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2013年01月エロパロ495: 【痴女】淫乱な女の子でエロパロ・4【絶倫】 (131) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【痴女】淫乱な女の子でエロパロ・4【絶倫】


1 :2011/08/19 〜 最終レス :2012/12/06
ここは淫乱な女の子のSSで乱れるスレです。(実質3スレ目です)
淫乱ならなんでもよし。
ビッチにするも、絶倫の彼氏と壮絶プレイをするも、童貞狩りするも、
とにかく淫らでエロい女の子を自由に書いて下さい。
凌辱、スカ、鬱、NTRなど、特殊なシチュも大歓迎。
ちょっと人を選ぶかな……と思うシチュでも、注意書きをつければ何でもOKです。
前スレ
【痴女】淫乱な女の子でエロパロ・3【絶倫】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1236449416/
過去スレ
【痴女】淫乱な女の子でエロパロ【絶倫】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196538373/
#淫乱/変態/痴女のSSを書こう#
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1138909626/

2 :
ぬるぽ女

3 :
>>3
ガッ女

4 :
orz

5 :
「あっああ出ちゃう!出ちゃいます!」
「あははっ!これで絶倫のつもりだったの?ぬるぽ。」

6 :
ガッ

7 :
新作映画、痴女と童貞男達

8 :
とりあえず保管庫
ttp://www40.atwiki.jp/bitchgirls/

9 :
誰も言ってないけど>>1

10 :
保管庫見たけどたくさんあるんだなー。
これは読んでおけっていうのある?

11 :
 新スレ>>1さん乙です。
 約束通り、エロばっかりの、今度は正真正銘新作を投下します。
 属性:人妻(腹黒)、童貞、風呂場(?)

12 :
堕ちる夏
 暑い夏は、思考しないほうがいい。まともに働かない頭に仕事を
させるほうがおかしい。
 体調をやっと維持できる中、難しいことは考えられない。
 だから、ただの生き物になる。
 ただ、悦楽の行為にふける。キモチイイことの虜になればいい。
 もう、欲望にからめとられたほうがいいに決まってる。
 じゅぼっ、じゅぼっ、ぐちゅぅ……
 午前なのにすでに蒸し暑い。開け放っている窓が多いのに、風が
通らない。
 淀んだ空気にまとわりつかれて、あたしは少年のペニスを頬張っていた。
 固い。熱い。瑞々しい。
 青い匂い。男だけれど、どこか熟さない植物の香り。
「はあ、あ……ああ! ……すごいです。水野さん!」
 取り繕うこともできずに、素直に欲望の虜になっている少年。
 そうよ。それでいいの。気持ちよくなりなさいな。
 
 不条理、姦淫、不道徳。
 そんな言葉がくるくる回り、そのただ中でも口の動きは止められない。
 牡が欲しい。体内にとりこんでしまいたい。
 興奮と、嗜虐と、本能。
 そこにカラダを委ねてしまえばいいの。考えちゃいけないの。
  
 含んだつるつるの先を最高に速い動きで舐める。上目づかいで少年にも
見せつける。
「うわ……ぐ……それじゃ……出ちゃう」
「だぁめ。だらしないこと言わないの」
 ラバー張りのダイニングチェアーに下半身裸で座る俊(しゅん)は情け
ない顔で、あたしを見下す。弱音を吐く割に、タンクトップのあたしの胸
元の谷間から目を外さない。
 舌を触れさせながら、竿の横を降りて行き、すっかりたくまった袋へ。
 そのまま、全体を軽く舐めるとキュッと縮まり、うごめく。
 そこからおもむろに、ねちっこく、中のボールを舌で弄ぶ。
「すげ……キモチイイ……です……」

13 :
◆  ◆  ◆
その訳は? と他人に訊かれたとすれば、力なく歩く近所の俊が可哀そう
だったから。
 ここは山間の小さな町。
 俊はこの近所の高校の野球部の名手……だった。
 先週の県予選の決勝で、彼は落胆の対象になった。
 打ち取ったはずのゴロで俊がまさかのトンネル。外野に転がるボールが
戻る前に逆転サヨナラのランナーが駆け抜けたのだ。
 初めての甲子園出場かと地元の盛り上がりはすごかった。まだ決まっても
いないのに応援の申し込み・寄付の回覧板、くす玉、商店街の飾り付け……
 この地に来て1年足らずの私も、毎朝あいさつしてくる俊を清々しく、快く
思っていたところだった。
 俊は家に閉じこもっていたらしい。毎朝明るく礼儀正しく挨拶する俊を見
かけなくなり、気がかりになっていたところだった。
「おはよ、宮島君」
 何もなかったような口調。さりげなさを全面に。
 家の前を掃き清めていた私は、たまたま家の前を通る俊に声をかけた。
 スポーツ刈りの顔は見事に焼けているが表情はそぐわないくらいに暗い。
濃い緑色のTシャツから伸びるこれ以上日焼けできない腕、茶色のカーゴ
パンツの逞しいふくらはぎは、ユニフォームで隠れるのだろう対照的に白い。
「……おはよっす」
 礼儀正しさは抜けないけれど、今までの生気は抜けてしまっている。
 切れ長の目。あたしに声をかけられ反射的に伏せた目。色のない瞳。
 元気ないのね。無理もないわ。地元の期待をどん底に落としたのだから。
 だから、思い出させてあげる。
「今日、部活行かないの? 休み?」
 何も知らないかのような微笑も添えて。言葉の内容とのギャップに交互
に動揺する少年。
 それがとてもたまらない。
「いや、部活、引退しましたから……」
「引退って……え?!……あ!……あ、あたし、しばらく県外に出てて」
 知らないふりで、うろたえるふり。
 ーー楽しすぎ。

14 :
 すまなそうな顔と、明るいお姉さん顔を浮かべて、俊の手をとった。
 日焼けの手、と紫外線に気をつけ続けた手。それが重なると、俊はあたしを熱く
見た。それから可笑しいくらい照れて目をそらした。
 俊が言うには、手をとった時の笑顔がとても良かったって。
 あら、ごめんね、つい出ちゃった。
 あたしの場合、憐みの笑顔ほど綺麗に出るものはないの。
 その瞬間、体の奥で、疼くものを感じる。
 
 ーーこの子を、今、自分の良いようにしたい
 どろどろと、熱い何かに、頭の中が占領されていく。
 手のひらに乗せて、人差指ではじくほどにたやすく操りたい。
 子犬のようにすがりつく、その目を突いてから、抱きしめたい。
 俊のカラダを見つめる。
 胸は広いのにウエストはシュッと引き締まって。
 いいお尻してる。ぴんと上がっていて、いかにもバネがありそう。
 ーーこの子、欲しい
「ね、お詫びに上がって行ってよ。暑いから麦茶でもどう?」
 少年の家まで歩いて4,5分なのに、家に誘い込む。まんざらでもない
俊は、おめおめとついてくる。 
 季節は夏で、あたしの服装は白のタンクトップと太ももがあらわなデニム
パンツだったから。
 ことに上半身は露骨なほどに下着の線も見えていたから。
 主人が出張して1か月になっていたから。
 オトコに飢えていたから。
 理性はとろけていたから。
 本当の訳は、この子と滅茶苦茶にセックスしたかっただけ。

15 :
◆  ◆  ◆
 
 口を離す。ペニスの先とあたしの舌に伸びるきらきらした糸は、大部分
が俊の欲情の証し。
 キッチンにかけてあるタオルで、俊の手を後ろで縛った。抵抗すること
もなく、ただ息を荒くしている少年のペット化の第1段階。
「……何、するんですか」
 半ば夢うつつのような顔をあげた。あたしは、口の端を手の甲でぬぐい、
聖母のような笑みで答える。
「プレイよ。プ・レ・イ。興奮するんだから」
 あたしがね。なすすべもなく、痴態をさらす少年を、今、ここで見たいの。
 指で汗みずくになったTシャツをお腹からはがすようにして、その裾を
めくって俊のスポーツ刈りにかぶせた。
「うわっ……なに……」
 うろたえるのを無視して、鍛えこんで深く切れ込んだ筋肉を見る。
「……すごい。鍛えてるのね……」
 盛り上がった胸。脂肪ではなく、筋肉に乗って尖っているその先端。
 舌で弾いた。
「わっ!……あっ……」
 男のくせに、舌のひと撫でひと撫でに律義に跳ねる。
 じゃあ、と塩辛いそこを、含んだり、吸ったり、あま噛みしたり。
「うぉ……あっ……やめて、よ……」
 逃げようとすれば、元気な高校生なら逃げられるのに、乳首と下半身を
ギンギンにして喘いでいる。
 ちょっと前まで悲劇のヒーローぶっていたくせに。
 蒼い顔して、近所も歩けなかったくせに。
 バカみたいにさかって、悦に入って声あげてる。
 なんだか、ちょっとムカついた。
 だから、あたしは下着だけの姿になった。
  

16 :
「ね、俊君、あたし、今、服脱いで下着だけなのぉ」
 耳に唇を寄せて囁く。
「この下着を、あなたの口で取ってよ。そのままの格好で」
「え……?」
 興奮といきなりの提案で、何を言われたか判らなかったらしい。だから
耳に口を押しつけて、その襞をさするように、
「口で下着をとってごらんなさいよ。まずブラのホックを外すの」
 と、フロントホックのブラジャーの谷間に、俊の口を埋めさせた。見えない
中でEカップの胸に押しつけられて、それでも口が動いてホックを探っている。
 必になってる。ふふ……
 すでに口の部分のTシャツは俊の唾液で、色が変わっている。うまくいかな
い。焦れているのがわかる。
 だからなのか、俊は頬や鼻の位置で、あたしの乳房の大きさや柔らかさを
確かめ始めた。一番高い位置を何度も押してくる。
「何してるの。外さないと、終わりにしちゃうぞ」
 頭を抱きしめてやる。すると俊は再びホック外しに没頭し始めた。
 異常な鼻息。濡れた布に包まれての息苦しさと、獣のような興奮。
 そこにあるものを味わえず、バカげたゲームをさせられている。
 数分たって、とうとうホックを挟んで、外した。
「ホックは外れたからぁ……ブラをくわえたままでいてよ」
 忠実な飼い犬になった俊は、ブラの端をくわえてじっとしている。
 なんて間抜けな姿なの!
 吹き出しそうになる。下半身丸出しにして勃起させ、手を縛られ、上半身の
乳首をてらてらと光らせて、Tシャツをかぶって、ブラをくわえている少年。
 ぞくぞくする。あたしの色香に負けて、こんな無様なことをしている少年が
いることに、体の奥が熱くなる。
 恥ずかしいくらい、濡れてる……
 少し生臭い匂い。俊はそれに気が付いているかもしれない。
 とってもHな気分なのを隠せない。
 あたしは、あたしを墜とす。
「さ、今度は口で下の下着もとってぇ……」
 背中を俊に近づけて、ガチンガチンの肉の塊に、お尻を押しつけた。
 俊は、ブラを床に落とした。それから、まず汗ばんだ胸をあたしの背中に
押しつけて、うなじの匂いを嗅いだ。
 口を肩口に押しつける。
 そこから、背骨に沿って、顔を下へ下へと落としていく。
「……あ……うん……」
 ちょっと、いい。もともと背中を撫でられるのは好きだから、声が出てしまう。
 顔は、腰を過ぎてから下着のゴムの所で止まって、それをさっきの要領でくわ
えた。
 下される。お尻が外気に触れる。蒸れた匂いが高まる。
 ーーーその瞬間。
「きゃあ!」
 あたしは、背中から体当たりをされて、フローリングに倒された。

