2013年10エロパロ29: 革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ (358) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

「ロリ」があればおkなSS (405)
ドラマ『boss』でエロパロ5 (263)
【バトスピ】バトルスピリッツでエロパロ (608)
らんま1/2の小説希望 (226)
【遊び】女の子をHなゲームで…パヤパヤ☆part.2 (353)
▼ ガンスリンガー・ガールでエロパロ 3 ▼ (531)
そらのおとしものでエロパロ2【水無月すう総合】 (270)
【ドラマ】早海さんと呼ばれる日でエロパロ (36)

革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ


1 :2013/05/10 〜 最終レス :2013/10/04
なかったようなので立てた
キャラはエロいと思う

2 :
春のロボットアニメ3大ではコレが一番同人創作が盛り上がって…
というかネタとして使い易いんだよなぁ。作中に突っ込めるスキが大きいから
ソコから広げやすい。

3 :
サキ枕営業
先生競泳水着レイプ
ショーコ壇上和太鼓セックス祭

4 :
>>3 競泳水着結構パッツリしてるから難しいだろうけど、胸の谷間に寄せて左右の胸が交互に時間差で揺れるのっていいよな。

5 :
和太鼓セックス祭ってなんやねんw

6 :
戦火
兵士×七海リオン
兵士×野上マリエ


私は目の前で起こる暴行をこめかみに自動拳銃を突きつけられたまま呆然と見ていた。
捕まった時に何発か殴られ、口が切れたらしく、血の味が口にまだ残っていた。
女生徒は敵兵に捕まった途端押し倒された。
敵兵が女生徒達の服を荒々しく引き裂き、胸元を開いて、股を割らせる。
そして下着をはぎ取り、胸と尻を露わにさせ、蹂躙する。
私の名前は野火マリエ、咲森学園の生徒だ。
あのむかつく金髪(ニ宮タカヒ)は2、3人にのしかかられ、
顔や金髪に黄ばんだ糊みたいな精液を振りかけられ、犯されている。
取り巻きだった2人も似たようなものだ。彼女の名前を叫びながら
壁に押しつけられ尻だけ剥かれて犯されている。
マリエはここから見えないが、壊れたメガネが兵士の輪から投げ出され
生地が裂ける音と下卑た声が聞こえる度に悲鳴が上がってる。
半裸の七海リオンは必に抗っているが5人もの男の力で押さえつけられては適わない。
七海の豊満な胸や尻に男達は狂喜してむしゃぶりついていた。
何度も男子生徒の自慰のオカズにされていた肉体だ無理もないだろう。
男達は我先にとペニスを取りだし、有無を言わさず七海の中に押し入った。
「くっ…あぐうう!や、やめっ!やめてええっ!」
七海は必に抗った。が、濡れてもいない膣を強引にこじ開けられ、
削り取られる痛みは尋常ではないだろう。太腿を伝って鮮血が滴り落ちる。
あの天然さでは処女だろうと思っていたがその通りだった。
喉をのけ反らせて、呻き声を上げた。愛撫など一切無い。
「んおおっ、加減がきかねェ…へへっ…んぐっおおおおっ」
「はぐっあっああっ…い、いやっ!な、中で出さないで!!」
男が野獣のような声を上げ、七海の中にぶりゅううっと精を吐き出した。
「ぐううっで、出る!」
「い、いやあああっ!!あああああー!!」
七海の上に倒れ込み、深々とペニスを押し込みながら、より奥に精を吐き出そうと
腰を密着させる。眼を見開き絶叫する七海。
厚い胸板で七海の豊かな双乳を潰し、何度か腰を震わせると、ふらふらと立ち上がった。
七海の股からどろりとした糊のような体液が糸を引いて吐き出された。
そして休む間もなく次の男が七海にのし掛かっていく。
滅茶苦茶に突き上げ、乳房を握りつぶし、尻に指を食い込ませ、射精する。そして次の男
それの繰り返しだ。そんな光景があちこちで見られた。
当然だな……と私は思った。ショーコが独立宣言した時は驚いた。
まぁ、何とかなる的な行動で周囲を驚かせるのはいつもの事だけど、

7 :
ツッコミどころは満載だ。でもそれなりに楽しかったし、
ハルトの紅いマシンと世論があればそこそこ粘れるだろうと思っていた。
そのしっぺ返しがコレか………。
若者というには、いささか幼すぎた私達。身体は大人だけど、中身は子供。
顔に泥を塗られたドルシア軍事盟約連邦はなりふり構わず、進軍してきた。
まずハルトの機体を、スフィアから引き出し、数で押してきた。
破壊するためではない。その場に引き留めるためだ。
そして無防備になったこのスフィアに兵隊を送り込んできた。
正規軍ではなく、囚人で編成された最悪の部隊と、あのオタクが言っていた。
『自慰もできない閉鎖環境で高校生だけの国に解き放たれればどうなるか
男子生徒は撃ちされ、女子生徒は全員レイプだろう』事実、その通りになった。
そして10人くらい相手しただろうか、七海の抵抗も弱々しいものになっていた。
恥部からは鮮血が交じった白濁のゼラチンが太股をつたい、
教室の床に体液をしたたらせている。
「ほらほら、もっと抵抗しろよ。雌豚が」
再び男が七海の腰を掴み、勢いよく下から上へ抉るように突き上げた。
「かはっ!」 
七海の身体が仰け反り、ぷるんと弾ける乳房から汗が飛び散った。
「ジオールの女は良い身体してやがる」
男が嬉々としながら七海の震える乳房にむしゃぶりついた。
肌に舌を這わせ、乳首から母乳を吸うように食らいつく。
「はっ…い……あ、ああっ!う、うう……」
七海はいや、いやぁと首を振るだけだ。
私達を守るために『私はここの教師です。生徒には手を出さないで!』
と身体を張るまではよかったが男共がそんな約束守るはずもない。
兵士は七海を後ろから突き上げ、腰を擦りつけ、
こぼれ落ちる乳房に両手を食い込ませ犯している。
じゅぶっじゅぶっ…と七海と兵士結合部が嫌でも目に入ってくる。
映像で見た事はあったが実際はエグイものだ。
ぬちゃぬちゅう…ぐちゅうう…ぬりゅう…
「あ…き……う…ううう」
七海の苦痛に耐える声が兵士の情欲をさらにかき立てた。
「あ…ああ…ごめんなさい、ごめんなさい…皆、皆…ごめんなさい…
ま、守ってあげれなくてごめんなさいいい!うぐんんん」
左右にぷるんと張った尻肉の腰を打ちつけ、

8 :
パンパンパンと音が弾けるほど兵士は激しく腰を振り始めた。
その光景はまるで野良犬の交尾のようだった。
「あああ……の、野火さッ!」
七海がこちらを実ながらは泣きながら叫んだ。
そういう私も今、兵士に組み敷かれ陵辱されている。
押し倒され、ブラウスを引きちぎって、パンティーをナイフで裂かれた。
後は何も隔てる物はない。私の割れ目にペニスをあてがって強引に
押しはいってきた。処女を散らされた瞬間、激痛が走りさしもの私も
声を上げた。突かれる度に激しい痛みが下腹部を襲う。
こうなる事は理解していた。戦場で女がこうなる事は理解していた。
だが、自然と溢れてくる涙を止める術はない。
どこにいるかわからないけどショーコとサキが少しだけ羨ましく思えた。
少なくともそのどちらかは好意を抱いているハルトが初めての相手だったろう。
好きな人に処女を捧げることができたんだろう。でも私は……
「あん?泣いてんのか?へへ、もっと泣けよジオール人」
たばこ臭い息を吐きながら兵士が言う。
見れば私と同じか、2、3歳年下ぐらいの少年の兵士だ。
「っ!―――んうっ!!」
「たまんねぇ、たまんねぇ!あの動画みた時から何人レイプしてやろうか
ずっと待っていたんだぜ!数年ぶりの女だ」
少年兵は絶頂が近いのか、腰の動きがよりいっそう激しくなった。
熱い体温と汗臭い身体には嫌悪しか抱かない。
問答無用で膣内に射精するつもりなのだろう。
逃れようとしたが身体ごとのし掛かり地に押しつけた。
「お、おおう!だ、出すぞ!」
「―――っ!」
少年が最後に力強く突き上げてきたのと同時に吼えた。
最奧まで埋め込まれたペニスの先端がグワッと大きくなり間髪おかず
びゅるどぴゅぶぢゅと精子がぶちまけた。
「んおお…おおお……おお……たまんねぇ…」
中でペニスが脈打つ度に吐き出される精子。
少年兵がう…うっと腰を振るわせる度に身体から力が抜けていく。
「ん、んうう……」
ああ、気持ち悪い……体内に熱い精子が浸透していく感覚は最悪だ。
「おお…おお…ふぅぅすっきりした……まだまだ終わらねぇぜ。
キンタマ空になるまでぶっ放してやるからなァ」

9 :
少年は私の髪でペニスを拭きながら言った。
私を俯せにするとぐにゅりとお尻を鷲掴み左右に掻き分け
背中にのしかかってきた。満身創痍といった私に抵抗はなく、なすがままだ。
「オラ、もっと足開けよ」
少年兵は私のお尻にガチガチに反り返っていたペニスを押し当ててきた。
「まだキツキツだな…たまンないぜ」 
少年兵は私の腰を手で掴み、ペニスをその膣口にあてがった。
「はー…はァ…はァ…うッふううう」
ぶちゅ…ずにゅと先よりも深く押し入ってきた。
「く…う…んんんん…!!」
「おお…くおおおおっ……んん」
少年兵のガチガチに勃起したペニスに思わず声を上げてしまいそうになる。
うめき声をあげながら突き上げ始めた。
私は唇を噛みしめ声が漏れないように必に耐えた。
「うぅぅ…あ…ああ…はあ…う」
「オラ、腰振れよ、雌が!腰振れっつてんだろ!」
私の頭を掴み、奥へ奥へと自身のペニスを押し込んでいる。
後ろからなんて本当に犬みたいだ。
覆い被さった野良犬が、私の頬をよせ、乳房を乱暴に
鷲掴んだ。そして狂ったようにピストンを繰り返し、腰を叩きつける。
その度にぬめった結合部から血と走り汁の混合液が垂れ落ち、床を汚した。
「おお…出る出るぞ!また種付けしてやる!」
少年兵が猛烈な勢いで、上からお尻に腰を叩きつけた。
パンパンパンと音が響く。本能のまま腰を振る、少年兵が雄の声で甘くわなないた。
「ぐッうううっ出る―――うッ!」
何秒もたたずぶぢゅぼぶっと吐き出される精。
少年兵が限界までペニスを埋め込み、天を仰いだ。
私の体内にドロドロの白濁が鈴口を裂く勢いでぶちまけられた。
「うう…おおお…どうだ、あ?ジオール人、てめぇが孕むまでぶちまけてやるからな」
もう周りの声も聞こえない。私はこのままぬまで犯されるのだろう。
それとも妊娠した姿を動画で配信するだろうか。
どの道、もうどうでもいい…私達の国はもう終わったのだから。
END
ショーコ、サキの戦火はまた後日。
アキラも絡めたい。

