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2013年09月エロパロ94: 強制女性化小説ない?Part48 (128)
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強制女性化小説ない?Part48
- 1 :2013/07/12 〜 最終レス :2013/09/03
- 男のキャラクターが科学や魔法やその他の方法で意思に反して女性化され、
そこから発生する様々なエロスを表現したSSを楽しむスレッドです。
SSへのコメントや、その他TS系サイトの情報、あるいは強制女性化の萌え談義で盛り上がりましょう!
【前スレ】
強制女性化小説ない?Part47
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1346641476/
【注意】
◇次スレ立ては>980、若しくはスレッド容量480KBを目安に。
◇容量が危ない時は、作者様は極力次スレに投稿するようご協力をお願いします。
◇強制女性化でも萌えは各人各様。好みが異なる人ともマターリ共生を。
◇自分の好みを他者に押しつける行為は厳に慎みましょう。
◇スレ違いなSSは、他に該当しそうなスレにやんわり誘導推奨。
◇議論や指摘など、善意によるまっとうな話題でもスレが荒れる可能性はあります。
そうした危険がありそうな話題は充分な配慮と誠意をもって、なるべく控えめに。
【スレが荒れたときの対処】
◇荒らしは、自分の書き込みに対するスレの反応を楽しみます。 荒らし煽りはスルーが原則。
◇荒らしに議論を仕掛けることはスレの荒廃を招くだけです。 絶対やめましょう。
◇状況が目に余るときは、やんわりとこのテンプレを示すこと。
◇コピペ荒らしやブラクラなどの書き込みは削除依頼を。
- 2 :
- 【現行TS関連(?)スレ】
「性転換」スレッド http://find.2ch.net/?STR=%C0%AD%C5%BE%B4%B9
「女性化」スレッド http://find.2ch.net/?STR=%BD%F7%C0%AD%B2%BD
「女体化」スレッド http://find.2ch.net/?STR=%BD%F7%C2%CE%B2%BD
【関連サイト】
八重洲メディアリサーチ http://www14.big.or.jp/~yays/
アダルトTSFコンテンツ支援所(γ) http://www.tsadult.net/
【保管所】
強制女性化小説 投稿SS・イラスト保管庫 http://red.ribbon.to/~tseroparo2ch/
強制女性化SS保管庫 http://yellow.ribbon.to/~tseross/
強制女性化小説ない?スレ保管庫 http://w.livedoor.jp/tsf/
- 3 :
- >>1
乙乙!
君には女性化してしまう呪いをかけた
- 4 :
- 「密室」の続き、いかせてもらいます。
- 5 :
- ガチャッ
初潮が終わってから3日後、検査の日でもないのに不意に密室のドアが開いた。
入ってきたのは初めて見る男だった。
男は一瞬、驚きの表情で俺を見たが、そのまま部屋の中に入ってきた。
外にいた黒服の無言男がドアを閉じる。
俺は男に訊ねてみる。
「あんたは? どうしてここに?」
「俺か? 俺はまあ……誰だっていいだろ? 外の連中に目隠しをされてここまで連れてこられたのさ」
男はそう言って肩をすくめた。
「連中が言うには俺がここに連れてこられたのは実験のためらしい」
「実験?」
俺は首を傾げた。こんなどこにでもいる、というか少々下品そうな男がなんの実験をするというのだろう?
「実験の内容についちゃなにも聞いてねえな」
「なんでそんな実験に?」
「しゃあねえだろ、実験の結果次第ではムショ行きを勘弁してくれるってんだから」
「ムショ行き? あんた一体?」
なんだか嫌な予感がした。
「俺は言ってしまえば……連続婦女暴行犯ってやつさ」
男がそう言って欲望むき出しの顔でニヤリと笑う。
俺は慌てて男から離れようとした。だが、狭い密室では逃げ切ることはできず、すぐに男に捕まってしまった。
「へへっ、連中はこんな俺を部屋の中に女と二人っきりにして『中でなにをしても構わない』なんて言ったんだ……なにをさせようとしてるかは明らかだろ?」
- 6 :
- 「いやあぁっ!! 離してっ!!」
俺は激しく抵抗するが、男は意に介さず俺をベッドの上に押し倒した。
男が両手で俺の両肩を、脚で下半身を押さえ込むとまったく身動きできなくなった。
バシンバシンッ!!
男の右手が俺の身体から一瞬離れたかと思うと俺の両頬を強く叩いた。
ビリビリッ!!
両頬の痛みに気が遠くなった隙に男が俺の服を裂き、ブラジャーを剥ぎ取った。
「やめて……お願い」
震える声で嘆願するが、男は歪んだ顔をさらに歪めただけだった。
「ここまできていまさらやめられるかよ」
男が自分の唇を俺の唇に押し付けてくる。
「ムグッ……ムグッ!!」
男の舌が俺の口の中を蹂躙する。
「……ははっ、お前が悪いんだぜ、男を誘うような身体で俺の目の前に現れるんだから」
「か……勝手な……ことを」
息絶え絶えになりながら呟いた俺は不意に思い出した。
(これって……「あの時」と同じ)
俺が廃ビルで女を犯したときの記憶がよみがえる。
あの時、女は「離して」、「やめて、お願いっ!!」と言って抵抗した。そして俺は「男を誘うような身体をしたお前が悪いんだ」と言った。
(あの時の女が……今の俺、目の前の男は……あの時の俺)
- 7 :
- 男の舌が俺の胸を這い、乳首を胸に含む。
「はあっ……ああっ……ああんっ!!」
肉体的な快感と精神的な悪寒が同時に身体の中を駆け巡る。
「ひゃははっ、感度は抜群のようだな。どうだ、気持ちいいだろ? 感じるだろっ?」
感じたくはなかった。気持ちよくなどなりたくはなかった。
だが、肉体は俺の意思を完全に無視して快感を生み続けた。腹の中の……子宮が別の生き物のように歓喜に震える。そのことが俺の心を鈍く、そして深く抉(えぐ)っていく。
男の舌が俺の全身を這う。俺の身体は抵抗する力を失い、男にされるがままになりつつあった。
「見ろよ、お前もうビショビショのグショグショだぜ」
男が俺の股間に触れた手を引き上げて俺に見せる。5本の指はもとより手のひらまでぐっしょりと「濡れて」いた。
さらに男は俺の股間に顔を埋めた。
「はっ、はうんっ、ひあんっ!!」
かつてペニスだった豆粒……クリトリスがざら利とした舌で舐め上げられる。俺の身体が何度も強く反り返った。
「へへへっ、じゃあそろそろ」
そう言って男が俺の両脚を左右に開き、自分の身体を俺の両脚の間に移動させた。
男がなにをしようとしているかは明白だった。
俺は激しく抵抗した。だが、女のように……いや、女となった華奢な身体では男の行為を防ぐことも逃げることも叶わなかった。
「いくぜっ!!」
男が強く腰を前に突き出した。
灼熱の物体が俺の股間を突き破った。
「いやああああああぁぁっ!!」
身体を裂くような激痛に俺は力の限りに叫んだ。
「なんと、お前、処女だったのか? こいつはいい、最高だぜ!!」
満面の笑みを浮かべながら男が腰を振る。
男のペニスが俺の胎内を……膣の中を動く。
身体を裂くような痛みだった。そして痛みの中に……快感が存在していた。それを感じ取り歓喜している肉体が存在していた。
俺の身体が……心が引き裂かれていく――
「うおおおおっ!!」
「あああぁぁぁ―――ん!!」
男が放った熱い迸(ほとばし)りを腹の中……子宮で受け止め、俺は頭の中が真っ白になり意識を失った。
- 8 :
- 「く、来るなっ!!」
「へへへへっ」
男が俺の言葉を無視して下卑た顔で近づいてくる。
もうこれで……10回目の光景である。
処女(!!)を奪われたあの日から……密室の中に見知らぬ男が入ってくるようになった。
入ってくるのは毎回違う顔だった。違う顔にもかかわらず、入って俺の顔を見るなり欲望をむき出しにした顔で俺に近づいてくるのは毎回同じだった。
どうもこの部屋に入ってくる……入れられるのは己の性的欲望のために他者の痛みをまったく考えずに行動する……いわゆる「性犯罪者」たちのようだった。
そして、俺もかつては……こいつらと同じ「性犯罪者」だった。
「こいつはよう、実験なんだ。実験が成功しないと俺はムショから出られないんだ。協力してもらうぜ」
協力、と言いつつ男には説得するつもりも同意を得るつもりも感じられない。
このまま刑期を終えて釈放されたらまた同じ事を繰り返す。この部屋にやってくるのはそんな「更生不可能」と思われる奴等だった。
「俺を犯したら病気が感染る……女になってしまうんだぞ!!」
俺の身体には例のウィルスが存在している。そんな俺と肉体的接触……セックスをしたら確実に感染する。
「出鱈目言ってんじゃねえ、男が女になるなんてある訳ねえだろ?」
男が俺の言葉にせせら笑った。
こいつらは気づいていない。いや、考えていない。目の前にぶら下がった俺の肉体という餌にセックスすることしか頭にない。
たぶんこれは実験じゃない、「刑罰」なのだ。更生の可能性がない性犯罪者に再犯をさせない方法。男である犯罪者にウィルスを感染させて女にする。女にして別の性犯罪者に乱暴させてそいつもまた女にする……
男が俺の脚を蹴りで払って床に転ばせる。
「さあ、フェラしてもらおうか」
ズボンと下着を下ろした男がペニスを俺の顔に近づけてくる。顔をそむけようとしたのだが、男の両手ががっちりと俺の頭をつかんで固定させると俺の口にペニスをぶち込んだ。
「ムグ……ムゴッ!!」
「歯を立てるんじゃねえっ、ちゃんと舐めるんだぜ」
そう言って男が両手の拳で俺の頭を強く挟み込む。激痛から開放されるため俺は涙を流しながら男のペニスを口の中で舐めた。
男は俺の口からペニスを抜くとほとんど前戯もなしで俺の股間にペニスを突き立てた。
「ぎゃああぁぁぁっ!!」
「変な声を出してんじゃねえっ!!」
男は激痛に苦しんでいる俺に構わず腰を上下させる。しばらくしてようやく膣内が潤ってくる。身体から快感が湧き上がってくる。我慢できない。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!!」
「ははははっ、いい声だ。それっ、御褒美だっ!!」
男の精が俺の子宮に放たれる。
「はあぁぁぁぁぁんっ!!」
絶頂を迎えて全身の力が抜けていく。
「へへへへっ……よ、よかったぜ」
同じく絶頂を迎えた男が笑いながら言った。もちろん、気遣いや謝罪の気持ちなど微塵も存在していなかった。
ドアが開いて黒服の無言男が脱力した男を外に運び出すと密室のドアを閉めた。
「う……ううっ」
余韻がうねり続ける身体から涙が出てきた。
何度も犯された。何度も貫かれた。そして……何度犯されても決して慣れることはなかった。
捉まれ、倒され、叩かれて殴られて、揉まれて舐められて貫かれる。
激痛に苦しみ、快感に打ち震え、そして激しく燃え上がる。
それらのすべてが俺の意思とはまったく関係なく男に、そして俺をここに閉じ込めた連中により無理矢理与えられる。
この部屋に男が来るのはいつも検査の前日だった。翌日になると身体も心もボロボロの状態で検査を受け、そして白衣の女から錠剤が渡される。
「ちゃんと飲むんだぞ。……妊娠したくなければな」
俺は錠剤=避妊薬を飲む。そして二日経つと……また別の男が俺を犯すのだ。
「いやあぁぁぁ―――っ!!」
密室の中に絹を裂くような俺の悲鳴が響き渡った。
- 9 :
- 俺。安堂怜。男子校に通う普通の男だ。男子校なので彼女は
いない。だから勿論童貞だ。でも処女は一年の時失いもう何十人
の男に抱かれている。俺は男なんだけどこの学校の美術の教師高宮に
入学早々女の子にさせられ処女を奪われそして女の子になっている間は
先生に見も心も隷従する奴隷にさせられてしまった。
放課後に美術室にこいと呼び出しを受けている。おれも美術部員だけど
今日は部活じゃない。美術部員といっても数人しかいない。
高宮は美術の教師で美術部顧問でもあるからこの部屋は好きに使えるし鍵
も奴が管理している。男のおれは奴の奴隷じゃない。女の子にさせられた
ときのように身も心もというわけじゃない。
だけど呼び出しだけはどうしても拒むことができない。数えきれないほど
女の子に変身させられ女の子として犯され続けそのたびに絶頂を極めて
しまううちに俺の中にもうひとりの自分がうまれてしまっていてそいつが
おれに高宮の呼び出しをこばむことができない。
高宮はもう来ていた。よくきたな。安堂。それじゃまた愉しませてもらおうか。
男の俺を抱きしめる。美術教師に似合わない筋肉質の中年男に口を吸われ
(男の俺は嫌悪感でたまらなかった)やがて舌をねじ込まれそして高宮は俺の口に
唾液をそそぎこんできた。
少し意識が跳び私は女の子のカラダになっていた。高宮先生のキスを受け
唾液をお口に注がれた男の子は女に変身させられてしまう。
先生。女の子にさせていただき有難うございます。お礼に心をこめてご奉仕
いたします。男の制服と下着を脱ぎ棄て全裸になった私は床に正座して
美少女の奴隷としてのご挨拶をした。
- 10 :
- 投下と投下の間隔なさ過ぎだろ……そのあたりもう少し考えた方がいいんじゃない?
