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2012年5月エロパロ104: ふたりエッチでエロパロ Part11 (337) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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ふたりエッチでエロパロ Part11


1 :11/03/25 〜 最終レス :12/05/02
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ┃
| ふふ…真に早く出かけて欲しかったろ?..        ┃
\                                .  ┃
   ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         .. ┃
    ∧ ∧      チュプッ                  . ┃ ゆ、優良さん…
   (,,゚Д゚)  グプッ                        ┃  ∧∧
   / ⊃∧∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ... ┃  (゚Д゚;)
 〜(  ヾ゚   )  < んんっ…そうよ!          . ┃ ⊂ ⊂
   U~ u u ヽノ  | 早くこのち○ぽ欲しかったのぉ!  ┃  |  |〜
       (_(____つ  \____________    ┃  し`J
ここは、ふたりエッチ本編に物足りない人がSSを投稿したりそれを楽しんだりするスレです。
優良さんが他の男とHする本編にはあり得ない展開や
真が他の女性達とHするこれもあり得ない展開などをSSにしてくれる神をマターリと待ちましょう。
前スレ
ふたりエッチでエロパロ Part10
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1272476033/
前々スレ
ふたりエッチでエロパロ Part9
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1245543417/
過去ログ
ふたりエッチでエロパロ Part8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1224771843/l50
ふたりエッチでいかせて下さい
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1190215042/
ふたりエッチでいってみよう
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1162595355/
ふたりエッチはどうなるの?
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1077987159/
「ふたりエッチでイっちゃうの? 」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1055494134/
「ふたりエッチってそんなにイイの?」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1017094797/l50
「ふたりエッチってどうなの?」
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/979/979765296.html
ふたりえっちでいっちゃって
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1147528877/

2 :
途中で容量オーバーになってしまったので立てました。
もう少し経ったら投下を再開します。

3 :
 最後の日。
 少し真剣な表情で花岡は言った。
「今夜、あなたを僕のものにします。心も、体も」
 ここで「いいですね?」と問われていれば、まだ優良にも拒絶することが出来たかもしれない。
 だけど花岡はそれ以上何も言わず、自然に優良の手を取った。
 だから優良も言う言葉が見つからなかった。

4 :
 音楽が始まって四度目のワルツを踊り始めたとき、優良は理解した。花岡が優良の意志を確かめなかった理由を。
 言葉などよりもよほど雄弁に愛を語りかけてくる花岡のダンス。それに身を任せている自分。
 触れ合った手と手、体と体。交わされる吐息と視線。
 そう。このワルツ自体が既に男女の行為なのだ。
 それを受け入れている時点で、もう優良の意志など問うまでもなく明らかである。
(ああ……)
 それに気付いたとき、優良の中でわずかに残っていた躊躇いは消え去ってしまった。
 ワルツという愛の儀式、そしてそのあとに待っている行為への期待。
 ピアノのメロディに合わせて踊りながら、優良は己の中の女が昂ぶっていくのを感じていた。

5 :
 音楽が終わった。
 いよいよだ。
 もうためらいはない。
 緊張と羞恥と罪悪感。
 今やそれらも全て優良の胸を高鳴らせる要素の1つでしかない。
 そっと肩を押されて、優良はホールの壁へと背中をあずける格好になる。
 ひんやりとした板張りの感触が、火照った体に心地いい。
「んっ……」
 まずはキス。昨日のよりもより深く、情熱的に。
 今日は優良のほうからも積極的に求めた。
 激しく絡まり合う二人の舌。唾液が泡立って口の端からつうっとこぼれ落ちる。
「はあっ……」
 五分くらいはそうしていただろうか。
 長い長い口づけが終わって、二人は見つめ合いながら熱っぽく息をついた。

6 :
「もう濡れてますね? 優良さん」
 見たわけでも触れたわけでもないのに、花岡はぴたりと優良の状態を言い当てた。
 そう。先ほどのダンスとキスでもう優良のそこはすっかり潤って、今か今かと待ち望んでいる。
 男の指で触れられるのを。そして「もっと大きなもの」で蹂躙されるのを。
「昨日みたいなことにならないうちに、早めに脱いでおきましょうか」
 言うが早いか、花岡の手がスリットから忍び込んできてすうっと優良の下着を引きずり下ろした。
 昨日とは違う、ドレスの色に合わせた紫がかった下着を膝のあたりまでずり下ろしたあと、
ついでとばかりに両肩にひっかかっているドレスのストラップをずらす。
 上半身を覆っていたドレスの布がすとんと落ちて、両の乳房が露わになる。

7 :
「あ……」
 初めて真以外の男の視線に晒された柔らかな果実。
 恥ずかしそうにふるふると震えながらも、ピンク色の先端はこれからの行為に期待するようにぴんと立っている。
 優良が手で隠そうとするのよりも早く、花岡の手が両方の乳房をそっと包み込んだ。
「乳首が立っていますね。これからのことを想像して興奮していたんですか?
 それとも……あなたのことだ。ダンスの最中から既に感じていたとか?」
 指先でその乳首をつまんでくりくりと弄くりながら、花岡はいやらしく問いかけてくる。
「あっ、あっ……りょ、両方です。踊りながら、この後のことを考えて……」
「ふふ。素直ですね。素敵ですよ、優良さん。愛しています」
「んっ……」
 再びキス。
 もう何度目になるだろうか。
 花岡と――夫以外の男と唇を重ねることの違和感すら既に薄れつつある。
 口づけを続けながら、花岡は乳房を弄っていた両手の片方をゆっくりと下へと向かわせる。
 その手がドレスのスリットの奥へと潜り込んできたとき、優良は覚悟を決めた。
 ついに直接触れられる――

8 :
 花岡の指はまるでその部分の柔らかさを覚え込もうとするかのようにゆっくりと動いた。
 まずは上にある茂みをひとしきりまさぐったあと、恥丘から大陰唇の外側にかけてをゆっくりとなぞる。
「ああ……」 
 その感触だけで、優良の体を震わせるには十分だった。
 だけど、まだ違う。中心に触れられたらきっとあの快楽が押し寄せてくる。
 しかも今日は布越しではなく、直にだ。
 一体あたしはどうなってしまうのだろうか……
 そんな優良の不安と期待を見透かしたように、花岡の指がぐいと奥へと潜ってきた。
 まだ閉じたままの秘唇の中にまでいきなり指が入り込んで来て、思わず腰が引けた。
「あっ! だ、ダメです」
「ん? どうしたんです? 初めて触られるわけでもないでしょうに」
 言いつつ、花岡は指先でその熱い秘肉をくちゅくちゅとかき分ける。
 ぴちゃぴちゃぴちゃ。
 溢れ出た優良の愛液が花岡の指に絡まっていやらしい音を立てた。

9 :
 想像以上だった。
 昨夜真に抱かれたのなんて比べものにならないほどの快楽が全身をかけめぐる。
「あっ! あっ! ち、違うんです。なんだか、おかしくて……あっ! だめ、待って!」
 お構いなしに動き回る男の腕を両手で掴んで、優良は懇願する。
「こんなの、おかしい……んっ! 主人とするときは、指だけでこんなに感じたりなんて……」
「そうなんですか? だったら、きっとあなたと僕はこうなることが初めから決まっていたんでしょう」
「え……?」
「あなたは元々今のご主人じゃなく、僕と結ばれるはずだったんだ。だから僕の指でそんなに感じるんですよ」
 ――そうかもしれない。
 何の根拠もないはずの言い分に、優良は心の中で同意してしまった。
 だって、そうでもないと説明がつかない。
 まだ膣に指を入れられたわけですらないのに。
 花岡がものすごく巧みなテクニックを駆使しているわけでもないのに。
 どうしてこんなにも感じてしまうのか。

