2013年10エロパロ665: 映画「おおかみこどもの雨と雪」でいろいろ (197) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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映画「おおかみこどもの雨と雪」でいろいろ


1 :2012/07/21 〜 最終レス :2013/09/07
雨と雪のくんずほぐれつのケンカの場面はなかなかいろいろ興奮したな

2 :
「雨………毛が…生えてきたんだ…」
「…………」
「やめてっ!近づかないで、汚らわしい!」
「雪?!……雨もっ……もう早く…服来なさい…」
「……………………」

3 :
雨きゅんは俺の嫁

4 :
確かに喧嘩のシーンは得体の知れないエロスを感じたな
今まで雨よりも強い立場にいた雪が雨にかなり押されてたりとかさ…
後おれは川に溺れた雨を救った直後の女座りの雪がエロいなーって思ったよ

5 :

そして、あのひどい嵐の夜に、私は草平くんと結ばれたのです。
ちょうど12年前、まだ若かった母と父がしたように。
その時は、おおかみおとこが、人間を抱きました。
こんどは、おおかみおんなが、人間に抱かたのです。
母も、この私のように、愛する者と身体を重ねる幸せを感じていたのでしょう。
母が辿った道を、私もまた辿ろうとしている。
そう思ったのです。

嵐がすぎ、春を迎えてしばらく経ち、私は母親になりました。
中学生になりたての身で子育てをしないといけなくなったことは、母には言いませんでした。
雨が私達の元を去って、母にこれ以上の心配を掛けたくなかったのです。
産まれたのは双子でした。


6 :
台風の夜の学校は、あれ絶対セックスしてるだろ

7 :
雪 「学校でオ○ニーというものを覚えた。」
雨 「オ○ニー?なにそれ」
花 「」
雪 「見せてあげようか?」
雨 「うん」
花 「やめてえええええ!」
続く?

8 :

初潮が訪れたのは、私が10歳、小学校5年生の時でした。
体育の時間が終わり、体操服から、母が縫ってくれたいつもの青いワンピースに着替えようとしたのです。
何か下腹部に重い、渦巻くようなだるさを感じて、何気なく手を当てた私は、
得体のしれない感触にゾッとしました。
短パンを脱ぐと、私の視界にはどす黒く赤く染まった下着が。
私の身体は知らない間に、子供を産めるようになっていたのです。
私は、おおかみこどもに果たして生理が来るのか、ぼんやりと疑問に思っていました。
しかしついに、その日はやって来たのです。

9 :

私はその日ずっと、学校の裏庭に座っていました。
誰とも会いたくなかったのです。特に、草平くんには……
私のケモノのにおいを嗅ぎつけたあの子が、私のこの血の匂いに気がつかないわけがない。
この身体を触られて、この得体のしれない、うごめく淀みを乱されたくはなかったのです。
帰りのバスも一番前、運転手さんの隣に座りました。私のこのどす黒い血の匂いが、なるべく誰にも届かないように…。

そして、私が一番恐れたのは、私に初潮が訪れたことを雨が感づくことでした。

10 :
雨きゅんを教育したい

11 :

「…ただいま…」
「………」
「…どうしたの?何見てんのよっ…」
「…何が」
「…いやらしい!」
「………?」

「はあ、はあ…雨…やっぱり気づいてるんだ…私に生理が来てること…匂いで…わかるんだ…
絶対…私のこと…女として見てた……気持ち悪い!ううっ…いやだっ…
もうあの子の近くで過ごすのはイヤ…!」
「雪ー?雪帰ったの? キャベツの収穫、ちょっと手伝ってくれないー?」
「………母さん…?」

「…あ…母さん……ただいま」
「あ、雪…今日は学校どうだった?暑かったし、身体の調子は…
ちょっと、雪!?…どうしたの?雪!待って!……もぉ…
どうしたのかしら…雪…あっ、雨?雪どうしたの?またケンカしたの?」
「…してない」
「そう……急に顔色を変えて奥に行っちゃった…」

12 :

「雪ー?雪ー、ご飯できたよー、雪…
…雪?どこにいるの…?」
「……離れに入ってった」
「雨?…ありがと。雪ー、ご飯が…」

「…ごめんなさい、雨、…遅くなって。さあ、皆揃ったから、ご飯食べましょうね」
「…………」
「…どうしたの」
「…っ…!あんたには関係ないでしょ!いただきます!」
「………いただきます」
「雪?今は大丈夫?身体はしんどくない…?」
「大丈夫」
「また、…気になることがあったら、…お母さんにいつでも言ってね、雪」
「うん」
「…あのおおかみがね、…」
「うるさいなあ!あんたはごちゃごちゃ言わないでよ!もお!ほんっとに!」
「…なんだよおまえ」
「雪…もう落ち着いて…」

13 :
期待

14 :

次の日、母がナプキンを買ってきてくれました。
生理が来る時期に、毎朝これを付けて学校へ行かなければならないと聞いて、
私はひどく憂鬱になったのを覚えています。
私はおおかみこどもなので、どれくらいで次の生理が来るのかもわかりませんでした。
私はいつでも子供をお腹に宿すことのできる身体であると考えると、毎日が怖くて不安でたまりませんでした。
特に草平くんや周りの男子が近くにいるだけで、私がいつか彼らの子を身籠ってしまうという恐ろしさで一杯でした。
それは思春期を迎えた女の子には特有のものであると、今では知っています。
けれど、当時の私は、私の身体が私の知らないところで私の知らないものに変化していくことにずっと悩んで生きていました。
家に帰って、雨と一つ屋根の下にいる時もそうでした。
寝ている間も不安で怖くて仕方ありませんでした。
…雨が、いつか急に私に襲いかかって、私を犯し、私を妊娠させてしまうんじゃないかと。

15 :
獣と交わるなんてことを映画で平然としてのける細田は畜生以下
こんな人を踏みにじるような映画は許されない、日本の恥だ

16 :
期待をかけ保守

17 :
おおかみおとこ「まずうちさぁ、雉あるんだけど、食べてかない?」
 
花「あっ、いいっすね〜」

18 :

「…き」
「……?」
「…雪、……雪」
「あっ、…雨…っ」
「一緒に寝よう」
「何を言ってるの…?雨…っ…やっ、何をするつもりなの…?」
「いい匂いがする」
「雨っ…!やめなさい!雨…!お母さん…呼ぶわよ……っ。
あふ…っ…!やあめ…おなかから…顔、離しなさいっ…いったあ…っ…
ひっ…………雨……けっ、汚らわしい…!この、ケダモノ…………っ!」
「…そっちだって、ケダモノだろ…」
「やめなさい…本当に怒るわよ…やめなさい、雨…!グルルル………!!」
「ぐあう!があうう!がう!!」
「いたいっ!ひっ!やめてっ、雨!。
…私たち、姉弟なんでしょ!そんなことしたらダメえっ!」
「がう…!ああう、あああうー!」
「ぎゃあううん…!きゃあ!はあ!ぎゃああうあ!がうあ!はっ、はっ…ぐわあう!」
「はあああ、がう、があう、ぐ……おお……ああ…」


「雪!雪!どうしたの!?雪!」
「姉さん?姉さん…?」
「ぐああ!来るな雨ぇ……!………」
「姉さん」
「雨…?母さん…………夢……だったの…………」

19 :
>>15
この辺は文化圏の違いかもしれない…
純粋にタブーとするか純粋に「種を越えた恋愛とその後の物語」とするか
世間で言う「単なる奇麗事では済まない物語」と言う形にしたのもその一つかは謎と真面目に書いて見る

20 :

「なあ」
「何よ?」
「何の夢みたの」
「…あんたには関係ないでしょ!あっちいってっ!」
「僕がいたの」
「…………いないわよ!」
「僕に来ないでって言ってただろ」
「……それはっ、…それは…」
「僕が姉さんに何をしてたの」
「…!やめてっ!………もう、……それ以上言わないで!」
「あ、…姉さん」

21 :
公式本読んだら、雨は雪のこと「雪」って読んでるのね。ニュアンスが違ってくるじゃないか。
すまぬ

22 :
>>21
いやいや。続けてください。

23 :
>>21さん
拝見してますよ。よろしく。

24 :

私はひどく憂鬱でした。そして不安でいっぱいでした。
自分のカラダ、周りのみんな、そして雨の心……それらが、
私の手に負えない速さで、変わっていってしまってゆく。
こどもからおとなになる瞬間、それは思っていたよりもずっと早く、唐突で、あっという間だということ。
胸が膨らみ始め、骨盤もなってきて、
そして初めて迎えた生理。
血に染まったハーフパンツ。私の中から流れ出てきたものは、まるで私を拒むかのような異質さを発していました。
私がどんなにまごつき、恐れおののいたとしても、この先これが、月に1度、必ずやってくるのです。
私が、誰かの子供を腹に宿すまで。

25 :
>>24
おおかみなら年一で発情期のときだけなんじゃね
年中排卵してるキチガイ生物は人間だけ

26 :
年中発情期だからこそ意識的にならないと発情できないのが人間でもあるわけで。
でも雪にとっては一大事だよね。
狼としての性衝動と人間としての性衝動両方がある上、人間だから必ず意識に上ってくる。
だから無意識下で済ませられず、悩んだり苦しんだりする。
雪にとって本当に恐ろしいのは、自分が弟の雨に欲情しているのに気づくことではなかろうか。

27 :
>>26
人間の女は年中発情期なんじゃね?
動物の雌の普通期間は全然異性を意に介さないみたいだし

28 :
>>25
なんせ初めての生理だし自分の排卵頻度はわからないんだろうな
人間として振舞ってるから疑いもなく月に1度と思い込んでいると思われ

29 :
>>28
人間だって最初っから月一では来ないぞ

30 :

「おはよう」
「………おはよう」
「雪」
「………何?」
「また何か捕まえたの」
「…どうして」
「血の匂いがする」
「…っ…!」
「狩りのことだったら、先生に教え…」
「やめてっ!」
「雪?…お前昨日からおかしいよ」
「はあっ、はあっ、はあ……雨…近づかないで………っ」
「雪、待って」


「はあ、はあ、はあ……あの子…勃起してた…私の見て、興奮してたんだ…うう…っ……!!」

31 :
>>30
ケータイ小説っぽい

32 :

5:40 雪、起床。雨はすでに家を出てどこかに行ったようだ。
ナプキンにはうっすらと血が。雪、おなかに手を置いて、
うんざりした表情で、うつ伏せになる。
5:50 花が雪を起こしに来る。ナプキンを握りしめて横になっている雪を見て、
花はそっとしゃがみ、雪の頭をなで、腰をさする。
雪は立ち上がって下着とワンピースとタオルを持ち、そそくさと浴室へ。
6:20 ようやくシャワーを終えて、雪が居間に入ってきた。バスの時間も近い。
食欲が無いと言って朝食を摂ろうとしない雪を、花がたしなめる。
こんな時は貧血を引き起こしやすい、せめて朝食をしっかり食べておかないと、きっと学校で体調がおかしくなる。
花は渋々、トーストと目玉焼きと唐揚げを口に運ぶ。
6:40 もうすぐバスの時間だ。雪は玄関で座り込んだままどこか上の空のようになっている。
花はそっと両手で雪の肩を抱きしめ、元気付けるようにささやく。
大丈夫、女の人のからだは強く出来ているから、心配しなくてもいい、と。
無理しないで、お母さんも初めての頃はずっとそんな調子だったと。

