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輪るピングドラムでエロパロ
- 1 :11/08/05 〜 最終レス :12/06/16
- 今クールのアニメはかわいい妹多すぎだろ・・・
- 2 :
- 先生、3号はありですか!?
- 3 :
- レスつかねぇ
- 4 :
- スレたってたんだ。
- 5 :
- 生存戦略♪
- 6 :
- 最初タイトルを見たとき、ピンクのドラムってなんだ?と思ったものだ
- 7 :
- 晶ちゃんかわいい
- 8 :
- 冠葉×陽毬、晶馬×リンゴってところか
- 9 :
- ペンギンのドラム=ピングドラム
- 10 :
- スレの生存が危うい
- 11 :
- 作品中で晶馬の童貞卒業は描かれるのか否か
そのとき晶馬は襲うほうなのか襲われるほうなのか
- 12 :
- きっとネタを隠し持っているおまいらに告げる
金曜第9話で展開が進むらしいので、さっさと書いて投下するがよい
- 13 :
- あれ?今って7話だったっけ?
じゃあ第9話って再来週か?
- 14 :
- 再来週だね。
待てない!
- 15 :
- 2号の食欲が晶ちゃんの性欲の現れだとしたら晶ちゃん実はとんでもない絶倫じゃなかろうかと予想してる
- 16 :
- ベタだが、提供のキングレコードとかが企業キャンペーンとして
外人のやたら目の大きな女の子を捕まえてきて
白レオタードを着せる+その上から例の衣装を着せる+ペンギン帽を被せるをして
日曜の歩行者天国中の秋葉原のどっかのビルの上に拡声器を持たせて
大音量のrock over japanを流して音が切れたところで叫ばせる。
「きっと何者にもなれないお前たちに告げる〜」
群衆のあきれかえった注目の中、女の子はモジモジする。
そりゃするだろう。自分の素っ頓狂な格好とセリフの恥ずかしさを考えれば。
それを見たら自分はBDを探して買うな。可哀想だもの。
と本スレ雑談を見て思いますたよ。
- 17 :
- 非常階段で押し倒したさいに晶ちゃんが「あんたが多蕗にしようとしたのはこういう事だよ」
って感じで覚醒して、エロい事になったおかげで亡フラグを回避する。
そんな晶ちゃん生存ルートをさあ早く!!
- 18 :
- age
- 19 :
- 冠葉×陽毬です。近親相姦ダメな方はご注意下さい。
高倉冠葉はなかなか寝付けずにいた。
流しで水を一杯飲んだ後、便所に行ったところで便器に座ってうなだれる。
小さくため息をついた。
理由はごく普通の少年らしい懊悩で、しかしその対象は普通とは言えない始末なものだから、余計に彼を悩ませていた。
だいたい、陽毬が悪いのだ。
冠葉はそう実の妹へと責任を押し付けた。
13歳にもなって、陽毬はあまりに無防備すぎる。
家族の前なんだから当たり前だろ、と双子の弟、晶馬ならそう言うだろうか。
いや、それにしたって、と冠葉は思う。
入院生活が長かったので、病衣を着ている時と同じに、陽毬は普段も下着を着ないのだ。
つまり、ブラジャーをつけずに裸にオーバーオールを着ているのである。
その為陽毬の傍らに立つと、嫌でもオーバーオールの隙間から、膨らみかけの青い果実がぷるぷるしている様が覗けてしまうのだ。
陽毬に生理がきたと看護師から聞いた時、そろそろブラジャーも必要になってくるだろうと、その時付き合っていた女に頼み、いくつか小学生用のものを買って与えてはあった。
しかし面倒なのだろうか、冠葉が見ている限り、陽毬はついぞつけていた試しがない。
付け方がわからないのだろうか。
しかし、教えようにも冠葉自身にもさすがにつけ方はわからなかった。(知っているのもどうかと思うが)
脱がせ方なら分かるんだがなぁ…と晶馬が聞いたらまた非難されそうなことを思う。
冠葉が頼めばいくらでも、女達は家にまで来て陽毬に教えてくれるだろう。
が、この、陽毬好みに飾り付けた家に、冠葉は陽毬以外の女を入れたくなかった。
それに、これは少しの罪悪感を伴う、冠葉が見つけた冠葉だけの楽しみでもある。
実の妹を女として見ている冠葉にとって、陽毬の無防備さはまさに秘められた密そのものだった。
- 20 :
- 晶馬は気づいているだろうか。
否、鈍感な弟は気づいてはいないだろう。
それに晶馬は陽毬を溺愛しているだけの、至って普通の兄だ。
冠葉とは違う。
子供のような少女が秘めた、女の蕾がゆるやかにひらき、ひときわ甘い香りを仄かに放つその様に、劣情をもよおすような兄などではない。
気づいたとて、冠葉ほど意識するかどうか。
まるで童貞に戻ってしまったようだと冠葉は思う。
いや、変態の、オッサンになってしまったのか。
未成熟な少女の性、それも実の妹にこんなに激しく欲情しているなんて。
素肌とオーバーオールの隙間から覗いたふんわりとした乳房と、生地との摩擦で少しだけ尖ったもう子供のものではない乳首。
冠葉は重くのしかかってくる胸の痛みに喘ぎながら、陽毬の乳首を思い出して充血したぺニスをやんわりと握った。
実の妹でなく、ただの女なら強引に唇を奪って歯列を舐め、口の中を唾液でドロドロにし、オーバーオールの隙間からその淡い乳房を揉みしだいて乳首だけでイかせてやるのに。
そうしてあの可愛い声で名前を呼ばせてやるのだ。
「冠ちゃん、」と。何度も。
そんな妄想で遊びながら冠葉はぺニスをしごきだした。
妄想の中の陽毬は、冠葉に乳首を吸いつくされ、全身を舐められて、陸に上がった魚のようにぴちぴちと跳ねる。
「あん、いやぁ…」と蕩けた表情で腰をくねくねと蠢かす。
冠葉はしつこく陽毬の左右の乳頭に唾液を絡めて舐めしゃぶる。
他の男にいつかこの可愛い蕾が汚されるなんて。
1ミリだって想像できるものか。
陽毬は俺のものだ。
冠葉の手の動きは更に速くなってゆく。
理性では、運命では、本能では、遺伝子では。
決して妹と結ばれないと分かっている。
だがしかし、そんなものを超えたところで、ときに妹をめちゃくちゃに愛したくなる。
冠葉だけの蕾なのだと実感したくなるのだ。
妹があと何年かして、美しい花として咲き誇るとき、その花びらを散らすのは自分でありたかった。
陽毬は冠葉だけの女であればいいのだ。
晶馬だって渡すものか。
そう思ってから冠葉はふっと笑った。
きっと、こんな醜い独占欲と、昏い欲望を弟は抱いてはいないし、理解も出来ないだろう。
そしてそれは当の陽毬でさえも。
