2013年10エロパロ576: とんがりボウシと魔法の365にちエロパロスレ (306) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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とんがりボウシと魔法の365にちエロパロスレ


1 :2009/11/12 〜 最終レス :2013/08/21
とんがりボウシと魔法の365にちのスレです。
需要はあるはず

2 :
2

3 :
エルメスと魔法の

4 :
1の説明、テツ風にしたかったけど思いつかなかったよ…
ssも絵も投下は大歓迎です

5 :
ついに建ったかw

6 :
プリンス「ワタクシのバッカルコーン(触手)が抑えられないのであるぅ…!」
女子達「きゃあああ〜」
やっぱりロットンとか人気のあるキャラの方が需要あるのかな
てゆーか動物エロって需要あるのかなw

7 :
>>6
バッカルコーンw
プリンスってクリオネなんだよね
なんかぷにぷにしてそうでイイ
ぶつ森もあるのだから需要はあるよ!たぶん
本スレ(?)止まってるんだけどね

8 :
ぶつ森みてみたらちょっとだけこの板話題になっててワロタ
作品投下して頂けるようだし期待
とんがりキャラは絡み合うエロよりセクハラしたくなるんだよな…下半身しまえてなかったり
エロイ人が聞いたら驚く台詞もあるし

9 :
誰かが絵板を立ててくれればもっと人が来るはず

俺には絵板を立てるほどの知識はないので誰かお願いします

10 :
絵版、調べて近いうちに立ててみる
ぶつ森スレにここ貼ってくれた人d!

11 :
あとは新作ゲームでも出てくれれば、いいんだけど。
ゲーム発売からちょうど1年でスレがたったのも奇遇だね。

12 :
たのしむブックVOL1ならクラスメート&住人キャラ詳細に載ってる?
資料になるの欲しい

13 :
誰にでも変身できるドッペルゲンガーを飼いならしたら生きたダッチワイフ造りまくりだよな
…昼間からなんて妄想してるんだろうorz

14 :
>>1
スレ立て乙!とんがりのスレ欲しかったからすごくうれしい、ありがとう
ここの人達はどんな種類のクラスメートが好き?
動物系?植物系?無機物系?それともニンゲン(プレイヤー)萌え?

15 :
スイーツ系は無いのか…

16 :
自分はニンゲン(プレイヤー)萌えですね。
主人公の女の子のキャラかわいいし。
クラスメートにも好きなキャラはいるけどね。

17 :
今女主人公のエロ書いているんだが、
エロパロどころかSSすら書いた事無いからものすごく苦戦してる…日本語に。
休みの日になんとか仕上げられればいいけど時間かかりそう…
愚痴ってスマン。投下できたらそのときはよろしくお願いします

18 :
実はこのゲームに興味はあるんだけど、プレイしたことは無いのだが・・・
同級生のイジメか はたまた、おかしな教師に気に入られたかは定かじゃないが
愛用のホウキを、バイブ付きのホウキにすり返られてしまい
それで試験を受けねばならなくなった女生徒(主人公でもサブキャラでも可)
・・・という妄想をしてみた。

19 :
>>17
正座して待ってる
>>18
それを早くssにするんだ
プップの口癖がかわいすぎる
ペアリングの「いっしょにいると、なんだかうれしい」うんぬん言ったときは、かわいい…って口にだしてた
絵板もう少し待ってね

20 :
>>12じゃないけど、たのしむブックは買いなのかな?
クラスメイト全員見たいけど、ゲーム内で初めて見たいって気もするし悩む…

21 :
××と○○がもりのなかで…
…最後までイった…それがどーのこーのって
そんな話が広まってんだ
××と○○たち
つ ついにさいごまでいったって…
噂になってるんだけど本当だね?
で、どこに突いたんだ?
ありきたりだがこれはツボ
一部脳内変換してるけど

22 :
>>20
ボリューム1の方買いましたが、キャラの公式絵で魅力を再確認したw
ところで自分>>17ですが…
なんとか書き終わりました。
初めてSS書いたからグダグダだし、至らないところだらけだと思うんですが…
投下しておk?
しかも需要が少なそうなテツ×女主人公なんですが、おk?

23 :
おk
何も問題ない

24 :
おkおk、期待してる!

25 :
どうもです。それでは投下致しますね。
※テツ×女主人公 まったり
※テツ→ミスキーキー先生の設定は無視。ごめんなさい
※ずっと温めてきた妄想なのでかなり長くなってしまいました。
 そのため前半・後半に分けさせて頂きます。前半はゼロエロ
※最後に…ごめんなさいorz

26 :
キララン☆パァァ…   ギィ…
【はじまりの扉】の開く音がする。彼女が来たようだ。
学生寮の窓口。
いつもの場所に、今日も座っていた。音のした方、天井へと目をやる。
毎日聞き慣れた足音が後に続いた。それに耳を傾けながら、思う。
俺のところへ一番に来いよ、たまには。
彼女は…あいつは何時だって、扉をくぐれば真っ先に向かうのは温室のある最上階。
…そういえば、温室まで伸びている木の枝が、伸び過ぎているかも知れない。
あいつに文句言われる前に様子を見ておこう。
心の中でそう理由を付け、立ち上がる。
率直に言えば、温室の花園にいる、あいつのもとへ足を運ぶために。
ここ最近、爽やかな秋晴れが続いている。
おかげで一面ガラス張りの温室は、太陽の恩恵をのんびりと受けることが出来ている。
だからだろう、ここの花たちは上機嫌に輝いて見える。
学校の教室より広いこの温室には、噴水や女神像、バラのアーチやバラをアートした
フェンスが並び、そのガーデニンググッズの周りを埋めるように色彩りどりのバラが
咲き誇る。
まるで絵本に出てきそうな庭園のようだった。
「♪〜♪♪〜〜」
一歩入れば、バラの園から聞こえてくるくちぶえ、届く花の香り。
今日も彼女は水をあげていた。
潤んだバラの花は、お礼を言うようにキラキラと輝いてみせる。
「…よお、元気か!?」
おきまりの文句で、彼女に向かって挨拶する。
すると彼女は、水を与えた花のように輝いた笑顔を俺に返してくれる。

27 :
「テツさん!おはようございま…ぶっ!」
自分のもとへ駆け寄ろうとして、足元に躓き、温室の中心に造られた花がない
一本道で派手に転ぶ。
「寮の中で走るなと何度言ったら分かるんだ」
「…ごめんなさい。かまいたちのしわざかも?」
彼女は起き、顔についた芝を払いながら立ち上がった。
リボンタイつきのブラウスにチェックのスカート。今日は制服をアレンジしたような
服装だ。履いている紺ソックスと革靴が学生っぽい。
「うれしいなぁ。私に会いに来てくれたんですよねっ!」
純粋な笑顔でそんなこと言われたらこっちが恥ずかしい。
「木の枝が伸びてないかちょうど見に来たところだ」
おもわず目を逸らしてそう口走った。我ながらおとな気無いと思う。
彼女はくすくす笑うと、
「お願いします、管理人さん♪」
そう言いながら、花たちの水やりに戻った。
どう頑張っても、俺はこいつらには勝てないと、温室を彩るバラたちを見ながら思った。
***
俺がかつて叶えられなかった夢に、まっすぐ進む彼女。
そんな姿を見ているのが楽しかった。最初はただそれだけだったのに…いつからだろう。
「管理人さんっ釣りを教えてください!」
「釣りって楽しいですよね!でも魚下ろした事なくてー…。え?
三枚下ろしできるんですか!?」
「教えて下さい、テツ先生♪」
「スカイフィッシュ今日の課外授業で捕ったんですよ!焼くと美味しいんですよね!
そういえばダグラス先生って――」
おとな気も無く怒鳴ると定評のあった俺は、以前から子供に恐れられてきた。
なのに、何が楽しいのかあいつは毎日毎日、飽きもせず俺の所に来ては学校や釣り、
虫取りの話をした。ときには釣りと3枚おろしの成果を見せに来ました!と言っては
俺が好きだと言った焼き魚を差し入れしてきたり、お昼や夜ご飯を一緒に食べようと
管理人室兼俺の部屋に上がりこんで来る事もあった。

28 :
透明人間の魔法を使ってイタズラをして俺の反応を楽しむ事もあった。
怒鳴ってもおどけるか、屈託のない笑顔を返されるだけ。
校則を2度破ったときは本気で怒ったし、あいつも普段からは想像もつかないくらい
落ち込んだが、その晩、いつもより控えめになりながら、自分の分の夕食を持って俺の
所へ来た。俺が一緒に食べようと促したら、ガーデニングの足しになるだろうと彼女にあかいハートの花を渡した時と同じぐらいの笑顔を俺に返してきた。
あいつの無垢な笑顔に。
何事にもひた向きで、無条件で俺を慕ってくれる彼女に。
俺の心は徐々に惹かれていった。
(何考えてるんだ、相手は人間…それも子供だぞ!)
(歳を考えろ俺…)
いつしか俺は、あいつを避けるようになっていた。
そしてあの夜。
彼女に無理矢理手を引かれて、森へと連れていかれた。
いつの間にか生えていた美しい木の下で、彼女にせがまれてくちぶえを吹いた。
すると目の前に、美しいユニコーンが現れた。
そして彼女は、ずっと俺を好いていた事を教えてくれた。
「ぶっきらぼうだけど、本当は優しくて、誰よりも学校の皆の事思ってて。語りつくせないけど、全てひっくるめてあなたの事が好きです!」
…そう言ってくれた。
ユニコーンの魔力にでもかかってたんだろうか。気付いたら、俺は返事の代わりに彼女を
抱きしめていた。
暗くなった森の中で良かった。
ユニコーンは、そんな俺たちを見て、微笑って姿を消した。
そのあとは、お互い一言も話さず寮に帰った。
それから、二人でこれからのことを色々話した――
***

29 :
「テツさん?何ニヤニヤしてるんですか?」
バラたちのお手入れが終わったようだ。
枝を切っている俺の顔を覗き込むように、彼女が声をかける。
うっかり、思い出にふけってしまったようだ。
「もしかしてエロなこと考えてたんじゃ」
「ば、馬鹿言え!早く学校行かねえと遅れるぞ!」
はーい、行ってきますと彼女が言う。そして、俺をじっと見つめ、頬を染めながら言った。
「…テツさん。行ってきますのキスをしていいですか?」
一瞬だけ間を空けてしまったが、
「早く行けー!!」
イタズラ成功と言わんばかりの笑顔を俺に向け、あいつはお気に入りのポンポン帽子を
被りながら足早に去って行った。
こういう時、もともと赤っぽい顔していて良かったと思う。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


30 :
長い秋の夜。
空は空気が澄み、いつもより星が多く、より輝いている。
寮の上にぽっかりと浮かぶ銀色の月は、夜の町を静かに照らしていた。
あいつはまだ帰ってこない。…テストも近いからクラスメートと一緒に勉強でも
しているのだろうか。
そう思ったとき、寮のドアが開いた。
入ってきたのは、町へ出ればよく会うあいつのクラスメート。
息を切らし、ただごとじゃない様子だった。
聞けば、あいつが外で倒れている、と言うではないか。
マンドラゴラの根の叫びにやられたらしい。
…あれほどふしぎ時間で歩き回っているもの以外触るなと言ったのに。
気を失っている彼女を背負い、寮まで運ぶ。そのまま俺の部屋に連れて行き、
布団を敷いて彼女を寝かした。
彼女の好きな紅茶の葉を用意していると、後ろで音がする。彼女が目を覚ましたようだ。
「おう…気が付いたか。頭痛くないか?」
彼女は、目を覚ましたらいきなり俺の部屋にいて、しかも俺の布団で寝ていたものだから、わけがわからないという顔をしていた。
俺が一連を説明すると、申し訳なさそうに頭を下げた。
「耳栓すれば大丈夫だと思ったんです…。」
テストでマンドラゴラの生態について出題されるらしく、生きたサンプルとして
捕まえようとしたらしい。…まったく。好奇心旺盛なのはいいが人騒がせな。
「…ところでこれ…テツさんの布団ですか?」
おい、何頬染めてニオイ嗅いでいるんだ…
「ちゃんと洗ったシーツだから臭くねえよ」
「テツさんは今日この布団で寝るんですか…?」
だから頬染めてそれを言うな…
いつもそうやって、俺の反応を楽しむんだ。
でもな。あんまり大人をからかうもんじゃねえぞ。
あいつの好きな紅茶を湯のみに淹れながら、言った。
「お前さ…誘ってんのか?」

31 :
湯気と香りが立った紅茶をお盆にのせ、運ぼうと振り向くと。
彼女は顔を真っ赤にして、見開いた目を俺に向けてきた。
そのまま、黙って顔と目を俺から逸らし、俯いた。
…なんだよ。いつもみたく笑ってくれよ!
取り残された俺はかなり居心地悪かったが、お茶を運び、彼女も小さく礼を言いながら
受け取った。
何か気まずい雰囲気の中。思わず俺が、お茶に口をつけている彼女に言った。
「…それ飲んだら帰れよ」
言って、お盆を持って彼女から離れようと背を向けると、
「あ、あの!」
彼女が俺を呼び止めた。
「今日は…もう少し…ここに居ていいですか?」
………。
「駄目だ」
予想していなかった言葉に、一瞬間を空けてしまったが。俺は答えた。
すると布団から身を出した彼女は、正座をして言った。
「ごめんなさい…でも、もっと、テツさんとお話ししてたかったから…」
その上目遣いは反則だろ…。
大体こいつは無防備すぎる。
もともとこの町の住人はオープンで、家に鍵をかけず、いつでも他人を招き入れる。
しかしここは男の1人部屋。そんな場所で、好きな女性が、それも布団でもっと
一緒に居たい、なんて言ってきたら…。
彼女のことは本当に大切にしたい。でも、大切な彼女だから…
我慢できなくなる。
「あの…じゃあ」
返答に困っていると、彼女が先に口を開いた。
「今からお茶会しませんか?」

32 :
前半はここまで。
後半(エロ)は夜に投下します。
では。

33 :
>>17
GJ!!年の差カップルイイヨイイヨー
後半も楽しみにしてます

34 :
ありがとうございます
後半投下しますね

35 :
「お月様綺麗ですねっ!ちょうどお月見もできますね」
お盆にのせたティータイムセットを運びながら彼女は言った。
バラの香りに包まれた夜の温室は、昼間とは違う不思議な空間だった。
月に照らされたガーデニンググッズが青白く光っている。
ここの温室は、沢山の人も気軽に来れるようにと、ガーデニングテーブルやベンチも
並んでいた。ビーチベッドもあり、太陽が沈んだ夜はここでくつろぐ為に来る
クラスメートも居るぐらいだ。
風景だった緑の広場も、彼女が来てから憩いの場へと変わった。
奥にあるテーブルにセットを置く。そのテーブルの前には、数個のあかいハートの花
が並んでいる。
かがんで、そのうちの1つを見た。そう、この花は…
「かわいいですよね、テツさんがくれたそのお花」
彼女が俺の元へ寄って、しゃがむ。
まだふしぎはなの手に入れ方を知らなかった彼女に、さかなのしょから手に入れた
この花をプレゼントした。…彼女への、初めてのプレゼント。
ガーデニングに夢中になっていた彼女は、すごく喜んで受け取ってくれた。
そのときの彼女の笑顔はまだ脳裏に焼き付いている。
「今日ね、白いスズランを集めに森へ行ったんです。そしたらキレイな花を咲かせた
木があって。あの日の…ユニコーンの事件を解決した日を思い出して…それで」
彼女の顔を見た。月に照らされて、彼女の横顔はいつもと違うように見えた。
――可愛い。いや、いつもの事だが(絶対口にはしないが)
月の光がそうさせているのだろうか…。
桃色の唇が、言葉を紡ぐ。
「私、友達と一緒にいたのに、すごく…すごくテツさんに会いたくなったんだ」
「だから、なんていうか、無性にテツさんと一緒に居たくて。いっぱい話したくて…
だからさっきあんな事言っちゃった」
「マンドラゴラを捕って、すぐにでも帰ろうとしたのに、あんなことになってしまって…
迷惑かける気はなかったのに。毎日私の話し相手なんて疲れますよね…」

36 :
彼女は不安気な表情で俺の顔を見てきた。
俺は彼女に見とれていたから、彼女と目が合った。
しかしややあって、彼女が目を逸らしてしまう。
「ごめんなさい。…やっぱり今日は帰ります」
「…お前はいつも一方的だな…」
「! ごめんなさい、でも、テツさんも帰れって、さっき言ったから…やっぱり」
言い終わらないうちに。彼女の腕を引っ張り、一緒に立ち上がる。
「ひゃっ…」
無理に立たされたから、驚いた表情を俺に向けた。
「テツさん…?」
ラピスラズリのような双眸が俺を見る。それもまた、月の光を浴び、
僅かに銀色に輝いて…
俺の中で、留め具が音を立てるように外れた。
身体の神経全てが唇に集中する。
熱くて柔らかくて。そして甘い香りがした。
俺にとっては、永い永いキス。…彼女との初めてのキスだった。
ゆっくりと唇を、彼女から離す。
彼女はどこも見て無かったし、何も言わなかった。
ただ、さっきよりも潤ませた瞳を開いたまま。
「…どうして欲しい」
彼女に問う。
「俺と一緒に居たいんだろう。何をしたい?」
彼女はただまっすぐ俺を見据えて。さっきまでお互いを繋げていたそれが、
今度は俺に求めるため言葉を紡いだ。
「一緒にいたいです……」
「それだけでいいのか…?」
「あの時みたく…抱きしめて欲しいですっ…」
そう言って、彼女は抱きついてきた。
俺は、自分の顔の半分しかない小さな頭を優しく撫でた。
「それから…今の…キスももう一回…」

37 :
恥ずかしいのだろう。小声で、抱きついた俺の胸の中で呟くように言った。
ややあって、彼女を引き離す。彼女の瞳をまっすぐ見て気持ちを確かめた。
「…男にそれを言ったら、…分かってんのか?」
彼女は俺を見つめ返した。月に照らされてもなお桃色に染まっている頬のまま、言う。
「テツさんとなら…大丈夫」
手を引いて、ビーチベッドまで連れて行く。
彼女をそこに座らせ、
「んっ――」
やや無理やり、唇を塞ぐようにして口付けする。
肩を抱き、頭に手を回し、逃げ場が無いようにして。
唇を一回離して、また封じて。数回繰り返す。
唇を離すたび、ぷはっと息をつき、重ねるとまたくっと止める。それが可笑しかった。
そろそろと俺の背中に手を回してくる。…微かに伝わってくる震え。
顔を離し、耳まで真っ赤になった彼女の、頭をひと撫でしてやる。
そのまま彼女を押し倒した。
「…嫌なら抵抗しろよ」
そう囁きながら、彼女の手を握って抑えつける。
相手のよりも倍以上大きい唇を重ね合わせ、僅かに開かせると、他の生き物より倍大きい分、伸縮性に優れた舌を彼女に押し込む。
「んんっ…」
驚いて息を漏らし、少しだけ歯を立てられたが、そのまま口内を撫でまわす。
「んんッ…ふぅ…っ」
足元がもぞっと動く。電撃が走るような、不慣れな感覚に戸惑っているのだろう。
震え、汗ばんだ彼女の手はしっかりと俺の手を握り締める。
「んっ…ちゅぷっ…」
歯ぐきをゆっくりと撫で、逃げ場の無くなった舌と絡ませて。
卑猥な水音が、頭の中に響き渡った。
「…ぷはっ」
名残惜しそうに唾液の糸が繋がったが、すぐに切れたそれは彼女の口元を濡らした。
彼女は恥ずかしそうに俺から目を逸らし、ずっと止めていた呼吸を整えている。
上下に揺れている彼女の胸へと手を伸ばし、リボンタイを緩め、ブラウスのボタンへと
手を掛ける。

38 :
しかし、彼女の手が反射的にそれを制止した。
「初めてか?」
彼女は無言で肯くと、握っている手を緩めた。
…俺の手の震えが彼女に伝わってしまったのだ。
「…優しくする」
初めてを捧げてくれる彼女に、もっと気の利いた事を言えないのだろうか。
手を離してくれよ。震えているなんて、情けない。
こころを読まれたのだろうか。彼女は何も言わず、両手を離した。
ブラウスのボタンを全て開放する。ずっと隠されてきた、柔らかな膨らみが
姿を現す。首すじ、鎖骨、体のラインを、月の光が妖艶に彩る。
彼女のくびれに触れると、
「やっ!」
驚いた様子で体を捩る。ここを触られるのが相当弱いのだろう。
一瞬触れただけなのに、指先に残る彼女の体温。忘れないうちに、再び触れる。
上半身だけ彼女にのしかかり、手の平はへそのまわり、それぞれ5本の指で彼女の
ウエストを往復する。
「やぁ…だめっ…」
鳥肌が立ち、肌の感触が変わる。初めて男に触れられる恐怖と違和感が走った肌は、
反射的に俺の愛撫を拒むのだろう。
胸元、鎖骨、そして首すじへ、鈍く光る体を堪能するようにキスを落としていく。
彼女の熱い体が、荒くなる呼吸が、心音が、全て唇から伝わってくる。
髪からほのかに香る匂いに包まれながら、舌でそっと首すじをなぞる。
「あああぁ…っ」
ベッドが軋んだ。
俺が顔を上げると、目を逸らしたまま口に手を当て胸を上下させている。
自ら出した甘い声に驚いているのだろう。
そんな声を聞いたら、俺だってもう自分を止められない。
手をまわし、胸を守っているそれを外した。意外と簡単にとれてしまった。
そのまま暖まった布を、上にたくし上げる。

39 :
理想的な形に保たれていた双丘は左右に流れ、誘うように揺れた。
ハートのはなの色をした、蕾のような頂が求めるように上へ向いている。
誘われるまま2つの乳房を握る。
熱を帯びた、柔らかな女性のそれに触れた。
手の中で自在に形を変える。最初のうちはそこも鳥肌が立っていたが、
ゆっくり、ゆっくりと弄ぶと除々に優しい肌触りへと戻る。
柔らかな膨らみを、口に含む。
「あっ…あ…んっ」
僅かに漏らした声が、耳鳴りがするぐらいの静けさを壊した。
尖らせた舌で、硬くなった蕾を転がし、唇全体で、柔らかく甘い香りのそれを堪能する。
食べてしまうように激しく吸い付くと
「やぁあ…んっ」
我慢できず、大きく体を反らせながら嬌声を上げた。
そのまま、彼女の下へと指を滑らせる。
くしゃくしゃになってしまったスカートをたくしあげ、下着のラインを指でなぞる。
腿をつかみ、堅く閉じられた脚を開いた。
その中に自分の体を入れ、閉じられないようにする。
ずっと閉じていてすっかり暖まった内腿を優しく撫で、守られていた脚の間、
体の中心へと片手をあてがった。
「あっ…」
そこだけ、まわりと比べ物にならないぐらい熱い。大切な箇所を守る下着の布は
汗と愛液で湿っていて、肌に吸い付いている。
もともと布地が薄く、見ただけで秘唇の形が分かってしまいそうな程だ。
傷ついてしまわないように、優しく、そのデリケートな部分を撫でる。
「ひあ…あっ…いやっ…」
目を瞑ったまま、片手は口を抑え、もう片手は強くベッドを握りしめて。
無意識に漏れる声は抑えられず、彼女の体は生まれて初めての感覚に身を任せている。
ベッドが軋み、やがて俺達を包んでいたバラのものとは違う香りを鼻が捉える。
脱力した脚をさらに開き、秘所へと顔を近づける。
布越しに伝わる、中の熱、潤い。
濡れて色が変わっている中心、恥丘に近付き、舌を伸ばした。
布越しに、優しく撫で上げる。