6:53 バスがやって来る。雪は、花にそっと、しかし大きく手を振って、バスに飛び乗った。
そしてバスが出発する。

33 :

↓また別のお話です

34 :

「雪ちゃん、おはよう!」
「…おはよう」
「…あれ?雪ちゃん…顔傷だらけだよ…どうしたの?どうしたの?」
「…これは」
「うわっ!手も引っかき傷いっぱいじゃん!何?猫に引っかかれたの?ねえねえ!?」
「…違うよ…」
「あっ、わかった!雨くんとケンカしたんだ!…あでも、雨くんはおとなしそうな子だから、そんなことしないな…」
「…別に、大丈夫だから…」
「でも、結構目立つよ?その顔の傷。あっちこっちにビシッビシッて。絶対みんな何があったんだろって思うよ」
「…………ありがとう、信乃ちゃん、でも………大丈夫だから……」

35 :

「おい雪、顔どうしたんだよ」
「あ、草ちゃん…何でもないよ」
「猫にやられたのか?」
「違うから…もう別に大丈夫だし」
「狼にやられたのか」
「…そういうことにしといて」

「…なあ雪」
「何よ」
「お前、弟いたよな」
「…いるけど」
「今何年だよ」
「…4年。…でも、今は学校行ってないよ」
「不登校かよ」
「……そうかもね」
「何で。いじめられたのか?」
「…わかんない。私が言っても来ないもん。お母さんと仕事場に行ってる」
「ふうーん。…俺も学校サボりたい」
「何で?草ちゃん学校嫌なの?」
「かったりい」
「バスケットボールとか、休み時間とか、楽しそうにしてるじゃない」
「部活は別だよ。後はだるい。何で俺、こんなところにいるんだよって思ってる」
「勉強が嫌いなの」
「色々」
「私は、…学校楽しいよ」
「ほんとか?」
「…本当だよ。勉強も好きだし、友達と話すのも…」
「お前よく一人でいるじゃん」
「それは…本を読んでるからだもん」

36 :

「本なんか読んで楽しいか?」
「楽しいとか…そんなのじゃないもん」
「じゃあなんだよ」
「…別にいいでしょ。読みたいから読んでるんだから」
「変な奴。お前そんなシュクジョって感じしないけどな」
「勝手に決めつけないで」
「お前ずっと徒競走で1位だったんだろ。俺ら男子とか余裕で抜かしてたって聞いたぞ」
「そうね」
「動物の骨とかヘビの抜け殻とか宝箱に集めてたらしいしな」
「……」
「そんな野生児が読書か、へえー…」
「どうでもいいでしょ…もううるさいからあっち行って」
「なに読んでんだよ。ああ?何だこれ。こ…こ…ろ…夏…」
「もうやめてよ!うっとうしいんだから!邪魔しないで!」
「あっ、おい!待てよ!おい雪……くそっ何だよあいつ。いつからあんな愛想ない奴になったんだ」
「草平くん、また雪ちゃんに話しかけてたの?」
「おう。あいつすぐムスっとして怒り始めるんだよ。変な奴」
「それはね…?きっと、草平くんに気があるんだよ!ぜーったいそうだって!」
「そうよ。気になる男の子にはつい冷たくしちゃうっていうじゃない。照れ隠しよ、て・れ・か・く・し」
「そうなのか?俺もあいつのことが気になってるんだけど、あいつも俺のこと気にしてんのか?」
「うんそうだって!今度いっぺんアタックしてみなよ!雪ちゃんと草平くん、お似合いだって!」
「きゃあ!もう、けのちゃん!はっきり言っちゃってさ!」
「ふうん…」

37 :
獣姦()しか見ていないアンチはぬべき

38 :
雨きゅん犯したい

39 :
>>37
やたらと攻撃的な人に好評な映画だということはわかった

40 :
雪「学校行くー!イクイクイクイクイクイク・・・・・・ンアーーッ!!」
 

41 :
>>37
やたらと攻撃的な人に好評な映画だということはわかった

42 :
>>37
やたらと男色的な人に好評な映画だということは分かった

43 :
>>37
やたらと攻撃的な人に好評な映画だということはわかった

44 :
ケモナーの燃料が投下されたと聞いて来ました

45 :
子育てを描きたいならにんげんこどもでいいよなあ
おおかみなのがなにも効いてない

46 :
>>45
細田と言えばケモノ作品というスタイルを作るため
次回作もケモノ

47 :
>>36さん
続きマダー?

48 :
>>46
来年の夏はエンブリヲ映画化だな
貞本絵の虫とか胸が熱くなるな

49 :

「なあ、雪」
「わっ、びっくりした…なんで図書室にまで来るの?」
「図書室、初めて来た。意外と本いっぱいあるんだな」
「…何しに来たの…落ち着いて読書しようと思ったのに」
「俺も読書しに来たんだよ。なんかお勧めの本とかあるのか?なあ、雪」
「………あっちにバスケットの参考書と田臥勇太の自伝があるから、それ読めば」
「本なんか読んで上達するわけがないだろ。練習が第一だぜ。毎日の、トレーニング…」
「じゃあもうしらないわよ!わざわざ図書室にまで来て私をイライラさせないで!」
「おい、雪…」
「……………」
「雪、…ごめん」
「…………」
「キャベツとカボチャはうまく育ったのか?前お前んち来た時、畑も見たんだ」
「………………知らない」
「知らないわけないだろ。お前んちの畑だぞ。お前も畑仕事してんだろ」
「………そんなのしてない」
「は?」
「雨が母さんとしてるから、私は知らない」
「は?…親不孝なやつだな。お前の母さん、汗だくになって畑仕事してたぞ。大変な思いをしてるのに、雪は…」
「学校行ってるんだから仕方ないでしょ!!」
「…だから、せめて土曜日と日曜日は…」
「勉強してるのよ!!私の家のことなんか、あんたの知ったこっちゃないでしょっ!!もう……!
もう……これ以上、私につきまとわないで!!私の心を、これ以上、乱してこないでちょうだい!ああ…!
もう!どこにいればいいの…私は!わっ、信乃…ちゃん!
ええ……?知らない!もう草ちゃんどうにかして!」

「……えっと……どだった?」
「全っ然、ダメ。何言っても、あいつ怒るんだもん」
「うーん…あんまりアプローチされるの、好きじゃない子なのかなあ…」
「知らん。俺、もう帰る」
「えっ?……うん、……バイバイ」
「またな」
「………そのうちね…そのうち…」

50 :
新作早っ!!

51 :
>>46
来年の夏はエンブリヲ映画化だな
貞本絵の虫とか胸が熱くなるな

52 :
>>49
改めて新話感謝。
そういや雨は学校行ってない間は、自然観察センターか森か、あとは家の手伝いしてるんだよな。
一方で雪は本分とはいえ学校でも家でも学業にかまけてるだろうし、その、なんだ、都会の子みたいに
勉強しかやってなくて、家事一切できなくなってる可能性高いよね。
つーことは、家事関連の諸々では雪は雨に大幅な遅れをとってるってことも。

53 :
「自分の正体を隠せ」という花の呪いを
破った姉ちゃんは人になり守った弟は獣になった

54 :

「…ただいま」
「お帰り。その傷、学校で何か言われた?」
「…それなりにね。おなかすいた。…あっ、私のワンピースっ……治ってる…でもこんなに傷だらけだったの…」
「そうよ、雪、ケンカ始めて、すぐ脱げたから、あんまりひどい破れかたしなかったのよ。
ほんとに、おおかみの姿でケンカなんてしたら、今のあなたたちじゃ…お母さんは手に負えない」
「………ごめんなさい。……、お皿とか、いっぱい割れちゃったでしょ?」
「…ちょっとね。お父さんとお母さんの思い出の、あのほら、長いガラスコップ。あれも、2つうち1つ割れちゃった」
「………なんか私、本当に散々なことしちゃった。なんであんなめちゃくちゃやっちゃったんだろう…」
「…雪のおおかみ姿、お母さんも久しぶりに見たわ。こどもの時と、全然違ってた」
「………怖かった?」
「ううん。怖くなんてない。だって私、あのお父さんと結婚したんだもん。…雪も、立派なおとなのおおかみおんなになってるんだなあ、って」
「………大人の、おおかみ、おんな……」
「雪は、自分がおおかみ姿になるのは、いや?」
「……………恥ずかしかった。雨があの時 おおかみになったから、私もいつの間にかおおかみになってた。
雨、怖かった。…ものすごい力で押さえつけてきて…牙で容赦なく噛み付いてきて………」

55 :
ローライズパンチラを描いた初めての劇場アニメだろうな

56 :
裸の姉が裸の弟に組み敷かれて体中に歯形をつけられる
って書くと、ものすごい光景だったんだな映画でのあのシーン。

57 :
>>56
おおかみにんげんの第二次性徴の発現はフォローしてほしいところ
リトルマーメイドみたいにDVDシリーズで出して欲しい
監督別の人で良いから

58 :

「雨のからだ、すごく大きくなってて、……小さい時の…すぐ泣く雨とは…全然違ってた。
雨、山に行くようになって、……なにか、人が変わったようになった」
「……お母さんも、そう思う」
「雨は……人間でいるより、おおかみとして生きたがってるの…?」
「…どうだろうね」
「おおかみとして生きるなんて…私は考えられない…
…だって、おおかみとして、生きて、どうすんの?
山にずっと暮らすの?ご飯は?…ウサギとか、ヘビを捕まえて、そのまま食べるの?
おおかみって何をして一日を暮らしているの?森の景色を見てるの?
…おおかみの姿で生きるって言ったって、そんな…友達だっていないんだし…
…人間で生きるほうが、絶対楽しいでしょ?ねえお母さん?おおかみとして生きるより、人間で生きるほうが、ずっといいでしょ?」
「雪…?…雨はね、毎日、山のことをね、すっごく沢山教えてくれるの。
色んな動物たちが、お互い…どういう関係を持って共に山で暮らしているのか。
山の大きな動物からこんな小さな昆虫まで、ぜんぶ、とても繊細なバランスで、支え合って生きている。
その中でね、山の主さんはね、その山の生き物たちがこれからもずっと共存していくためにはどうすればいいか、
…みんな知っているんだって。
雨はね、その方法をね、一生懸命、その先生に、教えてもらおうとしてるの」


59 :
ローライズパンチラを描いた初めての劇場アニメだろうな

60 :

