2013年10エロパロ116: スーパーロボット大戦L 時空を超えたSEX (190) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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スーパーロボット大戦L 時空を超えたSEX


1 :2013/06/03 〜 最終レス :2013/10/01
前スレ:第二次スーパーロボット大戦Z2 磁界を超えたSEX
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1355144120/
南極条約(過去作品掲載)
ttp://nankyoku.sakura.ne.jp/char.html
まとめwiki(機能停止中)
ttp://mywiki.jp/srwxero/%83X%81%5B%83p%81%5B%83%8D%83%7B%83b%83g%91%E5%90%ED%83V%83%8A%81%5B%83Y%81%97%83G%83%8D%83p%83%8D%95%DB%8A%C7%8C%C9/
まとめwiki(現行)
http://w.livedoor.jp/srweroparo/

2 :
過去スレ
スーパーロボット大戦 魔装LOE 世界を越えたSEX
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1298979535/
スーパーロボット大戦NEO 次元を超えたSEX
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1291072607/
スーパーロボット大戦サーガ 無限のSEXCEED
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267589268/
スーパーロボット大戦特別編 学園でもSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1251432206/
スーパーロボット大戦@ 掌の上のSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239617639/
スーパーロボット大戦K 次元を超えたSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1233551454/
スーパーロボット大戦COMPACT3 次元を超えたSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1226933563/
スパロボZ〜世界を越えたSEX〜
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1223385245/
スーパーロボット大戦OGサーガ 無限のSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1218375852/
スーパーロボット大戦W  時空を超えたSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213513855/
スーパーロボット大戦J 時空を超えたSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1205910903
スーパーロボット大戦D  時空を超えたSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1200760398/
スーパーロボット大戦A.C.E  時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1190048727/
スーパーロボット大戦R  時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182345604/
新スーパーロボット大戦 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1170477577/
スーパーロボット大戦64  時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152529838/

3 :
スーパーロボット大戦MX P 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1133279122/
スーパーロボット大戦EX 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1128761661/
スーパーロボット大戦A 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125462708/
スーパーロボット大戦MX 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119360300/
スーパーロボット大戦F 完尻編 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113073828/
スーパーロボット大戦F 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110751960/
スーパーロボット大戦IMPACT 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109496682/
スーパーロボット大戦αforDC 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1099917412/
第2次スーパーロボット大戦α 時空を越えたSEX
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085914486/
スーパーロボット大戦α外伝 時空を越えたSEX(19レスで黒歴史行き)
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085394234/
スーパーロボット大戦α 時空を超えたSEX
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061776194/
第4次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1055509603/
第3次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1051465119/
第2次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1043069853/
スーパーロボット大戦 時空を超えたSEX
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1015830518/

4 :
暫定テンプレその1
Q.SS投下の際に注意すべき点ってある?
A.人によって好き嫌いがあります。
本編を投下する前に注意書きとして、どのようなカップリングか、どのようなシチュかを大まかでいいので書いてくれるとありがたいです。
Q.このカップリングやシチュは嫌いなんだが・・・
A.スルーするなり、NG設定するなりしてください。
どのようなカップリング・シチュの作品でも投下は原則自由です。
Q.この作品つまらない!!
A.作品批判も感想の一つですが、過度の批判・荒々しい口調はスレが荒れる元となります。
また、職人にとって一番の批判は感想がないことです。
以上のことを踏まえた上でどうぞ。
Q.非エロ作品投下していい?
A.エロパロなのですれ違いです・・・・・という人もいますが、基本的に職人さんは随時募集中なので構いません。
ただ、スレが荒れることがありますので、エロの有無を注意書きで示してくれるとありがたいです。
Q.まだ発売されてないゲームのキャラのSSってありですか?
A.前例から言えばありです。
しかし、性格等がはっきりしてないキャラのSSはスレが荒れる原因ともなりますので、注意書き必須。
Q.版権作品のSSはあり?
A.スパロボ設定でならおkです。
ただ、版権キャラを嫌う人もいるので注意書きは必須。
Q.シン×セツコは公式カプなの?
A.一時期このスレで大流行しましたが、違います。
とはいえ、話題提起やSS投下までは禁止しておりませんのでご自由にどうぞ。
Q.ムゲフロの話題は禁止なの?
A.まぁ、スパロボ作品として確かに異端に属する作品ではあります。
しかし、ムゲフロの正式名称は「スーパーロボット大戦OGサーガ 無限のフロンティア」です。
そして、このスレは異端であろうとなかろうとスパロボに関する話題及びSS投下は全て自由です。後は各自の判断で。
Q.荒らしがウザいよ!!
A.反応したり煽ったりした時点で荒らしの勝利です。どうしても気になる方は↓の板にてどうぞ
PINKちゃんねる規制議論 旧冷やし中華 ttp://venus.bbspink.com/ccc/

5 :
暫定テンプレその2
Q.ネタバレがしたい!!
A.発売日になるまではダメですが、それ以降なら原則自由です
しかし、それでも過度なネタバレは人を不快にさせる恐れがありますので、そこらへんは自己の判断と責任で考えてください。
Q.俺の書いた作品、ネタバレばっかだよ、どうしよう!!
A.発売日以降で、かつ注意書きをしっかり書いてくだされば、問題ありません。
後は気兼ねなく、投下しちゃっててください。
Q.作品投下のタイミングは?間を空けるってどれくらい?
A.前の作品から30分〜1時間後くらいが目途でしょうか。
作品投下の5分前くらいに断り入れるのも、一種のマナーかもしれませんが、入れなくても問題は無いのでご自由に。
Q.荒れてて投下しづらいよor議論中だけど投下していいの?
A.荒れている場合は「伐としたスレに救世主が現われた!!」とむしろ喜ばれます。
空気を読まないことが大切なのかもしれません。
議論中の場合は一言「議論中のところ失礼します」と断りを入れておけば、特に問題ないでしょう
Q.このスレって何の為にあるの?
A.このスレというかエロパロ板全体における最大の存在意義は「SS職人が心血注いで作った作品を発表する場所」です。
読者なんてただの飾りに過ぎません。
とはいっても、作品来ない時は、雑談なり議論なり気軽に楽しむこともまた大切です。
次スレは大体>>950前後の方にお願いします。

6 :
第2次スーパーロボット大戦Z 世界を超えたSEX
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1313727732/
うっかり抜けてしまったんだが、過去スレ一覧にこれも追加で。次スレ建てる時は頼むorz

7 :
>1乙
テンプレ長くなったなー

8 :
新スレ乙です
まだ埋まってないのに恐縮ですが、
一応現時点までの前スレの作品の保管が終わりましたので、ミスなどあればお知らせや修正お願いしますー

9 :
>>1
>>8
乙です!

10 :
>>1
葵さん読みたい…

11 :
>>1乙ロボ!
褒美にエルザとダーリンのSS を書く権利をやるロボ。

12 :
>>1
俺も葵ちゃん読みたい

13 :
>>1
ところで別に全然構わないんだが、なぜLなんだ??

14 :
葵さんがいたいけな少年パイロットの童貞を奪ってくれると信じて・・・

15 :
一発逆転狙いで忍先輩に夜這いかける恋する乙女な葵さんオナシャス!

16 :
葵のあの胸はけしからんよなぁ…
揉みしだきたいわ

17 :
葵×張飛のヤリマンヤリ珍カップルが読みたいです

18 :
張飛って空気の方ですよね、確か
柔らか人間とMS人間……三国伝の人らはどうなってるんだろ
てか、その組み合わせは想像の範疇外だったわ
自分には葵×アーニーを妄想するくらいしか出来んかった

19 :
葵×アルトとか。
Z2で葵に鈍いって言われてたし。
あとはジョーイの生気を吸い取る葵さんとか

20 :
>>18
張飛は若い頃にヤンチャしまくって、
母親わからない子供つくっちゃうくらいヤリチンだよ
http://bandai-hobby.net/sangokuden/chara/shou/cyouhi.html

21 :
浩一「それがアンタらの限界だと言うのなら……俺は人間を超えてやる!!」
葵「ふーん、そんな事言ってもこっちの方は人並み以下なのね」
浩一「ちょっ、それはほっといて下さいよ!ていうか何ヒトのズボン下ろしてるんスか!?」
葵「ふふっ、折角だからコッチも人間の限界を超えてみせてくれないかしら?もちろんお手伝いはしてあげるわ」
浩一「なっ……よくわからないけど、ナイスな展開じゃないか!」
葵「さ、ヤってやろうじゃん!」
浩一「うおおぉぉっ……オーバーライド!ヤってみせる!!」

浩一「――てな夢を見たんだ」
城崎「なるほど、最低ですね」

22 :
>>21
葵「というわけで実物を確認したけれども、やはり並な上にEN切れが早かったわね」
浩一「うっうっうっ・・・、正義さえ使えれば弾切れは起こさなかったのに・・・」
葵「というわけで男を磨くために必要な男たちを呼んだわ」
九郎「・・・へ?俺?」
テリオン「ふむ、退屈凌ぎくらいにはなろうか」
呂布「フフフ、浅ましい男め。そんなに巨根が欲しいか」
葵「というわけで、彼ら並みのフランスパンを手に入れるために頑張りなさい」
浩一「え!?いやあのちょっと・・・」
呂布「まずはその貧弱な一物を位置から鍛えることか始めるとしよう。魂ィィィィィーッ!!」
浩一「ちょ、ま、イヤアっーーーーー!!」

23 :
浩一カワイソスw

24 :
前スレ落ちたみたいですな

25 :
Wikiに前スレの最後の方の作品も保管しておきましたー

26 :
>>25
乙です!

27 :
マクロスフロンティアに潜入した女スパイ達(サヤ、由木、エイーダ)が
捕まって鬼畜集団と化したSMSから責められる話まだー?

28 :
>>27
リチャーズ・エンジェル発言のせいで軽快なテーマと共にバッタバッタと薙ぎ倒されるSMSしか思い浮かばないw

29 :
クラン(巨)の出番や

30 :
クラン(大)に縛られて、実際のプレイではロリ攻め百合とか倒錯してんないいぞもっとやれ

31 :
本スレですら「性のヨハネスブルグ」呼ばわりされる竜宮島の面々(映画版仕様)が
例のガスを吸ったら…誰かSSにしてくれないだろうか

32 :
>>31
大惨事世界大戦だな(性的な意味)で。

33 :
マーベル「一体何が起こっているの!?説明してちょうだい!!」

34 :
ベッドの上でエレボスと気持ちいいことをしていたショウ「ババババイストン・ウェルの意志さ」

35 :
>>34
バイストン・ウェルの意志「えっ?」

36 :
エレボス「ハゲなバイストン・ウェルの意志がこうしろって言ったのさ」

37 :
リュクス「フッ、計画通り」

38 :
前スレで車のアクアを買ったからMXの二人でエッチを書くと書き込んだんだが、
できたら5万文字オーバーしてた orz
これじゃあ長すぎだからいらない部分をカットしてくる

39 :
石神&ティトゥス「ハリー!!ハリー!!ハリー!!ハリー!!ハリー!!ハリー!!ハリー!!ハリー!!」

40 :
>>38
気にせず投下してもいいんじゃよ

41 :
>>38
過去作には7万字ぐらいあるSSもあったんで別にかまわないと思うよ
一度に投下するのがアレなら何回かに分けてもいいだろうし

42 :
>>40
>>41
助言ありがとう。
誤字脱を直したら投下します。仕事してるんで数日待って

43 :
アーニー×アリスの素天然コンビって電波が飛んできた

44 :
そういやOEってどんな感じだった?

45 :
ステージ1話1話は短い(ゲッター初参戦ステージは除く)。ただインターミッション会話は
結構あったりする。

46 :
おお、だったらそのうちOEのエロパロも来そうかな?
っていうか投下期待?

47 :
OE、簡単なステージと難易度高いステージの落差が激しい・・・

48 :
ここはエロパロ板だ。作品の感想は本スレにいって、どうぞ


秋ママ(登場するかな?)が少年キャラを搾り取る展開が見たいです

49 :
namgetto

50 :
ほしゅ

51 :
>>42の人あれから姿見ないけど大丈夫かな・・・

52 :
>>42
です。
生存しております。
「リ〜アルは続く〜よ どこまでも〜 野〜はなく山ば〜かり〜 谷ばかり〜」
な数週間を過ごしていました。
問題がなければ14:00ごろより投下します。

53 :
>>42
です。
投下します。
本番が始まるまで長いです。

54 :
 戦いに次ぐ戦いの日々が終わり、ヒューゴ、アクアは協力しあって自らの道を進んでいた。
 その関係は非常に善い関係となっている。
 二人の仕事は教官候補と科学者なので所属先は別だが、プライベートなときはだいたい一緒にいるし、片方が困っているときは当たり前のように助け合っている。
 更に、二週間に一回ぐらいは共に遠出して見聞を広めたりレジャーを楽しんでいるし、食事は毎食必ず一緒に楽しんでおり、夜になると酒を共にすることも多い。
 二人を見ると公私に渡って長年連れ添った夫婦のようだ。
 同僚からも「もう君たち結婚しなさい」とからかわれることが多い。
 昔は喧嘩が絶えなかった二人だが、今となっては喧嘩の現場を見ていた人間以外、二人が言い争いをしている様子など想像もできないだろう。
 
 戦いの後、二人は日本の施設に勤務となっていた。
 そして、日本で迎えた初めての春にヒューゴの身体を機械から生きたものへと戻す手術が行われた。
 ヒューゴ本人の体細胞から作った組織を移植するものだ。
 長時間におよぶ手術は無事に終了し、ヒューゴの身体からは機械部品全てが取り除かれた。
 同時にそれまで使用していた薬物も全て使う必要がなくなった。
 新たに得た身体を使えるようになるための訓練は当然、きついものとなった。
 しかし、ヒューゴは機械や薬に頼る必要が無くなったことが嬉しくて懸命に身体を動かそうと訓練に励んだ。
 結果、移植された組織が自らの体細胞が元であること、ヒューゴ本人が若いこと、更にはアクアの献身的なサポートもあり、夏の盛りを少し過ぎたころには訓練も終了。ヒューゴは全快したのであった。
 退院二日後の夕方、二人は近場で開催されている夏祭りへと繰り出そうとしていた。
 ヒューゴがアクアに今まで世話になった礼をしたいことを伝えたところ、日本の夏祭りに行ったことがないので連れていってくれと頼まれたのだ。
 しかも、浴衣まで作っているらしい。
 かつての隊長の教えにより、日本文化に詳しいヒューゴは「ならば任せろ」ということになった。

55 :
 今、ヒューゴはアクアの部屋の外で着替えを待っている。
(アクアの浴衣姿か。楽しみだな)
 パートナーはどういう浴衣を作ったのか?それが似合っているのだろうか?ヒューゴは浮かれ気分となりながらパートナーが部屋から出てくるのを待っていると
「ヒューゴ。お待たせ……」
 ドアを開く音とアクアの声がヒューゴの耳に入った。
 ヒューゴは着替えたパートナーの姿を拝むべく振り返る。
 そこにいたのは薄い水色の生地に白色やピンク色の花柄が印刷された浴衣を着たアクアであった。
 腰帯は紺色でとてもいいアクセントになっている。
 浴衣を着ることが初めてなので慣れていない感じがあるものの清楚な雰囲気が全身から出ており、化粧をする必要のない恵まれた顔立ちがほんのりピンク色に染まっている。
 ヘアバンドは普段のままだが、浴衣にも合っている。
 アクア自らが作った浴衣が似合っていることと、整った顔立ち。それらが影響しあい、アクアが普段よりも美女に見える。
 間違いなく、すれ違った多くの男を振り向かせるであろう。
 ヒューゴはそんなパートナーに見惚れてしまう。
「どうかしら?変じゃない?」
 アクアが不安げにおかしいところはないかを問う。
 だが、ヒューゴからの返事など決まっている。
「どこもおかしくないぞ。祭りに行く女たちの中で一番綺麗だと思うぞ」
「本当?」
 パートナーから賛辞を受けたアクアの顔色がピンクから赤へと変わる。
「ああ。女連れの男もアクアを見てしまうだろうなと思うぐらいだ」
「……ありがとう……着替えてよかった……」
 安堵したアクアが赤い顔のまま笑う。
 それは美しさと可愛さが同居した笑みであった。
「じゃあ、行くか」
 アクアの隣へと移動したヒューゴが出立を告げる。
 だが、
「ねえ。ヒューゴはそのままで行くの?」
 アクアが服装のことを訊ねる。
 今のヒューゴはごく一般的な私服だ。
「そうだが……何か変か?」
 ヒューゴは自らの私服をマジマジと見る。何か変なところでもあるのだろうか?
「う、ううん……そうじゃないんだけど……」
 アクアが言いにくそうな口調となりながら再び顔を赤くした。
「どうした?何か心配事でもあるのか?」
「違うの。部屋に戻ってもいい?」
「それはかまわないが……」
「うん。じゃあ、もうちょっと待っていてね?」
 パートナーからの了承を得たアクアはそそくさと自室へ戻った。
 あとには心配げな顔となったヒューゴが残された。
(何があったんだ?もしかして、俺の介護の疲れが一気に出てしまったのか?)
 アクアはヒューゴの手術前も後も、多くの事で懸命にヒューゴを支えてくれた。
 自分の時間を犠牲にすることもしばしばであった。
 よって、急激に疲れが出ているのかもしれない。
(だとしたら、俺が原因なんだよな)
 もし、ヒューゴの予想が当たっていたなら、原因となったのはヒューゴ自身。
 アクアが少しでも疲れている顔になったら今日は早めに帰路へつくべきであろう。
 ヒューゴはアクアへの恩返しをこれから多くしなくてはならない。恩返しのはずが逆に疲れさせては意味がない。
(今日は、早めに切り上げるのがいいか)
 ヒューゴが予定を早く終わらせる事を考え出した。

56 :
 一方、室内へと戻ったアクアは収納を開けて丁寧に折られている布を取り出した後、さっき以上に不安な顔となっていた。
(大丈夫かしら?受け取ってもらえるかしら?喜んでくれるかしら?)
 アクアが持つ布。それはアクアがヒューゴのために作った浴衣である。彼女は自分の浴衣以外にパートナーの浴衣も作っていたのだ。
 本当は着替えた姿を見てもらうのと同時に渡したかったが、躊躇してしまって渡せなかった。
 しかし、やっぱり見せるだけ見せてみようと思い立って再び室内へと戻り、取り出したのであった。
 でも、受け取ってくれるだろうか?という不安は消えない。
(……うん。見せるだけ見せてみよう。受け取ってくれるか不安だけど)
 アクアは再度決心するとドアの前へと移動し、
「ヒューゴ。開けてもらっていい?」
 ドアの向こうで待っているであろうヒューゴを呼ぶ。
「ヒューゴ。開けてもらっていい?」
「ああ。開けるぞ」
 ドアの反対側でアクアが自分を呼ぶ声を聴いたヒューゴがドアを開ける。
 アクアは両手に丁寧に折られた浴衣を持ちながら立っていた。
「アクア?」
 ヒューゴがどうした?というような口調でアクアを呼ぶ。
「あ、あのね。……これ……」
 アクアは浴衣を恐る恐るという感じでヒューゴへと差し出した。
「これは?」
「ヒューゴの浴衣……私が作ったの。一緒に着れたらいいなと思って……。受け取ってもらえる?」
 アクアが不安な声で訊ねる。
 だが、ヒューゴの返事など決まっている。
「当然だ。ありがたく着させてもらう」
 ヒューゴは即答するとアクアの手から丁寧に浴衣を受け取った。
 女性に自分の服を作ってもらえる。
 男にとって嬉しすぎることである。ヒューゴは自然と笑みを浮かべていた。
「よかった……」
 アクアが再び安堵した表情となる。受け取ってくれるかの不安が一気に消えた。
「それにしてもアクアは器用だな。自分の浴衣だけじゃなくて俺のまで作ってしまうなんて」
「裁縫が得意な人が同じ部署にいるからその人に教えてもらったの」
「そうか。アクアはいい奥さんになるな。それじゃ、着替えてくるからちょっと待っててもらえるか?」
 ヒューゴは何気ない一言を発すると着替えのため自室へと向かった。
「ええ……」
 一言を聴いてしまったアクアは再び顔を赤色にしてヒューゴを見送るのだった。

57 :
 自室へと戻ったヒューゴは手慣れた手つきで着替えを始める。
 アクアが作ってくれた浴衣はサイズがヒューゴにぴったりで、細部もちゃんと作られているため、何回も着ることができるであろう出来映えだった。
 柄は白地にごく薄い茶色の絣が入っているもので男が着るのにちょうどいい感じのものだ。
(自分のために作ってくれた服を着るのは嬉しいことだな。パートナーがいるっていうのはありがたいことだ)
 ヒューゴは着替えた浴衣を確認しながら喜びをかみしめる。
 今のヒューゴは一人のころに味わえなかった喜びを多く感じることができている。
 それは全てパートナーであるアクアがいるおかげだ。
(アクア……か……)
 ヒューゴは目を瞑り、軽く息を吐きながらアクアへの想いを整理する。
 かつて、パートナーとなったばかりのころはちょっとしたことで衝突を繰り返し、彼女を邪魔に感じることすらあった。
 だが、機械の身体という秘密を知られ、自暴自棄になっていた自分を叱責して立ち直らせてくれた後はそれまでの衝突が嘘だったかのように関係は改善。
 今は自然と理解し合える仲にまでなっている。
 もはやヒューゴの心中にはアクアを邪魔に思う気持ちなどひとかけらも無く、感謝の思いしかない。
 いや、感謝というよりも……。
(俺はやっぱり、アクアのことが好きなんだな……)
 ヒューゴは自分がアクアを好きなんだという事実を感じると若干思い悩むように目をつぶり、額に手を当てた。
 かなり前から自覚はあった。
 こうして自分の想いを整理するのだって何回もある。
 アクアはいろいろな面で非の打ち所のない美女だ。
 性格がいいだけでなく、その性格に引っ張られるかのように容姿、スタイル、雰囲気、その他多くの事で恵まれている。
 男であったら「こんな彼女が欲しい」と妄想してしまうであろう要因をほぼ全て満たしているだろう。
 そんな美女が自分と多くの時間を過ごしてくれているだけでなく、凹んでいたときに立ち直るきっかけを与えてくれて、手術、リハビリ、という大事を乗り切る助けをしてくれた。
 更に自分への浴衣を作ってくれていた。
 ここまでしてもらった女性を特別に意識することない男などいるだろうか?
 今やヒューゴは寝る前にアクアの事を意識しない日などないし、アクアのことを考えながらオナニーをしたことだって何度もある。
(伝えなくちゃならないな。俺の想いを。もう、ガキじゃないんだから)
 ヒューゴは決心する。
 今夜、自らの想いをアクアへ伝えることを。
 もっと深いパートナーとなりたいことを告白することを。
「さ。行くか」
 ヒューゴは気を引き締めるかのように呟くとアクアの待つ場所へと歩を進めだす。
 アクアはさっきの場所で待っていてくれた。
「待たせたな。似合うか?」
「ええ。とっても」
「そうか。ありがとうな」
 ヒューゴとアクアは楽しく話し合いながら歩きで祭りへと向かいだした。