40 :
「ふああああぁっ!!」
彼女の下腹部が、大きくうねった。彼女をみると、ベッドを握り締めていた手は放し、
両手で口を覆っている。
自らの嬌声に、全身を駆ける電流のような刺激に驚いているようだ。
そのまま、自由自在に舌を操り、彼女の核を撫で回した。
「ふぁああっ…いやっ…だめっ…」
「そんなところ…汚いよぉ…あぁっ…」
体は正直な反応を返してくる。何度も下半身は蠢き、あたりには独特の甘い香りが漂う。
唾液と愛液ですっかり濡れた布地を横にずらした。
そこには、彼女の髪と同じ色をした叢に守られている、ピンクのバラがあった。
「見ないで下さいっ…」
彼女の哀願する声が聞こえるが、俺は目の前のそれを見ていた。
すっかり潤い、静かに蠢くそれが、本当に愛しく思えた。
さらに親指で押し広げると、花弁が開き、奥は鮮やかなピンク色をしている。
そこから、こぽり、と蜜が溢れ、脚の付け根を伝っていった。
花弁に優しく口付けすると、柔らかな感触に俺の唇が吸い込まれそうだった。
何度も何度も舌を這わせると、
「だ…だめっ…あああっ」
先ほどよりも激しくベッドを軋ませる。
すっかり弄ばれ、さらなる刺激を求め膨らんだそれを全て含むように、
唇で挟み強く吸い上げる。
「ああああっ…!」
腰を浮かし、腿に力を入れたままガクガク震える。絶頂を迎えたようだ。
愛液と唾液が混ざり、蕩けそうな秘所から口を離すと、下着と汚れてしまった
スカートをそのまま一気に下ろす。
開かれたブラウスと首元に引っかかっている下着、ソックス以外は、生まれたままの姿となった。
自らもベルトを外し、下に纏っているものを下ろす。
男の象徴が、目の前の彼女を欲して存在を誇張するかのようにそそり立つ。


41 :
彼女の名前を呼び、頭を撫でる。
前戯の刺激が強すぎたのか、目から涙が溢れていた。
ゆっくりとそれを拭ってやると、彼女は安堵の息をついた。
「挿れるぞ。…痛いけど、大丈夫か?」
彼女は、今度は瞳を逸らさなかった。
まっすぐ俺を見て、言う。
「テツさんだから、大丈夫です…き…来てください…っ!」
「…いい子だ」
再び、彼女の頭をひと撫でした。
自分のモノを、彼女の中心にあてがう。そして…
ピンクのバラが、散った。
「ぁああっ!」
彼女が短く悲鳴を上げる。あまりの苦痛で、顔を歪ませている。
まだ尖端しか入っていない。それでも、言葉に言い表せないような感覚が襲う。
彼女の中は熱く、逃がさないように俺を締め付けてくる。
これが少女の、処女の重みなのだろうか。
彼女に、欲望のまま己を奥深く打ち付けてしまいたい。
しかし、理性でそれを食い止める。優しくすると、彼女と約束したから。
「…動かすぞ」
奥まで入れないまま、ゆっくりと出し入れする。淫な音が響き渡る。
「あ、っあ、ぁあ…っ」
それでも、彼女の声は苦しそうだった。それにだいぶ力が入ってしまっている。
緊張を和らげるため、ゆれる乳房を掴み、中心の蕾を撫でる。
「ふぁ、あんっ」
結合部がさらに濡れるのを感じた。きゅうっと締め付けてくる。
自分の額から、汗が伝う。
「ぁ…あ、テツさん…」
俺の名を呼ぶ。初めて、彼女は欲した。
「キス……ください…っ」


42 :
唇を、口内を貪るように撫でまわす。
「ちゅく、ちゅぷ、ん…ちゅるっ…」
彼女も必に俺の舌と絡ませてくる。気付いたら、俺の首と頭に手をまわしている。
「ちゅ……ぷはっ…ひゃんっ」
口を開放すると、首すじを舌で再びなぞる。
「やんっ…テツさぁ…んっ」
相当弱いのだろう、抵抗するように手をまわす。どうやら、どの愛撫よりも
キスが一番のようだ。再び、ふやけるぐらいのキスを落とす。
もう…限界がきてしまいそうだ。
「奥まで入れるぞ…いいな?」
彼女は黙って肯いた。
深く、彼女に沈みこむ。
「ぅん、ああああっ」
彼女の体を、強く抱きしめた。
最奥に達し、彼女をずっと守ってきた、処女膜を貫いた。
「っ…ああああ!!」
バラが、赤く染まる。彼女は泣き叫び、俺を強く締め付ける。
「……!」
彼女の中から、一気に己を抜いた。
瞬間、俺の白い欲望が解放される。
どくどくと脈打ちながら、彼女の肌を汚していった。
「はぁっ…はぁ…」
激しく息をつきながら、彼女はその様子をじっと見ていた。
彼女が俺の名を呼ぶ。
俺は黙って彼女を抱き寄せた。
「ごめんな。…ありがとう」
…俺を感じてくれて。
「テツさん…私の事…好き?」
…そうか。俺はいつも、言葉が足りなかったんだ。だから不安にさせてしまった。
彼女の耳元で、彼女の名を囁いて。彼女への想いを、嘘の無い飾らない言葉で伝えた。
どのくらいの時が経ったか分からない。俺たちは、そのまま抱き合っていた。
バラの香りが、いつまでも二人を包みこんでいた。

43 :
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「テーツさんっ」
「何だ?…おあっ!?」
「可愛いでしょ?遺跡の池で釣れたカエルくん♪」
うららかな秋晴れの午後。
今日も彼女のイタズラに振り回される俺の姿があった。
「…そういえば、白いスズラン集まったのか?」
「スズランはあるんですけど、クラスに1人妖精を信じてない子がいるんですよね…
テツさんは顔に似合わず、妖精を子供の頃から信じていた純粋な人なのに」
「おとな気無くて悪かったな…」
「…言ってないですよ。大人になっても純粋な心はそのままって大切ですよ!
というか、私、妖精さんの姿見えるかなぁ…」
「信じてるんだろ?」
すると彼女が、私、処女じゃないけど大丈夫かな…と呟いた。
思わず吹き出してしまった。
「大丈夫、ふしぎや魔法を信じる純粋な心…それがふしぎ生物の、この町の住人の
糧だから。純粋な心に、それに応えてくれる奴に、大人も子供も…種族も関係ない」
…我ながらすごくアマい事を言ってしまったような。
純粋って感染するものだろうか。
感染元であろう本人は、真剣な眼差しを俺に向けている。
「本当に?」
それが可笑しくて、俺は笑った。
「ああ。だから大丈夫」
「テツさん…ありがとう。それから…もうすぐ12月ですよね。今年のクリスマスツリー、
飾りつけ一緒にしましょうねっ」
「…そろそろ学校行かないと、遅刻するぞ」
「はーいっ…テツさん、行ってきますのキスをしt」
言い終わらないうちに彼女の腕を引っ張り、自らの唇に彼女の額を寄せた。
「…今日だけだからな」
「…行ってきます!」
そして今日も、俺に眩しい笑顔を見せてくれる。彼女は分かっているのだろうか、
輝くような純粋なその笑顔が、俺の心の糧になっているという事を。
今年のツリーの飾りつけは、クリスマスは。
去年よりもずっと、賑やかで楽しくなりそうだ。


44 :
終わりです。
ありがとうございました。
なんかもうね、青い頃に書いたラブレターを読み返してる気分orz
最後の二人の会話は、妖精さんは処女にしか見えないという話を聞いたので、
話させました。
批判等どんどん受け付けます。今後の参考にしていきたいので。
最後まで拙い文章に付き合ってくれた方、ありがとうございました。

45 :
いいね、GJ

46 :
>>17
大作GJ!>>37のキス描写が異種族姦好きとしてたまらなかった
初々しい女主人公も優しいテツさんもどっちも素敵だなぁ・・・やはり年の差カップルはいいものだ

47 :
>>17
自分も>>37のキス描写がすごいグッときた。異種姦感がたまらん…!
スレの記念すべき第一作目、投下乙でした!!

48 :
GJ…とか…もったいなきお言葉です…
本当、お付き合い頂きありがとうございました!
運のめぐり合わせだけど、1作目として投下させて頂きました。
稚拙な文章に付き合って頂いた方々、この場を用意して頂いた>>1さんに
ただただ感謝です。
また挑戦したいと思ってるので、そのときはまた付き合ってやってくださいな。

49 :
GJ!
ここもっと発展するといいな

50 :
ムスコの形にそっくりのホムンクルスを作り出してしまった主人公
という電波を受信した
だめだこれエロくならずアホアホになってしまう

51 :
いいやん

52 :
だれもいないようなのでホイップかすずかメグに屁こかせてくる

53 :
ロットン引越してキタ〜〜〜
けど取りあえずプリンスで書いてくる

54 :
絵板はどうしたんだろうか

55 :
ケット・シーに萌える最近

56 :
恋人のプリンスに、恋人岬でデート中テルミーラブしたら
他の子の名前が…orz
狂った勢いで書きました。
が、女の子が凌辱する上にプリンスがふたなり(クリオネ雌雄同体)
なんだけどこの手のモノも投下して大丈夫?

57 :
ごめんこれじゃ誘い受けだ、反省してる
今新しく書いてるのあるからそれ今度投下します

58 :
>>57
大丈夫だよ
期待してる!

59 :
>55
持ち物めいっぱいで話しかけてみるべし

60 :
ガーゴイルの一人称って何だっけ

61 :
>>60
一人称が「ワタシ」で口癖が「〜であります」とかだった気がする…
しかし、眠気覚ましに毒物を要求してくるあたりドMすぎるんだろw

62 :
キャプテンドット「もう許してくれ…もうルビーを持っていない…」
どうしますか?
 許してあげる
 海賊旗を奪う
 身包み剥がす
→体で払え

63 :
メグがネクタイ付きブラウス着てウロウロしてた…エロい
だってスカートも何も履いてなかったんだもん

64 :
もうすぐクリスマス

65 :
誰もいない、クリスマスだから引きこもってるのか?
いや、ゲームの町の住人が

66 :
職人さんが来るまで保守

67 :
そういえば、絵版ってどうなったの?

68 :
たまにはあげてみよう。

69 :
ぷはー規制やっと解けたー
>>60
超亀だけどありがとう、どうしても思い出せない上に
ググったりしても分からなかったから助かった
よし、投下するぞさせて下さい
ガーゴイル×女主人公
※獣姦注意
※すでに付き合ってます。ふしぎ事件の逃亡事件の後の話となっています。
※ガーゴイルの首から下がよくわからなかったので、犬みたく座っていると想像
※エロまでが長い(そして突然始まる)

70 :
いつもより町が明るいのは、満月だからだろう。
お日様が沈み、町を優しく吹き抜ける風も止み、聞こえるのはスズムシとコオロギと
あそびにんキリギリスの演奏。
普段は独特の喧騒に包まれる学校も、今は全く別の場所みたいだ。
月明かりに照らされ静かに光る夜の学校は妖しく、魔法のふしぎを象徴するかのような
特徴的なデザインの校舎は神秘的な顔を見せている。
そんな校舎に近付くたび、私の胸は条件反射のように高鳴る。
彼に早く会いたいと、鼓動が急かしているように。
周りに誰も居ないことを確認して、ちょっとお洒落して着たワンピースを整えてから、
校舎の中へと入る。
窓から差し込む銀色の光が、誰も居ない夜のロビーをほんの僅かに明るくしていた。
差し込む月光の先に、鈍く妖しく光るガーゴイルの像。
学校に入る者全てを睨みすえる、鋭い眼光。広げた黒い翼、天井を指す長く尖った
尾からは禍々しさすら感じる。
「こんばんはっ」
私はそんな、物を言わない黒い学校の番人に挨拶をする。
すると、まるで月の光を浴びて魔法がかかったかのように、輝きながら、黒一色だった
ガーゴイルに色が付き始める。
侵入者を捕える鋭い眼には、ルビーをはめ込んだような紅い光が宿り、恐ろしくも
美しく輝く。
物語でよく見る悪魔のような二つの角は、深い山吹色と亜麻色が混じり、月光を反射し
金色の光を放つ。それを見て恐れない人はいないし、魅せられない人もいないだろう。
胸と首を覆うたてがみは、銀色に光り威厳たっぷりにふわりと広がってみせる。
雄々しいそれは、美しくも見るものを威嚇する。
月光を映し出していた艶のあるブロンズの体は、ふわっと柔らかそうな体毛に変わり、
月の光を吸収した。
最後に翼と尾をひゅんっ、と軽く動かすのが彼――このガーゴイルさんの癖だ。
私はいつも通り、あまりに綺麗で神秘的なそれを息を呑んで見る。
番人としてでは無く、ふしぎ生き物のガーゴイルとして命が吹き込まれる瞬間。
今夜もまたその瞬間、夜に染まったロビーが、二人だけの秘密の空間になる。

71 :
ガーゴイルさんは、その見た目からずっと学校の生徒から恐れられてきた。
だけど…
ガーゴイルさんは音も立てずに床に降り立つと、ずっと任務に就いて座っていた体を解す。
猫のようにうんと伸びをする。しっぽを天に向かってぴんと張り、翼を気持ち良さそうに
バサバサと動かし、後ろ足で首元をかいて…
それを見てつい笑ってしまう。
そんな、普段のイメージからは想像できないあまりの無防備さが可笑しかった。
こんな姿を生徒に見られたら、番人としての顔が立たなくなってしまうかも。
「…どうしたのでありますか?」
笑った顔を見られないように俯いていると、ガーゴイルさんが心配そうに私を覗き込む。
縁だけは鋭く、つぶらなイチゴジャムのような眼(少なくとも私にはそう見える)
を私に向けていた。
「な、何でもないです…あ、あのね、今日はガーゴイルさんの大好きな
キノコのサラダを持ってきました!一緒にご飯しませんか?」
強面のガーゴイルさんの顔がぱあっと明るくなる。ああもう、この顔も大好き。
2つのお弁当箱に詰めたのは、2人分のキノコと野菜のボイルサラダ。
イモタケ、フクロタケ、マツタケ、シメジ、エリンギ、そして今年初めて採れたトリュフ。
ガーゴイルさんの分にはマンドラゴラに火を通してすりおろしたものがかかっている。
マンドラゴラを美味しいと感じる彼は変わった味覚をしているが、
味覚のヒットゾーンが広いらしく、私の料理も美味しそうに食べてくれる。
横で、マンドラゴラ以外は同じ物を食べながら、私はそれを眺めていた。
あの尖った、細い長いしっぽをふりふりさせて、美味しそうに食べてくれている…。
だめだ、ガマンできない…。
ガーゴイルさんの横に座っていた私は、ふわふわした彼の体に寄りかかる。
彼は不思議そうな顔をして、私を見たから。
私はいつものように聞いてみる。
「たてがみ…触っていいですか?」
いつものように彼が笑って快諾すると、私は銀色のたてがみに顔を埋めて、たてがみが
包んでいる首を撫でる。もふもふ…。
こうするとガーゴイルさんの呼吸が伝わってくる。暖かくて、言葉じゃ表せない心地よい
感触が私の手を包む。
「ごちそうさまです。あなたが作る料理は、とても美味しいのであります。
…いつもワタシの為に、ありがとうございます」
「よかった!どういたしまして。毎日喜んでもらえて、私もすごく嬉しいんです。
…もうすぐすればトリュフがもっと採れる季節になるから、楽しみですねっ」
そう言って、私はまた心地よい感触に浸る。
「ワタシのたてがみ…そんなに、良いのでありますか?」
「はい…温かくて、大好き…」
もちろん大好きなのはたてがみだけじゃない。
私はまた顔を埋めて、染まった頬を隠した。
しばらくこうして居たかったけど、ガーゴイルさんが私の名前を呼んだ。
「あなたに是非見せたい物があります。…一緒に来て欲しいのであります」

72 :
学校の玄関の扉を、音を立てずにゆっくり開く。本当はそこまでしなくてもいいのだけれど。
…来た時と同じで、周りには誰も居ない。
「大丈夫ですよ、ガーゴイルさん」
私の後について、ガーゴイルさんもゆっくり外へ出る。
ガーゴイルさんと外を歩くのは、彼の逃亡事件の時を除けばこれが初めてだった。
ガーゴイル像が動くこと、私たちがこうして内緒で会っている事はクラスメートには
知られてはいけない。だから本当のところ、まだクラスメートの子が起きている
この時間に出歩くのは少し心配に思った。
するとガーゴイルさんは、川が流れる西側の校庭へと向かう。
川を挟んだ向こう側には、鬱蒼とした森が広がっている。月の光が届ききれていない
そこには、木々を模った闇がただ静かに並んでいた。
ガーゴイルさんは右側に向きを変え、川ではなく北の方角を見た。
お化け屋敷のある北側もまた、ここから見れば真っ暗な森が広がっている。
「ここから近道を使います。ワタシの背中に乗って頂けますか?」
「えっ…でも、重いですよ?!」
彼の口から出た以外な提案に、思わず遠慮してしまった。腕は意外に細いし…大丈夫かな。
「この森は人が歩くには大変なので…ワタシに任せて頂きたいのであります」
ゆっくりと体を、ガーゴイルさんの背中に任せる。
「大丈夫ですか?重くないですか?」
私が心配して聞くと、
「大丈夫ですよ。…それでは、しっかり掴まっていてください」
ガーゴイルさんが体を起こし、走り出した。
除々に体を纏う風は強くなり、耳元で風を切る音が響く。
そのまま私達は闇の森の中へと入り、駆け抜ける。邪魔にならないように脚をたたみ、
頭を低くしていた私を、夜の森が後ろへと通り過ぎて行った。
意外と森はそんなに広くなかったみたいだ。あっという間に森を抜けると、見慣れた光景
があった。と言っても、夜の暗さのせいで一瞬判らなかったけど。
朽ち果てた洋館、その庭に並ぶ西洋風のお墓。
街のおなじみのホラースポット、お化け屋敷とまおうの墓だ。
…まさか、ここに何かあるのかな?
だけどガーゴイルさんは私を乗せたまま、その横を通り過ぎてしまった。
そして立ち止まったのは、まるで崖に黒い布を貼り付けたようにそこにある、
洞穴の前。
お宝が掘り当てられる、やはりこの街のおなじみのスポット。
そして、ふしぎ生き物としてのガーゴイルさんと私が初めて出会った場所。
「ここであります。入り口付近は暗く狭いところもあるので、ゆっくり進みますね」
そう言って、私を背中に乗せたまま、暗闇しか見えない洞窟の中へと入っていった。

73 :
はじめて夜の洞窟に入った。
当然、月の光も入らず、目の前に広がるのはただ闇。
長い年月をかけて出来た鍾乳石を今もなお伝い、地面に落ちる雫の音がいつもより
大きく耳に届く。
ガーゴイルさんの体を、思わずさっきよりも強く掴んだ。
ガーゴイルさんは夜も目がいいから大丈夫なのだろう。
体の動きで、行き止まりを曲がったのが分かった。
すると遠くに光が見えるのに気が付く。
奥に地底湖があり、その上には空に向かってぽっかり大きな穴が空いていて、
昼間はそこから太陽の光が射し、この洞窟を明るくしていた。
お月様にしては、ここまで光が届くには明るい。
その不思議は、地底湖のある洞窟の最奥に着いてわかった。
私は、声を出すのも忘れてしまっていた。
普段は陽の光を反射して鈍く光っているだけの、地底湖を囲む巨大な水晶たちが自ら
光を放っている。ダイヤモンドのように透き通った水晶は星を詰め込んだように煌き、
空間を柔らかい光で包んでいた。
さらに水晶が根付いた洞窟の土、鍾乳石までもが銀色とターコイズブルーが溶け合った
ような青白い輝きを放ち、昼間よりも明るく洞窟と地底湖を照らしていた。
この空間の中で一番色が深い、サファイア色の地底湖の水面に、星色の水晶や光る鍾乳石が
映って輝き、より幻想的な景観を演出する。たまに魚たちがはねて、光が揺れた。
「すごくキレイ…夜の洞窟がこんな風になっているなんて知りませんでした。
真っ暗で、怖くて入ったことが無かったから」
「ええ。ですから、あなたに見て欲しかったのであります」
ガーゴイルさんの背中から降ろしてもらい、湖を覗き込む。
地底湖を包む土や岩も神秘的な青に輝いている。それでも蒼い湖は、底が見えない
その深さを語る。

74 :
「あの時は毎晩、この景色を見てたんですね」
あの時とは、例のふしぎ事件の時のことだ。
「あの時あなたは、こんな所でひとりぼっちで寂しくないかとおっしゃっていました。
自信を無くし、任務を放り出した私に対して優しく…。」
「あの時はきっと疲れてたんですよ!いいじゃないですか、たまにはああやって息抜き
しても。…ガーゴイルさんはずっと、私たち生徒を、長い間見守ってくれてたんです。
…だから少しくらい、自由になっても良いじゃないですか」
神秘的な湖を眺めるように座るガーゴイルさんの横に、私も腰掛けた。
「…ごめんなさい。仕事の事だから、私が言う事じゃないって分かっているんですけど…」
「いいえ、ありがとうございます。…校長殿からも、そのお言葉を頂いたのであります」
「…校長先生が?」
「ワタシがこの洞窟で、あなたに助けて頂いた後…任務から逃げてしまったワタシを、
校長殿は何も聞かずに、温かく迎えてくれたのであります。そして昨日…いつもの
ようにあなたがワタシの所へ来て、あなたが帰った後、校長殿がワタシの元に
足を運んで来られたのであります。…今は『まおう』も眠っている平和な時代だから、
もっと肩の力を抜いて良いと。そして…」
…そんな事があったのか。私の方を見て、ガーゴイルさんが言った。
「今はふしぎ生き物だって自由に恋をする時代だから、気になる女性がいるなら
思い切ってデートに誘ってみなさい、…とも」
…もしかして、校長先生は私達の事に気が付いているのかも知れない。
本当になんとなくだけどそう思う。
…考えすぎかな?でも、本当にあの人は不思議な人だと思う。
「それで…ここに連れて来てくれたんですか?」
「ええ。…もしあなたと自由に外を歩ける時が来たら、一番最初にここに来て、
この素晴らしい景色を一緒に見たいと思っていたのであります。ここは、あなたと
出会えた、ワタシにとって大切な場所ですから。この美しい景色からもらえる感動を、
あなたと共有したかったのであります」
嬉しかった。…私と同じ事を考えていたなんて。
「ガーゴイルさん、私もです。夜の洞窟がこんなに綺麗なのは知らなかったけれど…
ここは、私とガーゴイルさんが初めて出会った大事な場所だから…デートするなら、
ここに一番に来てお話したいって、ずっと考えていました」
そう言って、頭をガーゴイルさんのふさふさの体に寄りかからせた。

