以来は個人的に付き合っていた。
 基本的には無表情であり、そのクールな姿から有能な名探偵に見える。
 確かに調査力や行動力、度胸は優れている。しかし、肝心の推理力が探偵として足りない。
 最初はつかさは薫に頼る、しかしそれでも駄目な時は樹に頼るのである。
「私も探偵なのに、全く役に立たなくてごめんね」
「いや、二人が集めてくる情報や、推理も解決のためにはなってますよ」
「でも、解決した事は無いのよね」
 表情は変わらないが、薫は反省していた。
「やっぱり私、探偵むいてないのかしら」 
 薫も自分の能力の足りなさに嘆いた。
「芳川さんが昏睡状態から復帰した時にリハビリに付き合ったけど、そっちの方が向いてる気がしたんだけどどうかしら?」
「……」
「ね?」
 赤い縁のメガネの奥、悪戯気味な微笑を浮かべる薫。樹は視線をそらす。
「それじゃあ、私は帰るわね」
 ハイヒールが音を鳴らし、薫が部屋を出ていく。
「つかささん、車で送ってあげられるけれど?」
「……いえ、もう少しこちらにいます」
「そう、わかったわ」
 つかさの言葉に薫は表情を変えず、扉を開けてそのまま出ていった。

131 :
 部屋には樹とつかさの二人だけが残る。
「どうしたんだい、つかさ君」
「……いつきさん」
 天野はすたすたと歩き、窓のカーテンを閉めた。
 そして、椅子に座ったままの芳川に歩み寄る。
「つかさ君?」
 そのまま、天野は芳川に抱きついた。
「いつきさん」
 黒いスーツ、その肩に頬を寄せ潤んだ瞳を、男に投げかけた。
 だいぶ前に、つかさが樹の家で酒を飲んでぐだを巻いていた事がある。
 つかさは樹を責める周囲や、関係者に対して腹を立てて愚痴る。
 樹がこれ以上はと酒を奪い取ると、つかさが取り返そうとして二人はもみ合い。そのまま抱き合ったまま床に倒れた。
 そしてつかさから樹に対してキスをする。最初のキスは酒臭かった。
 樹とつかさは男女の関係になっていた。
 しかし、その間に愛の言葉は無かった。

 立ち上がった芳川は腰を曲げ、天野を抱きよせ口付けをする。
「んっ」
 軽く唇を合わせ会う行為から、徐々に舌が混じり合い、激しく絡み合う。
 お互いが相手を抱きしめあいその身をよじらせる。
 長いキスに、途中、興奮して呼吸が荒くなったつかさが唇を離した。
「はぁ、はぁ、っあ」
 口付けだけで顔を赤らめ、とろけた表情を向けるつかさ。その顔に何度も口付けを繰り返す。
 樹が唇を舐めるたびに、その幼い顔立ちは淫らにとろけ、全身から力が抜けていく。
 童顔で身長も大した事のない彼女は大学生には見えない、下手をすれば中学生にすら間違えられる。
 そんな幼い彼女が、いまは立派な大人の表情をしていた。
 力の抜けた体を、樹に背を預ける。
 樹は後ろから全身をまさぐる。その途中もキスはやめない。
(いつ、きさん)
 何度も何度も執拗に繰り返されるキスに、つかさの頭の中は呆けていく。
 控え目な胸、ミニスカートと黒いタイツで隠れたお尻を撫でまわされる。それらに手を添えるが、決して力を込めて抑えたりはしない。
 ただ、樹が与える甘い痺れに酔いしれる。
 前方の上から、つかさのタイツとパンツの中に手が侵入する。
「あ、だめぇ、やめて、いつきさん!」
 赤くとろけた顔では、止めろという言葉に説得力は無い。
 もぞもぞと秘所を指がなぞる。そのたびにびくりびくりと身体を震わせる。
「ん、んあ、だめえ、あん」
「なんだ、もう濡れているじゃないか」

132 :
 男が耳元でささやく。
「こんなに簡単に濡れて、もしかして触る前から期待してたのか」
「そ、そんなこと、ない、んんん!」
 すんなりと入っていく指、目を閉じ快感に体をくねらせるが、後ろから抱き締められては身動きできない。
「違うのか、こんなに、濡れているが」
「そんな、ことより、あっ、樹さん、お尻に」
「ああ、君の中に入りたがっているよ」
「っふあぁん!」
「ん、またさらに溢れて来たな」
 指が二本、つかさの中に入り込んでくる。
 膣内を二つの指が掻きまわし、つかさを刺激する。
 さらに口付けが何度も口をふさぎ、ミニスカートの上から押し付けられた陰茎が、その形の想像がつかさの頭の中をよぎった。
 もはやつかさは腰砕けていたが、樹が後ろから支えて、抱きよせた。
 つかさは感じすぎて、目からはうっすら涙が流れ、口からは涎が垂れる。それも口付けの時に合わさり、水音がした。
 何度目かのキスから解放された唇が、樹に懇願する。
「も、もう、樹さん、お願いします!」
「……そうだな」
 中に入っていた指が外され、タイツとその中の白い下着が同時に下げられる。
 黒いスラックスを下げて姿を見せた樹の男根が、つかさの濡れそぼった秘所につきこまれた。
「ぁあっ!」
 その衝撃で軽く逝くつかさ。
 樹はつかさの両手首をそれぞれ後ろから握り、ゆっくりと腰を動かしていく。
「あっ、ああ、あん!」
 腰をつかさの高さに合わせて、何度も突き上げる。
 つかさもつま先立ちして、それを助ける。
 そうして性行為を続ける二人。
 突如、つかさのケータイのフォンが鳴りだす。
「……!」
「え!?」
 驚いて動きが止まる二人。
 しかし樹はすぐに動き出し、つかさのスカートからケータイを取り出し、開いた。
「い、いつきさん」
「薫くんか」 
 樹は電話をつなげるとつかさに耳につける。
 つかさは慌てて手に取る。
『つかささん、さっきの今だけど、ちょっといい?』
「か、薫さん」
『つかささん、そういえばさっきの事件の事だけど』
「え、っへ、な、なに?」
『? どうかしたの、つかささん?』
「なん、っでもない、ちょっと走ってただけ」
『急ぎの用? 言ってくれれば車で送ったのに』

133 :
 決して音が鳴らない程度に腰を何度も突き入れる樹。微笑を浮かべて、つかさの態度を楽しんでいる。
 近くにあったソファに顔をうずめて、つかさは必に会話をした。
『それでさ』
「あ、うん、はぁあ!」
『本当にどうかしたの?』
「べ、べつn、に、ん、だいじょうぶ」
『怪しいわね……その受け答え、エッチでもしてるんじゃない?』
「!?」
『それで相手は樹さんとか?』
「ちがう、ちがうよ!」
 突然の大声に、樹は動きを止める。
「してない、してないから!」
『ごめんごめん、からかっちゃったわね。今、忙しいなら後でいいわ』
 ケータイの電源が切れる。糸が切れた様に、つかさはソファに突っ伏した。
 全裸のつかさはソファーに横にされる
 同じく裸の樹が見下ろしていた。
 そして先ほどと同じく、膣内に男根が入っていき、何度も出入りしていた。
「はっあ、あ、あん!」
「さっきは、危なかったな」
「本当、ですよ、いつき、さんの、んん、ばか」
 樹に返事はなく唇に口付けされる。
 つかさはキスされるたびに、身体から力が抜けていった。
 薄い胸が、その乳首が弄られる。さらにもう片方が吸い上げられる。
 胸の小ささはつかさにとって、男を喜ばせない場所だと思っていた。それでも樹がそれで楽しんでくれるなら、嬉しく思った。
 その後も注送を繰り返し、つかさは快感を下から感じる。
 何かの音がした。
「え?」
 見上げると、つかさの一眼レフのデジタルカメラがこちらを向いていた。
 樹がつかさにむけて、スイッチを押す。
「や、だめぇ!」
 奪い取ろうとするも、上から抑えられていては届かない。
 その後も何度も何度もスイッチが押される。
「つかさ君もカメラマンなら撮られる事を知らないと」
「やだぁ、やだ!」
 両手で自分の赤くなった顔を隠す。しかし、そんなつかさの写真はどんどん増えていく。
「僕を撮る時も、気にもしないだろ、撮られる側の気持ちなんて」
「や、もう、やぁ」
「嫌ならどうして人を撮ろうとするのか、僕にはカメラマンの気持ちなんてわからない……ん?」
 樹が抵抗しなくなったつかさを見る。
 つかさは両目を晴らして、泣きだしていた。
「……なんで、いじわるするんですか、さっきから」
 いつもの強気な態度は全く見えない。ぐずり泣くつかさ。
 樹はカメラを横に置いて、そんなつかさにキスをした。
「すまない」
「……ぐす」
「この頃、心労がたまっていたんだ、キミがいやがるのがなにか楽しくて」
「私は楽しくないです」
「ごめん」
 樹はつかさを抱き上げ、またキスをする。
 つかさも樹を見上げて、キスを返した。

134 :
 後背位で後下から突き上げる。
「はぁ……あ、や! い、いつきさぁ、ん!」
 樹は背後で見えない。後ろから抱き締める手に、つかさは手を合わせた。
「い、い! いつき、さ、ん! いっしょ、にぃ!」
「つかさくん!」
 後ろからつかさは陰核と乳首をつまみあげられる。
「ひぐぅ」
 一気に持っていかれたつかさは、そのまま大きく逝く。
 絞りあげられる男根は、すぐに抜き取られ、外へと放出する。
 つかさの右足に押し付けられた亀頭。精液は太股を汚した。

 樹の家を見上げるつかさ。
(樹さん……)
 つかさはいつしか、樹の事が好きになっていた。
 しかし、いまはその事を口にする事は出来ない。
(きっと、樹さんは受け入れてくれない)
 天野つかさは一人前のカメラマンになるという夢がある。
 芳川樹は今は自分の罪の清算のために動いている。
(きっと、両方が果たされないと私の思いを受け入れてくれない)
 少女は家に背を受けた。
(いつか、その日になるまで、いまの関係でいよう)
 そして走り出した。
 それをカーテンの隙間から見送る者がいた。
「つかささん、ん、行ったみたいね」
 赤縁の眼鏡を付けた黒い長髪の女性、九条薫。
 彼女は帰ったふりをして、樹の部屋で待っていた。
 そして今はベッドの上、樹の上に跨っている。二人は互いに全裸で会った。
「けど、っあん、あなたもひどい人ね、あんなまっすぐな娘を騙すなんて、っあ!」
「騙してなんていない」
 樹は見上げながら、真顔で言う。
「付き合いや結婚を前提にならば、ちゃんと断っていた。好意すら伝えてこないからなにも言えない」
 下から腰を揺さぶる。そのたびに薫の大きな胸が、揺れた。
「本当にひどい人ね」
「君だってそうだ、昏睡状態から起きてあまり身体が動かない僕を……言っておくけど、女性からでも強姦は成立するからな」
「でも、それで起訴した男性はいないのよ」
「ふん」
 身体を移し替え、今度は樹が上になる。
「そのお返しをさせてもらうよ」
 そして、激しく責めあげた。
(つかさ君、きみには悪いけれど、釣り合わないよ)
 身体の下で、女性を喘がせながら、芳川は思った。
(君は、僕にはまぶしい)

終わり。

135 :
書いといてあれだけど、やっぱりゲームシステムとか混ぜないと、ゲームでエロ書く理由がないな
初めはアカシャに濡れ場があって、それを読んだらおかしな気分になってとかいろいろ考えてたんだが書けなかった

136 :
初めてこのゲーム知ったんだけど面白そうだな

137 :
●神機世界エヴォリューション
 数万年前に滅びた先史文明。
 その文明の力を探し出すために、遺跡を探索する冒険者たち。
 特に冒険者たちは、先史文明が作り出した「サイフレーム」と呼ばれる多様な形をした機器を使い、遺跡に挑んでいった。
 16才の少年、マグ・ランチャーは両親不在のランチャー家を支える、若き冒険家である。
 偉大な冒険家である父が行方不明になり、多量の借金を抱えて没落したランチャー家。
 マグ・ランチャーは負債を返済するため、遺跡管理局であるソシエテの探索依頼を、サイフレームを用いて着実にこなしていく。
 側には父から送られてきた少女、リニア・キャノンが常にいた。また他にも冒険者仲間がいた。
 そんなこんなでたくさんの遺跡を攻略していく、マグ・ランチャー。
 途中で軍隊に奪われたリニア・キャノンを奪い返しに、軍艦を破壊したり、鉄道で行った別の町であった先史文明の破壊兵器に奪われたリニア・キャノンを取り返し、破壊したりした。
 マグ達はたくさんの遺跡を探検し、調査報酬をもらって借金を返済し別の事で借金をこさえ、それもまた報酬で返済しだけどまた借金を作り、最終的には借金が残った。
 マグ・ランチャーは仲間を連れてソシエテからの調査依頼の遺跡を探索していく。冒険者として、あと借金返済のために遺跡を調べていく。
 そうして今日もまた、新たな遺跡を訪れるのである。
 遺跡の中をツンツン頭の背の低い少年マグ・ランチャー、金髪のポニーテールの少女リニア・キャノン、マグよりもさらに背の低い少女チェイン・ガンの三人が探索に来た。
 すでに前日、マグ・ランチャーはこの遺跡を最深部まで探索しており、この遺跡のガーディアンを倒し納められている物を手に入れてソシエテに渡している。
 今日は探索していない場所をあらためて探索するため、ここに再度来た。
 そうして最深部。
 塔から出るための装置がある分かれ道、上にあがる階段の先に広間が見える。
 ここにはモンスターは出ない、またここまで来る人間もいない。先史文明の人工物の床や壁の模様が周りに並ぶ。
 マグ達は帰る前に、ここで食事をしていく事にした。
「いつはこう言う所で食事とるとかないから、新鮮だな」
 マグは荷物を置き、床に胡坐をかいてサンドイッチを食べていた。
 そんなマグの横に四つ這いになり、股ぐらに顔をいれてマグの肉棒を口に含むリニア。
「リニアもしっかり食べないと、すぐにオレのを食べて、本当にリニアはちんちんが好きだな」
「……むちゅ……ぺろ……マグの……汗臭くて……おいしい……」
 いつもは無口な少女が、顔を赤くしとろけた顔でマグの物を舐める。
 小さな口を大きく開けて口内に頬張り、亀頭を舌でぺろぺろと撫であげていく。
 マグは快感に少し呻いた。
「う、リニア」
「むぐ……むぐ……ぁぐぅ……」
 容赦なく舐め続ける少女にマグは片目を閉じてこらえ、その金色の髪を撫でる。
「リニア、そろそろ」
「……うん……」
 リニアの喉奥でマグは射精する。リニアは嫌がる様子もなく、飲みこんでいく。
「くう」
「ちゅるるぅ」
 さらに吸い上げて、リニアはこくこくと喉を鳴らして飲んでいった。
「……ふぅ、ありがとうリニア」
「うん」
 頭をよしよしと撫でるマグ。リニアは頬笑み、舌で男根を綺麗にした。

