2013年10エロパロ162: 不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part18 (697) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part18


1 :2012/10/04 〜 最終レス :2013/10/04
スレタイの通り、不気味なモノに寄生されて虜になる娘などを語ったり、小説をうpするスレです。
ネタは、版権物・オリジナルなど問いません。(版権物SS投下の際には元ネタの表記をお願いします。)
Web上のSSやOVA・ゲーム・コミック・同人などの情報も歓迎します。
雑談は書き手さんの投下と被らないようにまたーりどうぞ。

▽注意事項
◆共通
  sage進行推奨。dat落ち判定はスレの位置ではなく最終書き込み時刻が基準なので、
  全てのレスがsageでも問題ありません。レス数950過ぎか、スレ容量480KBを超で次スレ立て。
  荒らし、煽り、広告は無視して頂くようお願いします。
◆書き手さんへ
  人を選ぶ要素がある場合、嫌いな人がスルーできるように注意書きをお願いします。
  一回の投稿の最大行数は60行、最大バイト数4096バイトです。
  また、数値参照文字(unicode)が使用できます
◆読み手さんへ
  作者が望んだ場合を除き、感想の範疇を越えた批評・批判は御遠慮ください。
  感想、アドバイスには作者さんへの配慮をお願いします。

【前スレ】
不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part17
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1329626386/

【過去ログ】
Part16 ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1307295214/
Part15 ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1276082367/
Part14 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1270710000/
Part13 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266079003/
Part12 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1250513359/
Part11 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1230553347/
Part10 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1222269111/
Part9 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1207923194/
Part8 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197591223/
Part7 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175912341/
Part6 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155650032/
Part5 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127058327/
Part4 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116162946/
Part3(再建) ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087629013/
    (即) ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087136480/
Part2 ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068536826/
Part1 ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1000/10002/1000205453.html

【関連サイト】@迷惑行為厳禁!!
月光蝶さんのログ保管サイト(html化されていない過去ログも閲覧できます)
 ttp://www.geocities.jp/obbs0036/log/torituki/torituki.html
SSまとめブログ版
 ttp://bukimitoriko.blog41.fc2.com/

2 :
スレの容量制限があると知らずに投下してしまった
お詫びでスレ立てた
続きはまた後日

3 :
>>1
前スレ投下途中で容量一杯になって新スレ建てたと思うが、何も気にせず続きを投下して大丈夫だよ

4 :
>>2
テンプレで「容量480KBを超で次スレ立て」って書いてあるのを、住民みんなが忘れてるw
だから作者一人の責任じゃないから、安心して投下するといいよ
今度からみんなで気をつけよう><ってだけのことさ

5 :
>>3>>4
ありがとう
では、続き

6 :
「きゃああああああああああ!
 な、な、何?何なの?」
慌てて、自分の顔を触る。
よく見えないけど、何かが覆ってしまっているのか、頬や口に触ることができない。
目の前にある鏡で、自分を、見る。
「な―なに、コレ?」
それは、大きな、金属製の、マスク。
私の鼻の下から顎までを全部覆い、更に後ろまで伸びて、耳をすっぽりと覆ってる。
鼻や口のくぼみはなく、つるん、と、丸みを帯びていて、凹みや引っ掛かりは一切ない。
まるで、顔の下半分が、金属に支配されてしまったみたいだ。
取ろうとするけど、全然取れない。
完全に、私の、耳と、顎と、口と、鼻に、くっついてしまっている。
でも、私が声を出すのに、不自由はない。耳も普通に、聞こえている。
「ちょっと、早希?!何なの、これ!!」
横にいる早希に怒鳴り付けるけど、早希の反応は鈍い。
まるで、何も聴こえてないかのようだ。
「…ごめんね、結夏。とりあえず、こっち来てくれる?」
「ちょ、ちょ、ちょっと!」
さっきまで気分悪そうにしていた早希はすっかり平静になっていて、
私の手をひっぱっていく。
私はそのまま、奥の、子連れ用の広い個室に、連れて行かれた。

7 :
早希は私を個室に押し込めると、自身も入って、扉を閉めてロックし、
内側からその扉によりかかった。
ここに私を閉じ込めようとしているのは、明らかだった。
「ちょっと早希、何すん―」
「うふ。こんばんは。結夏ちゃん」
「…えっ?」
どこからともなく、全然知らない女性の声がする。
「結夏ちゃんのお話は早希ちゃんに聞いてたし、
 さっきもバッグの中からいろいろ聞かせてもらった。
 うふ。早希ちゃん、なかなかカワイイ娘、ゲットしたね」
「あ、あの、誰?」
「ワタシは、早希ちゃんだよ。
 もうちょっとちゃんと言うと、早希ちゃんを、支配する者。
 で、今から、結夏ちゃんも支配する」
「は?何言って―」
「結夏ちゃんはこれから、早希ちゃんの『パートナー』になって、
 早希ちゃんの、一部になるの。
 そして、ワタシの一部にも、なる」
「あの、何言ってるか、全然わかんないんですけど」
「まぁ、その辺は、おいおいわかるよ。
 じゃ、結夏ちゃんにも『体の枷』、あげるね」
「へ?」
一瞬、うなじから背筋をすっと撫でられる感覚があって、その後それが全身に広がって、でも一瞬で収まった。
「え?何を、したの?」
「うふ。胸と股間、触ってごらん」
気になって、言われるとおりに、胸と股間を手でさわってみる。
感触がおかしい。硬い。
シャツの合間から手を突っ込んでみると、ブラの下に何か硬いものがあって、
私の胸を覆っているみたいだ。
股間も、スカートの裾を少しまくって、そこから手を入れてみるけど、
やっぱり、ショーツの裏に、硬いものがある。
両方とも、さわってもつついても叩いても、何も、感じなくなってる。
「それはね。『体の枷』と言って、結夏ちゃんのおっぱいと大事なところを
 閉じ込めるもの。
 一生外れないから、結夏ちゃんはもう、自分でおっぱいとアソコと、
 あとお尻の穴も、自分では触れなくなった」
「ちょ、ちょっと、何言ってんの…
 ねぇ早希!あんたも何か言ってよ!ねぇ!」
扉のところにいる早希に声をかけるけど、全然応えようとしない。
ただ、こっちを、じっと、見てる。
そして、声がまた、響いてくる。
「で、『体の枷』には、もう一個、重要な役割があってね―」
「え?あ、い、いやぁあああん?!」

8 :
突然、胸と股間に、じわっとする快感が、襲ってきた。
何も触られたり揉まれたりしてないのに、とにかく、胸と股間全体が、しびれる。
「な、な、何コレ?!」
「うふ。結夏ちゃんが触って気持ちよくできなくなった代わりに、
 ワタシがいつでも、この『体の枷』を使って、結夏ちゃんを気持ちよくできるの。
 どう?気持ちいいでしょ」
「何をバカなこと言ってんの、もう、やめて」
「あれ?じゃもうちょっと気持ちよくするね」
「ちょ、ちょっと、あぁああああああん!!」
胸と股間からくる快感がもっと激しくなって、全身がかぁっと熱くなる。
まるで、セックスの真っ最中みたい―
「はぁ、ちょ、お願い、やめて」
「どう?気持ちいい?」
「き、気持ち、いい、いいよ。いいから、やめて、こんなとこで」
「うふ。わかった。やめたげる」
急に、刺激が収まった。
自分の息がすっかり荒くなっている。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
「じゃまぁ、公共のトイレをずっと占拠するのも他の人に申し訳ないから、
 さっさと訓練、始めるね」
「な、なに、する、の、ちょ、きゃああああ!?」
突然、体が勝手に動いて、蓋の閉じている便座の上に無理やり座らされた。
その上で、股をおもいっきり開かされ、頭の後ろで手を組まされる。
「うふ。あなたが今お顔に嵌めてる拡張モジュール、
 まぁありていに言うと、『口の枷』だね。そのまんまだけど。
 コレは、パートナーの体を自由に操ることができる。
 あなたはもう、自分の体を動かす自由を、失った」
「な、何を言って…お願い、やめて」
「だーめ。もうコレ、嵌めちゃったんだから。
 さ、訓練、続けるよ」
「だ、だから、訓練、って…」
「まずは、『体の枷』に快感をコントロールされることを、
 あなたの体に覚えこませるための、訓練。
 拡張モジュールは簡易式だから、ゲージないんだけど、許してね。
 ワタシがカウントダウンすると、『体の枷』があなたをどんどん気持ちよくして、
 0になったら、あなたはイク」
「え、ちょっと、そんな―」
「いくよ?
 3,2,1」
「えっ、いや、ぁあああああっ!?はぁ、あはあああっ!!」
カウントダウンが進むと、合わせて自分の体が、かあああっと熱くなって、
体中が、ひたすら疼く。本当に、今、イク、手前。

9 :
「うふ。
 最後のカウントが、結構楽しいんだ。拡張モジュールは。
 じゃ、いくよ。ぜー …」
「あっ、む、むぐ!?」
突然、口が、こじ開けられる。
舌が、吊り出されて、ぴんと伸びたまま、動かなくなる。
そして、口の中に何かが、いっぱい、なだれ込んでくる。
なだれ込んできたものが、口の中に広がって、それが、とてつもない、快感に変わる。
ディープキスの何百倍も、何千倍も、気持ちいい。
「…ろ」
「ぐ、ぐぅ、ふぅぅぅうううう!」
唇が、舌が、喉の奥が、全部がしびれて熱くなって、
それが、胸と、股間に、直通した。
体中に、電流が走る。体が硬直して、そのままガクガクと、震えて…イった。
快感が収まってきた頃、ふいに口の中のものがなくなり、口が自由になる。
思わず、荒い息を、繰り返す。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
「うふ。どう?気持ちよかった?」
「はぁ、はぁ…
 さ、最後の、口は、一体…」
「うふふ。
 それがその、口の枷の、特別な機能。
 あなたが嵌めているその枷は、あなたのお口に、強烈な快感を与えることができる。
 あなたは一生、アソコでも胸でもお尻でもイケなくなった代わりに、
 その枷を嵌めて、お口の快感で、イクようになる」
「な、何を、バカな―」
「さ、続き続き。
 いくよー、3,2,1,0」
「ちょっ、あぁ、あふん、あぐっ、むぐ、ぐふぅううううううう!」
「はい、もう一回。3,2,1,0」
「やめ、いや、ふっ、ぐぅ、ぅうふううううう!」
「もう一回。3,2,1,0」
「おね、が、ちょ、むぐ、ふぅ、うううううううう!」
カウントダウンされる度、口をこじ開けられ、舌を吊り出され、
何かが口になだれ込んで来て、イった。
何度も何度も、何度も何度も、私は、口で、イった。

10 :

私の目の前で、結夏の訓練が、始まった。
突然、便座に座って足を開き、頭の後ろで手を組んで、動かなくなった。
その姿勢のまま、何度も視線を虚空に這わせ、
目がかっと開いたかと思うと、ガクガクと震え、ぐったりする。
また、目が開いて、ガクガク震えて、ぐったりする。その、繰り返し。
私は、扉の前から移動して、結夏の目の前に、立つ。
結夏は、私に対して股を開いて、こっちを向いている。
でも、目の焦点は、私には合っていない。時折こっちを見ている風はあるが、
すぐ視線を虚空に這わせて、まったく違うところに意識をやっている。
自分の経験から、だいたい結夏が何をされているかは、わかる。
でも、私には、何も聞こえない。
きっと結夏は、その口に嵌めた枷の下で思いっきり喘いで、叫んでいるはずだけど、
私には、呼吸の音すら、聞こえない。
衣擦れの音と、時折外から入ってくる他人の音以外は、何も音がしない。
とても、静かな空間。
その中で、ひたすらひたすら、彼女の精神を蹂躙する作業が、目の前で、続いていた。


11 :
「うふ。気持ち、良かった?」
「…はい」
「うんうん。ずいぶん素直になったね。
 でも、まだ体が疼いて、イカないと、収まらない。そうでしょ?」
「……はい」
もう、何も、考えられない。
ひたすらイカされて、頭の中が真っ白に吹っ飛んで、
でもまだ体が鎮まらなくて、もう、どうしたらいいのか、わからない。
「うん、よろしい。
 じゃ、お願いしたら、イカせてあげる」
「……うぅっ…はぃ…」
「『お願いします。イカせてください』って、言ってみて」
「…お願い…します。イカせて、ください…ぐふっ、ふぅううううう!」
お願いした直後、口を犯されて、また、イった。
「うん、よくできたね。
 じゃ、もう一回」
「…お願い、します、イカせて、ください…ふぅっ、ふぅううううっ!」
「はい、もう一回」
「お願い…します、イカせて、ください…ふむぅううううっ!」
「はい、もう一回」
「お願い、します、イカせてください…ふぅう゛うううっ!」
「はい、もう一回」
「はぁっ、お願いします、イカせてくださいっ…むふぅうううっ!」
「もう、一回」
「お願いしますっ、イカせて!イカせて、くださいっ!…ふぅう゛う゛うううううううっ!」
何度も何度も、私は自らお願いして、口を犯してもらって、イカせてもらった。

「どう?お口、気持ちいいでしょ?」
「はい、気持ち、いい、です」
「その口の枷を嵌めれば、あなたは、イケる。
 じゃ、次の訓練、いきましょうね。3,2,1」
「ちょ、あっ、あぁあああんっ…えっ、ちょ、ちょっと!?」
カウントダウンの、最後の、ゼロが、聞こえない。
イク寸前。でも、口を犯してもらえない。イケない。
そして、口と頬の周りを、するっと抜ける感覚がする。
コトン、と、股の間で、音がする。
「―あ」
ふと見ると、ゴムボール大の金属の球が、股の間に落ちている。
枷が、外れた…
ふいに、いつの間にか目の前にいた早希が、それを、右手で、拾う。
そして、手のひらに載せて、私の顔の前に、持ってくる。
「ほら、あなたの枷だよ。結夏」

12 :
「ほら、あなたの枷だよ。結夏」
「あ…」
そう。これは、私の、枷。
私の口を犯して、イカせてくれる、枷。
犯して、欲しい。
イカせて、欲しい。
「どうすればいいのか、あなたは、わかっている。そうでしょ?結夏」
そう。わかっている。
私のすべきことは、枷を、嵌めること。
枷を嵌めて、口を犯して、イカせてもらうこと。
私は、頭の後ろに手を組んだまま、顔の前にある金属球に、
舌を伸ばして、舌先で、触れた。
とたん、しゅるっと音がして、私の口に、枷が、嵌まる。
そのまま、口をこじ開けられ、犯される。
「ぐふうぅうううううううう!」
ひとしきり、イッた。
でもまた、イク寸前まで、快感が、昇ってくる。
そして、枷が外れて、球になる。
それを早希が拾って、私の顔の前に、差し出す。
私はそれを、舌先で、舐める。
枷が、嵌まる。
口を犯されて、イッて、外れる。
早希が拾って、私が舐める。嵌まる。
口を犯されて、イッて、外れる。
早希が拾って、私が舐める。嵌まる。
口を犯されて、イッて、外れる。
早希が拾って、私が舐める。嵌まる。
何度も、その行為が、繰り返される。
そして、何度目かのとき。
外れた枷を、早希が拾って、
でもそのまま、右手できゅっと握って持ち上げると、
彼女は自分のバッグに、それをしまいこんだ。
「え?ちょっと、なんで…」
「私のうちに、来て。結夏」
「…わか、りました」


13 :
以上、色々ドタバタして申し訳ないっす

14 :
もう!ドジッ子なんだから!

15 :
ドジっ子属性のSS作者という新ジャンルを開拓しつつあるな…
何にせよ、朝からエロかったGJ

16 :
あまりに乙過ぎるので、作者さんに体の枷装着させたい

17 :
まさかの続きにGJが止まらん。

18 :
前スレ1000行く前に容量埋まったんだな
エロパロ板に置いてこれほどの幸せはないから、スレに投下してくださった作者さんたちに感謝

19 :
空は暫く更新停止状態だし
10月の期待はメイデンフォース最終話だな
いつ頃出るだろうか…

20 :
>>12 の続き、投下します。

21 :
「上がって?結夏」
「あ、う…」
早希は、いつもの私に対する態度のままで、私を部屋に上げる。
でも、私はずっと、体が疼いて、イキたくてイキたくて、しかたが、ない。
来る途中もずっとその事ばかり考えて、ずっと、我慢してた。
早く、口の枷を、嵌めさせて、欲しい。
「ちょっと待ってね。私、自分の枷を、嵌めるから」
「えっ?―え?」
早希は、棚においてあった大きな金属の何かを手に取り、そのまま、頭から、被った。
彼女の頭がその中に収まると、しゅっと縮んで、彼女の頭のサイズにフィットする。
「あぁああん…」
早希はその場で、ガクガクと体を震わせる。―どうやら、イったみたいだ。
「―なに?それ」
「これは私の、『心の枷』」
「早希の、枷…」
早希の枷は、私のと違って、口は自由だ。
でも、目がすっぽりと、覆われている。
更に、私のが耳までなのと違って、早希のは後頭部まで、金属がすっぽり覆っている。
私のよりも全体的に一回り大きいみたいで、なんだか、ヘルメットを被っているみたいだ。
目も耳も塞がれているように見えるけど、私と普通に、会話できている。
「じゃ、結夏の枷。―はい」
彼女は、バッグから金属球を取り出して、私の顔の前に、差し出した。
待ち望んだ、私の、口の、枷。
私はしゃぶりつかんばかりに、その表面を舌で舐めとる。
「ぐふうぅぅぅぅう!」
枷が嵌って、やっと、私も、イカせてもらえた。

22 :
「はぁ、はぁ…はぁ…」
「うふ。落ち着いた?結夏ちゃん」
「は、はい…」
トイレの中で聞こえてきた声が、再び聞こえ始める。
「じゃ、訓練の続きね。
 服を脱ぎなさい、2人とも」
「はい」
「は…はい」
早希は命令に何のためらいもなく、従う。
私も、従わないとまずいような気分になり、慌ただしく服を脱いで、全裸になる。
「あ…」
早希の胸と股間が、メタリックシルバーの金属で覆われている。
ふと自分をみると、どうやら同じものが同じ位置に、嵌っているようだ。
「これが…『体の枷』…」
触ってみても、硬くて、その下が何も感じない。
本当に…私はもう、この下を一生触れなくなっちゃったんだろうか…
「ほらほら、ボーッとしてないで。訓練始めるよ?」
「え、あ、ぃやぁ?!」
直後、私の体が急にこわばり、大の字に開いて立たされ、頭の後ろで手を組まされる。
前を見ると、早希が私の真向かいで、まったく同じポーズを取って、固まっている。
「ま…まだ何か、するんですか…?」
「うん。
 これからは、早希ちゃんも、一緒だよ。ね?早希ちゃん」
「…はい」
「あ、早希…」
早希が、返事をする。
そうか、今は早希も枷を嵌めてるから、この声が聞こえるんだ。
「うふ。
 結夏ちゃん、さっき『体の枷』で体が気持ちよくなったの、覚えてる?」
「は、はい」
「今から、結夏ちゃんの『体の枷』は、早希ちゃんがコントロールするから」
「は…え、えぇ?」
「早希ちゃん、試しに結夏ちゃんを、気持ちよくしてあげて。
 セックスでインサートされた時くらいに」
「はい」
「え、い…いやぁあああっ、ちょ、あぁああああああん!」

『心の枷』を嵌めた私の前には、今2つのゲージが浮かんでいる。
1つは、私自身のもの。もう1つは、結夏のもの。
結夏のは、彼女の胸の真ん前に、ぽっかりと、浮かんでいる。
言われるままに、結夏のゲージを念じて、動かしてみる。
上げ下げすると、その度に、結夏が、悶える。


23 :
「じゃ、結夏ちゃんを、ギリギリ、イク寸前まで、上げてあげて?早希ちゃん」
「はい」
「ちょ、ちょっと、早希…はぁああああっ、あぁあああっ、うぁあああ!」
頭の中がバチバチ言ってる。イク寸前なのに、イケない。
「うふ。結夏ちゃん?
 イキたかったら、早希ちゃんに『イカせて下さい、お姉さま』って、お願いして」
「そ、そんな、恥ずか…ぁああああん!」
「ほらほら。我慢してると、おかしくなっちゃうよ」
「い、イカせて、下さい、おねえ…さま…」
「早希ちゃん、イカせてあげて」
「はい」
「はぁあ、ふぐっ!?ふぅううううううう!!!」
口をこじ開けられ、口の中を犯され、イッた。
「じゃ、もう一回ね、早希ちゃん?」
「はい」
「い、いやぁああああ!!…い、イカせて、下さい、おねえさま…」
「イカせてあげて」
「はい」
「うぐ、ぐふぅううううう!!」
「次から早希ちゃんは、イカせる前に『イキなさい、結夏』って、命令するの。
 いい?早希ちゃん」
「はい」
「じゃ、もう一回、やってみて」
「はい」
目の前の早希は、ただ淡々と、声に返事をしている。
そして私は、また、胸と股間が熱くなってきて、体にそれが廻って、
また、イク寸前まで、気持ちが昂ぶらされる。
ああ…だめだ、お願い、しないと…
「うふぅっ…い、イカせて、ください、お姉…さま」
「…イキなさい、結夏」
「ぐ、ぐふうぅーーー!」
軽くイッて、また、イク寸前の状態にされる。
「…イカせて、ください、お姉さま」
「…イキなさい、結夏」
「ん、ふぐうぅうううう!
 …はぁっ、イカせてください、お姉さま」
「イキなさい、結夏」
「ふぅっ、ふうぅうううう!
 はぁ、はぁ、…ぁあっ、い、イカせてください、お姉さま」
「うふ。イキなさい、結夏」
「ふぐっ、ぐうううっ!
 …ま、まだ…はぁ、イカせてください、お姉さま」
「…うふふ」
「ちょ、ちょっと、さき…イカせて、お願い」
「あれ?私は何だっけ?」
「やだ、そん…お姉…さま」
「はい。じゃ、イキなさい。結夏」
「ふぅっ、ふうぅうううう!」

結夏は、私がゲージを上げるたびに、お願いしてきて、
私が命令して、更にゲージを目盛り以上に上げてあげると、その通りに、イク。
ごめんね、結夏。正直言うと、ちょっと、楽しい。

24 :
※ コピペミスで、総レス数間違えてました

でも、結夏がイクときの声が毎回変なのが、気になる。
なんでいつも、くぐもった声を出すんだろう?
「結夏ちゃんの枷の下がどうなってるのか、気になるんでしょ」
「え?あ、はい」
「じゃあ、見せたげる。
 『心の枷』なら、イメージを再構築できる」
そう聞こえたかと思うと、結夏の口を覆っていた枷が、どんどん透明になってる。
まるで、そこに何も嵌っていないかのように、結夏の口が顕になる。
その口が、イッたばかりの荒い息をした後、私に言葉を投げかける。
「はぁ、はぁ…イカせて、ください。お姉さま」
「じゃ…イキなさい、結夏」
私が命令してゲージを上げると、彼女はとたんに口を大きく開き、舌をぴんと口から突き出して、
固まってしまう。
まるで、口に何かをねじ込まれているかのようだ。
「ふぅうううううううう!」
そのまま、目を虚空に泳がせ、イッてしまう。
「うふ。あれが、拡張モジュールの機能。
 お口がすごぉく気持ちよくなって、お口で、イケるの。
 ほら、生成の時に、早希ちゃんも体験したでしょ?」
「あ、ああ、そう言えば…」
「せっかくだから、一回くらい、早希ちゃんも一緒にしようか」
「えっ?」
そういうと、しゅる、っと、顎と頬の周りが何かを感じ、すぐ、消える。
さわってみると、私の口にも、何かがはめられたようだ。
「早希ちゃんの口の枷は、『心の枷』のオプション機能で、元々ついてるの。
 じゃ、さっきの通りに」
ふと見ると、結夏が何度かお願いをしていたらしく、
私の顔周りの変化などどうでもいいかのように、懇願している。
「お、おねがい。イカせて、ください。お姉さま」
「えっと…じゃあ、イキなさい、結夏…ふぐぅうう!?」
「ふぅうううううう!」
私も、結夏も、口をこじ開けられ、舌を吊り出され、
口の中に何かを流し込まれ、その快感で、イッた。

25 :
「はーい、そこまで。よくやったね。2人とも」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
目の前の結夏は、手を頭の後ろで組まされて固まったまま、荒く、息をしている。
なんだか、気持ちよさそう。
でも私は、1回しかイカせてもらってない。私も気持ちよく、なりたいな…
「うふ。欲求不満かな?早希ちゃん」
「え?は、はい、実は…」
「じゃあ、今度は、早希ちゃんが気持ちよくなる番だね。
 結夏ちゃん?早希ちゃんを、キスで、気持よくしなさい」
「…はい」
結夏が、うつろな目で、返事をする。
「え、でも、結夏もあれ嵌めてるし、私だって、口のところが…」
「うふ。大丈夫」
つい疑問をぶつけてみるが、なんだか要領を得ない返事をもらう。
結夏は、体が自由になったようで、少し手を見たり、ゆっくりと周りを見回したりした後、
こちらに、少しずつ、近づいてきた。私の体はまだ固定されたままだ。
結夏は、私の首に手をかけると、そのまま私を抱き、唇を近づけ、
キスを、した。
(え、う、嘘―)
2人とも、口は枷に覆われているのに、確かに、唇が触れ合い、舌が、絡まり合っている。
それだけじゃ、ない。
彼女の、『体の枷』に覆われているはずの乳房が、
私の、やはり『体の枷』覆われているはずの乳房に、直接、当たっている。
私の胸が、確かに、彼女の胸を、感じている。
「うふ。じゃ、次は、おっぱい舐めてあげて、結夏ちゃん」
結夏が、私の唇から、自分の唇を離す。
「…はい」
そして、そのまま、私の、『体の枷』の下にあるはずの、乳首を、舐めとる。
久しぶりの、生の、快感。
「はぁっ、な、なんで…」
私が思わず、声を上げる。
「うふ。不思議でしょ?早希ちゃん。
 それぞれの枷を嵌めている『マスター』と『パートナー』は、
 2人が『心の枷』と『口の枷』を嵌めている限り、
 互いの枷を融合させて、枷の下を、直接感じることができるの。
 正確に言うと、枷の下に元々あった感覚を私が再構築して、
 互いの枷を通じて、あなた達に、感じさせている。
 だから、早希ちゃんの枷の下を触れるのは、
 パートナーの、口の枷を嵌めた、結夏ちゃんだけ」
あぁ…そう、なんだ。
何だか…すごく、幸せ。
久しぶりに、他人と直接肌を合わせる感覚。
これ、結夏としか、味わえないんだ…
一生懸命私のおっぱいを舐めてくれている結夏が、少しずつ、可愛くなってくる。

26 :
支援

27 :
「あぁん…結夏ぁ…気持ちいい」
「うふ。早希ちゃん、気持ちよさそうね。
 どう?結夏ちゃん。
 結夏ちゃんも、早希ちゃんのおっぱい舐めるの、気持ちいいでしょう?」
「…はい」
結夏は、口を動かす合間に返事をして、またすぐ、私のおっぱいを舐める作業に、戻る。
「枷を通じて相手の肌に触れると、少し、快感が味わえるの。
 そのことをよぉく覚えなさい?結夏ちゃん」
「…はい」
「そう。
 そうして、今日から結夏ちゃんは一生、そうやって早希ちゃんにご奉仕して、
 早希ちゃんを気持ちよくするために、生きるの。
 それが、『パートナー』の、使命」
「……はい」
結夏はまた、返事をして、すぐ、私のおっぱいを、舐めてくれる。
まるで、自分はそのために生まれてきたんだ、と言わんばかりに。
「じゃあ、早希ちゃんの下のお口にも、ご奉仕してあげようか?結夏ちゃん」
「はい」
結夏は、今度は私の前に膝をついて屈み、
私の腰を両手のひらで掴み、
私の大きく開いた足の中心に張り付いた『体の枷』に、自らの『口の枷』を、押し当てた。
「ふぁああああん!」
私のアソコが、生で舐め取られる、感触。
もう、一生味わうこともないと思っていた、感触。
それを、結夏が、感じさせてくれている。
結夏は、一心に、私のアソコを、舐めとってくれている。
「あぁあああああん!」
私のクリトリスを、チロチロと刺激した後、
舌が、何度も私のスジを、下から上へ、下から上へ、何度も往復しながら、
ちょっとずつ、私の中に、入ってくる。

28 :
「うふ。とってもいい子ね、結夏ちゃん。
 早希ちゃん?ほら、気持よくしてもらったんなら、お返ししないと。
 『体の枷』で、結夏ちゃんを気持ちよくしてあげよ?」
「あ…はい」
そうだ、私ばっかりこんなに気持ちよくなってたら、結夏がかわいそう。
私は、私の股間にうずくまる結夏を見下げると、
今はその背中の上に浮かんでいる結夏のゲージを、私と同じくらいまで、上げる。
結夏が、つい私のヴァギナから口を離し、喘ぐ。
「あぁあん…」
「うふ。結夏ちゃん、気持ちいいでしょう?
 結夏ちゃんがご奉仕すれば、『マスター』の早希ちゃんが、
 ご褒美に、結夏ちゃんを気持ちよぉくしてくれるよ。わかった?」
「はい」
そして結夏はすぐ、自分の作業に、戻る。
「あぁん…結夏…」
私のゲージが少し上がって、私も、結夏のゲージを、上げてあげる。
「あ、早希ちゃん。ちょっとご褒美あげすぎだよ?
 結夏ちゃんにいっぺんにご褒美あげると、早希ちゃんが物足りなくなるし、
 逆にご褒美が足りないと、結夏ちゃんが物足りないの。
 どれくらいご褒美を上げれば、どれくらい気持ちよくなれるか、
 考えながら、ご褒美、あげてね」
「はい」
「それで、結夏ちゃんは、
 どれくらい早希ちゃんを気持ちよくしたら、どれくらいご褒美くれるか、
 考えながら、ご奉仕、してね」
「はい」
「うふ。じゃあ、2人ともベッドに、行こうか」
「「はい」」

29 :
私の体が自由になり、私は言われるまま、ベッドに移動して、仰向けに横たわる。
途端に、また体が勝手に動き、立っていた時と同じ姿勢を、寝たままでさせられる。
大の字に体が開き、手が頭の後ろで、組まされる。
そして、結夏がその上に、覆いかぶさってくる。
「じゃあ、これが最後の訓練。
 2人とも、自分が気持ちよくなるために、相手を気持よくしてあげるの。いい?」
「「はい」」
結夏は、体が自由でない私に、キスをしながら、胸を私の胸に、こすり合わせる。
そうして、私のおっぱいを舐め、アソコを舐める。
「あぁっ、結夏、気持ちいい…」
「あぁ…お姉さま…」
私は、気持ちいいと思ったら、すぐご褒美を、上げる。
そうすると、結夏がもっと、気持よく、してくれる。
見ると、2つのゲージが、共に少しずつ、上がっている。
少し、結夏のゲージを上げすぎたな、と思い、ゲージを少し下げると、
今度は結夏のご奉仕が少なくなって、2人とも、ゲージが少し下がる。
「ごめん、結夏。もうちょっとご褒美、あげるね…」
「あぁ、お姉さま…あぁあああん、気持ち、イイ…」
そうして、また、2人で、ゲージを、上げていく。
「結夏、あぁ、気持ちいい…すごく、いいよ…ぁああああん」
「私も、気持ち、いいです…あぁ、あぁあああん」
段々と、2人のゲージのバーが、真ん中を越え、目盛りに、近づいてくる。
すると結夏は私の片足を持ち上げ、その股間を、私の股間に擦り付けてきた。
ゲージが、跳ね上がる。
「あぁん、あぁん、結夏、結夏っ、私、結夏と、セックス、してる…あぁああん」
「はぃ、あぁん、私、お姉さまと、セックス、してま…あぁ、あぁあああん」
目盛りが、かなり、近い。
「あぁっ、ダメ、イキそう、ああぁっ」
「わ、私も、イキそうです、あぁっ、あぁああああっ」
もう、2人とも、目盛りいっぱいまで、ゲージが上がる。
でも…どうしても、目盛りを、越えない。
どう、して??
ふと、身体を激しく揺すっていた結夏が、一言、私に、お願いする。
「イ…イカせて、ください…おねえ、さま…」
あ…そうだった。
これが『マスター』の、役目―
「…イキなさい、結夏…ふぐぅうううううぅ!?」
「はいっ、ふぐ!ぅぐぅうううううううう!」
2人で、口を犯されて、一緒に、イッた。

30 :
ふと気づくと、私はまだベッドの上で、同じ姿勢をとっていた。
さっきイッた後、意識が飛んでいたようだ。
そして、結夏はまだ、私のおっぱいを、舐めていた。
さっきみたいな激しいものじゃなくて、優しく、ゆっくりと、
まるでアイスクリームを少しずつ味わっているかのような舐め方。
「ゆ、結夏…ごめん、私、もういっぱいイッて、次イク気力が…」
「いいんです。こうしてるだけで、気持ちいいんです、私」
こちらに視線を向けずにそう言うと、結夏は、トロけた顔で、
ただただ、私のおっぱいを、味わっていた。
そして両手で、『体の枷』が嵌っていない部分を、さすっている。
「あぁん…結夏…」
気持ちよくって、ほんの少しだけ、ゲージを上げてあげる。
結夏は、それだけでも満足そうだ。
「はぁっ…お姉さま…気持ちいい…」
「うふ。結夏ちゃん、ちゃんと早希ちゃんの『パートナー』になれたみたいだね。
 結夏ちゃん?『マスター』が眠くなるまでずっと、『マスター』を気持ちよくしてあげよ?」
「はい…」
結夏はその後も、ずっと、私にキスして、私のおっぱいと股間を、ゆったりと舐めて、
私は気持ちよさの中でたゆたったまま、いつしか、眠りについていた。

31 :
翌朝。
2人でそのまま、会社へ行く支度をした。
結夏の上着のスーツは替えようがないのでそのままだけど、
下着とストッキングは、私のものを提供した。
身支度を終え、いよいよ、出かける、という段になる。
「じゃあ、あなたの枷、預かるね。結夏」
「…はい、お姉さま」
私は最後に、結夏から、彼女が外したばかりの『口の枷』を、受け取る。
「もし結夏がイキたくなったら、ここに来て。私が、イカせてあげる」
「ありがとう、ございます」
「もちろん、そのときは、私に奉仕して、私を気持ちよくしてね。結夏」
「はい、もちろんです。お姉さま」
2人はそのまま、玄関で、靴を履く。
「じゃ、行こうか、結夏」
「はい、お姉さま」
「あ、ダメダメ。今のままじゃ。出かける前に…」
そう言って2人とも玄関に立つと、互いに吸い寄せられるように、互いを絡めとるような、キスをした。
口紅が乱れないよう気をつけながら、唇の触れ合いはわずかにして、互いに、舌だけを、絡める。
キスを終えて、互いに跡が残ってないか、確かめる。
「…じゃ、今度こそ、行こうか。結夏」
「えっと…そうだね、早希」
ふふっ、と互いに笑うと、人目が多くなるまで、手をつないで、会社に向かった。

『パートナー』ができて、私、すごく、満たされた気分。
これからは、私が結夏の『体の枷』を操作して、彼女の快感をちょっと上げれば、
いつでも、結夏はうちに来て、私を気持ちよくしてくれるだろう。
でも、結夏は家が遠いし、あんまりしょっちゅう来てもらうのは、可哀想か。

―もう2,3人、『パートナー』、増やそうかな。


32 :
おしまい

33 :
>>32
うおおおおおおおおおおおおお
GJ過ぎるぜ?

34 :
脳食いアメーバだってよ
ttp://www.asahi.com/international/update/1010/TKY201210100149.html

35 :
宿主をしてしまうとは感心しませんな

36 :
>>32
超GJ
結夏が訓練されながら、早希にも女王としての自覚が芽生えつつある感じが良かった。
早希が成長したら、パートナー育成がもっとダークな感じになるのかなとか妄想した。

37 :
たまたまここのまとめに流れ着き、衝撃を受けたので巡礼。
個人的に悪堕ちや人外化とセットでこのネタさらに萌える

38 :
>>37
フフフ、これでまた一人虜が増えたわね・・・
ようこそ、保管庫に名作がいくつも埋もれているから見つけて読むと良い
まったりしたスレだが書き手の質は大手スレにも引けを取らないと思う

39 :
もうそろそろハロウィンだけどこのスレの住人的にはトリック(幼女に寄生した寄生生物が外から若い女性にガバァッ)かトリート(若い女性が幼女に手渡したお菓子の中に寄生生物がいて…)のどっちがお好みなの?

40 :
両方で連鎖するのがいいに決まって・・・おや、こんな時間に誰だろう

41 :
女「な、なんでコイツがここに!? 完全に燃やしたはず・・・」
寄生生物「残念ダッタナ。トリックダヨ」

42 :
>>40はナカーマ
……あれ、こんな深夜に小さな女の子の呼ぶ声が。

43 :
何この不気味なフラグに寄生されたカキコするスレ

44 :
おい、知ってるか?
最近のハロウィンじゃ幼女ショタだけじゃなく、
仲間内限定ながら大人同士でも仮装して楽しむことも多い。
つまり何が言いたいかって言うと…
…あれ?まだ昼間なのにあのお姉さんなんで仮装してんの?

45 :
不気味な三角帽子にとり憑かれて黒魔術の虜になる娘!!
…とか割と子供の頃から妄想してたんだが、
全年齢どころかエロ方面でもなかなかネタがないんだよなぁ

46 :
スリザリンは嫌だ・・・スリザリンは嫌だ・・・

47 :
>>46
同じ事を考えたがやめろww
不気味な組分け帽子に寄生されてスリザリンになる娘

48 :
不気味な食欲に寄生されて(週間ジャンプ的な)トリコになる娘
とかすごく不気味な妄想が頭から離れなくてヤバイ、これじゃまるで
不気味な妄想に寄生されて再起不能になる息子
はいはい、お後がよろしい様で

49 :
※ただし食べられるのは男です

50 :
川´ラ`)<はやー

51 :
※NOT性的な意味で

52 :
フェイスハガーは考えついたやつは天才だよな

53 :
寄生オアフェイスハガー?

54 :
寄生しないとイタズラしちゃうぞ!(性的に)

55 :
>>54
どっちにしろ寄生されるんですねw

56 :
待て、この場合イタズラって寄生生物にイタズラするってことじゃないのか
まぁそれでも自分から積極的に取り込んで手懐けるオチが見えるがw

57 :
                     / <
                  __>    ̄
                  /   /\ |\
               ハ  // ̄
                / |
          ( ◎) / .|
         _ノ(ノヽノ  .ヽ-ヾ _
       /           \
      /  ノ人         ヽ
        | イ・ヽ\)        )
      | .|   |   ヾ)        )  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ヾ人__ノ(。。` ヽ       /  | 父さん、妖気を感じます!
       | ⌒     |   ノ  ノ <  って父さんが
       人   |     レノ   /   | いつの間か妖眼蟲に!
        ヽ、 ⌒   ノノノノ    \__________
       /~/`ーーーー´/___/ヽ
       / | ̄~|ヽ/\/|   | |
      /  |__|   o  .|__| |

58 :
鬼太郎の目にも穴はあるんだよな・・・

59 :
昔鬼太郎の漫画で鬼太郎が大ねずみだったかの目玉を入れられて大ねずみ化する話があって興奮したな…
小学生だったけどあの頃から寄生好きの予兆はあった

60 :
今夜、とうとうメイデンフォース最終話が来るな。

61 :
>>60
さっき見に行ったらもうUPされてたよ。
これから読んでくる。 

62 :
>>61
今読んだ
ネタバレはしない範囲で
黒巫女分がまだまだまるきり足らんぞオィィィ....