そう思うのと同時に快感は一気にはぜて、色のない花火がポタポタと便所の床に散った。
- 21 :
- 続きは…!?たまらん!(´Д` )
- 22 :
- 翌朝、冠葉は7時を過ぎて尚、寝息をたてていた。
自慰の後は決まって罪悪感から更に眠れなくなる。
冠葉が晶馬の隣で就寝したのは丑三つ時を過ぎてからだった。
一方、このところプリンスオブクリスタル並びに荻野目苹果に関わる悪夢にうなされて、
起床が遅くなりがちだった晶馬は、その朝は以前のように早く起きて朝食の支度をしていた。
例のごとく、ペンギン2号も手伝っている。
陽毬はといえば、ペンギン3号と一緒に、なかなか目覚めない冠葉の布団の上に乗って、
まるで日曜日の子供のように冠葉に声をかけていた。
「冠ちゃん起きてー!遅刻しちゃうよー」
「…………」
「冠ちゃーん」
対して冠葉は無意識の内に無言で顔をしかめる。
「もう、起きないと遅刻しちゃうんだよっ!」
陽毬がさっきよりも大きな声でそう言うと、ようやく、眠たそうに冠葉は薄目で陽毬を見た。
そして更に陽毬の状態を。
冠葉に起きろと言いながら、自らもネグリジェのままで冠葉の上に乗っていた陽毬の胸元は、たゆんだネグリジェの衿から、やはりふっくらとしたふくらみと、やわらかそうな乳輪が覗いていた。
完全に寝惚けていたと思う。
冠葉は何を思ったか、陽毬の細い腰を両腕で抱いて、そのままどさりと自分の隣に倒した。
陽毬が驚いたようにひゅっと息を飲んだのを聞いてから、冠葉は、陽毬の小さな耳を甘噛みして、耳朶の奥へと響くように微かな声で言った。
「…誘ってんのか?」
数秒あけて、陽毬が困ったように、
「冠ちゃん…?」
と小さな声をあげ、そこで初めて冠葉は完全に覚醒した。
と、同時に、股間が陽毬と朝の生理現象によりいきり勃っている事実にも気づいて、彼らしくもなく慌ててしまう。
「ち、遅刻だ!遅刻!」
そう叫んで陽毬の腰から素早く両手を引っ込めると、大げさに布団をはいで、便所へと駆け込んだ。
「兄貴ー、飯出来たよー」
晶馬がそう声をかけてからしばらくして、冠葉はいつもの彼の呈で便所から出てきて着替えをし、食卓についたのだった。
- 23 :
- その日の昼、冠葉が更に悩んでいたのは言うまでもないが、陽毬も首を傾げていた。
「ねぇ、3ちゃん。朝、冠ちゃんおかしかったよねぇ?」
「キュ、」
わかっているのかいないのか、ペンギン3号はソファーに座った陽毬を見上げて短く鳴いた。
「誘ってるってどういうことだろ?」
変な冠ちゃん、とうそぶきつつ、陽毬は冠葉に抱かれた腰を、なんとなく自分でも撫でてみた。
よくわからないけれど…朝の冠葉は、なんていうのか、妹の陽毬でもドキドキしてしまうほど色っぽかった。
寝起きの掠れた声で耳の奥へと囁かれて、かぷりと優しく耳を噛まれて。
「うーん…。なんか…。ちょっとえっちな感じだったよねぇ…」
「キュ、」
陽毬の手には、苹果から借りた少女コミックが握られている。
少女コミックの主人公の相手役の男の子がするようなことを、きっと冠葉も平気でやってのけるのだと陽毬は思った。
寝惚けて妹の陽毬にしてしまうほどなのだから。
(冠ちゃんて…実はえっちなのかなぁ…)
そう考えて、陽毬はかぁっと頬を赤らめた。
ううん。
冠ちゃんは頼りがいがあって、男らしくて、かっこよくって、でも、女の子にモテモテだって晶ちゃんが言ってた…。
(冠ちゃんも…この漫画みたいなこと、女の子にしてるのかな…)
陽毬が開いているページには、相手役の少年が、主人公の少女にキスを落としながら胸を触っているシーンが載っている。
陽毬の小さな白い手は、漫画を膝へと置いて、自然と自身の唇と乳房へと向かっていった。
唇をなぞり、そのまま人差し指を口に入れて遊ばせながら、片方の手のひらは左の乳房にそっと触れる。
(オッパイ…触られたら、この漫画みたいに気持ちいいのかなぁ…?)
(好きな人と…キス…するのも…?)
- 24 :
- 陽毬はまだ、恋を知らない。
けれど、冠葉はその甘美さを知っているのだ、と陽毬は思った。
「あんっ…」
乳房を撫でていた指がふいに、乳輪を擦ってしまい、陽毬は甘い喘ぎ声をあげた。
それこそ冠葉ならば、もう一度、「誘ってんのか?」と言いたくなるほどの。
陽毬のノーブラの乳首はみるみるうちに、ピュクン、と洋服に突き出てはっきりと主張した。
冠葉が密かにその突起を優しくピンと弾いたり、更には摘まんでクリクリしたり、あまつさえ飽きるまで揉み吸いしたいとまで思っているとは、陽毬は知らない。
「っ…今の…、なに…?」
ただただ、乳首を通り抜けた刺激と快感に驚いていた。
「ん…あん…」
今度は洋服の生地と自然に擦れただけで乳首が気持ちよくなってしまう。
「やぁ…3ちゃん…オッパイへんだよぉ…あん…やだぁ…」
「キュ?」
ペンギンはやっぱりわかっているのかいないのか、少女を見上げて同じように鳴いた。
- 25 :
- wktk
- 26 :
- 冠葉陽毬待ってた!続き期待してます
- 27 :
- ktkr
冠陽もえるマジ禿げる
- 28 :
- ポケットに入れた携帯が震えて、晶馬は霧がかかったような眠気からようやく現実に引き戻された。なんだっていつも古文は眠くなるのだろう。
特に昼飯を食べた後は。
教師に見つからないようにポケットから携帯を取り出して、机の下でメールボックスを開くと、兄の冠葉からだった。
【今日は遅くなる。陽毬と先に食べててくれ。】
件名もない、そっけない文面だ。
どうせまた女絡みなのだろう、と晶馬は思わず呆れ顔になった。
女絡みは間違いないが、まさかそれが陽毬と顔を合わせ辛いからとは晶馬は露ほども知らない。
鈍感で常識的な弟の彼は、兄がまさか彼等の妹に対して欲情しているなどとは、思いもよらないのだ。
晶馬は冠葉からのメールを閉じてから、そのまま陽毬へのメールをこっそりと打ち始めた。
「あっ…はぅ…あァ……」
高倉家では、陽毬が思いもよらなかった快楽に荒い息を吐いていた。
(なに…これ…)
乳首から脳に伝わるピリリとした快楽とは別に、普段は排泄にしか使わない部分にも、ジュワッと広がっていく何かがある。それが何かがわからなくて、
「んっ…」
陽毬は尚も服の上から尖った乳頭を擦ってしまう。
「あァ…!」
セックスの時にあげるようないやらしい声で陽毬は鳴いた。
止まらない…。
今度はカリカリと爪をたてて乳首を引っ掻く。
「あぅあっ…!」
(だめ…とまらない…乳首だめ…気持ちいぃ…オッパイだめぇ…!)