138 :
「ん?」
 マグが振り向くと、チェインが遠くの壁の隅で背を向けている。
「なにやってるんだ、チェイン?」
「……」
「なに? 後ろ向きでそんな遠くじゃ、聞こえないぞ?」
 するとチェインは振り向き
「なにやってるて、あたいのセリフだぁあああ!」
 チェインは背中のサイフレーム「フラミンゴ」を振りまわし、立ち上がった。
「なんで怒っているんだよ?」
「うるさいぃいい!!」
 赤く尖ったサイフレームは、剣の様な衝撃が生まれ、マグを縦切りにしようとする。
 マグは驚きながらもリニアを横にどけて、背中の箱のサイフレーム「エアラコメット」から巨大なマジックハンドが飛び出る。
 互いのサイフレームがぶつかる。衝撃でマグの股から垂れ下がったペニスが揺れた。
「それをしまぇえ!」
 嚇怒するチェインに、マグは平然と言う。
「なに、照れてるんだよチェイン、もう見慣れてるだろ?」
「……うわあああああああ!!」
 マグの言葉はチェインの火に油を注いだ。
 それは半年前。
 月明かりで照らされた、夜のパンナムタウン。
 そこの港、誰もいない暗い場所。
 静かな波音がする港に、サイフレームを外した私服姿のマグとチェインが向き合っていた。
「……なんだよ、マグ、こんな時間にアタイに何か用なのか?」
 ぐっすり眠っていた所を起こされ、チェインは不機嫌な顔になっている。
「ごめんよ、チェイン、どうしても聞きたい事があったんだ」
 マグはまっすぐな目で、チェインを見た。
「チェイン」
「ん?」
「チェインはオレの事、好きか?」
 そばかすだらけの少女の顔が、口を開けて唖然とした顔でマグを見た。
 少年の言葉を頭の中で反芻し、そうして徐々に顔が赤くなっていく。
「な、なななななななに言っているんだマグ!?」
「チェインがオレの事を好きかどうか聞いているんだ」
「はぁ!? 意味わかんないこと、言ってるなよ!」
「オレはチェインの事が好きだ」
 マグのさらなる言葉に、チェインはその赤い色の髪よりますます赤くなる。
「……そうかあれか! お前んとこの執事のグレとかに対するのと同じ様な好きってことか! 友情かよ、驚かせるなよ!」
「いや、グレに対するのとは違う」
「え、えええ??」
 目を白黒させるチェイン。マグは言葉を続ける。
「大好きだチェイン」
「あう!?」

139 :
 大声を出し続ける少女、もし街中なら確実に人を起こしていただろう。
 首の辺りまで真っ赤になった落ち着かなく、マグを見ては目をそらし、しかしまたチラチラと伺う。
「チェイン」
「な、なんだよお」
「オレのこと」
「で、でも、アタイの家のガン家とマグの家のランチャー家は、昔からライバルで、仲悪いし……」
「家の事は大切だけど、でも今はチェインの気持ちが知りたいんだ」
「う、うう」
 見つめてくるマグに、チェインは俯いてボソボソと答えた。
「……よ」
「え?」
「だ……よぉ」
「声が小さくて聞こえないよ、チェイン」
 チェインは目を瞑り、小さな体に息を吸い込んで、叫ぶように言う。
「大好きだって言ってんだ、バカヤロー!!」
 港に響いたチェインの声。少女はぜいぜいと呼吸を整える。
「そっか」
 マグは笑顔を見せた。
「オレも大好きだぞ、チェイン」
「……うん」
「なあ、チェイン、キスしていいか」
「ふえ?」
 落ち着いてきて、徐々に赤身を失っていたはずのチェインは、また赤色に戻った。
「き、きす?」
「唇と唇を合わせるんだけど?」
「それは、しし知っているけけど」
「ダメか?」
「…………いいよ」
 こうして二人は抱き締めあって、口付けをした。
 その後も二人は何度か、周りに隠れてキスをしたりしていた。
 そのうち身体の関係になり、この半年間、二日に一度はチェインはマグに抱かれていた。
 
「今、思えばマグ!」
 チェインは棘のついた円盤、ソーサーをなげる。マグはハンマーで叩き落とす。
「最初っからエッチなこと、すごくうまかったなあ! アタイは翻弄されっぱなしだった! あれもリニアで練習してたのか!」
 燃え上がる炎のブレード。マグはスプレーで目隠しした。
「ううん、エッチの大体の事はペッパーに教わった」
「ペッパー!?」
 ペッパー・ボックス。マグたちと同じサイフレームを扱う冒険家。
 きわどい服装をした、明るいお姉さん。
「うん、オレが初めてエッチしたのはペッパーだ。お酒に酔っ払って『大好きな男女はエッチする、特に冒険家はそういう異性を沢山もたなきゃ』って」
「つまり、アタイは三人目か!」
「いや、その数日後にニーナとした」

140 :
「あのソシエテの女!?」
 ニーナは遺跡を管理し冒険家に調査を依頼するソシエテの女性。大きなメガネをつけた、おさげの女性。
「前は借金を返するたびにアイテムくれたけど、今はそれがなくて、代わりにエッチするんだお得意様だからって」
「……アタイは、すっかり遊ばれたってことだな、騙されたってことだな!」
「? オレはチェインの事、大好きだぞ」
「うるさい!」
 男勝りでいつも強気なチェイン、その目に涙が浮かんでいた。
「絶対ゆるさないからな! この変態! 浮気者! バカマグ!!」
 攻撃性の高いチェインのサイフレームの連続攻撃、バランス型のマグのサイフレームは除々に押されていく。
 そしてついに意の籠った攻撃が、マグを吹っ飛ばした。
「くらえええ!!」
 チェインの止めの攻撃。
 しかし、チェインはこのとき完全に視野がマグしか捕えていなかった。
 そう、もう一人の少女の事をすっかり忘れていた。
「……えいっ」
 フライパンがチェインの頭を直撃し、チェインは倒れた。
 少女はゆっくりと目を開ける。
(なんだろう、股間がこそばゆいというか、それになんだか肌寒い)
 ぼんやりとした視界に、金髪の少女が見える。
「……あれ、リニア?」
「よお、目が覚めたかチェイン」
 マグの明るい声。チェインは頭がはっきりとしてくる。
(そうだ、アタイは……!?)
 起き上がろうとするが、それができない。
「え、な!?」
 そして、自分の身と状況に驚き声を無くした。
 チェインは全裸になって仰向けにされていた。凹凸のない小さな体は少年にすら見えるが、股間に何も無い事が少女である事を示している。
 床にシーツを敷かれ、サイフレームどころか服を全て脱がされている。着ているのは手袋とブーツだけである。
 頭はリニアに膝枕されている。
 そして股間にはマグが顔をうずめていた。
「チェインは相変わらず、味が薄くてしょっぱいな」
 誰と比べているのか、ともかくマグが両足を広げて自分の秘部を舐めているという事にチェインは理解し、反射的に起き上がろうとする。
 しかし腕はリニアが捕まえていた。
 マグの舌がチェインの陰核を舐める。
「ひゃぁあっ!」
「相変わらず、感じやすいなチェインは」
「このマ、ひゃ……やぁあ!」
 いつもは絶対に出さない少女らしい鳴き声、それをマグが人舐めするたびに奏でられる。
「水っぽくて、ときどき、おしっこみたいな味がする」
「う、うるさい、変な事、っひやぁ!」
「これだけ濡れてれば十分か」

141 :
 マグは腰を上げると、チェインの秘所に自分の物をあてがった。
 そして一気に突きこんだ。
「――っっあ!!」
 脳天まで突き抜ける衝撃に、チェインは全身をのけぞらせる。
 身体をビクビク痺れさせ、逝った事を他者に知らせた。
「やっぱりきついなチェインは」
「う……っあ」
「女性によって膣って違うんだよな、リニアは優しくいやらしい感じで、ペッパーは激しくって感じ、ニーナは着実に逝かせようって感じでチェインはひたすら縛ってくる」
 ようやく震えが止まり、激しい息遣いをしだすチェインの腰を、マグは掴む。
「みんな違うのに、みんなきもちいいんだ」
 そして腰を動かす。
「……あ! だめぇっ! ……いく! またいくぅ……はぁんっ!」
 身体の小ささに比例するように狭い膣を、マグの男根が何度も行き来する。
 それが子宮孔に何度も辺り、その感覚に喘ぎ声を上げて、激しく感じるチェイン。
 リニアはそれをうらやましそうに見ていた。
「リニアもあとで、してあげるからな」
「……マグ……」
「それより今はチェインを気持ちよくさせてあげてよ」
「うん……」
 リニアは白く細い両手を、チェインの胸にあてがう。チェインの両手が自由になるが、抵抗する力はすでにない。
 そして乳首をおもいきりひっぱった。
「ひぃやああ!!?」
 奥に男根がつくと同時に来る、胸への刺激、またもやチェインは全身をのけぞらせる。
「おもしろいだろリニア、チェインってすごく感じやすいんだ」
「……うん……」
「ひ、ひとをおもちゃみたい、にひゃあっ!!? や……やめええっ! 同時に攻め、……ひやぁあ!!」
 少女は何度も何度も痙攣した。
(なんだよ)
 涙を流し、息苦しく、涎を垂れ流すチェイン。
(アタイは、マグが自分の事だけを好きで、恋人になって)
 リニアは優しく微笑み、マグはいつもの笑顔で、少女をいじめる。
(将来、両親を説得して結婚して、子供をつくって、家族で冒険するような、そんなこと夢見てたのに……)
 自分の将来像が壊されていくことがチェインには分かった。それが悔しくて、さらに涙を流す。
(……してやる)
 チェインはうっすらとした思考の中で、意思を固めた。
(仕返ししてやる)

142 :
 チェインの足が、マグの腰に絡みつく。
「え?」
 そして、膣がつよくマグの男根を締め上げた。
「うわあ!?」
 ただでさえ狭いチェインの体内。
 マグはとっさに腰を引き抜こうとするが、足が腰にひっついて外れない。
「ちょ、チェイン!」
 そしてマグは耐えきれず、体内で精液を放った。
 子宮に送られる精液を体内で感じて、チェインは大きく逝った。
「へ、へへへ」
 チェインから離れるマグ、しかし時すでに遅く、チェインの小さな秘書から精液が垂れ流される。
「いっつも、マグは外に出すからな、やっぱり怖いのか?」
 本来なら女性の方が怖がるはずの体内射精。しかし、チェインは不敵な笑みを浮かべていた。
「こんなに濃いのを大量に、それも一番奥に出したんだ、妊娠は確実だろうな」
「……チェイン」
「あーあ、アタイの親父とお袋、めちゃくちゃ切れるだろうな、強姦されたって泣きついたらマグどうなるんだろ?」
 チェインは自分の腹を撫でる。
「町の人もマグをどうするだろ? 言葉だけじゃ誰も信じられないだろうけど、腹を抱えた私を見たら誰だって信じるさ、それとマグそっくりの赤ちゃんがいたらな!」
 ニヤニヤと笑うチェイン。自分すら犠牲にした脅迫、もはや一番損をするのは誰かだなんて考えていない。
 少女はマグを伺う。きっとその顔は絶望しているだろうと。
 しかし、チェインの視線が捕えたのはいつもの普通の顔のマグだった。
「リニア、ごめん、頼む」
 マグの言葉に、チェインに膝枕したままのリニアはこくりと頷く。
 突然、リニアの身体が輝きだし薄暗い遺跡の中を照らす。そして背中から赤く巨大な翼が現れる。
 それは先史文明、トップクラスの兵器「エヴォルシア」の力。
 リニアの手がチェインのお腹の上に掲げられる。
 そこから淡い光が放たれ、チェインのフラットな身体を照らした。
「へ?」
 何が起こっているのかわからないチェイン。むちゃくちゃにされたからというのもそうだが、あまりの展開に身体が動かない。
 次の瞬間、腹がうねり、膣内から一気に精液が吐き出された。
「え? え?」
 頭がついていかないチェイン。マグが笑顔で自分の後頭部を掻きつつ、しゃべりだした。
「いや〜、以前も間違ってリニアに体内射精してさ、すっごい慌てた事があるけど、そのときに今みたいに力を使って精液を全て残らず外に出したんだよ」
「……はぁ?」
「それ以来、間違って出した時はしているんだけど、やっぱり明るくて目立つんだよ。ここが遺跡でよかったよかった」
 あははと笑う少年。
 チェインは凍りつき、リニアの膝に崩れ落ちる。
 そんなチェインの頭を、輝くリニアが優しく撫でた。
終わり。

143 :
 個人的にはビッチ系が一番、書きやすい。次にラブラブ系。

144 :
うぉぉぉぉぉl!神機世界エヴォリューションとか懐かしすぎる!
初めてこのゲームのエロ見たよ!チェインがかわいいくて好きだったな……
しかしこのマグはひどすぎるwwwww
内容てんこ盛りで面白かったよ、GJ!

