2013年10レズ・百合萌え140: 【新垣戸田】コード・ブルーで百合2【りょう比嘉】 (831) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【新垣戸田】コード・ブルーで百合2【りょう比嘉】


1 :2009/12/05 〜 最終レス :2013/09/21
白石(新垣)×緋山(戸田)
緋山×白石
三井(りょう)×緋山
冴島(比嘉)×白石
あると思います。

2 :
>>1
2期も決まったしここも盛り上がるといいな

3 :
あれ?
前スレ落ちた?

4 :
2期、仲良しフィルター期待しすぎるとまずいかなと思いつつ期待しちゃう自分w
ドラマとしてもまた素敵なものを作ってほしいな。

5 :
ちょっと趣向を変えたSSを書いてみました。

6 :
『ドクターヘリ、エンジンスタート』
轟木の乾いた声が急かす。白石は書きかけのサマリーを閉じて、ヘリポートに向かって走った。
ヘリの要請は少し離れた郊外のショッピングセンター。
そこで事件があり、銃で撃たれた警察官がいるらしい。
「ねえ、撃ったのって犯人だよね、もう近くにいないんだよね。」もう一人のヘリ担当、森本が確認する。
『犯人は車で逃走したそうです。現在ショッピングセンター及びその周辺の道路は封鎖されて、内部の安全確認は
終了しています。』
「銃創ですか…。」
白石にとっては初めての経験だ。
「うん、日本じゃあんまり経験できないよね。僕も1回しか見たことないな。あの時は、猟友会の人が間違って
仲間を撃ってね、散弾銃の球が100個ぐらい体内に入っちゃっててさ、全部取り出すのに3回もオペすることに
なって、大変だったんだよ。」
「そうなんですか。」
白石は上の空で返事をしながら、過去に読んだ文献の銃創にまつわる箇所を思い出していた。
「必要な処置は、止血、輸血、外科的な施術のほかにペインコントロールと抗生物質の投与ですね。」
「そうだね、でも傷の状態を見てみないと何とも言えないね。銃の種類や口径、弾丸の種類やあたりどころに
よって全然違うからね。何にしても相当痛いらしいよ。」
ヘリがショッピングセンターの駐車場に降りた。近くにブルーシートでさえぎられた一角がある。
急いで駆けつけ、ブルーシートをめくると、救急隊員に場所を譲られて患者の脇に膝をついた。
驚きで一瞬息を飲んだ。
そこに横たわっていたのは、まだ女の子と呼んでもいいような若い女性だった。同様に驚いた森本と顔を
見合わせたところに、救急隊員が急かすように言う。

7 :
「撃たれたのは、キモトマミ巡査、38口径の拳銃で腹部を撃たれています。血圧86の42。先ほどまでは
呼びかけに反応していましたが、意識レベル低下しています。」
「弾は?貫通してる?」森本が慌てて聞く。
「いえ、体内です。」
「とりあえず傷口を見てみよう。白石、脈触れる?」
「はい、弱いですが触れています。」
救急隊員が止血していた傷口のガーゼを森本がそっと持ち上げる。見た目にはごく小さな傷にしか見えない。
出血もほとんど見られない。
「背中も見るよ。手を貸して。」
2人ほどの隊員が手を貸し、体を横に向ける。
射出口は見えない。どこに弾丸が残っているのか、そこからは判断がつかない。
一旦体位を戻すと森本が言う。「バイタルが安定しているうちに急いで病院に運ぼう。一刻も早く開腹して弾を
取り出す必要がある。すぐに用意して。」
「はい。」
現場から病院までヘリでおよそ12分、白石には木元の様子を見守る以外、何もすることはできなかった。
幸い急変することなく病院に着いた。
銃創なんて珍しい症例なので、藍沢と緋山はもちろん真っ先に飛び出してきた。藤川もそれに続き、森本と
フェロー全員で患者を囲み、そのまま初療室で開腹手術が始まった。
表面の傷とは裏腹に、内部の損傷は相当なのものだ。腹腔内を洗浄し、傷ついた臓器を確認しながら弾丸を探す。
背中に近いあたりにひしゃげた弾丸が見つかった。
続いて傷ついた腸管を縫合する。火傷のように変色した部分を切除し、一か所づつ丁寧に縫合する。
2時間におよんだオペは無事終了した。
傷ついた箇所が多く、縫合にだいぶ手間取ったものの、幸い大きな血管も神経も傷つけていなかったので、
これなら後遺症は残らずに済むかも知れない。
ICUのベッドで眠る木元巡査は、やはりどう見ても警察官には見えなかった。
痩せた体、細い手足、青白い顔。この姿で本当に拳銃を持った凶悪犯に対峙したというのだろうか。
白石は担当することになったこの患者の様子をじっと見つめた。
今は鎮痛剤が効いて眠っているが、銃創は痛みと熱が続くらしい。看護士に抗生物質の投与を指示して
ナースステーションに戻った。

8 :
「白石、今日はもう帰れる?」
緋山が奥の部屋から声を掛けてきた。
気付くともう時刻は夜の9時を過ぎていた。急に疲れを感じながら緋山の隣に腰を下ろす。
「ごめん、今夜は木元さんの様子が心配だから、ちょっと残る。」
「そっか。」緋山があからさまに残念そうな顔をする。
「木元さんってさ、ああ見えて捜査一課の刑事なんだって。私服刑事。」
「へえ、そうなんだ。じゃあやっぱり、間違って撃たれたとかじゃないんだ。」
「なんかさ、上司が撃たれそうになったのをかばったらしいよ。」
「緋山さん、なんでそんなに詳しいの?」
「さっき警察の人が手続きで来てて、森本先生に色々話して行ったの。それを森本先生が教えてくれた。」
「ふーん、それってそのかばわれた上司の人?」
「違うと思うよ。ただの事務の担当って感じだったし。」
「自分のせいで部下がケガしても、付添いにも来ないんだね。」
現場にもそれらしい人はいなかった。その場にいたのは、制服を着た警察官と救急隊員だけだった。
「冷たいんだね、警察の人たちって。なんだか木元さんが気の毒になって来ちゃった。」
緋山はなおも白石の近くでだらだらしていた。
「ねえ、今日は徹夜で木元さんについてるつもり?」
「そうじゃないけど、あと2時間ぐらいで鎮痛剤が切れるから、それで落ち着いてたら帰るかも知れない。」
「うーん、2時間か…。」
「待たないで帰っていいよ。明日はヘリ担当でしょ。」
「そうだけどさ、最近忙しくてゆっくり話してないな、と思って。」
「うん、そうだね。今度泊まりに行くよ。来週一緒に休める日あるでしょ。」
「まあね、あーあ、それまでお預けか。」
「ちょっと、こんな所で。」
「大丈夫、誰も聞いてないよ。」緋山が笑いながら周りを窺う。
そして素早く白石の唇にキスを一つ残して、立ちあがった。「じゃあ、今日はこれで帰るね。また明日。」
「もう、緋山さんったら…。」頬を赤らめた白石は、それでも緋山に向かって手を振った。「おつかれさま。」

9 :
1時間ほど書類に向かってから、病室を一回りしようと立ち上がった。
消灯後のICUは低い機械の音が規則正しく鳴っていた。静かな中にかすかにうめき声が聞こえる。
声に向かって行くと、それは木元の口から発せられていた。もう鎮痛剤が切れかけているみたいだ。
体温は39℃。呼吸が荒く、うなされながら時おり身体を強張らせる。
急いで看護士を呼び、処置をしている最中、いきなり意味のある言葉が発せられた。
「エリコさん…ダメです。」
声をかけてみるが意識は混濁したまま。熱に浮かされたうわごと。あとは意味をなさないうめき声ばかりだった。
やがて薬が効いてくると、ようやく木元の様子も落ち着き、体温も下がってきた。規則正しい呼吸と穏やかな表情。
それでもいつまた急変するかと心配で、結局その日は病院で待機していることにした。
エリコさんって誰なんだろう。なにがダメなんだろう。白石はなんとなく気になったままだった。

翌朝、木元は目を覚ました。
白石が駆け付けると呆然とまだ状況がつかめていない、といった表情でじっと見つめてきた。
「大丈夫ですか木元さん。ここがどこかわかりますか?」
「あ…、びょういん…ですか?」
「そうです。木元さんは昨日銃で撃たれてここに運ばれてきたんですよ。わかりますか?」
「ああそうだ、あの時、坂崎が銃を構えてボスを狙って…。ボスは無事ですか?」
「ボス?あなたがかばった上司の方ですか?ケガをしたのは木元さんだけです。他にケガ人はいません。」
「そうですか、良かった。」
木元はほっとした様子だった。自分が動けないのに上司の心配をするなんて。

10 :
「木元さん痛みはありますか?」
「いえ、特に…っつ。」
「あ、ダメですよ、まだ動いちゃ。」白石が肩を押さえる。
木元は身体を起こそうとしたところで脇腹の強烈な痛みに襲われ、うめき声も出せずに固まる。
「木元さんは右のわき腹を38口径の銃で撃たれていました。弾丸は昨日の手術で取り除いてありますが、
腸管の一部を傷つけていたので、その縫合も同時に行いました。なので1週間は起き上がったり、
物を食べたりは禁止です。」
「1週間もですか。」
「おとなしくしていてくださいね。」
しかし一度痛みに気づいてしまうと、それは尚更意識されてしまう。身体の奥から湧き上がる痛みの波に、
起き上がる気力も失われていく。痛み止めの注射を打たれると、そのまま眠りに落ちた。
しかしもう熱は下がり、表情も穏やかだ。白石はようやく安心して木元のそばを離れられるようになった。
結局、木元はそのあと丸二日眠り続けた。
ようやく目を覚ました木元の様子は、目に見えて回復していた。顔色にも血の気が戻ってる。
警察官だけあって、見かけによらず体力はあるのかも知れない。
「先生。」
「なんですか。」
「退屈なんで、何か読むものを貸してもらえませんか?」
「え、でも病院にある本なんて、医学書とか論文とかばっかりですよ。あ、それとも下の売店で何か雑誌でも
買ってきて貰いましょうか。」
「いえ、できれば専門書とかそっちの本が読みたいんです。」
「木元さんって、刑事さんですよね。」
「そうですけど、私は元々は科学捜査研究所にいたんです。だから科学とか理系の読み物の方がいいんです。」
「そうだったんですか。あ、それだったら、病院の資料室から何か借りられるかもしれません。」
資料室で迷った末、2冊の本を木元のところに持って行った。
「科学捜査に関連しそうなところで、病理関係の本を借りてみたんですけど。」
「ありがとうございます。」
本が読みやすいように、少しベッドを起こしてあげてから、そこを離れた。

11 :
ナースステーションを通りかかると、見慣れない男がカウンターに寄りかかっていた。
「たまにはさ、異業種交流もするべきだよ。医者も確かにエリートかもしれないけど、警察官には医者にはない
ワイルドな魅力ってのもあるからさ。」
何人かのナースが笑いながら相手をしている。
長身に細身のスーツを着こなし、きれいに手入れされたヒゲをたくわえたキザな感じの男。
警察官という単語が聞こえたところを見ると、木元の関係者だろうか。
「あ、白石先生、こちら木元さんに面会の方です。」
「はい。」やっぱり、と思いながら白石はその男に近づいた。「木元さんの担当の白石です。」
「これはこれは、こんなに若い美人がお医者さんなんて、神様は不公平ですね。」
やっぱりキザだ。
「あの、本当に警察の方ですか?」
「ええ、本当に、マジ、大マジです。あ、バッジを見せましょう。」
「え、いえ別にいいですけど。」
「まあそう言わずに。」男は内ポケットから出した警察バッジを見せた。革張りのホルダーの内側に大きな警察の
シンボルマーク。でも白石はそのバッジを見たことがないので、本物かどうかなんてわかるわけもない。
ちょっとひいていると、さらに男がポケットから何かを出した。
「ついでに名刺も渡しときます。」
「いえ、あの…」
「まあまあ、交通違反とかした時に、役に立ちますよ。」
渡された名刺には、警視庁参事官補佐、野立伸次郎とある。それがどんな役職なのか白石にはよくわからないので、
ともかく受取ってポケットに入れ、ちょっと首をかしげながらICUに野立を案内することにした。
木元に会わせれば、本物かどうかはわかることだし。
「あの、野立さんが木元さんがかばったっていう上司の方ですか。」
「いえ、違います。あんなのと一緒にしないで頂きたい。」
「あんなの、ですか?」
「そう、あんなのです。」もう少し聞こうとしたところで、野立は白石を追い越してベッドに近づいて行った。

12 :
「真実ちゃーん。」
木元が目を丸くしている。
「野立さん、何しに来たんですか。」
「お見舞いに決まっているだろう。本当はすぐに飛んできたかったんだけど、遅くなってごめんね。
さみしかったかい。」
「そんなこと、ありえませんから。」
木元の素っ気ない態度に、白石は少しほっとした。あんな軽い男に媚びるような人じゃ困る。
「そんなことより、坂崎はつかまったんですか?」
「いや、まだだ、検問が突破されて逃げられた。いま大澤たちが必で追いかけてるよ。」
「そうですか。」
「それにしても、なんで真実ちゃんが大澤をかばうんだよ。」
「それは…、夢中で…。」
「大澤なんて弾丸の2発や3発受けさせときゃいいんだよ。奴はそんなことじゃびくともしないさ。」
「そんな訳ないじゃないですか。ケガしたのが私で良かったんです。もしボスだったら…、
捜査に影響がでるじゃないですか。」
「ふうん、捜査ねえ。」野立が意味ありげにニヤニヤ笑いながら繰り返す。
ともかく、この軽そうなキザ男が、本当に警察関係者なのは間違いなさそうだった。白石はその場をそっと
立ち去り、自分の仕事に戻っていった。

13 :
翌日には木元はベッドをHCUに移動した。
容態の落ち着いた木元は、そこでもずっと差し入れた本を熱心に読んでいた。
「木元さん、具合どうですか?」
「あ、はい、まあまあです。」
「そうですか。ちょっと失礼します。」木元の額に手を当てて、熱を計る。平熱だ問題なさそう。
「あれ、少し顔が赤いですね?大丈夫ですか?」
「あ、いえ、大丈夫です。あの、人に触られるのは、あんまり慣れていなくて…。」
照れる木元は、なんだかかわいらしくて、ますます少女のように見える。
「そうなんですか。」思わず笑みが漏れてしまう。
「あの、それより、少し質問があるんですけど。」
「はい、なんでしょうか。」
木元の質問は、読んでいる本の内容についてだった。的確でユニークな質問が次々に投げかけられる。
さすがに同じ理系でも医者とでは視点が全く違っていて面白い。
白石はベッドサイドの椅子に座りなおし、その質問に一つ一つ答えながら、一度読んだことのある本で
良かったと内心ちょっとほっとしていた。
「じゃあ、今度はそれについて書かれた本も探しておきますね。」
「ありがとうございます。先生と話していると、とても勉強になります。」
木元が嬉しそうに笑う。
「木元さんは本当に仕事熱心なんですね。」
「こんな時じゃないと勉強する時間がないんで…。」
「それに自分の身体のことよりも先に上司のことを心配するなんて。」
「そんなんじゃないんです。ただ、ボスが…、いえ、あのチームが好きなだけです。」
「チームですか。」

14 :
「ええ、今のチーム、特別犯罪捜査班というんですけど、みんな個性的で面白くて、でもとても有能で。
私はそこで初めて警察官になって良かった、って思ったんです。誰かの役に立ちたいって。」
「すごいですね。それでボスって言うのは、そのチームのリーダーなんですね。」
「そうです。」
「木元さんはそのボスをかばったんですね。」
「いいんです。もし怪我をしたのがボスだったら、それこそ大変なことになりますから。」
「そうなんですか。」
木元は本気でそう思っているみたいだった。

「でもさ、それなのにそのチームの人たちが誰もお見舞いにも来ないなんて、おかしいよね。」
食堂で遅い昼食を摂りながら、白石は同じテーブル挟む藤川に向かって言った。本人の前では言えないけれど、ずっと疑問に思っていた。
「だって、そのチームの人たちは、木元さんを撃った犯人を追ってるんだろう。忙しいんじゃないの。」
「忙しいって、そりゃ、命に別条はなかったけど、あんなケガ人を放っておくなんて、信じられない。
現場にも誰も付いてなかったんだよ。」
「珍しいな、白石がそんなに熱くなるなんて。」
「そんなんじゃないけど、一生懸命にチームの人たちをかばってる木元さんを見てると、何か辛くなって
くるんだよね、自分に言い聞かせてるみたいで、我慢してるのかなって。」
「そうかもしれないけど、いろいろ事情とか、業界の習慣とかあるんじゃない?」
「何それ。」
「知らないけど、要はそんなことまで関わるな、ってこと。医者の管轄じゃないだろう。」
頭ではわかっていても、全然納得出来ない。
約束した本を持って木元のベッドに向かいながらも理不尽な思いが拭えない。
ベッドでは木元が2冊目の本を読み、それについての質問を次々に繰り出してくる。
医学生のような熱心さは、白石のかつての姿をほうふつとさせる。

15 :
ナースステーションのあたりが騒々しくなった。顔をあげてそちらを窺うと、妙に目立つ集団が
受付に固まっているのが見える。
「ちょっと失礼します。」木元に断わりを入れて、白石はそちらに向かう。
近づきながらよく見ると、4人の男性と背の高い女性。スーツ、革ジャン、ジャージと服装もバラバラで、
見事なまでに個性的な集団だった。
看護士長の大原が白石を呼んだ。
「あ、白石先生、こちら木元さんのお見舞いですって。」
もしかしてこの人たちが、木元の言っていたチームなんだろうか。
背の高い女性が一歩前に出る。
「木元の上司の大澤です。木元がお世話になっています。」
「あぁ、あなたが大澤さんですか。女性だったんだ。」後の方は、聞こえないように小さく口の中でつぶやいた。
「えっ、何ですか?」
「いいえ、なんでもないです。木元さんはこちらです。まだ安静が必要ですので、あまり騒がしくしないでくださいね。」
白石は先に立って歩き出した。いろいろな靴の足音が後ろに付いてくる。
「木元さん」声を掛けながらカーテンの陰から声をかける。
こちらを見た木元の顔が、何か言いかけてほころび、そして白石の後ろを見つめて固まった。
「ボス…。」

16 :
「なんだ、思ったより元気そうじゃないですか。」
「ホンマや、もっとにかけてるかと思ったよ。」
「お前を撃った坂崎は、きっちり捕まえといたからな。」
「手錠を掛ける前、みんなで一回づつ殴っといたんですよ。」
「そうそう、木元さんのケガのお礼っていって一発づつ。ボスの一発は特にきつくて、坂崎、気絶しちゃいました。」
「ホントですよね、一瞬しちゃったかと思って、びっくりしました。」
「余計なことは言わなくていいから。」
いきなりベッドの周りがにぎやかになった。やけにテンションの高い集団だ。
しかもよく見てみると、みんな埃まみれで、ずいぶんくたびれた格好をしている。これは早めにお引き取り
願った方がよさそうだ、そう判断した白石は間もなくチームの面々を外に連れ出した。
木元のベッドには、大澤だけが残った。
「遅くなってごめんね。思ったより坂崎の逮捕に手間取っちゃって。」
「いいんです。ボスならきっと、ちゃんと逮捕してから来てくれるって、信じてましたから。」
気丈に答える木元の頬を大澤がやさしくなでる。
「思ったより元気そうで本当に良かった。あなたのご両親も心配してたわ、この病院だとちょっと遠いし、
動けるようになったら、早めに都内の警察病院に移れるようにするから。」
「そう…ですか。」
「そうすれば、ご両親もお見舞いに来られるし、私もそばにいられる。」
木元が大澤の感触を確かめるように手を重ねる。大澤はその手を両手で包み、祈るように、額に押し当てた。
うつむいた大澤は、泣いているようにも見えた。
「そばに居させて下さい。ずっとボスのそばに。」
「わかってる。」大澤は大きくうなずく。「でも、もう私をかばってケガするなんてやめてね。」
「無理ですよ。同じことがあったら、私は何度でもボスの前に立ちます。でもそれは多分、他のみんなも
同じだと思いますけど。」
「しょうがないわね。」
「これでも刑事ですから、一応。」

17 :
大澤は早速白石を呼び、転院の許可を取ろうとした。
「木元さんの術後の容態は、非常に安定しています。感染症などの症状も今のところ出ていませんし、
あと7日ほど様子を見てから、転院の許可は出せると思います。」
「もう少し早く移ることは出来ませんか。」
「木元さんの場合、内臓の縫合も行ってますので、流動食を始めてみて、その様子をみてからの方がいいと
思います。」
「そうですか…、わかりました。では、それまでよろしくお願いいたします。」
大澤は白石に深々と頭を下げた。
あと7日間。
患者さんが健康を回復して、病院を後にすることは喜ばしいことのはずだった。
木元も順調に回復しているし、この病院にいたとしても、そう遠くないうちにHCUから一般病棟に移るのは
当然だった。
でも何でなのか、今回は嬉しさの中に別の感情が、澱のように溜まっている。
それが何なのか、自分でもよくわからない。
自販機の温かい紅茶を飲みながら、考え込んでいると、緋山が隣に腰かけた。
「ねえ、さっきの集団。木元さんのところだよね。」緋山がワクワクしていたような様子で白石に話しかける。
「そう。やっと犯人を捕まえて、駆け付けたんだって。」
「へえ、良かったじゃん。あの人たちみんな何日も寝てない、って感じだったよ。きっと必で追いかけてたんだろうね。」
「そうだね。」
「ねえ、あの背の高い女の人が木元さんがかばったっていう上司なんでしょう。」
「そうだよ。」
「そうだよね。」緋山がうっとりと遠くを見るように言う。「あの人も相当疲れてるみたいだったけど、
でもすっとしてて、格好よかったな。」
「緋山さん。」白石が少し眉をひそめる。「もしかして、ああいう人、好きなの?」
「えっ…、やだな、そんなんじゃないよ。一般論として仕事のできる女って感じでカッコよかった、ってだけだよ。」
「ふーん。」
「何、何か不満なの?やっと仲間がお見舞いに来て、木元さんも喜んでるんじゃないの?」
「喜んでるよ。で、動かせるようになったら、都内の病院に転院するって。」
「そう、木元さんの様子だと、あと1週間ってとこかな。」
「うん、それぐらいだと思う。」

18 :
木元のもとには、それからは毎日のようにお見舞いが来た。
野立や対策室のメンバーたちが入れ替わり訪れ、木元の両親も大澤に伴われて来た。
相変わらずまめにナースに声をかけている野立と共に、やけに色っぽい女性が現れた時には、森本と藤川が
嬉しそうにその姿を眺めていた。
その合間にも木元は、白石の差し入れた本を読んで、白石に質問を投げかけて来た。
それは白石にとって、とても楽しい時間になっていた。
次には何の本を持って行こうか、考えながら資料室の本棚に向かっていると、棚の向こうから三井先生が声を掛けてきた。
「お疲れさま。」
「お疲れ様です。」
「何を探しているの?」
「ちょっと、血液についての本を探してて…。」
「あなたが読むの?」
「いえ、木元さんが読みたいっていうので。」
「ああどおりで、デートの準備でもしてるみたいな顔してると思った。」
それがどういうことなのか、答えることなく三井は笑って去って行ってしまった。

19 :
「木元さんのところのお見舞いは、みんな派手な人ばっかりだよね。」
「一人地味な人がいるよ。」
「ああ、あのヤマムーって呼ばれてる禿げたおじさんね。でもある意味あの人もすごい目立ってるよ。」
「ふふ、そうだね。」
緋山と白石がようやく二人で過ごすことの出来る夜。病院から緋山の家に一緒に向かう帰り道。
でも会話の内容はどうしても仕事がらみになってしまう。
「そろそろ流動食にするの。」
「うん、明日からの予定。」
「じゃあ、順調にいけば、あと2〜3日だね。何か、毎日お見舞いに来る人たちがおもしろかったから、
ちょっと残念かな。」
緋山は無邪気に面白がっている。
白石は木元の回復を喜ぶ反面、その底に淀む感情にひっかかったままだった。
「この前の色っぽい女の人見た?」
「うん、あの人は科学捜査研究所の鑑識官だって。」
「へえ、じゃああの人も理系なんだ、話しとけばよかったな。あんな人たちばっかりなら、警察の仕事も
面白そうだよね。」
「緋山さん、やらしい。」
「は?なに言ってんの。それを言うなら白石だって、木元さんと随分楽しそうに話してるじゃない。」
「本のこと話してるだけだよ。」
「知ってる。この前ちょっと小耳に挟んだけど、すっごいオタク同士の会話って感じだった。ちょっとひいた。」
「…ひどい…。」

20 :
白石が本気で傷ついた顔をしたので、緋山が慌てて言った。
「あ、じゃあさ、転院しても連絡取れるようにメアドでも交換しておいたら?せっかく気の合う友だちを
見つけたんだから。」
「友だち?」白石は一瞬、驚いたように緋山を見つめた。「あ、そうか、友だちになればいいんだ。」
「は?」
「そうすれば、木元さんが患者じゃなくなっても、大丈夫なんだ。なんだそうか。」
「なに言ってるの。はじめての友だちってわけでもないでしょ。」
「そりゃ、そうだけど。これまでとは何だかちょっと違うような気がして…。」
「ちょっとやめてよ、友だち以上の気持ち、とか言うの。」
緋山が少しだけ不満そうな様子を見せる。
「もしそうなったら、どうする?」白石がいたずらっぽく笑う。
「もし、そんなこと言ったら…」白石が本気じゃないことはわかっているけど、緋山の気持ちが一瞬、
不安に締め付けられる。「そんなこと言ったら、あたし泣くよ。」
「緋山さん…。」今度は白石の心が締め付けられる番だった。脅しにもならない子供じみたセリフに、
緋山の本音が垣間見える。「ごめんね。そんなこと絶対にないから。」
「当たり前でしょ。」
白石が緋山の手を握る。緋山が指をからめてきて、より深く握りあう。
触れ合う肌のぬくもりは、言葉をいくつ重ねるよりもお互いの気持ちを素直に伝える。
あとはもう、二人だけの時間。
玄関の扉が閉まり、ようやく人目がなくなると、靴を脱ぐよりも先に抱き合った。
いつもより熱くて、いつもより甘えてくる緋山に白石も応えて、そのまま朝までずっと触れ合っていた。

21 :
結局、木元は急変することもなく、無事転院の日を迎えた。
迎えにきた大澤と共に救急車に乗り込み、去っていく後姿を見送ると、心にぽかりと穴が開いたような気がした。
でも次の瞬間にはPHSが鳴り、心の隙間を埋めるように忙しい日常が流れ込んでくる。
その夜、白石が自動販売機で紅茶を買って、一息ついているところに緋山がやってきた。
「おつかれ。」
「お疲れ様。」
「木元さんのメアド聞けた?」
「退院して時間があったらまた本の話をしましょう、って言って私のメアドを教えておいた。」
「ふーん、そうなんだ。」
緋山がポケットから名刺を取り出して眺めながら言う。
「そういえば、お見舞いの人たちからもらった名刺には、みんなメアドが入ってたけど。警察の人って、
みんなそうなのかな。それともただのナンパかな。」
「そうなの?」そう言われて白石も自分がもらった何枚かの名刺を取り出した。「あ、ホントだ。みんなアドレスが
書いてある。」
「あ、白石ったら3枚ももらってる。」
「緋山さん何枚?」
「2枚、キザなスーツと禿げたおじさん。あんたは?」
「私も同じ人、それと片桐さんってもう一人のスーツの人。」
「ああ、あの一番かっこいい人ね。」
緋山が一瞬、嬉しそうに笑うのを見て、白石が眉をひそめる。
「ふーん、そうなの?じゃあ、あげようか、この名刺。」
「違うって、ナースたちがそう言ってたの。全然そんなんじゃないから。」

22 :
冴島と藍沢が近づいてきたので、緋山が慌てて話を振る。
「ねえ、冴島はあの警察官たちから、名刺とかもらった?」
「もらいましたよ。4枚ほど。」
「ちっ、ナースの方がモテるのか。」
緋山が悔しそうに言うのをみながら、白石は苦笑した。そんなところにまで、負けず嫌いな性格が顔を出す。
「そういえば俺も1枚もらったな。」
藍沢が胸のポケットから名刺を取り出した。
「えっ」三人が声を揃えた。
「誰からもらったの?」めずらしく白石が真っ先に喰いついた。
「岩井善治…だって、革ジャンを着たマッチョ。」
「メアド、書いてある?」
「ある。でもこれ…、いらないな。」
藍沢はそうつぶやくと名刺をゴミ箱に捨て、さっさと立ち去ってしまった。
「相変わらず失礼なヤツ。」緋山があきれたようにつぶやく。
「あれも、ナンパなのかな。」
「そうなんじゃないですか。」
「そういうのもあるんだ…。」白石が呆然と藍沢を見送った。
冴島に続いて緋山と白石もドリンクを飲み終わると、そそくさと仕事にもどっていった。

23 :
「わかった。」帰りの用意をしながらロッカーに向かっていた白石が独り言のようにつぶやく。
「あの人、緋山さんに似てたんだ。」
「誰が?」緋山がブラウスのボタンを留める手を休めて白石の方を見つめる。
「木元さん。緋山さんに似てる人が、他のひとの名前を呼んでたから気になってたのかも。」
「誰の名前を呼んでたの?」
「『エリコさん』って、たぶんあの大澤さんの名前だよ。木元さんは夢の中でもずっとあの人をかばってたんだ。」
「ふーん、あたしも木元さんと会ってみたいな。白石が会うときは、一緒に行くから。」
「いいけど。」
「その時は、大澤さんにも一緒に来てもらって、4人で会うのもいいね。」
「なんで?」
「いや、別に…。ちょっとあの人とも話してみたいと思っただけ。」
「なんかヤダな。」白石が手を止めて、緋山に歩みよる。
「どうしたの?」
「緋山さんやらしいから。」
「はぁ?」
白石はいきなり緋山のブラウスのボタンをはずし、鎖骨の辺りに口づけた。
そこに白石の口紅と同じ色の花が咲く。
「あ、こら、キスマークつけた。」
「ふふ、私の印。緋山さんは私のもの、他の誰にも渡さないから。」
白石は緋山の頬を大事そうに包み、そっと口づけた。甘くて優しくて、長い長いキスだった。

24 :
以上です。
白石と木元を絡ませてみたくて書いたのですが、
他にも色々入れたくなって、長くなってしまいました。

25 :
わー!
すごいですキャラ両方わかるからすごく読み入ってしまいましたww
そして両方のカプとキャラが大好きなのでとってもおいしいssでした!
素敵な作品ありがとうございますww

26 :
放送日が1月11日に決定したようですね。
楽しみ(^^)

27 :
>>24
GJ!!です
楽しく読ませていただきました。
一粒で二度おいしいみたいなw
こういう異業種交流?もおもしろいですね。

28 :
≫24
GJっす!!!
ステキなコラボっすね!!!!
緋山と白石もいいですけど、冴島受けの小説も読みたいかな・・・。
どなたか書いてくださいませんか!?
待ってます!

29 :
ttp://areya.tv/up/200912/21/02/091221-2218080686.jpg
ttp://areya.tv/up/200912/21/02/091221-2218130281.jpg


30 :
>>29
やっぱりこの二人似てるかも、髪型が一緒だと一瞬見分けがつかない

31 :
ttp://mainichi.jp/enta/mantan/entama/graph/20091221_4/index.html

32 :
緋山がちょっと大人っぽくなってる。
白石は若干顔が丸くなったかな?

33 :
まさかの木元!
楽しく読ませていただきました
ああBOSS懐かしい…

34 :
>>25,27,28,33
ありがとうございます。
スレ違いと言われるかと思って、
ここに書き込むかどうか、悩んだんですが、
暖かいコメントがもらえてうれしいです。

35 :
長女:新垣結衣
次女:戸田恵梨香
三女:比嘉愛未
三人が三姉妹だとしたら、こんな感じだそうだ。
しっかり者の白石、自由人の緋山は何となくわかるけど、
冴島の中の人は、意外と甘えん坊?