ダメだと思う気持ちとは裏腹に、陽毬の乳首を掻く指はどんどん速度を増してゆく。
そして更に。
「きゃんっ……!」
陽毬の様子を見ていたペンギン3号が、急に陽毬の膝の上へと飛び乗ってきたかと思うと、陽毬の真似をするように、その嘴の先で陽毬の乳首を擦り始めた。
刹那、電撃が陽毬の脳を突き抜け、膣からは愛液がジュン、と溢れ出して、陽毬の下着に次々と滲んだ。
冠葉がその愛液の滑りにのって、陽毬の子宮まで己を押し込みたいと思っているなど、陽毬は知らず、下着の湿りによって更にうろたえていた。
- 29 :
- だが、の間際に際してでさえも、人形のように己の運命を受け入れた陽毬にとって、初めての自慰は、自分の中で火花が散っているような、鮮やかな生の感覚をもたらしていた。
「冠ちゃん…晶ちゃ…ん」
陽毬は微かな声で双子の兄の名前を呼んだ。
初めて知ったこの感覚は何なのか、兄たちに教えて欲しかった。
混濁した頭で再び兄たちの名を呼んだところで、陽毬の携帯がメールの着信音をたてた。
【今日も兄貴は遅いらしい。陽毬、今日の夕飯は何が食べたい?】
冠葉と晶馬が学校に行っている間、一人で留守番をしている陽毬が不憫で、もっと凝ったメールを送りたかったが、なにぶん教師の目をかいくぐってのことなので、冠葉同様、晶馬のメールも用件のみの素っ気ないものだった。
(…送信!っと)
冷蔵庫にも残り物はあったが、このところしょっちゅう家にいないことが多い冠葉への当て付けで少しだけ贅沢なものを陽毬と二人だけで食べてやろうと晶馬は思っていた。
頭の中で陽毬の好きな食べ物を思い描いてゆく。
冠葉には内緒で、流行りのアイスクリーム屋でトリプルサイズのアイスも買って帰ろうか。
つらつらと考えていると、陽毬からの返信が届いた。
【晶ちゃん、どうしよう。わたし、おかしいの。】
たった二文。
だが、一時にかけた陽毬の文だ。
妹を溺愛する兄は、真っ青になって教師に早退を申し出た。
もっと、もっと早く。
駅の改札を出て晶馬は、猛烈な速さで駆け出していた。
近頃の陽毬は不思議なペンギン帽のおかげでみるみる元気になっていた。
だから、油断していた。
考えてみると、陽毬は、ペンギン帽を外しただけで仮状態になってしまうのだ。
(間に合ってくれ…!!)
祈るような気持ちで晶馬が家にまで辿り着いたその時、確かに高倉家には妹、陽毬の声が響き渡った。
「生存ーッ戦略ーーーッ!!」
息を切らしたまま、晶馬はポカンとするしかない。
その晶馬を尻目に、謎のペンギン帽、プリンセス・オブ・ザ・クリスタルのイリュージョン世界が展開してゆく。
トリプルHの歌声にのって。
そして毎度のごとく、現れたペンギンの女王が、
「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」
と高慢に言い放ったところで、晶馬は、陽毬の状態を心配して青ざめたときとはまた別の意味で青ざめた。
- 30 :
- 冠葉×陽毬ですが、次回、プリクリ様×晶馬はさんで冠×陽になります。
苦手な方ごめんなさい。
- 31 :
- 普通に読み物として面白いんだが
- 32 :
- いったい、今日は何を言われるやら。
ピングドラムの回収はいまだ持ってなされておらず、相変わらずに荻野目苹果振り回されている晶馬はまたこのヘンテコなペンギンの帽子に宿った人格に罵倒されるのでは、と身構えてしまう。
そんな晶馬にプリンセス・オブ・ザ・クリスタルと化した高倉陽毬は彼女ではありえないニヤリとした意地の悪い笑みを浮かべると、
「この娘を満足させるのだ」
と、そう言った。
「満足?もしかして陽毬、お腹減ってるのか?」
いちおう、朝、作り置きしていったサンドイッチが冷蔵庫にあったはずだけど…と晶馬が言いかけたところで、プリンセスがふん、と鼻を鳴らした。
「童貞が。違う、」
「この娘の肉体を満足させろと言っている!」
「交尾だ、小学校で習っただろう、」
童貞、と言われて一瞬プリンセスを睨んだ晶馬だったが、その後に続けられた言葉の数々に硬直し、両目をイリュージョン空間に落としてしまいそうな勢いで絶句した。
その隙にプリンセスはいつものようにカツンカツンと、脊椎のような形をした奇妙としか言い様のない階段を降りてきて、いつのまにか晶馬の前に立っていた。
「何を呆けている。交尾など猿でも出来るわ。性欲は貴様ら人間の三大欲求だろうが、」
晶馬の青年に成りきれない顎をそっと掴むと、プリンセスはネオンのように妖しく光るピンクの瞳を細めて嘲う。
晶馬はと言えばプリンセスの瞳の光から目を僅かに反らしてダラダラと噴き出してきた脂汗の中、困惑していたが、
「だ〜〜〜〜っ!!」
突如プリンセスを振り払うと、青ざめた顔でよろめいたプリンセスを見下ろしながら、数歩後ずさった。
「ひひ、ひまりの口でなんてことを言うんだ!!ああっ僕たちの陽毬がどんどん汚されていくーっ!!」
「ちっ…反抗的な奴め。そもそも交尾は貴様らの妹が望んでいたことだ、」
「初潮を迎えてこの体はとっくにメスになっている。この娘がさっきまで、なにをしていたと思う」
「な、なんだよ…?」
プリンセスはそこで盛大に意地悪な笑みを浮かべた。
「自慰、すなわちオナニーだ!!」
「はっ…はぁ?!」
思ってもみなかったプリンセスの言葉に、晶馬のもともと大きな瞳は更に大きく見開かれる。暑いのか寒いのか、もはや体中から汗が吹き出していた。
音楽にのり、ペンギンたちを踏みつけて、姫と言うより女王が言い放つ。
「生存戦略しましょうか!」
- 33 :
- 「うっ…はぁ…」
「クク…気持ちいいか?」
ペンギンたちによって拘束された晶馬の股間をプリンセスはひたすら焦らすように、ニヤニヤしながら撫でていた。
晶馬のぺニスは抗いようもなく、制服のスラックスの下で固く大きくなってくる。
「童貞のくせに、立派なものを持っているじゃないか」
くすくすと笑いながら言われて、晶馬はカッとなった。
「くっそ…陽毬の顔で言うなよ!…離せ…やめろっ…!」
「おや…やめていいのか…?貴様のここはもうこんなだぞ?」
プリンセスはそう言って、ベルトを抜き取ると、いよいよスラックスを寛げて、トランクスの上から晶馬のぺニスを握った。
「くあっ…やめろ…陽毬を汚すなあぁっ…」
晶馬にとって、自身がクリスタルと化した妹に犯されそうになっている事実よりも、天使のような妹の可憐な手のひらが、プリンセスの意思によって汚い男のぺニスを握っていることの方が耐えられなかった。
もちろん、陽毬が日中オナニーに耽っていたなどと信じられるはずもない。
病弱な妹、陽毬は、昔から兄の晶馬にとって、永遠のこどもといっても差し支えがないくらい、純粋無垢な、汚れのない存在なのだ。
「ふっ、面白いことを言う」
「貴様の片割れはもう何度も、この娘を汚していると知らぬのか、」
「なっ…」
晶馬が口を開くより、プリンセスが晶馬のスラックスごとトランクスをずり下げ、勃起したぺニスを擦る方が早かった。
「あぁ…ほら、鳴け…わらわの前で鳴くのだ…!」
「あっ…あぁ…っ」
陽毬の小さな白い手は、ピンポイントで晶馬のぺニスを攻めたてる。
輪っかを作った指先が亀頭と雁をしつこく擦り、雁の窪みを何度も上下し、根元から裏筋を激しく扱きたてられる。
初めて他人から、否、妹から施される快楽に、晶馬の心は散り散りにかき乱されて、悔しさに目尻が熱くなった。
(ちくしょう…ちくしょう!)
