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Cでエロパロ


1 :11/05/03 〜 最終レス :12/03/30
どうぞ

2 :
a

3 :
3げっと

4 :
#amaecco.c
int main(int argc, char *argv[]){
 while(argc==2){
  ask_dacko(argv);
 }
}
こうですか!? わかりません><

5 :
このアニメ女の子がかわいいのう

6 :
カードにチンコ突っ込んだら真朱とやれそうだよなw

7 :
C++

8 :
a

9 :
金髪美人が真坂木に突然部屋に入られてバスローブの胸元隠したのがかわいかった

10 :
ツリ目ぺったん子かわいい

11 :
女子大生が金持ちにヒィヒィ言わされてるのキボンヌ

12 :
触手攻撃を行うアセットがいてもいいよな
相手が女性だったり、相手の連れてるアセットが女性型の時は触手でエロい攻撃をする
野郎だったら普通に触手でしばく

13 :
このアニメ結構おもしろいな

14 :
瞬間移動宇宙空間特別貫通連続金剛斬!?♪。

15 :
アセット株で所有権とか絶好のネタが出てきたな

16 :
ねとれよ

17 :
真朱がデレるらしいね
(所有権云々で)NTR妄想する場合でもそうでなくてもどっちでも美味しいなw

18 :
「私の株を売ってぇ!」
ハァハァ

19 :
やはりカードフェラだな

20 :
カードに尻を押し付けさせて
開発しまくってアナルファックしたい
食事の概念がないから一度も使われたことのない清潔なおしりの穴ハァハァ

21 :
うんうん、あれは確かに妄想するよね
カード表面におクチのアップだもん、まんまオナホールだし‥

22 :
ところで、負けると未来が変わるけど 勝っても変わるんだっけ?
勝って帰ると援交女が部屋にいて
「おかえりなさい」
「何でココに‥‥」
「えー、同棲してもう半年になるのに、なに言ってるのー」
って展開もあったりするのか

23 :
負けたらミダスマネーの残高は減るし不幸にも見まわれるのに
勝ってもミダスマネーもらえるだけじゃ割に合わないわなー
勝つたびに真朱たんがどんどんデレていくならいいけどw

24 :
麿が家で真朱にカップメンを食わせなかったのは、やはりあれか
恋人にアーンしてるみたいで恥ずかしかったからか
しかしエロパロ的には、真朱の口がエロくて興奮しちゃって思わずムラムラきてちんぽ突っ込んじゃう展開希望

25 :
真朱も可愛いけど、「〜なのです」のコも可愛いよ

26 :
三國(俺もあいつみたいにアセットと、特にQとイチャイチャしたいな……
   よし、まずはカップメンを食わせてみよう。ミダスマネーじゃ雰囲気も何もないからな。
   そしてゆくゆくはふたりで酒を……)
中略
Q「……いらないのです」ムシャムシャ
三國「……そんなorz」

27 :
暴走したQなら激しく犯してくれるハズ

28 :
宣野座って女みたいだ

29 :
カードをうっかりしまい忘れて、机に放置したままオナーニ開始した麿
『ねぇ、なにやってんの?』
「!! …うわぁ!!」
慌ててチンコしまう麿
「な、なんでもない!」
『今、棒みたいなの握ってこすってたよね?なにしてたの?』
「う……しっかり見てたのかよ」
『ねぇ、教えてよ』
みたいな話を誰か書いてくれ

30 :
兄妹設定です

31 :
「三國様、これを……」
真坂木から手渡された封筒は、慎重に封がされてあった。
「見つかった、のか……?」
壮一郎は急に真剣な面持ちになり、封筒を受け取る。
「ご自分の目で、お確かめください……」
帽子の下から意味深な視線を残すと、真坂木は立ち去る。
「これは、もしかして……」
一人残された理事室の中で、壮一郎はやや震える手でその封を開けた。

32 :
「ジェニー、ジェニー……」
呼んでいる声がする。
「待ってぇー……」
置いて行かれまいと必になって彼女はあとを追う。しかし、やっとの思いで追いつき、その手を
取ろうとすると、小さな少年はするりと逃げて行く。
「待ってったらぁー!」
妹の困る顔が見たくて仕方ないというように、少年はいたずらっぽく笑っている。
「待って……あっ!」
夢の中ではうまく走れない。思い通りにならないもどかしい身体が小さなくぼみにつまづいて転ぶ。
「うっ……うわぁーん!」
どんなに走っても追いつかないのと、置き去りになるかもしれない不安。そして転んだ痛みとで、
とうとう彼女は泣きだしてしまう。
「だいじょうぶかい、ジェニー?」
泣いている彼女の頭を小さな手の暖かなぬくもりがそっと撫でる。とたんに涙が乾いて、
彼女は心配そうにのぞきこんでいる少年に抱きつく。
「お兄ちゃん! つかまえた!」
「……!!」
アラームが鳴っているのに気付き、ジェニファー・サトウは目を覚ました。
(夢か……)
ベッドから起きてカーテンを開けると眩しい光が注いだ。時計は朝の7時を指している。昨夜も
遅く帰ってきた彼女に、この時間の起床は辛いものがあった。
「お兄ちゃん、ね……」
歯を磨きながらふと先ほどの夢を思い出す。彼女に兄弟はいない。しかし、時々、夢の中でまだ幼い
彼女が「兄」と呼ぶ少年と遊んでいる夢は、忘れたころに定期的に見る夢だった。
「心のよりどころを探してはいませんか? か」
立ち読みで読んだ雑誌の夢占いの欄にそんなことが書いてあったのを思いだす。
「我ながら、とんだ甘ちゃんだな」
自嘲するようにそう言い捨て、彼女はてきぱきと仕度を始めた。

33 :
「俺の周りを嗅ぎまわっているようだが」
東京の街が見下ろせる高級ホテル。高層階にあるスイートルームの中で、ジェニファー・サトウは
後ろ手に手錠をかけられ、一人掛けのソファに沈み込むように座らされていた。
「お前には関係ない」
「そんな態度をとっていていいのかな? ここから出るときは、体になってるかもしれないぜ」
緊張した表情のジェニファーがぴくん、と身体を震わせる。気丈な物言いだったが、やはりどこかで
恐怖を感じてもいるようだ。
壮一郎はバスローブ姿でテーブルの上に置かれたルームサービスのワインを手に取る。
「いかがかな? ちょうど当たり年のロマネ・コンティだよ。うっとりするほど、甘くて透き通った
香りがする」
「結構」
ジェニファーは硬い表情を崩さない。リラックスした手つきで一口グラスに口をつけた壮一郎は、
彼女が座らされているソファに向かい合うようにベッドに腰を降ろして足を組んだ。
「さて、手荒な真似をしたのは勘弁願おう。しかし、こちらにも事情がある。世の中、知らない方が
いいことだってある。俺のことにむやみに首を突っ込むのは、今日で終わりにしてくれないか?」
(この男……)
ジェニファーは自らの失態を悔いた。ただでさえ直接的な接触は避けていたというのに、彼は
その思惑を見抜いたうえで、人目のつかない場所で彼女を捕えると、このホテルの部屋に連れてきた。
「今日は、君に話したいことがあるんだ」
そばにあった封筒を手に取り、中身を開けて書類を取り出すと優雅に足を組みかえて彼は言う。
「君には子どものころの記憶がないはずだ」
「どうして、それを……」
彼がジェニファーのことを調べているのは薄々気づいていたが、過去のことまで知っているとは
思いもよらなかった。
どこか遠くを見るような表情で、壮一郎は続ける。
「俺には妹がいてね。難病の妹に、親父は何もしなかった。俺は親父に復讐したよ。……でも、
空しいだけだった。多額の金が俺の手元に入ってくるようになって、俺はひとつだけ、俺の
願いのために金を使ってみようと思った。妹を探すことだ」
ジェニファーは黙って彼の話を聞いていた。
「妹と出会ったのは小学生のとき、俺は8歳だった。妹はまだ6歳。親父の再婚相手の娘だ。
普通なら、外を走り回って遊んでる盛りだ。でも、妹は違った。俺は毎日薬を飲むのを嫌がって
泣く妹をよくなだめていたものだった。人見知りで、周りの子どもたちが楽しそうに遊ぶのを
隅っこから寂しそうに見つめていた。そんな子どもだった」
「…………」
「事業に金を費やした親父が、ひとつだけ父親らしいことをしていた。妹を手術のためにアメリカの
病院に入院させたことだ。義理の母は妹と一緒に渡米した。そのころ、俺はもう金融街に
出入りするようになっていて、ずっとあとになって親父と義理の母が離婚したってことを人から聞いた。
妹とはそれっきりだ。手術がどうなったのか、今は生きているのか、んでいるのかさえも分からない」
壮一郎はそこまで話すと、ため息をついた。