17 :
 俊はうつぶせのあたしに覆いかぶさった。その上で、上半身をくねらせている。
手を縛ったタオルを取ろうとしている。
「くっ……くっそ……取れねえ!」
「……! ……あぅ……」
 ずり下げたあたしの下着に、しっかり俊の熱いものが埋まっている。その勢い
で再び下着が上がり、俊は気づいていないようだが、その先端は、すっかり準備
されている肉芽に、ともすれば布越しに擦れる。
 焦れている俊。汗に濡れたタオルは思いのほか容易にとれない。あまりにも
進展が見られないと思ったのか、体の動きが止まった。
「はあ、はあ、はあ……あ、チンポが水野さんに……」
 その体勢に気づいた俊は、手っ取り早く欲望を満足することにしたらしい。
 一番深く埋まるような角度にすると、私めがけて腰を突いた。
「……あん……あ……」
 にゅちゅ、ちょぷ……と音がする。布地はクリトリスも周りの襞も道連れに
して、俊の動きで刺激する。
 試し試しだったその動きは、確信めいた律動に変わる。
 やだ、気持ちいい…… 
 声がでちゃう。
「あ……あん……いやあ……あぅ……やん……」
「水野さん、水野さん! ……すげえよ! ……うわ、はあ、はあ……」
 フローリングの床と汗で、徐々に滑って頭の方にずれていく。逃がさないように、
それを続けようとする少年。
 すごい、熱情。若い性。
 とうとう、壁に頭が当たり、あたしは逃げられなくなった。
「やあ……あ、あ、あ、あ! ……あん!」
 これ以上にないスピードの動き。最後の高まりに俊は声を上げた。
「うわあ! ……ああっ! ああっ!……」
 熱い。ショーツの布を何度も打つ液。あたしの秘所の表面をベトベト
にして、俊の熱い塊は、お尻の上でまだ脈動している。 
 男はバカだわ。
 所詮は射精すればいい動物だもの。
 女のパンツに出すことを選んだ若い男は、もう私の手中に入っている。
 俊、あなたは、私が遊んであげる。
 熊に蜜を与えるように、薬漬けにするように。
 ずっと忘れられなくしてあげる。

18 :

俊は興奮しきった呼吸を止められないらしい。
 ベトベトの汗と、お互いの欲の液とが綯い交ぜになった空間で、息の音は
異常な空気をさらに高めている。
 私は、上に乗って脱力した俊を払いのけて、寝そべったまま訊いた。
「少しは落ち着いたの?」
「はあ、はあ……ん、俺、なんだか……すみません! ……はあっ、はあ!」
 うつぶせで激しい息遣い。少年にはきつかったかもしれない。
「あなた、童貞なの?」
 簡単に理性を捨て去った俊を、軽く責める。
「はあ……はあ……」
 床に目をおとす。必の形相で、真っ赤な顔をさらに赤くして、
「…………………………童貞っす」
「やっぱりね」
 つまらない質問だったけど、これを自らの口で答えさせるのは、なかなか
良かった。
 でも、私も満足したいの。 自分だけ気持ち良くなるなんて許さない。
 私は、腹ばいの俊の腰に跨った。全体重で乗ると俊は声を上げた。
「うわっ、チンポが、チンポがつぶれて、痛ぇ!」
「喚くんじゃないよ! エロ野球バカがっ!!」
「……!?」
 今まで優しげな近所のお姉さんが、こんな暴言を浴びせるとは思わなかった
ようで、俊はたじろいでいる。
 −−たまんないわ。
 私は俊の背中に、乳房を乗せた。そして、耳の横に唇を寄せて優しく
甘く囁いた。
「エッチ、したいの?」
 俊は叱責に身を固くしていたが、意識を取り戻したように答えた。
「し、したい! いえ、したいです!」
「なら、約束してくれる?」
 俊に熱い息を耳に吹きかけた。
「あたしとのことは絶対内緒。あと、あたしに逆らわない。いい?」
「はい! 約束します!」
 いい返事。犬はこうでなくっちゃ。それしか取り得がないんだから。

19 :
 今日はここまで。明日に続きを投下します。

20 :
おあずけか…

21 :
 それでは、続きをうpします。

22 :
◆  ◆  ◆
 こんなの中に出されたら、一発で妊娠しそう……
 さっき出された下着の精液は、長く太い筋が幾筋も、そしてクロッチ部
に大きな円の粘りがこびりついていた。
 洗面台の水を出すと、俊の体液を洗う。だいたい洗い流すと、水をためて、
そこにブラとショーツをつけ込んだ。
 俊は、この横の風呂場でシャワーを浴びている。
「シャワーを浴びててよ。でもあなたの家の人にバレるから、シャンプー
とかソープとか使っちゃだめ」
 そう言って、風呂場に入れた。
 汗まみれの俊の服。それを全部、洗剤をセットせずに全自動の洗濯機に
入れてスイッチをオン。
 それから、洗面台の鏡の横の右の開き戸を開いた。
 その一番上にあるピルケースを振った。カラカラと2,3のアフターピル
が入っていることを確かめた。
 映っているあたしの全裸。白い肌にしっとりと汗で艶めいている。体がも
う止められなくなっている。表情には狂気にも似た艶がほの見える。
 自分で見ても、どうしようもなく美しく、オンナな姿。
 あたしは策略通り、そのまま俊がいる風呂場に入った。
「わああっ!」
 俊は、まさかシャワー中に入ってくるとは思わなかったらしい。見開いた
目が動揺を隠しきれない。とっさに股間を手で隠した。
 いい表情! さっきの獣のような息遣いと凄いギャップだよ。
「ふふ。あたしも体がベトベトなの」
 いたずらっぽく笑う。
 昼間のクリーム色のタイルの風呂場はとても明るい。俊の引き締まって
日に焼けた体も、あたしの真っ白で柔らかなラインの肢体も、しっかり鮮
やかに見える。
 洗い場は1畳に満たない。とても二人の距離が近い。
 どうすれば、俊を困らせ、いやらしくさせられるかな?
 あたしは少し考えてから、ほんのりと恥じらいを込めて尋ねた。
「……一番ベトベトしてるところ、わかる?」
「え?……」

23 :
 大人の男なら、まずいやらしい想像をして、にやけながら指をさし向けて
くるだろう。
 この少年はたじろぐだけ。けれど、小声で答える。
「女の人って……その……あそこが濡れるんですよね?」
「あそこって、どこ?」
「あの……その……股のとこの……」
「どう? その手で一つ一つ確かめてみない? ……まずは顔から……」
 あたしは俊の両手を取って、あたしの頬に触れさせた。
 隠されていたものは、すでにビクンビクンと息づいている。
 顔から、喉元、鎖骨、肩口……
 俊は、あたしの手を外し、いきなり乳房を揉んできた。
「……あ……どう? べとべとしてるの?」
「べとべとっていうか、すべすべ、です」
 指が埋まる感触を無遠慮に楽しむ少年は、口からさかんに呼吸をしている。
 指の先をその頂に突き刺して、動かしてきた。
「……あん……あっ……だめぇ」
 あたしのあおるようなわざとらしい声に、俊はきらきらした目で、やわらかさ
に夢中になっている。
「しゃぶって、みて……」
 その声に躊躇なく紅い蕾に吸いついて、唇で先端を甘噛みする。そこを舌で
左右に舐めた。
“あ、ちょっと、今のいい”
 まぐれの愛撫を受け流して、あたしは空いている俊の手をつかみ、下へ導いた。
 初めて触るであろう女の肉の部分に当てて、指の上から指で圧した。
「あっ! 水野さん、ぐちょぐちょで熱い……」
 心底驚いた顔で感想を報告する少年は、ますますあたししか考えられなくなっ
てる。上手に片手で胸を触り、片手で秘所をまさぐる器用なことは童貞にはでき
ない。ただ遮二無二自分の欲望をぶつけてくる。血走った目で、あたしという
女を凝視している。
 欲しくなってきた。でも、もう少し、あたしはあたしを焦らす。焦らされた後
のご褒美は格別なのを知ってるから。
「俊君、とても上手。それじゃ、もっといいこと教えてあげるから」

24 :
 
 あたしはバスタブの縁に腰掛けた。
 目の前には、さっき大量にほとばしったことを忘れたかのように、上に向けて
ビクつく俊の獣じみたもの。
 欲しいものを目の前に、気づかれることなく、あたしはほほ笑みかけた。
「俊君、さっきあたしが舐めてあげた時、気持ち良かったでしょ?」
 俊は、あたしを見下ろして、こくんと頷いた。子供っぽくてかわいい。
「女もおんなじで、ペロペロされると、気持ちいいの……わかるでしょ?」
 あたしは、脚を開く。ゆっくりと少し腰をよじって、俊の目を見据えながら。
 両手で開く。明るい中、少年の前で、どろどろに蕩けているところを見せつけ
た。
 我を忘れた牡は、瞬時に四つん這いの体勢になって、複雑な花びらに吸いつい
た。
「……うあっ……あはぁ……はあっ!」
 少年はところかまわず吸う。襞も、期待にしこった芽も、指先も、愛液が湧き
出る泉も。
 ちゅぼっ、じゅぶっ、じゅっじゅっじゅっ、じゅじゅじゅーっ
 すする音が、風呂場に響く。粘膜を震わして、あたしをきわどく追いつめる。
「……ああっ! ……んっ……んっ……すっごい……あっ!」
「……はぁ! はぁっ! なんか、しょっぱくて、ぬるぬるしてて……」
 テクニックなんてものはなく、ただ遮二無二がっついてくる少年のスポーツ刈
りを両手に収めた。頭全体を撫で回す。短い髪の毛が手のひらを刺激して、その
感触もクセになる。
「はあ、はあ……ね、指……入れて……えっちな液が、出てるとこ……」
 あたし、トびそうになってる。童貞に無茶苦茶にされ嬉しがってる。
 そんな自分のあられもない姿に、背筋(せすじ)がぞくぞくする。
 俊は自分で女の柔襞を開くと、無遠慮にぬるみの中に、人差指を挿し入れた。
「あ……あ……その入り口を……いじって」
 素直に円を描いて、まわりの壁をなぞってる。じんじんと快楽が広がり、思
わず歯を食いしばる。
「くっ! ……ふっ! ……あぅっ!」
 でもだめ、腰が砕けそう。あたしはバスタブに手をついて、背を反らした。 
「はあ! ……ああ! ……あん! あああん!」
「うわ、ぱくぱくして、吸いついて、ぞろぞろしてて、すげえ!」
 勝手に指を奥にくぐらせる少年。好奇心旺盛なきらきら目は、あたしの性器
で遊んでいるかのようで。
「くぅ! ……やだ! ……やだ、ずぼずぼ……あああっ!」
 おもちゃにされているあたし。さっきまで俊を手玉に取っていたあたしは、
指一本でとろとろにされていく。

25 :

