2013年10エロパロ571: 金の力で困ってる女の子を助けてあげたい 4話目 (386) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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金の力で困ってる女の子を助けてあげたい 4話目


1 :2009/10/08 〜 最終レス :2013/07/31
借金で売られそうになってる少女を即金で買い取って助けてあげたい。
生活に困って野宿している姉妹に仕事場と住居を与えてあげたい。
施設や親に虐待されてる女の子を金で根回しして引き取ってあげたい。
自ら命を絶とうとしてる同級生の人生を買い取って、思い止まらせたい。
難病に喘いでいる薄幸な病人に健康な体をあげたい。
過去スレ
金の力で困ってる女の子を助けてあげたい 3話目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232296111/
金の力で困ってる女の子を助けてあげたい 2話目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1227429153/
金の力で困ってる女の子を助けてあげたい
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1205160163/

保管庫
ttp://wiki.livedoor.jp/helpgirlbymoney/

2 :
抑留期間が終わり捕虜の返還が行われ、俺は四年ぶりに内地の土を踏んだ。
戦禍の爪痕はすでに無く、新しいはずの建物に時代がついている。
俺の家があったあたりは完全に建て直されていて、外見もなにもかも違う
近代的なビルに変わっていた。
軍の把握している情報によると、ネコはここがやられたときに都市部を離れたらしい。
モノレールのラインも通らないへんぴな場所へ、ヒッチハイクで近づいていく。
仲間が大勢んだ。生き残って帰ってきたヤツも、
あまりに変わってしまった環境に耐えかねてんだも同然のようになっていた。
んだものと思って別の男と再婚した。その男とのあいだにすでに子まである。
そんなケースをいくつも目の当たりにした。
十六だったネコは二十歳になっている。
他の男と暮らしていても不思議は無い。
ただ、元気にしているのかどうか、それだけをこの目で確かめたかった。未練だった。

背の高い草が生い茂っている。薄い花弁の花が揺れているが、
何という名前なのか俺にはわからない。その先に見える粗末な小屋のような家から
子供が飛び出してきた。
おかっぱの髪が走るたびにぴんぴんと跳ね回る。
草のあいだを縫うように走ってきて、俺に気が付いて、びたりと止まった。
「どちらさまですか?」
ちびっちゃいくせに大人のような言い方をする。そのアンバランスがおかしくて笑った。
「あの家に寧々子さんはいますか?」
大人のような対応をしてやるべきかと、バカ丁寧に聞く。
「はい。母です」
頭をぶん殴られたようなショックに、言葉を無くす。
覚悟をしていたくせに、いざ突きつけられるとそんな覚悟は吹き飛ぶのか。
世界がぐらりと歪む。
小屋の戸が開いた。
「あ、お母さん! お客さま」
子供はぱっと踵を返すと小屋に向かって駆けていく。
ぐらぐらする世界の中で、ネコだけがはっきりしていた。
はっと息を飲んだのがわかる。
手に抱えていたかごを取り落とす。
長いスカートをからげ、ネコが走ってくる。
「なんで……っ! なんで今頃!」
「すまん」
おまえが元気かどうか知りたかっただけだった。ささやかな願いだと思っていた。
こんなに重たいものだとは思っていなかった。
ネコが俺を抱きしめる。頭を抱えられ、顔にネコの胸が当たる。
肉、ちゃんとついたじゃないか。
でもこんなとこ見られたらどうするんだ。
ネコの肩を掴んで、引き剥がす。
「悪かった。もう……」
「あんたが!」
ネコは泣きながら笑っていた。
「あんたがんだら恩給が出るからって。でも生きてるから、そんなもの出ない、って」
「それでも配偶者には給与振り込みの代理受け取りが」
「あんたの通帳がいるって言われて、それがどこにあるのか全然わからなくて」
せっかく引き剥がした頭をもう一度胸に抱え込まれる。
「どれだけ私たち親子が苦労したと思ってるの! あんた、
家と金を残すって言ったくせに家は焼けちゃうし金は手元には来ないし!」
「すまん。んだら恩給受給手続きで済んだんだが」
「バカ!」
ネコはぎゅうぎゅうと俺を抱え込む。息ができないくらい苦しい。
「ちょ、ネコ。待て。ぬ」
「ね! んだら恩給出るんでしょ!」
「ここでんでも出ない……」
ネコの手がすごい勢いで離れた。
「じゃあんだらダメ!」

3 :
こんな女だっただろうか、と一緒に過ごした半年間を思い出そうとするが、
さっぱりだめだ。
「なあおい、ネコ。おまえこんな家の真ん前で男抱きしめたりしていいのか?」
「は?」
「旦那、いるんじゃねぇの?」
ネコは丸くしていた目を三角にした。
「いるに決まってるでしょ」
「お母さん」
子供がネコのスカートの裾を引く。
「この人誰?」
「あんたのお父さん」
「お父さん?」
「俺!? 俺、お父さん!?」
ネコは手を腰に当て、きっと俺を睨んだ。
「お父さんよ! あんたの子よ! 決まってるでしょ! 私あんたと結婚したのよ。
忘れたの!?」
「忘れてない……。忘れたりしてない」
はは。
なんだこれ。
想像してた最悪のパターンはどこへいったんだか。
思いもしなかったハッピーエンドだ。
「まだ軍属なの?」
「いや。辞めてきた」
一人だけならなんとでもなるから、と思って無職になってきてしまった。
まさか妻子がいるとは思ってなかった。
「辞めてきた?」
きらん、とネコの瞳が光る。
「ああ。俺だけならしばらくは退職金で食っていけるし、と思って。悪い。
おまえはとっくに誰か他の男と再婚でもして幸せに暮らしてるもんだと……」
ネコは俺の弁解なんか聞いちゃいなかった。
にんまりと笑って抱きつきながら腹に拳を入れてくる。
「うぐ……」
「金を出せ」
「いくらだ」
「できるだけたくさん」
見つめ合って、それからぶはっと二人でふきだす。
きょとんとして見上げてくる娘を抱き上げ、小屋への道を三人で歩いた。

(おわり)
申し訳ない。
調子に乗って投下して前スレ埋めてしまった。
1レス目、レス番号入れるの忘れた。
軍とかあれこれ、全部イメージ。
ほんとに申し訳ない。

4 :
>>3
GJすぐる!!

5 :
>>1
乙彼

6 :
>>3
前スレで何時まで待っても続きが来ないと思ったら500kbだったぜ
GJ!
久しぶりにこのスレで正統派な作品が読めて嬉しかった

7 :
>>1
乙&GJ!
1000よりも容量オーバーで埋ま方がいいな。

8 :
GJ!
母はたくましい
旦那は金を稼ぐべく再就職にむけて頑張れw

9 :
GJ!
ハッピーエンドで本当によかった
風景が色々想像できる文章ですばらしい

10 :
>>3
おお……おおGJ!
途中猫コピペみたいなやりとりあって笑ったw

11 :
GJ!

12 :
GJ
幸先良しとはこのことなり

13 :
GJ!

14 :
そろりと泣いた…なんかありがとう
GJ!!

15 :
4年ぶりにさせてあげて、ネコ!!

16 :
ネコが強かになってよかったなぁ。GJ!

17 :
エロを期待して開いたら、すんごくいい話で困った
GJ!!

18 :
コピペが元だからともっとネタに走るかと思っていたが、いい意味で裏切られた。惜しみないGJを!

19 :
GJ!!
くそう、GJすぎてエロを期待してからぶった性欲をどこにぶつけていいやら

20 :
やはりこの手の再会エロはそりゃあもう濃厚に…ww

21 :
gj。

22 :
駄SS乙

23 :
>>20
そりゃあ溜まりに溜まったもんをドバッと。

24 :
>>23
見ちゃった!!ドバッとw

25 :
子供を誰かに預けて一日中繋がりっぱなしか…

26 :
いや、娘も一緒に・・・

27 :
>>25
ミャーちゃんは、俺が引き取る。
ハァハァ

28 :
保守

29 :
金くれ

30 :
ネコの作者さんとあやしいバイトの作者さん同一人物だったのか
つまりはGJ

31 :
お金も女の子も欲しい

32 :
やっと見つけた……

33 :
ちょっと上に行こうぜ

34 :
保管庫からお知らせ
現在、多数のプロバイダに規制が敷かれ、投稿不能になっています。
エロパロ板総合情報室 10号室
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239193007/841
・作者様で投稿できないという方は、保管庫管理人にご連絡ください。
代行投稿をいたします。
・読者様でコメントしたい方のため、とりあえず保管庫の目次ページにのみ
コメント欄を設けました。
ここに書かれたコメントを、保管庫管理人が代行書き込みいたします。
なお、したらばエロパロ避難所にも「書き込み代行スレ」があります。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2964/1060777955/
また、規制が長引くようであれば、したらばエロパロ避難所にスレを立てるのも
一方法だと思います。
http://jbbs.livedoor.jp/movie/2964/

35 :
会社が倒産し身を売るしかないお嬢様をライバル企業の御曹司の同級生が…

36 :
ごしゅだい?

37 :
ゆんちゅ?

38 :
ぷいぷい?

39 :
さーて、書くか。

40 :
金くれ金

41 :
外伝、来ねえかな

42 :
定番のコピペ
こないだ溺れた女助けたのよ、そしたらそいつ自なんだと。笑った!
溺れた事隠す為に嘘偽っちゃって、マジ最低!
食べるのに困ってる?今時そんな!ここ日本だぜ?
そいつホテルに連れ込んで抱いたら涙流してやんの。
何その演技!生きててよかった?そのセリフでイクなんてどんなプレイよ?
俺そんなにテクねぇし、演技そこまでするか?普通?
で、家に送ったらなんと小学生の娘が。二人暮し?その娘も痩せててこれまた親子揃ってダイエット?
痩せれば可愛いとか思ってんの?むかついて、高カロリーピザ3人分取ったら泣きながらばくばく食ってんの。
3日ぶりの食い物?爆笑!何そのバカ演技?次の日苛めようとそいつのアパートに行ったら、
友達?○×商事の2人がドアの前にいんのよ。はは〜ん、こいつらあの女の友達か、孤立させてやろう。
200万ずつやる二度とここ来るなって渡したら、ぽかんと口あけて「へい」爆笑!
金で友達売る?馬鹿?類は友を呼ぶっ?
その母娘にいろいろ食わせてぶくぶくにしてやろうと1ヶ月食べ物与えて軟禁状態?
ちょっとヤバイけど友達も電話もねぇから通報も無理。
娘の勉強みてやる振りして実はプレステで二人ゲームしてたね。
ゲームやったことねぇなんて娘まで嘘つき!
東大でも行くつもり?勉強してればいい子?ゲームぐらい誰でもやれるっての!
娘が寝た後、女を陵辱。ブランドの服着せてOL痴漢プレイしたくて服買ったら
また泣いてほんとバカ!たかが服で泣く女なんていねぇし。
で、最大の意地悪やっちゃいました昨日。
女の名前やだあきこってタレントと同姓同名。調子乗るなっやだに失礼だって!
俺の苗字わだで強引に籍入れてやってわだあきこにしてやた!爆爆爆
ざまミロ!あきこ大泣き!ここまでしてくれるなんて?悔し涙?遅い遅い俺に嘘ついた罰です
一生俺のマンションで暮らせ!脅したら娘が俺のこと涙目でパパ♪て
アホか、俺日本人、勉強して英語話せるふりか?
夏休み絶叫マシンに乗せ、泣き叫ぶ母娘のビデオ撮影してやる!


43 :
>>42
SS化期待

44 :
前スレでも見た気がする

45 :
好きなコピペだがパパって英語じゃなくて中国語だよな。といつも思う。

46 :
>>45
ちゃんと英語にパパ・ママはあるぞ。
一般的には「Mam」「Dad」、甘えた感じでも「Mamy」「Daddy」だが、たまーに5歳以下の幼女とかが「Pappy」って言ってるの見かける。

47 :
>>46
パピイと聞けば佐々木光太郎を思い出す


……いや、忘れてくれ

48 :
Hey pappy!!
Go pappy!!
そんなゲーセンに通った15年前。

49 :
金持ちの動物に拾われるんですね。

50 :
>>45
中国語(北京語)にもパパ/ママ、というか日本人が聞くとパーパ/マーマに聞こえる言葉があるが、
いまのところこれらは印欧語族のものとは無関係に、別個に発達したものと考えられている
英語のPapa、Mama、はフランス語経由で語源はラテン語までたどれる
「パパ」とか「ママ」とかは幼児が発音しやすい言葉なせいか
世界中のさまざまな言語に両親を表す似たような語彙がある
日本で使うパパ、ママの由来については諸説有るけど
明治の半ばに西洋かぶれの華族が使いはじめたという説が有力

51 :
飯を「まんま」と言うのも、子どもがマ行を言いやすいからと言われてるな。

52 :
>42
定番以上、むしろスレのシンボルに近いコピペだな。

53 :
そのコピペ。プレステとか書いてる辺り
結構昔からあるのかな

54 :
いつからパパママについて語るスレに…

55 :
金くれ

56 :
ねぇ、家が抵当に入ったから泊めてくんない?

57 :
あいょ、んじゃ俺ソファーで寝るから

58 :
んじゃ俺床で寝るわ

59 :
じゃあ俺はこたつで

60 :
コタツで寝ると風邪引くわよ

61 :
ねぇ…泊めたお礼をとか、言わないの?

62 :
>>61
そういうのは、そっちから言うもんじゃあないのかい?

63 :
見返り要求するよーなちっさい男には頼んないわ

…でもそんなとこで寝たら風邪引いちゃうから、一緒に、ねよ?

64 :
Zzzz…

65 :
>>64
え?寝ちゃった……の?
そうだよね。私が意識し過ぎなだけ……だよね。

66 :
あーっ、やっと寝やがったアイツ…
同じ部屋で寝られるかっての
無防備に寝てんなぁ…


襲うぞ、コラ

67 :
( ̄ー ̄)なんて言った?

68 :
おまっ…起きっ!?!?!?

69 :
(ニブチン。されて困るようなら女友達ん家に泊まるわよ)

70 :
されて困らないって、要するに、どーゆーコトだよ

71 :
バカ、だからあんたはニブチンなのよ。
一つだけ言うなら、あんた以外の男の家なら行かなかったわ。これで分からないなら、もう知らないからね!

72 :
正直この流れがキモいと思ってるのは俺だけじゃないはず。
何か燃料投下があれば打ち切られてくれたんだろうけどなぁ

73 :
保守は必要なんだし、自分の趣味にあわないと言うだけの理由での
愚痴混じりのゴミレスより万倍ましだろw

74 :
板間違えたのかと思った

75 :
まぁニブチンって聞かないよな

76 :
ttp://ameblo.jp/good006/entry-10408873312.html
これ読んで真っ先にこのスレが出てきてしまった

77 :
>>72
じゃあ何で投下しない?

78 :
男も女も貧乏なのはスレ違いなのかな?
貧しい男が更に貧しい女を〜って感じの話を書いてみてるんだけど。

79 :
ぜんぜんオッケーっすよ

80 :
>>79
ありがとう!頑張って完成させます。

81 :
電車代で救われた女の子とか、弁当代で救われた女の子もいたことだし、
金額の多い少ないじゃないよね。

82 :
大事なのは気持ちと行動

83 :
今日、残業してて、お腹空いた…って呟いたら向かいのデスクの先輩が
自分の夕飯用のコンビニパンを分けてくれた。

全然好きとかじゃないけど、ほんのちょっっとだけときめいた。
空腹ってすげーww

84 :
>>83
猿の時代から、一番人気のプレゼントは食べ物だからな。

85 :
>>84
お腹を空かせてる女の子にご飯をわけてあげる話を妄想したが
一周してアンパンマンになっちまった

86 :
半周で停めろよw

87 :
>>85
「ボクの精液を飲みなよ」
こうですね。

88 :
>>87
その場合ジャムおじさんが新しい『ナニ』を投げたり、
アンパンマン号の形がアレで殆どマーラー様状態だったりする訳ですね?判ります。

89 :
クリスマスと言えば、マッチ売りの少女ですね

90 :


91 :


92 :
>>89
拾いたい。

93 :
金(正日)の力で困ってる女の子を助けてあげたい

94 :
テポドンあるいは拉致ですねわかります

95 :
性欲が強くて悩んでる子に金の延べ棒を抜き差し……

96 :
差し出しじゃなくて抜き差しかよw

97 :
ほしゅ

98 :
やっぱ奴隷娘が金持ちに身請けされる話とかは王道だよな

99 :
保守

100 :
100



101 :
>>100
円のところは
サイコロでドンになったりスムになったりするんですね、わかります。

102 :
5億円当たったらどうする?

103 :
とりあえずうまいぼう買い占める

104 :
何味が好きなの?

105 :
明太子が一番と思う

106 :
ぐすっ…お金がないよぅ
おにいちゃん、うまいぼう買って…?
コーンポタージュな

107 :
悪いな、在庫はぶたキムチ味しかねーや。

108 :
なら僕のうまい棒をあげるから家においで

109 :
なんだ、かっぱえびせんじゃん

110 :
小ちゃ!

111 :
可愛い

112 :
チョコ買うお金もありません!

113 :
そーいや、チョコ買うお金もない女の子の話あったね
懐かすぃ

114 :
リアル不況・・・

115 :
ちょいと聞きたいんだが、保管庫がなんか変なんだ。
ページを開こうとしたらほぼ白一色の広告ページになって読めない。
ウィルスか何かなのか?

116 :
携帯からだけど、普通に見れたよ?

117 :
保管庫管理人です
PC・携帯から閲覧してみました。
確かに、広告が左上に小さくスルロールするだけ の画面になることがあります。
GENOウィルス対策として、私が使うPCは全て、初期設定 JavaScript禁止 となっており
問題なく見ていました。
携帯で異常がないのも、JavaScriptが効かないからだと思います。
しかし許可モードにすると、ご指摘のようになりました。
そしてこれは「金の力」保管庫だけで、他に持っているwikiでは発生しませんでした。
…ここまで書いてきて、なんとなく思い当たるふしが…
ウィルスではないけれど、たぶん私の設定ミス…
すみません、なるべく早く元にもどします。
教えていただいてありがとうございました。

118 :
昔ここで書いてたんだけど、
久し振りに投下してみようと思った。
あの頃の構想が全部飛んで手また別のものになりそう。

119 :
>>118
待ってる

120 :
自分の投下したモノが1年以上前だったのがびっくりした。
自分の投下したモノに期待してたあの人は風邪をひいてないだろうか?

