2013年10レズ・百合萌え435: 【ナチュラル・ウーマン】松浦理英子【親指P・犬身】 (322) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【ナチュラル・ウーマン】松浦理英子【親指P・犬身】


1 :2008/02/04 〜 最終レス :2013/06/02

読売文学賞受賞おめでとうございます、理英子様!<(_ _)>

スレタイ検索で来られた方へ
ここは2chではなく18歳未満立ち入り禁止のBBSPINKです。
18歳未満の方はこちらのスレッドへどうぞ。
(変なスレタイですが、一応本スレです)
【文学】- 【デカパイ】松浦理英子は抜ける!!!【最高】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1045622271/

2 :
著者略歴
松浦 理英子 
1958年 8月7日 愛媛県生まれ。青山学院大学文学部仏文科卒業。
1978年「葬儀の日」で第47回文学界新人賞を受賞し、デビュー。
1994年「親指Pの修業時代」で女流文学賞を受賞。
2008年「犬身」で読売文学賞を受賞。
著作リスト
「葬儀の日」河出文庫
「セバスチャン」河出文庫
「ナチュラル・ウーマン」河出文庫
「親指Pの修行時代(上下)」河出文庫
「裏ヴァージョン」文春文庫
「犬身」朝日新聞社
エッセイ
「ポケット・フェティッシュ」白水Uブックス
「優しい去勢のために」ちくま文庫
「おぼれる人生相談」角川文庫
対談集
「おカルトお毒味定食」(笙野頼子との共著) 河出書房新社

3 :

翻訳
「たけくらべ 現代語訳・樋口一葉」河出文庫
文芸マガジン
「en-taxi」扶桑社に執筆中(らしい。未確認)
参考までに
「松浦理英子」清水良典(編集)鼎書房 ※論評集
「松浦理英子とPセンスな愛の美学 ― ゆらぐ性差の物語 」
  トーキングヘッズ編集室 (著・出版)※絶版?
「大原まり子・松浦理英子の部屋」旺文社 ※これも絶版かも
DVD「ナチュラル・ウーマン」(出演:嶋村かおり、緒川たまき) 販売元ケイエスエス
松浦理英子Wiki 
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%B5%A6%E7%90%86%E8%8B%B1%E5%AD%90

4 :
文学板のスレタイがあまりにも何だったので、こちらに立ててみました。
こんなところにスレッドを立てられるのは松浦さんにとって不本意かも知れませんが、
どうかお許しを。
では、皆様方、御自由に語って下さいませ。

5 :
本スレが5年で400レスちょっと・・orz
ここでやっていけるのか、不安になってきた。

6 :

何気に葬儀の日にが一番好きだ

7 :
>>1
スレ立て乙です。
私はやっぱりナチュラルウーマンで知りました。

8 :
おお、人生初の1乙だ。ちょっと感動。・゚・(ノ∀`)・゚・。
昔、知り合いにナチュラル・ウーマン貸したら、返ってこなかった。トレヴィルの初版だったのに・・
それ以来、文庫を「返さなくていいから」と配ってるよ。
まるで松浦教の布教活動だなw

9 :
あートレヴィル版が返って来ないのはツライかも…
でもファンが増えたと思えばなんとかw
読売日曜版にインタビュー掲載されてたね

10 :
>>1
乙かれさまです。
皆こまめにチェックしてるんですね。
怠っていたら犬身の初版を買えず、サイン会にも行けず…
行かれた方いらっしゃいますか?
いらしたら、松浦さんの声はどんな感じなのか教えて下さいませんか?

11 :
>松浦さんの声はどんな感じ
私も実際に聞いたことはないけど、松浦さん御本人が「牛みたいな声」と言ってたような・・
きっと落ち着いた話し方をされるんじゃないかと思います。
テンプレはアマゾンとかから引っ張ってきただけなので、
間違ってたら訂正よろしくです。
ちなみにノンケの友人に「ナチュラル・ウーマン」を読ませてみた感想。
「おもしろかった」
「ちょっとエグイ。SMっぽいのが受け付けない」
「女同士の嫉妬とか、微妙な感情のやり取りが書かれてて良かった」
「漫画の同人っていう設定はどうかと」
「掃除機のノズルを冷静に見られなくなった」
などなどでした。

12 :
>>11
情報有難うございます。
以前そっくりな方を見かけた事がありまして、
その時に運よく声を聞くことが出来たんですけど
ご本人か否か判断する術がなく悶々としていたんです。
牛w は言いすぎですけど、とても低い声だったので
ご本人だったと思うことにしますw

13 :
>>11
>「掃除機のノズルを冷静に見られなくなった」
ワロタwwww

14 :
私も結構いろんな本を読むんですけど、掃除機のノズルでというのは初めて見ましたw
そういえば、エリカ・ジョングの「飛ぶのが怖い」の続編で、
ドンペリの空き瓶を使ってというのもありましたね。
生で松浦さんに遭遇したら、私も声かけられない気がします。
大きい本屋さんで普通に本選んでても、誰にも話しかけられないって、
本人がインタビューで言ってましたし。会ってみたいような、みたくないような・・
でも、12さんはラッキーでしたね。

15 :
>>6
「葬儀の日」読み返してみました。
処女作特有の熱っぽさがあるものの、理知的な文体や、
関係性を見極めようと模索する姿勢はデビュー当初から一貫していますね。
倉橋由美子をよく引き合いに出されるのも、これを読むと納得です。
私は「ナチュラル・ウーマン」の中の「微熱休暇」がいちばん好きですね。
あと、本に収録されていないものではsale2に連載されてた「天上の愛・地上の愛」とか。
でもあれを読んだことがある人はいないような気がするorz

16 :
復刊ドットコムに「大原まり子・松浦理英子の部屋」発見。
古書だと高値なのですね。
復刊ドットコム リクエスト投票
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=2402

ついでに朝日新聞社のインタビューも。著者近影つきです。
性も種も超える愛「犬身」松浦理英子氏、7年ぶり長編小説
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200710310092.html

新潮新人賞選考委員としての松浦理英子様のお言葉
「書く動機は問いません。金のためでも見栄のためでもけっこう。
 でも、才能はきちんと見せてください。世間をなめても文学はなめないでください。
 剃刀をくわえて読みます。つまらなかったら恨みます。五徳をかぶって読みます」
怖すぎです、理恵子様・・

17 :
うっかりhを抜き忘れました。こちらからどうぞ。
復刊ドットコム リクエスト投票
ttp://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=2402
性も種も超える愛「犬身」松浦理英子氏、7年ぶり長編小説
ttp://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200710310092.html
そういえば、私がナチュラル・ウーマンを知ったのは、
今は亡き如月小春さんがお書きになった朝日の書評欄がきっかけでした。
「女子プロレスは明るい肉の饗宴である」という松浦さんの文章を引用して、
とても好意的な文章だったと記憶しています。

18 :
今日、買ってこようと思ったら売ってなかった・・・マイナーな作家さんなのね

19 :
>>18
知る人ぞ知るって感じだからね。
私も初めは本屋で探したけど見つからなかった(小さな田舎の本屋だからかもしれないけど…)。
ネットで注文するのがいいよ。

20 :
レズ・百合萌えねえ…
そういう読み方をしたことがないから違和感あるなあ

21 :
>>20
文板からお越しの方ですね。いらっしゃいませ。
スレ立てた者ですが、小倉論争のときのヒステリックな反応を見ても、
松浦さん本人には非常に迷惑な読み方なんだと自覚しています。
外部の方にこの板の状況を説明いたしますと、
本来ならレズ(*´Д`)ハアハア なノンケ同士が語る萌え板のはずが、
同板の伐から逃れてきたリアルビアンが同居しているという不思議な板なのです。
801板にリアルゲイの男性が住み着いているようなと例えれば分かりやすいでしょうか。
本来なら同サロあたりに立てるべきだったかも知れませんね。
文学板でビアンが顔を出すのもどうかと思ったので、
ビアンから見た松浦作品を語る場があってもいいかなと、ここに立ててみました。
作者が同性愛者でなくても、同性愛者のファンが存在することまで否定はできませんし。
無論、異性愛者の方とその文学的解釈を排除する意図は毛頭ありません。
その読みは違うだろうなどと、思う存分、つっこみを入れて下さいませ。
ところで松浦さんはネットをなさるんでしょうか?
真性VIPPERのねらーだったら、どうしよう・・
うえっw、うえっw、理英子様とかキモ過ぎwwwwwww
崇め奉ってないで、ちゃんと嫁よ、レズヲタ超ワロスwwwwwwwwww
とか煽られたりしてw
でも考えたら、ひとこと、
「仕事しろ」
で撃退できますねw

22 :
うわっ、長文ウザ! と自分で言ってみるテスト。
保守がてら、松浦理英子に関するトリビアをカキコしますね。
松浦さんと言えば女子プロレスのファンで有名ですが、
中でもお気に入りの選手はブル中野さんでした。
今ではプロレスは引退なさって、プロゴルファーとして活躍しているようです。
ブル中野さんの愛称:パンダにちなんで、パンダのぬいぐるみをプレゼントしたそうです。

23 :
好き嫌い以前に、まず知っている人が少ないのか_| ̄|○
人が大勢いる中山可穂スレが眩しいなあ。
知名度向上age(ノ゚∀゚)ノ

1958(昭和33)年、戌年の生まれの松浦さん、そのせいかどうか大の犬好きだそうです。
犬を扱った小説としては、フィリッパ・ピアスの「まぼろしの小さな犬」がお好きとか。
そういえば、いちばん好きな小説(児童文学だっかかな?)にも、
「トムは真夜中の庭で」をあげていましたね。
稲垣足穂を敬愛しているというのは、最近、初めて知りました。
A感覚つながりなのでしょうか。

24 :
あ、私もフィリッパ・ピアス大好き
嬉しいな

25 :
フィリッパ・ピアスのWiki貼っときますね。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%A2%E3%82%B9

>フィリッパ・ピアスは決して多作な作家ではないが
>2004年、彼女は20年がかりの初めての長編小説
 『川べのちいさなモグラ紳士』(The Little Gentleman)を出版している。
いくらフィリッパ・ピアスが好きでも、こんなところまで真似ないで下さいね、松浦さん。
7年でもファンには十分過ぎるほど長いです( TДT)

26 :
次も7年後だと思ってるファンを驚かせたいって言ってたから
案外早いんじゃないかなw

27 :
逆パターンもありえるけどなw

28 :
>>25-27
ワラタ

29 :
普通に考えて、年齢を重ねるにつれて寡作になる作家はいても逆はないようなw
うんと長生きしてマイペースで執筆してくれれば、ファンとしては良しとします。
文学板の過去スレからの抜粋です。

29 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 2001/04/29(日) 13:45
中上健次の後の、熊野大学セミナーで本人を見かけました。
煙草を吸いながら低い声でしゃべっていた。
中上作品における女性についてしゃべっていたけど、
ディープな中上ファンからの質問を、はっきり「わかりません」とつっぱねていた。
当時、中上作品における女性像をフェミニストが批判していて、
浅田彰とかが「読解が浅い」と擁護していたのだけれど、
松浦理英子の出席が、なんだかフェミニストへの牽制にも見えてしまった。
たしか中上が「ナチュラルウーマン」を評価したのだったと思うのだけど。

松浦さんはアンチフェミニスト扱い???
「非性器主義」を掲げては男根至上主義の男性から叩かれ、
「レイプは大したことではない」発言でフェミからは袋叩きで、
微妙な立場のような気がするんですけど、どうでしょう?
「実生活レベルでの運動には賛同するけど、
 上野千鶴子みたいなフェミニズムには賛同しない」
と本人は言っているらしいですけど。

30 :
普通に考えて、年齢を重ねるにつれて寡作になる作家はいても逆はないようなw
うんと長生きしてマイペースで執筆してくれれば、ファンとしては良しとします。
文学板の過去スレからの抜粋です。

29 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 2001/04/29(日) 13:45
中上健次の後の、熊野大学セミナーで本人を見かけました。
煙草を吸いながら低い声でしゃべっていた。
中上作品における女性についてしゃべっていたけど、
ディープな中上ファンからの質問を、はっきり「わかりません」とつっぱねていた。
当時、中上作品における女性像をフェミニストが批判していて、
浅田彰とかが「読解が浅い」と擁護していたのだけれど、
松浦理英子の出席が、なんだかフェミニストへの牽制にも見えてしまった。
たしか中上が「ナチュラルウーマン」を評価したのだったと思うのだけど。

松浦さんはアンチフェミニスト扱い???
「非性器主義」を掲げては男根至上主義の男性から叩かれ、
「レイプは大したことではない」発言でフェミからは袋叩きで、
微妙な立場のような気がするんですけど、どうでしょう?
「実生活レベルでの運動には賛同するけど、
 上野千鶴子みたいなフェミニズムには賛同しない」
と本人は言っているらしいですけど。

31 :
すみません、専ブラの不調で二重にカキコしてしまいました。
(_ _ )
 ヽノ)
  ll

32 :
松浦さんは釣り師なんじゃないだろうかw

33 :
    _
   / /|) まさか自分のレスをあぼ〜んしてたとは・・アフォですか、私は。
   | ̄|    
 / /
確かにワザとやってる気はします。
レズビアンがテーマの小説でアナルセックス、
おまけに描写は硬い文章でポルノとしては全く使えないw
もっと萌えるの書けと言った小倉千加子に、
あたしはレズビアンポルノ作家じゃねえよヽ(`Д´)ノバーヤバーヤ
って激怒してたし。
 ┌──────────────┐
 │ ::::::::::::::::::lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll│
 │ :::::::::::::::::::::llllllllllllllllllllllllllllllllllllll::│ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 │ ::::::::::::::::::::::lllllllllllllllllllllllllllllllllllllll│< でも、ビアンを釣るのはよくないと思うク・・ます。
 │ :::::::::::::::::::::lllllllllllllllllllllllllllllllllllllll:│ \____________________
 │ :::::::::::::::::lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll│                        
 ├──────────────┤
 │    (___)   / (_/    .│ ※ プライバシー保護のため
 │     |       /         │     音声は変えてあります
 │     |  /\ \        .|
 │     | /    )  )        |
 │     ∪    (  \        |
 ◎.           \_)       ◎

34 :
文学板の人たちって真面目だなあと思ったですよ。
「理英子たん萌え〜」な、お気楽萌え板住人とはえらい違いだ。
しかし、ID出ないと誰と誰とが喋ってるのかサパーリ分からん。
「ナチュラル・ウーマン」の映画はどこに行ってもクソミソに貶されてますね。
「微熱休暇」をメインにして、過去はフラッシュバックで処理して、
「ヴァージニア 」や「エコエコアザラク」の佐藤嗣麻子に監督して貰ったら、
結構いい映画になるんじゃないかなあ。

35 :
誤解を招く表現をして申し訳ない。
>>34
>「理英子たん萌え〜」な、お気楽萌え板住人
とは、このスレを立てた私自身のことであって、
カキコして下さる皆様方のことを揶揄した訳では決してございません。
ここに訂正して深くお詫び申し上げますm(_ _)m

文学板の松浦スレも本が出るたびに立っては落ちを繰り返しているみたいですね。
次スレは
【7年に1冊】松浦理英子【セミ?】
でよろしく
というレスに吹いてしまいました。
3年や5年周期のセミもいるですよ。
間違っても、13年や17年ゼミにはならないで下さい。
お願いしますね、松浦さん。

36 :
松浦さん、アニースのインタビューなんて受けてたんですね。
レズビアンかどうかと聞かれて、
「どうせみんなそう思ってるんでしょ〜。いいよ。それで」
と皮肉っぽく答えたとか。
「すべての人間はセクシュアル・マイノリティーであるという自覚を持つべきなんですよ」
という発言からも、カテゴライズされることを嫌っているのは確かですね。
何て言うか、ドーナツの穴みたいな人ですよね、松浦さんて。
ノンケでもなくビアンでもなく、SでもなくMでもなく、
何かに対するアンチテーゼでしかない存在みたいな。
文壇的には笙野頼子と立ち位置が似てるような気がします。
どう扱っていいのか分からないので、誰も真正面から評価しないというw
笙野さんの作品は、図書館で見かけたら読むという程度のファンなんですけど、
「母の発達」と「幽界森娘異聞」は面白かったですね。大笑いしました。

37 :
テンプレから抜けてたものを追加。
「女性作家シリーズ 21 山田詠美・増田みず子・松浦理英子・笙野頼子」(角川書店)1999/7
小説トリッパー冬季号[松浦理英子x星野智幸/蓮見重彦] 週刊朝日別冊 2007/12/15
ttp://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/3060252/s/

「大原まりこ・松浦理英子の部屋」で松浦さんが、
「思春期の仄暗い迷路の中、成熟への正しい道に半身を預けつつ、
 もう半身では幼年期と直結した欲望の萌芽と無邪気に戯れる<少女>の姿を、
 篠有紀子ほど優しく描く人はいない」
と絶賛していた篠有紀子さんという方を名前で検索してみたのですが、
少女漫画家さんみたいですね。
そういえば題名も名前も忘れてしまったのですが、
ちくま文庫の漫画の本にも解説を書いていたような気がします。
結構、漫画好きなのかな。
間違っても、大島弓子や萩尾望都みたいな王道にいかないあたりが、
松浦さんらしいというか何というか・・

38 :
書評サイトを幾つか読んでみたんですけど、
おおまかに言って、女性やビアンには「ナチュラル・ウーマン」が人気、
男性読者や批評家には「葬儀の日」の評価が高いという印象を受けました。
「裏ヴァージョン」は賛否両論ですね。
「犬身」がどう評価されるのか、とても楽しみです。
「私はパンダのファンである。あのシックさとユーモアを兼ね備えた外観も、
 非攻撃的で大らかな性質も、メスがペアリングの相手を厳しく選別し、
 たとえ身近に一頭しか雄がいなくても
 その雄が気に入らなければ断固として独り身を保つという性行動のスタイルも、
 大いに気に入っている」
黒柳徹子さんもパンダ好きでしたね。
ペンギンでもいいような気がするけど、
ブル中野さんのイメージと重ね合わせているのかな。