10 :
「ああっ、花岡さん……」
 未知の感触に意識を朦朧とさせられながら、優良は花岡の股間部分に目を向けた。
 やはりそこは既に勢いよくいきり立っている。優良の中に入り込む瞬間を待ち望んでいるかのように。
(指だけで……中に入れなくてもこんなになってるのに……
 もしアレを入れられたりしたら、あたしは一体どうなってしまうのかしら)
 その瞬間を想像しただけで、ぞくりと鳥肌が立った。
 そして、まるでそれを見計らったかのようなタイミングで花岡の指が優良のクリトリスをつまみあげた。
「ああっ!」
 花岡は2本の指で容易くその花芯の包皮をめくると、剥きだしになったそれに愛液をまぶして細かく上下にこすりあげた。
「あっ! やだ、あっ、だめ……!」
 あっという間に絶頂感が襲ってきた。
 溢れ出た熱い愛液が太股を伝って、ぽたぽたと床に落ちている。
 為す術も無く優良がその絶頂感に身を任せようとした、その直前――
「……え?」
 ぴたりと、花岡の責めがやんだ。

11 :
「あ、あの……花岡さん?」
 そのままイかされるとばかり思っていた優良は、訝しげに、あるいは不満げに花岡の顔を見る。
 やりどこのない快楽は優良の中で燻ったままだ。
「どうしました? あのままイかせてほしかったですか?」
 思わず顔がかあっと熱くなった。
 ああ。自分はなんて浅ましいことを言おうとしたのだろう?
「すみませんね。出来ればそうさせてあげたかったんですけど。やっぱりこの先はちゃんとした場所でしたくなって」
 こちらへ来て下さい、と悪びれずに言われて。優良は手を引かれるままそれに従った。

12 :
 レッスン場の2回には仮眠室があった。
 仮眠室といってもそこにあるのは簡易なベッドではなく、大きさとしてはダブルベッドに近い。シーツも清潔だ。
 きっとこのために花岡が用意していたのだろう。
 果たしてその意図通り、今そのベッドの上には優良が寝かされている。
 朝まで帰しませんよ、と言われて、一人でぽつんと妻の帰りを待つ真の顔が浮かんだ。
 だけどもうどうにもならない。今さら途中でやめて帰るなんていう選択肢はもはや優良の中には存在しない。

13 :
 優良をベッドに寝かせた花岡は、ドレスをまくり上げて優良の脚を大きく開かせた。
「やぁっ……」
 部屋の明かりはついたまま。濡れそぼった優良の秘所の内側が花岡の視線に晒される。
「人妻にしては綺麗な色をしている……外側の肉は意外と厚いんですね」
 花岡はそこを隅々までじっくりと観察している。優良は羞恥とそれ以外の何かで身もだえた。
「お、お願いです。許して花岡さん。こんなの恥ずかしすぎます……」
「きちんと覚えておきたいんですよ。今日から僕のものになる女性のここをね」
 まるで既に決まったことのように、花岡はそんなことを言う。そして優良もそれに反論しない。
「それに、後から後から蜜があふれてきますよ。優良さん、見られて感じてるんじゃないですか?」
「そ、そんなことは……」
 弱々しい反論しか出来なかった。
 そう。今は見られているだけで触れられてもいないのに、先ほどまでの熱は引かないばかりかますます積もっていくばかりだ。
 そして何より、優良自身そこを隠そうともせずに身を任せているのがその証拠かもしれない。手を押さえつけられているわけでもないのに。
 きっと同じ事を真にされたらなんとしてでもやめさせるだろう。もしかするとケンカになるかもしれない。
 だけど花岡にされている今は、羞恥ですら快楽に変わってしまう。

14 :
 花岡は開いた小陰唇に指を這わせ、さらに左右に開かせた。
 男を受け入れるための秘すべき穴が、奥の奥まで視線に晒される。
「ひくひくしている……欲しいんですか?」
「ああ、本当にもう……花岡さん……」
 視線だけで、あとほんの少しの刺激を加えられたら達してしまいそうなくらいまで優良は昂ぶらされていた。
 優良が羞恥で体を震わせると、仰向けになっても形の潰れない両乳房が一緒にふるふると揺れる。
 それがますます花岡を興奮させていることに、優良は気付かない。
「本当にもう、何ですか? はっきりと言って下さい」
「それ、は……」
 これ以上辱めるのはやめてほしいのか。
 それとも、早く「この先」へと進んで欲しいのか。
 花岡の視線に晒された優良の膣口は奥の奥まで愛液でとろとろだ。
 男を受け入れる準備はこれ以上ないほど整っている。
 きっと今入れられたらすぐにイってしまうだろう。
 それでもいい。何回でもイかせてほしい。
 熱くて固いもので中を満たして、むちゃくちゃにかき回してほしい――

15 :
「これが欲しいんでしょう?」
 ズボンと下着を脱ぎ捨てて、花岡は自分自身を露わにする。
 既に先端からは先走りが溢れている。
 女を犯す瞬間を待ち望んでいるペニスと、男を受け入れる瞬間を待ち望んでいるヴァギナ。
(ああ、早く……)
 貞操なんていう観念はもうどこかへ消え去った。
 その瞬間が待ちきれない。
 裸になった花岡がのしかかってくる。
 優良は両手を背中に回してそれを歓迎した。
 くちゅり。
 花岡の先端と、優良の熱い秘肉が触れ合った。
 ぶる、と全身に震えが走る。
 まだだ。まだイくには早い。
 ああ、早く中へ。奥の奥までその熱い杭であたしを貫いて――

16 :
「だめだ」
 ふいに花岡が言った。ペニスの感触が遠ざかっていく。
「……え?」
 そんな。どうして。
 与えられるはずだった至上の快楽が遠ざかってしまって、優良の中で満たされないものが募る。
「今入れたらきっとすぐに出てしまう。いやもちろん一回で終わらせるつもりはありませんが。
 初めてがそれではあまりにも勿体ないでしょう」
 苦々しげでも残念そうでもなく、むしろ楽しげに花岡は言う。
「じゃあ、どうすれば……?」
「そうですね……まずは口でして頂けませんか?」
 ここまでくれば、もう躊躇いはない。分かりました、と優良は素直にうなずいた。

17 :
 花岡がベッドに横たわり、優良はその足元にひざまづく。
 そのままいきり立ったペニスに手を添えようとしたら、花岡に「待って下さい」と言われた。
「優良さんもお尻をこちらへ向けて下さい」
「え、でも……」
 花岡の言いたいことは分かる。要はシックスナインの姿勢になれ、ということだ。
 暗いところならまだしも、こんなに煌々と明かりが灯った部屋でそんなことをするのは――
「今さら何を恥ずかしがるんです? さっき散々見させてもらったじゃないですか」
「それは……はい。分かりました」
 優良としては、一刻も早くペニスを迎え入れたい。
 そのためならばもう何だって出来そうだった。

18 :
 お尻を花岡の目の前へ突き出して、優良はペニスと向かい合う。
 改めて観察してみると、やはり真のそれとはあちこちが違っている。
 大きさはそれほど違わない。だけど傘の部分――たしかカリというのだったか――は花岡のほうが大きく張り出しているようだ。
 他のところもつるりとした印象の真とは違って、花岡のそれはあちことがごつごつと岩のように膨らんでいる。
 これをアソコに迎え入れたらどんな感触がするのだろう――
 それを想像しながら指で先端をひと撫でしてから、躊躇いなく優良はそれを口に含んだ。
「うっ……」
 花岡がぴくりと反応する。先ほどと同じように、ぐいと小陰唇が広げられたのが感触で分かった。
 優良にペニスを舐めさせながら、自分はじっくりとそこを観察しようという魂胆か。

19 :
 好きなだけ見ればいい。だから早くこれをちょうだい――
 そんな情熱をこめて、優良は頭を上下させた。
 唇をすぼめてカリをしごき上げつつ、舌で先端をくすぐる。
 口の中に広がる先走りの苦い味も、今の優良には興奮を増幅させる媚薬でしかない。
「すごい。どんどん溢れてきますよ、優良さん。僕のチンポを舐めて興奮しているんですね」
 花岡の上ずった声。あふれ出した愛液がぽたぽたと花岡の上へと垂れ落ちているのが分かる。
 口の中のものがそこへと入り込んでくる瞬間を望みながら、優良は動きを加速させる。
 早く、早く――
「ああ、たまらない。さすがは僕の愛する女性だ。出しますよ……っ!」
 びゅくん。
 口の中で花岡が弾けた。
 勢いよく放たれた熱い精液を、優良はごくりごくりと躊躇いなく嚥下していく。
 びくびくと跳ね上がりながら異常とも思える量を優良の口内に放ちきって、その射精はようやく終わった。
 それでも優良はうっとりとペニスにむしゃぶりついたまま、先端に吸い付いて残りの精液を吸い出す。
「おお……」
 花岡が声をもらす。
 行為を終えて優良がようやく口を離しても、ペニスは射精前とまるで変わらぬ固さを保っていた。
 むしろますます勢いを増しているようにも見える。
「ねえ、花岡さん……」
 甘えるような女の声。何を求めているのかは明白だった。
「ええ、分かっています」
 花岡も待ちきれない様子でむくりと体を起こし、優良に覆い被さってきた。

