2013年10エロパロ263: 【痴女】淫乱な女の子でエロパロ・4【絶倫】 (200) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【痴女】淫乱な女の子でエロパロ・4【絶倫】


1 :2011/08/19 〜 最終レス :2013/09/21
ここは淫乱な女の子のSSで乱れるスレです。(実質3スレ目です)
淫乱ならなんでもよし。
ビッチにするも、絶倫の彼氏と壮絶プレイをするも、童貞狩りするも、
とにかく淫らでエロい女の子を自由に書いて下さい。
凌辱、スカ、鬱、NTRなど、特殊なシチュも大歓迎。
ちょっと人を選ぶかな……と思うシチュでも、注意書きをつければ何でもOKです。
前スレ
【痴女】淫乱な女の子でエロパロ・3【絶倫】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1236449416/
過去スレ
【痴女】淫乱な女の子でエロパロ【絶倫】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196538373/
#淫乱/変態/痴女のSSを書こう#
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138909626/

2 :
ぬるぽ女

3 :
>>3
ガッ女

4 :
orz

5 :
「あっああ出ちゃう!出ちゃいます!」
「あははっ!これで絶倫のつもりだったの?ぬるぽ。」

6 :
ガッ

7 :
新作映画、痴女と童貞男達

8 :
とりあえず保管庫
ttp://www40.atwiki.jp/bitchgirls/

9 :
誰も言ってないけど>>1

10 :
保管庫見たけどたくさんあるんだなー。
これは読んでおけっていうのある?

11 :
 新スレ>>1さん乙です。
 約束通り、エロばっかりの、今度は正真正銘新作を投下します。
 属性:人妻(腹黒)、童貞、風呂場(?)

12 :
堕ちる夏
 暑い夏は、思考しないほうがいい。まともに働かない頭に仕事を
させるほうがおかしい。
 体調をやっと維持できる中、難しいことは考えられない。
 だから、ただの生き物になる。
 ただ、悦楽の行為にふける。キモチイイことの虜になればいい。
 もう、欲望にからめとられたほうがいいに決まってる。
 じゅぼっ、じゅぼっ、ぐちゅぅ……
 午前なのにすでに蒸し暑い。開け放っている窓が多いのに、風が
通らない。
 淀んだ空気にまとわりつかれて、あたしは少年のペニスを頬張っていた。
 固い。熱い。瑞々しい。
 青い匂い。男だけれど、どこか熟さない植物の香り。
「はあ、あ……ああ! ……すごいです。水野さん!」
 取り繕うこともできずに、素直に欲望の虜になっている少年。
 そうよ。それでいいの。気持ちよくなりなさいな。
 
 不条理、姦淫、不道徳。
 そんな言葉がくるくる回り、そのただ中でも口の動きは止められない。
 牡が欲しい。体内にとりこんでしまいたい。
 興奮と、嗜虐と、本能。
 そこにカラダを委ねてしまえばいいの。考えちゃいけないの。
  
 含んだつるつるの先を最高に速い動きで舐める。上目づかいで少年にも
見せつける。
「うわ……ぐ……それじゃ……出ちゃう」
「だぁめ。だらしないこと言わないの」
 ラバー張りのダイニングチェアーに下半身裸で座る俊(しゅん)は情け
ない顔で、あたしを見下す。弱音を吐く割に、タンクトップのあたしの胸
元の谷間から目を外さない。
 舌を触れさせながら、竿の横を降りて行き、すっかりたくまった袋へ。
 そのまま、全体を軽く舐めるとキュッと縮まり、うごめく。
 そこからおもむろに、ねちっこく、中のボールを舌で弄ぶ。
「すげ……キモチイイ……です……」

13 :
◆  ◆  ◆
その訳は? と他人に訊かれたとすれば、力なく歩く近所の俊が可哀そう
だったから。
 ここは山間の小さな町。
 俊はこの近所の高校の野球部の名手……だった。
 先週の県予選の決勝で、彼は落胆の対象になった。
 打ち取ったはずのゴロで俊がまさかのトンネル。外野に転がるボールが
戻る前に逆転サヨナラのランナーが駆け抜けたのだ。
 初めての甲子園出場かと地元の盛り上がりはすごかった。まだ決まっても
いないのに応援の申し込み・寄付の回覧板、くす玉、商店街の飾り付け……
 この地に来て1年足らずの私も、毎朝あいさつしてくる俊を清々しく、快く
思っていたところだった。
 俊は家に閉じこもっていたらしい。毎朝明るく礼儀正しく挨拶する俊を見
かけなくなり、気がかりになっていたところだった。
「おはよ、宮島君」
 何もなかったような口調。さりげなさを全面に。
 家の前を掃き清めていた私は、たまたま家の前を通る俊に声をかけた。
 スポーツ刈りの顔は見事に焼けているが表情はそぐわないくらいに暗い。
濃い緑色のTシャツから伸びるこれ以上日焼けできない腕、茶色のカーゴ
パンツの逞しいふくらはぎは、ユニフォームで隠れるのだろう対照的に白い。
「……おはよっす」
 礼儀正しさは抜けないけれど、今までの生気は抜けてしまっている。
 切れ長の目。あたしに声をかけられ反射的に伏せた目。色のない瞳。
 元気ないのね。無理もないわ。地元の期待をどん底に落としたのだから。
 だから、思い出させてあげる。
「今日、部活行かないの? 休み?」
 何も知らないかのような微笑も添えて。言葉の内容とのギャップに交互
に動揺する少年。
 それがとてもたまらない。
「いや、部活、引退しましたから……」
「引退って……え?!……あ!……あ、あたし、しばらく県外に出てて」
 知らないふりで、うろたえるふり。
 ーー楽しすぎ。

14 :
 すまなそうな顔と、明るいお姉さん顔を浮かべて、俊の手をとった。
 日焼けの手、と紫外線に気をつけ続けた手。それが重なると、俊はあたしを熱く
見た。それから可笑しいくらい照れて目をそらした。
 俊が言うには、手をとった時の笑顔がとても良かったって。
 あら、ごめんね、つい出ちゃった。
 あたしの場合、憐みの笑顔ほど綺麗に出るものはないの。
 その瞬間、体の奥で、疼くものを感じる。
 
 ーーこの子を、今、自分の良いようにしたい
 どろどろと、熱い何かに、頭の中が占領されていく。
 手のひらに乗せて、人差指ではじくほどにたやすく操りたい。
 子犬のようにすがりつく、その目を突いてから、抱きしめたい。
 俊のカラダを見つめる。
 胸は広いのにウエストはシュッと引き締まって。
 いいお尻してる。ぴんと上がっていて、いかにもバネがありそう。
 ーーこの子、欲しい
「ね、お詫びに上がって行ってよ。暑いから麦茶でもどう?」
 少年の家まで歩いて4,5分なのに、家に誘い込む。まんざらでもない
俊は、おめおめとついてくる。 
 季節は夏で、あたしの服装は白のタンクトップと太ももがあらわなデニム
パンツだったから。
 ことに上半身は露骨なほどに下着の線も見えていたから。
 主人が出張して1か月になっていたから。
 オトコに飢えていたから。
 理性はとろけていたから。
 本当の訳は、この子と滅茶苦茶にセックスしたかっただけ。

15 :
◆  ◆  ◆
 
 口を離す。ペニスの先とあたしの舌に伸びるきらきらした糸は、大部分
が俊の欲情の証し。
 キッチンにかけてあるタオルで、俊の手を後ろで縛った。抵抗すること
もなく、ただ息を荒くしている少年のペット化の第1段階。
「……何、するんですか」
 半ば夢うつつのような顔をあげた。あたしは、口の端を手の甲でぬぐい、
聖母のような笑みで答える。
「プレイよ。プ・レ・イ。興奮するんだから」
 あたしがね。なすすべもなく、痴態をさらす少年を、今、ここで見たいの。
 指で汗みずくになったTシャツをお腹からはがすようにして、その裾を
めくって俊のスポーツ刈りにかぶせた。
「うわっ……なに……」
 うろたえるのを無視して、鍛えこんで深く切れ込んだ筋肉を見る。
「……すごい。鍛えてるのね……」
 盛り上がった胸。脂肪ではなく、筋肉に乗って尖っているその先端。
 舌で弾いた。
「わっ!……あっ……」
 男のくせに、舌のひと撫でひと撫でに律義に跳ねる。
 じゃあ、と塩辛いそこを、含んだり、吸ったり、あま噛みしたり。
「うぉ……あっ……やめて、よ……」
 逃げようとすれば、元気な高校生なら逃げられるのに、乳首と下半身を
ギンギンにして喘いでいる。
 ちょっと前まで悲劇のヒーローぶっていたくせに。
 蒼い顔して、近所も歩けなかったくせに。
 バカみたいにさかって、悦に入って声あげてる。
 なんだか、ちょっとムカついた。
 だから、あたしは下着だけの姿になった。
  

16 :
「ね、俊君、あたし、今、服脱いで下着だけなのぉ」
 耳に唇を寄せて囁く。
「この下着を、あなたの口で取ってよ。そのままの格好で」
「え……?」
 興奮といきなりの提案で、何を言われたか判らなかったらしい。だから
耳に口を押しつけて、その襞をさするように、
「口で下着をとってごらんなさいよ。まずブラのホックを外すの」
 と、フロントホックのブラジャーの谷間に、俊の口を埋めさせた。見えない
中でEカップの胸に押しつけられて、それでも口が動いてホックを探っている。
 必になってる。ふふ……
 すでに口の部分のTシャツは俊の唾液で、色が変わっている。うまくいかな
い。焦れているのがわかる。
 だからなのか、俊は頬や鼻の位置で、あたしの乳房の大きさや柔らかさを
確かめ始めた。一番高い位置を何度も押してくる。
「何してるの。外さないと、終わりにしちゃうぞ」
 頭を抱きしめてやる。すると俊は再びホック外しに没頭し始めた。
 異常な鼻息。濡れた布に包まれての息苦しさと、獣のような興奮。
 そこにあるものを味わえず、バカげたゲームをさせられている。
 数分たって、とうとうホックを挟んで、外した。
「ホックは外れたからぁ……ブラをくわえたままでいてよ」
 忠実な飼い犬になった俊は、ブラの端をくわえてじっとしている。
 なんて間抜けな姿なの!
 吹き出しそうになる。下半身丸出しにして勃起させ、手を縛られ、上半身の
乳首をてらてらと光らせて、Tシャツをかぶって、ブラをくわえている少年。
 ぞくぞくする。あたしの色香に負けて、こんな無様なことをしている少年が
いることに、体の奥が熱くなる。
 恥ずかしいくらい、濡れてる……
 少し生臭い匂い。俊はそれに気が付いているかもしれない。
 とってもHな気分なのを隠せない。
 あたしは、あたしを墜とす。
「さ、今度は口で下の下着もとってぇ……」
 背中を俊に近づけて、ガチンガチンの肉の塊に、お尻を押しつけた。
 俊は、ブラを床に落とした。それから、まず汗ばんだ胸をあたしの背中に
押しつけて、うなじの匂いを嗅いだ。
 口を肩口に押しつける。
 そこから、背骨に沿って、顔を下へ下へと落としていく。
「……あ……うん……」
 ちょっと、いい。もともと背中を撫でられるのは好きだから、声が出てしまう。
 顔は、腰を過ぎてから下着のゴムの所で止まって、それをさっきの要領でくわ
えた。
 下される。お尻が外気に触れる。蒸れた匂いが高まる。
 ーーーその瞬間。
「きゃあ!」
 あたしは、背中から体当たりをされて、フローリングに倒された。

17 :
 俊はうつぶせのあたしに覆いかぶさった。その上で、上半身をくねらせている。
手を縛ったタオルを取ろうとしている。
「くっ……くっそ……取れねえ!」
「……! ……あぅ……」
 ずり下げたあたしの下着に、しっかり俊の熱いものが埋まっている。その勢い
で再び下着が上がり、俊は気づいていないようだが、その先端は、すっかり準備
されている肉芽に、ともすれば布越しに擦れる。
 焦れている俊。汗に濡れたタオルは思いのほか容易にとれない。あまりにも
進展が見られないと思ったのか、体の動きが止まった。
「はあ、はあ、はあ……あ、チンポが水野さんに……」
 その体勢に気づいた俊は、手っ取り早く欲望を満足することにしたらしい。
 一番深く埋まるような角度にすると、私めがけて腰を突いた。
「……あん……あ……」
 にゅちゅ、ちょぷ……と音がする。布地はクリトリスも周りの襞も道連れに
して、俊の動きで刺激する。
 試し試しだったその動きは、確信めいた律動に変わる。
 やだ、気持ちいい…… 
 声がでちゃう。
「あ……あん……いやあ……あぅ……やん……」
「水野さん、水野さん! ……すげえよ! ……うわ、はあ、はあ……」
 フローリングの床と汗で、徐々に滑って頭の方にずれていく。逃がさないように、
それを続けようとする少年。
 すごい、熱情。若い性。
 とうとう、壁に頭が当たり、あたしは逃げられなくなった。
「やあ……あ、あ、あ、あ! ……あん!」
 これ以上にないスピードの動き。最後の高まりに俊は声を上げた。
「うわあ! ……ああっ! ああっ!……」
 熱い。ショーツの布を何度も打つ液。あたしの秘所の表面をベトベト
にして、俊の熱い塊は、お尻の上でまだ脈動している。 
 男はバカだわ。
 所詮は射精すればいい動物だもの。
 女のパンツに出すことを選んだ若い男は、もう私の手中に入っている。
 俊、あなたは、私が遊んであげる。
 熊に蜜を与えるように、薬漬けにするように。
 ずっと忘れられなくしてあげる。

18 :

俊は興奮しきった呼吸を止められないらしい。
 ベトベトの汗と、お互いの欲の液とが綯い交ぜになった空間で、息の音は
異常な空気をさらに高めている。
 私は、上に乗って脱力した俊を払いのけて、寝そべったまま訊いた。
「少しは落ち着いたの?」
「はあ、はあ……ん、俺、なんだか……すみません! ……はあっ、はあ!」
 うつぶせで激しい息遣い。少年にはきつかったかもしれない。
「あなた、童貞なの?」
 簡単に理性を捨て去った俊を、軽く責める。
「はあ……はあ……」
 床に目をおとす。必の形相で、真っ赤な顔をさらに赤くして、
「…………………………童貞っす」
「やっぱりね」
 つまらない質問だったけど、これを自らの口で答えさせるのは、なかなか
良かった。
 でも、私も満足したいの。 自分だけ気持ち良くなるなんて許さない。
 私は、腹ばいの俊の腰に跨った。全体重で乗ると俊は声を上げた。
「うわっ、チンポが、チンポがつぶれて、痛ぇ!」
「喚くんじゃないよ! エロ野球バカがっ!!」
「……!?」
 今まで優しげな近所のお姉さんが、こんな暴言を浴びせるとは思わなかった
ようで、俊はたじろいでいる。
 −−たまんないわ。
 私は俊の背中に、乳房を乗せた。そして、耳の横に唇を寄せて優しく
甘く囁いた。
「エッチ、したいの?」
 俊は叱責に身を固くしていたが、意識を取り戻したように答えた。
「し、したい! いえ、したいです!」
「なら、約束してくれる?」
 俊に熱い息を耳に吹きかけた。
「あたしとのことは絶対内緒。あと、あたしに逆らわない。いい?」
「はい! 約束します!」
 いい返事。犬はこうでなくっちゃ。それしか取り得がないんだから。

19 :
 今日はここまで。明日に続きを投下します。

20 :
おあずけか…

21 :
 それでは、続きをうpします。

22 :
◆  ◆  ◆
 こんなの中に出されたら、一発で妊娠しそう……
 さっき出された下着の精液は、長く太い筋が幾筋も、そしてクロッチ部
に大きな円の粘りがこびりついていた。
 洗面台の水を出すと、俊の体液を洗う。だいたい洗い流すと、水をためて、
そこにブラとショーツをつけ込んだ。
 俊は、この横の風呂場でシャワーを浴びている。
「シャワーを浴びててよ。でもあなたの家の人にバレるから、シャンプー
とかソープとか使っちゃだめ」
 そう言って、風呂場に入れた。
 汗まみれの俊の服。それを全部、洗剤をセットせずに全自動の洗濯機に
入れてスイッチをオン。
 それから、洗面台の鏡の横の右の開き戸を開いた。
 その一番上にあるピルケースを振った。カラカラと2,3のアフターピル
が入っていることを確かめた。
 映っているあたしの全裸。白い肌にしっとりと汗で艶めいている。体がも
う止められなくなっている。表情には狂気にも似た艶がほの見える。
 自分で見ても、どうしようもなく美しく、オンナな姿。
 あたしは策略通り、そのまま俊がいる風呂場に入った。
「わああっ!」
 俊は、まさかシャワー中に入ってくるとは思わなかったらしい。見開いた
目が動揺を隠しきれない。とっさに股間を手で隠した。
 いい表情! さっきの獣のような息遣いと凄いギャップだよ。
「ふふ。あたしも体がベトベトなの」
 いたずらっぽく笑う。
 昼間のクリーム色のタイルの風呂場はとても明るい。俊の引き締まって
日に焼けた体も、あたしの真っ白で柔らかなラインの肢体も、しっかり鮮
やかに見える。
 洗い場は1畳に満たない。とても二人の距離が近い。
 どうすれば、俊を困らせ、いやらしくさせられるかな?
 あたしは少し考えてから、ほんのりと恥じらいを込めて尋ねた。
「……一番ベトベトしてるところ、わかる?」
「え?……」

23 :
 大人の男なら、まずいやらしい想像をして、にやけながら指をさし向けて
くるだろう。
 この少年はたじろぐだけ。けれど、小声で答える。
「女の人って……その……あそこが濡れるんですよね?」
「あそこって、どこ?」
「あの……その……股のとこの……」
「どう? その手で一つ一つ確かめてみない? ……まずは顔から……」
 あたしは俊の両手を取って、あたしの頬に触れさせた。
 隠されていたものは、すでにビクンビクンと息づいている。
 顔から、喉元、鎖骨、肩口……
 俊は、あたしの手を外し、いきなり乳房を揉んできた。
「……あ……どう? べとべとしてるの?」
「べとべとっていうか、すべすべ、です」
 指が埋まる感触を無遠慮に楽しむ少年は、口からさかんに呼吸をしている。
 指の先をその頂に突き刺して、動かしてきた。
「……あん……あっ……だめぇ」
 あたしのあおるようなわざとらしい声に、俊はきらきらした目で、やわらかさ
に夢中になっている。
「しゃぶって、みて……」
 その声に躊躇なく紅い蕾に吸いついて、唇で先端を甘噛みする。そこを舌で
左右に舐めた。
“あ、ちょっと、今のいい”
 まぐれの愛撫を受け流して、あたしは空いている俊の手をつかみ、下へ導いた。
 初めて触るであろう女の肉の部分に当てて、指の上から指で圧した。
「あっ! 水野さん、ぐちょぐちょで熱い……」
 心底驚いた顔で感想を報告する少年は、ますますあたししか考えられなくなっ
てる。上手に片手で胸を触り、片手で秘所をまさぐる器用なことは童貞にはでき
ない。ただ遮二無二自分の欲望をぶつけてくる。血走った目で、あたしという
女を凝視している。
 欲しくなってきた。でも、もう少し、あたしはあたしを焦らす。焦らされた後
のご褒美は格別なのを知ってるから。
「俊君、とても上手。それじゃ、もっといいこと教えてあげるから」

24 :
 
 あたしはバスタブの縁に腰掛けた。
 目の前には、さっき大量にほとばしったことを忘れたかのように、上に向けて
ビクつく俊の獣じみたもの。
 欲しいものを目の前に、気づかれることなく、あたしはほほ笑みかけた。
「俊君、さっきあたしが舐めてあげた時、気持ち良かったでしょ?」
 俊は、あたしを見下ろして、こくんと頷いた。子供っぽくてかわいい。
「女もおんなじで、ペロペロされると、気持ちいいの……わかるでしょ?」
 あたしは、脚を開く。ゆっくりと少し腰をよじって、俊の目を見据えながら。
 両手で開く。明るい中、少年の前で、どろどろに蕩けているところを見せつけ
た。
 我を忘れた牡は、瞬時に四つん這いの体勢になって、複雑な花びらに吸いつい
た。
「……うあっ……あはぁ……はあっ!」
 少年はところかまわず吸う。襞も、期待にしこった芽も、指先も、愛液が湧き
出る泉も。
 ちゅぼっ、じゅぶっ、じゅっじゅっじゅっ、じゅじゅじゅーっ
 すする音が、風呂場に響く。粘膜を震わして、あたしをきわどく追いつめる。
「……ああっ! ……んっ……んっ……すっごい……あっ!」
「……はぁ! はぁっ! なんか、しょっぱくて、ぬるぬるしてて……」
 テクニックなんてものはなく、ただ遮二無二がっついてくる少年のスポーツ刈
りを両手に収めた。頭全体を撫で回す。短い髪の毛が手のひらを刺激して、その
感触もクセになる。
「はあ、はあ……ね、指……入れて……えっちな液が、出てるとこ……」
 あたし、トびそうになってる。童貞に無茶苦茶にされ嬉しがってる。
 そんな自分のあられもない姿に、背筋(せすじ)がぞくぞくする。
 俊は自分で女の柔襞を開くと、無遠慮にぬるみの中に、人差指を挿し入れた。
「あ……あ……その入り口を……いじって」
 素直に円を描いて、まわりの壁をなぞってる。じんじんと快楽が広がり、思
わず歯を食いしばる。
「くっ! ……ふっ! ……あぅっ!」
 でもだめ、腰が砕けそう。あたしはバスタブに手をついて、背を反らした。 
「はあ! ……ああ! ……あん! あああん!」
「うわ、ぱくぱくして、吸いついて、ぞろぞろしてて、すげえ!」
 勝手に指を奥にくぐらせる少年。好奇心旺盛なきらきら目は、あたしの性器
で遊んでいるかのようで。
「くぅ! ……やだ! ……やだ、ずぼずぼ……あああっ!」
 おもちゃにされているあたし。さっきまで俊を手玉に取っていたあたしは、
指一本でとろとろにされていく。