39 :
>>38
>メスがペアリングの相手を厳しく選別し、
 たとえ身近に一頭しか雄がいなくても
 その雄が気に入らなければ断固として独り身を保つという性行動のスタイルも、
 大いに気に入っている
ワラタ
裏ヴァージョン好きだよ。ナチュラルも葬儀も。
親指P、犬身より上の3つの方が好きだ。

40 :
うふ〜ん

41 :
てす

42 :
>>40のリンクはグロ。
鑑定スレ住人なので、確認してみました。
中国における動物虐待を扱ったまじめなドキュメンタリービデオです。
PC無害ですが、動物好きの方はクリックしない方がいいと思います。
今は「中国」と入っているのは皆グロだと思ったほうがいいです。
怪しいと思ったら鑑定スレへ。
ウィルスやブラクラチェックにこのURLをお気に入りに入れておくのをお勧めします。
ソースチェッカーオンライン
ttp://so.7walker.net/
このURLも直接踏まずにググって確かめるくらいの慎重さがあると被害には遭いにくいでしょう。
荒らしが出てきたので、以下「sage」進行でお願いします。
変なレスは専用ブラもしくは脳内であぼーんでスルー、
ひどくなるようなら、レス削除を依頼します。

43 :
自信を持って世に問うた「ナチュラル・ウーマン」が無視されて、
「親指P」で評価されたのは松浦さんにとって不本意だったみたいですね。
松浦さんにとって「食事はエサ」なんだそうです。
文壇のパーティは嫌いで、めったに顔を出さないけども、
たまに出席すると、普段食べられない高級料理のみに狙いを定めて食べるとか。
「裏ヴァージョン」の文庫版を本屋で見かけたので買ってきました。
少しはエサ代の足しになったかな。相変わらず松浦教にお布施状態w

44 :
松浦さんは、よくインタビューで、
「誰か私の代わりに書いて欲しいわよ」と口癖のように言うんですけど、
一ヶ月に一冊ぐらいのペースで本を出すベストセラー作家ならいざ知らず、
七年で一作の人がゴーストライターを使ってどうするんだと。
あの文体って、わりと簡単に真似できそうな気がするんですけど、
私には、お尻にヘッドホンのプラグを挿して、
「何も聞こえない」なんてボケをかます才能はないなw

45 :
>「誰か私の代わりに書いて欲しいわよ」
産みの苦しみを散々味わったんだろうね。
でも、そんな風に思っているのに何で書くんだろう?
書かずにはいられないと言うには無理がある出版ペースに思えるし。
まさか、ただ単にエサ買う為なんじゃ…

46 :
このペースではエサ代にも事欠くようなw
文学板の本スレには、親指Pの印税を数年で食い潰して、
若い女の子の部屋に転がり込んでるなんてレスがあったけど、
「ちょw、それ何ていうリアル裏ヴァージョンwww」って突っ込みたくなった。
よく出版社に前借りしてるという話は、笙野さんとの対談で出てた気がします。
あれだけ量産する笙野さんですら、デビュー当時は実家からの仕送りと前借りでしのいでいたらしい。
「裏ヴァージョン」第十三話の、何で小説書かないのかと新聞記者に聞かれて、
「ゴーストライターがんで、次が見つからない」と冗談で答えたら怒られたって・・
そりゃあ、向こうは真面目にインタビューしてるんだから、怒られても当然でしょう。
編集者に締め切り破った言い訳をするのとはワケが違うw
書きたい設定はいろいろ思い浮かぶんだけど、
自分で設定したハードルが高すぎて思うように筆が進まない、みたいな感じなのかな。
「裏ヴァージョン」の作中人物は、小説に対しても、恋愛や人間関係に対しても、
期待値が高すぎて自縄自縛に陥ってますよね。ちょっと昌子に同情してしまいました。

47 :
「裏ヴァージョン」の「友達がお金で買えるなら」って・・
お金で買ったら、それはもう友達じゃなくて、友達役を演じている使用人ですよね。
「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンが演じてたみたいな。
もし私がビル・ゲイツみたいな大金持ちだったら、
松浦さんに生活の心配しないで執筆活動に専念できるようにしてあげたいけど、
そうしたら絶対に書かなくなるだろうな。
「腕のいいゴーストライター雇って」とか言いそうだ。
そういえば、過去ログで、
「私、文藝に応募しました、第二の松浦理英子になります!」
って言ってた人がいたんだけど、その後どうなったんだろう。
まさか「これが後の赤坂真理であった」とかいうオチじゃないですよね?
読んだことないから、よく分からないけどw

48 :
少し前に、新芥川賞作家の川上未映子が、
NHK-BSの週間ブックレビューの書評ゲストに出てましたね。
松浦さんも過去に出演していたと過去ログにあったのですが、見損なってしまいました。
旅番組までオファーを受けてたとは意外でした。素顔の松浦さんも見てみたかったな。
「犬身」で特集コーナーに出てくれないかなとちょっと期待してます。

49 :
2000年までの詳しい年譜を見つけたのでURLを貼っておきます。
松浦理英子 年譜
ttp://wa.ctk23.ne.jp/~lala/matsuura/pro/nenpu3.htm
SALE2やGSの連載まで載ってる!!と驚きました。
老舗のファンサイトみたいですけど、すごいですね。
「親指P」って仏語訳や伊語訳まであるのか・・今度、アマゾンで探してみよう。

50 :
SALE2の編集長は赤坂真理だったのか。「ボンデージファッションと思想の雑誌」って・・
素直にSMエロ雑誌と言えと(ry
>>49の年譜から
一九七三年(一六歳)
丸亀図書館に通い、ヌーボー・ロマンやヌーボー・ヌーボー・ロマンを愛読するようになる
先日ヌーボー・ロマンの代表作家アラン・ロブ=グリエが亡くなりましたが、
ヌーボー・ヌーボー・ロマンなんて恐ろしいものが実在するのですかorz
卒論も超マイナーな作家だったみたいだし、仏文専攻じゃない人間には、
何のことだかさっぱり分からないような小説を読んでそうだ。

一九七八年(二一歳)
*ゼミのコンパで茅野裕城子と知り合う
茅野さんって女優になって、中国に留学して何とかかんとかっていう人ですよね。
松浦さんが1958年、茅野さんが1955年生まれだから、ゼミの先輩か・・
かなり前に「韓素音の月」を読んだけど、ちょっとビアンっぽい要素があったような記憶が。
ジェンダーとかアイデンティティにこだわってそうなところが似ていると言えば似ているかも。

51 :
見棄てないで、ダーリン。
ちょっと引用してみましたw
「裏ヴァージョン」というタイトルが何を意味しているのか、色々意見が分かれているみたいですね。
私は三島の「仮面の告白」みたいな意味で、今までの作家生活を表として、
その舞台裏を描いて見せたから「裏ヴァージョン」だと受け取ったんですけど、単純すぎるかな。

52 :
作品はあんまり好きじゃないけど、人生相談の奴は好きだ。

53 :
マリア様が表紙だったけど、どんな相談者も突き放さずに真面目に回答する姿はまさにマリア様だなと。
人生相談の回答者って、上から説教する一刀両断タイプと、
相談者と一緒になってウダウダ悩むタイプがあって、
相談する側には後者が圧倒的に人気が高いと内館牧子のエッセイに書いてありました。
現実的な解決策を求めるというより、話を聞いて共感して欲しい人が多いってことですね。
ところでアマゾンで検索したら、えらいものが出てきた。
Encyclopedia of Contemporary Japanese Culture (Encyclopedias of Contemporaryculture)
by Sandra Buckley (Library Binding - Dec 14, 2001)
Excerpt - page 290:
"... explorations of alternative sexualities blossomed.
Matsuura Rieko publicly proclaimed herself a lesbian. ..."
世界に向かってカミングアウトしてますがな(´・ω・`)

54 :
>Matsuura Rieko publicly proclaimed herself a lesbian. ..."
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwこれは何かの間違い?ww

55 :
Matsuura Rieko lesbian の検索結果 約 471 件中 1 - 10 件目 (0.40 秒)
the hermaphroditic gender identity in the pioneering works of the critically acclaimed,
self proclaimed lesbian writer, Matsuura Rieko, ...

Japan's, most famous; lesbian author Rieko Matsuura ;

Matsuura Rieko - Japan's most famous lesbian author
>>36のアニースのインタビューの発言を真に受けてるのかもw
でも、文壇では公然の事実みたいですね。
福田和也がイニシャルトークで暴露して、松浦さんが激怒したとか。
金井美恵子の名前も一緒に挙がってたと思う。

56 :
こういうのって、文壇プロレス的なはったり発言かも知れないですけどね。
「男に媚びない女流作家は全部、同性愛者扱いしとけ」みたいな。
金井美恵子は、自分の姉以外のすべての人間を馬鹿にしてる人間嫌いだし、
松浦さんは同性愛者というよりは「異性愛に障害を持つ人」とでも表現したほうが的確だと思う。
新潮新人賞の選考委員って、福田本人と松浦さんと、
同じく福田にバイだと言われた浅田彰が顔を揃えているんですよね。
お互いの推薦作品を皮肉の応酬でけなしてそうだ。
選考会場の料亭に、お運びさんになって潜り込みたいな。

57 :
笙野頼子スレに本人が降臨して、罵倒レスに応酬してるw
あの闘魂はすさまじいなあ。女子プロレスに参戦して欲しいくらいだ。
既女板で暴れてる某女性芥川賞作家には全く同情できないけど、
笙野さんは陰ながら支援したいと思ってしまった。
女子プロレスの試合会場で松浦さんを見かけた人とかいないんだろうか。
本屋ですら気付かれないんだから、なおさら無理?

58 :
2002年の現代思想・別冊「プロレス」特集に、
エッセイと長与千種へのインタビューが載っている模様。
本当にプロレス好きなんですね。
私も格闘技は結構好きなんだけど、プロレスは守備範囲外…
極真空手の女王ヴェロニカ・ソゾベトスたん萌え〜(*゚∀゚)=3ハァハァ
ところで「裏ヴァージョン」の第十三話に出てくるアルバイトの女の子って、
「ナチュラル・ウーマン」の由梨子のモデルですよね。
脳内でなぜか深キョンに変換されてしまったけど、
天然で色気があって、かつヤンキーって女優でいうと誰なんだろう。
飯島直子? 瀬戸朝香??

59 :
正直「裏ヴァージョン」を読んで、「ナチュラル・ウーマン」の後でこれはないよなあと思ってしまった。
ファンだから楽屋オチも面白いけど、あれだけの小説が書ける人なのに何やってんだと歯痒くなってしまう。
文学界新人賞の選考委員で「葬儀の日」を激賞した田久保英夫さんが、その後の短編を読んで、
「女性作家には珍しく抽象的な観念小説の書き手が現れたと期待したのに、こんなことでは困る。
 下手に現実につこうとせずに「葬儀の日」の文体で書き続けて欲しい」
といった趣旨の苦言を呈してたのを思い出した。
「ナチュラル・ウーマン」の続編を読みたいのは私だけではない筈だ!

60 :
映画「ナチュラル・ウーマン」のあらすじを読んで、

「何じゃこりゃあー!!」

と松田優作状態に…
ストーリー変わり過ぎですよね。
脚本担当した松浦さんも「監督の要請で仕方なく」と語ってますが、
原作のまま映像化したら18禁どころではないエロイことになってしまうし、
AV女優でもない限り、役を引き受ける人はいなくなるだろうから止むを得ない…
いや、やっぱり納得がいかん。
そんなにあっさり主要登場人物をさないでくれ〜ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

61 :
肥満体恐怖症はニヤニヤしながら読んでたよ

62 :
あれは「まんじゅう怖い」ですよね。
アマゾンのレビューで「痴人の愛」と比べてた人がいたけど、
谷崎の主人公もマゾヒストでわざと自分が虐げられる方に仕向けているとしか思えないし。
谷崎は特定の女性に一対一で虐待されるシチュエーションが好きみたいですね。
私はツルゲーネフの「初恋」みたいに一対多数で、
大勢のライバルに紛れて好きな人に無視される方がむしろ萌えるというか。
松浦さんは美人だから、小説の主人公はあっさり両思いになりますよね。
ちょっと違和感があるというか、もったいないような気がします。
そこのところの葛藤をもっとkwsk!とリクエストしたくなるけど、
本人はそういうのはもう古いと思ってるみたいですね。
まあ、もてないビアンの片想いの話を読んで誰が得するんだよと怒られそうですけど。

63 :
「もう性愛を書くのは飽きた、これからは友愛だ!」みたいなこと言うのって、
浅田彰にフーコー読まされて洗脳されたんじゃないかと、ふと思ったりして。
「ナチュラル・ウーマン」の続編はやっぱり期待できないのかな。
全然エロくなくても構わないから、花世がその後どうなったのか是非読んでみたい。
「裏ヴァージョン」の二人も、石井桃子の「幻の朱い実」の明子と蕗子みたいな関係になりたかったのかな。
病気だった蕗子のモデルの人を喜ばせるために翻訳したのが「クマのプーさん」だったとは。
女の友情ものも、なかなか泣かせますね。

64 :
花世のその後を想像すると「天上の愛・地上の愛」の「結石」に出てくる人と、
何となくイメージが重なるんですよね。
今、雑誌が手元にないので曖昧な記憶なんだけど、
確か、学生時代の女友達から葉書がきて海の近くの辺鄙な田舎に会いに行く話で、
その友達は昔、主人公と男とどっちを取るかみたいな三角関係の挙句に男と二人で崖から飛び降り自を図って、
結果、男はんで彼女は大怪我をしたものの生き延びるわけです。
その後、彼女は実家に戻って、ちょっと不気味な独身の弟と一緒に暮らしていて、
飛び降りたときに裂けたお腹から入った婚約指輪のダイヤが腎臓結石になって出てきたものを主人公に見せて、
自分はやっぱりんだ婚約者を愛していたんだみたいなことを言って、主人公はむかついて帰る、
と大体こんな感じのストーリーだったと思います。
花世も物語の終わりの方で、知り合いの店でウェイトレスとかやってたけど、
男には不自由しないっていうキャラ設定だから、きっとその後、結婚してると思うんですよね。
でも旦那には友情しか感じないとか、何かしら空虚さを抱えてて、
始終家を空けて出て行って、ときどき戻ってきては喧嘩したり、仲直りしたり、
そんな夫婦関係になってそうな気がするんですけど、皆さんはどう思いますか?

65 :
amazon.frで検索したら「ナチュラル・ウーマン」の仏語訳(゚∀゚)ハケーン!!
「親指P」は"Penis d'orteil" って、直訳すぎw 修行時代はどこへ行ったんだ?
リストマニアのところにレズビアン小説やら映画がリストアップされてて、
そのなかに"Blue" de Kiriko Nananan とかあって笑いました。
QAFがあるのは分かるけど、ツイン・ピークスとか、クレア・デインズのDVDが入ってるのは何故だろう?
今、アマゾンのリンクを踏む気にはなれないと思うので、気になる方は検索して見て下さい。

66 :
四方田犬彦が「赤坂真理の出現で松浦理英子の抱える問題が古びてしまった」
と発言していたのが気になって、赤坂真理を読んで見たんだけど…
う〜ん、あっさり忘れてしまおうかと。
全く方向性が違うし、比較するなら田口ランディとか山田詠美だろうに、と思ってしまった。
「犬身」再読中。
犬臭いカクテルって、いったい何をブレンドしてるんだw

67 :
            ようこそバーボンハウスへ
       ∧_∧  この犬の蜜は私のオゴリだ
       (`・ω・´)  シュッ
      (つ   と彡 ./
          /  ./
         /   ./
       ///  /
      / 旦  /
     /      /

68 :
        ∧_∧
         (´・ω・) バーボンハウスじゃなくて<天狼>だった…
         (つ と彡 /
          /  ./
         /   ./
       /    /
      /     /
    /       /
   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   |   __   | ガシャン
   |  (__();o。|
       ゜*・:.。 コロコロ

69 :
スペイン風オムレツって「トルティージャ」じゃなくて「トルティーリャ」じゃないのかと、
ググってみたら、スペイン訛りだと"tortilla"を「トルティージャ」と読むのもアリなんですね。
さらに"tortilla"を辞書で引くと「トルティーヤ:メキシコの伝統的な薄焼きパン」と出てきて、
???状態に。似てるからって同じ名前にするとは、いい加減な。
松浦さんの小説に出てくる食べ物って、凄くおいしそうですよね。
「微熱休暇」を読むとタコを食べたくなるし。

70 :
「犬身」再読終了。
感想を短くまとめると、確かに面白いんだけど、
こういう面白さは松浦さんの小説に求めてないんだよなあ、という感じです。
ちょっと、ずるいんじゃないの松浦さんと言いたくなってしまう。
「ナチュラル・ウーマン」の中で花世が容子に向かって、
「あなたが可愛い仔犬だったらそれでいいけど、
 人間なんだから頭を使ってどうすればいいか考えろ」
みたいに言ってたけど、それに対して、
容子「あ、じゃあ人間やめます。犬になりますんで。それじゃ」
花世「ちょww 待てwwww」
ってなるのを想像してしまった。
犬になってしまったら、エサ代も稼がなくてもいいし、社会の偏見からも逃れられるし、
現実的な問題はほとんどクリアできてしまいますよね。
おまけに梓さんはお金持ちのお嬢様で食うには困らない設定だし、
フサはオスになって去勢されてるから繁殖の問題も回避されてる。
出てくる男性キャラは頼りないか、非人間的かのどっちかだし、
二組の夫婦の家庭は両方とも無残に崩壊してしまう。
「幼態成熟(ネオテニー)」という概念を持ち出すあたり、
松浦さんの文学のテーマは「結婚・出産を通じてのみ女性は成熟する」
という社会的な通念に異議を唱えることにあるのではないかと思うんだけど、
現実の生活で生じる摩擦や衝突を描く気はないのかと問い詰めたくなる。
たぶん松浦さんの側からは、
「それはあなたがLGBT的なポリティカリー・コレクトネスに囚われ過ぎている。
 私はレズビアン・フェミニズムのプロパガンダ小説を書く気はない」と反論されるんだろうな。
でも、今、日本に同性愛者が現実的にぶつかる問題をリアルに書く作家なんて一人もいない状態で、
幻想小説ばかり書かれても、という不満をどうしても感じてしまう。
長々とすいません。
もう誰も読んでないかも知れないけどw

