2013年10エロパロ289: ウレロ☆未確認少女でエロパロ (275) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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ウレロ☆未確認少女でエロパロ


1 :2012/01/09 〜 最終レス :2013/10/02
事務所内、メンバー同士、百合も可
需要ないですか?

2 :
しえん

3 :
枡野さん×あかりちゃんとか?

4 :
プロデューサー×あかり
作曲家→あかり←バイト
社長×ゴリナw
とりあえず思いついたのをつらつらと
あとはUFI内の百合とか?
ラジオ聞いてないからよく知らないけど

5 :
升野×あかり書きたいし読みたいけど全く想像できない

6 :
13話のマスノとあかりちゃんに期待

7 :
豊本28号×13号がいいな

8 :
「うるせえんだよ、このチビ!」
「お前がデカ過ぎるんだよ!!」
「黙れチビが、チ〜ビ」
ソファの前であかりと升野が言い争いをはじめた。
デスクで企画書を読んでいた飯塚はまたかと言う表情で見ている。
ガチャとドアが開いた。
「おかえりなさい、角田さん。曲できました?」
「そんなことより、また二人ケンカしてるの」
角田はギターを置いて、にやけながら豊本の席に座った。
「何ニヤニヤしてんですか」
「本格的に仲違いしたりして」
「今はケンカしてますけど、あの二人最近仲がいいんですよ。
よく二人で食事に行くみたいだし」
「えーっ」
角田は目を見開いて二人と飯塚を交互に見つめた。
「もう諦めましょうよ。角田さんの入る隙無いですよ」
「二人で?食事!?ってことはあれか?そのあと・・・あんなことや、こんなことも!?」
「何想像してんですか、気持ち悪い」
飯塚は呆れ顔でコーヒーをすすり、再び企画書に目を通しはじめた。
角田はケンカを続ける二人をちらちら見ながら、なおも飯塚に話かける。
「やっぱさあ、あかりちゃんて夜もSなのかなあ?それともドMかなあ。
『あかりのこともっといじめてください〜』とか甘い声だしてさあ」
角田を無視して飯塚は仕事を続けるが、角田の妄想は止まらない。

9 :
ベッドの上に体を横たえているあかり。
恥ずかしそうに伏し目がちにしている。
スカートから伸びるすらりとした足を撫でると、かすかに吐息を洩らす。
もう片方の手で頬に触れると、潤んだ大きな瞳でまっすぐに見つめ返してくる。
「キス…して…ください」
とぎれがちな声でキスをねだる。
唇を奪いながらブラウスの裾から手を入れ、脇腹をくすぐるように指をすべらせると唇の端から喘ぎ声が溢れだす。
そのまま指先を胸元へ持って行きブラの隙間に押し込むとビクリと体を震わせる。
「角田さん、角田さん、もうその辺で」
「うるせぇなあ飯塚。今いいところんんだよ」
「全部声に出ちゃってます、きこえちゃってます」
角田がハッとして振り返ると、あかりが汚物を見るような目で「最っ低・・・」とつぶやいた。
と同時に「角田てめえ!」と叫ぶ升野のソバットがあざやかにきまり、椅子ごと地面に蹴倒された。
「升野さん、キモいから外に行こう」
「お菓子買いにいこうか」
あかりと升野は早足で事務所を出ていった。
角田の横を通るとき、あかりは角田にだけ聞こえる声で「ね」と吐き捨てた。
角田は心底傷ついた表情で立ち上がりながら、
「プロデューサーがさ、担当のアイドルに手を出すなんてさあ」
とふてくされた。
アンタだって専属の作曲家だろうと思ったが飯塚はにこやかに、
「良いじゃないいですか。事務所のみんなが仲良く働けるなんて。この事務所は本当に素晴らしい」と遠くを見つめた。

10 :
「おれさっきねって言われたよ…。やっぱり納得できねーよ!」
と角田が机を叩いた拍子に飯塚のコーヒーカップに手がぶつかった。
コーヒーがこぼれ企画書やスケジュール帳を濡らした。
「あーーー!ってめえ、いつまでもグチグチ言ってんじゃねえよ。ブチすぞ!!」
飯塚に胸ぐらを掴まれ平手打ちを喰らい、角田は再び地面に倒れた。
そこにちょうど社長が帰ってきた。
「おお、角田。事務所で寝てるってことは新曲ができたのか」
その後ろから【保守】の文字が入った豊本も現れた。
おしまい。
本格的なエロはほかの方にお願いします。。

11 :
過疎かと思いきやリアタイでSSが投下されていただと・・!
ありがとうマジありがとうm(_ _)m

12 :
GJ!!
最後の「保守」もセンスあるな

13 :
2月14日 、夜。
マネージャーが打ち合わせを終えて事務所に戻ると、
デスクの上に小さな包みがいくつも置かれていた。
「ああ、今日はバレンタインデーか」
包みをひとつづつ見ていく。
「これは、ももりんのかな」
オーソドックスなラッピングに添えられたメッセージカードには
『いつもありがとうございます』とあった。
そのとなりには派手なパッケージのチョコレート缶が無造作に置かれている。
「これはキャサリンが好きなチョコだから、たぶんキャサリンからだろう。
で、これはさーやだな」
ピンクのリボンが巻かれたケーキボックスには、手作りのチョコパウンドケーキと
ネコのキャラクターが『ありがとー☆』と言っているカードが入っていた。
そして有名ショップの包装紙に包まれたチョコには、
『お疲れっす。お店で待ってまーす』というカードが乗せてあった。
「ゴリナのは店で配るチョコじゃねーか」
そして階下のローソンで買ってきたと思われるチロルチョコ缶には
『いつもお世話になっていますが、これは義理です』とあかりからメッセージがあった。
「別に、義理って書かなくてもわかってるよ」
とツッコミつつも、みんなからチョコと感謝の言葉をもらえたことに満足していた。
しかしひとつ足り
ないことに気づいた。と同時に誰かが事務所に入ってきた。

14 :
「あ、マネージャー!会えて良かった」
「たまちゃん、どうしたの? 今日はレッスン無いよ」
学校帰りとおぼしき制服姿である。
たまちゃんはマネージャーのデスクにあるチョコの山を見ると目を輝かせた。
「マネージャー、このチョコ全部くださーい」
そう言うより早くさーやのパウンドケーキをほおばり、
残りのチョコレートを鞄に詰め込んだ。
「ダメだよ!せっかくメンバーみんながくれたのにー。ケーキは食べちゃうし〜」
マネージャーはたまちゃんの鞄からチョコを取り返すわけにもいかず、
困った表情をしていた。
水分の無いパウンドケーキを口に詰め込んだため、たまちゃんは口をもふもふしている。
やっと飲み込み終え満面の笑みを浮かべマネージャを見た。
「代わりに、これ!」
鞄の中から先程詰め込んだチョコとは別の包みを取りだし、マネージャーに突き出した。
その勢いにマネージャーが驚いて受け取れずにいた。
たまちゃんはほほを赤くして、
「私からのチョコです。ぜーったいに食べてください!」
とマネージャーの手にチョコを押し付けて、逃げるように事務所を出ていった。
マネージャーはあっけにとられたまま、たまちゃんの後ろ姿を見送った。
そして手の上に乗せられた包みを開いてみた。
『いつもありがとう。これからもずっとずっとよろしくね』
ハート型のカードにはそう書かれていた。
料理慣れしていないながらも、一生懸命作ったであろう手作りトリュフチョコ。
食いしん坊のたまちゃんらしく、箱にぎっしり詰め込まれていた。
マネージャーはなんだかほほえましい気持ちになって、チョコをひとつつまんだ。
みんなのチョコに添えられた感謝の言葉がチョコをもっとおいしくしてくれた。
「なんで誰もチョコくれねーんだよお」
そう言いながら事務所に入ってきた作曲家の姿を見て、
マネージャーはそっとチョコを引き出しに隠した。

15 :
エロなしですみません。

16 :
乙!
エロパロ板とは思えないほのぼのでなんか和んだぞw

17 :
投下乙!
SS見られて幸せだー

18 :
萌えた!SSのおかげでももクロまで好きになりそうだ。

19 :
「升野さん、聞きたいことがあるんですけど?」
「なに?」
ソファーでくつろぐ升野にあかりが声をかけた。
「ミネルヴァって誰ですか?」
「は?」
升野はコーヒーをすする手を止め、カップをゆっくりとテーブルに置く。
「な、なにそれ…?アニメのキャラかな?……豊本に聞かないとわかんないな」
「………アニメのキャラからこんなメールくるんですか?」
そう言うと、あかりは升野のケータイをポケットから取り出した。
「えっ!?あ、あれ?……ケータイがない!なんで!?」
動揺する升野を尻目に、あかりはメールを読みあげる。
「『今夜会えますか?私、升野さんの言う事なら何でも聞きます。』どういう事ですか?これ!!」
「えっ?て言うか、なんで持ってんの?ダメじゃん、返せよデカ物!」
「ちゃんと答えたらなっ!チビ!!」
「と、豊本13号だよ……スパイの」
「なんでメールしてるんですかっ!?って言うか、あの人ミネルヴァなんだ。菜々緒って名前だと思ってた」
「色々と名前持ってるんだよ。スパイだから」
「そんな事どうでもいいです!!」
升野を見るあかりの表情がだんだんと険しくなっていく。
「な、なんだよ!」
升野は訳がわからないといった表情を見せる。
「違うんだよ!偶然、商店街で会って。で、交換して。で、それで……」
「なんで交換するんですか!?」
「いや、その〜」
「美人でスタイル良いからでしょ!」
「そう!おまけにエロいって言う……」
「最っ低!」
「ウソ!ウソ!ごめんごめん!」
あかりは升野を睨むと、ソファーのクッションを投げつけた。
この空気に耐えられない升野は後退りながら事務所を出て行く。
あかりはクッションを抱え追いかけるが、ちょうど事務所に入ってきた飯塚にぶつかり升野を逃がしてしまう。

20 :
「うわっ!?あかりちゃんどうしたの?怖い顔して」
床に落ちたクッションを拾い上げる飯塚。
「チッ!」
「えっ!?こわっ!?なんで!?」
驚く飯塚からクッションを奪い、ソファーに座るあかり。
飯塚は注意を払いながら自分の席に座ると、もう一度あかりに尋ねた。
「ねえ、どうしたの?」
「メール!」
あかりは怒鳴るように答えた。
「へ?」
「升野さんが菜々緒さんとメールしてたんです」
「あの超美人スパイと?なんで?あいつ敵だったでしょ」
と、驚く飯塚。
「今夜会うつもりですよ!」
「それはうらやま……、ダメだよね!」
「ですよね!このままだと、菜々緒さんの古来より伝わるお色気作戦でいろんな事喋っちゃいますよ」
眉をひそめ不快な態度を示すあかりに飯塚は苦笑いを浮かべた。
「って言うかまだスパイやってるのかな?」
「え?」
「案外升野さんの事気に入っちゃったんじゃない?あいつ」
「ま、まさか……」
「まあでも、升野さんはダメ人間だけど、事務所を裏切る様な事はしないよ。あかりちゃんもそう思うでしょ?」
黙って頷くあかりに、飯塚は続ける。
「きっと言い寄られて仕方なく交換したんだよ。だってあの人が聞く?自分から」
「そっか」
「でしょ?それに升野さん、UFIの打ち合わせで飲みに行ってもあかりちゃんの事しか話さないんだよ」
「……え?」
「だから心配いらないよ。升野さんが安心して居られるのは、あかりちゃんだけなんだから」
飯塚がそう言うとあかりはソファーから立ち上がった。
「私、升野さん探してきます」
出ていくあかりを見送る飯塚は「中学生みたいな二人だな……」と、心の中でつぶやいた。

21 :
引き出しから書類を取り出していると、そこに角田が現れた。
「おい飯塚、今あかりちゃんにどこ行くのって話しかけたら、すごい顔で睨まれたんだけどなんで!?」
「生理的にムリだからじゃないですか?」
書類に記入しながら面倒くさそうに答える飯塚。
「なんであかりちゃんはオレを生理的にムリって言うんだ?オレのなにがダメなんだ?」
「色々思い当たる節はありますけど……」
「なあ、どうしたらあかりちゃんに好きになってもらえるんだ?」
「もうなにやってもムリですよ。諦めましょう!」
しかし、角田は聞いていない。
「そうだ!升野さんがあかりちゃんに嫌われれば、まだオレにチャンスはある!!」
自信たっぷりに言い切る角田。
そんな角田に飯塚は呆れ顔で言い返す。
「角田さん、僕、あの二人が下のローソンで仲良くお菓子選んでるの、ちょいちょい見かけますよ」
「ええっ!?」
「あと、昨日ソファーでぴったり寄り添ってましたよ」
「ウソだ!!」
「ホントですよ!二人でアイドルスマイル読んでましたもん」
「そ、そんな」
「あ、角田さんの特集記事は飛ばしてました。あかりちゃんが『キモッ』て言って」
「うわあああー!!!」
ショックを受けた角田は、ギターを持つとけいこ場へ駆け上がって行った。
飯塚は窓の向こうに見えるスカイツリーに目をやると「本当に気の毒な人だ……」と、心の中でつぶやいた。

しばらくして帰ってきた二人は、お菓子を巡ってケンカをしている。
「オレの勝手に食うんじゃねえよ!」
「は?チビがなんか言ってんですけど!」
「ふざけんなデカ物、最後までとっといたんだぞ!」
「ごちゃごちゃうるせえよ、チビ!!」
飯塚は二人をボンヤリ眺め「やっぱり小学生以下かな……」と、心の中で訂正した。
おしまい。
エロなしですが…。

22 :
GJ!
あかりちゃんとますのさんかわいいー

23 :
投下乙です!
この2人は喧嘩ップルかわいくてええのう

24 :
読んでてほっこりするわー。

25 :
ますのさんはあかりちゃんに
「デカ物のくせに胸だけは小さいよな!」ぐらい言っちゃいそう
その後ビンタされそう

26 :
乙でした!ウレロのほのぼの最高だ。
>>25
それなら升野さんはチビなのに下だけジャイアントロボっていうのも期待できるな

27 :
2NDシーズン決定おめ

28 :
「俺の女になれ」って言われたり、いきなりプロデューサーを抱きしめた菜々緒に
まんまと嫉妬してて欲しい

29 :
「あれ?マスノさん?」
UFIのメンバーと夕食を食べに行った帰りにふと立ち寄った、いつもの道とは逆方向にある書店でのこと。
店に入った瞬間目に飛び込んできた、見慣れた黄色いカーディガン。
二階のレンタルビデオコーナーから心なしかウキウキとした顔で降りて来る、
青色の袋を持った少しだけ小柄な男の姿をあかりは見逃さなかった。
あかりと目が合った瞬間、プロデューサーの顔はみるみる驚きの表情に変わった、
「あかり…なんでここにいんの?」
まず彼の口から出てきたのは、挨拶ではなく疑問の言葉
「なんですかその言い草。…ユーフィーのみんなとご飯食べに行った帰りです」
動揺を隠せないプロデューサーに、あかりは少し苛立ちを覚えた。
「…そうか。じゃ!」
ひとつ頷き、するりとあかりの横をすり抜けようとするプロデューサー…の腕をあかりはがしりと掴む。
「なんですぐ帰ろうとするんですか」
「いや、急いでるから。じゃ!」
無表情を装い、必にあかりから逃れようとするプロデューサー。
それが気に食わないあかりは必に引き止める。
「なんですか!なんでそんな逃げるんですか!」
「ちがうの!なんか急にお腹いたいの!」
そんな明らかな嘘に騙される訳もなく、あかりの手は全く緩まない。
…と、つかんだ腕の先にある青い袋があかりの目に入った。
「マスノさん、なに借りたんですか?」
「えっ!?」
「映画?」
「…う、うん」
プロデューサーの声が上ずる
「珍しい…そうだ!面白そうな映画なら、折角だからみんなで稽古場で観ません?」
「えっ?」
「まだみんな近くにいるはずだし、今日金曜日だし」
事務所の上階にある@川島プロの稽古場には、社長がゴリナと映画を観る為「だけ」に購入したプロジェクターがあった。
プロデューサーの動きが止まる。
向き直る二人、数秒の沈黙。
「…いや、グロいやつだから!」
「グロいやつ!?」
「うん、…グロい虫のやつ」
「そんなDVDあるんですか!観たい!」
「グロい虫好きなの!?」
「うん!」

30 :
見てる人いるかわかりませんがつづきます。
@微エロ
Aエロなし
Bエロ
この二人なら需要的にはBより@かな?
※本作品に登場する人物は全てフィクションのものであり、
18歳以上です。確認してよね☆

31 :
期待

32 :
もっとくれもっと

33 :
エロでも微エロでもバチコイヤ!