25 :

「もう、いいでしょ。俊のちょうだい……」
 今、あたしは、どうしようもなく、メス。
 男を迎え入れたいメス。 
 あたしは、かろうじてバスタブから立ち上がり、火照りきった体をタイルの
壁にもたせかけた。そして、片脚を真横に持ち上げて手で支え、もう片手で女
の奥を開いた。
 俊は抱きついてきた。それから上がった脚を支えて、すばやく先端をすぼまり
に狙いをつけた。
「あ、避妊……」
 俊が思い出したようにつぶやくと、あたしは、両手で頭を引き寄せてキスを
した。面喰った少年の唇をほどき、舌を滑り込ませた。しばらくはあたしのなすが
ままだったが、動きを真似て、舌をからませ、躍らせた。
 粘膜と粘膜がからむキスをされながらのセックスほど、体がしびれるものは
ないのだけど、俊はキスに応じるのがやっとだ。
 まったく。焦れるじゃない。
 あたしは、鉄のように固い茎の部分を掴むと、先端のずる剥けの部分をだらし
なく蜜を垂らす泉にキスさせた。
「なあんにも、考えられなくしてあげる……」
 その言葉に、俊は目の色を濁らせた。若い性欲そのままに、一気に熱い分身
を埋め込んできた。
 ずるぅぅぅぅぅ……
「あああっ…………」
 あたしの中の形が変わってる。容積にモノを言わせるのでなく、堅いものが
有無を言わさず、中の肉をひずませていく。
 ずぐっ ずんっ!
「……はあっ……ああっ……奥……ぐりっと、されてる」
「ああ、あったけえ。……なんかぐにぐに動いてる……あ、きゅっと締まった」
 あけすけにあたしの中の感想をうわごとのようにつぶやく。
「……ねえ俊、あたし、気持ちいい?」
「はい、水野さんのここ、すっげえちんぽ、包んでます」
「こっから先、まんこバカになってね……」
 もう一度抱きしめて、耳元で囁いた。
「あたしも……ちんぽバカになるから……」

26 :

「ああっ! ああっ! ふぁ! ああっ! ……むうっ! んっ! むあっ!」
 体力にあかせての突き上げられる肉棒が、あたしの中を往復する。いや、
あたしの底をこじり開けようと、力をためてから飛び込んでくるような動きの
連続。
 決して滑らかな動きではないけど、あたしというオンナを求める本能。少年
の不器用な挿入に、愚かなくらいあたしは酔っていた。
 オトコの唇が欲しくてたまらない。
「ああっ! ……ね、俊キス……して……キスを……」
 俊からしてくる初めてのキスは、舌であたしの唇を舐めてきた。あたしは
それに舌で応え、口の外で舌同士がぶつかり合った。やがて、二人の口の中
で互いの唾液の海で泳いだ。
 ぱんっ! ぱんっ! ちょっ! ぷちょ! ぐちゅ! じゅぶ!
 俊があたしの体に打ち付ける音、あたしの溢れる液のはぜる音、無思考の
中で行われる淫猥な口の音。
 この風呂場に響く音は、いやらしいものしかない。
 それに、二人の体臭と、汗と、もっとも接触した部分からの匂いは、互い
の熱を嫌がおうにも高めてしまう。
「……ぷはっ! ……あっ! ……あ、あ、ああっ……ああっ!」
「すっげえ、奥に吸いこんでる!」 
 口づけも苦しい。本当にんでしまいそうなほど、あたしは追いつめられ
てきた。それほどに力ずくで犯されている。あまりに強い腰の突きに、床に
ついていた足が時たま浮くほどに。
 立って、られない。
「はあっ……ね、ねえ俊……仰向けになって。あたしが上になる」

27 :
 今日はここまで。明日がラストです。

28 :
なんという生し
ちんぽ握りながら待ってる

29 :
すごいエロいとしか言いようがない。
てか俊と一緒に遊ばれる俺たちマジ牡犬

30 :
 続き、投下します。

31 :
 一瞬何を言われたのかわからない感じの俊は、少し名残惜しそうに、あた
しの中から引き抜いた。そして、様々なものに濡れた床に膝を立てて寝そべ
った。それでもう床はいっぱいいっぱい。
 汗だくの俊。もし布団でシてたら、シーツどころか中綿まで汗で沁み渡って
たろうから、風呂場でのセックスは正解だった。
 好き放題あたしを蹂躙した赤黒いものは、白いクリームをべっとりつけた
まま、お腹の上に張り付いて脈を打っている。
 その上にまたがった。カチカチの肉を後ろ手で持ち上げて、あたしが欲し
いところにあてがってから、そのまま腰を落とした。
 ああ、一気に埋まっていく!
「ああああん! ……はあ ……はあ ……俊の、ガチガチ……」
「……水野さん、俺のこと、『俊』って呼んでる」
 あ、ほんとだ。もう、こんなに体を重ねていて、互いの性器でよがって
いるんだから、もう、『俊君」なんて呼べない。
「水野さんって、名前なんていうんでしたっけ?」
 充血してふくらんだ乳りんを弄り、すっかりしこった乳首の先端をつまむ
俊。
「あんっ ……あたし、香織(かおり)……」
 可笑しい。今頃名前を教えてる。あたしも、それほど余裕がなかったんだ。
「名前可愛いいのに、こんなにやらしいなんて」
「あら、可愛いのは名前だけ?」
「いえ、香織さんは、セクシーで、綺麗でかわいいです」
 悪い気はしない。ーー正直、嬉しさと満足感。例えピロートークだとしても。
「あたし、動くから……」
 膝を立て、ペニスの長さに合わせての上下動。入る時も抜くときも目が眩む
快淫感。
「ああっ! んはあっ! はっ! ……んあっ! んっ」
「ちんぽ締める襞が、はみ出してる!」
 結合部分が丸見えで、その淫猥な光景に喜びを隠しきれない俊。
「香織さん、ぬるぬるで気持ちいい!」
 男のくせに、目をつむってのけぞって。童貞が生で女の淫らな肉に呑まれて
恥ずかしい言葉を口走っている。
あたしは、自分の片手でクリトリスを撫でつけた。一段と強く俊を締め上げ
たはず。
「……あたしの……おまんこ……あんっ うんっ ……好き?」
「ああっ! ああっ! 締まる! 香織さんの、好きだぁ!」
 胸が鷲掴まれてる。指の跡で紅く細く染まってる。
 あたしは、俊の唇を襲う。そのまま、唾液は舌を伝って流れこんでいく。
 野球少年の締まった肉体を抱きしめながら、腰だけを激しく上下に振り続け
た。抜くときに締めつけて、ちょうど陰茎をしごくように。
「ああっ! 香織さん気持ち良すぎ! 中のひだひだ……ああっ!」 
 しばらくすると、胸を触っていた俊の手は、爪が立たないのに床のタイルを
かいていた。
 切なそうな顔と呼吸。俊は、それほどもう切羽詰まっていた。
「うわっ! 出るっ出るっ! 香織さん!」
 突然、あたしの体を持ち上げるほど、反射的に体をのけ反らせた。
「いいよっ! 出していいよっ! 中でいいからっ!」
「うわっ!」
「あああんっ!」
 お腹の中の温かさ。胎内の奥の奥にはまって、律動する堅い茎がすごい強さ
で体液を吹き出していた。

32 :

「ふふっ すっごい出てたね……」
 あたしは、上気して目がうつろの少年に微笑んで、ついでに米粒のような乳
首を指の腹でこねた。
 まだ、あたしの内臓の中で精液と愛液で溺れながら息づくモノ。
 今日、この短時間で2回も爆発していながら、それでも萎えないモノ。
「ね、あたし、そんなに良かった?」
 さすがに汗が吹き出て、頬に張り付いた髪を取りながら、聞いてみる。
 唾を飲み込み、息を整えながら、俊はやっと口を開いた。
「中の襞が、ちんぽをくるんでて、ぎゅんぎゅん絞るから……」
「ふふふ……まんこバカになれた?」
「俺、香織さんのまんこのためなら、なんでもやる」
 ああ、罪作りなことしちゃったかな?
 童貞に生で入れさせて、エロエロに締めつけて中出しさせちゃうなんて。
 しかも、ただでさえ、いやらしいことでいっぱいの学生の頭をまんこバカ
にしちゃった。
 でも、いいや。目的はセックス一択だったんだから。
「まだ、堅いよ。……今度は、あたしをイかせて」
「できるかな? それに、疲れてきて……」
「大丈夫よ。運動部で体力はあるんでしょ?」
 あたしは、俊の耳に口づけながら囁いた。
「あたしの、弱いところ、教えちゃうから……」

33 :

 あたしは立ち上がると、寝そべったままの俊にお尻を向けた。そこから片
方の膝だけ床につけて、ぐちょぐちょで節くれたものを手で欲深い蜜壺に
誘(いざな)った。
「ああああんっ!」
 表裏が違うだけで、感触がだいぶ違う。これはこれでいいのだけど。
 でも、もっと、自分を墜していく。
「俊、あたしの背中……両手で支えてて」
 俊が肩甲骨のあたりに両手が当てられるのを確かめてから、つながったまま
俊の方に徐々に体を預けた。お尻、腰、背中……。ついには、俊の顔の隣に、
あたしの頭が来た。俊の体の上に、裏返しで乗っかった格好。
「ね、はずれないように、ゆっくりでいいから、腰を動かして……」
 慎重に動き始める。ゆらゆらとした前後動で、じれったさも感じる緩さ。
 あたしは、その動きに合わせて、腰をずらし、少し深く入ったときに、
「ああっ! そこっ! そこが、いいとこなのぉ!」
 強くされていないのに、わずかなストロークで、もう腰が砕けそうになる。
「わかる?! ……その、先っちょの、擦れてるとこ……ああん!」
「ここで揺するといいんだ、香織さんは?」
「そう! ああん! そう……なのぉ! …………ああ?!」
 あたしのスイートスポットがわかって、暴発の危険も減って、少年らしか
らぬ余裕が生まれた。あたしの指示を待たずに、早い振幅を見舞ってきた。
「あ! あ! あ! ……くぅ、ぐっ! ……あはぁ! ああっ!」
 両手が下から伸びてきて、前後にぶるんぶるん揺れている乳房を捕まえた。
好き放題に揉みしだき、指を埋め込んでいる。
「ああっ! だ、だめぇ! すご……すごい……ああああん!」
 ぐぼっ! ぼちゅ! ぶぼっ! ぶぷっ!
 どうしようもなく恥ずかしい音がしてる。空気が入って震える襞。
「やっ! ちょっと、止めてよぉ! 恥ずかしいから!」
俊はそれを無視して、手をお腹、下腹部に滑らせ、さかんに往復している
部分の上の固い芽を、指でつぶした。さっき、あたしがやったことを真似し
たらしい。
「やああああっ! ああっ! あうっ! ……くうううんっ!」
 体をよじらさずにいられない。快感に耐えるために指を咥えずにいられな
い。たまらず、胸にある俊の手首を無意味に掴んでいた。
 意識に、もやがかかっていく。男から送りこまれる熱を伴った情欲から、
容赦ない痺れが、体中に広がる。
 追い打ちをかけるように、男は腰の動きを痙攣のような細かい動きに変え
た。数倍の頻度でピンポイントを責められて、あたしは一気に、簡単に、
昇りつめた。
「ふっ! うっ! うううっ! ……キちゃう! ひゃあっ! あっ……」
 伸びてしまう脚。弾みでタイルの壁を蹴っていた。
「くっ! ………………ふぅっ! ………………はぁ! はぁ! はぁ!」
 ああ、これ! これがほしかったの!
 なんにも、かんがえられないで、ふわふわと、ただよって。
 ーー頭が軽く痛むくらいの絶頂。体、いうことが利かない。

34 :
 
「香織、すごい、きゅって、締まってた! イったんでしょ? セックス
っておもしれー!」
 嬉々として俊は耳元で聞いてくる。追いつめたと勘付いてなお、胸を触り
結合部をまさぐっている。
「はぁ……はぁ……はぁ…………俊! ちょっと、触んないで!」
 果てた後の強すぎる愛撫にイライラした。それと心地よさに浸りたい気分
を台無しにするような無邪気すぎる言葉。
 経験のない少年に、見事なくらいに追いつめられた口惜しさもあった。
 俊は、あたしの機嫌を損ねたと気づき、それ以上のいたずらをやめ、何も
言わなくなった。
 息が整って、少しずつ体が元に戻ってくると、あたしは、俊の肉棒を触っ
た。信じられないくらいに固く、あたしの胎内をまだ侵略したがってる。
 あたしは俊の唇をせがんだ。濡れた粘膜を吸うだけで、甘い電気を受ける。
「あのね、女ってイった後は、何されるのもダメなの。体が動かせないし、
何にも考えられないの。触られるのもつらいの」
 教え諭すあたしの声を熱心に聴いている少年。さっき女を滅茶苦茶に追い
つめておきながら、子犬のようにしゅんとしてる。
 かわいい。バカなだけに、キュンとして。
 ムラムラとする。
 だから、今度は男根を抜いてまで向い合せになり、深くねっとりとした舌
の絡み合い。唇のすれ合い。直接的なお互いの味わい。
 キスも性交の一つなんだと、あらためて思い知らされる。
 あっ!
 さっき中に出されたものが、お尻を伝って流れ落ちているのがわかる。そ
の緩慢な滑りに、また、あたしの女が目覚め、熱くなる。
「俊……あたし、またシたくなっちゃった……」
 お湯もないのにムンとしている風呂場の中で、もう衝動は抑えられない。

35 :

「……んっ! ああああああんっ!」
 右を下にして寝そべったあたしの左の太ももに抱きつくようにして、俊は
こなれたあたしの中を進んだ。 
「簡単に入ってく……」
 相変わらず最初の一挿しを興味深げに見つめてる。惜しむかのように徐々
に埋めていく。あたしも気持ちいいけれど、俊も視覚で楽しんでいる。
「ふぅぅぅ…………あんっ!」
 一番奥で止まって、それで甘美な衝撃を受ける。素直なお腹と腰が、卑猥
にひくつく。
「……そのまま、左右に、腰……揺らして」
 ゆさゆさと動き始めると、埋め込んだやわらかい先と、行き止まりが、ぬめ
りの中、キスを始めた。
「ああああっ! ……いぃっ! …………い、い、ひぅ!」
 あられもない声が漏れてしまう。ぎゅっと目を閉じてしまい、涙がにじみ
出てしまう。
「……わかった?! はぁ!……一番奥! ……奥を!」
 自ら進んで弱点をさらして、息を絶え絶えになっている。バカになっちゃ
ってる。狂っちゃてる。
 当然、俊はあたしを責めにかかる。固く、熱く、届くもので襲いかかる。 
突いて、擦って、回して、圧して……
「ふぁん! ああん! ふぁめっ! ふぁめ! あっ! あっ! あっ!」
 『ダメ』が言えない。ろれつが回ってない。また、力が抜けちゃう。
 頭にタイルの壁が当たってる。逃げられない中、あたしは言いように少年
に生で犯されちゃってる。
「うわ、香織、また締まってきた!」
 目を薄く開けると、俊の顔も切なそうに、眉にしわが寄っている。
 そして、これまでにない、肉棒の頑強さ。
「あっ! あっ! あああああっ! ……………かはっ! ……はっ!」
 た易く、別の世界にトんだ。
 俊は、あたしの乱れた姿を見て、息の整うのを見計らうと、すぐさまピストン
にいそしむ。まるで、そんな機械のように。
「やああん! ちんぽバカ……になるぅ! う、う、う……」
 −−そうやって何度、快楽の淵に追いやられたか判らない。
 目尻から涙、口の端からよだれが止まらない。おびただしい濁った蜜は、お互
いの陰毛の奥に沁み渡っている。
 突かれている内臓の響きで、いつまでも高まっている。
 すっかり俊のものの形にされてる。
「香織、出る、うわっ、出るよ……」
「はぁっ はぁっ はぁっ!」
 何を言われてるのかわからない。どうされているのか、どうでもいい。
 あたしを無茶苦茶にしてぇ!
「…………うわあああっ! ……あああっ!」
「ああっ! …………はぁっ! ……はぁっ!」
 俊は震えると、若い精をあたしの胎内に注ぎ込んだ。
 そのまま、あたしに突っ伏すと、キスを求めてきたので、物憂げに応じた。
 飽きるほど舌を吸ったころに、とうとう陰茎は力を無くしてあたしの中から
こぼれおちた。
 二人して、膝を痙攣させている。あたしの中から、今の二人のように溶けあった
粘液が漏れている。
「……ああ」
 思わずため息が漏れた。
 タイルの冷たさが気持ちいい。
 気だるくて、起き上がれないのも気持ちいい。
 今のあたしは、もう、何にも必要なものがなかった。

36 :
◆  ◆  ◆
 俊と抱き合ってから4日後。
「じゃ、忘れ物は無いよな」
「うん!」 
 あたしは主人が運転するハイブリッドのセダンの助手席に乗り込んだ。
 夫婦二人の荷物を乗せたトラックが後からついてくる。
 もう6度目の転勤。慣れてしまったが、やはり多いと思う。
「あーあ、今度はどこだっけ?」
「○○市だよ。工場の移転があってさ……」
 体が大きくて、熊みたいな主人は、人望が厚い。つい頼まれて仕事を引き受け
ちゃう。……そんなところと、抱きしめがいのある体が好き。
 それで、鈍感で、あんまり拘束しなくて、あたしに全く疑いを持たないのは、
好きだし、嫌い。
「あの辺は、前に××町にいたんだっけ?」
「40kmは離れてたけど、しばらくいたな」
 ××町は、たしか……悟(さとる)だったね。
 前のところは、和孝(かずたか)、その前は克司(かつし)と奏太(そうた)
……千尋(ちひろ)はどこの子だったっけ。
 夫の転勤地で、夏の長期出張の度にあたしは男の子と体を重ねた。すでに経
験済み子もいたけど、たいていは童貞をいただいてきた。
 童貞、いいね。
 強烈な快感に目をトロンとさせちゃったり、体中が跳ねちゃったりして、い
たずらし甲斐がある。
 でも、水鉄砲のように射精したり、出してもなかなか萎えない若さが魅力。
カチンカチンに興奮するのもかわいい。回数で勝負して、一生懸命にあたしを
気持ち良くしてくれる健気さにゾクゾクする。
 でも、ズブズブな関係になる前に、あたしからさよならする。いつも夏の
転勤間際にさっといなくなる。
 男の子たちも夏のいい思い出の一コマになっていると思うけど、あたしの影
響は大きいのかな。童貞を捨てた女の子を結構覚えている男子が多いとも聞く
けど。あたしみたいな女が、普通と思っちゃったかな。
 あたしなんか、処女を捧げた人の顔も名前も思い出せない。
 しかも、あたしは男の子たちに本名を言っていない。万が一居場所を突き止
められないように、そこまで気を使ってる。
 あたしの本名は水野美沙緒(みさお)。貞操なんて守っていない。完全な名
前負け。

37 :

 信号待ち。そこであたしはぎょっとする。
 自転車を押して歩く俊。その横に白い半そでのシャツに、茶色のロングスカ
ート、ピンクの花のヘアピンをつけたかわいらしい女の子が屈託なく笑ってい
る。
 あら、彼女いるんじゃない。
 あの後の帰り際、『香織さん、またヤらせてくれない?』なんて言ってた癖
に。 
 そういうあたしも転勤を知りながら、『来週のこの日にね。絶対秘密、連絡
もダメ。来るのもね』なんて約束したけど。
 俊も、見ているあたしに気づいた。それから、黒い顔を赤黒くして、あから
さまにうつむいてしまった。
 本当にバカ。さすがにバレるでしょうが。
「あー、あの子、野球の地区予選でエラーした子だよね」
 あたしは、何もなかったかのようにペットボトルの水を飲んだ。俊の横を車
は通り過ぎた。 
 
 夏の狂おしい熱風は、秋の涼しい風に、遠くまで押しやられてしまう。
 主人がしっかりつなぎとめてくれなかったら、あたしは、また、夏の暑さに
堕ちていく。どこかの少年を道連れにして。
 
 
                           完 
 

38 :
 お粗末さまでした。
 読んでいただき、本当にありがとうございます。
 では、またどこかで。
(なお、トリップは次作以降複雑なものに変えます)

39 :
すごく濃いエロをごちそうさまでした。
でもなんか切ない。なんでだ。

40 :
超乙
姉ショタ(?)いいよね

41 :
次の引っ越し先をkwsk

42 :
過疎すなぁ

43 :
うふ〜ん

44 :
痴女い女子校生の日常ってどんな感じ?

45 :
>>44
ミニスカ、ノーパンで登校

46 :
通勤電車で痴女プレーは基本。

47 :
デート中は普通に見えたのに、ホテルに入ってから…

48 :
女の子に囲まれました

49 :
このスレ以外でここの内容に沿った淫乱娘のSS見つけようぜ!

50 :
んほぉぉぉおおおしゅぅぅぅうううううう!

51 :
東ハトか…

52 :
一応保守っておくよ

53 :
深刻な作者不足

54 :
ところでこのスレはレズプレイはありですかね?