20 :
 ペニスの先端と優良の入り口がキスをする。
 ぐいと自分から腰を持ち上げて受け入れようとしたら、花岡は両手で優良の腰をベッドに押しつけて阻んだ。
「あぁん……どうしてそんな意地悪するの……?」
 欲情しきった甘ったるい声。真の前でもこんな声は出したことがない、という自覚があった。
「なに、せっかくだからこいつにあなたの形を覚え込ませようと思ってね」
 言って花岡はペニスの先端でクリトリスから膣口の下までをなぞる。
 その感触ですら、優良には耐えがたいものだった。
「あぁ……ダメ。そんなことされたらあたし、もうイっちゃう。お願い、早く入れて」
 たぶんこの世で最も恥ずかしい類の台詞。それを躊躇いなく口にする。
 優良の態度で満足したのか、花岡はようやく優良の膣口へと的を絞った。
「それじゃ、繋がりましょうか。だけど優良さん、入れただけでイってしまないようにして下さいね。
 どうにか我慢して、僕の形をしっかり感じて下さい」
 勝手な言い分だ。なのに、何故だか従わなければいけないと思った。
 優良は花岡の背中に手を回し、耐える覚悟を決める。

21 :
 真の顔はもう浮かんでこなかった。
 ぐちゅ。
 卑猥な音を立てて、先端が少しずつ潜り込んでくる。
 恐ろしく敏感になった秘肉が、ヒダをかき分けてゆっくりゆっくりと熱いモノが入り込んでくる感触をありありと伝えてくる。
「〜〜〜〜〜ッ!」
 優良にとっては破瓜の痛みを耐えるのよりもずっと辛い作業だった。
 ようやく待ちに待ったものを与えられたのに、快楽を解き放つのを我慢しなければいけないなんて。
 ずず。ずず。
 まるで土の中を進む芋虫のように、ゆっくりと厭らしく陰茎が奥へと向かってくる。
 歯を食いしばって、花岡の背中に爪を立てながら優良はどうにかその感触に耐えた。
 快楽という名の地獄。永遠にも等しいその時間が過ぎて、ようやく花岡のペニスが最奥へと辿り着いた。
 こつんと先端で子宮口を叩かれた時には危うく絶頂感に全身を支配されかけたけど、どうにかその寸前で踏みとどまった。
「よく耐えてくれました。どうですか? 僕のチンポは」
 チンポ、なんていう卑猥な呼び方も今は気にならない。
 言われてみればやはり違和感があった。
 生まれてこの方真のものしか受け入れたことのなかった、真専用のヴァギナ。
 そこに他の男のものが入り込んでいるのだから当然だろう。
 だけどすぐに馴染むだろうと思った。
 そう。この時点で優良の中にはもう「この一回では済まない」という確信があった。

22 :
「んっ……」
 繋がったままで唇を重ねる。舌と舌を絡ませ合いながら、下半身でも深く繋がっている。
 これ以上ないくらいに卑猥だと思った。
「愛していますよ、優良さん」
「ああ、お願い花岡さん。もう我慢できないの。早く動いて……」
「ふふ。分かりました。では存分に感じて下さい」
 ゆっくりと花岡のペニスが外へと向かう。
 そして再びずずっと奥へと入り込んで来たとき、優良の中でたまりにたまった快楽がついに弾けた。
「ああああッ!」
 めくるめく絶頂。びくびくと全身を大きく震わせる。
 そんな優良の中から花岡は再びペニスを入り口近くまで引き抜いたかと思うと――
「えっ……ああああッ!」
 どすん。勢いよく奥を突かれて、もうイっているのにそこへさらなる絶頂感が襲ってくる。
 花岡はまるで容赦せず、その動きを何度も繰り返した。
「アッ! アアッ! ダメ、アッ、はな、おか、さん……待っ……ああああッ!」
 どすん。どすん。
 奥を突かれるたびに優良を絶頂が襲った。
 下腹の痙攣がおさまらない。
 もう何がなんだか分からない。待って、と繰り返しながら身を委ねるしかなかった。

23 :
(あっ、ああ……そうか、もしかしたら……)
 激しく喘ぎながら、優良はぼんやりと思った。
 もしかすると今まで真との行為で感じていた絶頂というのはほんの入り口だったのかもしれない。
 きっとこれが「本当に愛する男とのセックス」なんだ。この快楽こそが本物なんだ。
「アアッ! ダメ、ダメ、ダメェ……ッ!」
 ダメ、と連呼しながら、いつしか優良のほうからも激しく腰を振り立てている。
 ぷしゅっ、と結合部分から愛液が飛び散った。セックスしながら潮をふいたのだ、と自覚する余裕が優良にはもうない。
 だらしなく弛緩した口元からつうっと透明なよだれが伝った。
 イキ狂いながら、優良は自分の中でさらに大きな何かが膨れあがってくるのを感じていた。
「アッ! アッ! く、くる……きます! もうイってるのに、もっと大きな……アアアアッ!」
 花岡に組み敷かれながら、優良はベッドの上で狂っていた。自分が何を言っているのかよく分からない。
「ぼ、僕も……もう……中で、出しますよッ!」
「アアアッ! もう、何でもいいから……アッ! はや、く……アアッ、あたし、もうだめ……」
 たぶん、花岡が動きをさらに早めたのだと思う。自分がどうなっているのか、何をされているのか。
 何もかもがもう分からなくて、ただ激しい快楽だけが全身を駆け巡っている。

24 :
「アアッ、イク、イク、イク…………あああああああああああああッ!!!」
「くっ……」
 イキ狂った中での、更なる絶頂。
 そこへさらに熱いものを奥へと放たれた。
「アッ、アアアッ、あつい……もう、やめ……」
 全身を激しい絶頂感に支配されて、まるで何かの発作のようにびくびくと体を跳ねさせる優良。
 そこへ花岡は最後の一滴まで絞り出すかのように、射精しながら挿出を繰り返した。
「アアッ! せいし、あつい……あああっ」
 奥まで入り込んだペニスがびゅくんびゅくんと跳ね上がって精子を吐き出すたびに、優良の敏感な部分にごりごりとあたって更なる絶頂を引き起こす。
「あっ……あっ……」
 長い長い絶頂。もう声すらろくに出なくなった頃、ようやく花岡も射精を終えてくたりと優良の上に倒れ込んできた。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 二人の荒い息が重なる。優良の中へと吐き出された大量の白濁液が、結合部分からとろりとこぼれ落ちた。

25 :
 少し落ち着いてきた頃、蕩けきった優良の瞳を見つめながら花岡は言った。
「優良さん、愛しています」
「ああ……私も愛しています、充さん……」
 二人は深々と、もう何度目になるか分からない口づけを交わした。
 その夜、二人は朝になるまでずうっと交わり続けた。
 ありとあらゆる体位で快楽をむさぼり、時には後ろの穴で繋がった。
 たぶん花岡は十回以上精を放ち、その倍以上優良はイキ狂った。
 朝になった頃には、前の穴と後ろ穴に大量の白濁液を注ぎ込まれ、さらに全身にも花岡が放ったものを浴びて、優良はぐったりとベッドの上で横たわっていた。
 綺麗にクリーニングされていたシーツは二人の分泌物でかぴかぴだった。