58 :
 祭りの会場までは歩いて十数分ほどの距離である。
 車を使えばすぐ到着できるが今夜は衣装が特別だ。
 安全上、車など使えないし、風情を壊すようなことをする必要もないだろう。
「ねえ。ヒューゴ」
「ん?」
「腕を組んでもいい?」
「ああ」
 ヒューゴはフッと笑いながら自分の左腕を空ける。
 アクアが嬉しそうに右腕を絡めた。
「はぐれないようにしっかり組んでくれよ?」
「うん……」
 アクアの手に若干、力がこもる。
 周囲はヒューゴとアクア以外の人間はほとんど歩いていない。
 はぐれないように言う必要などないのだが……。
 二人は初めてデートに行く中高生のような雰囲気を発しながら歩くのであった。
「今日のお祭りって花火があるんですって」
「それは楽しみだな。花火っていうのは不思議なもので夏によく似合う。それに人が少ないところで眺めると空を独占しているかのように思える」
「そうなんだ。楽しみだわ」
 アクアは初めての夏祭りを想像しながら気分を弾ませていく。
 二人が会場に到着したのはそれからすぐであった。
 祭りは水田に囲まれた神社を中心として開催されている。
 すでにかなりにぎわっており、あちこちで家族や恋人たちが出店の品を物色したり、楽しげに歩いたりお参りをしている。
 人工の明かりは店のライトぐらいしかなく、そのライトもあまり明るすぎない程度にオレンジ色の光を発していて暗闇を程良い感じに彩っている。
 暗闇のほうへ視線を向けるといくつかの小さく輝く光、蛍が飛んでいて闇の向こうはどうなっているんだろう?という不思議な感じを醸し出している。
「まあ……」
 アクアは目を輝かせながら視線をあちこちへせわしなく移しだす。彼女には初めて見る祭りの光景が非常に幻想的に思えた。
「先ずは社殿へ手を合わせに行くか。神社は神のいるところだからな」
「うん。どこへ行くかは全部任せるわね」
 二人はともに社殿で手を合わせた後、他の人間たちと同じく出店を回りだす。
 アクアは見たことのない菓子類に興味を示したり、輪投げ、射的など祭りでしか行われないゲームを遊んだりして祭りを楽しむ。
 ヒューゴはアクアの楽しそうな顔を見る度に来てよかったことを感じ、小さく笑うことを繰り返すのだった。

59 :
『もうすぐ、花火が始まります。ご覧になられる方は移動をお願いします』
 到着して、一時間ほどがたったころに花火の始まりが近いことを告げるアナウンスが流れた。
「アクア。花火の見やすいところに移動しよう」
「ええ。でも、どこが見やすいのかしら?」
「心配するな。店の親父たちにどこが見やすいかは聞いている」
 二人は聞き出していた場所へと移動する。当然、腕を組んだままで。到着はすぐであった。
 そこは水田にそそぎ込む川の土手で水の清涼感と風が気持ちいい場所だった。
 二人以外の人間はいないので周囲に騒がしい音はなく、水の流れる音しかしていない。
 ベンチが設置されているため気持ちいいだけでなく落ち着くのにも適していそうだ。
 ここなら花火を目だけでなく音も楽しめるであろう。
「ん……。いい風。それにとても静か」
 アクアが何度も深呼吸を繰り返す。
 祭りによって高揚していたアクアの気分が少しずつ落ち着いてきているのが見て取れた。
 そんなアクアの様子を見ていたヒューゴが
(今しかない。俺の想いを、アクアを好きなことを伝えるのは)
 と、今まで生きてきた中で最も重大な事を決する。
 周囲には誰もいないため、邪魔するものはなにもない。
 心臓は高止まりと言ってよいほど鳴り響いているがこの時に行動しないと絶好の機会を逃してしまうことは明らかだ。
 もし、アクアが自分を振ったとしても時間が経てば自爆した良い思い出になるであろう。

60 :
「アクア。聴いて欲しいことがある」
 ヒューゴは非常に真面目な顔となってアクアへと声をかけた。
「え?ええ……」
 アクアはヒューゴの口調に何かを察したのか期待するような顔でヒューゴの目を見つめ出す。
 ヒューゴも自分の目をアクアの目からそらすことなく話し始めた。
「俺たち、出逢ったころは喧嘩ばかりしてたよな?」
「ええ……」
「以前の俺は身体の秘密を知られたくなかったことと、薬が切れたらいつんでもおかしくないことでアクアに対して気が回らなかった。それどころか疎ましかった。士官学校を出たとはいえ、
経験がほとんどない奴……しかも女がパートナーなんてふざけていると……」
 ヒューゴは以前、アクアに対して自分がとっていた態度を思い出しながら罰の悪そうな顔となった。
「……」
 アクアはヒューゴの目を見つめたまま何も言わない。
 ヒューゴが再び口を開く。
「秘密が一気にバレたとき、俺はアクアがパートナーを辞めるだろうと思っていた。でも、そのとき真っ先に浮かんだ考えはアクアにパートナーを辞めて欲しくないということだった。
勝手なもんだな。それまでさんざんな態度をとっていたくせに本心ではアクアに頼っていた」
「……」
 アクアはまだ口を開かない。だが、目だけは「それで?」と言っている。
「アクアが俺を叱ってくれたとき、パートナーを辞めなかったとき俺は嬉しかった……。同時に思い知った。アクアにふさわしいパートナーとしての行動をしなくちゃならないことを。それまでの行動を償わなくてはならないことを。
だから、アクアが俺を叱ってくれた後、俺にできる全力でアクアをサポートした。そして、戦いが終わった後も償わなくてはならないと思っているつもりだった。けど、違った」
 ヒューゴはアクアに話し続ける。
 アクアも話を聴き続ける。
「俺はいつのまにか、アクアという女がこの世で一番好きになっていた。はっきりと自覚したのはもうずっと前だ。しかも、アクアは戦いが終わった後も、パートナーでいてくれて、手術、リハビリを含む多くのことで俺を支えてくれた。
浴衣まで作ってくれた。今も、ちゃんと話を聴いてくれている。……俺はもう、アクア以外のパートナーなど考えられなくなってしまった。アクア……俺の深い意味でのパートナーになってほしい。俺は、一番好きな女に全てのパートナーとなってほしい」
 とうとう、ヒューゴは自分の想いを伝えた。
 話す間、アクアの目だけを見つめて伝えた言葉は全てヒューゴの本心。
 後はアクアからの返答を待つのみ。
 男にとって長い時間が始まった。

61 :
「……」
 アクアは無言のままだ。
「……」
 ヒューゴも無言となる。
 二人、ただ見つめ合うまま時が過ぎていく。
(駄目なのか?)
 ヒューゴの頭に「自爆」の二文字が飛び交いはじめる。
 自分とアクアの関係もここまでなのだろうか?だとしたら今後、普通に会話することが可能だろうか?
 ヒューゴが今後の事に不安をよぎらせる。
 しかし、告白から三十秒ほど後……アクアが身体を小さく震えさせながら目尻に涙を浮かべだした。
「ど、どうした?」
 ヒューゴは慌ててしまう。
 もしかして、自分からの告白はアクアを泣かせてしまうぐらい迷惑なものであったのだろうか?
 ヒューゴの頭が後ろ向きな考えで支配されだす。
 だが……
「嬉しいの……」
 アクアはヒューゴの考えとは真逆の答えを返してきた。
「……?!……」
 ヒューゴは目を見開いた。
 アクアは今、なんと言った?嬉しいと言ってくれたのか?
「嬉しいって言ったの……」
 アクアは念押しするかのように言葉を呟く。
 ヒューゴの耳が今度は聴き逃しなくアクアの声を拾った。
 更に……
「私も……ヒューゴの事が好き……誰よりも……」
 アクアはヒューゴが望んでいた返事を返してくれた!!
 彼女の涙は拒絶の涙ではなかった。嬉し涙だったのだ!
「そ、それじゃあ……」
「はい……私を……アクア・ケントルムをあなたの本当のパートナーにしてください……」
 アクアはヒューゴへ本当のパートナーになりたいことを伝えるとヒューゴの胸板に手を当て、寄りかかるように顔を埋めた。
「ア、アクア?」
 ヒューゴはアクアの行為に少し驚きながらもアクアを離さない。
 アクアが自分を受け入れてくれた喜びを感じる間もないうちの出来事に何をすればいいかがわからなかった。
「このまま話させて……私も、告白したい……」
 顔を埋めたアクアが言葉を紡ぎ出す。

62 :
「ヒューゴと出逢ったとき、私は士官学校を出たてで実戦経験がないのがコンプレックスだった。だから、一緒に組む人は私よりもずっと年上だろう、
その人に実戦を習おう。と思っていたの。でも、私の前に現れたのは私よりも年下のヒューゴだった……。しかも、ヒューゴは私よりずっと逞しくて頼りになって活躍して……
私なんかいらないじゃないかと思えた。私は無駄に年齢を重ねただけじゃないかと……」
 アクアの告白は自らのコンプレックスを語るところから始まった。
 それらはヒューゴが初めて聴くものであった。
 アクアほど恵まれた女でもやはりコンプレックスはあったのだ。
「私は、周囲に自分が役立つことを少しでも見せたかった。焦ったと言ったほうがいいと思うわ。だから、勝手にヒューゴをライバル視して技量を身につけていったの。
ヒューゴ以上のものを身につければヒューゴにパートナーを辞めることを言える。ヒューゴ以外の人のパートナーになれるとすら考えたわ……」
 アクアはヒューゴのパートナーを辞めることを考えたことがある。
 その告白にヒューゴは身を震えさせた。
 最初のころのヒューゴの態度からすれば当たり前であろうことだったが、今になって言われると恐いことだった。
 だが、同時に疑問も出てくる。
 なぜ、それでもパートナーとして残ってくれたのだろうか?という疑問が。
「なぜ、俺のパートナーとして残ってくれたんだ?」
「ヒューゴにとって知られたくない事を私が知ってしまったとき、ヒューゴは常に他の事を考えられないほど追いつめられているんだということを知ったわ。
自分が同じ状況だったらどうするだろう?人に言えるだろうか?とも。出た結論は誰でも余裕がなくなったら同じ事をすると思ったわ……。
そのとき、私はヒューゴをきっちりと支えなきゃならないことを理解したの。五体満足な私はヒューゴよりずっと余裕があったし、余裕のある人間がない人間を支えるのは当たり前のことだから。
私はあなたに立ち直って欲しいと思った。だから、あのときは叱責するような言葉を発したの」
 余裕のある人間がない人間を支えるのは当たり前……。
 この言葉にヒューゴはアクアの性格の良さの原点を見たような気がした。
 同時に、邪険に扱っていた人間すら支えてくれたアクアの優しさを思い知り、痺れるような錯覚を覚えた。
(そうか……俺は、アクアのこういうところに惹かれたんだな。男では絶対に持てないほどの優しさと献身さを持つところに)
 ヒューゴはアクアに惹かれた理由を噛みしめながらアクアの告白を聴き続ける。
「立ち直ったあなたは本当に私に良くしてくれるようになった。今は私がサポートを欲しがっているときを察しているかのように手伝ってくれる。
私ね、男の人にそこまでしてもらえるのは初めて。いつの間にかあなたの事ばかり考えるようになってた……。あなたに頼まれたわけじゃないのに勝手にあなたの浴衣まで作ってしまうくらいに。
……浴衣を受け取ってくれたとき、嬉しかった。「いらない」と言われたらどうしようと思っていたから……」
 ヒューゴが着ている浴衣。それはアクアがヒューゴをどう想っているかを表現したものであった。
「さっき、ヒューゴからの告白を聴いたとき、天にも昇るかのように嬉しかった。好きな男性(ひと)に告白してもらえるのって泣いちゃうぐらい嬉しいことだったのね……。
初めて知ったわ。だから、ヒューゴ……私にも言わせて……私をあなたの一生のパートナーにしてください……」
 告白が終わり、アクアは再びヒューゴの目を見つめる。
 ヒューゴは思わずガッツポーズをとってしまいたくなるような喜びに襲われた。
 だが、今の雰囲気を壊したくない思いから懸命に冷静になるよう意識してアクアと見つめ合う。
「好きだ……」
「好き……」
 二人は相手への想いを再び伝えあうと目を瞑り、磁石が引き合うかのように唇を近づける。
 小さな水音とともに重なり合った唇からは初めて知る感触が伝わってきた。
 それは二人ともに初めてのキス。
 ヒューゴがキスしたままアクアを抱きしめる。
 服越しでも伝わる男女の身体の違いが二人の身体を伝っていく。
 今、自分は伴侶となる異性と想いを伝えあえたのだということを二人は実感した。

63 :
「……」
「……」
 二人は息が続く限りのキスを終えると再び見つめ合う。
 直後、結ばれた二人を祝福するかのように夜空を彩る花が大きな音を響かせながら咲いた。
 二人は花火が始まったことを知ると寄り添いあい、しっかりと腕を組んで花火を見上げだす。
 花火を見ていると、さっきヒューゴが言ったように空を独占しているような不思議な気分が二人を満たしていく。
 時折、目と目が合い、そのたびに小さく微笑みあいながら再び空を見上げることを繰り返す。
 共に無言だが、相手の目を見るだけで全てがわかるような気がした。
 二人を祝福する花はおよそ一時間ほど咲き続けた。

本日はここまで。
明日に続きをUPします。

64 :
(o^-')b !

65 :
GJ!
ヒューゴとアクア好きな俺にはたまらん

66 :
乙です!
続き楽しみにしてます!

67 :
>>42
です。
21:40より続きを投下します。

68 :
 花火を満喫した二人がアクアの部屋へと戻って数十分が経過した。
 今、浴室ではアクアがシャワーを浴びており、身体を綺麗にしている最中だ。
 ヒューゴは先に入浴を済ませており、腰にバスタオルを巻いた格好でベッドに座ってアクアを待っている。
(……いよいよか……初めてだが巧くできるだろうか? 
 ヒューゴは浴室から響くシャワーの音を聴きながら不安を募らせる。
 彼は女性経験がない。
 女とのつき合いや女体を覚える頃に機械の身体となってしまったからだ。
 だが、ヒューゴは今日、深いパートナーを得た。
 入浴を終えたパートナーが来た後に行われるのは身も心も結ばれる儀式。しかも、ヒューゴにとっては初めての。
 パートナーが何度も思い出したくなるような幸福に満ちた愛の行為を行えるか?不安であった。
 そして、不安なのはヒューゴだけではなかった。浴室のアクアも不安であった。
 整った顔がずっと曇ったままだ。
(……やっぱり怖い……でも……ヒューゴならきっと大丈夫……)
 アクアはまだ男を知らない。
 お嬢様育ちなのと男との縁がヒューゴ以外なかったからである。
 入浴を終えた後に待っている儀式で自分はどうなってしまうのだろうか?
 ヒューゴは優しく愛してくれるだろうか?
 初めて男を受け入れるときというのは身体が裂けるかのように痛いと聞いているが大丈夫だろうか?
 次から次に不安の種が出てきてしまう。
 特に不安なのは……
(私のあそこ……おかしく思われないかな?)
 アクアが自分の恥ずかしいところを見つめる。
 そこには大概の女性には多かれ少なかれあるはずの毛がなかった。
 アクアは思春期をとうに過ぎてもあそこに毛が生えたことがない。生まれついてのパイパン体質であった。
 加えて、髪や眉毛など、本当に必要なところ以外は極端に体毛が薄い体質であった。
 その証拠に、手足の体毛も産毛程度しかない。
 水着のようなDFCスーツを着ているとき、露わになる部分の毛の処理をする必要がないという利点はあったが、普通はあるはずのものがないというのは不安材料である。
 ヒューゴにこのことで変に思われないだろうか?
 でも、今更になって毛が生えてくることはない。
 アクアは様々な不安を覚えながら体の隅々まで綺麗にして浴室を後にした。

69 :
 浴室からの音が消えて五分ほど後、アクアはバスタオル一枚だけでヒューゴの待つベッドへとやってきた。
 いつも着けているヘアバンドも今はない。
「お、おまたせしました……」
 アクアが緊張した面もちで言葉を発する。
 何もかもが初めての時が近づいているため、緊張は増すばかりであった。
「ああ」
 対してヒューゴは、一見落ち着いているかの様子で立ち上がってアクアのところへと歩を進める。
 そして、アクアを正面から抱きしめるとキスを迫った。
「ん……」
 アクアはパートナーのされるままに抱かれ、唇を受け入れる。
 石鹸やシャンプーでも落とすことができない異性の香りが二人を包む。
 男の香りは少しばかり苦みが混ざっている香りだが女の香りはどこまでも甘い。
 これから、二人はこの香りを持つ人に抱かれ合うのだ。
 嬉しくもあり、恥ずかしいことでもあった。
「ヒューゴ……あのね……私、全部初めてなの……キスもあなたが初めてだったの……だから……優しくして……」
 アクアはこれからの行為が初めてであること、キスも初めてであったことを恥ずかしげな顔となって告白した。口調からは怖がっているような感じも受ける。
 その告白はヒューゴにとって嬉しすぎることであった。
 自分だけでなく、アクアも異性経験がない。
 パートナーの初めての男になれるだけでなく、自分の初めてを捧げることができるのだ。
 最高の初体験になるであろうことが想像できた。
「俺も同じだ。全部初めてだ。アクアが初めてのキスの相手だ。正直、どういうふうにすれば優しくできるかわからない。だが、
アクアへ優しくしたい気持ちに嘘はない。だから、全部任せてくれ」
 ヒューゴは自分も初めてであることを告白すると目一杯の強がりで「任せろ」と宣言する。
「はい……」
 アクアは即答で返すと目をつぶり、顔を上げてキスをねだる。
 ヒューゴはアクアの唇に再び吸い寄せられ、三度目のキスを長く続けた。
 
 キスの後、先に口を開いたのはヒューゴであった。
「裸を見せてくれ……」
 男は女へ裸を見たいことを伝えると手を女のバスタオルへかける。
 どの男も見たことがないアクアの裸がいよいよただ一人の男の目にさらされる時が来たのだ。
「はい……」
 アクアは異性に初めて裸を見られる恥ずかしさと恐怖で身を固くしながらも懸命に身体から力を抜く。
 ヒューゴはバスタオルを勢い任せにはぎ取りたい衝動を懸命に抑えながら丁寧にバスタオルを取っていく。
 二人ともたちまちのうちに喉がカラカラになるほどの緊張を感じている。

70 :
 シュルシュル……ファサ……
 なぜか布の擦れる音と落ちる音が大きく聞こえ、アクアの身体を隠す物がなくなった。
 布が取られることで露わになったアクアの裸体……。
 それは美しいとしか言いようのない造形美に溢れたものであった。
 目を強く閉じ、恥ずかしさで真っ赤に染まる顔……。
 化粧は全て洗い流されているがもともと化粧の必要が全くないくらい整ったアクアの顔はすっぴんが一番綺麗であった。
 きめが細かくて白い肌と輝く青い髪……。
 美白の肌のきめと髪が持つ艶は若さに頼ったものではなく、普段から手入れを怠らないから持つことができるものであった。
 強く抱いたら折れてしまうんじゃないかと思えてしまう細身の全身……。
 初めて男に見られる女体は細いが出るところは出て引っ込むところが見事に引っ込んでいる。
 しかも、全体が丸みを帯びた面で形成されており、女と男は根本的に違うものなのだということを教えてくれる。
 
 細い身体と完璧に釣り合いがとれる大きさ、形を誇る美巨乳……。
 形は「プルルン」という音が聞こえてきそうなほど丸く、完璧な円をしており、中にはヒューゴへの愛と官能が詰まっている。
 頂点に彩りを添える小さめな乳首は男のスケベ心を一段と刺激する絶妙なピンク色だ。
 乳首の裾野に広がり、乳首と同じピンク色をした乳輪は乳首と同じく小さめで、肌色との境界がほんのちょっとだけぼやけている。
 更に、乳首、乳輪ともに誰にも触られたことがないことを主張するかのようにツルンとして艶だっており、男の股間を直撃していく。
 美巨乳のため更に細く見える腰……。
 DFCスーツを着ることの条件の一つが腰の細さと言われても説得力がありそうなほど細い腰は美巨乳によって更に細く見え、逆に細い腰は美巨乳をより大きく見せている。
 更に細い腰はへそすら美しく見せ、指で撫でてみたいと思わせる。
 丸いお尻に無駄な肉がない長い足……。
 手や胴体と同じく見事な曲面で作られており、体毛が薄いことによって美を損なうものはなにもない。
 
 そして……あそこが無毛のためはっきりとわかる男を受け入れるための割れ目……。
 美白の肌を持つアクアだが、ここの肌は乳首と同じ薄いピンク色となっており、乳首同様に男の視線を固定させる。
 今夜、アクアはここから初めて男を自らの体内へと受け入れる……。
 裸のアクアは何もかもが美しいとしかいえない。
 今、ヒューゴの頭の中で美女という言葉はアクアの為だけにあった。
(……俺のパートナーはなんて、綺麗なんだ……)
 ヒューゴは初めて見たアクアの裸の綺麗さに息を呑んでしまい、言葉を発せない。
 戦場の華のごとくDFCスーツを着ているアクアも綺麗だが、隠すものがないアクアは更に美しい。
(俺が今まで見てきた綺麗なものはなんだったんだ……こんなにも近くに最も綺麗な存在がいてくれたんだ……)
 ヒューゴは今までそれなりに美人を多く見てきたつもりだった。
 かつて所属していた混成部隊など美女軍団と言ったほうが良いぐらい美人ばかりであった。
 だが、裸となったアクアはヒューゴが見てきた美しいもの全てが束になっても勝てないであろうほど圧倒的な綺麗さと官能を持っていた。
 アクアの裸は間違いなく、ヒューゴが生まれてから今まで見てきたものの中で最も美しかった。
 性格、体型、ともに比べ物がないくらいの美人でヒューゴにとって一番大切な存在であるアクア……。
 今夜、ヒューゴは世界で最も大切に思っている美女と結ばれるのだ。
 なぜ、すぐ近くにこんなにも破格の美女がいたことに気づけなかったのだろうか?
 ヒューゴはアクアの裸に見とれ続けながらも過去の自分へ「大馬鹿野郎」と言いたい気分であった。

