2013年10レズ・百合萌え349: 【羽鳥×歩】ライフで百合萌え!その2【】 (167) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【羽鳥×歩】ライフで百合萌え!その2【】


1 :2007/10/07 〜 最終レス :2013/07/18

マンガ・ドラマのライフでの百合萌えを語るスレです。
SS投下は大歓迎(エロOK)。
メインCP以外は一言事前に言った方がいいかも?
前スレ【羽鳥x歩】ライフで百合萌え
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1184587154/

その他の関連スレなど
関連スレ(エロパロ板) ライフでエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1184658260/

2 :
公式
http://wwwz.fujitv.co.jp/life/index2.html
ブログ
北乃きい ttp://blogs.yahoo.co.jp/yokoyokoberry
福田沙紀 ttp://playlog.jp/fukudasaki/blog
細田よしひこ ttp://ameblo.jp/yossy-in-nangoku/
末永遥 ttp://www.central-g.co.jp/suenagaharuka/diary/
北条隆博 ttp://ameblo.jp/takahirohojyo/
その他に追加ルールなどがあればみんなで提案していきましょう。
スレタイミスってスマンorz

3 :


4 :
>>1


5 :
保守age

6 :
最近きいちゃんテレビで見ないなあ…
関さんはCMとかで見るけど

7 :
age

8 :
で、誰が書くのさ

9 :
…だれかいないの

10 :
羽鳥さんの中の人出てる。めちゃめちゃスタイル良か

11 :
>>10
制服がいまいちで関めぐみのカッコ良さ半減orz

12 :
制服変だし、しげるにゲロかけられるし、結局ぬし、……ああ関さんOTL

13 :
このスレ完全に失速したな

14 :
失速させたくないな…つー事で久々投下。許されるならまた愛海絡みもやりたいし、エロもやりたいな。
「…今みんな持ってるんだね、携帯って。」
未来は自分の横で携帯とにらめっこしている歩を見ながら言った。
「…あっ、ごめん。」歩は携帯を急いで閉じる。「…いや、何で謝るの?」「えっ?…未来がかまって欲しいのかなぁ………とか。」
自分で言ったくせに歩は顔を赤くする。そんな所が愛おしくてたまらないのに。
「まぁ、ちょっとね。」未来は歩の髪に軽くキスをする。更に照れる歩。そのまま未来は歩の肩を抱く。
「私は別に要らないけどなー、携帯って。なんかメールとか?良く分からないけど。」
「何で?メールだと結構気楽に話せるけどな…」「…うーん、でも…」未来は歩の目を見る。
二人が見つめ合う時間。本当は短いんだろうけど、凄く長く感じる。瞬きさえしたくない程、居心地のいい空間。
「……でも?」焦れったくなった歩が尋ねた。未来は一瞬笑顔になって、歩の唇にキスをした。
少しだけ顔を離す。「私は、伝えたい事は相手に直接言いたいから。活字の言葉なんかに頼らない。」
歩はその答えに固まってしまった。あまりにも未来らしい考え方。
歩は耐えきれなくなり、吹き出して笑った。「ちょっと、何で笑うの?」「…だって、未来っぽいんだもん。」
歩は未来の胸に顔をうずめ、まだ笑っている。未来は少し照れながらも歩の頭を優しく抱きしめた。二人はしばらくそうしていた。
冷たい風を寄せ付けない程、二人は優しい空間の中にいる。
規則正しいリズムが歩の耳に響く。
携帯じゃ伝わらないものがはっきりと歩に届く。
ちゃんと伝わってるよ、未来。
END
あー過疎ってる過疎ってるwww

15 :
失速させたくないな…つー事で久々投下。許されるならまた愛海絡みもやりたいし、エロもやりたいな。
「…今みんな持ってるんだね、携帯って。」
未来は自分の横で携帯とにらめっこしている歩を見ながら言った。
「…あっ、ごめん。」歩は携帯を急いで閉じる。「…いや、何で謝るの?」「えっ?…未来がかまって欲しいのかなぁ………とか。」
自分で言ったくせに歩は顔を赤くする。そんな所が愛おしくてたまらないのに。
「まぁ、ちょっとね。」未来は歩の髪に軽くキスをする。更に照れる歩。そのまま未来は歩の肩を抱く。
「私は別に要らないけどなー、携帯って。なんかメールとか?良く分からないけど。」
「何で?メールだと結構気楽に話せるけどな…」「…うーん、でも…」未来は歩の目を見る。
二人が見つめ合う時間。本当は短いんだろうけど、凄く長く感じる。瞬きさえしたくない程、居心地のいい空間。
「……でも?」焦れったくなった歩が尋ねた。未来は一瞬笑顔になって、歩の唇にキスをした。
少しだけ顔を離す。「私は、伝えたい事は相手に直接言いたいから。活字の言葉なんかに頼らない。」
歩はその答えに固まってしまった。あまりにも未来らしい考え方。
歩は耐えきれなくなり、吹き出して笑った。「ちょっと、何で笑うの?」「…だって、未来っぽいんだもん。」
歩は未来の胸に顔をうずめ、まだ笑っている。未来は少し照れながらも歩の頭を優しく抱きしめた。二人はしばらくそうしていた。
冷たい風を寄せ付けない程、二人は優しい空間の中にいる。
規則正しいリズムが歩の耳に響く。
携帯じゃ伝わらないものがはっきりと歩に届く。
ちゃんと伝わってるよ、未来。
END
あー過疎ってる過疎ってるwww

16 :
あ、ごめん間違って連投したホントごめんOTL

17 :
相変わらずGJ!
やっぱこの二人好きだ〜
是非また投下して下さい!

18 :
GJ!

19 :
今月は漫画の方も休んでるからねー、人いないのもしょうがない気がする
そんな中での>>14の投下
とってもGJです!
活字に頼らないなんて…羽鳥さんカコイイヨ羽鳥さん

20 :
ほのぼのGJ!
でもやっぱりエr

21 :
GJです!
DVD早く発売しないかな。
特典映像とかあったらめっちゃうれしいんだけど。

22 :
NGとかな!見てー。漫画も早く続きが見たい、置いていかれた羽鳥さんが
気になるよ・・・・。
それと久しぶりの投下GJ!!皆食いついてるし!この調子でお願いします。

23 :
読ましてもらってますよ〜
楽しみにしてます

24 :
みんな生きてたんだなww

25 :
噂の12巻買ったけど、羽鳥さんはアユムのことが好きすぎるだろう…。
しかし薗田と直人っていう男子フラグも立っていて百合百合しないように
うまくバランスとっているね

26 :
コミック版の羽鳥×歩はラブラブ過ぎ。
これでチューもしてないなんてありないだろう。

27 :
(どっちだよ

28 :
確かにどっちだww

29 :
歩と未来はちょっとした勘違いからすれ違い、お互いを避けるように。
やがて憎しみあい、新たなイジメと愛憎劇にまきこまれていく……。
末信センセならこれぐらいやってくれるに違いない

30 :
それ何て昼ド(ry

31 :
ボタバラみたい(笑)
でもあのドラマはヒロイン同士のキスシーンがあったし是非昼ドラ化してほしいね

32 :
ミキのアユムに対する独占欲は異常

33 :
おまいらもっともりあげるでちゅ!