36 :
いいともの最後でみんなが並ぶ時に
戸田ちゃんから比嘉ちゃんに腕組みにいったのに萌えた
戸田ちゃん藤川にも組んでたけど。
その後に比嘉ちゃんとガッキーも腕組んでまた萌えた

37 :
人いないな…
白石冴島があきらかに前シーズンよりも親密になってたな
それと緋山の心配をしまくる白石に萌えたw

38 :
あれだけの内容だけに、もう少し展開が見えないと書きにくいかも・・・
でも、期待

39 :
公式HPの2話の予告の写真が白石と緋山の2ショットだったな

40 :
公式HP見てきました。教えてくれてありがと
もうこの二人が一緒にいるだけでニヤニヤしてしまいます
それと、格好良い白石がギャルサーのナギサさんに見えてしまいました(笑)
白緋大好きですが、ナギサキも忘れられません

41 :
緋山のヒロイン度が増してるよね
1話からこれだから今後にも期待できそう

42 :
2話が待ち遠しいな

43 :
いいとも増刊号でまた3人娘を見れた。かわいすぎるw

44 :
いいともでの3人良かったねw
3人もだけど5人とも普通に仲良さそうで好感持てた
明日だけど早く2話が観たい!

45 :
>>43
>>44
見そこねた・・・
三人どんな感じだったの?

46 :
結構重い内容で真面目に見ているのに、所々でニヤニヤしちゃって困る
白石と緋山とか冴島と白石とか三井せんせーと緋山とか…
盛りだくさんでお腹いっぱい
早く来週にならないかなーw

47 :
>>46
それ分かるw
顔が勝手にニヤけるんだよな
最後らへんの白石が緋山の腕を掴むシーンは特にニヤけたwww

48 :
>>46
>>47
同じくw
テーマとか生き方とか真面目に考えさせられてるはずなのに、
どこかにそーいう要素があるとそっちを考えてしまう。
2ndは絡みが多くていいなw
最後のシーンは、自分もニヤけたw

49 :
前スレだったか前々スレだったかに誰かがまとめサイト作りましたよね
あれのパスワード知ってる人教えてくれないかしら

50 :
>>49
ssをまとめたやつ?

51 :
>>49
codeblue
yurimoe

52 :
サイトの予告が白石と冴島の2ショットでめっちゃ萌える!!!

53 :
今日のVS嵐途中からしか観れなかったorz
戸田ちゃんの動く姿を見るだけで、明日も頑張れます。

54 :
ガッキーまさかのまなみ呼び

55 :
>>54
自分もそこ反応したwドキッとしちゃったよ。
服がボーダーで同じだったね、ガッキーと戸田ちゃんw

56 :
今日の戸田ちゃん、表情豊かですごく可愛かった。
こんな妹がほしいよ(*´д`*)
そしてガッキーは比嘉ちゃんによく懐いてるよね。
わりとあっさりした子ってイメージで見てたから、あの甘え具合が可愛いw

57 :
今日の第3話も楽しみだ
特にガッキーとトッティー

58 :
某テレビ誌に主要女の子3人で載ってる!
仲良さげだし並んでるだけで癒されるw

59 :
最後の2人きりのシーンがよかった

60 :
>>59
あのシーンいいよな
1のときに比べてだいぶ親密になってきてるのが分かるし

61 :
緋山に褒められて、目をキョロキョロさせて動揺する白石が可愛かった。
あと、緋山は今度は患者とフラグか?と思ってしまった。

62 :
>>61
あそこ白石完全に動揺してたね!
そして緋山は担当患者が女性率高すぎてていいww

63 :
確かに緋山は女性の患者さんによく当たるよねぇ
ズバッとものを言うけど優しいから無意識に患者さんたちにモテてそうだw

64 :
また公式の次回予告の写真が白石と緋山の2ショット

65 :
今シーズンの緋山は弱いところ優しいところを見せてくれてほんとに可愛い
白石はどんどん凛々しくなってくし
たまらんです

66 :
だねwww

67 :
>>49のやつのurl誰かのっけてください

68 :
>>67
ttp://codeblue2gl.web.fc2.com/

69 :
>>68ありがとうございます

70 :
お初ですが、SS投下しても大丈夫です?

71 :
>>70
大丈夫ですよ!

72 :
ではお言葉に甘えて。
結構なボリュームですが…

73 :

 不意に誰かの声が聞こえたような気がして、私はゆっくりと目を開けた。
 だが、薄暗い部屋の中には誰の姿もなく、ただ時計の音だけが響いている。
 気のせいだろうか。
 テーブルの上に置かれている目覚まし時計に視線を向ければ、まだ三時前。眠りに就いてから一時間も経っていなかった。
「……最悪……」
 小さく毒づいて、もう一度ぎゅっと目蓋を閉じる。けれど、そんなことをしても一度覚醒された私の脳が再び眠りの波へと意識を手放さないことは、私が一番よく知っていた。
 今日の当直は私と森本先生だった。
『緋山、最近あまり寝てないんだろう。今日は状態も安定しているし、ゆっくり寝て来い』
 普段なら休憩などあってないようなものでゆっくり仮眠を取るなど有り得ないことだったが、私の肩を叩いて胸ポケットからPHSを抜いていく彼の言葉と笑顔に、不眠と疲労が溜まっていたことも事実だった私は、素直に「はい」と頷いていた。
 それなのに。
 上司に厚意で与えてもらった時間でさえ有効に使えない自分の無能さに溜息が零れると、昼間のことが鮮明に思い出された。
 不摂生が祟ったのか急に目の前が白濁し、ミスを犯したのだ。それも、初歩の初歩。縫合中に鉗子を取り落とすなどという、くだらない、学生でもしないミスだった。
 意識が遠退いたことは誰にも言わなかった。それはミスに対するただの言い訳にしかならない。
 あの後から白石や冴島が何か含んだ視線を寄越していたがそれすら取り合わずに、私は二人と別れていた。
「シャワーでも浴びて来よう」
 いつまでも自己嫌悪に苛まれていても仕方がない。重い腰を上げて、私は更衣室へと向かった。

74 :

 *
 更衣室の扉を開けると驚くべきことに、そこには日勤で帰ったはずの白石の姿があった。
「なっ……」
 私は思わず絶句して一歩引いていた。当たり前だ。とっくの昔に仕事を終えて帰宅していると思っていた人物がそこにいたのだから。
「あ、緋山さん。お疲れ様」
 長椅子に座ってカップコーヒーを手にしていた白石は、無邪気に笑みを見せる。
 ふわりとした柔らかなその微笑みに、不覚にも私の心臓は大きく跳ねた。
「緋山さん?」
 普段から思っていたのだ――白石は可愛い、と。
「どうかした? 気分悪いの? 顔赤いよ?」
 一言も言葉を発さない私に何を勘違いしたのか、カップを置いた白石は綺麗に整った眉をひそめて立ち上がった。
「……別に。ただ寝起きで暑いだけ。てか『お疲れ様』じゃないでしょ! 今、何時だと思ってんの? 三時よ!?」
 動揺していたことを勘ぐられたくなくて、今の自分に近づいてほしくなくて、思わずきつい言い方をしてしまう。
「ん……、ちょっと気になる人がいて様子見てたんだけど、気がついたらこんな時間だった」
 白石は一瞬探るような目で私を見たが、すぐに視線を外すと長椅子に置いてあったファイルを掲げて自主残業をアピールした。
「はぁ!? あんた馬鹿なんじゃないのっ? 明日――……ってかもう今日だけど。あんた西条先生とオペ入ってるんでしょうっ!?」
「うん、そうなんだけど……なんか気になっちゃって」
「信じらんない……ワーカーホリックにも程があるんじゃない」
 また、酷い言葉。本当はこんなことを言いたい訳じゃないのに。
「ほんと……自分でもそう思う」
 白石は目を細めて軽く苦笑いする。傷つけてしまっただろうか。そう思うと胸に苦いものが広がる。
「白石ってさ……いつもこんなことやってんの?」
 今度こそはと、なるべくきつい言い方にならないよう慎重に言葉を運ぶ。

75 :

「うーん……いつもって訳じゃないけど、たまに。とりあえず、座ろっか」
 ファイルを脇に押しやって二人並んで長椅子に腰掛ける。
 胸の高鳴りが止んだ訳ではない。むしろ先程よりも更にペースを上げて疾走しているくらいだ。それを悟られないよう、私は全神経を会話に集中させた。
「緋山さんは? 休憩?」
「うん。でもすぐに目覚めたんだよね」
「どうして?」
「なんか仮眠室に誰か来たような気がして……でも気のせいだったんだけど」
 ちゃんと会話ができていることに心の中で安堵する。乱れていた脈も漸く落ち着きを取り戻したようで、正常にリズムを刻んでいた。
「ふーん」
 妙に素っ気ない白石の反応が気になり、有り得もしないことをつい尋ねてしまう。
「まさか、あんたじゃないでしょうね?」
「まさか。私、仮眠室なんて行ってないよ。カルテのチェックしながら医局とHCUを往復してたし」
「……だよね」
 予想はしていたが、やはりその通りの間髪を入れない白石の答えに私は肩を竦めてみせた。
 別に期待していた訳ではない。ただ、ほんの少し。白石が来たのなら良かったのにと思っただけだった。そうすれば、不眠もほんの少しは解消されたかもしれないのに。
 何故なら、この不眠は白石がもたらしたものなのだから。
 白石は無防備すぎる。
 藍沢や藤川、シニアドクター、ナース、患者――そして、冴島。
 白石は誰にでも笑顔を見せる。快く優しさを振りまく。それが白石の性格であるのは知っているけれど。でも、私はそれが嫌で堪らなかった。
 彼女は気づいていないのだ。自分がどれだけ魅力的な人間なのか。その愛らしい笑顔の前では、ライバル関係や上司と部下、主治医と患者という垣根など何の意味も持たないのだ。
 当然、それは同性同士にも当てはまる。現に私は同性である彼女に想いを寄せているのだ。冴島がそうであってもおかしくはない。

76 :

 それなのに。当の白石ときたら、ここ最近何の危機感も持たずに冴島とのツーショットがやけに多いのだ。彼女が冴島に笑顔を向ける頻度も高い。
 それが面白くなくて夜が眠れない。寝ようと目を閉じると、冴島に笑い掛ける彼女の姿が頭を過る。
 わかっている。これはただの嫉妬だ。お門違いの醜い感情なのだ。
 だが、頭では理解していても心がついてこない。納得できないものがある。どす黒い気持ちを抑えきれない。
 なんて醜悪なのだろう。
 でも。それでも。
 思わずにはいられない。
 私にだけ笑って。
「緋山さん?」
 急に口を噤んだ私を訝しんだのか白石は私の名前を呼ぶ。けれど、私は黙ったまま返事をしなかった。
「……ごめん、嘘」
 どのくらい時間が経っただろうか。それまで私に合わせて沈黙を守っていた白石が、唐突に口を開いた。
「え?」
「ごめんね、緋山さん」
 私の顔を見て、白石は真顔でもう一度「ごめん」と呟いた。
「ちょっと、何? いきなり『ごめん』とか言われても訳わかんないって」
「嘘なの」
「……白石?」
 私は困惑していた。「ごめん」とか「嘘」とか、白石が一体何のことを言っているのか全くわからない。
「さっき仮眠室に誰か来たって言ってたよね? あれ、私なの」
「え? だって、あんたカルテのチェックしてたって――」
「だから、それが嘘なの。本当は医局で森本先生に緋山さんが休憩入ってるって聞いて……緋山さんの顔見たくて仮眠室にいた」
 私の言葉を遮った白石の告白に、私は目をむいた。
「ちょ……、待って! 白石、あんた確か担当患者が気になって残ってたんでしょ!? 何で私に――」
「うーん……当たらずといえども遠からず?」
 白石は再び私を遮り、首を傾げながらまたも理解に苦しむことを言う。

77 :

 そして、
「ていうか、担当患者って誰のこと?」
 そんな衝撃発言をしてくれる。
「はぁ!? だって、気になる患者がいるってさっき……」
「そんなこと言ったっけ?」
「言ったって!」
 頭が痛くなってくる。少しはわかったつもりでいたが、相変わらず白石は読めない性格をしている。
「……ああ、あれか」
 少し考えて漸く思い出したらしい白石の顔は、何故だか酷くご満悦そうだった。
「思い出した? で、誰よ? HCUだと……長堀さん? 秋山さん? それとも――」
「緋山さん」
 私は自身の耳を疑った。
「……は?」
「だから、緋山さん」
 白石の顔をまじまじと見てしまう。その白石は満面の笑みを浮かべて私を見返した。
「……ねぇ、白石。今、私の名前が聞こえたんだけど?」
「当たり前じゃない。私は緋山さんって言ったんだから」
 そろそろ、白石の思考回路を理解するのにも限界が近づいているのだろうか。それとも、彼女の言葉は私の言語中枢が持っているボキャブラリーのレベルを遥かに越えているのだろうか。
「……いつから私はあんたの患者になった訳?」
「何言ってるの?」
 私の嫌味に本気で首を傾げた白石は、直後、「ああ、確かにそうかもしれない」とくすくす笑いだした。
「――っ! いい加減にしてよ! さっきから一体何なのっ!」
「私が気になってたのは患者さんじゃなくて緋山さんなの」
「だから、それが意味――」
 わかんない、そう言おうとして私の言葉はまたしても遮られた。

78 :

「最初から緋山さんって意味だったの。気になってたのは患者さんじゃなくて緋山美帆子その人」
 その言葉に私は思わず動きを止めていた。白石はふっと目を細めて続ける。
「緋山さんさ、昼間のミス……あれ、本当は意識飛んだんでしょ?」
 驚いた。まさか白石が気づいているとは思わなかった。白石はそんな風に固まっている私には構わず、更に、
「最近夜も眠れていない」
「な、何で……」
「わからないとでも思った? 緋山さんのことで私にわからないことなんてないよ」
 白石は笑顔を浮かべる。優しい微笑み。
「心配だったの。私にとって緋山さんは大切な人だから。無理して身体壊して、倒れてほしくないから」
「白石……」
「だから気になってずっと待ってた」
 白石は両手で私の右手を包み込む。白石の手は細くて華奢でとても温かかった。
「……冴島さんもさっきまで待ってたんだけどね。私の粘り勝ち」
「冴島が? まさか」
 確かに冴島がいい奴で本当は優しいことも思いやりがあることも知ってはいるが、そうは言っても相手はこの私だ。有り得ない。
「つーか、粘り勝ちって何よ? 冴島と何か勝負してたの?」
「……やっぱり緋山さんって鈍い」
「ちょっと、何それ。聞き捨てならないんだけど」
「だって鈍すぎなんだもん。……まぁその方がいいんだけど」
「はぁ!? てか何なの! マジでムカつくんだけど!」
 私は白石の手を振り払った。
 そこそこいい雰囲気になっていたのに、そこに目下恋敵である冴島の名前を出され、挙げ句の果てには鈍い発言。
 私の中の理性という壁は完全に崩壊していた。何も考えず勢いに任せて言葉を吐き出す。
「だいたい私の睡眠不足の原因はあんたなんだっての!! 人の気も知んないで何が――」
 そこまで言って、はっとする。白石が大きく目を見開いて私を凝視していた。

79 :

「それ、どういう意味?」
「……別に。何でもない」
 今更言葉を濁したところで、先程自身が口走ったことが取り消せるだなんて思っていない。
「緋山さん」
 ほら。白石は私に逃げることなど許してはくれないのだから。
「あんたが、笑うから……」
 私は戦慄く唇を開いた。
「白石が誰にでも笑い掛けるから。藍沢とか……冴島とかっ!」
 左手で右手を掴む。そこに先程までの白石の温もりを探すかのように、私はきつく握りしめた。
「悔しいけど、腹立つけど、あんたは全然わかってないと思うけど……あんたの笑った顔、すっげー可愛いの! すっげーいい顔してんの!
だから、あんたのいい顔を知ってていいのは私だけなの! なのにあんたは誰にでもヘラヘラ笑い掛けるじゃん……っ、それがムカつくんだって!」
 言い切って、私は白石から顔を背ける。羞恥が込み上げてとてもではないが正視に耐えられなかったのだ。
 頬が熱い。耳まで赤くなっていることは自分でも容易に想像できた。
 恥ずかしい。何が「あんたのいい顔を知ってていいのは私だけ」だ。何が「ムカつく」だ。そんなもの、ただの幼稚な独占欲ではないか。
 その劣情を刺激するかのように、白石が、
「それって……もしかして焼きもち?」
 図星を指され、思わず私は白石を振り返った。
「なっ……、ふざけないでよねっ! 誰が焼きもちなんか――」
「でもそうでしょう? 私が他の人に笑い掛けるのが嫌なんでしょ?」
「――っ!」
 自分で言ったことだったが白石本人から改めて聞かされた自身の本音に、私は言葉に詰まった。

80 :

「緋山さんは、私に、緋山さんだけを見ていてほしいんでしょ?」
 的確を通り越して残酷なまでに鋭い指摘。こんなことでまでその優秀さを発揮しなくてもいいのに。
「……そうだよ」
 小さく呟き私は白石を見据えた。
 彼女がどれだけ卓越した腕を持っているか、私は毎日毎日、嫌という程この目で見ているのだ。
「焼きもちだよ……あんたが誰かに笑い掛けるのが嫌なの。あんたが誰かを見てるのが嫌なの。あんたが誰かを想うのが嫌なの。あんたが誰かのものになるのが嫌なの!
こんなの……子供じみた、ただのくだらない嫉妬だって!」
 半ば叫ぶように張り上げた声はがらんとした更衣室に響き渡った。
 白石は何も言わない。きっと呆れられているのだろう。いや、嫌悪感を抱かれているのかもしれない。
 好きだとはっきり言葉にした訳ではないが私のそれは告白したのと同義で。聡明な彼女のことだ。すぐに理解するだろう。
 暫くして、一つ大きく息を吸った彼女は言った。
「……じゃあ、もう他の人に笑い掛けたりしない」
「……え?」
「緋山さん以外の誰かを見たりしない。緋山さん以外の誰かを想ったりしない。緋山さん以外の誰かのものになったりしない」
 呆然と白石の顔を見ている私に、彼女は、
「緋山さんにだけ」
 ふわりと、柔らかく微笑んだ。
Fin

81 :
以上です。
ここまでの長文お付き合い頂きまして、ありがとうございました!

82 :
>>81
GJです!
緋山かわいい!

83 :
>>82
どもです。いや〜SSなんて普段マリ〇てしか書かないもので、キャラを掴むのに苦労しました。
若干キャラ違い気味ではあるかと思いますが、そこはご容赦くださいm(__)m

84 :
>>82
凄く萌える白緋をありがとうございます!
ちょっと強気な白石先生が好きです^^

85 :
↑すいません間違えました。
正しくは>>81でした(汗

86 :
規制解除キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
そしてSSキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
>>81
萌えをありがとうございます!!
途中(*´Д`*)ハァハァしながら読ませてもらいました←

87 :
皆ありがとう
調子に乗って『おまけ』載っけます。
てか、おまけって言うより蛇足として切った部分ですが

88 :

『緋山さんにだけ』
 そう言った白石は私の右手を掴み、私が何か言う前に引き寄せた。
「え? あ……、えっ? あのっ……し、しらいしっ?」
「やっぱり鈍いなぁ、緋山さんは」
 状況が飲めずに上擦った声を上げればくすくすと笑いが漏れる――私の耳元で。
 抱きしめられている。
 鈍い私は、こうなって初めて理解した。理解して一気に鼓動が走る。
 そんな私を知ってか知らずか、
「私ね、緋山さんのこと……すっごく、すっっっごく大好き!」
 白石は私を抱く手に一層力を込めた。
「緋山さんは?」
「そっ、そんなこと、聞かなくてもっ」
「私は緋山さんの気持ちが聞きたいなぁ……それとも緋山さんは嫌? 私の気持ち」
「そんな訳ないじゃん!」
 私は反射的に白石から身体を離し睨みつけていた。
「じゃあ、いいでしょ」
 してやったり――彼女はそんな言葉がぴったりな意地の悪そうな表情を浮かべて鮮やかに笑った。
「そ、それとこれとは話が――」
「……ダメ?」
 ただ、それだけ。
 白石が口にしたのは、たったそれだけ。

89 :

 でも。
「――――っ!」
 私にはそれで十分だった。
 けれど、それは反則ではないだろうか。
 そんな上目遣いで。そんな可愛い声で。「ダメ?」なんて。
 そんな風に言われたら。
「ダメ……じゃ、ない」
 私には、もう、拒絶できない。
「私も……す、好きっ……だから」
 私の言葉に白石が嬉しそうに笑って――。
「それだけ?」
 浮かべた笑顔と口にした言葉が反比例する。
 私は改めて思った。
「……白石って性格悪過ぎ」
「そうかな?」
 笑顔のままそう返す辺り、その歪んだ性格がありありと滲み出ている。
 その時、白石の表情が一変した。
「緋山さん」
 ねだるような甘い視線。
「言って?」
 少し鼻に掛かった甘い声。
「……やっぱり反則だって」
 どうやら、私に逃げ道はないらしい。
「白石のこと……すっごく、すっっっごく、大好き」
Fin

90 :
萌尽きたorz
白緋は永遠です本当にありがとうございました

91 :
ヽ(゜∀゜)ノ
すばらしい白緋すぎて生きるのがつらいww
よかったらまた書いてください
萌えをありがとう

92 :
>>68のまとめサイト、>>51のIDとパスで入れない…なんでだ

93 :
白石×緋山を書いたやつです
>>90
個人的に白石は天然腹黒+天然ホストだと思いま(笑)
もち緋山はツンデレ\(^O^)/
>>91
あんな駄文で良ければ、また時間があれば書かせて頂きます。
正直マ〇みてよりこっちにハマってるw

94 :
>>92携帯かな?
PC変換通してだとパス効くやつと効かないやつがあるみたいよ。
mobazillaで多分見れると思う。
パソだったらごめん。

95 :
>>94
みれたよ!ありがとう!

96 :
第4話も白石と緋山の絡みが多そうで楽しみ

97 :
ここまでコードグリーン(三人娘)の話題なし

98 :
>>51
質問しっぱなしですいません
おかげさまでチャンと入れました
ありがとうございます

99 :
今日ですね
女子三人組全員いいなぁ…
女だけど覚醒白石に攻められたいですwwwwwww

100 :
来週はもっと泣けそう

101 :
なんかもう
緋山はガチで白石を好きなんじゃないかw
「あんた男いたの!?」って必すぎるw

102 :
今回は素晴らしい白緋でした

103 :
今日の緋の「怒ったり悲しんだりしてるあんた、好きだよ」は萌
次回予告で緋が冴の腕を引いていくのを見ている白の表情がなんともいえないw

104 :
今日は白緋にニヤニヤしっぱなしでしたが
次回予告での女子3人でさらにテンション上がりました
美人ってすばらしいですな

105 :
「できる……二人なら」
「……!」
なんというか、このスレのために撮ったような話だったなw

106 :
個人的に今日はシーズン1の「やめさせないよ」をこえる神回だった
シーズン2第4話最高!

107 :
今回のはヤバかったwにやけるわw

108 :
前から百合っぽいドラマだなと思ってたけど
今回で白緋にはまったw

109 :
白緋に萌した

110 :
私も白緋に萌した

111 :
今日は完全に俺達ホイホイだったな・・
最近某絵SNSでも白緋絵が徐々に増えて初めて嬉しい

112 :
白緋好きにとって4話は最強すぎる

113 :
エレベーターでの会話で、緋は白の優秀ぶりを認めているのか・・とほんのりしてたら
そんなもんじゃすまなかったw

114 :
今日はほんとにやばかったw
いろんなの含めても過去最強かも!

115 :
案の定スレ盛り上がってて吹いたw
今回は白緋オンパレードだったな
>>103-104
あの次回予告はこじれた三角関係にしか見えなかったw

116 :
見逃した…orz
もし良かったらどなたか白緋の詳細を頼む…

117 :
今日わ萌え氏に

118 :
>>116
何か緋山が白石に弱気なあなたが好きとか言ったり
二人でカラオケとかしてた

119 :
>>116
緋山があなたがいるから今があるとか
今回は緋山が積極的だった

120 :
初めて?の共同作業もあった

121 :
>>120
二人ならできるって言って
二人で手術やってたwww

122 :
>>116
詳細
白石に男からメール
動揺、イライラの緋山w
白石準誤診
緋山は落ち込む白石を全力で慰め
白石に嫌みっぽくいいながら
顔が心配顔になってて萌
自分の今があるのはみんなと、白石(かなり特別枠)のおかげと言う
二人で手術
橘に誉められる
カラオケ

カラオケでの曲はPuffyだったね
白緋に萌えすぎて何度も観てたら、口ぱくでわかった。

123 :
エレベーターの会話で緋山が皆のこと思い出すと、というくだりの最後で「それから…あんたのこと」って言うとこの妙な間も良かった!緋山ツンデレやな

124 :
なにこのドラマめっちゃ萌えた
緋山かわいすぐる!
今回積極的だったな
けど受けなんだな
くそぅ萌える!

うつくしいは正義!

125 :
緋山の誘い受け萌え

126 :
今夜は私とあなたでダブルドクターだからね
な二人が超ヤバかったwww

127 :
緋山ちゃん白石に完全に惚れたねw
あきらかに恋w

128 :
昔の男との待ち合わせだと誤解してたのに、わざわざ着いて行くとは、
どんだけ緋山は白石の昔の男が気になるんだ!って感じだな。

129 :
>>128
そしてそんな緋山の突っ込みに
「昔『は』男」とか素でボケる白石がこのスレ仕様過ぎてもうw

130 :
今回はマジでヤバかった。
「自分だけで抱え込まないで」は萌えたと同時に感動のあまり泣きそうになった。

131 :
116だけどみなさんご丁寧にどうもありがとう!
白緋が本格的にガチになったようで本当に嬉しいw

132 :
昨日の話はどう考えたって緋山と白石の百合話にしか思えないww

133 :
4話はあからさま過ぎて興ざめした
緋山ばっかり白石のフォローして白石は藍沢に対しての方が心開いたり弱みを見せてるし
恒夫はまた出てうけたけど

134 :
このスレの妄想をドラマ自体が肯定しだしたw
山P無視して女同士イチャイチャとか神設定すぎる

135 :
きゃわ
ttp://p.pita.st/?vgrjfpq5

136 :
昨日のはマジでヤバかったw
緋山ばっかり弱み見せてるから
白石も緋山に弱み見せれば良いのに〜
デュエットのシーンでワイングラス持ってるけど、
ちゃんと白と赤で分かれてるんだもんな

137 :
>>136
本スレから。口元見てるとどうやらその通りらしいw
803 名前:名無しさんは見た!@放送中は実況板で 投稿日:2010/02/02(火) 12:50:52 ID:mKkdzGmG0
2人がカラオケで歌ってた曲が
「これが私の生きる道」と
1発でわかってしまった俺を褒めてくれ

138 :
ありがとう、4話

139 :
今見た
ヤバイwwwwww
何この神回!!!
萌えたわ……白石緋山愛してます

140 :
白石は友達以上の感情は持たないだろうから緋山が深入りしてるの見るとつらい

141 :
流れ的に白石が緋山に心を開く回が必ずあると信じている。

142 :
>>141
でも白石みたいなタイプが完全に心を開いたら
放送できなくなっちゃうような気もするwww

143 :
緋山は白石だけじゃなく三井や(たぶん5話で)冴島にも情が深いと思う
というか男以外かよっていう^^;

144 :
>>142
一緒に寝たりお風呂入ったりとか?
いずれにせよモザイクだねw

145 :
>>144
「こうと決めたら周りが見えなくなる」からな。
人が見てようが見てまいがお構いなし、何でもありだwww

146 :
白石いちいち男前すぎて中の人の2ndからの前髪に感謝してるw
一緒に何かするのはもう見れないかもしれないけど
泣いて緋山に抱きつく
とか、あると信じてる

147 :
今週のテレビガイド
ガッキーが恵梨香ちゃんの髪の匂い嗅いでるw

148 :
vs嵐でガッキーが「愛未は腕が長いから」って名前で呼び合う仲なのね(はぁと)

149 :
5LDKにりょうが出るよ

150 :
一緒に飲みに行ったりするんだー
仲良さそうでいいね(*´д`*)

151 :
素顔のガッキーは本当に小娘だた
りょうさんは明るくて面白い人みたい

152 :
ギャルサーでパラパラ踊ってたナギサとサキが大人っぽくなったな…
局違うからギャルサーの話題はタブーなんだろうけど2人でいる時にパラパラやったりしてんのかな

153 :
このジャンルでは初投下です。
至らぬ部分はご容赦を。

154 :
昔の男の顔を見てやろうと、半ば強引について行った店にいたのは彼女の元患者で、
彼女の言うように、昔「は」男で今「は」女の、メリージェーンこと大山恒夫だった。
今だって、女に見えない部分のほうが格段に多いとは思ったけれど。
勢い勇んで向かった手前、そのぶんの反動で気が抜けてホッとして、羽目を外し過ぎた。
ワインやらシャンパンやら、思ったより飲んでしまって結局終電を逃してしまい、
うちに泊まればいいと小さく笑って言った白石の申し出に、あたしは二つ返事で乗っかった。

155 :
「先にシャワーする? 着替えとかも洗濯するし。乾燥機もあるからすぐ乾くよ」
部屋に着くなり、まだ玄関先でブーツすら脱げてないあたしに向かって白石は言った。
白石のマンションに向かう途中のコンビニで着替えの類は買ったが、さすがにブラまでコンビニでは売ってない。
特に汗はかかなかったし、今日と同じもので妥協しようと思っていたところだったので、
下着を他人に洗われるのは少しだけ気が引けたけれど、その提案は素直にありがたかった。
「…えと、じゃあ、お願い…シマス」
いくらか恐縮しながら言うと、白石はまた小さく笑った。
「オッケ。パジャマ出すからちょっと待ってね」
コートを脱いだ彼女が寝室と思われる部屋に引っ込むのを見てから、自分もマフラーを外して上着を脱ぎつつ、室内をくるりと見回す。
初めて訪れた白石の部屋は、彼女らしい、整理整頓の行き届いた清潔そうな部屋だった。
少し大きめにも感じられる本棚には、彼女の真面目な優等生ぶりが窺えそうな医学書やそれに関連する本が多数並んでいる。
自分だってそれなりに揃えていたつもりだが、彼女には到底及ばなさそうだ。
「お待たせ、はい、これ」
本棚を眺めていたあたしに寝室から出てきた白石が濃紺のTシャツとオフホワイトのジャージを持ってきた。
「さすがにジャージのほうは新品じゃないけど、裏側は起毛だからあったかいと思う」
「ありがと。風呂場、借りるね」
「タオルは洗面台の上の棚にあるから好きなの使って。あと、洗濯機もそこにあるから、適当に」
「わかった」
「ごゆっくり」
手を振って送り出され、なんとなく照れくささも感じつつ、風呂場に向かう。
白石が貸してくれたジャージは、ご丁寧にも顎のすぐ下までファスナーの上がるもので、改めて彼女の気遣いが窺えた。

156 :
シャワーを終えて、白石の用意してくれたTシャツの袖に腕を通す途中で、洗面台の鏡に映る自分自身の姿に目が止まる。
くっきりと浮かび上がる胸の傷。
今日初めて、自分以外の人間に、自分の意思で見せたそれ。
たぶんきっと、白石以外の誰かにこれを見せようという気持ちにはならないだろう。
指先でそっと辿ってみる。
痛みはないけれど、記憶は鮮明に蘇る。
嫌なことを思い出しそうになって、気持ちを落ちつけようと息をついたときだった。
「緋山さん?」
コンコン、というノックの音とともに、白石の声がした。
「あー、ごめん」
すぐ出るよ、と続けるつもりで振り向くと、その言葉を発するよりも先にそのドアは外側から開かれ、少し心配そうな表情をした白石が現れた。
「ちょ…!」
咄嗟にTシャツを胸に抱きこむようにして腕を交差させて胸元を隠す。
下半身を先に身に着けていたことに心底安堵した。
「ばかっ、許可もなく開けるなっ」
「ご、ごめん。なんか、急に音がしなくなったから、発作でも起きたのかと思って」
胸元を隠したまま白石に背を向けたあたしは、それが間違っていたことに気付く。
鏡越しに、白石と目があったからだ。
ドアのところに立ちつくす白石が鏡に映るあたしを見る。
…正確には、あたしの胸の傷を。
まっすぐに、けれどどこか熱っぽくも感じられるその視線にカラダが熱を持つ。
さりげなさを装って手のひらで傷を覆い隠すと、白石がハッとしたように肩を揺らし、顔を逸らした。
「ごめん…」
それだけ言って白石はドアを閉める。
けれど、ドアの向こうからはなかなかその気配がなくならなかった。