71 :
いや、面白いですよ。自分は犬身は未読ですが
> 松浦さんの文学のテーマは「結婚・出産を通じてのみ女性は成熟する」
> という社会的な通念に異議を唱えることにあるのではないかと思うんだけど、
私は松浦さんのインタビューなどは読んだことがないので的外れかもしれませんが。
そういう一般的な観点に対して、異議というより彼女本人は明確な立場は取って無くて
ただ単に「本当にそれだけなの?」と疑問を投げ掛けるのが目的かなとも思いました。
意見の提示ではなくて、疑問符の提示というか。
カテゴライズを嫌ってそうな辺りが、自分の意見を押し通すのが目的ではなくて
意見を押し通そうとする人を揺さぶるのが目的に見えるのかもしれないです。
よくわからない意見だったらごめんなさい。
ナチュラル・ウーマンの続編が読みたいのには同意w

72 :
未読の方への配慮が欠けていましたね。ごめんなさい。
今後、ネタバレはちょっと気を付けるようにします。
的外れどころか的確な指摘だと思います。
動かない敵に対して遊牧民的にあちこちから攻撃を仕掛けているような、
強制異性愛社会の中にも、そのコードから外れた多種多様な人たちがいて、
色んな人生の選択肢があるんだと例示しているような感じですね。
私は日本の同性愛者の問題は、「祖先を崇拝し、子孫を残す」という、
日本人にとって唯一の宗教思想であり、
生活の信条でもある伝統から切り離されてしまう点にあると思うのです。
ただ、それに対抗する価値観を打ち出すことは非常に困難なのですね。
これは子供を持たない夫婦や独身者にとっても人生の課題であるわけですけど。
松浦さんが笙野頼子に親近感を抱くのも、おそらくその辺りに理由があるのではないかと。
そして松浦さんと桐野夏生の関係は、三島由紀夫と松本清張の関係に似ているような気がします。
今は純文学の作家より、エンタメ系の作家の方が、
現代社会の問題点を作品化しようという意欲があるのかも知れませんね。

73 :
犬身読みながらなぜか少女革命ウテナがよぎった。

74 :
ウテナ×アンシー
   ↓
 フサ×梓
植物尽くし
  ↓
 犬尽くし
が共通点?
 
ウテナはYouTubeでちょっと見ただけで、
実はよく知らなかったりするんだけど(汗)
梓の兄のセリフを読んだとき、天童荒太の「永遠の仔」に出てくる、
自分の娘を性的虐待してた父親を思い出したなあ。
ところで、話が変わりますけど、石井桃子さんが亡くなりましたね。
朝日賞受賞の言葉が遺言めいていて、何だか嫌な予感がしたんだけど、
101歳だったとは! ご冥福をお祈りいたします。
「幻の朱い実」は"斜めから書かれ"たレズビアン小説と受け取れなくもないですよね。
生涯独身を通した石井さんが、ぬ前にどうしても彼女との交情を書き残しておきたかったのではないかと。
松浦さんには、こういう書き方もありますよと余計なおせっかいだが教えて差し上げたひと思ふ。
無理に同性愛者やフリークスを題材にしなくても、
異性愛を内側から描いてその崩壊っぷりを曝け出すことができますよんと。
今はレベッカ・ブラウンの「私たちがやったこと」を再読中。
「葬儀の日」が好きな人は嵌るんじゃないかな。


75 :
『少女革命ウテナ』はアンシーの成長物語で『犬身』は梓の成長物語だね。
ウテナ「ボクは王子様になりたいんだ」に対し、房子「好きな人の愛犬になりたい」
アンシーの兄と梓の兄のヘタれ具合がそこはかとなく似てた。
それにしても松浦さん...例の彬の戯言に対して安っぽいエロゲーみたいってw

76 :
ブログの文章を「通俗」とかって貶してるわりには、
「犬身」のストーリー展開自体がものすごく通俗的ですよねw
「親指P」のときのインタビューで、
「あのくらい分かりやすく書かないと一般読者に通じないんだ」
みたいに言ってたから、わざとやってるんだとは思いますが。
ノンケの男の人は松浦さんの小説読んで、
「何でこんなクソみたいな男ばっかり出てくるんだ。
 一人くらいはまともな男性キャラを出せ」
と思ったりしないんだろうか。
私は「ナチュラル・ウーマン」に出てくる夕記子を見て、
「こんなスチュワーデスはいねえwww」と思ってしまう。
看護婦ならまだしも、上昇志向の強いあの連中が、
女同士の恋愛なんて何の得にもならないことに時間を費やしたりしないだろうと。
松浦さんのことだから、知っててわざと悪役をやらせた可能性も否定できないけどw

77 :
むしろ犬身がエロゲシナリオみたいだと思う。良い意味で。

78 :
過疎ってるね。
好きな作家だけど、寡作なのが寂しい。
新作でたのも知らなかった。
女二人のどうしようもない関係を書かせたら一番だよね。裏バージョン読むと親友を思い出します。
もりもり書いて欲しいなぁ

79 :
お友達の笙野さんは年に一冊ペースで書きまくっているというのに…(ノД`)シクシク
それにしても飼い主のセックスを横目で見ながら、
「左手が遊んでる! このヘタクソ!」
とかって内心でツッコミ入れる犬は嫌だなあw

80 :
しかも兄妹の
カオスだぜ。えろげチックだぜ

81 :
え〜、このスレは松浦教信者の1の独断と偏見と妄想によるレスでお送りしています。
スレを見て、読んでみようかなと興味を持ってくれる人が一人でも増えればいいなと。
松浦さんのエサ代の足しにもなりますしw
「犬身」の印税でしばらくはエサ代に困らないや、と休眠モードに入ってそうな悪寒が。
編集・出版関係者の皆様方、書評とかインタビューのお仕事を発注してあげて下さい、おながいします<(_ _)>
新作が出るまで特に話題もないので、松浦さんが好きな作家の話とか、
他のビアン系の作家さんとの比較なんかをしてみようかと思っています。
「そんなのはお前のチラ裏ブログにでも書いとけ!」と怒られそうですが、
ときどきレスして下さると1は喜んでいろんな情報を出すと思われますw
カキコするのは面倒だとお思いの方のために、このスレ用のコピペ置いときますね。
<コピペ用テンプレ>
理英子たん(*´Д`)ハァハァ 
新作マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 理英子たん! 理英子たん!
 ⊂彡
     ∧_, ,_∧
     (`Д´ ∩ <新作出ないなんてヤダヤダ
     ⊂   (
       ヽ∩ つ  ジタバタ
         〃〃

☆ チン     マチクタビレタ〜
                      マチクタビレタ〜  
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 新作まだ〜
            \_/⊂ ⊂_ )   \______
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  温州みかん |/

82 :
ぶっちゃけこんな所に落とすの勿体無いよ
マジでファンサイトとかやるつもり無いの?

83 :
では、このスレは以下、「理英子たん(*´Д`)ハァハァ で1000まで行くスレ」に変更します(嘘)
もったいないと言って頂けるほどのものでもないですけど、
検索してみたら更新してるファンサイトがないみたいなんで作ってみようかな。
ブログもやったことない初心者なんで、サイト開設までは遠い道程になりそうだけど、
松浦さんの新作よりは先に出来そうな気がしてきたw
ちなみに、松浦理英子 の検索結果 約 62,200 件
       笙野頼子 の検索結果 約 168,000 件 でした。
松浦さんも笙野さんも作者本人の公式サイトってないんですね。
エンタメ系の作家さんとかは結構凝ったサイト作ってる人多いのになあ。

84 :
公式も生きてるファンサイトないんだもんね…
これは1さんへの期待が高まっちゃうよ!

85 :
×ファンサイトない
○ファンサイトもない

86 :
「HTMLとは何ぞや?」というところから始まるので、本当に出来るのはいつになるやら。
老舗のファンサイトさんが「ナチュラル・ウーマン」と「親指P」からサイト名を取っているので、
それに習って「犬」絡みの名前にしようかなとか、英語版も作って世界に発信だ!とか、
構想(というか妄想w)だけは膨らんでるんですけどね。
で、試しに「犬の蜜」でググッてみたら、全5件の最後にこのスレが出た。で、その上が…
> その間も、可愛い牝犬の蜜壷は、大人のオモチャの振動でなぶられて、淫らな動きをしている。
>「・・・そうよ」 唇が離れた時、妻のつぶやきが聞こえた。
>「だって、私は嫌だって言ったの・・・だけど、あの人が無理やり・・・んぐぅ」 ...
ググル先生(p∀・)エロス!

87 :
「親指P」のイタリア語訳があるってガセだったのかと思いきや、本当に(゚∀゚)アタヨ!
Non solo Manga - Matsuura Rieko, L'alluce P
ttp://www.nonsolomanga.it/scrittrici_saggi/rieko_alluce.htm
「ナチュラル・ウーマン」も "Corpi di donna" というタイトルで出てます。
でも英語訳が一つもないのは何故なんだぜ。
十年後には誰も読まないようなベストセラーが世界中で翻訳出版される一方で、
部数が伸びない純文学系の作家は翻訳どころか、日本での出版すら難しくなってるのが現状。
それを象徴してるのが笙野さんが巻き込まれてる一連の騒動なんだろうな。
"Matsuura Rieko" で検索すると、各国語で日本文学を紹介してるサイトか、
ビアン・百合萌え物件紹介サイトか、どっちかに辿り着くね。
クロアチアのビアン系サイトとか出てきてビックリした。

88 :
松浦さんの小説に出てくる人物の中じゃ背理が一番好き
思いっきり虐められたい

89 :
私は夕記子をしばき倒したいw
作中人物より作者本人萌えだから、松浦さんとひとつ屋根の下で、
朝から晩までトムとジェリーみたいに仲良く喧嘩したいな。

90 :
「犬身」の梓をあまり魅力的だと思えないんだけど、
ああいうタイプの女の人に保護本能を刺激される人もいるのかな。
でもフサは"献身"するどころか、結果的に梓の破滅に手を貸してしまったのでは?
梓がスーツケースを買った時、
「未澄のところへ逃げ出したいけど、犬は連れて行く訳にはいかない。
 でもフサとも離れたくない。ああ、どうしよう…」
とグズグズしているうちに、ああなってしまったんですよね。
フサが本当に忠犬なら、家出するなり何なりして身を引くべきじゃないのか?
「ナチュラル・ウーマン」の容子といい、「犬身」のフサといい、
自分の快楽にとらわれすぎて、他人のことを考えてないような気がする。

91 :
ちょっと古いけど読売新聞の記事。
YOMIURI ONLINE 出版トピック 性の問題 ユーモラスに
ttp://www.yomiuri.co.jp/book/news/20071023bk04.htm?from=goo
> 美容整形の先生に、頭だけ犬の姿に変えられないかと冗談で聞いたことがある。
それなんていうアヌビス神(ry
>「『親指Pの修業時代』を発表した当時、社会は男性中心主義的で、
> 私にとって戦うべきものに映った。だがかつての嫌な男の多くが引退し、
> 現在は女性蔑視(べっし)的なことを大きな声で言えなくなった。
> 男性中心主義が社会の表面から見えにくくなったことが、作品に反映されたかもしれない。
> だが、どんな時代になっても女性を嫌いなマッチョな男性がいることも分かった。
> 彼らを変えようとか、変えられるとまでは思わないが、
> 時には批判し、嫌みを言いたいという気持ちはずっと持ち続けている」
やっぱり彬みたいなキャラには「天誅を加えてやる!」ということですね。
確かにストーリー展開としては、「ああ、すっきりした!」と胸のすく思いをした読者が多いんだろうけど、
あれが現実だったら他にもっと取るべき道があっただろうにと、ついつい考え込んでしまう。
真面目に受け取り過ぎかな。そもそも人間が犬になる小説だもんね。

92 :
おお、何気に今年で作家デビュー三十周年だ。おめでとう、理英子たん!
三十年で小説が六冊ということは、五年で一冊の計算になるのか。
やっぱりセミ(ry

93 :
ナチュラルウーマンとセバスチャン読んで面白かったから
葬儀の日も買ってみたけど、なんかあの年代特有の文学臭さというか哲学めいた表現が全面的に現れててそれが鼻についてあんま楽しめなかった・・・。

94 :
「セバスチャン」好きな人、意外と多いんですね。
私は「ナチュラル…」も「葬儀の日」もOKだけど、「セバスチャン」は正直、
「"俗人"とか"背理"とか、うわぁ、こっ恥ずかすいぃー!」と思ってしまいました。
確かにあの時代背景とか考えると、松浦さんが気負ってしまうのも分かる気はするんだけど、
今、読み返すとちょっと厨二病っぽいと言うか何と言うか…
でも、Steve Harley の SEBASTIAN のCDまで買ってしまったことはここだけの秘密だw

95 :
「ナチュラル…」と「セバスチャン」が好きなら、次は「裏ヴァージョン」を読むと幸せになれるかも。
「葬儀の日」がいちばん好きという人は、倉橋由美子とか他の作家を読むほうが満足できるような気がする。
松浦さんが解説を書いてる文庫本みっけ。
桐野夏生 「天使に見捨てられた夜」 (講談社文庫)
桐野夏生 「OUT(上下)」     (講談社文庫) ※解説は下巻
近藤ようこ「見晴らしガ丘にて」 (ちくま文庫) ※絶版らしい。古本屋さんで。
松浦さんに解説とかインタビューをしてもらえる作家さんは幸せだなあ。
ものすごく丁寧に作品を読み込んで評価してるのが文面から滲み出てる。
斉藤美奈子の「犬身」の書評とか見て、松浦さん怒らないのかな。
ただいま「犬でも分かるHTMLにうもん」みたいな本でお勉強中。
いろんな作家さんのファンサイトを見て回ってるんだけど、
二年や三年、新作が出なくても更新できるコンテンツを作らないと、サイトを維持できないと悟りました。
でも、ビアン小説紹介は同じサイトでやると激しくマズーな気がしてきた。
管理人ブログでやって、リンクしようかなと。

96 :
久しぶりにセバスチャン読み返してみた。
初めて読んだときは高校生だったから、ビアン小説!ムハぁ〜って感じだったけど、
今、読み返してみると、みんな誰とも深く相手と関わってない気がして寂しくなるなぁ。
あと、裏バージョンのセックスを金で買うの嫌!って試してもないのに
解らないじゃんって思っちゃうし。
頭でっかちな感じがする



97 :
それにしても「微熱休暇」で容子が由梨子に惹かれていく心理描写は物凄くリアルだ。
ビアンがノンケに惚れるときって、本当にああなんだよね。
「裏ヴァージョン」で「トニオ・クレーゲル」を引き合いに出してたけど、
”屈折せずに伸び伸びと育った理想の自分”を相手に投影してるのかな。

98 :
スマソ、リロってなかった。
>>96
思い返せば、自分も高校生の分際で「ナチュラル・ウーマン」読んでたw
「セバスチャン」は一見、いじめにしか見えないような主従関係が、
実は当事者同士には愛情表現という、いつも松浦作品に通低するSMテーマですよね。
女子プロレスとか見ても、やっぱりいじめにしか見えない自分には、
中々理解するのが難しいのですが…
セックスをお金で買うと聞いて、頭に浮かんだのが岩井志麻子だったw
あの人みたいに、特定の相手をお金で愛人にする女の人は結構いるけど、
男みたいに一時的に性欲だけ処理すればいいって割り切るタイプの人は少ない気がする。
ある種のゲイみたいに誰彼かまわずハッテンするっていうのも難しいし。
松浦さんみたいな人はフェミ的な観点から買春はしないと思う。
子供の頃に変質者に遭って、凄く嫌な思いをしたみたいだし、
日頃、自分が軽蔑してる団塊オヤジと同じ行動は取れないでしょう。
頭でっかちはインテリの宿命ですね。
だから見る前に跳んでしまう行動人タイプに惹かれるんだろうな。

99 :
久しぶりに文芸雑誌で松浦さんの特集が。これは本屋にダッシュせねば!
「文學界」2008年5月号
ttp://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/
特集 松浦理英子の宇宙
【対談】
「性の呪縛を越えて」松浦理英子×川上未映子
樋口一葉の時代から続く「女流」という枷を超克し、セックス抜きでいかに女体を描くか
【作品論】
『犬身』、闘わない犬の物語 斎藤美奈子

斎藤美奈子の「L文学完全読本」に松浦さんの本が紹介されてるってブログで読んで、
「Lの世界」の "L" かと思ったら、"Lady" や "Love" "Live" の "L" なんだとorz
紛らわしいタイトルつけんじゃNeeeeeeeeee!!