34 :

いつから、1人でいる事に寂しさを感じるようになったんだろう。
昔は1人でいる方が楽だった。なのに…
今は1人でいる事の方が息苦しい。
「歩……」
雲ひとつない真っ青な空に向かって、愛しい人の名前を呼んでみても、この寂しさが埋まるわけじゃない。
「あたしって、こんな弱かったっけ……」
自嘲気味に呟いて、また空を見上げた。


過疎ってたのでコソーリw
しかも、こんな中途半端な駄文を書いてすんません(´Д`)
出直してきます!!

35 :
>>34
GGGGGG、GJ!
全然中途半端なんかじゃないです!
逆に、切なさを醸し出してる感じがする。
久々のSSをありがとう!

36 :
俺が廊下を歩いてると、みどりに捕まって女子トイレへ連れ込まれた。
そこには皆にいじめられて、水を被ってモップで叩かれてる愛海がいた。
俺は逃げようとするが、里絵と礼奈に押さえつけられて逃げられない。
みどりは俺に愛海をクンクンするように命じる。
最初は躊躇するものの、密かに憧れていた愛海の香りを嗅げる喜び、
愛海の制服を脱がさず、下着も外さずクンクンした。
俺は童貞だったが、すでに非処女である愛海の中は芳香な香りだった。
愛海は皆に押えつけられながらも必に罵声を吐き、唾を浴びせて抵抗したが、
あまりの気持ちよさに我慢出来なくなった俺が射精すると、
今までに見たことも無い哀れな表情ですすり泣いた。
みどり達はそんな愛海の姿を嘲り笑った。


37 :
(゚Д゚)

38 :
>>35
過疎ってたから誰も見ないと思って投下してしまいました。
なにせヘタレなもんでwww
今度はも少し長めなやつに挑戦したいと思います。

39 :
>>38
頑張って下さい!!

40 :
見れんやったらごめん
http://imepita.jp/20071104/034160

41 :
>>40
自分は携帯からだけど、ちゃんと見れましたよー
なんか、羽鳥さんの手が男前だ(*´д`)
歩の目もたまらんですw

42 :
久々に投下してみる。2作です。
歩はたまに独りの時、悲しい顔をしている。
辛い事を思い出すのか、自分を傷つけた事を後悔しているのか、どうも自分を追い込んでいるようだ。
古くなったリストバンドを撫でながらため息を吐く。
そんな姿を見ているこっちが辛くなる事をきっと歩は知らない。
気付かないように近づいてそっと手首を掴む。驚いて反射的に腕を引っ込めようとしたが、私の顔を見て笑顔になった。
さっきまでの顔とは正反対に眩しいほど明るい笑顔だった。
…なんでそんなに無理するんだろう。私に心配かけまいとする歩なりの気遣いが更に私を苦しめていくのに。
破裂しそうなほどの切なさは、表情として歩に伝わってしまった。
「…未来?」歩は覗き込むように尋ねてきた。私はその声で我にかえったようだ。
切なさは愛おしさへ変換されていく。私は衝動的に歩を抱きしめていた。
私の腕の中で少し抵抗する歩があまりにも愛おしくて、ただ強く抱きしめた。ずっとこうしていたいと思うのはおかしな事なんだろうか。
「…自分の事だけ考えてていいんだよ歩は。」歩の左手を自分の胸に持っていく。歩の温かさを感じる。それはなにより心地よかった。
歩は何かに耐えられなくなったのか泣き出してしまった。優しく歩の頭を抱き寄せ、ギュッと抱きしめる。二人はしばらくそうしていた。冷たい風が吹く青空に歩の泣き声が小さく響いた。
その腕の傷は残っても、それより遥か深くについた傷は私が消してあげたい。歩が許す限り、私は歩の側にいて、歩の支えになりたい。
歩が泣き出やんだら言おう
「私はずっと歩の側にいるから」
END

43 :
もうひとつ
もう一度あの頃の二人に戻りたい、もう一度あの笑顔を見たいと何度も願ったのに。
叶いはしないと分かっているくせにどこか期待している。こうなったのは自分の責任なのに、どうしようもない気持ちが私の中で暴れている。
手に入らないものなんて今まで何一つなかったのに、求めれば求めるほどそれは遠くなっていく。
もう私には歩に近づく方法なんか残されてない。ただひとつ、残っていたのは歩を傷つける事だった。
しかし歩はもっと遠くなった。
歩を傷つければ、傷つけるほど私の傷も増えていく。徐々に、確実に傷は増えていく。
歩は私の知らない場所で笑うのだろう。歩はもう振り返る事なく進んでいく。私はここから全く動けないままどうする事もできない。
ねぇ歩、お願いだからマナを見て。一度だけでいいからこっちを向いて笑ってよ…
END
愛海→歩←羽鳥か。歩挟まれてるな…

44 :
あっあげてしまったごめんなさい…OTL

45 :
GJ!!!!
いっきに2作もありがう(´∀`)
愛海目線のは切ないね。
自分は羽鳥×歩が好きだけど、愛海のこういう感じのやつ好きだなー

46 :
あいかわらず失速してる

47 :
頑張ろう!
13日はやっとあの先の話出るし…

48 :
うう、俺は単行本買うから雑誌読んでなくて、このスレは
ネタバレ怖くてあんま覗けない
でも頑張って

49 :
やっと待ちに待ったライフの続き・・・
オワタ・・・羽鳥×歩まったく絡みねぇ〜!!
原作に凹んだ為、投下の神に希望をかけてもイイですかw

50 :
妄想力なくなってきた

51 :
誰かいないのかな…

52 :
だれかーーー!!書いてーーーー!!

53 :
需要あるのか?

