2013年10レズ・百合萌え409: FF13 ヴァニラ×ファング (641) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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FF13 ヴァニラ×ファング


1 :2010/01/06 〜 最終レス :2013/09/06
まさかのFF初百合カップル誕生。
ちなみにこの設定とシナリオ書いたのはサガフロの百合シナリオ書いた生田女史。

2 :
とりあえずクリアしたらまた来るわ

3 :
まじかよ、途中で投げてたけど再開するわ

4 :
ファングいいよね。格好いいしパラ的にも強いし申し分ない
女三人パーティーが鉄板だったよ

5 :
失礼します
http://jbbs.livedoor.jp/sports/35760/

6 :
>>1乙かれ、乙かれ!
スレタイが、ファング×ヴァニラ、ではないところが
なんと言うか、さすが百合板だw
>>ちなみにこの設定とシナリオ書いたのはサガフロの百合シナリオ書いた生田女史
これは初耳。
本当ならすげー納得できる

7 :
直接的な表現はなかったけど明らかに百合だったよね。結末的にも。

8 :
>>ちなみにこの設定とシナリオ書いたのはサガフロの百合シナリオ書いた生田女史
マジなの?!生田さんって百合スキーなのか?

9 :
生田じゃないよ
シナリオ書いたのはディレクターの鳥山

10 :
乙!乙!
いつ立つのか気になって眠れなかった。
とりあえずヴァニラはファングの嫁。

11 :
8章くらいなんだけどダレてきたお。
でもこの二人の百合のためにこの先、最後までやる価値ある?

12 :
FFで百合が見れるっていうだけでやる価値あると思う

13 :
ED見たよ。こうきたかー…
男女間でなく男男でもなく、この二人だから絵になるしなんか胸にきた
今思えば何というネタバレパッケージだったんだ
名残惜しいんでちょっと亀狩ってくる

14 :
ラストのは絵になるよね。ずっと一緒にいられるわけだし悪くないエンドだと思う。
ライトニングだけ名残惜しそうにしてたけどw
で、ライトニングがファンヴァニを助け出して3人で世界中を旅するXV−2の発売マダァ

15 :
ネタバレというか伏線というべきだろうな>パケ絵
しかしライトニングはともかくとして、>>14の展開は普通にヴェルサスでやってくれそうなのがw

16 :
確かにそう捉えると悪くないラストだが…
自分としてはクリスタルにならずに、人としてずっと一緒にいられるラストだったらいいのになと思ってしまう。
最終決戦の時、未来のビジョンにファングがいた。だから最後まで一緒だ。ってライトが言ってたから、それが今も妙に引っかかってる状態。

17 :
クリスタルの謎解きライトさん旅立ちフラグですね分かります

18 :
そして13全エピソード終了後、
「よぉ、帰ったぜ」
「みんなー、ただいまー!!」
なエンディングもまたよし。

19 :
鳥山氏は百合好きなんかな・・・
次回も担当か分からないけど期待している

20 :
鳥山というとあの悪名高きバハムートラグーンのシナリオ担当した人だよなw

21 :
>>16
ミッションやれば分かるけどルシのクリスタル化は一時保存のためで将来復活するのが前提だからな
本人もカッチカチのままで「未来に生きる」みたいなこと言ってたじゃん

22 :
クリスタルのまま楽しそうにキャッキャウフフする二人

23 :
クリアした。
なにこの主人公クラスの扱いw
最後せつないね。でも二人一緒だから幸せそうだと思ったよ。
途中だれてきたけど最後までやって良かった(´;ω;`)ブワッ

24 :
>>23
クリアおめでとう
FF13はこの二人が裏主人公だと思う、マジで。
今二週目やってるんだけど、ファングがヴァニラを一人で逃がすためにエレベーターに向かうシーンが
何度見てもラブホに彼女を連れ込もうとしてる人のようにしか見えない

25 :
ライトニングとファングの鋭い目つきが凄く好きだ。
あとファングって女優のミシェル・ロドリゲスに雰囲気似てるなー。男勝りなとこが。
10もそこそこ百合っぽかったけど13はガチっぽいな。
いつか時間できたらやりたいなぁ。

26 :
ライトとファングといえば、どっちかが熱くなってる時はどっちかが冷静に相手を諌める。
って感じで何か良い関係だったね。どっちも漢前だし、なんかちょっと似てるとこある

27 :
小説も良かったよ。眠る時も、いつも隣にはファングがいたってw二人はいつも一緒。ホントにこの二人最高過ぎるw

28 :
>>27
小説まだ買えてないんだけど他に萌えエピソード教えてくれ

29 :
百合を期待しつつも結局、姉妹みたいな関係なんだろうなーと思ってやってたが
ラストで恋人つなぎしてる二人見て確信した

30 :
この2人ラブラブじゃねーかw

31 :
小説読んだ。ただ二人がひたすらコクーンデートでイチャイチャしてるだけだった。
二人がルシになる時のエピソードやらもあったよ。八割ヴァニラとファングの話。ヴァニラファング目当てで買って損はしないと思うよ。

32 :
youtubeでヴァニラとファングの絡み見た
普通にヴァニラのスカートめくってんじゃんw
互いのこと抱きしめまくってたし本当愛してんだなー
この二人が主人公のゲーム出してくれ!

33 :
ファングたん…ヴァニラのことしか考えてないだろ!ww
エレベーターに無理やり乗せたあとのつぶやき素敵すぎ

34 :
ライトニングってどうなの?
シスコンだときいたんだけど

35 :
>>34
シスコンだろうけど、本編には妹と絡んでるシーンが少ないな。
ネタバレだけど、妹はほとんど空気で本編に出ることは少なかったし。

36 :
ファングの太ももと唇がエロすぎる
ものすごい好みの顔だ

37 :
ファングに近づく奴は片っ端からデスるヴァニラ。嫁つよし

38 :
そのための固有アビリティだったのか…!

39 :
予想を遥かに上回る百合展開だった
後半とかラストとかほぼ主役じゃねーかこの二人w
「私が助けたいのは…!!」のシーンは確実にヴァニラのことだよね

40 :
>>39
もうそれ以外考えられなくなったw
ファングやライトさんを男性にしなかったスタッフにはマジGJと言わざるをえない

41 :
なんでファンヴァニスレが二つあるんだよ・・・
どっちか一つに合併しろよ

42 :
ここ以外にあったっけ?

43 :
ないよ
幻でも見たか他板のスレにいちゃもんつけてるアホだろ

44 :
FINAL FANTASYのキャラで百合妄想
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1172215356/
ここのことか?
あっちはFFシリーズ全般だw

45 :
ここのことでは?
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ff/1261910006/

46 :
>>45
他所の板かいw
ますます関係ないわ

47 :
ファンヴァニでSS書く人がいたらなぁ(●´∀`●)
自分じゃ文才と想像力が乏しいから書けん…

48 :
アルテマニアによるとヴァニラは19歳(見た目は17歳)らしいな
ファングさんよかったな何しても淫行にならないぞ

49 :
>>48
マジか。ライトさんとタメか、ちょい上かと思ってた

50 :
タメじゃないでしょw
ファングはいくつなの?

51 :
ファング 21歳
ヴァニラ 19歳
ライトニング 21歳
セラ 18歳
だったような。

52 :
ファングはもうちょっと年上がよかったなぁ・・・

53 :
>>51
サンクス。

54 :
バニラ19とかw

55 :
ファング「おらおらヴァニラは19歳だぞ。来いよアグネス」

56 :
最近、ファングはヴァニラが大事過ぎて(傷つけたくなくて)、手が出せない……という妄想をしてる。
逆にヴァニラはファングがしてくれるなら、みたいな。
ムービーとかで抱き締められたりする度に「キスしてくれないのかな」なんて思ってると良い。

57 :
>>55
アグネス噴いたwファングww

58 :
規制解除キター
>>56
それでファングは無防備なヴァニラに「人の気もしらないで…」とか常に生し状態ですね

59 :
ファングはライトと話すとき少し口調が優しくなる事を2周目やってたら気づいた
まぁヴァニラに対してはもっとベタ甘な感じだけど
スノウなんかライトとファング両方からボッコボコな扱いだったし

60 :
>>59
そうかな?
ファングとスノウは結構気が合うみたいに思えたんだが。シヴァイクに2ケツしてたり、「あいつが暗いとこっちまで気が滅入る」みたいなこと言ってたし。
まあ何が言いたいかっていうと仲良さげな二人を見てヤキモチ焼くヴァニラ可愛い。

61 :
あー確かに気は合ってたのかもしんない(バカな弟と不良ねーちゃんみたいな)
ただスノウに対して殴る蹴る怒鳴るのがあって、このゲームは女が強すぎたなぁとw
そこがまた楽しかったんだけど

62 :
スノウがニッって笑う度に鳥肌立ったのも今はいい思い出

63 :
誰かSS書いて下さい

64 :
>ちなみにこの設定とシナリオ書いたのはサガフロの百合シナリオ書いた生田女史。

この二人は外注だったのかwどうりできちんと立ったキャラなわけだ

65 :
pixivのファンヴァニ絵でメシがうまい

66 :
>>64
それガセだから。
冗談にしてもつまらんのに何で>>1に嘘が書いてあるんだろうな。

67 :
遅まきながらたった今クリアした!
オーファンにいたぶられるファングを見て静かにブチ切れるヴァニラが最高でした・・・
もちろんラストシーンも凄くよかった
でも・・・クリスタル・・・うぅ、切ない・・・

68 :
ファングを男から女に変更したのはゲームが恋愛くさくなるから?
それともわざと百合を狙ったの?
最後ファングが「ヴァニラ…」って言うときの顔が美しすぎた

69 :
ファング「………(もごもご)」
ライト「どうした?」
ファング「なんか口に入ってるらしくてよ……(口に指を入れてもごもご)」
ライト「?」
ファング「取れた」
ライト「良かったな」
ファング「……ヴァニラの毛だな」
ヴァニラ「いやぁぁぁぁぁ///」
ライト「何処の毛だ」
ファング「いや、だから、その……」
ヴァニラ「やめてぇぇぇ」
ライト「何処の毛なんだ」
ファング「あの……その………えーと」
ライト「何処の毛だと言っている!!」
ヴァニラ「下の毛だよぉぉおぉ!!!」
ファング「ヴァニラ……すまねぇ……私がさっさと言えばお前に言わせずに済んだのに……」
ヴァニラ「良いの……私が顔に乗りたいって言ったんだから………」

70 :
なんぞwもっとやれww

71 :
なんでライトさんそんな喰い付いてんだよw

72 :
これはひどい

73 :
ちょww笑ったww
ライトさん天然すぎるww

74 :
顔に乗るということは、つまり……

75 :
>>25
なんで10が百合なんだぜ?

76 :
ヴァニラもファングも初期設定が男性って本当?特に百合を狙った訳じゃないのか
ゲーム持ってないから噂の小説しか注文しなかった

77 :
>>25
ロドリゲス似てるね
モデルなのかなと思ったよ

78 :
ヴァニラも男性設定だったの?
ライトさんをハーレム状態にして
女性向ゲームにでもする予定だったのだろうか…
よかったよ誰かが修正してくれて

79 :
>>76
シナリオアルティマニアにそんなようなことが書かれてる。
最初期の設定では「ファングが」二人組の男性で、使命第一のストイックなキャラだったらしい。
それが段々と使命というよりも家族(ヴァニラ)が大事なキャラになったとか。
スノウとセラの恋愛要素が先にあった上に、メインキャラには女性を三人にしなくては……ということで晴れてファングは女性になりました、と。

80 :
ヴァニラの役回りが男とか想像しただけでゾッとするな
ヘタレ臭い要素が初期のホープと被るから止めたのか

81 :
>>79
ありがとう、そんな経緯があったんだなぁ。百合的には本当にシナリオライターGJだわ
スノセラにも感謝しないとw

82 :
ここ見て買ってクリアしてきた
これはいい百合w
ファング好きすぎてやばいわ
ファング×ヴァニラでもスレタイ通りヴァニラ×ファングでもおいしいな
ロドリゲス俺も思った
似てるよな

83 :
その人のこと知らないけど、なぜ皆可愛い響きのミシェルでなく
ロドリゲスって呼ぶんだw

84 :
>最初期の設定では「ファングが」二人組の男性で、使命第一のストイックなキャラだったらしい。
ってことは最初は百合ではなくバラにするつもりだったのか??

85 :
顔自体はそんなに似てないけど役柄の性格が似てる。あと人種も。
実際にあんなねーちゃんいそうだけどモデルいるのかなぁ。

86 :
ロドリゲスもレズ疑惑あったんだよね
否定してるけど

87 :
お邪魔します。
拙いながらSSを投下させて頂きます。

ファングは目を覚ました。朝だ。
起き上がることはせず、視線を下にやると、ヴァニラの顔がある。
ヴァニラがいることにファングは安心した。ようやく再会出来たものの、また何処かへ行ってしまわないかと心配だった。もしかしたら夢ではないかと思うこともあり、正直、目覚めるのが怖かった。
しかしヴァニラはここにいる。自分のすぐ隣りで気持ち良さそうに眠っているのだ。こんなに嬉しいことはない。
こうやって添い寝をするのも実に久し振りだった。
眠るヴァニラの顔を覗きこむ。うっすらと色付いた小麦色の肌、飴色の髪、長い睫毛、桜色の唇……襲ってしまおうか、などという考えが浮かぶ。寝起きの鈍った思考がそうさせるのだろう。
そんな邪な考えを悟ったかのように、ヴァニラが目を覚ました。まだ意識の朦朧としたヴァニラの目がファングの姿を捉えるまで少々かかった。
「ファン……グ…?」

88 :
「よう、ヴァニラ」
そう返すと、ヴァニラの顔が綻んだ。隣りにファングがいたことがよほど嬉しかったようである。
そんなヴァニラが愛しくて、たまらずファングは彼女の額に軽くキスをした。
「ふぇ?」
「おはようのキス、毎回してたろ? 忘れたのか?」
少し考えて、そうだったねとヴァニラが微笑む。
「ファング大好き!」
そう言って、ファングの肩に手を回し、ヴァニラは顔を近付けてきた。
ちゅ。
唇で、唇を塞がれた。柔らかい感触が潰れ合って、入り乱れた感覚の中にヴァニラの息遣いを感じる。
唇を離すと、今度はファングからお返しに唇を求めた。ファングが口を半開きにしてヴァニラへ吸い付き、ヴァニラの歯を滑って舌を絡めた。ねっとりとしていて、奥の方にざらざらとした粒子を舐めるような感覚がある。
それは単純に、気持ちが良かった。

89 :
「ぷは……ファングぅ…」
「……はぁ、はぁ」
今度は淫らを捨て、ファングは唇だけを重ねる。
するとヴァニラの舌が唇を割って、ファングのそれを捕えた。ぎこちないが蛇のように絡んで、吸い付く。気持ち良いというよりも、くすぐったい。
「っ……は…」
細く透き通った銀色の糸が、二人の唇の間を繋ぐ。
「……珍しいな」
「クリスタルになってた間の分と、はぐれてた時の分……まだ、足りないよ……っ」
二人のキス合戦はその後暫く続いたとさ。



ライト「(起きれない……)

END

以上です。
お粗末さまでした。

90 :
ライト不憫www
この二人は、本編で当たり前のようにほっぺにチュくらいやって欲しかった。


91 :
ヴァニラの召還獣イベントの時、抱き合ってファングがヴァニラの首筋に顔近づけてたから
イケッイッちまえと思ってた

92 :
>>91
(・∀・)人(・∀・)

93 :
ttp://zenzen.ikidane.com/top.html
百合ってます

94 :
どう見てもガチです

95 :
おい…
2chで人様のサイト晒すなよ

96 :
ラブラブなヲルバ組に枕元でイチャイチャされて眠れないCD 収録:E.ファロン 定価:2500ギル

97 :
ライトさんw
眠れないからって商売すんなww

買うけど

98 :
安い安すぎる
亀狩りで貯め込んだ俺のプラチナインゴットが火を噴くぜ

99 :
http://www.youtube.com/watch?v=UguEaATmvgY&feature=related
編集でここまでエロくなるとは…

100 :
>>99
俺は、見ちゃいけないものを見たのかもしれない…

うわあああああああ
やってみてえええええ
FFなんて生まれてこの方やったことないけどやってみてええええ

101 :
>>100
自分もFFは13が初めてだ
この二人目的で買うなら損はしない、お勧め

102 :
今までのFFとはぜんぜん違うから
過去作プレイのアドバンテージは無いぜ
開始からの十数時間は辛いけどがんばれ

103 :
仲間に百合っぽいキャラがいる、なんてレベルじゃなくて
最終的にムービーもストーリーの焦点も全部二人が持ってったもんなあ
まさかFFでここまでやると思わなかったから嬉しい誤算だった

104 :
>>100
素朴な質問なんですが、FFやったことないのに何故ここへ?

105 :
>>101
マジか…わー、いよいよ欲しくなってきた…
買っちゃおうかなぁ…
>>102
RPG自体があんまり得意じゃなくてさ…
なんか途中で投げそうでな…
>>104
pixivで百合タグ漁る

このCPの絵を見かける

このCPの支持率? ってかどれぐらい人気のあるモンなんだろうって気になる

ここに辿りつく

>>99の動画みる

うわああああ(ry ←今ココ

…こんな感じかな?

106 :
動画サイトで済ませるのもいいけど、やっぱり実際プレイしたほうがいいね

107 :
プレイするなら
まずは公式サイトや小説(本編に至るまでの過去話)を読んで予習した方が良いかも
一応ゲーム中にもオートクリップ機能ってのがあって、
分からない単語や話は後で読み返せるんだけどな
ちなみに小説版はFF板のファンヴァニスレ住人によると
この二人の萌えシーン満載らしいぞ

108 :
あとは結構難しいってのも注意だな
FF慣れしててもゲームオーバー何度かしてしまった
それでも>>106の言うとおりで動画で済ませてしまうのは味気ない
(序盤に貰えるスモークを中盤以降まで温存して、レベルをきっちり上げればクリアできるが)

109 :
今作最大の敵は難易度でも分からない単語でもない
婚活雪男だ
二人の絡みはなめ回せ
それ以外は無の境地で越えて行け

110 :
>>105
に●動にもアップされてるぞ。
っていってもネタバレ注意だが。

111 :
今さっきクリアしてきた。
スタッフロールのあと、パッケージを見てタイトルロゴの意味を知ってボロ泣き。
この二人以外はどうでもよかったけど、買ってよかった。

112 :
>>111
> パッケージを見てタイトルロゴの意味を知ってボロ泣き。
自分もだ……
まさかロゴがネタバレだったなんて思わなかったよ
ミッションクリアのためにまだプレイしてるけど、
ゲーム起動してあのロゴが出る度に切なくなる

113 :
自分も発売日に買ったのに積んだままだったのを今頃クリアした
ファングさんのヴァニラ脳パネェっす…
ラストはマジでほぼ二人舞台だったなぁ…
やればできるじゃんスクエニ。サガフロのアセルス編以来で褒めてあげる

114 :
微妙な出来とは思いながらも、勢いでプレイアーツ注文しちゃった…
二人そろえてイチャイチャさせる予定

115 :
セラが言ってたヴァニラの"大切な人"ってファングでおk?
てか、ファンヴァニ系イベント前でちゃんとセーブ取り別けてりゃよかったなぁ…
二周目やる根気も時間も無いし><

116 :
ファング姐ェの壁紙が欲しくて50時間ちかく亀さん狩りまくってるのにトラペ3つって…いい年してまさか自分がここまでこの2人にハマるとは思ってなかったよ〜誰か小説書いてくれないかなぁ

117 :
それさすがにドロップ率悪すぎないか?ちゃんと攻撃キャラにベストチョイスつけてる?
タイマイよりロングイの方がドロップ率かなり高いぞ

118 :
ベストもグッドも付けてます。ロングイは2ブレイクさせないとまだ倒せないので面倒くさくてお手軽なタイマイに走ってました!
ファング見るたびにいちいちエロいなぁ〜とラテン系セクシーなのでヴィクトリアズシークレットのモデルさんみたいでウットリしちゃいます 綺麗にブロー&巻き髪にして黒orヒョウ柄orロイヤルブルーの下着を着させたいです!

119 :
スレタイと関係ない事はよそでやってくれ&言っとけよ

120 :
百合云々と言う前に全員分の装備強化するお金が無いから、
結局ファンヴァニ+ライトさん固定になってしまう

121 :
もとより三人娘以外使うつもりが無い
三人のなかにエンハンサー特化が居れば良かった…

122 :
入れ替えるといちいちオプティマ組み直さないといけないの面倒だしね…
ああ、ファンヴァニのラブラブ壁紙とか貰えるならトロフィー頑張るのになぁ

123 :
ピクシブはそこそこ投稿あるのにSS書いてるサイトが少ねー
ホプライばっか

124 :
百合板は書き込めるってどういうことなの?
ワロスw

125 :
まあPINKBBSだから・・・

126 :
リョナもエロに入る?
オーファンに両腕拘束されたファング見てハァハァしてたのって俺くらいかなw

127 :
>>126
オーファンに両腕拘束されたファング見てハァハァしてたのって俺くらいかなw
沢山いるとみた。

128 :
そのまえにヴァニラがラグナロクにされそうになって悶えてるシーンも
おいしかったけどなw
もっと派手に苦しんでる方が個人的には好きだが

129 :
で、この流れは百合に関係あるん?

130 :
ねぇ ファング?
覚えるかな?初めて出逢った時の事……
その深いエメラルドグリーンの瞳に見つめられた時、何かが変わる…そう思った。私を導く一筋の光
だったんだ…

131 :
ヴァニラ「ファングっ!ねぇッ 起きて!起きてよ!!」
ファング「ン゛ッッ…」
私達は異跡で目覚めた。ファングは大切な記憶を無くしていて私はその事からファングを傷つけたくなくてその瞳が暗く沈む事が怖くて…怖くて現実から逃げようとしたんだ…
ファング「ヴァニラ!!」
ファングはヴァニラを力いっぱい抱きしめた
ヴァニラ「ファングッッ!」
いつも思う…この褐色のしなやかな身体に包まれていると不思議と落ち着き、脳内がとろけていく感覚に襲われる

132 :
どの位クリスタルになっていたのだろう…でも不思議と触れた時の感触は昨日の事の様で私は自然とファングの白く焼け焦げた烙印にキスをしていた。
ファング「ヴァニラ?」
ヴァニラ「ごっ…ゴメンね あ…あのさっ…」
次の瞬間ファングの唇が柔らかい羽の様に私の唇に重なった

133 :
ファング「おらおらヴァニラは19歳だぞ。来いよアグネス」

134 :
お互いの無事を確認した。これから又途方も無い使命を探さなくてはならないと言うのにファングと又一緒にいられる事にホッとして涙が溢れてきた
ヴァニラ『…ッッ う゛っっ ……』
ファングはしばらく黙ったまま私を抱きしめ優しく髪を撫でてくれた。昔からそうだったよね…泣き虫で1人じゃ何も出来ない私をいつもファングが守ってくれたんだ……
だから…
だから…
―私もルシになった―
私もファングを守るって決めたんだ…

135 :
ふm。続け

136 :
ここってSS投稿OKなんですよね?

137 :
ファング「なぁ、ヴァニラ あたしが…何したか覚えるか?」
ヴァニラ「へっ?!」
ファング「なんかさぁ、ヴァニラの事とかパルスの事とかは覚えてるんだけど、こう…何っつうーかすげー大事な事が思い出せねぇんだよ…

ヴァニラ「…ん…んっとね、何もしてないよ!」
ファング「……」
ヴァニラ「ねっ?!それよりお腹すかない?ここから早く出て何か食べに行こーよ!」
ファング「…そうだなっ!」


――…ごめんな…
ヴァニラ…――
…あの時も一人で抱えさせちまって…

138 :
―こっちのヤツらは平気で知らないウチらに無防備に声をかけ食べ物をくれる―
男A「今晩わぁ〜☆ねぇ、ネッ!お姉さ〜ん」
ファング「あ゛ぁ?!」
ヴァニラ「ほウェ?」
男B「うわっ!2人とも可愛いよ!!」
男A「マジだぁー!!お姉さん達どっかイベントの帰り?スッゴいセクシーなカッコしてるけど〜」
ファン&ヴァニ「……」
男B「オレらこれからメシ行くんだけどお姉さん達も一緒に行こーよ!」
―あたしは下心が見え見えで軽々しい男達に付いて行く気なんてさらさら無かったのにヴァニラが…―
ヴァニラ「うん!行くッ☆」
ファング「ってか、おいッ?!」
男AB「ハイ!決定〜☆」
ヴァニラは目を爛々とさせながら、呆れてるあたしの耳元で
「いざとなったらファングがいるから(^з^)-☆Chu!!☆」
ファング「まぁ、仕方ねぇか」

139 :
ヴァニラ「うわぁ〜☆☆美味しそぉ〜!いただきまぁ〜す!」
ファング「……(見た事無いもんばっか)」
―もぐもぐ…ゴクッ―薄ッッ!!
ヴァニラは気にしてない様子でニコニコしながら見た事無い食べ物を凄い勢いで食べてる。
男達の話も聞かず相打ちだけしてるし…ファング(あいつあー見えて凄げぇ食うんだよな)
見た目がキレイだけど人工的で命を感じない味にあたしは少し戸惑った…パルスの事を思った。

140 :
散々食べて飲んだ。正直、男達が酔っ払って眠る事を期待したがそう上手くはいかないもんだ…
男A「ねぇ、ヴァニラちゃんこの後2人きりでドコか行こうよ」
男の手がヴァニラの太股に触れた。
ブチッッ!
ファング「ヴァニラに気安く触んじゃねー!!」
飲んでたせいもあってか手加減できなかった。
ヴァニラ「そゆ事だから☆じゃ、ご馳走さまぁ〜」
外に出ると生暖かくぼんやりと明るくなってきていた。

141 :
正直ヴァニラは可愛いと思うし、あたしにとって特別な存在で血は繋がっていないが唯一の家族。
生きる事もぬ事もクリスタルになる事も骸になる事も全部ヴァニラの為だったら受け入れられる……―――――――あたしは、ヴァニラに出会う為に生まれてきたのかもしれない…―――

ヴァニラ「ふぅーッ!食べた食べた☆ねぇファング、昔みたいにおんぶして☆ハイっ!」
ヴァニラは両手を広げてぴょんぴょんとジャンプしながらそう言った。ファング「ハァ?!お前もうそんな歳じゃねーだろ」
ヴァニラ「ちょっとだから!ねっ☆お願い!」
ファング「しょーがねーなぁ」
久しぶりにヴァニラをおんぶした。その身体は相変わらず細くて、でもいくらか成長したみたいで柔らかくていー匂いがした。

142 :
ファングの背中は温かい……大好きだよ…ずっと、ずっと一緒だよ……―


143 :
私はおんぶされながら昔の事を思い出してた…こんな風に誰かを大切に思える…真っ暗な暗闇から救ってくれたのはファング?あなたなんだよ? その真っ直ぐで命の輝きを魅せる瞳に小さかった私はどんどん魅了されていったね……

144 :
……あなたと運命を共にする事が私の使命なのかも知れないって……

145 :
「なぁ、ヴァニラ…
ずっと一緒にいような…」
「ファング……好き!大好き!」
私は後ろからぎゅっとファングを抱きしめ、首筋に顔をうずめた。懐かしい…パルスの草木や花の匂いがした……

146 :
私達は運命の悪戯で自由を奪われたルシかも知れない。だけど一人じゃない…あなたがいるから……


147 :
「一緒に生きような」は至上のプロポーズ台詞

148 :
「こんな敵だらけの世界から二人で逃げような」 とか
「お前がどこに行ったって必ず見つけてやるからさ」とかかっこよすぎて惚れる。
しかも最後は本当に二人の世界に入ったし。

149 :
ヴァニラはファングにあんなに良い扱いされてるから、その辺の男じゃ
満足いかないだろうなぁ。ファングのほうが優しい!ファングのほうが強い!みたいな。
男前すぎだよ、ファング姐!!

150 :
限界突破ハイウインドなファングはFF13界最強の人類

151 :
FFで百合とか神だよな。今だに驚いてるよ。13最高

152 :
6のティナも同性愛者の裏設定あったって聞くけどねぇ
まあ相手もいないし、特にゲーム内に活かされてもないけど
そういや、ディシディアではヴァニラと同じ声だったっけw

153 :
この2人のパターンってNANAみたいな感じだと思ってた…一緒にいてしっくりするし抱きついたりキスしたりは勢いかと 「キャー嬉しい〜!」ギュッとかチュッとか…「ちょっ…オイっ!」とかめちゃくちゃ嬉しそうに反応。2人ともタイプの違う美形ってのも良い!