「…そんなの、別におおかみにならなくたっていいじゃない。母さんだって、センターで自然のこと勉強してるんでしょ?
雨は学校に行ってないから、自然のこととか、社会のこととか、基本の大事なこと、全然知らないだけじゃない。
…こんなの、学校に行きたくないから、山に行って逃げてるだけじゃない」
「…雪。あなたの父さんだって、おおかみおとことして…」
「お父さんだって人間として生きてたんでしょ?お母さんと一緒にいるとき、私をおんぶしてるとき、
ご飯を食べてるとき、仕事してるとき、買い物してるとき、
みーんな人間の姿だったでしょ?!そりゃそうよ、人がいっぱいいる都会の街でおおかみがいたら、みんなびっくりするでしょ?
結局、人間の姿でないと、ちゃんとした暮らしができないんじゃない!」
「…雪。…あのね、母さんはね、あなたが小さな時、父さんと暮らしていた街を離れて、こんな山奥の家に来たの。
こんな店もない何もないところに来たのはね、
あなた達が、人間とおおかみ、どちらの道を選んだとしても、苦しまないで生きていけると思ったから。
街にいたら、あなた達がおおかみの身体では、絶対にいられない。
雪だって、小さい頃はすぐおおかみの姿になって、母さんは毎日ずっとヒヤヒヤしっぱなしだったの」

61 :

「そんなあなた達を見て、ああ、やっぱりあなた達は人間でありおおかみでもあって、
どちらの姿でも生きたがっているんだなあ、って思ったの。
ほら、雪、あなたも、ここに来てからもっともっと元気にはしゃぎ回って、楽しそうにしてたじゃない。
おおかみとして生きる自由を、満喫していた。母さんはそれを見てとても嬉しかった」
「………………」
「でもあなたは学校に行き始めて、人間の世界に長く住むようになったから、
いつの間にか、人間の姿でいることがあたり前になったの。
学校では絶対におおかみになっちゃいけないって、言ったよね。
学校に行くってことは、もう、おおかみとして生きることをやめろって、そう言ったのと同じことだったんだろうな」
「……」
「あなたはその生き方にだんだん慣れていった。でも、雨はそれができなかったの。
結局、自分の心と身体を、全部人間のものに切り替えてしまいたくなかったんだと思う。
おおかみとしての自分を、雨は好きだったんだろうな。小さい頃の、雪みたいに。
だから、学校に行かなくなって、山に行くようになってから、
雨は生き生きとして、自分からたくさんいろんな話をしてくれるようになったわ。
雨はね、おおかみの姿が自分に合ってるって、気づいたの。
そのことは誰も反対することはできないと思うわ。雨が自分で考えて、自分で決めることなんだから」

62 :
ちゃんとおおかみ状態でぬならガチだな
犬がぬ映画は泣ける

63 :

「…そんなの……わかってるよっ………でもっ………学校に行かないで……おおかみでずっといるなんて……私には、何でって……
父さんだって、おおかみおとこだけど………人間として、ちゃんとやってたじゃない………」
「そうね…雨は、…うーん…なにかな…母さんはね、雨を見てると、
まるで父さんが子供の時みたいだなあって、思ったりするわ。
彼も、…子供の頃はずいぶん苦労して……親戚の家に預けられたんだけどね、苦労して…
学校にいくフリして、おおかみの姿で裏山を駆け回っていたんだって。
それでね、周りに入っていけなくなって、ずっと一人ぼっちだったんだけど、
………何だろう……確か、おばさんだったかなあ……
本を読み聞かせてくれたの。題名は、忘れたけど…家で、家族のみんなが、家の中を冒険する話。
それがきっかけで、本を読むことが急に好きになって。
それからずっと本を読んで暮らしてたそうよ。学校には、結局行かなかったけど。
15の時から、ずっと力仕事して働いてた。仕事の合間にもずっと本を読んで……」

「ただいま、母さん。あ、……雪」
「…おかえり。……ご飯、…ちょっと冷めちゃっったから、温めなおすね…」
「……あ、ご飯は………今日はいらない」
「……………遅くまで、母さんに心配、かけて。母さんご飯せっかく作ったのに」
「……………」
「雪」
「母さん、…………明日、食べるから」
「わかった、雨。じゃあ、これ冷蔵庫にいれとくわ」

64 :
子育てを描きたいならにんげんこどもでいいよなあ
おおかみなのがなにも効いてない

65 :
新作乙!
そういやお父さん自身は、自分の中のオオカミについてどう思ってたんだろう。
んだときはキジを本能にかられて反射的に捕りに行ってしまった風だったから、
(でなければ一声かけてからいくだろう、家の前に荷物置きっぱなしになんかしないで)
意識的に制御できないで、いきなり夢遊病にかかったみたいな状態になるとしたらあまり好ましく思ってなかったのかも。

66 :
宇宙とかファンタジー世界とかサイバースペースが田舎になっただけのこと

67 :
おおかみこどもが恋をしました。
出会いはあの日と同じで、ひどい嵐の日です。
彼は暴風雨の中、傘も差さずに空を見上げていました。
冷たい雨に打たれた彼の瞳は、酷く寂しげで。
昔に見た弟……雨の瞳に良く似ていて。
思わず声をかけてしまいました。
お母さんより少し年上の感じで。
担任の先生よりも低く優しい声で。
それだけで私は恋に落ちてしまったのです。
手渡した傘を差し、去っていく姿に、思わず呼び止めて。
『また会いたい』とだけ伝えました。
もちろんそれだけで会いにきてくれるとは思っていませんでしたが。
彼は夜更けに会いにきてくれました。
こっそりと中学の寮を抜け出し、彼に抱きつくと。
頭を優しく撫でてくれ。
温かな手は見たことの無い父を思い出しました。

その日から何度も彼に会い。
きれいな月の晩、私たちは指切りをしました。
これからはずっと二人でいるという儀式の指切りを。
寮でこっそりと荷物をまとめている時、どきどきが止まりませんでした。
今まで優等生で通ってきた私が、一晩で姿を消すのだから。
大騒ぎにはなると思う。思うけれど。
この胸の高まりには適いそうにありません。
おおかみこどもが『彼』に恋をしました。

68 :
手首を締め付ける荒縄。
無残に切り裂かれたワンピース。
やっと大きくなってきた胸があらわになっていて。
私は涙を零しました。
「怖くねぇよ。交尾なんてあっという間だから」
私に圧し掛かっている狼男が口を開きました。
少し前まで愛し合っていたのに。
さっきまで幸せな未来を語っていたのに。
『彼』は狼男でした。
別に狼男でもよかった。愛せる自身もあった。
だけれども。
彼は荒々しく私を押さえつけると、行為に及ぼうとしました。
明らかな敵意を瞳に宿して。
「見てわかる通り、俺は狼男だ。お前のおやじと同じ……な」
大きな手で私の胸を鷲づかみにし、尖った爪が皮膚に食い込みました。
鋭い牙も私の肩に食い込み、生臭い息が鼻につきます。
記憶にあるにおい。それは狩り直後の香り。
血の匂いが私の中の狼を呼び覚まします。
「『花』から聞いてるだろ。お前の親父は最後の狼男だって」
ざらりとした舌が、私の首筋をなぞりますす。
まるで味見をしているかのように。
「それは間違いだ。お前の親父には弟がいたんだ」
牙が肌に食い込み、一筋の血が流れ出しました。
「弟がいた。だが、弟は身体が弱くて。親は弱い狼を育てるのを放棄した。山の中に幼い弟を捨てた」
爪が。牙が。私の体に傷を作っていきます。
「だが、弟はぬ気で生き延び、山を駆け、探した。自分を捨てた存在を」
ぞわりと広がる嫌悪感。
逃れたい一心で、身体は眠っていた狼を蘇らせた。
尻尾が。耳が生える。
強い力が身体があふれ出して。
……でも、彼の力には勝てずに。

69 :
「……ようやく見つけたときには、親はんでいて。兄は人間どもと生活していて」
露になった大事な所を、彼の指がなぞり。
「憎らしかった。自分はこんなに苦労したのに。寂しかったのに。なのになのになのに!!」
彼の瞳につめたい炎がやどりました。
雪どけの川の水よりも冷たい光。
「だからしてやった。山で狩りをする兄を」
壊れた笑みをうかべ、彼はしばらく笑っていました。
そんな姿に、私はしばらく反応する事ができませんでした。

「惨めだったな。汚い川で。ゴミのように扱われる兄は。いや、ゴミそのものだったか」

彼の言葉が頭の中に響き渡ります。
お父さんは……狩りでんだと聞かされていたから。
まさかされたとは思わなかったから。
鼻に皺がよったのが自分でもわかりました。
身体も震えています。羞恥ではなく、怒りで。
縛られた手を振りほどこうと動かしましたが、強く結ばれているため、全くダメでした。
「俺だけが独りというのは不平等だろ。だから」
ずんっと下半身に鈍い痛みが走りました。引き裂かれるような痛みが広がり。
「子供を作ろう。狼男と狼女の子供を。たくさんたくさん」
そこからは悪夢でした。
私の大事なものは散らされ、醜いモノが私の中を蹂躙しました。
腰を動かされるたびに、痛みに全身を強張らせ。
せーえきが私の中に注ぎこまれました。
毎日毎日、私は犯され続け。
生肉を強制的に口に含まされる。
子供を生ませるためなのでしょう。
口一杯に広がる血の香りに。吐き気を及ぼしました。
……血の香りに心惹かれている自分の変化に。
ある日から、その行為は収まりました。
生理が止まり、微かに腹部が膨らんできて。
「できた。俺の子供。大切に育てような」
出逢った頃のような優しい声。
でも、私はあの頃と違う。彼もあの頃とは違う。

70 :
人間の妊娠期間は約10ヶ月。
なのに、私のおなかはどんどんと膨れてきて。
約2ヵ月後。
私は母親になった。
股の間から零れ落ちる物体。
みゅうみゅうと鳴く小さな物体。一つ、二つ、三つ……
何が起こったかわかりませんでした。
私はおおかみこどもです。おかあさんの子供です。
狼ではないのに。狼のような子供を産んでしまって。
わからないのは頭の中だけで、身体は自然と動き出しました。
袋を口で破り、小さな生命を空気に触れさせ。
身体を横にし、何個もある乳房に誘導してあげて。
おおかみこどものこどもはおおかみでした。
じゃれあう子供たちの前で。
「もっともっと。沢山の子供をつくるぞ」
半獣のまま、腰をおさえつけられ、何度も挿入され。
私たちは何度も交尾を続けます。
発情期の無い人間のように毎日。
狼のように荒々しく。
わたしはおおかみこどもでした。
わたしはおおかみおんなになりました。
わたしはおおかみのははおやになりました。
――山の中に、狼の遠吠えが響きます――
四足になり、声を高らかにうなります。
遠く離れたお母さんと雨に届くように。
もう会う事の無い愛おしい人たちに届きますように……

71 :
>>70
前半セックス
中盤クライマックス父亡
後半思いつくまま子育て描写
中略して巣立ち
これで共感!!感動ブヒィィィ!!

72 :
相手と性的に交わることの嫌悪感というかハードルは雪のほうが高いんだろうな。
生まれてきた子供にドン引きする草ちゃんとか見たくないけど、雪は相当気にするだろう。
なのにそんな雪の方が人間世界に残ることを選ぶって。お父さん以上の苦難が待ち構えているのに

73 :
>>72
前半セックス
中盤クライマックス父亡
後半思いつくまま子育て描写
中略して巣立ち
これで共感!!感動ブヒィィィ!!