54 :
書こうとしているけど、
実際やってみるとやっぱり難しいな。
前スレの職人さんはすごいなと改めて思ったよ。

55 :
少しでも救済措置になれば…久々の前スレ以来のエロです。

ドアを開けると保健室独特の消毒薬の匂いがした。
暖房が入れてあるのか、暖かい空気が一気にドアの外に逃げていく。歩は急いで中に入り、ドアを閉めた。
「先生、ちょっと頭痛いんですけど…」
しかし返事はない。先生はおろか、生徒さえいないようだ。
こんな寒い日に珍しい、いつもなら生徒がたくさんいるのに…、と思いながら歩は小さなベッドに腰掛ける。
元々風邪気味ではあったのだが、急に暖かい場所に来たからだろう、歩は少し熱っぽくなってきた。
その時、ドアが開く音がした。歩のいる場所からは見えないが、誰かが入ってきたようだ。
「歩?」振り返るとそこには未来がいた。
「……あれ、未来、どうしたの…?」「いや、教室に来たら、歩が居なくて、薗田に聞いたら具合悪くて保健室だって…」
「うん、たいしたことない。ちょっと風邪気味なだけ」歩がそう言うと、未来はそっか、と言ってため息をつく。
「熱あるの?」と言うと未来は歩のオデコに手を当てる。急に近づいた未来に歩は少しドキッとした。
少し冷えた未来の手のひらが少し熱っぽい今の歩には心地良い。
「うーん、少しあるかな…、熱が上がらない内に寝ときなよ。」
未来は歩をベッドに寝かせて、自分も同じベッドに腰掛けた。
未来は冷えないように、と肩まで布団を被せてやり、頭を撫でると甘えるように歩は目を細め、まるで犬みたいな反応をする。未来はちょっと嬉しくて笑った。
未来は手を頭から頬へ下ろす。歩の頬は熱を帯びていて、赤くなっていた。歩は熱の篭った目で未来を見上げたまま。
そのまま手は下りていき、指で首を撫でるとピクっと反応して、固く目を閉じた。
「何、反応してるの?」「違う、くすぐったいだけ…」
手を耳に移動させ、耳たぶを摘んだり、耳の軟骨に沿って指を這わすと、歩は身体を反応させながら、小さく「ん…」と声を漏らした。
「ホントにくすぐったいだけ?」「…う…止めて……」
歩は熱で体力が奪われているのだろう、大きな抵抗はしない。
未来はもう片方の手で顔を撫で、歩の唇をゆっくりとなぞると、歩はさっきより少しだけ大きな声を出す。
「…ん…止めて…未来…」歩は未来の手をとって自分から離し、抵抗する。
だがさっきより更に熱を帯びた瞳は未来の理性を壊すのに充分だった。

56 :
未来は我慢できなくなって、歩にキスをした。お互いの唇の隙間から歩の声が聴こえる。唇を離すと歩は息を荒くした。
はぁ…はぁ…、と肩で息をする歩にもう一度キスをする。少しだけ開いた歩の唇から未来は舌を入れ、歩の舌と絡ませる。
歩は突然の事に息をするのを忘れ、ただ未来の舌の侵入を許した。
未来の舌は確実に歩の舌を捉え、離さない。そうしながら未来は、布団の中に入って、歩の両手を抑えつけ、身動き出来ないように上に覆い被さる。
そっと唇を離すと細い糸が二人の間に出来て、すぐに消えた。
「…はぁ…はぁ…止めて…誰か来ちゃうから…」
「そんな目で言っても説得力ないよ、歩。」
未来は歩のオデコにキスをして、そのまま唇を離さず鼻筋を通って再び唇にキスをして首へ向かう。
歩は諦めたのか顔を背け、ただ未来に翻弄されていく。
未来は手を歩の胸へ持っていき、制服の上から膨らみを撫でる。
ゆっくりとブレザーのボタンを外し、ネクタイを少し緩め、シャツのボタンも上から全て外していく。
熱で赤くなっている肌に未来は優しくキスして、舌で鎖骨をなぞると歩は声を我慢しきれず、小さく鳴いた。
未来は下着をずらし、無理やり歩の胸を露にさせると、そのてっぺんの小さな突起を指で弾いた。
片方はそのまま、唇ではもう一方の胸を愛撫する。歩は固く口を閉じて、顔を背けたままだった。しかし、固く閉じた口からも確実に声は漏れていた。
未来はそんな歩が愛おしくもあり、焦れったくなって、両手で顔を包んで、無理やり自分の方に向かせた。
「こっち向いて…」
と言うと歩はゆっくりとこっちを見る。目が合った瞬間にキスをして、そっと離す。涙をいっぱい浮かべる歩が何より可愛くて、頭を抱きしめた。

57 :
「好きだよ」
瞼に軽く口づけすると、歩の目から涙が溢れた。その涙を指で拭って、そのまま胸へ持っていく。
両手で胸を刺激しつつ、舌で歩の身体を舐めていく。未来の愛撫に歩の身体はどんどん熱っていく。
未来の片手は歩のスカートの中に入っていく。下着の上から少し湿り気のあるその場所を触ると歩はビクッと反応する。
下着の横から指を侵入させると歩はさすがに「…やっダメ…」と未来の手を抑えつけた。
未来は歩の顔をじっと見つめる。歩は息があがったまま、こっちを向いた。
「どうしてダメ?」未来が尋ねる。
「どうしてって……」
歩は返答に困っているようだ。顔を真っ赤にして、ちょっと悩んでいる。
歩がどう答えるにしろ、未来の答えは決まっている。未来はそのまま下着の中に手を入れた。
「ああっ…ダメって言ったのに…う…未来…」
そこはすでに愛液で満たされていて、未来がちょっとでも動かすと、水音がした。
未来が嬉しそうに歩に笑いかけると歩は恥ずかしそうに顔を背ける。
未来はそんな歩を見ながら指で歩の最も敏感な場所に手を触れる。いつの間にか歩の腕は未来の背中に回り、引き寄せるようにしていた。
そこを縦に、横に弾いたり、軽く摘んで離したりすると歩は激しく身体を反応させる。
声も我慢出来ないらしく、可愛く、切なく鳴いている。未来の頭に直接響いてくるそれはすぐに快感へと変わっていってしまう。

58 :
「…んっ…未来、ああっ…ん…未来っ…あああっ…」
その刺激を続ける歩と唇を噛み締めて、力いっぱい未来の背中にしがみつき、何度も身体を震わせた。
指に絡む歩の愛液は多くなり、溢れ出している。そのまま歩はぐったりして、未来を見つめた。
けれど、未来は愛撫を止めない。歩が敏感になりすぎている場所を執拗に刺激する。
「…えっ、えっ…ちょっと未来、やだ、…ああっ…あ、…未来ってば…あああっ」
歩はもう一度背中を反らせ、何度も身体を震わせた。
全ての力が抜けるとまた歩は目を閉じ、息を整える。目からは涙が溢れ、顔は耳まで真っ赤になっている。
やっと落ち着いた頃、再び歩は快感に襲われた。
未来は再びそこを刺激し続けた。
そしてもう一方の手を下へ伸ばす。「…痛かったら言ってよ、歩」
未来はゆっくり歩の中へ指を入れていく。窮屈過ぎる程にそこは締め付けられ、少しでも動かすと愛液が溢れ出した。
指を出して入れてを繰り返し、時には中を押してみたりをすると、歩は必に口を手で塞いで、声を押しす。
何度も身体をよじっては、時に未来を見つめて何かを訴える。
限界が近いのだろう、未来はそれを痛い程に感じる。快感の中で自分の名前を叫ぶ歩がが愛おしくて堪らない。
きっと未来のほうが限界を越えていた。