154 :
ファングに後ろから乳揉まれる夢を見た
…幸せでした
チラ裏スマソ

155 :
いいなぁ

156 :
ファンバニは乳もみが似合うな
ファンライトはネクタイ引っ張ってグイってのが似合う
というかもう、この二人は突っ立ってるだけで良い

157 :
ファンライはつったってるだけでいいっての、分かるわー。
ビジュアルが良すぎて、並んでるだけで満足できてしまう。
その分、絡んだら絡んだですげーんだろうな・・・。やっぱり見たいわ。

158 :
>>152
最初はセリスと絡める予定だったが、没ってロック×セリスでいくことになったらしい

159 :
mjd?
ティナの相手ってセリスだったんだ
それがあったら人生変わってたかもな
なくてもちゃんと百合ヲタになったわけだが

160 :
ティナの百合設定、ゲーム中でちょっとでも仄めかしてくれれば買ったのになぁ
本当ならなんで没にしたんだよ…ま、13で充分百合してくれたからいいけど

161 :
6はいまだに一番好き
ほんとにティナ×セリスだったら神ゲーだったのに
そういやエドガーにせまられて
ティナ「何も感じない…」とか言うシーンがあったっけ。

162 :
ほんとだな
改造とかでどうにかならんもんかw

163 :
ED後…こうであって貰いたい!
「ねぇ、ねぇってば」
「う…ん……どわっ!!!」
気がついたら又クリスタルから復活していた。下にはグラン・パルス、見上げれば崩壊間もないコクーンが見えた。今回はそれ程長い間クリスタルにならずに済んだらしい。
「あ…れっ?ちょっ…!!な…い!?」
そわそわしながらヴァニラが聞いてきた。
「ん!?どうした?」
「無い!無いよ!!ファング、印し消えてるよ!」
「本当か!?」
ファングは以前印しのあった太ももを確認した……が綺麗さっぱり消えていた。もしかしたら、他の場所に新たに印しが出来てるかも…そう思い
「おい!ヴァニラ。ちょっと脱げ」
「へ?」
「だぁ〜から、他に印しが出来てっかも知れねぇだろ!?」
一瞬キョトンとしていたヴァニラだがファングの言った意味を理解したのかコクンと頷くと何の躊躇いもなく着ていた物を脱いだ。ファングは見落としが無い様に隅々までヴァニラを見回したが印しは何処にもなかった。

164 :
「良かったな!!印し、何処にもねぇぞ!」
そう言うとファングはギュッとヴァニラを抱きしめた。
「うん!うん!」
初めての自由。使命からの解放…ファングはまるで自分の事の様に喜び、ヴァニラはそんなファングを見れた事が嬉しくて嬉しくてたまらなかった。お互いに本当の笑顔は久しぶりだった。これからの自由、普通の女の子としての生活に胸がワクワクした。
「ねぇ、ねぇ、もしかしたらまだみんな生きてるかもよ!?探そうよ!」
「そうだな!今回は何百年もクリスタルになってたっぽくねぇし、案外2〜3年だったりしてな!」
そんな事を言いながら二人は再びグラン・パルスの地に降り立った。
「ん〜気持ちいい〜」腕を高く上げ大きく伸びをするヴァニラ。
「なぁ、闇雲に探したってらちあかねぇから空から探さねぇか?」
「おっ!ファング冴えてる〜何?何?飛竜でも捕まえる?」
「んな事やってられっか」
そう言うと白く焼け焦げた肩の印しに目を落とした。
「ま…さか…ファング!?」
「あぁ。さっきから肩が熱いんだ。だけど何のビジョンも見てねぇし、相変わらず焦げたまんまだろ?もしかしたら、またルシの力だけ残ったんじゃねぇかと思ってよ」

165 :
続きお願いします。

166 :
その刹那、眩い光と共に召喚獣バハムートが現れた。竜王の名に相応しい
その漆黒の身体はいつ見ても勇ましく、大きく翼を羽ばたかせている。
2人は咄嗟に身構え戦闘体勢に入った……が様子がおかしい。
確かに今の自分達に心の迷いや未来に対する不安など無い。するとファングはフッっと力を抜きバハムートの首に手を当てて優しく撫で始めた。
「悪かったな…お前の事別に忘れてたワケじゃねぇんだぞ……」
ファングにとってバハムートは一緒に戦って来た仲間でありヴァニラ同様、家族であり、自分の一部だった。バハムートも又ファングに対して絶対の信頼を寄せていた。印しが消えない限りいつまでも一緒なのだ。
「おい!乗れってよ!」
「えっ?ファング話し出来るの!?」
「いや。勘だけど、何か分かるんだよ」
そう言うと慣れた様子で背中に飛び乗るファング。
「お…お邪魔しまぁす」
続いてヴァニラも背中に乗った。
バハムートは大きな翼を羽ばたかせて空高く上昇していった。

167 :
さすがに空からだと、何処がどう変わったかが一目瞭然だった。
ベースキャンプのあった場所には小さな街らしき建物が立っていて、ヲルバ郷は復興途中らしく何やら作業をする機械や人が見える。パドラも同様に復興途中の様だ。
どうやらパルスに元々あるものをコクーンの技術で再建している様だった。二人は何だか胸が熱くなる思いでその景色を眺めていた。
アルティカ大平原の上空にさしかかった時だった。凄まじい数のチョコボの大群の中に見覚えのあるアフロヘアが二つ…
「あ゛ーッッ!!」
「アーッッッ!!ちょっ…うっそぉ!?」
バハムートを急降下させチョコボの上ギリギリの高度で二つのアフロヘアに近づいて行く。
「サッズ〜!!」
ヴァニラはチョコボの大群にかき消されない様、大きな声で叫んだ。アフロヘアがゆっくり上を見上げる。
「どわっっーッッ!!!!!!!なっ!?お前ら」
サッズはビックリしすぎて首がもげそうになっていた。…それを見た隣の若干小さなアフロヘアが
「父ちゃん、チョコボの散歩は僕がやっておくよ」
と言い何やら笛の様な物を吹きチョコボの大群を大きく左に旋回させた。ふと一呼吸おき少しだけ冷静さを取り戻したサッズは
「おう。悪いな…ドッジ」

168 :
そう言うと自分が乗っている一匹だけ列から離し、チョコボの大群を見送った。
「さて…と…、お前らいつクリスタルから復活したんだ?」
「ついさっきだよ〜!ねぇ?ファング?」
「あぁ!なぁ、おっさん、ウチらどの位クリスタルになってたんだ?ライト達は?それにさっきのチョコボの大群は何なんだ?」
全然変わっていないサッズを見て安心したのか、聞きたい事が次から次へと出てくる。
「ちょっ!待て待て!ちったぁ〜お互い落ち着いて話そうや。」
そう言うとお互い一呼吸おいた後、サッズはゆっくり話し出した。
「…まずは…だ。お前らがクリスタルになってたのは大体五年位だな。見ての通り最近になってだんだん人が住める様になってきたって訳だ。
で、姉ちゃん達もみんな元気でやってるぞ!今はベースキャンプ跡地の小さな街にみんないっから行ってビックリさせてやれや!おっと、俺はこう見えて一応…と言うか仮の代表やってんだわ。政府の主要人物はみんな揃ってあの世だろ!?
仕方ねぇからちゃんとした新しい政府が出来るまでの繋ぎって訳だな!本業はさっき見た通りレンタルチョコボ屋のオヤジよ!」

169 :
「へえ〜!」
「そっか!みんな元気でやってんだな。よし!ヴァニラみんなに会いに行くぞ!!」
「うん!!」
そう言うと再びバハムートに跨った。
「あっ!そうそう!姉ちゃんなぁ、お前らがいつかクリスタルから復活して帰る何処がないと悲しむつって、ヲルバ郷の元々お前らが住んでた家綺麗にして取っといてあるみたいだぜ。ずっと気にしてたみたいだし元気な姿見せてやんな!」
その言葉を聞いて胸が締めつけられる様で鼻の奥がツンと熱くなった。ヴァニラも目を潤ませ鼻を啜っている。
「…あぁ!そうするわ」

私達には仲間がいる。家族がいる。帰る所がある。ただそれだけで最高の奇跡だ。今までも…これからもずっと……完

170 :
お粗末様でした!その後二人はヲルバ郷で孤児院でも経営してイチャイチャキャッキャって言うのが理想ですW

171 :
SS乙です!読んだら続編が欲しくなった
この二人本当に萌えますなぁ

172 :
いい後日談ありがとう

173 :
ED後の続きを畏れ多くも書いてみました。

「ん?どしたぁ?」
「う゛ッ…ヒック…ヒック…」
皆が寝静まったヲルバ郷の孤児院。その一室扉の前で1人の少女が泣きながらポツンと立っていた。
「こっち……来るか?」
ファングはそう言うと少女を自分の布団の中へ誘った。優しく髪を撫でてやりやがら話しを聞く。
「…怖い夢でも見たか?ん?そんな泣くなって…今日は一緒に寝てやるから。なっ?」
―(…ダメ…そこは私の場所なのに……)―
……言えない…よね…
崩壊後、ヲルバ郷で孤児院を始めて早三年が経った…今は男女合わせて7人の子供達と一緒に生活している。
意外にもファングは 子供達に人気があり、特に男の子からは絶大だった!理由は―
「強いから!」「一緒に喧嘩ごっこしてくれるから!」「グラン・パルス最強だから!」「バハムートいるから♪」
子供相手に喧嘩しても勝ちは譲らない…いかにもファングらしかった。生きて行く為の術を体を張って子供達に教えていた。そんなファングを慕わない筈はない…
私は……
最近ダメダメだ……
子供達とじゃれ合っているファングを見ると…泣いている子を慰めているファングを見ると…抱きしめたり…撫でたり…
…その全てが私だけのものだったのに……
私だって、子供達との生活は楽しいし、家族が増えて嬉しい。だけど……何だかファングがどんどん遠くへ行ってしまう様で……
私だけ……大人になれていないのかな……
その時だった。昨日の少女がヴァニラに向かって走って来るのが見えた。本人は一所懸命走っているつもりだろうが、とてつもなく遅い。それに何だか走り方も覚束なかった。
あっ!っと思った瞬間予想通り顔面から ダイナミックに転んだ。
ヴァニラはすぐに駆け寄り少女を起こし体に付いた埃を叩いてやる。
「大丈夫?あちゃぁ〜おでこ血ィ出ちゃ…」
「さわらないで!」
ヴァニラの手を振りほどき真っ直ぐに見つめる。何かを伝えたくて走ってきたのだろう。その瞳にはヴァニラに対する敵意の様なものがあった。
「ご…めん…」
「……」
「…ねぇ?私に何かあるから走ってきたんじゃないの?」
すると少女は意を決した様に話しだした。
「もうファングに近づかないで!!」
「へっ?」
「ファングはあたしだけのものなんだからー!!」
そう言い残し少女は逃げる様に立ち去って行った。
その夜、子供達が眠った後ヴァニラは今日あった出来事をファングに話した。

174 :
するとファングはニヤッっと笑って
「あ〜あのミニヴァニラだろ?あいつ昔のお前にすげぇそっくりだよな!ドジで泣き虫で、要領悪くて、ころころ表情変わって、一所懸命で…」
……何だか嬉しそうにその子の事を口にするファングを見て悲しくなった……
何でだろ…子供相手に本気でファングを取られるんじゃないかって……私…最低だ……
「あっ…、まだ洗い物残ってるんだった。ちょっとやってきちゃうね…」
そう言い頭の中を少し冷やそうと席を立った時だった。温かく、優しい何時もの感覚……それでいて久しぶりの温もりがヴァニラを包んだ。
「……ファン…グ…?」
ファングは後ろからヴァニラを抱きしめ耳元で囁く様に話す。
「……最近、お前の元気がない事に気付いてないとでも思ったのか?」
そう言うとヴァニラの耳を軽く噛み抱きしめていた長い腕はさり気なく胸を包む様に触れていた。
「ちょっ…ダメだってば…洗い物が…ンッ…」
後ろから覆い被さる様にキスをされ一瞬頭の中が真っ白になる。ファングの舌がヴァニラの唇を割って入りねっとりと舌を絡ませていく。どんどん息遣いが荒くなり、夢中で舌を絡ませ合う二人……

―(ファングのキスは媚薬だ……)―

ヴァニラは自分が嫉妬に駆られていた事も忘れていた……
ファングの長い指はまるで別の生き物の様にヴァニラの身体を愛撫していく。服の上からだと言うのにどうしてこんなに感じてしまうのだろう……
「…ンッ…ハァ…ハァ…ファン…グ…?」
「ん〜?どうした?もう感じてきちまったのか?」
意地悪く、それでいて満足そうに聞いてくるファング。ヴァニラは瞳を潤ませながら懇願する様にファングに抱きついた。
「…ね…ぇ」
それだけでヴァニラの言わんとする事がわかった…その時だった。背後で何やらコソコソとした話し声が聞こえる。
(ほら見ろ!やっぱりファングは男でヴァニラと恋人同士なんだよ!)
(バカぁ!違うよぉ!ファングは女の子だよぉ!)
(ラブラブだね♪)
(何だか入り込む余地ないよ?諦めたら?)
(………)
もう寝たと思っていた子供達がこっそり起きて此方を物陰から偵察していたらしい。(全然、こっそりはしていないのだが…)
「ファン…」
「しっ!!」
二人はあえて気づいてないふりをした。後ろではまだ何やらコソコソと話し声が聞こえる。

175 :
(ねぇ、ヴァニラちゃんに謝ったら?)
(………)
(この後ってどうなっちゃうのかなぁ?)
(何かドキドキすんな!)
その時だった!
「コラァ−ーー!!!!!」
急に向きを変え子供達に向かってダッシュをするファング。あっという間に子供達全員を捕獲してきた。

「座れ」
『はい…』
「まずは…何で寝てねぇんだよ?それにてめぇら全員揃って盗み聞きかぁ!?ガキのする事じゃぁねぇぞ!」
ファングの激が飛ぶ。「ファング!きっと何か理由があったんだよ!ねっ?みんなそうでしょ?」
『……』
ファングの無言の圧力が子供達の口を割るのは容易い事だった。
「…たまに…夜になるとファングとヴァニラが何かしてるって…だから…何してるか確かめてやる…って…」
「……で? お前ら全員そう思ったのか?」
子供達全員が揃って首を縦に振る。
!!!( ̄○ ̄;)!!!
最年長の子でも8才なのに、正直に今から性教育の事を話すべき!?嘘をつく?いやいやダメだ!だとしたら、何て!?でも男女じゃないし……
色々と頭の中で子供達にどう説明するか頭の中をフル回転させるヴァニラ。でもなかなか良い言葉が浮かばず俯いた時だった。
「いいかぁ!?お前ら!…あたしは昔ヴァニラに命を助けてもらった…だからこの命を一生ヴァニラを守る為にって思ってる。それにヴァニラの喜ぶ事は何だってしてやりてぇと思うし、愛してる。
女同士で愛してるっておかしいと思うかも知んねぇけど、全然そんな事ねぇんだぞ!例えば、相手が動物だったり、植物だったり、物だったり……
命を掛けて相手を守りたい!一生一緒にいたいって思える事 が愛なんだよ。」

話しを逸らしつつ上手く説明をし始めたファングに感心した。それに比べ自分はHな事ばかり考えていた事に心底情けなくなった。
「…続けるぞ」
子供達は熱心にファングの言葉に耳を傾けている。

176 :
「誰かを愛し始めると、常に一緒にいたい!一分一秒でも離れたくない!相手を自分の物にしたい!って強く思う様になる。
同じ時間を共有したいんだ。でも、今のあたしはヴァニラ以外にも愛する者。守る者がいる。
……お前ら全員だ。今までヴァニラ1人の為の命、時間だったのがそうはいかなくなった。昼間はお前らに付きっきりだろ?ヴァニラとの時間は夜しかねぇんだ……わかるだろ?
だから、昼間ヴァニラと出来ない事をやる!話しをしたり、お互いの愛を確かめ合ったり……お前らもそのうち分かる時が来る。だから焦って盗み聞きする様なマネはすんな!わかったか?」
『は〜い!』
子供達は分かったのか分からなかったのか定かではないが返事だけは大きかった。昼間の少女だけ手をギュッと握りしめ俯いたままだった。
ファングは少女の頭にポンッっと手をやると
「なっ?」
と言って笑った。
「…ごめんなさい…」
聞き取るのがやっとな位小さな声だったが、ヴァニラにははっきりと聞こえた。
「よぉ〜し!わかったならさっさと寝ろ!ほらっ」
ファングは子供達を寝室へ戻る様に促す。
「え〜眠くないよぉ〜」
ぶつぶつ文句を言いながら渋々部屋へ戻る子供達を見送り再び二人だけになった。
仕切り直しとばかりにファングはヴァニラを見つめる。
「ヴァニラ……」
「……ファング」
―――ん〜……―――
―――ジーッ―――
強烈な視線を感じ振り向くと部屋に戻ったと思っていた子供達が目を爛々とさせ 二人を見ていた。
「お・ま・え・ら〜……いい加減にしろー!!!!!」
静かなヲルバ郷にファングの雄叫びが響き渡っていた。

私達が求めていたもの………それは、儚くも小さな幸せ………それが今現実にある。守り続けよう……願いを誓いに……
(終)

177 :
GJ!最高ですた
ところでファングが「昔ヴァニラに命を助けてもらった」って何だっけ?

178 :
ありがとうございます!
小説内では600年前ファルシによって仲間がルシになる事を元々良く思ってなかったファングが自分のルシ儀式の時にブチ切れ!
「うぉらぁぁー!!」
神官達をフルボッコWコイツはルシにはなれん!刑だー!って事になったんだけどお供で付いてきてたヴァニラが
「私も一緒にルシになりますから許して下さい!」
と……ぬはずだったファングがヴァニラも一緒にルシになる事で命を助けられ 一生ヴァニラに頭が上がらないファングWW
だけど、ルシになるのは順番でファングの次はヴァニラの番。ルシになるのが少し早くなっただけってヴァニラは言ってるけど……
本当は1人になるのが嫌だった。ファングを自分から離したくなかった。ちょっとずる賢いヴァニラの思惑通り…何て思ってしまいます。
小説内の事を書いてしまって分かりにくかったですね(>_<)説明不足で申し訳無かったですm(_ _)m

179 :
いいね。SS少ないからありがたい

180 :
>>177
> ところでファングが「昔ヴァニラに命を助けてもらった」って何だっけ?
178さんの言ってる小説ってのは、公式の方です。
差し出がましいようですが補足です。

181 :
今二週目やってるんだけど、結末がわかってるだけに、序盤からいちいち切なくなってゲーム所じゃないWW
ファングの笑顔にキャーキャー言ったり、ヴァニラの涙にヒーヒー言ったり疲れた。でも止められない!クリスタルになるのを免れてつつ、最強ファンヴァニを作れないものだろうか……

182 :
あのENDだからこそ良いという気も。他人が一切入る余地が無い

183 :
確かにカッチカチだからね〜
異跡でクリスタルになってた時は銅像みたいに綺麗に固まってたのに、最後はなんか埋まってるよね〜まぁ、クリスタルになっても手繋いで
一緒にいられるからいーのか

184 :
>>178>>180
説明どもでした
小説買って読んだんだけど忘れてた
すごい重要なとこなのにw

185 :
自分も小説買ったのにどこまで公式だったかあやふやだったわ……でもさ、普通に人間(ルシでも)でいられたのが、たった21年、ヴァニラなんか19年って寂しいな…
いつか復活するっつったて、本人達は分からないだろうし、もしかしたら一緒に復活出来ないかも知れない。小間切れの人生って何だかなぁ〜

186 :
2人一緒ならどんな時代も楽しく生きていられるだろう

187 :
昨日、夢でヴァニラが原付乗ってたW
……何でだろ?めちゃくちゃ似合う!

188 :
まあ一番似合うのはファングの助手席
いや、ヒザの上か

189 :

あたしは遠い遠い記憶の奥底に眠る−ユメ−をみる
「またこんなに傷つくって。ほら、ちゃんと手当てしなきゃ、だめだよ?」
甘い香りにぼぅっと意識をもっていかれそうになりながら、それでも
どこか強気で見栄をはりたいあたしはいらぬ虚勢をはる。
「だーいじょうぶだって。こんな傷舐めときゃなおる。」
ヴァニラの甘い匂い。触れる体温。向けられる心配げな視線。
その全てが愛しくて、でも不甲斐ない自分を見せることができなくて、
距離をとるためにわざとなんでもないそぶりでその手を振り払う。
「またそんなこと言う。ちゃんと手当てしなきゃだめだよ。」
あたしのことを想って言ってくれている言葉、行動が、あたしの心を強く
大きく揺さぶって、ともすればヴァニラをあたしのモノにしたくいと思う
激しい感情が体をつきやぶって目の前にいる彼女を襲いそうな勢いにかられる。

「どうしたの…ファング?やっぱり傷、痛む?」
心の葛藤に手一杯だったあたしは、ずっと黙ったままでいて、それを
ヴァニラは痛みを我慢している姿と捉えたようだった。
「…いや、大丈夫だ。なんでも…ないんだ。」
苦く悶えくるしむこの思いを、ヴァニラに知られるわけにはいかない。
この愛しい人を苦しめるわけにはいかないのだから。
「でも、なんか、その…つらそう…だよ?」
それでも、ヴァニラはまるでマリアさまのような慈悲深い心で
あたしをのことを心配してくれている。
あたしのこの邪な心なんてみじんも知ることなしに。

ヴァニラはそんなあたしの気持ちなんて知らずに、本当に泣きたくなるほどの
いとおしい表情であたしを見つめてくる。
−より密着する体。ヴァニラの鳶色の瞳がほんのわずかの距離によせられて、
それだけでもう体中の毛細血管が破れそうな勢いで血が流れていく感じがした。
頭の中ではこのままヴァニラを抱きしめて押し倒すことしか考えられ
なくなっていく。
あたしが−あたし自身が求めていた新しい家族が、こんな形で繋がりを
持つことを許すことができないとわかっていながら。


190 :

「ファン…グ…?」

それでも−思わず掴んでしまった華奢な肩。そのまま体を傾けて草のしげみに
二人分の体を重ねるように押し付けた罪悪感。
「ヴァニラ…」
あたしはただ、組み伏せているヴァニラの名前をつぶやくことしかできなかった。
本当はもっと…もっと、ちゃんと伝えなきゃいけないこと、伝えたい思いが
いっぱいあるはずなのに

「ファング…。」
ヴァニラはあたしに組み伏せられながらも、それでも何かの言葉を
まっているかのように、ただあたしのことだけをじっと見つめていた。
だがしかし言葉が何も出てこない。
胸がつまって、体がこわばって、自分自身がコントロールできないでいたのだ。

191 :
少し冷静になろうとごくりとつばを飲み込もうとしたが、カラカラに乾いた喉に潤せる
水分などどこにもなかった。
極度の緊張と相反する恍惚感。
つまりあたしの精神は、既にこの時点ですっかりオーバーヒートしていたのだ。

ただ、黙ったまま見つめあう二人。
鼓動が否応なしに跳ね打って、体中を駆け巡る血が一気に頬に集中していくようだった。

このまま、何も言わずに唇を重ねることができたら―――
ヴァニラの全てをあたしのものにすることができたなら

自分でも気づかないうちに涙があふれてきて、そのまま組み伏せている
ヴァニラの頬に落ちていった。
「どうして泣いてるの…?」
「わから…ない…」
ヴァニラはただ心配そうに、あたしの流した涙をてのひらでぬぐい、
そして頬をなでてくれている。
あたしはそのここちよさに陶酔しながらも、どこかで鋭い棘を自分自身に
突き刺していた。
しばらく頬をなでてくれていたヴァニラの手をおもむろに取ると、
彼女は何かを感じたように真っ直ぐあたしを見つめていた。
「ヴァニラ、君の欲しいものはなんだ。」
あたしはただその瞳を見つめて、彼女の心の奥に潜む固く凝縮された
塊のコアをむき出しにしてみたい欲望にかられていた。
だけれどヴァニラはただ静かに微笑みをその麗しい唇にたたえながら
首を横にふるだけだった。

192 :
「欲しい『もの』なんて、なにもないよ。」
苦笑ともとれるようなヴァニラのその表情に、あたしの張り詰めた気持ちが
やや和らいでほんの少し息を吸うことができたきがした。
「なら、『もの』じゃなかったら何が欲しいんだ?」
楽になった気持ちとともに、色んなものが融解していく気がして、
あたしが気負っているものが一気に振り払われた気がした。
そんなあたしの気持ちを感じ取ったのか、ヴァニラもまた、いつもの
明るい愛くるしい笑顔であたしの首に腕を回してきたのだ。
そして、何やらもじもじとしながら、ヴァニラは言葉を選ぶように、
ぽつりと言葉を落としていった。
「わたしの欲しいものなんて、決まってるじゃない。」
「…ん?そう…なのか?」
「そう、だよ。ファング…鈍感。」
その言葉の意味にしばらく頭を悩ませていたのだが
「悪い、あたしの悪い頭じゃわかんないや。」
早々に白旗をあげて頭をかきむしっっていたら、
ヴァニラはその綺麗な瞳をすこしだけそらしてこういったのだ
「それは…あなたの…気持ち」
「ん?あたしの気持ち?」
「そうだよ。ファングの気持ち。わたしのことをどう思ってくれているかっていう、その気持ちだよ。」



193 :
続き

194 :
続け

195 :
ヴァニラに対する気持ちなど、とうの昔に決まっていた。
抱きしめて、キスをして―あたしだけの女にしたい。
胸の中の欲望を素直に言葉にするとつまりそういうことになる。
それが許されることだとは到底思えないし、ヴァニラが求めている
あたしの姿ともきっと乖離しているだろう。
だけれど、もし、あたしが想う気持ちのほんの少しでも受け入れて
もらえる余地があるのなら―それがヴァニラの負担にならない程度の
ものであるのなら―
「もぅ…ファング。また難しいこと考えてるでしょ?」
グルグルと巡る思考の輪がその一言でフッと断ち切られたきがした。
ヴァニラはいつも何気ない一言、表情で、あたしの気持ちを救ってくれているのだ。
「…あ、あぁ。…そう、だな。難しく考えることなんてなかったのかもしれないな。」
「そうだよ、ファング。あなたの素直な気持ちを教えてほしいの。
わたしが望むのはそれだけ。本当にそれだけ、だよ。」

196 :
「素直な気持ち…か。」
深く息を吸い込んで脳に酸素を送り込んだけれど、どう気持ちを
伝えればいいのか、どんな言葉を選ぶべきなのか、この期に及んで
頭の回転はひどく悪いものだった。
だけれど、いや、だから。
今のこの感情を掛け値なく真っ直ぐ伝えるべきなのかもしれないと、
そう思えたのだ。ヴァニラが言う『素直な気持ち』で。
「ヴァニラ。」
あたしの首筋に巻かれていた腕を取って、その細い手首をぎゅっと掴んだ。
「あたしは、あたしの気持ちは―
ヴァニラ。お前の全てをあたしのものにしたい。
誰にも手が出せないように、あたしだけの女にしたい。
お前の髪も、瞳も、その声すら全てが愛しくて、ずっと抱きしめていたいんだ。
だから…離れずに、ずっと、側にいて欲しい。ずっと、ずっとだ。」
精一杯の告白に、果たしてヴァニラがどう応えてくれるのか、
心臓が痛くなるほど鼓動が高鳴っていく。
ヴァニラの反応を待つ間、あたしは囚われた罪人に極刑が下されるような
気持ちで、その宣告の瞬間をただ待つしかなかったのだが。
意外にもその判断はすぐに下された。
「ファングのくれる優しさ、言葉は全てわたしの宝物だよ。だからわたしは
ファングについていく。この心も体も、全てファングに、ファングのため
だけにあるって思えるから。」
「ヴァニラ…」
「気持ち、伝えてくれてありがとう。ファング。」
優しいその言葉と眼差しに、一気に感情があふれ出したあたしは、
ヴァニラの唇に自分の唇を押し当て、思い切り抱きしめた。
「んっ…ん…」
何度も何度も唇を重ね、ヴァニラが息をするその刹那の時間すら唇が
離れるのが嫌で、あたしは夢中でヴァニラの唇を奪い続けた。
「…は、激しいよ、ファン…グ…んんっ」
「黙って。まだ物足りないくらいなんだから。」
「もぉ…強引…なんだか…んっ、んくっ、ちゅっ……っ…」
ヴァニラの体が熱くなっていくのがわかる。
密着させた体が、敏感に相手の体温を感じていたのだ。
つまり、あたしの体の熱もヴァニラにはわかっているのだ。
そしてあたしは、おもむろに、本当に体が自然に動く感覚で、
ヴァニラの形のいい胸に手をのせてしまっていた。

197 :
*少し休憩。
念の為ですが、以降18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
もしこのSSを待っていてくれているかたが
いらっしゃればの話ですが、遅筆で申し訳ないですが、
続きは明日(いや、もう明日かw)にでも。
昨日はお酒の勢いで書きましたが、今日は2本しか飲んで
ないので筆がすすみませんでした。すみません。(誤字も含めw)
では次回。

198 :
待ってます!

199 :
もちろん待ってます
酒の勢いといいますがそこがすごく良かったです

200 :
>>197
そもそもここは21歳未満禁止ですがな。

201 :
待ってますよー

202 :
瞬間、びくりと体を反応させたヴァニラ。
「もし、怖かったり嫌だったりしたら、そう言ってくれ。
あたしはヴァニラが嫌がることはしたくないから。」
胸の上においた手は軽くのせる程度で、あたしはヴァニラの答えを待った。
「ヤじゃないよ。怖くもない。ただ、こういうの、その…初めてだから。」

目をそらしながら恥じらいを隠すように、ヴァニラがそっとつぶやく。
しかし頬は見る間に紅く染まっていき、その表情はあたしの欲情を
駆り立てるには充分過ぎる程の効果があった。
「なら、一緒だ。」
「え?」
「誰かにこういうことしたいなんて今まで思ったことなかったから。
ヴァニラが初めてだ。」
「ファ…んっ…」
言葉を重ねるより唇で応えたい。直情的な性格がここにきてまでも発揮
されていたが、ヴァニラもこのキスにちゃんと応えてくれている。
深く、じっくりと味わうように、あたし自身を刻み付けていくように、
そしてヴァニラの中をあたしの舌で独占していくように、ねぶり侵していく。
「…っ…んくっ…んっ」
愛しくてもっと自分のものにしたくて。
ヴァニラの胸の上に置いた手は、誰に教えられたわけでもないのに、
つかみ、揉みあげ、揺り動かしていく。
「あっ、んっ…、あっあっ…っ」
いつもは可愛いヴァニラの声が、つやっぽく色づいてあたしの脳髄に響いていく。

203 :
「ファン…グ…」
切なくなるような声であたしの名前を呼んだヴァニラ。
少し強くしすぎたのかと不安になり、その顔を見た。
「どうした?ヴァニラ」
だけれどその不安はすぐに打ち消された。ヴァニラのこんなセリフで。
「ファング…。わたし、すごく嬉しいの。嬉しくて、幸せでどうにか
なりそうなの。ねぇ、ファング、あなたに触れられてることが、こんなに
嬉しいことだなんて知らなかった。…だから、あなたの名前を呼びたかったの。
すごく大切な、わたしのファング。ファング…大好きだよ。」
そんな言葉とともに、瞳の端にうっすらと浮かべられた涙。
あたしの思考回路はもう完全にショートしてしまった。
もう何も我慢などすることもなく、ヴァニラのトップスに手をかけて強引に引き上げた。
「綺麗だよ、ヴァニラ。本当に…綺麗だ。」
形良く膨らんだ胸と綺麗な薄桃色に染まっている頂。
あらわになったヴァニラの胸は、とても綺麗で思わず感嘆の声をあげてしまったのだ。
「…ぅ。…ず、かしい…よぉ…」
幾分の抗議の声もあがったが、それもほどなくして、今まで以上に
色っぽい嬌声へと変わっていった。
「んうあっ!!!!!!…や、やぁっ…ファ…やぁぁっっっ!!!!」
胸に吸い付きながら、ゆっくりと揉みしだく。
その頂は快感を得て徐々に隆起し、固くなっていったけれど、
その過程を全てあたしはこの舌で感じ取っていた。
固さを得た頂は弾力のある舌触りで、それを少しきつめに舌で舐めあげる。
上下に早く、そしてゆっくりと緩急をつけながら、ヴァニラの好みの感覚を
探し出していく。
その間もヴァニラは嬌声を絶やすことなく、体を時折跳ね上がらせては
快楽の波に溺れないように耐えているようだった。
「やぁっ、ファング…、だめっ…、んっんんっ」
空いている方の手はその華奢な腰に回していたのだが、それも今では
より感じてもらえるように、ゆっくりと円を描くように腹部の上を滑らせていく。

204 :
汗ばむ体。息をするたびに上下する胸。
そんな当たり前の光景が当たり前でないあたしの手の中にある。
「あぁっ、ヴァニラ…。」
軽く唇にキスをし、首筋に顔を埋めて舐めるようにキスをする。
そして鎖骨にも同じように舌を這わせて、また胸に唇をつけた。
ヴァニラはあたしの頭を抱え込むようにして、息を荒く吐き出し
どこか痺れたように声をもらしていく。
それからあたしは太ももをゆっくりとなであげ、その内側に吸い付くような
キスを落としていった。
少し強めに吸い付いていくと、その度にヴァニラは息をのみこんだ。
それは互いに走る緊張感を少しでも緩和させるための儀式だったのかもしれない。

そう、その先には嫌でも目に飛び込んでくるものがあったのだ。
決して目をそらすことなどできないものが。


使命と烙印を背負わされしもの―ルシの印―が。

ふと止まる手。その視線の先に気づいたヴァニラは少し悲しげな瞳で
あたしを見つめた。
「今は…わたしのことだけを考えて。他のことは考えないで。わたしだけを
みて…ほしいの…。」
その言葉だけで充分ヴァニラの気持ちがわかったから、
あたしは再び愛する行為に没頭した。

キスを繰り返し、手で何度もなで上げ、そしてヴァニラが身につけている
下着に指をかけた。
「…いいかな、これ、脱がせても」
ヴァニラがこくりと頷いたのを確認すると、あたしはその薄い布に手をかけて、
丸みを帯びた尻をなでるようにして持ち上げ、それを脱がせた。

205 :
>>193 194 198 199 200 201
みなさんありがとう。
レスみて続き書く気になりました。
今夜はここまでです。
おやすみなさい…。

206 :
イイ!
そしてとんでもないところで止めやがるw

207 :
なにこの生し状態

208 :
そして、ヴァニラの太ももに手をかけて、その間にあたしの体を
割り込ませ、足が閉じないようにおさえた。
「うっ…。やっぱり、なんか、…恥ずかしいよ。」
声を潤ませ、羞恥心で足を閉じようとしたけれど、あたしは逆に
両の足首をもってより大きく開かせた。
「やっ…。ファングのばかぁっ…」
けれどそんな小さな抵抗も反応も、あたしにとっては気持ちを
より昂ぶらせる言動にしかならなかった。
「ふっ。どれだけあたしを夢中にさせる気だ?なぁ、ヴァニラ。」
言いながら、じらすように細くくびれた足首に舌を這わせる。
すると、ヴァニラはまた濡れた声で反応した。
「やぁんっ…いじわる…しな…いで。」
「いじわるなんてしてないさ。」
「いじわるだよ。ファング、もっと近くでキスして?」
ヴァニラは足にばかり愛撫を続けるあたしに物足りなさを覚えたのか、
意外にもちゃんとおねだりをはじめた。
「あぁ。なら、ヴァニラの思うままに。」
そうしてあたしは、開かれた足の間、体の中心に上体を移動させ、
再びヴァニラの内腿にキスを落としていった。