74 :
雪5歳

「あっ……!」
いたいいたいっ、足がいたいっ、なに?足がいたい!
いつものように野山を駆け回っていた私は、急に足を何かに引っ張られて、地面に叩きつけられました。
我に帰って見ると、私の左足に、金属製のワナががっちりと食い込んでいました。
イノシシや野犬を捕まえるために誰かが仕掛けたんでしょうか。
私は山に来てまだ長くなかったので、ワナのことなんてまるで知りませんでした。
とりあえず、この鋭く噛み付いてくる金属のアゴを外そうと、必で手をかけました。
「いたいいたい、くうぅ…っ!もおっ!何よこれっ……いたい!母さん!」

75 :
南極物語には泣いた
犬がぬそして寒そう
そりゃ社長の愚息もきゃんちのおまんこでたまらず昇天だわな

76 :

足首から血がにじみ出て、少しでも動いたりすると、牙の左右が傷口を徐々に拡げていきます。
私は傷を必で舐めて、出血と痛みを止めようとしました。
「いたい…誰かあ…っ…たすけて……!!足ー、…なんかにつかまったあーっ!!」
腹の底から叫び声をあげて、母や雨、他の誰かを呼びました。何度も何度も。
…でも、私はあまりにも人里から遠く出かけすぎて、その声は虚しく辺りにこだまするだけです。
だんだん足の感覚がなくなってきました。痛みだけ続いて、周りをさわっても、自分の足でないような、奇妙な感じです。
足の力もなくなってきました。指も、力をいれて念じても動きません。
私はこのまま、足が腐ってぬんじゃないのか、不安が頭をもたげてきました。
あわせて、その頭もぼーっとして、気を保つのがつらくなってきました。

…どれくらい経ったのか…私の薄らいだ視界に、一匹の獣が現れました…
私は当時、それが何の動物だったかわかりませんでした……でも、今は知っています…アカギツネです……あの、忌まわしいキツネ……

77 :
動機がなんであれ片っぽ動物にして人間同士の性行為を回避しておいて
性行為の結果である子育てを描くっていうのにムリがあるというのにはうなずける
子供が半分動物だから筋が通るというものではない

78 :
南極物語には泣いた
犬がぬそして寒そう
そりゃ社長の愚息もきゃんちのおまんこでたまらず昇天だわな

79 :
アカギツネ先生に犯される雪wktk

80 :
前半セックス
中盤クライマックス父亡
後半思いつくまま子育て描写
中略して巣立ち
これで共感!!感動ブヒィィィ!!

81 :

そのケモノは、私の傷ついた足を、ゆっくり、舐め始めました。
私がくすぐったいような、またまとわり付くような奇妙な気分でいるうちに、
その感触は私の足の付け根のほう、下腹のほうへと向かっていったのです。
私は起こっていることを頭で整理できていないまま、そのケモノのなすがままに、
私の繊細で敏感な場所を探られていました。

82 :
ローライズパンチラを描いた初めての劇場アニメだろうな

83 :
子育てを描きたいならにんげんこどもでいいよなあ
おおかみなのがなにも効いてない

84 :
日テレはマッドハウスの筆頭株主
スタジオ地図の社長はマッドハウスの細田担当だったプロデューサー
スタジオ地図はマッドハウスの関連会社
全ては日テレの自作自演の錬金術

85 :
>サマウォは4ヶ月くらいのロングランで16億。
>おおかみは一月半で30億くらいか。かなりの大成功だよ。
サマーウォーズのときはマッドハウスの筆頭株主はインデックスだった
2011年から日テレはマッドハウスの筆頭株主
スタジオ地図の社長はマッドハウスの細田担当だったプロデューサー
スタジオ地図はマッドハウスの関連会社
全ては日テレの自作自演の錬金術

86 :
>>81さんを待機中。。。

87 :
閑ジブリ期の夏休みアニメ製造下請けという既得権益を得た新進気鋭の若手監督への
同業者の毀誉褒貶だろう
外野が吠えても利権を掴んだものの勝ち

88 :
>サマウォは4ヶ月くらいのロングランで16億。
>おおかみは一月半で30億くらいか。かなりの大成功だよ。
サマーウォーズのときはマッドハウスの筆頭株主はインデックスだった
2011年から日テレはマッドハウスの筆頭株主
スタジオ地図の社長はマッドハウスの細田担当だったプロデューサー
スタジオ地図はマッドハウスの関連会社
全ては日テレの自作自演の錬金術

89 :

「あ、うう……っ……そこっ、おしっこ、するところ、だってば……くうっ…」
頭がもうぐちゃぐちゃになって、もう何が起こっているのかわかりません。どこが何を感じているのかも、はっきりしないままです。
ただ私の幼い性器からお腹にかけて、じんわりとしかし熱くうずく感覚は、私をその意味もわからないまま恍惚とさせていました。
おしっこの穴の少し上、まだ発達途上の陰核。
まだ初々しい粘膜でしかない小陰唇。
動物を追っ払うためにお尻をまくって放屁していたのに、今日に限って不発。肛門もケモノの舌に蹂躙されていきます。

90 :
>サマウォは4ヶ月くらいのロングランで16億。
>おおかみは一月半で30億くらいか。かなりの大成功だよ。
サマーウォーズのときはマッドハウスの筆頭株主はインデックスだった
2011年から日テレはマッドハウスの筆頭株主
スタジオ地図の社長はマッドハウスの細田担当だったプロデューサー
スタジオ地図はマッドハウスの関連会社
全ては日テレの自作自演の錬金術

91 :
子供へフェミ洗脳、獣姦シーン満載の映画『おおかみこどもの雨と雪』
http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=274

92 :
>サマウォは4ヶ月くらいのロングランで16億。
>おおかみは一月半で30億くらいか。かなりの大成功だよ。
サマーウォーズのときはマッドハウスの筆頭株主はインデックスだった
2011年から日テレはマッドハウスの筆頭株主
スタジオ地図の社長はマッドハウスの細田担当だったプロデューサー
スタジオ地図はマッドハウスの関連会社
全ては日テレの自作自演の錬金術

93 :
獣姦

94 :
神聖モテモテ王国「おおかみおとこのモテモテ記」
ファーザー「さてオンナスキーいまはおおかみおとこがもてるんじゃよー」
オンナスキー「いきなりなにをいいだすんだ人間が狼に変身するなんてありゃ映画だけだ」
ファーザー「いいから聞け。一流大学の瀟洒なキャンパスに場違いないでたちの男が無心にノートを取り
その状況に母性本能をくすぐられたナオンがもうすぐに声をかけてきて・・・・」
オンナスキー「で具体的にどうアクションを起こすんだ」
ファーザー「これじゃよ」
ぼさぼさ頭のウイッグ、ぼろぼろの丸首シャツに、でもやっぱり下はブリーフいっちょうのファーザーが
でてきた
題して「おおかみ家の一族」
(中略)
ファーザー「さっそく一橋大学にナオンを釣りしに行くのじゃよー」
オンナスキー「ちょっと待てファーザー」
オンナスキーはあわてて追いかけるも、
一橋大学のキャンパスでふたたびファーザーを見たときには、
警備員に押さえつけられながら大声で叫びつつ手回しよく呼ばれていたパトカーにのせられていた。
「ギャワーわしはただナオンを狼チックな姿で釣るために来ただけなのにー
今日もまた警察ワールドにひきこまれるー」
オンナスキー「まあさもありなん」

95 :
「あ、…雪」
「え?ああっ……雨!どうしたの?何年ぶりかしら…!ここ、上がってよ!」
「…うん」
「ちょっとまって、急に来るから…部屋、片付けてないよ。とりあえず、座る場所だけ、確保するから」
「うん」
「できたよ、こっち座って」
「うん」
「…元気そうじゃない。まだ街にいるんだね」
「…岐阜の大学で、森林保全について調べている先生がいるんだ。…そこで僕も教えてもらっている」
「先生……か。もうキツネが先生じゃないん」
「アカギツネの先生はんだ。先生がんだのは、砂防ダムの開発で斜面が緩み、崩れたのに巻き込まれたからだ」
「…そう」
「人間が生活を守るために山を切り開き、そこに住んでいる仲間たちを危険にさらしている。
人間が、人間本位じゃない森林保全をするためにはどうしたらいいか、
僕は知りたいと思った」
「…そんなの、母さんのところに行けばいいじゃない。あそこは、人間と自然が一緒に暮らす方法を考えるところじゃないの?」
「もっと沢山教えてもらえる場所があるんだ。僕は今いる研究所がいい」
「…母さん、寂しそうにしてるよ?」
「………………」
「全然、会いに行ってないでしょ?」
「…雪はどうなの」
「休みが来れば帰ってる。畑作業手伝って、家の修理して、一緒に買い物言って…」
「…そう…」
「雨だって母さんの子でしょ?雨も人間の心持っているんだったら、産みの親に会いたい気持ちもあるでしょ?」
「…母さん」

96 :
「…これ、昨日作ったアップルパイ。残ってるから…食べる?」
「…うん」
「ちょっと端っこのほう、焦げちゃってるけどね」
「…雪も、料理とかするんだ」
「…そりゃあ、私も、一人暮らしは長いからね。高校入ってから、色々自分で作るようになったわよ。
…雨は今でも、山に行くの?」
「…うん。…ときどき」
「そう。今でも、やっぱり、おおかみの姿になって、森の中を走り回ってるの?」
「…さすがにないね。本当に、ときどきだよ。
でも、…おおかみの身体になって山に行くと、…時間を忘れちゃうよ。
このままずっとおおかみのままでいたいって考えてしまうんだ。
…僕は、おおかみだし、…でも人間だから……それに、森林の生態環境を学ぶには、人間の姿でいないと…」
「…雨は、まだ自分の生き方に悩んでいるのね」
「…雪。雪も、たまにはおおかみの身体になって、山を走ろうよ。
一緒に雑木林とか、渓流の中を走り回ろうよ。二人で…子供の頃みたいに」

97 :
「………私は…もう人間として生きて随分経つの…
今更…もう、おおかみになれないと思う……」
「そんなことはないよ、雪。雪は父さんの子供だろ?雪はいつだっておおかみになれるんだ。そうだろ?」
「……雨」
「なあ雪…雪も一緒に、おおかみになって、山に行こう。雪がもうすっかり人間なのはわかってる。
でも………僕は……
…姉さんと僕が、父さんの、子供だって、
…おおかみおとこの、子だってこと、忘れたく、ないんだ…
僕ら二人は、この世界からまもなく消えようとしている、シンリンオオカミの、
血を受け継いでいるってこと、
僕は、忘れたく、ないし、…姉さんにも、忘れて、ほしく、ないんだ……っ」
「雨」
「お願いだよ姉さん。僕は姉さんに何も言えずに家を出てしまった。
何にも言えずに姉さんと母さんを置いて行ってしまったんだ。
ごめんなさい。ごめんなさい姉さん、ごめんなさい母さん。
でも僕は……僕は父さんみたいになりたくて……写真で見た格好いい父さんみたいになりたくて…
おおかみおとこって事を誇りに思ってて、一人でも強くたくましく生きてて…
そんな父さんに、僕は覚えてないけど、そんな父さんに、僕は憧れてたんだっ……」
「雨っ………」