10 :
素晴らしい。無闇にさないところが素晴らしい。
最近良質の作品に出会えなかったのでまるで甘露のようだ

11 :
投下した後で気づいて申し訳ない。
注意書きの野上マリエ→野火マリエ
11行目のマリエ→アイナ
これ以外にも間違っていたらごめんなさい

12 :
アイナって誰かと思って調べたら茅野声のあのキャラか喘がせるの楽しいだろうなぁ

13 :
マリエいいよね
スタイルとかは他の子ほどじゃないんだけど何かえろい

14 :
女キャラ全員処女っぽいな

15 :
そうさなぁ…ドルシアとの戦争に負けてモジュール77が丸ごと1個そのもの巨大な娼館にされる…ってのはどうか?
咲森学園で受付し、オンナをレンタル。レンタル後はモジュール内を自由に移動して好きなトコで行為に及ぶ…とか面白そう。
学園はドルシアによって復旧され、学生服や競泳水着等も精巧に再現されたモノ着てプレイ出来るとか。

16 :
>>15
なぜか形式的にモジュール77は独立していて、ドルシアの法が及ばないとなおいいねw
生き延びるため、家族のため、あるいは愛する人にドルシアの圧政の下で売春せざるを得ない女生徒たちとか

17 :
>>16 一応「独立国」としてドルシアがモジュール77を"属領"にして…ってのはアリだろうな。
なんかオレは安易に性的快悦にオチる展開ってキライなんだよなぁ…
スゴ腕調教師に快楽調教されるが、オチたワケではなく自由意思で快悦を望むっててのが良いなぁ…。
書けるかな?形がまとまってないから書けてもその場のノリだけの即興になりそうだが。

18 :
>>11
適わない→敵わない
「七海がこちらを"実ながらは"泣きながら叫んだ。」は
「見ながら泣き叫んだ」
押し"は"いってきた→押しいってきた
「何秒もたたずぶぢゅぼぶっと吐き出される精。」
ココは「たたずに」か「たたず、」の方がいい。
後ろの「ぶぢゅぼぶ」って擬音と「ず」がカブってどこで切るのか解らないってのもある。
「たたずに」は「経たずに」と漢字にするか、後ろの擬音を「ズチュ…ボブ…」ってカタカナ表記にしてくれると読み手としてはすんなり入ってくる。

19 :
>>17
ぜひぜひ書いてみてくださいよ

20 :
>>18
サンクス。指摘ありがとう。何とかサキ&ショーコ編では善処してみる。
サキのアイドル設定がよくわからんので、妄想設定になると思うけど
公式でも枕営業はしていて欲しいなぁ

21 :
>>20
サキとショーコの凌辱バナシはいつになる?

22 :
>>21
内容によっては妄想アイドル設定を直すかもしれないので
サキ・カムバックを見てからを予定しています。

23 :
サキさんヘタれキャラでしたねw
なんか美味しく調理できそうな。

24 :
サキさんイイ性格してんなぁw

25 :
http://feb.2chan.net/dec/18/src/1368723101332.jpg
サキ意外とチチデケェ

26 :
サキはハルトに興味なかったのにハルトのチンチンとの相性良過ぎてオチて行く展開でもいいな。
senkaモノもサキは兵士に犯されるくらいなら…とハルトに捧げておく展開が書ける。

27 :
問題無く入れ替われるようだしハルトを陥れるために
ハルトになって女の子片っ端から手籠めにしていけば
356号機不在の今ならただ一人のヒーロー(ヒロイン?)になれるね

28 :
>>27
そうしようとして、主導権を奪われ、挙句の果てに逆レイプされるサキさんinハルト

29 :
でも考えてみれば、暴力には屈しないんだよな、サキさん。

30 :
兵士×サキ&ショーコ
戦火


サキは兵士に腕をつかまれ、壁にたたきつけられた。
「い、痛い!!−−−−ッッ!?」
「うるせぇな……でも、さすがジオールの雌だ。ガキのクセに
エロい身体してやがる」
兵士はサキの顔を覗き込むようにして言った。
「それにそっちの雌も」
恐怖におびえるショーコに二人組の兵士が迫った。
「い、いやッ!」
咄嗟に逃げようとしたが、屈強な兵士から逃れるワケはなく
後ろ手に絡め取られた。
「隊長、このガキ犯ってもいいスか?」
「俺ら、こういうガキ好きっすから」
ショーコを掴んでいる男達が言った。
「あ…や、やめ…やめて下さい!」
ショーコは怯えた顔で言った。心の底から恐怖を感じると
声が出なくなるショーコだが、サキにも危機が及んでいるなら話は別である。
「や、やめて!その子に乱暴しないで!」
サキが届かない手を伸ばしながら叫んだ。
「さぁてねぇ……お願いなら誠意ってモンがあるよね」
「―――ッ!?」
隊長格の男が言わんとしていることがサキには解った。
アイドル業界でこの手の男は腐るほど見てきたからだ。
「…………最低」
キッと兵士を睨みながらサキが声を上げる。
「そう?そういう態度とっちゃうんだ。まぁ一向に構わないけど…
ショーコちゃんだっけ?指南…ああ、この子が大統領の娘か」
隊長は生徒手帳を放り投げ、言った。
「目の前で犯しちゃうよ?」
隊長らしい優男がショーコの生徒手長をめくりながら言った。
「や、やめて!やめなさい!」
「ふぅん…じゃあ、どうする?わかるよねぇ」
サキは何とか拘束から逃れようとするが、ビクともしない。
「わ、私が……代わりになるわ。その子には手を出さないで!」
阿鼻叫喚の地獄となっているこの咲森学園。そこらじゅうで
女生徒の悲鳴と泣き声、拒絶の叫び、続いて兵士の下卑た声が上がる。
「いいよ。俺達におねだり出来たら勘弁してあげるよ。一応、大統領の娘らしいから」

31 :
ショーコの頬をベロリと舐め、隊長の男は笑った。
合図と共に兵士は手を緩め、サキは拘束から解かれた。
サキは隊長を正面にとらえた。軍隊には似合わない優男だ。
「どんなスケベなこといってもらおうかな〜?友達思いの
サキちゃん。元・アイドルだったんだから色々知っているよね」
「な、何で―――」
サキはぎょっとした。アイドルとして活動はしていたが、
この男がどうしてそれを知っているのか。
「いやさぁ、俺らって皆、ドルシアでは囚人なんだ。クサイ飯食って
こき使われている時にさ、たまに慰安コンサートとかくるでしょ?
新米アイドルとか、売れないアイドルとか……1回だけ来たよね。
その顔、覚えているよ」
確かに駆け出しの頃、慰安コンサートに行ったことはある。
だが場所は、公共施設であったし、客など気にしたことはなかった。
ましてや、その客が牢獄の囚人達だったなどと知るわけがない。
「いやぁ〜何回マスかいたかわからなかったよ。慰安コンサートのアイドル
なんてマスかくだけの価値しかないし」
ニコニコしながら隊長は言った。
「とりあえず、壁に手をついて自分でケツまくってよ」
「―――は……い」
サキは言われたとおりに、壁に手をつきスカートをまくった。
細くしなやかな太腿に高校生とは思えないほど官能的な丸みを
帯びた尻が顕になる。年相応の瑞々しさも相まって隊長は
軽く口笛を吹き、言った。
「サキちゃん、ショーコちゃんと違って大人っぽい下着だねぇ……
スレンダーな体型だし、あんな乳だけのJKとは全然違うよ
……ひょっとしてアイドル時代に枕営業していたクチ?
清純そうな顔して実はめちゃくちゃ淫乱だったりして」
「あ、貴方には関係ありません!」
暗い過去を払拭するようにサキは叫んだ。
「そりゃそうだ。うん、良い眺め……いい尻……
さァ、誘ってよ」
「流木野さ―――ッ」
ショーコが反射的に叫びそうになる。
「社会勉強だから、ショーコちゃんにも聞こえるように言ってよね」
「わ…私……を……犯して下さい……」

32 :
「おーい、ショーコちゃんの処女膜ぶち抜いていいよ」
隊長が白けた口調で言った。
「や、やめて!い、言います!い、言うから…その子だけは!」
「じゃ、あと1回だけね。エロく言ったら許してあげる。あ、ビデオ録画
しているから、最後にニッコリ笑ってね。とりあえず名前とかも言ってもらえる?」
サキはゆっくり頷いた。
「流木野さん!やめて!」
「わ、私……流木野、サ…サキの…あ、穴…い、入れてください」
「いいねぇ…なかなかエロいよ。じゃあ『淫乱サキのアイドルマンコに
チンポで種付けして下さい』って言ってくれるかな?」
「そ、そんな…」
「あれ…聞こえなかった?――――言えよ」
「い…い、淫乱……サキ…のアイドル……マ…ンコ……にチン…ポで
……種付けして下さい」
最後にサキは後ろを向き、引きつったような笑みを浮かべた。
「ははは、うまい、うまい。恋人募集中だったの?サキちゃんさ
スポンサーの男とかと寝ていたクチでしょ?」
「そんなことあるわけないでしょう」
それは嘘だった。事実、アイドルの道を断念せざるを得なかった理由の一つがそれだ。
いくつかのスポンサーが付き、少し名が売れ出した頃『その話』が来た。
大企業の社長からのスポンサー契約。条件は、言うまでもない。
サキが所属していたのは、業界でも下位に位置する小さな事務所だ。
所長やプロデューサーに選択の余地はなかった。相手は業界にも、政界にも
脈をもつ大物だ。断る理由はない。事務所はサキを喜んで差し出した。
サキにとって事務所の事情などサキにとって知ったことではないが、大手の社長と
関係をもつ事は何かとプラスになる。個人的に金をせびれば、小遣いとして
それなりの額をくれるだろう。何よりトップスターへの近道となるなら――――
サキは、毎晩のように性交を交わし脂ぎった男の横で朝を迎えた。
それからというもの、週刊誌、ファッション誌はもちろんのこと、ドラマ、
CM、モデル映画等など、あらゆる所からオファーが到した。
一躍してトップアイドルになったサキ。あの男の下で股を開いただけで…信じられなかった。
金と名声を得たサキは、その甘露に酔いしれた。が、長くは続かなかった。
身体を差し出した社長が不正で摘発され、数々の悪事が世間にさらされることとなったのだ。
その中でアイドル業界における『枕営業』の実態も白日の下にさらされた。
社長はサキ以外にも数々の人気アイドルに手を出していたのだ。
世間ではまことしやかに噂された。『あの弱小事務所のあいつもそうじゃないか?』

