2013年10エロパロ88: べるぜバブでエロパロ 2 (909) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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べるぜバブでエロパロ 2


1 :2011/10/28 〜 最終レス :2013/09/30
ここは田村隆平によるコミック『べるぜバブ』のエロパロスレです。
◆sage進行でお願いします。※メール欄に半角で sage と入力してください。
◆特定のキャラ、カプへの批判は禁止です。気に入らない作品はNG設定等でスルーして下さい。
◆SSは基本的に何でもOK。ただし、凌辱・スカトロ・ふたなり等、人を選ぶような作品は、投下前に注意書きをお願いします。
◆投下は極力まとめてお願いします。書きながらの投下は、他の人がコメント・投下し辛くなる為、お控え下さい。
◆次スレは>>960or480KBを超えたあたりを目安に。
◆荒らし・煽りはMK5です。構っても何のメリットもありません。徹底スルーでお願いします。
べるぜバブでエロパロ保管庫
http://wiki.livedoor.jp/beelze_ro/
前スレ
べるぜバブでエロパロ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1252162363/

2 :
>>1

それから前スレ投下GJ

3 :
>>1
乙です
テンプレ纏まってていい感じw

4 :
早速だけど、>>965さんのリクで。
続きは今夜投稿するんで、お待ちを。
「ほら、男鹿。一日早いけど」
学校の帰り道で古市が唐突に渡してきたのは「ご飯くん」のマンガだった。
「何だよコレ?」
「何って・・・誕生日プレゼントだろうが」
男鹿は数秒間固まり、「あ〜サンキュ」とだるそうにマンガを受け取った。
「やっぱ忘れてたか」
「家族も誰一人覚えてないだろうしな」
「もしかしたらサプライズかもよ?」
「あいつらがすると思うか?」
古市は黙り込んでしまった。男鹿と古い仲の古市は男鹿の家族の性格を承知している。
「待て男鹿諦めるな!必ず俺以外にも祝ってくれる人はいるはずだ!」
「別に祝ってほしくねーっつの」
男鹿が家に戻ると、家の中は見慣れたいつもの光景だった。
姉は寝ころんで雑誌を見ていて、母は夕飯の支度をしている。
二人とも誕生日の話を切り出す気配はない。
「やっぱりな・・・」
自分の部屋に入ると、ヒルダがベル坊の世話をしていた。
「早かったな」
「まあな」
「貴様、明日は誕生日なのであろう?」
「まあな」
ヒルダは笑みを浮かべベル坊から男鹿に目を移した。
「極上のプレゼントを用意してやる。楽しみに待ってろ」

5 :
・作品は完成してから投下
・作品を書き上げたらパソコンで推敲
1レスあたりの文字数及び行数を踏まえ、無駄にレスを消化しないようにする
・あくまで公のスレであって日記帳ではないことに注意
・馴れ合い、誘い受けはしない

同じ書き手としてこれらのことを守れないなら投下しない方がいいと思う
余計にスレを駄目にしてしまうよ

6 :
(イヤな予感が・・)
その日は特に変わったことも無く、終わった。
そして翌日。男鹿の誕生日。
普段通り古市と共に学校へ向かう。
「よう男鹿!プレゼント貰うあてはできたのか?」
「ヒルダが用意するとか言ってたな」
「ヒルダさんが!?お、男鹿!そのプレゼント俺にくれ!頼む!」
「何でだよ・・ま、別にいいけど」
「サンキュー!」
よほど嬉しいのか、古市は満面の笑みで喜んでいる。
学校に着くと玄関に、見慣れた顔の女子がいた。
「おっ、邦枝」
「あっ、お、おはよう」
古市は上の空で気づかない。
「どうしたのコレ・・」
「ヒルダから貰う誕生日プレゼントやるっつったら・・」
邦枝は目を丸くした。
「あんた今日誕生日なの?」
「まあな」
(知らなかった・・)
教室内
(男鹿の誕生日かぁ・・何かあげようかな)
「姐さん!」
「!?ねっ、寧々!?」
目の前には鬼のような形相の寧々がいた。
「姐さん・・なんでそんなに上の空なんですか?まさか男鹿ですか?」
「うっ・・」
遠くから見ていた由加も、話に参加する。
「まさか・・・ついに男鹿っちに告白すか!?」
「違っ!そ、そんなんじゃないってば!」
邦枝は頬を赤らめ否定する。

7 :
>>5
ごめん。
パソコンじゃないんだ。かといって携帯でもないけど。PSPでやってるからねぇ〜
細かいルールとかわかんないんだ。
以後気をつけます。

8 :
リアは帰れ
ぶつぎり投下したいならブログでも借りろ

9 :
まぁ荒れる原因になるかまとめて投下がいいかもね

10 :
今何か書いてる途中けど、携帯だし止めといた方がいいかな?
荒れたら申し訳ないし

11 :
全然オッケーです。気長に待ってます。
・・・と言う自分みたいなのもいるだろうけど、
「結局のところ、
『書いて下さい』
『雑音は気にせずに自分のペースで投下して桶』
やら、催促してもらいたいんだよね?
そうでなきゃあサクサク投下する罠」
という人もいると思うので、>>1をよく読んで
自分で決めた方が良いのではないでしょうか。

12 :
>>11
御指摘ありがとうございます、
とりあえず出来たら考えて投稿してみます

13 :
全裸で待機なう

14 :
とりあえず最後まで投下します。俺が原因で荒れてしまったら本当にごめんなさい。
邦枝は頬を赤らめて否定する。
「由加!バカなこというんじゃないの!」
邦枝は数秒寧々を見つめ、寧々たちにプレゼントのことを話した。
「あ、あのさ、お、男の子って何貰ったら嬉しいのかな?」
寧々と由加は目を丸くして数秒固まった。
「ねねね姐さん?だだだ、誰に渡すつもりなんですか?」
「えっと・・・」
「男鹿っちすね!!!」
由加の声が倍大きくなる。
「由加!声が大きい!」
「ま、ままままさか姐さん。ほ、本当に・・・?」
邦枝は頷き、人差し指の先端をくっつけたり離したりしている。
「だって・・・誕生日だっていうから」
「私は認めませんよ!」
「いいじゃないすか!姐さんが男鹿っちに・・グフフ」
「だから声が大きいって!」
二人はやむことなく喋り続けている。
「あ〜もういい!」
邦枝は二人を振り切って屋上に向かった。
「ん?」
「おおお男鹿!!」
屋上では男鹿が一人で昼食を食べていた。
「頬赤いぞ。熱あんじゃねーか?」
「だ、大丈夫。(今直接聞いちゃおうかな)」
「お、男鹿。ヒルダさんから何貰うの?」

15 :
「さあな。極上のプレゼントとか言ってたけど」
「そ、そうなんだ。(何も分からない・・)」
昼食を食べ終わった男鹿は、教室に戻ろうとしていた。
「あ、ちょっと待って!」
慌てて止めようとした時、石に躓き男鹿に抱きついてしまった。
「大丈夫か?」
「ご、ごごごめん」
邦枝の顔がさらに赤くなる。
男鹿は行ってしまった。
照れからか、止めることは出来なかった。
「自分で考えるかぁ・・・」
そして放課後。
邦枝は一人で下校していた。
(服だと男鹿の好みとかあるし・・・筆記用具だとちょっと安いし)
結局プレゼントは決まらず、家まで着いてしまった。
「はぁ・・」
憂鬱になりふと空を見上げると、電信柱の先端にベル坊を抱いたヒルダがいるのが分かった。
「あっ、ヒルダさーん!」
ヒルダも邦枝に気づき、電信柱から飛び降りた。
「ふふ・・・」
「?」
「男鹿へのプレゼントに困っているのか?」
邦枝は心底驚いた顔で、「何で分かるの?」といい返した。
「奴が喜ぶプレゼントを教えてやろうか?」
「わ、分かるの?」
「まあな」
邦枝はヒルダに近づき、ヒルダを問いつめた。
「あいつが喜ぶプレゼントって何?」

16 :
「あいつは最近坊っちゃまと私がいるせいか、性行為をしていないようだ。だから貴様が解消してやれ」
邦枝の顔がトマトの如く赤くなる。
「ば、ばばばバッカじゃないの!?そ、そそそそんなこと出来るわけないでしょ!私したことないのに・・」
「問題はないはずだ。恋愛感情があるのならな。それにもちろん私も手伝う。これは私とお前でつくる男鹿へのプレゼントだ。極上の、な」
「て、手伝うって?」
「今、男鹿の家族は大阪に行かせている。邪魔は消したということだ。」
「け、けど・・嫌がられないかな?」
邦枝はさっきよりは平静を取り戻したようだ。
「それは絶対にない。安心しろ。うまくやれよ」
ヒルダはそう言い残し、どこかへ消えてしまった。
「・・・ごくっ」
その夜。
「何で誰もいねーんだよ」
ピンポーン・・・
「誰だこんな時間に・・」
ドアを開けると私服姿の邦枝がもじもじと立っていた。
「邦枝?」
「あの・・中入ってもいいかな?」
中に入ると、邦枝はキョロキョロと家の中を見回した。
「何の用だよ?」
「今日さ、た、誕生日なんでしょ?」
「ああ」
「プ、プレゼント持ってきたんだ。」
「おお、サンキュ!・・ってみた感じ持ってねーけど」

17 :
邦枝は心の中でえいと気合いを入れて、男鹿を押し倒し、その上に乗って騎乗位になった。
長い髪が床につく。
「うお!?何すん・・」
「好きだよ・・男鹿」
「!?」
邦枝が自分の唇を男鹿の唇に重ねる。そしてすぐに舌を絡ませる。
「お、お前何やって・・・」
「誕生日プレゼントでしょ・・・」
再びキスをする。邦枝は緊張しながらも、男鹿のモノに手を乗せる。すでに固くなっているのが分かった。
「(こ、これでいいのかな)私でも感じてくれるんだ・・・」
邦枝は男鹿の顔を見つめ三度目のキスをした。
ゆっくりとズボンのチャックを開けると、固くて熱いモノが顔をだした。
(これが男鹿の・・すごい臭い・・)
それを見た邦枝は自分の服や下着を脱ぎ捨てて、自分の胸を男鹿の顔に押し当てた。
「お、おい、ちょ・・」
「ふふ・・・」
邦枝は軽く微笑み、自分の秘部を男鹿の顔に近づけて、男鹿のモノを口にくわえた。
「気持ちいい?」
「くっ・・・」
男鹿も我慢を切らし、邦枝の秘部をゆっくりと舌でなめた。
「あっうぅ・・(男鹿が私のを・・)」
数分その状態だったが邦枝がしびれを切らして、男鹿のモノを自分の秘部に当てた。
(これが私の胎内に・・・)

18 :
「お、おい。せめてゴムを・・」
「んっ・・いつっ・!」
男鹿が止めようとしたが、邦枝はすでに挿れてしまっていた。
邦枝の秘部から血が流れる。
邦枝は痛そうにしていたが、すぐに腰を振り始めた。
「ぐっ・・やべっ・!」
あまりに気持ちがよく、男鹿は邦枝の胎内に射してしまった。
それでも邦枝は腰を振るのを止めない。
「んっ・・ああぁ!」
しばらくして邦枝は絶頂を迎え、男鹿の胸に倒れ込んだ。
「子供できたらどうすんだよ・・」
「・・・」
数年後
男鹿の家には新たに嫁と一人の子供が増えた。
流石に母や父には反対されたが、ヒルダのフォローのおかげもあり、すぐに解決した。
「あなた〜朝ご飯できたよ〜」
「貴様、いつまで寝てるんだ」
男鹿は新たな光景を目にして思った。
いつまでもこんな毎日が続けばいいな、と・・・
以上です。
こんな感じのクソみたいな作品でよければリク下さい。
次からはちゃんとまとめてからだします。

19 :
とんでもない、男鹿×葵作品ありがとう!
俺は文才ないから上手く長文書ける人が羨ましい…
暇だし何か書けたら上げてみるよ

20 :
おつかれー
男鹿葵ごちそうさま!
やっぱりまとめは量にもよるけど、ある程度はしておいた方が無難だったかもね。
まぁ次以降気をつけていけば良いさー
あんまり気にし過ぎて、作品に響くのは良くないしね。

21 :
最近の本誌展開で男鹿ヒルに燃え滾ってる…
誰か男鹿ヒルを書いて下さる神はおられんか!?

22 :
男鹿ヒルかあ…両方ドSだから難しいw

23 :
いや、ヒルダはM属性になれるんじゃないか?

24 :
文才ないからこんなしか書けない。
クソSS

いつも通り家に帰る男鹿。玄関を通り、階段を上がる。
「疲れたなあ、とっとと荷物置いたら風呂入るか。」
ガチャッ!
「よおヒルダ…ってブハッ!」
部屋に入るなり男鹿が見たものは、際どい水着姿に着替えたヒルダだった
「貴様か。ちょうどよい、どう思う?」
おそらくその水着のことを言っているのだろう。
確かにいつもは見ない姿に少しかわいいと感じたのも事実、
だが如何せん疲れたのと嫌な予感がするのとで、深く突っ込むのは止めておこうと思った。
「ああ、いいんじゃね?じゃ俺は風呂に入るから…」
「待て。」
「何だよ、うわっ!」
ズシャ
肩を捕まれた男鹿はそのまま地面に仰向けに倒された。肩を両手で押さえられ、ヒルダは男鹿にそのまま馬乗りする格好となった。
さすがに悪魔、凄い力だ。おまけに腹も減って全く力が入らず、両手を退かそうとしても上手くいかなかった。
「おい何しやがる!早く風呂に入らせろ!」
「ふん…。すぐに入らせてやるさ。だがしばし待て。」
「というかヒルダ、まず服を着替えろ!さもないと…」


25 :
言い終わらない内に男鹿は下半身に違和感を感じた。
見ればヒルダがチャックを開け男鹿のモノを掴んでいた。
ヒルダはふっと笑っているが、目は支配的だ。
「はっ、立派なものだな。溜まっているのか?」
見下したようにヒルダは言う。
男鹿は何とか虚勢を張ろうとするが、さっきから微妙に動かしてくる手が、いつの間にかソレを大きくさせていた。
「おい、ふざけんな!いい加減に」
「まあそう怒るな。私はお前の家に世話になっているからな、たまにはお前にも『いいこと』をしてやらねばな。」
そう言ってヒルダは男鹿のモノを口にくわえた。 大魔王の奉仕でもしていたのだろうか、テクニックは素人のそれではなかった。
「うっ…。」
さしもの男鹿もあまりの快感にもう抵抗はできない。
ジュルッ、ペチャッ
「ヤバい、出る…」
ビュルッ
最近まともに自慰行為をしていない男鹿は大量の液体を口内に吐き出した。
【つづかない】

26 :
>>24>>25
GJ

27 :
前の長編リクの続き

「男鹿・・・あまりジロジロ見ないでよね」
「く、邦枝マジでやんのか!?」
「やらないと体離れないし・・・」(別にこのままでもいいけど・・)
「まぁ や、やるならと・・止めねーけど?」
「あんまり見ないでよ?」
「お、おう頑張るわ・・」
邦枝は顔を真っ赤にしながら服を脱いでいく。
「・・・・っ」(横で脱がれたら少し気になっちまうだろーが・・いや、今は離れれねーから無理か・・)
「もう大丈夫・・」
「おう・・・出来れば早く作ってもらいてーんだが」
「わ、分かった」
2人とも顔を赤くしている。
30分後
「出来たけど・・」
「うおー!!けっこー早いな!」
夕食はカレーだ。
「オレこれ好きなんだよな!!」
「よ、よかった〜」
ブフォ!!!
「邦枝少し胸見えてる・・」
「え!!!」
邦枝は自分の胸を手で隠す。
「服・・・着て来いよ。なんか色々とあぶねーから」

28 :
「うん。でも男鹿も来ないと・・・」
「あ!?なんでオレまで・・・あっそうか、体がくっついて・・・」
邦枝は服を着始める。
「も、もういいか?」
「もう少しだけ待って」
(あーくそっ!なんかすげー気になる!!)
「いいわよ・・」
男鹿はその言葉を聞いてやっと夕食を食べることが出来た。
男鹿部屋
「マジで邦枝って料理うまいよな〜」
「ありがとう」
『パパパパッパラ〜!3つ目の指令クリアおめでとうございま〜す。夫役の人2回も鼻血だしてましたね〜(笑)』
「うっせーな!!つーかなんで知ってんだよ!!!(怒)」
『さぁ〜て4つ目の指令いくよ〜!』
「無視すんじゃねー!!!」
『4つ目は2人で風呂に入ってもらいま〜す。そこでは妻役の人は夫役にフツーに体を洗ってあげます、が夫役の人は少し違います!!』
「あ!?」
『手です!手で妻役の人の体を洗って下さいね〜!』
「「・・・・・・・・」」
「っんだよ じゃぁどーせ裸見られるんじゃねーか・・・」
(ど、どうしよう私・・そんなに胸とか大きくないし・・って何考えてんの私!!)
男鹿はすくっと立ち上がった。
「うわっ!」
「わり いきなり立ったからな・・・風呂入りに行こーぜ」
「うん・・」(こいつ恥ずかしくないのかしら)
風呂場
パサッパサッ
男鹿は恥ずかしくないのかさっさと服を脱いだ。
「早く脱げよ。お前が脱がねーとオレが入れねーじゃねーか」
「・・・・・」
邦枝の目線は男鹿のある所に釘づけになっている。
(男鹿の・・・思ってたより大きい・・・・)

29 :
アニメは虎静をかなり押してるな
先週のロリ虎ロリ静とか今週のやり取りとかニヤニヤしちまうわ

30 :
古市妹とラミアが古市を巡って睨みあう
ラミア「あんたは、これが好きだったよね」ドン
妹「ふっふっふっ甘いわねお兄ちゃんは、(以下考えてません」なにかをドン

31 :
原作でもありそうなシチュエーションだなw

32 :
>>27>>28
ありがとう
続きにwktk

33 :
男鹿葵すげー!!
えろいわぁ

34 :
>>28 男鹿 葵いいね!
男鹿の鈍感さも原作に近づいてます!

35 :
>>28>>33
とりあえず下げろよ…

36 :
>>35
sageの意味が分かんないんじゃないか?
とゆうかアニメみてたら葵書きたくなってきた!
誰かシチュエーションのリクください!

37 :
修業中に葵が酔ったシーンからの続きを期待

38 :
テンプレに詳しく書いてくれてるのに分からないってのは
言い訳にもならないと思うぞ

39 :
なんでsageないか理解できん
>>37
じゃそれで。少し時間かかるかもだけど待ってて下さい。

40 :
期待してるぜ
そろそろクレクレだけじゃなく俺も書こうかな

41 :
おー書け書け。
俺もいいネタが思い浮かんだら古ラミのSSを投稿すんわ。
古市は性的な事に積極的だから描き易いというか動かし易いよね。
ラミア以外にフラグ立たないかナ。

42 :
だから下げろって
このスレはガキばっかりか?

43 :
何であげちゃいけないか分かってないんじゃね?
今このスレ丸見えだぜ、上がりすぎて

44 :
リアばっか……

45 :
ヨルダさんちゅっちゅ

46 :
>>42
俺も23歳だからあまり偉そうにいえないけど
下げない人は未成年なんじゃないか?・・と思われてしまわないためにも、>>41さんは下げたほうがいいよ 

47 :
あんたも大概だよ
まずはその名前欄外せ
必要なのはせいぜい投下する時くらいだろ
誰も聞いていない年齢語り出したりとか気持ちが悪い
ここはあんたの日記じゃないんだぞ

48 :
うぜーな
いちいち食ってかかるなよ

49 :
俺も名前欄は外した方がいいと思うぞ

50 :
なんか荒れてきたねぇ。
喧嘩はめっめっよ♪

51 :
藤林丈司は変態

52 :
>>47 >>49
すみません。外します。
俺なんかがいうのもどうかなと思うんですが、仲良くやりましょうよ。
職人さんが減ってしまっては嫌ですもん。

53 :
媚薬ネタ考えてる、てか書いてる
ただどうしても前措きがかなり長くなっちゃうよ
ホント、簡単そうにまとめる職人さんはつくづくすごいわ

54 :
放課後の空は真夏の青空が広がってるのに私の気持ちは雨模様。
葵「はぁ〜。」
自然と出る溜息が憂鬱。
葵「今日は会えなかったな…。」
私の頭の中はいつもあいつばかり。
授業中もあいつのことばかりで
全く頭に入ってこない。
まぁ、みんなうるさいから
授業なんか受けれる環境じゃ
ないんだけどね…笑
葵「あぁ〜、駄目駄目。しっかり
しないと!」
そういって立ち上がって後ろに
振り返ると、
男「いきなり立ち上がって大声出しやがったからびっくりしたじゃねーか。」
葵「お、お、男鹿?!あんたこんな
とこでな、何してんのよ!?」
その時私の顔は塾したトマトのように
赤かっただろう…。
男「今日はいい天気だし屋上で昼寝してこうかなって…ってなんで邦枝はこんなとこに1人でいんだよ。めずらしいなっ。」

55 :

葵「わ、私たちは〜つまり〜」
(どーしよ、今日は男鹿に会えなかったから送ってで保けてたなんて言えないし…)
男「??」
葵「そう!いい天気だからちょっと
日焼けでもーて…(苦笑)」
男「あっそ。んじゃオレ寝るわ。」
葵「えっ?ちょっと…」
男「あん?なんだよ?オレは眠いんだよ。ほらベル坊も寝てるだろ?だからオレも寝るんだよ。」
(ベルちゃん、寝てるのか…なら
チャンスかもっ?)
葵「男鹿っ。」ズイッ
男「なっ、ちけぇーよ。」
男鹿の寝ようとしてた上に私がまたがる格好になっていた。もう男鹿とは数十センチ。
葵「ご、ごめん。すぐどくね。」サッ
ガシッ
葵「っ!?」
私の腕を掴むあいつ。
男「お前、髪キレーだな。」
葵「そ、そう?(やたっ!男鹿に褒められた!」
男「ちょっと隣に座れ。」
葵「あっ、はい!」
テンパる私。

56 :
男「………。」
葵「………。(どうしよ、私なにか喋らなきゃ。)」
葵「きょ、今日は、」
男「無理すんなよ。」
葵「えっ?」
男「お前、なんでも1人で片付けようとするから。」
葵「だって、誰も傷付くとこが見たくないから…。」
男「おまえバカかっ?」
葵「なっ!バカって何よ!」
男「バカはバカだ。1人だとお前が傷付いてしまうじゃねーか。」ニコッ
葵「……!!!」
男「だから1人で背負うな。オレも一緒に背負ってやるよ。」
葵「男鹿っ……。うん。ありがと。」
私は無意識のうちに男鹿にもたれかかって安堵の吐息をたてて眠ってしまっていた。
あぁ、私は間違ってなかった。

私はやっぱりこの人が「好き」






初めてのssです。
お目汚しすみません。
非エロの男鹿×葵です。
未熟な文才ながらも全力を
尽くさせていただきました。
好評でしたらまた書かせて
いただきます。
よろしくお願いします。



57 :
gj
なるほどそういうナレーションの仕方もあるのね。

58 :
GJ! 
イイと思うヨ。

59 :
ありがとうございます。
>>56のちょっとした続き
考えてるんで暫く待ってください。
今日中に投稿できたらと。
少し長めなので少しお時間を
いただきます。

60 :
ちょっとした>>56の続き
葵「あーっ、結構寝たみたいね。」
男「もう7時だぞ。陽暮れてきた
じゃねーか。」
葵「ごめんっ。」
男「ーーぐぎゅ〜〜っ。」
男「腹減ったー。」
葵「それじゃどこかに食べに行かない!?」
男「おおっ!それはいいなっ!」
葵「何食べたい?」
男「腹減ってるし何でもいいわー。」
葵(私の手作りとかどうかな?
男鹿は食べてくれるのかな?)
葵「私何か作ろうか?////」
男「今から材料買って作ってたら
オレが餓すんじゃねーかっ。」
葵「はははっ、そ、そうだねー。」
(男鹿のバカ…。)
男「おっ!もうあそこにしよーぜ。」
そこはカストというごく普通の
ファーストフード店舗。
この時間帯、高校生などと
年齢層が若い人たちが多く
みられるっ。
葵(こっ、これってデート?!
私達カップルに見えるかな?////)

61 :

男鹿は入るなり出てくる店員を無視
して座席に座る。
テーブル1つにイスが2つある席。
男鹿は奥の席に、私は手前。
男鹿はメニューを広げている。
もう決まったらしく早くしろと
催促してくる。
そういう男鹿もちょっと可愛い////
そんなことを思いつつ私は何を
食べるか決まり店員を呼び注文した。
男鹿はメガハンバーグの洋食セット、
ご飯特盛。私はミートドリア。
あと互いにドリンクバー。
男「さてと!ドリンクバー行くぞ。」
ボーッとしてた私の手を掴み
ドリンクコーナーに連れて行く男鹿。
葵(男鹿と手、繋いでるー!!)
私は平静を装いつつ男鹿の手を
握り返した。
葵(男鹿の手でかい…)
男「おい、ボーッとしてねーで
何か入れろよ。」
葵「えぇーっと…オレンジジュースで
いいっかー。それよりベルちゃんは
いいの?」

62 :
男「ん?あぁ、邦枝が寝てる間に
腹減ったーっていってたからミルク
やったらまた寝ちまったってわけ。」
葵「そうなんだー。」
(それじゃまだ起きないよね?)
男鹿はコーラを入れて私達は
席に戻った。
そして石矢魔の話やらしていていると
注文していた品がきた。
男鹿は5分間もかからないうちに
それらをたいらげた。
そしてさらにデザートに
チョコレートパフェを注文した。
私が食べた頃にチョコレートパフェも
やってきた。
男鹿がパフェを頬張るとこを
みていた。
男「ん?なんだお前も欲しいのか?」
葵「へっ?」
男「ほらよっ」
男鹿からパフェを受け取った。
葵(ど、どうしよう!男鹿のか、
間接キス?!キスなのかな?
でも男鹿が使ったスプーンを…)
男「いらねーのか?」
葵「も、もらうわよ!」
(えい!食べちゃえ!)
パクッ
葵「美味しい…」

63 :
いつも食べているお菓子以上に
美味しかった気がする。
それは男鹿がいて、男鹿と一緒に
一つの物を食べたという優越感が
あったからかもしれない。
(男鹿といるのってなんか落ち着く
なんだろう、この安心感。
私を満たしてくれるこの感じ
あなたと一緒にいれるだけで
こんなに私は幸せ。
ずっと一緒居れたらいいのに…
この時間ずっと続けばいいのに。)

そんな時間ももうすぐ終わり。
私達はカストから出て帰路についた。

つづく

64 :
いいねいいね!
葵愛好者の俺にはとっても嬉しい作品だw

65 :
描写が邦枝視点で生き生きしててイイ!


66 :
男「食った食ったー!」
満足そうな顔で叫んでる男鹿。
葵「男鹿は食べ過ぎなのよ。」
男「年頃の男はこんくらい食って
普通なんだよっ」
そんなくだらない話をしながら
帰路についていく私達。
葵(はぁ、もうすぐで男鹿とも
お別れかぁー。)
すこし気分が落ちる私。
男「どうした?腹でも壊したか?」
葵「えっ?だ、大丈夫よっ」
(変に敏感なんだから)
でもそのくせ恋には超がつく程
鈍感
2人(眠っているベルちゃんを入れたら
3人)無言で歩く時間が続く。
男「んじゃオレこっちだから。」
葵「うん。今日はありがとう。」
男「じゃあな。」
葵「じゃあね…」

67 :

2人(眠っているベルちゃんを入れたら
3人)無言で歩く時間が続く。
男「んじゃオレこっちだから。」
葵「うん。今日はありがとう。」
男「じゃあな。」
葵「じゃあね…」
男鹿はスタスタと歩いて行く。
葵(バカっ!私のバカ!なんで
じゃあね だけなの!他に話したい、
伝えたいことは山ほどあるのに。
私なにやってるんだろ…。)
(このままじゃなにもかわらない。)
(強くならなきゃ!)
(自分の気持ちに素直にならなきゃ!)
私は男鹿の後を走って追いかけた。
葵「会わないと、言わなきゃ。」
私は走った。
全速力で走った。
息が苦しくなるくらい走った。
髪がボサボサになるくらい走った。
どれくらい走ったのだろう。
私は息が切れてしまいその場で
止まってしまった。
男鹿はいなかった。
葵「ハァ、ハァ…っ」
見渡しても男鹿はいない。
葵「なんでいないのよ…。バカっ…」
私の目から一つ筋の涙が頬をつたい
地面に落ちる。
私はその場でうずくまり
泣き崩れてしまっていた。
葵「好きなのに…好きなのに…
なんで伝えられないの?
好きになるってこんなに苦しいの?」
私はひたすら泣いていた。

68 :

…………

「…………邦枝…。」


後ろから温もりを感じた。
葵「えっ?男鹿…?」
私は一体何が起こっているのか
理解できなかった。

男鹿が私を抱きしめてるという行為を

男「…けよっ。」
葵「え?」
男「泣けよっ。泣きたいだけ。」
私は男鹿の腕の中で号泣した。
でもさっきと違う涙。
悲しく、悔恨のない素直な涙。
葵「男鹿ぁ…、グスン、…」
男「なんだ?」
私は男鹿に伝えたい。




葵「ありがとう。」

69 :

男「あぁ、帰るぞ。送っていく。」
葵「うん。」
私達は立ち上がり歩いていく。
男鹿の手の温もりを感じながら
歩いてく。

葵(今はこれでいいっか。
焦る必要なんかないんだ。
私は私のペースでいこう。
けどいつかきっと伝えよう。)

"ありがとうね、男鹿。
大好き。
これからもよろしく"
ってね////


Fin.

70 :
とりあえず完結しました?
まだ気持ちを伝えていない葵ちゃんなので
また変わった形での続編は考えています(>_<)
自分も男鹿×葵大好きなんでついつい男鹿×葵を
書いてしまうというっ(汗)
また男鹿×葵だけでなくほかの人にも挑戦して
いきたいと思ってます。
シチュエーションのリクエスト、人物のリクエスト
あれば自分の乏しい文才を絞って書かせて
いただきます。
連続投稿失礼しました。
感想などあれば嬉しいです。

71 :
謙虚だねぇ
続編楽しみにしてます。
早速のリクですが、男鹿が奇跡的に風邪をひいて高熱をだしているが家には誰もいない。
そこに邦枝が現れ看病する、というのが見たいです。
自分も投稿する側なので難しいとは思いますが、できたらよろしくお願いします。

72 :
>>70
SSありがとう!
やっぱ葵ちゃんにはこういうのが似合うと思う、個人的にね

73 :
>>71>>72感想ありがとう!
嬉しい限りです(/ _ ; )
>>71に関してはリクあったのでさっそく
考えようと思います。
続編は暫く待ってくださいな。

74 :
男「ゔ〜ぅ〜っ、はーっクシュん!
ちくしょう、風邪ひいちまったぜ。
学校は休むか。古市にメール
しておこう。」
男「くそー、さみぃー。こんな時に
限って家に誰もいねぇーなんて。
家族はオレ以外に温泉旅行。
ヒルダに限っては、、、

回想
ヒルダ「なに?お前が風邪だと?
バカなのにか?」
男「そういうもんだいじゃなくて
本当にしんどいんだよっ!」
ベル「ダーダーヴゥー」
ヒ「坊っちゃま!駄目です!バカと
風邪がうつります!」
男「お前はひとこと余計だよ!」
ヒ「まぁちょうどいい。明日から
坊っちゃまの健康診断で2日ほど
魔界に帰るつもりだ。なぁに心配は
ないぞ。魔界の薬で坊っちゃまを
寝かした状態でいくからお前から
離れても大丈夫だからな。
あと、坊っちゃまに風邪を移されたら
たまらんからな。」
男「だからお前はひとこともふたことも
よけだっつーの!」

回想終了

とか言ってていねーし。」
ピピッピピッ
男「38.8℃かっ…これは本格的に
やべぇーぞ…。」
とりあえずベッドに横たわり
男鹿は眠りについた。

75 :

一方…学校では…

葵「えぇ?!男鹿が風邪引いた!?」
古「そうみたいなんですよ。」
東「バカなのになっ。」
葵「あんたも変わらないでしょう。」
古「邦枝先輩!これはもうこの古市と
二人っきりでお見舞いと称して
フルーツでも買いにデパートに
デートでもっ…ぐはっ!」
寧「あんた何姐さんに馴れ馴れしく
話しかけてんだよ。」
千「キモイ。」
古「すんまふぇん…」ぷすぷす…
葵(お見舞いかっ…案外いいかも?
何回か男鹿の家行ったことあるし…
いいかもしれないわっ。
いやっ、もしやこれって2人っきりに
なるチャンスじゃない!
聞くところ男鹿の家には誰もいない
らしいし…よしっ!)

葵「寧々!」
寧「は、はい!姐さん!」
葵「私、デパートに上手棒100本
買ってくるから帰るね。」キリッ
教室一同「言い訳ヘタクソすぎる…」
夏「そうなのか。それは早く行かなくちゃ
売れ切れちゃうよ。(これはおもしろいな)」
葵「うん。それじゃ先生によろしく。」

寧「姐さん…」

76 :

一方男鹿は…

男「ぐおぉーっ!.・zZZ」
寝ていた。

葵は男鹿の家の前に立っていた。
葵「どうしよう。インターホン押して
いいのかなぁ?寝てるかもしれないし。」
ガチャ
葵「開いてる…不用心な…」
葵「お邪魔しまーす…」
「ぐおぉー、がぁー、すーすー.・zZZ」
葵「なにやら物凄いイビキが…」
葵はイビキの出している音源に向かう。
葵「ここか…」ガチャ
ドアを開けると大音量のイビキをあげて
寝ている男鹿の姿があった。
葵(どうしよう。男鹿寝てるんじゃ起こすのも
悪いから手土産置いて帰ろうかな?)

77 :

そんなことを思いながら男鹿の寝ているベッドへ近付いていると、

葵「キャッ!!」
地面に置いてあったベル坊のおもちゃに
つまずいてしまった。
ドサッ
男鹿のベットに倒れこんでしまった。
隣には男鹿が寝ている。
葵(良かった、起きてなくて。
って、男鹿近っ!目の前に男鹿の顔…)
葵は男鹿に顔を近付け男鹿との距離は数センチ。
ゴクンッ
固唾を飲んだその時、
男「ふわぁー!」
男鹿が起きたのであった。
!!
葵は飛び起きた。
男「あー、うおっ!なんで邦枝がオレの
部屋にいるんだよっ?!」
葵「勝手に上がってごめんっ。
あの、男鹿が風邪引いて家は誰も
いないって聴いたから看病にって…」
男「ちょーど良かったぜ。オレ飯とか
どうしようかなって思ってたんだ。
昼飯作ってくれ。あー、後晩飯も。
後明日の朝飯もー、ってもうお前今日
ウチに泊まっていけ。」
葵(男鹿の家にお泊まりー?!////
しかも2人っきりで?!////
やったーっ!!って何言ってんのよ私。
看病のためよ、そう看病////)
「う、うん。それじゃ泊まらしてもらうわ。か、看病するためよ!」
男「??あぁ、よろしく頼むわ。」
葵「あんたいます熱どのくらいあるの?」
男「ちょっと計ってみるわー」

78 :
ピピッピピッ
男「38.8℃…かわんねー」
葵「39℃近くあるじゃないの。あんたはもう
寝てなさい。そういや男鹿昼ご飯
まだだったよね?」
男「おう。」
葵「それじゃ台所借りるわね。」
葵(思ってた以上にしんどそうだったなぁ…)
葵は男鹿のためにお粥を作った。
葵「お待たせー。お粥だけどできたわよ。」
男「サンキュー…あーだりぃ…」
葵「水分はいっぱい取りなさいよ。」
男「今食欲ねーから机の上置いといてくれ。
後で食うわ。」
葵「駄目よ!ちゃんと食べなきゃ!
わ、私が食べさせてあげるわ!」
フーッ、フーッ
葵「はい、あーん。」
男「おい、ってまだ熱!」
葵「まだ熱かった?」
フーッ、フーッ
(これくらい冷ませば大丈夫でしょ。)
「はい、口開けて。」


79 :

男「あーん、じゃねーんだな。」
葵「えっ!?ちょっ…」
男「さっきあーんって言ってたぞ?」
葵(しまった…洸太の時の口癖で…)
「な、何?して欲しいの?」
上目遣いになり問う葵。
男「はぁ?お守りとかやってんのかなぁーって思って聞いただけだよ。
ヒルダとかよくやってるからよ。」
葵「そ、そんなはずないじゃない!」
(危ない…バレるところだった…)
葵「そんなことより口開けて。
食べさせてあげるから。」
葵は男鹿にお粥を食べさせてあげた。

80 :
葵「食べたなら薬飲んでゆっくりしてなさいよ。」
男「ぐがぁーっ.・zZZ」
葵「って早っ!」
葵は特にすることもなく男鹿の寝顔を
見ていた。
葵「男鹿って寝ているときは無邪気で
可愛い顔しているのになー。ちょっと
ぐらい触っても起きないよね?」
ツンツン、ぷにぷに
葵(案外ぷにぷにー!気持ちいい〜)
葵は夢中になり男鹿をいじくりまわす。
葵「…男鹿の唇…男鹿ってキスしたこと
あるのかなぁ?」
(私はない。だから男鹿もなかってほしい。
だって…どっちも始めての方がいいもん。」

葵「私の始めて男鹿にあげる…」
チュッ
唇と唇が重なり合い短い合わせるだけの
キスであったが葵は今はそれでいいと
満足だった。
葵「これで男鹿は私な物♪
誰にも負けないんだから。ヒルダさんにも。」

(あぁ、ちょっと疲れたな。普段しないこと
しちゃったからかな?
でもいつか男鹿が起きている時に
してあげたい、してほしいな。
私も少し寝よう…)

81 :
とりあえず前半部分投稿しました。
えっ?まだ全然キュンってしないじゃん?
って思われた方々、まだキュン要素は
いれておりません。
後半にしっかり盛り込んでいくのでご安心を。
量が多くなりそうなので前半、後半に分けて
投稿していきます。
前半はいわば布石を打つためのものだと
思いキュン要素なしってことで。
後半は前半以上に楽しくしていきたいです。
皆の期待に添えない作品かもしれませんが
閲覧してください。
後半も期待をあまり膨らまさせすぎずに
待っていてください。



告葵お泊まり


82 :
乙です。
若干誤字が散見されるから投稿前にも一度確認してみて

83 :
>>81
リクした本人です。
ありがとう!GJ!

84 :
>>81さんの見てやる気が出たので、一気に投稿します。
>>37さんのリクで、男鹿 葵です。
「未成年になんてもの飲ませてんだ!」
薺は酒の飲み過ぎで酔いつぶれていた。
邦枝は、薺に飲まされた泡盛によって泥酔状態に陥っている。
「おがぁ〜そこすわりなさいよ〜」
酔った邦枝は男鹿の体をべたべたと触る。
「くっ、邦枝!」
「男鹿様。私は酔天様を運びます。」
花村は薺を運んで、部屋から出ていった。
「どーすんだよコイツ・・・」
邦枝は男鹿の頭をぺちぺちと叩いている。
「おい!しっかりしろ!」
「いいからあんらも飲みなさいよ〜」
(コイツ酔ったら絡んでくるタイプだな・・・)
時計を見ると、針は一時を回っていた。
「俺、もう寝るわ」
男鹿は邦枝を放置し、寝室に逃げ込んだ。
「ちょっとまちなさいよ〜」
男鹿は布団を被り寝たふりをしたが、すぐに布団を剥がされた。
「お前ももう寝ろよ!」
「え〜じゃあ一緒に寝よ〜よ〜」
邦枝は勢いよく寝ている男鹿に抱きついた。
「がはっ!?お前何やって・・・酒臭っ!」
「おがぁ〜」
邦枝はすりすりと、頬や体を男鹿になすりつける。
「ぐっ!」
男鹿は邦枝を振り切って、奥の敷き布団に逃げた。

85 :
「まちなさいよ〜」
邦枝も同じ動きで男鹿についていく。
男鹿は数秒で邦枝に押し倒され、先ほどと同じ体制になった。
顔と顔が数センチの距離しかない。
「おっ、お前!」
「ふふ・・ちゅーしようよ〜」
「お、おまっ!?何いってんだ!?」
「えっちなことしたいんでしょ〜?」
邦枝は酔いで、普段とは想像のできない姿へ変貌していた。
「んっ・・ちゅ・・」
邦枝は強引に男鹿にキスをし、男鹿の口内に舌を入れた。
邦枝とのキスで男鹿は平静を失いかけた。
「ちょっと待ってて」
邦枝は唐突に立つと、自らの服と下着を脱ぎ捨てた。
「ば、ばか!何やってんだ!早く服着ろ!」
「ここは反応してるけど?」
男鹿の股間は盛り上がっていた。
「条件反射だよ!つーか目を覚ませ!」
邦枝は男鹿を無視して、男鹿のズボンを下ろした。
「おっきいね〜アハハ」
邦枝はゆっくりと舌で男鹿のモノをなめた。
(もう止められねーな・・たぶん)
しばらく経ち、邦枝は男鹿のモノをなめるのを止め、自分の秘部を男鹿のモノにくっつけた。
「おい!せめてゴムつけろよ!」
邦枝は無視して、自分の胎内に男鹿のモノを挿した。
純白だった証拠の血が流れる。

86 :
「お前・・初めてを酔いに任せて・・しかも俺なんかに」
「うっ・・いつっ・・な、「なんか」じゃないわよ」
「?」
「す、好きでもない相手に・・こんなこと・・し、しないわよ」
「お前・・・」
それは邦枝の本心だと男鹿は感じた。
酔っていることで大胆になってしまっているが・・
「あ・・う・・っ!」
邦枝は自分から腰を振っていた。
まだ酔いが残っているのか、恥ずかしいのか、頬は真っ赤になっていた。
「ん・・あっ・・あぁぁ!」
「くっ・・!」
二人はほぼ同時に絶頂を迎えた。
そして翌朝
何事もなかったかのように、邦枝は朝食を食べていた。
(酔ってたけど・・忘れちゃいねーだろ)
邦枝は席についた男鹿の近くに寄った。
「ぼんやりとだけど・・覚えてるよ」
「・・・」
「順番・・変わっちゃったけど・・好きだよ、男鹿」

end
こんな感じです。
邦枝を少しエロくしすぎたか、と反省してます。
男鹿&葵のシチュでリクあればよろしくお願いします。

87 :
遅くなったけど28の続き

「!!」
男鹿は邦枝が自分の何処を見ているのかが分かった。
「邦枝って以外と変態なのな」
「え!!?」
「いや・・・オレのスゲー見てただろ?」
邦枝は今日一番顔を赤くする。
「んで、オレの見てどう思った?」
「・・・・・・大きいって・・思った・・・」
「ふーん。やっぱ邦枝変態だな」
「・・・・・」(何も言い返せない・・)
「早く脱げよ」
「う、うん」
パサッ
邦枝は恥ずかしながらも服を脱いだ。
「お前もオレが思ったよりは胸大きいな。邦枝のって70ぐらいかと思ってたけど・・80はあるな」
「あんたも十分変態じゃない・・・」
「まぁな」
「まぁなって・・・」
「さぁ風呂風呂」
ガラッと勢いよく風呂のドアを開ける。
「この指令をクリアしたらゴールか目の前ってもんだ!!」
男鹿はもうスピードで髪を洗っていく。
邦枝も出来るだけ男鹿に追いつこうと一生懸命髪を洗う。
「オレもう洗い終わったからあとはお前の体だけだな」
「はやっっ!!」
「邦枝が遅いんだって・・」
「私 女だから!髪長いから!!」
「お、おうそうか・・・」

88 :
15分後
「終わったわよ」
「・・・・・」
男鹿はボーっと邦枝の顔を見つめている。
「男鹿?」
「! おう!!・・どうした?」
「いや、髪洗うの終わったって・・」
「じゃぁ体洗うか」
「そうね・・」(男鹿・・どうしたんだろう)
ゴシゴシ
「・・・・・・・・」
男鹿は邦枝に体を洗われている。、が男鹿はまだ邦枝の顔をボーっと見ている。
「次、男鹿だよ?」
「・・・」
(また・・・)「男鹿!!」
ビクッ!!
「じゃぁ洗うぞ・・・」
「あっ男鹿・・その・・・指令って手じゃ・・・」
「そうだった・・な」
男鹿はゆっくりと邦枝の体に手を近づける。近づいていくたびに男鹿の顔もほんの少しずつ赤くなっていく。
やさしく、石けんで泡だった手が邦枝の体を洗いだす。
「・・・・」
じっと邦枝を男鹿は洗いながら見ている。
ボソッ
「何か言った?」
「ずっと見ていて思ったんだけどよぉ・・」
「?」
「邦枝って〜・・・」
「え!?もう一回言って」
「・・・やっぱ内緒にしとくわ!」
(いつもの男鹿に戻った?)

89 :
いいネ!

90 :
GJヨ〜♪(^o^)丿

91 :
すばらし〜

92 :
>>89>>90>>91
ありがとう!!
次回エロいく(?)からお楽しみに!!!

93 :
葵「うぅ〜ん。はっ!今何時?!」
辺りは真っ暗になっていた。
時計は20時を差していた。
そしてベットには男鹿の姿は見当たらなかった。
葵「男鹿は!?何処いったの!?」
葵は戸惑っていた。
しかしドアの向こうから男鹿が現れた。
ガチャ
男鹿「ん?何慌ててんだお前?」
葵「男鹿何処いってたの?」
男鹿「トイレに決まってんだろ。」
葵(いや、決まってはないと…。)
葵「それより体調の方はどうなの?」
男鹿「薬飲んで寝たから少しマシにはなったかな?」
葵「そう。なら良かった。晩御飯の支度するね。食欲ある?」
男鹿「おおっ。食欲ならバッチリだぜ。」
葵は台所に行きカレーの支度にかかる。
葵「辛いのは喉に悪いしちょっと辛さは控えめにしとこ。」
トントントントン…
約1時間後…
葵「出来たぁー!さて男鹿呼びに行くかっ。
男鹿ー晩御飯出来たわよー!」
男鹿「あいよー。」
葵・男鹿「いただきまーす。」
パクッ
男鹿「おっ、うめぇじゃん。邦枝料理上手いのな。」
葵「あ、ありがとう////」
男鹿「またなんか作ってくれよな。」
葵「うん、作ってあげる。お、男鹿だけのため「おかわり!!」
・・・。
葵「は、早いわね…。(なんで男鹿は私の話聞いてないの!?)」
男鹿「邦枝の料理マジうめぇー。お前みたいなやつが嫁
だったらいいのになぁー。」ニコッ
葵「えっ?今なんて?」
男鹿「お前みたいなやつが嫁だったらいいのにって言ったんだよ」
葵「男鹿…。」
男鹿「お、オレ汗いっぱいかいたしシャワーだけでも
浴びてくるわなっ。」
葵「うん、わかった。」
葵(あの男鹿にあんなこと言われた。男鹿は
私のことどう思っているのかな?
さっきの言葉に愛情があって言ったのかなぁ?
また勘違いとかじゃないよね?)
ジャーッ…
男鹿「あんな上目遣いでオレのためになんか言われたら…。
可愛すぎんだろちくしょう!」

94 :
TVを適当に見ていると男鹿がでてきた。
男鹿「邦枝もシャワー浴びれよ。着替えとかあんの?」
葵「着替え…ないのよね。」
男鹿「んじゃオレのスエット使えよ。
デカイと思うけど。
下着は姉貴の部屋にあるから適当に使っていいぜ。」
葵「ありがとう。じゃあいってくる。
男鹿〜冷えないようにしときなさいよ。」
男鹿「あいあい。」
ジャーッ…
葵「男鹿ってやっぱり優しいな。
(やっぱりあの優しさに惹かれたのかな?
あとちょっとかっこいいし////
でも他の女の子にも私と同様に優しいのかな?
なんか嫌。そんなこと考えると。
男鹿が私以外の女の子と話している所を見るのは嫌。
私は男鹿を独占したいんだ…。
まだ普通の友達なのにそんなことする権利はないのは分かってる。
でも私は少しでも男鹿との距離を縮めたい。
絶対私はあきらめない。男鹿が私のことを女として
見てくれるまであきらめない。)」
ガラガラ
葵「気持ちいい良かったわ。ありがとう。」
男鹿「おおっ。ところでお前寝るところ姉貴の部屋でいいか?」
葵「わ、私は男鹿の看病しなきゃいけないんだから
あんたの部屋でいいわよ。」
男鹿「風邪がうつるだろうが。」
葵「うつらないよ。大丈夫だから。」ニコッ
男鹿「なら、頼むな…。(なんて笑顔だよ…)」
男鹿「んじゃ布団引いとくぞ。」
葵「ありがとう。」
2人はお互い違う布団に入り消灯した。
葵「しんどくなったら起こしてよね。」
男鹿「すまねぇな。」
葵「ううん、そんなことないよ。おやすみ。」
男鹿「おう。おやすみ。」

95 :

……………。
葵(かと言ったけど緊張して眠れない。
こんな間近くに男鹿がいて寝れる訳ないじゃない。
はぁ〜。明日になったら男鹿との2人っきりの時間も
終わっちゃうのか…。
私はいっつも強がっちゃって本当の気持ちを表に出せない。
分かってる。分かってはいるけど…
いつも男鹿に毒を吐いてしまう。
本当はあなたが好きなのに…。
なんでこの二文字を言えないだけでこんなに辛いんだろう。
この二文字を言えたらどんだけ楽になれるんだろう。
私は伝えたい。でもできない。
私は弱い…)
「バカ…。」
私は知らないうちに涙が流れていた。
自分の弱さに苛立ちどうしようもできなく泣いてしまった。
葵「…男鹿…」ボソッ
男鹿「邦枝」
葵「男鹿?起きてたの?」
男鹿「眠れねーんだ。なんかモヤモヤしてやがる。」
葵「しんどいの?」
男鹿「そんなんじゃねーんだ。でもわからねー。
邦枝ちょっとこい。」
葵「えっ?今は待って。」
男鹿「いいから早くこい。」
男鹿は葵の布団にいき葵の顔を見る。
男鹿「なんで泣いてんだ…?」
葵「…見ないでよ。男鹿に見られたら余計に
泣いちゃうじゃない…」
男鹿「邦枝…」

96 :

葵「なんで男鹿は私のこと女として見てくれないの?
私じゃ駄目なの?私はこんなに頑張ってるのに。
なんで気付いてくれないのよ!
なんで…なんで!!
私は…私は、男鹿のことが………」
葵が言葉を発するその刹那、
葵の口を男鹿の唇が塞いでいた。
男鹿「オレがお前のこと女として見てなかったら
こんなことするか?」
男鹿は葵を抱きしめる。
葵「ゔぅ〜男鹿のバカぁ〜!」
男鹿「そうだな。オレはバカだな。
邦枝の気持ちに気付けなかったんだから。」
男鹿「邦枝、ありがとう。」
葵「男鹿ぁ、だぁい好き!」
男鹿「オレも大好きだぜ。」
2人はもう一度唇を重ね合わせた。
さっきのよりも長くそして濃い時間。




今流れている涙は悲しい涙なんかじゃない。
ホッとした涙なんだ。
私はあなたという人を見つけた。
もうあなたを1人なんかさせない。



私がいるから…



Fin.