「もう、いいでしょ。俊のちょうだい……」
 今、あたしは、どうしようもなく、メス。
 男を迎え入れたいメス。 
 あたしは、かろうじてバスタブから立ち上がり、火照りきった体をタイルの
壁にもたせかけた。そして、片脚を真横に持ち上げて手で支え、もう片手で女
の奥を開いた。
 俊は抱きついてきた。それから上がった脚を支えて、すばやく先端をすぼまり
に狙いをつけた。
「あ、避妊……」
 俊が思い出したようにつぶやくと、あたしは、両手で頭を引き寄せてキスを
した。面喰った少年の唇をほどき、舌を滑り込ませた。しばらくはあたしのなすが
ままだったが、動きを真似て、舌をからませ、躍らせた。
 粘膜と粘膜がからむキスをされながらのセックスほど、体がしびれるものは
ないのだけど、俊はキスに応じるのがやっとだ。
 まったく。焦れるじゃない。
 あたしは、鉄のように固い茎の部分を掴むと、先端のずる剥けの部分をだらし
なく蜜を垂らす泉にキスさせた。
「なあんにも、考えられなくしてあげる……」
 その言葉に、俊は目の色を濁らせた。若い性欲そのままに、一気に熱い分身
を埋め込んできた。
 ずるぅぅぅぅぅ……
「あああっ…………」
 あたしの中の形が変わってる。容積にモノを言わせるのでなく、堅いものが
有無を言わさず、中の肉をひずませていく。
 ずぐっ ずんっ!
「……はあっ……ああっ……奥……ぐりっと、されてる」
「ああ、あったけえ。……なんかぐにぐに動いてる……あ、きゅっと締まった」
 あけすけにあたしの中の感想をうわごとのようにつぶやく。
「……ねえ俊、あたし、気持ちいい?」
「はい、水野さんのここ、すっげえちんぽ、包んでます」
「こっから先、まんこバカになってね……」
 もう一度抱きしめて、耳元で囁いた。
「あたしも……ちんぽバカになるから……」

26 :

「ああっ! ああっ! ふぁ! ああっ! ……むうっ! んっ! むあっ!」
 体力にあかせての突き上げられる肉棒が、あたしの中を往復する。いや、
あたしの底をこじり開けようと、力をためてから飛び込んでくるような動きの
連続。
 決して滑らかな動きではないけど、あたしというオンナを求める本能。少年
の不器用な挿入に、愚かなくらいあたしは酔っていた。
 オトコの唇が欲しくてたまらない。
「ああっ! ……ね、俊キス……して……キスを……」
 俊からしてくる初めてのキスは、舌であたしの唇を舐めてきた。あたしは
それに舌で応え、口の外で舌同士がぶつかり合った。やがて、二人の口の中
で互いの唾液の海で泳いだ。
 ぱんっ! ぱんっ! ちょっ! ぷちょ! ぐちゅ! じゅぶ!
 俊があたしの体に打ち付ける音、あたしの溢れる液のはぜる音、無思考の
中で行われる淫猥な口の音。
 この風呂場に響く音は、いやらしいものしかない。
 それに、二人の体臭と、汗と、もっとも接触した部分からの匂いは、互い
の熱を嫌がおうにも高めてしまう。
「……ぷはっ! ……あっ! ……あ、あ、ああっ……ああっ!」
「すっげえ、奥に吸いこんでる!」 
 口づけも苦しい。本当にんでしまいそうなほど、あたしは追いつめられ
てきた。それほどに力ずくで犯されている。あまりに強い腰の突きに、床に
ついていた足が時たま浮くほどに。
 立って、られない。
「はあっ……ね、ねえ俊……仰向けになって。あたしが上になる」

27 :
 今日はここまで。明日がラストです。

28 :
なんという生し
ちんぽ握りながら待ってる

29 :
すごいエロいとしか言いようがない。
てか俊と一緒に遊ばれる俺たちマジ牡犬

30 :
 続き、投下します。

31 :
 一瞬何を言われたのかわからない感じの俊は、少し名残惜しそうに、あた
しの中から引き抜いた。そして、様々なものに濡れた床に膝を立てて寝そべ
った。それでもう床はいっぱいいっぱい。
 汗だくの俊。もし布団でシてたら、シーツどころか中綿まで汗で沁み渡って
たろうから、風呂場でのセックスは正解だった。
 好き放題あたしを蹂躙した赤黒いものは、白いクリームをべっとりつけた
まま、お腹の上に張り付いて脈を打っている。
 その上にまたがった。カチカチの肉を後ろ手で持ち上げて、あたしが欲し
いところにあてがってから、そのまま腰を落とした。
 ああ、一気に埋まっていく!
「ああああん! ……はあ ……はあ ……俊の、ガチガチ……」
「……水野さん、俺のこと、『俊』って呼んでる」
 あ、ほんとだ。もう、こんなに体を重ねていて、互いの性器でよがって
いるんだから、もう、『俊君」なんて呼べない。
「水野さんって、名前なんていうんでしたっけ?」
 充血してふくらんだ乳りんを弄り、すっかりしこった乳首の先端をつまむ
俊。
「あんっ ……あたし、香織(かおり)……」
 可笑しい。今頃名前を教えてる。あたしも、それほど余裕がなかったんだ。
「名前可愛いいのに、こんなにやらしいなんて」
「あら、可愛いのは名前だけ?」
「いえ、香織さんは、セクシーで、綺麗でかわいいです」
 悪い気はしない。ーー正直、嬉しさと満足感。例えピロートークだとしても。
「あたし、動くから……」
 膝を立て、ペニスの長さに合わせての上下動。入る時も抜くときも目が眩む
快淫感。
「ああっ! んはあっ! はっ! ……んあっ! んっ」
「ちんぽ締める襞が、はみ出してる!」
 結合部分が丸見えで、その淫猥な光景に喜びを隠しきれない俊。
「香織さん、ぬるぬるで気持ちいい!」
 男のくせに、目をつむってのけぞって。童貞が生で女の淫らな肉に呑まれて
恥ずかしい言葉を口走っている。
あたしは、自分の片手でクリトリスを撫でつけた。一段と強く俊を締め上げ
たはず。
「……あたしの……おまんこ……あんっ うんっ ……好き?」
「ああっ! ああっ! 締まる! 香織さんの、好きだぁ!」
 胸が鷲掴まれてる。指の跡で紅く細く染まってる。
 あたしは、俊の唇を襲う。そのまま、唾液は舌を伝って流れこんでいく。
 野球少年の締まった肉体を抱きしめながら、腰だけを激しく上下に振り続け
た。抜くときに締めつけて、ちょうど陰茎をしごくように。
「ああっ! 香織さん気持ち良すぎ! 中のひだひだ……ああっ!」 
 しばらくすると、胸を触っていた俊の手は、爪が立たないのに床のタイルを
かいていた。
 切なそうな顔と呼吸。俊は、それほどもう切羽詰まっていた。
「うわっ! 出るっ出るっ! 香織さん!」
 突然、あたしの体を持ち上げるほど、反射的に体をのけ反らせた。
「いいよっ! 出していいよっ! 中でいいからっ!」
「うわっ!」
「あああんっ!」
 お腹の中の温かさ。胎内の奥の奥にはまって、律動する堅い茎がすごい強さ
で体液を吹き出していた。

32 :

「ふふっ すっごい出てたね……」
 あたしは、上気して目がうつろの少年に微笑んで、ついでに米粒のような乳
首を指の腹でこねた。
 まだ、あたしの内臓の中で精液と愛液で溺れながら息づくモノ。
 今日、この短時間で2回も爆発していながら、それでも萎えないモノ。
「ね、あたし、そんなに良かった?」
 さすがに汗が吹き出て、頬に張り付いた髪を取りながら、聞いてみる。
 唾を飲み込み、息を整えながら、俊はやっと口を開いた。
「中の襞が、ちんぽをくるんでて、ぎゅんぎゅん絞るから……」
「ふふふ……まんこバカになれた?」
「俺、香織さんのまんこのためなら、なんでもやる」
 ああ、罪作りなことしちゃったかな?
 童貞に生で入れさせて、エロエロに締めつけて中出しさせちゃうなんて。
 しかも、ただでさえ、いやらしいことでいっぱいの学生の頭をまんこバカ
にしちゃった。
 でも、いいや。目的はセックス一択だったんだから。
「まだ、堅いよ。……今度は、あたしをイかせて」
「できるかな? それに、疲れてきて……」
「大丈夫よ。運動部で体力はあるんでしょ?」
 あたしは、俊の耳に口づけながら囁いた。
「あたしの、弱いところ、教えちゃうから……」

33 :

 あたしは立ち上がると、寝そべったままの俊にお尻を向けた。そこから片
方の膝だけ床につけて、ぐちょぐちょで節くれたものを手で欲深い蜜壺に
誘(いざな)った。
「ああああんっ!」
 表裏が違うだけで、感触がだいぶ違う。これはこれでいいのだけど。
 でも、もっと、自分を墜していく。
「俊、あたしの背中……両手で支えてて」
 俊が肩甲骨のあたりに両手が当てられるのを確かめてから、つながったまま
俊の方に徐々に体を預けた。お尻、腰、背中……。ついには、俊の顔の隣に、
あたしの頭が来た。俊の体の上に、裏返しで乗っかった格好。
「ね、はずれないように、ゆっくりでいいから、腰を動かして……」
 慎重に動き始める。ゆらゆらとした前後動で、じれったさも感じる緩さ。
 あたしは、その動きに合わせて、腰をずらし、少し深く入ったときに、
「ああっ! そこっ! そこが、いいとこなのぉ!」
 強くされていないのに、わずかなストロークで、もう腰が砕けそうになる。
「わかる?! ……その、先っちょの、擦れてるとこ……ああん!」
「ここで揺するといいんだ、香織さんは?」
「そう! ああん! そう……なのぉ! …………ああ?!」
 あたしのスイートスポットがわかって、暴発の危険も減って、少年らしか
らぬ余裕が生まれた。あたしの指示を待たずに、早い振幅を見舞ってきた。
「あ! あ! あ! ……くぅ、ぐっ! ……あはぁ! ああっ!」
 両手が下から伸びてきて、前後にぶるんぶるん揺れている乳房を捕まえた。
好き放題に揉みしだき、指を埋め込んでいる。
「ああっ! だ、だめぇ! すご……すごい……ああああん!」
 ぐぼっ! ぼちゅ! ぶぼっ! ぶぷっ!
 どうしようもなく恥ずかしい音がしてる。空気が入って震える襞。
「やっ! ちょっと、止めてよぉ! 恥ずかしいから!」
俊はそれを無視して、手をお腹、下腹部に滑らせ、さかんに往復している
部分の上の固い芽を、指でつぶした。さっき、あたしがやったことを真似し
たらしい。
「やああああっ! ああっ! あうっ! ……くうううんっ!」
 体をよじらさずにいられない。快感に耐えるために指を咥えずにいられな
い。たまらず、胸にある俊の手首を無意味に掴んでいた。
 意識に、もやがかかっていく。男から送りこまれる熱を伴った情欲から、
容赦ない痺れが、体中に広がる。
 追い打ちをかけるように、男は腰の動きを痙攣のような細かい動きに変え
た。数倍の頻度でピンポイントを責められて、あたしは一気に、簡単に、
昇りつめた。
「ふっ! うっ! うううっ! ……キちゃう! ひゃあっ! あっ……」
 伸びてしまう脚。弾みでタイルの壁を蹴っていた。
「くっ! ………………ふぅっ! ………………はぁ! はぁ! はぁ!」
 ああ、これ! これがほしかったの!
 なんにも、かんがえられないで、ふわふわと、ただよって。
 ーー頭が軽く痛むくらいの絶頂。体、いうことが利かない。

34 :
 