34 :
「君は、子どものころ、どんな子どもだった?」
唐突な質問にジェニファーは戸惑う。壮一郎が言う通り、彼女には子どものころの記憶がない。
「……私は、10歳まで施設で暮らしていた。アメリカの、小さな町だった。養子が欲しいという夫婦が
現れて、私はその夫婦に引き取られた」
「その前は?」
「施設にいた」
やや苛立った口調で彼女は答える。
「10歳より前のことは?」
容赦ない壮一郎の質問に彼女は口惜しそうに答える。
「分からない……」
沈んだ口調で彼女は続けた。
「あんたが言う通り。私には10歳より前の記憶がない……私を引き取ってくれた養父母は優しかった。
何不自由なく育ててくれた。彼らと一緒に、本当の母のお墓に行ったこともある……」
「そうか、君を産んだ母親は……」
「本当の母のこと……私は、それさえ覚えていない。顔も、写真だって持っていない。私にとっては、
養父母が本当の父と母。それだけでいい……」
そこまで言うと、ジェニファーは声を詰まらせる。彼女の胸の中で、決して思い出せない生みの母への
思いがあふれ出そうになる。切ない気持ちが涙に変わりそうになるのを、彼女は唇を噛んでぐっと
こらえた。
「君に、見てもらいたいものがある」
封筒の中に入っていた書類を壮一郎は彼女に見えるように差し出した。
「これは、ある少女のカルテだ。心臓の手術の記録だ」
そこまで言うと、彼は立ち上がり、手錠をされたままのジェニファーを抱きかかえるとそれまで
自分が座っていたベッドに運ぶ。
「何を……」
不意に抱きかかえられ、足をばたつかせる彼女の足から靴が転がり落ちた。そのまま
ベッドに寝かされると、訳も分からないうちに、壮一郎は彼女のスーツのボタンに手をかける。

35 :
「あっ……な、何を……っ!」
抵抗する彼女の身体の上で壮一郎は彼女の服をはぎ取って行く。ブラウスのボタンを外すと
いつも可憐にその豊満な胸元を飾っている黒いレースのブラジャーがあらわになる。
つやめく滑らかな肌に一瞬感嘆した彼の手がわずかに止まるが、にわかに背中に手をまわし、
カップにはちきれそうにおさまっている豊かな双乳を包んでいるブラジャーのホックを外した。
「や、やめてっ!」
ブラジャーを外されたたわわな果実があらわになり、ベッドの揺れにあわせて悩ましく揺れた。
彼女の左胸のふくらみのちょうど真下からなめらかなわきの下にかけて、どこか悲しい印のように
手術痕が残っていた。
つややかな肌にうっすらと残る縫い傷。何年も前についたその縫い傷は、美しく成長し
しなやかな曲線を描く大人の女性になったその身体の傷は、今では目をこらさなければ
気付かないほど薄くなっていたが、カルテに記録されている切開部と同じ場所にあった。
「これは、君の手術の記録だ」
彼は身体を起こしてサイドテーブルに手を伸ばすと、ジェニファーの手錠の鍵を外した。
ようやく自由になった彼女は乱れた衣服をわずかに直し、壮一郎の手の中にあるカルテを
もぎ取るように奪った。
「これ……は……」
生年月日。血液型。髪や目の色、そして一致する切開部の痕跡。
それは、間違いなく彼女のものだった。
カルテを持つジェニファーの手が微かに震えている。空白の過去を埋める記憶に、こんなところで
出くわすとは思っていなかった。
「手術の同意書もある。このサインを見てごらん」
カルテをめくると、壮一郎が言ったとおり、手術の同意書がある。そのサインは、彼女の生みの母の
サイン――墓に刻まれていた名と同じサインがしてあった。
「うっ、う……」
こみ上げてくる感情が堰を切って涙に変わる。ジェニファーは涙がこぼれたカルテと同意書を、とても
大切なもののようにそっと抱きしめた。
「ジェニー……」
壮一郎が泣いている彼女の震える肩を優しく両腕に包む。
「君が手術を受け、入院しているあいだに、君の母――俺の義理の母でもある、その人は亡くなった。
探していたんだ。家族を……大切な人を。俺には親父を憎む以外のこともできると、証明したかった。
ジェニー、ずっと君に会いたかったんだ。俺の、妹に」
肩を包む手がなめらかな髪に触れた瞬間、彼女の身体に電撃が走るように懐かしい感覚がよみがえる。
名前を呼ぶ無邪気な声、小さかった少年の手と今も変わらないそのぬくもりが、彼女の記憶に
染み渡った。
(あの夢は、私の、記憶……)
追いかけていた優しい背中をつかまえた安心感。それは、ジェニファーが心の奥底でずっと
求めていたものだった。
「兄、……さん……!」

36 :
バスローブを着た彼の胸に飛び込むようにして背中に腕をまわした。あたたかな彼の手が
優しく彼女の髪や背中を撫でている。
(そうだ、私は、覚えている……この手のぬくもりを……)
今だけは、何もかも忘れて彼を抱きしめたかった。目の前の大切な存在に、ジェニファーは
少女の心のままで泣きじゃくった。
(私は、これから、どうしたら……)
涙がひとしきりおさまると、ぼんやりしながら彼の胸に顔をもたれさせてジェニファーは思う。
自分の立場も、壮一郎の立場も知っている。彼が何をしようとしているかも。しかし、兄だと
分かった今、その関係は大きく変わってしまった。
気がつくと、二人はベッドの上で折り重なっていた。上半身の服はすべて脱がされ、ベルトを外す
音が聞こえたかと思うと両脚からパンツを壮一郎が引き抜いているところだった。
「……? ……!?」
ジェニファーは壮一郎がしていることを一瞬理解できずにいた。
「すっかり、大人になったな」
ベッドに横たわった妹の姿を満足気に見下ろし、バスローブを脱ぎながら壮一郎は言う。
豊満な両胸のふくらみ、その先を彩る桜色の印は彼の愛撫を待っているかのように甘そうに尖っていた。
むっちりしたヒップを飾っている、ブラジャーと同じ柄のガーターベルトの上には、繊細なレースの
パンティが淡い茂みを隠している。
「な、な……!?」
目をぱちくりさせている彼女の上に身体を重ねながら言う。
「どのくらい成長したのか、見せてくれよ……」
ジェニファーの首筋に口づけると、果実のように爽やかな香りとシャンプーの香りが混じり合って
鼻先を癒す。
「なっ、何を考えている! 私たちは、き、兄妹なのに!」
もがいている妹のしなやかな身体が触れる。
「昔のことだ。今は違う。だから、こんなことをしてもいいだろう?」
「そういう問題じゃ……!」
たわわに実ったふくらみが壮一郎の大きく開けた口に飲み込まれた。
「んん……!」
つんと上を向いた乳頭が執拗に責められ、彼女が気を取られているうちに黒いレースのパンティが
つま先から抜き取られていた。
「なんて美しい……」

37 :
感嘆した彼が唾液で濡れた柔らかな胸から唇を離すと、まだつながっていたいというように
唾液の雫が一滴、糸を引きながら豊かなふくらみにこぼれる。
腰の曲線に張り付いてその美しさを際立たせているガーターベルトが悩ましいほどに誘っているように
見えた。
へその下から下腹、そして髪と同じ色の柔らかな茂みに口づけを施し、ほど良く肉付いた
太腿の上を飾るストッキングを撫でる。彼女のしなやかな脚線を包む薄いクリーム色のストッキングは
黒のガーターベルトの扇情的で妖艶な縁取りを際立たせ、光沢のある細かな網目があでやかに舞う。
「や、あ……っ」
抵抗する腰を押さえて茂みの間の美しい秘部を覗き見る。柔肉が重なる楽園は胸の果実の先を彩る
桜色の蕾のように澄んだ色をしている。敏感な部分の表面を覆う甘やかな体液がぬめりを帯びて
いやらしく艶めき、その眺めに欲望をさらにたぎらせた彼は疼く欲求を抑えきれずに
美しい秘部にかぶりついた。
「んんぅぁっ……っ!! あぁ、ああぁ……!」
彼女の身体の中をとろけるような快楽が駆け巡り、勝手に反応してしまう嬌声が響く。
何度も往復しては擦りつけられる彼の舌使いに身体は正直に愛蜜を溢れ出して行く。
じゅる、と音を立てて愛液をすすられた瞬間、彼女の敏感な肉襞に壮一郎の少しだけ伸ばした顎先の
髭が触れる。
「ひぁ……んっ」
舌のざらついた丁寧な愛撫とは違い、乱暴で無造作に擦れる感触にまた甘い声が漏れた。
すっかり抵抗する様子を失い、彼の淫らな舌技に、成熟した身体はひとつになりたいと訴えるように
とめどなく蜜液を滴らせていた。
(ああ、こんな……どうしたら……)
快楽の底なし沼で溺れかけたような意識でジェニファーは思う。どうすればこの状況を打開できるのか。
「もう、や、やめて……! ト、トイレに行きたい!!」
口から出まかせに近かったが、必の訴えがやっと言葉になる。
愛蜜をすする壮一郎の舌使いが一瞬止まり、名残惜しそうに一舐めすると彼がゆっくりと顔をあげる。
(こう言えば、離してくれるはずだ……)
ゆであがったような意識の中でジェニファーは快楽の波が止まったことに安堵した。
しかし、その次に壮一郎が言ったのは信じられない一言だった。
「おしっこか? していいぞ、飲んでやる」
彼女には予想もしない答えだった。
「〜〜〜〜〜!! バカッ! 変態!! 何を言ってる!」
「恥ずかしがるなよ、風呂だって一緒に入って身体も洗ってやったのに」
「そ、それは子どものときの話だろう!」