97 :
>>81の続きです。
え〜とりあえず完結しました。
誤字・脱字申し訳ないです。
なるべく確認しているのですが気づかない…
自分はまだまだですね。
少しでも皆さんの目の保養になってくれれば
自分はとても嬉しい限りです。
1人でも読んで頂けるかたがいるのなら自分は
書き続けます。
また投稿するのでコメント・応援よろしくお願いします。

p.s.
>>84さん自分にはエロが上手く書けないので
少し羨ましいです(>_<)
gjです。応援してます!
>>104さん続きがとても気になります!
早く投稿してくださーい!
とても上手にまとめていて尊敬します!
自分も精進していくので頑張りましょう!
gjです。応援してます。

98 :
>>88の続き
男鹿部屋
『パパパパッパラ〜!4つ目の指令クリアおめでとうございま〜す!』
「マジでまいどまいどウゼーな、この魔界のおもちゃ・・・」
『さ〜て、いよいよ最後の指令で〜す!』
「この指令が終わったらもとに戻るのね?」
『もちろん! でわ5つ目の指令を言いま〜す!!ジャカジャカジャカジャカジャーン!!2人にはセックスをしてもらい中出しをしてもらいま〜す!!
中出しが終わったら自動的に体は離れるから!ガンバ!!』
「「はい!?」」
2人は顔を見合わせる。
「「はいぃぃぃっ!!!?」」
「セックス!?中出し!!?このおもちゃぜってーふざけてんだろ!!」
「中出しってよく知らないけど子供が出来ちゃうんじゃ・・」
「「・・・・・・・・」」
2人とも黙ってしまう。
「・・オレのベッドに横になれよ・・・」
邦枝は言われるがままにベッドに横になる。
(男鹿の匂いがすごくする)
「め・・目ぇつぶってくれねぇか・・」男鹿はベッドに上がり邦枝をまたぐ。
目をスッと閉じた邦枝の顔に男鹿は顔を近づけていく。
ドクッドクッドクッ
鼻と鼻が触れあと少しのところだった。・・が、男鹿は一端近づくのを止めた。
(クソッ、緊張しすぎでか思うように先に進めねぇ)

99 :
セックスさせるオモチャって一体…。(゜o゜)
面白いから別にイイけど♪

100 :
>>97
乙です!
自分もそのうちupできると思います、頑張ろ〜

101 :
男鹿×葵が多いな。たまには男鹿×ヒルダやエン王×ラミアのもみてみたい。ところでエン王のエンはどうゆう字だっけ?

102 :


103 :
>>99>>101
ちゃんとsageないと荒れちゃうから・・・

104 :
SS続いてる間は投稿しない方が良いかな?

105 :
>>104
一時間ぐらいなら待った方がいいかもしれんが、半日経ったしいいんじゃない?
なるべくならまとめて投下して貰えるとうれしい。あらすじ忘れちゃうんだよね

106 :
そっか一応半日を目安に投下で大丈夫なのかな?
もうちょっと添削してから投下したいなと思ってたんだけど、タイミングがわからなかったから…
ありがとう。

107 :
>>97
>>84です。
いやいや〜エロなしでもすばらしかったですよ。
個人的には男鹿×葵が一番好きだから、最近このスレ見るのが楽しみでしょうがないw

108 :
>>98の続き
「ど、どうしたの」
「いや、なんでも・・・」
男鹿は再び邦枝に顔を近づける。
「んっ・・」
邦枝と唇が重なる。
(男鹿の唇けっこーやわらかい)
「・・・・」
男鹿は邦枝の舌に自分の舌をからめると、片一方の手で器用に上の服を脱がしていく。
邦枝も男鹿の服を一生懸命脱がしていく。
男鹿が邦枝のブラに手をかける。ちょうどそのころには邦枝も男鹿のズボンを脱がし終わった後だった。
男鹿の下着の中のモノはパンパンだ。
「さっき風呂場でオレが言ったの・・・あんまりたいした事じゃないぜ?」
「なん、なの?」
「邦枝って近くから見てみるとけっこーかわいいよなって・・・」
邦枝は一気に耳まで赤くする。 男鹿は邦枝のブラをはずすと胸をやさしく揉み始める。
「んぁっ!あぁ!!」
「やわらかいな・・・」
「男鹿!そこはちょっと・・!!」
男鹿は胸の突起物を軽く摘む。
「ひゃんっっ!」
邦枝の体は摘む度に少し跳ねる。男鹿はそれが楽しかったのか邦枝の突起物に吸い付く。
「あぁ!!あんっ!」
男鹿は邦枝の左胸をを揉みながらショーツを見る。
「お前もうトロトロじゃねーか・・・感じすぎだろ・・」
「だって・・!んあぁ、あぁぁぁっっ!!」
男鹿はショーツの上からだが邦枝の秘部をやさしく下から上へと触り、同じように下から上に舌で舐め上げた。
「あんたさっきまでおもちゃにふざけんなって言ってたわりには、ノリノリじゃない・・・」
「お前もな」
「・・・」
もう少しでこのリク終わっちゃうから誰か男鹿葵でなんかリクお願い!!!

109 :
男鹿は自分の下着を足首まですりおろした。風呂場のように邦枝は男鹿のパンパンになっているモノに釘付けになっている。
「触ってみろよ・・・」
「いや、別に・・・」
「いいから」
邦枝の手を自分の秘部に持っていく。
「・・すごく・・・硬い、ね・・・」
「だろ?それだけオレが興奮してるって事だ・・」
男鹿は邦枝のショーツを脱がす。
「ちょっ・・・!」
「さて・・・そろそろ指令クリアしますか」
男鹿が邦枝の膣内にどんどん秘部を入れていく。
「痛っ!」
「大丈夫・・・邦枝ならすぐに気持ちよくなるって・・」
「痛・・・いっ」
男鹿は軽くキスをする。何かにぶつかった所で一端動きを止める。
「気持ちいいだろ?」
「す、少し・・ね」
邦枝は男鹿にキスをした。今度は邦枝から舌をからめてきた。
下と上が繋がった状態で男鹿はやさしく胸を揉む。
「あぁ・・・」
「そろそろ動くぞ」
腰を少しずつ動かしていく。
「んあぁぁぁぁ!!」
「・・・・・」
男鹿は邦枝の髪をなでキスをする。腰の動きも速くなっていく。
「あぁ・・イク!イッチャう!!」
ドピュッ
男鹿と邦枝の体は離れている。
「男鹿・・・」
「っんだよ・・・」
「・・・今日泊まっていい?」
「いいに・・決まってんだろ」

110 :
>>108
ではリクします。
葵の家で男鹿と葵が二人でクリスマスを過ごすというのが見たいです。
なるべく初々しい感じでお願いします。

111 :
たまには他のカプssも見てみたいな

112 :
とりあえず古ラミ描いてる

113 :
>>112
待ってます

114 :
男鹿葵だけでいい

115 :
神パーもよろしく

116 :
>>114
他のカプss見たい人も居るんだからそういう事は
心の中かチラ裏にでも書いててくれないか

117 :
自分も古ラミ書いてるw
他にも男鹿ヒルとか書いてたんだけど、本誌の展開が早くてその描写も入れたかったからいつ投下するかなーと様子見で添削中でした。
ここって本誌にあるネタはコミックス出るまで封印しといた方が良いかな?
コミックス&アニメ派の人にはネタバレになっちゃうかもしれないから悩んでる。

118 :
>>117
いいんじゃない?盛り上がり時があるしね
先に注意書き入れといたら問題無いと思うよ

119 :
>>118
そっか。本誌の展開がアツすぎてこの気持ちが冷めないうちにSSとしてまとめておきたかったんだw
では完成したらくれぐれも注意書きには気をつけます。

120 :
古市×ラミア書きました〜
初投稿ということで至らない点等あると思いますが、
改善すべき点があれば是非ご指摘お願いします!
注)シチュはお祭り
エロはほとんどないです、文才なくて…期待してた人、ごめんなさい!

……………………………

「全く、どうしてあたしがアンタなんかの付き添いしなくちゃいけないのよっ。」
古市「はあ?どっちが付き添いしてやってるか、…それはむしろ俺です!」
 私と古市は今、町内のお祭りに来ている
 私はお祭りにどうしても行きたかった、そして古市はそのお守り役に任命された

「とにかくアンタは私が迷子にならないようにしっかり案内してなさいよ!」
古市「だいたいお前が浴衣なんか着てっから、よけいロリコン扱いされるだろ、はあ…どうせならヒルダさんや邦枝先輩と…」
 何よ…私じゃ不満だっていうの!?
ぶつぶつ言う古市の背中をキッと睨みつける。
「もういいわ、あんたはその辺の女にでも軟派してれば」
古市「あっおい、ラミア!」


121 :
 人込みに紛れて古市の側を離れる私、ああいきなり最悪だ…
 あいつには女の子の心がわからないのかしら!
 とりあえずせっかく浴衣まで着て来たんだから楽しまないと、気を取り直さなきゃ
 あ、あれは金魚掬いってやつ?
「おじちゃん、それ一回やらせて!」
店主「あい、お嬢ちゃん。一回100円ですよ」
「100円か……(あっ」
 そうだ、私財布持ってないんだ あの浮気男がお金持ってて…
 あいつの馬鹿馬鹿、馬鹿!
「すみません。あの…お金が」
 うつむいて言う私に横から声がした
古市「ほら、100円。」
「アンタ、どうして…」
古市「だってお前金持ってないだろ?要らなかった?」
「…要るわよ。ありがと」
店主「あらら、随分大人な彼氏さんだね。おいくつ?」
「へっ?ななな、何を」
古市「いやいやいや、彼氏とかじゃなくて子守ですっ!」
 あ、アイツ…完全に否定しやがった
 ふん。誰が好んでアイツの彼女なんかなるのよ
古市「ほら早くしろよ、他の人もいるし支えるからさ。」
「わかってるわよ!  あ、破けた…」
店主「あらら、しょうがないからもう一回だけサービスだよ」
 いいんだ、おじさん、優しい人だなあ
 
古市「ちょっとラミア、貸して」
 古市は素早く金魚を入れ物に掬い上げていく
 って達人かっ。意外と器用なのね
 
「あんた、凄い!ちょっと見直した!」
古市「だろ?わかったら今度から俺の事をちゃんと古市さんと名前で呼べよ」
 人をすぐ子供扱いするし、いけすかないやつだけど、こういうところは憎めない
 なんかこんな場面、前もあったような…
 ま、いっか
「ありがとう、古市せんせー♪」


122 :

 もうお祭りに来てから3時間も経ってしまった
 あれ以降も凄い楽しかった、それこそ時間を忘れてしまった程に 
 射的にヨーヨー釣り。ヤキソバとか、どれも「悪魔の」私には新鮮で
 でも、楽しみながらも私はちょっぴり寂しい感じがする
 なんでかな、お祭りが終わっちゃうのは悲しいけど、もっと私にとって大事な時間が終わろうとしている気がするんだ…
古市「そういやお前と遊んだのはゲーセン以来だったよなあ。今日、楽しかったか?」
 うん。と答えた
 
古市「そっか!ならよかった。」
 さっきから胸に支えているモヤモヤした気持ちがだんだん大きくなるのを感じた
 『答え』がわかってきた
古市「だいぶ遊んだな〜。そろそろ人も少なくなってきたし、」
「もう、帰るの?」
 思わず自然と声が出てしまった
 まだ遊び足りない?そんなんじゃない
 ただ、あいつと一緒にいたい。。
 心臓の鼓動が烈しくなった

 きっと私、あいつの事が好きなんだ…

古市「ああ、お金もないしさ。」
「まだ…帰りたくないよ」
古市「んな事言ったってさ。ほらもう遊び過ぎて疲れたやん?」
 ああ、終わっちゃう
 まだ帰りたくない。言わないといけない
 ねえ、何呑気にヘラヘラしてるのよ
 察しなさいよ!私の気持ちくらい
古市「お子様は夜の10時はおやすみの時間だy…「ん馬鹿っ!古市の馬鹿っ!!」
 私は渾身の「馬鹿!」を浴びせた


123 :
気がつけば辺りはすっかり暗くなっていた
古市「…ラミア」
 溜め込むのは私、あいにく苦手なんだ…
 下手くそでもいいから、今アイツに伝えたい
「私、もっとアンタと一緒にいたい。わたし…」
 古市は黙って私を見据えている
 なんかとんでもない事を言おうとしてるのかな、もしかして
 ああ、体が暑くなってうまく口が動かないよ…
「だってわたし…アンタの事が………」
これ以上、ことばが出てこなかった
 ああもう、何テンパってるの私!気まずくなったじゃん
 好きって言うだけじゃない、緊張なんて柄でもない…
 今にも泣きそうな時に、古市の掌が私の頭に触れた
「古市…」
 顔を見上げた次の瞬間、古市は私に唇を重ねていた
 唐突の出来事に声一つ出せなかった
 その時、私は生まれて初めてキスをした、正直頭は真っ白で、だからあまり覚えていないんだけどね(笑)
 でもそのトキが、その日私が一番幸せだった瞬間でもあったんだ

古市「気持ちはちゃんと伝わった。…帰ろうか、遅くなると皆心配するよ」

 屋台の明かりであいつの表情がはっきりと見えた
 優しい。
 私をマセ餓鬼扱いしてきた今までに見たことない、優しい表情だった
 
「うん…今日はありがと」
 古市と私は手を繋いで帰った
 結局自分のことばで気持ちは伝えられなかった
 だけど、気持ちはちゃんと伝わったよ、あいつのおかげかな
  
古市「また行きたいとこがあったら、連れていってやるよ。金かかるのは勘弁だけど(笑)」
 きっとあいつはまだ私を子供だと思っているのだろう
 だけど今までと今は違う
 あいつのあの瞬間の顔を私はこれからも忘れないだろう
 私はスタートラインに立った、今はこんなだけど、いつかきっと振り向かせてみせる!

124 :
以上です。
見てくれた方、ありがとうございます!
もっと状況とか、気持ちとか上手く描ければいいんですけどね…


125 :
GJ!
少女漫画みたいにキラキラした古ラミ良かったです。
ラミアってツンツンだけどデレたらとことんなタイプそうだよね…
前向きな乙女は可愛い。

126 :
gj!
久しぶりの古ラミ堪能させてもらいました

127 :
>>119
男鹿ヒル期待して待ってます!

128 :
>>110
リクありがとう!!がんばって話し作るね!
>>109の続き
次の日
「男ー鹿ー君!あーそーぼー!!」
古市がラミアと一緒に男鹿の家の前で立っている。
「ちょ、ゲス市!!なんで私まで一緒に行かなくちゃいけないのよ!!」
「1人ってなにかと寂しいから!」
「キモッ」
「つーか男鹿いねぇのか?」
古市はドアを開けてみる。
「やっぱカギかけ・・・・!!!」
「どうしたの?」
「女子の・・靴が・・ある・・・!!」
古市がドスドスと男鹿の部屋へと向かう。
男鹿は邦枝を抱きしめたまま寝ている。
「えっ!?邦・・枝・・先輩?」
古市は一歩ずつ男鹿に近づいていく。
ポチッ
「「え!?」」
部屋が一瞬光に包まれる。
「なんだったんだ〜」
「ちょっと離れなさいよ」
「ん?っておぉぉおぉぉい!!!」
古市とラミアの体がくっついている。
『アハハ〜!ロリコンさんいらっしゃ〜ぃ!!』
「男鹿ーーーー!!!」
『男鹿はロリコン古市の声を無視して邦枝と寝続けたとさ!
めでたし、めで「全然めでたしじゃねーーーーーっっ!!!」

END
まさか2回目の話作りが長編リクとわ・・・
まぁ楽しんで読まれたのなら長編リクかいてよかったって思えるんだけどね〜
次は>>110のリクで話作るんで!!待っててね!!
質問
>>110さんエロありがいいですか?

129 :
>>110です。
なしでも全然オーケーですよ。
書きやすいほうでお願いします。

130 :
とゆうか俺もそろそろ書きたくなってきた!
誰か男鹿&葵でリクください

131 :
>>120->>123
GJ!久しぶりに綺麗な古ラミ読ませて貰いました!
>>130
あおいくにえと男鹿のが見たいなww

132 :
GJ!!!
男鹿葵もイイがやっぱ個人的には古ラミだな。

133 :
>>120>>123
来週アニメで古ラミやっとキターと思ったら
タイムリーな古ラミありがとう
古ラミ最高です!同志がいてよかった

134 :
男鹿と千秋も出来たらお願い

135 :
>>131
青井くにえか〜
書いたことないから分かんないけど、まぁ頑張ってみます
他にもリクあったらどうぞ

136 :
>>129
じゃぁ書きやすいほうで話作るね!
まだまだ男鹿葵のリク待ってるんでなんでもいいからリクあったらかいてね〜!!

137 :
リクが悪いとは言わんがあまりリク取りまくると
同じようなネタで書いてた人が投下しづらくならんか?

138 :
個人サイトか何かと勘違いしてるんだろ
年齢層が伺える

139 :
いや、同じような内容でも同じ人が書いてるわけじゃないから十分楽しめると思うが・・

140 :
投下どうこうじゃなくてリク募って書くって、まんま個人サイトでやってる事と同じだな。
いっそ個人サイト開設してそこでリク募ればいいんだよ。

141 :
とりあえず>>5を読んだ方がいいのは確かだな
最近子供みたいな書き込みが多いし

142 :
>>139
まぁ読む側はそうなんだろうけど、書く側の人が自分の書いてるネタと他の職人さんへのリクネタが被ると
遠慮して投下を見合わせたり止めちゃったりすることもあるんじゃないかって事
俺も、ネタが被っても楽しめますから気にせず投下して下さい、とは思うけど
それでも気にしちゃう人がいるかもなぁと心配になった次第で
逆に誰も気にしないようだったらリクがあってもいいとも思ってる
ただ不特定多数が使用する場所で全員の意見なんて聞けないから
結局各々で判断するしかないんだろうけどな

143 :
色々と談議中申し訳ないですが…。
男鹿ヒルの執筆途中で書いてた古ラミが先に完成したので投下しにきました。
長いので、万が一の時の為にトリつけてます。
焔王とのゲーム戦で姫川のマンションで皆で寝泊まりしてた時の古ラミ。
話の前後は所詮妄想のため、繋がりません。
↓↓↓

144 :
『今宵、月に魅せられるとき』

周囲には寝息が満ちる。
今夜は皆んだように動かない。
ぐったりと疲れきったように眠る石矢魔の面々を見ながら、古市は溜息をついた。
連日の焔王との対決でみな疲れきってそれぞれのスペースで毛布に包まり寝息をたてている。
広々とした姫川のマンションの一室。リビングの床に無造作に古市は寝ていたが、だれかの足に蹴られて目が覚めてしまったのだ。
まだ痛む腰は、蹴られたものか長時間座り続けたことによるものかはわからないが、大きく伸びをして腰を捻った。
「むぅ〜……」
苦しそうな寝言が聞こえて、何事かとその方向へ目を凝らす。
暗闇の中、うっすらと輪郭を見れば、ラミアが花澤に抱き枕のように抱きしめられて苦しそうに身を捩っているのが見えた。
「はあ、しょうがないなこの二人は……」
姉妹のように寝ている所を悪いが、これではラミアが潰れてしまうし。と、古市は恐る恐る花澤の腕を外して毛布の中にしまう。
ついでにラミアにも、と毛布をかけようとして古市は動きを止めた。
ーーーー……雲の間から月が覗き、柔らかな光がラミアを包む。
長い睫毛が寝息と共に微かに揺れて、さらりとしたピンクの髪は頬にかかる。
普段ゆっくりと顔を見ることなどはなかったが、改めてみれば見るほどラミアの表情は整っていた。

145 :

うわ、と古市は驚きを隠せない。
いつもきゃんきゃん騒ぐラミアの寝顔は言い換えればまるで天使だ。
悪魔に天使なんて言い方は変じゃないかと疑問に思う前に、ただ息を呑む。
何時の間にか、ドキドキと胸の心拍数が上昇しているのがわかり、慌てて目を逸らした。
「……あぶね……」
危うく真性ロリコンになるところだった。
慌ててラミアに毛布を掛け直してやろうと、肩に手をかける。
「ん〜もう食べられねっすよぉ……」
「……ああっ」
しかし、間が悪い事に手にした毛布は寝返りを打った花澤に持っていかれてしまった。
寝返りの振動が伝わったのか、間下のラミアがのっそりと動き出す。
「な、に……」
「あ」
はだけた毛布。
肩に手をかける古市。
寝起きのぼんやりした頭でラミアは、しばらく状況を掴めないような表情をしていたが、やがてはっきりしていく意識の中、気付いたように耳まで紅くなる。
「な、な……!」
「ちょ、誤解なんだっ…!」
ぐふっ、と腹部に強烈な痛みを感じて古市は前のめりにうずくまった。
しかし、プルプルと震えながら、口に指を当ててしーっ!のポーズをする。
皆疲れているのにこの騒ぎで目が覚めたら事だ。
「ふっ古市……なにやってるのよぉ」
声の音量を低くして、ラミアは古市から距離をとるように後ずさる。
いざとあらばまた蹴り上げてやる、と言い放った。
「違うって……その、毛布をかけ直そうとしたら花澤さんが……」
「も、毛布?」
震えながら指差す先には、ごろりと毛布を二人分占領して満足気に眠る花澤由加の姿があった。
落ち着いて状況を考えて、古市の言い分を理解する。
「そ、そうだったんだ……びっくりしちゃったじゃない」
「……いや、起こして悪かったよ」
誤解が解けたことに安堵した古市は、ほっとした笑顔を向ける。
下手をしたら、またロリコン疑惑のレッテルを貼られるのではと内心ひやひやしていたのだ。

146 :

「……もう一回寝る、か?」
「ううん……なんだか目が冴えちゃった」
二人は周りを起こさないように気を使いながらソファーを背に向けて並んで座り込む。
月の光を浴びながら、ラミアはちらりと古市を盗み見した。
「どした?」
「なっ!……なんでもない……」
「嘘付け。今見てただろ」
「みてないわよっ」
再び顔を真っ赤にさせて全否定するラミアを見ながら、古市はジワジワと「可愛いじゃんかチクショー」と言う気持ちに侵されていく。
なぜだか今日のラミアが一段と可愛いく見えるのは、何故なのだろうか。
暫く二人で月を眺めながら会話をしていたが、ソファー上で横になっているであろう誰かの寝言が聞こえて、顔を見合わせる。
「……寝れないなら、ちょっとその辺散歩でもするか」
「う、うん」
立ち上がって床で寝ている誰かを踏みつけ無いようにそろりと歩く。
二人がパタン、と扉を閉めても誰も目を覚ますことは無かった。

**********

147 :

マンションを出ると、街灯よりも月の明るさに驚くほどだった。
「月、明るいな」
「……うん。そうね」
ラミアの歩幅に合わせてゆっくりと歩く。
特に行き先は決めて居ないので、マンションの敷地内にある街路をぐるりと一周しようと植え込み沿いに歩みを進めた。
「……」
「…………」
「……冷える?」
「……だいじょうぶ……」
伏し目がちに歩くラミアをみながら、古市は高鳴る胸の鼓動の理由を考える。
きっと、ラミアが可愛くみえるのは妹のように思っているからだ。実際、妹のほのかの事も可愛いと思っている。だから、決して、そんな感情では無いのだ。
ぶつぶつ、と物思いに耽り始めた古市を横目にラミアは進むにつれて暗くなる周りの景色に少しの不安感を抱いていた。
街灯が、マンションの裏側に行くにつれて数が少なくなっていく。
月の明るさだけが、畏怖の存在にも感じて、少しだけ恐怖に震えた。
「……あの、ね」
「……お、なんだ?」
「手、繋いで……よ、」
真っ赤になりながら手を伸ばす様子は、可愛らしい。
いや『妹のように』可愛らしい!と古市は心の中で訂正しつつ、黙ってその手をとった。
「……?」
思い切って言ったものの、黙って手を握る古市の表情は険しい。
どこかイライラしてるような面持ちで、視線はずっと前から離さない。
ーーーー……もしかして、嫌だったのかな。
いつも悪口ばかり言っている自分と手を繋ぐのなんて嫌だったのかも、とラミアの気持ちは沈んでいった。
「……ねぇ」
「…………どうした?」
やっぱり、眉間に皺が寄っている。
「さっきは、蹴っちゃってごめんね」
「……は?なんだよ急に……」
「……別に」
「お前らしくねーなぁ」
古市の態度が素っ気ないような気になってしまって、ラミアの足は立ち止まる。
手を、やや強引に振りほどいた。
「どうしたんだよ」

148 :

急に立ち止まってしまったラミアを、古市は見る。
さっきまでぎゅっと手を握っていたはずなのにどうしたのかと不思議に思った。
「……っ……、」
ふと覗いたラミアの表情を見てぎょっとした。
いつも大きく開かれている瞳からはの涙が流れてつつ、と頬を伝っている。
「な、どうしたんだよ急に……!」
「だってぇ……ひぐ、っ」
おなじ目線になるように、しゃがんでラミアの涙を拭おうとした。
しかし、
「さっきから…古市、機嫌悪そうだったから、私のこと嫌いになっちゃったのかもって思って……」
は、と動きが止まってしまう。
突然の言葉に、古市は口をあんぐりあけてポカンとした表情になる。
「見ないでよ、ばかぁ」
ぐずぐず涙を必になって拭う姿に、古市の中の何かがぷちんと途切れる音がした。
ああ、これは可愛らしいとかそういう次元では無い。
『愛しい』のだ、と。
「嫌いになんてなるかよ……」
「……へ?」
気付けば身体が動いていた。
まだ涙のあとが残る頬を両手で包んで近付ける。
一瞬、ロリコンの文字が頭に浮かんだが、えいっと振り切るようにラミアの唇に口付けた。
「……!」
驚いたラミアの、見開いた瞳が動揺して揺れる。
構わずにもう一度、ちゅ、と音をたてて唇を重ねた。
「なにす、」
「好きだよ」
「!?」
素直な気持ちを伝えると、先程とは比べ物にならない位赤く染まる。
それは、まるで……
「茹でダコみたいだ……」
「うるさいわねっ!」
「わっ!」
まったくムードの欠片も無いんだから、と再び怒り出すラミアの頬にはもう涙は無い。
ぽこぽこと胸を叩く小さな腕を取り、真剣な表情で見詰めた。

149 :

「好きなんだよ…ラミア。さっきはごめん。ずっとこればっかり考えてた」
「う、嘘……」
「嘘じゃないよ」
今までは、この気持ちに気付かなかったのでは無く、考えないようにしてたと言うべきか。
認めてしまえばなんて事の無い。
ただの恋愛感情だったのだ。
「……イヤ、だったか?」
「…いやな訳、ないじゃない……」
古市に手を握られて、どきまぎしたようにラミアは視線をはずす。
嫌な訳ない。本当は、凄く嬉しい。
だって、自分も古市のことをずっと大好きだったから。
「ほんとにほんと?」
「勿論。ロリコン野郎で結構だ」
「べ、別にそこまで言ってないけど……」
本当に自分の事を好いていてくれるのなら。
ラミアは、勇気を出して古市の眼を真っ直ぐに捉えて言った。
「……もういっかいキスして」
上目遣いのラミアに、古市は何かを捨て去るように行動する。
返事の変わりに、強く腕の中に引っ張り込み、その唇を塞いだ。

**********

都合良く周囲にあったベンチに、ラミアを膝に乗せて古市は座る。
薄暗い街灯の下で二人は何度もキスを交わした。
古市の首に腕を回しながら、ラミアはそのキスを受け入れる。
しかし、唐突にそれを遮られ、ラミアは不可解そうに古市を見上げた。
「ちょ、これ以上はストップ!」
「……なんで?」
「こっから先はお子様には早いから」
流石にこれ以上は"キケン"だ。
今日のテンションではこのままキケンな方向へ突っ走ってしまいそうだったので、自ら古市はブレーキをかける。
「そろそろ部屋に戻ろう、な?」
「……」

150 :

軽くラミアの頬にキスを落として、古市は立ち上がる。
しかし、手を引いて歩こうとしてもラミアは動かなかった。
「……ラミア」
「わたし、子供じゃない……」
「そう言う意味で言った訳じゃないって」
「子供扱いしたじゃない!自分だって、15年かそこらしか生きてない癖に!」
ムキになって踏みとどまろうとするラミアに、古市は深い溜息をつきながらどうしたものかと考える。
「あのなー、男はオオカミなんだよ。これ以上はラミアにどんなことするか、俺でも制御できる自信なんて無いんだぞ?」
「……どんなことって?」
「文字通り、どんなことも」
帰る気になっただろ、と腕を引っ張る。
それでもラミアは動かない。
それどころか、先程より強い瞳で古市を睨み付けながら言った。
「……いいもん」
「え?」
「私、古市にならどんなことされても良いんだから!」
くらり、再び古市の理性は傾きかける。
「……もっと自分を大事にシナサイ」
心無しか、声に力が無くなっていく。
そんな古市の心境を知ってか知らずか、ラミアはぎゅっと古市の服の端を掴む。
先程の茹でダコといい勝負だと思う位の耳の紅さに、どんどん理性はくらくらとフラついて落ち着かない。
「古市……」
涙目の彼女を見て、確かに崩壊の音を聞いた。
ーーー……もうどうにでもなりやがれ。
「後悔してもしらないからな」
先程よりも強い力で、ラミアを抱き締めた。

**********

151 :


ベンチの裏は、植え込みになっていて人目にはつく事はなさそうだった。
自身の上着とシャツを脱いで敷き、その上にラミアを寝かせる。
「ラミア、好きだよ」
長い長いキスの合間に耳元で囁く。
恥ずかしそうに目線をそらす仕草がまた愛しくて、また同時にすべてを奪ってしまいたいという感情に襲われる。
本当に歯止めが効かないな、と思わず頬をかいた。
「……どうしたの?」
「いや、とりあえず……脱がして良い?」
「なっ?!……そういうのは聞かないで良いの!」
組み敷いておいて今更に、恐る恐るとラミアの衣服を脱がしていく。
白衣とネクタイを外して、シャツのボタンをすべて外すと、白いブラジャーが小さなリボンをちょこんと乗せて現れた。
「……私の胸、ヒルダお姉さまみたいに大きくないから……」
「俺は……十分可愛いと思うよ」
ぷちん、と背中に手を回してブラジャーを外せば小振りの胸が露になる。
外気に触れてピンク色をした乳房は、ツンと上を向いていた。
つつ、と指で形をなぞり撫でていく。
頂に触れるたびにぴくんとラミアの身体は跳ね上がった。
「……っはあ、ふるいちぃ……」
上半身を余す事なく撫ぜるように頬を寄せ、舌先で舐める度に甘い吐息が漏れる。
ゆっくり、ゆっくり、下の方へ指をそわすと恥ずかしそうにラミアは内股を合わせて首を横に振った。
「……なぁ、ラミア……」
「な、に……?」
「ラミアのココ、見たい」
「……うう、」
「足、広げて?」
そっ、と腿を撫でて上目遣いで古市はねだる。
スカートを腰の辺りまでたくし上げて、パンツに指をかけた。
「やっぱり、恥ずかしい……」
そんなラミアを尻目に、古市は一気にパンツを下ろした。
「もう濡れてる……」
「いやぁ、見ないでぇ……」
「結構、やらしいなラミア」
「ばかっ」

152 :

引き下げた下着から、銀の糸が引いている様を見て思わず古市は口の端が釣りあがってしまう。
両足を広げて、秘部を指でなぞればぐちょぐちょに濡れきっていたのが分かる。
「さわ、触んないでよぅ……」
「触らないのが良かった?」
「うう、……」
ぎゅっと目を閉じて、涙をためているラミアは可愛らしい。
我慢ならず再びその唇を塞ぎ、右指は秘部の周りを刺激し始めた。
「……んーっ、んん、ん」
口を塞がれたまま、ラミアは声にならぬ喘ぎ声をあげて身を捩らせる。
古市の指が外側を撫ぜ、小さな豆を刺激しながら秘部へと侵入しようとするのをなす術なく許容していた。
穴の入口は小さく、指一本でさえキツく感じる。
「……っぷは!……あ、ああ、いやぁ……」
「良く慣らさないと、本番キツイぞ」
じゅぷじゅぷと水音が響き、高まる気持ちが喉までのし上がってくる感覚を、ラミアは覚えた。
「ん、イッちゃ…………」
ビクンと身体が跳ねてプシュッと潮が噴出す。
「あ、ああ……ッ!」
限界まで仰け反ってから、ラミアは力無く地面に伏せた。




153 :

「……それ、入るんだ…」
「怖い?」
「ちょっと……でも、へいき」
オーガズムの余韻に浸って間もなく。
そそり立つ古市自身を当てがわれて、ラミアは身を固くさせた。
やめても良いんだよ、と言う古市最後の選択も必になって首をふって拒否をする。
何がなんでも、古市を受け入れる気でいっぱいだった。
「力、抜いて……」
「う、うん」
入口にそれの存在を感じても、精一杯力を抜こうと努力する。
古市は、そんなラミアの片足を肩にかけて、ゆっくりと腰を落としていった。
「……ッ!」
指とは違う、確かな異物感。
それが入ってきた瞬間に、ラミアは大きく身体を仰け反らせる。
「あ……痛い……」
「……抜く、か?」
「駄目、ぬいちゃ、いや、ああ……」
そんな顔で、そんな事を言われてはたまらない。
自身をキツく締められて、古市は息が荒くなっていく。
「……ダメだ、我慢出来ない。……ラミア」
「な、なに……?」
「泣くなよ」
「ああっ!?」
落とされた腰がさらに深くへ沈み、ついに全てが飲み込まれる。
暖かな膣内が伸縮する度に押しやられる快感に、古市は我慢できず緩々と腰を動かし始めた。
「あっ…そこばっか、ダメぇ……」
「気持ち良いの?」
「よくないも……あん、いや、あッ!」
「素直じゃ、ないな…ラミア」
互いの肌が合わさる音と、水音が辺りに響く。
最初は痛みを感じていたラミアは段々と頬を蒸気させてどこか恍惚の表情を浮かべたのを古市は見逃さなかった。
「あ、ん……はぁ、ふるいち……」
「ら、ミア……」
絡み合う四肢と、二人の声は自然と互いを求めるものに変わる。
だらしなく口を開けて、古市を求める霰も無い姿のラミアを、月の光が照らしてより興奮する感覚を古市は覚えた。
「あっ、あ、あ、あ……んん〜っ…!!」
スピードをあげて腰を振ると、二人の快感も上昇していく。
「もう、ダメ……ふるいちぃ!」
「ラミアッ……!」
ドクン。
ぎゅっと締まるラミアの膣内に刺激され、ついに古市はその中に欲望を吐き出した。

154 :


**********
汗にまみれながら、二人は荒い呼吸を落ち着ける。
幸い、最初に敷いた古市の衣服のお陰で特に目立つ汚れはつかなかった。
「……ほら」
「……ありがと」
所々に放られていた衣服をかき集めてラミアに渡す。
二人は、無言になりながら急いで衣服を身につけた。
「あ、あのね、古市……」
「なに?」
ふ、とラミアは思い切ったように古市の方へ振り向く。
「好きよ」
ちゅ、と頬にキスをされて古市は若干惚けていたがラミアはそのまま続ける。
「あ、私から好きだってまだ言ってなかったから……その、」
「そっか」
嬉しい。と伝えるとまた真っ赤になって俯く彼女が可愛らしい。
やっぱり愛しいなぁと再び口づけた。
夜はまだ長い。
石夜魔の面々も、まだ眠りの中だろうか。
明日になったらまた烈怒帝瑠の皆様にロリコン扱いされるんだろうなぁと予感をしながら、ラミアの手をとる。
「さぁ、帰ろう」
「うん」
月明かりの元、二つの影がぴったりと寄り添いながら歩いていた。


END

155 :
以上で終わりです。
後半駆け足気味でしたが、ダラダラとした長文失礼しました。
おやすみなさい。

156 :
GJです!
相変わらず素晴らしい…神だ
男鹿ヒルも楽しみにしてます

157 :
GJ!
ラミア可愛いよラミア

158 :
>>155
GJ!&お疲れ様!
前回男鹿ヒルと古ラミ書いてた人だよね?流石の読み応えのある作品でした。
アニメといい今日はラミア日和だな。

159 :
GJ!
やっぱ上手いです!!臨場感が伝わるナイス作品でした!

160 :
GJ!
なんてクォリティーの高い…!
男鹿ヒルも古ラミも大好物な自分にとって、あなたは神だ

161 :
ありがとうございます。気付いたらレス来ていて嬉しい限りです。
好きな組み合わせのカプは沢山あるのに長々と遅筆なのが悩みです。次こそは綺麗にまとめたい。
では長々と続いてしまったので、また執筆しつつ名無しに戻りますね。

162 :
他投稿者様の作品も楽しみにしてます!

163 :
>>161
いや、いつも綺麗にまとまってて素晴らしいですよw
男鹿ヒル楽しみに待ってます!

164 :
あなたの作品でまた男鹿ヒルを読みたいとずっと思ってました
勿論他の方のも楽しみにしてます
いつか自分も書いてみたいな

165 :
そういえば保管庫全然機能してないな
こういうのって第三者は更新できないもんなのか

166 :

>>165
出来るよ。ID持ってれば編集に参加はできたはず

167 :
>>155gj!
古ラミもいいね!
古ラミに浮気してしまうとこだったw
葵ちゃんも負けてられんぞ(>_<)!

168 :
うーしじゃあいきます。
>>131さんのリクで男鹿&青井くにえ

太陽が燦々と輝く日曜日。
姉に「散歩にでもいってきなさい!」と言われ、家を追い出された男鹿はいつもの河原に来ていた。
「はぁ〜せっかくの日曜日なのに何で散歩なんか・・」
ベル坊はのんきに蝶と戯れていた。
「しょうがねぇ、ここで寝るか」
男鹿は草の上に寝転がり、目を閉じた。
爽やかな風が心地よく、すぐに爆睡してしまった。
数十分後
「へぇ〜こんな所に河原があったんだ」
光太と行く公園とは違う道を歩く邦枝は、石でつくられた階段を降りて、光太を草の上に下ろした。
「光太、今日はここで遊ぼっか・・ってベルちゃん!?」
ベル坊は男鹿の近くから離れ、すでに光太と遊んでいた。
「ベルちゃんがいるってことは・・」
邦枝の視線の先には大の字に寝そべった男鹿が寝ていた。
(休みの日にまで会えるだなんて・・)「お〜が〜」
体を揺さぶってみても起きる気配はない。
頬をつついてもまるで反応がない。
「もう・・・」
邦枝は男鹿の隣にちょこんと座り、遊ぶベル坊と光太をぼーっと見た。
(今この場で眼鏡を取ったらこいつは気づくのかな?)
視線を男鹿に移す。

169 :

邦枝は悩んでいた。
前は自分が邦枝葵といとこだという嘘をいってしまった。
自分と青井くにえが同一人物だということをバラすと、男鹿はどういう反応をするのだろうか。嫌われるんじゃないか。
けど、話す機会も増えるはず。
そんなことを考えているうちに辺りは暗くなっていた。
男鹿は相変わらず寝ている。
光太もさすがに疲れたのか、邦枝の膝の上でぐっすりと眠っている。
(そろそろ帰らないと)
邦枝が立ち上がった瞬間に、ベル坊が泣き出した。
眠たくてぐずりだしたようだ。
電撃を食らった男鹿は、悲鳴をあげて飛び起きた。
「何だよベル坊!ん?青井じゃねーか!」
青井を葵と勘違いした邦枝は、頬を赤く染めた。
「い、いきなり下の名前で呼ばないで!」
「へ?だって青井じゃ・・」
(し、しまった!変装してるの忘れてた!)「ご、ごめん!なんでもない!」
「?」
邦枝は光太を背負い、急いで帰ろうとした。
「あ。待てよ」
「な、何?」
「送ってくぜ。暗いからな」
邦枝はさらに頬を赤くした。
(何!?このカップルみたいな会話!?)「あ、ありがとう」
二人は並んで帰った。他人から見るとまるで家族だった。

170 :

(よく考えたらこのまま帰ったら私が邦枝葵だってばれちゃうかも・・・)
「お、男鹿君。ここでいいよ。」
名残惜しいが、こうするしかない。
「家まで送ってくに決まってんだろ」
「え?」
「ベル坊と二人で散歩しても暇だしな。これからは四人で行こうぜ」
(嬉しい・・けど)
男鹿は無邪気な笑顔を浮かべている。
「い、いいよっ」
「交渉成立だな!」
(あんな笑顔で・・断れるわけないじゃない)
そこからは無言で歩き続けた。男鹿も話かける言葉がなかったのだろう。

「へぇ〜。邦枝からいとこだってのは聞いたけど、住んでいる所も同じとはな」
「う、うん。葵ちゃんとは昔から仲が良いの」
(私は何を言ってんだか・・)
運よく祖父は家に居なかった。珍しいことではない。
(ふ、二人っきりか・・)
「青井」
「はい!?」
男鹿は青い顔をして、具合が悪そうだった。
「どうしたの!?」
「腹減ってにそうだ・・なんかつくってくれ・・」
(そんなことか・・)「ちょっと待ってて」
邦枝は光太をイスに座らせて、エプロンをつけ料理を始めた。
いつもつくっているためとても手際がいい。男鹿はその姿に見とれていた。
「お前・・料理上手いな」

171 :
「そ、そう?」
男鹿は居間に上がり、ベル坊を光太の隣に座らせた。
「お、男鹿君。あのさ・・」
「ん?」
「えっと・・」
「何だよ」
「もしも私が邦枝葵だったらどう感じる?」
邦枝はばれるのを覚悟して、男鹿に質問をぶつけた。
このままではいずればれてしまう。なら今言ってしまおうと考えたのだ。
「嬉しいかな」
「・・え?」
「俺さ、あいつのこと好きなんだよ。でもあんま接点なくてよ・・」
「嘘・・」
「お前が邦枝なら子育てのこととかで会話できるだろ」
邦枝は目に嬉涙を浮かべていた。
「・・ほんと?」
「ああ」
「嬉しい・・」
邦枝は眼鏡をはずし、髪を解いた。
「!?なっ・・お前!」
「・・」
男鹿は恥ずかしさからか、邦枝から目をそらした。
「嬉しいっつうことは付き合ってくれんのかよ?」
「・・うん」
男鹿は長いため息をついてその場にしゃがんだ。
「変装かよ・・全然分かんなかったぞ」
「ふふ・・あんたが鈍感だからよ」
数年後
「おっす!男鹿」
「わざわざ会いに来てやったんだから感謝しなさいよね」
古市とラミアの指には指輪がはめられていた。
「よう古市。久しぶりだな」
「久しぶりね。ラミアちゃん」

172 :
そして男鹿と邦枝の指にも、輝かしく指輪が光っていた・・・

end
うぁ〜〜つかれた〜〜(-_-)
>>131さん、エロなしですみません。頑張ってみたものの難しかったです・・

173 :
gj
葵ちゃん最高(>_<)

174 :
リクしたものです
なかなか難儀なリクを承諾してくれてありがとう!

175 :
レッドテイルのメンバーでレズネタの誰か書いてくれ

176 :
久々にいいものがみれてよかった!GJ!

177 :
>>110さんのリクで・・・
「・・・なんて?」
「いや、だから明日ってクリスマスだから・・」
「ん?もうそんな日か。その日なんも予定ねーから暇になっちまうな〜・・・!!」
男鹿は何かに気付く。
「邦枝!!明日2人で一緒に遊ぼうぜ!!」
「わ、私!?」(2人で!?つまり2人きりって事!!?)
「お前以外に邦枝どこにいんだよ・・・」
「あはは・・」(まさか自分が誘おうとした人から誘われるとは・・・)
「あ!でもオレんち明日使えねーんだった!!」
「それなら私の家使えるけど・・」
「じゃぁ明日お前んとこ行くわ!!」
「うん!」
次の日(クリスマス)
ピンポーン
「邦枝ー 来たぞー!つーか寒!!」
ガチャ
「けっこー早く来たのね 寒いでしょ入って」
「おう」
「前に修行しに来たときも思ったんだけどやっぱ邦枝の家広いな〜」
「そ、そう?」
「あぁ。そーだ、オレまだお前の部屋見てなかったなー。どこにあんだ?邦枝の部屋」
男鹿は邦枝の部屋を探し出す。
「ちょっ男鹿・・・!」
「やっぱり邦枝って男ぐらい強いから部屋も男っぽくしてんじゃねぇの?」
ニヤニヤ笑いながら男鹿は色々とドアを開けていく。
(男鹿ってやっぱり私の事女とは見てないのかな・・・)

178 :
「みつけたーっ!!」
「!」
「ん?あれ!?意外と女っぽいかわいい部屋だなぁ」
(かわいい!?男鹿にそんな事言われるとは思ってなかった・・)
「ベッドとかねーじゃん」
「いや、布団ひいて・・」
「ここか・・・うんしょ」
「なんで布団ひいてるの?」
「あ!?決まってんだろ・・もし時間忘れてずっと遊んでた時に気付いたら24時でした〜
なんてあったときにはもう真っ暗で帰れなくなったときに泊まれんだろ?」
「いや、1つしかないし・・」
「そこはホラ、アレだその〜・・!!冬だし寒いから2人でくっついて寝たらなんとかなんだよ」
邦枝は一気に顔を赤くする。
「くくく、くっついて!!?本当に??」
「ウソつくと思ってんのかよ・・」
「いや、そうじゃないけど・・・」
夕食
「うおーーっっ!!これ邦枝1人で全部作ったのか?!?」
「う、うん」
「ウソつけ!この量を邦枝1人でなんかありえないね!!どうせアレだろ!?
レッドデルールの奴らと一緒に作ったんだろ!!?」
「レッドテイルね」(そんな事寧々達に言ったらどんなこと言われるか・・)
約1時間後
「うまかったー!!」
「お粗末様」
「よし!メシも食ったし何かして遊ぼーぜ!!」

179 :
「何する?」
「・・・・・・・」
男鹿はしばらく黙り込む。
「ビ・・・ビンゴ、とか?」(2人だとなんか寂しいな・・)
「・・・・・やっぱ古市とか呼んで来るわ!ちょっと待ってろ・・・」
男鹿は邦枝に腕を摑まれた。
「・・2人で・・・やろ」
邦枝は顔を赤くして男鹿に言う。
「お、おう?」

「っしゃーーー!!!ビンゴーっっ!!」
「早いわね」
「これがオレの実力よ!」
男鹿は誇らしげに言う。
「で、次は何して遊ぶ?」
「ねぇ・・男鹿。次の遊びする前にお風呂入らない?」
「風呂か・・そういえばまだ入ってなかったな」
「じゃ、じゃぁ男鹿先に入ってて・・」
「あ!?別にいいって。邦枝から入ってこいよ・・オレ待ってるから」
「ありがと」
十数分後
「おせーな〜」
男鹿はゴロゴロ床を転がりながら待っている。
ピンポーン
「誰だ?」
男鹿はインターホンの画面から相手の顔を見る。
「レッドデルールか・・・」

180 :
男鹿はそう言うと邦枝のいる風呂場に向かった。
「邦枝ー!レッドデルールの奴らが2人ぐらい来てるぞー!!」
「え!?」(なんで!!?)
邦枝は急いで服を着て玄関へと向かった。
「男鹿はちょっと隠れてて!!」
ガチャ
「・・・・何・・してるの?」
邦枝が見たもの・・・寧々はサンタの帽子をかぶり花澤にいたってはトナカイの服を
着ている。
「クリスマスなんで来ちゃいましたー!!つーか外の寒さがパネェ!!」
「電話しても全然でないんで家に来ました!」
「ご・・ごめん、今日は先客がいるから寧々達とは遊べないの・・ホントごめん!!」
邦枝は頭を下げる。
「その先客って・・もしかして男鹿っちッスか〜!?」
ニヤニヤと花澤が言う。
「そ、そんなわけないじゃない!!!」(勘が鋭い・・!)
「邦枝〜まだか〜?」
(げっ・・)
「姐さんやっぱりいるじゃないッスか〜男鹿っち・・」
「どういうことですか??」
「と、とのかく今日は無理だからまた今度ね!!」
邦枝は無理矢理寧々達を帰らせた。
「フー」
「さっきのなんだったんだ?」
「な、なんでもない!男鹿はお風呂入ってて!!」
「わ、分かったよ・・・」(なんだぁ?あいつ・・・)

181 :
>>180
今日はここで終わりかな?
途中で切る場合は「一旦切ります」みたいなコメントが最後にあると
他の人がレスしやすくて良いかと

182 :
GJ!早く続きがみたい!