55 :
もちろんですとも

56 :
ほっしゅ

57 :
ほっほっ

58 :
保守

59 :
うふ〜ん

60 :
保守
最後の投下から半年も経つのか

61 :
ホワイトデー痴女「うわー感激。これってあそこのロールケーキでしょ。おいしいんだぁ〜
         こんなにいいのもらってうれしい。…ああ、美味しかった。
         食後のデザートにあなたの濃いめのたんぱく質を私のここにちょうだい♥」
お彼岸痴女「お若いのに丁寧にご先祖様のお参りお疲れ様でした。
      粗末な庵ですが、私どもの草庵でごゆるりとお休みくださいませ。
      どうぞおもたれになって、お着物の前をゆるめてお休み下さい。あら。
      お参りでお疲れになったのか、これはこれはご立派になって。
      この八百比丘尼めが、長年鍛えたお宝で、おもてなしさしあげましょう。
      裾をまくりあげて、よっこらしょ。ほら、ぬくうございましょう。」

62 :
火の鳥異形編を読んだばっかりでこのスレ開いたらビビった

63 :
うふ〜ん

64 :
東京国際痴女フェア
幕張痴女コンテンツエキスポ

65 :
東京ヘンタイガールズコレクション

66 :
C(chijo)I(inran)Z(zetsurin)48手

67 :
久々に投下します。
属性:女子高生、処女、ピル、人妻
ピルについては、かなりフィクション混ぜています。
pixivにも載せました。

68 :
 放課後の女子校の校舎には、まだ思春期の学生特有の甘く温かな空気が残って
いた。
 数学の準備室では、中年の教師がタバコをくゆらせていた。
 彼はある人を待っていた。この5分後が約束の時間。
 ほどなくノックの音。
「あの、中野です」
「ああ、入れ」
 辺りを見て、素早く部屋に滑り込んだ茶系のセーラー服の少女は、ドアの鍵を
かけた。
 振り返った瞬間、背中にかかった黒髪がふわりと舞った。
 その顔の丹精さと愛らしい大きな二重の瞳、白くきめ細かい肌に校内の誰もが
目を奪われた。嫉妬を覚えることも忘れ、つい目で追ってくる同性のクラスメー
トに朗らかに接し、誰にも分け隔てなく笑顔を向ける少女。
 その美貌はこの数ヶ月で目を見張るほど磨きがかかった。以前はスレンダーな
細長い腕や脚が目立ったが、明らかに女らしいラインが目立つようになり、下着
のサイズも変わってきた。
 その裏に、友人は恋人の存在を疑うが、彼女はそれを否定した。
「彼氏? やだ、そんなの、いないって!」
 それは、事実だった。彼は恋人などという甘ったるいものではなかった。

69 :
「見られなかったろうな?」
「はい、確かめました」
「約束より早く来るとはな。……お前、そんなに欲しいのか?」
「そ……そんなんじゃ、ありませんっ!」
「んー、違うのか、そうかそうか」
 教諭は少女に近づくと、スカートの中に手を差し入れた。指は的確に少女の股
間を包む下着を狙った。
「あっ! いやっ!」
「欲しいんだろ、なんだ、このヌルつきは?」
 かあっと赤くなってうつむく顔に嗜虐心がそそられる。だから、半笑いを浮か
べて教師は下着の上から指を激しく震わせた。
「あっ! あああっ……」
 その腕を思わず掴んで止める。突然の激しい刺激に、脚の力が抜けた。教師は
少女を抱きとめて、湿り気を帯びた声で耳に囁いた。
「早く脱げよ、シたいんだろ?」
 少女は従順に、リボンを解いて胸のボタンを外し、皺にならないようにそっと
椅子にかけた。
 ミルクをなめらかに拡げたような肌が現れ、中央にレースをあしらった大人っ
ぽい白の下着に包まれた発育の良い乳房に目が行く。
 スカートに手がかかり、床につけないように脚を抜いた。上とそろえた白の下
着は、前後にレースが施され、その隙間から素肌が透けていた。ウエストの見事
なくびれと、その真ん中の可愛いへそ、すんなり伸びる脚の先の足首までの白い
ソックス。
 少し内股に恥ずかしそうにしている美少女の、これ以上無い裸体を、しゃぶり
つくすように上から下まで何度も見てから、
「じゃ、その机の上に寝そべるんだ」
 スチール製の透明なカバーが敷いてあり、教師が担当する授業の日課表が差し
込まれただけで書類も本も置いていない机。そこに少女は体を横たえた。
 その上から、少女の肩口を机に押さえつけ、少女の顔を見やる教師。少女もそ
の視線から逃れずにじっと見つめた。

70 :
 教師は艶やかな少女のピンクの唇に吸い付いた。やがて舌が押し込まれ、歯ぐ
きをなぞった。少女は強いタバコの匂いを不快に思いながら、やがて口内で舌同
士で触れ合った。
 唾液が少女の頬の横を落ちる。
 教師は下着の上から乳房をやわやわと愉しむ。その頂点をつぶしたり上下に揺
らしたり、下着と肌の間に指をつっこみ乳房に埋めてみたりした。やがて、背中
のホックを外すと布地は頼りなくなり、そのまま少女の首のあたりに押し上げた。
 人は美しいものを見たときに、行動が止まる。教師も、その乳首の薄い色や、
昂奮にしこって天を向く様、盛り上がりながらも流れないでいる乳房の張りや、
肌が白過ぎてうっすら浮き出た静脈に、右の乳房の谷間側にある小さなほくろに、
いつも目を奪われる。
「いや……見すぎ、です」
 そうやって目で味わってから、汗っぽい手がその感触を欲しがる。しっとりし
た表面を手のひらでたどり、やがて乳首を指で回し、左右に倒した。
「や……ん、あ……」
 身じろぎする彼女の声が恥じらいを含んで甘い。励まされたようで、もっとし
たくなる。
 本能的に左の乳房を頬張った。
「あ! ……んんっ、ああっ」
 すぐに強く吸い付いて、陰圧の中でさらにしこる乳首に舌でねぶり上げた。同
時に右の乳房に指を埋めて、その乳首も指でこねた。
「ふあっ! ああっ! ……いやぁ、いやぁ!」
 そうしながら教師は盛り上がったズボンを少女の膝に押し付けていた。ねちっ
こい愛撫に翻弄されて思わぬ動きをする脚で、彼もまた快感を味わっていた。 
 手が下りていく。白の下着は明らかな淫らな沁みを拡げてしまっている。その
真ん中に指を置いて、一段と固くなった芽を捕らえて揺らした。
「ああんっ! それ、それ、だめぇ……」
 教師にしがみついて動きを封じようとする。だが、それは役に立つことは無く、
教師の思惑のまま、下着の上から弄ばれた。
「いやあ、あん……あっ! ほんとに、それ、だめですぅ!」
「いやらしい顔しやがって。もうすっかりオンナの顔だ」
 上気した目元と頬。潤んだ瞳からは、涙がこぼれて髪の中に消えていく。
 教師は体を起こした。ズボンのベルトを緩めて下着ごと脱ぐために。そして野
太く黒光りした陰茎を少女の白い下着に差し向けた。
「ピルは飲んでいるよな。ヘマして妊娠なんかすんなよ」
「……飲んでます。心配ないです」

71 :
 少女だって、こんな下種な言葉を吐き、下劣な行為に及ぶ男の子供を宿すよう
なことは絶対に避けたかった。
 半年前にこの部屋で強引に処女を奪われ、脅迫めいたことを言われて続いてい
る関係。
 避妊具を使わないで行為に及ぶ彼への防衛策として、ピルを使うようになった。 
 ただ、少女は今、別の目的で避妊薬を飲んでいた。
 少女はもともと生理が不順気味で、にきびやひどい腹痛などに悩まされ続けて
きた。ところが、薬と相性が良かったようでホルモンのバランスが改善し、少女
の肌や体調が整った。
 加えて、性的な刺激が体形へ影響していた。ウエストはそのままにバストとヒ
ップが発育して、人々を魅了するようになった。
 いつしか少女もセックスの魅力に取り付かれていた。男性を生で味わいたい、
そのまま精を子宮で受けたいという自らの欲求のため、毎日薬を摂り、こうして
脚を開くようになっていった。
 白い下着のクロッチ部分をずらすだけで、繋がることができる。   
 幾度とおこなった行為でも、少女の肉襞は少し色づいた程度で、厚ぼったくな
ることはなかった。
 ただ、奥から湧き出た蜜が下着との間に糸を引くほど湧き出るようになり、そ
れが少女の欲情の深さを示していた。
「自分で開けよ」
 教師が命令すると、少女は裂け目を自分の指で開いた。その中の肉の色の鮮や
かさと、恥ずかしそうに自分で性器を見せ付ける様に、教師の昂奮も最高潮に達
した。
 そのすぼまりに、太く開いた傘を擦り付けて粘液をまぶす。
「ふっ……あふ……あう……」
 先端全部にぬるつきをコーティングさせると、本能的に開閉して男根を誘う泉
の入り口に、どす黒い肉茎を呑み込ませていった。
「うっ……はあああああ!」
 押し入ってくるものから与えられる稲妻のような快感。すっかり虜になってい
るその感覚に抑えられない吐息と声。

72 :
 教師は中ほどまでで、その侵略を止めて少女の反応を味わった。
「ああ、お前の胎内(なか)は最高だ。包み込んでぐねぐね動きやがる……」
 少女が意識しないのに男を奥へ奥へと誘(いざな)っていく淫らな蠕動に、毎
回教師は酔った。その位置で淫壺をこじるように腰を左右に振った。
「はああっ! ……いや、もっと……もっと……」
 欲情が煽られる動きに、少女はつい我を忘れて求めてしまう。
「ちんぽを……おちんぽを、奥に叩きつけて! 私をずんずんしてぇ!」
 一層湧き出る潤滑液。教師は容赦なく最奥まで少女を貫いた。
「あはあっ! これぇ! ああああっ! おちんぽ! きてるぅ!」
「お前は絶対俺のものだからな! この体、たまんねえ!」
 少女は快楽に喘ぎながら、ふっと笑う。
“あなたは、オトコの中の一人よ”
 腕を教師の背中に回し、脚を腰にからめて、心の中でつぶやく。
“ちっちゃな翔真(しょうま)くんも、大学生の直哉(なおや)も、サラリーマ
ンの弘(ひろむ)さんも、定年を迎えた昭三郎(しょうざぶろう)さんも、私を
気持ち良くしてくれる”
 気が遠くなるような肉棒の抜き差しの激しさに、声を抑えられない。
“気持ちよくなるほど、私、綺麗になっていく”
 性急になってきた動きに、胎内を焼くようなペニスの熱さに男の限界が近いこ
とが分かった。自分の意識が遠のいていくのと、どちらが早いか分からなかった。
「ふうっ! 出るぞ! もっ、もう駄目だ!」
「ああっ! ああっ! だひてっ! ん……わたひ……いくぅ! いくぅ!」
「ああ……あああっ! 出すぞ! 出すぞ! ……孕め! 真由子(まゆこ)!」
「くううううぅ! …………うっ! ………………あっ! …………んはあ!」
“ああ、もう、ちんぽたまんない! あたし、ばかになっちゃう!”
 注ぎこまれている感覚が、例えようの無い幸福感にすりかわっていく。
 強烈な快楽に思わず肢体を反らせながら、少女は長い睫毛の瞳をうっとりと閉
じた。

73 :
 今日はここまでです。
 あと、3日くらい? アップします。

74 :
続きうpします。

75 :
 ◇   ◇   ◇

 ○○女子高の新聞部の企画会議。特集記事の担当を決める時に上村紗雪(うえ
むらさゆき)は、そっと手を上げた。それから、小さく少し震える声で、
「あたし、考えている企画があります。近所の読者モデルで有名な方がいるので、
インタビューを取ってきます」
 全員が目を見張った。
 2年生の紗雪は部の中では一番おとなしく、どちらかといえば写真撮影とかレ
イアウトとか地味な仕事を好み、人と接しての取材は苦手だった。物怖じしない
下級生が取材する横で録音することもあり、取材ができない子として扱われてい
たのだ。
 その紗雪が取材する。それも相手は読者モデル……意外なことだらけで、本当
のところ、皆とまどった。
 顧問の竹原(たけはら)は、嬉しそうな顔で、沈黙を破った。
「いいぞ、上村。ターゲットもずいぶんレベルが高いな」
 その言葉に紗雪の顔は、ぼっと火がついたように紅く染まった。
 それから銀縁の眼鏡の奥の目を伏せて、
「雑誌だと気さくないい人そうで、綺麗な人だし、綺麗でいる秘訣とか、女の子
の関心が高いことを訊いて来ます!」
「アポ取れてる? その読者モデルって誰なの?」
 部員から質問が出る。
「アポは、まだ、です。でも、取ります。アポを取るのは――」
 紗雪は少し息を吸って、
「――中野真由子さんです。必ず、やります!」
 中野真由子は、ここ数年その美貌と洗練されたライフスタイルがさまざまな雑
誌に何度も取り上げられている。歳の離れた夫との間に一人男の子がいること、
化粧品やスキンケア用品などは化学物質を含まないものを厳選していること、掲
載雑誌が女性誌だけでなく、ハイティーン向け、マイナーな業界誌など多岐に渡
ることまでは研究済みだった。
 ただ、女子校の新聞部の取材に応じてくれるかは、やってみないとわからなか
った。だから、その名前を出したとき、アンテナが高い部員は、おっ、というよ
うな顔をしてから、すぐにやや不審な顔で紗雪を見やった。
 それでも竹原はうなずいた。
「やってごらん。どうしてもアポ取れないなら、俺も手伝う。みんなも取れない
アポあったら、俺に相談してくれ。――じゃ会議続けて」 
 紗雪は竹原に熱い視線を送った。
 その想いを伝えたいけれど、伝えてはいけないし、悟られたくないけれど、気
づいて欲しい。
 地味な自分はどうしても竹原の関心を向けられない。無防備に元気にしなだれ
かかれる他の生徒のようなことができないでいる。
 だから紗雪は決心していた。これを成功させて優しい言葉をかけてもらいたい。
褒められたい。
 おとなしい自分が、自分に振り向いて欲しい、という気持ちから、行動に移せ
たのが嬉しくて、つい顔がほころぶのを紗雪はうつむくことで隠していた。

76 :
◇  ◇  ◇
 
 読者モデルにインタビュー。
 中野という表札の豪奢な白い邸宅の前で、クリーム色のブレザーと青いスカー
トの制服の紗雪は立ち尽くした。
 こんなに上手くいくとは思わなかった。
 練りに練った取材内容、雑誌社を通じてのアポ取りと、初めてのことの連続だ
ったが、周りの協力を取り付けながら、実現できたことが信じられなかった。
 アポはあっさりと通った。けれど、まず取材するのは紗雪ひとりだけ、また紗
雪の顔のアップの写真、胸から上の写真と全身写真を送れという条件が変だなと
思いながら、そのとおりに制服姿の画像をメールで送信した。  
 恐る恐るチャイムを鳴らすと快活な声がした。外壁の戸の鍵が開く音がして、
上村さんね、入って入って、と促された。そこを入って敷石をたどって行くと、
大きな1枚板の玄関の扉があり、紗雪がそこにたどり着く寸前に開いた。
「いらっしゃい。道、迷わずに分かったかしら」
 その人からは、華という光が発せられていた。
 しっかりとメイクした顔の小さいこと。自信からあふれる笑顔はやわらかく、
誰もが惹きこまれてしまうのは当然のことだった。
 黒髪をしっかりまとめあげ、それを木製の品の良い髪留めいた。
 淡いブラウンのノースリーブワンピース。そこから伸びる、白く太くも細くも
無い腕。ウエストを同じ生地の帯でゆるく締めて体形が分かりづらいが、それで
も細身であることは分かる。スカートは膝上5センチほどで、形のいい脚にも目
が言ってしまう。
 こういう人間っているんだ、と紗雪は呆然とした。自分や周りの女性とはまる
で違う姿と雰囲気に、完全に圧倒されて声も出なかった。
「……あ! し、失礼しました! あたし、○○女子校の上村紗雪と言います。
このたびは――」
「入って。今日は本当に楽しみだったの、あなたに会えるのが」
 こんな言葉をにこやかに言われて、紗雪は完全に舞い上がった。なんだか涙が
出そうになった。
 心を躍らせながら、大きな玄関で慌てて靴を脱ぐ紗雪。
 その姿を真由子が舐めるように見つめていることに、紗雪は気づいていなかっ
た。
 それこそ、三つ編みで一つにした長い黒髪の先から、脱いだ靴を揃える指先、
黒いソックスのつま先まで、真由子の脳に連写写真を保存するかのように焼き付
けられていることなど、想像すらしていなかった。

77 :
「――若さを保つ秘訣? ……それ、難しい質問ね」
 何個かの質問を終え、予想以上のコメントをもらって、少し緊張が解けた時。
 真由子は、紅茶のカップを膝の上のサーバーに優美に置いた。苦笑いもたっぷ
り余裕を含んだものだ。
 白い壁と茶系の家具で統一されたリビングで、二人は白いソファに腰掛けて差
し向かいで話していた。脚を組んでゆったりと座る真由子は、細い眉を少し寄せ
て悩ましげな表情をしても、惚れ惚れしてしまうほど様になっていた。
「若さって、とても相対的なものよね。あなたが若いと思う人は私には老いてい
る人かもしれない。私がその秘訣を伝えても、他の人に役に立たないものかもし
れない。いえ――」
 笑顔の中で瞳が一気に翳りを帯びた。
「あなたの人生を劇的に変えてしまうものかもしれないわ」
 紗雪は硬直した。無難な質問だったはずなのに、こんな雰囲気になってしまう
なんて。選びに選んだものだったし、実はある雑誌の記事を読んだ上で、そのと
きの答えを期待していたものだった。
「あ、あの、中野さんを素敵にしているもの、女の子はみんな知りたがってると
思うんですよね。中野さんにしか効かないかもしれないものでも、ぜひ伺いたい
のですが?」
「そんなに知りたい?」
 悪戯っぽい口ぶりに紗雪は少し安心して、ええ、是非、と重ねて言った。
「月並みすぎて悪いけれど、偏りの無い食事、適度な運動、紫外線を避けること――」
 矢継ぎ早に出てくる言葉。紗雪はそれをメモしようとするが、あまりに多いの
で途中であきらめた。その記録は机の上のICレコーダーで取ってある。
「――それに、社会性も必要ね。自分がこの社会に必要とされているということ。
また、自分から必要とすることも体が活性化するわ」
「社会性。わかります」
 自分が竹原先生に認められたいということと同じかもしれない、と共感のうち
に復唱した。
「この世には男と女しかいないのだから、その関わりを持つ方法を知ることね。
――ね、紅茶冷めちゃうわ? 飲んで飲んで。あなたのためにちょっといいのを
淹れたの」
 紗雪は慌ててカップに口をつける。緊張で乾いた喉に、適度な温度の芳しい紅
茶が、するするとカップ半分の量、簡単に流れていった。
「今、関わりの方法という話が出ましたが、それはどんなものですか」
「それこそ、私を磨き上げ、生きていく糧になるものよ」
 輝く白い膝を組み替えて、真由子は少女を見つめた。
 気さくに話を聞かせてくれていた女性が、急に雰囲気を変えた。 
「それはね……セックス。セックスよ」
 彼女は、しっかり、ゆっくりと2度も女子高生に答えた。
 紗雪は当惑した。冗談なのか、本気なのかわからなくて、自分の聞き間違いの
ような気もした。
「ええと……え? あの……」
「セックスを愉しんでしまうのよ。男に愛されて、愛して女性ホルモンを出すの」
 正面のソファに座る紗雪に諭し始めた。
「いい女でいるということは、フェロモンが出ている証拠。私の場合、ちょっと
顔が良かったから男が寄ってきたけど――」
 こういう美人が言ってのける自賛に、紗雪は気圧(けお)されながら、認めざ
るを得なかった。
「たくさんの男とセックスしたわ。抱かれたし、抱いた。年上も、年下も。もの
すごく偉い人とも、無一文の人ともしたの。妊娠しないための薬も良かったみた
い。どんどん肌が綺麗になっていった」
 言い終わってから、大きな二重の目で紗雪を見据えた。紗雪はたまらず目を伏
せた。
「私ね、あなたが来たとき、『昔の私だ!』って思ったわ。にきびっぽくて、い
つもむくみ気味で、髪がパサついてて、何より――」
 優しくて強い瞳で、紗雪を見つめる。
「――自分の秘めた綺麗さに気づいていなかった」
 真由子は立ち上がって、紗雪の隣に座った。ぐらりと、自分の体が沈み込む方
に自然に傾いた。自分の頭が真由子の肩に乗った。

78 :
“え、何? あたし、どうなっちゃったの?”
 体が思うように動かない。それがわかっていて、真由子に寄りかかっている。
「あ、あの、あたし……」
「いいのよ。紗雪ちゃん、楽にしてね」
 ぬくもりが紗雪の体に溶け込んできた。ほのかな香水の薫りが、さらに紗雪の
頭の中を心地良く麻痺させていく。何故だか、涙が自然ににじんできた。
 そのやわらかくなった肩を抱き寄せて、真由子は紗雪の頬に手を当てて、自分
の方に顔を向けさせた。間近すぎる麗人の瞳のきらめきに、紗雪はた易く惹きこ
まれてしまった。
 緩んだ唇に唇が重なった。甘い接触にくらりとするのもつかの間、真由子の舌
が忍び込み、下唇と歯を撫ぜた。紅茶と口紅の薫りが口腔に滑り込む。
“紅茶?!” 
 何か薬を入れられていたことに紗雪は気づいた。
 けれど、初めての行為は甘美の極まりだった。つい真由子に体をまかせてしま
いたくなった。
 だが、紗雪は理性を振り絞って、力のこもらない腕で突っぱねようとした。レ
コーダだって停止しないままで、悩ましげな息や衣擦れの音は録音され続けてい
た。眼鏡の奥の目は、怯えを隠せなかった。
「いへまへん、いへませんたら………………んんっ!」
 拒否の分だけ、舌は残酷なくらい奥に潜り込む。そして、麗人は少女に唾液を
注ぎ込むように、上向けた顔に深いキスを見舞った。
「……んんっ?! …………んむうううっ?!」
 手がブレザーの中に滑り込んで、胸の丸みを確かめる。女性の手に収まってし
まう慎ましいふくらみに、
「紗雪ちゃん、可愛いおっぱい。敏感なのね。体が熱くなってる」
 と服の上から一番高いところをつまんだ。 
 紗雪は頭を振って、拒否する。
“怖い! こわい! こわい!”
 自分が逃げることが出来ない状態で淫らな愛撫を、しかも初対面の女性から受
けて、とにかくおののくことしかできない。
「やらっ! いやらっ!」
 そんな少女の表情を堪能して、口の端を上げて嗤うと、真由子は紗雪の膝にお
いていた手を肌に沿わせて、奥に忍びいれようとした。

79 :
今日はここまでです。

80 :
おお投下きてた
乙です

81 :
おお、乙です!