100 :
  ____
        /      \
       /●  ●     \
      /        Y  Y|           文學界新人賞の選考委員も兼任してたのね、理英子たん。
     | ▼        |   | |
     |_人_       \/" \.           当分エサ代には困らなさそうで安心したワン。
      \_       ”    \
         |"    ””       \
         |               \
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          | |||  |  |          |_/ ̄ ̄/
         /   | \|  |   \        |\___/
        (((__|  (((___|-(( ̄ ̄     _/

101 :
>>98
うん 通低表現としてのSMってのは解るんだけど、結局2人は役割に固執?役割の範囲内でしか関わりを持ってないとこが、子供じみてる気がして?イラッとしたの。
恋人同士になる以外でも、もう一歩踏み込めないんかなと。
その点 裏バージョンの方が生々しい哀切があって好き。
買春には関してはね、一般論すぎ。何の考えもなしに流布してるイメージで書いてるのでは?って思ちゃってさ。
そんなに嫌なら試してみてどう感じるのか検証してみては?と思ってしまう。
中村うさぎがデリヘル嬢になったみたいにさ。
俗っぽいのかもしれないけど、少なくとも現実に対峙する分だけ松浦先生より好き

102 :
肥満体恐怖症こえー

103 :
http://i-dic.dorachan.com/data?mturek00

104 :
>>103
ブラクラチェックが終了しました。
※ フォームタグを発見しました。(1)
by-key.cgi
※ 隠しスクリプトを発見しました。(2)
注意!ループタグを発見! (4)
中身は何もないから踏む価値なしです。
>>101
でも、中村うさぎは売りやって干されたでしょ?
買春公言してる岩井志麻子や斉藤綾子は文壇からは際物扱いされてる作家だし、
昔、AV女優で一世を風靡した黒木香みたいに、
売れなくなったら容赦なく社会的に抹されるんじゃないかと思う。
同性愛小説書いた女性作家っていうだけで、
隙あらば攻撃してやろうと手薬煉引いてる連中がいるんだから、
敵の前でひっくり返ってお腹を見せるようなことは避けて欲しいなとファンとしては思うわけです。
でも、もし松浦さんが吉行淳之介の娼婦ものみたいな設定で書いたら、
一体どんな小説になるんだろうと想像してみると結構楽しいかも。
正直、松浦さんの過去の発言って、どこまで本気で言ってるのか分からないんですよね。
レイプ論争の頃の発言を真に受けるなら、実は買売春肯定派で、
「セックスを売るのも野菜を売るのも同じ。
 性を特別視するダブル・スタンダードいくない!
 セックスワーカーだけを差別するな!」
って言う可能性もありますよね。
このへんはフェミの間でも意見が分かれて議論百出する分野だから、
釣りをするなら最適のエサだなあw

SMに関しては、SM趣味のある人たちに、自分たちにはセックス以上に強い絆があるんだ、
お前ら凡庸な一般人には分からないんだと言われれば、はい、そうですかと言わざるを得ないというか。
SM板ロムってたこともあるけど、意外と小心翼々と安全性に気を配ってやってるんだなと、
ちょっと拍子抜けした覚えがあります。
苦痛系のMの人の中には行くとこまで行ってしまう人たちもいるみたいですけど、
それに付き合ってくれる相手を見つけるのが大変みたいでした。
それにしてもインテリってSM好きが多いですよね。何でなんだろう。

105 :
SMって体ではなく頭で感じる作業だからでは?
動物だとSM的なもの(苦痛・不快)=逃げるべき状況と捉えるけれど
人間だけは苦痛・不快を快感として捉えることができる。
つまりSMを楽しむことができる=人間しか持たない機能(大脳?)が発達しているではないかと。
マゾッホも相当なインテリだったみたいですし。
そのせいか個人的にはSの人よりMの人の方にインテリが多いイメージがあります。
サド侯爵がバカだと言いたい訳ではないですがw

106 :
SMのSはサービスのSって言うぢゃん。
相手の欲求を汲み取って、Sを演じないとただの暴力になるんでしょ?
Mは快楽にワガママだからSも同じくらい感受性を要求されるし、頭も使うのでは?
私はセバスチャンのラストから本当の物語が始まる気がするの。
お互いの役割が崩れた?現実の先に2人がどうなるのかなって。
あのラストだと、ごっこ遊びの終わりを惜しむみたいで嫌なの。
チラ裏スマソ

107 :
マンコ食いてぇ

108 :
>>107
つ◎ ほら、食え。
「ナチュラル・ウーマン」の花世も容子の際限のない欲求に付き合いきれなくて、
うんざりして去っていったんだろうね。
そう言えば、マリアンヌ・フェイスフルの自伝読んだとき、
彼女がマゾッホの子孫に当たるって書いてあって、へぇーと思った記憶が。

109 :
>108
付き合いが長くなって、一方が与える、受け取るって役割が固定化すると、苦しくなるもんね。
桜庭一樹の私の男みたいに、その時々で役割が逆転する柔軟性は必要よ
その辺り突き抜けられないのが、創作の壁なんかね
中山可穂とか明らかに作風変わって固執する価値観から突き抜けたのが見えるけど、松浦先生も変わるのかな

110 :
「弱法師」あたりから変わったね。
向こうのスレでは駄作呼ばわりされてた「ケッヘル」も、
私はあれ読んで、カホリン、ずいぶん成長したなあって思ったけど。
ストーリーテラーとしては、むしろ松浦理英子より上手いんじゃないかな。
「犬身」の冒頭の数十ページなんて、何の嫌がらせですかと言いたくなるような描写があるし。
ところで、ここまで「親指P」が見事にスルーされてることに気付いたw
やっぱり、この板の住人的には、
「Pなんて飾りですよ。エロイ人にはそれが分からんのです」
って感じなんだろうか。
「親指P」の文庫版に早稲田大学での講演が収録されてるけど、
ペニスだクリトリスだって連呼しまくってて、
やっぱり松浦さんて変な人だなと再認識したw
しかしインポやホモをテーマにペニス三部作を書くって、これもまた釣りなんだろうか。
どうせ釣るなら嘘でもいいから「ナチュラル・ウーマン」の続編を書くって言ってくれ〜!
「一千万あげるから書いて」って言ったら、書いてくれないかな?

111 :
>>110
弱法師から変わったね。
破滅的な内面ばっかり執拗に書いてたのが、徐々に変わってきて、その内面の軌跡が読めるようで、良い作家になったなぁって感じ。
あの人はもうただのビアン作家じゃないよね。
ナチュラル〜の続き読みたいね。
作品の主題が殆ど同じだから、突き抜けた先の話しが読みたい気分っす。
インタビューとか対談読んでると、確かに変人っぽくはある。っていうか、時が止まってる感じがしない?
好きな作家さんだから頑張って欲しいな

112 :
> 時が止まってる感じ
確かに70年代後半から80年代初頭あたりで止まってる感じがw
人間の感受性を左右する胸腺の発達は15歳をピークに後は衰える一方らしいから、
その辺りで洗礼を受けた時代の価値観が固定化されるんだろうか。
松浦さんの場合、学生時代に作家デビューして社会人経験がないし、
人生観変わるような大きなライフイベントにも無縁だからかも。
もし大病してたり、親の介護で地獄を見てたりしたら謝りますけど、
作品からは、そういう経験はしてなさそうな印象を受ける。
無闇に波乱万丈の人生送ればいい小説書けるって訳でもないけど、
材料が多いのは有利だよね。書く材料を求めてフィールドワークしたり、
マッチポンプ式にスキャンダル起こしたりする作家が多いなかで、
同じテーマの変奏で延々繰り返し小説書いてるのって、ある意味すごい執念だなあと感心する。
作家も大変だよね。
初期の作品が好きな人はずっと同じようなのを書いて欲しいって言うし、
ずっと同じ作風だと、今度はマンネリだから新しいものを書けとか言われる。
どないせえっちゅうねんとw

113 :
>>112
同じ主題の変奏ばっかりなのは、主題に対して自らの答えが出てないからじゃない?
作風を変えろとは言わないけど、色々な経験して書いてきた主題に自分なりの答えが出たり、主題が緩やかに意向してったりしないものかね?
松浦さんは好きだけど、読売のインタビューはガッカリした。
あまりにも進歩がないんだもん。

114 :
裏バージョンのトリスティーンの話が大好き
ああいうSM関係の二人の話がもっと読みたい
ああいうのは仮想アメリカが舞台だからこそ出せる味なんだろうね

115 :
>>114
あそこまで観念的にゴチャゴチャ考えてるのがあるかどうかは分からないけど、
ビアンのSMものっていうだけならアメリカのビアンポルノとかにいくらでもあるよ。
哲学的、観念的なのがいいなら「O嬢の物語」とかサドなんかも面白いのでお勧め。
>>113
読売のインタビューはかなり編集でカットされてるんじゃないだろうか。
本当にあれだけだったら、三年もかけて書いた小説なのに、
”犬になって梓たん(*´Д`)ハァハァ、彬氏ね”
だけしか言いたいことはないのかって感じだもんね。
文學界の対談も、川上未映子に完全に利用されてるみたいで何だかなあ…
「私の不快感の根源は社会制度じゃなくて、物理的な個体間の差異の問題」
っていうのがよく分からなかった。
そんなこと追求し始めたら宗教の世界に行くしかないんじゃないかと。
「セックスを通さずに身体的な喜びを描く試み」とか
「物語的なものは好きではない。どんな複雑な交響楽よりも、
(黒人のポピュラーミュージックのような)官能的なフレーズとループが好き」
ていうのは、いつもの松浦節って感じだったけど。

116 :
>>115
「私の不快感の根源は社会制度ではなく、物理的な?個体間の差異の問題」ねぇ…
ヘドウィグ&アングリーインチじゃないけど、プラトンの供宴みたいに、自分自身にピッタリ収まる失われた片割れを探してるのかしら?


117 :
>>115
>「私の不快感の根源は社会制度じゃなくて、物理的な個体間の差異の問題」
これって裏ヴァージョンでも書いてたよね?同じようなことを。

118 :
物理的な個体間の差異がなくなったら、自分じゃないの?

119 :
裏ヴァージョン読み終わったけどすごく面白かった。
ああいう手法って小説ならではだよね 

120 :
ちょっと対談から引用してみる。
私は女と男という差異があるのも嫌だし、
それ以前に個体と個体との間に見た目や能力といった差異があることさえすごく嫌なんですよ。
それでものすごく自分が苦しんできたという思いが……。
こんなこと自分で言うのかっこ悪いですよね。
そこにいる人と自分との間に違いがあるのがもう辛くて辛くてしょうがないというような気持ちですね。
画一化された社会などダメな社会だということは言うまでもないし、差別論などでいわれる、
差異を認め合おう、差異を楽しむべき、ということなら、わかりすぎるほどわかっているんですよ。
そういう次元の話とは全く別に、
根本的に個体と個体との間に差と隔たりがあるのが寂しくてたまらないんですね、私は。
だけれども、私の不快感の根源はたぶん社会制度じゃなくて、やっぱり物理的な個体間の差異の問題なんですよ。
そこから差別も生まれるし、逆に非常に豊かな、それこそ文学なんかも生まれるんですけれども、
それも鑑みた上で、文学がなくてもいいから差異がない方がいい、というぐらいに思っちゃってるんです。
たとえば人間ひとりひとりが違うから面白い、なんて言うのは、
その人が恵まれているから言えるんじゃないかという疑いをもっているんですよ。
はたして恵まれていない弱い者の前でそれが言えるのか、と。
(川上)でも、差異がない状態というのは想像できますか?
無の世界であったりするんだろうけれど、それがなんか憧れなんですね。

どこからこういう感じ方が出てくるんだろうって考え込んじゃったんだけど、
ひょっとして、松浦さんって自分が美人であるってことに逆に傷付いてたりするのかな。
中村うさぎの逆バージョンみたいな。
でも、「文学がなくてもいいから差異がない方がいい」なんて思ってる人が、
何でまた小説家になんかなっちゃたんだろう。やっぱり不思議な人だ。

121 :
>>120
これ読む限り、本人には美人だって自覚はなさそうね。
作品読むと内面的な差異を感じてショックを受ける場面あるよね。
セバスチャンの主人公が足の悪い少年を鞭打つシーンとか。
それにしても、この対談はいつもみたいにトゲトゲしてないし、素直に内面を吐露して可愛いな。


122 :
「親指P」の英訳プロジェクトが進んでた。現在、出版社待ち。
翻訳者インタビュー 日本文学は、女性作家が面白い!
ttp://www.jlpp.jp/column/detailtranslator.html?c_id=35
作家紹介の松浦さんのプロフィールみたら、
> 高校時代からサド、バタイユ、パッヴェーゼ、ボールドウィンなどの作品に興味を持ち濫読。
サド、バタイユは、やっぱり澁澤龍彦経由なんだなw
ファンサイトの年譜にもあったパヴェーゼの「美しい夏」、こんど探して読んでみよう。
今は「裏ヴァージョン」に出てきた梅崎春生の「ボロ家の春秋」読んでます。

トゲトゲしてると言えば文庫版「セバスチャン」収録の対談はひどいw
笙野さんみたいな気心知れた相手との対談だと気楽に話せるけど、
評論家や知らない人だと身構えてしまうのかも。
立命館大学に招かれたときの質疑応答を見た人が、
> 思った通り、本音やら照れ隠しやらわからぬ物言いで、本人はどこか居心地悪そうに感じた。
> それに対して、文学研究者と称する人たちが、自分の分析や疑問を投げかけるのであるが、対話にならない。
> 表現者が自分のことを的確に分析できるならば、表現者の道を歩まないのです。
ってブログに書いてて、まあ、そりゃそうかもと納得してしまった。

123 :
>>122 (*'∀`) 乙!
英訳されてるのね。
立命館に招かれてるのは知らなかった。
松浦さんから初対面で話しを聞き出すのは大変そう。
やっぱりシャイなのかな?(笑)

124 :
立命館大学 国際言語文化研究所プロジェクトって書いてありますね。
日付みたら 2006-11-20 だから、もう一年半近く前の話ですが。
同じエントリーの松浦さんの発言。
> 複数の視点をもって文学表現することだと彼女は言いました。
> いつごろからそのような思いにたったのかと質問すると、1999年とのこと。
> 文学的課題からか、プライベートの変化からかはわかりません。
デビューして三十年近く経ってから言うセリフじゃないだろう…orz
もう、理英子たんったらお茶目なんだから!
>>121
何か説明するのが難しいんだけど、松浦さんからは下降志向みたいなのを感じるんだよね。
物になりたいとか、犬になりたいとか、そんなことを考える原因って、
自分が特別扱いされることへの違和感みたいなところからくるんじゃないかと。
本人が美人だと思ってなくても、周りは美人扱いするよね。
実際、松浦さんがデビューしたときって、
「天才美人女子大生作家現る!」みたいな売り方されてたし、
「親指P」でも「美人なのにレズになるのはもったいない」みたいに言われて一実がムカついてる場面があったw
男の人でよく、
「やあ、君かわいいね。こっちへ来て座りなよ。
 おい、ババア! とっととビール持って来い!」
みたいな態度の人がいるでしょ?
そういうのを見て上昇志向の強い世間一般の女だったら、すぐに男の価値観に同調しちゃうんだけど、
松浦さんの場合は、「ああ、特別扱いして貰わなくて結構です。私も向こうでいいや」
って特等席から降りてしまう感じがする。
他人が差別されることに対して申し訳ないと思う気持ちと、
自分が得することに対するいたたまれなさの板挟みになって、
差異のない世界とかいう発想が出てくるのかなと。

125 :
>>121です
>>124
犬に関しては単純にMだからな気がする(笑)
自分が美人だとか特別扱いに関しては、そう言う事には全く重きを置いてなさそうだし、いたたまれないって言うより、どうでも良いんじゃないかな?

作品で身体的な不具者(←表現が適切か不明)が出てきたり、同性同士の話しなのは、身体的な力量関係を無くして内面の差異を浮き上がらせたいからなんでしょ?(違った?)
だったら個体間の差異って内面の差異のことで、それを感じて寂しいとか、哀しいと感じるから無くなればいいのになって思ってるじゃダメ?
あ〜 頭弱い子だから、上手くまとめられないよ
もう飲み行って話す?(笑)

126 :
最近は交換日記状態だね。でもここで出会いは御法度なので( ´∀`)つt[酒] ドゾー
検索してたら、こんなの出てきた。
「こちら葛飾区水元公園前通信233」95/10/16 22:14
そうそう、先々週の土曜日は無事、松浦理英子のインタビューに同席させていただきました。
きれいな女性に会うとどきどきしてしまいます。なんかばかなことばっかりぼくはしゃべってしまって、
いかんなあと思って、ちょっと自己嫌悪です。松浦理英子はプリンスが好きだそうで、
ああいう性別を越えた人のことは応援してあげなくてはいけないそうです。
好きな曲は「ガールズ・アンド・ボーイズ」とか「アイ・フィール・フォー・ユー」とか。
噂の真相 ★2004年3月号 使わなかった一行情報
●坪内祐三とカラオケした松浦理英子が坪内の歌を「ラップみたい」と批評
2004年05月05日(水)
松浦理英子先生に気に入られたいのでKISSティシャツとかプリンスティシャツとかを着て
女サディスト風味なメイクとヘアスタイルで授業に出る晴れやかな5月のある日。
わたしは痛〜いファンを自覚しているので脳内はうはうはうはう言わせながら席に着いたのですが、
結構ほかの人もそうだったみたいで、行き場の無い理英子萌え臭が教室に紫色して充満しておりました。
恋は、うまれるでしょうか。それにしても年上の女ってのはいくつになってもいいものです。

近大の学生さんかな。理英子たん萌えな人って結構いるんだね。

127 :
萌え臭が紫色ってワロタ。
紫ってゲイカラーなんだっけ。
それともプリンスのパープルレインにでも引っ掛けてんのかね。
で、どうだったのか続きが激しく気になるわw
私も多分、前は松浦さん萌えだったんだと思う。
何かで「最近の読者は質が落ちた」的な発言をするまでは。
私には当たってるだけにショックだったんだよね〜
それ以降も読み続けては居るんだけど…質の悪い読者なんでこれ以上はやめときます。

128 :
”アナルパールあるいはジジェクの正しさについて”っていう凄いタイトルの日記ですが、
そのあとは残念ながら一度も松浦さんの名前は出てきません。
2006年11月の最後の更新に、旦那がどうこうって書いてあったからバイなのかな。
最近はレインボーカラーがゲイの印みたいだけど、ちょっと前まではパープルだったよね。
「カラー・パープル」なんて映画もあったし、「パープル・レイン」もそういう意味だし。
ゲイ・マリッジを実現させたドイツの左派政党のシンボルカラーも紫だぬ。
ググってみたら、海外だと紫やライトブルーは女の着る色と思われてるので、
それを着る男はゲイ→総じて同性愛者全般を表すシンボルカラーってことらしい。
強制収容所に入れられた同性愛者がピンクの三角形を胸につけてたのにちなんで、
ピンク・トライアングルを表示するのが流行ったこともあったなあ。