98 :
(しばらく経ったあとで)

「…雨?ちょっと前に、母さんが写真を送ってくれたの。あなたも見る?」
「…母さんが、写真?…見たい」
「雨、あんたは、母さんの顔、覚えてる?」
「まだ、何とか覚えてるよ」
「ちょっと待って。…えっと…ここに置いといて…確かお茶をこぼしそうになったから…っ!もう…!」
「…がさつなのは変わらないね、雪って」
「もう…!雨ったらそんなことまで覚えてて…写真見せてあげないわよ…。
あった!これよ!ほらこれ!これが今の母さん。
どう?雨のイメージと一緒?」
「………髪が、伸びた…かな」
「あっ、正解!そう、母さんロングになったの。あとね、こんなところにブローチ付けたりして…」
「…ブローチって何」
「え?これよ…これ。あと近所のお母さん達と撮った写真。これは雨、知らないわよね」
「…知らない。…この子は、けのちゃんのお母さん…?」
「ああっ、すごい!そうだよ。この人けのちゃんのお母さん。何で?雨、見たことあるの?」
「…けのちゃんはバスに一緒に乗ってたから覚えてていて…顔が、似てるから…」
「雨ってすごい記憶力がいいのね…それもおおかみの能力なのかしらね?」
「………わかんないや」
「うふふふ!」

99 :
「…雨、一緒に写真撮ろう。母さんに送るから」
「…なんで。さっき、雪と一緒に家帰るって言っただろ。またすぐに会えるじゃないか」
「…だからねえ…今すぐに母さんに見せたいのよ!雨の今の姿を!
雨、父さんにすごい似てきたから、母さん嬉しいだろうな…!」
「…ふうん」
「…ほら、雨!あっ、もうちょいこっち寄って!ほら、肩くっつけて!はい…チーズ…!」
「…撮れてない」
「デジカメは音なんてしないのよ…!あんた、山にばっかりいて……
……あれ?…出てこない…」
「貸して。………雪…SDカード入ってない」
「あっ!…………雨ありがとう…」
「いつもフィールドワークで写真撮ってるから分かるんだ。上の、ここが光るはずなんだ」
「そうなの。ふうん…何よ、雨、私より人間人間してるじゃない。文明の利器を使いこなして…!」
「…僕はおおかみおとこだから、カメラの使い方くらいわかるって」
「はい、じゃあ撮るわよ!ほら!雨!」
「わっ!姉さん!何だよいきなり!」
「もっとくっついて!2人映らないじゃない!はい、チーズ!」
「…今のは、撮れたね」
「うん!光ったよね…あとは、これ、プリントして、母さんに送ろうっと…!」
「…雪?母さんって、まだ携帯持ってないの?」
「持ってるわよ?私が中学校に入ってすぐ買った。見て私もほら、シャープのスマートフォン!」
「じゃあ、メールで母さんに送ったら。速いし綺麗だと思うよ」
「…………手紙のほうが、味があるじゃない…!私この携帯の使い方よくわからないの!」
「貸して、雪。教えるから」

100 :
「雨わかるの?…じゃあ、お願い。この画面から…」
「…誰、この人。雪の、彼氏?」
「ん?…もうすぐ、ね」
「草平くんじゃなかったの」
「…2年前に別れた」
「……ふうん」
「あんたは?付き合ってる人はいるの?」
「大学のゼミ生の人と、よくご飯食べに行く」
「大学…?年上の人なの?」
「うん」
「…雨は、その人が好きなの?」
「…いつも優しくしてくれる。僕を岐阜の大学に迎え入れるように手配してくれたのも、その人なんだ」
「…それで、雨は、恋愛感情とか持ってるの…?」
「…恋愛……?」
「…この人と、ずっと一緒に生きていきたいとか、家庭を築きたいとか、そんな…」
「…そんなもの、わからない。僕は研究をしている今が一番楽しいから」
「…相手は、雨のことどう思ってるのかしらね…」
「……あの人は、僕を、半分、観察対象として僕を見てるんだ。僕が、おおかみおとこだから。
僕がおおかみおとこだってことは、みんな知ってるんだ」
「そうなんだ…全部知っていて、雨に優しくしてくれるのね…」
「何度か、あの人の前で、おおかみの姿になったことがある。あの人はとても好奇心いっぱいで僕を見ていた」
「……」
「あの人の家に泊まった時のことだ。僕はあの人にご飯を作ってもらって、ご馳走になったあと。
急にあの人が、僕におおかみの姿になれって言った。何でこんな所でそういうことを言うのかな、と思った」

101 :


102 :


103 :


104 :


105 :


106 :


107 :
イスラム圏で18禁指定されたんだって?
むこうにはまだTFは早かったか…

108 :


109 :
BD届いた
雪のパンツでもうたまらん

110 :
雨きゅん犯したい

111 :
「僕はおおかみの姿になった。そうしたらあの人はものすごく喜んでね…
僕の身体を、あちこち、触れたり眺めたりしては、興奮して、しゃべり始めるんだ。
僕はそのままジッとしていたけど、何時の間にかあの人は、服を脱いでいて…」
「雨、もういい」
「……うん」
「そういうの、私は好きじゃないから」
「…雪だって、…」
「違う」
「…ごめん」
「お母さんから、返事が来た」
「…そう」
「雨によろしくって」
「…うん」

112 :
「雨、雨の連絡先、教えて」
「………何で」
「何でって……母さんに教えるんじゃない。母さん、雨と話だけでもしたがってるわよ。雨、連絡先、教えて」
「今度家に帰るって言ってるだろ」
「どうして。どうしてそんなに、母さんに会うのを嫌がるの?どうして母さんを避けるわけ…?ねえ、雨」
「別に、避けてる、わけじゃない」
「避けてる!母さんと電話するくらい、いいじゃない。電話じゃなくたって、メールでもいいじゃない!聞いてるの?」
「…うるさいなあ…しつこいし、頑固なのも、相変わらずだなあ」
「………もう、いい。もう雨なんか知らない」
「…姉さん、怒らないで」

113 :
「…どこか、ご飯、食べにいく?」
「…うん」
「ちゃんとご飯、食べてる?」
「…山でウサギを捕まえて、食べた」
「……………」
「冗談だよ」
「ああ、びっくりした…」
「ずっと、人間の食事しか摂ってない」
「……そう。雨は、なにで…どうやってここに来たの」
「駅から、歩いて来た」
「……歩いて来る距離じゃないわよ!私、車持ってるから、乗って!」

114 :
「車、買ったの」
「中古ね。…母さんに、半分出してもらった。車、便利よ…あ、あれがよく行ってるファミレス。
でも、私は、こっちのお店のランチの方がお勧め。雨、どうせ普段、あんまりいいもの食べてないでしょ?」
「…いいもの」
「着いた。降りて」
「すごいな。雪が車を運転するなんて」
「簡単よ。雨も免許取ったら?父さんも、私と一緒で、18で取ったんだし…あ、2名です。禁煙で…」
「…………」
「雨、何食べるの」
「何でもいい。雪が選んで」
「じゃあ、これにするね。ナッツとかきのこも入ってるし…」

115 :
「6年ぶり…かしら」
「…うん」
「あの日のこと、母さんに聞いた」
「……」
「母さん学校に私を迎えに行こうとして、合羽とか準備している間に…あんたが出て行って。
母さん、あんたを見失ったあとも、ずっとあんたの名前を呼び続けて、山を探し回っていたのよ。
途中でクマに遭遇したり、足を滑らせて落ちたり…あの後、あんたが、母さんを助けたんだって」
「あんな格好で、雨の山に入ったら…危なすぎるよ」
「あんたのせいでしょ!…あんたが、勝手に母さんを置いてふらっと…ものすごい雨、なのに…勝手に出ていって…
母さんをあんな雨の中歩き回らせて…母さんに申し訳ないって、思わないの!?」
「声が大きいよ、雪。…そういう話は、後にした方がいいよ」
「雨っ…!」
「ほら、料理が来たよ。あ、これは、この人に…」
「ぐすっ、ぐす…ううっ」
「泣かないで、…ご飯食べなよ」
「雨のバカ…っ」

116 :
「………」
「雪、これ、おいしいな」
「……そう…カシューナッツと、県の牧場の豚のベーコンと…」
「………」
「…雨と会えて、嬉しかった」
「……そう」
「もう一生会えないって思ってた」
「……」
「雨が母さんに置き手紙して、山を下りることを知らせたことは知ってる。でもまさか会えるなんて思ってなかった。
どうして、私に、会いにきて…くれたの…?どうやって、私の居場所が、わかったの…?」
「あちこち、尋ね回ったら、教えてくれた」
「……………」
「雪が、何してるのかなって、気になったから来たんだ」
「あんたはもう、私たちのことなんか全然気にかけてないって、思ってた」
「…そんなこと、ない」
「あんたは完全におおかみになってしまって、家族のことなんてどうでもいいただのケモノになったんだって、思ってた」
「……」
「私たち家族には雨という人間は元からいなかったんだ、そう思うことにしてたわ。母さんは違ったけど」
「………雪」

117 :
「何で私に会おうと思ったの。どうして、今なの」
「…さっきも言っただろ。何してるか、気になったんだよ。駅前の、あのビルで学会があるんだ。それで、ついでにね」
「…学会」
「僕はお手伝いだよ。ポスターの設置をしたり、発表会場の段取りをしたり。このカバンにも、預かったパソコンが入ってる」
「雨、小学校もちゃんと行ってないのに、大学にどうして行けたの。数学とか、英語とか、大丈夫なの」
「……苦労したよ」
「…何とかなるものなのね」
「…人間の、大人の決まり…今でも全然分からない。僕の振る舞いは、普通の大人はしないらしい。
僕は一人前の大人として、立派に振舞わなくちゃならない。ただ、森林について詳しいだけじゃ、ダメなんだ」
「…雨、小さい時から、人見知りだったもんね」
「自然の方が好きだ。大勢の人といるより、山の中に入って、動植物や沢水の姿を見てる方がいい」
「…人間社会の中で、上手くやっていけてるの?」
「…大学の人達は、みんな優しいよ」

118 :
期待

119 :
後日談なの?
俺特だもっとやれ

120 :
「…もしもし?今。うん、そう、いるから。代わるね!」
「…何」
「何って。母さんよ。はい、雨」
「何で。急に」
「母さんと繋がってるの。今。ほら、雨」
「だから何で」
「雨っ…!く…もう…ほらぁっ!ほら母さん!雨!」
〈…雨?雨なのね?雨?〉
「母さん」
〈雨っ…!雨、元気なの!?本当に雨なのね?ああ…雨…〉
「雨……だよ」
〈あなたが山に行って…あなた、どこでどうやって生きているのか、全然、わからなくて…お母さん、不安で、…〉
「………ごめん、なさい」
「雨…」
「…うん、…うん。
…全部、雪から、聴いてるよね…?うん。……うん、大丈夫。
…大丈夫だよ…母さん…
…………今度、雪と、行くから……
うん。うん。…雪と代わるね」
「えっ!?それだけなの?ちょっ、雨!」
「…家に帰るって、母さんに伝えた。だから、もういいでしょ」
「……っ、………もしもし?母さん…あぁ…ごめんね、雨、愛想悪くて…うん、そう、今回じゃないけど、雨、母さんとまた会えるって。うん、うん…」