33 :
『人脈も金もない小さな事務所から人気アイドルになれるわけがない』
『他のアイドル同様、枕営業で得た名声か』ゴシップ記事の格好のネタとなり、
事務所からはトカゲの尻尾キリのように『契約解除通告』を突き付けられた。
サキはアイドルの道を断念し、身を隠すように咲森学園に編入した。
「うんうん、そうこなくちゃ。ガバマンじゃ萎えるモンね。
じゃ、皆でサキちゃん食べようか。念入りに破壊しないと、暴れそうだし。
はいはい、こっち向いて」
隊長はけらけらと笑い、サキの両肩をつかむと強引に正面を向きなおらせた。
「サキちゃん、俺ってキミみたいな子、大好きなんだ。これでも一ファンなんだぜ?。
恨むならドルシアの偉いさんを恨んでよ」
隊長がサキのブラウスを引きちぎり、
ブラジャーをナイフで切断した。重力に引かれ、乳がこぼれ落ちた。
「―――んっ!」
瑞々しい肌が野獣のような男達の前に晒される。
「あんまり拒否するとショーコちゃんも犯すよ?」
サキの乳房を下からゆっくりとすくい上げるように揉み、
その先端をくりくりと刺激し、摘む。
「う…うう……お、お願い…あの子には手を出さないでっ!」
「じゃあ見られないようにショーコちゃんをあっちの部屋に連れて行ってよ。
こっちから手を出さないようにね」
隊長は二人組の男に言った。渋々と言った表情で二人組はショーコ連れて行った。
「ああ…とても柔らかいおっぱい…マシュマロみたいだねぇ」
隊長はそのスレンダーな身体を堪能した。
根本から絞り上げたかと思うと、左右から寄せ、時折、指で先端を弾くように摘む。
そしてゆっくり押し潰したかと思うと、ぐいと指を食い込ませる。
身動きできないサキは眼を閉じ、声が漏れないように唇を噛みしめた。
下手な言葉はこの男を喜ばすだけだ。
「意外と乳首はピンク色だね…もう硬くコリコリしてきたよ…久々の男に感じている?」
「うッ…くっ…」
「……でも下はびちゃびちゃ、エロイねぇ」
隊長が中指でぐっとサキの秘所を突く。
「――――はッ…ん!」
思わず上ずるサキの声、目尻には大粒の涙が浮かび頬を伝う。
(ハルト……)
サキは胸中で呟いた。淫らな身体はこの暴漢の責めに反応し、股を濡らしている。
あの時と同じように弄られて感じている。サキはそんな自分が情けなかった。

34 :
「サキちゃんは乱暴にされると感じるんだねぇ……好きだよ、そういうの」
隊長はベロッと舌なめずりすると、隊長はサキのスカートを落とすと
パンティーの両端を持ち、一気に太腿まで引き落とした。
股間の秘唇と下着が糸で結ばれた。
「…い、いやッ…やめてッ!」
「もう濡れているのに…そんな表情をされるとますます興奮しちゃうよ」
食い込みに押さえつけられていた尻肉が弾みをつけ、柔尻があらわになる。
染みが一つもない下腹部、その瑞々しい柔肌が、股間へと逆三角形の曲線を描き
淡く茂った陰毛が覗く。隊長は尻の感触を楽しみながら手を全体に滑らせた。
ふにふにした感触を手で包み、下から上へ尻肉を持ち上げるように揉みしだく。
ゾクゾクとした感覚がサキの背を登っていく。
「ああ…柔らかいお尻……最高だね、サキちゃん」
「あッ!くっ…やぁ…ううっ…」
既に諦めたようなサキの表情。顔を伏せ、もうなすがままだ。
「サキちゃんをレイプできるなんて感激…ククク」
隊長がサキの股を割らせ、その猛り狂った肉棒を秘裂に押し当てた。
ぐにゅっと先端が濡れた膣口にあてがわれた。
濡れているとはいえ、受け入れる肉棒は男のソレ。
サキは悔しさに歯を食いしばった。膣口にぐっと反発する肉棒の先端。
「おや…濡れているのになかなか入らないね…力を抜いてもらえる?」
クククと笑う隊長にサキは頭を振るだけだ。
「そう…じゃ乱暴にしてあげる」
隊長はサキの腰を掴む手に力を込め、一気に腰を突き出した。
ズブッという感触と共に隊長の肉棒がサキの最奥まで到達した。
「あぅ!あっ…あッ!」
強引な挿入にサキは眼を見開き、口を大きく開いたまま一瞬、静止した。
「おお…いい具合だよ、サキちゃん…乱暴に突いてあげる」
隊長が耳元で囁くと同時に腰を突き出した。
遅れて続く痛みにサキは声を上げた。
「はっ―あッ―痛ッ!あッ!あぐッ!あ!」
サキの意志に反して熱くぬめった肉棒をぎちぎちと包み込む膣内。
隊長の肉棒に吸い付き、異物の侵入を拒もうとますます締め上げる。
「ああ…キツい。サキの身体は気に入ってくれたようだね…締め付けて
未練がましく吸い付いてくる、しかも経験済みだなんて…ハッハッハ、
淫乱アイドルだねぇ!」
「や、やめっ…やめて!う…動かな…なっ!あぐっ…はッ!」

35 :
サキの柔肌に玉の汗が浮かび、突かれるたびに涙をまき散らす。
形容しがたい痛み、そして突かれるたびにわき上がってくる微かな快楽。
行為に及び、突かれ続ける度にやがてそれが反転する。
過去に社長とのセックスで絶頂を迎え、膣内で精を受け止めたサキにはそれが
許せなかった。無理矢理、犯されて感じる自身の体が許せなかった。
「ほらほら、もっと声を上げて。気持ちいいんでしょ?」
丸みを帯びた艶やかな尻に指をくいこませ、隊長は腰を突き上げた。
立ったままのレイプ。サキは口に手を当て必に声を漏らさないようにした。
隊長はズブッズブッズブッと抉るように突き上げ続けた。
突かれる度にサキの身体が上へ上へと動くが、両脇から腰を
抑えつけられていては逃れられない。
そして熟した身体は強引な交わりに感じ始めている。
あのアイドルが立ったまま、獣のように犯され、感じている。
それは隊長の嗜虐心を十二分に満たしていた。
「あッ…ああ!はッ…!ぐぅ!んッ!」
声が漏れないように耐えるサキ。それでも激しい突き上げに
鼻にかかったような甘い声が漏れてしまう。
「我慢しても無駄だって」
「あッ…ふ、ふざけ…やッ…ないで!んッ!うんんんっ!」
「こんなに濡れているのに説得力ないよ」
隊長は嬉々としながらサキの淡い唇にむしゃぶりついた。
口内を蹂躙され、舌を絡め取られる中、意識が痛みとは異なる方向へ向いてゆく。
「あッ…ああッ!」
サキの腰がガクガクと震え、腰がビクン、ビクンと波打ちだす。
床に飛び散る液体は、快楽の証か、過去への拭えぬ思いか
(ダメッ…い、いや…いやッ!ハルト………)
隊長は猛烈な勢いでサキを突き上げ始めた。
パンパンパンと手拍子のような音が響く。
「あッ!あぅ!あッ!あッ!んんんぅ!」
サキの上半身が仰け反り、膣内がキュウウと締まった。
達する前兆である。サキの意識が眩く霞み、ゾゾゾッと背筋を駆け上り脳天を穿つ。
「淫乱アイドルに種付けなんて最高だね!オラッ!孕め!孕め!孕めよ!」
「いやああ!あっ、あっ、あああっ!」
それと同時に隊長はサキに密着して、のけ反る乳房を吸い上げた。
「んッ!いや、いやッ!んうううッ!!」
ビクンビクンっと背が震え、ガクガクと内股になる。

36 :
真っ白になる視界、その最中、サキの膣内ドブッボビュとぶちまけられた。
濃度も量も粘つきも度を越えた、精子を受け入れてしまったのだ。
下腹部に広がるおびただしい体液の不快感にサキはすすり泣いた。
見知らぬ者にレイプされた喪失感、そして感じ、絶頂してしまった。
学園の皆への裏切りとも言える自身にただただすすり泣いた。
「ふぅぅ……」
射精絶頂の快感に喉を痙攣させ、舌でサキの項を舐め、隊長は萎えかけた
肉棒を名残惜しくサキの膣口から引き抜いた。
「ん…ぁ」
ずるずると崩れ落ちるサキの身体。
「あ…あ…う…」
サキの力のない呻きと共にドロッと黄ばんだ塊がサキの膣口から滴り落ちた。
太腿や膝にボトッ…ビチャと付着する白濁は淫靡な光景だった。
放心状態のサキを満足そうに眺め、隊長はサキの耳元で囁いた。
「サキちゃん、学園のお友達を一緒にしっかり妊娠してくれると嬉しいな」
「あ…に、にんし…ん…だ、誰がクズの子供なんか…」
「そう?この日の為に溜め込んだんだぜ?俺も、皆もね?」
「隊長、次、お、俺いいスか?もうはち切れそうなんで」
「ああ、いいよ。俺、あっちでショーコちゃん食ってくるから」
「そ、そんなあの子には手を出さないって!」
「いいねぇ…その顔。俺らに大統領の娘とか関係ないんだ。ま、楽しんでよ。サキさん」
「このクズ!最低の――――んぐッいやあッ!ぐっんんんん!」
隊長を詈る前に次の男に仰向けにされ、口には兵士の肉棒が叩き込まれた。
そしてサキは犯された。何度も何度も犯され続けた。
長いので続きは夜にでも。
アキラは絡めなくてスマソ。つか、アキラ風呂はいってないっぽいし
段ボールハウスの中、アキラ臭が半端なさそう。

37 :
>>36
「サキちゃん、学園のお友達を一緒にしっかり妊娠してくれると嬉しいな」


38 :
スマン、なんか途中で送信しちまった
「サキちゃん、学園のお友達を一緒にしっかり妊娠してくれると嬉しいな」の一文は

「学園のお友達と一緒に」じゃねぇかな?
「サキの膣内ドブッボビュとぶちまけられた。」ココ「膣内」の後ろ"に"が抜けてる
「政界にも脈をもつ大物だ」ココ脈の前に”人"ってのが抜けてる
続きも期待してるわ。

39 :
>>38
指摘ありがとう&すみません。
今回はバッチリと思っていたけど見落としがあった!
ショーコ編も見直してるけど、何かありそうで怖い。

40 :
>>39
ショーコ編も期待してます(^ω^)