145 :
●ボクと魔王
マルレインは意識が同一という事で
「……ねえ、あなたすごく邪魔なんだけど、ルカから離れてくれない?」
「なにを言うか小娘、この大魔王スタン様が何処に居ようと勝手であろうが?」
「でも恋人同士が夜の一室で二人きりの時、魔王だとしても遠慮するのが普通じゃないかしら?」
「フハハ、我が下僕は全てにおいて我を第一にしておるのだ、なぜ遠慮などしなければならない」
「そこが間違っているの! わら……私の事の方が大事に決まっているでしょう!」
「笑わせるなマルレイン。そもそもお前はなぜここにいる、親父がキサマの事を探しているぞ、会いに行ったらどうだ?」
「その言葉そっくり返すわ! さっさと世界征服でもなんでもしてきなさいよ! というかもう元の姿に戻ったって話じゃない、なんでルカの影に戻ってるのよ!」
「ワガハイが、面白いからだ」
「わら……私が面白くないわよ!」
「まったくうるさい女め」
「電気を消して真っ暗なら、影は無くなると思ったのに……!」
「力を取り戻したワガハイには造作もない事、さてルカ。そろそろ出かけようとしようか?」
「出かけるって、どこに行くきよ!?」
「そんなもの世界征服に決まっているだろう」
「なっ!?」
「やはり慣れた自分の下僕がいる方が、征服も面白いだろうと思ってな。というわけでサラバだ小娘」
「……さっきから」
「ん?」
「さっきからルカを自分の所有物みたいに、いわないで!」
「何を言うか、ルカはこの魔王……」
「うるさい! ルカはわらわのものじゃ! おはようからおやすみまでずっとわらわのものじゃ! キサマには一片もくれてやらんわ!」
「おいお前、口調が」
「だまれ! そもそもお主は男じゃろうが、最終的に夫婦となるわらわとルカにキサマが入れる隙間なぞない!」
「わっはっはっ! 男女の愛? そんなものワガハイとルカの主従関係の前にはたいした関係ではない!」
「くくく! 墓穴を掘ったな魔王スタン!」
「なに!?」
「わらわとルカは元々は王女と召使い、男女関係+主従関係の二つの関係をもつわらわの方が上じゃ!」
「そ、それは作られた嘘の役割だろうが!」
「のう、ルカ。わらわの方が大事じゃな? そこの薄っぺらい影とは違い、わらわなら」
「な、おいキサマ!?」
「ほうら、服を脱いだぞ? この誰にも触らせた事のない身体を、好きにできるのだぞ?」
「おいこら、我がいるのを忘れたのか、痴女なのか!?」
「もちろんキスもこのように(チュッチュッ)し放題じゃし、胸だって(ムニッ)さわり放題、この全身を弄べるのじゃぞ(ダキッ)」
「女の色香に騙されるなルカ! いつかこいつも年をとるし、身体にだって飽きる……そうだワガハイと一緒に来れば世界征服後に女などいくらでも」
「そうじゃ、地下にある王女の服を着て、そんな高貴な姿を犯してみたいと思わんか? ルカとならどんなプレイも受け入れるぞ?」
「そんな女より巨乳でも美人でも十人でも百人でも選び放題! わるくないであろう!?」
「魔王の甘言など、真実の愛の前には無力……さあルカ、朝まで子作りに励もうぞ」
「やめなさぁあい!!」
「ロザリー!?」
「顔面カバの足の裏女!?」
「誰がよこのバカ魔王! 王女……マルレインちゃんも服を着なさい! ルカくんも黙ってないでなんとか、鼻血で出血多量!? だ、誰か医者よんでぇ!!?」

 ボクと魔王では、俺はエロ書けないな

146 :
投下

147 :
●まぼろし月夜
 たかし×鳴島理央
 あやめさんが成仏し俺の部屋からいなくなって、もう一年が過ぎようとしていた。
 俺は進学して大学に入り、日々を過ごしている。
 大学の授業を終え、一人暮らしのアパートに帰る。
(あやめさん)
 たった二ヵ月の同居生活だったが、今でも目を閉じると思いだす。
 夕焼けに照らされたこの扉を開ければ、三つ指をついて出迎える青い和服の女性の事を。
(……柄にもないな)
 俺は落ち込んだ気分を奮い立たせ、二階のアパートの扉を開いた。
「お帰りなさいませ、ご主人様」
 玄関にメイド服を着た緑髪のポニーテールの少女が、床に座り込んで恭しく頭を下げていた。
 俺は扉を閉めた。
「ちょっと、たかちゃん!?」
「出てくるな、ご近所さんに見られたら噂になるだろうが」
 俺はため息をついてから、また扉を開いて中に入る。
「……本当にその服で来たんだな」
「それは恥ずかしいよ、ちゃんとこの家の中で着替えたんだから」
 見知った笑顔がそこにはあった。
 鳴島理央。
 ガキの頃から隣近所でよく遊んだ三つ年下の女の子。
 俺にとっては妹の様な物で、こいつも俺の事をお兄ちゃんと慕っていた。
 いつからか両親のいない俺の家事の一切を取り仕切るようになり、勝手に上がり込んでは部屋を掃除し服を洗濯、料理を作っては弁当を渡してくる。
 料理の腕はかなりのもので、毎日、腕を磨くのを怠らない。
 俺はあまり理央に頼るのもあれなので、理由を付けては断って自炊したり、コンビニ弁当を食べていた。しかし、時々は御馳走になる。
 服の趣味も色々で、胸が無駄に大きいくせに男の目を引く服を着ていては、お兄ちゃんである俺をやきもきさせていた。
 また演劇部に入ってからは、そちらの部活動にも精を出して、いまでは主役を張るようにもなっている。
 さらに演劇で着る服とかも、多少は自分で作ることもある。その衣装もなかなかの出来。
 家は俺のアパートの大家であり、さらに華道の先生もしており、そっちの勉強も時折している。
 まさに多趣味、俺の世話も含めてよくもそこまで動ける物だと、俺は他人事のように感心していたものだ。
 しかし去年。その全てが俺に大人として見てもらいたいがための行動である事を、大喧嘩の後に理解した。
 その諍いは、きっとあやめさんの後押しがなければこじれたままだったろう。
 そして俺と理央は付き合い始めた。
 いつかの演劇で主演をしたときのメイド服。
 演劇が終わった後に家の掃除をすると言っていたが、まさか冗談じゃなかったとは。
「それ借り物だろ、汚したらダメだろ」
「えへへ、実はこれ自分で作ったんだ」
「そりゃ、すげえ」

148 :
 細かいところを見ると、たしかにあの時とは違う。しかしメイド服には変わりない。
「ふふふ」
 くるりとその場で一回転する、紫色のスカートがたなびく。
 止まった後、軽い笑みを浮かべて俺をまっすぐに見つめる。そしてまた礼儀正しくお辞儀をした。
「それでご主人様、掃除は終わっております。お風呂と食事の準備はすでになさっておりますが、どのように致しますか?」
「む?」
 それはあれか、お風呂にする? ご飯にする? というやつか……だったら。
 俺はメイドに近寄り、前から抱きしめる。
 そのまま唇を奪う。理央は抵抗せず自ら顎を上げて、唇を受け入れる。
 舌を絡め合うディープなキッス。吸いあう水音が、俺の耳に届いた。
 そんなキスを数十秒、ようやく口が離れる。
 涎が互いの唇を汚している。とろけた少女の目が俺を見上げていた。
「理央を食べたいな」
「……わかりました、ご主人様」
 自室。スカートをめくり上げて、可愛いお尻が丸出しになっている。
 下着が太股まで下がって、ヴァギナが見える。少し弄くったらすぐに濡れそぼった。
 俺はそこに立ちバックで肉棒を差し込んだ。
「ぁあん!」
 何度も入ってきたため、狭くともすぐに最奥まで俺のペニスは入り込んだ。
 少し感触を楽しんだあと、注送を繰り返す。
「ゃっ……はぁ、あ……ああ……ん」
 腰を掴んで、勢いを上げる。
「…はっ! あ! ああっ、あ! んあっ!」
 後ろから覆いかぶさり、胸を掴んだ。
 メイド服の前のボタンを開いており、理央のおっぱいはすでに露わになっている。
 背がそれほど高くない理央だが、胸は大きく、ついこの間までは中学生だったとは思えないサイズ。
 手に余る脂肪の塊は、持ち上げると重量を感じる。さっきまでたくさん揉みこんでいたが、いくら触っても飽きない。毎日だって揉みたいし、実際に毎日もんでいる、今も。
「理央、そろそろ」
「……っあ、今日は……中は、っダメ、だから」
「わかった」
 俺はスピードを上げて腰を動かす、壁に手を当てて嬌声を強める。
「も、もうだめぇ! きちゃう!」
 痙攣し弓なりになる理央。俺はとっさに自分のペニスを抜き取って、上に向かって放出した。
 放たれた精液が理央の髪やメイド服を白く汚す。
 俺に汚された理央は、床に座り込む。そして俺を見上げる。
「たかちゃんの匂い……」
 力なく垂れた俺の肉棒。そこからたれる精液をまるでもったいないかのように、口を付けて舐めあげた。
(……なんだ?)
 俺はその様子を見て、心の底に何かしこりを感じた。

149 :
 俺と理央は付き合い始めた、最初のころ。
 理央は以前以上に俺の家に通い始めた。
 前はいくらかあやめさんに遠慮していたのだが、まるでそれを取り返すかのように訪ねてくる。
 掃除や洗濯をして、朝起こしてご飯を作り、さらに昼に弁当を差し入れ、夕ご飯まで作りに来る。もはや通い妻である。
 以前はあまり甘えてはいけないと断って、コンビニ弁当や自炊をしていたのだが、いまは恋人であることを理由に断っても押し付けられた。
 部活で俺以上に忙しいはずなのに、俺の世話を焼いた。
 また休みの日はデートをした。勉強も兼ねてミュージカルを良く見に行った。
 デートでは俺が恥ずかしがっているのに、「恋人だから」と腕を組んで大きな胸を押し付けてくる。
 花屋のバイトの日も、理由を付けては見に来る。
 朝も昼も晩も、理央は可能な限り俺のそばにいた。
 いつしかセックスもし始める。最初は恥ずかしがっていた理央もすぐに順応し、今ではかなり積極的に誘ってくる。
 もはやするのが当たり前になってくると、理央は淫乱になり始めた。
 朝は寝ている俺に対して、ほぼ毎日フェラをしてくる。今では精液を毎朝取らないと調子が出ないとか言い出し、寝ている俺を起こすついでに肉棒を口に含んでいた。俺の部屋には口内用の消臭液が置かれてある。
 帰ってくると裸エプロンで食事を作っていた事もある。
 沸かしてある風呂に入れば、タオルだけを巻いて入ってくる。
 時々、泊まっては一つのベッドで寝て俺に全身で抱きついてくる。
 俺も男。恋人がそんな事をしてくれば、それも可愛くて巨乳の娘がいたら止まらないのは当たり前。
 毎日、キスをして胸を揉んで精液をかけてたり飲ましたりしていた。安全な日は中にも出していた。 
 ちなみに理央の両親は俺達が付き合っているのは知っている。前々から二人のつき合いには肯定的だ。
 家がすぐ近くなため、理央の母親に会う事も何度もあり、そのたび「若いっていいわね」と穏やかな表情で言われる。
 理央の父親にあった時「結婚前に子供ができたら、一発はぶん殴るからな」と笑いながら言われた。
 その時は乾いた笑いで「俺達は清い交際しかしてないですよ」と否定したが、殴るだけで許してくれるとはと寛容さに驚いた。
 否定はしたが、理央が家に何度も泊まっているので、もはやバレているだろう。
 
 メイド姿の理央を抱いた、次の日。もちろん大学に行く前の朝にしっかり理央に口で抜かれた。
 今日はバイトもあるため、午後の授業は早めに終わるように取っており、まだ日が高いうちに大学を出た。 
 まだバイトまで時間もあるため、少し時間を潰そうと歩いていると、見知った少女に出会った。
 俺の二つ年下の後輩。朝霧南。
 去年、居候していた幽霊、朝霧あやめの姉の子孫である。勘違いで幽霊を自宅に連れてきた少女であり、あやめさんの成仏に色々と手を貸してくれた。
 俺は時間がある事を聞くと、相談があると近くの喫茶店に誘った。
「相談って何がですか?」
「わからん」
「馬鹿にしてるんですか、先輩」
 コーヒーを頼んで、お互いに向き合う。
「理央が積極的なんだ」
 周りを見ると学校帰りの学生の集まりがチラホラ見える。下手したら俺達も恋人に見えるかもしれない。
「積極的って、恋人ですよね?」
「ああ、俺の家事を全てやってるんだよ。掃除、洗濯、三回分の食事」

150 :
「理央さんって、演劇部で主演とかやってますよね。そのうえ、人の家事までするなんて、なんか凄いですね」
 さらにセックスまでしてるとは言うまい。
「それで相談ってなんですか?」
「それがわからないんだ」
「はあ?」
「理央と一緒に居ると、なんか、心の底に靄のような物が生まれるんだよ」
「不満があるんですか? たかしさんにはもったいないほどの立派な彼女なのに」
 呆れた顔をする南、うるせえ。
「不満……はないんだが、なんだろう。言葉に出来ないな」
「なにか許せない行為でもあるとか」
「いや、そんなものはないけど」
「もしかして、部活があるからその間、寂しいとか?」
「まさか、それ以外の時間は四六時中ずっと俺と一緒だから」
「一緒って……まさか夜も?」
 口に手を当てて驚く南。俺はすぐに話題を変えた。
「昔から一緒だったし、不満があったらすぐに言いあえる。まあちょっと意地を張り合うこともあるけどな」
「さっき四六時中って言いましたよね」
「話題を変えさせろ」
「もしかして、重たいんじゃないんですか?」
「え?」
「ですから、束縛とかされているんじゃないんですか?」
 俺はその言葉を考える。
(理央が、俺を束縛している?)
 確かにずっと一緒に居る。食事も家の事も、全て理央がやっている。
(俺はそれを重たいと思っているのか?)
「でも演劇している時は一緒に居ないぞ?」
「それもそうですよね、そもそも本当に束縛するなら、他の女性とこうやって話すのだって嫉妬しますよね」
「そうだぞ、俺は女友達が多いんだから」
「ええ、私も含めて女友達は多いですね」
 ほっとけ、男友達だってそこそこいるんだ。
 バイトを終えて、花屋の苗から家に帰る。
 彼女がいるからと、店主の早苗さんに早めに上がるように言われた。
「バイバイ兄ちゃん。理央に飽きたら、いつでも乗り換えてね」
「こら、あさみ!」
「はは」 
 逃げる娘を追いかける母親。俺は挨拶をして、そのまま帰途につく。
 歩いて数十分、夕暮れの日差しが赤く染める家は、明りがついていた。
(理央が家に居るのか、驚かしてやる)
 俺は音を立てないようにゆっくりと扉を開いた。