- 11 :
- 、_、ト'i从ト,、_、
、y':::::::::::::::::::::`:`'w、
_'シ::::::::::::::::::::::::::::::::::厶、
_z':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::そ_ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彡::, '" ̄``ー、≦==、:::::::::ミ | ちょ、ちょーとまって!!!今>>9が自分を売っているから静かにして!!
彳j `` ` ヾ::::::ミ ヽ─y───────────── ,-v-、───────────
l:f __ ・ _,.、 `!::::::ミ / _ノ_ノ:^)
}l 'ヾミミヽ rz彡‐`ヽ |::fYj / _ノ_ノ_ノ /)
{| 、_tッ、,゙ ' r' rtッ_‐ァ' |::}}!. / ノ ノノ//
゙l `ー 'ノ !、`ー ' |::リノ ____/ ______ ノ
l . ,イ 'ヽ }チ' r(" `ー" 、 ノ
'、 ゚ ´...:^ー^:':... ゚ 卞、 _. -‐ '"´ l l-、 ゙ ノ
ヽ r ζ竺=ァ‐、 ,ハ __ . -‐ ' "´ l ヽ`ー''"ー'"
丶 `二´ 丶 // ',' "´/`゙ ーァ' "´ ‐'"´ ヽ、`ー /ノ
_ノ丶、 ,. ' / ! / / __.. -'-'"
_,. - '´ ヾ` ̄´ / ll / . -‐ '"´
- 12 :
- 余計なこと言ったりやったりで過疎るいつものパターンか
飽きないな
- 13 :
- とある国の美青年騎士を捕虜にして人体改造で女の体に改造するも逃亡され潜伏中に女体の快感に目覚め再び捕らえられ敵将軍に
雌鳴きさせられて女が目覚めてしまい恋に落ちるも強がって否定するが体は正直であるが再び逃亡する機会を与えられ再度逃亡するが雌開花した肉体は敵将軍が忘れられず自らの意思で敵の軍門に下るような作品を頼むわ
- 14 :
- はやぐぅ!!!
- 15 :
- 作品が投稿されるのはいいが最低限sageを覚えてくれ…
- 16 :
- せめて台詞に鍵かっこつけてくれ
何か意図があるのだろうが、読みづらくてかなわん
- 17 :
- 屈強な戦士が女体化の魔法や呪いをかけられ、華奢で小柄な体にされて筋力を失い、膨らんだ胸が重石になって身のこなしも封じられる。
はるかに格下の魔物にねじ伏せられ、感覚が鋭敏化したせいでわずかな愛撫で感じてしまう。
せめてもの情けとしてペニスだけは残されるものの、そのために女になりきることもできず、最後には完全に女にしてくれと懇願してしまう。
かつての仲間が助けに来たとき、そこに戦士の姿はなく……
- 18 :
- この俺がここまでアイディアを提供してやったんだ。自分で書けとかいうなよ。
- 19 :
- 続きwktk
- 20 :
- わっふるわっふる
- 21 :
- 密室はなかなかツボ
やっぱり粘膜感染のTSは王道だよね
そのあと多くの人になぶられることまで
- 22 :
- 保管庫はもう更新せんの??
- 23 :
- 更新するだけの作品が生まれているのだろうか?
はやく>>13を書き上げなさい
- 24 :
- 保管庫はwikiなんだから誰でも更新できるんやで
- 25 :
- 粘膜感染と言うことは、TS娘を襲った男たちも数日後には…
- 26 :
- とある国の美青年聖騎士が自国の宰相の罠に嵌められて人体改造で女の体に改造されてしまうが変態宰相を捕らえるも逃走され宰相の差し金の淫乱調教により雌開発させられるも気丈に耐えてきたが宰相が権力を握ったことで監禁され
宰相による調教で一度は屈服するが味方の戦士により救い出されるも宰相のことが忘れられず自ら身体を差し出すような作品を頼むわ
- 27 :
- そこまでイメージできてるなら書けばいいじゃない
- 28 :
- 矢田ー!
書いて書いてよ書いて書いて書いて書いて書いて!書いて書いて書いて書いて!!
- 29 :
- 某ドラえもんの映画見てたら
アラビアン・ナイトの時代にタイムトラベルしていた主人公が
トラブルでタイムマシンが故障して、戻れなくなって
盗賊に拉致されて悪徳商人に売られて、権力者に高く売るために
アラブの怪しい薬飲まされて性転換して美少女になって
アラブの踊り子の格好してドSな権力者にご奉仕させられるストーリー思いついた
- 30 :
- pixivにあったよ、3DCGだったけど
- 31 :
- >>30
ん、ん?kwsk
- 32 :
- 俺が密室に閉じ込められ……身体が女になって……何十人もの男たちに犯されて……
「……どうした?」
「いや……その」
唐突に変化は訪れた。
「昨日、男が来なかったことが気になるのか?」
「…………はい」
白衣の女の言葉に少し躊躇ったが、俺は小さく頷いた。
いつも検査の前の日は男が部屋にやってきて。俺の身体と心を蹂躙していった。……が、昨日は密室のドアが開くことなく俺が犯されることもなかった。
「もしかして男が来るのを心待ちにしてたとか?」
女の言葉に俺は首を激しく横に振った。
昨夜はなにも起こらなかったことに拍子抜けした。そして疼いてしまった身体を自分で慰めた。それは……事実だ。
だが男に俺という存在を踏みにじられ、貫かれ、女ではなく一匹の牝にさせられてしまうかのようなあの時間を待ち望んでいたわけではない……はずだ。
「そうか……うん……そうか」
途切れがちの女の言葉に俺は顔を上げて女の顔を正面から見てみた。
嘲るような、そして蔑むような表情に俺はかなり以前から女の顔をまともに見ることをしなくなった。
しかし、久しぶりに見た女の顔は以前のような鋭さが消え、なんだか優しくなったようなような気がした。
検査はいつもと同じように行なわれた。ただし……
「ん? ああ、避妊薬はなしだ。明後日は、というか当分は男が来ることはないからな」
と、意外なことを告げられた。代わりという訳ではないのだろうが、その日の検査からそれまでより血液が大量に採取されるようになった。
こうして俺に平穏だが単調な日々がやってきた。
そして一ヶ月が過ぎた頃……
「退院だよ」
密室にやってきた白衣の女が唐突に俺に告げた。
- 33 :
- 「…………え? 今……なんと?」
「だから退院だよ。ここから出られるんだよ」
女の言葉が俺の耳を通り抜ける。
「出られる……え? でもどうしてっ!?」
今までこの身に起きたこと、そしてこの密室で行なわれたことを考えると、ここから開放されるなんて素直には信じられなかった。
女は俺の言葉に苦笑いを浮かべながら言った。
「まあその……ぶっちゃけて言えば『利用価値がなくなった。だから放り出してしまえ』ってことになったんだよ」
「ええっと、それは……どういうことですか?」
「40日前、君の血液から突然例のウィルスが検出されなくなった」
「え?」
「君の身体の中でウィルスに対する抗体が作られるようになったんだ。そして採取した君の血液を分析、抗体の抽出と量産化に成功した」
「抗体……ですか?」
「これを別の患者に投与すると体内のウィルスを消滅させ、女性化を抑え男性機能を回復させる効果があることがわかった」
「じゃあ……俺の身体は? ……男に?」
「いや、男性機能が消滅してしまったらウィルスは消滅しても身体は元には戻らない。私や君は……女のままさ」
女は小さく首を横に振りながら言った。
「……そうですか」
俺は溜息を吐きながら呟いた。
「1ヶ月前までは膣内にまだウィルスが残留していたから最後に君とセックスしたやつも女になったが、今はそこのウィルスも滅したからな」
「…………」
「ウィルスが存在しない君を犯させても犯したやつは女にならない。それじゃ意味がない。それに……」
「それに?」
「『ウィルスが消滅したことで普通の女性となんら変わりなくなったのならば普通の女性と同様の扱いをすべきだ』という意見が出てね。……勝手な言い分だが」
「そうですね」
女の言葉に俺は少しだけ、ほんの少しだけ笑った。
「プロジェクトは性犯罪者に対する処罰プログラムを除いて解散または規模が縮小される。君もこれ以上留めておくのは経費の無駄、ということになったのでここから出て行ってもらう。いいね?」
「分かりました」
俺は頷きながら立ち上がった。
- 34 :
- それまでいた場所は秘密だから、ということで目隠しをされて運ばれた先は大きな病院の通用口だった。
「ここは私の再就職先さ。さっき言ったようにプロジェクトが解散するんでね」
そう言って女は個室の一つに案内した。
「ここには浴室もある。シャワーを浴びたらこれに着替えて」
女が俺に紙袋を渡す。
俺はシャワーで身体を洗うと紙袋を開いて中の衣類を着けた。
着替えを終えて浴室から出ると女が俺の姿を見て言った。
「ああ悪い、実はここのスタッフに『入院中の女性患者が退院するから』ということと身体のサイズしか伝えなかったもので……」
「いえ、いいですよ」
俺は膝のあたりでヒラヒラするスカートを軽くつまみながら言った。