41 :
>>39
なんか文中に多く「レイプ」って表現が出て来るが、どうも読み手からすると単調に感じられちまってな…前後の文脈によって
「犯された」とか「辱められた」だと「汚された・穢された」こんな表現に変えると幅が広かるかなぁ。

42 :
>>36続き
「んおっ…おおっ……で、出る」
「うっ…くっ……ああっ…」
サキをバックから犯していた兵士が満ち足りた痙攣を終え、萎えた肉棒を引き抜いた。
ドサッと力無く倒れたサキの膣口からドブッと逆流した白濁が床を汚した。
「おーおー、よく撮れているぜ。しかも、こいつの歌にのせて動画配信だっけ?笑えるね」
「…か……はッ……」
ハメ撮りした映像を見ながら、兵士は反応のないサキに目をやった。
うつ伏せに倒れているサキの髪や顔は精液にまみれ、涙なのか体液なのか判別がつかない。
その両肩はレイプされた恐怖を反復するように震えていた。
「ふぅん……」
撮影器具を扱っていた兵士はサキのもりあがった尻を凝視した。
立派に熟れた尻肉に兵士はたまらない魅力を感じていた。
前の穴の締まりは抜群だった。後ろはどうだろう?
(……わ、私…犯…された……いや…何で、何でこんな事に…)
誰も助けに来てはくれない。これからまたこいつらに犯されるのだろうか?
もし妊娠したら……医者などいない。経口避妊薬くらいはあるだろうが…
それも効果がなかったら…堕胎もできず、産みたくない子を産むしか道はない。
サキの意識が遠のいていく。
(ハルト……)
小さくその名を胸中で呟いた。
メリッ……
「はっあっ!?」
まどろみにいた意識が痛みと共に現実に引き戻された。
サキは後ろを振り返ろうと頭を上げた。
直後、兵士の手によって床に叩きつけられた。
「うぐっふ…ん…」
兵士はサキの尻肉を左右に開き、肉棒の先端を定めた。
「な……な…そ、そこ……」
サキの言葉に兵士は歪んだ笑みを浮かべた。
「へへ、女子高生のアナルにぶちこめるなんて、役得だね」
そして兵士は間髪入れず、全体重を掛け、ねじ込んだ。
ズブっ、メリメリメリッズブブブッ!!
「んぐっ!?…は、は…ああああああああっ!」
サキの絶叫、その激痛から逃れようと滅茶苦茶に身体を動かすが
背中にぴったりと張り付いた兵士は離れることはない

43 :
「いぎッ!あぎい!ッやめッ!うッ!ぐううッ!」
あまりの苦しさにサキの口からは断続的に不明瞭な声が漏れる。
「あン…後ろは処女か?…前より、後ろの方が締まるぜ!」
サキから離れまいとしっかりと腹部に両手を回し、尻に叩きつけるように
して腰を振る。その度にサキの尻肉は揺れ踊った。
「ぎい!ぐお!ぐぅ!やめ!痛い!あぐ!やあああっ!」
尋常ではない痛みと屈辱のあまり、枯れかけた声で叫んだ。
「んんんぁ…んおおぁっ…で、出る!」
「やッやめ…やめてええええ!」
「ん…おおッ!」
兵士は野獣のような声を上げ、引き抜くとサキのアナルに射精した。
排泄器官からドブッと逆流してくる猛烈な不快感に
サキはあらん限りの声をあげた。
「あッ、あああ…いやああああ!」
「ふぅ…これで後ろの処女は俺のモンだな。なかなかよかったぜ、サキちゃん」
兵士はサキの尻穴から萎えた肉棒を抜き取ると、滑った肉棒をサキの髪で拭った。
「あ…はぁ……うう…うっく…ううう…」
サキはろくに立つこともできず、尻から精液を垂れ流し続けていた。
逆流する白濁液はサキが小さく震えるたびに容赦なく尻穴からドピュと飛び出していく。
元アイドルが尻まで犯し尽くされた光景は余りにも無惨で淫靡だった。
サキに溢れ出る涙を止める術はなく、ただ、ただすすり泣いた。
ショーコは別屋に連れ込まれ、押し倒された。
「いっ痛―――」
「ショーコちゃん可愛いね。俺、もう我慢できねぇよ」
兵士がベルトをゆるめながら言った。
振り返った次の瞬間、ショーコは息を呑んだ。
兵士がショーコの眼前に自身の肉棒を突き出していたからだ。
ドクン、ドクンと脈打つ、ドス黒い肉の棒。
猛烈な男性器特有の臭気がショーコの鼻をついた。
「あ…や、やだ…そんなもの…ち、近づけないで!く、臭い…やだ!やめて!」
必に四肢を動かそうとするが身体が言う事をきいてくれない。
そうこうしている内にブレザーが剥かれ、ブラウスが引きちぎられた。
ボタンが弾け飛び、露わになるブラジャーに白い肌。
「きゃあああああッ!」
恐怖のあまりにショーコは悲鳴を上げた。

44 :
「もう我慢できそうにねぇ!か、顔にぶちまけてやる」
「いやだ…いやだ…いやだ!いやだ!いやああああッ!」
この男は人間じゃない。獣だ。
その獣が顔に―――この世のものではない、人間の皮をかぶった獣を蹂躙される。
兵士はショーコの上に跨ると、肉棒に手を添えて扱きだした
「や、やだ!…いやッ…いや」
「あはッ…す、すげっ…ショーコちゃんの息が…おっおっああっ!」
兵士は肉棒をショーコの顔に擦りつけた。
「ん…んんっ、やめ…やめっ!臭い…んん」
ショーコは目尻に涙を浮かべ、必に顔を背けた。亀頭から
飛びちる先走り汁が、額や頬にかかり、その臭気に鼻が曲がりそうだ。
「んぐ…出る、出る!…おおっ!出す、出すぞ!」
兵士は背を反らせて叫んだ。ぶるぶると腰が震え、膝立ちになった。
「か、顔に…顔に…俺の精子!ショーコちゃんの顔に
ぶちまけてやる!んううおっああっ!」
兵士が歯をむき出しにして、眉間に皺を寄せた。
「い、いやだ!や、やめ−−−−!?」
「んおおおっ!だ、出すぞ」
ドビュという鈍い音と共に白濁の塊がショーコの顔に飛び散った。
「おっおお…ふおっ!」
「いやあああッ!き、汚っ、いや!」
男の射精は長く、長く続いた。
ショーコの額に、髪に、頬に、鼻に、口に生暖かいドロドロの体液が付着し、
猛烈な臭気をあたりに漂わせていた。
「あ……ああ……」
兵士は萎えた肉棒を扱き、まだ残っている精液を
放心状態のショーコに塗りつけながら余韻に浸っている。
「はぁぁあ…気持ちよかったよ…ショーコちゃん……」
「今度は俺だ。よろしく、ショーコちゃん」
射精の爽快感に脱力した男がショーコから離れると、
もう一人の兵士がショーコに迫った。髪を金髪に染めた大男だ。
「い…いや…こ、来ないで…来ないで…」
男はいやらしく笑うと、ショーコのスカートに手を入れ、
パンティーの両端を掴んだ。
「あっああっ!だ、ダメ!いやっ!」
「暴れちゃダメだよ。ショーコちゃん」

45 :
顔に精を振りかけた男が、背後からショーコの両腕を掴み、手錠で
後ろ手に拘束した。ショーツが抜き取られ、金髪はショーコのスカートに頭を突っ込んだ。
「はああ…すげぇいいニオイ…オマンコ可愛いよ…」
熱い舌がショーコの股間を舐め回す。
「い、やめっ、あっ!やめてっ!んっ!」
金髪はスカートから顔を出すと、ショーコを組み敷き、その唇を強引に奪った。
「はあ…う…ん、んううう」
「んぶうっ!?ん、んふ…やあっ…んうううう!」
舌をショーコの口にねじ込み、その口内を蹂躙するようになめ回す。
その濃厚なディープキスにショーコは身体を揺さぶるが何の効果もない。
金髪はショーコの花弁のような唇を蹂躙し続けた。
「う…ふ…あ…んう!ん、んんん!」
「ん…ちゅ…ショーコちゃんの唇…あまぁい…美味しいよ。おっぱいはどうかな?」
金髪は引きちぎったブラウスから覗くブラジャーを
むしり取った。年齢にしては豊かな乳房がプルンと零れ落ちてくる。
兵士はその果実を握り潰し、先端にある桜色の突起にむしゃぶりついた。
「はぁ…んち…ぷはぁちゅ…ん」
「い…痛ッ!んく…いやッ!やだあああ!」
女の象徴である乳房を、見知らぬ男に吸われている。
ショーコは眼を閉じ、未だ戦っているハルトの顔を思い浮かべた。
「はん、んう…あは…すごいよ、俺のチンポもうガチガチになっちゃった」
金髪がベルトを緩ませ、肉棒を取り出した。
「―――っ!」
先の男とは比較にならない程、太い肉棒だ。
幾筋もの血管が走りドロリと先走り汁で濡れている。
赤黒い先端のエラが張り出し、20センチはあろうかと思われる肉の凶器だった
「い、いや―――や…やだ、やだ!やだ!いやああっ!ハルト!ハルトォ!」
脚をばたつかせ、必に抵抗するショーコ。
「あーあー…足癖が悪いな…よっと」
金髪はショーコの足首を掴み、そのままショーコの身体をうつ伏せに押さえつけた。
スカートを捲ると官能的な丸みを帯びた柔尻が顕われ、未開地のように閉じられた秘部
が覗く、金髪は口元を歪めた。
「……ショーコちゃんのアソコ、少し濡れているぜ。オナニー好きなの?」
尻を晒す屈辱な格好で、ショーコは拘束されている拳を握り、歯を食いしばった。
確かに自分は頻繁に自慰に興じていた。
大人の考えをするマリエに比べれば、活発すぎるショーコだが、
独立国を立ち上げたリーダーだ。食糧、水、電気、エネルギー問題。
さらに崩壊した建造物の撤去作業。これから先の見通し。問題は山積みだった。
交渉材料、防衛機能は、あの紅い機体一機のみ。山積する問題の解決には、
多くのストレスがかかる。それを発散するための自慰。それはいつしか癖になっていた。