71 :
「……」
 アクアは無言のまま裸をさらし続ける。
 自分の美しさが原因でヒューゴから言葉を無くしていることがわからないアクアは全身を小さく震えさせ、恥ずかしさで身体を隠したい衝動をなんとかおさえつけている。
(は……恥ずかしい……口から心臓が飛び出てきそう……)
 裸をさらけ出したことで触覚が敏感になっているのかヒューゴの視線が自分のどこを見ているのかわかる。
 視線は全身をくまなく刺してくるが特に毛のないあそこへ強烈に刺さってくる。
(ヒューゴがどこを見てくれているのかわかる……でも……でも、ヒューゴに見てほしい……私を知ってほしい……)
 恥ずかしく、震えが止まらないがヒューゴに見てほしい。今からヒューゴの女(もの)になる自分を見てほしい。
 それが、アクアの想いであった。
(は!?)
 ヒューゴがアクアの身の震えに気づいた。
 愛の行為が初めてということは当然、異性に裸を見られるのも初めてのことだろう。
 なぜ気づけなかったのだろう。
(アクアだけに恥ずかしい思いはさせない)
 震えるパートナーがどんな気持ちで裸を見せてくれているのかわからないヒューゴではない。
「アクア……俺を見てくれ……」
 ヒューゴが腰に巻き付けているバスタオルを取り、アクアと同じく全裸となる。
「……」
 アクアがゆっくりと目を開けた。
 視界にヒューゴの裸体が飛び込んでくる。
 アクアが初めて見る男の裸体は見慣れている自分の肉体と何もかもがちがった。
 
 首が太く、胸板は厚く、腹筋が見事に割れており、手足は女よりもずっと太く筋肉質で皮膚の薄いところは血管が浮き出ている。
 引き締まった身体は軍人ならではの普段の訓練によるものであった。
 アクアはヒューゴのリハビリを手伝っていたからヒューゴの身体がたくましいことは知っていた。
 だが今、こうして見るとヒューゴの肉体はアクアが想像していた以上にたくましいものであった。
 彫刻家が作った像のようであった。
 しかも、軍仕込みの筋肉はボディビルダーのような大げさな筋肉でないため、力強さとしなやかさが同居しているような雰囲気を放っている。
「あ……」
 上から下へ視線を移動させていたアクアの目がとあるところで止まる。
 そこは男にとって最も恥ずかしい場所であり、女と繋がるために最も大切な場所。
 子種を出す場所でもあり、場合によっては女に愛してもらう場所。
 普通、そこの周囲には体毛が生えるはずの場所なのだが……ヒューゴのものの周囲には毛がなかった。
 剃った後や手入れをした跡は見受けられない。
 それに手足をよく見てみると体毛もほとんどわからない。
 実はヒューゴもアクアと同じ、秘部の周囲に毛が無く、体毛も薄い体質であったのだ。
「ヒューゴも……なの?」
 アクアがヒューゴの股間を凝視しながら訊く。
「ああ。生まれつきでな……アクアが裸を見せてくれたなら、俺も見せなくちゃならないと思ったんだ」
 ヒューゴは恥ずかしさを抑えながら答えた。
 アクアが全てを見せてくれたなら自分もそれに応えなくちゃならない気がしていたからであった。
「私も生まれつきなの……」
 アクアも生まれつきの無毛体質であることを告げる。
「そうなのか?俺たち、体質が似ているのかもしれないな」
「ええ……もしそうなのなら嬉しい……」
 二人はそろって同じ無毛体質なのだということに奇妙な安堵感を覚えると、そうすることが当たり前の事のように裸で抱き合って三度目のキスを始める。
 布を取り去ったことにより、肌の温もりと触感が驚くほど強く伝わり合う。
 特に胸に伝わる感触が気持ちよい。一枚の布を取り去っただけでこうも違うとは……。

72 :
(アクアの胸は……こんなに柔らかいのか……)
 アクアの美巨乳が少し潰れて男には絶対に持つことのできない弾力感をヒューゴへ伝え、
(ヒューゴの胸板……凄く逞しい……これが、男の人の身体……)
 ヒューゴの胸板がアクアへ硬さを伝える。
 裸で抱き合いながらのキスは興奮を加速させる。
 二人はもう、立ったままでいたくなかった。
 ベッドで互いの肉体を絡ませあいたかった。
「アクア。ベッドへ行こう」
「はい……」
 ヒューゴはアクアを姫抱きで持ち上げると宝物を扱うようにベッドへ寝かせる。
 アクアは全てをヒューゴに任せ、動こうとしない。
 ヒューゴがアクアに覆い被さった。
 敷き布団となったアクアにヒューゴの体温と香り、心地よい重みが伝わる。
 男の身体はなぜこうも逞しくて温かいのだろう……。
「重くないか?」
「ううん……温かくて気持ちいい……」
「そうか。よかった」
 ヒューゴがアクアを抱きしめる。
 さっきまで目の前にあった異性を抱いていると思うと胸が高鳴り、恥ずかしさでもともと強く脈打っていた心臓がもっと強く脈打ち出す。
 アクアの心臓も高鳴り出している。
「ヒューゴ……あなたの心臓が脈打つのが伝わってくるの……」
「ああ……アクアを……好きな女を抱けるのが嬉しくて興奮してるんだ。それに、俺にもアクアの鼓動が伝わってくる」
「ヒューゴ……」
 アクアがヒューゴの首へ手を回すと、目を瞑りながら唇を突き出した。
 口がほんのちょっと開いていて隙間からは可愛らしい歯が見える。
「……」
 ヒューゴはすぐさまアクアの求めに応じて唇を重ねた。
 そして、今までとは違うキスを始める。
 アクアの唇の隙間へ自分の舌を入れたのだ。
「ん……んん!?」
 突如、口の中から走ってくる痺れを伴った異物感にアクアは目を大きく開き、身体を戦慄かせた。
「んん?!ん!?んんん!!」
 ヒューゴの舌はアクアの舌へ強引に絡まり、歯の裏や舌の付け根、頬の内側を舐めまわして口の中を蹂躙する。
 更にアクアが逃げないよう両手で頭を固定し、唇を押しつけ、舌でパートナーの口の中をかき回し続けた。
「ん!!んん!?」
 アクアは痙攣したかのように全身を震えさせ続ける。
 口の中は既に舐められたところが無いぐらいに舐め尽くされ、舌はいいように弄ばれている。もはや、アクアの口内はヒューゴによって完全に犯されていた。
 それでもヒューゴはアクアの口の中を犯し続ける。
 先ずはここからアクアを征服するとでも言うかのように。

73 :
「んん!……ん!……ん……ん……」
 長くキスを続けるうちにアクアの身体から強ばりが抜けてきた。
 息が続くまでアクアの口内を堪能したヒューゴはようやくアクアの唇を解放する。
「「ハア……ハア……ハア……」」
 二人、荒い呼吸を繰り返しながら見つめあう。
 口の中を完全に犯されたアクアの目からは涙が流れ落ちていた。
「ハア……ハア……」
 息を整えたヒューゴは再びアクアの唇を奪い、口の中をかき回す。
 今度はアクアの身体が戦慄くことはなかった。
 それどころかもっと口の中を蹂躙してもらうべくヒューゴの首へ回したままだった手に力をいれ、ヒューゴを抱き寄せた。
「「ん……」」
 ヒューゴの舌がアクアの舌をつつくとアクアの舌が絡みつきだす。
 二人の口の中から痺れる気持ちよさが伝わってきた。
「「ん……んん……ん……」」
 キスによる快感を知った二人は口の中を蹂躙しあう。
 ヒューゴの口の中がアクアの甘い液で満たされていき、アクアの口の中はヒューゴの少し苦い液で満たされていく。
 相手の液が口の中に多くなってくると共に喉を鳴らせて相手の液を飲むことを繰り返す。
 口の中をかき回しあうキスはずっと続けていたいぐらい甘美で燃え上がるものだった。
 そのことを知った二人は何度も何度も深いキスを続けた。
「キスってすごく気持ちいいのね……」
「ああ。アクアが相手だからこんなに気持ちいいんだな」
「うん……私もヒューゴが相手だから気持ちいいんだと思うの……でも、キスだけでこんなに気持ちいいのにこれから先はどうなっちゃうのかしら?」
「わからないな。だが、アクアが相手なら絶対に幸せな気分で全てを終えられる自信がある」
「私もヒューゴに抱かれるなら絶対に大丈夫って確信してるの……」
 二人は額をつけあい、甘い言葉をかけあう。
 これから行われる行為は間違いなく幸せそのものに終わるという確信とともに。
「アクア……愛させてくれ……」
 ヒューゴはアクアの髪を撫で、本格的に愛したいことを伝える。
「はい……お願いします……」
 アクアにはこれからの行為を断る理由などない。
 ヒューゴの手がアクアの双乳へとのびる。
 二人の愛の行為が本格的に始まった……。

74 :
本日はここまでです。
二人の恥ずかしい秘密打ち明けあいでした。
続きは明日、UPします。
本番開始です。
「け!!ブラックコーヒーよこせ!!」
と言いたくなるであろう展開がしつこく続きます。

75 :
>>42
です。
23:20ごろから続き投下します。

76 :
 ヒューゴはアクアの美巨乳をそっと持ち上げるように両手を添えた。
 手には絹よりもさわり心地がよく、つきたての餅よりも柔らかく、男を全て包んでくれそうな温かい感触が伝わってくる。
 手の感触というのはなんと凄いのだろう。
 さっき胸板で感じた美巨乳の感触も凄かったが手で触ると何倍も敏感に美巨乳の感触を味わえる。
 特に柔らかさは凄く、指が抵抗なく沈んでいく。アクアの優しさと女らしさを表現しているかのようであった。
 しかも若い女によく見られる芯のあるような柔らかさが全く感じられない。(童貞であるヒューゴにはわからないが)
 それはアクアがいかに恵まれた身体を持っているかということを現していた。
「う……」
 異性に初めて美巨乳を触られたアクアは少し恐怖の顔となってヒューゴの両手に自分の手を乗せた。
「やっぱり怖いか?」
「うん……でも、変な気持ち……怖いのに、触られているところが気持ちいいの……」
 アクアの言葉に嘘はない。
 どうしても消すことができない恐怖感と触られているところから伝わってくる初めて感じる甘い痺れが今のアクアを満たしていた。
 少し怖いけど続けて欲しい……。奇妙な気持ちであった。
「そうか……続けても大丈夫か?」
「はい……」
 ヒューゴの確認にアクアが頷いた後、アクアの手が離れる。
 男の手が美巨乳を揉み始めた。
(なんて、柔らかくて温かいんだ……これが……アクアの胸の感触……)
 ヒューゴは初めて知った乳房の柔らかさと温もりに興奮し、油断すると我を忘れてしまい、力任せに揉んでしまいそうだった。
 しかし、アクアが感じている恐怖を少しでもなくしたい思いから懸命に優しく、ゆっくりとした速さで、なおかつ嫌らしく美巨乳をこねる。
 初めてであるため、ぎこちないのはしょうがないだろう。
「ん……あ……うう……」
 アクアはヒューゴが手を握る度に上半身を小さく跳ねさせながら愛撫を受け続ける。
 揉まれる所からは強弱をつけた電流が走り、身体の芯を疼かせていく。
(どうしよう……こんなに気持ちいいなんて知らなかった……)
 アクアは初めて感じる快楽の波に戸惑いを感じながらヒューゴへ身をさらす。
 自分で触るときはそんなに大きな気持ちよさではないのに異性に触られるとなんたる気持ちよさであろうか。
 女性向きのその手の本で男から胸を愛撫される気持ちよさに関して知ってはいるつもりだった。
 だが、実際に自分がされると頭で想像していた以上の気持ちよさであった。
 しかも、ヒューゴの愛撫は優しいだけでなく、女の羞恥心を刺激するかのようにムニョムニョと嫌らしく揉むので恥ずかしさがどんどん大きくなってくる。
 でも、止めてほしくはない。もっと続けてほしい。
「うう……あ……はあ……はあ……」
 アクアはどうしても抑えられない気持ちよさに甘さと苦しさを混ぜ合わせたような声を発しながらヒューゴの思うままに美巨乳を揉まれ続ける。
「アクア。苦しくないか?」
 ヒューゴは一旦、美巨乳の愛撫を止め、アクアの顔を心配げにのぞき込む。
 初めてのことだから自然と力任せになってしまい、パートナーに苦しい思いをさせていないであろうかが不安であった。
「う……うん。大丈夫……気持ちよくて、戸惑っているだけだから……」
 アクアはほんのちょっとだけ苦しみを我慢するような顔で今の自分の気持ちを伝えた。
「そうか……よかった」
 ヒューゴの顔が安堵したものへと変わる。
「ねえ、ヒューゴ。私の身体……おかしくない?」
 ヒューゴが愛撫を再開しようとしたとき、アクアからヒューゴへ問いが発された。
 自分がどれほど恵まれ、美しい身体を持っているかわからないアクアらしい質問である。
「こんなに綺麗な身体が他のどこにあるんだ……」
 ヒューゴはアクアの身体がおかしくなどないことを態度で示すべく愛撫を再開する。
 胸の間に顔を埋めると谷間を舐め、美巨乳で最も愛らしい部分である乳首を左右両方とも人差し指と親指で転がしだす。その力加減は美巨乳を揉むときと同じく優しいものであった。
 しかし、敏感な部分を愛撫されだしたアクアには全く別ものの強い電気が走り出す。
「あ……あう……うう!!……んん!!」
 アクアは両乳首から感じる痛いようなくすぐったいような言葉にしにくい気持ちよさと肌を舐められる奇妙な感触に襲われ、さっき以上に身体を跳ねさせる。
 特に乳首から伝わってくる気持ちよさは美巨乳の内部まで針を刺されるような鋭いものであった。

77 :
「んん!!……ヒューゴ……気持ちいいけど……くすぐったい……う!……あ!」
 アクアは苦しげに顔をしかめ、目を強く瞑るが声には苦しいものが感じられない。それどころか甘いものを強く我慢するような調子であった。
 更に、柔らかい突起物であったはずの乳首が少し大きくなり、乳房と違って芯を感じさせる硬さへと変わってきている。しかもアクアから放たれる甘い香りが強くなってきた。
 初めて愛撫される女体はとても敏感なようだ。
(アクアが気持ちよくなってくれている……)
 ヒューゴはアクアの反応が嬉しくてもっと愛撫すべく一旦、身体をを離す。
「え……?」
 突然、止まった愛撫にアクアは疑問の顔となりながら瞑っていた目を開ける。
 見ると、ヒューゴは美巨乳にそっと手を添えながら乳首を凝視していた。
「!!」
 アクアの顔へ瞬間的に血が集中し、身体が震える。
 ヒューゴはアクアがさっきよりも恥ずかしがっていることをその反応で悟るが、乳首の凝視を止めない。
 間近で見る乳首は非常に愛らしく、硬く隆起しながら脈打ち、更なる愛撫を望んでいるように見えた。
 乳首を見ているだけで股間のものが勃起していく。
 ヒューゴが舌を出し、乳首をソッと一舐めする。
 乳首からアクアの身体へ切ない快楽が走った。
「あ……ヒューゴ……」
 アクアは大きく首をそらしながら切ない快楽をこらえた。
 声の大きさはか細いが調子が一段と甘くなっている。
 乳首が悦びを表現するようにもっと膨らみだした。
 ヒューゴは女体が悦んでくれていることを知ると乳首を口に含み、チュ……チュ……チュ……と音をたてながら吸い出す。
「ん……ヒューゴ……あんまり強く吸わないでね?」
 触られているときは感じなかった切なさを伴う快楽と痛み、そして母の気持ちを疑似体験できる幸福感にアクアはヒューゴの頭を撫でながら強く吸わないでほしいことを伝える。
 乳首を強く吸われると快楽が大きくなり、幸福感が消えてしまいそうであった。
 ……コクリ……
 ヒューゴは目を瞑り、乳首を口に含んだまま小さく頷いて乳首を吸い続ける。
 乳首からは母乳こそ出ないが代わりに女体の甘味がにじみ出てくる……。
 ヒューゴが初めて味わう女体の甘味……。
 頭がたちまちのうちに酔わされてしまい、アクアの事しか考えられなくされる。
 しかも、雌の香りが止まることなく漂っているので離れたくなくなってくる。
 まるで、魅了(テンプテーション)の術にかかってしまったかのようだ。
 ヒューゴはアクアの味に夢中になり、乳首を吸いたて続けた。
「ヒューゴ……私のおっぱい……おいしい?」
 アクアは女神のように優しい顔と声で自らの美巨乳の味を訊ねる。
 ……コクリ……
 ヒューゴはアクアの甘味と優しい顔と声に完全にまいっており、再び頷くのがやっとだった。
 女とはこんなにも甘いものなのか……。
 今のヒューゴには女というものがたやすく男を捕らえ、逃げられなくするものなのだということが嫌でも理解できるだろう。
「もっといっぱい、飲んでいいのよ?」
 ヒューゴの顔を見たアクアはすぐにパートナーが乳首の味に夢中になっていることを知り、優しい顔で続きを促す。
 恥ずかしさは全く消えないが、それ以上にパートナーが自分を愛撫してくれるのが、自分の身体に夢中になってくれるのが嬉しい。
 だから、もっとヒューゴに身を捧げる。
 ヒューゴは言われるままに再び乳首を吸いだす。
 吸われ続ける乳首はやがて完全勃起し、痛みを訴えるかのようにプクン……と膨らんで脈打ちだした。

78 :
(こんなに大きく……)
 ヒューゴは初めて見た乳首の勃起に驚きと喜びを感じていた。
 女は乳首をいじられ続けると性的興奮から乳首を大きくすることぐらい知っていた。それが正常な反応であるということも。
 しかし、乳首の勃起を知識で知っているのと現実に勃起した乳首を見るのとではあまりにも衝撃が違った。
 勃起した乳首は痛々しそうな雰囲気の中に美しさを併せ持っており、息を止めて見惚れてしまうほどだ。
 それに、アクアがここまで乳首を勃起させたのは自分が愛撫したことによるものだというのが嬉しさとしてこみ上がってくる。
 つまり、今、目の前にある勃起した乳首はアクアが自分の愛撫で気持ちよくなってくれている証拠なのだ。
(アクアにもっと気持ちよくなってほしい)
 ヒューゴは美巨乳を揉みながら乳首を吸うだけでなく、時折歯で軽く噛んで引っ張ったり、離したり、舌で乳首の頂上をつついたりしてあげる。
「んう……う!……ああ!……」
 アクアの声に切なく、苦しいものが多くなる。しかし、抵抗は全くない。抵抗の無さはヒューゴにもっと好きにされたいことを伝えるかのようだった。
「アクア気持ちいいか?」
 ヒューゴが美巨乳の突起を親指で押しながら回して弄ぶ。
「う……うん……とっても気持ちいい……身体の奥がつつかれるみたい……でも、やっぱり恥ずかしい気持ちもあるの……」
 アクアは恥ずかしさに顔を染めながらも気持ちよさを隠さずに伝える。
「ありがとうな……恥ずかしいのを我慢してくれて」
 ヒューゴは乳首へのしつこい愛撫を止め、再びアクアの唇を奪った。
 パートナーは恥ずかしいのを我慢して美しい身と心を弄ばせてくれている。
 男として嬉しく、誇らしいことであった。
「「ん……」」
 重なった互いの手が自然と繋がる。
 男の手はゴツゴツしていてとても逞しく、女の手は細くて簡単に折れてしまいそうだが柔らかかった。
 唇を離した二人。
 表情が告白のときと同じぐらい真剣なものとなっていた。
 アクアは知っている。
 自分が次にどこを見られるのか、愛されるかを。
 そこは、女の最も恥ずかしいところ……。
「アクアの……一番恥ずかしいところを愛させてくれ」
「はい……」
 アクアの全身から、特に腰から下の力が完全に無くなる。
 恐怖はいつのまにかほとんど消えていた。
 ヒューゴは自分を優しく愛撫をしてくれている。
 パートナーの優しさに自分も応えたい。ここから先のことはたとえ力づくでされてもかまわない。
 あるのは恥ずかしさと自分はどう愛されるのだろう?どう変わってしまうのだろう?という好奇心のみ。

79 :
 パートナーから力が抜けたことを感じたヒューゴはアクアの喉元にキスすると鎖骨、乳房、乳首、肋骨からへそへと上から下へ舌を這わせていく。
 ヒューゴの頭がアクアの最も恥ずかしい部分へ頭が下がっていくほど二人の心臓が破裂しそうなほど強く鳴り響いていく。
 そして……いよいよアクアの股間へとヒューゴの頭が到着する。
 両腿できっちりと閉じられている内側に、隠すことのできない割れ目が見えているだけじゃなく、女の香りが最も強く放たれていた。
(ここが……アクアの……)
 ヒューゴは緊張に震えながらアクアの脚に手をかけて持ち上げ、ゆっくりとMの字に開く……。
 抵抗は全くない。むしろアクアが自ら脚を開いてくれたのではないか?と思えるほどであった。
 アクア本人以外、見たことも触れたこともない秘所がとうとう異性の前にさらけ出された……。
 直後、二人は時が止まったかのように全てを硬直させる。
「……」
 最も恥ずかしい場所を男に見せることになり、今にも泣きそうなぐらいの恥ずかしさで言葉を出せない女。
「……」
 初めて女の秘所を目の前にし、その美しさと漂ってくる香りに魅せられて言葉を出せない男。
 辱めを受けるほうと辱めるほうとの違いはあるが共に何も言えないし何もできなかった。
 