正直、紙袋の中からこれが出てきた時は躊躇った。だが、俺はこの先、女性として生きていかなければならないのだ。ならばこれからスカートを穿かなきゃならない時もあるだろう。実際、目の前の女もスカートを穿いている。
俺は女に聞いてみる。
「似合って……ますかね?」
「ああ、問題ない。こう言うと気を悪くするかも知れんが……私よりもナイスバディだ」
最初にこの女と会った時、俺は女のFカップのバストに目を奪われた。だが……今の俺にはそれ以上のGカップのバストが身体にくっついているのだ。
女の言葉に俺は小さく吹き出した。
- 35 :
- 「まあその……なんというか……今までの事、いろいろとすまなかったな」
躊躇いがちに言った白衣の女の言葉に俺は大きく目を見張った。この女に対する印象は冷酷、高圧、そして敵意を感じていた。そんな女から謝罪の言葉が出てくるとは思っていなかった。
「お前がレイプをした……女はな……私の弟だったんだ」
「えっ!?」
「私よりも優秀で、なによりも真面目で優しくて女遊びなんてするやつじゃなかった。ところが交通事故に巻き込まれて大怪我を負い、手術の際の輸血の中に例のウィルスのキャリアのが混じっていたんだ」
「…………」
「気づいたときにはもうどうしようもなかった。弟は激しくショックを受け、それでもようやく現実を認めて女性として生きていこうと退院した翌日に……君に襲われた」
「っ!!」
「研究のためとして君を他の感染者とは別の完全密室の施設に入れたのも、女性化抑制やカウンセリングなどの治療を行なわせなかったのも、性犯罪者に対する処罰として君を襲わせたのも……私が提案した。弟の心をズタズタに引き裂いた君を許せなかったんだ」
「…………その……弟さんは?」
「3ヶ月前に施設を退院して社会復帰したよ。施設の担当者の一人が親身になって世話してくれてね、退院して一月後に結婚した」
「それは……」
「その弟に……まあ今は妹なんだが、結婚の際に当時のお前の境遇を話したら『可哀想だ』って言って涙を流してたよ」
「…………」
「情けないことに、その時になってようやくやりすぎたことに気がついた。それとほぼ同時に君の体内からウィルスが減少し抗体の存在が認められた。渡りに船だったよ」
「それじゃあ、あなたが?」
「私だけじゃない、他にも黒服の男とか複数のスタッフが協力してくれた」
「そうですか」
「本当にすまなかった」
「いえ、俺の方こそ……本当にすいませんでしたっ!!」
俺は白衣の女に深々と頭を下げた。
あの時の俺は自分勝手で他人の痛みをなんとも思わず、それどころか恐怖に震える女の表情と叫び声に嬉々としていたのだ。しかるべき罰を受けて当然だった。一生あそこから出られなくても文句など言えなかった。
「じゃあこれを」
そう言って女は俺に封筒を渡した。中に入っていたのは性別欄が「女性」と記載された俺の戸籍、住民票、就職の際の紹介状、そして……
「これはっ!?」
封筒の中から出てきた預金通帳に記載された金額を見た俺は驚きに目を見張った。
「こんなに……いいんですか?」
「君の身体から見つかった抗体のおかげでプロジェクトに使われていた施設や人員などの費用が削減できたし、国内や海外へ販売することもできる。それでも少ない方さ」
そう言って女は肩をすくめた。
少ないと言っていたが、言われなければ俺が気づくことは絶対になかった。たぶんこれもこの女の配慮なのだろう。
「それでは……失礼します」
「ああ、夜道や人通りの少ない場所は男に襲われないように気をつけろよ」
「ははっ、分かりました」
そう言って俺は個室のドアを閉め、病院の玄関から外に出た。
久々に見る太陽の光は眩しく、そして清々しく感じられた。
- 36 :
- 「あっ……はあっ……はうんっ」
右手でたわわな乳房が揉まれ、乳首が舌により舐められる。
ベッドの上で耐え切れなくなった俺の口から喘ぎ声が飛び出す。
左手の指が股間の縦溝を触れるように往復する。
「あはんっ、はあんっ、ああんっ!!」
全身が火照り、声が艶っぽさを増した。股間からは愛液があふれ、洪水状態だった。
男が愛撫の手を止めると無言で俺の顔を見た。俺は小さく頷いた。
俺の両脚が男の手により開かれる。男のペニスが俺の股間に触れ、ゆっくりと膣内に入ってきた。
「あああああっ」
俺の身体が快感に打ち震える。
ペニスの先端が俺の子宮に到達する。ペニスが少し下がったと思うと再び突き上げる。もう一度、さらにもう一度……
「あんっ……あんっ・・・あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!!」
往復のスピードが徐々に増し、俺の身体の中の興奮がどんどん登りつめていった。
「いっ、いくうぅぅぅぅ――――っ!!」
俺の膣が男のペニスを強く締め上げる。熱い迸りが子宮に注がれるのを感じながら俺は気を失った。
目が覚めても快感の波が身体の中をうねっていた。
俺の隣では男が寄り添うようにして右手で俺の髪を撫でていた。
- 37 :
- 俺が黒服の無言男と偶然再会したのは「退院」してから1ヵ月後の夕方から夜になろうとしていた時だった。
あの服装にあの体格、あの顔立ちだ。俺には一目見てすぐに分かった。
逆に男は視線に気づいて俺を見たが最初は気づかなかったらしい。しばらくしてようやく気がついたらしく、驚いたような表情になった。
軽く挨拶程度の言葉を交わしたのだが、男は無言だった。
その時、俺の腹の虫が鳴った。顔を赤くした俺に男はついて来いというような仕草をした。
連れて行かれたのは一軒の居酒屋だった。落ち着いた雰囲気で、料理が豊富で値段もリーズナブルだった。
アルコールの勢いもあって俺は男にいろいろ話した。まだ就職や住居が決まっていないこと、採用担当者や不動産屋が俺の身体を見てにやけた表情になること、一度は露骨に身体に触ってきたのでひっぱたいて思いっきり股間を蹴り上げたこと。
男は無言で俺の言葉に相槌を打ち、空になったグラスにビールを注いだ。俺も男のグラスにビールを注ぎ……
で、気がつくと二人してラブホの門をくぐっていた。
どうしてそんなことになったのか? 雰囲気に流されたというか、なんかスイッチが入ったというか……
当然……というべきか、ラブホに入った俺たちはそのままベッドインした。
男のセックスは……極上だった。触れる手、舐める舌、貫くペニスにすら俺に対する優しさが感じられた。
結局3ラウンドプレイした後、俺たちは別れた。次の日の夕方、俺の足は自然と男と出会った場所へと向かっていた。そして……男も俺を待っていた。
その日も俺たちは一緒に食事をしてラブホでベッドインして……翌日から俺たちは男の宿舎で同棲を始めた。
男はプロジェクトの解散で異動し、今の公務員宿舎も最近引っ越してきたらしい。部屋には荷物や家具の類がほとんどなかった。
朝、出勤する男を送り出すと俺も職探しに出かけ、夜に晩飯を食ってベッドイン。最近は晩飯のバリエーションを増やそうと外出の際に調理器具や材料選びをする時間が増えた……というよりほとんどそっちがメインになっているような気がする。
ただ……独身の男の宿舎に入り込んで半年。どうも俺の存在が隣近所で噂になり始めているようだ。男に迷惑をかけないためにはここを……出ていった方が……
「……頼みがある」
少し考え事をしていた俺は背後からの声に驚いて振り返った。
男は本当に無口で、こちらから話しかけても頷いたりするだけだった。表情や態度でこちらを気遣っているのは判るから別に不満じゃないのだが……とにかく、男の言葉を聞くのはこれが初めてだった。
「結婚……してくれ」
翌日、俺たちは入籍した。
- 38 :
- 入籍してすぐに郊外の小さな教会で結婚式を挙げた。
結婚式なんていいよ、と言ったのだが、男は珍しく強引に準備を進めた。
純白のウエディングドレスに身を包んだ自分の姿を鏡で見たときにはさすがにこみ上げてくるものがあった。
男の方は相変わらずの黒服だった。……が、それでもその日の男は「特別」に見えた。
出席者はほとんどなかったが、その中にはあの白衣の女もいた。
「妹はちょうど予定日に入っててね」
そう言う女の傍らには優しそうな青年が立って微笑んでいた。
「あ、あの……こいつは職場の同僚で……別に親しいとか恋人というわけでは……」
なんとも言いにくそうな彼女の様子には思わず笑ってしまいそうになった。
教会の中に入ると祭壇の前へと進み、新婦の前で誓いの言葉と指輪の交換、そして……キス。彼の唇が触れた時は思わずイッてしまいそうになった。
そして教会の外でブーケトス。いたずらな風はブーケを白衣の女へと運んだ。ブーケを受け取った白衣の女は同僚の青年からなにかを耳元で囁かれ、顔を真っ赤にして硬直した。
……2ヵ月後、今度は白衣の女の結婚式にこちらが参列することになった。
そして恐らく結婚式というイベントがきっかけになったのだろう。あたしは自分のことを「俺」ということに抵抗を感じるようになった。
あたしはもう身も心も女で、妻で、そして……
結婚後は以前にも増して男と交わった、が、最近は少し控えている。
「あのね、今日病院に行ってきたの。……3ヶ月ですって」
それを聞いた夫は優しくあたしを抱きしめてくれた。
その夜、あたしは夢を見た。
あたしが生まれたばかりの赤ん坊を抱いて夫と微笑み会う。1年後には叶うであろう夢を。
(完)
- 39 :
- GJ!