妹を汚して、抵抗出来ない自分を今すぐしてやりたい。
いや、いっそ兄貴にしてもらおうか。
そう思った刹那、
「晶ちゃん、こっち向いて、」
ふいにいつもの優しい陽毬の声が聞こえてプリンセスを見ると、あの妖しげな瞳が眼前まで迫って、晶馬はセカンドキスを果たしていた。
プリンセス・オブ・ザ・クリスタル、実の妹と。
- 34 :
- 「晶ちゃん、だぁい好き…陽毬の為にイって…ねえ晶ちゃん」
「なっ…」
(…だめだ、だめだだめだだめだだめだだめだだめだだめ)
陽毬の指が、フィニッシュに向けてスピードを増してゆく。
だめだ、という自己と、これも陽毬の為なんだという自己が晶馬の中で激しくぶつかり合う。
そしてその衝突、せめぎあいが不意にお互いを相した時。
「あァ…ッひっ…ひま…りッィっ…!!」
晶馬は陽毬を抱き締めて、その手のひらに、大量の子種を吐き出していた。
一方、時間は遡って、冠葉は、晶馬が陽毬の為に早退をしたと、晶馬の担任の多蕗から聞き、急ぎ帰宅していた。
陽毬と顔を合わせるのはバツが悪かったがもうそんなことを言っている場合ではなかった。
(陽毬…!)
ペンギン帽のおかげで復活を遂げたとはいえ、常識的に考えればまだまだ陽毬は本調子ではない。
晶馬と同じように駅の改札を出て、冠葉は猛ダッシュで陽毬の待つ自宅へと走る。
息を切らして玄関の扉を開け、
「ひっ…ひまりっ…!!」と叫んだ時、同じように双子の弟の声も重なった。
冠葉が荒い息を整えつつ茶の間へと向かうと、そこには、陽毬を抱き締めて項垂れる弟と、晶馬の萎えたぺニスを握ったまま、くったりとした陽毬が居た。
- 35 :
- 冠陽とプリ晶でドロドロ展開…すっごい萌える…
続き楽しみにしてます!
- 36 :
- 文章上手いね。
分かりやすいし、丁寧だし、期待してます。
- 37 :
- うわああああ
これどうなるん
- 38 :
- 面白すぎる!冠陽目当てで読んでたけど、プリ晶の魅力にも気づかされた。続き期待
- 39 :
- 高倉冠葉が妹、高倉陽毬のことを、家族としてだけではなく、ひとりの女としての意味で、愛していると気がついたのはいったいいつのことだっただろう。
冠葉にはどうしても思い出せなかった。
けれど、そう気が付いてしまってからというもの、冠葉は常に罪の意識や陽毬に対する欲望と、闘っていたような気がする。
そしてそうした自制はいつだって、双子の弟が陽毬に対し、兄妹としてごくごく普通に接する様子に端を発していた。
晶馬と同じように、普通の兄として接しなければ、という常識と良心の鉄鎖が、いつもいつだって冠葉を支配していたのだ。
ある意味冠葉の輪留めとなっていた晶馬。
その晶馬が下半身を寛げて、陽毬を抱き締めている。
ペンギン帽を被った陽毬の方も、冠葉には晶馬に寄り添っているように見えた。
「おま…えら」
しばらく、冠葉は声を発することが出来なかった。
ようやく絞り出した声は掠れて、二人の耳には到底届かないように思えた。
自分が今まで必に圧ししてきた感情は何だったのか。
いつか妹が大人になって、他の男に奪われてしまうだろうことは、分かっていた。
が、それはまだまだ先の話で、また、その相手は冠葉でも晶馬でもないはずだった。
特に、冠葉と血を分けた晶馬では、絶対にないはずだったのだ。
ふいに、冠葉の中からどす黒い感情が噴き出してきた。
相手が晶馬だからこそ、許せなかった。
「晶馬…おまえ…ッ!!」
陽毬から晶馬を乱暴に引き剥がすと、イリュージョン空間に意識を移動させられていた弟は、気を失っているのか、まるで人形のように無造作に背後に倒れる。
そして、その晶馬にもたれ掛かっていた陽毬の方は、ゆっくりと顔をあげ、閉じていた瞳をひらいた。
あの妖しいピンクの光が、冠葉を上目遣いにねめつける。
「…嫉妬、しているのか…?」
「ッ!!」
「くだらん。ならば貴様も欲望の赴くまま抱いてしまえばいいではないか。この娘を。」
「なっ…ふざけ」
「ふざけてなどいない。わらわは知っているのだぞ。貴様が、この娘を汚したいと思っていることを。この娘に自分の愛を、受け入れて欲しいと願っていることを。そしてそれが叶わぬ夢であると知っていることもな、」
- 40 :
- 「てめぇ!!」
本音をつかれて、プリンセスと交叉した冠葉の瞳がナイフのような鋭さを帯びた。
「クク…どうした。本当のことだろう?」