82 :
 つづきです。

83 :
 リビングのドアが開いた。
 若い男。細身の黒のスーツ、青いシャツ。少し茶系の髪は耳にかかる長さ。
「ああ、もう始めていたんですね」
「亮二(りょうじ)くん、おっそーい」
「この娘(こ)かあ、素朴な感じがすっげえそそる」
「……?! ……?!」 
 見知らぬ男性に三つ編みの髪をいじられて、ただでさえ父親以外の男性と縁が
無い紗雪は気が動転してしまっていた。
 紅茶に仕込まれていただろう薬物のせいか、目に見えるものがぶれて見え、ど
んな男性なのか、はっきりとしない。だが、自分が真由子にに体をまさぐられて
いる状況をこの男性に見られてしまった事実は大変なショックだった。
「あとね、女の子にいやらしいことしている真由子さんも、すげえ綺麗だ」
 近寄ってきて真由子の隣に座ると、ノースリーブの服の隙間から手を差し入れ
た。
「ああ、真由子さん、乳首こんなに立たせて。……バイだったんですか?」
「ふふ……ん……かもしれない」
 亮二に耳をキスされ、うっとりと目を閉じてから、真由子は紗雪に囁いた。
「この男の子は亮二くん。私の助手、かしら。んー、本当のことを言えばセフレ。
わかる?」
 恋愛のことに疎い紗雪だが、セックスフレンドの略ということは知っていた。
 頭の中が疑問符で埋まっていく。今、自分にされている仕打ち、真由子と亮二。
動揺と混乱で、整理が出来ない状況。
 真由子の指が紗雪のスカートをめくっていく。震えてしまう腕は抗えず、その
まま指の侵入を許してしまう。
「やっ! うあっ……やめ……」
 紗雪の肌の白さに合った白い下着に降りた指は、やわらかな感触を求めてさま
よう。
「ど……して。……ふあっ……こんな……あんっ……」
 週に数度だけする自分の指での慰め。けれど、いつもの数倍の心地良さが体に
生まれる。
 紅茶の薬がいけない。薬のせいで、自分はヘンになっている。
 不条理な今の状態にそう言い聞かしても、同性が繰り出す的確で気を配った責
めに、淫らな吐息が漏れてしまう。
「亮二くんっ! ああっ! はああっ! ……そんなに強くクリいじらないで!」
 紗雪の耳元で喘ぐ真由子。
 亮二の手は、読者モデルの股間に入り、激しくまさぐった。
 引き抜いた手の濡れた指先をかざして、
「ノーパンかよ。真由子さん、ほんとに淫乱なんだなぁ」
「だって、家の中だもん……」
「この子の前に座ってたんでしょ、見えちゃうかもしれないじゃない」
「ふふ……いいの、見られても。今日はそのつもりだったから」 
 目元に妖しい雰囲気を漂わせた真由子は、紗雪のシャツの青いリボンを解いて、
ボタンを外し、へそを探ってから指を上にせり上げていき、カップの中に潜り込
む。もう片方の手の指は、下着の湿りを愉しんでから、時折生地をくぐって直に
襲う。
「はぁ、はぁ、はぁ! ……あん、ん、ん、ん!」
 自分の指を噛んで耐える紗雪。
「ああ、紗雪ちゃん、その仕草可愛いなあ。……ああ、俺、もう脱ぎますよ!」
 愛液に濡れた指のまま、亮二は服を脱いでいく。脂肪が少ない筋肉質な体が現
れ、あっと言う間に、前を大きく膨らませた下着姿になると、紗雪の前に立った。
「紗雪ちゃん、見てよ。君の卑猥な顔のせいでこんなになってるんだ」
 と、ずり下ろした下着から飛び出して上を向く棒状の黒いペニス。その根元は
毛をそり落としてしまっているため、長く見えてしまう。
「やらっ! やらぁぁっ……」
 初めて見てしまった勃起状態の節くれたそれ。
 もう、どうしていいのかわからない極限に追い詰められ、意識が遠のいていく。
 紗雪は底が深く柔らかなソファの中に沈み込んでいった。

84 :
「――――んあっ! はっ! はっ! おぅ! りょ、りょうじくん!」
「真由子さん、今日、激し過ぎ!」
 再び目を開いた紗雪の前で、さっき真由子が座っていたソファの上で、全裸の
亮二の膝に、ワンピースを着たままの真由子がまたがっていた。
 ソファのスプリングを使って真由子は体を上下に弾ませ、亮二は真由子の背後
で、服の上から胸を鷲づかんでいる。
 股間から聞こえる、粘りを帯びた、にちゃ、ちょぷ、という音。汗や、営みの
生々しい匂いが、対面の紗雪まで振り撒かれている。
 亮二の手が、ワンピースのスカートの中に入っていく。
「やあん! クリだめえ! 感じすぎちゃう! くぅ! ああん!」
 髪留めが取れて、長い髪が振り乱されていた。上気した顔で焦燥混じりに訴え
る真由子は、出迎えてくれた華やかな女性とはまるで別人のようになってしまっ
ていた。
“せっくす……してるの? なんで? 旦那さんいるのに……”
 回復したばかりの意識はまだ覚束ない。しかし、真由子が着ているスカートで
見えないながらも、真由子の妖しい表情から、今まさにセックスの最中であるこ
とを確信した。
“いやらしい……のに、綺麗……中野さん、すっごく綺麗な顔……”
 とろんとした思考の中で、二人が舌を擦り付けてから、むしゃぶりつくキスを
交わすのを見ていた。
「……あ……やら……」
 紗雪の体が、にわかにぞわぞわっとさざめいた。二人の行為に、紗雪の中に芽
生えつつある女性の欲求がかき立てられていた。
 膝をすり寄せた。いつもしているように、自分で秘所に手を差し向けようとし
て、すんでのところで留まって、スカートの端を指でつまんだ。
「はぁ……あらぁ、目が覚めたのね、紗雪ちゃん。私たちを見て、感じちゃって
る?」
「ち……ちぎゃいます……」
 見透かされた気持ちを否定する。
「なかのひゃんが……えっちになるくすりを……こうちゃに……」
「私は、精神安定剤しか、入れてないわ。ふふふ……」
 ふくみ笑いの妖艶さが、紗雪を優しく拘束していく。
「『えっちになる』のは、あなたの素質だわ。いやらしい、紗雪ちゃん? ――
あうっ! あああっ!」
 再び亮二に激しい動きを見舞われ、天井を見上げた真由子。
「この服、脱がしちゃうよ」
「ああ、そんな、下からなんて?!」
 亮二はワンピースのスカートをウエストまでまくり上げた。さらに、一気に上
まで持っていって、服を床に落とした。
 シミ一つ無く、セックスの昂奮で艶を増した光沢のある肌。
 前を向く乳首が乗った乳房は、きちんと張りのある丸さを維持して、男の突き
上げに合わせて揺れている。右の乳房にあるほくろは淫猥さを彩るアクセサリー
になっていた。
 ウエストもたるみどころか、若い女性のような絶妙なカーブに思わず手を伸ば
したくなる。
 さらに亮二は、真由子の膝を開かせて、さらに奥を指で開いて、紗雪に見せ付
ける。
「紗雪ちゃん、ちんぽがまんこに入っているの、わかる? で、真由子さんはビ
ッチだから、こんなところにピアスしてるんだ」
「あ、はずかしい……いや、見ちゃ、いやぁ……」

85 :
 さっき見た逞しいものは、やはり毛をそり落としてある開かれた真由子の中に
埋め込まれて行き来していた。欲深く色づいて呑み込む肉の中から、濁った恥蜜
が流れ落ちていた。
 襞の最上部の表皮に金色のピアス。亮二はそのピアスに指で淫液を塗って、そ
れを露出してしまっている淫蕾に当てる。
「ひやあああっ! りょう、じ、くん! 
「締まってきたよ。真由子さん、イっちゃえ、ほらあ!」
「あああああっ! …………はっ! んっ!」 
 亮二に体をもたせ掛けるように体を反らせて、真由子は動かなくなった。
 すぐにがくんがくん、と跳ねる肢体。閉じることを忘れた脚の付け根の肉の入
り口から、その証しが滴った。
 あきれた表情ながら、満更でもない亮二が、しこりきった乳首を弄りながら、
「真由子さん、紗雪ちゃんに見られてるから、すぐイっちゃったの?」
 恍惚の表情をはしたなく晒して、真由子は呼吸を整えてから答えた。
「そう……かもぉ。すっごいのが、きちゃった……」   
「でもさ、紗雪ちゃんがさびしそうだ」
「わかってる。お膳立てするからぁ……」
 真由子は亮二の膝から降りると、猫のように床を四つんばいで紗雪の足元にや
ってきた。
 動けないでいる紗雪のスカートのホックを外して、抜き取ってしまう。
「や……やめへぇ……」
「ああ、本当に綺麗な脚……」
 すねから膝までキスの雨を降らせて、腿の内側をねっとりと舐め上がる。
「いやぁ……」
 弱弱しい拒否の言葉は何の効き目も無くて、真由子は真っ白の下着に手をかけ
て、ずり下ろす。
「ああ……もうべとべと。ぺったりくっついて」
「はずかひいこと、いわないれ……」
「見せて……紗雪ちゃんのここ、見せてね」
 亮二とのセックスで快感に濁っていた目は、今はきらきらして、しどけなく緩
んだ紗雪の秘密の場所を暴いている。
「やめへぇ、やめへよ……いやぁ」
 少ない茂みの閉じた部分を開くと、その中身は身持ちの堅い少女らしく薄い肉
の中から桜色の裂け目が現れた。執拗で丁寧な真由子の手ほどきを受けて、今ま
で経験したことがない恥ずかしい液を沁み出させていた。
「可愛いわ。私もあなたの頃は、こうだったの」
 真由子は、顔を近づけると、少女の性器にキスをした。


86 :
「ひやあああっ!」
 反射的に、膝を閉め、手で真由子の顔を押そうとした。真由子は、紗雪の腰に
抱きつくようにして顔を埋め、そのぬるみのとば口から、一番上の紅芽まで舐め
上げた。
「ひっ!? んあああっ!」
 しつこく少女の汁を掬い上げる真由子。濡れてやわらかい舌先の心地良さに、
少女の声は抑えられない。
「ああんっ! ああっ! んっ! んあああっ!」
 しこりきって、表皮から剥き出した敏感な突起を、唾液をたっぷり乗せた舌で
左右や円を描いて可愛がる。
「それは! やめぇ! おかひくなっちゃうのぉ!」
 激しい舐め取りをしたかと思うと、甘噛みを見舞う。
「ひいい! い……うあっ! あうっ! あうっ!」
 舌と唇と歯で織り成す、さまざまなバリエーションの刺激。
 永遠に続くかと思われる長い愛撫に、体も心も蕩けていく。
いつしか、鋭角だった腿の角度は、大きな鈍角に緩まっていた。真由子の舌の
技巧に紗雪は完敗して、女性の悦びの只中に引き込まれていた。
「処女のくせに、エロい声出す娘だね」
 亮二は、湯上りのように肌が染まった少女を横抱きにして、背中から回した手
で乳房を包み込んでやわやわと揉んだ。
 耳の穴に息を吹きかけた。すかさず小さな肩をすくめた反応に嬉しそうに微笑
むと、紗雪の手をとって、自分の腹に置かせた。
 それから、耳元に唇をつけながら尋ねた。
「さっき、おちんちん見たね? 嫌だった?」
 紗雪は目を閉じながら、こくん、とうなずいた。
「汚そうだった? ごつごつしていそうだった? 嫌なとこって、そんな感じ?」
 首を振る少女。自分がどうなってしまうのかわからない恐怖と、全裸で誇示す
るデリカシーの無さが嫌だった。
「だったら、触ってみると、なあんだと思うよ。ほら」
 亮二は自分の手を重ねて、汚れを綺麗に拭ったそそり立つものを握らせた。

87 :
「……!!」
「どう? 温かいだろ。堅くてビンビンするところもあるけど、ぷにぷにしてい
るところもあって」
“あ、本当だ……”
 かろうじて自分の指が回りきる肉の棒の感触は、血の流れを受けて熱く、血管
の筋はグロテスクだがやわらかい。
「僕は、その先端の広がっているところを軽くこすられるのが好きなんだ。君の
性器と同じように、男の性器もいじられると気持ちよくなってしまう――」
 そこに手を移されて上下に動かすと、ペニスは小さく痙攣して先端から透明な
露を浮かべた。
「――さあ、上手くできるかな?」
 励まされるように、胸を揉まれる。
 目がくらみそうになりながら、紗雪はそこを重点的にこすった。
「ああ……上手いね、紗雪ちゃん……とっても気持ちいい……」
 褒められて嬉しくなった紗雪は、より熱心に手を動かした。
 自主的に手を動かし始めたのを見て、亮二と真由子は目くばせをした。
 舌での愛撫をやめた真由子は、銀色に光る金属の器具を手にして、それを紗雪
の秘所にあてがおうとしていた。紗雪の視線に気づいた真由子は、その器具をか
ざして見せた。鼻毛を切るための小さなはさみだった。
「紗雪ちゃんの処女膜、切っとくわ。だってこれから――」
 にっと笑って、続けた。
「――亮二くんと初めてのセックスするのに、痛みや出血は嫌でしょ」
「男のちんぽを入れられると、真由子さんみたいに狂っちゃうよ。だから、もっ
とさすってね」
“……そう、ね。このおちんちん、あたしのなかに、入れられちゃうんだわ――”
“もう、どうにでもして……”
 薬と衝撃の連続と失望、さらに開発されつつある性感と期待が、少女の抵抗を
失わせていた。
 注意深くはさみを入れる真由子をじっと見つめているように見える紗雪。
 眼鏡の中に見える瞳の焦点は、もう合っていなかった。
 冷たかった刃物の感触も、自分の体温に溶けて消えていた。

88 :
今日はここまで。全部うpし終えるのは火曜ぐらいになりそうです。

89 :
超GJ!!

90 :
うpするの忘れてました。ごめんなさい。続きです。

91 :
 全ての服を脱がされて、バスタオルを敷いたソファにピンク色の体を横たえた
紗雪。
 その足元にいる亮二は、紗雪の片方の膝を立てさせ、もう片方の足をソファの
背もたれにかけた。
「…………」
 こんなに大きく脚を開いても、すでに抗うことを忘れて脱力した少女。
 今日までずっと秘めていた部分を晒して、今、そこに男性のペニスの大きな先
端が上下に擦りつけられた。
「ん……あん……」
 僅かに反応する紗雪の声を聞いて、真由子はふくらみがわかる紗雪の乳房を手の
ひらで包んで、乳首をやさしく転がした。
「ん……中野、さん」
「真由子でいいわ」
「あたし……こわい……」
「亮二くんは優しくしてくれるからね。安心して?」 
「真由子さん……キス……キスして」
 とにかくすがりたい気持ちを、真由子との口づけで甘えることで溶かした。
 その時、亮二が亀頭の分だけを紗雪のすぼまりに納めた。
「ふっ! ……ふうう」
「痛い? だめ?」
 口を離した真由子に聞かれ、ふるふると頭を振った。
 実際、潤滑液がふんだんなせいか、さっきの真由子のおかげか、痛みや苦しみ
はなく、自分の体に何かが入った違和感に戸惑いを見せた。。
「入り口の締め付け、すごいよ、気持ち良いよ、紗雪ちゃんのここ」
 亮二は大きく息をついた。静かにふた呼吸すると、亀頭を外に出しては入れた。
その度に、ぐちゅり、じゅぼ、という音が響く。  
「……ん……んん?……はぁ……んはぁ……」
 クリトリスからの刺激とは違う、曖昧な感覚。不愉快なものではなく、亮二が
出し入れを繰り返すたびに、感動的に深く大きくなる。
「……ああ……ああん……や……これぇ」
「良くなってきた? すごいヌルヌルだよ」
 かき出されるぬるつきは、ゆるゆると滴って、敷いたタオルにたどり着いてい
た。それを見てから、亮二は入れた状態で動きを止めた。
「徐々に、紗雪ちゃんのまんこ、開拓しちゃうよ。」

92 :
 真由子は、紗雪の眼鏡を外して、たたんだ制服の上に置いた。
 覆いかぶさるように深いキスを始める。同時に胸への強めの愛撫を再開する。
 亮二は、1ミリ単位で肉塊を埋める振幅を深くした。紗雪の声や体の反応に注
意しながら、焦らずに奥をうかがった。
「んっ! んんっ! ……ふーっ、ふーっ……んはっ! はあ!」
 熱い男のものが過ぎるたびに、じんじんと起きてくる言いようの無い感覚、頭
を痺れさせ、体の末端まで伝わっていく快美感。
 一突きごとに長くなっていくストロークに、少女の頭の何かが書き換えられて
いく。
「いいの? 紗雪ちゃん、おちんぽ、いいの?」
「……いいっ……ああんっ!……ちんぽ……すごい……」
 恥ずかしい言葉で真由子に訊かれて、ついそのまま答える紗雪。
「ちんぽって言っちゃうんだ? すっげえやらしい子だな――お、ここが行き止
まり」
 辛抱強く奥を探っていた亮二が動きを止めた。まだ全部を入れていないが、
紗雪の処女だった場所は、最奥に黒い陰茎を呑み込んで蠢いている。
「女の人は、中が感じる人と、外側が好きって人がいるけど――」
 亮二は、深く埋めたまま、慎重に円を描いて腰を動かす。
「ふあっ!? ……んあんっ! ひあっ! ……だっ……めぇ!」
 適度にしなる堅さの肉をほぐされ、先端を子宮口になすりつけられる。
「紗雪ちゃんは、初めてで、中で感じて、こんなにアヘ顔になるんだね」   
「紗雪ちゃん、ほんと、可愛い」
「んなああ! ひやぁ! ……うううっ!」
 乳首を舐める真由子は、指を脇腹に滑らせて、お尻の形を愛でて、茂みの中に
潜り込ませて、クリトリスをくじった。
「きゃうう! それ、ほんと……やめてぇ!」

93 :
「俺、動くよ。我慢できなくなってきた」
 抜ける寸前まで腰を引くまでの、ひっかかる傘の部分の刺激。
 奥まで入れたときの、好きなポイントをいちいち擦って、最後に奥をこじる有
無を言わさない堅さ。
 それが快楽という麻薬で少女を連続で、継続で追い詰めていく。
「ああっ! ああっ! んはっ! ふうああっ! ……っくあ!」
「紗雪ちゃん、我慢しないで。怖がらないで、感じればいいの」
「あああっ! まゆ、こさあん……あたし、ヘンっ! ヘンなのぉ!」
「いいのよ。そのまま、どこまでも気持ちよくなってもいいの」
 胸に当てられた真由子の手を思わず握る紗雪。
 少女は、終わりの見えない男の力強くリズミカルな動きに、ついには意識が吹
き上げられるような気がした。
“なにこれ、ああ、なんにもかんがえられないよぉ!”
 誰に触られ、誰と体を交わし、自分がどこにいて、自分がなぜここにいるか、
ついには自分が誰かも曖昧になるほど、頭が白く濁っていく。
「はぁ! はぁ! あたし、これ、なにっ! すごいのっ! すごいっ!」
「紗雪ちゃん、イっちゃいなさい。さっきの私みたいに、突き抜けちゃいなさい」
「ああっ! もう、だめっ! だめっ! だめええええっ!」
 その瞬間、紗雪の体が固まり、ぴくりぴくりと痙攣を始めた。
「ああ、すげえ締まる。俺も、出そう!」
 亮二は、少女への手ほどきという役目を投げ捨て、自分本位の動きに変わった。
 射精を促す自らへの報酬のように、容赦の無い打ち込みを紗雪に見舞った。
「…………ふはっ! あ……あっ! あっ! うあっ!」
「ああ、ぐぅ! ほうら、出る! 紗雪ちゃんの中に、出る! ……くああっ!」
 我慢を重ねて勢いを増した迸りが、最奥に飛びかかった。それが開発されたて
の少女の中に幾度も注がれた。
 びくんびくんと、自分の中で跳ねるもの、その度に温かいものが溜まっていく。
“せーえき、だされてる……”
 分かっていても、もうどうすることもできない。
“あかちゃん、できちゃう……けど……ああ……きもちいいの……”
 子宮から放たれる禁断の多幸感に、少女はなす術も無く酔っていた。
 劇的な快楽が終わってから、余韻交じりに繰り返す波にも、心が満ちる気がし
た。
「じゃ、あーんして?」
 真由子に言われて、口を開ける。薄目を開けると、錠剤だった。
「アフターピル。妊娠しないようにね。でも毎日のピルのほうが妊娠しないのよ」
“ああ、真由子さんの言ってたこと、わかりましたぁ……”
 