そしてお疲れさまでした。
- 40 :
- 非常に楽しませていただきました! ごちそうさまでした(-人-)
- 41 :
- 長い事お疲れ様でした
存分に楽しませていただきましたわ
- 42 :
- GJ
さて、自分も一本書きたいんだけど
文章力も想像力もないし無理だった
書いたとしても大体MCとか年齢退行とかになるし・・・
- 43 :
- >>38
GJ!
とても良かった
>>42
強制ロリジジィ化wktk
- 44 :
- ドクターフィッシュっているじゃん?
余計な皮膚を食べて肌がツルツルになるじゃん?
ひらめいた
- 45 :
- 「密室」の作者です。
書いているうちに思いついたもう一つの結末をアップさせていただきます。
ストーリー的にはこのスレの8の続きとなります。
- 46 :
- 俺が密室に閉じ込められ……身体が女になって……百人を超える男に犯されて……
男が密室に入ってくるのは最初は3日おきだったのだが、途中から毎日やってくるようになった。二人の男から3Pを強制されたことも何度もあった。
こうなったのもあの女を襲って無理矢理犯したから、だからこれは自業自得……
(だとしても納得できんっ)
自分の行為が原因だったとしても、こう毎日毎日ヤられっぱなしという状況はあんまりだと思う。
(今に見ていろよ)
毎晩男に蹂躙され、体臭と精液まみれになった身体を用意された濡れタオルで拭くたびにそんなことを考えていた。……具体的な方法はなにも考えていなかったが。
ところが……である。
ある日、俺はまた男が入ってくるだろうと緊張して待ち構えていたのだが、予想に反して密室の扉は閉じられたままだった。
結局密室の扉は開かず、消灯の時間を迎えた。俺は照明が着えた暗い部屋のベッドの上で乳房を揉み、股間の女陰に指を這わせて自分を慰めた。
…………し、しかたないだろ? 毎日毎日、男どもに「開発」されていたのだ。夜になると子宮とか身体のあちこちが疼くんだよ。
で、その日を境にして男が密室に来なくなった。
それだけじゃない。3日に一度の検査も行なわれなくなった。
いったいどうしたのだろうか?
食事が運ばれる際に大声を出して訊ねてみたが返事はなかった。
朝、目が覚めると天井か壁を眺め、まずい飯を食って夜はオナニーをする。そんな日々が1ヶ月以上続いた。
このままじゃどうにかなりそうだ、と思っていたある日……
「退院だよ」
密室にやってきた白衣の女が唐突に俺に告げた。
- 47 :
- 「…………え? 今……なんと?」
「だから退院だよ。ここから出られるんだよ」
女の言葉が俺の耳を通り抜ける。
「出られる……え? でもどうしてっ!?」
今までこの身に起きたこと、そしてこの密室で行なわれたことを考えると、ここから開放されるなんて素直には信じられなかった。
女は俺の言葉に苦々しい顔になって言った。
「まあその……ぶっちゃけて言えば『お前をここに閉じ込めても予算の無駄だ。だから放り出してしまえ』ってことになったんだよ」
「ええっと、それは……どういうことですか?」
「お前はずっとこの部屋にいたから判らなかったろうが……2ヶ月ほど前、ここのスタッフの一人が突然女になった」
「えっ!?」
「例のウィルスに感染していたのだ。だが、そいつはお前を含めたウィルスのキャリアと肉体的接触はしていないと主張した」
「…………」
「翌日、二人のスタッフが女性化を始めた。さらに次の日は五人。我々は慌ててスタッフ全員を検査した。……全員感染してたよ」
「そんなっ!?」
「恐らく性犯罪者たちにお前を襲わせて感染させているうちにウィルスが変異を起こしたのだ。いつの間にか感染力が増大し、飛沫感染が行なわれるようになったのだ」
「変異? 飛沫感染?」
「飛沫感染というのはキャリアの唾による感染だ。唾というのは意外と飛ぶから、キャリアと2メートル以内で会話をしたらほぼ確実に感染する」
「っ!?」
「さすがにやりすぎたのだ。我々もそれに気づいてお前を襲わせるのを中止したが……遅かったよ」
「遅かった?」
「ここのスタッフ、お前を襲った性犯罪者、性犯罪者を護送した刑務所の役人と彼らを診察した医者、そしてその人たちが働いている刑務所と病院、感染範囲は止めようがないレベルまで広がっていた」
「あ……」
「さらにその中の一部が研修、会議、学会などで海外に出張した。いま、世界中からものすごい勢いで男性が消え、女性へと変わっているよ」
「ええっ!?」
「現時点で男性の数は世界中の人口の3割、日本では既に2割を切っている。しかもその中には既に感染して潜伏期間中のものもいるからな。今、世界中では男性をウィルスから護ろうと対策に大わらわだよ」
「…………」
「で、お前は今日限りで退院させることになった。理由は二つ、既にウィルスが蔓延してるので感染者を隔離しても意味がないこと、そして男性の保護に全力を投入するのでお前なんかを閉じ込めておくための予算は出せない、だとさ」
「なんだよそれ?」
俺は口を尖らせる。そんな俺の視線を払うように手を振りながら女は言った。
「とにかく、お前は退院だ。今すぐここを出て行ってもらう」
- 48 :
- 目隠しをされた俺を乗せて車が動き出した。
運転している白衣の女の話によると、今まで俺がいた場所はウィルスの感染対策のための研究施設として使うらしい。
そうやって運ばれた先はかなり年季の入ったおんぼろのラブホだった。白衣の女は俺の手を引き、部屋の一つに連れ込んだ。
「シャワーを浴びたらこれに着替えて」
女が俺に紙袋を渡す。
俺はシャワーで身体を洗うと紙袋を開き……
「おいっ!!」
俺は浴室を飛び出した。
「なんだよこれはっ!?」
そう言って女を睨みながら手にした衣類を握り締める。
紙袋に入っていたのは黒のスケスケのブラジャーとパンティー、それに胸と尻を同時に隠すことが困難なほど丈の短いベビードールいう衣類だった。
「ああ悪い、実は残った予算ではそれを買うのが精一杯だったんだよ」
「嘘つけえぇぇぇ―――っ!!」
ニヤニヤした女の言葉に俺は全力で突っ込んだ。
こんな特殊な衣類を買うよりも、量販店で普通に下着と衣服を買った方が安いに決まっている。
「じゃあ全裸で外に出るか?」
女がそう言って指差した先を見ると、さっきまで来ていた服と下着がズタズタに裁断されていた。
「くそっ!!」
俺は履き捨てるように言うとパンティーに脚を通して引き上げた。
続いてブラジャーの凹みを俺の乳房に合わせる。
「ほう、私以上のナイスバディに育ったな」
最初にこの女と会った時、俺は女のFカップのバストに目を奪われた。だが……今の俺にはそれ以上のGカップのバストが身体にくっついているのだ。
女の言葉に俺は顔を赤くした。
- 49 :
- 「あっ……はあっ……はうんっ」
右手で乳房が揉まれ、乳首が舌により舐められる。
ベッドの上で耐え切れなくなった女の口から喘ぎ声が飛び出す。
左手の指が股間の縦溝を触れるように往復する。
「あはんっ、はあんっ、ああんっ!!」
全身が火照り、声が艶っぽさを増した。股間からは愛液があふれ、洪水状態だった。
俺は愛撫の手を止めると無言で女の顔を見た。女は小さく頷いた。
女の両脚が俺の手により開かれる。俺の股間でそそり立つ物体が女の股間に触れ、ゆっくりと膣内に入ってきた。
「あああああっ」
女の身体が快感に打ち震える。
先端が女の子宮に到達する。俺は腰を少し引いて再び突き上げる。もう一度、さらにもう一度……
「あんっ……あんっ・・・あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!!」
往復のスピードが徐々に増し、女の身体の中の興奮がどんどん登りつめていった。装着したペニバンは内側にもディルドーがあり、それが同時に俺の子宮をも突き上げ俺もまた絶頂を迎えようとしていた。
「「いっ、いくうぅぅぅぅ――――っ!!」」
俺の膣がディルドーを強く締め上げる。熱くなった女の肉体を身体の下に感じながら俺は気を失った。
目が覚めても快感の波が身体の中をうねっていた。
俺の隣では細身の女が寄り添うようにして眠っていた。
- 50 :
- 俺が黒服の無言男……だった女と偶然再会したのは「退院」してから1ヵ月後の夕方から夜になろうとしていた時だった。
最初は判らなかったが、着ていた黒服が以前とまったく同じだったことが俺に正体を気づかせた。
しかしまあ……その時の黒服の似合わないこと似合わないこと。
サイズが全然合ってないのだ。ダブダブのブカブカ、ズボンの裾は短く切っていたようだが、それでも地面を引きずりそうだった。
さらに言えば周囲の人間は全員が女で、スカートやワンピースなど女物の服を着ていたので思いっきり目立ちまくっていた。
結局、俺が退院した後も男性はその数を減らしていった。
退院してから半年が経った現在、日本人男性の数は総人口の0.075%。徹底的な隔離政策の結果、最近になってようやく減少に歯止めがかかった状態だ。
世界中でも同様……いや、もっとひどい国もある。いまや男性は絶滅危惧種であり、世界遺産だった。
街中から男性の姿は完全に消えた。目にするのは女性、あるいは女性になった元男性である。