63 :
いつの間にか摩耶が堕ちててワロタ

64 :
18話からしたら、エロ描写わざと抑えただろ。リーマン、You書いちゃえYo!
捕まえた巫女にはなあ、緋袴をめくり上げる勢いで寄生チンコからビュービュー噴かさなきゃw

65 :
 地球によく似たどこかの惑星の話
 とある山奥に。周囲を森に囲まれた閉鎖的な村がある。
 その村はかつてある研究グループによって、ひそかに非人道的な研究をす
ることを目的として作られた村だったが、現在はある植物に完全にのっとら
れている。その植物は妖花と呼ばれている。
 その植物はその村の研究員によって作られた植物だったが、驚異的な繁殖
力で村全体に根を張り蔦を伸ばし、あちらこちらに百合に似た花を咲かせて
いる。村の中央にある、もともと研究者たちの寄宿施設だった建物の大ホー
ルには巨大な花が咲いており、部屋全体に強烈な甘い香りを漂わせている。
現在その部屋は、現地の住民たちから大聖堂と呼ばれている。
 村の住民たちは、その植物を崇め奉っており、大聖堂の巨大な花――厳密
には巨大な花という「頭」を持つ植物そのものと、その花に取り込まれてい
る一人の女性――を「お母様」とよび、宗教における神のように信仰してい
る、事実、その村ではその植物をたたえるさまざまな行事や風習が六つの区
分ごとに行われ、毎週日曜日にはそれぞれの区分ごとにわれ当てられている
小聖堂で、「お母様」にむけてお祈りをするという宗教的なしきたりもある。
 その村の住民には女性しかおらず、一人の例外を除いて皆その植物にとり
つかれている。とりつかれた者の体の概要を次にしるす。
股の間と背中からから蔦が伸び、体全体に巻きついている、秘部からは四本
の蔦が伸び、そのうちの二本は一本ずつ両足に絡み付き、もう二本は背中を
経由して一本ずつ両手に絡みつき、それぞれの部位に癒着している。アナル
は根の役割を果たしている足から伸びている茎 (?) が挿入されてふさがっ
ており、内部では大腸と融合して滋養浣腸の要領で母体に栄養を送り込んで
いる。とりつかれた者の股周辺はもはや人間だったころの原形をとどめてお
らず、秘部から咲いている妖しくも麗しい花とは反対に、赤黒く、緑黒く、
クリーチャーのようなグロテスクな様相になっている。手足は完全にその蔦
に覆われ、間接は無く、触手のようにしなやかに動き、それでいて大木の枝
を思わせるほどの太さで車一台持ち上げられるほどの力を発揮する、背中の
後ろに六本の蔦が触手のように揺らめいていることもあるが、普段は手足に
収まるように巻きついている。背中から生えている蔦は脊髄から伸びている
のであり、蔦を生やしている本人の意思どおりの動かすことが出来る、しか
し、体全体の運動神経の優先権はとりつかれた者の子宮にある寄生体の核に
あり、寄生体は母体の意思に反して人間の女性に襲い掛からせることも可能
である。また、体内では体中に張り巡らされている植物の根が神経の役割を
果たしており、その一部は耳の穴から蔦のように外に伸びて、村中に張り巡
らされている「お母様」の蔦や根とつなげることでコネクタのように使うこ
とが出来る。下腹部と乳房は膨らんでおり、その間に小さな心臓のような輸
送機関がみられ、その機関からも下腹部を持ち上げ支えるように、そして乳


66 :
を搾り取るように、それぞれに巻きつくように蔦 (根?) がのびている。乳
房は、その中に詰まっている果汁を搾り取らない限り、養分を蓄えつづける
ことでどこまでも肥大化していくため、稀に尋常でないほどに乳房の肥大化
したとりつかれた者を見かけることもある。頭には髪飾りのように蔦が伸び、
花を咲かせ、とりつかれた者が興奮するさいにはその花から蜂蜜のような色
と粘性を持つ蜜があふれる、その蜜には強力な催淫作用、幻覚作用、依存性
などなどがあり、闇市場では麻薬の一種として高価な値で取引されている。
「とり
つかれた者」たちの体から出てくる体液のほとんどは麻薬として扱われるが、
尿だけは、無色透明でミネラルと糖分を含む清涼飲料水として扱われる、しか
しとりつかれた者の存在自体が社会的にタブーであるため、公共の場で堂々と
売られることはない。乳房の先端にも花は咲いており、がくと花弁が異様に硬
くとがった乳首をとりかこみ、雌しべは乳房の中から乳首を貫くようにしての
びている。秘部からは百合の花のような花が咲き、雌しべは膣の一部となって
おり、興奮することで蜜を大量に分泌する、柱頭は特に敏感になっており、最
も蜜の分泌される箇所にもなっている、また、花弁とがくを閉じると、根と同
じように地中や水中から栄養や水分を吸収できるようになる。クリトリスは雄
しべが覆いかぶさって一体化し、射精するように花粉を飛ばす(その花粉にも
もちろん催淫効果などがある)。住民は自分たちと同属同性のパートナーと契
りを結ぶ際、自分の雄しべを、相手の雌しべに、オナホールにペニスをいれる
ようにして挿入する――結婚式では大聖堂で、選ばれた聖女たちの見ている
目の前でこの雄しべと雌しべの役割を果たすことで初めて「夫婦」と認められ
る(といっても、結婚後、夫役の雌しべがしおれたり妻役の雄しべがしおれ
たりすることはない、雄しべと雌しべの役割分担は結婚の儀式に限ったこと
であり、結婚後立場が逆転することもある)。とりつかれた者たちの体は全
身紫外線カットと保湿効果のある粘液で覆われており、年齢に関係なくみな
美肌を保っている。皮膚は、人間の皮膚と変わらないように見える部分や、
殊に異様に肥大化した乳房が弾力性をもっていたりするが、その皮膚の下も、
ほかの、とりついた植物の、深緑色や大木の幹の表面のような黒褐色がグロ
テスクな色合いで混在している、表皮が丸出しになっている部位と同じく、
非常硬い植物細胞で覆われており、再生能力にも優れているため、並大抵の
重火器ではとりつかれた者に対抗することはかなわない。火の弱点も、とり
つかれた者たちのコミュニティの基盤となっている「お母様」の意思によって、
とりつかれた者たちの体や、知能を破壊されていない者がいればその者の知
能をかりて、「お母様」の体の周囲に防火設備を整えるなどして、社会的な対
策をとっている。とりつかれた者たちはしばしば共同幻想を見ることがある
が、その原因とメカニズムはよくわかっていない、が、その共同幻想がとり
つかれた者たちに、宗教的一体感を感じさせていることは多くの学者からみ
とめられている。
とりつかれた者たちのコミュニティは主に「結婚」したレズビアンのカップ
ルで成り立っており、娘を持つカップルもいる。娘は、親となるカップルが
「お母様」に自分たちの種子と花粉を提供し、「お母様」の許可が下りれば「お
母様」の体内で受精し、そのままそこで、人間で言えば五六才児の娘の姿に
成長 (生長?) するまで育まれ、およそ半年ほどで、大聖

67 :
堂の巨大な「お母様」の花の付け根にある・・・から保護膜に包まれた
状態で生まれ出る。ほかにはもっと簡単に、大体よくカップルの決まら
ないとりつかれた者が娘にされるが、養子縁組で娘をひきとることもあ
る。ちなみにとりつかれた者の子宮から生まれ出る種子は普通に植物と
知って発芽し、やがては「お母様」と根でつながり体の一部となる。
 「とりつかれた者」たちの寿命は、とりつかれた年齢がまだ二十代前
半で健康にも問題がなければ、コミュニティの中で三百年ほど生きつづ
ける、長生きするものは先年以上も行き続けるという説もある。んで
しまった「とりつかれた者」は、彼女たちの宗教的な解釈によれば、「お
母様」の体へ還っていくということになっている。コミュニティから逸
れてしまったとりつかれた者は、外敵からの脅威やストレスなどの影響
で数年以内にんでしまうが、稀に人間社会のアンダーグラウンドでう
まくやっているものもいる。
 昔は普通の人間の女性にどんどんとりついていき、とりつかれた者の
仲間を自重することなく増やしていき、とりついた者の知能も完全に破
壊し尽くす亜種が勢力を拡大していたが、そのような種は危険視されて
大半を駆除されてしまい、今では人間としての知性をある程度残し(と
りついた人間が知能の高い者であれば、その知能をすこしでも傷つけな
いように気を遣いながら、「お母様」のために最大限に尽くすように、
「お母様」直系の娘――コミュニティの中ではベラゴニアと呼ばれる「王
族」――と結婚させ、そのパートナーにメロメロに魅了されるように洗
脳し)、人間社会との衝突を避けるためにも裏社会と何らかの関係を持
ち、普通の人間の女性にはとりつかず、同性愛への風当たりの悪い国か
ら亡命してきたレズビアンカップルや、革命や紛争などの事情で居場所
をなくした女性たちなどにとりつき、コミュニティ内の人口に注意をは
らう、慎重で温厚な亜種が主流となって生き残っている。

68 :
反応見て続きを投下しようかどうか判断します。反応が悪ければROMってます。
申し訳ないことにいろいろといたらぬ点があるかもしれませんが、どうかよろしくお願いします。

69 :
内容はともかくまず読みにくい
他のSS見て勉強してください

70 :
>>68
ごめんなさい、改行が悪くて…でも内容はとってもご馳走です。

71 :
これだけの発想が続くのか・・・
素晴らしいな。ぜひとも続けてくれ
指摘するような事があるとすればもうちょっと読みやすく体裁を整えた方がいいな
段落を付ける、空白の行を置く、文のきりのいい所で改行する
そんな事をちょっと気にするだけでもっと良くなると思うよ

72 :
>>68
植物系寄生体とか大好きです、ご馳走様でした。
細かい設定まで密にされているのでのめりこみ易いと思うのです、
なので是非この設定での続きが見たいと思いました。
是非、おかわりと言わせてください!! 落ちる様みたいです!

73 :
「話」じゃなくて説明文では・・・
2レス目の途中で目が力尽きた

74 :
レポート風って所だな。普通にありうるやろ
好みじゃなかった宣言なら結構なんで

75 :
でもネタはいいのに読みにくいから改良してもらえたら嬉しいなーっておもうじゃない

76 :
>>65 の後半、勝手に改行入れて読みやすくしてみた。(>>65とは別人です)
これくらいでも、ぜんぜん印象違うはず。

 村の住民たちは、その植物を崇め奉っており、大聖堂の巨大な花――厳密には、
巨大な花という「頭」を持つ植物そのものと、その花に取り込まれている一人の
女性――を「お母様」とよび、宗教における神のように信仰している。
 事実、その村ではその植物をたたえるさまざまな行事や風習が六つの区分ごと
に行われ、毎週日曜日にはそれぞれの区分ごとにわれ当てられている小聖堂で、
「お母様」にむけてお祈りをするという宗教的なしきたりもある。
 その村の住民には女性しかおらず、一人の例外を除いて皆その植物にとりつか
れている。とりつかれた者の体の概要を次にしるす。
 まず、股の間と背中からから蔦が伸び、体全体に巻きついている。
 秘部からは四本の蔦が伸び、そのうちの二本は一本ずつ両足に絡み付き、もう
二本は背中を経由して一本ずつ両手に絡みつき、それぞれの部位に癒着している。
 アナルは根の役割を果たしている足から伸びている茎 (?) が挿入されてふさ
がっており、内部では大腸と融合して滋養浣腸の要領で母体に栄養を送り込んで
いる。
 とりつかれた者の股周辺はもはや人間だったころの原形をとどめておらず、秘
部から咲いている妖しくも麗しい花とは反対に、赤黒く、緑黒く、クリーチャー
のようなグロテスクな様相になっている。
 手足は完全にその蔦に覆われ、関節は無く、触手のようにしなやかに動き、そ
れでいて大木の枝を思わせるほどの太さで車一台持ち上げられるほどの力を発揮
する。
 背中の後ろに六本の蔦が触手のように揺らめいていることもあるが、普段は手
足に収まるように巻きついている。これは脊髄から伸びており、蔦を生やしてい
る本人の意思どおりの動かすことが出来る。しかし、体全体の運動神経の優先権
はとりつかれた者の子宮にある寄生体の核にあり、寄生体は母体の意思に反して
人間の女性に襲い掛からせることも可能である。
 また、体内では体中に張り巡らされている植物の根が神経の役割を果たしてお
り、その一部は耳の穴から蔦のように外に伸びて、村中に張り巡らされている
「お母様」の蔦や根とつなげることで、コネクタのように使うことが出来る。

77 :
>>68
続きオナシャス

78 :
コミュニティの女王たる「お母様」がどんな姿をしているのか非常に気になる

79 :
幼女とか?

80 :
ああいらっしゃい
この店は初めて?…そうかい
ここはあんたの欲望を満たすものが手に入る店さ。それしか置いてない
あんたは…なるほど、この下着か。コイツはなかなかのものだよ。
職人が丹精込めて作った一品さ。
ああ言いたいことは分かる。ただのブラジャーにしか見えないってんだろ?
こいつは着けて初めて分かる品ってやつだ。
あんたの欲望を満たすのにコレ以上の品は、ちょっと無いな
…え?いやそりゃあんたが一番良くわかってるはずだ。
まあ初めてきた客は大抵そんな反応をするんだが…
あんた毎晩おっぱいもんで乳首シコってオナってるだろ?
んでもっと気持ちよくなりたいってずっと思ってたんだろ?
別に隠すことはないよ。当然さ。誰だって気持ち悪いのより気持ちいいほうが好きだ。
あー話がそれたな。商品説明に戻ろう。
このブラはな、異次元とつながってるんだ。
まあ待て、本当だ。それもとびきりエキサイティングな異次元だ。
そこにはな、粘液でヌルヌルグチョグチョの触手やらスライムやらが詰まってるんだ。
このブラをつけるとな内側がそこにつながる。内側だけだ。外から見たら何も変化はない。
つまりおっぱいだけが触手異次元にポンと飛び出るのさ
あとはもう分かるな?
ブラつけてるだけでおっぱいも乳首も触手やらなんやらでフィーバーって寸法さ。
簡単だろ?疲れたら外せばOK。汚れも全部異次元に置いてかれるからバレる心配もない
しかも個人認証付きであんた以外が着けてもただのブラ。
洗濯もできるし、サービスで盗難補償と初期不良対応までついてる
希望があれば触手のチューニングもするよ。
ノーマルタイプにハンドタイプ、ブラシ・吸盤・振動・乳首挿入
注射針触手で即効性の豊胸薬や母乳誘発剤も打てる
粘液もただのローションから強弱10段階の媚薬まで揃ってるとくりゃ買うしかないだろう?

81 :
おっと付属品を忘れてた。
こっちのパンティーも着けなきゃあんたの社会的地位ってやつが危うい
これはどんなに漏らしても絶対に漏れない下着だ。原理はブラと似たようなもんだ。異次元にポイ。
大・小はもちろん多い日も安心。
正に高齢化社会に指す一筋の光明!
と言いたいところだがやはりコレもあんた専用だ
…あんたも物分かりが悪いな。
いいか?こっちのブラをつけるだろ?イキまくるだろ?股間ビショ濡れになっちまうだろ?
それじゃせっかくの四六時中公然スニーキング触手プレイの意味ないだろ?
友人たちと昼下がりのおしゃれなカフェでティータイムしてるけどおっぱい触手に嬲られてますとか
なんとかフィルハーモニーのクラシックコンサート聞いてるけど指で乳頭シコシコ&ニプルファックされてますとか
コーヒー飲む?ミルクは?って聞くんだけど実は搾乳触手で自分のミルク搾られてますとか
そういうのが股間ビショ濡れなだけで台無しになるんだぞ?
…ああ、声とかは自分で我慢してくれ。ちょっとはスリルがないとな。
気になるお値段は…ざっとこんなもんだ。
円?違う違う。ああいい忘れてたな
この店で払ってもらうのはあんたの快感さ
これは快感を数値化したものだ。
払うには…えーと、どこいったかな?…あったあったコレだ
このけ…会員登録書にサインしてくれるだけでいい
見たところあんたは今までだいぶ快感を稼いでるみたいだから
一回払いでもお釣りが来るね
OK、コイツはもうあんたのもんだ
もちろんコイツでイキまくれば快感がどんどん貯まるから、気が向いたらまたきてくれ
ここではいつも、あんたの欲望を満たすものが手に入る。それしか置いてない。
じゃあな、まいどあり

82 :
購入者のその後は各自補完してくれ。俺にはこれが限界だ
流れ的には
最初は夜だけだったのがだんだん病みつきになって本当に四六時中つけっぱに。
あそこにも欲しい→パンティーも触手異次元につながる奴に。
気持よすぎて声が我慢出来ない→マスク的な奴。他人には見えない。自動受け答え機能付き。
説明しにくいんだけど自分と同じ口の形したマスクで、本物が異次元に行って、マスクが本人に成り代わってしゃべる
本物は異次元だからいくらでも声が出せるしフェラとかもOK
耳も…目も…鼻も…手も…足も…とだんだんエスカレートしていって、
最終的に全身が触手異次元に送られて永久に犯されることになり
残った衣類とかマスクが哲学的ゾンビみたいになって本人に成り代わるっていう…
店主(悪魔とか淫魔的存在)は快感がいっぱい手に入ってウハウハ
寄生…とは違ったかな?だったらごめん

83 :
やっべ、今ログ見たら似たネタがちょっと前にあるじゃんかよ…
久々に来ていきなり書いた結果がコレだよ
作者さんすんません。

84 :
このスレにあるやつなら、そんなに言うほど似てないと思うよ

85 :
ご意見ご感想、ありがとうございます。
本当はもっと長かったのですが、投下したものを見て、文字の多さに自分でも引いて途中で打ち切ったのです。
駄文失礼しました。あと、いろいろと加筆、修正を加えたり、設定を変更したりしたので、
前回の投稿は失礼ながらとりあえず忘れてください。まとめサイトにもできれば収録しないでほしいです、
恥ずかしいですし・・・

もともと誰かが自分好みのシチュエーションでエロゲなりなんなり作ってくれないかと期待していたのですが、
どうもまるで期待できなさそうなので、自分でSSでも書いてみようかと思ったのです。
長年にわたって積もりに積もった妄想で出来ている分、無駄に設定が綿密になったりストーリーが膨大なものに
なったりしているのです。
今はモチベーションを維持できるかどうかが心配です。
補足
妖花 初代バイオハザードのモンスタープラントとプラント42がモチーフになっています。三つ目がとおるの
ボルボックみたいに、昔人間にひどい目に合わされた改造植物が、人間(女性限定)に寄生体を植え付けて支配
するように進化したもの。男性は養分を吸い尽くしてしちゃう、たまに気まぐれに生かしておいて、性的にいじめて
遊ばれることも
聖少女 妖花にとりつかれた者たちの通称。一部の金持ちのマニアなどからは、観葉植物として中庭などに
植えられていることも。つがいでなく単体で育てる際にはセックス関係のケアが難しい。稀に森の中で、はぐれ
聖少女たちがイチャイチャしているのを見かけることも
村 妖花に意図的にのっとられるように作られた村。バイオハザード4のプラーガにのっとられた村みたいな

86 :
   エリーザの場合
 彼女は普段無表情で、感情を表に出すタイプではなかったが、村の研究施設のある、大学
時代からの先輩にあたるある植物学者にはひそかにある特別な感情を抱いていた。その植物
学者は輝くばかりの金髪に、ほどよく熟れた乳房のもちぬしであり、精神面で言えば、母親
のような包容力をもそなえていた。そんな女性研究員にぞっこんほれ込んでいた彼女は、十
六で某有名大学を首席で卒業し、世間では天才と謳われ将来を嘱望されていたが、大学在籍
時から気になっていたその金髪の佳人のあとをおいかけて、胡散臭いこの村の研究所へはい
ったのだった。
 
 彼女の名はエリーザといい、彼女の恋い慕う婦人の名はマリーという。
 
 マリーは彼女がこの地にやってきて程なく、突然姿を見せなくなってしまった。知り合っ
てまだまもない男性研究員にきくとマリーは重要な研究のために別棟の研究所に閉じこも
っているとのことだった。
 
 その男性たちも、研究員もただの雑務の人も含めて、徐々に見られなくなっていき、研究
所全体に不思議な甘い香りが漂い始めてきたころにはまったく見かけなくなってしまった。
どういうわけか男性だけが転任させられたり解雇させられたりしているようだった。
 
 しかしそのことをあまり彼女は気にすることなく、マリーをまったく見かけなくなったほ
うを気に病んでいた。地下研究所と別棟の研究所は特定の人物しか出入りが許されず、外部
からの研究者を受け入れておきながら中途半端に秘密を作る研究組織のやり方に疑問を感
じていたが、今ではマリーがその特定の人物に選ばれたことのほうが気がかりだった。・・・

87 :
 その日は突然やってきた。研究所のあちこちの床下から急に蔦が伸びてきて女性に襲い掛
かってきた。
 彼女は自分の研究室に閉じこもり、植物の細胞を溶かす強力な薬品「v-zolt」を完成させ
ることに成功し、さっそくその効果を試そうと部屋を出た、そのとき、
 「なんなの・・・これ・・・」
 そこには二体の、人間の面影を幾分残す不気味なクリーチャーがいた。頭と乳房と股に花
を咲かせ、まるでゾンビのように徘徊している。目に知性の光は感じられず、口からはよだ
れのようなものが垂れ、体を動しているというよりかは何者かに操られているようだった。
そのうちの一体は彼女の存在に気づくと、両手足に絡まっていた六本の触手を背後に構え、
股の花を咲かせ、だらしない顔のまま喜びの表情を浮かべて彼女に襲い掛かろうとした。
 「ひっ」
 彼女はすかさず手に持っていた瓶の蓋を開け、そのクリーチャーに先ほどの薬品を浴びせ
かけた。するとそのクリーチャーは前のめりに倒れ、断続的に言葉にならない奇声を発しな
がらもがき、十秒も経たないうちにまったく動かなくなってしまった。もう一体のクリーチ
ャーはその様子を見て恐れをなしたのか、どこかへ逃げるようにしていってしまった。彼女
は自分がしとめたクリーチャーが本当にんだのかどうか警戒しながら、そっと近づいてみ
る。
 (これは一体・・・? もともとは人間だったのかしら? この研究所にはとんでもない
化け物がほかにもいるのね。・・・なにはともあれ、私の劇薬が成果を挙げたとみてよさそ
うね)
 彼女は研究室に戻り、もう一度、今度は念のために二瓶分の薬品を調合したが、調合し終
えたところで長いこと寝てないために眠気に襲われ、背もたれのない椅子を並べて作った簡
単なベッドをつくり、枕元には先ほどの薬品の入った瓶をおき、ドアに電子ロックをかけて
仮眠をとることにした。彼女は一時間半ほどで起きるつもりだったが、積もりに積もった疲
れがそう簡単に彼女を起こしてくれるわけがなかった。そのために熟睡中に部屋に入ってき
た侵入者の存在に気づくこともなく・・・

88 :
 さかのぼること数ヶ月前。
 「あなたの知ってる人間たちの中で、ずば抜けて高い知能を持ったものは?」
 「一人思い当たるのがいるけれど・・・、そんなこときいてどうするの?」
 「わたしには人間たちに対抗するためにも高度な知能を手に入れる必要があるのよ」
 「答えになってない。知ったところでどうやってその知能をあなたのものにするの? 言
っておくけど、その娘(こ)(こ)をとらえてもその知能があなたのものになることはないのよ。
それとも脳を直接いじくって洗脳をかけるつもり? そんなことをしたらその娘の知能を
傷つけかねないわ」
 「わかってるわ。そのためにわたしたち間に子供を作ったんじゃないの。わたしたちのた
めに、その娘と結婚させるために。わたしたちの子にはその娘を、持てる能力をすべてわた
したちのために捧げるようになるまでに魅了してもらうのよ」
 幻想世界での一人と一体の会話に、もう一人の声が響く。
 「ちょっと、わたしの意志を無視してなに勝手に話進めてんのよ」
 「あなたはわたしの娘でしょ、娘ならば親のいうことを聞くものじゃないの」
 「ちょっとまって、わたしは純然たる植物のほうのお母様の意思を強く受け継いで生まれ
てきたのよ、だから人間が憎いし、人間はみな白痴(ばか)にしてしまえばいいとも思って
る。それなのにその人間と結婚させられるなんて・・・言語道断よ!」
 「あなたが結婚するのは人間じゃなくて、元人間よ」
 「どっちにしたっておなじことよ。わたしが結婚を認めるのはおなじ妖花の王族、ベラゴ
ニアだけよ!」
 この宣言を最後に、その娘との連絡は取れなくなってしまった。
 「わたしたちの種族で、人間の知性と感情もつものはみなああなってしまう。わけがわか
らないわ。しょうがない、もう一体わたしたちの子を作りましょう。今度はあなたの意思を
強く受け継がせましょう。また遺伝子を提供させてもらうわよ」
 「ああ、また・・・」
 大広間には巨大な妖しげな花が咲いている。その花にとりこまれた女性は今日も喘ぎ声を
響かせる・・・

89 :
 たれ目のベラゴニアの娘は、その研究室へ入ると、彼女を起こしてしまわないようにそっ
と枕元へ近づき、彼女の顔を見つめる。
 (ふふ、お母様のいってたとおり、本当に可愛い娘。ぐっすり子供みたいに眠っちゃって。
とくにこの栗毛色の髪はわたしのお気に入りだわ。この髪に聖少女の髪飾りがどんなに似合
うことか)
 たれ目のベラゴニアの娘は、楽しそうに永いこと彼女の寝顔に見入っていたが、ふと寝起
きの顔も見たくなって、
 「ねぇ、起きて、もう朝の九時半よ。健全な若い娘なら、ちゃんと早寝早起きをしないと」
 「うぅん」
 彼女はまだ寝たりないような、起こしにかかるものに反抗するような寝顔で起きたが、目
の前にマリーの顔を認めた瞬間にぱっと目を開き、一気に眠気が取れてしまったようだった、
 「マリー様!? いや、違う、これは・・・わ!」
 「ああ残念、寝起きの顔ももっとじっくり観賞したかったのに・・・」
 彼女の目の前にいるのは、マリーの顔に似ているがマリーではなかった。マリーよりかは
もっと童顔で、目が垂れ、背も小さかった。
 彼女はすぐに研ぎ澄まされた明晰な頭脳をもって、今とるべき最善の防衛体勢をとった―
―彼女は枕元においていたv-zoltのはいった瓶を手にし、ふたをあけ、瓶の先を今目の前に
いるベラゴニアの娘に向けたのだった。
 「来ないで! この薬品はあなたのからだを瞬時に溶かしてしまうことが出来るんだから」
 そういいながら彼女は威嚇するようにベラゴニアの娘をにらみつけ、ベッドから起き上が
り、そこから離れてできるだけ距離をとろうとした。そのベラゴニアの娘は、
 「ふふ、小動物みたいで可愛い。そんなに警戒しなくていいのよ、わたしはあなたに危害
を加えたりしないから」

90 :
 こちらに必の武器があるにもかかわらず、完全に優勢と余裕の態度をとられた彼女は、
恐怖と憤りの感情に飲み込まれそうになりながらもあくまで理性的に、
 「あなたは何者なの? マリー様の顔をして・・・少し幼いけど・・・髪の色もそう、そ
こまで金色に輝く髪の持ち主はこの村にはマリー様しかいないはず。それとドアには鍵がか
かっていたはずよ。どうやってこの部屋にはいったの」
 質問されたほうはしばらく彼女の顔を眺めいり、マリーのように母性を感じさせる垂れ目
を細くし、
 「さすがお母様に認められただけあって、取り乱さないのね、質問はひとつにしてほしい
けど。いいわ、答えてあげましょう。わたしはあなたのいうマリー様と妖花の間に生まれた
娘、名前はフローラよ、マリー様のほうが名づけてくれたの。あなたと結婚することになっ
てるのよ。ドアのほうは暗証番号をお母様から教えてもらったの。電子ロックがあだになっ
たわね。もっとも、ドアが開かなかったところでドアを破壊するだけなんだけど」
 質問に答えてもらったところでさらにわからないことが増えるだけだった。お母様? 結
婚? とんでもない返事に頭が混乱、というよりは現実を受け入れられなくなり、そんな彼
女にフローラはそばへ寄ろうとするが、
 「来ないでっていったでしょ! この薬品のことをわすれたの、それともわたしが嘘を言
ってるとでも思って?」
 彼女は前にも増して威勢を強めたが、目には涙が浮かんでいた。
 フローラは強まった威勢が虚勢であることを見抜き、その涙の意味を覚って、
 「あなたが嘘をついてるなんて、微塵も思ってないわよ」フローラは母親が娘をなだめる
ような、ぬくもりのあるほほえみをうかべる、「あなたはお母様にも嘘をつけるような子じ
ゃなかった、・・・慕っていたんでしょう、お母様のこと。お母様はわたしに教えてくださ
ったわ、あなたは母親の愛情に飢えているって、それでわたしのお母様に、ちょっとかわっ
た感情も混じっているけど、愛着の情を抱いていたって」

91 :
 「・・・ああ、そんな・・・」彼女は愕然とした。彼女の精神的弱点をつく決定的な秘密
を言われてしまった。絶望とも羞恥心ともつかない複雑な感情がこみ上がり、ついに理性の
堰を切ってあふれ出し、唯一の護衛手段である瓶を足元に落としてしまった。中の薬品が床
へこぼれていってしまい、彼女は後ろの壁へもたれかかる。「ずるい、そんな・・・卑怯者」
彼女の声にはもう威勢が感じられなかった。
 フローラはそんな彼女の隙をみ、それでいて隙につけこもうとするような素振りは見せず
に彼女のそばへ寄り、彼女の目を見つめる。彼女の目にはもう警戒心の鋭さがなくなってい
た。
 「とりあえず、ベッドにすわって落ち着きましょう」
 フローラは彼女をささえながらベッドまで歩かせてあげた。彼女のほうはもうフローラに
されるがままになっていた。彼女をベッドにすわらせると、フローラは彼女の背中に手をや
り――フローラの触手が背中についた瞬間、彼女は「ひっ」と声を上げたが、なにも抵抗は
しなかった――、自分のほうへ寄り添うようにした
 ベッドに並んですわったところで言葉を交わすことはなく、無言のままその状態を保って
いた。彼女はずっとすすり泣いていたが、フローラはその間何も言うことなく、ずっと彼女
に寄り添うだけにしていた。彼女たちの無言の間を邪魔するものは何もなかった。
 (よっぽど依存していたのね、こんなに簡単におちちゃうなんて)
 フローラは内心ではそんなことも考えていたが、彼女に誠実に愛情をそそいでいることも
真実だった。――種族の異常性をのぞけば、聖女そのものであることにちがいない。
 十分ほど時間の去ったあと、彼女はもう泣き止み、鼻水をたらしながら時々むせているだ
けだったが、心の中ではなにかをためらうような気持ちでいた。その気持ちをフローラは察
し、
 「お腹はすいた?}そう言って彼女の顔を覗き込む、母性の微笑みがうかんだままで。「も
うながいこと何も口にしてないんじゃないの? 栄養はしっかりとらなきゃだめよ」
 フローラはほかにも彼女を気遣うようなことを言ってくる。フローラの投げかけてくるや
さしい言葉の数々に対し、彼女はただ「ああ」とか「うん」とか、言葉にならない言葉を返
すだけだったが、ふとおもむろに顔を上げ、フローラの顔を遠いところを眺めるように見つ
め始めた。

92 :
 「マリー様はもう、亡くなられてしまったのですか」
 「亡くなってはいないわ。今は清らかで麗しい花の中から、わたしたち、聖なる娘たちを
見守ってくださってるのよ」
 彼女のこころにふたたび悲しみの波がおしよせ、涙となってあふれでる。
 「どうして・・・グスン・・・わたしにそんなに優しくしてくれるんですか」
 彼女はもうフローラをただの化け物として見られなくなっていることは明白だった。
 「野暮なことをきくのね。そんなの、あなたのことが好きだからに決まってるじゃないの」
 「好き?・・・好きって、どういう意味の好きなんです?」
 「どういう意味の? そうねぇ、いろんな意味があるわね。母性をくすぐられる意味でも
好きだし、結婚相手としても好きだわ」
 「結婚相手!?」
 彼女はその言葉を思い出し、驚きたじろぐような表情をした。彼女の心の中にふたたびこ
の人ならざるものへの嫌悪感が芽生えてくる。
 そんな彼女の拒絶の兆候を見逃さなかったフローラは、
 「そうだわ、結婚式にむけて練習しておかないと」
 そう言い突然彼女をベッドの上に押し倒し、その唇に自身の唇を顔ごと重ね、舌を彼女の
口の中にいれ自らの唾液を送り込んだ。

93 :
今日はここまでにしておきます。本格的なエロシーンまでが長くてすみません。
設定や概容は文字が多すぎて誰も読まないと思うので貼り付けるのはやめておきます。
連投規制のかかる具合がよくわかりませんし

94 :
改行がおかしいのが気になる

95 :
↓以下上から目線な批評が数レス続くので注意

96 :
上から目線というか改行がおかしいのは事実だしなぁ
字数で改行しないで文の切れ目で改行すればもっといいと思うんだけど

97 :
すみません、こちらの不手際で抜け落ちた部分が
 彼女のこころにふたたび悲しみの波がおしよせ、涙となってあふれでる。
 「ああ・・・マリー様、マリー様・・・マリー様!」
 悲しみに沈む彼女をフローラは心地よい香りを漂わせながら、半ば抱きしめるようにしてよりからだが寄り
添うように引き寄せる。彼女はフローラの癒しのぬくもりにより甘えたくなる衝動にかられる。
 「どうして・・・グスン・・・わたしにそんなに優しくしてくれるんですか」
以後、このようなことは無いようにいたします。

98 :
>>96その話題には触れないほうがいいと思う
色々なスレで改行オカシイと難癖つけてる変なのいるから
掲示板の構造上、特殊な改行方法を用いたほうが読みやすいけど
それ以外許さないというスタンスで、内容は読んでないのかまったく触れもしない
>>95はたぶんそいつの事を言ってる
>>97
GJ そういやゾンビもウイルスによる乗っ取りだから寄生っぽいな

99 :
特殊もクソも、普通に変な位置で改行されてる事実はスルーなのか・・・

100 :
一般的な本は段落ごとに改行はするけど文の切れ目切れ目で改行する訳じゃないんだよなぁ
一方ラノベは・・・まぁ個人的な偏見かもしれんが一文ごとに改行する事が多い
ネットだと一文ごとに改行する事が多いんだが・・・そう言えばなんでなんだろうな?

101 :
エロパロ板であんまり見ないってだけで、普通の改行だろ

102 :
会社のメールできっちり行の文字数揃えて改行するよ

103 :
そもそも文字数で改行とか常識的におかしい
日本語の改行は句読点でだ

104 :
この界隈ではあまり見ない改行の気もするけど、内容の方が重要だし、
ある程度ニーズがあるならいいんじゃないの。どうしても気になるなら、
スルーするなり、読み手側のエディタなんかでどうにかできるレベル。
作者が改行関連の反応気にするなら、保管庫の過去作品、特に長編
なんかの改行ポリシーを見て真似れば良いと思うよ。

105 :
結局このスレも改行うんぬんの話だけになっちゃったね
知ってるだけでこれで3スレ目だよ
だから触れるなって言ったのに、なんで混ぜっ返すのかね

106 :
坊やだからさ

107 :
改行スレ立ててそっち誘導するとか

108 :
>>105
元々過疎ってるスレだから他に話題がないだけ
こんな話題別に面白くもないからほっときゃ勝手に終息する
んでまた、一週間ごとに1レスしかつかないスレに戻る

109 :
自治様カッコイー

110 :
スレの状態は戻っても作者は帰ってこないかもな
野良犬に噛まれたとでも思って、またやる気を出してくれればいいが

111 :
>>103
常識的って
日本の書籍は文字数で改行してるんだけど。
そうじゃない書籍を探す方が難しい。
むしろエロSSの常識の方が異端だってば。

112 :
>>110
野良犬に噛まれて寄生されるんですね、きっと。
取り敢えず、この論争続きの気まずさじゃ投稿主も来ないんじゃないかな、
そんな不安が……

113 :
もっともな指摘が「フリ」になることもあるんだぜ
>>108につきるわ

114 :
>>111
それは文字数で改行してるんじゃなくて、スペースに収まらないから次に行ってるんだよ
活字だから文字数揃ってるだけ
手書きの書とか見てみろよ
それともお前の見てる書籍は、ページ2/3ぐらいで不自然にぶった切って折り返してるのか?
もっとも普通の文書はページ末当たりで改行する時も、読みやすいように出来るだけ句点で切るとか単語間で切るとかしてるから、行末はギザギザだしな

115 :
>>114
>読みやすいように出来るだけ句点で切るとか単語間で切るとかしてるから、行末はギザギザ
見たことない。禁則処理で句読点のみが次の行になるときだけその行に含ませる、てのが日本のお作法だよ。
自分で言ってると思うけど「活字だから文字数揃ってるだけ」、これが全てだよ。エロSSの作法こそが異端だよ。
ちなみにあんたの文章は最後改行してないから読みにくい。ページ2/3ぐらいで折り返した方がいいね。

116 :
まあ2chなんて基本のローカルルールが文法おかしい点で、どのレスも大なり小なりおかしいから
>>114だって基本の日本語文法のルールに乗っかってない時点でお察し
だから改行おかしくても「嫌なら読むな」でFAだろ
まあでも日本語一般語るなら>>115とかは失笑しちゃうからちょっとな
入力フォームと表示形式が隔たりある以上、入力フォームで適当に改行してもおかしくなるだけだから
そういの考えてない時点で…
適当改行がネットのローカルルールみたいになってるから勘違いしちゃうのもわからんではない

117 :
俺が見ているスレが同時に2つもほぼ同じレベルの超絶くだらない言い争いで過疎っている・・・

118 :
>>117
悲しいかなフェチまたはSM板はこれくらいで平常運転なんだよ

119 :
何でこのスレってこんな荒れやすいの

120 :
不気味な考えに寄生されて虜になってる野郎ばっかりだから

121 :
東名の渋滞30キロの寄生ラッシュに取り込まれた

122 :
なんか妖しい書庫の更科氏がpixivに触手服を投稿してたぞw
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1714229

123 :
更科氏なにやってんすかw自分の書庫にまずうpするところでしょw
落書きかと思ったら小説だしw

124 :
このスレで更科氏の名を見ることになるとは
>>123
自サイトにもうpしてるっぽい

125 :
>>124
だね、確認したらあったよ。
あれ、まだ触手のしの字も出ないじゃないですか!?
やだーっ!

126 :
今見ると、触手のしの字もあるよ

127 :
保守

128 :
はぁはぁ年末はぁはぁ

リーマンに復帰してから忙しくてなんも書けなかった
でも仕事中に妄想が凄まじかったのは言うまでもない
せめて年明けに書いたアレくらいは年内に完結したい
そも妄想だけはある程度できているんだ、うん

129 :
>>128が年末という単語に寄生されている!?

130 :
年末…ハッ!?寄生ラッシュ!?

131 :
寄生ラッシュは毎年恒例だよな。
まぁ第二東名ができたから少しはマシになるか?

132 :
(蔓延速度的な意味で)だいぶマシになるだろうな

133 :
突如崩落したトンネル、閉じこめられ行方不明になった人々
無事に見つかったと思いきや、身なりも言動も別人のようになっていた
すべては無防備な人間に取り憑くべく、トンネルの基礎を侵食した寄生体の罠である…
ってのは流石に不謹慎だろうな

134 :
エリーザとフローラの絡み期待。
因みに改行云々なんてまったく気にならない。

135 :
>>133
さすがにまずいと思われ…ん?なんだこr

どんどん書きなさい…書き終えた時、アナタもワタシ達の仲間になるの…

136 :
やめてください伝染ってしまいます

137 :
不気味なサンタのプレゼントに寄生されて虜になる幼女

138 :
本場のサンタには悪ガキを成敗する担当の弟子がいるらしいな

139 :
五行タソマダーそろそろ続きが読みたいです

140 :
>>139
後四年、後四年待つんだ!!

141 :
  /:::::::::::::::::::::::::::\
  |::::::,,====、:::::::::| 四年待つのが大変だから
  |::::::||  ↑  ||:::::::::| 時を加速する某スタンドを
  | ̄ ヽ ↓ // ̄ | 召喚してみましたよ
  \  ー-   /
   |      |

142 :
先生!乗っ取りは寄生に入りますか?