26 :
 今頃真はどうしているのだろう。
 長い長い行為が終わって、ようやく優良の意識はそちらへ向いた。
 きっと優良の携帯電話の履歴は真からの着信で埋まっていることだろう。
 だけど、もうそれは自分と関係のないことのように思われた。
 こんなものを教え込まれて、もう戻れるはずがない。
 夫以外の男の腕に抱かれながら、優良はうっとりと目を閉じた。

27 :
以上です。
ダンスやなんやと言ってましたが、要するに結局は単なる浮気ものでした。
終盤なんてダンスまったく関係ありませんしね。
それよりみなさんこのスレに気付いてくれるのだろうか……?
では、これにて。

28 :
本日発売号は、みんなして妊娠しよう、という話だったな。

29 :
すれ立て乙とともにおれの下半身も勃ちました

30 :
なるほど。2日めで乳揉みとか早くね?とか思ってたけど、そんな事なかったな。
いや〜、がっつり寝取られご馳走さまでした。久々に鬱勃起したわW  あと、スレ立て乙

31 :
ありがとうございました。

32 :
GJ!
前作は肉体の快楽で堕とされる寝取られ。今回は先に心を蕩かされた上に、肉体も快楽に堕とされる寝取られ。
寝取られ側の心境で読んでしまう自分には、かなりの大ダメージでしたが、凄いヨカッタです。
また、ふらりと来てくれる事を願っています。

33 :
またとか言わずにもう来ちゃいました。
いやね、前もそうでしたがどうも勢いで書いちゃうと
挿入後がただ激しいだけで終わってしまってて不満が残るんですよね。
ですので前と同じように修正版を今から書いてみます。
あくまで私なりの修正版であって、必ずしも今あるものより改善されているとは限らないのでご了承を。
では少しお待ちを。

34 :
出来ましたので投下を。
>>21の続きからということで。

35 :
「んっ……」
 優良の中に深々とペニスを収めたまま、花岡はまた唇を重ねてきた。
 下半身で混ざり合った性器のように、二人の舌がねっとりと絡み合う。
 口づけに応えながら、優良の意識は膣の中のペニスへと向いたままだった。
 夫のものではない陰茎。不貞の証。その圧倒的な存在感。
 まだ挿出は始まらない。まるで長年愛し合った恋人同士のように熱烈なキスを交わしながら、優良はその時を今か今かと待った。
 キスが終わる。互いの息がかかる距離で二人は見つめ合う。
「さあ。あなたはどこまで耐えられますか?」
 ぬるり。
 花岡が腰を引くと、愛液にまみれた膣内のペニスはゆっくりと入り口へ向かう。
「うっ……」
 既に絶頂寸前の優良はそれだけでぶるりと体を震わせた。
 そして――
 どすん。
「あうううっ!」
 奥を突かれる。
 ぴん、と優良の両足が空中へ伸び上がった。
 ベッドの上で、まるで花岡の眼前に乳房を突き出すようにして優良の状態が大きく反れる。
 どすん。
「ンンンンーッ!」
 同じ動作をもう一度。
 びくんびくんと体を跳ねさせながら、歯を食いしばって優良は絶頂に耐えた。
 そして――
 どすん。
「ンアアアアアアッ!!」
 三回目。
 為す術も無く、優良はイった。
 我慢に我慢を重ね、ついに迎えたオルガスムス。
 積もり積もった快楽が一気に解放される。
「アッ……アッ……」
 状態を大きく反らしたまま、びくんびくんと優良は何度も痙攣を繰り返す。
 結合部分からさらさらと透明な愛液が流れ落ちた。
 とてつもなく気持ちよかった。もう何も考えられない。
 優良はただひたすらに、めくるめく絶頂に身を任せていた。

36 :
 長い長い絶頂からようやく降りてきたあと。
 優良はやっとのことで、己の中にまだ花岡のものが入ったままであることに気がついた。
 未だ射精に至っていないそれは、当然ながら最高潮の固さを保ったままだ。
「優良。もう満足かい?」
 目の前の女を支配した、という満足感からだろうか。
 もう敬語すらやめて、一人の男としての顔で花岡は語りかけてくる。
「ああ……」
 彼の声はひどく甘美な響きだった。
 彼ならば自分をさらなる快楽の境地へと導いてくれる。
 理由もなく、白濁した意識の中で優良は思った。
「もっと……もっとして下さい……」
 欲望の赴くままに、恥も外聞もなく優良は口にする。
 花岡はその満足感と衝動を巧妙に隠して意地悪く笑う。
「どうしようかな。僕は動くと君はすぐにイってしまうようだから」
「あン……そんなイジワル言わないで……」
 もじもじと優良は腰をくねらせる。
 それで思いついたのか、花岡は「そうだ」と言ってぬるりとペニスを引き抜いた。
 そしてそのままごろりと仰向けに寝転がる。
「君が上になるといい。好きなだけ自分で動いてごらん?」

37 :
(そんな……)
 ここまでも完全に同意の上だったとはいえ、優良にとってはあくまで受け身の行為だった。
 それが今度は自分からとなると、意味合いがまた違ってくる気がする。
 だけど――
(ああ……)
 花岡の剛直はまるで固さを失わないまま、ぴんと天井に向かってそそり立っている。
 あれが与えてくれる快楽を知ってしまった今、優良の中に躊躇いはなかった。
 両膝を花岡の腰の横に突いて、男の上にまたがる。
 そしてペニスに手をそえて狙いを定めながら、一気に腰を落とした。
「ンンッ……!」
 ぞくぞくぞく。
 桃色に上気した優良の肌が粟立つ。
 全身を駆け巡る快楽と充足感。
 ――ああ。あたしはこれが欲しかったんだ。
「あっ……あっ……」
 すぐに優良の腰は上下運動を始める。
 最初は探るようにゆっくりと。
 だけどすぐに我慢できなくなって、その動きは激しさを増す。
「アッ! アッ! アッ!」
 ぱちゅんぱちゅん。
 優良が腰を振るたびに花岡の股間を優良の尻が叩いて生々しい音が鳴る。
 溢れ出た愛液が飛び散って、ぴちゃぴちゃと花岡の下腹や胸に降りかかった。

38 :
「あっ、ああ……花岡さん……」
 はじめは天井ばかり向いていた優良だったが、なんだか寂しくなって花岡の顔を見た。
 自分から動くことは一切せず、花岡は両手を頭の後ろで組んでただいやらしく口元を緩めながら優良の様子を観察している。
(ああ……こんな……)
 ただじっと寝転がっている男。その上で腰を振り立てる女。これではまるで――
「まるで君が僕のチンポでオナニーをしているみたい、かい?」
 考えていたことをぴたりと言い当てられて、羞恥でかっと全身が熱くなる。
 それでも腰の動きは止められない。
「ああ、言わないで……ああっ!」
「いいんだ、恥ずかしがらなくても。好きなだけ感じるといい」
 花岡にそう言われて、わずかに優良の中に残っていた躊躇いも綺麗さっぱり消え去ってしまった。
 両手を花岡の胸に突いて、優良は腰の動きをさらに加速させる。
「ああ、大きい……すごい……」
 たぶん大きさそのものは真のものとさして変わらない。
 だけど膣を満たす存在感は段違いだった。
 そしてそこから与えられる快楽も。
「アッ! アッ! あたし、もう……」
 びくびくと優良の下腹が痙攣を始める。絶頂が近い。
 なのに、花岡ときたらまだ余裕の表情だ。
「もうかい? 本当に感じやすいんだね。可愛いひとだ。愛してるよ」
「ああ……」
 その言葉に応えるように、優良は自分から体を倒して唇を重ねた。
 夢中でその熱い舌に吸い付きながら、固くしこった乳房の先端を花岡の胸にこすりつける。