「…ああん…あっ……未来っ…未来っ」
全てが真っ白になる。快感に頭を埋めつくされて、何もできず、気付いたら未来に抱きしめられていた。
「…はぁ、ごめん、歩…」「………今さら謝るって…」
「う…そうだよね……ごめん」「もう…風邪うつっても知らないからね」
「…そっちなの?」
そのまま二人で抱き合って眠る事にした。先生に起こされた時の言い訳は未来に任せて、
今はただこの幸せを感じていたかった。
END
久々だからエロの書き方忘れたわw

59 :
GJ!!素晴らしい!!
今度は未来受けも読んでみたいです。

60 :
神!キタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!
GJ!!いつもの方ですかね?
ホントにいつもありがとう♪
これでまた頑張っていけますw
自分にも文才があればなぁ・・・

61 :
>>59
前スレで書いたけどキャラ崩れがひどくて…
自分で読み返して恥ずかし過ぎる…

62 :
GJっす

63 :
エロだ!

64 :
久々に来たらこんなに素晴らしいエロがw
先生に言った言い訳もめっちゃ気になる(笑)
乙でした。

65 :
今の時期に愛海×歩なんて…ダメだろうか

66 :
むしろこい

67 :
ホント人減ったな

68 :
>>58すんばらすい(・∀・)エロいいね!
是非とも未来受けも読んでみたい

69 :
もう誰もいないのか!?

70 :
いる。

71 :
俺もいる

72 :
投下の需要ある?

73 :
>>72
是非!!!

74 :
あるある!

75 :
是非頼みます!

76 :
待ってますよ!

77 :
とうとうみんないなくなったか…

78 :
>>77
よう私 ノシ

79 :
もう妄想力なくなってきたしな…

80 :
DVDBOXが発売されたからここも少しは復活するかなって期待してたのにな(T_T)

81 :
あげていいか?
もう誰もいないか?

82 :
いるぞ!

83 :
またSS投下したいとは思うのだが燃料が無くてな…

84 :
ゆっくりでいいから待ってる!

85 :
単行本ってそろそろだっけ?

86 :
>>85
確か来月

87 :
いないか?

88 :
いる!

89 :
いるぞ!

90 :
いるかカイジ!!

91 :
前スレのSS読みたい…誰か

92 :
亀レスだがサンクス>>86
また引き延ばしなのかな〜
ファンとしてはガッカリするのが嫌で読むのが怖い

93 :
明日?単行本?

94 :
単行本、羽鳥歩の絡み無で悲しくてアゲ

95 :
原作で羽×歩絡みがまったくない…
ss神どうか投稿して頂けませんか?

96 :
age

97 :
不意打ち投下。
これと次のレスで終わり。

「ねえ、うち来ない?」
「え?」
成り行きで歩が泊まることになった。
ごく自然にはしゃいでいる歩と違い、私の方と言えば…。
必に隠しているけれど、不意に近寄られた時の動悸なんて絶対歩に聞こえてしまうと思ったぐらい。
そんなこんなで寝る時間になり、でも布団に入ったからといって眠れるというわけでもなく。
歩ときたら無邪気に、
「手繋いで寝ていい?」とか聞いてくるし。
「仕方ないな〜」滅多に無いこの機会、断るわけがない。
内心、変に手に汗をかきそうで、それが歩に気付かれるかと更にドキドキしてたけど。
そんな私の心配や不安などを尻目に、歩は寝た。
それもかなり速攻で。
(…やれやれ)
手を繋ぐと言っても、実際には腕を絡ませてる感じだから、心配していた汗もなく。
今となれば寝入った歩の顔をいくらでも眺められるこの時間が、とても貴重だった。
(これはこれで、眠れないなぁ…)

98 :
不意打ちにビックリ
しつつも投下に感謝します。
GJです!続きが気になって寝れなそうw

99 :

そう思っていたのに、いつの間にかまどろんでいたようだ。
さっきまで左腕に伝わっていた温もりも重みもなく、そのことに無性に寂しさを感じる。
感じるというよりも、むしろ実際に圧力を加えられているようだった。
ぐっすりと眠り続ける歩の顔を見て、知らないうちにため息が漏れる。
あまりにも気持ちよさそうに眠っているのが口惜しくて、つい指先で頬をつついてみた。
「罪深い奴め」と呟きながら。
それは本当は自分のことだったけれど。
突然、歩が大きく身動きする。
上半身を半ば起こしたかと思うと、そのまま辺りを見回している。

100 :

起こしてしまったのかと思い、慌てて声をかける。
「歩?」
「あ、未来ぃ」
寝ぼけ眼のまま私の方を向くと、そのまま倒れ掛かってきた。
「ちょっ、歩?」思わず抱きとめると歩の頭が左肩のあたりにきた。
歩は答えずに、さも当然のように夢の続きに戻ったようだ。
今度は口に出さない。歩を起こさないように。
言葉は胸の内にしまいこんで、ただ少しだけ腕に力をこめて抱きしめた。
これで起きたら起きたでいいや、と思って。
予想通り起きない歩をもう見つめることはせず、目を閉じた。
朝にはいつもの自分に戻れるように。

END
規制かと思ってたら、単に1レスに投下できる行数減ってたのか…orz
レスついたのでいい加減諦めて実家のPCいじって投下しにきてやっと気づいたw
てことで安心してお眠りください。他にも待ってた方がもしいたらゴメヌ

101 :
続きの投下、乙です。
最高にGJすぎです。
今日はとてもあったかな
気持ちで寝れそうですw
ss神ホントにありがとう。

102 :
思いつき投下。

まだ春休み中だから暇だよね?と断定するように、昨日未来から電話があった。
急に遊びたくなったらしい。
確かに暇だったから、どこに行くとも決めずにただ駅で待ち合わせた。
「歩ー!」
「あ、未来。ごめん、待った?」珍しく15分ばかり遅れてしまった。
「すっごい待った」
「え、ごめん!!」
「どーしよっかな〜」
そう言いながらもからかうような微笑みの未来。
「歩、知ってる?うちの学校、隣の学校と統合されてなくなるんだって」
「え!?いつ??」
「来年度だってさ」
「知らなかった…」