「…ッ」
ギリ、と冠葉は奥歯を噛み締める。
「この娘を延命してやったとはいえ、それは永遠のものではない。この肉体が生き長らえているうちに、適当なオスとの交尾が必要だ。その相手がお前になるのかお前の弟になるのか、正直わらわにはどちらでもいい話だ、」
「…貴様が抱かぬなら、貴様の弟に、この娘の肉体をくれてやるだけだ」
プリンセスはそう言って嘲った。
瞬間、冠葉の中で何かが弾けた。
気が付けば強引に陽毬の唇に噛みつくように荒々しく、口付けていた。
「…ふっ…ン…ッ」
「ひまり…っ」
「ンァ…っ」
今までの忍耐や欲望や愛しさが、全部、全部、噴出したかのように、冠葉の荒々しいキスは止まらない。
激情のまま激しく妹の柔らかな口腔を味わう。
小さな舌を絡めては吸い、唾液を流し込む。
「ひまり、ひまり…っ」
「ふぅ…んっ」
同時に陽毬の痩せ細った華奢な体をこれでもかと抱きながら、冠葉は陽毬をカーペットの上へと押し倒した。
冠葉のオスの本能は、愛しさと嫉妬と異常な状況によって、みるみる内に熱く固くなっていた。
それを無垢な陽毬に伝えたいという、下卑た気持ちが沸き上がり、冠葉は熱くなった腰を陽毬の内股に押し付ける。
息継ぎの為に一瞬口を離すと、息苦しさに潤んだ宝石のような瞳から、今にもピンクの雫が零れ落ちそうになっていた。
「はぁっ…は、」
「…っふん、ケダモノめが。初めからこうしていればよかったものを、」
- 41 :
- 「黙れよ…っ」
尚も冠葉を罵ろうとするプリンセスの口を冠葉は再び塞いで口付けた。
陽毬の着ていたTシャツの裾から右手を入れて乳房を掴む。
何度も妄想したその肉の感触は男の手には余りにまろやかで、思わず退いてしまいそうになる。
冠葉は己を鼓舞するかのように、陽毬の舌を追って捕らえた。
そうだ。自分はずっとこうすることを望んでいた。
プリンセス・オブ・ザ・クリスタルの言う通りだ。
陽毬に愛されることは不可能でも、陽毬が他の誰かに奪われてしまう前に、自分が奪ってしまうことなら出来るのだから。
そこに陽毬の意志がないことに冠葉は長い間悩んでいたが、晶馬に先を越されたことが、彼を正気でなくしていた。
(陽毬…、陽毬…、)
プリンセスはもはや冠葉のなすがままだった。
うっとりと冠葉に身を委ねては、時折ピクンピクンと子兎のように震えるだけだ。
冠葉が陽毬の首筋に食らいついて動脈をベロベロと舐めても、柔らかな乳輪をしつこく引っ掻いて乳頭を優しく弾いても、プリンセスはもう、冠葉を嘲笑ったりはしなかった。
代わりに、
「あぁっ…んぁっ…!やぁっ…」
と、冠葉が妄想していた陽毬そのものの声で何度も鳴いた。
「吸うぞ陽毬…っ」
「や、いやぁああ、冠ちゃん…だめぇぇえっ!」
夢にまで見た、陽毬の可愛く尖ったおしゃぶりみたいな乳首を唇で挟んでチュウゥときつく吸ったところで、プリンセスが初めて抵抗した。
「いやぁあぁんっ!!」
否定の声をあげて冠葉を引き剥がそうとする。
しかし、病弱な少女の力など、健康そのものの男子高校生にかなうはずもなく、冠葉は思いもよらなかったプリンセスの抵抗によって、より昂ったぺニスを更に押し付けた。
「今更だろ、」
やり返すように不敵に笑って、冠葉はプリンセスに見せつけるように、膨らんだ乳首を舌先でいやらしく舐め回す。
「あぅ、やめ、あん、やめて…冠ちゃん…っ」
「あっ、だめ、乳首だめっ…いやぁっ…エッチなことしないでぇっ…!」
冠葉の下でプリンセスがもがくように暴れたが、冠葉は強い力で陽毬の体を押さえ付けた。
「今更っつってんだよ、止められる訳ねぇだろ、」
「お望み通り生存戦略してやるよ」
「お前の中にたくさん出して、孕ませてやる」
「お前のここ、何度も入れて、擦って、俺だけの形にしてやるよ、」
言って、口付けようとした時、冠葉は、気付いた。
気付いてしまった。
陽毬の瞳から、あの妖艶なネオンの光が消えていたことに。
冠葉が押さえ付けていたのは、ただただ、幼い体を快楽にくねらせて喘ぐ血の繋がった妹だった。
- 42 :
- わっふるわっふる
- 43 :
- ファビラスマックスwwwww
- 44 :
- 早くしてくれ
俺の息子が風邪ひいちまう
- 45 :
- 焦らさないでぇぇえ
- 46 :
- うおおおお続きが待ち遠しい
- 47 :
- つづきつづき!!!!お願い致します!