(肉体的な)女性が倍に増えたことで女性服や女性用品のメーカーは売上を大きく伸ばした。逆に紳士服や男性用品のメーカーはほとんどが倒産、あるいは女性服製造など業務内容の変更を余儀なくされた。
聞いた話では、それらに伴う設備投資と元男性が女性用の下着や衣類を購入することで経済が活性化し、景気が上向きつつあるらしい。
ということは景気回復は俺のおかげと言えなくもない。……が、公表しても袋叩きにされることはあっても感謝されることはないと思う。
考えてみれば、あの密室で俺を襲う男を連れてきたのは大半が無言男だったのだが、最後の5日間くらいは別の人間だった。
……俺と接触する機会が多かったのだ。あの頃には既に女になっていたのかもしれない。
しかし変われば変わるものだ。かつてのヤクザまがいの体格は華奢な細身へと、鋭い目つきはつぶらな瞳へと変化していた。
俺は無言でその場を立ち去ろうとしていた元無言男の女を強引にラブホへと連れ込んで……抱いた。
無言男だった女の身体はまるで少女のようだった。白雪のような肌、小さいが形の整った胸の膨らみとピンク色の蕾。終始無言だが、身体を愛撫すると耐え切れなくなって恥ずかしげに身をよじりながら可愛い鳴き声を上げるのだ。
すべてがツボだった。俺は体力の続く限り元無言男の女と肌を重ねた。女も自分の中の「オンナ」に目覚めたらしく、今日のように誘うとすぐに応じてくれる。
- 51 :
- 元無言男の女が目覚めると穏やかに微笑むと俺に身を寄せてきた。その姿に俺の中で込み上がってくるものがあった。
「結婚……するか?」
気がつくと俺はそんな言葉を口走っていた。
現在、結婚という制度は大きく様変わりをした。その一つが「同性婚の合法化」である。……もっとも、男が姿を消した現在ではどうやっても女同士でくっつくしかないのだが。
入籍すると、申請することで男たちから採取した精子の提供と人工授精による妊娠処置を受けることができるのだ。
目の前の女が赤ん坊を抱いて微笑む姿が脳裏に浮かぶ。
俺の言葉を聞いた女が恥ずかしげに顔を赤らめながら頷いた。その姿に俺は再び彼女を抱こうとして……
「なーにが『結婚……しようか?』ですって?」
勢いよくドアが開いたかと思うと地獄の底から響いてくるような声が聞こえてきた。
「お、お前、どうしてここにっ!?」
そこに立っていたのは例の白衣の女だった。仁王立ちになった彼女が怒りの形相でこちらを見ている。
「今日は泊りがけで見舞いに行くんじゃなかったのか? 妹さんは?」
彼女は遠く離れた病院で入院している妹を見舞いに一泊二日で出かけた……筈だった。
「妹は先週退院したよ。さっきも電話で話したが元気そうだった」
「ええっ!? そ、それは……よかったじゃないか」
妹の事を聞くと彼女が嫌な顔をするので詳しいことは知らない。だが最近は急速に快方に向かっているとは聞いていたが……
「で、現在のこの状況をっ、詳しくっ、聞かせてもらおうかっ!!」
女がそう言って俺に迫ってくる。
「あ、あはははは……」
俺は笑って誤魔化そうとしたが……たぶん無駄だろう。退院した妹の見舞いを口実に使って罠を仕掛けたのだ。おそらくもうほとんどバレているのだろう。
「ったく、人の家に居候しておきながら外出中に他の女を引き込んで絡み合うとはいい度胸じゃないかっ!!」
白衣の女の言葉に元無言男の女が驚いたように目を見開き俺の方を見た。
そう……そうなのだ。ほとんど無一文の状態で放り出されようとしていた俺は、白衣の女に徹底的に女の快楽を叩き込み、その結果俺は白衣の女と同棲することになったのだ。その白衣の女の家で俺は元無言男の女と……
「いやその……なんというか……ほら、ボリュームたっぷりのステーキを食べた次の日はあっさりした和食を食べたくなるっていうか……」
「なんですってっ!?」「……」
苦し紛れの言葉は火に油を注ぐ結果となってしまった。二人の鋭い視線に俺の身体から脂汗が流れ始めた。
「さて……この落とし前をどうつけてもらおうかな?」
- 52 :
- 入籍した俺たちは郊外の小さな教会で結婚式を挙げた。
結婚式なんていいよ、と言ったのだが、準備を強引に進められ俺の意見は完全に無視された。
「俺が……ウエディングドレスを着る事になるとはなあ」
身体のラインを強調し、胸の谷間が見えるウエディングドレスに身を包んだ俺が溜息混じりに呟く。
とはいえ……純白の花嫁姿に俺の中の「女」が歓喜していることもまた事実である。
俺の左腕に比較的シンプルで可憐さを強調したデザインのウエディングドレスを着た元無言男の女が右腕を絡めてくる。
反対の右腕は煌びやかなウエディングドレスに身を包んだ白衣の女にがっちりとホールドされていた。
俺は二人の花嫁とともに自分もまた花嫁として祭壇へと進んでいた。……というか強引に引きずられていた。
世界中の人間がほとんど女になってしまった現在、結婚という制度は大きく様変わりした。今じゃ同性婚だろうが重婚だろうが全部オッケーなのだ。
現在の状況に宗教界も大混乱。実はここも教会だった建物を業者が買い取って改装したセレモニーホールだったりする。
祭壇の前ではシスターに扮したスタッフが司会進行を行ない、俺たちは結婚の宣誓を行なって(行なわされて)誓いのキスを交わした。
「ふふっ、1年後は三人そろって『お母さん』だな」
白衣の女が俺の耳元で囁く。
入籍と同時に俺は妊娠処置を受けさせられ、同時に自分たちも同じ処置を受けた。
結婚して子供を生み、政府嘱託の医師である白衣の女と国家公務員(しかも管理職)の元無言男の女が仕事中は俺が子供たちの面倒を見る。それが二人が俺に突きつけてきた要求である。
(とほほ……俺が妊娠出産? しかも三人の子供の子育てだって?)
その時のことを想像し、俺は大きく溜息を吐いた。
教会の外では参列者(当然全員女)が俺たちを待ち構えていた。
「それっ」「くそっ」「……」
三本のブーケが青空高く舞い上がった。
(密室Another 完)
- 53 :
- (申し訳ありません、48と49の間に挿入しそこねてました)
「まあその……なんというか……今のお前……すごくそそるぞ」
興奮を抑え気味に言った白衣の女の言葉に俺は大きく目を見張った。
「そいつを着せて恥ずかしがるお前の姿を見ようと思ったが……気が変わった」
そう言って近づいてくる女の目には見覚えがあった。そう、かつて密室に入って俺を犯していった男連中、そいつらの目によく似ていた。
逃げようとした矢先に女は右手で俺の左腕をつかんで引き寄せ、俺の唇に自分の唇を重ねてきた。
「むぐっ……」
舌を侵入させながら女は残った左手で俺の乳房を揉み始める。
身体の芯を甘い電流が駆け抜ける。
女は身体の力が抜けた俺から着けたばかりのブラジャーを剥ぎ取りベッドの上に押し倒した。
白衣と服を脱いだ女が俺の身体の上で蠢く。
俺は快感に打ち震えながら右手を女の背中から脇腹へと回し……
(ここだっ!!)
「はうんっ!!」
脇腹を撫でられた女が俺の身体の上で大きく仰け反った。
俺は機を逃さず女の下から抜け出すと女の背中を指で軽くなぞる。
「あああああっ」
女が小刻みに震えた。
俺は女が着けていたブラジャーのホックを外し、身体を回転させて仰向けにさせると顕わになった乳首に舌を這わせた。
「あんっ!! あはんっ!! うふんっ!!」
女が身悶えながら叫ぶ。
「ああ……そんなっ……はあんっ……私が……くうんっ……こんな……ああんっ……女みたいな」
「ふん、ばーか、お前だって今は……女だろうが」
女の身体がどこを刺激すれば感じるか、どこを愛撫すれば抵抗する力を失うか、どうやれば女が「オンナ」になるのか……密室での日々が俺に深く刻み込ませていた。
俺は女のスカートを脱がせ、パンティーを下ろした。
女の股間が濡れてぬらぬらと光っていた。
「や……み……見ないで」
快感と羞恥で女の身体が桜色に染まる。
俺は右手を股間へと移動させ、中指で縦溝の中のクリトリスを触れるようになぞった。
「あんっ、ああっ、はんっ、ああんっ!!」
女の身体が跳ね、大きく身をよじる。
先ほどまで女に与えられた刺激と目の前の女の痴態が俺の身体をも興奮させ、腹の中の子宮が疼き始めた。
俺は女の両脚を開くと俺の両脚と交差させた。
二人の股間の柔らかな丘がぴったりと密着した。
(この俺が……「貝合わせ」を体験することになろうとはなあ)
腰を動かすと今まで経験したことのない快感が股間から伝わってきた。女が刺激を受けて腰を動かすとさらに大きな快感が生まれる。俺が身をよじると女も身をよじり……
「「あん、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ!!」」
二人のオンナの……いや、二匹のメスの鳴き声が部屋の中に響き渡る。
「「ああああぁぁぁぁ――――っ!!」」
俺と女は同時に叫び声を上げ、ベッドの上に崩れ落ちた。
- 54 :
- sageろ
- 55 :
- いかがだったでしょうか?
一応ダークっぽいものを目指したつもりなんですが……無理だったようです(笑)。
(おまけに最後に濡れ場を飛ばしてしまうし)
まあ、これ読んで楽しんでいただければ幸いです。
それでは機会があればまた。
- 56 :
- 濡れ場を飛ばしたことにさえ目を瞑れば完璧だ!