121 :
おお酉バレしたw今後これにします

122 :
酉忘れた
これにする

123 :
「雨」
「…また怒るんだろ」
「…っ、……」
「…直接会ったら、話すことだって、出てくると思う。それに…」
「雨っ!」
「何」
「……いい。何でもない」
「そう」
「…出よう」
「うん」

124 :
!ninja

125 :
期待あげ

126 :
「とりあえず、一旦私のアパートに戻るわね」
「うん」
「ああ…もう15時かぁ…もう、日が沈むの、早いな…」
「雪」
「どうしたの?…あっ、ちょっと、その日よけ、下げるわね。まぶしいでしょ」
「…雪に、会わせたい人がいるんだ」
「会わせたい人?…その、…大学の、……付き合ってる女の人…?」
「違う」
「じゃあ、森の…ケモノとか」
「…違う。その人は、人間だよ。
………伊賀、…茜さんって、いう人。…雪なら、わかるよね。
雪と、母さんに…母さんには、内緒にしようか迷ってる…でも、一度、会って欲しくて」
「……その人って、もしかして……
……もしかして、私たちの、親戚…?あっ、…お父さんの…親戚なの?」
「茜さんは、父さんのいとこなんだ。父さんと違って、おおかみの血は流れていない。
父さんと一緒に暮らしたこともあるんだって。父さんの子供の時のこと、よく知ってる」
「雨…?雨、その人に会って、話をしたの?」
「うん。おおかみこどもだって言うと、茜さんは、すぐにわかってくれた」

127 :
「…父さんのこと、母さん以外に知ってる人…いるんだね…
当たり前のことなんだけど、私は、母さんから父さんの知り合いの人のこと、聞いたことないから…
ほら、だからね、雨…私、父さんが、その…母さんの心の中にしかいない存在なのかなって…何か、変な言い方だけど…」
「…雪は、羨ましいよ。1年の間でも、父さんに抱かれたじゃない。僕は、父さんの身体のぬくもりを、知らない」
「私だって、父さんのいた頃のこと、全然覚えてないわよ。父さんにおんぶしてもらったり、抱っこしてもらってたなんて…今でも信じられない」
「……父さん、雪の前では、おおかみにならなかったのかな」
「…さあね」
「……」
「もしかしたら、父さんに、おおかみになる方法を教えてもらってたのかも」
「…父さんの姿、見たかった。一度でいいから、父さんに会いたい」
「…動物園に行けば、せめて、オオカミはいるはずよ…、……っ!もちろん、…父さんとは違うけど…!」
「自然観察の森に、シンリンオオカミがいる。大人しくて、いつも寝ている。目が、もう野生じゃない。
父さんはあんなオオカミじゃなかったって、母さんは言ってた」

128 :
「…国道、混んでるわね…」
「…はい、もしもし…伊賀です…はい、8時半に、ロビーで…
安藤先生は、直接、来るんですか…? …そうですか…わかりました。では…」
「色々、役割があるのね。私みたいに気楽な大学生とは違うんだ…」
「雪だって大学に行ってるんだろ。勉強したいことを好きなだけ勉強できる」
「私、インカレのテニスサークルに入ってたんだけど、人間関係に疲れちゃって…
最近あんまり家から出てないし、単位もずいぶん落としちゃった」
「雪…?」

129 :
「やっぱり、大人になるのって、疲れるのよね…!子供の頃、早く大人になりたい、早く大人になりたいって思ってたけど、
その、憧れの姿…ほら、大人は、何でも自分で決めて、何でも自分で好きなようにできる。そんな自由な大人…
いざそういう大人になってみると、こう…あまりにも、自由の代わりに、背負う責任が大きすぎて…
そういう、大人のしがらみに…私はまだ慣れることができてないの。
雨、…雨は、私の気持ち、分かる…?」
「……………わかるよ」
「分かる!?本当に?……ああ」
「……」
「…何だか、嬉しい。雨と、気持ちが、通じるなんて」
「……そう」
「雨のこと、私、あんまり分からなかった。雨が山に入るようになって…もう何を考えているのか分からなくなってた」
「…ふうん」
「そうよ……」
「…雪もずっと勉強してた。あんなにおおかみになって、山を走り回って、鳥やヘビを捕まえて楽しんでたのに」
「……………」
「母さんの畑の手伝いをしたりしてたのに。
僕は雪が不気味に感じてた。
急におおかみのかたちを捨ててしまった。
急におおかみが嫌いになったみたいになった。
僕は雪が、父さんを裏切ったように思えた。父さんから受け継いだおおかみこどもの血を、きれいさっぱり無くしてしまおうとしてるのかと思ってた」
「そんなことないっ!!」

130 :
「分かってるって」
「私は父さんのことを尊敬してるし、自分がおおかみこどもであることを、忘れ去ろうとすることは一度も考えたりしてない!」
「ん……」
「本当だってば!雨!私は父さんの子供に生まれたこと、誇りに思ってるんだから!」
「分かってるよ。僕だって、今はずっと人間の姿で生きてるんだから。
僕は森林での動物たちの生態について学びたくて、岐阜大学の安藤先生のところにいる。
そして、そうやって大学で学ぶためには、僕は人間の姿でいなくちゃならないんだ。だから、僕は普段、人間の姿で暮らしている。
雪は、そのことに気づくのに…いや、そういった、人間社会に入っていくのが、僕より…ずっと早かっただけなんだ」
「…それは、この地球で、この日本で、半分でも人間の気質と身体を持って来た以上、当然歩まないといけない、道なのよ。
私は、人間の母さんに育てられたから、だから、母さんの言うとおり、人間として当たり前のように生きてきたの……」

131 :
「…着いたよ」
「うん」
「ごめんね、遅くなって」
「ううん」
「今夜はどうするの」
「ホテルに泊まらせてもらうんだ」
「そう」
「明日は8時に会場に着いておかないといけない。大変だなあ!」
「雨。…ご飯、うちで食べていけば」
「えっ?……あっ…いいの。雪が作るの…?」
「…うん。雨は、私の料理なんて、食べるの、初めてでしょ…?」
「うん。……」
「食べてってよ、雨。もうちょっとうちにいて」
「うん、…雪ありがとう……」

132 :
「あんまりお腹すいてないでしょ…?」
「そうだね」
「軽めにするね。明日は、雨、頑張って仕事する日だから…肉を使った料理にするわ」
「…ありがとう、雪」
「…こちらこそ、わざわざ訪ねて来てくれて…じゃあ、その、パパッと作ってくるね。雨は、えっと…テレビでも見てて」
「うん」
〈…今、全国の20代女子を中心に話題沸騰中なのが、プルデコと呼ばれるちょいアクセサリーで、今や年間200万個を売り上げる…〉
「………」
〈『なんていうか、すごいキレイで、見てるだけでわぁーってなって、だから付けたらもっとすごいかなーって』〉
「…子供の頃の写真だ」
「雨ー?それ、母さんからもらったアルバムに入ってるの。ほら、あっちの書棚の、右端にアルバムがあるから、見てていいわよ」
「…うん」
「子供の頃の雨、可愛いわよ。雨、泣いたり笑ったりしてて…母さん、結構写真撮ってたの」
「………」
「あ、今雨笑った!」
「さっきも笑ったじゃん」
「…雨、……何でもない。もうすぐ、おかず、出来上がるからね」
〈…低下を続ける内閣支持率。相次ぐ大臣の辞任、首相の不適切な発言などで、国民の不信感が高まっていく中…〉

133 :
なんなの…このスレ…

134 :
「雨!お待たせ。これ、なんだか、わかる?」
「…母さんがやってた、鳥の…」
「そう!…こうやってね、串をこうやって入れて、こう、タレをつけるのよ。
母さんが父さんと一緒だったころ、よく作ってた料理!母さんに教えてもらったの」
「…おいしそうだね」
「そうでしょ。父さんも知ってる、母さんの手作りの味。ほら、食べて食べて!」
「うん。いただきます……ん、おいしい」
「ふふふ、父さんもそんなリアクションだったみたい!」
「僕、父さんみたいな声だって、母さんが言ってた。僕、父さんみたいになれてるのかな。雪、どう思う」
「私に聞いても、私も父さんのことは覚えてないわ。でも、父さんって、こんな人だったんだろうなとか、母さんが、父さんを好きになった理由が分かる気がしたり、とかね…」
「ふうん………」
「……なんでもない。あ、でも、写真の父さん、雨が、父さんに似てきたなって、それは、本当に、そう思う」
「……そう」

135 :
そう…(無関心)

136 :
「ごちそうさま」
「雨、…もう行くの」
「…ホテルは、駅前だし、チェックインは、いつでもいいみたい。……」
「雨?…今日は…明日は学会があるから、だめだけど…ね、あっ、明日は何時まであるの?雨はいつまで、仕事…?」
「明日は、昼過ぎに僕の先生と先輩の発表があって、それから、僕が興味ある発表がいくつかある。
人工林の保熱力についての研究、湿度とニホンザル群落の関連性、それに、中級谷筋の動物の移動潜在能……」
「それが終わったら?」
「…18時から、懇親会がある。僕は安藤先生に、森林生態を長年研究されている教授を紹介してもらうんだ。
研究室の仲間とお酒を飲んだりもするよ。普段研究で真剣な表情をしている人達が、みんな、お酒を飲むと、賑やかになるんだ
。驚くよ」
「…雨、お酒飲むの」
「うん。飲むよ」
「だめじゃない…」
「何で」
「雨はまだ17歳でしょ」
「何でだめなの」

137 :
「…お酒は20歳になってからよ」
「僕はもうお酒飲めるよ。先輩もみんな飲んでる」
「…雨っ………
………」
「……」
「…………ごめんなさい………学会の準備、頑張ってね」
「ありがとう…」
「雨っ…!雨…………!ねえ雨!」
「雪……?」
「明日、…夜ね、また、ここに、来て、ねえ雨、またここに来てくれる?」
「あ……」
「ねえ、来てくれるでしょ?雨…?ずっと会えなかったんだから……ねえ雨!?来て、くれるでしょ…?」
「姉さん」
「ねえ、あめ」
「…わかった。うん、…また、ここに来るよ。ちょっと、遅くなるかもしれない。でも、行くよ」
「ありがとう雨、ありがとう、雨、雨ぇ……」
「……泣かないで」

138 :
----
「おはようございます、先生」
「おはよう伊賀君。…今日は肌寒いね」
「会場の設営は僕達の担当です。半分くらい終わりました」
「ありがとう。ところで伊賀君、カメラは持ってる?とりあえず今日は、会場の様子をざっと撮っておいてくれるかな」
「わかりました」
-------
「あれっ、雨、お前今ここ出てどこ行くんだよ」
「伊賀君、まさかあんた、裏山に遠吠えしに行くんじゃないだろうな」
「二次会くらいいなよ。あんまり飲めとはいわんけどさ」
「…本当すみません、皆さん。あの、…姉が、久々に会って、少しでも話したいって、言ってたので…あ、姉に会うのは、何年かぶりで、せっかく近くにきたので…」
「ああそうか。でもお前、もう結構酔ってるぞ。しみじみと会話できるのか?」
「…だ、多分、大丈夫です」
「道中気を付けろよ!」
「今日はお疲れさん!」
「あとでお姉さんの写メ送ってな!」
「…皆さん、今日はお疲れ様でした。すみませんが、お先に失礼します!」
----------

139 :
「雨っ!!」
「ああ、雪……ただいま…」
「雨、おつかれさま!雨、あっ、雨お酒くさい……」
「うん…頭痛い、ちょっと、横にならせて、うん…」
「雨?うん…じゃあ、こ、ここに…ここ、空けてあるから…」
「ああ……雪……うん…まだ僕、お酒弱いから…ん…」
「無理して……、………」
「…………」
「……」

140 :
素晴らしいスレに出会ってしまった

141 :
「うう……」
「………雨」
「あううん…」
「…………」
「……朝……?」
「…おはよう」
「……。……うん…」
「はい、水。飲むと、楽になるから」
「…うん」
「大丈夫?」
「ん……」
「雨、…今日は私、何も予定がないから、一日中ここにいてていいわよ」
「ん……」
「まだ無理しないで」
「うん。……………………」

142 :
きたああああああああああああああああああああああああああ

143 :
期待

144 :
雨と雪の近親相姦ワクテカ

145 :
マダー?