軽く添削してからから投下するよ!

121 :
携帯の小うるさい目覚まし音が、耳元で鳴いている。
枕もとをまさぐり、半分寝ている状態でボタンを押して目覚ましを止めた。
「……どこだ?」
まず視界に入って来たのは、見慣れぬ歪んだ天井。
歪んでいるのは天井ではなく、自分の目だと気付くのに時間はかからなかったが。
「……あー。爺さんの家か」
意識が覚醒していくにつれ、昨日何があったのか思い出してきた。
爺さんのもてなしを受けて、もうすぐ夜更けだからと泊まる事になった俺と雫。
風呂をもらった後、疲れて眠ってしまった雫を布団に移して、自分もほかの部屋に移った。
明日はいろいろ忙しくなるだろうと踏んで、目覚ましを切らずに自分も就寝。
「……5時半? 」
「正確に言うと5時32分ですね」
「そりゃどうも。早いんだな雫」
「持ち主様だって早いじゃないですか」
「そりゃ、今日はいろいろと忙しくなると踏んだからな。
 それよりいくつか質問があるんだが、なんでここにいるんだ雫? 」
借りた寝間着を着たまま、雫は俺の横でただ座っていた……寒そうに体を軽くふるわせて。
「持ち主様がここにいると聞いたので。道具である以上、持ち主様のそばを離れるわけにはいきません」
「それはご苦労なこって……持ち主様って何だ? 」
「私は道具、あなたが持ち主様です」
「……ご苦労なこって。さて、疑問が解けたところで」
「?……キャ! 」
布団から抜け出し、逆に雫を無理やり布団に押し込む。
「何寒そうな格好して座ってんだタコ。今日はお前の用事で色々と駆けずり回るのに、
 自分から体調崩すようなマネをするんじゃねーよ」
「……私の用事…ですか? 」
「俺の道具になるにあたって、当面必要なものの買い出しだ。
 下着や洋服、学校で必要な道具だのお前が仕事するための道具だのと。
 自分の状況をよく考えてみろ。文字通り身一つだろうが」
爺さん曰く、雫の家は燃やされている。
本人はそのことを黙っていたが、黙っているって事は本当のことなのだろう。
さっきも言ったとおり、文字通り身一つなわけで。
今日は色々と駆けずり回る日になるだろう。
「とりあえず俺が戻ってくるまで布団の中で待機。持ち主の言うことは絶対だ。わかったな? 」
「はい……」
軽くうなだれて布団にもぐりこむ雫を背に、俺は居間へと向かった。

122 :
特にやる事もなく時間が過ぎてゆき、爺さんの家で朝食を済ませた後、
俺と雫は組員Aもとい、烏丸に送られてある大型百貨店についた。
「それじゃ、用があったら電話下さい」
「ああ、悪かったな」
「ありがとうございました」
車の窓ガラス越しに頭を下げて、烏丸はカーブの向こうに消えた。
「とりあえず社長室に向かうぞ」
「社長室…ですか?」
不思議そうに首を傾げる雫。
……そういえば言ってなかったな。
「このデパートの漢字をひっくり返してみろ」
「えっと、夜星……星夜…あ」
「そうゆうことだ」
大型百貨店『夜星』。
ここが星夜流の出発点。自分の苗字を使うのは面白くない。
でも自分が建てたという意味は残したい。安直な考えではあるが、それくらいが丁度いい。
「首が挿げ替えられたって言うニュースはまだ聞いてないからな。たぶん俺の元秘書、現社長がいる筈だ」
「元秘書……ですか」
「なかなか有用な奴がいなかったからな。
 俺の仕事についてこれたのがあいつだけだから後釜に座らせただけだ。
 ……ああ、一つ言い忘れていたが。役立たずな道具はいらない。意味はわかるよな?」
「はい……」
「精々がんばりな。あの時素直に金を受け取らなかったこと、後悔させてやるよ」
不味いな。スイッチが入っちまった。経営者としての星夜流になっちまった。
……あれ?どこがまずいんだっけ?
鬼が悪戯を思い付いたらこんな顔になるんだろう。凶悪な笑みが顔面からはがれない。
「……精々、頑張らせていただきます。あの時私を拾った甲斐があると、
 絶対に思わせて見せますから」
一瞬、凶悪な笑みが凍った。
次に浮かんだのは、挑戦的な笑みだった。
「ほぉ、言うねぇ……その言葉、絶対に忘れるなよ」
絶対に後悔させてやる。
……アレ?オレコンナニサドダッタッケ?
「……まぁいいか」
「?」
「ああ、独り言。今日は記念日だ。
 好きな物を好きなだけ買っていい。好きなだけ贅沢に溺れろ」
「いいんですか!? 」
「ああ、今日という日を楽しめ」
「ありがとうございます! 」
気楽にはしゃぐ雫を見て、ある言葉を飲み込んだ。
明日からは……地獄の方が生温い日々が続く。
そんな言葉を。

123 :
おわり?

124 :
「……」
「どうかしたか?」
「……なかなかお目にかからない部屋だなと思って」
「こんな部屋があるのはここだけだろうよ」
暇があってはあんまりいけない部屋。
そんなドアプレートの掲げられた部屋をノックする。
「はーい。どうぞー」
数秒後にドア越しから返事をされた。
存外お暇なようだ。
「暇そうだな」
ドアを開けて、第一声が、
『失礼します』ではなく『暇そうだな』ってのはどうかと思うが。
それはともかくとして、部屋の主は机の上に山積みにされた書類に埋もれていた。
「いえいえ、全然暇ではないのですが」
「その程度の書類で暇じゃないとかどれだけトロいんだ」
「……先ほどから何様のつもりですか?」
おやおや、存外ご機嫌斜めの様子。
そんなことは知らんがね。
「何様だろうな?最低でもこの会社の元社長のつもりではあるが」
「元社長でも現社長でもこの書類の……元、社長!?」
書類の山の上に顔を出して俺の顔を確認しようとしているらしい。
……机の上に1メートル近くも積んである書類じゃあ、140の身長では無理だろう。
ピンと伸びた白髪の寝ぐせがかすかに見えるだけで、
諦めたらしくトテトテと机を周り、俺の顔を見て驚いていた。
「社長!」
「社長はお前だ。気分どうよ?」
「最悪です!連絡の一つもくれたっていいじゃないですか!」
「連絡しないのはいつも通りだろう」
「それはそうですけど……」
なんかもう諦めた表情でうなだれるのは、
大型百貨店『夜星』の代表取締役、桜井綾乃。
早い話がこのデパートの社長だ。
俺の仕事についてこれたのは実質コイツだけで、
俺が抜けると経営が傾くということで、コイツに後釜を座らせたわけだが。
新人社員に迷子と間違えられて、
迷子センターで社員が土下座をしたという、下らないエピソードがあるのは社員の間で有名な話だ。

「……楽しそうだな?」
「ええもう本当に……お茶の用意をいたしますので」
「よろしく」
そんなに長居をするつもりはないが、
そんな言葉を飲み込んで、ドカッとイスに座り込む。

125 :

「……そちらの方は?」
「ああ、紹介が遅れたな。コイツは立花雫。あとは察しろ」
「立花雫です。よろしくお願いします」
「ああこれはご丁寧に。桜井綾乃です……って違う!」
「……何がだ?」
灰皿があったので、ここはまだ喫煙所だと勝手に思い込んで煙草を吸う俺。
乗ってないのに突っ込む綾乃。
なんかもう色々と諦めたような雫。
……久しぶりにカオスだな。
「『奴隷を拾って夜な夜なSMプレイでガンガンに痛めつけている』
 という噂は本当だったんですね!?」
「随分とまた楽しそうな噂を……」
「だってお爺ちゃんに聞きましたよ!?『あのサドガキ、やりおるわい』って、
 大声で笑ってましたよ!? 」
近くに置いてあったであろう自分のハンドバッグを右手に装備して、
俺に殴りかかってくる綾乃。
いくらバッグでリーチを伸ばそうとしても、140の身長じゃ175の俺には届かない。
煙草を口にくわえながら、右手で額を抑え、左手でバッグを抑える。
「で、いつまでそんな下らない冗談に付き合うつもりだ?」
「……冗談なんですか?」
「残念かどうかは知らないが、爺さんのいつも通りの冗談だろ」
「……あの、お爺ちゃんって?」
「ん?……ああそうか。コイツは桜井源三―――あの組の爺さんの孫娘だよ」
この街に昔から根付いている桜井組。
その二十だか三十だかそれくらいの代で看板をしょってるのがあの爺さん。
俺が生まれる前は相当なやんちゃだったらしく、
曰く『一人でこの街の全ての組を潰した』
曰く『目をつけられたらその日に消える』
曰く『趣味は面子』
……なんだ最後?
まぁそんな曰くがあるからこそ悪鬼と呼ばれていたわけで。
年をとるとかなり丸くなるらしい。
今では近所のガキどもと遊んでるとか何とか。
いつまでも疑問をもった雫にコイツと爺さんの関係を教えてやると、
案の定、雫は驚いていた。
……なんか飽きてきたな。
財布と携帯を雫に渡す。
「雫。色々と時間かかりそうだから先に楽しんで来い。
 雑貨はカード、飯が食いたくなったら現金だ。」
「……連絡はどうしましょう?」
「こっちの携帯の番号がそれに入ってる。マナーなんかにするなよ」
「はい。行ってきます」
「あー……ちょっとまった」
ドアを開けようとした雫を止めて、胸のポケットからメモ帳と印鑑を取り出す。
メモを一枚ちぎって印を押し、雫に渡した。
「……これは?」
「紹介状みたいなもんだ。支払いの時に見せればわかる」
「はぁ……」

126 :

首をかしげているが、これは慣れてもらう他無い。
こんないい加減な性格で、よくもまぁ色んな企業を立ち上げたもんだと自分でも感心する。
「……時間は有限だ。とっとと行ってこい」
「はい。行ってきます」
頭を下げて、雫は静かに扉の向こうへと消えた。
「……相変わらずですねぇ」
「三つ子の魂百までだろ?諸説あるが、自分の性格は変えられないってのが持論だ。
 ……そもそも変えようとか思った事もないしな」
「……本当に相変わらずですねぇ」
諦めたような声色をしながら、ようやく俺に攻撃するのをやめた綾乃は、
バッグを定位置に戻し、紅茶の準備をし始める。
「アールグレイですよー」
「赤く染まれば何でも紅茶だ」
「……紅生姜はどうですか?」
「そんなものより砂糖をよこせ」
煙草の火を灰皿に押し付け、よどみなく注がれてゆく紅茶をみる。
6分目まで注がれたカップに、スティックシュガーを5本まとめて投入。
スプーンでかき混ぜるが、2本分くらい解けなかった。
「……糖尿病になりますよ?」
「沈みたがってるんだ。気にしねーよ」
軽く紅茶の香りを楽しみ、チビチビと飲む。口の中が甘くなってゆき、最後の方はジャリジャリしていた。


127 :

そんなこんなをして1時間ほど経った頃だろうか。ポケットに入れてあった形態が振動し始めた。
画面を確認すると「バックアップ」の文字。雫に渡してあった携帯のことだ。
「どうした?」
「……星夜、流だな?」
聞こえてきたのは雫の声ではなく、電子的な音……ボイスチェンジャーか?
「……それが、何か?」
「女を預かった。3億持って港区の三番倉庫に来い」
「……随分と楽しそうな事をしてくれる。時間は?」
「1時間だ」
それだけ言って、電話を切られた。
……三番倉庫?
「どなたでした?」
「知らない人。急で悪いがヘリを借りたい」
そんな会話をしながら俺はメモ帳に、ある数字と記号を書き込む。
「……どうかなされました?顔色が悪いですが」
「気にするな。それよりちょっと急いでくれ、ついでにジェラルミンケースとカッター。
 ホットの缶コーヒーと癇癪玉も頼む」
「かしこまりました」
煙草に火をつける。
肺から出される紫煙とともに浮かぶのは、雫の顔。
「ちゃんと着いてってやればよかったかねぇ」
「何がですか?」
「こっちの話。ヘリは?」
「ちまちま使ってますからねぇ、10分ほどでしょうか」
「わかった」
……地獄の方が生温いとは思ったが、さすがにこれは想定外。
俺が見せる地獄ってのはあくまで『社会の厳しさ』だった。
命を危険にさらす? そんなつまらないことを誰がしたいのか聞きたいもんだと。
……さて、この先雫はどうするのか。
危険を恐れて俺から離れるか、自分の言った言葉に縛られるか。どちらにせよ、俺の道具である以上まずは救出だな。
「綾乃、こんな用事」
「……!」
そう言って、俺は先ほどのメモ帳を渡す。
3233"23.82132112.735145.3.351325
こんな風に書かれたメモ帳を凝視し、驚きの色を隠せないでいた。
「爺さんよろしく。他には誰にもしゃべるな」
そう言って俺は煙草の火を消し、屋上のヘリポートへと向かった。

128 :
以上投下終了
こんな時間に待っててくれた人いたのねorz

129 :
GJ
ひさびさにキター!
楽しく読ませていただきました。
続きをお待ち申し上げます。

130 :
「これも運命、なのかのぅ……なぁ、彗?」
星夜と書かれた、墓の前で佇む源三。

「お久しぶりです、星夜社長?」
「社長はもうやめたよ」
「……そうやってお前は―――」
かつての部下との対峙。
「教えてやるよ。この男はな―――」
「―――!」
雫に明かされた、悲しき事実。
「……お前には、俺をす権利がある」
「私は……」
葛藤の果て。
一人の男と一つの道具は、どんな答えを導き出すのか……


次回もお楽しみに!
※開発中の文につき、予告なく変更される恐れが(ry
※作者(恥ずかしさのため)発狂中につき、まーた1ねn(ry

131 :
作者殿 何を恥ずかしがっておられるか
別スレでエロシーン書いて発狂して頓挫した自分よr(ry
金の力で〜 と 女の子と二人きり〜 でかぶってる住民いない…よね…?
道具の人、続編おまち申し上げます。

132 :
>>131
ん、私のことか?

133 :
>>131
かぶってますが何か

134 :
か、かぶってねえぞ!

135 :
>>131
かぶってますが?

136 :
>>131
作中の名字を同じにしたのに
な ぜ 気 付 か な し

137 :
ごめ、正直気がつかなかった。
むしろ、「かぶってる住人はいない。同じ苗字だとしてもそれは自分の考えすぎだ」
と言い聞かせて、「別世界の他人なんだ」と無理矢理納得させてました。
ああもう、気付よ自分っ
これ以上はスレチになるので、
今度なにか詫びのSS作ってきます…

138 :
保守

139 :
保守

140 :
お金大好き

141 :
書き手期待age

142 :
なぜ保守ばかり……

143 :
オレが寝るまでは日付は変わらない、のルール。
何レスになるかちょっとわからない。
NGは名前欄。

144 :
「何も言わずに735000円貸して」
「朝からやってきていきなりその具体的な金額は何だ」
「……借金取りに追われてる」
いくらなんでもねーよ。
「はいはい」
寝起きの頭をぼりぼりかいて、肩を掴んでくるりと後ろを向かせた。
「ちょ、ちょっと!」
「おまえが借金? あり得ないだろ」
父と娘二人で暮らしている幼馴染みは小さな頃からしっかり者だった。
学校で必要な文房具を買うのだって、近所の老夫婦がやっている文房具屋に
買いに行く。定価だから逆に不経済だろう、と思ったら、
売り物にならなくなったパッケージが破れた消しゴムだのメモパッドだのを
もらえるから逆にお得なのだ、と言っていた。
スーパーではなく商店街で買い物をするこいつは肉屋にも魚屋にも八百屋にも、
なんでだか金物屋にも人気だ。
そんなやつが借金取りに追われる訳が無い。
「でも今日中に渡さないと……彼が」
「彼?」
思い出した。
先月からこいつはとある男にご執心だ。なんでもアマチュアだかインディーズだか、
何て言うのか知らないがバンド活動をやっているという男だ。ルックスもいい。
ただし女に汚いという噂がある。
食って捨てる、くらいならいい。
食って、絞って、しゃぶり尽くして捨てる。
親からもらった小遣いなんかじゃきかなくてバイト代を注ぎ込んでそれでもだめで
援交を始めた女もいた、と聞いている。
「おまえ、騙されてないか?」
「そんなことない! ほんとに必要なの!」
オレの手から逃げるようにして体を離すとなんと玄関に土下座しやがった。
「お願い。貸してください」
ごくりと生唾を飲み込む。
「何でもするから」
「何でも? 本当に何でも?」
顔を上げたそいつは涙で潤んだ目で、なんでだか微笑んだ。
「何でも。なんだったら」
手がオレのズボンにかかった。
「おい!?」
寝起きだ。スウェットだ。紐をといたらゴムウエストのズボンはあっけなく
引き下げられた。
さすがに寝起き直後ではないから下着の中身はおさまっているが、
こいつは躊躇無くトランクスも引き下げにかかる。
「待て! おまえなんで」
その、何とかいう彼氏のために金がいるんじゃないのか?
詳しくはないがアマチュアでライブハウスなんかにも立って活動をするなら
チケットをさばく必要だってあるだろうし、練習のためにスタジオを借りる金だって
かかるから、本人がバイトをしたくらいじゃ追いつかないって話は
何かで聞きかじったことがある。
おまえ、あれだろ。そういう話を聞かされて、あの女ったらしに喉かなんかを
くすぐられながら
「助けてくれないかな」
なんて言われたんじゃないのか?
もしかしたら。
オレに対してこんなことをするくらいなんだから、もしかしたら違うところを
くすぐられたのかもしれないけど。
そう考えた瞬間怒りが爆発した。