157 :
あたしは急いでTシャツを着込み、ジャージに袖を通して喉の上まできっちりとファスナーを上げた。
心臓がドキドキと早鐘を打っている。
傷を見られたことよりも、肌を見られたことよりも、まっすぐに見つめてきた白石の視線があたしのカラダを熱くした。
ドキドキしている心臓を宥めるように深呼吸してリビングに戻ると、片膝を抱えてソファに座っていた白石が頭を上げた。
それから、テーブルにあったミネラルウォーターのペットボトルをあたしに差し出す。
それを受け取りながら、あたしは白石の隣にいくらか勢いをつけて腰を下ろした。
「あー、さっぱりした」
ペットボトルのキャップを外しながら、さっきのことなど何もなかったように言ってみると、隣で微かに白石が笑ったのがわかった。
「白石も入ってきたら?」
「私は…明日でいいや」
「朝風呂派?」
「そういうわけじゃないけど」
苦笑いを漏らした白石がまた片膝を抱えた。
ちらりと横目で盗み見て、白石もすでに部屋着になっていることに気付く。
あたしが借りたものとはデザインのまるで違うスウェット。
首回りがくっきり見える。
なんとなく目が離せないでいると、白石の視線がこちらに向いて、慌てたあたしは目だけでなく顔ごと逸らしてしまった。
不自然極まりない態度に自己嫌悪する。

158 :
「…緋山さん」
こぼれ落ちそうな溜め息を誤魔化すようにペットボトルに口をつけ、中身を口に含むと同時に白石が声を掛けてくる。
返事の代わりに振り向くと、少し困ったような目を向けられた。
こくりと一口分飲み干してから首を傾げると、白石はまた苦笑いして、なんでもない、と言った。
「なに、言いかけたんなら言いなよ」
「や、だって、緋山さん、きっと怒るから」
「聞いてみないことには怒るかどうかわからないでしょーが」
「…まあ、そうなんだけど」
苦笑いの濃度を更に強くして白石があたしを見る。
その視線のまっすぐさに思わず顎を引いてしまったのを白石は気付いたようだった。
「…けど、やっぱ無理」
「ちょっと!」
「や、だって、ホント怒るって」
「だーかーら! 言いたいこと黙られるほうが気になるのよ!」
少し乱暴気味にペットボトルを置きながら、がう! と咬みつく勢いで言うと、白石は根負けしたように息を吐いた。
「…怒らない?」
「怒るも何も、もう怒らせてるんですけど」
「わかった、じゃあ言う」
「最初から言えっての」
呆れた溜め息をこぼしたと同時に白石が抱えていた膝を外す。
その踵が床につくかつかないかの間に、白石の口から短い言葉が紡がれた。
「傷痕見せて」
その声色も、その言葉の意味も。
まるでなんでもないことのような響きにも聞こえたのに、
でも同じぐらい、白石にとってもあたしにとっても、大事なことを言われた気がした。

159 :
「……え?」
白石の言葉がどういう意味なのか、咄嗟には理解できずに間抜けた声が出た。
でもすぐに理解したあたしの顔に熱が集まってくる。
「だから、傷痕。胸の。見せて」
繰り返した白石の顔にはふざけたようすは微塵もなくて、ただの好奇心だとか興味本位だとか、そんな雰囲気ももちろんなかった。
「…や…、やだよ、そんな…」
無意識にジャージの上から手のひらで傷の部分を押さえてしまったあたしに、白石はまた苦笑いを浮かべる。
「うん、そう言うと思った。だから言うのやめようと思ったの」
昼間は自分の意思でこの傷を白石に見せた。
ひとりですべてを抱え込もうとする白石が歯痒くて、自分だけじゃないってことに気付いてほしかったから。
あのときはあのときで、それなりに勇気がいった。
それでも、白石になら見せてもいいと思った。
見られてもきっと軽蔑したり気味悪がったりしないと、信じていたから。
「ごめんね、気にしないで…」
「…なんで、見たいの…?」
白石の言葉尻を奪って尋ねると、口元が緩んだように見えた。
「…さっき、鏡に映った緋山さん見て、綺麗だなって、思ったの」
「は?」
「なんていうか、うまく言えないけど…。傷痕の赤い色が、緋山さんの肌に映えて綺麗だなあって」
目線を床に落とした白石の口元はやっぱり緩んで見えて、ただ純粋に、この傷をきちんと見たいだけなのだとわかる。
「…なんか、アンタのその言い方、ちょっと変態っぽい」
「えー、ひどいなあ」
ふふ、と微かに笑った白石が穏やかな表情であたしを見つめる。
相変わらず、コイツは卑怯だ。
そんな顔をされたら、あたしは『NO』って言えない。

160 :
「…わかった」
「え?」
「いいよ、アンタになら」
少し声が震えてしまったことを誤魔化すように白石から目線外して、ゆっくりとファスナーを下ろす。
中に着込んだ濃紺のTシャツの襟ぐりは、白石の着ているスウェットよりは広めだから、傷痕も隠せない。
腹の下までファスナーを下げてから白石を見ると、申し訳なさそうにあたしを見つめていた。
「…自分で言ったくせになんでそんな顔してんのよ」
「そうだけど、でも」
「ホントにいいってば。アンタにはもう何度も見られてるんだし」
あたしの言葉に白石の眉尻が下がる。
責めたつもりではなかったけれど、そう受けとめられたのかも知れない。
「…白石だから、見せるんだよ」
言いながら、もう少し見やすくなるようにと広げて見せる。
白石の目が、戸惑いながらもあたしの胸元に向くのがわかって、自然と体温が上がった。

161 :
「…やっぱり、綺麗」
「……悪趣味」
「ね、触ってもいい?」
「いいよ」
おそるおそる、白石の指が近づいてくる。
その指先が傷に触れたとき、あたしは無意識にカラダを揺らせてしまった。
「あ、ごめん、痛い?」
「…平気、痛く、ないよ…」
不安そうに見上げてきた白石に微笑んでみせると、少し顎を引いて、それからまた傷に触れてきた。
「…これ、緋山さんの勲章だよね」
「うわ、キザなこと言うよ、この人」
白石のことだ、きっと本気でそう思って言ったくれたと思うのに、素直に受け止めるには照れくさかった。
茶化すように言いながら肩を竦めて笑ったら、む、と唇の形を尖らせた白石がそのままあたしの胸元に顔を沈めてきた。
「…え、ちょ…」
何をするんだ、と尋ねる前に、ぺろりと、白石が傷痕を舐めた。
ざらりとした生温かな舌の感触が、あたしの背筋にぞくりと痺れに似た感覚を滑らせる。
身を捩り、白石の肩を押し返して逃げようとしたけれど、それを許すまいと腕を掴まれて行動を制限される。

162 :
GJです!!
すごく読みやすくて(ていうか、綺麗な文章で)好きです
それにしても続きが気になる…よろしければまたお願いしますw

163 :
「白石…?」
「…こんなときになんなんだけどさ」
「…?」
「私、緋山さんが好きなんだよね」
「はっ?」
いきなりの告白に面食らって素っ頓狂な声が出た。
思わず口を覆うと、白石は薄く笑いながらあたしを見つめていて。
「…さっき店で、私のこと、好きって言ってくれたよね」
「あ、あれは…、…っ」
反論しようとしてまた傷痕を舐められてカラダが震える。
「…あれ、結構キた」
「だから、あれは…っ」
「うん、わかってる、そういう意味じゃないって。だから、今、確認してる」
傷痕のまわりに優しい口づけが落とされたのがわかる。
軽く触れるだけのそれは何度も繰り返され、だんだんとあたしの気持ちを支配していく。
「だから、ね、緋山さん」
「な、に…」
「そろそろ、本気で抵抗してくれないと、止まらなくなるんだけど」
傷の近くに降らされていたキスの嵐が徐々に鎖骨から喉元、そして顎へと移動してくる。
白石の柔らかな唇の感触が顎の先に触れたとき、あたしはそれまで辛うじて残っていた理性というものを意識から手放した。

164 :
白石に掴まれていた手はいつのまにか自由になっていて、
両手をそのまま彼女の首のうしろへとまわし、自分から白石に顔を近づけてその頬に唇を押しつける。
それは白石には予想外だったのか、大きく目を見開きながらあたしの顔を覗き込んできた。
「…アンタって、顔に似合わず手が早いのね」
「そう、かな?」
見慣れたはずの苦笑いが胸に染みる。
「…泊まればって言われたときから、実は期待してた、って言ったら、どうする?」
「えっ?」
胸の鼓動は、きっと最初に触れられたときから気付かれている。
その意味を白石はどう解釈していたのだろう。
確認しようとする白石がただただ憎らしい。
「…ねえ、どうするの?」
それまでどこか飄々としていた白石の澄ました顔が、あたしの言葉でどんどん赤くなっていくのを見て、あたしはひどく満足する。
知らずに口角があがってしまったあたしに気付いた白石が、あたしのよく知る笑顔になった。
「…朝まで、寝かせない」
そう言って歯を見せて笑った白石に、その日一番胸が高鳴ったことは、しばらく黙っていよう。

165 :

以上です。
普段常駐してる板やスレとは勝手が違って、
途中さるさん食らってしまったので書き込みに時間がかかってしまいました…orz
なんかいろいろすいません。

166 :
ありがとうございました!
ニヤニヤしながら読んでしまいましたw
やっぱり白緋すきだぁぁぁぁぁ

167 :
ヤバ…白緋さいこー…
GJです!!!!!

168 :
うわあああ途中で書き込んじゃってすみません…orz
もうこの二人最高すぎる!!!ありがとうございました

169 :
萌えました!
作者さんGJです!

170 :
>>165さんの>>153からのSSと被る上に前後しますが…
私も4話見てからのある事ない事ごちゃ混ぜ妄想SS書いてみましたので投下します。
書きかけの冴島×白石を放置してまで書きましたw

171 :
 心電図のモニター音、人工呼吸器の駆動音、スタッフの慌ただしい足音――救命センターの医局は常に雑然とした音が飛び交っている。
 けれど、私はそんな音も耳には入らずただひたすら緋山さんの不機嫌そうな後ろ姿を目で追っていた。
 私になんて興味がないのだろう。ただの同僚、友達にすらなれない。むしろ嫌われている。
 ずっと、そう思っていた。だが、それが崩壊を見せ始めたのはついさっき。
 事の発端は今朝私の携帯に届いた一通のメール。
『今夜、空いてる? 待ってる  恒夫』
 二人きりのエレベーターの中、そのメールから始まった会話と彼女の表情を思い出す。
『あんた男いたの!?』
 そんな質問を受けたのは以前受け持った患者、大山恒夫――通称メリージェーン洋子からの返信メールを読んでいた時だった。
『昔の男!?』
 何故かはわからないが、私の携帯を覗いた緋山さんは洋子さん(本人に対してはそう呼んでいる)を相手にかなり興奮していた。
 次から次に飛び出す質問。
 もしかしたらほんの少しは興味を持ってもらえているのだろうか。彼氏の存在を確かめたくなるくらいには――私はそんな期待を抱かずにはいられなかった。
『ショック……』
 メールの相手は洋子さんだと言おうにもその後緋山さんから発される雰囲気は急速に険しくなり、私に話し掛ける隙を与えないまま彼女は先にエレベーターを降りてしまう。
 そしてナースステーションに着く寸前、酷く苦り切った表情で緋山さんは言ったのだ。
『私はあんたのこと、何も知らないんだね』
 どういう意味か尋ねる前に彼女はトイレに行くと私から離れた。
 すぐにナースステーションで顔を合わせはしたが、まるで私を避けるかのように緋山さんは外来診察室へと足早に姿を消したのだ。
 私に背を向ける彼女に、ちくっと針で刺したような小さな痛みが胸を突く。理由はわかっていた。
 私は緋山さんが好きだ。友愛感情ではなく恋愛感情として。
 同性同士だということはもちろん理解している。理解したその上で私は緋山さんが好きなのだ。
 黒田先生の腕を切断することになったあの時、彼女が私に言った言葉。
『腕を無くしたのがあんたじゃなくて良かった』
『辞めさせないよ、ここ』
 例え、緋山さんが私を慰める為に言った言葉だったとしても。私が彼女に惹かれるのは必然だった。
 痛みは広がってゆく。まるで本物の傷のようにじくじくと。けれど、どうしようもできなくて。私は急患を受ける準備に走りだすことしかできないでいた。
「――白石、田所部長のところに行くぞ」
 オペ後、再び外来に戻ろうとする緋山さんの背中を眺めていた私に橘先生から声が掛けられる。
 やんわりとした言葉だったが、それは呼び出し以外の何物でもない。その場にいたスタッフの視線が一斉に私に向くのがわかった。
「……はい」
 呼び出しの内容には予想がついていた。例の患者の誤診についてだ。
 昨日外来担当だった私はある患者の訴えに、生ガキを食べたという情報と腹部X線写真、エコーの結果からノロウイルスによる軽い食中毒だと診断し整腸剤を処方して帰宅させた。
 だがその患者は今日も外来へやって来た。そこで緋山さんが診察した結果――腹部大動脈瘤が発見されたのだ。
 私は見落としてはいけないものを、見落していたのだ。

172 :
 ――誤診というには過酷過ぎる。
 田所部長はそう言って咎め立てすることはなかった。橘先生も何も言わない。
 だが、間違いなくあれは私の判断ミスなのだ。どんなに取り繕ってもらっても私には誤診でしかない。
「白石」
 部長室からの帰り道、私は緋山さんと一緒になった。
 オペの感想を述べる彼女の横で私は言葉少なく相槌を打つ。
 どうしてCTを撮らなかったのだろう。どうして腹部の隆起に気づかなかったのだろう――考えるのはそんなどうしようもないことばかり。
 次に会ったら聞こうと思っていたあの言葉の意味でさえ私は緋山さんに聞くことを忘れていた。
「――別に誤診とも言えないし怒られなかったでしょ……落ち込むことない」
 気遣ってくれる緋山さんの声も今は遠い。
 申し訳ないと思いつつも、自身の不甲斐なさを恨むばかりで彼女に目を向ける余裕などなかった。
 *
 私に余裕があろうがなかろうが一日というものは勝手に過ぎる。
 業務を終えると、私は一人になりたくて誰もいない備品室にいた。
「はぁ……」
 救命医という緊張感から解放されたこととそれ以上の精神ダメージからか、使用されていないストレッチャーに腰を下ろしとすぐに大きな溜息をついてしまう。
 誤診が発覚してからの私はといえば、正直散々だった。
 ミスがミスを誘発することはなかったが、何か処置をする度に誤診のことが脳裏を横切る。患者の家族の顔を思い出す。
 緋山さんの冷静な判断で一命は取り留めたが遣り切れない思いでいっぱいだった。もしかしたら自分が、あの患者をなせていたのかもしれないのだから。いや、「していたのかもしれない」だ。

173 :
 その時、備品室の扉が開いて菓子パンの袋を持った緋山さんが入って来た。
 きっと当直に入る前の休憩だろう。休憩といえば備品室、が最近の私たちの定番となっていた。
「藍沢のとこも大変だったみたいだね」
 今朝ヘリで運ばれてきた患者の話をしながら、緋山さんは私の隣へ当然のように腰掛けた。
「……そう」
 私はどうしていいのかわからなかった。結局、昼間のように気のない返事を返す。
 そんな私が感に障ったのだろうか。緋山さんは今座ったばかりだというのに、ストレッチャーから立ち上がった。
「過去に囚われてるのはあんただけじゃないよ」
 そう言って緋山さんはタートルネックの襟元を引っ張り胸をはだけさせた。
 私は驚いた。もちろんそこにあるものを見て驚いた訳ではない。彼女が、例え私だとはいえ他人に対してそれを見せることに驚いたのだ。
 そこには一年前に負った心破裂の手術痕が生々しく残っていた。
「初療室で処置してる時、時々蘇るんだ」
 襟を直した緋山さんは再び前を向くと言葉を続けた。
 列車事故での二次災害を境に変わってしまった身体。ICUでの治療中に経験してきた苦しみや痛み。今でもフラッシュバックに怯えを感じずにはいられない自分。
 時々辛そうな響きが混じる。それでも緋山さんは独白を止めない。
 どうしてそこまでするのだろう。自分の傷口を広げてまで私に言葉を掛ける理由がわからない。
「――でも私は同時に思い出す」
 だって彼女にとって私はどうでもいい存在で。
 ほんの少しは気にしてもらえているのかもしれない。
 だけど。
「私を助けてくれた救命のみんな」
 同僚でしか有り得ないはずで――。
「それから……あんた」
 同僚以上としての興味なんてないはずで――。
「だから頑張れるんだよ」
 振り返った緋山さんは真剣な顔をしていた。
「……っ」
 目の奥が熱くなる。
「一人でできることなんてたかが知れてる……何でも自分だけで抱え込まないで」
 言い置いて緋山さんは備品室を出て行った。
 備品室に静寂が戻って来る。
「……結局、パン食べなかったじゃん……」
 ぽつり、呟いた言葉に答えは返らず壁に反響した私の声だけが一人置き去りにされる。
「……っ……うっ……く」
 嗚咽が漏れた。
「……っく……うああ……っ……ああああ!」
 私は溢れ出る涙を抑えきれなかった。
 嬉しかった。まさか、緋山さんにそんな風に思っていてもらえたなんて。
 私の気持ちが受け入れられた訳ではない。そんなことわかっている。
 それでも。
 彼女に少しでも近づけたことが、ただただ嬉しかった。

174 :
 *
 次の日。
 更衣室で着替えた私は、徐々に脈が速くなっているのを自覚していた。
「ちょっと……恥ずかしいかな」
 別に泣いていたところを見られた訳ではないのだが、緋山さんの秘められた思いを聞いたこともあってか彼女と顔を合わせることに何か気恥ずかしいものがある。
 ジャケットを抱きすくめて私は小さく笑った。
「何にやけてるんですか」
「きゃっ!」
 急に背後から話し掛けられ、私は先程とは違った意味で心拍数がぐんと上がった。
「さ、冴島さんっ!」
「そんな大声を出さなくても聞こえています」
 振り返った私の目に映ったのは冷めた視線を寄越す冴島さんの姿だった。
 冴島さんは長椅子に鞄を置くと私を眺める。
「何?」
 聞くと意味不明な言葉が返って来た。
「……フェローの間ではジャケットを抱きしめてにやけることが流行っているんですか?」
「は?」
「いえ」
 そう言って彼女は私から目を逸らすとさっさと着替えに取り掛かった。既に私のことは眼中にないらしい。
「?」
 首を傾げながら更衣室を出たところで、
「――もそうでしたから」
 冴島さんは小声で何事か呟いたが私には聞き取れなかった。「緋山先生」と聞こえたのは、きっと私の気のせいだろう。
 ナースステーションへ入ると緋山さんがデスクで当直日誌を書いていた。私の脈が一段と速くなったのは言うまでもない。
 足音が聞こえたのだろうか。不意に緋山先生が顔を上げた。目が合う。
 にやけそうになる顔に必に力を入れて少し笑顔を作る程度に留めると、疲れているであろう彼女に声を掛ける。
「お疲れ様」
 私の顔を見た緋山さんもまた目元を和ませた。
 そして、すぐにお互いの作業に戻る。私はカルテのチェック、緋山さんは当直日誌の記入。
 けれど、今の私にはそれで充分だった。例え想いは届かなくても、緋山さんが笑い掛けてくれる。それだけで心が満たされる。
 安心できる心地好い空気、好きな人の側にいられる嬉しさ――私は幸せだと実感していた。

175 :
 その時。
「先生!」
 内線を受けた園田くんの緊張した声がナースステーションに響く。
「東病棟の窓から子どもが転落! 状態は不明ですっ!」
 私と緋山さんは同時に走りだしていた。
 現場に着いて驚いた。転落した子どもは昨日オペをした腹部大動脈瘤の患者の息子だったのだ。
 到着した時には子どもは既にショック状態に陥っていた。急いで初療室に運び緊急オペに取り掛かる。
 だが。
「シニアは?」
 辻さんは首を横に降る。
 森本先生、三井先生はともにオペ中。橘先生と藤川先生はドクターヘリ要請で出動。頼みの綱である藍沢先生も手が離せない――今の救命センターにドクターは私たち二人しかいなかった。
 その上、冴島さんまで処置中で動けないという。私は絶望感に見舞われた。
 自分たちのチームを信じていない訳ではない。だが、やはり彼女は他のナースとは一線を画していた。
「……右の血胸が酷い。肺損傷か血管損傷があるわ」
 エコーを見た私の診断とモニターのアラーム音がけたたましく鳴り響いたのはほぼ同時だった。
「心停止しました!」
「エピと輸血急いで! 心マするよ!!」
 緋山さんは指示を出すと自身は心臓マッサージに取り掛かった。
「あと二十分程で橘先生が戻りますがどうしますか?」
 辻さんの心細そうな声が私に判断を仰ぐ。
 私は手術台に横たわった小さな身体に目を向けた。生気の感じられない蒼白い顔――駄目だ、もたない。
 橘先生が戻って来るのを待っている余裕はなかった。待っていればこの子どもは確実に命を落とす。
 私の頭に詰め込んだ全ての知識を総動員して命を繋げる方法を探す。

176 :
 そして、たった一つだけ。私はこの子を助ける方法を見つけた。
「――っ」
 だが、同時に迷う。分が悪過ぎるぎるのだ。生存する確率は僅か数パーセント。
 私は緋山さんを見た。子どもの薄い胸板を懸命に圧迫している。何とか助けたい、そんな気迫すら伝わって来る。
 そうだ。迷っている時間などない。私が迷えばその分この子の期が迫るのだ。
 私は決断した。
「待ってる時間ない。私たちでどうにかしよう」
 ちらっと緋山さんがこちらを見る。私は束ねた髪を軽くシニヨンにまとめて言った。
「クラムシェルでいくわ」
「両側開胸!?」
 私の決断に緋山さんは目を瞠った。
 クラムシェル――両側開胸。胸部外傷手術の開胸法の一種であり、文字通り貝を開くように胸を横一線に開く。技術力を要し、難しい術式だと言われているものだった。
 緋山さんが躊躇する理由もわかる。
 だが。
「できる。二人なら」
 揺るぎない自信を持って私は緋山さんの目を見つめていた。
 緋山美帆子――私が誰よりも信頼する人物。彼女がいてできないことなど有りはしない。
 私たち二人に乗り越えられない壁など絶対にない。
 交錯する視線。重なる想い。
「……わかった」
 緋山さんは私を信じて、頷いた。

177 :
 *
 長い一日が漸く終わろうとしていた。
 着替えもせずに私はまた一人備品室にいた。
「はぁ……」
 小さく溜息を零すとカップコーヒーに口をつける。
 東病棟の窓から転落した子ども――奥田友則くんの緊急オペは無事に終了した。今はもう麻酔から覚め、父親の剛三氏とともにICUで安静にしている。
 フライトから戻った橘先生は状態を見るや否や開口一番、
『クラムシェルか、よくやった』
 そう優しい笑顔で褒めてくれた。橘先生がその場を去ると私と緋山さんは顔を見合わせ、同時に笑い合った。
 今まで誰にどんなに難しい処置を褒められても今日程の嬉しさを感じたことはなかった。
 そして、多分これからも感じることはない――この喜びは特別なものだから。
 だから今日の私の溜息は満ち足りたもので、決して疲労と自己嫌悪の塊などではない。
 そこへ、
「お疲れ」
 昨日と同じように緋山さんが備品室へ入って来た。ただし、今日は当直ではないので持っているのはパンの袋ではなく私と同じコーヒーのカップだった。
「お疲れ様」
 私たちは笑顔を交わした。ストレッチャーに二人横並びになって「乾杯」と軽くカップを打ち合わせる。
「園田がさぁ」
「ん?」
「今日は凄かったって」
「……私は辻さんから」
「マジ?」
 私は小さく笑いながら頷いた。

178 :
 クラムシェルを決断してからの私たちの処置は素早かった。
 直接心臓マッサージ、除細動、縫合――二人の息が合い流れるような自然な動作が作られていた。
「プロのピアニストの連弾みたいだったって」
「連弾? しかもプロ? それ言い過ぎ」
 緋山さんは笑った。
「私たちじゃプロどころか素人の即興にもならないって」
 そう続けたのは、きっと照れ隠しだろう。
 頬に微かに差した赤みと少し早口に切り上げた彼女自身が、それが照れ隠しであることを雄弁に物語っている。
 私は辻さんの言葉を思い出した。
『先生たちが並ぶ姿は凄く自然で……不謹慎かもしれないですけれど、とても綺麗でした』
 それは最高の褒め言葉であると同時に私にとって絶対に忘れられない言葉となった。
 他のことはわからないしいつもの私がそうであるとは限らない。それでも、あの瞬間だけは、私は緋山さんの横に立つに相応しい存在であれたのだから。
「何にやにやしてんのよ?」
 一人笑みを浮かべる私を気味悪そうに緋山さんが見た。
「何でもないよ」
 私は首を振った。
「何なのよ?」
 教えろと凄んでくる彼女に負けず私は言わなかった。
 緋山さんには絶対に言ってやらない。きっと、もっと可愛くないことを言ってくるだろうから。
 その時、ポケット中の携帯が震えた。開くと洋子さんからのメールだった。
『あんた、今日こそは大丈夫なんでしょうね! 絶対に店来なさいよ』
 おねぇ言葉と可愛らしい絵文字に違う笑いが込み上げる。私は「今から行く」と返信した。
「あっ! 昔の男でしょ!? それ!」
 目聡い緋山さんは私の携帯を指差した。
「あー、うん、まぁ……」
 「昔は」なのだが、戸籍はまだ変えていないと聞いていた私は、男といえば男なので肯定の意を含めて曖昧に返事する。
「ちょっと、マジどんな男なのよ!」
「そんなに気になる?」
「ったり前でしょ! あんたみたいな優等生女と付き合う男がどんな奴か見てみたいに決まってるじゃん!!」
 緋山さんは何故か髪の毛を振り乱す程必になって訴える。当直明けだからなのかもしれないが、微妙に目が血走っているのが少し怖い。
「じゃあ、ついてくる?」
「はっ!?」
 私の言葉に緋山さんは素っ頓狂な声を上げた。
「いや、だから気になるなら今から会うつもりだし、ついてくる? って――」
「行く!」
 私を遮った緋山さんは一も二もなく頷いていた。

『洋子さんへ  追伸、今日は私の好きな人を紹介します  恵』
Fin

179 :
以上です。
4話のトレースだしおまけに長いし>>165さんのような綺麗に纏った文章でなくてすみませんorz

180 :
GJです!!
この話読んでからもう一回4話見ようかなw
いいものをありがとうございます

181 :
お二方ホントGJです

182 :
白石と恒夫が仲が微妙に良いのは、
どちらも同姓を好きという共通点があるからなんですね。
納得しました。

183 :
楽しそうw
http://wwwz.fujitv.co.jp/codeblue/photo/gal_04_img_14.jpg
http://wwwz.fujitv.co.jp/codeblue/photo/gal_04_img_15.jpg

184 :
>>179
GJです!
>>182
緋山もすっかり馴染んでたしね

185 :
SS投稿してくださったお二人方、どうもありがとうございます
素敵すぎてテンションがあがり、ノートに白緋の妄想の絵を書いたので、勢いでUPさせていただきます
下手で申し訳ないですが、少しでもみなさまの妄想の活力になれれば幸いです
絵をUPするのは初めてなので、なにか失礼があったらコメお願いします。すぐ削除しますので
ttp://migimegu.up.seesaa.net/image/img014.jpg
帰りのタクシーで、ベロベロに酔っ払った緋山さんが白石さんに寄りかかっているところのつもりです
白石さんはもちろん緋山さんをお持ち帰りですw

186 :
>>185
かわいいじゃん
けしからんよ!じつにけしからんw

187 :
>>185
GJです!身長差に萌えました
緋山せんせー可愛いなw
投下してくださる皆さんのおかげで何倍も楽しめてうれしいです

188 :
>>185
グッジョブ!
そのイラスト見て私もテンションだだ上がりになりまして、171>>>>178の続き書きました!

189 :
相変わらず
一にトレース、二にトレース、三四に妄想、五に妄想
というダメっぷりですが。
>>178までを第一部とします。

190 :
 眠らない街――とまではいかないにしても、そこそこ賑わった繁華街の一画。
 どぎつい色の看板が立ち並ぶ中、その店は何とも言えない雰囲気を醸しだしていた。
『スナック すれちがい』
 近隣の店とは明らかに違ったオーラを放つそれの前に、私と緋山さんは立っていた。
「……こんなとこで男と待ち合わせ?」
 さくさく店の中に入ろうとする私の腕を緋山さんは慌てたように掴んで引き止める。
「うん、まぁ」
 待ち合わせというか、客と店員という関係なのだが。相手は私を待っている訳で、待ち合わせには違いないので頷いた。
 店の佇まいを眺めた緋山さんはそのピンク色と割れたハートを全面に押し出した構図の看板を横目に、
「また随分、昭和だなぁ……」
 私でも遠慮して言わなかったことをずばっと言い切った。
 美的感覚に対しては結構シビアな方らしい。
「でさぁ、昔の男って何歳くらい? もしかして不倫?」
 退院して一年以上経つので年齢は確か三十九歳のはず。だが、何故洋子さんと会うことが不倫になるのだろうか。
 別に妻子持ちとも聞いていないし、何より彼女は(心は)女性なのだ。例え家庭を持っていたとしてもこの私が洋子さんの恋愛対象になるとは思えない。
 緋山さんが変に勘違いをしているようであったし、私は言いそびれていたことを彼女に話す。
「正確に言うと、『昔は男』なんだけどね」
「昔は男……『昔は』?」
 私の言葉を反芻した緋山さんはまだ意味がわかっていないようで怪訝そうな顔をしていた。ここまで言っても気づかないところを見ると案外鈍いのかもしれない。
 言葉で説明するよりも実際に見てもらった方が早いと判断した私は、固まっている緋山さんを置いて店の入り口を潜った。
「こんばんは」
 相変わらず余り趣味がいいとは言えない内装をなるべく目に入れないようにして声を掛ける。
 その後ろで緋山さんが恐る恐るといった感じでついてきていた。

191 :
「いらっしゃ〜い」
 ピンクのボールのような天井飾りをいじっていた洋子さんは私の来店に、満面の笑みを湛えて手を振った。
 対する緋山さんは、
「メリージェーン!!」
 派手な服に身を包んだ金髪に厚化粧の洋子さんを指差して叫んでいる。口をOの字に開いて、さぞかし驚いた様子。
「本名、大山恒夫。忘れた?」
 男、男、男とまるで壊れたレコードのように繰り返す緋山さんに私は言う。
 本名やら男という単語を口にしたからか洋子さんが憮然とした顔で抗議してきた。
 だが、それもすぐに笑顔へ戻り、とても嬉しそうな彼女に私たちはテーブルへと案内された。
「よく来んの? ここ」
 何故か胡散臭げな視線を向けられる。まさかとは思うが、もしかして私と洋子さんがデキているとでも思われていたのだろうか。
「たまにね。来い来いって煩いから」
 一抹の不安はあったが、それはそれとして。
 実は恋の相談に乗ってもらっている、だなんて口が裂けても言えなかった私は、仕方なしに来ているとばかりに肩を竦めて緋山さんにアピールしていた。
「はぁい、寂しいブス二人にボトル入りま〜す」
 私の内心など知らない洋子さんの能天気な声が店内に響いた。
 勝手にオーダーされたお酒を待つ間、私は何から話そうかと迷う。
「……でも……」
 散々迷った挙げ句、結局一番最初に思いついた今一番緋山さんに伝えたいことを言うことに決めた。
「ありがとね」
「え?」
「あの言葉で、ちょっと吹っ切れた」
 一瞬ぽかんとした顔で私を見ていた緋山さんは、はっと我に返ったようにすぐさま視線を外す。
 ミスに落ち込む私に彼女が掛けた言葉。
『過去に囚われてるのはあんただけじゃないよ』
 緋山さんはうじうじと悩む私に苛立っただけなのかもしれない。けれど、その言葉は私の甘ったれた横っ面を思いっきり引っぱたいていったのだ。
『一人でできることなんてたかが知れてる……何でも自分だけで抱え込まないで』
 緋山さんは私を救うつもりなどなかったのかもしれない。けれど、確かに私はその言葉に救われたのだ。