39 :
「はぁ、はぁ……あたし、もうダメです……あン、まだですか、花岡さん……」
「もう少しだよ。もっとオマンコを締めてくれ」
「ああ……こうですか……?」
 オマンコなんていう卑猥な言葉も当然のように受け入れて、優良は秘所にきゅっと力を込めた。
 そのまま腰を激しく振り立てて、花岡のペニスを柔らかな秘肉で上下にこすり立てる。
「ああ、とてもいいよ。もうすぐだ」
「アアッ! だめ、もうあたし……」
「僕の名前を呼んでくれ、優良」
「アッ! 充さん! 充さん!」
 もうなんでもよかった。
 今はただひたすらにこの快楽の中に溺れていたい。
「優良! 出すぞ、優良!」
「イく! アアッ! 充さん、イきます、充さん……アアアアアアアッ!!」
 絶頂の瞬間、優良は自分からペニスを最奥へと導いた。
 子宮口とキスをした先端がくぱっと開き、どろりと濃い精液を吐き出した。
「アッ! アッ!」
 絶頂に打ち震える優良の最奥を、熱い熱い精液が叩く。
 夫でない男の子種を受け入れながら、優良はその熱さに身もだえた。
「アアッ! イく、イってるのに、またイく……ッ!」
 きゅうっと締まる秘肉に締め付けられながら、花岡のペニスはびくんびくんと震えて射精を繰り返す。
 その刺激がさらに優良を絶頂へと導いた。
 事ここに至ってようやく、事前にゴムをつけるという選択肢を考えもしなかった自分に気付く。
 きっとこれを望んでいたのだ、と思った。
 熱い精液で子宮を満たされることの、なんと心地よいことか。
 きっとこれが本当のセックスなのだ。
 夫では与えてくれなかった、この世で最高のセックス―― 

40 :
「はぁ……はぁ……」
 荒い息をつきながら、優良は絶頂の余韻にひたる。
 花岡の上にまたがったままぐったりとしていると、不意にごろりと体を転がされた。
 再び花岡に組み敷かれる。二度の射精でもまだ萎えないままだったペニスがすぐに挿出を始めた。
「あっ……あっ……」
 優良はまだ絶頂から戻りきっていなかったが、「もうだめ」とも「休ませて」とも言わなかった。
 だらしなく堕ちきった表情でただその行為に身を任せる。
「ああ、優良。君とならいくらでもできそうだ」
 腰で「の」の字を書きながら、巧みに優良を突き上げる花岡。
 あられもない喘ぎ声をあげて優良もそれに応えた。
「ああっ、そこ……」
 ぞり、と奥の一番感じるところをえぐられて、思わず優良の腰が浮いた。
「ここかい?」
「ああっ! そう、そこ……ああ、気持ちいい……もっとぉ……」
 自分からも腰を振り立てて男を求める女。
 今日初めて交わるとは思えない。
 まるっきり慣れ親しんだ恋人同士のセックスだった。

41 :
「ああ、愛しているよ優良」
 貫かれながらそう言われると、子宮の奥がじゅんと熱くなった。
「あたしも……愛しています、充さん……」
 じゅぷじゅぷじゅぷ。
 交わりの激しさを示すように、結合部で粘液が粟立っている。
 ずっと垂れ流しになっている優良の愛液と、先ほど中に放たれた花岡の精液。
 いやらしい液体をまき散らしながら、今夜だけでもう三回目になる二人の交わりは長く続いた。
「あっあっあっあっ……充さん、あたし……」
「ああ、分かっているよ。僕もそろそろだ……」
 示し合わせたわけでもないのに、二人は互いに相手の絶頂が近いことを感じ取っていた。
 そしてそれが間違いなく自分の絶頂と同時に訪れるであろうことも。
「ああ、いい、いいよぉ、すごい……あたしイく、またイっちゃう……」
「僕もすごく気持ちいいよ。二人でイこう」
 絶頂の寸前、クライマックスの激しさで交わりながら深々と口づけをする。
 愛の証。この絶頂はあなたに捧げるという互いの意志の同調。
 そして、その唇が離れるのと同時に――
「アアアアアッ!」
 花岡の胸に抱かれながら、優良は三回目の絶頂を迎えた。
 同時にきゅうっと締まる膣から逃れるようにペニスが引き抜かれ、三度目とは思えない大量の精液がどぱっと吐き出される。
「あ……ああ……」
 熱い熱い粘液が、絶頂に身を震わせる優良の下腹や乳房に降りかかる。
 快楽に身もだえながら、優良はかすかな不満感を抱いていた。

42 :
「中に出して欲しかったのに……」
 絶頂から降りてきて、優良は子供っぽく口を尖らせた。
「はは。そうむくれるなよ。まだまだ夜は長いんだ。このあといくらでも中出ししてやるさ」
 言いつつ、花岡は優良に降りかかった精液を指先で引き延ばしてぬるぬると乳房の先端に塗り込めた。
「あっ、あっ……なに、してるの……?」
「マーキング。このおっぱいは僕のものだっていう印をつけておこうと思ってね」
「……もう、馬鹿なんだから……」
 そう答える優良の口元にも、安らぎに満ちた笑みが浮かんでいた――

43 :
 その夜、二人は朝になるまでずうっと交わり続けた。
 ありとあらゆる体位で快楽をむさぼり、時には後ろの穴で繋がった。
 たぶん花岡は十回以上精を放ち、その倍以上優良はイキ狂った。
 朝になった頃には、前の穴と後ろ穴に大量の白濁液を注ぎ込まれ、さらに全身にも花岡が放ったものを浴びて、優良はぐったりとベッドの上で横たわっていた。
 綺麗にクリーニングされていたシーツは二人の分泌物でかぴかぴだった。
 今頃真はどうしているのだろう。
 長い長い行為が終わって、ようやく優良の意識はそちらへ向いた。
 きっと優良の携帯電話の履歴は真からの着信で埋まっていることだろう。
 だけど、もうそれは自分と関係のないことのように思われた。
 こんなものを教え込まれて、もう戻れるはずがない。
 夫以外の男の腕に抱かれながら、優良はうっとりと目を閉じた。

44 :
ども、二度に渡って失礼しました。
>>43は初期バージョンと同じですが、せっかくなのでつけておきました。
ではー。

45 :
乙! 堪能させてもらいました。
なんか作者さんが書いた優良さん以外のキャラも読んでみたいなぁ、なんてワガママな欲求が・・・。
まあ、作者さんが書きたいもの書くのが一番なんで、気が向けば、なんですけどね。
力作、ありがとうございました。

46 :
GJ!!
やっぱり優良さん寝取られは最高ですね!!
優良さんとダンスとかの職業からみはみたことがなかったので新鮮でした
刺激されて不妊治療のお医者さんとかもありそうだし、へたっぴですが書いてみようかなとか思わずおもったりしましたが
いいもの読ませてもらいました

47 :
GJ! あいかわらず安定して旨エロいなぁ。
スレチだけど、挿絵人さんの新作(たぶん)が某所にあった。元気そうで良かった。

48 :
>>47
それはふたりエッチの絵なのか?
もしそうなら場所を教えてくれ

49 :
たしか、しゃんばらという所だったと思う。

50 :
テスト

51 :
やっと規制から脱出出来ました><
それはそうとGJです!!
何発も利用させて貰いましたw
自分のは……もう暫くお待ち下さい><;

52 :
>>七の人
規制困りますよね><
お久しぶりです!!続き期待して待ってます☆

53 :
待ってますー

54 :
ありがとうございます。T_T
本当はもっと早くGJ書きたかったんですが規制のバカ!という感じです。
また雨が多い季節になってきたんでこれをきに再開しようかと考えてます。
そこで再確認になるかもですが、優良さんて車の運転出来ましたよね?
少し重要なもので。^^;
夏に優良×福島の海水浴での話を計画してるんで、お姉ちゃんは『結合編前編・後編・エピローグ』で終わらせたいと考えてます。
色々突っ込まれそうで怖いですが、もう少々お待ちを。><

55 :
本編にそんな描写があったかどうか知らんが、
エロパロ書くのにその程度の改変は問題ないと思うが?

56 :
優良は、運転できるよ。
車も、軽自動車→普通車にかわっているし 何回か運転シーンも出ている。

57 :
まさか、挿入編て車内で…なのか?………wktk

58 :
なるほど、分かりました、ありがとうございます^^
挿入編は少し長くなると思います。
ええ、長くなると思いますw
……もう暫くお待ち下さいな><;

59 :
美咲モノが読みたい

60 :
祝!??? ふたりエッチ再実写化!!