143 :
第六話 『黒い水の中からの視線』
適当あらすじ
使えば使うほど淫らになっていくことをしりながら力を使う翠
鈴華、睦美含め正義の味方だった者同士の戦いが始まる
一方、灯の前には後一歩で助けられたはずの清見が敵として立ちはだかる
金:×
木:×
水:×
火:○ ピンチ
土:○

144 :
一陣の湿った風が森の合間を撫ぜる。
綿密に降り続く小雨が濃霧のように夜空を覆い、
生暖かい空気を蒸し風呂のように閉じ込める。
森の中はまさに熱帯雨林のようだった。
そんな高温多湿な環境の中、一人の少女は木陰の後ろに縮こまっていた。
サウナ室のような息詰まる熱気にも関わらず、
少女は風邪を引いたかのように震えの止まらぬ両腕で体を抱きしめていた。
体を包むダークグリーン色のスーツは生き物のように
もぞもぞと動き、葉っぱから落ちる雨粒にうたれるとピクリと跳ねる。
露出した肌もすっかり敏感になったのか、
色っぽく染まったそれは風に撫でられて軽くわななく。
物音が目立たないよう、少女は呼吸を小刻みに分けてせわしく続けた。
その呼吸と同調するように触手スーツ上の妖眼が明滅を繰り返す。
吸気とともに緑色に輝き、吐気とともに暗くともる。
あたかもそのスーツは彼女の体の一部であるかのように。
あるいは彼女のほうこそスーツの一部であるかのように。
妖眼蟲に寄生されたその美少女――翠は、
今にも自慰してしまいたい衝動に焚き付けられていた。
彼女に宿るのは霊力ではなく、禍々しい妖力だった。
その妖力を駆使しようとするたびに、思考を絶するほどの淫欲が体から沸き起こる。
理由は分かっていた。
澄んだ霊力と違い、妖力の源は人間の濁りきった精気と欲望。
だが彼女はしばらく性行為をしていない。
淫らな情欲だけが体中を巡り、脳に望みを訴えかける。
淫欲だけならまだマシだった。
もっとつらいのは、この力を使おうとするたびに、
それが宿敵によって授けられた屈辱であると思い出してしまうことだった。
周囲の成長し続ける植物は、どれも邪悪な外見をしていた。
いやらしいしずくを分泌する蕾。
人の淫欲を誘う香りの肉の花。
女性器のような卑猥な割れ筋が生えた茎。
妖眼を見開く幹。
それらの外見は、正義の味方が使う技のイメージと遠く離れたものだった。
今この瞬間にも、自分の体がどんどん妖力に馴染んでいくのを感じてしまう。
かつて悪と戦った者として、これ以上ない屈辱と無念である。
(でも、この力でみんなを守れるのなら……)
悔しさを胸中に押し込めて、翠は両手を地面に突き立てた。
濃密な妖力は瞬時に地脈を通り、周囲の植物は一層狂ったように成長し出す。
翠はもともと辛抱強い少女である。
彼女のマイペースなところは、ほかの仲間にも安心感を与え続けた。
それと比べれば、鈴華は間違いなく短気者である。
普段からイタズラ好きな鈴華にとって、単純作業ほど退屈なものは無い。

145 :
「ああもう、面倒くさい!」
翠から離れ場所に、一人の黄色い少女が植物に囲まれていた。
彼女は煩わそうに言いながら、手にしている大バサミを放り投げた。
大バサミは空中を半回転して、
後ろを群がる赤薔薇に突き込み花びらを血飛沫のように斬り散らす。
だが、すぐにその空間を埋めるごとく新手の茨が伸び出る。
鈴華の小柄な体が地面に座り込む。
大きな瞳を広げ、不満げに歯軋りする姿は小動物のような愛着があった。
だが彼女が身に付けている暗黄色の触手スーツには、
翠と同様に悪の寄生眼が生えていた。
ふと一本の木が樹皮に妖眼を見開くと、地面からこっそり根を引き上げ、
少女の無防備な背中に向かって枝をのばす。
しかしその枝が動き出す直前、無数の剣影が樹木を梢の先まで木っ端微塵に切り裂く。
少女のまわりを、金銀銅鉄などさまざまな材質の剣が浮遊していた。
何も感付いていないように少女は駄々をこね続ける。
「つまんない! つまんないつまんないつまんない!
 出てきなさいよ、こんなの卑怯じゃない。正々堂々と勝負しなさい!」
まるで子供のように地面に伏してじたばたする少女。
彼女の周囲三平方メートルは浮かぶ剣陣によって守られ、
苗一つ生えない禿地に刈り取られていた。
だがそのテリトリーから出れば、ジャングルのような密林が立ち並ぶ。
五歩先の景色さえ見通せないほど、植物が密集していた。
翠はただ気配をしながら、鈴華の動きを監視し続けた。
樹木に生えた妖眼を通し敵の一挙一動まで把握できる。
この力を忌みながらも、翠はその便利さを認めざるをえなかった。
地の利は一方的に翠にある。
もともとここは森林地形。
翠の気配を紛れこむのにこれ以上なく適している。
その上、天も味方していた。
五行相生において水は木を生む。
この雨の中であれば、もともと生命力に長けた翠の植物は、
更に氾濫するごとく成長することができる。
苦手属性であり、更に五行戦隊でも群を抜いた傷力を誇る鈴華に対し
翠は無理に戦うことをしない。
ただこうやって足止めできればいい。
できる限り長く。
突然、翠の妖眼の視界に変化が起きた。
鈴華は暴れることをやめ、ゆっくりと立ち上がったのだ。
「ずっと隠れていれば安全だと思ってるの? 翠ちゃんらしくないじゃない」
閃電のフラッシュが森を一瞬だけ照らす。
さきほどと打って変わって、鈴華の冷酷な笑みを映し出す。
子供が悪だくみのときに見せる、可愛らしい犬歯をのぞかせて。
「それとも、今の翠ちゃんはそうやって隠れてるのが精一杯なのかしら?」

146 :
 
鈴華の身を包んでいた触手スーツが解かれ、
うねる触肉の中から短剣、刀、斧などが析出される。
次の瞬間、それらの刃は弾丸のごとく周りへと発射された。
一本の鉄槍が真上のヤシの木に生えた妖眼を貫いたとき、
翠の視界情報はそこで途切れた。
鈴華を中心とした範囲内の植物が跡形もなく破砕され、
ただ次々と切り倒される感じだけが翠に伝わる。
何のつもりだろうか。
翠は更に身を縮ませて考えた。
この程度の破壊なら、時間さえあれば元の状態まで簡単に再生できる。
ならば鈴華の意図はほかにあるだろうか。
(痛……っ!)
翠は足元を見ると、一匹の小動物のような生き物が自分の右足首に噛み付いていた。
手のひらサイズの金属体ながら、
サメのような鋭い牙を使って触肉のブーツに食い込む。
その生物の頭にある一つ目が翠の視線と合うと、
牙の合間から「シュルル」と気味悪い笑い音を出す。
翠はすかさずその鉄塊を掴んだ。
腕を覆う触手グローブの一部が蔓に変形して、敵の目玉に種を植え付けて生え潰す。
周囲を見れば、木々に刺さった鈴華の刃が次々と同じような金属生命体に生成し、
軍団ピラニアにも勝る勢いで植物を食い散らす。
すぐに翠がいる木の幹だけ無事なのが目立つほどに。
しまった、と思ったときはすでに遅かった。
どこからともなく現われた鈴華は、
浮遊する十三本の剣を一本の妖眼剣に合体させ迅雷のごとく振り下ろした。
「そこよ!」
「くっ……!」
真ん中から両断された木から、翠は後ろに背を向けたまま飛び出す。
触手スーツの肩の部分が切り裂かれ、緑色の汁液を散らす。
鈴華が二撃目に切り替える直前、翠の懐から無数の木の葉が湧き出て、
宮廷舞踏会のダンサーのように両者の間を踊る。
その葉の群れを一振りで一掃した時、鈴華の前にはすでに誰もいなくなった。
十メートル離れた木の上で、翠は肩を押さえながら息を噛みした。
傷口から感じるのは痛みではなく快楽。
鈴華の剣には妖呪が込められて、
それに斬られた者は心を奪われ妖眼蟲に寄生されてしまう。
もとから寄生者である翠には寄生効果までは無いが、眼下では他の問題点があった。
鈴華が放った妖眼憑きの刃どもは、白蟻のように植物を次から次へと食い尽くす。
この森を制圧するのに十分なスピードである。
今まで見たことのない鈴華の術。
どうやら、妖魔の隷属化の恩恵を受けたのは自分だけではなかったようだ。
体を襲う淫欲はすでに限界まで達していた。
これ以上の打開策が無ければ敗れるのは必至。
しかし緊迫した状況とは裏腹に、
脳内では速く楽になりたいという欲情ばかりが増大する。

147 :
 
「翠ちゃん、動きが鈍ってたわよ?」
枝葉のむこうから、剣刃の緑汁を舐め取る鈴華の姿が見える。
彼女は得意げに笑いながら、土から伸び出た新芽を容赦なく踏み潰す。
「長期戦にしようって作戦みたいだったけど、一つ大事なことを忘れてない?
 翠ちゃんって、前に私とエッチしてからどれくらい時間経ってるの」
(っ……!)
翠は思わず唇をかみ締める。
鈴華と繰り広げた淫らな行為が、その一言によって鮮明に蘇る。
森の反応を確かめるように、鈴華はにんまりと笑った。
「まさかとは思うけど……その時からずっと精液を摂取していないとか、
 そんなこと無いよね? 翠ちゃんの体って男の精液無しでは生きていけないくらい
 すごく淫乱だもん。ほら、私の寄生チンポをしゃぶった時の味、思い出してみてよ」
鈴華のかわいい金切り声から逃げるように、翠は自分耳を塞いだ。
しかし、そのセリフによって連想させられた異物のイメージはすでに隙をこじ開けた。
「あっ、そっか。ここに来るまで睦美や灯とずっと一緒だったもんね。
 あの二人にそんな恥ずかしいこと見せられないよね。あれ、それじゃあオナニーも
 全然できないじゃない? 可哀そうな翠。あなたがずっとオマンコを濡らして
 期待しているのに、あの二人はまったく気付かなかったもん」
(やめて……そんなこと言わないで……!)
頭を左右に揺らしながら、翠は心の中で叫んだ。
必に抑えつけた欲望の炎がじわりじわりと再燃する。
貪婪に精をむさぼる自分の浅ましい姿。
それを灯や睦美がさげすむような目で見つめる。
封印したつもりの劣情が鈴華のセリフに反応していとも簡単に釣り出される。
たとえそれが挑発だと知っても、翠は動揺を抑えることが不可能だった。
そのため、彼女は場の変化に素早く対応できなかった。
一匹の妖眼蟲は、土を押しのけながら地面を這い進んでいた。
葉脈の張った翡翠色の小さな蟲。
その蟲の存在を木の上から気付くと、翠は「アッ」と驚きの声をあげた。
だが彼女がアクションを取るよりも速く鈴華がその妖眼蟲を摘み上げる。
「こんなところに子供の妖眼蟲がいるよ」
鈴華の手中にあるのは、幼いスライムだった。
蟲の肉構造はまだ柔らかく、その小さな体は愛嬌さえあった。
「その子は……!」
「あれれ、この子ってあのとき翠が産んだ子供じゃない。
 まだ宿主を見つけてないのに、母親の妖力を感じて、心配になってやってきたんだ。
 まだ子供なのに、偉い偉い」
鈴華は小悪魔のような笑みを浮かべると、妖眼蟲の子供をいじくるように撫でた。
それを嫌がってか、蟲は「シュル、シュル」と幼げな奇音をあげる。
「その子を離しなさい!」
気配を隠すことさえ忘れ、翠は大声を出した。
反響する声に木々の枝が一斉に揺れる。
勇ましい口調ではあったが、翠は何か感情を噛みしていると感じ取ると、
鈴華の笑みに悪意が増大する。

148 :
 
「ふーん、なんで?」
「その子は私達の戦いと関係ないはずです」
「イヤだ」
「な……に?」
「私が捕まえたんだから、何をしようと私の勝手でしょ」
鈴華は意地悪そうに笑いながら、
蟲の目玉を押したりつねったりコリコリしたりして遊んだ。
幼蟲はますます嫌がって、鋭い音を立て始めた。
一瞬森の全ての葉っぱが上向きに逆立ちしたことを鈴華は見逃さなかった。
「やめなさい! 妖眼蟲はあなたの仲間なんでしょ?
 どうしてそんな酷いことをするのです」
「翠には関係無いでしょ?『正義の味方』なんだから」
「くっ……!」
遠目で鈴華にいじめられている妖眼蟲の姿に、
翠の胸は今まで感じたことも無いような痛みが貫く。
正義の味方である五行戦隊にとって、妖眼蟲は紛れもなく人類に害をなす敵。
そして翠個人としても、自分を陵辱した不倶戴天の相手である。
しかしなぜ、あの幼虫の救いを求める視線がこんなにも胸を突き刺すだろうか。
悲鳴が聞こえてくるたびに、
心の琴線が震えて裂かれたような気持ちを味わう。
それと比べれば、今までの人生で体験したどんな苦痛も微々たるものだった。
翠はついに懇願するように言葉を並べた。
「お願い、もう止めて……もうその子を離してあげて!」
「そう言われると、ますます痛めつけたくなるんだよね」
鈴華はくくくと笑い、手首をひるがえした。
妖眼剣の刃が蟲の目玉の横に宛がわれる。
「待って!」
悲鳴に近い叫びだった。
落葉とともに翠は飛び出し、鈴華の前で止まる。
妖眼蟲は彼女の姿に気付くと、
シュルシュルと音を立ててただ一つある目玉で彼女を見つめた。
そのいたいけな視線と触れた途端、翠の胸は愛憐と焦燥で破裂しそうになった。
再会できた喜びと同時に、凶刃の光に今まで無かった恐怖に身が震え上がる。
「お願い、もう止めて! 私がどうなってもいいから、その子を離して!」
五行戦隊の中でも特に穏和な性格で、仲間を優しく支える翠。
それが今では、まるでわが子を人質に取られた母親のように慌てきっている。
その変化に鈴華は腹から滑稽そうな笑いをこみ上げる。
「ハハハハ……正義の味方が妖魔の助命を願うなんて、本当に面白いわ。
 この子が大事だって、認めるんだね?」
「ええ、認めるわ! 認めるから……だからその子を助けてあげて!」
「じゃあ今すぐ土下座して『百眼様ごめんなさい。もう二度と過ちをしないよう、
 私を何百回も犯してメス奴隷だったことを思い出させてください』って謝りなさいよ」
「そ、そんなことは……」
「そう、できないのね」

149 :
 
小さく呟くと同時に、鈴華は前触れもなく剣を引いた。
刃が蟲の表面に切り傷を残し、一筋の汁が土にかかる。
蟲の悲鳴と翠の悲痛の声が同時に夜空をつんざく。
鈴華がポイと投げ捨てると同時に、翠の体はバネのように飛び出し、
その幼体を空中でキャッチする。
だがその直後、鈴華の放った鉄鎖が彼女の首を巻きつき、土に強くたたきつける。
それでも妖眼蟲を守るようにと、翠は胸を大事に抱え背中から地面と激突させた。
自分が受けたダメージよりも、翠は真っ先に幼蟲の傷の手当てをした。
息絶え絶えだった幼蟲は本能のようにもぞもぞ動き、
母親が露出させた乳首に吸い付く。
蠕動するごとに母乳を吸い出すと、体表面の斬り傷が癒着していく。
「命も顧みずに妖魔を助けるなんて、正義の味方と聞いて呆れるわ。
 これで分かったでしょ? 翠ちゃんはもう、身も心も妖眼蟲のために存在してることを」
「全てあなたの言うとおり……私は妖眼蟲のために存在している。もう何を言われても、
 あなたに従います。だから……だから、この子だけは見逃して下さい」
鈴華は翠に剣を向け、ニッコリ笑った。
泣き崩れる翠。
鎖で首を締められているのに、蟲を守るように抱えて必の表情で哀願する彼女。
この瞬間から、悪と対峙する勇気を持つ五行戦隊の翠はいなくなった。
残るのは我が子を守るためなら、敵にも屈する一人のか弱い母親だけ。
「安心してよ。私の心が広いのは、翠ちゃんも昔からよく知っているでしょ? いいわよ」
翠の表情が明るくほころぶ様子を鑑賞してから、鈴華は言葉を続ける。
「ただし、ちゃんと罰を受けてもらったらね」
「えっ……?」
投げ渡された金属の物体を受け取ると、翠は驚きの声を上げた。
それは銀色の貞操帯だった。
股間を宛がう場所に二本のディルドーが怒張り、棒状の表面がいやらしく脈動する。
「それを自分の手で装着したら、大目に見てあげてもいいわ。あっ先に言っとくけど、
 一度それを自分の手で装着しちゃうと、持ち主である私が許さない限り、
 どうがんばってもはずせないの」
「そんな……!」
「嫌なら止めても良いわよ。ただし今度こそ、ざっくりしちゃうかも……」
「わ、分かったわ!」
鈴華の剣先が動いた途端、翠は全ての抵抗する意思を放棄した。
彼女は震えたまま立ち上がり、股間を覆っていた触手スーツは解かれる。
そのまま絶望に満ちた表情で貞操帯を自分の秘部に当てた。
「ひゃっ!?」
女性器の匂いを嗅ぎつけた途端、
貞操帯のディルドーは一気に伸びて少女の前後の穴を塞ぐ。
そのまま手足を伸びるかのように金属紐が尻に深く食い込み、後ろで連結する。
反応するよりも速く貞操帯は彼女の股間にぴったりと張り付き、
股間から尻にかけてのラインをいやらしく装飾する。
金属の正面プレートに、一つの妖眼がくぱっと見開く。

150 :
 
「はあああ……っ!」
翠はかすれた悲鳴をあげながら、苦しげに体を後ろに反らした。
ディルドーは彼女のさからいをまったく意に介さず、中へ中へとぐんぐん押し入る。
すでに高揚していた少女の体にとって、
その力強いピストン運動は壮絶なものだった。
そんな宿主の事情を考慮する気配もなく、
貞操帯はぴったりフィットしたのち「カチャリ」と鍵音を鳴らす。
「はああぁん、っうん……ううぅんっ!」
「あはは、これでもう浮気ができなくなっちゃった。
 私の『目』がいつでも監視しているから」
鈴華は貞操帯の表面にある妖眼をなぞると、翠はビクンと大きく跳ねた。
プレートの裏側にびっしり生えた繊毛がむき出しになったクリトリスを撫で、
人外の快感を与える。
「はああぁん!」
「そんなに喜んでもらえるなんて嬉しいね。でもこれは一応罰なんだから、
 翠ちゃんが絶対イケないようになってるんだ。翠ちゃんって、
 あれから以来一度もセックスしてないんでしょ? あはは。
 せめてここに来るまでオナニーでもしとけば良かったのにね!」
のた打ち回る仲間に対し、鈴華は悪戯が成功した子供のように哄笑を投げかける。
蟲の幼虫は心配そうに母親を追いすがるが、
その幼体を鈴華が容赦なく茂みの向こうへ蹴り飛ばす。
「やめて! あの子に手を出さないって約束したでしょ?」
「約束? 誰が?」
鈴華は肩を可愛らしくすくめた。
「私をここまでイライラさせといて、何を言っているの?
 覚悟しなさいよ、翠ちゃんへの罰はまだまだこんなものじゃないんだから!」
「そんな……ああぁぁっ!」
鈴華は二つの金属リングを取り出すと、翠の左右の乳首にそれぞれはめた。
しかし翠の口から漏れ出た悲鳴は、すぐに快楽の喘ぎ声に変化する。
金色に輝くリングによって装飾された美乳は、
高級娼婦のようないやらしくも美しい光沢を放つ。
「うんうん、さっすが私。貞操帯と一緒で、淫乱な翠ちゃんによく似合ってるわ」
乳首をくくる金属リングをぺロリと舐める鈴華。
たったそれだけの衝撃で、翠は嬌声をあげてしまった。
両手でいくら貞操帯を掴んでも、奥深くまで固定したディルドーは絶妙な加減でかき回し、
決して尽きることの無い快楽を創造する。
そして乳首にあるピアスは常に意識を刺激し、翠は狂うことも気絶することも許されない。
未来永劫にも思えるもどかしさは、まさに地獄の拷問だった。

151 :
 
不意に鈴華は表情を収斂させ、足元から伝わる地面のわずかな振動に意識を集中する。
「そこ――っ!」
鈴華は剣を身丈よりも大きい鉄槌に変化させ、
すかさず地面に向かって力いっぱい叩きつけた。
ハンマーが接触した場所を中心に四方八方へと亀裂が走る。
だが土の中から堀り返されて出てきた人物に、鈴華は驚きを隠しきれなかった。
三人の少女だった。
少女たちは体にそれぞれ蔓、葉、花型の妖眼蟲を寄生していたが、
鈴華から重い一撃を受けたせいで三人とも目をグルグルさせて気絶していた。
ハッとなって空を見上げると、雨の中から無数の岩つぶてが降って来た。
鈴華の思考は電光石火のごとく閃く。
寄生娘たちを地下道に誘い込む。
次に地上にいる自分と互いに敵だと思わせて同士討ちさせる。
そのあいだ本人は上からの強襲。
決して能力に溺れることなく、最善の作戦を立てる堅実な攻め方。
「睦美、その程度で私に通じると思ってるのか――っ!」
鈴華はハンマーを空中に放り投げられると、そのまま十三本の刃に分離した。
岩石がその範囲に入るや否や、
剣の陣は目にも留まらぬ速さで何もかも砂粒までに斬り裂く。
五行戦隊で随一の攻撃力と守備力を兼ね備えた鈴華。
どんな相手に対しても、彼女は遅れを取るつもりは無い。
「それはどうかな」
「なにっ!?」
気絶した娘達から声が響いたと思いきや、
その下から二本の腕が伸び出て鈴華の足をがっちり掴んだ。
完全に不意を突かれ、一気に足首まで土中に引き込まれる。
「させるか!」
鈴華は素早く妖眼剣を呼び戻すと、迷わず両手で地面に刺しこんだ。
どんな金属をも切り裂く妖眼剣の前では、地面もアルミ箔とそう変わらない。
剣が柄まで一気に埋まると、足を掴んだ腕がピタッと止まった。
と鈴華がそう思った次の瞬間、そのまま妖眼剣を地中へと引きこまれてしまった。
まばたきする間もなく得物を失ってしまった鈴華。
ただ呆然とするほかなかった。
この妖眼剣は五行戦隊にいた頃から長らく鍛え上げた霊剣で、
鈴華が悪に屈した後それも邪悪な妖剣として寄生されてしまった。
数々の強敵を倒した相棒として、武器の中でも特にお気に入りだった。
しかし、今は当然愛剣の行方に気を取られている場合ではない。
一度動きを止めていた地中の両腕はそのまま鈴華の足首を強く掴み、
再び動き出したのだ。
今度は森の外へ向かって。
「睦美の土遁術……!」
翠の姿が木々に遮られて見えなくなったのを確認し、鈴華はチッと舌打ちをする。
最悪なタイミングだった。
あともう少しで翠を屈服させられたのに。
万全ではないにしても土属性に対し有利な分、
鈴華と二人分の力を合わせれば確実に睦美を圧倒できた。

152 :
 
砂漠の中を泳ぐ砂ザメのごとく、地中の腕が左右に土波を分けながら意のままに赴く。
そのジグザグ軌道のせいで鈴華は重心に振り回されるだけでなく、
次々と顔面に向かってくる障害物にも対応しなければならなかった。
葉っぱ木の枝野生の蔓食虫植物の袋と一通りの物体とぶつかった後、
鈴華はたまらず触手スーツから大鎌を取り出した。
ふと、彼女は目の前の進路に巨大な岩が迫ってくることに気付く。
時速八十キロまで上昇したスピードはすでに森を抜け、
まわりの景色を高速に後方へと投げ捨てる。
「ちょっと、冗談じゃない!」
枝に叩かれ赤くなった鼻をさする暇もなく、鈴華は両手で大鎌を振りかざした。
ジェットコースターの速度で迫り来る巨岩を真っ二つに切り裂く。
しかしそのすぐ後ろに、更に大きな岩壁がそびえ立っていた。
大きな轟音と同時に、岩壁に鈴華と等身大の空洞がくくり抜かれる。
「いったあああぁ!」
絶叫が夜空に伸びる。
鈴華は破片と灰をかぶった頭を抱え、目尻に大きな涙粒を溜めた。
接触する直前、体を覆う触手スーツを刃に変化させ岩壁を削ったおかげ、
間一髪で全力衝突を回避した。
が、触手スーツは頭部まで守っていなかったのだ。
「この……もう許さないんだから!」
鈴華は痛みをこらえて、大鎌を自分の足元に向かって一振りする。
足首を掴んでいた腕はバッサリ切断され、砂となって消え去る。
機を逃さずに鈴華は近くの高い木の上へジャンプし、
鎌を構えたまま全身の神経を尖らせる。
いつの間にか、森外の荒地に出てしまったようだ。
禿げ上がった地肌は雨水に沈み、荒れた広場に三、四の枯れ木がポツリと残るだけ。
砂地の中央に一つの入り口が開き、断層階段をのぼって一人の少女が現われる。
落ち着いた足取りの中に、不動の山のような気概を潜める。
褐色の戦隊服はまさに五行戦隊の一人、睦美のトレードマークであった。
「ひさしぶりだね、睦美。こうして私達二人っきりになるって」
「そうだね。最後に一緒に行動したのは、あなたが妖魔に捕らえられた日だったもの」
「少し前のことなのになんだかもう昔みたい。
あの時、二人で一緒に妖眼蟲を追いかけてたっけ」
雨の中で見つめ合う二つの視線。
たった一晩の出来事が二人の運命の分かれ道となった。
あの夜、仲間と連絡するために一時離脱した睦美。
睦美の代わりとなった妖眼蟲の監視役を買って出た鈴華。
言い表せない複雑な感情が二人の間を駆け巡る。

153 :
 
鈴華は睦美の特長をよく理解していた。
義に厚く、戦術眼に優れた一面を持ち合わせる。
長所はどんな場面でもオールマイティな力が発揮できること。
灯のように逆転性が強く、翠のように持久力に優れ、
清見のように柔軟性があって、鈴華のように守りに隙が無い。
全員分をフォローできる力と優れた決断力から、五行戦隊の隠れたチームリーダー役を果たす。
短所は得意とする地霊術には大味なものが多く、
地形に制限されてしまうと能力が百パーセント引き出せないことだ。
睦美は鈴華のことをよく考察していた。
小柄なかわいらしいイメージに反し、戦闘では勇猛果敢な働きぶりを見せる。
長所は五行戦隊の矛と盾を同時に担える攻守性能。
常に一番強い敵の攻撃から仲間を守り、常に一番硬い敵に最初の傷を与える。
相手を物理的に消滅させる力は単純でありながらその右に出る者はいない。
短所はテクニカルな技と意識が乏しく、
劣勢が確定してしまうとなかなか覆せないところ。
長いあいだ肩を並べて戦った者同士だけに、互いの手の内は知り尽くしている。
ただし、今は一点だけ変化が生じている。
睦美は妖魔化した後の鈴華のことをほとんど知らない。
「睦美がわざわざ私をここまで連れ出した理由は二つある。翠ちゃんの安全を守るため。
 そしてもう一つは、森の中だと睦美と相性が悪いため。そうでしょ?」
触手スーツに覆われた胸を張りながら、得意げに語る鈴華。
睦美の反応はあくまでも冷静だった。
「そうだとして、どうする。今度は私を森まで連れ戻すのか」
「いいえ。睦美はここで戦うことが有利だと思ってるかもしれないが、実は私にとっても
 好都合なんだよね。今までは翠がいるせいで、『あいつら』が阻まれていたから」
「あいつら?」
睦美が疑問を呈すると、ふと周囲の暗闇に無数の目玉が輝いていることに気付く。
目玉の数はなおも増え続け、睦美のいる砂場を取り囲むように現われる。
チリーン、チリーンと鳴る妖しい音色。
鈴華が髪飾りとなっている鈴を揺らすと、
数え切れないほどの金属スライムが現われる。
今まで睦美が戦った二、三匹の規模ではない。
大小様々の体を持つ一つ目妖魔が、のろのろと集まってきた。
鈴華は木の枝に座り両脚を嬉しそうに揺らす。
「どう? いっぱい人間から淫欲を吸って、私だけの妖魔軍団に作り上げたの。
 この音を鳴らせば、どんな遠くからでも呼び寄せることができる」
「森にたくさんの人間を誘拐したのは、蟲を量産するためだったのか」
「ふふふ……睦美、あなたが絶対勝てない理由が一つあるの。霊力と違って、
 私達の妖力は人間を堕落させて淫欲の虜にすればいくらでも集まるの。なにも私みずから
 あなたと戦うことは無い。これだけ数で押せば、いくらあなたでも無理でしょ?」

154 :
 
「相変わらず子供じみた考えだな。単純であなたらしい」
「なによ!」
鈴華はぷんと頬を膨らませる。
「落ち着いたフリができるのも今のうちなんだから! 睦美を生け捕りにしたら、
 ここにいる者達に一匹ずつ中出しさせてやるんだから!」
「一匹ずつと言わずに、全員同時にかかってきてもいいんだよ」
「そんなこと言っちゃって……もう土下座しても遅いんだからね!」
鈴華が鈴を激しく鳴らすと、妖眼蟲は互いに躯体から触手を伸ばし、
文字通り鉄の壁のスクラムを組んで押し寄せてきた。
一列目の蟲群れが睦美の近付くや否や、二列目の妖眼蟲が重ねるようにその上を登る。
鈍重な体をひしめく妖眼蟲。
金属同士がかすれる騒音が砂場を響き渡る。
鈴華はしたり顔でその光景を見つめた。
だが次第に彼女の表情が変化していく。
雨水に浸され泥沼状態になった地面は、まるでスポンジのように沈んでいき、
金色スライム達の重体を飲み込み始める。
砂場にアリジゴクの巣のような落とし穴が広がり、鈴華のいる木まで及んだ。
傾斜していく木から慌てて離れた直後、大木が傾きながら泥沼の中へ流れ込んでいく。
その泥沼の中心で、睦美は両手を素早く変えて印を結ぶ。
「鈴華、あなたはあれこれ考えてきたけど、基本的なことを忘れている」
「なにっ?」
「一つ、金はもともと土より生まれたこと。二つ、私が最も得意なのは乱戦であること。
 そして三つ、正義は必ず悪に勝つこと!」
睦美はそのまま地面に両腕を叩きつけ、全身の霊力を解放した。
魂を込めた招来令術とともに、大きな砂の霊獣が地中から噴き出すように立ち上がる。
逆巻く泥沼に無数の金属スライムを巻き込んだまま、
血肉のごとくその泥で体を構成する。
龍に似た頭部が天を仰ぐと、地鳴りのような雄叫びを上げる。
霊獣の体の土砂はそのまま収縮して、
中に混ざってしまった妖魔をじりじり圧していく。
異物を石化して目玉を潰すたびに、妖魔が突きたてた刃が召喚獣の体内を貫く。
感覚をリンクしている睦美は、
無数の釘で内臓を打ち付けられるような痛みを感じ続ける。
だが、彼女には立ち止まる時間が残されていない。
(灯、清見……もう少し待っててくれ!)
こめかみに青筋を立てるほどの激痛と戦いながら、睦美は霊獣の肩から指示を出す。
「行け、土麒麟(ドキリン)!」
土の霊獣は天を遮るほどの泥砂を巻き起こすと、鈴華に向かって猛スピードで突進した。

155 :
 

灯はとても不思議な気分だった。
目の前にある無愛想な表情は、間違いなく清見本人のもの。
なのに昔とイメージが全然違うのはどうしてだろうか。
清見は水色のバトルスーツに代わり、
今では黒を基調とした青い触手スーツを身にまとう。
青いライン上に妖眼が見開き、かつての意趣を汲みつつ新たな魅力で宿主染め変える。
こびりつくように肉質の布地が体に張り付き、
胸の起伏や腰つきの勾配を惜しみなく描き出す。
下半身はスカートではなく、
レオタード式の肉布が太ももの間をいやらしく食い込み淫靡さを演出。
ノースリーブから露出した肩の白肌はまばゆく、
その先にある両腕は肉質のロンググローブに包まれた。
清見が右手を掲げると、腕を包んでいたグローブは幾本もの青い肉紐にほどき、
クラゲのようにふわふわと空中に浮かんだ。
灯はもどかしい感情に苛まれた。
今の清見の格好は驚くくらい彼女に似合っていた。
ダークブルーの雰囲気はその無表情をよく引き立て、
昔には無かった凄艶な色香を匂わせるようになる。
冷酷な視線に射られると、身も心も凍えるような気持ちにされてしまう。
それが脳内に鮮烈なイメージを焼き付けてしまい、
灯の中にある清見の昔の姿が思い出せない。
清見の姿が美しければ美しいほど、灯はいら立つような悔しいような気分に陥る。
翠の時もそうだったが、その感情は一体なんなのか、
灯自身にもうまく説明できなかった。
ほとんど身動きできない彼女には、ただその激昂を皮肉の言葉に変えて発散する。
「どうなの、その『新しい服』の着心地は」
「悪くない。宿主である私のイメージを瞬時に転写して具現化できる。
 これなら私の力を最大限に引き出してくれるだろう」
そう言いながら、清見は腕を振り下ろした。
触手は途中から鞭のようにしなり、地面に倒れている灯の体を強くなぎ払う。
水しぶきが激しく散った。
「っ……!」
苦悶を眉に滲ませながらも、声一つあげず歯を食い縛る灯。
水の鞭によって学生服が裂かれ、その下の赤く腫れた素肌を雨空に晒す。
今の灯は変身前の姿に戻っていた。
雨の中で泥水に浸かる制服姿は彼女の敗北ぶりを痛々しく物語る。
護霊服の守護が無き今の彼女は、
妖力を帯びた攻撃に対しまったく無防備な状態である。
清見はかつての仲間を心配する素振りもなく、ただ興味津々と水触手をさわる。
「面白い性質。妖力をそのまま使用するのに、扱い方は霊力とほとんど変わらない。
 まさに私達のような退魔術者を生かすためのシステム」
「まだそれほど経ってないのに、ずいぶんと馴染んでるんだね」

156 :
 
「鈴華と翠のおかげだ。二人に寄生した経験がそのまま私に伝えられる。
 妖眼蟲同士は知識を共有し蓄積する。個体ごとゼロから勉強する人間より
 ずっと合理的で素晴らしい」
「五行戦隊よりも?」
「そうよ」
カチン、と来た。
清見の言い草は完全に敵の肩入れをするものだった。
妖魔によって世界がどれほど損害を受けたか見てきた灯にとって、
それは何よりも許せなかった。
「今までオレたちが過ごしてきた時間は、全部どうでもよかったのか!
 一緒に修行をして、一緒に枕投げして、一緒に戦ってきた時間が!」
「そう言ったつもりは無い。五行戦隊として身に付けた知識は、
 これからもずっと役に立たせるつもりだ。妖眼蟲が人間世界を征服するために」
「このやろうっ!」
灯は何度も目を凝らして清見の顔を見つめた。
しかし清見の顔は学校裏の池水と同じようで、感情の揺れがまったく見つからない。
親友だから分かる、清見は本気でその言葉を言っている。
そして親友だからこそ、灯は清見にそんなことをさせるわけにはいかない。
「覚えてろよ、絶対一発殴ってやるから!
 正義心を思い出させるくらい強烈なやつをな」
「ありがとう。でもそうなる前に、あなたの正義の心を私が消してあげるわ」
清見はそう言いながら右拳を突き出し、手をギュッと握り締めた。
彼女の右腕を包むロンググローブは濃い黒に変色し、
肉布全体が手首の方向へと波打つ。
表面にある妖眼は小波に乗る葉のように揺れ動く。
何もできないまま、灯はその不気味な光景をただ見上げるしかなかった。
肉布はまるで液体のようにうねる。
だが灯はすぐにそれは錯覚ではなく、本当に液体化していることに気付く。
握り拳の隙間から数滴の黒液がしたたる。
それが何を意味しているのか分からない。
たが持ち前の本能から、灯は反射的にそれを顔から避けようともがいた。
液体は彼女の顔面からはずれ、左胸あたりに垂れ落ちた。
「あ……っ!?」
灯はいきなり左胸に息ができないくらい重苦しいしびれを感じた。
深海に沈められたような気持ちになったが、それも最初の一瞬だけ。
すぐに痺れが鈍い疼きすりかえられ、
どんよりと沈殿していくような心地良さが芽生える。
灯はすぐさま自分を見下ろし、唖然となった。
水滴はコールタールのように粘度が高く、制服のブラウスやブラジャーまで浸透する。
禍々しい妖力が直接肌と触れ合う。
だが思ったほど不快な感触ではなかった。
粘液にまみれた部分にじんわりとした気だるさが生まれ、頭がぼんやりしてしまう。

157 :
 
「なに……これ?」
心地良さに流されないよう、灯は懸命に正気を維持する。
黒液が浸透しきった部分は、まるでラバーのように黒々とした光沢を帯びる。
手で拭き取ろうとしても、手のひらが液体を掴むだけで剥がし取ることができない。
そして驚くことに、黒粘液化はそのままゆっくりと周囲へ広がっていく。
「鈴華や翠を見て、私はあることを確信した。
 もし五人とも寄生された場合、おそらく私が最も寄生能力を発揮できると」
清見は無表情のまま身を屈め、黒液を絞り出した手で灯の胸をさわった。
たっぷりと粘液を含んだ手のひらが、灯の胸を満遍なく塗りたくる。
「いやっ……!」
灯は喘ぎ声が出そうになるのを必にやり過ごした。
コールタールの粘液を手が滑り、そのまま快感神経を撫でられているようだ。
乳房を鷲掴むと指の隙間から黒液が溢れ、ほどよい堕落感に変換される。
「うう、ううっ……悪いことをしてるのに、よくそんな……冷静でいられるのな!」
「前まで私もそこが不思議だった。寄生され意識を植えつけられたというのに、
 ほとんどの人間は人格が独立していた。でも、その認識自体が間違いだった。
 妖眼蟲は人間を変えるではなく、むしろその人間の本来の姿を取り戻した」
「馬鹿を言うな! 鈴華や翠のあれが本来の彼女たちだと言うのか?」
「その通りよ。本来の鈴華はひねくれ者で、翠の本性も淫乱なマゾヒストだった。
 そして私は、陰湿な私のままで行動できる」
「ひゃああ……っ!」
灯の悲鳴が響き渡る。
清見は親指と中指で灯の乳首をはさみ、人差し指で先端をこねる。
黒液に寄生された布はまるで肌その物のようで、
その下にある乳首も胸の形も原型のまま黒くあらわす。
裸でいるよりも恥ずかしい光景だった。
清見が更に体を近づけたとき、突如灯は両目を大きく見開いた。
「いい加減に、しろおぉ!」
今までこっそり溜めていた霊力を全て拳に込め、灯は渾身の力で清見を殴った。
赤いパンチが触手スーツにめり込んだ瞬間、清見の体が後方へ倒れる。
だが、驚いたのは灯のほうだった。
清見は顔色一つ変えず、ゆっくりと立ち上がった。
攻撃を受けた部分は赤く焼け剥がれたが、寄生スーツはすぐに新しい触肉が再生し始めた。
予想していたダメージから遠く離れていた。
「私の攻撃をわざと防御せず、霊力と根性だけで私が一番近付いた時を狙う。
 逆境におかれた灯らしい行動ね。ただ残念なのは、
 今のままでは効果がまったくないことだ」
「属性が不利とはいえ、無傷だなんて……!」
ハッとなって灯は自分の右腕を見る。
いつの間にか、彼女の右手は黒い粘液にまみれていた。
真っ黒に染まった手のひらから、黒液が指の側面を越えて手の甲まで覆う。
更に雨粒をそのまま吸収しながら、腕の上部へとのぼる。

158 :
 
灯の右手は、さきほど胸の黒液を拭おうとした時に使った腕だった。
「まさか……!」
「それが私による妖眼蟲の新たな寄生能力。護霊服に守られた状態では難しいが、
 普通の服を寄生化するのは簡単なこと」
清見のスーツは触手に分裂し、灯の体を撫でると同時に目玉を垂れ流す。
妖眼は灯の体に粘液をまぶしながら蠕動し、そのまま黒化した部分の中へねじ込む。
「はああ……っ!?」
灯は信じられないような現象を目にしてしまった。
目玉はこじ開けるように黒粘液に潜ると、そのまま目としてスーツ上で見開く。
妖眼が灯に寄生する都度に強い衝撃が全身を叩きつける。
「あなたも寄生の気持ち良さを思い知るわ」
清見はどこか嬉しそうに、灯に自分の体をくっつけた。
彼女の触手スーツは粘液化していて、そのまま灯に黒液を分け与える。
まるで電子レンジで加熱されたアイスクリームのように、
粘液と目玉は次々と垂れ落ち、灯の胸、臍、太ももなどを汚す。
服が同化されてしばらく経つと、黒い光沢を持つ触肉として生まれ変わる。
その部分から沸き起こる鈍い疼きが灯の神経を焦らす。
「くっ……離れやがれ!」
「もっと良いことしてあげようというのに、暴れられては情事も台無しね。
少しおとなしくなってもらう」
清見は目を細めると、突然灯と唇を重ね合わせた。
生まれてはじめて他人とかわした口付け。
あまりにも不意打ちだったので、
灯は清見が運んてきた液体をそのまま飲みこんでしまった。
体の温度が急上昇していく。
「ちょっと、なにをする……!?」
左手で口元を拭うと、指先を染める黒い液体が目に入る。
その液体も体のものと同様、アメーバのごとく指先を黒く広がる。
ねばっこい液体が喉元を通った変な感触が一生忘れないかもしれない。
恐ろしい気持ちが自然と胸中から生まれる。
「これで灯は外側だけでなく、内側からも寄生されることになった。楽しみ」
「そんな……あぁっ、ああああぅんっ!」
灯は両手が黒液まみれになっていることも忘れ、
何かの苦しみから逃げるように首元を押さえる。
体の奥に入り込んだ液体は、ドクドクとした溶鉱のように体内を燃やす。
その様子に目を細めながら、清見はさらに灯の両脚を開かせる。
「うわああ、ちょっと!」
灯は大慌てで赤面した。
裾を押さえようという行動は痺れのせいで不発に終わり、
捲くられたスカートの下から真っ白な下着が晒し出される。
スカートが壁になったせいか、下着はまだ浸蝕されていない。

159 :
「思ったとおり、なんの飾りっ気もないね。まあそれが灯の良いところだけど」
「よ、余計なお世話だ!」
「それをこれから私の色に染め上げると思うと、ゾクゾクする」
「くっ、この……!」
容赦無く股を宛がってくる少女に、灯はただ不安の目つきで睨むしかなかった。
清見の股間を覆っていた触帯は自動的に開き、その下にある媚肉を見せ付ける。
「妖魔による快楽は、人間の神経細胞による電子信号を送っているに過ぎない……
 少し前までなら私もそう思っていた。でも、今なら鈴華や翠がそれに夢中した理由が分かる。
 私達はもともと淫欲のために存在しているんだと」
目をやや潤わせながら、清見は指を自分の秘部へ伸ばした。
まるで見せ付けるようにクリトリスを摘み取り、媚肉の割れ目をなぞる。
相変わらず表情は無愛想なものの、徐々に赤める顔色は欲情をそそるものだった。
熱っぽい吐息が顔にふきかかるたびに、灯の顔から火が噴き出そうになる。
「はぁ……これが欲情という気持ち。思った以上くせになりそう」
「それはお前が操られて、そう感じるよう仕向けられただけだ!」
「そんなことは無い。前から私は灯のことが好き。その証拠にほら、私のここを見て」
指で広げられた綺麗なピンク色の割れ目。
そこからすでに大量の愛液がねっとりと溢れていた。
蜜液はポタ、ポタと下着に垂れ、そのことだけでも灯を十分に辱めた。
だが現実はこれだけでは終わらなかった。
清見の愛液を吸い取った下着は、まるで墨で染められたかのように、
禍々しい黒に変色し始めたのだ。
その形や材質も、清見が身に付けている触手スーツと同じような肉質に蠢く。
変化は蜜液の落下点からまわりへ伝わり、
驚く速さで下着全体を醜い肉布に変貌させる。
さっきよりも上回るような恐怖が灯を鞭打つ。
股間の大事な部分にぬるぬるした気味悪いものが当たり、
ねちゅねちゅ張り付くその肉布から、どす黒い淫靡な妖気を放つ。
「私が愛欲を感じたときに、浸蝕率が最も高くなる。
 その力次第では、強力な聖結界すら溶かせる」
「なんて恐ろしいことを……!」
五行戦隊で一番大胆な灯でも、戦慄する気持ちが隠しきれなかった。
清見の霊力はもともと浄化に長けたタイプ。
その力で妖魔の瘴気を洗浄し、幾度も五行戦隊を窮地から救い出せた。
戦闘以外でも、瘴気におかされた一般人の後治療や解呪まで活躍する場面は多々ある。
そんな彼女の力が一変して妖魔に味方したら、どれほどの被害が出るだろうか。
だが焦る気持ちに反比例して、灯の体は徐々に火照り出した。
肌を黒く染める粘液は、彼女の服を溶かし、
ボーイッシュな体のラインを見事に再現する。
ほどよく膨らんだ胸の形。
余分な脂肪がなく鍛えられた太もも。
しなやかな腰つきや、へそまわりの魅力的なライン。
それらが黒液に覆われたことにより、妖しくも官能的な美しさを滲ませるようになる。