183 :
男鹿×ヒルダが少ないな〜と思ったので、男鹿×ヒルダ書いてみました!
ちょっとエロい描写をうまく描けないから、またまたエロはないけど、
読んでいただければ光栄です

………………………………

12月24日の夜11時ちょっと過ぎ。
ここ最近で一番冷え込み、街の家庭は思い思いのクリスマス・イヴを過ごしているのだろう。
明日はクリスマスなのだが、男鹿家はそんなの関係ないようにひとしきり騒いだら皆寝てしまった。
男鹿は目が冴えてしまい、気晴らしに近くの公園のブランコに座っていた。
(べつにクリスマスなんて柄じゃねーけどよ…。なんか物足りねー)

「あぅー寒ぃ。あったかいコーヒーでも買っとくんだったぜ…。」

何となく薄着してきた事を後悔しながら、男鹿は溜息をついた。
常時裸のベル坊もさすがの寒さに身を凍えさせ、男鹿の服の胸元から顔だけ出している。
「お前も寒いか?ベル坊」
「アダッ!」ブルブルブル

(クリスマスも正月も家でなあなあになる家庭なんて、俺だけだろぅ。はあ、古市誘って出かければよかったな)

ブランコを漕ぎながらぼんやりと思いを巡らしていると、

「おい、貴様何をしている」

「うぉぉぉっ!ヒルダ。

突然声を掛けられ、予想外の事態に男鹿は素っ頓狂な声を出してしまった。


184 :
「驚くほどのことか?それより探したぞ、この寒い夜中にわざわざ家を離れるとは…」

「皆寝てるだろ…お前が困るわけでもないし、べつにどうしてたっていいだろが。」

男鹿はブランコを漕ぐのをやめ、ヒルダに向かって言葉を返す。
急いで来たのか、ヒルダはいつもの服装ではなく、髪を下ろした寝間着姿で立っていた。
ヒルダもまた、なんか物足りなかったのだろう。

「馬鹿者、坊っちゃまが風邪でも引いてしまわれたらどうするつもりだ!?」

「つーかお前の方が寒いだろそれ…大丈夫だよ、馬鹿は風邪引かないっていうしな」

「ブー」

聞こえている、というように不機嫌そうにベル坊が反応する。

「しかし寒いな。」

ビュウっと風が吹く、男鹿は身を縮めるように背を丸めた。

「何も準備してないのか……そう言うと思ったから買ってきたぞ、ほら、飲むがよい。」

ヒルダはそう言うとホットの缶コーヒーを手渡す。

「おっ、気が利くな〜。お前案外いいやつなんだな、サンキュ!」

「ゴタクはいいから、、早く飲め」

(ピンポイントで缶コーヒーをくれるとは…だいぶ俺の事分かってきてるな
っつーかマジで夫婦みたいじゃねーか!アホ!)

男鹿はむずかゆい気持ちに晒された。

二人はベンチに移動し、二つのベンチに一人ずつ座る。


185 :
半分ほど飲み終わった頃、男鹿はヒルダが何も飲んでないのではと気づいた。
どこまでベル坊を本気で探したのかは知らないが、寒そうな寝間着一丁にサンダル(姉のだろう)。
(これじゃベル坊より先に凍えるだろ…)

「ほら、ヒルダ。半分やるよ」

「は?」

「いやだから、寒いだろお前。少しでもあったまっとけ。」

「ああ…、すまんな」

男鹿から缶を受け取りのもうとした直前、ヒルダはある考えが湧いた。

(これは…間接キスというものになるのでは)

男鹿と手元を交互に見渡すと、急に恥ずかしくなってしまった。

(私としたことが、何を動揺する必要があるんだ…)

「なんだなんだ?顔に何か付いてるか?」

「やっぱいい…お前が飲め。その代わり…」

「代わり?」

「少し寒いから……お前の隣に来ていいか?」

言い終わるとヒルダは少し俯いた。

「え、あっ、ああ。てかいちいち聞くな!」

ヒルダが隣に座ると、体の片側が不思議と暖かく感じる。
残りのコーヒーを飲みながら横目でヒルダを見る。ヒルダは空を見ていた。
見慣れた顔なのに、何故か一瞬ドキッとする。

少し、沈黙が流れた。
缶コーヒーをのみおえると、まだ熱のある空の容器をベル坊が抱きしめた。

186 :

「…なあ。」

「なんだ?」

「前から思ってたんだけどよぉ…」

動揺を振り払うように虚空を見つめて男鹿は言う。

「…髪下ろしたお前。」

「私がなんだ?」

「かわいいと思う。」

そう言うと男鹿はヒルダの方を向いた。
一瞬ヒルダは呆気に取られたが、すぐ意味を理解した

「…………な、ななな何を!!馬鹿な事言うな!」

突然の出来事に、いつも冷静なヒルダは完全に取り乱していた

「いつも見てても何も思わなかったけどよ、なんでだろうな。今日は…」
続けて言う
「あとさ、お前が寝間着でここに来た時思ったんだ」

「お、おい。ちょ、」

「いつもの侍女悪魔の服ばっか印象にあるからさ、お前の寝間着を見たら…」

「ちょっと待て!」

「ん?なんだよ」

「その、お前らしくない。あと一辺に言うな。わ、私は、あんまりそういうのに、慣れてない…から。」

顔を赤らめそう言うと、地面をみたまま動かなくなってしまった。
普段だったらキモ男扱いするのに、なんでだろう。今日は…なんだか恥ずかしく感じる

187 :
「なんか今日はお互い変だな。偉く大人しいじゃん」

「はあ…。」

(全く掴み所のない男だ…)

「なんだ、褒められて嬉しかったのか?」

ニヤニヤしながら男鹿は言った。
とりあえず話のテンポをいつものペースに戻そうとした

「馬鹿。まあちょっと熱くなった…かも」

「よかったな、体あったまったんじゃねーか?」

「…そうだな。」

動揺を隠すように雲がかった冬の空を見つめる。

「貴様、変な気を起こすなよ。」

「するかい!アホ!」

その時、ヒルダの頬に冷たい何かが落ちた。


188 :
「これは……雨か?」

「雪だよ、知らねーの?」
時刻は夜中12時を超えていた。
「ドラマ内でだけなら……そうか。これが雪…」
雨とは違う。
一直線に落ちる雨と、フワフワ揺れながら落ちる雪。
一言で言えば幻想的だ。

「あーそういやさっきまでは降ってなかったけな。」
「魔界では見たことがない。人間界にはこういうものがあるのか。」
「まあな。見直したか? 俺も今年初めて見た」

「綺麗だな…」

二人はしばらく雪に見入っていた。
ふと男鹿はヒルダの方を見た。
(コイツ…こんな表情すんのか)
初めて本物の雪を見たヒルダは、まるで子供のような純粋な顔をしている。
それは普段では決して見ることのない顔だ。
普段はむかつくやつだが、今はなんかこう…
(…普通にかわいいじゃねーか畜生)
男鹿は暫くヒルダを側で見守っていた。
(ベル坊にも見せてやりたかったな)
ベル坊はすっかり寝ている。
ヒルダが見たことないのだから、ベル坊も見たことはないのだろう。

男鹿はふと、さっきと違って安心した自分がそこにいたことに気づいた。
始まりは何もなかったことにイライラしながら公園に来たのだ。
それが今は、逆に満足感すら感じている。
理由はあえて考えなかった。


189 :
夜中の2時をまわった。さすがに大概の家の電気は消えていた。

「おーいそろそろ帰ろうぜヒルダ。ホントに風邪引きそうだ」
実際鼻がさっきからムズムズする
「そうだな。楽しんだし、帰るか」
いつもの顔に戻る。

二人は公園を出る。
街は寝静まり、電灯の明かりが雪を柔らかく照らしている。
情緒とか趣きとか、自分にはわからないが、今日だけは自分がさも風流人になったような気分だ

「雪、綺麗だった」
「まあ冬といえば雪だしな。」

「…男鹿。」

「ん?」

「今日の事……覚えておく。ありがとうな」
「俺もな。結果的になんだか来てよかったよ」

言い残したようにヒルダが言った。

「そうだ、後……」

「なんだよ?」


「……メリークリスマス」

その時男鹿は今日が25日だと思い出した。
今年もなんもないと思っていたが、今年は少し変わったクリスマスだった。
(こんなのもまあ、有りかな。なんて)

「おう、メリークリスマス!」

雪の舞う、今年はホワイトクリスマスだ。
鮮やかな月の明かりに導かれて、二人は家路を歩く。

190 :
以上です!
見てくれた方、ありがとうございます
いずれは>>155さんみたいなハイクオリティーなSSを書けるように頑張っていきます

191 :
>>190
うおお、GJ!!!
初々しい雰囲気がニヤニヤしちゃう男鹿ヒル素晴らしいです……。
ヒルダさんが雪を初見って言う設定が個人的にツボでした。

192 :
ついに男鹿ヒルキタ━(゚∀゚)━!!!!
この時をどれ程待ったことか!
いいよいいよ初々しさがもう本当に最高じゃないですか!

193 :
>>180の続き
「さぁー風呂も入ったし続きしよーぜー!!」
「でも、もう22時よ?」
「あぁ ま、いいや。今日は邦枝の家に泊まるから」
「ふ・・布団が・・・」
「あ!?最初に言ったろーが・・2人で1つだろ?」
「そ、そっか・・・」(やっぱり2人でなんだ・・・理性保ってられるかな)
「・・・・・・」
男鹿はまた黙り込む。
「・・・・やっぱ古市呼んで・・ぬおっっ!!」
「あっ・・・!」
邦枝は勢いよく腕を引っ張ってしまい男鹿は邦枝に引き寄せられる。
「んっ・・・」
男鹿はそのまま邦枝に引き寄せられ、2人の唇が重なった。
「・・・・っ!ぬおぉぉぉい!!!」
邦枝から離れる男鹿。
「て、てめぇ邦枝。お前のせ、せいだぞ!お、オレはなんも悪くねぇかんな!!」
「うん・・・・ごめん・・・」
「・・・・・」
男鹿と邦枝の顔は少し赤くなっている。
「あーもう今日はなんつー日だ・・・オレ寝るからな」
「わ、私も・・・」
邦枝部屋
2人は同じ布団で横になっている。
「「・・・・・・・」」
「なんか喋れよ」
「さっきはごめん・・」
「・・・もっとテンション上がる話ねぇの?」
「・・・・」
「ねぇのかよ・・」

194 :
男鹿はため息をつく。
「まぁ、思いっきり話変わるんだけどよぉ・・・」
「?」
「オレ・・・・邦枝の事好きだ」
「・・・・!」
男鹿は邦枝に軽くキスをする。
「・・・私も・・好き」
2人の唇がまた重なった。
次の日・・・
邦枝と男鹿が手をつないでデートらしき事をしている所を
何人もの人が目撃したという・・・・

END
とりあえず完結しました。
今回はエロ無しにしてみました。出来れば感想などをもらえたら嬉しいです。
次回は先週のアニメの予告からエロありでかきますので、お楽しみに!

195 :
GJ!!
エロ無しでもイイわな。

196 :
>>194
リクした本人です。ありがとう!想像以上のものが見れた。
俺も書きたいと思います。
クリスマスときたので次は正月の男鹿&葵。
エロありで書く予定なのでお楽しみに

197 :
男鹿葵で書いてる職人2人の
リク募ったり感想募ったり個人サイトみたいなノリがそっくりで
なんか同一人物に見えてきた

198 :
同感。
なんか個人サイトのノリをそのまま持ってきた感じ。
自分も以前何度か職人として書いてたけど、今のこのスレの雰囲気はあまり
好きじゃないから見捨てた。
さようなら。

199 :
そんな事より神パーを早くうp

200 :
>>197
それが本当なら自分の作品褒めるって・・・ひくな・・

201 :
>>200
何してんの?

202 :
ID……( ゚Д゚)……いやなんでもない。
これからスルー検定が始まるのか胸熱

203 :
>>197
同一人物じゃないっすよ。
俺は男鹿 葵のほうで、>>194にリクをした本人だよ?
自分に自分でリクはしないでしょ

204 :
同一人物だとは思ってないけどさ
その個人サイトみたいなノリはやめてもらいたいな

205 :
>>204
すみません
二度としません。

206 :
まあまあその辺にしとこうや
せっかく最近スレが賑やかになってきてる事だし

207 :
リクで抽出すると男鹿葵でリクのクレクレしてる人の必さに引くんだが
誰かリク〜とか出来れば感想〜とか次回はエロありお楽しみに〜とか
自分のサイトじゃないんだからスレの私物化は止めれって。本当に18歳以上か疑う。
実害無いと思ってるんだろうけどノリが低年齢っぽいスレは他の職人が離れていくし
他スレは黙って書き上げて黙って投下して感想レスにさらっとコメント残す大人の職人がデフォなんだ。
実は年齢詐称のガキが書いてんじゃないかと思うと素直に読めないから、最低限大人のフリくらいはしてほしいよ。

208 :
これ以上スレの空気を悪くするのはアレだし、職人来るまでまったりエロネタ語りでもしようじゃないか
焔王侍女悪魔三人が、ご主人様の機嫌を直す為にいろいろと御奉仕するネタなんかありそうで今まで無かったと思うんだけど。
特にヨルダなんかヒルダに対抗してそっちの方向で頑張っちゃうタイプに見える。

209 :
なんだ、最近はエロでなく微エロが流行ってんのか

210 :
ごめん、俺も以前職人だったけど、最近のこのスレは嫌いだ。
無意味な改行ばかりの作品って、目が滑る。
今更携帯小説でもあるまいし、そこに確固たる意味も感じないので違和感を
感じるだけなんだ。

211 :
まぁこういう空気になるからリクくれくれ書き手が言うのは良くない
自分でシチュが浮かばないならたまに読み手がこんなシチュいいなーとか
短く書いたのを広げて書くとかすればいいと思う
あと確かに一人改行すげーしてる人がいるけど、あれはもう少しなんとかして欲しいかも

212 :
読み専門なもんであまりえらそうな事言えんけど
最近のエロなしお花畑容認はどうなの…とは思ってた

213 :
>>211
本当にすみません。以後気をつけます。
>>212
確かにそうですね。なるべくエロ入れるようにします。

214 :
>>194
すみませんでした。
これからはこんな事がないようにします。
本当にすみません。

215 :
まあ誰が書こうが面白ければ俺はそれでいいけどな
作品読むだけだからスレの流れはあまり気にしてない

216 :
精神年齢18歳未満が書いてるエロかと思うとしょっぱくて萌えられんわ
ノリが厨房な書き手はコテハンつけてくれたらNG指定できるのにな

217 :
大人ならもうその辺にしといたら?それだけ言ったらもう分かっただろう。
これ以上いったらまるで集団いじめみたいだ。他の書き手まで逃げるぞ。

218 :
とにかくここはべるぜバブのスレなんだから
べるぜバブについて語ろうよ

219 :
同感だ。もうよかろうて。これ以上言い合っても不毛でっせ。
そーゆー訳で軌道修正ネ♪
べるぜバブのカプについてなんだけどさ、古ヒルってアリ哉?

220 :
>>219
前スレでも書いてた人いたし、ありじゃない?

221 :
おお4ヶ月ぶりにこのスレに来たらだいぶ進んでたwww

222 :
神花希望

223 :
>>196で予告した男鹿&葵ですが、長編になりそうなので途中まで書きます。

カレンダーを見ると、十二月三十一日に赤い丸がつけられていた。
これは約一ヶ月前に、邦枝が男鹿をデートに誘うと決めてつけた印だった。
そして今日は十二月三十一日。
(はぁ・・)
朝起きても電話をかける勇気がでない。
(私だめだな・・)
時計は八時を回ったところ。
電話の音が鳴り響き、邦枝は受話器を取った。
「もしもし」
「あ。俺だけど」
邦枝は一気に目が覚めた。この声は男鹿だ。
「なっ、何急に!?」
「今から遊ばねぇか?」
邦枝は自分の顔が赤くなるのを感じた。
「えぇ!?」(男鹿から誘ってくれた!?)
「暇なんだよ。古市もいねーしよ」
「べっ、別にいいけど・・ちょっと待って。まだ起きたばっかだし」
ガタガタ・・
「?・・こんな朝早くに・・寧々たちかな?ちょっと待ってて」
玄関の物音に気づき、邦枝は戸を開けた。
「よお」
「・・・っ!?」
そこには、携帯電話を片手に男鹿が立っていた。寒いのか、鼻が赤い。
「い、いやあぁぁ!見ないで!」
邦枝はパジャマ姿で髪には派手な寝癖がついていた。
「すげー寝癖だな!」

224 :
すみません!
急用が入ったんので続きは今夜だします!

225 :
遅くなってすみません!続き出します!
「バカ!なんでもう来てるのよ!」
「お前ならOKすると思ってたからよ」
男鹿は笑みを浮かべて、平然としている。
「以外と可愛いパジャマ着てんな」
「見ないでってば!」
「ん?顔真っ赤だぞ?大丈夫か」
邦枝は慌ててそっぽを向き、部屋の中に隠れた。
「げ、玄関で待ってて!」
「おう」
邦枝は鏡で自分の顔を確認した。本当に真っ赤だった。
(こんなんじゃアイツのこと好きってばれちゃうじゃない・・)
邦枝は慌てて着替えて、寝癖を直した。鏡で自分の格好を確認して、玄関に向かった。
「遅かったな」
「なっ、なんでこんな朝早く・・上がっていいよ」
男鹿は邦枝の後について、家の中をキョロキョロ見ながら歩いている。
(そういえば部屋に誰か入れるのって男鹿が初めてかも・・)
「ちょっとここで待ってて!」
邦枝は男鹿を部屋の前に立たせて、部屋のチェックをした。
(大丈夫だよね・・緊張する・・)
「入っていいよ」
男鹿は待ちわびたかのように、邦枝の部屋に入った。
「飲み物持ってくるからちょっと待ってて」
「おお。サンキュー」
邦枝が部屋から出るのを確認した男鹿は部屋の中をうろついた。

226 :
まだか

227 :
>>223のいう長編の定義がわからんのだが
10レスぐらいならまとめて投下してくれて構わんぞ
あんまり切れ切れだと他の人がいつコメントしていいかわからん

228 :
>>226 >>227
すみません。フリーズしちゃって・・続きいきます。
(意外と女っぽい部屋・・でもねぇな。よく見たら本棚の中全部歴史小説じゃねぇか。アイツ漫画とか見ねーのかな?)
男鹿は、視線を本棚から机に移した。真っ先に見たのは写真だった。
(写真?ってこれ俺じゃねえか!何で・・?)
男鹿が写真に目を奪われている時、邦枝が烏龍茶を持って部屋に戻ってきた。
「お待たせ・・って何見てんの?」
「いや、これ」
「!?そ、そそそれは別に好きとかそういうんじゃないから!」
邦枝の顔は再び真っ赤になった。
「お前また顔真っ赤だぞ!熱あんのか?」
男鹿は自分の額を邦枝の額にくっつけた。
「!?だ、だだだ大丈夫だから!」
「そうか」
(こいつ無神経にもほどが・・)
「なあ邦枝」
「なっなに!?」
「漫画貸してやろうか?」
邦枝は驚いた様子で聞き返した。
「何急に?」
「本棚に歴史小説しかないなんて女子高生らしくねぇだろ?」
「で、でも・・」
「お前、レッドデビルやめたんだろ?だったらふつうの女子高生らしくすりゃあいいじゃねえか。顔も可愛いんだからよ」
「可愛いっ!?あ、あんた何いって・・」
更に邦枝の顔が赤くなる。

229 :

「うおっ!?トマトみたいになってんぞお前!」
(こいつ本格的に風邪なんじゃねーの?)
空白の時間が過ぎる。二人とも無言になってしまった。
静かになった部屋に邦枝の携帯が騒がしくなった。
(携帯?そういや・・)「邦枝」
邦枝が口を開けた。
「・・なに?」
「メルアド教えてくんね?嫌だったらいいけどよ」
「・・いいよ。赤外線通信しよう」
「サンキュー」
赤外線通信を終えると、また静かな空気に戻ってしまった。
(さっきからおでこ合わせたり、メルアド聞いたり・・そんなに私を期待させたいの?こいつ・・)
邦枝は男鹿をじーっと見ていた。男鹿はそれに気づかず、窓から外を見ていた。
静かな空気に堪えかねた男鹿は、外を眺め提案した。
「なぁ、外いかねぇか?」
邦枝はため息をついて、ゆっくりと立ち上がった。
「はぁ・・あんたさ、ほんとデリカシーないわね」
「な、なんだよいきなり・・」
「別に。じゃあ外行こっか」
(ただ単に自分の本能のまま行動してるだけなのかな?)
外は、肌寒い風邪が吹いていた。まだ朝なので余計に冷える。
「どこ行くの?」
男鹿は財布の中身を確認した。中には小銭しか入っていなかった。

230 :
いらね

231 :
オレは結構いる

232 :
期待

233 :
>>228
すみませんとか言いながら相変わらずのぶつ切り投下
謝っても反省はしないのが最近の23歳ってわけですか

234 :
>>223、みなさん
ほんとごめんなさい。またフリーズしやがって・・
遅くなりましたが続き出します。
「金もねえし、公園でも行くか」
「そうね」
二人は公園に向かった。男鹿が前を歩いていた。
(う〜さむ・・もっと厚着してくればよかった・・)
「おい邦枝」
「え?」
男鹿は自分の着ていたジャンバーを邦枝に投げ渡した。
「ちょ、ちょっと!」
「さみーだろ?着てろ」
「あ、ありがとう」
公園は静かだった。風で草のみが揺れている。
「大丈夫?寒くない?」
「平気だ」
二人はベンチに座った。
「公園に来たはいいものの、することねーな」
「・・・うん。あ、あのさ男鹿」
「ん?」
「じ、実は私も・・今日あんたを誘おうと思ってた」
「お、おお、そうか。」
男鹿は驚いた様子でキョトンとしている。
邦枝はえい、と気合いをいれて自分の想いを伝えた。
「あ、あのね男鹿。いきなりこんなこと言って驚くと思うけど、今日あなたに会えて、よ、よかったよ」
男鹿は空を見上げて、白い息をはいた。
「・・・俺もだよ。なぁ、今日お前んち泊まっていい?」
邦枝は照れた様子だった。もじもじと体を動かしている。
「べ、べ別にい、いいけど・・何で!?」

235 :

「正月は好きな女と一緒にいてーだろ?」
邦枝は鯉のように口を上下に動かした。
(え!?今のって・・プロポーズ!?)
「けっこうアピールしたつもりだったんだけどな。鈍いなお前・・」
「バカ!鈍いのはそっちでしょ・・私だってずっと好きだったんだから!」
「まじ・・?」
邦枝は無言で頷いた。

四時間後
二人は家に戻っていた。
邦枝の部屋には、かるた、双六が転がっていた。
「夕飯作るからテレビでも見てて」
「いや、俺も手伝うぞ」
夕食を終え、二人は布団の用意をしていた。
「布団一つしかねーな」
「ど、どうする?」
「そりゃあ・・こうするに決まってんだろ!」
「きゃっ!」
男鹿はそういうと、邦枝をベッドに押し倒した。
「あ、あの・・初めてだから・・」
「わかってる。」
男鹿はそういうと、邦枝の服を脱がして、胸に手を置いた。
「んっ・・」
「やわらけ・・」
徐々に声を荒げていく。
邦枝は男鹿のズボンのチャックを下げて、モノを口にくわえた。
「むぅ・・」
数分後、邦枝は自分の秘部に男鹿のモノをくっつけた。
「邦枝・・」
「男鹿・・」
二人は見つめあい、唇と唇を重ねた。
「・・っん・・あぁぁ!」

236 :

邦枝はゆっくりと自分の胎内にモノを挿入した。血が流れていた。
「きっつ・・」
「あっ!あぁ!おがぁ!」
男鹿は我慢しきれず、邦枝の胎内に精液を吐き出した。
邦枝はぐったりと男鹿の上に倒れた。
時計を見ると、針は零時を過ぎていた。
「・・明けましておめでとう」
「・・うん。明けましておめでとう」

END
まず、ぶつ切り本当にすみませんでした。
それと、時間の都合上、双六で遊ぶシーンなどをカットして、少し短くしました。本来はこれの1.5倍位の長さでした。
唐突にエロが入ったのはそのためです。双六でフラグを立ててたんですが・・すみませんでした。

237 :
GJ、お疲れさん

238 :
GJ!!

239 :
GJ!お疲れ様です。
話は変わるが、本誌の連載は大丈夫か!?
ここんとこ、掲載順が下の下じゃん!心配だ!(ToT)

240 :
レベル低すぎ
書く気なくすわ

241 :
はいはい、いちいち言わなくていいからさ
書く気ないなら黙って書かなけりゃいいじゃん
スレ荒らす気か?ひとこと多いんだよ君は

242 :
そろそろ神花を…

243 :

久々にきたけど最近荒れてんね
べるぜバブのスレ!ってかんじでべるぜバブの話しましょう。
今週のアニメ葵ちゃんはもちろんよかったけど、諫冬ちゃんもいいよね!

244 :
保管庫管理人です
PCに触る時間がなく、結果的に保管庫放置してしまっていて本当にすみません…
wikiに参加申請くださった方には参加承認しましたので
編集にご協力いただけると助かります
またしばらく来れないので…すみません

245 :
gj
荒らしはヌルー

246 :
239←ま、大丈夫だろう。アニメも放送中だし、恐らく一時的に沈んでる
    だけさ。ここんとこ最近、また面白くなってきたし、打ち切りは無い
    だろう。(と思いたい。)
240←go to hell!

247 :
>>246さげようよ(´・_・`)

248 :
>>246
>>240みたいな人を責めるのは一人だけでいいじゃないの

249 :
だ〜れか書いてくれ〜!

250 :
同意
今までなかったやつ見たいな。
寧々とか千秋とかヨルダ他とか諫冬とか

251 :
>>250
その辺は確かに読んでみたいし書いてみたいけど
相手役をどうするかだな
主人公の男鹿と絡めるのが無難なのかもしれないけど
男鹿は感情移入しにくいというか
今ひとつ恋愛とかエロに持っていき辛いんだよな

252 :
なんか一回粛正されてからぱたりと人が消えたね
戻ってきてくれ

253 :
>>251
ヨルダ他は焔王でできるけど・・
千秋&寧々は葵がらみで、男鹿しかいないと思う。古市とかだと逆に難しい気がするな。
諫冬は男鹿以外だとハゲ組しかいないな・・

254 :
エロパロなんだしさ、細かい事は言いっこ無し!
原作で接点が無くてもイイじゃん。面白くてエロけりゃさ。
男鹿と絡めるのは難しいよね。男鹿って性的な事に興味なさげじゃん。
エロパロでは古市の方が書き易いわな。

255 :
まあ男鹿からエロよりもヒルダ、邦枝が誘う形ならありえるかもな
古市は、ラミア以外は無理だろう
>>252
下げないと怒られるぞ

256 :
そうか?
葵の相手は男鹿としても、
ラミアも含めてその他の女性とは上手くヤレそうじゃね?
第一、古市は男鹿と違って性的な事好きそうだし。

257 :
うーん・・
古市はヒルダはいけると思うけど列怒帝瑠メンバーはかくほうとしては難しいぞ

258 :
男鹿葵・男鹿ヒル・古ラミ・神パーで固定になりがちなのもあれだし
最低限の接点さえあればどんな組み合わせがあってもいいと思うけどな
古市はラミアでないと!葵は男鹿でないと!な固定カプ推奨意見はちょっといただけない
ま、職人さんが自由に書きたいもの書いて気ままに投下してくれればそれでいいや

259 :
そうだな
「らしさ」を求めるなら、カップリングより展開だと思う
原作で描写のないカプでも そのSS内に惹かれ合うきっかけなり
押し倒す動機なり ちゃんと書いてあればOKでしょ

260 :
ついでに言うと
「男鹿(姉)のエロが書きたかったので何となく東条に襲わせてみました」
みたいなSSも俺は可だと思うが
エロ漫画でも そういうのあるっしょ
小綺麗なストーリーなんかなくて、ただエロが見たいんですってヤツ

261 :
マンネリだ気味だからベルヒルをば

262 :
>>260
襲わせる系は書くほうとしては非常に難しいぞ
魔界の薬でなんちゃらかんちゃら・・とかだったらまだ書けるかもだけど・・
やっぱり接点がないのは難しい。
長編にして、無理矢理接点を作ってエロにはいることは出来るだろうけど、そんな技術ある人はそうはいないと思う。

263 :
vipじゃないのに
○○「」みたいなセリフの書き方とか
「…」じゃなくて「・・・」使ってる奴とか頭悪すぎるから投下しなくて良いよ
スレを無駄に消費するな

264 :
じゃお前だな。
さよなら

265 :
>>260
ネタってのは、大体原作から拾う。
だから原作で接点のない時点で普通はとても書きにくいんだ。第一、話に広がりを
持たせにくい。
その辺、理解してくれると嬉しい。

266 :
>>262,>>265
書きづらいなら無理に接点の無い組合せで書く必要は無いんじゃない?
>>258にある通り書きたいものを書けばいいと思う
王道でも異色でも投下があればすごく嬉しいよ

267 :
難しいから書けないって書いてる人へ
ここはあなたが読者のリクエストに答えてあげる個人サイトじゃないし
こんなシチュどう?って書いてる人もあなた一人にあててお願いしてるわけじゃないだろう
書いてくれそうな人が拾ってくれればそれでいいし、あなたが書けないとしつこく断る道理もない
そもそもこのスレは書けない人がムリヤリ書く必要もなけりゃ義務もない場所
単に「こんなの書いちゃった、サイト持ってないけど誰かに読んでもらいたいな」って人が気ままに投下するスレのはず
そんなの難しい、書けないなんて余計なこと書く必要ない、書けないリクはスルーすりゃいい
あと「理解して」はさすがに何様というか、そういうことは自分のサイトで自分の読者に言うべき

268 :
ヘカ葵とかジャバレイとか見たいな

269 :
職人さん、そろそろお願いします

270 :
男鹿ヒルも…

271 :
何でべるぜバブはまともなエロ画像がヒルダしかないんだろうな?
葵愛好者の俺は怒り心頭なんだが

272 :
まあ金髪片目ゴスロリ巨乳侍女悪魔…目立つだろ

273 :
それにしたってヒルダ多すぎだろ
葵のはバレーのエロ画像しかない

274 :
ほれ、邦枝のH画像
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/01/17/040030011726_popup1.html

275 :
画像なんぞどうでもええわ!!
そんな物よりSSが読みたい!
誰か投稿しろや!あいや、投稿して下さい!

276 :
>>274
有り難うございます
だいぶ胸が巨大化してましたねw

277 :
見てみたけど微妙だナ。
こんなんじゃ儂のムスコはエレクトせん。

278 :
>>194の予告したやつ。
(まじで割れる気がしねぇ・・)
男鹿はチラッとベル坊を見て思う。
(ベル坊の力使えば簡単なんだろーけど・・それじゃいみねーし)
「・・・あなたも意地はってないで明日にしたら?」
「男が意地はんなくてどーするよ。いっぺん決めた事だ やりきってみせらぁ」
クリリン4兄弟達(ウソ)は夕食を食べている。
「ホラ男鹿。みんな夕食食べてるじゃない。そんな事言ってないで今日はもう止めなさい!」
男鹿は邦枝を見る。
「イヤだね!」
「・・・・・・・っ!!」
男鹿は巨大な岩にしがみつく。
「男鹿!!いい加減にしなさい!!!」
パシッ!
邦枝は男鹿の頬を叩いた。
「・・ってーな!!何しやがる!!」
「いい加減にしなさい!みんなさっき食べ終わったわよ!!?」
「イヤだ!イヤだ!」
邦枝は男鹿の首元を叩き、気絶させるとひこずっていきみんなのいる寺へと向かっていった。
数時間後
全員は風呂に入り終わり寝ている。
パチッ
男鹿は1人目を覚ますと外へと出て行った。
次の日
邦枝がみんなを起こしにいくと
「・・・男鹿?」
男鹿の姿が見当たらなかった。

279 :
「まさか・・・!」
邦枝が急いで男鹿がいると思われる滝のあるところに行った。
邦枝の予想通り男鹿はそこにいた。
「ハァハァ・・・」
(男鹿・・)
男鹿は邦枝がいることに気付く。
「邪魔すんなよ」
「・・・」
邦枝は黙ったまま男鹿の後ろにいった。
「っんだよ」
スッと邦枝の手が男鹿の手に触れる。
「・・・違う男鹿・・そこの手はこう、もっと力をこめて・・・」
「・・・邦枝」
男鹿は邦枝の言うとうりにする。
「そうそう上手・・・・ !!」
「!!」
邦枝の胸に男鹿の肘が偶然当たってしまった。
「・・・・さ、さぁ続き・・しましょ」邦枝は顔を赤くしている。
「お、おう」
「最初より上手になってきて・・!」
また胸に男鹿の肘が当たった。
(やばっっ!!)
「・・・・!」
「わ、わり」
「う、うん大丈夫・・・だから」邦枝は最初よりもさらに顔を赤くしている。
「邦枝・・・」
「えっ!?・・!ちょっ」
すいません。一端切ります。
投稿するの遅くなってすみません。

280 :
いいね!続きお早く!

281 :
続きは?

282 :
GJ!
男鹿×葵か。なんか久びぃな。
誰ぞ古ラミのSSを投稿してくれんカネ?

283 :
遅くなってすみません。>>279の続きです。
寺内
男鹿はキョロキョロ辺りを確認しながら布団のある所へと向かった。
「男鹿どこ行くの!?」
「・・・・・」
先ほどまで寝ていたハゲ共は邦枝達を探しに行ったのかもういなかった。
男鹿は邦枝を押し倒した。
「男・・鹿・・」
2人の唇が重なる。
「んっ・・・」
男鹿はすぐにキスを止めた。
「男鹿・・なんで・・・」
「なんでってそりゃぁあんな事あったし・・な」
「あんな事・・・?」
「いや、え〜と・・邦枝のむn・・・とにかく!邪魔すんなっつたのにお前が無視したのがいけねーんだよ・・・!」
男鹿は再びキスをする。
邦枝はすぐに舌を絡めてきた。
「邦枝・・・」
「・・・私ね、ずっと男鹿の事が好きだったの・・・」
突然の邦枝からの告白に驚く男鹿。
「ずっと!?・・・いや、そうか。まぁオレはずっとってほどじゃねーけど・・・今、確実に邦枝の事好きだぜ」
2人は3度目のキスをする。
今度は男鹿から舌を絡めてきた。
「んっ・・・」
邦枝は男鹿のズボンに手をかける。
男鹿はキスをしたまま邦枝の服を脱がしていき、ブラをはずしていく。
邦枝がズボンのチャックを開け男鹿の下着と一緒に足首まで下ろした。
一端切ります。何回もすみません。
明日の朝頃にはちゃんと投稿するんで・・

284 :
>>283の続き
男鹿の秘部はすでに硬くなっている。
男鹿は邦枝のショーツを脱がした。
邦枝は自分の秘部を男鹿の方に向けて男鹿の秘部を口に銜えた。
「くっ・・・」
男鹿は邦枝の秘部を指で軽く開き豆のようなものを舌で舐めた。
「あぁっっ!!」
邦枝の体が少し跳ねる。
男鹿は舌を休める事なく舐め続けていく。
「あんっあぁぁっっ!!」
「やべっ出る・・かも」
男鹿は邦枝を自分の秘部から離し間一髪、口の中に出すのは免れた。
「ハァ、ハァ・・・今のはさすがに危なかった・・・」
「ね、ねぇ男鹿。続き・・しよ」
「・・・・あぁ」
男鹿はまた邦枝を押し倒し、突起物に吸い付いた。
「ひゃんっっ!!」
邦枝の体がまた跳ねる。
男鹿は邦枝の胸をやさしく揉み始めた。
「んあっ・・・!」
「気持ちいいだろ?」
「・・・・う、うん。男鹿、そろそろ入れ・・て」
「邦枝からそんな事言ってくるなんてな・・・・お前けっこーこれすんの好きだろ・・」
邦枝にそう言いながら男鹿はゆっくりと邦枝の膣内へと入れていく。
「痛っ・・・・!!」
「大丈夫・・・か?」
「うん・・少し痛かった・・・だけだから」
「そうか・・・じゃぁ動くぞ」
邦枝の膣内で少しずつ男鹿の秘部が動き始めた。

285 :
「あっあっ・・・」
邦枝は体が揺れるたびに声を漏らしている。
「もう少し・・・速く動くぞ・・・」
「あんっイクイッチャう・・!!」
「くっ・・・!」
男鹿の秘部は邦枝の中で締め付けられていく。
(くそっ・・このままじゃ・・出ちまう)
一端抜こうとするがきつくて抜けなかった。
ドピュッ!!
「出ちまったか・・・」
「・・・すごい出てるね」
「子供・・・出来ちまうかもな・・・」
「嫌?」
「・・・・嫌なわけねぇだろ」

数年後・春
「おぉっと」
「気を付けてよ」
「大丈夫だって」
男鹿は邦枝との間に生まれた子供を肩車をして遊んでいた。
END

286 :
GJ!!
イイな。特に最期。

287 :
アッーーーーーーー!!!!!!!
誤字った!!!
「最期」が「最後」だった!!
メンゴメンゴ♪

288 :
>>287
下げていないところは謝らないんだな。

289 :
>>288
まあまあ
>>285
いいね

290 :
>>285
エロをうまく書けるのは羨ましいなw
俺はエロなしの青春系しか書けん

291 :
別に俺はエロ無しでもイケるゾ♪
想像力が大事!

292 :

 | 朝はパン!/
  __
ヽ|゜∀゜|ノ
 |__|
  | |

 | パン!パパン!! /
   ____  カク
   | |゜∀゜| /⌒⌒ヽ
   | |\  |`イ  ノハぃ) パン
カク(( |_|_ィ⌒`」 ‖' 、 ソ|
    ノ と、_入`_,つ λ う
    パン


293 :
↑テラワロス

294 :
>>285かいた本人です。
コメントありがとうございます。
新しくまた男鹿葵で話作ろうとしたけどなかなかいい話が出来なかったので
なにか出来れば男鹿葵でリクくれたらうれしいです。

295 :
もう結構です

296 :
>>294
お前マジで消えろよ
心底気持ち悪いから
ゴミみたいな駄文書いて無駄にスレ埋め立てるなカス

297 :
そろそろ神パーでお願いします。

298 :
いいすぎだって。
確かに>>294もガキっぽいけど、そういうこと言うとスレの雰囲気悪くなるから止めろ
>>294
今までのスレ見たら分かると思うけど、リクはとるな。
作品投稿してくれるのは嬉しいけど、個人サイトみたいな真似すんなとか他の人が怒って、スレの雰囲気悪くなるから

299 :
注意通り越してただの悪口言う荒らしみたいな奴っているよね。そう言うことさ。
雰囲気はもう最悪になってる気がする。
書き手はもうここには居ない。ていうか出たくても出れないだろこれじゃ。
打開策として、テンプレの注意書き追加を提案してみるよ。
それと、苦手なのがあったら>>1にある通りNGするなりスルーする事って大事じゃないかな?

300 :
ハーイ、そこまで〜!
喧嘩はやめましょうネ〜!
これ以上、悪口の応酬を続けても不毛ですヨ〜!

301 :
>>296言い方って言うものがあるだろう。
でも>>294もあんまりそういう個人サイト的
発言はよしたほうがいいとおもう。
書いてもらうに関しては申し分ないが…

302 :
何回も注意されてるのに直す気ないみたいだしな

303 :
>>300
sageもしない奴が偉そうに仲裁入ってんじゃねーよw
このスレはこういう無知なガキばっかだな
まぁさすがに>>294は釣りだと思いたいが

304 :
だからさ、一度テンプレ見直ししてみない?
それにつまらないレスに釣られるのやめようよ

305 :
はい、マジでここまでにしよう。
最近こういういざこざ多すぎる。職人さんに申し訳ない。
みんなのこと考えて、仲良くやってこう。

306 :
丸くおさめるのはいいけどさ
腕のいい職人さんがどんどん去っていってしまってるのが問題なんじゃないの
何で最近いざこざが起きるかを考えないと解決にはならない

307 :
こんな談義続けてたら職人さんが投下したくても出来ないぞ
男鹿ヒル、古ラミの方待ってます

308 :
神花期待!

309 :
しつこくリクを募る&書けないリクは上から目線で却下する職人は正直嫌だ
こんなの読みたいな〜って雑談すらしにくくなるよ、リク厨呼び寄せそうで・・・・

310 :
>>303
触っちゃいけない奴だろうけどお前もsageろよゴミクズ
偉そうに俺様=ルール語るやつは消えろ

311 :
もうダメだわ、此処。
ハイ、さよ〜なら〜♪アデュ〜♪

312 :
文才のない俺にはできないことだ… 神花期待

313 :
完全に荒れてるな
ここらで誰かなんでもいいから投稿して下さい
流れを戻そう

314 :
いやぁ荒れてるねぇ!結構結構!
ここまで荒れてんなら落ちるのは時間の問題だな。
軌道修正は出来まいて。この流れを変える事は
不可能よ!

315 :
読ませる内容の作品を書ける職人は以前なら何人もいたけど、今じゃケータイ小説以下の
駄文並べるだけのスカしかいなくなった。
もう以前の和やかな雰囲気には戻れないよ。だって職人は戻らない。
前スレまでは良かったんだけどなあ。

316 :
いや、このスレは俺は好きだ。
何としてでも元に戻すから待ってて下さい!

317 :
オレも好きだな。
できることがあるなら協力したい。

318 :
自分ももっと良い作品投下出来るように頑張ります。
やっぱりべるぜが好きだから。

319 :
今更だな。
ここまで荒れちゃ修正は不可能よ!
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!!!

320 :
今更だな。
ここまで荒れちゃ修正は不可能よ!
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!!!

321 :
ぶつ切り投下、誘い受け、自称職人のチラ裏化を注意しないどころか
好きカプさえ書いてくれれば良いと持ち上げまくっていたここの住人の自業自得だな
まあ自演GJの可能性も大いにあるけれど
他のスレで似たようなことを少しでもやろうものなら総スカンくらうからとてもできない
まともな職人が来るのは諦めて細々とやっとけばいいんじゃない?

322 :
投下される作品のクオリティーが明らかに超劣化した時点で、今の惨状は見えてた
ブツ切りの上内容もつまんない話を住人が変にageたりするから…

323 :
書くのも読むのもするけれど偶に覗く度やっぱここでは書けないと思うもんなw
そら投下したらどれだけカスでリア丸出しでもGJもらえるんだから楽だけど
そんなところでGJ頂いたところで嬉しくねー
>>5とかで丁寧にやり方教えてもらってんのに
直さないどころか開き直る馬鹿を持ち上げてる時点で高が知れてるww

324 :
そんなもんどのスレも一緒だ。
いつかは段々と劣化していくし、おもしろくなっていくなんて滅多にない。
作品どうこうより、周りのみんな次第でスレは保てる。
このスレが好きだって言ってる人が、スレを長生きさせる。
>>319みたいな奴が無駄にレスを消費すると、こんな有り様になるんだ。

325 :
こんな時ヒルダさんが居てくれたら…!と、古市の様な事を言ってみる。
今週アニメは原作と違う処が多々あったから、アニメ版の話も作れそうだw

326 :
まあ前スレからずっと注意されてたしこの人は消えてくれるとありがたいな
ほとぼり冷めたらエロネタ語りも再開できる
自分もスルーしつつ何故あんなのをありがたがる人がいるのか不思議で仕方がなかったよ
他所はもっと厳しいのに

327 :
つーかいつまでこんなくだらない話してんの?
文句ある人は黙って消えればいいじゃん。
このスレを楽しむ人にとって邪魔者以外の何者でもないよ抗議する人はさ。
楽しみたいなら穏便にべるぜバブの話したり、黙って作品投稿されんの待てばいいじゃん。
このスレで発言してるってことは、このスレが好きってことでしょ。
それなのに自分たちでつまらないスレにしてどーすんのよ

328 :
一部の人が楽しければいいのか?それ以外は邪魔者って…
みんなで楽しみたいからずっと言いたい事も我慢してたんだが
なかなか察してくれないどころか指摘されても直らないから言葉もきつくなったんだよ
真の職人の投下を待とうにも嫌気がさしていなくなられたら元も子もないじゃん

329 :
そんなんだからあの最低限の基準さえクリアしていない自称職人と
それに満足できてしまう程度の人たちしか残れないんじゃないか

330 :
前はまだ穏便に注意するだけの人が多かったけど
その場限りの謝罪で、いつまでたっても直らないんじゃあ普通怒るよ
とどめにリクを募ったのが地雷だったと思うぞ
ここまで来たら後は時が解決してくれるのを待つしかないな

331 :
終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーですコノサイトグッナイ

332 :
もっとまともな会話しろザコドモ
カスめ

333 :
sageもしないバカどもが偉そうに言うな。


334 :
保管庫止まってるけど、スレが落ちたら作品見れなくなってしまうん?

335 :
保管する価値もないゴミクズ駄文しかないんだからもう必要ないだろ
あの馬鹿が消えない限り更新する必要もない

336 :
がっつり言ってくれた人たちありがとう
すっきりした
>>217見て「応援してくれてる人がいるからアンチなんて気にしない!」なんて
明後日の方向に解釈しないことを祈る
これでこころおきなくヨルダのエロさについて語れそう

337 :
間違えた
×>>217
>>327

338 :
>>334-335
このスレでもいくつか良いSS書いてくれた人達のは惜しいな
また帰って来てくれるといいんだけど

339 :
梓ちゃんはあれ絶対エロイ身体してるよな
真面目な話べるぜのキャラの中でヤルなら梓ちゃんが一番楽しいと思う
ヨルダやサテュラ、寧々も捨てがたいけれど

340 :
>>338
マジで良作は自分の興味あるカプじゃなくても心地よく読めたから不思議だ
神はもうここにはいないのかな…

341 :
今はひたすら待とうZE♪

342 :
立て直ってきたなw
>>339
俺は諌冬いいと思う!
葵、千秋ときて三番目に

343 :
自分も諌冬可愛いと思う。
アランドロン娘もアニメだと出番も多くてキャラ確立してて好きかな。
そしてこっそりカズ×梓を推すぜ。

344 :
梓いいよなぁ。
葵、梓、諌冬
俺的この三人きてますw

345 :
寧々、千秋、諌冬あたりは原作で誰ともフラグ立たないのがもったいないよなぁ
作者はせっかく可愛い女の子が描けるんだから
もっと男と絡ませて妄想のネタを提供してほしいw

346 :
エロパロだろ?とにかく妄想だ!
原作で全く絡みが無くてもフラグが立って無くても、
妄想で補え!それがエロパロの真髄だろうよ!
とりあえず御相手はべるぜ最狂の変態こと古市が妥当だな。
とにかく妄想が大事!漢は妄想族であれ!

347 :
おいおい坊主、妄想は原作ありきで準拠するものなんだよ

348 :
焔王を探してる途中にゲーセンで不良に絡まれてレイプされる話を

349 :
>>347
甘いな
別作品だが原作でのフラグ・絡み無しにも関わらず
誰もがその自然な流れに納得し感心した素晴らしい作品を読んだこともある
要は説得力の問題だ

350 :
同感だ。
原作の世界観やキャラが壊れてなけりゃ、
フラグの有無は別にイイのよ。エロパロだもの。

351 :
そうだなw
諌冬もしくは梓の作品みたい!
葵作品も新しい設定あったらそろそろ見てみたいな!

352 :
>>349-350
その意気やよしだが、果たしてそれを書ける職人があえてここに来るかどうかが
問題だ
そもそも普通の職人さえ来るのか

353 :
そんなの嘆いたって生産性0だし仕方ない
自分は書くのも読むのもする方だがネタが浮かぶまではどうしようもないので
それまでは他の人たちのエロ談義見てなんかいいネタ発掘するよ
何度も話に上がるようなキャラがいるならそいつで考えてみようかって気になるし
最近では焔王の侍女三人に搾り取られる古市とか浮かんだが
その後の巻き展開で妄想する暇もなかったんだよなw
あと危うくレイプされるとこだったヨルダはよかった

354 :
てかべるぜバブの同人誌が少なすぎる

355 :
てかべるぜバブの同人誌無いだろ
あるのは男×男だけw

356 :
ヒルダの下手な同人誌ぐらい

357 :
ttp://h.stack-style.org/Magazine/2011-12-03-01%E6%9C%88%E9%87%8E%E5%AE%9A%E8%A6%8F/%E6%AE%8B%E5%BF%B5%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%A8%E6%AF%92%E8%88%8C%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%89
ヒルダそっくりの商業誌ならあるが

358 :
男×男はなんか嫌ってほど見かけるが、いらんわんなモンw

359 :
同人誌なんぞ、どーでもイイっちゅうんじゃ!!
SSを投稿して下され!m(__)m

360 :
お前はsageろ。

361 :
関係ないが、もう今年も終わりだねぃ。
来年も「べるぜバブ」に幸あれ!