>「最近の読者は質が落ちた」
( ´∀`)< 書き手モナー って言いたくなるw
じゃあ、その読者の質に合わせて書いたのが「犬身」ってこと?
斉藤美奈子にボケた評論書かれても怒らないのは、もうどうでもいいやって思ってるんだろうか。
松浦さんて何気に失言多いな。川上未映子との対談でも、
川上 「犬になりたい」という気持ちって、その場合の「犬」というものは何を指すんですか?
松浦 それはもう無条件に愛される、可愛らしい存在になることなんですよ。
ってくだりで椅子から転げ落ちそうになったわ。また金井美恵子に馬鹿にされても知らんぞw

129 :
なにそれw
松浦さんもしかして川上萌えで舞い上がってたんじゃないの。
確認の為に文學界買ってこようかなw
パープルレインにゲイの意味があるなんて知らなかったよ。
プリンス受け付けないんだけど映画とCD挑戦してみようかな。
ピンクトライアングルと言えば映画「ベント」が浮かぶ。
安っぽい表現だけど切ない切ない。
♂♂映画には良作多いけど♀♀映画でガツンと来るのってあんまないな。
散々既出だけど映画「ナチュラル・ウーマン」も素晴らしいとは言い難かったしね。

130 :
他にも「肥満体恐怖症」を、自分で「肥満体症候群」って言い間違えてるし (ノ∀`) アチャー
芸能人とかでも、旬の人って独特のオーラがあって圧倒されるって聞くけど、
そういう雰囲気に飲まれちゃったんだろうか。
「パープル・レイン」のライナーノーツ見たら、書いてるのが「きれいな病気」の今野雄二だった。
浅田彰が帯にコメント寄せてたの覚えてる。
「松浦理英子とPセンスな愛の美学 ― ゆらぐ性差の物語 」に、
松浦さんのプリンス論が入ってて、かなり面白いらしい。
広い意味でのゲイ映画なら「真夜中のカウボーイ」がいちばん好きだな。
ビアン映画じゃなくてBBCのドラマだけど「オレンジだけが果物じゃない」は良かった。
原作者のジャネット・ウィンターソンもキャラ立ち杉な人で、
トラブルメイカーなんだけど何か憎めない。実人生も小説も面白い、珍しい作家だと思う。
日本にも、あんな面白い人がいたらいいのにな。

131 :
文学板の残雪スレからコピペ。
30 名前:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中[sage] 投稿日:2006/01/06(金) 09:44:50
山形になんか書かれても嫌だなw
松浦理英子と仲良しなんだよね。日中作家交流会で英語で筆談して
ゲーテの小説が面白いってところで意気投合したとか。
31 名前:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中[sage] 投稿日:2006/01/06(金) 10:53:38
>>30
『親指P』を激賞してたな
115 名前:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中[sage] 投稿日:2006/02/02(木) 08:21:33
泣いて別れを惜しんだという松浦理英子はよほどウマが合ったんだろうな

( ;∀;)イイハナシダナー

132 :
やまじえびねが「乾く夏」を原作に「夜を超える」という作品描いているそうな。
とあるビアンさんの書評サイトに、
「松浦理英子にはホモフォビア(同性愛嫌悪)のにおいがあるような気がする」
と書かれてたけど、うーん、それはどうなんだろうと考え込んでしまった。
これだけレズビアンをテーマにした小説を書いてる人が、
まさかホモフォビアってことはないだろうと思う反面、
「作家としても個人としても同性愛には興味がない」なんていうインタビューや、
小倉千加子を感情的に攻撃したエピソードからは、
自分は同性愛という入れ物を借りて小説を書いているだけで、
自分自身が同性愛者扱いされるのはまっぴら御免というのが本音なのかと。
アニースのインタビューでは、もうレズビアンでいいよって投げやりに答えてたけど、
他人が勝手にレッテル貼る分にはそれでしょうがないやって諦めてるみたいに見える。
本人的には自分は世間が言うところの”同性愛者”なんかじゃないし、
そもそもそんなカテゴリー分けなんか無意味なんだって思ってる訳でしょう。
相手の性別に固執して、一つの性別とだけしか恋愛の可能性を認めないという点で、
異性だけしか愛せない異性愛者も、同性だけしか愛せない同性愛者も、
松浦さんにとっては同じくらい困った存在なんだろうなとは思う。
何であんたたちはそんなに頭が固いのよ、とブツクサ言ってそうだ。
同じサイトによると、中山可穂はインタビューで松浦理英子について、
「敬愛する作家の一人だけれど、自分が読みたいものはちがう」
と言っていたらしい。確かに全然違う。
彼女はn個の性なんてことに頭を悩ませたりはしないもんね。
自分が読みたいのはカホリンみたいな小説でもないんだよなあ。
何だろう。松浦さんがもうちょっと社会性を取り入れた小説書いてくれるか、
桐野夏生がビアン小説書いたら面白いなと密かに期待してるんだけど。

133 :
>>130
「肥満体症候群」ワロタwww
間違えはともかく肥満体〜はもっと評価されるべき。
>>131
残雪読みたいと思ったら、軒並み絶版でorz
とりあえず池澤全集を待って読んでみるか。
>>132
自分は松浦理英子が書いたSFが読みたいです。

134 :
よく考えたら親指PもSFの一種だろうかと思い返した。

135 :
「犬身」もモロにSF。犬がiPodで音楽聴いたり、
犬専用読書機械で本読んでるなんて、SF以外の何物でもない。
最後はどんな悲惨な結末になるのかと思ったら、あらエッサッサと斜め上のエンディングだしw
松浦さんの小説にしては読者サービスが良すぎる気がする。
河出さ〜ん、残雪の新作マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
残雪の古本価格、高いね。
こういう本って、意外とブックオフの100円コーナーにあったりするけど、
残雪は発行部数自体がかなり少なそうだし、図書館で探した方が早いかも。
デビュー作の「黄泥街」、メチャメチャ面白かった記憶があるんだけど、
ストーリーとかは、さっぱり思い出せないorz
人に面白さを伝えるのが難しい小説なんだよね。
復刊ドットコム リクエスト投票 残雪「黄泥街」
ttp://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=21895

136 :
>>135
「犬身」って新作か。読んでみます。紹介d。

137 :
>>136
毎度蟻〜! 若干ネタバレ気味のレスでスマソ。
「犬身」未読の人は、>>17の朝日のインタビューは読まないほうがいいと思う。
著者自ら盛大にネタバレしてますんで。
ホントにもう、秘書にでもなってゲラのチェックしてあげたいわ。
アカピの文芸部は何を考えとるんだorz=3

138 :
文庫解説してるの見っけ。
久美沙織 「孕む」     (光文社文庫)
斉藤美奈子「文壇アイドル論」(文春文庫)

斉藤美奈子… o...rz
私が松浦理英子なら「犬身」を論じるのに「ファウスト」にも、
「南総里見八犬伝」にも一言も触れないようなアフォな批評家は生かしては置かんぜ。
と思ったら、理英子たん、何かやらかしたらしい。

●●●文學界新人賞に応募 第60章●●●
154 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2008/05/07(水) 19:57:15
選評という貴重な紙面を大幅に割いて
関係のない私怨を巻き散らかす松浦理英子
そうゆうのはメールで直接抗議しろと
編集部は誰も口を挟まなかったのだろうか・・・
174 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2008/05/07(水) 21:50:17
松浦の選評を貶している奴等は馬鹿か
斎藤批判は受賞作擁護の前振りにもなってるんだよ
最後ちゃんと鹿島田と繋がってるだろうが
受賞作いちばん読み込んでるのも松浦だろ

ちょっと、本屋へダッシュしてくる!

139 :
      +   +
        ∧_∧  +
       (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
   +.   (0゚∪ ∪ +
     /ヽと__)__)_/ヽ   +
    (0゙   ・   ∀ ・ ) ワクワクテカテカ
    (0゙     ∪    ∪     +
  /ヽと____)___)_/ヽ   +   +
 ( 0゙     ・    ∀   ・  ) ワクワクデカデカ
 ( 0゙     ∪         ∪
 と_______)_____)

140 :
『文學界』六月号 第106回文學界新人賞 松浦理英子の選評から引用
 久々に新人賞の選考に臨んだところへ、奇妙なタイミングで、
ちょうど十年前『文藝』で行なった新人賞選考の仕事に対する、うろんな言が発された。
「だって私たちは『二匹』というデビュー作について語る言葉がなかったわけですよ。
文藝賞のとき、笙野頼子さんと松浦理英子さんと長野まゆみさんという女性選考委員三人が
熱烈に推しているのに、理由が書いてなくて。私、書評を頼まれて結構難渋してさ(笑)」
(『文藝』二○○八年夏号・対談「斉藤美奈子と高橋源一郎がこの10年の小説を徹底検証!」)。
 斉藤美奈子さん、いいかげんなことを言ってはいけません。『文藝』九八年冬号掲載の私の選評に、
鹿島田真希『二匹』を選んだ「理由」はちゃんと書いてある。
あれが「理由」や「評言」にならないのだとしたら、斉藤美奈子が普段大量に書いている
選評・書評・文庫解説だって「評」や「解説」の名に価しない。「私たち」などと粗雑に一括りにし、
文学史を適当にそれらしくでっち上げるような真似はしてほしくない。
その後に続くことばを見ると、斉藤美奈子は自分が『二匹』の書評を書くにあたって
利用し得るような「理由」が書かれていなかったと言っているのだとも解釈できる
(斉藤美奈子の批評のスタイルはテキスト読解ではなく、作品の内外の情報の整理であるし)。
しかし、「書評を頼まれて結構難渋し」たのは単にあなたが力不足だからですよ、
と小学生でも突っ込むだろう。「してさ(笑)」と笑っている場合ではない。
何ゆえに斉藤美奈子は近頃かくも弛緩しているのか。ぜひとも緊張感を取り戻し、
責任を持って批評に当たっていただきたい。まだまだあなたにボケられると困るので。

141 :
要するに、これから新人選ぼうってときに、斉藤が昔の選評持ち出してケチ付けたんで、
アフォはアフォなりに身を弁えよ、気ィ付けて物言わんかい、とブチ切れたってことですね。
確かにここに書くな、本人にメール汁と言われても仕方ない気がするけど、
受賞作を含めて最終候補になった作品のレベルがあまりにも低かったので、
これをどう料理したものかと悩んだ挙句にこうなったんじゃないかと推測してみる。
「ボケられると困る」って、まだ斉藤美奈子に期待してるのか。優しいな、松浦さんは。
斉藤美奈子にテクスト批評をしろなんて無茶は言わんが、
せめて読んだ人が何かを得られる文章を書いてくれよと思う。
基本的に、批評家は作家より頭のいい人間になってもらわないと困る。
頭で勝負できないなら、せめて読書量が豊富だとか、文章がとにかく格好いいとか、
本人のキャラが立っているとか、他に何か取り得があって欲しい。
そうじゃないなら、ブログで読書感想文でも書いてなさいと。
やっぱり、文学界にも淀川長治が必要だな。
あの人は本当にどうしようもない映画でも、名作に無理矢理こじつけて解説してたもんねw

142 :
 ァ    _, ,_ ァ,、
 ,、'` ( `∀´) ,、'`<サイトウ? カタハライタイヨ
  '`  ( ⊃⊂)  '

143 :
>>141
お前殻谷か蓮実の真似か?

144 :
元東京大学総長蓮實重彦大先生と書け

145 :
斉藤美奈子を超える鬼才現る。
綿矢りさの書評がとにかくすごい件
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1209923199/

146 :
蓮實重彦に「ウィリアム・ウェルマンのように上品」と形容された松浦理英子の反応は?
1. (゚Д゚)ハァ? それ誰?
2. (*゚∀゚) ウチ、褒められてるんやなあ。
3. ヽ(`Д´)ノウワァァン!! そんな表現はイシグロ・カズオにでもくれてやらあ!

147 :
   ∧_∧
  ( ・ω・)っ <ジョウヒン? シコシコニシチャウワヨ !
  (っ  /´  
  /  '⌒)
 ,,( / ̄U  、、 フミフミフミフミ
(( (⌒ー'´~) ))
 ヾ ``ー─´ 彡

148 :
ウェルマンの話は、松浦本人も以前してたし、
ほめ言葉として受け取ってるんじゃないかな?
神経の行き届いた、かわいらしい映画をとる人だし。

149 :
対談した時には『ナチュラル・ウーマン』をこんなに丁寧に読んで、
評価してくれて嬉しい、みたいに言ってたね。
本当に腹の中でどう思っていたかは本人じゃないと分からないけど、
正直、ビミョーな表現だなと思う。
映画や小説に上品さなんてものが果たして必要だろうかという気もするし。
そういや、中沢新一は「松浦理英子はタナトスちゃん」なんて言ってたな。

150 :
松浦さんが「世界文学・私のこの一冊」に挙げてた、パヴェーゼの『美しい夏』読了。
『セバスチャン』はこれを下敷きにしたのねって感じのお話。
こういうのが好きなら、松浦さんにお勧めのビアン映画は「Clara's Summer」かな。

151 :
>>49に貼ったリンクより詳しい年譜(゚∀゚)ハケーン!
Pocket Fetish - 詳細年譜
ttp://megumiyo.tripod.com/newpage2.htm
いったい、どうやって調べたんだろうかと怖くなるくらい詳しい。
しかし、このサイトで自作について語る著者本人のコメント読んで…orz

152 :
残雪はいったい何語で『親指P』を読んだのかという疑問が解けますた。
中国語訳が出てたのね。でも何で漢字じゃなくて英語で筆談していたのかは謎のままだ。
川上未映子のブログ「純粋悲性批判」2008.04.07 に理英子たん登場。
> 「文學界」5月号
> 松浦理英子さんと対談。どきどきした。対談タイトルは「性の呪縛を越えて」。
> どきどきした。三時間、お話しました。ああ。松浦理英子。松浦理英子。
おおい、これだけかよ!
っていうか、何で日付が違うんだ?…と思ったら、これ創作日記だった。

153 :
河出文庫の『葬儀の日』と『たけくらべ』が増刷されたら、それはきっと川上未映子効果。
未映子ちゃん、ホンマにありがとうな、と大西ゆかり風にお礼を言っておこうw
『裏ヴァージョン』を読んで、”松浦理英子は腐女子のゴッドマザー”って書いてる人が。
松浦・笙野・鹿島田は純文学の腐女子同盟だったのか!
『犬身』と『親指P』だけ読んでる人から見ると松浦理英子は、
”幻想的な変身譚を書く作家”なんですね。
しかし、『親指P』の書評を書いてるノンケ男性の、
「やっとワシらが楽しめる小説キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!」
というハシャギっぷりを見ると、彼らを啓蒙せんとする松浦さんの努力も、
何だか虚しいものに思えてしまった。

154 :
スレ違いのような気もするけど、このページを読んでいたら、
『裏ヴァージョン』の全米マゾヒスト地位向上委員会を思い出したので、ちょっと紹介。
私家版・精神医学用語辞典 - パラフィリア(性嗜好異常)
ttp://homepage3.nifty.com/kazano/paraphilia.html
現役の精神科医が、”性倒錯「パラフィリア(paraphilia)」”
についての考え方の歴史を簡単に説明している。
性倒錯の定義が、世の中の趨勢に応じて、
「生殖に結びつかない」→「本人の苦悩や障害がある」→「性的暴力行為である」
に変化しているんだそうな。
同性愛はゲイ・ムーブメントのおかげで精神障害ではなくなったけど、
フェチやSMの人には政治圧力団体が無かったために未だに疾患扱いされているから、
ホワイトハウスの前で抗議運動でもすればいいんじゃないかってw
ちなみに『裏ヴァージョン』第三話でメイベルが買ったのが、
このページに出てくるメダルト・ボスの『性的倒錯』。

155 :
誰もいない。ようし、どんどん脱線しちゃうぞ!
*minx* [macska dot org in exile]
DV被害者支援を志す人はマツウラマムコ著「『二次被害』は終わらない」に絶望せよ
ttp://macska.org/article/118
一瞬、「もしかして…」と思ってググってみたけど、
マツウラマムコさんは広島在住のレズビアンでDV被害者支援活動家の方でした。念のためw
DV被害者を支援したり、第三者的な立場から語る人たちもまた、
加害者の側に立って二次被害を引き起こしているのではないかという問題提起。
『犬身』を読みながら、「ああ、梓ってイラっとくる、何でとっとと逃げ出さんのだ!」
なんて思ってた私は、彬の目線で被害者叩きをしていたことになるのかorz
でも進学や就職なんかの大きな人生の転換点で、彬から離れるという選択ができたと思うんだよね。
もし本当にそうしてたら『犬身』は話が成り立たなくなってしまうんだけど。
ハルバースタム×ハラウェイの業界話
ttp://d.hatena.ne.jp/macska/20080322/p1
サイボーギズム、サイボーグスタディーズで有名なドナ・ハラウェイが、
犬を飼いはじめてちょっと怪しい方向に行ってしまったという話。
松浦理英子はAIBOの夢を見るのか?