61 :


62 :


63 :


64 :


65 :


66 :


67 :


68 :


69 :


70 :
皆さん、こんにちワン。
震災から1カ月以上経ちましたが、前回の投稿からは2カ月以上経ってのお目見えとなります後書きメインの人でございます。
しかし、ACのCM。あれほどウザイと感じてたのにいざ無くなってみると寂しいモノもありますな。
アレか。いつもいた幼馴染がいなくなる感覚のようなものか。
まあ、そんな幼馴染は2次元でしか会ったことありませんが。
ともあれ、雑談はこのくらいで本編へ。
お待ちかね(だといいですが)本番編でございます。

71 :
「あうっ」
ベッドに投げ出されるように横たえられて優良は軽く悲鳴を上げる。
風呂上がりの体は火照りを帯び、大ぶりの乳房に湯の雫が汗のように伝い落ちる。
裸も隠さず逃げようとするが腕に力が入らず、生まれたての小鹿のように身じろぎするだけだった。
「こ、こないでっ!」
せめて声だけでも反抗の意思を伝えようとするが、その弱弱しいかすれ声が『男』の情欲をそそる。
「別に怖がらなくていーですよ、おねーさん」
そう、いつもなら夫を迎え入れるそのベッドだが今夜は別の男が、
「これから気持ちいいことするだけなんすから」
「い、いや。ダメなの山田君っ!」
山田がいつものニヤけた笑みに嗜虐を浮かる。

72 :
「おや、もう拓君って言ってくれなんですか?」
しかし、目はどこか冷静に優良の動きを油断なく追っていた。
「だって・・・真さんを裏切るなんて・・・」
その目に蛇の前のカエルのように射すくめられ身を小さくする優良。
「裏切りはバレるから裏切りなんすよ。それともおねーさんはおにーさんと別れたいの?」
「そんなわけ! そうじゃなくて私が言いたいのは!」
「もうここまで来て止まるとは思えない、でしょ?」
勢い込んで反論しようとしたところで止められる。
「そ、そんなことは・・・」
急に勢いが収まったのは山田の言葉が図星だったからか。
「ま、どっちにしても、もう止まれないっすよ、俺はね」
「や、やめて・・・」
獲物を追い詰めるようにジワジワと近づいてくる山田に優良は後ずさりする。
だが、狭いベッドに逃げる場所などなく、すぐに背中が壁に付いた。

73 :
「あぁ・・・」
絶望の吐息を洩らしながら優良は思う。
(どうしてこうなってしまったの?)
(山田君を慰めていたつもりだったのに・・・)
いつの間にかズルズルと体を許して行く自分が信じられなかった。
そしてそれ以上に真の時より感じている自分の体が・・・。

74 :
風呂場で69の勝負をさせられた後、負けて横たわる優良を見下ろしながら山田は言った。
「さて、これで終わりにしておきますか」
それを聞いて優良は内心で安堵の息を漏らす。
どういう心変わりか山田は思いとどまってくれたのだと。だが、
「これ以上お風呂でやったらカゼひきそうだし」
続く山田の言葉に絶望の淵に落とされる。
だが、快感で痺れる優良の体には山田に抵抗するだけの力は残っていなかった。
脱衣所では山田に体をまさぐるように拭かれた。いや胸や股間を執拗に拭きあげていたところからわざとだろう。
だが、そんな愛撫にもくぐもった喘ぎを上げる自分の弱さに自己嫌悪をしているうちにベッドまで連れられてしまった。
ベッドに横たえられ、不倫という現実を目の前に突きつけられて、ようやく拒否しようとする。
それが遅すぎる抵抗とも気付かず。

75 :
「ダメ! とにかくダメなんだから! ・・・そう、梨香も悲しむわっ!」
山田の心を動かせそうな梨香を引き合いに出した優良だが
「あ〜、アイツは俺が誰とヤろうと干渉しなかったですよ。まあ、逆に俺もアイツの相手に口出ししたことありませんし」
「むしろ、このこと知ったらスワッピングやろ〜、とか言いだしかねないですね」
「そ、そんなわけ!・・・ない・・・と思う」
本当に言いだしかねない梨香の奔放さを知っているだけに否定の言葉も勢いが弱くなる。
その隙を見計らったように山田は覆いかぶさってくる。
顔をそむけようと下を向いたが
「あっ!・・・」
いきり立った山田のモノを正面から見てしまうハメになった。

76 :
猛々しく反りかえった肉棒を見て優良の中の女が反応する。
目をそむけなければと思うのに、固定されたように肉棒から瞳を外せない。
いつしか優良の瞳は潤み、口から発情した荒い息が吐き出されていた、
「おねーさんだって、もう我慢できないんでしょう?」
そんな優良を見透かすように山田は告げる。
今度は否定の声も上げられなかった。
「安心して下さいよ。別に今夜だけなんですから」
子供をあやすように髪の毛を撫でつけながら山田は優しく告げる。
「ゴムだって付けますし、お互い欲求不満を解消したいだけと割り切ってれば大丈夫ですよ」
そう耳元で囁く山田を見つめながら優良は尋ねる。
「今夜だけ・・・なのよね?」
「むろん、別におにーさんとおねーさんの家庭を壊したいんじゃないんですから」
「・・・分かり・・・ました・・・」
苦渋の表情を浮かべながら優良は頷く。

77 :
「よっしゃ。それじゃゴム持ってきますね」
嬉しそうにそう言って部屋を出る山田の後ろ姿を見つめながら、優良はそっと息を吐く。
その心に去来するのは、不貞の後悔と真への懺悔。だが一方で、重荷を下ろしたような開放感に似た安心もあった。
口では拒否していたが、優良の情欲はもう止まれないほどその身を焦がしていたから。
「さて、と」
コンドームを装着した山田が覆いかぶさってきて優良は目を閉じる。
もう止まれないことは自分でも分かっていたが、その瞬間を目にするのは耐えられなかった。
だが、
「せっかくだから、おねーさんが入れてくれません?」
そんな山田の言葉に優良は目を見開く。
「え!?」

78 :
「いや、俺のを持ってあてがってくんないかなーって」
「な、なぜ!?」
「いや、気持ちいーし」
「あっけらかんと言う山田に優良は絶句する。
(そ、そんな・・・自分から誘うみたいなこと・・・)
躊躇う優良に山田はその巨根を秘所になすりつける。
「いーじゃないですか。それくらいサービスあっても。ホラホラ」
「や、やめ・・・あうっ!」
ゴム越しでも分かる熱さと固さに優良は陶然となる。
すりつけられた秘所から愛液が山田の肉棒にまとわりつく。
ゴムに覆われた肉棒がてらてらと愛液で光っていた。
「ね? ・・ほら・・・やんなよ」
そう言いながら山田は乳首を抓りあげる。
「ひうっ!」
電流が走ったように背をのけ反らせて優良が喘ぐ。

79 :
腰が山田の動きに同調してねだるように動くのを止められない。
「分かったから・・・やめてぇ!」
優良が叫ぶと山田はニヤリと笑って動きを止めた。
(こんな・・こんな自分からうけいれるみたいなこと・・・)
理性は抵抗するが、手は山田のモノへと延びていた。
(すごい・・・)
ゴム越しでも思わずため息が漏れるほどの熱さと固さを持つそれを握った時、優良の心に浮かんだのは諦め。
(ごめんなさい真さん。もう止まれない・・・)
そして言い訳。
(でも今晩だけ。今晩だけだから)
だが、その表情はこれからのセックスへの期待に満ちた蕩けきった顔であることを優良自身は気付けない。

80 :
震える手で山田の巨根を握り、今かと待ちかまえる自らの花弁にあてがった時、優良の体に電流のような快感が走った、
(な、なに!?)
それは真とのセックスでは味わえない快楽。
味わえてはいけない禁断の味。
だが、優良はその快感を務めて無視して山田のモノを自らの中に受け入れた。
太いカリが自らの体を割って入ってくる感触。
脈打つ幹が膣の壁を叩き、優良の手に導かれるままに一歩一歩優良の中へと押し入ってくる。
「んっ!・・・」
抑えようとしても自然と声が漏れる。
だが、腰は休むことなく山田を受け入れようとする。
「くっ・・あぁぁ・・・」
みちみちと自分の膣を割り入ってくる山田のモノ。
身を裂かれるような後悔とそれ以上の充足感に満たされながら山田を奥まで迎え入れた。