362 :
おひさしぶりです。
忙しい時期に入って時間が空いてしまいましたが、今年中にもう一作品は投下したくて小ネタをひとつ。
エロなし短文。男鹿ヒルベルです。

363 :
【12月31日の男鹿家】

「人間界では、このように新年を祝うのだな」
「何だ、魔界ではちげーのか?」
「まあな。……しかしこれだけの人間が一箇所に集まるとは……皆暇なのだな」
「今のお前が言える立場じゃねえ」
男鹿家のリビングに出されたコタツにぬくぬくと半身を埋めながら、ヒルダと男鹿はぼんやりテレビを眺めていた。
年末の特番が放送され、画面には去年の初詣の様子が映されている。
母親と姉は夕飯の買出しのために家を出ていた。
「買出しならば、私がお請けすると言ったのだ」
「でもあの二人が良いからっつって出てったんだろ?珍しいよな。お袋はともかく姉貴まで」
「うむ。……コタツとはいいものだな……」
TV画面を観ながらヒルダが呟いたのを男鹿は聞き逃さなかった。
初めて会った時は冷酷な目をした悪魔のような(実際にそうなのだが)女が、こうして目の前でコタツに入り、眠そうな目をしている。
あのころでは考えられないような光景が、今目の前で現実に起こっている。
フ、と口角が自然に上がってしまう。
「……ダ?」
何となく、そんな男鹿の変化に気づいたベル坊は隣に座る彼の表情を良く見ようと顔を上げた。
「どうしたベル坊?」
「アー」
「坊ちゃまどうかなさったのですか?」
ベル坊に向けた男鹿の表情は、もういつもの表情だ。
しかし、僅かに違う空気を察したのかご機嫌に両手を伸ばし、男鹿の膝へ乗る。
「坊ちゃまは男鹿がお気に入りですね」
「アイ!」
大人しく膝に乗っているベル坊を見て、ヒルダも嬉しそうに笑顔になる。
ご満悦のベル坊は、片手をぽんぽんと叩き、こっちへ来いのポーズをした。
「え?……私も隣に……いえ、坊ちゃまのお隣なんて滅相も無い!」
「アイッ!アイッ!」
「そんな……ですがそこまで仰るのでしたら……」
苦しゅうない、ちこうよれ……そんな時代劇のようなやり取りをしつつ、ヒルダはおずおずとコタツから出る。
「おい、狭いんだからこっちくんなよ」
「ぼっちゃまのお願いなのだ。貴様は極力端に寄れ」
もぞもぞとコタツの中で攻防戦が行われ、観念した男鹿はヒルダの脚に蹴られるまま大人しく隅のスペースに寄る。
しかし、一般家庭のコタツでは二人が一辺に納まるわけもなく、ヒルダは脚だけをコタツに入れてちょこんと男鹿の隣に正座した。

364 :
「これでよろしいですか?ぼっちゃま」
「アー……ウー!」
「そんな……これ以上は無理ですッ!」
「何やってんだお前らは」
どうやらベル坊は、ヒルダにもコタツの中に入って貰いたいらしい。
しかし、それはどう頑張っても無理な話だった。
「ぼっちゃま、ヒルダは此処にちゃんと居ますから」
「ウー!」
「我がまま言ってんじゃねーぞベル坊」
しかし、ベル坊は涙目で訴える。
このままでは電撃必須……なんとかして機嫌を直して貰おうと、二人が躍起になっていると、テレビの画面で一際大きな歓声が流れた。
『こちら石夜魔動物園の猿一家の様子です!三匹仲良く、体をぴったり寄せ合って寒さをしのいでいますね――……』
「アーイ!」
「……まさか……」
「これをやれと言うのですか……?」
「アー!」
TVの画面には、寒さの為か体を寄せ合う猿の姿。
大きい雄猿が、雌猿と小猿を抱えるようにして三匹が座っている。
ベル坊はその画面を指差してはしゃいだ。
横にこれないのなら、あれをやれと言わんばかりの視線をふたりに投げかける。
「……確かに並ぶよりゃ良いかもしれねーけどよ……」
「…………」

**********
「ただいまー」
「はー寒かった!」
夕刻になり、姉と母親が帰ってくる。
その声に、元気良く返事を返したのはベル坊だった。

365 :
「アー!」
「あ、ベル坊ご機嫌だね。どうしたの……」
リビングの扉を開けた美咲の動きが止まる。
「……何やってるの、辰巳」
「うるせー」
「おかえりなさいませ……」
まず目に飛び込んだ光景。
それは、男鹿の上にヒルダが乗り、そしてヒルダに抱かれているベル坊。
強引に三人でコタツに入っているだけならばまだしも、それは未だテレビで特集を組まれている猿の親子と同じ様子だったのだ。
「なんだ、ちゃんといちゃつけるのね。あんたたち」
「「いちゃついてません!(ねーよ!)」」
ヒルダは、どうにかしてその場から逃げ出したかったが、幼い王の命令であるがゆえ、身動きをとることが出来ない。
そして、そんなヒルダが乗っているので動くことも出来ない男鹿。
必に否定しながら、離れることをしない義両親を眺めながら、ベル坊だけが上機嫌に声をあげた。
「夫婦仲が良いと、子供にもいいもんね」
「……」
「…………」
「よかったね、ベル坊」
よしよしと、ベル坊の頭を撫でてから美咲と母親はキッチンへと消えていく。
残された男鹿家の三匹の猿は、このままどうすることも無く、ただながれるTV画面を眺めていることしか出来なかった。

「……夫婦じゃねーよ……」

さりげなく呟いた男鹿の一言が、また気まずい空気を生んだのは言うまでも無い。

END

366 :
以上です。即席小ネタなので未消化っぷりが半端でないですが…。
以前予告していた男鹿ヒルはエロ部分で修正しなおしてから投下したいと思います。
来年にまたお会いしましょう。

367 :
SS久びぃな!GJ!←(グッジョヴね。グランドジャンプじゃないヨ)
あけおめ!今年も夜露苦ネ♪

368 :
おおお〜〜!!男鹿ヒルベルの空気感の再現度がパねえぜ!!
男鹿ヒル神様、乙!!!予告の男鹿ヒルも超楽しみに待ってます!!
ついでにあけおめ〜ことよろッス!

369 :
男鹿ヒルキタ━(゚∀゚)━!
正直もう拝めないと思ってました。ごめんなさい!ありがとうございます!そしてあけましておめでとうございます!
良い新年のスタートだ!

370 :
うおっ!お待ちしておりました!
相変わらずGJ過ぎて萌え禿げますww
新年からこんな良い男鹿ヒルが見れるなんて思わなかった…
明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします!!

371 :
今日(1月2日)は姫始めの日。
夫婦がはじめてSEXする日だそうだ。
そのネタで男鹿ヒルと焔ラミを妄想した。
でも投下する勇気が無い。

372 :
なら、せんでいい。(-_-)/~~~

373 :
エロパロスレでエロ無し駄文をマンセーするから過疎るんだよな…

374 :
あるあるwww
エロ無しならpinkじゃなくて
2chにスレ立ててやれよと思う

375 :
エロ無しなのはまだいいとして、あからさまにつまんない駄文が続いてたからな
せめて目が滑らない程度のクオリティにしてくれよ
改行ばっかとか、台詞だけだらだら続いて状況説明一切ないとか、オナニー文章がやたら
多いのは困ったもんだ

376 :
>>371
投下する以上、責任は全て>>371が持つ
クオリティが高ければ称賛されるし、低ければ叩かれるかもしれない
ネガティブ反応を気にしない決意があれば、投下しなよ
俺は楽しみにしてる

377 :
ほしゅあけおめ。
今年はこのスレどうなるかなぁ…
自分はエロなしでも雑談のタネになるなら全然良いと思うんだけど。あんまり厳しくすると書き手はもっと減らないかい?
なんか細かい上から目線のレスばっかで過疎るのあたりまえだよこれじゃ。

378 :
エロパロに関係無いケドさ、このスレより原作の方が心配だね俺は。
色々省略しすぎだと思わない!?こんなに早くに悪魔野学園篇が終わるとは思わなかったよマジで!
結局、男鹿しか目立ってないやんけ!他の面々の戦闘シーンはオールカットだもん!
大丈夫か!?田村はナニをしてんだ!?

379 :
べるぜは複数のジャンル要素をもってるから、良くも悪くも話の方向転換が早いんだよな

380 :
>>378
金満くんも目立ってたよ?

381 :
最近は悪い方にしか行ってない気がするがな
作品としてのパワーが落ちてくると陥りやすいジレンマだ

382 :
悪魔弱すぎ、バトルもただの素人漫画のど突き合いw
この人にシリアスはムリだから、これからは男鹿を取り合うラブコメ漫画でいいや!
ラミアちゃんとしたいなぁ!!

383 :
まぁまぁそう言いなさんな。確かになんか最近は適当な感じするけど、
そう言わず生温かい目で見守ろうヨ。
信じるんだ、田村を…!
あと、古ラミはイイね。誰か投稿してくれんカネ?

384 :
ベルベル西遊記の男鹿と邦枝で誰かお願いします。

385 :
アニメディアのヒルダさん色っぽいな
あんな格好で自分のベッドに寝られてたら俺なら襲うww

386 :
まぁ襲ったところでボコボコにされるのがオチだろうがな…
邦枝が寝てて男鹿が襲ったら、「男鹿…」みたいな感じになるだろうけど

387 :
怒る男鹿にヒルダが挑発して、なし崩し的にならいけるんじゃね

388 :
ああいうのはキャミソールって言うのか?それともベビードール?
どっちにしろ下着かエロい

389 :
職人さん来ないかな

390 :
せっかくの小ネタ投下の後にも関わらず空気読めないようなアフォが湧いて出たからな…。
帰って来て欲しいよ(´・ω・`)

391 :
連レスだがバレスレ見てたぎってきた
これはエロパロ的に超美味しすぎるだろ…!

392 :
来週やべえなw
リミッター振り切れてあのまま襲う童貞展開でも男鹿が1から教えてやる調教展開でもどっちでもいけるw
ヒルダさんのバスタオル姿も見れたことだし職人様を全裸待機

393 :
アニメの「今夜は寝かせません」でもヒルダのバスタオル姿は出たぞ
覚えてる人少ないと思うけど…

394 :
葵の妄想内だっけ?
本物が見れるとは思わなかったよ
横に素直なヒルダが寝てるんだから襲えばいいのにw

395 :
ヒルダ髪下ろしたほうが俺は好きだな

396 :
ネタバレだが

男鹿はマジでピュアだなwww
石夜魔の面々は女だなんだ言うけど邦枝のひやかしとかオガヨメとか、小学生男子のような反応するよな。つまりみんな童貞かな。

397 :
>>396
ネタバレMK5

398 :
邦枝お持ち帰りしたい

399 :
誰か男鹿×人格変わったヒルダ書いてくれないかな…

400 :
いつも思うけど、リクだけして待ってるだけより自分で書いてみればいいのに

401 :
記憶喪失中のヒルダさんの口調が分かれば書いてもいいんだけどね、悩み中
ちなみに書くとしたらヒルダさん無知なMっ娘になるw

402 :
無知M娘GJ!Www
記憶が戻ったら男鹿がされるかも…

403 :
>>402
後日談としては
ヒルダ「………」
男鹿「なぁ、ヒルダ」
ヒルダ「…言うな。何も言うな」
男鹿「お前覚えてるのか?」
ヒルダ「…っ!!!貴様、よくもあんな…っ!(抜刀)」
男鹿「いやいやいやいや待てって!お、お前だって合意の上だったじゃねぇか!!」
ヒルダ「問答無用だ!!ね!!!」
男鹿「ぎゃあああああああ」

みたいな感じかなとw
簡易セリフのみでスマソ

404 :
>>403
GJ!本編も読みたいですw

405 :
バレたら邦枝、ラミアにもされそう…
「人をバカにして…っ!」(邦枝)
「ヒルダ姉様になんてことしてくれたのよ!」(ラミア)みたいな

406 :
何それよみたい

407 :
ヒ「プリプリプリプリ投げたくなっちゃった〜」
邦「いやぁやめてよぉぉぉ」
ヒ(む、よく見ればこの女なかなかいい身体をしてるな…調教しがいがありそうだ)

408 :
50話見て葵×ヒルダのエロも見たくなった

409 :
ベル坊状態の男鹿が、邦枝の前でパンツ下ろして…
で、戻った後に特別な関係に…みたいなの見たい!
「あ、あんなもの私に見させた責任、と、取りなさいよね!」って感じの

410 :
何でもイイから投稿してたもれ 

411 :
とりあえず今週号のバブ139の続きを描いてみた
男鹿の性格上、どうしても深いエロに持って行けてないです…

バブ139の続きから

……………………………
男鹿は暫く町を走り回っていたが、ふと冷静になる
「あれ、何で俺こんなにヒルダから逃げてたんだ?」
思案しても、むず痒かったからとかくだらない理由しか思い浮かばない
考えたら、ヒルダには今回非はない、というかむしろこうなったのも俺のせいじゃないかと男鹿は思った
さっきの事を思い出す
『たつみさんは…その…私のどこを気に入って結婚したんでしょうか…?』
普段にない表情で覗き込まれた。まだはっきり鮮明に覚えている
思えば結婚したなんて全くの偽りだが、男鹿家みんなの手前、否定する事は出来なかった。
だから、ヒルダはもう自分の妻で、男鹿家の家族の一員だと立場を信じている。
記憶が戻ればそれまでだが、今さら捩曲げられないだろう。
何故あそこで否定しなかったのか…
もし否定してヒルダが悪魔で、ベル坊は魔王だとしらしめて…ヒルダ達はどうなる?
男鹿家なら何となくそのまま受け入れて貰えるかもしれないが、もしヒルダ達が居場所を失うような事になってしまったら…?
そう考えれば、ヒルダの記憶が戻るまでは偽りでも『夫婦』で『一児の父』を演じなければならない
「頭ごちゃごちゃするな…帰るか」
家へ歩を進める
ヒルダには悪い事をしたなと反省した
今、部屋で何を考えいるだろうか。わからない
部屋のドアを開ける
ガチャ
「ただいまー…」
ヒルダはベッドに座って外を見ていた
「…たつみさん、お帰りなさい」
(くっ、やっぱ…むず痒いな)
しかしこれ以上ヒルダを混乱させてはいけないだろう、とにかく落ち着けと男鹿は自分に言い聞かす
「さ、さっきは悪かったな。急に怒って」
「いえ…私こそごめんなさい。たつみさんの気持ちも考えず」
「うぐっ、ま、まあ早く寝ようぜ。…川の字だっけな!」

412 :
男鹿はベッドに腰をかける
シーツを引っ張っているとヒルダが声をかける
「あの…」
「ん、何?」
「私は今全然覚えてないんですけど、記憶を失う前の私ってたつみさんから見てどんな人だったんですか?」
「え…」
核心をついてくる質問だ
今と真逆だとひとことで言い表すこともできるが、それは駄目だ
今と真逆って事は…
「えーとお前はな、おしとやかで料理が出来て、あと丁寧でよく笑って…」
そしてもうひとつ
「あと…ベル坊の事を誰よりも大切に思っていたよ。」
そういえば記憶を失う前も今も、ヒルダのベル坊への愛は見かけの形こそ違えど、変わっていない
どれだけヒルダがベル坊を大事に思っていたのか、良く分かった。
ちっぽけな火では、ヒルダのベル坊への愛と献身は消せなかったのだ
「そうだったんですか…よかったです。」
「…やっぱ今のままのがいいかも(ボソッ」
本当に。こんなに笑顔のヒルダは見たことない
これでいいんだよな、男鹿は後ろめたさは若干あったが、安堵を感じた
「たつみさん…さっきの質問、答えてもらえますか?」
「さっきのって?」
「あの、その、たつみさんが私なんかと結婚してくれたわけ、です…」
恥ずかしそうに顔を赤らめながら、男鹿の顔を覗き込む形で見る。
男鹿はまじまじとヒルダの顔を見ると、自分でもわかるくらいごくりと生唾を飲む音が聞こえた
(くそっ…今まで気にしたことなかったけど、大人しいとコイツ、かわいいじゃんかよ)
「何でって、それは…」
男鹿が詰める、二人の距離が近くなる
男鹿は短い時間の中で、ヒルダと出会ってからの時間を思い返した
わけのわからん理由で男鹿は魔王の親にされ、平凡だったはずの彼の生活は赤ん坊とこの女などによって激変した
最初は本当に迷惑限りなく思っていたし、居候の身の癖に高圧的なヒルダの事も嫌っていた
が、時間が進むと共に、男鹿はベル坊の親だと認めるようになった
つい先日までのベヘモットとの戦いでは、一人戦いを挑み命の危機に晒されていたヒルダの姿を間近に見た
自分の事はどうでもいいと言う癖に、気付けば誰かの為に苦しい思いをしていたヒルダを、男鹿はいつしかこう思うようになった

413 :
「…お前を、守りたいから」
「守り…たい?」
「お前は、いつもそうだった。一人で勝手に苦しんで、一人で全部背負い込もうとする。」
男鹿は続ける
「もっと、人に頼れよ、おぶってるもの吐き出せよ、ずっとそう思ってた。」
いつしか、男鹿の言ってる事は記憶を失う以前のヒルダへの言葉になっていた
「お前にはいつも側にベル坊がいて…俺がいるだろ…」
「たつみ、さん…」
そう言うと、男鹿はヒルダの唇に自分の唇を重ねる
今言った事が自分の本心なのかな、と彼は思った
スッキリした。ヒルダがヘカドスに刺されたその日から、ずっと言いたかった
一度顔を離して、男鹿はヒルダの目を見て言う
「俺も、お前が必要だ。」
彼女の瞳が潤み、涙が溢れてくるのが分かる
男鹿なりの気持ちの表現の仕方だ、不器用なりに、ヒルダにも知っててほしい
「たつみさん、私、凄く嬉しいです。相手がたつみさんで本当によかった…」
止まらない涙を両手で拭いながら、ヒルダはそう言うと、男鹿にギュッと抱きつく
彼の目にも、一筋の涙が流れた。泣きながらも自分を受け入れてくれる彼女を見て、自分が世界に存在しているんだと強く実感したから
『男ってもんはな、泣いたらいけねーんだ』
そのような事を昔ベル坊に言った事を思い出した
(…悲しいから泣いてんじゃねえもんな)
明日からどうなるのかな、ヒルダも学校に行くのだろうか。
気付けば時計は3時を指していた
昨日まで命を懸けた激戦だったのに…平凡な(?)生活にすぐさま逆戻りというのも、不思議だ
「明日は学校だし、もう寝ようか」
「うん…」
「一つしかないからベッド半分ずつ、な。真ん中にベル坊を寝かせてさ」
「なんかこういうの、本当に初めてな感じです」
「はは…」
彼女の目は赤みがかっているが、涙はもう消えている
部屋の電気を消す
そして彼は言った
「おやすみ。」
彼女も応える
「おやすみなさい。」
最後にもう一度、二人は唇を重ねた。

END

414 :
あれ?酉変わってたw
以上です。まあ男鹿ならこれくらいはいくかな、とか思いながら書きました。
男鹿が奥手というかこどもだから、どう発展させるべきなのか…

415 :
>>411-413
GJ!良いものを見せてもらった

416 :
今週読んですぐだから情景がありありと…GJです!

417 :
GJ
まさかここでタイムリーなネタが来るとは

418 :
ごちそうさまです
原作思い浮かべて2828しながら堪能しました
是非シリーズ化を…

419 :
あんなヒルダは嫌だ…(T_T)

420 :
男鹿ってどこまでエロい事知ってるんだろう…

421 :
年相応の知識はあると思うんだよな
古市がエロ知識仕入れて男鹿に吹き込んだりしてるだろうし
ただ興味がないという

422 :
言えとる…
つーかあんなイイ女と暮らしてて何も感じないなんてインポなんじゃね?

423 :
いくらイイ女でも、毎日ガーガー喧嘩してたらその気が起きないってのも分かる
それがふと記憶喪失になって、まるっきり違う性格になったら…と思うと萌えるだろ

424 :
>>384の男鹿葵の話作ってみる。
出来しだい投稿するわ。(出来たらエロありで)

425 :
待ってるよ〜ん♪

426 :
狛犬になって千秋たん全身ペロペロしたいお

427 :
ネタが多いお

428 :
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

429 :
姫川×邦枝って需要ある?

430 :
ある

431 :
姫邦超本命だw

432 :
そおかぁ?
邦枝は男鹿しかありえんだろ

433 :
>>430-431
よかったw男だけど書いてみるわ。エロも頑張る

434 :
ヒルダって記憶喪失する前と後どっちがイイと思う?

435 :
後がいいw

436 :
ギャップ萌えの恐ろしさを知った今日この頃

437 :
記憶喪失後の良妻っぷりがヤバい

438 :
俺は両方好きだ
期間限定だろうから今の内にデレヒルダさんを堪能しておかなければ

439 :
俺は後かな。
といゆうよりも、ベル坊の世話してるヒルダ限定で好きだ。
そしてそれに少しヤキモチを妬いている邦枝が好きだ。

440 :
だね、期間限定だからね!今の内堪能しないと!
しかし、悪魔バトルもグタグダで、ラブコメ設定しかもうネタもないんだし、もうちょっとズルズル先延ばしして邦枝と男鹿の取り合いして欲しい。

441 :
来週のジャンプのネタで
男鹿たちが間に合わなくて柱師団の残党に輪姦されるデレヒルダはどうだ?

442 :
古ラミってアリ哉?年の差がヤヴァイけど。

443 :
アリだろ

444 :
普通にありだな

445 :
アリに決まってんだろ!
つーか、もはや公式やんけ!

446 :
キスネタは使えるな

447 :
>>432
だな。
邦枝は男鹿一筋だろーし。

448 :
原作はそうだろうけど二次創作まで邦枝の相手は男鹿しかダメってのはどうかと

449 :
まぁね。

450 :
けど職人さんにとっても男鹿が一番書きやすいと思う。
ヒルダなら古市でもいけるけど

451 :
あんま妙な牽制すんなよ
姫邦がんばるといってる上の職人に喧嘩売ってるみたいだぞ

452 :
好きなものを書くのが1番良いさ
二次創作のましてやエロパロなんてみんな妄想なのだから…
俺もじわじわ書いてるぞ

453 :
最近職人さんが来ないのは多分忙しいからなんだろーな。
バレンタインネタを書いてほしかったけど…

454 :
よし、俺も書いてみる

455 :
千秋のエロが読みたい

456 :
誰か古ラミを夜露苦!!

457 :
そう言わんと、自分も書いてみ

458 :
最近原作アニメ共に神パーが熱いから是非お願いします!

459 :
自分で書きなサイ♪

460 :
くそっ脳内がまいどの男鹿ヒル祭りなのにお通夜だと!?
…世紀末だ。。。
しかし、しかし上の男鹿ヒルはGJ!
なんども読ませてもらってます。

461 :
俺も何度も読んでる
もう来られないのかな…

462 :
本誌がここんとこずっと男鹿ヒル超展開で回を追う毎に進展があるから
逆に妄想をはさむ余地がないとか

463 :
確かに一理ある…

464 :
男鹿ヒルはもういいよ…なんか飽きた…(-_-)

465 :
俺は飽きてない

466 :
今の書き手にとって、ヒルダさんが男鹿を呼ぶ時の法則がかなり重要な気が

467 :
飽きるほど投下されてないだろ

468 :
おそらく本誌の展開の事を言ってるんだろうが
それと二次創作は別物だ

469 :
ヒルダのたつみ呼びはヤバいな
鼻血が出るぜ

470 :
どうでもええわ。(-_-)

471 :
>>469
普段は男鹿でベッドの中ではたつみ呼びとかならより萌えるw

472 :
人が少ない

473 :
>>471
シチュエーションによって使い分けるってのはイイネ

474 :
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

475 :
もしかしてここ、俺しかいないのかな…

476 :
そんなことないよ
ただ投下がないよなぁ

477 :
ちょこっとずつだけど書き溜めてはいる。
ただ、上手く完結まで持って行けね〜

478 :
気長に待ってる! 頑張ってねー寝れねー

479 :
ヲイヲイ、此処ってダイジョーブなのカネ?(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

480 :
葵のエロさえあればそれでいい

481 :
保守

482 :
誰か投稿しようヨ〜(T_T)

483 :
保管庫って更新されてへんねんけど大丈夫なんか?

484 :
なんか古ラミ見たくなってきたw

485 :
このロリコン共め♪(*^_^*)

486 :
カラーの女子連中のバニーガールが良かったが何故バニーラミアがいない

487 :
読者が女だけの漫画や落ち目の漫画には職人は来ない
エロパロの職人はたいがい男オタクで,
女オタクが手を出すかどうかは作品の人気の有無でなく
自分の好きなカップリングがあるかどうかで決めるが
男オタクが手を出すかどうかはカップリングではなく作品の男人気の有無によって決めるから

488 :
3日間書き込み無いので書き込んでみた。

489 :
3日間書き込みが無いので書き込んでみた

490 :
ぬぬぬ

491 :
古ラミもいいけど、男鹿葵もいいな

492 :
忍法帳のせいだ少なくともひどい字数制限のせいで俺は書く気が起きない。
うっかりクッキーごとクリーンアップした日には数行しか書けなくなるし

493 :
保管庫更新してないな・・・。

494 :
あは〜ん

495 :
葵ちゃんかわいいよ

496 :
邦枝×アギエルで書いてみた、新ジャンルw
・二人の性格変わってます
・誤字脱字、表現ミス等あると思います
以上がOKならば、読んで頂ければ幸いです
…………………………………

人気のない暗闇に、黒髪ロングの、膝の所まであるスカートを履いて赤いパーカーを羽織った少女が歩く。
彼女の名は、石矢魔高校東邦神姫の一人、邦枝葵。
3月だ。
卒業に就職活動に、少しばかりスピード感増してくこの時期。
まるで師走のような時の流れに、自分は果たして乗れているのか、不安に駆られる。
なんか寝付けなかった。
夜中遅く、2時くらいだろうか、葵は気晴らしに人気のない夜の車道を散歩していた。
残雪の僅かに存在する小寒い空気は、吐息を白い煙に変える。
夜中に、女子高生が一人でいるなんて状況ではあるが、邦枝葵ほどの強さを持つ者には関係の薄い話だろう。
歩道は電灯の明かりだけに薄く照らされ、不気味な程静かだ。今宵は新月らしい。
そうするとやはり、自分の心臓の鼓動や、息遣いなどがより鮮明に反響し、緊張感が高まる。
「静かだなぁ。誰も、起きてない…よね。」
水を打ったような静寂は、葵にとっては心地好い緊張感とも言えるであろう。
自販機を過ぎる。
ふぅーっと大きく息をはくと、嫌な事、しがらみからも解放されたような気分になれる。
最中、今先通り過ぎたばかりの自販機の陰から突然の声。
「よぉ邦枝、元気にしてたぁ?」
あまりにも気配のない空間から突然の声に、さしもの葵も腰を抜かす。
声の主は聞き慣れない、が、すぐに戦いを共にした彼女であるとわかる。


497 :
「あんた…なんでここに」
「ん〜ちょっと、淋しかったから?な〜んて」
「そうじゃなくて…」
陰から姿を現した赤髪の女は、ベヘモット柱師団の一人、アギエル。
まだ冬の寒さだというのに、ロングコートの下は例の如くビキニのような服一つ。
葵とは一時敵対するも、邦枝の強さを認め、サシでの戦いを望み、ベヘモット戦では一時の仲間として戦った。
寒さのせいなのか、顔をやや上気させ、心なしか息も荒い。
「そんな事言うなよ〜お前の事、探したんだぜ。」
「探したって、どうして?」
「ふふ…それはね〜」
ガバッ
「っ!!ちょ、ちょっと何すんのよやめなさい」
「つれないな〜、いいだろ女どおしだぜ」
一気に距離を詰めると、後ろから葵を羽交い締めにした。
そして顔を葵の首筋に近づけて言う。
「ところでお前…処女か?」
「なっ、なんでそういう事を」
「へぇ、じゃあ例の契約者とかと、ヤったの?」
「ッーー!そんな卑劣な真似できるわけ…」顔を赤らめて答える。
「ふふ…そういう反応、嫌いじゃないよ」
慌てふためく葵とは対称的に、アギエルの雰囲気は、余裕だ。
空いた片手で葵の頬を掌で弄んでいる。
「ちょっとぉ、離してよっ。話すだけならこんな近くなくていいでしょうっ!」
「ははっ嫌だね〜。大声出しても誰も来ないよ、誰もが寝てる夜中なんだから」
「あとさ…さっきからあの…息、荒いんですけど?」
アギエルはまるで犬のように小刻みに呼吸を繰り返してる。
何か溢れんばかりの欲望を押さえ付けているようで、葵にもそれは感じとれた。
「私たち、戦場の友だろ?」
「そりゃ、そうだけど」
「だったら、さ」
「な…なによ。」
「少しばかり…お前を愉しませなよ。」
「ど、どういう意m」
「ふぅっ」
「ひっ…」
耳元に生暖かい息を吹き掛ける。ぞわぞわっとした何とも言えない感触に、葵の身体がビクッと反応する。
それを見たアギエルは満足そうに口元をニヤっとさせる。
葵は動きたくても、動けない。何しろ相手は人間とは勝手の違う悪魔、華奢な身体からは想像もつかないパワーだ。


498 :
「はは、その反応っぷり、ちょーかわぃーな邦枝っ」
「ちょっ、もういい加減にしt「ぺろっ」 っ…!はぁんっ!」
耳元から首の側面を舌で舐め上げる。
一度堪えたが、我慢できず漏れた葵の鳴き声が返事をする。
「お前…感じやすい身体なのか?」
「ちょ…やめ…」
アギエルは邦枝のうなじのあたりに軽く噛み付きながら、片手だけで邦枝の両腕を押さえ込む
そして空いた左手で、邦枝の胸を触る。
「ふぅん、思ったより胸あるんだねぇ」
「あっ、いやぁ。やめてよ…」
「あり、抵抗しないの?感じてるのか?」
「そういうわけじゃ…つっ」
「んっ…お楽しみはこれからだぜ」
地面に押し倒すと、邦枝の身体を上手いこと正面に向かせる
「はぁっ…あんたね、そろそろいいかg…」
何か言う前に、邦枝の唇を奪う
葵の、生暖かい口内を器用に舌で犯す
互いの唾液が混ざり合い、舌を絡めていく。
片手で無抵抗な上半身の服を脱がしていく
葵は、ファーストキスを奪われ、胸を揉まれ
頭は真っ白になり、どうすればいいかわからない
溶けるような感触を感じたと思えば、アギエルの唇が離れ
お互いの唇を端に、唾液の橋が薄くかかる。
葵は茫然とその透明な橋を見つめる。
再びアギエルは葵の上に被さると、豊満とは言えないながらも形の整った乳房を眺める。
その様子を見て葵は恥ずかしさの余り振りほどこうとするが、押さえ込まれた身体は全く動かない。
そして、彼女の淡い桃色の乳首にかぶりつく。
「ひぁんっ、やっ、やめぇ…」
アギエルはわざと音を立てて、葵の反応を確かめるように舌先でいじくりまわしたり、全体に噛み付いたりする。
「んっ…お願い…あん、やめて、はぁっ」
「…それがやめてほしいような態度か、お前も楽しんでんだろ?」
「…あっ…や、やめ…んっ」
「はぁっ、最近なんかムラムラしててさー、んっ、ずっとお前とこうしたかったわけ」
「んっ…」
「私、レズなのかもね」
「…?私はべつに…あっ…そんなの好きじゃなっいっ」
「そ。でもさ、あんた感じてんじゃん。そういう強がり見るとマジ興奮する」
「あん…そんなわけじゃ」
「変態」
「――っ。あ、あんたも…」
「そうだね」
「っひゃぁん!」
邦枝を言葉で責めながら、アギエルは再び首筋に噛み付く。邦枝の嬌声が響く。

499 :
左手を葵の肩に回して、おもむろに右手をスカートの中に入れる。
「―!!?ちょっ、そこは駄目ぇっ!!」
クチュッ…
パンツ越しにも十分濡れているのがわかる。
「すっげー濡れてるけど、これでも駄目と?」
「あ…」
「感じたから濡れたんだよね?」
「ち、ちが…う」
「正直に言いなよ、変態さん。身体は正直だよ」
「いっ、やぁぁ」
「それとも、ここでやめる?」
「…」
「してほしいんだよね?」
「…」
葵は無言で首を縦に振る。
それを見てアギエルはニヤッと笑う。
「私の勝ちだね、ふふ…」
まるで紙を裂くようにパンツごとスカートを引き裂き、葵の秘部があらわになる。
すでに溢れる程の蜜を流しているそこは、電灯の明かりにぼんやりと照らされる。
誰にも汚されていない薄いピンク色の秘部が、これから自分に染められていくのだろう。
顔を真っ赤にしたあられもない姿の葵を前に、アギエルは背筋にゾクゾクっとした戦慄を覚えた、所謂Sっ気の気質だ。
「はぁっ…あ、ヤベぇ…お前をグチャグチャに犯してやりたい」
「はぁっ、えっ…今何て」
羞恥と快感で淫乱な色に日照った全身をさらけ出した無抵抗の葵を目の前に、
野生的な本能がお腹の底から駆け上がって来た。
獣のように、目の前の「獲物」に集中する。
有無を介さずアギエルは葵の秘部に指を突っ込んだ。
すぐに嬌声が帰ってくる、たまらない。
もっとめちゃくちゃにしたい、理性がぶっ飛びそうだ。
指を動かす、思ったよりも葵の中はきつく締め付けて来る。
ピチャピチャといやらしい水音が夜の静寂に印象的にこだます。
「あん、いやっ、あっやめへぇ、はぁんっ」
抵抗してくるのは声だけ。身体は正直なのだ。
思えばさっきから左手には全く力を入れていない、邦枝の力でもすぐに退かす事は出来るはずだ
なのに―
「ははっ、そんなエロい声上げて、気持ちいいか邦枝?」
「いやっ、あっ、ほんなっひもちよくなんかぁっ…」
「つよがり、言っちゃってさ…」


500 :
邦枝のヒクヒクしたそこから指を引き抜く。ヌチャっと卑猥な音が響く。
邦枝の目の前で、愛液で濡れた指を拡げて見せる。
蜜が指と指の間に橋を架ける。電灯に照らされ、所々輝いている。
葵は、惹かれるように見入るが、すぐに顔を背けた。
「こんなにエロい液垂らしてるんだぜ、気持ちいいんだろ?正直に言えよ」
「…んっ…」
答えないが、答えはわかってる。身体は正直だ。
「変態、言えよ」
「…ひもちいい、です」
「よくできました♪」
涙で目を潤ませながら、すっかり顔を上気させた邦枝が答えた。
白い吐息が、断続的に冷えた空気に吐き出される。
その答えが、より一層アギエルの本能を掻き立てた。
再び指を突っ込む、今度は2本で。
クチュンクチュンと邦枝のそこは不規則な水音を立て、呼応するように先程よりも大きな彼女の喘ぎ声が響く。
自分の手で、強気な邦枝が淫乱なメスになっていく過程が、堪らなく快感だった。
手の速度を上げていく。
邦枝はもう半泣きだ、半オクターブ上の嬌声を上げながら、指を突っ込む度に身体がビクンと反応する。
そこには石矢魔を束ねあげるレッドテイルの総長、邦枝葵の姿は全くなかった。
「はぁっ…あっ…んあっ…」
アギエル自身も、無意識に葵の太ももにそれを擦りつける、ちょうど自慰のような状態であった。
仰向けの邦枝に乗っかって半膝立ちの格好であるため、膝が快感でガクガクしてきた。
邦枝は、顔だけ横に背けているが、快感に溺れていく様子が手に取るようにわかる。
「ひぃっあぁあんいゃぁんああっあんっ」
もはや声にならない声を上げて、葵はもう自制する事なく感じた快感をそのまま孤空に吐き出す。
「あっ…やべ、んああっ…イキそう」
3本に増えた指を根元まで打ち付けて、スピードを速める。
邦枝のとアギエルのとで、邦枝の股から脚にかけて、お互いの愛液でびちょびちょになっていた。
「あっはぁっいやっあぁっ」
葵の嬌声が更に一段と高くなる、未知の快感に、身体が決壊しそうだ。
「やばぃっ、イクっ…!」
「いやぁっ、なんかっ、なんかくるぅっ…あああぁぁぁぁっ!」
最後の悲鳴と共に、葵の身体がビクっと跳ねて、一転静まりかえる。
アギエルも、膝をガクっと崩した。

501 :

「はぁ…はぁ…はぁ…」
二人はしばらくの間、疲労と快感の余韻に浸る
「んっ……イッたな、お前。」
「…はぁっ……こひが…腰が動かないよ…」
「…」
もうどっちがどっちのかわからない愛液にまみれながら、アギエルが立ち上がる。
アギエルは完全に邦枝を解放したが、邦枝は動かない。
どうやら、本当に腰が抜けたようだ。
「今さら聞くのもあれかもしれないけどさ」
「何?」
「そういえば…オナニーとかした事あんの?お前」
「…すこしだけ」
「今日と、どっちが気持ちよかった?」
「…今日…かな」
ニッ。なんか勝った気分だ。
「ははっ、お前、すげぇ淫乱だったな」
「今になってまで…そんな事言わないでょ…」
「まぁ大人の経験できたじゃん、よかったな」
「そんな――」
「じゃあな、楽しかったぜ――」
アギエルは邦枝の額に手をあてると、邦枝はそこで意識を失った。
…………………………………
次の朝気がつくと、邦枝は自分の家のベッドで寝ていた。
どうやって戻ったのか、全く覚えていない。
昨日の事が、夢のようだ。
なぜか服も全く破れていないのだ、邦枝は、訝しげに部屋を見回すが、変化は見られない。
昨日の事が夢かうつつか、だんだん不明瞭になってきた。
「今日は、学校か…。」
身体が重い…登校の準備をしながら、邦枝は昨日のアギエルの顔を思い浮かべていた。
やはり鮮明に覚えている、会話の内容も、イッたときの…快感も。
じゃあどうして家に帰った記憶がないんだろう…
「じゃあ光太、行ってくるね。」
気まぐれにふっと布団を見た。
シーツの上には、長い赤毛が落ちていた。

END

502 :
百合厨キモッ!

503 :
以上
ご読頂き、ありがとうございます。

504 :
微妙だけど乙

505 :
>>501
駄作乙
氏ね

506 :
そのまで好きじゃないけど乙

507 :
GJ!こっからいい流れになるといいなー

508 :
しかし久しぶりの投稿だったな。
最近投稿少ないし・・・。

509 :
俺には最高だったよ

510 :
>>503
始めてみた組み合わせだけどGJ
百合は人によって結構好き嫌い別れると思う、俺は全然OKだけど
にしても久々の投稿だ…もう誰も来ないかと思ってた

511 :
「ほら千秋ちゃん……気持ちいいんだろ?『お○んこ気持ちいい』って言ってごらん? 」
「…く…ぅ…」
「言わないと抜いてあげないよ?ま、俺としてはどっちでもいいけど」
「…………………ちいい…です」
「あぁ!?んな小さい声で聞こえるか、処女ま○こに男咥え込んで気持ちいいですって叫べや!」
「……っ…………いい、です!処女ま○こに、男咥え込んで……気持ちいい、ですっ……!」
「うっ……きゅ、急に締め付けてきやがった……で、出るっ!」
「ぇ、ぁ……ぁあっぁぁぁぁぁぁッ…………!!」
「……嘘、つき……」
「くくく、嘘なんかついてねえさ。ちゃんと“抜いて”やっただろ?」
「そん、な……」
「さてと……オイお前ら!千秋ちゃん気持ちいいみたいだから、早い物勝ちでくれてやる!」
「………ッ………!!」

512 :
この男誰?乙だけど。

513 :
いやこれただのコピペだし

514 :
おぉ久しぶりに来たら作品来てた乙

515 :
ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!
アニメオワタァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
小生の毎週日曜日の楽しみがァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

516 :
ジャンプ系のアニメってどんどん終わっていくよな・・・。

517 :
ギ○タマも終わったね。
べるバブはこれから人気出てアニメ再開を期待

518 :
田村には頑張って欲しい所だな。

519 :
ksk

520 :
アニメってなんで終わってもうたんやろ?
視聴率?ストック?

521 :
>>520
そんな話ここでしてどうすんの?

522 :
誰か投稿してくれ。

523 :
痔・エンド

524 :
おいwww

525 :
三木×出馬
出馬×静
レイミア×ジャバウォック
古ラミ
男鹿葵
誰か書いてくれ。

526 :
BLに興味ない

527 :
GL興味ない

528 :
最初のほうはただの喧嘩漫画だったのにだんだんラブコメになってる気が…

529 :
確かに方針が変わってきているな
なんか男鹿も馬鹿じゃなくてただの鈍感キャラになってきたし

530 :
ちーんーご

531 :
つまらなくないスレだな!

532 :
↑どっちだよw

533 :
べるぜバブに幸あれ!
保守deathぅ〜♪

534 :
保守

535 :
保守

536 :


537 :
ほしゅ

538 :
このスレにはガキが多いな。

539 :
此処はもう駄目やなァ

540 :
ところで、保管庫どうした。

541 :
最近新たなCPが増えてきたな
ベル坊関係と葵関係、ベル坊は未来設定でないと難しいかね

542 :
大魔王は侍女悪魔とかじゃないと駄目だろうな。
早乙女は酔天か。

543 :
早乙女はヒルダか葵でもいける気がする

544 :
ベル坊も魔界道具か何かで成長させてとか男鹿ベル融合状態とかなら幅広いな
ヒルダ、葵、ラミア、二葉、千夜、そのくらい?

545 :
上げてみよう

546 :
待て、方向性がおかしいぞ。

547 :
保管庫息してない…

548 :
惜しい保管庫を亡くしました。

549 :
大丈夫なんかいな此処は…

550 :
誰かいないか

551 :
男鹿葵は生きてるの哉?

552 :
男鹿葵はキモい駄文書きだから要らないよ

553 :
神が来ないとモチベーションがあがんね

554 :
誰か古ラミくれ。

555 :
>>554
古「それやったらほんまもんのロリコンになっちゃうからやめて」

556 :
>>555
もうロリコンだろ。

557 :
はなた

558 :
はなた

559 :
その日は雨だった。それと同様に私の心も曇っていた。  「馬鹿」            

560 :
誰かSS投稿してぇえ〜(T_T)

561 :
書く方もアレだが、いちいち難癖付けないと気が済まない荒らしが暴れていたからな

562 :
荒らしMK5なら瞬するので投稿してくれ←

563 :
>>562
お前みたいにやたらageる奴ばっかだから荒れるんちゃうんかと…

564 :
“エロ”パロスレなのにエロ無しとか平気で“連投”する馬鹿もいたからな…

565 :
過疎スレだし、別にエロ無しでもある程度スレ賑わうなら構わんよ。妄想捗るし何も無いより次のバトンになりやすい。
明らか未成年やら変なのが湧くのはアレだが…。

566 :
何の為の板分け・スレ分けだよ
ケシメはつけろよ
エロ無しは該当SSスレでやれ

567 :
いや…そんなキツキツにしなくてもいんじゃないの。
他所でもそれなりに別れてる所もあるし、自分もスレが賑わう糧になるなら多少のエロ無しでも許容範囲。
ケジメ付けた所で投下無ければ意味なくね?
作品書くなんてモチベーションの問題だし、投下してくれるだけでもありがたいけど。エロ無しでもそっから発展した妄想でも皆で書いてけば良いじゃん。
嫌だったらスルーすれば良いし、投下された作品を叩く閲覧者様々流れは勘弁。

568 :
程度による
微エロすら無いSSは勘弁してくれ

569 :
いや、もうこの際、面白けりゃ許す!
大事なのは妥協と理解と広い心だよ!

570 :
その通り

571 :
投下無いのにルールばっかギチギチじゃしょうが無いもんなぁ
内容に関するルールはもう少し賑わってからにしようず

572 :
久し振りに古ラミ書いた
せめてもと、チューはさせた

573 :
つんと横を向いて窓の外を眺めたまま、ケーキ皿の上に最後まで残っていたイチゴを頬張っている
ラミアの視線が一瞬泳いだ。
「…不愉快だわ」
次の瞬間、鋭い言葉が投げられる。
「そ?」
思わず頬が緩んだままテーブルの上で頬杖をついて、空々しく古市は返した。
穴が開いてもおかしくないほど眺めているせいで居心地の悪さを感じているのだろう。ずっと無視
しているつもりだったのだろうが、それも限界のようだ。
「言いたいことがあるんなら言いなさいよ、古市」
「うん、可愛いなあって思ってる」
「……アンタの言うことなんて」
空になったケーキ皿を横にどけると、急に間が持てなくなったのかラミアの視線が動揺するように
揺れ動いた。唇の端に生クリームがついていて、誰も近くにいなければもちろん近寄って舐めていた
のになあ、と不届きなことを考えてしまう。
GWに入って一日目の午後、日差しは真夏かと思えるほどに強い。
「そろそろ出ようか」
すっかり黙り込んでしまったラミアの手を引いて店を出ると、急に暑さを感じた。女の子に日焼けを
させる訳にもいかないからと適当な理由をつけて、日陰を探すのも男として当然のようなものだ。
「ちょっと、どこ行くのよ」
いつものパターンに陥りそうだと危機感を持ったラミアが、歩きながら文句を言う。
「んー、別にぃ」
どのみち気楽な休みの日がこれから続く。
今日だって無駄に家の中でゴロゴロしながら過ごすつもりだった。男鹿とどこかに遊びに行こうかとも
思ったが、生憎ベル坊が癇癪を起こしたとかでかかりきりになっていて相手にされなかった。
だからという訳ではないが、こんな時にラミアと過ごすのは嬉しい。
憎まれ口を叩かれようが、むくれていようが、どんな反応をされても可愛い少女を眺めているのは
きっと有意義な時間の遣い方に違いないと思っている。
「ねえラミア」
表通りから一歩路地に入ると、涼しい日陰が浮きかけていた汗を引かせる。人の流れが途絶えたの
を見計らって、まだラミアの唇の端に残っていたクリームを舐め取る。

574 :
「ばっ…か」
こんなところで何を、と一瞬固まったラミアだったが、いつものキツい睨み顔を必に作って見上げて
きた。
「うん、甘いね」
「信じられない!」
真っ赤な顔で怒っているラミアの髪をぐしゃぐしゃと乱暴に撫で、もう一度と顔を近付ける。ふいっと
逸らした視線の揺れは弱い。
これはいけるかも、と図に乗ってしまうのは古市のいつもの癖だ。
「キス、してもいいかなあラミア」
びくりと肩が震えた。
「勝手に、すればいいでしょ…」
真っ赤な顔をしたまま、まだ怒っている筈なのにどんな表情をしたらいいのか分からないように瞼が
伏せられた。
「んじゃ、しちゃおっと」
イチゴの味がする甘くて可愛い唇をまた味わっている間、せめてもの抵抗のように小さな手が拳を
作ってとんとんと胸を叩いてきた。




575 :
GJ!!!
エロは無いが悪くはない。イイ話だ。
やっぱ古ラミはええのう。

576 :
ネ申だーーー!
古ラミ最高!

577 :
>>574
駄作スレチ荒らし乙
失せろ

578 :
>>573-574
乙!久しぶりに投下キター!
雰囲気が良いな。この古市なら素で最後までコトを進めるのが上手な気がするw

579 :
>>577
批判しているのはお前だけだぞ?
どこが悪いと言うんだ。

580 :
何のためエロパロスレだよ、もう!

581 :
GJ!!
久々に良作キタ!

582 :
エロパロスレだからエロがない作品に厳しい意見は分からないでもない
とはいえ過疎り気味のスレなんだし、あまり縛りがきついとせっかくの職人さんが
定着しないよ
作品投下そのものも最近さっぱりだったんだもの

583 :
乙!やっぱ古ラミはいいネ。

584 :
エロは重要だよ
有ると無いじゃ天地の差
男なら尚更だなw
もっともエロは難しいから、ライターのレベルが著しく低下している昨今、書きたくても書けないというのが実情だろう
次から全年齢版SSスレにした方が、敷居が下がってスレも伸びるだろ

585 :
>>584さんエロSSお願いします!