34 :
テンションが一気に上がったあかり。
眉をひそめるプロデューサー。
「あかり、敬語。『うん』じゃなくて…」
「あ。…はい」
「それになんだよ『グロイ虫のDVD』って。…そんなのねーよ!」
時折あかりはプロデューサーに対して敬語を使わなくなってしまう。
無意識に、でもどこか楽しそうに。
年齢差や身長差、そして立場の違い。そんな「最初の立ち位置」から距離を一歩ずつ縮めるように
プロデューサーに対して振舞い、話しかける。
もともと極度の人見知りだったあかり。
それを変えたのはたくさんの偶然と、必然だった。
「じゃあ、なんのDVDなんですか?隠すことないでしょう」
やれやれ。と言った感じであかりがようやく手を離す。
よし、これで逃げようと思えば…いや、メガネを外したあかりからぐっと見つめられ、
プロデューサーは全く動けずにいた。
大きくぱっちりとしたあかりの瞳。
思わずあかりに聞こえないように、こくりと唾を飲み干す。
元は単なる好奇心とはいえ、彼女にそんな風に見つめられて逃げられる訳がなかった。
…それが自分の惚れた相手なら、尚更。
どんなに可愛くても、どんなに近くにいても
プロデューサーがアイドルに…そんな事は許されるはずもない。
ただの事務所の事務員だった頃とは違う。だからと言って、あの頃のあかりに今のような感情を抱く事はなかっただろう。
「いや、別に普通の…」
「普通の?」
「普通の…」

35 :
『普通』ってなんだ?
なんか哲学的だな。と思いながらも、プロデューサーは
ここから逃げる上手い言い訳を必に探していた。
中身を知られたら、たぶん
自分の思いも知られてしまうはず。
「ふ、」
息をいつもより意識して吸う
心拍数が一気に上がるのがわかった
「普通の、エロいDVDだから!」
「…は?」
「普通のというか、エロい。ものすごーくエロいやつ」
「…」
「もうね、物凄いよ」
それよりは、引かれる方がいい。
それがプロデューサーの答えだった。
どうせ手が届く相手ではない。
一瞬の沈黙の後、あかりが気まずそうに話し出す。
「す…すみません…。ま…まぁ、マスノさんも男ですし、そういうのも観ますよね!」
あかりが一歩身を引く
それ以上になにかの距離が開いた気がした。
「…すみません。なんか。」
二回目の謝罪の言葉に、プロデューサーはもう苦笑いするしかなかった。

36 :
も少し続きます。
エロなし(後日談で少しあり?)の予定です。
多少の違和感はスルーして頂けると助かります。

37 :
乙!楽しみにしてます

38 :
乙です。
雑談。
さーやの想い人は角田じゃないのか。
未確認ラジオを聞くまで期待していたのだが。

39 :
続きが楽しみだー

40 :
見てる

41 :
二日後
気まずいまま別れた二人。事務所で顔を合わせても、どことなくよそよそしいままだった。
お互いの定位置、ソファーと机でそれぞれの作業をしていても
相手の気配と動きを常に気にしているような感じで、なんだか二人とも落ち着きがない。
それを敏感に察した角田が、事務作業中の飯塚に耳打ちをする
「なんかさ、あの二人最近変だよな」
「そうですか?」
「もしかしてあいつ、あかりちゃんに何かしたとか…」
また始まった。と飯塚が資料に目を通しながら答える。
「またそんなこと言って…」
「いや、俺にはわかる!きっと二人の間になにかあったにちがいな…っ!」
言い終わるか終わらないかのうちに、角田の背中に綺麗な蹴りが入った。
「ぅるせえ」
不機嫌そうに一言呟き、そのまま事務所を出るプロデューサー。
いつもより強い勢いでドアが閉まった。
「ってえなー。なんだよ…」
「今のは角田さんが悪いです」
そう言いながらも、飯塚は手元の資料から目を離さない。
「最近機嫌良さそうにしてたのになー」
「ああ、珍しく角田さんの話を聞いてましたね」
角田が愛用のギターに手を延ばしながら得意げに答える。
「そうなんだよ!」
UFIの曲のイントロを引き鳴らす角田。
「あいついつまで経ってもユーフィーのメンバーとまともに話せないから、『お前少しは女心を理解しろ!』って言ってやったんだよ」
「…女心と、升野さんがメンバーと話せるようになるのにどんな関係があるんですか?」
冷静に返す飯塚
「これだから結婚した事ないやつは…」
やれやれ。という感じで角田がギターを置き、得意げに飯塚の肩をポンポンと叩いた。

42 :
「いいか!理解することで、徐々に苦手意識がなくなっていくんだ。いいか、相手を理解すれば必ず」
「離婚した人に言われたくないです」
続く言葉を遮るように飯塚が言った。
「…でもちゃんと一回結婚してますからー!離婚もしたけど、結婚もしてますからー!」
「で、何を勧めたんですか?」
作業が一段落ついたらしく、飯塚が角田に向き直った。
得意げに立ち上がる角田
「女心を理解するために、まず恋愛映画でも観て勉強しろ!って言ってやったんだよ。
もし好きな子がいるなら、その子と自分に似たシチュエーションの奴がいいぞ!ってな」
「…大口叩いた割にはベタな話ですね」
「だからさ、あかりちゃん。アイドルと作曲家が恋に落ちる映画があったら…」
「観ません」
間髪入れずにあかりが答えた。
角田が崩れ落ちる。
改めて聞く事もなかったな。と飯塚が新たな作業に取り掛かり始めた。
…なんとなく。そう、なんとなく、角田のさっきの言葉が引っ掛かったが、
あかりは気にしない事にした。
…そんなの、それこそ、ベタな話じゃないか。
仕事に集中しないと…仕事に…集中…。
「…かり…ん、…あかりちゃん?」
飯塚が話しかけて来ていた事に全く気づいていなかったあかり。慌てて瞬きを数回して、飯塚の方を見た。
「は、はい?」
「…なにこの、『恋愛映画 アイドル プロデューサー』って」
「かっ…勝手に見ないでください!」
パソコンのディスプレイを覗き込まれ、慌てて画面を隠そうとするあかり。
検索履歴には「恋愛映画 プロデューサー 事務員」「恋愛映画 プロデューサー 女スパイ」といった文字が並んでいた。

43 :
見てるよ

44 :
萌えてるよ

45 :
ありがとうございます。
次の投下で終わらせたいので、もう少し時間かかります。
ただ、この後はエロパロの域を超えた自作の設定がいくつか出てくるので、
ちょっと嫌な人は嫌かもしれません。すみません。

46 :
待ってるお

47 :
乙です。
続きを待ちわびながら、小ネタ投下

48 :
ダメですよ。
ムリです、絶対にムリですよ!
やめてください。
キャッ。
服、脱がないでください。
......絶対ムリですから。
は、早く服を来てください。
誰かに見られたらどうするんですか?
あ、ダメです。
トヨモトさん、大きいから、は、入りませよ......。
壊れちゃいます。
イヤ、イヤ、イヤ。
あ、ダメですよ......ダメ......。
あ、あぁ。
うぅ、あぁぁ。
はあ......。
やっぱり入らないですよ。
はあ......。
ヒドイですよ、こんなの。
服、破れちゃった。
どうして無理矢理......。
泣かないでくださいよ。Shit!って言われても。
なんですか?泣いていないではっきり言ってください。
......わかりました。そこまでお願いされたら......。
うまくできるか分からないけど......。
だけど、もう、無理矢理はやめてくださいね。
待ってください、準備しますから。
ここでできる事まではします......。
私だってどうしていいかわからないんです。
......こんなの初めてだし。

49 :
ーー衣擦れの音と男の呻き声
こういうの初めてだから緊張します。
すごい......。
こんな触り心地なんだあ。
もっと固いのかと思ったけど、すべすべで柔かいですね。
あ、きもちいい〜。
ごめんなさい、気持ちよくって夢中になっちゃいました。
ちゃんとやります。
ーー男の呻き声と女の吐息
やっぱり難しいですね。
練習はしてるんですけど、ホンモノは違いますね。
コレ、どうやったらいいのかなあ?
ーー女のため息が続く
やだ、服が汚れないようにしないと。
ーー音を立てて何かを飲み込む音
ど、どうですか?
うまくできてますか?
ーー男の悦び声
あんまり自信ないですけど......、満足してもらえて良かったです。
続きは私のうちで。
え、本当ですか?
ありがとうございます。
じゃあ、いっぱいお願いしちゃおうかな。ふふ。

50 :
「何してるんですか。事務所に入れないんですか?」
イイヅカがエレベーターから降りると、マスノがドアにもたれてうずくまていた。
マスノの目の焦点が微妙に合っていないことが気になる。
「うん、ちょっと......」
蚊の泣くような声で答える。
「来客ですか?」
「うん、トヨモトが裸で、あかりと......」
「冗談でしょう」
「ふたりでずっと何かやってる。エロいこと......」
マスノは涙目になっている。
「ありえないでしょう、よりによって事務所で、しかも相手が......」
「だって俺、ずっとここで聞いてたもん」
腑に落ちない表情のイイヅカ。
「音だけですか?」
うなずくマスノ。
「現場を見てはいないんですね」
再びうなずくマスノ。
マスノは今まで聞いた音についてぽつりぽつりと説明する。
イイヅカはいまいち信じられなかった。
耳をそばだてても音はもう聞こえない。
「わかりました、事務所に入って確かめましょう。ほら、立ってください」
イイヅカはぐにゃぐにゃに脱力しているマスノを抱え上げて立たせる。
そしてそのまま勢いよくドアを開けた。
そこにはヒラヒラとしたスカートを抱えたトヨモトがいた。
ソファに気怠く寄りかかるあかりを見留めたマスノが、トヨモトに詰め寄る。
「てめえ、何やってた!」
「......」
マスノの勢いに気圧され、トヨモトは何も答えない。
その横でイイヅカがオロオロしている。
「事務所でいかがわしいコトしやがって、最低だな。キモオタ!エロ女!」
マスノが怒鳴る。
「はあ?誰がエロ女ですって」
ソファから立ち上がったあかりがマスノをにらむ。
「エロ女じゃないなら、ど淫乱女か。事務所でエロいコトしやがって。キモオタ相手に昼間っから」
「何言ってるんですか、このちびは」
マスノを指差し、イイヅカに問う。
「あかりちゃんとトヨモトが、今ここで、淫らな行為をしている音を聞いたと......」
イイヅカが言い辛そうにマスノから聞いたことを答える。
トヨモトは無言でスカートを紙袋にしまう。
「なんで私がトヨモトさんと!?」
あかりは目を丸くした。

51 :
「トヨモトさんが、今日届いたマサコの特注コスチュームを自分で着たいって言い出したんです。
どう見てもサイズ的にムリなんで止めたんですよ。
でも無理矢理着ちゃて、案の定破けたんです。
そうしたらトヨモトさん泣き出しちゃって。
直してくれって頼まれたんですよ。
特注品だから生地も仕立ても特別で、しかもコスプレ衣装を直すのも初めてですごく緊張しました。
高級な生地なんで手触りがすごくいいんですよ!
シルクにベルベット、リアルファーが惜しげもなく使われてるんです。
つい夢中で触っちゃって、「早く直せ」って言われちゃいました。
仕立てもいいから着心地いいだろうなあ。
それを直すのって結構プレッシャーですよ。息が詰まりました。
のどは乾くし、服を汚さないように気を使うし。
スカートのホック部分は手で直せたんですけど、上着はうちでミシンを使わないとムリですね。
トヨモトさんはずっとベソかいていて鬱陶しかったけど、お礼してくれるそうです。いろいろお願いしちゃいました。
はあ〜、すっごく疲れちゃいましたよ。
そこにマスノさんとイイヅカさんが来たんです」
あかりの説明が終わるとマスノは床にへたりこんだ。
「変なコトしてなくて良かったじゃないですか」イイヅカがマスノの肩を叩く。「マスノさんはあかりちゃんのことになると冷静じゃなくなるから」
トヨモトはいつの間にか居なくなっている。
「マスノさん、そんなこと想像してたんですか。イヤらしい」
あかりはソファに座り、マスノを見下ろした。
「イヤらしいのはマスノさんだけじゃないですよ」
イイヅカが給湯室のドアに視線を向けた。
細く開いたドアの隙間にICレコーダーがはさまっていた。
イイヅカがドアを開けると、ジャージ姿のカクタが立っていた。
「居たんですか!?全然気付かなかった」
あかりが驚く。カクタは無言でうなずく。
「録音してたんですか、イヤらしく聞こえる音を」
イイヅカの問いにも、カクタは無言でうなずく。
「俺は今夜、この音を聞きながら眠る!そして、夢のなかであかりちゃんを抱く!!」
カクタは満面の笑みで高らかに宣言した。
あかりの顔が引き吊ると同時に、マスノがすごい速さでカクタとの間合いを詰めた。
深夜、作曲データごとメモリを全消去されたICレコーダーが事務所の冷たい床の上に投げ捨てられていた。
おしまい。

52 :
>>48
投下乙です
勘違いマスノさんなんかかわいいなw

53 :
あと二ヶ月ちょっとでシーズン2だ:

54 :
飯塚がキッチンでコーヒーを煎れていると、角田がやってきた。
「なあ、飯塚。あかりちゃんの対人恐怖症って深刻だよな」
視線をソファに向けると、升野とあかりが並んで座り一冊の雑誌を覗き込んでいる。
「そうですか? ほとんど治ってると思いますけど」
「そんなこと無いね。俺が近付くとスッと後ろに下がるんだよ」
飯塚は『それは対人恐怖症ではなく、生理的に無理だから』という答えを心にしまった。
相変わらずソファの二人は放課後の女子高生の様にキャッキャッと話している。
飯塚が同意しないのを不満に思ったのか、角田は『見てろ』と言い残しあかりの元に歩いて行った。
「あかりちゃん、俺……」
あかりはソファから立ち上がり、角田との間合いを広げる。
「あ、私……下のコンビニに行かないと」
「あかりちゃん、俺のことを避けてない?」
間合いを詰める角田。一歩下がるあかり。
「そ、そんなこと無いですよ。……ほら私、対人恐怖症だから……ははは」
作り笑いを残してあかりは事務所を出て行った。
角田が飯塚の方を向いて『俺の言った通りだろ』という表情をし、あかりの後を追って行った。
飯塚は苦笑したままデスクに戻った。


55 :

升野は雑誌を読んでいる。
「升野さんは美人と話すのは平気になったんですか? あかりちゃんとはすっかり打ち解けてますけど」
飯塚の質問に升野は視線を上げる。
「あかりは平気。でも美人は苦手だな」
そう答えて再び雑誌に目を落とした。しかし考え込むような表情をして
「いや、あかりも苦手かも」
と訂正した。
「何かあったんですか?」
飯塚が興味深そうな顔で、事務イスを転がしてソファに近付く。
「二人で話してるとき、あいつ俺のことをでっかい目でじーっと見てくるんだよ。
それを見て、『うわ、かわいいな〜』とか、『俺の理想のアイドル像だ』と思うわけ」
飯塚にはのろけ話にしか聞こえない。
「そういうときに限って、腹というか、みぞおちのあたりが、ギュ〜って痛くなるんだよ」
「それって、苦手じゃなくて……」
飯塚が答えを言いかけたところで、升野が時計を見て立ち上がった。
「ヤベ、こんな時間か。おれ打ち合わせに行って来る」
と事務所を出て行った。
升野と入れ替わるようにあかりが戻ってきた。
「おかえり。角田さんは?」
「さあ」
あかりの返事は素っ気ない。
「かわいそうだよ。対人恐怖症を使って角田さん避けるなんて。対人恐怖症は殆ど治ってるんでしょ?」
「そうですね。ん〜、でも角田さんだけは対人恐怖症っていうか、生理的に」
「ダメ、それ以上言っちゃ。かわいそう」
飯塚はいたたまれないと言わんばかりの表情で首を振る。
「あ、でも対人恐怖症は治っていないかもしれません」
「どういうこと?」
「最近、升野さんと話をしていると、たまにお腹というかみぞおちのあたりがギュッとなるんですよね」
あかりが真剣な顔になる。
「どんなとき?」
「ふたりでおしゃべりをしていて急に沈黙したときとか。笑ってるときに不意に目が合ったときとか。楽しいのに、なんだかギュッて苦しくなるんです」
飯塚には恋の相談にしか聞こえなかった。
飯塚はどんな返答をするか少し考えた。
「同じ様なことを升野さんも言ってたよ。二人で話をしてみたら解決するかもね」
敢えて自分からは答えを教えない。ふたりがお互いの気持ちに気付くよう導くことこそ、裏方であるマネージャーの美学である。
飯塚は自分の回答に満足し、気の利いた恋の橋渡しをした気になっていた。

56 :

翌日。
飯塚がキッチンでコーヒーを煎れていると、升野とあかりの会話が聞こえてきた。
「升野さん。話があるんですけど」
「なんだよ、改まって」
「升野さんは女の人に慣れましたか?」
飯塚はついに二人が気持ちを伝えるのではと、他人ごとながらどきどきした。
「慣れては無いけど、何でそんなこと聞くの?」
「私、最近升野さんと話をしていると楽しいのに、みぞおちの辺りが苦しくなることがあるんです。
そのことを飯塚さんに話したら、升野さんが同じ悩みを持っているみたいだって言われたんです」
その痛みはいわゆる恋なんだよ! いい加減気付けよ。と飯塚は心の中でツッコミを入れた。
「おれもだよ。話しているときとか、急にみぞおちのあたりが締め付けられるような」
「そうそう」
あかりが頷く。
「今までこんなこと無かったんだけど、これって……」
『恋だよ、恋!』と飯塚は心の中で升野の言葉の続きを叫ぶ。
「対人恐怖症の一種だと思います」
あかりは真剣な眼差しで升野を見つめる。
升野も納得の表情を浮かべる。
「そういうことか。美人に会う機会が無かったから怠けてたけど、耐性をつける訓練を再開するか!」
「そうしましょう!」
盛り上がった勢いで互いに手を握り合い、至近距離で見詰め合った。
その途端にはっとして手を離し、互いに一歩下がる。
少しの沈黙のあと、恐る恐る升野が切り出す。
「今、ドキッとした?」
「升野さんも?」
あかりが伏せていた瞳を見開く。
「こんなことで動揺してたらアイドルのプロデューサー失格だな。さあ練習だ」
「私もがんばらなくっちゃ」
そう言ってキャッキャとはしゃいでいる。
至近距離でにらめっこしたり、ハイタッチをしたりと対人恐怖症を克服するための練習とは思えない、仲良しの小学生が遊んでいるようなことをしている。
飯塚はふたりが出した結論にがっかりしながらデスクへ戻った。
そこに角田がやってきた。
「あかりちゃん達、なにやってるの?」
状況を理解し角田は練習に付き合うと言い出した。
「あ、大丈夫です」
あかりは冷たくあしらい、升野と盛り上がっている。
何も変わらない平和な午後だった。
おわり。