209 :
ヴァニラの落とす呼吸が、より艶っぽく、そして荒くなっていく。
そしてあたしはついに花開く蜜に唇を寄せた。
「ああんっ!!!!」
ほんの軽く触れただけで、ヴァニラは聞いたこともないような女の声をあげた。
「すごいな…。こんなになって。」
「…だって、ファングが…」
「あたしがどうかしたのか?」
「ファングに見られてるって思っただけで…その息が触れただけで、背骨が折れそうなほどの
快感が走ったんだもん。…ファング…気持ち、いいよ…」
息を弾ませながら、でも精一杯気持ちを伝えてくれるヴァニラに、
あたし自身、得も言われぬ恍惚感で満たされていくようだった。
「なら、もっと、気持ちよくしてやるよ。」
「あっ、あんっ、あんあんあぁぁぁっ!!!!」
ヴァニラのつぼみを舌で転がし、吸い上げ、膨らんでいく突起を刺激していく。
嬌声は絶えることなく、まるで波のように声と体がゆれていく。
「こ…んなっ…、あっ…、やっ…、あんっ…やぁぁぁぁっ」
「…かわいいよ、ちゅっ…ヴァニ…ラ…ちゅっ…ちゅっ…」
「ファ…あんっ!…んんっ!!!」
時折唇をかみ締めて、声を押しそうとする姿が、更にあたしの体をほてらせる。
そしてあたしは、濡れてとろりと光るその部分に指をあてると、
その入り口を確認するように、親指と人差し指で中を広げてみた。
「ばっ、ファングの…ばかぁ」
抵抗するというには弱弱しく、でも、恥ずかしさをこらえている風体でヴァニラの声がもれる。
「すごい…綺麗だな」
「そっ、そんなにまじまじみないで…」
「いや、ここはあたしだけが許された聖域だ。だからもっと、ヴァニラがあたしだけのものだと自惚れさせてくれ。」
「ファング…」
「ヴァニラ…」

210 :
入り口のあたりを何度か舐めて緊張を解きほぐしながら、ヴァニラの声のトーンで
その感じている感覚を掴む。
そしてあたしは入り口の小さくひくつく穴に、舌を差し入れた。
「く…っ…、ん…っ、あぁぁっ!…っ」
締め付けられるような感覚と、ぬめる舌触り、むせ返るような女のにおい。
あたしはヴァニラの太ももの肉を手のひらでつかみながら、より深く舌が
入り込むようにあごの角度を変えていく。
その間もヴァニラは腰を浮かせながら身をよじって快感の波にあえいでいた。
したたるしずくはヴァニラの愛液とあたしの唾液。
そのふたつが混じって何かが生まれるかもしれないと思うくらいの熱量。

「ファン…グ…、ファン…グぅ…」
涙をためながらあたしの名を呼ぶヴァニラの手を、片方だけつないで答える。
その腰つきが激しくなるほど、感じているのだと確信できた。
そうやってもう十分すぎるほど出来上がった蜜つぼに、あたしは自分の中の一番長い指を当てた。
「ヴァニラ、痛かったら教えなよ。」
「んっ…」
少しかれた声にどこか満足感を感じながら、あたしは細心の注意を払って、
指を差し込んでいった。

「…はぁ…っ!!!!…ったぁ…っ………ぃっ!」

息を飲んでその痛みに絶える姿にほんの少しの罪悪感を感じたが、
実のところはそれ以上に征服感が満たされ、同時に独占欲が昇華されていくようだった。

「いたい…よな、やっぱ。」
「ん…でも、嬉しいよ…。ファングにしてもらえて」
「あたしも、ようやく、安心した…かな」
「え?どういう…こと?」
あたしはそれには答えず、ただ笑顔を浮かべながら唇にキスをした。
ヴァニラもそれに応えてくれ、たくさんのキスを重ねながら、
時間をかけてゆっくりと中に埋めていた指を動かしていった。

211 :
「はぁっ、はっ、はぁぁんんっっっ」
「んくちゅっ」
「…んっ、はっ、はぁっ、あぁぁんっ」
指で粘膜をこするように、優しく激しく中を愛撫していく。
もうすっかり指の挿入による違和感がなくなったのか、
ヴァニラはあたしの肩をつかみながら、より奥へと誘っていった。
そして。

「ファ、ファング、だ、だめっ、あっ、ファ、あぁっ」
「いつでも、いい、よっ、あっ、はぁっ、はぁっ」
「やぁっ、ファング!ファング!ファン…あぁぁぁぁぁっっっっ!!!!!!!」

背中を大きくのけぞらせて、ヴァニラが頂点に達した。
それと同時に、あたしも大きく息を吐き出して、ヴァニラの隣に倒れこんだ。


ほんのわずかの間、けれども完全に熟睡をしていたあたしは、
気づけばヴァニラの胸に抱かれるようにして眠っていた。
「気がついた?」
「…ん…あぁ。」
柔らかい感触が妙に鼻にあたるかと思えば、未だヴァニラの胸は
はだけたままだった。
思わず目の前にあるそれをつかんで、乳首を口に含む。
「ちょ、だめ、だよ。もう、おしまい。」
あわてたように、あたしの髪をきゅっとつかむ。
「いいじゃん。これ、あたしのだろ?」
すると真っ赤な顔をしてヴァニラがうつむいた。
「そ、そうだけど、そうじゃないの。」
「なんだそれ。」
「とっ、とにかく、もう、だめ。」

212 :
あわてる姿がかわいくて、いたずら心が湧き上がってきたから、
あたしはわざと大げさに飛び起きて、ヴァニラの上に覆いかぶさった。
「いいか、ヴァニラ。お前はあたしのものだ。だからお前を抱くと決めたら絶対抱く。」
その小さくかわいらしい鼻のうえに、指をのせてもっともらしく宣言する。

「そんな、横暴だよ。」
ヴァニラは少し頬を膨らませながらも、その表情はまんざらでもない風で。
「そうさ。あたしは横暴で、わからずやなんだ。」
「ひどい人。」
「あぁ。でも、な。」
「ん?」
「ヴァニラ。お前を愛してる。これがあたしがこの旅で見つけた真実だよ。」

そしてあたしたちはまたキスを重ね、そして―



213 :

遠い遠い記憶。
懐かしくて、愛しくて、切ない。
あたしは―ユメ―をみる。
何度も、何度も、何度も。
青く薄く染まるこの球体の中で。

だけど信じてるんだ。
いつかまた、このクリスタルの光がはじけ飛ぶ日を。
奇跡はうちらの得意技だから



そしてその隣には―




===END===

214 :
酔っ払って書いてしまったつけが
何日にも渡ってしまった(自爆
読んでくれてありがとうございました。
はい、次の方、ベタ甘なファンヴァニもしくは
ヴァニファンでよろしくお願いします。

今度投稿する時には、リアルタイムで書かず、
どこかにまとめてからアップしたいなと(まだ書くのか
ベタ甘どなたか書いてください。よろしくです。
以上。おそまつさまでした。

215 :
GJGJGJ

216 :
えがった……えがったよぉ〜!! 最後切ないね…そこがまたイイ!

217 :
職人様ありがとう
即興で書けるなんて凄い

218 :
GJ!

219 :
>>215>>216>>217>>218さん
みなさまありがとうございました。
レスいただけて嬉しかったです。
せっかくのスレが過疎っているのはとても
もったいないと思いますので、
ヴァニファンへの想いとか、
その他色々私も読んでみたいです。
また何か書けたら投下したいと思いますので、
その時はよろしくお願いします。


220 :
「ねぇ、ファング?私の事……好き?」
「ったりめーだろ!!」
「どのくらい?」
人差し指でこめかみ辺りを掻きながらしばらく考え込む様子のファング。 そんなファングが大好き過ぎて今にも飛びかかりたい衝動に駆られる私。 だけど我慢!我慢!!
ファングから来てくれなくちゃ!期待で胸を膨らませ、爛々とした瞳でファングを見つめる。その刺さるような視線に気づいたファング。次にやるべき事は決まっていた……。
ファングは黙ってヴァニラの正面に立つ。そして力いっぱい……だけど優しく抱きしめる。時々髪も撫でながら……
「……ヴァニラ…愛してる……好き過ぎて数なんかじゃ表せねぇよ……」
「……ファング……」

そして、そのまま……

―……チューっと……―
……い…………
……お…ぃ………
………おい…………
「おいッ!ヴァニラぁ〜授業もロクに聞かねぇで落書きかぁ?」
「!!!!!!!」
いつもの聞き慣れた声で一気に現実に引き戻されたヴァニラ。古びた机の上には閉じた状態の教科書とノート……そこに描かれた二人の絵……
見られてはマズいと咄嗟にノートを腕で隠そうとするヴァニラ!しかし、目の前にいる女に瞬発力でかなうはずもなかった。一瞬にしてノートを奪うと隣の机にひょいと腰掛け、その長い脚を持て余すかのように足を組む。
チラッと一瞬ヴァニラを見るとゆっくりノートをめくり出した。
「えっ…と…何、何ぃ〜?」
その様子をゴクリと唾を飲み込み、神妙な面持ちで見つめるヴァニラ。それもそのはず……中に描かれた内容は自分とファングの恋物語とHな妄想を得意の漫画仕立てにした物だった。
ヴァニラの気持ちが赤裸々に描かれた内容……そして今、一番見せたくて、見せられ無い意中の相手が目の前でそれを読んでいるのだ。
恥ずかしさと緊張で顔を赤くしながら俯いていると、ポンっとノートで肩を叩かれた。

221 :
「ほらよっ!やっぱ、お前って変わってるよな♪猿とゴリラの恋愛とか、セックスとか…よくそこまで感情移入できるわ!」
「へっ…!?……サ…ル……?」
そう言いながらノートを受け取るヴァニラ。確かに名前の部分はあえて書かなかったが、どこをどう見たって私とファングではないか……それを猿だなんて……ファングはわざと分からないフリをしているのか?だとしたら………
などと、色々な憶測がヴァニラの頭の中を駆け巡る。
「ほらッ!行くぞ」
「あっ!!…うん、ちょっと待ってよぅ〜」

窓から差し込む夕日に照らされたヲルバ郷の教室。私はファングの影を追いかけるように走りだす。
……ヴァニラはまだ気づいていない……自分の絵が三歳児以下だという事に……そしてファングが勘で猿と言ったという事に……


ルシになる前の、平和だった二人のちょっとした小話でした。

222 :
GJ!
すごい和んだわ

223 :
次お願いします

224 :
>>220
GJ!

しかし過疎スレ寂しい(´;ω;`)
どなたも書き込みないようなので、1つ投下させてください。

225 :
ずっと、見つめてきた。
ずっと、ずっと、ただ、あなただけを。
だからわたしは―

しなやかな肢体、均整の取れた肉体に整った顔立ち。
涼やかに見える瞳の深い碧は、時に闇を吸い込んだかのように黒く染まることもあったけれど。
わたしはどれほど彼女を見続けてきたことだろう

―ファングはわたしにとって特別な存在だった。



「ファングっ。」
風が吹き抜ける草原。午後の日差しも少し和らいで、凪いでいる。
気分もどこか晴れやかなわたしは、少し前を歩くファングに駆け寄って腕を絡める。
「ん?どうしたヴァニラ。」
「ううん。どうもしないよ。ただこうして一緒に歩きたかっただけ。」
「ふっ。そうか。」
ファングはそう言うと、絡めていた腕を一度ほどき、わたしの頭をなでた。
まっすぐに見つめられる視線。その瞳はとても優しい光を宿していて、
胸の奥がきゅんと音をたてた。
そして頭をなでていた手がゆっくりと降りてきて、そのまま手が繋がれた。
わたしのよりも大きくてしっかりとした手で、指を絡めてくれている。
その安心感が心を温かくしてくれた。

226 :

「しかしほんと、ヴァニラの手は相変わらず冷たいな。」
やや苦笑気味に、つないでいる手を意味ありげにぎゅっと掴むファング。
それはもう、恒例行事みたいなもので、ファングと手をつなぐといつも
言われるセリフだった。
「だって、冷え性なんだもん。」
これもわたしのいつものセリフ。
だけど今日はファングのセリフがいつもより一言増えていた。
「あぁ、知ってる。あたしだけがな。」
「え…」
「お前のことはあたしだけが知っていればいい。」

ファングの言葉はわたしを魔法にかける。
それは甘く苦しく胸を焦がせる媚薬。

そしてわたしはもうずっとこの魔法に囚われているのだ。



ライトニングさんの呼びかけで、つかの間の休息をとることになったわたしたちは、
それぞれ、思い思いの時間を過ごしている。
ホープくんはライトニングさんに稽古をつけてもらっていたけれど、
その役目が途中からなぜかファングになっていて、わたしはそれを
少し離れたところから眺めていた。
そうしていると、更にスノウも加わって、ちょっとした模擬戦みたいになっている。

ファングはここから見ていてもわかるくらいに気分がよさそうで、
わくわくしながら遊びに興じている子供のような表情をしていた。

「…面白くない。」
ぽつりと言葉がもれる。
それはここで独りでいることが、ではなく、ファングが他の人と一緒にいる姿を
見てのものだった。
いつもそうだった。
ファングの周りにはいつも自然に人が集まってきて、そこにいる人たちは
みんな、とても楽しそうにしている。

「ファングの…ばか…」

せっかく木陰をみつけて、休みやすい平坦な場所を探したのに、肝心のファングがいない。
わたしはプイと膨れて、顔を伏せて座り込んだ。

227 :

「はぁーっ、あっちーなー」
しばらくすると聞きなれた声が近づいてきた。

「なんだーヴァニラ。へばったのか?」
服を暑そうにバタつかせながら、どかっとファングが隣に座り込む。

「べ・つ・にっ」
わたしは顔も上げないで明らかに不機嫌そうな声を出した。

「ほんと、お前は…」
少しあきれ気味の笑い声がしたかと思うと、耳元でくすぐったい息がかかった。
「ちょっ、ファングっ!?」
ファングが後ろにまわって、わたしを背中から抱きしめたのだ。
「ほんと、わかりやすいよな。ヴァニラは」
耳に直接かかる言葉が、恥ずかしさと嬉しさと、色んな気持ちを連れてくる。
「なっ、なにがよ」
「いいや、別に。」

そう言ったかと思うと、更にファングはわたしのことをぎゅっと抱きしめた。
後ろにいるファングの顔を今は見ることはできないけれど、きっとニヤニヤと笑っているのだろう。
それが少し面白くないけれど、こうして抱きしめてもらっている感覚は嫌いではない。
それどころかさっきまで体を動かしていたファングの体は、相当熱く、
程よく体温が伝わる感覚が心地よくすらあった。

「あー、ヴァニラの体は冷たくて気持ちいいな。」
「わたしはファングを冷やすための冷却装置じゃないよ」
「あはは。確かにそうだ。」
まだ少しむくれていたわたしの言葉にも、彼女は何も動じることなく、
ウエストに絡めていた腕を伸ばして、わたしの両手を自分のそれに重ね合わせた。
後ろから伸ばされても、まだファングの方が腕のリーチが長い。
わたしの体を挟んでいる両の足も長くて素敵だ。
その声も、しぐさも、髪も、心も。
全部全部素敵で、わたしはいつも憧れていたのだ。
これだけ素敵なのだから、みんながファングのまわりに集まるのも当然で。
なのにわたしはつまらない嫉妬なんてして、勝手にむくれてファングを困らせて。

今更ながらそんなことに気がついて、ドーンと落ち込みそうになっていたけれど。

228 :
「やっぱりあたしにはヴァニラしかいないな。」
「…?」
「この体の熱を鎮めさせてくれるのも、寒い心を暖めてくれるのも、
お前しかいないってことだよ。」
そんなことを言われて嬉しくないはずがないわたしは、だけれど、
自信がなくて、そんなことないよとつぶやいてしまった。
「そういうところがかわいいっていってんだ。」
「なっ、な…に言って…」
「ほんと、今まで誰にもとられなかったのが奇跡なぐらいだ。
ヴァニラの傍にいられて嬉しいよ。これがあたしの気持ちだ。」
そんな言葉にかーっと体が熱くなって、顔が火照ってきた。
恥ずかしくて、どう答えていいのかわからず黙っていると。
「おっ。ヴァニラの体もあったまってきたようだな。」
重ねた手のひらの感触を確かめるように、ファングがわたしの手を何度も握った。
「ファング…?もしかして、わたしの体を温めるために、こうしてくれていたの?」
振り向いて、ファングの顔をみると、ただ彼女は優しい笑顔を浮かべているだけで。

「さぁなっ。あたしが涼しくなりたかっただけだよ。」

大きな体、大きな心、大きな気持ち。
ファングには一生勝てる気がしない。

229 :
わたしはそのままファングのうえに倒れこみ、ぎゅーっと抱きしめた。
「おいおいおい。今度はどうしたんだ?」
「だって…ファング、かっこいいんだもん。ぎゅっとしたくなるよ。」
「ヴァニラにそういってもらえると、嬉しいな。」
「本当?」
「あぁ、もちろん。」
「じゃぁ、さ…。キスしてもいい?」
「それは嬉しいんだが。」
「なっ、なによぉ、だめなの?」
「ほら、ヴァニラ、少し顔をあげてごらん。」

そこには見下ろすライトニングさんの冷ややかな視線があった。
「お前たちは…。少しは時と場所を考えろ!」
離れたところで、ホープくんが顔を真っ赤にしながらこちらをみていた。

「ほら、もう行くぞ!」
「はいはい。ほら、ヴァニラ。」
「うん、わかった。」

きびすを返してライトニングさんが歩き出した瞬間。

―ちゅっ―

立ち上がりざま、手首をつかまれて引き寄せられると、
わたしはファングに抱きしめられてキスをした。

「ファングったら…」
「今のは二人だけの秘密な。」
「うん。秘密、ね。」
見つめあってクスっと笑い合う。
これからはもう、わたしの体が冷えることはないのだろう。
今もこうして左手にはファングの温もりがあるから。

230 :
おわりです。

…あまくないorz
以上、お目汚し失礼しました!!!

231 :
>>230
GJ!お疲れさまでした!今回も面白かったです。ところで、タイトルのACBCの意味は何ですか?

232 :
>>231
おぉぅ。コメントありがとうございました!
あまりに過疎なので、ほぼ誰も見ていないだろうと、
好き勝手に投下しようかと思ってましたが(自重しろ
あ、ちなみにタイトルのACBCはまーったく意味がないですwww
自分が書いたものがどれだったかわかる目印として、
ハンドルネーム?としてつけてみました。
それもABCとか簡単なものにしようと思ってたのですが、
一番初めに投稿した時にかなりgdgdに酔っ払っていて、
なぜかACBCになっていたという。
日本酒何合飲んだのか記憶がない。その前にもかなり飲んでいたので。
そんな酔っ払いのSSですにゃ。すみません。
あぁ、でももっと他の方の作品を読んでみたいです(´・ω・`)
また保守のためにSS落としたいと思います。ありがとうございました。

233 :
>>232
そうなんですかW自分はてっきり、三歩進んで二歩下がる的な意味かと思っていました。ファングさんとヴァニラさんの心情的にもそんなんかなぁ〜と……
過疎ってても楽しみにしている人がいるので、是非ともまた投下して下さい。

234 :
>>233
覗いたらあまにりタイムリーなレスで驚きました!!!w
いや、実況っぽくなってますが、ここほぼ誰もみてないから
いいですよね?(お前は
>三歩進んで二歩下がる的な意味かと思っていました
ちょ!!!!
今度聞かれたら、そう答えますwww
にしてもすごく考え方が奥深いですね。かなり頭の回転のいい方だと
思いました。(スミマセン私いつも思いつきでwww
あぁ、でもほんと、書いてよかったなと思いました。
ありがとうございました。
つか、>>232さんの方がめちゃうまく書ける匂いがプンプンするのですが

235 :
あ。上記。
>>232×→>>233
訂正です(汗 普通に間違えました。申し訳ない。

236 :
>>230
GJ!!こういう微笑ましいの好きだ

237 :
ヘルズファング!!

238 :
>>232
ありゃ?私はAC/DCのファンの人なのかと思ってました。

239 :
>>237
ラグナ=ザ=ブラッドエッジ乙

240 :
ファングを初めて見た時から、ヴァニラとデキてるなぁ〜と思ってたけど、女だって知った時は正直ショックだった………てっきりオカマかとWW
青い露出度の高い衣装着て、男も女もイチコロにさせる妖艶な旅芸人かつ、妖術も使える槍使いかと勝手に妄想してた……だって、タトゥーの入ったいかつい腕 でおっぱいは隠れ、脚組んでても、あの脚は……orz
ただ、ヴァニラが惚れるのは分かる!ヴァニラだけじゃなくてライトニングもファングがちょっと、ちょっかい出しただけで落とせそうな……

241 :
まあファングは男でも全く違和感無くストーリー成立するからなぁw

242 :
色の無い世界……虚無の集落と化したかつての故郷……ヲルバ郷……
まさか……まさか……あいつが朽ち果てた世界で600年も主の帰りを待っていたとは……
いや、見るも無惨な姿になってもなお、私に対する復讐の機会を狙っていたのか……
「バクティ!!」
そう…バクティ……気色悪いうさ耳をはやしたこいつが来たのは確かヴァニラが15歳になった誕生日だったか……初めて見た時から何だか気にいらなかった……
それまでヴァニラが本気で笑ったり、泣いたり、悩みを相談したり……そういったものは全て私の前だけだったのに、こいつが来てからヴァニラは変わった……
家に帰ってくるなり真っ先に向かうのがこいつの所になった。
「ただいまぁ〜!」
「おうっ!お帰……」
「バクティ♪」
「……り……」
キロキロ耳障りな音を出しながらバクティは主の帰りを待ちわびたとばかりにヴァニラに近づいて行く。それを爛々とした瞳で抱き上げると早々に自分のベッドに潜り込みカーテンを閉めた。
初めは、もの珍しい玩具を与えられ熱中しているだけだろうと思っていた。そのうち飽きると思って私も放っておいたんだ……
しかし、1ヶ月経ってもその状態は変わらなかった……いや、むしろ酷くなっていった……。
まさか……こいつが人と同じように感情らしきものがプログラムされていて会話も出来るとは、この時はヴァニラ以外誰も知らなかった。
そう、こんなにもヴァニラが熱中したのは、自分の知らない事を知る為にどこで誰が何をしていたかを聞き出す為だった。元々、私以外の同性の友達も少なく、それでいて、異性に対しては無意識に思わせぶりな態度をとるヴァニラ……
明るく振る舞ってはいるがいつも他人の目ばかり気にしているせいか、自然と孤立していた彼女にとって、裏切らず、事実のみを言い、その場の感情で物を言わない機械仕立てのこいつは最高の友達だったのだろう……

243 :
ヴァニラはそいつに毎日その日の事を事細かく聞いた。その範囲は広く村全体にも及んだ。そう、自分が学校にいる間あいつに村中を偵察させていたのだ。
他の家族や仲間達はただの玩具だと思っていたし、こいつが口を利くのはヴァニラの前だけだったので例え偵察されていたとしても、誰一人として気が付かなかったのだろう。
それに、ヴァニラ自身もその事に後ろめたさを感じていたのか、決して他人に話したりはせず、あくまで自分自身の中で留めていた。そう……あの日私が気づくまでは………


その日は何だか朝から熱っぽく体調が悪かったが、村の仲間達と狩りに行く予定があったので私はいつも通りに家を出た。
もう、学校は行っても行かなくても良かったし、何よりも姉弟が多い大家族だった為、学校へ行かれるより、家で子供達の世話や家事をする事を大人達は望んでいた。
私も頭を使うより身体を使った方が性に合っていたし、もう何年かしたらルシになってこの村から出て行くと思ったら小さな事でも思い出が欲しかったし、自由が欲しかった。

244 :
狩りに行くのは普通腕に自信のある男達や村の若者達だったが、私だけは何故か特例で狩りが許されていた。
まぁ、実際そこら辺の男より全然強いし、狩りも村で五本の指に入るくらい上手かったってのもあるんだろうけど……
何となく起きた時より熱が上がってるような気がしたが、放っておけば治ると思ってあまり気にしないようにしていた。ヴァニラと一緒に子供達を保育所まで送る……毎朝の日課だ。
その後ヴァニラはいつも通り学校へ向かう。私は仲間達と約束していた集合場所まで向かおうとした……が、やはり頭がぼうっとして身体がダルい。こんな状態で狩りなど到底出来ない。私は仕方無し家まで引き返す事にした。
途中、仲間の一人に会ったので、そいつに今日は無理だという事を他の奴らにも伝えて欲しいと頼んだ。
家に帰ると、やはりというか、いつもというか恐ろしいくらい静まり返っていた。普段凄まじくうるさいせいか、余計にそう感じるのだろう。
二階に上がり、キッチンの引き出しから薬箱を取り出した。いつのだか分からないといった感じだったが、飲まないよりかはマシだと思い小さなカプセルを2つ一気に飲み込んだ。早く寝ようと自分のベッドへ向かおうとした時だった。
コツンッ!と何かが足に当たった。ふと下を見ると、意味の分からないうさ耳をピコピコ動かしシュルシュルとタイヤを空回りさせたバクティが倒れている。
(……んだよ!邪魔くせぇな……)
元々、いけ好かない奴だったし、この時は体調も悪かったせいか機嫌はMAX悪かった。私は一瞬、見下すように睨みつけるとそのまま知らん顔してベッドに潜り込んだ。
―ピコピコ…ピコピコ…シュルシュル……シュル…シュル……―
バクティがもがく耳障りな機械音が静まり返った部屋中に響き渡る。私のイライラも募るばかりでだんだんと寝るどころじゃなくなってきた時だった。
(あ゛ァァーッッ!!うるさいッッ!!!)
―シュル…シュル…ピコピコ……シュル…タ…スケテ……タスケテ……―
「!!!!!!!」
その時、私は初めてこいつの声を聞いた。

245 :
相変わらず頭は熱かったが、バクティが話せるという衝撃でそれどころじゃなかった。私はベッドから飛び起きるとカーテンを開け縁に腰掛けた。すぐにこいつを起こしてやる気にはなれず、僅かな距離をあけて少し眺めた後話しかけてみた。
「……おい!……お前、話せるのか?」
―…シュルシュル……ハ…イ……―
「……人の言葉、理解出来るんだな?」
―…ハイ…シュル……リカイデキマス……ソレニ…ピコッピコ……メモミエマスヨ……ファング…サン………アノ…ハヤク、タスケテクレマセンカ…?―
「あ゛ぁン!?てめぇからぶつかってきたんだろーが!?」
(本当は違うんだけど……)
―ソ…ンナ…ヒドイ…………―
私はしばらく考えた……こいつは、話しもできるし、人の言葉も理解できて、目も見えると言っていた。それに、自由に動き回る事もできる……ヴァニラがこいつに夢中になる事は容易に理解できた。それどころか、こいつと何か秘密を共有しているんじゃないかと思ったんだ……
「おいッ!お前、毎日毎日、ヴァニラと何話してるんだ?ん?」
―…シュルシュル…シュルシュル…ピコピコ……―
「……………………すっとぼけるんじゃねぇよ!!てめぇで、聞こえるっつったんだろーが!!!」
―…ア…―
「ア じゃねぇーよ!!言わねぇんなら、起こしてやんねーからな!」
―…コ…コジンジョウホウデスノデ……―
……やっぱり、生意気な奴だった……私は立ち上がるとキッチンに向かった。蛇口を捻ると勢いよく水が噴き出しバケツに水を溜めていく……
チラッと床に目を落とすと奴は今にもショートしそうなくらいタイヤを空回りさせ、その気色悪いうさ耳をバサバサとばたつかせていた。
―…ナ…ナニヲスルンデスカ…ファングサン……ジョ…ジョウダンハヨシテクダサイ……―
「………………」
―……イ……イイマス!!……イイマスカラ……ミズハヤメテクダサイ……―
「最初から、素直にそう言やぁいーんだよ!」
私は蛇口を閉めると冷蔵庫から飲み物を取り出しソファーに腰掛けた。プルタブを開けると勢いよくそれを飲み干した。冷たさが喉に染み渡って何だか頭まで冴えくるようだった。

246 :
「…で、何話してんだ?」
しばらく1人と一台との間に沈黙が流れる……奴も何から話すか考えているようだった。するとヴィィィーンという機械音を響かせ転がった奴の上に映像が浮き出てきた。少しノイズがかっているが充分に映像としての機能は果たしていた。
(……すげぇ……)
反射的に私は身を乗り出し食い入るようにその映像を見つめる。村の景色から始まり次に映し出されたのは私の姿だった。
「なっ!!?」
それは、昨日の私が哀れもない姿で映し出されていた。そう、昨日は隣りの家の娘に買い物に付き合ってくれと頼まれて一緒に出かけていたのだ。
黙っていたつもりは無かったが、わざわざ言う事でも無いと思ったのでヴァニラには何も言わなかった事だ。耳を澄ますと何やら音声らしき音も聞こえきた。
『…で……っ……は……』」
「???……もっと音上げろ!」
―……エッ……?―
「いーからッ!もっと音、大きくしろっつーのッ!!」
―…ハ…ハイ……シュルシュル……ヴィィィーン……―
映像に音声が加わった。私と昨日の娘との会話が聞こえてきた……

『……っね♪でも、嬉しいな♪』
『あんッ?何が?』
『えっ!……だって……ファングと一緒にこうして歩けるなんて……』
その時は全く気づかなかったが、ファングの半歩後ろを歩く彼女の頬はほんのり桜色に染まり、熱っぽい眼差しでファングを見つめていた。
―……フフッ…ファングサン……モテルノニニブインダカラ……ピコッ…ピコッ…―
「てめぇ…あん中に沈めんぞ……」
私はたっぷり水の張ったバケツのある方を指差した。奴は一瞬ビクッとしたようにうさ耳を震わせたあと観念したのか、大人しく次の映像を流した。次に映し出されていたのはヴァニラの姿だった……

『……ねぇ、バクティ……どうして私はこんなにもファングの事が好きなんだろう……そりゃあ、隣りの子と買い物行ったのは許せないよ!?
……けど……ファングはみんなのファングだし、そんな事も仕方ないって思えるくらい好きなんだよね……好きで……大好き過ぎてもう……辛いよ……』
そう言ってベッドの中で枕に顔をうずめるヴァニラ。

247 :
私はそんなヴァニラの映像を見て胸がギュッと締めつけられるような思いがした。ヴァニラに対する罪悪感からではない―私と同じ気持ちでいてくれたという事がわかったからだ。
それまでは、自分の一方的な想いだと思ってた。そんな想いを無理にヴァニラに押し付けるような真似は出来なかった……だから、わざと妹のように接してきたんだ……
映像を映し出すバクティが再びタイヤをシュルシュルと空回りさせた。まるで、私の気持ちに気づいたかのようだった。そして意味あり気に言葉を発した。
―……スレチガイノフタリデスネ……ウフフ……―
その意味不明のうさ耳以上に気色悪い笑い声に寒気がして、ど突いてやろうかと思ったが、こいつの機能とヴァニラの秘密を知った以上無闇やたらに壊す事は出来なかった。
「……他の映像は?」
―……エッ!?……マダミルンデスカ……?……―
「見ちゃ悪ぃのかよ!?ヴァニラだって見てんだろ!?」
そう言うと奴は渋々といった感じで映像を流した……私はそれを見て言葉を失った……
それは『ファングコレクション』とでもタイトルがつきそうな私の映像ばかり延々と流れ続けるというものだった……入浴中はもちろん中にはトイレの中まで撮った立派な盗撮映像集だった。
さっきまでの温かい感情が一気に凍てつく氷で冷やされていくように、冷たい怒りが込み上げてきた。………が、何故かその感情の矛先はヴァニラでは無く無防備に床で転がっているバクティに向けられた。
「……おい……何なんだよ…これ……」
―……コレッテ?……ヴァニラサンニタノマレタエイゾウデスガ……―
「ヴァニラのせいにすんじゃねぇよ!!!」
―エエェェーッッッッ!?ソ…ソンナァーッッ!!………―
怒りの表情を露わに立ち上がった私を見て奴は必にギュンギュンとモーター音を出し、うさ耳を千切れんばかりにばたつかせて命乞いをした。奴の前で立ち止まり片足を上げた……その時だった!