156 :
中島京子の『FUTON』を読んでたら、カミングアウトしたせいで看護婦を首になって、
もぐりのヘルパーをしてるトラが脇役で出てきた。
ある意味リアルな人物造型だし、いろんな方面に目配りが行き届いた小説なんだけど、
「差別がないアメリカやタイに移住すれば?」
なんて勧めるセリフを見ると、日本にいたら悪いのかと小一時間(ry
ノンケの人のレズビアンのイメージって、未だにトラやFtMだったりするけど、
異性愛者にとっては、どっちが”男役”か分かりやすいGIDの方が心理的に受け入れ易いんだろうね。
『ナチュラル・ウーマン』が再評価されるまでには、まだ何十年もかかりそうな予感がする。

157 :
>>122の立命館に招かれたのって、多分これだね。
こういうのって、みんなどうやって事前に情報入手してるんだろう。
立命館大学国際言語文化研究所 - 2006年度の活動
ttp://www.ritsumei.ac.jp/~nakagawa/act06.html
003 〈小説〉の可能性/〈身体〉の制限性 ―松浦理英子氏に聞く―
■11月20日(月)
17:00-19:00 ゲスト:松浦理英子(小説家)
コメンテーター:西成彦(立命館大学)
発題者:Joanne Quimby(立命館大学)
パネラー: 内藤千珠子(大妻女子大学)・飯田祐子(神戸女学院大学)
     中川成美(立命館大学)

内藤千珠子は『親指P』、飯田祐子は『裏ヴァージョン』の文庫解説してた人。
内藤千珠子は作家の星野智幸と入籍、星野スレでは友情結婚と言われてた。
「文藝」の星野智幸特集で松浦さんは星野の『われら猫の子』を激賞、
「新潮」2008年1月号で星野が『犬身』の書評を発表。
Purple Brigades ですか?と揶揄したくもなるけど、
青野聡とか星野智幸が好きなのは何となく理解できる。
たぶん吉田修一なんかも好きなんじゃないかと。
でも、鹿島田真希をあちこちで推す理由はよく分からない。
話題になった『六○○○度の愛』だけは一応、読んでるんだけど、
松浦さんに騙されたと思って、他の作品も読んでみようかな。
アマゾンで鹿島田の書評を見ると、レビュアーがみな困惑しているのが笑えます。

158 :
>>133
残雪スレにこんなレスが…(ノД`)シクシク
179 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2008/05/29(木) 22:33:24
世界文学全集、『暗夜』の刊行だけ見事に飛ばされたな。

    _, ._
  ( ゚ Д゚)
  ( つ旦O
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   ガシャ
  ( つ O. __
  と_)_) (__()、;.o:。
          ゚*・:.。

159 :
こんな本もありました。御多分に漏れず絶版ですが…
『彼女たちは小説を書く』後藤繁雄(メタローグ)2001/3
彼女たちの小説はどのように生み出されたのか。
柳美里、吉本ばなな、川上弘美、赤坂真理、山田詠美、中上紀、
江国香織、松浦理英子の「物語」作りの技法をインタビューで解く。
『ウェイストランド』連載をまとめて単行本化。

160 :
残雪が松浦理英子論を書いている。面白そう。
『すばる』2002年7月号 残雪「水晶のような境地―松浦理英子論」
現代中国文学小屋(残雪を紹介してるHP。短編小説や評論が読める)
ttp://www.k2.dion.ne.jp/~kondo-n/
残雪ブログ(中国語)
ttp://blog.sina.com.cn/m/canxue

某ブログで見かけた米。
> 美貌に触れられると涼しく「私はこの顔で世間を謀っているのです」と書く…
全力で釣られるクマーAA(ry

161 :
ヤフオクに『犬身』のサイン本が出てるね。初版・新品・サイン付きで2,800円。
『大原まり子・松浦理英子の部屋 セリ・シャンブル6』は12,000円!
復刊ドットコムに清き一票を <(_ _)>
『大原まり子・松浦理英子の部屋』
ttp://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=2402

162 :
松浦理英子 まつうらりえこ の画数・良運
天格 19 凶
苦労 挫折 障害
武将運があり、戦時下で活躍してきました、平和時は、教育者、指導者にむいています。

人格 23 大吉
成功 名誉 想像力
気位が高く、夢が大きい野心家です。そして、まじめな努力家ですが、他人を軽蔑しやすい所があります。
女性は男性をバカにしやすいようです。

地格 26 凶
波乱万丈 衝突 不安定
動物好きで、クラシック音楽に理解深いようです。親子の縁薄く寂しがり屋です。

外格 22 凶
努力不足 衰退 無力
人からは、目と髪が魅力的、人見知りをする、誠実、義理堅い人というように見られています。

総格 45 吉
不言実行 達成 克服
周囲の人に尽くす。奉仕運。内助の功優れ、世話役、秘書役に徹し我欲を慎むとチャンス訪来し
出世運、名誉運、強し、などの特徴があります。

163 :
扶桑社『en-taxi』
ttp://www.fusosha.co.jp/en-taxi/index.html
『en-taxi』 創刊号 2003 March
 『蕩心』松浦理英子
『en-taxi』 No.07 2004 Autumn  
 The ROOSTERS「大江慎也の居場所と捕獲法」
 「そこにそれは変わらずにあった」松浦理英子
『en-taxi』 No.13 2006 Spring
 「プロレスは本当にんだのか」アンケート「私の心に残る<プロレス的>な名勝負」
  井上章一 岡村正史 水道橋博士 鶴見太郎 松浦理英子 松村雄策
『en-taxi』 No.14 2006 Summer  
 哀悼連載 「The Last Waltzt」
 「祝福の鐘のような声だった ジューン・ポインター」松浦理英子
『en-taxi』 No.18 2007 Summer  
 感懐「生きものの気配」松浦理英子

164 :
>>55の福田和也のイニシャルトークは、
『SPA!』2006/1/24号に掲載された福田和也・坪内祐三の対談だった。
中身は大体こんな感じ。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1066412035/483-509
それに対して松浦理英子が、
『群像』2006年5月号 「これが日本のホモソーシャル」で福田・坪内両人を批判。
> 文化水準の低い閉鎖的な共同体でマジョリティに属する者たちが寄り集まって、
> 別のグループの人々について「あいつ、ホモなんだぞ」
> 「あいつ○○なんだって」と陰湿な陰口と噂話に興じている図と全く同じではないか。
> (ホモソーシャルは)セクシュアリティ同様、いったん形成され成人後まで持ち越されたら
> アレンジが加わることはあっても消失することはないように思える。
> ホモソーシャルに自己形成してしまった人々は、そのままホモソーシャルを宿痾として生き、
> 女性嫌悪や同性愛への捩れた関心は理性で抑えていただくほかはないだろう。
こてんぱんw
かつてゲイ差別に使用されたコンテキストを、そのままフォビアに応用しているのに吹いた。

165 :
最近出版された関連本。
『小説の設計図(メカニクス)』 前田塁 著 青土社 2008/3
 小説の言葉は、いったい読者をどのように籠絡し、どう騙ってゆくのか
 ――蓮實重彦が「文学の批評が、いま、嘘のように息を吹き返したのである」
 と寄せた帯文の文字通り、川上弘美、小川洋子、多和田洋子、松浦理英子、
 中原昌也(+東浩紀)ら、現代文学のトップランナーたちの代表作の設計図を、
 虚実まじりにアクロバティックに読み解いてゆく一冊。

『女は変身する ナイトメア叢書 6』 一柳廣孝・吉田司雄 編著 青弓社 2008/5
 わたしは犬になり、あなたはわたしになり、わたしに触れる
――松浦理英子『犬身』をめぐって 内藤千珠子
 1 背反する欲望
 2 触れ合いと欠如
 3 幸福な裏切り

166 :
ドイツ語のWikiに松浦理英子の項目が。
ttp://de.wikipedia.org/wiki/Rieko_Matsuura
情報が新しくて、コンパクトにまとめられてるのがイイ!
ところで日本語版wikiの松浦理英子の項目が開けないのは何故ですか(´・ω・`)ショボーン
ついでにドイツ語版Wikiの日本文学の項目を見てたら、何かすごいことになってた。
"Rieko Matsuura" の上が "Matsuo Basho" で、下が "Minamoto no Shitago" て…
黒柳徹子も氷室冴子もキューティーハニーも日本文学なのか。
ええのんか、ほんまにこれでええのんか、と小一時間(ry

167 :
日本語wikiの最新版を見るとドイツ語版とまったく同じ文章で、
あれっと思ったら、投稿者が同じ人だった。
日独英がネイティブレベルでロシア語と中国語まで出来て、
おまけに文学の趣味も超渋い…五十代以上の男性かなと推測。

168 :
今さら…な感じもしますが一応。
読売文学賞の人(1) 小説賞「犬身(けんしん)」 松浦理英子さん
ttp://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080204bk03.htm
『犬身』着想の発端が『SFバカ本』だったとか、
佐世保の同級生害事件に衝撃を受けて、
> 加害者の女の子の性格、深い孤独感を知って「私に似ている」と感じ、
> 追いつめられた子どもの魂にも届くような、存在感のある、
> 豊かな小説を書きたいと考えるようになった。
という辺りが興味深かった。

169 :
解説、エッセイ等。
『ドラウパディー』モハッシェタ・デビ(現代企画室)2003/11
内容:富農層と指定部族・カーストとの矛盾が噴出したナクサライト運動を舞台に、
   少数民族出身の反逆者の女性を描く「ドラウパディー」ほか、全7編を収録。
2003年の日印作家キャラバンで交流のあったインドの作家。
津島佑子、星野智幸と共に短いエッセイを寄せている。

『鈴木いづみコレクション<5> エッセイ集 (1) いつだってティータイム』(文遊社)1996/12
紹介:「ほんとうの愛なんて歌の中だけよ」リアルな世界を明るくポップに綴るエッセイ集。
解説:松浦理英子
どこかで聞いた名前だなと思ったら『エンドレス・ワルツ』の人だった。

170 :
肥満体恐怖症が読みたい
ネットじゃ読めないかな

171 :
追記:
肥満体恐怖症を是非映画化してナチュラルウーマンを演じた嶋村かおりにヒロイン役をお願いしたい。
今も綺麗かな…?
肥満体役はダンプ松本が適任かな…

172 :
悪いことは言わん。今のうちに文庫を買っておきなはれ。
河出の財務はお猿のお尻並みにまっかっかだし、絶版になってから嘆いても後の祭り。
かつて図書館で文芸誌を何千円分もコピーした私からのアドバイスぢや。
『肥満体恐怖症』が入ってるのはこれ↓
『葬儀の日』(河出文庫)価格¥630(税込)
ttp://www.amazon.co.jp/%E8%91%AC%E5%84%80%E3%81%AE%E6%97%A5-%E6%B2%B3%E5%87%BA%E6%96%87%E5%BA%AB%E2%80%95BUNGEI-Collection-%E6%9D%BE%E6%B5%A6-%E7%90%86%E8%8B%B1%E5%AD%90/dp/customer-reviews/430940359X

173 :
あれ、カスタマーレビューのURLになってる。
こっちの方が早いかも。
ttp://www.amazon.co.jp/%E8%91%AC%E5%84%80%E3%81%AE%E6%97%A5-%E6%B2%B3%E5%87%BA%E6%96%87%E5%BA%AB%E2%80%95BUNGEI-Collection-%E6%9D%BE%E6%B5%A6-%E790%86%E8%8B%B1%E5%AD%90/dp/430940359X
『親指P』も映画化の話がお蔵入りになったそうな。
『肥満体恐怖症』好きな人って、金原ひとみとかも好きだったりする?
初期の松浦作品って、主人公がリスカしてたり、かなりメンヘラ臭かったような。

174 :
連投スマソ。
『おカルトお毒味定食』(河出文庫)
『おぼれる人生相談』 (角川文庫)
『優しい去勢のために』(ちくま文庫)
がすでに品切れ状態。本屋で在庫を見かけたら即ゲットだ!
『おカルト』は中古で980円って、もうすでに元の定価より高くなってるような。
それにしても尼損でいちばん売れている松浦理英子関連商品が、
『たけくらべ』の現代語訳というのが驚きだ。おそるべし、川上未映子効果。

175 :
探しているけどないんだよなどこにも
大きな書店行ってもないです。
読んだときはどうでした?
まさにニヤニヤしながら読みましたか?

176 :
地方の小さい本屋とかの方が在庫が残ってるのかな。確実なのはネットで注文だけど。
私は『ナチュラル・ウーマン』から遡って読んだので、「何じゃ、これは!」って感じでした。
寮のお風呂場で肥満した先輩たちに囲まれるシーンが凄く印象に残ってる。
ネットで検索してみて『肥満体恐怖症』の評価の高さに正直、驚いたw

177 :
近大の講義は樋口一葉を題材にしていた模様。個人のブログから。
> 私の敬愛する作家に、松浦理英子先生がいる。
> 数年前には大学の公開講座で「たけくらべ」を読み解き、創作をまなぶ、というような
> マニアックな講義も受けたこともある。
さては現代語訳のときの資料やノートを使い回し(ry
ひなっちゃん、可愛いよ、ひなっちゃん…

星野智幸「言ってしまえばよかったのに日記」から。
> 2003年11月13日(木曜)  曇り
>  日印作家キャラバン、法政大学にてシンポジウム。私の印象では、いまひとつの内容だった。
> 昨日のシンポジウムのほうが私個人としては刺激的だった。
>「禁欲と快楽」というテーマが悪かった。このテーマと関係ない、
> 松浦理英子さんの提起した「言葉を盗む」というテーマのほうが私には重要に思えたが、
> 議論は深まらなかった。とはいえ、聞いていた人の反応は悪くなかったよう。まあ、人それぞれである。
>  そのあと、打ちあげ。来日中の中国作家も合流して、ごった煮状態。
元ネタはジュネかな。>「言葉を盗む」
”敵の武器を取って戦え!”ということですね。分かります。

178 :
肥満体の3人に囲まれる女子大生って描写だけでエロい
その展開でその後どうなっちゃうんだろって…ハァハァ
松浦理英子さんて女子プロレスも好きなんですよね
女子プロレス関連も読みたい。
しかし、すでに無いかな…
古本屋で多少高くても探してみようかな

179 :
>>174
これら全部絶版なのかー!

180 :
>>179
重版の予定がないから、本屋に今ある在庫が売り切れたらお仕舞いです。
この三冊は読むだけなら大きな図書館に行けば親本があると思う。
どうしても手元に置きたいという人は古本屋で探すか、
ヤフオクなんかでも時々出てるからチェックしてみるといいかも。
>>178
手に入りやすそうなのは、
2002年の現代思想・別冊「プロレス」特集(エッセイと長与千種へのインタビュー)と、
2006年『en-taxi』No.13 Spring 特集:「プロレスは本当にんだのか」くらいかな。
>>151の詳細年譜を見てみたら、他にもこんなにプロレス関連記事があった。
1985年10月「似非・クリティック−脂肪は美しかった、女子プロレスは美しかった」・スタジオボイス
1985年12月「あなたは女子プロレスを観たか」・キャンパスカレンダー
1991年1月4日・11日 「SCENE'91・「文学の驚き」をよそに'91年は小説の連載を開始・
           女子プロレスを観よう・松浦理英子)」・朝日ジャーナル 
1991年12月「究極のノンプロ評論だ!! 女子プロレス・女性という被差別が最大限輝くステージ。
      それが女子プロレス。(松浦理英子)」・自由時間
1994年2月 「女子プロレスラーへのインタビュー「作家・松浦理英子が女子プロレスに迫る!」」・鳩よ!
『肥満体恐怖症』は1980年6月・文學界が初出…って、28年も前なのか!
この頃の小説は増田みず子と作風が似てるような。

181 :
>>180
ありがとう。一応、全部持っているのでOKです。
おぼれる人生相談は本屋で見掛けた時に買って、
おカルトと去勢はAmazonのマーケットプレイスで安価に手に入れました。

182 :
おお、良かった。本が生鮮食料品並みに足が早いのって、本当に困りますよね。
日本の出版界も、ドイツみたいに少部数でも質のいい本は出版できるシステムを作ればいいのに。
そしたら、松浦さんも読者の質なんて気にせずに好きなように書けるし。
市場原理主義(・A・)イクナイ!!
おまけです。
週刊読書人のインタビューが少しだけ読める。
ttp://canpan.info/open/news/0000002462/news_detail.html
この写真みると松浦さん、身長150cmくらい?
ttp://ascii24.com/news/i/topi/article/2004/03/24/imageview/images737426.jpg.html

183 :
出版社のHPへ行ってみたら『現代思想』のプロレス特集号はすでに品切れ(´・ω・)ス
青土社 現代思想・バックナンバー
ttp://www.seidosha.co.jp/index.php?back-pensee
『現代思想 2002年2月 臨時増刊号』 総特集=プロレス
【エッセイ】〈真実〉もまた消費されるのならば / 松浦理英子
【インタビュー】プロレスの割り切れなさに憑かれて / 長与千種[聞き手=松浦理英子]
『en-taxi』の方は、まだ大丈夫かと。

184 :
斎藤美奈子が褒めてた村田沙耶香『ギンイロノウタ』が、ちょっと気になったので紹介。
新潮社『新潮』立ち読み:2008年7月号
ttp://www.shinchosha.co.jp/shincho/tachiyomi/20080607_1.html
> 自らを“化け物”と認識する少女は、
> 家庭と教室の間に広がる救いのない世界を彷徨いながら、人衝動にとり憑かれる。
> 彼女を突き動かしているのは、人格障害やトラウマなのか。
松浦さん、NEVADAに興味を持ってたし、こういう小説好きそうな気がする。
どこかに書評を書いてくれないかなと密かに期待。

185 :
書評によると『裏ヴァージョン』の趣向は、”ソレルスの『黄金の百合』を思わせる”のだそうな。
松浦さんは少女時代からずっとソレルスのファンなんだね。
『ゆるぎなき心』の推薦文も書いてるし。ファンサイトの年譜にあった、
> 1997年3月 フランス・パリで開催のブックフェアー・シンポジウムに出席
>『ナチュラル・ウーマン』が大好評で、シンポジウム中だけで700部が売れる
> 特設カフェーで公開インタビューを受けた時に、青春時代のかつてのアイドル作家であった、
> フィリップ・ソレルスが聴衆の中に立ち寄る
というエピソードも何だか凄い。
私は何とかしてクリステヴァに笙野頼子の『金毘羅』を読ませてやりたいと思うんだけど、
あの本をフランス語に訳すのはムリムリムリカタツムリ〜と翻訳者が逃げて行きそうな予感w