 ヒューゴの前にさらされているアクアの恥丘と割れ目……。
 外観は盛り上がりこそ他の女とほとんど違わないのだが色は男の股間を直撃する絶妙なピンク色をしており、真ん中を走る割れ目は貝の口のように一直線に閉じて懸命に女の秘密を守っている。
 ここの内側にはアクアが男を受け入れるための秘密の場所があるのだ。
 アクアはパイパンのため、視線を遮るものが全く無いのがまたヒューゴの興奮を高める。
(見られてる……私のあそこが……一番恥ずかしいところが……)
 自分でもじっくりと見たことがない秘密の場所を凝視されるアクアは心臓を高鳴らせ続け、息を荒げる。
 あそこから伝わってくる感触は乳首をじっくりと見られたときと同じものだ。
 視線が割れ目へ突き刺さってくる。
 しかも、視線の力は乳首を見られていたとき以上に力のこもったものであった。
 秘部を見られる行為はアクアの羞恥心を徹底的に刺激し、口から心臓が出ていくのではないかと思えてしまうぐらい心臓を脈打たせる。
 しかし、アクアは決して脚を閉じようとはしない。
 ヒューゴに見てもらうため、本能で閉じようとする脚を懸命に理性で押さえつける。
 本能と理性の戦いはすごく、下半身が小さく震え続けていた。
(なんて……綺麗なんだ……)
 ヒューゴは眼前にひろがるパートナーの下半身の綺麗さと放たれる女の香りに頭が沸騰する思いであった。
 恥ずかしさを堪える震えに併せてちょっとだけ割れ目が動くのがまた嫌らしくも美しい。
(アクアは俺のために我慢してくれている……)
 今、アクアは間違いなく生きてきた中で一番恥ずかしい思いをしているのは間違いない。
 なのに、彼女は身体を震え続けさせながらも脚を開いてくれている。秘所をさらし続けてくれている。
 ヒューゴはアクアへの愛しさが大きくなるのを自覚しながら舌を出し、縦に割れた筋を舐め出す。
「う……あ!……」
 アクアは突如、背中に指を這わせられる感触の数倍強いゾワゾワ感を股間から感じ、腰を跳ねさせた。
 声が可愛さに満ちていることから、苦しみではなく、悦びを感じていることは間違いない。
 ヒューゴは筋を何度も往復するように舐める。
 その度にアクアは可愛い声を発しながら腰を跳ねさせるのだが、アクアの身体は既に次なる変化を起こしていた。
 割れ目のずっと奥から小さな滴を沸き立たせだしたのだ。
 滴が……愛液が一滴、割れ目の筋を流れ落ちる。
(……は?!……)
 アクアは自分の身体から一滴の愛液が漏れ出たことを感じた。
 しかし、その愛液はすぐさまヒューゴに舐め取られた。
 ピチュ……。
 水気を含んだ音が響く。

80 :
(!!)
 アクアの身体にとりわけ強いゾワゾワ感が走るのと同時に耳から体液が舐められた音が入った次の瞬間、アクアの身体の奥が疼いた。
 疼きは次々に愛液をトプトプと産みだし、止まることなく割れ目から溢れさせてだす。
 まるで割れ目が「もっと……舐めてもいいよ……」と言っているかのようであった。
(と……止まらない……)
 アクアはなんとか愛液が漏れるのを止めようと下半身に力を入れるが密の流出は止まらない。
 しかも、ヒューゴが一旦、舐めるのを止めて再びヴァギナを見つめている。
 視線が突き刺さる度にアクアは愛液を漏らし続けた。
(これが……アクアの味……)
 愛液の流出を見続けるヒューゴの口の中に密のような味がひろがっている。
 これこそがアクアの「女」としての味……。
 苦みや表現しにくい味は全くなく、甘味が全ての成分なのではないかと思ってしまうほどに甘い。
「もっと舐めさせてくれ……」
 甘味を味わい続けたいヒューゴが割れ目を執拗に舐めだした。
 しかも、割れ目にキスをしながら吸い上げてみたり、舌を割れ目の深くへ入れようと懸命にねじ込む。
 チュプチュプ……チュプチュプ……チュプチュプ……
 水気を増した音が音が響き続け、アクアはヴァギナを舐められる快楽に、ヒューゴはアクアの密に夢中になっていく。
「ヒューゴ……そこ……恥ずかしいけど、気持ちいい……」
 アクアはヒューゴの頭へ手を乗せながら艶に満ちた声で自分が気持ちよくなっていることを伝えた。
 ヴァギナ全体が熱く、アクアの香りがむせかえりそうなほど強くなっており、跳ね続ける腰に止まることのない愛液の噴出がそれを証明している。
 アクアの身体はスタイルが極上なだけでなく、快楽に敏感であることはもはや間違いない。
(もっと気持ちよくなってくれ……)
 ヒューゴはアクアにもっと気持ちよくなって欲しい一心でヴァギナを舐め続ける。
 舌が割れ目をつたう度に水音が強く響き、愛液の湧く量が多くなっていく。
「ん!……ん!……んん!」
 アクアは腰の跳ねを小刻みにして、口からは聞き取りにくい呻き声を発しだした。
 顔はボウッとした表情となり、声の調子はより艶に満ちている。気持ちよさの限界が近いのだろう。
 ヒューゴはアクアに壁を越えてもらうべく、更なる愛撫へと移る。
 再び顔を離し……両親指と人差し指を秘密の唇に添え……緊張に手を震えさせながら……ソッと唇を開く……。
 プツ……
 アクアの秘密の扉が開けられた音が響いた。
 秘密の扉の内側にあったもの……それはピンク色に輝き、トロトロとした愛液に満ち、アクアの呼吸にあわせて小さくひくつく肉壁と……。
 既に半分以上勃起し、外気から守っている皮を今にも破ろうとしているクリトリスと……。
 きつくすぼまり、中を絶対に見せまいとしている尿道と……。
 肉壁と同じく呼吸にあわせてひくつき、尿道とは違い、ピンク色の入口をほんのちょっとだけ開いている膣口であった。
 とうとう、アクアは秘密の場所全てをヒューゴに見られてしまった。

81 :
「!!」
 ヒューゴはアクアのヴァギナの美しさ、神秘性にたちまち魅せられてしまった。
 同時に、アクアは全てが美しいことをあらためて思い知らされた。
 性格、外観だけでなく、身体の内側まで美しいとは……。
 考えればヒューゴは告白後、アクアの美しさに何度もまいってしまっている。愛の行為が終わるまであと何度まいらされてしまうのだろうか?いや、きっと……永遠にまいらされ続けるのだろう。
 そんな奇妙な確信がヒューゴに芽生える。
 そして、自分はこんなに美しい女性に童貞をささげることができるのだ。嬉しさ以外なにがあろうか。
「綺麗だ……」
 ヒューゴから出てきたのはこの一言だけであった。それ以外、アクアのヴァギナを言い表せる言葉が見つからなかった。
(……は?!)
 頭を朦朧とさせていたアクアはヴァギナからの感触とヒューゴの言葉により、瞬間的に頭を覚ました。
 そして、とたんに耳まで真っ赤にし、初めてあそこを見られたときと同じく息を荒げだす。
 開かれたヴァギナを閉じようにも、そんな器用なことはできないし、ヒューゴの指によってしっかりと広げられている。
 アクアは身体の奥まで見つめられることとなってしまっていた。
「あ……あんまり見つめないで……もっと恥ずかしくなっちゃうから……」
 アクアは声をかすれさせながらヒューゴに視線をそらすよう懇願するも願いは聞き入れられない。
 ヴァギナの愛撫はより強いものへとなっていく運命であった。
 ヒューゴはクリトリスへと手を伸ばし、まだ少しだけ被さっている皮を完全に剥いてあげた。
 女のペニスといえる部分が外気にさらされる。
 とたんに鋭い快楽が腰から走る。その鋭さは乳首を愛されていたときに感じた針で刺されるようなものよりもずっと強かった。
「あああああああああ!!」
 アクアはひどく強い快楽に襲われ、思わず悲鳴をあげてしまった。
 しかし、その快楽はまだ始まりにすぎない。
 ヒューゴが敏感な芽を口で愛撫しだしたのだ。
 上下の前歯で軽く噛み、吸い上げると根本をほじるように舌を動かす。
 クリトリスを抜いてしまうのではないかと思うぐらい熱く、丹念な愛撫であった。
 グミのような柔らかさと多大な熱を持った芽がいいように弄ばれる。
「そ、そこだめ!気持ちよすぎるの!」
 とりわけ敏感な部分に途切れることのない刺激を受け続けるアクアがイヤイヤをするかよのうに腰を振り出す。
 ヒューゴはとっさに太股を掴むよう腕を動かし、アクアが逃げられないよう固定すると顔を押しつけて肉壁とクリトリスを舐める、噛む、吸い上げる。
 更に舌で尿道をつついた後は膣口の中へと先端を入れて膣内をかき回す。
「う……うう!!」
 秘密の場所を弄ばれる恥ずかしさとパートナーが与えてくれる電撃にアクアはいろいろな感情が混ざりあい、何をしていいのかもわからなくなる。
 最も正直な反応をしているのは身体で、ヴァギナを愛撫されるほど愛液の湧き出る勢いを増していく。
 水音が「チュプチュプ」という音から「クチュクチュ」と更に嫌らしく恥ずかしい音へと変わった。
 ヒューゴが乳首を吸うときのようにクリトリスを吸う。
「ああ……!!」
 アクアは再び可愛い悲鳴をあげると膣口が愛液をドプリ!と大量に吐き出した。
 ヒューゴはその反応が嬉しくてもっとアクアに悦んでもらうべく、しつこく愛撫を続ける。
「あ!!ヒューゴ……そこばかり愛されたら……あ……あ……何か来ちゃう!」
 アクアは液体が下半身へ急速に溜まっていくのを感じていた。
 だが、尿がたまっているときのような不快な感じが全くない。
 身体は「今までに感じたことのない気持ちよさが来るから堪え続けろ」と言っているかのように液体を溜めていく。
 恥ずかしさにのたうち回っていた本能も身体に従いだしていた。
 その証拠に口ではヒューゴに愛撫を止めるよう懇願しているのに身体は愛して欲しい場所をヒューゴの顔へと押しつけている。
 湧き出る愛液は溢れる度に甘味を増し、ヒューゴの口の中を甘味のみで征服していく。
 ヒューゴは思いつく限りの方法でクンニを続ける。
 強弱をつけてクリトリスを噛み、舐め、指でノックしたり、肉壁を舐めながら膣口をほじる。
 そして、ヒューゴがクリトリスを歯と舌で挟みながら強くすりつぶすように転がした瞬間、アクアの我慢は突然限界を越える。
「ああああああああああああああああああ!!」
 アクアは全身を硬直させながら尿道より無色無臭の液体を噴水のように噴き出した。
 それはアクアにとって生まれて初めての潮吹きであった……。

82 :
 シャアアアアアアアアアアアアア……
 噴水はヒューゴが全て口の中で受け止める。
 しかも、なんの迷いもなく喉を鳴らせながら潮を飲んでいく。
「いやああああああああああ!!止まって!!止まってえええええええええええ!!」 
 アクアは自分が潮を吹いてしまったこと、ヒューゴが潮を飲んでくれることが恥ずかしくて噴水を止めようと懸命に全身へ力を込めようとするが全く力が入らない。
 それどころか、ヒューゴは「もっと潮を吹いてくれ」と言わんばかりに潮を飲みながらクリトリスを噛んだり、舐め転がしたり、吸い上げてアクアを快楽から逃さない。
「ああああああああああああああ!!」
 クリトリスが何回か軽く噛まれた後、とどめを刺すように強く噛まれた瞬間、アクアは再び潮を吹いた。
(もっと飲ませてくれ……)
 パートナーが自分の愛撫で昇ってくれた!しかも大量に潮を吹いて!!
 ヒューゴは大切な女性(ひと)にもっともっと悦んでもらうため、宝石を転がしつづける。
「う……うう……あ……あああああああああああ!!」
 アクアが三度昇ったのはすぐであった。
 尿道から三度目とは思えないほどの噴水が出てくる。
 ヒューゴは潮を全て飲んだ後にようやく口を離した。
 アクアの割れ目が恥ずかしさを隠すようにすぐさま閉じたが下半身全体が小刻みにふるえている。まだ、大きな余韻が残っているのだろう。
 ヒューゴは嬉しかった。パートナーがこんなに震えるほど気持ちよくなってくれたことが。
 しかし、
「ヒック……ヒック……」
 誰かがシャックリを繰り返す声が耳に届く。調子からすると泣いているかのようであった。
(は!?)
 ヒューゴが慌ててアクアの顔を見る。
 アクアは大粒の涙を流し続けながら口を押さえ、シャックリを繰り返していた。
 ヒューゴに聞こえたのはアクアのシャックリと泣き声だったのだ。
「ア、アクア?!どうした?!」
 ヒューゴは更に慌ててしまい、アクアに覆い被さると優しく抱きしめ、髪を撫でる。
 アクアはなおも身体を震え続けさせ、ようやく口を開いたのは数十秒ほど後のことであった。
「ヒューゴ……あんなに恥ずかしいことをされたら……私、もう……ヒューゴのお嫁にしかなれない……」
 アクアが泣いていた理由。
 それは徹底的に辱められたことで感情を爆発させてしまったことが原因であった。
 思い返せばアクアは全てをヒューゴに任せ、されるままであった。
 しかも、何もかもが初めてのことばかりなので感情が爆発しやすい条件が揃っていたのだろう。

83 :
今日はここまでです。
続きはまた明日です

84 :
>>42
です。
日付が変わってしまいますが0:00より投下します。

85 :
 ヒューゴは考える。
 アクアだけに恥ずかしい思いをさせ続けたくない。
 辱めを受け続けたアクアは「もう、ヒューゴのお嫁にしかなれない」とまで言ってくれた。
 ならば、自分も辱められたい。アクアの夫にしかなれなくしてほしい。
 ヒューゴはアクアを再び優しく抱きしめ、長く舌を絡めるキスの後、彼女の耳元で話しかける。
「アクア。頼みがある……。聞いてくれるか?」
「うん……」
「今度は……アクアが俺を辱めてほしい」
「え?」
 アクアは目に涙を溜めたまま言われたことがわからない顔となってしまう。
 ヒューゴはアクアの目を見つめると
「俺が……アクアを泣かせてしまったことと同じことを俺にしてほしい……アクアだけに恥ずかしい思いはさせない」
 さっき言ったことを具体的に伝えた。
 つまり、アクアの口でヒューゴのあそこを愛してほしいということを。
(は!?)
 アクアはヒューゴが何を望んでいるのかをすぐ理解した。
 同時に泣いていたのとは別の恥ずかしさで顔を真っ赤にしてヒューゴの目を見つめた。
「「……」」
 何度目かわからない見つめあい。
 ヒューゴの目はアクアに詫びるものとなっており、アクアの目は戸惑いに満ちたものとなっていた。
 しかし、アクアはすぐさま決意に満ちた目となると、
「ヒューゴを……愛させて」
 パートナーのあそこを愛したい旨を伝える。
 ヒューゴは自分を泣かせたことと同じことをしてほしいと言ってくれている。それにヒューゴは自分が泣いてしまうくらいの気持ちよさを与えてくれた。
 次は自分がヒューゴを愛し、気持ちよくなってもらう番。自分だけが気持ちよくなるのは嫌であった。
「頼む」
 ヒューゴはアクアを抱きしめると身体ごと転がり、二人の上下を逆にする。
 そしてアクアが一旦離れた後に上半身を起こし、後ろに手をついた。
 脚もさっきのアクアのようにMの字に開く。
 ヒューゴの剛棒がアクアに見えやすい形となった。
 剛棒は天めがけて盛大に勃起しており、血管が浮かび上がるほど脈打ち、先端には小さな先走りを浮かべている。
 アクアはさっき見たものとあまりに違った形となった剛棒に目が釘付けとなってしまった。

86 :
「ヒューゴ……あの……」
 そして正座し、驚きに口を押さえる。
「ああ……アクアを愛しているうちに、こうなった」
 対してヒューゴは落ち着き払った声で自らのものを存分にパートナーへさらす。
「そ、そうなんだ……」
 アクアは勃起した剛棒から目をそらせない。
 興奮すると男の股間はどうなるかということは知っている。
 しかし、その膨張率はアクアの想像をはるかに越えていた。
 目の当たりにするまで、男のペニスは勃起すると平常時の一回りか二回りぐらい大きくなるものなのだろうと思っていた。
 だが、今、目を釘付けにされている剛棒の大きさはなんたるものだろう。一回りや二回りどころの話ではない。
 もしかして、ヒューゴはもともと大きなものの持ち主なのではないだろうか?とすら思えてしまう。
 事実、ヒューゴ本人に自覚はないが、彼の剛棒は他の男と比べても大きい。
 パイロットとしての度胸がそのまま現れていると言えるほどだ。
 だからアクアは平均よりもかなり大きな剛棒を見ていることになるのだが、今夜初めて剛棒を見るアクアにそんなことはわからない。
「アクア。もっと近くで見てくれ」
「う、うん……」
 アクアは四つん這いとなりながらヒューゴの股間に近づいて剛棒を見つめだす。
(こ、これが……男の人の……)
 初めて見る勃起した男性の象徴は先端が赤黒く、尿道の先端は滴をたたえ、茎は真っ赤に近いピンク色をし、脈打ちながら熱気を放っている。
 見ているだけで恥ずかしくなり、心臓が高鳴るが、パートナーが自分の裸でこうなってしまったことを思うと不思議と愛おしい部分に思えてくる。
 触るとどういう感触が伝わってくるのだろう?
 アクアがそう思っていると……
「触ってくれるか?アクア」
 ヒューゴはアクアがどう思っているのかを知っているかのように触ってほしいことを伝えた。
「うん……」
 アクアは言われるままに剛棒へ手を伸ばし、両手でソッと包む。
 両手に鉄のような硬さと肉のしなやかさを持った灼熱の棒特有の感触が伝わる。
「く……!!」
 ヒューゴは剛棒を触られた瞬間に身を震わせた。
 パートナーに触られただけで大きな快楽の電気が走ったのだ。
「あ……!だ……」
「大丈夫だ。触られたのが気持ちよかったんだ」
 アクアが「大丈夫?」と訊く前にヒューゴは身を震わせた理由を話す。
 自分で触るとなんともないところなのに、パートナーに触られただけで身が震えるほど気持ちいいとは……。
 ヒューゴが今感じている気持ちよさはさっき、アクアが感じていたものと同じものであった。
「よかった……」
 アクアの表情が安堵したものとなる。
 それにしても、手に伝わってくる剛棒の熱さと逞しさはなんたるものだろう。
 触っているだけで頭が高ぶってくる。
(もうすぐここで……)
 アクアが近い未来を想像していると……。
「愛してくれ……アクア」
 ヒューゴから愛して欲しいという言葉が発される。
 ……コクン……
 アクアは無言で頷くと再び剛棒を見つめた。
 パートナーは自分の身体で興奮し、ここを勃起させてくれているだけでなく、愛させてくれる……。
「私でこんなに……嬉しい……」
 アクアはパートナーを愛せる喜びを噛みしめながらも心臓が破裂しそうなほど胸を高鳴らせ、亀頭へキスの雨を降らせだす。

87 :
 チュ……チュ……チュ……チュ……チュ……
 赤黒い肉の塊に美女がキスを繰り返す光景は非常に男の興奮を誘うものであった。
「く……!」
 ヒューゴは亀頭にキスされる度に呻き声をあげ、身体を小さく震えさせる。
 初めて愛される剛棒から伝わる強い痺れは歯を食いしばらないと耐えられないほどのものであった。
 だが、痺れは更に強くなる。
 ヒューゴが悦んでくれていることを知ったアクアが亀頭を舐めだしたのだ。
 最初はゆっくりと、少しずつ少しずつ早く、丹念に舐め、エラにも舌を這わせる。
 ヒューゴの背にゾワゾワしたものが休みなく走る。
 それに呼応するかのように亀頭の割れ目から滴が多く溢れだした。
 アクアは少し苦い滴を舐め取りながら次の愛撫を始める。
 全身が心臓になったかのような鼓動に襲われながら口を開いて……なんの戸惑いもなく剛棒を口の中へ含んだ……。
「ん……んむむむむむ……んぐ……ん……うぐ……」
 しかも、初めて剛棒を口に含むというのに深く深く、限界まで呑み込み、動かしにくい舌をなんとか動かして気持ちよくなってもらおうと懸命に口の中をモゴモゴさせる。
 ヒューゴはアクアに自分を辱めて欲しいと言ったが、今の状況ではアクアに奉仕させているという表現のほうが合っていた。
「ん……んぐ……ん……」
 アクアはヒューゴを呑み込みながら頭を前後させだす。
 こうすると男が悦んでくれるという知識に従っての事であった。
 歯を立ててしまわぬように意識しながら喉輪まで呑み込み、必に剛棒を愛する。
 ヒューゴの股間はアクアと同じ無毛のため、呑み込まれるのをじゃまするものが一切ない。
 よって、アクアは頭を前後させる度にヒューゴのものをより深く呑み込んでいく。
「んぐ……う……うむ……う……うぐ……」
 息苦しさのため、目尻には涙が浮かんでいた。
 だが、それでも剛棒を呑み込むのを止めない。
「アクア。ありがとうな……」
 ヒューゴはアクアがたまらなく愛おしくて礼を述べた。
 後ろに手を着いているため、髪を撫でてあげられないのが残念だった。
 礼を述べられたアクアは剛棒を深く呑み込んだまま、ヒューゴの目を見つめる。
 その目は何かを心配する目であった。
(気持ちいい?……痛くしていない?……初めてだから下手じゃない?)
 アクアの目はそう言っていた。
 初めてのフェラチオが恥ずかしかいが、自分の恥ずかしさよりもヒューゴが気持ちよくなってくれているかのほうが彼女にとって重要だった。
 自分を泣かせてしまうぐらい気持ちよくしてくれた男性(ひと)を愛せているのに気持ちよくしてあげられなかったらどうしよう?という思いからであった。
 目に溜まっている涙は恥ずかしさ、息苦しさよりも相手が気持ちよくなってくれているか?という不安がそのまま出ていた。
「気持ちよくないわけないだろ?アクアが……一番好きな女が愛してくれているんだぞ?むしろ、堪えるほうが大変だ」
 ヒューゴは本心を隠さずに告げる。
 アクアのフェラチオが上手か下手かなんてわからない。生まれて初めてしてもらっているのだから。
 だが、アクアが懸命に愛してくれていることで発生している快感は身体全体、特に腰を中心に蓄積していっており、爆発しないように堪えるのが精一杯であった。
(本当……?)
 再びアクアの目が語る。
「ああ。続けてくれ。俺はアクアに辱められたいと言っただろ?アクアは俺のすることを全て受け入れてくれた。だから今度は俺にアクアを受け入れさせてくれ」
(ヒューゴ……)
 パートナーが続きを求めてくれる……。
 不安の涙が嬉し涙へと変わった。
 アクアは涙を止めることなくさっきよりも丹念にヒューゴを愛しだす。