「香織、すごい、きゅって、締まってた! イったんでしょ? セックス
っておもしれー!」
 嬉々として俊は耳元で聞いてくる。追いつめたと勘付いてなお、胸を触り
結合部をまさぐっている。
「はぁ……はぁ……はぁ…………俊! ちょっと、触んないで!」
 果てた後の強すぎる愛撫にイライラした。それと心地よさに浸りたい気分
を台無しにするような無邪気すぎる言葉。
 経験のない少年に、見事なくらいに追いつめられた口惜しさもあった。
 俊は、あたしの機嫌を損ねたと気づき、それ以上のいたずらをやめ、何も
言わなくなった。
 息が整って、少しずつ体が元に戻ってくると、あたしは、俊の肉棒を触っ
た。信じられないくらいに固く、あたしの胎内をまだ侵略したがってる。
 あたしは俊の唇をせがんだ。濡れた粘膜を吸うだけで、甘い電気を受ける。
「あのね、女ってイった後は、何されるのもダメなの。体が動かせないし、
何にも考えられないの。触られるのもつらいの」
 教え諭すあたしの声を熱心に聴いている少年。さっき女を滅茶苦茶に追い
つめておきながら、子犬のようにしゅんとしてる。
 かわいい。バカなだけに、キュンとして。
 ムラムラとする。
 だから、今度は男根を抜いてまで向い合せになり、深くねっとりとした舌
の絡み合い。唇のすれ合い。直接的なお互いの味わい。
 キスも性交の一つなんだと、あらためて思い知らされる。
 あっ!
 さっき中に出されたものが、お尻を伝って流れ落ちているのがわかる。そ
の緩慢な滑りに、また、あたしの女が目覚め、熱くなる。
「俊……あたし、またシたくなっちゃった……」
 お湯もないのにムンとしている風呂場の中で、もう衝動は抑えられない。

35 :

「……んっ! ああああああんっ!」
 右を下にして寝そべったあたしの左の太ももに抱きつくようにして、俊は
こなれたあたしの中を進んだ。 
「簡単に入ってく……」
 相変わらず最初の一挿しを興味深げに見つめてる。惜しむかのように徐々
に埋めていく。あたしも気持ちいいけれど、俊も視覚で楽しんでいる。
「ふぅぅぅ…………あんっ!」
 一番奥で止まって、それで甘美な衝撃を受ける。素直なお腹と腰が、卑猥
にひくつく。
「……そのまま、左右に、腰……揺らして」
 ゆさゆさと動き始めると、埋め込んだやわらかい先と、行き止まりが、ぬめ
りの中、キスを始めた。
「ああああっ! ……いぃっ! …………い、い、ひぅ!」
 あられもない声が漏れてしまう。ぎゅっと目を閉じてしまい、涙がにじみ
出てしまう。
「……わかった?! はぁ!……一番奥! ……奥を!」
 自ら進んで弱点をさらして、息を絶え絶えになっている。バカになっちゃ
ってる。狂っちゃてる。
 当然、俊はあたしを責めにかかる。固く、熱く、届くもので襲いかかる。 
突いて、擦って、回して、圧して……
「ふぁん! ああん! ふぁめっ! ふぁめ! あっ! あっ! あっ!」
 『ダメ』が言えない。ろれつが回ってない。また、力が抜けちゃう。
 頭にタイルの壁が当たってる。逃げられない中、あたしは言いように少年
に生で犯されちゃってる。
「うわ、香織、また締まってきた!」
 目を薄く開けると、俊の顔も切なそうに、眉にしわが寄っている。
 そして、これまでにない、肉棒の頑強さ。
「あっ! あっ! あああああっ! ……………かはっ! ……はっ!」
 た易く、別の世界にトんだ。
 俊は、あたしの乱れた姿を見て、息の整うのを見計らうと、すぐさまピストン
にいそしむ。まるで、そんな機械のように。
「やああん! ちんぽバカ……になるぅ! う、う、う……」
 −−そうやって何度、快楽の淵に追いやられたか判らない。
 目尻から涙、口の端からよだれが止まらない。おびただしい濁った蜜は、お互
いの陰毛の奥に沁み渡っている。
 突かれている内臓の響きで、いつまでも高まっている。
 すっかり俊のものの形にされてる。
「香織、出る、うわっ、出るよ……」
「はぁっ はぁっ はぁっ!」
 何を言われてるのかわからない。どうされているのか、どうでもいい。
 あたしを無茶苦茶にしてぇ!
「…………うわあああっ! ……あああっ!」
「ああっ! …………はぁっ! ……はぁっ!」
 俊は震えると、若い精をあたしの胎内に注ぎ込んだ。
 そのまま、あたしに突っ伏すと、キスを求めてきたので、物憂げに応じた。
 飽きるほど舌を吸ったころに、とうとう陰茎は力を無くしてあたしの中から
こぼれおちた。
 二人して、膝を痙攣させている。あたしの中から、今の二人のように溶けあった
粘液が漏れている。
「……ああ」
 思わずため息が漏れた。
 タイルの冷たさが気持ちいい。
 気だるくて、起き上がれないのも気持ちいい。
 今のあたしは、もう、何にも必要なものがなかった。

36 :
◆  ◆  ◆
 俊と抱き合ってから4日後。
「じゃ、忘れ物は無いよな」
「うん!」 
 あたしは主人が運転するハイブリッドのセダンの助手席に乗り込んだ。
 夫婦二人の荷物を乗せたトラックが後からついてくる。
 もう6度目の転勤。慣れてしまったが、やはり多いと思う。
「あーあ、今度はどこだっけ?」
「○○市だよ。工場の移転があってさ……」
 体が大きくて、熊みたいな主人は、人望が厚い。つい頼まれて仕事を引き受け
ちゃう。……そんなところと、抱きしめがいのある体が好き。
 それで、鈍感で、あんまり拘束しなくて、あたしに全く疑いを持たないのは、
好きだし、嫌い。
「あの辺は、前に××町にいたんだっけ?」
「40kmは離れてたけど、しばらくいたな」
 ××町は、たしか……悟(さとる)だったね。
 前のところは、和孝(かずたか)、その前は克司(かつし)と奏太(そうた)
……千尋(ちひろ)はどこの子だったっけ。
 夫の転勤地で、夏の長期出張の度にあたしは男の子と体を重ねた。すでに経
験済み子もいたけど、たいていは童貞をいただいてきた。
 童貞、いいね。
 強烈な快感に目をトロンとさせちゃったり、体中が跳ねちゃったりして、い
たずらし甲斐がある。
 でも、水鉄砲のように射精したり、出してもなかなか萎えない若さが魅力。
カチンカチンに興奮するのもかわいい。回数で勝負して、一生懸命にあたしを
気持ち良くしてくれる健気さにゾクゾクする。
 でも、ズブズブな関係になる前に、あたしからさよならする。いつも夏の
転勤間際にさっといなくなる。
 男の子たちも夏のいい思い出の一コマになっていると思うけど、あたしの影
響は大きいのかな。童貞を捨てた女の子を結構覚えている男子が多いとも聞く
けど。あたしみたいな女が、普通と思っちゃったかな。
 あたしなんか、処女を捧げた人の顔も名前も思い出せない。
 しかも、あたしは男の子たちに本名を言っていない。万が一居場所を突き止
められないように、そこまで気を使ってる。
 あたしの本名は水野美沙緒(みさお)。貞操なんて守っていない。完全な名
前負け。

37 :

 信号待ち。そこであたしはぎょっとする。
 自転車を押して歩く俊。その横に白い半そでのシャツに、茶色のロングスカ
ート、ピンクの花のヘアピンをつけたかわいらしい女の子が屈託なく笑ってい
る。
 あら、彼女いるんじゃない。
 あの後の帰り際、『香織さん、またヤらせてくれない?』なんて言ってた癖
に。 
 そういうあたしも転勤を知りながら、『来週のこの日にね。絶対秘密、連絡
もダメ。来るのもね』なんて約束したけど。
 俊も、見ているあたしに気づいた。それから、黒い顔を赤黒くして、あから
さまにうつむいてしまった。
 本当にバカ。さすがにバレるでしょうが。
「あー、あの子、野球の地区予選でエラーした子だよね」
 あたしは、何もなかったかのようにペットボトルの水を飲んだ。俊の横を車
は通り過ぎた。 
 
 夏の狂おしい熱風は、秋の涼しい風に、遠くまで押しやられてしまう。
 主人がしっかりつなぎとめてくれなかったら、あたしは、また、夏の暑さに
堕ちていく。どこかの少年を道連れにして。
 
 
                           完 
 

38 :
 お粗末さまでした。
 読んでいただき、本当にありがとうございます。
 では、またどこかで。
(なお、トリップは次作以降複雑なものに変えます)

39 :
すごく濃いエロをごちそうさまでした。
でもなんか切ない。なんでだ。

40 :
超乙
姉ショタ(?)いいよね

41 :
次の引っ越し先をkwsk

42 :
過疎すなぁ

43 :
うふ〜ん

44 :
痴女い女子校生の日常ってどんな感じ?

45 :
>>44
ミニスカ、ノーパンで登校

46 :
通勤電車で痴女プレーは基本。

47 :
デート中は普通に見えたのに、ホテルに入ってから…

48 :
女の子に囲まれました

49 :
このスレ以外でここの内容に沿った淫乱娘のSS見つけようぜ!

50 :
んほぉぉぉおおおしゅぅぅぅうううううう!

51 :
東ハトか…

52 :
一応保守っておくよ

53 :
深刻な作者不足

54 :
ところでこのスレはレズプレイはありですかね?

55 :
もちろんですとも

56 :
ほっしゅ

57 :
ほっほっ

58 :
保守

59 :
うふ〜ん

60 :
保守
最後の投下から半年も経つのか

61 :
ホワイトデー痴女「うわー感激。これってあそこのロールケーキでしょ。おいしいんだぁ〜
         こんなにいいのもらってうれしい。…ああ、美味しかった。
         食後のデザートにあなたの濃いめのたんぱく質を私のここにちょうだい♥」
お彼岸痴女「お若いのに丁寧にご先祖様のお参りお疲れ様でした。
      粗末な庵ですが、私どもの草庵でごゆるりとお休みくださいませ。
      どうぞおもたれになって、お着物の前をゆるめてお休み下さい。あら。
      お参りでお疲れになったのか、これはこれはご立派になって。
      この八百比丘尼めが、長年鍛えたお宝で、おもてなしさしあげましょう。
      裾をまくりあげて、よっこらしょ。ほら、ぬくうございましょう。」

62 :
火の鳥異形編を読んだばっかりでこのスレ開いたらビビった

63 :
うふ〜ん

64 :
東京国際痴女フェア
幕張痴女コンテンツエキスポ

65 :
東京ヘンタイガールズコレクション

66 :
C(chijo)I(inran)Z(zetsurin)48手

67 :
久々に投下します。
属性:女子高生、処女、ピル、人妻
ピルについては、かなりフィクション混ぜています。
pixivにも載せました。

68 :
 放課後の女子校の校舎には、まだ思春期の学生特有の甘く温かな空気が残って
いた。
 数学の準備室では、中年の教師がタバコをくゆらせていた。
 彼はある人を待っていた。この5分後が約束の時間。
 ほどなくノックの音。
「あの、中野です」
「ああ、入れ」
 辺りを見て、素早く部屋に滑り込んだ茶系のセーラー服の少女は、ドアの鍵を
かけた。
 振り返った瞬間、背中にかかった黒髪がふわりと舞った。
 その顔の丹精さと愛らしい大きな二重の瞳、白くきめ細かい肌に校内の誰もが
目を奪われた。嫉妬を覚えることも忘れ、つい目で追ってくる同性のクラスメー
トに朗らかに接し、誰にも分け隔てなく笑顔を向ける少女。
 その美貌はこの数ヶ月で目を見張るほど磨きがかかった。以前はスレンダーな
細長い腕や脚が目立ったが、明らかに女らしいラインが目立つようになり、下着
のサイズも変わってきた。
 その裏に、友人は恋人の存在を疑うが、彼女はそれを否定した。
「彼氏? やだ、そんなの、いないって!」
 それは、事実だった。彼は恋人などという甘ったるいものではなかった。