151 :
 奥の自室から掠れた声が聞こえる。
「……ぁ……は……ぁん」
(理央?)
「たか……ちゃ……」
 音を立てないように玄関、キッチンを通り過ぎて、自室を覗く。
 俺のベッドで理央が仰向けで寝ている。
 高校の学生服を着ているが、胸のあたりとスカートがはだけて、そこに左右の手をそれぞれ入れている。
(俺のベッドでオナニーしている)
「たかちゃん……たかちゃん……」
 指が服の中で怪しく動いている。俺はほとんど毎日見ている媚体なのに、唾を飲み込んだ。
「この場所で、こんなこと、もうやめないと、でもぉ」
(……この場所で?)
「ぁあん……たかちゃん」
「呼んだか?」
「きゃあ!?」
 驚き飛び起きる理央。俺はそばに近寄る。
「た、たかちゃん」
「さっきこの場所でって言ったよな?」
 ベッドに座り縮こまる理央。俺も荷物を適当に置いて、ベッドの上に登り対面して座る。
「もしかして以前もここで、オナニーしてたのか」
「……う」
「いつから?」
「……いぶ前から」
「だいぶ前って、もしかして付き合う前からなのか?」
 返事はない、どうやら肯定の様だ。俺は理央をいじめるのが楽しくて、追求を続ける。
「そっか汚しても、自分で洗濯するもんな……とすると、もしかして結構前か」
 ますます縮こまる理央。俺は呆れたような表情を見せた。
「あーあ、妹の様に可愛がってたのに、その頃からそんな悪い事してたのか」
 別に心から悪い事とは思っていないが、涙目の理央を見ているとますます苛めたくなった。
「今は別にいいけどさ、お兄ちゃんの頃にされてたなんて、がっかりだな」
「……なさい」
「ん?」
「ごめんなさい」
 理央は目から涙を流して、震えている。
「ひどい子でごめんなさい、嫌いにならないで」
「理央……」
「本当、私、ひどい子だから」
 泣いて謝るので、俺も慌てる。

152 :
「いや、いまはエッチしてる仲だから、気にしなくていいぞ」
「ううん、それだけじゃない」
 涙でうるんだ目で俺を見上げた。
「たかちゃんの毎朝、飲んでるでしょ?」
「……まあな」
「あれ、たかちゃんが他の女の子に手を出さないように、絞り取ってるの」
「え?」
「だって、たかちゃんの周りには素敵な人がいっぱいいるし、好意を持っている女の子も何人もいるもん」
「はあ?」
 俺は目を閉じて考える。俺に好意を持った女子?
 葉月はどう考えても友人だな、妹の美雪も今は友人、早苗さんからしたら俺なんて子供だしあさみはまだ小学生。
 南はあやめさんの件で知り合ったが、そこまで深い仲でもないし友人、南の友達のつむぎも友人。
 クリスはあまり会えないけど友人、あやめさんの件で色々あったけど話してみたらいいやつだった颯姫も友人。
 玉子は……なんだろ、あれは?
「誰も俺の事を好きだった様な記憶がないぞ、お前と付き合うまで彼女いない歴を17年まで積み上げてたぞ?」
「私がいるからだよ」
 そう言って、理央は俯く。
「私みたいに、よく一緒に居てお弁当をくれている女子がいたら、他の人は声をかけられないよ」
「……ああ」
「ごめんね」
 そのままこちらを見ずに、謝罪する。
「そうか」
 俺は理央に近づく。
「今までやってた事も、俺に大人として見てもらいため出し、さらに浮気されないためにフェラチオするなんて」
「……」
「お前、重たいな」
 理央はビクッと、身体を震わせた。
「これはもう罰として」
 そんな少女を、俺はそっと抱き締めた
「俺と結婚して、子供作って、最後まで一緒に居てもらうしかないな」
「たか……ちゃ」
「好きだぞ、理央」
 唇で唇を塞いだ。

 確かに理央の愛は重たいかもしれない。
 でも、それだけ愛されているって事だ。
 世の中には90年近くも想い人を待ち続けた、たとえんでも待ち続けた人もいる。
 それぐらいとはいえなくても、それを目指すぐらいには人を愛したいんだ。
 なあ、あやめさん。

153 :
 俺は風呂に入った。 
 結構、暑い中を花を持ち歩いたりで、身体中に汗をかいてべたついていた。家に帰ったらすぐに風呂に入りたかったんだ、理央に汗の匂いを映したくない。
「でも私、たかちゃんの汗の匂いとか好きだな」
「俺も理央の汗の匂い好きだぜ」
「もう、たかちゃんのエッチ」
 裸の理央が俺の後ろに居る。石鹸に泡を立てて、俺の体を洗う。
 ただしタオルなんてない。俺の体を磨くのは理央の体である。
 もちろん理央の身体を磨くのは俺の体だ。
 お互いに泡だらけで、絡み合う。陰部や胸もしっかりと。
 その後、二人はシャワーで身体を洗いお風呂に入る。
 狭い風呂は一人が入るために作られている。そのため、俺が先に入り、その俺の脚の間に俺に背中を向けた体勢で理央が入る。こうしないとうまく入れない。
 つまり理央は俺の手を防ぐ手段がないのである。
 俺は早速おっぱいを後ろか揉む。手に感じる重量、指からはみ出る柔肉。やはり何度揉んでも、飽きない。
「も、もう、たかちゃん、おっぱいばっかり触って」
「いや〜、こんな見事なもの触らないと罰が当たる。それに理央のおっぱいは俺のものだろ?」
「ちがう、っよお、赤ちゃんのものだよ、ん」
「それより理央。お前、また育ったんじゃないか?」
「う、うん」
「自慰ばかりしてるからだぞ、この変態娘」
「それ、も、ちがう、よ、たかちゃん、が、毎日、触るか、らぁ」
「しかもしっかり感じて、これはもう80代から90の大台を目指すしかないな」
「そんなぁ、合うブラが、なくなっちゃう、やだあ」
 いやいやと顔を振る理央。しかし狭い風呂内では逃げ場などなく、俺にひたすらいじめられるなかった。
 
 風呂から上がり、お互いをタオルで拭きあったら、裸のままベッドへと移動。
 俺が下になり理央の陰部を舐め、理央は上下逆で俺の上に寝てペニスを舐める。69という状態。
 溢れ続ける愛液を舐める。理央も負けじと、俺の物を舌で絡め取る。
「そう言えば」
「ひゃひ、たかちゃん?」
「明日。俺も理央も休みだな」
 お互いに相手への口撃をやめる。しかし、理央は俺を先に逝かせたいらしく、胸で俺の一物を挟んでいる。卑怯な。
「一緒に海でもいかないか?」
「うん、わかった、じゃあ……」
「あの水着は無しな」
 去年、理央が来て俺と仲たがいの原因になったV字カットの赤い水着。露出はビキニより少ないが、なぜかよりエロく感じる。
「え〜、まだ一回しか着てないのにもったいない」
 そう言いながら、おっぱいで俺の物を左右から挟んでくる、汚いぞ。
「だめだ、あれだったらまだスクール水着の方がましだ」

154 :
「そっちの方が絶対、恥ずかしいよ」
「ともかく、あれで来たらどっか人のいない浜辺を探して、青空の下で犯すからな、わかったな」
「え……」
 その後、なぜか沈黙が訪れる。
「おい、理央、お前まさか」
「ちゅぱ」
「こら、フライングは卑怯な、ぐわ」
 理央の無言の口撃に、俺もすぐに秘裂を舐めて応戦する。
 俺の上に理央が乗り、騎上位のスタイルとなった。
 ゆっくりとチンポの上にまたがって、腰をおろしていく。
 俺が理央の中に入っていき、そうして完全に奥まで入った。理央は俺の上に座りこんだ。
「えへへ、たかちゃんの食べちゃった」
 淫靡な笑みをして、腰を上下左右に動かす。
 徐々に加速して、腰とお尻がぶつかる音がする。
 緑のポニーテールが振りまわされ、大きなおっぱいが縦に揺れた。
 俺は手を伸ばして、荒ぶる二つの巨塊を両手で捕まえた。
「揺れると痛いだろ、俺が支えてやるよ」
「うそ、たかちゃんが触りたいだけのくせに」
「そうだぞ」
 俺も腰を動かし、下から責めた。腰をガンガンに振りまわし、理央を揺さぶる。
「お前がデートの時に俺に押し付けるたびに、いやそれ以前からどれだけ揉みしだいてやりたかったか!」
「ぁ、ああ、ん! やぁ!」
「ずっと前から好きだったけど、周りに素敵な女の子が多かったから、妹みたいにすれば近くに居られるだとか、せこいこと考えて!」
「あ、はぁ! っあ、あ、んあ! やあ!」
 縦にぶれ、そのたびにポニーテールが揺れる。感じすぎて、理央は目をきつく閉めている。
「一生、離さないからな!」
「……たか、ちゃ、ん」
 きつく締めてくる膣内、もう限界だった。
「理央、もう出るぞ!」
「……」
「理央?」
「……中がいい」
「中って、今日は大丈夫なのか?」
「……」
 口を閉じて、俺の上に覆いかぶさり抱きついてくる理央。手足を使って俺にしがみついてくる。
「口だけじゃ、足りない、お腹にも、出して」
「いや、そうじゃなくて、安全なのかどうか」
「たかちゃん」

155 :
 俺の質問に答えず、ただ俺に抱きつく理央。
 いや、この年で子供はやばいだろ、俺もおじさんがお義父さんになって、ぶん殴られるんだけど。
「まて理央、おい」
 将来の心配から離そうとするも、しかし肉棒が気持ちいいのと、抱きついてくる理央が心地いいのとで、力が入らない。
 あ、だめだ。
「うあ」
 俺は我慢しようとしたもの、それも無駄な抵抗であり、理央の中へと精子を吐き出した。
 女の中に出すという底知れない快感と、虚脱感。
 理央も俺に抱きついたまま痙攣しており、どうやら逝ったらしい。
「……」 
 嫌な沈黙が部屋の中に続く。
「たかちゃん」
 理央が俺の胸に顔をくっつけたまま、しゃべる。
「後悔してる?」
「……まあな」
「私との、赤ちゃん、いや?」
 そんなわけはない。俺が後悔しているのは。
「俺は大学生だからいいけど、お前、その年で妊娠なんてしたら高校にだって通い辛いし、演劇だって無理だぞ」
 こうなれば受精しない事を祈るしかない。こればっかりは神様に祈るだけだ。
 そんなやけっぱちな気持ちで理央を抱きしめる。理央は俺に顔を向けた。
 あっかんべーと、笑顔で舌を出していた。
「今日は安全日だよ」
「……おい」
「さっきお風呂場で意地悪した、お返し」
 まるで子供が悪戯を成功させたかのような、そんな笑み。
 俺はそんな少女を腹立ちと愛しさの混じった、妙な気持になった。
「犯す」
「たか、ちゃん? ……きゃあ!」
 すでに揉みまくって赤くてぐにゃぐにゃになった理央のおっぱいに吸いつく。
 今日は一睡もさせない、この恋人を泣かし倒してやると俺は決意した。

 カーテン越しに陽ざしを感じる。
 股間に快感を覚え、俺は目を覚ました。
(またか)
 自分の肉棒を咥える理央に、俺は身体を起こしてその緑の髪を撫でた。
「ひゃはひゃん、ひょはひょう」
「おはよう……別に念入りに吸い出さなくても、浮気とかしないって」

156 :
 俺はそんなに信用ないのか? 考える俺に理央は棒から口を離し、肉棒を手にしながら笑顔を向けた。
「う〜ん、確かにたかちゃんが他の女の子に手を出さないっていうのもあるけど」
 口中に粘ついた精液が覗く。
「それ以上に、たかちゃんのがおいしいの」
「は?」
「たかちゃんとエッチしてるのが、すごく気持ちいいから」
 昔からよく見る、清々しい笑顔。屈託のない子供の様な表情が、俺の醜い棒の横にあった。
(そうか)
 俺はその時、自分の中にある不安がなんなのか、ようやく理解した。
 その不安をごまかす様に、俺は理央を引き上げ
「きゃっ! もうたかちゃんたら朝から強引なんだから」
 不満を口にしているが、顔は嬉しそうである。
「朝からフェラしている奴に言われたくないっての」
 愛しい裸の恋人に俺は覆いかぶさる。これから激しく犯すつもりだ。
 理央は両手を広げて、それを受け入れた。
 腰を振りながら、理央の嬌声を聞く。
「なあ、理央」
「あ……なぁ、なに、……たか、ちゃん」
「前も言ったけどさ今度、外でエッチしないか?」
「えっ……っあ! そ、そん……なの、ぁはずか、しい」
「頼むよ」
「……うん、たか、ちゃんが、したいなら」
 眼下であえぐ理央。言葉は嫌がっているが、その赤い顔はむしろ肯定している。
 青姦している状況を想像したのか、肉棒に対する締め付けが強くなった。
(やっぱりこいつ……性欲が強いんだ)
 水着ですることにも拒絶することなく、自慰行為も何度もしていた。
 そんな理央に対する小さな不安。俺がこいつの欲望を満たし続ける事ができるのか。
 もし応えられないなら、俺の方が捨てられるのではないか。
「理央、愛してるぞ」
「私も……愛して、る……んああ!」
 自分の不安を取り除くように、理央の顔中に口付けをした。
(ま、なんとかなるか)
 わからない将来を考えるよりも、今は理央の身体を楽しむことにした。
(でも専門の本とか買った方がいいかな?)