146 :
「雨」
「くーっ、くーっ、くー……」
「雨、………かっこいい」
「全然、会えなかったけど、…会えないうちに、すごく男らしくなった」
「雨、こんなに…肩幅広かったっけ」
「雨、こんな匂いだったっけ」

「ふふ……雨……私…
………私ね」

「私…ずっとさびしかったんだよ」

147 :
「ね?雨。………………」
「雨…ふふ」
「私、高校で、その、ちょっとね、………人間関係につまづいてしまって、ね」
「……ずっと一人でいてね、大学に入っても、………誰とも打ち解けられなくて」

「……さびしかったんだ、私」
「母さんにも、打ち明けられなくて、………ほら、雨が、…いなくなってね」

「母さんにはもう私しかいなかったから…私がこんな悩みを抱えているって、知って、母さんを、心配させたくなくて……」
「私、もう、ほんとうにつらくてつらくて」

「つらくて……」


「…雨。あなたも、人間として生きるのを選んだのね」

「…つらいことも、沢山あると思うわ」

「…それとも、雨なら、うまくやっていけるかな……」

「雨……何の夢見てるの?」

148 :
「雨、雨は…生きるの、つらくない?」

「…山の暮らしは、どうだったの…?」

「人間の姿になって…人間の社会に入って……雨は、その決断をするのは、怖くなかった…?」

「……ふふふ。本当はね、こんな風に、いろんなこと、雨に、聞きたかったんだよ」

「……もう、こんなに無精ヒゲ、生やして…」
「…雨は…父さんの生き方、そのまま…なぞっていこうとしてるのかな…」

「雨、ずっと私、雨のこと、見てるからね」

「……雨、ほら、布団かぶらないと、風邪、引くわよ…」

149 :
キタキタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!!!

150 :
------------
「ん」
「雨?…おはよう。……」
「……2時」
「雨…ぐっすり寝てた」
「…寝すぎたよ。もう…」
「…そうね。ご飯、作って、あるから。
さすがに、おなかペコペコでしょ…?」
「う…うん」
「食べてよ」
「ありがとう……」
「雨?」
「うん?」
「…あっ、ん、…呼んでみただけ。うん、ほら、何でもないって。ご飯、…あっためるから」
「雪」
------

151 :
はい

152 :
「はい…どうぞ、雨?」
「うん、……シチューか…うん、久しぶりだ、シチュー食べるの!」
「そうなんだ。………」
「いただきます」
「…………」
「これ……母さんのシチューの味だ」
「母さんのシチューの味…?本当?……うれしい」
「僕、母さんのシチューがずっと楽しみだったんだ。野菜が嫌いだったけど、シチューだったら、何でも食べられてね………」
「…そうだったわね」
「……懐かしいな」
「そう……………」
「おいしいよ」
「ありがとう、雨…」
「………」
「…雨、ねえ、帰ろう。母さんのところに帰ろう。母さん、絶対、喜ぶから。
ね?雨?…一緒に、上市に、帰ろう……」

153 :
何故いきなり16日間の沈黙破ったのかは知らないが、
取り敢えず期待

154 :
はよ

155 :
はよ

156 :
はよう

157 :
「……母さんは…僕なんて」
「雨?」
「僕は、母さんにとって、…いないものだから」
「…そんなんじゃない。雨、まだ迷っているの?」
「僕は、母さんに、厄介ばかりかけた」
「何を言ってるの?…母さん、雨がね、ちゃんと生きてて、…山を降りたって知って、すごく喜んでいたわ。
雨に、もう一度会いたいって…!そう言ってたこともあったわ!雨、母さん、寂しがっているんだから…!」
「ん…」
「雨、あの雨がね、元気で生きてるんだってこと、母さん、雨が直接言ってくれることが、一番うれしいことだと思うわ」
「うん…」
「一緒に行こう、雨、母さんのこどもは、私だけじゃなくて、…私と雨の二人なのよ。
雪と雨、二人で…母さんのこどもなんだから…
お願い…
私も、…雨と……もっと一緒にいたいからっ…」
「……」
「雨!ねえ、どっちなの!」
「…わかった、行くよ」

158 :
「……………ありがとう…雨…」
「雪は、子供の頃から変わってないね」
「雨…私は」
「姉さん、ほら、泣かないで」
「ごめんなさい、ごめんね、…母さん、きっと、大喜びするわ…うん…じゃあ私、富山まで新幹線、予約するから…」
「うん」
「その間に、着替えておいて…」
「うん」

159 :
「雨…そのジャケットしかないの?」
「うん」
「下着は、…新しいの、持ってる?」
「うん…これしかない」
「服、ちゃんと洗ってる?」
「…大学に、…洗濯する、…機械があるんだ」
「そう………あっ、雨…シャワー、使っていいから…あっち…」
「…ありがとう」
「…雨、うふふ…」
「…どうしたの」
「相変わらずぶっきらぼうだよね」
「僕が……何だって?」
「何でもない。はい、…これタオル」
「うん」

160 :
きたああああああああああああ

161 :
「姉さん」
「あ、雨…上がったの?さっぱりした?」
「うん…うん、さっぱりした」
「そうでしょ」
「髪の毛、かわすものは…?」
「ドライヤーは、…鏡の左の、棚にあるわ」
「ありがとう」
「ごめんなさい、脱衣場、散らかってるでしょ…?」
「ううん、大丈夫…」
「……………」

162 :
「ふぅっ………」
「あ、雨」
「シャワー、ありがとう…」
「髪の毛、くしゅくしゅって…なってる」
「ん…」
「ねえ、雨」
「ん……どうしたの、雪」
「ねえ、……」
「……ん…」
「雨っ…!」
「うわ、……姉さん?」
「雨ぇ………!」
「姉さん、どうしたの、急に、くっついて、きて…」

163 :
「雨、………雨の…背中だっ…」
「ん……」
「ケモノの匂いがする…」
「…だって…僕は…ケモノだもん」
「ケモノの匂いだ」
「…僕も、姉さんも…おおかみこどもだから」
「……懐かしい匂い」
「姉さんの匂いも、懐かしいな」
「きゃ」
「姉さん、…いい匂い」
「雨、……雨っ」
「ずっと前、雪と取っ組み合いした時……うん、同じ匂いだ」

164 :
近親獣姦来るで

165 :
「私、あの時、雨に……めちゃくちゃにされた。雨、…手加減しないんだもん」
「……」
「おなかをね、思いっきり噛みつかれた。背中にも、雨の爪が…こう、ぐぐっと…こんな感じで」
「そうだったね」
「こんなに、こんなに、ぎゅーって」
「…わかったよ、姉さん…人間の手じゃ、全然きかない」
「…思いっきり、爪が食い込んで…」
「痛かったかな」
「…ちょっとね」
「僕は…あの時、…とても…楽しかったんだ」
「んん…」
「姉さんと、ああやって、力の…ぶつけ合いをするのが…楽しかった。うん…楽しかったよ」
「野生の、本能…? …なのかな」
「…そうかもしれないね」

166 :
「…雨っ…んん、雨…!」
「なんだよっ…」
「雨、かっこいいな…」
「…僕が」
「うん、雨、かっこいい。ねえ、雨…」
「僕は…父さんほどじゃない」
「ふふふ」
「……雪」
「ねえ、キスしていい?」
「え………」
「…ダメ?……」
「雪が、したいなら…いいよ」

167 :
「雨…っ」
「…」
「ん………」
「んっ」
「………はーっ、…」
「雪」
「あ……め…」
「んん…っ」
「ねえ、…いけないこと…なのかな」
「僕にはわからない」
「じゃあ、いい…わよね」
「何………雪」
「ん…!あめ、あめぇ…もっと、もっとこうやってぎゅっと、こうやって一緒に…いたい…っ」
「どうして…僕……なの」
「あめ、…だってあめ、あめっ、優しくて、男らしくて、…かっこいい。雨、私は雨が好き」

168 :
「…姉さん」
「姉さんじゃなくて、ねえ、雪って呼んで…私は雨が好き!雨が、だい、すき…!」
「……雪、……」
「はーっ、ふぅっ……」
「雪」
「………ああ!雨!…うん………そう………こうやって…ぎゅっと、して…」
「……ゆき」
「…そう」
「…んん、うん、待って…」
「こっち……ね」
「ゆき……大丈夫……?」
「あっ、…うん、ああ…待って」
「んんっ……くうっ」
「やあ…!あう、あ、やああ…雨っ…」
「ねえっ、雪っ、ねえ雪、く…雪、雪はっ、ねえ、どう」
「雨…あうーっ…ああ、雨、あ…ああうれしい…!」
「雪、からだ、すごくあったかいね」

169 :
「あめ、ぇ…もっと、さわって、んんっ…!うう!はあっ…」
「雪……痛くない?」
「はあ、はっ、はあ…っ…あめ、雨大丈夫だから、はっ、ねえもっと…っ」
「ふ、うーっ、」
「ん、んんっ、う、んー…あ、あめっ」
「ゆき…?ゆき…っ。う」
「あめ、ねえ雨。雨、からだ、熱いっ」
「あっ…あっ、雪…?ゆきっ…」
「はあ、はあ、はあっ、あめ、…あめのね」
「は、ううん、そっ、ゆきっ」
「はあ…は、やあ…うん、ねえっ、ねえ雨、雨すごいよっ」