69 :
「見られなかったろうな?」
「はい、確かめました」
「約束より早く来るとはな。……お前、そんなに欲しいのか?」
「そ……そんなんじゃ、ありませんっ!」
「んー、違うのか、そうかそうか」
 教諭は少女に近づくと、スカートの中に手を差し入れた。指は的確に少女の股
間を包む下着を狙った。
「あっ! いやっ!」
「欲しいんだろ、なんだ、このヌルつきは?」
 かあっと赤くなってうつむく顔に嗜虐心がそそられる。だから、半笑いを浮か
べて教師は下着の上から指を激しく震わせた。
「あっ! あああっ……」
 その腕を思わず掴んで止める。突然の激しい刺激に、脚の力が抜けた。教師は
少女を抱きとめて、湿り気を帯びた声で耳に囁いた。
「早く脱げよ、シたいんだろ?」
 少女は従順に、リボンを解いて胸のボタンを外し、皺にならないようにそっと
椅子にかけた。
 ミルクをなめらかに拡げたような肌が現れ、中央にレースをあしらった大人っ
ぽい白の下着に包まれた発育の良い乳房に目が行く。
 スカートに手がかかり、床につけないように脚を抜いた。上とそろえた白の下
着は、前後にレースが施され、その隙間から素肌が透けていた。ウエストの見事
なくびれと、その真ん中の可愛いへそ、すんなり伸びる脚の先の足首までの白い
ソックス。
 少し内股に恥ずかしそうにしている美少女の、これ以上無い裸体を、しゃぶり
つくすように上から下まで何度も見てから、
「じゃ、その机の上に寝そべるんだ」
 スチール製の透明なカバーが敷いてあり、教師が担当する授業の日課表が差し
込まれただけで書類も本も置いていない机。そこに少女は体を横たえた。
 その上から、少女の肩口を机に押さえつけ、少女の顔を見やる教師。少女もそ
の視線から逃れずにじっと見つめた。

70 :
 教師は艶やかな少女のピンクの唇に吸い付いた。やがて舌が押し込まれ、歯ぐ
きをなぞった。少女は強いタバコの匂いを不快に思いながら、やがて口内で舌同
士で触れ合った。
 唾液が少女の頬の横を落ちる。
 教師は下着の上から乳房をやわやわと愉しむ。その頂点をつぶしたり上下に揺
らしたり、下着と肌の間に指をつっこみ乳房に埋めてみたりした。やがて、背中
のホックを外すと布地は頼りなくなり、そのまま少女の首のあたりに押し上げた。
 人は美しいものを見たときに、行動が止まる。教師も、その乳首の薄い色や、
昂奮にしこって天を向く様、盛り上がりながらも流れないでいる乳房の張りや、
肌が白過ぎてうっすら浮き出た静脈に、右の乳房の谷間側にある小さなほくろに、
いつも目を奪われる。
「いや……見すぎ、です」
 そうやって目で味わってから、汗っぽい手がその感触を欲しがる。しっとりし
た表面を手のひらでたどり、やがて乳首を指で回し、左右に倒した。
「や……ん、あ……」
 身じろぎする彼女の声が恥じらいを含んで甘い。励まされたようで、もっとし
たくなる。
 本能的に左の乳房を頬張った。
「あ! ……んんっ、ああっ」
 すぐに強く吸い付いて、陰圧の中でさらにしこる乳首に舌でねぶり上げた。同
時に右の乳房に指を埋めて、その乳首も指でこねた。
「ふあっ! ああっ! ……いやぁ、いやぁ!」
 そうしながら教師は盛り上がったズボンを少女の膝に押し付けていた。ねちっ
こい愛撫に翻弄されて思わぬ動きをする脚で、彼もまた快感を味わっていた。 
 手が下りていく。白の下着は明らかな淫らな沁みを拡げてしまっている。その
真ん中に指を置いて、一段と固くなった芽を捕らえて揺らした。
「ああんっ! それ、それ、だめぇ……」
 教師にしがみついて動きを封じようとする。だが、それは役に立つことは無く、
教師の思惑のまま、下着の上から弄ばれた。
「いやあ、あん……あっ! ほんとに、それ、だめですぅ!」
「いやらしい顔しやがって。もうすっかりオンナの顔だ」
 上気した目元と頬。潤んだ瞳からは、涙がこぼれて髪の中に消えていく。
 教師は体を起こした。ズボンのベルトを緩めて下着ごと脱ぐために。そして野
太く黒光りした陰茎を少女の白い下着に差し向けた。
「ピルは飲んでいるよな。ヘマして妊娠なんかすんなよ」
「……飲んでます。心配ないです」

71 :
 少女だって、こんな下種な言葉を吐き、下劣な行為に及ぶ男の子供を宿すよう
なことは絶対に避けたかった。
 半年前にこの部屋で強引に処女を奪われ、脅迫めいたことを言われて続いてい
る関係。
 避妊具を使わないで行為に及ぶ彼への防衛策として、ピルを使うようになった。 
 ただ、少女は今、別の目的で避妊薬を飲んでいた。
 少女はもともと生理が不順気味で、にきびやひどい腹痛などに悩まされ続けて
きた。ところが、薬と相性が良かったようでホルモンのバランスが改善し、少女
の肌や体調が整った。
 加えて、性的な刺激が体形へ影響していた。ウエストはそのままにバストとヒ
ップが発育して、人々を魅了するようになった。
 いつしか少女もセックスの魅力に取り付かれていた。男性を生で味わいたい、
そのまま精を子宮で受けたいという自らの欲求のため、毎日薬を摂り、こうして
脚を開くようになっていった。
 白い下着のクロッチ部分をずらすだけで、繋がることができる。   
 幾度とおこなった行為でも、少女の肉襞は少し色づいた程度で、厚ぼったくな
ることはなかった。
 ただ、奥から湧き出た蜜が下着との間に糸を引くほど湧き出るようになり、そ
れが少女の欲情の深さを示していた。
「自分で開けよ」
 教師が命令すると、少女は裂け目を自分の指で開いた。その中の肉の色の鮮や
かさと、恥ずかしそうに自分で性器を見せ付ける様に、教師の昂奮も最高潮に達
した。
 そのすぼまりに、太く開いた傘を擦り付けて粘液をまぶす。
「ふっ……あふ……あう……」
 先端全部にぬるつきをコーティングさせると、本能的に開閉して男根を誘う泉
の入り口に、どす黒い肉茎を呑み込ませていった。
「うっ……はあああああ!」
 押し入ってくるものから与えられる稲妻のような快感。すっかり虜になってい
るその感覚に抑えられない吐息と声。

72 :
 教師は中ほどまでで、その侵略を止めて少女の反応を味わった。
「ああ、お前の胎内(なか)は最高だ。包み込んでぐねぐね動きやがる……」
 少女が意識しないのに男を奥へ奥へと誘(いざな)っていく淫らな蠕動に、毎
回教師は酔った。その位置で淫壺をこじるように腰を左右に振った。
「はああっ! ……いや、もっと……もっと……」
 欲情が煽られる動きに、少女はつい我を忘れて求めてしまう。
「ちんぽを……おちんぽを、奥に叩きつけて! 私をずんずんしてぇ!」
 一層湧き出る潤滑液。教師は容赦なく最奥まで少女を貫いた。
「あはあっ! これぇ! ああああっ! おちんぽ! きてるぅ!」
「お前は絶対俺のものだからな! この体、たまんねえ!」
 少女は快楽に喘ぎながら、ふっと笑う。
“あなたは、オトコの中の一人よ”
 腕を教師の背中に回し、脚を腰にからめて、心の中でつぶやく。
“ちっちゃな翔真(しょうま)くんも、大学生の直哉(なおや)も、サラリーマ
ンの弘(ひろむ)さんも、定年を迎えた昭三郎(しょうざぶろう)さんも、私を
気持ち良くしてくれる”
 気が遠くなるような肉棒の抜き差しの激しさに、声を抑えられない。
“気持ちよくなるほど、私、綺麗になっていく”
 性急になってきた動きに、胎内を焼くようなペニスの熱さに男の限界が近いこ
とが分かった。自分の意識が遠のいていくのと、どちらが早いか分からなかった。
「ふうっ! 出るぞ! もっ、もう駄目だ!」
「ああっ! ああっ! だひてっ! ん……わたひ……いくぅ! いくぅ!」
「ああ……あああっ! 出すぞ! 出すぞ! ……孕め! 真由子(まゆこ)!」
「くううううぅ! …………うっ! ………………あっ! …………んはあ!」
“ああ、もう、ちんぽたまんない! あたし、ばかになっちゃう!”
 注ぎこまれている感覚が、例えようの無い幸福感にすりかわっていく。
 強烈な快楽に思わず肢体を反らせながら、少女は長い睫毛の瞳をうっとりと閉
じた。

73 :
 今日はここまでです。
 あと、3日くらい? アップします。

74 :
続きうpします。

75 :
 ◇   ◇   ◇

 ○○女子高の新聞部の企画会議。特集記事の担当を決める時に上村紗雪(うえ
むらさゆき)は、そっと手を上げた。それから、小さく少し震える声で、
「あたし、考えている企画があります。近所の読者モデルで有名な方がいるので、
インタビューを取ってきます」
 全員が目を見張った。
 2年生の紗雪は部の中では一番おとなしく、どちらかといえば写真撮影とかレ
イアウトとか地味な仕事を好み、人と接しての取材は苦手だった。物怖じしない
下級生が取材する横で録音することもあり、取材ができない子として扱われてい
たのだ。
 その紗雪が取材する。それも相手は読者モデル……意外なことだらけで、本当
のところ、皆とまどった。
 顧問の竹原(たけはら)は、嬉しそうな顔で、沈黙を破った。
「いいぞ、上村。ターゲットもずいぶんレベルが高いな」
 その言葉に紗雪の顔は、ぼっと火がついたように紅く染まった。
 それから銀縁の眼鏡の奥の目を伏せて、
「雑誌だと気さくないい人そうで、綺麗な人だし、綺麗でいる秘訣とか、女の子
の関心が高いことを訊いて来ます!」
「アポ取れてる? その読者モデルって誰なの?」
 部員から質問が出る。
「アポは、まだ、です。でも、取ります。アポを取るのは――」
 紗雪は少し息を吸って、
「――中野真由子さんです。必ず、やります!」
 中野真由子は、ここ数年その美貌と洗練されたライフスタイルがさまざまな雑
誌に何度も取り上げられている。歳の離れた夫との間に一人男の子がいること、
化粧品やスキンケア用品などは化学物質を含まないものを厳選していること、掲
載雑誌が女性誌だけでなく、ハイティーン向け、マイナーな業界誌など多岐に渡
ることまでは研究済みだった。
 ただ、女子校の新聞部の取材に応じてくれるかは、やってみないとわからなか
った。だから、その名前を出したとき、アンテナが高い部員は、おっ、というよ
うな顔をしてから、すぐにやや不審な顔で紗雪を見やった。
 それでも竹原はうなずいた。
「やってごらん。どうしてもアポ取れないなら、俺も手伝う。みんなも取れない
アポあったら、俺に相談してくれ。――じゃ会議続けて」 
 紗雪は竹原に熱い視線を送った。
 その想いを伝えたいけれど、伝えてはいけないし、悟られたくないけれど、気
づいて欲しい。
 地味な自分はどうしても竹原の関心を向けられない。無防備に元気にしなだれ
かかれる他の生徒のようなことができないでいる。
 だから紗雪は決心していた。これを成功させて優しい言葉をかけてもらいたい。
褒められたい。
 おとなしい自分が、自分に振り向いて欲しい、という気持ちから、行動に移せ
たのが嬉しくて、つい顔がほころぶのを紗雪はうつむくことで隠していた。