GJ
- 57 :
- 濡れ場が飛んで、最初訳が分からなかったけどGJ
- 58 :
- スレ保管庫見たけど、作品がありすぎてありすぎて・・・
オススメの作品あったら教えてください
- 59 :
- >>58
ANGE OU DEMON 〜天使か悪魔か
今まで、これを超える作品に会ったことない
次点で、カイトシリ−ズかな
- 60 :
- >>58
アルタン王子の敗北
心理描写の地の文たっぷり好みに合うんで個人的にダントツ
あとは
ANGE OU DEMON 〜天使か悪魔か〜
ヴァーチャル・ラバーズ
魔女カーミラ
- 61 :
- >>58
挙がってるの以外なら「閉じた世界で生きる意味」
セックス開始→「中に出すぞ!」→「え、妊娠しちゃう!」
と最後の最後で意識するか、そもそも妊娠のこと自体触れないのが多い中、
しぶしぶながら初めから子供作る目的で背徳感がいい
- 62 :
- 未完だけど橘悠とか
- 63 :
- ありがとうございました
読んでみます
- 64 :
- >>58
ノウブル(U^ω^)
- 65 :
- >アルタン王子の敗北
James Bond Lingerie is foreverの続きはまだですかね・・・
- 66 :
- 支援所(ε)の奪われた夫がかなりエロくて良かった
長編だけどちゃんと完結してるし
- 67 :
- 支援所で思い出したけどいい出だしなのにそこで止まってる作品が多すぎる
自分で書けと言われたらそこまでだがやっぱり続きが気になる、ぐぬぬ
- 68 :
- 夏の暑い太陽が沈んだころ一人寂しい部屋に帰り、風呂に入る。
ここ数日大学で寝泊りしていたので久しぶりの風呂だ。
数日分の垢を洗い流した後、脱衣所で体を拭いていると空豆ほどの大きさの何かが腰の真ん中あたりにくっついている事に気づいた。
取り除こうとそれをつまむと指の先からすべり、ズルリと腰の中に入っていくのを感じた。
すかさず腰の辺りに手を当て確かめてみると空豆ほどの大きさだった“それ”はおたまじゃくしの様に皮膚の下で暴れまわっている。
うねうねと腰の中で動き回るそれは段々と大きく細長くなってゆく。
暴れまわる“それ”の感覚に耐え切れず全身に鳥肌が立つと腕や足、胸からも体毛がパラパラと抜け不自然なほどに色白な素肌が現れる。
こんなに色白ではなかったはず―――そう考えるよりも体中に熱を感じ、息が荒くなる。
体が熱を帯びて敏感になったのだろうか、股間はカウパーを垂れ流しながらいきり立ち、
腕や足から覗かせる毛の1本もない素肌は触るだけで限界まで勃起した亀頭のように快楽を感じさせる。
それに呼応するかのように腰の中で大きく成長した“それ”は蛇のようにうねうねと背中を這い回る。
そしてまた動く度に膨大な量の快楽を脳に直接流し込み、ますます体を敏感にさせる。
堪らず射精してしまうが白濁の勢いは収まらず脱衣所に小さな水溜りを作っていく。
もはや大蛇と化した“それ”は間髪いれずに二度目の射精を促す。
2度目の射精をしてからからだろうか。真っ白な素肌と細い筋肉に覆われた体は次第にその角を失いやわらかい脂肪に覆われていく。
変化がわかり易かったのは胸だ。乳頭がピンと立ちその周りには脂肪が集まり女性的なふくらみを与えていた。
膨らむ胸を押さえようと手を触れると乳頭も異次元の快楽を脳に送り込む。
荒い呼吸は既に色艶のある女性のものであった。
三度目の射精が終わっても勃起は収まらなかったが股間でいきり立つイチモツは以前よりも明らかに縮んでいた。
射精のたびに送られる快楽、そしてそのたびに縮む股間。
その男の象徴が見えなくなったころ、今まで快楽を送り込んできた“それ”が突然腰の下あたりから飛び出した。
空気に触れた“それ”は最大の快楽をもたらし、膨らんだ胸に隠れて見えない股間からまるで男を搾り出すかのように精液を放たせた。
あまりの衝撃に意識は途切れ、そこからの記憶は無く再び起き上がった頃には日付も変わり深夜になっていた。
- 69 :
- バケツをひっくり返したような白濁の中で目覚めると気絶する前に起こったことが現実であるという事実、それ以上の体の変化に直面する。
気絶する直前、体から飛び出た“それ”は黒い光沢のある細かい鱗に覆われ先が矢尻状・・・いわゆる神話に登場する悪魔の尻尾のような形をしていた。
そして、、、背中から飛び出して脱衣所全体に広がった巨大な蝙蝠の羽―――いっぱいまで広げたら5mくらいの幅はあるだろうか。
その羽と尻尾によりもう自分は人間ではないのだと痛感する。
鏡で裸の自分を確認してみると以前の面影などほとんど無くなり、肉感的な躯体と巨大な羽と尻尾を備えた悪魔・・・サキュバスがいた。
しかし今は背中に生えた巨大な羽が邪魔でまともに動くことすらできない。
狭い脱衣所から出るためにもこの羽をどうにかする方法を考えていると5mの羽はたちまち背中に収納され体か軽くなった。
なるほど、多少念じれば体の中に納まるとは便利な羽だと考え尻尾も同様かと念じてみると尻尾も収納される。
背中を確認すると尻尾が生えていた辺りに鱗が残っているが別に怪しまれるほどではないだろう。
裸のまま多少広い自室に移動し布団の上で尻尾と羽を広げる。
出来立てほやほやで透明な粘液に包まれたそれらは根元から先端まで動かすことができ、神経もつながって触覚があった。
しかしこの巨大な羽は動かすたびにバサッバサッと風を起こしてあまりにも不便なのでしばらく仕舞っておこう。
さて尻尾はどうなんだろうと尻尾を手元まで寄せて掴んでみると既に股間から消えた男の感覚。勃起したイチモツの感覚と同じものだった。
しばらく尻尾の先の扁平な矢尻部分をいじるのに夢中になっていると射精感とともに何かが放出されたような心地になった。
しかし尻尾から精液が出ているわけは無く射精の後と同じような疲労感と達成感があるのみだった。
- 70 :
- ごめん下げ忘れた。
難しくてやりたくないこと(台詞、主人公の設定、一人称)から逃げてサキュ化に走ったスレチの結果がこれだよ!
あとで恥ずかしくなってにそうになら無かったら続き書くかも
- 71 :
- にたくなるな!!
- 72 :
- 続きを期待する
- 73 :
- 10代少女の心臓、同年代の少年へ 移植手術成功 東大
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/organ_transplant/?id=6087401
ドキドキするなぁ
- 74 :
- >>73
富江的ホラー話だと、移植された少年が、徐々に体が変化し、さらに性格も……となるよね。
鬼畜ゲーもしくはBADエンドだと、そのまま富江に心身とも乗っ取られて男を弄ぶ魔性のTSっ子に。
純愛ゲーないしハッピーエンドなら、富江の浸食を留める方法──幼馴染との思い出とか、
法力僧orエクソシストによる悪霊祓い、天才科学者が発明した抗体などなど──のおかけで、
完全に富江化することはなかったものの、美少女として生きて行くことに。
- 75 :
- さて、これからどうするか。
衝動的に自慰にふけってしまったが大切なのはこれからどうするかだ。
明日は幸いにも大学が休みなのだがそれ以降の予定は何一つ考えていない。
大学や親はどうするのか?生活費の工面はどうするのか?
男に戻ることはできるのか?
その時頭の中に一抹の希望がよぎる。
悪魔なのだから変身といった類のことが出来るのではないか、と。現に羽と尻尾は収納できた。
元の姿に戻ることが出来なくても元の姿に化けることで普段通りの生活が送れるかもしれない。
祈るように念じた。元の男だったときの姿を想像し、同時に自分がその姿に変化するよう念じた。
だが、いくら念じたところで大きく膨らんだ胸がしぼむことは無く、細くくびれた腰が元に戻ることも無かった。
- 76 :
- 唐突に腹が鳴る。
そういえば帰ってきてからまだ何も口にしていない。とりあえず何か食べ物を探そうと台所に向かおうとする・・・
ところが気づいたときには脱衣所に立っていた。床には数時間前に吐き出した大量の精液が水溜りを成している。
まさか、、、これを飲めというのだろうか。・・・確かに不思議なことではない。
人間ではないのだから、淫魔なのだから、精液を飲んだところでなんらおかしくは無いのだ。
だが頭の中の人間としての理性が警告する。
これを飲んでしまったらこちらには戻れなくなる。人ではなくなってしまう。魔物に支配されてしまう。と
だが淫魔の体も反発する。
もはやお前はヒトではないのだ。遅かれ早かれそれを飲む日は来るのだと。
そして悩めば悩むほど眼前の精液は魅力的に見えてきてイカ臭いはずの匂いは甘く美味しそうな匂いで鼻腔をつついてくる。
どうせ自分の体から出たものだし、少しくらいなら・・・そう考え人差し指と中指で床に広がった精液をすくう。
濃厚な糸を引きながらしたたる精液。指に付いたそれを舌で少しだけ舐める。
電気が走った―――というのだろうか。
とにかくそれは舌と、下半身・・・男の頃では存在すらしなかった臓器。即ち子宮。それらを直接刺激し淫魔としての本能と呼び起こす。
同時に耳は人としての理性が崩壊する音を確かに感じ取った。
もう止まらない。無我夢中になって自らの精液を舐め取る。沢山あった精液は瞬く間に無くなり、空腹感も感じなくなった。
再び鏡を見る。最初に見たときは羽と尻尾に気をとられすぎて『女としての自分』をよく見ていなかったから。
髪の毛は少し伸びた程度だろうか。赤茶色のショートヘアに正に美女といった風貌の顔。とび色の瞳
シュッとした細い体に不相応なほど大きな胸。頂上で桜色に染まった乳首はピンと上を向いている。
身長は170cmほどと以前と変わっておらずスタイルのよさが際立っていた。生きていてもまずこんな美人には出会うことすら叶わなかっただろう。
- 77 :
- 駄文ですまん。多分あと2回くらいで終わらせる
- 78 :
- いいね
- 79 :
- >>74
富江の設定も結構肉体変化的な意味でエロいよな。
体が徐々に侵食されるのはいいね。
- 80 :
- ネタが浮かんだので話を作ってみました。
ちょっと長くなりそうなので二回くらいに分けて行こうかと思います。
- 81 :
- 夢に美女が現れる。
これは夢だ。こんなに美しい女性が、僕の理想そのものの姿をした女性が現実にいるわけがない。
色白で張りのある若々しい肌。わずかに幼さの残る丸顔に穏やかなたれ目。
ストレートの黒髪は長めのボブカットで、濡れたような光沢を放っている。
細い首と華奢な肩、浮き出た鎖骨。対照的に豊満に実った乳房は僕の顔を片方だけで覆ってしまうほど。それでいて先端の桜色をした部分はあくまで可憐。
すっきりした贅肉のない鳩尾から下腹。左右に広い腰から下はしっとりと肉が乗っており、腰のくびれから尻の丸み、太腿の肉感が魅惑的な曲線を描いている。
これは夢だ。夢に現れる美女――サキュバス。
「あ、あぁ……あぁ……」
僕は朦朧とする感覚のなか、逃げようと体を動かそうとした。
しかし、自由に動かないのが夢の常。イモムシのようにもがくのが精一杯だった。
「怖がることないのよ、ボウヤ。これからたっぷりと、いい夢を見せてあげる」
サキュバスは微笑むと、僕の股間に顔をうずめてきた。
魅惑的な肢体にすでに反応していた僕のペニスに舌を這わせ、上目遣いに見つめてくる。
その妖艶な舌遣い。たちまち肉棒はこれ以上ないほど膨張し、早くも透明な液を漏らしていた。