57 :
「あの…その…えっと…これは…」
これは、出来心にも満たないような、ただのちょっとした思いつきだ。
ただ、でも、もし。
彼の借りたDVDが何なのかを知る機会ができたとして、
更に「プロデューサーと事務員の恋愛映画」が存在するとして。
…それを彼が観ていたら。そう思うと、なんだかドキドキした。
そして「プロデューサーと女スパイの恋愛映画」なんて映画がもしあったとして、
角田に唆された彼がそんな映画を観ようとしていたら…と思うと、
なぜだか少し胸が苦しくなった。
仮定に仮定が重なるくだらない話なのに
なんだか心がザワザワしてしまった。
そういう映画が存在するのかと、調べずにはいられなかった。
そんな中、空気を読まずに角田がパソコンの画面を覗き込む。
「なになに?見してよ、あかりちゃんの恥ずかしい部分…ってなんだこれ!」
「かっ、勝手に見てんじゃねーよこの…このハゲジジイ!」
角田を罵倒する声にも、いつもより迫力がない。
「あかりちゃん、俺…」
数秒の間の後、画面とあかりを交互に見ながら角田が絞り出すように言った。
「角田さん…」
そんな角田を慰めるように、飯塚が呼びかける
…が、今回ばかりは次の言葉が見つからずにいた。
「俺……プロデューサーじゃないよ?…作曲家だよ?間違ってるよ?」
「角田さん!」
同じ台詞だが、先ほどとは明らかに違う。
あまりの諦めの悪さに呆れるような、軽蔑するような声のトーンだった。
「ほら、グーグルにちゃんと入力し直して?」
縋るようにあかりに話しかける角田
「角田ぁ!…現実を見ろ!」
飯塚の声を合図にするように、角田が崩れ落ちた。
恋愛映画
プロデューサー
事務員
普通の人なら、「なんとなく」こんな検索をしていてもおかしくはないかも知れない。
ただ、もともと他人にあまり興味がなく、対人恐怖症だったあかり。
そんな彼女の行動の理由がプロデューサーに恋愛感情を抱いたからではないかと
周りの人間が疑ってしまうのは仕方のないことだった。
ゆっくりとあかりに向き直る飯塚。
「あかりちゃん。…もしかして…マスノさんのこと」
思い当たる節が無いわけではなかった。でも、なんとなく信じられずにいた。
噛みしめるようにあかりに話しかける飯塚。
堪らず男泣きを始める角田。
「ち…違います!私、あんな小さい人…」
「じゃあ、背が小さくなかったらいいのか?」
何時の間にか事務所に戻って来ていた川島が、少し強めの口調で話に割り込んで来た。

58 :
「社長…。お、おかえりなさい」
あまりのタイミングの良さに驚きつつ、社長に会釈をする飯塚。
「飯塚、例の資料に目は通したかー?」
「あ、はい」
川島は軽く頷くと
上着を脱ぎ、彼の定位置である社長のイスに座った。
「飯塚」
「はい」
「さっきの資料をあかりに見せろ」
「え?でもこれは」
「いいから」
「…はい」
『社外秘/取扱注意』とだけ書かれた数枚の資料が飯塚からあかりへ手渡される。
その表紙をめくった瞬間、事務所に豊本が入った来た。
「なんだよ…折角マサコを大画面で観ようと思ったのに…」
そんな風にいつもの口調でブツブツ言いながら四人の間をすり抜け、
事務所のDVDプレーヤーに購入したばかりのDVDをセットする。
いかにも深夜帯のアニメというような、明るいノリのオープニングが始まり
画面に流れるようにロゴが表示され、そして消えた。
「…ダメだ…やっぱり迫力が全然違う…稽古場のプロジェクターは化物か…」
悔しそうに呟く豊本に川島が問いかける。
「なんだ豊本、稽古場のプロジェクター使えないのか?」
「…僕がマサコを観ようと思って稽古場に行ったら、マスノさんがいて、ひとりで何か観てたんですよ」
画面から目を離すことなく豊本が答える。
「なんだ、あいつは上にいるのか」
じゃあ好都合だ。とばかりにあかりに向き直る川島。
「あかり」
「…はい」
資料を読んでいたあかりの目の動きが止まる。が、顔を上げることが出来なった。
「この資料は社外秘!口外禁止!…間違ってもユーフィーのメンバーには言うな」
「…なんで…」
「あいつは確かに背低いかも知れない。でも、ユーフィーやお前の為にデカい決断をしたんだぞー」
「……ユーフィーの…私の為に…?…なんで…」
「…ったく、ドーンと儲けられると思ったのに…」
背もたれに一気に寄りかかり、天井を見上げる川島。
呆れているような、それでいて全てを見越していたような、少し嬉しそうな表情すら浮かべていた。
「私、マスノさんと話してきます」
そう言い終わる頃には、あかりはもう事務所のドアを開け、階段に向かって走り出していた。

59 :
大画面に、女性の演技が映し出される
表情は硬く、演技はまだぎこちなかったが、『何か光るもの』がそこにはあった。
「マスノさん」
稽古場に入ってきたあかりの呼びかけに、プロデューサーは振り返らなかった。

アカネサヤカ
日本一のアイドルグループ「ビクトリア」を電撃脱退し
兼ねてからの夢だった女優への道を進み始めた不動のセンターであり、元・トップアイドル。
彼女が初主演した映画はよくある青春モノで、
幾つかのミニシアターで上映され、それ程大きなヒットを飛ばすこともなく
スケジュール通りの日程で公開を終えた。
稽古場の壁に映し出されていたのは、レンタルされたばかりのその映画のDVDだった。
「あの資料、読みました」
「…そうか」
「なんで…アカネサヤカの移籍希望を断ったんですか?」
「…」
「クイーンステージから何かされると思ったからですか?」
「…」
口調が段々強くなるあかり。それでもプロデューサーは答えない。
「ユーフィーがIQGで2位になれたとは言え、まだまだ小さいうちの事務所に
あんなトップアイドルが来れば、社長が『金が無い金が無い』って言うこともきっと無くなります」
一呼吸置いて、あかりが続ける
「…マスノさんももっとプロデューサーとして有名になるし、
それで事務所も有名になればユーフィーだってきっと…もっと…」
「彼女は、アイドルを辞めて女優になりたがっていたんだ」
あかりの息が切れるのを待っていたかのように、
しかし、まだ振り返らずにプロデューサーが優しい口調で切り出した。
「でも俺は、アイドルのプロデューサーで、しかも今はユーフィーのプロデューサーだ。
彼女がうちの事務所に来ても、ユーフィーに全力を注ぐつもりの俺は彼女の面倒を見てやることは出来ない」
「…」
「それに、うちの事務所が忙しくなっちゃったら、お前デザインの勉強する暇なくなるだろ」
その言葉に驚くあかり
「…知ってたんですか!?仕事中にもデザイン描いたりしてるって」
「あのなぁ…俺がお前のことどれだけ」
見ているか。勢いで出そうになったその言葉を必で飲み込む
「…とにかく、彼女はうちの事務所よりも女優業に向いた事務所にちゃんと入れたんだよ」
稽古場の壁いっぱいに、女優への一歩を踏み出したばかりの彼女の笑顔が映しだされていた。

60 :
「『元・トップアイドル』を売りにするような事務所じゃない。だから王賀龍一も放っておくだろう」
どこか寂しそうにプロデューサーは笑った。
「だから、彼女は俺達の元じゃなくても、きっと大丈夫だ」
プロデューサーがリモコンを手に取り、DVDを停止すると
遮光カーテンを引いた稽古場は、昼間とは思えない薄暗い空間になった。
「…お前、ちゃんとうちの事務所やユーフィーのこと考えてくれてるんだな」
「それは…事務所が潰れちゃったら、事務員の仕事が無くなっちゃうから…」
薄暗い中向き合う二人。電気をつけようとか、カーテンを開けようとか
そういった気分にはならなかった。
「でも、社長は反対しなかったんですか?」
「アカネサヤカがうちに入ったら、ゴリナの人気が更に落ちるぞって言ったらすぐ納得した」
「…相変わらずですね」
ふふ。とあかりが笑う。
「映画、どうでした?」
「オープニングしか観てないけど、なんかね、すげー駄作っぽかった」
笑いながらそんなやり取りをしつつ、DVDを取り出そうとするプロデューサーと
その近くで照明のリモコンを探すあかりの距離が
いつもよりほんの少しだけ近くなっていることに、二人はほぼ同時に気づき
柄にもなく微笑みあった。
今回のことで初めて気づけた相手への気持ちを今伝えることよりも
相手が自分へ向けてくれた思いやりにもう少しだけ浸っていたかった。
いつもよりドキドキするけど、薄暗いから大丈夫。
「角田さんが『恋愛映画観て勉強しろ』ってマスノさんに言ってやったって言ってましたけど」
「あいつの言うことなんか真面目に聞く訳ねーじゃん」
「確かに…ていうか、お店で会った時、何でこのDVDを借りたこと隠してたんですか?」
「…なんか、昔の女に未練がある男って感じでかっこ悪いじゃん」
「なにそれ。ユーフィーと私は『今の女』ですか?」
「あ、これ返却する時、ついでにグロい虫のDVDがないか探しとくから」
「…返事になってないです」
自分の望んだ質問の答えは引き出せなかったが、それでも良いかと
あかりは思った。

61 :
「…角田さん、もう諦めましょう」
「キスでもしない限りはまだ俺にもチャンスが…」
「いやこれ、『下手にキスなんかしなくても既にかなり深い絆で結ばれてる』パターンですよ」
稽古場の外からこっそり様子を伺っていた角田と飯塚。
…角田を慰めながらも、飯塚はこの状況を見て『今夜は良い酒が飲めそうだ』と思っていた。
少し離れた階段の手すりに寄りかかり、ゴリナに今夜の予定を伺うメールを送信する川島と
今度はDVDの解説本から目を離さない豊本。
「早く大画面でマサコを観たい…」
「まぁ、二人がくっつけば、『事務所内恋愛禁止!』なんてバカな風潮もなくなるだろ」
「いや、もうあかりちゃんはアイドルじゃないし、この二人の関係は社長とゴリナのとはまた違いますから!」
冷静にツッコむ飯塚。


「『超激似AV!!未○認少○隊U○I ミ○X!!』…なんだこれ」
そして、床に落ちていた『レンタル専用』と書かれたアダルトDVDのディスクを拾い上げ、佇む角田が
まんまと『AVを借りて来て稽古場で観ようとした』という濡れ衣を着せられ、
プロデューサーがAVを借りることについては寛容だったあかりから『最っっっ低』の男だと言われ、
真犯人であるプロデューサーを含む全員から吊し上げられることとなったのは言うまでもなかった。

おわり

62 :
完結乙!
面白かった
キャラの台詞が脳内再生余裕で良かったです

63 :
以上です。
最初の投稿では角田に唆されてまんまと恋愛映画借りちゃって
好意がバレそうになる話を考えていたのですが、
ミスXの激似AVを思い付いてちょっとツボってしまったのでオチに使ってしまいました。
その辺の「UFIが売れたら」や「アカネサヤカの夢」等は勿論公式ネタではないので、パロディとして楽しんで頂ければ幸いです。
ありがとうございました。

64 :
乙です
思いのほかSSがたくさん読めて嬉しいなあ

65 :
脳内再生される

66 :
乙です
どれも萌えるなぁ
P×あかりが多くてたまらん

67 :
UFIとマネージャーの中の人がコントをやったと聞いて、
振り回されるマネージャーとアイドルのラブコメを想像して萌えた。

68 :

菜々緒『豊本法!その弐、“孔雀”』



69 :
保守ネタ。
エロなし。すみません。
マネージャーとたまちゃんの話。
+++++++++++++++++++
マネージャーが外出先から事務所に戻ると、たまちゃんがソファに座っていた。
退屈そうに足を投げ出しケータイを見ている。
「あれ、練習じゃないの?」
「早く来すぎて、まだ誰もいないんだ」
「ふーん、そうなんだ」
特に気にする様子もなく、マネージャーは席に座り仕事を始める。
「他に誰もいないの?」
「社長さんたちはみんな、おでかけしました」
行き先掲示板は全員“外出”になっていた。
マネージャーが書類の整理をはじめるとスーツの裾がひっぱられた。
振り向くと、バイトの席に移動したたまちゃんが腕を伸ばして指先で裾をつまんでいる。
そしてニコニコしながら、コロコロとマネージャーの席に近づいてきた。
「マネージャー、どっか連れていってー」
少女は甘えるような口調で掴んだ裾を左右に揺らす。
「地方営業に行きたいの?地方は美味しいものがいっぱいあるからね」
マネージャーは、相変わらず食欲旺盛な娘だなと思った。
「違うよー。仕事じゃなくて、美味しいものを食べに連れていって」
さらに裾をぶんぶんと左右に振る。
その動きに合わせて座席部分が左右に回転し、少女の体が揺れた。
「ご両親にお願いしなさい」
スーツがシワになるなと思いながら、仕事の手を止めずに答える。
「そうじゃなくて、デートだよ。デート!」
「え、彼氏できたの!?」
マネージャーが驚いて振り向く。
「ちがーう。ちゃんと話聞いてよー」
「今、デートって......」
「マネージャーさんとだよー」
マネージャーの表情に疑問符が浮かぶ。
「アイドルに恋は厳禁でしょ。だからマネージャーさんに美味しいものを食べに連れていってもらいたいの」
「美味しいものを食べたいなら、ご両親に……」
「それじゃデートにならないじゃん!」
少女はスーツの裾を強くひっぱる。
「さっきからデート、デートって、何の影響を受けたの。友達?マンガ?さーや?」
「影響なんて受けて無いよ」
「デートって、なんで俺に言うの?」
マネージャーの問いにしばし沈黙する。

70 :
「それは……、......好きだからだよ......」
演技なのか本気なのか分からない曖昧な笑みを浮かべた。
「大人をからかうんじゃありません」
マネージャーはすぐに冗談と判断した。
少女たちがおっさんをからかう姿をよく目にするが、おっさんを困らせて何がおもしろいのかと常々思う。
自分は若いつもりでいたが、もうおっさんだよなあ。とため息をついた。
「たとえアイドルとマネージャーの関係じゃなくても、いくつ離れてると思ってるの」
「年齢は関係ないよ。ハゲ雑巾は事務のあかりちゃんを追いかけ回してるじゃん」
ハゲ雑巾?
マネージャーは何のことか分からなかった。
しかしすぐに、そう呼ばれているであろう人物の顔が浮かんだ。
「ダメ!そんな呼び方しちゃ。君達の作曲家さんなんだから」
「みんなそう呼んでるよ」
「みんな?」
「うん、みんな」
少女は愉快そうに無邪気な笑顔を見せる。
「でもダメ。ちゃんと名前で呼びなさい。あの人は傷つきやすいんだから」
マネージャーはこの事務所に来てから頻繁に、小学校教師のような気分になる。
事務所もUFIも誰も小学生はいないはずだが。
「はーい」
少女はつまらなそうに返事をする。
話が終わったので、マネージャーは仕事に戻った。
「それなら、アルバイトさんに連れていってもらうもん」
少女が足をパタパタさせて、拗ねはじめる。
少女の中で話は終わっていなかった。
「写真撮られてやるー!スキャンダルだー!」
マネージャーの気を引こうと、騒ぎはじめた。
「UFIメンバー、スタッフと密会!深夜のデート!」
「マネージャーの責任だぞー。監督不行届きじゃないかー」
「スタッフと一緒にいてもスキャンダルにはならないよ」
しばらく放っておいたが、ついにマネージャーが返事した。
マネージャーが反応してくれたことに少女の表情が明るくなる。
パタパタしていた足をピタリと止め、再びマネージャーのそばにコロコロと寄ってくる。
「バイトさんとイチャイチャしちゃうもん。もしかしたらあんなことしたり、あんなとこ行ったり……」
もっとかまってもらおうと、少女は挑発的な言葉を繰り返す。

71 :
マネージャーは考えた。
アニメオタクであかりのことが好きなバイト。
あいつがこの少女に変なことをするとは思わない。
しかし、笑ったり拗ねたり表情をコロコロ変える少女のかわいらしさを思うとだんだん心配になってきた。
仕種や言動は子供っぽいが、体は大人である。
そういったアンバランスさがオタクの琴線に触れる可能性があるのではないか。
「俺が食事に連れて行けば、バイトとは出かけない?」
「お、ヤキモチですか?」
少女は嬉しそうにマネージャーの顔を除きこむ。
「違います。ただ、バイトよりマネージャーと食事をしているほうがいろいろと安全だからです」
マネージャーは真顔で答えた。
冗談が通じない人だなと思ったが、どうやら食事には連れて行ってくれるようだ。
さらに表情が明るくなる。
「じゃあ、今度の日曜日!仕事がオフの日!!」
マネージャーの心が変わらないように、左袖をギュッと握った。
「分かった。だけど遅くなるといけないから、お昼ごはんだけだよ」
「えー。夜景の見えるロマンチックなレストランとか......」
「それと、俺はどんな店が良いか分からないから、自分で調べてきてね」
「えー。彼氏のセンスの見せどころじゃん」
「彼氏じゃないからね」
「ん〜まあいっか。じゃあ……指切りしよう」
少女は袖を掴んでいた手を離して、ゆっくり小指を差し出した。
少女趣味な行動に少し戸惑いながら、マネージャーは差し出された白い指に自分の指をからめた。
少女の指は折れてしまいそうなほど細く、少しひんやりしていた。
少女は互いの指が触れると恥ずかしそうに笑った。