38 :
適当な言い訳ももはや思いつかないで両脚をばたつかせているジェニファーが、
急に甘い声に変わる。
「うぅ……あん……」
壮一郎の唇が吸盤のように吸い付いて彼女の秘唇に密着する。
「あ、ぁ……」
愛蜜のぬめりも感じなくなってしまうほどに強く秘唇を吸い上げられ、繊細な肉襞に痛みが走る直前、
急に荒々しい舌撃を受けた。
「ひあぁぁっ……!」
甘い声とともにジェニファーの腰がビクンと反応する。腕の中で逃げ場のない彼女の美芽を
壮一郎は容赦なく舐めつぶした。
「あぁぁぁ……! んん……っ!」
はかない抵抗を完全に諦めたように、彼女の太腿が壮一郎の両頬を挟みこんだ。快楽の中で泳いでいる
魚のような、ストッキングをつけた長い脚。それが彼の身体を撫でる心地良さに、愛蜜をすすりながら
しっかりと彼女を抱く。
シーツと彼女の足が擦れる音、そして可憐な声に夢見心地になりながら、彼はしなやかな彼女の腹部に
口づけ、曲線をなぞるように唇を移動させる。うっすらと残る左胸の手術痕を慈しむように舌先で
味わったとき、彼の先走りで濡れた先端が快楽でひくつくジェニファーの蜜口にぴったりと当てられた。
「あっ……そんな、だめ……!」
「俺たちの子どもを産むんだ、ジェニー」
そそり立った肉茎を躊躇なく秘襞の隙間に当てると、彼は容赦なく貫いた。
「うっ……!」
熱い蜜が淫茎に絡みつき、あふれ出る蜜にぬめったジェニファーの中に、彼は感嘆の声を漏らした。
いきり立つ腰を鎮めながら狭い隙間をこじ開けるように侵入していくと、浮き立った神経のひとつひとつ
を彼女の肉厚な波襞に愛撫される。
「はぁ、はぁ……」
全身を快楽に震わせながら、どこか苦しげな表情をしている彼女の頬にキスをする。
深くその身を沈め、熱い膣内を味わう。
(鼓動が響いている)
脈動する波襞と抱きしめた妹の身体から、同じ脈動が彼に伝わる。
熱く早く、そして確実に心臓が動いている。
濃厚な愛蜜が深く挿入するたびにとめどなく二人の間を滑ってつながり合った二人の秘部を
あふれ出る。
成熟した身体の奥深い愉悦のうねりに包まれて力強く圧迫する秘園を突いた。

39 :
「そんなに、したら……あっ、兄、さん……!」
抽送の中でジェニファーがうわごとのように訴える。
「こんなに、締めつけて……欲しいんだろ? 本当は……」
はちきれそうな熱い肉圧に雄の欲望を叩きつけながら壮一郎はこの上ない癒しを感じていた。
まだ余裕があるうちに、と思い、抽送を止めて練るように腰を使うと、彼女の深部が
ふるえながら、精液が欲しくてたまらないとでもいうように責め楽しんでいる鈴口を舐めた。
「ああ、ジェニー……俺の……」
ぐちゅぐちゅと卑猥な肉音をたてながら彼女の中を淫茎でかきまわす。敏感な妹の身体はほんの少し
腰を動かすたびになまめかしく反応し、切なく甘い声と圧迫する襞のうねり、そして感じすぎたのか、
時々背中がベッドから浮くほどにのけぞって壮一郎の愛撫を受け止めている。
「もう一度、呼んでくれ……兄さん、て……」
乱れきった彼女の様子に劣情をこの上なくかき立てられ、本能に操られるように蜜襞が絡みつく
秘園を欲望のままに往復させる。
「あぁ、ぁ……っ!」
焦点を失くした視線のジェニファーが背中にまわしている細い指先で爪をたてる。
痛いよ、と言おうとしたがそれよりも甘い快楽に理性は押し流され、肉壁がわななきながら締めつけて
くるのを味わうのに精いっぱいだった。
「さあ、呼ぶんだ、ジェニー……っ!」
喘ぎながらどうにかして言葉を紡ごうと、酸欠の魚のようにもどかしく唇を開き、続く交わる柔音の中で
可憐な双唇が甘くかすれた声でつぶやく。
「あぁ、兄さん……私、の……お兄……ちゃん……っ!」
そう言ったジェニファーの唇に噛みつくように壮一郎は自身の唇でその言葉を受け止めた。
「ん、ふっ……ううん……!」
二人の声が重ねられた唇から漏れ出し、抽送が一層激しくなる。
交わりの中でせり上がり、はっきりと主張した吐精感の中で、彼女の悲鳴にも似た快楽の叫びを
聞いたとき、目もくらむような渦の中心に壮一郎は思いのすべてを注ぎ入れた。

40 :
腰が砕けそうになるほど激しく交わってからもまだ味わい足りない秘貝を思い出すように、壮一郎は
隣のジェニファーの唇を指先で愛撫していた。
彼女も酷く疲れたようで、彼の腕を枕にして気だるそうな視線のまま、されるままになっている。
唇を薄く開けさせて、指先で歯列を割って舌に触れる。少し開いた彼女の歯が一部黒ずんでいるのを
見つける。
「虫歯ができてる。キャンディばっかり舐めてるからだ。口寂しいのか? 俺に言えば、いくらでも
 しゃぶらせてひゃふのり」
言い終わらないうちにジェニファーが壮一郎の頬の片側を軽くつねる。
眉を釣り上げていた彼女の表情がふと緩み、二人は顔を見合わせて同時にぷっと吹き出した。
頬をつねった指先を離し、その手でそっと彼の唇に触れながら彼女は言う。
「聞いて、欲しい」
壮一郎はジェニファーの真剣な面持ちに黙って頷く。
「私は、三國壮一郎の本当の姿を知りたかった。そして、目的を。金に関わることには手段を
選ばないあなたを、私は危険な人間だと思っていた。けど、三國、あなたは……金以外の未来を
欲しいと思っていた」
「そう。金は、人間が活動するための道具……誰かのために使うのが、金というものだ。
その誰かを、全力で守りたい誰かを……俺はずっと探していた」
そう言うと、壮一郎はジェニファーに優しく口づける。
「ずっと探していた妹なんだ……君を大切にしたいと、そして、未来を生きる子どもを……欲しいと
思うのは、人間として至極当然の感情だと思わないか?」
壮一郎の問いかけに、彼女は頷く。
「私だって、もう……何かが欠けたままこれ以上生きるのは……」
彼女はそこまで言うと、壮一郎の首に強く腕をまわした。
「妹として、そばにいたい……」
彼にだけ聞こえるように、小さな声でささやいた。彼女のささやきを頬擦りしながら受け止める。
「ジェニー……俺と未来を作ろう」
壮一郎は彼女の下腹部を撫でる。未来を生きる魂が宿る彼女の身体。自分との、愛の結晶。
「妹に、欲情するのか?」
身体を撫でる壮一郎にジェニファーは妖艶に問う。
「妹だからこそ、誰にも渡さないさ」
「まったく……困った兄さんだ」
長い指を絡めながら密やかに二人はベッドの中で微笑んだ。
【終】

41 :
いきなり力作っすな
でもカップリングにびっくりして何と言えばいいやら

42 :
カップリングはびっくりしたが、とにかく濃厚エロ乙です
三國とQがセックルしようとしたら漏れなくオーロールも付いてくるんだろうか
それはそれで3Pってのも面白そうだけど

43 :
GJです
読みやすいし面白かった

44 :
麿がアセットに食事を与えていると聞いて、アセットに食事なんてもったいない……と思いつつtもバターを舐めさせてみるサトウさん
なぜバターかは言うまでもなく、もてあまし気味の熟れた肢体を満足させr

45 :
保守

46 :
ええい!
金融街にラブホテルを営業してる奴はいないのか!
真朱「キミマロ、あそこにあるラブホテルって何するところ?」
まろ「ラ、ラブホ…金融街にそんなの要らないだろ…」
真朱「ねぇ、あれって何の店なの?」
まろ「あー、その、なんて言うか、好きな人同士が一緒に寝るとこだよ」
真朱「行ってみたい!」

47 :
>>46
続けてください

48 :
真朱ちゃんぺろぺろしたい

49 :
三國×Qが読みたい

50 :
石動×サトウ
石動の遅刻はサトウとやってたからか

51 :
三國とジェニファーは監禁陵辱系ならいけるな
俺の邪魔をするな→お仕置きプレイ

52 :
真朱のタコチュー顔が可愛かったな

53 :
なんか釈然としない感じ……11話で終わらせるには勿体無かった

54 :
サトウのお姉さんをヒイヒイ言わせたいお。

55 :
サトウさんと公磨の夜のオーペンディーゥを

56 :
サトウさんのメゾフレーション(もぐもぐフェラ)とマクロフレーション(巨乳パイズリ)に、
麿のディレクトゥは耐えられるか?