- 48 :
- 「…冠ちゃん…」
今にも泣き出しそうな、潤んだ瞳で名前を呼ばれ、ぎくんと固まった冠葉と陽毬の間を、数秒静寂が支配した。
冠葉の中で荒れ狂う衝動と良心が再びせめぎあう。
陽毬の悲しげな表情は、いつだってそれだけで一瞬で冠葉を真っ暗な気持ちにさせてしまう。
だが既に冗談では済ませられない、引き返せないところまで、来てしまったのだ。
怯む己に冠葉は言い訳を許さなかった。
何より、晶馬に先を越されたくない気持ちがあった。
自分と同じ、陽毬と血の繋がった、双子の弟だけには。
このエゴがこれからもずっと陽毬を傷つけ続けるだろうことに、冠葉は自分に悪態をつき、自分を責めながら、それでもこの気持ちは止められない、と思う。
最愛の少女が、冠葉を不安げな表情で見つめている。
時間を巻き戻して己を律することも、冗談だとごまかすことも、出来ない。
ならばこの醜い情動を、自分の心を、明かすしかない。
そうして永遠に憎み、嫌われてしまえばいい。
半ば捨て鉢になった冠葉には、もはやこの状況をどうすることも出来なかった。
「ひまり…、」
冠葉は陽毬の華奢な肉体をこれでもかと抱き締める。
「冠…、おにいちゃん…、」
それは、陽毬があえて兄と呼んでも止まらない。
冠葉は今度はありったけの愛しさを込めて、陽毬の唇に恭しく口付けをした。
「っん――――、」
そしてそのまま、血をわけた妹の心を凌辱する畏れから、冠葉は震えながら陽毬の体をもぞもぞと不恰好にまさぐる。
「、……――――きだ、」
口付けの合間にほんの微かに漏らされた言葉は、どこか嗚咽めいていて、聞き取れはしなかったが、それでも短い呟きは、陽毬の心をざわつかせた。
「冠ちゃん…?」
泣いているのだろうか、陽毬はふと、小刻みに震える兄の背中に手を伸ばし、冠葉の骨ばった少年らしい体をそっと抱きしめる。
「…っ」
冠葉はその温かさにはっとして、やんわりと陽毬の手を振りほどいた。
本来持つべきではなかった、うしろ暗いこの恋情を、容認されたと勘違いしかねなかったから。
こんなエゴは、酷く罵られて然るべきだ。
陽毬がそれを受け入れたなら、あり得るはずのない未来というものを、期待してしまう。
そんなもの、無駄だと分かているのに。
「……ごめん…」
そう呟いて冠葉は陽毬を解放した。
そうして、のそりと立ち上がると、高倉家を後にした。
ガララ…という引戸の開く音を、陽毬は冠葉によって押し倒されたままの状態で、ぼんやりと聞いていた。
- 49 :
- *
「ん…あれ…?」
イリュージョン空間でプリンセス・オブ・ザ・クリスタルによって、意地の悪い方法で絶頂させられた晶馬は、冠葉が出ていってから十分程して目を覚ました。
すっかり気を失っていた頭は、目が覚めるとキリキリと痛む。
こめかみを押さえつつ、晶馬は何か忘れているような…と目を閉じた。
だがしかしそれは思い出すと同時にすぐに晶馬を真っ青にさせた。
「ひまりっ…」
間の抜けた格好で陽毬を探すと、陽毬はぼんやりと床に転がって虚空を見つめていた。
「うわぁ…ひまり…っ!」
陽毬の様子に更に青ざめた晶馬は、陽毬に駆け寄ろうとしたが、スラックスはずり下ろされ、トランクスも半分下げられて萎えた中身が剥き出しになっていることに気が付いて、慌てて身なりを整える。
「……………」
「…陽毬?」
「………。あっ、晶ちゃん?!ごめんなさい、ぼーっとしちゃってた。いつ帰ってきたの?」
「え?!」
覚えていないのか?と聞き返そうとして、帽子が支配している間は陽毬は記憶がないことを思い出す。
「あ、あぁ…ついさっきだよ…。それより陽毬、体は大丈夫なのか?具合は悪くないか?」
晶馬の言葉が陽毬を一瞬固まらせた。
体は少しだけ熱を帯びて、熾火のようなものを残している。
冠葉がそうさせたのだ。
「……あ、うん。大丈夫だよ。鍛えてるもん」
しかし陽毬はそう言ってゆるく笑う。
「あ、そっか…。よかった…」
晶馬も後ろめたいことがあるせいか、つられてぎこちなく笑った。
- 50 :
- その日、深夜を回っても、結局冠葉は帰ってはこなかった。
「兄貴遅いな…」
「そうだね…」
(あぁもうなんでこんな時に限って遅いんだよ兄貴のやつ…。うぅ…陽毬と二人っきりがこんなに辛いなんて…)
罪悪感からくる気まずさで、晶馬は終始、陽毬の目を直視出来なかった。
ふと気付いたらあのピンクの瞳に変わっているかも知れないという、トラウマにも似た恐怖感もあった。
早く冠葉に帰ってきて欲しいと祈りつつ、しかし、自分と同じように妹を溺愛している兄と顔を合わせるのはやはり罪悪感からの辛苦がある。
晶馬がした陽毬にしたことを、もし兄に知られたら、半しどころじゃ済まされないだろうな…と考えて、晶馬は青ざめた顔で一人苦笑いをした。
一方、陽毬も深く考え込んでいた。
冠葉がくれた口付けと愛撫、それから微かなつぶやき――――。
相手が冠葉でなかったら、陽毬はその意味するところを、冠葉にたずねていたところだ。
女の扱いに慣れているだろう兄に。
(でも、冠ちゃん、震えてた)
それはいつもの兄に似つかわしくない、ひどく怯えた自信のない様子だった。
陽毬にのしかかってきた時の冠葉とは思えない程…。
その部分を思い出すと、顔から火が噴き出しそうだ。
言われた言葉の意味は、陽毬には全然わからなかったけれど、とてもいやらしいことをされたのだけは分かる。
そしてそれに恥ずかしい声を上げて反応してしまったことも、覚えている。
学校に行った冠葉が、何故家に居たのかも、
(うぅ…陽毬が、えっちなこと考えてたからかなぁ…)
それが何故冠葉に伝わってしまったのかも分からないけれど。
しかし冠葉の薄い唇の感触は心地よく、口付けは息苦しくも感じたけれど、幼い陽毬ですらそれが大人のするキスだと思った。
(冠ちゃん…あんなの、いつも、してるのかな…)
冠葉が過去付き合ってきた女達にも、あんなキスをしてきたのかと思うと、ちくんと胸が痛む。
何故痛むのかについては、陽毬にはやっぱりわからなかった。
それよりも。
(ファーストキス…だよ…冠ちゃん…)
陽毬はふっくらとした自分の唇に、そっと指を当てて何度もなぞる。
自然と頬が紅潮していたが、晶馬はまったく気が付かなかった。
- 51 :
- *
自宅の電気が消えているのを確認して、冠葉は玄関の引き戸を静かに開けた。
今夜だけは、どうしても晶馬や陽毬と顔をあわせたくなかった。
友人の家に泊まらせて貰うつもりだったのが、携帯電話を置いたまま飛び出してきた為、渋々戻ってきたのだ。
廊下がギシギシいわないよう、注意深く上がったところで、
「冠ちゃん…」
「…ひまり…」
暗闇の中から懐中電灯を持った陽毬が現れた。
冠葉はバツが悪そうに目を逸らすと、くるりと踵を返そうとする。
「待って!」
「…………」
「お願い冠ちゃん。あのね、その…ちょっとだけ…話し、たいの、」
冠葉は苦い顔をしたが、陽毬は冠葉の背中をそっと押して外へと出すと、後ろ手で玄関の引き戸を閉めた。
- 52 :
- わっふるわっふる
- 53 :
- ktkr
- 54 :
- 待ってた!
- 55 :
- 続きがきになりすぎる…!
- 56 :
- ありがてぇありがてぇ
- 57 :
- 読ませるねえ
先が気になりすぎる
描写が細かくてエロ抜きにしても面白い
- 58 :
- ほっしゅ
- 59 :
- 夏芽さんって絶対冠葉のこと考えてオナニーしてるよね
- 60 :
- リンゴは多蕗の考えてやってそうだったけど
晶馬が現れてから多蕗ではなく晶馬がチラついて苦悩してる
というのが>>59を見て脳内を過ぎりました
- 61 :
- 本編がアダルトすぎてシビレちゃってるから投下が少ないのだろうか…
もっとファイト一発すべきだな
- 62 :
- 保守
- 63 :
- 真砂子「そのキレイな顔を吹っ飛ばしてやる!」
冠葉「人生…最大の屈辱だ この俺がっ…一人エッチをするはめになるなんてっ」
陽毬「え・・・うそ・・・今・・・冠ちゃんの体からものすごいエロオーラが!」
こんな展開を期待
- 64 :
- 保守!