46 :
ハルトと手をつないで共にサキの歌を聞いていた時、身体が火照って仕方なかった。
そうして学園のトイレで行為に及んだ。ハルトに触れていた手で、オナニーをする。
背徳感に嫌悪しながらも、あの時ほど激しくイッたことはない。
(わ…私は…い、いやらしい女だ…ハルト…こんなことになるなら、
初めてはハルトにあげればよかった)
「はー…はっ…お尻…ショーコちゃんの…綺麗な…おしりぃ」
兵士は薬物中毒者のようなたどたどしい声と荒い息を吐いた。
はち切れんばかりに反り返った肉棒を扱きながら、
ショーコの尻に舌を這わせ、舐め、ほおずりした。
「ひっ…いやっ…いやだよ…やめて」
ショーコの背に身の毛もよだつような嫌悪感がゾゾゾっと走った。
「や、やわらかい…は、張りもいい…さ、最高」
「…も、もうやめ…やめ」
「あはは、ははははっ…怯えた顔も可愛いよ…ショーコちゃんの中に入りたい」
「やっ…いやっやめて!やめてえええ!」
金髪は肉棒をショーコの秘部にあてがい、一気に腰を突き出した。
メリメリズブブと強引に肉を裂き、こじ開けるような荒々し挿入に鮮血が滲みだす。
「いっ――痛っ痛い!!いやだいやああっ!」
「んっ…痛い?痛いよねぇ?俺はとってもキツくて…すごく気持ちいいよ。
もっと、もっと奥に入れたい…んっ…んおっ」
「あぐっ!や、やめっ!痛い!痛いよ!やめて!やめて、痛ううううっ!」
ブチブチと肉が裂かれ、先端が膜のようなモノに触れた。
「んっ…んっ…あ、これが…ショーコちゃんの処女膜だね…」
「痛っ!や、や!動かないで!痛いの!」
処女をレイプで失う……人生で初めてのセックスが見知らぬ相手。
ショーコの顔から血の気が引き、あまりの恐怖に身体が震えだした。
「だめだよ。ショーコちゃんの処女、俺がもらうね」
男が一度、引いた腰を、力任せに突き出した。
ブチッと膜を引き裂くと音と共に、埋め込んだ肉棒が最奥にまで達した。
「い…いぎっ!?…いた…い!痛い痛い痛い痛いいいっ!!」
スカートから覗くたわわな尻がぷるぷると震え、ショーコは喉を仰け反らせた。
その反動で重力に引かれたショーコの豊かな乳房が左右に揺れる。
「き、きついい…ん、んんん、んおおおお……ショーコちゃんのふにふにの尻肉ぅ」  
押し入ったショーコの膣内は狭く、金髪は己の肉棒に痛みを感じつつも、
腰を突き出して膣をこじ開けた。ずぶりと根元まで押し込み、
金髪はショーコの背中に折り重なった。

47 :
「ああっ締まる!締まる!…ふっんう…ショーコちゃんの膣内すごいよ、
ショーコがちゃん、ショーコちゃんの処女…俺にくれたんだね」
金髪はショーコの腰を掴んでショーコを無理矢理、膝立にさせた。
両手は拘束されているため、尻だけを後ろに掲げる屈辱的な格好だ。
「へへッ、おっぱいもデカいし最高だよ、ショーコちゃん」
ショーコの髪に、自身の鼻を埋め、腰を突きだした。
「はぎ…あぐ!…あ!がッう!…が…」
つい先ほどまで処女であったショーコ。膣を肉棒で抉られる痛みは尋常ではない。
一突き、一突きに身体の中心から裂けるような痛みが脳を直撃する。
こんな形で、こんな無様に、獣のような男に、自分の純血は奪われたのかと思うと
悔しくて堪らない。自然と涙が溢れてくる。
少しばかり濡れたからといって、男の肉棒は受け入れがたい代物だった。
ズン…ズブ…ズンと金髪はショーコの肩と腰に手をあて、バックから抉るように
肉棒を突き上げ、最奥まで到達すると腰をゆっくりと引き抜き、一気に突き入れる。
「くっ…う…ぐ…あっ…あう…」
その剣突にいくら唇を噛みしめようとも声は漏れる。
「いや!んぐッ!…こ、こんなの!…いや!!」
「はー…んくう…ああ…たまらない…たまんないよォ
ショーコちゃん、ショーコちゃん、気持ちいい?後ろからパンパンされるの
すごく気持ちいいでしょ?ショーコちゃん、どう?気持ちいい?いいよね?」
狂気じみた声を上げ、金髪は腰を振り続ける。
ショーコの柔尻に金髪の下腹部が打ち付けられる度に尻肉が波立ち、
さらに情欲をかき立てた。
「あっああっ…く、苦し…痛い…痛いよ…ハルト…ううっ」
ショーコの弱々しい声と涙に興奮が高ぶったのかパンパンパンパンと
金髪の剣突が荒々しい動きに変わった。
「あ、あっ!ああっ!で、出る…出る、出るよ…ふぅ…ん、んおお」
金髪は柔尻に自身の下腹部を押しつけ、掻き回すように腰を使った。
ムニュと淫らに歪む尻が、金髪の興奮を最大に高めた。
「はああっ…ショーコちゃん!お尻、とってもエロイ!んん…うっ、んんうう」
「あっ、な…ぐううう…なあッ!きゃ!」
金髪はショーコを背後から押し倒すと、射精時に逃れないように密着した。
「ん、んっ…やっ…いやああ…ああっ…や、いや…うう!」
床に額をつけ、嗚咽を漏らすショーコ。
「んおお…ああっ、せーし、精子出すよ!ショーコちゃんの中に!」
「やめて!いや!そ、それだけ…いやああっ!に、妊娠―――」
ショーコは金髪に組みつかれたまま涙を飛び散らせ懇願する。

48 :
「ああ、心配しないで。ショーコちゃんをしっかり妊娠させてあげるから…ねっ!
孕んで、孕んで!ショーコちゃん!俺のチンポで孕んで!」
「あ、ああッ…あああああっ!ハ、ハルト、ハルトォォォォ!
た、助け…助けてえええ!」
「孕め!孕め!孕め!―――うっ!」
金髪はショーコの最奥に肉棒を突き入れ、同時に背をのけ反らせた。
グワッと膨らむ先端がショーコにはいやと言うほどわかった。
「あっ、ああ!ああ!い、い、いやっああああ!」
ブバッブビュッとショーコに埋め込んだ肉棒からドロドロの白濁が
肉棒の鈴口を裂く勢いで射精され、体内にぶちまけられた。
「ん、んおおおおッ!おお…!」
「ああ…あ…い、いやぁ…な、中に……」
許容範囲を超えた精子が逆流し、結合している肉棒の隙間をぬって床に垂れ落ちた。
射精の余韻に金髪は喉を痙攣させ、背筋がおれるくらい仰け反らせた。
「あ…お、おおお…き、金玉の中…空になるみてぇだ…うっう…」
魂が引きずり出されそうな快楽に、金髪はショーコに抱きつき、しきりに尻を震わせた。
「ん…おお…最高だよ、ショーコちゃん。俺がショーコちゃんの初めての男だよ」
金髪は眉間に皺を寄せながら、ショーコの乳に指を食い込ませ、
柔乳の感触を堪能している。
「うう…いや…も、もう…や、やめて…は、離れて……」
「んお……おお…まだ、まだ出るよ!」
ようやく出し切ったのか、金髪は萎えかけた肉棒をショーコからズルッと引き抜いた。
「んっ…あ…ああ…ハ…ハルト……ごめ…ごめんね…」
途端にショーコの尻が震え、膣口からブリュ…ドブッと吐き出されていく。
「はぁ…はぁ…んん、はははッ…股から垂れ流して…ショーコちゃん、エロすぎだよ」
「次は俺だ…ショーコちゃんの膣内、楽しみだな」
顔に精液をぶちまけた先の男が、起立した肉棒を扱きながらショーコの身体を
仰向けにして、膣口に先端をあてがった。
「も、もう…やめて……いや、いや、やああああっ!」
そして1時間後、ボロボロにされたサキ、ショーコを教室に連れだし、男達は
身支度をしだした。
「あ〜すっきりした。サキちゃん、君達のエロ映像を動画に曝すからさァ、
ジオールにも送ってあげるよ。一気にスターになれるよ?
ま、ショーコちゃんだけは俺たちと一緒にドルシア来てもらうけどね」
隊長は、ほとんど反応のない二人に笑いながら言った。

49 :
囚人部隊が引き上げると同時に、ハルトを引きとめていた部隊は撤退した。
ハルトは傷ついた機体と共に帰投した。スフィア中で見た光景は地獄だった。
男子はされ、女子は至るところで犯されていた。
呆然するハルトに、物陰からエルエルフが現れた。
見れば数人の男女を連れている。
「お…お前は!?」
ハルトが何かを問う前に、エルエルフは手で制した。
「時縞ハルト、俺が救えたのはこの学生達だけだ」
皆、煤と血で汚れ、怯えきった表情をしている。
「と、時縞……すまない…俺達、何もできなかった」
「うう…怖かった…怖かったよ…」
残っていた学生はハルトに駆け寄り、皆、涙した。
「皆…はっ……そうだ…他の…七海先生は?野火さんは?流木野さんは?
それに……ショーコは?」
エルエルフが端末を操作し、囚人部隊の襲撃から撤収までの通信記録に目を通した。
「おそらく学園だろう。この手口からしてドルシアの囚人部隊に襲撃されたようだな」
「し、囚人部隊だって?…ま、まさか!?」
「男はし、女は強姦する……学園の中も似たようなモノだろう。
指南ショーコが独立を宣言したこのモジュール77は両陣営からは暫定的に
認められているようだが、虐、略奪、暴行などを禁じた国際協定に調印していない。
何をしても罪には問われない。例え、調印していたとしても囚人共には無意味だろうが…」
「そ…そんなこと……それじゃあ、ショーコも」
「信じるも信じないもお前の自由だが………指南ショーコはもういない。
おそらく見せしめにでもするのだろう。彼女は、奴らに連行されていった」
「うわああああッ!ショーコ!」
ハルトは絶叫しながら学園に向かって走り出した。
数ヶ月後
サキの歌をBGМに学園の凌辱映像が配信された。御丁寧にも犯されている女子生徒一人
一人の映像と共に個人名のテロップが画面下に流れている。
ラストは、この国のリーダーであった指南ショーコだ。
どこか暗い部屋で、大きく膨らんだ下腹部を曝しながら、震える口調で言った。
「……独立国家…モジュール77は…ドルシア軍事盟約連邦に無条件降伏します
私は……指南ショーコは……ドルシア人に種付けてもらった淫らな女で
モジュール77…咲森学園のリーダーです」
END
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

50 :
乙!エロも含めて中々読み応えがあったよ

51 :
度々小ウルサイ小姑の様でスマンが
「人間の皮をかぶった獣"を"蹂躙される。」ココは"に"だと思う。
「こじ開けるような荒々し""挿入に鮮血が滲みだす」→"い"が抜けてる
「ああっ締まる!締まる!…ふっんう…ショーコちゃんの膣内すごいよ、
ショーコがちゃん、ショーコちゃんの処女…俺にくれたんだね」→ショーコちゃんが
「獣のような男に、自分の純血は奪われたのかと思うと」純血→純潔
食い入るように読ませてもらったよ

52 :
本編最新話見たらサキはショーコに惹かれるのもありな気がしてきた
というわけでショーコにマジになっちゃったサキは同性という壁に苦しんだ末
何を思ったかハルトの体を乗っ取ってショーコにエロイことをしてしまう
男性器で女性を犯す快感の虜になったサキはやがて…
なんかヤンデレエンドになりそうでこれ以上妄想できん

53 :
ハルト(中身サキ)に犯されるタカヒ様とかもいいな

54 :
サキさんが本当においしいと言わざるを得ない
やっぱ欲が強いキャラは動かしやすいな

55 :
 男のコって楽しいっ!!