160 :
 
清見の触手スーツの妖眼が寄生するたびに、灯は快感を抑圧するような声を漏らす。
体を撫でまわる触肉の感触は、相変わらず気色悪いもの。
頭の中ではそう思っていた。
でも体がそれに同調してくれない。
つい数刻前と違った気持ちが、時間が経過していくとともに五感への発言権を強める。
「妖眼蟲に支配された人間は、体の全てが妖眼蟲の生殖に利するようになる。
 男は糧となる精液を製造する機械となり、女は妖眼蟲を孕むための苗床になる」
「そんなの、まるで家畜じゃないか!」
「その通りよ」
「えっ?」
「妖眼蟲に支配されるようになれば、人間はずっと幸せになれる。争いや悩みもなく、
 誰でも色欲を享受するだけの世界に。今の世界と比べたら、全然いいと思わない?」
「そんなの誰が幸せになると言うんだ!」
「どうかしら。灯だって、寄生された人間たちを今まで見てきたでしょ?」
灯は口をつぐんでしまった。
森の中にいる寄生された女性たちは、確かに誰一人として嫌な表情を見せなかった。
それどころか喜んで股を開き、男や妖眼蟲の陵辱を受け入れていた。
「そんなの、妖魔に操られたから……!」
「果たしてあなたがこの快感を味わったら、同じことを言い切れるかしら」
清見は薄笑いを浮かべつつ、互いの花弁を重ね合わせるように股を近づけた。
初めてあそこから感じる他人のぬくもりに、灯の顔が急速に熱した鉄のようになる。
「お、女同士で何をやろうってのか!」
「まあ。じゃあ男性とこういうことをしたかったのね」
「そんなこと言ってるわけじゃ……ぁいっ!?」
清見が互いの股を擦り合わせた途端、灯は言葉を喉に詰まらせた。
すでに触肉化した下着はもぞもぞと蠢き、灯のクリトリスを摘み出す。
充血しきった媚芽は軽くふれられるだけで悶絶する。
「ほら、灯と私のクリトリスが擦りあって……はぅんっ……気持ちいいでしょ?」
よっぽど刺激が強いか、清見でもこらえきれずに口から可愛らしい喘ぎ声がこぼれる。
そのギャップがまた灯を煽り立てる。
「だめ、そこは……!」
灯は脊髄を削り取られたような錯覚を覚えた。
触肉に変貌した下着はそのまま灯の太ももを愛撫し、清見の愛撫をサポートする。
緊張が緩んだことによって、体中の黒粘液はさらに速いスピードで広がっていく。
だが今の灯には寄生化に気をかけるほど余裕はなかった。
女の子同士で、それも今まで親友だった人物と淫らな行為をしている。
倒錯した背徳感が気持ち良さの中に紛れ込んで、頭から思考力を奪い去る。
「ううん……っ!」
不意に清見は自分の子宮に手を添え、眉を悩ましげに曲げた。
彼女が背筋をそらすと、恥部から突如一本の触手が伸び出た。
噴き出した淫液のしぶきは灯の顔にも数滴かかった。
しかし水滴から匂う濃厚な淫香よりも、灯の意識は清見の股間に釘付けとなった。

161 :
 
清らかな少女とは到底釣り合わない、黒々とした邪悪な剛直がそこにあった。
いやらしいイボイボが生えた表面に二、三の目玉が見開き、
この淫猥の造形に異常性を加える。
感情的に受け入れがたい光景だった。
討伐すべき敵の妖魔が、大事な親友の体内に寄生してしまっている。
これほど悔しいことはあるだろうか。
だが清見本人は嫌がる感情を見せず、むしろ以前にも増して嬉しそうに見えた。
今まで長く付き合っていて、清見がこれほど喜びを顔にした記憶はない。
その事実がまた灯に悔しいゾクゾク感をもたらす。
「驚いた? これが私の中に植えつけられた百眼様の分身。
 今からこれを使ってあなたを犯してあげる」
「えっ……!?」
言われて初めて、灯はその一物の用途に注目した。
未経験ではあるが、清見の言葉が何をさしているのかすぐに感じ取った。
足を必に閉じようとした矢先、清見の手によって簡単に押さえつけられる。
「灯はこういうの初めてなんだよね。好きな人がいるくせに」
「なっ……どこでそれを!」
「ふふふ、灯のことが全部分かっているから。妖眼蟲に寄生されて正直嬉しかったの。
 ほかの男に灯の処女を奪われるくらいなら、私が頂いてやる」
なんの冗談だと怒号をあげようとしたが、
清見の目を見て灯は思わず言葉を引いてしまった。
今まで見たこともないくらいどんよりとして、冷酷で、
それでいて歪んだ邪悪な愛情が込められた瞳。
友情とはまったく異なる感情。
その瞬間、親友だったはずの清見の何もかもが未知のように感じた。
邪物の先端が割れ目に当たったとき、灯はようやく身震いすることを思い出す。
肉質の生暖かさと気色悪さは同時に背筋をなぞる。
陰茎触手の表面にある目玉はキョロキョロ動き、
灯の不気味がる気持ちをマックスレベルに押し上げる。
ワームのような湿った柔肉が秘部のまわりに吸い付く。
それだけでも身の毛がよだつ思いだった。
だが次の瞬間、清見は何の前触れもなく腰を一気に突き出した。
「いっ!? ひゃうっ……んあああぁっんん!」
どんな痛みでも耐えてやるつもりだった灯は、
数秒も経たないうちに悲鳴をあげてしまった。
裂かれたような鋭い刺激が奥深くまで届き、膣の形を異型のそれに変形させる。
一筋の血が太ももをつたって草地に垂れ落ちる。
目の前が真っ暗に沈んでいく。
目尻までこらえていた涙が、とうとう溢れ出る。
(そんな……好きな人がいるのに……初めては、好きな人に捧げようと決めたのに……)

162 :
 
仲間を宿敵に奪われた上で、更に自分の純潔まで汚されてしまった屈辱感。
心は灰クズのように燃え尽き、ちょっと息を吹きかけただけで散りばりそうだ。
それなのに。
それなのに、どうして体は真逆の反応を示し続けるのか?
息がどんどん荒くなって、心臓の暴動を制御することができない。
小刻みに震える肩口や背筋が、快感に浸る悦びを精一杯表現する。
一突き一突きするたびに剛直の表面が膣壁を摩擦し、
力強い感触を残しては引いていく。
分泌された淫液は迅速に膣内に染み渡って、
それに伴って最初に感じた痛みはすぐに快感に変換された。
黒光りする肌に薄っすらと汗のような黒液が浮かび、
粘液の濃度が前よりも増して一段と官能的な香りを放つ。
「おめでとう、これであなたも立派な『雌』になれたね」
「く……っ、はぁん!」
睨みつけて啖呵を切ろうとする灯。
だが異物が絶えず体内にねじり込んでくる感触に、すぐに意識が曖昧になってしまう。
媚液成分が膣内で吸収されると、瞬時に血管中を回る。
体の外だけでなく芯までも熱くなり、
敵意も勇気も快感の前では甘砂糖のように溶けていく。
邪物は時には優しくつつきながら、時には蹂躙するように一番深い部分まで埋め尽くす。
変化自在に蠢く能力は清見によって余すところ無く発揮され、
灯に抵抗心を構築する時間さえ与えず、征服される喜びを一方的に植えつける。
「ち、っくしょ……!」
灯は無意識のうちに体をくねらせた。
剛直がピストンするごとに、体が黒バターのようにとろけてしまう。
そんな彼女の変化を、清見は陶酔したような目つきで見守る。
「だんだん良くなってきたでしょ?」
「だ、誰が……こんな気持ち悪い物に」
「気持ち悪いと思うのは、まだ人間としての防衛本能が働いているから。
 しかし寄生が細胞レベルまで進んだとき、あなたは根本から作り変えられる。
 好物は妖眼蟲の食料である精液になり、快楽を求める。そして食事のために、
 あなたは喜んで人間を襲うようになる」
「そんな勝手に決めつけない……で、っ……むぐっ!」
清見がまたいきなり顔を近付いて、灯の唇を奪う。
二度目のキスは、一度目と違って深い接吻だった。
灯は最初こそ抵抗したが、次第に力が入らないまま清見の舌を受け入れた。
互いの舌肉をいやらしく絡め合わせ、唾を共有する。
「はぁっ、ああぁん……!」
清見の顔が離れた後、灯は今まで以上焦点の合わない目で雨の曇り空を見上げた。
だらしなく開いた口元から黒い唾液が垂れ落ち、
喘ぎ声のオクターブが徐々に高まっていく。

163 :
 
「そろそろ頃合ね」
清見は挑発するような目線でねめつけながら、腰を振るスピードを一気にあげた。
醜悪の肉棒は少女達の股の間で現れたり隠れたりして、
表面に生えた目玉は邪悪な光を輝かせる。
まるで二人が感じる快楽を体現するように、
清見や灯の体に寄生している妖眼も呼応して点滅する。
「ああっ……!」
「はぁん、灯のあそこが締め付けて、離してくれない……」
「そんなこと、言うな……ああ、そこは、だめ――っ!」
「いっぱい感じて!」
ひときわ力強い一突きに、灯は飛び上がりそうな勢いで体を強張らせる。
寄生陰茎の頂点が膣内の一番深いところまで刺さり、
そのままドクンドクンと膨張する。
灯は清見の手を強く握り締め、足をつりそうになるほどピンと張った。
できる限りの悲鳴をあげ、彼女は無意識のうちに下腹部の奥に埋った肉棒を絞った。
一筋の濁液が寄生茎の先端から噴き出される。
「はああぁぁぁ――っ!」
「ううん……っ!」
二人の少女は同時に体を痙攣させた。
清見は触肉スーツから解放された白い背肌を、切なげに反らした。
永遠とも思える、天地が逆転するような快感。
二人の握り合った両手は恋人のように永く絡まり、
興奮が去った後の感触にゆっくりと浸す。
その美しくも倒錯した一幕に祝砲をあげるかのように暗雲の間を雷鳴が低くうなる。
「ふふふふ……これで灯は私側の人間になった」
清見は快楽がまだ冷めきれない表情で呟くと、息継ぎしながら灯から離れた。
両者の間を繋ぐ寄生根はふにゃりと軟化し、途中で二本に分裂した。
一端は清見の股間の中へ跡形も無く収納される。
しかし、もう一端はそのまま灯の膣内へ入り込んだ。
まだ余韻から回復しきれてない灯は、急激に下腹部から違和感を覚える。
「うがっ……!?」
イッたばかりの体がまるで売ることに慣れた娼婦のように、再び火照り出す。
膣内に残った肉棒の感触がそのまま奥へと進んでいくと、灯はカッと瞳孔を広げた。
自分の体外から触手がもぞもぞ進む光景がそこにあったのだ。
ミミズの物体が蠢くたびに、性器の奥部から鈍い痛みと鋭い快感が交互に響いてくる。
だが何よりもおぞましいのは、その触手が膣内へ徐々に消えていく事実だった。
「いやあああ――っ!」
ようやく我に返った灯は、残りの力全てを振り絞ってもがいた。
しかし体外に残る触手の体積はみるみるうちに減っていき、
嘔吐したくなるような悪寒がお腹に充満する。
膣内にねじ込む異物は、なおも奥へ奥へと進んだ。

164 :
 
「なんで、まだ……動くのよ? はぅ、くああぅん!」
吐き気を催す甘い痺れに、灯は表情を苦悶の色に染める。
寄生根は粘液状に変化しながら、膣内で極細い触手に伸長する。
絶え間なく分泌される淫液のせいで、違和感が徐々に満たすような幸福感に変換される。
「どう? 今頃、あの子はあなたの子宮頸を通っているはずよ」
「なん……だって?」
「感じるかしら。あなたの子宮は妖眼蟲を受け入れるために、
 自ら口を開いていることを」
「そんなの……嘘だ!」
積み重なる快感の波に逆らえるよう、灯は必に我を保とうとした。
しかし清見の言うとおり、体が勝手にもじもじ動いて触手の滑りを手助けする。
妖眼蟲が通った道筋は妖液が溢れ、いやしい愛液を導き出す。
お腹の中を満たされる充足感が、いつしか灯の感情を支配する。
「はあぁぁっ……ああああああっ!」
灯はついに甲高い悲鳴を絞り上げた。
それと同時に、彼女の下腹部に妖しい紫色の模様が浮かび上がる。
黒に染められた肌の中、嫌に目立つ妖しい目玉の模様が。
「おめでとう、着床は無事成功したね」
「ちゃく……しょう……?」
自分のおへそあたりに描かれた紋様を見て、灯は愕然とした。
その紫色の紋様は、触肉スーツと比べられないほど邪悪なオーラを放つ。
まるで淫らな烙印のように、少女の体が完全に奴隷化したことを象徴する。
「さっき言ったように、これから少しずつ、あなたの体が妖眼蟲の育成に適したものに
 変化していく。あなたの子宮は妖眼蟲を育むための場所となり、
 外敵から妖眼蟲の幼虫を守る……もちろん、霊術者からも」
清見は灯のへそあたりを優しくなぞった。
その指が色薄の模様に触れた瞬間、灯の神経は万雷に焼かれたような感覚が走る。
「かぁっ……!?」
まるで性器を直接ふられたような刺激に、灯は軽く絶頂を迎えた。
鋭い疼きが敏感な神経を突っ走り、頭のてっぺんから足のつま先まで一巡する。
清見の指が離れてしばらく経っても、雨粒や風の衝撃さえ敏感に感じてしまう。
「いま灯の体内に寄生させた蟲は百眼様の新たな分身だから、
 ちゃんと大事に育てないとだめよ。人間の快楽を搾取しながら成虫まで育てれば、
 そのときに紋様が一番濃い色に変色するの。そうすれば、
 灯も私と同じ忠実で淫らな奴隷になれる」
「いやだよ……こんなもの、すぐに取ってやるよ!」
「残念だけど、これは私が産み出した特殊な妖眼蟲なの。たとえ高レベルの術者であっても、
 一度子宮に植えられたら、本人の力だけでは決して取り除くことはできない」
「そんな……」
灯は涙をこらえながら悔しそうに唇をかみ締めた。
清見の余裕な態度を見る限り、自分の力だけでこの蟲を祓うのは困難のようだ。
だからといって、妖眼蟲が成虫になるまで体内に許すわけにはいかない。
(せめてその能力だけでも調べて、ほかの人に伝えなきゃ……)

165 :
――ビクン
「ええっ!?」
大きく震える体に、灯は驚いた。
体に残る最低限の霊力でさえ彼女のコントロールから離れ、
勝手に下腹部のところへ集まっていくのだ。
その代価として、甘い恍惚のような気持ち良さが脳内を占領する。
清見を助けるために霊力を吸収されたのと同じ感触だった。
「あああっ……!」
「大丈夫みたいだね」
「ど、どいうことなの?」
「妖眼蟲は寄生することで強靭な生命体を得るが、無防備な幼虫状態では、
 初級退魔者にも簡単に浄化されてしまう。しかし私の能力を得たこの新種なら、
 生存率をぐーんと上げることができる」
「そんな……体から霊力がどんどん吸われていく!」
「この幼虫は霊能力者に寄生することで、宿主の霊力を妖力に少しずつ変換しながら
 成長することができるの。そして宿主の霊力自体がカプセルとなって、蟲の気配を一切
 漏らさず隠蔽する。これが実用化されれば、世界中の退魔機関に対抗できる。
 灯には、その第一実験者になってもらうの」
「ううぅ……そんな、こと……は……」
灯はおぼつかない口調で呟き、力なく地面に背中を預けてしまった。
そのまま、まぶたがゆっくりと閉じていく。
今晩彼女はすでに何度も激戦を繰り広げて、体の疲労は極限状態に達していた。
身も心もボロボロの今では、
霊力を吸い取られる気だるい快感がこの上なく心地良い。
「ふふふ……良いわよ、ゆっくり眠りなさい」
清見は灯の寝顔を撫でると、いとおしそうに口付けをした。
そして指を鳴らすと、彼女の足元から大量の水が湧き出て灯の体を取り囲む。
水はスライムとなって灯を完全におし包み、
ブヨブヨ変形しながら大きな球状となった。
ダークブルー色の水風船は徐々に不透明化し、中にいる人間の輪郭だけを外に見せる。
やがて少女のシルエットは出生を待つ赤子のように、
膝を抱えた体勢に固定していく。
スライムの表面に、ぐぱっと一つの妖眼が開く。
「今度そこから出てきた時、あなたは妖魔のしもべに生まれ変わる。
 あなたの勾玉は私がちゃんと精液漬けにして汚してやるから、心配することは無いよ」
清見は灯の変身アイテムだった赤い宝玉を取り出し、小さく微笑んだ。
持ち主と離れ離れになる勾玉は、その守護力を完全に発揮することができない。
両者を別々に寄生できれば、その時間は大幅に短縮できるだろう。
「また五人一緒に戦おうね……今度は世界を淫楽に染めるために」
悪質な愉悦を言葉に込めながら、清見は水泡に背を向けて歩き出した。
性行為の途中で液化していた肉布は再び固体に戻り、もとの触手スーツとなって清見の体を包む。
その顔はすぐにいつもの冷淡さに戻った。
しかし彼女をよく知っている人物であれば、
その表情のどこかにドス黒い喜びが隠れていることに気付くだろう。
体から発散される淫香だけがその余韻を匂わせる。
雨でも流し落とせないほど、満開した花よりも濃厚な香りが。

166 :
以上です。
皆さん良いお年を。
そして来年の寄生スレにさらなる繁盛を。

167 :
うををっっ!!
サンタさん一足早いクリスマスプレゼントありがとう!!
後ほどじっくり読ませていただきます!
そう、じっくりと…あの娘を侵食したあとで、ね……♪

168 :
やったー、四年待たなくてよかったー!!オリンピックイヤーありがとう!!
続きまだー?

169 :
オリンピックイヤーの間は更新ラッシュなのか!?
もう…もうダメなのぉぉぉ!!早く…早く更新してぇぇぇ!!!

170 :
こっ・・・ここで続きは4年後だとぉ?なんて拷問・・・!

171 :
とりあえず言いたいことは
>>141 GJ

172 :
クリスマスプレゼントキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
五行さんありがとう

173 :
きっ、きっ、き、ききき、ききききキタコレ!!!!
噂をすれば影ってホントだったのか!ありがとう!
そして、乙!

174 :
本当のサンタクロースキタワァw
本当のサンタは悪い子には臓物投げつけるって聞くけど
臓物じゃなくて寄生触手(目)なんてもう俺得すぎです。
五行サマさいこー

175 :
>>166
閉じ込めた娘を4年も寝かせたら賞味期限を過ぎちまう
ささ、是非とも続きをお待ちしてますよー

176 :
おまいらちょっとは休ませてやれよwww
しかしこれはGJと言わざるを得ない

177 :
>>175
消費期限じゃね?(意味深)

178 :
キター
うん,なんか生きててよかった・・・・

179 :
キターー
五行戦隊は素晴らしく自分の好みに合致し過ぎていて辛い……
触手スーツに再教育に貞操帯にスライム塗りに苗床化とか最高や

180 :
さて、これから地元に帰るわけだが…新幹線大丈夫かな…
みんなも気を付けてね、寄生ラッシュ…フフフフフ…

181 :
今年の寄生ラッシュは男性を女体化させる去勢ラッシュが往路のメインとなっております。

182 :
五行のヒトキタァー!!
精も枯れ果てつつ、これだけで今年は良い年になりますわ
次回更新に期待

183 :
復路はどうすんだよ

184 :
>>183
ふたなり化でいいんじゃないかな

185 :
>>184
行きでちんこ取れて帰りでまた生えるのか
胸熱だな

186 :
そして締めくくり、家に帰ったその瞬間に、
疼きと共に寄生ちんぽこ大量出産して、
口なり下なりお尻なりを犯され続けて天国イキですねわかります。

187 :
>>183
復路は一月三日夜頃がピーク

188 :
姫始めか…

189 :
やべ、ウチも三日ごろに帰るはず…渋滞か…
ん…重体の寄生体…?

190 :
常磐道の日立方面は震災後の復旧作業で車線寄生行ってるよ

191 :
なにそれこわい

192 :
ついに車線まで寄生されたか・・・

193 :
×車線
○射線

194 :
…ふぅ〜…なんとか帰ってきたが…
新幹線の中でひと眠りしてからどうも体がムズムズする…
ハァ…なんだこれ…なんか…体が熱い…

195 :
>>194
ようこそ、新生物の巣窟、生まれ変わった“新世界”へ。
ふふっ……、むしろ――貴女が巣窟だったわね――さあ、楽になりなさい?

196 :
>>195
う…あは…あははぁっ!!
はぁ…はぁっ…ふふふ…なんて…なんてキモチイイの…
もっと…もっとみんなにもこのキモチヨサを伝えてあげなきゃ…ねェ…>>197もそう思うでしょ…?

197 :
はい…広めます…
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1356693201/66

198 :
渋も小説探すと、寄生系多いね。

199 :
書き込みの日数が開いてたのは…みんな寄生されてたからか…
ずいぶん時間がかかったわね…早く受け入れればラクになれるのに…

200 :
あと少しBDが売れれば第二期が出るらしい

201 :
PCの調子悪く誤爆した・・・

202 :
不気味なピンクのモフモフに寄生されて虜になるお団子

203 :
胞子的なネタはないの?
ケサランパサランみたいな
ギュル ん?なんか腹g(ry

204 :
>>202
詳細を聞かせて頂こうかしら(ジュルリ

205 :
精神寄生モノ(っていうか憑依?)の商業作品見つけたんだけどあまりにも古すぎて読むすべがない。単行本も出てない様子。残念。

206 :
誤爆しました。

207 :
誤爆しました。

208 :
それは入れ替わりスレに行けばよいかと…

209 :
続きを投下します。

210 :
 そう言い突然彼女をベッドの上に押し倒し、その唇に自身の唇を顔ごと重ねる。
 「んん、んんん!」
 フローラの幹のような力強い手は彼女の頭を固定し、足の根と背中の蔦は彼女の手足にまきつき自由を奪う。それぞれの蔦は力強くもしなや
かに動き、茎のように比較的細い先端は器用に、そのまとっている粘液をなじませるように彼女の肌をくすぐる。彼女の口にはフローラの喉の
奥からから、なにか甘酸っぱい、とろみのついたものが吐き出される。こうして濃厚な口付けを二三分続けているうちに、彼女の目から反抗の
鋭さがなくなり、手足に力を感じられなくなったところでフローラは、根を彼女の足に巻きつけたままのっ状態で蔦を解き、上体を起き上がら
せて彼女の緊張のゆるんだ顔を観賞する。
 とろけきった彼女の表情に満足し、フローラは
 「どう、気分は? まるで天国にいるみたいでしょう」
 「は、わ、わらしになにを・・・」
 彼女はぼーっとして体に力を入れることができず、それでいてまるで天国へとのぼっていくような、非常に爽快な気分になり、夢見心地の快
さを感じる。その夢見心地も、男性であれば女性を抱く幻想を見るような、官能の心地よさをふくんだものであった。フローラはなにも答えず、
しばらく彼女の顔を魅入られたようにうっとりと眺めていたが、急に少しばかり険しい表情になり、
 「わたしがあなたに質問しているのよ、あなたに質問する権利はないわ・・・まあいいわ、別の質問をすることにしましょ。――その前に、
もうあなたに服は要らないわね」
 そういうとフローラは彼女の着ている服を乱暴に引き裂きながら下着まで裂いてしまう。
 「あぁ、やめて・・・」
 彼女は懇願するがもちろん聞き入れてもらえるはずがなく、とうとう大事なところまで晒されてしまった。そこは彼女自身のからだから出て
くるもので既にしめっていた。
 「まぁ、いつの間にこんなに濡らしていたのね、なんていやらしい子」
 「や、やめて、そんなこと言わないで」
 「ねぇ、やっぱりあなたって、わたしのお母様――マリー様のことを想って、オナニーするの?」
 フローラは妖艶な目で、問いただすように彼女の目を見つめる。
 「へ、な、なにを・・・そ、そんな・・・こと」
 彼女はかっと赤くなり、フローラの目線から逃れるように顔を左右へ振るが、さきほど飲まされた妙ななにかの影響もあって、視界はぼやけ、
意識は曖昧となり、からだはある部分は痙攣し。ある部分は弛緩し、とても逃れられるような状況ではない。フローラはそんな彼女をしかるよ
うに、
 「ごまかすんじゃないの、正直に答えなさい!」
 そして背中から生えている一本の蔦を彼女の割れ目に当て、さすりはじめる。二人の粘液がいやらしい音を立てながら混ざりあう。
 「ひやっ、や、やめて、はっ、ひいぃ」
 「正直に答えなきゃやめてあげないわよ、さあどうなの、してるの、してないの」
 「し、してますううぅ」
 彼女の顔は、恥ずかしさと気持ちよさが頂点に達し、真っ赤になる。フローラはまだ彼女を責め続ける。
 「は、っや、ど、どうして、正直に、答えたのに・・・あぁ」
 「ふふ、もっと詳しく答えてくれなきゃ。どれくらいのペースでしているわけ、月に一度、週に一度、それとも毎日?」
 「それは・・・」
 「さあ、正直に答えなさい!」
 「っ!」
 フローラは自身の蔦を彼女の割れ目の奥へ一気にのめりこませる。すると彼女は声も出せずに一瞬白目をむいてしまう。
 (擦られているだけなのに・・・、どうしてこんなに)
 蔦をいったん停止させ、フローラは彼女に顔を、互いに吐息が感じられるほどにまで近寄せ、相変わらずの糾弾するような顔で、
 「さあ、答えるのよ」
 身体的にも精神的にももうとても逃げられないと観念した彼女は、
 「しゅ、週に・・・三日・・・ほど・・・」
 フローラの顔は元のやさしい表情へと戻る。
 「あらまあそんなに、なんていやらしい娘なんでしょう!」
 「やだぁ、マリー様の顔で、そんなこと・・・言わないで、グスン」
 彼女は涙目で切にお願いする。フローラの表情は優しくも、妖艶な感情を湛えた目はそのままだ。

211 :
 「ふふ、どうして、もう恥ずかしがらなくていいのよ、わたしがあなたを解き放してあげるわ。かわいそうな子、よっぽど欲求不満を溜め込
んでいたんでしょ、よく耐え続けたわね」
 フローラは再び彼女を優しく抱擁する、全身の蔦を、両腕に当たる部位は彼女の背中に回し、背中の六本の蔦は彼女の両腕にそれぞれ三本ず
つまきつけ、再び彼女のからだに絡めつける。服をはがされた分、彼女はフローラの粘液をまとった蔦の感覚を直に感じ取るようになり、涙を
流して泣きながらフローラのぬくもりに包まれてしまう。
 「わたしの胸のなかで泣きたいだけ泣きなさい。もういいのよ、我慢しなくて。さあ、顔をよく見せて・・・」
 彼女の顔を自分のほうへと向けると、もういちど彼女の唇に自分の唇を、今度はそっと、やさしく触れさせ、ほのかに甘く香り、爽やかで、
甘美な風味のある唾液に濡れた舌を彼女のなかへ進入させる。フローラは積極的に彼女の舌と自分の舌を絡めあわせ、お互いの粘液を交換し、
混ぜ合わせるように溶けあわせてゆく。
 (ああぁ、温かくて、優しくて、清々しくて・・・とっても気持ちいい・・・。体が浄化されてゆくみたい・・・。変な気分だ、あんなにぬ
るぬるして気持ち悪かったのが、今じゃ私を優しく包み込んでくれてるみたいで・・・温泉に浸かっているみたいだし、毛布にくるまれている
みたいでもあるし・・・とっても、いい・・・)
 その状態がどれだけつづいたことだろう、彼女のほうは、同じ女同士で快楽を極めるように進化した妖花として、遺伝子レベルでテクニック
を極めているフローラにアシストしてもらうほかなく、気持ちよくしてもらっている間にも彼女の精神は、無意識のうちにどんどんフローラに
依存してゆくのだった。フローラは彼女の味を十分堪能し、彼女の口内とつながっている粘液の糸を引きながら舌を離す。そして、お互いの混
ざり合ったよだれを口からあふれさせている彼女を見下ろしながら、彼女の心の中まで浸透するような、甘く、透き通った声で、
 「今日はわたしがたっぷりと慰めてあげるから。・・・それこそ今まで我慢してきた分、たっぷりと・・・」
 意味ありげな妖艶な微笑を浮かべたまま、フローラは自分の股間をまさぐり、多肉質の房に包まれた何かを取り出し、それを自分の蔦で扱き
はじめる。
 「へ・・・、な、それ・・・」
 彼女はなにかおかしなことにつっこまずにはいられないという顔をしているが、フローラはかまわずに、
 「ねぇ、エリーって、・・・あっ・・・初体験は、もう経験済み?」
 フローラは敏感な部分がさすられたような嬌声をあげながら、彼女に問う。エリーという親しげな呼びかけに一瞬誰のことだか惑ったが、自
分のことだと悟り、少し赤くなり、
 「ま、まだです」
 「そう、だったらちょうどいいわ。・・・はぁ・・・あっ、わたしが、初めての人になりましょう。夫婦になるんですし」
 「へっ!?」
 彼女は驚きとそれ以上の恐怖に顔が青くなってゆく一方で、フローラは楽しみと興奮でどんどん上気してゆく。
 「そんなに・・・怖がらなくていいのよ・・・。痛いのは一瞬のことだから。私ならエリーを、っ・・・とことん気持ちよくさせてあげられ
るから・・・はぁ、はぁ。でも、その前に・・・ん、んんん、ああ、この子宮にまで響くような感覚・・・いい・・・、ちょっとあなたのかわ
いらしいおっぱいを借りるわよ」
 そう言うとフローラは彼女の膨らみかけの乳房に自分のそれを使ってパイズリをはじめる。フローラが自分のそれをこすり付けるたびに、彼
女の胸の谷間は汗と粘液でてかてかと光ってゆく。
 「ああっ、ああ!」
 体が一種の状態異常に陥っている彼女は、つい素で愛らしい嬌声を上げてしまう。
 「そんなに、かわいらしい声を上げて、あなたもまんざらでもないのね。わたしは、少し、あなたの、・・・ごめんね・・・はぁん、これの大
きさに、不満があるけど・・・。それにしても、こういうことを、されるのは、むしろ本望なのかしら?」
 「そ、そんなこと、きかないでください。自分でも、もう、なにが、・・・ああ・・・なんだか・・・ああぁ!」
 「いいのよ、もう、人間のしがらみに、・・・はぁっあ・・・と、とらわれなくても・・・わたしが、エリー、あなたを、解き放してあげる・・・
あ、ああ、そ、そろそろ出る!」

212 :
 フローラのそれから黄色い花粉が噴き出す。彼女はもろにその花粉を顔に浴びてしまい、吸い込んでしまう。しばらくくしゃみが止まらない
彼女だったが、くしゃみが止んでくるにつれ、下半身をがくがくと震わせ、全身から汗を噴き出し、顔をさもあつそうに真っ赤に火照らせる。
股の間は彼女の愛液でシーツが濡れ、割れ目はひくついている。
 「はあ、はあ、わたし・・・一体・・・」
 「準備は万端ね。さあ、ここからが本番よ。これが・・・わたしの・・・はっぁん・・・はぁ、とっても敏感な・・・」
 フローラのそれが、花開くように房を開いてゆき、粘液の糸を引きながら中から、太さが彼女の太ももに近いくらいに膨らんだ立派な雄しべ
をのぞかせる。それを見た瞬間、彼女は不本意にも余計に興奮してしまう。呼吸も苦しそうなほど荒い。
 「はああっ!・・・・・・ああ!」
 「あらあら、うふふ」
 フローラは母親の、娘を温かく見守るような目で優しく彼女のその有り様を見届ける。
 「ち、違うんですっ!・・・こ、これは・・・ハウン・・・体が・・・勝手に・・・ヒャン」
 嬌声とともに潮をふかせ、自分でも何に対するのかよく分からない弁解をする。
 「ああ、そんな・・・ハァン、ああ、ああ!」
 「ふふ、可愛い娘、シーツをびしょびしょに濡らしちゃったわよ」
 「ああ、ああ」
 彼女は体じゅう震え上がりながらも、自分でも何がなんだか分からないまま、何か申し開きをするような、何かを言わなければならないが言
葉が見つからないというような困った表情を見せる。そんな彼女にフローラは妖しくも優しい声で、
 「ふふ、いいのよ、何も言わなくて。わたしには分かるから。エリーのことなら何でも・・・」
 フローラの不気味な優しさと包容力に恐怖するも、彼女はもう逃れられない。彼女はフローラのほうでも、興奮と妖艶な熱気にかられている
ことをその体や顔から感じ取ることができた。フローラも顔が蒸気で蒸れるように火照っており、性的な熱情を露にしていた。フローラはもう
何も言わずに、優しい微笑を浮かべたまま自分の頼もしいそれを、彼女の神聖な場所におさめ、後は互いに体の動くままにまかせ悦びと愉しみ
の時にひたりきる。

213 :
 「ひ、痛っ」
 処女を喪失するも、フローラの体から彼女の体へと侵されたその艶めかしい花粉、粘液などなどの妖しい効果と、フローラ自身の思いやりと
テクニックにより痛みは一瞬のことで、すぐに快楽の波が彼女をのみこむ。
 「はあああぁぁ、き、気持ちいい」
 フローラも快楽の刺激に悶え叫ぶ。
 「はああああぁぁ、はあ、はあ、ひいいいいいい。ひ、響くううううう、子宮までえええ」
 フローラの雄しべはまだまだ根元を残している。彼女は盛大に潮を吹き、よだれ垂らし、涙を流し、失禁までしてしまう。
 「はああ、あ、はぁ、はぁ・・・、あああ! はいってくる、奥まではいってくる!」
 「わ、わたしもっ・・・ょ、エリーぃいい、ひいいいいい。ま、まだまだ奥まで・・・ああっ、は、入るわ! ああ!」
 ともに悶え叫びながらも、フローラの太くて長い雄しべは徐々に彼女の体内へ進入してゆき、とうとう子宮の入り口にまで到達してしまった。
あまりにも彼女を気持ちよくさせるのによく出来過ぎている、フローラの立派な、そしてフローラ自身誇らしいと思っている雄しべは、先のほ
うで彼女の子宮をつつくように押し上げている。
 「ああああああ! ついてる、奥でついてるうううう!」
 「わ、わたしも、ひい、イイ! エリー、気持ちいい! す、すごい・・・子宮と子宮が、か、あああ!」
 花粉を製造する、人間の女性の卵巣と似た器官とつながっている雄しべから、フローラも、おそらく彼女以上に強力な快感におそわれる。子
宮と子宮をこすり合わせるような快感に、フローラは至高の悦びの笑みをあらわす。
(ああ、なんて初心(うぶ)でかたいしめつけ方! こんなかわいらしい子の最初の人になれるなんて、わたしはなんて幸せ者なんだろう! あ
あ、この子をわたしに授けてくださったお母様に感謝します! 偉大なるお母様! ああ! お母様! お母様! この子はまもなくお母様の
もとへと参ります、わたしが一緒にお連れします! この子もお母様の御身体によって清められ、お母様の聖なる娘となり、そして、わたした
ちはずっと幸せに・・・っ!)
 フローラの熱情が頂点に達すると同時に、彼女の膣内に大量の花粉が注がれる。淫らな作用を持つ花粉をその淫らなことに弱い場所に注がれ
ることで、彼女はより深い悦楽におぼれてゆく。
 「ひいいいい、ひ、ひもひよすぎるううう」
 「ああああっ、ま、まだまだ、まだ出るわっ、ああっ!」
 二人仲良く絶頂に達し、フローラは長い時間溜め込んでいたものを噴出させる。それは止むことを知らず、二人の絶頂も止まらない。
 「ひいいいぃやああああ、止まらない、とまらないいいいいぃ、ひい、いぐ、いぐいぐうううう」
 「ああ! 出る! もっと出る! 出て! わたしの花粉出てえええぇ、もっろ、もっろぉぉ」
 やがては彼女たちの息が切れ掛かる寸前でやっとおさまった。
 「はあ、はあ、はあ、きもち・・・よすぎる・・・」
 「はぁああっ!・・・ああ、あはぁ」

214 :
 二人は絶頂の余韻にひたる。彼女もフローラも、お互いの霊魂を共鳴させた後の、愛欲満たされた幸せそうなカップルの顔をしている。しか
しフローラは、
 「まだ、まだまだ・・・花粉・・・残ってる・・・もっと、出したい」
 フローラは雄しべを徐々に引き抜いてゆく。
 「ひゃああぁ、こ、こすれるぅっ」
 その感覚だけでもお互い喘ぎ叫ばずにはいられない。彼女が抜いてくれているのかと思い、実際まさに抜けようとしているところで急に、
 「っ!!」
 もう一度一気に子宮の入り口まで――否、今度はその勢いは入り口では止まらずにそのまま貫通してしまった、彼女の下半身は筋肉がすっか
りゆるんでしまっていた。あまりにも衝撃的な、意識がとびかけるほどの強烈な感覚に彼女は息をつまらせ声を出すこともできない。
 「ひゃぁっ!」
 フローラの体にも快楽の稲妻が一瞬にして体を駆け巡り、ぶるっと震え上がる。そしてそのまま声を震わせながら、
 「はぁ、はぁ、まだまだぁ、まだまだわたしたちは気持ちよくなれるんだから」
 彼女の目にはわずかに抵抗しようとする意志が浮かんだが、それも次に起こる快感の第二波によって瞬時に消え去る。フローラは、本能的な
性衝動にかられるままに腰を前後に振りながら、自分の体から出るものを彼女の膣内で擦り合わせ、混ぜ合わせ、溶け合わせはじめた。
 「ひい、はあ、やあ、もう、やめて、気持ちいい、もう、だめになる、わたし、ひもちよすぎて、わだし・・・」
 「ひゃっ、ああああぁああ、ひい、いいぃいいい! いい、いいじゃないの、今は、はああぁああ! そうよ、はあぁああっ、味わいなさい、
しっかりと、人間じゃ味わえない、この愉悦を、おおおお!」
 フローラは愉悦という言葉に力をこめるように、雄しべを抜けるぎりぎりのところまで引いた後で、最後の言葉でとりわけ強く、一気に奥ま
で、再び彼女の子宮を突き抜けるほどに攻め込む。ふたりの快感はそれまでの最高の、それこそ天国にまで達せんとする域にまで上りつめる。
 「ひぃやああああ! はぁはぁああああ!」
 「おおおお、も、も、もうぅらめええ、わらし、わらしいい!」
 その時フローラの雄しべからもう一度噴き出した花粉が、彼女の身も心もとろけさせ、彼女の意識はフローラとともに、フローラに先導され
るように、自分が今どこにいるのかも分からないままに天国の幻想の中をさまよいはじめる。
 「マリー様、マリー様ぁあああ! 好き! 好き! 大好きぃ! わたしを、つれてって、独りにしないで、マリー様あああ!」
 ふと、快楽の海の中から今までの寂しさが噴火したかのようにどっとあふれ、彼女は幻覚に襲われながら、強烈な快感を味わいながらも大い
に泣きじゃくる。フローラはそんな悲しい言葉を発する彼女の口に蓋をするように、或いは悲しい言葉ごと彼女の口を飲み込むように、そして
フローラ自身の欲求を満たそうと貪るように、彼女の唇にしゃぶりつく。二人の唇の間から、ねちゃねちゃと聞こえるいやらしい音や二人の喘
ぎ声に混ざって、フローラのあいまいな声が彼女の意識にまで響いてくる。
 「ん、んんん、大丈夫よ、んんん、エリー、ああ、あああ! ・・・わたしが、むうぅ、マリー様の次女の、この、ぅ、んんん、フローラが、
ずっと一緒に・・・ああ、はぁゃああ、ま、また、ああ!」
 「ふ、フローラ!? フローラ! フローラ様ああああ!」
 彼女は初めてフローラという名前を叫び、自分でもよく理解できない快さを感じる。
 「溶け合ってる! わたしの子宮とエリーの子宮、溶け合ってる! 感じる! 感じすぎちゃうううぅう!」
 「フローラ様! フローラ様とわたし、ひとつに、ひとつに! はっああああ!」
 二人の悦びの声は絶えることなく、永い時を幸福のままに過ごし続ける・・・

215 :
ここまで
まだまだ至らぬところの多い若輩者ですが、地道に文章やストーリーを模索し続けていこうかと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

216 :
ふぅっ……小説書くとか頭おかしい(寄生生物に寄生されて本心が書けない…助け……)

217 :
【科学】 人の脳をあやつる寄生虫、トキソプラズマ  感染すると、統合失調症や自願望も
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1359011482/

218 :
今更だけど、映画「マトリックス」序盤に主人公アンダーソン君のお腹へと、
ウイルスみたいなエビもどきが侵入するシーンがあったんだな……
なんか、閃くような閃かない様な。

219 :
エビ食べたいでゲソ・・・

220 :
>>219
おへそで、下のお口で?
それとも……後ろのお口が良いのかしら?
にしても、エビか……
エビに寄生する虫なら居るが、少女を海老反らせる寄生虫なら暫く見ていないな。

221 :
女「寄生虫?」
ってSS良かったよな。
寄生虫の卵を分けてもらった友のその後が気になる

222 :
イカの帽子に寄生されてしまうと自力では二度と外す事が出来ないどころか外そうとも思わなくなる。
全身は10本の触手で覆われ、容姿は14歳前後の女の子に。そして自我意識も変容し海からの使者として地上侵略の尖兵として行動する…。
そう考えるとイカ娘って怖い!!