終わり。
 

157 :
書くときはいつも、これがエロゲならって気持ちで書いてる

158 :
ちょっと前のだが、トリロジのがあるとは思わなかった。
GJ!

159 :
新年早々GJです!
ほんと幅広いな

160 :
●小さな王国エルトリア
 主人公、鬼畜注意。

 深い森や険しい山に囲まれた小さな国、エルトリア。
 僕はこの国の王子である。 
 大人として認められた年齢に達した僕は、王位継承のテストを受けなければならなくなった。
 2年間この国を立派に統治し、さらに「戦士の証」「賢者の証」の両方の証を探し出さなければならない。
 これは建国の100年前から課された、代々の王の試練なのだ。
「全く、面倒な催しだよ」
「あっ、ああっ……お、おうじぃ」
 自室のベッド。オレンジの髪を左右に大きくまとめたメイドが、僕の体の下であえいでいる。
 メイドの名前はデイジー。僕が10歳の頃から仕えている、専属メイド。
「は……あ、あん! やぁ!」
 パンツだけ取って下だけ繋がっている正常位。メイドは僕がつくたびに喘ぐ。
 昔から何度も僕の性処理に付き合っていた身体だ。どこが弱点か、知り尽くしている。
「国を統治して、なおかつ二つの証を手に入れる。……この頃、ドラゴンや魔王がいるって話だし」
「……うあ、あっ! っはぁ……あっ!」
「でも、この国を好き放題できるってのはいいな。そろそろ、この城の女中たちにも飽きてきたし」
「…う、お……おう、じぃ」
「デイジーぐらいの女の子、あと16人ぐらい欲しいな」
「な……なんで、そんな……具体的、に」
 子宮奥まで、突き入れる。デイジーは背を弓なりにしてのけ反る。
「しかし、お目付役としてエルフリードを付けてきたな。僕が身勝手な事をしない見張りか」
「あ、あう……ひぐぅ!」
「国王の側近なら、僕の言うことを聞かない事もあるだろう。きっと街の視察も制限時間を設けるにきまってる、女の子と遊びにくいな」
 何度も突き入れ、そのたびに声を上げるメイド。
「ねえ、デイジーは僕の味方だよね」
「……あ」
「ドジばかり起こして、何枚も皿を割っているデイジーを首にせず、兄弟の多い大家族の稼ぎ頭のデイジーをちゃんと雇っている僕の、味方をしてくれるよね?」
「な……なに、が、あってもぅ、デいジぃーは、王子の味方ですぅ、ひぅぅ!」
 僕は奥底で射精した。
「……そんなこと言わなくても、デイジーは、王子の味方ですよぉ」
「なにか言ったか?」
「なんでもないですますぅ」

 統治の始まり。
 とりあえず毎月の金が必要なので、生産技術に金をつぎ込む。
「できれば土地の開発をしてほしいのですが」
「人が増えても、収入は雀の涙しか増えないだろ。それよりさっき街で宿屋の娘が攫われたって話を聞いたから助けに行ってくる」
「いえ、開発と調査を同時に二つはできません」
「序盤の雑魚なら僕とエリカとリアンのマモリン・スバリンでなんとかなるだろう。エルフリード、開発は任せた」
「それはゲームのシステム上で来ません!」
「あ、27日で一旦、開発を止めろよ。開発分の金が手に入らなくなる」
「そんな所を守ってないで、ルールを守って、あ、お待ちください!!」
 そして宿屋の娘、フローラを助け出す。
 ――数週間後。
「邪魔をするよ」
「あ、王子様!」
 人々がまばらに見える、昼の宿屋。栗色の髪のロングヘアーが揺れる。そこには満面の笑顔があった。
 この間まで魔物に捕らえられていたとは、思えない表情である。
「王子様、視察、ご苦労様です」
「今日は仕事じゃないんだ。まあ、街に出るのには制限時間があるけど」
 僕は笑みを浮かべたまま、フローラに近づく。
 そして右手をのばして、服の上から胸を鷲掴んだ。
「っあ……」
「そろそろ、身体が泣いていると思ってね」

161 :
 僕達がフローラを助けたころ、すでに手遅れだった。
 青い肌の人型の化け物たちに汚しつくされ、少女の目から光は消えていた。
 しかし彼女は気丈だった。
 自分を心配した父親や友人に、決して心配されまいと笑顔を見せた。
 そんな彼女と、僕は宿の一室で二人きりになる。
「……王子様、まだ仕事中ですので、早くしてください」
「『早くしてください』ね」
 視線をそらす彼女に、僕はニヤついた笑顔を向ける。
「それを言うなら普通は『止めてください』だろ?」
「……っ」
 僕は彼女のロングスカートの裾を掴んで引っ張り上げる。
 見えた白い下着は、すでにじんわりと濡れていた。
「胸を触られただけで、すぐに期待して」
「それは……」
 彼女は淫乱だった。
 昔からではなく魔物に良い様にさらされて、その本質を引き出されたのである。
「こんな簡単に溢れさせて」
 僕は片膝を床に付け、下着を足首までずり下げて、見えた秘裂に口を付ける。
「……くふぅっ!」
 指を噛んで、快楽に耐えるフローラ。
「舐めても舐めても、止まらないぞ」
「……もういいですから、早く」
 僕は立ち上がり、フローラの右足を手で持ち上げ壁に押し付ける。
 そしてさらけ出された秘所に、自分の物を突き入れる。
「……んんん!!」
 両手で口を押さえるフローラ。客や父親に嬌声を聞こえないようにしている。
 何度も腰を押し付け戻す、涙目だが顔は赤く確かに感じている。
 床につま先立ちになっている左足は震え、もはや力は入っていない。
 僕にしなだれかかる。 
「そろそろいくぞ」
 下から差し込んだ男根を、奥深くで射精する。
 フローラは僕の肩に口を押し付け、体内の精液を感じているらしく、顔を赤くしてぶるぶると震えている。
 そのまま数十秒、沈黙が続く。
 僕は彼女をゆっくりと身体から離し、下着をずり上げ、垂れてきた精液をせき止めた。
「ほら、仕事に行きなさい」
「……はい、王子様」
 ふらふらと少女が部屋を出ていく。僕も宿屋を出た。
 超スピードで走ってくるエルフリードから逃げる。しかし街が狭くて逃げ切れなかった、いまに見てろ。

「この、離せ、このクローバー様になんてことするの!」
 王国の離れに住んでいた魔法使いの女の子、クローバー。現在は城の中に住み、ときおり戦闘に出している。
「なに、する気!?」
「なにって、セックス?」
「え!?」
「そもそも、僕に魔法をぶつけた事、許したわけではないしな」
 ベッドの上で暴れるが、僕の方が力があるので簡単に抑え込まれる。どんなに魔法が強くても、この状態では使えないだろう。
 上から抑え込み、互いに上下逆の体勢になる。僕は剥き出しにした秘所を舐めまわす。
「そ、そんなとこ、きたな、ひゃあ!」
 まだまだ幼い秘裂を舌でなぞり、内部まで入り込んでいく。秘核を指でいじる。
「やめ、離して、あ、っああ!」 
 そうして十分。叫び過ぎてぐったりした、クローバーを僕は正常位で見下ろす。
 時間をかけても城内。さらにデイジーが扉の前で見張っているため、誰も来ない。
 一気に付きこみ、膜を突き破る。
「あぐっ!」
 痛みに身じろぎするが、披露した体ではそれ以上の抵抗はなかった。
「これで君も、大人だな」
「アタシは……もう大人だよ」 
「じゃあ、大人ならエッチも当たり前だよな」

162 :
 僕は身体を楽しみながら、腰を動かす。徐々にだが、感じ始めた。
 まだまだ初心な体、これからじっくり慣らしていこう。僕はそう思いつつ、メガネと顔に精液をかけた。

 占いの館。
 巨大な帽子と開いた胸元、髪の色や服装が薄い緑の少女が経営している。
「やあ、マリーゴールド、今日も押し倒しに来たよ」
「どうも」
 眠たそうなジト目が、僕を見る。そこには非難も何も無い、処女を奪ったときから。
 上半分が見える胸、そこに手を入れて揉みながら服を脱がしていく。何度も脱がした服である、もう簡単にはぎとれる。
 腕に抱いた変な猫を脇にどけ、大きな帽子を外し、スカートと、そして服と下着を脱がす。
 残ったのは手から腕まで覆う白いドレスグローブと靴下だけで、裸にした。
「大丈夫、外は閉店にしてあるから」
「そうですか」
 いまだに、何の嫌悪も見えない表情。
 後ろから抱きつき、下腹部と胸部を撫でまわし、ようやく濡れてきたので正常位から物を差し込む。
 そうしてようやく彼女は顔を少し歪ませる、それが見たくて僕は何度も出し入れする。
「……ぁ……ん」
 感じているのだろう吐息。胸をこねながら、ピストンを行う。
「でるぞ」
「ぅあ」
 膣から男根を抜き出し、精液を身体にかける。顔をほてらせ、呼吸を荒くするマリーは、ただかけられるままだった。
 僕は自分の処置を終えると、立ち上がる。
「そうだ、占いしてみてくれないか」
 そう言いのける僕に、彼女は怒るかと思いきや、精液まみれのまま猫を抱きしめて占い始めた。
「みゃお〜ん、みゃお〜ん」
(相変わらず、変な呪文だな)
「でました」
 いつも通りの無表情で、彼女は語る。
「数年間、あなたは繁栄を迎えるでしょう。ですが、その後、破滅が訪れます」
「……へえ」
 嫌がらせかと思ったが、無表情に見える目の奥に真剣さがある。
「まあ、気を付けるさ」
 こちとら、これから魔王やドラゴンと戦わなければならない身である。破滅など、いつ起きてもおかしくない。
 100年間、初代国王以降、父上も誰も払わなかったこの国の今のツケを取らされたというのに、未来の事など知った事か。
 
 誰もいない学校の教室。椅子に座る僕の上に、小さな少女ジャスミンが後背位の体勢で座る。
 ゆっくりと自ら腰かけ、男根が秘所に差し込まれた。
「……はいったぁ」
「ああ、頑張ったな」
 僕を見上げて笑顔を見せるジャスミン。僕は癖っ毛の多い紫色のショートヘアーを、撫でた。
「じゃあ、動こうか」
「うん、ボク頑張る」
 僕は後ろから学生服と思われる腰の部分を掴み、上下に動かす。
 ジャスミンは熱のこもったため息をつきながら、自分の体内を動く男根を感じていた。
「何をしているの!?」
 突然、学園の教師ローズが乱入した。
「やあ、先生、今日は風の日で休みだけど、入らせてもらってるよ」
「あ、先生、こんにちわぁ!」
「そんなこと、どうでもいいわ王子!」
 メガネの奥の目がきつく睨みつける。服の中の大きな胸が揺れ、黒いロングヘアーを震わしながら、奥歯を噛みしめているようだ。
「なぜ、その子に手を出したの!!」
「別に僕から誘ったわけじゃないぞ」
「そうだ、よ」
 僕は腰をぐりぐりと動かし、そのたびにジャスミンは微かに感じていた。
「ボク、王子様とローズ先生がエッチなことしてるの見たんだ」
「!?」
「何をしてるのかって、そのあと王子様に聞いたら、王子様が城の女の人とやってる事をやったって」
「……ジャスミン」

163 :
「ボク、この国の騎士になりたいんだ。女の子だけど、剣を振りまわして、王子様の役に……ローズ先生もエッチな事をしたのは、王子様の為だよね」
「ちがう、ちがうのジャスミン、そうしないと学校の維持費を出さないって、脅されて」
「僕は脅したわけじゃないぞ」
 ジャスミンを後ろから抱き締め、腰を強く動かす。それに応じて、少女の呼吸が荒くなる。
「ただ国が学校に金を出している事を教えただけだろ?」
「それが脅しているっていうのよ!!」
 大声を出すローズ。虚ろな目になっているジャスミンには、聞こえていないだろ。
「それよりだ、ローズ。僕はもうすぐ、逝きそうだけど、ジャスミンの膣内に出していいかな」
「ダメに決まっているでしょ!!」
「じゃあ、胸を出せ」
 僕ははっきりと告げる。
「なっ」
「いつもの事だろ? それとも、このままジャスミンが中出しされてる所を見るか?」
「……く」
「早くしろ、手遅れになるぞ」
 ジャスミンを揺さぶりながら、僕は脅す。いや、事実を告げる。
 ローズは初めはしぶしぶと、しかしすぐに手を使って胸の前の服のボタンを取る。
 大きな胸がぶるんと、飛び出した。
 僕はジャスミンを抜き取ると、横の椅子に座らせる。
 そして指でジャスミンの膣を責める。
「ほら、ローズ」
 僕が男根を揺らして催促すると、ローズは床に座り僕の男根を胸で挟んだ。
「あ、あああ!!」
 ジャスミンは目を白黒させ、膣から愛液を噴き出す。
 僕もわりと限界だったので、すぐに射精しローズのメガネと端正な顔を精液で汚した。
「……このことは」
「エルフリードには言うなだろ、わかっているよ」
 精液を何度もかけられても、片思いの相手のために純潔を守ろうとする。しかし、いつまで持つかな?