103 :
その後も次々と驚愕の事実が飛び出す。
「…あのさ未来、なんかおかしくない?」
「今日は何の日だっけ?」
「…。そんな子供じみたことを延々と…」
「ここまで気付かない歩なんて歩らしくない(笑)」
「どうせだまされやすいよ…」思わずいじけたくなる。
「そんな歩は好きじゃない。ましてや愛してない(笑)」
「私だって未来なんて好きじゃないし、…」
「続きが聞こえないよ?」何でこういう時にこんなに優しい微笑みを浮かべるんだろう、未来は。
「もー!来年までお預け!」
「えー?本気?本当に?」
少しは未来を待たせてもいいよね。今日はさんざんからかわれたんだから。
日付が変わったらすぐに嘘だって教えよう。私だってそんなに待たせたくないから。


END
後悔などしない。

104 :
ぉぉおお
思いつき投下乙です。
やっぱ神だぁぁ〜
GJすぎィ〜。
原作が摩訶不思議展開だけに
この素敵な投下はホント癒されます。

105 :
保守がわりにマナ×みどり(未完)

愛海の体がぴくりと震える。
「あ、あ…克己くん…」
舌が、指が、愛海の敏感な部分を攻め立てる。
その動きは次第に速さを増し、より愛海を高みへと登りつめさせていく。
「あ、ん…イく……っ!」
彼女がひときわ大きく体を震わせ、膣内が収縮する。
それを確認し、みどりはゆっくりと愛海の体内から指を引き抜いた。
「はあ…はあ…はあ…」
まだ荒い息をついている愛海の額を優しく撫でてやる。
「手、洗ってくっから」
そう言って立ち去ろうとしたが、愛海の手がみどりの腕に絡み付いた。
「だめ……まだいて」
「……ん」
すぐに洗わないと匂いがしみついていやだと、以前言ったのは愛海本人なのだが、いちいちつっこまない。
愛海のわがままはおとなしくきいてやるに限る。
今に始まったことではないから。

続く(かも)

106 :
保守代わりに続き(あいかわらず未完)

そもそもこの妙な関係も、愛海のわがままから始まったのだった。
「初めては克己くんにあげたいけど、全く経験がないのも困る」
……なんて、さっぱり理屈が通らない。
「手、洗ってくっから」
みどりがそう言って立ち上がりかけると、
腕に絡んだ愛海の手に、少し力が込められた。
「マナ?」
「そのまま……」
「え?…いや、とりあえず指、何とかしてーんだけど」
早いところ処理してしまわないと、どこに手をやるにも気を遣う。
ついでに他にも拭きたい部分がある。
「そのまま、みどりに……入れてみてよ」
「………………は?」
一瞬何を言われているのかわからず、思考が停止した。
ようやく処理が追いつき、頭の中で言葉がまとまる前に声が出る。
「んなんっ…なんなっ、何言ってんだよっ!」
さすがにこれは。
黙ってきいてやるに限る、とか言っている場合じゃない。
時折こういうムチャクチャを言うから困る。
「ふふ…あん時とおんなじー」
「ぅえ!?」
「初めてマナがぁ…みどりに『して』って言ったとき」
言いながら、愛海が体を起こす。
「あのときもみどり、すごいビックリしてた。
でも最初はビックリしたりイヤがっても、
みどりはマナのお願い聞いてくれなかったこと、ないよね。みどり優しいもんね」

スレに人が居ないのではなく、
保守代わりのゴミにはみんな興味がないだけだと信じたい…

107 :
しつこく保守

身をすり寄せて、
上目遣いで、
口角をきゅっと持ち上げて。
「…お、おぅ」
思わず言ってしまってからはっとする。
「いやいやいや!でもそれはさすがに無理!無理だから!」
愛海の顔から笑みが消え、眉尻が下がる。
「マナのお願い、聞いてくれないの…?」
「いや、だって…」
「あ、そうだ、自分でするのが恥ずかしいんならマナがしてあげる」
「はあっ!?……ぅわ、よせって!」
言うが早いか、愛海がみどりの体にのしかかる。
何をするわけでもないけれど、みどりは愛海に付き合って全裸の状態だった。
「ちょ、ま、待て、待て待てって!」
愛海の右手が股間をまさぐろうとする。
それを左手一本で必に遮る。
右手は愛海の愛液にまみれたままだ。
「もぉ…何でそんなイヤがんの?
マナに触られるの……嫌?」
「…んなんじゃねーよ!けど…」
「じゃあいいでしょ」
みどりの声ににじむとまどいを無視して、愛海の指がその部分に触れた。
「っ!!」
「うわ、すっごい……みどり、何でこんなに濡れてんの?
マナのこと触ってて、コーフンしちゃったの…?」
…だから、触れられたくなかったのに。
友達の体を触っていて欲情するなんて、ひどく浅ましいことのように思われ恥ずかしかった。
早く、拭きたかった。
「うるせ……」
自分の声がやけに弱々しく、か細く響く。
「やだみどり、泣いてんの?」
「……てねーよ!」
言われたからか、本当に目頭が熱くなってくる。
それとも、顔の熱が目まで来ただけだろうか。

108 :
新刊発売age
最後の未来が歩を抱きしめてるシーンはよかった!

109 :
保っ守

110 :
保守と、誰にも望まれなくても続き。俺KY。

「みどり、可愛い」
みどりのまぶたに、柔らかくて少しひんやりした愛海の唇がそっと当てられた。
「……マ」
「いつものお礼に、今日はマナがみどりのこと、いっぱい気持ちよくしてあげる」
「いっ…いらねーよ、そんなん!」
「いーから、黙って…」
そう言いながら愛海がみどりの体に顔を近づける。
唇が乳首に、かすかに触れた。
「ッ!」
その感覚に、びくんと体が痙攣する。
「敏感だね」
そのまま、愛海の舌がみどりの胸を這い回る。
「ふっ…、…っ、っく」
「声、ガマンしてるの?気持ちいいならガマンしなくていいよ」
そんな事を言われたって、感じている事実そのものが恥ずかしいのに、
このうえ声など出せやしない。
本当なら感じていることを悟られたくすらないのだ、それはさすがに無理だけれど。
その内愛海の舌が、乳首を集中的に攻め始めた。
時々口を離しては、指も使う。
舌がくすぐる。
唇が吸いあげる。
指がこする、つまむ、揉む。
どんどん息が短くなってくる。
触られているのは胸だけなのに、
なぜか下半身に近いお腹の奥のあたりに、むずむずした感覚が押し寄せてくる。
妙に切ないような感覚。
無意識に腰を浮かせ、股を擦り合わせた。