72 :
「指きった!」
そう言うと少女は椅子から勢い良く立ち上がった。
椅子だけがコロコロと後方に転がった。
少女は指切りした小指を胸にあてたまましばらく立っていた。
触れた部分の温度を逃がさないように。
そして一息つくと、自分のかばんを拾い上げた。
「そろそろレッスンに行くね」
「頑張ってね」
年甲斐もなく照れたことを隠すように、書類に目を落としたまま応えた。
「デートにはオシャレしてきてね」
「いつものスーツで行きます」
「なんでー」
少女はくちびるを尖らすが、笑顔は変わらない。
「何?何?楽しそうだね」
「あ、ハゲ雑巾」
事務所に戻ってきた作曲家を見て、少女の口が滑った。
「何か言った?......雑巾?」
「何でもないです。たまちゃんは、はやく行きなさい」
マネージャーが二人の会話に割り込む。
「はーい」
少女はニッコリ笑って手を振り事務所を出て行った。
「ハゲ雑巾て……もしかして」
「何でもないです」
マネージャーは何事もなかったのかのように仕事を続ける。
「デートとか聞こえたんだけど」
「角田さんには関係ないです」
「何話してたんだよ、おしえろよー」
真横で騒ぎ始める。
「うるせー!黙れ、ハゲ雑巾」
「ハゲ雑巾て、やっぱり俺のことか.......」
よろよろとソファに倒れ込み、ちくしょーと騒ぐ角田。
少女たちの相手も大変だが、こいつの相手も面倒くさいとマネージャーは思っていた。
おしまい

73 :
保守乙
S2情報はやく来い

74 :
シーズン2まであと1ヵ月記念カキコ

75 :
GJ!
シーズン2が始まったら、ここの人も増えるだろうな

76 :
シーズン1の再放送もやってくれるといいな
両シーズンのSSがたくさん読みたい

77 :
BSジャパンで再放送するね
大元はもちろんだがここも盛えるといいのう

78 :
設定はどうなるんだろ

79 :
いよいよ2NDシーズンだな

80 :
−−事務所にて
マネ「みなさん書けましたか、短冊?」
作曲家「おう!これを見ろ」
マネ「『あかりちゃんと幸せになる』って、そんな難題は織姫と彦星がかわいそう」
社長「ねえねえ、どっちがいいかな?『ゴリナ命!』と『Loveゴリナ』」
マネ「どっちでもいいです」
社長「投げやりだな。じゃあ両方飾ろう♪」
バイト「マサコの二期と映画化……マサコの二期と映画化と……」
マネ「お前何枚書いてんだよ!さっきから独り言をぶつぶつと、気持ち悪っ」
社長「そういうお前は何をお願いしたんだよ」
マネ「僕は『UFIの更なる躍進と@川島プロの繁栄』ですよ」
社長「つまんねー」
マネ「つまんねーって何だよ。普通のお願いじゃないですか」
作曲家「もう一枚あるじゃん。なになに……痛っ!」
マネ「勝手に見るんじゃねーよ」
作曲家「殴ることないだろ」
あかり「マスノさんは何をお願いしたんですか?もっと背が伸びますようにとか?」
マスノ「そんなわけ無いんですけど。デカブツは発想が大雑把だな」
あかり「は?どうせチビらしい、みみっちいお願いだろうな」
マスノ「何だよ。人の願いを勝手にみみっちいとか決め付けるなよ」
マネ「何で短冊飾るだけで揉めてるんだ、あの二人は」
社長「一枚くらい、『あかりとマスノが仲良くなりますように』って短冊に書くか」
作曲家「ダメだ!そんなの飾っちゃ、絶対ダメだ」
事務所メンバーの短冊が何枚も飾られた笹の中に、目立たないようこっそり吊された二枚の短冊。
『もう少し優しく、素直になれますように  あかり』
『ケンカの回数が減りますように  マスノ』
おわり

81 :
GJ!季節ネタをありがとう
お互いの短冊を見て照れたりしてほしい
それはそうとシーズン2始まったな
OPみると写真だけ出演してたが、UFIもちょっとは出るんだろうか

82 :
乙です
UFIはシーズン1みたいに最終回だけ出演と予想
先週の無料配信やBS再放送で新しいファンが増え、職人が来てくれることを期待

83 :
>>82
そうか、サンクス
ここにいるとマネとたまちゃんの絡みを見てみたくなってな

職人が来るまで保守がてらの小ネタ
中の人ネタだが、金麦のCMがプロデューサー×事務員だったら
あ「今日さぁ」
P「うん」
あ「一緒にお風呂入ろっか?」
P「え?なに、もう一回言って?」
あ「やだ(笑)」
P「え?今日何?」
あ「やだぁw」
P「今日、おふ?」
あ「や、やぁだ」
P「一緒にお・ふ…?」
あ「やぁだ」
P「今日一緒におふ?何に入るの?」
あ「やだ、もう言わない!」
P「え、あ、ちょっと」
あ「もう離すよ」
P「あ、ああ、あーだーだーあーちょっと、ごめんごめんごめんごめん」

84 :
>>83
今度からそのCM見るたびその二人を思い出してしまいそうww

85 :
>>83
脳内再生してニヤニヤした

86 :
見てすぐ来たわw
マスノがミスXの肩組んでたな
人違いだったがあんなに接近してて萌えた

87 :
ラストのアニメ観賞シーンでは二人並んでソファーに座ってたね


88 :
録画見てきたが、今日は萌えポイント的なものはあんまり見いだせなかった
誰か何か見つけたか?
未完成TVを本当にやっちゃうところがウレロのおもしろいところだと思う
ゴリナはキャバ譲の方じゃないんだなww

89 :
>>88
確かに…今回Pとあかりちゃんでも腹パンぐらいしか絡みなかったしなあ。

90 :
今のところ事務員とPの絡みが少ないね〜

91 :
公式HPのメニューに相関図があるから期待してる
早く公開してほしい

92 :
相関図なかなか公開しないね
何か秘密があるのかな
二代目ミスXとプロデューサーの仲を疑って事務員が嫉妬すればいいと思うよ
または二代目と社長にゴリナ嫉妬でもいい

93 :
社長×ゴリナは毎週安定供給だから良いかもw

94 :
今週おもしろかったー!
事務員かわいいよ、事務員。腐女子だけど……

95 :
公式サイトのフォトギャラリーでPがミスXの手を引いている写真にちょっと萌えた
中身が茜さやかだと思うと胸が熱くなる

96 :
PVのあかりおどろくほど可愛かった
今週は面白かったし萌えもあったし良かった!

97 :
釘バットでマスノの頭を殴ったあかりの心境を
「私というものがありながらナンパなんかして!(キーッ」に脳内変換した

98 :
>>94
いや、どうやら書いてる漫画は男女のラブコメみたいだから腐女子ではないぞ

しかし、あかりちゃんの絵の升野さんがイケメン過ぎて吹いたww
あかりちゃんやっぱ升野さんの事好きだろw

99 :
あかりがBLマンガ書いてる小ネタ書いたんだけど
マンガの中身の描写でBLがあるのはマズいかな
注意書きあればOK?

100 :
注意書きがあるなら問題無いと思う
SS投下待ってた!

101 :
>>99
ぜひお願いします

102 :
99です。
小ネタしか書けないからそんなに期待しないでくれw
あかりが事務所メンバーでBLマンガ描いてる話です。描写もあるので閲覧注意。
カプは豊本→ゆか姫
豊「あかり!いや、にゃんこ先生!これは…もしや新作の原稿ですか?」
あ「升野さんと飯塚さんのBL本なんです。新ミスXの声の方に頼まれまして…
  良ければ豊本さんの意見を聞かせてもらえますか?」
―――――
「すみません升野さん、俺…もう我慢ができなくて。」
言うや否や、スーツの男はいとしい相手の首筋に噛みついた。
「あっ////////」
―――――
豊「ゆゅゆゆ、ゆか姫がこれを?!しかし、飯塚×升野に萌えていたとは、新しい…
  そしてにゃんこ先生、素晴らしいエロ描写です。」
あ「本当ですか!?ありがとうございます。
  でも男の人ってそういうの苦手ですよね。なんかすみません。」
豊「フハハハハ。様々なオタク文化、ひいてはBLにまで造詣の深い、この腐男子豊本に角など無い!」
あ「彼女も仲間ができたって喜びますよ。私には山手線と中央線は理解できなくて。」
豊「俺は升野×角田派だったがな。"飯升"もなかなか良いな。」
あ「日頃そんな気持ち悪いこと考えてたんですか…」
あ「そうだ!せっかくだから、豊本さんが渡してあげて下さいよ。」
豊「しかし、ゆか姫は引きこもりで外に出られないんじゃ…?」
あ「彼女、対人恐怖症のリハビリとして、今日ここまで取りに来てもらうんです。
  だーかーら♪豊本さんお願いしますね。」
豊「にゃんこ先生。やはり貴女は恋の伝道師だ!」

おまけ
豊「ゆ、ゆか姫…にゃん子先生からこれを…」ドキドキ
ゆ「これは!普段気の強い升野さんが頼まれたら断れなくて、しぶしぶ受け入れたけどやっぱり気持ち良くなっちゃってアンアン言わされちゃうタイプの奴!萌えーーーー!萌えーーーーー!」ハァハァ

おわり

103 :
ワロタw
たしかに探偵さんはBLも行けそうだw
ゆか姫とお似合いカプだなぁ

104 :
先週のすごい面白かったな。あかりの愛され度がすごいw
面白かった勢いで小ネタ書いた
飯塚とUFIの会話

たまちゃん「お腹減ったー」
飯塚「もうおやつ無いの?はい。今日の分はこれだけだからね。」
たまちゃん「やったー!」
さあや「男の人って普段なに考えてるんですか?」
飯塚「ロクなこと考えていないから、気を付けなさい。」
さあや「はーい。」
ゴリナ「今、川ちゃん何してるかな・・・?」
飯塚「どうせ今日は仕事してないから、連絡しても良いんじゃないかな。」
ゴリナ「・・・ありがと。」
キャサリン「遊びに行ってくるねー」
飯塚「コラ!仕事中でしょ!」
キャサリン「oh…no…」
ももりん「お母さ・・・飯塚さーん。」
飯塚「今、お母さんって言おうとしたよね。」
ももりん「じゃあ、もうお母さんで良いですか?」

飯塚さんはお母さんって言う話。
既出だったらすみません。

105 :
104です。さあやはさーやだったすみません!

106 :
ももりんw
どれも飯塚さんが言いそうな台詞で、うまいな〜

107 :
>>97
同士よ
豊本の推理を否定する直前までちょっとうろたえてる感じだったから期待させられたw

108 :
連投スマン。
放送があったから萌え語りとかしたかったんだが、やっぱ過疎ってるのかな
ssも書いたけどアップしたら連投になってしまう(´・ω・`)

109 :
SSお願いします

110 :
見てるよ〜ノシ
うp待っとるで

111 :
投下まってるよ〜
今回はPとあかりのいちゃいちゃ回だったね
実況でも「付き合っちゃえ」とか言われてたしw

112 :
みんなありがとう(´・ω・`)
スレがにぎわってたら職人さんも来てくれると信じてる!
2週間くらいコツコツ書いてたんだんだけど、先週の放送とちょっと被るところがあるので許していただけると幸いです。
カプはP←あかり


夜の事務所には仕事を終えたばかりの升野と無言で机に向かうあかりがいた。
「あかりお茶〜」
「就業時間過ぎたんですから自分で淹れてくださいよ。
 いまマンガ描いてるんだから邪魔しないでください。」
二人は仕事後もこうして事務所に残ることが多かった。
「なんだよつれねーな。っつーかそのマンガ、敏腕プロデューサーの俺が見てやるよ。」
あかりが怒ることをわかっていて、升野はよくちょっかいを出すのだった。
「もー邪魔しないで。それに、読むならちゃんと1話からにしてください。」
やんわり諭された升野はあかりの隣のデスクで薄い本を読み始めた。
静かな事務所に二人きり。
しかし二人はそれを気にする様子は無い。

先に口を開いたのは升野の方だった。
隣の机を見ると、あかりもまた作業を終えたところだった。
「感想どうでした?」
半ばドヤ顔のあかりが尋ねる。
升野はプロデューサーの顔で当たり障りのない返事をした。
「うん。話は面白かった。」
「それだけ・・・ですか?」
不満そうなあかりに対して、升野は言いにくそうに切り出した。
「なんかさぁ。お前、恋したことあんの?」
するとあかりは心外だという風に噛みついた。
「こ、恋くらいあります!」
升野はそんな風に振る舞うあかりのことを可愛いと思っていた。
マンガのプロデュースなど嘘だ。
ただこうして彼女のコロコロ変わる表情が見たかった。
「なんか、恋愛の描写が経験に基づいていない感じが気になるんだよなー。」
「なるほど。」
相手が思惑にハマっていくのを見るのもプロデューサーの醍醐味だ。
「あかり、なんかその好きになった相手のこと話せない?」
「一応・・・あります。でも・・・。」
「お、あるなら話して。」
半ば強引に促され、あかりは少し恥ずかしそうに話しだす。
「んーその人は、最初私のことをずっとブスって言ってて・・・
 けどメガネを外した時は可愛いって言ってくれたんですよ?
 なのにその時はうまく話せなくて・・・
 おかしな話ですけど、ケンカする度にその人のこと好きになっちゃって・・・
 けど、私のことデカ女とか言うからタイプじゃないのかなーなんて思ってて・・・」

113 :
いつからか、あかりの顔は真っ赤になっていた。
「もう、良いですか?
 私、対人恐怖症だったからこれくらいしか恋してなくて。」

升野は内心惜しいような想いになった。
あかりのことはデカい妹分くらいに思っていたつもりだが、現在進行形の恋の話に彼は思いのほか動揺していたのだ。
やはりここも当たり障りのない言葉に頼ることになった。
「うん。良いね。それだよ。その気持ちを話に込めるんだよ!」
升野はまだ何か言いたげな顔でうつむくあかりの顔を覗き込む。
しかし今のあかりの顔を見たら自分の動揺など忘れ、いつもの調子に戻っていった。

「ってか、なにお前ゆでダコみたいになってんの?可愛いな。」

次に動揺するのはあかりの方だった。
可愛いという言葉に反応して、息はつまって声は出ないし、ドキドキして、心臓は耳にあるみたい。
あかりはパニックになる反面、頭の箸では升野さんに可愛いって言われるの、いつぶりだっけ?なんてことを考えていた。
そんなあかりの反応が、一方の升野からは次の様に見えた。
高揚した頬
薄く開かれた唇
もともと大きかった目はさらに見開かれ、少し潤んでいる。
升野はみるみる真面目な顔になっていった。
目をそらし、怒ったように言う。
「そんな可愛い顔見せるのは、好きな奴だけにしておけよ。」
ベタすぎなセリフだが、それは妹分を意識してしまったことに対する升野の強がりだった。

「お前にそんな顔されたら、俺・・・」
「え?」
あかりは頭でわかっていても、行動に移すことができなかった。
いつものように憎まれ口を叩いて、この恥ずかしい出来事をなかったことにしたかった。
(そんな風に言われたら、期待しちゃうじゃん・・・!)

「俺、乳首取れちゃうからね。」
あかりの期待はすぐにへし折られた。
心臓と胃の間がチクンと痛むが、そこには関係が進まないが故の安心感も存在した。
「そ、そうですよね!
 私が可愛い顔なんかしたら、升野さんどうなっちゃうかわかんないですよねー。」
言った後、あかりはいつも通りの自分で言えたと安堵した。
升野はあかりの気持ちを知ってか知らずか、含ませるようにしていった。
「そうだな。好きになっちゃうかもな。」
「え?」

升野は手元のかばんを取り上げた。
「じゃー俺、帰るわ。」
驚くあかりに、しれっと別れの言葉を残し、事務所を後にした。

114 :

エレベーターが閉じると同時に升野は一つため息をついた。
「ヤバいな。まともに顔みれねぇじゃん。」
升野もまた、心臓と胃の間がチクンと痛くなっていた。
「クソ。誰なんだよ。アイツの好きな奴って。」

升野の帰った後の事務所には再度机に向かったあかりの姿があった。
彼の呟きなど知らないあかりはもらったアドバイスから新しいマンガの設定を作っていた。
白いノートにはお互いのコンプレックスを乗り越えて結ばれる不器用な男女のラブストーリーが描かれていた。


終わり

115 :
乙です めちゃめちゃいい 禿げるてかもう禿げた

116 :
GJ!
萌えたよ〜
不器用な二人いいわあ(*´∀`)

117 :
GJ!!
ようやく最新の話見れたけどPとあかりちゃんは付き合ってんのかって思ったわww

118 :
乙!
Pとあかりコンビは安定のかわいさですなあ〜

119 :
前回放送の水曜日パートで、13号に遭遇したPが気絶。
そこでシーンは切り替わったけど、
Pを追いかけてきたあかりは、助け起こそうとする13号から奪い取る様にPを抱き起こす。
Pはあかりの腕に抱かれて、気がついても気絶したフリを続けている。
というのを妄想した。
今夜の放送も楽しみ。



120 :
>>119
あれは絶対後からあかりが来ると思ったけど来なかったから、その妄想で補完させていただきます

先週のは本編も萌えたし、あかりの中の人ブログで可愛い二人が見られたからすごい満足だ

121 :
最近小ネタやSSが投下されていいかんじだね
ウレロのSSが読める場所をここしか知らないから貴重な場所だ
職人さんたちありがとうございます

122 :
あ「ますのさん」
P「なに?」
あ「この事務所のひとたちってなんでキスするんですか?
  そういう趣味があるわけでもないんですよね」
P「俺たちもしてみる?」
あ「え…」
P「(照れてるw)」
あ「それはどんな理由でですか?
  悪ふざけですか?
  それとも私が好きなんですか?」
P「え、それはその…」
あ「(照れてる、照れてるw)」
みたいなじゃれあいを受信した