 東洋の剣士、さくらを夜に寝室に呼び出した。
 するとあっさりと応じた。
「ふつつか者ですが、よろしくおねがいします」
「あ……ああ」
 聞けば主の言う事を聞くのは、当然らしい。
(ならば、どこまで聞くのか試してみるか)
「じゃあ、舐めてくれるか」
「わかりました」
 ベッドの上でさくらは僕に近づく。
 足を広げ、勃起した男根が姿を見せる。さくらは顔を近づけ、最初は手で触れ、いくらか触ると舌を恐る恐る伸ばし、徐々に舐めるのを速めた。
 口にくわえる。ぎこちないが口内で、舌で亀頭をぺろぺろと舐める。
「出すぞ、飲めよ」
「!?」
 黒い髪を上から掴んで、口内に放出した。驚くさくら、しかし口は離させない。
 数秒、放出を止めて僕は手を離す。さくらは顔を上げて、目をきつく締め、口内に溢れた物を不味そうに飲んでいった。
 その後、僕は彼女の処女を奪う。痛みに耐えた歪んだ顔が印象的だった。
「僕を恨むか?」
「なぜですか?」
 彼女はそう言って、お休みを言って去っていった。

 フローラの宿屋の道を挟んで隣、酒場にアルバイトをしているカエデ。
 赤いボブヘアーの彼女は、フローラの友人である。
 僕はフローラに頼んで、彼女を呼び出し、襲った。
「ごめんね、ごめんね、カエデ」
「あっ、くぅ! あ、あんた、フローラに何をしたの!?」
「別に僕は何もしてないよ?」
 お互いに立った状態で前からカエデを抱きしめるフローラ、僕はそんなカエデを立ちバックで犯した。
 抵抗しようにも、フローラに抱きつかれては力づくで抵抗できない。
「うそ! ぁ、フローラ、が、こんな、こと、こんな顔をするわけ、ないでしょ!」

164 :
「僕がエッチをしていたのは、確かだ。でもフローラをこんなふうにしたのは僕じゃない」
 腰を両手でつかみ、男根を突き入れる。カエデが歯を食いしばり、僕の行為に耐えた。
 一度、僕はピストンを止めて、教えてやる。
「魔物に捕まっていたとき、フローラからは何もされてないって聞いただろ? でも本当は蹂躙されてたんだよ、おかしくなるほどね」
「ふ、フローラ」
 カエデはフローラを見る。フローラは辛そうな顔をしていた。
「彼女は周りに心配されまいと、ずっと笑顔でその事を隠してたんだ。汚れた身体を持て余してね」
「嘘ついて、ごめんね……カエデ」
「フローラ……」
 カエデは、フローラを見上げる。フローラは嘘をついた事、こうして身体の事を脅され快楽に負けて、カエデを襲うのを手伝った事を謝罪する。
 カエデはそんなフローラの唇に、キスをした。
「ごめん、アタシ、フローラが苦しんでるのにきづかなかった。ずっと笑顔で苦しんでたのにあたしは軽口叩いたりして、本当、ごめん」
「カエデ」
「こんなことしても、なんにもならないけど、一緒に汚れよ?」
「……うん」
 そうしてキスを繰り返すカエデに、僕は注送をし始める。
 カエデが終われば、フローラ、その後もう一度カエデ、時間が許す限り犯した。
 時間切れになったら僕は宿を出る。全力で追いかけるエルフリードと追いかけっこをして、一分間も逃げ切った。

 花屋の美人なアイリス。エルフリードの想い人。
 ドラゴン倒したら中から、エルフリードの兄でアイリスの夫の元王国騎士グロリアが出てきた。
「魔王に目を潰されたんだってな」
「はい、もう戦える体ではありません」
「アイリスさん口説いたら」
「許しませんよ」
 今夜は、僕はエルフリードや仲間たちとドラゴン退治の祝い酒を酌み交わした。
 ついでにエルフリードの慰めの意味もある。
(あとは魔王か……諦めてたけど、いけるかもしれない)
 そんな希望が頭をよぎるが、それを振り払う。どうせ、負けるさ。

 金髪、褐色肌の女商人、カンナ。きわどい服装で歩いている男性に、どうでもいいものを売りつけたりする。
 ここで優れた装備を買いそろえていたが、もう売れる武具が無いらしい。
「ならカンナを買いたい」と冗談で言ったら「お得意様だから、タダでいいよ」と、受け入れられた。
 露店の近くの木に隠れ、昼間からバックで結合する。
 胸を揉みしだき、腰を動かす。カンナは快楽の笑みで僕の行為を受け入れた。
 放たれた精液が、褐色の肌を汚す。
「どう、家に帰ってもう一ラウンド?」
「悪い、僕の方が時間切れらしい」
「そっか、じゃあ、またね」
 僕は走り出す。今日はエルフリードを背に、この広い街を一周だ。

 教会。
「リコリス、ここのカリと呼ばれる所が男性の感じる所ですよ」
「うん、わかったクロシェット」
 ベッドに座った僕の男根を、左右から二人の少女が舐める。
 一人は黒い修道女服に身を包んだこの教会のシスター、クロシェット。
 もう一人はこの教会に住んでいる明るい女の子、リコリス。
 二人の舌がぺろぺろと、僕の男根を挟んで絡み合う。
 この教会の出資者は王国であり、僕はここの所有者であるシスターにその事を告げた。
 クロシェットはおもったよりあっけなく、体を開いた。その後、何度か犯した。
 後に、牛乳配達で街を歩くリコリスという少女が、この教会で倒れているのを僕が発見した。
 リコリスはその後、教会に預かることとなる。
 そうして現在、僕はいつも通り教会の寝室でクロシェットを抱いていると、リコリスにそれを目撃される。
 ついでにリコリスも抱くこととなった。
 そうしてここに来るたびに、僕は3Pすることとなった。
「気持ちいいよ、二人とも」
 一生懸命、舐める二人。僕はクロシェットの黒い帽子と、リコリスの赤いベレー帽の上から頭を撫でた。

165 :
「ふふ、良かったわねリコリス。王子様、気持ちいいらしいわ」
「うん、私もっと頑張る」
 二人の優しい笑顔が見える。
 クロシェットのか細い手が僕の膀胱を撫で上げ、リコリスのまだまだ幼い口が僕の物を頬張る。
 僕は二人の攻めに根をあげて、精液を吐き出す。
 リコリスは初めての口内射精に驚き、えづいた。
「けほっ、けほっ」
「あら、もったいない」
 クロシェットは優しい笑顔でリコリスの口の周りの精液を舐めとり、さらに口付けをして口内の精液も貪欲に取り込んだ。
「まだリコリスには、早かったかしら?」
「う〜ん、でも頑張って飲めるようになる!」
「ふふ」
 クロシェットは立ち上がると、僕に背を向けて壁に手を付ける。
 そうしてシスター服のスカートの裾を、後ろからたくし上げる。
 下半身には下着はなく、すでにその中央は愛液でぬれたくっている。
「本当に淫乱シスターだな」
「今日はリコリスにも見られていると思うと」
 清楚な顔が赤く淫らに染め上がっている。待ちきれない様子でお尻を振る彼女の腰を掴み僕は自分の物を差し入れた。
「あっは」
「うわぁ、クロシェットに王子様のが入ってった」
 赤い顔のリコリス。僕は腰を動かす。
 汚しがたい修道女を犯している背徳感が、僕をより激しくさせる。
「りこ、リス」
「なぁに、クロシェット」
「あなた、も、このあと、こうやっぁ、され、るの、よ」
「……うん」
 クロシェットはシスターになる前、教えてくれなかったが色々とあったらしい。
 修道女の中に出したら、次はリコリスに。次は二人を重ねて交互に犯した。
 時間切れになり、気絶した二人を放置して僕は教会の外に出る。
 エルフリードが兵士を連れて走って来た。挟み撃ちにする気だな卑怯者め、強行突破だ。

 淡い緑の髪のマッチ売りの少女、マーガレット。
 祖母と二人きりで貧しい生活を送っていたが、元気に暮らしていた。
 しかしマッチが全焼してあばら家が火事になる。
 僕は何度も会ったよしみに、城に住まわせた。
 食事も出して、洗濯もし、お風呂にも入れた。
 もちろん、タダではない。僕は夜、二人が泊まっている部屋を訪ねた。
「王子様、こんばんわデス」
「こんばんわ、マーガレット」
「今、おばあちゃんが寝た所デス」
「そうか、ちょうどいいな」
「? あ、王子様!?」
 僕はマーガレットを後ろから抱きしめキスをする。そしてスカートをくぐりパンツの中に手を入れる。
 マーガレットの白い下着の中で蠢く指。マーガレットは僕の手を抑え、せつなげな表情で見上げていやいやと首を振った。
「や、止めてください、デス」
「なんでだい? もう何度も抱かれているだろ?」
「だ、だめです、そこにおばあちゃん、が」
「マーガレットが声を抑えればいいんだ」
「っん!!」
 僕は攻めを止めない。マーガレットは両手で自分の口を塞いだ。
 無防備な少女に、僕は指を動かしながら服を脱がしていく。
 上着が取られ、慎ましやかな胸が見える。指で乳首を挟んで弄ぶ。
「ん、んんんっ!」
 涙目で感じるマーガレット。
 僕はゆっくりと祖母の所に近づき、傍まで行ってから後ろから突き刺した。
「んんんんっっ!!」
 のんきに眠っているおばあさん。近くでは孫が子作り行為をしているが、そんなことは知らず。
 両手で乳首をつまみあげ、男根を激しく秘所に出し入れする。そのたびに声が手の間から、漏れそうになる。
 必に耐えるマーガレット。僕は腰の動きを速める。

166 :
「出すぞ」
 くぐもった声の返事は無視して、乳首をつまみあげながら、そのまま体内で射精する。
 マーガレットは身体中を張りつめ、僕に背中を押しつける。
 数秒後、マーガレットはようやく手を離す。
「……ひどいデス」
「いいじゃないか、祖母にひ孫の顔を見せようぜ」
「そんな〜……でもそうなったら、私がお姫様」
 秘所から精液をこぼしながら、なにか夢見心地のマーガレット。
 僕は復活した男根を、もう一度いれる。隙を突かれた少女は、大きな嬌声を上げて部屋に響いた。 

 病院。
 白い素肌、栗色のロングヘアーとピンクの病衣。リナリア。
 透き通るような白い素肌は、ずっと病院から出ていないため。生まれた時から重い病にかかり、彼女は病室に閉じ込められていた。
 しかし、塔から見つかった魔導書から、強力な回復魔法が見つかり、リナリアは回復の兆しが見えた。
 少し前には一緒に海に行くまでになった。いつかは自由に歩けるようになるだろう。
 僕は病院に通っては、彼女のリハビリを手伝った。
「ハァ……ハァ……」
「ほら、リナリア。もっと頑張れるだろ」
「は、はい、頑張ります王子様」
 リナリアは息も絶え絶えで、僕の上で腰を動かしている。
 僕たちは病院のベッドの上で、騎乗位で繋がっている。
「王子様、私、もう」
 がっくりと僕の上に倒れ込むリナリア。
 隣に立っていた緑の長髪の看護婦カトレアが、リナリアを抱きかかえた。
「もう、ここまでね。後は私がやるわ」
 ナースはリナリアを横に優しく寝かすと、代わりに僕の上に跨る。
 優しげな表情とは裏腹な激しい腰使い。僕も下から動きを合わせる。
 激しい嬌声の中でも、リナリアは寝息を立て始める。
 その様子を見たカトレアは小声で、僕に離した。
「王子様……例の話は」
「病院の拡張の話だろ? ああ、僕の権限でなんとかしてみる……しかし、君も悪い女だな。病院のためにリナリアを犠牲にするなんて」
「犠牲だなんて、彼女も望んでいましたし」
 僕は手を伸ばして彼女の大きな胸を荒々しく掴む。
 彼女は悦びの笑みを見せた。 

 王国に代々、使える忍びの者。双子の男女、リオンとエリカ。
 僕は時々、エリカを呼び出しては夜の相手をさせている。
 初めはぎこちない行為だったが、いまではかなり手慣れていた。元々、才能があったのだろう。
 城の自室のベッドの上、中に出されたエリカは僕の男根を舌で舐め掃除をしていた。
 僕はその青いショートヘアーを撫でながら、呟くように言った。
「魔王の城が分かったらしいな」
「……はい」
「勝てると思うか」
「……わかりません」
 そう言ってまた、彼女は一物を舐める。
「わからないか、敵と自分を知るのは戦闘の基本なのに、魔王がどれだけ強いのか、全くわからないな」
 エリカの秘所から精液が零れる。
「なあ、エリカ」
「なんでしょうか」
「君とリオンを解雇する」
「……え?」
「勝てる見込みのない戦いだ、僕はこの国の王子として最後までやらないといけない、魔王と戦ってぬのは当然だが」
「王子」
「エルフリードや他の者にも聞いて見るよ。でもクローバーは魔王と戦いたがっていたし、さくらは父親が魔王にされて仇だって言ってたし、無理かもしれないけど」
 突如、エリカの手に何処からかナイフが握られ、僕の首筋に当てられた。
「え、リカ?」
「王子、私たちは影です、王子に仕える忍びの者です。王子のために戦ってぬのは当然です」
 無表情の顔が、僕をねめつける。

167 :
「ぬのを当然と言わないで下さい。私は屍のために、戦いません」
「自分を捨てて、国のためにんで、それで君たちは満足なのか?」
「……それは」
「ドレス姿の君は美しかった、君のぎこちないワルツも可愛かった。もったいないな、そんな君が君を捨てるなんて」
 エリカは少しと赤くなった。そしてナイフを直した。
「……すみません。王子」
「いいよ、あの時だけ解雇してたし」
「私たちも戦います、これだけは譲れません」
 真剣な表情。僕はやれやれとした顔をした。
「わかった、共に魔王と戦おう」
「はい」
「しかし、僕も自分で言ってて最低な奴だな。こうやって君を夜伽に呼んどいて、キミにいやいや付き合わせて」
「……別に嫌ではありません」
「なんの感情もないか、さすがだな」
「……違います」
「え?」
「そろそろ私は失礼します」
 そうして彼女は音もなく消えた。