248 :
「ただい…ま……ッッ!!!!」
学校から帰ってきたヴァニラが、しまったという顔をして口を抑え立っていた。その棒のように細い脚が小刻みに震えていた。きっと、一瞬にして状況が理解出来たのだろう……
私はチラッとヴァニラの方に目をやるが直ぐに視線を足元のバクティに向け再び足を振り上げた時だった。
「ファングッ!やめてッッ!!」
涙混じりの叫び声が部屋にこだまする。
「バクティは悪くない!悪いのはこの私なのッッ!!……だから…もうやめて……」
ヴァニラは泣きならその場に崩れ落ちるようにペタリと力無く座り込んだ。愛おしい人のそんな姿を見て誰がこれ以上出来るのだろうか?
私は今にも焼け付きそうなモーター音を響かせ転がっているバクティを思いっ切り睨みつけ一瞥した後、その足を真っ直ぐにヴァニラの方へ向けた。
肩を落としすすり泣くヴァニラの腕を力一杯掴むと無理やり立たせた。
「いっ……痛ッ!…やっ……ファン……グ!?」
「……………」
私は半ば強引にヴァニラを引き摺るように移動させるとそのままベッドに突き飛ばした。

249 :
盗撮されていたという冷たい怒りと、ヴァニラが私と同じ気持ちだったという温かく愛おしいと思う感情が交錯して私の心の中はぐちゃぐちゃだった……
怯えるような、それでいてどこか期待を含んだヴァニラの綺麗な翡翠色の瞳が潤んでいる。
「…ファンっ……!!!!……んッ……」
突き飛ばしたヴァニラの上に覆い被さりその可愛らしい薄紅色の唇とそこから漏れる言葉諸共熱いキスで噤んだ。
「……んんっ……ハァ…ハァ…ファン…グ?」
「…そんなに見たいなら……見せてやるよ……」
そう言うと腰のベルトに手をかけ、引き抜くように外す。微かな香の香りと汗とが混ざった甘い媚薬のような香りが漂う。ロイヤルブルーのサリーがたっぷりとした優雅なドレープを作りベッドから流れ落ちるように広がった。
身体中がこんなに熱いのは熱だけのせいではなかった。汗ばむ肌に張り付くブラトップを自らたくし上げ何の躊躇いも無く脱ぎ捨てる。
「…あっ……」
ヴァニラが小さく呟く。綺麗な小麦色の肌は金粉を叩いたようにキラキラと光り輝き、瑞々しく張りのあるそのベージュピンクの双つ山の先端はツンと上を向いていた。
その脇から腹部にかけてのしなやかな筋肉は野生動物のような美しさと力強さを湛え、まるで戦いの女神ミネルバを彷彿とさせる姿だった。
「……お前が見たかったのはこれだろ?……」
ヴァニラの上に跨ったまま言う。その細く今にも折れてしまいそうな手首を押さえつけた私は再びその唇を奪おうと顔を近づけた時だった。
「……っッ……」
下唇を噛みしめながら目を伏せ俯くヴァニラ。その瞳にはさっきまでの何かを求める輝きは無く、悲しみと諦めが混ざっていた。
キリキリと胸を締め付けていく冷たく熱い感情……
手が……指先が痺れて動かない。ヴァニラの表情一つで私の心も身体も如何様にもなるとこの時思い知った………
「……ごめん………」
絞り出すようにそう呟くと倒れ込むようにヴァニラの隣りに寝転がった。
「……ファン…グ……」
心配そうにヴァニラが私の顔を覗き込む。白く細い指先が目の前を掠める。果物のような甘い香りと共にその冷たい手が私の額に触れた。気持ち良かった………
「……私の方こそ……ごめんなさい……」
「………ヴァニラ…」


250 :
本当に、くるくると表情が変わる………
さっきまでの悲しく暗い表情は影を潜め、ただ私だけをそのガラス玉のような瞳で真っ直ぐに見つめていた………
「……もう……見たでしょ?……私、最低な事してた……いくらファングの事が好きだからって……あんな事して……いい訳ないよね………」
「……………」
「……だから……ファングが怒るのは当たり前で……っッ……でも、好きで……腕、掴まれた時……怖くて不安だったのに……嬉しくて………だけど……ヒック……やっぱり……嫌われた…っッ…ヒック…ま…ままじゃ……―――」




――……その瞬間私は力一杯……だけどヴァニラの全てを慈しむように、涙で震えたその細い身体を抱きしめていた……――


「………嫌いなわけ……ねぇだろ……バカ……」
淡い橙色の髪に顔をうずめて言う。ヴァニラの甘い息遣いと私の心臓の鼓動とがシンクロする。じんわりと暖かく優しいものが私の中を満たしていくのを感じた。
「そんなのッ!ファングに決まってっッ!!――……」
ヴァニラの言葉を遮るようにその可愛らしく薄紅色に開いた唇に舌を滑り込ませた。ねっとりと執拗に舌を絡ませながら撫でるようにヴァニラの身体を愛撫していく。
冷たかった身体は熱を持ち始め、頬は上気したように赤みを帯び艶を増している。まだ、背中しか撫でていないというのに時よりビクンとその細い身体を震わせていた。
「…はぁ…はぁ……ファン…グ?」
唇を離すと蜘蛛の子が糸を這わせたようにキラキラと細い糸を引いた。肩で息をしながら、とろんとした瞳を向けてくるヴァニラ。
その表情は、物欲しそうに口元を唾液で光らせ欲情を隠せない雌そのものだった。
………そして、それは私も同じだった………
背中を撫でていた手を徐々に徐々に下へ降ろして行きヴァニラの白くて柔らかい太股に指を這わせる。線を書くように内股を下から上へなぞるとまるで呼吸をしているかのように熱を持った女の秘部へぶつかった。

251 :
>>250
一つ飛ばしてアップしてしまったので途中から訂正します。申し訳ありません!
淡い橙色の髪に顔をうずめて言う。ヴァニラの甘い息遣いと私の心臓の鼓動とがシンクロする。じんわりと暖かく優しいものが私の中を満たしていくのを感じた。
―…ごめんなさい…ごめんなさい…と何度も私の胸の中で呟き、幼い子供のように泣きじゃくるヴァニラ………こんなにまで私の事を想っていてくれたヴァニラ………ヴァニラの全てが愛おしくて愛おしくてたまらなかった………
「……なぁ…ヴァニラ?あたしと…ずっと一緒にいてくれるか?」
ヴァニラは私の胸からそっと顔を離すと、その泣きはらした目をさらに潤ませじっと私を見上げた後、大きくコクンと頷いた。
その仕草が可愛くて、可愛くて、つい私も盗撮のお返しとばかりに色々とヴァニラが返事に困るような質問ばかりを浴びせてしまったんだ……。
「……キスは?……キスは何人とした?」
一瞬驚いたような表情を見せた後頬を赤く染めて恥ずかしそうに俯くヴァニラ。しばらく黙った後、躊躇うように口をひらいた。
「……ファングを入れて……3人……」
「……ふーん……神官とこの○○と、医者の△△だろ?」
ヴァニラの肩がビクッと震えた。
「……知って…たの?」
「ったりめーだろ!……で、どいつとのキスが一番良かった?」

252 :
「そんなのッ!ファングに決まってっッ!!――……」
ヴァニラの言葉を遮るようにその可愛らしく薄紅色に開いた唇に舌を滑り込ませた。ねっとりと執拗に舌を絡ませながら撫でるようにヴァニラの身体を愛撫していく。
冷たかった身体は熱を持ち始め、頬は上気したように赤みを帯び艶を増している。まだ、背中しか撫でていないというのに時よりビクンとその細い身体を震わせていた。
「…はぁ…はぁ……ファン…グ?」
唇を離すと蜘蛛の子が糸を這わせたようにキラキラと細い糸を引いた。肩で息をしながら、とろんとした瞳を向けてくるヴァニラ。
その表情は、物欲しそうに口元を唾液で光らせ欲情を隠せない雌そのものだった。
………そして、それは私も同じだった………
背中を撫でていた手を徐々に徐々に下へ降ろして行きヴァニラの白くて柔らかい太股に指を這わせる。線を書くように内股を下から上へなぞるとまるで呼吸をしているかのように熱を持った女の秘部へぶつかった。
むにゅっとした感触と湿った熱とが指に伝わったと同時にヴァニラの身体がビクッと跳ね上がった。
「はうッッ!!……んッッ……」
もう一度、指先で軽く押した後、さっきと同じようにパンティの上からその割れ目に沿ってゆっくりなぞる。
「あッ……んッッ!!……やッ…」
私は指先を這わせながら言う。
「……ヴァニラ……ここは……?もう、誰かとヤったのか?」
すると、ヴァニラは身の潔白を訴えるかのように頬を赤く染めたまま、ぶんぶんと首を横に振った。
「……じゃあ……あたしにくれないか? ……ヴァニラ……お前が欲しい……愛してる……」

一瞬、時が止まったかのようにヴァニラの身体が動かなくなった。大きな瞳が更に大きく見開き翡翠色の球体にどんどん涙が溜まっていく……
そして、溢れ出した涙が頬を伝ったと同時に大きく「うん!」と頷いた。

どこかで、―…ジィィィー…―という機械音が聞こえていたが気にも留めず、ヴァニラを抱きしめた。ヴァニラと抱き合った……

253 :
身体が心臓そのものになったように脈打つ血液の流れと、熱い鼓動を感じる……きっとヴァニラも同じ…いや、もっとだ……。
首筋はしっとりと汗をかき肩にはツインテールに結った毛先が呼吸をする度にペタリと張り付いては離れを繰り返していた。
私はヴァニラのチューブトップと素肌の間に指を滑り込ませる。
「……上……脱がせてもいいよな?」
ヴァニラは無言のまま小さく頷く。
上体を起こし二人並ぶようにベッドの縁に腰掛けた。私はヴァニラの方へ身体を傾け、肩にかかる髪を優しく払う。甘い香りが鼻孔を擽る。白く綺麗なうなじに幾重にも重なったネックレス。それらを絡まないように丁寧に外していく。
全て外し終えると枕元に置き、そのまま後ろからギュッとヴァニラを抱きしめた。一瞬、ビクッと肩を揺らしたがそのまま胸の前にある私の腕に頬を寄せる。ヴァニラの息遣いを腕に感じながら私はその白く綺麗なうなじにキスをした。
ツツーッと蛇のように舌を這わせる。その度に「…アッ…」という小さな声と熱い吐息が私の腕にかかった。
ヴァニラの息遣いを感じながら腕の力を緩める。思ってた以上に胸を締め付けていたらしい……スゥーと呼吸を整える音が聞こえた。
私はそのまま脇に回った腕にもう一度だけ力を込めた。ヴァニラの身体が一瞬だけ宙に浮きそのまま私の膝の上に乗った。
……何でだろう?昔から何かとこのスタイルだったせいかヴァニラが膝に乗っていると妙に落ち着いた。 くるりと振り向いたヴァニラは「もう、子供じゃない!」とばかりにわざと膨れっ面を作ってみせた。
「はーい♪バンザーイ♪」
「ええっッッ!?」
「ん?今のお前にはこーゆー方が合ってると思ってさ♪…ほらっ!ぼーっとしてないで腕上げて!」
そう言うと唇を尖らせ渋々といった表情でバンザイをするヴァニラ。まるで着替えに駄々をこねている子供のようだ。
しかし、その中に隠れていた双つの膨らみは、もう子供のものでは無く可憐な花のようにしっとりと輝きを放ち佇んでいた。

254 :
私の膝の上で恥ずかしそうにモジモジするヴァニラが可愛くて、愛おしくて又抱きしめてしまった……裸の肌と肌とがまるで吸盤でもついているかのようにピタリと張り付いた。
後ろから回された私の手が大切なものを包み込むようにヴァニラの胸に触れた。
「…アッ…っ……」
ちょうど手の中に収まるくらいの程良く形のいいヴァニラの胸……白くて柔らかくて、ずっと触っていたくなる。
私はゆっくりとその胸をさすりながら両手に収めると、ピンク色に染まった蕾の頂をキュッと摘んだ。
「…アッんッッ!……」
何かに撃たれたように身体を跳ねさせ、耳まで真っ赤にさせるヴァニラ。下唇を噛み締め、自分ではどうしようも出来ない甘い吐息が漏れるのを我慢しているようだった。
私は熱くなったヴァニラの耳に舌を這わせながら言う。
「……我慢しなくていいんだぞ?……気持ち良かったら気持ちいいって素直に言えよ……」
「…うッ…ん……」
私はなおも執拗にヴァニラの胸を揉みしだき、その先端をはじく。舌は首筋から耳たぶ、耳の中まで愛でるように……丁寧に……
時には卑猥な音と言葉をかけながらヴァニラの身体を根刮ぎ溶かすつもりで舌と指先に神経を集中させる。
溜め息のような甘く熱のこもった甘美な声を漏らし、時より身体をビクンッと震わせるヴァニラ。
「…ファ……ング……」
「ん?」
「……………」
「……やっぱり、嫌…か?」
唾液で光る白い首筋が俯き、左右に大きく揺れた。そのまま身体を捻り、向かい合う状態になったヴァニラが潤んだ瞳を真っ直ぐ私に向け、薄く唇を開いた。
「……あ…のっ………あのねッ!……き…持ち……いいの……」
「うん」
「そ……れで…ね……もう……私っ……身体が熱くて……ア…アソコ…が……もうッッ……」
「……もう、我慢出来ないってか?ヴァニラはいやらしいな……」
顔を寄せ耳元でそう言う。カッっとヴァニラの頬が上気した。私はそのままヴァニラを抱きかかえベッドに押し倒すとその薄紅色の唇にキスをした。
―くちゃ…くちゃ― と口内に唾液を溜め、その可愛いらしい口に侵入し犯していく。ハァ…ハァ…と肩で息をし、私の唇はキラキラ光る透明の糸を引きながらヴァニラの首筋、鎖骨を経て桜色に染まった蕾の先端をテロッっと舌で掬う。

255 :
「はうッッ!!…ン……あ……っ」
ビクッと肩が震え弓のようにヴァニラの身体が反り返る。その反応と感じてる時の表情をチラッと上目使いで確認する。
(ずげぇ…可愛い… )
恥ずかしそうに……それでいて大胆、素直に反応するヴァニラが可愛いくて……自分のものになる事が嬉し過ぎて……はやる気持ちを抑えつけるので精一杯だった。
太股を擦り合わせ、疼くアソコの痺れを逃がそうとするヴァニラ。左手で胸を押し上げ口いっぱいにその白く柔らかいものを味わう。中では小さな突起をコロコロと転がしながら、右手は擦り合わされた太股をさすりだす。
その間をこじ開けるように指を滑り込ませるとヴァニラ自ら脚を開き私の指を招き入れた。汗とアソコから発せられる熱とで湿り気のある肌が何とも言えない淫靡な感じだ。
ジワッとうっすら染みを滲ませるコーラルピンクのパンティを指でずらすと、ヌラッっとしたヴァニラの愛液が指にまとわりつき細い糸を引いた。


※連日にわたる連投申し訳ありません。思いのほか長文になってしまって……
二人の絡みも最後まで〜となると長くなりそうなので、途中までにするか今考え中です(;_;)
お許し頂ければ完成させた状態でまたお邪魔したいと思います。では、失礼致します。

256 :
待ってました!!!
ちょ!すんごい面白いんですけど!!!
めちゃくちゃ期待して待ってますので、
続きはやくよませてください!!!
うますぎてGJ!GJ!幸せです!

257 :
GJ!!GJ!!
ファンヴァニ最高だぜ!!


258 :
256 257
ありがとうございます!ダラダラ文章でどうかと思ったのですが、目を通していただけただけでも嬉しいです。
では、あまり間があくと又迷惑なのでヲルバ郷に戻ります

259 :
GJ!

260 :
GJ!待ってる!

261 :
私はそれを指先で掬い擦り合わせる。ヌルヌルと光るその液体さえもヴァニラから出たと思うと愛おしいと思えた。
「…ほら、ヴァニラ?」
私は糸を引き淫靡な輝きを放つ指先をヴァニラに見せつけた。
「…やっ!!……」
一瞬、恥ずかしそうに顔を背けたがその視線の先は私の指先をしっかりと見つめていた。私はその事を確認すると、わざと光る指先をヴァニラの目の前で口に含んでみせた。
「…ッダメっッ!!!……」
そう言ったものの、うっとりとした表情でチュパチュパと舐める私と私の指先を見つめ続けるヴァニラ。
「…美味しい……」
「やっッ…ン……ファングぅ……汚い…よぉ……」
「ヴァニラの身体から出たんだ……汚くなんかねぇさ……」
そう言うと、しっとり濡れたヴァニラのパンティに手をかけ一気に脱がせた。薄く生え揃った控えめな茂みはまるで朝露を纏ったようにキラリと光り、その奥の肉の花弁はぷっくりと可愛いらしい口をあけていた。
「…あ…んまり……見ない…でぇ……」
「どうして?こんなに可愛いのに?」
言うと同時にその花弁から溢れ出る蜜を舌先でテロッっと舐め上げた。
「ひゃッッぁ!!!!……ぅん…」
ヴァニラの身体が雷に射抜かれたかのように大きく反り跳ね上がった。私は閉じようとするその細い脚を抑えつけるように大きく開くと、さらに舌先を奥まで忍び込ませる。
熟れた果物のような甘酸っぱい香りが鼻を掠めた。―…ジュル…ジュ…チュパッ…―啜っても啜ってもヴァニラの身体から溢れ出る愛液……。
そのぬるぬるとした肉襞を指で掻き分けると、その先にはプリッっとした小さなピンク色の突起がピンと張りつめた状態で、ひっそりと佇んでいた。
私は「フゥー」とその突起に息を吹きかけた後、ツツーッとゆっくり、焦らすように舌の先端でなぞる。最後にテロンッと弾くように舐め上げた。
「あうッッ!!!……んァ…あっ……ッッ……」
ヴァニラの腰が緩い痙攣を起こしたように小さく震え、後退りをするように腰をくねらせる。両手にギュッと力いっぱいシーツを掴み、いやいやをするように髪を振り乱していた。

262 :
普通、初めてだと、緊張も相俟ってあまり濡れないものなのにヴァニラのそこは感度も良く、充分過ぎるほど濡れていた。きっと大した痛みもなくすんなり私の指を呑み込むだろう……
あえて、「力を抜け」とか、「入れるぞ」と言う合図はしない事にした。
私は再びヴァニラの秘部に顔を近づけていく。左手は胸をさするように揉み、その先端を指先で弾く。
右手、指先には一度愛液を絡ませてから、その茂みの奥にあるぷりっとした小さな突起に優しく触れ、ゆっくりと滑らせながらその輪郭を際立たせていくように刺激していく。
舌はヴァニラのねっとりと柔らかい肉を味わうように―…ジュル…ジュル…―としゃぶりつき、時より男のそれのように出し入れしては舌先で中をこねくり回した。
「あっ!…ッッあうッ!!……んんッ……ハァ……ハァ……んふぅ…ン……」
身体の内側から発せられた熱で艶めかしく光る肌をくねらせ、初めて襲いかかる快楽の波を堪えるかのように嗚咽にも似た歓喜の声をあげるヴァニラ。
その様子をチラッと見つつ、私は右手と舌の動きを交代させた。舌先で―…テロテロ…―と隆起したピンク色の突起を刺激しながら、中指を肉の花弁に滑り込ませる。
―…ヌプッ…―という熱いぬめりを纏った指先がどんどんヴァニラの中に呑み込まれていく。あっという間に私の中指を全て呑み込むと中で―…にゅちゅッ…―という音と肉壁の温もりがダイレクトに指に伝わってきた。
ヴァニラは相変わらず身体中で快楽を感じ、乱れているが指を呑み込んだ事で反応は無かった。きっと胎内に私の指が侵入し蠢いている事に気付いていないのだろう……
猫のように舌先を―…チロチロ…―と動かしつつ上目使いでヴァニラを見る。私はそのまま、胎内の中指をゆっくりと引き抜くと二本にして再び挿入した。
「アウッっ!!……っ…んんッ……」
一瞬ビクンと腰を浮かせたヴァニラ。流石に二本となると違和感があるのだろう……。私は舌の動きを止めてゆっくりと顔を上げた。上気し、とろんとした瞳で私を見つめるヴァニラと目が合った。

263 :
「……ファ…ング…?…ぁ……中…に……」
「…ずげぇだろ?…もう二本入った。……どうだ?痛いか?」
そう言うとヴァニラは下を見つめたまま首を振った。
「…な…んか、痛くは…ない…けど……熱いというか……重いというか……変な感じ……」
「…そっか……でも、初めはみんなそんなもんだ。そのうち慣れてくるさ……どうする?今日はもう止めとくか?」
そう言いつつもヌラリと光る二本の指はゆっくりとヴァニラの胎内を蠢き、―…くちゅ…くちゅ…―と淫靡な音をたてながら出たり入ったりしていた。
「…んッ、ふ……ファ…ング……は?ど…のくらい……入る…の?」
「へっ!?」
ヴァニラの突拍子も無い質問に一瞬たじろいだ。自分が普段指を何本入れられてるとか、何本がベストで……とか。いや、むしろヴァニラにはあまり言えないが私は指より、男のものの方が好きだった。
「そっ!!……そうだな……三…本?……くらい?」
非常に曖昧で自信の無い受け答えだった。それでもヴァニラは潤んだ瞳で真っ直ぐに私を見つめると、口元を緩め薄く微笑みながら言う。
「…じゃ、私も同じ……ファングとお揃い……が…いい…な……」
「!!!( ̄○ ̄;)」
……言葉が出てこなかった……。こんな事まで私とお揃いがいいと言うヴァニラ……それはもう、健気とか、可愛いとか、そういう次元はとうに超越したものだった。
「……あっ……あぁ…じゃ、もう一本入れるって事か?」
まるで、何かに挑むかのような真剣な表情でコクンと頷く。
昔から何かと私の真似ばかりしては、失敗ばかりしてきたヴァニラ。そんなヴァニラを慰めては手を差し伸べてきた私……。
(……これも、そーゆー事なの…か?)
少し違うような気もしたが、ヴァニラが望むのなら……そう思い私は再び艶めく秘部に顔をうずめた。
根元まで呑み込まれた二本の指を開きながらゆっくり引いていく。
「…んんッ……」
半分ほど指を抜いた状態でもう一本の指を滑り込ませた。人差し指、中指、薬指がまるで肉食花の餌のようにゆっくりと呑み込まれていく。
―…ミチッッ…―というキツそうな音が痛々しく聞こえた。私は膣内の痛みを逃がそうと自分の指周りに舌を這わせた時だった……。

264 :
微かな塩気と鉄の味が舌を伝う。
「……ヴァニラ?」
顔を上げヴァニラを見つめる。無言のヴァニラ……眉間に寄った小さな皺が微かに震えていた。やはり、いきなり三本は痛かったに違いない。私はゆっくりと指を引き抜いた。
「…う゛ぅッッ……」
小さく震え苦悶の表情を浮かべるヴァニラ。ふと自分の指先を見るとうっすら血が滲んでいた。私はそれを綺麗に舐めとると、消毒を兼ねて再びヴァニラのあそこに舌を這わせた。
「…あっ…っ……」
―…ピチャ…ジュッ…ピチャッ…―
「ご…めん……ピチャッ…痛かった……だろ?」
「…ファ…ング……」
ペロペロと傷口を舐める肉食獣のような私の額にぴとッっと冷たい手が触れ撫でるように汗を拭う。そしてその手はゆっくりと私の髪をかきあげると、まるで聖母マリアのように優しく私の頭を撫ではじめた。
「……ヴァニラ?」
「……ファング……ありがと……」
そう言うと、いつもの屈託のない笑顔を私に向けた。
何だか、ヴァニラが少し大人になったような気がして何故かこっちが緊張してしまった。
「まっ…まだ少し血ぃ出てるからなッ!」
私は身体を起こすと、わざとヴァニラに背を向けながら言う。
「うん♪大丈夫だよッ!ファングが消毒してくれたからッ♪………今度は……私も……ファングにしてあげたいな……」
「!!!!!!!!!!!!」
今日初めて経験したばかりだというのに、いきなり大胆な事を言い出したヴァニラ。しかも、ヴァニラの裸を目の前にしてずっと生し状態だった私にとって今の台詞は酷なものだった……。
ショーツの中で熱く潤んでいたものが、とろりと下りていくのを感じ、慌てて床にこぼれ落ちたサリーを拾い上げる。
「もッ…もっと慣れてからなッ!シャワー浴びてくる!」
そう言い立ち上がった時だった。 ―…ジィィィィー…― というモーター音を出し無惨にも転がったままのバクティが目についた。
「あ……そういやコイツの事忘れて……ん゛!?」
転がったバクティのレンズの先にあるもの……それは先程まで二人が戯れていたベッド。今はヴァニラ一人が掛け布団を手繰り寄せ、何やら余韻に浸ってボーっとしていた。

265 :
私は転がったままのバクティに近づくと、足先で小突いた。
「…おい」
―…ジィィィィー…ジリ…ジリ…ジィィィィー…―
「おいッ!!」
―ハッ!!…ド…ドウカシマシタカ?ファングサン…―
「ドウカシマシタカ?…じゃねぇよ!てめぇ、さっきからやけに大人……し……い……」
その時私は思った。私の事を盗撮していた時のように、今度は私とヴァニラの……しかも処女喪失の超ぉーレア映像を撮っていたのではないだろうか?
ヴァニラの意志?…… 私はチラッと振り向きヴァニラを見た。何やら鼻歌を歌いながらニヤニヤしている……
事前にこうなる事が分かっていたとは到底思えなかった。
(……だとしたらコイツ自身の……!!?)
私は背中に冷たいものを感じた。怒りというより恐怖だ……。人の言葉を理解し話せる、移動をしながら映像を残す事ができ意志を持った機械……。
コイツが自由にウロチョロしてみろ……プライベートなんてあったもんじゃない。あっという間に私達……いや、村は大混乱だ。
パタパタとうさ耳をバタつかせて、まるでマズい事がバレてご機嫌取りでもしているかのようなバクティ。
―…キロ…キロ……ファング…サン?……―
―ガシッ!!!―
―…ヘッ?…―
その瞬間転がるバクティのうさ耳を力いっぱい掴み目の前に翳すように持ち上げた。宙に浮いた状態でギュンギュンとタイヤを空回りさせ抵抗の素振りを見せる。
「ちょっ!!…ファング、どうしたの!?」
慌てた様子で駆け寄るヴァニラ。私はバクティをじっと睨みつけるように見据えた。
「てめぇ、さっきうちらの事撮ってただろ!?」
ビクッとうさ耳が震えたように思えた。
―…ソ…ソ…ソンナコトシテマセン……ヨ?……―
「嘘つくんじゃねぇよ!!嫌な音出しながらレンズをうちらに向けてたじゃねぇか!?…それとも何だ!?撮って無い証拠でもあんのかよ!!」
―…ヒッッ!!…―
コイツにも恐怖という感情があるのだろうか?人間が極限状態で粗相をしてしまうように、タイヤの間からオイルと思われる液体をポタポタと垂らすバクティ。


266 :
「キャー!やッ!!ちょっとぉ〜何か垂れてるよぉ!!拭くもの!拭くもの!」
「いーよ!!ヴァニラ!拭くもんじゃなくて、そこに水の溜まったバケツあんだろ?それ持ってきてくれ!」
私はそう言うと顎でキッチンの流しを指した。
「……う…うん…」
ヴァニラにもファングのやろうとする事に察しがついたのだろう。心配そうな表情を浮かべ、流しへ向かう。

「はい」
ゴトッっと置かれたバケツの中には溢れんばかりの水が溜まっている。私はその真上にバクティを翳した。観念したのか?それとも気絶でもしたのか?ヤツは無言のまま大人しくしていた。
「おい!!起きろ!!」
―…シュル…ハイ……―
明らかに憔悴しきった声が聞こえてきた。
「今から言う事に従えよ!……もし、逆らったら……」
水の溜まったバケツの上で掴んだうさ耳をパッ!!っと離した。バクティの躯が一瞬宙に浮くと同時に落下した。その刹那落ちるうさ耳を再びガシッとキャッチした。
「……こーゆー事だ!わかったな!?」
―…シュ…シュルッ…ハイ……―
私はバケツの上にバクティを翳したまま話しかけた。……まるで拷問だと思ったが自分達……いや、ヴァニラの裸が映っていると思ったら何が何でも放っておく訳にはいかなかった。
「……うちらの事…撮ったんだな?」
―…ハイ…―
「……どこから、どこまで?」
―…ゼ…ゼンブ……サイゴマデ……デス……―
「……てめぇの意志でか?」
―…ハイ…―
「………はぁ……」
私は大きく溜め息をつく。やはり思っていた通りだった……。コイツは自分の意志でうちらを撮っていた。今まではヴァニラの意志と言ってはいたが本当の所は怪しいものだ。
このまま、だと自分達では飽きたらず余所にまで行くのは明確だった。ヴァニラには悪いが、ヤツには消えてもらうしかない……そう思った時だった。ずっと大人しかったヤツのモーターが回りはじめた。
―…シュルッ……シュルルッ……キロロロロッ……サ……サイゴニ、イイ…デスカ?……―
「あ゛ぁ!?」
―……ズ…ズット……ヴァニラサンガ……スキ…デシタ……―
「??????????……ハァ!?」
何を思ったのか……ヤツはいきなりヴァニラに対する想いを告白しだした。


267 :
「…へっ!?」
隣りにいたヴァニラは一瞬驚いた表情を見せたが、みるみるうちに顔を赤らめ、まんざらでも無さそうにもじもじし出した。
「おいッ!ヴァニラ!ッ!」
―ハッ!!―「…あっ…っと……ごめん」
「てめぇ、情に訴えかけようったて、そうはいかねぇぞ!!」
―…ソ…ソンナコトオモッテマセン!!……タダ……ジュンスイニ、ヴァニラサンガ、スキナンデス!!ヴァニラサンヲ、アイシテルンデス!!……―
……もう、ワケがわからなかった……機械が人間に恋をする?ふざけた話しだ。それに、本当に好きだったらこんな真似はしないはずだ。
「……本当にヴァニラの事が好きなのか?」
―…ハイ!…―
「じゃ、何であんな真似したんだ!?好きだったらもっと他に……」
―…ワタシワ……ショセンロボットデス……ロボットニナニガデキマスカ?……ファングサン……ワタシハ、アナタガ……ウラヤマシカッタ……―
ヤツの話しを聞いた事に少しだけ後悔した……盗撮したにしろ、ヴァニラを想う気持ちは自分と同じだったからだ。つまり、まんまと私は奴に同情してしまった……そしてヴァニラも……
「……ファング?」
ヴァニラが「止めよう」と目で訴え首を振った。
「……あぁ」



268 :
私とヴァニラはバクティを解放する事にした。しかし、今まで通りという訳では無く、外部への出入りは禁止。日中誰もいない時は鎖で拘束。全ての管理はヴァニラから私になった。
それからは、静かで平和な日々が続いた………
ヤツの全てのデータを消そうと思ったが、こんな素敵な記念消すのは勿体無い!どうしても取っておきたい!と涙ながら訴えるヴァニラに根負けして仕方無しにあの時の映像だけ取っておいた……。
そして、月日が流れ私がルシになる日がやってきた……。生暖かい夜風が肌を掠め、ふと見上げた空にぽっかりと浮かぶコクーンは霧がかっていた。
すでに私の心は決まっていた。ルシとなり、無惨にもシ骸になっていった仲間達の事を想うとファルシの奴に一言ガツンと言ってやらないと気がすまなかった。
……と、その前に私にはもう一つやらなきゃいけない事があった……
「あっ!悪い……ヴァニラ、ちょっと先行ってろ…忘れ物思い出した!」
「えっ!?…う…うん」
薄暗い石畳の上を家に向かって走った。家の明かりは両親の寝室だけがぼんやり付いているだけで暗く静まり返っていた。私はこっそり二階に上がると足音をたてないように自分のベッドに近づいた。
使い古した二段ベッドにはまるで天使のような子供達がスースーと寝息をたてて眠っていた。私とヴァニラ、家族の思い出がつまったベッド……初めてヴァニラと結ばれたのもここだった……
私は子供達の寝顔を見た後、自分のベッドのカーテンを開ける。そして枕元の支柱に括り付けられたバクティを見つめた。コイツは夜になると人間のように眠る……正確には眠るように充電をしている。
(……そう言えば、コイツとも色々あったな……)
私の脳裏にバクティとの思い出が蘇る……と言っても結局ただの盗撮エロメカだった奴が、何かしでかす度に私が拷問にかけるというだけの関係だったのだが……。
ルシになったらもう、ここにはいられない……優しく隙だらけのヴァニラにコイツの管理は無理だろう。だったらやるのは私しかいないし、今しかチャンスは無かった。
私は槍を構え振り上げた。
(……悪いな……成仏してくれよ……)
そして眠るバクティを一突きした。 ―グシャッ!!― と機械特有の無機質な音を出し奴は潰れた……
……呆気ない最後だった……
その後バクティがどうなったのか……私もヴァニラも知らない……





269 :
―……ジ……ジ…ジリッ………
…ジリリリ………キロ……キロッ…キロロロロッッ……………
………ファ………ング……………
……ヨ…クモ……コノ………ウラミ…………ハラサン……………ノ…ロッテ……ヤル………ナン…ネンモ…………ナンネンモ……………
…キロッ!………キロロロロッッ!!!!!!………キケケケケッッ!!!!!!!!!!!!