111 :
>>110
俺は読みたい

112 :
正座して待ってる。

113 :
お…おおお…!しばらく来ない間にコールが!
嬉しい!
(概ね自分のためだけど)お前らのためにも俺、書くよ…!!
が、まだしばらく忙しさが続くのでもう少々お待ち下さい。
正座は解いて楽な姿勢でお待ち下さい。
実用性は低いと思われるので、くれぐれも全裸にはならないで下さい。

114 :
今月号ガチじゃんw

115 :
まじか?
立ち読みしたいけれど少女漫画コーナーって居づらいんだな…

116 :
>>113
もう全裸
>>114
くあしく

117 :
久しぶりにこのスレみたww
久しぶりにライフのドラマ見ようかな(*´Д`)=з
湖にキャンプ行く回好きなんだよね。

118 :
>>116
羽鳥が歩と一緒に卒業することと父親の病気を治すことの
どちらか1つを選ばなきゃいけなくなって、
悩んだ末に転校(父親をとること)を決意。
色々あって歩に転校することを伝えるが、歩は呆然。
そして最後のページで羽鳥が「あんたと別れる」と宣言する。
わかりにくくてスマソ('A`)

119 :
これ、SSのネタになるんじゃない?
羽鳥と歩の別れ前のセクロス…みたいな
久びさ書こうかなぁ

120 :
>>119
よろ

121 :
>>119
wktkしながら待ってますんだ。

122 :
原作での羽鳥&歩が
シリアスゾーンに突入した。
ガチで百合時代キタかな?

123 :
前スレはここで見れます
ttp://www.23ch.info/test/read.cgi/lesbian/1184587154/

124 :
タイミングいいのか微妙だけど。
>>110 の続き投下
「みどり、感じてるの…?
「はっ…、はっ、マ、ナ、何か、ちょっと、ヤバイっ」
浅い呼吸の中で、必に言葉を紡ぐ。その声が上擦る。
「何が?もしかして、いきそうなの?」
「、かんねっ…待って、マジ、ちょっとっ」
愛海は動きを止めない。
「いいよ、いっても……
みどりってエッチだね、おっぱいだけでいっちゃうんだぁ」
「あ、やだ、マナ、あ、やだやだっ」
今までで最も大きな波が押し寄せた。
「アッ……!」
初めて大きな声が出た。ひどく高い声。
「…びっくりした、何、今の声?
みどりってそんな可愛い声出せたの?」
びっくりしたのはみどりも同じだった。
自分の声の大きさと高さに、一瞬で我に返ったほどだ。
「え、え、ねえ、もっかいもっかい!」
愛海が妙にはしゃぐ。
「ば、もうやだよっ!」
「いいじゃん、聞かせてよ。
また触ったらおんなじ風になる?」
言いながらもう指先が触れ、擦り始める。
「あ、よせってッ…」

125 :
投下してもいい?いいよね
少しでもミキアユの活性化になればと思って、
完全コミック派な自分が未来×歩を投下してみる
いつの話かとか時系列全く考えてないのでその辺は各自補完おねがいしまー

126 :


太陽が沈んでいく。
青かった空も、のんびり浮かんでいた雲も、少し汚れた教室の壁も、
何もかもがオレンジ色に染まる時間帯。
私の目の前のその人の色素の薄い髪も例に漏れず綺麗な緋色に染まってる。
長い睫が落とす影に半ば隠れてしまっている薄茶色の瞳も、その睫もオレンジ色にきらきらしていて、
なんだか毎日のように顔を合わせているはずの未来が別人みたいに見えた。
きれいだなぁ、なんて無意識に思ってしまうくらいに。
はふ、と息を吐いて未来に向けていた視線を窓の外に移す。
オレンジ色の眩しさに一瞬目を細めて、誰もいない放課後の教室を軽く見渡し、未来を見やるけど、
彼女は私のその動作を気に留めることもなく机の上に広げたノートと教科書を見てた。
教室で勉強する方がはかどるから、と言って放課後のここで机に向かう未来にくっついて居残るようになったのはいつからだったか。
正確に思い出せない。けれど、私は未来と二人きりで過ごすこの時間が密かなお気に入りだった。
何をするわけでもない、静かに机に向かう彼女をただただぼんやりと眺める。
それだけのことなのに、何故だかとても幸せな気分になれるから。

127 :

グラウンドから野球部だかサッカー部だかの練習の声が聞こえた。
同時に、開けっ放しの窓から夏の終りを感じさせるさらりとした風が流れ込んできて、未来の柔らかい髪をふわりと撫ぜた。
そしたら彼女は少しだけ顔を顰めて、鬱陶しそうに髪を耳にかけた。
ただそれだけの仕草なのに、未来がすると様になる。
きっと私じゃこうはいかないんだろうな。生まれついての容姿の差はどうしようもない。
そんな彼女に「可愛い」なんて言われると恐縮してしまう。
……まあ、でもその何倍も嬉しくなっちゃうんだけど。
これ以上髪の毛を遊ばれないように手で押さえて、だけど、未来は教科書から目を離さない。
その姿がまるで遊びに夢中になっている子供のようで、思わず頬が緩んだ。
こんな風に思ってるだなんて、きっと彼女は夢にも思ってないだろうな。
ぼんやりと考えながら、未来の手から数本零れた髪を彼女の耳にかけてあげた。
「ありがと」
相変わらず教科書から目を離さないで呟かれた言葉に小さく頷き返す。
未来の視線がこちらを向かないのは少しだけ寂しいけれど、こんな小さなやりとりがとても嬉しくて。
頬が更に緩くなる。我ながら現金なものだ。

128 :

頬杖をついて教科書に向かう未来の瞳を見つめる。
真剣に文字を追うその視線。
彼女のそれはいつだって真っ直ぐで、強くて、とても綺麗。
不意に向けられるその綺麗な視線に私の胸の奥が熱くなるのを、未来は知ってるかな。
(……知ってるだろうなぁ)
だって、そんな時、未来はいつも意地悪そうに笑って「歩は分かり易い」って言うもん。
私が分かり易いんじゃなくて未来の観察力が他人よりすごいんだってその度に思うんだけど。
でも、そんな風に見透かされるの、何だか悪い気はしないんだ。
―――それはきっと、未来だから。
するり、と視線を下ろす。
形の良い唇を通り、肩をすべり、シャーペンを握る細い指へ。
血管がうっすら透けて見えるくらい白い肌。きちんと手入れされてる爪はぴかぴかしてて、白くて細い未来の手にぴったり合う。
シャーペンの動きが止まったのを見計らって、そろそろと手を伸ばした。
そっと、ペンを支える人差し指に触れる。
見た目と違い未来のそれはとても温かいのだ。
時々しかしてくれないけれど、実は私はこの手に髪を撫でられるのが大好きで。
こんなに綺麗な手なのに、とても豪快に髪をかき混ぜる。
それが何だかその手の持ち主そのものを表してるみたいで、いつも少しだけ笑ってしまう。