 言葉にならない実感。それを全身で受け止めて、錠剤が体の中に落ちていくの
を感じながら、紗雪はソファの中に沈み込んだ。

94 :
◆  ◆  ◆
「上村さんって変わったよね」
「うん、スカート上げて、脚出し始めたよね」
「肌、きれい過ぎ……ねー、誰か紗雪が使ってるファンデ知ってる?」
「ちょっとぉ! いつの間にか、あの子に胸負けてたあ!」
 紗雪は変わってしまった。
 真由子の家に通うようになり、美のノウハウを学ぶようになった。
 ストレッチ、栄養と料理方法、化粧品の選び方、コーディネートの極意――
 その一環として、その度にセックスを重ねた。オトコの悦ばせ方、オンナの悦
び、ひとつひとつ丁寧に学んで行った。
 ピルを飲むと全く違う世界が開けた。生身で挿入される悦びと愛され方に耽溺
していった。それに体調も良くなり、肌も見違えるほどきめ細かくなった。
 その結果、洗練された動き、磨き上げられた肌、大人びた物腰と余裕、女性ら
しいプロポーションで、一躍校内の評判となった。   
「なんだ、この記事は!」
 新聞部の部室。他の部員を帰らせて、紗雪と竹原だけの部屋。
「俺をからかってるのか! 出来の悪いいかがわしい体験手記じゃないか!」
 机の上に叩き付けた原稿と写真。裸の紗雪が男に組み敷かれた場面だ。
「出来悪かったですか? 体験はしましたが。画像もご覧になったんでしょう」
「上村……お前なあ……」
「先生がおっしゃったことですよ。『見聞きしたことをそのまま記事にしろ』っ
て。だから、あたしは真由子さんのところで、セックスしてきました」
「何を言ってるのか分かってるのか。お前、頭がおかしくなっちまったのか、最
近のお前、何だかヘンだぞ!」
 その言葉にも艶然と微笑む余裕に、竹原は言葉を失った。
 紗雪は、入り口のドアを閉めるとゆっくりと鍵をかけた。
 それから、三つ編みを止めていたリボンを解くと、軽くウエーブがかった長い
黒髪が流れた。紅いフレームの眼鏡をたたんで、机に置いた。

95 :
「ねえ、先生。オンナが綺麗になる方法わかっちゃったあたし、見たくないです
か?」
 そっとたくし上げる始めるスカート。太ももの部分が終わると、毛を剃りあげ
てしまった股間が現れた。
 紗雪は片方の足を机に載せると、片手の指で割れ目の肉を開いた。
 埋もれていた襞の一番上に光るもの。
 小さな銀色のピアスがつけられて、その下の秘芽は露出して尖っていた。
「オンナになっちゃったんですよ、あたし」
 妖しく笑う紗雪。おとなしかった少女が、今、何かに取り憑かれたかのように
男を誘っている。
「今、いっぱい、いっぱい、いろんなオトコの人としちゃってます――」
 かすれた声で、囁くように。
「――ナマで、いっぱいしちゃってます。先生、最後にナマでしたの、いつです
か?」
「お前……」
「先生、あたしとナマでしませんか?」
 生徒のそのふしだらな姿から目をそらせない教師。それどころか、血走りかね
ない位の視線を送り始めて、ズボンの前が少しずつ膨らみ始めた。
 黙って教師は紗雪に近づいて、見上げる紗雪を見つめる。
 やがて、鼻息が荒くなり、机にかけた膝に手をかけ、ひざまずくと開いた肉の
部分に顔を埋めた。
「ああん!」
「上村、内緒だぞ。こんなことばれたら、破滅なんだからな」
「『頭のおかしい』あたしと……んあっ! ……したいんですね」
“ああ、竹原先生もオトコなんだぁ”
 舌が入ってくる。思わぬ長さのものが中に滑り込む感覚に、吐息が漏れた。
「ああ、すごいです……」
 紗雪は目を細めて上を仰いだ。
 
 きもちいいって素敵。これがあるから、生きてるのが楽しい。
 自分が日々輝いている、活力がみなぎるという実感が湧く。
 オトコに愛される自分にしてくれるピルと、そのきっかけを与えてくれた真由
子に感謝している。
 自分が想いを寄せた先生は、今、あたしのもの。その満足感に、腰のあたりに
ぞくぞくっと快感が走った。
 先生は、どんな格好であたしを抱いてくれるの。どんな愛撫をするの。どんな
形をしてるの。どのくらいの量を注ぎ込んでくれるの。
 
 指を尻の肉に食い込ませて、貪っている教師の頭を手で抱えて、紗雪は少し強
く自分から押し付けた。
                                       完

96 :
お粗末でした。
では、またどこかで。

97 :
乙です!情景が浮かんできます

98 :
乙!!

99 :
御疲れ様です
ところで >>68-72 と >>75-95 ってタイトルや舞台が同じなだけで別物の2部構成?

100 :
>>99
 >>68-72は真由子さんの若い頃
 >>75-95は真由子さんが紗雪を開発するという
 あくまで一続きの話です。
 分かりにくくてごめんなさい。

101 :
コンドームつけてる時間が我慢できないって淫乱女いてワロタ

102 :
「○ーくん…おっぱい触って…?」
「やん…おててくすぐったいよぉ…」
「おっぱいすき…?おっきいのすき…?」
「ぎゅーっ…。えへ、○ーくぅん…」
「はぁん、○ーくん…かわいぃ…」
「あっ、あっ、おっぱい、ちゅぅちゅぅしちゃうの…?あん…」
「えへへ、○ーくんいいこいいこ…おっぱいおいし…?」
「おっぱい、きもちぃの…。ぁ、ん、んふ…っ」
「ふあっ!ぺろぺろしたらぁ…っ!おまんこせつないよぉ…っ」
「…あ、○ーくん、おちんちんかたくなってるぅ…」
「んふふ、○ーくぅん、一緒にぺろぺろしよ…?」
「…ぁは、○ーくんの、おちんちん…っ!」
「はふ…すきぃ…。んちゅ、ちゅぅ」
「ふっ!はぁっ、あっ、あんっ」
「あむ、むぐ、じゅ、じゅるっ」
「おいひ、ぃ、れるぅ」
「んっ、ん、くぷ、ぢゅうぅぅっ」
「じゅっ、んむっ、じゅるるっ、ぐちゅっ」
「んは、おちんちんで、おくちいじめられるの、きもちぃよお…」
「ん、んー、はぷ、ちゅうっ」
「んっ!ふぁ、らめ、くぃとぃすっらめぇっ」
「あー、あっあっそこらめ、ひゃめぇっ!」
「…んぶっ!んっ!んっんっんっ」
「ぐぢゅっじゅるっ、じゅじゅう…っ」
「…っぷぁ、はぁあ○ーくんだめぇっ、あっあ!あっ!あ!…!…っ!」
「くりとりすぺろぺろだめぇ…!いっちゃうのぉ…!ふぁあん…!○ーくうん…っ!」
「ふぅっ…!ゆびくちゅくちゅやめてぇ…おしりびくびくしちゃうよぉ…」
「あっ、あっ…○ーくんにクリイキおまんこ見られちゃってるぅ…」
「○ーくんのべろ、あったかぁい…。ふぁ…」
「ん…ずぽずぽしたい?おちんちんいれていいよ?×××のおまんこにずぶうってして?」
「あはっ、はやく、はやくぅぅ…!」
「ふぁんっ…!あー、あー、あ」
「あー、ほかほかだよぉ、おちんちんきもちいよぉ…っ」
「○ーくん…、○ーくん、すき…。ちゅう」
「んちゅ、ちゅっ、あむ、れちゅ、んふ」
「○ーくんすごい、おちんちん、ひっかかるのっ…!」
「なかずるずるってしてる、の、っはぁっ、きもちい…っ」
「あっ、○ーくん、○ーくんっ」
「んっ、おなか、ずんずんってぇ!ぃひっ!」
「おなかと、おまんこ、きもちっ、ぃ、あんっいいよぉ!おまんこいぃ…っ!」
「あーっ、へはっ、きもち、きもちぃっ!」
「うううっ!もっとぉ!もっとずんずんしてっ!×××のおまんこぐりぐりしてぇっ!」
「んひんっ!○ーくんそこぉっ!いまのっ!いいよぉ!」
「はぁあ、いっぱいぃ、いっぱいだよぉ、きもちいよぉ」
「○ーくんのっ、おちんちん、きもちいのっ、すごいぃ!」
「すごい、すごい、すきっ!すきなのぉ!おちんちんすきぃ!」
「あー、あー、すごいっおまんこすごいっ!ごりごりっ、いっぱいっ、んはっ!いっぢゃうう!」
「はああぁ、あはあ、いってるいっちゃってる、あっ、あ、やめないでぇえ!おまんこやめないでえ!」
「いくっすごいのっまたいってるのっずっといってるっ!はへえぇまだいくのぉあっあっあっきもちぃよお」
「ふぅうんきもちぃきもちぃ、あっあっすきっ!おまんこすきっ!おちんちんきもちいひっんはぁっ」
「あーっあっあっ…おまんこぉ…はぁ…にゅるにゅる…きもち…」
「うぅう…はふぅ…好きっ…好きだよぉ…!」
「んう…!○ーくん○ーくん…すきっ…!はぁ…」
「ちゅーして…?ちゅー…んふん…ちゅ…、くちゅ、れ、れる…」
「あ、あ、あ……×××、とろけちゃうぅ……」
「はあ、えっちなの、とまらないよぉ…」
「…また…かたくなったね…?えへ」
「もっかいしよぉ…?○ーくぅん…」

103 :
あげ

104 :
あげ

105 :
淫乱な女の子ばかりいる街に放り出されたんだが俺はもう限界かもしれない
朝になったら
見知らぬ女の子が鍵を開けて朝フェラしてた
仕事に行こうとしたら満員電車で痴女行為された
昼になったら逆セクハラの嵐
家に帰ったら見知らぬ女の子が俺と一緒に風呂に入ってた
寝ようとしたらなんか重い、電気をつけたら知らない女が俺の上で腰振ってた

……ねーな

106 :
>105
kwsk

107 :
>>105
つづけたまへ

108 :
降臨がないので、放置された住民で補完するか…
勝手に侵入朝フェラライセンスというのがあって、
強盗や泥棒をしない高いモラルのエリート淫乱女子に与えられる。
任意の男性の部屋に合鍵のようなもので侵入して、
朝フェラできる。
もちろん朝立ち騎乗位ライセンスを持ってる女子が
やってきたら、せっかく固くしたものを、
横からさらわれてしまう。
そんなこともつゆ知らず、俺は舌技を堪能するのであった。

109 :
勝手に侵入して朝ごはん作ってあげるライセンスとか
勝手に侵入して夜玄関で待っていて「お風呂にする?ご飯にする?それともわたし?」の台詞が言えるライセンスとか。
ライセンスなんかなくても…家に侵入するハードルがなければいいんだ。
 そうだ、出勤しようとアパートのドアの鍵を閉めていると、
お隣のお姉さんが、「お早うございます、お仕事ですか」
「ええ、まあ」「早くから大変ですね。」
「引越してきて間が無いので、余裕をみて出かけてるんですけどね」
「まあ、そうですか、じゃあ、よかったら私と一発犯ってからお出かけになりませんか」
とエプロンとロングスカートを捲り上げるお隣のお姉さん。

110 :
イイ!俺はそんなシチュのSSを待ち続けているんだ!

111 :
アパートの外階段を降りると竹箒で庭を掃いている管理人さんが
「あら折鱧玄海さん、お出かけですか。ネクタイが曲がってましてよ。」
とぎゅーっと俺の首を締め付ける
「今、8419号室の弥陀羅さんに濃い目のたんぱく質提供していたでしょ」
と声を低くして引き寄せて…近い、近いよ管理人さん。唇を奪われた。
「さあ、家賃の追加徴収がありますので、今ここで出してもらいましょうか」
とエプロンにも似たひよこ模様のサロペットスカートが捲くれるのも構わず、
右脚を持ち上げて俺の胴体に絡み付けてくる。いつの間にか開いている
ズボンのチャックのなかの感覚、空気に晒されるはずなのに、熱い。ノーパンなんだ!
蝉がかりのような角度で器用に俺の息子を下の口で食べてしまう。
片脚だいしゅきホールドで引き寄せられた俺がよろけるところを
両腕を首に巻きつけて俺の唇を割る舌攻撃。体のかけ離れた二箇所で
熱い粘膜の接触を感じて、勝手に膨張する肉体の一部分が憎い。
新しい街での初出勤日というのにこれじゃ、いつになったら出かけられるのか。

112 :
いいね

113 :
管理人さんはうら若き未亡人で主人公よりも年上とみた!

114 :
ほしゅ。

115 :
ぜいぜいはぁはぁと息をついて、見上げると、
ひよこ柄のエプロンの管理人さんのにこやかで艶やかな表情が眩しい。
顔には”今朝のところはこのくらいで許してやるか”と書いてある
管理人さんの愛くるしい顔が、後ろ髪を引く思いだが、
ここは出勤しないとおまんまの食い上げだ。
おまん○の食い逃げかもしれん。

116 :
二穴・三穴輪姦されながらも…つか、ヒロインが積極的に
全ての孔と両手、果ては髪まで使わせて、更に周りからブッカケ…で恍惚…
な、SS希望。

117 :


118 :
淫乱娘

119 :


120 :
小学校低学年のころ亡くなった母の実家とは、
遠方であることもあって、神葬祭のうちなので、
法事にあたる祭事の間隔が長くなるにつれて疎遠になっていた。
母の五年祭のとき、小学校に上がったばかりで
おしゃべりで質問魔でくったくのなかった従妹が
十年祭で会ったら、上目遣いで見つめる少女に変わっていた。
姉は、下の叔母と同じ母屋の客間に、
父と僕は、「隠居」と呼ばれる離れの部屋に泊めてもらい、
紋付袴に着替え、白足袋に履き替えていると、
学校の標準服のジャンパースカート姿で覗く従妹。
何も言わない。
「呼びに来たのか?」
声はださずにこくっとうなづく従妹。
父が、「千鶴(ちづ)ちゃんご苦労さん。
行こうか、優」というと、
従妹は頸をふる。「父さんだけ?」と聞くとうなづく。
父が「また後でな」と母屋に行くと、
突然踏み込んで、僕の顔を覗き込むようにする千鶴子。
おい、近いよ。

121 :
家の宗旨というか、父の家系の宗旨は仏教のはずだし、
しかも今の家で母の法事をせずに、実家で神式でするのは
なぜだろうと不思議には思っていた。でもそれ以上に
不思議なことはたくさんあるし、また、友人たちも、
家家で違うことも多いらしいし、そういうものかなと思っていた。
長身でモデルのような伯母と母は姉妹でもかなり体形が違い
むしろ母は世間の平均よりも小柄だった。長女である伯母が
婿をもらってできた子供が千鶴子と紗那の姉妹で、
やっぱりあの母親にしてこの子ありなのか、この一年で
かなり背が伸びて、近づかれるとついたじたじとなる。

122 :
ほお

123 :
読んでておっきした。
続きはよう

124 :
保守

125 :
エルフの集落に婿入りしたら男が俺しかいなかったでござる

126 :
>125
老若さまざまなエルフの女性がよりどりみどりとな?
やっぱ、耳が性感帯?

127 :
おまけに青姦じゃないとセックスをした気にならないとか
嫁は見せ付けるのが好き、という設定を思いついた

128 :
木の上で、希望。
揺れて葉が落ちて下にいる他のエルフ女性に見つかる。

129 :
そして揺れる梢で3P突入

130 :
女「オラッ!ちんぽよこせって言ってんだよ!!さっさと出せ!!犯すぞゴラァ!!!」

131 :
「お姉ちゃん、おかして!」
「はいはい、かばんならそこらへんにおいときなっ」

132 :
保守

133 :
女子校で、同級生や先輩を喰いまくっていたお姉ちゃんが、
はじめて男に興味をもったのが弟ショタちんぽ…希望。

134 :
>>130
男「どちらにせよ結局は犯されるじゃないですか、やだー!」

135 :
女「どっちにしてもやさしく犯してやるんだから文句いうな!」

136 :
 じゅぶ、じゅる、じゅるるる……
 今、俺は廊下で一人の女の子にチンポをなめられている。
 彼女の名前は九条美奈、この学校の理事長の孫だ。
 早とちりをしている奴なら”ああ、命令されたんだな”とか何とか言うんだろうけどちがう。
 俺は、おちんぽ係なのだ。彼女はおちんぽを求めてやってきただけの女子生徒でである。
 ぷはぁ、とチンポから口を離すと自分のまんこを指でそっと広げた。
 ぬらぬらとといやらしい汁が零れ落ちている。中のビラビラが時折ヒクヒクとうごめいていた。
 そしてゆっくりとちんぽへとまんこを近づけていくと一気にズプッと奥に差し込んだ。
「ぐぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜」
 これは彼女の声じゃない、俺の声だ。ぬるぬるとした柔らかいものが俺のチンポを包んだ。
 暖かい? いや、熱い! まるで蛇が俺のチンポをもぎ取ろうと締め付けてくる感じだ。
 そんな俺の戸惑いを感じ取るかのように九条はそのままキスをしてきた。
 俺たちはお互いの唾液を交換する。時折こぼれて口の周りや首筋を汚すが気にしない。
 気がつけば俺は腰を動かしていた。といっても激しいものではない、トン、トン、トン、といった遅いリズムだ。
 大きい方じゃないから”子宮に当たる!”なんてことは無い。
 が、動くたびに彼女の汁が俺の股間を汚していく。じゅぷじゅぷと音を立てながら中の肉を刺激する。
 口の中は九条の唾液がこぼれそうだった。下は下で汁が伝っててかてか光ってる。
 うっ、そろそろ発射しそうだ、というタイミングになると突然九条が俺の唾液を一方的に吸い始めた。
 それだけじゃない、彼女の方からも腰を動かし始めたのだ。
 動きはかなり激しく、俺の股間に自分の股間を叩きつける感じだ。
 パンパンパンパン、とリズム良く俺の股間に叩きつけてくる。
「うぅぅぅぅぅ、で、でるぅぅぅぅぅ……」
 びゅるびゅるびゅるぅぅぅぅぅ……。 情けない声を出しながら俺は彼女の中に射精した。
 彼女も身体を震わせるとそのまま俺にもたれかかった。肩で息をしているが俺は彼女があえぐ声を聞いてない。
 キスをされているから、という理由があったが出るときに口を離したときにはもう射精をしていた。
 これではちんぽ係失格だ。あとで先生たちに怒られてしまう。
「あー、よかった……」
 九条が俺から身体を離す。チンポが抜けると九条のまんこからどろりと俺の精液がこぼれた。
「ちんぽ係があなただって言うから心配だったけどこれなら大丈夫ね」
 九条はにこやかな笑みを浮かべるとすぐさま下着を付け直した。
「大丈夫よ、大きくなくても私をきっちりイカせたんだから。問題ないわ」
「でも声が出てなかったよな?」
 思わず聞いてしまう、九条は感じてないのではと疑ってしまう。
「ああ、私、感じると無口になるの。神経が集中状態になって言葉数が少なくなるから感じてないって思われがちだけど」
 なるほど、それなら納得だ。
「じゃあ、今週のチンポ係、頑張ってね! みんないっぱい来るから腰には気をつけなさいよ」
 九条はそう言って去っていった。明日も頑張ろうと俺は思った。
イメージだけぶつけてみた

137 :
九条さんは制服でぱんつだけ脱いでやって来たんですね。
素敵なシチュエーションごちそうさまでした。
「おちんぽ係運営委員会味見役」とかいう役職があったりして。
清楚な脇もつながってるジャンスカでスカーフタイの学校だといいな。

138 :
えー、今週のちんぽ係は、あとで職員室に来なさい!