「ねぇ?ファングぅ?装備品全部揃ってるのにトロフィ出ないよぉ!?」
「ん〜?どれどれ……ヴァニラぁ、もしかして一番最後『全てを得し者』にしたかぁ!?」

「う…ん……そうだけど何で?」
「あ……いや、ちょっとな………」


……もう、皆さんお気づきでしょう……FF13にはトロフィバグという恐ろしいものがあります。その中でも、一番多く被害届が出されているのは……そう、ファングのテーマ『全てを得し者』です。
これは何者かによる強い念によるものだと思われます…キロッ…我々はこの…キロロッ!…問…キケッッ題ケケケッッ!!!!!キケケケケッッ!!!!!





―……トロフィハ…ワタサナイヨ……―





(終)
何だか、最後自分でも何書いてるのか分からなくなってしまって、変な終わり方になってしまいました(;_;) 自分はバグでは無かったのですが、ファングのテーマで泣かされた一人として、バクティイベントものが書きたかったんです……
壊れたバクティを見た瞬間「あっ!ファングにやられたな…」とW……スレ違でスミマセンm(_ _)m
最後に……読みにくいダラダラ長文にも関わらず最後まで目と通して下さった皆さん、ありがとうございました!!

270 :
Gj!!!
バクティのせいだったのかww

271 :
GJ!読み応え抜群で面白かったです!

272 :
>>269
面白かったです。
お疲れ様でした〜。

273 :
美しく整えられた球体を青白く光らせたコクーンと、そこからこぼれ落ちるような満天の星空。
昼間の茹だる様な暑さが嘘のように、渇いた潮風が優しく肌を掠める。 ヲルバ郷の南西にある入江で戯れる二つの影は重なっては離れ、重なっては離れを繰り返しては、時頼面白そうに笑い声をあげる。
星空を反射させた柔らかい砂浜は光り輝く絨毯のようで、ギュ…ギュ…と裸足に心地よい音と感触を感じさせた。

「……ねぇ、ファング?……星……綺麗だね」
「あぁ……そうだな」
星明かりに照らされた二つの影はこの美しい郷に住むファングとヴァニラだ。二人は岩場に並んで腰掛けると、はしゃぎ過ぎた身体を休めるように、ぼんやりと空を仰いだ。

「………知ってる?……遠い、遠い…異国のお話し……」
「?」




―……昔…遠い、遠い異国の地に機織りを仕事とする織女という女がいたんだって。彼女は毎日、毎日休む事無く仕事をして、素晴らしく綺麗な織物を神様に献上していたの。
その様子を天から見ていた天帝は、まだ結婚どころか恋愛さえしていない織女に対岸に住む牛飼いの牽牛を巡り会わせた……
二人は瞬く間に恋に落ち次第に働く事もしなくなっていったの……初めてはその様子を大目に見ていた天帝も痺れを切らしたんだろうね……
二人を声さえ届かない広く大きな川へ引き離してしまった……織女は自分達のした事を悔い改め、毎日泣きながら以前のように機を織り続けたの。その様子を不憫に思った天帝は年に一度だけ川に橋を架けて二人を巡り会わせる……



……っていうお話しが異国にある星の伝説であるんだって……」
「……へぇ」
「へぇ……って、ファングはロマンチックだと思わないの?離れ離れの恋人同士が年に一度だけ巡り会えるんだよっ!?」
自分の想いを熱心に伝えようと興奮した様子のヴァニラ。それとは反対に隣りで涼しい顔をするファング。組んだ長い脚をぷらぷらと弄びながら手頃な貝を見つけて蒼く輝く海へ投げつけていた。

274 :
「……んっもうッ!!…」
その時だ。膨れっ面したヴァニラの左後方からファングの長くしなやかな腕が伸びてきたと同時にグッとヴァニラの肩を掴み自分の方へ強く抱き寄せた。
ファングの胸にちょこんと収まったヴァニラは恥ずかしのか嬉しいのか、顔を赤らめてファングを見上げる。
「…ちょっ!!……ファング!?」
「………あたしはやだな!」
「へっ?」
ヴァニラを強く抱き寄せたまま……けれど視線はどこまでも続く海を見つめたままのファングが言う。
「……あたしだったら堪えられないって事!好きな奴と離れ離れになる位なら、ぬ気でその川を渡ってやるよ!なぁーんもしないで待ち続けるなんて御免だね!
それに、絶対に離さないし、離れない!……だろ?」
そう言ったファングは覗き込むようにヴァニラを見つめた。
「えっ!?…っ…うん……」
ヴァニラは考えていた……もし、自分が織女だったら………
もし……ファングと離れ離れになってしまったら………と…………
「………私は……」
そう言い俯くヴァニラ。その時脳裏に、まるでデジャブのように離れ離れの自分達が浮かんだ。

場所は………コクーン…………

勿論、行った事も無ければ、空に浮かんだ姿しか見た事が無い。なのに、それは恐ろしい程鮮明な映像としてヴァニラの脳裏をよぎった。
……怖くて……不安で……涙も何時しか涸れてしまう……
ヴァニラは恐怖と不安で身震いした。
「ん?…どうした?」
ヴァニラの変化に気づいたファングは抱いていた肩を優しくさする。強張っていた身体が徐々に解れていくのを感じながらファングがゆっくり口を開いた。
「……大丈夫……大丈夫だって……うちらは離れ離れになんかならない……もし、万が一そうなったとしても、あたしが探し出してやるさ!………逃げたって無駄だぞ!」
「……ファング」
そう言ったファングは優しく、それでいて力強く微笑んだ。ヴァニラの顔にも何時もの笑みが浮かんでいた…………

275 :
もし、この先どんな事が起きようと二人はずっと一緒だ。例え、一時離れ離れになっても必ず巡り会う運命なのだ。そして絶対に離れる事は無い………
永遠を供に生きる………

空の碧と海の蒼……それと光り輝く星々に包まれながら、二人の少女は永遠を違った………
決して離れない………
供に生きよう…………
永遠に…………




(END)
今日は七夕と言う事で小話を一つW エロ無しですみません。
それと、乱筆乱文にもかかわらず、沢山のGJありがとうございます!!
次はヴァニラ攻めでアンアン喘ぐファングでも書くか……WW
夏だし、祭り的なシチュもおいしい……
などと考えておりますが、元々が読み手な為出来ればどなたかにお願いしたいなぁ〜なんて………

276 :
七夕ネタktkr!
面白いです。私、ストーカーみたいですねw
>アンアン
ぜ、是非っっっ!!!!

277 :
>>276
いつもありがとう御座います!ACBC様の投下も期待しているので是非お願いします。飲みながらで結構ですので、テンションが上がり次第……W
それにしても、『ファング×ヴァニラ』スレにしても、こっちにしても何だか寂しいですね…… そんなにダメかなぁ〜この二人?性格も外見も正反対でバランスいいと思うのは自分だけ?
などと思ってしまいます。
まぁ、ホプライ王道カップルに上手くマッチ出来なかっただけなんですけどWW

278 :
発売して時間が経っているので仕方ない

279 :
でも、自分は半年近く楽しめたから買って良かったかも。ファンヴァニムービー集作って力尽きました……そして見ていないWW
今回のFF女子の血液型があるとしたら、みんなバラバラのような気がする……ライトAB セラA ヴァニラO ファングB
O型とB型 って最強コンビって聞いた事あるし、ヴァニラとライトの絡みが無いのも、それっぽい……
ファングとライトもまあまあだと思うよ!セラとヴァニラはムービー通り。
と勝手に決めつけて楽しんでる。本当、今回のFFは百合女子祭だったわ!

280 :
保守

281 :
コミケよさげなファンヴァニ本あった?

282 :
保守

283 :
ドラマCDがでる(でてる?)みたいだが
ファンヴァニの出番はあるんかの

284 :
ふぁぁ〜んぐぅう〜!!!

285 :
保守

286 :
誰もいないようなので、保守SS落とします。
落ちはないw

287 :

「んっ…っ。ふぅんっ…あっ…っ」
熱い吐息をかくすように押しす声。
「…そっ、そこっ、だめぇっ…っ」

うっすらと浮かび上がる、上気した頬の赤さと比例すようにこもる熱。

満点の星空の下、今夜もあたしたちは体を絡めていた。
もちろんみんなが寝静まった後、用心を重ねて、少し離れた場所での逢瀬だったのだけれど、
あたしたちがいないことに気がついていつ探しにくるのかもしれないというスリルも確かにそこにはあって、
ヴァニラもいささか声をしぎみに応じていたのだ。

「本当はだめじゃないだろ?」
だけれど、そんなヴァニラの態度がけなげでかわいらしくて、あたしはもっと鳴かせてみたいと思っていた。
よく言えば愛情の裏返し。けれど正直なところ我ながらイジワルな言葉だと苦笑しながら、にやりと口角をあげて、
さらに硬くなった突起を舌でねぶりあげていった。
「あっ、あぁっ、んっ…や、やぁ…っっっ」
かわいらしく、純真なその場所は、綺麗な薄桃色の花をさかせていて、その蕾を小刻みに震わせている。
ヴァニラの広げた足の間に顔を置いていたあたしは、したたる愛液にあごを濡らせつつも、
抵抗するように閉じようとする太ももに手をおいて、ぐいと力をこめて足を開かせる。
さっきから痙攣するかのようにぴくぴくと波打つ体を支配して、あたしの思うがままに染めあげていく。
「だ、だめっ、もう、だ、だめなの…っ」
軽く引き締まった腹筋の上を滑らかに玉の汗が転がり落ちていく。
抱え込んだ太ももから発せられる濃い女の匂いに、頭がクラクラとしびれていく感じを受けつつも、
あたしは最後の仕上げとばかりに、舌をかたく尖らせて、一気になめ上げた。
「あ、あぁぁぁぁっっっ!!!!!ファングっ!!!」」
「ヴァニラっ!!!」

同時に訪れる緊張と弛緩。
あたしの全てを飲み込んで放たれる光。


―ヴァニラは本当に最高の女だった。

288 :

「うぅー…。もう、朝なの…」
眠そうに瞼をこすりながらヴァニラがあたしの背中に抱きついた。
「あぁ。よく眠れたか?」
背中からまわされた腕に手を重ねて、苦笑気味に問いかけた。
「んー、いっぱい熟睡できたけど、まだ眠いーっ」
背中に頬を当てながらグリグリと顔を横に押し付けるから、思わずあたしもくすぐったくて変な笑い声をだしてしまう。
「もぉー、笑い事じゃないよ?」
「いや、今のはヴァニラの攻撃が変にくすぐったかったからさ。」
「なによそれー」
ヴァニラはそういうと、あたしのわき腹に指を這わせてくすぐりはじめた。
「あっ、あはははっ…、ばっ、ばか、やめろっ!…はっ、あははっ!」
「やめてあげないよーだ」
「お、おいっ、いいかげんにしないと…」

振り向きざまその手をつかんで組み伏せると、あたしはヴァニラの唇を強引に奪った。

「んんっ…っ、んっ…んっ…」
息をつく暇も与えず、舌を割りいれて口腔をなめまわす。
まるでヴァニラの中を犯すように。
「あっ、んっ…、んんっ…ん…」


289 :
しばらくそうして唇を貪ってると、ヴァニラは股を閉じるように太ももをすり合わせはじめたから、
あたしはシタリ顔で指を割れ目に挿しいれた。
「ん、なんだ。もうこんなに濡らしてるのか?」
ニヤリと意味ありげに笑ってその濡れた指をヴァニラの目の前にかざす。すると、ヴァニラは頬をそめて視線をそらせた。
「いじわる…」
「ふっ、そうか?」
「そうだよ。私がこんなになるの知ってて、やらしいキスするんだもん。」
「やらしい気持ちにさせるのはヴァニラだけどな。」
「わ、わたしは別に、そんな…」
「こんなにかわいい顔してて、こんなに細いウエストしてて、おまけに、さわってくれとばかりに露出した肌。
ほら、胸だってちょうどあたしが揉むのに、いい形とサイズだしな。これで誘ってないと言うほうがどうかと思うぜ。」
そういいながら、ヴァニラの胸をつかんで揉みしだく。
「も、やっ、ファングっ…」
「いい胸だ。」
「ばか…」
すねたように、甘えるように発せられる声。
あたしはまた唇にむしゃぶりついて、濃厚なキスを繰り返す。

「やっ…舌、いっぱい攻めるんだもん…。そんなにしたらいつもみたいに中に指入れられてるくらいに感じるよ…」
「ほんと、かわいい…な」

恥じらいからか、うっすらと浮かんでくるヴァニラの涙に欲情を抑えきれなくなったあたしは、
一気にヴァニラの中に指を挿し込んだ。

「あぁぁぁぁっ!あっ…っ!」
ぬるりと入り込んでいく指。デコボコにぬめる内側の襞をこすりながら、好きなポイントをこすりあげていく。
「ふぅ…っ…ん、き、もち、いい…よ、ファングっ…」
あたしの腕をつかんで、自慰行為をしているかのように、更に奥へと指を誘っていく。
その腰はリズミカルにうねり、その振動から綺麗な胸がゆさゆさと上下に揺れ動いていた。
たまらなくなったあたしは、そのまま指を最奥まで突っ込んだまま、ゆれる胸にむしゃぶりついた。

290 :
「んっ、はぁっ、最高だな…」
頂を口にくわえたまま、エロい体を押さえ込むように馬乗りになる。
ヴァニラの喘ぎ声が、たまらなくセクシーで、脳髄に鋭く突き刺さるようだった。
「あんっ、あんっ、うっ、だ、だめぇ、、、、」
「いつでも、いいよ…」
「ファ、ングも、一緒に…」
「あぁ、準備はできてる。いつでも、こいっ」
そしてほどなく。
体を弓なりにのけぞらせ、けもののような叫び声をあげながら、ヴァニラが果てた。

早朝、その甘く幾分かの狂気を含んだ声は遠く長く響き渡り、
まだ寝静まっていた一行を目覚めさせることになるのだが、
―それはまた別のお話。

保守SS終わりだぜっ!(お前は

291 :
最後sage忘れた…orzごめんなさい。
なんかやっぱり私、ヴァニファンが好きなのに、
ファンヴァニしか書けない(;;
誰かヴァニファン書いてください。
甘いので(おい

292 :
よっしゃ来た!GJ!!
ヴァニファンかー…
ヘタレ姉さん…書きたい!が、いまだ未クリアでキャラや小ネタがわからんw

293 :
GJです!

294 :
ヘタレの専売特許はライトさんだからなぁ〜ファンは何気に完璧だし気丈だから困るW ヴァニもヴァニであー見えて結構やり手っぽいしWW
それにしてもヲルバ組ってやたら強いな。

295 :
ヴァニ「今日は私がするー!」
ファン「あぁいいぜ、ヴァニラからなんて珍しいな」
〜にゃんにゃん中〜
ファン「私より巧い、だと……?」
ファングの競争心に火がつき、二人は更なる高みへ

こんな感じですかわかりません

296 :
>>292
いつも励みになります。本当にありがとう。
未クリアでもなんでもいいっすよ。そこにファンヴァニの愛があれば。
ヘタレ姉さん期待w
>>293
うほ。ありがとうございます。浮かれてしまいました(ひゃっほー!
>>294
ヘタレ専売特許www
いや、でもファングさんも実情ヴァニラさんに対しては
内面ヘタレだと絶賛妄想中ですがw
>>295
そんな感じだと思いますわたしもw
GJです。


そしてヴァニ攻めのを1本書いてみました。
果たして本当にヴァニ攻めかは、読んでからのお楽しみ(黙れ

297 :

「どう…?ここ、感じる?」
「くっ…」
「ほら、もっと素直になって。ね?ファング。」
緩く縛り上げたファングの体に、そっと手を這わせながら、耳元で囁きかける。
今のファングは後ろ手に縛られたまま、わたしの思うがままにされている状態だった。。
その視界は黒い帯状のリボンで隠され、後ろ手に縛られた紐の結び目は、わたしが背後から握っていた。

「ねぇ、胸、感じるの?」
「…っ!」
「やだ。そんなに興奮するんだ。うふふっ」
ファングの息使いだけで、今のわたしには、彼女がどんな風に感じているかが手に取るようにわかっていた。
肩で息をつくファング。いつもなら、わたしがされている行為を今夜に限ってはこちらが主導権を握ってしていることに、
更なる興奮を掻き立てられていた。

「ファングの胸って、やわらかぁーいっ。」
「ふーっ、…っ!」
「なに?何か言いたいこと、あるの?」
「…っ!!!」
「ふふっ、でも、まだダメ。もう少しかわいがらせて?」

耳を甘噛みしながら、軽く舌をはわせて、首元をなめあげる。
するとファングは身悶えながら、必で首を横に振ろうとしたが、思うように振り切ることができないでいた。
頑なに愛撫を拒もうとするのはたぶん、わたしに感じている姿を見せないため。
そう、いつになってもファングはわたしにそういう姿をみせてくれないでいた。
だけれど、今夜ばかりは違う。
今日は、わたしがファングをかわいがる番だ。
わたしの思うがままに。

―それはちょっとしたきっかけから始まったゲームだった。

298 :
「ねぇねぇ、ファングー?」
「ん?どうした、ヴァニラ?」
「わたしね、もっと強くなりたいんだ。」
「そうか。でも、強くなってどうするんだ?」
「もちろん、みんなを…―ファングを守りたいの。」
それは本当に心の底から思っていた本心で、その時のわたしには真剣な相談だった。
足手まといになんて、なりたくない。大切な人を守りたい、そんな願い。
たぶんそれをファングも感じていたのだろう、やや考え込んだ後、彼女はこういった。

―あたしより先にあいつらを30体倒すことができたなら、秘伝の技を教えてやるよ―

その時、目の前にいたのはグールの群れだった。
おそらく、ファングはわたしが彼女より先にその数を倒すことができないと踏んでそんな提案をしたのだと思う。
現に、いままでも圧倒的な力量差で、彼女は鮮やかに敵を殲滅してきたのだから。
だけれど、わたしはそれを承諾した。
勝算はないと感じていたけれど、それでも今のわたしができる精一杯を見てもらいたくて、うんと頷いたのだ。
「OK。じゃ、いくぜっ!」
「うんっ!」

そして―――

「くっ…!」
「ファングっ!!!」
易々と先に30体をクリアしたのは確かにファングだった。
だけれど、今、この地に足をついて倒れこんでいるのもまた、彼女だった。
「ファング、しっかりしてっ!」
「…っ」
ふいをつかれたと感じた瞬間、目を閉じてしまったわたしに対して、ファングはとっさにわたしをかばって攻撃を受けてしまったのだ。
わたしは半ばわけもわからず力をふるい、残り少なくなっていたグールの群れを殲滅してから、
すぐさまファングを安全な場所までひきずっていった。

「ごめんね、ファング…。わたしのために…」
「…。」
先ほどの攻撃で麻痺効果を受けてしまったファングは、言葉を出すことすらできずに、
ただ体を横たえていた。
「ファング…ごめん…。」

299 :
わたしはファングの顔を胸に抱きかかえて麻痺が切れるのをひたすら待ち続けた。
麻痺を打ち消す薬も持ち合わせておらず、ほんのわずか手元に残っていたポーションで
せめて回復させてあげることしかできない。
「待っててね、ファング。今、飲ませてあげるから。…んっ…」
自力で回復薬を飲むことができない彼女のために、わたしはポーションを口に含むと、
そのままあごをうわむかせて、ファングの唇を割って口移しでそれを飲ませた。
「んっ…んっ…」

飲み下すとうよりも流し込む勢いで、懸命にそれを続けながら、ファングの様子を伺う。
彼女は苦しげに目をつぶって肩で息をしていた。
―自分が傷つくことも省みず、わたしのために体をなげうってくれた彼女。
たぶんこれから先も、ファングはこうしてわたしを助けてくれるのだろう。
今までがそうだったように。
「ファン…グ…」
愛しい気持ちが胸の奥からわいてでてきて、たまらなくファングを抱きしめたくなる。
命をかけても守りたいと思える最愛の人。
その頬に手をかけて、わたしは唇をそっとつけた。ポーションの小瓶はもう空っぽだったけれど。

唇の端からぺろりと舌をはわせて舐めていく。
その薄い唇は、いつもわたしの名前を呼んでくれているものだ。
「ファング…。好き…っ。」
体は痺れていても、意識のある彼女にはちゃんとその言葉は届いている。
いつも愛撫してくれる時にはたくさんの愛の言葉をなげかけてくれる。
今日はわたしがそうしてあげたいと思った。

「好きっ。好きだよ、ファング」
キスを繰り返しながら、ファングに触れていく。その髪に、その肩に、その胸に。
すると、そろそろ麻痺が回復しつつあるのか、わずかに指先が動きだした。
「…、だ…めだ…、ヴァ…」
うっすらと目をあけながら、おぼつかない口元で最初に発せられたのがその言葉だった。
「大丈夫、ファング?…なにがだめ、なの」
「あ…た…に、さ…るな…」
「…え」
「あた…し、に、さわ…るな…」

300 :
正直、その言葉はショックだった。
ファングはそうまでしてわたしに触らせたくない何かをもっているのだ。

「どうして…?なんでそんなこと…言うの?」
「とに…かく…やめ…く…れ」
「やだよ。わたし、もっとファングに触れたいの。あなたのこと、愛したいのっ!」
わたしの手をつかもうとして、ゆっくりと伸ばした腕が力なく落ちていく。
それはまだ麻痺状態が完全に治るまでもう少し時間がかかることを示していた。
「ちゃんと、愛したい。ファングに触れたい。ファングが好きなの。」
「…ヴァ…ニ…」
「好きだよ、ファング…だから、お願い。」
「うっ…はぁっ…、や…っ、ヴァニ…ラ…」
わたしはファングの意思を無視する形で、半ば強引にその体に触れた。
その行為に少しの罪悪感を抱きながら。
けれど、こういうことでもないと、ファングに触れることはまずできないであろうこともまたわかっていた。
そう、彼女は、攻められることに慣れておらず、いつも頑なにそれを拒否していたから。
おそらくわたしを拒む理由は、恥ずかしいという思いからだろう。
女として感じる姿をわたしに見せることが、恥辱だと感じているのだと思う。
ではどうしてファングが嫌がることをわたしはしようとしているのか。
理由は極シンプル。わたしがいつもファングにしてもらっている行為があまりにも気持ちいいため、
ファングにもその気持ちよさを感じてほしいと思ったからだった。
ちゃんとわたしを感じてもらうことで、より、二人の関係が密なものになると思ったのだ。

―ううん、本心はもう少しズルイものなのかもしれない。
わたしもファングに快楽を感じてもらうことで、対等だと認めてほしいと思ったからだった。
守られてばかり、気持ちよくしてもらってばかり、いつも与えてもらってばかりのわたしを
ちゃんと対等のパートナーとして見てもらいたいと思う気持ちが、一番強かったのだ。
そのためには、これは絶好の機会だった。
そしてわたしは、悪者役に徹することにしたのだ。


301 :
「ねぇ、ファング…。気持ちいいこと、しよ?」
「…お…い…。何を…す…」
「心配しないで。ね?わたしに任せて」
そういうと、近くに落ちていた弦でファングを後ろ手に縛った。
もちろん、痕が残らないように、緩く。
いつものファングなら簡単に引きちぎることができるのだろうけれど、今はまだ体が万全ではない。
そしてわたしは替えようにもっていた黒のリボンを2本出して、一本は目隠しに、もう一本は口にくわえさせて結んだ。
これでファングも、恥ずかしい声をわたしに聞かれることもなく、自由を奪われているという状況を作ることで、
不可抗力という立場でこの状況を楽しむことができるはずだ。

「…っ!…!」
「ふふっ。ステキよ、ファング。」
その言葉は本心で、わたしはどういう訳か今まで感じたことのない感覚に陥っていた。
ぞくぞくと背中を這い上がる高揚感と期待感。
これからファングを自分の思うままに感じさせることができる、という支配欲がそこにはあった。
「まずは、キス…をしたいところだけど、このリボンがあるからできないよね。」
不敵に笑いながら、額にキスを落とすと、その肩がビクリと揺れた。
ファングは視界を遮られていることで、ほんのわずかな動きにも敏感になっていたのだ。
「本当にステキよ。…ファング。」
ぎゅっと頭を抱えて、胸に抱きしめる。
今のファングはわたしの思うがまま。
こうして子供のように抱きしめることもできれば、大人の行為を楽しむこともできる。
はぁっと熱いため息をもらした後、膝をつかせるようにしてファングを座らせると、
わたしは後ろにまわって、その背中を抱いた。
その体はまだ思うように保つことができずに、わたしに寄りかかるように体重を預けていた。
「ねぇ、いっぱい触ってもいい?」
「…っ!!!」
「ダメって言われても、今夜は譲らないよ?」
首もとにキスを続けながら、ファングの髪に触れる。
ビクリとわずかに震える彼女の反応が、本当にかわいく思える。
「ファング、かわいいっ。ね、こことか、好き?」
女性にしてはしっかりとしている肩の上に唇を這わせる。日に焼けて黒く健康的な肌がいつも眩しくて、
そこはファングに抱かれている時に、たまに噛んでしまう場所だった。
「っ…。うっ…」
ゆるく噛んでなめて。わざと音がするように、唇をつけていく。
その背徳的な行為に、どこも触られていないにもかかわらず、わたしは段々と濡れてきていた。

302 :
「胸、触らせてね?」
その言葉に、先ほどまでとは違う勢いで体が跳ねた。たぶん、これから始まる本格的な行為に身構えたのだろう。
そしてわたしはおもむろに、後ろからファングの胸を包み込んだ。
「っ!」
その感触は、思った以上にやわらかくて、いつものかっこいいファングからは想像もできないくらいの
女性的な弾力感があった。
「あ…。やわらかぁい。」
ファングは苦しげに首を振ろうと試みる。そのしぐさにまたもや罪悪感がおそってきたけれど、
止める気はなかった。

「いつもしてくれてるみたいに、ファングにもしてあげるね。」
そう言いながら、手にあふれる程の胸をゆっくりと揉んでは上にあげ、たまに強く揺らせてその感触を楽しんでみた。
「…っ…!」
口にかませているリボンからこぼれ落ちる息が、段々と荒々しく苦しそうになってきたから、わたしは
せめてそれだけでもはずしてあげた。もちろん、それから発せられるであろう抗議の言葉には、
一切耳を傾ける気などなかったけれど。

「はぁっ、はぁっ、どうして、こんなことをするんだ。」
ろれつが回る程度には回復してきたファングは、やはりわたしにそんな言葉をなげかけてきた
けれど、そのあごを手にとって、舌を入れながら激しくキスを与えた。
「んっ…っっ」
「…っ!」
しばらくそうやってキスを繰り返してから唇を離すと、ねっとりと濡れた唾液がファングの口元を濡らせた。
「答えろよ、ヴァニラ。」
それでもまだ威勢のいいファングに、わたしはふふっと微笑んで、濡れた口元を親指でぬぐいながらこう囁いた。
「それはもちろん、ファングに気持ちよくなってもらうためだよ。」
「いや、そんなのはいいから早く解放してくれ。」
「どうしてよ。わたしにしたいようにされるのが不満?いつもはわたしのこと、好きにするくせに。」

棘のある言葉をわざと投げかけて、反応をみる。
そうすることで、強引にファングを誘導しようと試みたのだ。
今回はわたしが圧倒的優位にいること、いつもとは立場が違うことを認識させるために。
けれど、ファングは歯をぎりりとかみしめながら、いまいましげにこういった。

303 :
「…こんなことをして、楽しいか?」
「楽しむのはファングのほうだよ。これからいっぱい気持ちよくしてあげるから。」
「楽しめだと?苦しめの間違いじゃないのか?」
「ファング…」
「お願いだ、ヴァニラ。あたしが嫌だということは、やめてくれないか?」
「……。」

胸がズキっと痛んだ。そうまでしてファングがこの状況を是としない気持ちを痛感したから。
だけれど。
ここで行為をやめてしまえば、これから先、きっともう二度とこんなチャンスはめぐってこないだろう。
いつも与えてもらってばかりのわたしが、初めて相手に与えてあげられるかもしれないチャンスを。
しかし、目の前にいるファングの状況を省みると、それが正しいことなのかがわからなくなってきていた。
強がりなんかではなく、本気で嫌悪感を抱いている彼女に、これ以上の行為は苦痛以外の何ものでもないのかもしれない。
そうしてしばらく逡巡していたわたしだったけれど、ようやく気持ちを決めることができた。
そう、一度は悪役に徹するつもりでいた気持ちをあっさりと捨て、素直に目隠しをほどいたのだ。

するとゆっくりと瞼を開きながらも、しっかりとした眼差しで彼女はわたしを捉えた。
「ヴアァニラ…。聞き分けてくれてありがとう。」
「ファング…。」
「ついでにこれも解いてほしいんだが。」
クイと首を傾けて、後ろ手に縛られている手を見て指し示す。
「…うん。」
しゅんとした気持ちで弦を解きながら、わたしは知らないうちにため息を落としていた。
「ごめんね…ファング。」
彼女の前に座り込んで頭を垂れながら謝罪の言葉を落とす。
すると、ファングは頭をかきながらこういった。
「あのなぁ、ヴァニラ。なんでお前はいつもすぐそうやって暴走しちまうんだ?」
「…だって。ファングにも気持ちよくなってもらいたかったんだもん。喜んでもらいたかったんだもん。」
「気持ちよさや幸せの価値観なんてのは、人それぞれなんだよ。それにいつあたしが気持ちよくなりたいなんて言ったんだ?」
「別に、言ってはいないけど、いつも…その、してもらってばかりだから。」
「そう考えてくれたヴァニラの気持ちは嬉しいし、ちゃんと受け止めるよ。」
「えっ?じゃ、わたしにもさせてくれるの?」
と、急に色めきたってみたけれど

304 :
「いや、それはやっぱりあたしの性にあわない。」
「なんだ…。じゃやっぱり今まで通りじゃない。」
「ヴァニラ、お前はわかってないな。あたしはいつもヴァニラを抱く時にこれ以上もない幸せを味わってんだ。
あたしのことをこんなにも愛してくれる女を抱ける幸せに浸ってんだよ。愛してる女に気持ちいいと言わせる
ことがあたしの幸せだし、それであたしは最高に気持ちがいいんだ。」
「ファング…。そんな風に思っていてくれていたの?」
「あぁ、だから人の幸せってのは人それぞれだって言っただろ?」
「…っ!ごめんね、ファングっ!」
感極まって目の前にいるファングに飛び掛って抱きついたら、そのままの勢いで押し倒すように転がりこんでしまった。
「おいおい。泣きたいのはこっちだっての。」
「ぐすん…だって…」
「あぁ、わかってる。ヴァニラのことはあたしが一番わかってるさ。」
そう言ってわたしの髪をなでながら、ファングは額に優しいキスをしてくれた。
「なぁ、ヴァニラ。」
「なに?」
「これからあたしに、最高の幸せを与えてくれないか?」
深く優しい眼差しがわたしを捉える。胸の奥がきゅんと締め付けられるようなそんな瞳。
「うん、もちろん。」
「じゃ、今夜は長い夜になるな。覚悟しろよ。」
軽くウインクをするしぐさがさまになっていて。
 
そしてわたしたちはまたキスを交わして、指を絡め、体を溶け合わせて幸せを感じあった。

夜があけても、朝がきても。


―END―

305 :
…いや、違うんです言い訳させてください(黙れ
最初、構想的には敵にやられて動けなくなったファングを
ヴァニラが解放しつつ、いい感じになってヴァニラ攻めで
話を書こうとしたんです。
えぇ、ですが、どうもうちのファングさんはどうしても
受けは嫌だって、書かせてくれないのです(だから
なので、こんな中途半端なものになってしまいましたスマソ
うん、でもファングさんがあんあん言わされてる姿は実は
あまり想像しにくいといいますか、ヴァニラさんがあまりに
かわいすぎるので、できたらヴァニラさんをあんあん言わせたいと
思うのは、わたしの頭がどうしようもなく腐っているからでしょうか(涙
ヴァニラさん、マジ綺麗っす。
太ももの裏とか真剣舐めたいとか(お前はもう逝っとけと
はっきり言ってファングさんうらやましす。
では。

306 :
GJGJGJ! 自分的にはラストのオーファン戦も含め拘束されるファングはツボだったので充分楽しめました!ってかこの姐ぇさん、半分獣みたいだから半ば強制的に自由を奪わないと好きにさせてはくれないだろうねW

307 :
アルティマニアΩに二人のエピソード載ってるかな
買おうか迷ってる

308 :
>>306
ありがとうございます!
ファングさんは基本隙がないですよねw
しかしヴァニラさんに対してだけはあまあまでぬはーですwww
殴るとみせかけておでこコツンとか、もうどんだけかと(笑)

309 :
保守

310 :
Hotな女性ゲームキャラをランキング
http://www.afterellen.com/column/good-game-25-hottest-characters?page=1%2C3
2位 ライトニング
3位 ファング
19位ヴァニラ
日本で魅力的な女といえば、か弱くて奥ゆかしい可愛い女だが
アメリカじゃ精神的に自立してるパワフルな女性が評価されるんだな

311 :
おぉッ!! 日本だとメスゴリラ呼ばわりのファング姐ぇさんが3位とはッッ!!!
やはり黒髪キャラは海外で強いね。

312 :
やっぱりファングはいいよね〜

313 :
実写版なら、髪型も雰囲気も似てる↓の方がライトニングだな
http://blog.talk.vogue.co.jp/fubuki-nakagawa/archives/1204635.html
さて、ファングは誰になるだろう?
杉本彩あたりを連想するんだが年齢設定が21歳だと無理あるなw
クールな中島美嘉あたりキボンだがあのか細い腕じゃ槍を扱う腕力なさそうだ
ヴァニラ=モー娘のあの女だけはダメな
俺の嫁がギャルだなんてことはご免だ


314 :
その俺ってのはもちろんファングのことだよね

315 :
wwwwwwwwww

316 :
ファングが俺って言い出しても違和感ないw

317 :
一応「私」なんだっけ?
なんだか「俺」って言ってるイメージが濃い

318 :
「わたし」より「アタシ」だな

319 :
「あたし」より「あたい」だな。「あたい」より「あっし」だな。

320 :
「ヴァニラ……」
「どうしたの?ファング」
「やっぱなんでもねぇよ。」
「……?」
(『守る』とは言えても『好き』なんて言えっこねぇ。)
(『守る』って言ってくれるけど、『好き』って言われた事ないなぁ……。やっぱり家族愛なのかな……。)
こんな感じにファングさんはヘタレてて欲しい。
なおかつお互いすれ違ってて悶々としてるとより良い。

321 :
>お互いすれ違ってて悶々としてる
それ大好物w

322 :
次クリスタルから復活したらヴァニラに告白するんだ

323 :
>>322=ファングですね、わかります。

324 :
ってか、又二人同時に復活ってできるの? 一人だけ復活してもう一人は100年後とかは無いのかな? ピチピチのファングにヨボヨボのヴァニラとかW

325 :
大丈夫だろw
復活の時は一緒だ

326 :
その自信に満ちた確信
>>325=ファング様ですね、わかります。

327 :
ちょっと早めに復活して
クリスタルのヴァニラにイタズラするファング

328 :
ちょっと早めに復活してそこらへんうろつくファング姐さん。
復活したらファングが隣に居なくて、涙目になりながら必に探し回るヴァニラさん

329 :
涙目になりながら必に探し回るヴァニラ萌え

330 :
保守

331 :
これはヤバイ
ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=14514068

332 :
ヤバイw

333 :
なに?!ファンヴァニの【キス寸前画像】だと?