186 :
星野智幸のウェブ日記に日印作家キャラバンでの松浦さんの姿が。
言ってしまえばよかったのに日記 2002年9月 インド滞在記
ttp://www.hoshinot.jp/diary0209.html
顧客サービスの差別化を図る象神様w 商売上手だ。
ちなみに星野智幸『われら猫の子』表紙に、
藤田嗣治の「猫の教室」を勧めたのは松浦さんなんだそうだ。

187 :
理英子たんリスペクトの倉橋由美子の新刊、7月17日発売。
河出書房新社『酔郷譚』倉橋由美子
ttp://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309018744
今なお多くの読者を陶酔させ続ける、孤高の文学者・倉橋由美子が遺した
最後の連作小説がついに初単行本化。彗君がかたむける魔酒の向こうに
夢幻と幽玄の世界が官能的に交叉する、「よもつひらさか往還」に続く珠玉の綺譚集。

しかし、晩年の倉橋由美子が自分の本が売れないと愚痴って泣いていた、
というのは本当なんだろうか。倉橋由美子レベルで泣いてたら、
今の日本の純文学作家は一人残らず涙の海で溺しますがな(´;ω;`)ブワッ

188 :
1992年の朝日ジャーナルで松浦理英子と対談した安達哲のマンガ。
『さくらの唄』上下巻 安達哲(講談社漫画文庫)
出版社/著者からの内容紹介
青春は美しくない。「自分に人生があったのは、この日のためだったと今わかった」
安達哲が贈る世紀を超えた名作。青春漫画の極致。人生つらくなったら読み返すべし。

『マンガ名作講義』青山南 浅田次郎 足立倫行(情報センター出版局)2005/05
浅田次郎、桂三枝、河合隼雄、島田雅彦、横尾忠則、つかこうへい、
蜷川幸雄などなど、44人の著名人が選ぶ、この一作。
松浦理英子:小野まゆら『幸せを運んだブルドッグ(原題:カポネ・カポネち)』

年譜にあった、くぼた尚子も『ポチといっしょ』で犬関連? 少女四悪って、いったい何なんだろう。

189 :
松浦さんが褒めていたという大原まり子の『超・恋・愛』(光文社文庫)を、
尼損で検索したら、この本のみならず著書の大半が品切れ状態でびっくり。
SF板のスレでは別名でポルノ書いてて、そっちの方が売れているという話だった。
この板的には『みつめる女』(廣済堂アテール文庫)もお勧めだけど、これも品切れorz

190 :
インタビュー『残虐記』桐野夏生
ttp://books.yahoo.co.jp/interview/detail/31339866/01.html
『新潮』2004年4月号の松浦さんとの対談に触れている。
「私も先生をゆるさないと思います」という一文の松浦さんによる解釈が面白い。

191 :
ここに書かれてるものはすべて陰湿でドロドロなレズものですか?
ちょっと気になりますね
肥満体恐怖症みたいな内容ですか?

192 :
ちょw 残念ながら上で紹介してる小説は”陰湿でドロドロなレズもの”とは全然方向性が違います。
そういう小説を探してるならメアリー・ゲイツキルとかどうですか。
『太った女、やせた女』メアリー・ゲイツキル(早川書房)1993/10 ※品切
内容(「BOOK」データベースより)
ふたりの女の心は底なしの孤独に沈み、エロチックな行為にふけってきた。危険な作家の処女長篇。
内容(「MARC」データベースより)
太った女ドロシーとやせた女ジャスティーン。容姿も階層も価値観も対照的な2人が、
実は同様に性的恥辱・暴力・崩壊家庭の犠牲者であったという連帯を軸に、
人間らしい繋りと自己の救済をかち取ろうともがく魂の遍歴を描く。
同じ作家の短編集『悪いこと』にも女の子同士の性的ないじめなんかがあったと思う。
あとは、”レズもの”ではないけれども、東京国際ブックフェアーで松浦さんと対談してた、
マリ・ダリュセックなんかも”肥満””SM”絡みで面白いかも。
マリー・ダリュセック『めす豚ものがたり』(河出書房新社)1997/12 ※品切
内容(「MARC」データベースより)
香水店に勤める若く美しい娘が体の変調を自覚し始める。
毛深くなり、体重も増え、なんと雌豚に変身!
エロティックで凶暴な愛と変身の物語。
「ラディカルでセクシーな事件」として、昨年パリで話題になった衝撃的小説。
両方とも古い本なんで図書館ででも探してみて下さい。

193 :
外国の小説は過激そうですね?
太った女 痩せた女のレズものは
シドニーシェルダンの『明日があるなら』?でしたっけ?
タイトル失念。。。
上巻に女囚ものがあり主人公の金髪美人女囚が黒人デブス女囚や白人デブス女囚らにセクハラされたりする場面があり当時読んでて興奮したことあります。
こういう小説探せば結構あるんですかね?

194 :
常駐スレの人に聞いた方が早いと思いますよ。スレ違いなので、この辺で。
年譜から抜けていた対談とエッセイ。
『季刊ルプレゼンタシオン』(筑摩書房)1992/10/25
第4号:慎しみ、ポルノグラフィックに
(10)松浦理英子、松浦寿輝「性器なきポルノグラフィー」
『The COOL! 小説新潮別冊 桐野夏生スペシャル』2005/9/28(新潮社)
    ○桐野夏生賛江 Love Letters To The Cool 
     桐野への愛があふれる、四つのエッセイ
 松浦理英子:(美しくて賢い)言葉の野獣

作家論、作品論。
『いまどきの「ブンガク」別冊宝島496号』(宝島社)2000/3
いまどきの女流作家の処世術?
松浦理英子 松浦理英子は、「フェミニスト」にあらず。――栗原裕一郎
『現代思想』2000年12月号(青土社)
特集:ジュディス・バトラー ジェンダー・トラブル以降
関係を続ける : 松浦理英子『裏ヴァージョン』、『こゝろ』と『放浪記』と / 飯田祐子
『読む女書く女 女系読書案内』川崎賢子(白水社)

■第一章 グローバリズム時代の女性文学
高村薫、中沢けい、須賀敦子、松浦理英子、水村美苗、斎藤綾子、大庭みな子、
津島佑子、金井美恵子、倉橋由美子、増田みず子、高橋たか子、柳美里、
山田詠美、大原まり子、佐藤亜紀、長野まゆみ、加藤幸子、よしもとばなな

195 :
文庫版『親指P』の下巻に収録されている早稲田大学での講演の原題は、
「親指ピー子とパー子のデュアル・クリティック」
元は対談形式だったみたいですね。
小原眞紀子を検索してみると、詩人・東海大学非常勤講師、詩誌『夏夷』編集。
「まきちゃん怒りの鉄拳―教えてア・ゲ・ル」なんていう文章を見ると、
なかなか鼻っ柱の強そうな人だ。
それにしてもピー子とパー子って…『親指P』の中でも、
「それよりも、Mさん、<フラワーショー>って知っていますか?」
「往年の、関西の女性漫才トリオでしょう?」
 ……知らんがな(´・ω・`)
というやりとりに吹いた記憶が。

196 :
本棚を整理してたら『おぼれる人生相談』が出てきて、ついつい読み耽ってしまった。
「強さ」って、「誰の力も借りずに一人で何でもできること」だけじゃなくて、
「他人を信じる強さ」とか「他人と助け合える関係を築き上げる強さ」というのもある
「人を疑ってしまう自分は、はたして人の信頼に価する人間なのか」
「友達の役に立ちたいという熱意の底に、自分自身のナルシシズムやヒロイズムがひそんでいないか」
という文章が心に残る。相談9「子供が嫌い」、27「児童虐待」、
48「セクハラ」辺りの回答が、いかにも松浦さんらしい感じ。
巻末の対談の終わりの方の、
「情けない自分、かっこ悪い自分を出せたら、もっとおもしろかったと思う」
という反省から『裏ヴァージョン』が生まれたのかと思ったり。

197 :
『親指P』の英訳版が近い将来、"The Apprenticeship of Big Toe P" として、
Seven Stories Press から出版されるそうです。
CALQUE - Michael Emmerich Intervier Glossary
ttp://calquezine.blogspot.com/2008/04/michael-emmerich-interview-glossary.html
出版社の近刊情報には、まだ情報なし。
Seven Stories Press
ttp://www.sevenstories.com/
この翻訳をめぐっては、出版前から早くも議論になっている模様。
詳しい経緯はこちら↓
CALQUE - Letters to Editors
ttp://calquezine.blogspot.com/2008/07/letters-to-editors.html

198 :
Tokyo Wrestling に、Web初のロング・インタビュー。
1. 性的ではない官能を描いた『犬身』
ttp://www.tokyowrestling.com/articles/2008/08/matsuura_rieko1.html

199 :
2. 現代文学にギャグ、ユーモアは不可欠
3. ノラ犬体質な松浦さんの私生活とは……
も、うpされてます。インタビュアーの萩原まみは、
新装版河出文庫『セバスチャン』の解説を書いてた人ですね。

200 :

        。 ◇◎。o.:O☆οo.
       。:゜ ◎::O☆∧_∧☆。∂:o゜  
       /。○。 ∂(*゚ー゚)O◇。☆
     /  ◎| ̄ ̄∪ ̄∪ ̄ ̄ ̄|:◎:  
    /    ☆。|..Happy Birth Day!!.|☆   
  ▼       。○..io.。◇.☆____| 。.:    
∠▲―――――☆ :∂io☆ ゜◎∂:.
松浦センセー! 誕生日おめでとうございます。
願わくは、このスレが1000に届くより先に、新作に驚かされる日がやって来ますように…(−人−)

201 :
ロング・インタビュー、最後までアップされてます。
5ページ目に出てきた謎のレズビアン作家 "池田さん"は、多分この人だと思う。
池田みち子 Wiki
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E3%81%BF%E3%81%A1%E5%AD%90

202 :
雑誌 『SIGHT』 35 : Rockin'On Japan : 2008年4月号増刊
特集 「作家は語る」 松浦理英子 - 「純文学は本当は面白いんです」
--7年ぶりに長編『犬身』を発表した氏が語る作家であることの"必然"
ttp://www.amazon.co.jp/SIGHT-%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88-2008%E5%B9%B4-04%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B0013Y7IPC

203 :
こんなところに『親指P』の影響が!
Girls know what girls want : The Japan Times Online
ttp://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/fl20010708a2.html

204 :
盟友の桐野夏生さんが『東京島』で谷崎潤一郎賞受賞。おめでとうございます。
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080819-OYT1T00577.htm
もう一つ、残雪ファンの方に朗報。
河出書房・世界文学全集の残雪の巻が発売されてます。
『暗夜 / 戦争の悲しみ』残雪 / バオ・ニン(河出書房新社)2008年8月12日発売
ttp://mag.kawade.co.jp/sekaibungaku/
松浦さんは『突囲表演』を読んで「残雪は天才だ!」と思ってファンになったらしい。
残雪との交流を描いたエッセイは、『すばる』2001年12月号の
特集 : 日中女性作家シンポジウム in 北京 -「SKIN AND SOUL」で読めます。

205 :
作家の身長をリストアップした某サイトから。
> 樋口一葉‥‥143 
> 綿矢りさ‥‥148?
> 家田荘子…153
> 花井愛子…154
> 松浦理英子‥‥156
> シモーヌ・ド・ボーヴォワール…161
> リリアン・ヘルマン…162
> 大原まり子‥‥164
> 絲山秋子‥‥174
> 川上弘美‥‥175
川上弘美がこんなに長身だったとは意外。

206 :
川上センセでけえなぁ

207 :
そして松浦センセはジャスト1hyde…うわ、何をする(ry
ところで川上弘美が笙野頼子にセクハラ?したとかいう話は本当なんだろうか??
文学板の笙野スレ読んで、大きくイメージが変わってしまったとですよ。
笙野頼子スレが蘇ル
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1168848419/539-543

208 :
もう一人、175cmをどこかで見たような…と思ったら、
松浦さんがインタビューで褒めてた小説の主人公だった。

津村記久子『君は永遠にそいつらより若い』(筑摩書房)
内容(「BOOK」データベースより)
身長175センチ、22歳、処女。いや、「女の童貞」と呼んでほしい。
就職が決まった大学四年生のだるい日常の底に潜む、
うっすらとした、だが、すぐそこにある悪意。そしてかすかな希望…?
第21回太宰治賞受賞作。

> 新鋭の津村記久子さんの作品に『君は永遠にそいつらより若い』(筑摩書房)というのがあって、
> 肉体的にも社会的にも弱い人間の行き方を探った素晴らしい作品なんですが、
> そこに出て来る女性同士の関係も、必ずしも恋愛とは呼べないのですが、
> 人生に光を感じさせる非常に貴重な関係です。

節子、それ『犬身』やないか!

209 :
犬身ちょっと立ち読みしてみたけど男が女を犬扱いする話じゃん
ビアンものかと思ってたからガッカリした

210 :
男が女を犬扱いするだけの小説ではないけど、
確かに『犬身』はビアンものではないね。
私は「作者が男を化け物扱いする話」なんじゃないかと思った。

211 :
うふ〜ん

212 :
>>211はグロ動画。
そういうのは花村萬月先生の担当分野ですw

213 :
映画「ナチュラル・ウーマン」で緒川たまきの生尻を見ることが出来ますか?

214 :
韓国ソウルで開催される「東アジア文学フォーラム」に参加予定。
韓日中 東アジア文学フォーラム 2008
開催期間:2008年9月30日(火)〜10月1日(水)
ttp://seoulforum.org/2008/jp/paper.html
10/1(水)10:30-12:30 9セッション 文学の未来-1
松浦理英子 <永遠に現在があるだけ>

215 :
関連情報?
9月22日(月) 午後 9:00-11:15 「パープル・レイン」 BSフジ

216 :
ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ
現代の人気作家が新しい源氏物語にチャレンジする――
江國香織、角田光代、金原ひとみ、桐野夏生、
小池昌代、島田雅彦、日和聡子、町田康、松浦理英子の九篇。

出版社名 : 新潮社
発売予定日 : 2008年10月31日
予約締切日 : 2008年9月29日
予定税込価格 : 1,470円
分類 : 小説・エッセイ
出荷の目安 : 予約受付中
ttp://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refBook=978-4-10-380851-0&Sza_id=MM

217 :
一応、本家のHPも。
新潮社:ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ
ttp://www.shinchosha.co.jp/book/380851/
> 松浦理英子の「帚木」、江國香織の「夕顔」、角田光代の「若紫」、
> 町田康の「末摘花」、金原ひとみの「葵」、島田雅彦の「須磨」、
> 日和聡子の「螢」、桐野夏生の「柏木」、小池昌代の「浮舟」――
> 現代の人気作家九人が新たに織りなす、もうひとつの源氏物語。

あと『親指P』の英訳版が出るのは年明けになるようです。
three percent : Interview with Michael Emmerich
ttp://www.rochester.edu/College/translation/threepercent/index.php?id=1074

218 :
今、発売中の『新潮』11月号に新人賞選考委員としての松浦さんの選評が載っています。
今週末あたりに文學界新人賞の最終選考会があって、野間文芸新人賞の選考もそろそろ…
三つも委員を掛け持ちすると、選考会に授賞式にと結構、忙しくなりますね。

219 :
スロベニア語訳の『ナチュラル・ウーマン』を検索してみたら、
何か凄い表紙になってたw
SiQRD : Slovenian Queer Resources Directory
ttp://www.ljudmila.org/siqrd/index.php?id=624

220 :
>>219
            ,r'"//                        \
 プルン       i -‐''"ノ                 \         \
       ,-‐'´   /                    入        \
((   ,, -''     /                 i     / \        \
   /       l    ゚::ノ            l    /    \        ヽ
  l ノ       |                /    /       \        ゙、
  .i        ',               /    / ))     \       ヽ
   ',        ヽ             /    /         \_,,      '、
   ヽ        \         ,;‐'"     /  プルン     /       ヽ

221 :
219のサイトを翻訳してみると、抜粋されてる箇所が、
掃除機のノズルをアナルに云々のくだりだし、
本当に一般文芸書扱いなんだろうかとw
そういえば、いつの間にか『葬儀の日』のカバーが新しくなってた。
中身は解説も含めて前と全く同じみたいだけど。

222 :
WORKS ONLINE BOOK STORE : 造本解剖図鑑 - 紙から読み解く本づくりの極意
http://www.wgn.co.jp/store/dat/3121/
松浦さんの本の装丁を手掛けているミルキィ・イソベ氏監修の本。
拡大表示で『犬身』のページを立ち読みできます。
あの”和”な感じのワンコは伊藤若冲の「百犬図」から取ったとか。

223 :
        _,,,,,,,,,,__
     ,.ィ'",ィ    `' 、
 .  /_ / __,,,     ',
   //..、 ̄.,、、ゝ     .',
   i.F‐'゙  `'ー‐',.     l
   !|       `‐、  ,.、 ',
   ||,,,,_ ,  _,,,,,,  | |7}. ',     『ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ』
   ||. ̄ ,'  ´ ̄   リ!|/  ',       
   !.',  i,_っ     l!|   ヽ          発売前夜age
 . l ',  _,,_      | l    \   
   | ヽ `゙´     , ヽヽ       
   ヽ. ヽ、    ,.ィ   ヽ,
  /,、ri个`,゙゙゙゙´   //ヽ ,、
 // | ||| | ',',\  / / // /\

224 :
 この人のファンにはビアンも結構いるの?
 文学読み以外にはあまり読まれなさそうなイメージが…

225 :
いると思いますよ。検索するとビアン系ブログがよく出てくるし、
著者自らビアン雑誌やイベントにも度々登場されてましたから。
サイン会の目撃情報によると、若い女性ファンが多いと思いきや、
意外と男性ファンが多く、年齢層は結構高目だそうです。
あと山崎ナオコーラが列に並んでいたらしいw

226 :
ナオコーラは松浦さん好きなのかな?
意外なような意外でもないような

227 :
「人のセックスを笑うな」→「女同士でも、いいじゃない」の寓意


…か?