223 :
>222
これのことか?
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=13973844

224 :
保管庫にそんなのあったなw
>>223
KOEEEEEEE!!!

225 :
SSまとめブログ版に繋がらないのは俺だけ?

226 :
http://bukimitoriko.blog41.fc2.com/
ここでしょ?普通につながるけど

227 :
触手スレの蜜クラゲっていいな。
もっと頑丈で刃物が効かないような強さだったら…
クラゲがつく

取ろうとするが取れない

しょうがないから一旦海からあがる

刃物で切ろうとするが通じない

乾くのでクラゲがいっそう張り付いて液を啜る

ビクンビクン

これはいい(鼻血)

228 :
ヘビ年なのにメリュジーヌの話題すら無い…

229 :
あれは憑依って感じだからな
寄生かどうか微妙なところを抜けば最高級のネタだと思うが

230 :
我々の妄想じゃなしに、虜になってたっけ?
FF6好きな自分としてはしょくしゅに寄生されてハマるセリスとか見たい

231 :
メリュジーヌを倒したと思ってたらある夜寄生されて乗っ取られるレナとか大好物です。
で、ファリスとクルルを堕としに…とか。
あっ、バッツは男の娘になるか女体化するまで要らないです。

232 :
どこだったけなぁ
どっかの悪堕ち系サイトにファリスが無の力に寄生される話があったぜ

233 :
無に取り込まれてネオになるエクスデス!!

234 :
232のssが気になるぜ・・・

235 :
>>232>>234
ほい
ttp://members2.jcom.home.ne.jp/raidentype33/ss/rpg/faristitle.html

236 :
そういや羅喉伝って漫画でもいい展開があったんだよなあ
打ち切りになったのが惜しいけど

237 :
く、kwsk

238 :
ttp://www.narinari.com/Nd/20130220438.html
これがもしけしからん寄生生物の卵だったら…

239 :
ttp://urasunday.com/comic/sekaioni/pc/014/014_002_14.jpg
これは既出?

240 :
ロマサガ2のドレッドクイーンとか、セリフを見た感じいけそうな気がした

241 :
最近悪堕ちスレで憑依ネタが取り上げられてて微笑ましい
エロパロ板なのになかなかSSが来ないのがアレだが

242 :
まぁ、常時内部抗争してるようなスレだから。
悪の組織らしいね。

243 :
不毛の大地よなあ、あそこは

244 :
傍目から見れば全く同一の性癖の人種なのに僅かな違いで内部抗争に明け暮れるあのスレを見ると
争いのない未来など永遠に来ないことがよく分かるな。

245 :
その点ここは寄生体の属性やら寄生後の変化やらで流派の違いこそあれど、
基本的に相互不可侵だよね
やっぱあれかな、みんながみんな寄生されてるから……

246 :
快楽堕ちした者に他者なんて概念自体ないのかもしれぬな。
今荒れてる悪堕ちスレや物品化スレはかわいそうだね。
みんなこの子たちに心を預ければニコニコできるのに ウネウネ

247 :
ここも頻繁に荒れるよな

248 :
あっちよかマシだと思う

249 :
言うほど頻繁ではないと思。
ところで家PCが寄生されてる上、近所のネカフェも寄生されてて滅多に書き込めないんだか。
プロバイダが広範囲で同じだと被害が拡大しやすいな。
今は少数民族のおかげで書き込めるけど、ここもいつか寄生されるんだろーか。

250 :
どうも漏れのやりたい事は悪堕ちよりもある種の寄生なのかもしれん。
繁殖しつつ共通のトラウマを植え付けてさらに仲間を増やそうとする連中だから。

251 :
くっ…ここのスレも寄生されて住人が姿を消しているのか…!

252 :
ア…アアア…(虚ろな目)

253 :
く、くそっ!これ以上>>252みたいな寄生された連中と一緒にいてたまるかっ!
俺は逃げるぜ!!
…な、なんだこれ…うわっ!?
フフフ…アハハッ!!生まれ変わる…イエ、寄生されるってこんなにキモチイイのね…
さぁ…アナタにも味あわせてあげる…

254 :
ッ!?しっかりしろ>>253!!
…だめだ、あいつもやられてる…>>255、お前は>>260にこの状況を伝えるんだ。ここは俺が食い止めるから!
なにやってるんだ!早くしrうわなにをする
うわーーぁっ!?

255 :
かゆい
うま

256 :
ああ……窓に!窓に!

257 :
寄生でエロ化というよりも、クトゥルフなホラーになってる

258 :
寄生されて深き者どもになっちゃう?

259 :
寄生されて邪神たちの眷属になった結果、エロい性格の美少女になるかもしれん
ニャル子的な…まあニャル子よく知らないけど 個人的には美少女だけじゃなく美幼女もオナシャス

260 :
寄生されエロエロな美幼女に逆レイプされ吸い付くされて腹上とか本望だな

261 :
>>259
オリジナルが清楚で優しい娘ほど、寄生されるときの快楽は絶好調。
自分で寄生を解いていつでも再寄生とかいいよな。

262 :
いまだにこたつむり生活が続いてる…
こたつの寄生能力おそるべし

263 :
ジョジョの石仮面なんかも寄生になるんだろうかって考えたけど、違うか

264 :
>>261
聖職者や制服職の寄生モノに
興奮する要素ですなあ

265 :
>>263
あれは脳を刺激して元からある(らしい)潜在能力を引き出すだけだからな
石仮面自体が融合するわけでもないし

266 :
ジョジョで寄生と言ったら2部のエシディシと3部の花京院だよ

267 :
肉の芽は?

268 :
4部のチープ・トリックとかもそうだね

269 :
>>267
それが3部の花京院だろ

270 :
TOWは「負」を筆頭に異形化のソースが多く出たがけっこう寄生ともとれる表現なんだよなぁ
テイルズの稀によくある寄生ネタはもっと流行るべきだと思うんだ

271 :
>>270
>稀によくある寄生ネタ
多いやら少ないやら

272 :
稀にある
○○●○○○○○○○○○○●○○○○○○○○○●○○○○○○○●
よくある
○○●○○○●●○○○●○○●○○○○●○●●○○●○○○○●○
稀によくある
○○○○●●●○○○○○○○○○○○○○○○●●●○●○○○○○

273 :
寄生後
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

274 :
ついにブロントさんまで寄生されたか

275 :
きたないさすが触手きたない!
(白濁的な意味で)

276 :
光が闇に犯(侵)され最強にみえる

277 :
男が触手まみれで寄生されるとか誰得よ

278 :
寄生して都合の良い環境、つまり女に作り替えるのだよ!

279 :
tsは大好物ではあるが

280 :
五行戦隊の続きを期待して、毎日待機中
仕事中の昼休みでもチェックしてしまう

281 :
このスレは自分が寄生されたいイケナイ願望を持つ女子中学生しか居ないはずですが

282 :
女の子に寄生しようと考えてる不気味な奴もいるはず

283 :
百合な上に自分のこと陰湿と評しながら興奮してる清見さんマジ変態。
灯の堕ちも翠の完堕ちも性格がどう変貌になるか目が離せん。
さらに清見が堕ちたことにより『金生水』で鈴華とのコンボ攻撃が可能。
翠完堕ちがあれば『水生木』でさらに倍の可能性も。
翠は完堕ちをこらえられるのか?
睦美は鈴華一人の相手で済むのか?
そんなことを日々妄想しながら次回を待ってますよっと。

284 :
四年か…長いな…(チラチラッ

285 :
興奮してきた

286 :
うむ五行さんキテー

287 :
谷口さんの入れ替わり漫画目当てに今さらながらアンリアルを買ってきたら
女魔法使いがケンタウロスのボディを模したようなモノに寄生された後
同体になって仲間の女剣士を襲ってしまうという作品(煌野一人/マンイーター)が掘り出し物だった
オチも含めて個人的にどストライク

288 :
今月号は永久保存ものだわ

289 :
>>287
それ連鎖落ち的なオチはありますかね?あったら今から買いに走る
最近のアンリアルに載ってた寄生モノの擬態がちょっとがっかりだったから・・・
モリノナカは最高だったんだけど

290 :
期待するほどの描写じゃないかもしれんが連鎖堕ちだとおも
ふたりともふたなりケンタ娘化

291 :
>>287
話題になると思ってたw
あれはキルタイムで久々のアタリ
>>289
結果的には連鎖してるけど、2人目が取り込まれる描写はない
2体目がどこから来るのかまで書かれたら殿堂入り級だったかと

292 :
>>290-291
なるほどthx
気になるからポチっておく
ラストに1ページ1コマだけでも連鎖落ちを匂わせていればそれでいいんだ・・・

293 :
友達同士の女の子A・Bそれぞれに次のような処置を施す
A:理性は残ったまま。Bの性感がフィードバックされる。快感に応じて媚薬母乳が出る。母乳は触手管を通じてBのフタナリペニスへ
B:理性を奪われている。フタナリ化。性感は感じるが絶頂には達せられない。Aが10回イクと一回だけイケる
BはイキたいのでAを犯しまくる。AはイキたくないがBに責められる上に自分を犯すペニスの間隔も共有させられるのでイッてしまう
Aが吹き出した母乳はBのペニスにチャージされ、Aが10回イクごとにBの射精によってアソコに放出される
自分が出した母乳を友人のフタナリペニスから中出しされ、その媚薬効果で更に快感が高まってしまいイキまくる
みたいなのどうかな?

294 :
何が何だかよく分からないので、A、Bにふたなり極太ペ○スを寄生させて>>293を二穴責め

295 :
>>294
おう、乳首に頼む

296 :
はっはっは
二穴といったら左鼻と右耳に決まってるだろう

297 :
へそから寄生するシチュって少ないよな
想像したらすげぇ萌えるんだが
アンリアルのWebお試し見て興味持ったからポチってくる

298 :
寄生 癒着 触手ペニス でググってみて思ったんだが、癒着って言葉も寄生と同じくらいに
重要なキーワードなんじゃないか

299 :
>>297
ヘソから入ろうとすると突き破るしかなくね?

300 :
テッカマンも設定的にはすごいおいしいんだなあ

301 :
ラダム樹に取り込んで作り変える
作り変えたらそこに寄生、だっけ?

302 :
確かそんな感じ

303 :
つまり、テッカマンよりもう少しエロイ何かに作り替える物好きなラダムがいれば…

304 :
繁殖特化のラダム?

305 :
物好きなラダム
「そうだ。テッカマンサキュバスとかテッカマンセイレーンってどうだろ?
 ボルテッカの代わりに強力な魅惑兵器を積んだ広域隷属化型テッカマン」

306 :
侵略行為をするなら、そういう個体もいた方が遥かに便利だよな

307 :
そして…最初にラダム自身が魅惑された。

308 :
ブラスター化で本来は不可能なテッカマンの洗脳も可能になるんだな

309 :
取り敢えず触手服型寄生生物を置いていきますね。

310 :
寄生してから触手服として展開していくのか

311 :
>>299
確かにリアルに考えたらグロ沙汰なんだが、
スライムっぽいのがにゅるんと入ったりだとか
精神体っぽいのがするりと入ったりだとかなイメージ

312 :
ここは微生物サイズが染みこむように…でどうだろう?

313 :
へその緒型寄生生物で胎教洗脳ですね分かります

314 :
へそからの寄生みてみたいな、、、映画のスコージかマトリックスみたいなの、、、

315 :
本編見てないからどんな描写かしらんけど鰤のザエルアポロとかいうやつの能力が
ピンチになったら女の子の臍から体内に侵入して母体を餌にして回復するってもんらしい
ウィキペで読んだだけでちょっとキタね

316 :
いたなそんな奴。
やたらと長期間戦ってて、俺が鰤読み飛ばすようになった原因

317 :
>>315
実際はそこまでクるもんじゃなかったぞ…

318 :
いまさらながら永久の果肉シリーズいいな

319 :
>>315
ザエルアポロさんにはちゃんと「さん」を付けろよ!!このデコスケ野郎!!

320 :
女の子に寄生したい

321 :
私は魔王にさらわれたお姉ちゃんを助ける為に旅をしていた。
しかし旅の途中で悪い魔女に捕まってしまった。
目が覚めると小屋のようなところにいた。
体は動かせず、頭だけは動かせたので自分の体を見ると、裸にされ大の字で机に縛り付けられていた。
「おや、気が付いたようじゃのう」
「あなたはいったい何をするつもりなの!?」
「ひーっひっひっ、おまえには実験台になってもらうんじゃ」
「じ、実験台!? そんなの嫌!!」
「おや、そんなこと言っていいのかい? おまえなんてそうと思えばいつでもせるんじゃぞ」
そう言うとナイフを私の首元に近づけた。
「まあ逆らわないほうが身のためじゃな」
「くっ・・・」
魔女はナイフを引っ込めると直径10cm程の黒い楕円形の物をポケットから取り出した。
「これは魔界で採れる種らしくてのう、どうやら股間に入れるらしいのじゃが効果がよくわからんので試させてもらおうかのう」
「い、嫌・・・やめて!!」
私は涙目になりながら必で拒否するも、魔女はニヤニヤしながら、種の先端から入れ始めた。
その時、急に種が生き物のようにウネウネと動き始めた。
「おやおや、元気のいい種じゃのう」
「あぁ、ううう・・・」
ぬるぬるしたモノが膣から入ってくる感触の不気味さに私はまともに声さえ出せなかった。
種だったモノは奥まで到達すると壁へとくっつき、根を伸ばし始めた。
体が急に熱くなってきたけどなんだか気持ちいい。
種だったモノはどんどん体の中で増殖と成長をし、私と融合していった。
「中はどうなってるかのう」
魔女が股間を覗きこんだ瞬間、突然そこから大量の触手が現れ、魔女の首を締めした。
そのまま魔女を股間へと引きずり込むと、いつの間にか膣内に生えていた鋭い歯でバリバリと噛み砕いた。
そして子宮内へと飲み込み、消化し始めた。
ふぅ、と私は一息つくとまずはヘソから触手を出して私を縛りつけていた縄をといた。
やっと自由になったと思ったその時、子宮だったところから体中へと何度も大きく脈動するのを感じた。
消化された魔女を栄養として私の幼い感じの残る体が成長を始めたのだ。
背が高くなり、胸も大きく、顔つきも大人っぽくなった。
「ふふふ、なんだか体がとても気持ちいいわ。さてと、お姉様を探しに行かないと」

322 :
初めて書いてみたけどSS書くのって難しいな
言葉遣いに迷って何度もググったよ

323 :
続き期待

324 :
続きとか全然考えてなかった
これで終わりの予定

325 :
魔女がBBA口調で不味そうなのがネックだな
お姉ちゃんを美味しく頂く続きまだー?

326 :
WendyBellってとこから悦楽の胤って触手寄生モノ出るらしい…
ttp://www.cyberworks.jp/wendybell/etutane/index.shtml

327 :
有用な情報を提供してくれた>>326には寄生生物を寄生させよう。

328 :
>>326
寄生の連鎖拡大はあるのかな?

329 :
>魔女がBBA口調で不味そう
お姉ババァなイメージで脳内再生されてたが

330 :
五行さんマダー

331 :
アニメとかゲームで女性が耳から寄生されてそいつに支配される作品を探してるんだけど何かあるかな?
アニメのFFUと青の祓魔師くらいしか知りません

332 :
 暑い夏の日。
 に場所を求めていた僕が樹海の奥底で出くわしたバケモノ。
 それは、地面から伸びる一本の図太い触手だった。
 
『ねぇ……食べて、いい? きみの全て、もらっていい?』
 
 ニュルニュルと蠢くそれは蠅を飲み込む食虫植物のように、四方へその身を裂いた。
 赤黒くドクドクと脈打つ触手の中から、ダラリと粘っこい液体が僕の顔へと垂れてくる。
 
「……いいよ」
 
 もはや自分の答えなど必要なさそうにも感じたが、口が勝手に動いていた。
 背中のリュックに入った無機質な縄で最後を遂げるよりも、
それはまだ苦しくなさそうに見えたからかもしれない。
 
『そう♪ じゃあ遠慮なく……』
 
 暗闇が迫ってくる。
 木陰の御蔭で免れていた湿度に混じった暑さとは違う、生物的な暖かさを肌の向こうで感じた。
 程なくして、僕の身体を触手が締め付けてきた。
 苦しさはあるものの、やはり始めに考えていた最後よりも痛みはない。
 加えて少しずつ僕を奥へ奥へと飲み込もうとする触手の脈動は、
21年前にいたハジマリの場所を連想させ、僕の心を安心させた。
 
『ふふっ……おやすみなさい……』
 
 そして僕は、バケモノに食べられた。
 
 
 

333 :
 ――あたたかい。
 
 肌の向こうから感じるぬくもりに、ボクの頭から単語が溢れた。
 その単語を堺に、ボクの意識は急速に微睡みから目覚め始めた。
 
 ゆっくりと、瞼を開く。だけど何も見えない。
 見えなくてもいいじゃないかとボクは思ったのだけど、
ボクの身体は勝手に瞬きを繰り返し、やがて緑色に染まった世界をボクに見せてみせた。
 そんな世界でも、鬱蒼とした森が広がっているのがよく見えた。
 それはいつか映画で見た、闘を求めて宇宙を彷徨う某狩猟宇宙人の視界に似ていた。
 視覚が戻ると、身体の五感が一気にスタートアップを始めた。
 
「ん……ん、ごポ……」
 
 そして嗅覚を感じようと息を吸おうとしたとき、ボクは液体に包まれていることを理解した。
 その液体の質感にボクは覚えを感じ……そして全てを思い出した。
 
 その時だった。
 瞼を閉じれば再び眠れそうなボクの周りの小さな空間が、いきなり崩壊を始めたのだ。
 
 そしてボクの身体は重力に従い、地面へと落とされた。
 
「ぐっ! ゲホッ、ゲホッ……!」
 
 背中を打つと同時に身体の中を行き渡っていたその液体を宙へ吐き出す。
 随分と久しぶりに感じる重力に、ボクは思わず気持ちが悪くなった。
 
『大丈夫、落ち着いて……』
 混乱にグルグルと回転する脳に、誰かの声が静かに響く。
 明らかに耳の奥底から聞こえてくるその声は、不思議と不安定なボクの気持ちをスッと安定させた。
 
「っ、はぁ、はぁ……」
『そう、その調子……ゆっくりと呼吸を繰り返すの』
 
 身体が本能的に覚えていた呼吸法で、程なくして視界も安定を取り戻していく。
 緑色の世界が静まるのと引き換えに黒が主体の色が世界が目の前を包み込む。、
 わずかな月明かりに照らされた足元のヒメジョオンに目の焦点が合わさるのと、ボクが疑問を口にしたのはほぼ同時だった。
 
「……なんで……」
『クスッ……残念? ねなくて』
 
 その純粋なボクの落胆を楽しむように、頭の中の声がほくそ笑んだ。

334 :
『でも誰もすなんて言ってないしね。と言っても、もう1年も前だし覚えてない、か』
「いち、ねん……?」
 
 唐突に聞かされた時の経過に、ボクは記憶の栞を辿った。
 その中で一番手前にある記憶は……そう、この頭の中に響く声の主に食べられた記憶だった。
 それはつい昨日のことのように感じられながらも、どこか形が古ぼけていた。
 
『ほら、後ろの“繭”。その中でアナタは1年間眠っていたのよ?』
「ま、ゆ……?」
 
 頭の中の声に従い、ボクは背後を振り返った。
 するとそこには薄緑色の薄皮に包まれた半球体がぽうっと存在していた。
 その上部はまるで花が開いたかのように四方にめくれ、球体を維持している下部は透明な液体で満たされていた。
 それが、さっきまでボクの身体を包み、満たしていたあの液体だということは容易に想像がついた。
 
 そして……ようやくボクは、僕でなくなっていることに気づいた。
 
「こ、れ……だれ……?」
『誰って……アナタしかいないでしょ?』
 
 困惑したボクの調子にわざと合わせるかのように、頭の中の声は答えた。
 
 このか弱くも肉付きの良い華奢な腕も、月夜に照らされ白く光る肌も、下半身を隠すこの胸も……ボク?
 いや……こんなの僕じゃない。
 
『うん。その身体は。アナタと私の……そう、きみと私の子供の身体』
 ボクの否定を頭の中の声は肯定し、突拍子のない真実を口にした。
「ボクとキミの、こ、こど、も……?」
『そう。きみの精子を私の中で培養して作った子供。それが今のアナタの身体』
 
 そんなのSFだ、と笑い飛ばすことは今のボクには到底できなかった。
 ただただ困惑する頭で、なんとか現実を理解しようとすることだけが、ボクのできる唯一の努力だった。

335 :
 ”ここ”という言葉だけがやや右の方から聞こえ、ボクは促されるままに右の方向を向く。
 するとそこには先ほどの繭と同じものがそこにあった。
 薄い皮の向こうには確かに、僕の姿があった。
 だけどその身体は体育座りのように丸くなり、まさしく眠っているかのようにふたつの瞼も静かに閉じられていた。
 
『言っとくけど、返さないわよ?』
 ボクは意思を伝える前に、頭の中の声は返答をした。
 
「な、なんでよ!」
『当たり前でしょ。だって、もう私のだもん』
 
 その頭の中の言葉を示すように、繭の中の僕はうっすらと目を開け、そしてニヤリとボクに笑いかけてきた。
 薄皮の向こうにいる実像の僕のその表情に、ボクは思わず後退りをしてしまう。
 しかしそれを踏ん張って、ボクは僕を取り戻そうと右足を一歩、繭の方向へと右足を――
 
「言っておくけど、この身体も私のモノだよ?」
 
 踏み出せなかった。
 持ち上がった右足が一瞬宙で停止すると、ボクの身体は急にボクの意思とは関係なく動き出した。
 
「この右足も、この右手も、この胸も、子宮も、脳みそも……そして、キミ自身も、ね。ふふっ」
 
 ボクの身体でボク以上に自然に振舞うその身振り手振り口振りに、ボクは自分が一体どこにいるのかが分からなくなってしまう。
 でも、たとえ身体がこの頭の中の声のモノだとしても、このボク自身はボクのものだ。
 決して、頭の中の声のモノじゃない。
 
 しかし下腹部から急にこみ上げてきた熱さが、そんなボクの答えをねじ伏せた。

336 :
「ふ、ぁ……! んっ、うぅ……」
 
 突然のその感覚に嬌声が漏れ、思わず右手でむき出しの股間を覆い隠す。
 それでも手のひらの向こうに存在する穴の奥底の場所からの火照りに、思わず両膝がくっつきあってしまう。
 
『ふふっ、感じてきたでしょ? 身体と、キミの心が』
 
 再び頭の中に戻ってきた声は、いかにも自分がそうさせていると主張するように、嬉々とした口調で続ける。
 
『その気持ちよさはキミの身体が感じさせてるもの。でも、その感覚に“迷っている”のはキミの心自身、でしょ?』
 そう。ボクは迷っていた。
 ボクの身体の下腹部の火照りに応える方法は、本能的にわかっていた。
 それは例えるなら、虫に刺されて痒くなったところを掻くような、ごくごく自然な行動だった。
 
『挿れたいんでしょ、その穴の中に指を』
 
 頭の中の声が、ボクの心を代弁する。
 ぷっくりと膨れた陰核に指先が触れるだけで、全身を痺れるような快感が走り抜ける。
 ジリジリとくすぶっている欲求が、全てを飲み込む炎のように、その熱を上げていく。
 
『ねっ? キミのその綺麗な指先で、もっとグチャグチャにしたくない?』
「うっぅ……だ、ダメ、だよ、こん、なのっ……!」
 
 内なる声から逃れるように頭を振るが、右手は股間から剥がれようとはしなかった。
 一方で、左手が胸の突起を乱暴に揉みしだいていることにボクが気づいてしまったとき、
無意識下で右手の中指がボクの中へと滑り込んでしまった。
 
「ひっ、あっ!」
『あはっ、挿れちゃったね。ふふっ、気持ちいいでしょ?』
 
 腹部に入り込んでくる異物感にボクは虚空を見上げ、快感の波に身を委ねる。

337 :
『ありゃまぁ、軽くイっちゃった?』
「だ、だめだよ、こんなの……」
『んふふ、そんなこと言いながらも身体はしっかりと素直なんだから』
「ふ、ぁ……!」
 頭の中の声が言うとおりだった。
 ボクは否定の言葉を口にしながらも、入り込んだ指で自らの中をかき回しつつ、
さらなる快感を求め続けていた。
 どうすればもっと気持ちよくなれるのか、という純粋な気持ちでボクはひたすらに全身をまさぐり始めた。
 
「んぅ! ち、くびが、きもちい、っ!」
『ひぁ……私まで感じてきちゃった……♪』
 
 先程まであった羞恥心は既に頭からはとっくのとうに剥がれ落ち、木の幹にもたれ掛かって白い息を吐き出し続けた。
 ただ、ガサガサの木の幹は体に電流が走るたびボクの皮膚に引っかかり、その小さな苦痛がボクに少しだけ理性を残してくれていた。
 
 そんな時、まるで慕ってくる動物のように、優しい力使いでボクの身体に何かが絡みついてきた。
 
「ひぁぅ! な、なに……!?」
『ふふっ、大丈夫。動かしてるのは私だから。ほら、こっちのほうがラクでしょ?』
 
 ボクの両足と下腹部に巻き付いたそれは、見た目は森というよりジャングルに生い茂っていそうなツタのようだが、
そのウネウネとした動きは海をゆらめくタコを彷彿とさせた。
 突如出現したその触手に、ボクは思わず呆然と身を硬直させてしまった。
 
『あ〜もう、危なくなっていば。ほ、らっ♪』
 
 その動きはまるで獲物ににじり寄るヘビのようだった。
 下腹部に絡みついていた触手が乳首に、両足に絡みついていた触手は秘所に近づき、その丸っこい先端が開いたかと思うと、
粘りっけのある液体を垂らしながら、ぷっくりと膨れたそれぞれの敏感な部分に噛み付いてきたのだ。
 その瞬間、ボクはまた快楽の渦の中へと一気に引きずり込まれた。

338 :
「っあぅ!? やっ、だっ、んんぅぅぅう!」
 自分でいじった時とは全く別の刺激に、ボクの身体を激しい電流が駆け巡る。
 しかしボクはどれだけ暴れようと、身体に絡みついた触手が丁寧に身体をつなぎとめてくれた。
 それはまるで心地よく揺れるハンモックのようだった。
 
 それでも触手の先端はしっかりとあまがみを続け、時折いやらしい音を立てて吸い付けてくる。
 
「っあぅううぅ! らっ、めっ! こんなっ、きもちよす、っぅう!」
『ひゃぅっ♪ そろそろ、かなっ……』
 
 どこか艶っぽい頭の中の声がボクの高まりを後押しする。
 木々の隙間から夜空を見上げ、何もしなくても快感を与えられるということに更なる快感を覚えながら、
ボクは何かが下腹部の奥から出ようとしているのを感じた。
 それはオトコノコの時のあの気持ちよさに似ていて、自然と息が小刻みに震え始めた。
 
「で、るぅ……♪ なにか、出ちゃうっっっ……!」
『う、んっっ♪ いこっ、いっしょ、にっっ……!』
 
 いっしょに、という言葉がボクの全てをぎゅっと抱き込むように感じ、身体から溢れる快感に身を委ねた。
 
「『ふっ、あっっっっっっっううううううう♪』」
 頭を後ろに投げ出し、全身を支配する快感に何度も身体を震わせる。
 音が消えた耳の奥底に時折、びしゃっと響く粘っこい音がボクがイッたことを実感させてくれていた。
 
『んぅぅ……たまんない♪ ほらっ、いっぱい出てる……♪」
「ぁっ♪ ……ぅ、ん……♪」
 
 段々と快感の波が引いてくると、頭の中の声に従い、触手がボクの頭をゆっくりと持ち上げてくれた。
 そしてボクは未だ快感が残る秘所に目をやると、その快感の小さな波に合わせて、
液体のようなものがびしゃりびしゃりとボクの中から外へと溢れ出ているのが見えた。
 そのままボクはしばらくの間、先ほどの大波の余韻に浸りつつ、その様子を眺めていた。

339 :
『……よし、お疲れ様♪』
 
 頭の中の声がそんな言葉を口にすると、触手たちは優しくボクを地面へと降ろしてくれた。
 あれだけの快楽に身を委ねていたのに、不思議と身体に疲労感はなかった。
 
「ふぅ……ひゃっ!?」
 
 火照ったままのむき出しのお尻に触れる、夜露に濡れた葉っぱの程よい冷たさに思考を停止していると、
爪先にぬるっとした感覚をボクは感じ、間の抜けた声を吐き出した。
『あっ、こら。だめだめ、暴れちゃ。その子、さっきキミが産んだ“子”よ』
「えっ? ひぅぅ!」
 頭の中の声に疑問を抱いた一瞬の隙に、その感覚はボクの下腹部まで這い上がっていた。
 その一瞬、ボクの下半身がぬらっと光るのを見て、ボクは目を凝らした。
 
 そしてボクは気づいた。
 その感覚の原因が、先ほどボクの中から溢れ出したあの液体であったことに。
 見た目は無色透明な液体なのだが、月明かりに照らされた部分が妖しく煌き、
獲物を丸呑みするかのように脈動しながらボクの頭の方へと迫ってきていた。
 
 本能的な危機感を感じながらも声を出すことも忘れ、しかし身体をよじらせてなんとかその動きを止めようとボクはもがく。
 身体からそれをはじき飛ばそうと両手を払うものの、今度はその手の指先にしっかりと液体が絡みつき、
肩の方へとせり上がってくる。
 
 やがて抵抗むなしく、ボクの首までの身体の表面はその液体に覆い尽くされてしまった。
 心臓がドクンと脈を打つたびに小さな波を立てながら全身を愛撫するその液体を、ボクはなすすべもなく見つめていた。
 
「ぅぅ……え……? っぁ……!」
 快感とは微妙に違う全身の感覚にボクが戸惑いの声を上げると、液体が繭の中のそれに似た緑色の光を発し始めた。
 それらは全身を行き交う血液のように蠢き、何とも言えないもどかしさにもじもじと身体をくねらせた。
 
 数秒ほど経つとその光と感覚はなりを潜め始め、ボクの身体は再び月明かりによって色付けがされた。
 するとそこには、黒いセーラー服に身を包んだボクの姿があった。

340 :
最初はスレ違いかと思ったが……TSFも大丈夫な自分にはとりあえずストライクだった
これから虜になってくれるんだよね?続きが楽しみです

341 :
TSF好きの俺大歓喜
堕ちるのを楽しみに待ってるよ

342 :
『うんうん、よく似合ってる』
「こ、これって……?」
『それはさっきキミが産んだ子が擬態してくれてるの。ふふっ、よくできてるでしょ?』
 擬態、という言葉にボクはこれが偽物なのかと思わず手が伸びた。
 
 人工的なセーラー服の布地の感覚、スカートの裾の翻り具合、ツルツルとしたいやらしいパンストの締め付け具合。
 とてもではないが偽物とは思えないその感覚にボクが驚いていると、不意に秘所を何かが撫でていった。
 
「ひゃうっ!?」
『あはは、キミが好きだからじゃれてるみたい。まぁ“おかあさん”だもんね』
「お、おかあさんって……ボク、が……?』
『もちろん。キミ自身、さっきその子が自分のナカから生まれたのを見たでしょ?』
 
 そうは言われても理解が追いつかないボクに、頭の中の声は続ける。
 
『キミが宿ってるのは私が持ってきた“卵”とオトコノコのキミの“種”で産まれた子供のカラダ。
つまり、その子供においてキミはおとうさんで私がおかあさん、ってこと。ふふっ』
 嬉々とた様子で説明する頭の中の声の言葉に、ボクはちらりと繭の中で眠る僕の身体を見た。
 いつの間にかボクに笑いかけたあの不気味な表情はなりを潜め、彼はゆっくりと眠っているようだった。
『そしてその子供、つまり今のキミが寝ている間に、“種”を仕込んでおいたの。今度は私が、ね。
それがキミの中の“卵”と結びついてその子が生まれたの。まぁ本来、人の“卵”じゃ生まれないんだけど、
なんせ今のキミの身体は見た目こそ人間だけど、その中身は人間と“エイリアン”のハーフだからね』
 饒舌に非現実的な言葉を羅列した頭の中の声は、やっとその正体をボクに明言した。
 
 不思議とボクに大きな驚きなかった。
 それは頭の中の声のとおり、ボクが既に人間じゃなくなっていることを裏付けているようにも感じた。
 そのせいか、ボクの口からはひどく冷え切った質問が溢れた。
 
「目的は、地球の侵略、とか?」
『う〜ん、そんな大それたものじゃないんだけど……。第一目的は私という個体の維持だけど、
まぁでもどうせなら、家族を増やしたいかな』
 
 この星の外にも“家族”という概念があること、ボクは喜びと悲しみを覚えた。

343 :
『とは言っても、私たちはキミたちと違って安定した“肉体”がないの。ただ、生命体に宿って支配することができる。
いわゆる……そう、寄生。今の私は、ほらこの木に宿ってるの』
 ゆらりと現れた触手が示す、繭の隣の木。
 それはこの森の中でも一際小さい、わずか2mほどの小さな木だった。
 
『1年前にキミがこの森を訪れるよりも少し前に、私は不時着して、その時は寄生していた別の星の生命体……つまり、、
キミたちから見れば宇宙人の身体に宿ってたんだけどその身体が力尽きちゃって、
色々な設備とかも壊れちゃて……弱った私がやっと宿れたのはこの木だけだったの』
 その言葉に合わせて、どこか自虐的に触手を震わせてかか、頭の中の声は続けた。
 
『でもこの木に宿ったのはいいけど、これだけ背が低いと陽の光も当たらないから光合成のエネルギーが手に入らなくて……、
かと言って別の何かに寄生し直すだけの力も残っていなかった。……正直、あの時はもう諦めてた』
「……そこに、僕がやってきた」
『ふふっ、そう。私と同じように、生きることを諦めたキミが、ね』
 触手がふわりとボクの頬を愛でるように撫でた。
 
『そしてキミを取り込んだあと、私はキミだったものの“種”を食べて私自身を回復させてながら、
唯一残った私の“卵”にキミだったものの“種”を植え付けた。そして1年後の今日、やっとその卵が孵った』
「それが……この、身体」
『そう。私とキミの、子供』
 ボクは改めて自分の身体を見下ろした。
 白い指先、たわわに実った胸のふくらみ、華奢ながらも艶やかに伸びた足。
 僕の“種”から生まれたというその身体を見てから、ボクは言った。
 
「じゃあなんで……ボクは自分自身の子供の身体に宿っているの?」
『その理由は簡単。私の力が完全じゃなくて、その身体に魂が作れなかったから、代わりにキミの魂を入れてあげたの。
人間ってそう考えるとすごいわよ? 無意識でも孕みさえすれば魂を作れちゃうんだから』
 
 頭の中の声に言われて、ボクも確かにと少しだけ感心してしまう。
 
『魂っていうのは身体じゃなくて心から生まれるものだから。ほら、キミが生んだその子。
その子はキミが母体となっていたから魂が宿っているの』
 
 その言葉に呼応するように、服に擬態しているボクの子供は優しくボクの身体を少し締め付けてきた。
 きっと本来のセーラー服には存在していないであろうポカポカとした暖かさを、ボクは一瞬だけ感じた。

344 :
『私がキミをその身体に定着させて1年間育ててきた理由の一つは、つまり私の代わりにキミに子供を生んでもらうため。
もう一つは……』
 
 焦らすように、頭の中の声は間を開ける。
 だけどボク自身もはやそれは気になることではなく、頭の中の声もそれを察したのか、程なくしてもうひとつの理由を口にした。
『それはキミに興味を持ったから』
「ボク、に?」
 
 どうとでも捉えることができそうなアバウトな答えにボクが聞き返すと、頭の中の声はなめらかに答えた。
 
『そっ。だってにたいにたいって自分の身体に言わせておきながら、心は生きたい生きたいって言ってるんだもん。
ヘンな子だなぁ、って思ったから』
「ボ、ボクは生きたいなんて思ってない!」
 
 考えるよりも先に、口が先に動いていた。
 それを待っていたかのように、頭の中の声は笑う。
 
『ほら。キミはよくも考えもせずににたいって言ってるだけ。にたいんじゃなくて、んで“楽になりたい”だけ』
「っ! ……ボクの……ボクの何が分かるんだよ、キミに!」
 
 またしても口が勝手に動く。
 この感覚を、ボクは1年前にも味わっていた。
 そう、今と全く同じように目の前の触手へと僕は辛さをぶちまけ、そして彼女は僕の話を静かに聞き、そしてボクを優しく食べた。
 だけどその時と、今は違った。
  
『そっ。じゃあ、ねば』
「えっ……? ぐっ、うぐんんぅぅううううう!?」
 
 それは一瞬の出来事だった。
 目の前の触手がわずかに身をくねらせたかと思うと、乱暴にボクの口へと侵入してきたのだ。
 さらにいつの間にか周りを取り囲んでいた触手に四肢が拘束される。その力はまるでボクを引き裂かんとするかのように容赦がない。
 
『このままキミの心を食べちゃえば、キミの心はねるわ。キミの望み通りに、ね』
 
 一瞬、胸の奥から身体が引きずり出されるような感覚を感じ、そして何も感じなくなった。
 ただ次の瞬間には口から続く異物感と共に、言いようのない苦しみが全身を襲った。
 
『ふふっ、今キミの心にアマガミしてあげたの。どう? にそうだったでしょ』
 
 温かみを失った頭の中の声が冷ややかにボクに囁いた。

345 :
『まぁキミの元の身体は私の栄養分として、子供の身体は人間との接触に、それぞれだ〜いじに使わせてもらうから、安心して』
 
 先ほどこの身体がボクの意思とは無関係に言葉を喋ったことを思い出した。
 そうだ。ボクはこの身体を使わせてもらっているに過ぎなかったんだ。
 彼女にしてみれば、その逆。使わせて上げているに過ぎない。
 なのにボクがにたいにたいといったのが、逆鱗に触れてしまったのだろう。
 身体は苦しいはずなのに、頭の中はそんなことが考えられるくらいにボクは冷め切っていた。
 それは捕食者と非捕食者の関係がどうしようもないぐらいに理解できたからであった。
 
 でも、彼女はボクの心を食べることはしなかった。
 
「っ……んげほっ、ぐぅtゲホッゲホッ!」
 
 突然ボクの中に入り込んだ触手が逆流して抜け出たかと思うと、四肢を拘束していた触手たちもボクを解放した。
 地面に四つん這いになり、酸素を取り込むボクの背中を優しく撫でてくれる感覚を感じた。
 それが身にまとっているボクの子供がしてくれていることだと、ボクはすぐに気づいた。
 苦しいのに、胸がポカポカと暖かくなるその懐かしい感覚に、ボクは思いを巡らせてから言った。
 
「はぁはぁ……あり、がと」
 
 ボクの言葉に、ボクの子供はまるで懐くかのようにボクの全身にその身をこすらせてきた。
 
『……キミのその身体はまだまだ不完全。5日間、外で活動したらまた私の中で作り直さないといけない。
その5日間だけ、私たちに協力してみない? それでも生きるのが嫌だったら、キミの心を食べてあげる。
もちろん、さっきみたいな痛さなんて感じさせないように、優しく、ね』
 触手がボクの頬を撫で、それから顔の前で止まった。
 この返答次第では、再びこの触手がボクの中に入り込み、きっとボクをしてくれるだろう。
 背中に感じた鳥肌のような感覚は、一体誰のものなんだろうと感じながら、ボクは考えた。
 
 そしてボクは、その触手を握った。
 それは体液で滑りながらも、身に纏ったボクの子供と同じような暖かさが確かにあった。
 
「……正直、生きたいとは思えないけど……その……」
 
 うまく言葉にできないその思いに、ボクはセーラー服の袖を撫でた。
 彼女はそのボクの仕草に、優しい声を掛けてくれた。
 
『ふふっ……5日間でどうしても嫌だったら、その子に気兼ねすることはないよ。
キミはを選んでも、私がいるから。それに、その子もキミが苦しむことは、望んでないから』
「……うん。ありがとう」
『ぅ〜、でもなんか妬けちゃうなぁ。一応私も、キミの家族なんだけどなぁ〜』
 その嫉妬心を表すかのように、目の前の触手は頭を垂れながらそっぽを向いた。
「……ぷっ。ふふふっ」
 
 思わず笑いが溢れていた。
 そんな風に自然と笑えたは何年ぶりだろうか、と思い出そうとしてボクはやめた。
 だってボクはもう、生まれ変わったのだから。
 
『そう。キミはもう人間じゃない。私たち、エイリアンの家族』
「……うん。よろしく、ね」
『ふふっ、こちらこそ』
 
 そしてボクの新たな生活が幕を開けた。

346 :
TSは好かん

347 :
個人的にはとても好きなシチュな上に
なんとも言えない謎のエロさやらが詰まってて
続きがすんごい気になるんだけど
同時に今のところこのスレの趣旨に合っていない気もしてて
なかなか難しい……

348 :
混和率50%程度の話はダメってことなのか
そら似たようなスレが乱立するわけだわ

349 :
素晴らしかった
最初から一応「娘」として堕としにかかってるから全然おkだと思うわ

350 :
 今日は特に暑かった。
 流石に3日連続で約束を破ってしまったら、いくらあの子でも憤慨するかもしれない。
 私はそんなことを思いながら通り慣れた路地を走り抜けていく。
 
「ああもう、……なんで今日も残業になっちゃうかなぁ……」
 
 私はそそっかしく不器用で、おまけに頭が悪い。
 今日の残業もそんなことが原因の些細なミスが重なったことによる遅れを取り戻さなくてはいけなくなったからだった。
 
 いつもと同じ最悪な一日を私は頭の中で振り返り、あの子にメールも出していないことに気づいた。
 まったく何をやってるんだ、私は!
 足は止めずにカバンの中から携帯を取り出し、私は本文を打ち始めた。
 
「えっと……ご、ゴメン、違う、ゴメスじゃない! ええっと、ご、ゴメン、も、もうすぐ、つくから……って、わああ!」
 
 送信ボタンを押そうとした瞬間、何かにつまづき私は大きくよろめいた。
 そのままの勢いで私は斜め横にあった電柱に豪快な体当たりをかます。
 ジーンと、鈍い電流が身体を伝っていくが、おかげでなんとか転ばずには済んだことにふぅと安堵の息を零した。
 
「あいたたた……やっぱり走りながらメールなんてしちゃいけないね……。ん? なんだろ、あれ」
 ビリビリとしびれる左肩をさすりながら、私は自分がつまづいた何かに目を向けた。
 それは……なんというか、ヘンだった。
 いつも私を照らしてくれる電灯が今日はチカチカと点滅しているから、よくは見えなかったけど、それはどこかヘンだった。
 
 いつの間にか肩の痛みも忘れ、私は引き寄せられるように明滅を繰り返す電灯の下に来ていた。
 
「まっくろ、だ……」
 そう、真っ黒。
 伝統の下にあったのは、真っ黒な人影のようなものだった。
 マネキンに黒い全身タイツをかぶせて寝かせているかのようなそれは、私のいつもの日常にはとても似合わないものだった。
 
 と、その時だった。
 細かな明滅を繰り返していた電灯がぷっつりとその活動を止めた。
 私は突然のことに思わず真上の電灯を見上げた。
 
 べちゃ――
 そんな音が鼓膜を揺らしたのと、電灯がいつものように明るく私を照らし始めたのは同時だった。

351 :
「んんんんっっっっ!!」
 
 悲鳴が思わずお腹の中から溢れ出ていた。
 だけどそれは私の身体が意図した音が出ることはなく、こもった叫び声となって私の中へと戻っていく。
 それは私の口を、いや、顔の下半分を緑色に光るクラゲみたいな生物が塞いでいたからだった。
 
「んんんぅううううっぅつっ!」
 
 そレを見て、私は更に狂ったように喉を震わす。
 ただその私の声はクラゲの傘の部分をわずかに膨らましただけで、再び私の中に戻ってくる。
 
 やばい、やばいやばいやばい怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!
 