「……それよりもそのくちちょっと、おしゃべりすぎるなぁ」
 人気のない廊下。
 壁際に追い詰めながら“あれ?”とサキは思った。
 ヴァンパイアになった影響。
 男のコの身体だからなのかもしれない。
「と……時縞……く……ん……」
 何様のつもりなのか何かにつけて上から目線のこの女が、何故だかわからないがどういうわけだか可愛く感じ始めている。
 嗚呼。
 意外なほどウブでカワイイ。
 普段の余裕ぶった高慢ちきな姿はそこになく、後輩に言い寄られて笑えるくらいうろたえている。
 熱っぽくジーッと見つめてやると、あっさり頬が紅潮してきて、サキの平らになった胸は、女では経験のないゾクゾクで一杯だった。
 どうやらロマンチストというか、雰囲気に流されやすいタイプらしい。
 速くもなく遅くもないリズムで、ゆっくり顔を寄せていくと、ギュッと目を閉じたりするのがまた堪らなかった。
 少しからかうだけのつもりだったが、忍ばせていたポッキーに出番はなさそう。
「ンッ!?」
 サキも男のコでするファーストキスだが、それでもわかった。
 二宮タカヒの口唇を初めて奪った男のコになったのが、ふんわりししっとりした感触から脳に直接刺激となって伝わってくる。
 痺れた。
 そして嫉妬した。
 まったく男のコってヤツはほんとうにズルイ。
 ドギマギしながきっとハルトだって、この感覚を自分の口唇で味わっていたはずである。
 そうに決まっている。
 と。

56 :
 ニュルん。
「ん……む……ンー……」
 わけもわからず憤りながら、ならばパートナー契約をした自分も、女のコを味わっていいはずだと、わけのわからないロジックを
構築して、ハルトも経験したことのないさらに先に、そう決意して微かな隙間からサキは口腔に舌を挿し込んでいた。
 これも世界でふたりぼっちになったせいなのだろうか。
 或いは、
 アイドルだったおかげだろうか。
 場所は関係ない。
 肚を据えてしまえばそこはどこでも、流木野サキのオンステージである。
 羞恥心がなくなっているわけではないものの、より大胆により情熱的に振舞うことに躊躇がない。
「むぅ!?」
 そして容赦も当然ない。
 パニックのタカヒに慈悲も逃げ道も与えてはやらなかった。
 口腔の奥で縮こまり怯えている舌を絡め取ると、唾液を本能の命じるまま荒々しく奔放に掻き混ぜる。
 ――甘い。
 それは脳が錯覚しているだけなのだろうが、それでも確かにタカヒの唾液は甘く、サキは気づけば貪るように喉を鳴らし啜っていた。
 カーミラの名を心に秘めている少女は、少年の身体でまるで血のように啜っていた。
 こくんっ。
 嚥下することにも微塵すら抵抗がない。
 渇きを癒すように、唾液を体内に流し堕としていく。
「あ、ンゥ!? ……んふっ!!」
 いまのサキは恐ろしいくらい、キスが巧みな女のコになっていた。
 もしかしたらそれはニンゲンヲヤメタ副作用、時縞ハルトという少年の身体との、合わせ技だからかもしれない。
 世界でふたりぼっちのパートナー。
 もっとも告白も満足にできない男のコの、経験が何か役に立ったかというと、たぶんそんなことはまるでまったくないだろう。
 どう見てもどう考えてもハルトは童貞なので、サキとのヴァンパイア同士による突然変異かもしれない。
 人をすことが日常である誰かみたいに、意識はしなくとも身体が自然と動いていた。
 男のコらしく全体を我武者羅に擦りまわすこともあれば、女のコらしく繊細に粘膜を触れるか触れないかで優しく擦ったりする。
 思うがままに吸ってしゃぶって蕩けた舌を、傷つけないよう注意しながら、じゃれるみたいにはむはむ甘噛みしたりした。
 丁寧で丹念。
 歯茎まで磨くみたいに愛撫する。

57 :
「と、とひ、ひま、ひゅん」
 困った。
 口唇を塞いでもしゃべろうとするものだから、タカヒはマヌケな姿を晒しているが、もうサキにはそれすら可愛く感じられてしまう。
 カワイイは正義とかのたまわっているヤツらを、少しは支持してやってもいいかなと素直に思えた。
 なるほどである。
 シャープでキレイなラインを描いている顎にまで、溢れた唾液を滴らせただらしのない顔。
 奥に苛めてやりたい光を宿している瞳。
 オズオズだがサキの動きに応えるように、拙くぎこちなく蠢き始めている舌。
 酩酊したように肌を熱く火照らせて、倒れそうなのを後輩の男のコに縋り耐えながら、小刻みにぶるぶる震えている身体。
 納得。
 手の掛かるコほどカワイイ。
 まったくいいかげんにしてよね、センパイ、停まれなくなっちゃうじゃないの。
 どちらにせよそんな気はないくせに、粘膜と粘膜を触れ合わせたまま心中で一方的に責任転嫁すると、サキはしっかりくびれた腰を
そっと抱きながら、不審者丸出しで周りをキョロキョロする。
 幸いなのか不幸なのか目撃者が居ても、無理やり拉致している図には見えなかっただろう。
 ラブホテルにコソコソはしているが、同じくらいギラギラしながら入る若いカップル。
 しがみつくタカヒを優しくエスコートしながら、遣われていないフリースペースになっている教室に侵入。
 ドアを妙に意味深に、ゆっくりと音もなく閉めた。
 が。
 耳を澄ませば微かに漏れ聴こえてくる。
「あンッ!?」
 悦びで濡れた声。
 ホント男のコって楽しいっ!!

 終わり?

とりあえず書けたとこまで投下してみました。何らかの反響がもらえたら嬉しいです。

58 :
ハルトの身体を乗っ取ったサキが男の射精の虜になり
タカヒに復讐と称し、とりあえず強姦。
ショーコとの関係を破綻させるため、以下同文
ハルトを孤立させるため、マリエ・アイナ・七海を以下同文。
そしてハルトと共に有名になり、アイドル人生復活。

59 :
>>57
続きはよ
はよ!

60 :
>>57
本番早く!早く!お願いします!

61 :
>>57 正体なくすほどサカりの付いたタカヒが入れ替わり状態から戻ったハルトを取り巻き2人と共にパンパンしちゃう展開がいいね。

62 :
タカヒ様が処女丸出しなのが萌える
強姦しようぜ

63 :
読んでくださった方コメントくださった方ありがとうございます。
>>57 調子に乗って続き。


 コウモリになって自由に宙空を翔ぶのにも、それは優るとも劣らない甘美なエクスタシー。
 ましていまは折角のゾクゾクを、無粋に邪魔するハルトも居ない。
 とことん楽しめる状況。
 ならば遠慮しないのがサキという女のコだった。
 据え膳喰わぬは男とうもので、身体をレンタルさせてもらっているハルトに、恥を掻かせるわけにはいかない。
 という新たなご都合ロジックをこさえてサキはゴー。
「いい匂いだな」
 これぞお嬢様なロールされている金色の髪に、誘われるようにして顔を埋め鼻をくんくんさせる。
「と、ン、とき、あ、時縞く……やめ、ああッ……くッん……、ううっ……やめ……て……」
 サキとは異なるリンスの香り。
 それはふたりが愛用しているブランドが、たんに違うからというだけではないだろう。
 仄かにあるタカヒの体臭と混ざり合うことで、この世界にただひとつしかないオンリーワン、オリジナルのブランドになっていた。
 極上なフレーバーの完成。
 それは男のコの頭をくらくらさせる高貴なフレグランスだった。
 堪能しながら囁く。
「……だいじょうぶ。アンタらは全員ちゃんと守ってやる。だから――」
 お礼の前払いが欲しい。
 腰を抱いたサキの手はスルリ滑り下り、熟しかけのハーフアダルトなヒップを、制服のスカート越しにソフトタッチする。
 まるで軟膏でも塗り広げるみたいに、反時計回りにお尻をなでなでと撫でた。
「ダ、ダメ、ふ、んンッ、あッ、い、いいかげんに、な、ハァ……なさ、……んぅッ」
「センパイのくちっておしゃべりなだけじゃなく、素直になることのできない嘘吐きだったりもするんだな」
 ハルトが聞いたらそっくりそのまま“それってきみのことでしょ?”と返されてしまいそう。
 が。
 ナチュラルに自分を棚上げできるのは、もう女のコに備わっている習性というか性のようなものだ。
「やンッ!?」
 とにかくそんなふうに自分を脇にどけると、アクシデントなどではなく狙って、スカートをツノではなく手で捲って差し入れる。
 しっとりと汗の浮いた肉づきのいい太腿に這わせた。

64 :
「……へぇ〜」
 さすがはセレブ。
 ティーンが身につけるには些か高価。
 滑らかでスベスベとした上質なシルクの繊維に、タカヒのほんのりあたたかな肌のぬくもりが心地いい。
「て、手を、ン、あ、ああ、手を、ど、んンッ、手を、ど、どけなさ……い……」
「安心しなよ、わかってるって」
「はぁンッ!?」
「それもウソなんだろ? ホントはこうされたいんだろ?」
「あッ……ああ……はぁ……、んッ……ふぁ……、あ……や……ン……」
「わかってるって」
 タカヒの言葉を自分なりに都合よく解釈して、サキはヒップのまるみに沿って、やはりゆっくりと吟味するみたいに手を動かした。
 それはスカート越しのときと、寸分たがわず同じ動きではあったが、受ける感覚には雲泥の差があるらしい。
「ひゃうッ!?」
 萌えるリアクションに気づいているのかいないのか。
 後輩の男のコの制服を意地らしく、ギュッと掴んでいる女のコを至近距離で観察する。
 目元をうっすらピンクに染めているのはずっとだったが、興奮の度合いを示すように鼻息まではしたないほど荒くさせていた。
 もともと感じやすいタチなのかどうなのか。
 またはヴァンパイアの特殊能力として、チャームでも発動したのかは、定かではなかったし確認のしようもない。
 けれどこの際の真実はどうあれ、目の前の事実はわかっている。
「……ぁッ……ひッ……あ、ンぁッ………はぁ……んぁッ……、ああッ……やッ……んふぅ……」
 花も恥らう乙女の嗜みとして、慎ましくぴっちり閉じられていた両足には、魅惑のオープンスペースができ始めていた。
 真実を凌駕する揺るがない事実。
 そしてそれだけあればサキにとって、アクションを起こすのに充分以上である。
 真実は必要ない。
 少なくともいまはいらない。
 少なくともいまは、それどころじゃないから。
 人差し指と中指を重ねるとショーツのクロッチを、自分がオナニーするときのようにスーッと撫でた。
「あひッ!?」
 湿っているぐらいは予想していたものの、ここまでとなるとサキにも想定外だったので、ちょっと以上にびっくりしていた。
 センパイは声だけではなく、身体の方もしっかり濡れている。
 まるでお漏らしでもしたみたいに、ショーツはグチャグチャになっていた。
「ホントにいやらしいな。いつもはツンツン澄ました顔しといて、本性ははこれだっていうんだからドン引きだぜ」
 だが元とはいえサキはアイドル。
 軽くではあったが演技レッスンを受けたこともある。
 ネコかぶりも得意。