 隣国、ラズベリー王国の王女スカーレット。彼女は昔からの幼馴染である。
「お久しぶりです、王子」
「久しぶり、どうやら、元気が出たようだな」
「ええ」
 前に来た時はラズベリー国の王である父がぬと、僕に泣きついた。
 あとでクローバーが持っていた余生の粉を渡すと、どうやら父は助かったらしい。
「本当にありがとう、王子」
「そうか」
 二人きり、僕らは自室に居た。
 僕は彼女をベッドに押し倒す。緑の長髪がベッドに巻かれる。
「お、王子、なにを!?」
「スカーレット、僕は明日、魔王を倒しに行く」
「え?」
 僕は怯えた表情を見せる。正直、怯えるのはとうの昔に飽きたのだが。
「怖い、ぬのが怖いんだ」
「王子……」
「僕に勇気をくれ、できれば僕の子を宿してくれ、僕がたとえんだとしても育てて、僕が生きた証を残してくれ!」
「……わかりました」
 王女の婚前交渉など、もっての他。
 しかしスカーレットは僕を受け入れた。
 本当は子供なんてできてもどうでもいい。ただ彼女の痛がる姿が、必に耐える姿が僕は楽しかった。
 どうやら明日は僕の命日だ。誰も敵わなかった魔王に、僕如きが勝てるはずもない。
 最後にこの、高貴な女を汚したかった。それだけだ。
「昔から愛していた、スカーレット」
 僕はいつも通り、どんな女性にも吐く嘘を口から垂れ流した。
「私もです王子、だから生きて帰ってきて」
 彼女の純心が、心に痛い。
 ぬから許してくれ。

 そして僕たちは魔王を倒した。
 帰った僕らを待っていた祝勝会。もう明日には王位継承の儀式の日のため、その日に改めて祝う事になっている。
 ゆえに今はただの労いだけである。
 僕は夜、デイジーを呼び出した。
「こんばんわです、王子様」
「ああ」
 僕はメイド服の彼女を抱きあげ、ベッドへと運んで寝かす。
「王子様?」
 そのまま胸元に顔をうずめ、ぎゅっと抱きしめた。

168 :
 デイジーは目を丸くしていたが、そのうち僕の頭を撫で始める。
 僕は抱きつきながら、しゃべった。
「デイジー」
「なんでしょうか?」
「二年前、王位継承の話を父上からされたとき、僕は二つの証を取ってくるように言われた」
「はい」
「同じ儀式をした父上は当然、それぞれが魔王の城と竜の谷にあることを知っていたんだ」
「……はい」
「しかし、父上は魔王らと戦ったわけじゃない……魔王が復活したのは、数年前からだ」
「国王様は、知らなかったんじゃないでございますですか?」
「王国の騎士であるエルフリードの兄が、魔王に目をやられ竜に取り込まれてたんだぞ、知らないわけないだろ」
「……それもそうですぅ」
「きっと百年前の初代国王から、いつか倒した魔王が復活するのがわかっていたんだ。そして代々の王子を魔王の城に送りつけ、もし復活していれば自分と同じように倒す事を願っていたんだ」
「おそらく、そうでございますですね」
「責任の押し付けだな。いや、自分の子孫に託したのなら、責任を取った形になるのか」
 僕は顔を上げない、デイジーは相変わらず僕を撫でている。
「魔王が復活した事はみんな薄々、感づいていた。もっと幼かった僕も」
「王子様ぁ」
「僕はいつか魔王にされるんだって、それに立ち向かうだなんて自行為だって思ってた」
 デイジーを強く抱きしめる。
「王国を発展させず、小さいままで良しとした父上と同じだ、根性無しなんだ。そんな僕が王国を統治し、さらに竜と魔王を倒せ、しかも2年以内にだって、冗談じゃない」
「でも、王子様は果たしましたです。街を何倍にも大きくして、魔王も竜も退治したでございますです。すごいことです」
「そうだ、自分でもびっくりだ」
 デイジーは僕を褒める。
 だが、僕の心は冷え切っていた。
「どうせぬと、やけっぱちになって街を大きくした……そして街にいる少女達をムリヤリ手篭にした」
 僕を撫でるデイジーの手が止まる。
「君の様に逆らえない人を力づくで、あるいは権力で脅して、……子供の時からの幼馴染であるスカーレットを騙して」
「……王子」
「僕は彼女たちとこれから、どう付き合えばいいんだろう」
 震える僕。
 デイジーはゆっくりと僕の頭を抱きいだいた。 
「王子様は立派な人です」
「デイジー」
「街をとっても大きくしましたでございますです、それに悪い敵もやっつけたです」
「デイジー、僕は、君にもひどい事を」
「私はいつだって、王子様の味方ですぅ」
 顔を上げる。朗らかな笑みが、僕の前にあった。
「王子様はみんなを幸せにできる、そんな人でございます」
 そういってデイジーは僕に優しくキスをした。
「大好きですよ、王子様」
 僕は初めて、デイジーを優しく抱いた。
 そして僕は決めた。彼女達を幸せにしようと。
 そんな国をつくろうと。

169 :
 そして月日は流れ、数年後。
 
「はぁっ、はぁっ」
 僕は夜の街を逃げていた。息を潜め辺りを伺い、確実に外へと向かう。
 ところどころ、明りのついた家々。その影に隠れるように移動する。城から出た時は東に向かったが、いまは西に向かっている。多少は目くらましになるだろう。
 街の出入り口には兵士が立っているが、こちらはこの国の王だ。
(止めようものなら、強行突破する!)
 そう覚悟を決め、足に力を込めた時。背後に気配を感じる。
「ワンワン!」
 振り向けば大きな犬。この数年ででかくなったリコリスの飼い犬のピック。
「みつけたよ〜」
 リコリスの可愛らしい笑み、だが僕は一瞥もせず走り出す。
(まだ見つかったばかり、すぐに逃げれば!)
 希望をまだ捨てていない僕。だが、それは幻影でしかなく、目の前に少女が立ちはだかる。
「こんな夜中に何処に行くのですか?」
 青い神の忍びエリカに、尋常でない速さで先回りされる。どうやらリオンに速度上昇の魔法をかけられているのだろう。
「後生だエリカ、見逃してくれ!」
「何を言っているのですか?」
 ゆっくりと後ずさる僕に、にじり寄るエリカ。ここで押し問答していても、追手がかかるだけだ……どうする?
「まだまだ、お勤めが終わっていませんよ」
 手を伸ばしくるエリカに、僕は脚に力を込めて飛び出し。エリカに抱きついた。
「!?」
 逃げると思われていたのだろう、完全に虚をつく。そして僕はそのままエリカを後方に投げ飛ばした。
「すまん、エリカ!」
 速さでは負けるが、力ではこちらが上。今のうちに出来る限り距離を取って、隠れなければ。
(やはり、迷いの森がいいか)
 後ろを振り向かずに、走り出す僕。しかし、すでに手遅れだった。
 魔法が僕の前で炸裂し、道を奪う。さらに背中を誰かが掴み、そのまま地面に叩きつけられた。
「あはは、このクローバー様から逃げられてると思っているの?」
「もう観念してください、殿方が夜逃げなど恰好悪いですよ」
「クローバー……さくら……」
 ともにドラゴンや魔王と戦った仲間。それぞれ魔法・剣で王国随一の実力の持ち主である。
 エルフリードを相手に何度も逃げてきた、その経験が言っている。もはや逃げるのは無理だろう。
「頼む、見逃してくれ!」
 僕はみっともなく膝をつき、懇願する。しかし彼女らは笑顔を、消さない。
「何を言っているのですか?」
「私たちはただ、夫としての勤めを果たしてほしいだけです」
「そうでございますよ」
 僕の周りを笑顔の女の子達が取り囲む。
「国王になって、法律を変え……16人も娶ったのは他ならぬ王子、いや王ではないデスか」
「結婚式のとき、言ったよね、ボクたち全員を平等に愛するって、幸せにするって」
「なら、ちゃんと幸せにしていただかないと」
「法律を作らせたのはデイジーじゃないか! これしか責任をとる方法はないって!」
「あーあー、きこえないでございますですぅ」
 耳を抑えるメイド。恐怖に震える僕の体、目じりには涙が浮かぶ。
「ま、毎日、16回も射精してたらんでしまうだろ!」
「大丈夫、私の医療魔法なら、にかけでもすぐに癒せるわ」
「私の占いでは、あなたはまだまだなない」
 手が僕の体にまとわりつく、恐怖にこわばった僕の身体は、振り払う事すらできなかった。
 そのとき、一人の男が僕の目にとまった。
「た、助けてくれ、エルフリードぉお!!」
 しかし、僕は必に助けを求めるも、王国きっての魔導士は首を横に振った。
「自業自得です、国王」
 僕は女達に引きずられて、城へと行く。その様はまるで売られる子牛のようだった。
 その後、小さな王国エルトリアは、王子の妻たちによって繁栄を誇り大国と成る。
 その中心には表に立つことはなかったが、常に足腰が立てないほど憔悴した王子がいたという。
終わり。

170 :
アーカイブスのクリアしたけど、恋愛・街作り・戦闘、全て中途半端で正直な気持ち、もの足りないゲームだった
しかし俺が書くと捻くれるな

171 :
キャラが可愛いからとパッケージ買いしようとすると、たいてい日本一かIFかガスト
別に嫌いなわけじゃないけど、いまからディスガイアやネバーランドやアトリエとかのシリーズを買っていくのは面倒くさい
買わなかったら細かい話が分からず、損した気持ちに

172 :
アザーライフアザードリームスとかやって欲しいなぁ

173 :
クロックタワーゴーストヘッド
翔がゾンビに輪姦されるような展開、ぐらいしかないよなぁ

174 :
KARAKURI もしくはコロボットアドベンチャークリア
ナットがコロボットを駆使してチャイムを性的に襲うとか考えたが、少女の精神がコロボットにコピーされてる事が最後辺りでわかり頓挫した

175 :
ho

176 :
夕闇通り探検隊の数年後のナオとサンゴ
……途中まで考えたけど、オリジナリティ強すぎて書けないわ

177 :
絶体絶命都市3

マイナー、と言うにはシリーズ物としては有名すぎる気はするが…
3は、1や2と比較すれば明らかにマイナーな存在。
3日目に起きる逃走イベントから、女主人公が逃げきれずに捕獲されて拉致&監禁→暴行→モブ男(暴徒その1)の寝返り→逃走、みたいな青写真は描いたが…
全部書ききるとなると、長すぎで、かつチラ裏全開な夢小説展開になるから放置中。

178 :
アイレム系は何かと妄想に困らないよね。
パチプロ風雲録や絶体絶命都市2で散々妄想したよ。

179 :
モンスターファーム ホリィさんがかわいい
でも設定的に獣姦しかないが、おれは獣姦書けない

180 :


181 :
●グランディア2
リュード×エレナ×ミレーニア
 
 ヴァルマーを倒したリュード、エレナ、ミレーニア、そしてロアンとティオ。
 五人はサイラム王国に戻り、王であるロアンは当然、他4人も当分の間は復興の手伝いをすることになった。
 ロアンは国王として復興のための指示を行っている。兵士たちも槍を手放し、土木作業にいそしんでいる。
 機械人形で会ったティオは、魔物に襲われた人々の看護をしている。ときおり笑顔も見れるようになった。
 グラナス教の神官で歌姫であるエレナ。神を盲信し疑わなかった彼女は今は人を信じ、人のために歌を歌う。 
 ヴァルマーによって生まれた存在であるミレーニア。身寄りを失った子供たちの相手をよくしている。
 リュードもまた剣を収める。魔物退治とは違い地味で時間のかかる作業、炎上し壊滅したサイラムの街の姿を取り戻すため、尽力する。

 夜のキャンプ。
 サイラムとはかなり距離のある森。身体を洗う用の川が近場にある所に、テントを張って泊まっていた。
 ロアンはリュード達を、サイラムでまだ形のある建物に泊めて構わないと誘ったがリュードはそれを断った。
 野宿慣れしている人間はできればテントを使った方がいいと、それと減ったとはいえ、ここはモンスターの多い場所でもあり監視も意味する。
 また、一応は英雄ともいうべきリュードはまわりの視線が面倒くさかった。
 一人で考えたい事があった。
(……これからどうするか)
 リュードの人生はある意味ヴァルマーと共にあった。
 そうとは知らなかったが、剣士の村のご神体であるヴァルマーの角のために剣の腕を磨いた。
 兄であるメルフィスが狂気に囚われ、それが後にヴァルマーにとりつかれたせいだと知った。
 メルフィスを倒した際にそのヴァルマーの角が、リュードにとりついた。
 最後にはヴァルマーとの戦いのために、それを取り出し剣へと変えた。
 ヴァルマー自体に善悪は無い、それは人の心を力に変える存在。ただ取り込まれた者は化け物となり、打ち勝ったものには力となる。
 そしてその力で、ヴァルマーに飲まれたゼラを倒し、世界に平和をもたらした。
 リュードの剣士の村での目的は強くなる事。
 村を出る時は、メルフィスを倒す事。
 メルフィスを倒した次には、ヴァルマーを倒す事。
 そしてそれを成した今、リュードは自由であった。同時に生きる目的を失った。
 テントの布団の上で全裸のリュードはこれからの事を考える。
(……エレナ、……ミレーニア)
 自分にとって大切な女性である、二人の事を考える。
 その二人はリュードのそばの布団の上で眠っている。
 二人とも裸であり全身に汗をかいている。その表情は疲れが見えるが満足げであった。
 二人の女性が身じろぎすると、膣内から精液が零れおちた。
(オレは、これからどうするべきなのか?)
 故郷である剣士の村に帰ることも考えたが、もし帰れば確実にかつてのライバルであるダッカと戦う事になる。
 数々の闘をこなし、さらに新生ヴァルマーに乗り込む前に力の種を買い込み食べまくった今のリュードなら、ダッカを世界の果てまでぶっ飛ばせる。
 それは言い過ぎでも力の差が圧倒的なのは確実。ダッカの心をへし折るのは気が引けた。
(今も剣の修行しているだろうし、オレが剣の腕がなまるまで帰るのはやめておこう)
 リュードは愛すべき二人の頭を撫でる。二人はほとんど同時に寝言で、リュードの名を呼んだ。
(まあ、時間はたっぷりある。これから考えればいいか)
「二人との関係を、な……」
 自然にリュードは呟く。
(……?)
 リュードは自分の言葉に、疑問を抱く。
(なんだ?)
 それが何かリュードは考えてもわからない。明日も早いと寝ることにした。