76 :
◇  ◇  ◇
 
 読者モデルにインタビュー。
 中野という表札の豪奢な白い邸宅の前で、クリーム色のブレザーと青いスカー
トの制服の紗雪は立ち尽くした。
 こんなに上手くいくとは思わなかった。
 練りに練った取材内容、雑誌社を通じてのアポ取りと、初めてのことの連続だ
ったが、周りの協力を取り付けながら、実現できたことが信じられなかった。
 アポはあっさりと通った。けれど、まず取材するのは紗雪ひとりだけ、また紗
雪の顔のアップの写真、胸から上の写真と全身写真を送れという条件が変だなと
思いながら、そのとおりに制服姿の画像をメールで送信した。  
 恐る恐るチャイムを鳴らすと快活な声がした。外壁の戸の鍵が開く音がして、
上村さんね、入って入って、と促された。そこを入って敷石をたどって行くと、
大きな1枚板の玄関の扉があり、紗雪がそこにたどり着く寸前に開いた。
「いらっしゃい。道、迷わずに分かったかしら」
 その人からは、華という光が発せられていた。
 しっかりとメイクした顔の小さいこと。自信からあふれる笑顔はやわらかく、
誰もが惹きこまれてしまうのは当然のことだった。
 黒髪をしっかりまとめあげ、それを木製の品の良い髪留めいた。
 淡いブラウンのノースリーブワンピース。そこから伸びる、白く太くも細くも
無い腕。ウエストを同じ生地の帯でゆるく締めて体形が分かりづらいが、それで
も細身であることは分かる。スカートは膝上5センチほどで、形のいい脚にも目
が言ってしまう。
 こういう人間っているんだ、と紗雪は呆然とした。自分や周りの女性とはまる
で違う姿と雰囲気に、完全に圧倒されて声も出なかった。
「……あ! し、失礼しました! あたし、○○女子校の上村紗雪と言います。
このたびは――」
「入って。今日は本当に楽しみだったの、あなたに会えるのが」
 こんな言葉をにこやかに言われて、紗雪は完全に舞い上がった。なんだか涙が
出そうになった。
 心を躍らせながら、大きな玄関で慌てて靴を脱ぐ紗雪。
 その姿を真由子が舐めるように見つめていることに、紗雪は気づいていなかっ
た。
 それこそ、三つ編みで一つにした長い黒髪の先から、脱いだ靴を揃える指先、
黒いソックスのつま先まで、真由子の脳に連写写真を保存するかのように焼き付
けられていることなど、想像すらしていなかった。

77 :
「――若さを保つ秘訣? ……それ、難しい質問ね」
 何個かの質問を終え、予想以上のコメントをもらって、少し緊張が解けた時。
 真由子は、紅茶のカップを膝の上のサーバーに優美に置いた。苦笑いもたっぷ
り余裕を含んだものだ。
 白い壁と茶系の家具で統一されたリビングで、二人は白いソファに腰掛けて差
し向かいで話していた。脚を組んでゆったりと座る真由子は、細い眉を少し寄せ
て悩ましげな表情をしても、惚れ惚れしてしまうほど様になっていた。
「若さって、とても相対的なものよね。あなたが若いと思う人は私には老いてい
る人かもしれない。私がその秘訣を伝えても、他の人に役に立たないものかもし
れない。いえ――」
 笑顔の中で瞳が一気に翳りを帯びた。
「あなたの人生を劇的に変えてしまうものかもしれないわ」
 紗雪は硬直した。無難な質問だったはずなのに、こんな雰囲気になってしまう
なんて。選びに選んだものだったし、実はある雑誌の記事を読んだ上で、そのと
きの答えを期待していたものだった。
「あ、あの、中野さんを素敵にしているもの、女の子はみんな知りたがってると
思うんですよね。中野さんにしか効かないかもしれないものでも、ぜひ伺いたい
のですが?」
「そんなに知りたい?」
 悪戯っぽい口ぶりに紗雪は少し安心して、ええ、是非、と重ねて言った。
「月並みすぎて悪いけれど、偏りの無い食事、適度な運動、紫外線を避けること――」
 矢継ぎ早に出てくる言葉。紗雪はそれをメモしようとするが、あまりに多いの
で途中であきらめた。その記録は机の上のICレコーダーで取ってある。
「――それに、社会性も必要ね。自分がこの社会に必要とされているということ。
また、自分から必要とすることも体が活性化するわ」
「社会性。わかります」
 自分が竹原先生に認められたいということと同じかもしれない、と共感のうち
に復唱した。
「この世には男と女しかいないのだから、その関わりを持つ方法を知ることね。
――ね、紅茶冷めちゃうわ? 飲んで飲んで。あなたのためにちょっといいのを
淹れたの」
 紗雪は慌ててカップに口をつける。緊張で乾いた喉に、適度な温度の芳しい紅
茶が、するするとカップ半分の量、簡単に流れていった。
「今、関わりの方法という話が出ましたが、それはどんなものですか」
「それこそ、私を磨き上げ、生きていく糧になるものよ」
 輝く白い膝を組み替えて、真由子は少女を見つめた。
 気さくに話を聞かせてくれていた女性が、急に雰囲気を変えた。 
「それはね……セックス。セックスよ」
 彼女は、しっかり、ゆっくりと2度も女子高生に答えた。
 紗雪は当惑した。冗談なのか、本気なのかわからなくて、自分の聞き間違いの
ような気もした。
「ええと……え? あの……」
「セックスを愉しんでしまうのよ。男に愛されて、愛して女性ホルモンを出すの」
 正面のソファに座る紗雪に諭し始めた。
「いい女でいるということは、フェロモンが出ている証拠。私の場合、ちょっと
顔が良かったから男が寄ってきたけど――」
 こういう美人が言ってのける自賛に、紗雪は気圧(けお)されながら、認めざ
るを得なかった。
「たくさんの男とセックスしたわ。抱かれたし、抱いた。年上も、年下も。もの
すごく偉い人とも、無一文の人ともしたの。妊娠しないための薬も良かったみた
い。どんどん肌が綺麗になっていった」
 言い終わってから、大きな二重の目で紗雪を見据えた。紗雪はたまらず目を伏
せた。
「私ね、あなたが来たとき、『昔の私だ!』って思ったわ。にきびっぽくて、い
つもむくみ気味で、髪がパサついてて、何より――」
 優しくて強い瞳で、紗雪を見つめる。
「――自分の秘めた綺麗さに気づいていなかった」
 真由子は立ち上がって、紗雪の隣に座った。ぐらりと、自分の体が沈み込む方
に自然に傾いた。自分の頭が真由子の肩に乗った。

78 :
“え、何? あたし、どうなっちゃったの?”
 体が思うように動かない。それがわかっていて、真由子に寄りかかっている。
「あ、あの、あたし……」
「いいのよ。紗雪ちゃん、楽にしてね」
 ぬくもりが紗雪の体に溶け込んできた。ほのかな香水の薫りが、さらに紗雪の
頭の中を心地良く麻痺させていく。何故だか、涙が自然ににじんできた。
 そのやわらかくなった肩を抱き寄せて、真由子は紗雪の頬に手を当てて、自分
の方に顔を向けさせた。間近すぎる麗人の瞳のきらめきに、紗雪はた易く惹きこ
まれてしまった。
 緩んだ唇に唇が重なった。甘い接触にくらりとするのもつかの間、真由子の舌
が忍び込み、下唇と歯を撫ぜた。紅茶と口紅の薫りが口腔に滑り込む。
“紅茶?!” 
 何か薬を入れられていたことに紗雪は気づいた。
 けれど、初めての行為は甘美の極まりだった。つい真由子に体をまかせてしま
いたくなった。
 だが、紗雪は理性を振り絞って、力のこもらない腕で突っぱねようとした。レ
コーダだって停止しないままで、悩ましげな息や衣擦れの音は録音され続けてい
た。眼鏡の奥の目は、怯えを隠せなかった。
「いへまへん、いへませんたら………………んんっ!」
 拒否の分だけ、舌は残酷なくらい奥に潜り込む。そして、麗人は少女に唾液を
注ぎ込むように、上向けた顔に深いキスを見舞った。
「……んんっ?! …………んむうううっ?!」
 手がブレザーの中に滑り込んで、胸の丸みを確かめる。女性の手に収まってし
まう慎ましいふくらみに、
「紗雪ちゃん、可愛いおっぱい。敏感なのね。体が熱くなってる」
 と服の上から一番高いところをつまんだ。 
 紗雪は頭を振って、拒否する。
“怖い! こわい! こわい!”
 自分が逃げることが出来ない状態で淫らな愛撫を、しかも初対面の女性から受
けて、とにかくおののくことしかできない。
「やらっ! いやらっ!」
 そんな少女の表情を堪能して、口の端を上げて嗤うと、真由子は紗雪の膝にお
いていた手を肌に沿わせて、奥に忍びいれようとした。

79 :
今日はここまでです。

80 :
おお投下きてた
乙です

81 :
おお、乙です!

82 :
 つづきです。

83 :
 リビングのドアが開いた。
 若い男。細身の黒のスーツ、青いシャツ。少し茶系の髪は耳にかかる長さ。
「ああ、もう始めていたんですね」
「亮二(りょうじ)くん、おっそーい」
「この娘(こ)かあ、素朴な感じがすっげえそそる」
「……?! ……?!」 
 見知らぬ男性に三つ編みの髪をいじられて、ただでさえ父親以外の男性と縁が
無い紗雪は気が動転してしまっていた。
 紅茶に仕込まれていただろう薬物のせいか、目に見えるものがぶれて見え、ど
んな男性なのか、はっきりとしない。だが、自分が真由子にに体をまさぐられて
いる状況をこの男性に見られてしまった事実は大変なショックだった。
「あとね、女の子にいやらしいことしている真由子さんも、すげえ綺麗だ」
 近寄ってきて真由子の隣に座ると、ノースリーブの服の隙間から手を差し入れ
た。
「ああ、真由子さん、乳首こんなに立たせて。……バイだったんですか?」
「ふふ……ん……かもしれない」
 亮二に耳をキスされ、うっとりと目を閉じてから、真由子は紗雪に囁いた。
「この男の子は亮二くん。私の助手、かしら。んー、本当のことを言えばセフレ。
わかる?」
 恋愛のことに疎い紗雪だが、セックスフレンドの略ということは知っていた。
 頭の中が疑問符で埋まっていく。今、自分にされている仕打ち、真由子と亮二。
動揺と混乱で、整理が出来ない状況。
 真由子の指が紗雪のスカートをめくっていく。震えてしまう腕は抗えず、その
まま指の侵入を許してしまう。
「やっ! うあっ……やめ……」
 紗雪の肌の白さに合った白い下着に降りた指は、やわらかな感触を求めてさま
よう。
「ど……して。……ふあっ……こんな……あんっ……」
 週に数度だけする自分の指での慰め。けれど、いつもの数倍の心地良さが体に
生まれる。
 紅茶の薬がいけない。薬のせいで、自分はヘンになっている。
 不条理な今の状態にそう言い聞かしても、同性が繰り出す的確で気を配った責
めに、淫らな吐息が漏れてしまう。
「亮二くんっ! ああっ! はああっ! ……そんなに強くクリいじらないで!」
 紗雪の耳元で喘ぐ真由子。
 亮二の手は、読者モデルの股間に入り、激しくまさぐった。
 引き抜いた手の濡れた指先をかざして、
「ノーパンかよ。真由子さん、ほんとに淫乱なんだなぁ」
「だって、家の中だもん……」
「この子の前に座ってたんでしょ、見えちゃうかもしれないじゃない」
「ふふ……いいの、見られても。今日はそのつもりだったから」 
 目元に妖しい雰囲気を漂わせた真由子は、紗雪のシャツの青いリボンを解いて、
ボタンを外し、へそを探ってから指を上にせり上げていき、カップの中に潜り込
む。もう片方の手の指は、下着の湿りを愉しんでから、時折生地をくぐって直に
襲う。
「はぁ、はぁ、はぁ! ……あん、ん、ん、ん!」
 自分の指を噛んで耐える紗雪。
「ああ、紗雪ちゃん、その仕草可愛いなあ。……ああ、俺、もう脱ぎますよ!」
 愛液に濡れた指のまま、亮二は服を脱いでいく。脂肪が少ない筋肉質な体が現
れ、あっと言う間に、前を大きく膨らませた下着姿になると、紗雪の前に立った。
「紗雪ちゃん、見てよ。君の卑猥な顔のせいでこんなになってるんだ」
 と、ずり下ろした下着から飛び出して上を向く棒状の黒いペニス。その根元は
毛をそり落としてしまっているため、長く見えてしまう。
「やらっ! やらぁぁっ……」
 初めて見てしまった勃起状態の節くれたそれ。
 もう、どうしていいのかわからない極限に追い詰められ、意識が遠のいていく。
 紗雪は底が深く柔らかなソファの中に沈み込んでいった。