129 :

彼女の人差し指を先端から根元へするりと撫ぜる。
そのまま今度は手の甲にうっすら見える血管の上へ指を滑らせた。
この歳になってから頭を撫でられて嬉しくなるなんて、思ってもみなかった。
だけど、やっぱりそれも、その手の持ち主が未来だからで。他でもない、彼女だからで。
――― だから、嬉しくなるんだ。
手の甲からするすると中指へ撫ぜて。
綺麗に手入れされた爪を少しだけ引っかく。

(―――だって)

私は、
―――未来が好きだから。
見透かされても、頭を乱暴に撫でられても、それでも嬉しくなってしまうのは。
私がどうしようもなく、未来を好きだから。


「ねえ」


ぼんやりとそんな事を考えていたから、隣から振ってきた声への反応が一拍遅れる。
顔を上げると、困ってるような、だけどどこか嬉しそうな、なんだか複雑な表情をした未来と視線がぶつかった。

130 :

何をそんなに難しい顔をしてるんだろう。
小首を傾げると、今度はとたんに渋くなる彼女の顔。
「触り方」
渋い顔のまま、ぽつりと落とされた言葉。
主語も述語もあったものじゃない、それは未来特有の喋り方で。
短くない未来との付き合いの中で色んな彼女の面を見て、たくさんの未来を知ったけれど、
そういう話し方の時の彼女の言葉は未だにすぐに理解することができない。
だから、いつもするように私は更に首を傾げる。だって意味が分からない。
そしたら、未来もいつものように口を開く。
「だから、触り方」
「……?」
そう言って、彼女は視線を下げる。
つられる様に私の視線も下へ。
そこには、未来の白い指に絡まる、私のそれ。

「触り方、やらしいから」

一瞬の沈黙。
未来の言葉の意味を理解して、一気に顔が熱くなった。
急いで手を退けようと動かしたら、それよりも少しだけ早く未来に捕らえられて。
思わず視線を上げて抗議しようとしたら、にやりと意地悪そうに光る彼女の視線に今度は瞳が捕まった。
「…っ、み、き」
声が途切れる。
未来に見つめられてるだけなのに、片手を捕まれてるだけなのに、
ただそれだけのに、心臓の音がどんどん早まって。
見なくても分かる。今私は耳まで真っ赤だ。

131 :


「逃げるの?」

何から、どこへ、どうして。
混乱した頭では彼女の言葉が上手く解釈できない。
私はただ手を引こうとしただけだもん。逃げるって、なんで。
「意味わかんなっ」
「手ぇ引っ込めようとしたじゃん」
「だ、だって、未来がやらしいって……!」
「やらしいとは言ったけど、嫌だとは言ってないし」
意地悪く微笑んだ彼女は、筋が通ってるのか通ってないのかよく分からない事を言って、
私の腕を一向に離してくれない。
ずいっと未来が身体ごと私へ近づく。反射的に後ろへ身体が動いたけれど、
彼女に捕らえられた腕のせいで、すぐに距離を詰められた。数十センチ先に未来の顔。
未来の長い睫の揺れまで見える距離に鼓動が早まる。そのまま壊れてしまうんじゃないかって思うほどに。
「そんな泣きそうな顔しないでよ。まるで私が苛めてるみたいじゃん」
これが意地悪じゃなきゃなんだと言うのか。
苦笑する未来を小さく睨む。そしたら、彼女の眉根が僅かに寄って、口元がきゅっと引き締まった。
「……歩が悪いんだよ」
小さく低く囁かれた言葉。きっと私以外には聞こえない、それ。
「あんな風に指弄られて、黙って勉強できるヤツなんていないし」
更に短くなる距離。未来の言葉は内緒話をするようにぽそぽそと落ちて、繋がった腕に力が込められた。
そこから私の鼓動が聞こえてしまったらどうしよう、なんて可笑しな心配が脳裏を過ぎる。

132 :

「しかもさ、―――」
距離が縮まる。あと数センチで鼻先が触れそうだ。
こんな状況で五月蝿いくらいに鳴く鼓動を沈める術なんて持ち合わせていない。
未来にすべてを捕らえられた今の私には、引くことも、視線を逸らすことも、できなくて。
意地悪く光ってた彼女の瞳の奥に別の光が見えた気がした。


「――― 好きな人に」


鼻先が触れる。彼女の吐息が唇をくすぐった。
全てをオレンジにしてた太陽。
それが未来に遮られて。
私の世界には、もう、未来しか見えない。

「ね、……キスしていい?」

――― やっぱり未来は意地悪だ。
私に頷く以外の選択肢がないことを分かっててそんな事を言うんだから。
こつんと、互いの額が触れた。未来の前髪が私の頬を撫でる。

133 :

悔しくて、けれど、求められることはやっぱり嬉しくて。
そんな矛盾した感情を多分私はこれからずっと抱えていく。
つらつらとそんなことを考えてみても、やっぱり最後にはゆっくりと瞼を下ろしてしまうのだ。


(だって、)


私は、馬鹿みたいにどうしようもなく、この意地悪な彼女に恋をしてるのだから。



おわり



バカップルバンザーイヽ(゚Д゚)ノウヒョヒョーイ!!!
お目汚し失礼しました

134 :
ウヒャヒャーイ
GJ!

135 :
>>125さん
神SS投下ありがd。
これでまたしばらく
生きていけます。
素晴らしい作品GJ!

136 :

『わたし、転校しなきゃいけないの』

その言葉は鎖のように心を締め付けて、
ナイフのように深く刺さった。
ミキがいなくなる。
明日学校に行ってもいないんだって。

おはようとか、
お弁当一緒に食べようとか、
一緒に帰ろうとか。
全部全部なくなってしまう。
私のミキがなくなってしまう。
ごめんねミキ。
わたしね、心のどこかでお父さんの病気なんてどうにでもなってしまえって思ってしまったんだ。
ねぇ
一緒にいたいよ。

一緒に、卒業、しよう?
ああ、こんなことになるならもっといっぱい好きだって言っておけばよかったな。
もっと抱きしめてあげたかった。
優しく髪を撫でて欲しかった。
このままサヨナラなんて嫌だよ、ミキ。

『ずっと一緒にいたい』って願うことは
そんなに悪いことですか?
神様。
愛する人の名前を呼んで、笑顔を見たいと願うことがそんなにいけないことなんですか?