 頭の奥でありえないほどに早くなる鼓動の音。
 それが鳴り響く中、私は息をすることも忘れて必の抵抗をした。
 
「んっっっ! んぅぅぅぅぅ!」 
 まるでマスクを引っ掛けるように耳に絡みついたそのクラゲの触手を剥がそうと爪を引っ掛けてもがいた。
 それでも外れないから、気持ち悪いけどクラゲの傘の部分を掴んで思いっきり引っ張った。
 ギチギチと耳の付け根が悲鳴を上げるのも構わず、引っ張った。
 
 すると、私の唇にずっと重なっていたクラゲの傘が少しだけ離れ、ヌメった私の唇が湿った空気を感じた。
 
 そのスキに、私はすかさず大きく息を吸い込んでめいいっぱいの叫び声を放とうとした。
 路地裏で人通りが少なく、右も左も塀に囲まれているけど、その向こうには家がある。
 大声を出せばきっと誰かが気づく……!
 
 だけども大きく吸い込んだ息はそのまま、私のお腹の中へと押し戻されていった。
 
「っ、ひぁっ、だ、んぐうううぅぅううううう!?」
 
 助けを求めるための最初の言葉がわずかに出た瞬間、ぐにゃっとしたものが私の口の中に入り込んできた。
 それが自らの身体を縦長に丸めたクラゲだと分かるまでに、そう時間はかからなかった。
 ただ、このクラゲが私の抵抗を先読みしてそんな行動に出たのだと理解したとき、言いようのない恐怖が胸の中に広がった。
 
「ん、ぐぅう、ぐっ、ちゅ!」
 
 助けを求めることなど二の次に押し込め、なんとかそれを吐き出そうと私はもがく。
 ただ、呼吸さえもままならない私の身体は既にろくな抵抗もできず、異物感に苦しむ喉だけが最後の防衛線となっていた。

352 :
 そして、その防衛線が必の抵抗を続けているとき、私はハッと閃いた。
 そうだ……気持ち悪いけど、噛んじゃえばいい!
 唇からだらりとたれている傘の先端を噛み切れば、きっと痛みでひるむはず。
 その好きに吐き出して、走れば……逃げられるっ!
 
 その閃きに、仕事の時もこうやって頭が働けばなぁと、のんきな考えが一瞬頭をよぎった。
 それだけこの閃きに、私は安堵感と確信を持っていた。
 
 そう、タコ! タコと思って噛みつけばいい!
 噛みついて犬みたいにブルブルと頭を震えば、きっと噛みちぎれる!
 
 私はそう自分に言い聞かせ、顎を一瞬を緩め、そして一気に力を込め――
 
「んぁ……あ……ぁ……」
 
 ……え?
 あれ……? あれ……?
 
 何かが、おかしかった。
 身体が、ない。
 そう表現するのが一番近しい感覚が、ただ呆然と私の中に残った。
 必の抵抗を続けていた息の苦しさも、喉を支配していた異物感も、汗で湿ったブラウスの感触も……どこかに飛んでいってしまった。
 
 まるで身体が空に飛んでいるかのようだった。
 ……なんだか、このままでいたいな……。
 そんな思いが頭をよぎったとき、力の抜けた両目がそれを捉えた。
 
 だらりと垂れ下がるクラゲの傘から伸びる2本の触手。
 それが私の鼻の中に入り込んでいるところを。
 
 ぷつん。
 額の部分から後頭部に何かが通り抜けていくような感覚。
 それと同時にクラゲは、まるでパチンコを放とうとしているゴムのように、その身を私の唇の向こうへと伸ばした。
 
「んっ、あ〜ん♪」
 
 なんとものんきな私の声。
 でもそれは、私が意図して出したものではなかった。
 
 その次の瞬間、クラゲはその身を一気に私の口の中へと飛び込ませてきた。

353 :
「ん♪ ……んぐぅっっぅううう!? んんんんんん!」
 そのクラゲの動作の一瞬後になって、私の身体は感覚を取り戻し、本能的にそれを吐き出そうと喉を脈動させる。
 だけどもまるでゲル状の何かが喉を降りていくかのように、それはゆっくりと私の中へと降下していく。
 駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目ぇえええええええ!
 
「んっ、ごく、んっ……」
 
 あっけない音と共に、それは私の喉を通って、私の中へと取り込まれてしまった。
 私は何が起きたかわからなくて、口をパクパクとさせながら、喉を掴む。
 まるで、自分の命をここで終わらせるかのように。
 それはまるで私の人間としての身体が生命の遺伝子として起こしている、拒絶反応のように感じられた。
 
『あらあら、ダメよ、そんなことしちゃ♪ 私の大切な身体なんだから』
 
 聞いたことのない口調で、私の声が頭の中に響く。
 
 ……誰?
 
『くすっ、私が誰であるかなんてどうでもいいわ。だってそんなこと……意味がなくなるもの』
 
 私の問いかけに、私の声で答えるそれ。
 
 それ? ……それって……どれ……?
 
 あれ……? 私って、ん……? あれ、私って、どれ……だっけ……?
 
『だから言ったでしょ。意味がなくなる、って』
 
 意味? 意味……意味、って、なんだっけ?
 
 あれ、なんで私、自分に向かってそんなこと聞いてるんだろう?
 
 だって私は――。
 
「『“私”じゃない。くすっ。なに言ってんだろ、私』」
 
 そう……私は、私。
 
 さぁ、早く帰らないと。
 あの子が待ってる。
 
「くすっ。えっと……待っててね。今、帰るから♪」
 
 私はメールの本文にそう打ち込んで、送信ボタンを押した。

354 :
すばらっ

355 :
お疲れ様でした。
>>345
異型から生まれ変わる設定は、よかったと思います。>>350
冒頭に当たる短い内容なのでコメントしづらいけど、ぜひ寄生連鎖など今後の「私」のの活躍(暗躍?)に期待したいです。
また続きかどうか関わらず、書き手さんにはこれからも作品を公開してほしいです。
頑張って下さい。
大量規制でエロパロ全体がやばいことになってるな
こういうときこそ寄生の力を・・・

356 :
保守

357 :
維新

358 :
革命

359 :
寄生ウィーク

360 :
また大規模寄生が…

361 :
寄生ラッシュ後からの5月病パンデミックとか

362 :
実際?の意味で大規模寄生って言うとどれくらいだろうか?
学校レベルかな…自分の印象では、一つの街やら都市まで広がれば大規模だと思う
とここまで書いてお父さん国の話を思い出した
あれはいい大規模寄生だった……

363 :
>>362
戦後しばらく、日本人の回虫罹患率は9割いってたらしいよ

364 :
新幹線での寄生ラッシュ

365 :
他スレで見たサイトだけど、
ttp://marie.saiin.net/~liqueur/Home.html
ここの魔法少女キアラってのがいい触手寄生だった

366 :
個人的にこの人の悪堕ちものは好きだよ。
アキラ以外にも、純白天使ランジェリーエンジェルが

367 :
ほす

368 :
寄生とかけて干すととく。その心は?
1.冬虫夏草
2.寄生娘に搾り取られた状態
3.目玉に寄生された灯の火行爆発

369 :
>>368
早う続編うp

370 :
うむ五行さんかもーん↓

371 :
五行さんはトルコとかに行ってしまうかもしれんしのう
まあでも、自分が読めない様なプラカード出す国あるなら
やらない方がいいのかもしれん
不気味なモノに寄生されてトルコになる五行
トルコ語でもいいのでかもーん

372 :
ttp://www.narinari.com/Nd/20130521741.html
耳から侵食するのはいいが、痛みを与えるようでは二流だな

373 :
歯を磨こうと思って、洗面所に向かった。
そしたら、頭になにか飛び乗ってきてぞわぞわが背や腹を駆けずり回ってきた。
何かと思い、シャツをめくればそこにはフナ虫の様な、短いムカデのような虫が……。
払ったら居なくなったけど、近くに居ないから規制されたような気がして怖い……。
此処に書けば、いつもの冗談で済むような気がして――。

374 :
――以上が、>>373がまだ人間であった頃に書き残した言葉です。
残念ながら彼、いえ彼女を救う術は、今の我々には……

375 :
巻き添え規制を喰らった>>373の残したメッセージ
インターネット上の掲示板を飛び交う謎の電子生命体!
徐々に拡大する規制、いや寄生被害!!

とかそこまで考えて「不気味なモノ」の範囲の中に電子生命体は含まれなさそうだなって気が付いた

376 :
>>375
過去、作例がありますよ。
巫女さんに取り憑いて増殖する奴で。

377 :
「不気味な」とは、見た目のこととは限らないかもしれない
増え方とか挙動の場合もあるだろう
……最終的には人目に触れないといけないから、結局は見た目かな?

378 :
生き物は電子/化学生命体と言えなくもない

379 :
ムーアの法則の様に不気味に足が速いんだから
ナマモノに決まってるじゃないですかー

380 :
不気味な刺身に食欲を刺激されて虜になる娘!!

381 :
     ::|不気味な笑みを浮かべながら娘に寄生するウルトラマン!!
     ::|.            _                  n、
     ::|            |:|              ,、  r'ト、ヽ、
     ::|         ,..:"´||`ヽ、            i `,_r、)i ノ
     ::|っ-、      ,/.: :: ::|| :: ::`、  フッフッフ…    {   ヽ::/
     ::|/ r´     i´: ,.- 、::|| , -、.:`i         ゙ } , ノ:ノ
     ::|:::'、      l;i: `‐-' | '-‐´::i;|           i`_/.:|
     ::|::._`¬つ   `、;;:._ _,'.| ゙、_ :;ノ             l i ::|
     ::|::::ノ"´   _,,..ヾ,'、__二__,.〃―-、_         l.   ::|
     ::|´ _,,.. -‐'"´  i::゙、゙`=´'ノi ヽ::::::: ̄`о丶‐-、__ /   :::|
     ::|‐'"оノ::::::ヽ о  l:::::`ー ´:::ノо .ノ::l   о ソ    :::ノ
     ::|-.'::-―‐-、:::ヽоヽ::::::::::/о/:::ヾ::::::ニ==ニ二::{   :/
     ::| ̄ _  l::::::`i о `v' о i:::::::/ l `ー-- 、_ヽ:::..../
     ::|-‐'´  `' il::::::{  ((゚.:))  }:::::/;;;l        ̄ ̄
     ::|       lヽ:::ヽ_ノ:::::ヽ_ノ:::::ノ;;;{
     ::|.       ヽ`ー-、::::,-―‐´ ノ
     ::|        ヽ        ./i
     ::|        ノ、       ノ
     ::|        /:::ヽ    /::::'、
     ::|       /:::::::::::ヽ、 ノ:::::::::::::i
     ::|      i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
     ::|      ノ.::::、::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
     ::|     /:::::::::::::ヽ:::::::::::ノ:::::::::::::::::|

382 :
>>381
昔、そんな作品がフランス書院から出てたような

383 :
つべにあった洋画に電話してる時に紫色の霧状に寄生されて、
トイレに連れ込んで襲う洋画なんて言うんだっけ
女同士のキスシーンとかもあったはず
female possession 13で前は出たはずなんだけど今消されてるんだよね

384 :
>>383のやつこれ
ttps://youtube.googleapis.com/v/HHcjfpeWjl0&list=PL0C3A8E93385B7157&index=3?ytsession=s2FIxvbSuORHIOPKlNOrBqwfnlXXAiX-ud3x4zyaW4uzj6TWvweQj1Yxzx9UKmwcaCbpzV6mIKo4-YBFXZpDH2DtIg_zLD39D3uPe0-XTVbwAIqE4J96apcjB1t06jhFYXSiFxdhiXv_9uXXuFFrgQ
これのタイトル知ってる人おらん?

385 :
>>383
torchwoodってドラマの2話かな?

386 :
トーチウッドとかドクターフーシリーズはイギリス人なのを除けば乗っ取りとか洗脳とかあって面白いよ

387 :
>>380
不気味な刺身に寄生されて女体盛りになる娘!!
ってのはどう?

388 :
Dateが最近寄生ものかいてるね

389 :
イギリス人は英国面が怖いという

390 :
暗黒面?

391 :
まるキ堂の『優等生ムチムチ地獄』がこのスレジャストの内容だった。
股間に寄生するエイリアンに性欲とか身体とかイジられて繁殖に協力させられる感じ。ふたなり(風味)がダメだと一部ダメかも

392 :
>>391
いいこと聞いたありがと

393 :
>>390
英国人の暗黒面、もじって英国面。ちょっとズレるけどパンジャドラムとかを見てみればよく分かる
スレチかもしれんが補足。
>>391
感謝感激

394 :
感謝の意を込めて>>391に寄生生物を寄生させよう。

395 :
「翠星のガルガンティア」のイカクジラはいかがでしょう?

396 :
連鎖寄生悪堕ちもの
第七話 『静かなる侵蝕』
以下、投下開始

397 :
森の中で、清見は暗い青色の寄生スーツを身にまとっていた。
性交後の余韻を象徴するかのように、露出した肌の部分から淫靡な香りが漂う。
半液状の触手達が汗ばんだ肉体を愛撫する。
だが、彼女の顔立ちはいつもの無表情に戻っていた。
清見は抜け目の無い人間である。
例え妖魔のしもべになった今でも、その性格が変わることは無かった。
だから足元から違和感を覚えた瞬間、清見はすかさず体を横へと滑らせた。
やや遅れて一本のツタが地表から跳ね上がり、彼女の足元を空振る。
地面はいつの間にかイバラの大群に覆われていた。
赤い花が満開すると、血のような花びらの旋風が巻き起こる。
清見は咄嗟に顔面を両腕でガードした。
体を覆った触手スーツは瞬時にバリアのように広がり、
接着剤のごとく花びらを粘つける。
だがその隙に、木の上から一本の蔓が伸び出て、
清見の腕から烈火の勾玉をはたき落とした。
一つの影が飛び出て、勾玉を空中でキャッチすると、
そのまま清見の後方にある巨大水玉へと駆けつけた。
その人影は木の槍を掲げ、全力で巨大水玉の表面に突き刺した。
ブスッという異音とともに、水玉の大目玉から無数の黒液が噴き出る。
木の槍を放った人物は躊躇すること無く、その中から灯を引っぱり出し、
赤い勾玉をその胸にかざした。
主人を認識した霊玉は命を吹き込まれたように輝き、灯の体を炎で包み込む。
少女の体に染み込んだ黒い淫液は蒸発したかのように消え、
本来の健康的な肌色をあぶり出す。
だが炎が完全なバトルスーツに変身する直前、激しい水流が襲来してそれを打ち消した。
人影は灯の体を守るように抱きかかえ、水流を割って飛び出した。
その身に着けていた暗緑色の寄生スーツが、体に付着した液体を自動的に吸い取る。
「これは驚いた。翠、あなたがまだ堕ちていなかったとは」
「清見……っ!」
翠と呼ばれた少女は、肩で息をしながら答えた。
彼女はもう一度清見を悔しそうに見つめ、それから灯を抱きしめて走り去った。
彼女の後ろ姿を冷ややかな目線で追いながら、
清見は自分の触手スーツに指先を入れて目玉を一つえぐり取った。
その青い眼球を、灯を閉じ込めた水玉の残滓にぽちゃんと落とす。
水溜りが怪しくうねると、そこから犬のような妖獣が立ち上がった。
化け物の体は常に波紋が揺らぎ、その顔面には清見の落とした目玉が青く光る。
「ゆけっ」
清見が短く命令すると、妖獣はバネのように地面を蹴り出した。
翠が踏みつけた跡に草花が生え渡った。
そこで異物を感知すると、植物は一斉に棘のある蔓を伸ばした。
縛り付けられた妖獣は、一瞬苦しそうにもがいたが、形勢はすぐに逆転した。
妖獣の表面の毒々しい粘液に触れていた植物は、
まるで濃硫酸を浴びせられたように枯れ始める。
そしてボロボロに黒ずんだ植物を力で千切り、妖獣が再び駆け出した。

398 :
翠はもともと満足に走れる状態ではなかった。
足元がふらついて、意識もおぼつかない。
一歩進むごとに貞操帯が股間に食い込み、その隙間から愛液がとろりと垂れ下がる。
今にも狂い出しそうな快感に、翠はその場でうずくまって体をまさぐりたかった。
それを我慢できたのも、懐にある灯の存在だからだ。
(せめて、灯だけでも……!)
翠は唇をかみ締め、その痛みで快楽をこらえた。
変身までさせられなかったが、灯を浸蝕していた黒液はだいぶ浄化できた。
自分が助かる望みはもはや皆無。
ならば、せめて親友だけでも助かってほしかった。
だが翠の覚悟を、妖眼蟲は許さなかった。
迅雷のごとく疾走する妖獣は、あっという間に翠達に追いついた。
一つ目が大きく輝くと、妖獣は翠の脚にがぶりと噛み付き、
首を回転させて引っ張った。
「っ……!」
激痛を感じるも束の間、翠はバランスを崩して倒れた。
牙の鋭い先端が脚を覆った触肉のブーツを貫き、その下にある肉体まで届く。
奮闘も虚しく、彼女は灯を投げ出して倒れ込んでしまった。
「呆れたわ。それほど強い淫気を発しながら、まだ抗おうとするなんて。
 まあ、だから感心もするけど」
清見は寄生スーツに刺さった花びらを取り除きながら、悠々と翠の前へやってきた。
その冷徹な瞳は青く湛えながら、翠の艶姿を捉える。
とっくに限界に達しているのか、翠の触手服の寄生眼は頻繁に点滅し、
明暗を繰り返すと同時に宿主の体を震わせる。
スーツを組成していた肉布もほとんど触手に解放され、宿主の肌を自動的に撫で回した。
翠の肌に浮かぶ汗も赤く染まった顔も、見た者の欲情を十分に焚き付ける。
そして清見の言う通り、彼女の体から発する凄まじい淫気は、
取り込んだ者を一瞬にして色欲の虜にしてしまう。
何より滑稽なのは、翠が抑制しようとすればするほど、
色気がより官能的に高まることだった。
「あら、鈴華から戒めを受けたようね」
「っ……!」
清見が視線を移すと、翠は羞恥に満ちながら胸や股間のあたりを隠した。
美乳の先端につけられた金色のピアス。
陰部から臀部にかけて食い込んだ貞操帯。
ピアスと貞操帯を細い鎖で繋ぎ、白いうなじに装着された首輪。
キラキラ輝く金属の装飾品は、卑猥な触肉スーツとアンバランスな対照を作り、
少女の清純だった体を美しい娼婦に作り替える。
「妖眼蟲の下僕になるのがそんなに嫌なら、一人で逃げることだって選べたはずよ」
「仲間を見捨てることは……できません」
「おかしなことを言うわね。私が今の姿になったのも、そもそもあなたのせいなのに」
「ええ……すべてはあの時、私の心が弱かったせいです」
翠はひっそりと俯いた。
その顔は赤く染まりながらも、悔しい感情が滲んでいた。
「私のせいで、たくさんの人が犠牲になりました。その罪からただ逃げるために、
 私は快楽に溺れようとしました。でも……あなたと再び会えたおかげで、
 もう一度立ち上がる勇気を手にしたので」
「鈴華と一緒に、私と戦った時にか」

399 :
「あの時、清見ちゃんが奮戦する姿を見ていたからこそ、
 自分の役目を思い出せたのです」
「その本人がこうして悪の味方となったのに?」
「だからこそ……清見ちゃんが私のような過ちを犯す前に!」
翠は拳を握り締め、凛とした眼差しで清見を見上げた。
体が淫気に蝕まれても、彼女が本来持つ凛々しさは埋もれることはなかった。
だが清見は一歩も気負いしなかった。
その正義心におされたのか、触手スーツも動きを鈍らせた。
だが清見は少しも気負しなかった。
彼女はむしろ翠に顔を近づけた。
その深海のような瞳に見つめられると、翠は唐突に寒気を感じた。
「素晴らしい……どんなに汚されてもなお自浄し、他人まで感化する心。
 本当に綺麗だわ」
清見は感心したように言った後、一転して残酷な言葉を綴る。
「だからこそ、完全なる闇に染める価値がある。あなたほどの者なら、
 どんな正しい心の持ち主であっても、悪に堕落させる誘惑者となれる」
「そんな……!」
自分の言葉はもう決して届かない。
そう思い知らされた翠は、谷底に突き落とされたような気持ちになった。
彼女の表情をよく鑑賞できるように、清見は顎に指を添えて持ち上げた。
「翠、ありがとう。あなたが私を思っていると同じに、
 私もあなたのことを大事に思っている。だから心配しなくてもいいよ。
もう一度闇に心を委ねる快楽を思い出させてやる」
清見は青暗い瞳を輝かせ、手を振り上げた。
触手スーツの袖の部分は幾つかのミミズのように分裂して飛びかかった。
翠は目をつむった。
すでに一度は淫乱な性質を植えつけられた身と心は、簡単に屈してしまうだろう。
魂にまで刻み込まれた奴隷の呪縛に、もはや抵抗する勇気さえ無かった。
むしろ心のどこかにホッとするような安堵感さえあった。
(みんな、ごめんなさい……)
翠は謝罪とともに、諦めの言葉を呟いた。
その時。
一陣の砂の線が目にも止まらぬ速さで清見と翠の合間を横切る。
空中に放たれていた水触手は、一瞬にして乾ききって断裂した。
すぐ横の地面から、一つの人影がのろりと起き上がる。
水の隻眼獣はすぐさま翠から離れ、その人物に噛み付きかかった。
だが妖獣が口を開こうとした直前、咽喉元から掴み上げられた。
そして塩漬けされたナメクジのごとく全身から水分が抜けて、
目玉はひび割れながら爆ぜ散った。
清見は素早く後ろへ飛びのき、自分に向かって投げつけられた残骸を回避した。
砂と接触した寄生スーツは一瞬石化したが、
すぐにまわりの触肉に同化されて再び触手化した。

400 :
 
「翠、大丈夫か」
「ああ、平気よ……」
地面から抜け出た睦美は、苦悶をこらえる翠や、失神している灯を抱え起こす。
腐食液のせいで、妖獣をじかに掴んだ手のひらは軽いヤケドを負った。
しかし、睦美はその痛みなどまったく意に介さなかった。
彼女はただ岩盤よりも硬い目線を清見にぶつけた。
清見は逆に睦美の切り刻まれた戦闘スーツを観察した。
「ダメージを負っているようね」
「鈴華のおかげさ」
「逃げるつもり? 鈴華や私を置いて」
「できないことを挑むのは勇気ではない。残念ながら、
 今の私にはあなたを抑えつつ鈴華に勝つ方法が思いつかない」
睦美はそう言うと、翠や灯を抱えたまま背を向けた。
その時、清見の背後の茂みから鈴華が駆け抜け出る。
彼女の触手スーツもまた、睦美と同じくらい損傷していた。
睦美は槍の雨に打たれたようだったが、
鈴華の場合は土砂崩れの中から掘り起こしたボロ雑巾のようだ。
「許さないんだから! 絶対捕まえて、この屈辱を晴らしてやるんだから!」
鈴華の小綺麗だった顔が泥にまみれ、怒りの形相をあらわにした。
彼女は身丈の倍ほどある矛を振り回し、穂先の先端を睦美の背中に狙い定めた。
だが睦美は振り返ること無く、霊呪を念じながら土を蹴った。
地面はその場で大きく盛り上がると、巨大な土の聖獣が瀑布のように涌き出た。
その表面に突き刺さった無数の刃や、そこから流出し続ける砂は、
今まで繰り広げた激戦を痛々しく物語る。
「すまない、土麒麟(どきりん)……最後の力を振り絞ってくれ!」
「そんなボロボロの姿で何の役に立つ!」
鈴華は全力で矛をはね上げ、動きが鈍くなった召喚獣に向かって飛びかかった。
穂先は豪快に一回転し、土麒麟の頚部に深くつらぬく。
鈍重な唸り声が森の木々を揺るがす。
ついに限界までダメージが達したのか、聖獣のあちこちから砂が血流のように迸った。
鈴華は容赦無く手首を返すと、土麒麟の首より上の部分が空中へと刎ねのけられた。
頭部を失った砂体はゆっくり横へと倒れていく。
「この堅物め! 体力だけはすごいんだから……」
完全に崩壊した砂の前で、鈴華はぜえぜえ息を変えながら矛にもたれかかった。
召喚獣の首は空中でぐるりと回転すると、ふと大口を開いたまま鈴華に向かって落下した。
だが、その最後の一撃は決して届くことは無かった。
横から一筋の水流が噴射して頭部を貫通すると、
今度こそただの土石となってに砕け散った。
「ふぇ、なに?」
降りかかってくる土砂に、鈴華は初めて気付く。
彼女の横まで歩んだ清見は肩をすぼめてみせた。
「だから昔から注意してやったのに。最後まで油断しないでって」
「おお、清見ちゃん! 無事寄生が終わったんだね。それより、睦美のやつは?」
「彼女達ならもうここにいない」
「えええっ!?」
清見が指差した方向を見ると、その地面には胴体が通れるくらいの穴があいていた。
鈴華は小柄な体を精一杯使って地団駄を踏んだ。

401 :
 
地中は、あらゆる追撃を阻む特殊な地形である。
そして五行戦隊の中で、睦美の土遁術がその唯一の移動手段であった。
この中でいる限り、睦美はどんな敵でも振り切れる自信があった。
例え二人分の人間を抱えて、スピードが大幅にダウンしたとしても。
睦美は魚のように地中空間を泳ぐ。
「翠、もう少し耐えてくれ。陽子先生が帰ってくれれば、きっと全てがうまくいくから」
「うん、ありがと……」
翠は瞳の焦点がぼやけながらも、健気に笑みを見せた。
その様子に胸を痛めながらも、睦美は無視せざるを得なかった。
地行術により、睦美は霊力を消費することで地中を一時的に通過することができる。
だが自分以外の物質を帯同する場合、術者への負担が何倍もの激しくなる。
普段よりずっと通過しにくい土質を感じながら、
睦美は集中力を高めて掘り進んだ。
突然、彼女の後方から一本の鉄索が猛烈な勢いで土を突き破った。
「なにっ!?」
睦美はすかさず方向転換したが、鎖はあたかも追尾するように経路を辿り続ける。
「睦美、鈴華が私を狙っているんだわ!」
翠は疼きに眉をしかめて叫んだ。
彼女の首輪や貞操帯に寄生した妖眼が、まるで鎖を呼応するかのように妖しく輝く。
睦美がいくらモグラのように地層を貫通しても、鎖は決して彼女達を見失わなかった。
そしてついに鎖はカチャリと翠の首輪を繋ぎ止めた。
途端、睦美は腕から凄まじい反発力を覚えた。
「ちっ……!」
そのまま地中を進みながら、睦美は必に考えを巡らせた。
彼女のスピードに合わせて鉄索も無尽蔵に伸張してくる。
そして次第に、腕の中の重さが増え始めた。
(このままではまずい……!)
灯が健在していればこんな鎖すぐに断ち切れるだろうが、
自分の能力ではどれくらいかかるか予測できない。
そして彼女が止まった瞬間を狙って、鈴華は鎖を引き上げるだろう。
「睦美、灯ちゃんのことは頼みましたわ」
「翠?」
側から掛けられた励ましの言葉に、睦美は小さく驚いた。
そんな翠はニコッと優しい微笑を浮かべる。
「ごめんなさい。私が付いて来られるのがここまでみたいです。
 でも、あなたが必ず悪を打ちかつことを信じていますから」
「翠、早まるなっ!」
睦美が阻止するよりも速く、翠は彼女から腕を離した。
掴み直そうと伸びた睦美の手は虚しくも届かない。
次の瞬間、翠の体は一気に後方へと引っ張られて、完全に見えなくなってしまった。
「くっ……!」
その場でとどまりたい気持ちを必にこらえ、睦美は更にスピードを上げた。

402 :
 

地表の上で、清見が傘をさしていた。
傘の表面にいくつもの目玉が見開き、裏側からは激しい雨水が穴の中へと降り注いだ。
その傍らで、悔しがる鈴華と地面に伏せる翠の姿があった。
「もう、もう! あとちょっとだったのに」
「ぅん……!」
鈴華は手に持っている鎖を乱暴に振り回した。
鎖が揺れるたびに、首輪を繋がれた翠が苦しげな声を漏らす。
ふと、穴の中の水が逆流して雨傘の裏側に吸収されていく。
清見は傘を畳み、それを自分の触手服の中に押し込んだ。
傘はたちまち触手スーツの一部に同化し、傘にあった目玉はスーツの妖眼に戻される。
「清見ちゃん、どう?」
「完全にロスト。水が途中で地下湖に合流してしまった。途中で横穴を作って、
 そこへ誘導されたんだろう。さすが睦美といったところかしら」
「きぃ――くやしい! 翠ちゃんが余計なことさえしなければ、
 こんなことにはならなかったのに!」
鈴華が鎖を振るうと、翠は快楽と苦悶に呻いた。
「まあまあ。私は無事寄生されたし、翠も失わずに済んだ。
 それだけでも十分な収穫だ」
「そうなんだけどさ……」
清見が冷静な態度を見せると、鈴華は好奇心に満ちた目線を向けた。
「清見ちゃんって寄生されたはずなのに、なんか前と変わらないね」
「どうなっていれば満足してくれるかしら」
「私や翠の場合は、すっごくエッチになったのに」
「そういう欲望なら、もちろん私にも植え付けられた。なんなら、体で試してみる?」
清見はそう言うと、両目を細めて指先を舐めとった。
青い触手スーツはにょろりと蠢き、半透明化した水の羽衣が肢体のラインを浮かばせる。
今まで冷静沈着なイメージから、絶対に想像できない狡猾さと蠱惑さ。
その挑発な目線に見つめられただけで、鈴華の心がドキッとした。
自分を見透かされたような妖しい冷たさに、
思わず被虐的な気持ちに陥ってしまいそうだ。
だが鈴華が清見の体に触れようとした途端、清見に頭を押さえつけられた。
「はい、そこまで」
「ちょっと、焦らさないでよ!」
「睦美と灯を捕まえるほうが先でしょ?
 ちょうど翠がこちらの手にあることだし」
鈴華は一度落胆したが、睦美と灯の名前を聞いた途端、
また新しい悪戯を発見した子供の目になった。
「翠ちゃんを餌に二人をおびき出すつもり? ははっ、なんか悪役っぽくて面白そう」
「……私を人質にしても徒労ですわ」
翠は辛そうに首をあげて呟いた。

403 :
 
「睦美は正義を見失う人ではありません。私一人を救うために、
 妖魔に屈することは決してないはずです」
「ああ。そういう意味では、私達五人の中で睦美が一番正義に近いだろうね」
「えっ?」
翠は清見を見上げた。
清見の両目は静かな水面のようで、何を考えているか分からない。
「だから人質を取るなら、あなたよりもっと都合の良い存在を選ぶ。
 人数が多く、閉鎖環境で、妖力の源となる精気も取れやすく、
 蟲の生産基地にもしやすい。そして、睦美達や私達が良く知っている人達」
「そんな都合の良い人質って……?」
清見の言葉を反芻する鈴華は、何か閃いたかのように顔をほころばせた。
(そんな……まさか!)
翠の心情が激しく揺れた。
彼女も鈴華と同様に、森の外に視線を向けた。
東側のどんよりとした空の底に、朝焼けの薄い赤色が見え始めた。
その方向上にある場所を想起した時、翠は心の奥から絶望と戦慄を覚えた。

暁の光が地上を弱々しく照らし、新しい朝を迎えたことを告げる。
雲の合間を抜けるのが精一杯だったのか、朝日の色合いは極めて曖昧なものだった。
その元気に欠けた光に、灯は意識を取り戻していく。
「ううっ……」
徐々に覚醒しながら、灯はゆっくりと目蓋を開けた。
ひどく堅い寝心地だった。
床の上で、自分は一枚の薄汚れた毛布を掛けて寝かされていた。
周りに目をやると、そこは久しく使われていない倉庫のような場所だった。
小屋の中に錆付いたパイプ椅子や机やらが所狭しと積まれる。
そのパイプ椅子の列を背にして、睦美は体育座りの状態で眠っていた。
古びた雨戸の隙間から光が漏れる。
(……助かった、のか)
灯は意識を回復させながら、物音を立てないよう起き上がった。
そして自分が被っていた毛布を睦美にそっと掛け、半壊した窓から外を眺めた。
道端にはバス停やガードレール、さらに下り坂が見えた。
坂道から視線を落とせば、商店街の一部が見えてくる。
素早く脳内地図と照合をとった。
ここは市街地に近い高台、森とは学校を挟んで反対側の位置にある。
丘からの町への見晴らしが良く、攻めにも守りにも適したポイントだ。
睦美らしい思慮深い選択と言える。
昨夜のことは、清見と戦ったことまでは覚えている。
だが自分がどうやって負けたか、その先の記憶がおぼろげだった。
睦美と翠が必に自分を助けた記憶は印象にあった。
そういえば、一緒に脱出したはずの翠はどこにいるだろうか。
ふと灯は上着をめくり、自分のお腹を見おろした。
少女らしいすべすべした肌には、これといった変わりは無かった。
(あれは……夢か?)
何かおぞましい感覚が湧きそうになり、灯は慌てて思い出すのを止めて。
曖昧ながらも、自分の体が清見に何かされたような覚えはあった。
もし寄生されているのなら、一刻も早く睦美に知らせなければならない。

404 :
  
そう思って睦美を揺り起こそうとした時、その穏やかな寝顔が目に入った。
いつも堅物のイメージがある睦美だが、今ではまぶたを深く閉じて、
静かな寝息を立てて眠っていた。
しな垂れた頭から、白いうなじが無防備のまま晒し出される。
(睦美のやつ、こんな可愛かったのか)
灯は不覚にもトキメキに似た感情を覚えた。
スペースを譲るためか、体が小さく縮こまるところがまたしおらしい。
顔を近づけば、自分以外の女の子の良い匂いを感じる。
そんな時、灯の心臓が突然高鳴り出した。
下腹部に強い疼きを感じるや否や、全身に強い衝撃が立ち起こる。
(ちょっと、なに……!)
ハッとなって一度上着をはだけると、
なんと今度はヘソのまわりに薄っすらと妖眼の紋様が浮かび上がっていた。
子宮に甘い快感が生じるとともに、口から喘ぎが漏れそうになる。
(くうぅぅんっ!)
声が喉を通るのを必に我慢しながら、灯は睦美から離れた。
赤い勾玉を握ると、瞬時に炎をまとったバトルスーツとなって身を包む。
すかさず両手で印を結び、体内から膨らむ妖気を封じ込めた。
素早い行動が功を奏したのか、
妖気の広がりはなんとかバトルスーツの内側に留まった。
しかし体のほうは沸騰したポットように、
抑え切れないほど膨大な淫欲が暴れ回る。
かすかな記憶の糸に、ある光景だけが力強く再生される。
自分を嘲笑する黒い影。
その口から紡がれる言葉には、悪魔の囁きのように甘い誘惑が満ちていた。
(百眼……さま)
ついに、心の中で復唱してしまった。
その言葉に口にした途端、
体中の細胞の一つ一つが震えて視界や意識が弾けそうになる。
本能が妖眼蟲のものにすり替わっていく。
淫気を集める。
胎内に宿る蟲を育む。
ほかの女を犯し、自分と同類のメスを増やしていく。
無意識のうちに、灯の虚ろになった瞳がある一点にとどまる。
睦美の寝顔だった。
こちらの邪念に気付くこともなく、ただ天使のような顔立ち。
――睦美を陵辱したい。
あまりにも自然と浮かんだ考えに、灯はビックリした。
下腹部に妖呪が現れてから、どす黒い疼きが神経を蝕み始めた。
心地良い脱力感とともに、全身の霊力が子宮のほうへと吸収されていく。
それに比例して、妖眼も淫紋がよりはっきりと浮かび上がる。
(まさか……霊力を妖気に作り変えている!?)
増大していく寄生の快感に、灯は唇をかみ締めた。
護霊服はもともと外からの攻撃を防ぐものであり、
内側の妖気に対しては一切機能しない。

405 :
 
ならば、自らの手で浄化するほか無い。
彼女は残る力を振り絞って、一枚の霊符を取り出した。
五行戦隊で一番解呪に長けているのは清見で、逆に灯は一番苦手としていた。
だが今はそんなことを言っている場合でもない。
下着をおろすと、布切れは甘い匂いの汁がたっぷりと沁み込んで、
股の間と蜜の糸を引いた。
羞恥心をぐっとこらえて、灯は妖気が発散する自分の股に霊符を宛がった。
だが彼女の予想に反して霊符は愛液に触れた途端、
墨汁を浴びたかのように一瞬にして黒く変色した。
御札の表面にある炎の霊言も妖しい目玉模様に上書きされ、
浄化するどころか、逆に強い妖気を放つ魔の札に変化した。
驚いたあまりに、灯は思わず黒化した霊符を握り潰して灰に燃やした。
なんて強力な呪詛だろうか。
動揺している間に、灯は重大なことを思い出した。
この呪詛を施した人物は清見である。
解呪の優れた彼女ならば、その対抗策を練ることだってできるはずだ。
(だめ、これ以上は……!)
奥から一際大きい鼓動を感じると、灯は高揚感のあまり体を抱きしめた。
そのまま背中を強く反らすと、陰部から愛液がほとばしる。
(なにか……出るっ!)
全身の力を吸い取られたように、灯に膣から一本の触手が生え出た。
細蛇のような触手は粘液にまみれ、淫らな香りをあたりに散らす。
異型が下からスカートを押し上げる光景は、
まるで正義の象徴をあざ笑っているかのようだ。
目の前が真っ暗になった気分だった。
(そんな……! 速く、元に戻さないと……)
朦朧となりかけた意識で、灯は触手をなんとか押し込めようとした。
だが指が一物の先端に触れた途端、脊髄に甚大な快感が跳ね返ってきた。
(ヒャアァ――くッッ!)
声を噛みすだけで精一杯だった。
指紋の一つ一つが鎌首をなぞる度に、快楽の火花が脳に焼きつける。
最初こそ刺激的だったが、それもあっという間に物足りない快感に変わった。
灯は恍惚の表情を浮かべて、スカートの下から触手をあらわにさせた。
表面の荒れた筋や見開く妖眼は、少女の可愛さと酷烈なコントラストを作り、
背徳さを一層際立たせる。
完全に解放されたせいか、むせ返るほど甘い淫気が外に漏れ出た。
これほど濃密な淫気が潜んでいたかと驚いたが、
すぐに心までその虜になってしまった。
硬くなった触手を握り締めただけで、熱さやドクドクした脈打ちが伝わってくる。
脳内にまたあの囁き声が現われる。
意識が薄れた灯にとって、それはあたかも己の意思のように聞こえた。