81 :
「はぁ・・・はぁ・・・」
中に入れられているだけでイってしまいそうになる快感を息を吐くことで抑える。
だが、その息が艶を帯びるのまでは抑えられなかった。
「こ、これで・・・んぅ・・・いいの?」
何も言わない山田に不安を覚えた優良は、固く閉じていた目を開けて尋ねる。
だが、山田はニヤニヤとした表情を変えずに優良に告げた。
「ふ〜ん、これがおにーさんのが届く深さか」
「えっ!?」
予想外の言葉に優良は耳を疑う。
「見てみなよ。俺のチンポがどこまで入ってるかを」
それまで背徳の証をして見ることが出来なかったそこを言われるままに見てしまう。
「あっ!?」
真以外のモノを咥え込む自分の秘所を見てしまい、激しい後悔が一瞬身を包むが、それを吹き飛ばすような衝撃が走る。
そこはまだ完全に入り切っていなかった。

82 :
(そ、そんな・・・まだ届くの?)
「そっか、そっか。ここからは俺しか届いてないおねーさんの処女地ってわけか」
「ま、待って!」
山田の言葉にゾッと悪寒が走る。
(これ以上入れられたら!)
だが、それを聞く山田ではなかった。
「だ〜め、待ってあげない」
優良の腰をつかんで一気に最後まで押しこんだ。
「あぁぁぁぁんっ!」
まるで処女のように締まった膣肉を肉棒が切り裂き子宮を突く。
今まで感じたことのない、得ようとして得られなかった快感。
その一突きで優良は達した。

83 :
「あ・・・わたし・・・」
ぼんやりとした頭で優良は天井を見上げる。
(私あれだけでイっちゃったんだ・・・)
まだ張りつめた手足は少し震えている。
何も考えられず、イった後の気だるげな快感に身を委ねようとしたが、
「や〜、まさか一回突いただけでイっちまうとは意外でしたよ」
ニヤけた笑みで覆いかぶさってくる山田にその意識を取り戻す。
揶揄するような口調に、しかし言い返せず顔をそむける。
「そんなに待ち遠しかったんですか? 今も俺のをきゅうきゅうと締めつけてるし」
「そ、そんなこと!・・・んあぁっ!」
反論しようとした優良の声は、再び山田の突き入れに阻まれた。
一度達した膣は敏感になり、前以上の快感を優良にもたらす。
「あうっ! やめっ! 待って!、あぁん!」
腰はガクガクと震え秘所からは蜜が混ぜ合わされる卑猥な音が響きだした。

84 :
「ははっ、グチョグチョじゃないすか。ホントにたまってたんすね」
「いやっ! ダメェ!  そんなに動かさないでっ!」
悲鳴に近い声を上げながら山田のピストンを受ける。
一回疲れるごとに、自分の膣が山田のモノに塗り替えられてゆくような感触。
肉棒が子宮の奥を突くたびに声も出なくなるほどの快感が優良を襲った。
(すごいっ、すごいっ! こんなに感じるのって初めて!)
それは真では物足りなくなっていた優良にとって甘すぎた。
我を忘れて、真を忘れてその快感に浸る。
だから唇をふさがれた時も気付かなかった。

85 :
「んぅっ!?」
いつの間にか山田が覆いかぶさり唇を奪っていた。
驚いて押し返そうとするが。
「んっ!・・・んぅぅっ!」
女の細腕では、まして快感で緩みきった体では押し返せるはずもない。
(いや!やめて!)
せめて唇だけはと思っていた優良にとって、それは挿入以上のショックだった。
そうしているうちに、舌が口内へと入ってくる。
「んくぅ!」
逃げようとする舌を絡め取られ、引きずり出される。
丹念になぶる様に舌を舐めまわされ不快感を覚えたのも一瞬、続けられると優良の息も次第に荒くなる。
唇を重ね合わせたまま越しの動きは止まらない。
膣を蹂躙される度に声を出したくなるが、口をふさがれてるので満足に出せない。
酸欠と絶え間ない攻めによって優良の理性は弱まっていった。

86 :
「んっ!」
そして唾液を流し込まれた。
反射的に顔をそむけようとするが、顎を掴まれる。
そのまま流しこまれる唾液に蹂躙されながら優良はボンヤリとした頭で思う。
(あ・・・真さんとちがうニオイ)
(でも・・・とても気持ちが・・・いい・・・)
飲み干すまで離さないという意志を感じ取った優良は静かに山田の唾液を呑み込んだ。
ノドを通る味はいつもと違って、だがいつも以上に甘く感じられた。
そんな優良に満足したように山田は近づけていた体を起こす。
「どうして・・・」
山田に優良は非難の目を向けるが
「だって気持ち良かったでしょ?」
あっけらかんと山田に返されて言葉を失う。
「今更ですよ、おねーさん」
そう言って山田は続ける。
「こうなったらとことんまでヤりましょうや。気持ちいいこと全部ヤっちまいましょう」
そう言って腰を動かし始める。

87 :
「そ、そんな・・あぁっ・・・でも・・・んっ!」
「気持ち良かったんでしょ?」
喘ぐ優良に山田は重ねて問う。
何も言えず顔をそむける優良の腰を高く持ち上げ、山田は音がするほどの強さで突き入れた。
「あぁぁぁぁっ!」
子宮が破れるんじゃないかという恐怖と、それを忘れさせるくらいの快感にたまらず優良は声を上げた。
「気持ち良かったんだよね?」
そのまま両足を肩に乗せて深いピストンを繰り返す。
「あっ! あはっ! それ、ダメ! ダメッ!」
奥を小突かれる度に頭の奥で火花が散るように快感がスパ−クする。
暴力的ともいえる快楽が優良を打ちのめす。
「気持ち良かったんだろ。答えろよ優良」
呼び捨てにされて先程までの風呂場での山田に屈服した記憶がよみがえる。
気付けば口から言葉が飛び出していた。
「いい! 気持ちよかったです! 拓くん! あはぁ! いい!」

88 :
「良い子だ優良。じゃあイケよ」
そう言って山田は腰を深く突き入れた。
深くねじ込まれた山田の肉棒が優良の子宮口をこじ開けた時、優良の中で快感が弾けた。
「ああぁぁっ! イク! イクゥ!」
あられもなく声を上げながら体を震わせて優良は達した。
覆いかぶさってきた山田を抱きしめる。
受け取った快感を返すように、力を込めて。まるで真に抱きつくように。
(こんなの・・・こんなのって・・・)
かつてない快楽の中で優良は意識を失った。
「お〜い、おねーさん?」
「ん・・・」
繋がったままの山田は優良に問いかけるが、寝起きのような声を返すだけだった。
「気を失うほどイったわけか。さてと、どーするかな」
しばし考えていた山田だが、何かを思いついたようにニヤリと微笑むと一旦優良から離れて何かをし始めた。

89 :
「ん・・・」
優良もまったく意識がなかったわけではない。
だが、イった時の快感が抜けきれず、気だるさと相まって瞼を動かすのも面倒だった。
しばらくすると、離れていた山田が戻ってきて時部の体をうつ伏せにするのを感じた。
腰を高く掲げられた屈辱の姿勢。
蕩けきった秘所やアナルが丸見えの恥ずかしいはずの体勢だが、その時の優良に羞恥するだけの気力はなかった。
(あ・・・今度は後ろからなんだ・・・)
ぼやけた頭でそう思うのが精いっぱいの優良に再び刺激が走る。
「ひうぅっ!」
異物が体内に入ってくる感触。
だが、それは慣れ親しんだ膣に入ってくるモノではない。
本来出すはずのアナルから入ってくる悪寒。