192 :
「ありがとう」
 私の言葉に緋山さんは何も言わない。だが、私は彼女の頬が僅かに持ち上がるのを見逃さなかった。
「……怒ったりへこんだりしてるあんた好きだよ」
 正面を向いたまま、緋山さんはぽつりと呟いた。
「澄ました顔で優等生してるあんたより……その、ずっといい……みたいな?」
 緩んだ頬を精一杯誤魔化そうとした締まりのない真顔、という何とも器用な表情を作ってみせる緋山さん。
 取り繕えていると思っているだろう彼女におかしさが込み上げるのと同時、私の胸は愛しさでいっぱいになった。
 本当に、改めて思う。私はこの人が大好きだ。意地っ張りなところも、負けず嫌いなところも、不器用なところも、全部。
 むしろ好きにならない方がどうかしている。
 私、白石恵は緋山美帆子に出逢い、恋する為に産まれてきたのだ。
 と、そこへ。
「でしょう〜つまんないのよ、この子」
 空気が読めているのかいないのか――いや確実に読めていないだろう。
 いい雰囲気になりかけた私たちの間に絶妙な間合いで洋子さんが戻って来た。
 彼女には申し訳ないが、私は密かに溜息をついていた。
「血統書つきの柴犬みたいな顔しちゃってさ。女は雑種よ! 奔放に恋しましょ!」
「どういう意味?」
 緋山さんがやや冷たい目で洋子さんを見る。
 その興醒めしたような表情にもしかして――、と私の心が騒つく。
 もしかして、緋山さんも残念に思ってくれているのだろうか。落胆してくれたのだろうか。
 そんなこと、自身の邪な想いが引き起こした妄想だとわかっている。
 それでも私は、そんな小さな期待に心を弾ませずにはいられなかった。

193 :
「乾杯!」
 洋子さんの音頭で私たちはグラスを傾けた。
「あーっ、美味しい! おかわり!」
 緋山さんはあっさりとグラスを空にする。控えていたトムさんがすかさず白ワインを注いだ。
「いい飲みっぷり! でも、これワインジュースなんだけど。やっぱガキには味なんてものわかんないんでしょうねぇ」
「はぁ!? アルコール入ってるしどっからどう見てもワインじゃん! 嘘つくんじゃないわよ!」
 更に注ぎたてのワインを軽く一気飲みをする。意外にペースが速い。
「馬鹿ねぇ〜最近のジュースは精巧なのよ」
「すげー嘘臭いわ、つーかさぁ――」
 私抜きで緋山さんと洋子さんは盛り上がりを見せていた。緋山さんがここに馴染めて良かったと思う反面、楽しそうに笑う彼女の姿にほんの少し胸が痛む。
 嫉妬だとすぐにわかった。緋山さんを連れて来たのは自分だというのに。洋子さんに嫉妬しても仕方がないのに。
 そう思っていても胸にこびりついたくだらない感情は拭えない。
「――白石」
 自身の世界に沈み込んでいた私を引き上げるように緋山さんの声が耳に届いた。
「どうかした?」
 見ると心配そうに私の顔を覗き込んでくる彼女の顔があった。
 至近距離で合わせた視線に思わず、どきりとする。頬に熱が集まってくるのがわかった。
「あ……、う、ううん! 何でもな――」
「嘘」
 慌てて首を振る私の言葉を遮って緋山さんは一刀両断した。
「何でもないなんて顔してない。私のこと誤魔化せるとでも思った?」
「……っ」
 答えられないでいる私に緋山さんはふっと目元を和ませ優しい顔になる。
「ばーか」
「え?」
「さっき言ったじゃん。私は色んなあんたが好きだって……そんな顔してるあんたもね」
 花が咲くような綺麗な笑顔が弾けた。
「何でも話してよ」
「緋山さん……」
 その笑顔に泣きそうになった。

194 :
「……うん、大丈夫」
「本当に?」
「本当に。黒田先生のこととか、そういうこと考えてたけど……もう、大丈夫」
 震えそうになる声を懸命に堪えて、
「ありがとう」
 私は笑った。
「そっか。なら、いいや」
 私の言葉に緋山さんは安心したような笑みを見せた。
「けどさ、いつでも言ってよね……私はあんたの側にいるからさ」
 そう言って緋山さんはグラスを傾けた。
 どうして、こんなに優しくしてくれるのだろう。
「それって……」
「ん?」
 緋山さんは小首を傾げる。そんな可愛い顔を見せられたら。
 もっともっと好きになってしまうではないか。
「緋山さんは私のこと大好きってこと?」
 私はにやりと笑う。
「ばっ――! あんた、何調子乗って――」
「違うの? やっぱり私のこと嫌いなんだ?」
 反撃とばかりに畳み掛ける。やられっぱなしは性に合わない。
 だが、からかうように口にした言葉に混ざる僅かな本音。
「――っ!」
「緋山さん? ねぇ、どっち?」
「あーっ、もう!」
 緋山さんは残りのワインを勢い良く飲み干すと、
「あんたのこと大好きだよっ!!」
 やけくそ気味に叫んだ。顔が赤いのはアルコールのせいばかりではないだろう。
「そうよ! 大好きよっ、何か文句あるっ!?」
 かなり酔いが回っているのだろう。目が据わっている。
「あはは、ないない! ありがとう〜緋山さん、私も大好き」
「……んもう〜この酔っ払いが!」
 白けた視線を寄越す洋子さんと苦笑いを浮かべるトムさんも交えて、私たちはもう一度乾杯した。

195 :
「ちょっと、恵」
 二本目のボトルを開けたところで洋子さんが私を呼んだ。
 くいっと顎を持ち上げて店の奥を示される。ついて来いということなのだろう。
「恵ぃ!?」
 と、何故かそこで緋山さんが盛大に反応する。
「ちょ、あんた、『恵』なんて呼ばれてんの!?」
「え? あー、うん……まぁ」
「マジ!? 何でよっ!!」
「いや、何でって言われても……あの、緋山さん?」
「はぁっ? 何なのよ、それ!」
 完全に絡まれる。だが、どうして緋山さんが私の呼び名にそこまで拘るのかが理解できなかった。
「んもう! 何やってんの! さっさと来なさいよっ!」
「あっ……!」
 そのやり取りに焦れたのか洋子さんが私の手を掴んで強引に立たせる。
「ちょっと、一体何!? 何なの!? どういうことなのよーっ!」
 ドナドナのごとく連れて行かれる私の目には、トムさんの首を締め上げている緋山さんが映っていた。
「恵」
 奥のカウンター近くまで引っ張って来られた私に洋子さんは向き直った。
「あの、緋山さんが……」
「放っといて大丈夫よ。トムはあんな小娘相手にどうにかなるような柔な男じゃないわ。それより! 恵!」
「は、はい」
 その迫力に私は思わず姿勢を正していた。
「どうなってるのよ!」
「は?」
「『は』じゃないわよ! 今日は例の、あんたの好きな人を紹介してくれるんじゃなかったの!?」
「ああ…」
 確かに、夕方、私は洋子さんにそうメールしていた。しかも、追伸で。
「それなのに何よ! 一向に男が来ないじゃない! 店にいるのはあんたの友達のブスだけじゃない!」
「ブスって……緋山さんは可愛いし綺麗だよ」
 その言い種にむっとした私はついむきになって言い返していた。

196 :
「ノンノ! そんなことはどーでもいいのよ! しかも何? 女同士でいちゃいちゃしちゃってさっ!」
「い、いちゃいちゃ……」
 緋山さんをからかいつつ、その実お酒の力を借りてベタベタしていたのは事実なのだが。
 こうも率直に他人の口から「いちゃいちゃ」と表現されると穴を掘って埋まってしまいたくなるくらいに恥ずかしい。
「……あれ? 『男』?」
 そこで、私は洋子さんの言い回しに何か引っ掛かりを覚えた。
「そうよ! 救命の誰かでしょ!? どうしていないのよ?」
「え……」
 自分の顔が引き攣るのがわかった。
 私は今日三度目の「もしかして」を呟く。
「で、誰なの? あの格好いい藍沢先生? それとも可愛い系の藤川先生? 先輩ドクターとかっ?」
 私の予想は当たっていた。
 洋子さんまでもが私の想い人は男だと思っていたようだ。
 私は洋子さんの顔をまじまじと見つめる。
「何よ?」
「洋子さんって……本当にオカマ?」
「オカマじゃないわよ! 女よ! れっきとした、オ・ン・ナ!!」
 言った瞬間にきっと睨まれ激しく訂正される。
「ああ、そうだった、ごめん」
「本当にそう思ってんの? で、誰なの?」
 肉食獣のように爛々と目を光らせる洋子さんに、私は溜息を零した。
「……誰も何も、いるじゃん、そこに」
 私は未だ騒いでいるであろう緋山さんに向けて指を差した。
「いるって、緋山じゃない――……っ!?」
 私の指差した方を見て、また私を見て。洋子さんは固まった。
「え?」
「だから緋山さん」
「えーっ!?」
 きんきんした叫び声に私は顔を顰める。
「ちょっと、何騒いでんの? てかまだぁ?」
 遠くから、その緋山さんの声が聞こえて来た。
 何やら不満げな声色。眉間に皺を寄せている姿が目に浮かぶ。
「ひ、緋山って、あんた……」
 予想外の答えだったのだろう。洋子さんは呆然としている。
「私も洋子さんと同じソッチの人みたい」
「そ、そう……」
「素直じゃないところが可愛いんだ」
「へ、へぇ……」
「いつか、絶対にモノにするから。だから応援してね」
 私は悪戯っぽく笑って勝利宣言した。

197 :
「遅ーい! あれ、何でメリージェーンはへこんでる訳? しかも白石は上機嫌だし」
 洋子さんを引き連れて戻った私に緋山さんは怪訝そうに聞く。
 行きと帰りで立場が逆転しているのだから変に思うのも当然だろう。
「あー、洋子さん、なんか立ち眩みしたみたい」
 まだ立ち直りきれていない洋子さんを私は「はい」とトムさんに手渡した。
「ちょっ、メリージェーン、大丈夫? ――って『洋子さん』?」
「うん?」
 ソファーに掛ける私に緋山さんの表情が渋くなる。
「あんたもそう呼んでんの?」
「そう、だけど……?」
「ふーん」
「何?」
 尋ねるもむすっとした顔で「別に」と返される。
 何なのか追及しようと私が口を開くより早く、
「シャラップ!!」
 トムさんの膝の上に抱かれた洋子さんが突然声を発したのだ。
「いきなり、何……」
「洋子さん……びっくりするから」
 微妙に気まずくなりかけていた私と緋山さんは、そんなことも忘れて揃って顔を見合わせていた。
「そっちのブス」
 私たちの非難も無視して洋子さんは緋山さんを睨む。
「ちょっと洋子さん! 緋山さんは可愛いって!」
 緋山さんにブスブスと連呼する洋子さんに、いい加減腹が立ってきた私は喧嘩腰で身を乗り出していた。
「いや、白石……気持ちは嬉しいけど……もう慣れたから」
 一瞬、驚いたような顔をした緋山さんだったがすぐさま宥めに入る。
「はぁ……」
 そんな緋山さんを見て洋子さんは首を振りながら溜息をつく。
「な、何よ?」
「ご愁傷様ね……あんた」
「は?」
 そして哀れむような目で緋山さんを見つめて、
「でも、頑張りなさいよ……美帆子」
 染々と呟いた。
「何なの――」
「あーっ!」
 私は何事か言おうとした緋山さんの声を掻き消した。
「洋子さん! 今、『美帆子』って言ったよね!? 『美帆子』って!!」
「……し、白石?」
「さーねぇ? どうだったかしらねぇ」
「……メリージェーン?」
「ちょっと、洋子さん!」
「あー、もう、いちいち煩い――」
 急に騒がしくなる『スナック すれちがい』。
 私も、緋山さんも、洋子さんも、トムさんも。
 みんないい具合に酔っ払っていた。

『恵へ  ブスは取り消すわ。あいつ可愛いし……絶対モノにしなさいよ! 私はあんたを応援してるから  恒夫』
Fin

198 :
以上です。
続きを書けたら書きたいですが、ネタが浮かぶかどうか…
ご一読ありがとうございました。

199 :
ヘリでの白石・緋山・冴島の絡み良かった・・・。

200 :
喪服の女子3人に不謹慎にも興奮…orz

201 :
白石がやたらかっこいいと思ったらパンツスーツなのか
中の人の提案か、こだわってるな
にしても緋山仲間思いで優しすぎる
冴島も救われたな(ノД`)゚。

202 :
喪服から覗く美脚のアップに興奮した

203 :
>>198
GJです。ぜひ続編で第3部を!!

204 :
>>203
SSのコメントありがとうございます!
白×緋の第三部ですか…余裕があれば頑張ってみます(´Д`)

205 :
やたらデレてるからなえる
もっとツンツンしてほしい

206 :
五話で最後の方に出てきた百合の花はスタッフの密かなメッセージだと信じている

207 :
>>186さん、>>187さん、暖かいお言葉に感謝です。初投稿にビビッていたので嬉しかったです。
そして>>198さん。素晴らしいssの続きありがとうございます。書くきっかけになれて良かったです。

みなさまの反応がありがたかったので、また白緋を描いていたんですが
私の技量不足のせいで白緋か冴緋かわからない状態になってしまいました。(どちらにも見えないかもしれませんが)
みなさまのお好きなカプとしてご覧下さい。
ttp://migimegu.up.seesaa.net/image/img022.jpg

208 :
来週は三緋がありますよーに

209 :
白石に「(冴島の)そばにいてやれ」みたいなこと言った藍沢グッジョブ!
やっぱ冴島→白石がしっくりくるなぁ

210 :
>>205
私のSSのことですかね?
間違っていたら自意識過剰と笑って下さい。
コメありがとうございます。4話をベースにして書きましたし確かにツン少なめのデレ多め…orz
読む人によってはイマイチだったかもしれませんでしたね。
でも、まぁ私の中ではこういう緋山もいいんじゃないかと思いまして。
今回はご期待に沿えなくてすみませんでした(;^_^A
次回はもう少しツンデレ度を高めに……書けたらいいなぁ…

211 :
>>210
違いますよw誤解させてすみませんw
ドラマの話

212 :
>>209
冴島→白石いいよねw
中の人同士も仲良さそうだから余計そう思う

213 :
>>211
うわぁ恥ずかしいwww
ばか丸出しw
ちょっと冴島さんに罵倒されて来ます…

214 :
>>213
いえ、こちらこそ失礼しましたw

215 :
>>213
……私も辞めさせませんから。
こうですか!?わかりません!

216 :
>>215
GJです!
あと
「カスみたいな職人」
とかw
「先生の頭の中が呪われてるんじゃないですか」
とかwww

217 :
>>207
GJ!!!
自分にはちゃんと白緋に見えましたw
やっぱ絵があると妄想しやすくていいですねww
かわいらしいw

218 :
緋山のシャワーシーン欲しい。大事なところはカップヌードルライトで隠して。

219 :
白石がカップラーメンで必に緋山の体隠してるの想像してしまった

220 :
>>218->>219
さあそれを早くSSにっ……!

221 :
某動画サイトに白石×緋山
以前にうpされてたのと同じのかな?

222 :
>>220
それは本当に難しそうw

223 :
1stをレンタルしようかと思ってるんですけどレンタル版にはメイキングってないんですか?
スペシャルのほうはあるみたいですけど・・・

224 :
>>223
レンタルにはメイキング入ってなかったよ

225 :
そうですかー
メイキングのためにBOX買うのは迷っちゃうなーw

226 :
ここのスレはみんな優しいね
正直ダイニブSSと絵はいらんでしょ。そのあとのレスが全てを物語ってるしww自己満乙

BOSS絡みのSS書いてた人の作品読みたいな〜

227 :
5話のフォトギャラリーがアップされてるね
切ない話だったぶんみんなの表情が美しい…
最後のジョン可愛いよw
あとストーリー完全版のトップ画像はもう狙ってるとしか思えないw

228 :
>>226
こんな良スレに自分の絵は邪魔だなと感じていましたので、
他者からはっきりと言ってもれえてスッキリしました。ありがとうございます。
207さんをはじめ、みなさんの優しさに甘えてしまい申し訳ないです。 すぐ削除します。
ただ白×緋の第三部以降を私は期待していますよ。

229 :
朝緋山動物園

230 :
>>228
気にするな。スルーしとけばいいよ

231 :
>>229「かてーてる?」

232 :
明日はバレンタインだね
皆であげあったりしないかな…

233 :
>>232
「はい、冴島さん」
「なんですか?」
「今日バレンタインデーでしょ?」
「あぁ…チロルチョコなんですね」
「ごめんね、当直とヘリ担で作る余裕なくて…」
「変わりましたね。昔は…もっと温かみがあったわ」
「…ごめん…」
「いいんです、もう」


234 :
>>232
患A「藤川先生、はい!」
藤「え、もしかしてバレンタイン?」
患A「入院してるから手作りじゃないけど…」
藤「全然!平気だよそんなの」
B「じゃああたしも〜」
C「私も!」
「いやぁそんなにたくさん食べれな…」
ABC「「藍沢先生に渡して!」」
藤「あ、藍沢用ね…」

藤「・・・・俺はなんでお前じゃないんだらうな」
藍「?」

235 :
>>233-234
ワロタwwwwww

236 :
コーブルって百合もさることながら、仄かに薔薇臭もするよねww

237 :
>>236
普通に絡まないのかねw

238 :
緋山の中の人が出るドラマって、女の子とくっっけやすいよな
中の人はそんな感じ全くないし彼氏もいるのに
役ってこわい

239 :
明日は月曜日か

240 :
>>238
彼氏とは破局したという情報が…

241 :
>>238
ほんとにマジでそう思う。
中の人はかけらも百合っぽくないのにすごいよなー。

242 :
バレンタイン記念に白緋でSS書いてみました。
長くなってしまいますが興味がなければ飛ばして下さい

243 :
 二月十四日、バレンタインデー――日本全国が甘い香りに包まれる一日。
 県内有数の高度医療を誇る、ここ翔北救命センターもその例外ではなかった。
「……どうしよっかな」
 私は着替えを済ませると、自分以外誰もいない更衣室で溜息をついていた。目の前には「白石」と名札の張られたロッカー。
「いつ渡そう……」
 手にした十センチ四方の小さな箱に視線を落とす。
 白い包装紙にゴールドのリボンを掛けただけというシンプルなラッピング。中身は言わずと知れたチョコレート。しかも、人生初の手作りチョコ。
 私、緋山美帆子は。恋人、白石恵にチョコレートを渡す瞬間を決めかねていたのだ。
 ――がちゃ。
 不意に開かれた扉に、私は慌てて長椅子に置いてあった鞄に向かい合う。
 素早く、開いていた鞄の口からチョコレートを中に落とした。
「あ、緋山さん。おはよう」
 表れたのは当の白石本人。私の姿を認めたからか、その顔が緩やかな笑みを形作る。
「お、おはよう」
「……どうしたの?」
 吃る私に疑問符を浮かべて、白石は自身のロッカーの前に立った――私が今さっきまで立っていたその場所に。
「……別に。何でもない」
 コートを脱ぎながら「そう?」とだけ返される。どうやら気づかれなかったらしい。
 長椅子に鞄を控えさせておいて正解だったと私はほっと胸を撫で下ろした。
 とりあえず、チョコレートの件は保留にして更衣室を出よう。そう思い鞄をロッカーに直すべく手にしたところで、
「あっ!」
 急に白石が声を上げた。
 いきなりだったそれに、漸く治まりかけていた私の鼓動がまた跳ねる。もしかしてばれたのだろうか。
「……な、何?」
 恐る恐る尋ねてみる――けれど、それがいけなかったのだ。
「今日バレンタインだなぁって思って」
「――っ」
 ばれたどころの騒ぎではない。それは地雷だった。
「あ、あー……、そういえばそうだね。けど、それがどうかした?」
「うん。緋山さんはチョコくれるのかなぁ、なんて」

244 :
 しかもピンポイント攻撃。「なんて」とか言いながら満面の笑みを見せるところを見ると確信犯だということが伺える。
 白石の上げた声に私が聞き返した時点で、既に主導権を彼女に握られてしまっていたことを今更ながらに私は知った。
「私にチョコ、あるのかな?」
 いやらしく笑う白石に言葉を先取りされた。見透かされているようで羞恥を掻き立てられる。
 口調は穏やかで質問の形をしてはいたが、実際には断定で。それは確実に催促を表していた。
 そうなれば、今の私にはその言葉に従うしかない訳で――。
 私は鞄を持つ手にぎゅっと力を込めた。
「――い」
「え?」
 今、チョコを取り出して「はい」と渡せばいい。
 相手は自分の恋人なのだ。何も難しいことはない。
 だが、
「あんたにあげるチョコなんかある訳ないじゃん!!」
 私は持っていた鞄をロッカーの中に叩き込んだ。
「だいたい今日はフライトだし、あんたは外来で当直で……そんな時間なんかないっての!!」
 そう。私は今日のヘリ担当。そして白石は外来担当でそのまま当直に入る。
 私たちは今日のこの日を、殆ど擦れ違いで過ごさなくてはならなかったのだ。
「あんたとろくに話してる時間だってないんだから!」
「緋山さん――」
「先行くから!!」
 白石が何事か言う前に私は更衣室を出ていた。
 *
「……私って馬鹿だ」
 ナースステーションのデスクに掛けるや否や、私は頭を抱えていた。
 先程投げた言葉が鮮明に思い出される。
『だいたい今日はフライトだし、あんたは外来で当直で――――ろくに話してる時間だってないんだから』
「うわぁ……」
 思い出して更に沈む。
 これではまるで子供ではないか。
 羞恥に耐えられずに八つ当たりをし、二人の時間が取れないと拗ねてだだを捏ね、心にもないことを言って突っぱねる。
 今時、小学生でもしないのではないだろうか。幼稚な自分が恥ずかしい。穴があったら入りたいくらいだ。
「……けど、あいつもあいつだって!」
 私は責任転嫁だと自覚しつつも白石に怒りの矛先を向けた。

245 :
 忙しい仕事が不満なのかと聞かれれば確かに不満ではある。が、医師――しかも最も過酷な救命医という仕事を選んだのは自分自身なのだ。
 そして恋人に救命医を選んだのも自分自身なのだ。
 お互いが救命医を続けている以上、一生ついて回るハンデだと最初からある程度の諦めはついている。
 ただ、同じ舞台に立っていて一番の理解者であるはずの白石が、その葛藤を理解してくれるどころか在ろうことか、能天気にもチョコレートを無心してきたことに私は微かな不満を覚えたのだ。
 いや、無心すること自体は構わない。それは私に期待しているということの裏返しなのだから。
 問題なのは、その空気が余りにも軽々しかったことだ。
 別に青春真っ最中の女子高生でもあるまいし、今更ムードだとか甘い言葉だとかそんなもの期待などしていない。
 だが、あの、朝の挨拶がてらに世間話でもするかのような軽さはないのではないかと思う。
 自慢できるような代物ではないが、一応初めての手作りに初めての徹夜という行程を経てできたチョコレートなのだ。
 他人にとってはどうであれ、私にとっては特別なものだった。
 そして一番腹立たしいのは――。
 と、そこで私の思考は中断された。
「おーす、緋山」
 昨日の当直だった藤川が声を掛けてきたのだ。
 デスクの椅子を引いて、そこに座るとカンファレンス前の最終チェックなのか、カルテと当直日誌を見比べ始めた。
 どこか弾んだようなその声が無性に耳につく。私は無視を決め込み、カルテのページをぱらぱらと捲った。
「何だ何だ? もしかして、あれか? バレンタイン当日に彼氏と別れたとか?」
 ケラケラと神経を逆撫でするような笑いとその内容に、私の苛立ちは最高潮に達する。
 事実ではないが、白石との間に朝から気まずい雰囲気を作ったことを言われているような気がしたのだ。
「うるさいっ」
 私は近くにあった廃棄用の書類の束でデスクを叩いた。バシッと鈍い音が響き、一斉に皆の視線を集める。
 どうでもいいが、今日はやけに人が多いような気がする。

246 :
「な、何だよ……機嫌悪いなぁ」
「あんたがウザイからでしょう!」
「俺のせいかよ?」
「当然! てかさぁ――」
「おー、今日は朝から騒がしいなぁ」
 尚も藤川に絡もうと口を開いた私の声に被さるように、違う声が割って入ってきた。
 声の方に顔を向けると頭を掻きながらナースステーションに入ってくる橘先生の姿が目に映った。
「おはようございます」
「おはよう」
 橘先生は私が見終わったカルテに目を通し始める――が、ものの一分もしない内に、
「橘先生」
 ナースの一人に呼ばれ、デスクを離れた。
 と、そこで。
「ああ……なるほど」
 私はついさっき感じた人の多さの原因に納得した。
「これ、どうぞ」
「ありがとう」
 ステーションの外では、先程のナースと橘先生がにこやかにそんなやり取りをしている。チョコレートの受け渡しだった。
 ふと周りを見渡すとナースやらドクターやら、若い女性が列を為して自分の順番を今か今かと待っていた。
「うわ……すげぇ」
 呆気に取られている藤川に私は指を差して教える。
「あっちもだよ」
 私の視線の先には、同じような光景を繰り広げている藍沢がいた。
 もっとも、藍沢は橘先生程柔和ではなくチョコを受け取るつもりもない様子だったが、そこは相手に押し切られ手の中に小包の山を作っていた。
 現在、翔北救命センターの人気は三分割されていた。
 救命医を引退した黒田先生に匹敵する腕を持ち、且つ軟派で気さくな橘先生。
 ルックスが良くておまけにクールでストイック、だが意外にも子供に優しい若き優秀なフェロー藍沢。
 そして――、
「おはようございます」
 白石がナースステーションに顔を出した。更衣室では下ろしていた髪をいつも通り一つに結わえている。
「白石先生!!」
 途端に橘先生や藍沢のような人集りができる。
「え? え!? 何っ!?」
「白石先生、チョコレート受け取って下さい!」
「私のもっ」
 次々に集まってくる女性に白石はかなり困惑している様子だった。
「嘘だろ……いつの間に……」
「ほう。やるじゃないか……白石もなかなか隅に置けないなぁ」
 藤川と橘先生の呟きが重なった。

247 :
 救命センターの人気ドクター。最後の一人は、この白石だった。
 モデルのようにスラリとした体型。女優顔負けの整った顔立ち。白磁を連想させる透き通った白い肌――同性であっても見惚れる程の完璧な容姿。
 加えて医師としてのレベルの高さや優しさの中に混じる冷静でいて厳しい眼差し。
 どれを取っても藍沢や橘先生に引けを取らない。
 決定的に違うのは、時折見せる素の表情だろうか。
 藍沢は本心を見せない。橘先生は藍沢より更に巧みに心を隠し、軽薄を装う。どちらも厚い仮面を被っているのだ。
 だが、白石は違う。大人ぶってはいても歳相応に弱く脆い。
 藍沢よりも親しみやすく橘先生よりも誠実に感じられる等身大の医者――それが白石だった。
 だからこそ、その人気は同じドクターから患者まで、男女を問わず幅広くて高い。
「心臓外科に脳外科、循環器内科に……うわ、心療内科まで」
 ありとあらゆる診療科のナースの姿に外野の私たちはただ呆然と眺めているだけだった。
「相変わらず凄い人気ですね」
 そこへ冴島が戻り私に耳打ちしてきた。彼女はICUで採血を行っていたのだが、どうやらこの騒ぎは見えていたようだ。
「『相変わらず』、ね……あんたもそう思う?」
「はい」
 少し苦笑気味に冴島が頷く。
 藤川や橘先生なんかは「いつの間に」か白石の人気が高騰したと思っているのだろが、私と冴島からすれば白石の人気は「相変わらず」だった。
 確かに患者や同職のドクターの人気は最近になって得られたものだが、ナースの間では以前から密かに白石熱が上がっていたのだ。
 その証拠に白石を取り巻いているのは圧倒的にナースが多かった。
 実際に私もトイレや食堂で擦れ違うナースの口から「白石」という名前を何度となく耳にしている。
「……ムカつく」
 そして、これこそが私が一番腹立たしく思っている原因だった。

248 :
 人当たりが良く優しい白石のことだ。渡された全てのチョコを笑顔で受け取るのだろう。
 その中に一体どれ程の本命が混ざっているのか――考えただけで嫉妬に目が眩みそうになる。
 もちろん、藍沢や橘先生には遠く及ばないだろうがそれとこれとは別問題だ。
「同感です」
「――ってあんたもムカつく奴の中に入ってんだけど」
 冴島が白石に想いを寄せているのは知っていた。もう渡したのかは知らないが、きっとチョコレートも持ってきているだろう。
「それもそうですね」
「どうせ、本命は白石でしょ」
「……さぁ?」
 わざとらしく首を傾げて怪しく含み笑いを浮かべる。
「どういう意味よ?」
「緋山先生は大変ですね」
「は?」
 白石を見遣って、私の問いには関係ない答えで返した冴島は、更に、
「あの人は鈍い上に隙だらけですから」
 そんな言葉を残して、ICUへ戻って行った。
「冴島が今日のヘリ担当って……マジ最悪」
 今日一日、彼女と行動をともにしなければならない――そう思うと、私は大きな溜息をつかざるを得なかった。
 *
「ふぅ……」
 私はペンを放りファイルを閉じた。これで漸く全ての業務を終えたことになる。
「八時前か」
 時計を確認すると、定刻から二時間近くも過ぎていた。私はファイルに書かれた患者の氏名に目を留める。
 日没を迎えてCS室からフライト終了の一報を受けた私は、その足で担当患者を回り記録をつけていた。
 今日はホットラインも少なく、このままいけば久しぶりの定時上がりだと皆の足運びもどこか軽くなっていた、そんな時だ。急患の受け入れ要請が入ったのは。
 その急患が私の担当となった為、カルテ作成など細かな業務が新たに加わりこんな時間となったのだ。

249 :
 早足で医局を閉めるとナースステーションに詰めている白石の姿が目に入った。
 結局、今日一日彼女と話をするタイミングも切っ掛けも見つけらないまま、時間だけが無駄に過ぎてしまっていた。
 ここで声を掛けるかどうか迷い彼女に視線を注ぐ。
 だが、真剣な表情で書類に向かうその横顔に引き込まれ、私は見惚れてしまっていた。思わずほうっと吐息が零れる。
 と、その時。まさか漏らした吐息に気づいた訳ではないだろうが、ふと白石が顔を上げた。その拍子に目が合う。
「あ……、おつかれ――」
「白石先生」
 私が最後まで言い切る前に、ナースから声が掛けられる。二言、三言交わした白石は彼女に向かって頷くと席を立った。
 ナースステーションを出る直前、白石は私に視線を寄越した。私の緊張が一気に高まる。けれど、白石は何も言わずにICUに向かった。
 私は溜息を落とすと自身も更衣室へと歩みを再開させた。
「――お疲れ様です」
 更衣室の扉を開けると、コートを着込んだ冴島に出くわした。
「お疲れ。まだ残ってたんだ」
「ええ」
 目聡い冴島は私が右手に持っている紙袋を指差して微かに笑った。
「おモテになるようで」
 紙袋の中には綺麗にラッピングされたチョコレートが十個程入っている。三井先生を始めとしたスタッフからもらったのだ。
「……あんたもね」
 見れば冴島も同じような紙袋を携えている。
「まさかこの歳でバレンタインにチョコをもらうとは思ってもみませんでした」
「私も」
 ここは学校でも仲良しクラブでもないのだ。同僚の女子にチョコレートを配るなどという発想は、残念ながら私には持ち合わせていなかった。
「でも……あげたいと思った人はいましたけど」
 それが白石のことを言っているのだということはすぐにわかった。
 彼女はもう白石に渡したのだろうか。思ったままを私は口にしていた。
「あげたの? 白石に」
「……さぁ?」
 また軽く笑って躱そうとする。
「ちょっと冴島!」
「直接ご本人に確かめたらどうです?」
 はぐらかすように言って冴島はドアノブに手を掛けた。
「ああ、緋山先生」
 そのまま部屋を出るのかと思いきや、冴島は突然私を振り返った。
 驚いている私を笑って、
「義理ですが、宜しければどうぞ」
 空いている左手に何かを握らせた。
「それではお疲れ様です」
 そう言って今度こそ部屋を出て行った。
「何、これ……」
 一人残された更衣室で私は左手を開いて絶句する。
「本当に義理丸出しじゃん」
 呟いて笑いが込み上げる。
「でも、サンキュ」
 私の掌の上には五円チョコが乗っていた。