75 :
水晶の光に照らされて輝くたてがみが、私の頬をくすぐる。
ガーゴイルさんの温かな体温と呼吸がゆっくり伝わってくる。目を瞑ると、それが、
彼の全てが私の体にゆっくりと染み込むみたいだ。
私も彼も一言も話さず、この神秘的な空間に浸るように寄り添う。
静かな時間がしばらく続き、そして。
――彼にもっと触れたい、そう思った。
「たてがみ…触っていいですか?」
いつも見たく彼に訊く。だけど返事を聞く前に、私は彼に触れた。
片腕全体を使って、たてがみを包むように腕をまわす。片手は彼の首の後ろに添える。
そして、少し火照った頬をたてがみの上に寝かした。
彼に抱きつく形になっていた。…つまり、体を今までに無いくらい密着させている。
綺麗な景色の中に二人きり、というこのシチュエーションがそうさせているのかな。
私、随分大胆なことしているような…。
だけど、ガーゴイルさんの体はとても温かくて、もっと触れていたかった。
「…くすぐったいのであります…」
彼の低い声が、私の体に響く。
胸が締め付けられ、自分の体に痺れが走り、熱くなるのを感じた。…私、なんか変かも…。
「ね…ガーゴイルさんも…私に触ってください」
彼の腕を両手でとり、鼓動が大きくなっていく自分の胸の近くまで運び、促す。
彼の眼を見ようと、ふと顔を上げると、彼の顔がすぐそばに迫って来ていた。
ガーゴイルさんの目線が私の瞳から逸れたと思ったら、私の耳を見るように顔を傾けた。
頬と耳に、彼の熱い息がかかり、胸が高鳴る。
その瞬間、柔らかく生暖かい、ざらざらした何かが私の頬を優しく撫でた。
「ひゃっ…」
その感覚に、思わず驚いて声を上げてしまった。
ガーゴイルさんの長い舌が、私の頬を愛撫している。
こんな事をされたのは初めてだった。私は彼の手を握っている事も忘れ、呆然としてしまった。
その舌はゆっくりと、這いながら移動し――今度は私の耳を撫でる。
「ひゃんっ!?」
他人に耳を触られた事の無かった私は、初めての感覚に驚いてまた変な声を上げる。
水音、熱い吐息、熱い舌、耳に直接受ける熱い感覚は体中に響き、それは私の頭の中を
真っ白にさせていく。何かが、麻痺していくようだった。
手からスルリとガーゴイルさんの片手が抜ける。
ガーゴイルさんの両手が私の肩に乗った。その瞬間、ぐるりと視界が揺れる。
彼の体重がかかり、私は支えきれず後ろに倒れてしまった。

76 :
ガーゴイルさんが覆うように、私の上に四肢で立つ。
透き通ったジャムのような紅い眼で私を見下ろしていた。ただ、いつもの優しい眼とは違う。
ガーゴイルさんの体が圧し掛かる。そして、
「あっ…!?やっ…」
再び私は変な声を出してしまう。私の首筋に、ガーゴイルさんの熱い舌が走った。
彼の重みと首筋を這うその感覚に、身体は痺れを覚える。
ずっと上を見ていた私の眼に、輝き美しい青の鍾乳石の天井が入る。
彼が首筋を開放しても熱い唾液が絡みついて、私をさらに火照らせた。
「申し訳ございません…」
地面に響くような低い声が、私の耳元から身体に響き渡る。
「ワタシは…貴方に触れたい…!」
…? 何で謝るの…?
私の視界は真っ暗、いや真っ黒になった。
そして、唇に柔らかくて熱い何かが触れたと思うと、それがそのまま口の中に侵入して来る。
侵入してきたそれは、中で私の舌を弄ぶ。くすぐったいような、未知の感覚に私の全神経
がそこに集中するみたいだった。
「んんっ…ん」
彼の名を呼ぼうと声を絞り出す。
手を伸ばすと、彼のふさふさのたてがみに触れた。
頭の中が真っ白くなる一方で、お腹の下あたりが疼くように感じる。
視界に光が射す。真っ黒だったのはガーゴイルさんの顔で、その彼の顔が除々に離れていく。
ガーゴイルさんの口から垂れていた銀色の糸が、私の唇と繋がっていた。それはもろく
ぷつりと切れて無くなる。
私は息をするのを思い出した。――私、ガーゴイルさんとキスしてたんだ。
愛しい彼と、初めてキスを交わした。
そう思うと、胸が締め付けられて、また疼くような感覚がお腹を走る。
――もっと彼に触れてほしい。唇だけじゃなくて、体も…。
ぼうっとした頭の中に、そんな確かな欲求が静かに生まれ、私をゆっくりと支配していく。
深い考えは無い、ただ彼に触れていたかった。

77 :
「ワタシは…ずっと貴方に、この手で触れたいと思っていたのであります。…しかし
それは、貴方を傷つけてしまうかもしれない。ワタシは人間では…この町の住人とは
違う生き物だから…」
――彼はずっと、そんな事を考えていたの…?
「貴方と一緒にいるだけで、それで良かった。それだけでも、ワタシは毎日満たされて…
いいえ、あなたと出会えただけで世界に色が増えたようでした。ワタシは初めて
貴方と出会った頃から、貴方に恋をしていたのであります。」
「それでも、貴方に会うたび貴方への思いは強くなり…貴方に触れたいという思いも
また、そうでありました。貴方に触れられたとき…ワタシは新たな喜びを知ったのであります。」
彼の夜空色の手が、私の髪に触れた。
「…私もです、ガーゴイルさん」
私は手を伸ばし、彼の頬に触れる。暖かくて、包み込むような感触がそこにあった。
「ガーゴイルさんはいつも暖かくて、いつも触れるのは私の方なのに…
私をいつも包み込んでくれました」
ガーゴイルさん、私もだよ。愛しい人に触れる、その温もりを初めて知った。
大好きな人の暖かさを知って、自分の心も暖かくなることも。
「私、もっとガーゴイルさんの事知りたいの…だから…」
再び、彼の手を胸に導く。
「今度は…ガーゴイルさんが私に触れて…?」
ガーゴイルさんが、再び私の唇にキスを落とす。
今度はさっきよりも時間をかけて、何度も何度も深く、交わす。
交わすと言っても、私はどうすればいいかわからずほとんど固まって、
ガーゴイルさんが一方的に私を愛撫するような感じだった。
唇が離れると、彼と瞳が合った。彼はいつも通りの、縁だけが鋭い優しい瞳に戻っていた。
…今の私は、どんな表情をしているんだろう。
彼になら何をされても、たとえ傷つけられてもいい。
本気でそう思った。
お願い…私に、触れて。来て、ガーゴイルさん…

78 :
思いが通じたように、ガーゴイルさんの手が私の胸の上に乗る。
一瞬、ちくりと何かが皮膚を刺激した。
彼の爪が立ったんだ。
それだけで、一瞬何が起こっているか分からなかった。
その爪は私の肌を傷つけず、私の肌に纏っていた服だけを裂いていった。
私は驚いて、彼を止めようと彼の腕を掴んだけれど、
すでにワンピースはお腹の部分まで裂けてしまっていた。
胸を包んでいた場所は、裂けた布地から下着が覗いている。
私の制止も虚しく、彼はその下着に手を伸ばし、同じように爪を立て、いとも簡単に
胸を守っていた下着を真っ二つにしてしまった。
その勢いでワンピースはさらに破れ、服としての役割が無くなるまでになって…
私の、ずっと隠されていた部分が、彼の前に露になる。
恥ずかしさのあまり、彼の手を放し、両手で胸を覆い隠す。
その間に、ワンピースは彼の爪でさらに裂け、ついに全て開いてしまった。
体は『怪物』の彼の力に、私が敵うはずも無い。隠していた手は除けられてしまった。
彼からみれば下着一枚、あとは全てさらけ出している状態。
恥ずかしさで眼を瞑っていると、
「や…ぁんっ」
驚いて声を上げてしまった。自分でも驚くような変な声。でも、声なんて気にしている
どころじゃなかった。
彼の舌が別の生き物のように動いて、私の胸の一番敏感なところを撫で回している。
彼の吹きかかる息や彼の舌、唾液の熱が私の肌に絡まる。
私の胸が、全身が火照っていくのを感じた。
ガーゴイルさんの体が私のお腹にのしかかり、ふさふさの毛が肌を刺激する。
放り出された足や腕は、洞窟の冷たい空気を感じているのに、彼と肌を重ねている場所、
愛撫されている箇所、顔は真夏の中に連れて行かれたように暑い。
抱きしめ返すように、私は彼の頭の後ろに腕を回した。
下腹部がずっともどかしそうに疼いているのが自分でもよくわかる。
まるで撫でられている部分と神経が繋がってしまっているみたいだ。
――そうだ。私は彼に、こうして欲しかったんだ。
ガーゴイルさんに触れて欲しい。抱きしめて欲しい。そして……
だから私はガーゴイルさんに触れていたかったんだ。
愛撫が続き、彼の舌がお腹、下腹部へと移動する。そして――
「あああっ!」
電流のような感覚が、下腹部から頭の先、足の先を駆け抜ける。視界がじわりと潤んだ。
下着越しに、私の秘所を、彼の熱い舌が撫でていた。
そのまま、まるで毛を繕うように私のそれを舐り続ける。
「あぁ…あっ…ひぁっ…」
恥ずかしさなんて、もうどうでもよかった。
彼からの刺激をもっと求めるように、下半身に力を入れて腰を浮かす。
彼はそれに応えてくれる。唇をつかって、さらに激しく布越しの秘唇を濡らしていった。
「やああぁっ!―――っ」
刺激を受け止める限界を越え、涙が溢れ意識が飛びそうになる。
力の抜けた足の皮膚が感じる冷たい地面が、意識を繋ぎとめてくれた。

79 :
息を整えていると、潤んだ視界の向こうにガーゴイルさんの顔がある。
半目で涙目でぼんやりとしているせいで、その表情は分からなかった。
熱を帯びたような私の頭が、自分の体の中心に触れている物を感じた。
ガーゴイルさんのふさふさの毛と、硬い何か。
見ると、彼は私の中心に腰を落としている。
大切なところを守っていた筈の下着がボロ布のようになって腰にまとわり付いていた。
愛撫している間に切り裂いてしまったんだなと、ぼんやりと考える。
そして、中心に当たっていた硬いものは――ずずっ、と私の秘所を裂くように入ってきた。
「ああっ…いっ…!」
体を裂くような痛みが、霧がかかったような頭の中をクリアにしていく。
彼が、私の中に入ってくる。私は彼と繋がるんだ。
痛みで苦痛の信号を発する頭の隅で、私は彼が何をしているか理解する事ができた。
まるで求めるまま濡れた私の中に、彼はゆっくり、それでも躊躇い無く進んでくる。
たまに微かな水音を立てながら、それは最奥に達した。
そのときだけ、何かぷつりと音がしたような気がした。
初めての痛みは、意識を吸い取ってしまうように痛かった。
私は痛みから逃れようと、ガーゴイルさんの手をぎゅっと握っていた。
そして彼は、少しでも痛みを和らげようとしてくれたんだろう、私の頬を優しく舐める。
やがて、ずりゅっというような音が聞こえた。
彼のそれが、私の中から出ようとしている。
そう思った瞬間、貫くように、尖が再び奥をつく。
「ゃぁあっ!…」
腰が大きく跳ねた。次に何が起こるかわからない未知の中で、彼はその動きを繰り返す。
「あっ、ふあっ、ああっ…あっ…」
彼の動きに合わせて、私の腰も動く。
痛みで疼いている私の中心は、やがて痛み以外の感覚も少しずつ芽生え始める。
彼の動きが、さらにスピードを増していった。
「あああっ、やっ、ああっ!」
私の声、繋がっているところからの水音が、私たち以外誰もいない洞窟に響く。
肌寒いはずの洞窟の空間は、私たちの周りだけ温度が上昇していく。
彼の体が寄り添うように密着し、私の身体を暖かく包み込む。
彼の荒い息が、たてがみや温もりと一緒に私の肌をくすぐった。
彼の全てを抱きしめるように、腕をまわす。
彼の名前を呼ぶと、彼が顔を近づける。
唇が重なり、舌が押し込まれ、私の口内を再び溢れさせる。今度は私も彼の舌に触れた。
「んっ、んんっ!」
微かな快感と疼く痛みが混ざる中で、上と下、二つの場所が繋がり、求め合うまま絡み合う。
蕩けて、どちらのものか分からなくなってしまうように溶け合っていくみたいだった。

80 :
痛くて、少し苦しいけど。
ガーゴイルさんと1つになった事が、幸せだった。その痛みも全てひっくるめて、愛しい。
熱い涙が頬を伝う。幸せの絶頂を感じて泣いたのは生まれて初めてだった。
愛しさで胸がきゅうっと締め付けられる。同時に、繋がっている部分も彼を締め付ける。
蕩けてしまいそうな彼の存在を確かめるため、彼を逃がさないようにするため。
すると彼も、キスをしたまま小さく唸り声を上げる。
どのくらいそうして繋がっていただろう。ゆっくりと彼が私の唇を解放した。
「んむっ…はっ、ガーゴイルさ…あっ、」
息つく間も許さず、私の首筋を再び撫でる。
いつからだろう、気付いたら、痛みよりも快感が上回って、私を支配しようとしていた。
ガーゴイルさんが耳元で、私の名前を呼んだ。
繋がってから、初めて彼は声らしい声を発した。いつもは落ち着いている彼が、初めて私に
呻くような声を出している。
「ワタシ…もう…我慢できないのであります…!」
彼が何を言おうとしているのかが分かった。
「私も…ひぁっ、あっ…来て…っ」
上手く言えない変わりに、彼を抱きしめる力を強める。
それが引き金になったように、彼の尖端がさらに奥に押し込まれた。
「っ!ぁああっ…」
私もそれを迎えるように、さらに誘い込むように、腰を浮かして締め付けた。
「ぁあっ…あっ、や、やあぁぁあぁ!!」
朦朧とする意識の中で、彼の熱いしぶきが膣内いっぱいに溢れるのを感じる。
彼に抱きついたまま、体の力が一気に抜けていった。
彼もまた、体を私に任せるように倒れ込む。
「はぁ…はぁ…ガーゴイルさんっ…大好き…」
大好き、なんてこんなシンプルな言葉じゃ伝えきれない。そのもどかしさを埋めるように、
そして思いをもっと伝えるために。また、彼を強く抱きしめる。
「ワタシも…愛しています…」
耳元で、震えるほど低い声で、優しく甘く囁かれた。
再び幸せの涙が溢れ、そして愛しい温もりに埋もれて、私は意識を手放した――

81 :
その後気が付いても、私はまだガーゴイルさんの体に埋もれたままだった。
瞑っていた眼に、射してくるような水晶と鍾乳石の光は眩しすぎた。
彼は、ずっと眠った私の体を温めてくれてたんだ。
おかげで体は熱いままだったけれど、頭はすっかりクールダウンしていた。
つまり、いつも通りの思考回路が働く。
私、ガーゴイルさんとあんな事を、したんだ…うわ…あわわ…
『ガーゴイルさん、私に触れて…』…は、恥ずかしい、私何て事を言ってたんだ…
しかも、まだ自分全裸…
恥ずかしさでねる、と、これほどまでに本気で思ったのはきっと今までに無い。
…それはガーゴイルさんも同じだったのだろうか。
私が顔を沸騰させる勢いで真っ赤にして、わけがわからないように、ごめんなさいと
連呼したら、彼もものすごい勢いで謝ってきた。
服を破いてしまった事。…中に出してしまった事。
その慌てる姿を見て、私は少しだけ冷静になる。
「だ、大丈夫です、ていうか誘ったのは私なんですし…」
そう、押し倒されたりもしたが、始めに私が誘ったようなものだ。
今では信じられない…私もどうかしてたんだ。
ビビさんのお店で今日買ったワンピースや上着を鞄に入れっぱなしにしておいてよかった。
とりあえず上着だけを羽織って、ガーゴイルさんと向かい合う。
「やっぱり…私達のこと、校長先生に話すべきですよね」
「ええ…それから、ワタシに役目を与えて頂いた、初代校長殿にも…」
「初代の校長先生?会えるんですか!?」
「この世界のふしぎを信じている貴方なら、きっといつか会えるでしょう。
…初代校長殿は、あなた方まほう学校の生徒をいつも見守っているのであります」
「そうなんだ…会えるといいな。…きっと、校長先生なら分かってくれますよね…私たちのこと。
……ガーゴイルさん」
宝石を散りばめたような、煌びやかな空間の中。
私は悪戯っぽく言った。
「今日の事は、責任とってくれますよね?」
そして、驚いている彼に抱きつく。
ふさふさのたてがみが、いつものように私の頬をくすぐった。
「ずっと…一緒ですよ」

この日、ガーゴイルさんが食べたキノコサラダの中に入っていたマンドラゴラが、即効性のある
強力な精力増強剤の薬の材料になること、
私も一緒に食べた、この世界のトリュフにはすさまじい媚薬効果があり、やはりその手の
薬の材料として重宝され、美味しいのに皆むやみに食べようとしない理由がそこにあること、
さらにそのトリュフについてこの町の子供達は、大人達から毒があるキノコと教えられ
恐れているということ。
そして、トリュフとマンドラゴラをいっぺんに食べると、食べ合わせが悪く(?)理性が
揺らいでしまうほどの強い催淫効果が出てしまうこと。
それからどうでもいい事かもしれないけれど、飲めば媚薬効果があるかも知れない
『バラについたよつゆ』の材料になるイモタケとフクロタケもお弁当に入ってたこと。
これらの事実を知ったのは、数日後の事だった。

82 :
終わりです。
お付き合いありがとうございました。

83 :
ケツロンをいうとだな、保守をするのがワタクシの役目なのである

84 :
ビビさんのエロパロ書いてみたいが
足トルソー…うーん…

85 :
保守

86 :
どうせ誰もいないならふたなりプリンスであげるか

87 :
書いちゃえ

88 :
>>82
すごい、GJ!
ガーゴイルってそんな口調なんだ

89 :
※女主人公×プリンス(陵辱)
※プリンスふたなり(雌雄同体ネタ)
※プリンスに電撃
※プリンスが女の子のような喘ぎ
※最後、監禁・縛り・引きずり・おもらしあり
※全国のプリンス好きに土下座
プリンスがかなりカワイソスな状態になっていて、
趣向等偏ったモノになっているのでご注意下さい。

90 :
「…どうしてであるか…ワタクシ達は『恋人』なのに…っ」
吸い込まれそうなほど大きく、美しい琥珀色の双眸は恐怖の色を混ぜ、私を見つめている。
「プリンスがいけないんだからね。私以外の子を好きなんて思っているから…」
満天の星空の下、穏やかな海の音が響く、夜の恋人岬。
ここで恋人達は永遠の愛を誓い、また大切な人との絆を確かめ合う。
君と私もまた、ここで結ばれた。
そんな大切な場所で、君と一緒にいるのは私なのに。
今君の瞳に映っているのは、私一人なのに。
君の事こんなに好きなのに、こんなに愛しているのに。
君の心の中に、私はいなかった。
こんなに大好きなのに…大好きだから、
すごく悲しくて、悲しくて…そして。
ものすごく、憎らしくなった。
気付いたら、私は杖を振って。
一生、悪い奴以外には撃つはずが無かった魔法を発動させていた。
相手を傷つけるだけの、かみなりの魔法。
夜に走った光の亀裂は、彼の体の自由を奪った。
倒れ、身動きができず小刻みに震える彼の上に、私は逃げられないように馬乗りになる。
―――私以外の、誰かのものになってしまうぐらいなら。
プリンスの定番の服、あかまるマークシャツを掴むと、一気にたくし上げる。
そこにあったのは、ほとんどシャツと全く同じ。
薄く透き通った白い体に、中心にはりんごのように赤く丸い、彼の体内の一部が見える。
服と違う箇所といえば、胸の部分に、小さなピンクの突起が2つある事だけだった。
「なっ何を…!?どうしてこんな… …っ!?」
満月の光によって白く浮かび上がる、愛しの彼の裸体。
それは想像してたよりもずっと美しくて。すごく、愛しく思えた。
ピンクの、可愛らしい突起を指で摘む。

91 :
「や…っやめて…」
自分よりか弱いはずの女の子に倒され、裸を見られ、弄ばれて。
雪に血を垂らしたように、彼の白い頬は真っ赤になり、瞳は半月になって潤んでいた。
濡れた瞳はよりいっそう美しくて。
それがとても可愛らしくて…興奮している私がいた。
「…恥ずかしい?そんな事ないよね?プリンスは…とっても厭らしい子だもんね?」
自分でも驚くぐらい、意地悪な言葉が浮かんでくる。
親指の腹でぐりぐり乳首を擦りながら、続ける。
「ほとんど毎日、裸のような格好をして、下半身を丸出しにして、お尻振って
歩いて…本当はさあ、皆に見せびらかしてたんでしょ?こんな風に…やらしい事して欲しかったんだよね?」
「そんな…あっ」
「あの子に…こうしてもらう想像とか、厭らしい事考えてたんでしょ…っ」
ぎゅうっと抓って。プリンスの胸に顔を埋めると、乳首を口に含む。
「こ、こんなことしていいと思っているのか!?…っ!やめて……!」
そのまま、彼の体を舐める。弾くように撫でると、ぷにぷにとした弾力が返ってくる。
彼は唯一自由がきくらしい首を左右に振って拒絶していた。
彼の上半身、特に乳首のまわりは、私の唾液にまみれて、蜜をぬったように鈍く光る。
顔を上げて彼の顔を見ると、すっかり頬は紅潮し、半月の瞳には涙が溜まっていた。
緩やかな弧を描く丸いお腹、突起が付いた日の丸模様の胸が上下する動きで
彼の呼吸が激しくなっているのが分かる。
「こんなことして…キミはわるい魔法使いなのである…」
それでも精一杯、私に対して強く見せようとしたいのか。
「魔法をこんな風に使うなんて…だめである…っ」
ママの言う通りに習い事をいっぱいして、お勉強もいっぱいして。優秀な魔法使いに
なるためにこの学校へやってきた、箱入りお坊ちゃん。
そんな彼が今、私に手籠めにされている。
ズタズタにされたプライドと羞恥心で頬を赤らめている。
そう思うと、ますます私の苛虐心は激しくなるばかりだった。
「大好きなママとパパに言いつける?女の子にいじめられたって?」
「…っ」
「ママ、泣いちゃうかもね。自慢の息子が、こんなに淫乱な子だったなんて知ったら」
「ひどい…あっ」
思い切り、プリンスの足を開く。
「やめて…っお願いである…!」
懇願する彼の声を無視した。
というか、目の前のものに驚いて、耳に入ってきても抜けていった。

92 :
足の間に隠されていたのは、人間には無い小さな割れ目と、その下に…
…これはどう見ても…頭の花柄と同じ色をした、女性の、それ。
「プリンス…キミって…」
言いかけたとき、女性器の上の割れ目の中から、丸い、赤い玉のような物が
見えた。
私の鼓動が早くなる。もしかして…
その赤い玉を親指の先でぐりぐりと擦る。
「やめ、ああぁっ」
びくん、と、彼の体が波打つ。この体の反応、そして声。やっぱりこれは――
彼の大事なモノだ。
割れ目からその玉が、クチッと音を立てて外界へと踊り出る。
除々にその姿を見せ、それは玉ではなく、やはり棒状のものだと分かる。
さらにそれを撫でたりして刺激を与えると、
「ひあ、やめ…てっ」
苦しそうな声を出し、彼自身の思いとは裏腹に、その棒はそそり立つ。
彼のもう1つの性器が姿を現した。
赤い丸い玉のように見えたのは、アーケロンの頭の形に似た尖端。頭より下はプリンス
の頭と同じ群青色。そこに、やっぱり頭と同じ可憐な花柄が、小さく付いている。
プリンスのコロンとした可愛らしい体に、こんなモノが収納されていたなんて。
私は思わず見とれた。恥ずかしいモノを見、淫らな事をしているのに。
でも、そんな背徳感と隣り合わせにある、どうしようもないくらいの憎らしくて、
愛しい気持ち。