123 :
>>122
萌え…
あかリズム好きだわー。和む

124 :
GJ!
そういう掛け合い好きだ
飯塚さんが聞いてたら呆れそうw

125 :
>>124
マネージャー「もういいから!そういうの。お互いハッキリ言っちゃえば?」
みたいな感じかなw
そんなマネージャーにも浮いた話があればいいな…シーズン3で

126 :
シーズン3あればいいな!
小ネタとかssとか投下させてもらっているけど、ここに人が増えてきて嬉しい
カプはP×あかりで書いた今回もエロなしですみません。
どうもあの二人はエロまで書けない(´・ω・`)

127 :
「私、升野さんのことが好きなんです。」
「なんで私にそれを言うの?」
「ほら、あかりさんって升野さんと仲良しでしょう?
二人は付き合ったりしてないのかなー…なんて思って。」
「ぜ、全然付き合ったりなんてないから! あり得ないから!」
「そっか!じゃあ、あかりさん。私のこと応援してくれますか…?」

あかりは数時間前の出来事を思い出しては、ひとりため息をついていた。
一度電話が鳴ったが業務時間外ということもあり、出るのをやめた。
がらんとした事務所に一人、肌寒さを覚えるほど夜の空気は冷えていた。
『私、升野さんのことが好きなんです。』
『じゃあ、あかりさん。私のこと応援して くれますか…?』
頭にはさやかの言葉が何度も回想され、 描こうと思っていたマンガも手につかない。

「なんで“うん”って言っちゃったんだろう…」
あかりも返事をした時には、それで良いものだと思っていた。

恋愛ではよくある話だ。
自分の中に残るわだかまりを咀嚼できないままの方が幸せだったのかも知れないけれど、
それでもあかりは数時間を要して自分の気持ちに向き合うことに決めたのだった。


あかりはソファに掛かっている黄色いカーディガンを拾い、自分もソファに深く腰掛けた。

社長と升野の二人で育てたという茜さやか。
升野がさやかのことを大切に扱っていることなんて、散々見せ付けられた後だった。
今更期待なんてできなかった。

無意味なこととわかっていても、今は少しでも彼を近くに感じたくてあかりはカーディガンをぎゅっと抱きしめた。
落ちる涙を拭うことはしなかった。
拭えば自分が泣くことを肯定してしまう気がして。


128 :
升野は出先の打ち合わせから事務所に帰るところだった。
チェックしておきたい資料を事務所に忘れ、事務所に電話をかけたが誰も出ず、帰らざるを得なくなった。
事務所に戻ると、部屋の明かりが点いていた。
「え、誰かいるの?電話出ろよー…。 ん?」
そこにはソファに座ったまま眠る、あかりの姿があった。
「あかり?」
近づいてもあかりは目を覚まさない。
見れば、長いまつげには涙が溜まり、頬には濡れた跡がある。
そして両腕には升野の黄色いカーディガンが抱きしめられていた。

初めて見るあかりのしおらしい姿を、升野はめまいを感じるほど可愛いと思った。
自分のカーディガンを抱きしめて眠る女の子。
それが自分が思いを寄せる人だった時、男としてどんな対応をするべきか?
彼の経験値が低いせいか、突っ立ったまま動くことができなかった。
こんなとき、作曲家ならすぐにでも襲いかかるだろう。
マネージャーなら毛布をかけてやり、探偵は写真を残すのに躍起になる。
社長は…無粋にも声をかけるだろうか。

少しの思案の後、升野はあかりの隣に腰を降ろした。

129 :
すみません。続きます。
改行の感じ読みづらいですね。修正します。
今日の放送楽しみ!

130 :
SSきてるー!GJ!!
あかりちゃん、かわいいなあ
せつないはじまりにきゅんとした
続きが楽しみ

131 :
見て来たー
もう!もう!たまんね!
升野さんのキレるポイントはやっぱそこなんだな!

132 :
終わって見にきたらSS来てたー!
シチュエーションGJ!
続き楽しみに待ってます

133 :
128の続きです。

ポンポンと頭に温かな重みを感じてあかりは目を覚ました。
「あかり、どうしたの?」
ハッとして向き直ると、自分の頭に手を伸ばしてくる升野と目が合った。
この状況をどう説明してよいのだろう。

「なんでもないです!
これは、ちょっと寒かっただけで…」
勢い良く升野にカーディガンを押し付けたが、言っていてまた目頭が熱くなってきた。

升野はイタズラっぽい笑顔で、あかりの髪をくしゃくしゃと撫でながら、なんで泣いてんだよと呟く。
好きな人に頭を撫でられるなんて、初めての経験だった。
「升野さん…」
「何があったかわかんないけど
そんなカーディガンじゃなくって、他に頼るものあるだろ。
ほら、俺とか...ここにいるし。」

こんなとき、さやかなら泣きながら彼に抱きつくだろうか。

あかりは向かい合う升野の肩にゆっくりと自分の額を付けた。
「ちょっとだけ、こうさせてください。」


升野は撫でていた頭を抱くように、手のひらを後頭部へ移した。
あかりからの好意は理解できたが、その涙の意味まではわからない。
「うん…」
不思議と気持ちは落ち着いていた。
むしろ、ふつふつと嬉しさや愛しさが込み上げる。
今だけは小さく見えるこの可愛い存在が、なんでもできそうな勇気をくれた。

134 :
「あかり、ねぇあかり。」
呼びかけられ、あかりはゆっくりと顔を上げた。
思いの外、顔が近いことに戸惑っていると頭ごと顔を両手で包み込まれ
ためらいがちに顎を引けば、手に力が入り前を向かされる。
そのまま、目を閉じる間もなく、唇が落とされた。
「――――――――――!!」

あかりは受け入れたい想いと罪悪感の2つの気持ちで困惑していた。
気付いたばかりのこの気持ち、無理やり抑え込もうとしていたのに。
お願いだからかき乱さないで。
「なんで……升野さん、なんで?」
「なんでってなんだよ。こっちは真剣なのに。」
あかりは顔を包む手を振り払い、升野に詰め寄る。
「だって…さやかちゃんは……?」
さやかちゃんは升野さんのことが好きで、升野さんもさやかちゃんを大切にしていて、二人は両想いというやつで…
「おまえの勘違いはやっぱりデカいな!」
あかりは一瞬、ムッとした顔をしたが升野は構わずに続けた。
「俺がいつさやかのこと好きだなんて言った?」
……?
「誰が好き好んで、お前がローソン行くタイミングに合わせておかし買いに行ってると思ってんの?」
え……?
「お前以外と暇つぶしなんて暇よりつまんねーんだよ!」
なんで……?
「一回しか言わないから聞いとけよ!」
ちょっと…それって……
「俺は…その……あかりが…………。」
威勢の良かった声がどんどん小さくなり、最後の一言は聞き取ることができないほどか細いものだった。
言い終わった後升野は俯き、あかりの方を見ようとしなかった。
あかりも下を向いたまま耳まで赤い顔を隠そうと、またゆっくりと升野の肩に頭を預けた。
今度は吐息が首にかかるくらい体を近づけて。
そして、首元で囁いた。
「ねぇ…升野さん…。」
こんなこと言ったら、升野さん困るかな。
「さっきの、もっかいして。」

終わり

135 :
今週の萌えのおかげで一気に書けました。
evernoteで書いてコピペしてるんだけど、修正するって言ったのに
…とか改行の感じが見にくくてすみません。

今日はBSジャパンでコクレがやるから楽しみすぎる!

136 :
続き来た!
絶対(?)、本編では見ることができない素直な二人だ
萌えました。GJ!

137 :
なんて素敵なあかリズム!!
GJ!!

138 :
素晴らしい
GJです!

139 :
小ネタ投下します。
エロくはないですが、AVネタなので苦手な方はスルーで。

140 :
「スゴイものを見つけた」
そう言ってプロデューサーがテーブルに置いたのは、UFIをネタにしたAVだった。
「ついにUFIもこんなのが出るようになったんだ」
作曲家が妙に感心している。
「なんか複雑ですね」
マネージャーは苦笑いを浮かべる。
トップアイドルのビクトリアをネタにしたものは何本も作られている。似ている似ていないは別としてセンター茜さやか似(自称)の女優もいるくらいだ。
「で、どんな感じなの女優は」作曲家がパッケージをとりあげて眼鏡越しに凝視する。「あれ、この娘すっげー似てない?」
「タイトルは『未確認ハーフガール』。つまりキャサリン似の女優だ」プロデューサーは作曲家からパッケージを受け取る。
「確かにこのパッケージ写真は良く似ている。しかしこの高度に発達したコンピュータ社会において、パッケージ写真に対する油断は……を意味する!」
「パッケージ詐欺か!」
ビシッと決めたプロデューサーの指摘に愕然とする作曲家。
「その通りだ。このパッケージも、企画モノレベルのハーフ女優を起用し、フォトショを駆使したに違いない」
「ちくしょう」
プロデューサーの推理に悔しがる作曲家。
「おまえはそうやって、何度も失敗してきたんだな」
「ううう……」
慰めるプロデューサーとくちびるを噛む作曲家。
「パッケージ詐欺だって騒いでも、いつも最後まで見て『結構かわいかった』って満足してるじゃないですか」
「なんでおまえが知ってんだ」
マネージャーの指摘にたじろぐ作曲家。
「そんな話どうでもいいでしょう。それよりコレどうします?場合によってはですかね?」
「まずは中身を確認する必要があるな」
とプロデューサーはDVDを取り出し、ニヤニヤしながらプレーヤーにセットする。
「いやいやいや、事務所で見ちゃダメでしょう。UFIのメンバーは学校だから来ないですけど、あかりちゃんが来ちゃいますよ」
「大丈夫。あかりは体調悪くて今日は休むらしい」
プロデューサーはサムズアップでこたえる。
マネージャーもニヤリとする。
「えー、じゃあ見ますか!」
「見るぞ、見るぞ!」
プロデューサーは念のため、事務所の鍵を内側からかけた。

141 :
六人の女性がALONE風の楽曲に合わせて踊っている。
「始まった。安っぽいステージ衣装だな。しかもミスX役以外すっげーブス!」
プロデューサーが早速ヤジる。
「ミスX以外ブスというか、ミスXは被り物ですからブスかどうかもわかりませんよ」
「俺、このたまちゃん役の娘はいいと思うな」
全員で好き勝手なことを言っている。
「お、キャサリン役のアップが来たぞ」
「まさか……、想像したより似てない。つーかハーフでもない!髪型似せただけのただの厚化粧じゃん!」
プロデューサーの声が刺々しくなる。
オープニング映像は三人の下心をあっさり裏切った。
偽UFIによるライブが終るとキャサリン役はマネージャー役の男に居残りを命じられていた。
「なんだか全てが微妙ですね」
マネージャーのテンションは下がっている。
「こんなシーンは早送りされるから、力を入れて作らないだろ」
作曲家の意見は正論。
「でも声はそっくりだ。しゃべり方も。だけどそれだけじゃあこれを買った人間は満足しないだろう」
プロデューサーは分析モードに切り替わった。
場面が事務所らしき部屋に移る。
そこでキャサリン役の女優はマネージャー役とプロデューサー役の二人の男優に絡みはじめる。
「ちくしょう、いいな〜二人とも〜」
作曲家が二人を羨む。
「これは僕らじゃないですから。マスノさんも僕も全然似てないし」
「ちょっとでも男優がおれらに似てたら感情移入できる……わけないだろ」
画面の偽キャサリンは二人の男優と絡み合っていた。
インターバルを挟んで二本目。
「次はファンとの交流ですか」
「どうせ握手会がエスカレートしていくやつだろ」
作曲家の予想通りの展開だった。
「少しは捻れよ。アイドル、握手会、乱交なんて王道過ぎる。オレなら"未確認アイドル"を題材にこんな作り方はしない」
プロデューサーは制作者視点で批評する。
「俺はキライじゃないなあ。この娘、エロいし」
作曲家はいち視聴者として感想を述べている。
「論点おかしいですよ。UFIでAVは撮りませんし、カクタさんの好みは聞いていません」
偽キャサリンの肢体は何本もの手に弄ばれていた。

142 :
そして三本立ての最後のパートが始まった。
ファンシーな80年代風の女の子部屋で、キャサリンとももりん風の少女がじゃれあっている。
「最後はメンバーとの絡みか」
「疲れました。もうどうでも良い気分です」
「ミスXも出てくるといいな!」
プロデューサーの解説、マネージャーの諦観、作曲家の希望。
「もう少しつかえる代物かと思ったが……」
「期待しちゃダメですね」
「じゃあ俺、持って帰っていい?」
プロデューサーのダメ出し、マネージャーの反省、作曲家の要望。
「UFIネタだけにプロデューサー視点で見てしまう」
「女優が微妙で、どうも入り込めない」
「家でゆっくり見たい」
プロデューサーの自省、マネージャーの総括、作曲家の欲望。
なんとも言えない虚しい空気の中エンディングを迎えた。
「くだらない時間だった」
「この内容なら訴える必要無いですね。絶対売れませんもん」
「じゃあ俺、コレもらって行きます」
作曲家がDVDのパッケージを手に取った。
「みなさん、なにやってるんですか?」
三人が振り向くとドアの前にあかりが立っていた。
その表情は、明らかに三人が何をしていたか分かっているものだった。
「え、なんで鍵は?掛けましたよね!」
マネージャーがうろたえる。
「事務員ですから鍵くらい持ってます」
「あ、あかり。今日はお休みじゃないの?からだは大丈夫?」
プロデューサーはとにかく話題を逸らそうとする。
「もう大丈夫なんで、置き忘れた原稿を取りに来ました」
「これ、俺のじゃないから!」
作曲家はDVDを手にしたまま、ジタバタする。
あかりは何もこたえない。

143 :
あかりは机の上の原稿をまとめ、揃える。
「UFIのみんなが知ったらどう思うでしょうね。マネージャーさん」
あかりの声は軽蔑に満ちている。
「そういうつもりじゃなくて、そ、とか考えて……」
「ね、プロデューサーさん」
あかりはプロデューサーをジトッとにらむ。
「違う。これは世間がUFIに対してどんな評価をしているかひとつの指標として……」
「……」
無言で原稿をしまい終える。
「え、俺は?俺には何も無いの?非難すらしてくれないのか……」
作曲家はパッケージを抱えたまま座り込んだ。
「じゃあ、私は失礼します。お気になさらず、続きを楽しんでください。では」
抑揚の無い声であかりは挨拶をし、事務所を出ようとした。
「あかり、待って」
プロデューサーはあかりの腕を取り、引き留めた。
「おれはそういう誤解をされるのが一番腹が立つ。これはあくまでも仕事で……」
言い訳に必なプロデューサーにあかりは目に見えていらいらとし始める。
「往生際が悪いです!べつに、見れば良いじゃないですか」
「だからそういうんじゃなくて」
「男の人はみんな見るでしょ!マスノさんだって!」
「そりゃ、見るよ!でも、今回のは誤解されたくない」
プロデューサーの言葉に、マネージャーも心の中で同意する。あんなものを喜んで見ていると思われたく無いと。
「でも、事務所で見るとかおかしくないですか!?」
「だから仕事!」
「仕事ならドアに鍵なんて掛けませんよ」
「それは……そのいろいろあって。でも、お前に誤解されたままなのは気分が悪い」
プロデューサーの姿が、マネージャーにはただの痴話喧嘩に見えてきた。AVを隠しているのがバレたカップルかと。
「しかも、なんでキャサリンなんですか!?」
「どういうことだよ?」
「ミスXのもあるでしょ!」
「あるけど、激似モノっていうかお面だし……え?」
二人の表情が一変する。
あかりの顔は赤くなり、プロデューサーの口角が意地悪く上がる。
「ミスXのなら見ても良いのか?」
「ち、違います!そういう意味じゃなくて」
「じゃあ、どういう意味だよ〜」
「だから!あの、」
二人の様子に、マネージャーは「結局、ヤキモチだよ」と声に出した。その声は二人には届かなかったが、作曲家には聞こえていた。
作曲家は言い争う二人を一瞥し、大切そうにDVDパッケージを懐にしまった。
おしまい。
******
申し訳ありません。1/4のナンバリングを間違えました。

144 :
GJ!ありがとう!
何度も読み返して萌えてるよ

145 :
終わっちゃった〜( ´Д⊂

146 :
最終回冒頭とかもうなんなの?ってくらい萌えた
イチャイチャしてるPとあかりを見る飯塚さんの目が優しいのなんのって!
11話も最終話もこないだのコクレも含めて自分にとっては怒涛の萌えラッシュだったなぁ
シーズン3が楽しみ!!