65 :
「このドスケベお嬢様が」
 表情には驚いていることなど露にもださず、Sっ気必須な少女マンガの主人公みたいにニヤリと笑ってみせた。
「……あ、ああ」
 何の気もなしで試しに言ってみただけなのだが、不良っぽいいじめっコな言葉責めも、蝶よ花よで育ったお嬢様に効果があるらしい。
 わたくしこんなの……、こんなふうに扱われるの初めてっ!! っていったところかしらね。
 と。
 ゾクゾクしながら分析したサキの正しさは、タカヒ本人によってすぐに証明された。
「このままじゃドスケベなアンタのせいで、指がぬるぬる溺れちまうかもな」
「ハッ……あッ……ふぁッ!!」
 カミナリに打たれたように、タカヒの身体がびくんっと跳ねる。
 若鮎のよう。
 オシッコが漏れそうになるのをガマンするみたいに、緊張と官能のさざ波が走って、反射的に内腿をキュッと閉じていた。
 もちろんその結果はより指を強く挟むだけ。
 薄いシルクの布地だけが護っている緩やかなふくらみは、嗜虐欲と好奇心に衝き動かされた玩弄に、ぐにゃりと卑猥に形を変える。
 バイブレーションさせてやるとクチュクチュ、小さくても絶対に聞き逃すことのない音が鳴った。
 トロ〜ン……。
 吸収率の低い布地の許容量を瞬く間に超えてしまう。
 採れたての新鮮なハチミツみたいに、ぬるぬるしている粘度の高い液体。
 淫らすぎる航跡を描きながら滴り堕として、タカヒはほんとうにお漏らしみたいな水溜りを床につくっていた。

 続く?

では、また。

66 :
ここで終わるなんてあんたサドや!!
早く続きを書け、いや書いてください

67 :
続きを書くのはいいが、(行為の)続きを書くのはやめてくれ。
ココでタカヒに盛りが付き始めたところでオアズケかまして
タカヒから襲うように仕掛けて…って方が面白い。

68 :
>>67
書く人が書きたいように書けばいい
俺は続きが見たい

69 :
>>65
パンツ脱いで待ってた甲斐があった。GJ!
タカヒ様の膜が破れるまであと少し…

70 :
アイナ百合っ気のあるキャラだと思ってたらんだぞオイ
ヴヴヴに乗せたら生き返らんかなぁ…

71 :
全然関係ないかもしれんけど、最近発売された「仮面ライダー響鬼」という
小説で、「サキ」という名のくノ一が出てくんだが、この作品のサキがどうしても
目に浮かぶ(エロ描写アリ)

72 :
タカヒ様コスプレ好きなんかね?
ウェディングドレスといい応援の時の衣装といい

73 :
これまで野郎ばかりで、7話でようやく女子の緊縛シーンが拝めて嬉しい俺
1人緊縛放置されているアキラたんが愛しい
手当たり次第に物を投げつけても、物ともせず仏頂面で迫るエルエルフに組み伏せられるアキラたん
怖かっただろうなぁ。縛られながら涙目でブルブル震えていたんだろうなぁ
で、そのまま1人放置されるアキラたん。誰も居場所を知らないから、助けも来ない
不安だろうなぁ。そのうち催したりするんだろうなぁ。
サキ、ショーコ、先生その他諸々組は人数が多いから、お互いに縛りあうように強要されたのかもね
ショーコとか最後まで憎まれ口を叩いて、無理やり口を塞がれたのかなぁ

74 :
モジュール77を「独立国家」と見なし、コレと戦争して勝利したドルシアがモジュール77丸ごと1個
を娼館にした「学園娼館"咲森"」なんてのを書ければいいなぁ…。
書こうにもアディア足んねぇし、文章書くのニガテなんだよオレ。

75 :
ドルシアの侵略に、クラスメートのに、学園の独立宣言、相次ぐ出来事につかれ果てた僕たちは
とても不謹慎だけど、爆乳先生こと七海ちゃんにおもいきってあるお願いをしたんだ。
「七海先生、どうか僕たちを童貞から卒業させてください!!」
「先生のその谷間で僕たちを癒してください!!」

76 :
サキがアイドルやめた理由は俺みたいなキモオタのせい?

77 :
枕営業を断ったら干されてクビになった

78 :
マクガナーイwwwwwwマクガナーイwwwwwwマクガナーイーwwwwwww

79 :
ヴァルヴレイヴSSwiki立ててぇトコだな。

80 :
それくらいの規模になったらいいなと思うけど
レス数100弱でSS2本の今言うのは気が早過ぎる

81 :
エルエルフ「元アイドル、荒んだ性格、出世欲・・・ここから導き出される答えは・・・」

82 :
エルエルフはハルトに固執してるが7話までは引き込めれば
サキのがモチベ高かったし良かったかもしれないな
アイドルと出来るマネージャーみたいな

83 :
ハルトとサキを希望
秘密の共有というか同類同士というか、そういうのイイよネ

84 :
犬「お前なら救えたんじゃないかよ!?」
ショーコ「やめて先輩!そんなことをしてもアイナは―――」
犬「ハッ……うう、畜生!」
ハ(いや…救えたけどさ。さすがに『私…デキちゃったみたいなの…認知してくれるよね?』
とか笑顔で言われたらさー……色々とまずいし、ごめんねアイナちゃん)
逆バージョン

犬「お前なら救えたんじゃないかよ!?」
ショーコ「やめて先輩!そんなことをしてもアイナは―――」
犬「ハッ……うう、畜生!アイナは、アイナは妊娠していたんだぞ!
俺の子を…結婚しようって言っていたのに!」
ハ(え……)
シ(え…ちょ…この場の空気をどう収拾すればいいのよ)
マリエ(さすが犬。アイナも清楚に見えて淫乱癡女だったからなァ…)
あると思います

85 :
エルエルフを抱き込もうとサトミが副会長にマクラを頼むとか
そういう心苦しいエロみありかも

86 :
エルエルフ「俺が凡俗な色仕掛けに陥落される確率・・・0%」パンパン

87 :
LLF「俺の相手が務まるのはトキシマハルト以外にいない」

88 :
アードライ「…ッ」ギリッ

89 :
悪いがホモは帰ってくれないか

90 :
>>88
クリムヒルト「上官として女性の肉体の素晴らしさを教授せねばなるまい」

91 :
>>90
その前にハーノインを大人にしてやってください

92 :
クリム姉さんは処女っぽいような気が

93 :
そこまで歳離れてないけどともすればオカンのような雰囲気を感じるクリム姐さん

94 :
世が世なら前掛けエプロン着て保母さんしてそう
もちろん園長はカインせんせー

95 :
ベッドから起きて、制服に着替える。
つーかなんで授業もないのに制服着用なワケ?
私服でいいじゃない。ぶつぶつ言いながら廊下を
歩いていると目当ての人物がやってきた。
「おはよう、ハルト」
にっこりスマイル。擬似妹を演出。
「流木野さん、おはよう」
ガブリンチョ
革命期VVV『私は無敵のスーパースター』
「んッ…あはッ…すごい!コレすごい!」
ハルトの身体をジャックしてトイレに駆け込み、朝勃ちのペニスで
オナニーする。女が男の身体を手に入れたら真っ先に扱くと思う。
女のオナニーと違って、こう…責めるというか…攻撃的というか…
あっ…ああっ…これなら毎日オナニーする気持ちも理解できる。
そして絶頂射精。これ癖になる、すごく気持ちいい。
「んんぅ……ふふ、さて次は……」

96 :
「時縞君、話って何かしら?」
空き教室にニ宮タカヒを呼び出した。
バカな女だ。この前の廊下での会話ですっかり発情してやがる。
お付きのモブ娘共もいない。速攻で押し倒して、唇を奪う。
「なっ、ンン―――!?」
「前から好きだったんだ、もう我慢できない!」
「や、やめっ…こ、こんな!」
うるさい。クロワッサンみたいな髪型して、どーせ百合なんだろう?
色っぽい下着履きやがって。下着をむしり取って強引にスパンキング。
これが女のこの中なのね…すごく締め付けられて
ああ気持ちイイ。ぐねぐね絡みついて最高。
乳もかなりのボインだ。白い生乳を揉みほぐし、勃起している乳首を
交互に吸い上げる。
「痛い、痛い、痛い!」
あれ…血がでてる。なんだ処女か、強引にロストバージンでご愁傷さま。
つか、ザマぁみろて感じだわ。
よかったねハルト、童貞卒業おめでとう。
むかつくフランスパンが泣いて喚く姿に興奮して、失神するまで膣内射精。
「君の膣内よかったよ」
その空き教室を後にする。でもムラムラが止まらない勃起しっぱなしだ。
適当に誰か犯ろう。ショーコ、マリエ、七海……だいたい群がっているから
1人ずつヤるのは時間が掛かる。そうだ…1人いた、ショーコが以前に
教えてくれた段ボールハウスのあいつが…