139 :
他スレ投稿作品ですが、このスレの趣旨にも合致する部分がある気がするので投稿してみます。
ジャンル:露出・淫乱

140 :
「じゃあ皆楽しんでってね!乾杯!」
「乾杯!」
乾杯の合図と同時に喧騒が広がる。
「君、どこの出身なの?」
「サークルって他にどこ見てるの?うちが初めて?」
「わ、君飲むねぇ。絶対これが初めてじゃないでしょ!」
乾杯用のグラスも空き、先輩達が新入生に声をかけている。
新入生も、最初は遠慮気味だったものの、お酒の効果もあってか楽しそうに話し始めている。
俺も交じっていかないと。
とはいうものの、やっぱ少し気後れしちゃうな……。
まさか、都会の大学生というものがこんなに華やかなものだとは。
皆服装も髪型もバッチリだしな……。
同学年の男で、さっそく女の子の連絡先を聞いてる人も居るし。
俺には、やっぱりテニスサークルの新歓なんて荷が重かったかなぁ。
キャンパスで捉まってそのまま連れて来られたのはいいけど、このノリについていける気がしない。
……。
「ふぅ」
なんとなく交じれず端の方に座っていると、右斜め前のテーブルで軽い人だかりができているのが分かった。
「わ……」
人の隙間から輪の中心人物が見え、少し感嘆の声を漏らしてしまう。
輪の中心にはスラッと背の高い美人が笑顔で、しかし少しだけ困ったように座っている。
「凛子ちゃん背高いね、羨ましい!」
「弓道やってたんだ!あー、分かる。印象どおり!」
「ねぇねぇ、ここのサークル入るの?一緒に入ろうよー。一人だと心細くて」
凛子と呼ばれた美人は、周りの女の子から口々に話しかけられている。
そして、その一つ一つに全く嫌な顔をせず丁寧に、笑顔で返事をしている。

141 :
「凛子ちゃんさ、テニス興味ある?え、そこまで?照れないでよ〜、ホントはあるんでしょー!?」
「ここ入っちゃおうよー。楽しいよ?冬は皆でスノボとか行ってさ!」
「とりあえず、連絡先だけでも教えといてよ!そしたらまたサークル情報とか流すからさ」
「先輩、ホントにそれだけが目的っスか?ちゃんとサークル名簿に連絡先公開して下さいよ?」
「うるせ。……もちろんサークルのためだ。サークルの」
周りには女の子だけでなく、男も大勢群がっている。
どうも、なんとかして凛子さんをサークルに入れようと必なようだ。
まぁ、あの見た目だもんな。
背は……160後半、いや170センチくらいかな?
首の後ろで一本にまとめた長い黒髪も綺麗だし、細いのに出るところは出てるし……。
「ありがとうございます。でも、もう少し他のサークルも見てから決めたいんです」
凛子さんは笑顔で、ハキハキとした口調で答えている。
ちょっとだけ釣り目で凛々しい感じだけど、明るい笑顔のおかげでそれも可愛く見える。
でも、俺とは完全に別世界の人だよなぁ。
それに、そもそも俺が女の子と仲良くなるのは……。
いつものことだが、昔の事を思い出してしまう。
 どちらかといえば内気で、親しくない人とコミュニケーションをとるのが得意ではな
い自分は、中学高校とも大人しめのグループに所属していた。
穏やかな男友達と過ごした学生生活は楽しいものだったが、女の子と話すような機会はそう
多くもなかった。
ただ見た目はそんなに悪くない、お前なら自分達とは違って女の子に言い寄られることも
あるかもしれない、とは男友達には言われていた。
そして有難いことに高校3年生の始め、俺を気にいっていると言ってくれた女の子が居た。
自分に好意をもってくれる女の子が居てくれた事が嬉しく、女の子も良い子だったので、
すぐに付き合うことになった。
話をするのも楽しかったし、傍から見ても問題は無さそうに見えたと思う。
でも、俺にはどうしても他の人には相談できない欠点があった。
それは、性癖が特殊であるということ。それも、普段の理性を根底から揺るがすほどの強い衝動
を伴うものだった。

142 :
特殊性癖といっても色々なものが考えられるだろうが、自分の場合は『本来ならば
してはいけないこと』『人に言えないようなこと』に興奮を覚える癖があった。
女の子が自分の前で露出するところを見たい、女の子に責められてみたい、自分と仲の良い女の子
が他の男の前で露出をするところが見たい......。
今まではアダルトビデオや二次作品でその性癖衝動を抑えてきていた。
でも、付き合うことにより性癖を実現してくれる可能性のある女の子が身近にできてしまったのだ。
しばらくは我慢できたのだが、結局内から湧き上がる衝動を我慢することはできなかった。
こんなことを彼女に言えば間違いなく愛想を尽かされる。
そう思いながらも抑えられない衝動から、彼女に自分の性癖の性癖を告白し、そしてできることなら
性癖を叶えてくれないだろうかとお願いした。
――――結果はもちろん想像通り。
それ以来、自分は女の子と必要以上に仲良くなることを諦めている。
また抑えられない性癖衝動に駆られて自分も相手も傷つくのがオチだ。
 「――確かに、そう熱心に説明されるとテニスサークルも面白いのかもしれないという気になる。
先輩方の熱心さも伝わる。しかしですね、さっきも言った通り私は他のサークルや部も……」
どれくらい思いを巡らせていたのだろうか、ふと意識が現実に引き戻される。
どうやら、まだ凛子さんの勧誘は終わっていないようだ。
「頑張るなぁ」
座敷の長テーブルに座っていた凛子さんも、今や部屋の真ん中に連れ出されている。
そこに凛子さんが、いわゆるお姉さん座りをして座っており、その周りを先輩男子が取り囲む形だ。
「うわっ……」
遠くからだとテーブルが邪魔して見えなかったが、凛子さんはかなり短いデニムのスカートを履いていた。
白いパリっとしたシャツと合わせて、凛とした雰囲気を感じるものの、そのスカート
丈のせいでかなりセクシーな状態になっている。
あんなに真面目そうでハキハキした人でも、ああいうミニスカって履くんだな。
ぼんやりとそんな事を考えながら凛子さんを眺める。
新歓コンパの空気に上手く交じれなかったため、今は凛子さんくらいにしか興味の向くものがない。

143 :
「……え?」
今見たものは、見間違いだろうか。
先輩達が見ていない一瞬に、凛子さんがただでさえ短いスカートの端に指を引っ掛けて、
さらに短くしたような……。
先輩達に気づいた様子は見られない。
やっぱり思い違いだったか。
そう思ってもう一度凛子さんのスカートに目線を戻すと、さっきまでは見えていなかった白いものが、暗くなった三角の部分から覗いていた。
――――――――ドクン。
一気に体が熱くなるのを感じた。
血がある部分に急速に集まってくる。
あんな美人な子の……。
一度意識するともうダメで、ずっとスカートを見てしまう。
幸いな事に、凛子さんは先輩への対応に忙しくてこちらには気づいていないようだ。
脚も、すごく綺麗だな。
全体的に肌の色は白く脚のラインも綺麗だが、太ももは適度にムッチリしていて性的な魅力を余分
に感じてしまう。
「ええ、○○県から上京してきました。今はマンションで一人暮らしをしています。はい、都会は
交通機関が素晴らしいですね。私の住んでいたところなど30分に一本程度しか電車はこないので
、正直驚いています」
凛子さんは相変わらず話しっぱなしだ。
が、見ていると少しずつ白いものが見える面積が増えている気がする。
まさか、ちょっとずつ脚を開いているのか?
あんな子がそんな事をするわけがない。
でも、それなら段々見える下着の面積が増えているのは?
いや、無意識にやっているだけなのかも……。
色々と考えを巡らせるが、興奮で考えがまとまらない。
頭のほとんどは凛子さんの下着に興奮することに使われている。

144 :
「話しすぎて少し疲れてきました。ちょっと向こう側で休んできます」
と、凛子さんが凛々しい笑顔の中に少しだけ疲れを含ませて立ち上がる。
スカートの中が隠れてしまい少し残念に思っていると、なぜか凛子さんがこちらに向かってくる。
そして、ふぅっと息を吐きながら俺の目の前に座った。
「君は他の人と話さないのかい?」
突然のことに焦りながらも、ああ同学年と話すときはこういう話し方になるのか、などという考え
も頭に浮かんでくる。
「いや……、キャンパスで捉まって連れてこられたのはいいんだけど、どうもこういう空気に馴染めなくて。
大学生、特に都会だとこんなに華やかでノリがいいものだなんて知らなくてさ。
俺は人の少ない田舎から来たし、もともとそんなに話し上手ってわけでもなくて上手く輪に交じるタイミングを逃しちゃってさ」
ちょっと恥ずかしいことだけど、突然のことだったので正直な気持ちをそのまま言ってしまう。
「ああ、私も田舎から来た人間だから分かるよ。都会は人も多いし華やかな雰囲気だよね。
楽しいんだけど私も少し疲れてしまった。だから少し輪の外で休憩しようと思ったんだけど、
誰とも話していなさそうな君が目に入って、気になってなんとなく話しかけてしまった」
微妙な理由で気にとめてもらえたんだな……。
でも、こんな美人な子と話ができることなんて今までになかったし、ラッキーだと思っておこう。
「それで、せっかくだし名前を聞いてもいいかな。休憩している間、のんびり話にでも付き合ってくれると嬉しいんだけど。
ああ、自分の名前を名乗ってなかったよね、申し訳ない。私は霧島凛子。よろしくね。」
「霧島さん……。あ、俺加志崎っていいます。加志崎隆志。よろしく」
「加志崎君か。私のことは凛子でもかまわないよ。昔から名前と雰囲気がよくあっていると
言われて名前で呼ばれることが多かったからね。その方が呼ばれ慣れているんだ」
「あ、じゃあ、凛子さん、で」
なんとなくぎこちなくなってしまいながらも、名前で呼んでみる。
――それから少しずつお互いの話をした。
出身地での今までのことや、上京してからのこと。
中学高校時代のこと、実家でのこと。
もちろん、性癖のことについては触れてもいない。

145 :
「ところで加志崎君はなんか趣味はあるのかい?」
「趣味かぁ。そうだね、写真を撮るのは好きかな。綺麗な風景とか、寂れた工場とか色々と」
「写真か、良いじゃないか。私は小さい頃から家庭の方針もあって勉強やスポーツは色々とやって
きたんだけど、芸術の才能だけはからっきしでね。絵画も音楽も陶芸も一通りはやってみたんだけどちっとも上達しなかったんだ」
凛子さんが少し照れたように笑う。
「だからなのか、芸術作品を見るのはとても好きなんだ。絵にしろ、写真にしろね。私が全くでき
ないから、そういう作品を創れる人をとても尊敬してもいる。君さえ良ければ君の撮った写真を見せてくれないかな」
「え、ああ。……大したものかどうかは分からないけど、俺ので良ければ」
俺がカメラを持ち出すと、テーブルの向こう側から俺の隣に凛子さんが移動してくる。
「―――――」
凛子さんの綺麗な脚が目の前に現れる。
そして座る直前、スカートの両端に指を引っ掛けて少し短くして座った。
もう上からでも、ほんの少し白い下着が覗いて見える。
酔っ払って、大胆になってるのか?
そう考えながらも、股間が熱くなるのを止められない。
こんなに純粋な気持ちで写真を見せて欲しいと言ってきている子に対して、俺はなんてことを考えているんだ……!
なんとか性癖に頭が支配されそうになるのを堪え、写真を見せる。
「……すごい」
「え?」
「君の撮った写真だよ。自然の景色とは、こんなにも綺麗に捉えることができるものなのか。
やはり芸術肌の人は私などとは景色の捉え方が違うんだろうね。尊敬するよ」
「あ、ありがとう」
そんなにも自分の撮った写真を褒めてくれる人は今まで居なかったので少し驚くが、やっぱり自分の写真を褒められると満更でもない。
「他の写真もあったら見せてくれないかな。もっと見てみたいんだけど」
か、顔が近い。
胸元からは谷間がチラチラと見えているし、たまに見える舌の動きにすら興奮してしまう。
スカートからは変わらず白い下着が見え隠れしているし……。
我慢だ……!
こんなにも美人でいい子と話せているのに、そんな邪念に囚われちゃダメだ。

146 :
結局、その日は凛子さんは最後まで俺の隣で話していた。
途中先輩が呼び戻しにきたが、戻るのを断っていた。
帰り際に、凛子さんからせっかくだからと連絡先の交換を提案され、どうしたものかと思いながらなし崩し的に連絡先を交換した。
「あれから一週間くらいか〜」
授業終わりにキャンパスを歩きながら呟く。
結局メールや電話はしていない。
女の子と仲良くすることを考えると、どうしても自分の欠点の事が頭に浮かんでしまうからだ。
それに、あの時は雰囲気で相手をしてくれただけではないのか、シラフで連絡などしても
返事は返ってこないのではないかと思うと、内気な自分としては連絡する勇気も起きなかった。
現に、向こうからの連絡も来ていない。
まぁ、あんな美人と楽しく話せただけでも幸運だったと思うべきかな。
そう思いふと視線を上げた矢先。
「おお!加志崎君じゃないか。久しぶりだね!元気だった?」
「あ……凛子さん!久しぶりですね」
「ぷっ。なんで敬語なんだ君は。この前は普通に話していたじゃないか」
「あ、いや突然だったから焦っちゃって」
どうやら、あれから一週間サークル・部選びや授業の履修登録、部屋の環境整備などで忙しかったらしい。
サークル勧誘では、至る所からしつこく誘われたとのこと。
本人は不思議がっていたが、それも無理はない。
「最近、やっと落ち着いてきてね。加志崎君とはまた写真の話をしたいと思っていたんだけど
忙しくて。今日はこれから時間あるのかい?」
「ああ、うん。今一応授業が終わって帰るところなんだけど」
「なら、そこの店にでも入って少しお茶でもしていかないかな。
私は君の撮る写真も好きだけど、君のこともけっこう気に入っている。
君は自分からどんどん出て行くタイプではないかもしれないが、考え方はしっかりしている。
それはこの間話していて伝わった。話していても楽しいんだ」
ぐっと喫茶店に向けて袖を引っ張られる。
一瞬、過去のことを思い出し脚が止まる。が、
「いいじゃないか。この後暇なんだろう?お茶くらい付き合ったってバチは当たらないだろう」
もう一度腕を引っ張られ、こんな幸運もうないかもなと思いながら喫茶店へと脚を向けた。

147 :
それからしばらくの間、ちょこちょこと凛子さんから連絡があり、そのたびにお茶したりちょっとした買い物に行ったりした。
そしてある日のこと、凛子さんの提案で二人で写真撮影に行くことになった。
「おお、都会でもこんなに景色の綺麗なところがあるもんなんだね」
凛子さんがキョロキョロしながら隣を歩いている。
今日は初めて会った日と同じ白のシャツにデニムのミニスカートだ。
あれから何度か、一緒に居て性癖の衝動に駆られそうになることもあったが、なんとか
堪えることができていた。
ただ、この服装はあの新歓コンパの時を思い出させるため、すぐにムラムラときてしまう。
いかんいかん、集中しないと!
邪念を振り払うように写真を撮りつつ、ふと隣を見る。
「―――――っ」
スカートの両端に指を……。
凛子さんは、人差し指をスカートの端の隙間から差し込んだり、そのままひっかけたりして生地をいじっている。
癖……なのかな……?
そう考えつつも、最初のコンパの記憶と目の前の光景に興奮が湧き上がる。
凛子さんがスカートを引っ掛けて少し上に持ち上げる度に、白くてムチっとした太ももがより深いところまで見える。
ドクン。ドクン。
心臓の音が大きくなる。内側から湧き上がってくる何かを感じる。
と、スカートから手を離した凛子さんが、何事もなかったかのようにこっちを振り向いた。
「そういえば、君は人を写真に撮ったことはあるのかい?今まで見せてもらったものだと、
一枚もなかったように思うんだけど」
「え!?は、はい!人は撮ったことないっす!」
「何でそんなに驚いているんだ?まぁいいか。なら、私を撮ってみる気はないかい。
君の写真の腕なら、人物だってきっと印象的に撮れると思うんだけど」
凛子さんが微笑を浮かべて訊ねてくる。
「それとも、私がモデルでは不足かな。まぁ確かに、そう言われるとどうしようもないんだけど」
頬を掻きながら少し困ったような顔をする凛子さん。
「いや、そんな!凛子さんより良いモデルなんて、そうそう居ないと思うよ」
心からの本音だ。
「ありがとう。でも、それならちょうど良いね。君だっていずれは人物も撮りたいだろう?
練習がてらに撮ってみればいいじゃないか。よし、そうと決まれば行こう!」
「い、いきなりだね」
行くって、どこに行くのかとか分かって言ってるのかな。
というか、ほんとに凛子さんを撮るのか?
色々と考えを巡らすものの、いつものように凛子さんにグイグイと引っ張られる。
これまでの期間で、主導権は完全に凛子さんに握られている。

148 :
「……ホントに何にもない部屋なんだね」
都内の撮影スタジオを適当に借りたが、確かに何もない。
真っ白い部屋に椅子がひとつおいてあるだけだ。
スタッフ……と呼んでいいのか分からないオジサンに部屋の鍵を借り受け、料金を支払い(格安だった)、後は時間になったら鍵を返すだけ。
いつも外で自由に撮っていたためあまりスタジオには詳しくないが、ホントに大丈夫だったんだろうか。
やたら料金も安かったけど……。
まぁいいか、もう気にしても仕方がない。
「加志崎君、何やってるんだ?撮ってくれないのかい」
カメラに向かってちょっと照れながら立ちポーズを決める凛子さん。
モデルが美人でスタイルも良いものだから、どんなポーズを取ってもカッコよくて綺麗に見える。
とりあえず、思うままに写真を撮っていく。
シャッターを切る音と、フラッシュの光が部屋に満ちる。
立ちポーズから、座りポーズ、さらに椅子を適当に使ってもらったポーズなども撮っていく。
「……ふぅっ。今までこんな風にカメラの音と光を浴びたことはなかったけど、これはなかなか気持ちのいいものだね」
凛子さんは少し興奮したような表情を浮かべながらポーズをとっていく。
気分がノッてきたのか、そのポーズも段々と大胆なものになってきている気がする。
―――――――ドクン。
俺は、完全に勃起しきっていた。
もとから女の子がその肌を見せることに興奮するというのに、凛子さんの短いスカートから伸びる脚、
胸元から覗く谷間のせいで完全に頭は沸騰している。
ズボンの前がパンパンにテントを張っているのは気づかれていないのだろうか。
多分、凛子さんも撮られるのに夢中で気づいていないんだろうな。
「……じゃあ次。椅子に座って片膝を立ててもらってもいい?」
本当なら絶対言えないようなリクエストだが、理性は性癖衝動によって隅に押しやられている。
「これで、いいかな?」
凛子さんが言われた通りに脚を上げていく。
ゆっくりと膝を立て終わると、脚の隙間から下着が覗いて見える。

149 :
「―――――」
音にならない声が漏れる。
「どう……かな?言われた通りにできているかい?」
凛子さんがもう一度聞いてくる。
心なしか、凛子さんも少し上気しているような気がする。
「うん、いいね……。じゃあ次は―――」
段々とお互いの口数が減ってくる。
シャッターの音と光、それに時折出す短いポーズ指示の声だけが聞こえる。
カシャカシャッ、パッ。
カシャッ、カシャッ。
しばらく、ほとんど無言で撮影をする時間が続いた。
すると。
ジジジッ、ジジッ。
凛子さんが静かに、ゆっくりとスカートのファスナーを開いた。
布に隠れて気づかなかったが、あのスカートには横にファスナーがあったらしい。
眩しい太ももがどんどんと露になる。
凛子さんは無言だ。
何事もなかったかのように次のポーズの指示を待っている。
思わず変な声を出しそうになるが、何事もなかったかのようにこちらも指示を出す。
「じゃあ今度は肘を床について、頭は下げて。お尻は少し持ち上げてもらってもいい?」
いわゆる目豹のポーズ。
「こう、かな」
言われた通りのポーズをとった凛子さんが上目使いで聞いてくる。
当然、開いたファスナーのせいで左の太ももは付け根近くまで完全に丸見えになっている。
下着の白い紐も覗いている。
「うん、すごく良いよ」
上目使いの顔、綺麗に反った背中、丸みを帯びたお尻、そしてむき出しになった太ももと、
じっくりと観察しながらシャッターを切っていく。
写真を撮ることに集中しすぎてうっかり射精してしまわないように、そちらにも少し気を配る。

150 :
次のポーズはどうしようかと、思考力が残っているかも分からない頭で考えていると、
凛子さんから声が聞こえた。
「こういうのはどうかな?」
凛子さんの細い指がシャツの裾に伸びる。
指が裾にかかるのを、俺は言われるがままに見ている。
凛子さんは裾に手をかけたまま少しの間静止していたが、そのままゆっくり、ゆっくりと
裾を前に向かって引っ張ってくる。
白い背中が手の動きに合わせて少しずつあらわになる。
上の下着が少し見えるか、というところで手を止めた凛子さんが、どうかな?というような
目線をこちらに向けてきた。
「うん、良いよ。すごく良い。凛子さん、モデルの才能あるかも」
凛子さんの背中は、普段服で隠れているからだろう、脚よりもさらに白い。
腰周りも白く、モデルのようにくびれている。
「本当かい?それは嬉しいな」
凛子さんは上目使いでこちらを見ながら話しかけてくる。
普段自分をぐいぐいと引っ張ってくれる凛子さんの顔が地面近くにあり、
それを見下ろしているというシチュエーションはゾクゾクするものがある。
横からも見たいな。
正面からの写真をある程度取り終えて、凛子さんの横側にまわる。
そして、横からの写真を撮り終えて今度は後ろに回る。
「後ろからなんて、いい写真が撮れるのかい」
もっともなことを問いかけられる。
その問に、なんとかそれらしい事を返そうと口を開きかける。
その瞬間。
凛子さんのお尻が、クイっと突き上げられた。
そのせいで、太ももとお尻の境が、短すぎるスカート丈で区切られるような形になる。
う、わぁ。
あんまり下から覗き込むこともできないが、上から見る分には下着がほんの少ししか覗いていない。
これ、もしかしてかなり細い下着をつけてるのか?
凛子さんは別段何も言ってこない。

151 :
「……初めてだからね。色んな方向から撮ってみて、どんな感じになるのか確かめたいんだ」
ひとまず先ほどの問の答えを返す。
「なるほど、それはもっともだ。……ところで。私の方もさっきのように少しポーズに工夫を入れていってもいいのかな」
「も、もちろん」
返事をする声が少し震えてしまった。
自分が何を考えているのか、もうよくわからなくなっている。
「そう、だなあ」
スカートの下からカチャ、と金属の音が聞こえる。
何の音か分からず考えていたが、目の前の光景でその音の意味が理解できた。
凛子さんの両方の人差し指がスカートと腰の隙間に差し込まれる。
そして、本当にゆっくりとした動きで指を後ろに動かしていく。
今の音、ベルトだったのか。
やっと答えが理解できたが、そんな思考も目の前の光景によってすぐ奪われてしまう。
まず腰骨が見えてくる。
そのまま、たっぷりと時間をかけてお尻の割れ目が見え始める。
「写真のモデルなんてやったことないからね。ちゃんとできているのか分からないが」
手は止まることなく後ろに伸びていく。
そしてお尻の割れ目が全体の三分の一ほど見えたかというところで止まった。
下着ごと下げたのだろう。
「俺も人を撮ったことないから分からないのはお互い様だよ。……でも、良いポーズだと思うよ?」
レンズから目線を外して顔を上げると、背中からお尻にかけての白くて滑らかなラインが見える。
それに、ちょっと横から見れば捲り上げられたシャツとの隙間からブラジャーを見ることができる。
と。完全な後ろから見ていたため気がつかなかったが、少し横から凛子さんの顔を見ると、
緩みそうな口元を必に我慢しているような表情が窺えた。
「そう言われると自信を持ってしまうぞ?なら、少し自分でもポーズを取ってみようかな」
立ち上がり、背もたれを正面にして椅子を跨ぐ凛子さん。
椅子を跨ぐため、スカートはいつの間にか元の通り引き上げられている。