舌が裏筋を上る。唇が時折軽いキスをするように肉棒のあちこちに触れ、そのたびにペニスが痙攣して先走りが下腹にこぼれる。
「うぁ……あぁ……あぁぁ……!」
数秒前まで僕を襲っていた恐怖はすでに消え去り、僕は彼女の口元を期待に満ちた目で見つめていた。
そしてサキュバスはにやり、と笑い亀頭にキスするとそのまま膨張しきった男に吸い付いた。
「ああぁ……あ、あぁぁ……!」
唇がカリの溝に密着し、舌が亀頭を這い回る。さらに吸引と細かな上下動が加わり、僕はその快感に瞬く間に屈服した。
「ああ、あぁぁ……!」
どくどく、どくどく……。
精液が溢れる間、吸引は続く。まるで生命を吸い取られているように、射精の脈動のたび、自分の腹がへこんでいくのが見えた。
腹だけではない。胸板も薄く、手首が細くなっていく。
吸われている。僕が吸われている……。
- 82 :
- 「ふふ……まだよ、ボウヤ。もっと気持ちよくしてあげる。いい夢はまだまだ終わらないわ」
サキュバスがそう言って僕の腰を抱きかかえる。
胸元に引き上げられた股間が彼女の豊満な胸に埋まり、その甘美な感触に男が息を吹き返す。
しかし、完全に勃起した男の証は、彼女の乳房に包まれまったく見えない。
彼女は胸を寄せ上げもしない。ただ僕の腰を抱き寄せただけで、僕のペニスをすっぽりと包み込んでいる。
それどころか乳房の弾力と重みが、四方八方から男の証を圧迫し、早くも快楽を搾り出していく。
「あぁ……あぁ……うぁぁ……」
女の胸に包まれた男の象徴が、苦しげに痙攣を繰り返し、先走りを垂れ流す。
甘い感触に悶え呻く僕をサキュバスは笑みを浮かべながら見下ろしていた。
不意に、彼女の二の腕がきゅっと狭まり、双房に圧力が加わる。
すでに射精寸前だった僕は、乳房にペニスを押し潰される刺激に思わず腰を揺さぶってしまう。
あまりに圧倒的な快感から逃れようとしたのか、あるいは本能的に敗北を認めて白旗を揚げたのか――
腰の揺さぶりに、圧迫されていた乳房とペニスが擦れ、その刺激で僕は再び射精した。
「あっ……あっ……あぁっ……!」
びくり、びくり、と腰をひくつかせ、そのたびに手足が細く縮んでいくのが見えた。
長い射精が終わると、サキュバスは僕の腰を解放し、覆いかぶさるように僕の顔を覗き込んだ。
いつの間にか僕の手足は、細く華奢に見えた彼女よりも貧弱になり、体格自体が彼女よりも小さくなっていた。
「ふふ……さぁ、いい夢は見られたかしら? いい夢はこれでおしまい。ここからは、悪夢の始まりよ」
両手を彼女に押さえ込まれる。胸に乳房がのしかかり息がつまる。
押しのけようともがいても、微動だにしない。
そしてサキュバスは、腰を艶かしく振り、股間と股間を擦り合わせる。
連続の射精にすっかり萎えた僕のペニスは、しかし、彼女の女陰に吸い込まれるように収まった。
熱く粘つく感触に圧迫感。無数のヒダが絡みつき、いつの間にか僕は三度勃起していた。
「うぅ……うぅ、あぁ……!」
悪夢。たしかに快感はある。だがそれ以上の喪失感、虚脱感。
大切なものが奪われていく感覚。捕食される恐怖。
サキュバスが腰を振る。もはやそれが快感だと認識するよりも先に、粘液が暴発する。
もうやめてくれと、体が降伏を示したのだ。
それでも悪夢は終わらない。
射精した僕を見下ろし、笑みを深めたサキュバスは腰の動きを止め、引き離した。
ずるり、と引き抜かれる感触。
彼女が僕の首に手を添え、頭を引き起こす。
「あ、あぁ……!」
悪夢だった。
僕の股間にあったはずの男の証はなく、やせ細った股間には筋が一本。
そして、サキュバスの股間には、暴力的に張り詰めた肉棒が。
「ふふ……まだよ、ボウヤ……いえ、お嬢ちゃん。悪夢は、ここからが本番よ」
- 83 :
- 膝立ちになったサキュバス――もうインキュバスだろうか――は僕の上半身を引き起こし、僕から奪ったペニスを僕の口元に突きつける。
元は自分のモノでも、ペニスを口に入れるなんて……閉ざした口元はしかし、鼻先をかすめた匂いに、力が抜けてぽかんと開いてしまった。
「うぐぅ……!」
その隙にサキュバスはペニスを僕の口にねじ込んだ。
口中に広がる、見知った匂い。しかし、今の僕にはそれが、香ばしく甘美なものに感じられた。
唾液が溢れ、反射的に吸い付く。咀嚼するように舌を絡め、喉を鳴らす。
そしてサキュバスが腰を振り始めた。
「む、うぅ……うぅ……」
苦しい。息ができない。なのに放せない。
激しいピストンに匂いが濃密になり、そして爆ぜた。
濃厚な粘液が溢れだし、本能的に飲み下す。息苦しさも忘れて夢中になった。
熱い粘液が食道を通って胃に落ちると、熱が広がってやせ細った体に滋養がいきわたるのを感じる。
しばし忘れていた呼吸を再開する。一呼吸ごとに痩せて骨の浮いた手足に瑞々しい肉がついていく。
手足だけではない。いや、むしろ手足よりも顕著に、胸が柔らかに肥え、乾いた肌が潤いを取り戻し始めた。
奪われた生命力が還元されているのか。しかし、戻され体に宿っていくのは男のモノではない。
「くっ……あぁ……!」
骨格の軋む鈍痛に息が乱れる。精を奪われ縮んだ骨格が成長……いや違う、変形していく。
腰骨が広く、高い位置に。同時に股関節も変化したのか、内股になる。逆に肩幅は狭く縮んだようだ。
女の体。奪われた股間にふさわしい体へと変化していく。
悪夢はまだ終わらない。
「ふふ……意外に、イイわね、あなた。さぁ、次は胸よ」
指で顎先を突かれると、僕は仰向けに押し倒され、膨らんだ胸が広がった。
サキュバスは僕の胸をまたぐようにして腰を沈め、固いままの肉棒を膨らみに擦り付ける。
「あ、あぁ……!」
その瞬間、僕は電流を浴びたように体を痙攣させた。
気持ちいいのだ。乳首でもない胸の膨らみを男根で触られるのが。
さらに彼女はペニスを胸に押し付ける。先端から透明な粘液があふれ、胸に塗り付けられていく。
無意識に僕は胸の膨らみを両手を寄せあげ、ペニスを抱えようとしていた。
だが彼女の男根は太く長く、僕の乳房は小さかった。掌で膨らみを寄せ、指でペニスを胸に抱える。
それが精一杯。とても彼女のようにはいかない。
「いいのよ、それで。ふふ……ちゃんとできたら、その分だけご褒美をあげるわ」
そう言って彼女は腰を前後し始めた。
固く熱い肉棒が僕の胸に擦れる。透明な粘液が大量にあふれ、胸全体がぬめる。
- 84 :
- 「あっ、あっ、あっ……」
突き上げの快感に声が漏れ、乳房の肉量が徐々に増えていく。
僕の乳首が鮮やかに充血した。
女の体に変えられ、胸を犯され、僕は感じているのだ。
悪夢だ。禁断の快感に溺れていく背徳感と罪悪感。
胸の膨らみは彼女のペニスを挟み込めるほどに大きくなり、僕は空いた両手の指を勃起した乳首に這わせる。
「はぅぅ……あぁ……あぁ……」
味わったことのない強烈な刺激に思わず腰を揺さぶる。擦り合わせた太腿がじっとりと粘ついていた。
「ふふ……イイわね、あなた。ご褒美よ、ちゃんと受け止めなさい」
腰の動きが早まり、胸がムクムクと膨らんで男根の先端を包みこむ。
そして熱い粘液が噴き出した。
胸の谷間からこぼれる白濁を反射的に掬い取ってしまう。
あぁ……だめだ、これを受け取ったら、また体が女になってしまう。
なのに体が言うことをきかない。吐き出された粘液を胸の谷間に受け止め、飛び出して顔にかかった液も舌を伸ばして舐め取った。
谷間に粘ついた白濁が肌に浸透していく。粘液に侵された胸がじんじんと熱を持ち、また大きく膨らみだす。
「あぁ……」
ムクムクと両腕でも抱えきれないほど。片方だけでも自分の顔よりも大きく。
彼女の胸にも負けないほどの大きさ。肌にはプリプリとした張りがあり、瑞々しい弾力に満ちた女の肉が芸術的な球体を形作っていた。
乳房の重みで華奢な胸板が圧迫される。息が苦しい。
しかし、僕は両乳房を腕で抱えるように寄せ上げ、媚びる視線をサキュバスに向けてしまう。
もう一度してほしい。またこの胸に肉棒を突き入れ、白濁を浴びせてほしい。
そんなことされたくないのに、快楽の染み付いた体が勝手に求めてしまう。
これ以上胸が膨らんだら、自分の胸の重みで押し潰されてしまう。そんな恐怖と、そうなってもいいと思えるほどの渇望感。
自分の胸が膨らんでいくさまを思い出すと、腰がビクつきあふれた粘液が太腿にぬめる。
「ふふ……また胸でしたいの? でも、本当に欲しがってるのは、ここでしょう?」
言って、サキュバスは僕の両膝に手をかけ、グイと脚を開かせた。
自分の胸に遮られ、まったく見えないが、太腿の間に粘液が糸を引く感触があった。
「だ、だめ……そこは……それだけは……」
胸を犯されただけでこんなにも求めてしまうようになったのだ。それを許したら、自分は完全に男を喪失する。二度と後戻りできない。
「あなたに私を拒否できると思って? それに、私は十分愉しんだわ。これが終わったら、あなたのコレ、返してあげてもいいのよ」
言って、僕の右手にぬめった肉棒を握らせる。
返してもらえる? ふってわいた希望と、快感への期待が重なり、僕は彼女を受け入れた。
股間の異物感。粘膜同士が擦れる痛みと快感。
- 85 :
- 「あぁ……あっ、あぁっ……!」
彼女が動く。決して早い動きではなかったが、体内で粘膜が摩擦する未知の快感に僕は翻弄され、そして溺れていく。
彼女が突き上げるたび、腕に抱えた乳房がユサユサと波打ち、自分の物とは思えない妖艶な声が漏れる。
「ふふ……とてもいい姿になったわ。特別よ、種を注ぎ込んであげるわ。ふふ……」
下腹部に膨れ上がる熱。彼女の男根から熱い何かが注ぎ込まれていく。
そして、彼女は僕から離れた。股間に挿入された異物感が徐々に薄れ、あるべきものが戻った感覚。
しかし、膨らんだ胸も、細くなった肩も、広くなった腰や内股になった脚も、そのままだ。
そして何より、注ぎ込まれた熱が下腹部で渦を巻いている。
「ほら、よく見なさい。あぁ、胸が邪魔で見えないかしら?」
いつの間にか仰向けの僕の枕元に移動していたサキュバスが、僕の両脇を抱えて上体を起こす。
両脚を投げ出したまま、彼女に後ろから抱きとめられる。
サキュバスよりも華奢になった僕の体は、その両腕にすっぽりと収まり、小さな背中は豊満な乳房に包まれてしまう。
そして彼女にうながされるまま、下を向く。
サキュバスにも負けないほど大きく膨らんだ乳房が視界をさえぎる。巨大な肉量をたたえた両乳房はしかし、重力に負けることなく美しい球体を前方に突き出していた。
体をよじり、胸をよけて体を観察する。
白くすらりとしたわき腹から尻まで、ひょうたんのようなくびれと膨らみのラインを形作っている。
そして股間には、そこだけ男を主張するペニスが存在していた。
力を失い萎れているものの、陰嚢とともにちゃんと戻っている。
「あら、そこじゃないわ。もうちょっと上よ」
サキュバスが耳元で囁く。疑問符を浮かべた僕はさらに上半身をよじり、胸に隠れていた下腹に視線を移した。
「え……?」
下腹が、ぷっくりと膨らんでいた。
まるで妊婦のように。そしてその膨らみは、徐々に大きくなっている。
「サキュバスの種をあなたの胎内に注いだわ。今あなたのお腹にいるのは私たちの赤ちゃんよ」
つづく
- 86 :
- サキュバスブームで僕満足
- 87 :
- 今回は以上です。
思いついたネタを並べていったら予想以上に長くなった上、書いてる最中に我慢できなくなり……
後編はできれば連休中に。遅くとも今月中には。
- 88 :
- GJ!!