250 :
 *
「どうしよっかな」
 朝の再現のように、私は白石のロッカーの前に佇む。時計の針は既に八時半を差していた。
 不意にポケットの携帯が鳴った。バイブレータが三回震えるて切れる。メールを知らせる着信だった。
 開くと驚いたことに白石からで、短く『今どこ?』とある。
 私はもう一度時計を見上げた。時刻はやはり八時半。今頃は消灯前の巡回に回っているはず。その白石からどうしてメールが来るのだろうか。
『まだ更衣室だけど。てかラウンドは?』
 そう返してから殆ど時間を空けずに白石からメールの返信が来た。
『藍沢先生が行ってる』
 その名前に私は納得した。そういえば、今日の当直は白石と藍沢だったと思い出す。
 藍沢と当直に入ると、必ずと言っていい程消灯前の見回りを引き受けてくれるのだ。だが、それは私や白石、三井先生に対してだけらしい。
 無愛想に「夜食でも食べておけ」と言い去る。素っ気ない態度だが、きっとそれが藍沢なりの配慮の仕方なのだろう。
 もっとも、白石は気持ちだけ受け取るのだと話していたけれど。
 私が返信画面を開いたところで白石から続けてもう一通メールが届いた。
『すぐ帰る? ちょっと会いたいんだけど……いつものところで待ってます』
 私はメールに目を通すと、転げるように更衣室を飛び出した。
 生真面目で自分に厳しい白石が藍沢の厚意に甘えてまで、私に会いたいと言っている。
 驚き以上に嬉しさが勝った。「会いたい」という言葉に胸が熱くなる。
 途中、巡回の最中なのか藍沢と擦れ違った。声を掛けられたような気がしたが私は目もくれずに彼を抜かす。
 早く会いたい、顔が見たい、声が聞きたい、抱きしめたい――そんな思いが私の胸を占拠し足を一層速めていた。
 廊下の角を曲がると見えた「備品室」の文字。私は速度を緩め、扉の直前で立ち止まった。
 白石が待っていると言った「いつものところ」。それが備品室だった。
 深呼吸を三回する。息は充分に整った。私は意を決して備品室の扉を開いた。

251 :
「……緋山さん」
「お疲れ」
 想像通り、予備のベッドに腰掛ける白石がいた。
 目を瞠る彼女に私は短く声を掛ける。
「……うん」
 返事がないから来てくれないのかと思ってた――白石は苦笑いを浮かべる。
 その手には携帯が握りしめられていて、問い合わせの画面が映し出されていた。もしかして、何度も私からのメールを確認してくれていたのだろうか。
「返事、ごめん……」
「ううん。緋山さん、来てくれたし」
 白石は笑う。
 その笑顔が余りにも自然だったから、私も自然に笑えていた。
「……今日は休憩取ったんだ?」
 白石の隣に腰を下ろした。
「うん。なんか、今日はやけに外来患者多くて……オペも二件入ってたし」
「しかも日勤最終に急患だったしね」
「そうそう! 緋山さんの担当になったんだっけ?」
 白石とどう話をしていいかわからなかった昼間の自分が嘘のように、今の私はすらすらと受け答えができていた。
 きっと白石が笑ってくれたからだろう。あのまま白石が硬い表情のままだったら、今の和やかな雰囲気はなかったはずだ。
 面と向かって言うのは恥ずかしくて、私は心の中で「ありがとう」と囁いた。
「――朝はごめんね」
 話に区切りがついて会話が一段落した頃。白石が突然呟いた。
「緋山さんが忙しかったの知ってるのに、私、無神経なこと言ってた」
 白石は少し俯いて続ける。
「子供みたいに初めてのバレンタインに嬉しくなって、緋山さんの都合も考えずに酷いこと言ってた」
 そして自嘲気味に笑って、
「ごめんね」
 泣きそうな声で呟く。
 その表情に胸が締めつけられる。
「違う!」
 私は白石の言葉を強く否定した。
 違う。全ての原因は自分にあるのだ。
 白石は全然悪くないのに。そんな顔をしてほしくないのに。
「私がくだらない見栄を張って嘘をついて、子供みたいにだだを捏ねて……だからあんたは悪くないんだって!」
「え?」
「チョコないって言ったけど……本当はあるの!」
 ぽかんと口を開けている白石に私は鞄から包みを取り出す。白石は目を丸くした。

252 :
レズ
氏ねばいいのに

253 :
「……何で、ないって言ったの?」
「その……あんた、私が作ってるの前提で『チョコあるの?』って聞いてくるし……」
「『し』?」
「馬鹿みたいに舞い上がってたのもばれてるみたいで恥ずかしかったの!」
「……舞い上がってたんだ?」
「――っ」
 言葉に詰まった。顔が赤くなるのがわかる。私は無言で白石の胸にチョコレートを押しつけた。
「……ねぇ、開けていい?」
 くすくすと笑いながら白石が聞いてくる。
「勝手にすれば!!」
 小さく「あんたにあげたんだし」とつけ加えると白石は更に大きく肩を揺らした。
 しゅるっ、とリボンが解かれる。白石をイメージした白の包装紙が慎重に剥がされる。
 白石はテープを綺麗に剥がし、リボンと包装紙を纏めて丁寧に畳む。何もラッピングをそこまで丁重に扱う必要はないのだが、彼女のその心遣いが嬉しかった。
「わぁ……!」
 蓋を開いた白石の口から歓声が上がった。中身は捻りも何もなく、ただ単に複数の型にチョコレートを流したものだった。
「……別に大したもんじゃないって。形も綺麗じゃないし」
 本当は悪戦苦闘した末の大抜擢作品なのだが、やはり見栄が邪魔をする。
「ううん。可愛いし美味しそう! 食べていい?」
 頷くと、白石は星型のチョコを摘んで口に放り込む。暫く咀嚼して、
「すっごく美味しい!」
 満面の笑みを見せた。
「別に普通だって」
 その笑顔が面映ゆくて私は視線を逸らしてしまう。口調も酷くぶっきらぼうになっていた。
「でも、手作りでしょ?」
 押し黙ると「緋山さん」と答えを促された。けれど、私は無言を通す。
「もしかして……徹夜してくれたとか?」
「ばっ――! 違うわよ! 誰がチョコ作るのに徹夜なんかすんのよ!!」
「……ふーん?」
「絶対に違うからね!」
「はいはい」
 白石が疑いの目を向けたままなので私は慌てて話題を変えた。
「てかあんたは何でメール送ってきたの?」
「『何で』? 私は緋山さんにメール送っちゃダメなの?」
 言葉の表現を間違えたようで白石がむっとしたような表情になる。

254 :
「いや、ダメじゃないし……その、嬉しいよ。嬉しいけど当直中なんだし何も今日じゃなくても……」
「緋山さんさ」
「何?」
「冴島さんからチョコもらったんでしょ?」
「……は?」
 何か重大なことでも語られるのかと思っていた私は非常に間の抜けた顔で聞き返していた。
「だから冴島さんにチョコもらったんでしょ? 本人がそう言ってたし!」
 私の態度に苛立ちが募っているのか白石にしては珍しく語調がきつくなる。
「いや、それは――……って、あんたこそもらってんじゃないの?」
 そうだ。質問がおかしい。冴島は白石が好きなのだ。この場合私が白石にチョコをもらったか聞く方が正しいのだ。
「私? そんなのもらってないけど」
「えっ!?」
「負ける勝負はしない主義ですからって。何のことかわかんなかったけど」
 私は白石の答えに驚いた。だが、そんなことお構い無しに、
「で、もらったんでしょ?」
 白石は立ち上がって詰め寄って来る。その迫力に私は堪らず叫んだ。
「ぎ、義理よ、義理!」
「やっぱりもらったんだ! どれ!? この紙袋ねっ!!」
「あ、それは……」
 「違う」と言う前に白石は紙袋の中を覗いていた。
「何、これ!?」
 彼女の声に私は額を押さえる。
「ちょっと、緋山さん! これどういうことかな!?」
「いや……あんただってもらってるじゃん。私の比じゃないくらい……」
「私のはみんなお遊びに決まってるじゃない! それに比べて緋山さんのは全部本気だよ、絶対!」
「いやいや……逆だから……」
 白石の意識の低さに私はげんなりする。鈍い鈍いとは思っていたが、まさかここまで鈍いとは。
「つーか、冴島のはそこにないから」
「特別扱い!?」
 未だにこんなことを言っている。だが、冴島を始めとした白石ファンには悪いが、私はこの鈍さに素直に感謝していた。

255 :
「冴島からもらったのはこれ」
 私はコートのポケットから五円チョコを取り出した。
「……え?」
「わかった?」
「五円チョコ?」
「そう」
 昔懐かしいパッケージの駄菓子を手に取ると、白石は崩れるように力なく床に座り込んだ。
「だって……『凄く美味しいですからお二人で食べて下さい』って冴島さんが……」
 惚けたように口にする。
 どうやら白石は完全に担がれたらしい。私は苦笑した。冴島の言う通り、白石は隙だらけだ。
「ほんとにちょっと大変かな」
「何?」
 何でもないと首を振って私も床に座り込む。
「そんなことよりさ」
 私は白石と目線を合わせた。
「ウザイ奴からのチョコなんて、さっさと片づけちゃおう」
「緋山さん?」
 まだ遠い目をしてる白石から私は五円チョコを引ったくった。
 冴島の心の籠もったチョコを二人で半分に割って食べてやればいい。そう思い、私はパッケージを破る。
 ところが。
「あれ?」
 取り出したトレイの上にはチョコレートが二枚。
「これじゃ十円?」
 私たちは顔を見合わせた。
 確か冴島は白石に「お二人で食べて下さい」と、そう言ったのだ。そして手の中にはミルクチョコとホワイトチョコの二枚の五円チョコ。
 いや、このチョコレートの正式名称は――。
「ああ……」
 私は理解した――冴島の意図を。
 まったく、余計なことをしてくれる。
「冴島の奴……」
「わかったの?」
「んー、わかんないけど、とりあえず食べたらいいんじゃないかな」
「何、それ」
 眉根を寄せた白石に私は笑いながらホワイトチョコの方を渡した。
「まぁまぁ。せっかく二枚あるんだし、二人で食べよう」
「なんか納得いかないけど……緋山さんがそういうんだったら……」
 私は残っていたミルクチョコの方を摘み、まだ少し不満そうにしている白石のチョコレートに乾杯した。
「ハッピーバレンタイン! 私たち二人にご縁がありますように……」
Fin

256 :
以上です。
長文・駄文でしたが読んで下さった方、ありがとうございました。
途中でIDが変わってますが…サルさんを食らってしまったのでorz


257 :
>>243
ググググッジョブ!
つ チョコ
良いSSありがとうございました。
違ってたらすみませんが>>6 「交錯」と同じ人ですか?
新春SPの白緋は書かれてないのでしょうか?

258 :
>>257
ありがとうございます(´∀`)
長ったらしくなってしまいましたけどね。
ナースに囲まれてる白石先生を書きたかったのでw
>「交錯」と同じ人ですか?
違いますよ。
>>171-178第4話白石緋山の第一部と
>>190-197第二部を書いていた自己満乙な者ですw

259 :
>>257 追伸
私は書いていません。
新春SPは見ましたが、DVD持ってなくて手元に材料がなく書けずにいますorz

260 :
>>258
あ、そうなんですか、勘違いすみませんm(__)m
最近ありがたく読ませていただいてます。
SSの文章がお上手なせいでドラマの設定から妄想広がりまくりですw
前に書かれてるのか新参で存じ上げないのですが、新春SPのも読んでみたいなーなんて…w
ずうずうしいですねw

261 :
>>259
あ、そうなのですか〜
残念w

262 :
>>260
いえいえ(^O^)/
私なんて上手くないですよ。まだまだ下手で駄文もいいところです。
皆さんの文章を参考にして日々精進しなくては…
新春SPは私も書きたいんですがね…緋山と心臓外科のフェローとの話とか、ね
時間をかけながら材料を集めてみようかな

263 :
バレンタインとか全く関係ないけどイラスト投下
冴島さんだらけ
…一番好きなのは緋山先生なのに!
資料ゼロで描いたので似てませんorz

http://imepita.jp/20100214/850140
http://imepita.jp/20100214/856220
http://imepita.jp/20100214/856460

264 :
>>230
なんで?言うのも優しさじゃね?
的を得てると思うけど。

265 :
日本語の間違いを指摘するのも優しさかな?

266 :
>>265
どうぞ

267 :
自己顕示欲の強い人はどのスレでも嫌われるし
全レスがしたいならblogでやれ
ssはうp前に読み返そうね

268 :
>>265が言いたかったのは>>264の「的を得てる」が「的を射てる」の間違いだと指摘したかったんだと思ったんですが違いましたか

269 :
小説の作者さん、GJです!!
やっぱり白石×緋山は最高です!!
今度は二人が愛し合うところが見たいかも…。

270 :
あんまりエロ入るとやだな
そういうのはエロパロ板の方でやってほしい

271 :
>>267
私のことですね。
一度皆さんからありがたいお言葉をもらったので調子に乗っていました。
自己顕示欲が強い…その通りですね。
持論ですが、多少は自己満足と自己顕示欲を持つべきだと思っていました。
ただ、皆さんを不快にしている程行き過ぎているとは自覚していませんでした。
すみません。自重します。
全レスですが、前にどこかでレス蹴りの方が非常識だと聞いたことがあったので、自分に付いたレスはなるべく返すようにしていました。私の勘違いですね。失礼しました。
一応SSはアップの前に読み返してはいますし、なるべく辞書なども使用するようにしていますが…。お恥ずかしい話、学のない自分にはこれが精一杯でしで。
宜しければ、どういったことに気をつければいいか教えて頂けませんか?

272 :
なんかわがままな奴等多いな。
絵でも文でもその人なりにスレ盛り上げようとしてくれてんじゃん。
文句言うなら自分が率先してなんかやれば?

273 :
自分にとってはどんな作品もありがたいけど
いやなら何も言わなければいい
みんな平和にいこうよ

274 :
>>271
そういうダラダラと長文で自分語りしてるとこじゃない?
すいません自重しますの一言で済ませばいいと思うよ

275 :
俺は長文でもいいよ

276 :
>>274
そうですか
すみませんでした。

277 :
>>271
きつい言い方になるが、匿名掲示板で我を出し過ぎると疎まれるのは当然
ここでは素直な感想が聞ける利点はあるけど
読み手とコミュニケーションをとりたいのならサイトを立てた方がいいな
あと、トリップをつけた方が良いかな
SSを書くにしろレス返すにしろ、見たくない人がNGしやすいので、アンチレスが多少減るとは思う

278 :
>>277
いえ、ありがとうございます。勉強になります。
もともと個人サイト上がりなので知らず馴れ合い気味になっていました。
色々とすみませんでした。

279 :
緋山が優しすぎてもう…つらい…

280 :
>>279
わかる・・・どうなっちゃうんだろう・・・

281 :
白石も切なかった…‥、
お互いに支えあって、どうか乗り越えて欲しい。

282 :
緋山の問題は経験のない白石には背負いきれない
白石は父親のことで精一杯だろうし
緋山を支えられるのは三井先生だけだろうな

283 :
今日はみんな辛そうだった

284 :
2になって話が重すぎるw

285 :
来週の放送まで落ち込んで過ごしてしまう(´;ω;`)
前回の緋山の励ましがあって冴島と緋山に流れる空気が良い!!と思ったのに…

286 :
話蒸し返して悪いが
確かに>>271はちょっと自重しなくちゃだけど、SS書けない&最近はSS過疎を悲しく思ってた俺的にはいい作品を書いてくれる人だと思ってるから辞めないでほしいな。

287 :
>>286
そういう変な優しさや偽善が自己顕示欲の塊を増長させるんだってば。そんなにSS読みたけりゃサイト巡れ
不快に思ってる人が多数いる時点で、この人のSSはあまり受け入れられてない。
嵐以外で今までこんなレスつくことなかったし。事実は事実
つーか、まったりなこのスレ好きなんだからもうこの話終わろうや〜
来週以降は本編も欝展開になりそうだし…

288 :
俺は好きだよ

289 :
自分も楽しませてもらってるけど
それぞれ求めてるものは違うんだしそうやって決めつけるのも良くないんじゃない

290 :
別に読みたくない人は飛ばすかスレにこなきゃいいじゃん
私も読みたい

291 :
もっとハードなセックスシーンの描写をお願いしたいわ。
割れ目を舐めあうとかこすりつけ合うとか。

292 :
トリップ付ければ良いだけの話
以下、トリ無しでSS書くなら叩かれても文句言うな
トリ付いてる人を叩く奴は荒らし確定だし
てか皆NGや連鎖あぼーんを使いましょう

293 :
>>287
本人は反省もしてるし謝ってるじゃん。確かに一度失った信用を取り戻すのは難しい。それは本人が一番よくわかってる。
でもここは謝罪した人を認めない上に信用回復のチャンスすら与えてやらないのか?
まったりな雰囲気が好きで、この話はもういいってそう思ってるなら「次から気をつければいいから」って言って歩み寄ってもいいんじゃないか?

294 :
すまん。
>>292が纏めたな
>>293はスルーしてくれ

295 :
>>293
過剰な擁護は職人にも迷惑をかけるぞ、自演にしか見えない
チャンスは既に与えてるし、いまもなおある。ここは匿名掲示板、出直し自由
注意してもなかなか改善されないから、スルー・叩きはしょうがない、これもまた自由

296 :
>>295
すまん

297 :
百合抜きでも気になる展開になってきたな
コードブルーのせいで一週間が長い

298 :
橘先生が緋山を何かと気にしているように見えるのは俺だけですかそうですか

299 :
>>291
白石から緋山へのものすごく卑猥でハードな攻めは少し見たい気持ちはある

300 :
公式の7話予告に白石と緋山きたね
しかも来週は白石の酔っ払った姿が見れるw

301 :
>>298三井先生に似てるからじゃない?
てか、みんな三井先生が(百合的に)すごく重要なこと言ったのにスルーすかww

302 :
2になってから三井先生の存在感が薄くなったな
来週は緋山の支えになってあげてほしい

303 :
公式の次回予告がまた白緋だったw

304 :
シリアスだから不謹慎とは思いつつも白緋で並んだところをみると改めて白石先生の肩幅が気になってしまうw

305 :
4話目の緋山先生→白石先生とフラグ
5話目の緋山先生→冴島さんとフラグ
6話目の緋山先生→三井先生とフラグ

306 :
緋山先生フラグ立てすぎw

307 :
最近ほぼ毎日
白石せんせと緋山せんせが
夢に出てくるw
現実逃避も
いい加減にしろ
って話だわ。

308 :
>>307
ふたりが出てきて何をはじめるのかkwsk

309 :
>>307
贅沢な夢だな
うらやましい

310 :
>>308
いや…特には…
自分を含めて3人で遊んだり、
ただ単に中の人が好きなのかもw
期待に添えなくて申し訳ない…

311 :
緋山は私に似ている
ってのがこういう展開への複線になるとは
いやわかってたけどわかってたけど切ない

312 :
藍沢と白石がなんだか異様に親密なのがこのスレ的に悲しい…。

313 :
>>312
親密なんだけど、同志というか色気ない感じなので気にならない
緋山とは色気ありすぎて困る
天下の月9でいいのかと
(嬉しいけどw)

314 :
>>313
天下の月9で大々的に白緋の美しい百合展開を要所なく見せつけてほしいいい!
藍沢が付け入るスキなしの熱いやつを!

315 :
確かに
「切られたのがアンタの腕じゃなくてよかった」とか
「落ち込んだりヘコんだりしてるアンタ好きだよ」とか
藍沢白石ではありえない。
やっぱ緋山は熱いな

316 :
来週は泥酔した白石を緋山が介抱という展開を期待してもいいんでしょうか

317 :
現場はスナックすれちがいの模様

318 :
>>316
冴島いないからそうなるよね…(ゴクリ

319 :
>>307です
うたた寝でも夢見ちゃったw
重症だね。
3人で同じ学校通ってた。
で、3人でお泊り会w
緋山せんせを白石せんせと取り合って…
最終的には白石せんせに譲りました。
にしても
緋山せんせの中の人
好きすぎるw

320 :
>>307
うらやましい・・・
けど、スレあげないでください。

321 :
白石先生より緋山先生のほうが好きな人多いよな

そして今更だが>>263はGJ
ちょっとタイミング悪かったな

322 :
好きなキャラを受けにしたがるっていうしな

323 :
自分と重ねてるのかもね

324 :
性格からして緋が受けかな?

325 :
>>323
こんなかわいいツンデレが自分なはずない
(こんなかわいいコが女の子のはずない的な)

326 :
ザテレビジョンの白石最高wwwww

327 :
酔った勢いで緋山のほっぺにちゅーするくらいの視聴者サービスあってもいいと思う

328 :
>>327
そんなの見たらおかしくなっちゃう
妄想しただけでもうわあああああああってなるのにww

329 :
そこまでしたら公式病気w
でも酔っぱらって白が緋にのし掛かって
「おもい!」「ひど〜い!」とかやるくらいなら全然良いと思うんだフジテレビ様

330 :
泥酔白石さんのおかげで期待が高まるw
もう勢い余って緋山さん家にお泊りしちゃえばいいよ←

331 :
緋山「ちょっと!あんたこんなところで何してんのよ!?」
白井「あ〜緋山せんせ〜♪」
緋「ったく…帰るわよ!!」
白「…やだ」
緋「はぁ?」
白「今日は帰りたくない…」
緋「…じゃあ私の家にく−」
白「行く!!!!」
緋「早っ!!」

こうですか??分かりません(^^;)

332 :
>>331
そんな感じがいいなw
もしくは、強引な感じで
「ちょ、白石。こんなに酔って帰りどうすんのよ」
「え、緋山さんと一緒に帰るから大丈夫だよー」
「はぁ!?何であんたがあたしと一緒に帰るのよ!?
大体、家の方向違うじゃない!」
「だからー私が緋山さんの家に行くのー」
「いやだから何で!?」
「緋山さんに介抱されたいんだもん」
「だもん、じゃなくて!」
「じゃあ酔った私を置いていっちゃうの?」
「えっいやそれは、」
「しないよね、そんなこと(ニコッ」
「…分かったわよ、連れて帰ればいいんでしょ!」
「わぁい!お泊りだー!」
みたいなね。

333 :
>>332
白の確信犯ぶりがw
苦労人な緋山もいいww

334 :
どう考えても白石に振り回される緋山
って構図以外出てこないw

335 :
そして一晩中絡み合った末、明け方になって熟睡した緋山が目を覚ますと、
目の前でパジャマ姿の白石が十六茶の歌を(ry

336 :
普段真面目な人間が酔うと・・・ってやつの典型ですやんw
次回は鬱展開が待ち受けてるだろうから見るのつらいけど飲み会のシーンが楽しみすぎてものすごく複雑です

337 :
みんなどんどん辛い方向へ行ってるからせめて飲み会のシーンははっちゃけちゃえば
いいと思う。酔った勢いでちゅーしちゃえばいいよw
予告の緋山さんの泣き顔が綺麗すぎてぞくぞくした
泣いてほしくないけど早く見たいという矛盾した気持ち

338 :
もっとこう、なていうのかしら?
両方に出っ張ったバイブをオマンコに入れて
お互いに突き合う。みたいなハードな妄想小説を描いてもらえないかしら。

339 :
キモッ
男丸出し

340 :
338はメリージェーン洋子の書き込み

341 :
恒夫乙

342 :
>>339
きーっ!あたしのどこが男なのよぉ!

343 :
明日だね


344 :
着物姿

http://i268.photobucket.com/albums/jj38/raine_17_photo/aragaki_yui015.jpg

http://www.jay-han.com/images/idols/toda-erika/05.jpg

http://www2.synapse.ne.jp/fukuzaki/2009_0626/02.JPG

http://www.tbs.co.jp/TandD/images/hayashiya_himitsu03_01.jpg

http://u2.prcm.jp/gazo/fl/bbvzt5.jpeg


345 :
緋山が一番映えるな

346 :
>>344
ガッキーは芸能界一だとおもう
いわく形容しがたい

347 :
>>344
なにこの天使
白緋やばいかわいい

348 :
肩抱き寄せた…

349 :
白石ぃぃぃぃぃぃぃぃ(ノД`)゚。
かっこよす…つらいシーンなのに泣きながらニヨニヨしてしまったwww

350 :
>>349
同じくw一人で見てて良かった・・。
それにしても白石だって今辛い状態なのに、がイケメンすぎる

351 :
なんつーか、あの肩抱きには心があんまこもってないようにみえた

352 :
相変わらず暗いのに相変わらずニヤニヤしてしまったw
泣いてる緋山慰めてる白石とかやばすぎww

353 :
肩抱き寄せたシーンを見て思わず飲んでたコーヒーを吹き出してしまったw
あれはやばすぎるだろwww

354 :
お酒のシーンもエロかった

355 :
フジテレビ様ありがとうありがとう

356 :
「あたしは見てた」にちょっとときめいたわw
肩抱いてる時の白石先生の顔が良かった

357 :
素敵過ぎて泣きそうだったけどやっぱり白石先生の肩幅が気になってしまう
緋山先生が華奢すぎるのかな

358 :
でも結局、藍沢と白石っぽいよね

359 :
手を一度払われたのにもかかわらず
抱き寄せてしまう白石先生、強引すぎます(*ノωノ)

360 :
親と見てたw
この2人よく似てるな〜
とか言ってた…
今回は
泣きながらもニヤニヤしちゃいました

361 :
本当、シリアルなのに、ニヤニヤがとまらなかった・・・。
ごめん。

362 :
白石に頼むから藍沢と二人きりにならないでくれと言いたい

363 :
肩抱き寄せたシーンに禿萌えたw
あれ白石先生がコーヒー持ってなかったら抱擁してたに違いないとさえ思えた

364 :
あのシーン萌えたわ〜
白石が男前すぐるwww
つか、実況で
『キスまでいったらDVDセット絶対買う!』
って言ってる椰子いてワロタwwwwww

365 :
フジてれびwwwwww
かくしんはんだろwwwww

366 :
もうね、ほんと白緋大好きすぐる!w
冒頭の酔っ払い〜な白緋もだけど肩抱きもニヤニヤが止まらなかった
白石行くか!そこはぎゅーってするだろ!行け!行ったー!って感じで期待を裏切らない白緋最高w

367 :
でも緋山が悲しむ姿見たくないな〜

368 :
これを機に新垣結衣×戸田恵梨香の熱愛が発覚すればいいなww
>>364
実況のどこにありました?

369 :
白緋が好き過ぎて生きるのが辛い…
誰か白緋小説という名のモルヒネをくれないか…
今ならシリアスエロな白緋ができると思うんだ。
白→父親に対する辛さや悲しみをぶつけるかのごとく緋を無理矢理抱いてみたり
緋→翼くんに対する罪悪感から酷く激しく抱かれてみたり

370 :
飲み会のときも顔近くてえかった
白石の壊れて「ああっ?!」って恒夫に凄んだ顔と
緋山のドン引き顔がたまらなくかわいい

371 :
>>369
いいかも。
保証はできませんが頑張ってみましょうか。

372 :
>>368
実況フジ、コード・ブルー ドクターヘリ
緊急救命7話part2の24レス目、にあったよ(・∀・)ノシ

373 :
>>372
サンキュー

374 :
あまりの白緋っぷりにやられた…
仕事中に>>369的な妄想を繰り広げてしまいそう
白石の絡み酒のシーンで二人の顔が近すぎてちゅーするかと思ったよw

375 :
あれには流石の俺もハァハァしたぞ

376 :
白石に不幸?って聞かれたとき緋山が振り返ってちょっと見つめ合ってた顔が見えなくて、はぁーん!とした

377 :
また見忘れたorz

378 :
2ndの白石が女に優しいスーパードクターでカッコいいんだけど

379 :
藍沢と白石は友情で、白石と緋山は恋愛関係にみえる
白石の頼もしいガタイがどうしても男前
華奢な緋山の肩を抱いてるとき、白石ムラムラきて抱きしめたくなったに違いない

380 :
肩を抱くシーンは「何があっても離さないよ」て感じでドキッとした

381 :
肩抱きはほんと衝撃的なトキメキだったw
つらいのに人に甘えられない緋山と、そんな緋山をお見通しで優しく包み込む白石
いいシーンだったなあ

382 :
1の時は恩師の医師生命を断たせてしまった白に対して緋が「あんたを辞めさせない」
2では医療過誤だと遺族から訴えられてしまった緋に対して白が「行かないで、頑張って」
かたやした恋人の肉声で安らぎを得る冴
かたや実父の外道ぶりを知ってますますクロサギモードの藍
かたや周囲との才能の差に泣き冴への片想いに喘ぐ藤
結論
白(*^o^)/\(^-^*)緋
藍(>.<)y-~
冴(;_;)/~~~
藤σ(^_^;)?