お願いします。
どうか私から大切な居場所を奪わないで下さい。

137 :
>>136
やばい…その辺の話まだ読んでないんだけど泣きそうだ…
GJ!

138 :
寒くなって参りました、保守の季節ですね。
>>124 の続き。

さっきと同じ感覚が、さっきよりも素早く訪れる。
頭の芯が甘く痺れる。
「…は、あン、く、あっ、やだマナぁっ……」
一度大きく出してたががゆるみでもしたのか、さっきより声が抑えられない。
「みどり、超かわいー…… 顔まっか」
視線をどこへ持っていったらいいのかわからず、ぎゅうっとつむった。
まずいと思ったが、閉じたまぶたはもう開かず、なぜか力が入るばかりだ。
「あ、あ、あ、マナっ、マナっ」
「きかせて、みどり」
「マナっ、マ……あぅん……っ!」
みどりの腰がびく、びくと跳ねた。
少し間をおいて、またひくんと動く。
「……もういっちゃった。みどりってホント感じやすいんだね」
きつく閉じていた両まぶたから力が抜ける。
ゆっくり開くと、愛海の笑顔が視界に入った。
「気持ちよかったでしょ?」
よかったとも、よくなかったとも言えず、顔を背ける。
(あたし……何やってんだ)
不意に情けなさのような気持ちが押し寄せ、目の前の景色がぶわっとにじんだ。
顔の右側を押しつけたシーツがどんどん濡れていく。

139 :
今月号カナリ百合フィルター全快になったよ!
ただ…薗田は要らなかったけどね。
今月号は絶対オススメですよ!
でもっ!次号で最終回なのがびっくりした。
淋しくなるなぁ…

140 :
続き。
言い忘れてたけど、この先エロは皆無だぜ!

「みどり?……あれ、えー?ちょっとー、マジ泣き?」
少し戸惑ったような愛海の声が聞こえても、涙はとまらない。
こんなこと、友達がすることじゃない。
じゃあ、自分と愛海は何なんだ。
自分は、愛海の何なんだ。
「なんで……こんなことになるんだよ」
「みどり?ねえ……何で泣くわけ?そんなにやだったの?」
愛海の顔が、「ムカついている」表情になっている。明らかに機嫌を損ねていることがわかる。
普段ならすかさずなだめる所だが、今回ばかりはそんな余裕はなかった。
「ぁた、…あたしら、は、友達だろっ……」
愛海は、「それが?」と言わんばかりの冷ややかな表情でみどりを見つめる。
愛海は知らない。
みどりがどれほど愛海を好きか。
どんなに愛海を大切に思ってきたか。
否、知っているのかも知れなかった。
けれど、みどりがどれだけ自分を好きか知っていても、
その為に彼女がどんな決意をしていたかまでは知らない。
ただ愛海を守ることだけがみどりの望みだった。
誰がどう見たって愛海は完璧なお姫様で、
誰がどう見たって完璧な王子の佐古と似合いのカップルだった。
だから、
佐古の隣を歩く愛海の、
ほんの一歩後ろを歩いて、
どんな災難からも不安からも守ろうと思った。
騎士のように、ただ愛海を守ることだけがみどりの望みだった。
「友達は」
しゃくり上げながら声を搾り出す。
「友達は、こんなこと、しねえ……」

141 :
明けましておめでとうございます。保守初め。
多分あと1回で終わり。

『友達』のポジションがなくなれば、愛海の側に自分の居場所はないのに……。
愛海の表情がきょとんとしたものになる。
やがてそれも徐々に変化し、しまいにはプッと噴きだした。
「あはっ!今更何言ってんの、みどり」
「……何、笑ってんだよ」
「だってぇ、じゃあ今までみどりがマナにしてたことは何なわけ?」
「な、だって、それはマナが…」
「マナがお願いしたんだけどね?でも同じことでしょ」
笑いながら愛海が言う。
「そりゃ友達はこんなことしないよ」
その言葉がみどりの胸をふさぐ。
そう、こんなことをするのは友達じゃない……。
「みどりとマナはぁ、『特別な友達』でしょ?」
「へ……」
予想外の発言に、みどりの口がぽかんと開いたままになる。ついでに間抜けな声も出た。
「だから、みどりだってここまでしてくれたんでしょ?
マナだって、他の友達にこんなこと頼まないし、しないよ」

142 :
今月も凄いね
これはガチだろ、友情どころじゃない

143 :
>>142
まじか
単行本組は辛い

144 :
もうこれは百合漫画にしか見えない

145 :
今日見た。
普通にキスするかと思った。

146 :
うがーーーーーー読みたい
今の連載分が単行本化されるのっていつだろ

147 :
最新刊の最後、「あんたと別れる」ってwww
完全に百合漫画ですな

148 :
DVDってボックスでしか出ないの?

149 :
これにて保守ネタ切れ。
>>141 の続き

特別な友達。
それはまさしく、みどりが得ようとしたポジションではなかったろうか。
とくべつな、ともだち……。
その言葉が、みどりの体中で響き渡った。
一度は止まりかけた涙が、また溢れてくる。
「……マ、ナ」
「ちょっとー、何でまた泣いちゃうの」
「あたし……あたし、マナ……」
一生守る、と言いかけた。
けれど恥ずかしくて、少し薄気味悪くて、とても口には出せなかった。
「マナと、ずっと友達でいたい」
「うん、いいよ」
うわ、軽。
こっちはこんなに必で、
言葉を選んで、声を搾って。
温度差を感じる。
けど、それでもいい。
姫と騎士なんて、きっとそんなもんだ。
「ね、じゃあ納得したところでさ」
「ん?」
「もー1回♪みどり早すぎだし」
「はあぁ!?」
「攻めるのって楽しいね!なんかハマりそう」
言いながら愛海がみどりを押し倒す。
「ちょ、待っ……」
「それでさ、今度こそ自分でしてみようよ」
「みようよじゃねえ!」
特別な友達。
まだ胸で響き渡っているその言葉は、祝福の鐘の音に、少し似ている。


150 :
ほしゅ

151 :
やばい

152 :
みんなイキテル?

153 :
イキテルぜ

154 :


155 :
age

156 :
スーツを買いに青山に行ったら、きいちゃんのデザインしたスーツを凄くプッシュされたwww

157 :


158 :


159 :


160 :
この漫画どうなった? 完結したの?

161 :
したよ

162 :
反応が何もないということは百合エンドでもヘテロエンドでも無かったってことか

163 :
http://adultbody.info/ に別タイトルの同動画があって困ってるんだけど。正しいのどっち?

164 :


165 :


166 :
壁|ω・`)

167 :2013/07/18
久しぶりに読み返したら
羽鳥さんにまた恋をしましたわ
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