93 :
「プリンスのこれ…すごく可愛いね…」
「いやだ…お願いである…見ないで…もうゆるして…」
彼の瞳から、大きさに見合った大量の涙が流れている。
クリオネにそっくりな彼だから、性器を2つ持っているのかもしれない。
彼にとって、それはコンプレックスなのかな。
「大丈夫だよ…プリンスの体は、とっても素晴らしいよ…教えてあげるね」
女性器――女の子の方を、擦るように撫でて、そのまま片手の人差し指と中指を立て、
ろくに濡れていない核の割れ目に差し込む。
「痛っ…ああっ」
「すぐに気持ちよくなるからね」
これがプリンスの、女の子の中。熱くて、ぬるぬるして、私の指に絡まってくる。
そのまま、指を引いて、入れてを繰り返す。
「あ、…あっ、や、だぁ…」
親指の腹で、一番敏感な膨らみを一緒に撫でてあげると、さらに大きく驚いた声を出して
体が反応する。核も潤い始め、厭らしい水音も大きくなる。
「あぁ、ふあ、あっ」
プリンスはまるで女の子のような声を上げて、与えられた刺激に逆らうことも
できずに、体を震わせている。
空いている片手で、今度は男の子の方を握り、上下に擦る。
「あ…!?ひゃあんっ」
男の子と女の子の性器を同時に責められ、逃れない快感が、彼を支配していたはずの
恐怖心を攪拌してしまっているみたいだった。
「ふふ、気持ちいいんでしょ?」
「ち、ちが…ふあぁんっ」
ここまで来て、本当、強がりなんだから。だけど…そこが可愛い。
「もっと、最高に感じさせてあげるね」
男の子の神経が密集している、赤と群青の竿の尖に口付けし、下で舐る。
「あああっだめぇっ…ひぁあん!」
先走り液も、私の舌に全て舐め取られて。
まるで代わりに、指を埋めている方から暖かい愛液が吹き出て来る。

94 :
一旦口と片手を竿から離し、女の子の中を弄り、一番感じる箇所を捜し当てる。
間も無くプリンスは言葉にならない叫びで、その場所を教えてくれた。
「ここがいいんだ?」
そこを指で執拗に責め立てる。
プリンスは何かにとり憑かれたように喘ぎ、真っ赤な顔は涙と涎でベタベタになっていた。
お預けをされていた男の子の方に愛撫を戻す。
さっきよりも太くなったそこに、今度は、口で竿全体を咥えて、舌も使いながら
上下に頭を振る。
腰が浮かび、私をもっと求めているみたいだった。
「ああぁっ!あっ、ひぃんっ!もお、だめぇっ…!」
「ちゅぱ…いいよ。私の中に、プリンスの全部、ちょうだい…?」
「ああああああああっ!!――――――ッ…」
膨張した男の子の方が、脈を打って、溢れた熱い欲望で私の口の中をいっぱいにする。
彼の精液。苦味さえ愛しい。
真っ赤に膨らんだ、花のような女の子の方は、逃がさないと言わんばかりに私の指を
縛るように圧迫する。手から伝わるプリンスの熱が、すごく愛しい。
可愛い。私以外の誰の瞳にも映したくない。
時に憎らしいのに、その胸の痛みさえ愛しい。
愛しいから、誰にも汚して欲しくない。
胸が苦しいほど愛してるから。
私以外の世界を知って欲しくないの。
下半身を欲望の滝でぐしょぐしょにしたまま、愛しの彼は穏やかな眠りについた。
火照った二人を包むのは、優しい波の音と、海と女と男の匂いが混ざった夜の空気だけ。
―――ずっとこのままだったらいいのに。
このまま、誰もいない世界に、二人きりで寄り添っていたい。
私達以外の誰もいない世界なら。大好きな彼の瞳に映るのは、私だけなのに。
気持ちが他の女の子に行く事なんて無いのに。そうすればきっと、
彼は永遠に私だけを愛してくれる。
そうだ。彼がどこかに行ってしまうなら。
ずっと閉じ込めてしまえばいいんだ。
鳥籠の中で、私しか見られないように。
どこかに行ってしまうようなら、羽を?いでしまえばいい。
涙に濡れ、月明かりを反射して光る恋人の頬に、静かにキスを落とした。

95 :


(ここは…どこ…?)
暗闇の中で、プリンスは目を覚ます。
体の所々が痛い。
なんだか、長い長い夢を見ていたようだ。いっぱい泣いたような気がした。
だけどその夢の内容がどうしても思い出せない。考えると、頭痛がした。
頭の中に霧がかかったような感じがする。まるで思い出すのを拒むかのように。
ただ、今自分がふかふかのベッドの上で寝ているのは間違い無かった。
自分がいつも寝ている、カプセルベッド。
しかし何か違和感を感じる。起き上がろうとすると、
「おはよう、プリンス」
暗闇だったけど、目が慣れているからよく分かった。
そこに居たのは、見慣れた顔。恋人である彼女。
そして、自分が感じた違和感に、除々に気が付いてくる。
(…何…これは…!?)
両手が、痺れて動かない。前に組まされ、縛られていることに気付く。
いや、そんなことより…今自分は、何も着ていない。
彼女の前で、全裸を晒している。
わけがわからないまま、それでもなんとか起き上がると、後ろでジャラ…と、
硬いものが擦れあう音がする。
首に感じる違和感。少しだけの圧迫感、そして重みの正体。
「ねえ…何、これ…?」
プリンスは、目の前の彼女に問う。
彼女は、いつもの優しい笑顔で、こう言った。
「勝手にどこかに行っちゃう君は悪い子だからね。首輪が必要でしょ?」
どこから伸びているのか、鎖の付いた首輪が彼の肩と首を圧迫していたのだ。
彼女のその笑顔が、封印されていたプリンスの記憶を引き出す。
「あ…ああ…」
無意識に、涙が溢れて伝う。刷り込まれた恐怖。そうだ、自分は、この子に―――

96 :
「やめて…」
泣きながら、首を振る。
「これ、外して…服返して…」
「ああ、あれ。捨てちゃった。厭らしいプリンスにはもう必要ないよね?」
彼女が鎖を持ち、引っ張る。それはプリンスの首輪のリードだった。
「ううっ」
そのまま彼女に連れられ、いや、引きずられていく。
「ここが君の新しいおうちだよ」
彼女が明かりをつける。ここは何度も遊びに来た、彼女の部屋。
「プリンスのために新しいベッドを用意したんだよ。君がいつも使っているお気に入りのベッド。それから―――」
楽しげにそう話し、再びプリンスを引きずり連れて行く。
「ここがきみのトイレ。ここでちゃんとしてね。」
見せられたそれは、浅い箱の上に砂を敷いた、人間がペットとして飼う動物の
ためのトイレに似ていた。
人間よりもとても軽いプリンスの体を持ち上げ、そのトイレに乗せる。そして、
「ああっ…やめて…そんなことしないでぇ…」
足を開かせ、彼女は秘所をやさしく愛撫する。
「お腹冷えたでしょ?トイレ手伝ってあげるね。…男の子の方、女の子の方、どっちで
するのかな?」
「やめて…やめてっ…そんな事したら本当に…ああ…あああっ!」
女の子と男の子の方から、プリンスの目と同じ琥珀色をしたそれが弧を描いて噴き出た。
「うぅ…見ないで…お願いであるぅ…」
人前で、好きな女の子の前で、漏らしてしまった。
下弦の月に似た瞳から、さらに涙が溢れ、プリンスの体を濡らしていった。
「とっても可愛いよ、プリンス…」
まるで愛しい我が子を見るような、母親のような瞳で声で手で、プリンスの頭を撫でる。
「ゆるして…ワタクシが好きなのは君だけなのである…信じて…だから…」
「…嬉しいよ、プリンス。君からそんな言葉が訊けるなんて…。私もだよ。
プリンスの事、大好き。だから…」
空色の頭の一輪の花柄に、キスを落として、彼女は優しい笑顔のまま、言う。
「これから、いっぱいいっぱい可愛がってあげるね。」

(そうだ、これは夢だ。早く覚めて。そしたらいつもの通り、優しい彼女と一緒に、
友達が、楽しいいつもの毎日が待っている。早く覚めて。早く覚めて。早く覚めて。
ハヤクサメテ―――…)
籠に捕らえられた彼の願いが届くことは、無かった。
これから、彼の二つの秘所が、やがて彼女を欲するためだけの欲望の塊となるまで。
これから、骨の髄まで快感が染み込み、彼がそれを従順に感じるようになるまで。
彼女とプリンス、二人の生活はまだ始まったばかりだ。

97 :
以上です

98 :
>>97
陵辱系楽しい。GJ。
それはそうと、ここには絵描きさんいないのかな?
とんがりボウシのキャラのイラストも見てみたいのだが。
そういえば絵板はどうなったのかな?

99 :
自分は絵を描く人じゃないんでよくわからんが、このスレに直接うpは駄目なの?
なんか絵板しばらく建たないっぽいし
とんがり系のサイトって無いんだよね
だからpixivとか覗いてほくほくしてる

100 :
>>18
ミスキーキ先生とかやりかねないw
そういえば、あんまり座り続けてるとたたなくなる病気になりやすいと聞いたんだが、
あのタクシーの運転手さんやばくないか?ずっと棒跨いでるし

101 :
>>99
ここに直接で問題ないと思う。
けど、絵描きさんがいるかどうかわからないから・・・
pixivとかでもあまりイラストの枚数がないから、
マイナーなんだろうなとは思う。
どうぶつの森もそうだけど、ヒットした割には
キャラクター人気とか少ないね。
結構かわいいキャラなのに。

102 :
プリンス「ばっかるこーん!!」

103 :
>>101
ココも森の会社も
二次創作(とくにエロ方向)や著作権には喧しいところだからな・・・

104 :
マシューとかベベとかの優等生キャラ(男子)がやたらママ、ママ言うからいじめたくなる
「そんなハズカシイ事できないよぉ…たすけて…ママ…ぐすん」
とか
「お願い…こんな恥ずかしいこと、ママには言わないでぇ…」
とか
「ごめんなさい…ボク…もうママの知ってるボクじゃなくなっちゃたぁぁ…」
とか
「ママ…ごめんなさい…人の前で××しちゃったよぉ…」
とか
無理やりひとりエッチさせて
「こんなことしてるなんてママに知られたら、嫌われちゃう…」
とか
御曹司っぽいから、親の会社が倒産しそうになって、お金をこっそり工面するためショタポルノ扱っている
闇会社に自ら足を運び
『パパとママのためにお金欲しいよね?だったら…ちゃんとご奉仕できるよね?』
「パパ…ママ…ぐすんっ」
とショタコン女に売られに行くとか
あるいは大会社の社長の娘に弱みを握られ、あなたのご両親を助けてあげる♪といわれ、
カメラを回されyoutubeに生放送・実況中継された状態で性奴隷にされ
散々恥ずかしい濡れ場を世界中に垂れ流しされ、ズタズタに犯され泣きながら
「もう人脈づくりのパーティーなんてやだよぉ…」
とか
言わせてみたい&やらせてみたい

105 :
マッハさんとラブラブちゅっちゅしたいお…

106 :
今度誰か出ていきそうになったらリロしまくって優等生出すわ

107 :
人脈づくりのパーティーって乱交パーティーだったのか
ああ、だからプリンスは2日間に一度全裸で町徘徊してるのか納得

108 :
ほしゅ

109 :
テンテンは俺の嫁

110 :
スリーピィに嫁ぎたい

111 :
まさかとんがりにこんなスレがあるとは……!
作品も3つもあるし。驚いた。
甘いのも酷いのも良いなあ。今更ながらGJ!!

112 :
ふぉっしゅ。

113 :
お坊ちゃん、お嬢さま系住人はいつも高い服来てるよな。雷の魔法で服を燃やして羞恥プレイさせてやりたい

114 :
ところで♂×♂ってこのスレ的にはアリ?大丈夫なら書きたいんだけど

115 :
>>113
いやむしろ、着衣プレイというのも乙だぞ。
お高いお洋服を、いろんな汁でグチャグチャのドロドロに・・・
>>114
過疎ってるんで、この際何でもいいから投下プリーズ!

116 :
『とんがりボウシと魔法のお店』不思議で楽しい毎日を過ごそう
ttp://www.famitsu.com/game/coming/1236473_1407.html
とんがりボウシと魔法のお店KONAMI
対応機種 ニンテンドーDS
発売日 発売日未定
価格 価格未定
ジャンル その他 / コミュニケーション
備考 プロデューサー:内田明理

117 :
>>116
このスレでは娼館やソープランドやホストクラブを(ry

118 :
>>117
いやいや
健全な店に見せかけて実はいかがわしいサービスをしてくれる店なんだよ、きっと

119 :
新作が出てこのスレも盛り上がってくれたらいいな

120 :
>>117
それいいな
娼館みたいな部屋にしてクラスメイト呼ぶわ
きんびょうぶとか香炉も使える

121 :
たまにはage

122 :
age

123 :
投下求む

124 :
モンプチ×♀主
だれか頼む!

125 :
ストラト×女主人公
虫の書×女主人公
ならネタがあるけど文才が…orz

126 :
>>125
下手っぴでもいいから投下よろ。
文才なんて、書いてりゃ書いただけ付いてくる!

127 :
>>126
わかったアクセス制限なければ近日まとめてうpる

128 :
待ち遠しいな

129 :
むしのしょって生まれたときからむしのしょなのかね

130 :
モンプチ
ゆうびんねこ
ケット・シー
すず
猫たくさんいるよね

131 :
出来ました
ストラト×女主人公です、妄想しすぎた…orz
ストラトが犬かオオカミかよくわかんないんでオオカミになってます
ストーリー性はあんまり無いと思います

132 :
「ストラトくん!一緒に遊ぼ!!」
満面の笑みで少女がパンクファッションのストラトというオオカミに話しかける

「別にかまわないのヨ」

きょとんととぼけたような目が印象的な顔で返事をする

ニコニコと歩く

二人がこんな友好的な関係になるまでにそう時間はかからなかった
もともと見た目によらず人懐っこいストラトに大らかな少女
授業や外で顔を合わせればあいさつは絶対、二人で話し込むこともあった



「今日は何をするのヨ?」

首をかしげるストラトに彼女はとびきりの笑顔で返事をした

「実はまだ決まってないんだ…でも、ちょっと行きたいところなら…」

「…?、どこ??」

「あのね。私お魚釣りたいんだ、きのことか採って…、ご飯作ってみたいなって…」

その瞬間、笑顔で手を引いた彼が川へ向かう
「そしたらそのゴハンはオレが一緒に食べるのサ!!」
「…うん!!」

133 :
しばらくして二人で仲良く釣りをはじめる、今は夏な為ストラトの毛にはところどころ汗が付着し獣独特のにおいが彼女の鼻を少し刺激した
「ストラトくんは甘くて暖かい香りがするね」

「…、そんなこと言われたのは初めてなのヨ。…ちょっと照れるのサ!」
目をぎゅっとつぶって首を振る
そんな姿を彼女はほほえましく眺めていた

だがキノコを採りにいく前に事は起きた
「…雲行きが一気に怪しくなったのヨ」
「本当だ」
いきなり空が曇り始めたのだ
これほどまでかというほどの速さで空に渦のようなものができる
雷の音がする
「ひゃっ…」
「捕まって、危ないのヨ」
だがその瞬間

ピシャァァァァァッ

一番大きな雷と共に雨がざぁっと勢いよく降り注ぐ
「ひゃぁぁぁっ」
驚いた彼女はストラトにしがみつきおびえる
降り注ぐ雨が痛いくらいの勢いで体に当たり目も上手く開けられない

「うわわわ、すごいのヨ…、これじゃ寮に帰る暇もないからオレの家に行こう!!」

近くにあるストラトの家に向かうため痛いくらいの力でストラトが手を引き走り抜ける。
雨の中、目が眩みそうになるが楽しい思い出がかき消されそうになる不安な気持ちを消すために魚の入ったカゴをぎゅっと握りながら彼女は必に走った

134 :



バタン!!

思い切り扉を開けて二人同時に息を切らしながら、後ろに向きなおし扉を閉める

「はぁっ、はぁ、すごいっ、雨…だっ…、ね…はぁ」
「ホントなのっ…サ、あは。何だかおかしいのヨ、はぁぁ」

家についても手をぎゅっと握ったまま微笑みあう二人

そのときストラトのおなかが鳴る
一瞬、間が空いたが
「きのこは無いけど魚はあるし、おなか空いたし…お願いしてもいい…?」
ストラトの素直な意見だと思っていても彼女はその言葉に何故か顔に熱と涙が込み上げそうになる
「今夜、雨が止まなかったら泊まってくようテツさんに電話するから、まずはお風呂に行っておいでヨ」
「うん、ありがとう」
何故だかいつも以上に甲斐甲斐しいストラトに緊張を覚えながら浴槽へ向かう
その後はストラトと入れ替わりに入り
ストラトの用意してくれたTシャツを着用する
大きいサイズな為、ちょうどワンピースくらいのサイズになるからだ
そんな彼に感謝の言葉を言うと料理を作り待機する
何故かそれまでの時間が本当に早く感じられた

135 :

「本当に作ってくれたのカーイ!、うれしいのヨ!!」
Tシャツにトランクスのタオルを肩にかけたストラトが飛び跳ねながら喜ぶ

「やだ、たいしたものじゃないよ…、焼いただけだし…」

「でも嬉しいのヨ、いっつもご飯は一人きりでサ」

「そ、なんだ、まぁ良いよ、早く食べよう!!」
素直すぎる反応に顔が思わずゆるみそうになる彼女はせかせかと話をそらしながら食事を始めた

他愛もない話をしながら食事をしていると、ふと思い出すことがある
自分はここに入学してからは、一人でご飯を食べるようになったけど
それについては悲しくもなかったし頻繁にテツとも食事を取っていた
でもいつも一人きりというストラトの気持ちを考えたら少し胸の奥にくるものがあったのだ
その心理を考えたとき彼の表の笑顔だけしか自分は見ていないことに気づいた
きっとそんな彼のことだからきっと裏では悲しみだとか、寂しさだとかが閉じ込められている気がしたからだ

「ストラトくん、またご飯一緒に食べようね」
微笑みながら話しかけると嬉しそうに首をふるストラトが目に映った

食事を終えて洗い物もして話をしていると新婚みたいだなと思った
そろそろ帰れるかなと思い空を見ると雨はまだ、むしろさっきより酷くなっていた
「だめだ…なんだかなぁ天気予報のうそつき」

136 :

「仕方ないし今日は泊まると良いのヨ、オレもちょっと今日は疲れたし」
「うん、ありがとう本当に助かった」
ストラトの部屋は何も置いていないのでベッドで二人で座っていた
そして気づく
「あの、私どこで寝ればいい?」

「………え?」

「あ、やっぱりゴメン、気にしないで!!私そこらへんで寝るし…!!」
手をふりながら必に微笑む

「そこらへんって…布団なんかないのヨ…、オレと寝るのは嫌なんカーイ?」
「寝る…って、そりゃストラトくんに悪いよ!!だ、だって私寝相悪いし、それにいびきもうるさいしって…そういう事じゃなくてね
やっぱり私なんかがストラトくんに迷惑かけちゃっ…駄目だから!!」

「迷惑なんかじゃないのヨ…、オレはただ…、あの、オレは…君と寝たいから…」
うつむきながら何かを話そうとするストラトに息を呑む

「君が…好きだから、だからずっと一緒に……居たかっただけサ…」

「ストラ…トくん…!、それ…って」

「いや…もう気にしないで、オレが床で寝るから君は布団で寝なヨ」
悲しそうな顔のストラトを見て彼女も自分のことを伝えなくてはと気持ちが焦った

137 :

「違うの、違う、私だって好きだよ…あのねストラトくんが好きだから…だから嬉しくて
でも迷惑かけたくなくて…ごめんね?私にぶいからこんな…」

泣きそうになった

自分が片思いだと思っていたのにこんなにも愛されていることが本当に嬉しくて
そのくしゃくしゃになった顔にむかいストラトが舌をだし舐める

「君とオレは確かに種族は違うけどそのおかげでオレはこんなにも君を慰められるのヨ」

「う、ん」
犬そのものの舌使いにドキドキしながら彼女もストラトの顔をつかみ舌を出す
難しいけれどぎこちないしぐさで舌を絡める

「これ…キスみたいだね」
「これが本当のキスなのカーイ?」
「ちょっと…違う…かな?」

二人で布団に寝転びながら微笑む
「何だか変なの、ストラトくん可愛い…」
思い切り抱きついてにおいを嗅ぐと風呂あがりだからか甘いにおいが少し強めに感じた
頭がくらくらしそうなその香りを堪能しているとストラトがぎゅっと背中を抱きしめる
「君もすごく良いかおりがするのヨ…」
荒々しく首や髪を嗅がれ体の奥に熱ができる
二人で抱き合いながら足を絡める

138 :

「ストラト…くん、どう、しよう…」
「…どうしたのサ?」

顔を真っ赤にさせ彼の胸に頭をぐりぐりさせる

「私、なんか…あの…変なっ…気分に…だから、あの
そろそろ普通に……

「…、オレとそういうの…嫌なのカーイ?」

「いや、嫌じゃない、よ?でも、その私、ちょっと恥ずかしくて…それにまだ私たち子供…だから」

「でも、好きだからこそオレはしたいヨ…ね?駄目??」
頭を撫でながら聞いてくるストラトに彼女はまた心を奪われそうになりながら必に答えた

「じゃぁ…はずかしいから…早く終わらせよう…」
彼にはかなわないな…と思いつつ自分に覆いかぶさる彼の手をやさしく撫でる

細い舌で首筋を舐めあげられ息が上がる
「ふぁっ、くすぐったい…」
思わず抜けた声が出てしまうがどんどん下へ下へと細かく舐められ体が強張った

服が邪魔だと思い持ち上げられる

白い下着と小ぶりな胸が息の動きとあわせ震える
その恥ずかしさに必に顔を腕で隠す

「あんまり…み、見ないで」

その声も興奮しきっている彼には無用だった

139 :

右の胸を舐めまわされ
左の胸は右手でやさしく撫でられた

先端のほうが疼いてくる

「や、あ、あぁぁ…だめぇ…だめ」

首を振りながら抵抗すると今度は吸い上げられ口の前歯で乳房を優しくかまれ舌で先端を焦らす様に弄られる

どんどん物足りなくなりそんな気もないのに無意識に体が前へ前へと進む

「気持ちよさそうなのヨ…」

切羽詰った声を聞きストラトの下半身をのぞくと下着に大きく勃ち上がるものが浮き出ているのがわかる

その大きなものの先端からはダラダラとガマン汁が流れる

「…!!、……私ばっかりじゃ、だめ」

そうつぶやくと下着の性器を出すところから濡れた物をズルリと引き出した

自然と恐怖はなく、それどころか愛しささえ感じるソレをゆっくりと撫でる

指などに我慢汁を絡めながら裏筋などを小刻みに指で刺激すると
負けじと彼女の下着を割れ目にそって指で搔くように食い込ませると腰が浮いた

「あっ…あっ、あぁぁ…!!だめぇ!そこはぁ…っ!!」

ガクガクと足腰を揺らしその快感に少し戸惑う彼女

140 :