90 :
それは快感に緩んだ体を跳ね上げるほどのショックだった。
「ひあぁぁ! や、やめてぇ!」
思わず悲鳴を上げながら後ろを振り向くと山田はニヤけた笑みのままアナルをイジっていた。
「なんで? ここでも感じるんでしょ?」
そう言ってグリグリと指を動かす。
その度に気持ちよさと気持ち悪さとむずがゆさが混じったような何とも言えない感触に優良は身をよじらせる。
「まったく開発されてないって感じでもないけど」
「そ、それは・・・」
確かにアナルセックスもやったことはある。
だが、元々潔癖な優良は拒否感も強く、そう回数をこなしてはいない。
何より、こんなことをさせるのは真だけという安心感もあって許したのだ。
だが、今、真以外の男にアナルをいじられているという現実が優良の羞恥心をかきたてる

91 :
しかし、かきたてられるのは羞恥心だけでなく、
「それに、まるで俺の指に反応して腰を振ってるように見えるけど」
「ちがっ! そんなことないっ!」
声を上げる優良を否定するように愛液が流れ落ちる。
背徳感が優良の心をかきたてていた。
「ま、いいや」
そう言って山田はアナルに入れていた指を離す。
優良がホッとしたのもつかの間、
「まだ俺もイってないしやっぱりコッチの方がいいよね」
そう言って後ろから一気に突き込んだ。
「あぁぁぁぁっ!」
奥まで差し込まれ優良は再びのけ反る。

92 :
少し治まっていた快感が再び燃え上がる。
パン、パンとリズムよく腹で尻を叩きながら山田は肉棒を優良に叩き込んだ。
「はっ! あぁっ! 待って! イったばかりで・・やぁ!」
一突きごとに奥までねじ込まれ、Gスポットを刺激され、子宮を押し開かれて優良はもだえる。
生まれたての小鹿のようにガクガクと手足が震え、体に力が入らない。
「やっ! 熱い! さっきより熱いぃ!」
まるで火傷するんじゃないかと思うほどの熱い塊が自分の中を行き来する感触に優良は髪を振り乱して叫ぶ。
(すごい・・・さっきまでより固い)
一度イって敏感になっているのか山田のモノが直に感じらる。
その感触が優良を狂わせる。
掲げられた腰だけが山田の動きに合わせて振られていた。
「ハハッ、腰を俺に合わせるなんてまだまだおねーさんもやる気じゃない!」
そう言って山田は腰を速める。

93 :
「やっ! ホントにやめて! おかしくなるっ!」
痛みすら覚えるほどの快感にたまらず優良は悲鳴を上げる。
と、急に山田は動きを止めた。
「え・・・」
訪れたのは望んだはずの平穏。
だが、すぐにその平穏さが物足りなくなる。
しばし、優良が不安になって振り向こうとした頃に山田が呟いた。
「ね、俺とのセックスはおにーさんより気持ちいでしょ?」
言われた瞬間、今まで昂っていた熱が急激に醒めた優良は感じる。
だが、同時に別の熱を呼び覚ます。背徳心という熱を。
「ね? いーじゃん、さっきもフロで言ったんだし」
答えない優良を催促するように促す山田の言葉に、先程までの痴態を思い出し体の奥が熱くなる。
「で、でも・・・ひゃう!」
渋る優良を戒めるように山田が腰を打ちつける。

94 :
そして深く差し込んだまま腰を回転させた。
「あぐぅ! やぁぁ! グリグリ押しつけないでぇ!」
子宮口を潰される不快感と、それを上塗りして余りある快感に優良を逃げようとするが
「ホラ、逃げちゃダメだって。言うまで離さないからね」
山田に腰を押さえ付けられる。
さらに 山田は覆いかぶさり下腹部に手を伸ばした。
優良の膣に入っている自分のモノを確かめるように撫でさする。
「ひぅっ!」
山田の肉棒と手に挟まれた膣の感触。
疑似二本差しと言うような今まで感じたことのない種類の快感に優良は悲鳴を上げる。
そのまま山田の手は下へと降りてゆき、愛液が滴り落ちる接合部へと伸びた。
「や、そこはっ」
山田の動きを察した優良は声を上げるが、山田が動きを止めるはずもない。
接合部から滴る愛液に指を濡らした山田は、そのままクリトリスの皮をむいた。

95 :
「あぁぁっ!」
(い、いや・・・触られてもないのにこんなに感じるのに)
「ま、まって!」
(直接触られたら!)
だが、優良の言葉に手を止める山田ではない。
「あはぁぁぁっ!」
興奮で肥大したクリトリスを指で摘ままれた瞬間、優良はのけ反り叫んだ。
脳を直接ノックするような直接的な刺激に目の前が白くなる。
「ひぅぅっ! やめ、やめてぇ! んあぁ!」
そのまま指でイジりまわされる。
許容量を超えた快感に涙が滲み、口からよだれが一筋流れ落ちた。
「やあっ! おかしく、おかしくなるぅっ!」
絶望するような快楽の上昇で再び達しようかとしたときに、山田は動きを止めた。
「あ・・・」
安堵する優良だが、山田の言葉に再び身をすくませる。

96 :
「ね? 言ってよ」
そして今度はゆっくりと、自分のモノを馴染ませるように出し入れする。
「あふ・・・うぅん」
先程までの暴力的な快感とは違って優しい刺激。
だが、火のついた体にはそれでも十分に反応してしまう。
山田の肉棒にはねっとりと愛液がまとわりつき、出し入れするごとにじゅぶじゅぶといやらしい音を奏でる。
再び、山田が覆いかぶさり今度は乳房を愛撫し始めた。
「やん・・あぁぁ」
やわやわと揉みほぐされて優良は艶のある喘ぎを上げる。
周辺を揉み、その手は頂点へと移る。
「んっ! ・・ふぅん」
乳首を繊細に擦られて鼻にかかった甘い声が出る。
(や、やだこんな甘えるみたいな声を)
恥ずかしがる優良だが、じわりじわりと性感が高まってくるのを感じていた。

97 :
だからだろうか
「ホラ、舌出して優良」
そう囁きかける山田の言葉に優良は従ってしまった。
突きだされた優良の舌を山田の舌がまとわりつく。。
舌先がダンスを踊るように絡み合う。
にちゃにちゃと音を立てながら軟体望物の交尾のように舌がまぐわい合う。
「んふ・・・んぅっ」
吐息と唾液が混じりあい、山田の匂いが優良を侵食していく。
気がつけば、優良は自分から山田の舌を舐め上げていた。
恋人のような舌だけのキスがしばらく続いた。

98 :
「んぅ?・・・あはぁ」
そして、高まった性感が頂点に達しようとした時、山田は急に離れた。
山田が離れたこと残念そうな声が優良の口から洩れる。
腰がもっとほしいと言わんばかりに揺れていた。
その様をニヤニヤと眺めながら山田は再び告げる。
「ね、どっちがいいか言ってよ」
口調こそ優しかったが命令そのものである言葉に、しかし優良は抗えなかった。
(こんな・・・こんなところで止められるのを何度も繰り返されたらおかしくなっちゃう)
押しつぶすような罪悪感すら洗い流す快楽に優良は抗えなかった。
「・・・い・・・です」
「ん? なんて言ったの?」
わざとらしく聞き直す山田。
「山田君の・・・ひゃう!」
ぱしん、と尻をはたかれて優良の言葉が途切れる。
「こういう時は拓君でしょ」
冷然と告げて山田は赤くなった尻を撫でる。

99 :
「ん・・・んふ」
「アレ? もしかして叩かれても感じる? マゾっ気あると思ってたけど」
思わず鼻にかかった溜息を洩らしてしまった優良を、山田はからかう。
「そんなこと! ひぁん!」
「いーじゃん。俺はどんなプレイだって対応出来るよ?」
そう言ってさっきまでとは違って派手に音を立てるが、あまり痛くない張り手に変える。
「んっ!・・やっ! ・・・やめてっ!」
叩かれた優良は音に反応してアソコを山田のモノごと締めてしまい、喘ぎが漏れる。
「ホントいー声だすよね、おねーさんは」
そんな優良をなぶるように山田は口を手を動かす。
ぱしん、ぱしんと乾いた音が響いては、悲鳴とも喘ぎともつかない艶めかしい声が続く。
「や、やめて・・・ひぅっ・・・こんなのおかしい・・・んっ!・・・おかしいからっ!」

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