145 :
足首に溜まっていたスウェットとトランクスを蹴り飛ばすように脱いで、
きょとんとしているこいつの首根っこを掴む。
「きゃっ! ちょ、ちょっと!」
無言で、靴を脱ぐ間も与えずに部屋に引きずり上げる。
「きゃあっ!」
そいつにいいようにヤラせて、金を作るためにオレなんかに色仕掛けまでしよう、
ってのか。
どうせおまえ捨てられるぞ。賭けたっていい。それこそ735000円賭けてやろうじゃないか。
さっきまで寝ていた敷きっぱなしの布団の上に転がす。
「わっ! ちょっと! 布団干してないでしょ!」
そんなこと言ってる場合か。
ミニスカートはしっかりまくれ上がってる。おあつらえ向きだ。ショーツごと
パンティストッキングも引っ張った。
「痛い痛い!」
破れはしなかったがどこかむりがあったのか、痛い、と声を上げる。
露わになった股のあいだにいきなり指を突っ込んでみた。
「ヒ……ッ!!!」
背中を反らしてぎくりと固まる。
濡れてない。
人の下半身見ておいてなんだよ、それは。こっちはすでに勃ち上がってるってのに。
キシキシとする柔肉をこね回しながら、上着をめくる。
「あ……」
真っ赤になって顔を逸らす。
いやがりもしない。
慣れてるって事か。
……なら遠慮は要らないよな。
ブラジャーのカップを押し上げて、つぶされたように出てきた乳房にむしゃぶりついた。
「あ、ああんっ!」
うっすら汗でもかいていたのか鼻腔が一気に女の匂いで満ちる。
小学生の頃から知ってるやつが女になってしまっている衝撃に
オレは悔しくて苦しくて、口の中の乳首をべろべろと舐めて転がした。
「あっ、あっ! あぁ」
ひくん、ひくん、と尻が揺れる。
きつかった肉襞は内側からのとろみのある液体でぬめりはじめて、
オレの指はスムーズに動き始める。
襞の先、茂みの近くの肉芽を探す。
「ひぃんっ!」
体が大きく跳ねて指が外れた。
いまの場所が当たりだ。もう覚えた。もう一度。今度は捕まえに行く。
「アぁあ! やぁ……っ そこ、やぁんっ!」
いや、と言いながら気持ちよさそうな声を出してる。
反対側の乳首にもかぶりつく。
唾液で濡れている乳首はもう片方の手でつまみ上げる。ぬるりと滑って
指が外れるたびに、ひゃう、なんて声を上げて体を震わせる。
指で捉えた肉芽がむくりと大きく硬くなる。
感じてるんじゃないか。
「735000円」
胸から口を離して言うと、動きが止まった。
おずおずとオレを見る。
感じ始めて、その先をほしがってる顔でオレを見てる。
「貸してやる」
オレは避妊具を使わないことにしてそのまま先端を潜り込ませた。

146 :
「ああああああ!!!」
絶叫、だった。
手も足も突っ張らせて、ぎゅっと目を瞑って、こいつは体を捩りながら
布団をずり上がっていこうとした。
「逃がすかよ」
腰を捕まえる。
「あー、あーッ! ああア!」
手が助けを探すようにせわしなく動き回る。そして枕を掴んだ。
枕で殴りかかってくるつもりか。
だが。
こいつは枕をぎゅっと胸に抱き込んで、涙をぼろぼろ零しながら、逃げるのをやめた。
「……おい?」
「だい……じょうぶだから。早く」
抵抗はしない、とでも言うのか。あいつに渡す735000円のために。
あーあー。そうかよ。じゃあいいよ。
恐ろしく狭くてきついそこにオレは体重をかけるようにして自分のものを押し込んでいった。
ぬるぬるした液体まみれだから、オレのとこいつのは滑りながら交わりあうのに
なかなか先へ進めない。
その間もこいつはオレの下で悲鳴を上げる。声が漏れないようになのか、
枕にぎゅっと顔を押しつけているから、ひいひい、というか細い声だけが聞こえる。
レイプじゃんよ、こんなの。
だけどここで止められない。
何かどうしようもない壁を突き抜けたような感じと共に、ずるん、と奥へ入った。
「う、あ!」
「ヒいっ!」
思わずオレも声を出してしまった。
「い、た……」
まだぼろぼろ涙を零してる。
泣くほどいやなら何でオレのところに来たんだよ。援交や風俗よりましってか? 
でも多分一度じゃ終わらないぞ。次から次に金の無心をされるはずだ。
そのときおまえはどうするんだ。
きついそこからほんのわずか引き抜く。
「ひあああ!」
またすごい悲鳴を上げる。
「お、ねがい……ちょっと待っ……」
「何でもするんだろう?」
好きでもない男とヤるんだから馴染んでないのかもな。でもおまえが言ったんだ。
何でもするって。
オレは体を起こしてこいつの力が抜けきった太ももを抱えようとして……ぎょっとした。
目にした結合部分から出血していた。
「おい」
「……ん、ごめん。何でもするからいいよ。して」
「して、っておまえこれ」
初めてじゃないのか?
そう考えれば挿入時にあんな悲鳴を上げたのもわかる。なかなかオレのが
入っていかなかったのもわかる。
「いいの。いいから」
そんなに……。
そんなにあいつが好きなのか?
太ももを抱えて膝を曲げさせる。膝裏に腕を通して布団の上に両手をつく。
曲げさせた足を完全に広げた状態で固定させておいて、オレは上から下へと
腰を落とすように犯した。
いくら同意が得られていたって、犯しているとしか思えなかった。

147 :
「あ、う… あぁ あん」
気持ちいいのかどうかもよくわからないような声が、オレが動くたびにあがる。
苦しげに寄せられた眉と半開きになった口が悩ましい。
突き入れるたびにぶるんと胸が揺れる。
ぬるぬるした部分を擦り合わせている内に背筋をむずむずした物が這い上がり始める。
「や、ば……」
さすがにこのままはやばい。
足を固定していた腕を抜いて、再び腰を掴み直して激しく抽送を繰り返す。
いよいよとなったらこいつをむこうへと押し上げてオレが思いっきり腰を引けば……。
「あ、あ! あああんっ! や、や… やぁあ」
ぶるぶるっ、と体を震わせ、尻までもを上下に小刻みにひくつかせて、
こいつは事もあろうに自由になった足をオレの腰に巻き付けてきた。
「う、わ。バカ! ちょっと離せ!」
「やんっ! やぁ やだああぁ ああ ぅうんっ!」
きゅきゅっ、と全体が締め付けてくる。
先端が奥のなんかざらついたあたりと擦れて、頭の中で火花が散った気がした。
「バカっ!」
「やああああっ!」
覆い被さるように倒れ込んで腰を引いたけど、半分ほどしか引きずり出せない。
おもいっきり中に出していた。
「おい、ちょっと起きろ」
「むり……」
むりでも起きろ。体を起こして中に出ちまったものを下に流せ。
背中を支えて起こしてやって、とろとろと溢れてくる白い物をティッシュで拭う。
ティッシュはわずかにピンクに染まった。
ぐったりした体はオレのなすがままだ。
ほつれた髪の毛が汗で額に貼り付いている。
こんな。
こんなことまでしておまえは金が必要だったのか。
「735000円だったな」
うっすらと目を開けてオレを見上げてくる。
それから目をそらすように部屋の時計を見た。銀行はもう開いてる。
そのくらいの貯金ならある。
次はわからないけど、今回は貸してやれる。いや、くれてやる。
「銀行に行くからついてこい」
のろのろと体を起こして身支度をするあいだにオレも着替えた。
ATMで金を引き出す。1cmに満たない厚さの紙幣を備え付けの封筒に入れて
「ほらよ」
とくれてやった。
「あいつのために使うんだろ。持って行け」
「うん……」
うん、と返事をしたくせに動かない。
「どうした?」
「あの、あのね。ちょっと付き合ってほしいところがある」
オレの返事を待たず、腕を引いて歩き出す。
連れて行かれたのは宝飾店だった。
「これ、見せてください」
オレの腕を掴んだままこいつはショーケースの中を指さした。
サイズがどうの石がどうの、と話をした挙げ句こいつはその指輪を買うことにしたらしい。
バッグから引っ張り出したのはさっき下ろしたばかりの現金。
「おい!?」
「ん?」
振り返ったそいつは700000万を店員に渡していた。

148 :
「お釣り、いる?」
「いや、それはやるつもりで。そうじゃなくて」
その金はもうおまえにやるつもりで。
だっておまえは男に渡すための金に困っていたはずだ。
「ごめんね」
ちろりと舌を出して肩をすくめてこいつは言った。
「借金取り、っていうのはうそ」
「いやそれはわかってたけど」
ええー、と残念そうな顔をする。
「思わせぶりに『彼』とか言ったのに。なんで騙されてくれないのよー」
「いやだから借金取りは絶対うそだと思ったけど。その金は付き合ってる男に」
「は? 付き合ってる男? あなた以外に?」
「は? オレ? ってかあのバンドの男」
「それは誤解も甚だしいよ。友達に頼まれて何回かライブには行ったけど」
ええ?
付き合ってるって聞いたのはなんだよ。
二人で頭の上にはてなマークを盛大にとばしまくってるところへ
ラッピングされた小箱がやってきた。
「ありがとうございました。お幸せに。結婚指輪のご用命もお待ちしております」
笑顔で見送られて店を出る。
「なにごとだ、これは」
「うそをついてもいい日じゃないとこんな大金、くれって言えないじゃない」
「どういう……」
「だからあ」
小箱の収められた紙袋とバッグとを後ろ手に持ってくるりと振り返ったこいつは、
ぴかぴかした笑顔をしていた。
「給料の三ヶ月分」
「バカー! 貯金使い切る勢いでそんな買い物させるな!」
「だいきらいよ」
うふふ、と笑いながら言う。
こんちきしょう。
「ああ、オレもだいっきらいだ!」
オレも笑いながら言う。
「一生不幸にしてやる」
ん、と考える顔をして、それからこいつはオレに飛びついてきた。
おわり

改行をしくじるのはデフォ
金の力で助けたのかどうか定かでないのもデフォ

149 :
バカで可愛かったwGJ!

150 :
GJ!ただ若干スレチじゃね?幼馴染み板の方がよかったかと思われ。

151 :
>>150
すまんかった

保管庫管理人様
スレチなんで収納は無しの方向でお願いします

152 :
別に完全スレチというわけでもないし、宙ぶらりんにさせることねーべ

153 :
IDが変わる前に書いておく
宙ぶらりんっていうのが何を指すのかわからないけど
保管庫ではスレのログも保存してくれている。
そうでなくてもググればキャッシュがひっかかる。
読めなくなるわけじゃない。
「作者の意向」が通るんであれば、この作品の補完は遠慮申し上げる。
スレッドの趣旨にそぐわない物で申し訳なかった。

154 :
>>153
遅ればせながらGJ
お前さんは、良くも悪くも頑固だなあw
他の作品も早く読みたいよ
無理しない程度に頑張ってくれ
若干スレチすまそ

155 :
あやしいバイトの人のところ閉鎖してる?
更新ブログのキャッシュ見てるとエイプリルフールに更新はしてたけど
それで何かあったのか?

156 :
意見してるのが、閲覧者の総意だと思わないでくれ
本当に

157 :
ああ、GJしようと思ってたのに!
>>153
GJ!
「金の力で困ってる女の子を助ける」にも、いろんな解釈あるんだなぁ
萌えた
気にせず己が一番萌えるものを書いていってくれ

158 :
>>155
マジだ
閉鎖かよ
この前まで更新してたし小説全く保存してねえ

159 :
>>155 >>158
自分も気になってた
でも更新されてるみたいなんだよね
携帯だから?見られないんだけどorz

160 :
パソコンから見ても同じだよ
毎日チェックしてた身としては、本当にショックだ
メールフォームも消えてるし、ブログにコメントも出来ない
作者は仲間内だけの公開に切り替えたのかね
ケチつけたやつにどうしても言いたい
取捨選択の自由のあるネット上の文章の演出にケチつける方がどうかしてる
嫌なら見なきゃいい
俺の楽しみを返せ

161 :
せめてローカルに保存させてくれるだけの時間が欲しかった・・・・
すごく好きで日参してたのに・・・もう1回読みたい

162 :
何があったかしらんが個人サイトのことについては
よそでやってもらえないだろうか。
スレ違いだし、このスレがこのままおな感と同じ末路を
辿るのも嫌だ。

163 :
批評家(笑)は本当に害しか生まないゴミだなぁ
根絶やしにになってしまえば良いのに・・・

164 :
でも公開してるんだから、一回ちょっと文句言われたくらいで閉鎖って・・・って萎えた

165 :
あやしいバイト、見れるようになってるw

166 :
信じて待っててよかった!
より良くしたいのでしばし…みたいなこと書かれてたよね。
ではスレ違いになるので、そろそろ終結にしませんかw

金の力があるなら困ってる年上のおねーさんを助けてもいいよね?

167 :
スレ違いではあると思うけど、コメントレスのところで作者が色々書いてるが、
リンクされてないので読んでない・読めない人がほとんどだと思う。意味不明。
作品は好きなだけに、作者の耐性のなさが本当に惜しい。

168 :
だが、嫌いじゃないぜ

169 :
だから(笑)
もうこの話をここでするのはやめようよ
なんか妙な流れになるのいやだし、どなたか投下されるの待ってます
自分書けないので

170 :
>>167
topページの一番下に色々書いてあったよ
このスレの一部住人に対する意見はアンチ生むだけだから黙ってりゃいいのに。
>>153を見ればどういう人かわかるだろう。>>150のたった一人に言われただけな
のにさ。

171 :
2ちゃんと自サイトが交換日記状態の人、リアルタイムで初めて見たw
言い訳してたけど、褒める意見しか求めてないんだろう。
意見したら逆ギレして閉鎖。褒められたら元に戻す。ただの構ってちゃん。

172 :
>>170
もう消えてるww
170見て消したんだろうなぁ…

173 :
>>172
ワロタw
サイト好きで見てたけどさ、管理人さんもうちょっと落ち着けw
サイト管理人なんて独善でいいんだよ
自分に不都合な意見はひたすら無視でいい

174 :
無視っていうのはいかなる反応もしないってことね
どんな反応でも、反応したら荒らしみたいな人は喜ぶからね

175 :
色んなエロ・ロマンス小説サイト好きでよく見てるけど、こんな管理人あんまり見たことない。
たまに突然閉鎖とかはあるけど。
いい年してるっぽいのに。ちょっとキモイ。

176 :
いい踊りっぷりだ。誰か魚拓取ってない?

177 :
この人こういう展開になるの、初めてじゃない気がする。
今度またあるだろうから、その時拓るわ。

178 :
このスレの住人に対して投げかけてる言葉なのに、それがここで話題にでると
消すってなんなんだろう。わかってほしくて書いてるんじゃないの?
その主張が晒された(という感覚か?)ら、「スレの迷惑になる流れ」になるか
ら消すのか。
住人には「黙って何も言わず自分の意図を汲んで欲しい」というのは勝手だなぁ。
一時停止する前の突発文、再開後の注意書きを見るに、
職業関連かアブノーマル方面への苦情かなんかだろうと推測する。
凹むのはわかるけど、過剰反応するとまぁこういう事態になるからよくない。
更新もせずやる気でるまで放置とかのほうが、サイト持ってる人の対応としては
いいと思うよ。自分の気持ちを伝えたいというジレンマもあると思うがね。
2chに投稿していて、なまじ繋がりがある分、一連の行動は叩きに繋がる。
あと閉鎖じゃなくて要約すると「根本的な問題なので、ちょいちょい修正で済む
話ではなく、
不快な文章全部は一時見れなくします」ってことだったよ。
最初から再開はするつもりだったと思われ。
==========================-
 細かいぐだぐだ
 作者がリアルで経験したことなど一度も無い妄想だけを書き連ねています。
 現実にそれを経験した方や、身近で見聞きしたなどされた方にはさぞかしご不
満でしょうが、その理屈で行くと何も書けなくなります。
 好きなことを好きなように書いている趣味のサイトですので、「リアル」を追
求されたい方は体験記投稿掲示板や、真剣にリアルを追求されているサイトへ行
く、またはご自分でサイトを作るなどされてください。私にはむりです。
 同じ指摘が何度も来ないように、また、不快に思う人が増えないように、とい
うつもりで「不快に思った点はお知らせください」としていましたが、逆にお互
いのためにならないようですのでもうおたずねしません。
 こちらが「これは注意書きが必要だろう」と考える特殊な物については目次で
注意書きをしていきますが、ほぼ現状のままとお考えください。
 その上で「これは注意書きが必要なんじゃないか」と思われるのであればそれ
は私とそちら様の考えが合わない、ということですので、閲覧されないことをお
勧めします。
 「作品をダウンロードして読みたい」と言われるのはこちらとしても対応に困
ります。サイトに来る意味は無い、と言われていると同義です。
 ごらんになった時点でPCのキャッシュに残っていますので、ダウンロード自体
を否定しているわけではありません。個人で楽しむ分でしたらお好きになさって
ください。一点だけお願いするとしたら、ダウンロードツールを使うとサーバー
に負担がかかるそうですのでおやめください。利用しているサーバーを気に入っ
ているのでサーバー管理者(個人でされています)に迷惑をかけたくありません。
 同様に、ご自分で読むためだけならプリントアウトもお好きにどうぞ。あくま
でも「ご自分で」ですので、お友達などと回し読みや、ましてや本として頒布す
るなどはおやめください。特に後者は犯罪行為です。
 作者はオフライン活動は一切しておりません。
 バカなのも打たれ弱いのも一応自覚はしています。ヲチスレでもなんでも好き
にたててくださってかまいませんから、なにかあった際に投下したことのあるス
レッドに書くのはやめてください。スレッドそのものを純粋に楽しんでいる方に
迷惑です。

179 :
すげw
>>178ありがとう!

180 :
皆、スルースキルというのをだな(ry

181 :
お前らこんなことで、よく盛り上がれるな

182 :
実際に見てたらかなりイラっとしたよ。この作者、人を煽るのがうまいんだ。

183 :
作者がスレでからむのもどうかと思うのは置いといて。
まぁそろそろみんな落ち着こうか。
作成過程約30%
どうやって予告と絡ませようか思案中。
遅くてごめんね。
遅くてごめんね。
大切なことなので(ry

184 :
>>183
お待ちしております

185 :
作者の人柄とか興味なし
作品が面白いからあそこは好き

186 :
面白いのは幼馴染みのだけだな

187 :


188 :
借金漬けの少女の債権を全部引き受けて
自分の元から離れられないようにする

189 :
>162
亀だけど。
おな感と同じ末路って?
一応スレ続いてるよねあっち。

190 :
手ス

191 :
うわぁ……

192 :
おな感、とかいう糞スレから流れて来た腐れマンコどもに占領されたのな。

193 :
久しぶりに来たらなにこの状況

194 :
>>186
幼馴染のってどっち?
従兄弟のも近所のもどっちも好きだ

195 :
厨スレ化の悲劇

196 :
ああこわい

197 :
お金がない

198 :
>>197
さあ、変態という名の紳士に助けを求めるんだ!