84 :
「――――んあっ! はっ! はっ! おぅ! りょ、りょうじくん!」
「真由子さん、今日、激し過ぎ!」
 再び目を開いた紗雪の前で、さっき真由子が座っていたソファの上で、全裸の
亮二の膝に、ワンピースを着たままの真由子がまたがっていた。
 ソファのスプリングを使って真由子は体を上下に弾ませ、亮二は真由子の背後
で、服の上から胸を鷲づかんでいる。
 股間から聞こえる、粘りを帯びた、にちゃ、ちょぷ、という音。汗や、営みの
生々しい匂いが、対面の紗雪まで振り撒かれている。
 亮二の手が、ワンピースのスカートの中に入っていく。
「やあん! クリだめえ! 感じすぎちゃう! くぅ! ああん!」
 髪留めが取れて、長い髪が振り乱されていた。上気した顔で焦燥混じりに訴え
る真由子は、出迎えてくれた華やかな女性とはまるで別人のようになってしまっ
ていた。
“せっくす……してるの? なんで? 旦那さんいるのに……”
 回復したばかりの意識はまだ覚束ない。しかし、真由子が着ているスカートで
見えないながらも、真由子の妖しい表情から、今まさにセックスの最中であるこ
とを確信した。
“いやらしい……のに、綺麗……中野さん、すっごく綺麗な顔……”
 とろんとした思考の中で、二人が舌を擦り付けてから、むしゃぶりつくキスを
交わすのを見ていた。
「……あ……やら……」
 紗雪の体が、にわかにぞわぞわっとさざめいた。二人の行為に、紗雪の中に芽
生えつつある女性の欲求がかき立てられていた。
 膝をすり寄せた。いつもしているように、自分で秘所に手を差し向けようとし
て、すんでのところで留まって、スカートの端を指でつまんだ。
「はぁ……あらぁ、目が覚めたのね、紗雪ちゃん。私たちを見て、感じちゃって
る?」
「ち……ちぎゃいます……」
 見透かされた気持ちを否定する。
「なかのひゃんが……えっちになるくすりを……こうちゃに……」
「私は、精神安定剤しか、入れてないわ。ふふふ……」
 ふくみ笑いの妖艶さが、紗雪を優しく拘束していく。
「『えっちになる』のは、あなたの素質だわ。いやらしい、紗雪ちゃん? ――
あうっ! あああっ!」
 再び亮二に激しい動きを見舞われ、天井を見上げた真由子。
「この服、脱がしちゃうよ」
「ああ、そんな、下からなんて?!」
 亮二はワンピースのスカートをウエストまでまくり上げた。さらに、一気に上
まで持っていって、服を床に落とした。
 シミ一つ無く、セックスの昂奮で艶を増した光沢のある肌。
 前を向く乳首が乗った乳房は、きちんと張りのある丸さを維持して、男の突き
上げに合わせて揺れている。右の乳房にあるほくろは淫猥さを彩るアクセサリー
になっていた。
 ウエストもたるみどころか、若い女性のような絶妙なカーブに思わず手を伸ば
したくなる。
 さらに亮二は、真由子の膝を開かせて、さらに奥を指で開いて、紗雪に見せ付
ける。
「紗雪ちゃん、ちんぽがまんこに入っているの、わかる? で、真由子さんはビ
ッチだから、こんなところにピアスしてるんだ」
「あ、はずかしい……いや、見ちゃ、いやぁ……」

85 :
 さっき見た逞しいものは、やはり毛をそり落としてある開かれた真由子の中に
埋め込まれて行き来していた。欲深く色づいて呑み込む肉の中から、濁った恥蜜
が流れ落ちていた。
 襞の最上部の表皮に金色のピアス。亮二はそのピアスに指で淫液を塗って、そ
れを露出してしまっている淫蕾に当てる。
「ひやあああっ! りょう、じ、くん! 
「締まってきたよ。真由子さん、イっちゃえ、ほらあ!」
「あああああっ! …………はっ! んっ!」 
 亮二に体をもたせ掛けるように体を反らせて、真由子は動かなくなった。
 すぐにがくんがくん、と跳ねる肢体。閉じることを忘れた脚の付け根の肉の入
り口から、その証しが滴った。
 あきれた表情ながら、満更でもない亮二が、しこりきった乳首を弄りながら、
「真由子さん、紗雪ちゃんに見られてるから、すぐイっちゃったの?」
 恍惚の表情をはしたなく晒して、真由子は呼吸を整えてから答えた。
「そう……かもぉ。すっごいのが、きちゃった……」   
「でもさ、紗雪ちゃんがさびしそうだ」
「わかってる。お膳立てするからぁ……」
 真由子は亮二の膝から降りると、猫のように床を四つんばいで紗雪の足元にや
ってきた。
 動けないでいる紗雪のスカートのホックを外して、抜き取ってしまう。
「や……やめへぇ……」
「ああ、本当に綺麗な脚……」
 すねから膝までキスの雨を降らせて、腿の内側をねっとりと舐め上がる。
「いやぁ……」
 弱弱しい拒否の言葉は何の効き目も無くて、真由子は真っ白の下着に手をかけ
て、ずり下ろす。
「ああ……もうべとべと。ぺったりくっついて」
「はずかひいこと、いわないれ……」
「見せて……紗雪ちゃんのここ、見せてね」
 亮二とのセックスで快感に濁っていた目は、今はきらきらして、しどけなく緩
んだ紗雪の秘密の場所を暴いている。
「やめへぇ、やめへよ……いやぁ」
 少ない茂みの閉じた部分を開くと、その中身は身持ちの堅い少女らしく薄い肉
の中から桜色の裂け目が現れた。執拗で丁寧な真由子の手ほどきを受けて、今ま
で経験したことがない恥ずかしい液を沁み出させていた。
「可愛いわ。私もあなたの頃は、こうだったの」
 真由子は、顔を近づけると、少女の性器にキスをした。


86 :
「ひやあああっ!」
 反射的に、膝を閉め、手で真由子の顔を押そうとした。真由子は、紗雪の腰に
抱きつくようにして顔を埋め、そのぬるみのとば口から、一番上の紅芽まで舐め
上げた。
「ひっ!? んあああっ!」
 しつこく少女の汁を掬い上げる真由子。濡れてやわらかい舌先の心地良さに、
少女の声は抑えられない。
「ああんっ! ああっ! んっ! んあああっ!」
 しこりきって、表皮から剥き出した敏感な突起を、唾液をたっぷり乗せた舌で
左右や円を描いて可愛がる。
「それは! やめぇ! おかひくなっちゃうのぉ!」
 激しい舐め取りをしたかと思うと、甘噛みを見舞う。
「ひいい! い……うあっ! あうっ! あうっ!」
 舌と唇と歯で織り成す、さまざまなバリエーションの刺激。
 永遠に続くかと思われる長い愛撫に、体も心も蕩けていく。
いつしか、鋭角だった腿の角度は、大きな鈍角に緩まっていた。真由子の舌の
技巧に紗雪は完敗して、女性の悦びの只中に引き込まれていた。
「処女のくせに、エロい声出す娘だね」
 亮二は、湯上りのように肌が染まった少女を横抱きにして、背中から回した手
で乳房を包み込んでやわやわと揉んだ。
 耳の穴に息を吹きかけた。すかさず小さな肩をすくめた反応に嬉しそうに微笑
むと、紗雪の手をとって、自分の腹に置かせた。
 それから、耳元に唇をつけながら尋ねた。
「さっき、おちんちん見たね? 嫌だった?」
 紗雪は目を閉じながら、こくん、とうなずいた。
「汚そうだった? ごつごつしていそうだった? 嫌なとこって、そんな感じ?」
 首を振る少女。自分がどうなってしまうのかわからない恐怖と、全裸で誇示す
るデリカシーの無さが嫌だった。
「だったら、触ってみると、なあんだと思うよ。ほら」
 亮二は自分の手を重ねて、汚れを綺麗に拭ったそそり立つものを握らせた。

87 :
「……!!」
「どう? 温かいだろ。堅くてビンビンするところもあるけど、ぷにぷにしてい
るところもあって」
“あ、本当だ……”
 かろうじて自分の指が回りきる肉の棒の感触は、血の流れを受けて熱く、血管
の筋はグロテスクだがやわらかい。
「僕は、その先端の広がっているところを軽くこすられるのが好きなんだ。君の
性器と同じように、男の性器もいじられると気持ちよくなってしまう――」
 そこに手を移されて上下に動かすと、ペニスは小さく痙攣して先端から透明な
露を浮かべた。
「――さあ、上手くできるかな?」
 励まされるように、胸を揉まれる。
 目がくらみそうになりながら、紗雪はそこを重点的にこすった。
「ああ……上手いね、紗雪ちゃん……とっても気持ちいい……」
 褒められて嬉しくなった紗雪は、より熱心に手を動かした。
 自主的に手を動かし始めたのを見て、亮二と真由子は目くばせをした。
 舌での愛撫をやめた真由子は、銀色に光る金属の器具を手にして、それを紗雪
の秘所にあてがおうとしていた。紗雪の視線に気づいた真由子は、その器具をか
ざして見せた。鼻毛を切るための小さなはさみだった。
「紗雪ちゃんの処女膜、切っとくわ。だってこれから――」
 にっと笑って、続けた。
「――亮二くんと初めてのセックスするのに、痛みや出血は嫌でしょ」
「男のちんぽを入れられると、真由子さんみたいに狂っちゃうよ。だから、もっ
とさすってね」
“……そう、ね。このおちんちん、あたしのなかに、入れられちゃうんだわ――”
“もう、どうにでもして……”
 薬と衝撃の連続と失望、さらに開発されつつある性感と期待が、少女の抵抗を
失わせていた。
 注意深くはさみを入れる真由子をじっと見つめているように見える紗雪。
 眼鏡の中に見える瞳の焦点は、もう合っていなかった。
 冷たかった刃物の感触も、自分の体温に溶けて消えていた。

88 :
今日はここまで。全部うpし終えるのは火曜ぐらいになりそうです。

89 :
超GJ!!