57 :
>>56
「そうか、キミはこういうのがいいのか」
と憐憫と愛情と侮蔑の入り混じった目でサトウさんに
なじられる麿が見たい

58 :
しかし、麿のマクロフレーションでメロメロになるサトウさん

59 :
サトウさんは独占欲強いけど狡猾な大人でもあるので
浮気は許さないけど、アセットを真朱に変身させての3Pとか自分からやって
自分を手放せないようにするよ

60 :
期待保守

61 :
もっとこう…エロスな男性型アセットはいないのか
相手を触手陵辱的な意味で

62 :
相手が女だったり女型のアセットだったらいいが男とのディールだとすげーやだなw

63 :
サトウのお姉さんに色々と教えてもらいたい

64 :
保守

65 :
※公磨と真朱の純愛H
※NG用トリップです
※長いです
※次のレスから投稿します

66 :
ある日の公磨と真朱
   ***
公磨は真朱と唇を重ねていたが、突然真朱の両肩を掴むと強引に引き離した。
「!? ちょっと、いきなりなに!?」
真朱は、公磨と自分自身の唾液で濡れ光る唇を尖らせ非難の声を上げる。
その表情からは『何故?』という疑問より、途中でキスを止めさせられた不満のほうが大きいようだ。
公磨は、真朱の責めるような視線から逃れるように顔をそむける。
「これ以上はその……ヤバイ……」
あのままキスを続けていたら歯止めが効かなくなりそうだった。
「はぁ? なに言ってんの? なにがヤバイの?」
「う、えっと、その……」
公磨の顔は紅潮し視線は空中を慌しく彷徨う。
そして、その目が少し離れたところにある大きなベッドを捉えた。瞬間、心臓が大きく跳ね体が固まる。
ここは金融街にある豪華なホテルの一室。色々と思うことがあり、ふらっと歩いていたら立派なたたずまいのホテルを見つけた。
『現実の世界』じゃ泊まろうという考えさえ浮かばないところだが、ここ金融街においてはあまりに非現実的なところなので
『学生風情がいいのだろうか?』という変な抵抗感も薄くなっていて、興味本位で泊まってみることにしたのだ。
その時はこういうことをまったく想像していなかった。ただ純粋に泊まろうと思っただけだった。

67 :
「もう! はっきり言いなっての! なにがヤバイんだよ!」
真朱が、引き離された体を公磨に近づけ詰め寄ろうとする。
しかし、公磨は真朱の両肩をガッチリと掴みそれを阻止する。
「ま、待て。それ以上近づくな!」
諦めずに距離を詰めようと抵抗を続ける真朱を押さえ込む。その掌からは真朱の滑らかな肌の感触が伝わってくる。
口では近づくなと言ったが正直気持ちの上では引き寄せたいという思いが強い。
「はぁ!? なんでよ!?」
自分を見上げるその顔はどういうことなのかまるでわかっていないようだ。
釣り目がちの瞳の奥からは段々と苛立ちの炎が燃え上がり始めている。
「だから、その、何て言うか――」
「いい加減、そのうだうだした態度ムカつくんだけど!」
公磨の煮え切らない態度に真朱は怒りをあらわにし、口角を上げた口から鋭い八重歯がギラリと光る。今にも火でも吐きそうだ。
「くっ、人の気もしらないで……。わかったよ! はっきり言ってやるよ!」
「最初からそうしろっての!」
「あーくそっ! んじゃ言うぞ?! このままだと俺の理性がもたないんだよ! わかったか!? わかったならカードに戻すぞ?!」
公磨は叫ぶようにそう言うと真朱から顔を逸らす。

68 :
真朱を直視し続けることができなかったのは恥ずかしさももちろんあったが何より真朱の反応が怖かった。
そんなヨコシマなことを考えていたのか、と思われ嫌悪されるのが怖かったのだ。
だけど考えてみればそもそもキスするという行為自体がすでにある意味『その』領域に入っているし、お互い好きならば問題ないとも思えるし――。
などと色々なことが頭の中を駆け巡っていたが、次の瞬間、公磨の耳朶を打った真朱の言葉は
「理性ってなに?」
というひどく純粋な疑問の声音だった。
公磨は思わず真朱を見る。
と、そこにはさっきまでの怒りの表情から一転して、きょとんとした面持ちで見上げる真朱の顔があった。
そうだった。真朱は人間っぽく見えるけどアセットなんだ。だってよく見てみろ。角が生えてるではないか。
公磨は脱力し、少しだけ気持ちが落ち着くのがわかった。
「ねぇ理性ってなに? あんたの理性がもたないってなに?」
説明に困り、どうしたものか、と黙っている公磨の服を真朱はねぇねぇと引っ張る。
その、さっきまでの荒っぽさとは違う無垢な仕草が妙にかわいいと思ってしまい、静まりかけた本能がムクムクと頭をもたげ始める。
「ちょ、引っ張るな。伸びる」
公磨は、自分の煩悩をも追い出すかのように真朱の手を振り払う。
「じゃあ教えてよ。理性ってなに?」
「そう真っ直ぐな目で見ないでくれよ。理性っていうのは……人間、らしさだ」
「人間らしさ……って公磨人間じゃん。わけわかんない! どういうこと?! 人間らしさがもたないってどういうことなわけ?!」

69 :
これじゃいつまでたっても埒があかない。こうなったら覚悟を決めるしかない。
「あーもう! 正直に言ってやるよ! 理性がもたない、人間らしさがもたないってのは、その、お、お前とセックスしたくて、それを抑えられないってことだよ!」
公磨がそう言い放つと真朱は、二、三度目を瞬かせ、先ほどと同じようにきょとんとした顔をするばかりだ。そして、予想した通りの言葉がその口から漏れる。
「セックスってなに?」
「そう来ると思ったよ。だけど俺はそこまで予想して覚悟を決めてる。セックスっつーのはな、キスと同じように好きな人同士がすることだ」
そう言うと真朱は目を爛々と輝かせ
「じゃあ、それやっ――」
「やってみたい、って言うんだろ? わかってるよ。ったく何でお前は内容もしらずにそんな簡単に言えるんだかわかんねーよ」
「だってキスと同じようなことならやりたいし、好きな人同士がやるって言ったし、悪いことじゃなさそうだし、別にいいじゃん」
「そう言われるとそうなんだろうけど……」
簡単に言ってくれる。こっちは色々と葛藤があるってのに。
「じゃあ、セックスの内容を教えるからそれでもやりたいってんならやってやるよ」
こうなったら半ばやけくそだ。いくとこまでいってやる。
真朱は「うん」と大きく頷き、期待に目を輝かせ今か今かとこちらの発する言葉を待ち構える。
真朱のその仕草が愛おしく、抱きしめたくなる。だが、それを強引に抑え、努めて冷静に説明を始める。
「せ、セックスとは、好きな人同士が……キス、したり、抱きしめ合ったり、お互い触れ合ったり…………することだよ」
「それだけ?」
真朱は拍子抜けといったような、それでいて少しだけ疑っているような曖昧な表情で問いかけてくる。
「い、いや。それだけじゃ、ない」
徐々に声が小さくなっていってしまう。まともに真朱の顔を見れない。

70 :
「ふーん。じゃあもっと教えてよ」
好奇心が強く恥を知らずに知りたいという欲求を素直に出せる真朱はまるで子供だ。
ディールの時は散々文句やら罵声を浴びせられ、どっちが主かわからないことも多いが、
そういう情けない主に対して素直に教えを請えるあたり変なプライドなどもないようだ。
そこが真朱らしくかわいらしいところでもある。
「えーっと、そうだな――」
公磨は目の前に立っている真朱の、その細く華奢な肢体に目を落とす。フリルのチューブトップが目に入る。
前々から思ってはいたことだが真朱のバストは悲しいぐらいない。
それがまた子供っぽさを感じさせるが、それはそれとしてセックスとなるとやはりその下に隠れている物のことが想像させられる。
あるかないかの乳房の最上部にある突起物――。
「な、舐めるとか?」
「舐めるぅ〜〜??」
真朱は驚きと疑問の入り混じった声を上げる。
「舐めるってなにを舐めるの?」
「何、ってお前、そりゃあもちろん相手の体とか、だよ」
あまりに露骨に見続けているとバレそうなので横目を使いチラチラと真朱の身体に欲望の視線を這わせる。
真朱のことだから見られてるのがどういう意味を持つのかわからないかもしれないが凝視するのは気が引ける。
真朱の肌は透き通るように白く、身体には余計な脂肪などついていない。痩せすぎなくらいだ。
手足は人間のそれではなく、毛が生えているが動物のように隙間無く生えているせいか、それほど違和感がない。
見慣れたせいもあるかもしれないが。