199 :
Test

200 :
>>197
おぢさんが恵んでやらう

201 :
おぢさん、こっちに行ったらお金もらえるの?

202 :
おぢさんはやさしいからね

203 :
ちょっと、おっさん!!全然足んないんだけど

204 :
それぢゃあおぢさんの金た(ry

205 :
…おいぢぢい、金太郎あめで騙されると思うなよ?

206 :
川島さんの続き読みたいな〜

207 :
読みたいよね

208 :
川島さん復活して欲しい

209 :
へ〜此処ってまだ4スレ目なんだ…保管庫から来たがスレは初めてだ…名作が多いからもっといってると思ってた…

210 :
川島さんの作者が、もっと褒めてくれないと書けないって。
足りないってさ。>>206-208

211 :
なんだそれすげぇ痛いわ
作者なに考えてんだ?

212 :
>>210>>211
いい加減にしろ
いつまでも個人サイト相手に絡むな
お前みたいのがここを糞スレ化してくことにいい加減気づけ

213 :
確かにあの人のやったことは痛かったけど続きは読みたいよ

214 :
面白いもんは読みたいと思うもの
にんげんだもの

215 :
>>212
悲しいが腐女子に乗っ取られたみたいだな、ここ……。

216 :
ここで続き読みたいって書いてる奴だって同じなんだが。
交換日記してんじゃねーよ。

217 :
だってメルフォ送ってるのに無視されんだもん

218 :
>>217
アホか
どこの餓鬼だおまえ
このスレに寄生してるクソまんこ共
さっさと巣に帰れや
おんなのこでも感じるえっちな小説11
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1265434406/

219 :
そこに晒されてからだよな。
おかしな奴が増えたの。

220 :
>>217
「だって」の意味が分からん

221 :
>>220
直接メールして返事がないからじゃないか?
スレは覗きに来てそうだから

つうか上の方で他スレ晒すなよ
他でも色々書いてるみたいだし、当人がやる気を起こせば続きはそのうちまた読めるだろ
そっとしといた方がいい

別の話題

222 :
給料日まであと5日…。
残り3000円。

土曜日のコンパどうしよう!!!

ドタキャンか!?いや、次回が無くなってしまう!!!

223 :
どうする?ライフル〜♪

224 :
ターン

225 :
1)大学の友達♂をゆする
2)実家の義兄に泣きつく
3)行きだおれてみる

さあ、どうする!??

226 :
>>225
4)体を売る

227 :
>>226
おいちゃんが買ってやろう

228 :
保守

229 :
test

230 :
スレタイみて何だこりゃ?と思ったが、よくよく考えたら成程。
よく奴隷商人から買いとった美少女を服屋とか連れ回して、良い物を買ってやって悦に入る展開あるがまさにスレタイ通りじゃないか
昔、プリティーウーマンていう主題歌も大ヒットした映画があったけど。なるほどとっくの昔に一つの属性として確立してる立派なジャンルだったのか

231 :
ああ、銭形平次とか、古くからあるな。

232 :
>>231
意味が違うw

233 :
この流れ毎スレごとにあるなw

234 :
「金の力で」困ってる女の子を助けるんじゃなく、
「金の力で困ってる」女の子の話があってもいいんじゃないかと思ってみた

235 :
>>234
スレ内に既に先駆者がいたと思う。金の力で困ってって題名で保管庫にあるはず。あとバッカーノにもあったな。
銭形平二もマネーマスクがあった。

236 :


237 :
保守

238 :
書き込み無いし困ってる少女探しに行くか

239 :
100万円貸して欲しいとやってきた人に、300万円を渡して
「100万円は借金で迷惑をかけた人へのお詫びに使え、あとの100万円は次に供えておけ」
借金返して文無しになると次に差し障るということまで見越して300万円貸したという田中角栄のエピソード。
普通の金持ちなら100万円貸しただけで相手が恩を感じると思うんだろうけど、その更に上を考えてたという話。
単に金を持ってるだけじゃなくて、
目的に応じて効果的に使う知恵を持っている金持ち主人公っていいかもしれないと思ってしまった。

240 :
緊急用スクール水着の作り方を教えてやろう(´・ω・`)b
@凡_凡
 |   |
 |   |  ←コンビニ袋を平らにのばす
  |___.|
A凡_凡
 |   |
 |   |  
  \_/      ←斜めに切る
B(・∀・)<ヤッター
\凡_凡/ 
 |   |   スクール水着完成。
 |   |
  \_/

241 :
>>240
着てうp

242 :
保守ついでに質問。
書いてる時癖でセリフとナレーション?の間を空けてるんだけど
読みずらいかな?

243 :
連投は気が引けるんだけど何となく連絡。
moon buy明日の夜中から朝までに投稿するよ!
ああちなみに爺さんの部分の予告はかけませんでした。

244 :
>>143
嘘つき!!
うわーん

245 :
>>244
だったorz

246 :
>>243
吊ってくる;;

247 :
大変お待たせいたしまして。
今から投下するよ!
10-15分くらい時間下さいな。

248 :
「相変わらず高いもんだな! 」
「高度約2000フィートですから! 」

メートル換算にして約600。
なるほどビルが小さく見える訳だ。
「目的地が見えてます! 」
「どれくらいでつくんだ!? 」
「15分かかりません!」
眼下に広がる街並みと、その先にある海。
その間に見えるのは、港といくつもの倉庫
夜星グループが手掛けているのは百貨店だけじゃない。
農業から始まる第一産業から、果てはアーティストのプロデュースまで。
色んな事業をして倒れたという事例は少なくない。
倒れたかったからこそ手を広げたんだが、残念ながら結果は大成功。
『この街で夜星に出来ないことは、他の誰にも出来はしない』
そんな事まで言われるほど大きくなった―――なってしまったグループ。
だが、そんな中にも例外はある。
それが、今から向かう貿易用倉庫第三番、通称三番倉庫。
つまり貿易業は出来なかったわけだ。
この街は漁業に向かない。
昔は漁業が盛んだったが、盛んであったがために起きた水産資源の乱獲。
早い話が、昔獲りすぎたせいで金になるほど魚が獲れなくなったわけだ。
それを知らなかった地主が大枚をはたいて頭を抱えていたため、
漁業が出来ないのなら別の事業をするだけだと。
相場の5倍もの金で買ったかつての部下。
結果は失敗。
獲れるかわからない魚を追い求めた漁業組合との衝突。
部下の高圧的な態度による取引先の減少。
理由を問われたらこう答えるしかないわけだ。
前者に対してはある程度の妥協は出来る。
元々水産資源をもとに育った街であるため、そう簡単に諦める訳にはいかないからだ。
だが後者は救いようがない。
アメリカで企業戦略を学び、発展途上にあった夜星に入ったかつての部下。
実績はあるが高圧的な態度で周りからの評判も悪かったが、
実績がある以上無碍にするわけにもいかず、
企業戦略を応用して貿易に手を出してみたいと直談判をしてきた。
その度胸を買って任せてみた貿易事業ではあるが、
客といざこざを起こし貿易業から撤退。
それから物置として使われていたため、三番倉庫と呼ばれるようになった。
その後部下は事業の失敗を理由にクビになったわけだが……

249 :
「社長!」
「社長じゃねぇ!」
「あー……何と呼べばいいですか!?」
「好きなように呼べ!強いて言うならOBだ!」
「じゃあOB!問題が発生しました!」
「どんな問題だ!?」
「着陸できる場所がありません!」
「なん……だと?」

頭の中にしまった倉庫付近の地形を無理やり引き出す。
………おいちょっと待て。
「小型ヘリなら着陸できるようにスペース空けたはずだぞ!?」
「社長の悪い癖ですよ!あそこにまた倉庫を作ったんです!」
「あのバカ……」

綾乃が有用な理由は俺についてこれたこと。
だが世の中に完璧なモノなどあるわけがなく。
アイツにも欠点がある。
『部屋を片づけられない』
興味本位で一度綾乃の部屋を見たことがあるが……
ゴミ屋敷が裸足で逃げ出す……と言えば解ってもらえるだろうか。
だがさらに性質の悪いことがある。
部屋の中には一切『ゴミ』がない。

『アイツだけが俺に着いて来れた』と言ったが、
『アイツだけが俺の要望に応えられた』と言った方が正しい。
「アレがしたいからコレとソレを三日で覚えてプロジェクト組んで来い。
 ちゃんとアレを踏まえた上でどれが必要かも明記しておけ」
俺が基本するのはこれくらい。
あとはアイツが組んできた企画に穴がないかチェックするだけ。
で、問題はここから。
過去に組んだ企画と企画を混ぜて新しく作るのがアイツの真骨頂。
そのために組んだ企画書を捨てることが出来ない。捨てないから溜まる。
溜まった企画書からまた新しく構想を練る。
その無限ループ。

250 :
綾乃が組む企画書の量は一日に20〜30程度。
基本どれも使えるものではあるが、時期、進めている企画の数などの問題で、お蔵入りになるものが多い。
だが企画書は紙である以上劣化する。記憶媒体であるハードディスクも何かしらのアクシデントにより消えることもある。
そこで選んだのが企画書を密封する事。
簡単にいえば、企画書を真空パックで密封して倉庫に放り込んでおくだけ。
で、アレから毎日組んでは密封してを繰り返していたら……
「……アレでもずいぶん整理したんですよ」
「……だろうなぁ」

さてどうしようか、普通に着地できないとなると……

「倉庫の屋根にギリギリまで降ろせ!点検用の梯子から降りる!」
「了解!」

港まで後8分。その間に装備の点検を済ませる。
まずは小道具の類から、癇癪玉、カッター、缶コーヒーにジェラルミンケース。
キャリングベルも完備。
「ああOB!」
「何だ!?」
「不用意にジェラルミンケース開けないで下さいよ!?事故りたくなければ!」
「何を詰めやがった!?」
「催涙ガスですよ!すぐ効果は切れますが、強力です!」
痴漢撃退から暴動鎮圧まで幅広く使われる催涙系。
化学薬品を使い、相手に嘔吐、せき、くしゃみといった症状を出して行動を困難にさせるというものだが。
いい方からして考えれば、それをジェラルミンケースいっぱいに詰め込んだ可能性が高い。

「あとこのテンキーはなんだ!?」
「ダミーです!適当な数字を押してEボタン押せば自動で開きます!」
「ダミーなのにか!?」
「駆け引きに色々使えるとのことですよ!
 あとケースにくっついているゴーグルも持って置いてください!
 かなり目にきますよ!」
「体験済みか!」
「一度やらかしまして!」

一筋縄でいかない相手用。
しかも下手すれば自爆するかもしれない品。
確かに今回はうれしい機能かもしれないが……

251 :
「色んな意味で危なっかしくなって来たなアイツも!」
「後釜に据えられた後のストレスなんじゃないですか!?」
「……どんなストレスだ!」
「自分の胸に手を当てて考えて下さいよ!?」
まぁでも戦術の幅が広がったのは大きい。
……ってアイツ何時の間にこんな物作りやがった。
今は感謝しないといけないだろうが、後でゆっくり問いただす。
「そろそろ着きます!」
「ああ!」
降下するべき倉庫は見えてきた。
赤い屋根の大きな……それは違うな。あってるけど何か違う。

「人形遊びですか!?」
「知るかぁ!」

まったく……緊張感が無いのは良いことか、それとも悪いことか。
だが、これでいざという時の心配はなくなる。
緊張がたたって動けなくなるのは最悪の過程だ。
それだけは絶対に避けないといけない。

ロングコートを羽織る。
右ポケットにカッターと癇癪玉を。
キャリングベルトをケースにつけて。
缶コーヒを開けて一口。
「朝じゃないですよ!」
「首領が欲しかったのになぁ!」
「ふざけるのもいい加減にしてください!」
「お前が言うなぁ!」

そんなこんなで倉庫の屋根の上に到着。
目的の三番倉庫までここから5分。
時間的には余裕があるが、出来ればもう少し準備できる時間が欲しかった。

「世話になったな!」
「お礼は一本で!」
「……考えておく!」
スライド式のドアを開け、緩やかな屋根の上に移る。
ドアを閉めて手を振ると、ヘリは来た方向へと戻って行った。

252 :
梯子を探しながら、bluetoothに繋いだ携帯で爺さんにコール。
見つけたと同時に携帯が繋がる。
『こちらのお電話は現在使われて―――』
「かすれた声でふざけてんじゃねぇ!」
『何じゃ詰まらん。たまには年寄りのジョークにも―――』
「今回の騒ぎ、例の新参者が介入してるとしたら?」
「……根拠は?」

途端に爺さんの雰囲気が変わる。
珍しく怒気を孕んだその重々しい声を聞くのは久しい。

「やっこさん、バックアップで俺の携帯にかけてきたとき、ボイスチェンジャーを使っていた。
 声をわかりにくくさせたいなら、軽くハンカチを当てるだけでいいのにも関わらずだ。
 そこから浮かび上がるのは、『俺と声を交わしたことのある人物』であることが一点。
 次に取引場所であるこの倉庫。三番倉庫なんて言っているのはうちの社員くらいしかいない。
 一般人なら普通の倉庫で十分通るからな。これが二点目
 んで、新参者が介入しているという根拠だが……」
 
一息ついて。
 
「さらわれたのが俺自身ではなく、雫だということ」
「……面識か」
「物分かりが早くて助かるよ。あの印を押した紙を持たせしまったしな」

以前、雫があそこまで追い込まれたのは、新参者が雫の環境を壊したからに他ならない。
そして直接介入した以上、新参者が雫の顔を覚えている可能性は大。
雫が環境を壊されてからそう時間はたっていない。
そして、数時間前に手渡した、印の押された紙を思い出す。
あの印は、俺の関係者であることを証明するためのモノ。
アレを見せて金を払えば、かさばる荷物を直接俺の家に持っていく。
逐一住所書くのが面倒だからそういうモノを作ったわけだが、今回は裏目に出たらしい。

「さらに根拠付けるならだ」
はしごを降りて、周囲を確認。
綾乃の企画書をしまう以外用事が無いのか、風の音以外何も聞こえなく、
寂れた雰囲気が漂う中、真新しい車の後を発見。
何台もの車が通ったと思われるタイヤの跡は、中々見ない高級車のそれだった。

253 :
「爺さん。あんたセダンを保有してないよな?」
「いくらヤクザ御用達とはいえ、アレは趣味が悪くて好かん」
「趣味云々は人様の感性だが、とりあえず何台も通った形跡がある。
 あんたが言うヤクザ御用達の車が何台もだ。何も無い寂れた倉庫にだ。
 はてさて、何の断りも無く人様のシマを荒らした新参者が、またふざけた事をしでかしている
 それを許容できるほどアンタは老いて丸くなったのか?」
「……」
「久々に見せて欲しいもんだね。悪鬼が悪鬼たる姿を。
 それとも本当に老いたのか?桜井組当代組長、桜井源三殿?」
「……焚きつけているのか小僧?」
「焚きつけられるようなマネされるのもどうかと思うがね。返事は?」
数秒の沈黙の後、爺さんの口から洩れたのは笑い声だった。

「うまくなったもんだのう。あと五分でそこに着く」
「焚きつけるのがうまくなったっていうのなら爺さんのおかげだろう。
 息を潜めて来てくれ。あくまで一人で来たということを強調しておきたい」
「あいわかった。プランは?」
「合図を出すから突入よろしく」
「勝算は?」
「聞かれてなければ70%」
「いい数字じゃ。良くも悪くも」

電話を切り、ポケットから取り出したたばこに火をつける。
とりあえずプランは建った。あとはそのプランがどこまで円滑に進められるか。
時間まで10分切ったからこれ以上は策を練れないが。

「……ん?」

ここにきてようやく違和感が沸く。
そもそもここを指定したのはなんでだ?
いや違う、『なんでここを指定できた?』だ。

ここを三番倉庫なんて言っているのは事実社員だけ。
だが今現在社員の中で俺を敵に回して利のある人間はいない。
確かに一見ブラックと間違うだけの仕事量ではあるが、
この不景気の中で他の会社よりも一回りも二回りも給料を出している。
仕事量に見合うだけの休暇も出してあるはずだ。
会社の中で不満があればすぐ対処する以上、その芽は確実に潰していたはず。
あの会社を辞めたとはいえ、obだし今も社長のイスに座っているのは綾乃。
何かあれば、いや、何もなくてもすぐに情報が耳に入る。
その中で特に問題になるようなことはなかった。
「……辞めた?辞めさせられた?」

254 :
仕事が出来ないからやめさせるってことは基本ない。
あくまで実力と終身雇用が併合したような会社を目指したからだ。
そりゃ出来なければ給料は多少安いが。
次に不満を持ってやめた人間は、先ほどの通りこれも少ない。
最後に残るのは……

「仕事ででかい失敗をした人間……」

なんで気付かなかったのでしょうか?
あるいは気付きたくなかったのでしょうか?
三番倉庫。端からナンバリングしただけだが、事実ここが最もでかい場所。
本来なら、ここが貿易の拠点だったであろう場所。
ここの責任者であったアイツが最も力を入れていた場所。
なるほど取引場所がここだっていう理由も見当がつく。

「今更になって逆恨みか?もう半年以上前だぞ?」

だが事実、この場所に因縁のある人間はアイツしかいない。
そしてプランを変更するためにもう一度爺さんに電話する。

「ああ爺さん、ちょっと相談があるんだが―――」

要求の時間から30分遅れて、足跡の続く倉庫の扉を開ける。
長い間使われてないことを証明するように、床を厚い埃で覆われた倉庫の中。
光源が少ないのか、倉庫の中は薄暗く。
その中央を陣取るように、十名ほどの巨漢と、後ろに手を回され縛られたであろう雫。
意識はあるのだろうが、猿ぐつわをされてぐったりとしている。
そして。