586 :
>>584
よく言った!
まずは君からこのスレの流れを変えるんだ

587 :
>>585-586
えっ やだよw

588 :
保管庫読むと名作いっぱいなのになー
神はもう降臨しないのか…

589 :
エロはもう投下されないだろ
諦めたほうがいい

590 :
まあこんなんなっちゃったからな…
エロ有りか無しかで揉めることもあると思うけど、無かったら無い場合で皆でエロネタ語り合えば良いと思うの

591 :
と言う訳でちょっと何か書いてくるよ

592 :
590です。即席SS出来ました。
ヒルダ←古市でオナネタ。後の古ラミ。ちょい強姦ぽい。
カップルが続いてすまないと思っていまする。

593 :


「ああッ、なんかムラムラしてきた!」
健全な青少年は今日も忙しい。
家族が皆寝静まったであろう深夜、古市はふと沸々とした衝動を抑え切れずにベッドの上に腰掛けた。
「今日は体育で疲れてるはずなのにな」
睡眠に陥るまでの疲労感は感じず、かといって早く寝なければ明日は辛い。
それどころか、体育の授業中に盗み見た女子の体操服や流れる汗などが妙に生々しく脳裏に浮かんで下半身は疼くばかり。
「一発抜いてスッキリしますか!」
よしよし、と古市はベッド脇のテッシュ箱とお気に入りの『抜き本』を目の前にセットした。
いざ!と気分を高揚させるために脳内では全裸の美女を創り上げる。もちろん目の前の本の女優も中々のモノなのだが、古市の抜きの楽しみは少し違う。
女優の顔を、身近な知り合いの女の顔とすげ替える。
つまりは基本となる本さえあれば古市の妄想次第で脳内の美女は葵でもヒルダでも、レッドテイルの誰かでも自由自在に彼の手中に収まってしまう。
石夜魔高校では、そんな相手に事欠かないほど女性陣のレベルは高い。
「今日は……やっぱりヒルダさんだよなあ」
悪魔とは言え、あの妖艶な身体つき。
プライドの高いあの性格も、脳内で服従させるも罵られるも自由だ。古市にとって手っ取り早く『イく』にはヒルダほどの適材は居ないだろう。
さあ早速、と古市の妄想はピンクの色味を帯びて繰り広げられて行った。
----------

594 :

『古市…。貴様、私の身体に興味があるのか…?』
『ひ、ヒルダさん!?』
どこかのベッドの上で古市はヒルダに押し倒されていた。
大きな胸が、今にもはみ出さんばかりにゴスロリ服から谷間を見せている。
『お前が私を見る時…あの熱っぽい視線が忘れられ無いのだ…』
心なしか頬をピンクに染めたヒルダが上目遣いで古市を見つめる。
物干しげなその表情にごくりと生唾を飲み込んで視線は胸や挟まれた太腿、古市の脚に絡み付く美脚を幾度も滑った。
『そんな熱のこもった目で見られたら…』
ちゅ、と額にキスをされる。
目の前の谷間は大きく揺れる。
『優しくしてやるぞ…?ここはどうやら苛めて欲しそうだが』
フ、と漏れた笑顔に主張しはじめた自身を布越しに撫でられ、ビクンと下半身が緊張した。
『フッ…安心して任せてみろ』
『ヒルダさんっ…』
一度ヒルダが身を離したかと思うと、黒のゴスロリがするりと解かれて白い肌とたわわな乳房が現れた。
服を脱ぎ捨て全てが晒されたヒルダの表情には恍惚の色が浮かんでいる。
『ここはどうだ?触るのは始めてか?』
ふに、とした感触と共に古市の左手は彼女の乳に吸い寄せられていく。
力を入れる度、形を変えるそれは柔らかく、暖かく、良い匂いがする筈だ。
『柔らかい…良い匂いがします』
『そう、そうやって……あ、ゆっくり触ってみろ……』
ヒルダは胸の突起を弄られるのに弱いらしい。
何度も何度も執拗に攻めると聞いた事もない甘い声を漏らしはじめた。
『ふ、古市のくせに中々だぞ』
『ありがとうございます…』
『では次は私の番だ』
何時の間にやら完全にそそり立った古市の分身が大きく豊満な胸に挟まれる。
包み込まれた柔らかな感触と今にも「どうだ?」と自信満々なヒルダの顔に果ててしまいそうになる。

595 :
「ああ、ヒルダさん…ヒルダさん…ヒルダさんの大きなおっぱい最高ですッッ!!」
この妄想で全てが終わる。その時だった。
思わず叫んだその声に言葉が返ってきた。
「うるさいわよっ」
----------
「ララララミア!?」
「なにサカってんのよ、古市のくせに!」
スタンドライトのみが照らす薄暗い部屋に、ラミアが仁王立ちでしきりにペニスを扱く古市を睨みつけていた。
「な、どうしてお前…つか勝手に入るんじゃねー!」
驚きのあまり、下半身裸という事も忘れてベッド端まで飛び上がる。
フン、と鼻息荒くしてラミアは息巻いた。
「……悪魔の軍団に動きが会ったから取り敢えずアンタに教えてあげようと思って寄ってあげたのよ!?それなのに…こんな…」
「馬鹿!変態!キモ市!!」
罵詈雑言を受けながら古市は理不尽な怒りに襲われる。
悪魔の軍団押し寄せて来ようが、何だろうが性欲を前にした16歳は強い。
「お、横暴だっ!こちとら健全な青少年だぞ!?深夜でこっそりオナって何が悪い!」
オナるの言葉に反応したのか、一瞬ラミアは身じろぎしたが、すぐに態勢を整えて再び威勢を良く吼える。
「私のヒルダ姉様を穢さないでよ!何が大きなおっぱいよ!ね!声でかいのよ!」
「お前のがでかいッ!」
家族がまだ就寝していることを願いながら、古市はやり場の無いムラムラとした感情を持て余す。
先程までの余韻が脳の裏側まで侵食する様な気分だ。
「あああもうラミア、責任取れよ!」
「はあ!?」
小さいおっぱいでも構わない、と暴れる衝動に掻き立てられた自身を収めるため、古市はラミアをベッドに引っ張りこんだ。

596 :

「ちょっと、離してよ!」
人間と悪魔とは言え、相手は体格差もある男だ。
がっちりと腕を固められ、ラミアは目の前の古市を睨みつけた。
「やだね、お前に勝手にオトコの部屋に入るとどうなるか教えてやる」
ノコノコ入ってきたラミアが悪い。そうだそうだ。
と、ブツブツと独り言を呟く古市の手がするりとネクタイを解いていく。
「きゃあああ!イヤ!やめて!」
「抵抗は無駄無駄無駄ァ!服を脱げ!」
「やああ!はな、離してえ」
胸のボタンをひとつひとつ外していくと、控えめなリボンとレースが付いた下着が露わになった。
「ふむ、一丁前にブラジャーも付けてるとは」
「ねっ、キモ市!」
「触ってやるー!」
「ああああ、だめええええ!」
必に抵抗しようとラミアは藻掻くが、気づけば両手は自身のネクタイによって縛られていた。
問答無用で胸を弄られてなす術無くただただ視線を逸らす。
「あ、いや…!そこはだめ、あんっ」
ブラジャーをずらされてぷっくりと膨らみはじめたばかりの乳房を乱暴に触られる。
ピンク色の突起は、古市の骨張った手に刺激される度少しずつ、だけど確実に硬さを増した。

597 :

「あーなんか犯罪者の気分…」
「強姦なんて十分犯罪よ、馬鹿!」
「強姦?違うだろ?」
きゅっと乳首を摘ままれて、ラミアはビクッと反応した。
「ラミアはこうされるのが好きなんだろ?」
「ち、ちが……」
違う、と言葉にする暇もなく刺激が身体を駆け巡っていく。
始めての感覚が快感だと知り、思考は崩れかけていた。
「ラミア本当は嫌がって無いもんな」
「うう、アンタ何かキャラが変よぉ…」
「うるせー脳内アドレナリンがドンドン出ちゃってヤバイんだよっ」
ハァハァとお互いの息が荒くなって、体重が移動する度軋むベッドの音は二人分の体重を表している。
ふと、視線がかち合った時、ラミアからふうと吐息が漏れた。
「い、いわ……」
「ラミア?」
「最後までしても、いいわ。私が悪かったから……」
顔を真っ赤にしてラミアはそう言うと、古市から顔を背けた。
「ラミア……?」
「あんたがそんな状態だなんて知らなかったのよ!ヒルダ姉様を呼ぶ声も聞こえたし……それが、あんなことだなんて分からなかったの」
耳まで真っ赤にするラミアに古市はごくり、と生唾を飲んだ。
(あれ?こいつこんなに可愛かったっけな……)
「ヒルダ姉様ほどおっきくは無いけど…」
「ラミアよ」
「な、何?」
「女に二言は無いな?これ以上焦らされたらアランドロンにだって手出しちゃうぞ」
「あ、ありません!勝手にしなさいよ!」
ぎゅっと目を瞑るラミアの仕草に、最後の最後まで頑張っていた古市の、理性の糸がぷっつんときれた。
「いただきます!」

598 :
【続きはWEBで】
嘘です勢いで書いて眠くなりました。
と言うのも賢者タイムだからです。
続きは明日の夕方までに投下します。すみませんおやすみなさい。

599 :
?何故か名前が違いますが同一人物です?

600 :
久々に神が降臨なされた。
ありがたや。

601 :
>>592
GJです!続き待ってます
帰ってきてくれてありがとう

602 :
やっぱエロがなきゃ盛り上がらんよなw

603 :
続き待ってます!
何、批判なら全力でブロックするかr(ry

604 :
>>599
続き超期待!
何だかんだで押しに弱いラミアが可愛いです
エロがあるにせよ無いにせよ、投下してくれる人にはすごく感謝してる
別にお金もらえるわけじゃないし、>>1に書いてる事を守っていれば、
書き手には好きなものを書いて欲しいと思う
書きもしないで文句だけたれたるバカが一番いらない

605 :
そだね
エロがなきゃダメとは書いてない
投下は職人さんの好意だ
まだ見捨てられてないだけ有り難いよ

606 :
終わったなこのスレwww

607 :
>>598
おお!何時ぞやの男鹿ヒル、古ラミ神様じゃないですか!
ありがたい

608 :
職人さんきた!

609 :
GJ!
この際、エロの有無はどーでもいい。
面白けりゃヨシ!

610 :


サテュラ
のどれか書いてくれ。

611 :
葵ちゃん

612 :
規制入ったのか

613 :
保守〜♪

614 :
規制くさいね

615 :
俺のPCの方も規制だー

616 :
規制かよ。

617 :
取り敢えず続き待ち。
次投下の人も出来るならやっちゃって良いんじゃないかな?

618 :
誰か投下してくれー。

619 :
田村隆平きてくれないかな?

620 :
作者が書いたらスゲー単調でエロもない話になりそ

621 :
「先輩エロパロスレっすよ!」
「あー、そうだな」
「パネェっす、ウチらも何かヤっとかないとダメな空気じゃないっすか?」
「ばっかオメー女が簡単にヤるとか言ってんじゃねーよ」
「あっ、神崎先輩もしかしてアレっすか?照れちゃってるんすか?」
「……んなワケねーだろ」
「いやー神崎先輩ってウブなんすねー」
「パー子良い加減にしないとその口塞ぐぞ」
「口でですか!?そのセリフ最高にクサいっす!やっぱ神崎先輩流石っすね!パネェ!」

622 :
みたいなノリの神パーエロ誰か書いて欲しいなあ

623 :
パー澤さんネ神やわ。
ラミアには劣るけどなw

624 :
「古市、この私を修学旅行ごときでほったらかしにしといて、あんなお土産一つで
誤魔化すつもりじゃないでしょうね」
と、いつまでもむくれているラミアをいつものようにスイーツ三昧で丸め込んで、
さくっとヤっちまう古市ならいつでも書けるぞ

625 :
カモーン!!

626 :
投稿したまえ(^o^)丿

627 :
投稿したまえとかどんだけ上から目線だよアホかね

628 :
>>625-626
sageない餓鬼は帰れ
ここは18禁だ

629 :
チンコたったんで、オナシャス!

630 :
べるぜはエロ一歩手前が一番興奮する

631 :
古市は多分ベッドの下のエロ本で毎日シコってるよな
多分ほのかちゃんは全部知ってるんだろう
毎晩貴之の喘ぎ声を聞いてるに違いない(本人はバレていないと思っている)

632 :
>>593
これラミアじゃなくて古市妹が入ってくるで一個書いてよ

633 :
乱入ですか

634 :
普通の古ラミが一番いいよ。
エロ入りまくってるやつ←

635 :
保守

636 :
投稿してよ誰か…
嗚呼、自分の文語表現力の無さが怨めしい…

637 :
保守

638 :
保守

639 :
保守

640 :
保守

641 :
今出てるホットミルクって雑誌にヒルダさんそっくりのキャラが出てるw
金髪、短髪、片目隠し、執事、黒いメイド服、巨乳、坊ちゃま呼び
どう見てもヒルダさん。たしか月野定規が作者かな

642 :
参考
http://node3.img3.akibablog.net/11/dec/1/hotmilk/113.html

643 :
1月号につづいてのヒルダ登場か…
いっそエロどじんでやってくれよと思うんだが、夏の新刊はいつもの
アマガミなんだよな、むうんるうらあ

644 :
似すぎww
クリソツだわwwww

645 :
ラミアは一生懸命背伸びして古市にキスをせがみそう

646 :


647 :
>>645
くだらなくてフイタw
バカ乙www

648 :
>>645本人ですが、何となく>>645書き込んだ後に思いついたネタ投下します
1レスのエロなしですが、保守代わりと思っていただければ幸いです
前注意として、カプは古ラミで、二人は付き合ってる前提です

649 :
「8階。アンタ、さっき確かめてたでしょ」
「あれ、そうだった?」
「そうよ。しかもそこのボタンとこに書いてるじゃない」
「お、おお。ホントだ」
ジト目で見てくるラミアに対して、古市は曖昧に笑ってごまかしながら、「8」と書かれたボタンを押した。
ドアがゆっくり閉まり、ゴゥン、という機械音と、一瞬重力が変化したような独特の感覚の後に、エレベーターが昇り始めた。
20人近く乗れる箱の中には、今現在古市とラミア以外、乗客も添乗員もいない。
古市は天井近くの回数表示ランプを眺めていたが、3階のランプが点いた辺りで、袖を引っ張られていることに気付いた。
目線を下げると、ラミアが少し怒ったような顔で古市を見ている。理由がわからず古市が軽く首を傾げると、拗ねた口調でラミアが切り出した。
「ねぇ。二人っきりなんだけど」
一瞬、虚を衝かれた古市は口を開けて固まった。しかしすぐにその意味を察すると、素早く周りを確かめた。もちろん、周りには誰もいない。
もう一度ラミアに視線を戻すと、ふて腐れたようにして顔を逸らしている。だけど、それがただの照れ隠しだということはもう知っていた。
「ラミア」
優しくあやすように名前を呼び、ラミアが顔を上げると同時に素早く唇を重ねた。
「ん…」
不意打ちに近いキスだった。
それでもラミアはつま先を立てて、しっかりと古市の温もりを迎え入れていた。
***
エレベーターを降り、目的の映画チケットを購入したが、まだ開演まで少し時間があった。
二人は入場口前に設けられたロビーの椅子に腰掛け、適当な映画のチラシを何となしに読んでいた。
「何か飲み物とか買う?」
「オレンジジュース。古市は?」
「俺はいいかなー。…さっき、いい感じに心を潤わせてもらったし?」
「バッ――!」
ラミアが凄い剣幕で振り返り、上目遣いに古市を睨みつけた。
「アンタ、そういうこと人が見てるとこで言ったら…すわよ」
「いやでもさっきは…」
「あれはっ、いいの! 誰も見てないとこならっ」
ふいっと横を向いてしまうラミアに、古市は少し困ったようにぎこちなく笑った。
「それなんだけど、さ。エレベーターに他に人がいなくても、今後はやめといた方がいいんじゃないかなぁ、と」
「…何? 嫌だったの?」
ラミアの声が低くなる。本当に不機嫌になりそうだと察した古市は慌てて続けた。
「いやいやいや、本当はすっげぇ嬉しいんですよ? でも、そのぉ…さっきのエレベーター……監視カメラ、あったんで」
「ぇあっ!?」
ラミアの声が何オクターブも跳ね上がる。言葉が出てこないのか口だけがパクパクと動き、目を見開いたまま耳まで真っ赤になっていた。
「ま、まぁ、カメラがあるとはいえ、警備員とかもそうそう見てないと思うし、念のために見えない角度でしたつもりなんだけどね」
「あ、あんた…知ってて…何で…」
「…ごめん、ラミアが可愛すぎて、我慢できませんでした」
素直に謝った古市だったが、結局、恥ずかしさの余りに古市にバカバカと叫び続けるラミアを宥めるために、
映画を見る頃には、Lサイズのジュースに、キャラメルポップコーンとホットドッグまで付けることになったということだった。

650 :
「映画館って、何階だっけ?」
「8階。アンタ、さっき確かめてたでしょ」
「あれ、そうだった?」
「そうよ。しかもそこのボタンとこに書いてるじゃない」
「お、おお。ホントだ」
ジト目で見てくるラミアに対して、古市は曖昧に笑ってごまかしながら、「8」と書かれたボタンを押した。
ドアがゆっくり閉まり、ゴゥン、という機械音と、一瞬重力が変化したような独特の感覚の後に、エレベーターが昇り始めた。
20人近く乗れる箱の中には、今現在古市とラミア以外、乗客も添乗員もいない。
古市は天井近くの回数表示ランプを眺めていたが、3階のランプが点いた辺りで、袖を引っ張られていることに気付いた。
目線を下げると、ラミアが少し怒ったような顔で古市を見ている。理由がわからず古市が軽く首を傾げると、拗ねた口調でラミアが切り出した。
「ねぇ。二人っきりなんだけど」
一瞬、虚を衝かれた古市は口を開けて固まった。しかしすぐにその意味を察すると、素早く周りを確かめた。もちろん、周りには誰もいない。
もう一度ラミアに視線を戻すと、ふて腐れたようにして顔を逸らしている。だけど、それがただの照れ隠しだということはもう知っていた。
「ラミア」
優しくあやすように名前を呼び、ラミアが顔を上げると同時に素早く唇を重ねた。
「ん…」
不意打ちに近いキスだった。
それでもラミアはつま先を立てて、しっかりと古市の温もりを迎え入れていた。
***
エレベーターを降り、目的の映画チケットを購入したが、まだ開演まで少し時間があった。
二人は入場口前に設けられたロビーの椅子に腰掛け、適当な映画のチラシを何となしに読んでいた。
「何か飲み物とか買う?」
「オレンジジュース。古市は?」
「俺はいいかなー。…さっき、いい感じに心を潤わせてもらったし?」
「バッ――!」
ラミアが凄い剣幕で振り返り、上目遣いに古市を睨みつけた。
「アンタ、そういうこと人が見てるとこで言ったら…すわよ」
「いやでもさっきは…」
「あれはっ、いいの! 誰も見てないとこならっ」
ふいっと横を向いてしまうラミアに、古市は少し困ったようにぎこちなく笑った。
「それなんだけど、さ。エレベーターに他に人がいなくても、今後はやめといた方がいいんじゃないかなぁ、と」
「…何? 嫌だったの?」
ラミアの声が低くなる。本当に不機嫌になりそうだと察した古市は慌てて続けた。
「いやいやいや、本当はすっげぇ嬉しいんですよ? でも、そのぉ…さっきのエレベーター……監視カメラ、あったんで」
「ぇあっ!?」
ラミアの声が何オクターブも跳ね上がる。言葉が出てこないのか口だけがパクパクと動き、目を見開いたまま耳まで真っ赤になっていた。
「ま、まぁ、カメラがあるとはいえ、警備員とかもそうそう見てないと思うし、念のために見えない角度でしたつもりなんだけどね」
「あ、あんた…知ってて…何で…」
「…ごめん、ラミアが可愛すぎて、我慢できませんでした」
素直に謝った古市だったが、結局、恥ずかしさの余りに古市にバカバカと叫び続けるラミアを宥めるために、
映画を見る頃には、Lサイズのジュースに、キャラメルポップコーンとホットドッグまで付けることになったということだった。

651 :
すみません
>>649は冒頭の台詞が抜けてよくわからない出だしになってしまったので
もう一回書き込み直しました
無駄にレス消費して申し訳ないです

652 :
>>650と同じシチュで男鹿葵バージョンを書いたので投下します
ちょっと長くなったので3レス程使わせてもらいます
トリップも付けたので読みたく無い方は「◆Nh.KE7GMSx90」をNG指定してください
【前注意】
・非エロ、葵視点
・カプは男鹿×葵で、既に付き合ってる前提
・エレベーター乗ってる時間長過ぎじゃね? というツッコミは心の中に閉まっておいてもらえると助かります
***************
「あ〜、映画館って何階だったっけか?」
「えと…9階、だったと思うけど」
「んじゃ9、と」
「…あ、違う! 8階だった!」
ちゃんと見たら「8」のボタンの上に「ムービー」と書いてあったのに。何間違えているんだろう、私のバカ。
見ると、男鹿はもう9階のボタンを押してしまっている。あー…もう。
「ご、ごめん。間違えて…」
「ん? いいだろ別に」
特に気にするでもなく、男鹿が8階のボタンを押し直す横で、私は気付かれないように小さく溜息をついた。
せっかくのデートなのに、いきなり失敗するなんて。それに私、取り乱し過ぎ。
この人といるといつもこうだ。普段はしないようなミスをして、それを取り繕おうとしては空回る。
姐さんは乙女スイッチの接触が悪い。そんなことを言っていたのは寧々だったか由加だったか…。
「きゃっ!?」
そんなことを考えていると突然エレベーターが動き出し、私は思わず声を上げてしまった。
いや、別に突然でもなかったけれど、自分の世界に耽っていた私にとってやっぱりそれは突然で、
思わぬ足場の揺れと慣れないヒールの靴という組合せでは、バランスを崩すのもやっぱり必然だった。
あ、転ぶ。
身体が後ろに倒れるのを感じ身構えた瞬間、背中をとん、と何かで支えられた。
感触でわかる。男鹿の腕だ。
「あっぶねぇ。大丈夫かよ?」
「っ! お…あ、あり…ごめ…」
どうしよう。どうしようどうしよう。お礼が先? 謝るのが先? それよりさっさと体勢を戻すのが先?
ダメ。血が逆流しているみたいでうまく考えられない。だって…近い。
私を支える為に身を乗り出してきた男鹿の顔が、すぐ目の前にある。
こうなると私はあっという間に顔が真っ赤になって、頭は真っ白になる。
恋人同士なんだし、これまでキスもしたことないわけじゃない。それでも急に近寄られると相変わらずパニックになる。
姐さんは恋愛免疫不全障害です。そうからかってきたのは千秋だった気がする。
でも、確かにそう。私のこの恋は成就した後でも落ち着きがない。
「よっ、と」
結局私は礼も謝罪も言わないまま、男鹿に身体を起こされた。ホント、何やってるんだろう。
また溜息をつきそうになったところで、突然、男鹿が私の背中に回した手で私を引き寄せた。
「ひあっ!?」
寄せられたのだから、当然私と男鹿は密着する形になる。
私の耳が男鹿の胸にぴったり重なり、ほとんど抱き合ってるような格好になる。

653 :
「お、男鹿。こここ、これ、なな、な」
「あー、いや、こうすりゃ邦枝が転ばねーかなって。……嫌か?」
「う、ううんううんっ! 平気! 全然平気!」
首をブンブン振ろうとしたけど、男鹿の胸に顔が埋もっていてうまくいかない。
だから平気をアピールする為に、少しだけ強く男鹿の腰にしがみつく。
嬉しい。ぬほど嬉しい。なのに、今すぐ逃げ出したい。単純な闘いなら絶対逃げないのに、今はすごく臆病になっている。
…どうして。私はいつだってこんな沸騰しそうなのに、この人は涼しい感じでいられるんだろう。不満は無いけど、不平はある。
だけどその時、ふうっ、とかなり大きく息を吐く音が私の頭の上から聞こえた。釣られて私は顔を上げた。
「…男鹿?」
「あ、わりぃ。何か安心したっつうか、その、嬉しいっつうか」
「え…?」
「いや、邦枝、何か溜息ついて元気なさそうだったからよ。ちと不安だった」
言って、本当に安堵したように微笑む。その頬がわずかに赤い。ちっとも涼しげなんかじゃない、不器用なで無邪気な笑顔。
ああ、もう反則。反則だからその顔。その気遣い。そんなことされたら、不平も不満も不安も吹き飛んじゃう。
やっぱり、この人が好き。どうしようもなく好き。
もっと好きになりたい。もっと甘えたい。もっと、素直になりたい。だから私も目いっぱいの笑顔を見せる。
「うん、大丈夫。ごめんね、ありがとう」
「おう」
「…ねぇ、男鹿」
「おう?」
「ベルちゃん、寝てるね」
言って、もう一度男鹿の顔を見つめ直す。
私達の暗黙のルール。キスは、ベルちゃんが寝てる時だけ。
伝わるかな、私の精一杯の勇気。
男鹿は一瞬訝しげな顔をしたが、背中ですやすや眠るベルちゃんをちらりと確認すると、真っ直ぐな眼差しを私に向けてきた。
それから優しく私を抱き寄せながら顔を近付けてきて、私は目を閉じて、そして…、
キンコ〜ン
間の抜けた電子音が鳴った。男鹿と私の動きが同時に止まる。これは…マズイ!
エレベーターのドアが開く直前に、私達は飛びのくようにお互いから離れ、ぎくしゃくしながら開いたドアから出た。
あ〜あ、もう少しだったのにな…。
***
「だぁっ! だあぁっ!」
「うるっせぇなぁ、さっきまでぐっすり寝てたくせによ」
「初めての映画館で興奮してるんじゃない? 映画が始まったら大人しくなると思うけど」
「だったらいいんだけどよぉ…」
相変わらずベルちゃんの世話に悪戦苦闘する男鹿の姿は、言ったら悪いかもしれないけど可愛らしい。
結構上映時間ギリギリにチケットを買ったこともあり、私達は後ろの方の席に座ることになった。
ベルちゃんも楽しめるようにとアニメ映画にしたけれど、意外に私達と同い年ぐらいの人もたくさんいる。
ふと見ると、私達よりもっと前の方、ちょうど真ん中ぐらいの席に古市君とラミアちゃんがいるのがわかった。
何だかラミアちゃんは膨れっ面で、古市君は弱々しく笑いながら必に謝り倒している。あの二人の日常風景だ。
いいなぁ、と思う。あんな風に端から見ても微笑ましいカップルに私達は見えているのかな?
それにしても…さっきは本当に惜しかった。でもよく考えると、あんな誰に見られるかもわからない場所でキスをねだるなんて…。
ひぁ、ひああぁ、今思うと相当に恥ずかしい! だけど…男鹿はどうだったんだろう? 男鹿も私と同じように残念がっているのかな?
男鹿の表情を覗き込もうとしたその時、映画館の照明が落ちた。どうやら予告が始まるらしい。もう暗くて男鹿の顔は見えない。
はぁ、どうしてこうもタイミングが悪いんだろう。また溜息が出そうになるのを下を向いて必に飲み込んだ。

654 :
「邦枝、俺ちとトイレ行ってくるわ」
不意に呼びかけられて男鹿の方を見ると、ベルちゃんを抱えて立ち上がっている。
「あ、うん。行ってらっしゃい」
「…で、わりぃんだけど、その間ベル坊預かっててくれるか?」
「え? いいけど…」
男鹿が私にベルちゃんを渡そうと前屈みになり、私は座ったままベルちゃんを受け取った。
あれ? だけどこれっておかしい気がする。だって…
「ねぇ、男鹿ってベルちゃんと離れられないはずじゃ――」
疑問を口に出そうと顔を上げた瞬間、言葉を…というか、唇を塞がれた。
多分、私は思いっきり目を見開いてしまっていたと思う。だって、こんないきなりなんて。
いくら映画館が暗くても、誰が見てるかわからないのに。ベルちゃんも起きてるのに。
――ルール違反の唇がそっと離れる。男鹿は私に抱き着いているベルちゃんを持ち上げて自分の肩に乗せ直した。
「あー、うん、確かにそうだな。何か、えーと、忘れてたわ」
「そ、そう…」
「……よ、よし、行くぞベル坊」
「だっ!」
男鹿が去っていった。残された私は半ば呆然としながら、まだ唇に残る感触に意識が持って行かれていた。
もう、映画どころじゃない。唇の熱が顔から頭から火照らせて、視覚も聴覚も全然機能していないのだから。
ああ、もう……もう! ホントにもう! ずるいずるいずるい!! 私ばっかりしてやられて!
絶対にお返ししよう。まずは、そう、男鹿が席に戻ってきたら、映画の間ずっと手を繋いでやろう。
そう、思った。
〜完〜

655 :
以上です
一回ageてしまってすみませんでした

656 :
GJ
2828した

657 :
保守

658 :
>>648
乙です!
特に古ラミ乙←

659 :
久我山の美少女確定記念
エロないけど姫久我書いた

660 :
久し振りにそこで顔を合わせた姫川は昔と全く変わらなかった。
自分の価値観だけで突っ走る、生きた凶器そのままの男。
しかし周囲からある種の敬遠をされ友人と呼べる存在すらなかったあの頃とは違って、舎弟らしき
者が何人もいた。
自ら望んで石矢魔などという底辺校に進学したことで一時は見限りそうになったが、そんな現状を
成長と見るか堕落と見るか。
性急に答えを出す必要は、まだないような気がした。
少なくとも、この男には妙な才気がある。そして興味を持つものには外れがない。それが世間的には
愚かしく見えることであっても、だ。
「お前は…あの頃のままなんだな」
「テメーはこんな小賢しいママゴトしといて、国の天辺を目指すつもりか。笑わすな」
嘲笑うように言い放った男は、相変わらず小憎らしい態度だ。しかし、見慣れていた頃を思い出して
懐かしい。そして何となく嬉しい。
「お前を、待っていたんだ」
聞こえないように呟く声は会場の大観衆のどよめきに掻き消えた。
ほんの暇潰しではあっても、二人で馬鹿な大人たちに挑んでいた頃。
いつも姫川の横顔を見ていた。
世の中にのさばっている無益な連中を自信満々で叩き潰す顔は、横で見ていても惚れ惚れするほど
爽快に見えた。実際、あの頃の二人は無敵だった。
それが子供ゆえの根拠のない万能感だったとしても、実際に二人の戦果としてマンションのフロアが
増えていったが増えていった実績がそれを絵空事にはしなかった。
そのまま二人は上手くいくものと思っていた。
「なあ」
パソコンの電源を落として無音になった部屋で、久我山は乾いた喉を缶ジュースで潤した。
「何だ」
姫川はやや疲れたのか、ソファーにもたれて目を閉じていた。
「こんなことをいつまで続けるつもりだ、オレたちにはもっと大きなことが出来る筈だろう」
「気が済むまで、だ」
いつもその時も姫川に迷いなど一切なかった。子供の好奇心だけが突出して成長したように、ただ
興味のあるものだけに目を向け、疾走する。
そこに自分の存在など微塵もないように思えて、久我山は焦りを感じていた。これでも一応は幼い
頃から決められた許嫁だ。親同士が決めたこととはいえ容姿も才覚も申し分ないこの男といずれは
結婚するのだと思えばある程度の我慢は出来た。
しかし、それはいつまで続くのだろう。
ジュースはもう空になっている。

661 :
「オレたちは、ずっと一緒に力を合わせていくんだろう?」
「さあ、それは分からないな」
「何故だ」
「オレが必要ないと思えば、切り捨てる。それだけだ」
明日も学校に行く。それと同じ当たり前のことのようにあっさりと姫川は答えた。元々これは子供の
遊びの延長で本気で取り掛かった事業ではない。ただ二人でやっていて楽しかったから続けていた
だけのこと。
どのみちいつかは終わる。
この、大人たちへの挑戦に飽きたらすぐにでも。
「誰に対しても、お前はそう言うのか」
空になった缶を床に投げ捨てて、久我山は呟く。
「そうだ」
退屈が何よりも嫌いな男だ。見限れば二度と見向きもしないだろう。そう思ったら頭に血が昇って
憎らしい男を床に突き飛ばした。
「オレも、か?」
「はぁ?」
「お前は、オレもいつか見限るのか?」
のしかかるように身を乗り出して見下ろす久我山に一瞬せせら笑うような表情を浮かべた後、急に
真剣な顔で
姫川はひたりと目を据えた。
「…貧相だな、柄でもねえ」
「……な」
突然そんなことを言われて、頭に昇っていた血が一気に顔に集中する。年齢からすればあまり成熟
していない身体なのは嫌というほど自覚している。しかしいずれ大人になればという期待を繋いで
いるのに、この男はそんな乙女心など鼻で笑うのだ。
「お、お前になんか、何が分かる」
「…ばーか」
呆れたような声を出して、姫川はむっくりと起き上がった。
「何考えたかしんねーけど、安売りだけはすんなよ」
「え?」
「オメーはさ、着飾ってニッコリ笑ってるだけのその辺にゴロゴロいる能無しお嬢様じゃねーだろ。
生半可な男なんか蹴飛ばすほどの女王になりやがれ、そうすりゃ」
乱れかけたリーゼントを手で乱暴に撫でつけながら立ち上がった男は、そのまま振り返ることもせず
部屋を出ようとしている。柄にもないのは姫川の方だ。
今まで口にもしなかったことをわざわざ言ったりなどして。
「自分のモンにしたくなるかもだろ」
大きな音を立ててドアを開けると、その姿はすぐに向こう側へと消えた。

662 :
全く面倒臭い男だ、だが惚れた弱みで甘くなるのは久我山の方だ。
ずっと昔から自分は姫川のもので、それ以外の人生の選択など決して有り得ない。それでも、あの
男が望むことであれば一緒に磨き上げたこの才覚を生かして女王にも女神にもなろう。興味のある
ことにしか向かないあの気紛れな視線を自分だけに向けておくには、それしかなかった。
それからすぐに距離を置くことになったのは予想外だったが、久我山自身はあの頃より大きく成長
したつもりになっていた。
知らぬ間に軌道がどこかでずれていたまま、姫川と似た暴走を続けていた。
それでも、肝心の芯はただひとつ。
「お前に会いたかったんだ」
大観衆の声すらもう聞こえず、わずかに滲みかけた視界が一人の男だけに焦点を絞る。
長い間凍てついていた時間が、動き出した。




663 :
乙です
姫川にもとうとう恋愛要素が出て来て妄想が捗るな

664 :
今更ながら最新刊買ったけど修学旅行編いいな
烈怒帝瑠組がみんな可愛い

665 :
誰かいる?

666 :
誰かいる?

667 :
俺がいる

668 :
急にだけど、
虎葵って、ありだと思う?
自分てきには、
葵派だから、
何でもありだけど、

669 :
それはそのネタで書きたいってことか?
だったら有りだし大歓迎なんで是非お願いしたい
あと、できればsageような
sageの意味は>>1読めばわかるから

670 :
これでいい?
書いてみたいけど、あんまり文才がないからなー
その内書くよ

671 :
とりあえず、やっちゃいけないことは、・リクエスト
・無駄な改行
・荒らし
・必ずsageを入れること
それぐらいかな、それぐらいかな、それよりこのスレって、もうそんなに人がいないんだな。べるぜバブの流行ってた時代は終わりかな

672 :
sageはそれでオッケー、注意点も問題ないと思う
まぁこのスレも荒れて書き手が減って住人も減ったからな
逆に言えば誰もいない今なら自分好みの作品投下し放題だぞ

673 :
確かに、なら、投稿しょうかな

674 :
http://kie.nu/kIa
パス:belze
男鹿ヒルダ エロないっす
直で貼り付けるにはちょっと長いかも知れんのでロダに上げた
読みやすいように改行はしてないのでブラウザでそのまま開くとスーパー読み辛いはず
一旦落として適当に改行設定したテキストエディタで開いてください

675 :
>>674

面白かった!
でもこういう展開にいくならそのままエロにいけばいいのにw

676 :
>>674
なんかよくわからないけど見れんのだが

677 :
>>676
まじっすか、見れるけどな
まあちょっと推敲もし直したんで、どうせだし上げ直しました
http://www5.puny.jp/uploader/download/1345077716.txt
パスは変わらずbelze
>>675
あざーす

678 :
久しぶりに来てみたら男鹿ヒルが!
>>677
GJです!

679 :
>>677
レベルたけええええ
脳内再生率パナい!乙です!

680 :
>>677
男鹿ヒルのガチバトルが見たくなった
続きをば是非…

681 :
アニメ二期はマダカネ?

682 :
保守

683 :
保守よ〜ん♪

684 :
保守

685 :
べるぜバブのノベライズ第三弾がやべぇえええwwwww
古ラミファン必見www

686 :
>>685
kwsk

687 :
>>685
kwsk

688 :
保守

689 :
ラミアが古市の為に誕生日ケーキを作るのさ。
古ラミ好きは必見でっせwww

690 :
寧々さんでひとつ

691 :
>>685
どこだ!どこに売っている!
近くの本屋はどこも売ってないんだよ!

692 :
大きめの書店ならどこも置いてるんじゃないかな、ジャンプ関連のノベライズが
まとめて置いてあるあたりに、まあ在庫は多くても2・3冊ぐらいかも知れないが

693 :
とにかく古ラミはイイ…
青年と幼女の組み合わせの良さは異常

694 :
うん

695 :
本誌がふるいチート状態ww
あの状態の古市が女性連中を次々に襲う展開とかあればいいのに

696 :
格闘バカしかいない漫画だから、女が好きな古市もそっちにしか目が向かないんだな
普通の展開ならこの機会に女を襲うだろうに

697 :
べるべる☆大乱交とかあればいいのに

698 :
前回
市来「じゃあまた来るわ」
寺島「いやいや、別にいっちゃんが来なくても、ここ(=このラジオ番組)俺と金元でやっている奴だから(笑)」
この後で三人の番組って発言は凄い。 

699 :
>>698
は?何言ってんのお前。

700 :
誤爆かコピペだろうから無視しとくのが吉
それよか千秋のエロが読みたいんだけどあんまないなぁ
やっぱ本誌で相手らしい相手がいないから書きにくいのか

701 :
エロはよ

702 :
保守

703 :
ショタ古市でおねショタはよ

704 :
それにしてもヒルダの乳はでかいな

705 :
戦闘力大幅ダウン、されど女子力大幅アップの記憶喪失ヒルダが復活したのに静かだな。

706 :
嫁ヒルダ「辰巳様、今夜も私にお情けを下さいまし…」

707 :
寧々さんデレたな

708 :
うむ、デレ寧々さんはエロいよな

709 :
保守

710 :
>>709
お前な、「保守」ってのは何日も書き込みがなく話題もない時にやるんだよ
お前が書き込んだのと同じ日に他の人が書き込んでるだろ?
しかも今週号のジャンプの話題になってるだろ?
そういう時は「保守」じゃなくて「古市をラミアと寧々が取り合う展開希望」とか言ったりすんだよ
お前は罰として古市と寧々とラミアの3Pネタ書いて今月中に投下な

711 :
古市をラミアと寧々が取り合う展開希望

712 :
保守〜♪
コレでおーけーですか?

713 :
今週号、まさかの古市×寧々さんとは
ラミアご立腹フラグじゃないか

714 :
最近になってここみたいな二次もの読むようになったが
Bub Searchだかべるぜバブ検索だか消えちゃったみたいだな…なぜだ…
本誌が熱いというのに

715 :
パンツ丸見えです!って言われてるのに花澤さんのパンツ描かないとは何事

716 :
保守

717 :
最近の原作の展開で古寧々に目覚めた
寧々の方が年上なのもイイ!振り回されて赤面する寧々さんカワユス
古市って恥将だけど基本フェミニストだし、いざという時は身体張って守る所がいいよな
どうやってエロい方向に持っていくかで悩む・・・

718 :


719 :
花澤さん女子力高いのな

720 :
明日から男鹿×ヒルダのSS書いてくんでヨロシク

721 :
>>720
まだか?

722 :
>>721 急かすんじゃないよ 久しぶりの書き手だ

723 :
保守

724 :
保守

725 :
人いなさそうだけど投下して良いんでしょうか…
・初めて書いたSSです。なんかすみません
・エロパロらしくないかも。難しいですね
・男鹿×葵。付き合ってます
・最近べるぜ好きになってコミックス集めてる最中なので、色々間違ってたらごめんなさい

726 :
久しぶりに男鹿がうちに遊びにきた。
私達が付き合い始めてから結構経ってるから、男鹿が遊びにくるのも初めてのことじゃない。
おじいちゃんは出かけていて今夜は帰らないけど、だからといってそれを意識することもない。
光太とベルちゃんといっぱい遊んでいっぱいごはん食べて、お風呂に入ったら後はベルちゃんと朝までぐっすり……
今日もそうなんだろうなと思ってた。
――私と男鹿は居間でなんとはなしにテレビを観ていた。
光太もベルちゃんもごはんの後に入ったお風呂で大はしゃぎしてすっかり遊び疲れたようだったから、
今夜は早めに寝かしつけた。
「悪かったな、ベル坊も一緒に風呂入れてもらって。あんまりゆっくり出来なかっただろ」
「ううん、久しぶりで楽しかったし。男鹿は一人でゆっくりできた?」
「おー、お前ん家の風呂広いからくつろげたぜ」
「そう、良かった」
「ふぁ……」
男鹿も眠そうだ。
散々光太たちに付き合っていたから、疲れてるんだろうな。
「男鹿。そんなに眠いならそろそろ寝たら?」
「……そうすっかな。お前は? 寝るのか?」
「私? 私はまだ髪がちゃんと乾いてないから、もう少し起きてようかなって」
じっ……と男鹿が私の髪を見つめる。ちょっとドキッとする。
「な……なぁに?」
「お前の髪……すげーサラサラで綺麗だよなー」
思わず頬が熱くなるのを感じる。
「そうかな……?」
恥ずかしさのあまり、うつむいてしまった。
今までそんなこと言ったことないのに、どうしたんだろ……。
フッと目の前が薄暗くなったかと思うと、温かいものに包まれた。
それが男鹿の腕で、自分がその腕の中にいると気づくのに暫くかかった。
「お、男鹿っ!? 何やって『なんかお前見てたらこうしたくなった……イヤか?』」
男鹿は気を遣ってか、パジャマ姿の私に密着しないようそっと抱いてくれていた。
そんな優しさが嬉しくて、私は勇気を振り絞って男鹿の背中に腕を回して抱き返した。
男鹿の胸と私の胸が重なる。
薄い布越しに心臓の鼓動を感じる。すごく速い。これは私の……? それとも男鹿のなんだろうか。
テレビがついているはずなのに、心臓の音しか聞こえない。熱い。アタマがぼうっとする。
男鹿がゆっくりと私を畳に押し倒す。
「邦枝……。俺、なんか変だ。自分が抑えられねぇ……」
カアッと熱かった頬が更に熱くなる。
男鹿が何をしようとしてるのか、経験のない自分でもさすがにわかる。
(無理っ! 恥ずかしすぎてんじゃう!)
男鹿から逃げようと男鹿の肩に手をかける。
だけど、そこでハタと気づく。
ここで逃げちゃったら男鹿のことだ、あっさり身をひいて明日からいつも通りの男鹿に戻るだろう。
付き合ってるはずなのに、友達以上恋人未満みたいな距離感。
今のままでも幸せだけど、でももう少し先に進みたい。男鹿のこと、もっともっと知りたい。だから……。
「……好き」
「……邦枝?」
まっすぐ男鹿の目を見る。男鹿と視線がぶつかる。
言わなきゃ。ちゃんと言わないと、私の気持ち。

727 :
「好きよ、男鹿。大好き。男鹿になら何されてもいい。だから……その、えっと……」
ああ駄目だ、途中で言葉に詰まってしまう。
男鹿にちゃんと伝えたいのに。
男鹿は無言だ。その顔からは感情が読み取れない。
と、男鹿が口を開いた。
「悪い、邦枝。こんな畳の上じゃ痛ぇよな。お前の部屋行っていいか?」
「えっ? あ、うん」
私がうなずくと、男鹿はひょいと私を抱き上げて居間を出る。
「ちょっと男鹿! 自分で歩くからっ!」
「静かにしろよ、ベル坊たちが起きちまうだろ」
言われて慌てて手で口をおさえる。
男鹿は私を抱き上げたまますたすたと移動し、私の部屋までくると、そうっとベッドにおろしてくれた。

薄暗いベッドサイドの灯りの中、横たわった私の上に、男鹿がゆっくりと覆いかぶさってくる。
ぎゅっと目を閉じると、唇に柔らかい感触を感じた。
が、それはすぐに離れてしまう。
目を開いて男鹿を見ると、
「なんだよ……慣れてねぇんだから仕方ないだろ……」
照れくさそうに目をそらしながら言う男鹿がなんだかかわいくて、くすりと笑みが零れてしまう。
「笑うなっ! ……くそ、今日のお前かわいすぎんだよ……」
再び男鹿の顔が近づいてきた。
髪、額、頬、首筋……優しく口付けが落とされてくる。
気づくとパジャマのボタンがはずされていて、男鹿の少し冷たい手がすべりこんできた。
「ひゃんっ!」
その手は私の胸をやわやわと揉みしだくと、先端の突起をきゅっとつまんできた。
「あんっ!」
男鹿の指に反応して、身体がびくんと反応し、声ももれてしまう。
男鹿は両手で私の胸を優しくなでたり軽く揉んだりと私を攻め続ける。
「ああ……やぁ……っ」
無意識に男鹿の首に両腕を絡め、引き寄せる。
男鹿は私の腕の動きに合わせるように少し頭を下にずらすと、
ちゅうっ
乳首を口に含んで舌で転がし始めた。
「!! んん……っ、あっ、男鹿ぁ……」
今までにない刺激を受けて、身体が勝手に反応する。
自分の身体じゃないみたいだ。
男鹿の右手は胸を離れ、私の腰、太ももとさがっていく。
胸だけじゃなく、男鹿に触れられるところ全てが気持ちよく、感じてしまう。
パジャマの上に続き、下も下着ごと脱がされる。
火照った身体にひんやりとした空気が心地良い。

728 :
男鹿の手の動きは、戦っている時からは想像がつかないくらい優しい。
ふわふわとなでるように触られる。
と、唐突に私の……その一番敏感な部分に触れられる。
「〜〜〜〜!!!」
刺激が強すぎて声も出ない。
男鹿が指を動かす度にクチュクチュといやらしい音が聞こえる。
「あっ、あんっ!」
自然に声が出てしまう。ダメ、光太たちが起きちゃう……。
ぐいっと足を開かされる。
何?と思った瞬間、男鹿が私の足の間に顔をうずめた。
「やぁぁぁっ! はぁんっ! だめっ、そんなとこ……ああっ!!」
恥ずかしいのと気持ちいいのとで力が入ってしまう為、太ももで男鹿の顔を挟む格好になってしまう。
でも男鹿はやめない。舌で花芯を優しく舐め回される。
徐々にアソコがジーンと痺れてくるのを感じる。何かがくる。
「ヤダ……なんかヘン……よ男鹿……っ、イヤ、やめて、アッ……やあああっっ」
男鹿から逃れようと身をよじっていたら、突然堰を切ったように襲ってきた強烈過ぎる快感。
たまらずシーツを握り締める。
アタマの中が真っ白になると同時に身体はビクビクと痙攣し、私は何が何だかわからなくなった。

身体を起こした男鹿が、荒く息をする私の額の汗を手でぬぐってくれた。
「お前イッたの初めてか?」
そっか、今のがイクってことなんだ。……こわかった。
男鹿が優しく髪を梳いてくれている。
ふと気づくと、内腿に硬い感触があることに気づく。
それになんだか熱い。
「?? 男鹿……何か当たって……」
「……。えーと、そろそろ入れてもいいか……?」
そこで初めて硬い物の正体に気づく。
ボンッ! 顔に一気に熱が集中したのが自分でもわかる。
きっと今の私はゆでだこみたいに真っ赤だ。
無言のなのを承諾と受け取ったのか、男鹿は
「痛かったら言えよ……」
そう言うと、私の中に入ってきた。

「……くぅ」
初めて経験する痛みに声がもれる。
「邦枝……」
動きをとめて、心配そうにのぞきこんでくる男鹿の瞳が優しい。
大丈夫だから。
「平気よ……」
笑ってみせると、男鹿はうなずいて再び腰を進めてきた。
そうして私の様子をうかがいながら、ゆっくりと前後に動き出した。

男鹿が動く度に、私の身体も揺れる。
ぼうっと霞む頭の中で、あぁ、私今男鹿と一つになってるんだと思う。
薄く目をあけると、余裕なさげな表情の男鹿が目にうつる。
男鹿の息遣いが荒い。うっすらと汗をかいている。
私で気持ち良くなってくれてるってことなのかな……嬉しい……。

729 :
さっきまでの強い痛みは幾分和らぎ、代わりになんともいえない感覚が徐々に湧き上がってくるのを感じていた。
「はっ、あ……っ、はぁ……あ……ん」
「邦枝……俺もう……っ」
男鹿の動きが速くなる。私は必に男鹿にしがみついた。
「男鹿っ!男鹿っ!……ああぁ……っ!!」
「……ッ!」
最後に強く腰を打ち付けると、男鹿は短く呻いた。
ドクッドクッ……私の中で男鹿のものが強く脈打つのを感じる。
熱いものがじわじわと身体の奥に広がっていった。
(男鹿のものが中に……)
意識が遠のいていく。
「……葵」
肩で息をしながら、男鹿が囁く。
ああ、初めて名前で呼んでくれたのね……。
私は幸せな気持ちのまま眠りに落ちた――。

「ん……」
耳元で聞こえる音で私は目を覚ました。
なんだか身体が重い。
身じろぎしようとするが、重たい物にはさまれてるようで動くことができない。
ちらりと窓に目をやると、カーテンの隙間から見えるのは真っ暗な闇。まだ夜らしい。
ここで自分の状況を把握する。
男鹿の腕を枕に、もう片方の腕で抱きかかえられるように眠っていたらしい。
重かったのは男鹿の腕というわけだ。
そっか、私あの後眠っちゃったんだ……。
自分が男鹿の裸の胸に顔をうずめて眠っていたのかと思うと、またも顔が熱くなる。
男鹿を見ると、「んごぉ」と擬音を書き足したいような爆睡状態だ。
この音で目が覚めたのね。
そのお気楽な寝顔を見ていると、自然に笑顔になってしまう。
男鹿を好きになって良かった。初めてが男鹿で本当に良かった。
「私ももう少し眠ろうかな」
甘えるように男鹿にくっつくと、私は目を閉じた。
(終)

730 :
グッジョーブ!!
葵が可愛くていいね

731 :
乙です
久々の投稿でよいもの見れたね〜♪

732 :
>>730
>>731
ありがとうございます!
書き捨てが基本とはいえ、さすがに誰にも読まれないのは辛いものがあるので…
嬉しさのあまり続きを書いてみました
投下します

733 :
>>725の続きです
・男鹿×葵。付き合ってます
・初エチの後です

734 :
――チュン、チチッ
鳥の鳴き声が聞こえる。
カーテン越しに明るい光が差し込んでいるのがわかる。
「朝……か」
私はベッドの中でもぞもぞと動く。
起きて朝ごはんの支度をしなければとベッドから抜け出そうとするが、相変わらず男鹿に抱きすくめられている為に
なかなかうまくいかない。
起こさないように、そっと自分を抱いている男鹿の右腕を脇に下ろす。
そうして男鹿から身体を離し、起き上がろうとしたその時、
「……んー」
男鹿の右手が伸びてくると、再び抱きかかえられてしまう。
「……ひょっとして起きてる?」
顔をのぞきこむが、そんな気配はない。
これでは朝食を作ることができない為、悪いと思いながら男鹿を起こすことにした。
「男鹿、男鹿!」
男鹿の身体を揺すると、
「……んぁ、邦枝か。おっす」
「……おっすじゃないわよ。おはよう男鹿」
「う〜ん」
男鹿が伸びをした隙に、ようやく解放されることが出来た。
やれやれこれで起き上がられると身体を起こし、ベッドから出ようとすると、
「どこ行くんだよ」
男鹿に呼び止められる。
「朝ごはんの支度よ。おなか空いてるでしょ?」
当たり前のように答える。光太たちが起きてきてもおかしくない時間だ。急がないと。
「空いてるけど、もう少し後にしろよ」
「でも……」
「つーか、したいんですけど」
「……」
したい? 何を? シタイ? SHITAI?
たっぷり3秒ほど考えて、
「はああぁぁっ!?」
男鹿の言わんとする意味を理解すると、思わず大きい声を出してしまう。
「あんたねぇ、今何時だと……そもそも数時間前にしたばかりじゃ……」
「しかたねーだろ。朝からそんなもん見せられてその気になるなっていう方が無理だろ」
「そんなもん……」
と、ここで自分が裸のままであることに気づく。
昨夜そのまま眠ってしまったのをすっかり失念していた。
カーテンがしめてあるとはいえ布越しの柔らかな光の中、私は男鹿に上半身を完全に晒した格好になってしまっている。
「はわわわっ」
慌てて両手で胸を隠す。そんな私をあきれたような目で男鹿が見ている。
「今更だろ」
「うるさいわねっ! というかもっと早く言ってよ!」
「いや、あまりに堂々としてたから、てっきり見せつけたいのかと」
「そんなわけないでしょ!」
くるりと男鹿に背中を向ける。
最悪だ。こんな明るい中でばっちり見られたかと思うと、恥ずかしくて消えてしまいたくなる。