406 :
 
『速くそれを鎮めなさい。じゃないと、蟲が成長してしまうわ』
(うん。蟲の成長は、なんとしても阻止しなきゃ……)
『そのためなら、一時的に快楽を求めるのは仕方ないこと』
(うん、ちょっとだけだから……そうしなきゃ、もっと大変なことになるんだから)
『触手をシゴくのが気持ちいい』
(ううぅ、気持ちいい……!)
『でも、これは決して快楽のためにやっているわけではない』
(そう……あくまでも蟲の成長を防ぐためだから)
誘導された通り反芻しながら、灯は虚ろな目で触手をこすり始めた。
最初はゆっくり、段々速く。
次第に意識するまでもなく腕が勝手に加速していった。
どうすれば快楽が得られるか、どこがポイントなのか、
それら全て勝手に思い浮かんだ。
あとは見よう見真似て自分の手によって再現するだけ。
(……睦美……!)
友達の寝顔を見つめながら、灯は心中の欲望をギラギラと燃やし広げた。
生徒会長であり、強い信念を持つ睦美。
学校では誰からも憧れる存在だった。
だがその制服の下には、灯とは変わらない無垢で淫らな肉体が存在している。
彼女を汚したい。
力ずくで屈服させ、快楽を渇望するはしたない声で鳴かせたい。
そして彼女の子宮にも妖眼蟲を分け与え、
その端正な顔立ちが欲情に染まっていく様子を見たい。
とりとめのない罪悪感にさいなまれつつ、
灯はこれまで感じたことも無いような高揚感を味わった。
もうこれ以上考えてはならない。
頭の中で何度も警鐘が鳴り響いたが、そのたびに別の心地良い声によって揉み消される。
(睦美、ごめん……!)
仲間を裏切った意識に苦しみながらも、灯は止めることができなかった。
睦美を陵辱する光景を想像しただけで、脳みそが溶鉱炉のようにドクドクと滾った。
やがて爆発に差し掛かった直前、灯の下腹部の妖呪は最大限に黒く輝いた。
その時、灯は妖しい声に言われるがまま言葉を繰り返した。
(私は百眼様に寄生されたしもべ……
 妖眼蟲をこの身に宿し、その繁栄のために全てを捧げます……!)
言葉を一字一句吐き出すにつれ、快楽の高潮が盛り上がっていく。
そしてついに、灯は意識が吹き飛ばすほどの絶頂を迎えた。
「うっ……くっ、かあぁっ……!」
全身の霊力が子宮に引き寄せられた。
体がビクビク震えた次の瞬間、触手陰茎から大量の濁液が発射された。
潰れそうになるほど抑制した喉の隙間から、悲鳴がかすれて弾き出される。
淫らな白液は自分だけでなく、睦美の護霊服までに飛び散った。
放心状態となった灯は、がっくりと地面に膝をついた。
触手陰茎はいつのまにか膣の奥へ引っ込み、気付いたらもう見当たらなくなった。
残るは汗だくの体と火照りと、胸に広がる虚しい気持ちだけだった。
親友をおかずに自慰してしまった罪悪感。
彼女のバトルスーツにぶっかけた粘液を目にしただけで、心が引き裂かれそうになる。
睦美が目を開けたのは、その時だった。

407 :
 
ギクッ、と灯が石膏像のように固まった。
だが睦美は立ち上がるや否や灯の背後に回りこみ、
右手から一粒の小石を弾き飛ばした。
小石は弾丸のように射出され、倉庫の入り口を跨ぐ一匹の妖眼蟲に命中する。
目玉を貫通されたスライム体はドロドロに溶け出し、床に小さな染み跡を残す。
「気を抜くな、灯。敵がいつ現れるか分からないから。
 まあ一応結界を張ってはいたが」
「え、えっ?」
睦美に言われて初めて、灯は倉庫の四方にお札が貼られていることに気付く。
札自体の霊力は弱く、境界線を越えた妖魔を知らせるのが主な役目のようだ。
(って、睦美は気付いていないの?)
灯は慌てて睦美のバトルスーツを観察した。
白と褐色が織り成す正義の衣装は、睦美の凛とした雰囲気をより引き立たせる。
だが、その服にはさきほどの……
(あれ……?)
灯は急に戸惑った。
ついさっきまでの記憶が蒸発したかのように、ごっそり思い出せなくなった。
更にしばらくすると、どうして自分が戸惑っていのるかさえ分からなくなった。
ただ何か良くないことが進行している気がするが、
それを思い出すことを本能が拒絶しているようだ。
「灯、どうした?」
「ごめん……オレ、どうかしてるみたいだ。今までのことが曖昧で……」
「無理もない。昨晩、あんなことがあったから」
いや睦美、言いたいのはそれではない。
灯は改めて伝えようとした時、
ふと睦美のスーツの端っこにシミのようなものを見つけた。
そのシミは一瞬だけ触肉のように変化したが、二三度まばたきすれば消えてなくなった。
偶然じっと見ていなかったら、きっと錯覚だと思っていただろう。
だがその現象が一体何を意味するのか、灯にはどうしても思い出せない。
「灯、大丈夫か?」
「あっ、うん……助けてくれて、ありがとう」
「体に目立った外傷は無かったが、しばらくは無理しないほうがいいだろう」
「ああ、そうさせてもらうよ」
灯は自分の口から出てくる言葉に混乱した。
彼女が考えるよりも速く、まるで誰かに操られているように勝手に言葉を綴った。
肝心なのは、睦美は何も気付いていないことだ。
しかし、一体何に気付けというのか?
「どうしたの?」
「いいえ……それより、翠はどこにいるの」
灯は考えを巡らせながらも、話題を逸らすように尋ねた。
だが意外なことに、睦美の視線が俯いた。
「ちょっと、翠はどうした? アイツと一緒にオレを助けたんだろ?」
「敵に捕らえられてしまった。私達を守るために」
「そんな……!」
灯は呆然となった。
つらい気持ちがぐっと込み上がって来る。

408 :
 
睦美は表情を強張らせたまま、言葉を続ける。
「大丈夫ならもう少し休んでおけ。昼になれば妖魔の動きも鈍くなる。
 その隙にここを出る」
「なんだと?」
「妖眼蟲の活動範囲がすでにここまで拡大した。さっきは一匹だけだが、
 敵に察知されるのも時間の問題だ。その前に町を出て、一度陽子先生と合流……」
「ふざけるな!」
灯は大きな声をあげて、灼熱のような目つきで睦美をねめつけた。
「今オレ達が離れたら、誰が町を守る? 誰が妖魔と戦う?
 誰が鈴華や清見や翠を助ける? みんなを見捨てるというのか!」
「見捨てるわけじゃない。先生は三日後に退魔機関の本部から返ってくるはずだ。
 そこで体勢を直してから、またここに……」
「戻って妖魔を退治するっての? ハハンッ……! 三日も経ったら、
 この町にどれだけの犠牲者が増えると思ってる?」
「だからと言って現状ではこちらに勝ち目は無い。鈴華と清見が敵になった時点で
 こっちとは二対二。その上、敵には大勢の妖眼蟲だっている。
 もし翠までが敵の戦力になっていたら、完全にこちらの劣勢だ」
「勝ち目が無ければ戦わないのか?」
「今回が特別すぎるのだ。私達が負ければそのまま敵の戦力を増やすことを意味する。
 それよりも今私達が知っている妖眼蟲の情報を、退魔本部に知らせることが重要だ」
「要するに負けるかもしれないから、尻尾を巻いて逃げるってことだろ?」
灯は睦美の襟元を掴み取った。
その烈火にも勝る気迫を、睦美は逆に睨み返した。
「五行戦隊に入った時から、この命を捨てる覚悟ができている。
 私が何よりも怖いのは、このまま誰にも知られること無く、
 妖眼蟲の侵略を許してしまうことだ」
睦美の毅然とした表情はまるで頑固な岩から掘り出されたように、
灯の激怒に対し微動だにしなかった。
彼女のまっすぐな目線にひるんだのか、
やがて灯は手を離し悔しそうに顔を言葉を吐き捨てた。
「くっ……あとでオレに反省させてくれよな。
 あの時お前の言うことを聞いて、やっぱり正解だったと」
「灯……!」
「納得したわけじゃないからな! ただ睦美のことは信用しているというだけで」
灯は不器用そうに背を向けた。
目の前の犠牲を我慢できるほど、灯は融通の利いた人間ではなかった。
しかし、彼女は睦美の性格をよく知っていた。
その睦美が信念を曲げてまで決めた選択を、無下にすることができなかった。
ある異変が起きるまでは。
突如、床に広がっていた水の残滓が変色した。
灯と睦美は咄嗟に構える。
妖眼蟲が残した水溜りに波紋が広がると、ぐにゃりぐにゃりと揺らぎながら、
一つの明瞭な映像に変化した。
飛び出さんばかりに、小柄なシルエットがそこに現われる。

409 :
 
『ハ〜イ。灯と睦美、見てる?』
「鈴華……!」
驚きに怒りを交えて、灯は仲間だった人物の名前を呼んだ。
水の鏡面には、鈴華の明るい笑顔がいっぱいに映し出される。
もともとある小悪魔な魅力も、
その暗黄色の触手スーツによって淫らに仕立てられた。
『この映像はね、清見の能力で蟲に封じたものなの。
 コアを破壊すると、映像が再生されるってわけ。あっ、それじゃあ
 この蟲さんはもうされちゃったってことかな? あーあ、残酷ぅ〜』
映像の中の鈴華はわざとらしく両手を広げてため息をついた。
悪戯っぽい言動は、以前の彼女の快活さを思い出させる。
それが余計に灯の怒りに触れた。
「この……っ!」
「待て、これはただのビジョンだ。破壊しても意味は無い」
飛びかかろうとする灯を睦美が抑制した。
その間にも、鈴を鳴らしたようなかわいい声が小屋に響き続ける。
『ところで、私は今どこにいるでしょう?』
唐突な問いに、灯と睦美は初めて映像の背景に注意を払った。
鈴華の足元を走る白いコンクリートの床。
曇り空へと続く間には、落下防止用の欄干が見える。
それらの景色を照らし合わせると、二人の顔色が激しく変わった。
『正解は、学校の屋上でーす!』
鈴華が手を伸ばすと、映像の視界が後ろの景色を映し出す。
屋上から見える校舎や校庭、そして登校するのに使う通学路。
灯や睦美にとって、どの場所も生活の一部だった。
『さて、今回のゲストを紹介しましょう』
映像の枠外から、鈴華が一人の少女を押し込んだ。
体操着を身に着けた少女は、事情がまったくのみ込めない様子でただ半べそをかいでいた。
彼女の顔立ちを確認した途端、灯はきょとんとなった。
「そんな……祥子!?」
『とりあえず、自己紹介してもらおうかしら。
 クラス、氏名……あっ、カメラ目線はこの目玉にね』
『ふぇぇ……に、二年、B組……滝沢祥子、です』
『ところで、あなたはなんてこんな朝早くから学校にいるの?』
『私……陸上部だから、朝練で……』
『まあ可哀相に。真面目に朝練に来たばかりに、こんな目に遭っちゃうなんて。
 でも刺激的だったでしょ? あなた以外の女の子達が、
 みんな触手に愛撫されてアンアン鳴いていたのを』
『ひ、ひぃ……!』
少女は途端に怯えきった様子に陥った。
鈴華が意地悪そうに笑みを浮かべると、寄生スーツから幾本もの触手が分裂して、
少女の体や頬にまき付いた。
その触手がよっぽどトラウマなのか、少女は逃げることも大声を出すこともできず、
ただほっそりとした体をわななかせた。

410 :
 
『あなたをここに連れてきたのは、実はこれから祥子ちゃんに寄生してもらって、
 それをテレビの前の人に見せるためなんだ。
 すごく気持ちの良いものだから、怖がらなくてもいいよ』
『き……せい? い、いやぁ……』
恐怖のあまりに、少女の悲鳴はかすれた。
その様子を楽しんでいるかのように、鈴華は得意満面の表情を作る。
『今だけサービスタイム! 特別に寄生の方法を選ばせてあげるわ。
 私の首輪や貞操帯に責められたい?
 それとも清見ちゃんの精液風呂に浸かりたい?』
『い、いや……!』
『ああん、どっちも気持ち良さそうで選べない!
 ――そんな優柔不断なあなたに、こちらがオススメ!
 私と清見ちゃんの能力をハイブリットさせた真新しい寄生法!』
じゃじゃん、と鈴華は意気揚々と身辺にある物体を示した。
金属製の棺桶のような鋳物が鈴華の横で直立していた。
その物体は鈴華の背丈よりも高く、正面には女体の輪郭がかたどられ、
不気味な雰囲気は中世の拷問器具を連想させる。
鈴華が扉を開くと、中が空洞であることが分かる。
だが目を良く凝らして見ると、そこに恐ろしい光景が潜んでいることに気付く。
金属の裏側には、びっしり埋め尽くす触手が存在していたのだ。
『ひ、ひゃああっ……!』
あまりにもおぞましい景色に、少女の声がうわずった。
金属の裏側から絶え間なく粘液が滴り、空洞内の空気と触手を濡らせる。
外からの光を感知したか、触手は緩慢な動きで伸び始めた。
触手の表面には不気味な目玉がぎょろつき、淫液が糸を引いて垂れ落ちる。
その淫液が床と接触すると、その場を黒く染み広がった。
画面越しでも、灯や睦美にはその匂いが漂って来るように感じた。
一目見ただけで、今までずっと強い寄生能力が備わっていることが分かった。
彼女達ほどの退魔士とて、護霊服が無い状態で長く閉じ込められたら、
寄生支配されてしまいそうだ。
触手の目玉は獲物に気付いたかのように、一斉にぎょろりと女学生を見つめる。
『きゃあっ……!』
『ああん、そんな熱い眼差しで見つめないで、私もう濡れちゃうわ!……あはは。
 まあ、恨むなら私達じゃなくて、五行戦隊を恨みなさいね』
『五行……戦隊?』
その言葉を聴いた途端、少女の瞳に一筋の希望が輝いた。
五行戦隊の活躍は、都市伝説のように生徒達の間で囁かれていた。
少女自身も興味半分知っていたが、本物の妖魔を見た今、
その存在は彼女にとって唯一の希望だった。
『五行戦隊は知っているんだ。じゃあ、そのうちの一人の名前が灯で、
 あなたと同じ陸上部の子であることは知ってるの?』
『あ、灯ちゃん……!?』

411 :
 
『うん。そもそも私達がこの学校を襲った理由は、彼女がここの生徒だからなんだよ。
 ちなみに、あなたは彼女との関係は?』
『と、友達なんです……』
『おおう、友達! なんという幸運! じゃあぜひ彼女の助けを呼ばないと。
 もしかしたら、今この瞬間もあなたのピンチを見ているかもしれないよ。
 ねぇ灯ちゃん、聞こえてる? 速く助けに来ないとこの子をこの拘束具の中に入れて、
 触手ちゃん達にレイプさせちゃうわ』
『い、いやああぁぁ!』
「この……!」
灯は拳を強く握り締めた。
そうでもしないと、膨れ上がる怒りを抑えられなかった。
『おかしいね。友達がピンチなのに、全然来ないじゃない。
 ほら、あなたも呼ぶのを手伝ってよ。灯ちゃん、助けてって』
『あ、灯ちゃん……た、助けて……』
『もっと大きな声出してみたら? ほらほら、触手ちゃんがあなたを欲しがってわよ』
自分の身にどんどん近付く触手に、
少女は目に涙を滲ませながらはち切れんばかりの声で叫んだ。
『灯ちゃん、お願い! 速く助けに来て!』
『……全然来る気配が無いね。
 どうやらあなたは彼女にとって、人質の価値も無かったみたいだね』
『待って、もう少し待って下さい! 彼女は絶対来ます! だから……』
少女が言い終わるのを待たずに、鈴華は指を鳴らした。
すると空洞の中から無数の触手が飛び出て、少女を体操着の上から絡め込んだ。
粘液が体操着に染み込むと、瞬時に黒い粘質に染め替えた。
『いやああああ!』
触手がそのまま少女を空洞に引っ込むと、
金属の蓋はバタンと閉まり、中からの悲鳴をシャットアウトした。
棺桶の蓋の輪郭がぐにゃりと歪み、
顔の形から足先まで少女にピッタリフィットするよう変形していく。
その作業が終わって固定化すると、拘束具はまるで少女に銀メッキを施したかのように、
体のラインを生々しく浮かび上がらせた。
金属の光沢が映える胸の谷間や、股間の陰り。
生気を失った顔立ちに伝わる怯えた感情。
それらは不気味ながらも、どこか官能的な雰囲気を醸した。
『はい、新しい寄生者の誕生です。ふふふ、大丈夫。あなたがそこから出る時は、
 今よりもっとずっと素敵なメス奴隷になれるわ』
鈴華は妖しい笑みを浮かべ、鉄になった少女の胸をいやらしく撫でた。
灯は外に向かって歩き出した。
それを予測したのか、睦美は間髪入れず灯の肩を捕まる。
「冷静になれ。この映像は今よりも前に撮ったはず。
 今駆けつけたところで、彼女はもう……」
「だからなんだって言うの? 今この瞬間にも、犠牲者が増えているんだぞ!」
「見て分からんのか。敵はわざと私達を挑発してるのよ!」

412 :
 
二人の諍いをよそに、水の鏡面に青い触手服をまとった人物が映し出された。
彼女の切れ長の目は深淵の湖のように静けさを帯びる。
右手を差し出すと、手のひらに乗せてある水色の妖眼蟲を見せつけた。
そして彼女の口から無情な言葉が紡がれる。
『今日の正午、蟲達を屋上の貯水槽に放つ』
「清見……!」
「どういうこと?」
睦美達の反応に構うこと無く、青い寄生少女は冷酷な口調で語り続けた。
『私が産み出した寄生種は、水に触れただけで無色透明に溶ける。
 その水を摂取することで、ここにいる人間は一斉に寄生されることだろう』
「そんなことしたら……!」
灯は愕然となって、清見の手の中にあるガラス球を見つめた。
妖眼蟲の核である眼球は、光を反射してみずみずしく輝く。
別物だと頭の中で分かっていても、どうしても人間の目玉を連想して嫌な気分になる。
『その液体は人間に害は無いわ。むしろ免疫能力が強くなって、
 健康状態が向上するくらいだわ。私が念じない限り体内にずっと潜伏状態でいるから、
 普段の生活に支障を出すことも無い。それこそ霊力による精密検査でもしない限り、
 普通の人間と違いが分からないくらいにね』
「そんな馬鹿な!」
睦美はぞっとしたように声をあげた。
ただでさえ妖眼蟲の発見はしにくく、その高い寄生力と繁殖力で人間を脅かしてきた。
それが新たに潜伏能力を得たら、
感染が広がる前に発見することが更に難しくなるだろう。
『兆候がまったく無いわけでもない。これに寄生された人間は、
 繁殖本能が物凄く強くなる。そして、彼らと体液を交換した――
 すなわち性交した人間もまた、同じ寄生状態になってしまう』
「それってつまり、感染が速く広がるってことじゃないか!」
灯のつっこみを無視して、清見は淡々と続ける。
『ここでの実験が終わったら、この寄生種を全国の水道局や河川に流す予定だ。
 戦いを起こさず、人々が幸せの中で寄生される。
 とても平和なアイディアだと思わない?』
予想を遥かに上回る計画性に、灯と睦美は背中に冷え汗を流した。
もし清見の目論見が達成されたら、被害規模はもはや町だけでは済まない。
日本はもちろん、世界中の人々が妖魔に支配されてもおかしくないだろう。
『じゃあ、私と鈴華は学校で待ってくるから。
 正義の味方さんなら、こんなことを許すはずないわよね?』
最後に清見が嫌味っぽい薄笑みを残すと、映像はそこで途切れて元の水溜りに戻った。
倉庫の中は再び静かになる。
睦美は自分が掴んでいるのは人間の肩ではなく、高熱に焼かれた鉄板のような気がした。
手のひらに伝わる温度は、映像が終わった後も上昇し続けた。
「落ち着いて、灯……」
「こんなもの見せられて、誰が落ち着いていられるか」
灯は睦美の手を振り払い、それまで溜め込んだストレスを一気に爆発させた。

413 :
 
「睦美が行きたくないならそれでいい。だがオレは絶対行くからな!」
「このまま君が敵の戦力になるのを知って、行かせるわけにはいかない」
「ふざけるな!
 だいたい最初に鈴華が敵に捕らわれたのも、睦美のせいじゃないか」
言い終わって、灯はハッとなって後悔した。
睦美は明らかに落ち込んだのだ。
決して弱みを見せない睦美が、潮水に摩滅された石のような表情を浮かべた。
そこでやっと、灯は最近の睦美がどういう心境だったのか理解できた。
鈴華の寄生を発端に始まった一連の事件。
睦美はずっと鈴華のことで自分を責めていたが、
みんなの前では一切素振りを見せなかった。
その気丈さに感心すると同時に、灯は自分の鈍さに慙愧した。
すぐに謝ろうと口を開いた。
だがその瞬間、灯に灯の脳内に妖しい目線が蘇る。
どす黒い感情とともに、口から出た言葉は彼女の意思とまったく逆のものだった。
「睦美にそれを言う資格はあるのか? あの時、あなたが鈴華と一緒に戦っていれば、
 鈴華が寄生されることは無かったはずだ。
 翠だって、どうせ睦美が彼女のことを見放したんでしょ?」
「……!」
灯が放った言葉は、次々と睦美の心を傷つけた。
その消沈していく様子を目にするだけで、灯は胸を締め付けるような痛みを感じた。
だがその一方で、腹の奥ではまったく異質の快感が膨れ上がった。
――もっと睦美の苦しむ表情が見たい。
その邪悪な感情が下腹部の疼きと合わさって、体中にじんわりと広がっていく。
何かがおかしかった。
(だめ……このままだと、もっと酷いことを口に言ってしまう……!)
興奮の汗が体中から涌き出る。
狂乱する心臓の鼓動を抑えながら、灯は睦美に背中を向け外へ走り出した。
睦美の弱くなる姿を見ただけで邪悪な欲望に支配されそうになる。
頭の中で、誰かに呼ばれているような気がする。
それに答えてしまったら、大事なものを失ってしまいそうだ。
時間が進むにつれ、呼び声の間隔が縮まって灯の心を揺らし始める。
ぼやけていく頭の中で、最後まではっきり保った意識が一つだけあった。
(……ここにいたら、睦美まで……巻き込んじゃう)
そう感じると、灯は目が虚ろになったまま呼び声の方へ駆け出した。
彼女の行動を、睦美は止める事ができなかった。
「クソッ……!」
睦美は床に膝をついて、やりきれない表情で拳を振り下ろした。
思考が麻のごとく乱れていく。

414 :
 
灯の選択は正しいかもしれない。
翠は捕まってしまったが、今ならまだ完全支配されていないはず。
鈴華と清見が敵側にいるとはいえ、灯と協力すれば戦い方次第勝てるかもしれない。
だがもし翠が敵に加勢したら、勝率は限りなく低くなる。
仕掛けるとしたら、今が最後のチャンスだろう。
このままほうって置くと、ミスミス灯を敵の手に渡すようなものだ。
だが自分まで負けて寄生されたら、敵を更に増長させてしまう――
睦美はできるだけ灯の言葉を考えないようにした。
だが避ければ避けるほど、灯のセリフが頭にまとわり付いた。
今の彼女には、行動を起こす余裕の欠片も無かった。
灯を阻止することも。
妖眼蟲の残骸以外の微かな妖気に気付くことも。
空は一段と濃厚な黒雲に覆われ、霧雨に町が煙り始めた。
その中には、学校の建物も含まれているだろう。
どんよりとした町景色を眺めていると、睦美の心は急激に寂しさを覚えた。
今ほど太陽の光が恋しいと思った時はない。

メッセージを伝え終えると、清見は妖眼蟲の核を貯水槽に放り投げた。
水に触れた途端、妖眼は溶け広がり、ほのかな残り香を漂わせる。
その無造作な行動に、鈴華は瞳を大きく見開かせた。
「えええ、睦美達が来るまで、人質にとっておくじゃなかったの?」
「人質というのは彼女達の認識であって、私達とは無関係な話。そうでしょ?」
清見は淡々と答えた。
彼女の近くにいた四人の少女が男達の剛直から離れ、
頬や肌に快楽の余韻を残しながら貯水槽の周囲に集まった。
少女達は蓋のまわりでしゃがみ込むと、その股の間から白い粘液が太ももを伝って滴る。
いずれの少女も裸に近い格好で、艶かしい肢体に淫靡な触肉がまとい付いた。
そんな異様な光景にも関わらず、少女達は誰一人怯えた様子もなく、
陶酔しきった目つきで自分達の股間をまさぐり始めた。
魂をとろかすような喘ぎ声とともに、新たな寄生のコアが貯水槽に産み落とされる。
清見の口から嘲弄の意図を悟ると、鈴華は面白そうにまばたきをした。
「灯達が必に助けようと来てみたら、実は全員すでに私達の奴隷だった!ってオチ?
 きゃはは……清見ちゃんって、実は悪役のほうが向いてるんじゃない?」
「正義は決して悪に勝てない。その理由は、
 悪は目的のためにどんな作戦も実行できるが、正義にはそれができない。
 だから私のような人間は、最初から悪の側にいるべきだった」
清見は冷静に語りながら、部下となった少女達の働きを見守った。
少し前まで、彼女達は普通の女子高生だった。
それが今では、清見に従う忠実なしもべとなった。
学校の屋上には寄生の棺以外に、十数人もの男女が乱交を繰り広げていた。
「くくく……灯と睦美の絶望した表情、今からでも想像するだけでゾクゾクしちゃう。
 あなたもそう思わない、翠ちゃん?」
鈴華は自分が腰掛けていた棺を開けると、喘ぎ声のボリュームが大きくなった。
中には一人の少女が鎖に縛られ、半身が白い粘液に浸かっていた。

415 :
 
棺を開けた瞬間、むせ返るような甘い発情臭が外に漏れ出る。
彼女の暗緑色の寄生スーツと棺の裏側に生えた触手が絡め合って、
絶妙な加減で女体を撫で回る。
股間につけてある貞操帯の隙間から絶えず愛液が溢れ出て、
白粘液風呂と混ざり合った。
「翠の体からすごく良い匂いがするわ……これほどに性欲を高められるなんて、羨ましいわ」
「ぐぅん、うぅんんん!」
鈴華が翠の胸の谷間に鼻を埋めると、翠は大きく物音を立てた。
彼女は首輪やボールギャグを装着された状態で、両目も眼帯に覆われていた。
眼帯の表面には水色の目玉が一つ輝き、その点滅と同調して少女の体が震え上がる。
手足まで縛られた彼女には、悶える以外の行動が許されなかった。
「今すぐにもイキそうだね」
「普通の人間ならとっくに狂い出す状況だが、翠の精神力はさすがのものだ。
 そのおかげで、みんなの洗脳時間を大幅に短縮できた」
清見は感心したように翠の姿を眺めた。
床に置かれた棺同士の間に太い触手が繋がり、その中心に翠の棺が位置していた。
翠が悶えるたびに、触手間に信号のような光が転送されていく。
「今の翠ちゃんは、自分が寄生された時の記憶を、繰り返し見せられているんだよね?
 わざわざ寄生前の心情に戻されて、何度も堕ちた瞬間が味わえるなんて」
「その記憶をほかの寄生者に見せることで、強制的に堕ちた時の心情を学習させていく。
 そうして、短時間のうちに高いレベルの寄生者が産み出せる」
「良かったね、翠。百眼様のために、挽回のチャンスがもらえて」
鈴華はそう言って翠の口からボールギャグを外し、
そこにベットリとついた唾液を舐め取った。
口が自由になった途端、翠は悲鳴に近い声で叫んだ。
「お願い、もう許して! もう二度と逆らうことなんて考えないから
 ……だから、イカせて!」
首を左右に振って懇願する少女。
懸命に身を捻らせるも、全身を拘束された今、それは更なる欲情を煽る行為でしかなかった。
だが今の翠には、それに気付く余裕さえ持たなかった。
「翠ちゃんは反省中なんだから、イカせるわけないじゃん」
「そんなこと言わないで! 全て私が悪かったです……
 百眼様のためなら何でもします、鈴華や清見の命令だって何でも従います! だから……」 
「その言葉に偽りは無いのだな?」
清見は翠から目玉の眼帯を剥ぎ取り、その顔を晒した。
淫欲に潤んだ虚ろな目は、媚薬に盛られた淫婦のように焦がれていた。
「は、はい……!」
「じゃあ手始めに、この学校を蟲達の苗床に作り変えてもらおうか。
 そうすれば、あなたが期待する快楽も得られるだろう」
「えっ……きゃあああああ!?」
清見が貞操帯に足先を乗せると、翠は魂消るような叫び声を上げた。
絶頂に達しないギリギリの快感が翠の全身を震わせる。

416 :
 
「いいのか、清見」
「灯と睦美は必ずここに来る。彼女達を歓迎するためにも、
 翠の調教を終わらせてやらないと。正義の心が腐ってしまうくらい、
 快楽の蜜液に浸して……!」
「ひゃあ、怖い怖い」
鈴華はペロッと舌を出した。
清見は敵としては手強いが、味方となればこれ以上心強いものはない。
彼女の心に宿る黒い興奮を感じると、鈴華も邪悪な笑みを浮かべた。

― つづく ―

417 :
以上です。
次回からいよいよ山場です。

418 :
ここまでエロくてまだ山場があるとか期待せざるをえない

419 :
GJ
これで山場じゃないのか

420 :
ああ……また、五行戦隊が来てる……妖眼蟲さま、素敵ぃ……最高ぉ……

421 :
五行さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
てまだ山場じゃないのかよw

422 :
五行さん素敵過ぎる。
寸止めギリギリけどもうそのテンションが半端無い。
読んでるこっちが翠状態
何はともあれ乙です!

423 :
五行戦隊の続きキター!
続きが気になってまた眠れない日々が続くのか・・。

424 :
続きを全裸でステンバーイ…

425 :
キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

426 :
ここからが山場…だと?
もう、脱いで待つものがないぞ

427 :
理性の皮を脱ぎ捨てればいいじゃない…

428 :
五行タソ続きマダー(・∀・)

429 :
スレの趣旨的には全員寄生の虜になるべきなんだろうけど、正義には救いがあってほしいとも思っちゃうんだよな・・・
翠の頑張りっぷりを見てると特に
堕落しきった体で淫気を振りまきつつも悪と戦うのが矛盾を孕みまくっててエロい
敵由来の力で戦うってダークヒーロー的(?)な熱さもあるね
正義よりエロが強いならエロを受け入れた正義は最強なんじゃね?とも

430 :
気づいた時には(むしろ気づかぬまま)歪んだ正義になってる未来しか見えない
「いちゃいちゃを邪魔する奴は許しません」みたいな

431 :
>>429
すげえよく分かる
なまじ話が長くなってキャラに感情移入してしまった分、何かしらのフォローがあったりすると嬉しいよな
まぁそんなん温すぎて使えねえよって人が多そうだけど
個人的に真顔2みたいなエンドが大好物です

432 :
いやあここから翠完堕ちもよいですぞ
乙風氏とか帰ってこんかねえ

433 :
翠と堕ち翠に分離するんですね分かります。
フュージョンして>>429にループ…と

434 :
真顔2ってなに?

435 :
五行戦隊素晴らしいわ。
逆転の一手があって、それを潰されて絶望して堕ちていくか、それが成功したけど……みたいな分岐があると俺得。
>>429
そんな展開もいいな!

436 :
SSまとめ更新されなさそうだなあ・・・

437 :
まあ過疎スレだからまったりで大丈夫さ
管理人にはいつも感謝してるよ

438 :
お、まとめ更新されてる!

439 :
お、みんな寄生生物に寄生されてふたなりロリ化してる!

440 :
不気味な研究機関に拉致され、実験体を寄生させられて徐々に異形化させられていく女の子。
実験途中で何とか施設を抜け出すけど肉体は既に半分以上が人外化、元の身体へ戻るには完全に手遅れだった…

441 :
早くその妄想を作品に仕上げるのだ

442 :
>>444から連載開始

443 :
         彡 ミ
       彡\/ []彡
       ミヽU/彡 §
     彡[]\U   彡 §
    ミヽ彡☆. / ミ/ 彡
    彡ヽU 彡[]
   ミ☆  彡./ .彡
   ミ\(,,゚Д゚)彡[]  < 良SSが投稿されます様に...
     (ノUつ
       U
        UU

444 :
夢の中で女として触手に犯され、夢精して目が覚める。
でも確かに夢精した筈なのに下着は全く汚れていない。
射精した分はその触手が全部吸い取って自分の苗床として作り変えるための養分に。
そんな事が何度も起きて、最終的に姿形が夢の中の女とまんま同じように作り変えられて苗床エンド。
みたいな夢をついさっきまで見てたようだ。

445 :
>>444
俺にどストライクなのでssにしろや
してくださいおねがいします

446 :
すばらしい妄想なので是非SSにしやがれくださいませ

447 :
>>444
はふっ!はふっ!

448 :
どうせ寄生されてんだろと思ってボタン押したら
いつの間にか寄生解除されてたw
多分また寄生食らうんだろうけどな…。

449 :
>>431
そんな2次元エンドみたいなのは嫌だなぁ。
商業誌だと逆転勝利が多く嫌というほどガッカリさせられたからここでは完堕に期待。
せめて助かったように見えてるけど、実は寄生されて堕ちてましたとかじゃないと。

450 :
>>444
早く文章化するんだ!!

451 :
五行は翠の子どもが世界を救う予定らしいな。

452 :
>>451
kwsk

453 :
>>451
翠の生んだ妖眼蟲の活躍で妖眼蟲が世界を支配するってことですね。

454 :
寄生スレの原料は、この奇妙な形の生物
謎の白い液体の正体とは……?
『THE寄生遺産〜少女を変えた蜜液〜』

455 :
444だけど、俺だって読みたいよ!
誰か書いてもいいのよ(チラッ

456 :
>>454
懐かしいネタだな…

457 :
夜小説の痴漢蟲がなかなか

458 :
>>444みたいな小説なら読む

459 :
ここはTSネタでも構わず食える人が多そうでなんか癒される
寄生が落ち着いてきたんだがss繁殖に励めってことかな

460 :
いつの間にか
>>444のニアピン賞勝負スレになっている様なので
ttp://homepage3.nifty.com/PFB01406/sonota14.htm

461 :
>>460
奈落の部屋とはまた懐かしい・・何年ぶりだろか

462 :
五行待ちでもはや辛抱たまらんので描いた(自己解釈多めなのでイメージと違ったら申し訳ない・・・)
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4362556.jpg.html
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4362558.jpg.html
>>429で色々言った身だけど、描いてるうちに翠完堕ちもありかなと・・・
ただ完堕ちするとしても優しさだけは失わないでほしいなぁと思ったり(歪んだ優しさでも)
抑えるほどにエロい様は罪悪感や羞恥心が残ってるからで
あえて残して彼女のマゾヒスティックな魅力を生かしてほしいとか
語りたいことは数あれど五行さんの出した結果ならどんなのでも抜けると思う
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4362560.jpg.html
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4362562.jpg.html
鈴華はふたなりのイメージがあるので差分

463 :
GJ
その勢いで青の子も頼む

464 :
眼福、眼福

465 :
す……すばらしい!!
ち○こブレード最高!!
堕ち前も是非見てみたいなー

466 :
うおおお感動した!
職人と職人が掛け合わせた産物を見た
こういう場所だからこそ生まれる奇跡だ

467 :
部活が終わり、友人たちとファミレスでお喋りをして、駅前で別れ、帰路。
少女はいつものようにレコードショップに寄っていた。
特に欲しいものがあるわけでもないのだけれど、ついつい立ち寄ってしまう。
習慣みたいなものだ。
音楽好きな両親の影響だろうか。
本が好きな人がいるのと同じように、少女はCDやレコードが好きだった。
そんな彼女にとってレコードショップやレンタルショップというのは自宅と同じくらいほっとする場所なのだ。
タイトルを流し見し、目についたものを引きぬき、ジャケットを鑑賞し、棚に戻す。
ほぼ毎日同じ事をしているせいか、妙になれた、流れるような手つきだ。
ときどき気に入ったものがあったのか、目を見開いたり、口元をわずかにほころばせたりする。
中学生の財力ゆえに、気に入ったものすべてを買えるわけではない。
良かったものを覚えて帰り、特に気に入ったものだけを、後日また買いに来るようにして、一枚一枚コレクションを増やしていくのが常だった。

468 :
少女はすこし飽きをおぼえていた。
それも当然。
そこそこ大きなレコードショップだったが、所詮はチェーン店。
しかも毎日来ているだけあって、大体のCDは見てしまっている。
店内の配置にしても、下手な店員よりは確実に詳しいだろう。
(そろそろ隣町のレコードショップに足を伸ばしてもいいかな)
そんなことを考えながら、新入荷の棚を漁り、店内をぶらつく。
棚の中を抜けて、壁際へ、店の隅へとふらりふらり。
(あ、試聴機のタイトル替わってる)
目ざとく見つけると、吸い付けられるように試聴機に手を伸ばす。
と、違和感。
(あれ、ヘッドフォンも?)
試聴機にかかっていたのは見慣れたものではなく、より大きく、高級そうなヘッドフォン。
新しいものはいいものだ。
少女はすこし得した気分になって、そのヘッドフォンをそっと取り上げる。
いままで慣れたここのヘッドフォンより、すこしずしりとした作り。
耳をすっぽり覆うおおきなイヤパッドは、手に吸い付くようなしめやかな素材で覆われている。
装着すると、店内のざわつきや音楽が、スッと遠くなった。
どこかがあたったのか、チクリとしたのをちょっとずらして調節すると、頭と一体化したかのように馴染む。
実に上等なヘッドフォンだ。嬉しくなって、試聴機の1番からかける。
はじめて見るバンドだったが、なかなか少女の好みにあった曲だった。
じっくり聞いてやろうと、肩にかけていた鞄をおろして、足の間に置き、楽な体勢をとる。
そうして、少女は静かな世界で音楽に没入していった。

469 :
一曲目がおわり、二曲目が始まる。
全部聴いているほど暇でもないし、お店で全部聴くのはちょっと気まずい。
次のCDへかけ替えるために、少女は試聴に手を伸ばそうとした。
(あれ?)
動かない。
金縛りにあってしまったように、ピクリとも動かせない。
手どころか足や首、体全体が少女の意思をはなれてしまっていた。
声を出そうとするも、掠れ声さえ出せない。
音楽に集中するために薄く閉じたまぶたは、いくら開けようとしても微動だにしない。
予想だにしない状況に、パニックに陥ってしまう。
しかし、少女の内心とは裏腹に、身体は平常のまま。
店員や他の客には、リラックスした状態で曲を聴き続けているようにしか見えない。
いつもの子がまた試聴機を使っている、それだけである。
予想だにしない事態に混乱している少女は、聞こえてくる音に変化が生じたことに気づかなかった。
穏やかな音楽に紛れて、なにかが蠢き出す気配。
軟体質のそれは、ヘッドフォンの中にへばりついていたらしい。
染み出すようにイヤパッドの中に溢れて、少女の耳に近づいてゆく。
右のスピーカーがすべて覆われて、音がくぐもった頃に少女もようやく新たな異変を感じとった。
しかし、おぞましい気配を察したところで、少女は動けない。
抵抗のすべを持たない少女の耳を、生暖かい軟体が舐めるように覆ってゆく。
その行き先は少女の耳穴。
気色の悪い感覚に、少女の背筋から全身にぞっと怖気が走る。
右耳からはぐちゅぐちゅとした水音にも似た音ばかりきこえ、左耳から聞こえるはずの音楽は現実感をうしなって遠くへ行ってしまった。
軟体はぬるぬると這いながら耳穴をその身で埋め尽くすと、一度動きを止める。
耳を這う動きがとまったことにより、少女の理解がようやっと追いつく。
身体が動かせなくて、耳をなにかに覆い尽くされて、声もだせなくて。
現状の把握が進むにつれ、少女の胸中に今度は不安が広がる。
何が起きているのかわからないけれど、このまま終わるはずがない。
そんな漠然とした予感。
閉じた視界の中で耳へと意識が集中していて、ほんの些細な動きさえ感じ取れてしまう。
鋭敏になった感覚に突如激痛がはしる。
軟体がその身を尖らせ鼓膜を破ったのだ。
キーンという音にならない音が響き、身動きも声も出せない状況はより痛みをより一層大きく感じさせる。
唯一自由になる呼吸を詰まらせ、荒げ、なんとか痛みを和らげようとするも、たったそれだけでは気休めにもならない。
ただただ、すべてが終わるまで耐えるしかなかった。

470 :
そんな少女にお構いなく軟体はその身を少女の奥へと進める。
鼓室に侵入し、蝸牛を埋め尽くし、そうして脳へ根を伸ばす。
丁寧に、丁寧に。
宿主をこわしてしまっては元も子もない。
脳を奪い取るのではなく、共有するのだ。
まずは痛みを感じる部位から変えてゆく。
快楽物質を大量に放出させ、痛みを和らげ、神経を繋ぎ変えて痛みを快感へと錯覚させる。
人間は脆いものだ。
人間をどう扱えばいいのかを、それは本能的に知っていた。
痛みだけでんでしまうコレは、最初にここを抑えておかないとすぐに壊れてしまう。
痛覚神経と快感中枢を支配して。
さて、本格的な寄生の開始だ。
まだヘッドフォンの中に残った身体を、中へ中へと補充しながら脳に張った根を広げてゆく。
運動中枢を支配して、身体を掌握する。
これでもう神経毒は要らなくなった。
最初に打ち込んでコレの身体を麻痺させた毒は中和しておく。
さあ、あとは意思を司る部分を乗っ取るだけ。

471 :
これは少々やっかい。
記憶を読み込んで、改ざんして、自分がいることを当然だと思い込ませなければいけない。
そのためには記憶を共有して、思考パターンを合わせるのが手っ取り早い。
そうしないと思い通りに動いてくれないのだ。
丁寧な仕事には時間がかかる。
その間に養分の確保をしておかなくては。
脳への侵食を進めながら、今度は鼓室から鼻の奥につながる耳管に触手を伸ばす。
身を細くして耳管を抜け、咽喉から食道へ。
消化管の内壁に張り付くように、網状のアメーバのように、奥へ奥へ。
胃を覆い、幽門を抜け、十二指腸、小腸、大腸と。
消化管全てを覆い尽くし、本体へと栄養を送る。
幸い、先ほど食事してくれていたらしい。
十分すぎるほどの養分が摂取できた。
どうやらコレは体重を気にしているみたい。
これからは私がいるからね。
好きなだけ食べるといいよ。
さて、記憶の読み取りもほぼ終わり。
やれやれ、これで一息つけるよ。
あとは吸収した養分で増やした部分を、このヘッドフォンへ残しておしまい。
これ以上ここにいては店員に怪しまれてしまうからね。
あとの作業は家に帰ってからにしましょう。
それにしてもこのヘッドフォンというのは理想的な住処だね。
最初の私はよっぽど賢かったのね。
最近は分裂の頻度もあがって、申し分なし。
さて、じゃあね。
脳から切り離した瞬間に襲っちゃだめだよ?
この人間には私がもう入ってるんだから。
そうね。
2日くらい、眠ってるといいわ。
じゃ、元気でね。

472 :
遠い、あやふやなところへ行っていた少女の意識が戻ってくる。
6枚あったCDも、もう聞き終えてしまった。
(そうね、3枚目はなかなか良かった。買ってもいいかもしれないね)
そんなことを考えながら、ヘッドフォンを外し、試聴機へ戻す。
もうすっかり遅くなってしまった。
このままだと夕飯の時間に遅れてしまう。
少女は足の間においていたカバンを持ち上げる。
通学カバンの布地はところどころ、水気を含んでその色を濃くしている。
少女の股間から溢れでた液体が、太ももをつたい、ニーソックスに染みこみ、カバンにまで到達した結果である。
(いやだな。シミにならないといいんだけれど)
家に帰って、はやく洗うことを考えながら、少女は店をでる。
右耳から未だにズキンズキンと痛いほどに感じる快感で、少々足元がおぼつかないようだ。
そっと、手をあてがうと、キーンとした音がひびいてくるような気がする。
家へ足をむけると、クゥと可愛らしく腹がなる。
(お腹すいたなあ)
晩御飯のメニューはなんだろうかと思いを馳せる。
(そう、たくさん食べて、この子を育てて、もっともっと増やさないといけないもんね)
「うーん、楽しみ!」
思わずすこし大きな独り言をもらした後、少女はあわてて周りを見渡し、誰も見ていなかったことにホッとして、足を速めるのだった。

おわり

473 :
以上です
名前欄のレス番がグダったりほぼエロシーンなかったりですまんせん
ヘッドフォンから生えた触手に脳いじられるシチュが大好きですすいません

474 :
おお・・・リアルタイム遭遇
非常にGJ

475 :
おお…これは素晴らしい…
GJ

476 :
>>462
久々にきたら良いものが見れた
可能なら着色Verも見てみたい
いかん五行の続きがますます待ちきれなくなってきた

477 :
>>473
いいですね
丁寧な文章作りで、短編ながらシチュが綺麗にまとまっています
ぜひまたエロありで投下してください、オナシャス!