【キス画像】まだ〜〜〜?( ´Д`)=3ハァハァ

334 :
普通にゲーム内で有りそうな絵面だWW
ベロチューは無くても、ほっぺにチュ位はあっても全然おかしくない。髪をいじったり、肩を抱いたりってのは、むしろ欧米受けするよね!

335 :
野村氏はあゆ以降ギャル達の間で尻尾ブームがくるのを知っていたのだろうか?
又、へそ出しも流行るのかな?

336 :


337 :
ヴァニラは俺の嫁

338 :
またファングか、うっせーな

339 :
ファングは私の……嫁?
ファングは嫁っていうよりダーリンっていう方が似合うよね!

340 :
まあなんだ
ファンタジーの世界で萌えた百合は
ファンヴァニが初めてだ

341 :
PS3でクリアしたのにXBOX 360版を予約してしまった
久々に自分をバカだと思った今日この頃です

342 :
>>341
大丈夫。
私も箱持ってないのに特典につられて買ったから。
我が人生に悔い…無し…。

343 :
なんか違う点あったら教えて

344 :
>>343
箱ないからゲームの違いはわかりません。
後日談小説、ってか後日ではなく直後ですが、ファングは元に戻らなくてもヴァニラとずっと一緒にいられることが嬉しいみたいです。
ライトだけは二人を元に戻す手段を探しに行こうとしてますが、DdFFに続くのか13-2に続くのか曖昧にして終わってます。
私はDdFFだと思います。

345 :
http://www.square-enix.co.jp/fabula/ff13/xbox360/index.html
やべえめっちゃ欲しくなったわwww
特典だけ売ってくれないかな・・・

346 :
あとからドラマCD化とかして出そうな気がする

347 :
>>344
DDFFでライトニングは元の世界に戻りたがってるようだから、
小説の終わり方はDDFFの世界へ召喚させられる場面を書いた気がする。
で、戻ったらファングとヴァニラを助け出す方法を探す旅に出るFF13-2が始まるとw

348 :
クリスタルになってもファンヴァニが仲良く幸せそうで良かった。
もし戻れなかったとしてもずっと一緒に居られるもんな。
そしてファングとヴァニラを元に戻すために一人で旅に出ようとするライトニングも
ライト→ファンヴァニに取れて百合的にオイシイですなw

349 :
ライトはファングとヴァニラどっちに好意を持ってそう?

350 :
『そっ、そんなの決まっているだろう!…何ィっ!?わ…私に言わせる気か!?……………ファ…ファ…ファ……ふぁっくしょんッッ!!』とか言ってくしゃみをするライトさん。

351 :
ファング×ライトかw

萌え

352 :
ほんとに特典だけ欲しいわ、箱持ってないし
ライト→ファンヴァニが好きすぎるw
そしてここでの話を聞いて直接関係なくてもDdFFの購入が決定した

353 :
よっしゃ、ヤフオクで落としてくる。

354 :
ライト→ファング→ヴァニラ
ライトのポーカーフェイスの下にはファングに片思い
これは萌えるぞ
性格的になかなか自分の気持ちを表に出せなくて
目の前ではファングはヴァニラ一筋
うわ〜切なすぎるだろこれ

355 :
ライトは重度のシスコン野郎ですよ?

356 :
>>355
野郎ではない。

357 :
ヴェルサスで二人が解凍される可能性はないかな?
残された最後のクリスタルってのがファングとヴァニラ。

358 :
ファンヴァニが最高に好きなカップリングだが
神々しく中性的なライトも好きだ
あのキャラの絵は誰のデザインなんだろう?
最近、ライトにそっくりなゲームCMよく見かけて気になる

359 :
>>358
The 3rd birthdayだと思うな
パラサイトイヴの最新作らしきもの
ライトさんに似てるのは、主人公のアヤ・ブレアかと
公式もその辺分かってるらしくて、T3B内でライトさんコス出したり
デュオデシム用のライトさんアヤコス出したりしてる

360 :
ライト「精霊の冠・・・よし」
ライト「ファング、話があるちょっといいか?」
ファング「ああ」
ヴァニラ「……デス…」
ライト「実はな…その、なんだ」
ヴァニラ「チッ…」
ファング「早く言えよ」
ライト「私は…私は…」
ヴァニラ「デス」
ファング「どうした?」
ライト「お前のことが…す、す、」
ファング「?」
ヴァニラ「…!? ファイガーー!!」
ファング「おい!ヴァニラ、ヴァニラ! 起きろ」
ヴァニラ「……えっ…?」
ファング「何ぶつぶつ言ってんだ?いやな夢でも見たか?」
ヴァニラ「…うん」
ファング「しょうがねぇな、ほらこっち来い…これでいやな夢も見ないだろ?」
ヴァニラ「うん! ねぇ…ファング…大好きだからね」
ファング「知ってるっつーの!」
ヴァニラ「…おやすみ」
ファング「私もだ」
ヴァニラ「えっ…!?」
ファング「何でもねぇ…おやすみ」



361 :
>>360
映像化きぼんぬ

362 :
うわぁぁぁ!こっちってどっちだよぉぉぉ!

363 :
ぶっちゃけファング→ヴァニラはガチだが、ヴァニラ→ファングは微妙だよな
優しい男が現れたらホイホイついていきそうなヴァニラたん

364 :
ヲルバ郷(妄想)未収録イベント
ヲルバ郷 夜 ライトニング達は皆寝静まっている
一人部屋を出ていくファング、出ていくファングを見たヴァニラ後を追う
辺りはクリスタルの光で薄ら明るい
ファングは花の咲いている屋上で空を見上げている
そこにやって来るヴァニラ「ファング?」ファングは答えない
ヴァニラはファングの後ろに立つ
ファングが話し出す「…あれ…」「えっ?」ヴァニラは何のことか気付いていない
「コクーン…傷つけたのは私だよな?」「……うん…」下を向くヴァニラ
「…もう少し気張ってコクーンをぶっ壊しときゃよかった、そう出来てればうち等はこんなことにはなってなかった
 ここだって今人が楽しく暮らしている場所だったかもしれない・・・・・」
ファングうつむく ヴァニラ、ファングの背中に抱きつく「ファングのせいじゃない…」
ファングの目に涙が溜まる、ファングが泣きたいのを我慢していることに気づくヴァニラ
ファングの背中に顔をうずめ腕に力を入れてきつく抱きしめる
上を向きコクーンを見上げるファング「ヴァニラ…お前だけは絶対守るからな」


365 :
>>364
観たい!ぜひ映像化きぼん

366 :
インタの特典今日届いた。
無印(ファング×ヴァニラ)の物語を完結させるには、
FF13-0(コクーンとパルスの戦いの話)とFF13-2(二人がクリスタルから戻る)話が必要。

367 :
http://adultbody.info/ に別タイトルの同動画があって困ってるんだけど。正しいのどっち?

368 :
q

369 :
年が明けてファンヴァニあげ

370 :
もっと人気あってもいいと思うんだけどな…ファンヴァニ

371 :
>>370
だがここはヴァニファンスレだ。
あけましておめでとう。

372 :
>>371
きにしてなかった、この二人ならどっちでもいい


373 :
ヴァニファンでもファンヴァニでもOK
あけおめです
今年は巻き添え規制くらいませんようにw
ちなみにファングの武器はブレードランス系の女子パーチーオンリーですたい

374 :
女子ゲー万歳。他の三人ほったらかし。

375 :
ファングLeaderでヴァニラ、ライト編成。
で、敵に殲滅させられた時の
「ヴァニラ、ごめんな…」のファングのセリフが好きで
わざと負ける時があるwww
戦闘は負けだがファンヴァニ的には勝ちw

376 :
それの為のリトライ

377 :
今さっきクリアしたけど、めっちゃ良かったよーーーーーー♥♥

378 :
クリスタルになるラスト最高ですよね

379 :
ここに書くことではないと解ってます、すいません。
ポケモンのゾロアークがファングにみえてしかたない。

380 :
「クリスタルになるために生まれてきた訳じゃねーけど」
「うん」
「二人でずっとこのグランパルスを見守るっつーのも悪くねーな。」
「ずっと、一緒だもんね。」
「あぁ。これからはずっと、一緒だ。もう、はぐれたりなんかすんなよ?」
「うん。約束、する。…ねぇ、ファング?」
「んあ?」
「今度、もし、生まれ変わったとしても…」
「あたしたちは、いつも一緒だ。」
「ファング!」
「もう、絶対離さないからな。ヴァニラ。」

繋いだ手を引き寄せて、抱きしめあうようにしながら、深い眠りについた二人。

次に目覚める時は、花咲き乱れる優しい世界を夢見て…


☆最終章まであと少し。そんな妄想ばっかりしながら現在12章絶賛プレイ中。

381 :
ファンヴァニフォーエバー!

382 :
フォーエバー!!!!!
ちょっとずつだけどレス増えるのはうれしいよね。
         

383 :
>>380
乙ッ!次はSSをよろ! それにしてもクリア後の方がやりごたえのあるゲームってWファンヴァニラスト見て『うわ〜んッッ!』ってなったのにその後、何十時間も亀をかるファンヴァニ…
「よぉ!また会ったな!」
「これからが長いみたいだから、一緒に頑張ろーねっ!」
的な…

384 :
フォーエバー!!
といいつつ買ったの遅くてまだクリアしてない
でもFFでこんなに百合的に萌えたの初めてだw

385 :
フォーエバー!

ってこれ、固定挨拶?w
>>383
乙っ!
SSまたできたら読んでやってくださいv
つか、亀TUEEEEE!!!!
ひとふみで即とかwww
ひたすらヴァニラにデスデス言わせてるデス(ぉぃ

386 :
たまたまここのSS読んでファンヴァニファンになって
実はFFまだプレイしてないことは黙っておこう

387 :
そんなやつ居るのかw

388 :
たまたまここのSS読んでファンヴァニファンになって
FF13とPS3を買ったのは内緒

389 :
>スクエニが「Final Fantasy 13-2」のドメインを取得か?

キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!

390 :
ちょ、今みてきたw
これ、本当だと嬉しいかも!
ちなみにキャラは今回も女性オンリーで
ファング・ヴァニラ・ライト・セラ・ルールー・ユウナの
ガチメンバーだとしねる

391 :
キタな…ファンヴァニ(ファン)の時代が!!

392 :
女性オンリーなら最低20本は買うよ。マジで

393 :
FF13-0 コクーンvsパルス 決戦前夜
キャンプでファングと火を囲んでいたが、ヴァニラは怖くて不安で泣きだしそうになるのを必で我慢していた、
考えれば考えるほど最悪の結果が頭をよぎる二人無事でいられる保障などどこにもないのだ望める最上の結果は二人で生き残りクリスタルになること…これ以上何を望めるだろうか。
火に視線を移し眺めているとファングと過ごしたヲルバ郷での事が次々と浮かんできたもう戻ることはできない楽しかった日々。
ヴァニラは膝を抱えて丸くなる。
「ヴァニラ…大丈夫か?」ヴァニラの方に顔を向けファングが言う、こういうとき先に口を開くのはいつもファングだった。
「…大丈夫…」なんとか答えたがファングの顔は見れなかった、見てしまったらきっと泣いてしまうだろうから。
怖いよな…ヴァニラには聞こえなかったがそう言った瞬間ファングは立ち上がりヴァニラの前まで来て膝をつきヴァニラの両手を取り優しく口をつけた。
「ファング…」手の甲に感じる生温かい吐息に胸が熱くなる。
「覚えてるか? 儀式の日、ルシにしてくれなんつーからやめろって言ったろ? もとは私のせーだけどよ……でも本当はホッとした、一人で郷を出て行かなくていいヴァニラが一緒だってな」ヴァニラの手にもう一度口をつけそのまま額にあてた。
「あの日からずっと思ってたけどよ、言ってなかった……ありがとうな、そばにいてくれて」
嗚咽をこらえてヴァニラが言う「…うれしい…私…ずっとファングの…足手まといになって…迷惑ばっかで…何の役にも立ててないって…思ってた」
「はぁ? そんなわけねぇーだろ!それに…いるだけでいい」顔を上げヴァニラと目が合い照れたのかファングは顔を横にそらした。
ヴァニラはそんなファングの両頬にに手をそえこちらに向ける、二人の距離は相手の呼吸が感じられるほど近い「ファング…やめろなんて言わないでね……」
時は止まらず夜は更けていく空の上にはコクーン見ているだけなら美しいとさえ思える悪魔の住処、明日最後の戦いが始まる。
出るならいつぐらいかな13-2、ヴェルサスの後かな?

394 :
ヌオーッッ!キターッッ!!\(^ー^)/ファングはやっぱりヴァニラの王子様だW白馬ならぬ、黒竜に乗っかった王子W

395 :
黒竜の王子…白馬の王子よりカッコイイなw

396 :
SS読むと思うのよ
プレステ3とFF13買ってしまおうかと

397 :
箱版をすすめようと思ったが、箱版って英語なんだよなぁ・・・
演技微妙だし
なぜ音声日本語で移植してくれなかったのか・・・

398 :
ps3の北米版買ってやったけどエンディングの曲は英語のほうが泣ける。

399 :
あのレオナ・ルイスが歌うMy Handsは最高だね
http://www.youtube.com/watch?v=37FiiCU08_o
ただプレイしたくても英語ワカンネ

400 :
自分もあんま英語わかんないけど雰囲気で乗り切ったぜい。
誰かSS頼む、人が書いたのが読みたい。

401 :
「ねぇファングー。好きって言って?」
「あぁ。好きだぜ、ヴァニラ。」
「本当に?」
「もちろん。」
「うふふっ。嬉しいっ。」
「そう言うヴァニラはどうなんだ?あたしのこと好きか?」
「もちろん。大好きっ。」
「ははっ。照れるな。」
「ファーングー。好きだよっ。」
「あぁ。ヴァニラ。あたしも好きだぜ。」

「…なんだあの空気は。(ぶつぶつ)」
「なんだかライトさん、ピリピリしてますね。」
「あぁ、義姉さんはああいうの見ると、昔から無性にいらだってたからな。」

ドガッ!

「うわっ。…げほっげほっ」
「ス、スノウ大丈夫ですか?」
「ぐっ…。」
「つまらないことをほざくな。」
「す、すみません…」
「スノウ、ライトさんて厳しい人なんですね。」
「ああ。ホープは知らないかもしれないが、セラに関することならこんなことじゃすまねぇくらいだがな。」
「ぼ、ぼく、ライトさんについていくのやめようかな…」

「ねぇ、キス、して?」
「あん?」
「ねぇ、キスしてよーファングー」
「ふっ。しかたねーな。」

ちゅぅぅぅぅぅ

ドガッ!バキッ!
「義姉さん…、オ、オレ、まだなんも言ってないんすけど…」
「黙れ」

こんなライト→ファング⇔ヴァニラだと萌える

402 :
誰のセリフか明記されてなくても
状況を想像できてしまう俺は真性ヲタ

403 :
ファング姐さんはキスとかそういうのになると奥手になるイメージ

404 :
萌えたw乙!
ここのせいでライト→ファンヴァニにハマった

405 :
>>403
むしろファング→バニラ→サッズ
ファングはたあきがっつり肉食だろう

406 :
肉食って肉棒を頬張るの?

407 :
あったりめ〜よ!!
…と言ってみる。ショートストーリー乙です。ライト→ファングもいいけど、真面目で堅物で少し潔癖っぽいライトだから、ファンヴァニのような性をこえた関係にむしろうろたえていそうだW
(…女…と女…だと!?こっ…こんな世界もあったのか?…い、いや!ダメだ!あってたまるかッッ!!)などと悶々としながらスノウをフルボッコ

408 :
ライトかわええwww

409 :
ライトさんはセラに手を出したいのかどうか・・・

410 :
いよいよ今日だよ。スクエニの新作発表会
噂の13-2は来るだろうか…ワクワク♥ドキドキ♪

411 :
>>410
マジ楽しみ情報で出すの明日ぐらいかな?
13-2出ればいいが、主人公はフォーエバー!!な二人でないとヤダ。

412 :
[18:46:34] ファブラ関連タイトルの新作がこれから公開!
[18:47:09] 『FFXIII』の続編!?
[18:47:25] 甲冑を着たライトニング!
[18:47:50] ライトニングが謎の男と剣を交えて映像終了
[18:48:02] タイトルはファイナルファンタジーXIII-2
[18:48:46] 世界の雰囲気が……ちょっとダークな感じ!?
[18:49:04] ファイナルファンタジーXIII-2のディレクター鳥山求氏登場
[18:50:18] 世界中のファンの要望で続編が実現
[18:50:29] 対応機種はプレイステーション3、Xbox 360

キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!

413 :
これがタイトルロゴだって!
http://plixi.com/p/70791093

414 :
13-2は嬉しいんだけど2人が操作できないのでは話にならない
どうせクリスタル化のままだろ?

415 :
話は期待しないけどファングとヴァニラが解放されて
仲間に祝福されながら二人でイチャイチャ婦う婦生活EDになるなら買う

416 :
>世界の雰囲気が……ちょっとダークな感じ!?
セラが結婚しちゃったから病んでしまったんだなライトさん
きっと謎の男はスノウだな

417 :
>>414
普通に考えてそうだよな

418 :
正直あのまま触らないでほしいという思いもある
自分たちで選んで2人きりでクリスタルになったんだから

419 :
なんでやねん
2人が選んだ事には間違いないが、普通の人間に戻りたいのが本望だろ

420 :
とりあえずPV
http://www.youtube.com/watch?v=ObiaNbDtF3Y&feature=player_embedded

421 :
ライトさん新キャラの男と多分くっつくな
ファンヴァニだけは男とのカップリングはやめて欲しい

422 :
10-2はリュックと新キャラ男のフラグあったから嫌だったんだよなぁ
そういう可能性考えるだけでも吐き気するから、クリスタルのままでいいよ

423 :
あの新キャラが女だったら良かったのに
男キャライラネ

424 :
ライトさんに男なんてイヤだー!
もちろんファンヴァニに男フラグとかあったら耐えられん
だがわずかな可能性でクリスタル復活後のラブラブが見れるんならそれは見たい

425 :
>>414
激しく同意、だがファンヴァニ使える可能性はあると思うな、なぜなら
ファンヴァニ目的で買うファンがここにいるから、使えるとわかればなおさら。
ところで発売日当日に買う予定の人いる? 自分もちろん買います!

426 :
これ拾ってきた
FF13-2
・舞台は1000年後のパルス
・主人公は女でライトニングの子孫(ライトニングそっくり)
・相方の男はファングの生まれ変わり(男)
・マップの広さはFF13アルカキルティ大平原の軽く10倍以上
・戦闘はシームレスバトル
・世界観は近未来なSF的な13から一変して中世ヨーロッパ風でオブリに近い
・自由度や冒険性はオブリ並
ファングの生まれ変わり?

427 :
チンポはついてるの?

428 :
ファングの生まれ変わり?子孫? どちらにしてもイケメンは間違いない!ってか女でもイケメンだったからなW
それよりヴァニラの生まれ変わりはどこだーぁぁぁ!? 中世ヨーロッパ風マップはアサラーの自分としては嬉しい!FF初期を彷彿とさせてくれるなら尚更欲しい!

429 :
前向きだなぁ
俺なんかやだよ

430 :
だよね

431 :
いつでも無かったことにする準備はしつつ発売日に買う
それほどファンヴァニ愛は強いのだ

432 :
子孫とかいってる時点で男とやってるだろw
みんなで孕ませたんだよ、わかる?

433 :
ライトニングの子孫でしょ?ファングは生まれ変わりって感じで

434 :
>>426が確定ならスルー確定なんだが・・
ファングが男とか何の価値もないじゃん

435 :
まだPV以外に情報出てないみたいだから確定じゃない

436 :
そもそも何故生まれ変わり設定なのかって所だが
それは何百年後かに生まれ変わりとクリスタルから復活した二人が出会って
そんで話が面白くなっていく〜んじゃないのかね

437 :
続編出るのか・・・
13とプレステ3、そして13-2買う時がとうとうきたようだ

438 :
>>437
なんだ俺か

439 :
>>426はどう考えてもガセだろ
なんで信じてる人が多いの?

440 :
普通に公式発表があるまで信じてないけど何か?

441 :
まあライトの服装的に時代が違う可能性はありそうだからかもね
ファングの初期設定が男だったっつーのも不安要素の一つだし
全力で腐女子に媚びそうなスクエニならやりかねん

442 :
>>439
だといいな

443 :
空気を読まずにぼくのかんがえたFF13-2
何かしらの理由でクリスタルから戻ったファングとヴァニラだったが、今更みんなのところに戻るのも何だか恥ずかしいし、義務や危険も無い状況で二人きりになれたんだからしばらくは二人で一緒にいようということに。
しかし目覚めたのがいつの時代かわからないのでとりあえず周囲を探索する。
しばらくパーティー二人でストーリーが進み、謎の覆面敵(女)出現。
二人で協力して倒して介抱してあげて仲間(銃キャラ)に
その子としばらく旅をしていちゃいちゃしてるとライトスノウセラが仲良く歩いてる姿を目撃して、あちらサイドのストーリーに。
実質ライトセラのパーティでスノウ空気で新婚旅行にきていたのだが、真の理由はその後世界の様子を見ること
そして三人は様々な異変に気づくが、その原因はなんと最初の覆面敵が13ラスボスの生まれ変わりだったという…
最終的にファングたち(13ラスボスサイド)とライトたち(13主人公サイド)が衝突してしまうが持ち前の百合精神でスノウを生け贄にささげてハッピーエンド
あとサッズやホープは脇役で出ます。
スタッフロール後はスノウの生まれ変わりの女の子(少女)をライトがお姫様だっこしてまるでセラとの娘のように愛しそうにながめて糸冬

444 :
スノウ生贄ワロタ\(^ー^)/ しかし彼の子供は可愛いーんだろうな…と想像。白雪姫みたいなイメージ?
こちらもここで一つ小話ですが投下させて下さい。細かい設定等突っ込み所が多々あるとは思いますがそこは目ぇ瞑って下さいWエロ無しです。
それでは、5レス程度拝借させて頂きます…

445 :
―…焼き付けるような強い日差しと、埃っぽい乾いた空気。時折私の頭上を旋回しては大きな黒い影を落としていく白い鳥…―
「…今日から此処がお前の家だ。中にはお前と同じような子供がいるから…まぁ、せいぜい仲良くする事だ…それと、今までみたいに暴れたりするんじゃないぞ。わかったな…」
そう言うと、男は慣れた手つきで私の手枷を外した。
「……チッ…っせーな…」
「…ほら、中に入れ」
「…」
言われるがまま私は男の前を歩く。木造二階建ての簡素な家の階段は今にも崩れ落ちそうにミシミシと嫌な音をたてている。一段一段注意深く登っていると中から幼い子供のような声が聞こえてきた。
『…ねぇ、ねぇ?今日来る子ってどんな子かなぁ?男の子かなぁ?女の子かなぁ?私仲良く出来るかな?ねぇ?ねぇ〜?』
『…そうねぇ、今日来る子は女の子よ。あなたと歳も近いようだし、仲良く出来るといーわね』
(…ん?…もしかして、あたしの事話してんのか?…それにしても舌っ足らずな喋り方だなぁ、本当にあたしと歳近いのか!?)
そう思い階段を全て登りきった時だ。目の前にいきなり小さな女の子が飛び出して来た。
「キャッ!!」
「ウオッ!!」
その子は私の胸めがけて凄い勢いでぶつかってきては思いっきり尻餅をついた。
「……ってーな…」
「…ひッ!!ご…ごめんなさいッ!!」
その声はさっき中から聞こえてきたものだった。私はつい、いつもの癖でその子を睨みつけた。大きな翡翠色の瞳に、夕焼けと同じ色の髪をした子だった。その子はうっすらと涙を浮かべると、床に尻餅をつけたまま、まるで獣から逃げるようにゆっくり後退りした。
(…おいおい…何だよ!そっちからぶつかって来たのに…まるであたしが悪いみたいじゃねーか!)
その時だ。後ろにいた男が私に声をかけた。
「…おい」
「…んぁ?」
そう答え私が振り返ると同時に男のげんこつが飛んできた。…一瞬目の前に星が見えた。
「…っててッッ……いきなり何すんだよっ!!」
私はじんとした痛みの広がる頭を抑えながら男に怒鳴りつけた。すると男はやけに落ち着き払った口調でこう言った。
「…お前、今その子の事睨みつけただろう?」
「はぁ!?」
「…分かるんだよ。後ろにいたってな」
そう言うと男は勝ち誇ったような顔つきでふんと鼻を鳴らした。

446 :
私は殴られた意味も分らず殴られ損とばかりに声を荒げた。
「で、でもっ、先にぶつかって来たのはこいつじゃねーかッッ!」
私はそう言うとさっきの子を指差そうと再び前を向いた。
「…あ…あれっ?…」
ついさっきまで、そこにいたと思ったその子はほんの一瞬で私の前から姿を消していた。きょろきょろと辺りを見回す私に男が溜め息混じりに声をかける。
「…ふぅ……そこにいた子ならもう中に入ったぞ…それよりな、今日から此処で生活するんだ…初日早々喧嘩売る真似してどうする?ん?」
「……」
男が言った事はもっともだった。私はふてくされたふりをして黙り込む。
今日から此処で生活をしていく新参者がいきなり敵を作っては受け入れる方も、受け渡す方も互いに良いはずがない。男が粗暴な態度をとったのも此処での生活を少しでも円滑にしようとした私に対しての優しさと配慮だった。
私はそのまま部屋の中へ入った。入ってすぐに少し傷みかけたチョコボの人形。その反対側には一人一人きちんと名札がつけられたラック。その奥にはあまり寝心地が良さそうとは思えないベッドと、大鍋ばかりが並んだキッチン。
一番奥は窓からたっぷりの日差しが差し込む明るいリビングで、これまた大人数が座れるソファーが円卓を囲むように置いてあった。
そしてそこには、優しそうな笑みを浮かべた中年の女とさっき私の前から姿を消した女の子が座っていた。その子は女の影に隠れるようにピタリと張り付いて何やらこちらを観察しているようだった。
「…いらっしゃい…ここまでご苦労だったわね…疲れたでしょう?」
女はそう言うと男に目配せした。男は私の頭を掴むと無理やり頭を下げる形で挨拶をする。
「……」
「………何か言ったらどうだ」
男が言う。何か…と言われてもこういう時何て言ったら良いかなど分からない。普段使わない脳みそを絞り込んでようやく出て来た言葉は
「……ファ…ングです。世話に、なります」
たどたどしい上に、ぶっちょ面だった事は自分でも分かっていた。しかし女は目を細めて嬉しそうに微笑むと私の手をとってこう言った
「…ようこそ!ヲルバ郷へ。ファング。今日からあなたはこの家の家族。そして郷の宝よ…」
「…宝…?」
初めてそう言われた。

447 :
私のような出生の素性も分からない孤児を『宝』と言っ意味がこの時はまだ分からなかった。ただ今までどこに行っても受け入れられなかった私は純粋にそう言われた事が嬉しかった。
恥ずかしいようなむず痒い思いでいると、女の隣りにいた夕焼け色をした髪の子が女の袖を引っ張り何やらこちらに向かって言いたさそうにしている。女はそれに気付くと、『あぁ』という顔をしてその子の肩をポンと掴んだ。
「さっき、もう会ったと思うけど、ちゃんと紹介してなかったわね…この子の名前はヴァニラ。ヲルバ=ダイア・ヴァニラ。今6歳だからちょうどあなたの2歳下になるわ。他にも後3人いるけど今学校だから帰って来たら1人ずつ紹介するわね」
(…ヲルバ?…2歳下…)
やはり階段で聞いていた通りその子は私と歳が近かった。それにしても、小枝のように細い手足に、くるくる表情の変わる丸い顔、舌っ足らずな話し方…とても2こ下とは思えなかった。
それにヲルバという姓が気になった。何故、ここの土地と同じ名なのだろう。
「…あ、の…ヲルバって…」
私は女に聞いてみた。すると彼女は
「あぁ…あなたもそうだけど、この子達は孤児で姓が無いの…出生も分からない。だから、ここが故郷。どこかで名を名乗る時に姓が無いと困るでしょう?それに故郷を誇りに思ってもらう為にこの子達は皆ヲルバの姓を名乗ってるのよ。
あなただったらそうね…確か氏族はユン氏族だから…ヲルバ=ユン・ファングになるわね」
(…ヲルバ=ユン・ファング…)
それはまるで初めて聞く呪文のように私の頭の中で繰り返された。
その間もずっと女の隣りで私を見ていたヴァニラが急に怪訝そうな表情を浮かべ再び彼女の袖をグイッと引っ張た。
「…ん?…どうかしたの?」
女は背を丸めヴァニラの顔近くに自分の顔を寄せた。するとヴァニラは彼女の耳元に手をあてると何やら小声で話しはじめた。
『…ねぇ、…今日来る子って女の子じゃないのッ!?…あの子…ファングは男の子だよッッ!!』
女はプッと吹き出しそうになるのを我慢するとちらりと私を見た。

448 :
「…えぇ、女の子よ!…ねぇ、ファング?」
「は?」
そう言うと今まで黙っていた男が私を見るなり咳を斬ったように豪快に笑い出した。
「ガハハハハッッ!そりゃ、そうだよなあぁ〜!?ガハハハハッッ!」
「なっ、何だよッ!?何なんだよッッ!?」
私は笑われてる意味が分からなかった。ヴァニラも一瞬男の笑い声に目を丸くしたものの、相変わらず顔をしかめたままだ。すると男が笑いながら言った。
「その子がなぁ、お前が、男に見えるってよ!」
「はぁ!?あたしは女だよッ!」
…と言ったものの、生傷が絶えない肌は浅黒く、この頃はまだ髪も短かかった。それに着ている物も男女の区別がつかない様な物だし、まだ身体つきにも幼かったから男に見えても仕方がなかった。するとヴァニラが上目遣いで私に聞いてきた。
「……本当?」
「あぁ!」
「…本当に、本当っ?」
「あぁ!!…本当に、本当!」
私がそう答えた所でヴァニラの顔がたちまち『しまった!』という表情に変わっていった。そして、再び上目遣いで私を見た後申し訳無さそうに伏し目がちになり
「……ごめんなさい」
と言った。その様子を見ていた女がヴァニラに声をかける。
「…さぁ!ヴァニラ、あなたの知ってる範囲でいーからファングにこの郷を案内してあげて」
女がそう言うとヴァニラは大きく『うん!』と頷き、ぴょんとソファーから降りると私に小走りで駆け寄って来た。そして
「行こッ♪」
と言い私の手をぎゅっと握った。その手はとても柔らかく温かかった…
外に出ると、先ほどの日差しもいくらか傾きはじめ時折、爽やかな乾いた風が頬を掠めていった。ヴァニラは後ろ手に私の手を握ったまま話しかけてきた
「…さっきは、ごめんね…」
「…あぁ、もういーよ!あんな事しょっちゅうだったからな…今更何とも思わねーよ。」
そう言ったところでヴァニラが振り返った。
「良かったッ♪…本当はね、女の子が来るって聞いてたからどんな子が来るかと思ってたんだけど……ファングで良かったッ♪」
「えっ?」
「ううん!何でもないッ!」
そう言うとヴァニラは秘密めいた笑みを浮かべ前を向いた。
「何だよ!?」
「何でもないよ〜♪」
「言えよ!気になんだろ!?」
「ヤ〜ダッ♪」
「なッッ!!?」
「それより、ファング髪伸ばしたら?私可愛くしてあげるよっ♪」
「ちょッ!…話し逸らすなよっ!!」


449 :
―…あの時、もうヴァニラは自分の運命が分かってたんだな…―
「あっ!」
「…ん?どうした?」
小走りで私の前を歩いていたヴァニラが急に立ち止まり空を見上げた。
「…今…鳥が…」
「…鳥?」
「う…ん。…白い鳥…人の顔をした…」
「…人の顔?」
私は辺りを見回したがそれらしい姿は無い。
「…そんな鳥、何処にもいねぇぞ」
「…気…のせいかな?」
そうヴァニラが肩を落とした時だ。かざした指の間からきらりと光るものが見えた。
「……いや…そうでもねぇぞ…」
屈折して織りなす光の中、一枚の白い羽がふわりと舞い降りてヴァニラの肩にとまった。私はそれを拾い上げるとヴァニラに見せた。
「…ほら」
「…うわぁ…きれい…」
ヴァニラは羽の感触を確かめるように撫でると再び空を見上げた。
―…何処までも広がる蒼い世界…昼間でもぼんやりと光をたたえた不気味なほど美しい星…この景色…世界は永遠だと思っていた……
まだ幼かった私達は出会ってしまった運命の歯車がこの時ゆっくり廻り始めた事に気付くはずもなく、ただ互いの手をぎゅっと握りしめたままどこまでも続く蒼い空を見つめていた…― (終)
以上です。お目汚し失礼しました。
でも思うのです…ヴァニラって本当は物凄いヤツなんじゃないかって…強いて言えば狂犬を飼い慣らしてるギャルなイメージW それこそ神の子なんじゃないかと…
ファングの怒りの増幅装置がヴァニラだとすると、ラグナロクを生かすもすもヴァニラ次第…
魔獣ラグナロクに抱かれる女神ヴァニラなんて想像するだけで…うひょょ〜♪
随分と長くなりましたが、最後に……フォーエバー!!