「お久しぶりですね、社長。ずいぶんと遅い到着で」

その雫の隣に、大失敗をやらかした人物―――柿崎亮がいた。

255 :
「社長はもう半年前に辞めたよ。最近立ち上げた会社も昨日辞めたばかりだ。
 それに一時間とは言われたが、三番倉庫のどこまでとは言われてないから探すのに手間取ったよ。
 ちゃんと情報を回さないのはお前の悪い癖だったな、柿崎」
「……そうやってアンタは」

長い文句を言おうとしたのだろうが、後ろの気が気になるのだろう。
相変わらず気の小さい男だ。

「一億。ちゃんと持ってきていただけたのでしょうね?」
「時間にはルーズだが本質は守るのがポリシーでね。この中にちゃんと入ってるよ」
 
 
肩にかけていたキャリングベルトをはずして、床に置く。

「ただし、パスワードつきだ。正しい数字を押さないと半径10メートルが吹き飛ぶ」
「……もちろんそのパスワードも解除していただけますよね?」
「先に雫を解放したらな。」

挑発的な笑みを柿崎に向ける。
さてこっからが勝負所。伸るか?反るか。

「……折衝案です。彼女に持ってきてもらいましょう。」
「ずいぶんぐったりしているようだが持って来れるのか?これでも結構重たいぞ?」
「自分の命がかかっているのですよ?ぬ気でやるでしょうね」

そう言って柿崎は、後ろの巨漢に何かを告げる。
言われた巨漢は、雫の猿ぐつわをはずし、後ろで縛っていた腕を、今度は前に縛り始めた。

「折衝案の割にはずいぶんそっちに理があるように見えるが?縛ったままじゃ動きづらいだろう」
「何かあった時のための用心ですよ。備えあれば憂いなし。でしょう?」
「備え?どう見ても小心者がずいぶんと背伸びしているようにしか見えないのは気のせいか?」

軽く小馬鹿にしたように言うと、顔に赤みを増す柿崎。ずいぶんと癪に障ったようで。

256 :
「……あなたは相変わらずですね。私を目の敵のように馬鹿にする」
「目の敵にした覚えはないが、あんな啖呵を切っておいてここがこのザマじゃ、
 馬鹿にされても仕方ないだろう。実に残念だと言うほかないね。
 もう少し度胸があって、その卑屈で見下したような性格と言動がどうにかなってれば、
 綾乃といい勝負だっただろうに」
「……ぃ」
「ん?何か言ったか?不利になるとすぐ声が小さくなるのはお前の悪い癖だ。
 んで切れたら癇癪。まるで子供だな、気の小さくて体がちょっと大人なだけ。
 ああ悪かった。まるで子供じゃなくてまんま子供なんだよな。悪かった悪かった。
 さすがにそこまでは気付いてやれなかったわ。
 いやまさか、俺の会社に入ってきたアメリカで企業戦略も学んだこともある頭のいいやつが、
 まさか中身の伴わない只の子供だったとは思わなかった」
「…る…ぃ」
「だから何言ってるのか聞こえないんだって。ずいぶんと気が小さいのはわかったから。
 もうちっと大きな声で話そうな。それとも本当に気が小さいだけなのか?
 まさか気だけじゃなくて短小とか言わないよな?」
「うるさい!」

さすがにここまで言われて切れたか。とりあえずもうひと押し

「何だ本当に短小だったのか?こいつはびっくりだ。アメリカで企業戦略?
 自信満々に言ってこのザマ。気が小さいうえに男としては不能、いや無能か。
 さすがに言い過ぎたか?いやいや、事実なんだからしょうがないよな?
 ん?短小柿崎君?それともポークビッツのほうがいいか?」
「いい加減に黙れ!」
「黙ってもいいから、早く取引しようぜポークビッツ柿崎?」

アレだけけなされていきなり冷静になれる人間はいない。
けなされた相手に冷静になれと諭されればなおさらだ。
あとはちょこちょこ馬鹿にしていけばいい。
とりあえず第一段階は成功。
本題はここからだ。

「……フン」

とりあえずは冷静になろうとしているのか、
何回か深呼吸をして息をただしている。

「早くしてくれないかなポークビッツ。結構歩いたから疲れてるんだよ」
「……行け!」

背中から突き飛ばされ、ゆっくりと歩いてくる雫。
俺も床に置いたジェラルミンケースから、ゆっくりと後に離れる。

257 :
「雫、もう少しだからな」
「……」

軽く呼びかけてみるが、特にこういった反応はない。
ずいぶんと憔悴しているらしい。
ちゃんと逃げられるか心配ではあるが、こうなった以上後には引けない。

ジェラルミンケースの前に着き、ゆっくりと持ち上げる雫。
ゆっくりと振り返り、おぼつかない足取りで柿崎の元へと向かってゆく。

そして連中の元あと5歩といったところで、柿崎が手で制した。
ビクッと体が震えて、危うくケースを落としそうになる雫。
そのまま柿崎が指を下に向けた。

「嘘のパスを教えられて爆発されても困りますからね。
 ここで言っていただきましょう。パスはなんですか?」
「ずいぶんと小心なんだな。今に始まったことじゃないが」
「っ……ええ。こんな時くらいいくらでも小心になりますよ。パスワードは?」
「その前に雫を縛ってるロープをはずせ。外さなきゃ何も言わない。
 折衝案なんだろ?あくまでもフェアにだ」
「そんな事を言える立場だと思っているのですか?早く言わないとこの娘の命、
 どうなっても知りませんよ?」
「三億で買った道具だ。価値は自分の働きで見出すらしいが。
 こんな小心者に捕まった時点で100円の価値があるのかも見出せないな」
「っ……いいでしょう」

後ろの巨漢をうながし、雫のロープを外させようとするが、どうも不服そうだ。
早くしろと怒鳴って、巨漢は渋々雫のロープを外し、柿崎の隣に突き飛ばした。

「さてはずしましたよ。パスは?」
「パスは―――」

右手ににじんだ汗をコートに吸わせて。
第二段階要の合図を言う。

「―――3523Eだ」
「……3253E、ですね」

ためらいなく、かつ正確に押されてゆく数字。
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ。
3253の数字を押し、0の右、9の下のEを押そうとしたところで。
左手をポケットに突っ込み、右腕で口元を覆って、目をつぶる。

ピッっといった後すぐに、バーンといった爆発音。
あたりには煙が舞い。絶え間ないせき、くしゃみなどの音。催涙ガスが回りに撒かれた。
息を止めて左ポケットからゴーグルを取り出し装着。
間髪いれずに右ポケットから癇癪玉を取り出し、床にたたきつける。

258 :
パーンという音が倉庫内に響き、くしゃみやせきの中に悲鳴が混じるのを確認。
その悲鳴の中に、雫の声が混じっている。
声の位置からして、雫が移動してないことを推測。

左腕で口元を覆いながら、悲鳴の元へと急ぐ。
大体5メートル。自分の感覚でしかわからないが、
そこでもう一度癇癪玉を床に叩きつける。
すぐ近くで悲鳴……ここか!

「いくぞ雫!」
「!」
近くで俺の声がしたことに驚いたのだろう。
煙の中で伸ばされてきた手を、右手で握りしめるが。

「いか、ゴホッ、ぜるか!」
「キャ!」
その伸びてきた手をつかむ、柿崎の右手。
これじゃあ動けない。

「邪魔だ!」
手の伸びて来た方向に蹴りを一発。
変な叫び声が聞こえて、柿崎の右手が外れる。

「行くぞ雫。こっちだ!」
うっすらと光が見える扉の方向へ、雫を引っ張って走り出す。

「グゾ……追え!……ゴホゴホッ……逃がずな!」
後ろで柿崎が何かを叫んでいるが、まだ催涙ガスが蔓延している倉庫内だ。当分動くことは無理だろう。
ようやく扉がはっきりと見えてきて、そして扉を抜ける。
新鮮な空気を胸一杯に吸いたいところだが、そんな時間は毛頭ない。
と、こっちへ向かってくる車の音。ゴーグルをかなぐり捨てて、音のほうを確認。

「旦那ぁ!」

運転席の窓ガラスから顔を出し、大きく手を振っている烏丸を確認。
その後ろにも、目視できるだけで5.6台のベンツを確認。
……だから旦那は止めろとあれほど。
後部座席に止まるようにうまく調整して、烏丸は車を停車。

「乗ってください!早く!」
「ああ!早く乗れ!」

先に雫を車に押し込み、自分も乗ろうとしたところで。
パーンと、破裂したような音が響き、俺の左わき腹に衝撃が走る。

259 :

一瞬、何が起きたかわからなかった。
わき腹を見てみると、コートに穴があいている。
そこからゆっくりと、次第に多くの血が流れ始めた。
ああ、撃たれたんだなと。やけにクリアになっている頭でそう思いながら。
傷口を抑えるが血は止まることを知らない。
周りで何か叫んでいる音が聞こえるが、やけにぼんやりとして聞こえない。
とりあえず車に入ってドアを閉めよう。
そこまで考えてようやく、痛覚が正常に機能し始める。
あまりのいたみに力が入らないが、なんとか車に乗り込み、ドアを閉める。

痛覚が機能し始めるが、ぼんやりとした頭は考えることを拒否し始めたらしい。
ぬのかな。そう思いながら。

「雫、怖がらせて―――」

―――……ごめんな。
聞こえたかどうかわからないが。とりあえずこれだけ言って。
俺の意識は途絶えた。

260 :
とりあえず投下終了につき。
今度は三ヶ月くらいで出来るといいなぁ。。。

261 :
gooooo jooooob!!
綾乃かわいいよ綾乃

262 :
困窮のあまり体を売ろうとした幼女を育てたい
無邪気に懐いてくる幼女に欲情して悶えたい

263 :
保守

264 :
金くれ

265 :
スレチで申し訳ないけど質問させて下さい
エロマンガで、金持ちの男がボロボロの奴隷を買ってメイドとして働かせるって話があった気がするんだけど誰か知らない?たしか女の子はフライデーかチューズデーって名前だった気がする

266 :
保守

267 :
汚物ブルブッサー下痢便まみれでねwww

268 :
保守

269 :
保守

270 :
保守

271 :
保守

272 :
お金ないけど俺でも助けられるだろうか

273 :
>>272
出来るか出来ないかじゃない
やるかやらないかだ

274 :
稼ごうぜ

275 :
身なりの良い青年が通い慣れた道を歩いていると、公園で力なく佇む幼女に気がついた。
以前ピンクローターをプレゼントし、それ以来友達になった彼女の名前はミユちゃん。
その友人となったミユちゃんが落ち込んでいる姿に、青年は驚きを覚える。
前回逢ったとき、彼女はとても幸せな笑顔を浮かべていた。
念願のピンクローターでのオナニーがとても気持ちよかったらしい。
ぎゅっと抱きついて喜びを伝える姿は、ハートマークが浮かんでいるようだった。
とても良い人助けが出来たのだと、その時は喜んだものだが……。
青年がブランコに向けて歩いていると、足音に気付いたのかミユちゃんが顔を上げた。
カチャンと音を立ててブランコから離れ、少しぎこちない足取りで向かってくる。
青年は屈んで目線を合わせ、目の前でもじもじする幼女に優しく声をかけた。
「こんにちは、ミユちゃん。どうしたの? 浮かない顔をして」
英字プリントの長袖のシャツに、ふわりとした柔らかなスカート。
長めのソックスと共に肌寒い時期向けの服を着た幼女は、スカートの裾をギュッと掴む。
そして葛藤の末に、堰を切ったように話しだした。
「あっ……あのね、おにーちゃん。み、みゆの、おねがい、きーてほしいのっ。
 あのね、みゆね、ろーたーで、たくさん、おなにーしてたんだけど……っ。
 うごかなく、なっちゃって、でんちがっなくてっ……それで、それで……っ」
青年の答えを待たずにまくしたてるのは、いかにも幼い性急さだ。
仲良くはなったが、青年がミユちゃんにあげたのは最初のローターだけ。
それ以上をお願いすることは、いけないことだと思っているのだろう。
こわごわと言う涙目の幼女を、青年は優しく撫でる。
「そっか。電池が必要なんだね。大丈夫だよ。僕にプレゼントさせて」
なるほど、その手のアイテムに初期装備されている電池は安物のマンガン電池だ。
早く尽きてしまうのも無理もないことだ、と青年は自分の配慮の無さを反省する。
一人で行ける行動範囲に100円ショップでもなければ、調達することも難しい。
青年の言葉に明るい表情を見せたミユちゃんは、しかしまた俯いてしまった。
そしてまた、ぽつぽつと言葉を続けていく。
「……あの、ね、それで……うごかなくなったろーたーで、おまたいじってたらね、
 おまたがひりひりして、さわれなくなっちゃって……みゆしんじゃうのかな……」
敏感な粘膜は男女問わず人体の急所だ。そのことを本能で知っているのだろう。
粘膜が傷ついたことに極度に怯えたミユちゃんは、誰にも相談できずにいたらしい。
青年は安心させるようにミユちゃんを抱きしめ、背中を撫でながら口を開く。
「大丈夫だよ。小さな怪我をしちゃっただけだから、んだりなんかしないよ。
 お兄ちゃんが専用のお薬も用意してあげるから、それを塗ればすぐに治るよ」
「ほんと……?」
「うん。大丈夫。お兄ちゃんに任せて」
不安げに顔を上げたミユちゃんの頭を、青年が安心させる笑顔と共に撫でつける。
まだ夕暮れ時で店仕舞いには早い。キッと顔を上げた青年は一目散に薬局へ走った。
駆け込んだ薬局で店員に相談して即決した軟膏を手に、公園へと駆け戻る。
ミユちゃんは青年の帰還を、勇者を待つお姫様のように胸をときめかせて待っていた。
祈るように胸の前に手を組み、瞳をキラキラさせているミユちゃんを、青年が物陰に連れて行く。
薬の塗り方を知らないミユちゃんに、最初は実演して見せてあげる必要があったのだ。
ぱんつを膝下まで下ろし、幼い蕾に軟膏を塗る青年を、スカートをたくし上げる幼女が見下ろす。
自分で触るのとは違う感触に、ミユちゃんはぽわっと胸が温かくなる感覚を覚えた。
うっとりした瞳で青年を見つめながら、ぬるりとした治療行為に身体を委ねる。
こうして幼女は ねんがんの オナニーライフを とりもどした! おわり。

276 :
金の力がモノをいう、財欲にまみれた退廃の街ゴールドシティ。
ネオン輝く不夜城では、今夜も享楽の宴が始まらんとしていた。
「ゼーニゼニゼニ、世の中金じゃわい! ほぅれ服を脱がんかい!」
「うう……ヒドイ、どうしてこんな目に……」
「金が無いのがいかんのじゃい! おおっと靴下はつけたままじゃぞ!!」
広げた札束をヒラヒラ見せびらかす男に、女が唇を噛み締める。
その時、高層ビルのガラスを勢い良く割って一人の美少女が颯爽と現れた。
金色の髪に蒼い瞳、発育の良い若い肢体はレオタードに包まれている。
「うぬ! 何奴!!」
「コインシューターレイカ、華麗に参上! 金で人心を弄ぶ卑劣漢! 
 これでも食らって反省なさい!!」
名乗りを上げた正義の戦士が、携えた銃を構える。
射出台のような形状をした砲身の上にはコインが輝いていた。
連射された十数枚のコインが正確に男を捉える――!
「くくく……この程度か、コインシューターレイカ!」
「なっ……! 無傷!?」
「五円玉程度の攻撃では私を倒すことなど出来んぞ!! 飛んで火に入る夏の虫め!
 そのレオタードをひん剥いて新札の札束風呂で全身に裂傷を負わせてくれる!!」
のしのしと近付いてくるいきり立った肥満体に、レイカがじりじりと後ろに下がっていく。
勝敗が決したと思われたその時――窓を割って新たな影が躍り出た!
金色の覆面とラメ入りビキニパンツを穿いただけの筋肉質な紳士が、手を閃かせる。
「これを使うんだ! コインシューター!」
「ゴールド仮面さま! こっ、これは――!!」
「うぬぅ! まったくもって嬉しくない新手め! 十種の宝石煌く我が拳を食らえい!!」
驚くレイカを他所に襲い掛かる肥満体、その巨大な拳を華麗にかわして――
「ゴールドアタック!」
「うぐあああ! 柔らかい! ちょっとムレた感じの温くて柔らかい何かががが!!」
「安心しろ! 今日のジェントルパンツは純金を編みこんだ特別製だ! 嬉しかろう!」
「うぬあああ!! まったく嬉しくない!!」
「今だ! コインシューター!!」
「――はいっ!!」
渡された弾丸の輝きに呆気に取られていたレイカが、その言葉に顔を上げる。
キッと敵を見据えるその姿は、まさしく悪を撃ち抜くシューターのそれだった。
「金で人心を弄ぶ卑劣漢! これでも食らって反省なさい!!」
「ふん、貴様の放つ五円玉など――なっ、その輝きはまさか!!」
「メイプルレリーフ1オンス金貨……! 貴方を葬るに相応しい弾丸よ!!」
華麗に舞って避ける紳士と入れ替わるように、金色の一閃が放たれる。
銃撃を受けた肥満体は爆散し、辺りには男が溜めこんだ不浄の財がばら撒かれた。
宝石、金貨、札束にコイン――散らばる莫大な財の中、レイカが目を留めるのはただ一人。
「ゴールド仮面さま……」
「見事だった、コインシューター。ではさらば!! ふわはははは!!」
「あっ……」
バッと身を翻して空に舞う、金色の覆面とパンツを装着した筋肉質な紳士。
その姿を潤む瞳で見送ったレイカは、ギュッと切なそうに胸元で手を握り締める。
また、名前を呼んでくれなかった……漏れそうになったその呟きを、心の中だけに留めて。
凛とした眼差しを取り戻すと、レイカは空に舞った。財欲に囚われた街を救うために――! おわり。

277 :
コインシューター……つまりは銭形平次ですねわかりますwww

278 :
ちょいちょい銭形というか、金の物理エネルギーで救う話が来るなw

279 :
保守あげするよー

280 :
これ、男を金の力で…ってのはダメなの?