下着にはグチュ…グチュ…と愛液が溢れ出す音がする

一旦指を抜いてみるとその液が糸を引き付着する

「どうして欲しいのヨ?」

わざとニヤニヤとした顔でたずねると顔を真っ赤にする

「わかんないよ……へんな事…言わないでぇ……」

「じゃ、好きにするからサ」

嬉しそうに下着をずりさげ無理やり尻を持ち上げられ足を大開脚させる

目の前で赤いようなピンクのような色の性器が愛液を流しながらヒクヒクと動いている

「?!…だめ!だめだってばぁ!!」

涙を流し手で隠そうとしてもストラトの力強い片手により両手を頭の上にふさがれる

「隠す必要ないのヨ…こんなに綺麗なの…」
ツユだくのそこを思い切り舐めあげると今までより甲高い声が上がった

「や、だ!やだぁ!!そこ、きたないっから!!だめ!ふああああ!!!!!」

舌先で皮かぶりのクリトリスを弾かれ涙が溢れる
「そこ変!変だよぉっ!!ああぁ、おかしくなる!だめ!ひああっ」

「ここ?ここ気持ちいいのカーイ?我慢しないでヨ」

思い切り舌でクリトリスを下から上へ早く扱くと腰が浮き足の指でシーツを握る

141 :

「はっ、あぁ…ん!やぁっ、だ、めぇ…なんか…出、ちゃう、おしっこ…出ちゃう…よぉ…!!」

痙攣しだす腰、でもそれでもかまわないと何度もクリ責めを行う
ぬるぬるとした感覚を絶えず与え、もうすっかり皮はむけ勃起している
それでもあまりにも素直な彼女の反応に行為は止まらなくなってしまう

ヌリュ…ヌチュッ…

わざと音を立てられ片手でピンッと弾かれた

その時腰が弓なりになりビクンといっそう高く持ち上がる
足は閉じたのに無理やり開かれている割れ目からは潮が噴出す

「あぁ…やぁぁ…もらしちゃったぁ…」

顔を必に隠し、止まらない潮吹きに腰が震える
クリトリスは相変わらずビンビンに勃起し噴出す潮をよりいっそういやらしく感じさせる

「あ、はぁ…はぁ…」

息が安らぐとともに下半身も落ち着き体の力がどっとぬける
だがその反応を見て気持ちの落ち着いてきたストラトが訪ねる

「どうなのヨ?」

その顔は先ほどの好奇心に満ちた顔ではなく心配そうに気遣う顔だった
少し悪戯で嫌いになったフリをしようとしたがあまりにも心配そうに訪ねてくるため
素直な気持ちを口に出す事にした

「わかんない…恥ずかしくって、あ、でも、痛くなかったよ…」

そっぽを向きながら、というか目が合わせられないまま答える
気持ち良いかと言われてもその類の快感には無縁なため感想が言えないのだ
うじうじしているとストラトが話を切り出した

142 :

「良かったのヨ、痛かったらどうしようかと…、じゃぁ、そろそろ寝よう」
「え?」
「だって、こんなにグッタリしてるのに…」
そうは言っても彼はまだたいしたこともされていない
下半身のものは今も元気に勃起している
自分より疲れた彼女を優先させたいという優しさによるものだった

彼女もそんな彼を見て(私からきりださないと…)と思わず悟ってしまう

「あの…私も舐める…」

恥ずかしいけど恋人の為にがんばろうと赤黒いそれをきゅっと握り、舌でペロペロと味わい始める

「んぁ…そんな…ムチャは…ダメサ…!!」

「だいじょ…うぶ、ストラトくん…好き…」

一生懸命ぎこちない愛撫をする彼女の頭を撫でると今度は口に加えたりしながら必に処理しようとする

先端からあふれる液体が口の端から垂れる
それをぬぐってやると恥ずかしそうに目が下を向く

「なかなか小さくならない…」
「そりゃもっと擦ったりしないと…ちょっと緩いのヨ…」

すこしキツそうな顔をすると彼女もはっとする
どうにか気持ちよくさせたい一身で上目線で呟いた

「じゃぁ…中に入れてもいいよ…」

その時に空間に間が空いたような錯覚が彼を襲う

「そ、それは…」
「何で?ストラトくん気持ちよくならなきゃ…私なんかで気持ちよくなるか分からないけど…
ストラトくんなら良いよ…?」
「でも…その…オレなんかが君を傷つけるのは…いけないのヨ…、他のやつらも始めては痛いって…」

「良いから…それに私ばっかり変な所見られて…、ちょっと悔しいもん」


143 :

どんなに説得しても遠慮しがちな彼に代わり彼女が積極的になりはじめた

「もう、良いから!!」

起き上がり座っているストラトに抱きつきその大きなものを自分の入り口に導こうとする

「気持ちよくなるように…頑張るからね…」
小さな声でつぶやいた

彼女の入り口は処女であることが見てわかるほど小さく綺麗なものだった
それとひきかえストラトのものは赤黒く大きい、あふれる汁ですら恐怖をあおる
今まさにそれを自分の中に入れようとしているのだ

「い、いくよ…」
ゆっくりと腰を落とし先端を少しだけ入り口にくにくにと当てる
二人の愛液ですべりは十分、音もひびく

「あ、うあ……」
もどかしい感情を抑え彼女に自らを託す
ゆっくりと先端を小さくピストンする彼女
徐々にだが奥へ奥へと熱いソレは中に入ってゆく

「あ、おっき…ね、全部ちゃんと…入れるから…お手伝いしてね…?」
その艶っぽくも幼い顔に彼自身の理性も切れはじめる

そしてとうとう寸前のところで
ヌチュッ…と接触部が大きく響きすかさずストラトが彼女の足を掴み思い切り突き上げた

ズンッ…

「ぁああ!!!…ひあっ、あ、うぁあ」

その痛みに思わず目を閉じ彼の背中にしがみついた
結合部から赤い血が滴る

「ゴメン…ゴメンヨ…でもオレ…君と繋がったのが嬉しくて…」

彼女を強く抱き頭を撫でる

「あ、う、うん、いっ…でも、私もうれ…しい、からっ…」
必に答える彼女の負担にならないよう、辛いがゆっくり動く

144 :

グチュ…グチュ…ヌプ

少し鈍い音が続くがちゃんとすべる為下半身への圧迫は軽減されているようだったそれどころかゆっくり揺らしているうちに少女の口から出るとは思えない甘い女の声が上がってくる

「あ…あぅ…はっ、あぁっ」

「気持ち良いのヨ…、中、きつ…」
膣内はものすごい締め付けで赤黒い大きなソレを力いっぱい包み込む
うねったような感覚に身震いする
それが快感だと気づき始めた二人は下半身に意識を寄せる

ズチュッ…ヌチュ…

揺らすたび流れる水っぽい音がお互いの性欲を高めてゆく

「はぁ…っ、ど、しようぅ…ストラトッくん…私…の中…がぁ、痒いみたいな感じで…もっと強く…こすっ、てぇ!!」

収まりようのない下半身の奥から届くその疼きを収めてほしく
わざといやらしく下半身を突き出し腰をゆらしておねだりをするとストラト自身も限界なのか遠慮なく突き上げはじめた

「ぁん!はっ、すごいぃ!!なんかぁ、あぁぁぁ…!!」

求めていた快感に足がつりそうになる
熱をもったソレが彼女の内壁を何度も激しく擦りあげる
摩擦が快感へ、奥をくにっ、くにっと寸止めされるようなむずがゆい快感が彼女を支配する

力が入らないため布団に倒れ込んでしまうがストラトが覆いかぶさり足を持ち上げてくれるため更に奥を突き上げられた
溢れ出る愛液がゴポッと一気に出るがその行為のためすぐに白濁となり泡だってしまう

「ふぁぁぁぁん!!!!きもちぃっ、奥!奥に入れてぇ!!痒いのぉ、もっとこすってぇ!!!」

ほとんど泣きながら懇願する
彼自身も余裕がなく話すこともできず息を吐き欲望に忠実になる
そして限界が近づいていることも分かっていた

自分のほうが早くイってしまうのは心苦しい為、行為のせいでぬるぬると濡れた彼女のクリトリスを再度、親指を上下に揺らし捏ねる
すると膣内がいっきにぎゅっと彼の昂りを締め付けた

「そこっ、さっきのトコ?!あっ、っく…すごいぃ!へん、にぃ…なっちゃ…!!」

口の端からあふれる唾液から彼女の余裕のなさが伺える
そろそろだな…と思い切り奥に突き入れ、クリトリスを指全体で擦りあげると彼女が今まで異常に大きな声を上げた

「んっ…ぁぁぁああああ!!!!!!」

ビクッ、ビクン…
ビュルッ…ビュッ……

同時に己の欲を限界まで達した、その証が彼女の中からあふれ出す
ストラトの長い射精が彼女の中に入りきらず溢れ出る

145 :

「…あっ?!こ、これ…とまらなっ…ふぁあ…!!」
いつまでも流れ続けるソレはイったばかりの彼女を追い詰める

「ス、ストラトくっん、ひやぁ!やだぁ…あふれてるよ?!…くあっ、らめぇ、やぁぁ…」

「ご、ごめ…、イヌ科の生き物は射精が…ながっ、いから…」
答えると射精しているモノを抜き出す

それを見ていた彼女は先ほどまで自身に入っていたソレを口に含む

「ん、んふっ…ふぁ…」
精液を舐め上げて見せ付けるようにしっかりと飲み込む

「き、きたないのヨ…!そんなことやめるのサ…」
「ん…ストラトくん…すっごい…」
しっかりと全てを飲み込むと彼女はそのまま寝てしまった



翌日

彼女が目を覚ますとストラトが隣で寝ていた

その様子だと情事の後に寝てしまった自分のため後片付けをして自分のことも風呂に入れなおしてくれた上に服まで着せてもらったに違いない

そんな彼の優しさに微笑み頭を撫でる
すると彼がフフっと嬉しそうに微笑んだ
きっといい夢をみているのだなと彼女も微笑む

よく見ると周りが朝にしては暗いと思った
窓を布団からのぞくと昨日と同じく相変わらずの大雨

(今日は泊まれるかな)
不謹慎だと思いつつ嬉しくなった
彼ともっと居たい
それだけのために、今はその時間のためだけに雨にはやんでほしくなかったのだ

もっと彼との時間を楽しんでいたい


まだぐっすりと眠る彼の腕の中に余韻とともに彼女は再度、眠り始めた



146 :
終わりです
こんな出来ですが意見などありましたら参考にしたいです
文章下手ですみません…小説のほうは実際全然書きません
普段は絵描きをしています、暇があったら描いたものも上げたいですね
もっと精進したいと思います

あとストラトの口調が難しい…、不自然でしたら申し訳ないです

147 :
久しぶりに投下きた。
ストラト会ったことないけど口調が面白いですね。
イラストのほうもかなり期待しています。
とんがり関係のイラストって少なくて・・・

148 :
>>131
GJ!次はストラト出るまでリロしようと思ったよ
書くのも描くのも出来るなんてすごい。でも第三者視点で書くのって難しいかもしれない
乙でした!

149 :
すずをだれか頼む!

150 :
ほしゅ。

151 :
オナラ魔法ってかなりの羞恥プレイだよな
でもここであまり言われないのはスカっぽくなるからか?
俺的にはおもらし魔法の方が理想だ

152 :
ほしゅ

153 :
総攻めドS女主人公萌え

154 :
新作が発表されてこのスレも伸びるかな?

155 :
前のストラトかいたやつだけど、むしのしょが触手ネタなうえに誰も、うpしてないから上げずらいwww

156 :
155
見たい

157 :
是非うpを
あとあなたの絵も拝見したい
小説の挿絵みたいな感じで描いてくれたら最高

158 :
>>156
>>157
わかったまとめてくるwww
エロくはないけどピクシブにルドルフ擬人化をうpったことがありますwww

159 :
http://imepita.jp/20101031/679050
ピクシブ見れない人いないだろうからとりあえずうp
適当にかいたものだしエロくはないけどサンプル程度にどうぞ

160 :
wktk

161 :
ああうまい うまいのう(笑)
(貧乏な主婦らに見せつけながらクッチャクッチャとネギトロ巻きを食べるとんがり)
ホンっとおばさま達おれのこと好きな(笑)
一緒にお風呂入って抱っこするぞ

162 :
キャラに嫌らしい電報送りつけよとしたらNGワードってやっぱあるんだね
とりあえずオナニーは平気だった

163 :
できたのでうpします
むしのしょ×女主
自分設定、触手ネタ注意

164 :
夜の星が青く、赤く光り輝いている

もう雪が降り積もり、外は寒くなっていた
そんなものだから、星は硬く
宝石のように冷たく煌びやかに光るのだろう

窓の外から何回とも眺め続けた緑色のむしの書が思う

でもこんな日にしか取れない魚や、虫も沢山居るし

こんな真夜中だからこそ出てくる虫も居る

そんな事を考えながら彼女が来るのを待ちわびていた

「なぁ…」
隣に居る、青色のさかなの書に話しかける

「どうかなさったんですか?」

「俺たちは何時からこうして、この空を眺め続けたんだろうな…」
らしくない質問に目をまるくしつつさかなの書は答える

「そうですね、初めてあった時すら覚えていないし
外にもあまり出たことがないですから…でも私はここ、好きですよ。
彼女も来ますからね」
ニコリと微笑み答えるとむしの書が怪訝そうに答えた

「………っち、嫌みったらしいこったな
このロリコンめが」

「失礼な
暇な生活を毎日送っていた私たちに土産話をもってきては
はしゃぐ彼女、私たちにとってこれほどにいい子はなかなか会えませんよ」

「確かにな、他のやつらは皆、出すもん出して帰るだけだしな
交換物質が気に食わないとキレてくるしな
やつらはイマイチ等価交換ってもんを分かっちゃいねぇ」
皮肉そうに話すとさかなの書が苦笑する

「まだお子様なんですから…、そんな難しい話をしてはいけませんよ」


165 :
そんな愚痴を何回もさかなの書は聞いてきた
二人は長い時を超えて今、ここに居る
この学校の校長に会う前からずっと
今は望遠鏡で星の声を聞いていることだろう

そんな事を思っていると扉が開いた
「こんばんは!!」

明るい可愛らしい笑顔の彼女の声がする
「おう、おせぇぞ、早く帰れ。
…って何だ、きたねぇな」

彼女を見ると体中どろだらけである

「あは、転んじゃって…、今日は早くおうちに帰らないとなぁ」
申し訳なさそうな笑顔を向けてくるが膝から血が出ている
たぶん見えないと思ったのだろう
無理して隠しているがスカートに血がべっとり付いている

「お前な…毎回言ってんだろ、無理してまでとってくるなって
怪我までしてきてバカじゃねーの?」

「ご、ごめんなさい」
顔をしぼめる彼女

そこでさかなの書がフォローする
「頑張って沢山の魚や虫を登録してくれてる彼女に失礼ですよ」
「さかなの書さん…」
彼女の顔も和らぐ

166 :

いつもそうだった、むしの書が話している最中、彼女を少しどやすと
さかなの書がフォローする
たぶん彼女もこんな紳士的な男のほうが好きなんだ
むしの書は皮肉にもそう思ってしまう

「ま、とにかく俺達が登録してやる、早く帰りな」
「はい、あの…」
「何だよ?」
むしの書が聞くと彼女は黙ってしまった

「あの、ごめんなさい。また今度話します」
「今どうせ話そうとしたんだから、早く話せよ」
だるそうに聞くと彼女は顔を赤くした

「あの、今はやっぱり…また今度…!!」

バタン

登録したいものを置いて彼女は焦って帰ってしまった

「何だ、あいつ意味わかんねー、置いて行きやがった」
ため息混じりに答えると
そばにいたさかなの書が嫌な目をし
「全く…早すぎる春ですねぇ」
と、答えた




167 :
後日

むしの書宛に始めての手紙が届いた
「これが…手紙」
「よかったですね」
「おう、あけるのが勿体無い。でも手がないからあけr」「はいはい私があけましょう」
校長がむなしくなるセリフを遮る様に手紙を綺麗に取り出す
「おや、彼女からですねぇ…」
「そうか、なんだアイツ手紙なんて…」
「読みますよ…
 ★☆むしのしょさんこんにちは!
    クリスマスにいつものお礼に
     私のおうちにきませんか?
    たくさん、虫を取ったので食べてください!!
             ではでは!!    お元気で!!☆★



うんうん、可愛らしいですねぇ」

「あんたが言うと変態くさいよ」

「失礼な、行って来てはどうですか?」

「良いのか??」

「もちろん、ただしあんまり彼女に失礼のないように」

「そうか…」
外にあまり出ないために不思議極まりないが
むしの書は少しの期待を胸にその日を待つことにした
さかなの書はそれを少しうらやましそうに見ていたが、むしの書は気づかなかった


168 :
当日になり少し肌寒い道を一生懸命歩いて(バタバタしてい)ると彼女に会った
「おう、今いくぜ」
「え、えぇ?!私が向かいに行くのに!」
「女に抱っこされる趣味はない」
「で、でも無理したら駄目!雪で濡れちゃいますよ」

焦ってむしの書をもちあげる彼女
照れくさそうにするがコートを着ているので彼女は暖かかった

寮に向い入るとテツが拍子抜けした顔でその光景を見ていた
「おい、お前……、むしの書を盗むなんて…やるな」
「ちょ、ちょっと失礼な!盗んでないよ!!」
「あったりめーだ、こんなトロイやつに盗まれねーよ」
「そ、それはそれで傷つくなぁ」
しょぼくれる彼女を男二人が爆笑している

部屋に入ると中は可愛らしく家具が綺麗に置いてあった
「これ…」
むしの書が見つめた先には綺麗な花が置いてあった
「おかしのはな!この前くれたやつ、飾ってあるんです」
笑顔で答える彼女が自分をソファに置いてテレビをつけた

「これがテレビ…、はじめてみたぜ」
「意外だなぁ…!面白いですよ!」
「そうだな」
今までものは知っていてもはじめてみるものだらけで少し感動していた


169 :
「いつも同じ場所でしか物を言わなかったから、少し不思議だな」
「そうですね」
「いつも以上にお前が親しげに感じるぜ」
「…それは良かった」
穏やかに微笑む彼女を見つめて少し苛めたい気持ちになる
「お前サンタに何もらうんだ?」
「え?」
きょとんとしているがすぐに彼女は答えた

「う〜ん、ぬいぐるみかなぁ」
「何だガキくせぇ」
少し微笑みながらからかうと
彼女は少し顔を赤くした

「たまに家に居ても寂しいから
寂しくて、慰めてほしくなるんです…
ずっと一緒に、離れないでいてほしくなる…」

その言葉はむしの書を少しどきっとさせた
男の心を持っているむしの書には大人の思考が働いているからだ

「そういう言葉、良くないぜ」
「知ってる…」
少し過激になる彼女にむしの書は生まれて初めての感情が生まれた
人を恋人の対象として好きになる感情だ

「あのね、私、むしの書さん好き、大好き、
でも私はきっとむしの書さんより早くんじゃう、むしの書さんの事こまらせちゃうね」

「お前……」

「だから沢山生きているうちに、沢山の思い出を作らなくちゃいけないの
私は駄目な子だからね、いっぱい怪我しても沢山虫とらなきゃいけないの
生きているうちに私の初恋相手になってくれて有難うって言わなきゃいけないの
本物の寿命の長い魔女になるには悪魔とエッチしなきゃいけないって聞いたから
それだけは嫌だから」

170 :
規制でしばらく抜けます

171 :
とか思ってたらかけたんで続きかきますwwwひでぇwww
「そうか…、でもお前は駄目な子じゃないよ。立派だよ
本物の魔女なんかよりよっぽど凄いよ。」

「でもいつかむしの書さんは私を忘れます」

「そんなことねーよ…、
なぁ、知ってるか?先にぬやつより、残されるやつのほうが辛いんだぜ

昔よく、俺達のところに来てくれるガキの集団がいてよ
大人になってもずっと来てくれるんだ
でもそいつらはずっと昔にんじまったよ。
そいつらに会えなくなって俺は初めて泣いたんだ
もう会えないってな」

「むしの書さん…」

「だから俺、お前がんだらすっげぇ悲しいと思う」

「…ありがとうございます……」

「俺は、恋すること自体に種族は関係ないと思うから」

「……っ…!!」
彼女の目から大粒の涙がこぼれる
それを見つめていると今までに久々に切ない気持ちがどっとあふれてきた

「俺達は、俺たちが生きている間にできることを精一杯やろうぜ」

「はい…」

彼女はむしの書を抱きしめた
そしてむしの書のまぶたの上に軽くキスをした

「大好きです」
照れながらもきゅっと力をこめるとむしの書も恥ずかしそうに答えた

「俺もお前のこと、好き、だぜ……」
「はい…あの…」
おそるおそる彼女が顔を赤くして瞳を見つめる
大きな瞳がとても綺麗に感じた

「あの、キス…したいです」

「そ、そうか…でもな…」

172 :
むしの書は申し訳なさそうな顔をしてページの間から紫色の触手を出した

「その、これは俺でいう舌みたいなもんでな…、何本かだせるし、味覚もある
でも、その、これはけっこうエグいもんだぞ」
その紫色のものはぬるぬるとしていて
生暖かい、ミミズのようなものだった

だが彼女は息を呑んで太いそれにキスをした

「ん…」
「お前…無理すんな」

その触手を彼女は舌の先でペロペロと舐める

「何か甘いな…」
「うん…さっき、チョコ食べた…」
「うめぇ…」

しばらくすると触手が彼女の口に入る
彼女は噛まないように鼻で息をしながら頑張ってその触手を口に含む

「ん、んふぅ…ふっ」
口内がいっぱいいっぱいになる、息苦しいが目がトロンとする

「何だ、気持ち良さそうだな」
「ん、ふぁぁっ…」

ズプッ…

勢い良く抜き出すと彼女の口の端から唾液が零れ落ちる

「こういう顔すっげぇ良い、知ってるか?それ男を誘うときに使う顔なんだぜ」

「さ、誘う?」

「セックスしてぇ時にする顔だって言ってんだよ」

するともう数本触手が出てくる

「今からすっげぇ、気持ち良いことしてやるから…、自分の服まくってみ…」

「ぅ…」
おそるおそる服を上げワンピースの中からは子供らしい少し膨らんだ胸が露になる
その下にはぴったりと女性器のシルエットを写した下着

むしの書が思わず息を呑む

「は、恥ずかしいから…あんまり見ないで…」

「何いってんだよ、外気に触れて勃っちまうくらい敏感な乳首してよ」

「やぁぁ…」

触手が彼女の敏感な胸を舐め回す
あくまでも乳首以外の箇所を責める

「あっ、やっ…、そこ違う…真ん、中がっ…痒い…」
もどかしい感覚に腰がくねる

173 :

「気持ちよさそうだな…」
「んっ、んぅ」
体を震えさせる彼女をきゅっと抱きしめる
「気持ち良いの我慢するなよ…」
「は、はいぃ…」

今度は腹部をスーっと触手でなぞる

「ひゃぁぁっ…」

「今のすっげー良い、お前の体、すっげぇ良い味する…」

「あ、うぁぁ…すっごいよぉ…びくびくするっ…」

「あぁ、感じてるって事だよな」
男としてやはり感じてもらったことを素直に喜ぶ

「あ、ち、ちくびが…かゆいのぉ」
思い切り勃起した乳首を自分で思い切り指でコリコリと愛撫しだす彼女
でも自分ではいまいち大きな快感がない

「そうか、乳首が良いのか…仕方ないな…」
わざとらしく言うと彼女の乳首をぐりぐりと触手で舐め回す

「うひゃぁっ!!あっ、良いっ、良いかも……!!」

彼女の腰が弓なりにビクビクと震える
「なんかぁ…何かすっごい気持ち良い…!!」

「俺もすっごい気持ち良い…眠くなりそうなくらいにな」
「ね、寝ちゃだめっ!」
むしの書に抱きつき懇願する
「じゃぁ、眠くならないくらいに思い切り甘い声出せよ」
「んっ、んぅぅ」