88 :
「んん……」
 亀頭だけを加えると尿道を舐め、エラの部分へほんのちょっとだけ歯を立てた後、
「んんん……んむむむ……」
 深く深くヒューゴを呑み込んで頭を前後に振る。
「ん……んちゅ……ちゅ……んぐ……れる……ん……ん……うぐ……くち……ちゅむ……ちゅ……んん……うく……んむ……んち……んむ……」
(変な気持ち……頭の中がポォっとしてきちゃう……ヒューゴ……ヒューゴ……)
 アクアはフェラチオを続けるうちに不思議な感覚に陥っていた。
 愛している剛棒の放つ熱が口から頭へと伝い、口と頭を浸食していくのだ。
 浸食された頭の思考力は鈍り「もっとヒューゴを愛したい」という想いだけを身体へ伝える。
 身体は想いに従い、更に熱っぽくフェラチオを続ける。
 ヒューゴの剛棒は口の中で転がされる度に唾液にまみれ、怪しく輝き、聴いてるだけで剛棒が更に勃起しそうな嫌らしい音、声とともに呑み込まれる。
「ん……うむ……んむ!……んん」
 アクアはヒューゴの剛棒全てを呑もうとするが剛棒は大きく、全てを呑み込めない。
 呑み込めない部分をどうすれば愛せるのかを一瞬、考える。出た答えは自らの美巨乳で剛棒を根本から挟むことであった。
 アクアは美巨乳を自分の手ですくい上げるように持つと亀頭の部分だけを口に加えるよう頭を上げ、亀頭から下を美巨乳で挟んだ。
 美巨乳に挟まれる剛棒は美巨乳を火傷させてしまうのではないかと思うぐらい熱く、挟んだところから美巨乳をとろかしそうであった。
(熱い……)
 アクアは胸から伝わる熱に再び身体を疼かせだす。
 そして美巨乳で剛棒をフニフニと挟みながら亀頭を舐めわし、吸い、歯を立てる。
 たまらないのはヒューゴだ。
 アクアが愛してくれているというだけでも長く我慢できないぐらい気持ちいいことなのにパイずりされることによって更なる高い快楽を思い知らせられてしまった。
「く!!」 
 手を着いていることができなくなってしまい、背中から倒れる。
 ヒューゴの動きに併せてアクアも動くとそのままパイずりとフェラチオの二段攻撃でヒューゴの剛棒を愛する。
「アクア!す、すまない!!我慢できない!!」
 ヒューゴはアクアの髪を撫でながらなんとか限界を訴える。
 もっとアクアからの辱めを受けたかったが、止まることなく、快楽が高くなっていく一方のパートナーからの愛撫を耐えることはもはやできなかった。
(我慢しなくていいの……いっぱい……いっぱい口の中に出して……私で気持ちよくなって……)
「ん!……ん!……んん!!」
 ヒューゴの限界を知ったアクアは最後のスパートをかけだす。
 男が最高に興奮すると快感とともに子種を出すことは知っている。その子種をいっぱい出してもらいたい。
 ヒューゴがさっき、自分の潮を全て飲んでくれたように自分もヒューゴが出してくれた子種を全て飲みたい。
 パイずりを止め、剛棒を美巨乳から解放すると頭を振り、手を使わずに口だけで愛する。
「ん!……ん!……むちゅ!……んち!……あむ!……うく!……ん!……んん!!……ちゅ!……むちゅ!……うちゅ!……ん!!……んんんんんんん!!」
 アクアが全力で剛棒を吸い込んだ瞬間、
「ア、アクア!!……く……!!!」
 びゅるるるるるる!!どぷぷぷぷぷ!!ドクドクドクドクドクドク!!
 ヒューゴは奥歯をすりつぶしそうなほど歯を食いしばり、腰を痙攣させながら盛大に子種を発射した……。
「んん?!んんーーーーーーーーーー!!」
 アクアの口の中に突如広がった大量の粘性の液体。アクアは一瞬、口の中で何が起きたかわからなかった。
 しかし、液体がヒューゴが出してくれた子種であることを知ると迷わず液を飲みだす。

89 :
「んん!……ん!……うぐ!……うう……ん!……んんん!……」
 子種はその粘性のため、飲みにくい。しかし、アクアは苦しそうな声を発しながらも無理矢理に飲んでいく。
 今、口の中に放たれているのはヒューゴが快楽に我慢できなくなった証なのだ。
 そう思うと一滴も飲みこぼしたくない。
(ヒューゴ……もっといっぱい出して……)
 アクアは子種を飲みながらも頭を振り、尿道を舌先でほじり、エラを歯で撫でてあげ、ヒューゴに更なる射精を促す。
「ア、アクア!……まただめだ!!」
 ビュルルルルルルルルルルル!!
 ヒューゴが再び絶頂に昇り詰める。
「んん?!……んく……うむ……ん……ん……ん……ん」
 アクアは再び口内にばらまかれた液体を苦しそうに、しかし、喜びを持って飲んでいく。
「アクア……」
 ヒューゴは何とか右手を動かし、精一杯の優しさでアクアの髪を撫でてあげる。
 自分の精液全てを飲んでくれる健気なパートナーに少しでも気持ちを伝えたかった。
(ヒューゴ……優しい……)
 アクアはパートナーの手に撫でられる気持ちよさと子種を飲むことに夢中となる。
 ヒューゴの射精がようやく止まったのはそれから少したったころであった。
「んん……」
 ヒューゴの射精が終わった後、アクアは剛棒を口でぬぐうように顔を離す。
 ようやく、ヒューゴの剛棒は快楽から解放された。
「気持ち……よかった……?」
 アクアが再び正座しながら不安な表情で訊く。
 ヒューゴは身を持ち上げ、あぐらをかくように座って、
「気持ちよかったなんてものじゃなかった……体の中身全てをアクアに出してしまうんじゃないかと思った……。これで俺もアクアに辱められた。俺はもうアクアの夫になるしかない」
 と、荒い息をつきながら感想とアクアに辱められたことにより、アクアと共にいることしかできないことを述べた。
 事実、アクアのフェラチオはヒューゴにとって「こんなことが世の中にあるのか」と思わせるほど大きな快楽であった。
「ヒューゴ……」
 アクアの目に涙が浮かぶ。パートナーが自分の愛撫で気持ちよくなってくれたこと、もはや自分を嫁にもらうしかないと言ってくれたことが泣くほど嬉しかった。
「アクア……」
 ヒューゴがアクアを抱き寄せ、ベッドへ押し倒す。
 とうとうその時が来たのだ。
 もう、二人には夫婦になるしか道は残されていない。
 それは互いに望むところ。
「アクア……俺の妻になってくれ……」
「はい……私をヒューゴの妻にしてください……私の旦那様になってください」
 二人は見つめあい、自然とプロポーズの言葉を交わす。
 まるで、それがずっと前から決まっていたかのように。
「「ん……」」
 そして、誓いのキス。
 後には最後の儀式が待っている……。

90 :
 ヒューゴはアクアの足を再度Mの字に開くと何度も射精したとは思えないほど逞しい剛棒を割れ目にあてがう。
 膣口の位置がわかりにくかったが、幸いすぐに亀頭が膣口に当たった。
 クチュ……
 膣口と亀頭がキスしたとき、湿った音が響いた。
 同時に二人の腰が小さく揺れる。
 膣口と亀頭にとろけるような感触が走ったのだ。
「「……」」
 二人は時間が止まったかのように言葉無く見つめ合う。
 今から二人は夫婦となるべく最後の壁を二人で越える。
「……」
 ヒューゴの目に力がこもる。
「……」
 アクアの目にも覚悟が宿る。
 一つになることの恐怖はどうしても全ては消えていない。が、相手がパートナーなら大丈夫だという確信は消えていない。
 そして、アクアはヒューゴを軽く抱くかのようにヒューゴの肩へ手を乗せる。
「行くぞ。アクア」
 少しでもアクアに恐怖感を与えたくないヒューゴがその時を告げた。
「はい。あなた」
 アクアからの返事は即答であった。
 しかも、信頼を込めた口調でヒューゴを「あなた」と呼んだ。
 今、言ってくれた「あなた」は今までの「あなた」とは違う意味が込められていることがヒューゴにはわかった。
「俺をあなたって呼んでくれるのか?」
「はい。私は今からアクア・メディオになるのですから」
 アクアはそう言うと、ヒューゴが入りやすいように若干腰を浮かせた。
 アクアは妻となってくれるだけでなく、生まれた家の名を捨て、メディオの名を名乗ってくれる。
 ヒューゴにとって身悶えしそうなほど嬉しいことであった。
(アクアを……妻を大切にしなくてはならない)
 妻となってくれる女性(ひと)はヒューゴの一生をかけてでも守らなくてはならいほどの存在なのだ。
 ヒューゴの決意が揺るがないものとなる。
「アクア。もう一度、俺を呼んでくれるか?」
「……あなた……」
 アクアは母を思わせる笑みでヒューゴを呼ぶ。
 今、ヒューゴはアクアが母になったときの顔を見ているのだろう。
 そして、二人は……
「「ん……」」
 あうんの呼吸でキスをして見つめあい、
 コクリ……
 頷きあった直後に、
「「ん!!」」
 ヒューゴが一気に腰を進めることで二人は一つになる。
 ブチブチブチブチ!!ゴリリリリリ!!
 膣内に入ってきた剛棒は処女膜を一瞬の抵抗すらさせずに破り、最奥にある子宮を力任せに突き上げた。

91 :
今宵はここまでです。
ようやく結ばれた二人です。
ここまで読んでもらえた方、ありがとうございます。
ここからまた長いですがよろしくお願いいたします。
続きは今夜UPします。

92 :
ブラックコーヒーをよこしやがってください☆ウボアー

93 :
エスプレッソください☆

94 :
>>42
です。
22:00より続きを投下します。

95 :
「あ……あああああああああああああああああああ!!」
 室内に響くアクアの悲鳴。
 二人はこのとき、完全に特別の関係となった……。
 童貞と処女を捧げあい、最も深い意味のパートナーである「夫婦」となった……。
「あ、あなたあああああああああああああ!!」
 アクアがおこりにかかったかのようにピックンピックン腰を跳ねさせ、ガムシャラに頭を振りだす。
 処女を失った痛みはまさに身体を裂かれるという表現以外あてはまる物がなかった。
 その痛みを表現するかのように剛棒を受け入れたところからは真っ赤な血筋が大量に流れ出ている。
「ああ!!あ!うぐ!う!……うう!!」
 アクアの美しい顔が苦しみに歪む。
 目をきつく閉じて歯を食いしばり、なんとかして痛みを逃がそうと全力で身体をのたうちまわらせる。
 しかし、痛みは全く小さくならない。
 元凶である剛棒を持つヒューゴがより覆い被さり、両脇から手を通して後ろから両肩を押さえつけ、腰を押しつけてくるのだから。
 その行為は入ってきた異物を拒もうとうごめく女壁を力づくで屈服させ、子宮を突き上げる。
「あ!あぐ!!あああ!!ひぐ!!うっ!!く!!ふあ!!ああああああああ!」
 ヒューゴの腰が押しつけられる度に子宮を強く突き上げられるアクアは自分から腰を跳ねさせてなんとか子宮を苦しみから逃れさせようと
するが跳ねた腰が戻ると再び亀頭がゴリッと子宮を叩く。
 だから腰の跳ねが止まらない。苦しみも止まらない。
 更に初めて剛棒を受け入れた膣壁が無理矢理に広げられ続け、熱で焼かれ続けているので膣全体も苦しい。
 アクアができるのはもがき続けることと悲鳴を発し続けることだけであった。
(旦那様がどんどん入ってくる!!苦しい!!お腹が!!)
 容赦なく女になった苦しみを味あわされるアクアは涙をまき散らし、ヒューゴの背に爪を立てる。
 しかし、両足は出せる限りの力でヒューゴの脚に絡め、「もっと入ってきて」と身体で言うかのようにさっきよりも腰を浮かせだす。
(痛いけど……苦しいけど……旦那様にもっと入ってきてほしい!!……旦那様になら壊されてもいい!!)
 アクアはヒューゴをもっと受け入れたい想いでその身を捧げる。
 その想いは全てヒューゴへ伝わっていた。
(こんなにも俺を……)
 アクアは男にとって永遠にわからない痛みに襲われ続けているのに自分をもっと受け入れようとしてくれている!!
 痛みを与えているのは自分だというのに。
 ヒューゴはアクアの……妻の底なしな健気さに愛おしさを爆発させる。
「アクア!!……アクアあああああ!!」 
 思わず、叫びながら更に腰を進めた。
 ヒューゴはアクアに優しくしたかったが愛おしさが起こす行動は真逆で更にアクアを苦しめる。
 ゴリリリリリリリ!!
 亀頭が更に強く子宮を突き上げた。
「あなた!……あなたあああああああああああああ!!」
 アクアはまたも悲鳴を発するが、しっかりと夫にしがみつきながら腰を押しつけて夫の剛棒を受け入れる。

96 :
「アクア!……アクア!……アクア!……」
「あなた!……あなた!……あなた!……」
 二人はそれ以外の言葉を失ったかのように伴侶を呼びながら腰を押しつけあいだした。
 相手への愛おしさが止まらない。
 特にアクアはヒューゴが入ってきてくれるなら自分がどうなろうとかまわなかった。
 夫は自分の名を呼びながらもっと自分を求めてくれている!
 なんという嬉しさであろうか。肉体は苦しいけどそれを全て消し飛ばしてしまうほどに心が嬉しい!!
「あなた!……もっと……もっと入ってきて下さい!!」
 アクアは夫の求めを全て受け止めるだけでなく、もっと求めてほしい想いを叫びながら伝え、足を絡め、止まることなく身を反らし続ける。
「アクア!……好きだあああああああ!!」
 ヒューゴもアクアが受け入れてくれる喜びに感動と感謝を募らせながら腰を進め続けた。
 ………………
 …………
 ……
 二人が一つになってどれぐらいの時が経ったのだろう?
 数十秒だろうか?それとも数十分であろうか?二人は全くわからない。
 時間がわからなくなるほどの密度の濃い時間が過ぎたとき、ようやくアクアの反りが止まった……。
 しかし、アクアの痛みは抜けきっていない。未だに全身が小さく震え続けている。
 直後、ヒューゴがアクアを逃がすまいと固定していた腕を緩め、腰の押しつけを止めた。
 無我夢中だった二人の心が急速に落ち着きを取り戻していく。
「「ハア……ハア……ハア……」」
 二人は荒く息をつきながら見つめあう。
 体中が火のように熱く、汗の量が凄い。
 まるで長時間休み無く全力疾走したかのように疲れが溜まっている。
 これほどの疲れを感じるのは共に初めてのことであった。
「「ハア……ハア……んん……ハア……ハア……ん……」」
 少し息が整ったころ、キスをし、再び見つめあいながら息を整えてまたキスをする。
 それを何回も繰り返すうちにようやく話せるぐらいまで体力が回復してきた。
「愛している……」
「愛しています……」
 話せるようになった二人が発した初めての言葉は伴侶への愛であった。
 自分達は強烈な儀式をもって夫婦となったことがやっとわかる。
 今、抱いている存在が何よりも大切で愛おしい。
 これほど強烈に想える存在はどんなことをしてでも繋ぎ止めておきたい。
 例え、邪魔に思われようが伴侶の為に尽くして尽くしてそれでも尽くしたい。
 今後、二人は抱いている存在のためだけに生きていくのだ。
「まだ痛いよな……苦しいよな……それでも俺を受け入れてくれているんだな……ありがとう……」
 ヒューゴは未だ身体を小さく震えさせ続ける妻の髪を撫でて感謝の意を述べる。ヒューゴにできる精一杯の礼と優しさであった。
 妻は破瓜の時に大絶叫し、自分を跳ね飛ばすかのごとく身体を反らせ続けた。
 未だ痛みに襲われ続けていることぐらい男でもわかる。
「あなた……優しい……」
 アクアの涙の道が大きくなっていく。夫となった男の優しさが嬉しかった。
 まだ続く痛みすらも嬉しさへと変わっていく。
「もっと優しくさせてくれ」
 ヒューゴはアクアにもっと喜んでほしくなり、優しい表情で髪を撫で続け、流れ落ちる涙を拭ってあげ、深く深くキスをする。
 アクアもヒューゴの背中に手をまわし、ゴツゴツした男の背を撫でながらよりヒューゴに密着するため足に力を入れる。
 身体の中と外から感じる男の肉体とむせかえりそうなほどの香りがアクアの身体から痛みを更に消していく。
 そして、長く続いていたアクアの身の震えも止まった……。

97 :
(あ……お腹の中の旦那様が……)
 アクアはようやく夫の剛棒を粘膜から感じだした。
 今までは無我夢中で気づけなかったことがわかりだしたのだ。
 剛棒はアクアが口で愛したときよりも大きくなっているのではないかと思うほどに巨大で、硬く、強く脈打ちながら熱を放ち、
膣内の隙間を全て埋めつくして内からアクアを焼いていく。
 そして、亀頭によって子宮の入口が割られ、先端がちょっとだけ子宮内に届いている。
 子宮からコリコリとした硬い快感が休み無く走り、コリコリ感は剛棒の脈に合わせて強くなったり弱くなったりを繰り返す。
 それは若干の苦しみと大きな悦びの混ざった奇妙な快感で、今まで感じたことのないものであった。
 しかし、真に驚くべきなのは剛棒の大きさ、逞しさに加え、細部の形、勃起した角度などであった。
 なんと、それら全てがアクアの膣内の形と同じだったのだ。
 アクアの膣内はヒューゴの剛棒専用としか言えない形であった。
 いや、アクアの身体はヒューゴの半身だったと言い換えた方が正しいのではないだろうか?
 そう確信できるぐらい完璧に相性が合っている。
 加えて、亀頭の割れ目からトクトクと溢れている先走りがジンワリと子宮内を浸食していき、浸食されるほどに剛棒の形がよりわかってくる。
 一つになったところが完全に隙間がないばかりか、ますます夫が、半身がわかっていく。
 なんたる嬉しさであろうか……。
(凄い……お腹の中の旦那様が全てわかる……血管やツブツブまで……まるで、私の身体は旦那様の為だけに創られていたみたい……
それに、大きくて、熱くて、私の隙間を完全に埋めてながら焼いてくれて、一番奥まで届いて私を犯してくれている……)
 アクアは自分の空虚な部分を埋め尽くし、焼いていき、浸食していく半身の圧倒的な剛棒から教えられる女としての悦びに身と心を震わせ続ける。
 まるでずうっとずうっと待っていた男性(ひと)が戻ってきてくれたかのようだった。
 膣内から伝わる熱と先走りの浸食は全身へと伝導していき、より剛棒がわかるように身体を作り替えられていく。
 それが嬉しい。半身によって身体が作り替えられていくというのが嬉しい!
 これが女になるということなのか?男を知るということなのか?
 夫と一つになったばかりだというのになんたる悦びであろう。繋がり続けらどんな世界が待っているのだろうか?
(なんて幸せなの……でも、私だけ幸せなのは嫌……旦那様にも悦んでほしい……)
 アクアの想いに呼応し、膣内がいくつもの舌で剛棒を舐めるようにニュルニュルとうごめきだす。自分は身も心も悦んでいること、
夫にも悦んでほしいことを伝えるために。意識は完全に肉体を支配していた。

98 :
 一方、ヒューゴも一つになったことの悦びを噛みしめ出していた。
 こちらもようやく無我夢中の状態から脱することができたのであった。
(これが……俺の妻の……アクアの膣内(なか)……)
 妻の膣内。そこは女を知らなかったヒューゴにとって驚きの場所であり、快楽の園であった。
(なんて……なんて一体感なんだ!……まるで、俺の身体はアクアのためだけに創られていたみたいだ……)
 まず、ヒューゴが驚いたのはアクアと同じく、伴侶との身体の相性だった。
 初めて女の中に入った自らの剛棒は大きさ、形、脈打つタイミングが全てが妻の膣内と完璧に揃っていた。
 それだけでなく、身体に無理無く自然に繋がれる角度で深く深く入っている。
 まるで、アクアは遙かな過去世からずっと自分の妻だったのでは?もしくは、ようやく再会できた半身だったのでは?
と思えてしまうほどの完璧な相性であった。
 しかも、アクアの身体はヒューゴと相性が良いだけではなかった。
 亀頭が子宮に当たると子宮はコリコリした軟骨のような気持ちの良い硬い感触を与えてくれる。
 すると入口を含む膣内全体がキュムッと締まる。同時にザラザラ、プリプリしていて非常に細かく豊かな肉ヒダがサワサワとうごめき、
全方向から柔らかく剛棒へ絡みついてくる。
 まるで、いくつもの舌で同時に愛されるかのようだった。
 しかも、膣の奥へ入れば入るほど肉ヒダのヌメりと絡みが強くなってくる。
 膣内は雪解け水のごとく多量の愛液を漏らし、シーツをぬらし続けていて剛棒との摩擦を無くし、肉ヒダがより絡むのを促進する。
 これらだけでも気持ちよいどころの話じゃないのにまだある。
 子宮口が亀頭にキスするかのように被さってきて懸命に呑み込もうとしてくれるのだ。
 その吸引力は凄く、先端が子宮内へ呑み込まれている。ヒューゴが力任せに突き上げれば亀頭は簡単に子宮へ呑み込まれるのではないかと思えるほどだ。
 コリコリ感も止まることなく亀頭に伝わり続ける。
 上記のこと全てが同時に起きているのだ。
 アクアはヒューゴとただ一つの相性を持つだけでなく、途方もない快楽をもたらしてくれる名器の持ち主であった。
「アクア……アクアのお腹の中って言葉にできないくらい気持ちいいんだな……それに、アクアのお腹の中の形が全てわかる……
俺の身体はアクアの半身として創られていたかのようだ……」
「あなた……」
 夫が自分と同じことを感じてくれていることを知ったアクアはまたも喜びの涙を止めることができなくなった。
 そして、ヒューゴの頭を抱き寄せる。
「「ん……んん……んちゅ……くちゅ……」」
 二人の舌がいやらしく絡みあう。
 一つになってのキスは自分が相手のものになったのだということと自分はかけがえのない存在を手に入れたのだということを教えてくれる。
「……私も……同じことを感じています……お腹の中のあなたが全てわかるんです……それに、この格好でいるともっとあなたがわかってくるんです」
 キスを終えたアクアは自分も夫と同じことを感じ、喜んでいることを伝えた。
 涙を止めたかったがそれは無理であった。
 男と違い、女はその身に初めて異性を受け入れるとき、途方もない苦痛を受ける。
 その苦痛を我慢して受け入れた男は半身としか言えないほど最高の相性を持つ男で、なおかつ夫であった。
 一つしかない処女をただ一人の捧げるべき相手に捧げることができたのだ。
 女として涙が抑えられなくて当然のことであった。