383 :
けど藍沢は白石にだけ出生の話するみたいだし、どうも藍沢白石フラグが回を追うごとに立ってるな
緋山という恋人がいながら白石のやつめ

384 :
医療に重きを置いてると思われるドラマに明らかな恋愛展開はいやだよね
ドラマとしてもクオリティは高いと思うから、いい仲間に出会えた、みたいな雰囲気のままでいてほしい
そこで同性同士の絆は更に濃くしていただけると申し分ない

385 :
ああ、SSの降臨あるのかなぁ…wktk
職人の方、おねがいいいたします
エロは別になくていいので

386 :
後半に入ってから三井緋山の直接的な絡みがなくてちょっと寂しい

387 :
白石、意を決したように、緋山の肩を抱き寄せ、そのままキス
緋山「!!」
白石「 … 怒った… ? 」
緋山「 ……… 」
緋山の涙に濡れた顔が一瞬ムッとする。
今度は緋山が白石にキス。
白石、クールな表情は崩さず、しかし目は動揺を隠せない。
緋山「 …お返し……w  」
涙目のまま、いたずらっぽくほほ笑む緋山。
堰を切ったように激しい接吻を交わし出す二人wwwww
白石、緋山の唇を吸ったまま、ゆっくりと緋山の胸をまさぐりだす。
緋山「 …や… めて……! 」
白石のその手は、緋山の涙で光る頬をやさしく包みこむ。
いとおしそうに、その頬に軽いキスをして ゆっくりと顔を離す。
まっすぐに、少し充血した緋山の目をみつめる 白石の真摯な瞳。
白石「 …やめる? 」
緋山「 …やめ… ないでw 」
 みたいなねwwwwwwww

388 :
>>387
あの場面の延長でキスはありえない
無粋と言うものだ

389 :
台詞のなかにwもどうかと思いますね

390 :
あの場面は「アンフェア」の泣いてる篠原涼子(緋山サイド)を抱く瑛太(白石サイド)のような感じだったな〜
瑛太みたく「私じゃダメ?」と泣く緋山に抱きしめながら言えば・・・

391 :
彼女の医師人生が絶たれようとしていて、
人を信じる心も揺らいでるときに同じ立場の白石から慰めでかけてもらう言葉は屈辱
だから一度肩にかけた手は払いのけたが、なお何も言わず肩を抱き包み込んで共感してくれてる白石に次は甘えられたんだと思う。
そんな中キスなんかされたら弱みに付け込まれたみたいで怒ると思うけどな

392 :
冗談だよ冗談
ムキになんなよハゲWWWWW

393 :
>>392 は藤川

394 :
それにしても冴の病みっぷりはちょっとやばかったな
大丈夫なんだろか…
白石も緋山も自分たちが大変な時だけど、みんなで支え合ってなんとか乗り越えてほしい

395 :
7回は神回だなー
すれちがいで藤川と緋山の間から顔出して緋山にからむシーンと肩抱きのシーンもう何回リピったことか
緋山、幸せ?って言われて2回目の幸せ?で顔さらに近づけた!
たまらねー

396 :
白石こんなに男前が似合う人とは…キリッとした視線がたまらんね
某駒シャルで「好きだ」って低い声でいうのが格好良かったからちょい期待
してたw

397 :
ギャルサーから見てたりしたらよくわかるけど
お姉様キャラが実はものすごく似合うのです

398 :
最終回が藍沢×白石の展開だったら最悪・・・

399 :
>>398
正直無くはない気がしてるw

400 :
そっちはそっち
こっちはこっちw
別に藍沢と白石が付き合い始めても緋山に対しての感情が特別なのは変わらないし

401 :
確かにw
しかもなんでか最近白石は男女関係なく人を愛せそうだと思うんだ

402 :
つうか、俺は何回も見直すが
どこに藍白のフラグがたってるかわからん。
藤冴で恋愛絡みはやってるんだから
藍白なんてやらないんじゃない。

だいいち白には緋がいるし。

403 :
>>397
クールで一匹狼風なナギサさんかっこよかったよね
下っ端だけど熱くて泣き虫なサキも好きだったから
緋山を見てると、あぁ大人になったのねーって微笑ましく思うw

404 :
3ndは山P完全無視で白石×緋山の恋愛ドラマにして欲しいな
無人島か四国の山奥で2人だけの世界を希望

405 :
三の緋への入れ込みようはハンパねえ
責任とって一緒に辞めそうな勢い

406 :
新垣結衣と戸田恵梨香のキスシーンがあれば視聴率50lいくと思う!(キリッ)

407 :
三井先生は問題おきてからまだ一言も緋山と会話してないね
あまりに自分に似た境遇で苦しむ緋山にまだかける言葉がみつからないのか

408 :
来週こそ三緋に期待
一緒に辞めて、それこそ無人島か四国の山奥に……

409 :
今売ってる某アイドル誌で緋山の中の人が
将来は結婚して沖縄に移住したいと語っていてニタニタ
もうちょっと身長が伸びて欲しいとも語っていて更にニタニタ
ちなみに次のページには白石の中の人が載っててニタニタ

410 :
>>404>>408
移住するなら同性婚が叶う場所がいいよ
米・サンフランシスコ市
英国
フランス
オランダ
スペイン
ポルトガル
豪州
スウェーデン
丁・コペンハーゲン市
ちなみに緋の中の人は沖縄文化好き
白と冴の中の人は沖縄出身

411 :
白緋冴の3人が移住するならフランスか沖縄に近い豪州
そして同性婚

412 :
中の人3人とも絶対ノンケなのに役でそういうのさせられてるのがまんざらでない感じに萌えるのに

413 :
白緋じゃなくて緋白が好きな自分orz

414 :
白緋に朗報?
スウェーデン、世界で初めて教会での同性婚が可能に
http://www.google.co.jp/m?guid=on&ie=Shift_JIS&q=%93%AF%90%AB%8D%A5+%83X%83E%83F%81%5B%83f%83%93

415 :
>>411
三井先生も連れてってあげてー

416 :
>>413
同じく私も緋白派です
緋山の中の人は他の役では絶対右側だけどこのドラマに関してだけ左側推奨だな
まあどっちでも萌えるけどw

417 :
白緋の仲の進展
黒田先生負傷事件にて
緋「腕がなくなったのがあんたじゃなくて良かった」
緋「絶対に…辞めさせない」
白(;_;)

セカンドシーズン
白「あなたの正体が解った。他人には厳しくて自分には臆病な医者よ┐('〜`;)┌」
緋「あたしも解った。あんたは冷酷で傲慢な、典型的な医者(-。-)y-~」
白「私は自分の道を行く( ̄^ ̄)」

緋「傷付いているのはあんただけじゃないよ(~_~)」
白「(--;)」
緋「独りでできることなんてたかが知れてる。独りで抱え込もうとしないで…(-_-;)」
白「(;o;)」

子供の緊急手術で
白(*^o^)/\(^-^*)緋

栄のスナックで
白(^_^)/▼☆▼\(^_^)緋

翼くん安楽事件で
緋(i_i)\(^_^)白

ラスト・教会
白v(^з^)-☆(^_-)v緋

fin

418 :
安楽事件でフイタw

419 :
藍…恋愛より自分の過去に興味がある
緋白…ガチカップル
冴…恋人ので男嫌いに
藤…お笑いキャラ
こんなイメージ

420 :
スタッフも百合ドラマとして作ってるよね?
患者の前で痴話喧嘩、男の存在にショック、好きだよ発言、カラオケでPUFFY、普段は隠してる傷みせる、肩抱き寄せるetc
たんなる同僚や友情ってだけでは片付けられないよこれ
藍沢×白石は月9という事で仕方なく主人公とヒロインのそれっぽいシーンを入れているだけだと思うんだ

421 :
>>417
そこまで言って傷まで見せてパパンのこと話してもらえないのは悲しいな>緋

422 :
パパンのことって(酔ってたとはいえ)藍沢には言ったのに
緋山には話してないのかな
なんか負けてる気がしてきた

423 :
>>417
あんま覚えてないんだけど
1のとき緋山が初ヘリで何も出来なくてロッカーのとこで泣いたときに、
白石が勇気は立派、って慰めたら、緋山が強がってまた優等生発言みたいなこといったら、
白石にそっちはうそつきじゃんwて緋山の服投げ返して
慰めというかからかわれてた回あったよね

424 :
>>423
2話かな
あれは白石と緋山の関係が一歩近づいた最初の瞬間でしたね

425 :
>>420
女子同士の関係の方が濃ゆくて感情の揺れが激しいよねー(月9的男キャラが低テンションのせいもあるけど)。
あと藍白が事情を打ち明け合ってフラグらしきものが立ったあとに
フラグへし折れそうなシーン(父が母のキャリアを中断させた)があってちょっとびっくりしたw

426 :
今の流れからいくと白石×緋山は諦めろと…
これからの展開に期待してたのにガッカリだorz

427 :
1stシーズン初回のロッカーでの恵梨香の下着姿には萌えたわね。
またシュミーズ姿晒してくれないかしら。
もしくはガッキーと一緒に入浴★

428 :
あれはタンクトップだろ
ババア乙

429 :
1st見ると顔がまだあどけなさみたいなのが残ってて皆かわいいね
やっぱ中の人たちすごい成長してる

430 :
シュミーズってなにw

431 :
>>417
白緋は結婚まではいかないとおも
つき合ってるのは確からしいがw

432 :
>>417
金田美香ナース「二人とも顔ひどいですよ」
白石緋山「ありがと」
この頃には名コンビになりかけてた

433 :
>>430
シュミーズとは亜麻(あま)製の下着を意味するラテン語、カミシアcamisiaが語源。
12、13世紀ごろのフランス語シェーンズchainseを経て、シュミーズに置き換わった。
英語のシャツにあたる。本来、男女の肌着(胴部につける)全般をさしていうのであるが、
英語に入った時点で、婦人用の長い胴着をとくにシュミーズといったため、
日本でも男子用肌着をシャツ、婦人用のそれをシュミーズといって、英語式に区別するのが一般となった。
16世紀から19世紀まで、男性のシュミーズ(シャツ)は上着からはみ出す部分、
つまり首回り、袖口や裾が装飾的役割を果たしていたことが多く、レース、リボン、フリルなどで飾った華やかなものがみられた。
これに対し女性用のシュミーズは、吸汗、保温など、実用本位の目的で使用されてきた。

434 :
>>417
SPで白石が呼吸器つながれてる緋山に
もうずいぶん長い友達のような気がする
って言ってたね

435 :
ちょいちょい話題に上がるからギャルサー気になってきたじゃないか

436 :
>>435
8話オヌヌメ
白緋が制服パラパラ踊ってる

437 :
ギャルサーのナギサとサキの関係もなかなかいいんだよ
そしてガッキーの激ミニにロングブーツというもう二度と見られないであろうレア映像が

438 :
白石に竹刀でおどされ、筋トレさせられる緋山

439 :
白石は白袴と白胴衣
緋山は紺袴と白胴衣
>>438から剣道を妄想してみた

440 :
白緋が4話で歌っていた「これが私の生きる道」は
PUFFYが当時資生堂のシャンプーのCMに出演したときに流れていて
(だから「私生道」って余談ごめん)
亜「(由美の髪触りながら)いい匂い…オトコ出来たな〜?」
由「…許せ!(亜美にキスする)」
っていうCMだったんだよね
ttp://www.youtube.com/watch?v=SAaW-mHVQFs
当時流行ってた曲だとか歌詞が云々だとかよりも
反射的にこのCM思い出してワアアアアってなった

441 :
>>440
あの歌の題って資生堂から来てたんだね!

442 :
>>440
ファアアアアアアア

443 :
>>440
「アンタ男いたの!?」に通じる訳ですねわかりまry

444 :
3年後の白緋
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/world/080709_01.jpg
※左…緋、右…白

445 :
>>435
自分もw レンタルしてこようかな

446 :
エンタ見てて思った
司会の女の人の名前って
すごい名前じゃない??
漢字までw

447 :
なんか業務臭くなってきた
必杉

448 :
ドラマちょっと見の俺だが白石と緋山の本音をぶつけ合うシーンは
見ていて爽快。あんなに本音を言い合って、そして互いに協力しあって
何かを成し遂げる関係って熱くてすごいカッコイイ

449 :
月刊ザ・テレビジョン(1/26〜2/28号)にて
※一ヶ所だけ間違いがあります
緋「沖縄にいったら、新垣とか比嘉って苗字がやたら多かった」
白「新垣はわりとオーソドックスな苗字だもんね」
冴「比嘉は一番多いんだよ」
緋「逆に戸田なんてひとつもなかった・・・」
白「うれしい!あたしたちのこと、覚えてくれてたんだね(;´Д`)ハァハァ」
緋「もちろん。二人は沖縄出身らしくのんびりマイペースで、あたしは
  関西出身らしく結構せっかちなところあるから、この3人でちょうど
  バランスが取れてるんだと思うよ(`・ω・´)シャキーン」
冴「お互い家もそう遠くないし、今度絶対に飲みに行こうね」
白「モツ鍋なんかいいんじゃない?」
緋「3人とも酒強そうだし、いいんじゃない?」
冴「あたしは酒を飲んだら甘えん坊になるといわれる・・・(´・ω・`)」
白「かもね」
冴「その後はカラオケ行こうか」
全「さんせーい!!!━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!」
緋「みんなで盛り上がろうよ!!」
白「で、歌う曲は?」
全「悲しみの〜向こうへと〜」

450 :
>>449 <br> 白石の扱いwww <br> <br> <br> 明日、白緋の絡みはあるのかな…

451 :
>>450
なぜタグを入れる?

452 :
>>440
緋「(白石の髪触りながら)あんた人に心カテ受けさせるわ、フライト数多いわ、その上オトコ!?どんだけやり手なの!?どんだけ多忙(ry」
白「ごめんね?(緋山にキスする)」
って変換すれば良いんですねわかります

453 :
>>440
>>443
>>452
GJwww
脳内妄想にて萌えましたwwww
今日の白石緋山に期待

454 :
今日は絡みがまったくなかったし緋山が完全に戦意喪失しちまったから来週も期待できねー、これも全部あのバカ兄妹の責任だ

455 :
これから最終回まで、白石緋山の絡みなしだったら…

456 :
フジに足を向けて寝る

457 :
今回は三井緋山が見れたので満足でした
三井先生が飲んでた水って緋山のと同じ?

458 :
患者診るの怖いとか…
ちょ白石さんあの子癒してやってくれ、って本気で思った

459 :
緋山サンドバック状態ヒドス
肩に手もかけない藍沢もヒドス

460 :
>>458
白石も黒田腕切断事件の後戦意喪失状態になって辞表まで提出してたけど緋山や冴島が「辞めさせないよ」と止めてたな、ちなみに藍沢は「辞めたきゃ勝手に辞めろ」みたいな態度だった

461 :
>>460
藍沢は雨の中飛び出した白石を慰めてたよ
それに白石よりもっと深刻

462 :
なんでこのスレに藍沢の名前がでてるんだ?

463 :
>>457
同じでしたな
一瞬画面から目を離してたから緋山先生の水ちょっともらって飲んでるのかと誤解してときめいた
>>459
顔に出ないけどアワワワ泣いちゃったアワワワ状態だったのではw

464 :
>>463
ありがとう
やっぱり同じだったか
緋山とお揃いって喜びながら買ってる三井先生を想像してしまったw
でも飲みかけを貰うってシチュの方が萌えるw

465 :
SPA 3月2日発売号
緋「共演してる白とは前からすごく仲が良いんですけど、でもそのせいか
  衝突するシーンはすごく辛いんです・・・。だから意図的に他のみんなと
  距離を置くようにしているの工夫なんですよ。・・・でも辛い・・・」

466 :
>>465
最終回は白石緋山のラブシーンがありますように!

467 :
テレビ誌のあらすじでは緋は来週放送で謹慎がとけるみたいだが心配だ

468 :
>>466
打ち上げ
http://u2.prcm.jp/gazo/eJ/7blBl7_480.jpeg

打ち上げ後
http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/83/0000677183/09/img9bc1e403zikezj.jpeg
http://blog-imgs-13.fc2.com/p/m/t/pmtodaerika/todaerika000051.jpg

帰宅後
http://tokai.15navi.com/_simg/1937/blog/20090118135054lijxa.jpg
http://blog-imgs-26.fc2.com/l/o/v/lovelife555/20080208133743.jpg

丑三つ時
http://img178.imageshack.us/img178/5439/sina288vqyf1.jpg
http://rule34-images.paheal.net/66c07c509cedb796aa325776b40b68b3/121828%20-%20Mai-HIME%20Shizuru_Fujino%20natsuki_kuga.jpg (他から失敬)
一人残された冴
http://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_e73/okuni/m_090607.jpg

469 :
>>468
GJ
http://u2.prcm.jp/gazo/eJ/7blBl7_480.jpeg
左手がいい

470 :
必過ぎて萎える・・・

471 :
このスレ終了か・・・

472 :
ドラマ板のコードスレって避難所はないよね?

473 :
>>465
仲いいんだ
ちょっと意外

474 :
その昔、白のコンサートに緋がVTRで応援コメントしたとかなんとか

475 :
>>474
そのイベント行ったよ
まさか出てくるとは思ってなかったから吃驚した覚えがある

476 :
自レスにアンカー多杉
自レス以外は全部攻撃とか

477 :
白緋らしい
http://memolies.blog46.fc2.com/blog-entry-144.html
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/e/m/memolies/ecya3.png