735 :
「邦枝」
耳元で男鹿の声がしたと思うと、背後から抱き締められる。
「こっち向けよ」
「……何よ」
言われた通り首をひねると、男鹿の唇が重ねられる。
昨夜とは違い、その状態で舌を差し入れられる。
「んん……」
キスをしながら男鹿は私の正面にまわると、私の肩を押して再びベッドに沈ませる。
その間もキスはやめない。舌を絡ませてくるので、私もそれに精一杯応えようとする。
深く口付けられて蕩けそうになっていると、胸をまさぐられるのを感じた。
「待って」
慌てて男鹿から身体を離す。
「どうした?」
訝しげな表情。
ごめんね、男鹿……私は心の中で謝りながら彼に告げる。
「その、まだ痛くって……。無理なの……」
一瞬男鹿の顔に残念そうな色が浮かぶが、それもすぐに消えてしまう。
「悪い、お前の身体のことまで考えてなかった。じゃあ飯にしようぜ。腹減った」
明るく言う男鹿に対して申し訳なく思う。
そこで精一杯の勇気を出して言ってみる。
「あ、あのねっ――」

「……本当にいいのかよ」
ベッドに腰掛ける男の足の間に跪いている私。
身体を重ねる代わりに、男鹿の物を口で慰めることを提案したのだ。
「昨日の今日……っていうかお前まだ初心者なんだから無理しなくていいんだぞ」
(初心者て……)
男鹿の言いようが内心おかしくて仕方なかったけど、そこは表に出さない。
「いいの」
だいたい男鹿のを盗み見すると、硬く立ち上がったままだ。
この状態でやっぱやめると言ったらどうなるんだろう?
男の人のことはよくわからないけど……。
昨夜は怒涛の勢いで最後までいってしまったので男鹿のを見る余裕がなかったけど、あらためてみると、
「なんかすごい……」
大きい。男の人のはみんなこんな感じなのかしら。
こんなのが自分の中に入っていたなんて。道理で痛いわけだと納得する。
「それじゃ始めるね……」
「お、おう」
男鹿に声をかけてその足の間にそびえ立つ物をそっと握る。
……硬くて熱い……。
「あのっ!」
「ん?」
「わ、私初めてだから……、その、上手くできないかもしれないけど、その時はごめんね……」
「……。いや、わかってるし……」
握っている物に目線を落とすと、先端のくぼみに露のような透明な液体がたまっているのが見えた。
(汗かしら……)
そんなことを考えながら、それをおずおずと口に含む。
「……ぅ」
男鹿が短くため息をつく。

736 :
自分から言い出したもののどうすればいいのかわからないので、とりあえずチロチロと舌先で舐めてみる。
少ししょっぱい味がする。やっぱりさっきのは汗だったのね。
続いて、今度は舌全体を使って、きのこのように張り出した先端全体を舐め回す。
つるつるとなめらかなのが舌でもはっきりと感じられる。舌触りが良くて舐めるのが楽しい。
っとイケナイ、真面目にやらなくちゃ。
こんな感じでいいのかしら……男鹿の反応を見るべく視線を上げると、こちらを見つめる男鹿とばっちり目が合った。
恥ずかしくて顔が赤くなるのを感じる。
「何みてるのよっ」
「いや、いい眺めだなと」
「バカっ!」
「ワリぃ。つーか続けてくれ。途中でやめられるとマジつらい」
男鹿が手を伸ばしていい子いい子してくる。
「ったく……」
うながされて再び男鹿の物に口をつける。
今度は根元から先に向かって何度も舐め上げる。
(なんだかソフトクリーム舐めてるみたい……)
舐めながら先の方に筋のようなものがあるのに気づき、そこも念入りに舐めてあげる。
ここを舐めると男鹿の反応が良い気がする……なんとなくだけど。
「邦枝……そろそろ咥えてくれねーか……」
少し息が上がってるようだ。
男鹿に言われるまま先っぽを咥える。
「んー……」
ゆっくりと口の中におさめていく。そしてもう限界というところまで飲み込むと、男鹿の物に舌を絡める。
口の中でもその熱さと硬さが感じられる。
そこから繰り返し顔を上下させて、それを刺激する。
「根元もしごいてくれ……」
その通りに、しゃぶったまま右手を添えて動かしていく。
「んくっ……んっ」
男鹿のものは大きく、顔を動かしていると時折声が漏れてしまう。
口内には唾液がたまり、口の端から筋となって垂れてくる。
ぐちゅぐちゅとイヤラシイ音をたてながら、私自身も興奮してくるのを感じていた。
チラリと男鹿を見ると、眉間に皺を寄せて何かに耐えているような様子だ。
自分が男鹿を気持ち良くしているんだと思うと嬉しくなる。
ジュルッジュルッ
唾液まみれの男鹿の物が私の口の中で擦り合う度に、室内に水音が響き渡る。
リズミカルに刺激している内に、なんだか男鹿の物が少し大きくなってきた気がする。
「……そろそろイっちまいそうだ。後は手でしてくれればいいから」
そう言う男鹿を無視して私はフェラを続ける。
「おい邦枝、出ちまうって言ってんだろ」
男鹿が慌てたように言う。
大丈夫だから。私の口に出してよ。
口の中が男鹿でいっぱいでしゃべれない私は、自分の意思を示すべく男鹿に向かってにこっと笑いかけた。
「!! ……うぁ、やべ出るっっ!!」
男鹿の物がビクンと跳ねたと思うと――
びゅるっ!びゅるっ!
熱い粘液が私の喉奥に向かって勢い良く放たれた。
「んーっっ!!」
その勢いに驚きつつも、私は必で男鹿の欲望を受け止めた。
あっという間に口内が男鹿の発射した精液でいっぱいになり、口に溜めきれなかった分が強制的に喉に流し込まれる。
(にがっ…!)
その味と苦しさから涙が浮かぶが、咳き込みそうになるのを必に抑えた。

737 :
どくっ……。
射精がおさまったのを確認すると、そろそろと顔を上げていき男鹿の物を解放する。
粘液は口に溜めたままだ。
男鹿は明らかに動揺した様子で、
「ティッシュ! ティッシュはどこだ!? ってか俺の手の中に出せっ!」
私の眼前に両手を受け皿のようにして差し出してくる。
――ごくん。
「!? おいっ!」
「ふぅー」
「おま……飲んだのかよ……」
「だって……。この方が嬉しいんでしょ……?」
前に雑誌で見た内容を思い浮かべながら答える。
男鹿はがしがしと頭を掻きながら、
「そーだけど。でも無理にやんなくていいんだからな。つーか次からは飲むな。わかったな」
「わかったわよ……」
一応うなずいたけど、飲むのはそんなに嫌じゃなかった気がする。
またしてあげよう。
「それにしてもあの笑顔は反則……」
「?」

「ところで今何時かしら?」
時計を見ようとした時、ドタドタと廊下を走ってくる音が聞こえた。
「ダブーッ!」
「オー!」
「やべっ! ベル坊たちが起きてきやがった! 邦枝、早く服着ろ!」
男鹿が慌てて下着を身に着けながら言う。
私も急いでベッド下に散らかったパジャマを掴む。
「アーイッ!」
「オウアッ!!」
バンバンとドアを叩かれる。
バタバタと身支度を整え、ドアを開けようとすると、
「オトナの時間は終わりだな」
男鹿がニッと笑って私に軽く口付けた。
ちょっ、こんな時に……そう思いつつも嬉しさを隠せない。
あ、そうだ。
「男鹿、昨夜名前で呼んでくれた『あー腹減った! 今なら5人前は食えそうな気がする!』」
叫ぶとドアを開けてベルちゃんたちを迎え入れていた。
「もー」
まあいいか。私もいまだに男鹿呼びだし。
ゆっくり慣れていけばいいわよね。
すうっと深呼吸する。
「さて、朝ごはん作らなきゃ!」
おーい、まだかー
遠くで呼ぶ男鹿の声に、今行くからと返事をして部屋を出る。
今日も忙しい一日になりそうだ。
(終)

738 :
GJ!
ニヤニヤしちまったぜ

739 :
>>738
ありがとうございます!
コミックス読み返して気づきましたが、>>734>>726の2作品とも男鹿の一人称が
間違ってました
×俺
○オレ
でしたね。
正直男鹿はどーでも良いのでノーチェックでした。訂正させて下さい

ようやく過去ログ全て読み終わりましたが、最近の過疎っぷりといったら
半端ないですね……
自分、今年からべるぜにハマった新人なので、このまま廃れてしまうのかと思うと
惜しくて仕方ないです
以前のように活気を取り戻してくれると良いのですが……

740 :
男鹿×葵投下します
葵が酔天に酒を飲まされた後の話です
15巻、P86、88のおまけイラストの補完
あの男鹿は、葵に手を出してるとしか思えません……

741 :
「すわれってんらこのやろ〜〜〜」
「ダメだ、完全に酔っ払ってやがる」
男鹿は、邦枝の肩を支えながら溜息をつく。
「お前、ついに葵姐さんに手を……」
いつの間に戻ってきたんだよ、このエロ犬。
「出してねーよっ!!」
「いやいや、男ならこの状態で手ぇ出さないわけあらへん! かわいそうな葵ちゃん!
 わしがついてなかったばっかりに、こんな男に汚されてしもうてっっ!」
「だから出してねーって言ってんだろがあっ!(ゼブルブラストっ!)」
勝手に騒ぎ立てるエロ狛犬をブッ飛ばして邦枝に向き直ると、彼女はすぅすぅと寝息をたてていた。
「……しょうがねぇな」
先に酔いつぶれていた酔天は人形どもに任せ、男鹿はベル坊を肩にのせると、
邦枝を抱き上げて彼女の部屋へ向かった。
廊下を通って目的の部屋に着くと、足で障子をがらりと開ける。
室内が月の光で薄く照らされる。
部屋の中央には既に、人形たちの手によって布団が敷かれていた。
男鹿はそこに彼女を寝かせてやる。
「……男鹿ぁ」
眠っていたはずの邦枝が、唐突に腕を伸ばして男を引き寄せた。
「おわっ!?」
不意を衝かれて一緒に倒れこみそうになるが、とっさに腕をついて踏みとどまる。
邦枝に覆い被さる格好になったものの、なんとか最悪の状態だけは避けられた。
「あぶねーだろうがっっ」
「ねー、飲もうよぉ」
「まだ言ってんのか……」
いつの間にか邦枝の手が男鹿のシャツの下に入り込み、もぞもぞと動いている。
「こらっ、 何やってんだ!」
慌てて手を掴んでやめさせる。油断も隙もねぇ。
「だって〜、男鹿顔赤いよ〜。暑そうだから脱がしてあげようと思ったの〜」
誰のせいだ誰の!
「私もあつ〜い」
言いながら邦枝は、自分のパジャマも脱ごうとする。
「だーっ! やめろって!」
必に手を押さえる。
「飲ーみーたーい〜っ、喉渇いた〜っ、あ〜つ〜い〜」
あーうるせー、お前は自由かっっ。
「水持ってきてやるから待ってろ」
シャツに縋り付いて行かせまいとする邦枝を引き剥がし、男鹿は立ち上がった。
ふと肩越しにベル坊を見ると、うつらうつらとしている。
時間が時間だしな。
隣の自分の部屋に寄ってベル坊を寝かせると、水を取りに台所へ向かった。
「おーい、持ってきたぞー」
そう言いながら、開いたままの障子から部屋を覗き込む。
「な……」
思わず持っていたグラスを取り落としそうになる。
そこにいたのは、一糸纏わぬ姿で布団の上に座りこんでいる少女。
こちらに背を向けている為、男鹿には表情を窺い知ることはできない。
開け放された戸から差し込む月明かりに照らされて、その背中だけが妙に青白く浮かび上がっていた。
なんだこれ……男鹿はわけがわからないまま、心臓がバクバクいい始めるのを感じる。
そのまま固まっていると、少女がゆっくりとこちらに向き直る。
きれいな長い黒髪が、肩からさらりと流れ落ちるのが見えた。

742 :
振り向いた顔を凝視する。
潤んだ瞳、上気した頬、赤く色づいた唇……。
青い光の中、そんなものが見えるはずがないのに、男鹿にはそれらがはっきりと見えた気がした。
「お前なー、その格好で寒くねーのかよ。今何月だと思ってんだ」
後ろ手で障子を閉め、部屋の隅にあるテーブルにグラスを置くと、邦枝の方へ歩みを進める。
「障子は開けっぱだし……露出狂かっての」
軽い調子で言いながらも初めて見る邦枝の姿に、男鹿は冷静でいられなくなっていた。
心臓はドクドクと最高速度で脈打ち、身体は沸騰したかのように熱い。
「落ち着けよ、オレ……」
掠れた声で小さくつぶやく。
頭の片隅でガンガンと鈍い音が鳴っているような錯覚に襲われる。
それは、これ以上こいつに近づくなという警告に違いない。
ここで自分を抑え切れなければ、きっと取り返しのつかないことになる。
男鹿の中の本能がそう言っている。
フラフラと邦枝の前に膝をつく。
「今、服を……」
「……男鹿」
甘い声で名前を呼ばれると、すうっと腕が伸ばされて、頭をふわりと抱かれた。
男鹿の視線は目の前の唇に釘付けになる。
気が付いた時には、少女を押し倒していた。
勢いに任せて、夢中で自分を誘った唇を奪うと舌をねじ込み、口内をめちゃくちゃに犯す。
「んん……ふ……っ」
必に自分の動きについてこようと彼女が漏らす熱い吐息に、頭がくらくらするのを感じる。
ああもうダメだ、とめられねぇと男鹿は思う。
首筋に貪りつくようにキスをすると、邦枝の身体がビクンとこわばる。
やがて唇を離すと、汗ばんだその白い肌に、ほんのりと赤く跡が残るのが見えた。
両手で柔らかな胸を揉みしだき、ツンと尖った桜色の突起を指の間で擦り合わせる。
「やあ……っ……」
男鹿の身体の下で、邦枝が身体をくねらせる。
慣れない愛撫に敏感に反応する彼女を、愛おしく感じる。
手の中で誘うようにふるふると震えるその突起を、強く吸い上げる。
「あんっ」
邦枝の上げる可愛い声に、たまらなく興奮する。
色んな声が聞きたくて、試行錯誤で優しく舐めまわしたり舌を強く擦りつけたりして、邦枝を攻めていく。
「はぁっ……あん……っ」
男鹿は、自分の背中に手を回し、シャツを必に掴んで快感に耐えている風の邦枝を見ていると、
ドクンと下半身に熱が集まるのを感じた。
無意識に、自身の硬く膨らんだ股間を、彼女の柔らかな太ももに押し付ける。
邦枝は気づいていないのか、甘い喘ぎ声を上げながら男鹿にしがみついてくる。
もっと気持ちよくさせてやろうと手を滑らせる。
やや控えめな胸の谷間をなぞり、程よく引き締まったウエストを伝うと、ほどなくして柔らかな茂みに到達する。
既にじっとりと濡れていたそこを掻き分け、指を差し入れるとゆっくりと掻き回す。
中にたまったとろりとした蜜が、男鹿の指にまとわりつく。
「やぁぁぁっ……! だめぇぇっっ」
弓なりに身体を反らす邦枝を抱き締めながら、優しく丁寧にほぐしていく。

743 :
「……男鹿ぁ……」
邦枝の足がじれったそうに、男の身体に絡み付こうとする。
ねだるような仕草を見て、その足をぐいと掴んで思い切り開かせた。
「あっ、やだっ……」
戸惑う邦枝の薄い茂みに顔を寄せると、ささやかに存在を主張する花芯があるのに気づく。
男鹿は迷わずそれに吸い付いた。
「あぁぁぁぁっ!」
一段と声が大きくなる。
ビクンビクンと魚のように跳ねるのが面白くて、その小さな蕾を舌先で細かく刺激したり、
舌全体で捏ね回したりして反応を楽しむ。
膣口から溢れ出る愛液を舌ですくい取りながら、ぴちゃぴちゃと音を立てて舐める。
「やだあっ……なん……か、やらし……っ」
邦枝の恥ずかしがるさまが可愛くて、一層音を立ててやる。
「男鹿……私、もう……っ」
息も絶え絶えに邦枝がささやく。
少し汗ばんだ額に髪が張り付き、瞳を潤ませ頬を赤く染めて懇願する今の彼女に、柄にもなく欲望を掻き立てられる。
オレにもこんな激しい感情があったんだなと冷静に分析する自分がいる一方、早く彼女とつながりたくて
服を脱ぐのももどかしい自分がいる。
ようやく着ていた服を脱ぎ捨てると邦枝の足を持ち上げ、ぬるぬるとした入り口に硬く張り詰めた自身を押し当てる。
そのまま力を込めると、今まで誰にも開かれたことのない肉襞の内部に押し入っていく。
「ああ……痛いっ!」
邦枝が男鹿の肩に添えていた腕を突っ張り、逃げようとする。
その顔にはさきほどとは打って変わって、苦痛の色が滲んでいるのが見えた。
男鹿は自分を押しのけようとする手首を掴むと、布団の上に押し付ける。
手合わせの時にも感じたが、なんて細い腕なんだと思う。
後で恨まれるだろうなと思いながらも、イヤイヤと身をよじる邦枝を押さえつけ、ゆっくりと抽送を開始する。
痛がって泣く邦枝を見下ろしていると、チクリと良心が痛むのを感じた。
それと同時に、もっと泣かせて征服してやりたいというサディスティックな感情があることにも気づく。
……オレってけっこうヘンタイだったんだな、これじゃあ古市とかわらねーじゃねぇかと、少し落ち込む。
動きながら、どうすれば痛みをやわらげてやれるかなと考えていると、目に涙をいっぱい溜めた邦枝と視線が合う。
「……男鹿。痛い……」
「わかってる……」
「……ねぇ、キスして……」
せがむ邦枝に応え、彼女の痛みを吸い取るように、何度も角度を変えながら口付ける。
自分自身も邦枝の甘く柔らかな唇を堪能すると、舌で唇を割って歯列をなぞり、
まだ慣れていない風の彼女の舌を絡め取りながら唾液を吸う。
邦枝の口中全てを味わい尽くす。
「は……っ。あ、あ……んっ」
酒が効いているのか、次第に辛そうだった邦枝の顔から苦痛が消えてきた。
上がる声からもそれを感じとることができる。
その頃にはキツイばかりだった邦枝の内部も、男鹿に順応するよう変化をしていた。
まるで肉棒が、内襞の一つ一つにやわらかく包み込まれているような錯覚を覚える。
それらは抜こうとするたび動きに逆らい、中へ戻ろうとすると引力のように強く引き戻す。
ヌプヌプと浅く深く突き立てながら、自分でするのとは違う強い快感に、男鹿は必になって抵抗する。
ぐちゅっ……! ぐちゅっ……!
律動を繰り返すたびに結合部から溢れ出した愛液が、とろとろと伝い落ちてシーツにしみを作る。
屋敷内がしんと静まり返る中、この部屋だけが夜の静寂を破る。
汗だくになった二人の荒い息遣いが、部屋中を駆け巡る。
激しくピストンを繰り返しながら、男鹿は自身の限界が近づいてくるのを感じた。
擦り上げ続ける内壁がぎゅうぎゅうと男鹿を締め付け、逃げられないように追い込んでいく。

744 :
「……あぁ、男鹿ぁっ……!」
そんな切なげに呼ぶなよ……これ以上オレをおかしくするな……。
自分に突かれながら喘ぐ邦枝を見下ろしながら、頭の中が徐々に白くなっていくのを感じる。
「私……ねっ……はぁ、あなたのこと……がっ……!」
「……く!」
射精感が一気に高まるのを感じ、ギリギリのところで引き抜く。
引き抜くと同時にビクビクと痙攣したそれは、邦枝の腹や胸に粘液を撒き散らした。
はあっ、はあっ……。
脇に倒れこみ、荒く息をしながら呼吸が落ち着くのを待つ。
邦枝はぐったりとしている。
「おい、大丈夫か?」
起き上がって顔を覗き込むと、よほど疲れたのか眠ってしまっていた。
酒飲んでたしなあと思い、ティッシュで精液をぬぐってやる。
本当は風呂で汗も流した方がいいんだが、酒が入っている状態で入るのは危険だ。
風呂上りに使ったタオルを取って邦枝の全身を拭き、風邪を引かないようパジャマを着せてやる。
「……じゃあな邦枝。また明日な」
布団を掛けてやり、眠る彼女に声を掛けると、男鹿は部屋を後にした。

745 :
――翌朝。
洗面所で歯を磨いていると、おはようと邦枝が入ってきた。
男鹿は一瞬ドギマギする。
「よ、よう邦枝」
「? どうしたの?」
「いや、なんでもねぇ……」
ゆうべのこと覚えてねーのか? それならそれでいいけど……っていいのかそれで!?と心の中でセルフツッコミする。
その後の朝飯も何事もなく済み、修行の為に部屋まで着替えに行く途中でそれは起こった。
「ところで男鹿」
「あん?」
「き、昨日は痛いって言ったのによくもやってくれたわね……」
真っ赤な顔をして、非難のこもった目で男鹿を見上げる邦枝。
「は? ……えっ、お前覚えて……」
「覚えてるわよっっ。……途中からだけど」
「ど、どこから……」
「その……男鹿に押し倒されたところから……」
「それほぼ全部じゃねえかぁぁっ」
バッチリ記憶があったのが良かったのか悪かったのか……いや、良かったんだよなと、男鹿は頭を抱えながら思う。
「男鹿」
次の言葉を待つように、まっすぐな視線を向けてくる邦枝。
その視線を、男鹿は正面から受け止める。
不安を感じているのか、その瞳がわずかに揺らいでいるように見える。
そんな彼女を安心させてやるように、男鹿は真剣な顔で向き合うと、はっきりと告げた。
「邦枝さん好きです! オレと付き合って下さい!」
「なんで敬語!? ……こ、こちらこそよろしくお願いします」
みるみる耳まで真っ赤になる邦枝が面白い。
「なっ、何にやにやしてるのよっっ」

思えば、邦枝が進んで一歩を踏み出してくれたおかげで、自分の気持ちに気づけたんだよなぁと男鹿は思う。
まあ、酒の力を借りてだけど……。
……ありがとな。

(終)

746 :
GJ!エロかった!!

747 :
古市×ラミアのバレンタイン話です
初書きのカップリングですが、とても楽しく書けました
投下します

748 :
「ラミア……」
ドアを開けると、そこには桃色の髪の少女がいた。
「どうしたんだよ、久しぶりだなー」
古市は優しくラミアを迎え入れる。
「そうね、ほんとに久しぶりね」
なんだかいつも以上につんけんしている。
古市は、オレ何かしたかなと首をひねる。
自分の部屋に上げると、
「オレンジジュースでいいか?」
と声を掛ける。
こくりと少女がうなずくのを確認して、キッチンへ降りていった。

「おまたせ、ラミア」
ちょこんと座るラミアの前に、グラスを差し出す。
「……」
「……」
「え、飲まないの?」
いつもならすすめなくても、さっさと口をつけるのに。
どうも今日は様子がおかしい。
そんなことを思ってると、黙りこくっていた少女が口を開いた。
「今日、何の日か知ってる?」
「今日? そりゃあ勿論! 男なら忘れるとかありえないっしょ」
「……何個もらったの?」
「へっ?」
「誰から、何個、もらったのよ?」
ねめつけるような視線。その迫力に圧倒されて、正直に答える。
「1個。はは……。しかも母親と妹から。2人合わせて1つなんだってさ」
今日一日を思い返して、がっくりと首をうなだれる古市。
ヒルダさんはないとしてもレッドテイルの皆さん、いやせめて優しい邦枝先輩がくれるんじゃないかと
期待していたのだが、見事に裏切られたのだった。
コト……。
テーブルに何か置かれる音がして古市が顔を上げると、そこには可愛らしい包みがあった。
「これ……」
「あんたにあげるわ」
プイと顔をそむけたまま言うラミア。
そうか、今日はこれを届けにきてくれたのか、と合点がいった。
「このために、わざわざ……」
「カン違いしないでよね! どうせキモ市は1個ももらえてないと思って、恵んであげにきただけよ!」
ありがとうラミア。キモ市呼びはともかく、すごく嬉しいよ。
「開けていい?」
「どうぞ」
了解を取ると、するするとリボンをほどく。
蓋を開けると、いかにも彼女が好きそうなとりどりのチョコレートが、行儀よく並んでいた。
「うまそー、食べていいかな?」
「えっ? あ、うん……」
何故か歯切れの悪い返事のラミアだったが、古市は気にせずチョコレートを一つつまむと、口に運ぼうとした。
「……うん?」
食べようとするのを、じいっと見つめられる。
……? あ、これってもしかして……。

749 :
「食べたいの?」
ハッとするラミア。
「えっ、ちが、そんなんじゃ……な……い……」
最後の方はぼそぼそ言ってて聞き取れなかったが、先程のラミアの微妙な反応と合わせて納得した。
それなら最初からそう言えばいいのに。
可愛いなあラミア、と古市は思う。
「ほら」
つまんだままだったチョコレートを、ラミアの口許に持っていく。
「……」
ラミアは照れがあるのか、ほんのり頬を紅潮させると、かりっとチョコレートを半分齧り取った。
「残り、古市食べなさいよ」
「なんで? チョコはまだあるんだから、ラミア全部食べなよ」
古市は箱を眺めながら言った。まだ4粒もある。十分だ。
ラミアは頬をふくらませると、
「わかってないわね、このチョコレートは5粒とも味が違うのよ。
私が食べちゃったら、あんたはその(と、古市が持つチョコを指す)1粒の味は、永遠に分からなくなるんだから!」
と主張した。
永遠とは大げさだなと思いながらもその微笑ましい理由に、古市は自然に口許がほころぶ。
「そういうことなら、遠慮しないでいただくよ」
半分のチョコレートを口に放り込む。
舌の上で溶けていくその甘さを感じながら、ラミアに笑いかける。
「ラミアの味がして美味しい」
「……そういうところがキモイのよ」

5粒とも仲良く半分ずつ食べ終えた。
これで用事は済んだと思ったのか、ラミアは、
「それじゃ私帰るから」
と、立ち上がりかけた。
「待ってラミア」
古市がラミアの手を掴んで引き止める。
怪訝な表情の彼女に、古市は言う。
「まだラミアを食べてないよ」
「なっ……」
ラミアの顔がみるみる赤くなる。
「何言ってんのよ! 今日はもう帰るんだから!」
腕を振りほどこうとじたじたと暴れるラミアを、古市は抱き締める。
「ダメだよラミア……」
耳元でささやく。
「今のラミアの味は今食べないと、永遠に分からなくなるんだから」
「それ、さっきの……」
ラミアは、してやられたといわんばかりの悔しげな表情だ。
あー、そんな顔もかわいいんだよなぁと古市は心の中で思う。

腕の中の少女を抱き上げると、ベッドに寝かせる。
「好きだよ、ラミア……」
優しく唇を重ね合わせる。
「ラミアの唇、甘いな」
「チョコ食べたからでしょ……」
シャツのボタンを順に外していく。
少女の髪の色より少しだけ薄い、ピンクのブラが露になる。

750 :
「可愛いの着けてるんだな。これってやっぱり、オレの為?」
「バカ……」
ラミアの胸はまだまだ発展途上だ。こうして横になっていると、本当にささやかなふくらみしかない。
それでも、ホックを外した中から現れたやわらかな乳頭をさすると、ラミアの身体はびくんと反応を示す。
小さくても、ちゃんと感じているのだ。
マッサージするようにこねていると、それは徐々に硬く立ち上がってくる。
この辺りの反応は、多分オトナの女性とかわらない、はずだ。
ラミアもちゃんと女なんだなぁと、古市は変なところで感心する。
「ふるいちぃ……」
ラミアが太ももをこすり合せるように、モゾモゾと動いている。
ああ、ほしいのねと、古市はすぐにその意図に気が付く。
「ラミア、足開いて……」
素直に開いたラミアのスカートの奥は、目に見えてぐっしょりと濡れていた。
「胸を触ってただけなのに、イヤラシイなラミアは」
「い、いやらしくなんかないもんっ」
ムキになって否定してくる。
古市はスカートと下着をまとめて脱がせると、あらためてラミアの秘所に目を向ける。
少し前までは、かなり時間をかけて愛撫しないと、ここまで濡れなかったのだ。
それが今では、カンタンに男を迎え入れる準備が完了する。
この年齢の少女の成長は、本当にめまぐるしい。
蜜に溢れた膣口に、古市は硬く反り返った肉棒を押し当て、挿入を開始する。
少女の身体は、自身とは不釣合いな大きさの肉棒をぬるりと飲み込む。
「ああ……っ!」
「まだキツイな、ラミアの中は……」
動きながら、古市はつぶやく。
それでも彼が一から仕込んだラミアの身体は、古市自身に形を合わせるかのようにうごめいて、締め上げてくる。
「あっ、あっ……古市ぃ」
自分の腹の下で喘ぐラミアを見ながら、古市は思う。
そう、少女の成長は本当に速い。
今日の彼女と明日の彼女は、きっと同じではないのだ。
だからこの少女と会う時は、全身全霊を傾けて愛し合う。
「ラミアっ、ラミアっ!」
「あああ、だめぇぇぇぇ!!」
やわらかな腹の上に精を放つ。
彼女の今を全て、この目に焼き付ける。
この先、少女はどのように変わっていくのだろう?
その時の彼女の未来に、オレはいるのだろうか?
「古市……ずっといてね。私を離さないで、私だけを見て」
「ずっといるよ、ラミア」
それは人間の男と、悪魔の少女の間に交わされた約束。
その結末は、今は誰にもわからない。

(終)

751 :
ごめんなさい、誤字がありました
× 少女の成長は本当に速い。
○ 少女の成長は本当に早い。
失礼しました

752 :
ラミアかわいいよラミア
最近出番ないし、なんか古市はネネさんといい仲だし(それはそれでよいが)
とにかくよいものみれました、Gj!

753 :
保管庫の管理人さんにメンバー申請したものの返事がなかった為、
サブの保管庫を立ち上げました
http://wiki.livedoor.jp/beelzebub_pink/
更新再開されるまでの暫定ですが、利用してもらえると嬉しいです
ちなみに、誰でも編集可です

754 :
古ラミ来てたGJ
ラミアが大きくなる頃には古市に色々教え込まれてそうでいいね
>>753
保管庫乙
更新滞ってたからまとめて見れて嬉しいよ

755 :
書き忘れてましたが、>>674が保管できていませんので、作者様もしくは
テキストをお持ちの方は保管にご協力お願いします
>>754
そうですね、このスレの上の方とか複数の作者様が入り乱れて投下されてたので、
かなり読みづらくなっていたのが解消されたかなと思います

756 :
静虎書いて下さい

757 :
保守

758 :
私って魅力ないのかな。
一人呟く。
男鹿と二人で(ベルちゃんもいるけど)いる機会は何度もあった。
何気ない男鹿の言い回しや態度に、意識してばかりの私とは正反対の男鹿。
何よ、少しはいつもと違う反応を見せてもいいんじゃないの?と思う。
「あいつには異性に対する意識とかないのかしら……」
なんであんなやつ好きになっちゃったんだろ、と溜息をつく。
気分転換に屋上に来てみた。
放課後のここには誰もいない。
時折グラウンドで部活動中の生徒の声が、風にのって聞こえてくる。
聖(セント)ならではといった感じだ。
景色を眺めながら、広い屋上をゆっくりと歩く。
ここは考え事をするにもちょうどいいところだ。
歩いていると、また男鹿のことを考えていた。
一番あってほしくないことが頭に浮かぶ。
「やっぱりヒルダさんなのかな……」
彼女と二人でいる時の男鹿は、どんな風なんだろう。
当たり前のように夫婦してるんだろうか。

屋上の入り口から反対側まで歩いたところで、視界の隅にちらりと黒い物が映った。
んん? と思い、目を凝らす。まさか……。
近づいてみると果たしてそこには、ごろんと横になっている男子生徒が一人。
「……男鹿」
そこには男鹿とベルちゃんが、仲良くお昼寝していた。
「呑気なものね……」
寝こけている男鹿の隣に、すとんと腰を下ろす。
「誰のせいで悩んでると思ってるのよ……」
男鹿を見下ろす。能天気な寝顔が憎らしい。
「少しは私の気持ちに気づきなさいよ、鈍感男」
ここで悪戯心が湧き起こる。
「こんなところで無防備に寝てる、あなたが悪いんだからね」
そう言って、眠る男鹿の顔に唇を寄せる。
ちゅ。
男鹿の頬にキスをした。
ささっと顔を上げる。
男鹿は眠ったままだ。
つんつん。
今度は頬を指でつついてみる。
やっぱり男鹿に反応はない。
「……」
なんだか楽しくなってきた。
こうなってくると、男鹿が起きるまで試してやろうと思う。
頬をぷにぷにとつまんでみる。
髪をさわさわと触ってみる。
脇腹に指をそーっと滑らせてみる。
ここで少し男鹿が身じろぎしたが、やはり起きる気配はない。
一通り男鹿で遊ぶと、やがて私はある一点から目が離せなくなった。

759 :
男鹿の唇。
そこにはまだ触れていない。
思い切って指を近づけると、男鹿の下唇にぷにんと触ってみる。
や、やわらかい。
唇をなぞりながら、
いつかこの唇でキスされる日がくるのかな……
などと考えていたら、なんだかヘンな気分になってきた。
「……いいわよね」
誰にも聞こえないくらい小さな声で言うと、ゆっくりと男鹿の顔に自分の顔を近づけていく。
緊張で、心臓がどきどきいっている。
男鹿を起こさないように、そうっと慎重に……。
目的地まで後少し……というところで、男鹿が目を覚ました。
「コラ」
「きゃぁっ!?」
びっくりして、勢い良く顔を上げる。
「いいわけねーだろ、何考えてんだ」
ぼりぼりと頭を掻きながら、男鹿が上体を起こす。
かあああっと顔が熱くなる。
「い、いつから気づいてたの……?」
「お前が隣に座った時から」
「〜〜〜っ! なんでもっと早く起きないのよっっ」
「うっせーな、起きるタイミングを逃しただけだっての。……それに」
男鹿が言葉を続ける。
「……次に何やんのかなと思うと面白かったし」
「……。さ、サイッテー!!」
ほんと悪趣味! 寝てるフリして人をからかうなんて。
「お前こそ」
男鹿がジト目で見返してくる。
「どっちがサイテーなんだよ。人が寝てる間に、オレのハジメテを奪おうとしてやがったくせに」
「えっ」
ドキンとする。
男鹿ってファーストキスまだなんだ……。
それって、ヒルダさんともまだ何もないってこと。
自分にもまだ希望が残されてると知って、嬉しくなった。
「何にやにやしてるんだよ?」
「えっっ!?」
……無意識の内に、顔に出てたみたい。
「な、なんでもない」
やば、変に思われたかしらと必に否定する。
「で、邦枝」
あらためて男鹿がこちらに向き直る。
「誰のせいで悩んでるって?」
「?」
あ、さっきのひとりごと……。
顔の火照りがとまらない。
男鹿の顔はどことなく愉しげだ。コイツ、わかってて言ってる!(性格悪っっ)

目の前の男子は両手をついて、じりじりとにじり寄ってくる。
私は座ったまま、気圧されるようにずるずると後ずさる。
――トン
背中が壁についたのがわかる。

760 :
男鹿は目の前で来ると膝立ちになり、私を囲うように壁に両手を付く。
なっ……。
「ナニコレ……」
なんで私、壁際に追い詰められてんの?
男鹿が口を開く。
「オレは奪うのは好きだが、奪われんのは断固! 拒否する」
「つーわけで、奪われるくらいならオレからいただいてやるぜっ」
いやいや、何そのノリ? おかしくない?
「そんな理由で奪われたくなんかないわよっっ」
……!!
防ぐ間もなく、男鹿の唇が重ねられる。
私は大きく目を見開く。
驚きのあまり思考停止していると、ようやく男鹿の唇が離れた。
「……なんて顔してんだよ」
私は放心状態だった。だって、何の心の準備もなかったのに、こんな、いきなり……。
「なんなのよ……」
「あ?」
「私のこと好きでもないのに、こんな……面白半分でキスするなんて……っ」
「邦枝……」
違う、男鹿のせいじゃない。
自分が軽い気持ちでキスしようとしたから、男鹿もそれにのっただけだ。
わかっているのに頭の中がごちゃごちゃして、感情が爆発してしまった。
子供じゃないんだから。たかがキスなのに。
なのに、なんでこんなにも動揺してるんだろう。
自己嫌悪で私はうつむいた。
とても顔を上げていられない。

男鹿は動かない。
もうほっといて、どこか行ってくれればいいのに。
私のことなんてなんとも思ってないんだから。あきれて帰ればいいじゃない。
涙で滲む視界の中、膝立ちのままの男鹿の足元を見つめていると、彼が動いた。
これで男鹿とはおしまいなんだとぼんやりと思う。
あーあ、こんな終わり方するなんて思ってなかったな……。
そんな風に考えていたら、彼の思いもよらない行動によってそれは中断された。
「……悪かったよ」
優しく抱き締められる。私は軽く混乱する。
「ふざけて悪かった。からかうつもりじゃなかったんだけどよ……」
頭をぽんぽんとなでられる。
「……」
「なんか、こーゆーのガラじゃねぇっていうか……照れくさいっつーの?
気持ちに応えてやりたくて、つってもどうしたらいいかわかんねーし、つい……」
「……。何が言いたいのかわからない……」
「ぐっ……つ、つまりだ、お前のことが好きだからチャンスだと思ってキスした。……これでどうだっっ!」
男鹿は私の肩に手を掛けたまま、身体を離して宣言する。

761 :
「……」
「……」
「…………」
「…………。あの〜、邦枝さ〜ん?」
「嘘でしょ」
「え?」
「今までそんな素振り見せたことないじゃない。その場しのぎで適当なこといわないで」
「は?」
男鹿は、ぽかんと口をあける。
「大体あんたはヒルダさんと夫婦だなんだ言われて、まんざらでもなさそうだったじゃない」
「いや、ヨメとか最初は否定してたけどもう面倒くせーし。悪魔だの魔王だの説明するわけにいかねーしよ」
「そうだけど……」
続けて男鹿は、驚くことを言ってのけた。
「そもそも、オレがお前のこと好きなことくらいわかってただろ?」
「はぁ!? 知らないわよっっ」
「そうなのか!? 自分ではアピールしてたつもりだったんだけどな……」
「どの辺がよ!? あんたのアピールなんか全然わかんないわよ!」
「えっ!? ほら、あの時とか、あ、そういやこの間も……」
ぶつぶつと指折り数えながら、一人思い返しているらしい男鹿。
あきれた、こいつは私に気持ちが伝わってると思ってたんだ。
って、あれ? 私、重大なことを忘れてない?
「はぁぁぁ!? わた、私のこと好きって……」
「おう」
なにそれ、衝撃の告白なんだけど。というか、なんで告白まで軽いのよっっ。

今のやりとりで、すっかり涙がひっこんでしまった。
よく考えたら、最初からこういうやつだったわよね。
真剣に傷ついてた自分が、心底バカバカしくなる。
「男鹿」
まだ数えていた男鹿が、顔をこちらに向ける。
「じゃあ、私たちって今から……こ、恋人同士ってことでいいの……?」
「そーだな」
軽っっ! まだそのノリひっぱるわけね。
……ま、いいけど。

なんだか一気に疲れたな。もう帰ろう……。
「それじゃあ私……」
立ち上がると、
「待てよ」
男鹿も同時に立ち上がって、行く手を阻まれる。
「どこ行くんだよ」
「帰るのよ。なんか疲れたし」
「このまま帰すわけねーだろうが」
「え、何言って……」
「もう一回、ちゃんとやり直させろよ……」
急に真剣なまなざしになる男鹿に、どきっとする。
「う……うん」
私がきゅっと目を瞑ると、男鹿は私の頭を抱き寄せてキスをしてくれた。
髪を撫でながらの優しいキス。
この人ってこんなキスができるんだ。
まさか今日こんなことになるなんて、ここに上がってきた時には思わなかった。
男鹿といると本当、何が起きるかわからない。

762 :
「…………」
やけに長いキス。男鹿がなんだかごそごそ動いてる?
それに、身体が少し楽になったような……。
「ぷはっ、な、何してんの!?」
無理やり唇を離して自分の身体を見ると、ブレザーのボタンは全て外され、ベストは上の方までずりあげられていた。
……いつの間に。
男鹿は悪びれもせずに言う。
「恋人同士がキスの後にやることって言ったら、ひとつだろ」
「恋人って今なったばかりじゃない。それに、こ、こんなとこで……。人が来たらどうするのよ?
や、だから待ってってば!」
言ってるそばから、今度はブラウスのボタンにも手を伸ばしてくる。
「あっ、やめ……そ、そうだ! 今度の日曜遊びに行かない? ねっ? だから今日はこれで……」
「待てねーよ」
耳元に顔を近づけてくる。
「ずっとガマンしてきたんだ。もう待たねーよ」
どきりとする。
こいつはいつだって、私をおかしくする。
こんな風に言われたら、もう拒否できないじゃない……。
ぷちぷちとボタンが外されていく。
やがて男鹿の前に私の胸元がさらけ出されると、その中に手が伸びてくる。
下着の上から優しく揉みながら同時に乳首の辺りを擦られて、私は思わず声をあげてしまう。
「お前……着やせするタイプだったんだな」
「んっ……もっと小さいと思ってた……?」
「全体に細いからな……。もっと食えよ」
そんなことを言いながらブラも上に摺り上げて、胸に直接触れてきた。
乳首をこりこりとつままれて、私はますます感じてしまう。
気持ちよくてぼうっとしていると、男鹿の手がスカートの中に進入して太ももをまさぐるのがわかった。
優しくさすられて、背中がぞわぞわとする。
手はそのまま奥まで進み、ショーツの上からあそこに触れてきた。
「……濡れてんな」
「や……言わないで……」
恥ずかしい。
初めてなのに、いやらしい女と思われたらどうしよう。
ゆっくりと指を往復しながら擦られるが、気持ち良い反面もどかしくておかしくなりそうになる。
「男鹿……ねぇ……」
精一杯の勇気でおねだりする。伝わるだろうか。
男鹿にはわかったみたいで、足の付け根から指を滑り込ませると、直接一番敏感なところに触れてきた。
途端に、電撃のような衝撃が身体を駆け抜ける。
「あああ……っ!」
快感に腰がくだけそうになり、壁にもたれながらも必に彼の首に手を回してしがみついた。
男鹿も私の腰に手を回して支えてくれる。
あそこはもうとろとろになっていて、男鹿は蜜をこすりつけるようにそれを愛撫する。

763 :
「お前、見た目と違ってやらしいのな……」
低く囁かれる。
耳元に彼の息が掛かり、私の身体はより一層熱くなる。
「だって……気持ちいい……」
男鹿が私の手を取ると、自分の下半身に触れさせる。あ……これって……。
「はぁ……かた……い……」
「お前見てたらこうなったんだよ……責任とれよ……」
リズミカルに刺激されながら、徐々に強い波が押し寄せてくるのがわかる。
「あ……男鹿、いく……イっちゃう……っ」
眼前の男鹿がニヤリと笑う。
「……イケよ」
その意地悪な笑みに感じながら、私は激しくイッてしまった。
はぁ……はぁ……
地面にへたりこみそうにながらもなんとか身体を支えて息を整えていると、男鹿が自身のベルトを外すのが見えた。
まさか……。
「まさか、ここで……? だ、誰か来たら……」」
「もう来ねーだろ。……お前が悪いんだからな。あんなエロい顔しやがって」
「何言って……っ、それを言うならあんたのせい……」
「黙ってろよ」
男鹿は私に後ろ向きになるように言い、壁に手をつかせた。
続いてショーツを下げると、私に左脚を上げさせて片足のみ抜き取る。
ぐっしょりと濡れたそれは支えをなくして、右足首まですとんと落ちる。
そうして露になった秘部を目掛けて、男鹿自身をゆっくりと押し当ててきた。
「あ、痛ッ」
私の小さな叫びを聞いて、男鹿はよりゆるやかに挿入してきた。
多少の痛みはあるものの、アソコはぬるりと彼を受け入れる。
「……動くぞ」
そう言って彼が動き出した。
ぬちゃぬちゃと音を出しながら、私は何度も突き上げられる。
「あっ、あ、あ」
突かれる度に、自分の意思とは反して声が出てしまう。
「お前本当エロいな……」
動きながら男鹿が声を掛けてくる。
「実は淫乱ってやつなのか?」
「ち、ちが……」
膣の内壁が、間断なく男鹿にこすり上げられる。
自分でもこんなに乱れているのが恥ずかしい。
「嫌いにならないで……」
「……なるかよ」
そう言うと、私の左脚を抱えるように持ち上げる。
また違った角度で男鹿のものが当たり、より深く入ってくる感じがする。
「ああああ!!」
壁についた手が、支えきれずにずるずると下がる。
それを見た男鹿は私の腰を支えて、自分のほうへ向けさせる。
彼と相対する格好になると、私の両腕を自分の首に回させ、
「しっかりつかまってろよ」
と言うと、もう片方の足も抱え上げる。
私は両足を抱きかかえられる格好になる。
再び突き上げられて、たまらず男鹿にしがみつく。
奥の奥まで男鹿に犯され痛みと快感がない交ぜになり、頭が朦朧としてくる。
何も考えられない。
「……はぁ、はぁ……イッていいか? 邦枝……」
「ぁ……きて、男鹿……あ、あああっ」
「……っ!」
最後に激しく突き上げられる。
内腿に温かい液体が一筋、つうっと伝い落ちていくのがわかった。

764 :
男鹿の物がずるりと抜かれると、私も地面に下ろされる。
壁に背を預けて座り込んだままコンクリートの床を見ると、男鹿と私の分泌液が入り混じった液体が点々と跡を残していた。
「はー……」
男鹿が隣にドサリと腰を下ろすと私の肩を抱き寄せ、頭を自分の肩に預けさせる。
「悪い、ちょっと乱暴だったな。大丈夫か?」
「うん……」
抱き寄せた方の手で髪を撫でてくれる。
「次からはこんな……いつ人が来るかわからないとこでは嫌だからね」
「……おう」
すっかり日が傾いてきた。
もう帰らないとおじいちゃんに怒られちゃうな……。
「……大事にするよ」
「えっ?」
「…………二度は言わねー」
そういう男鹿の横顔は、夕日に照らされて少し赤かった。

(終)

765 :
男鹿×ヒルダ書いてください。 お願いします。

766 :
男鹿×ヒルダよろしくお願いします

767 :
保守☆

768 :
>>764
グッジョブ!
野外プレイまで持ち込む男鹿の盛りっぷりと葵のかわいさが最高!

769 :
次は何を書くんですか?