99 :
「アクア……」
 ヒューゴは妻も喜んでくれていることに感謝の気持ちを込めながら妻を優しく優しく抱きしめた。
「ああ……あなた……」
 アクアもヒューゴを抱きしめる。
 二人の中である思いが芽生え、急速に確信へと変わる。
 それは「自分は今、抱かれている存在と結ばれるために生まれてきたのだ」というものだった。
 互いに辱めあい、初めてを捧げあった伴侶は身も心もただ一つの相性を誇る半身であった。
 アクアの名器とヒューゴの名刀は更に半身という麻薬を教え合うように心と身体を犯しあって相性を更に高めあっていく。
「アクア。俺はもう……アクアしか……妻しか見れない……ずっと大切にする。あの世でも生まれ変わっても妻にする」
「はい。私をずっと隣においてください……私もあなたの隣しかいられる場所がないんです……」
 二人はずっと夫婦でいること、あの世でも来世でも結ばれることを誓った。
 もしかしたら過去世でも同じことをしていたのかもしれないと思いながら。 
 二人はもうどうあっても伴侶から逃げられなくなってしまった。
(そういえば……)
 ヒューゴはあることに気づいた。
「アクア。言葉遣いが変わっていないか?」
 そう、アクアの言葉遣いが夫婦になる前と完全に変わっていた。
 さっきまでヒューゴと話すときは友人同士で話す口調だったのだが、今はTVなどで観る長年連れ添った
夫婦の妻が話すときのような丁寧な言葉遣いとなっている。
「はい……自分でも不思議なんです……でも、今の私はこう話すのが自然な気がするんです……」
 言葉遣いが変わった理由はアクア本人にもわからなかった。
 ヒューゴと一つになったことで彼女の内でなにかが変わったことだけは間違いないのだろうが。
「もしかして、変ですか?」
 アクアの表情に不安が走る。
 しかし彼女は元々、お嬢様育ちであるからなのか違和感は全くない。
 むしろ、似合っていた。良妻賢母という言葉がピッタリの雰囲気だった。
「おかしくないし変える必要もないさ。逆に今の口調のほうがアクアに似合う」
「本当ですか?……じゃあ、ずっとこのままで話しますね?」
「ああ。頼む」
「はい。あなた……また、優しく抱いて下さい……」
 ヒューゴはアクアとできるだけ密着できるように身体を重ね、キスと包容を繰り返す。
 愛撫される度にアクアの身体は悦びに震え、夫にも悦んでもらう為に膣内をよりうごめかせ、女の柔肌から何よりも甘い香りを放ちだす。
 ヒューゴは妻が与えてくれる快楽と香りに剛棒を抜き差ししたい衝動が大きくなってきてしまう。
 しかし、まだまだ妻を優しく抱きたい想いから衝動を抑え、髪を撫でたり、キスしたりの愛撫を続けていると……
「あなた………好きに動いていいんですよ?」
 アクアがヒューゴの考えを見抜いているかのように言う。
「わかるのか?」
「私は、あなたの妻ですから……」
 夫の問いにさも当然というように述べるアクア。
 ヒューゴは自分が思っているよりもアクアが自分のことを知りつくしていることに白旗をあげたい気分になってしまう。
 本音を言えば自らの半身である妻の膣内で好き勝手に動いてみたい。
 動かなくても今まで味わったことのない快感に翻弄されているのに動いたらどうなるのだろうかなど想像もできない。
 だが、ヒューゴにとっては自分のことよりもアクアのことのほうが大事であった。
「本当に大丈夫なのか?まだ痛いんじゃないのか?」
 ヒューゴはアクアがまだ痛みを感じているのではないかと思い、気遣う言葉をかける。
 その予想は当たっていた。
 アクアの身体は破瓜の痛みを完全に消し切れていない。
 剛棒を受け入れて時間が経ったためなのか、身を裂かれる痛みは消えている。だが、痛みは質と量を変えて小さくジンジンしたものとなって続いている。
 もし、ヒューゴが剛棒を抜き差ししだしたら痛みがぶり返し、再び身を裂かれる痛みへと変わるかもしれない。
 しかし、アクアはヒューゴの脚に絡めた自分の足にしっかりと力を込め、
「私は大丈夫です……あなたの好きなようにされたいんです……だから、好きなようにしてください。私はあなたの女(もの)なんだということを教えて下さい……」
 と、ヒューゴに好き勝手にされたいことを伝える。
 その目には力が込められており、「好き勝手にしてくれないと絶対に離しません」と語っていた

100 :
「アクア……わかった……」
 アクアの自分を想う健気さにうたれたヒューゴは妻の求めに応じる意志を決めた。
 アクアはこんなにも自分を求めてくれている。なら、自分も求めに応えなくてはならない。
 それに、妻の性格からすると例え自分がつらくとも夫に尽くさなければ気がすまないであろう。
 アクアとはそういう女だ。
 ヒューゴが律動を始めた。
 油断していると力任せに動いてしまいそうなのを理性で抑えながらゆっくりとした速さで腰を引く。
「う……」
 アクアがとたんに苦しげな顔となった。
 痛みが少しぶり返し、膣内が強ばる。しかし、我慢できないほどの痛みではなかったので耐えることができた。
 ヒューゴはアクアの声から察して続けても大丈夫であろうと判断し、腰を引き続ける。
 膣内から出てきた剛帽には処女膜がまくれ返って粘膜の輪を形作っていた。
 亀頭が膣口の出口まで達するのを今度は同じ速さで腰を進め、優しさに満ちた力加減でコツリと子宮を突く。
「う……あ!」
 アクアは呻きを発した直後に弓なりに身を反らしながら可愛い声を発した。
 子宮を突かれたときに苦しかったのは一瞬にも満たない間であった。直後に伝わってきた優しい快楽が大きかったのだ。
 優しい快楽は痛みをほぼ全てと言ってよいほど消してくれた。
「やっぱりまだ痛いか?」
 妻を気遣うヒューゴ。
 だが、アクアは
「大丈夫です……あなたが優しく動いてくれましたから……もっと……動いてください」
 と、本心から伝える。
 実は、アクアは夫が律動を始めると再び痛みに襲われるであろうことを覚悟していた。
 だが、痛みは想像よりずっと小さく、快楽のほうが遙かに大きかった。
 律動を受け続けているうちに痛みは完全に消えるであろうことは間違いない。
 初めて受け入れた剛棒でヴァギナを荒らされているというのに身体は急激に痛みを消していく……。
 夫との相性の良さが後押ししてくれているのかもしれない。
「それじゃあ、もっと優しく動くからな?」
 ヒューゴは律動をさっきよりも優しくして再開する。
 アクアの膣内全てを味わうかのようにゆっくりと、しかし力強く隘路をかき分けて子宮をコリコリ突き上げる。
「う……ああ……ん……うん……はあ……あう……んん」
 子宮を突かれるごとにアクアは可愛い声を発して優しい快楽に身を反らせる。
 同時にヒューゴ専用の名器が剛棒にもっと悦んでもらうべくうごめきだす。
 ヒューゴが腰を引くと一瞬でも長く剛棒に留まってもらうべく肉ヒダが逆立ち、離すまいと懸命に絡みつく。
 逆立った肉ヒダは亀頭にプリプリ感を、カリと棒部分にはザラザラ感を伝え、溢れる愛液がヌメリを高める。
 そして、ヒューゴが腰を進めるともっと奥にに入ってきてもらうために肉ヒダ全てが奥へ奥へと動き、
子宮が待ちわびていたように亀頭へキスしながら呑み込もうとしてくれる。
 アクアの名器はどんな言い表しもできないほどの素晴らしさと快楽に満ちていた。

101 :
(なんて……なんてアクアは気持ちいいんだ!!……アクアを愛せる嬉しさと身体を知ってしまった俺はもう、アクアなしでは……!!)
 ヒューゴは律動を続けながらも妻が与えてくれる今まで感じたことのない幸福感、気持ちよさに打ちのめされていた。
 律動を続けるほど妻を愛せる喜びが肉体の内側から自然と溢れ、妻はその喜びを理解してくれているかのように肉壁を剛棒に絡ませてくれる。
 女を抱くというのはこれほどのものなのか。
 妻というのはこんなにも嬉しさと快楽がグチャグチャに混ざり合ったものを与えてくれるのか。
 妻を愛せることの喜び、そして愛することで麻薬のような快感を与えてくれる妻の女体。
 これらを知ってしまった自分はもはや妻以外の女を抱いても幸せを感じることができないことがわかる。
 なぜなら魂がそう言っている。喜んでいる。
 自分はこの世でただ一人しかいない伴侶と結ばれ、愛し合えていると歓喜している。
 どんなことをしてでも妻を、アクアを幸せにしなくてはならない。それが自分の生まれてきた役目なのだと叫んでいる。
 そして、愛するなら自分以上に気持ちよくなってほしい。
「アクア……誰よりも愛している……誰よりも大切に想っている」
 ヒューゴは律動を優しく、おっぱいや乳首への愛撫は強めに、キスはいやらしく、宝物へ触るかのように髪を撫で、愛の言葉を止めることなくアクアを愛する。
 自分にとってアクアという女がどれほど大切か愛おしいかを知ってほしい一心からだった。
 そして、夫の想いは全て妻に伝わっていた。
 夫が「これでもか」というほど優しく、いやらしく、恥ずかしく、愛おしく自分を愛してくれている。
 剛棒が深く入ってくると、無毛のあそこ同士がピトピト触れあうことで繋がっているのが中からも外からもわかり、膣内が幸せでかき回され、
子宮は突かれる度に痺れを伴った電気を走らせ、少し痛いぐらいの力でおっぱいを揉まれ、乳首は舐められながら引っ張られたり噛まれたりと弄ばれ、
髪を触られることすら体が震えるぐらい気持ちよくなっており、口の中は夫の味しかしない。
 耳からは夫がいかに自分を大切に想ってくれているかが伝わり、心が歓喜する。
(私……私……もう……旦那様しか見えない……こんなに愛してくれる旦那様から離れたら生きていけない!!)
 アクアはもはや自分が全てをヒューゴに支配されてしまっていることを感じながら身を捧げる。
 しかも、それが嬉しい。夫に犯され、自分が支配されるのが嬉しい!
 夫に愛されるというのはこうも嬉しいものなのか。夫とはこんなにも妻に幸せを与えてくれるものなのか。
 自分という存在を妻にしてくれただけでなく、この上なく愛してくれる夫がこの世の全てよりも愛おしい。
 今、夫にされていること全てによって自分の全てが悦んでいる。
 特に魂が喜んでいる!
 魂は夫と自分がただ一つの対になる存在なのだと言っている。
 夫以外の男に抱かれても愛されても幸せな感情、快楽など起きない。むしろ苦痛だと言っている。
 こんなにも身と心に幸せを刻み込んでくれる夫の隣に置いてもらえるなら自分の全てを捧げなくてはならない。
 夫は自分に気遣って優しくしてくれているが遠慮なく求めてほしい。

102 :
今宵はここまで。
アクアの妻スイッチが完全ONになり、二人の相性が良すぎることが判明した話でした。
ゲロ甘い展開はまだ序盤です。
続きはまた明日。
>>92
>>93
さん。
書き込みありがとうございます。
反応がないので「投下してもいいのかな?」などという考えが頭を
よぎっていました。

103 :
>>102
全部終わってからと思ってる人も居るだろうし、最近は静かだったから気にしなくてイイと思いますよ。
反応無いと確かに不安になりますよね……

104 :
名前消すの忘れてた(´Д` )

105 :
>>42
です。
21:30より続きを投下します。

106 :
「あなた……もっと好きに動いてもらっていいんですよ……」
 アクアはヒューゴへ自分に遠慮しないでほしいこと、もっと犯されたいことをしがみついたまま伝えた。
「わかった」
 ヒューゴは求めに応え、強く動き出す。
 腰をゆっくり引いた後、一気に突き入れた。
 ゴリリリリリリ!!
 今までで一番強い突き上げが子宮へ直撃した。
「はう!!?」
 アクアは身体の中全てをかき回されるような衝撃を感じながら大きく目を見開き、ヒューゴを跳ね飛ばすかのごとく身を反らせた。
「だ、大丈夫か?!」
 アクアの苦悶の表情にヒューゴは慌てて突き上げを止める。
 やはりまだ苦しい部分が残っていたのだろうか?とヒューゴは思った。
 だが、
「い……いいえ……違うんです……あなたを強く奥に感じたとき、今までにないくらい大きく気持ちよくなったんです……」
 アクアが「自分はどうしたんだろう?」というような顔となりながら苦しくはなかったことを伝える。
 衝撃は子宮から身体の中全てをかき回されるのではないかと思うほど強いものだったが、苦しさと甘さを併せ持っていた。
 苦痛が甘く感じたのであった。
「苦しくはなかったのか?」
「はい……逆に大きな気持ちよさのうねりがお腹の奥から来るように感じました……」
「もう一度、してみていいか?」
「どうぞ……」
 ヒューゴは再度、子宮をグリグリ突き上げてみる。
「あう!!ん……ああ!!」
 アクアは再び大きな衝撃と甘い苦痛に全身を大きく跳ねさせる。
 声も甘みを我慢するものであった。
「アクア。本当に苦しくないのか?」
 ヒューゴはなおも心配気味に訊く。
「はい……お腹の中が気持ちよさで揺さぶられるみたいです……苦しそうに聞こえていたらごめんなさい……」
 アクアは謝りながらも気持ちいいことを伝えた。
 どうやら、アクアは奥を強く突かれることにとても弱いらしい。
 これも二人の相性の良さを証明する物の一つなのだろうか?
「もっとしてみてもいいか?」
「お願いします……」
 アクアの許可を得たヒューゴは三度、優しくも力強く、そして長く奥をグリグリ突き上げる。
「はぐ!……う……うく!……くう……かは!……あく!」
 アクアは息をたえだえにしながらお腹をかき回される快楽に何度も全身を跳ねさせる。
 もう間違いない。
 ヒューゴが今、強く愛しているところはアクアが非常に気持ちよくなってくれるところだ。
「ここだな?アクアはお腹の中のここが気持ちいいんだな?」
 ヒューゴは妻が気持ちよくなってくれていることが嬉しくて子宮をゴリ!!……ゴリ!!……と強く、休みなく突き上げ続ける。
「あ……ひぐ!……う!……うう!……う!……くっ!」
 アクアは歯を食いしばり、気持ちよさををどうすればいいのかわからないというような苦しい表情で堪えだす。
 だが、苦しい顔とは逆にヴァギナは完全に剛棒を悦び呑み込んでいる。
 子宮を突かれる度に膣内は愛液をより吐き出して更にヌメリを強め、柔肉はヒューゴを受け入れる前からヒューゴの
気持ちいいところを知っていたかのように強弱をつけて締まる。
 アクアの身体が自分だけでなく、夫にももっと悦んでほしいと言っているかのようだ。

107 :
「アクア。もっと気持ちよくなってくれ……。俺を知ってくれ」
 ヒューゴは万力で力を加え続けるかのように休みなく子宮を突き上げる。
 妻にもっともっと気持ちよくなってほしいだけでなく、自分を、男を知ってほしい想いからであった。
 ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!
「う!……うう!……はう!……く!!……ひぐ!……うっ……く!!」
 アクアは自分を襲い続ける大きく甘い衝撃をなんとか堪えようと全身へ力を入れる。
 だが、甘い衝撃を与えてくれる夫の強い律動は全く休まることなくアクアを蹂躙する。
(どうしよう……苦しいのに気持ちいい……旦那様が奥を愛してくれる度にもっと気持ちよくなっていっちゃう……)
 アクアは止まることのない気持ちよさに翻弄され続ける。
 子宮を発生源とする甘くて大きい衝撃は頭からつま先まで一気に響いて抜けていくが抜けきらなかった衝撃は子宮へと帰ってくる。
 帰ってきた衝撃が子宮へ戻る頃、夫はそれを待っていたかのように子宮を強く突く。すると抜けきらなかった衝撃と新たに発生した
衝撃がぶつかり合い、快楽がもっと大きくなって再び身体を抜けていくことを繰り返す。
 更に、快楽によって身体の内側に水が溜まり始め、子宮を突かれるごとにすごい勢いで水位が上がっていく。
 ずっと堪え続けることは不可能であった。
 止まらない快楽に襲われ続ける女体の限界はすぐにやってくる。
「もう!……もうだめ!!いやああああああああああああああああ!!」
 アクアは悲鳴を発し、全身を痙攣させながら昇り詰めた……。
 同時に二人のつながっている場所から大量の液が漏れでた。
 それはアクアの潮ふき。
 アクアは夫の口だけでなく剛棒でも潮を吹かされてしまったのであった。
「また、気持ちよくなってくれたんだな?」
 ヒューゴは嬉しかった。
 愛おしい妻がまた気持ちよくなってくれた。しかも自分の剛棒で……。
 なんという達成感だろう。
「もっと気持ちよくなってくれ。俺はアクアのためならいくらでも頑張れるから」
 ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!
 ヒューゴは妻の潮ふきが止まらないうちに突き上げを再開する。
 しかし、
「あ……あなた!!お願いです!……いじめないで!……かは!……そこばかり……うく!……愛されたら気持ちよくておかしくなっちゃう!
……くう!……さっきのように優しく……優しくしてください!お、お願い!お願いですから!」
 アクアがたちまちのうちに止めてくれるよう涙声で懇願しだす。
 ヒューゴにはアクアをいじめる趣味などない。名残惜しい感じはあるが強い突き上げを止め、抱きしめながら髪を撫でる。
「ヒック……ヒック……」
 ようやく苦痛から解放されたアクアは潮を吹き続けながら泣いてシャックリを繰り返しだす。
 ヒューゴはまたも妻を泣かせてしまった。
 我慢できないほど気持ちよくなってくれたからといって調子に乗りすぎてしまったようだ。心に罪悪感が芽生えてしまう。

108 :
 ヒューゴは謝るため口を開きかけたが、
「……ごめんなさい……私の方からもっと奥に来てくださいって言ったのに……あなたは私の望みどおりにしてくれただけなのに
……なのに止めてほしいなんて……ごめんなさい……ごめんなさい……」
 先にアクアが謝った。
 アクアは夫に申し訳がなかった。
 夫は自分の望み通りに動き、「もっと気持ちよくなってくれ」と言ってくれながら愛してくれた。
 なのに自分は大きすぎる快楽に泣き、震え、おかしくなりそうなことに恐怖し、許しを請い、夫に律動を止めさせてしまった。
 あんなにも愛してくれた夫に対し、自分はなんとわがままなことをしているのだろうか。
 己の勝手さが許せずに涙が止められなかった。
「ごめんなさい……あなた……ごめんなさい……」
 アクアは夫が自分のわがままに怒らせてしまったのではないかと思い、誤り続ける。
 もしかしたら嫌われたのかもしれないという恐怖すらあった。
 だが、ヒューゴは謝り続けるアクアの額に小さくキスをした後に抱きしめると、
「アクアが謝ることなんてないんだ。いじめたのは俺なんだから。俺の方こそ調子にのってごめんな……」
 アクアが謝る必要はないことを伝える。
「わがままを言ったのに……怒っていないんですか……?」
 アクアは目を瞑り、涙を流したまま訊く。
「なぜ俺が怒らなくちゃならいんだ。さっきのことはむしろ俺が怒られるほうだろ?だからもう一度言わせてくれ。ごめんな。泣かせてしまって」
 ヒューゴはそう言うと再びアクアを抱きしめた。
 アクアの恐怖が消えていく。
「ああ……あなた……」
 アクアは安堵した表情となり、夫という存在の有り難さを身と心に刻んでいく。
 こんなに自分を大切にしてくれて、愛してくれて、優しくしてくれて、身も心もこの世でただ一つの相性を誇る男性(ひと)が旦那様……。
 自分の男運は全て、夫に出逢うためだけにあったことは間違いない。
 この男性(ひと)に尽くそう。たとえ、どんな酷いことをされようとも。自分にはそれしか道がないのだから。
 アクアの覚悟がより強固になる。
「アクア……愛している……」
「はい……」
「もう、俺はアクアしか女性として見れないから責任を取って貰うからな?」
「はい……」
「アクアを離す事なんて永遠にないから覚悟してくれよ?」
「はい……」
「鬱陶しいと思われるぐらい大切にするからな?」
「はい……」
「俺の子を何人も産んでもらうからな?」
「はい……」
「喧嘩なんかせず、仲良く二人で年をとっていこうな?」
「はい……」
「あの世でも、生まれ変わっても夫婦になってくれよ?」
「はい……」
 ヒューゴの言葉にアクアは泣きながら「はい……」としか応えないがそれはヒューゴにとって嬉しすぎる反応だった。
 妻はどこまで自分に尽くしてくれるのだろうか……。
 そして、このときの二人の言葉に嘘はなかった。
 二人はこの日から幸せすぎる夫婦生活を送っていくことになる。
 特に夫婦仲はいつまでも初々しく、授かった子供たちが「また二人だけの世界を作っているよ」と呆れるのがメディオ家の日常光景となっていく。