182 :
 エレナの歌は、人々の心をいやす。
 今だ先の見えないサイラムの復興活動。その昼の休み時間にエレナは歌を歌った。
 毎日の土木作業につかれた男たちの心を癒す。まだ魔物たちの傷跡が残る人々の心を満たした。
「あ、リュード」 
「なんだ、もうおしまいなのか、オレに構わずつづけろよ」
「もう!」
 初めて二人が会った時の会話。エレナは茶化されて怒ったような声を出すが、顔には笑みがある。
 周りの人々は笑いながら去っていく。周りから見ればリュードとエレナは恋人同士だった。
「一緒に飯にするか」
「……うん」
 誰もいない壊れた壁だけが一枚立った、がれき置き場。
 そこにリュードが立っている。そしてリュードの前方にエレナは座り込んでいた。
 リュードのズボンから出てきたペニスを、エレナは舐めた。
「ちろっ」
「うっ」
 エレナはリュードを見上げながら、舌で亀頭を舐めまわす。先を、毛の生えた付け根を、玉袋を次々に舐めていく。
 白く細い指も、リュードのペニスを扱く。
 リュードはエレナの金色の髪を撫でた。
「きもちいいぞエレナ」
「ん」
 細目でエレナは男根を見る。涎にまみれたそれに頬を寄せると、次に口の中に咥える。
 前後に頭を動かし、リュードの物を刺激する。先走りの汁が出てきて、それがもっと欲しくて口内の下の動きを速める。
「エレ、ナ」
 リュードはエレナの顔を見る。美しい歌を歌い人の心を打つ歌姫、その唇がリュードの醜い肉棒を頬張っている。
 顔は赤くなり目を細めペニスに集中し、淫蕩に耽っている。口をすぼめたタコの口の様な顔は、いつもの笑顔からは決して想像もつかない表情。
「もうダメだ、出る」
 エレナの頭を掴んで、ペニスを押し付ける。喉奥までつきこまれ射精される。
 少女は決して抵抗せず、口内にあふれる精液を飲み込んでいく。
「……エレナ、ちょっと口の中に残して」
「んん」
 ペニスを抜き取り、顎を掴んで上を向かせ、口の中を開けさせた。
 舌の上に粘ついた精液があった。
「よし、味わった後に飲め」
 言われた通り口を閉め、くちゅくちゅと音を立てた後に喉を鳴らすエレナ。その姿にリュードの物はすぐに力を漲らせる。
「ご褒美だ、下を脱いで壁に手を付いて、尻を向けろ」
「……うん」
 エレナは抵抗せずリュードの指示に従う。濡れそぼったヴァギナが、リュードの眼前に見える。
 首だけを振り返り潤んだ瞳がリュードを見る。リュードはあてがうと、付きこんだ。
 突き刺すたびに嬌声をあげるエレナ。
(どこに出そうか……やっぱり口かな)
 リュードは卑下た事を考える。
(口の中にまた出して、精液と愛液で汚れた物を掃除させて、もう一度フェラで今度は精液を頬いっぱいにしてやる)
 口内ににおいが充満するエレナの事を考える。考えながらエレナの弱い所を責める。
(そして歌を歌わすんだ、皆の所に戻って綺麗な歌を、な……まさか誰も精液で汚れた歌だとは思うまい)
 責められる少女はリュードの名を、途切れ途切れに告げている。
(エレナは将来、歌姫になって街を回りたいとか言ってたな。毎日、精液まみれの歌を皆に聞かせてやろうか)
 いくらか突き続けて限界を迎える。リュードはエレナに考えを告げる。ためらうエレナにリュードは待つ気もない。
 そうしてリュードは考えた通り、エレナを汚した。

183 :
 夕方。ミレーニアが子供達を抱えて、空を飛んでいた。
「すごいお姉ちゃん!」
「ちょっと暴れない!」
 そこまでスピードは出していないので、危なくはない。
 ゆっくりと地面におり立ち、ミレーニアは両腕の子供たちを地面に立たせた。
「はい、おしまい」
「ええ、まだまだ遊び足りないよ」
「だーめ、皆でボール遊びでもしてなさい!」
「ちええ」
 二人の子供はミレーニアに押し出され、他の子供たちの所に行く。
 ミレーニアは先ほど見えた、男の所へと向かった。
 子供たちが広場でボールを蹴って遊んでいる。
 そこから少しだけ離れた所に立った木の裏側で、リュードとミレーニアはキスをしていた。
 リュードが後ろからミレーニアに抱きつき、赤い髪の後頭部を掴んでの長いキス。
 離れた時には涎の橋がかかっていた。
「ダメよ、リュード!?」
 ミレーニアは赤い顔で抗議する。
「なにがダメなんだ、こんな服装のくせに」
 胸元が開いたミレーニアの服。リュードは後ろから、その服の隙間に上から手を突っ込む。
「ぁん」
「声を出すな」
 その手で脂肪の塊をもみくちゃにする。嬌声をあげそうになったミレーニアの口にもう一度キスをした。
「声が子供たちに聞こえるぞ」
「!?」
 慌てて両手で口を塞ぐミレーニア。リュードは気にせず、大きな胸の形を変える。
「んんんん、ん!?」
 ミレーニアのむき出しの太股に、いつの間にか露出したリュードのペニスが押し付けられ、先走りしるがミレーニアの肌を汚していた。 
「そんな娼婦みたいな服装で、よく子供と遊べるもんだな」
「りゅ、りゅーど、やめ」
 ミレーニアの懇願を無視して、リュードは挿入した。
 声が出そうなのを両手で抑えて、必に耐えるミレーニア。リュードは出し入れしながら、耳元でささやく。
「ボールが間違ってこっちに飛んできたら、子供たちもこっちに来るな」
「んん、んんんっっ!!?」
「せっかくだから子供の作り方も、教えてやろうか?」
 いつもの強気な表情も影を潜め、涙目でリュードを見てくるミレーニア。
 見た目と違って初心な彼女をリュードは苛めたい衝動に駆られる。
(ミレーニアは口にはしてないけど、子供の世話とか好きそうだな。将来、一緒になったら何人ぐらい作ってやろうか?)
 リュードは子宮に精液を打ちこみながら、ぼんやりと考えた。 

184 :
 夜。
 今日の事を振り返り、リュードはニヤつく。
「なに、笑ってるのよ、リュード」
「どーせ、昼間の事でも考えてたんでしょ、いやらしい」
 テントの中。全裸になったエレナとミレーニアがリュードを睨みつけた。
「いやらしいのは二人だろ」
 布団に座った二人の頭を撫でながら、同じく全裸のリュードは頬にペニスを交互にぺちぺちと押し付ける。
「いやらしくさせたのは、リュードでしょ」
「そーよ」
「嫌ならいいんだぜ? もうオレなしじゃ二人とも満足できないだろうけど」
 エレナとミレーニアは同時にリュードのペニスを掴み、舌を寄せた。
「逆でしょ」
「そう、リュードの方がアタシ抜きではダメなくせに」
 リュードは意地の悪い笑みを返す。
「じゃあ、教えてやるよ。身体でな」
 布団の上に横になったリュード。
 ミレーニアが大きな胸で、リュードのペニスを挟んでいた。
「へ、へーん。こんなことエレナには無理でしょ」
「確かにその通りだな」
 二人の会話にムスッとした顔をするエレナ。
「でもフェラはエレナの方が上手だ。さすが歌姫」
「嬉しくないわよ」
 こつんとエレナはリュードの頭を叩いた。
 パイズリによって強く勃起したペニス、そのうえにエレナは跨る。
「今日はエレナに出してないから、先にエレナな」
「……うん」
 エレナはゆっくりとペニスを体内に受け入れていく。リュードが途中で押し込んだ。
「ひゃあん!?」
 下から何度も叩きこむ。エレナも騎乗位で身体を動かし、リュードの物を刺激した。
「アタシも」
 ミレーニアがリュードの顔の上に跨る、濡れたヴァギナをリュードは腰を掴んで近づけ、舐める。
「あ、ぁあ! りゅー、どぉ!」
 下半身からくる刺激にミレーニアは呻く。
 エレナとミレーニアは、目の前の女性を見会う。
 元は同じ肉体。かつては拒絶しあい、今では認め合う存在。
 そして恋のライバルでもある。
「ま、まけない、ぁ、……から、ね。ミレぇ、ニア!」
「あ、あた、しだ、って……先に、すきに、なったのは、アタシ、だもん!」
 互いに負けん気の強い性格。お互いがお互いの胸を両手でつかみ、陰核を責め、唇を交わし合う。
 淫靡な三角形は同時に果てる事で終わりを告げる。
 エレナは倒れ込み膣から精液をこぼす、ミレーニアはもったいなさそうに舐めとった。

185 :
 ミレーニアを布団に押し付け正常位で犯す。
 歪んだ顔がリュードから丸見えで、二人の身体の間で胸がつぶれる。
 何度も口付けを交わしながら、暴れ馬の様に責める。
 今度はミレーニアの顔に掛ける。
 荒い息を繰り返すミレーニアを起き上がったエレナがじっと見ている。
 二人は本当に負けん気が強い。そこだけはとても似ている。
 片方が犯されているのを嫉妬し、セックスをする。そしてもう片方が起き上がり、嫉妬して繰り返す。
(本当、しつこいからな)
 リュードはエレナの頬に精液を塗りつける。それだけの行為ですぐに勃起する。
(やっぱり力の種を食べすぎたせいかな? オレの精力も底なしになった)
 次にエレナを布団に押し倒し、正常位で犯し始める。
「わたしが、勝つんだから」
「アタシだって、まけない」
 二人は行為の途中で、互いに言い合う。
 三角関係。
 エレナもミレーニアもリュードを愛している。
 テントで眠っている時に、ミレーニアがリュードに抱きついてきた。
 そしてそれを見たエレナも抱きついてきた。
 互いに言いあいになり、売り言葉に買い言葉で、気がつけば二人は全裸になっていた。
 そして同時にリュードに迫り、リュードも拒みきれなかった。
 三人は肉体関係になった。
 二人を重ね合わせ、交互に挿入する。
 エレナもミレーニアも嬌声をあげながら、互いを先に生かそうと舐めあいいじり合う。
 その姿に興奮して、リュードは攻めを強める。
 二人の膣の間にペニスを突っ込みクリトリスを刺激した。
 同時に潮を吹き、びくびくと痙攣している。
 布団に倒れ込み、一緒に仰向けになって、リュードを見上げた。
「愛してるよ、リュード」
「わたしも、愛してるわリュード」
 二人は同時に言って、果てた。

(どちらか、か)
 疲れ切って眠った二人がリュードに左右から抱きついてくる。
 リュードは抱き寄せて、頭を撫でた。
(正直、二人とも欲しいが、それはいくらなんでも二人の気持ちを馬鹿にしている)
 左右に寝た二人。リュードは試しに胸を揉んでみる。二人は眠りながらも身じろぎしている。
(エレナかミレーニアか、オレにとって将来は、どちらを選ぶべきなのか)
 リュードは二人の乳首を責める。ますますリュードに抱きつく二人。 
(そうだオレの人生はどちらかしかないから、……あれ?)
 指が止まる。リュードはその事に、気付いた。

186 :
 リュードは自分の将来をもう一度、夢想する。
 そのたびに、二人の女性の姿が浮かび、共に居る状態しか考えられない。
 二人のどちらかと結婚し、子供を作り、年を取り、家族にみとられたまま幸せに老衰でぬ。
 それ以外の人生が考えられない。
(いやなんでオレの人生、その二つしかないんだ!?)
 リュードは、自分の将来に見切りをつけた自分自身に戦慄する。
 もはや二人に飲み込まれた人生しか考えない思考を、それに幸福を見出している自分を。
(オレは、オレはもっと幸福だとか不幸だとかそんなんじゃなくて、自分のために生きたかったんじゃなかったのか?)
 過去にジオハウンドという何でも屋の冒険者をやっていた。メルフィスを追うために、多少自由がきく仕事が必要だった。
 しかしそれ以上に権威やそういったものとは無縁の仕事だったから、好きだった。嫌われ者の仕事、だからこそ自由だった。
 今のリュードにはすでに心から自由は奪われていた。
(だめだ、このままじゃ駄目だ!)
 平和はとても素晴らしい。だが安穏な人生に己は無い。
 夜、リュードは二人の女性から目をそらし、テントの天井を見る。
(………………よし!)
 そうしてリュードはある事を固く決意した。

「オレにはまだ最後にやることが残ってる」
 サイラム王国の復興も目処が立ったある日、リュードは二人に別れを告げた。
 エレナもミレーニアもかなり渋っていたが、なんとか説得した。
 もちろん人生の全てになりかけていた二人を見切るのは、リュードにとって断腸の思いだった。
 それでも、だからこそリュードは、二人と距離を取りたかった。
(悪い二人とも。オレは、オレでありたい、自分を見失いたくない)
 ずっと相棒だったスカイをミレーニアに託し、リュードは旅立つ。
 やる事があるのは嘘ではない。リュードはヴァルマーの角・グラナサーベルの始末を考えていた。
 頑丈すぎて壊せない、海に沈めたらどこかに流れ着きそう、そのために誰も手の届かない場所に置いてこなければならない。
 リュードにとってすべての始まりであるこれだけは、自分だけの手で始末をつけたかった。
 同時にエレナとミレーニアに、リュード以外の世界を見てほしかった。
 それ以上に自分も、たくさんの世界を見たかった。
(正直、自由を体感したいだけなんだがな)
 何ものにも囚われない自由な状態で、世界を旅してみたい。それがリュードの本音である。 
(オレの人生はまだ決まってない!)
 まるで青空に浮かぶ雲のように、リュードの心は自由だった。
 二年後。結局、焦れて追って来た二人の女性によって、リュードが捕えられる事となる。

終わり

187 :
ゲームのスレ、かなり落ちているような

188 :
ここって1の専スレ?

189 :2013/09/18
違う、俺以外も1本あるし
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