228 :
>225
なるほど
ビアンつながりのファンよりは、純文好きに支持されていそうなイメージがあるんですよね、この方。
だから男性にも支持されているというのは納得です。

229 :
川上未映子のサイン会でも目撃されてるみたいですけどね。
松浦さんの方はナオコーラ本人のブログにもサインもらってきたとか、
小説が好きとか書いてありました。
星野智幸のWeb日記にも松浦さんが時々登場するんだけど、
山田詠美・奥泉光主催の朗読会に飛び入りで参加したという話にはビックリ。
熱血ポンちゃんシリーズ、チェックしてみようかな。

230 :
第61回 野間文芸賞に町田康さんの『宿屋めぐり』
第30回 野間文芸新人賞は津村記久子さんの『ミュージック・ブレス・ユー!!』
野間文芸賞・野間文芸新人賞
ttp://www.kodansha.co.jp/award/noma-bungei.html
> 第30回 野間文芸新人賞
> * 選考委員 : 角田光代・多和田葉子・堀江敏幸・町田康・松浦理英子(敬称略)
このメンバーなら松浦さんが「記久子タン(・∀・)イイ!!」って言ったら押し切れそうだw
津村記久子の『君は永遠にそいつらより若い』読んでみた。
ビアン小説というより、性指向の曖昧な主人公が偶然女の子と…という感じのお話。
恋愛どうこうよりも、主人公が持つ「誰かを救いたい」という救済者願望のほうが強く印象に残った。
初期松浦理英子が好きな人は是非どうぞ。

231 :
しかし本当に本屋に在庫がない…何故だorz
とりあえず『ナイン・ストーリーズ…』と文學界は確保した。
野間文芸新人賞の選評はたぶん来月号の群像に掲載されると思う。
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   今からwktk
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +

232 :
東アジア文学フォーラム〈下〉 ネットで環境変化
ttp://book.asahi.com/news/TKY200811050131.html
フォーラムは2010年に東京で開催される予定だそうです。
松浦理英子ファンにとっては2年なんて2ヶ月も同然ですよね。

233 :
野間文芸賞・町田康さんと新人賞・津村記久子さん 喜びと抱負
ttp://sankei.jp.msn.com/culture/academic/081117/acd0811170927001-n1.htm
津村記久子さん、第30回野間文芸新人賞を受賞!
ttp://www.chikumashobo.co.jp/news/20081112.jsp
選考委員代表としてのコメント。

234 :
南海日日新聞社 10月26日(日)付の記事 
▼瀬戸内町で大島地区ふれあい読書フェスタ
ttp://www.nankainn.com/kiji/back08-1025-1031.htm
10月25日(土)鹿児島県図書館協会奄美支部主催
第八回大島地区「ふれあい読書フェスタ」で
「読書の楽しみ」と題して講演。
瀬戸内町とかいうから出身地の四国かと思ったら…
何故、奄美大島??

235 :
『群像』2009年1月号
ttp://shop.kodansha.jp/bc/books/bungei/gunzo/
野間文芸新人賞受賞記念対談
「弱さに寄り添う音楽と小説」松浦理英子+津村記久子

『新潮』2009年1月号
ttp://www.shinchosha.co.jp/shincho/newest/
書評
・松浦理英子他『ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ』/池内 紀

236 :
レズビアニズムを売り物にしてきた女流作家が、ある賞を受けるや、
私に関してだけはそのような評語を使わないでほしいと頑固に主張して
周囲を当惑させたのを聞いたことがあった。
恐ろしいことに、人間の品性の卑しさはまさにその人の栄光の瞬間に、
思いがけずもわかってしまうものなのだ。
四方田犬彦 97.3.5

237 :
>>236
中山カホのことだったりしてねw

238 :
├─ レズビアン作家とひと括りにされたくないよ派
│   松浦理英子、中山可穂、ジャネット・ウィンターソン、レベッカ・ブラウン

├─レズビアン成分は私の小説には欠かせませんよ派
│   サラ・ウォルターズ

├─何とでも御呼びよ派
│   斎藤綾子、森奈津子

└─レズビアンじゃないよ、ちょっと可愛い女の子が好きなだけなんだよ派
    津村記久子、柴崎友香
こんな感じ?

239 :
あけましておめでとうございます。
今年も更新情報が沢山ありますように…

240 :
英訳版『親指P』が Seven Stories Press の刊行予定に載ってないのは
何でだろうと思ったら、どうも交渉決裂したらしい。
また"出版社募集中"に逆戻りorz
JLPP - JLPPの作品 出版進行状況
ttp://www.jlpp.jp/book/index.html?t_lang=en&t_status=3

241 :
ナチュラルウーマンを改めて読み返すと名作すぎてため息が出る

242 :
禿げ上がるほど同意。でも、あまりにもリアル過ぎて読み返すのが怖いw
『裏ヴァージョン』とかだと気軽に何度でも読めるんだけど。

243 :
あ、ありのまま今起こった事を話すぜ
「俺は小説を読んでいると思ったらいつのまにかエッセイになっていた」
な、何を言っているのかわからねーと思うが
俺も何をされたのかわからなかった…
ふざけているとか、意味ある手法とか そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしい裏ヴァージョンの片鱗を味わったぜ…

244 :
>>243
www

245 :
高校時代に某阿佐ヶ谷のふと立ち寄った古書店で
葬儀の日を手に取ったのがきっかけでほかの作品が読みたくなり
全作品買い集めた。といっても調べたら作品数が少ないんですぐ全部読んでしまったが。
しばらく忘れていたが数年前朝日の書評に新作が出ていたの見たが
それが親指P以来だったとは。

246 :
姉妹スレ発見しますた(TдT)
【SF・FT・ホラー】山尾悠子スレッド(1)
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1014036181/643,726
643 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2008/05/20(火) 22:16:04
歪んだ真珠(仮) 山尾悠子 予価2,730円 05021-2
あの『ラピスラズリ』から5年、山尾悠子の書き下ろし小説が満を持して登場。
あやかしのイメージに充ち満ちた衝撃の幻想小説集。2008年最大の話題作!!

はたして2008年最大の話題作は2008年中に出るんだろうか。

726 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2009/01/20(火) 22:15:47
>>643
この書き込みをしてはや8か月、はたして2008年最大の話題作は2009年中に出るんだろうか。

247 :
裏バージョンの仮想アメリカの話がすごく好き
日本人がドラマや映画から受けるアメリカのイメージってまんま、ああいう感じだよなぁ
映像がすごく浮かんでくるw

248 :
ナチュラルウーマン、周りの評価が結構高かったから読んでみたら、
同人誌とかやってるような女ヲタクの話で、最後までのめり込めなかった。
舞台設定だけでどうしても受け付けないものってあるんだなと初めて思い知った小説だった。

249 :
同人誌って言ってもあの頃の同人誌は

250 :
キャプテン翼だかセイントなんとかだかのホモエロ二次同人誌が
絶頂期だった頃だな

251 :
親指Pの下巻が一番百合萌えできる

252 :
親指Pは文学的というか観念的な雰囲気についていけなくなって上巻の途中で投げ出した
親指ペニスが何を象徴してんのかもよくわからんし…俺が馬鹿だからだろうけど

253 :
肥満体恐怖症っていったいどんな話?
具体的に

254 :
肥満体恐怖症の話が一番興味あるが..スレ過疎ってるし本屋さんに無いし..ネットで読めないし..
この話の女性ファンているのだろうか・・
こういう話は男性が食い付きそうだが..

255 :
書かれた当時の時代背景がなぁ
文学的っていうか、文学文学した時代だったからしょうがない
葬儀の日は今この時代に読んでもつまらない

256 :
裏バージョンが一番面白い

257 :
肥満体は女子寮ものだよ。
松浦作品じゃ数少ない処女百合。

258 :
映画化されると聞いて亀ですが「ナチュラルウーマン」読みました。
2人が別れた理由は花世が容子の受身で欲望に貪欲な所に呆れたから?
自分は容子目線で読んでいたので花世の急に不機嫌になることや終盤の涙の
意味がいまいち掴めませんでした・・みなさんはどのように解釈したのでしょうか?

259 :
容子を好きになりすぎて怖くなった花世が身を引いた・・・と思ったが。
久しぶりにまた読んでみたくなった

260 :
ナチュラルウーマンのリメイク、よく松浦さん許可したね〜。
おそらく普通のレズ萌え作品になるのでは?
レズでSM、だけど純文学っていう大義名文が揃ってるから
映像化しやすいのかもしれないけど。

261 :
小説しかよんでないけど、映画の花世が自してーってあらすじだけ見て??
花世が自したら物語かなり変わってくると思う。
映画(嶋村かおりが出てるほう)見た人いたら感想よろ。

262 :
花世をしたいっていう監督の強い思い入れで
映画はああなったと当時のインタビューで読んだ。
やっすい監督やなーと思ったけどね。

263 :
恋人と別れ→自って演出としてはわかりやすいけど原作とかけ離れてて全くの別物だった。
キャスティングは好きだったからもう少し力のある監督だったらなぁ

264 :
リメイクされるの?検索で見つけられないんだがキャストは決まってる?

265 :
映画どこかにあがってる?

266 :
ここにあります。
   ttp://www.sanspo.com/geino/news/100104/gnj1001040505005-n1.htm

267 :
野村誠一が撮ったのか映像は綺麗にしあがりそうだな
キャストいまいち知らん人だ

268 :
昔の映画はつべにもないみたいだね。リメイクされるしTVでやってくれないかな

269 :
図書館にやさしい去勢のためにとオカルトお毒味があった
かなりレアだよね 借りてきちゃった

270 :
つぎ新作出すの何年後だろうな。
ていうかよく何年間も本出さずに食ってけてるよな
エッセイとかちょい書きの仕事だって精力的に受けてるってわけでもないのに

271 :
松浦さんの映画、4月17日から公開らしいよ
一番左側のフラッシュ画像にポインタ載せてね
ttp://www.imageforum.co.jp/theatre/index.html

272 :
ナチュラルウーマンを沙村弘明がマンガ化してくれ

273 :
映画話題になってるのかなー?キャストは知らない人ばかりだし

274 :
ジャスミンは脱がんのか

275 :
ナチュラルウーマンのリメイク版別に萌え系ではないと思う…
リメイク版の方ちょっと知ってるけどそんな風には思わなんだ

276 :
ナチュラルウーマン×嶋村×緒川で駄作になったことが不思議

277 :
リメイク版設定が変わりすぎてるww
見た人いたら報告よろ

278 :
掃除機のノズルをアナルに突っ込むシーンはあるんだろうな?

279 :
リメイク版見てきた。個人的には昔のよかリメイクの方が
原作に近い雰囲気だった気がする。
けど、キャスト的には昔の方がしっくりきたな・・。

280 :
sage書くトコ間違えた・・orz
スマン。

281 :
南まりか

282 :
裏ヴァージョンは面白かった

283 :
映画見たい

284 :
昔のも見たけど、いまの方がよかったとおも
昔は花世(緒川たまき)の乳の方がでかかったが、いまのは容子(亜矢乃)の方がでかかった
花世と容子の「きっかけ」は、いまの方が自然だったカンジ

それと由梨子(英玲奈)のバタ臭い顔(語w)が、林マリアっていうAV女優に似てたのと
辻(村田雄浩)が容子に「村田さん」と呼ぶのが、個人的に…w

285 :
あげ

286 :
ナチュラルウーマンやっぱ面白い

287 :
犬身から何年経つと思ってんスか松浦さん そろそろ新作を・・・

288 :
あと4年くらい経ったら出るよ

289 :
ふーん

290 :
つか、油断してたら「犬身」が文庫化されてるじゃないか! 解説は蓮實重彦か。。。

291 :
文庫化まじ?

292 :
>>291 マジっすよ
朝日新聞出版 最新刊行物:文庫:犬身(上)
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=11885

293 :
12月に北九州市で開催される日中韓・東アジア文学フォーラムに参加するらしい
日中韓・東アジア文学フォーラム2010 in 北九州
http://www.ealf.org/?paged=2

294 :
裏バージョンの仮想アメリカもっと書いて

295 :
ワシでよければ

296 :
ナチュラルウーマンの映画、1994年版と2010がセットになってるDVD出てたから買った
観た感想
※以下ネタバレ含む

1994年版は変な演出が多くてツッコミ入れながら観た
花世が窓から火をつけた原稿を投げ捨てる

下を歩いていた容子が危ないじゃない!と怒って建物の中に戻る

容子が部屋のドアを開けると花世がクラッカーを鳴らして笑顔でようこそと迎える
ってシーンが最初の方にあって、花世どんなキャラだよと思って笑ってしまった
自した花世が幽霊になって登場するシーンとかも可笑しかった
あと、原作と違うというか違和感があったのは容子と由梨子の関係
映画版では、由梨子の方から容子にキスしようとして、容子が顔を背けて拒んだり
由梨子が容子と関係を持ちたがってるのに、容子がずっと花世を引きずってるみたいな感じ
変な映画だと思ったけど、緒川たまきと嶋村かおりのキスシーンとベッドシーンは悪くなかった
2010の方は設定が結構変更されてて、容子がカメラマンやってたり花世はペットショップで働いてたり
大学時代の付き合う前の容子と花世が仲良くなっていく描写がなかなか良かった
両方観て思ったんだけどどっちも夕記子だけ登場しないのね

297 :
新潮 3月号
http://www.shinchosha.co.jp/shincho/newest/
【特別対談】
動物になること、語りの冒険/多和田葉子+松浦理英子
 ◎〈わたし〉性の不思議◎擬人法でなく擬犬法
 ◎言葉を捨てられるか?◎皮膚感覚は手放せない
 ◎「すべての生命は同性愛でもある」
 ◎冷戦はまだ終わっていない◎多様化する価値観のなかで
群像 3月号
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc/books/bungei/gunzo/#C_05
〈対談〉
翻訳は言語からの解放 柴田元幸×マイケル・エメリック

298 :
検索してて今更気付いたんだが犬身がセンスオブジェンダー賞に選ばれて松浦さんが辞退してたっぽい
そもそもセンスオブジェンダー賞ってなんやねん

299 :
映画のナチュラルウーマンの最初のシーンで犬身が出てきて笑ってしまった
なんという小ネタ

300 :
肥満体恐怖症を映像化してほしいが無理でしょうか?

301 :
裏バージョンみたいな作品がまた読みたい

302 :
>>298
確かジェンダーを主題に扱った名作をジャンルごとの毎年選出するの
だったと

303 :


304 :
犬身からどんだけ経ったんだよ

305 :
一時期、作家を目指そうと思っていた青い時代もあったが、
「葬儀の日」を読んで、絶対的な才能のあまりの大きさに絶句して自分はどれだけ時間をかけてもこんな文章は書けないだろうと思い知らされた。
これを当時、齢19の女性が書いたなんて信じられない 

306 :
綿矢金原と同世代だが松浦、笙野、多和田のほうが断然好き

307 :
マジで新作まだかよ…ずっとずっと待ってるんだが
どうやって生活してんだこの人
裏バージョンが大好きです

308 :
まだか新作

309 :
新作掲載age
単行本化がいつになるのかそもそも単行本化されるかも不明だから新潮買ってきた

310 :
どんな話?

311 :
私は友情とは無縁でした
ごく普通の貧乏私小説作家でしたよ
作家なんて聞こえが良いだけで編集者の写真に向かってブツブツ呪ったり
喧嘩腰でガーガー喚いたりしてて頭が変ですよいつも
それにどうせ性欲薄ですよ受け専の変態ですよ
糖尿病でインポですよ本当に
まあ、それはさておき
ある夕方、シェアメイトの七島と夕飯の相談してたら、彼女の携帯に電話が掛かってきたんですよ
盗み聞きとかキモって思ってたから普段ならしないんだけど
いつもとは何か雰囲気が違うって思ってさあ
『こんな好みのうるさい七島にも息の合う相手が見つかったのか』
なんて思いながら何気なく聞いてたんですよ
見た目も晴れ晴れした感じだったし『恋人ができたんでしょ』なんて思ってたわけですよ
で暫く様子をみてたら何かやけに楽しそうだし俺にはちっとも話しかけてくれないし
『あ〜、また電話してんじゃねーか』とイライラして聞いてたら相手がレズビアンでもう
本当にキマシタワー・・・もうキマシタワアーン、キマシタワアアアアーンですよ
キマシタワーの中のキマシタワーですよ本当に、
今までの人生の中で経験した事もない程のキマシタワーでしたよ
それ以来毎日盗聴するようになってしまったではないか!
毎日彼女が気になって仕事中も頭の中でずーっと彼女たちの会話が流れてるではないか!
自分の人生とは無縁だと思ってた犯罪者の仲間入りしちゃったテヘッって事ですかね
でも多分七島以外は盗聴しないと思うけど
七島の弾むような喋り方がもう好きで好きでもうあの!
七島あああああああああああああああああ!!!!!!!

312 :
なるほど、わからん
しかし単行本化されたら絶対買おう
セバスチャンとかナチュラルウーマンとか、松浦さんが20そこそこのときに書いた作品とか信じられん
才能ありすぎだろ・・・

313 :
ううむ

314 :
奇貨、発売されてるね。
このHPで立ち読みできます。
http://www.shinchosha.co.jp/shincho/tachiyomi/20120507_1.html

315 :
>>305
福田和也の作家の値打ちってガイドブックに、「葬儀の日を読んで作家志望者なら
19才でこれを書いた人がいることに絶望を味わうだろうし、
そう感じないのなら作家になる才能はない」というようなことを書いてあった。

316 :
ナチュラルウーマンの続編書いてくれ
頼む

317 :
新作まだかね

318 :
ワシでよければ書いてやるよ

319 :
http://mecle-nicle.just-size.net/ss/kimazui.html

320 :
変態月、津村記久子が書いてるのかと思った
いや津村さんがあとなのは重々承知だっけど…影響受けすぎだろ
他にも同じようなこと思った人いない?

321 :
いまなんか書いてるの?
久々にナチュラルウーマン読み返して改めて名作だと思った

322 :2013/06/02
新作いつのまに出てたんだよ
奇貨
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