147 :
10月。ある晩の事務所。
升野は事務所の電気を消して帰ろうとしていた。
そこにあかりが戻ってきた。
あかりはネコミミのカチューシャに黒いワンピース。
そしてかぼちゃ色のマントとかぼちゃのオブジェがついたステッキを持っていた。
「なんだその格好」
「社長たちとゴリナのお店でハロウィンパーティをしてました〜」
「お前、すごく酒くさいぞ」
「コーラたくさん飲みました〜」
「それってコークハイだろ」
「わかんなーい。へへへ」
「ダメだ、完全に酔ってる。酔いがさめるまで付き合うから、こっちに座れ」
升野はソファーを指差す。
あかりはふらふらと升野の元に歩み寄る。
「ますのさん。トリックおぁトリート〜」
あかりがステッキを振り回す。
「うわ、あぶないよ」
升野はステッキを避けながらソファーに座りこんだ。
あかりがソファーに座る升野の前に立つ。
「おかしをくれないといたずらするぞ〜」
「お菓子なんて無いよ」
「じゃあ、いたずらする〜」
そう言ってあかりは升野に飛びつき、二人はソファーに倒れこんだ。
「ふふふ〜」
「あかり、これはちょっとマズイんじゃないか」
あかりがマントを脱ぎ捨てる。
「あかり、何してるの!?」
升野は狼狽する。
(酔ったあかりに手を出すわけには…)
升野はあかりの体を押し戻す。
二人の距離が少し離れ、互いに見つめ合う。
「升野さん」
あかりは腕を伸ばし、升野の頭を抱く。そして耳元に顔を寄せる。
あかりの息が升野の耳にかかる。
「離れるの、やっぱりさみしいです…」
そしてあかりはその耳を甘く噛んだ。
あかりの言葉と行動に、升野の意識が遠退く。

148 :
「痛っ!」
耳の激痛で升野の意識が戻る。
「イタい、イタい、イタい!あかり、やめろ!」
升野はあかりの体を引き離した。
噛み付かれた升野の耳が痛々しい色に変わる。
あかりの表情は完全に酩酊していた。
「おかしがないなら、ますのさんを食べる〜」
あかりは升野にのしかかる。
「目が据わってるよ。怖いよ!」
「おかしをくれないと〜」
あかりは大きく口を開け、升野に噛み付こうとする。
升野はジタバタとあかりの攻撃をかわす。
そのとき、升野はポケットにお菓子があることを思い出した。
升野はあかりの体を押さえながら、ポケットをまさぐる。
「あった!」
「いたずら〜するぞ〜」
升野は一か八か、キャラメルを差し出す。
「お、お菓子です」
「おかし〜?あ〜キャラメルだ〜。じゃあいたずらしない〜」
あかりはそう言ってキャラメルを口に放り込んだ。
「ますのさん、おかし、おいしいね〜」
そう言いながらあかりは目をこすり、まぶたを閉じた。
升野はぐらりと倒れたあかりを受け止める。
あかりは升野の腕の中で寝息を立てている。
升野はあかりの体をソファーに横たえた。
「寂しいのは同じだから…」
そして捨てられたかぼちゃ色のマントをかけてやる。
「次は酒抜きで来いよ…」
そう言って升野はマント越しにあかりの肩をそっと撫でた。
おしまい。

149 :
ハロウィンネタでイチャイチャさせようと書き始めたら、最終回がせつなくてこんな感じになりました。
読んでくださった方、ありがとうございます。
今からシーズン3が待ち遠しい!

150 :
こんなスレあったんだね、めちゃくちゃ萌えた…
ますのとあかり可愛いすぎる

151 :
萌えた。甘噛みとかあかりちゃんエロすぎGJ!

升野さんが童貞と分かってから妄想がとまらん

152 :
Pとあかりはテッパンですが、
シーズン2は茜さやかやユカ姫と女性キャラが増えたのに、
誰ともフラグ立たなかったなあ
強いて言えば探偵とユカ姫?
13号はどうだろう

153 :
P×さやかもあり得たと思うけど、自分はさやかが実は悪い奴なんじゃないかと疑ってしまって萌えられなかった
探偵×ゆか姫もありだと思う!
13号ってミネルバ?倒れたPのこと心配してたよなー
あれは良かったw
なんかPモテモテだなww

154 :
たしかにPはモテるなw
意外なところで
角田×さやか、角田×ユカ姫
は無いか…w

155 :
角田×ゆか姫は密かに期待したな
虫になる?歌って一瞬コンビみたいになってたしw

156 :
圧縮回避

157 :
社長とゴリナとか角田とちあきとかでもホッコリして好きだ
でもなんだろなー・・・
ssになっても角田じゃ萌えられない気がするww

158 :
作曲家は失恋がよく似合うw
そう考えると切ない話でなら萌えることができるかも…
金曜日なのに放送がないのが寂しいなー

159 :
BSジャパンの再放送があるじゃないの

160 :
シーズン3シーズン3

161 :
クッソワロタwww
あのメンバーのドラマでエロパロかよwいいぞもっとやれ

162 :
もしゴリナのSSが投下されたら、どっちの外見で妄想したら良いのだろう
キャバ嬢か紫か…
そんなことを考えながらDVDの発売を待っている

163 :
何となく投下します。
ユカ姫と作曲家のフラグを立てようとしたら変な方向に…
事務所にて。
作曲家「二代目の声!おまえは全然可愛くないな〜」
ユカ姫「いきなり何ですか〜?」
作曲家「ミスX。初代はあかりちゃん。二代目は茜さやか!」
ユカ姫「私も二代目ですよ〜」
作曲家「二代目でも、二人にくらべたら全く可愛げが無い!」
ユカ姫「なんでですか〜?あ、まだハゲって呼んだこと、根に持ってるんですか?」
作曲家「だから俺はハゲじゃない!」
ユカ姫「ww」
作曲家「あかりちゃんや茜さやかを見習って少しは可愛らしくしろよ」
ユカ姫「わかりました。じゃあ目を閉じて、好きな人を想像してください」
作曲家「何だよ」
ユカ姫「いいから目を閉じて。今からかわいいこと言いますから」
作曲家「おう…」
ユカ姫「(アニメ声で)角田さん、だ〜いすき!」
作曲家「……ばかやろ、何言ってんだよ」
ユカ姫「普通に照れてんじゃんw」
作曲家「照れてねーよ!大体あかりちゃんがそんなかわいい声出すわけ無いだろ!」
あかり「……私だって告白するときくらい、かわいい声出しますよ」
作曲家「あれ、居たの?」
あかり「角田さんには一生聞かせること無いですけどね」
作曲家「そんな〜あかりちゃ〜ん」
ますの「あかりが誰に告白するって!?」
あかり「し、しないですよ、告白なんか」
ますの「告白しないの?好きな奴ができても?」
あかり「それは…いつかはしますよ…」
探偵「ユカ姫、今、角田を好きって…。そんなのイヤダー!」
ユカ姫「豊本さん、どこへ行くんですか!?あれから飯塚さんとキスしたんですか〜?」
マネ「うるせー!人が仕事してる周りで騒ぐなー」
あかり「飯塚さん、居たんですか?」
社長「こいつ、影薄いもんなw」
あかり「社長も居たんですか?」
社長「え…」
おわり

164 :
GJ!しばらく投下少なかったから嬉しい
スレチかもしれんが、ウレロの夢小説を見つけて試しにあかりの名前を入れて読んだら思いのほか萌えた
言っちゃダメな話題だったらごめん

165 :
>>164
すごい。その発想は無かった!

166 :
保守

167 :
終わってからだとやっぱ人減るよね
毎回の放送を妄想のタネにしてたから小ネタすら思いつかん
DVDを待つしかないかなー高い買い物だなー

168 :
四季折々のイベントで妄想するとか
11月はPの誕生日もあるよ

169 :
おお!Pの誕生日かー
クイーンステージの事務所までわざわざプレゼント渡しに行っちゃうあかりちゃんとか萌えるな
公式ページに舞台の詳細発表されてたよー

170 :
12月には作曲家の誕生日もあるよw
職人さんの投下を正座して待ってます

171 :
>>170
妄想上手だなー
その妄想を文章に起こすんだ!

172 :
投下します、角田誕生日ネタ。エロ無し。
萌えるあかリズムの誕生日ネタは職人さんにお願いします!
==========
11月下旬のある日、事務所にて。
マネージャーが自席でコーヒーを啜っている。
そこへ妙にそわそわした作曲家がやってきた。
「おい」
「なんですか」
「見てみろ。あかりちゃんの机にある箱」
作曲家に促され、マネージャーが首を伸ばす。
机の上に、リボンをかけた白い箱が置いてある。
「ケーキの箱ですかね。冷蔵庫に入れなくて良いのかな」
「あれ、俺のケーキかな」
作曲家はニヤニヤと箱を見ている。
「は?」
眉間にしわを寄せたマネージャーに作曲家が笑顔でうなずきかける。
「ほらあ、俺の誕生日もうすぐじゃん」
「もうすぐって、いつでしたっけ?」
「12月13日だよ。覚えとけよ」
作曲家を無視して、マネは卓上のカレンダーを覗き込む。
「12月13日って遠いなあ。ケーキの準備、早すぎでしょう」
「一足お先にってことだろ。うん」
マネージャーの正論を気にせず、作曲家は照れ笑いすら浮かべる。
「違うでしょうね」
「じゃあ、確認してみるか」
あっさり否定され、作曲家はムキになる。
あかりの席の前に立ち、箱に手を伸ばす。
「勝手に開けたら、あかりちゃん怒りますよ」
マネージャーがあわてて止めようとすると、ロフトから探偵が現れた。
「それ、ますの用だ」
「え、そうなの?」
作曲家は箱に伸ばした手を止め、悲しそうな目で探偵を見上げる。
「あ、そうか。もうすぐますのさんの誕生日か」
マネージャーは11月の予定が書かれた掲示板を指さし、作曲家を見た。
作曲家は頑なに首を振る。
「いや、違う。絶対に俺のだ」
「ますのさん用なら納得です。それでも少し準備が早いような」
「ちがう!絶対、絶対、俺のだ」
作曲家の声が大きくなる。
「意地になってません?」
マネージャーはあきれ顔になる。

173 :
「俺は、この目で中を見るまで信じない」
「見ても分からないでしょう。ケーキに名前なんか書いてないですし」
「これはホールケーキの箱だから、きっと『かくたさん、おめでとう』ってプレートがあるはずだ!」
「はあ。だけど開けちゃダメに決まってるでしょう」
あきれながらも根気よく作曲家の相手をするマネージャー。
「もしプレートが入っていても、『ますのさん、おめでとう』と書いてあるだろうな」
ロフトから降りてきた探偵の言葉に作曲家は目を見開く。
マネージャーは余計なことを言うなと探偵をにらむ。
「開けてみなきゃわからない!シュレディンガーの猫の例もある」
作曲家が力強く言い放つ。
マネージャーがきょとんとした顔をする。
「猫?」
「そう。猫だ!」
作曲家は興奮気味にうなずく。
「あれは量子論の思考実験だろ」
探偵は作曲家をなだめる。
「え、猫が入ってるの。どうして?」
マネージャーが理解できない様子で探偵に尋ねる。
「箱の中の猫が生きているかんでいるか50%の確率で……」
「中で猫がんでるの?」
探偵の説明にマネージャーはオロオロし始める。
探偵はマネージャーをなだめながら、作曲家を気にしている。
「あとで説明する。っておい、開けるな!」
探偵の制止を無視し、作曲家はリボンに挟まれたカードを取り出す。
「カードがある。なになに――おい『かくたさんへ』って書いてあるー」
「本当か!?」
「うそでしょ」
作曲家自身を含め全員の目が丸くなる。
「ほら、見てみろ!」
作曲家が喜びに震える手で差し出したカードを、二人が覗き込む。
「本当だ」
マネージャーの横で探偵が膝を叩いて天井を見上げている。

174 :
「あかりちゃん。ついに、俺のことを!」
興奮を抑えきれない作曲家。
マネージャーは首をひねる。
「なんか腑に落ちない」
探偵も同意する。
「よし、じゃあ開けても問題ないだろ。俺のだから!」
作曲家は満面の笑みで探偵とマネージャーの顔を交互に見る。
「もう、開けなくてもいいだろ」
「やめたほうがいいですよ」
作曲家は二人の言葉を気にせず、蓋をつかむ。
「オープン!……うわー!!」
作曲家は絶叫と共に後ろに飛びのいた。
「え、まさかんだ猫!?」
二人は駆け寄り、箱を覗き込む。
そこにはグロい虫のゴム人形が箱から溢れていた。
蜘蛛や毛虫などがうじゃうじゃと転がっている。
「うわ、なにコレ」
おもちゃとは言えマネージャーも眉をしかめ、気持ち悪そうに一歩下がる。
「あ、これ。かくたサプライズ用のだ。もう準備していたのか」
「サプライズぅ?」
作曲家がヨロヨロと探偵に近寄る。
「そう。これをかくたの誕生日に『ケーキですよ』と出す予定だ」
すがり付く作曲家の肩を支える探偵が明るく答える。
「それなら納得できるな。冷蔵庫にも入れてないし」
マネージャーは気味悪そうに虫のひとつをつまむ。
「誕生日にサプライズイベントをやってもらえるんだぞ。スルーされるより良いだろ」
「そうかなあ」
「だから泣くな」
「ああ」
「あれだって、わざわざあかりが用意したんだぞ」
「あかりちゃんが、俺のために」
探偵の慰めに作曲家は涙目で笑う。
「それにして、猫が無事で良かった〜」
マネージャーは安心したように自席に戻った。
「みんな、俺のために。ありがとう」
作曲家は深く頭を下げる。
眼鏡の奥は感謝の涙にかわっていた。
探偵はそれを見てウンウンと首を縦に振る。
「当日もこれを使うから、ちゃんと驚けよ」

175 :
***
その頃……。
街はすでにクリスマスの装飾に彩られている。
街角でひときわかわいらしいケーキショップから男女が出てきた。
「おいしかったですねー。誘っていただきありがとうございます」
上機嫌のあかり。
「男一人だと入りづらいからな」
ますのはぶっきらぼうに答える。
澄んだ天気の下、ふたりは並んで歩き出す。
周りは赤と緑の暖かな色に包まれている。
歩いているだけで気分が高揚する。
「また来ましょうね」
「うん」
「もうすぐ、ますのさんの誕生日だから」
あかりは横を向いて微笑む。
おなじ高さで二人の目が合う。
「そうだな」
返事したますのは頬がゆるむのを我慢できなかった。
「なんでわらってるんですか?」
「なんでもない」
「気になりますよー」
明るい笑い声が街に溶け込んでいった。
おわり。

176 :
可愛い話きてるーー!もえた!
…角田…w

177 :
最後の二人が可愛すぎて角田のことちょっと忘れたw
もうこの二人は、絶対Bをしている!!

178 :
>>169ネタのSSが読みたいです!
今月はDVDも発売するので、SSの投下も増えるといいな

179 :
169です。
遅筆ですみません。
P誕生日ネタでP×あかり

古巣のクイーンステージは風当たりも悪くなく、以前よりもやりやすい環境で仕事ができる。
今日もプロデューサーの誕生日だと言って、スタッフがケーキを用意してくれた。
よくある形式的な物だったが、人から祝われるのは単純に嬉しかった。
ただ、なんとなく物足りなく感じるのは
サプライズにならないサプライズパーティーの、あの手作り感に慣れすぎたからだろうか。

大人の男の誕生日なんて本当はこんなものなのだ。
柄にもなくそんなことを考えながら、仕事を終えたプロデューサーは広い事務所を後にした。
外は紛れもなく冬だった。
都内の一等地にある事務所周辺はライトアップされ、大騒ぎだった去年のクリスマスを思い出させる。
「やーっと来たぁ。」
突然の大声に振り向くと、大声の主と目が合った。
「あかり?何してんだよ。こんなとこで。」
残りの誕生日を一人で過ごすつもりだっただけに、思いがけない来訪者に胸が高鳴った。
「サプライズですよ!サ・プ・ラ・イ・ズ!」
彼女はニヤニヤ笑いながら、冷えて真っ赤になった指先で鞄からタブレットを取り出した。
画面に話しかける顔を見れば、頬も鼻先も真っ赤にしている。
「みんな〜升野さん来たよー!」

ちょっとみんなー!升野さん来たって!!
升野さ〜ん。お誕生日おめでっ
ちょっとたまちゃん早いよ!みんな一緒でしょ!
あれ?キャサリンがいないんだけど!
あーもーいいから早く言おう。社長もほら!

升野さん!
“““誕生日おめでとう”””

升野ーお前が主役なんだから早く来いよー

180 :
UFIを含む、事務所全員からのテレビ電話だった。
「ね?サプライズ!」
タブレットをしまうとあかりは満足そうに笑った。
升野はいつもより丁寧に礼を言った後、複雑な笑顔を見せた。
「あかり、これのために俺のこと待ってたの?」
「え?」
「ずっと?ここで?」
「は、はい。
えっと・・・じゃんけんで負けて仕方なくですからね!
それより升野さん、早く行きましょう。
みんな待ってるし、ここ寒いし。」
焦った様子のあかりが升野のコートの袖を掴もうとして、わずかに互いの手が触れあった。
女の子の手はこんなにも冷たくなるのかと驚くほど、氷のように冷たい指先だった。
「あかり、手。」
「何ですか?」
「手、貸せよ。」
「・・・なんでですか?」
言葉足らずな台詞にあかりは不思議そうに首を傾けた。
「寒いんだろ?だから、手。早くしろよ。」
言いながら升野はあかりの手を取り、自分の手ごとコートのポケットに入れて歩き出した。
「え?ちょっとますのさ・・・」
目を白黒させながら驚いていたあかりもだんだんおとなしくなり、二人は黙々と歩き続けた。
「な、なんか話せよ・・・デカブツ。」
「・・・チビこそなんか言えよ。」
「俺は、普通だからな?」
「でも・・・チビだけど、手はおっきいね・・・」
あかりは包まれるように握られていた手をほどいた。
そして自分から人差し指だけを升野の指に絡めた。

指先は既にポカポカになっていた。

181 :
サプライズメッセージは大成功だと、発案者の飯塚は悦に浸っていた。
常にうるさいUFIの声がしないと思えば、彼女達はタブレットに耳を傾けて小さくまとまっていた。
「ももりん、みんなどうしたの?」
「飯塚さん、しーっ!」
「イマイイトコナンダヨ。」
あかりがタブレットの通信を切り忘れていたようで、小さく二人の会話が聞こえたのだ。
「今コレ、手ぇ繋いだな。やるじゃん升野さん。」
「キャー!あかりんいいなー♪」
こういうことで盛り上がるのを見ると、多忙なUFIも年頃の女の子なのだと安心した。
「みんな、はしゃぐのは良いけど、角田さんには聞かれないようにね。」
「「はぁーい。」」
「・・・たまちゃんは聞かなくて良いの?」
「ほんなことひてたら、ごはんなくなっちゃいまふからね。もきゅもきゅ」
この子だけはいつまでも心配だ。

あかりと升野が事務所に着いた時、ニヤニヤする事務所の面々といつの間にか脱け殻になっていた作曲家の残骸が彼らを出迎えた。
きっとUFIのうちの誰かがしくじったのだろう。
二人がこの状況の意味を知ったとき、@川島プロの事務所はまた大騒ぎになるだろう。
マネージャーはまたひとつため息をついた。

終わり

182 :
GJ!!
萌えしぬ!ニヤニヤが止まらない。
指先だけ絡めるとか、かわいすぎるよ〜
良いもの読ませていただきました

183 :
すごいいいなあ(*^。^*)
これで何週間か頑張れる!!