770 :
聖クリスマスのその後
哀場×葵です
なんとこのスレ、一度も哀場の名前が出ていない…
自分は男鹿×葵派なので、葵ちゃんには引き続き頑張ってもらいたいところですが、
哀場の方が確実に幸せにしてくれそうです

771 :
「すまねぇ、負けちまった」
隣を歩く彼が謝ってくる。
私は彼の方を見上げる。
あちこち傷だらけだ。
わざわざクリスマスに会いにきてくれたのに、いきなり巻き込んでしまった。
文句の一つや二つ言ってきてもおかしくない。でも彼はそうしなかった。
ただ、負けたことを申し訳なく思っているようだった。
「いいの」
むしろ謝らないといけないのは私の方。
この人のことだから多分、今日は色々計画を立ててくれてたんじゃないだろうか。
私は男鹿&ヒルダさんに負けた。そうして二人はベストカップルとなった。
完敗だった。いや、そもそも男鹿を誘えなかった時点で負けていたのかもしれない。
でもこれですっきりした。はっきりとヒルダさんとの差を思い知らされたのだから。
「元気出せよ」
あくまで私を気遣ってくれる。
沖縄で会った時は、きっと本気じゃないんだろうと思ってたのに。
まっすぐに私を見つめるそのまなざし。
本当にありがとう。
私も覚悟を決めようと思う。
「今日はあなたに付き合うわ。何したい?」
「いいのか?」
「うん」
「……ひょっとして今日の詫びのつもりか? それなら気にすんな。またあらためて会いに行くし」
相変わらず前向きだ。くすりと笑ってしまう。
「違うわ。私があなたと過ごしたいだけよ」
「本当か!?」
「ええ」
「ようし、それじゃ……」

「ここって……」
繁華街近くの大きな建物の前に来た。
派手なネオン、時折カップルらしき男女が側を通り過ぎていく。
「ほら、行くぞ」
「え……」
ちょっと待ってちょっと待って、ここってアレよね?
表の看板には、休憩とかフリータイムとかいう文字が躍っている。
土手の上でした会話を思い返す。
「それじゃ、一晩オレと一緒にいてくれ」
「!? ひ、一晩っ!?」
「……イヤか?」
「えっ、だって一晩って……そんな……」
「大丈夫、紳士だって言ったろ? 何もしねーよ。ただ……クリスマスくらい好きな女と一緒にいてぇんだ」
一瞬男鹿の顔が頭に浮かぶ。が、すぐにそのイメージを振り払う。
さっき覚悟を決めたじゃない。もう彼は関係ない。
私は私のことを思ってくれる人に応えたい。
「……いいわ。行きましょう」

772 :
「あにじゃ、よかったね」
「おうっ」
哀場くんが千代ちゃんを抱き上げ、肩車する。
「それじゃ葵、オレは千代を家に置いてこねーといけねーから、お前も帰って着替えて来いよ。待ち合わせしようぜ」
「わかったわ」
私たちはいったん別れた後、カフェで待ち合わせた。
そうして哀場くんの「行きたいところ」についてきたのだ。
確かに一晩付き合うことを了承したけれど、まさかそれが、ら、ラブホテルなんて……。
てっきりファミレスかカラオケボックス辺りを想像してたのに。
棒立ちになっていると、一組のカップルがホテルから出てきた。
女の子とまともに目が合ってしまう。
私と年がかわらないくらいのその子は、気まずく思う私とは対照的に、こちらを一瞥した後堂々と彼と腕を組んで歩いていく。
気が付くと一人でホテル前に突っ立っている私は、周りを行き交うカップルに見られているのがわかる。
恥ずかしくてうつむいてしまう。
「そんなところで立ち止まってると余計目立つぜ」
はっと彼を見上げる。
「早く来いよ」
手を引かれ、慌ててホテルの中へ入る。
中へ入ると、パネルが一面に並んでいた。
哀場くんはその中の一つを選ぶと、再び私の手を引いてエレベーターの方へ引っ張っていく。
エレベーターに乗り込んで階数ボタンを押すと、声を掛けてきた。
「こういうとこ来るの初めてか?」
「……あなたはどうなの?」
「さぁ、どうだろうな?」
はぐらかされる。
エレベーターが目的の階に到着した。
開いたドアから降りて彼の後について歩いていくと、一つの部屋の前で止まった。
「ここだな」
彼はガチャリとドアを開けると、私にも入るよう促す。
彼に倣って部屋に足を踏み入れる。
「わぁ」
淡いピンクを基調としたかわいらしい部屋だった。
部屋の端には座り心地の良さそうなソファーがあり、ハートのクッションが置いてある。
そしてその側には大きなベッドがあった。
映画とかで見たことがある。天蓋付ベッド……だったと思う。
「すごい……」
「気に入ったか?」
いつの間にか隣に哀場くんが立っていた。
「こんな可愛い部屋があるのね」
「色んなコンセプトの部屋があるんだが、葵が気に入ると思ってよ。ここにした」
「……ホテルに詳しいのね」
「そうでもねぇよ」
「とりあえず座ろうぜ」
彼はソファーに座ると、隣をぽんぽんと叩いて座るよう促した。
言われるまま横に腰掛ける。
「しっかし良かったぜ。クリスマスに突撃した甲斐があったもんだ」
隣に座る男子は本当に嬉しそうに笑う。
一緒にいるってだけで、こんなに喜んでくれるなんて。
男鹿じゃ絶対こんなことはないんだろうな……と、いけない。
忘れなきゃ。もうあいつのことはなんとも思ってないんだから。

773 :
「でもなんで……えーと、ココなの? ほかにあったんじゃない? ファミレスとか」
「ファミレスじゃうるせーし、万一知り合いに見られたらお前困んだろ? ここなら人目につかないしな」
私の為……。
「とりあえず飯でも食べるか」
哀場くんは私の希望を聞きながらルームサービスを頼む。
届いたそれらを食べながら、私たちは色んな話をした。
「……でね。本当石矢魔のやつらってば喧嘩のことしか眼中にないのよ」
「ハハハ! まあウチの奴らも似たようなもんだけどな」
イテテと頬の傷を抑えながら哀場くんが笑う。
「……」
その傷にそっと指を触れる。
「……葵?」
どうしたのかという表情だ。
「痛いわよね……。ここだけじゃない、ほかも……」
「……なんてことねぇよ。お前の為だったら何度でもやってやるぜ」
この人は……。
思い切ってぽすっと彼に抱きつく。彼の身体からはわずかに香水の香りがする。
そのしっかりした胸に頬をくっつける。
「私、覚悟して来たから……」
「そんなつもりじゃねぇって言ったろ? オレが弱みにつけこむ男に見えんのか?」
「わかってる……」
「……いったん始めたら、途中でやめるとか出来ねーぜ?」
「わかってる……」
そう言うと、強く抱き返された。不思議と彼の腕の中は安心する。
緊張しているはずなのに、徐々に気持ちが落ち着いてくる気がする。
「……シャワー浴びてくるね」
「おぅ」
彼から身体を離し、バスルームへ向かう。
ここも部屋と同じくかわいらしい内装だったのだが、今の自分にはそれらをじっくり見る余裕がない。
シャワーを浴びながら、これから起こるであろうことを考える。
「…………」
自分から言い出したことではあるけど、いざとなると決心が揺らぎそうになる。
これでいいんだろうかと逡巡するが、彼の笑顔を思い出す。
哀場くんは多分私のことを本当に好きでいてくれて、この先もきっと大切にしてくれると思う。
きっと大丈夫。そう言い聞かせると、シャワーを止めた。
「お待たせ……」
バスタオルを身体に巻いて、彼の前に立つ。
「それじゃオレも浴びてくるかな」
立ち上がって私の脇を通り過ぎる時、耳元に顔を寄せてきた。
「……ベッドで待ってろ」
私は顔が熱くなるのを感じた。
言われた通りベッドの中に入っていると、軽く照明が落とされた。
上半身裸の彼が、ベッドの中に滑り込んでくる。
「葵」
呼びかけられて、彼の顔を見つめる。
「いいんだな?」
うなずくと、彼の顔が近づいてくる。
私は目を閉じる。柔らかいものが唇に触れ、軽くついばんでくる。
されるままになっていると、彼の温かい舌が入り込んできた。
私の舌を絡めとろうとする。
彼の動きに合わせるよう、私も必でついていく。

774 :
やがて彼が離れると掛け布団を剥がし、私のバスタオルをはだける。
「……綺麗だな」
「恥ずかしいから見ないで……」
本当に恥ずかしい。思わず胸元を手で覆う。
「好きな女の裸を見られるなんて、男にとってこれ以上の幸せはないんだぜ?」
そう言いながら私に覆いかぶさると、首筋に唇を這わせる。
――ビクン。思わず身体が反応する。
胸を優しく揉まれ、硬くなった乳首を甘噛みされる。
「あっ」
自然に声が出てしまい、そんな自分にびっくりする。
彼は乳頭を優しく吸い、転がすように舐めてくる。
なんとなく手馴れた感じを受ける。今まで何人の女の子と付き合ってきたんだろう……。
だけど次第にそんなことは考えられなくなるくらいに、彼の愛撫に夢中になっていた。
胸だけなのにすごく気持ちがいい。おかしくなる……。
「ひゃんっ」
彼の指が私の敏感なところに達していた。
恥ずかしいくらいとろとろと溢れ出る愛液を指にまといながら、蕾を優しく捏ね回して来る。
「あああ、だめぇ、やめて、おかしくなっちゃう……っ」
彼の手を押さえつけようとするが、止まらない。
「いいぜ、おかしくなっても」
ちゅ、と頬にキスされる。
「かわいいな、葵」
そう言うと、哀場くんは身体をずらし、愛液に濡れたあそこに口付ける。
「ああっ!いやぁっ!!」
身体が意志とは無関係にびくびくと痙攣する。
舌で繰り返し蕾を愛撫される。指とは違う感覚に私はのめりこんでいく。
「あんっ、だめ、激しくしたら私……あぁ……」
快感が強くなってきた。いや、くる……!
「哀場く……いっちゃう……あ、あ、あああっ!!」
あっという間に絶頂に達してしまった。
はぁはぁと息を切らす私に、哀場くんが声を掛けてくる。
「良かったか? 葵。……今度はオレも良くしてくれよ」
足を開かされると、彼がその間に割って入ってくる。
「力抜いてな」
そう言うと、ずぷりと大きな物が入ってきた。
「んん……っ!」
唇を強く噛み締める。痛い。めりめりと音がしてもおかしくないくらい、大きな物が押し入ってくる。
「やあっ……!」
気がつくと、哀場くんの肩に爪を立ててしまっていた。
きっと私の爪跡がくっきりと残っているに違いない。
「……入ったぜ。大丈夫か?」
「う……」
全然大丈夫じゃない。返事をする余裕もなかった。
「やっぱりお前初めてだったんだな。初めての相手にオレを選んでくれてありがとな」
「哀場くん……」
優しい瞳で見つめられる。胸が締め付けられるように苦しい。
はっきりと分かる。私、彼に恋してる。

775 :
「動いていいか?」
「うん……」
彼がゆっくりと動き出す。やっぱり痛い。必に堪える。
でも……。痛いけれど幸せを感じる。
今、彼と一つになって感覚を共有していることが、この上なく幸せだった。
彼の為なら多少の痛みも我慢できる。そんな風に思える。

「はっ、あ……あん……」
気持ちいい……。突かれる度に、快感が湧き上がってくる。
さっきまであんなに痛かったのに。私の身体、どうしちゃったの……。
哀場くんが私を抱き締めたと思うと、ぐっと引き寄せられる。
「えっ?」
気が付くと、私が哀場くんの上に乗る格好になっていた。
「えっ、ええっ!?」
「自分のいいように動いてみろよ」
「そんな……無理よ……」
「いいから」
「……」
うながされて、おずおずと腰を前後に動かしていく。
「んんっ……」
動くとあそこが擦れるのがわかる。
気持ちいい……徐々に行為に没頭していく。
「はぁ、あんっ……」
「いいぜ……葵……」
哀場くんの手が私の胸に伸びてくる。
「やぁ、だめぇ」
快感が増す。おかしくなる、やめて。
「そんなに締めんなよ。耐えられなくなんだろ」
腰を掴むと突き上げられる。
「あああっ! そんな奥……だめえっ……!」
ガクガクと腰がくだけそうになるのを抑えて、必に身体を支える。
「あーダメだ、ガマンできねぇ」
再びベッドに倒されると、両足を抱えられ貫かれる。
「ひあっ!」
身体が強く揺さぶられる。手を伸ばして彼の身体にしがみつく。
「あ、あ、あっ!」
何も考えられない。白い光に包まれる。
「葵……イク!!」
一際強く腰を打ち付けると、私の上にぐったりと覆いかぶさる。
しばらくは荒い息遣いだけが部屋に満ちていった。
やがて彼が身を起こすと、私の脇に移動して再び寝ころぶ。
「なぁ、どうだった?」
「…………」
そんなこと答えられるわけない。
でも、正直……気持ちよかった。
初めてなのにこんなに感じてしまった私って一体……恥ずかしさのあまり、ばふっと枕に顔をうずめる。
「ん? どうした?」
「なんでもない……」

776 :
その後シャワーを(別々に!)浴び直すと、ホテルをチェックアウトした。
送っていくと言うので、それに甘える。
「雪降ってたのね」
外に出ると、ちらちらと雪が舞っていた。
街はイルミネーションでキラキラしている。
私の希望で、大通りを抜けて帰ることにする。
「きれいね」
「そうだなぁ」
手をつないで歩く。
誰かに見られたら……と心配してくれたけど、大丈夫だからと押し切った。
歩きながらなにげなくショーウィンドウに目を移すと、大きなクマのぬいぐるみがディスプレイされていた。
「わぁ、見て、かわいい」
「葵、ぬいぐるみ好きなのか? 千代も好きなんだぜ」
「千代ちゃんも?」
彼のかわいらしい妹を思い出して、笑みがこぼれる。
考えてみると、兄妹水入らずのクリスマスの邪魔をしてしまったとも取れる。
「そうだ、千代ちゃんに何かプレゼントしましょ」
「千代に? 気使わなくていいんだぜ」
「ダメよ、こういうことはちゃんとしないと」
彼の腕を引っ張ってお店に入ると、二人であーでもないと相談しながらプレゼントを選ぶ。
ふと、目の前のガラスを見ると、後ろで私を優しく見つめる哀場くんの姿が映っていた。
「ふふっ」
「? どーした?」
「なんでもない。行きましょ!」
選んだ物を手に取ると、哀場くんの手を引っ張って私はレジに向かった。

――後日談。
「えっ? おにいさんって今まで恋人いたことないの?」
プレゼントしたぬいぐるみを抱き締めながら、千代ちゃんがこくんとうなずく。
「あにじゃはねー、実は照れ屋さんなのー。いざってなると逃げちゃうみたいー」
「何話してんだ?」
オーダーしたメニューを載せたトレイを持って、哀場くんがやってきた。
「な、なんでもない」
「?」
「おとこはこれだからー。やっぱり今の時代、おんなからせまらないとだめよねー」
「あはは……」
「だから何の話をしてんだよ?」


(終)

777 :
GJ!!!

778 :
GJ!
デートでいきなりホテルに連れ込む哀場さんパネェwww

779 :
GJありがとうございます
哀場の妹の名前間違ってますね
さらに哀場は「ちぃ」呼びだし
後日保管庫の方訂正しておきます
すみません

>>725
コミックス集めおわりましたが、やっぱり間違ってた(汗)
葵ちゃんの部屋は和室でしたね
脳内補完お願いします…

最近のSSは全部自分作なんですが、GJ下さった方本当にありがとうございます
1レスでもいただけるとモチベ上がります
まとめてですみません

780 :
おもしろかったです。男鹿ヒル書いてください。

781 :
>>753
わざわざありがとうございます♪

782 :
僕も男鹿ヒル書いてほしいですぅ!、

783 :
神花家紋ッ!

784 :
男鹿葵書いて下さい
めっちゃ大好きです。
エロありなしは問いません!

785 :
古寧々が読みたい

786 :
男鹿ヒル待ちの方がちょくちょくいらしてたので、初書きカップルですが書いてみました
難しかった…時間かかったし…
やっぱり男鹿ヒル職人さんに降臨していただきたいところです
注意点
・多分期待されている男鹿ヒルではない
・若干レイプ要素あり?

787 :
寝不足で疲れ切っていた男鹿は、数日振りの安眠を貪っていた。
「起きろドブ男」
げしっ!と蹴られる。
「痛っ!」
眠い目をこすりながら見上げると、金髪侍女悪魔が自分を見下ろしていた。
「何しやがる!」
「貴様はいつまでそうしているつもりなのだ。見ろ、今日は散歩日和だ。さっさと起きて坊ちゃまを外に連れ出せ」
「はあ? たまの休みくらいゆっくり寝かせろよ……」
お父さんのようなことを言う男鹿だったが、無理もない。
このところベル坊は夜泣きがひどい。疳の虫(かんのむし)というやつだ。
男鹿は一晩中電撃を浴びせられ、フラフラになって登校するのも珍しいことではなかった。
ベル坊は泣き疲れたのか、明け方近くになってようやく眠った。
今日は学校が休みだ。
男鹿は数日ぶりに熟睡することができたのだった。
それなのに……。
「アクマかてめぇ! 人が久し振りにゆっくり眠ってたっていうのによ!」
「夜泣きには日中たくさん遊ばせることも有効なのだ。時間が惜しい。坊ちゃまが起きる前に着替えておけ」
そう言ってヒルダは布団を引っ剥がす。
「わっ! バカやめろ!!」
「……ほう」
ヒルダの目に男鹿の盛り上がった股間が飛び込んでくる。
「浅ましいな。下品な夢でも見ていたのであろう」
「生理現象だよ! ……ってオイ!」
ヒルダが黒いソックスに包まれた足で、男鹿の股間をぐにぐにと踏んでいた。
「そういえば、大魔王様からの褒美のティッシュは古市にくれてしまったから、貴様は何も受け取っていなかったな」
「……それがどーしたよ」
「ちょうど良い。私が代わりに褒美を与えてやろう」
「はあ!?」
そう言うと美しい侍女悪魔はひざまずき、ハーフパンツから素早く一物を取り出す。
「何しやがる!」
さすがの男鹿もこれには赤面する。しかし悪魔の女は涼しい顔だ。
「貴様の熱を鎮めてやろうというのだ。坊ちゃまが目覚める前に終わらせるぞ。少し静かにしていろ」
そう言うと、黒い手袋をつけた手でゆっくりと扱き始める。
「う……」
自分とは違う細い指で扱かれるのは、いつも以上の快感を男鹿にもたらす。
はっきり言って気持ちが良い。
しかしそれをヒルダに悟られるのは癪に障る為、男鹿は努めて顔に出すまいとする。
「……ん?」
徐々に握られる力が強くなってくる。
(ちょ、力入れすぎ……)
「……イダダダダ!」
「む? どうした?」
「どうしたじゃねーよ! てめぇ、なに親のカタキみたく握り締めてんだ。握り潰す気かコノヤロウ」
「反応が薄かったのでな。力加減が弱かったかと思って強くしたのだが。良くなかったのだろう?」
「……。いや……」
「良かったのか? ならばもっと分かり易く悶えろ」
「アホか! 男がそんなことできるか!」
「まあ良い。続けるぞ」
ヒルダは表情を変えずに、再び一物に手を滑らせる。
しかし……。

788 :
(……今度は弱ぇ)
動きが優しすぎる。
気持ちが良くないわけではないのだが、これでは永久にいけそうにない。
男鹿は迷ったが、思い切ってヒルダに声を掛ける。
「なあ、今のままだとちょっと刺激が弱すぎていけそうにないんだが……」
「なんだと? 強いだの弱いだの貴様はどうしたいのだ!」
「てめーは極端なんだよ! オレは早く出したいだけだっつの」
「むぅ……」
暗に下手と言われているようで、ヒルダの自尊心が傷つけられる。
由緒正しきベルゼバブ4世の侍女悪魔たる自分が、目の前のドブ男に見下されるなどあってはならないことだとヒルダは思う。
ここは何が何でもこの男を快楽の底へ叩き落し、自分に屈服させねばと決意する。
――ひいては、それが男鹿の坊ちゃまへの一層の服従へと繋がるであろう――
ヒルダは手を離すとベッドに上がり、男鹿の足の間に座り込んだ。
そそり立つ肉棒の根元を握り直すと、顔を伏せる。
「お……おい」
男鹿が戸惑いの声を上げるが、無視をする。
手の中で硬く張り詰めた物に口をつけると、それを少しずつ飲み込んでいった。
「っは……」
男鹿の口から溜息が漏れた。
女の口中は温かく、柔らかな舌が肉棒に触れる。
初めて味わう感覚に男鹿は、あっという間に果ててしまいそうになるのを必で堪える。
――ガリッ
「いってぇぇぇっっ!!」
「今度は何だ」
ヒルダが顔を上げる。
「お前……歯っ! 歯立てんじゃねーよっ!!」
「歯? 刺激的で良いかと思ったのだが、違うのか?」
(こいつ……)
男鹿の頭の中で疑念がふつふつと湧いてくる。
「お前……今までにやったことあるんだろうな?」
「ふん……」
明らかに軽蔑を込めた目でヒルダは男鹿を見返す。
「侍女悪魔というのは、生まれた時から唯一無二の方にお仕えすることが決まっている存在だ」
「……だから?」
「主君以外の者に奉仕したことなどあるわけなかろう」
「やっぱりか」
男鹿はがっくりとうなだれる。
道理で下手すぎる……というか知識がなさすぎる。
やったこともないくせにあの自信満々ぶりはなんだったのか。完全に詐欺である。
しかし……だからといってここでやめるわけにはいかない。
男鹿の身体は完全にモードが切り替わってしまっている。
出すまでは治まらないだろう。
「おい」
「なんだ」
「オレが教えてやるから、今からその通りにしろ」
「なぜだ」
「なぜだぁ? お前に任せてると別の意味で昇天しそうだからだよ!」
「それはそれで良いではないか」
「何が!? 何がいいの!? そんなマヌケなに方したくねーよ!!」
バキィッ!
「声が大きい! 坊ちゃまの眠りを妨げることは承知せんぞ」
「……」

789 :
ヒルダが姿勢を正す。
「まあ良い。あくまで褒美代わりだからな。貴様に合わせてやる。どうすれば良いのだ?」
最初からその態度でこいよ、と言いたいのをぐっとこらえて、男鹿はヒルダに説明する。
「いいか、まず歯は立てるな。お前に本気で噛まれたらオレはぬ」
「うむ。それで?」
「歯が触れないように咥えろ。んで、上下に動かす。絶対に噛むんじゃねーぞ!」
「貴様もしつこいな」
「右手は根元を扱け。左手はそえるだけ、だ!」
ガンッ!
「今なんで殴った!?」
「なんとなくだ」
「〜〜っ! わかったらやってみろ」
ヒルダは男鹿の物を咥えると、ゆるゆると口内に沈めていく。
限界まで飲み込むと、顔を上げていき解放する。それを繰り返す。
右手はしっかりと男根を握っている。
(やべ、いい……かも)
いつの間にかヒルダの左手は、袋をやわやわと弄んでいた。
亀頭に舌を這わせながら右手は絶え間なく上下する。
時折ちらりとこちらを見上げる視線が扇情的で、男鹿の興奮をより高める。
ヒルダがじっと男鹿を見据える。
右手を先の方に添え直すと視線は外さず、見せ付けるように根元から雁首までゆっくりと舐め上げる。
(誘ってるつもりかよ……)
前屈みの胸元からは、豊かな乳房が今にも零れ落ちそうだ。
(滅茶苦茶にしてやりてぇ……)
普段こういうことから最も対極にいるが、男鹿も男だ。本能には抗えなかった。
勢いよく身を起こすと、力任せにヒルダをベッドに押し倒した。
服の上からその巨乳を鷲掴みにする。
「貴様、何を!」
不意を衝かれてヒルダは一瞬何が起きたかわからなかったが、すぐさま自分の状態を把握すると反撃を試みた。
右手を振り上げる……が、素早く男鹿の手がそれを掴む。
続けざまに左手も繰り出そうとするが、そちらも胸から離した男鹿の手で止められてしまう。
「じっとしてろ」
男鹿はヒルダの両手首を纏めて掴んだ左手を彼女の頭上にまわすと、ベッドに押し付ける。
再び自由になった右手で無理矢理彼女の胸元を引き下げると、現われた乳首に吸い付く。
「あ……っ」
ヒルダが小さく声を上げる。普段決して出すことの無い上擦った声に、男鹿の興奮はピークに達する。
形が変わるほどに乳房を掴むと、乳首を強く吸い上げる。
ヒルダは苦しそうに呻く。
「……こんなことをしてタダで済むと思うなよ」
「思ってねーよ。それ相応のお返しはさせてもらうぜ」
男鹿の手は素早くスカートの中に入り込むと、ショーツを下ろして脱がせる。
既に十分濡れそぼっていた秘裂に指を埋めると、ゆっくりと抜き差しする。
「んっ……あ、やめ……っ!」
「とろとろじゃねぇか。オレのを咥えながら何考えてたんだ? 淫乱侍女悪魔様よ」
「す……っ!」
女はギリギリと男を睨みつける。
しかしそれも、男鹿の嗜虐心を煽る要素にしかならなかった。
真っ白な乳房に噛み付くと、抜き差ししながら秘裂の上にある秘豆を親指で押し潰す。
「あっ!……あああ……っ!!」
ヒルダは激しく身を捩ったかと思うと、身体をビクン、ビクンと痙攣させる。
しばらくその状態でいたが、やがて全身が脱力する。

790 :
「ひょっとして今のでイッたのか? ……お前意外とMなのかもな」
面白そうに男鹿が評する。
彼女にはその言葉が聞こえているはずなのだが、荒く息をしたまま何の反応も返さない。
「それじゃ今度はオレの番だな。大魔王様からのご褒美、有難き幸せ。なんつってな」
軽口を叩きながらヒルダの身体に腕をまわし、うつ伏せにさせる。
彼女は力が入らないのか、肩までベッドにつけたままぐったりとしている。
「ほら、大魔王代理としてしっかりしろよ」
腰を上げさせると、露になった膣口に竿の先端をぴたりと宛てがう。
「こんな……屈辱的な……」
ヒルダは背中越しに、自分を犯そうとしている男を睨む。
「言ってろ」
二、三度擦り付け、肉棒に蜜を纏わせると、奥深くへずぶずぶと沈めていく。
「ん……くぅ」
男鹿からは顔がはっきりと見えないが、苦しそうに眉間に皺を寄せ、シーツを掴んで肩を震わせているらしかった。
「ひょっとしてこれも初めてだったのか? ……それなら最初からそう言えよ」
宥めるように優しくヒルダの頬を撫でる。
「構わん……元は私から言い出したことだ。貴様の好きなようにしろ」
諦めたような投げやりな物の言い方だ。
「そうかよ」
とは言うものの、ここで加減してやらないほど男鹿は外道ではない。
ヒルダが慣れるまで、ゆっくりと浅い抽送を繰り返す。
すぐ側に自分の主君が眠っているこの状態で、侍女悪魔は男の思うがまま蹂躙される。
始めてからどれだけ時間が経ったろうか。
「ダ……」
小さな王が顔をしかめつつ寝返りを打つ。
(ああ、坊ちゃまどうか、まだ起きないでくださいまし)
幼い主(あるじ)にこんな痴態を晒すわけにはいかない。
ヒルダは赤ん坊を見つめながら必に祈る。
「そんなにベル坊が気になるか?」
ヒルダの視線に気づいた男鹿が声を掛ける。
「多分まだ起きねーだろ。それより……もっと楽しめよ」
言うなり、ずんっと肉棒を深く突き入れる。
「う……っ! そん……な、奥……っ!」
時間を掛けて男鹿の物に慣れた膣内は、貪欲に肉棒に絡みつく。
(やべ、一瞬イキそうだった)
あっさり果ててしまわないよう、深度を調整しながら腰を動かす。
ヒルダはなおも遠慮があるのか、極力声を抑えようと唇を噛み締めている。
それが男鹿には少しつまらない。
「なあ」
「……なんだ」
「今だけでいい。乱れてみせろよ」
「なっ……」
両手でそれぞれヒルダの腕と腰を掴んで持ち上げ、上体を反らさせる。
男鹿は射精覚悟で彼女の胸を揉みしだきながら、ラストスパートをかける。
「やめ……っ、あ、あ、あ……っ!」
激しく突き上げられ、たまらずヒルダは声を上げる。
「男鹿、待っ…………あ、ああああああ!!」
「うっ、締まる……っ!」
達したヒルダの強烈な締め付けに耐え切れず、男鹿はドクドクと濃い粘液を注ぎ込んだ。

791 :
「はっ、あつ……い……」
中へ叩きつけられる精を感じるのか、ヒルダは恍惚の表情を浮かべている。
出し終わると男鹿は、ヒルダもろともベッドに倒れ伏す。
目の前の金髪のうなじに顔を埋め、汗ばんだ肌に口付ける。
それに反応して、ヒルダがぴくんと身体を震わせた。
「大丈夫か? ヒルダ」
「……加減というものを知らんのか、バカ者」
憎まれ口を叩くものの、その顔は怒ってはいなかった。
「でも良かったんだろ?」
ゴンっ!
「調子にのるな、ドブ男が」
「ここで殴るか普通!?」
「フン……」
ヒルダは身を起こし、乱れた服を整えていく。
「くだらんことを言っていないで早く着替えるのだな」
「ちっ、可愛げねーの」
まだ眠っているベル坊と着替えを持って部屋を出て行く。シャワーを浴びにいくのだろう。
男鹿の背中を見送り、ヒルダは思う。
精力は生命力に直結する。普段の淡白ぶりから心配していたが、どうやら杞憂だったようだ。
あの男は魔王の親として十分な生命力を持っていると言える。
これでまたひとつ、親の資格を満たしたことになる。
「やはり坊ちゃまの目に狂いはなかったか」
次からは更なる生命力増大の為、鍛えてやらねばなるまい。
そう呟く悪魔の女の顔には、ぞっとするほど美しい笑みが湛えられていた。


(終)

792 :
以上です
男鹿に某台詞を言わせたいがために書きました

793 :
うおおおお!!GJです!!
久しぶりの男鹿ヒルに興奮したww

794 :
男鹿ヒル良かった!!!!!
ありがとう!!!!!!

795 :
グッジョブ!!

796 :
>>786
そういや男鹿に言わせたかった某台詞ってなんですか?w

797 :
おもしろかったです 次も期待しときます

798 :
待ってましたー男鹿ヒル!!
是非またお願いします!
自分も言わせたかったセリフ気になる…

799 :
感想忘れました
形勢逆転したのが面白かった
前半笑えて後半悶えた…
まさに期待通りの男鹿ヒルでした!

800 :
レスありがとうございます!
書いた直後にたくさん反応頂けてびっくり
てかこのスレ、こんなに人いたんですねw
男鹿に言わせたかった台詞→左手はそえるだけ
わかりづらい&くだらなくてスミマセン
コミックス読んでたらべるぜでも使われてたので、懐かしくなって使ってみました

801 :
>>800
意外ですた〜左手はそえるだけとは…!ww
非常に楽しめました
憎まれ口たたきながらの行為、男鹿ヒルらしかった
また気が向いたら男鹿ヒルお願いします!

802 :
>>800
796ですー
左手だったか…w
思いっきり淫乱侍女悪魔だと思ってたぜ…

803 :
>>800
遅れましたがありがとうございました!
面白かったです

804 :
>>803
笑えるエロを目指して書いたものなので、面白かったと言っていただけて非常に嬉しいです
>>799さんも笑っていただき、ありがとうございました!

805 :
気付くと、見知らぬベッドの中央に座っていた。
周りを見渡すものの、ひたすら暗闇で何も見えない。
「気が付いたか? 男鹿」
声のする方を振り返るとスポットライトの中、尊大に足を組んでふんぞり返る姫川がいた。
「姫川……なんだこりゃあ?」
男鹿が疑問を投げかける。
姫川は「フン」と笑うと、
「イッツ・ショータイム! だ」
パチンと指を鳴らすと、ほかのスポットライトも一斉に姫川の方を照らす。
あまりのまぶしさに男鹿は目が眩みそうになる。
それでも手で光を遮りながらそちらを見つめていると、姫川の脇からすっと誰かが出てきたのがわかった。
「……邦枝?」
それは男鹿もよく知る東邦神姫の一人、邦枝葵だった。
男鹿の頭の中はハテナが止まらない。
ここはどこなのか? なぜ自分はベッドの上にいるのか? どうして姫川と邦枝が一緒にいるのか?
そして最大の疑問。
な ん で 邦 枝 は チ ャ イ ナ 服 な の か ?
邦枝葵は大胆にスリットの入ったチャイナドレスを着ていた。
ライトに照らされて分かりにくいが、こころなしか頬が赤いようだ。
「喜べ男鹿。クイーンが自ら相手をして下さるそうだ」
姫川が邦枝の背中を押しやる。
「せいぜい楽しむんだな」
ニヤニヤと笑いながらそう言うと、姫川は奥へと消える。
スポットライトも消され、室内の明かりはベッドサイドのみとなった。
だだっ広い部屋に男鹿と邦枝の二人が取り残された。
「……えーと」
沈黙に耐え切れず、男鹿が口を開く。
「邦枝、これは一体……」
言いかけると、カツカツとハイヒールの音を響かせて邦枝が近づいてきた。
ベッドに腰掛けると、艶かしい動作でハイヒールを脱いでいく。
脱ぎ終わるとベッドに上がり、男鹿と相対した。
見慣れぬ彼女のチャイナ服姿に、男鹿の目が引き付けられる。
結構似合うもんだなと思って見ていると、邦枝が口を開いた。
「何してるの? 早く服を脱がしなさい」
「は?」
予想だにしていなかった言葉が彼女の口から出た為に、男鹿が固まっていると、ヒュッと風切音がする。
バシィッ!
気が付くと、ビンタされていた。
「なんでっ!?」
「グズグズするんじゃないわよっ!」
邦枝が二発目を構えるのを見て、慌てて服に手を伸ばす。
「お前こういうキャラだったか!? つーかこれ、どうやって脱がすんだ……」
見たところ、ボタンなどがあるように見えない。
戸惑っていると、
「背中」
とだけ言われる。
なるほどと思って彼女の背に手を回すと、ファスナーらしきものがあった。
それをつまんで下に引く。
ジジ……と音をさせながら下ろしていくと、チャイナ服が肩からぱさりと落ちて、肌が露になる。

806 :
白い肌にくっきりと浮かぶ鎖骨が色気を醸す。男鹿の視線は自然と下へと下がる。
大きくはないが形の整った乳房がそこにあった。
その双丘のそれぞれの頂には、桜色に色付いた蕾がある。
思いがけず彼女がチャイナ服の下に何も身につけていなかったせいで、さすがの男鹿も動揺する。
慌てて目を逸らすが、目の前の彼女に片手で両頬をガシィッと掴まれ、無理やり正面を向かされる。
「ちゃんと見なさい」
「ほま……ひゃにひって……(おま……何言って……)」
「女王として命令するわ。私を抱きなさい」
「ほあ!?(はあ!?)」
意味がわからない。
邦枝は混乱する男鹿の頬から手を離すと、その手を後頭部に沿え、ぐいっと自分の方へ抱き寄せた。
男鹿は勢い良く彼女の胸に顔を突っ込んでしまう。
むぎゅっ!
ややボリュームは足りないながらもやわらかい胸に包み込まれ、男鹿は半ばやけくそになる。
手をそろそろと伸ばして、その透けるように白いバストをやわやわと揉む。
「はあ……っ」
邦枝が深い溜息をつく。
彼女の反応を見て、今度は揉みながら乳首を指の間に挟んで擦り上げる。
「あぁ……もう少し強く……そう……男鹿、上手よ……」
邦枝が目を閉じて気持ち良さそうに囁く。
彼女が初めて見せる女の表情に、男鹿自身も興奮してくるのを感じる。
「こっちも……」
手を取られ、もう片方の乳房に導かれる。
言われるままに優しく揉んでやる。
「んん……気持ちいい……。ねぇ、私のおっぱい吸って……?」
その通りに顔を下げ、乳首を口に含んで軽く吸う。
「あんっ……!」
邦枝が強く反応する。
「……そう、もっと強く……うむ、良いぞ、その調子だ……」
「…………のわあっっ!!?」
聞き慣れた声に勢い良く顔を上げると、ベッドの端にヒルダが座っていた。
「おま……何してんだよっっ!!」
「なに、女体に関するアドバイスをしてやっているだけだ。貴様初めてだろう?」
「そうだけど! いや、そんなことはどうでもいい! なんでお前がここにいんだよっ!」
「仕方あるまい。私がサポートせねばこの世界は終わってしまうのだからな」
「この世界……?」
「そうだ。さあ続けるぞ。今から言うキーワードが女を悦ばせるコツだ。心して聞くが良い」
「お、おう」
「キーワードは……」
「……キーワードは?」
「……保守!! だ!!!」

「……保守ってなんだあああっっ!!!」
ガバっと起き上がる。
「…………」
周りの景色が一変していた。
よく見ないでもわかる。ここは男鹿自身の部屋だ。
そして男鹿がいるのは、いつも寝起きしている自分のベッドだった。
「……夢オチっっ!?」


(終)

807 :
やってみたかった保守ネタ
エロパロ板って過疎だから、1ヶ月以上放置しても落ちないっぽいけど
短くて笑えるエロが書きたい今日このごろ

808 :
乙w

809 :
乙!

810 :
>>808
>>809
乙レスありがとうございます!
スルーされなくて良かった…すごく嬉しいです
これだけではなんなので、もう一本書いてみた男鹿ヒル置いていきます

811 :
「ベル坊の様子はどうだ?」
「うむ……」
ヒルダが体温計を凝視する。
「……やはり高いな」
今朝、ベル坊の異常に気付いたのは男鹿だった。
声を掛けても反応が鈍く、身体に触れると明らかに熱かった。
ヒルダによると、どうやら若干季節はずれではあるものの、風邪ではないかとのことだった。
「どうすんだよヒルダ。まさか前みたいなことにならねーだろうな?」
「王熱病のことか。その心配はあるまい。」
ベル坊の額のタオルを取り替えながら、ヒルダは答える。
「だがこのままでは、いたずらに坊ちゃまの体力を消耗するだけだな。ラミアに連絡して薬を出してもらうとしよう」
言って立ち上がる。
「それまで坊ちゃまは貴様に任せるぞ」
「おう、なるべく早く戻ってこいよ」
アクババに乗って窓から出て行く侍女悪魔を見送ると、男鹿は自分のベッドに向き直った。
そこには苦しそうに息をするベル坊が眠っている。
タオルを手に取ると、汗を拭き取ってやった。

どれ位時間が経ったろうか。
「っと、寝ちまってたか」
床に座ったまま、ベッドに突っ伏して眠ってしまっていたらしい。
ベル坊を見ると、顔は赤いもののすやすやと寝息を立てている。
「ヒルダのやつ、薬飲ませたのか?」
額に触ってみるが、確かに熱も下がっているように思えた。
「喉渇いたな。この様子ならベル坊も大丈夫だろ」
部屋を出ると下へ降りていく。
キッチンに入り、冷蔵庫の扉をがちゃりと開ける。
「ん?」
茶色い小瓶が目に入った。
「親父の栄養ドリンクか? これでいいか」
歩きながらキュッとキャップを回して、中身を一気に飲み干す。
「……甘ぇな、これ。こんなもんか?」
飲み終えた瓶をテーブルに置くと、ソファにごろんと横になる。
「……テレビでも観るか」
リモコンで電源を入れると、天気予報をやっていた。
最近人気のセクシーすぎるお天気おねえさんのコーナーだ。
何日か前に古市が一人盛り上がっていたのだが、勿論男鹿は聞いていなかったので覚えていない。
おねえさんが話しているのをぼうっと眺める。
「……胸でかいな……」
セクシーすぎるお天気おねえさんは、身体にぴったりした服&巨乳であることでも知られている。
谷間を見せつけんばかりのその決めポーズには、一定のファンもついているらしい。
「なんかあちぃ……」
男鹿の身体はうっすら汗ばんでいた。
季節は夏から秋に移り変わったところだ。学校ももうすぐ衣替えの時期である。
なのにこの暑さ。実際は男鹿の身体に異変が起きているのだが、自身はまだそのことに気付いていない。
天気予報が終わり、奥様向けのお料理コーナーが始まった。
初々しい女子アナが、ピンクのエプロンをつけて登場する。
「裸エプロンじゃねーのかよ……」
後ろから抱きついたらどんな反応すんのかな、などと考える。

812 :
――……オレ……さっきから何言ってんだ?
つーか裸エプロンってなんだ! 今までそんなこと考えたこともねーじゃん!!
男鹿の霞んでいた意識が少しクリアになる。
「起きていたのか」
上半身を起こして声のする方を振り返ると、ヒルダが立っていた。
「お前……薬は?」
ソファに座り直しながら問いかける。
「貴様が寝こけている間に既に飲ませた。今は熱も下がってよくお休みになっておられる」
言いながら近づいてくるが、その目がテーブルの上でとまる。
「……おい、これはなんだ?」
「あん? 親父の買い置きの栄養ドリンクだよ。さっき飲んだんだが、甘過ぎて気分悪くなっちまった」
「バカ者! これは坊ちゃま用栄養シロップだ! ラベルにちゃんと書いてあるだろう」
そう言いながら、小瓶を鼻先に突きつけられる。
「オレに魔界の字が読めるわけねーだろ」
こいつ、ほんと胸でかいな……と、ヒルダを前に思う。
揉んだら世界が変わりそうだ。
「大体見覚えのない物を確認もせず勝手に飲むなど……おい聞いているのかドブ男」
「……ああ?」
ぼうっとして反応がワンテンポ遅れる。
「聞いてるよ。てめーの胸がでけーから気になってただけだっての」
「……」
「……」
――沈黙。ほんとオレ何言ってんだ!?
される……! こめかみにイヤな汗が流れる。
しかし罵倒も蹴りも飛んでくることはなく、ヒルダがゆっくりと口を開く。
「……既に薬の影響が現われているようだな」
「薬の影響……? なんのことだ?」
オレが飲んだのはベル坊用の栄養シロップだと言ってたじゃねーかと男鹿は思う。
たかだか赤ん坊用シロップを飲んだくらいで、何の問題があるというのか。
ヒルダが説明する。
「これはただのシロップではない。魔力の強い赤ん坊専用の薬なのだ」
「子供用シロップなのは聞いた。魔力が強かろうがガキ用のを飲んだくらいで、それがなんだってんだよ」
身体が熱く、額に汗が浮かぶのを手でぬぐう。
「魔界の薬を甘く見るな。
大魔王様ほどのお方が飲んだのならいざ知らず普通の大人、ましてや人間が飲んだ場合、効き目が強過ぎるのだ」
「どうなるんだよ?」
「疲労回復を通り越して滋養強壮、精力増大。身体は熱を帯び、時間と共に興奮度が増して、ほぼ一日その状態が継続する。
男鹿、貴様にも自覚症状があるはずだ」
「興奮……あ!」
はたと思い当たる。この熱さと先程からの妙な妄想は、シロップのせいだったらしい。
「そういうことかよ! さっさと元に戻せ!」
「病気ではないのだ。薬の効能を治す薬などない」
「じゃあどうすんだ。明日まで効果が切れるのを待てってのか!」
冗談じゃない。熱くてふらふらするし、何よりこのままだと何かとんでもないことをやらかしそうで恐い。

813 :
ヒルダは少し考え込む仕草をすると、口を開く。
「効果が切れるまでの時間を早める方法ならある」
「本当か!? どうすんだ!」
「うむ……」
何故か彼女は言い淀む。男鹿はじれったげに催促する。
「おい! 勿体ぶらないでさっさと言えよ」
「……(ぼそ)」
急に声が小さくなる。というか、何を言っているのか全く聞こえない。
「あ? 聞こえねーよ」
ヒルダの頬がわずかに紅潮している。
「……性交すること、だ」
「……」
男鹿の頭にはてなが浮かぶ。
「……意味がわかんねーんだけど」
「つまり交尾だ」
「……」
「……」
「てめぇ、ふざけんなよ」
「ふざけてなどおらんわ!」
「マジか? マジで言ってんのか? どういう理屈だ、そりゃあ」
「精を放つことで薬効成分を体外に排出し、身体を元に戻すのだ」
男鹿は下を向いてしばし沈黙するが、ふと何かに気付いたように顔を上げる。
「……出せばいいってんなら、自分でやってもいいんじゃねぇか?」
「可能であればな」
そう言いながらヒルダは、何やら紙を引っ張り出す。
シロップの使用説明書らしい。
「成分を完全に放出するのに必要な回数の目安が書いてある。自慰の場合は……およそ三十回だな」
「さんじゅっ……!?」
「三十分に一回放てば休憩、睡眠も含めて出来ない回数ではないな」
「アホか! 無理に決まってんだろーが!!」
絶望的な回数に落ち込む男鹿。
「……ちなみにだが、通常の手段なら何回でいいんだ?」
「通常? ああ、交尾なら三回だ」
「回数が全然違うじゃねーか!」
「恐らく興奮度合いが異なるからであろうな。高いほど放出量も増えると」
説明書を読みながらヒルダが分析する。
「三回か、三回ならなんとか……って何言ってんだオレ! くっそ〜、何か、何か他の手は……あ」
いい考えを思いついたとばかりに手をポンと叩く。
「よく考えたら無理になんとかする必要ないんじゃねーか? 寝るかゲームするかして一日家に引きこもってれば……」
「……ふう」
明らかに見下した視線を送ってくるヒルダ。
「な、なんだよ……」
「貴様、人の話を聞いていなかったのか? この薬は時間と共に効果が増大していくのだ」
「聞いてたよ。だから昼寝とか……」
「恐らく、目が冴えて眠るどころではなくなるだろうな。ゲームについても同様だろう」
「そうなのか?」
「ここに詳しく書いてある」
手の中の紙をひらりと振る。

814 :
「服用直後から体温上昇、高揚感をもたらし、同時に性的興奮も高まる。この影響は時間経過により加速度的に増加する。
一時間後には身近の者を性的対象と捉えるようになるが、三時間後にはその対象は一気に拡大する」
「拡大……?」
「手当たり次第、といったところか」
「……まずいだろ、それ」
「そうだな」
「くそ! なんとしても最悪の事態だけは避けねーと!」
「待て、まだ続きがある」
「それ以上何があるんだよ!」
ヒルダは表情を変えることなく読み進める。
「そして六時間後には……性別問わずのレベルにまで達するだろう、と書いてある」
「なっ……」
男鹿は絶句する。
「それってつまり……」
「ふむ、男相手だろうが欲情するようになる、ということだろうな」
「大惨事じゃねーか!」
くしゃくしゃと頭を掻き毟る。と、ガバッと立ち上がる。
「ちょっと出かけてくる」
「その状態でどこへ行くというのだ。既に服用してから三十分以上は経過しているのだろう。
今、知り合いに会いでもしたら……」
「その知り合いのとこ行くんだよ。邦枝に事情話して相手になってもらう。こんなこと頼めんのあいつぐらいしかいねーし」
――乱れ桜の一発や二発くらうだろうけどな、と心の中で付け足す。
「そういうわけでベル坊連れて行ってくるわ」
「坊ちゃまは薬が効きつつあるとはいえ絶対安静だ! 今は動かせん」
「けど、そんなこと言ってらんねーだろ! じゃあ電話してここに来てもらうか!? いや、電話で説得する自信がねぇ……」
男鹿はぶつぶつと言いながら歩き回る。が、その内、
「あー、どうすればいいんだよっっ」
頭を抱えてしゃがみこんでしまう。
その間ヒルダはじっと見つめていたが、暫くして口を開いた。
「男鹿、そこに座れ」
「ああ? なんでだよ……『早くしろ』」
言われて渋々ソファに座る。
ヒルダはその前に立つと、男を見下ろす。
「な、なんだよ……」
男鹿にはヒルダの意図が読めない。
「非常に不本意だが……私がお前の相手をしてやる」
「お前が!?」
男鹿は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしている。
「元はといえば、薬を冷蔵庫に放置した私にも責任があるような気もしないではないような気がするからな」
「いや、100パーお前のせいだろ」
「黙れ」

ヒルダが男鹿の頬に手を添えたと思うと、男鹿の視界は金色に染まる。
気付いた時には唇に柔らかい感触があり、そこから温かさが伝わってくる。
驚きで緩く開いた口の中には、同じく柔らかな物が侵入してきていた。
それは男鹿の舌を包み込むように、ねっとりと絡み付いてくる。
たったそれだけで、男鹿の背中にはゾクゾクと快感が走った。
やがて唇から温かみが消える。
視界が開け、ヒルダの顔が目に映ると、男鹿はようやく声を絞り出した。
「……お前、何を……」
「黙っていろ、と言うのだ」
ツ――と女の手が胸板を滑る。
ビクン、と男鹿の身体が強張る。

815 :
ヒルダは囁く。
「今から行うのは単なる毒抜きだ……それ以上でもそれ以下でもない。だから……全てが終わったら忘れろ。いいな」
シャツの裾から指が入り込み、既に硬く尖っていた乳首を優しく撫でさする。
「んぁ……」
男鹿の身体はビクビクと反応する。
ここがこんなに感じるとは男鹿自身も思っていなかった。恐らく、薬の影響なのだろう。
ヒルダは膝を折って膝立ちの体勢になると、シャツを捲り上げてその頂に口を付ける。
「あっ」
男鹿が慌てて口を押さえる。
思わず女のような声を出してしまい、羞恥心が湧き起こる。
ヒルダは構わずその芽を舌で転がしていく。
「うっ……ヒル……ダ、やめ……」
男鹿の手がもどかしげにヒルダの頭に伸びて、掻き抱く。
しっかりまとめられていた髪がはらりと解けかける。
「……何をしておるのだ、貴様は」
口を離してヒルダが軽く睨む。
「悪い……つい力入っちまって」
「ふん……」
ヒルダは手を伸ばすと、髪を留めていたピンとゴムを外す。三つ編みの跡が緩く残る金の髪がさらりと広がる。
そこから漂う良い香りが男鹿の鼻腔をくすぐる。
「続ける前に男鹿、着ている物を全て脱げ」
「えっ、ここでか?」
「早くしろ。時間が迫って来ている。万一貴様が衝動に駆られ外へ出ようとしたなら、いくら私でも抑え切れる自信がない」
「そ……か」
さすがに全裸になることには抵抗があったものの、背に腹はかえられない。
下着まで脱ぎ去ると、元通りソファに掛け直す。
「……よし、続けるぞ」
ヒルダは手袋を外すと、男の股間に手を伸ばす。
「あっ、おい!」
慌てる男鹿は無視して硬く屹立する肉棒に手を添えると、濡れた唇でそれを挟み、飲み込んでいく。
「あ……あっ……」
目を閉じた男鹿が腰をわずかに浮かせ、喘ぐ。
外からは見えないが今女の口中では、熱くぬめった舌が肉棒の周りを這い回っているのだ。
ただでさえ初めて体験する快楽に加え、薬で敏感になった男鹿にはたまらない刺激だった。
「出る……っ!」
「なっ、まだ出すな!」
ヒルダが口を離し叫ぶが、遅い。
びゅるびゅると飛び出した粘液が、彼女の黒いメイド服を汚していった。
「は――」
出し終わり、男鹿が大きく息をつく。
目を開けると、白濁液にまみれた侍女悪魔がそこにいた。
「あ……ヒルダ……」
「……だから何をしているのだ貴様は」
怒り心頭といったところだ。それはそうだろう。許可なく服を汚されて怒らない女はいないはずだ。
「気持ち良すぎて制御がきかなかったんだよ……。で、でもこれで後二回出せば終わりなんだろ?」
「馬鹿者。交尾で三回と言ったであろう。今のは一回に勘定しない。むしろ私の汚され損だ」
「そうなのか!? ……やべぇ、出しちまった。時間もねえってのに……」
ふん、とヒルダは髪をかきあげる。
「まあ、そう気落ちするな。貴様はまだまだ元気なようだからな」
視線を追って男鹿が俯くと、萎えることのない男根がそこにあった。

816 :
ヒルダは立ち上がると、するすると服を脱いでいく。
それを見て男鹿はぶはっと吹き出す。
「ななな何脱いでんだ! お前まで脱ぐ必要ねーだろ!」
「たわけ。あんなになった服をいつまでも着ていられるか」
「そ、それもそうか……」
言いながら男鹿はどぎまぎとする。
それも致し方ない話だ。午後のやわらかな日差しを受けてその白い裸体は、まばゆいほどの輝きを放っていた。
男鹿は見るまいとするが、薬のせいかはたまた思春期のせいか、目線はヒルダに釘付けになってしまっていた。
わかってはいたことだが、見事な胸のボリュームだった。
その下には引き締まったくびれがあり、薄い金色の茂みに覆われた下腹部が続く。
最後は均整のとれた脚と見事なプロポーションだった。
ヒルダは男鹿の肩に手を掛けてソファに上がると、足を跨いで膝立ちになる。
「……では、いくぞ」
「お、おい、いきなり入れてお前大丈夫なのかよ?」
何故か顔を赤らめたヒルダだったが、冷静な返答が返ってくる。
「貴様の知ったことではない」
そう言うと、ゆっくり腰を下ろしていく。
ちゅぷり……と音がして、男鹿自身が飲み込まれていく。
「う……」
男鹿が呻く。ぬるぬるとした内壁が、一斉に纏わりついてくる。
これが初めての経験である彼には知る由もないことだったが、ヒルダの内部は十分過ぎるほど潤っていた。
その為、痛い程に張り詰めた肉棒だったが、狭い蜜壷になんなく納まった。
「動くぞ」
ヒルダは腰を動かし始める。
彼女が腰を上下させる度に、ぬちっぬちっと粘り気のある音がする。
「っは……」
男鹿が息をつく。
「どうした? 今度はさっさと発射しても構わんのだぞ」
そう言いながら、ヒルダは男鹿の乳首を撫で回す。
「……バカ言ってんじゃねぇよ」
快感に蕩けそうになりながらも、精一杯の眼光で目の前の悪魔を睨み返す。
早く出してしまった方が結果的に身体は楽になるのだが、もはや本来の目的はどこかへいってしまっている。
男が二度も簡単にいかされるものかと、腹に力を入れて男鹿は堪える。
が、ヒルダの内部は彼女の余裕ある表情とは裏腹に、ぎゅうぎゅうと男鹿を締め付けてくる。
気を抜くと、あっという間に搾り取られてしまいそうだ。
(くそ……っ)
男鹿は遠慮がちにヒルダの背に添えていた手を前に回すと、目の前で揺れる豊満なバストを揉みしだく。
そうしながら、指ではぷっくりとした乳頭を優しくさする。
「ん……」
決して上手いとは言えない男鹿の愛撫だが、ヒルダの表情が少し変化する。感じているのだろうか。
再び片手を後ろに回すと、彼女の背を反らせながら桃色の乳首に口付ける。
刺激に反応してか、ヒルダの中がキュウと男鹿を締め付ける。
「ちょ、締めんな……っ」
「は……何もしておらん……わ……」
このままでは確実に自分の方が先に達してしまうだろう、と男鹿は焦りを感じた。
胸を弄んでいた手を下げてヒルダの腰を掴むと、下から強く突き上げる。
「なっ! 何をしている! やめ……っ」
今まで主導権を握っていたのが逆転し、明らかに狼狽しているのを見て、男鹿はにやりと笑う。
「一方的にイカされてたまるかよ……!」

817 :
二人の結合部からはぐちゅぐちゅと水音が聞こえ、泡立った愛液が男の腿を濡らす。
彼女の豊かな胸は動きに合わせて弾み、男鹿の目を楽しませる。
視線を上げると、女は快感に耐えるかのように目を閉じ、唇は軽く噛み締められていた。
「ヒルダ」
呼び掛けると、うっすらと目を開いて男鹿を見る。
「ん……」
今度は男鹿から唇を重ねる。
舌を割り込ませると、ヒルダの方から舌を絡めてくる。
柔らかな舌の感触を楽しみながら腰を揺すっていると、前触れもなく膣内がざわめくのと同時に強烈に締め上げられる。
不意を衝かれた男鹿は堪えることも出来ないまま、蜜壷の奥底に白い欲望を注ぎ込むこととなった。
出し終わると、唇を離して女の顔を見る。
「ヒルダ?」
「……」
彼女は首に腕を回したまま、男鹿にぐったりともたれかかってきた。
男鹿は彼女の波打つ髪に顔を埋め、優しく髪を撫ぜる。
「……おい」
少ししてヒルダが上体を起こす。
「ん? もういいのか?」
碧い瞳が男鹿を睨んでいる。
「貴様、いつまで動かしているつもりだ」
その通り、男鹿は達した後もゆるゆると腰を動かし続けていた。
「仕方ねーだろ、まだ出したりねぇんだよ」
確かに既に二度射精したというのに、彼女が胎内で感じる肉棒は硬さを失っていなかった。
これほど強力な薬だったとは……ヒルダは内心舌を巻く。
しかし……。
「少し疲れた。休憩するぞ」
そう言って降りようとするヒルダだったが、男鹿の手が腰をがっちり掴んでいて離さない。
「聞こえなかったのか? 手を離せ」
腰に添えられた手を掴んで引き離そうとする。
「いやだね」
ヒルダの視界が一変する。少し遅れて、ソファに寝かされたのだということが分かった。
「疲れたんなら休んどけ」
そう言うと彼女の膝裏を持って持ち上げ、のしかかってくる。
「待て……男鹿……っ!」
再び強く突かれることで、達したばかりで敏感になった身体には、快楽がさざ波のように押し寄せてくる。
と思うと、あっという間に大きなうねりへと変わっていく。
「あ、あ、くる……っ! やめ…………たつみ……っ!」
弓なりに身体を反らすと、ヒルダは二度目の絶頂に達した。

ソファから降りると、ヒルダは床に脱ぎ捨ててあった自分の服を取り上げる。
汚れた部分はすっかり乾いてしまっていた。
急いで洗濯しなければと思う。
結局、あれから更に三回も相手をさせられ、腰に力が入らない。
「一回多いではないか……バカ者」
ソファでぐったりと眠る男鹿を見下ろして呟く。
「こんなところで裸のまま寝るとは、母上たちが帰ってきたらどうするのだ」
深く寝入ってしまっている。しばらくは目覚めないだろう。
自分がなんとかしてやるよりない。
「この貸しは高くつくぞ。覚悟しておくのだな」
そう言うと、男鹿の額を指で弾いた。

818 :
最後の最後で規制されました…
なので携帯から
行数がいっぱいで(終)が入れられませんでしたが、以上です
次からはまた男鹿×葵が書きたいなぁ

819 :
男鹿ヒル最高でした!!
ありがとうございます!!!
また男鹿ヒル書いてくださるまで前作とも読み返して待ってます…

820 :
乙です!