- 89 :
- GJ
- 90 :
- GJGJ!!
- 91 :
- http://kwanzeoncalling.tumblr.com/post/93856763
こんな寄生虫を見つけた(リンク先微グロ注意)
妄想が捗る
- 92 :
- いやそれジョークだから
- 93 :
- サキュバスの繁殖 後篇ができましたので、いかせていただきます。
- 94 :
- 「うふふ……あなたがあんまり見事に女性化したものだから、私も我慢できなくて」
下腹に渦巻く熱が大きく、重さを増していく。
それに伴って、太腿や腰まわりが目に見えて痩せていく。
僕のお腹の中で成長しているんだ。
「で、でも、もう僕のあそこは男に戻ってる……ど、どうやって……?」
下半身が痩せてお腹が大きくなるにつれ、なぜか戻ったばかりの男根が充血し、うずき始める。
「うふ。心配いらないわ。サキュバスはね、男のおちんちんから産まれるの。白い粘液……精液にそっくりな粘液で産まれるのよ。怖がることはないわ。射精するのとまったく同じ。
サキュバスが最初に射精させるのは、自分を宿した実の父親。胎内から男を犯し、産まれて来るの。普通の射精と違うのは、量くらいよ。ほら、あなたのお腹の膨らみが、これからあなたがおちんちんから吐き出す精液よ」
すでに僕のお腹は一抱えほど。この中、全部が……
「う、うぅ……!」
肉棒がひくつき、先走りが漏れる。射精寸前のあの感覚。しかし、あともう一息のところで快感が足りず、射精には至らない。
寸止めの苦痛に思わず手が股間へ。しかし、サキュバスは僕の手首を掴み、押さえ込んでしまう。
「だめよ。これはサキュバスの最初の試練。自分の力だけで産まれて来なきゃいけないの」
「そ、そんな……あ、あぁ……い、イかせて……」
「そう、イカせられるように応援してあげて。ほぉら、がんばれがんばれ♪」
母の声に励まされたのか、肉棒に走る快感が強くなっていく。
やがてそれが僕の限界を超えて――
「あぁっ……! あぁっ……! あぁ――!」
濁液が噴き出す。普通なら数秒で終わる絶頂は、終わらなかった。
びゅるびゅると吐き出される白濁液がみるみる床に溜まっていく。それに反比例して下腹の膨らみが縮み、へこんでいく。
「あぁっ……! あぁっ……! あ、あぁ……」
十分以上射精は続いただろうか。やっと収まったありえない絶頂に僕はぐったりと脱力して背後のサキュバスに体を預ける。
朦朧とした視界で床に溜まった粘液を見ると、それは一塊に集まり、ゆっくりとおぼろげながら人型を形成していた。
体格は赤ちゃん……よりも大きい。二歳? 三歳? もう少し上?
おおよそ人型になると立ち上がり、こちらを見る。
僕を見たのがわかった。顔が出来ていく。目、鼻、頬、口、皮膚が出来て人間の幼児と遜色のない姿――僕の背中を支えるサキュバスとそっくりの顔立ち。
いつしか、直立して僕とサキュバスを見つめる、一糸まとわぬ幼女の姿があった。
- 95 :
- 僕と彼女の、娘。
娘が微笑む。彼女とそっくりな笑み。
そして近づき、僕の胸に抱きついて……
「うぁっ……あぁっ……あぁ……」
僕の乳房に吸い付いた。生まれたばかりとは思えない、吸引力。
それだけではない。乳首に吸い付いた舌が、幼子とは思えないほど艶かしく絡みつく。
「そん……あぁっ……」
乳首を吸いなぶられる快感に、何かが決壊して、あふれ出した。
娘はそれを当然のように吸い出し、飲み下す。
ミルクだ。僕の胸からおっぱいが出ている。
でも――
「ん、あぁ……あんっ……あぁ……」
こんな、子供におっぱいをあげてるのに、気持ちいい。体が震えて、声が漏れてしまう。
おっぱいを吸われる快感に股間の男が反応し、さんざん放ったばかりなのにまた固くなってしまう。
吸い付く乳房を右から左へ。新たな乳首も瞬く間に娘に開発され、快感と引き換えにミルクを吸い取られる。
おっぱいを吸われるごとに、僕の豊満な胸が少しずつ小さくなっていく。
そして対照的に、娘は背が伸び、肉付きに艶かしさを備えていく。
手足が伸び、床に膝を着いた娘の太腿に、勃起したペニスが当たる。
乳房を貪る娘の動きに太腿とペニスが擦れ、先走りが白い肌に塗りつけられていく。
「うぁぁ……あぁぁ……あ、あぁ……」
乳首を吸われるよりもずっと直接的な性感に、漏れる声のトーンが変わる。
すると、娘は僕の乳房を吸うのをやめて、太腿に当たっているペニスと先走りを見つめ、そしてぞっとする目でにやりと笑った。
「あらあら。ふふ……おっぱいよりもおいしいのを見つけちゃったわね。あなたにとっても、おっぱいよりも気持ちいいわよ」
娘が一度僕から離れる。体格は11歳か12歳くらいになっただろうか。
しかし――さすがサキュバス、そのプロポーションはもう大人と変わらない。
大きく膨らんだ胸にくびれた広い腰、細長く伸びた手足と、生々しく肉が付いた太腿。
母親と同じグラマー体型。
そんな男を魅惑する体が、僕の下半身に覆いかぶさった。
柔らかな胸の膨らみが固く充血した肉棒を押し潰し、挟み込んだ。
とは言え肉棒の根元から先端まで、全部を包むほどのボリュームがあったわけではない。谷間から覗いた亀頭を、ぱくりと可憐な唇が包み込む。
そして、動き始める。僕を射精させるために。
- 96 :
- 「あ、うぁ……!」
胸でペニスをきつくホールドし、唇を亀頭に吸い付かせたまま、上半身を上下に揺さぶる。
柔らかさと弾力を兼ね備えた膨らみがサオを扱く。娘が上半身を沈めると、亀頭が深く咥え込まれ、ねっとりと粘液にまみれた舌が亀頭全体に絡みつく。
そして上半身を上げると、吸い付いたままの唇がじゅるじゅるとカリと亀頭を滑り、敏感な先端が乳房にぎゅっと押し潰される。
「あぁ……! あぁ……!」
繰り返されること、三往復半。僕は生まれて数分のサキュバスの幼子に、十秒とかからず限界に追い込まれた。
射精の最中も、乳房と口による愛撫を止まらない。射精の脈動のたび、僕はEカップくらいになった乳房を揺らして悶えた。
「あぁっ! あぁっ! あぁ……は、あぁ……」
最後の一滴まで吸い出され、脱力して彼女に支えられた僕から娘が離れて立ち上がる。
そこに幼子の姿はない。完全に成熟した、大人の肢体。母親と瓜二つの、僕の理想の美女。
娘が身をかがめ、美しい顔を近づけて僕の頬に軽くキスをする。
「それじゃあ、さようなら、お父さん。またね、お母さん」
そう言って、娘はきびすを返して歩み去り、消えてしまった。
背後から僕を包むサキュバスはぎゅっと包む力を強めて耳へ息を吹きかけ、
「ふふ……ちゃんと娘が巣立つまで育てられたわね。素晴らしいわ。さぁ……」
そして彼女はするりと体を入れ替えて僕の前に回り、押し倒す。
「……ご褒美よ。愉しみなさい」
萎えたままの男根に、サキュバスの女陰が吸い付き、呑み込まれる。
熱い粘液に満ちた肉壷に咀嚼され、たちまち反応する。
「あぁぁ……そんな」
「今度は無理に搾り出したりしないわ。存分に感じて、好きなところで果てていいのよ」
そしてサキュバスは挿入したまま僕を抱きしめる。彼女の豊満な胸と僕の乳房が密着して互いに形を変えた。
「ふぁ……あぁ……!」
彼女は挿入したまま動かない。しかし、肉壁がきつく密着し、じゅるじゅると蠕動している。
その感触は、たとえ動かなくとも、僕を絶頂に導くのに十分だった。
押さえ込まれたまま腰を突き上げようとして果たせず、全身を痙攣させて快感の証を注ぎ込む。
すべて出し切り、息を切らせた僕の頬をサキュバスが撫で、微笑む。
「あなた、いいわ。ふふ、あなたは生かしてあげる」
そして肉棒を、僕から引き抜いた。
「あ、あぁ……! ま、また……」
サキュバスの股間に男根。僕はまた男の部分を奪われ、女の子の姿になってしまう。
「あなたのおちんちん、気に入っちゃった。これは私のモノ。これで他の女の子にも種付けするわ。だから、あなたは生かしてあげる。せいぜい長生きしてね。その間はおちんちんも元気だから」
「そんな……返して、返して下さい……」
僕が懇願すると、サキュバスはにやりと笑い、
「うふ。そうね、おちんちんだけじゃなく、あなたも気に入ったわ。それじゃあ、あなたに選択肢をあげる。
あなたはこのまま目を覚まし、女の子のまま、現実の世界を生きるか、それとも」
言葉を切り、サキュバスは僕の胴体に跨り、勃起した肉棒を僕の顔に突きつける。
「……この夢の中で、私を子作りを続ける?」
僕は返答できなかった。
なぜなら、突きつけられた、僕のモノだった男根に吸い付き、そして胸を寄せて抱きしめていたからだ。
滴る粘液を舐め取る。熱が体に広がり、女の肉が付いていく。
サキュバスの笑い声が聞こえ、熱い粘液が口内ではぜて、一滴残らず飲み下した。
たちまち胸が大きく膨らみ、尻や太腿に豊かな肉が付く。男を受け入れる準備が整ったのだ。
これで、ペニスを返してもらえる。
僕は自分から脚を開き、彼女のモノを受け入れた。
おわり
- 97 :
- 今回は以上です。
いままで女性化されても男に入れられるのはちょっと……と思ってましたが、相手がサキュバスさんならありかもと思えてきました。
ではまた機会があれば。
- 98 :
- >>97
とても面白かったです
ありがとうございました
- 99 :
- いやー素晴らしかった
ほんとうに素晴らしかった
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