152 :
椅子を跨ぐと脚はほぼ180度に開かれ、蟹股になった凛子さんがこっちを見つめている。
今度はどう?とは聞いてこなかった。
無言でシャッターを切る。
すると、凛子さんの口がゆっくりと開き、綺麗な舌を口からチロっと覗かせた。
一瞬、頭から意識が飛びそうになる。
視覚的にもそうだが、この空間の異様な空気が興奮に拍車をかけている。
何より今撮っているのはあの凛子さんだ。
凛々しくて、頼りになって、でもちょっとだけ我が侭で可愛いところもあるあの凛子さんを今……。
チロチロと覗く舌と蟹股に開かれた凛子さんの脚に惑わされ、カメラを上に向けたり下に向けたりしていると、凛子さんが声をかけてくる。
「構図が決まらないのかい」
もう凛子さんが何を考えているのかは、さっぱり分からなくなっている。
「う、ん。ちょっと、どう撮ろうか迷ってて」
「ふむ。やっぱり初めてだと色々難しいんだろうね」
凛子さんの左手の指がすうっと太ももをなぞり、開いているファスナーの間を通って太ももの付け根に辿りつく。
そしてそのままファスナーから見えている下着の紐を引っ張ると、するりと結び目がほどける。
椅子の背中の部分は真ん中に背もたれの板があり、その左右が空いている構造になっているため、肝心な部分は見えていない。
しかし、こちらの意識を強烈に惹きつけるには十分だった。
カメラを下に向けて、蟹股に開いた凛子さんの長くて白い脚を撮っていく。
もちろんファスナーの隙間から見えている太ももの付け根を重点的に撮ることは忘れない。
「……撮るべきところが決まったようだね。良かった良かった」
「じゃあ次は……こっちで撮らないかい?」
凛子さんが壁際に歩いていく。
そのまま立ち上がったため、ほどけた下着は椅子の上に残ったままだ。
無言で凛子さんの後を追って壁に近づいていく。
「どういうポーズをとればいいかな?」
一歩。
「ううん、壁際か。言ったはいいものの、どう使えば良いか」
一歩。
少しずつ凛子さんに近づき、顔と顔の距離が20センチくらいになる。
「壁限定のポーズといわれると難しいな。とりあえずはこれでどうかな?」
トンッと凛子さんの両手が俺を押し戻す。
その勢いで、凛子さんとの距離は大体1メートル程度になった。
慌てて前を向くと、さっきまで白いシャツから透けて見えていたものが、胸部からなくなっている。
下を向くと、下着がそこに落ちていた。

153 :
「……。何も変わってないけど、ポーズは?」
もう言葉から興奮が伝わっていてもおかしくない。
「まぁそう急かさないでくれ」
シャツの裾を腕をクロスさせて持ち、ゆっくりと持ち上げる。
お臍、うっすらと透けた肋骨の順に見えていき、最後は胸の下半分があらわれる。
「うーん、体勢が少し苦しいな」
凛呼さんはシャツの裾をそのまま口で咥えてしまう。
もうそのまま凛子さんを壁に押し付けてしまったとしても、誰にも文句は言われないだろう。
そして、そうしてしまいたいという気持ちも心の内にはあった。
しかし、実際には決してそんなことはしない。
そんな直接的な行為よりも、今行われている撮影行為の方が何倍も興奮するものだと、
これまで共に過ごしてきた性癖が本能的に教えてくれていた。
「他に付け加えるべき細かいポーズの指定は?」
シャツを咥えたまま器用に凛子さんが訊ねてくる。
「ううーん。そうだなぁ」
また凛子さんに近づき直す。
そして、凛子さんのスカートのベルトを静かに外す。
凛子さんは全く反応しない。
そのまま凛子さんの顔を見つめながら、スカートをゆっくりと下ろしていく。
秘所のギリギリ上、腰から秘所へのラインが綺麗に見えるところで止めた。
「特にはないかなぁ」
凛子さんの腰骨を少し撫でるようにして指を離す。
「何だ。君のポーズの知識も私とあまり変わらないな」
もう見た目はほとんど裸に近い。
口でシャツの裾を咥えているため上半身は胸の半分まで露出し、下半身もお尻の膨らみにスカートが
引っかかっているだけだ。
大事なところは決して見えていないが……。

154 :
「だからさっきから言ってるじゃないか。俺も人については素人だって。
今までは聞かなかったけど、逆にこういう風に撮って欲しいとかはある?アングルとか」
顔を見つめていたためはっきりとは見えなかったが、下のほうで細い指が動いたのが分かった。
カチャと音がして、腰周りの締め付けが緩まる。
そして、腰骨、太ももの外側、太ももの内側の順でゾクゾクと指による快感が這い回る。
「私もそれは特にないかな。前も言ったが、撮る側のセンスはまるでないんでね」
目線をこちらに返しながらクスッと笑う。
「しかしせっかく壁際でポーズを撮っているのに、顔だけ撮るというのは意味はあるのかい」
一度押し返されたのをまた密着したせいで、顔くらいしか撮れるところがないのだ。
「……モデルさんがあんまり可愛いから、つい」
冗談っぽく本当のことを言う。
すると、内ももを這い回っていた指が急に太ももをギュッとつかんで動きを止めた。
「君は内向的な性格のくせに、そういうことは言えるんだね。さすがに少し照れてしまうよ」
凛子さんの顔は実際赤く火照っていた。
「そうかな。本当のことを言ったまで、で!?」
太ももをつかんでいた指が、急に後ろの穴に添えられる。
「確かに、今までそういうことを言われたことが無いわけではないんだけど。でも、君に言われると、その、なんだ」
爪先が穴の周りを丁寧にくすぐっていたかと思うと、指先がほんの少し中へと進入してくるのを感じた。
恐ろしいほどの快感に顔がのけ反る。
指は少し進入すると出ていき、また入ってくるのを繰り返している。
「ひぁっ。凛子さんも、そんなにっ、照れた顔、したりするんだっ」
快感のせいで、もう平静を保つこともできない。
「で、でも。本当の気持ちだよ。俺の人生の中では、多分、一番、綺麗な人だと、思うっ。
顔だけじゃなくて、人として」
脳の痺れに耐えながらなんとか言い切る。
「……ありがとう、嬉しいよ」
ずぷっ。
音が聞こえたのかと思うほどの勢いと滑らかさで、指が奥まで突き入れられた。
「―――――っっ。ああっ!」
凛子さんが素早く指を穴、そしてズボンから引き抜く。
う……ああぁ……。
自分の股間から出たものが、下着の裏側をびちゃびちゃと濡らしていくのが分かった。
同時に、凛子さんの脚の間にも、ポタポタと透明の雫が落ちる。
俺は、今まで味わったことがないほどの快感と、やっと性癖を解放することができたという喜び
に、ただ体を震わせることしかできなかった。

155 :
ここまでが一応導入部となります。
次回からは、ヒロインがより一層淫乱さを表していきます。

156 :
久しぶりの投下だなぁー
期待

157 :
全力で待機!!

158 :
第二部を投稿します。

159 :
初めて凛子さんを撮ったあの日から2週間が経過した。
あの後は、すぐに撮影終了時間がきてしまい、そのまま帰ることになった。
何と言っていいのかわからないのは凛子さんも同じだったのか、さっきまで本当に何事も
なかったかのように、無駄なことはほとんど話さずそれぞれの帰路についた。
とはいっても、あの日の出来事を完全に無かったことにするなどできるはずもなく。
撮影から二日後、凛子さんに話を持ちかけてみることにした。
「あの、凛子さん。その、この前のことは……」
どういう展開になるのか予想もつかないため、おそるおそる話しかける。
凛子さんの体がビクッと震える。
「……。あれは、その。……すまなかったね」
あんなことがあったのだ、謝られるというリアクションも一応は想定していた。
でも、謝られるといっても、一体何に対して?
それに、あの行為には自分も完全に便乗していた。
むしろ俺が誘導したといってもあながち間違いではない。
今思い返しても、あの行為のことを上手くまとめることができない。
「いや、別に。凛子さんは何にも悪くないよ、うん。……」
ひとまず凛子さんが悪いという事は否定できたものの、他に何と言っていいのか分からない。
むしろ、あの行為でどちらかが被害を被ったのかな?
少なくとも俺は被ってなんかいない。
初めて心のそこから性癖を満足させることができて、感謝したいくらいだ。
「……私の昔からのどうしようもない癖でね。誰にも言ったことはないんだけど、加志崎君になら……。
難しいお願いかもしれないが、どうかこの話を聞いても私を嫌いにならないで欲しい。君にはできること
なら嫌われたくない」
そうは言うものの、凛子さんはなかなか話し出さない。
そうとう言いにくいことなんだろうか。

160 :
「……実は。私には『やってはいけないこと』、つまり非道徳的なことに興奮する癖があってね。
特に、人前で肌を露出したり、男性を責めたり、私がとる行動で男性を興奮させたりすることに悦びを感じてしまうんだ。
親しい男性がその場に居たりすると、背徳感でより興奮が高まってしまう。それも、恥ずかしい話だけど
一度興奮に体が支配されると、どうにも我慢がきかなくてね……」
唖然とする。
あまりの事実に言葉がでてこない。
こんなことって……。
「言葉が出ないか。そうだよね。今までは想像や、言いにくいがそういう映像を見たりすることで
性癖を満足させていたんだけど、あの新歓コンパの日は初めてお酒を飲んだものだから、つい気が大きくなってやってしまった。
あの日のことが周りに気づかれていたかは分からないけど、実際に行動に移してしまったことでより一層
過激な事をしたくて仕方がなくなったんだ。君と会っているときは、しばらくは我慢できていたんだけど、
あの日カメラを見たことで想像してしまったんだ。このカメラで、自分が肌を露出するところを撮られたらどんなに興奮するだろうってね」
凛子さんが恥ずかしそうに話すのをじっと聞く。
「しかし勘違いはしないで欲しいんだ。普段からああいうことをしているわけでもないし、できるわけでもない。
あの日は、君がいたから。……君という親しい男性が居たから、大丈夫かもしれないという安心感と
この人が興奮するところを見たいという背徳感が同時にきてしまった。誰とでもというわけでは……」
こちらをじっと見てくる凛子さん。
引かないで欲しい、という気持ちがヒシヒシと伝わってくる。
「う……ん。う〜〜ん」
「ど、どうしたんだいいったい。すまない、やっぱりショックな話だったよね」
凛子さんが心配そうな目を向けてくる。
「違うんだ。いや、違わないのか?とにかく、頭が混乱して……。とりあえず、俺の事をそんな風に思ってくれててありがとう。
ん?ショートカットしすぎかな?そもそも、なんでそんなドンピシャな性癖を持ってるんだ……」

161 :
それからしばらくかけて落ち着き、言いたい事を整理して伝えた。
自分も、凛子さんと似通っていてある意味で対極にある性癖に今まで悩まされていたこと。
そのせいで女性と一定以上仲良くなることに対して相当な不安を感じること。
あの日は凛子さんだけでなく自分も興奮を抑えられなくて、行為を誘導してしまったこと。
しかし、自分は初めて性癖を満たすことができて解放された気持ちもあったこと。
凛子さんに親しい男性と言われてとても嬉しかったこと。
そして。
「あ、あの!あんなことがあってすぐ言うのも変かもしれないけど……。俺と……俺と付き合ってもらえませんか!」
ついに言ってしまった。
「え!?いや、君の事は少なからず良く思っている。……いや違うな、とても良く思っている。
で、でもだね。そんないきなり言われたって、私にはその、言ったような性癖もあってまともな
付き合いができるとも思わないし、その」
凛子さんは真っ赤になっている。
あの撮影の日もそうだったけど、いつもは凛々しいくせに真っ直ぐな好意を向けられるとあたふたと照れるんだな。
そんな意外な一面も、可愛いっていう思いを強くする一方なんだけど。
「俺はあの日自分の欠陥を完全に自覚した日から、女の子と仲良くなることを完全に諦めてた。
でも、凛子さんなら俺の気持ちを理解してくれると思ってしまったんだ。……ホントは、そんな
事情を知る前から、会った日から好きになってたんだけどね」
とんでもない美人だし、綺麗なのは見た目だけではない。
変わった性癖はあるものの、それ以外は真面目で優しくて頼りになって実は可愛い、ホントに良い女の子だ。
「……加志崎君は何で、こういうときだけそんなにハッキリとものを言うんだ。普段はそんなことないくせに。
……嬉しいよ。私だって君のことはホントに気に入っている。……言い替えると、その、好きかもしれない。
でも、やっぱりこの性癖がある以上、まともに付き合えるとは到底……」

162 :
凛子さんは相当自分の性癖にコンプレックスを感じているようだ。
しかしそれは自分も同様。
気持ちは痛いほど分かる。
「ん〜、ならさ。こういうのはどうかな。とりあえず、お互いの性癖を知っちゃった以上、一緒に
居て性癖をずっと我慢できるわけはないと思うんだ。ただでさえ我慢できなかったのを、実現できる
相手を見つけちゃったんだから。でも、だからといって凛子さんと関りを絶つなんて絶対したくない。
だから、まずはお互いの性癖を満足させあうパートナーってことでどうだろう。その関係で一緒に居るうちに、
この性癖と共にある生活に上手く折り合いをつける道を見つけたら、そのときに付き合うってことで」
「ううん。そうだね、私も君と関りをたつなんてことはしたくない。実際、君の言う以外の方法は今のところなさそうだ。
……分かった、それでいこう」
内心、グッとガッツポーズをする。
「よし、それじゃ改めてよろしくね、凛子さん」
「うん。……大丈夫なのかまだ不安だが。よろしくね、『隆志』君」
「撮影の日から2週間、暴露&告白の日から12日かぁ」
考えることがありすぎたせいか、一瞬で時が過ぎたように感じる。
「にしても、けっこうすぐだったなぁ」
暖かいお茶でひと息入れて、小宴会場へと向かう。
あの告白の日から3日ほど経った日には、すでに凛子さんは我慢がきかなくなり始めていた。
よっぽど前回の撮影で半裸になったのが気持ちよかったのだろう。

163 :
それからというもの、日ごとに色々とチャレンジしてみた。
もう一度同じような撮影をしてみたり、俺の前で軽いストリップショーをしてもらったり、
生放送配信サイトで軽い露出をしたり。
ただ、お互い興奮して満足はするものの少し手加減している感じが余計に次回への欲求を刺激してしまっていた。
そして一週間前、凛子さんがついに言い出した。
「隆志君……。すまない、もう我慢できなさそうだ。君の目の前で、他の男に肌を晒してみたい。
君という人が居ながら、他の男の性欲を受け止めて興奮する私を、君に見て欲しいと思ってしまっている」
申し訳なさそうな、それでいて受け入れて欲しそうな目でこっちを見てくる。
「……妄想と、実際にやるのじゃ大違いだよね。やっぱり、こんな女は引いてしまうかな?」
本当に心配そうに上目使いで見つめてくる。
普通の男なら、もちろんこんなお願いは聞けたものではないだろう。
でも、俺は違う。
今までは完全な負の遺産だった性癖が、今初めて意味を為そうとしている。
「引いたりなんかしないよ。凛子さんが他の男の性欲を求めて脱ぐところ、正直見たいって思っちゃった。
それに、俺は凛子さんが興奮してどんな事をしたって、絶対嫌いになったりはしないよ。約束する」
パアッと凛子さんの顔が明るくなる。
仲良くなる毎に分かってきたけど、凛子さんってホントはすごく表情豊かだよな。
普段、外では優雅でしっかりとした一面を見せていることが多いから気づかなかったが、実際は
落ち込んだり喜んだり拗ねたり照れたりと色んな一面があることを最近少しずつ気づかされている。
「隆志君!」
座って話していた凛子さんが正面から思いっきり首に抱きついてくる。
うわ、うわっ!
「私もだ隆志君。君がどんなことを私に望んだとしても、君の事を嫌いになったりしないよ」
よっぽど今の言葉が嬉しかったのか、凛子さんは首から手を離さない。
むしろ、抱き着く腕の力はどんどん強くなっている。

164 :
「でも、君がどの程度を想像しているかは分からないけど、私の願望は最低でも君の想像と同程度だと思う。
実際のところは、君でも想像のつかないレベルの、その……」
凛子さんの歯切れが悪くなる。
「こんなこと自分で言いたくはないもんだね。私は、君でも想像のつかないレベルの変態だと思う。
……ああ、言っていて頭が痛いよ」
ピッタリとはまる性癖同士でも、そのレベルに大きく差があるということだろうか。
ここまで言い切るほど、すさまじいレベルなんだろうか。
俺だって、相当なレベルで変態だと思うけどな……。
と、確かに、こんなことを自分で考えると頭が痛くなるな。
「関係ないよ。性癖的に相性が良かったのももちろんだけど、俺は凛子さんそのものに惚れたんだ。
性癖とは関係ない普段の凛子さんがどんなに魅力的な人か、俺は知ってるからね。そんな事で嫌いになったりはしないよ」
自信をもって言い切った。
「……!」
凛子さんの腕の力が無言で強くなる。
嬉しいのはこちらも同じだ。
過去に仲良くできた女の子とも、この性癖のせいで別れることになってしまった。
自分の性癖を知った上で嫌いにならないと言われることがどれほど嬉しいかは痛いほど分かる。
「嫌いにならないって言われて俺も嬉しかったよ凛子さん。それじゃあ、さっそく色々とあたってみよう」
そう言って凛子さんの腕に手を置く。
「……凛子さん?おーい?」
腕を離そうとしない凛子さんにどうしたものかと顔を向ける。
その瞬間、唇に柔らかいものの感触を感じた。

165 :
目の前に小宴会場への曲がり角が見えてくる。
「小宴会場は、右か」
あれからというもの、色々と方法を考えた俺と凛子さんは他大学のサークルに目をつけた。
そして、どこの大学生でも歓迎すると謳っているこのサークルが見つかった。
一応調べてみたものの、都合がいいことに一年生が今年立ち上げた、イベントだけを行うチャラチャラしたサークルだった。
凛子さんが忘れてしまったと言うと、学生証も見せずに入れたので、情報もほとんど漏れていない。
学生証の有無程度で凛子さんほどの美人を逃すような真似はしないだろう。
サークルに入会するときは、下の名前を除いて全て偽情報で入会してある。
連絡先もフリーメールで登録しているため、最終的にはその連絡手段を絶つことも可能だ。
後は、入会の時に聞いたサークル合宿の日を待つだけだった。
やっと目の前に小宴会場の襖が見えた。
「お〜、遅いじゃん隆志!」
松崎が声をかけてくる。
けっこう酔ってるな。
「ホントだぜ、待ったよー?」
滝島も待ちくたびれたと、畳をポンポンと叩いている。
早く座れということだろう。
正直言ってこういうサークルの人と仲良くやる自信はないが、今は酒の力でなんとかごまかしている。
「隆志君、大丈夫かい?」
「ああ、大丈夫。喉が渇いてお茶飲んできたんだ」
もちろん凛子さんもいる。
「いやしかし、他のヤツらみんな酔い潰れちまうなんてな!」
「意外だよね〜。ま、合宿初日だしテンション上がっちゃったんでしょ」
二人はわざとらしく話している。
途中から、酔ってきた他のメンバー六人のお酒に少しずつ度数の高いウイスキーを混ぜていたのをしっかり見てしまったんだけど……。
狙いは完全に凛子さんか。
俺が生き残れたのは、凛子さん一人だとこのゲームに参加してくれないと思ったからだろうな。

166 :
「はい、それじゃゲームやるよー」
滝島がトランプを取り出す。
ルールは、上から順番に好きな枚数カードを引いて、ジョーカーが出たら負けという単純なもの。
ジョーカーが出なかった場合はそのまま山札を次の人に回すわけだ。
ゲーム自体は単純そのものなんだけど、このテのゲームの目的は結局負けた後の罰ゲームだしな。
横には男用と女用の罰ゲームBOXが置いてある。
中に入っている紙をとって、書いてあることをするというものだ。
通常、こんな怪しいゲームを男3:女1でやるなど考えられないようなものなんだけど……。
「いやー、参加してくれてありがとね凛子ちゃん!野郎3人でこんなゲームやったってむさ苦しくて仕方ないからさ!」
松崎が話しかける。
「私もサークル合宿なんて初めてでね。楽しめるものは全力で楽しまないとと思って」
「くぅ〜、良い子だ凛子ちゃん。隆志が羨ましいわ」
滝島も続く。
「はい、それじゃ一番はわたくし松崎から!うりゃ!」
まとめて10枚を引っこ抜く。
「ぶはっ、いきなりジョーカー!」
「そりゃいきなり10枚も抜きゃそうなるよ、馬鹿だね〜」
酒も入っているせいか、凛子さんも可笑しそうにクスクスと笑っている。
その場は松崎が一発芸の紙を引き当て、意外と面白い一発芸を決めて終了した。

167 :
次々と回が進んでいく。
松崎と滝島はさすがのチャラサーメンバー、ゲームは盛り上がりを見せ続ける。
「お、今度は凛子ちゃんか!罰ゲームはーー?お、その場で立って一回転!」
意外にも凛子さんの罰ゲームBOXの内容は大したものはほとんど出ていない。
実際、これくらいがサークルの普通といえば普通か。
凛子さんが、立ってその場でくるっと一回転する。
すると浴衣がふわっと舞い上がり、隙間から凛子さんの白い脚が見えた。
ゴクっ。
松崎と滝島が息をのむ音が聞こえる。
「凛子ちゃん、脚綺麗だねー!」
「そうそう、ちょっと見惚れちゃった」
「そ、そうかな。そう言われると嬉しいような恥ずかしいような」
凛子さんは少し恥ずかしそうにしながら、また少し浴衣から脚を見せる。
演技ではなく本当に恥ずかしいんだろうなぁ。
親しくもない男に肌を見せるのは、妄想では何度もやってきただろうが、実際にやってみると相当恥ずかしいに違いない。
男二人は凛子さんの脚を凝視している。
ひとしきり二人が凛子さんの脚を褒めた後、ゲームを再開した。
「お、またやっと凛子ちゃんだ」
「やっととはなんだい、やっととは。そんなに私が負けるのを期待しているのかい」
「そりゃあ、男の罰ゲームなんて華がないでしょ華が!なぁ隆志!」
いきなり自分に振られて驚く。
「そ、そうだね。男がやったってねぇ」
「だろ!?ほら、彼氏もそう言ってるよ」
俺はほとんど傍観に徹しているが、他の二人にとってそれはどうでもいいことなのか、特別何か突っ込まれることはない。
「全く、仕方がないな君達は」
そういう凛子さんも、雰囲気とお酒もあって、なんだかんだと楽しそうだ。