71 :
「舐めてどうすんの?」
「どうするって、それがセックスってことだからどうするもこうするもない」
「ふーん。そういうものなんだ。他には?」
「他には――」
後は考えられるのは、甘噛みやら指を入れる、摘むなどがあるが、それらは舐める、触るという範疇にこの際入れるとして、
最後はやはりセックスという行為の本番の説明だろうか。だがストレートにチンコをマンコに入れると言っても通じる可能性は低い。
チンコってなに? マンコってなに? と言われるのが落ちだろう。
「なんで黙ってんの?」
「いや、どう言ったらお前に理解できるか考えててさ」
「なにそれ。あたしのこと馬鹿にしてない?」
「してないしてない」
公磨は苦笑いを浮かべつつ、その視線をそっと真朱の下腹部へと下ろした。
そこにはフリルスカート、といっていいのかどうか少しだけ迷うような大きなフリルが広がっている。
その下というか中は、真朱が恥ずかしげもなく飛び回っていたりするので何回も見ている。
フリルと一体になっているかはわからないがスパッツのようなものを穿いているのだ。
「まてよ……?!」
そこでふとあることに思い至る。
見た目や声質からアセットながら真朱を普通の女の子、もっと言えば人間の女性と同じような身体構造をしていると考えていたが、
もしかしたら乳首もなければ、あのスパッツの下には『何』もなかったりするのではないだろうか。
ラーメンを食べてはいるが排泄をしているところは見たことがない。
そもそも『女の子』という前提が間違っているという可能性もある。
胸の平べったさ、細いながらも寸胴ということから『付いて』たりするのではないだろうか。

72 :
「うっ、さすがにそれは…………」
「ちょっとなにいきなり頭抱えてんの? 大丈夫?」
「だ、大丈夫。ちょっと恐ろしいことを考えちゃってさ」
「なにそれ? せっくすってそんな恐ろしいことなわけ?」
「いや、ある意味じゃ、うまくできるかどうか、という心配が怖いともいえるけど、さっきのはそうじゃない」
「よくわかんないっての! いいから早く続き教えてよ!」
色々考えるのがめんどくさくなってきた。
真朱が女かどうかは、この真朱という存在自体が好きなのでこの際どうでも――いや、やっぱどうでもよくない。
できれば女の子で、しかもきちんとした身体構造をしていて欲しいと望む。男の悲しきサガだ。
「……わかった。それで今から言うことがセックスの本題な」
「うん」
「それはだな、足と足の間、お互いの股間を重ね合わせるんだ」
チンコ、マンコというだけでなく、男性器、女性器やらそういった単語もわからないだろうからとりあえずそう説明する。間違ってはいまい。
「足と足の間……」
真朱は、不思議そうな顔をしながら自分自身の下腹部に目を向けたあと、今度は公磨の股間に視線を移す。
「……お、おい」
そんなにじっと股間を見つめられると気恥ずかしいと同時に妙な気分になってくる。
すでに血が集まりだしているというのにさらにそれが加速していってしまう。
でもその視線から逃げるように身体を逸らすのは変な自尊心が働いてできない。
逃げたら負けだと思ってしまう。かといってジーンズが膨らんでいくところもあまり見られたくはない。
妙な葛藤がそこにはあった。

73 :
「こういうふうに?」
真朱はおもむろに浮かび上がると公磨へ近づく。
そして、身体を少しばかり後ろへと逸らし自分の股間を突き出すと公磨の股間へと押し当てた。
幾重もの衣服越しだったがその柔らかな感触が股間を直撃し全身に電流が走る。
瞬間、反射的に身を引いていた。
「ちょっ、おまっ! いきなり何すんだよ!」
「せっくす」
「セックス、ってあのな!」
「公磨が言ったんじゃん。さっきのがせっくすの本題だって」
「う、言ったけどな! そうじゃない。そうじゃないんだよ!」
「なにがそうじゃないの?」
「セックスっつーのは、そういう風に重ねるんじゃなくて、足を開いて、その前に裸になってするもんなの!」
世の中にはセックスと一言で言っても色々とやり方があるわけで、一概に裸になるとは言えないところではあるが、
基本的には該当部分を外に出すものなのでそう言う。
「裸? 裸ってなに?」
「お、おいおい。裸も知らないのかよ…………」
「しょうがないじゃん。あたしアセットなんだから」
真朱は僅かに唇を尖らせ拗ねる。

74 :
「あー悪かったよ。裸っていうのは服を脱いだ状態のことをいうの。つまり今俺が着ているこれ、パーカーやらTシャツやらズボンやらを脱いだ状態のことな。お前でいうとそのフリフリを脱いだ状態だ」
「ふーん。それが裸っていうんだ。わかった。じゃあせっくすやろ!」
「軽いな……。お前ほんとにわかってんの? つーか、恥ずかしいとかないのかよ。そもそもその格好で恥ずかしくないのか?」
「恥ずかしいってなに?」
「またか……。恥ずかしいってのは……その、えーっと…………」
恥ずかしいってなんて言えばいいんだ。教えられた記憶はない。
「えーっと、そうだな。ちょっとだけ嫌な気持ち、その場にいたくない、その状態でいたくない、とか、顔が赤くなるとか、バツが悪い、うーん。とにかくそういう感じのもの」
「んー、よくわかんない」
「うーん。じゃあちょっと想像してみ? お前が着てる服あるだろ? それを全部取っ払って金融街、人のたくさんいるところに出て行くとする。それを考えてみ?」
アセットにそういう気持ちや概念があるのかわからない。
そもそも人型じゃないアセットはいつも全裸状態なんじゃなかろうか。
真朱は目を閉じ腕を組んで唸り声を上げ始める。
「どうだ?」
「うーん? それはちょっと嫌、かも?」
「だろ? その嫌な気持ちのいくらかは恥ずかしいって気持ちが入ってるはず」
「ふーん。そうなんだ。いまいちピンとこないけどいいや。それよりせっくすやろせっくす!」
こうもあけっぴろげに何度も言われると情緒や風情なんぞあったもんじゃない。
実際にはセックスにそこまで厳格にそういったものを求めてはいないが、少なからず気持ちが萎えてしまうことは確かだ。
やはり女の子には恥じらいというものが少しはあったほうがいい気がする。

75 :
真朱の身体に目を向ける。
色気で言うならばあのスーツの女性、ジェニファー・サトウのほうが露出が少ないのにもかかわらず、ある。
そこで唐突にさっきの真朱の股間の刺激がよみがえってきて気持ちが僅かに疼く。
だがいいのだろうか。このまま真朱と事に及んでしまって。
「どうしたの? 変な顔しちゃって」
「うるさいな。この顔はもとからだよ」
「そういう意味じゃないんだけど」
「わかってるよ!」
「なに怒ってんの?」
どうしていいのかわからなくなってくる。
真朱のことは好きだ。好きだけど、好きなんだけど、どうにも踏み切れない。
人としての尊厳の問題なのだろうか。それとも自分の未来だからなのだろうか。
「きーみーまーろー。せっくす!」
うな垂れていると真朱が覗き込むように下から見上げてくる。
「あーもう! やるよやる! やってやるよ!」

76 :
   ***
「いいか? 触るぞ?」
「もう、さっきからいいって言ってるじゃん。早くしてよ」
公磨は真朱をベッドの傍に連れてきたはいいが、その上には乗せずに脇に立たせていた。
もちろん公磨もまだベッドには乗っておらず真朱を目の前にして『膝立ち』をしていた。
真朱の身体構造について、行為に及び始めてからだと気まずいことになるかもしれない、ということが頭をかすめ、
その前に確かめたいと思い、確認ということでベッドには上がらなかった。
と、いうのは建前でいざベッドを前にして決心が鈍ったことのほうが少しだけ大きい。
「よしじゃあ」
膝立ちになっている公磨の目の前には、スレンダーな真朱の白い腹部がある。
その新雪のような綺麗な肌を前にして公磨は触れることを躊躇《ためら》ってしまっていた。
伸ばしかけた右手が下がるでもなく、進むでもなく、空中に留まっている。
当人が触っていいと言っているのだから触っていいのだが、恥ずかしさもあって素直になれない。
触りたいのに触れないもどかしさがある。
いまさらながら気づくが真朱には人間と同じように『へそ』がある。
アセットがどういうふうに生まれるのかはわからないが、人間と同じということはないだろう。
それでもへそがあるということは、真朱の身体構造は特別に人間のそれに似せてあるか、
はたまた同じか、どちらにせよ近いものがあるということになりそうだ。

77 :
それはそれとしていつまでも見ているだけという状態のままでいられるわけもなかった。
触りたいという本能と真朱の身体構造への好奇心が異様な興奮作用をもたらし、徐々に手が真朱のお腹へと近づいていく。
当の真朱本人はそんな公磨を訝しげな目で見つめているだけで実に堂々としていた。
そして、ついに真朱の細いお腹へと公磨の手が触れた。
ピタリ、と手に吸い付くような感じの肌だった。
その感触をさらに味わいたく自然と手が這うように動いてしまう。
初めてじっくりと触った真朱の肌は何物にも例えられるような感触ではなく、
しっとりと、だがすべすべとしていて実に触り心地がいいものだった。
最初のうちはおそるおそるといった感じで鈍い動きだったが徐々に荒々しくなっていく。
さらに右手だけではなく左手も本能にしたがって真朱のお腹へと伸びる。
へそ周り、脇腹、腰、背中へと真朱の存在を感じ取るように両手が怪しく蠢《うごめ》く。
真朱の身体は見た目どおりの細さで、触るとそれがよりはっきりとわかる。
真朱のその綺麗なお腹に触れ、見ていると頬ずりをしたくなり、さらには舐め回したくなる。
すでにアソコはズボンの中で破裂しそうなほどになっていた。
だが、そこまで興奮していてもまだ真朱の胸や下腹部にまでは手をどうしても伸ばせない。
自分の中の理性が、そして、いけないことをしているのではないか、という罪悪感が、最後の一線を踏みとどまらせていた。