478 :
そして最終的には常にヘッドホンを付けたまま、機会があれば他者にそれを被せ……
あれ? すーぱーそに子ってそういう……

479 :
つまりヘッドフォンつけてる奴はみなそういう……

480 :
洗脳アイテムとしてのヘッドホンはよくあるけど
寄生生物(?)の住処というのは良いネタだGJ

481 :
>>473
脳寄生いいよーいいよー

482 :
余所のネタだけど子どもたちのあいだで寄生生物を挿入れるのが流行ってて、寄生生物の卵を胎内に入れ出る間キレイになったり頭がよくなるから定期的に寄生の子を産んでまた犯されなきゃいけないってネタが好きだった

483 :
うおおおおお五行さんの絵と思ってワクテカしたら
>>462氏の作品が消えてるorz
もしよろしければ再UPなどお願いできませんでしょうか・・・。

484 :
ふたば 悪堕ち

485 :
dotup堕ちるのはや・・・
そのままなのもあれなんで軽く着色しました
本格的に塗るとなると時間がかかるので余裕ができたらいずれ
http://nagamochi.info/src/up135406.jpg
http://nagamochi.info/src/up135407.jpg
http://nagamochi.info/src/up135408.jpg
http://nagamochi.info/src/up135409.jpg
http://nagamochi.info/src/up135410.jpg

486 :
色つき&1枚追加…だと……?即保存余裕でした

487 :
光速で保存した
鈴華の堕ち前・・・だと?
寄生前後の対照がたまらないですね

488 :
黄色イメージどおりだったw

489 :
おおこれはいい鈴華に搾り取られたい
五行たんまだーw

490 :
自分の望み通りのシチュで小説かいたるわ、クソッタレ

491 :
>>490
その意気だよ
誰か分からないが応援するぜ、がんばれ!

492 :
すばらしい絵だ
何がって、対比になっていろいろ捗る正常コスがイイ

493 :
あは〜ん

494 :
原作者の公認もなく自称挿絵を披露してスレ住民に支持されていく様は、
さながら原作が>>485のイメージに寄生されていくようだ。
原作の公式な絵がない状態だからなおさら寄生が捗ろうよ。
おおくわばらくわばら。

495 :
ファンアートって知ってる

496 :
>>494
それは言い過ぎじゃなかろうか
スレでここまで反応が得られたのも、絵師さん本人含めレスした人の作品への愛着があってのこと
それをわざと皮肉った口調で対立を煽り、離間策をはかるのはいかがなものか
原作者もイラスト投下した人も、ぜひ頑張ってもらいたい

497 :
>>494はただ荒らしたいだけが正解

498 :
>>462
再UPありがとうございます!鈴華がもろイメージ通りで驚きました!
なにやら批判?されてるレスもありますが自分は描いてもらってうれしかったですよ。
青の子も期待してまs(ゲフゲフ

499 :
唐突に自称挿絵と言い切る>>494こそ何かに操られてるとしか

500 :
寄生生物に操られて掲示板荒らしをさせられるネタが昔あったね

501 :
安永航一郎の「青空に遠く酒浸り」って漫画が意思を持ったマイクロマシンとの共生もので結構ツボだったんだけど、このスレ的に合うのか聞いてみたい

502 :
それはなんか、「たったひとつの冴えたやりかた」がこのスレ向きか、ってのに近そうだな

503 :
>>485
Chromeだと、そのアップロードサイトって「不正なソフトウェアをダウンロードさせるサイト」
とかいってブロックされる
http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=nagamochi.info/&hl=ja

504 :
つまりガードの硬いChrome娘に不気味なソフトウェアを寄生させて虜にしろと

505 :
ああ、>>504の字面だけで妄想が捗る
お堅い女騎士が触手的なモノを植え付けられて、性的に奔放に変わるとか
連鎖堕ちも当然ありとして、キスとかボディタッチから感染させる的な?

506 :
元からスパイウェアじゃねーか

507 :
お盆をふるさとで過ごす人たちの寄生ラッシュは終わっちゃったかな

508 :
毎年必ず誰かそれを言うけど
ダジャレを言いたくなるような何かに寄生されてるんだろうか

509 :
このスレの住人は誰かが帰省ネタのギャグを言わないと
不安感が増大していく作用を持ったナニカに寄生されている可能性が

510 :
田舎の素朴な少女が寄生されて妖艶な美女になって上京するだろ?
毎年この時期になると田舎の母体に人を誘導するんだよ
頑張って色んなスレに書き込むから、たまに本音が出ちゃうんだよ

511 :
田舎の学校では未だに駆虫が行われているが、都会では形骸化どころかもはや行なっていない学校が多い。
衛生環境の差といってしまえばそれまでだが、世の中にはまだまだ不可思議なものがおおい。
ある地方においては駆虫は衛生面よりも儀式的な意味で行われているものである。
年ごろになると生徒たちは必ず、虫下しを飲まされる。
ひと月おきに三度飲めばまず確実に効くとされるそれは、しかしなんの虫を予防するためなのかは伝わっていない。
それでも毎年行われ、その地方の大人、老人は必ず経験しているものなのである。
ところがある時、学校での駆虫をすます前に都会へ移ってしまった女の子とその周囲の話。
みたいなのをお願いします

512 :
五行さんなんかオリンピックみたいな陸上の競技沢山やっているよそろそろ作品を投下する季節なんじゃないかなあ

513 :
>>510-511
この文章だけでご飯三杯余裕でした

514 :
>>511
23区のいわゆる城南地区だけど
この前スーパーで、頭にシラミの卵をつけまくった
小学生ぐらいの女の子を見かけた
かなり目立ってたし、どういう家庭環境だとああなって放置までされるのか

515 :
>>514
それが本当ならなんとも気がかりだな。DVの可能性を考えずにはいられない。

516 :
DVじゃなくてネグレクト(育児放棄)じゃないか?

517 :
うんマジなら虐待っぽいねもっと身近な人が通報するといいんだけど

518 :
よくシラミの卵と気づいたな
俺なんか見てもフケとかゴミとしか思わないだろな
しかしネグレクトの話をここのスレで読むとは
切ないのう…

519 :
シラミとか戦中戦後の話だと思ってた
むぅ

520 :
>>519
シラミは再流行してますぜ
主に海外で拾ってくるケースが多いけど

521 :
あとは部活とか体育会系なロッカーとかまあきたねーからそこで色々沸く場合もある
寄生生物がロッカーに・・・駄目だ文才が無いw

522 :
>>521
今は使われていないロッカーの片付けを買って出た健気なマネージャー
しかしそこには寄生生物が潜んでいた
抵抗する暇もなく襲われ、寄生されてしまうマネージャー
そして胸は母乳が出るように、性器は寄生生物の卵を産むように作り替えられてしまう
母乳は継続的に飲ませることで卵が着床しやすくなり、その為に非常に美味である
そして、意識も変えられてしまった彼女は新作のスポーツドリンクと称して母乳を部員達に振る舞うのだった
さくっと妄想してみた

523 :
飲まされた部員は男女問わず卵を孕みやすい美女になるんですね

524 :
寄生×性転換とか俺得

525 :
今日、上野の科学博物館で深海展見てきたが、
このスレで出て来そうな風体の生き物の標本だらけで
無駄に楽しんでしまった
類例:目黒のアソコ

526 :
>>523
野球とかの男子のみの競技だったら、廃部だな。

527 :
男装で完パスできれば問題ないな
男女入り乱れる甲子園、偵察と称して寄生籠絡…ゴクリ

528 :
そう、これは対戦相手の偵察、偵察なんだから……♪
(ああ、はやくこのおっぱい飲ませたいわぁ)
(そうすればご主人様も増えるし、きっと試合も楽勝よね)
(そしていっぱいご褒美貰うの……あん、おっぱい張ってきちゃった♪)

529 :
寄生甲子園

530 :
不気味な艦載機に寄生されて深海棲艦になる艦娘

531 :
最近スレを知って頭から少しずつ追いかけてる者だが
今テレビで洋画「ヴァイラス」見たあと開いてすぐのレスが>>375でちょっとドキッとした。
チラ裏ですまぬがあまりにもタイミングが良かったのでどうしてもね。

532 :
>>524
寄生とTSが混ざるのは本当に好みなんだけど
なぜかそんなにないんだよね
男女問わずに寄生されて虜になればいいのに

533 :
このスレに不気味な寄生生物様はいらっしゃいませんか?いらっしゃいましたら新人スチュワーデスに寄生をお願いします。

534 :
寄生虫博物館は行ってみたい

535 :
>>532
ここに落とす方とTS系のスレに落とす方とに分散してしまうのでは?

536 :
TS寄生は俺も好きだけど、残念ながら拒否反応が多いジャンルでもある
グロ・リョナ・BLと同じどこでも投下していいものではない

537 :
寄生虫になって女の子のナカに入りたい。
入って神経から脊髄脳細胞もろもろに至るまでいぢくりまわしたい…

538 :
上に深海生物の米が出てるけど
このスレ的には一部のアンコウ類の生態(小さな雄が雌の体に噛みつきそのまま融合
精巣以外分解?されて種袋として余生を過ごす。ちなみに一妻多夫制)ってどうなの?

539 :
TS寄生されたい

540 :
寄生解除されてるし!

541 :
寄生されて寄生したい。

542 :
TS寄生なSSとかあるかなあ

543 :


544 :
>>542
ここに投下されたSSじゃないが
「オ、ナイすデザイン」の「フクロムシ」
は該当だったと思

545 :
>>544
ありがとー!

546 :
>>542
とりあえず>>542の家にTS寄生生物を1ダース送っておいたよ!!

547 :
>>544
調べても出てこなかった…
よかったらURLくれないか

548 :
グーグルで上から3番目あたりにあるぞ
もしかしてSS置場のリンクに気付かずに素通り…なんてことはないよな

549 :
>>546
到着待ち遠しいわ!

550 :
万が一549が女の子だったら……(ガクブル

551 :
ふたなり寄生生物ペニスで連鎖落ちとか王道じゃないか

552 :
ゼーガペイン見てたら、自分の欠けたデータを敵に補ってもらったシーンがあって、妄想が捗ったわ

553 :
確かに。

554 :
TS寄生について真面目に考えてみたところ、寄生・発情とTS化にラグがあると色々捗ることに気付いた
一次被害者の少女に種子が寄生
→発情、自慰or滲みだす色香で男を誘惑
→イき疲れて気絶中に種子が愛液・精液を吸って発芽、ふたなりor男の娘化
→危うい魅力で友人を誘惑
二次被害者の男、自慰or女の子を押し倒す
→気絶中に女性化
→女の快感に溺れ手当たり次第に男を食い散らかす
※発芽前でも愛液・精液には分裂した種子が含まれているとかなんとか
妖女搾精系と百合連鎖系が両立できるよ!
肉体TSから精神TSまでの時間に個人差があるとなお良し

555 :
何してるんだ、早く書く作業に戻れ!

556 :
なんか、ウツボカズラとかみたいな食虫植物なイメージが沸いたわ

557 :
永久の果肉っぽい

558 :
DLsiteに妖花変化とかいうやつがこのスレの内容に合致するし、好みっぽいんだけどレビューしてる人がいなくて不安だ
誰かレビュー知らない?

559 :
化け物に寄生された人間の末路って大概悲惨だよね
ハッピーエンドに見えても常に駆除される危険性とかあるし

560 :
>>559
だがそれがいい
いつか滅びるとしても至高の快楽を味わいつづけることができる
なんとも言い難いけど、それが美学みたいな

561 :
滅びの美学?
滅ぼされる前に全部寄生してしまえば解決よ

562 :
精神的な支配は解かれたけど開発され尽くした身体が疼くのとか改造された身体は元に戻らずフタナリなまま快楽に溺れるとかもいい

563 :
TSなんかいらん

564 :
改造されて尻尾とか触手とか生やしてるのがグッド

565 :
>>562
そしてある日突然気付く
「精神支配なんか最初から無かった。あの所業は自分がやったことだった」と

566 :
>>558
いいと思うよ。買って損はない。

567 :
宣伝乙

568 :
寄生型衣服の良さについて
形状変化によって一見普段と変わらない服装に見えても内側ではグチョヌルってのがいい
五行戦隊見たく通常の服が侵蝕されてエロ衣装に変化というのもいい
触手責めなどを服の内側という範囲に限定できるので痴漢などと両立できる所が良い
個人的には味方だと思ってた子が実は寄生されててネタばらしの時にガバーみたいなシチュがグッド

569 :
個人的にはプラグスーツみたいな身体のラインがはっきりと分かるような感じだといいなw

570 :
いよいよ土曜に五行の命運が決まるな。
これに合わせて土の娘を弄ぶ降臨期待

571 :
>>570
ん、なんで土曜?

572 :
>>569
だぶだぶ系もいいぞ。数は非常に少ないが
スカートや袴の内側が触手で満たされてたりするんだ

573 :
つまり、触手服サイコー

574 :
>>571
五輪開催地決定がある

575 :
>>574
なるほど。日本じゃなきゃどこでもいいや。

576 :
不気味なモノに規制されてドーピング検査に引っかかるアスリート達

577 :
最初は寄生モノの話は人類全滅エンドがいいなぁって思ってたけど最近いつ滅ぶかわからないような状況でひっそりと生きていく化け物っていう終わりかたのほうがいいように思えてきた

578 :
寄生生物「夢はちっちゃく練馬区征服!!」

579 :
ドラえ○ん の○太と催淫妖奇虫
のび太「この石、中に何か入ってる。それに透明ですごい綺麗だ……そうだ! しず○ちゃんにプレゼント(ry」

580 :
そしてしず◯ちゃんの家に持って行く前にジャイアンに奪われ…

581 :
ジャイアンがゴメス化そして・・・

582 :
ジャ○アン×ジ○イ子・・・オエッー

583 :
ジャイアン → テックジャイアン

584 :
もう女男かまわず人間ならなんでも寄生して苗床にするんだなw
そのうちに『寄生もできる』宇宙人に人類が家畜のように管理されて
宇宙人の幼生型やらペットにも寄生されて生き続けるだな

585 :
A「私達の中にいる誰かはもう既に謎の寄生生物に乗っ取られているわ!」
周りの女性達に恐ろしい事実を伝える宇宙船乗員A
B「えー…ゴボゴボ…そんな…一体誰がががゴボゴボゴボ…」
虚ろな目、そして口からスライムの様な物体が流れ出ている状態で他の女性を見るスク水着用のB
C「ふぁ、ひゃっ!この体、感度が良いっ…ん?何かの間違いじゃないのー?」
体を弄りつつ答えるのは記憶も人格も何もかも掌握した宇宙生命体が宿った全裸女子高生C
D「ワタシハミマシタヨ?ヘンナイモムシミタイナイキモノガ、マドニ」
寄生生物を目撃したと言うのは背中に芋虫の様な生物を背負った小学生D、芋虫はDの首に管のような物を繋げている
E「ぜんいんではんげきをするべきです!やつらをくじょしないとこのままではぜんめつしてしまいます!」
立ち向かうべきと意見する幼女E、彼女のお腹がボコッ…と何かが動き、頬の皮膚も一瞬ニュルリと蠢いた、今のEは本当にEなのだろうか?
F「Aはまだなんだね♪じゃあ私が一肌脱ぎますか♪」
そう言って体からニュルニュルと様々な植物を伸ばしAに迫る女子大生F…
A「…全員犯人とか詰んでねうわなにをするやめ(ry」

そして全員寄生生物の餌食になったそうな、めでたしめでたし

586 :
植物型の寄生ってあんまり見ない気がする

587 :
寄生生物の勢力争いに巻き込まれる人類

588 :
キミだけのモンスターを育ててバトルだ!

589 :
自分の身体を苗床に
絶倫なモンスターを育ててバトルするのか
妄想が捗るな

590 :
むしろ寄生生物の効果で自分自身を異形化させて戦えば良い
なお二度と元の身体に戻れない模様

591 :
裏社会により作られた地下コロシアムで様々な理由で寄生生物化した女性達が雇い主のオーナーの指示で戦うとか
お互い侵食して喰らい合い勝った方が多額の賞金と相手の女性を支配下に置けるぞ

592 :
>>586
二次ドリの魔法少女スプラッシュリセに
「植物を操る敵女教師が自分の乳首から蔦を出して種を主人公の乳首に植え付ける」
というシーンがあって非常によい
残念ながら未遂に終わるが…

593 :
植物系と乳寄生が好物の俺に朗報
未遂じゃなけりゃ完璧なのにな

594 :
不気味なモノに寄生、でググったらゴア・マガラの項目が出てきた
これの意味するところは一体・・・

595 :
五行さん東京で決まったそうだよ記念の続編マダー

596 :
>>595
地域から都市、都市から全国、全国から世界へ羽ばたく寄生生物だちだな

597 :
>>592
そこがあのレーベルの詰めの甘さ
既遂描写とカットを入れるだけで何倍になるやら

598 :
忍法帖が最低レベルで1レスに何行まで書き込めるのかな
したらばの避難所に投下してURLをここに張る手もあるけど
わざわざ見に行ってくれる人いるんかな
だいたい忍法帖とか面倒臭いモノのおかげでエロパロ板すっかり衰退してるし
(おまけにOCN寄生いや規制ばかりだし)
萎えるばかりだわ

そして俺は言い訳はいいから早く書けってことだわ

599 :
>>598
言ってくれれば代行してやるぜ、その時俺が規制されてなければ
忍法帖の議論スレで俺も猛反対した
作品投下はただでさえ敷居高いのに、これ以上新規参入者に厳しくしてどうすんのかって
結局既存の作者にはそういう意見は届かなかった
本来マイナースレの寄生スレが、今やエロパロ板の中堅スレになったんだよな・・・

600 :
>>598
ss読めるなら喜んでいくけど

601 :
ありがとう
とりあえず書き上げんことにはいかんけど

602 :
期待してマース

603 :
寄生して待って〼

604 :
底蟲村編だっけ、あれも寄生になるのかな

605 :
1レスに何行書き込めるかわからないので細切れ投下でスマンです
6行×19レス分、書き上げてはいるんで
尻切れになったら連投規制にかかったと思って下さい
微エロ、蟲化
ではどうぞ

606 :
「――出動指令よ、繭子(まゆこ)ちゃん。港東二丁目に歪蟲(わいぢゅう)出現」
「ちょっ……あたし、これから中間テスト……」
「いつも通り処理しておくわ。繭子ちゃんは任務を最優先」
「そんな……せっかく覚えた公式や英単語……処理って平均点になるだけじゃん……」
「赤点脱出おめでとう。現在地はGPSで把握してる。そこから五分で到着できるわね」
「ちょっ……赤点なんて一回だけだし……美冴(みさえ)さんってば……もうっ!」

607 :
 電話が切れて、ふくれ面で繭子は、肩から下ろしたナップサックにスマートホンをしまい込んだ。
 ウサギのぬいぐるみ型のナップサックは繭子のトレードマークだ。
《繭子二号》と名付けたそれを背負い直して、もと来た道を戻る方向に走り出す。
「着替え」の場所が必要だった。少し戻れば交番がある。
 栗色のツーテールの髪と《繭子二号》のウサ耳が揺れる。
 やや吊り目の仔猫っぽい顔立ちだが、繭子自身はウサギ萌えだ。髪型もウサギをちょっぴり意識している。

608 :
 セーラー服の胸は揺れない。すらりと手足の長い、恵まれた体型だが胸だけは発展途上なのだ。
 交番に飛び込み、胸ポケットから出した身分証をかざしてみせた。
「緊急事態です、トイレをお借りします!」
 若い警察官が目を丸くして、繭子が手にしたそれを覗き込む。
「……区立港東第二中、三年E組……?」
「違った、こっち!」

609 :
 慌てて生徒証を引っ込めて、もう一枚の身分証をポケットから引っぱり出す。
 警察官の証票によく似たそれは、国家公安委員会発行の――
「……歪蟲対策作戦本部?」
 警察官が、さっと姿勢を正して敬礼した。
「失礼しました! どうぞ、存分にご利用下さい!」
「ありがとうございます、あの……着替えるだけですから!」

610 :
 自分の名誉のために言い添えて、繭子は交番の奥のトイレに入った。
 以前にも借りたことがあるから勝手はわかっている。
 洋式便器の蓋を閉めて《繭子二号》を肩から下ろす。
《繭子二号》は収納部分がウサギの頭と胴体に分かれている。
 胴体部分には教科書やノートなど勉強道具が入れてある(試験前でなければ教科書なんて持ち帰らないが)。
 そして頭の部分には、「歪蟲対策作戦本部」の任務に必要な「秘密兵器」が収めてあった。

611 :
 そう――兵器である。それも「生物兵器」だ。極めてキケンな。
 スカーフを解き、脇のジッパーを上げてセーラー服を脱ぎ、下に着ていたキャミソールも脱いだ。
 色白のしなやかな身体に――Aカップに収まる慎ましやかな胸。
 そして、むんっ……と、たち込めるバニラに似た甘い体臭。
「はあっ……」と、思わず吐息をつく。自分でも頭がくらくらする。
 意識するほど匂いが濃く甘くなるのだから始末が悪い。

612 :
 その匂いにこそ繭子が歪蟲対策作戦本部に所属する理由が秘められているのだが。
 脱いだものは丸めて《繭子二号》の胴体側に押し込む。
 それから腰のホックを外し、ジッパーを下ろしてスカートを脱いだ。
 黒いニーソックスに太腿の半ばまで包まれた形のいい脚。
 細く締まったウエストの下、程良く丸みを帯びたヒップは白と水色の横縞のショーツに収まっている。

613 :
 どきどきと胸の鼓動が早まるのを感じながら、通学靴とニーソックスを脱ぐ。
 露わになった素肌から立ち上るバニラの匂いに、むせ返りそうになる。
 ブラを外し、淡い桜色の乳頭を晒す。
 自分以外の誰が見ているわけでもない。なのに、どうしてこんなに身体が火照るのか。
 そしてショーツも脱いだ。処理済のビキニラインは綺麗に無毛であった。
 しかし幼いままとは違う。なだらかな陰阜の下のその部分には薄紅色の花弁が僅かに綻んでいる。

614 :
 どくんどくんどくんどくん。心臓が早鐘を打つ。
 脱いだものを《繭子二号》の胴体にしまい込み、頭の収納部分のジッパーを開けてポーチを取り出す。
 元は生理用品を入れていたものだ。もう繭子が生理になることはないけど。
 身体が「造り変わって」しまったから。
 その原因でもある存在(もの)がポーチには収まっていた。
 昆虫の蛹(さなぎ)に似たモノ。ただし、人間の握り拳ほども大きい。それが三つ。

615 :
「……はあっ」と、息を吐き、蛹を一つ手にとって、ポーチを《繭子二号》に戻す。
 奇妙に大きくグロテスクといっていい蛹なのに、いまの繭子には、それが愛おしく思えてしまう。
「造り変わった」のは身体ばかりではない。繭子の意識(こころ)も、奥底の部分が変えられてしまった。
 待ってて、いま「蜜」を吸わせてあげる……
 繭子は《解放鍵(キーワード)》を口にした。
「――《メタフォーメーション》!」

616 :
 眼の奥で光が弾けた。自慰で達したときと酷似した――いや、それを凌駕する絶頂感。
 身体の芯から熱いものが噴き出す。比喩ではなくそうだった。どくどくと、花弁が蜜を溢れさせる。
《解放鍵》によって「本来の繭子」が覚醒したのだ。
 とめどなく蜜を湧かせる花弁に、繭子は蛹を押し当てた。
「……ひゃうっ!? んにゅいぃぃぃっ……吸われるぅぅぅっ……!?」
 ――そして。蛹が、急速に「成長」を始めた。

617 :
 体節が伸び、その末端が新たな体節を次々と生み、一部は枝分かれして、繭子の裸身に絡みつく。
 すでに綻んでいた花弁を枝の一端が押し割り、蜜にまみれた別の枝は、ぬるりと尻穴に潜り込む。
「あにゅぅぅぅっ……!?」
 二条の枝が柔肌の上を這い伸び、幼げな乳房に達すると、くるりと先端が弧を描き、乳頭を覆い隠す。
 背にも二筋の枝が這い、左右の肩甲骨の上まで達すると、
 ――ぶわっ、と、扇を広げるように、蚕蛾に似た一対の白い羽根を生み出す。

618 :
 一方、繭子の胎内に潜り込んだ「枝」は「母体」と同化しながら、その「変態」を促す。
 ツーテールの髪が根元から白く染まり、前髪の生え際からは、これまた蚕蛾に似た触角が突き出した。
「……みぁっ!? みぁああああっ……!?」
 ぎゅっと眼をつむり、上体を仰け反らせて再び眼を開けると、その瞳は紅く変わっている。
 色だけではない。艶の消えた瞳を間近で見れば、複眼状に変じたことがわかるだろう。
 可憐な少女の面影を残しながらも、蛾と融合したような奇怪な姿に、繭子は変貌を遂げていた。

619 :
 いや、そうではない。この姿こそ、いまの繭子の「本来の姿」。
「人間の少女」としての日常生活は「擬態」にすぎない。
 そう「造り変わって」しまったのだ。繭子の全てが。
「……はあっ、はあっ、はあっ……」
 壁に手をつき、息を整える。
 そして《繭子二号》を右肩に掛け、通学靴を手に提げてトイレを出た。

620 :
「……ありがとうございました」
 繭子が声をかけると、交番の入口に立っていた若い警官が振り向き、ぽかんと口を開ける。
 そして慌てて目を逸らした。顔が真っ赤だ。
「え……あ、はいっ……!」
 無理もなかった。蛾と融合したといっても、見た目にはそれは触角や羽根など部分的なもの。
 乳頭や股間は辛うじて隠されているが、繭子の姿はほとんど「人間の少女の裸身」なのだ。

621 :
 もっとも、それを恥じらう意識は繭子自身からは消え失せている。
 覚醒した繭子にとって、いまが当たり前の姿だから。
《繭子二号》と通学靴を警官に押しつける。
「あの……これ、預かって下さい」
 返事は待たずに交番の外に出て、繭子は背の羽根を広げ、跳躍した。
「――とうっ!」

622 :
 交番の向かいの五階建てビルの屋上へ跳び上がると、弾みをつけて、隣の十二階建てマンションの屋上へ。
 そこからさらにビルやマンションの屋上をジャンプして渡って行く。
 斃すべき歪蟲のいる場所まで――
 
 異次元より現れ、人類に仇なす魔性のモノ――歪蟲。
 見た目は巨大な節足動物や軟体動物――いわゆる「蟲」のよう。

623 :
 だが人間の身体を侵蝕し、意識までをも支配して、新たな犠牲者を捕捉し増殖する――
 そんな存在が「魔」ではなく何であろう。
 しかし、いかなる理由かそれとも偶然か、歪蟲に侵されても自我を喪いきらない「人間」が、ごく稀にいた。
 いや、その肉体はすでに歪蟲と同化し「造り変わって」いるのだから厳密には彼らは人間ではない。
 それでも、歪蟲に対抗し得る能力を備えた彼らが、人類にとっての救世主であった。
 繭子は、その「一人」なのだ。

624 :
 ……人類のためとか、よっくわかんないけどね。
 だいたい、あたし自身もう「人間」じゃないみたいなのに。でも。
 ミミズ型とかウミウシ型とかグロい歪蟲がキモいしムカつくし。
 悪い歪蟲相手に暴れるのはスカッとするし。出動手当は、いいお小遣いになるし……
 繭子は、今日も歪蟲と戦うのであった。
【完】

625 :
第二話まだぁ?

626 :
…ええっ、ちょ、そこで完だとぉ
続きマダー

627 :
tes

628 :
GJ!
文章から作者の繭子への愛をひしひし感じる
またの投稿を期待したい

629 :
GJ!!
繭子誕生の物語も見てみたいぜ。

630 :
好みに合致しすぎててやばい
変身用の蛹も繭子が産んだんだろうと思うと妄想が捗る
バニラの香りのフェロモン嗅ぎたい

631 :
よくよく考えるまでもなく主人公が終わっちゃってる惨さがいいね

632 :
>>631
このスレ的にはむしろ始まってる

633 :
「造り変わった」ことを殊更に強調するところとか
変化の描写が細かいところとか好きだわー。
モブでもいいので造り変えられる現場も見てみたいです。

634 :
不気味なウィルスに侵されて狂ってしまううんたらかんたら

635 :
>>631
俺たちの楽しみは、これまでも+これからも、だろw

636 :
最近エンターブレインから出たこれが寄生ものっぽい
http://hnovel.jp/redirect/redirect_list.php?guid=on&id=0104004001&dcode=

637 :
>>636
ああ、本人が告知してたのこれか
このスレと悪堕ち系を跨ぐどうしようもない奴だからなぁ(褒め言葉)
電子書籍って、なんかなぁ…

638 :
そのあらすじ…天才退魔師ならせめて扉を開けたあと
圧倒するもわずかな油断から、とか善戦むなしく、とか
その肩書きに則したものを書いてやれよと思わんでもない
実際はちゃんと戦うんだろうけど
その文だと扉を開けた後、手も足も出ず即堕ちっぽくてかわいそうだw

639 :
退魔師は寄生されるもの

640 :
胎魔師
自らの胎内に魔物を取り込み使役する
胎内で常に魔物が蠢いており本気汁垂れ流しのくせに
凶暴な魔物どもを御主人様として支配するべくドSとして振る舞わなければならない健気な娘
もうお嫁には行けない

641 :
亀だけど>>482ってどこのネタ?

642 :
>>640
魔物を使役する度に少しずつ侵食が進んでいって、いずれは自分も魔物そのものとなる運命なんですね
と思ったけど退魔師自身が魔物だったらむしろ最強だった

643 :
あ、ありのまま今起こったことを話すね!
「私は退魔師だと思っていたらいつのまにか魔物だった」
な、何を言っているのかわからないと思うけど
私も何をされたのかわからなかった…
的なこう。

644 :
退魔士が魔物退治に行ったら寄生されて融合されちゃったけど、
退魔士の退魔する意志が強すぎて異形のまま狂ったように他の魔物を討伐して欲しい

645 :
狂戦士モードのまま親友の女の子にまで種を寄生させてしまった所でやっと正気に戻って、
結局その子に対して責任を取ることに
二人は永遠に歳を取ることもできないまま、異形の身体同士で快楽を貪り続けるのだった……
というハッピーエンドでお願いします

646 :
人類の敵を倒しに行って、やっとの思いで倒したと思ったら気付かないうちに寄生されてて、
眠くなったんで眠りについたらその間に自分が人類の敵に融合されちゃった
それはきっと夏の夕暮れ

647 :
>>646
R-TYPEか

648 :
>>644
ウェーイ(OwO)

649 :
>>646
最近そんなバッドエンドが、トップバイド目指すバイドルマスターのオープニングにしか見えなくなってきた…。

650 :
>>636
電子書籍の体験もコミで買ってみた。
悪くは無いのだけどボリョーム不足。
ページ数80ぐらいだけどページ毎の行も少ない。
いざこれからって所からあっという間に終わる。
師匠は堕ちるシーンカット。すでに堕ちた状態でエピローグに登場orz

651 :
リングもすとかなきゃ寄生モノとしていけそうなんだが

652 :
かまいたち2を思い出すな

653 :
ポケモンってもう結構歴史長いから
モンスターボールの役割を自分の体に置き換えた話のひとつくらいありそうな・・・
想像するとシュールだけど

654 :
>>653
丸飲みとかああいう系の亜種っぽいな、なんか

655 :
>>650
1時間で読める読み切り、がレーベルのコンセプトらしいから、短いのは狙ってるんだろう。
…が、俺も物足りないというか、もったいないって感じがすごくした。師匠の連鎖堕ち読みたかったわ。
ヒロインの堕ちっぷりや寄生生物の生態なんかは結構グッと来るところがあっただけに、すごく惜しいというか…

656 :
退魔士というと富士間天文部?だったかな
あれはたまらんかったなあ

657 :
あれはいい寄生堕ちSSだったなぁ。
シチュ的にいろいろ盛りだくさんだった。

658 :
単品ものだけど前に一作だけ投稿されたボカロものとか俺好きだな。
ルカコスの人がミク?と触手に本物のルカ?にされる奴

659 :
また数点描いてみたけど、つたない技量ながら例の如く
自分好みにエロくしたくなる寄生絵描きのエゴ丸出しなのでイメージと違ったら申し訳ない
前置きはともかく、描いて投下タイミングを見計らってる時に話題になるとか寄生生物の共鳴か何かか
富士神学園天文部より天音の妖魔変化シーン、あれはいいものだ・・・
http://nagamochi.info/src/up137258.jpg
ふたなり差分http://nagamochi.info/src/up137259.jpg
妖魔子宮、子宮触手、触手パンツ・・・乙×風氏の発想のエロさと表現力のなせる技
完堕ちもいいけど寄生生物の虜になりつつも正義という展開も大好物なので繭子もクリティカルヒット
ミミズ型やらウミウシ型やらと戦って寄生させたりされたり吸いしたりするのを見てみたい・・・
繭子はウサギ萌えということでどこかバニースーツっぽく
http://nagamochi.info/src/up137260.jpg
蛇足差分http://nagamochi.info/src/up137261.jpg

660 :
あぁ^~

661 :
天文部か懐かしい・・・グッジョブ

662 :
クオリティ高杉内
蛇足がラミア化のことかと思ったのは俺だけでいい

663 :
素晴らしい…

664 :
おー綺麗。
これは乙ですね。

665 :
おー繭子かわいいなー。
芋虫っぽい意匠もあるのがいい。

666 :
>>662
残念、ここにもおりました。
蛇身なら足ないはずなのにね。
ともあれGJ

667 :
アヘ顔頼む

668 :
眼福眼福

669 :
素敵すぎる

670 :
アンリアルの次のアンソロが寄生ものっぽいな
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4799205072

671 :
>>670
キルタイムは解っていそうで解ってなかった、のお約束があるからなぁ…

672 :
アンリアル誌で「男の人格が女体に入って乗っ取り淫乱化」が
流行ってるというかそのパターン多いから
そればっかになる予感…
洗脳アンソロで「私こんな子じゃないのに口と体が勝手に動いちゃうう!」
って実質ただの催眠アンソロだったこともあったなあ

673 :
キルタイムか二次元ドリで八月発売号までやってたピュアメイツも最後の最後でグッドエンドで微妙な気分に悪堕ちバッドエンドで良かったのに

674 :
堕落エンドのゲームはハッピーエンドになる選択肢があってこそ輝くと思う俺はここでは異端なんだろうな・・・
ハッピーエンドだけだとだめだけど幸せになれるのにあえて堕落を選ぶっていうのが良い

675 :
別に異端でもないと思うぞ、そっちのほうが背徳感が上がるし

676 :
>>659
繭子こんなに可愛かったのか
嫁に下さいw

続きを書きたいとは思うのですが何分にも遅筆病
逝くときは早いのに困ったものです
美冴さんのモデルがウサギ繋がりでサービスサービスゥの人だったり
いろいろしょーもないネタはあるのですが
期待しないでおいて下さいスイマセン

677 :
>>670
どんな話なのかをまんまタイトルにしてるあたり地雷臭すぎな気がする・・・

678 :
>>659
フォォ、天音かわいい!
完全妖魔化も見たい!

679 :
>>659 が素晴らしかったのでついカッとなってやった。今は反省している。
http://nagamochi.info/src/up137421.gif

680 :
ビフォーアフターでできませんか><

681 :
>>672
アンリアル繋がりで「キミイロデイズ」ってのがちょっとだけグッときた
貞操サキュバスと入れ替わった男って時点でかなり人を選ぶけど、
快楽本能に逆らえない→体戻し拒否→堕ち覚醒のシーンが良かった

682 :
空の掲示板に、サラリと凄いモノが投下されてたな
巫姫編、アレで再現されたらフィーバーできる

683 :
寄生モノはハッキリと人類は絶滅したって書かれたエンディングよりこれから寄生体が人類を蝕んでいくってエンディングの方が好きだな
これから起こるであろう人類と寄生戦いの戦いはどっちが勝つのだろうみたいな後はご想像にお任せしますみたいな奴のほうが妄想の範囲が広くなるからね
異端かも知れないけど

684 :
空とか存在忘れてたレベルで懐かしい
今見返しても好きな作品多いんだけどなあ

685 :
>>683
全人類支配しちゃったらもう新しく寄生して虜にすることも出来ないしな

686 :
そこで養殖ですよ

687 :
寄生用の人間牧場か
学校形式だけど授業は保健体育中心
卒業試験は健康な子供(次世代の苗床)を産むこと
卒業式には寄生生物の卵を授与され
晴れて人間を卒業

688 :
養殖学校は小中一環校
できるだけ自然な環境で養殖するため男子生徒もいるけど
精子検査が随時行われて不適合者は「転校」扱いで消えていく
同様に女子の受胎能力も検査されて問題があれば14〜15歳で「転校」して行くが
こちらは苗床直行になる
健康な女子と男子の間では自由恋愛推奨フリーセックス推奨
「卒業」すれば「都会」の上級学校へ進学するものと信じ込まされているが
もちろん本当の進路は、女子は苗床、男子は処分

689 :
先生は寄生された女教師
たまに日本語が怪しかったり
人目のないところで女子生徒を捕食(寄性的な意味で)したりする
あと落ちこぼれクラスの担任でタコ型の謎の先生がいるけど
どうやら寄生生物の親玉らしい

690 :
>>689
どうせそいつマッハで動くんだろ分かってるよ

691 :
実は俺達の気づいていないだけで既にこの世は養殖場なのかもしれない

692 :
あラ691君、おかシなこと言ッて……寝ぼけテるんじゃナい?

693 :
そンなこと、あるワけなイじゃなイか

694 :
>>691さン
宅配便でス
ハんコかサいンお願イしまス

695 :
マトリックスやな

696 :
なんだっけ...何か書こうとしたら忘れちゃっタ
ワタシ人間の女のコだけド

697 :2013/10/04
>>696
あルアるwww
アたしも時どキそういウことあルしwww
サぁ…今日モいっぱイ産ミつけナきゃ…
ウふフふふフ…たノしみ…
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