胸を愛撫し続けても硬くなるだけで疼きの解消にはならない
彼女の足を見ると下着にうっすらとシミがついている


174 :
「もっと気持ちよくしてやんよ」

胸をいじっているのとは別の触手が今度は彼女の下半身を愛撫する
下着の上から割れ目を執着的に撫で回す

「あ、あぁぁぁあぁ!!」

グチュ…ヌリュ…

もうすっかり濡れた女性器はちょっとの愛撫でも中で擦れ合い感じてしまう
「すっごいのぉ…すっごい気持ち良いのぉ…」
「本当にな、今気持ちいい所もっと気持ちよくしてほしいんだろ?」

首を縦に振る彼女にむしの書は卑猥な微笑をした
「じゃぁ、気持ちよくしてほしいところ俺に広げて見せてみな
勿論、何処をどうしてほしいか言うんだぞ」

すると彼女は下着を含めた衣類をもたもたと脱ぐ
すべて脱ぐとむしの書にまたがり
尻をおもいきり両手でつかみ下半身をよく見えるようにした

「わ、私の…私の濡れている…お、まんこ…を、
むしの書さんの舌で…気持ちよくして…下さい…」

ふるふると震えながら太ももに愛液を垂らす彼女は官能的というよりもっと別の卑猥な生き物に見えた

「合格」
むしの書はそれだけ答えると彼女のアナルに一段と細い触手を擦らせた

「だ、だめっ、そこは汚いからっ…」
「お前に汚いところなんかねぇよ」
余裕なく返答し、続けてクリトリスを根元から先端にゆっくり丁寧になで上げる
膣には全部入れないであくまで浅いところでゆっくりゆっくり挿入していく

胸も下半身ももどかしくなり彼女はフワフワしたようなおかしな気持ちになる
「へん、変になっちゃう…すっごい気持ちいよ…変になっちゃうぅ…」

「変じゃない、これが気持ちいいってことなんだ」

チュク…クリュ…

愛液まみれの下半身を小刻みに動かすと彼女の尿道からは黄色い液体がチョロチョロと出る

「あ、ひあぁっ、ご、ごめんなさい…!!ごめんなさいぃ!!」

あまりにも強い快感に呂律が回らなくなり
体がびくびくと打ち震える
逆に失禁してしまった恥ずかしそうな彼女の顔に返事すら失った

175 :

「やぁぁぁ!!、おしっ、こぉ出ちゃ…うからぁ!!
おまんこ…っ、溶けちゃうぅ!!んぅぅう!!」

下半身からは湯気がでそうなくらい暖かい空気が出る
むしの書も彼女の中を堪能しはじめた

「はじめてだから少しずつ慣らそうな」
そう答えると彼女にちょうど良く入るくらいの触手をおもいきり突き上げた
「?!中、中にぃ!!ひぅぅぅぅ!!!」

「すっごいうねり…俺の舌締め付けて気持ちよくなっちゃった?変態だな」
そう答え何回も中をピストンする

「お前の中、苦かったり甘かったり、しょっぱかったり…色んな味がする…」
熱のある目でまじまじと見られ彼女の顔がカッと赤くなる
「く、くひゃぁあぁぁ…そ、そんなこと言わないでぇ…!!」

すると彼女の中に入っていたむしの書が今度は早々と突き上げた
「お、さっきより高感度だな」
「あ、やぁぁぁぁ!!やらぁ…、中、中にぃ、中に気持ちいいのがぁ…
奥がすごい、すごいよぉ!」

乳首を責められ
クリトリスと尿道の外側を擦られ
アナルには細い触手
膣には長く暖かい快感
彼女の体は初めて味わう快感に打ち震え限界が早々と来ていた
初潮も来そうなくらいのこの卑猥な行為を今ここで我慢する力は彼女には残っていないのだ

「どうだ?気持ちよくて限界か?」
やさしく尋ねられ思わず首を縦に振り抱きついた

ジュポッ…ジュポッ…ズプン…

するとすべての動きがすこし強くなり早くなっていく
それにつれて彼女もさらに抱きつく力が強くなり、手足がガクガクしはじめる

「ふぁ!!げ、んかい!げんかい!!だめ!!だめぇぇっ!!」

「よし…、イった所、俺に見せろよ?
お前すっげぇ美味い、一緒に気持ちよくなろうな?」

「あ、あーっ…!!一緒に、一緒にぃ…くぅぅぅううっ!!」

ビクっ、ビクン!!
彼女が腰を丸めて足を閉じる
イったという証拠である

力が抜けてなだれ込む様に倒れた

176 :
「はぁ…はぁ…」
息を荒くしているとむしの書が答えた
「風引くぞ」
「は、はい…」
恥ずかしそうにむしの書をソファに置き直す

「痛かったか?」
ちょっと不安げなその顔に彼女ははにかみ答えた

「痛くないです…、あの…その、それ…
すっごい良い気持ちでした…。できれば…あの…」
顔を伏せる彼女にむしの書は微笑んだ
「そうだな、また今度…、やるか」


*************************一方そのころ

ワインを飲む校長とさかなの書が居た

「ふぅ、やはり、むしの書でしたか」
「仕方ないですよ…さかなの書」
「まぁ、彼も本気でしょうしね。はぁ…今年も女性とは過ごせませんでした」
「そんなの私もです…。約束しましょう、お互い抜け駆けはしないって」
「そんなのマラソン大会特有の裏切りフラグですよ…」
「そうですね…でも私にはいつ良い女性が現れるのか…」
「大丈夫です、校長。いつか春はきますよ。しばらくそばでいちゃつく彼を見るのは辛いけど」
「頑張っていきましょう」
「ええ」


                                   おしまい

177 :
http://imepita.jp/20101105/037230
http://imepita.jp/20101105/038950
http://imepita.jp/20101105/039160
イラストです
ピクシブにも上げたんでどうぞ

178 :
GJ!!
羞恥プレイも心がけてるとはさすがむしのしょ博識だぜ!!
行為前の会話もよかった
人間だけが年をとってむしのしょ達はずっと同じ場所に居続けるって切ないな…
>本物の寿命の長い魔女になるには悪魔とエッチしなきゃいけないって聞いたから
魔王ウラヤマシスwww
イラストも乙です!

179 :
http://game-pit.jp/upbbs/tboushi/
自分もこの間ロットンのイラスト(エロではないですが)うpしたので、よければ見てあげて下さい。

180 :
最近ホウキ乗りしてるとパメラがにらんでくる気がする
友達認定はすぐ済んで恋人までが長い上にユニコーンイベのときパメラ見つからなくてはなこを誘ったのが原因か
なにか書けっていうユニコーンの思し召しなんだろうか

181 :
>>180
ユニコーンって、たしか処女判て・・・ いや、なんでもない。

182 :
処女じゃないとわかるとぶっしにかかるんだよな>ユニコーン

183 :
>>182
中古は認めん主義がそこまで徹底してたとは・・・

184 :
メモルは何もメモらない

185 :
このスレ的に王さまはどうだろう?
ショタ枠だからエロには不向きか?

186 :
こんなスレがあったとは…
スリーピィにハァハァしていた私は異端ではなかったんだな

187 :
>>185
何でも良いから投下してくれ・・・して下さい

188 :
メリッサ先生が王様に魔法の授業とか胸熱

189 :
ロットンとPCの話を書いて下さる神様はおいででしょうか

190 :
あぁもうサンディーがかわいすぎてまじでぬ
鼻血がとまらな(ry
おい誰か助けろ いや助けてください

191 :
>>190
キャラぱふぇ増刊のまるわかり!ブックは買ったかい?
巻末漫画のサンディーが可愛くてオススメだぞ

192 :
バイトネコ(複数)×女主
とかかわいくないか。

193 :
ネコの舌では痛くて適わんだろう

194 :
だれか、熊猫×pc書いてください。

195 :
あげ
需要が確認でき次第、ソルベ×♀PC←ビターを投下します

196 :
需要は投下の瞬間に生まれると誰かがいっていた…。
なので遠慮せず書いてください。

197 :
需要はある!待機してるぞ

198 :
BLはありなんだろうか…?

199 :
本来は数字板でやるべきなのかもしれんが
過疎ってるし、別にいいんじゃね?
某スローライフゲースレも半ば801容認してるし・・・

200 :
195
需要あるから投下してくれ。
マジ頼むわ。

201 :
|・ω・`) まだかな?

202 :
もう何でも良いから投下してくれいや投下して下さい

203 :
投下期待wktk

204 :
自分が投下するなり
投下が出来ないならプロットなりシチュなりを書き殴るなりすればイイのに

205 :
…というか最近は予告を書いて、それっきりってパターンが目立つ気がする…。
アク禁の可能性もあるだろうが、何かしらの書き込み(やっぱり書けなかったとか、まだ制作途中とか)の書き込みぐらいはしてほしい。
何にも音沙汰無いのがタチ悪い。

206 :
ビター×PCで誰かお願いします
自分は小説とか書けないんで…(´・ω・`)

207 :
投下します。
・時期的にちょっと遅れましたが、バレンタインSS
・ビター×女主人公
です。よろしければどうぞ↓

208 :
 二月十四日。
 世間はバレンタインデーという菓子業界の策略に嵌りまくり、どこもかしこもイベントムード一色に染まり
切っていた。
 勿論それはこの不思議な魔法の世界とて例外ではなく、街を歩けばバレンタインフェアを知らせる看板やハー
ト型のポップが嫌でも目に付き、耳には恋する乙女の心情を綴った歌が否応無しに入ってくる。そしてとどめの
ように、嗅覚は街中を包囲する、むせ返る程の甘ったるい香りに占領されていた。
 今日がフェアの最終日とだけあって、店を営んでいるクラスメイトたちの意気込みも最高潮に達していたが、
ここまで来ると正直食傷気味なのも事実だった。
 そんな活気溢れる雰囲気の中、私はというと、途切れること無く店を訪れるお客さんへの応対もそこそこに、
早々と仕事を切り上げた。普段であればフェア中の繁多な店をほっぽって早退など、店長にあるまじき勤務態度
は許されないだろう。しかし、今日ばかりは、と気前よく帰宅を許してくれたバイトねこたちの優しさに甘え
て、後のことを彼らに任せると、私は足早に店を出た。手には先ほどラッピングを終えたばかりの、可愛らしい
小箱を一つ携えて。
 店の外に一歩足を踏み出せば、街はいつもとは違う賑やかさに包まれていた。喧噪の波を抜け、私は一人学生
寮へと向かう。目的地に近づくにつれ、歩調がどんどん早まっていく。街の明かりが遠くなり、往来に響いてい
たバレンタインソングも聞こえなくなった頃には、私はほとんど駆け足並みの速さまでになっていた。
 逸る気持ちを押さえて、学生寮の扉を開ける。テツさんへの挨拶も等閑にだが済ませ、私は一直線に自分の部
屋へ向かう……はずだったのだが、そこまで軽佻に進めていた歩みが、いざ部屋の扉の前を前にしてはた、と止
まった。一先ず、ここまで来るのに乱れた呼吸を整える為に、深く息を吐く。それで呼吸は落ち着いたはずなの
に、何故か心臓の方が逆に早鐘を打ち始めた。
 自分の部屋に入るだけなのに、どうしてこんなにも緊張しなければならないのか。
 答えは、この扉一枚隔てた向こう側にある。
「た、ただいま」
 吐いた息に声を乗せ、私は扉の握りに手を掛けた。思い切って声を出したつもりなのに、吐き出そうとした音
は体の強張りの所為か喉に引っかかり、みっともないものになってしまう。だが、ガチャリ、という重たい音と
もに空いた戸の内側からは、何とも言えない優しい声が返って来た。
「おう、おかえり。早かったんだな」
「ただいま……ビター」
 私の鼓動に魔法をかけて、早回しにさせている張本人。部屋の中で私を出迎えてくれたのは、一ヶ月前に恋人
になった、ビターだった。
 部屋の中心に据え置かれたソファに身を沈めた彼は、入り口にいる私の方を見てひらひらと手を振っている。
彼のトレードマークである板チョコ柄の帽子は既に外され、そばにあるコートスタンドに引っ掛けられていた。
 私は、咄嗟に持っていた小箱を背に隠すように後ろ手に回し、彼のいるソファーへと近づいた。傍まで行く
と、ビターはここに座れ、と言わんばかりに自分が座っているすぐ横を手でぽんぽんと叩く。
 彼の動きに促されるまま、私はその位置にすとんと腰を落とした。

209 :
「店の方、大丈夫だったのか? フェアは今日までだろ」
「バイトねこがね、今日はもう帰っていいって言ってくれて。そういうビターこそ大丈夫だったの?」
「オレさまも、バイトねこたちに帰されたんだ。今日はバレンタインだろ? チョコを好きな奴に渡す前に、
 オレさまのご利益にあやかりたいって女の子が後を絶たなくって、店が超混雑してさ」
「えぇ、すごいじゃない。今日は大繁盛だったんじゃない? それでよく抜けて来れたわね」
「それがさ、オレさまレジに入ってたんだけど、レジの前に女の子たちの行列が出来て客が流れなくなっちゃっ
 て。見るに見かねたバイトねこに、もう今日は帰れって追い出されたときた」
 やれやれ、と肩を竦めて見せるビターの疲れたような表情に、私は思わず小さく笑みを零した。チョコレート
の化身……、もとい妖精?であるビターに、縋ってまでも告白を成功させたい女の子たちはさぞかし沢山いたの
だろう。かく言う私だって、あやかれるものならあやかってみたい。
「ふふ、大変だったのね」
「あ、笑うなよ。今日は本当に忙しかったんだぜ?」
「ごめんごめん。それで、ビターのご加護を授かった女の子たちは、ちゃんと好きな人にOKもらえたのかな」
「さぁ。とりあえず、一人ずつ適当におまじないかけといたけど」
 運がよければ一人くらいは成功するんじゃねぇ? と、ビターがにかっと歯を出して、いたずらっぽく笑う。
当てにならない加護を受けた女の子たちはちょっと可哀想だが、ビターにおまじないをかけてもらえるなんて、
何だか少しだけ羨ましい気もした。
「ねぇ、私もそのご利益にあやかりたいな」
 そう言った途端、それまで楽しそうに笑っていたビターの笑顔が突然スッと消え、代わりに眉の間に二本の皺
が刻まれた。
「あ? なにおまえ、オレさま以外に告白したい奴でもいるってか?」
 何かと思えば、可愛らしい嫉妬だった。私が誰か他の男の子にアプローチするとでも思ったのだろうか。目元
を苦めて凄んでいるような彼の表情ですら、その感情が自分に向けられていると思うだけで、私は愛おしさを覚
えた。
「いいから。早く早く」
 彼が求める返事を返さずに、私はただそう催促する。ビターはちっと小さく舌打ちすると、傍に掛けてあった
自身の帽子に手を伸ばした。彼が手にとった帽子を目深に引き被った瞬間、茶色だったはずのそれは、どろんと
いう派手な音と煙を立てて、星が三つ描かれた赤色のものへと変化した。それと同時に、いつのまにやら彼の手
には、魔法に用いる短い杖が握られていた。
 星形のオーナメントが据えられたその棒の先端が、私に向かって突きつけられる。ビターは何やら耳慣れない
魔法語をぶつぶつと口の中で紡ぐと、杖を三回小刻みに降った。途端に杖の先から淡い光が溢れ出し、私の体に
降り注いだ。

210 :
「サンダーソンに教えてもらった、ちょっとだけシアワセになれるおまじないだ」
 ビターが顰めた顔つきのまま、苦々しげに呟いた。ふわふわと私の体にまとわる光は暖かく、確かにシアワセ
になれそうだった。再度どろん、という音とともに帽子を元に戻したビターに、ありがとう、とお礼を言おうと
したら。
「おまじないはした。……で、相手はどこのどいつときた!?」
 ――激しく詰め寄られた。
 急にビターの体が動いた所為で、私たちの座っているソファーがぎしりと大きく軋む。
「あら、ビターだってこんな優しいおまじない、他の女の子にかけたくせに」
「他の奴には適当なおまじないしたって言っただろ。これをかけたのはお前だけ……ってか、今はその話じゃ
 ないだろうが!」
 よっぽど焦れているのか、ビターが更に私の方に距離を縮める。嫉妬しているビターのことを可愛らしいと
思っていたはずだったが、さっきどさくさに紛れてあんなことを言ってしまった私も、大概嫉妬深いようだ。
「なぁ、白状しろよ。一体誰に告白しようってんだ」
 ちらりと彼の表情を盗み見ると、何だか焦りを通り越して泣きそうなそれへと変わっていた。
 このままにしておくのが可哀想になって、私は自分からビターの方に距離を詰めた。二人の間の隔たりがほと
んどゼロに近くなり、彼の顔が困惑の色に染まるのが見える。
 彼がかけてくれたおまじないは、一雫の幸せだけじゃなく、ほんのちょっとの勇気をも私にくれたようだった。
「ビターだよ」
 愛しい彼の名前を口にして、私はその頭に乗っている帽子に手を掛けた。そのままぐいとそれを引っ張って、
彼の目元を覆った。
「うわっ!?」
 普段は自分からなんて恥ずかしくて絶対できないようなことでも、彼の目が見えていない今ならできそうな
気がして。突然視界を奪われて戸惑うビターの体に、私はぎゅうと抱きついた。
「えっ、ちょ、……!」
「私が好きなのは、ビター」
 目が見えなくてもその感触で抱きつかれているのが解るようで(まぁ当たり前か)、ビターの声が震えている。
何だかもう一段階くっつきたくなって、私はビターから体を離す直前に、彼の頬にちゅ、と軽く唇を押し付けた。

211 :
「…………っ!!」
 声にならない声をあげて、ビターは目元を隠していた帽子を引き上げた。露になった彼の顔は余す所無く赤
く染め上げられていて、私も釣られるように恥ずかしくなった。
 ビターと付き合って一ヶ月が立ったが、今までしたのはせいぜい手を繋ぐことぐらいで、それ以上のことは
ハグも、キスも、全くの未経験だった。今更ながら、とんでもないことをしてしまったような気がする。
「そ、そうだ……私、ビターに渡したい物があるんだけど……っ」
 どうにかして恥ずかしさをごまかそうとあたふたしている内に、私は持って来た小さな箱のことを思い出し
た。そうだ、今日はバレンタインデーで、……そして彼、ビターの誕生日でもあるのだ。強引にそちらの方に
話題をそらしつつ、ビターから一歩体を引いた瞬間――思わぬ方向からの力の流れを感じた。
「きゃっ!?」
 チョコレート色の彼の帽子が、ばさりと音を立てて床に落ちる。
 何故か私の視野に映っているのは、思い詰めたような表情の彼と、天井。隣にあったはずの彼の顔が私の上
にあり、自分は今彼に押し倒されているのだと知った。
 彼の手によってソファーに縫い止められた手首と、二人分の体重がかかった背中が痛む。思わず眉を顰める
と、私をそうさせている本人の方が、今にも泣き出しそうにくしゃりと顔を歪めた。
「……、……」
 耳元で、何度もビターに名前を呼ばれる。囁くように、密やかに、何度も、何度も。そうやって切ない声で名
前を呼ばれる度に、胸の奥がじんわりと熱くなっていくように思えた。
 そして彼の口元がゆっくりと移動し、おそらく真っ赤になっているであろう耳朶を、ぺろりと舐め上げられ
た。ひゃあ、と頼りない声が勝手に私の口を突いて出た。同時に、熱くてぬめった舌の感触に、肌の表面がぞわ
りと粟立つ。
「ちょっ、……ビター、待っ……!」
 唯一自由が効く首を振って耳をビターから遠ざければ、今度はもう片方の耳を舐められる。埒があかない。
 彼がこれから私にしようとしていることが想像できた私は、無駄とはわかっていても抵抗を続けた。
「……ね、ビター……痛いよ……」
「!」
 彼に押さえつけられている手首を小さく揺すって、今にも消え入りそうな声で訴える。すると彼はハッと正気
付いたように目を見開き、次いで私の手を解放した。私の上にのしかかっていた彼の上半身も少しだけ退き、重
みと圧迫感が薄れる。ようやく私と彼の体の間に空間が出来て、私は身じろぐのを止めた。

212 :
「わ、悪い……でもオレさま、嬉しくて……」
 しゅんと目を伏せ、珍しくビターが殊勝に謝ってくる。相変わらず体勢は私の上をとったままだったが、彼が
本気で私に対して悪いと思っていることは伝わって来た。
「おまえに好きだって言われて、そんでもって……その、……キス、されて。そしたらオレさま、おまえのこと
 抱きたいって思いで、頭ん中がいっぱいになったときた」
「……ビター……」
「なぁ、オレさま……やっぱりおまえを抱きたい」
 俯けていた視線を今度は真っ直ぐ私に向けて、ビターはそう言葉を落とした。今にも髪の先が触れてしまいそ
うな近い距離の中、その真ん中で私と彼の視線がかちりとぶつかり合う。孔雀石を嵌め込んだような彼の瞳はど
こまでも直情的で、一欠片の曇りも無かった。口からはこんなにも、欲情に塗れた台詞を吐いているというのに。
 彼の強い瞳の色に気圧されそうになり、私は思わず顔を背けた。
「だ、だめだよ……」
「どうして」
「だってまだ、私たちコドモだし……」
 情けないことに私は彼に対して、どこかのマニュアルに載っているような、半煮えの答えしか返すことができ
なかった。だって、それ以外に彼の想いを否定する理由なんて、私は持ち合わせていなかったから。
「確かに今はまだコドモだけど、これからオレさまはどんどんオトナになるぜ。今日だって一つ年を取って、去
 年より成長したって思ってる。そうやってどんどん年を重ねて、オレさまたちはオトナになるんだろうど……
 でもオレさまは、今のおまえのことも知っておきたいんだ」
 離れていたビターの上半身が、もう一度私の方にひたりと擦り寄せられた。そのまま、額と額がこつりとぶつ
かり、そこから彼の熱が伝わってくる。
「コドモのおまえも、オトナになったおまえも。今も未来も、全部知りたい。頭のてっぺんからつま先まで、余
 すところなく知って、記憶に留めておきたい」
 ビターの真っ直ぐな瞳が、直に私を射竦める。そこにあるのはどろどろとしたオトナの情欲というよりも、ど
こまでも深く相手を知りたがる、純粋な渇望のように思えた。
 彼は、本気だった。

213 :
「だからさ……しても、いいか?」
「…………」
 彼の問いに肯定することが何に繋がるのかなんて、幼い自分でも十分知っている。
 知っていながらも、私は静かにこくりと頷いた。私だって、ビターの全部を知りたかったから。『いい子』で
あるためのマニュアルを捨てて、彼の想いに答えたかった。
「いいのか?」
「……うん」
 自分の気持ちを認めたところで、途端に恥ずかしさがぶり返して来る。
 これから私は、ビターに抱かれるのだ。そう考えるだけで、じわりと顔に熱がこもる。
「で、でも……あの、その……」
「どうした?」
 次に言わなきゃいけない言葉が頭の中でぐるぐるしていて、中々口から出てこない。恥ずかしさと緊張で、喉
が無意味な嚥下を繰り返す。
 私がこんな台詞を言う日が来るなんて、数時間前は思ってもいなかった。
「……や、やさしくしてね……」
 決の思いで零した言葉は、最後の方は尻すぼみになって聞き取れないほどになってしまったが、それでもビ
ターには伝わったらしい。彼は私の羞恥が伝染したみたいに一気に顔を赤く爆ぜさせ、神妙に頷いた。
「で、できるだけ、優しくするから……あんま自信ないけど」
 さっきの強気な台詞が嘘みたいに、ビターは私から視線を背けて、そう弱々しく呟いた。