109 :
「アクア。もういじめないから優しく愛しなおさせてくれるか?」
「はい……お願いします……」
 アクアの了承を得たヒューゴはキスすると再度、妻のお腹の中で動き出した。
 言ったとおりに優しく、再奥を弱めにコリコリとノックする。
「あう……あ……はあ……は……」
 アクアから再び可愛い声が発され出した。
 苦しみを堪えている様子はない。
「アクア。気持ちよくなってくれてるか?今度は苦しくないか?」
「は……はい。苦しく……ないです。逆に凄く……いいえ……今まで生きてきた中で一番気持ちよくて嬉しい……あなたに優しく愛されて……気持ちいいから嬉しい……ああ……旦那様……優しい……優しい……」
 ヒューゴの優しい突き上げは快楽と衝撃こそ大きいが、その質はさっきと異なり、苦しみを全く感じさせない甘さのみに満ちたものであった。
 その甘さにアクアの身体はまた悦び、膣内がよりヒューゴの剛棒へ粘りつくように動き出す。
 アクアが悦んでくれていることは剛棒を通してヒューゴにも伝わっている。それによってヒューゴはますます優しく動く。
 どうやら二人は優しく愛し、愛されることにとりわけ大きく喜びを感じる夫婦のようだ。
 ヒューゴが律動を続けるほどアクアの膣内が剛棒に馴染んでいき、柔肉の一つ一つが微細に動き、癒着しながらヒューゴに射精を促す。
「俺もものすごく気持ちいい……このままアクアの中で動き続けたい。そして盛大に果てたい」
「はい……このまま愛してください……私でもっといっぱい気持ちよくなってください……」
「ああ……アクアも俺を好きなだけ求めて気持ちよくなってくれ」
「はい……あなた……」
 ゆっくりとした律動で感じる快楽の虜となった二人。
 二人は更なる高みの快楽へと進む。
「アクア……一緒に動いてくれるか?」
「はい……こ、こうですか?」
 ヒューゴに従順なアクアはすぐに腰を降り出す。
 その調子は全てヒューゴと完璧だった。
「あなた……一緒に動けてますか?」
 アクアはヒューゴと一緒に動けているか気になるようだ。
 ヒューゴはその問いに答える前にキスをし、抱きしめてあげらがら律動を続ける。
 その間もアクアはヒューゴに合わせて動く。
 ヒューゴは唇を離すと同時に動きを止める。
 一瞬のズレもなくアクアも動きを止めた。
「なにもかもが一緒だ。俺とアクアは呼吸まで一緒なんじゃないかと思ってしまうぐらいだ」
「あなた……」
 アクアが涙を止めることなくヒューゴを見つめる。
 なんと美しい泣き顔だろう。
「永遠に愛しているからな。アクア」
「私もあなたを永遠にお慕いしています……」
 二人は再びあうんの呼吸で唇を求めあい、肌を密着させ、優しく、甘く、いやらしく腰を振りあって愛し合う。
 ヴァギナから溢れた液はシーツを盛大に濡らし、二人が腰を振り合う度に恥ずかしい水音をたてながらすりつぶされる。
 恥ずかしいところの皮膚が愛液による水気を含みながらピトピト触れあうのがまた気持ちいい……。

110 :
(アクア……お前の心が俺に伝わってくる……。どう愛されたいかがわかる……)
(あなた……あなた……)
(こうだな?こんどはこう愛してほしいんだな?)
 ヒューゴがアクアの両乳首を転がしながら腰を回すように動かし、子宮口を少しだけ強くほじる。
 子宮に身体を揺さぶる衝撃と快楽が発してアクアの身体が芯から痺れる。
 同時に膣内が複雑に動き、亀頭へ硬さと包まれる感触、剛棒全体に肉壁が癒着して舐められ、ヒューゴの身体が悦びに震える。
(はい……もっともっと愛してください。私を好きなだけ犯してください……あなたの事しか考えられないようにしてください……)
 二人はいつのまにかキスをすると心で会話できるようになっていた。
 身も心も全てが伴侶と一つになり、何も言わなくとも伴侶が望むことを自然と行う。
「あなた……もっとう……もっとう……」
「アクア……アクア……アクア……」
 長く長く求め合い、快楽を分かち合う二人。
 二人はずっとこうして甘い快楽に浸り続けたいと思っている。
 だが、素晴らしすぎる半身がそれを許さない。
 我慢という風船は既に破裂寸前であり、下半身は快感で麻痺している。
 二人がかろうじて堪えているのは相手にもっと悦んでほしい、自分がどれほど愛しているかを知ってほしいという意志だけであった。
 しかし、その意志も半身が与えてくれる快楽の前に屈しようといていた。
 ズウン!!
 ヒューゴが突然、子宮を強く突く。
「ひあああああ!!あなたあああ!!だめえ!だめえええええええ!!」
 アクアは突如襲った大きな衝撃と気持ちよさに顔を遮二無に振りながら悲鳴を発する。
 衝撃はさっき子宮を蹂躙されたとき感じたもの以上に大きい。
 更に発した気持ちよさは全身どころか、魂まで揺さぶり、このままでは自分そのものが壊されるのではないかという恐怖まで感じさせる。
「すまない!!アクア!!もう我慢できない!!お前を愛していると思うと愛おしくてたまらない!!」
 ヒューゴは謝りながら強い律動を続ける。
 本当は最後までアクアに優しくしたいと思っていた。
 だが、限界が近づくほどに、妻を、半身を抱いていると思うと愛おしさが止まらなくなってきてしまった。
 その想いが突然の強い律動となって現れたのだ。
 男の本能が女の膣内で盛大に弾けろと命令していた。
「はい!!あなた!!あなたの好きなように動いてください!!私のことなんか考えないで!!もっと気持ちよくなってください!!」
 アクアは夫の限界が近いことを知り、自分の膣内で弾けてもらうべく、残っている力全てを振り絞って抱きつき、足を夫の脚へ絡ませ、腰を押しつける。
 夫と同じくアクアも限界が近かった。だから夫と一緒に昇り詰めたい思いがそうさせた。
 アクアの腰がヒューゴへ押しつけられた瞬間、子宮が一段下がり、膣内がよりとろけるように剛棒へ絡みつきだす。
 旦那様に膣内で弾けてほしい。もっと自分を求めてほしいという想いが子宮を下げさせ、肉壁に粘りを与えたのだ。
 アクアは夫に悦んでもらえるなら自分のことなどどうでもよかった。
 さっきは泣いてしまった強い律動も今度は全て耐えてみせる覚悟が瞬時にできていた。

111 :
「アクア!!アクアああああああああ!!」
 妻からの言葉はヒューゴの枷を外し、完全に力任せで乱暴な律動が始まる。
 ズン!!ズン!!ズン!!ズン!!ズン!!ズン!!
「ひああああああああああ!!」
 さっきよりも簡単に、力任せに子宮を突き上げられるアクアが悲鳴を発し続ける。
 だが、夫には今度こそ好きに動いてほしい。自分の膣内で昇り詰めてほしい。だからこの快楽は耐えねばならない!!
 そして、今度は夫と一緒に昇り詰めたい!!
 さっきのように一人だけ気持ちよくなるのは嫌だ!!
 だから堪える。
 時に歯を食いしばり、夫の背に爪を立て、しがみつきながらなんとか堪える。
 しかも、自分が動くのも忘れない。
「あなた!お願いです!!今度は一緒に!!一緒にいってええええ!!私だけじゃいやああああああ!!」
 アクアは泣きじゃくり、普段なら恥ずかしがって絶対に言わないような言葉を大声で発し、懸命に腰を動かしながら夫へ同時絶頂を懇願する。
 破格の美女が夫とともに昇るためだけに恥じらいを投げ捨てていた。
 その泣き顔はヒューゴの心臓を鷲掴みにし、ヒューゴは奇妙にも妻の泣き顔を最高に可愛いと思った。
(俺の妻はこんなにも可愛いのか!!俺は妻をこんなにも乱れさせることができているのか!!)
 最高の女が、半身が自分の剛棒で乱れ狂い、泣きよがり、恥じらいをかなぐり捨て、同時に駄目になってしまうことを願いながら懸命に一緒に動いてくれる!!
 ここまで自分に尽くしてくれる女を粗末になどできるだろうか?できるわけがない。
(俺は……俺はなんて最高の女を妻にできたんだ……!)
 ヒューゴはアクアの張った蜘蛛の糸に捉えられた感覚に陥りながら律動を続ける。そして、
「当然だ!!俺もお前と一緒じゃなきゃ嫌だ!!この世で一番大切な女と……アクアと一緒じゃなきゃ嫌だ!!」
 叫びながら全力で律動を続ける。
「あなた……」
 ヒューゴの叫びがアクアの心を打ち、アクアの目から嬉し涙が流れ続ける。
 自分は今、夫が与えてくれるとんでもない快楽に襲われているが、それ以上に夫が自分に夢中になってくれているのが嬉しい。
 愛する男が自分を蹂躙してくれているのが嬉しい。
 とたんにアクアの香りがもっと甘くなる。
 その香りは男の興奮を最高潮に達させ、歯止めを更になくさせた。
 二人はともに最後の壁を越えようとしていた。

112 :
フィニッシュ直前ですが今夜はここまで。
明日で幸せまみれHは完結予定です。

113 :
>>42
です。
20:50より続きを投下します。

114 :
「あなた!……あなた!……あなた!……あなたああああ!!」
「アクア!……アクア!……アクア!……アクアああああ!!」
 二人は狂いながら求め合う。
 理性は完全に消えて相手のことで頭を支配され、半身を呼ぶ以外に言葉は出ず、
半身と触れあっているところ全てから快感の電気が走り、腰の振りは全力のままだ。
 繋がっているところは愛液、汗などあらゆる液体で濡れそぼって、剛棒がいやらしく出入りする度に
聴いているだけで股間が疼くような水音と打ち付け音を響かせる。
 二人はもう、数回ぐらいの打ち付けあいしか我慢できなくなってきていた。
「あなた!ごめんなさい!!私もう駄目です!!一緒に!!一緒にいいいいいい!!」
「俺ももう駄目だ!!アクアが気持ちよくて駄目だああああ!!」
 叫びあいながら限界を訴える二人の愛の行為はいよいよ最後の壁を越える!
「来てえええ!!あなたあああ!!来てええええええええええ!!」
「アクアああああああああ!!」
 二人は最後の力で秘部を打ち付け合う。
 腰を引いた後、残っている力全てを込めて子宮と亀頭をキスさせる!!
 ズウン!!!!
 ゴリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!
 夫婦の身体に直接雷が落ちたかのような衝撃が走る!
「あなたあああああああああああああああああああああああ!!!」
「アクアあああああああああああああああああああああああ!!!」
 二人は伴侶を呼び合いながら一瞬の誤差なく同時に果てた。
 それはまさにとんでもない大絶頂であった。
「あああああああああああああああああああああ!!」
 ブシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア……
 アクアは失禁したかのように潮を吹き、
「く……!!」
 ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!
 ヒューゴは生きてきた中で最も勢いよく、かつ、大量に子種を吐き始めた。
 アクアの子宮は伴侶の亀頭を半分ほど呑み込んでいたため、射精された精液を直接に子宮の壁へ打ちつけられる。
 それが絶頂に至った瞬間の快楽をすぐさま呼び戻す。
「あ……あああああああああああああああああああああ!!」
 ブシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア……
 快楽を呼び戻されたアクアが再び潮を吹いて昇り詰めた。
 昇り詰めた女体は収縮し、よりヒューゴへとしがみつく。
 すると、再び亀頭がゴリリ!!と子宮を突き、その度にヒューゴが大量に射精するのでアクアは
またも潮を吹きながらの大絶頂を味わうことになる。
「あああああああ!!あなた!あなた!あなたああああああ!」
 いきっぱなしになったアクアが泣きわめく。
 快楽が大きすぎて何がどうなっているのかもわからない。
 あるのはヒューゴにもっと気持ちよくなってもらいたいという思いだけだ。
 絶頂感は油断していると気を失いそうなほどに高いので懸命に気を張ってヒューゴへしがみつく。

115 :
「アクア!!アクアああああああああ!!」
 一方、ヒューゴもたまらない。
 我慢に我慢を重ねた結果の射精はとんでもない激震であった。
 更に、自分が放った子種がアクアを再度昇らせると同時にアクアは身体を収縮させながらより自分へしがみついてくる。
 収縮は膣内と子宮口にも及び、膣内全体が最大限に締まりながら子宮口が
「もっと射精してください。妊娠させてください」とでも言うかのように亀頭へ強烈にキスしてくる。
 子宮口のフェラチオは火のついた本能に油を注ぎ、再び身体に激震を走らせて大量の射精を繰り返す。
身体の水分全てが精液に持っていかれそうだ。
 ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!! 
 ヒューゴもアクアと同じ、いきっぱなしとなってしまった。
「あなたあああああああああ!!」
「アクアあああああああああ!!」
 いきっぱなしになった夫婦はしがみつき合うだけでなく、伴侶にもっと気持ちよくなってもらうべく腰をグリグリ押しつけあう。
 それは本能の行動だった。
 叫びあいながら大絶頂を何度も分かち合う二人は自分という存在は完全に伴侶のものとなったことを感じあいながら、
互いの身体を、魂を快楽と同時に捧げあう。
「もっとううううううう!!もっと来てええええええ!!」
「アクア!!アクアああああああああ!!」
 無限に続くかのような絶頂感は大絶叫とともに過ぎていく。
 二人は輝く世界の中で最高の愛欲と肉欲、大絶頂を分かち合い、半身に翻弄されることに悦びあいながら射精を繰り返した。
(ああ……私……旦那様と一緒に……旦那様が止まらない……どんどん溢れてくる……素敵……
お腹の中が温かくて幸せに満ちていく……私も止まらない……)
 アクアは夫が自分と全く同時に果ててくれたこと、自分の身体で最高に気持ちよくなってくれたこと、
盛大に子種を注いでくれることに大歓喜しながら潮を吹き続ける。
 ヒューゴは大量の子種を聖なる海で受け止めてくれるだけでなく、膣内をうごめかせてなおも気持ちよくしようとしてくれる
妻をより愛おしく想いながら自らは火山になったかのように子種を出し続けた。
 …………………
 ………………
 ……………
 …………
 ………
 ……
 …

116 :
 二人が共に達してからかなりの時間が経った。
 長く長く、幸せな絶頂がようやく落ち着いていく。
 愛の行為の余韻を感じ合う二人の顔には幸せしか漂っていない。
 互いの身体はまだ小さく震え続けている。
 夫が未だ剛棒に残っている子種をビュルル!!と勢いよく放つ。
 すると、妻はその度に身体を内側から震えさせ、更なる子種を受け入れながら潮を吹く。
「凄い……まだ溢れてくる……私がますますあなたの女(もの)にされていく……」
 アクアは涙を溜めながらヒューゴの女(もの)にされた喜びを語る。
「……」
 ヒューゴはアクアを無言のまま見つめ、優しい表情で髪を撫で続けながらの射精を繰り返す。
「あなた……ずっとずっと……隣にいさせてください……」
 アクアがヒューゴの首に手を回し、ヒューゴを抱き寄せる。
 妻の求めに夫は逆らうことなく、唇を重ねた。
 二人は今夜、自分にとってただ一人の異性と夫婦になった。
 誰もが羨む素晴らしい夫婦がここから始まる。
「あなた……お腹の中……温かい……」
 アクアの顔は幸せそのものだ。
 夫が思う存分に愛してくれた快楽は気絶しそうなほどに大きかっただけでなく、
夫も子種を大量に出すほど気持ちよくなってくれた。
 子宮に注がれる子種は「これが生命を宿す液の証拠なのだ」というような熱さと粘性を持ち、
子宮内に染み込んでいく。
 しかも、夫が注いでくれる子種によって自分の体内に新たな命が宿ってくれるかもしれない。
 女しか味わえない喜びがアクアを満たしていく。
 更に夫はさっき言った言葉、「俺の子を何人も産んでもらう」が嘘ではない証拠を見せるように
未だ剛棒を猛らせ、遠慮なく子種を出してくれる。
「あなた……私があなたから離れることなんて絶対にありませんから覚悟してくださいね……。
あなたにもっと気持ちよくなってもらって、何人もあなたの子を産んで、いい妻に、母になって、
そして幸せになってもらってあなたが離れられなくなるようにしちゃいますから」
「ああ。俺をずっと捕まえていてくれ。俺もずっとアクアに捕まえられていたい。俺の持つ幸運全てを
アクアとアクアの産んでくれる子たちに使いたい。だから俺の子を産んでくれ。必ずいい夫に、父になる」
 今、見つめあう二人には自分たちの将来の姿がはっきりと見えていた。
 歳を重ねるごとにますます仲がよくなる自分たちと周囲を囲んでいるヒューゴとアクアそっくりの何人もの子供たちの姿が。
 二人が目指すべきものは完全に決まっている。
 後はそれに向かっていくだけのことだ。
 迷う必要などない。
 しかし、その前に……

117 :
「また、愛させてくれるか?」
「はい……何度でも愛してください……」
 二人の愛の行為は一回で終わらない。
 伴侶が与えてくれる快楽を知ってしまったからには一度で満足できるわけがなかった。
 夫の剛棒は未だ妻を求めて最大限に勃起したままだし、妻の膣内は夫に悦んでもらうためにうごめき、
愛液を止めることなく溢れさせ続けている。
 二回目の愛の行為が始まるのは自然のことであった。
 夫は妻にキスした後、自分がいかに妻を大切に想っているかを知って貰うため美巨乳を揉み、
乳首をなめ転がしがら優しい律動を再会する。
 妻は次はどんな風に愛されるのだろう?と胸を踊らせながら夫の愛撫全てを悦び受け入れ、
夫と同じ調子で腰を動かす。
 最高の夫婦は初めて知った愛欲、肉欲を底なしに求め、与え合う。
 これからの二人は毎夜、伴侶と共に何度も愛の行為を営むことになるであろう。
「アクア……アクア……」
「あなた……あなた……」
 ヒューゴは前から後ろからアクアを犯し、あらゆる方向にくねる女体を欲望のままに食らい続ける。
 アクアも懸命にヒューゴを受け止める。
 膣内で受け止めるだけでなく、口でもヒューゴを受け止める。
 口で受け止めたときは喉に絡み突く濃い精液を少し苦しげに涙を浮かべながら飲み込む。
 そして、膣内でヒューゴを受け入れたときは快楽でいきっぱなしになりながらヒューゴのためだけにある名器を震わせ、
自分は夫の名刀に翻弄されながら共に天へと達する。
 この世界に二人しかいないような錯覚を感じさせる行為は幸せしかなかった。
 そして……。

118 :
「アクア。このまま眠っていいか?」
「はい。私のお腹の中で眠ってください……」
 空が白みだし、朝日が顔を見せようとしているころ、二人は繋がったまま眠ろうとしていた。
 今、ヒューゴは敷き布団になり、アクアが掛け布団になっている。
 二人は一晩中、様々な体位を試しながら愛し合った。
 結果、最も自然にかつ深く繋がれるのはなるべく密着し、片方が身体を預けるような格好であることがわかった。
 初めて結ばれた格好である正常位や対面座位、今のような本茶臼などである。
 しかも、二人の身体と心の相性は愛し合えば愛し合うほどますます良くなっていくことまでわかった。
 では、繋がったまま眠るとどうなるのであろうか?興味が止まらない。
 二人は繋がり合ったまま眠りたかった。
「苦しくないか?」
 妻が今の格好を苦しがってなどいないことはわかりきっているがそれでも心配だから声をかけてしまうヒューゴ。
 今やヒューゴはアクアに対して過保護なほど甘い男となっていた。
 彼はアクアより年下なのだが、極端に妹に甘い兄のようだ。
「大丈夫です……私はあなたと一つになったままでいられるのが嬉しい女ですから……」
 アクアは夫の気遣いを泣き喜びながら受け入れる。
 同時に夫に悦んでもらうべく名器を大きく波打たせた。
 どこまでも健気な妻である。
「そういうことを言ってくれると……毎晩この格好で寝たいって言うかもしれないぞ?」
「うふふふ……望むところです」
 このときから二人はアクアが妊娠しているときを除き、毎晩繋がって眠ることになる。
 最高の夫婦はかつてないほど深く、安心して眠り、夢にまで伴侶が現れるであろうことを確信しながら意識を手放すのだった。
 二人が部屋から出てきたのは夕方になってからであった。
 明け方まで激しく愛し合っていた夫婦だが、ともに疲れは全くなかった。
 二人は愛し合うと疲れるのではなく、逆に元気になるまでに相性を高め合っていたのだ。
 そして、数時間ほど楽しく外出し、夜になると再び飽きることなく求めあって溢れる愛欲と肉欲を爆発させた。

119 :
 ヒューゴが職場に完全復帰したのはアクアと結ばれてから一週間ほど後のことであった。
 種類の全く違う仕事をしている二人なので仕事中はそんなに顔を会わせないが、休憩やその他、時間が空いているときは
前にも増して二人でいる姿を見かけられることが多くなった。
 周囲の人間は二人を見て、「ようやくか」と笑ったり、「独り身にはつらい画だ」と血の涙を流したりするのだった。
 翌年の春。
 桜が鮮やかに咲いていて春の最もよい時期であることがわかる時期のある日。
 二人は互いの部屋と荷物を多く積んでる業者のトラックの間を忙しく行ったり来たりしている。
「アクア。荷物はこれで全部か?」
 ヒューゴは業者がアクアの部屋より運び出した荷物が最後の荷物であるかを訊く。
「あ。はい。残りは全部持っていってもらっています」
「そうか。じゃあ俺は自分の部屋に積み残しはないかの確認をしてくる」
 ヒューゴがアクアの部屋を出て自室へと向かった。
 二人が何をしているのか?というと新居への引っ越しだ。
 既に法律上でも夫婦となっている二人は今日から夫婦用の部屋へと移り住むことになっている。
 もっとも、結ばれた日からは毎日、どちらかの部屋で過ごしていたのだが。
 荷物の全ては業者のトラックに積まれている。後は部屋を去るだけである。
「……」
 アクアは私物がなくなり、大きく感じるようになった部屋を眺める。
 思い返せばこの部屋にいたのはそんなに長い期間ではなかった。
 しかし、この部屋では忘れることができない思い出がいくつもできた。
(この部屋で旦那様と結ばれて……何度も愛してもらって……プロポーズされて……)
 アクアの脳裏にこの部屋で経験した一生に一度しか経験できない思い出が巡っていく。
 それらの思い出を作ってくれた部屋と別れるのだ。
 どことなく寂しさがわき起こってくる。
(どうか、次にこの部屋を使う人たちにも私のような幸運が来ますように……)
 アクアは左手薬指の指輪を見つめた後、祈りのため手を組む。
 そのころ、ちょうどヒューゴが戻って来た。
「……」
 ヒューゴはアクアの後ろ姿を見ただけで妻が何を考えているのかを察し、何も言わない。
「……おまたせしました」
 ほどなくアクアがヒューゴへ振り返る。
 いよいよこの部屋を去る時が来たのだ。
「部屋への別れはもういいのか?」
「はい」
「じゃあ、閉めるぞ?」
 部屋のドアが閉められ、鍵がかけられる。
 二人の旅立ちを見送った部屋は無音に包まれた。
「さあ。新居へ行くか」
「ええ」
 二人は業者のトラックが出立したのを確認した後、ヒューゴの車に乗り込んで新居へと向かう。
 暖かい陽射しとまだ冬の雰囲気をわずかに残した空気、舞い落ちる桜の花びらが夫婦の新たな旅立ちを祝福しているかのようだった。
 窓を開けて走るとちょうどよい。
「あなた。新居でも仲良くしてくださいね?」
「当然だろ。アクアは俺の奥さんだぞ。妻を大切にするのは夫の役目だ」
 夫婦は談笑しながら移動を始めた。
 桜の花びらが一枚、開いた窓から入ってくる。
 花びらはアクアの上着、へその下あたりへ幸運を報せるかのように音もなく着地した。