281 :
男を助けるんだと、スレの趣旨からは外れるなあ。
どちらかというと、こっちのスレ向きじゃないかな
傷ついた主人公をヒロインが慰めるSS
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193663674/l50

282 :
お早いレスサンクス

283 :
男版を考えたらハヤテ君しか思い浮かばなかった。

284 :
>>276
こういうバカバカしいの大好きだw

285 :
保守

286 :
今タイガーマスクが流行ってるみたいだが…

287 :
>>286
タイガーマスク×幼女 だな

288 :
伊達さんという登場人物が…で話が始まるわけか

289 :
今日も日本は平和です

290 :
>>289
平和か…?そりゃ世界の中では治安は良い方だけどさ
平和なんかねぇ

291 :
世界レベルで考えたら、間違いなくトップ10に入るくらい平和だろ

292 :
海外で暮らしてたけど>>291が言っている通り日本はかなり平和だよ
政治的や宗教的な話になるから書けないけど
スレチスマソ

293 :
無理心中があるけどな

294 :
自率が先進国の中では事実上トップの国だし、
戦争状態にないだけであって、
国民の幸福度はかなり低い可能性はある。

295 :
平和と幸福って別の話じゃね

296 :
>>295
でも戦争ばっかだと幸福とは言えないだろ?
まったく別の話ではないと思う

297 :
age

298 :
「この国は戦争を永久的にしません」
「そうだね」
「戦争が無く、世界的にも犯罪の少ないこの国は平和です」
「だね」
「でもこの国は幸福といえるのでしょうか?」
「それは人の価値観によるんじゃないかな」
「どうして?」
「皮肉だけどさ、一日三回ご飯が食べられるだけで幸せな人がいれば、
 娯楽が無いだけで不幸だと思ってる人がいる。これが価値観の違い」
「でも、その場合後者の人にとって前者の境遇は取っても不幸だと思います」
「そう、それが価値観の違い。何度も言うけどね。自分にとって幸福な事が、
 他の人にとって幸福とは限らない。この国に戦争は無いから平和だけど。
 犯罪の被害者にとって本当にこの国は平和なのかな。」
「……平和じゃないですね」
「大多数の主観と客観的に見ればね。一部の主観からすれば『生きていられた、ラッキー』
 こんな事だってあるかもしれない」
「……」
「結論としてはね、自分の持ってる定規じゃ、人の幸福や不幸は測れない。
 生まれた場所や時間、育った環境が自分とは何一つ違うんだから」
「……では、あなたは幸せですか?」
「幸せだよ」
「何故ですか?」
「こんな他愛のない事だけど、君と二人きりで話しているからかなぁ」


小ネタでほすあげ。

299 :
スレの趣旨間違えた
ごめんなさいorz

300 :
保守あげ

301 :
今こそこのスレの真価が…

302 :
困ったわ 漬け物石が見あたらないわ
そんなあなたにこれ 金の延べ棒
まあ、ちょうどいい重さだわ ありがとう

303 :
>>302
金(きん)の力かよwww

304 :
募金と労働で女の子(を含む東日本の方々)を助けたい。

305 :
寄付金

306 :
age

307 :
保守的ななにか。
いやー、ここにでてくるグレーテル、いい…(ハァハァ
スレタイ通りだったしな!
的保守。
よもやま四方山
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13810693

308 :
ぬるま湯のような平和だからなのか、自己愛に塗れた馬鹿が偉くなる
自覚が無いからタチが悪い

309 :
男と女が逆のVerだと普通になっちゃうのかな?

310 :
期待

311 :
金くれ

312 :
>>309
それだとヒモの話になっちゃわないか?

313 :
金の力で困ってる男の子を助けたい?
ショタものや育成物を連想してしまうな

314 :
同情するなら じゃなく 同情したなら、なら、
こっちも優越感を得ようと募金したくなるな<金くれ

315 :
age

316 :
金よりSSをくれ

317 :


318 :
ほむ

319 :
続き物のSSをまってる。まだかなー

320 :
クラスの偉そうなお嬢様が父親の逮捕で没落
そんな話を私は読みたい

321 :
shien

322 :
仮面ライダークウガ、金の力!

323 :
久慈ありすと釜石まながリストラされてソープ流れ

324 :
元お嬢様が同級生の家に転がりこむ

325 :
井河さくらちゃんを「買い取って」あげたいです……

326 :
原作の『モンテ=クリスト伯』もそうだが、『巌窟王』の伯爵とエデがまさにこのスレの関係なわけだなあ…

327 :
保守

328 :
伸びてないなあ

329 :
夜星さんの話の続きはずっとまってるんだぜ?
保守や伸びに関して貢献しようか迷うが、別スレや廃れたスレで続き物してるから、
さすがにもう一本は無理。
>328よろしく。

330 :
肉奴隷として売り飛ばされた女の子が“優しい御主人様”に買い取られるのは定番だな。

金の力というわけではないが、A-10の『LORD OF TRASH』で元性奴隷?の少女が王子に、
「何で私だけが助かったのか、私だけがあなたに助けられて良かったのか」
なんてニュアンスの台詞を言うんだが、それに対する王子の言葉が、
「私に助けられるなんて、犬に噛まれるみたいなものですよ」
なんて感じだったのが萌えた。

331 :
保守

332 :
奴隷にしてやろうか

333 :
だが断る

334 :
結果、館で調教モノ物とかに繋がっちゃうってわけかぁ…
でも期待age

335 :
妄想を実現しよう
http://heroin-pinch.ldblog.jp:80/

336 :
もぉ〜。あせっちゃダメ
http://rakupla.cocolog-nifty.com/blog/

337 :
今ちょっと書いてるんだが
スレ見ると大体現実世界の話っぽいけど
ファンタジー(魔法)の世界の話って大丈夫?

338 :
過去にファンタジーっぽい物が投下されてた気がしないでもない。
テンプレでも特に制限してないし、説明しっかりしておけば大丈夫だと思う。

339 :
>>338
了解した
初めて物語とか書くんだけど難しいわ
話が進まないわ脱線するわ……
ましてエロとか童貞なんで書けないです><

340 :
保守

341 :
337ではないけれど、中世ファンタジーっぽいものを書いてみました
詰め込みすぎてだいぶぐだぐだですが、よろしければどうぞ
注意:エルフとかゴブリンとかでます(ゴブリンはロリショタ)
   直接的なエロなし(かけねぇ…)
   舞台が奴隷市場

とある中世ファンタジーっぽい王国の奴隷市場において
※地名とかの固有名詞には特に意味ないです
―大フェーン王国・王都フェリン
「…どこだろうここ」
僕の名はレオハルト。
家柄は貴族ではあるが、所詮はザクスという地方の大して広くもない土地を管理しているだけなのでこの大フェーン王国においては位は高くない。
せいぜい特産品の絹織物とか酒なんかが都の富豪や王族にも大絶賛されているとか風のうわさに聞くくらいである。
(…実際見たことがないからよくわからないが。あんなやたら豪華そうなだけで動きにくい服とか、渋かったり辛いだけの飲み物だとかが本当に受けているのだろうか)
そのうえまだ家督を継いでいるわけでもない僕は、自由にできるお金なんて大してないのである。
趣味の読書をしようにも本なんて高すぎて、年に一度お抱えの商人にわざわざ頼んで一冊くらいといったところだ。
「こっちは…さっき通った。この道は…なんかひどいにおいが向こうから、パス。人に聞くのも…優しそうな人が見当たらないしなあ」
そんな生まれなので王都に来たことなんてなかったのだが、このたび20歳になるということで
父さんから王様への特別に王都に連れて行ってもらえることになった。
「そろそろお前も、我らの商品がどれほど好かれているかを理解しておかねばなるまい。…遊びに行くんじゃないからな?」とはいっていたが、王都滞在の10日間は基本的に自由行動を許可された上
にかなり多くの小遣いも貰ったため、実際には誕生日のお祝いという意味合いもかなりあったのだろう。
実際、6日目となる今日まで、いろいろなところを観光して回ってきた。…思えば、街の見取り図だとか、せめてどこが危険かぐらいは聞いておいたほうがよかったかもしれない。
「ううう…おなかすいたなあ」
…そして今日、つい気の迷いで裏路地に突入してしまい、気づいた時には完全に迷子だったというわけである。
「大体建物多すぎだろうに…なんでこんな見通し悪くなる構造にするのやら。空気も悪いし治安も悪そうだし…」
とか半ばやつあたりのように文句を並べたてつつ当てもなく歩いていると、
「…ん?あっちがかなり賑やかだな。表通りにようやく当たったか?」
向こうのほうから、にぎやかな喧騒が聞こえてきたではないか。
ようやくこの暗くて汚い所から出られる、
そう思った僕は居てもたってもいられず全速力で駆けだし、広場のような場所に出て…絶句した。
「…なんだ、これ」
そこには、確かに多くの人がいた。
人だけでなく、ゴブリンみたいな亜人もいた。
オークやミノタウロスみたいな、人里ではあまり見かけないような種族もいた。
その上様々な獣もいた。向こうに見える大きいのは、もしかして小型のドラゴンだろうか。
そして、もっとも異様だったのは。
彼ら・彼女らのほとんどが檻に入れられたり鎖で繋がれており、
―その目に、希望の光がなかったことである。

342 :
「よう兄さんいらっしゃい!奴隷市場は初めてかい?」
しばらく呆然としていると、突然歩み寄ってきたゴブリンの女の子―彼女は
囚われていないようだ―に声をかけられた。
「あ、はい。しかしすごい活気ですね」
「当然でしょうよぉ?なんてったてぇ王都だからなあ!そんじょそこらのほ
ったて奴隷市なんぞとはでかさも質もおおちがいってもんでよぉ!」
ああ、そうなんだ。というか僕は
「そもそも、こういったところが初めてですからねえ」
実家の屋敷にも奴隷身分の人は何人かいたが、そのだれもがここよりはるか
にまともな暮らしをしていたし、日々をそれなりに楽しげに生きていたから
…まさか、市場がこんなところだったとは。
「へ〜!ってこたぁ、今日が兄さんのデビューってわけだなぁ?わかんねぇ
ことがあったら何でもきいてくだせぇ!」
いや、買うつもりはないんだけれど。…まあいいか、これも勉強だ。
なんだかんだで、彼女(ホート、というらしい)にこの市場についていろいろ教わった。
それによると、この市場は多くの上流貴族や大富豪によって設立・運営されているらしく、
奴隷の調達先も王国の領土内だけにとどまらず、王都の騎士団すら権力者の庇護のために取り締まりができないため、
いろいろと好き勝手できるのだそうだ。
取り扱っている奴隷も、単純労働用のような誰でもこなせるものから貴族の身辺警護や子弟の教育を任せるような教養あるものまで千差万別。
奴隷の教育だとかもここで行っているために質も安定している、と。
で、彼女自身もこの市場専属の奴隷で、客の案内なんかを担当しているんだとか。
話がうまいのはその教育成果、ということだろうか。実家の屋敷にいる良くも悪くも田舎生まれの下働きの人よりよほど話していて楽しかった。
それを彼女に話したらなぜか赤い顔で「よ、よしてくだせぇ。兄さんも口説き上手なんすからぁ!」とか言われた。…うん、悪い気はしない。
…それと、彼女がやたら勧めてきたのが。
「ここの性奴隷はどれも粒ぞろいですぜえ?餓鬼から年増、生娘にド淫乱、
異人に亜人!兄さん見た所若い盛り、ついでにそういうのに慣れてねえみてえだ。ここは一人、いや二人ぐれえ買っていかれたらどうです?
いいの見つくろいますぜ!」
慣れてなくて悪かったな!?どうせ童貞だよちくしょう!
ついでに言うなら田舎すぎてそういう話が全くないよ!
…し、しかしちょっと興味は惹かれるな。うん、僕も男だし、仕方ないよね。
「…そのへん、ちょっと詳しく」
ホートに案内されて性奴隷の並べられているエリアにやってきて、まず驚いたのはその数だった。
一体、何人いるんだろう。肌の色やら種族やらも本当に千差万別だし。
そして、次に驚いたのはその値段であった。
「きゅ、きゅうまんはっせんゴールド…」
「おお、さっすがお目が高い!そいつぁつい先週仕入れたばかり!まだ生娘、未調教のエルフですぜぇ!」
たくさんある檻を眺めていたらなんか視線を感じたのでそちらに向かってみればこれである。
まあ、そりゃ人を売買するわけだし、値段高いのはわかってたけどさあ…
と、檻の中を覗き込んでみると。
―な、なんという…美人…
ホートの言うとおり、中にいたのはエルフ族特有の長い耳に褐色の肌と銀髪を持つ、まぎれもないエルフであった。
確かダークエルフ、というのだったか。すさまじいまでに美しかった。実際にエルフを見たのは初めてだったが、
なるほど、これなら金持ちが高い金を出してわざわざ未開の森にいってまで
ほしくなる気もわかる、というものだ。
人間としては20代前半といったところか、人間の男としてはやや小さい僕と大体同じくらいの背丈にみえる。
全体的にはやや筋肉質でほっそりとしている癖に、バストやヒップなど「女」として大事な部分にはきっちり肉が付いている。
こちらを見る眼光は鋭く、よく見ると傷跡らしきものもあることからおそらく戦士か何かと思われた。
というか恰好がぼろきれみたいの一枚だけとかエロいなあ
今夏場だから汗をうっすらかいてるのも逆になまめかしくて個人的には高ポイントだったり

343 :
「兄さん?にいさーん?」
「―っは、あ、なんでしょう」
いかんいかん、ちょっと見とれてた。
「どうですかい?兄さんにならおまけして、9万5000でいいですぜ?」
「うーん、しかしですねえ…」
彼女とは一人の男性として、ぜひお近づきになりたいものだ。
奴隷であっても領地まで連れて帰れば身分とかあまり意識しないし
(領地では農作業手伝ってくれるフレンドリーな若さまで通ってます)
将来的には…いろいろごまかせば結婚もできるかなあ、とか夢想する。
でもなあ…
「持ち合わせがなあ…」
あっても普段からそんな大金持ち歩くわけないし。
「あー…そりゃあどうしようもねぇっすね。じゃあこっちのもう少し手頃なやつとかどうすかね!」
ホートもあまりおまけするわけにもいかないのか、買わせることをさっさとあきらめて次に行こうとするが、
「―待て、そこの人間」
いきなり、檻の中のエルフに呼び止められた。
「あ、はい。何でしょ―」
「てめぇ!高値ついてるからってお客様になんだぁその口のきき方はぁあ!」「いいですから。で、何か用ですか?」
「いいんですかい?…けっ、兄さんに感謝しろよクソが」
彼女の態度に激昂したホートをどうにかなだめて続けさせる。
「ああ。先ほどから聞いていると、貴様は私を買いたいのだろう?だが、金
が足りずに買えない、と」
「ああホートさん、別に気にしてませんから!『貴様』とか言われても平気だから!
―はい、そちらとしては不快だったでしょうが、あまりに美しかったもので」
正直こんな美人と話したことないから緊張しっぱなしなわけだが。声震えてないだろうか?
「そうか。…一つ、頼みがある」
「て、てめえお客様なんだと思って―!」
「大丈夫ですから!…なんでしょう?」
「貴様は下等な人間にしてはまっとうな心を持っているようだ。幸い私は件の腕に自信がある。
金についてはいずれ返すと誓おう、どうかここから出してはくれんか」
…エルフの頼みごとって相手を下等種族扱いするのかーすごいなー。
ああ、またホートがキレそうになってるし。

344 :
「―っ…っへ、へへ、いいぜぇ、そうやって今のうちに粋がっておきゃあいいんだよ。どうせ檻の中のてめえにゃあ何も出来ねえんだ」
あ、今度はなだめなくてもよかったみたいだ。
そしてホートは続けて、
「まあてめえはちょーっと反抗的だしなあ。…上もそろそろ『調教』にはいるんじゃねえの?生意気な奴にはキッツイぜえ?ヒャハハハ!」
―なんてことを、言った。
とたん、檻の中の様子が明らかに変わる。
「―っ!?」
…言葉だけで、このおびえようとは。
「ちなみに、その『調教』ってなにするんですか?」
いやな予感を感じつつそう聞いてみると、ホートは待ってましたと言わんばかりにいやらしい笑みを浮かべながら、
檻の中まではっきり聞こえる声で説明してくださった。
―処女喪失なんてのは序の口で、輪姦、薬物、肉体改造、獣姦などなど、
「とりあえずやるだけやってみます」みたいなてんこもりっぷり―
詳細はここでは省くが、その内容を聞いたエルフさんは獣のような声を上げながら檻を狂ったように揺さぶりだし、…しばらく眺めていたらへなへな崩れ落ちた。
そして僕はというと。
「…あれぇ?兄さんおっ勃っちまいましたかい?まあ無理もないっすねえ。…サービスでオレが一発ヌいときますかぁ?ヒャハハハ!」
…恥ずかしながら、見事なまでに勃起してしまっていた。
ホートが楽しげに語るそれらの行為に嫌悪感ははっきり抱くのだが、一方で目の前の美しいエルフがそれを受けて快楽にあえぐ姿を
一度想像してしまうと、どうにも止まらなかったのである。
「くっ、ケ、ケダモノだ!他と比べてそれほど邪心を感じないから声をかけてみれば…!やはり下等な人間とゴブリンなど、みな、ケダモノだあぁ…!」
この期に及んで殊勝なセリフ…が、明らかに声が震えているし最後のほうなんて涙まじりで、最初の凛々しさはもう形もない。
「ヒャッハハハハハ…!お高くとまったエルフが、いい気になってやがるからそうなんだよぉ!…オレが、どんな、思いしてここにいると…っ」
…あー、ホート自身も奴隷だから、やっぱり苦労したのかね。さっきちらっと見たゴブリン奴隷の値段、
確かせいぜい4ケタくらいだったからその辺からの嫉妬か?それとも今もいろいろ苦労してるのか、女の子だし。
なんか僕以外の二人がまともに話せる状態ではなくなってしまったようなので、僕は仕方なしに他の従業員を探し始めた。
なんか後ろから「―ま、待ってくれぇ!なんだって、なんだってするから!ここから出して…い、いかないでえぇぇ!」
とか言う声が聞こえてきたが、さっさと父さんの所に戻らないといけないし、無視する。
―今はとにかく、時間が命なのである。
―終わった。
私は真っ白に染まってゆく頭の中でそう考えていた。
檻の前でゴブリンがまだ何か言っていたが、もはや私にはどうでもよかった。
どうせこれから間をおかずして、『調教』とやらが始まり、女としてコワサレルのだから。
…50年。生まれてから50年、そのほとんどをひとりで生きてきた。
両親は物心ついた時にはすでにいなかった。
白い肌のライトエルフの里に引き取られ、その肌と髪から毎日のようにいじめられていた日々。
里を抜け出し、こっそり鍛えた剣技で傷だらけになりながら日銭を稼ぐ日々。
そして、ふと気を緩めた隙に捕らえられ、ここに売られた日。
思い返せば、私は誰かを信頼するとかいうことがなかった。
周りはみんな敵ばかり。頼っていい…優しくしてくれる相手がいなかった。
(…壊れたら、奴隷になったら、ご主人様にかわいがってもらえるかなあ)
ふと、そんなことを思った。
「―あのー、エルフさーん?」
…ああ、もう、か。翌日の朝からとは、熱心なことだ。
「分かった。―できることなら、早めにコワレさせてくれ。…おねがい、します…」
ことばづかいがなおらないなあ。これから、いっぱいおこられるのかなあ。
いたいの、やだなあ
「いやだから。…話聞いてませんでしたね?」
あれ、このにんげん、きのうの
「あなたを僕個人で買い取らせていただきました。―もう、泣かなくて大丈夫ですよ?」
えっ。