◆◇◆

 私たちを乗せているソファーが再び、二人分の重さでぎしっと歯鳴りのような音を出す。ビターの顔が近づい
て来て、唇が重ねられた。
「んっ……」
 あぁ、これがファーストキスなんだ、なんて思う暇もなく、それは二度、三度と軽く音を立てて繰り返され
る。ちゅ、ちゅっと小鳥が啄むように、子供らしいキスが何度も降ってくる。同時に、ビターの指が私の髪の間
に差し込まれ、優しく梳かれた。その穏やかな心地よさに、体の力がくたりと抜けてしまう。

214 :
「ふ、あ……っ」
 思わず綻んだ唇の隙間から、ビターの舌先が潜り込んで来た。甘い。
 よく『ファーストキスはレモンの味』なんて言葉を耳にするけれど、私の場合は、極上のチョコレートのよう
に甘かった。……というか、ほんとにチョコの味がした。
「甘い……」
「そりゃあなんたってオレさま、チョコレートだからな」
 キスの合間に私がそう呟くと、ビターはにやりと口角を引き上げた。あ、言っとくが解けたりはしねぇから安
心しろ、と笑うビターに、私も釣られるように笑顔が零れた。二人でくすくすとひとしきり笑い合った後、ふと
視線が絡み合い、言葉も無く甘い口づけが再開される。
「んんっ……あ、ふぁ……」
 ビターの舌先が口内に入り込み、中をゆるゆると撫でていく。私は彼のもたらす甘さがもっと欲しくなり、懸
命に自分の舌でその動きを追いかけた。舌と舌とが縺れ合う度に、くちゅくちゅと聞いたことも無いような淫ら
な水音が広がる。まぎれも無い、オトナのキスだった。
 舌の交わりは徐々に深くなり、荒くなった二人の吐息が交錯し始める。味蕾を支配する甘さのためか、それと
も息すら奪うようなキスのせいか、頭の中がじんじんと痺れていく。気付けば、頭を撫でていたはずのビターの
手は徐々に下り、私のシャツの中に侵入してきていた。
「ひゃあっ、……くぅ、ん」
 するりと服の中に入って来た手に脇腹を撫でられ、体が跳ねた。
「冷たかったか?」
「ううん、なんか……へん、な……カンジ……ッ」
 さわさわと私の肌を撫でながら、手は体のラインに沿って上っていく。やがてそれは膨らみ、と呼ぶのも躊躇
われるような、微かな盛り上がりにたどり着いた。
「へぇ、ちゃんとおっぱいあるんだな」
 彼の手が、私の成長しきってない胸板を、確かめるようにやわやわと揉む。
 あまりにも失礼なその物言いに文句を付けようと唇を開いたが、喉の奥から出て来たのは自分のものとは思え
ないような甲高い声だった。
「ひ、あぁ……っ、……きゃぁんっ!」

215 :
 その声を聞いて、ビターはしつこく私の胸を弄り始めた。時折指先が真ん中の突起を掠め、その度に腰がむず
むずするのを感じた。一体この感覚は何なんだろう。経験したことの無い奇妙な疼きが、私の頭を酷く混乱させ
ていた。
「ほら、あーんして」
 突然ビターにそう言われ、目の前に空いている方の指を突き出された。ぼうっとした頭のまま、私は特に戸惑
うこと無く素直に口を開け、それを含んだ。口内に入って来たそれは、さっきのキスと同じく蕩けるような甘み
がした。夢中になって指の間に舌を這わせると、ビターが満足そうに目を細めたのが見えた。
 下では刺激を受けて尖り始めた胸の先端をくすぐられ、上では滑る舌先をつんつんと突つかれる。二カ所をバ
ラバラに責められて、私の頭の中の桃色の霞が、更に濃度を増した頃。私の唾液でぐちゃぐちゃになってしまっ
たビターの指が、ちゅぱ、と口から引き抜かれた。
「あっ……」
 思わず物足りないような表情を表に出してしまい、それを見たビターは意地悪そうに頬を緩めた。
 私の濡れた唇を、同じく濡れた指先で拭いながら、ビターが言葉を落とす。
「メリッサ先生に聞いたんだけど……チョコレートって、媚薬の成分があるんだってさ」
「び、やく……?」
 聞き慣れない単語。だが詳しく考えようにも頭がついていかず、ただおうむ返しに繰り返すのが精一杯だった。
「女の子をエッチにしちゃう薬のこと。ならオレさまの体にも、そんな効果があるんじゃないかと思うわけだ」
 言いながら、ビターは私の唾液で濡れた指を、見せつけるようにベロリと舐めた。妙に艶っぽい動作に見とれ
ていると、いつのまにかビターが私のスカートをたくしあげていた。
 慌てて足を閉じようとしたが、それをするよりもビターが私の両足を割って、間に体を潜り込ませる方ちょっ
とだけ早く――閉じかけた足は再びだらしなく開かれ、二人分の唾液に濡れた指が私の下着の中に潜り込んでき
た。
「だからおまえのエロい顔、いっぱいオレさまに見せてくれよな」


216 :
「っ、や、あ、あぁ……っ!!」
 ほとんど生えていないに等しい恥丘を通り越して、ぬるぬるの指が、閉じられたヒダの境目にたどり着いた。
誰にも触れさせたことの無いそこは慎ましく塞がれていはいたものの、その境界からは既に粘り気のある水が湧
いていたようだった。唾液のせいだけじゃない水気をそこに感じ、それが意味することを悟って私は恥ずかしさ
に消え入りたくなった。
「こっちはもう準備万端、ってか」
 妙に嬉しそうなビターの声が、私の羞恥に拍車をかける。恥ずかしくてにそうだけど、どこか期待している
自分がいるのも事実だった。
 指先がヒダを割って押し入り、粘膜に直接触れられた。柔らかいヒダの内側を優しく擦られ、悲鳴のような声
を上げてしまう。
「きゃ、ぁん……はぁ……っ」
「すげぇ、もうぬるぬる……きもちい?」
 次から次へと湧き出てくる、はしたない粘液。それらを絡ませるように、ビターが指を動かす。くちゅくちゅ
と粘っこい水音が部屋に広がり、それが自分から出ている音だと認めたくなくて、私は思わず耳を塞ぎたくなっ
た。
 十分に濡れた指先に、固い入り口をトントンと突つかれる。覚えの無い感覚に戸惑っていると、それは蚯蚓が
這うようなスピードで、ゆっくりと潜り込んで来た。
「! ……っあ、ふぅ……っ!」
「痛いか?」
 入り口付近が少しだけヒリヒリするものの、ビターの指は必要以上に濡れていたため、耐えられないほどでは
なかった。それよりも、異物感の方がすごい。
「だい、じょぶ……」
「そっか。……じゃあ、ほぐすぞ」
 少しだけ遠慮がちに、中で指が曲げられる。お腹の中の圧迫感が増し、私は思わず顔を顰めた。同じ動作が少
しずつ位置を変えて繰り返され、その都度そこから上がる淫らな音がボリュームをあげていく。
 ――ぐちゅ、ぐち、にゅち、くちゅ……っ。
 やがて指の動きは大胆さを増していき、くの字に曲げられた先端が、私のお腹側を擦った瞬間。突然走った電
流のような物が、私の腰を痺れさせた。
「ひ、やぁ……っ!? え、えっ、……何、これぇ……っ、あぁっ!」

217 :
「ここ?」
 ビターの指が、再度同じ所をぐっ、と押す。途端にさっきと同じような痺れが広がり、それを堪えようとする
と、勝手に下腹部に力が入った。
「ナカ、きゅうって締まったぞ。ここが気持ちイイのか?」
 ビターがにやりと頬を歪ませるのが見えた。嬉しそう、というよりは意地悪そうという形容がしっくりくる笑
みを浮かべたビターに、何度も何度も執拗にそこを抉られる。それだけではなく、私が反応を見せた場所を圧迫
したまま、指を出し入れするような動きも加わって、言葉にできない感覚が腰の奥に向かってどんどん集まって
くる。
「あっ、あっ……ひぅ……、うぅんっ!」
 太ももの内側が勝手にびくびくと痙攣し、筋が変な風に強張る。気付かない内にソファーの布地を握りしめて
いた私の手は、力が入りすぎて指先が白くなっていた。
 何かが、私を追い上げていく。得体の知れない、何かが。ビターの指の動きに翻弄されながら、私は未知の感
覚がもたらす浮遊感と、追われる恐怖とに、ただただ喘ぎを漏らすことしかできなかった。
 やがて、熟れた果実が、ぷつりと皮を弾けさせるように。私の中に溜っていた何かが、突然破裂した。
「!? あ、あ、あっ……ふぁああああーーーーっっ!!」
 頭の中が真っ白になって、目の前でちかちかと星が舞ったように感じた。腰の辺りでわだかまっていた熱の塊
が爆発して、体中に熱さをまき散らしていって――そしてその後のことは、もうよく解らなかった。
 心地よい虚脱感。全身の力が一気に抜けて、ソファーに崩れ落ちる。自分の心臓の音と呼吸の音だけが響い
て、耳にうるさい。
 ずる、と私の中から抜けていくビターの指の感触が、やたらとリアルだった。
「……気持ちよかったか?」
 頭上から声が降って来て、私はいつのまにか閉じていた視界を開けた。やけに目蓋が重たい。たったそれだけ
の動作が不思議なくらい億劫だった。
 まだじんじんと気怠い痺れが残っている腰を、ビターに抱えられる。同時に、足の付け根に何だか硬い物をぐ
いぐいと押し付けられた。
「そんな可愛い顔見せられたら、オレさま……、もう限界……っ」
 カチャカチャとベルトを弄る音がして、その硬い物が直接、さっきビターの指が入っていた場所に宛てがわれ
た。ぐずぐずに蕩けた入り口を、熱を持った先端が行き来する。ぬるりと滑る感覚が肌をぞくぞくさせたけど、
それだけじゃ何かが足りない。体の奥が熱くて、うずうずする。どうしたらこれを鎮められるのか解らなくて、
私は夢中でビターの方に両手を伸ばした。

218 :
「ビター……ッ、私……ヘンだよぅ……! どうにか、してぇ……っ!」
「……いいんだな?」
「いいから、早くぅ……!」
 ビターが私の腕をとって、自分の背中に回させた。そのまま上半身が寄せられて、ぴったりと抱き合う。私の
顔を撫でるビターの息は熱く、私を見つめる瞳は何かを堪えるように潤んでいた。あぁ、彼も私と同じでどうに
かなりそうなのかな、なんて解け切った頭の隅でぼんやりと思う。
 やがて、お互いの吐息が絡まり、太ももが重なり。最後に残された隙間を埋めようと、ビターが腰を押し込ん
で来た。
「いっ――、やあぁぁあっっ!!」
 みしみしと、あそこが、体が軋む音が本気で聞こえた。熱くて硬い切っ先が、私の中を押し広げて入ってくる。
痛い。痛い。喉の奥から、ひゅ、と息が漏れて、思わず咳き込みそうになるのを堪えていると、心配そうにこっ
ちを覗き込むビターと目が合った。
「大丈夫か……?」
「んぅっ、いたい、よぉ……」
「どうする? 止めとくか?」
「やっ、やめちゃダメ……!」
 情けないけど、想像以上の痛みにうっすら涙が滲んでくる。でも、何故かこのまま中断することはしたくなく
て。引きかけたビターの腰を太ももで挟んで止めると、体の上で彼が小さく呻いた。
「……もう、今更止めらんないからな」
 困ったようにビターが眉根を寄せて、更に腰が押し進められた。再度訪れた引き攣るような痛みの後、ようや
く私の太ももとビターの腰とが、隙間なくぴったりとくっついた。
「はいった、ぞ……」
 荒い息とともにビターにそう告げられて、私は本当の意味で彼と繋がれたことを知った。体を苛む痛みを逃す
ようにキスが落とされ、私は無我夢中でそれに貪りついた。差し込まれた舌はやっぱりあの味がして、彼に与え
られる甘さに私はつかの間痛覚を忘れそうになる。
「ふ、ぅんっ……ちゅ、……はっ」
 そうして徐々に私の中が押し込まれた『それ』に馴染んだ頃、ビターはゆっくりと腰を揺らし始めた。相変わ
らず入り口はじんじんと痛みを訴えるものの、さっきほどではない。何とか耐えられそうだ、と私がホッと息を
ついた瞬間、じわりとお腹の奥に熱が生まれた。

219 :
「あっ、な、んで……っ?」
 指でさんざん弄られた部分を、今度はビターのそれが擦っていく。指とは比べ物にならない質量のはずなの
に、私の体はそれを許容し、さっきと同じような浮遊感に流され始めていた。
 ビターの熱い先っぽでぬちぬちとその場所を抉られ、痛みではない何かがぞくぞくと私の背中を走っていく。
たまらずに、私は叫んでいた。
「や……ぁん、そこダメぇ……っ!」
「ちょっとは馴れて来た、みたいだな……ココ、いいのか?」
 いくらそう叫んでもビターはそこを嬲るのを止めてはくれずに、逆に腰を打ち付けるスピードを早めた。
 ぱちゅ、ぱちゅんと二人の肌がぶつかる音。その度に上がる淫靡な粘着音。荒くなるビターの呼吸。全ての音
が私の耳から入り込んで混ざり、聴覚を甘く狂わせ、犯していく。
「っは、ぁ……っ、すっげ……きもちいい……」
 苦しそうに眉を顰めたビターが、ほとんど呟くようにそう紡ぐ。熱い吐息とともに吐き出された台詞と彼の表
情に、私はお腹の奥がきゅうっとなるのを感じた。私も、と言葉を返したいのに、どうしてか開いた口からは
甘ったるい声しか出てこなかった。
 ビターの動きが激しさを増し、私は咄嗟に彼の体にしがみついた。がくがくと腰を揺すぶられ、昂っていく体
の熱が指で弄られた時の『あの感覚』を呼び起こしていく。
 何か、が近づいてくるのが解った。頭ではなく、それは体が知っていた。
「ぁ、んんっ、……ひゃあんっ! ……も、ダメ……ッッ!!」
「オレさまも……もう、……くっ、あぁっ」
 再び訪れた、衝撃にも近いあの感覚。私は派手に腰を跳ねさせながら、それを享受した。
 私がそうなったのを確認すると、ビターは私の一番奥に腰を押し込んで、そこで動きを止めた。中でびくん、
びくんと脈打つようにそれが膨らんで、じわりと暖かいものが広がっていく。ビターの腰がぶるりと震えるのを
感じて、今私と彼が同じ感覚を共有していることを知り――それが何だか、とても幸せに思えた。
「ビター……」
「……どうした?」
「ん……好き……」
「……あぁ、オレさまもだ」
 小さく小さくそう呟くと、ビターは目を細めて同じことを返してくれた。額に、愛おしむような口づけが一
つ、落とされる。そのままぎゅうと抱きしめられて、私はその心地よさと暖かさに、ゆるゆると目蓋を閉じた。

◆◇◆

220 :
 次に目を開けたとき、私の体は自分のベッドの上にあった。いつのまにやら眠っていたらしい。まだ寝ぼけ半
分な目で辺りを見回すと、隣に安らかなビターの寝顔があった。どうやら、ソファーでそのままコト切れた私
を、彼がベッドまで運んでくれたようだ。
 隣の彼の眠りを妨げないように、ゆっくり上半身を起こすと、シーツの下から出て来た私の体はまだ裸だっ
た。それを目にした瞬間、さっきのことがまざまざと脳裏によぎって、私は顔に血が昇るのを感じた。
 ――私、ほんとにビターと……しちゃったんだ……。
 今更な事実だが、意識すると余計に恥ずかしくなる。一人で照れていても仕方が無いので、とにかく何か服を
着てしまおうと、私はベッドから降りたのだが……床に足をついた途端、体中がみしみしと痛みだした。慣れな
い部位を使ったからだろうか、両足の付け根が筋肉痛みたいに軋んでいる。それからソファーの硬い部分に擦っ
たせいで背中がひりひりするし、そしてそれらとは違う理由で腰が痛む。
 鈍い痛みを抱えながら、クローゼットへと向かう。その途中に、サイドテーブルの上に置かれた小さな箱に目
が行き、私はふと足を止めた。
 伸ばした指先で、箱を持ち上げる。それに掛けられたピンクのリボンをしゅるりと解き、蓋を開けると――中
から出て来たのは、私お手製のチョコレートだった。可愛くデコレーションされた一口大のチョコが、小さなグ
ラシンカップに収まってこちらを見上げている。
 壁の時計に目を向ければ、時刻は夜の二時過ぎ。二月十四日は、とうに終わってしまっていた。あぁ、結局渡
せなかったなぁ、なんて、苦い笑みが口を突いて出て来たが。
 ――でも、まぁ。
 彼にはこんなものより、もっと大事な物をあげれたし、いいか。
 にじみ出る、言いようのない幸福感にくすりと唇を緩ませながら、指先で摘んだチョコレートを口の中に放り
込む。
 舌先でゆっくりと溶け出したそれは、ビターよりも甘く、ミルクよりも苦く。
 愛しい彼と、おんなじ味がした。

End.

221 :
以上です。
読んでいただきありがとうございました。

222 :
GJ!
甘ーい素敵なお話ですね

223 :
GJ!!
まさか投下があるとは…乙!

224 :
力作ですなぁ…GJ、乙です

225 :
おお、久々の投下とは…!
ビターかっこいいなあ

226 :
上のほうでおなら魔法の話が出てたけど、シャーベットとTV20Cみてたら変な妄想わいたw
「いまからオナラの魔法かけるガピよ〜、この穴をぷーぷー言わせるガピ」
「ず・・・頭がタカイぃ・・・」
っぷ・・・ぐぷ・・・『ぷーぅ』・・・くぷ・・・・くちゅ・・・『ぷーぅ』
「ガガガ、イヤラシイ音ガピね〜。杖がびちょびちょガピ」
「やめろなのだ・・・ずがたかい・・・なのぉ・・・」
ついでにうちの街のハッサンはタダの変態親父に脳内変換中
深夜に店に上がりこむなり
「ピカピカの宝石イイデスネー。アナタもピカピカつるつる、サイコーでス!」
とか言いながらリッチで言うこと聞かせてるwww
・・・もう自分の心は汚れちまったらしい

227 :
なーんだ、このスレは腐ドリ専門かww

228 :
傾向的に男は文章より絵で表現するからな

229 :


230 :
お店やさんのゲームまだ買ってない
黒猫たちのために買わなきゃ

231 :
バイト猫可愛いよね
接客の邪魔されるとちょっとイラっとするけど

232 :


233 :
あの…はじめまして!
ふごっぺ×主人公(♀)を
かきたいと思ってるんですが良いですか?

234 :
過疎ってますのでどうぞどうぞ!

235 :
ありがとうございましす!
では、この土日に書きますねっ

236 :
あ、「ありがとうございます」です。
ございしますってなんだ…((殴

237 :
えっとできたので投下します。

※注意
紳士主人公(と「ん」が「り」ということで名前はリンとします;)
ダメ文ですそれでも良いのなら見てください!!

238 :
 日はもうずいぶんと前に沈み、今は空に月や星々が顔をのぞかしている
まぁ、それは部屋の中にいたら何も分からないが…
電気をつけなければいけないということは夜だということは部屋の中にいても分かった

 そんな部屋の中、ふごっぺは一人いすに座ってある人を待っていた
待っている人というのは彼の恋人のリンだった。
恋人といっても付き合って1ヶ月が経つがまったく恋人らしいことをしていない
するといても手をつないだり一緒に食事をすることだけで、
キスはおろか抱きしめたりなんて全然してないのだ
 リンはここらで有名な「大魔法使い」の称号を持っている魔法少女。
それに、人気カフェの店長でもあり町の人はほぼ皆リンのことが好きだった
彼女が人気名理由は彼女自身の容姿や性格もあった
まるでどこぞのイケメンのような容姿をし、ウェイターの服を着こなして丁寧に接客をしているのだ
女子にも人気がある理由が分かる。
これでは誰かにとられると思って慌ててふごっぺはリンに告白した
すると意外にも意外、あっさりと告白をOKされた
最初のうちは喜んでいたふごっぺだが
恋人らしいことをしてくれないリンに闘争心を燃やしていた
 しかし、つい最近リンから「恋するケーキ」をもらった
「メリッサ先生から教わって恋人にあげるものらしいのであげた」ということらしい
自分を恋人と思っていてくれたことがとてもうれしく思った反面
リンと一緒に住めるというこの機会を絶対逃すかと誓ったのを覚えている
 チク…タク…チク…タク…と静かな部屋に時計の音だけがこだます
しばらくその沈黙が続くと…
ガチャ…
「ふごっぺただいま。」と
愛おしいリンの声が聞こえたのだ


239 :
「おかえり、リン。おいらに会えなくて寂しかったかも?」
とお決まりの台詞を言って彼女に駆け寄る
すると彼女はにっこりと笑ってふごっぺの額を人差し指で小突いた
「まぁね。さてと夕食にしようか」
 手際よくリンは調理をはじめ夕食をつくっていったいい香りが部屋の中を漂っていく
リンの作る食事はとてもおいしい。人気のお店の店長をやっているのだから当たり前だが
その食事をタダで食べられるというのも恋人の特権だ。
しばらくすると、大人っぽいモノクロのテーブルにその食事が置かれた
今日の夕食はキャベツとハムを煮てあえたスープパスタに
色々なきのこと三菜で作られたサラダだった
「いただきます」といってその食事をほうばる
口の中には自分の大好きなしょっぱい味が広がっていった
「おいしいかい?」
「うん。おいしいかも」
「それは良かった」
と淡白な会話をしてまた食事を楽しんだ
 食事に夢中になってると彼女はいきなりおいらの口元に手を持っていった
「口についてるよ。」とほほについた食べかすをとり自分の口元へ運んぶ
その姿はとても美しく見えてふごっぺはしばらく唖然としてしまった
しばらくすると状況を理解して顔を赤く染めながら例を言った


240 :
 
 食事を食べ終わるとふとリンが「クスっ」と笑った
「どうしたんだい?」
そうふごっぺがたずねると、なんでもないというように手をひらひらをさせた
そんな彼女が気に食わなくて問い詰めてみると
いつもは表に現さないリンが少し顔を染めて
「否、単になんか新婚さんみたいだなぁって思っただけ」
といったのだ
少し間が空くー…
すると自分に似合わない言葉を言ったと思ったのか
苦笑して自分の頭をかいた
「ごめんごめんっ私には似合わない言葉…」
「…新婚さんっぽい事もっとするかい?」
「えっ?ちょっ!!!」
ドサッとふごっぺはリンをベットに押し倒した
リンの視界はグルッと反転して天井とふごっぺの顔しか映らない
いきなりのことで理解できないリンはただ困惑したような表情でふごっぺを見上げた
すると唇に暖かい何かが重なった
それがふごっぺの唇だと感じるまでには余り時間はかからなかったー…