478 :
さっきから何貼ってくれてんの?
怖くて見てないんだけど

479 :
   ┏━┓
   ┃  ┃
┏━┛終┗━┓
┗━┓了┏━┛
   ┃ .┃
   ┃ .┃
~~~~~~~~~~~~~~~~~

480 :
結局白石は藍沢とくっつき、中の人は全員彼氏いると…
現実はそんなもんだ

このスレは終了に等しい…
結局♀×♀はただの妄想で現実は♂×♀ってことだよ…

481 :
何か変なのが湧いてるな

482 :
白石と緋山が2ショットになっただけでドキドキする

483 :
勝手にスレ終了とか言うのやめてほしいな

484 :
ID:NmACzrnPが終了

485 :
中の人の彼氏
白→三浦春馬or藍
緋→村上信五
冴→妻夫木聡

486 :
ネタないね
vs嵐の戸田ちゃんとガッキー並んで座って笑いあってる映像で気を紛らわせる

487 :
別に2ちゃんねるの中でくらい夢見たっていいじゃないw
何が気に入らないのかは知らないが、必過ぎて痛いのはID:NmACzrnPだよ。

488 :
244 名無しさん@秘密の花園 sage 2009/10/12(月) 02:28:44 ID:yyOBw7tY
惨事百合厨ってホントキモイなwwこのスレ住人頭おかしいんじゃねえの?w
現実の女なんて男しか眼中に無いってのw
キモイ妄想ばっかして時間の無駄だって気づかないのかよクズ共wwwww
245 名無しさん@秘密の花園 sage 2009/10/12(月) 02:39:09 ID:xvsCNgsn
なんか全員毎晩男とヤリまくってそうだし
まず百合妄想とかするの無理だろ
金のためだけにテレビ出てるような女に萌えるとか正直無理です
つまり
白石→三浦
冴島→妻夫木
緋山→村上
とヤリまくってるってことさww

489 :
妄想を妄想として楽しめない人って淋しいねえ

490 :
ノベライズしか見てない俺には、役者の名前出されても何が何だか
お前ら役者と役、どっちに萌えてんの?

491 :
中の人に百合期待してるのはただの馬鹿

492 :
個人的に緋山をやってるときの中の人が好きで
白石をやってるときの中の人が好き
この二人が絡むとなお好き

493 :
視聴率落ちたのはまさか白緋不足ということでは…ないか

494 :
私は基本的に中の人は関係ないな。ビジュアルとして萌えるか萌えないかは重要だけど、個人的には役者はあくまでも記号。
その作品の設定やキャラに萌える

495 :
>>494
禿同イイこと言った

496 :
>>472
コード・ブルー+ドクターヘリ緊急救命+40
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1235791480/

497 :
昨日ID:NmACzrnPだったものです。
白石×緋山の絡みが少ないのが気に食わなかった。
役者の男関係はガセもあったのに…

498 :
>白石×緋山の絡みが少ないのが気に食わなかった。
完全同意
まさに白緋不足

499 :
避難スレ
コード・ブルー2+ドクターヘリ緊急救命+避難所1
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/natsudora/1267749883/

500 :
白石×緋山に萌える

501 :
オリスタに載ってる記事の緋山談では
本番前とか撮影の合間は白石と冴島の沖縄組は一緒にいることが多いらしいね

502 :
オリスタってなあに

503 :
ドラマティックテレビライフで白石先生が嬉しいこと言ってたね
藍沢にはそっち(恋愛)の感覚があるとは思えないって
そのあと、(恋愛も)ないこともないのかなって言ってるけど・・

504 :
>>502
雑誌よ。書店で売ってるわ

505 :
>>504
親切な人どうもありがとう

506 :
白緋の出身地ってどのへんの設定なんだろう。
白はもともとヘリ医療のノウハウを地元に普及させるために来ているから、
かなりの確率で関東関西以外の地方圏だとは思うんだが……
ちなみに自分の予想
白:熱海〜米原間
緋:岡山〜博多間

507 :
>>506
SPのときか何かで出てきた履歴書によると緋の本籍は東京
まあそこが出身地とは限らないけど

508 :
>>507
どうもthanks
白はどこの出身なんだろうなあ。まあ大したことじゃないんだけどね。
ひょっとして今自分がいる岡山・広島あたりだったりして。李登輝が入院した倉敷医大とか
広大とか原爆病院とかそこそこ有名な病院があるし。

509 :
お互いの仕事場所が変わってから相手の仕事場所を訪れてみたら
更に頼もしくなって周りの看護士や患者にモテモテの相手を見つけてやきもちやいちゃう白緋ですか?

510 :
今日だね
今日も萌えをください

511 :
>>507
千葉県ではなかったか?後でSP見返してみる。

今日のサブタイ「心の傷」
緋山先生フラグw

512 :
今日は白緋の萌えをください

513 :
>>511
現住所が千葉、本籍地が東京だよ。

514 :
今日は緋山センセ、橘・三井との絡みだろうから白緋は期待できないかな

515 :
三緋も大好物ですがwktk

516 :
In Redに三井先生の撮影風景が載ってるよ
緋山との写真もアリ
真ん中に橘先生挟んでのスリーショットだけどね…

517 :
藍白緋冴藤の生まれた頃の社会
三木おろし
キャンディーズ解散
8時だョ!全員集合放送開始
インベーダーゲーム全盛
文化大革命終結
ベトナム統一
市川昆監督「八ツ墓村」放映〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
藍白緋冴藤の中の人が生まれた頃の社会
逆噴射事件
佐川事件
1億円習得事件
豊田商事会長暗事件
サダト大統領暗
ディズニーランド浦安市にオープン
衆参同日選、自民勝利
イラン・イラク戦争勃発

518 :
あげるなよカス

519 :
リアルで仲いいのは白冴なのにあんま話題に出ないのが不思議
まあ自分は白緋が好きなんだけど

520 :
三井先生といえば1の最終回で「冴島さん!」ていうセリフがなんか新鮮だった記憶がある

521 :
白石がsecondで緋山にばっかり構うから藤川が冴島さんとのフラグを立てまくりじゃないか

522 :
今日は萌えなしだった…

523 :
白石緋山が並んでるだけで物凄いテンション上がるよ
便利な(?)脳になってしまったw

524 :
藍白とか藍緋とか藤冴とかいらないから
白緋を増やしてください・・・

525 :
>>523
先週ナレーションを白石緋山の二人でやってたから動揺してこの板に来たら
とくに話題にもなってなかったw

526 :
>>525
同じくw(・∀・)人(・∀・)

527 :
正露丸と
http://u2.prcm.jp/gazo/eJ/9blBxd.jpeg

528 :
白緋がない時は三緋があるのね
来週は飛行機事故がメインになりそうだから白緋は難しいかなー

529 :
白石先生と三井先生が取り合ってるんですねわかります

530 :
9話のストーリー完全版のトップ画像が白石、緋山、冴島の3ショット

531 :
ストーリー完全版で4話からずっと緋山がいるのが気になる
次最終回なのか?

532 :
↑緋山先生あってこそのコード・ブルーですけど、何か?
と、冴島風に言ってみる

つか2ndのサントラのジャケット緋山先生だよなw

533 :
最終回は22日だよー

534 :
>>532
サントラなんで緋山だと思った?

535 :
緋山の傷、1stの借りを返すんだ白石

536 :
15日はがんばった大賞あるんだね
スタッフさん頼むぜ
いいNG映像期待してるよ

537 :
>>536
情報thx!
1期のNGがかなり良かったから、今回も密かに期待してる
つべにあったが消されたみたいだな

538 :
>>537
どんな内容?
最近ハマったから1期知らないんだ…

539 :
白石が左腕に三井、右腕に緋山抱いてるの見たよ

540 :
>>539
イメージ的には
緋山がセンターで、
両側から白石三井が取り合ってる様子を
冴島が陰から冷ややかに見てる感じなんだがw

541 :
>>538
緋山が白石のオマンコに指突っ込んじゃうNGががんばった大賞でグランプリに

542 :
>>541
それはないw
とマジレスしてみる
>>538
緋山と白石の絡みばかり
戸田が間違えたのに、新垣は真面目に演技続けてたりとか
消されたと思ったら、再うpされてたという報告あり
探してみるかな。。

543 :
コードブルー ng
でググると出てくるよ

544 :
>>539-543
探してみますありがとうありがとう(ノД`)・゚・。
今日の頑張った大賞楽しみだーw

545 :
まさかNGシーンで白石×辻ちゃんを推してくるとは…
白緋もあって美味しかったな

546 :
NGをだして辻ちゃんのうしろに隠れる白石
またしても白石とのシーンでNGをだしてた緋山

547 :
緋山がNG出して謝ってるときの声が甘えた感じでかわいかったw

548 :
もうこのスレはダメかもわからんね
萌えなし

549 :
sage

550 :
萌え補充
ttp://uproda11.2ch-library.com/231570mAM/11231570.jpg
ttp://uproda11.2ch-library.com/231571j36/11231571.jpg
ttp://uproda11.2ch-library.com/231572D2e/11231572.jpg
ttp://uproda11.2ch-library.com/231574B4t/11231574.jpg
ttp://uproda11.2ch-library.com/231575HTF/11231575.jpg
ttp://uproda11.2ch-library.com/23157685T/11231576.jpg

551 :
>>550
これは良い白緋
でもこう見ると2ndってほんと重い話ばっかりだったな…

552 :
>>550
素敵すぐるww
しかし今日の緋のNGが大好きなシーンでテンション上がった

553 :
これどう?
ttp://uproda11.2ch-library.com/231634OHI/11231634.jpg

554 :
いい加減sage覚えろクズ

555 :
>>553
どうっていうか事実だろ?w

556 :
1期NG見つからない…(´・ω・`)

557 :
http://video.excite.co.jp/player/?id=5925add870315429&title=%E7%B4%A7%E6%80%A5%E6%95%91%E5%91%BD+NG%E9%9B%86+in+%E7%AC%AC11%E5%9B%9E%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%B0%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%A4%A7%E8%B3%9E+08.09.15%28%E6%9C%88
1期NGどぞ
スペシャルのも見つけたんだけどURL分らん

558 :
SP NGもどぞ
http://www.woopie.jp/video/watch/f02a51df40b66456?src=onair

559 :
最終回気になりすぎて
最近コードの夢ばっか見る…

560 :
>>559
ナカーマ
昨日、自分が緋山先生の手術の助手してる夢みたー

561 :
ちょっと長めですが、一作書いてみました。
ちょっと遅すぎですが、緋山視点からのホワイトデーにまつわるお話です。
ちなみに作者である私自身を、途中から登場させてみました(かなり年取らせてますが)。
そのあたりは少々方言交じりなものの、そこはご愛嬌、ということで・・・。













562 :

今日、3月14日はホワイトデー。
 バレンタインデーにチョコを貰った人がそのお返しをする日だ。
 病院の関係者はもちろん、入院患者やその家族も日頃お世話になっている担当医師や看護師に
義理(・・・と言ったほうが相応しいだろうか?)のチョコを渡す姿があちらこちらで見受けられる。
 そういう姿を見ていると、一瞬ではあるが疲れが忘れられる気がする。慌しく生きている私達、
医療関係者にとっては一服の心の清涼剤なのかもしれない・・・。
「いつ渡そうかな・・・」
 実は今日、私はカバンの中に昨夜買ってきたばかりのチョコを一箱、入れている。言うまでもなく
それは意中の人、白石に渡すためのもの。普段は絶対に買わないような高価なチョコだったけれど、
しかしこういう時にこそ、奮発というものはしなければならないのだ。
 私はシフト表を取り出して、スケジュールを確認する。幸か不幸か、今日は私も白石も日勤。何とか
渡すタイミングは確保できそうで良かった。もちろん、何事もなければ、の話ではあるが。
 午前中は特に表立った用事はなく過ぎて、昼食時間になった。食堂で一人サンドイッチをかじっていると、
早速我が愛しの恋人が寄って来た。
「ここ、空いてる?座っても良いでしょ?」
「どうせダメと言っても座る性格なんだから、ご自由にどうぞ」
 ああ、いけない癖だと分かっているのに、ついつい皮肉めいた言い方になってしまう。最早これは私、
緋山美帆子の宿痾なのだろうか。
「もう、いつもそうやってつれない言い方するんだから。うふふ。でもね、そんな緋山さんが好きよ、私は」
 白石は笑顔で答えると、私の隣に座った。良く見ると、私とまったく同じメニューを注文している。もしや、
私が注文するところをチェックしていたのだろうか?彼女ならやりかねない。・・・いやいや、それは流石に
考えすぎというものだろう。うん、きっとそうだ。


563 :
「そっちは何か仕事入ってる?」
 さりげなく訊いてみた。
「15時からオペが一件、あと17時に先週運ばれてきた食中毒の男の子の検診を。それだけかな、今日は」
「へー。まあ何事もなく無事に終わると良いね」
「うん。緋山さんもこの頃は結構元気そうだよね。良かった。例の件、にならなくて本当に良かったね」
 あの事件は、私の人生にとって二度と忘れることのできない歴史になるだろう。自ら身体や心を傷つけた
ことはあるが、他人から傷つけられたのは初めてだった。もちろん、その責任は私にある。そしてこれからも
ずっと、ぬまで私はこの事件を心に刻み付けて生きていかなければならないだろう。
「・・・まあ、ね。あの時はいろいろ励ましてくれたよね。ありがと」
 そう言って私は席を立とうとした。その時。
「ね〜え、ひ・や・ま・さん?」
 いつになく甘ったるい声が聞こえてきた。嫌な予感がする。こういう話し方をする時の白石は大抵、心の
奥底に激しい欲望を抱いているのだから。冷や汗が背中を流れるのを感じた。
「な、何よ。いきなり変な声を出して」
「緋山さんは今日、何か用事あるの?」
 白石はニコニコと笑みを浮かべて私を見上げている。一見純粋で神々しいような笑顔だが、私は今までの
経験から、とっさに彼女が腹黒い思いを秘めているのを感じ取った。
「いや、特には、ね。お互いあと半日、頑張ろう」
何とかその場を脱しようとする。だが・・・
「今日は何の日か、覚えてるよね?」
 ガーン。来たよ、恐れていた言葉が。

564 :
「うーん・・・。えーと、えーっと・・・。あ、そうだ。バカヤロー解散があった日。1970年の大阪万博が始まった日。
そんでもって科学者アインシュタインの誕生日。あ、あと、ほしのあきの誕生日。・・・だよね、今日は?」
 思いつく限り薀蓄を披露してみた。自分の口からあの言葉を正直に切り出せない自分がいささか情けない・・・。
「へーえ、緋山さんて結構物知りじゃん。そんな特技があるの?」
「うん、まあ、ね・・・」
 笑顔で返事をしようとしたが、少々引きつった笑みになってしまう。
「でもね、緋山さん大事な事を忘れてる」
「え?」
「今日って、とっても特別な日なんだよ。私達にとって、とっても大事な日。覚えてるわよねえ、み・ほ・こ?」
 白石は核心に迫ろうとしていた。何をしたいのかは分かっている。私の口から『ホワイトデー』という言葉を
言わせたいのだ。そして、チョコを催促したいのだ。結末が分かるだけに、余計に心が掻き乱される。ああ、
どうしよう。どう言えば・・・。
 見ての通り、彼女は独特の腹黒い性格を持っているだけに、こういう時の私はいつも翻弄されてしまう。
「何の日だったっけ、今日は。バレンタインは先月の14日だし、雛祭りは今月の3日。春分の日は21日だし・・・。
いやあごめん、私思い出せないや。はははは・・・」
「・・・」
 いつの間にか白石の表情から笑みが消えた。徐々に落胆、幻滅、悲哀の表情に変わっていく。・・・しまった。
つい調子に乗りすぎたかな。思わず乾いた笑い声を飲み込む。
「・・・緋山さん」
 白石の声のトーンがいつになく暗く重い。これはまずい。
「緋山さん、本当に・・・本当に、今日が何の日か思い出せないの?」
「うーん・・・。誰かの誕生日だっけ。でもあんたの誕生日は夏だったはずだし・・・」
「・・・いいよ、もう。この頃緋山さんもいろいろ忙しかったし、辛い事もあったしね。いいや。ごめんね。またあとで」
 白石はそう言って、席を立ってしまった。まだ食べかけのお昼を机の上に残したまま。その後姿からはそこはかとなく
物寂しさと切なさが伝わってきた。いや、怒っているのだろう。私はなかなか嘘をつけない性格だ。どうしてもどこかで
気づかれてしまう。まして彼女は勘が鈍いように見えてその実感受性がなかなか鋭いのだ。付き合っている私の真情の
中身なんて簡単に見抜いているに違いない・・・。

565 :
 私は唇を噛んだ。
 どうして素直になれないのだろう。なぜ恋人の前で、正直な、ありのままの態度をなかなか
取れないのだろう。こういう性格を世間では『ツンデレ』とかいうらしいが、私は今まさにこの自らの欝な性分に
明確な嫌悪感を抱かずにはいられなかった。
「・・・私って、本当に最低な女」
 そう呟くと、私は席を立った。もうそれ以上食欲は湧かなかった。
午後6時半。帰宅時間まであと30分。巡回を終えた私は外来病棟の待合室で一人ぼーっとしていた。
 今日は何か陰鬱な一日で終わりそうだ。昼休み後の私は細かいミスが続き、橘先生からは注意され、三井先生からは
心配され、藍沢からも気遣われた。挙句の果てにはあのお調子者の藤川までもが、
「お前、いつものお前じゃないな。どうしたんだよ。何かあったんだろ。何でも良いから、話してみなよ」
 と声を掛けてくる始末だ。
「心配ありがと。でも何でもないから。多分このところのストレスのせい。その内良くなるから。心配させちゃってごめんね」
 そう言ってその場をやり過ごしたが、しかし思えば私は白石だけでなく周囲の同僚や先輩たち、そして指導医の先生方にも
完全に心を開き切っていないように思う。。たまに他のナースや医者から「何を考えているか分からない」「先生って、
どうしてそんなにムッツリしているんですか?」「欲求不満じゃないの?」などと言われる。
 私は孤独が好きなわけではない。いや、むしろ独りじゃ何もできないのだ。
「独りでできることなんて、たかが知れてる。・・・自分独りで抱え込もうとしないで」
 あんなことを言っておきながら、自分は全然逆のことをしている。何て情けないのだろう、私って人間は・・・

566 :
「おお、こりゃあこりゃあ緋山先生かいの?」
声がするほうを振り向くと、そこには背の高い痩せた老人が杖をついて立っていた。
「は、はい。失礼ですが、どちら様で・・・?」
「ああ、こりゃあ失礼じゃった。わしゃ608号室に入院しよる源田周太郎の伯父ですわ。源田廉介っちゅう言います。
どうぞよろしゅう頼んますなぁ」
「ああ、はい。源田さんですね、こちらこそどうも・・・」
 名前を聞いて思い出した。一昨日脳梗塞で倒れ、この病院にヘリで搬送されてきた64歳の男性の親族の方だ。
 あの患者は私と白石、森本先生の3人で処置に当たった。幸い手術は成功、後遺症も軽度の運動障害で
済みそうだが、今は術後の処置を当面の間観察するために6階の個室に入ってもらっている。
でその直後、身内の人と称するお年寄りと付き添いの叔母らしき女性が広島から飛んできた、と聞いたのだった。
「ここ、座ってもかまわんかいの?」
「え?あ、ああ、どうぞ」
返事をすると、お爺さんは「よいっしょ」と私の横に腰を下ろした。
「・・・先生は何ぞ困り事でもあるんか?」
「え?」
「こりゃあ、図星じゃの。いやあ、先生の顔を見よるとの、げに(本当に)悩んどるような表情しとるけぇ、ちぃと
訊いてみとうなったんよ」
「あ、そうですか・・・」
 そんなに私は思い詰めた表情をしていたのか。私は思わず姿勢を正した。
「もしや先生、恋人のことでも考えとったじゃないんかの?」
「うっ!」
 またしても図星を突かれ、私は一瞬間誤付く。

567 :
「ああ、いや、こりゃあ失礼でがんしたの。わしゃあ他人の心情を思わず詮索してしまう悪い癖がありましての。
どうも申し訳ない、忘れてつかぁさい」
 源田さんは罰が悪そうに頭を掻いた。私は源田さんの顔を見つめて尋ねた。
「あの、どうして恋人のことだと分かったんですか?」
「ああ、その事ですかの。さっきの先生の顔は、正真正銘愛する人間を想う表情しちょった。わしの初恋の人も、
昔はようそんな顔をしちょったけえ、それがちぃとぅ(少し)思い浮かんだんじゃ」
「そうですか・・・」
 この人はただものじゃない。本心を隠し通すのは無理だ。私はそれを悟るとほっと息をつき、堰を切ったように
今まで考えていたこと、そして今思っていることを全部源田さんに話した。
「そうですかの。先生もいろいろたいぎぃな(大変な)人生を送っておりんさる」
 源田さんは穏やかな表情で私の話を聞いていたが、聞き終わると考え込んだような顔になった。
「先生、実はのう、このわしも恋人っちゅうもんについてはなあ、げに苦い辛い経験を持っとるんじゃ」
「そうなんですか?それは、いったいどんな・・・?」
「わしゃ戦争中、憲兵として広島は呉におりましたんじゃ。で、その時分、こがぁな(こんな)無鉄砲でええ加減な
わしにも恋人っちゅうもんがおりましてなあ」
「はい」
「ところが、その頃のわしゃあばり(とても)ひねくれとった。よう素直になれんかった。じゃけ、なかなか自分の思い
っちゅうもんを恋人に伝えられんくてなあ。たまに休暇で会いに行っても、まともに告白がようできんかったんじゃ。
お互い、口下手なところもあったけぇ、余計に会うたび歯がゆう思いをしよりましてのう」
 源田さんは顔を赤らめながら缶コーヒーを飲み干した。

568 :
「それで、結局告白はされたんですか?」
「いや、とうとうできんかったよ」
「それはどうしてですか?」
「・・・昭和20年8月6日。広島に何があったか、先生も知っとりんさるじゃろ?」
 源田さんの表情が一変した。何とも言えないもの悲しい、遠くを見つめるような顔。私も思わずはっとする。
 日本史上、最も多くの人がんだ日。私ももちろん学校の授業やニュースで知っている。
「そう、それが原因でなあ・・・。遺体は3日後に見つかった。もう何とも言えん、いびせぇ(恐ろしい)姿でのう・・・」
 胸が締め付けられた。源田さんは目に涙を浮かべているが、それを懸命に堪えようとしている。
 その時の被害者の方々の姿は、今まで写真や絵などで何回か見たことがある。大学の授業でも症例として
被爆者の写真を何度も見た。言葉にできないほど悲惨で悲痛な姿だった。
 もし私があの時代、あの現場にいたとしたら、いったい何ができただろうか。とても想像し切れない。これまで
何度も大災害の現場に行ったことがあるが、一度としてその場の雰囲気や光景に『慣れた』ことはない。いや、
そもそも慣れるようなものではないのだ。どの現場も、一つとして同じものではないのだから。
「わしゃ、一度も告白できんまんまじゃった。自分の想いをはっきり伝えられないまま、こがぁに老いぼれてもうた。
わしゃ後悔してもしきれん。あの日以来、わしの心がほんまに晴れたこたぁ、ないんじゃ・・・」
「そうだったんですか・・・」
「ほいじゃけえ、先生」
 源田さんは涙を拭うと、姿勢を正して私のほうを向き直った。
「先生は、自分の想いがはっきりありんさるなら、きっちり相手に言うべきじゃ。早いうちがええ。
いつまでもくよくよしちょったらあかん。うずない(難しい)ことかもしれんが、勇気を出しんさい。
あんた、医者じゃろうが」
「は、はい」
 強い口調で言われて、思わず背筋がピンと伸びる。
「人生、いつ何時何が起こるんか、そりゃあ誰にも分からん。自分は明日ぬかも分からん。
来年の今頃には、もう恋人と別れてしもうとるかも分からん。自分の気持ちがコロッと変わって
しもうとるかもしれん。せーじゃけえ(そうだから)、思い立ったその時に相手に伝えるんじゃ。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥っち言いよるが、それは伝える時かてまったく一緒じゃ」

569 :
 言われているうちに、私は思い出した。今まで思い出したくなかった、一刻も早く忘れ去りたいと
思っていた、あの事故のことを。一昨年の夏、列車の転覆事故現場に向かった私は二次災害に
巻き込まれ、重傷を負った。その時の傷は身体にも心にも、生涯癒しきれない深い傷跡となって
刻み込まれた。医療に対する考え方や患者との接し方も、あの日を境にガラリと様変わりしてしまった。
 しかしながら、『ツンデレ』と言われる素直でない部分だけはなぜかしぶとく残っている。
 思えばあの時、私はんでいたかもしれないのだ。実際、発見時点で心停止から10分近く経っていた。
 仮に助かったとしても、植物状態になってもおかしくはない状況だった。運良くそれを免れたとしても、
深刻な後遺症が残るのは避けられないと言われていた。生涯がそれが白石を含め周りの仲間達による
懸命の治療のおかげで、私は生きながらえることができた。そればかりか、医療の現場にこうして戻って
くることさえ叶ったのだ。後遺症も白石の助言のおかげで再手術に踏み切れ、何とか収まる事ができた。
 そうだ。私は、白石によって救われたのだ。白石によって生まれ変われる機会を貰ったのだ。

570 :
 源田さんは空になったコーヒーの空き缶を捨てると、立ち上がった。
「先生のその性格、生まれ持った性分じゃけえ、すぐには変わらんかもしれん。いや、それも
先生の個性であり人格じゃけえ、すぐに改めるべきじゃないかもなあ。ほいじゃが、言いたい事を
無理して堪えて、後になって辛い思いをしよるよりは、まあいつまでもいちがいでおらんと(頑固に
ならずに)勇気を出して言ってのかせんさい(言い放ってしまいなさい)。」
 その言葉を聞いて、私は決めた。自分の想いをはっきり、白石に伝えよう。何と言われようと構わない。
後悔だけはしたくないから。いつまでもウジウジしていたらダメだ。
「先生はまだ若いけえ、どがあな(どんな)ことがあってもよう立ち直りおる。恋人も健在じゃろ?なら
結構結構。わしみたいなわやな(ダメな)人生を歩んでほしいないんじゃ。応援しとるけの、先生」
 そう言うと、源田さんはゆっくりと、しかし力強く廊下を歩いていった。私は深々と頭を下げると、大きな
声で言った。
「ありがとうございました!私、頑張ります!仕事もプライベートも、精一杯励みます!」
 源田さんは後手で手を振った。
 その1時間後。書類整理を終えた私は更衣室に入った。と、そこには着替えている最中の白石がいた。
「緋山さん、お疲れ様」
 白石はいつものように声を掛けてきた。
「うん、お疲れ」
 私はロッカーの扉を開けると、一息ついて切り出した。
「ねえ、白石・・・ううん、恵」
「え、どうしたの?珍しく名前で呼んじゃってさ」
「うん、まあね・・・」
 一瞬言葉に詰まる。でも勇気を振り絞るのは今しかない。私は彼女のほうを向き直った。

571 :
「実はね、今日がホワイトデーだってこと、知ってた」
「そう。まあそんなことだろうとは思ってた。だって緋山さん、ツンデレだもん」
 心の中をすっかり読まれている。でもそれはうすうす感づいていた。その事はもう構わない。
 言いたい事はその次なのだから。
 「ちゃんと、チョコも用意してるの。恵に渡すために、ね・・・。これなの」
 私はカバンの中のチョコの箱を取り出すと、彼女に見せた。強張っていた白石の表情が柔らかくなっていく。
「嬉しい。やっぱり用意してくれていたんだね。緋山さんらしいや。ありがとう」
 白石はそう言って箱を受け取ろうとした。
「待って。その前に、伝えたいことがあるの」
 私はチョコの入った箱を後ろ手に隠した。
「え、なあに?急にかしこまっちゃって」
 思いがけない展開に一瞬白石はまごついたようだ。私は大きく深呼吸すると、覚悟を決めて一息に言った。
「私、あんたのことが好き。私、緋山は白石恵のことを愛してます。これからも、ずっと、ずーっと、私のことを
好きでいて下さい!!私もずーっとあんたのことを愛し続けますから!!」
 大して長い言葉でもなかったが、言い終わった瞬間身体中の力が一気に抜けてしまったようで足元が急に
ふらついてしまった。
 白石はしばらくじっとしていた。初めは唖然としたような表情だったが、やがてその目がうるうるしてきたように
感じられた。そして鼻を吸い込むような音を立てると、
「緋山さん!!」
と大声を挙げて私に飛び付いてきた。大きな身体とたくましい(?)力で抱きしめられ、私の細い身体は今にも
ポキッと折れてしまいそうだ。
「いたたた・・・ちょっとあんた、苦しいわよ・・・」
 腕を放そうとするが、彼女はますます強くその両腕を絡ませる。
「嬉しい。緋山さんの口から本音が聞けた。こんなの初めて。ああ嬉しい!私、幸せよ!!」
 感謝されるのは結構だが、それにしても力強すぎ。白石、いい加減に腕を放しなさいよ!あいたたた・・・

572 :
 それから後のことは、まあ予想通りに事が進んだと思う。
 私は自宅に白石を呼び、チョコを食べてもらった。彼女はすごく気に入ってくれたようだ。高価だったとはいえ、
市販のチョコだったのに「とてもおいしい」と言ってくれた。私は満足した。そしてその日、彼女は私の部屋に
泊まっていった。まあ私自身そこそこ下心もあったのだが、その日は本当に気持ち良く終わることができた。
 翌日。私たちはいつものように仕事をしていた。入院している源田さんの検診を終え、渡り廊下を歩いていると、
向こうから『昨日の』源田さんが歩いてきた。
 「ああ先生、お疲れ様です」
 挨拶しようと思いきや、源田さんから声を掛けられた。
 「源田さん、昨日はいろいろありがとうございました。私、きちんと自分の想いを伝えられました。本当に、
本当にありがとうございます」
 「そりゃあ良かった。思い立ったら吉日じゃけえな、よう頑張りんさった。安心安心」
 源田さんは穏やかそうな笑顔を浮かべた。私も自然に笑みがこぼれる。心なしか、周囲にどこか心地良い、
暖かい空気を感じた。と、その時。
 「あ、緋山さん!」
 白石の声がした。思わず振り返ると、後ろから満面の笑みを浮かべて白石が駆け足で迫ってくる。そういえば
彼女は今日は日直だったっけ。
 「し、白石、おはよう・・・」
声が少し上ずってしまった。源田さんは少し曲げていた背筋をピンと伸ばす。
 「こちらの方は?」
 「あ、同僚で白石と言います。今一緒に救急・・・」
 「救急救命に当たっています。毎日大変だけど、彼女と一緒なら勇気が出るんです!私、頑張ります!」
途中で遮られてしまった。いつになく白石は上機嫌なようだ。笑顔もいつも以上に明るく感じる。何だろう、この
いつにない明るさは・・・

573 :
ホワイトデーは飴とかマシュマロとか最近だとマカロンとか

574 :
562です。連投規制にかかってしまいました。少し長すぎたかも…。
携帯からやってみます。

575 :
「ああ、そりゃ何よりで。ではこれで」
あまりの明るさとその美貌に浮かんだ端麗な笑顔に圧倒されたのか、
源田さんが思わず標準語になってしまう。
杖を持ち直して、源田さんがその場を立ち去ろうとした、その時だった。
「私、もっと自分に素直になります。ここにいる愛する人をもっと大事にします。
だから、応援してくださいね、私たちのこと!」

576 :
渡り廊下に元気な声が響く。源田さんは思わず立ち止まった。私は凍りついた。 バカ!こんなところでそんなこと大声で言うなっつうの!ああまったく……
「た、大切な人?ひ、緋山先生が…その、こ、こ…」
「恋人です!愛する人で運命の人なんです!」
白石の明るい表情とは裏腹に、私は完全に消沈モードだった。
世間ではまだまだ同性愛は一般的なものとは認知されていないだろう。
ましてこのおじいさんの世代だったらなおさら…… 頭の中が真っ白になりそうだった。

577 :
「そうでしたか…」
源田さんはしばらく黙っていた。が、やがてさっきと同じような笑顔に戻ると、
元気に言った。
「ほうじゃったか。じゃったら二人とも、あんばよう(もっと)頑張りんさい!
わしゃぬまで応援しとるけえな。お二人さんの人生、まだまだ先は長い。
白石先生、だったかいの。仕事に恋に、ガンガンきばりんさい!きっと成功しますけえね。
んじゃこれで」
源田さんは颯爽と歩いていった。あれで95歳だなんて、とても信じられなかった。
今年のホワイトデー、今までの人生でも忘れられない日の一つになるだろう。
 自分に正直であることの難しさと大切さ、それを実行する勇気と度胸。 それを学べたのだから。
白石、これからもよろしくね。来年はもっと良いホワイトデー、待っていてね!
The End

578 :
以上です。
少し長過ぎました…。乱文乱筆、どうも失礼しました。

579 :
最終回前に来たら良いもん読めた
ありがとう源田さん

580 :
>>562
超GJ!!!!!

581 :
今日はいよいよ最終回!楽しみだけど、少し悲しいね
つーかSSの人、いい加減コテ覚えてよ。
下手なSSはあぼんにできるし。そしたら何も言わないのに
正直バカヤロー解散で読むのやめた。ナニソレって感じだし、世界観ぶち壊し
またSS肯定派(作者含む)と否定派でてきてあれるよ

582 :
>>581
まったくもって同感。

583 :
捨てコテでいいのにねえ
自分は2ちゃんブラウザで見てるから
タイトルいれてくれるだけでも違うんだが

584 :
そういやここで書いたバレンタインssがどっかのサイトにパクられてたな。人気でるのは嬉しいがルール守れないやつも出るのは淋しいな。

585 :
そういや藍沢の中の人が映画やりたいって言ったらしいんですが何情報かわかりますか

586 :
藍沢と白石が卒業後の進路の話をしてるシーンの「最初に伝える人は決めてある」「わたしも」で、あぁ緋山かとごく自然に思ってしまったよ
そうだよね、今までの流れでいったらそりゃお父さんですよね

587 :
緋山先生フラグ立てまくりちょっとわろた
翼君の母が言ってた大切な人って、もう一人は緋山先生の事だったよね
ほんと女の人に大人気だな


588 :
最終回とひとつ前の見逃したorz
再放送いつやるかなー

589 :
フライトドクターになれず落ち込んでいる緋山を白石がなぐさめるわけですね。
わかります。

590 :
続き期待出来そうな終わり方だったな。結局皆一緒だし
また特番に期待するとしよう

591 :
緋山は今シーズン
女性患者みんな落としたな。
一番イケメンだった。

592 :
緋山は愛玩なのに男前なんだよね。
どこぞのイケメンよりも一番格好良かった。

593 :
>>584
パクり?最悪だな
誰かそれ指摘してたの?

594 :
>>584
元々そこの管理者が書いてたんじゃない?
とか思ったりもしたけど。
いくらなんでも堂々とパクったりするかなー

あ〜…月曜の楽しみがなくなったよ…

595 :
>>594
その可能性もあるだろうけど。
でも、こういう匿名掲示板での作品投稿だとパクったパクられたってのは証明が難しいだろうし、まったく有り得ない話でもないと思う。

月曜の楽しみね…ないね。とりあえず第3期期待だな

596 :
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1269421013/
気になる記事

597 :
あれ以来白緋ぜんぜんからまなくなったけど、
白石の肩幅が際立つから中の人同士になにかあったのかな

598 :
>>596
白緋はラブラブという事ですね

599 :
584です。
>>593-595 レスありがとう。実は自分が投稿したやつなんだよね。前後足されてたりして最初は被っただけだと思ったんだけど
冴島→温かみがあったわ
藤川→なんで俺はお前じゃ〜
の台詞オチまでのくだりがまるで一緒だった。
ネタは被ってもオチまで一緒とかね。パクられないように一層ss書きに精進します。

600 :
それ最近できたssサイトのこと?
最初見かけて同一人物だと思ったんだけど違うのか管理人サイテーだな
でもパクりだってこのスレでバレたんだからめげないで
あのネタ、くすって笑えてすげー好きだったよ

601 :
他人のネタ盗むなんてサイテーだな!
自分も以前某ドラマでSS書いてたけど、一度とあるサイトに自分が書いたSSをまるまんまパクられた(タイトルだけ変えてた)事があったなぁ。知らされて発覚したけど、なんかショックだったよ。

緋山先生、>>584さんの代わりにガツンと怒ってやってください!!「何かあって、一番困るのは>>584さんなの!話削除してサイトは閉鎖すべきよ今すぐ!」(SP時の台詞参考)みたいな感じでw

602 :
584です。>>600-601 ありがとう!愚痴ってないでまたそう言っていただけるようなss書きます!
あったかいな、皆。

603 :
自分のことのように腹立つ!
その管理人に「自分のネタだ」って抗議した方がいいんじゃないか?そういう奴はこれからも平気な顔して色んな良作パクるぞ。
原作からすれば二次創作にパクるもパクらないもないのかもしれないけど、せめて職人同士のルールだけは守って欲しい。
それすら守れない奴は二次創作に携わる資格ないだろ

604 :
ここでいくら吠えたって意味ないだろ
自称作者も含めて、文句あるならそのサイトに直で抗議に逝け
邪魔。おれは萌える話がしたいんだ

605 :
>>604
同感。直に伝えればいいのに。
あー、月曜の楽しみがなくなって辛い…(´・ω・`)

606 :
>>592
「愛玩なのに」ワラタ

607 :
緋山先生は年上キラーで
人妻キラーだからな。

608 :
先週で最終回だったと分かっているのに…今朝も無意識に月9のテレビ欄をチェックしてしまった自分がいる(ノ_・。)
完全に白緋不足だ

609 :
>>608
同じ気持ちだ。
緋山が発作起こして倒れながら
「し、しらいし…」って助け求めて
白石が抱きしめる夢まで見た。

610 :
過疎りすぎ
SSの神降臨はまだか?

611 :
これで過疎り杉とか…

612 :
SSなら某ランクに登録サイトがいっぱいあるよ
ドラマ終わったしこれからもっと過疎るだろうな...

613 :
>>595
トリップ付けてれば多少は本人証明・パクリ予防になるのではないかと。
あとNGできるし。

614 :
ss書いてみたんだが需要ある?
もしあるなら投下したいが
今まで投下したことなくてルールとかわからないorz

615 :
需要あるよ

616 :
待機!

617 :
需要あるよ

618 :
今日は珍しく予定通り2人同じ時間にあがれた。
予定の上で私たちが同じ時間上がりなことはよくある。しかし必ずと言っていいほどどちらか、もしくは2人共がカルテの記入や整理、サマリーの作成、担当患者の急変、急患の搬入などで予定の時間に上がれない。
“私たちに予定なんてあってないようなものよね”なんて緋山さんも言っていたように、私も仕事の後に予定は(特に大事なものほど)極力入れないようにしている。
そんなある日の、まさに“予定外”の空き時間を緋山さんと過ごすべく、今私たちは緋山さんの家にいる。
一緒に晩ご飯を作って食べて
2人くっついて並んでテレビを見ながら
軽いキスを何回もして
そのうちどちらともなく深く長くしていく。
だんだんいい雰囲気になってきて
私はいつものように緋山さんの服を捲ろうとした。
「ちょっ!!白石、ダメ!」
緋山さんがダメというのはいつものこと。
口では抵抗しつつも、いつも受け入れてくれるから、私は構わず続けた。
「ねぇ、ダメって言ってるでしょ!!」
「緋山さんいっつもダメって言うじゃない」
今日はいつもに増して強く拒否するもんだから私も少しむっとしつつも、手を止めずに答える。
「そぅ…だけど… 今日は本当にダメなんだって!!」
そう言ってとうとう緋山さんは私の手を掴んで私を止めて、自分で少し乱れた服を直した。
抵抗を行動にうつされるのは初めてで戸惑いを隠せない。
「…、ごめん…」
「あ、いや、別に…」
一瞬にして気まずい空気に変わる。
そういえば緋山さん、お昼からなんとなく元気なかった気がする。
「どうした?何かあった?」
できるだけ優しい声で尋ねると緋山さんは俯いたまま
「いや…別に、何も…」
と答える。
いや、何もないことはないはずだ。
だとすると言いたくないのだろうか。
でも私だって神様じゃないから言ってくれなきゃわからない。
「嫌なの?」
自分で思ってた以上に悲しさや不安さが声に滲んでいた。
「何が?」
緋山さんが怪訝そうに答える。
「私とするの…」
「いや、嫌だったらこれまでだって我慢してないし…」

619 :

「じゃあ何で今日は?」
「…、白石もさ、女の子じゃん?」
「え?まぁ、もう女の子って歳でもないけど…」
どうしたんだろう、何か悩みでもあるんだろうか…
「いや、そこじゃなくて…」
ああ、なるほど。
「ああ、生理?」
途端に顔を赤くしてこくん、と小さく頷く緋山さん。
「なんだ。そうならそうと言ってくれればいいのに…」
「いや… 何か恥ずかしいし…」
「私焦っちゃったじゃない。拒否されたかと思ってショックだった。」
「ごめん…」
「でも嫌われてなくてよかった-」
そういって緋山さんに抱きつく。
「嫌いになるわけないでしょ。」
「緋山さん…」
緋山さんは左手を私に回し、右手で頭を撫でてくれる。
気持ちいいな-なんて思っていると緋山さんが口を開いた。
「…よし、ということで!!今日はあたしがやる!! さ、白石、そこに横になって!!」
「え?いや… 私も生理…」
「嘘。白石先週だった。」「え?何で知って…」
「いいから早く横になる!!それとも何、白石、あたしとするの嫌なの?」
緋山さんがどこかで聞き覚えのあるようなことを、悲しそうな顔でいう。
演技なんだとわかりつつも、私は何も言えなくなる…
「…したい」
「よし、さあ始めようー」

終われw

620 :

失礼しました
白石さんに「私とするの嫌なの?」ときかれた緋山さんが「いや、嫌だったらこれまでだって我慢してないし…」と言うところ、ひそかにポイントだったりします笑
大好きで嬉しいのに、素直に“好き”と言えない緋山さんかわいいvV
そして緋山さんが白石さんの生理を知ってるのはそれだけ気にして白石さんを見てる+三井先生(産婦人科専門)の影響だったり
白石さんを妊娠させないように気をつけなきゃ、みたいなw←

あたし的に白石さんは「どうしたの?」って緋山さんにきかれてもさらっと「生理痛ちょっときつくて…」とか言えちゃうタイプ
で、きいた緋山さんが逆に「あ、そ…」みたいに恥ずかしがったりw
緋山さんは生理痛ひどくてもなぜか恥ずかしがって言えないタイプだと思う
で白石さんが言わなくてもわかってあげるよ、みたいなw

621 :
>>620
GJ!
リバいいっすね!
ただ、ss投下するなら質問するより先に過去ログをしっかり読んだ方がいいですよ。
再三トリップとかコテ入れないと…って言われてますしね。

622 :
こんくらい短いと読みやすくて良いね