184 :
次のネタはクリスマスと正月とかかね
@川島プロなら忘年会もやってそうだ

185 :
忘年会で王様ゲームしたり、終電逃したり…

186 :
主にツノダさんが…

187 :
酔っ払いにからまれたり、ドブに落ちたり、財布無くしたり…

188 :
そもそも呼ばれなかったりしてwww

189 :
UFI「ツノダさん、お誕生日おめでとうございます!」

190 :
投下します。
たまちゃんとマネージャーと作曲家でわちゃわちゃする話。
==========
早朝。
「おはようございまーす。早く来たよー。エライでしょ?」
事務所に少女が飛び込んできた。
「おはよう。たまちゃん、朝から元気だね」
デスクで仕事をしていたマネージャーが応えると、少女ははずむような足取りでとなりにやってきた。
窓から朝の光が射す。
マネージャーは腕時計に目を落とした。
「集合時間の30分前か。ほかのメンバーも見習ってほしいよ」
マネージャーの言葉に少女は胸を反らせて得意気な表情を作る。
そのこどもっぽい仕草にマネージャーは少し笑った。それでも手を休めることなく、メールや書類を片づけていく。
マネージャーが仕事中だと気付いた少女は何も言わず、少し離れた事務イスに座った。
今日は一日、外の仕事だ。だから事務所内の仕事は今のうちに片づけようとマネージャーは考えていた。
集中して仕事をこなしていく。
ふと、マネージャーは背中に視線を感じた。
振り向くと、少女が物珍しそうにこちらを見ている。
デスクワークをする姿がそんなに珍しいのだろうか。
目が合うと、少女は「気にせず仕事を続けてください」と促した。
マネージャーは頷いて、再び仕事に取りかかる。
取りかかったは良いが、少女の様子が気になった。
そういえば、最近UFIメンバー達と仕事以外の会話をしていない。
メンバーとのコミュニケーションも大切な仕事だ。
一人で座っているのも退屈だろうから、話でもしながら仕事をするか。
そう考えたマネージャーは仕事の手を止めた。
「最近どう?」
あまり気の利いた質問で無いなとマネージャーは軽く後悔した。
しかし少女の表情は明るくなり、口を開きかけた。
「あれえ、みんな早いな」
そこに寝ぼけた作曲家が入ってきた。
茶色いスウェットに、ボサボサの髪。
その様子を見た少女は明らかに不快な顔をした。
年頃の女の子が嫌がりそうな、だらしないおっさんの姿だ。
作曲家は手に持っていたコーヒーカップとコンビニの袋をテーブルへ置き、ソファにどさっと座った。
「夕べは徹夜でさ。腹減っちゃった」
どうやら稽古場で仮眠を取っていたらしい。
作曲家はコンビニ袋からパンやお菓子を取り出しテーブルに広げた。
少女は作曲家から距離を取るように、イスを転がしてマネージャーの側に寄ってきた。
その姿にマネージャーは、若い娘は態度が露骨だなと苦笑した。
「あのね、」
少女がマネージャーとの会話を続けようとする。
「おい、もうすぐ曲が完成するぞ!」
作曲家の大声が少女の声をかき消した。
「やっとですか。よかったぁ」
むっとする少女の横でマネージャーは安堵の声をもらした。
「できあがった曲がな……」
そのまま作曲家とマネージャーは新曲について会話をはじめた。
会話と言うより、作曲家の自慢と苦労話だ。。
その会話に入れない少女は不機嫌そうにうつむいた。

191 :
「たまちゃんも聴きたいかい?」
突然ダミ声をかけられた少女はビクッとする。
「え。あの……」
話を聞いていなかった少女はうまく答えられない。
「新曲ができたって。絶対ヒットさせようね」
マネージャーは少女に向かって目を輝かせる。
「はい」
少女も明るい声で応えた。
「で、さあ〜。カップリング曲なんだけどさ、これがまた良くて、なんて言うか……俺って……天才だよね!」
無駄な溜めを作って話す作曲家。
マネージャーは作曲家の話を適当に流しながら、仕事を再開した。
会話に入れない少女は頬をふくらませた。
そして、パンを頬張りながら自画自賛を続ける作曲家を横目でにらんだ。
それに気付いた作曲家が怯む。
「なんだよぉ」
ぐうう。
少女のお腹が鳴った。
その音に作曲家が声を上げて笑う。
「何でにらまれているのかと思ったら、腹減ってたのか。これ、やるよ」
そう言って作曲家はポッキーの箱を少女に投げて寄越した。
少女は箱を受け取ったが、複雑な表情でうつむいている。
作曲家のデリカシーの無さにあきれながらも、マネージャーは黙ったままの少女に声をかけた。
「よかったね。ちゃんとお礼を言おうね」
礼儀を教えるのも仕事だ。とマネージャーは考えている。
その言葉に少女は恥ずかしそうに頷く。
そして顔を真っ赤にしながら礼を言い、作曲家はそれに応えた。
マネージャーはふたりのやりとりを見届けて、再び仕事を始めた。
少しするとマネージャーの肩がたたかれた。
ふりむくと、少女がポッキーをくわえている。
それを黙って見ていると、少女はくわえたポッキーを突き出す。
それでも黙っていると、「ノリ悪いな〜」とポッキーをかじった。
「このあいだ、ももりんがプロデューサーさんにこうしたら、プロデューサーさんが倒れちゃったんだよ」
そう言って少女は笑いだした。
これはからかわれたのか?今の若い子は誰とでもこんなことをするのか?とマネージャーは考え込んだ。
とりあえず「そういうのはお友達とだけしようね」と諭した。
少女は何か言いかけたが、「は〜い」と気のない返事をしてポッキーをポリポリと食べた。
これって逆セクハラじゃないのか?そう思いながら、マネージャーは仕事に戻る。
「俺も〜。あーん」
いつの間にか作曲家がマネージャーの隣に来て、口を開けていた。
少女は顔を引きつらせて、ポッキーを片手に固まっている。
その様子に作曲家の表情が険しくなる。
「なんだよ、俺のポッキーだぞ。食わせろよ」
作曲家のダミ声に少女がおびえる。
「あげた物でしょう」
マネージャーが咄嗟に少女をかばう。
「おれもしたい」
「いい大人がバカなことしないでください」
「ちぇ、いいじゃんよ〜」
そう言いながら作曲家はコーヒーカップをもって、流し台に行った。
マネージャーは作曲家にあきれかえっていた。
少女はマネージャーをじっと見詰めて「ありがとうございました」と頭を下げた。
すぐにお礼を言うことは良いことだ。マネージャーはにこやかに頷いた。

192 :
作曲家は鼻歌を歌いながらコーヒーを淹れなおしている。
少女はつまらなそうにポッキーを食べながら、時計の針を気にしている。
集合時間が近づいてきた。
少女は肩を落として足をぶらぶらさせている。
退屈なときの姿だ。
マネージャーは少女が何か話そうとしていたことを思い出す。
もしかすると悩みがあるのか?
みんなより早く来たのも相談事があったからではないか?
そう考えたマネージャーは少女に向き直る。
そのとき、マネージャーの腹がグゥと鳴った。
無表情だった少女がクスクスと笑い出す。
「マネージャー、おなか減ってるの?」
朝食はコーヒーだけだったことを思い出す。
「……」
「しょうがないなあ。ポッキーあげるよ。特別だよ!」
そう言われると甘い物が無性に食べたくなってきた。
腹の足しにはならないが、お言葉に甘えることにする。
マネージャーが少女の持つ箱に手を伸ばすと、スッとよけられた。
少女は笑いながらポッキーを一本取り出した。
「はい。あ〜ん」
これはどう対応すれば良いのだろうか?
マネージャーが戸惑っていると、ポッキーが口に突っ込まれた。
少女はおかしそうに顔を赤くして笑っている。
餌付けか何かだと思ってるだろ!
そうツッコもうとしたが、マネージャーはとりあえずポッキーを無言で食べた。
こんな風に食べるなんて、いいおっさんが恥ずかしい。
内心悪い気がしないのも、良識ある大人として良くない。
表情を隠すようにして、マネージャーは無言で机に向かう。
「もう一本食べますか?」
少女が甘えるようなおどけた口調で問う。
マネージャーは完全にからかわれていると思った。
こういう遊びはよろしくないと注意しようとした。
その時。
「俺も!俺も!」
背後で作曲家の声がした。
マネージャーが何事かと振り返る。
すると肩越しに、ポッキーをくれとばかりに唇をつきだす作曲家の顔があった。
「うわあ!!」
あまりの近さに驚いたマネージャーは力任せに作曲家を突き飛ばした。

193 :
「なにやってるの?」
「やだ、キス?キス?イヤーー」
「Oh〜」
事務所の入り口にUFIのメンバーが立っていた。
状況を理解していないももりん、嫌悪の表情のさーや、驚いて言葉が出ないキャサリンとダルそうなゴリナ。
「女にモテねーからって男を襲うなよ」
「ちがう、ちがう、ちがう!」
マネージャーは手を振りながら必で否定する。
慌てるマネージャーの後ろから、少女が顔を出す。
「おはよー!」
少女はそのままメンバーの輪の中へ飛び込んでいく。
「あのふたり、何やったの?」
ももりんの問いに少女は首をかしげる。
「知らなーい。それよりみんな、ポッキー食べる?」
そのまま少女達はワイワイとおしゃべりをはじめた。
マネージャーは少女たちを横目に、倒れた作曲家を助け起こす。
作曲家はブツブツと文句を言っている。
「おまえ、ずるいな」
何がずるいのかわからない。
「突き飛ばしたのはすみません」
「俺だって『あ〜ん』したい。お前ばっかりズルイ」
「いや、あれはそういうのじゃなくて」
「どういうのなんだよ。マネージャー特権か?」
「違いますって。だから、その」
文句を言い続ける作曲家に、イライラしてくる。
もう少しで怒鳴りそうになったとき。
「マネージャー!」
「早く出ないと」
「遅刻しちゃうよ!」
少女たちに腕、スーツの裾、ネクタイを掴まれた。
あげく、体当たりまでされて玄関まで引っ張り出された。
両手に花。というより、教師に群がる小学生だ。
苛立ちは消え、年齢の割に幼い少女たちの行動に苦笑した。
これも作曲家に言わせればマネージャー特権なのだろうか。
閉じられたドアの向こうから、「うらやましくなんか無い!」という声が聞こえた。

おわり。

194 :
以上です。
DVDの特典コントにPXあかり萌えの要素がたくさんあって良かったです。

195 :
マネージャー愛されすぎgj
可愛いssだったなあ
DVDの話はもう解禁で良いのかな
他スレで発売日にネタバレされて嫌だったんでここではちょっと待とうと思ってるんだが

196 :
うおー
sage忘れてましたすみません

197 :
可愛いの来てる!

特典諸々見たけど、めちゃくちゃ萌えた
舞台もやるし色々楽しみだ

198 :
Pはあかりちゃんに甘い
コントを見てて思った
だが、それがいい

199 :
あかりちゃんもPに甘いよね
あの二人可愛いよー

200 :
――事務所
あかり「あけましておめでとうございます」
ますの「なんだ、その手は?」
あかり「かわいい部下にお年玉を」
ますの「あげるわけないじゃん」
あかり「……ケチ」
ますの「ケチってなんだよ」
あかり「じゃ、いいです。お賽銭下さい」
ますの「は?何その手。意味が分からない」
あかり「これから初詣に行くので、ますのさんの分もお参りしてきてあげます」
ますの「……」
あかり「初詣にはちょっと遅くなっちゃいましたが、ちゃんとお願してきますから安心して下さい。だから一万円」
ますの「一万円?バカじゃないの」
あかり「バカとは何ですか。ますのさんほどの売れっ子プロデューサーならそれくらいかな〜って」
ますの「とか言って、半分くらいネコババするつもりだろ」
あかり「ひど〜い。あかり、ますのさんのためを思って…グスン」
ますの「嘘泣きは良いから。ほら、行くぞ」
あかり「?」
ますの「初詣。今から行くって言ってたから。それなら一緒に」
あかり「はい!」
――二人は事務所を出る
ますの「……で、その手は?賽銭なら渡さないからな」
あかり「……つないじゃダメですか?」

201 :
舞台&シーズン3発表に期待

202 :
お正月話GJ
手繋ぐ+デートなのに本人達に付き合ってる自覚がない感じが良いw

203 :
スレ1周年だ
にこのスレを立ててくれた人に感謝!!

204 :
まちがえた。
X にこのスレ
O 最初にこのスレ

205 :
もうすぐバレンタインか

206 :
P(の中の人)のTwitter、ミネルバとの掛け合いにちょっと萌えた
そんなところをあかりちゃんに目撃されたらいい

207 :
ツイート見てきた
ミネルバとPとあかりちゃんで何かやってくれないかな

208 :
しんと静かな夜。
事務所にはプロデューサーと事務員のふたりきり。
「月がきれいだな」
照明を落としたロフト。
プロデューサーは階段を登り、大きな窓から夜空を見上げる。
「そうですね」
事務員も自分の席から窓を見上げる。
プロデューサーの肩を月とビルの光が照らしている。
独り言のような言葉も静かなこの部屋ならお互いに伝わる。
「知ってますか?『月がきれいですね』って『I Love You』って意味なんですよ」
「なんだよそれ」
「もしかして、私に告白しました?」
自分の冗談に事務員は照れ笑いを浮かべる。
首をかしげる程度に振り向くプロデューサー。事務員からその表情は見えない。
わずかな沈黙。
「夏目漱石がそう翻訳したらしいですよ」
「ふーん」
「じゃあ『吾輩は猫である』は、『働きたくない』って意味かな」
普段よりゆっくりとした口調。
「なんですか、それ?」
「それとも『コタツで居眠りは最高だにゃー』とか……」
「意味が分かりませんよ」
事務員はくすくす笑う。
「おれはそんなわかりずらい表現はしないな」
「わかりずらいですか?」
「相手が意味を知らなかったら、全然伝わらないじゃん」
「そうですね」
プロデューサーの声音から、事務員はその表情を想像する。
きっとちょっと得意気な顔をしているだろう。
「じゃあどんな風に言いますか?」
「思いついても、お前には教えない」
「いい言葉が思いつかないだけでしょう」
事務員は口元をゆるめる。
会話は途切れて、時計の針音だけになる。
ビルの合間。薄金色の月に目を奪われる。
それから、時を刻む音が100を超える。
「あかり……」
「はい」
「……月灯りがきれいだな」
その台詞に事務員が吹き出す。
プロデューサーは事務員の反応に抗議の声をあげようとする。
それをそっと遮る様に、事務員はこたえる。
「本当に、きれいですね」
ふたりは月を見上げたまま、少し微笑んだ。
おわり。

209 :
おおお!新作GJ

210 :
舞台見た
Pと事務員に禿げ萌えた…
三期あるか分からないけど続いてほしいな

211 :
>>210
行けなかったけど
行った人のレポ見つけて興奮した
Pと事務員すごかったらしいね。
DVDが楽しみ。

212 :
>>210 そうなのか。6月が楽しみだ

213 :
舞台DVD楽しみだ

214 :
三期あるか無いかは舞台DVDの売り上げ次第なのかな?

215 :
今更だけど舞台行けた人のレポ読んだ
208の人、仕事速すぎだな!
やっと意味わかったわw

216 :
わーサゲ忘れたすみません

217 :
もうすぐ発売日age

218 :
早く舞台DVD欲しいなぁ。

219 :
またニコ生やるらしいよー

220 :
ウレロの小説で書いたのがあるんですけど、載せてみてもいいですか?
駄作ですが…。あかリズムです。
ここに載ってるほかの方のより全然駄作ですが…。。

221 :
いいんじゃないですか??

222 :
是非お願いします!

223 :
じゃあこれから載せていきます!
ちょっと長いですが…。
あと一つ一つが遅いですけど。。ご了承を!←

224 :
シーズン3来る!

225 :
ニコ生でシーズン3決定って言ってたよー!