90 :
うpするの忘れてました。ごめんなさい。続きです。

91 :
 全ての服を脱がされて、バスタオルを敷いたソファにピンク色の体を横たえた
紗雪。
 その足元にいる亮二は、紗雪の片方の膝を立てさせ、もう片方の足をソファの
背もたれにかけた。
「…………」
 こんなに大きく脚を開いても、すでに抗うことを忘れて脱力した少女。
 今日までずっと秘めていた部分を晒して、今、そこに男性のペニスの大きな先
端が上下に擦りつけられた。
「ん……あん……」
 僅かに反応する紗雪の声を聞いて、真由子はふくらみがわかる紗雪の乳房を手の
ひらで包んで、乳首をやさしく転がした。
「ん……中野、さん」
「真由子でいいわ」
「あたし……こわい……」
「亮二くんは優しくしてくれるからね。安心して?」 
「真由子さん……キス……キスして」
 とにかくすがりたい気持ちを、真由子との口づけで甘えることで溶かした。
 その時、亮二が亀頭の分だけを紗雪のすぼまりに納めた。
「ふっ! ……ふうう」
「痛い? だめ?」
 口を離した真由子に聞かれ、ふるふると頭を振った。
 実際、潤滑液がふんだんなせいか、さっきの真由子のおかげか、痛みや苦しみ
はなく、自分の体に何かが入った違和感に戸惑いを見せた。。
「入り口の締め付け、すごいよ、気持ち良いよ、紗雪ちゃんのここ」
 亮二は大きく息をついた。静かにふた呼吸すると、亀頭を外に出しては入れた。
その度に、ぐちゅり、じゅぼ、という音が響く。  
「……ん……んん?……はぁ……んはぁ……」
 クリトリスからの刺激とは違う、曖昧な感覚。不愉快なものではなく、亮二が
出し入れを繰り返すたびに、感動的に深く大きくなる。
「……ああ……ああん……や……これぇ」
「良くなってきた? すごいヌルヌルだよ」
 かき出されるぬるつきは、ゆるゆると滴って、敷いたタオルにたどり着いてい
た。それを見てから、亮二は入れた状態で動きを止めた。
「徐々に、紗雪ちゃんのまんこ、開拓しちゃうよ。」

92 :
 真由子は、紗雪の眼鏡を外して、たたんだ制服の上に置いた。
 覆いかぶさるように深いキスを始める。同時に胸への強めの愛撫を再開する。
 亮二は、1ミリ単位で肉塊を埋める振幅を深くした。紗雪の声や体の反応に注
意しながら、焦らずに奥をうかがった。
「んっ! んんっ! ……ふーっ、ふーっ……んはっ! はあ!」
 熱い男のものが過ぎるたびに、じんじんと起きてくる言いようの無い感覚、頭
を痺れさせ、体の末端まで伝わっていく快美感。
 一突きごとに長くなっていくストロークに、少女の頭の何かが書き換えられて
いく。
「いいの? 紗雪ちゃん、おちんぽ、いいの?」
「……いいっ……ああんっ!……ちんぽ……すごい……」
 恥ずかしい言葉で真由子に訊かれて、ついそのまま答える紗雪。
「ちんぽって言っちゃうんだ? すっげえやらしい子だな――お、ここが行き止
まり」
 辛抱強く奥を探っていた亮二が動きを止めた。まだ全部を入れていないが、
紗雪の処女だった場所は、最奥に黒い陰茎を呑み込んで蠢いている。
「女の人は、中が感じる人と、外側が好きって人がいるけど――」
 亮二は、深く埋めたまま、慎重に円を描いて腰を動かす。
「ふあっ!? ……んあんっ! ひあっ! ……だっ……めぇ!」
 適度にしなる堅さの肉をほぐされ、先端を子宮口になすりつけられる。
「紗雪ちゃんは、初めてで、中で感じて、こんなにアヘ顔になるんだね」   
「紗雪ちゃん、ほんと、可愛い」
「んなああ! ひやぁ! ……うううっ!」
 乳首を舐める真由子は、指を脇腹に滑らせて、お尻の形を愛でて、茂みの中に
潜り込ませて、クリトリスをくじった。
「きゃうう! それ、ほんと……やめてぇ!」

93 :
「俺、動くよ。我慢できなくなってきた」
 抜ける寸前まで腰を引くまでの、ひっかかる傘の部分の刺激。
 奥まで入れたときの、好きなポイントをいちいち擦って、最後に奥をこじる有
無を言わさない堅さ。
 それが快楽という麻薬で少女を連続で、継続で追い詰めていく。
「ああっ! ああっ! んはっ! ふうああっ! ……っくあ!」
「紗雪ちゃん、我慢しないで。怖がらないで、感じればいいの」
「あああっ! まゆ、こさあん……あたし、ヘンっ! ヘンなのぉ!」
「いいのよ。そのまま、どこまでも気持ちよくなってもいいの」
 胸に当てられた真由子の手を思わず握る紗雪。
 少女は、終わりの見えない男の力強くリズミカルな動きに、ついには意識が吹
き上げられるような気がした。
“なにこれ、ああ、なんにもかんがえられないよぉ!”
 誰に触られ、誰と体を交わし、自分がどこにいて、自分がなぜここにいるか、
ついには自分が誰かも曖昧になるほど、頭が白く濁っていく。
「はぁ! はぁ! あたし、これ、なにっ! すごいのっ! すごいっ!」
「紗雪ちゃん、イっちゃいなさい。さっきの私みたいに、突き抜けちゃいなさい」
「ああっ! もう、だめっ! だめっ! だめええええっ!」
 その瞬間、紗雪の体が固まり、ぴくりぴくりと痙攣を始めた。
「ああ、すげえ締まる。俺も、出そう!」
 亮二は、少女への手ほどきという役目を投げ捨て、自分本位の動きに変わった。
 射精を促す自らへの報酬のように、容赦の無い打ち込みを紗雪に見舞った。
「…………ふはっ! あ……あっ! あっ! うあっ!」
「ああ、ぐぅ! ほうら、出る! 紗雪ちゃんの中に、出る! ……くああっ!」
 我慢を重ねて勢いを増した迸りが、最奥に飛びかかった。それが開発されたて
の少女の中に幾度も注がれた。
 びくんびくんと、自分の中で跳ねるもの、その度に温かいものが溜まっていく。
“せーえき、だされてる……”
 分かっていても、もうどうすることもできない。
“あかちゃん、できちゃう……けど……ああ……きもちいいの……”
 子宮から放たれる禁断の多幸感に、少女はなす術も無く酔っていた。
 劇的な快楽が終わってから、余韻交じりに繰り返す波にも、心が満ちる気がし
た。
「じゃ、あーんして?」
 真由子に言われて、口を開ける。薄目を開けると、錠剤だった。
「アフターピル。妊娠しないようにね。でも毎日のピルのほうが妊娠しないのよ」
“ああ、真由子さんの言ってたこと、わかりましたぁ……”
 
 言葉にならない実感。それを全身で受け止めて、錠剤が体の中に落ちていくの
を感じながら、紗雪はソファの中に沈み込んだ。

94 :
◆  ◆  ◆
「上村さんって変わったよね」
「うん、スカート上げて、脚出し始めたよね」
「肌、きれい過ぎ……ねー、誰か紗雪が使ってるファンデ知ってる?」
「ちょっとぉ! いつの間にか、あの子に胸負けてたあ!」
 紗雪は変わってしまった。
 真由子の家に通うようになり、美のノウハウを学ぶようになった。
 ストレッチ、栄養と料理方法、化粧品の選び方、コーディネートの極意――
 その一環として、その度にセックスを重ねた。オトコの悦ばせ方、オンナの悦
び、ひとつひとつ丁寧に学んで行った。
 ピルを飲むと全く違う世界が開けた。生身で挿入される悦びと愛され方に耽溺
していった。それに体調も良くなり、肌も見違えるほどきめ細かくなった。
 その結果、洗練された動き、磨き上げられた肌、大人びた物腰と余裕、女性ら
しいプロポーションで、一躍校内の評判となった。   
「なんだ、この記事は!」
 新聞部の部室。他の部員を帰らせて、紗雪と竹原だけの部屋。
「俺をからかってるのか! 出来の悪いいかがわしい体験手記じゃないか!」
 机の上に叩き付けた原稿と写真。裸の紗雪が男に組み敷かれた場面だ。
「出来悪かったですか? 体験はしましたが。画像もご覧になったんでしょう」
「上村……お前なあ……」
「先生がおっしゃったことですよ。『見聞きしたことをそのまま記事にしろ』っ
て。だから、あたしは真由子さんのところで、セックスしてきました」
「何を言ってるのか分かってるのか。お前、頭がおかしくなっちまったのか、最
近のお前、何だかヘンだぞ!」
 その言葉にも艶然と微笑む余裕に、竹原は言葉を失った。
 紗雪は、入り口のドアを閉めるとゆっくりと鍵をかけた。
 それから、三つ編みを止めていたリボンを解くと、軽くウエーブがかった長い
黒髪が流れた。紅いフレームの眼鏡をたたんで、机に置いた。

95 :
「ねえ、先生。オンナが綺麗になる方法わかっちゃったあたし、見たくないです
か?」
 そっとたくし上げる始めるスカート。太ももの部分が終わると、毛を剃りあげ
てしまった股間が現れた。
 紗雪は片方の足を机に載せると、片手の指で割れ目の肉を開いた。
 埋もれていた襞の一番上に光るもの。
 小さな銀色のピアスがつけられて、その下の秘芽は露出して尖っていた。
「オンナになっちゃったんですよ、あたし」
 妖しく笑う紗雪。おとなしかった少女が、今、何かに取り憑かれたかのように
男を誘っている。
「今、いっぱい、いっぱい、いろんなオトコの人としちゃってます――」
 かすれた声で、囁くように。
「――ナマで、いっぱいしちゃってます。先生、最後にナマでしたの、いつです
か?」
「お前……」
「先生、あたしとナマでしませんか?」
 生徒のそのふしだらな姿から目をそらせない教師。それどころか、血走りかね
ない位の視線を送り始めて、ズボンの前が少しずつ膨らみ始めた。
 黙って教師は紗雪に近づいて、見上げる紗雪を見つめる。
 やがて、鼻息が荒くなり、机にかけた膝に手をかけ、ひざまずくと開いた肉の
部分に顔を埋めた。
「ああん!」
「上村、内緒だぞ。こんなことばれたら、破滅なんだからな」
「『頭のおかしい』あたしと……んあっ! ……したいんですね」
“ああ、竹原先生もオトコなんだぁ”
 舌が入ってくる。思わぬ長さのものが中に滑り込む感覚に、吐息が漏れた。
「ああ、すごいです……」
 紗雪は目を細めて上を仰いだ。
 
 きもちいいって素敵。これがあるから、生きてるのが楽しい。
 自分が日々輝いている、活力がみなぎるという実感が湧く。
 オトコに愛される自分にしてくれるピルと、そのきっかけを与えてくれた真由
子に感謝している。
 自分が想いを寄せた先生は、今、あたしのもの。その満足感に、腰のあたりに
ぞくぞくっと快感が走った。
 先生は、どんな格好であたしを抱いてくれるの。どんな愛撫をするの。どんな
形をしてるの。どのくらいの量を注ぎ込んでくれるの。
 
 指を尻の肉に食い込ませて、貪っている教師の頭を手で抱えて、紗雪は少し強
く自分から押し付けた。
                                       完

96 :
お粗末でした。
では、またどこかで。

97 :
乙です!情景が浮かんできます

98 :
乙!!

99 :
御疲れ様です
ところで >>68-72 と >>75-95 ってタイトルや舞台が同じなだけで別物の2部構成?

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