78 :
「で、いつまで同じことしてんの? せっくすってそれだけじゃないんでしょ?」
公磨は「え?」と、手の動きが止まる。そして、顔を上げる。
今まさに腹部を触られている真朱は平然としており何も感じてはいないようだった。
すっかり夢中になっていたが真朱の反応がまるでなかったことに今更ながらに気づいた。
一人で勝手に興奮し舞い上がっていたことに非常に気まずくなる。
「お前、くすぐったいとか、そういうのはないの?」
「別になんとも」
「じゃあ触られて嫌だとかそういうのは?」
「それも別にない。公磨に触られてわかったけど触られるのは嫌じゃないみたい」
それってどうなんだ? ビッチの素質があるってことか?
「そ、そうか。んじゃ俺以外にさ、触られてもそうだと思うか? ちょっと想像してみてくれ」
「んー公磨以外にか。うーん? それは嫌、かな? でもなんでそんなこと聞くわけ?」
「えっと……俺の醜い嫉妬心……かな?」
「嫉妬心ってなに?」
「真朱が誰かに取られるのが嫌って気持ち」
「それってあんたがあたしの株売らなきゃいいだけじゃん」

79 :
「いや――」
真朱の気持ちが誰かに向かったり誰彼構わず体を許すのが嫌だって話なんだけど、難しかったか。
「……やっぱいい。とにかく、このまま続けてもいいんだな?」
「だーかーらーさっきからいいって言ってるじゃん。で、次はどうすんの? あたしキスしたいんだけど。確かせっくすにキスも含まれてたよね?」
単純ってか素直な奴は生きてくのが楽そうでいいなと思ってしまう。
「わかった。俺も覚悟を決める。何度目だかわからないけど……。んじゃそのベッドの上に上がって横になって」
公磨は立ち上がるとすぐ傍のベッドを指差す。
「うん。わかった」
真朱はこれからすることに期待を膨らませているのか嬉しそうにベッドに上がるとそのまま仰向けになった。
「これでいい?」
「ああ」
公磨も靴を脱ぎベッドに上がった。は、いいが、そこで公磨の動きが止まる。
目の前に真朱が一の文字のように横たわっている。膝の下と背中に手を回してお姫様抱っこをすぐにでもできそうだ。
「なに? まだ迷ってんの?」
「いや、そうじゃない。ただ……」
公磨はバツが悪そうに視線を横に逸らす。
「ただ?」
真朱は上半身を起こして公磨の顔を覗き込む。

80 :
「ただ、その、真朱を寝かせたはいいがそこからどうするのかなって思っちゃって」
「はぁ? なに言ってんの? あんた本当はせっくすのこと知らなかったの?」
「それは知ってるっつーの! ただ実際にやったことないからちょっと戸惑っただけだよ!」
「戸惑うもなにも公磨の言ってたせっくすってそんな難しいことじゃなかった気がするんだけど? キスとか舐めるとか触るとか」
「そ、そうなんだけど……」
「あーもうじれったい! いいじゃんしたいようにすれば! あたしはキスしたい!」
真朱はそう言うと強引に公磨の唇を奪った。
「んっ……」
最初は呆気に取られていた公磨だったが、真朱のたどたどしくも、どこか一生懸命な口の動きに触発されて、真朱の気持ちに応じるように唇を動かす。
自然とそうなるのか真朱は目を瞑っていた。
ただ唇を重ねるというだけの行為が精神的にも肉体的にもとても気持ちがいい。
しばらく唇だけのキスをしていたが公磨は舌を入れてみた。
「わっ!?」
と、真朱が突然離れる。それがちょっとショックだった。
「……嫌だったか?」
「嫌じゃない。ただ驚いただけ。にゅるっとしたものがいきなり入ってくるだもん」
「ならよかった。じゃあ続き」

81 :
公磨は真朱の肩に手をかけ口付けをし、さらに舌を入れる。
そして、肩にかけた手に力をこめると徐々に真朱の身体をベッドへと押し倒していく。
真朱はそれに抵抗らしい抵抗もせず公磨に押されるがままに横になっていく。
そして真朱と公磨は重なるように倒れこんだ。
公磨はキスをしながら真朱の胸へと手を伸ばそうとしたが、その手が力なく止まってしまう。
肝心な時に意気地が無くなる。触りたいのに触れない。実に情けなかった。
しかし幸いにもその変な手の動きには真朱は気づいていないようだった。
すると突然
「あっ! 待った」
と真朱が声を上げた。
「ど、どうした?」
触ろうとしたのがばれたのか? いや触ってもいいって言ってたし何も問題はないはず。
「あたしも公磨も裸になってなくない? せっくすって確か服を脱いでやるって言ってたよね?」
「なんだそんなことかよ。厳密に言えばそんなのはどうでもいいし、裸になって『さぁ始めましょう』というわけでもないんだよ。お前がさっき言ったようにお互いがしたいようにするのが一番なの」
「そうは言うけど、さっき公磨動き止まってたじゃん」
「うっ、それは色々とあるんだよ。お前が嫌がらないか、とかさ。とにかくお互いが納得して、したいことをしないといけないの。だから俺がしたいことだけじゃなく真朱がしたいこともさせてあげたいんだよ」
「そうだったんだ。んーでもキスのほかはあたしわかんないし、したいこともよくわからないから公磨のしたいようにしていいよ。それで覚える」

82 :
「…………」
「どうしたの? 変な顔して」
「いや、複雑な気持ちになってさ……。嬉しいような情けないような」
「意味わかんないっての。それより続き」
「んー…………まぁいいか。それじゃ、胸触るぞ?」
真朱は「うん」と言って公磨をじっと見始める。
その目は次に公磨がどういう動きをするのか観察するような鋭さがある。
そう見つめられては手を出しにくかったりする。
が、すぐに触りたいという欲望が激流となって押し寄せ、妙な抵抗などあっけなく瓦解した。
公磨の手がすっと真朱のチューブトップ越しの胸に触れる。
そして、その手はすぐにさわさわと大きなフリルの上を上下左右に行ったりきたりする。
真朱はそれをさき程と変わらない様子でじっと見つめている。
見た目からわかってはいたが真朱の胸は悲しいほどに圧倒的な貧乳であることが再確認できた。
衣服越しじゃまるで膨らみなんぞわからない。
これは胸を揉んでる(実際は揉むほどないので触っている)という実感がこれっぽっちもない。
こうなったら――。

83 :
「真朱。服脱がすぞ?」
「いいよ」
なんとまぁ、あっけらかんと言う奴だと思う。
とりあえず承認は得たので早速脱がすことにする。
公磨の両手が真朱のフリルチューブトップにかかる。
最初は上にずらして、胸をポロリという実に卑猥な光景を見たいと思ったが、すぐにそれは無理だと気づく。
何せ胸がないので捲《めく》り上げ、胸に引っ掛けるということができない。なので下へとずらすことに決めた。
公磨は真朱の胸をきつく締めているチューブトップを下へとずらした。
「脱がすんじゃないの?」
「それはあとにする」
「ふーん。ま、いいけど」
ずらしたチューブトップの下から現れたのは、非常に、極めて、平野と見間違うほど小ぶりな乳房だった。
そして、その上に人間のそれと同じように綺麗な桜色をした乳首もあった。
公磨はそれに引き寄せられるように顔を近づけ、舌先で舐めた。
「ひゃっ!」
瞬間、真朱の身体がピクッと跳ねた。
そのあまりにかわいらしく脳の奥まで響くような甲高い声に驚いてしまう。
「ど、どうした? 痛かったか?」
「う、ううん。違う。痛くは、ない。なんていうか、今までに感じたことがない感覚。響くような、痺れるような、もっと感じていたいような……。公磨続けて」
「気持ちいいってことか」
一般的な女の子の感度というものは知らないが、真朱は感度がいいのかもしれない。
それとも貧乳は感度がいいという説が本当なのだろうか。