821 :
>>810
うおおおお!
まじありがとおおおお
まさかまた男鹿ヒル書いてくれるとは思わなかったww
揉むと世界が変わる胸……揉んでみてえww

822 :
超GJです!
ヒルダって普段髪纏めてから下ろすともっとかあいいよねー

823 :
ファイトいっぱつwwwwwww
男鹿ヒルありがとう!!

824 :
GJ!
男鹿もヒルダもそれっぽくていい
分岐で邦枝ルートもありそうな感じですね

825 :
GJ!

826 :
気付くと、見知らぬベッドの中央に座っていた。
周りを見渡すものの、ひたすら暗闇で何も見えない。
「……ってコラ。これ、前(>>805)にもやったろーが」
男鹿は一人悪態をつく。
「姫川っ! いるんだろ、出てきやがれ!!」
バン!! 無数のスポットライトが一斉に点灯する。
そのまばゆい光の中から、リーゼントがぬっと現われる。
「くっくっく、オレだとよくわかったな」
「いや、わかるだろ!」
なめてんのか、と男鹿はつぶやく。
「さて、今宵もクイーンがお待ちかねだ。手段は問わん。男鹿、クイーンを満足させろ」
「ああ!? なんでオレがそんなことしなきゃなんねーんだよ!」
「忘れたのか? てめー、オレ様の舎弟だろうが。言うこと聞くっつったよな?」
「舎弟!? いつの話してんだ。あ、待てコラ!」
スポットライトが消され、再び姫川の姿は見えなくなった。
「なんなんだよ……」
ギッ……ベッドが軽く軋む音がして、男鹿は振り返る。
チャイナドレスを半分はだけた状態の邦枝がそこに座っていた。
その姿は先日と寸分も変わらない。
「男鹿……」
彼女は誘うように名前を呼ぶと、潤んだ瞳でこちらを見つめながら、ゆっくりとベッドに横たわる。
服が二の腕より下に落ちないよう手で胸元を押さえているが、その隙間からは柔らかそうな胸が覗く。
軽く膝を立てた足はスリットにより、普段殆ど見せることのない太ももの奥の方まで男の視線に晒されていた。
その艶かしい姿態により、男鹿の下半身は熱を帯び始める。
「邦枝……」
恐る恐る膝立ちで近づく。
だが……これは夢だ。夢の中で行為に及ぶなんてバカげている。
そんな風に頭では思っているのに、身体は止まらない。
彼女の身体を跨ぐと、首筋に顔をうずめる。
ふわり、とシャンプーのいい香りがして、さらさらの髪が男鹿の頬をくすぐる。
手は自然に彼女の身体を這っていた。温かくて柔らかい。邦枝は確かにここにいる。
「は……っ……」
動きに合わせ、男鹿の耳元で熱い吐息が漏らされる。リアルな感覚……これは夢じゃない!
そこからは夢中だった。
チャイナドレスをずり下げ、現われたさくらんぼ色の果実に吸い付く。
その甘くて瑞々しい果実は、適度な弾力で男鹿の舌を楽しませる。
手はすべらかな太ももを愛おしげに撫でると、ドレスの更に奥まで侵入する。
彼女は下も身に着けていなかった。指はすんなりと秘壷に到達する。
ゆっくりと指を泉に沈めていく。
くちゅり……と音をさせながら中の感触を確かめる。
「やぁ……ん……」
邦枝が身体をくねらせる。
気持ち良さそうな様子に安心して、指をもう一本増やしていく。
彼女の内部は中で指を動かすのが難しいほどに、ぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
今にも吹き飛んでしまいそうな理性を、かろうじて繋ぎ止めながら指を抜く。
邦枝の足を開かせその間に割って入るが、そこでぴたりと止まってしまう。
(入れてぇ……けど、生はマズイよな……。かといってゴムなんて持ってねーし……)
「ほら男鹿、これ探してたんだろ」
考えていると目の前にゴムが差し出され、思わず受け取る。
「おー、サンキューな……って古市ぃ!!?」
いつからいたのか、ベッド脇の床に古市が座り込んでいた。

827 :
「避妊は大事だからな! ガンバレよ!」
親指を立ててウィンクしてくる古市にイラっとした男鹿は、パンチをお見舞いする。
「ぐはあっ!」
「うるせー! てめぇ、まさかずっと見てたのかよっっ!!」
「それがオレに与えられた役割だからな。ほら、続けろよ男鹿」
「いや……。てめぇがいるってことはアレなんだろ?」
古市はフッと笑う。
「そうだ。オレたちはこの世界を守るため、『あの言葉』を言わなければならない。わかるな?」
「……」
「さぁ、オレの左手に手を載せろ。準備はいいか男鹿? いくぞ……バルス!!!!!」

「保守はどうしたああっっ!!!」
ガバっと起き上がる。
「…………」
うん、自分の部屋だ、ここ。
前回と違うのは、下半身に違和感があることだ。
「寸止めだったのに、マジか……」


(終)

828 :
くだらなくてサーセン
>>819-825
皆様レスありがとうございます
定番の媚薬系ネタでしたが、設定もシチュも全く活かしてないのが笑いどころです(?)

829 :
乙w

830 :
林檎がそろそろ欲しいね♪

831 :
お知らせ
市原警察署の生活安全課の帰化人創価警官の指導の元、
入学式から2週間ほど、在日の創価学会員を主体とした自称防犯パトロールが、
2週間ほど行われることになりました
生活安全課の指導であることと、パトロールであることは、
絶対に公言してはいけないとの指導も、帰化人創価警官より出ています
期間中は2人組の在日の創価学会員が、頻繁に創価批判者の自宅周辺を、
うろつき回ると思われます
日本人の方は、充分に注意してください

832 :
偽夫婦だけど相思相愛の男鹿ヒルが読みたい。
男鹿→→→←ヒルダだとなお興奮しちまうなwww

833 :
男鹿(ベル坊)×林檎マダー?

834 :
>>832
過去ログ見ても相思相愛のって意外とないね
>>833
男鹿(ベル坊)×林檎って難易度たけーなw

835 :
カモン!!相思相愛(男鹿ヒル)小説!!
カモン!!職人様!!

836 :
>>818
またまた遅れましたが乙です
楽しめました、ありがとうございます

837 :
今週のジャンプのネタ入ってます
未読の方は注意




男鹿×邦枝。今回はエロなしです、ごめんなさい

838 :
ジャンプでは林檎戦が始まるところですが、ここでは葵が勝ったものとして話を作ってます。

――林檎戦後。
「男鹿、この力は一体……?」
中身が男鹿であるベル坊の方を見て問うが、返事をしたのはベル坊入りのはずの男鹿だった。
「胸元見てみろ」
「え? あ、男鹿、元に戻ったの? 胸元っ?」
窓に駆け寄り、ガラスに映る王臣紋に気が付く邦枝。
「王臣紋。ぬまで王に尽くすことを誓った奴にだけ与えられる紋章だ」
「ぬまで!? 尽くす!?」
何を想像しているのか、ボボッと顔を真っ赤に染める邦枝。
「え、でも王って……?」
「オレだ!(ドーン!)」
「そうなの!?」
(それじゃ私、いつの間にか身も心も男鹿に捧げる覚悟をしてたってこと!?)
「お、男鹿!」
「あん?」
「迷うな、って言ってくれてありがとう。それにみんなも」
後ろを振り返る。
「寧々、千秋、由加、涼子、薫。私を信じてくれてありがとう」
「姐さん……」
寧々が前に進み出る。
「それじゃ姐さん、後は私たちに任せて下さい」
「え?」
「姐さん、頑張って下さい!」
「姐さんなら大丈夫ッス!」
口々に言いながら、林檎とその取り巻きを連れて出て行くレッドテイル。
教室は邦枝と男鹿とベル坊の3人だけになった。
「なんだあいつら……」
「男鹿」
呼びかけられて邦枝を見る男鹿。
「もう気付いてるかもだけど……。あなたのことが好きなの」
「邦枝……」
「今まで言えなかったけど、みんなに勇気をもらったから。……返事、聞いていい?」
「返事か……」
男鹿は少し考え込むような顔をしたが、まっすぐ邦枝を見つめ返す。
「オレの返事はそいつだ」
「えっ?」
邦枝が自分の胸を見る。
「お前はとっくにオレのもんなんだよ」
「男鹿……」
頬を染める邦枝だったが、次第におかしくてたまらないという表情になる。

839 :
「なにがおかしいんだよ!?」
「だって……その格好で言っても締まらないんだもん」
あははと笑いながら言う邦枝。
その通り、男鹿は口のテープは剥がされていたものの、格好は相変わらず半裸に首輪で正座だったからだ。
「仕方ねーだろ! 笑ってないで早くなんとかしろよこれ!」
「案外似合ってるんじゃない? うちで飼ってあげようか? 可愛がってあげるわよ」
「ひざまずいてご奉仕でもしてくれんのかよ」
邦枝がぐいとリードを引っ張る。
「違うわ。ご主人様の言うことをちゃんと聞くように躾け直すのよ」
「主人はオレだろ!」
「こんな格好で林檎とどんなことしたのかしらね?」
「しらねーよ、中身はベル坊だったんだし。上等じゃねーか、躾け直せるもんなら躾け直してみろよ!」
立ち上がりかけた男鹿だったが、突然抱きついてきた邦枝の勢いにより後ろにひっくり返ってしまう。
「わっぷ!」
男鹿に跨った邦枝が顔を近づけてくる。
「大好きよ、男鹿」
唇を重ねる。男鹿は驚きのあまり目を見開く。
すぐに唇は離れたが、男鹿は衝撃でしばらく二の句が継げなかった。
頭をフル回転させてようやく言葉を搾り出す。
「……な、ななな何して……てか、なに上に乗ってんだ……っ!」
邦枝はにこっと笑う。
「……下克上よ!」


(終)

840 :

下剋上ワロタw

841 :
どうでもいい。
林檎エロ誰か………
早く早く!

842 :
林檎ちゃん楽しみです

843 :
男鹿→←ヒル待ち

844 :
頑張ってください

845 :
空気を読まずに投下
コミックスネタバレありです。
コミックス派の方は注意願います。
・男鹿×葵
・エロ度低めです
・(先週の)本誌の葵ちゃんが切なかったので、ちょっと影響受けました

「……来たか」
「薺さん!」
店内で見知った姿を認めて私は駆け寄る。
駅近くにあるこのカフェで、薺さんは私の下校時間を待っていてくれていた。
「お待たせしてすみません」
「こっちが呼び出したんだ。私こそ急に呼びつけて悪かったね」
「いえ。あ、この間のクリスマスの、びっくりしました! まさか早乙女先生と出場するなんて」
「あんな面白いイベント、出ないわけにはいかないだろ。……ま、その話は置いといて」
薺さんがじっと見つめてくる。
「お前、男鹿が好きなんだろう?」
「え……」
急にそんなことを言われて、私は思い切り動揺する。
「いえっ! あの、えーと……」
顔の前で両手をブンブンと振りながら、どう答えようか考える。
「私の前で隠す必要はないよ」
薺さんが優しく微笑む。
「……」
「あいつが好きなんだよな?」
あらためて問われて。私は観念した。
「……はい」
こくりと頷いた。
「やれやれ……」
薺さんはジャケットのポケットを探る。
「ほんとに……昔の私そっくりだよ、あんたは」
「えっ?」
「これやるよ」
テーブルに置かれたのは、小さく折り畳まれた紙包みだった。
「これは……?」
「開けてみな」
そううながされて、私は包みを手に取って開く。
一瞬何も入っていないと思ったが、よく見ると数ミリ程の小さな薬らしき物が1粒入っていた。
「島に古くから伝わる媚薬だよ」
「媚薬?」
「ホレ薬さ」
「ホレっ!?」
一気に顔が熱くなる。
「男鹿は鈍感だしあんたは真面目過ぎるし。このままだといつまで経っても進展しないよ」
「でも、惚れ薬って……」
「ちょっと薬の力を借りるだけだよ。効果は1時間。
束の間の恋人気分を楽しむも良し。なんなら、押し倒して既成事実を作っても……」
「押し倒し!? 既成事実っ!?」
自分には刺激の強い単語が次々出てきて、頭の中は軽くパニック状態になる。
「とにかく」
薺さんは真剣な顔になる。
「あいつのことが本当に好きなら、ちゃんと行動に移しな。大人になってから後悔しても遅いんだから」

846 :
「薺さん……」
きっとこれは自分の経験からのアドバイスだ。
私はしっかりと頷き返す。
「ありがとうございます。頑張ります」
「……よし」
そう言うと、目の前の先輩は満足そうに微笑んだ。
「それで、この薬の詳しい使い方だが――」

――翌日。
私は聖石矢魔の調理実習室にいた。
私用で放課後の実習室を借りたいと申し出ると、あっさり借りることができた。
まずは第一段階突破だ。
手際良くコロッケのタネを作っていく。
後20分ほどでここに男鹿が来る約束になっている。
作りながら昼休みのことを思い返す。
「男鹿、ちょっといい?」
「おう」
「あの……今日の放課後、空いてる? 料理の練習の為に、試食をお願いしたいの」
「いいぜ」
「寧々たちにも頼んだんだけど、みんな都合つかなくて……って、え、いいの?(そんなあっさり……)」
誘う理由を色々考えてから挑んだのだけど、拍子抜けするほど簡単に約束を取り付けることができたのだった。
最後のコロッケを丸めると、薬を取り出す。
効果は1時間。食べた後最初に触れた人に惚れる、だったわよね……。
慎重に薬をコロッケに埋め込む。
「……これで良し」
パン粉をつけたコロッケを全て揚げ終わり、冷蔵庫からあらかじめ作っておいたサラダを取り出していると、男鹿が入ってきた。
「おっ、コロッケじゃねーか。うまそーだなー」
「ダーッ!」
「そ、そう?」
思いがけず男鹿に褒められて、少し嬉しい。
早速座ろうとする男鹿に、普段のクセが出てしまった。
「食べる前にちゃんと手を洗うのよー」
「お前……お母さんみてーだな」
しまった、光太にいつも言ってるからつい……。
「ほ、ほら! ベルちゃんいるんだから、男鹿が日頃からお手本見せないと! ね?」
あたふたと言い訳をする。
男鹿は聞いてるのか聞いてないのか、素直に手を洗うと私の向かいに座る。
「んじゃ、いただきまーす」
「はい、召し上がれ」
箸を手に取る男鹿を見て、あることに気が付く。
「あ、男鹿、食べてる間ベルちゃん預かっておこうか?」
今日のベルちゃんは、男鹿の頭にのっている。
「問題ねーよ。いつものことだし」
こっちが良くないのよっっ!
私は慌てる。このままコロッケを食べられたら、男鹿はベルちゃんに惚れることになってしまう。
「でっ、でも、食べにくそうだし……。それに、なんだかベルちゃん眠そうよ? 寝かしつけた方がいいんじゃないかしら!?」
ごめんベルちゃん……。
実際のベルちゃんは、眠そうどころか目をきらきらさせてこちらを見ている。
だけど男鹿には、頭の上のベルちゃんの表情はわからない。
「そうか? じゃあ頼むわ」

847 :
と何の疑問を持つこともなく、私に預けてきた。
ふぅ、危なかった。
ベルちゃんを胸に抱きながら、男鹿が食べるのを見守る。
「うめーな、これ」
本当においしそうに食べるのを見て、私は嬉しくなる。
見る見る内にコロッケは最後の1つになる。
「ダッ!」
それまでおとなしくしていたベルちゃんが、男鹿の方に手を伸ばす。
「お、お前も食うか?」
男鹿はコロッケを箸で一口サイズに切ると、ベルちゃんに食べさせた。
本当の親子みたいね。
私はそんな二人を、微笑ましく見つめていた。
「ふー食った! ごっそーさん! うまかったぜ」
「ありがとう」
男鹿をじっと見る。見たところ特に変化はないようだ。
薺さんは即効性があるようなこと言ってたけど。もう触っていいのかしら? 不自然にならないように触らないと。
そんなことを思っていると、何やら胸に違和感を感じる。
「べ、ベルちゃん!?」
「アー」
違和感の正体はベルちゃんだった。いつもそんなことしないのに、今日はしきりに私の胸に触れてくる。
ベルちゃんの目はとろんとして、顔もほんのり赤い。
「何やってんだベル坊」
男鹿はまだ、ベルちゃんの様子がおかしいことに気付いていない。
一方私は、その変化の理由に思い当たる。
ひょっとして、ベルちゃんが食べたコロッケに薬が? ……ということは、私ベルちゃんに惚れられてるの!?
ビクン!
ベルちゃんの手が時折、服の上から敏感な箇所をかすめる。
やだ、赤ちゃんに触られて何反応してんのよ!
媚薬の効果なのか、ベルちゃんは赤ちゃんとは思えないほど徐々に、的確に私の感じる箇所に触れてくるようになった。
んん……ベルちゃん上手……じゃあなくてっっ……!
「……ベル坊?」
どうしよう、男鹿が不審に思い始めてる……!
「お、男鹿っ! ベルちゃんミルクが欲しいんじゃないかしら!?」
「ミルク? つっても、いつもミルクが欲しい時ってそんな風じゃねーんだけど……」
「ひゃんっ!」
「うお!?」
ベルちゃんが私の乳首のある辺りを強く握ってくる。
ああ、だめ、早くベルちゃんの気をそらせないと……。
「男鹿ぁ、早く……っ」
必に懇願すると、男鹿は慌てて立ち上がった。
「わ、わかった! 今用意するからちょっと待ってろ!」

何がなんだかわからないが邦枝に涙目で頼まれたオレは、彼女に背を向けると急いでやかんに水を入れ、湯の準備を始めた。
粉ミルクを溶かし、程よい温度まで冷めたのを確認すると、振り返る。
「よし、出来たぞ! ……って、ぶはぁっ!」
ミルクを作っている間に、後ろはとんでもないことになっていた。
邦枝のブラウスは下着ごとずり上げられ、あらわになった胸にはベル坊が吸い付いていた。
「どっ、どっ、どーしてこうなったぁっっ!!」
「やぁっ……見ないで……っ」
邦枝の頬は、恥ずかしさからか赤く染まっていた。
「見るなって言われても……おいベル坊何してんだ、離れろっ!」
ベル坊を引き離そうとするが、こいつはひしっと邦枝にしがみついて離れない。

848 :
「てんめぇぇ〜、いい加減にしろよ……!」
オレとベル坊がぎりぎりと攻防戦を繰り広げていると、次第に奴が涙目になっていく。
「アウ……」
「げっ! 泣くなベル坊っっ!!」
邦枝に密着している状態で泣かれるのは非常にマズイ。
慌ててベル坊をなだめにかかる。
「よーし、ベル坊落ち着け……落ち着けよー?」
「アイ……」
「ふぅ、危なかったぜ」
とりあえず電撃が放たれるのは阻止したものの、事態は一向に好転していない。
「やんっ、だめぇベルちゃん……あんっ」
どうしたものかと考えあぐねるが、邦枝の喘ぐような声が気になって集中できない。
ぐっ、あんまり可愛い声あげんなよっっ。
視線を感じてベル坊を見ると、仲間になりたそうに……もとい、何か言いたげにこっちを見ている。
「なんだよ、ベル坊……」
「アダッ!」
ベル坊は得意の(?)ジェスチャーで伝えてくる。
「なになに? テクニック/勝負で/オレが/勝ったら/邦枝を/譲ってやる?」
オレは無言でベル坊に歩み寄ると、頭をはたく。
「アホかっっ(ベシッ!)」
「ウ〜……」
ベル坊は不満げに見つめ返してくると、再び邦枝の胸に顔をうずめる。
何のテクニックだよ! そもそもどうやって勝ち負け決めんだ。邦枝に判定してもらうのか!?
「あっ……男鹿……っ、ベルちゃんの……はぁ……言う通りに……っ」
「はあ!?」
邦枝がとんでもないことを言ってくる。
「このままだと……私……おかしくなっちゃう……!」
おかしく!? おかしくって、どうなっちまうんだよっ!?
オレはうろたえるが、本当に辛そうに荒い呼吸を繰り返す彼女を見て、覚悟を決める。
「よくわかんねーけど、と、とにかくベル坊に勝てば離れるんだよな? よ、よーし、やってやろうじゃねーかっっ」
ベル坊が吸い付いていない方の胸にそろそろと手を伸ばすと、おそるおそる触れる。
「ふぁっ」
敏感に反応した邦枝が短く声をあげる。
オレは形を確認するように彼女の胸を手で包み込むと、力を入れすぎないよう気をつけながら揉んでみる。
……やわらけぇ。
女の胸とはこんなにも柔らかいものだったのかと驚く。
男の自分とは全く違う触り心地に、夢中になる。
十分に柔らかさを堪能すると、オレの興味は、自分の手の内で硬く尖った突起の方へ移る。
指でそっと摘んでみると、甘い声があがる。
「やぁんっ」
赤く色付いたそれに吸い寄せられるように、膝立ちになると口を付ける。
唇で挟み、弾力を確かめると、口に含んで舌で転がす。
「あ……あっ」
オレの肩に手を預け、背を反らせて素直に反応を返す邦枝を、初めて可愛いと思った。
今までのオレは、邦枝を女として意識したことはなかったからだ。
……いや、そうじゃねぇな、と思い直す。
邦枝は身近な女、例えば姉貴なんかと比べるとよっぽど女らしくて、こんなオレでも多少は気を遣ってきた。
でもそれは石矢魔の仲間として、だ。
だが今となっては、これまでと同じ目で見ることはできない。
「邦枝……」
再び立ち上がると、彼女の身体を抱き締める。

849 :
初めて抱いた女の身体は、本当に華奢で柔らかで。
少し力を入れただけで折れてしまいそうだった。
抱き締めていると、こいつを抱きたいという自分の欲望を知る。
そのまま彼女を抱き上げると、机の上に寝かせた。
露になったままの胸がぷるんと揺れる。
白い太ももの間に身体を割りいれ、机に両手をついて邦枝を見下ろす。
「……男鹿?」
自分を見返すその瞳には、わずかに不安が見てとれた。
こいつには、この先起こることを予測できてるんだろうか。
今からオレはお前を――
「最後までしていいか?」
「え……」
返事を待つのももどかしくて、困惑している風の邦枝の唇に強引に口付ける。
自分よりずっと小さな手が、オレの肩を押し返そうとするのをわずかに感じるが、構わず舌を差し込むと彼女の舌を絡め取る。
「ふ……んんっ」
キスの間も邦枝が何か必に言おうとしていたが、無視をする。
今のオレの頭の中は、先に進むことしかなかったからだ。
存分に味わい、満足したところで唇を離す。
わずかに涙の浮かんだ目で、邦枝がオレを見上げてきた。
「オレがこわいか?」
一呼吸おいて、返事が返ってくる。
「……こわい。いつもの男鹿じゃないみたい」
「いつものオレ……か」
そうだろうなと思う。自分でも少し戸惑いがある。
「でも……」
邦枝の声に、考えるのを中断させられる。
「あなたを信じてる」
オレの目を見て、そう言ってくれた。

男鹿の顔が近づいてきた。
私は目を閉じる。
抱き締められて。頬、首筋、胸元と順にキスを落とされていく。
不意に男鹿の手が太ももに触れて、無意識に身体が跳ねた。
その手は優しく撫でながら、少しずつスカートの奥の方へ行こうとする。
「やっ……」
思わず男鹿の手を押さえる。
そんなところ……恥ずかしい。
「邦枝……」
男鹿が顔を覗き込んでくるので、私は横を向いて視線を逸らす。
「手、どけろよ」
「だって……恥ずかしい、から」
「なあ」
胸と胸の間を、男鹿の舌がつぅーと滑る。
「焦らすなよ……」
「そんなんじゃ……あっ」
胸の頂を舌先で転がされる。
快感で力が抜けていく。
その隙に乗じて、男鹿の手が私の足の付け根に滑り込んできた。
下着の上から指で撫でられるのを感じる。
そこは自分でもわかるくらい、じっとりと湿っていた。

850 :
「ああ……やあ……」
男鹿の腕を掴む。
気持ちいいのと恥ずかしさが入り混じる中、男鹿は構わず私の下着に手をかける。
そのまま引き下ろされると、足首から脱がされてしまった。
私のそこを覆うものは、スカートだけになっていた。
足を閉じようとしたけれど、男鹿の身体に遮られてそれも叶わない。
それでも少しでも閉じようともがいていると、彼がその場でしゃがみこむのが分かった。
「いや!」
叫びも虚しく、スカートをたくし上げられ、やわらかく温かいもので舐められる。
「ああ……やめて、お願い……」
恥ずかしくて、今すぐここから逃げ出したかった。
「男鹿……いやだってば……っ」
本当にいやだった。
夕方の学校で、好きな人の前で足を開いている自分。
なんていやらしいんだろう。
舐められ続けているところが痺れたように熱く、頭の中は徐々に霞がかったようにぼうっとしてきた。
気持ちいい。
やめてほしいのに、身体は快感に溺れていく。
自分が自分でなくなる。
こわい。
思わず手を伸ばした先にあった男鹿の髪を、無意識に掴んでいた。
「だめ……男鹿あっ……!!」
頭の中で何かが弾けた瞬間、私は身体を痙攣させながら絶頂の只中にいた。
達した余韻に浸りながらゆっくりと目を開くと、男鹿の顔が目に映る。
立ち上がった彼は、手の甲で口許を拭っているところだった。
その男鹿と目が合う。
私は完全に脱力していて、恥ずかしくても顔を逸らす気力も残っていなかった。
見つめていると、男鹿の濡れた唇が動いた。
「いいか? 邦枝」
鈍る頭では、問われた意味を理解するのに時間がかかった。
その間男鹿は微動だにせず、じっと自分を見つめていた。
彼に魅入られたように、私はこくんと頷いた。

邦枝を見下ろしながら、オレはベルトを緩めていく。
オレも緊張しているが、こいつはもっとだろうなと思う。
ズボンからモノを取り出し、持ち上げようと邦枝の足に手をかけると、身体が強張るのが分かる。
「力抜けよ」
「……」
オレの言葉に、女の身体がわずかに弛緩する。
膝裏を持って足を大きく開かせると、濡れた膣口に押し当てる。
腰に力を込め、ゆっくりと沈めていく。
「痛っ……」
邦枝が呻く。
オレはといえば、途中で押し返されるような抵抗を感じていた。
体重をかけるように、めりめりと中を押し広げていく。
「……ああ!」
邦枝が身を捩る。
武道をやっているから痛みにはある程度耐性があるはずだが、初めての痛さはやはり別らしい。
目の端にはうっすらと涙が浮かんでいる。
「大丈夫かよ」
オレの問いに邦枝が答える。
「平気……」
全然大丈夫そうじゃないのに、こいつは無理に笑顔を作ってみせる。

851 :
邦枝の中は温かかった。
入れる時はオレを拒むようだったのが、完全に繋がった今も、異物を追い出そうとするかのようにオレを締め上げていた。
痛そうな邦枝に悪いと思いながらも、欲望を抑えきれず、オレは少しずつ腰を動かし始める。
「きつ……」
抜き差しが困難に思えるほど、中は狭かった。
邦枝を見ると、唇を噛み締めて辛そうだ。
オレだけ気持ちがいいのを申し訳なく思う。
「やっぱ痛いか……?」
邦枝がオレを見る。
「痛い……けど、それ以上に幸せ、だから」
それを聞いて愛しさが込み上げる。
邦枝が続ける。
「男鹿は……どうなの……?」
どう言おうか迷ったが、正直に答える。
「……すげー気持ちいい」
途端に邦枝が恥ずかしそうな顔をする。本当に可愛い。
なんで今まで気付かなかったんだ、オレ。
「……ねえ」
「ん?」
「もっと……動いていいから……」
頬を染めながら伏し目がちに言う邦枝に、くらくらと眩暈がする。
その言葉に甘えるように、少しずつ動く速さを上げていく。
結合部からは愛液が零れ、中のキツさを和らげていく。
「あっ……あ」
邦枝が徐々に声を上げるようになってきて、オレはますます興奮する。
こいつの奥の奥まで自分の物にしたくて、強く腰を打ち付ける。
「邦枝……っ!」
オレの頭の中は、出すことしか考えられなくなっていた。夢中で動かし続ける。
そんな中、邦枝の唇が小さく動くのが見えた。
――大好き
そう言ったように見えた瞬間、オレは呆気なく彼女の中で果てた。

二人で後始末をし、制服を整えている時だった。
「男鹿、ベルちゃんは?」
「ベル坊?」
邦枝との行為に没頭していて、すっかり忘れていた。
そういえば途中からいなかった、ような気がする。
「やべぇ! どこ行った!?」
机の下を順番に覗いていくがいない。
「あ、男鹿! そこ!」
邦枝が指差す方を振り返ると、わずかに開いたドアの隙間から廊下を歩いていくベル坊の姿が見えた。
いつの間に!
「どこ行くんだこらぁぁ!!」
オレはベル坊を追って、慌てて教室を飛び出した。


(終)

852 :
もう一本
男鹿×葵前提の男鹿×林檎
コミックス派の方は注意

「男鹿くん」
呼びかけられて振り返る男鹿。
「鳳城……」
先日邦枝と対峙した鳳城林檎がそこにいた。
「オレに何か用か?」
林檎はにこりと笑う。
「話があるの。一緒に来てくれない?」
男鹿は無愛想に答える。
「……オレにはお前と話したいことなんてねーけど」
林檎は意味ありげな顔をする。
「邦枝の話だと言ったら?」
「……」
「決まりだね」
そう言うと、先に立って歩き出した。
校舎の奥まったところにある廃教室。
普段、殆ど生徒が寄り付かないところに、林檎は入っていく。
林檎に続いて教室に入った男鹿は、素早く辺りを見渡す。
(誰もいねえ……か?)
「そんなに警戒しなくても、ここにはあんたとあたししかいないよ」
男鹿の様子を察したように林檎は言う。
「ああ、あんたの子もいたね、そういえば。学校にまで連れてくるなんて、見かけによらず子煩悩なんだねぇ」
そう言いながらタバコに火をつける。
「それより、邦枝の話ってなんだ」
「首輪はどうしたんだい? 結構似合ってたのに」
「は?」
「今日はあの時の約束を果たそうと思ってさ」
そう言いながら近づいてくると、ツ――と男鹿の顔を撫でる。
「約束?」
「お姉さんがイカせてあげるって話」
「……なんだそれ」
その時の男鹿の中身はベル坊だった為、男鹿自身は覚えていない。
パン!!
足元に衝撃が走ったと思うと男鹿の視界は回転し、天井が目に映る。
一瞬遅れて足払いを掛けられたことに気付き、なんとか受身を取る。
「てめぇ……!!」
上体を起こしかけたところで、今度は腹に衝撃がきた。
それは林檎が男鹿の上に飛び乗ったことからくる重みだった。
男鹿は彼女にマウントをとられた状態になる。
「何しやがる!」
「女相手だとてんでダメだね、アンタ。……ガキをおろしな。それともその子を盾にするかい?」
「……ベル坊、部屋から出てろ」
「アイ……」
ベル坊は素直に男鹿から離れると、部屋の外へ出て行く。
「これで正真正銘の二人っきりだね」
「そーだな。で、何がしてーんだ? てめーは」
林檎はふーっと煙を吐き出す。

853 :
「邦枝とどこまでいった?」
「あ?」
「あいつの身体はどうだったかって聞いてるんだよ」
「何言ってんだお前……。オレと邦枝はそういう関係じゃねーよ」
「そうかい」
林檎は煙草を投げると、足で踏みつける。
「あいつは堅いからね。なかなかやらせてくれないだろうよ」
林檎の指が男鹿の胸に触れる。
「だから、さ」
指はツツ……と胸を滑っていく。
「おねーさんと楽しいことしましょ」
林檎は特攻服を脱ぎ捨てると、ブラウスのボタンを順に外していく。
その下からは、豊かな胸に黒のブラジャーが現れる。
「何してんだよ……」
男鹿が戸惑いの声を上げる。
「あたしがあんたとやったと知ったら、邦枝はどんな顔するだろうなぁ」
面白そうに林檎は言う。
「ねぇ男鹿くん? あたしと邦枝、どっちのおっぱいが好き?」
「鳳城、てめぇ、いい加減にしねーとはったおすぞ」
男鹿は自分に跨る女を睨み付ける。
だが、女は笑みを崩さない。
「あんたは女に手を出せない。そうだろう? ……それに」
男鹿の顔を見つめたまま背後に手を回すと、その股間を撫でる。
「こんなに大きくしちゃってさ。身体は正直じゃないか」
「……」
男鹿は反論しようがなかった。
「ふふ……」
微笑みながら林檎の顔が近づいてきたと思うと、男鹿に口付ける。
女の侵入を拒むべく、口を閉じようとしたが遅い。
林檎の舌に自分の口内を這い回られ、男鹿は不快感を示すように眉根を寄せる。
林檎が唇から離れる。
「どうだい? 大人のキスの味は?」
「……苦いだけだな」
心底嫌そうに男鹿は答える。
「ガキだねぇ」
そう言いながらブラウスを脱ぎ、ブラジャーのホックを外すと、肩のストラップを腕から抜いていく。
形の良い胸が零れ落ちるのが見える。
林檎は男鹿の顔の両脇に手を突いて、上体を倒す。
「それじゃあ口直しにどう?」
「はあ?」
男鹿は心底わけがわからないといった顔をする。
「むしゃぶりついてもいいって言ってんだよ」
「誰がてめぇなんかの……」
「やらねーと今日のことを邦枝にばらす」
男鹿の顔色が変わる。
「あんたがあたしとキスしただけじゃなく、こんなことまでしてると知ったら、邦枝はどう思うだろうなあ?」
林檎は冷たく見下ろす。
「お前はもうあたしの手の中なんだよ。あいつが大事なら言う通りにしな」
「……」
男鹿はものすごい顔で睨み付けるが、黙ったまま手を伸ばすと、林檎の胸を揉み始める。

854 :
「初めてにしてはなかなか上手いじゃないか……」
女は目を細める。
「次はここを吸って……」
掠れた声で言いながら片手で自分の胸を掴むと、乳首を口元に近づけてくる。
男鹿は鋭い眼光を崩さないまま、おとなしく口を開く。
「言っとくけど」
男鹿の口に触れるか触れないかのところで、動きをぴたりと止める。
「下手なこと考えんじゃないよ。万一噛み付いたりしたら、てめーの急所を潰す」
(……読まれてた)
男鹿は心の中で舌打ちする。
こうなったら、さっさとこの女を満足させて終わらせるしかないと腹を括る。
女の胸を揉みながら、差し出された乳首を口に含み、舌で刺激する。
「はあ……っ」
林檎はためいきをつくように息を吐き出す。
男鹿はその様子を冷たく見つめながら愛撫を続けていたが、不意に相手が体を起こしたことで中断させられた。
女は立ち上がる。
「そろそろあんたも良くしてやらないとね」
スカートの中に手を入れると、慣れた手つきで下着を下ろしていく。
黒のレースがあしらわれたそれを脱ぎ捨てると、先ほどとは逆向きに跨る。
いわゆる69の体勢になると、林檎が命令する。
「――舐めな」
男鹿は黙って舌を伸ばし、女のそこを舐め始める。
目の前の秘裂から滴る蜜を舐め取るように、ゆっくりと舌を動かす。
一方林檎は男鹿のベルトを緩めると、ファスナーを下ろし、硬く張り詰めた肉棒を取り出す。
「元気だねぇ」
舌なめずりしながらそう言うと、握った肉茎に舌を這わせ始めた。
「ぐっ……」
男鹿の口からくぐもった声が漏れる。
いやな女だが、下半身に与えられる刺激は別だった。
焦らすようでいて的確に男のツボを刺激してくる舌の動きに、射精感が一気に高まるのがわかる。
「イキたいんだろ? 遠慮なくおねーさんの口に出しな」
林檎にいいように弄ばれ屈辱を感じる男鹿だったが、その絶妙な舌技により我慢の限界に達する。
「で……るっ!」
「んんっ!」
先端が膨らんだと思うと、一気に粘液が迸る。
絡みつくように濃厚な白濁液が、ドクドクと林檎の口内を満たしていく。
やがて放出が収まると林檎は身体を起こし、再び男鹿の方に向き直った。
(なんだ……?)
男鹿が見上げると彼女は微笑んだまま、口を開けて中の液体を見せてきた。
さしもの男鹿も顔が赤くなる。
その隙を突いて、林檎が素早く男鹿の唇を奪う。
「んぐっ!」
男鹿の口の中に、先ほど発射した自身の精液が流し込まれる。
首を振って林檎を振り払おうとするが、当の林檎に顔をがっちりと押さえられている為、かなわない。
男鹿は流し込まれるそれを、飲み下すよりなかった。
林檎が顔を上げると同時に男鹿が咳き込む。
「ゲホッ!」
「あたしに飲んでもらえると思ってたかい? 坊や」
「……っのやろう……っ!」
「そんな顔するんじゃないよ。お楽しみはこれからさ」

855 :
そう言うと林檎は、脱ぎ捨てた特攻服の上に横たわると、足を大きく開く。
「出し足りねーんだろう? さっきのは濃かったねぇ。随分溜まってそうじゃねーか……来な」
こんな女に欲情したわけではなかったが、ここまでバカにされて退くのは男じゃねえと男鹿は考える。
躊躇なく林檎の上にのしかかると、硬度を保ったままの自身を充てがい、一気に貫く。
「ああっ!」
林檎が背を仰け反らせる。
男鹿はそんな女の様子に頓着することなく、激しく腰を打ち付ける。
この男慣れしているであろう女に、遠慮は無用と考えていたからだ。
実際、男鹿の動きはやや乱暴であるのに関わらず、林檎は快感に酔い痴れているかのように叫んでいた。
「いい……よ……、あんた、すごくいい……っ!!」
男鹿の腰に足を絡ませ、喘ぎ続ける。
そんな林檎に男鹿は何の興味も湧かなかったが、女と繋がっている部分だけは別だった。
出し入れする度に自分の物が肉壁とこすれ合い、快感が走る。
男の腰から下というのは別の生き物なのだろう。
本能のままに動き、貪欲に快楽を求め続ける。
冷め切った頭と熱く滾る下半身。今の男鹿には正反対の性質の物が共存していた。
「ねぇ……もっと深く……!」
求められるまま、女の足を肩に担ぎ上げるようにして、より深く挿入する。
「ひうっ!」
上げる声が一段と大きくなる。
男鹿の方も、先端が奥に当たる感覚が堪らなかった。
粘膜同士の擦り合いが激しさを増す。
限界が近づいてくるのがわかる。
「あぁ、奥、当たって……いい……いきそう……ああっ」
それを聞いて男鹿も、タイミングを合わせるようにピストンの速度を上げていく。
「イイよぉっ! イク……イッちゃうっ!! ……ああーっ!!」
男の精を搾り取ろうとするかのように収縮する肉襞から、男鹿は力ずくで肉棒を引きずり出す。
それは女の腹の上で痙攣しながら、胸、顔に至るまで、白い粘液を撒き散らしていく。
林檎は仰け反りながら特攻服を握り締め、ガクガクと全身を震わせていた。
お互いの荒い息遣いだけが聞こえる中、沈黙を破ったのは林檎だった。
「あたしにぶっかけるなんて、意趣返しのつもりかい?」
男鹿は無言で林檎を見据える。
「まあいいさ」
身体を起こし、口元の粘液を指で掬うと、ぺろりと舐める。
「思ってたより良かったよ、あんた」
「そうかよ」
男鹿はさっさと立ち上がる。
「抜きたくなったらいつでも来な。相手してあげるから、さ」
「ごめんだな」
元通りベルトを締め直しながら、そう答える。
「まさかまだ邦枝に期待してんじゃねえだろうなぁ? お前はもうあたしの――」
「オレを飼い馴らそうとか、つまんねー考えは捨てるんだな」
男鹿は吐き捨てるように言う。
「……あんたはもう邦枝なんかじゃ満足できないよ」
「お前に邦枝の何がわかる」
「わかるさ。あいつは……」
「可哀想な女だな、お前」
「なっ!」
出入り口の方へ歩き出す男鹿の背中に向けて、林檎は叫ぶ。
「必ずあいつの心を折ってやる! 二度と立ち上がろうなんて気が起きねぇように、ズタズタに……!」
男鹿は引き戸の取っ手に手を掛ける。

856 :
「やってみろよ。ただしその時は……」
振り返る。
「オレがてめーをぶち壊す。今日みたいに甘くはねぇ。泣き叫ぼうが許しを請おうが、ボロボロになるまでやってやる」
言い終えると、再び扉に向き直る。
「男をなめんじゃねーよ」
――ガラガラ……ピシャッ!
扉は閉じられ、教室に一人残される林檎。
「あいつじゃ満足できやしないんだから……」
林檎は座ったまま、自分の肩を抱いてうなだれた。


(終)

857 :
いつもながら素晴らしい文才ですね!
ところで古→ヒルなんてどうでしょうか

858 :
>>857
最近原作では、古市のヒルダに対する描写がないですよねぇ
古市はエロパロ的に、どの女性キャラとも絡ませやすい気がしますね
枯れ木も山の賑わいってことで、ロムオンリーから職人になりましたが、
なかなか職人さん戻ってきてくれないですねー
自分も読む側から書く側へなってみようかなってな方カモン!!

859 :
2作連投GJ

860 :
職人様乙です!
最近ここ賑わってきて嬉しいな
普段の扱いはともかく、ヒルダって何気に古市を信用してるよな
古ヒル見たいです!

861 :
古ヒルいいなw

862 :
男鹿ヒルを、、、、男鹿ヒルをくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

863 :
変なの来るんで上げないで下さい

864 :
男鹿ヒルか古ヒルが読みたい。

865 :
ヒルダ人気だな
葵は人気ないのか…かわいーのに

866 :
古ヒル書きたいけど俺が書くと間違いなくクッソしょぼいのになるから無理だわ…w
職人さんに期待するしかね〜

867 :
大丈夫、しょぼくても問題ない!
こういうのは気持ちが大事よ

868 :
>>866
是非書いて下さい!
古ヒル書いてみようかと頑張ったけど、書けないまま今日に至る…
そもそも古ヒルってどんな感じなのかと探してみたけど、全然ないよねw
エロなしならちょっとは見つかるけど。難易度高い

869 :
葵ちゃん誕生日おめでとう!

870 :
>>866さんが職人になるチャンスですよ!!w
いるかわかりませんがお時間がある時でいいのでお願いします♪

871 :
東条と静待ち

872 :
東条静
これはいいな
誰か職人はいないのか

873 :
古ラミ、男鹿ヒルお願いします!

874 :
職人がいないなら自分で書くんだ!

875 :
ヒルダさん不足です
林檎ちゃんも見たいです

876 :
保守

877 :
保守

878 :
神パー読みたいけどこの2人のエロって案外想像し辛い

879 :
過去ログの神パーは力作揃い

880 :
古ヒルまだー

881 :
古ラミと神花と虎静読みたい

882 :
葵可愛いな
スピンオフでは主役になれる

883 :
虎静はよ

884 :
虎静読みたい。

885 :
桜蘭高校ホスト部のスレでね
>>474
と全く同じコメントがあるよ
……………………………………………あー今日もバカカワイイな〜環は♪

886 :
古ラミ頼む。。。

887 :
男鹿ヒルも・・・

888 :
あーあれか、ここは林檎→邦枝需要は無い感じなのか・・・?

889 :
古ラミ、僕も読みたいです!!

890 :
同じく古ラミ頼みます

891 :
>>888あります!!あと男鹿姉×葵もあります

892 :
古ラミもいいが古ヒルも読んでみたい

893 :
同意
職人さん待ちやねw

894 :
本誌が神花熱いんだから神花が読みたい・・・
妄想はすれども文才がない・・・
職人神様哀れな乞食にお恵み下さい・・・
期待あげ

895 :
テスト

896 :
【不買運動】キリンビバレッジは男性を侮辱した女性専用車両広告を使う反社会的企業
キリンビバレッジは女性専用車両という卑劣な男性排除によって生じた女のみの状態となた場所に広告を出して金儲けをしようとする反社会的企業です。
<カフェデリの広告>
http://www.youtube.com/watch?v=XiQ8blpfEzo&feature=channel&list=UL

897 :
クガちゃん可愛くね?

898 :
古ラミ〜

899 :
古ラミ保守

900 :
古市のハーレム物語書こうと思ってる
古市が今までのべるぜバブの作中のほとんどの女性キャラたちと関係を持つ作品
基本原作重視の進行。あと長くなると思います。今まで全部だし
古市(内心)が結構クズいので不快な人は注意

901 :
>>900きたい

902 :
久我山もの書いてくれ

903 :
古ラミ

904 :
古ラミは本当に読みたい

905 :
古市関連希望

906 :
禅さん関連希望

907 :
テスト

908 :
ふるるいいいちちち

909 :2013/09/30
古ラミ、古ヒルお願いします。
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