170 :
「…あ、雨…大丈夫…?」
「うん、ゆき、こそ」
「…………」
「ゆき…?」
「ねえ…このまま、行っちゃおうよ、雨」
「雪、……」
「もっと、一緒に、なろっ…」
「…雪は、いいの…?」
「雨と、雨とひとつになりたい」
「雪…っ」

171 :
「あ!うー…あ、雨、やあ…!雨、は、はあ……う!」
「うあ、あ、」
「あめぇ…!あめ、あめだよ、ねえ、雨が…!」
「はっ、…雪……!はあっ、ああ雪、ねえ雪大丈夫っ!」
「うーーっ、すごいよ、…ねえ私達、ほら、もうぜんぶ一緒になってるっ…」
「ゆ…き…」
「すごい、なんかっ、ねえ、…不思議、よねえっ、雨っ…ああうっ…!」
「僕ら……僕ら、きょうだい、なのにっ…でも、僕ら…」
「しんじられない、雨、うう…あ、う!うぐっ…!」

172 :
「ゆき…痛かった…?」
「ちがう、んぐ!あ…雨が、あめっ、ん、奥まで来てっ、…やあ…」
「ゆき、気持ちいい…?」
「はっ…んあ、う…すごく気持ちいい、セックス、雨と、すごく気持ちいい…」
「僕も、雪と…雪とっ、ねえ、く…雪とひとつになれて、うれしいんだ、ねえ雪、すごくしあわせだ」
「ああう…雨!雨が……雨が入ってきて、雨が中に、入ってきて、あ!」
「はっ、ゆきっ…ゆきが、くう…っ…ゆき、ぐちゃぐちゃに、なってっ、」
「あん…!」
「くうう…雪がね、あったかくて」
「気持ちいいよ…あめぇ、あたま…へんになりそうっ」

173 :
「ゆきっ……んっ…………」
「ん、んっ、はうんっ…!あめ、ん、んんっ……!」
「んん……、き…雪っ」
「雨の、雨のすごい、あめ大きくて、それでっ!やっ!あ…っ、やだっ!」
「雪っ、ああ、はあ、ふうっ…!く…」
「やっ…あう!ああっ、ん!ああ、あはあっ…!や、あや!」
「ゆきぃ、ゆき、くう、ゆきっ!」
「はっ、はあ、…うん…!あっ、あめ、あめ…ねえあめ、」
「うう、くっ、雪…!うああ、ああ雪、もうダメだ…!」
「あっ、あう…………雨…」
「ああっ…!う…!くあ、あっ、ううーっ、く、う、う…」
「あめ、あめ、ああ、…雨、雨先にいっちゃったの…?」
「はあ、はあっ、はあ、はああ…はあっ、ゆきっ、ゆきごめん、はあ…雪、全部中に出た…っ」
「……うん」
「はあ、はあ、ねえさん……」


「……だいすき」

174 :
ふぅ.......

175 :
(終わっちまったのか.....?)

176 :
「う……」
「……うん…」
「ふっ、………」
「……雨、……ちょっと、重いかな」
「………ごめん」
「雨ぇ」
「よしよし」
「雨」
「うん」
「……気持ちよかった」
「うん」
「すごい…ね」
「雪…っ」
「ふ、ふっ」
「ねえ雪、僕らは特別な関係になったんだ」
「……おおげさよ」
「恋人どうしに、なったんだよ」
「……私たち、きょうだいだもん」
「恋人でも、いいじゃない」
「……いいわ。でも……恋人って、何だか、よそよそしいわ…」
「……僕は、わからない」
「雨…っ」
「ん…雪っ…?」
「呼び方なんて、どうだって、いいわ。ずっと…ね、雨、…離れないで」
「うん」

177 :
期待age

178 :
-------------
「雨、これ見て」
「……何」
「これね、母さんが、私が家を出て、中学の寮に入る時ね、書いて私に渡してくれた詩。ずっと大切に持ってた」
「……」
「もう空で言えるわ。まだ見ぬあなた、会えますように………
私たちがお腹にいる時から、家を出て行くまで、ずっと母さん、私たちを…一生懸命、育ててくれたのよ…雨が山に行ってから、母さん、この詩を書き始めたんだって」
「……母さん」
「ね、とても胸に響くでしょ。私、これを読むたびに、母さんの元に帰りたくなって…でも、私はもう母さんに甘えてはいけないって…
……ん、何だか、いつもこうやって、心苦しくなるの」
「………」
「その手帳は…雨にあげるわ。私は、もう自分で書き写してあるから…」
「ありがとう…これ、題名はあるの?」
「…ううん。ただの……お母さんの唄」
「……母さんの唄」
「…明日、母さんに会いに行こう。ね、雨。朝一番に」
「うん」

179 :
うむ

180 :
昔の酉使ってもうた。すんません。
読んで頂いている方にはほんと感謝です。

181 :
無人状態のこのスレではお前だけが頼み綱だ
頑張ってくれ

182 :
「姉さん。…姉さん。………」
「すーっ、……すー……」
「………」
「……姉さんの身体の匂い……」
「…下着、替えないと」
「母さん、雪としたこと、わかるかな」
「先輩との関係だって、みんなすぐにわかった」
「僕は、人に秘密にするのが、苦手だ」

「僕は、……姉さんとの関係は、どうなるんだろう」
「姉さんは、僕が考えていたのよりも、ずっと弱かった」
「僕は、姉さんを守ってあげないといけないのかもしれない」
「姉さんは、…僕に守ってほしそうにしている」

「姉さんの身体は、小さくて、でもしっかりしてて、でも優しい身体だった」

「雪、…雪。僕の姉さん、雪」

「…眠れない。本でも読んでいよう…」

183 :
まだかなまだかな

184 :
------------

「雨」
「…………雪。…」
「20時?………」「もう夜だよ」
「……よく寝たわ…雨…うう…」
「水、持ってきたよ。ほら。…あと、服着なよ」
「……私、シャワー浴びてくる」
「うん」
「シーツが、ドロドロになってるわ」
「…ごめん」

「……ここ、…べたべたに…雨ので」

「早くシャワー浴びてきなよ。風邪引くから…」
「そうね」
「ん…」
「雨……あ、ううん、じゃ、ちょっと待ってて」
「うん、僕は本読んでる」

185 :
---

姉さんの匂いで、むせ返りそうだ。
僕は。
姉さんの体温に、身体が蒸されそうだ。
何だか頭が働かない。
こんな気分、子供の頃、かすかに記憶がある。
とても懐かしい気分だ。
姉さんの近くにいたとき。身体がぴたりとくっついていたとき。
あの頃はいつも姉さんと一緒にいたな。
姉さんに手を引っ張られて山の奥に連れ出された。
姉さんが僕の手を握る感触、今でもよく覚えている。
姉さんの息づかいも覚えている。僕ら二人とも、息を荒げて、山を駆け上っていた。
稜線までたどり着いて、姉さんがぎゅっと抱きしめてくれた。
耳のそばで姉さんの荒い吐息がかかった。
姉さんの吐く息の匂いも何となく覚えている。
いつも姉さんは峰の一本木におしっこをかけた。僕も、姉さんの真似をして木の付け根におしっこをした。
僕はおしっこをした後、身体を震わせて地面に這いつくばる癖があって、
姉さんはいつもその僕の振る舞いを笑った。

186 :
雪のおしっこ嗅ぎたい

187 :
興奮がまだ冷めていない僕らは、お互いに狩りごっこをしてじゃれ合った。といっても、僕は、姉さんにやられっぱなしで…
僕は姉さんにかまってもらえたら、それでよかった。だって、周りは知らない場所で、虫や爬虫類や動物がたくさんいたから。怖かった。
姉さんは汗の匂い、唾液の匂い、出したばっかりのおしっこの匂いが濃厚に混ざりあっていて、鼻腔から僕の頭の中を強く刺激した。
その匂いと熱と湿気、姉さんに噛みつかれる感覚…それらがあわさって、僕はまるで、姉さんの体内に溶け込んでいってしまったような気分になった。

………姉さん、もう上がったの?早いね。うん、僕はね、こう、姉さんの匂い、懐かしいなって思ってた。
いたっ!雪っ、……だって本当なんだから。姉さんと小さい頃じゃれ合ってた時…

188 :
…ねえ、姉さん。
姉さんのことが、僕は、うらやましかったんだ。
僕は、…あの、快活で社交的な姉さんが、まぶしくて仕方なかった。
うん、姉さんと一緒にいたら大丈夫だって、安心してたよ。
姉さん、変わったね。姉さんはいつから変わったんだろう。いや、姉さんは何度か、姉さんの人となりが変わった気がする。
僕は、ずっと山に行ってて、家に帰ってもすぐに部屋に戻って本を読んでた。
姉さんが学校でどんなことをしているのか、どうやって楽しんでいるのか、わからなかった。
姉さんと顔を合わせると、何か気まずかった。姉さんは真っ当に人間の道を進んでいて、僕はもう絶対に追いつくことはできないと感じた。もう遅いって。
僕はもうおおかみとして生きていかないと、姉さんみたいになれないって。

189 :
「…ダメだな、僕は。こんなに話すと、疲れてしまう。もう、頭が動かない」
「雨、小さい時も、山のことはよく話してたわ。私が途中で、うんざりしちゃうくらい……雨、賢いんだから…もう、ほら目を開けて」
「………本を読むのは、………好きだったけど…学校は……う…僕には…合わないな」
「雨、おおかみ耳出して」
「……ん」
「もじゃもじゃしてる」
「……姉さんだって…」
「触ってみる?」
「…………姉さん…」
「すごく久しぶり。ほら、触ってみて、雨」

190 :
「ああ、姉さん…!姉さんも、立派なおおかみ耳だ…!」
「あっ、ちょっと、ちょっと待って、雨っ、ちょっとっ、…今コンタクト外すから…外したら触っていいよ」
「何だよ、それ」
「秘密」
「………雪」
「ほら見て」
「おおかみの目だね」
「これ、…人に見られるのが、恥ずかしいから…このコンタクトをはめたら、こうやって、瞳が大きくなるの」
「……何…それ」
「私たち、普通の人間から見れば、何か変なのよ。…それでね、その理由がね、この目なの」
「誰も気にしないよ」

191 :
「私は、学校で…何か変だ、伊賀は何か変わっているってよく言われて……」
「変わってる?」
「伊賀は何か怖いっていう人がいるの」
「目のせいじゃない。…それにおおかみのせいなんかじゃない」
「そうだけど、そうだけどね、…これを付けていればね、ちょっとは、可愛く見えるでしょ?」
「…わかんない」
「女の子は私以外にも付けている人いるわ。ファッションよ」
「…ふうん」
「いたい、雨。爪たてないで」
「…ごめん」
「…不思議な気分。自分の耳のようで、自分の耳じゃない感じ」
「雪」
「ああ、うん…そうやって撫でられると、とても気持ちいい」

192 :
あは〜ん

193 :
何故あは〜んされたのか

194 :
単に広告のマルチ爆撃だったよ

195 :
ほ守

196 :
保守

197 :2013/09/07
投下もうないのかな?
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新米婦警キルコさんでエロパロ【FILE1】 (174)
都道府県擬人化してエロパロ2 (528)
愛するが故に無理やり…… Part9 (145)
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