450 :
なにこのスレw
くさすぎあげ

451 :
>>449
フォーエバー!

13は語りがヴァニラだったので、真の主人公はヴァニラなんじゃないのかなぁ?

452 :
>>449
フォーエバー!!
13-3のオープニングシナリオは決まったな
ノシ、企画書を開発部に持っていくぞ

453 :
ファングとヴァニラにまた会えるのなら絶対買う!
板違うけどFFファンなんだ、頼むスクエ二頑張って復活してくれ。

454 :
ファンヴァニフォーエバー!!

455 :
電撃フラゲまとめ
▽ファイナルファンタジーXIII-2 北瀬&鳥山インタビュー
 ・エトロが中心の話になる
 ・インターナショナルの小冊子の後日談から話が広がる感じ
 ・FF13のED後のグランパルスから物語が動き始める
 ・ブーニベルゼらは不可視世界へのゲートを探している
 ・13のエデンの空のキラキラしたゲートの向こうが不可視世界 
 ・ライトニングのまわりを舞っている羽は、より神聖な神の領域に近づいている象徴
 ・他のキャラは意外な形で登場。雰囲気が大きく変わるキャラもいる
 ・ストーリーは13の完全な続編。13の裏で起こっていたあることがわかる
 ・13よりダークでミステリーで中途半端に終わった後日談から謎を呼ぶ一筋縄ではいかない
 ・FF10-2のようにポップにはならない
 ・バトルは1のATBをさらに進化させたもの
 ・今回は社外や海外からキャラ、ストーリー、インタフェースまで意見を出してもらっている
 ・難易度変更あるかも

>・他のキャラは意外な形で登場。雰囲気が大きく変わるキャラもいる

456 :
小冊子のためにインターナショナル版を買えと言うのか…

457 :
>>455
んなことどこでもいいからファングとヴァニラは登場するのか答えろよ鳥山


458 :
>>455
情報 thak you!!
例の男はファングの生まれ変わりとか言う不安な要素を紛らわすためPVの映像時
ライトニングは過去の世界いて男はファングの父ということにする。

459 :
n忘れた thank youね。

460 :
>>455乙!
>他のキャラは意外な形で登場。雰囲気が大きく変わるキャラもいる
もうね、これはファングがオトコとして登場でFA
んで、ラストはヴァニラと合体
ファンヴァニフォーエバー!!


461 :
オトコとして登場ってチンポもついてるの?
オナニーとかもするわけ?

462 :
>>455
乙です。
雰囲気が大きく変わるキャラ…ファングと噂されてる男が実はドッジ君だったりする

463 :
>>455
トンクス!
男化だけはやめてほしいな…
>>462
変貌ぶりワロタw

464 :
「…じゃあな、なるべく早く帰るから…いい子で待ってろよ」
ファングはそう言うと私の頭をくしゃっと撫でた。
「んっもうッ!子供じゃないんだからッ!」
私は膨れっ面をつくりファングを見上げる。するとファングはそれが合図のように私を抱き寄せて額にキスをする…。
何気ない会話に、何時もの朝、嬉しいのに悲しい別れの儀式…キスをしたらファングは家を出る…仕事と称して…強くて綺麗なあの人の元へ…そんな背中を私は何時も後ろ髪を引かれる思いで見送る…精一杯の作り笑顔を浮かべて…
「…行ってらっしゃいッ!気をつけてねッ!」
ファングは背を向けたまま軽く右手を上げ「おうッ!」と返事をした。
―バタンという扉の閉まる音の後に襲ってくるのは恐ろしい程静まり返った部屋と地の底に落とされたような虚無感…そして怒りとも似た激しい嫉妬心だ。
『行かないで…あの人の所へは…お願いだから…』そう言えたらどんなに楽だろう。…だが言わない。いや、正確には言えない。だって、ファングはあの人の事も好きだから…言ったらファングに嫌われる。…ファングに嫌われる位なら……んだ方がマシだ。

オーファンとの戦いから5年…クリスタルと化した私達はたった数年で目覚めてしまった。正確には3年4ヶ月と6日。前は600年近く眠っていたというのに凄い差だ。
だが何故、今回こんなにも早くクリスタルから目覚める事が出来たのか?それは、ある人が見たヴィジョンが大きく影響していた。
クリスタル化というのも色々あって、ある一定の条件と少しのきっかけがあれば簡単に目覚めさせる事が出来るらしい。
だが、そのきっかけを見つける事が難しく、その殆どがきっかけのヒントさえ分からなまま時だけが過ぎていく。そして誰もがその存在など始めからなかったかのように忘れていく…前の私達がそうだったように…。
だが、今回はそのきっかけとなるヴィジョン自体をあの人はもう既に見ていた。私達が皆と一緒にいるヴィジョンを…その為クリスタル化は不完全なものとなり、今回こんなにも早く目覚めてしまったのだ。…いや『目覚めさせられた』と言った方が良いかもしれない。
…そう…あの人に……

465 :
「ライトォーッッ!!」
そう叫んだ時、既に彼女の身体はビチャッという湿り気のある音をたてて地面に叩きつけられていた。あたしは急いで彼女の元へ駆け寄ろうとするが、湿地帯特有のぬかるんだ足元と目の前のモンスターとに邪魔をされ、なかなか辿りつけない。
(…くそっ!…何なんだよッ!)
あたしは槍を地面に突き刺し片手でルインを放ちながら一歩ずつ前に進む。だが、その間にもモンスター達は最後のとどめとばかりに彼女の周りに集まり動けなくなった彼女に執拗に攻撃を繰り返していた。
「やめろォォーッ!!テメェらの相手はあたしだぁーッ!!」
そう叫んだところで相手は化け物。あたしの言葉など、到底理解出来るわけがなく、「もう駄目かもしれない…」そう思った時だ。
「義理姉ぇさんッ!!」
シューッというエアバイクの音と共にスノウの声が聞こえた。
「遅ぇぞッ!!スノウッ!」
あたしは振り向きざま高くジャンプをすると、エアバイクの後ろに飛び乗った。
そしてそのままモンスターの群れに突っ込むとスノウが巧みにエアバイクをスピンさせモンスター達を蹴散らす。あたしはその隙に傷ついた彼女を慎重に抱きかかえると再びエアバイクに飛び乗った。かろうじて息はあるが、意識は無く脈も弱い
「おいッッ!この近くに病院あるかッ!?」
「病院か…一番近い所でエデンだ!けど、此処からだとどんなに急いだって1時間はかかるぜ!?」
「そんなに待てっかよッ!もっと近くにねぇのか!?」
「ッんな事言ったってよぉ…」
そう言い、しばらく考えていたスノウだったが、何か思い出した様子で手を叩いた。
「…そうだッ!!あった!」
「本当かッッ!!?」
「あぁ!…けどよ、医者はいねぇぜ。今は使われてねぇ元聖府軍が使ってたちっちゃな診療所だからな。」
「構わねぇよ!とりあえずの応急処置だ。急いでくれ!」
「わかった!」
そう言うとスノウはエアバイクを発進させた。

466 :
昼間でも薄暗いこの湿地帯は崩壊を免れたコクーンに新たにできたオーファン戦の爪跡だ。
決戦前にコクーンに紛れ込んで転送されてきたモンスター達はその後も増え続け今やコクーンで独自の生態系を築いている。
あたし達がクリスタルになっている間、人間達はパルスへの移住を試みたが、あまりに過酷な環境と物資の不足、故郷コクーンへの愛着もあり移住計画は半年でなくなった。
再びコクーンへ戻った人間達はコクーン復興の為に動きだした。新聖府代表にサッズ・カッツロイを。復興支援団体の代表にライトニング。副代表にスノウ・ヴィリアースをたてた。
ライトニングの見ていたヴィジョンのおかげで、たった数年で覚醒できたあたし達は彼女達に協力する事にした。モンスターしかいないグラン・パルス、骸しか残っていないヲルバ郷にいたって仕方が無い。
それにあたしはヴァニラさえ一緒にいてくれれば、正直どこで生活しようと構わなかった。

467 :
(…ヴァニラ…今何してっかな…)
「…い…おいッ!ファング!着いたぞ!」
「ん!?あっ、あぁ…」
傷ついたライトを抱きかかえたまま、一瞬ヴァニラの事を考えていた。
5分程で到着したそこは、サンレス水郷にも程近い小さな診療所だった。無人の廃墟のような診療所を想像していたのだが、外観はとても綺麗で、今も診療所としてやっていると言われてもおかしくは無かった。
扉を開け中へ入るとまだ、人の息吹きが感じられ、白く清潔そうなベッドに包帯やハサミ、テープなどがのったキャスター付きのワゴン。壁面の棚には様々な薬が並び診療所としての機能はまだまだ充分果たせている。
「へぇ〜意外と綺麗なもんだな」
ライトを抱きかかえたスノウが辺りを見回しながら入ってきた。先に入り中を物色していた私はスノウにライトをベッドに寝かせるように言う。
「そこのベッドに寝かせてくれ。それから傷口を消毒するから着てる物を…って何ニヤついてんだッ!!バカか!?テメェはッ!!」
「あっ、い、いやっ、そ、そんなんじゃねぇよッッ!!た、ただシャンプーの匂いがセラと同じだなぁ…って…ハ、ハハッ…」
「あ゛ぁ〜ッ!!?もういいッ!!テメェはすっこんでろッ!!」
「そ、そうだなっ!…あぁ、それがいい!うん!そうするよ!…あっ!何かあったら言ってくれ!俺、外で待ってるから」
「……」
…男ってやつはどうしてこうも馬鹿なのだろう…特にこいつ…スノウは頭一つ飛び抜けた馬鹿だ。…まぁ、悪いやつじゃない事がせめてもの救いか…。
スノウを外に追いやったあたしは棚から必要な薬とガーゼその他諸々引っ張り出してきてワゴンにのせた。傷を負ってはいるものの、相変わらず綺麗な顔立ちのライトはまるで生きた人形のように目を瞑ったままだ。
(…痛てぇよな…頑張れよ…)
あたしは彼女の柔らかい髪をかきあげるように頭を撫でると、シャツのボタンに手をかけた―

何のプロットも無しはヤバいなW…果たしてファンヴァニになるのだろうか…いや、何とかしなくてはWW

468 :
おおぉ!SS投下萌えますなあ
想像力って幸せをもたらせてくれるんだなと(ry
ファンヴァニフォーエバー!!

469 :
最近このスレについ足を運んでしまうw
やっぱりファンヴァニいいなぁ…GJ!

470 :
フォーエヴァー

471 :
>>470
ちがーう!気合を入れて...フォーエバー!!!←これね。
>>467
GJ!! 続きたのんまっせ〜。

472 :
>>471
「たのんまっせ」じゃなくて、「お願いします」と書け
この無礼者が

473 :
おながいしまつ\(^o^)/

474 :
>>472
すみません、義姉さん。

475 :
>>472がライトニングさんにしか見えなくなった

476 :
>>467
「よしっ!掃除終了〜っと♪」
窓から差し込むたっぷりの日差しと、海からの爽やかな風が優しく肌を掠める。ボーダムビーチを見渡せてショッピングモールにも程近いこのテラス付きのアパートはライトが私達にと借りてくれたものだ。
彼女曰わく『クリスタルから目覚めた時、住む所が無いと困るだろう』との事で借りてくれていたらしいが正直私は、困惑を隠せなかった。
何もそこまでしてくれる関係でも無いと思っていたし、何より借りを作るようで嫌だったのだ。
それに、しばらくはそっとしておいて欲しかったし、少し落ち着いたらファングと二人、コクーンを気ままに旅してもみたかった。住む所はそれからゆっくり決めればいいと思っていたのだ。
なのにファングときたら部屋に通された瞬間、子供のように大はしゃぎして『お〜っ!すっげぇいい部屋じゃん!なぁ!?ヴァニラ?』なんて言うものだから断るものも断れず『う…うんっ!…そうだねっ!』とつい言ってしまったのが運の尽き…

477 :
私達の反応に安心したのかライトは満足げに微笑むと
『そうかッ!…気に入ってくれて良かった…それと、これから生活していくのに仕事も必要だろうと思ってな…』と言い、何故かこうなる事を予想していたかのようにコクーン復興の事業計画書を差し出してきて
『…どうだ?私と一緒に働かないか?もちろん給料は出す。…今すぐにとは言わない。断るのも自由だ…』と、私達に仕事の斡旋までし始めたたのだ。
目覚めてすぐに仕事の話し…流石にファングもピンとこないだろうし当たり前のように断るだろうと思っていた。所が、『やるよッ!!』とライトの話しもろくに聞かず即断即決のファング。
(えぇーッッッ!!!!!!!)
あまりの唐突さに言葉も出なかった。目を丸くさせ、口をぱくぱくさせる私にファングは『良かっなッ!!』と無邪気な笑顔を浮かべた。
(…そんな顔されたら、決定確実じゃなぁいッッ!ファングのバカぁぁーっっ!!)
…というわけで、目覚めた翌日には、まるで用意周到に仕組まれたかのような速さで住む所に仕事まで手にしていたのだ。
その翌日から早速ライトはファングを仕事に駆り出していった。…そして何故か私は連れて行って貰えなかった…
『よ〜しッ!今日から頑張るぞぉ〜!ねっ♪ファング?』
『…あ、あぁ…その事だけどな…』
気まずそうに言葉を濁すファング。そこへライトが口を挟んできた。
『…何だ。何も話してないのか?ファング』
(…???)
一体、何の事だと目をぱちくりさせていると、ライトが溜め息混じりにこう言った。
『…ヴァニラ、お前は留守番だ。』
『…え?』
当然、私も一緒に連れて行って貰えると思っていたので最初ライトの言った意味が分からなかった。
『…何?…留守番…って…』
私はファングの影に隠れるように腕にしがみついた。
『……なぁ、ライト、やっぱりヴァニラも一緒に…』
『駄目だ!危険過ぎる。ファング…お前はみすみすヴァニラを傷付けたいのか?』
『……だよな…』
『…え?…えっ?…ちょっと、何なの?留守番…って…』
私は絡めた腕に力を入れファングを見上げた。
『…ねぇ、ファング…?』
ファングはちらりと私の太股を見た後、残念そうに目を伏せた。そして私の頭にポンと手をおいて『……そういう事だ』と言いライトと二人無言のまま家を後にした

478 :
…そう…私はルシの刻印が消えたと同時に全ての力を失っていたのだ…
ライト達の仕事はパルスから転送されたモンスターが人間の住む居住区に入って来れないように整備する事だが、その殆どがモンスター退治だ。
ルシの力を失った私は当然、戦力外。足手まといになる事は目に見えていた。私は大人しく身を引きざるをえなかったのだ。
始めは刻印が消えた事をファングと二人手放しで喜び合ったのに、まさかこんな形で離れ離れになるとは思っても見なかった。
それにしても、今回私達がクリスタルから目覚めてライトは異常な程私達に執着しては絡んできているように思えた。その事をファングに聞いても『そっかぁ?ウチらがしばらく人柱みたいになってたからなっ!心配してくれてんだろ?』とあっさり受け流されて聞いてもくれない。
かと言って、あまりしつこくライトの事を言うと『ウチらの事を心配してくれてんだ!あんまりライトの事悪く言うなよ』と今度は逆に私が怒られる始末…
何だか、自分一人が悪者になったようで悲しくなった。ライトにファングを取られるんじゃないかと不安になり、鏡を見てはライトを想像し自分と比べたりもした。
力も無ければ、胸も無い…肌も白く無ければ、手足だってライト程しなやかじゃない…性格だって…考えれば考える程自己嫌悪に陥って涙が出そうになる。
いつも隣りにはファングがいて、私だけを見てくれている。私だけを愛してくれている…そんな自信が無くなっていく。私一人の思い込み…過信だったと思うようになっていく。
だか、ファングの前ではそんな事、微塵も見せない。努めて明るく何も考えてないように振る舞うのだ。それが私だから…ファングの好きなヴァニラだから…


479 :
今にも消えそうな蛍光灯の灯りに照らされて白く揺れるライトの身体…流れ出た鮮血は妖しい程美しくつい、舐めてしまおうかといけない衝動に駆られる。
これで独り身とはコクーンの…いや、世の男どもは大バカ野郎ばかりだ。
(…誰も貰わないなら、あたしが貰っちまうぞ…)
そんな事を思いながらあたしは彼女の傷の処置を始めた。全くの素人で自己流だがパルスにいた頃から怪我は日常茶飯事だった為、最低限の知識はあったし経験だけはやたら豊富だった。
「…悪ぃな、ちょっと診させてもらうぞ…」
そう言うとあたしは傷の状態を診ながら一枚ずつ慎重に彼女の服を脱がせていった。斬り傷、擦り傷、軽い火傷は多々あるが幸い致命傷になるような傷は無い。気を失っているのも、たぶん最後にモンスターが放った超音波のせいだろう。だとしたらじき意識も戻る筈だ。
それにしても、裸で横たわるライトは香り立つような美しさが漂っていて、例えそれが体であってもあたしが男だったら間違い無く犯してしまうだろう…そう思える程美しかった。
しかし、手当てをしているうちに…いや、彼女の白く滑らかな肌に触れ、鮮やかな赤い血を見ているうちに…
―…きっと…あたしも何か悪い魔法にでもかけられていたんだろうな…―
横たわるライトの上に四つん這いで覆い被さりその桜色をした唇を奪っていた…
「……っ…」
(…ッん!?!!!)
一瞬彼女の胸が大きく上下した。あたしは舌を入れる寸前で飛び跳ねるように上体を起こした。
(……起き…てねぇよな…?)
「…ライトぉ?」
確認の為彼女に声をかけてみた。
「………」
返事は無く、すーすーと規則正しい呼吸を繰り返している。
あたしはほっと胸をなで下ろした。その時だ。
「…お、おい…ファング…お前、何して…」
「!!!!!!…」
一瞬頭が真っ白になった。あたしは恐る恐る声のする方を振り返る。するとそこには驚いた様子でこちらを見ているスノウが…。そして何故かいるはずのないヴァニラの姿がそこにあった……

ファンヴァニのつもりが自分でもまさかのファンライ…orzとりあえず、ヴァニラを無理やり合流させてみたが…

480 :
はぁはぁ・・・(´д`*)

481 :
続きが気になるうううううううう

482 :
やべっ、ファンライ好きかも

483 :
13-2だけど開発者インタビューで「今回はバニラとファングを元の姿に戻す方法を探し求める旅になる」
て言ってるじゃん!
なーんだ。新キャラの男がファングの生まれ変わりとか妄想だったねw

484 :
じゃヴァニラとファングはPTメンバーには入らないわけだね
なーんだ。ムービーだけの出演なら実況動画で充分だね
買わないことに決定!

485 :
俺はムービーだけでも、高画質でファングとヴァニラをみたいから買うぞ

486 :
じょ、序盤で元の姿に戻す方法を発見するのかもしんないし!

487 :
エンディングムービーじゃ
ファンヴァニ復活シーンがもれなくあるんだろ?
それだけで買う価値がある

488 :
そんだけで5000円も払うのかお前ら

489 :
発売日に5000円で買えるならぜひその店を教えてほしいw

490 :
俺PS3買わないとだから3万円近くかかるんだよな
>>484コースにしようかな

491 :
>>482
ファンライいいよね。ファンヴァニもいいけどこの2人って
男女カップルの焼き直しみたいなんだよね・・・・。
ファンライって自立した女同士のカップルだから何か新鮮。

492 :
ライヴァニ派な俺は、やっぱり少数派ですよね…

493 :
>492
不器用なライトに振り回されるヴァニラとかおいしいです
少数派だってかまわない!

494 :
ライヴァニ期待してたけど本編であまり絡み無かったね
ファンヴァニは男女の模倣に見えなくないけど見た目フェミニンだから萌えられる

495 :
>>479
「…ヴァ…ニラ…何…で……」
呆然とその場に立ち尽くすヴァニラ。その顔はまるで全ての感情が無くなってしまったかのように冷たく凍りついている。表情という表情が消え去り、暗く沈んだ瞳はただぼうっと一点だけを見つめていた。
空気が重く、誰一人として口を開く者がいない。数秒…数分がとてつもなく長く感じる。身動き一つとれない…そう思った、その時だ。
「…っ…うッ…」
気を失っていたライトが小さく声を漏らした。その瞬間、ヴァニラの目から大粒の涙が咳を斬ったように溢れ出た。そして込み上げてきた嗚咽を抑えるように口元に手をあて出入り口に向かって走り出した。
「ヴァニラァッッ!!!!」
まるで時が再生されたかのように全てが動き出す。あたしはそう叫ぶとベッドから跳ね上がりヴァニラを追いかけた。
―…数時間前…―
「ねぇ〜…レブロぉ〜…好きな人が自分以外にも優しいのってどう思うぅ?」
「どうって…普通に嬉しいでしょ!」
「…だよねぇ〜…その相手に嫉妬しちゃうなんてお門違いだよねぇ…ぁあ゛ぁぁ〜最低だぁ…」
私はそう言うとカウンターに突っ伏した。
「ちょっ…ちょっと、ちょっと!何もそこまで…って…ヴァニラ…あんた相当病んでるね?…彼女と上手くいってないの?」
私は突っ伏した顔を半分程上げ、カウンターの向こうで忙しく動き回るレブロを目で追った。
「…ううん…上手くいってるよ…」
「じゃ、何で?」
「………分からない」
「はぁ!?」
「…分からない…自分でも分からないのっ!…いつも仲良しだし、お互い一番に想ってるのに…漠然と不安になるのッッ!…ファングがいないと……んじゃうよぉぉぉー!!」
「…ハイハイ…ちょぉっと飲み過ぎかなぁ〜?」
そう言うとレブロは私の飲みかけのグラスと水の入ったグラスを交換した。

496 :
家事以外やる事の無い私はこうして時々、レブロの店を訪れては、恋愛相談と称してだらだらと酒を飲むのが悪い習慣となっていた。
そしてへべれけに酔っ払っては迎えに来たファングにそれこそぬ程説教されるのだ。
説教は嫌いだが、酔っ払ってるのでその内容は全く覚えていない。覚えているのは説教された後の……うふっ♪
(…って、私…本当、どうしようもないな…)
グラスを交換したレブロは私の前で頬杖をつくと悪戯な視線を向けてこう言った。
「…自分に自信が無いんだねぇ…その相手ってのは随分といい奴なんだぁ?…勝ち目が無い…とか?…違う?」
「……うん」
私は小さく頷いた。…レブロは凄い。何でもお見通しだ。
「…でもさ…相手に対する価値観なんて人それぞれだし、何より彼女はあんたの事を一番に想ってるんだろ?だったらもっと自信持たなきゃ!そのまま…ありのままのヴァニラでいいんだよ」
―…神様…私浮気してもいいですか?…―
「…っ…う゛っ…ひっく…れ゛、レブロぉぉぉ〜ッッッッ!!」
垂れてくる鼻水を気にしつつ、カウンター越しにレブロに抱き付いた。
「…よしよし……はい、ティッシュ」
優しく私の頭を撫でながらさり気なくティッシュを差し出すレブロ。いい匂いがして柔らかくてずっともふもふしていたくなる。
「……」
「………」
「……ちょっ…ちょっとぉ…?…ヴァニラぁ…?…も、もう離し…」
「……ヤダ」
レブロに抱きついたままボソッと呟いた。もう少し、だけいい匂いの中スリスリさせて貰おうと思っていた時だ。

497 :
「…あっ!いらっしゃい!」
助かったとばかりに上体を起こして首を伸ばすレブロ。誰が邪魔をしたのかと振り返る私。
(…あっ!!)
「こんにちは!」
そう言ってこちらに向かって来たのはセラだった。
細く華奢な身体に大きく迫り出たお腹が目立つ。セラはスノウとの子を宿していた。私の姿を見るなり優しく微笑んだ彼女は隣りを指差し
「…そこ、いいかな?」
と言った。
「えっ?あ、あっ、…うん」
「ありがとう」
隣りに座ったセラは幸せそうにお腹をさすりながら、私に話しかけてきた。
「久しぶりだね!」
「えっ、う…うんっ!そうだねっ!…」
「……」「……」
「…今日は…ヴァニラ一人?」
「う…うん…セラは?」
「私も…何だか家で一人ご飯食べるのも寂しくって…ここに来れば誰かいるかなぁって思って、来ちゃった…」
「…そ、そうなんだぁ〜…あー…私も同じ感じ…かな?…ハハッ…」
レブロが酒と水を交換してくれていて良かったと思った。
…セラはセラなのに、ライトの妹だと思うと何だか気まずい。自然と会話もぎこちないものになって、そろそろ帰ろうかと思った時だ。セラのバッグの中の無線機が着信を知らせる淡い光を点滅させた。
「…セラ…無線、光ってるよ?」
「えっ?あっ!本当だ。…ちょっと、ごめんね…」
そう言うと無線機を手に持ち席を立つセラ。
(…よしっ!今のうちだ。さり気なく帰ろ…)
「レブロぉ?幾らっ…」
そう言いかけた時だ。表のテラスから緊迫した様子のセラの声が聞こえてきた。
「…えっ!!お姉ちゃんがッッ!?…」
私は反射的に振り返る。
「…うん……うん……わかった……気をつけてね…」
戻って来たセラの表情は険しく良い知らせでは無い事が伺えた。
「…セラ?…何かあったの?」
「……お姉ちゃん…怪我して意識無いんだって…ファングさんが応急処置してくれたから一命は取り留めたみたいだけど…今、サンレス水郷近くの無人になった診療所にいるみたいで、お姉ちゃんの容態みつつ大きな病院へ運ぶから何時、帰れるか分からないってスノウが……」


498 :
(…ライトが…怪我…?…ファングも…一緒って……)
…胸騒ぎがした。
「セラッ!?今の話し本当!?」
「う、うん…」
「サンレス水郷近くだよね!?」
頷くセラ。サンレス水郷…以前サッズと旅した場所だ。うろ覚えだが何とか行けそうだ。
「レブロっ!これ代金置いとくねっ!それとエアバイク貸してっ!」
そう言うと私はクレジットチップをカウンターに置きレブロの店を後にした。 (続)
いつも細切れで申し訳ない。全部思い付きだから途中棄権しない為にも細切れ投下お許し下さい!既成事実を作っちまわねぇと…って事で。とりあえず、今回はちょいちょい女子を入れてみたW

499 :
悶絶ものですなw

500 :
だぁぁぁぁあ!! 本命カップルの絡みはまだなのかぁぁあ!?

501 :
>>498
SS投下の際は、名前欄にタイトル等を入れて下さると良いのです。

502 :
>>501
ですよね…すみません…思いつかなかったもので。

503 :
ファング姐ぇさんににチョコあげたい

504 :
私もファング兄さんにチョコあげたい

505 :
ファング兄貴

506 :
hjoui


507 :
ff13-2まだかな?