120 :
 以上でUP完了です。
 アクア(トヨタ)を買った勢いで書いてしまいました。
 自分にはアクアというキャラは「なに?このご褒美キャラ」というぐらいにクリティカルだったのも書くきっかけのひとつでした。
 母乳プレイまで書いてアクアに
「ミルクを吸わないでえええええ!!」
 とか言わせてみたかったけどそれはやりすぎかなと思い、書きませんでした。
 和姦じゃないと萌えない性格なのでゲロ甘展開のみになりました。
 後半から妻モードONな状態ですが「こんなのアクアじゃねえ」という方、ご容赦願います。
「続きを書け」なんて言わないで……。
 詰め込めるだけ詰め込んだから私のライフは 0 death。
 ご覧くださった方々のよきスパロボライフとエロパロライフを願います。

121 :
>>120
長編UP乙でした。
コーヒーカップに砂糖一キロとハチミツ一瓶ぶち込んだくらいの甘さでしたなw

122 :
>>120
なんという甘さだがよかったよ

123 :
魔装Vプレイしてるけどファング×セニア熱が高まってきて困る…
まさか半ば公式な組み合わせになるとは

124 :
魔装V昔のウィンキースパロボからニュータイプが失せたような難易度だけど、
戦法が分かってくると詰め将棋的になってきて味わい深い

125 :
前スレッドにてのシン君の意外な人気に会わせる形で
↓のスレッドも紹介させて戴きます(前スレッドに乗り遅れですみませんが……)
ルナマリアがシンを調教するスレ 其の7
ttp://toro.2ch.net/test/read.cgi/shar/1290441196/

126 :
第2次OG発売でもっとアイイルが増えるとばかり思っていたが、そうでもないのな

127 :
スパロボの醍醐味であらせられる所のクロスオーバーによる新規関係の構築だったり
既存作品内のそれの改善・補強・発展だったりするのは良いのですが、原作のそれに
妙な悪影響&複雑な感情を懐かせてしまうのは流石にどうなんだろうかと思ってしまったりもします。
どうせでしたら例えそういう展開になったとしても ttp://doutanuki.web.fc2.com/erection.htm みたくに
するのはいかがでしょうか……勝手な意見だったらすいませんが。
(同じ性的欲求でも「ヤりたい」「抱きたい(抱かれたい)」は違うんだ、それを男女両方で互いに認識してないと
色々エラいことになるから――ってのは誰かの指摘だったが。まぁヤりたいだけにしても出来得る限りの後腐れの無さは
希望したい処です)
「きさまらを結び付けているのは愛じゃねえーッ!! けものの性の本能だッ!!
愛で結びついているのならきさまらの仲は引き裂けねえが、快楽の類で結びついているのなら簡単だ。
より強いけものの快楽を与えてやればいいってことよッ」
「そんなはずはねえッ!! 睦み合っていれば情けも通う。よしんばけものだとしても……飼っていれば懐くはず」
「それもけものに愛を注いで飼ったればのこと、おめえはその女に愛を注がずしを教え、そのけものの性をさらに強くしてきただけじゃあねえか」

128 :
ヤりたいだけにしても⇒ヤりたいだけな感じの話だとしても

129 :
ファング×セニア、ギド×トレイスでかなり熱がが

130 :
今は静かな夜、ここは人里はなれたとある宗教施設。
そこにはその荘厳さ神聖さには不釣合いであろう戦士、勇士たちが一同に集まり
自らが命を託す"武器"の"改造"に尽力していた――全員が全裸で。
「ああっ あああ ああ……」
「バカ者 まだだ まだ漏らしてはならんッ
そうだ もっと改造しろ この程度で改造限界に達するような奴は男ではなーい
この程度で限界に達するようなら 我が斬艦刀をぶち込むぞ それ イチ ニッ サン シッ ゴー ニッ サンッ!!
……どうしたレントン 貴様のニルヴァーシュは縮みっ放しではないか!」
「はいっ でも それがだめなんです どうしても!!」
「どうだ これで……(ちゅぱ むぐ ぬる んふっ)」
「ああっ!! や 止めて下さいよゼンガー師匠 後生ですから……」
「バカ者 立派に段階アップするではないか!」
「だいいちシン きさまのコアスプレンダーの改造はなっとらん かしてみろ!!
いいか こういう機体は上へ向かって強化するのではない そそり立つ力を抑える様に
下へ向かって改造するのだ ゆっくりと力強くな!!」

131 :
此処ってまだ参戦してない作品つかっても大丈夫?

132 :
参戦してない=スパロボとは無関係なんだから流石に駄目でしょ
参戦が決まっているとか、関連作品に出てるとかならどうなんだろうね

133 :
>>132
個人の主観だけど
参戦決まっている:OK
参戦した作品の関連作品(続編とか):参戦作品とかかわるならぎりぎりOK
って感じ。
でもどちらにしろ注意書き必須ってなりそう。
OEでなんかネタないかなぁって考えたんだけどまだ2章の途中だから小学生組男子が夜な夜なヨーコをオカズにして自慰する・性に目覚めるぐらいしか思いつかなかった。
なんかOEは他のスパロボよりエロ妄想しにくいなぁ。

134 :
なんか一つの部隊って感じがしないんだよ
序盤くらいの話の展開のわりに人が多過ぎて何が何やら

135 :
個人としては見参戦作品も前もって注意書すればオケ

136 :
>>134
版権・OG関わらずスパロボは得てしてそういう所あるよな
部隊つーか、一つの軍隊扱いでいいんじゃないかってくらいに機体も人も集まる
設定考えると過剰戦力もいいところだったりするしw
そんな人数で紆余曲折はあるにせよ、最終的に一致団結できる人間性は皮肉や冗談とか抜きに尊敬するわ

137 :
>小学生組男子が夜な夜なヨーコをオカズにして自慰する・性に目覚めるぐらい
自分は秋ママが小学生組男子を徹底的に搾り取る…ってのが浮かんだな

138 :
>>136
増長したり、腹黒かったり斜に構えてても「最終的に白か?黒か?」で問われたら白を取る人たちの集まりだからなぁ。

139 :
そりゃ基本的に各作品における「正義」側登場人物が大多数だからな。

…あ、「耳だっ(ry」の方はお座りください。

140 :
>>1 はいNGBE、ってくそBE沸きすぎやろ

141 :
何だ、何かの誤爆か?
OEでも魔装機神VでもないUX、アーニー×サヤとか投下しても良いんかな
書けて大丈夫そうなら投下してみる

142 :
どんとこい
書き上がるの待ってるぞ

143 :
ヘクトール×パットであってもウェルカム
新しめのUXでなんの不満があろうか

144 :
>>4にも書かれてるけど、マナーさえ守れば新しかろうが古かろうが無問題だね
実際過去スレで投下された作品も結構新旧バラけてたりするし

145 :
>>142-144
サンクス
前スレでアーニー×サヤの連投やったから大丈夫なのか少し気になって
しばらく覗いてなかったし、新しいのも出たしな
書けたら投下しますー

146 :
>>145
全裸で待機

147 :
>>143
>ヘクトール×パット
も含めて、Fの主人公一同の中で残り六人三組の不遇ぶりが何とも遣り切れなくてならないのは
俺だけでは無いハズですがね……取り敢えずは"あの二人"をいちいちαにまで出向させんでも
好かったやんか、と今更ながらに不満の一つも言いたいです。
いや、俺もあの八人四組の中では一番好きな男主人公でお気に入りな二人組なんですがね。
それだけにどうも俺の中では不可侵領域と言うか、何と言うか……な状態になってるんでして。
だから幾らなんでもFにまd(以下省略)

148 :
Fに→α世界に

149 :
Fはプレイしたことないけど保管庫のF組の話読んでニヤニヤしてるよ
いいカップルばっかりだよね
不満は言い出したらキリがないからSSでぶつけたい・・・

150 :
>>149
>不満は言い出したらキリがないから
結局は世の中、第一次的な作り手送り手サイドに廻れないとダメ――って事なのかね。
どれだけアレな事しでかそうと"公式"である以上、その……チキショウ

151 :
ここまででZマルグリットとトライアの話はなしか···

152 :
作品に対する愚痴はしかるべき所でどうぞ

153 :
駄目なお姉ちゃんとおキツネ博士の百合だって?

154 :
そこは駄目なお姉ちゃん×新人次元獣ハンターちゃんだろう

155 :
>>145です
前スレぶりです
予告していたのが書き上がったので投下します
・アーニー×サヤです
・攻められアーニー
・エロいだけでストーリーとか関係ないです
・前に投下したものとは何の関係もありません
では、次くらいからいきます(=゚ω゚)ノ

156 :
 生温かくぬるついた体温が、湿った音を立てて絡みつく。時折上がる小さな声が、吐息に混じって聴覚を刺激する。
「サ、サヤ……これ以上は……」
 かすれた声でアーニーは言う。余裕の無い声は、懇願そのものだった。サヤ、と呻くように何度もその名を呼ぶと、彼女はようやくアーニーに応じる。
「これ以上は、何ですか?」
 アーニーのそれから口を離し、サヤは問い直す。つい、と銀糸が彼女の唇の端とアーニーを繋いでいた。その姿が更にアーニーの劣情を煽り、渇きが衝動になっていく。
「っ……言えって、事?」
「言ってくれなきゃ解りませんよ?」
 舌の代わりに指先を絡ませ、サヤはアーニーに唇を押し当てる。彼女を求めて痛い程に張り詰めているのに、サヤはその先を許さない。やわやわとアーニーを嬲り、反応を楽しんでいる。
「言わなきゃ、このままですよ」
 舌先で先端をなぞり、サヤは笑う。ぞくりとした快感が背筋を震わせた。
「それは……う、ああっ!」
 一気にサヤがアーニーの全部を含む。不意に襲う感覚に、アーニーは大きく喘いだ。
「女の子みたいですよ、アーニー。あんまり大きな声を出すと、外に聞こえるかもしれません」
「ん……外にって、ふ、あ、でも……ッ」
「いつもと違って、ここは私の部屋ですから」
 部屋の作りはどこも同じ、自分の部屋と何ら変わりないと解っている。だが、アーニーは咄嗟に声を押しした。もし聞かれているなんて事があったら――羞恥が快感とない交ぜになって襲いかかる。
「あ、また硬くなりましたね」
「言わないで、くれ……」
「想像して興奮したんですか?」
「違ッ……!」
 上目遣いのサヤが、赤い舌を覗かせる。
「嘘、ですね」
 赤い舌が、先端をべろりと舐めた。耐え切れずに滲ませた滴も一緒に舐め取り、彼女は笑う。

157 :
「我慢してて辛くないですか?」
 サヤが指先を先端へ滑らせると、新たに滲んだ滴がまとわりついた。蜘蛛のように引いた糸を、サヤは舌に絡めて断ち切る。
「ん、しょっぱい……」
「はぁ、はっ、サヤ――」
「これもアーニーの味、ですね」
「――ッ、く、ぅう」
 煽り立てるサヤに、アーニーの我慢はいよいよ限界に近付いていた。噛み締めた奥歯の隙間から呻き声が漏れ、熱くなった身体に汗が浮き出る。
「駄目だ、サヤ……もうこれ以上は……!」
「だから、言ってくれなきゃ解りませんって」
 この後に及んで、彼女は意地悪く問うてくる。解っているだろうに、敢えて愛撫を緩めた。
「言ってください、アーニー」
 サヤは昂ぶったそれを、ゆるりと握り込む。手の中で脈打つ感触を楽しむかのように。
「……ねえ?」
 アーニーの膝に片手をついて、サヤが上体を持ち上げた。アーニーの中心を握りながら、唇を耳元に寄せ、熱と艶を帯びた声で囁く。
「聞かせてください。アーニーは、どうして欲しいんですか?」
「どう、って……は、あぁ、んぅ……!」
「このままで良いんですか? こんなに熱くて硬くて……まだ耐えるつもりですか?」
「サヤ……」
 薄く開いた唇が、そのままアーニーに重ねられた。声よりも熱い舌が口腔をなぞる。
「ん……んっ、ふ、ぅ」
「んん、アーニー……」
 絡めた舌を解き、唇を離す。彼女の吐息が喉元にかかった。
 上気したサヤの頬に手をやる。彼女の瞳に、自分の姿が映っていた。まるで頭の芯が熔けたように、虚ろな顔をしていた。
「ねえ、アーニー」
 サヤの手が、再びアーニーを擦り上げる。鋭く尖った快感が、情欲を炙り高めていく。
「サヤ……もう、駄目だ……限界だよ……」
 残っていたひとかけら理性が、氷のように溶かされた。
「限界、ですか」
「く、う、あぁ……イキそう……イカせて、くれ……」
「解りました」
 よく出来ました、とサヤはアーニーの頬に口付け、顔をアーニーの脚の間に埋める。
「――あ、あぁッ」
 硬く限界まで張り詰めたものを、サヤが含み舐め上げた。びくり、と震えが走る。
「ん、気持ち良い、です、か?」
「う……ああ、良いよ……もう、出そう……ッ!」
「良いですよ、出しても」
 湿った音が聴覚を犯し、アーニーを根元まで包み込む。
「あっ、も、もう……駄目だ……はあっ、う、うぅっ!」
 限界まで昂ぶったものが、ついに弾けた。白濁した熱が吐き出され、サヤの顔を汚す。
「はぁ……はぁ……サ、サヤ……」
「可愛かったですよ、アーニー」
 霞んだ視界で、サヤがうっとりと微笑んでいた。
――

158 :
 情火は収まるどころか、更に激しく燃え盛っていた。アーニーはサヤの顔をを拭うと、ベッドに押し倒す。
「ここは私の部屋ですよ?」
 アーニーの下でサヤが呟く。情事に及ぶのはアーニーの部屋で、という暗黙の了解があったのだ。
「今更何を言ってるんだ。君から、そうしたのに」
 了解を破ったのは、サヤの方だ。アーニーは服を剥ぎ取り、下着の隙間に指を潜り込ませる。軽く探るつもりが、指はするりと奥に飲み込まれた。
「へえ……僕を焦らしながら、君も興奮してたんだ?」
「そんな事は……」
「だったら、これは何?」
 指を増やし、派手な音を立てて掻き回す。
「やっ、嫌ッ! やめて、ください……あ、あぁ!」
「君は焦らしたけど、僕は焦らさないよ。こんなに欲しがってるんだからさ」
 ぐいと中を押し広げ、敏感な場所を探り当てる。きつくそこを押すと、サヤは腰を浮かせて大きく喘いだ。
「見付けたよ。ここだね、サヤ」
「ひ、や、んあぁぁぁッ!」
「外に聞こえるかもって言ってたのに、そんなに声を出して良いの?」
「でも……声、抑えられな……や、あ、ああッ!」
 中を探る指が締め付けられ、隙間から溢れた滴がシーツに落ちる。
「ん、指だけでイキそうなの?」
「そんな、事は――ふぁ、んん……!」
「サヤは我慢しなくて良いんだよ? ほら、締め付けてきてる」
 アーニーが羞恥を煽ると、サヤの喘ぎ声が大きくなった。そこを追い詰めるように攻め続けると、彼女の身体が跳ねる。
「嫌、イッちゃう……駄目、アーニー……!」
「良いよ、我慢しないで」
「はぁ、う、あ、あっ、ああぁぁッ!」
 引き絞るような嬌声。中の指が食い千切らんばかりに締め付けられ、律動の後に解放された。

159 :
「ふぁ……」
 サヤの身体が糸が切れたように崩れ落ちる。荒い息を吐いて、ぐったりとベッドに全てを預けていた。
「これで満足って訳じゃないでしょ?」
「――え?」
 弛緩した脚に手を掛けると、サヤは目を見開く。アーニーの意図を察して脚を閉じようとするが、達したせいで力が入らない。
「駄目、駄目です!」
「我慢しなくて良いって言ったでしょ」
「別に我慢なんて……ああっ!」
 サヤの抵抗を易々と押さえ、アーニーは己を突き立てた。彼女の熱く溶け、ゆるゆるとアーニーを受け入れる。
「はあっ、あ、やぁっ!」
「ん、もうきつくなってきたよ……」
「だって、中、アーニーが……んんぅ!」
「僕のせい? 嫌なら止めるよ?」
 突き上げながら囁くと、サヤは首を振ってアーニーにしがみついた。
「――嫌じゃ、ないんだね」
 昂りを最奥まで押し込むと、サヤは身を震わせて喘ぐ。
「はぁ、あぁ、また、イッちゃいそう、です……」
「ふ……う、良いよ。僕も、そろそろ、だからさ……」
 アーニーの動きが速く、激しくなる。繋がったところから、濡れた音が境目を曖昧にして二人を溶かす。
「うぅ、う……サヤ、イクよ……!」
「アーニー! やぁッ、一番奥に……私も……ん、んん、ああぁぁっ!」
「ん……解ってる、よ」
 その瞬間、サヤがアーニーを抱き締めた。アーニーは身体ごと全てをぶつけ、サヤの中で果てる。最初よりも更に熱を帯びたものが、溢れる程に彼女の中を満たしていった。

 二人では狭いベッド。アーニーはサヤを抱き寄せ、髪を撫でた。
「珍しいね。君から、その……誘ってくるなんてさ」
「私だって時々は……したくなるんです。いけませんか?」
「そんな事は無いよ。誘ってくれるのは嬉しいし。でも」
「でも?」
「あそこまで焦らされるとは思わなかったから」
 己の痴態を思い返しアーニーは苦笑する。
「い、いつもアーニーがそうしてるから……」
「まあ、別に焦らすのは良いよ。でも、君の身体が持たないかも。それでも良いなら、ね」
「程々にしておきますよ」
「でも、気持ち良かったんだよね?」
 サヤが真っ赤になった。意地悪な問い掛けの答えは、胸を小突く拳。
「……素直じゃないな」
 アーニーは小さく笑って、その拳を手の中で転がした。

160 :
以上です
お目汚し失礼致しました(=゚ω゚)
最初のにタイトル入れるの忘れてた…orz

161 :
GJ! 銀糸とか赤い舌とか、まさに色めくエロス!画が浮んだよ!

162 :
やっぱOG2ndのジョッシュ×ラキもほしい

163 :
夏喃のアイビスに対する「君のようなスレンダーな女性は好みじゃない」と聞いて、イルイとツグミが猛反発して「こんなに可愛いのに!」と夏喃の前でアイビスを(性的に)苛める姿がすぐに思い浮かんだのは、大体このスレのせい

164 :
ナイスな展開じゃないか!
ただちにそれを文にして投稿して下さいお願いします

165 :
Jの三人娘でエッチを書きやすいのは誰か?と妄想してみた。
メルアのおっぱいにチョコをたらしてチョコパイとか乳首に生クリームでプリンとかしか出なかった。

166 :
夜を統べる者ならば三人娘+姫様+女騎士までなら同時にOK!

167 :
フラグをへし折られ続けたトンビがハーレムと化した夜を統べる者を羨ましそうに眺めるんですね

168 :
「夜を統べる者のビッグボルフォッグだー!」
「!?」

169 :
トンビさんはOG出演したら誰かとゴールインフラグまで立てて欲しいものだわ……

170 :
>>169
むしろ、誰がWでの役割の代わりになるのかな〜とは思う。特に親友ポジと教官ポジと傭兵ポジが気になる

171 :
エルザム兄さんとこに転がり込んで
アクセルかユウあたりにしていたと言われるかもしれん

172 :
>>170
そういう版権スパロボから単にキャラクター替えただけの使い回し展開ってのは流石に感心出来ませんな……

173 :
昔、バルキリー同士でSEXというとんでもエロ同人を見たなあ……。

174 :
>>173
>バルキリー同士でSEX
攻めと受けの配役はどうだったんですか?

175 :
世の中にはロボエロというジャンルがあってな…(遠い目)

176 :
このリュウセイどもめ!

177 :
アンジェルグ×ヴァルシオーネ(無印)の百合…だと?

178 :
版権・OGに関わらず自分の愛機が異性の人間として擬人化した場合、パイロットがどんな反応を示すかが気になる
特にリュウセイとか00の刹那とか

179 :
OOはOPにマリナの姿をしたエクシア姫がいたな……

180 :
なんでだろうな、パンチ繋がりなのか
俺の中でR-1擬人化のメインフレームがパットになってるんだ

181 :
>>174
すまん、バルキリー同士というネタが衝撃的すぎたんで覚えていない。

182 :
だれか平井大戦で書いてくれんかの
銀色のオリンシス・ヒロイック・エイジ・スクライド・マジェクティックプリンスとかもいれて

183 :
>>182
今年で54なのにああいう絵ばっか画いてるってのは何かこう、複雑な気持ちになっちゃいますね。
俺ら団塊Jr.前後がイメージする50代の仕事っていったら、もっとシックというか古色蒼然というか骨太というか……
一体なにが違うんだ?

184 :
そうはいうが、平井さん、ガルキーバより前はOVA版沈黙の艦隊の作監とかやるくらい普通の絵だったぞ

185 :
なあにアニメでは無いが世の中には還暦超えてまだマリオくん描いてる人もいるんだ

186 :
>>184
どっかで何か、いのまたむつみ辺りからの悪い影響でも受けたんだろうか?
とりあえず荒木伸吾&姫野美智や芦田豊雄や小松原一男や安彦良和や
杉野昭夫や金田伊功といった系統の絵柄とその後継者世代の面々の絵柄とを比べると
後者たちに対して何故か凄まじくコレジャナイ感覚を感じちゃうのは、一体……似たような画風なのに何が違うんやねん?

187 :
具体的には60年代末期から70年代に頭角を表した面々と
80年代以降に頭角を表した面々に対する感覚の違いってヤツ、ですかね。
別にリアルタイム体験世代な懐古厨ってワケじゃあ無いけど
何かこう、"彼ら"への違和感が未だに拭い切れなかったりするんでして……
>>185
あれは言っちゃ何だがもう惰性の域としか言えんな。
早く後継者を見出だして楽にしてやれって言いたいさ

188 :
>>185
プリキュアのコミカライズしている人も60過ぎだと聞いたことがある

189 :
おう、少年サンデーの悪口やめろや。…というかそろそろスレ違いだな。

190 :2013/10/01
ここらで道生さんと弓子お姉ちゃんで一つ
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