241 :
唇に感じた感触に目を見開くとふごっぺの瞳が見えた
そこで状況を理解した
ーキスされてる…?
唇が離れたかと思ったらすぐまた唇が重なってきた
「んっ?!ふごっぺっんんっ!!」
何回も何回も角度を変えてキスをされる
次第に息はもう上がり、リンは酸素を求めるように口を開いた
その瞬間をふごっぺは見逃すことはなく少し開いた口の中に自身の舌をいれ
キスを深いものにしていった
さっきまでとは比べ物にならないくらいに激しく舌は口内を荒らしていく
「ふっ…んんっ…!!!」
リンは押し返そうとしたが歯列をなぞるようになめられたり
奥のほうで縮こまっている自分の舌を舐めとられたりして力が入らず視界が霞む
押し返そうとした手は今ではまったく力が入らずただ震え、添えるだけだった
「やっ…、んっやめっ……!」
やめてと言葉にしたくても口が塞がれてて出来ない
いつもと違う完全に翻弄されている私を見てふごっぺはうれしそうに目を細めた
その瞬間に何かが背筋を走った気がした
するとふごっぺは舌をぢゅうっを強く吸う
ぞくり、痺れが走った
「ぅっあぁっ!ふぁ、なにっやだっん…あ…!!」
さっきまでは何とか抵抗ができたはずなのにその痺れがはしってきた今は
そんな余裕はもうなかった
ふごっぺの舌が動くたびにびくびくと自分の体ではないように反応する
今まで体感したことのない感覚にリンの頭は混乱していく
何これ、知らないよー…怖いっ…!!
抵抗しようを身をよじろうとしてもふごっぺの舌の動きにどんどん力は抜けていった
身体は熱くなっていく
するとようやく唇は離された

242 :

 もう抵抗することのできない自分は弱々しく息をしながらふごっぺを見上げていると
スルー…とシャツの蝶ネクタイを外されて自分の頭の上で手を拘束された
そしてシャツのボタンを一つ一つ外されていく
視界に見えたのは外したシャツぐらいに白い肌だった
二つの膨らみは息をするごとに上下に動いていた
「綺麗かも…」
シャツの上からでは見えない結構な大きさの「それ」はとても綺麗に見えた
着やせするタイプなのか…と思いながらふごっぺはそれに指を這わせていく
びくっと反応する彼女の身体
「っ、んっ…やぁっ…」
襟足の髪を掻き分けて首筋にキスをする
ぞくっとする感触は耳の裏から鎖骨まで離すことなくすこしずつずらし吸い上げた
指を這わせていた胸を舌と指を使い
先端を転がすように含み、愛撫を重ねていった
「ひゃぁっ?!」
自分の口から信じられないような甲高い声が出てきた
ぼんやりしていたはずがはっと我に返り
目を見開く
そんな私の様子にふごっぺは満足そうに笑った
先端を甘噛みされて体中に電気が走る
息も絶え絶えになっていった

243 :
頭にはまたぼんやりと霧がかかったようになってくる
けどいつの間にかいままでしていた愛撫はとまり
は…と私は安心したように息を吐き出すとー…
――――ズリっ
「…っ!?」
今まで自分の胸を這っていた指はいつの間にか自分の下半身の部分に来ていて
一気にズボンをずり下げた
そして薄い布越しに指が這われた
その瞬間、薄い布から全身に走る電流に目を見開く
それがなんなのか理解する間もなく、また布越しに割れ目をなぞった
とても耐えられるものではない
足を閉じようとしたのだがふごっぺのからだがそれを遮っていて出来なかった

「ひっ…ゃ!あ、あぁっっ…ん!!」
ビリビリとくる快感という電流は彼女の体を支配していった
感じたこともないものに困惑恐怖を感じながらもがき喘ぐ
その感覚が自分の体を支配していくそんな様子に
リンは恐怖が膨らんでいった
「んやっいやっ…!ふぁっ…ふっ…っふごっ…やっ…――――――――ふごっぺっ…!!!!」
やっといえた、悲鳴じみた静止の言葉
その言葉にはっとふごっぺは我に返ったように、彼は―手を止めた

244 :
しばらくの沈黙が訪れた

部屋にはリンの荒い息遣いだけが聞こえた
「はぁはぁはぁっ…」
静止の言葉を聞いてやっと気づいた
彼女の表情に…
必においらに静止を言い聞かせながら
目じりには涙が浮かんで苦しそうに眉間にしわを寄せていた
リンに…怖い目にあわせた…
「ごめん…かも…。」
「…ふごっぺ…。」
ふごっぺはリンの目じりから流れてる涙を指ですくった
そしてとても切なそうな目でリンを見る
リンはそんなふごっぺをみて動かない体を動かして
彼のほほに自身の手を添えた
彼は目を見開いた
「…リっン…?」
唇と唇が一瞬だけ触れる
リンの顔が離れていくとまた彼女は目から涙を流した
そしてふいっと顔を背ける
「ち・・・ゃ・・・す・・・や・・・。」
「?」
なにかぼそぼそと口を動かして言葉を発するリン
聞こうとを顔を近づけると
「っ…ちゃんと好きって言ってからじゃないと嫌だ…。」

245 :

「え?」
予想外の言葉に拍子抜けするふごっぺ
対するリンは少し拗ねたようにふごっぺを睨んだ
「いきなりなんて嫌だよ。馬鹿…。」
「怒ってるのかい?!」
「当たり前だ…怖かったんだよ…。」
そんな私をふごっぺはやさしく抱きしめた
少しは悪かったと思ってくれているみたいでとても嬉かった
「ごめんかも。」
「うん。」
「愛してる。」
「うん。私も」
今度は優しくでも深くキスをする
キスをしながらふごっぺは手を太もものほうに這わせていった
ぴくっと身体がこわばった
「怖いかい?」
「…っ少し…でも大丈夫。」
「いい子かも」
ちゅっと額にキスを落とすと
下着の中に指を入れていく
「んんっ!あぁ……!!」
びくりと震える白い肌
体中に電流が走るごとに奥に差し込まれ動かされた
最後の関節まで指を埋め込むと指の付け根部分でリンの中を撫で回す
「ひゃぁっあぁ…んっ…!!」
血液が体中に駆け回る感覚がした
自分の中からは蜜があふれていく
「すごい、こんなに溢れてきたかも…。」
指の本数を増やして奥深くまで入れると
壁につめが当たるようにゆっくりと掻き揚げる
ズプッー…
「うぁっ…!あぁ……ひゃぁ?!」
ずぷっといきなり指を抜かれリンだびっくりし
ふごっぺを見る
すると自分と同じように眉間にしわを寄せた顔が見えた

246 :
「おいらも…もう限界かも…。」
彼女の白い肌は桃色に染まり
額には少し汗が流れていた
その乱れた姿はとても美しい
ふごっぺはその身体をまるで壊れ物のように抱きしめた
優しく…でもしっかりと…
「愛してるかも…。」
その瞬間いっきにふごっぺのものがリンの中に入っていった
「あぁ…!!!」
ズンっと中に入ってきたものを拒むように締め付ける
苦しいのはリンも同じようで必にその痛みに耐えていた
「っちから…抜いてっ…。」
そう耳もとでささやき
優しく背中をなでてやると次第に痛みはなくなり
倍に快感が襲ってきた
「ひゃぁっ!!ぁあ…ん!!」
深く繋がると同時にはげしく腰を打ってきた
卑猥な水音が部屋の中に響き渡り
ギシ…ギシ…とベットのスプリングがなる


247 :

揺れる白い体にふごっぺは酔いしれていく
甘いと息を吐きながら荒々しい息遣いで
愛おしい彼女の名をはく
「…リ…ンっ…おいらのっ!!」
「あぁ…ん!!ひゃあぁっ!!」
二人とももう限界が近かった。
ふごっぺはラストスパートというように動きはどんどん激しくしていく
「ふぁあぁっ!あぁ!ふごっぺっ……もうっ」
「おい…ら…もっ」
その瞬間声には出さずにリンはパクパクと口を開閉した
「!!」
そしてついに強く奥深々に突かれた瞬間ー…

ビクッー…

「ああぁっ……!!」
「くっ……っ!!」
二人とも絶頂を向かえ、ふごっぺはリンの中に欲を吐き出した
その後リンは深い眠りにつき、ふごっぺは唖然してしばらくそのままでいたが
ぎゅっとリンの体を抱きしめた

ーなんだ…なんにも心配する必要なんてなかったのか…。
 おいらと同じことリンも考えていたのかも…
 ごめんかもリン、そしてありがとう

    (あ、し、て、る。)

248 :
オマケ↓

「…腰痛い。」
「しょうがないかも。」
朝、リンは腰痛に苦しんでいた
一方ふごっぺは上機嫌にリンをからかう
「あー昨日のリンはとっても可愛かったかもー。」
「黙れっ!!さっさと学校にいきなよ!!」
近寄りながら言ってくるふごっぺを押し返しながら
少し顔を赤くした彼女はとても可愛かったが
どうやら不機嫌にしてしまったらしい
握り拳を作って殴りかかろうとしたとき
「ごめんかも、じゃ行ってきますー」
「…いってらっしゃい。」
顔を赤くした彼女の表情を脳内に焼き付けて逃げるようにふごっぺは
部屋から出て行った

249 :
学校でのこと…
学校へ行くとリンを好きなやつの一人、ひょうたが話しかけてきた
別に仲が悪いわけじゃないのでにっこりと笑って出迎える
「よぉ!ふごっぺ!!…そういえば今日は朝からリンを見かけないんだ。なんか知ってるか?」
「おはよう、ひょうた。ん?あぁーちょっと激しくしすぎちゃったかも。」
「!!」
意味が分かってるのか分かってないのか、ひょうたは顔をこわばらせる
「?!どういうことなんだ?!」
「さぁねーじゃおいらは行くよ。」と鼻歌を歌いながら散歩へ出かけた
その日ではやたらと上機嫌なふごっぺの姿と
腰を押さえて接客するリンの姿が見えたとか、見えなかったとか…

END

250 :
…おわりです
ks文本当にすみませんでした
そして読んでくれてありがとうございます。

251 :
乙。
余談だが、自分の街にふごぺとひょうたがいるんだがw
しかも付き合ってるしw

252 :
GJ!面白かったよー

253 :
ありがとうございます!
こんなカス文なのに読んでくれてありがとうございました!!

254 :
勝手に書いちゃいます。すいません。
ひょうた×小悪魔系女子

梅雨。湿った空気は私の気分までも落ち込ませる。
「ねぇ、ひょうたぁ。」
私は窓際にいる恋人、ひょうたに話しかけた。
「ハロゲンデパート行ってさぁ、新しいカーペット買ってきてよぉ」
最近、床の汚れがひどいのだ。
「ケチつけるくせに・・・」
ブツブツ言っているくせに、買いに出かけてくれた。
30分後。
開いたドアに向かって私は
「おかえり。」
と声をかけた。

255 :
↑ネタ思いつかないので
だれか続き書いてくれませんか?
スイマセン

256 :
ほしゅ

257 :
同性ラブってあり?
ありなら書きたい。

258 :
よし書く!
※男主人公×デューク
※デューク好きスイマセン。


259 :
夏の盛り。
街のアイス屋、俺の店はこの暑さのおかげで大繁盛。
ただ、実はただの店じゃあない。
店へはいって、キッチン、アトリエへと続く廊下には
隠し扉がある。
絶対に他人には見られてはいけない。
カギは常時、俺のポケットの中にある。
そこには、街のアイドルの写真集とか、抱き枕とか、
とにかくアブナイ物がわんさかとある。
勿論、バイト猫たちもそのことは知ってない。
これを知られたら、「クールな俺」という
イメージが壊れる。
絶対に、見つからないと思っていたが。

260 :
今日も、俺の店のベルは鳴りやまない。
「ブルーベリーアイス、2個ね!」
「ストロベリーアイス、まだ?」
まあ俺はだいたい、こういうときはほっといて、
バイト猫たちにまかせる。
次は店の見た目をこいしようとか、
あれこれ考える。
それだけで一日終わるから不思議だ。


261 :
新作ケテーイあげ。

262 :
新作でるね。
また賑わってくれるかな
今日もタクシー乗ってマッハさんの尻ガン見してくる

263 :
よく考えたらリカルド先生っていかにも腐に人気ありそうな要素ばかりじゃね?
モノクルにシルクハットに牙に・・・
数字でリカルド先生萌えみたいなのが欲しいです・・・。

264 :
マッハさんにお城に連れてってて行ったのに孤島に連れてかれてアッアーンなssが読みたい
マッハさんのマッパ見たい

265 :
もうすぐ新作発売あげ。

266 :
新作買った記念にあげ

267 :
ほしゅ。

268 :
ほしゅ

269 :
ありゃ、書こうかと思ったんだけど過疎ってるなあ……
ps:トラボルたみたいな奴を見るといじめたくなる(性的な意味で)

270 :
どうも、エーミールです!今からももっぺさん受けを書きます!!

271 :
「………、……起きろ!」
ももっぺ「ん?」
彼女が目覚めると、友達のジャンゴがいて、自分の部屋のにいた。
ももっぺ「なぁに?ジャンゴ」
ジャンゴはなぜか叫んだ。
ジャンゴ「ももっぺ!今からあれを、やろう…!」
ももっぺ「えぇ?あれってなにもも……!?」
ジャンゴ「わからん!とにかくお前のパンツを脱げ!」
ももっぺ「ぱ、パンツを脱ぐのもも!?でも……」
ジャンゴ「いいから脱ぐんだ!」
ジャンゴはももっぺのパンツを無理矢理脱がせた。
ももっぺ「きゃあ!やめてもも!!」
ジャンゴはさっそく、ももっぺの性器を舐めた。
ぐちゅう、ぐちゅう……
ももっぺ「いやぁっ……、やめてぇ……。」
ジャンゴ「お前のマンコうまいなぁ。」
ももっぺは嫌がったが、ジャンゴは中々やめない。次に、彼はももっぺの性器に指を入れた。
ヌプッ、ヌプッ、ヌプッ
ももっぺ「ひゃんっ!いたた……」
ジャンゴ「気持ちいいか……?」
すると、ジャンゴは自分のチンコを出すと、ももっぺの性器に入れようとした。だが、彼女は止めてしまった。
ももっぺ「待ってもも!どうしてこんな事をするもも!?」
ジャンゴは全てを語る。
ジャンゴ「だってオレ、これがやりたかったんだ。秘密にしておくからさ。」
ももっぺ「………。」
問答無用なく、ジャンゴはももっぺの性器にチンコを入れた。
ズブッ、ズブッ、ズブッ…
ももっぺ「んんっ、んあぁ……。」
続けていくことで、激しくする。
ズブッズブッズブッズブッ
ももっぺ「あぁっ、あぁんっ、やぁっ」
ジャンゴが呟く。
ジャンゴ「本気で行くぞ…!!」
彼女とのセックスをかなり激しくした。
ジュパァッジュパァッジュパァッジュパァッ!
ももっぺ「イャぁぁぁぁぁっ、あぁぁぁっ!」
ジュポォッジュポォッジュポォッジュポォッ!
ももっぺ「きゃぁぁぁぁぁ!イクももぉぉぉぉ!!」
ジャンゴ「覚悟はいいか!?一気に突くぞ!!」
ジャンゴは最後に最も激しくももっぺを突いた。
ドォビュゥゥゥゥゥゥッ!
ももっぺ「あひぃあぁぁぁぁっ!」
その後
ジャンゴ「嬉しかったぜ、ももっぺ。」
ももっぺ「うぅ……、絶対に秘密にしてよぉ?」
二人の秘密は、クラスメイトには絶対教えない特別なものとなった……

へんてこで日本語おかしくてすいません……。

272 :
気持ち悪くてすいませんが……
触手×女主人公を書きます。うざくてすいません!!

273 :
とある魔法の町で、一番トップクラスの魔法少女が存在した。彼女の名前はレアン。ルックスも可愛く、しかもいろんな事だって出来る頼れる女の子だ。そんなある日……
レアン「虫ちゃんゲットー!」
レアンは虫取りを楽しんでいた。興奮してきたので、つい森に入ってしまった。すると、謎の看板を発見した。
レアン「ん?[キノコの森に行かないでください]……?なんだろう。」
あまりにも気になってしまったため、レアンはそのまま森の奥に行ってしまった。だがキノコの森には行かないと決めているらしい。
レアン「キノコの森以外はいいってことね!!」
しかし、やっぱりキノコの森が気になってきた。彼女は看板のいうとおりにもせず、ついキノコの森に行ってしまった。彼女がキノコの森に行くと、すばらしく、きれいなキノコがたくさんあった。
レアン「うわぁ……、すごい……!」
レアンはたくさんキノコを手持ちに入れた。しかし、彼女はあの恐怖に気付いていない。
レアン「なんだ、怖いものなんてないじゃん。帰ろ♪」
何も恐怖がないと思った。と、次の瞬間!
シュルルル!
ひとつの大木から触手がレアンを襲う。
レアン「きゃぁっ!何よコレ!?ヌルヌルして気持ち悪いじゃん!!」
次々と触手が増えてしまったたので彼女は絡み付いてしまい、エロい体形にされてしまった。
レアン「ちょっと、何よコレ〜!?」
レアンがいくら離そうとしてもなかなかほどくことができなかった。すると、一本の触手が彼女の股間をなぞる。
レアン「ひゃっ!どういうこと?」
触手は、思いっきり彼女のパンツを破った。
ビリィィ
レアン「な、何するのよ、この変態!!」
次に、レアンの上着を胸まで捲り、ふたつの膨らみをいじる。
レアン「ひゃっ、いゃぁっ、やめてっ…。」
彼女が苦しんでいる間、ひとつの触手が彼女の口に侵入する。これでレアンはしゃべりにくくなった。
レアン「んぶぅっ、んんっ!」
彼女が体を揺らしても触手は離すことはない。
レアン「(何よこれ……、けっこう気持ち悪いじゃない…!)」
すると、触手がレアンの股間を見つめた。
レアン「むふぅ…?」
そして、彼女の中を突き進む。
ヌブゥゥ
レアン「むぅっ!?」
触手たちは次々と彼女の股間に向いて、中に入っていった。
ヌブッ、ヌブッ、ヌブゥ……
レアン「んやっ、あぁっ、いやぁっ…!」
レアンは、他の触手たちにふとももや胸などを触られてしまい、苦しむことばかりだった。
ズボォッズボォッズボォッ……
ほとんどの触手が彼女の中を突っ込んで戻す。それが何度も続いた。
レアン「いゃぁぁぁっ、やめてよォォォ!」
ここから彼女に本当の恐怖が襲う。触手は興奮してしまったため、更に激しく突いた。
ジュポォッジュポォッジュポォッジュポォッ!
レアン「イャぁぁぁぁ!んあぁっ!」
ヌブゥッヌブゥッヌブゥッヌブゥッヌブゥッ!
レアン「らめぇっ!そんなに突かないでぇぇぇぇっ!」
しかし触手は全然止まらない。

274 :
触手たちは次々ど彼女を激しく犯す。
ジュパァンッジュパァンッジュパァンッジュパァンッジュパァンッ!
レアン「アヒャァァァァッ!」
ジュゴォッジュゴォッジュゴォッジュゴォッ!
レアン「アヒャッ、だれかだしゅけでぇぇぇっ!」
ジュバッジュバッジュバッジュバッジュバッジュバァァッ!
レアン「イャァァッ、ハヒィィィッ!」
とうとうレアンは最凶の急所に当たってしまった。
レアン「イャァァァァァァ……」
ー30分後ー
レアン「なんなの……これぇ……。」
彼女は触手の白い液体まみれになってしまい、股間にはたくさんの液体が溢れていた。
やはり、あの看板の言う通り、触手がいっぱい潜むらしいのであった……。

      
         完
いかがでしょうか?日本語おかしいのは勘弁してくださいね。

275 :
トラボルたと付き合ってるけど他の子とも絶賛浮気中な主人公(女)に嫉妬するけど、もたもたしてる内にいつの間にか主人公に押し倒されてあわあわしてるトラボルたを誰かください(迫真)

276 :
……まあ、欲しいシチュエーションがあったら自分で書くしかないんだろうけどさ……
とりあえず構想練ってくるわ

277 :
チャラ男ビター

278 :

キャラ別、エッチのお誘い文句(男性編)
ビター「セクースしよう」
ひょうた「俺とクールにキメようぜ!」
ふごっぺ「どうやら発情したみたいです」
ロットン「ぼくを温めてほしいんだよ・・・」
ケット・シー「貴女に魔法をかけて差し上げます」

279 :
ロットン
『ぼくに、近付かないでほしいんだよ』
「どうしてそんな事言うの?」
『・・・・・・・・。
冷たいから、だよ。
ぼくの肌はね、冷たいの。
血が、冷たいんだって。
むずかしい事はわからないけど、そういう体なの。
転校してくる前は、気にならなかったんだよ。
でもね、今は違うの。
きみも、クラスのみんなも、温かい。
手を握られると、ホカホカする。
だからね、薬屋のトメさんにお願いしたの。
王様にも、校長先生にも、お願いしたの。
でも、だめだって。
ぼくを、温かくすることは出来ないって。
ぼくは、みんなと違うの。
ぼくは、みんなみたいになれない。
ぼくは・・・』
「ロットン!
いいから、もう言わなくていいから」
『・・・・・。
ぼくを・・・温めてほしいんだよ』

280 :
ケット・シー
『おや、今宵もいらしたのですか?』
「あの・・・・」
『ふふ、恥ずかしがらずとも結構ですよ。
余程気に入られたみたいですね。
そうでしょう。そうでしょう。
私のモノは、貴女の中で、自由自在に形を変えます。
伸びたり、膨らんだり、二つに分かれる事だって可能です。
お望みとあらば、球体となって内部を圧迫する事も出来るのですよ』
「えと・・・・」
『おや、失敬。少しばかりお喋りが過ぎましたか。
では、始めましょう。
貴女の身に纏っているものを、全て取らせていただきます。
ふふ、良い眺めですよ。
それでは、貴女に魔法をかけて差し上げます』

281 :
ケット・シー、マジでイイ!!(・▽・)

282 :
誰かデューク×イビラ書いてくれー。
文才が…

283 :
てす

284 :
うーん…シチュエーションで悩むなあ……(・w・;)

285 :
ビターとかリーダータイプは♀キャラに攻められてそう

286 :
女友達と仲良くなりたいホイップから依頼きたからラブクッキー渡しておいたけどエロいシチュエーションになっているな

287 :
だれかアポロのやつくれー

288 :


289 :
女性向けありだよな?俺、女性向けなら向いているタイプなんで。
(女装も陵溽も出来るから)

290 :
>>289
書いてくれるなら大歓迎だと思うから自由に載せてくれ

291 :
ラフレーのことが好きなんどんだけおんねんw(ゲーム)
ラフレーは俺のことが好きなんだぁ〜〜!!!

292 :


293 :
ムードクッキーのラブクッキーって
選択肢どれが一番いいのだろうか。

294 :
ウイリアムが大好きなんでSS書きたいんだけども
BLになってしまいそうだorz
BL好きなわけじゃないが、ケチ系って
どうしても虐めたくなるんだよなー(性的な意味で)
過疎ってるっぽいし投下しないほうがいいかな?

295 :
過疎でもいいと思うよ

296 :
過疎だって待ってる
新作出るね!

297 :
新作出るから>>1からおさらいしてたんだけど…
投下された絵も文章もいいね!
新らしい住人楽しみ

298 :
まだ誰かいるなら書きたいと思うんだが、俺文章下手なんだよなぁ・・・
ロットンとかひょうたなら書けそうな気がする

299 :
定期的に覗いてるからいつでも大歓迎ですぞ

300 :
たった今デューク×イビラを書いているんだが着地点が見当たらない
あと町のキャラとかも普通に出してもいいのだろうか…

301 :
イビラかわいいよね
なんでもありだと思う
いちまでも待ってる!

302 :
イビラはバイキンマン

303 :
ほしゅ

304 :
ほしゅ

305 :
ロットンとかのんびり系クラスメートは健気さと共に触手とか似合うエロさがあると思うんだが

306 :2013/08/21
ワイアット誰か
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