84 :
「今は、舐められてないからわからない。だから公磨続きお願い」
公磨は真朱の胸へと視線を落とし、再度舐めようとする。
と、舐めたほうの真朱の乳首がさっきまでとは違いこれでもかと自己主張し始めていた。
心なしか小さな乳房も張りを強めてその容量を少しだけ大きくしている気がする。
「見てないで早く」
真朱の声音は、決して甘くねだるようなものではなく、単純にそのまま『早くして』という口調だった。
公磨は苦笑いが漏れつつも、変に猫撫で声を出されるよりもそのさっぱりとした物言いが真朱らしくて心地よかった。
公磨は改めて真朱の乳首を見て、その突起に口をつけた。
「ぁんっ!」
先ほどと同じように僅かに身体が跳ね、真朱の聞きなれない声が耳に届く。
それでも今度は口を離すことはせず、盛り上がった乳首の先を舐め始める。
舌先、舌の腹を使い夢中で舐めていく。
「あっ、うん……ひゃっ……んっ……ん……んっ――」
その舌の動きに合わせて真朱は意味を持たない声を上げていく。
さらに公磨は空いているもう片方の乳房へと手を這わせ、その先端の突起を指でこする。

85 :
「ひゃんっ!」
より一層、強い声を上げ真朱は身体を仰け反らせる。
しかし、愛撫は止めない。止めたくない。
もっと真朱の細く華奢ですぐにでも壊れてしまいそうなほどの肢体を味わっていたい。
おっぱいを味わっていたい。
舌だけでなく、吸い、時には軽く歯を立てる。右を舐め、左を触り、左を舐め、右を触る。
「ああ……あっ……あっ……んんぅ〜〜、き、公磨〜」
とろけるような声で名前を呼ばれ思わず口と手が止まる。
「なに?」
真朱は少しだけ乱れた呼吸のまま上半身を持ち上げると口を開く。
「すっげー気持ちいい! せっくすって気持ちいい!」
「…………」
なんだろう。こう嬉しそうに言われるとちょっと残念に思わなくもない。
少しぐらい恥じらいってやつもあるといい気がする。
それはそれで真朱らしくはなくなってしまうのかもしれないが。
「公磨!」
「なに?」
「もっとやって!」
「ああ、わかったよ」
公磨は苦笑しつつ返事をする。

86 :
「あ、でもあたしも同じことやったほうがいい? あたしだけしてもらうのは悪いし」
「いいよそんなこと。俺は、その、舐めたいし、もっと触りたいからさ」
「そうなの?」
「そうなの。だから今はまだ真朱を気持ちよくさせたい」
「ふーん。わかった。じゃあさっそく続きお願い!」
「あの、その前に今度は、その、そっちも触っていいか?」
公磨はあまり直視しないように横目を使って気まずそうに真朱の下腹部を指差す。
「いいよ」
「ありがと」
よくわからないが凄く嬉しい。心に甘酸っぱいものがこれでもかと広がってくる。
と、同時に激しい期待感と欲望とが大きなうねりとなって押し寄せ、心臓がドキドキと早鐘を打ち始め否が応でも興奮してくる。
「じゃあ、続けるぞ?」
「うん」
公磨は起き上がっていた真朱の上半身を寝かせたあと、その右手をまず真朱のお腹へと下ろした。
さらにその手をそっと下へとずらしていく。真朱のきめ細かな肌が掌全体から伝わってくる。
緊張と『触《さわ》れる』という喜びで手が否応なしに震えてくる。

87 :
すぐに肌とフリルスカートとの境に到達する。
そのままフリル、その下のスパッツの中へと直接指を入れるかどうか一瞬迷ったが、やはりまずはスパッツの上から触ることに決める。
フリルの上を通過し、その大きなヒラヒラを捲りあげ、中へと手を滑り込ませる。
その時に気づくがどうやらフリルとスパッツは別々になっているようだ。
そして、スパッツの上へと指をのせた。
何の生地で作られているのかはわからないが、ツルツルとした化学繊維っぽい触感と柔らかさが指に伝わってくる。
真朱の肌も気持ちがいいがこのスパッツも触っていて飽きそうにない。
しかし、スパッツの中心を走る布の合わせ目である、中心線がその触り心地をほんの僅かだが阻害する。
いよいよというところまで来たが、そこでふと真朱の顔を見る。
真朱はここまで触られても何も感じてはいないようで、相変わらず平然としている。
また今から触られるところがどんな場所で、どういう意味を持つのかわかっていないようだ。
「真朱」
「なに?」
「ちょっと聞きたいんだけど。お前って胸とか『ココ』とか自分で触ったことや見たことある?」
指に少し力を加えて押し示す。

88 :
「あるわけないじゃん」
「ラーメンとかその汁飲んでも、その、小便とかしないよな?」
「小便ってなに?」
「『ココ』から出るものの事を言うんだけど何か出ることある?」
「ないけど」
「そう、か」
ラーメンはどこに消えているんだ。ドラ○もん的な処理の仕方なのだろうか。
まぁでもその辺は深く考えても意味がない。すでに金融街というものが非現実的なのだから。
それよりも真朱本人でも触れたことがないところを自分が最初に触れられることが、嬉しく思うと同時に興奮してくる。
「じゃあ続けるぞ」
『何』もなかったらどうしようという不安は拭いきれない。
股間を押し付けられた時に肉の柔らかさは僅かに感じたが、ただ肉があるだけでツルツルだったらと思うと少しだけ怖くなる。
ましてや『付いてた』日には泣くに泣けない。
公磨は口の中に溜まった唾を喉を鳴らして飲み込むと、覚悟を決めてスパッツ越しの真朱の股間へと手を滑り込ませた。
布の合わせ目が少しだけ邪魔に感じるが、その周りの何とも言えぬ肉の感触と――。

89 :
公磨はそれを確かめるべく、少しだけ力をいれて真朱の秘部を擦り上げる。
「んっ」
乳首の時ほどではないが、真朱が艶のある声を上げる。
これは、この感触は――濡れてる!?
ぷにぷにとした柔らかい秘肉の感触のほかに、僅かながら湿り気があった。
汗とも考えられるが、濡れているのはある一部分だけなのでその可能性は低い。
「んっうんっ、そこも、胸ほどじゃないけど、んっ、気持ちいい、かも」
中指一本に神経を集中させ、濡れている中心部を少しだけ押し込む。
「あっ」
ぷにゅっと僅かに沈み込む。
が、布の合わせが思わぬ抵抗をしてそこに人間の女の子と同様に『穴』があるのかまではわからない。
それにここからじゃ角度的に該当部分がどうなっているのか見えない。こうなったら直接確かめるしかない。

90 :
「真朱。ちょっと腰を上げて」
「わかった」
真朱は腰を突き出すように少しだけ身体を反らす。
公磨はフリルを大きく捲り上げ、スパッツのウェスト部分に両手をかけ、下へとずらそうとする。
が、異様にピッチリとしていて脱がしにくい。
力を入れゆっくりずり下げていく。
そのもどかしさと徐々に範囲を広げる真朱の白い肌が、今脱がしているんだということを強く自覚させ、気持ちが高まってくる。
目が離せない。
逸る気持ちを抑えつつ、ゆっくりとスパッツを降ろしていく。
そしてついに未知の領域へと差し掛かった。
公磨はそこでさらに力を篭めた。
裏返り、一気に下がったスパッツの下から現れたのは、紛うこと無き女の子の性器だった。
足の付け根付近から続く、僅かに盛り上がった、丸みを帯びた無毛の逆三角形。
それを途中から分かつように入る一本線。
その先からはキラキラと光る一本の銀糸がスパッツへと続いていた。

91 :
その綺麗で美しくも実にいやらしい光景に思わず目を奪われた。
が、次の瞬間には公磨の手はしっかりと残りのスパッツを脱がそうとしていた。
そのあまりの勢いに真朱の口から自然と「あっ」と声が漏れる。
公磨はスパッツを足から引き抜くと自分を抑えきれない様子で真朱の足の間へと身体を割り込ませる。
そして、真朱の膝を持ち足を開かせると、秘所を隠そうとする邪魔なフリルスカートを捲り上げた。
その下からは淫猥に濡れ光り、足を開いてもまだぴったりと閉じようとする大陰唇の柔らかな双璧が現れた。
公磨は顔を近づけ、両手を恐る恐る伸ばしていく。
縦筋の上部には陰核を包んでいる包皮が小山を作り、さらにその下部の終端の下には美麗な肛門がある。
目の前にあるそれら全ては一切の穢れを知らず、おいそれとは触れてはいけないように思えてしまう。
だが同時にその神聖な場所を踏み荒らしたいという、どす黒い欲望も湧いてくる。
その葛藤に心を乱されながらも公磨の両手が徐々に真朱の大事な部分へと近づいていく。
そして、ついに掌が真朱の『ふともも』を捉えた。
臀部に近い真朱のふとももは引き締まってはいるが柔らかさもあり、肌の表面はお腹と同じように滑らかで触り心地は最高だった。
毛の生えているところも触れてみるが艶々としていてこれまた肌とは違う滑らかさがあってまったく嫌な感じがしない。