345 :
なんか鳩が豆鉄砲くらったような顔してるよ。
目の前で買い取りの契約書ちらつかせれば…反応ないし。
せっかく僕が昨日あれから奴隷管理している従業員に掛け合って調教の開始を待ってもらって、
それから全力で屋敷に戻って父さんと母さんを夜通し説得して、そのまま寝ないでここに来たっていうのに。
もうちょっと喜んでもらわないと張合いがないというか…ねむ。
あくびをかみしていると、彼女が口を開いた。
「…おかね、なかったん、じゃ」
「手持ちには、ね。無理言って前借してきました。返してくれるんでしょう?…ふぁ」
「しんじて…くれ、るの?」
「信じます信じますー。さ、ほら立って」
まあ何年先かわからないけど気長に待つか。
というか眠いからさっさと手続き済ませて屋敷で寝たいんですが、早く立ってくれませんかね。
「もしかして立てません?なら―よっ、と」
「あ…」
農作業で鍛えたこの体!ちょっと位背が高いだけの女性一人なんて軽々だよ!…眠いからあまり長時間は無理だな。
「ん…すぅ…」
寝るのはやっ!?っていうかしがみついてくれないからつらい…!こ、ここは根性で乗り切るしか…!
ぬう…もうひとつの用件済ませて、さっさと帰ろう。
「兄さん、ほんとにいいんですかい!?そいつ調教もしてないし、もしかしたら兄さんを襲ったりするかもしれねぇ…!」
「だいじょーぶー。それよりホートさん、僕はこのひと運ぶんで荷物持ちお願いできますかー?」
「は?いや、オレはここの市場の奴隷なんで、市場の外には出れねえんです。
…ついていけるなら、ついていきてえ位ですよ…」
あれ、連絡行ってないのか。まあ朝一だし仕方ないか。
「はいこれ」
そういって、懐からさっきエルフさんに見せていたのとは違う契約書を取りして見せる。
ホートはそれを受け取って眺め、
「こんなとこより、兄さんのとこのがよっぽど…ん、ぁ?!」
―エルフさんと同じようなリアクションをとった。
「に、にいさ、こ、これ、って、え」
…こっちもなんか状況のみ込めてない感じというか。
市場に直接掛け合ってホートもセットで購入させてもらったんだけど。
昨日市場の職員に聞いた話では、彼女はもともと性奴隷で、長期にわたって
売れ残ってしまったんだそうだ。再利用として雑用係にされた後もやっぱり男性職員の性欲のはけ口にされたりしていたらしい。
ホートと話してるのも楽しいし、(…正直、エルフさんに比べたら値段もそこまでではなかったので)迷わず追加購入したわけだ。
「もしかして迷惑でした?ここにいたいですか?」
「―っぉ、そんな゛、ごど、う゛え゛っ、うれじ、っおれぇえ゛っ」
ああもう、こっちも泣き出しちゃったよ。
仕方ない、手を引いてあげるからついてこれますね?
「っひぐ、ぅん、うんっ!!」
あーマジ眠い、さっさと帰ろう。
帰ったら二人を風呂に…使用人の方々にはご迷惑おかけすることになるか。
この二人と風呂とか理性が持たんし、何よりまず僕は眠いし、ね。
(おんぶ、されてる)
私は、気がつくと檻から出され、下等種族の男におぶさっていた。
(せなか、ひろい)
エルフの優れた嗅覚が、この男が昨日から着替えもせず、一睡もせずに走り回っていたことを伝えてくる。
(あた、たかい)
私がずり落ちると、起きないように気を使ってかゆっくりと担ぎなおしてくれる。
私のために、この人間は、こんなにも。
(ああ、わたし)
頼っても、いいのだろうか。
やさしく、してもらえるのだろうか。
「―ごしゅじん、さまぁ…」
私は、生まれて初めて、誰かのぬくもりを感じながら眠った。
とりあえず終わり

346 :
うああ脱字発見
>>341
×王様への特別に
○王さまへの謁見ついでに特別に
このスレ初投稿なのにぐだぐだと長文でお目汚し失礼しました

347 :
GJ

348 :
GJ!
なんか続きが気になる終わり方ですね!(チラッ

349 :
GJGJ!
面白かった。続き気になる!

350 :
※恩返しメイン?スレチかも
―辺境の馬車道
がたごとがたごと
「おお―…ここがレオ様のご領地ですかい。のどかでいいですねえ」
「ああ、それに道中で見た民も生き生きしていた。…いい土地だな。―あ、いや、いい土地ですね」
王都での一件から数週間後。僕ことレオハルトは領地に戻ってきていた。
もちろん、サルビアさん(エルフさんがそう名乗った)とホートさん(ゴブリン)も一緒にである。
「気に入ってもらえたなら何よりです。後サルビアさん、無理に敬語使わなくてもいいですよ?」
「…ぅう、すまない。何分長い間敬語を使うことがなかったのでな…」
あの後、ついてきていた従者の方々に「ついに若様が大人の階段を」とかからかわれたり
父さんに「私も若いころは多くの女性となー」とか昔の自慢話を延々と語られたり
母さんがそれを聞いてマジギレしたり(「テメエ浮気してたとはイイ度胸だなゴラァ」とか言ってた。こわかった)
…まあ、いろいろあったうえに馬車で数週間延々揺られていたので、いい加減我が家が恋しい。
帰ったら食事をとって今日はお休みにしようか。
「―あれ?レオ様、旦那様と奥様(父さんと母さんのこと)の馬車から離れていきますぜ?」
「ああ、いいんですよ。僕は離れに住んでるので」
我が家の教育方針で、後継ぎは12歳になったら親と別居するのである。
まあ屋敷とそう離れてもいないし、今でも週に一日は戻るが。
「ふむ、とすると使用人はあまりいないのか?」
「はい、今のところ一人だけですね」
「ふむ…(私たちが住む部屋があるか?いや、奴隷にここまでしてもらったのだ。野宿でも文句は言えん、か)」
がたごと、がたん
「あ、つきましたね。降りますよ―」

―離れの門の前
「えーと…はな、れ?なんか、門がすげえでけえんですがね」
ホートさん驚いてますね。これでも屋敷よりはだいぶ小さいんですが。
「まあ、田舎ですから無駄に大きさだけはあるんですよ」
「…いや、だからといって、これは…。以前私が旅先で見た貴族の屋敷よりよほど大きいような…」
「はははまさか」
まあ僕はほかの貴族の方の屋敷とか見たことないですが。この辺本当に田舎だから僕の家以外に貴族いないし。
と、門の前で会話していると、離れの中から一人の女性が出てきた。
「あ、リーネさん」
「おかえりなさいませ、若様」
彼女はリーネ。
僕が12歳のころからここに住み込みで働いてくれている人だ。
このクソ広い建物を一人で管理しているうえに僕の勉強まで見てくれるまさに完ぺき超人である。(あと、美人だ)
身分は奴隷だが、五つ年上なこともあり僕にとっては姉のような存在だ。
…ここに来た当初はんだ魚みたいな目をしていたんだけど。どうやら王都でその能力をねたまれてはめられて売り飛ばされたらしい。
僕なりに一生懸命元気づけたりしたんだけど…今では持ち直してくれたみたいで何よりだ。

「はい、ただいま。僕がいない間、何か問題はありませんでしたか?」
「ええ、特にこれといって。いつも通り、平和な日々でしたわ」
「「…」」
えーと。二人とも僕の後ろで固まられても困るんですが。
「ところで若様。その、後ろのお二人は…?」
「まあ詳しくは中で話します。お二人もどうぞ上がってください」
「「あ、はい…」」

351 :
―離れ、食堂
やたら馬鹿でかいテーブルに4人で座りながら事情を説明する。
…本当に父さんは何考えてこの建物建てたんだろうか。一人で住むには広すぎるっての。
「―というわけなので、このお二人には今日からここで住み込みで働いていただきます。これでリーネさんも少しは楽になるでしょうし」
「分かりましたわ。お気づかいのほど、ありがとうございます」
(―ぅぅぅ。若様との二人きりの甘い日々が…ハプニングに見せかけたセクハラがぁ…そろそろ手とり足とり腰とり性教育しようかなあって思ってたのにぃ…)
「え、今何か」
「いえいえ何でもありませんわ。それではサルビアさんとホートさん、明日から早速仕事についてお教えします」
「ああ。よろしく頼む」
「へーい。…しかし、成程なぁ。いや、レオン様もなかなかどうして。初心そうなふりしといてヤることヤってらっしゃったんですねえ?」
「―え?ホートさん、それはいったいどういう」
「こーんな綺麗どころ囲っといてなにいってんですかい!でもまあ、オレもそう捨てたもんじゃないですぜぇ…よっ、と(ごそごそ)」
そういうとホートさんは僕の前に屈んでズボンをおろして僕の逸物を口に―ってぇえええ!?
「ちょちょちょちょっとおおおお!?ななななにいきなり人の服脱がそうとしてるんですかぁ!」
と、突然すぎて一瞬固まっちゃったよ。
「ば、馬鹿者!そういうものはだな、ええと、命令されてからするものだろう!?」
「ちょ、サルビアさん!?貴女もなに言い出してるんですか!」
というか命令されたらするんですか!?
「ばっかおめえ、こういうのは自分から売り込まねえとだな」
「―あああもう君ら一度黙れええええええ!」
(…脱ぎ脱ぎ)
あとリーネさんも何でこっそり服脱ごうとしてるんですかああああ…
―で。
「ハァ…ハァ…。落ち着きましたか。皆さん」
「「「はい、ごめんなさい」」」
あの後、ズボン履いて何とか全員を黙らせて落ち着かせた。…すごい疲れたけど。
「つーか市場で興味シンシンだったくせに…我慢はよくねえですよー?」
「ホートさんおねがいしますから黙って!とーにーかく、その、そういったことはしなくてもいいですから!ここでしていただくのは家事全般と建物の管理になります!」
「そ、そうなのか…」
あれ?なんでサルビアさん残念そうなんですか?
「い、いやな?その、このような立派な屋敷に住まわせてもらううえ、先ほどの話によれば三食きちんと出るそうじゃないか」
「立派かはいいとして、まあそうですね。あ、お部屋は個室ですよ」
部屋はいくらでも余ってるしねえ。
「そ、そこまで…というか、私もホートも、希望などないどん底から引き揚げてもらったのだ。ご主人様には一生かかっても返しきれない恩があり、実際にかなりの金を支払わせてしまっている。
それなのに仕事が家事だけというのは…その」
まあ確かに結構な額払ったけれど、別に元をとるとか考えてないしなあ。
「…ああ!タダ働きになるのではと不安なわけですか!大丈夫、お給金もちゃんと出しますし休暇も応相談と―」
「レオ様よぉ…それ、既に奴隷じゃないんじゃねえですかい…?」
ホートさんに何か異次元の生物でも見るような目で見られた。
…どこか変なのかね?よく分からん。リーネさんの時もこんな反応されたような気もする…
(そうすると何が足りないのか?やはり制服とか支給すべきなのか。それとも従業員寮?娯楽施設?…モノが足りないのは田舎って時点でなあ…)
なんて思い悩んでいると、リーネさんが口を開いた。
「お二人とも。若様は、『こういう』方なのです」
え、なにそれ。リーネさんの中でどういう人なの僕。
「…ああ、成程。確かに、そうなのかもしれんな」
「…へへ、そういうことなら、納得だぁな」
しかも二人ともなんかすごく楽しそうにうなずいてるし?
「あ、あの僕が何か?至らないところがあったらそう言ってくだされば…」
「いえ、若様はこれでいいのです」
「ああ。自信をもっていいぞ、ご主人様」
「レオ様はなーんも心配いらねえですよ」
なんかすごい暖かい目で見られた!何がどうなってんのこれ!?

352 :
「…しかしよぉ。仕事でエロいことを、『しなくてもいい』、ってことはだ」
「まだその話題続けるんですかホートさん。恥ずかしいからやめにしません?」
「べつに、『してもいい』ってこったよな?」
…えっ

「よーっし、そうときまりゃあ早速だ。―レオ様ぁ、ベッド、いきましょおよぉ…?」
ぅあ、あのホートさん、顔近い息がかかるなんかいいにおいするなああたまがくらくらとしてきた
「えへへぇー、れーおーさーまぁ〜ん…(すりすり)」
り、理性がやばい理性がやばい。
「お、おいホート、貴様!」
「ああ、助けてくださいサルビアさん…!」
「―私も、ま、混ぜろ…っ!(だきっ、ぷにゅん)」
わああああなんで貴女まで抱きついてくるのかああああ!!
「…ふぁ、あったかい…。ごしゅじんさまぁ…」
ホートさんとは違ったにおいとか細い腕が首に回っておしりがむねがはだがすべすべぷにぷにとうわあああ…!
「―っ、お、お待ちなさいお二人とも!」
よかったリーネさんは正気だ!
「―若様への恩返しならこのリーネが先に果たす権利があります!(がばっ、むにゅううぅ)」
ブルータスお前もか。あ、視界がむねでうまって。においがいっぱいで、いき、が。
ああ、だれかにまたずぼんをおろされて。せすじをゆびがつつーっ、て。
「っへへ、さぁーて。スーパー恩返しタイムの始まりと行くかぁ…」
「わ、私たちの恩返し、これから一生、余すところなく受け取ってもらうぞ?」
「ふふ、さあ。どうか私たちに身を委ねてくださいませ…?」
「っぷは。き、気持ちはありがたいんですけど、ちょっと心の準備を―ん、むぅ!?ぅ、むうー…!」

…っは、ま、まって。あ、そんなとこまで、ゃ、あ、あー。あ゛ー。…うぁ、あ゛あぁぁぁぁ…!

―それからしばらく後
「若様。本日のディナー、新鮮な牡蠣の入ったシチューと、ひんがしの異国より仕入れましたヤマイモなる芋のスライスになります」
「いや確かにたまにはみんなでごちそうと言いましたけど。実際珍しいしおいしいですけど」
まあ皆ここに来るまでまともなもの食べてなかったから、いいもの食べさせてあげたいけどね。…なぜだろう、メニューに悪意を感じる…。
「レオ様レオ様、この酒おもしれえですぜ!中にヘビがはいってやがる!ほらほら、ぐいーっと」
「それはマムシ酒というそうで…あ、ちょっと僕は飲めな、んぐぅ!?」
薬膳の類ですかね?お酒飲みたいっていうからお金あげたらまた妙なものを。…だから飲めないんだって!口移しやめて!
「ご、ご主人様。せ、先日いただいた魔法書から精力、もとい肉体強化の術を…」
「さすがに覚えるの早いですねー。…今何と?」
エルフは魔法に長けるというから魔法書を屋敷の書庫から持ってきてあげたらすごく喜ばれたけど…なぜに精力?もっとこう、派手なのとかあった気が。

「あのー…ちなみにもしかすると、今晩も、でしょうか…?」
「当然ですわ」
「まだまだ恩返しし足りねえですよ」
「…本当に迷惑なら、やめてもいいんだが?」

いやまあなんというか皆さんが幸せそうだしっていうか。僕も実際嬉しいって言うか気持ちいいっていうか。
でもこう毎日だと―んむっ…!ぅー、むぅー…!…ぅぁー…

353 :

続き物だしスレ違いじゃないけど
エロパロなんだからちゃんとkwsk書かないと

354 :
やはりエロ描写ないとだめですか…すいません。
エロkwsk書ける文章力がほしい…

355 :
遊郭で幼い禿を身請けすることって出来たのだろうか?

356 :
>>354
いまさらだけど乙ー。
良ければエロシーンつきの続編とか
前日談としてのリーネさんのセクハラの話とかも
欲しいなぁ。

357 :
おお、久々に投下があったか

358 :
>>354です。
リクエストがありましたので、リーネさん過去話+せくはらたいむをば。
注意
・精一杯のエロ
・だが例によってエロ以外が長い、ほんとどうにかしたい
・リーネさん以外ほとんど出ない
・続き物のため前のやつ見ないとさっぱり
以上のことに気をつけてご覧ください。

359 :
―神様なんて、どこにもいない。
それが、私がここに来る前に知ったことだった。
「今日からここでお勤めさせていただきます、リーネ、と申します。どうかよろしくお願いします」
上辺だけの笑顔で、声色だけは丁寧にへりくだって見せる。
私は、もともと王都で代々続く由緒正しい神官の家系に生まれた。
私自身、15の時にはすでに神聖魔法を使いこなし、聖書はおろか王国史すら諳んじ「神童」などと呼ばれるような存在だった。
自分は神に愛された存在であり、そこいらの凡人にはできないことをやってのけるのだという自信(驕り)もあった。
「身の回りのお世話は私にお任せください。『どのようなことでも』喜んでご奉仕させていただきますわ」
わざとらしく品をつくってみせもする。
―だからだろうか。
17の誕生日に突然身に覚えのない異端審問にかけられた時、だれもかばってくれなかったのは。
「若様はまだお若いですので、いろいろと『溜まる』こともおありでしょう。どうかその時は、ご遠慮なさらずに…」
下された判決は「奴隷身分への没落」。この国においてそれは、刑の次に重い罰とされる。
なぜなら、奴隷は基本的に「家畜」―つまり、畜生とみなされるからだ。無論、人のを守る法律など適用されるはずもない。
家族は家柄に傷がつくことを恐れ、判決が出る前に私を勘当した。あれだけ日ごろから博愛をうたっておきながら、拍子抜けだ。
―私は、神を呪った。
あれだけ神を信じていたのに!あれだけ神に尽くしていたのに!裏切られたのか、私は神に裏切られたのか!
―否!結局、神などというものはただの概念にすぎないのだ!あの教会の愚物が私腹を肥やす小道具でしかないのだ!
いいだろう、ならば復讐してやる。あの教会の愚物どもを、一人残らず貶めてやる。
そのためなら私はいくら穢れてもいい。邪教に身をおとそうが、獣に犯されようが構うものか。
「では、さっそくお仕事のほうに入らせていただきますが…若様?まず私にしてほしいことは、ございますか…?」
幸い、私を引き取った貴族は、私のかつて「神童」とまで呼ばれた教養に目をつけて、子弟の世話係にあてた。
どうやら一人息子らしいその子供は、先ほどから私の前に案山子のように突っ立っている。
この子供を籠絡し、まずは活動の資金源とする。楽な仕事だ。
「若様?…黙っていては、分かりませんよ…?」
子供に近づいて、手を取って―その手を胸に抱く。
びくり、と、子供が震える。
そうだ。どうせこの年の子供は性欲が出始めたばかりで、一度「教え込んで」しまえば後はこちらの意のまま。
そのためなら、処女だってなんだって惜しくはない。
―はじめては、すきなひとにあげるんだ。いつかきっと、だいすきなだんなさまに―
っ!駄目、忘れなさい私!昔のことだ、今の私には関係ないんだ!