- 65 :
- 保守
- 66 :
- りんごと晶馬のほのぼのエロが見たいです、安西先生
- 67 :
- >>66
ベッドの中では晶馬が押せ押せ
りんごちゃんが超オクテだとよい
- 68 :
- ベッドに入るまでが至難だが
一度腹決めたなら半ば暴走状態で主導権を握り
終わった後で
「ご…ごめん,初めてだから力加減よくわからなくて…体大丈夫だった?」
とか言い出す
- 69 :
- いいな…!
- 70 :
- その容姿とは裏腹な感じがたまらない。
- 71 :
- >>68
これ本編でやるんだよね?^^
- 72 :
- 「ち、ちがうそこじゃないわよばかー!」
「ええぇぇぇ、ごごごめん」
(中略)
「いッ・・・たい」
「大丈夫?やめようか?」
「・・・やめないで」
「う、うん(うわぁかわいい///)」
みたいなベタなのを想像している。
場所はりんごちゃんちで、帰ろうとしたらお母さんに会っちゃって
りんごちゃんは平然、晶馬は挙動不審
- 73 :
- 本編がファビュラスマックスでどうしよう
とりあえず14話の続きを所望します
- 74 :
- エロパロが沈黙してて焦ったww
本編あんなことになったけど、気を取り直して晶苹のファイト一発書くことにするわ…
- 75 :
- >>74
期待してまってる!!!
- 76 :
- >>74
いつでもいいから出来たら是非とも投下してくれ
晶馬と苹果は本編でのやり取りもキャラも好きだから
>>67-72の流れがたまらなかったぜ
- 77 :
- 陽毬「きっと童貞を卒業できないお前たちに告げる。」
「私とセックスするのだ。」
「生殖戦略、しましょうか。」
- 78 :
- 苹果「晶馬くん…私、汚されちゃった…」
- 79 :
- ゆりにレイプされる苹果ちゃん
夏目さん乱入するも、ゆりに逃げられたので
取り残された苹果ちゃんをとりあえずレイプする
家に帰るとお母さんにレイプされる苹果ちゃん
お父さんの家に身を寄せると義母妹にレイプされる苹果ちゃん
友達の家にかくまってもらうと友達二人に輪姦される苹果ちゃん
すっかり女性恐怖症になり、夜道を歩いているところを陽毬に強引にお持ち帰りされてしまう苹果ちゃん
晶馬と対面してまた気まずくなる苹果ちゃん
- 80 :
- 晶馬と苹果のほのエロをまってる
いつまでもまってる
- 81 :
- 病みすぎて何を思ったのかレイプ目な晶ちゃんにレイプされる苹果ちゃん
プッツンきてレイプ目な晶ちゃんをレイプ仕返す苹果ちゃん
- 82 :
- もうわけがわかんねえw
ゆりにレイプされたことを盾に(?)
「お願い…そばにいて…」とせまる苹果ちゃん
さすがにレイプされた直後の子を突き放すわけにいかず
抱きしめてあやして単に横で寝てあげる晶ちゃん
朝起きて晶ちゃんの寝顔が目の前にあってびっくり苹果ちゃん
寝顔をじーーっと見つめて眉毛がどうとか鼻の形がどうとか唇がどうとか考える苹果ちゃん
そして唇を近づけて…
- 83 :
-
陽「ダメっ…はじめてなの…」
眞「だよね。シビレるね」
3「キュッキュッ…」
- 84 :
- おい3ちゃんは何やってんだよ
それとも3ちゃんにも手ぇだしてんのかよw
- 85 :
- >>83
白瀬中尉率いる南極探検隊はペンギン相手に獣姦を行ったそうな
ついでにうさぎは性欲が強く人の足に欲情したり
ニワトリと一緒に飼ってるとニワトリに股間を擦り付けたりする
つまり
陽「ダメっ…はじめてなの…」
眞「だよね。シビレるね」
ソウヤ「ですよね眞悧先生!」
シラセ「3ちゃんの中もシビレれます!眞悧先生!」
3「キュッキュッ…」
- 86 :
- >>82
つ、続きをっ
- 87 :
- 1号×エスメのエロも18禁なんやろか
- 88 :
- どっちかっていうとその2匹はエスメ×1号ではなかろうか
18禁かどうかは分からんw
- 89 :
- ペンギンの愛と言われると同性愛って思ってしまう
- 90 :
- >>80
プリンセスに脅され(唆され)ながらも自分気持ちには嘘付けない晶馬→リンゴを押し倒す晶馬
最初は嫌がっていたリンゴだが、徐々に晶馬に身体を委ねていく様子とかね
こんな感じだとほのぼのじゃあ無いんだよねぇ…
- 91 :
- 意識が朦朧としていた。
晶馬「・・・お前は・・だ」
一言言い終わる前に、今俺の目の前にいる女にキスをされた。
外国人の人が友達同士でもやるって言ってたけど、このキスはその類いではなく―『女』が『男』に愛を求めるキスだった。
晶馬「・・・っつ!離せよ!イキナリやって来て名乗らないでキスするとか普通あり得ないでしょ?」
「クスクス・・・晶馬君、まだ私が誰だか分からない?」
女は暫く晶馬を見つてからまた晶馬にキスしようと晶馬の身体の上を女が股がるような体制になった。
外から月明かりが照らされ、穏やかな風が雲を動かし徐々に女の顔に明かりが照らされた
晶馬「えっ・・・苹果ちゃん・・?」
苹果「フフッ ビックリした?」
晶馬「なっ…ビックリするも何も…」
突然、苹果が晶馬の唇に「ちょっと待って」と言わんばかりに苹果の人差し指を当てた。
そして、前屈みになり苹果は晶馬の唇にもう一度唇を重ね合わせた
晶馬「・・・っんん!」
抵抗しているものの、上から苹果の身体が 体重がのし掛かり更に苹果の髪の毛から甘い香りが晶馬の嗅覚を刺激している為か、晶馬は苹果の行為を止める事が出来なかった。
- 92 :
- ↑こういう感じの晶馬×苹果って、需要ありますか?
- 93 :
- うん
何時でも投下して下さい
ただ晶馬の一人称は僕で
苹果は荻野目さん・君呼びだよ
書き手に何か言うのあんまり好きじゃいんだけど一応言っとく
気分悪くさせたらごめんね
- 94 :
- >>93
どんとこい!