92 :
それらの触感を楽しむのも早々に公磨は、最初触れた臀部付近のふとももへと両手を置くと親指を真朱の縦筋横の秘肉へと押し付け、その閉じている花弁をそっと開いた。
ちゅっ、という実にかわいらしい音がして陰唇が開き、薄いピンク色をした肉が顔を出す。
そこには尿道口があり窮屈そうな膣口が卑猥な涎を垂らしていた。
処女膜はよくわからないが、完璧なほどの女性の生殖器だった。
公磨はあまりの光景に感動で心身共に打ち震えていたが、すぐに引き寄せられるように顔を近づけそれを舐め始めた。
「んっ……んんー……んっ……ん――」
誰も、本人さえも触れたことのない領域へと触れたという征服感がさらに興奮を高める。
通常ならば抵抗があるだろう肛門にまで口をつける。
真朱は一度も排泄をしたことがない。ならばここは決して汚いところではない。
そこから上方へとゆっくりと丁寧に舐め上げ、膣口、尿道口とを交互に舌を行き来させて丹念に舐める。
その上に物欲しそうに、顔を出しそうになっているクリトリスはまだだ。
舐めたい、悶えさせたいがもう少しだけ焦らしたい。

93 :
「んん〜……あぅん……うんっ、あっ、あっ、ああんっ――」
真朱の感じる声が脳髄へと木霊し、さらに自分自身の唾液と膣口から漏れ出る愛液とが嫌らしい音をくちゅくちゅと立てる。
舌先をその狭い膣口へ入れた時、その舌の腹で薄い肉の膜のような感触を捉える。
処女膜? と思うと同時にここまで人間と同じ構造なのかと思わず感心してしまう。
が、それはすぐに言い知れぬ甘酸っぱい歓喜へと変わり、真朱のことがさらに愛おしくなる。
指を入れてみたくもなるが、冷静さが失われつつある今の状態だとうっかり処女膜を傷つけてしまいそうなので今は入れるのを我慢する。
柔らかな美肉と粘膜とを唇と舌、口全体で感じ、止め処なく湧き出る愛液を掬《すく》い取り、真朱のいやらしい場所を余すことなく味わう。
「ああ、いいっ、き、気持ちいい〜、はぁんっ、凄い〜〜」
真朱の声が今まで聞いたことがないような可愛らしい声へと変貌している。
さらにその表情もまた、今まで一度も見たことがない。
薄め目で天井を見つめ、力なく口を開けてベッドのシーツをぎゅっと掴み、
訪れる快楽に耐えるように、だが委《ゆだ》ねてもいるように、身を悶えさせている。
それら全てが可愛らしい。

94 :
公磨はいよいよとばかりに顔を出しつつあるクリトリスの包皮を
あまり刺激を与えないように慎重に捲《めく》り上げ、小さな豆粒大の小突起を露出させた。
そして、充血し勃起しているそれを一気に舌で舐め上げた。
「んはあぁんっ!!」
真朱はあまりの刺激に逃げるように腰を引いて身体を仰け反らせた。
真朱の反応に公磨は少々面を食らいつつもどこか嬉しくもあった。
公磨はさらに続けようとするが真朱が呼吸を乱しながら「ちょ、ちょっと待って」と止めに入る。
「き、公磨、あたし、はぁはぁ、んっ、あたし、このままだと、ヤバイ。はぁっ、おかしくなりそう。気持ちいいんだけど、なんか怖い」
真朱の顔は紅潮し、息も絶え絶えでその薄い胸を大きく上下させている。
「じゃあやめる?」
目の前の濡れる秘裂を一瞥して尋ねる。
もちろんやめたくはない。十中八九やめないと答えることも予想済みではあるが、やめるというなら無理強いはできない。
しかし、自分もこのままじゃ治まりがつかないので真朱の身体を見ながらオナニーでもさせてもらうしかない。
すでにトランクスの中は凄いことになっている。

95 :
「や、やだ。怖いんだけど、続けてもらいたい。ここでやめられたら中途半端な感じがして、もどかしい」
「わかった。それじゃ続けるぞ?」
「お願い」
公磨は、真朱の両足を自分の両腕でまるで担ぐかのようにしっかりと絡めると、卑猥に塗れそぼる真朱のクリトリスに狙いを定め、口をつけた。
「んふぅっ!!」
真朱の腰がその刺激で浮きそうになるが、公磨は両腕に力を篭めて押さえつける。
そして、口に含んだ小豆を舌でこれでもかと弄び始める。
「あ、だめ、あああっ、公磨、んんー、そこダ、ダメっ、ひぃんっ!」
舌の動きに緩急をつけ執拗に転がす。その刺激に真朱の腰が何度もピクピクと跳ねる。
「き、公磨っ! んっ!! はぁっ! そこヤバイ! ヤあぁんっ! ん、んんー!!」
真朱の悶える声が耳朶をこれでもかと打ち続ける。
舐めては転がし、時には吸って弾く。肛門から一気に舐め上げ、クリトリスを避けその周囲を刺激し焦らしたりもする。
「あっ、あっ、あっあっあんっ、んっ、んっんっんっ――」
真朱の声が単調なリズムを刻み始める。
快感の波に飲み込まれ半開きになった口からは涎が垂れている。
そしてついに――。

96 :
「んっんっっんっ、あっ、いっあっあっあっあっんっんんんんぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
ガラスが割れるような甲高い声を出し真朱は絶頂を迎える。シーツを力強く握り締め、足の爪先を曲げて身体を震わせている。
キンッと響く声が小さく細くなり、完全に息を吐き出してもまだ快感の波が引かないようで、真朱の表情はイッたままだ。
そして、少しだけ心配になったところで真朱が呼吸を取り戻した。
「……大丈夫か?」
股間から顔を離しそう声をかけるが真朱はいまだにアクメの余韻から覚めやらぬようで、虚ろな表情をして呼吸を乱している。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁっ、んっ、うんっ、はぁ……はぁ……はぁ……き、公磨」
「ん?」
「はぁぁぁ、せっくすって、んっ、凄い……はぁぁ……」
先を続けようにも真朱が落ち着くのをしばらく待つ必要があった。

97 :
   ***
「じゃあ今度はあたしの番ね!」
真朱はしばらくして起き上がるとイッた余韻など一瞬で吹き飛ばしてケロリと言った。
公磨の股間のモノは、真朱の回復を待っている間も衰えるはずもなく、ジーンズの中でずっと張り詰めていた。
だが少し前の、本当に『三こすり半』でイってしまいそうな程の緊急事態ではなくなってはいる。
これなら男の尊厳というものが失われずにすみそうだ。
「まずは服を脱がすんだっけ」
真朱は俄然やる気を見せ、ベッドの上にいる公磨に手をかけようと寄っていく。
「いや上着は自分で脱ぐからいいよ」
気恥ずかしいのでパーカーやらTシャツを脱がされるというのは遠慮する。

98 :
「あたしも脱がせてみたいんだけど」
真朱は膨れっ面で抗議の声を上げる。
「最後の一枚は脱がさせてやるから他は勘弁してくれ」
最後の一枚とはもちろんトランクスのことだ。
これは真朱に脱がさせてみたいという、好奇心と欲望、それと若干の羞恥による興奮があった。
だけどどこか心の隅で真朱にそんなことさせていいのか? という思いも(あれだけやっておいて今更だが)少なからずあり、
少々迷いも生じてしまうが真朱が脱がしたいと言うならばやってもらうことにしよう。
「わかった。それで我慢する」
公磨はベッドから足を下ろすと、いそいそとパーカーとTシャツを脱ぎ捨てる。
そして、立ち上がりジーンズに手をかけようとしたところで、自分の姿を興味深そうに見つめている真朱に気がついた。
「……何だよ。別に珍しくもないだろ」
そう、ここからその一歩先、パンツ一丁の姿までは特別珍しい格好ではない。
アパートでは着替えでしょっちゅう半裸になっているからだ。
「うん」
「じゃあなんでジロジロ見てるんだよ」
「見てちゃいけないわけ?」
「うっ、いけ、なくはないな」
あれだけ真朱のことを見て触って舐めておいてさすがに自分を見てちゃダメというのもない。
それに今も真朱はチューブトップはずり下がったまま乳首は丸出しで、フリルスカートは穿いているがスパッツは脱いだままだ。

99 :
「あんまり気にしたことなかったけど、人間の身体ってどうなってるのかなぁって思って」
「珍しくは…………あるのか」
確かにアセットにとっては珍しいのかもしれない。
アセットの姿は千差万別で機械的な者もいれば真朱のように人間に似ている者もいる。
ただこうも見られては脱ぎにくい。自分がストリップしている気分だ。
公磨は真朱の視線にさらされる中、股間部分を隠すようにジーンズをゆっくりと丁寧に脱ぎ捨てた。
そして、僅かな躊躇のあと、そのギンッギンにテントを張ったトランクスを真朱のほうへと向けた。
「うわっ!」
真朱は股間の膨らみを見て驚きの声を上げる。
「なにそれ!? なに入れてんの?」
真朱は興味津々といった感じでベッドの上でよつんばになって身を乗り出し、股間へと目を釘付けにしている。
「何も入れてない」
入れてはいない。ただちょっと大きくなってるだけだ。
「それじゃそれは公磨の身体の一部ってこと?」
「そうなる」
「うわーそうだったんだ。そんなところにそんな山みたいなものがついてて人間って大変そう。んーあれ? でも以前公磨の股間見たときそんなだったっけ?」
真朱は小首を傾げる。

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