226 :
>>224
すまん、リロードし忘れてたらカブった・・・

227 :
223です。
設定…あかリズム
   ほのぼの(エロなし)
   元日 朝
次から小説です。

228 :
M side
1月1日、本当は仕事が休みのはずだった…
でも、次にやるUFIの番組の企画が決まらず、呼び出された。
M「元日から仕事か…」
ため息混じりにつぶやく。
外はまだまだ寒い。足早に事務所へ向かった。

事務所のドアを開けると、まだ誰も来ていなかった。
ロングコートをハンガーにかけて、ソファーに座る。
テレビをつけるが、どこもお笑い番組だった。
ぼーっとしながらそれを見ていると、、
「(ガチャッ)」
ドアのほうを見る。
そこには手袋とマフラーとベージュのコートを身にまとった、あかりが立っていた。
「升野さん、おはようございます。」
「お…おはよう。」
  続く

229 :
続き
いつも喧嘩ばかりだが、普段は仲がいい。
「そのマフラー、かわいいじゃん」//
「ありがとうございます。…てかいきなりどうしたんですか?」///
「…別になんもないし。」///
「ははは。別に気にしてもないですけど…」
「今日は早いじゃん。」
「元日って言ってもとくにやることないですし。」
「漫画は?」
「お正月ぐらい休もうと思って…」
「そうなんだ。」
「升野さんこそ早いですね。」
といい、俺の隣に座る。
「いつもこんなんだよ。あかりは遅いから知らないんでしょ。」
「まぁ…そうですね。」
そこから無言が続く。
なんか気まずいけど話すことが無い。
「升野さん。」
「ん?」
続く

230 :
続き
「升野さんはどっか行ったりしないんですか?」
「うん。寒いし、行きたいところもないからね。」
「そうですか…」
あかりの表情が少し曇る。
「なんでテンション下がったの?」
「いやっ…。升野さんとちょっと行きたいところがあったっていうか…」
「俺と?!どこ?」
「それは…」
「言ってよ。」
「でも、行ってくれませんよね…」
「言ってみなきゃわかんないだろ。」
「そーですよね。」
「どこなの?」
「……初詣。」
「…初詣!?俺と?」
「うん。升野さんと。」
「なんで俺なの?UFIのメンバーとかじゃなくて?」
「…升野さんがいいんです。。」//
そう言って、俺の服の袖を握る。
「…まぁ、いいけど。」//
「本当ですか!?」
「うん。」
「エア許可じゃなくて?」
「リアル許可だよ。なんだよエアって。…まさかエア初詣じゃないだろうな。」
「そんなわけないじゃないですか。」
「よかった。」
「じゃ、行きますか。」
「…今から!?」
「そうです。この近くに神社があるんですよ。」
「そうなの?」
「はい。結構小さいですけど。」
「知らなかった。」
「だから行きましょ?」
「うん。わかった。」
打ち合わせまで、まだ時間はある。
「ちょっと待ってて。」
そう言い、コートを取ってきて着る。
「升野さんのコートも似合ってますよ。…ちょっと長いですけど。」
「うるせーなっ!」
「ごめんなさい。」ww
いつものやり取り。
やっぱ升野さんといると楽しいな…。
「行きますか。」
「おう。」
二人で仲良く事務所を出た。
続く

231 :
規制で書き込めないのかな?
続き待ってるよ=!

232 :
私も待ってまーす(((o(*゚▽゚*)o)))

233 :
続き待ってます( ´∀`)
保守小ネタ投下
あ「升野さん、何食べてるんですか」
ま「ソフトクリームだよ。見れば分かるだろ」
あ「私の分は?」
ま「は?」
あ「私の分です」
ま「無いよ」
あ「升野さんだけ、ズルい!」
ま「ズルくないだろ。オレがオレのために買ってきたんだから」
あ「オレは私のためにも買ってきてください」
ま「私の分は私のために私自身で買ってください」
あ「オレは私のためにオレの気を利かせて私の分も買うべきです」
ま「私はオレのことをあてにしないで私の……って何言ってるかわかんない」
あ「暑い〜。甘いものがほしい〜」
ま「……」
あ「ひとくち」
ま「ああ、冷たくてうまい」
あ「ひとくちでいいから〜」
ま「嫌だよ」
あ「はしっこのほう、ひとくち」
ま「だめ」
あ「ひとくちですよ」
ま「ダメだから」
あ「けち!なんでダメなんですか」
ま「うるさいな、自分で買えよ」
あ「納得できる答えをくれるまで諦めません」
ま「……」
あ「ひとくちくださーい」
ま「……」
あ「ちょっとでいいからー」
ま「……だめ」
あ「どうしてですか!!」
ま「……。……間接……になっちゃうから」
あ「私、気にしませんよ」
ま「オレが気にするんだよ!」

以上です

234 :
遅くなって本当にすいません!
規制がかかってて。。
続き
A side
10分ほど歩くと小さな神社に着いた。
「ここかー。」
「小さいでしょ。」
「何の神様なの?」
「恋愛です。」
別に升野さんのこと好きだからじゃないし。
「え…。なんかもっと他のなかったの?」
「もう、どこでもよくないですか?」
「いいのかよ。」
本当は…。。
本当は、どこでもよくなくて…
升野さんとここに来たくて。。
…でもそんなこと言えないし。
「早くお参りしちゃいましょうよ。」
「…うん。」
たまに仕事が早く終わると、ここへ寄ってから帰る。
何するってわけじゃないけど、なんか落ち着く。
お正月だし、結構人いるのかなって思ったりしたけど全然いなかった。
お賽銭箱の前に二人で立ち、太い縄を一緒に振る。
上のほうから「カランコロンカラン」という音が聞こえた。
「「パンパンッ」」
「…………。」
「よし。」
「何お願いしたんですか?」
「…何でもいいだろ。」//
「身長が大きくなりますように…とか。」www
「お前っ…。お前とこんなとこ来なければよかった!このデカブツ!」
「おめーがチビなだけだろ。」
「はぁ?俺は男の中では普通ですぅー!そっちがデカいと思うんですけどっ。」
「こっちも普通なんですけど。そっちがチビなんだろ。チビ。チービ。」
「………。」(`皿´#)
続く

235 :
続き
M side
新年早々初喧嘩か…。
そのまま黙って歩き出す。
「升野さんっ」
そんな問いかけにも反応せず歩く。
「升野さんっ!待ってください。」
そう言われ、腕をつかまれた。
「なんだよっ」
「…ごめんなさい。」
「………。」(`∩´#)
「ごめんなさいってば。本気で言ったわけじゃないですよ。」
「………。」
「本当はなんてお願いしたんですか?」
「…絶対言わねー。」
「じゃあ、おみくじ引きません?」
「なんで?」
「運試し…というか記念に。」
「記念?何の?」
「升野さんと二人で来たっていう思い出に。」
「……。」//
そういったあかりは強引に俺を引っ張って社務所に向かう。
「おみくじ引きたいんですけど。」
続く

236 :
おみくじは入れ物が正六角柱の、棒が出てくるタイプだと思ってください。
いわゆるのやつです。棒には番号が書いてあります。
続き
「いいですよ。100円です。」
「(ガサガサ…)はい。では、これを振ってください。」
「(ガラガラ…スッ)84です。」
「……はいどうぞ。」
「彼氏さんもいかがですか?」
「「はいっ!?!?」」///
「僕ですか?」
「おみくじ。どうですか?」
「引いてくださいよ。」
「…えー。。」
と言いつつ、お金を渡す。
「(ガラガラ…スッ)21です。」
「はいどうぞ。」
軽く頭を下げる。
横を見ると、まだあかりは開けてないらしい。
「せーので開けましょうか。」
「「せーの!」」
「大吉」
「吉」
「やった♪大吉!ちょー嬉しいんですけど。」
「吉って…。すっごい微妙。」
「升野さん吉なんですか?」ww
「何笑ってんの?」 (#`Д´)
「なんか升野さんっぽい」ww
「それどういう意味?」
「なんとなく。」w
「……。」(#`ー´)
「まあまあ。おみくじですから、帰りましょ。」
無理やり袖をつかまれ、神社を出る。
「楽しかったですね。」
「…全然。」
「そんなふてくされないでくださいよ。」
「………。」
「でも彼氏って言われた時はびっくりしたでしょ。」
「ぁ……。」
確かに。恋愛の神様がいるところに男女二人なら、そう思われるよな。
その後は無言で事務所に戻った。
続く

237 :
ここからは少しわかりにくいので誰のセリフか書きます。
続き
A side
後日。
あ「お疲れ様でしたー。」
飯「あかりちゃんお疲れ。」
角「あかりちゃんもう帰っちゃうのぉ?」
あ「……。」( ̄д ̄)=3
升「…お疲れ。。」
事務所には角田さんと升野さんと飯塚さんしかいなかった。
元日のあの出来事から、升野さんの様子が少し変。
前まではよく話してたのに。
ほとんど話さなくなった。
…なんかつまんないな。
そんなことを思いながら外に出る。
夕焼けがすごくきれいだった。
あ「行ってみようかな。」
10分後、着いたのはこの前の神社だった。
バックからおみくじを取り出す。
そこには「2013.1.1」と日付が書いてある。
この間、事務所に帰ってから書いたものだ。
それを握ったまま、社務所でハートの絵馬を買う。
…てか、恋愛の神社だからハートしかない。
その絵馬にペンで願い事を書き、紐におみくじをくくりつけて飾る。
あ「ふふっ。なんか恥ずかしいな。」
そうつぶやき、神社を出る。
あ「願いが叶いますように…」
   〜END〜
絵馬の内容。
 
 2013.1.6
 いつまでも升野さんと仲良くできますように。あと事務所の人とも。
  AKARI

238 :
(初詣後、事務所に戻ってから。)
(事務所にはみんな来ていた。)
飯「おお!あかりちゃんと升野さん。一緒だったんですか?」
あ「まぁ。」
角「何してたんだよ、あかりちゃ〜ん!」
あ「デート♪」
飯角升「「「えっ!??」」」
END

239 :
長々と投稿でした。
そして、少しずつの投稿で、読むの面倒ですよね。
遅くなって本当に申し訳ありません。
規制がかかってて、なかなか書き込めなかったので。。
つまらない話(&エロなし)ですいません。
初詣のあかリズムが書きたくて投稿しました。
ここに書いてる皆さんは、本当に素敵な文ばかりで。
私みたいなへたくそが書いていいのだろうかと思いましたが挑戦してみました。
読んでくださりありがとうございました。

240 :
乙!
あかりんが積極的でかわいかった

241 :
おつかれー 同士の書き手さんが増えて嬉しいよ!

242 :
書き手さん乙です
サードシーズン嬉しすぎる…!
今から楽しみだ

243 :
すぐ規制される!
なんなんだ。ホント。

244 :
このスレはsageたほうが良くないか?
シーズン3楽しみだ
事務員とプロデューサーの関係は進展するのか!?w

245 :
>>244 スマホアプリで読んでたからageられてるのには気付かなかったが、そうだなぁ
ウレロは半ナマの中でも演者さんと役柄の名前が同じだからより慎重に扱わなきゃならないものかもなーと思わされた

246 :
次回のウレロは「ウレロ☆未解決少女」と予想。
はたしてどうなるか。

247 :
プロデューサーさんと事務員ちゃんは結構な歳の差なのにそれを感じさせないよね
事務員ちゃんが大人っぽいからか、プロデューサーさんが小さいからなのかw
とにかくシーズン3が早く見たい!

248 :
わがままですが、誰か「飯塚と升野」でBL書いていただけませんか?!
受け、攻めは自由で構いません。ほんわか系でも描写ありでもいいです。
お願いします!

249 :
私は社長×マネージャーがいいなぁw
公式でもあんな感じだし

250 :
板間違ってますよ
シーズン3楽しみだなあ
早くて1月か

251 :
248と249のどっちかがユカ姫だなw
飯塚と社長がキスとかしてんのに腐女子に人気無くてワロタww

252 :
社長×マネって言ってたのね。読み違ってたすみません。
あと、板違いの話引きずって申し訳ない。

253 :
腐女子が登場しちゃいけないスレだったんですねw
よく読まずに失礼しました直ちに退散します。スレ立ち上げてもいいけどウレロBLスレなんて需要ないだろうしなぁw

254 :
253へ
需要あると思う!
でも私は文才ないから読む派だけど。
書ければ書きたいけど。

255 :
>>254
sageようぜ。
注意書をきちんとするならBL投下もありかと思った。投下すくないし
だけど定期的にageられるし役名と中の人が同じだし難しいな
スレのルールを作った方がいいかな?

256 :
正直言うとBLとか保守ですら見たくないんでBL反対に一票

257 :
板違いつってんのに続けてるんだからただの荒らしじゃないかな
スルーでいいと思う

258 :
自分もBL苦手だが百合と大して変わらないんじゃないのかな
腐女子のマナーが悪いとか聞くけど、そういうこと?
っていうか、普段過疎ってるけど意外と人いるんだな
ss書くのにちょっとやる気出たわww

259 :
ss書いてくれるんですか?!

260 :
わぁ、書いて欲しいです〜〜

261 :
BLはやおいスレでやれ。

262 :
上の書き込みでルールを考えようなどと蒸し返したお詫びになるかわかりませんが、小ネタを落とします。
事務員とプロデューサーです。

プロデューサーは暇を持て余していた。
机では事務員が黙々とペンを走らせている。
プロデューサーは事務員に暇であることを訴えるが、返ってくるのは生返事のみ。
業を煮やしたプロデューサーは思わず、自分と漫画のどちらが重要かと問うた。
事務員は驚きの表情を見せた後、真顔でプロデューサーを見つめた。
戸惑うプロデューサーに与えられた答えは、「漫画」だった。
事務員はそれきり何も言わずに原稿を書き続けた。
邪魔して悪かったと言い残し、プロデューサーは定位置の赤いソファーに寝転がる。
頭の上から笑い声が聞こえた。
プロデューサーが顔を向けるとマネージャーがクスクスと笑っていた。
「その質問、ウザい女の典型じゃないですか」
そう言われてはじめてプロデューサーは先程の質問の愚かさに気付いた。
気まずさを隠すために言い訳を並べるが、マネージャーの笑いを誘うだけだった。
そんなマネージャーに苛立ちが募る。
プロデューサーが気功術でマネージャーを黙らせようとしたとき肩を叩かれた。
振り返ると事務員がいた。
漫画が書けたから読んでくれ。暇なら。
という様な内容のことをたくさんの言い訳と共にプロデューサーに伝える事務員。
マネージャーはクスクスと笑ったまま事務所を出ていった。
プロデューサーは事務員から原稿を受け取り黙って読みはじめた。
その様子を隣で事務員が興味深そうに見つめる。
不意にプロデューサーがつぶやいた。さっきのことは忘れろ、と。
横目で見ると事務員が微笑みながら小首を傾げた。
間近で見ると未だに緊張してしまうほど綺麗な笑顔が、「しばらくネタにします」と言っているように思えた。
プロデューサーはごまかすように小さく咳ばらいをして漫画の続きを読んだ。
事務員は相変わらず微笑んでいた。

以上です。

263 :
>>262
投下乙!P×あかり+マネージャーっていうシチュエーションが好きだからニヤニヤしながら読んでたよ。
はっきりとしたルール化はしなかったけど、sage進行、BLは無しっていう雰囲気が確定した感があるし、
のちのち助かると思う。ありがとう!
>>259
>>260
あくまでも印象でしかないが、おまいさんたち18歳未満ではないよな?
そうでなくとも、sageの意味をわかってなさそうだし
こういうこと老害みたいで言いたかないけど
半年ROMれと言われても仕方ないぞ。

264 :
>>263
sageの意味は分かってます。
18才未満ではないです。
変なこと書き込んですいません。。

265 :
本スレでももクロの番組に飯塚さんが出てたって話題になってた
見てないからわからないけど、きっとこのスレ的にはおいしい番組だなw

266 :
見たよー。準レギュラー並に毎回出てるよ飯塚さん
萌え要素は…微妙な感じw

267 :
>>266
ありがとう!
萌えって感じじゃないが、自分は飯塚さんとUFIの絡みが好きだからちょっと見てみるわ
電話で「泣かないの!」とか言ってる飯塚さんマジお母さんww

268 :
飯塚さんとあかりちゃんでちっちゃいの書いた
十五夜ネタでカプでも何でもないけど

飯「ただいま。
  あれ?あかりちゃん1人?」
あ「そうなんです。みんな帰っちゃって。」
飯「ね、月見た?月!超綺麗だよね!」
あ「・・・・・え゛・・?」
飯「あーいや、違うから。
  そーいうんじゃなくて・・・
  ・・・あかりちゃん?」
あ「気持ちはありがたいんですけど・・・」
飯「違うって!」
あ「・・・ごめんなさい。」
飯「違うっつってんだろ!
  今 日 十 五 夜 だ ろ う が !
  ちょっとこっち来い!!」
あ「あ、え、やめ・・・・
  わぁ!・・・飯塚さん!」

あ「月、超〜綺麗ですね!」
飯「言ったでしょ!綺麗だって。」

269 :
なにこれ、かわいいぞ!
ニヤニヤしてしまった
ボケとツッコミの相性が良いコンビだ
GJです

270 :
おもしろかった!
カプじゃないのが、またよかった。

271 :
本当は嵐で書いたのだが、UREROにも応用できるなと思い、投稿。
升野とUFI メイン。
短編。駄文。
次からストーリー。

272 :
※嵐で書いたのを「リメイク」して投稿。
U…UFI全員 も…ももりん さ…さーや キ…キャサリン
た…たまちゃん ゴ…ゴリナ あ…あかり 升…升野

升野side
U「升野さーん!」
突然呼ばれたと思ったら視界が手で覆われた。
細く長い指に思わずドキッとする。
も「だーれだ!」w
…ももりんか。相変わらず元気だな。。
さ「だれかなぁ。。」
た「うちかもよぉ?」w
キ「Who is this?」w
ゴ「うちじゃねーよ。」
口々に言う。
…本当は誰だ??
た「じゃあヒント!」
さ「升野さんが気になってるんじゃ…。」
ゴ「相手も升野のこと気になってんじゃねーの?」
あ「ちょっ!やめてよ…!」
U[あっ。。」
升「え?」
あ「あ…いやぁー。…そのー。」
…あかり?
も「…撤収ーっ!!!」
U「キャー!(≧▽≦)」
手が外れて視界がひらけると、あかりが赤面しながら立っていた。
  −END−
駄文でごめんなさい。

273 :
おつ!
UFIはあいつらうるさいって言われるくらい騒いでるイメージだったから、UFIらしいと思ったよ。
嵐ってあの?男性のグループのやつで合ってるだろうか。
詳しくないから想像できなくて良かったわww

274 :
わちゃわちゃして楽しそうだねー
乙です
UFIってプロデューサーとマネージャーはイジリまくるのに、角田さんに対しては真顔で接してそうw

275 :2013/10/02
>>273
そうです。
嵐は仲いいイメージがあるので。
嵐バージョンのは「ほんわかわちゃわちゃ系」で、決してBL要素はない。
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