「荻野目さん」だけは注意してね
呼称は重要
- 95 :
- >>91
台詞の前に名前入れると台本ぽくなるからやめといた方がいいと思うよ
続き読みたい
- 96 :
- 「初夜…初夜ぁ…」
晶馬に馬乗りになっている苹果はすっかり正気を失っていた。
どうしてこんなことになったのかわけがわからない。
「ちょっとしっかりしてよ、荻野目さ、むぐっ!」
名前を呼んで我に返らせようと思ったのに、晶馬は苹果に唇を塞がれてしまった。
「ん…ふ…」
女の子の柔らかい唇の感触が直に伝わってくる。池に落ちたときに人工呼吸をしたけれど、あの時は苹果を助けることに必で柔らかい、だなんて後から思い出したことだ。
だがこれはキス。しかも立派なディープキスだ。
女の子特有のどこか甘い香りと熱さにくらくらしそうだ。…熱があるのは風邪をひいてるせいだが、キスをされた経験なんてない晶馬に気付けるはずもなかった。
「…ぷはっ、お、荻野目さんってば!」
「…え、なぁに?」
とろんとした顔で返す苹果はセーラー服を脱ぎ捨て、ブラ一枚の姿になっていた。
「なんて格好してるんだよ!」
「だって脱がないとエッチ、できないでしょ?」
「エッチって…!」
これから苹果が何をするつもりなのか鈍感な晶馬にもわかってしまい、晶馬は顔を赤くして手をバタつかせた。
「だっ、ダメだってばそんなことしたら!」
「初夜なんだからそんなことするんでしょ。ほら」
晶馬の右手を取り、自分の小さな胸に押し付ける苹果。唇よりも柔らかい感触が手に納まって、乳首が硬くなっていることさえ晶馬にわかった。
「わっ、わーっ!」
「あんっ!」
手を慌てて離そうとしたが、苹果に手首を握られたままじゃ胸を強く揉みしだくことにしかならなかった。
「おっぱい小さいけど、あっ、かわいくて、感度いいでしょ? ゆりさんに負けないくらい」
「う、うぅっ…」
もしかしなくても荻野目さん、僕を多蕗と勘違いしちゃってる?
それなら尚更こんなことやめさせなきゃ!
そう思っているはずなのに、晶馬の手や脚はすっかり麻痺しきったように動けなくなっていた。
しかも手は離れるどころか苹果に強く押し付けられ、苹果の成長途上の胸を思い切り揉んでいた。
「んあっ、あんっ! もっと、もっと触って、私のおっぱい、やんっ! おっきくしてよ…!」
「お、荻野目さん…」
今まで日記を盾に横暴に命令してきた少女が、今自分の手で痴態を晒している。
晶馬は唾をごくりと飲み込んだ。
「初夜、だからぁ…もっと、もっと優しくしてほしいのぉ…」
胸に置かれてたはずの晶馬の手が、今度は苹果のスカートの奥、白い下着の上へと置かれた。だから汁が滲み出るくらいに濡れているのが晶馬にもよくわかった。
「ね、触って、気持ちよくして?」
「う、うん…」
早く止めなきゃ、なんて思っているのに、晶馬の指は苹果のパンツにできている薄い溝をなぞった。
「やっ、あんっ!」
途端に震えて、かわいらしい悲鳴をあげる苹果。
- 97 :
- 続きは書いてません!!
- 98 :
- おい!!!!!!!!!!
はやく続き!!!!!!!!!!!!!
- 99 :
- >>96続き
晶馬はぐりっと強く指を押し込んで、苹果のクリトリスを軽く潰した。
「あんっ、んっ!! も、もっと、ゆびぃ、強くしてほしいのぉっ!」
苹果が喘ぎ声をあげて震えるたびに、パンツに染み出る汁の量がぬちぬちと増えていき、ソファに押し倒されたままの晶馬にさえ、雌独特のこもった匂いが届いた。
「荻野目さん…荻野目さん…!」
もだえる苹果の白い太腿がより晶馬の下半身へと強く押し付けられ、晶馬のペニスも下着の中で窮屈さに悲鳴をあげた。
ふといきなり無言になった苹果は、なんと晶馬のズボンのチャックを下ろして晶馬のペニスを外気に露わにした。
「あはっ、初夜だから、こっちも準備できてるぅ」
「だ、だめだよ、やっぱりこんなこと…」
今更だが晶馬は最後の抵抗を口にした。
「だめじゃないわ。これは運命日記に記されてることだもの。そう運命は絶対…私とあなたが結ばれることも絶対なの…」
ソファの上で膝立ちした苹果は、パンツの位置を横にずらし、そのまま晶馬の上へとゆっくりと座り込んだ。
晶馬のペニスを自分のアソコに咥えながら。
みちっ、みりっ、みりっ。
「あっ、んっ、やあああっ、きつ、きついよぉっ、しょ、処女膜破れちゃうっ、あ、んんんんんっ!」
「あっあっ、おぎ、のめさん…!」
そう、言動は『脳みそド腐れゲロ豚ビッチ娘』なんて言われるくらいひどいが、苹果は紛れもない処女だ。処女特有のセックス慣れしてない膣圧がきつく晶馬のペニスを締め上げた。
「う…うふふふ…でもこれだけじゃだめなの…」
「お…荻野目さん…?」
「だってこれはプロジェクトMへの第一歩にすぎないんだから。いっぱい、いっぱい出してもらわないといけないんだからぁっ」
ぎち、とまだきついはずの苹果は自分から動き出した。
ずぷっ、ずぷっ、ぐちっ、ずくっ。
苹果の膣の壁が晶馬のペニスを擦りあげて、愛撫していく。
「あひっ、おま、おまんこにいっぱい当たって、んあっ、どんどん、おちんこ、私の中で大きくなってくよぉ!」
「あっ、あっ、だ、だめって、そんな、したら、出ちゃう…!」
「いいよ、おまんこの、あん! 中、ひゃうっ! いぃっぱい出して、そして、んんっ、赤ちゃん、つくろぉ、ねぇっ、ああんっ!」
「あか、あかちゃ…!」
もう晶馬にもまともに物を考えることなんてできなくなっていた。
だから体を繋げたまま、騎乗位になっている苹果を逆にソファへと押し倒し、もっと奥へと自分のペニスを差し込んだ。
ずぷ、ずぷ、ずぷ、ずぷ。
セックスの方法なんて一つも知らないはずなのに、晶馬は自分のやりたいままに腰を苹果へと何度も押し付けて、ぶつけた。
「あ、あっ、あっ、おちんこ、奥にまで届いて、ら、らめぇっ、もう、赤ちゃん、赤ちゃんれきちゃううううう!」
「おぎのめ、さん…僕も…だめ!」
強く押し付けられたペニスの先端、苹果の膣の中で、どくどくどくと熱い晶馬の精液が放たれた。
「あひっ! も、もうらめぇ、いっちゃうううう!」
子宮近くに放たれた熱に、苹果の膣は飲み込むように全て受け止めて、そして苹果は力なく、手足をだらんと投げ出した。
「お…荻野目さん…」
晶馬が名前を呼ぶと、苹果は軽く「うぅ、ん」と身動ぎしたが目を開けることはなかった。どうやら気絶してしまったようだ。
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