168 :
「あ、ごめん。そろそろ紙が少なくなってるころだと思うから、新しいの入れるね」
滝島が新しい罰ゲームの紙を入れる。
「はいどうぞ」
「ありがとう。……えっと、浴衣を少しはだける?こ、これは……」
ついにきたか。
「どしたの凛子ちゃん、ゲームゲーム!」
「そうだよー、ゲームはノリが大事!ねぇ彼氏」
滝島がこっちを向く。
「……うん。ゲームだからね。罰ゲームはちゃんとやらないと」
むくりと息子が立ち上がるのを感じる。
「彼氏は分かってるねー!ほら、凛子ちゃん」
「そ、そうだね。ゲームだからね」
まだ恥ずかしさが衝動に勝っているのだろう。
おそるおそる浴衣に手を伸ばす。
そして、顔を背けながら少し胸元を開いた。
「おお……!」
「これは……!」
二人はにやけ顔が隠せなくなっている。
浴衣からは豊満な胸の谷間が覗いている。
凛子さんは恥ずかしさからか、まだ顔を背けたまま赤い顔をしている。
「いいねぇ凛子ちゃん、セクシーだねぇ」
「うん……。てか、エロいよ凛子ちゃん」
その瞬間、凛子さんの体がゾクゾクと震えるのが分かった。
「き、君たちはずいぶんと直接的なものの言い方をするね」
「だって、エロいもんはエロいし。彼氏もそう思うでしょ?」

169 :
完全に相槌要因として使われてるな……。
「うん、正直エロいよ凛子さん」
また凛子さんの体がビクリと震える。
「でも、それではだけてるって言うかなぁー?」
「確かに、はだけてるっていうには弱いような……」
二人がけしかける。
「そ、そうかな。なら、こんなものでどうだろう」
凛子さんが浴衣の肩口を外に引っ張る。
それによって胸元に続いて肩もあらわになる。
「おおお〜。いいね!エロい、エロいよ凛子ちゃん!」
「素晴らしい!」
「エロいエロいって、褒められているのかも分からないよそれじゃ」
凛子さんが少し早くなってきた呼吸で答える。
「何言ってんの!男の一番の褒め言葉だよ」
「そうなのかい?……そんなに、その……。え、エロいのかな」
顔がやっと正面を向いたものの、まだやや伏し目がちだ。
「もち!くぅー、その窺うような目がまたイイ!」
松崎が騒ぎ立てる。
「全くだ。その黒いブラ紐もセクシーだねぇ」
滝島もそれにのっかってくる。
「ま、全く。そんなに褒められたら、悪い気がしないじゃないか」
「…あ」
他の二人が気づいたかは分からないが、凛子さんがまた少し浴衣の肩を下げた。
これ、スイッチ入っちゃったかもしれないな。
凛子さんの表情に、恥ずかしさ以外のものが少しずつ混ざり始めているような気がする。
これから起こることへの期待に、自分のモノがパンパンになっている。
「はい、また凛子ちゃんの負けー!」
「むむ、段々と負けが込んできたな。次は、と。……男子陣を挑発する?」
「おー、面白いカード!」
「挑発してー、凛子ちゃーん!」
二人が楽しそうに湧く。
「挑発か、そうだなぁ…」

170 :
立ち上がって少し後ろへ下がる凛子さん。
そして、膝に手を乗せてスッと前かがみになる。
それに応じて、豊満な谷間がまたあらわになった。
――――ドクン。
すでに興奮はしていたが、なかでも止めようのない強い衝動が湧き上がってくるのを感じる。
「……どうかな」
「良いよ、良い。さっきと違って、誘ってます感がさらにエロいよ」
「誘いに乗りてぇー!」
凛子さんは大いに湧く二人に気を良くしたのか、次のポーズをとっていく。
「じゃあ、次はこうだ」
ちょっと照れたような誘うような言い方で、浴衣の脚の部分を開いていく。
次第に太ももの方まで見えていき、下着が見える少し手前あたりで手を止める。
「ちょっ……これはエロすぎるよ凛子ちゃん」
「もしかして、凛子ちゃんってそういうの好きなの?」
男二人は興奮しきった様子で訊ねる。
「だ、だってゲームだろう?しっかりやらないと興醒めじゃないか。いいというなら、この辺でやめておくけど……」
「な、何言ってんの!もちろんもちろん!ゲームだから!いやぁ、最近ノリの悪い女の子が多くてさ、
凛子ちゃんみたいな子が来てくれてホント良かったよ〜!なぁ!?」
「うん、ホントホントその通り!感謝感激です!……あ、続けて続けて?」
うっかりストップになってはたまらないといった様子で二人がフォローを入れる。
「そうか、分かった。なら次は……」
凛子さんは後ろを向き、するっと浴衣を下ろす。
ブラの下あたりまで下ろしているので、黒いブラ紐が完全に見えてしまっている。
「ちゃんと挑発できているかな?」
向こうを向いたまま問いかけてくる。
表情は見えないが、上気しているのが簡単に想像できる。
「……ああ、挑発されちゃってるよ。今スグ押し倒しちゃいたいくらいかも」
「俺もだ、挑発上手だねぇ凛子ちゃん」
二人は本当に押し倒しにいきそうな雰囲気を出している。
襲い掛からないのは、俺がいるからだろう。
万が一警察沙汰にでもなったら困るだろうし。

171 :
「そ、そんなに…………興奮させてしまってるのかな」
「正直に言うよ凛子ちゃん。凛子ちゃんに興奮して下すごいことになってる」
滝島の言葉に凛子さんの脚が小刻みに震える。
他の男二人に、違和感に気づかれないだろうか。
「よ、酔ってるからってそんな下ネタを言って……。じゃあ、この罰ゲームは終了ってことでいいんだね?」
「えーー、いや、もうちょっと!もうちょっとだけ!」
「これを終わらせるのはホントにもったいないねぇ」
松崎がワイワイと騒ぎ、滝島はウンウンと頷いている。
だんだんあの二人のキャラクターも掴めてきたな。
「ホントにおだて上手だね君たちは。お世辞だと分かっていても、褒められるのは嬉しいんだ。
あんまりノせないでほしいよ」
あの二人、凛子さんの性癖にドンピシャだなぁ。
男の性欲を受けることに興奮する凛子さんには、たまらないものがあるだろう。
ましてや俺も隣に居る。
俺が見ている中、他の男を挑発し、その性欲を受け止める。
凛子さんにとっておそらく最高のシチュエーションだろう。
「それじゃあ……と」
凛子さんがさっきよりさらに前に出て来て、後ろを向く。
そこから、手を膝に乗せてお尻を突き出した。
「凛子ちゃん、体はほっそいのに尻はデカイよなぁ。思わずアレが反応しちゃったぜ」
「直に見たら、すごいんだろうねぇ〜」
「……見たいのかい?」
「「え?」」
松崎と滝島が同時に声を出す。
すると、凛子さんは片方の手で浴衣の後ろをスッと横にずらした。
大きくて形の良いお尻があらわれる。
「―――っ?」
声を出しそうになるが、堪える。
凛子さんは何も言わずに向こうを向いている。

172 :
「……これは」
「……凛子ちゃんって、やっぱりそういう趣味あるよね?いやあるでしょ」
ゴクリと息をのむ二人。
それもそのはず。
凛子さんが今履いている下着は、布の部分が一辺三〜四センチ程度しかない。
しかも布の位置が妙に高く、布は尾てい骨付近を隠しているだけで、お尻を隠しているのは
実質紐でしかない。
こ、こんな下着を履いてくるなんて……。
モノがビクンと反応する。
自分との時にこんな下着を履いてきたことはない。
「ち、違うよ?デザインが可愛かったから、それで……」
「三センチくらいしか無い布でデザインねぇ……」
「凛子ちゃんの尻にも興奮したけど、凛子ちゃんが自分でこういうの付けてることにすげぇ興奮したわ」
「そ、そんなこと……」
言葉で辱しめられて、さすがに少し恥ずかしくなったのか、話題を変えようとこっちに顔を向ける凛子さん。
「それで、隆志君はどうだい?挑発されてくれてるかな」
赤く火照った顔でこちらを見つめてくる。
「どうなんだい、隆志君」
興奮しまくってるに決まってるじゃないか!
もう下だってずっとテントを張りっぱなしで、むしろ少し苦しいくらいだ。
でも、衝動に突き動かされて口は別の言葉を発してしまう。
「うーん、エロいのはエロいけど。俺に対してそれくらいで挑発っていうのかなぁ」
な、何言ってるんだ俺は。
でも、やっぱり……。
一瞬凛子さんと俺の間に空白の瞬間が訪れるが、すぐに凛子さんがクスッと笑った。
「そうだよね。隆志君は、いつも見ているものね」
嘘だ。
凛子さんが我慢できなくなった時だけだから数回だし、俺を焦らすために大事な二箇所は一度も
見せてもらっていない。

173 :
「なら、こういう刺激はどうかな?興奮するかい?」
凛子さんはスッと座っている松崎の後ろに回り、後ろから鎖骨に指を這わせた。
ドクン、ドクン!
心臓の鼓動が速くなる。
心の奥底に溜め込まれていたものが少しずつ姿を現す。
「う、うお」
松崎が驚きの声を上げる。
「すまない、ダメだったかな。隆志君も興奮させないとゲームが進まないから、そのために普段はない
刺激を増やしてみようと思ったんだけど」
もう『挑発』でなく『興奮させる』とハッキリ言ってしまっている。
しかし、松崎にとってそんなことはどうでも良いようだ。
「い、いやいきなりで驚いただけだよ。もちろんいいぜ、ゲームはきちんと実行しないと」
嬉しそうな松崎を、滝島が羨ましそうな目で見ている。
「う、うーん。確かにちょっと刺激が増えたけど、挑発されるってほどでは」
「そうか……、普段無いとは言っても刺激が足りなかったようだね。じゃあ……」
凛子さんの手が浴衣の中に進入する。
そして、松崎の胸板をするすると撫でまわした。
「これくらいならどうかな」
こちらをむいてクスリと笑う。
性欲に支配された凛子さんの笑顔は、何とも言えないほど興奮を誘う。
「ちょっ!凛子ちゃん!なんか不公平なんじゃない?ゲームなんだから公平にいかないと」
返事を返す前に、滝島がもう我慢できないという風に言う。
「そうだね。言われてみればそうだ、私としたことが。ゲームは公平にしないとね」
松崎の浴衣からスッと手を抜き出し、滝島の方に歩いていく。
「どうもまだ隆志君の反応が良くないね。まだ刺激を増やしてみないといけないな」
凛子さんの指が滝島の耳たぶ、耳の中、頬、あご、首、鎖骨と順に這っていく。
滝島はぽーっとしてされるがままになっている。
チャラチャラしたサークルに所属しているとはいえ、歳は俺と同じ。
さらに凛子さんは誰もが振り返るレベルの美人だ。
凛子さんにあんなことをされたら誰だってああなるだろう。

174 :
「隆志君の反応は……と」
顔の緩みを我慢しようと必な表情で、凛子さんが俺の股間を眺めている。
「君もなかなかしぶといね」
ハッキリとわかるほどテントを張っている股間を見て、そんなことをいう。
「半端な刺激じゃただ長引くだけだし、仕方ない」
凛子さんは浴衣の胸元を大きく開き、黒いブラに包まれた胸を露出させる。
「おおおー!すげぇ!でっかいね凛子ちゃん!」
松崎が感嘆の声を上げる。
「ありがとう、どうかな?」
「良いよ、最高!大興奮だよ!」
松崎の直接的で下品な賞賛にも、妖しい微笑みで答える凛子さん。
もはやゲームなど、全ての体裁を繕うための言葉でしかなくなっている。
「それじゃ、ちょっと失礼して」
凛子さんは近くにあったポッキーを手に取って滝嶋の横に座り、
撫でられてぼーっとしたままの滝島の口につぷっと差し込んだ。
「ん!?」
滝島の意識が完全にこっちに戻ってきたようだ。
が、目が覚めたのはこちらも同じ。
り、凛子さん。いったい何をする気で……。
何をするかなんて分かりきっているはずなのに、頭が混乱して追いついていかない。
興奮のしすぎで脳細胞がんでいっているのだろうか。
体を滝嶋に寄せたまま、顔をこっちに向けさせ、凛子さんもポッキーの端を咥える。
「君はそのままで動かないように」
滝島は凛子さんに魅入られたように固まっている。
スイッチの入った凛子さんの魅力に、滝島は完全に陥落してしまったようだ。

175 :
パキッ。
胸を大きく露出したまま、滝嶋の肩に手を回してポッキーを食べ進める。
一噛み一噛み、ゆっくりと進めていく。
いつのまにか誰も声を出していない。
ポッキーは後半分程度になっていた。
チラと凛子さんがこちらに目線を送る。
そしてパチっとウインクをしたかと思うと、もう片方の手を滝島の頬に添える。
う、嘘でしょ凛子さん。
確かに露出したいとは言っていたけど、さすがにそこまでは……!
凛子さんがポッキーを食べ進めるスピードがどんどんと速くなる。
凛子さんの唇が滝島の唇に近づいていく。
動きがスローモーションで見える。
凛子さんの艶かしい唇が一気に滝島の唇に触れようと距離をつめる。
その瞬間、パキッ!という音がする。
う、うああっ!
張り詰めていたものが、その音で一気に開放される。
自分に音が聞こえてきそうな勢いでビュルビュルと精液が下着の裏に発射される。
ああっ!……くああ、気持ち良すぎる!
凛子さんが他の男を誘惑することへの興奮が体内から溢れ出してきているようだ。
まだ息子が精を吐き続けているなか、とにかく気になって凛子さんを見ると、顔は滝島から離れていた。
「直前で折れてしまったようだ」
こちらを見ながら凛子さんがクスリと笑う。
ダ、ダメだ……。
想像以上の快感に思考が回らなくなっている。
こんな快楽を味わってしまったら、離れられなくなってしまうんじゃないかという心配が頭によぎるが、
それも湧き上がる衝動によってかき消される。
「ごめん、ちょっとトイレ」
とにかく一度下着の処理をしなければならない。
立ち上がってトイレに向かおうとすると、凛子さんも立ち上がる。
「私もお手洗いに行ってきていいかな」
「お、おお。行ってきなよ」
「…………」
松崎は興奮した様子を、滝島はぼーっとした様子を見せている。
凛子さんとともにパタンと部屋の襖を閉じて隣の部屋へ移る。

176 :
「ちょ、え、凛子さん!?」
「ふっ……ふぅっ……!はぁっ……!」
凛子さんが突然ガタガタと脚を震わせて声を漏らす。
「ど、どうしたの。大丈夫?」
さすがに心配になって声をかけると、蕩けきった顔で凛子さんがこっちを見た。
「ダメだ、ダメなんだ隆志君……。もう、抑え切れない」
そのままこちらへとしなだれかかってくる。
「ちょ、ちょっと待って。とりあえずここじゃ隣に聞かれるかもしれないから、もう一つ隣の部屋まで……」
なんとか凛子さんを支えながら隣の部屋に移動したものの、凛子さんの様子は変わらない。
「ど、どうしたの?」
「自分じゃ体の震えを抑えられないほど、興奮が収まらないんだ。
君の前で他の男の性欲を煽ることがこんなに興奮するなんて、想像以上だった。
人として最低だと思うんだが、そう思えば思うほど余計に興奮して……!
―――はぁっ、隆志君、体を触ってほしい。……もう体も欲求を我慢できないそうにない」
凛子さんから理性と道徳心を完全に外すとこういう感じになるのか。
いや、違うな。道徳心が残ってるからこそ、やってはいけない事に興奮するんだろう。
で、でも。
凛子さんの体を、ついに触るのか。
今までは肌を晒されたりはあったものの、肌に触ったことはほとんどない。
「ごくっ。じゃあ、失礼して……」
おそるおそる手を伸ばす。
「そんなんじゃ……。もっと思いっきり触って欲しいよっ」
凛子さんが早く、早くと急かしてくる。
え、エロい。
一度満足したはずの息子が回復してくる。
思い切って凛子さんの浴衣に手を入れた。

177 :
「うわ、すべすべだ……」
凛子さんの背中は想像していたよりもずっと滑らかで柔らかい。
本能のままに手を動かして、背中からお尻までの感触を味わう。
初めて触れる凛子さんの肌の感触に興奮が収まらない。
そのまま手を前に回して胸にも触れる。
「す、すごい。柔らかくて気持ち良い……」
思わずブラを外し、そこばかりを揉んでいく。
「んっ、いいよ、隆志君」
凛子さんも俺の浴衣に手を入れて、体を撫で回してくる。
凛子さんの手の気持ちよさに思わず手がビクリと動き、何か固いものに触れる。
「ふぅっ!そ、そこ……。隆志君、その、そこをもっと……」
浴衣の中で手を左右に動かし、凛子さんの乳首をこすってみる。
う、うわ……。
凛子さんの乳首がどうなのか、初めて触る自分には比較対象がない。
しかし、それははっきりと分かるほど固く反り立っており、乳輪からぷっくりと膨れ上がっていた。
自分と同じように凛子さんも勃起したままあそこに居たのかと思うと、自分のモノは完全に限界まで反り立ってしまった。
「隆志君とこういうことをするのは初めてだけど、その、凄く興奮するね」
本当に興奮しきった顔でこっちを見つめてくる凛子さん。
「……あ。ふふ、また大きくなってしまったのか」
俺のモノを確認した凛子さんがクスクスと笑う。
さらに、そのままするりと俺の下着を引き下ろした。
「私でこんなに大きくしてくれて……。嬉しいよ。それとも、楽しそうに他の男を挑発する私に興奮したのかな」
言いながら、凛子さんはそれぞれの手の人差し指と親指をくっつけ、輪を二つ作る。
そして、その輪を二つ重ねて、俺の下半身の前に差し出した。
「……ん?」
凛子さんは何も言わない。
ただ、興奮した顔で誘うようにこちらを眺めてくるだけだ。
ああ。
分かってしまった。

178 :
凛子さんの肩に手を置き、軽く腰を引く。
そして。
そのまま輪に向かって腰を突き出した。
「くぅっ!」
輪を通り抜ける際にカリが刺激され、思わず声が出る。
と、凛子さんがいきなり顔を寄せてくる。
唇に柔らかくて湿った感触を感じた。
キ、キスされた!
思わず腰を引くと、またカリに強い刺激がはしる。
「――――っああ!はぁっ、もう、こんなの」
もう、ダメだ。
何も考えずに凛子さんの作った穴に向かって腰を振っていく。
「ああ、ダメだ。気持ちいい!」
カリの刺激と、凛子さんの変態的ともいえる趣向によって快感を受け続ける。
恥も外聞もなくカクカクと腰を動かす。
「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ」
しかし、もうそろそろ限界が近い。
さっき出したばかりだというのに、下半身はもう我慢できないと訴えてくる。

179 :
「り、凛子さん。俺、そろそろ……」
腰を振りながら訴えかける。
すると、何を思ったのか凛子さんが俺を引っ張り部屋の隅に移動させる。
「う、嘘……!?」
さすがの俺も、部屋の隅にあるものを見て驚きを隠せない。
「両側の柱に手をついて。うん、いいよ」
凛子さんはそのまま俺の横に移動し、膝をまげてちょこんと座る。
その片手は、さっきまでのように俺の腰の前に輪を作って差し出されている。
もうほとんどイきそうなのだ。我慢などできるわけもない。
「で、でも。まさか、鉢植えになんて……!」
凛子さんがもう片方の手で俺の腰をトンと押し出してくる。
ズルリと自分のモノが輪を通過する。
ああ、もうなんでもいい。
目の前の輪、そして鉢植えに向かって思いっきりを腰を振る。
「あっ、あっ、あっ、あっ、……んん、はぁぁ!」
ビュルっと勢い良く出された精子が鉢植えに飛び散ってかかる。
「う……ああ。す、すごい……」
変態的な行為への興奮からか、普段ならあり得ないほどの勢いで出してしまった。
と。凛子さんが立ち上がり、俺を抱きしめてもの凄い勢いで唇を重ねてきた。
「ふむ、んん、んんん……!」
激しい凛子さんのキスに為すがままになってしまう。
チラと目にとまった鉢植えは、その葉からトロリと白い雫を垂らしていた。

180 :
以上が二部になります。
三部では、凛子さんと他男二人の絡みが多くなります。
本作品は、一目見て分かるような淫乱さというよりは、隠し切れず溢れ出る淫乱さを
テーマにしていますので、その辺りはご了承ください。以上です。

181 :
支援!

182 :
エロくて最高です
支援します

183 :
ついでに関係ない質問ですいませんが、誰かノクターンにある花恋シリーズのような「勝ち気なお嬢様が乱交する」シーンがあるエロ小説って知りませんか?

184 :
>>180
淫乱っちゃあ淫乱だけどこれ寝取りとかそういうスレ向けじゃね?

185 :
>>1にNTRなど特殊なシチュも大歓迎って書いてあるし問題ないと思うけど

186 :
干す

187 :
保守

188 :
ほしゅあげ

189 :
かわりにあげ

190 :
保守

191 :
ホッシュドポテト

192 :
捕手

193 :
ttp://www.bokenya.jp/detail/maxing/max0663/max0663_l.jpg
ttp://livedoor.blogimg.jp/kiwamid/imgs/9/b/9bb9ea12-s.jpg
ttp://livedoor.blogimg.jp/kiwamid/imgs/8/6/86678c3d.jpg
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ttp://pics.dmm.co.jp/digital/video/hnd00057/hnd00057pl.jpg

194 :
やはりな!

195 :
ttp://image.gyutto.com/data/item_img/563/56301/56301_b.jpg

196 :
オマーン湖

197 :


198 :
ほしゅ

199 :
あげ

200 :2013/09/21

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