508 :
>>498
(…見るんじゃなかった…見るんじゃなかった!…見るんじゃなかったッッ!!…)
私は全てを振り切るかのように全力で走る。暗く湿り気のある地面は行く者を拒むかのように脚に絡みつき、蹴る度にビチャビチャと泥が跳ねる。
遠くから私を呼ぶ声が聞こえた。私は心のどこかで諦めを感じながらも、必で逃げるがその気配は瞬く間に近づいて来て、そしてとうとう……捕まった。
「…ハァ…ハァ…ヴァニラっ……」
私の腕をきつく握り締めるファング。彼女に捕まったら…まず逃げられない。
「…ハァ…ハァ…ハァ……ファ…ング……」
上がった呼吸を整えながらファングを睨み付けた。
……悲しみは何時しか怒りに変わっていた……
「……っ…てよ……」
「えっ!?」
「…っ…してよ……離してよッッ!!」
一瞬ビクッと私の手を緩めたファング。しかし再び強く握り締めるとその手をグイッと自分の方へ手繰り寄せた。
「ちょッッ!!…やっ…っ!…」
「………」
私は腕を突っぱねて抵抗するも、意図も簡単に彼女の胸に収まってしまった。良くも悪くも長年こうしてきたのだ。彼女にとって私を抑えつける事など朝飯前だった。
「………」
「…………ファ…ング…?」
「………ごめん…………」
「……ご…めん…って……」
「………」
声が震えている。私を抱き締めたまま否定も肯定もしないファング。何も語らない事が二人の関係の全てを物語っていた。
(…やっぱり、二人は……ライトが色々としてくれたのも『私達』じゃなくてファング一人の為だったんだ…、ファングもそうと知ってるからライトを庇って………)
再び涙が溢れ出てきた。
「……な…んで…隠すの?……私……バカみたい……」
「………本当…ごめんな……けど…ッ!!!」
「…ッッ!!!!」
その時だ。大きな羽音と共に私の身体が遥か後方へ突き飛ばされた。
「…ファンッ!!…」
次の瞬間目に飛び込んできたのは、空中で切り刻まれるファングの姿だった……
真っ赤な血と共に彼女のサリーがまるで羽のようにふわりと宙を舞う……
―…蒼い地獄だ…―
自分達の事に夢中で上空に飛竜がいた事に気付かなかったのだ。
「…っ…ファングーッッッッ!!!!!!!!!!」
そう叫ぶより先に身体が動いていた。倒れたファングに覆い被さり自分の身体を盾にする。もうルシでも無いのに…生身の人間なのに……

509 :
「…ヴァ…ニラ……っ…逃げ……」
「………逃げないよ」
ファングをギュッと抱き締めた。彼女の身体は冷たくなっていくのに流れ出る血液はどこまでも温かい……
(…やっぱり…無理だよ…ファングが私から離れて行っても…他の人を好きになっても……私はファングが好きだから……大好きだから……
ファングはたくさん私を守ってくれた……今度は私が守るばん……例え…この命に代えても……)
私はを覚悟した。
「……ファング……大好きだよ……」
そう呟き彼女の額にキスをし…そして静かに目を閉じた………


「……………………」
―…とても静かで、白い光の世界が広がっている…目を閉じていても分かる程明るく、そして温かい光だ…―
(……………あ…あれっ?……私、んだ…のかな?……それにしても、痛みも何も感じなかった……そっか……きっと一瞬でやられちゃったんだ……)
「……ラ…二……ッラ……ヴァニラ……ヴァニラッ!…!」
(…あ…ファングの声……ふふっ…私、んでもファングの声が耳から離れないんだなぁ……)
「…い…おいッ!…ヴァニラ…っ…目ぇ開けろっ!」
(……ごめん…ファング……私、んじゃったんだ……だから…もう…目を開ける事は出来ないよ………)
「…ったく…仕方ねぇな……」
(…へっ?…仕方…ねぇ…?…えっ!?…あ、あっ!…なッッ…ちょっ……やッ…っ…やめっ……)
「…ッ…ァヒッ…アハハハハッッッッ〜!!!…っ…ごめっ…ヒッ…やめっ、くすっ…くすぐったいよぉ〜ッ!!!ッ…ヒヒッ…ァヒッ…………………あ、あれっ?」
「……よぉ!やっと起きたか?」
……すんなり目が開いた。そして何故か元気溌剌としたファングが私の顔を覗き込んでいた。

510 :
「……ファ…ング……?」
(…あれっ?…ファングの傷が消えてる…)
私の上に馬乗りになったファングは悪戯っ子のような笑顔を浮かべながら指をこちょこちょ動かしていた。
「……………後の世界にもファングはいるんだね……」
そう呟くと私は再び目を閉じた。
「ちょっ!!?おいッ!寝るなッッ!起きろッ!!!……ったく……世話やけんなぁ〜…」
するとファングは再び私の脇の下をくすぐり始めた。そして……
「…っ…ァヒッ…ヒャッ……ヒヒッッ…もう…やッ……ご、ごめッッ……!!!…んッ…ッ………」
―…キスをした……
「…ん…ん……っッッ!!!!…ンーッッ!…んンーッッ!!!!」
(…くッ…苦しいっ!苦しいよぉッッ!!起きるッ!起きるからっッッ!!!!)
「……っぷはぁッッ!!…ハァ…ハァ…」
「…っ…ハァ…どうだ…参ったか?」
キラリと濡れた唇を拭い勝ち誇った表情を浮かべるファング。キスで口を塞いだまま脇の下をくすぐるなんて反則だ…。
「………バカ(……本当は嬉しいんだけど)」
「…あぁ゛!?それより立るかっ!?アイツをるぞっ!」
「…えっ!?…ちょっ…るっ…て……!!?私んで……」
するとファングは面倒臭そうに頭を掻くと、ズイッと私に顔を近づけてきた。さっきから、ドキドキが止まらない。私は目を閉じ顎をクイッと突き出した。
「……んん〜ッッ……」
ファングの指先が私の頬に触れた……ギュッ!
「へっ?(ギュッ?)」
ビヨォォ〜ン!!!
「…ヘヘッ♪」
少年のように鼻で笑ったファングは私の頬をまるで玩具のように左右に引っ張っていた。
「……バ…バァ…ン…グゥ〜ッッ……痛だいよ゛ぉ〜ッッ!!!!」
「…やっぱ痛いか?」
コクンッコクンッと顔を上下に動かし頷く私。
「痛てぇって事は現実って事だ!あたしもヴァニラもんでなんかいねぇよ!よぉ〜く目ぇ凝らして見てみ?」
私は言われた通り白い光の先を凝視した。
(………あっ!!!)
遠い遠い光の先……そこにいたのは間違いない。私の相棒……ヘカトンケイルがそこにはいた。
「……何…で…?……私、もう…ルシじゃ……」
「細かい事は後だっ!行くぞっ!!!」
「う…うんッッ!!!」
私はそう頷くとファングと二人、光の先を目指して走り出した。

511 :
光の先は…当たり前だがさっきと同じ景色が広がっていた。それに私達を襲ったモンスターもそのままで、まるで時が止まっていたかのようだ。
しかし、そこにいるのはさっきまでの二人ではない。白く焼け焦げた刻印を持つルシ二人と一体の召喚獣の姿がそこにはあった。
「ヴァニラッ!右に回り込んで奴を弱らせろッッ!」
「わかったッッ!」
力がみなぎり、面白いように身体が動く。無意識にタイミングが分かり、計算されたような正確さで魔法を放つ事が出来る。ヘカトンケイルの加勢も加わり戦況は一気にこちらに傾いていた。
「さぁて、そろそろ終いにするぜっ!」
「了ぉ〜解ッッ!」
敵を一気にたたみかけに入った時だ。後方からファングの槍目掛けて炎が飛んできた。
「!!!!」
「…っぁ!!!」
私達は同時に振り返る。
「…援護する!よそ見をするな!」
そう言いそこに立っていたのはライトだった。
「…ライトッ!?」
「…ヘヘッ♪すまねぇな」
ごり押しのエンファイを纏った槍で空高く敵を打ち上げるファング。そしてそのままハイウィンドをぶちかました……

「お〜いっ!もう起き上がって平気なのかよ?」
敵の首根っこに槍を突き刺したまま、顎でクイッと私に指示を出すファング。
「…うん!」
私はライトの胸に手を当てケアルをかけた。淡いグリーンの光が私の手を通して彼女を温かく包み込む。
「……よしっ!もう大丈夫だよっ♪」
「…あぁ…すまない…」
そう言って私を見たた彼女の目は何故か熱を帯び潤んでいた。
「……ん?…どうかし…ッ!!…」
その瞬間、愛おしむように優しく私を抱き締めたライト。
「………へっ?」
「………すまない。私が不甲斐ないばかりに……」
「えっ!?…な、な、…何?……ラ…ライトぉ……?」
傷を治したお礼にしては、熱い抱擁……恋敵とも言えるライトの突然の行動に動揺が隠せない。私は彼女の胸から少し顔を上げると、助けを求めるようにファングを見た。すると彼女は「…ぁちゃぁ〜…」という表情をして額を抑えている。
『……ファング?…ねぇ!これって、どういう事!?』私は視線と口パクでファングに訴えかける。すると彼女は
「…あぁ〜…もう…面倒臭ぇなぁ〜…ずっと勘違いしてりゃあ良かったのによぉ」
と言いい飛竜の首から槍を引き抜くと、そこからピョンと飛び降りた。

512 :
「……へっ?…勘違い?」
するとライトは優しく私を胸から引き離すとファングの方へ向き直ってこう言った。
「……おいッ!ファング!ちゃんとヴァニラに説明していたんだろうなっ!?」
(…なっ…何?何ッ!!?…説明って?)
するとファングは
「……あぁ〜…忘れた…」
明らかにワザと…もしくは始めから言うつもりなど無かったかのような態度だ。
「…なっ!?!!…それじゃ、今までヴァニラは私の事ッ……」
そう言って悔しそうな表情を浮かべるライト。
「…んな事知るかよっ!…大体なぁ、何であたしが言わなきゃなんねぇんだ!そんな大事な事だったらてめぇの口から言えってんだッ!違うか!?」
「……くっ……」
正論なのか言葉を噛みすライト。勝ったとばかりにフンと鼻をならすファング。
「………よぉ〜し!ヴァニラっ!帰っぞぉ〜!」
そう言ってファングは強引に話を切り上げ私の腕を掴んだ。
「…えっ?…ちょっ……待ってよっ!私、何の事だか全然…ッ……!」
俯くライトに背を向けて帰ろうとした時だ。
「……き…だ……好きだっっ!!!……ヴァニラっ!!!」
「へっ!!?」
「………チッ…くそっ!……あのなぁ〜…」
そう言って振り返ろうとするファングをすり抜けたライト。そして唖然としたまま動けないでいる私の肩を抱くとその、桜色に染まった薄く綺麗な唇を重ねてきた……
「…んっ!!!……っん……」
「………っ……」
「………あ゛ッッッ!!!!!!!!!!」
……皆が皆、固まって動く事が出来ない……数秒後ハッとしたようにようやく、私達を引き離しにかかるファング。
「…ちょっ!!!…ぉい!…あたしのヴァニラに何してんだよっ!!」
無理やり引き離されて、不機嫌そうに眉をひそめるライト。
「………あたしの…ヴァニラだと……?」
「あぁ!そうだ!!あたしのヴァニラだっ!……ったく、人のもんに手ぇ出すんじゃねぇよ!!!コクーンのファルシもそうだけどよ、そこに住む人間も同じだなっ!!!
節操ってもんがねぇ……『人様のものを勝手に持っていってはいけません』って学校で習ってねぇのかよっ!!」
どこかでプチンッと何かがキレる音が聞こえた。

513 :
「……節操が無い……だと?…フンッ!!傷を負って動けないでいる私にキスをする方が余程、節操が無い人間のする事だと思うがなっ!…パルス同様、ファング…お前も野蛮だ!そんな所にヴァニラを置いておくわけにはいかない!」
「…なっ!!!……てめぇ、あん時意識あったのかよっ!?……っつーか、ヴァニラもパルスの人間だぞっ!!!?」
「……そんな事はどうでもいい」
「良かねぇよッ!!…ってか、第一何でヴァニラなんだよ!?セラがいんだろっ!!セラがっ!?」
セラという言葉を聞き、一瞬寂しそうに目を伏せたライト。
「……セラは……もう、駄目だ……私から遠く離れ…手の届かない存在になってしまった……」
「……いやいや…近くにいんだろっ!?(むしろ、スノウをパシってセラと二人好き勝手やってんじゃねーか…)……とにかくだっ!ヴァニラは渡さねぇから!!」

……何故だか私を巡って喧嘩をし始めたファングとライト。
(………んん〜っ?……良く分からないけど、二人は恋仲じゃ無い…って事だよね……?……もしかして、私……ファングとライト二人から好かれてる……って事!?)
……何だろう…今までライトに対して嫉妬していた分、安心したのか、それとも二人同時に好意を持たれている事が嬉しいのか……いや、どちらも両方だ。
顔の筋肉が緩みニヤニヤ、ニマニマがとまらない……
(……どうしよう……私……どちらかなんて選べないよ………)
「…二人ともっ!喧嘩は止めっ…………………ないで♪」
聞こえない位小さく呟いた。二人は尚も激しく言い争いをしている。
「あっ!そうだっ!!言っとくけどなぁ、ヴァニラの身体は隅々までよぉ〜く知ってるこのあたしじゃなきゃ満足させらんねぇんだわ!っつー事だからライト…てめぇの出る幕はねぇよ!」
「……フンっ!!……身体の繋がりがそんなに大切か?…そうか…そう思い込んでいないと何も出来ないんだろう?……寂しい奴だな……」

514 :
「…なっ!!…さ、寂しくなんかねぇよッ!!…ってか、寂しいのはてめぇの方だろッ!!」
「…あぁ、そうだっ!!寂しいさ!ファング…お前は7つも歳下の男に裏切られた事はあるか!?可愛い妹の結婚相手が大バカ野郎でしかもそいつの子供を妊娠したって夜勤明けに聞かされた事はあるか!!?私には癒やしが…ヴァニラが必要なんだ!ヴァニラと一緒にいたいんだ!」
……もう、ここまでくると訳が分からない。ファングもライトもただ自分の意地だけで言い争っている状態だ。しかもお互い頑固者同士……譲り合う、謝る、一歩引く事が出来ない。
もちろん収拾などつくはずは無く、時間だけが過ぎていく。すっかり日も暮れモンスター達も俄かにざわめき始めてきた頃……。
(あ〜ぁ…何だかお腹すいてきちゃったな…)
「…ねぇ〜?二人ともさぁ、この際三人で生活してみない!?…前みたいにさっ!!寝るのも一緒っ!お風呂も一緒!ご飯も一緒!…ねっ?悪くないでしょ!?だからさっ、喧嘩は止めて……ねっ?」
二人の視線が私に注がれる。しばしの沈黙の後、先に口を開いたのはファングの方だった。
「……ヴァニラは、それでいいのか?」
私はニコニコしながら答える。
「うんっ♪」
「……ヴァニラがいいっつってんなら……なぁ?ライト?」
「あ、あぁ……私は別に構わないが……」
「よしっ!決まりだねっ♪…あ〜ぁ、私さっきからすっごいお腹すいててさっ、ご飯行こっ♪ご飯っ♪」
私は二人の間に入り手を取った。どちらの手も強くて温かい…私の大好きな手だ。
「あ〜すっげえ甘いケーキ食いてぇぇッッ〜!!!」
「…おいッ!ケーキはご飯じゃないぞ!」
「い〜んだよッ!炭水化物で似たようなもんだろっ!!」
「あれは、ほぼ糖質だ!」
「……まぁ、まぁ……」
―……こうして、互いに依存しあった不思議な共同生活が始まった……三人の愛と友情は永遠だと信じて………

―…ねぇ…ファング?…―
―…ん?…―
―…ライトが最後に見たヴィジョンって何だったんだろーね…―
―…さぁな…けどよ、きっといいもん見てたんだろうな…今見てた夢みたいにさ……
―…そうだね…ライトが迎えに来るまで、もう少し…このままで……―
―…あぁ…見守っててやろうぜ…
―…うん…―

(終)

515 :
やっと終わった…何かもう、ぐちゃぐちゃだわ…てか無理やり終わらせた感が……夢……全ては夢っ!!って事で……

516 :
夢オチは嫌いだが今回の夢オチは素敵だ
ただファングがライトにキスした理由がイマイチ理解しかねる

517 :
久しぶりに最近またゲーム始めてファンヴァニ再燃したw
SSありがとう楽しませてもらいました!3人が大好き過ぎる

518 :
スレチだけどライヴァニに感動www

519 :
>>516
ですよね…普段のライトさんは同志でライバル的な存在だけど、弱ってると儚げに見えるんじゃないかなぁ〜と……もちろんヴァニラが一番だけど、ライトも嫌いじゃないぜっ!みたいなW
……すみません…無理やりこじつけました……スレチと分かりつつ途中からファンライでエロ路線しか考えてませんでした!…ごめん!!ヴァニラ!

520 :
ぶっちゃけファンライ萌える
休日の楽しみ、仕事のご褒美
作家さんありがとう

521 :
皆さん、百合板には FINAL FANTASYのキャラで百合妄想 というスレもあるのでそちらもよろしく。

522 :
ファングライトの言い合いワロタ
ライト好きだな〜w

523 :
英語版みたいにエンディング曲がLeona LewisのMy Handsで
日本語版発売してくれないかな
あの曲が好きで好きで
クリアした達成感と物語に感情移入して泣けると思うんだ

524 :
スレチだ

525 :
ファングのセリフいちいち可愛いw
へへっ♪
こんちわ
出てくんな!
ヴァニラ…ごめんな

良いわ(´∀`)

526 :
あれっ?「こんちわ」なんてあったっけ? チョコボで宝とった時の「へへっ♪」は確かにいいね!少年っぽいというか、無邪気な感じが自然でいい!
あと、ライトにビンタ食らった後の「……一発?」も好きだ。あの表情とかたまらん!

527 :
「こんちわ」はチョコボがいっぱいいるとこに行ったら言ってたw
ヴァニラが「こんちわー」って言った後に言ってた気がする。まだまだ聞けてないセリフたくさんあるんだろね。
ライトのビンタのやつものすごい分かるわw
あの眉と目が良い…

528 :
>>524
俺はいつもMy HandsをBGMにファンヴァニSS読んでるんだぜ
萌え度倍増なんだぜ

529 :
俺もレオナ好きだけど、EDとゆうか高潮時に流れた時の曲の方が上がるなあ
つまり菅原さん

530 :
久々に小説見返してたら、この世界観じゃ黒髪って珍しいorおしゃれなんだね! ファング、良かったじゃん♪装飾多可、露出多可な最新ファッションな姐ぇさん!

531 :
ファングは受けがいいわ
ヴァニラに無邪気攻めされて欲しい

532 :
会社の憧れの先輩ライト
付き合うならファング
嫁にするならヴァニラ

533 :
友達のお姉様ファング 幼なじみの親戚のお姉さんライト 近所に住むクラスメートヴァニラ

534 :
モード系モデルヲタの俺が勝手にキャスティング
ファング 中性的フレジャ・ベハ・エリクソン←実生活ガチのレズビアン
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up1/source/up56235.jpg
ヴァニラ 童顔アビー・リー・カーショウ
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up1/source/up56236.jpg
ライト しっかり者ラケル・ジマーマン
http://blog.talk.vogue.co.jp/fubuki-nakagawa/archives/1204635.html
3人とも実際仲良くてだな、フレジャ×アビーは密着度高いから
ファンヴァニに変換して↓の動画楽しむのさ
http://www.youtube.com/watch?v=Upqy6FHV_cM

535 :
>>534
ちょWWお前ッッWWW………いいな…( ̄∀ ̄) しかし、外国人モデルでしかリアルに表現が出来ない美しくも悲しいFFの世界…orz ユフィでさえ日本人の膝下の短さを考えたら厳しいという現実……

536 :
ヴァニラ嫁にしようなんて考えたら
即ファングにフルボッコされるだろうな

537 :
うん!気付いた頃にはハイウィンドの餌食になってるよ!

538 :
ほしゅ

539 :
新作待ち

540 :
ディシディアでライトさんヴァニラ、ファングの三角関係クエスト作るのが面白い

541 :
やりたい

542 :
ディシディアにファンヴァニいないだろ?えっ?いるの?

543 :
>>542
操作はできないけどアイコンがある
クエストはそのアイコン使ってバトル前の会話テキストが作れる

544 :
>>543
そうなのか?まだディシディア買ってないんだが…こりゃ、買わんといかんな

545 :
>>544
あくまでおまけ要素だからそこまで期待しない方がいいぞw

546 :
>>545 ありがとう!値下がり中古が出たら買うわW ごめんねファンヴァニ

547 :


548 :
なんだかんだでff13-2楽しみ
操作は無理っぽいがEDで二人が登場しそうな予感

549 :


550 :
>>548
自分も楽しみ!…ってか買うわ

551 :
「ヴァニラ、愛してるぜ?」
「私もー。愛してるよ、ファングっ」
―いちゃいちゃ―
「義姉さん、あいつらさっきからずっとあんな調子なんすけど、いいんすか?」
「あぁ、ほっとけ。あれもひとつの勉強になる。」
「は?」
「セラがクリスタルから解放されたら、今度こそわたしもセラとあんな風に…」
「ちょ、そりゃないっすよ、義姉さん!!!」
「はぁ…。どうなってんだこのパーティーはよ」
「セラさんなんかにラトイングさんは渡さない!」
「…お前もかよ。ったく。」
「ほら、ファング見て?」
「んあ?」
「このクリスタルの欠片、すっごく綺麗」
「ちょっと貸してみな?」
「うん」
―カチャリ―
「ほらよ。チョーカーのできあがり。」
「わぁっ。すごいすごい!」
「首につけてやる。髪、もってな」
「ふふっ。ステキ。ありがとうファング」
「これしきのこと、なんでもないさ」
―ちゅー―いちゃいちゃ―
ff13はこんな旅だと思っている。

552 :
ラトイング X
ライトニング ○
痛恨の一撃。申し訳ないです。酔っ払い注意。

553 :
よっしゃ!SS書くわ!

554 :
FF13 (妄想)未公開シーンSS ヘカトンケイル戦後

555 :
今度はぐれたらゆるさねーぞ、そう言って抱きしめてくれたファング
優しい言葉とフファングの温もりに負けて泣くことしかできなかった
子供みたいにただ泣いた。

556 :
少し落ち着いてファングに言った
「私が黙ってれば…全部うまくいくと思ってでも…全然だめで……」
自分の伝えたいことがうまく出てこない、ファングは読み取ってくれた
「もういい、喋るな」ファングの腕に力が入る、痛いくらいに
私はそれに応えた、ファングの首筋に唇を這わせ舌を滑らせる

557 :
ファングはくすぐったそうに首をかしげ笑いながら言った
「ここですんのか?」「いや?」そう言った自分の声が変に頭の中に響いた
首筋から唇を目指したがファングはそれを かわし私の頬にキスを放った
「もうすぐ家だ、そこでゆっくりしょう…な?」
もう時間がない私の刻は皆より進んでいる此処で今すぐして!

558 :
本当はそう言いたかった、言えるわけがないファングに
もうこれ以上この腕の中にはいられないファングから体を離す、ゆっくりと
ファングの腕も名残惜しそうに私の体から離れて行った
「帰ろう…」ファングが言った「…うん」
あとどれくらいの時間が私にあるだろう
願わくばファングと一緒の最後を…
                  Fin

559 :
忍法帖のせいで長く書けん、だれかまとめて読みやすくしてくんなまし?
できればフファングも修正して。

560 :
お〜い誰もおらんのか〜?
13−2三日前だぞ!?

561 :
【FF13】 ファング×ヴァニラ 百合シーン集
http://www.nicozon.net/watch/sm9526058

562 :
でも13-2には二人とも登場しないんでしょ?

563 :
登場するよ
中の人が「声入れしてきた」って言ってたし

564 :
マジかよ

オラみなぎってきたぞ

565 :
14,15,16に連休取ってるがクリアできるかな?

566 :
Amaで予約してたが配送予定日がなんと16〜18
地元のゲーム屋に予約しなおした。

567 :
早ければ明日の夕方にはプレイできるな
楽しみだ〜ファングとヴァニラに会いたい!

568 :
今更なんだけどFF13は戦闘が難しいってきいて手を出すか迷ってる
あんまゲームやったことないし
クリア難しい?

569 :
ゲーム慣れしてない人だと難しいかもな
13-2の戦闘モードがどうなってるのか知らないけど
13だと頭使わないと勝てない敵もいた
>>568
まぁ・・・クリアしたい!という根気があれば大丈夫さ

570 :
ふふふ・・・この日のためにHMZ-T1を買ったのだよ
今から13−2プレイ開始する、ネタバレはせんが、
ファンヴァ二目当てで買う価値あるかは報告する。

571 :
ま、まさかこのスレにHMZユーザーがいたとはw
ちなみに自分も予約順番待ち〜

572 :
今作もファンヴァニ成分はありますか?プレイしてる方お願い

573 :
CMじゃ見ないね

574 :
今ヴァニラとファングでてきた
すぐ終わったけど、感動的な再会だったわ
けど、ちょっとまえにセラとユールのギリギリなシーンが…

575 :
ラスボスまで来た、あとちょっと・・・でもマルチエンディングなんだよな?
二人のエンディングがあるといいんだが…

576 :
>>575
ちょ、すごいね!エンディングまで頑張って!
報告よろです。ファンヴァニありますように

577 :
操作はやっぱり出来ないよね?
ちょい出程度なんだろうか

578 :
>>576
無念…バッドエンド、やっぱ急いだらだめだ
フラグメントとライブトリガーだな…

579 :
まった!バッドエンドじゃないわラスボス倒したし、13−3か?
だれかクリアした?どう思う?

580 :
本編エンディングにはファンバニでらんかった…
明日からマルチエンディング探ってみる。

581 :
そんなにはやくクリア出来るの?

582 :
30時間くらいでクリアした、これに合わせて三連休取った

583 :
>>582
報告ありがとう!
ファンヴァニ絡むとストーリーが
マンネリ化するからパスだったんだろうね。
マルチEDが本当なら他の百合カポ期待とか!

…できないか(´・ω・`)

584 :
おまいらクリアするの早すぎwワロタ

585 :
10-2みたいにフラグメント全部取ってクリアすれば真EDあるかも・・・
ちょっとネタばれになるが最後に女神エトロがある理由でんで
大変な事になるんだが、状況てきに手助けできるのファンヴァ二しか
ないきがするから13−2がないなら真EDあるとみた。

586 :
二週目のAF200のヲルバ郷でカイアス倒すとパラダイムエンディングで
ヴァニラがちょこっと出るぞ

587 :
FF13の同人まとめ
http://doujinlist.info/ff13

588 :
鳥山「13-2はソフト単体では完結しない。続々とDLCが出る。」


よかったね・・・よかったね・・・

589 :
なんぞそれ・・・

590 :
どうせまた中止になるんだろ

591 :
13-2プレイ終わったけど意味がわからん
ファンヴァニ助からなくて萎えた

592 :
>>591
ちょ、なにそれwww
でもこれって13-3あるんだよね?確か

593 :
まだあんの?ww
次は更に突飛な設定になるのかww

594 :
てか発売前の開発者インタビューで「今回はファンヴァニを助けるための旅なんです」つってたけどなー…

595 :
このままファンヴァニは消えてしまうのか


…否!断じて否だ!


596 :
最近13のゲームやり始めたけど過去の話とかいろいろ補完したい
とりあえず0って小説は買った
ドラマCDもきいたほうがいいのかな?

597 :
自分もドラマCDだけまだ手出してないなー
気になる
でもとりあえず、>>596はまずゲームクリアすべし!

598 :
ようやく最後の章の最後らしき場所にきた
あとはボスを倒せばEDか

599 :
>>598>>596
早いな
EDはいろいろ評価あるけど俺は好きだわ

600 :
ここまでムービーみてくれって作りならムービーだけ流してくれるモードつけてくれればよかったのに

601 :
結局13-2はこのスレ的には買いだったの?

602 :
買い…かなぁ?いやファンバニ目的ならスルーでもいい気がする、次回に期待するよ。

603 :
姉妹百合も大好物です
なんで2で男出てくるかなー
セラとライトでいちゃいちゃしながら旅したら良かったのに
まだやってないけどw

604 :
償いの夢路っていうパラドクスエンドで公式ヴァニファンやったよ。DLCライト編ではファロン姉妹。
13のドラマCDはマジで良いよ!TUTAYAで視聴出来るしw
13-2はフラグメントの文章でもファンヴァニ堪能出来るけど通常EDがアレなのがなー…

605 :
姉妹見るためには金を払わなければいけないということか

606 :
>>604
情報ありがとう
2でも少しでもあるなら買おうかな
まだハード持ってないけど
とりあえず1でのゆりがぶち壊しにならなくて良かった

607 :
どうやって1やったの?

608 :
>>607
1はネットの動画やストーリー考察サイトを見たり小説を買った
ゲームは結局買わずじまいだったから2とセットで買おうかなーと思ってる

609 :
>>604
ん〜…13をプレイした身からすればあのパラドクスEDじゃ納得できなかったな
過去の話が見たかったわけじゃなくて、ファンの大半がクリスタル化された2人が
救われるシーンが見たかったわけで・・・
それをDLCに期待してたんだけど結局出さず仕舞いなんだよな

閲覧注意(FF13-2 パラドクスED「償いの夢路」)
http://www.youtube.com/watch?v=fT-iqNeVjlM

610 :
>>609
ライト編DLCのシクレが続編出そうな感じだからE3の発表楽しみにしてる。
個人的にはフラグメントの文章&公式小説にもあるように、
2人はクリスタル状態が一番幸せだから邪魔したらダメだと思ってるw ↓
http://www.square-enix.co.jp/fabula/ff13-2/#/novels/novels_detail/page_5

611 :
>>609
>>610
リンクトン

612 :
いま気付いたけど、コレ貼られてないじゃないか!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9526058
本当に13無印は良い百合だったよ… 13-2はどうしてああなった…

613 :
素直にファンヴァニ助け出して新たに女だらけの旅にしとけば良かったのに…

614 :
今13-2をやってるんだけどセラがお姉ちゃんの事しか言ってなくて捗る

615 :
>>614
ヴァニファンスレだが、まぁヨシとするw

616 :
すまんFFスレあったのねorz

617 :
まだ希望を捨てるな!(ライトさん流)

618 :
今やってるけど13って女子同士の絡みが多くて本当楽しい
ファンヴァニは言わずもがなライファンの背中を預け合う関係も美味しい
神ゲだわ

619 :
>>618
ライファン良いよね
実は一番好き

620 :
ライトニングリターンズキタ――(゚∀゚)――!!
http://www.square-enix.co.jp/fabula/LightningReturnsFFXIII/

621 :
リターンズその後どうなったのやらw

622 :
俺の予想
2013年冬頃に発売と見込んでいるが、そもそもリターンズにファンヴァニの復帰はあるのか?
それですべてが決まるんだが

623 :
発売日秋頃だとよ
ファンヴァニ情報一切なし、新キャラのルミナたんに期待w

624 :
フォーエヴァ―!!
静なつに浮気したけど戻ってきましたよ!
リターンずに期待するのは一つだけファンヴァ二復活。

625 :
遅ればせながら小説読んだ、ゲーム本編に入れろや!!が感想。
ホントに無印はベストオブもったいないゲー、ちゃんと作れば神ゲーになれたのにな…
和田のせいか鳥山か…評判良けりゃファンヴァ二関係もっと増えたろうに。

626 :
E3始まるね、吉報があることを祈る。

627 :
特になかったな…リターンズが最後の頼みかな?
それとも15にファンヴァ二多少は関係するかな?神話つながりの旧13兄弟
やし。

628 :
LRに出るみたいだけど多分凄いチョイ役なんだろうなぁ
最後に皆で旅をしたかったけどね

629 :
だね、ライトニング一人はモチベーション下がるわ……
これが最後とは思いたくない。

630 :
プレイヤーとして操れなくても、
ファングとヴァニラがクリスタル化から解放されたらそれだけでいいのに……
それすら叶わないというのか……

631 :
希望をすてるな!奇跡を信じようじゃないか!!

632 :
とりあえずライトさんはショタに走った模様
リターズ買う気失せた

633 :
ライトはセラだけ見とけよ…

634 :
>>632
kwsk

635 :
祝ファングさんお披露目

636 :
おお・・・
http://livedoor.blogimg.jp/hatima/imgs/7/f/7f63cd8e.jpg

637 :
よっしゃーいいぞ! その調子で行け!
あとライトの一人旅はちょっときついのでファングのスキンお願いします。

638 :
ファングさんが復活するからにはヴァニラさんとの絡みあるよね?ね?
信じて買っちゃうよ

639 :
ヴァニラきーたー!

640 :
同じくPVでヴァニラ確認したので飛んできますた
ファングとライトは結構一緒に戦う機会がありそうで嬉しい

641 :2013/09/06
ヴァニラ出んの?
なんか最後に登場あるかもとか匂わせてたが、ファングとライトが行動共にしてるけど
ファングが探し求めてる感じかな?
ヴァニラが戦ってるPVまだ無いっしょ?
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