その時、それまで黙りこくっていた子供が、おずおずと話しかけてきた。
「―あのー…」
「!…は、はい。何か?」
「えと、どこかいたいんですか?お姉さん、なんだか泣きそうですけど…?」
「…いえ、大丈夫ですわ。お優しいのですね、若様は」

360 :
その場は取り繕って雑用に取り掛かったが、まったく、さすがは貴族というか。
―その甘ちゃん具合に反吐が出る。
どうせ心配するなら、私を救って見せろ。神ですら救えなかったこの私を救えるものなら救って見せろ。
そう、例えば―
「―よかった。家族がきゅうに病気になったりしたら、どうしようかとおもいました!」
「…は?」
「ふくりこうせいにちゃんと気を使わないとだめですよねやっぱり。じゃあ、まずはろうどーじょうけんの交渉から…あれ?なんで固まってるんです?」
「…あの、奴隷にはそういったものは適用しなくてもよいのでは…?」
「いえいえいえ!ちゃんときもちよく働いてもらうためにはこういうのが大事なんです!―って、父さんが言ってました…へへ…」
「は、はぁ…はあ!?こ、このような金額をもらってもいいのですか!?(ど、奴隷ってなんでしたっけ…)」
例えば。
「もう、いつもごはん一緒に食べてくれないとおもったら、そんなおそまつなものしか食べてなかったんですか」
「え、ええ。私のような奴隷には、この程度のものしか」
「だーめーです!リーネさんが作った料理なんですからこっち食べてください、いや食べなさい!」
「は…?ですが(ぐぅううう…)…本当に、よろしいのですか…?」
「もちろんですよー、というかぼくおなかすいてな(ぐきゅるるるるる)…い、いまのは聞かなかったことに!ちゃんと食べてくださいね!?」
―ううううう…はらへったよぉ…。でもリーネさんいっつもおなかすかせてるみたいだもんね。がまんがまん―
(…若様)
たとえば。
「あー!こんな遅くまで書類しごとなんかしたらだめですよ!目がわるくなっちゃいます!」
「い、いえ、しかしこれは明日までに仕上げなければ、旦那様が…」
「だいじょーぶです!ぼくから父さんにはお願いしますから!リーネさんはちゃんとねてください!」
―ごめんなさい父さん!ぼくがリーネさんのお仕事邪魔しちゃったから終わらなかったんです…え、小遣い抜き…わ、わかった!がまんする!―
(…あなたは)
たとえば、こんな。
「―ぃつっ…」
「リーネさん?どうかして…う、うわあああああ!?ち、ちが、血がたくさん…!!」
「わ、若様どうか御気になさらず。料理中に少々手元が狂っただけですので…」
「わあああ!リーネさんがんじゃう!リーネさんが!―そ、そうだ!倉庫に治癒の魔法薬が―」
「い、いけません若様!そのような高価なものを勝手に使っては旦那様がお怒りに…」
「リーネさんがしんじゃうくらいなら父さんに怒られるくらいなんともないです!いいからじっとしてて!」
―父さん、魔法薬もらうよ!え、奴隷なんかになぜそこまで?…うるさい!いいからはやくどけ、父さんのおおばかー!
(なぜ…)
こんな、ふうに。
「父さんと、けんか、しました…ひっぐ」
「だから申し上げたのです。なぜあのようなことを旦那様に言ってしまったのですか」
「ひぐ、だって、父さんが、リーネさんのこと、『奴隷なんか』なんて、えぐ、『金で買える』なんて」
「それは事実で―」
「違います!…ぜったい、ちがう…リーネさんは、家族なんだから。『なんか』なんかじゃないんだから」
「…」
「リーネさん、だいじょうぶですよ。ぼくはぜったい、リーネさんをまもってあげますから」
「…ぅ、ぁあ…」
(なんで、そんな、真剣な目でこっちをみるのですか)
こんな、風に。

361 :
「…父さんが、あやまってきた」
「旦那様から、ですか?」
「うん。…仲直り、やっとできたよ」
「はい。…大変、よいことと思いますわ」
「うん…でも、夜はちょっとさみしいな。お屋敷で寝泊まりしちゃいけない決まりだから。えへへ…」
「…でしたら、今夜は…」
(あなたなら、私は)
―何を考えている、私。
お前は復讐を誓ったのだろう。この若様を傀儡として教会に一矢を報いるのだろう。
ならばこれは、絶好の機会ではないか。
「…リーネさん、あったかい…」
「そうですか…」
さわさわ
「…あの、リーネさん。なんでぼくのお、おちん、ちん、触ってるの…?」
「…若様。今日は、『おとなになるためのお勉強』を、させていただきます」
「おと、な?」
「はい」
若様のズボンを引き摺り下ろす。
―実際にこうしてみるのは初めてだが、子供の割には、といった程度だろうか。
まだ皮もむけていない、かわいらしい逸物だ。
「え、ひゃあああああ!?な、なに!?なにするの、リーネさん!」
「若様は何も考えなくてよろしいのですよ…」
ペニスを握りしめた手を、ゆっくりと上下に動かす。
12歳、しかも女性経験どころか自慰の経験すらない若様には少々きつすぎる刺激のようで、
腰をがくがくと跳ねさせ、すでに目はうるみきっている。
「あ、あひっ!?ま、まってリーネさん、こんなのへんだよ、おかしいよ!」
「少し、黙っていてくださいませんか…!」あなたの声を聴くと、泣きたくなってくるから。
「ひっ…!?」
やめて。そんなおびえた目で私を見ないで。
でも、手は止めない。止めるわけにはいかないと、自分に言い聞かせる。

362 :
「っ…!り、リーネさんはなれて!なんかでちゃうから!おしっこ、でちゃう、からぁ!」
今だ。
私は、びくびくとかわいそうなくらいに震えている若様の逸物を、その口で一気に根元まで銜え込んだ。
「―むぐ…」
「ひぇ?―あ」
―どくん。どびゅどびゅびゅぅぅぅううっ!
経験はないが、おそらく普通より多い量の精液が出たのだろう。私の口のなかは一瞬で青臭い粘液に満たされた。
私はそれを、一滴もこぼさぬよう気を使いながら飲み込んでゆく。
「…ぐ、んぐ、ごく、こく…っ」
「あ、あ、あ、あああ、あ」
若様の呆けた表情から、おそらくこれがこの方にとっての初めてなのだろうと予想。これで当初の目的には一歩前進だ。
―それと同時に。
(若様の、精液。若様の、一部。私のことを、家族と言ってくれた方の、熱が。私のことを守ると誓った方の、香りが。腸に、鼻に、魂に。ああ、なんて、なんて、幸福)
あさましいことに私は、精液を飲み下しながら確かに絶頂していた。
長い長い射精が終わって。
「あー…。―ぅ、うあ」
「ふふ、たくさんお出しになりましたね、若様?」
正気に戻った若様は、私を見て呆然としている。罪の意識でも感じているのだろうか。
「気持ちよかったでしょう、若様?」
「あ、ぼ、ぼく、リーネさんに」
「ああ、いいのですよ気にしませんから。それより、これからも若様にはちゃんと同じことを、いえもっとすごいこともして差し上げます…私のいうことを、聞いてくれたらですが」
後はそこに付け込んで逆らえないようにし、徐々に骨抜きにしていけばいい。
それで、いい。復讐ができる。
それで―
「―ぅぇええええええええん…!」
「えっ…」
なんで泣くんですか。気持ちいいことしたんですから、そっちに気が行くはずじゃあ…
「ごめんなさい、えっぐ、ごめんなさいリーネさん、ひっぐ、…うええええええん…!」
「わ、若様、ですから私は気にしてないって―」

…結局、なだめるのに一晩かかった。所詮は子供ということか、手を焼かせてくれる。
そして、次の日の朝。さっそく若様の呼び出しを受けた私は若様の部屋へ向かった。
昨日はああなったが、結局欲には勝てなかったか。まあ、人間など所詮そんなものだ。
「…失礼します。若様、リーネでございます」
「…はい…おはよう、ございます…」
若様はどうも元気のないご様子だった。昨晩のことか、それともこれから私にさせるだろう「行為」を想像してのことか。
「何のご用でしょうか?…いえ、お聞きするまでもありませんか。昨晩の続き、ですね?」
「…その、ことなん、ですが…」
珍しい、この方が話すときはいつもこちらの目を見て話すのですが。こうもあからさまに目をそらされるとは。

363 :
「…ぼくは、ここから出て行こうと思います」
「…と、とつっ、ぜん。…何を、おっしゃるのですか…!」
「ああ、このはなれはリーネさんにさしあげます。おかねもたくさん用意しました。父さんにも、文句は言わせませんから」
「だから何をいって―」
「―僕は!家族にっ、あんなことした自分がっ、どうしても許せないんですよっ!」
「っ!」
…少々驚いた。これほど声を荒げる若様は珍しい。しかし、出て行ってもらっては困る。
…そう、困る、のだ。復讐が、できない、から―違う、そうじゃないのに。
「若様…昨晩のことでしたら私は気にしておりません。もし若様のお気に召さなかったのであればもう金輪際いたしませんので、どうかそのようなことは」
「リーネさんは悪くないです、悪いのはぼくなんです、全部ぼくが、ぼくがぁ…う、ぅう…」
やめて。悪いのは私だから。
泣かないで。
「だから、だからぁ、ぼくがでてけば、リーネさんはしあわせになれるかなあって、おもって」
やめて、そんなこといわないで、おねがいだから
「…いかないで」
「―ぐすっ…え?」
一度言葉にすると、もう止まらなかった。
「いかないでください、若様。あなたがいなくなったら、私は一人ぼっちなんです」
「お願いします、かみさまも私を捨てたんです、だからもうあなたしかいないんです」
「パパもママも、いないんです。一人ぼっちは、いやなんです」
「なんでもします、あなたのためならぼろ雑巾みたいになるまで働きますから、だ、だから、ぁ」
「―ぐしゅ、わたしを、あなたのそばに、いさせてくださぃい、『家族』って、いってくださいぃ…っぅえ、ふぇええええええん!」


「―それであとは二人してわんわん泣いて。泣き疲れて眠って。それで仲直り、といったところです」
「「おおー…」」
あれから8年。
この離れにも、ついこの間二人の住人が増えた。
ダークエルフのサルビアさんとゴブリンのホートさん…どちらも女性だというのが、何というか複雑ではあるが。
…まあ胸では勝ってますし!
こほん。…だから、もう私はさびしくなんかない。なにより若様もいらっしゃいますし。
「というか今思い返すとあほらしいこと考えてたなあと思いますよ、東洋でいう『黒歴史』ってやつですかねえ」
「しかしそれだけの過去があったのだ、無理もないとは思うがな」
「まーオレらも人のこといえねえけどな、ケケケ」
「…ふ、確かにな」
あっはっはっはー。

364 :
「…さて、時間つぶしに私の思い出話などしたわけですが。…そろそろ、時間のようです」
「む…では、今日のところはお手並み拝見と行こうか」
「お手本ってやつをきっちり見してくれや、大先輩殿?ケケケケ…!」
ええ、いわれずとも。
そして私は朝の戦場―若様の寝室にそーっと突入する。(このとき消音魔法を使用して物音を消すのはもはや常識)
「ぐかー…んぅー…すかー…」
―おお、よくねてらっしゃる…毎度ながらかわいらしい寝顔ですね…(じゅるり)おおっとよだれが。
いけませんいけません、ここは着実に距離を詰め、可能な限り若様を目覚めさせずにセクハラタイムを楽しまねば。
まずは弱い催眠魔法をかけて眠りを浅くしてから…失礼いたしますね、若様。
まずはキスからですが…「軽め」ではとてもすみませんよ…?
「んちゅ…ちゅ、れろ、じゅぱ、ちゅ〜〜〜〜〜〜〜…こくん、こく…ぷはっ」
「むぅー…くあー」
っはああぁぁぁぁ…♪やっぱりこれですよ。朝一番のキッス!濃密な唾液交換!
「お目覚めのキス」には厳密にはならないのが複雑なところですが、その分若様の口の中を存分に堪能できますからねえ。
さて、次はいよいよメインディッシュ…若様のおちんちん、さぁズボンを脱がしてー!
…ぁ♪今日も朝からご立派…♪
―へ?↑のほうにあった感動秘話みたいなのからどうしてこうなった?
…仕方ないでしょう。
初めは「家族」っていうから、姉弟みたいな関係でいようとしたんですよ。したん、です、が、ねえ…
…実は、私のほうが、「大人のお勉強」を忘れられなくなってしまいまして。あの魂まで熱を刻み込まれるような感触が癖になってしまって…。
でも若様が起きているときにやるとまた一悶着ありそうだったので、仕方なく隠れてこっそりやるように…。
…むしろいつ見つかるかという背徳感とか緊張感がくせにげふんげふん。

365 :
とと、そんなことより目の前のおちんちんですね。
「はーい、本日一番搾り…いただきま〜す…あむっ」
ふぁぁ…やっぱり、直はすごいですねぇ…。こっそり洗濯籠からくすねたぱんつよりがつんとのうみそにきますぅ…♪
(ちなみに若様が無頓着なこともあり、パンツ泥棒は発覚すらしてません。お金もあるから替えなんていくらでもありますし)
そのまま舌をからめつつ、顔のほうを前後させてペニスをしごいてあげる。
「んぼ、んぽ、ぐっぼ、ずぶ、おごぉっ…♪」
「…ぅー」
あああ…のどの奥までおちんちんがきてるぅ…私ののど、若様に犯されてるみたいぃ…もっと、もっとお…
―その時。
「―んん…?なんか、股間が生ぬるい…?」
「―ん゛むぅ!?(わ、若様!?ど、どうして!?魔法の効きが弱かったのですか!?)」
「…ってぇ!?り、リーネさん貴女何やって―」
あ、ちょっとまっていまそんなきゅうにおきあがったら
―ごりゅりゅりゅっ。
ちん ぽ が のどの すごい おく に はい ってる か ら
「っ、うお、おおおおおお!?」
どぴゅ、どくん、どくどくっ…
「っっ〜〜〜〜〜〜〜〜♪」
あひ、すごい、しょくどー、ばかみたい、せーえきが、いに、じかに ながれこん、でる
あ、らめ、いしき、が、とん、じゃ、―あぅっ♪
「っはぁ、はあ、はー…り、リーネさん!ちょっとこれどういうことですか!」
「…っ♪……っ♪」びくん、びくん。
「リーネさん?寝たふりなんかでごまかされませんよ?聞いてるんですか!?」
「…………けぷ、ぁ♪」ひく、ひく。
「いいですか、今日という今日はしっかりとそのセクハラ癖を改めていただいてですね―」
「ぁ…ぁ…んぇ♪」ぴくん。
―その頃、寝室前の廊下。
「あ、そういえばご主人様の身の安全のため、我流だが護符をつくってお渡ししておいたのだ」
「へー。どんな効果なんだ?」
「うむ、主に精神に作用する魔法に対し、いくらかの抵抗力を得る…まあ簡単なものだから、完全に防げるかは怪しいが」
「ふーん、まあねえよりゃましだろ。…しっかし、リーネのやつおせえなあ…」
「ああ…」

366 :
以上になります。
エロが薄くてごめんなさい…これが精一杯なんですorz

367 :
>>366
一番槍GJ!
リクエストしてみるものだなぁ・・・ありがてぇ。

368 :
誤字訂正
E
×まずは弱い催眠魔法をかけて眠りを浅くしてから…
○まずは弱い催眠魔法をかけて眠りを深くしてから…
浅くしてどうすんだorz

369 :
保守

370 :
俺もちょっと気になってたw
眠りを深くしすぎると反射で唾液飲み込まなくなって窒息するのか?みたいな
勝手な補完してたわw

371 :
保守

372 :
救済

373 :
 
飛行機の発明から宇宙開発まで
http://ichiba.geocities.jp/gbsg0309/0204/47/307.html
全て、日本が裏から支配していた。
「金」の力は偉大だ。

374 :
あげ

375 :
http://www.locodol.net/ranking/
下位の奴ら助けてやってくれ不憫だ

376 :
現代の銭形平次

377 :
財的救済

378 :
保守

379 :


380 :
ほしゅ

381 :
神はまだか

382 :
舞台は近代で命を助けた貧しい4姉妹やその母親(未亡人)を
屋敷のメイドとして雇った善良な青年実業家(父が急した直後)が
経済面以上に精神面さらには肉体面で彼女達に依存されていくのがメインで
他の登場人物は青年の継母やその連れ子、幼なじみなメイド、30代処女なメイド長、
高慢な婚約者、父のの真相を知る謎の美女とかいるけどベタ過ぎるなあ

383 :


384 :


385 :
moonbuyの人…続きが読みたいとです… もう何年…まって…(震え声

386 :2013/07/31
保守
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