好きな感じだ乙乙
トリは個人的にはどっちでも良いけど揉める元になるならつけても良いのかも

623 :
くっだらねえ。

624 :
GJ!!
白も緋もなんかかわいい。
また書きに来てください!

625 :
ssはいいが、そのあとのあとがきみたいなのはいらない

626 :
だめだ…。
見れば見るほど
なおみさんがガチで落とされてる…

627 :
なんか中盤あんなに仲良かったのに終盤は急にからみがなく終了した感じがもやもやする

628 :
>>627
中盤から互いに意識し始めて、終盤はぎくしゃくしちゃったと妄想

629 :
ss投下します。
冴×緋前提の緋←白、シリアス。

緋山さんと2人でメスを握ったあの日から、
翼くんの事で緋山さんが私の前で初めて涙を見せてくれたあの日から、
緋山さんにとって私は少なからず"特別な存在"になって、
勿論私には緋山さんはずっと前から"特別な存在"だったから、
私は緋山さんといつか両思いになれるんだって、
なんの根拠もないことを信じこんでた。
感情なんて、本人以外に理解しきることなんてできるはずがないのに。
私はフェローを無事に卒業して、でも翔北に全員残って、
前とは少し違うけれど、それでも変わらない忙しい日々を過ごしていた。
出勤し医局に入ると、そこには夜勤の緋山さんがカルテを記入していた。
「お疲れ。」
「ああ…おはよ白石。」
「今日は患者さんも落ち着いてるし…後やっとくから緋山さんあがったら?」
「うーん…一段落着いたし、今日はそうさせてもらうわ。」
んーっと腕を伸ばして立ち上がった緋山さんは「お疲れー」と言って
医局を出ていく。

630 :
>>629 続き
私は緋山さんの仕事の引き継ぎをしようとカルテを開くと、
そこに緋山さん愛用のペンが挟まっていることに気付く。
預かっておいて明日にでも渡せば良いかなとも思ったが、そうだ、と
あることを思い付き、緋山さんを追いかけるべく、ペンを持って立ち上がる。
…今日の仕事は夕方までだし、よかったら緋山さんを夕食にでも誘おう。
明日は私も緋山さんも午後からだったはずだから、
そのままお泊りしてもいいかもしれない。
自分の頬がにやけるのを抑えながら、更衣室の扉を開ける。
…が、そこに緋山さんの姿はない。
あれ、病室でもよってるのかな、と思いながら更衣室の扉を閉めると、
隣の備品室から声が聞こえる。
ここかな?と思って扉を開きかけるが、私は次の瞬間、私は目を見開いた。
「…好きです、緋山先生。」
「…ん、私も。」
そこにあったのは
薄暗い備品室で抱き合う冴島さんと緋山さんの姿だった。
「明日からしばらく会えませんから…充電させて下さい。」
「ったく…、しょーがないな…。」
仕方なさそうに話しながらも、緋山さんの口には笑みがこぼれていて、
冴島さんはそんな緋山さんの顔に啄むようなキスを何度も落とした後、
最後に、緋山さんの唇にそっと自分の唇を重ねた。
「…ん、ふぁ………ひゃっ!」
「ごちそうさまです。」
「いっ…いきなり舌入れんな!」
「緋山先生が可愛いのが悪いんです。…でもこれで3日は持ちます。」
「///〜〜!!」
2人の甘い雰囲気に耐え切れなく私は、その場から逃げたした。


631 :
>>629,630 続き
ハァハァ…
どれだけ走ったかはわからないが、息がどうしようもなく上がり、
誰もいないベンチに座り込む。
しかし、どす黒い嫉妬と執着心は止まることなく押し寄せる。
なんで?どうして?いつから?
そんな考えばかりが頭をよぎると同時に、目から涙が溢れだす。
…私はただ恐かったんだ。
緋山さんに想いを伝えて、自分が傷つくかもしれないことが、
緋山さんと私の関係性を変えてしまうことが、
傷ついた緋山さんを支えることで、緋山さんの気持ちを理解した気になって、
緋山を支えているのは自分だと思い込むことで、
自分の気持ちを守っていただけなんだ…。
自分の本心に気付いた時にはもう緋山さんは他の人のモノになっていて、
いつのまにか取り返しのつかないところまで来ていたんだと知った。
それでも、緋山さんを想う度に膨れ上がるこの気持ちの
居場所を探してしまう。
「私は緋山さんのことが…好き。」
私は心でずっと想っていたことを初めて言葉として声に出した。
しかし、その声は誰にも届くことなく消えた。

END
やっつけですいません;;
なんか白石先生が可哀そうなことになってて申し訳ない…。
このままでは白石先生が不憫なので、できたら続きかきます。
多分、白石先生が緋山先生を襲っちゃうことになりそうですが…;;
お目汚し失礼しました


632 :

超GJ!!
お目汚しなんてとんでもない。
冴緋と緋を挟んだ三角関係大好物です。
かなりツボで萌えました。
続き期待してます!

633 :
>>631
乙です!いい、超いい!
新鮮ですな、三角関係…
シリアスなのになんかほほえましいw
続き、楽しみにしてます〜よろしくお願いします!

634 :
なんか、それぞれのキャラの言葉の言い方が違和感なくてすごい想像しやすいから萌えました。
今までは自分の中で白緋だけだったけど>>631さんのおかげで冴緋もアリになった!

635 :
いい加減トリつけろって。あぼんするから

636 :
>>635
おめえがこなきゃいいじゃん

637 :
>>635
今回はタイトルついてんだからそれであぼんしろよ
>>636
その言い草は乱暴だ、ここはssを披露するため(だけ)の場じゃない

638 :
SSないともう話題ないし
こまけーことやいやい言ってたら落ちそう
SS投下してくれる人には感謝だよ

639 :
乞食と荒らしと管理人気取りが何度も同じことを書き込むスレになってる
神経質なこと言うならmixiへでも逝け

640 :
まぁ喧嘩せんと楽しくやろうや^^

641 :
>>629-631
雑音なんて気にしないで
続き期待してまーす。

642 :
そういやフェローや冴島の年齢関係ってどうなってんだろ
普通にみんなタメなんかな

643 :
たしか白石が緋山より1、2個ぐらい
年上だった気がする

644 :
え、そうなんだ
あんたさー、とか言ってるからタメだとばかり…

645 :
藍沢以外、同い年だった気がする

646 :
このスレの住人は自演がヘタですね^^

647 :
百合同人誌即売会で、白石緋山見つけた時は嬉しくて、やっぱり好きな人は居るよね〜と
自分も好きっすと声かけてしまった。
いっぱいあるといいのにな

648 :
>>645
藍沢だけ上?下?

649 :
>>643
その年の差は
ただの萌え設定だ…

650 :
その設定はギャルサーだね。
ガッキー=ナギサ18歳
戸田ちゃん=サキ16歳

651 :
白石冴島が同い年で、緋山が1、2コ下だとか考えたら禿萌えるw

652 :
おまえはおれか…
もーみんな緋山が
大好きだったらイイと思う(爆)

653 :
>>629さん また書いてくれないかな〜

654 :
>>651
逆に緋だけお姉さんで白冴が年下とか想像しても楽しいんだけどw

655 :
最近は秀逸なSSサイトばっかで良いね。
2ndの効果でコードのサイト一気に増えたよね。

656 :
>>655
禿同っ
アンソロもあるみたいだよ

657 :
>>655
そういうサイトってどうやってみつけるの?
全然みつからない・・・

658 :
>>657
百合系列のランキングサイトとかにかなり登録されてるよ
同盟とかに飛んだらもうパラダイスなサイトがいっぱいあるからw

659 :
同盟って言うのがいまいちわからんのですが…

660 :
宣伝乙
同盟だのを話題に出すのはやめとけ

661 :
携帯向けサイトばっかりだよなあ

662 :
やっぱSPがいいわー
萌えポイント満載だ。
謹慎明けの会話とか心臓科のめがねっこフェローともめるあたりとか。
白が寝てる緋見て、心臓科フェローと話すとことかサプリの箱見てるとことか。
いろいろと良くて何回もリピってしまう。

663 :
>>662
おまおれw
緋山のベッド横で
人の心にズカズカ入り込んでくる
とか言ってる白石さん、やけに幸せそうに見えた
もう、眼鏡に牽制かけてたよねアレは

664 :
眼鏡ってw
眼鏡っこもいい感じにツンデレだけど、
やっぱ白の「もうずっと長い〜」のくだりで
2人の付き合いの長さをアピられ…w
冴も何気にいいんだよねー
「血圧上がってきません!」の必な感じと、
毛布持って遠巻きに心配して、
意識回復してから安堵して涙ぐむとこ。
いやー、たまらん。

665 :
前スレの537〜544えろくない白×緋のSS職人さんにまた書いてほしいな
うまいし心理描写が繊細

666 :
白石の中の人
誕生日おめでとー

667 :
冴島さんの中の人
お誕生日おめでとー

668 :
>>6の「交錯」書いてくれた職人さんのSSもっと読みたいな…
どっかにサイトがあるんだろうか
ランキングとか探してみたけどなかったし…
携帯では見ないから携帯サイトなんだろうか

669 :
なんとなく戸田ちゃんはその気になれば両刀な気がする
17歳のカルテが好きな映画だしアンジー好きなことからもわりとこだわりがないように思える
でも今好きな人が男性だからヘテロっていう
中谷美紀が好きなのもなんかいい
でもたぶんよっぽどのことがなきゃずっとヘテロなんだろうけどねw

670 :
白緋分が足りぬ!!
中の人で補いたいが、何かないかね?
二人は仲良しなん?

671 :
>>669
戸田ちゃんて中谷さん好きなの?
…中谷さんといえばレズ疑惑女優の代名詞ではないかw
中谷さんが好きってーと何か百合の素質ある気がするw

672 :
>>671
インタビューなどに尊敬する・あこがれる女優さんに
海外だとアンジー、ケイト・モス
国内だと大竹しのぶさん、中谷美紀さん、
好きな映画は17歳のカルテと嫌われ松子の一生
をよく挙げてるよ。


673 :
気がついたら
こーどぐりーんと橘先生
TBSに揃ってるw
橘→また医者?
緋→容疑者
冴→先生
白→恋愛うんぬん

674 :
シーサーズ情報
今日の嵐ちゃんで比嘉ちゃんの親友としてガッキーのアンケートが出るとの情報が

675 :
緋山総受け厨がきしょい
しらーしって誰やねん

676 :
2nd DVD特典は白冴、冴白結構あるね
冴島がマッサージしてあげてた


677 :
>676 kwsk

678 :
3話の駅構内での撮影の際にずっと同じ姿勢をしてた白石に冴島が背中をマッサージしてあげてたよ


679 :
もう緋では萌えなくなってしまった
むなしい

680 :
>>678
それ見たいなー(*´д`*)
DVD買おうかな

681 :
ttp://img837.imageshack.us/img837/6690/39c71b46fa5ce1c2b2b7dca.jpg

682 :
俺、冴白苦手だったのに何かで最近冴白に目覚めてしまつた

683 :
三緋が読みたい
シーズン2になってから全く見かけなくなった

684 :
>>683
読みたい読みたい!

685 :
http://mblg.tv/heartxheaven/
Pass tenfbi

686 :
晒すなカス

687 :
見たい

688 :
あれは、俺が満州で馬賊をやっていた頃の話だ。
いつものように獲物を待ち伏せしていたら、身なりの貧そうな百姓が歩いてきた。
とっ捕まえたが、目ぼしいものは何も持っていない。ふと手を握りしめているのが目についた。
「手を開け」と言ったが、頑なに閉ざしたままだ。殴っても、蹴っても無駄だった。
気が短い俺は、何の躊躇もなく、モーゼルを引き抜くと撃ちした。
して漸く開いた手から出てきたのは僅かなコーリャンだった。
当時、飽食を極めていた俺には、ひどく粗末に思え、そのままその場に投げ捨てた。
直後に当局に捕まり、劣悪なムショ暮らしがはじまった。毎日のメシも奪い合いの日常で、しきりに思い出されるのが、あの時のコーリャンだ。あれを腹一杯食べられたら…
月日が過ぎて、戦争も終わり、俺は自由の身になった。
俺が真っ先に向かったのは、そう、コーリャンを捨てた場所だ。
懐かしい場所に立った俺は呆然とした。
何もなかったあの場所は、見渡す限りのコーリャン畑になっていた。
通りがかりの百姓に、自分の素性は伏せて、事情を尋ねてみると、地元の民も知らない間に広大な畑が誕生しており、これは神様からの贈り物では?と囁かれているとのこと。
程なく日本に帰国したが、あのコーリャン畑のことだけは、今でも若き日のほろ苦い思い出として残っている。

689 :
同盟のpassがわからない…
乗り物ってヘリでいいのかな、それともドクターヘリなのか
整数は1でいいのか、ラストのiを1に置き換えるのか…
どなたかヒントいただけたらうれしいです

690 :
>>689
その通り合ってますよ
他の箇所が間違っているのかもしれません
数字に変える前に単語になります

691 :
>>690
ご親切にありがとうございます!
おかげさまで入れました^^

692 :
ほいどうぞ
http://adultbody.info/

693 :
パス聞く奴頭おかしいだろ
なんのためのパスだかもわからないとか氏ね

694 :
>>693
答える方もね。

695 :
690ですがページをきちんと読まずに書き込んでしまいました。
厳格なルールがあったにも関わらず、本当に申し訳ありませんでした。

696 :
久しぶりに白緋MAD見て熱が再燃した

697 :
貼ってもら…うのは無理か

698 :
>>697
696だけど
ニコ動で見付けたんだけど…
ごめん。動画の貼り方がわかんない

699 :
応援団の学ランでもなんとも思わなかったのに
セカンドの白石のこのカッコ良さはなんなのw

700 :
新垣×戸田って夢があるよね

701 :


702 :
白石緋山W主演のドラマがみたい

703 :
http://twitter.com/tacticsrecords/statuses/53785025300283392
>女優の戸田恵梨香さんのチームからも被災地の子供たちへのお菓子のご協力をいただきました!
>ありがとうございます!!ドクターヘリのフェローの方々は立派なフライトドクターになったんですねっ!心が温まりました。
>撮影中の貴重なお時間をいただきまして、本当にありがとうございました!!
>tacticsrecords
三井先生と緋山のラインは生きてるようですね

704 :
昨日の5LDKのゲストはりょうさん
戸田ちゃんのことを
「世渡り下手で放っておけない妹分」「本音で話せる」と…

705 :
(*´Д`)ハァハァ

706 :
つttp://www.tudou.com/playlist/p/l8366585i85422225.html

707 :

宝島発見
ttp://so.tudou.com/nisearch/緋山/

708 :


709 :
関東7/29から2nd再放送です

710 :
再放送始まってるのに書き込みゼロ
関東民じゃないから書き込みで萌えようと思って来てみればorz

711 :
再放送で白緋MAD三年目の浮気久々見てワロタよ

712 :
ほす

713 :
3話
白石の乗ってるエレベーターにカルテ持って入ってくる緋山の不安げな顔がかわいい
その顔見る白石もかわいい

714 :
Tudou っていう中国の動画サイトで
「緋山」って検索したら白緋MADがざっくざく出てくるよー

715 :
サンクス
見てきた…
10分くらいで、島谷ひとみBGMのいいね…
ケンタッキー行きたくなったw

716 :
シーズン2は後半わりと緋←冴あるね
冴は目線でかなり緋を気にしてる

717 :
■代ゼミ2011ソースの理系大学難易度比較■
国立私立間の偏差値補正、倍率補正、記述科目数補正、センター補正後比較済み。
補正は代ゼミ公式資料に基づき行ったが、センター補正は不正確な可能性あり。
東大非医  ○●●○○○○○○○○○
京大非医  ○○○●●○○○○○○○
東工大    ○○○○●●○○○○○○
国公立医  ●●●●●○○○○○○○
私立医    ○○○●●●●○○○○○ (※慶応医除く現在)
私立医    ○○○○○○○○○○●● (※慶応医除く20年前)
早慶理工  ○○○○●●●●○○○○
地帝非医  ○○○○○●●●●●○○ (※北大除く)
上智理工  ○○○○○○○○●●●○  
神戸工    ○○○○○○○○●●●●
理科大理  ○○○○○○○○●●●● (※理科大理工系最上位学部)
筑波理工  ○○○○○○○○○●●●
同志社理工○○○○○○○○○○●● (※関関同立理工系最上位)
明治理工  ○○○○○○○○○○○● (※マーチ理工系最上位、他に立教理など)
http://www.yozemi.ac.jp/rank/gakka/index.html

718 :
戸田が個人的に総受け
なので緋山総受け派だな
緋山自身も生意気受けで可愛い

719 :
>>718
禿同
もうね…泣き顔が堪らんのですよ

720 :
白石「緋山さんをイク寸前まで何度も何度も追い詰めて、ホントに辛そうな顔で
“白石っ、イカ…せて…!”って涙目上目使いで言われた時ほどのゾクゾク感はありせんね!」ダンッ
三井「よしわかった緋山は私が引き取るわ。このままじゃ緋山がどうなるかたまったもんじゃないから」

721 :
冴島「白石先生はわかってませんね。何度も何度もイカせて、痛みと快楽から苦しそうに泣きじゃくり"冴島ぁっ…もうやめてっ…お願い…っ"と私に懇願するこの姿が一番欲情するですよ!」ズダァンッ
三井「」

722 :
辻ちゃん「いーやお二方とも全くわかってません!
緋山先生は衣類を全て脱がした上で放置プレイで何もせずにおいていよいよ切羽詰まった緋山先生の方から
“ねぇ…ど、してっ…何もしてくれないのぉ……っ?”って必にすがり付いて嗚咽漏らしながら
私の胸に顔埋めてる姿が一番壊しちゃいたいくらいゾクゾク来るんですよ!」ドバァァンッ!

三井「…アンタら三人ちょっと玄海灘の潮風に揉まれてこい」

723 :
>>722
>玄海灘の潮風
wwwホークスの応援歌かよ



724 :
>>720->>723
素敵な緋山受けSSをありがとう

725 :
間違えた、>>724の安価>>720->>722

726 :
スペシャルに出てた子何て名前なんだっけ?柏原?
あれも見事なフラグだったわ

727 :
柏原「え?緋山先生はロープで縛りプレイ&目隠しプレイが好きなんじゃないんですか?
私とする時はいつもそれをせがんできますけど」
白冴辻「(°Д°)」
三井「\(◎o◎)/」モウシラネー

728 :
>>721 すごくいい。萌える。

729 :
やっぱり緋山は総受けですな禿萌!
患者や奥様方にもモテモテなんだよそうに違いない
天然タラシスケコマシの鈍感さんなら尚良し

730 :
緋山先生がそろそろ結婚しなきゃヤバイかな〜(つってもこんな傷ものの身体じゃ無理だけどね)
なんてボソッと呟いたはずが変態淑女白石先生、鬼畜ドS冴島ナースを筆頭に瞬く間に院内に知れ渡ることになり患者や家族、他職員も総出で焦りまくる翔北救命をだな

731 :
>>730
院内コードブルー総発令ワロタ

732 :
>>730
みんなに愛されてる緋山さん萌える

733 :
緋山「(ちょっとからかってやろw)藍沢ー昨日はよくも激しく弄んでくれたわねー?」
藍沢「」
白石「緋山先生をあ、藍沢くんがももももモ弄んでってくかききくけかこけくききこくかけききくけこかきかー!」
冴島「くかききくけかこけくききこくかけききくけこかきかー!」
柏原「くかききくけかこけくききこくかけききくけこかきかー!」
辻「くかききくけかこけくききこくかけききくけこかきかー!」
他ナース達「「くかききくけかこけくききこくかけききくけこかきかー!」」
緋山たんを愛でる会(患者・家族)「「「くかききくけかこけくききこくかけききくけこかきかー!」」」
緋山「え、何この気味悪いお経のような阿鼻叫喚」
三井「あァァァあぁいざわあぁァァァァあ」
森本「あァァあぁいざわあぁァァあてめぇぇぇぇぇぇ」
橘「この恨みはらさでおくべきかあァァァァぁぁあ」
放送《院内コード・スカーレット(=緋色)発令ドクターヘリくかききくけかこけくききこくかけききくけこかきかー!》
緋山「」
藍沢「」


734 :
↑こんな病院にかかりたくねえwww

735 :
>>733
藤川ノーダメージかよw

736 :
>>733
怖えw
緋山たんを愛でる会ww

737 :
>>733
くかききくけかこけくききこくかけききくけこかきかー!

738 :
もう素敵サイトさんは更新してくれないんかな

739 :
好きなサイトの管理人さんも他ジャンルに夢中でコードは更新止まってる
本編が終わってるから仕方ないね
まだ作品を置いといてくれるだけでも感謝だけど、続きがすごく読みたいからもしまた書いてくれたら嬉しいなあ

740 :
白石「ねー緋山さん、私って(同年代の子と比較して)可愛いのかな?」
緋山「あぁ可愛くはないわよね」
白石「えっ…」ガーン


緋山「…可愛い、を通り越して綺麗すぎなのよ、アンタは…///」ボソッ
白石「ひ、緋山しゃんっ!」ダキッ

741 :
>>720
>>721
>>722
>>727
轟木「つまり、全部脱がせてロープで縛って目隠しして何もしないで放置プレイ。
“ねぇ…ど、してっ…何もしてくれないのぉ……っ?”って必にすがり付いて
嗚咽漏らしながら 胸に顔埋めてきたら、
目隠しとってから、イク寸前まで何度も何度も追い詰めて、ホントに辛そうな顔で
“っ、イカ…せて…!”って涙目上目使いで言わせて
そして何度も何度もイカせて、痛みと快楽から苦しそうに泣きじゃくり"ぁっ…もうやめてっ…お願い…"
って懇願させればいいわけね。」
白冴辻柏「!」
三「緋山逃げて超逃げて!!!」

轟緋はあるのか・・・?www


742 :
>>741
轟木さんwwニクソンが居たし、もりもっちゃんと婚約したからなんとなく省いとったわ
…ありか?

743 :
ニクソン・もりもっちゃん以前に絡んでないか・・・緋山と
でもありにしたい←

744 :
三井先生がまともなんに驚きだ

745 :

>>874
                  表  あ
                  出   ?
                  ろ
                  コ
   //   ,,--〃"```ヽ、 ラ
       /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧.:.:.\   
⌒)   . /.:.:.:.:.:.:/イ/ ノ .l.:.:.:.:.:.ヽ  
.(    /.:/.:/.:/" ヽ、\__ヽ.:.:.:.:.ヽ  
.人__ ノ.:/.:/..:.:./  从 .`o  ヽ.:.:.:.:.Y
_,,〃".:/.:.:.:..:/     ̄  ヽ、ゝ-}.:リ
.:.:.:.:.:イ.:.:.:.:.:.:.イ        入.`o /リ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ 〉   ----、   . ̄/./
.:.:.:.:.:. イ_ ノ \   `丶ヽ  /.:/.
.:.:r". ̄ヽ ヽ.   >、_   __./.:/ 
/    ヽ 丶  <,.:.:.:.: ̄.:.:.:.:.:.:.:..'|  
     .ヽ ヽ / ./\.:.:.:.:.:.:.:.:.:人_) 
      } }// . 〉.:.:.:.:.:.:.:.ハ-' 
      | |/   |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ 
      ┌^┐   〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:) 
      《ヾ'll    〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ  
       `´     |.:.:.:.:.:.:.:.:./ ヽ 
             |.:.:.:.:.:.:.:.(   .)

746 :
↑アンカミス
>>744
                  表  あ
                  出   ?
                  ろ
                  コ
   //   ,,--〃"```ヽ、 ラ
       /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧.:.:.\   
⌒)   . /.:.:.:.:.:.:/イ/ ノ .l.:.:.:.:.:.ヽ  
.(    /.:/.:/.:/" ヽ、\__ヽ.:.:.:.:.ヽ  
.人__ ノ.:/.:/..:.:./  从 .`o  ヽ.:.:.:.:.Y
_,,〃".:/.:.:.:..:/     ̄  ヽ、ゝ-}.:リ
.:.:.:.:.:イ.:.:.:.:.:.:.イ        入.`o /リ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ 〉   ----、   . ̄/./
.:.:.:.:.:. イ_ ノ \   `丶ヽ  /.:/.
.:.:r". ̄ヽ ヽ.   >、_   __./.:/ 
/    ヽ 丶  <,.:.:.:.: ̄.:.:.:.:.:.:.:..'|  
     .ヽ ヽ / ./\.:.:.:.:.:.:.:.:.:人_) 
      } }// . 〉.:.:.:.:.:.:.:.ハ-' 
      | |/   |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ 
      ┌^┐   〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:) 
      《ヾ'll    〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ  
       `´     |.:.:.:.:.:.:.:.:./ ヽ 
             |.:.:.:.:.:.:.:.(   .)

緋山「…最近仕事中常時悪寒がするのよね…」

747 :
スペシャル見直そうと思ったら初っ端から緋山さんが服脱ぎだして肩だしてぷりぷり怒ってて悶えた
破壊力ぱねぇっす

748 :
>>747
そのシーンのNGがこれまた悶えるほどに緋山先生ぱねぇのよね

749 :
>>747
白石「ひ、緋山先生が服をぬ、ぬぬぬっくぐぐなんてくかききくかけききくけかきくけかきこけかー!!」
緋山「さっきからうるさいんだけどこの変態!」

750 :
>>747
緋山が見合い写真の話してたとこだなw
「いい人居た?」とかきちんと確認してる白石先生は流石です

751 :
白緋サイトでまだ更新あるサイトって
どのくらいあるのかな?
サーチ巡ってもみつからない…

752 :
シブにちょこちょこあげてくれる人がいる
ありがてぇだ

753 :
>>751
中文だけどイラストサイトあるよ
今日も更新してくれたし!!!
かなり萌ゆる

754 :
>>752
>>753
751です。レスありがと
ちょっと萌えてくる!!

今まで携帯サイトしか巡ってなかったわ
そっちはもう難しいのかもな…

755 :
>>754
携帯サイトでテキストあったよ
最終更新10月9日!!!
今、過去作読み返しに行こう思ったら更新してた!!!
萌ゆった

756 :
ほとんどAKBに走ってんな
腹立つ

757 :
そういう閲の責めるような態度が作者さんをますます白緋から遠ざからせてんだろと思う
ぐちゃぐちゃ文句言う奴らの為に書きたいとか普通思わないでしょ

758 :
まぁ、新しい燃料ないし、趣味であって義務ではないしね
一読者として十二分に萌えさせてもらって感謝だよ
もちろん、更新し続けてくれる作者様方にも感謝
3期でも、映画でも、特番でもいいからきてくれないかな

759 :
本当だよ
自分が書く身になったらわかるはず
もう終わってるコンテンツなのに更新してくれたり、作品を閲覧させてもらえるだけですごくありがたい
作者さんのモチベーションに火をつけてくれる続編が来てくれたら嬉しいな

760 :
折角集まれてるんだからコーブルの話しようやないの

761 :
ほしゅ

762 :
あ〜今ならエレベーターの中で白石と鉢合わせし
白石が髪を切った理由が気になってしょうがないのに聞けなくて
ブツブツ独り言を言う緋山
ってありそうなのにな。コード3まだなのまだなの

763 :
と思ったけど
「なにアンタ失恋!?w」って嬉しさを抑えきれない緋山もアリだな

764 :
>>762-763
なにそれ楽しいww

765 :
これは、いいのか?
晒されてるけど…
http://same.ula.cc/test/r.so/pele.bbspink.com/lesbian/1313675932/?jump=664

766 :
しかもこれまるで無関係じゃん

767 :
よく1みると管っぽいww
今白緋に興味ゼロだしな

768 :
>>767
気づいていないのかもね。
晒されてるサイトのリンク先も静かだし。
さすがに気づいてたらリンク先に
フォロー入れるよね・・・?
共倒れ?

769 :
あそこなくなったら困るんだが…
巻き込まれてかわいそう

770 :
あそこの白緋すごい好きなんだよ
白緋の長文あんまりないし、なによりすごい好きなサイトだから管理人さんが傷つくようなことがなけりゃいいな…

771 :
同感
最近は白緋の更新ないけど結構入り浸ってる自分だし
閉鎖、とかなったら泣けるわ

772 :
イラスト更新してたぁ
ぶっちゃけ読めないけど、禿萌った

773 :
やばいやばい超更新してた!!

774 :
ほんとは2期3話の電車で帰るとこが白緋だったこと、緋山の手の傷を縫うとこが白石だったことがブックレットに載ってたというツィートがあった。
それで見たかった…

775 :
なんだそれ美味しすぎるわ^p^

776 :
なんで藍沢にしたの(´;ω;)

777 :
>>774
ネ申やん
脳内で映像化されるわ(´;ω;`)ブワッ

778 :
緋山先生〜
逢いたいよ〜

779 :
3rdはまだなの?


780 :
映画もまだなの?

781 :
三井先生第2子妊娠おめでとう

782 :
緋山てんてー元気にしてますかのぉ

783 :
緋山先生はマダムキラー

784 :
緋山先生のこと考えながらHANABI聴いているよ

785 :
緋山てんてーのこと考えながら焼き餃子5ゆで餃子5ニンニクはみ出たべてるよ

786 :
緋山先生のこと考えながらハンズで物干し竿買って赤のキャリーバックに突き刺して歩いてるよ

787 :
あけおめ白緋

788 :
season3はまだかーーー

789 :
サードseasonやるなら是非AKBの麻里子様を後輩フェロー役か何かで出して緋山先生と絡ませてもらいたいわww

790 :
患者でもおkだね
白先生に妬いて欲しい

791 :
患者もいいねーw緋山先生にべったりな麻里子さま(患者)にヤキモチ妬いちゃうしらーし先生
「ちょっ緋山さん!最近あの患者さんと仲良くしすぎ!」アセアセ
「へー、なぁに白石、妬いちゃってんの?」ニヤニヤ
「べ、別に好きで妬いてるワケじゃないんだからね!」

792 :
緋山「あ、メールだ」
ナンデイキナリ ナンデメヲトジルキミハホンキナノカ〜♪
白石「緋山さん、その曲…」
緋山「え?いくらTV離れの著しい真面目一筋な白石も『上から●リコ』は知ってるでしょ?
いやぁーA●Bのしーまり、年下なのにはホント可愛いっつーかキレイっつーかもう…
あぁ!ちょ白石、なに勝手に私の携帯いじってんのよ!」
白石「この曲使用禁止!ていうか何で待受もこの人なの?!」
緋山「や、だからフツーにしーまり可愛いから…って待受画像も勝手に変えるなー!」
白石「そしてこのストラップのパンダは?!前はつけてなかったよね?」
緋山「だからそれもしーまりの…って黒く塗りつぶすなー!!」
白石「そしてしーまり発言も禁止ー!」
冴島「…うるさいです二人とも」

793 :
ヤキモチ白石さん!( ´Д`) ハアハア
あとよく分からんが篠田麻里子はしーまりっていうのかw

794 :
>>792
実際のツーショット写真とかブログとかツイッターで見てるから生々しく想像できてしまうw

795 :
白石「緋山さん一緒に昼食食べ」
緋山「あ、ワンセグに録画してたPON見なきゃ!」ロッカーヘダッシュ
白石「……」
白石「緋山さんこのジョージアのコーヒー飲」
緋山「やっぱコーヒーはワンダ一択よねー」ゴクゴク
白石「……」
白石「緋山さん今日よかったら一緒に寄せ鍋食べに行か」
緋山「(電話中)えーマジでそれ?!行く行く!みぞれ鍋サイコーだし。やるじゃん辻ちゃん〜」
白石「…(ツジチャンオボテロヨ)」
Twi●te●にて
@mihoko_marioshi
麻●子さまのツイキターー!ほっこりみぞれ鍋(*`ω´)
@mihoko_marioshi
(*`ω´)ぐ●たすで暴走中w
白石「……」
白石「緋山さん、このガッ●ーって女優さんと●田●里子ってアイドルの人どっちがタイ「麻●子様」キッパリ
白石「」
冴島「…相手されないからって私に絡み酒してこないでください」
白石「緋山さんも麻●子様も嫌いだーー!(泣)」
メリージェーン「ちょっと、いつにも増してうるさいわよ、ブス」

796 :
>>795
この緋山さんは酷いな

797 :
>>795
実は冴島さんが白石のことを好きだったりしたら萌える
冴島「(……白石先生だって十分酷いですよ)」

798 :
緋←白←冴やっぱ王道やね…
懐かし板の本スレで続編8月から撮るっぽい噂出てるけど、期待しちゃいかんかな

799 :
http://areya2.ddo.jp/up/201202/02/03/120202-2325050156.jpg

800 :
800なら2012年8月に3rd season製作決定報道

801 :
5LDKで白冴があったと聞いて

802 :
5LDKで結構大きめの爆撃があったのに思ったよりこのスレ静かだったなw
みんな緋山先生好きだからな・・・w

803 :
冴でも鼻血が噴き出そうだったのに
緋にリアルでデレたりした日には、んでしまうよ

804 :
とまどっちゃう冴萌え〜

805 :
誰かりんちゃんなう!で
白視点のひーたん(みーちゃん可)なう!つくってくれないかなーw


806 :
http://m.photozou.jp/photo/show/2026332/129996971
いいよいいよw

807 :
http://areya2.ddo.jp/up/201204/09/04/120409-2314160879.jpg

808 :
緋が白に瓶渡すキャプあったら願います

809 :
>>806
こここ、腰に手まわしてる?

810 :
>>806の鮮明大きい版拝借してきた↓
http://tvde.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/jlab-dat/s/973647.jpg

811 :
>>810
腰に手をまわしあってるでいいですよね。身長差萌え

812 :
なんで席を月曜から曜日順にしなかったのかと
隣にいればきっとたくさん話したに違いないのに

813 :
>>807
大島ブサイク

814 :
age

815 :
緋山ハッピーバースディ 
    /)
    /イノフ
   ( s・ _・)
   / つと)
  `(
.   ∪⌒∪

816 :
続編まだー

817 :
ごめんなさい。はじめてすぎて使い方もよくわかっておりませぬ。
皆様の素敵小説に我慢できなくてやらかします。
久しぶりだからキャラが掴めない。
最終回後のフェロードクターの緋山とシニアドクターの白石。
お目汚し失礼します。
フェロードクターとシニアドクター。
その差は大きい。
「なんだか、変な感じね……」
緋山はため息をついた。
かつての仲間たちに、確実に先を越されて行く。
焦燥。嫉妬。羨望。
でもこのブランクは埋められない。
どれだけ必にやったって、日数の問題で彼女に追いつけない。
早くそばに行きたいのに……。
追いつきたいのに。
焦って人よりも多く手術やフライトも経験したのに。
久しぶりに食堂で再開した彼女は、なんだか見違えて見えた。
(私の同期だった、あの人はだれ……?)

818 :
実は彼女が先輩だったのではと錯覚しそうなほどの変化。
「久しぶりだね」
それでも人懐こく笑って見せる顔はあのときのままで。
「しら……いし……」
先生を付けずに呼ぶことに抵抗すら感じた。
「緋山さん、最近どうなの?」
タメ語で話しかけられる言葉が年上からのソレと錯覚しかける。
「おかげさまで、順調です……」
気づけば敬語で返事をしていた。
「なんで敬語?」
彼女は困惑したようにこちらを見る。
「別に、なんでもないですから」
白石に対するこの嫉妬じみた感情は無意味。
すべては私の責任、それでも当たりそうになる感情を抑えるために冷たい態度をとった。
本当はもっと話したいことならたくさんあったはずなのに。
「他人行儀になった……寂しいからやめてよ。もういっそ緋山さんドクターじゃなくなれば良いんだ」
悲しそうな声でいう白石の言葉に傷つく。

819 :
「そんなこと言わないでよ!私は、ドクターになりたかった。あんたみたいになりたかったよ!」
「冗談だよ。早くまた一緒に同じところで働きたい」
「緋山さんのこと大好きだからやめさせて独占したくなっちゃった」
と耳元で囁かれて体温が上がって行くのが分かる。
「ドクターやめて、私に永久就職する?」
冗談めかしてそう問いかけられ、酷くドキドキした。
「すぐに追いつくわよ、バカ白石!」
嬉しいけど素直に受け入れられない。
このまま差が縮まらないままやめるなんてまっぴらごめんだ。
「待ってる」
彼女は嬉しそうに笑う。
「またなくていい、追い抜くから」
「うん。早く来てね?」
約束-promise-
(いつか再び同じ場所に立つことを)

820 :
>>817
GJ!フェローとシニアの白緋いいね!
続編きてこういうのやってくれないかなあって思っちゃった

821 :
》817です
なんでしたっけ。
冴島さんが受ける話?
何回か書かれていたので挑戦してみました。
なぜか白冴に、このシチュは彼女しか出てこなかった。
そして裏が書けない私にだれかハウツー本ぷりーず。
手術の後というのは極限状態だ。
アドレナリンに侵されて軽かハイ状態になる、という話は聞いたことがあった。
「はぁ、疲れちゃったよー」
ニコニコ笑いながら白石先生が明るくいう。
テンションがどうもおかしい。
仮眠室に入った途端この調子……大丈夫なんだろうかこのフェローは?
「冴島さん」
「はい?」
「今からキスしていいですか?」
そして興奮状態にもなると。
かと言ってそれを論文で見るのと、好きな人がその状態になるのとは話は別だ。

822 :
「し……白石先生……?」
「冴島さんの唇やわらかそう……」
へにゃっと柔らかく笑う顔はいつもの彼女のもの。
でもこの問題満載の発言はなんだ。
「冴島さんが私のこと嫌いなのくらいわかってますよ?」
寂しそうな顔をする彼女に本心を告げたくなる。
『あれは気を引きたいが故の意地悪でした』って。
「白石先生……」
「だから勝手にキスします」
言うや否や唇に柔らかい感触が広がる。
「ち……ちょっ……んっ」
一般論としては抵抗すべきだとわかってる。
形だけの抵抗なんて見透かしたかのように、『やめてください』と告げる前に舌が割り込んで自らの舌を絡め取られる。

823 :
「ふっ……あっ……んんっ」
何度も角度を変えて口付けられる。
「あっ……ふぁっ」
好きな人、それも同性と職場で淫らな行為に及んでいるという客観的思考がさらに冴島に甘い痺れを起こす。
「かわいい……はるか……」
目は潤んで、頬は上気している。
(いや、あなたのほうが十分にかわいいんですが)
「ね……寝ましょう?せんせい……?」
このままだとトンデモナイことになる。しかも職場で。
「はるかがいいの……」
普段の華奢な彼女からは考えられたない力でベッドに押し倒されれば観念せざるを得ない。
「はるかぁ、すき……」
もう呂律は回っていない。
理性も常識もグズグズだ。
「私もです……」
嬉しそうに笑ってさらにキスを降らされる。
"このままどこまで堕ちて行っても構わない。"
なんて考える私も相当にアドレナリンにヤられてる。
adrenaline
(理性も常識も吹っ飛ばして)

824 :
「それにしても、寒い……」
緋山は白衣を握りしめて羽織るべきか悩む。
それというのもこの白衣が白石恵のものであるからだ。
(そもそもこんな寒い思いしてるのもあいつが原因じゃん)
時は十数分前に遡る。
書類仕事に大方目処がついたため、シャワーを浴びに来た。
そこまでは良かったのだ。
シャワーから出て、着替えているところに入って来たのは白衣のせいで先輩かと思ったら、白石だった。
まあ、実質彼女はシニアドクターなわけだから上司だけれど。
「アンタも入るの?」
そう声をかけるとあからさまにホッとした様子で『うん』と頷いた。
そして、私はその後の言葉に翻弄される羽目になる。

825 :
「ちょっと、待っててもらってもいい?」
「いやいや、私があんたを待つ意味がわかんないんだけど」
「だって、一人でここにいるの怖いから……」
どうやら白石は嘘はついていないらしく、鬼気迫った声で私にいう。
「長風呂はだったら置いてく」
「ありがとう!」
本当に、犬だったら尻尾振ってるんじゃないかってくらい満面の笑みで白石は言うとシャワー室へと消えた。
そして話は冒頭に戻る。
(もとはと言えばあいつのせいだ!)
ついに腹を括った私は白衣を羽織った。
(大分まし、大分マシだけど……ちょっと大きくない?)
「アンタ身長何センチ?」
「百六十……八かな?」
「うわ負けた。真面目になんでそんな育ったわけ?」
「なんか、ごめん」
「いや、いいけどさ」

826 :
沈黙。
白衣から香る甘い匂いにドキドキする。
(私って、変態?)
少しぶかぶかの白衣は、白石に抱きすくめられている錯覚すら引き起こす。
(白衣って安心する……)
「ありがとう、待っててくれ……?緋山さんそれって……」
「ごめん、寒いからちょっと借りた」
(まずい、なんでこんな恥ずかしいの?)
と二人同時に考える。
「脱いだ方が良かった?」
椅子のベンチに座っている私は必然的に白石を見上げる形となる。
「いや、いいの……そのなんていうか……嬉しくって」
「は?」

827 :
「衣服の貸し借りが出来るくらいには、頼られてるんだなって」
白石は嬉しそうに笑って見せる。
「あのさあ……」
「うん?」
上機嫌に聞き返す白石、ドキドキさせられっぱなしもシャクだから、やり返す。
「いつからあんたのこと好きだったと思ってるの?」
そう聞き返すと顔を真っ赤に染めて白石は視線を逸らした。
こんなこという気もなかったくせに、白衣は私のすべてを治してくれるモノ。
風邪も、虫歯も、病気も。
臆病風も。
「好きだよ白石」
二人で顔を赤くして、同時に湯冷めしかけたのはまた別の話し。
white gown
(勇気をくれるお守りがわり)

828 :
久々に覗いてみたら、素晴らしいSSが投下されているではありませんか…
来てよかった…

829 :
ほしゅしとく

830 :
最近見直したので保守

831 :2013/09/21
保守したる
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