97 :
「あ…ア!イッ…ダメ」
「うッ…くさッ!汗臭いな。ちゃんと風呂入ってるのか?」
まじで汗臭い赤髪の女を段ボールハウスから引きずり出して
バックで挿入。コミュ障なのか言葉がたどたどしい。
「ア…アッ!がッ!」
小さくはないが、痩せているので締まりすぎてキツイ。ヒッキ―だから
オナニー漬けかと思っていたが、意外と綺麗な色だ。
「ほら、ほら、道具より生の方がいいだろ?」
「ア…いっ…イたっ…い」
カリカリと床を掻いて逃げだそうとしている赤髪のプリケツに興奮して
絶頂射精する。けっこうな量だ。ハルトは普段から溜め込んでいるのだろうか?
ぐったりしている赤髪女を段ボールハウスにぶち込んでオペレーター室に行く。
「あ、ハルト。ショーコ知らない?」
マリエがぼーっとした眼でこちらを見てくる。
「知らない。けど君の事は知りたいな」
「え……?ちょ…なっ!?」
小さいし軽い身体を持ち上げて、強引に背面座位の体位をとる。
「ハルトッ!?」
「前から君のこといいなぁ…って思っていたんだ」
そのまま下着の脇から挿入。こいつも処女か、なかなか入らない。
「やだッやだあああ!!」
暴れるマリエの両肩を掴み、強引に処女膜を突き破る。
「―――ッッッ!!」
声にならない声、ガクガクと震え、口を魚みたいにパクパクさせている。
叫ばれては面倒なので口を押さえて、パンパンする。
狭すぎるのですぐに高ぶってきた。ああ、ペニスの中を精子が
昇ってくる瞬間は最高。女の子の絶頂よりすぐ冷めちゃうけど、たまらないわ。
マリエの身体を抱きしめて1滴残らずぶッ放つ。
ふぅ〜何かジュニアハイスクールの子としているみたいで背徳感がする。
ゾクゾクする快感に再び膣内で勃起、ハルトはロリコンなのだろうか。
ぐったりしたマリエから抜かずの2回戦。4回戦までいくとマグロになったマリエを
オペレーター席に座らせる。
「いい夢みろよ」
部屋をでるとショーコにばったりあった。
「あ、ハルト、ちょうどよかった」
「ああ、僕もショーコに用があったんだ」
「ふぅん、そうなの」
頬を赤らめやがって。アンタの膣内に用があるんだよ。
そして適当な理由をつけて、用具倉庫で種付け。
豚みたい鳴いて狂喜するショーコはかなり引いた。
数日後
ハルトは女性陣から『認知しろ!』『強姦魔!』『私とは遊びだったの!?』などと
詈られ、噂が広まると女生徒から総スカンをくらった。
「流木野さん……酷いよ。あんまりだよ」
弁解の余地なくズタボロにされたハルトは格納庫で体育座りしながら言った。
「ふふふ…でもこれでハルトの選択肢は私しかないわよね?
便りにしてるよ。お兄ちゃん」


98 :
外堀(を他のヒロインで)埋め系ヒロインか
恐ろしい

99 :
>>95-97
サキwww

100 :
ここまで全部サキの妄想

101 :
足でまといになってる事を気に病んで、本当に妹みたいに甘えちゃうサキちゃん
アリだと思います

102 :
ふと思ったんだがサキとハルトがセックス時に
フェラ&クンニ中、興奮して
うっかり歯をたてたらジャックされちゃうのかな?

103 :
屍姦プレイか!

104 :
アキラの戦火があるハズだったんだがないのか?結局絡ませられなかったのか。

105 :
やっぱサキって意外とデケェな
http://oct.2chan.net/dec/18/src/1371143739151.jpg

106 :
OS子やってくれたなぁ

107 :
エロパロやる前に本編でやる事やっちまうとはやるなヴァルヴレイヴ

108 :
だがチンコにはピクリとも来ないな

109 :
先生のエッチ授業たのむ

110 :
クリム姐さんもやっちゃってください

111 :
>>108
ぶっちゃけ吸血の方がエロい

112 :
先輩襲いかけた時の方が抜けた

113 :
あぁいうシーンはやっぱり怯えとか抵抗がないとね
諦めるのはアリとしてもサキちゃん途中で許しちゃってるから…

114 :
タカヒ先輩がレイプされるルートで誰か…

115 :
むしろ聖母サキが謝りに来たハルトとちゃんとした続きをすると言うのはどうだ?

116 :
どっちも見たいわ

117 :
>>113
それまでの流れからすればあの反応は予想通りじゃね?

118 :
面白いかどうかと予想できたかどうかは全く別問題だよね

119 :
結局痛がる様子もなかったから元から非処女確定ってことでおk?

120 :
痛がってると取れるシーンも一応あったしその辺は書く人の自由じゃないかな

121 :
すごく嫌がってたり痛がってたりしたら地上波で放映できないだろ

122 :
あの受け入れる流れに説得力を持たせるために大分描写を積み重ねていたからな

123 :
HHHHHが回数だとしたら29回戦までやってた件

124 :
まあ好きだったの?と聞かれる始末ですけどね

125 :
カインにレイプされるクリム姉さんが見たいです

126 :
サキがタカヒの体ジャックしてハルトとセックスするss書きたいんだけど、
タカヒってサキのこと何て呼んでたっけ?

127 :
誰か一瞬、痛がってるとか言ってたな
キャプで見ないと分からないが

128 :
>>126
そもそも名前呼んでたっけ?「流木野さん」でいいと思うけど

129 :
>>127
「うっ」て声出てるし、サキのあごが仰け反るからキャプじゃなくてもわかるぞ。入れられた後、涙目になってるし
会長がこんなバカなって言った後のシーンだよ

130 :
あと二人噛み付き症状が出始めたらどうするんだ。
サキ一人で三人相手するのか?公衆便所だな。

131 :
主人公がレイプ魔アニメ

132 :
>>130
そりゃ、その二人でおっぱじめるに決まってるじゃないか

133 :
>>130
俺の予想通りに2号機ショーコ、6号機アキラ、7号機エルエルフだったなら
ショーコが逆男パイロットどもを逆レイプして逆ハーレムして欲しい。
アキラちゃんはサキに躾けられてハルトの肉便器化。

134 :
10話見た
ショーコがハルトへの想いを語っているまさにその時、
よりによって二人の特別な場所である祠で、
ハルトが他の女の子とエッチしている、という状況に興奮したのは俺だけか?

135 :
さっそくサキのボテ腹書いてるシナ公見かけたぞ。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=36442133

136 :
>>134
やあ同士

137 :
昔、一つ屋根の下ってドラマで家族が誕生日の歌を練習してるまさにその時にレイプされてたってシーンがあったな

138 :
逆NTRというんだろうか、背徳感がいい
ショーコ「好きな人に告白するー!」
ちょうどその頃、その「好きな人」は別の女と何度も何度もセックスしてますwという
ショーコの不憫さに興奮するw

139 :
しかもその「好きな人」は愛のないセックスしてるっていうのがまた良い

140 :
ハルトにはタンポポの綿毛のごとくアチコチにタネを蒔いてほしい

141 :
惜しむらくは、10話でのエッチには、ハルトの意思が介在してないことなんだよなあ
おかげでショーコの裏切られ感が中途半端
ハルトが自分の意志でサキとエッチする展開来たらハッスルするわwもちろんショーコには内緒でw

142 :
ナニこれから総理としてやってるショーコの裏で二人でヤリまくればいいだけさ

143 :
これからサキが既成事実をいいことにハルトを誘惑しまくって陰でセックスしまくるとかいいなあ
一方で二人とも大臣とかのポストでショーコのそばにいて、うすうす感づかれてるんだけど一応隠していて、それでもサキには優越感が滲んでるとか
ハルトは弱みを握られて仕方なくって態度なんだけど、「どうせカミツキだからショーコとは付き合えない」って気持ちも手伝ってサキの身体におぼれてく
となると、きっとエルエルフとショーコが接近する方向にいくのかな?

144 :
「くっ!」
 力ずくで押し倒されたときに感じた身体の痛みとは比較にならない引き裂かれたような痛みが下腹部から継続して襲ってくる。
 暴力的なレイプによって一生に一度だけの純潔を汚された……そんな状況に襲われたのであれば、悲鳴をあげて泣き叫べばいい
のかもしれない、全力で抵抗すればいいのかもしれない。
 でも、私は何もできず……ううん、何もしないで私を犯しているハルトを、普段の優しくて穏やかで優柔不断をそのまま人にし
たような彼から程遠い獣のような表情のハルトを見つめていた。
「これは、呪い……ね
 素直にそう思う。私は好きになれそうだったハルトに犯され、ハルトはショーコが好きなのに私を犯して……少しでも幸せにな
れるかもしれない可能性を壊してる。
 自嘲気味の笑みがこぼれる。下腹部を襲う痛みは一向に和らがないけれど、心は段々と静かに落ち着いてくる。
 だから……私はそっとハルトの頬に手を添えて唇を重ねた。ハルトとは二度目のキスだけど、最初のキスはハルトのことを考え
てしたキスじゃない、だけど今度のキスはハルトのことだけを考えてしたキス。でも、好きだとか愛してるとかそんな純粋な恋愛
感情からくるものじゃなくて、もっと切実な……人間でなくなったことへの仲間意識、酷い言い方をすれば同情心かもしれない。
 でも、はっきりと言えることがひとつだけある。
 私は……流木野サキは時縞ハルトがどうなろうと受け入れてあげようと。
 ハルトが私をどう思うかなんて関係ない。私が決めたこと。
 私はハルトの肩に手を移動させると、男の子にしては華奢な肩を掴んだ。
 普段の優しいハルトがもし私とこんな関係になれたら、きっと優しく壊れ物でも扱うように大事に大事に、お姫様を相手にする
ように抱いてくれたかな……そんな叶わない想像をしてしまう。
「ハルト……」
 ハルトが理性を失っていることは理解しているし、身体を襲う痛みはなかなか引いてくれない。だけど、その激しさが私を必
に求めてくれているように思えて、少しは嬉しいと思う気持ちもある。

145 :
「あっ、ん……」
 そのままハルトに身を任せていると痛みしか感じていなかったはずの身体から違う感覚が湧き上がってくるようになった。
「んっ、ハルトぉ……」
 反射的にあげた声はどこか甘えたような声で、考えてこうしようと思ったわけではないのにハルト求めて手を伸ばすと、ハルト
が手のひらを合わせるように繋いでくれた。さらに理性を失って私を犯しているはずのハルトの指が恋人同士が手を繋ぐように指
を絡めていた。
 意識して繋いでくれたなんてことはありえないと思う。でも偶然でも無意識でもハルトは私の手を離さないとばかりに強く繋い
でいる。
 私の胸に小さな嬉しさ、ううん女としての悦びが湧き上がる。私もハルトを離したくない。その思いが私の両足をハルトの身体
にしがみつくように絡めていた。
 もちろんこのままの体勢でいれば、どういう結末になるかなんてわかってる。
(……『神憑き』でも妊娠するのかな?)
 理性を失っているハルトが避妊なんて考えないだろうし、私もそんなハルトを受け入れることを決めた。
(でも……そのときはそのとき、かな)
 初めてのキスはハルト、バージンを捧げたのもハルト、私の初めてを二つもハルトに捧げて。もしかするとハルトの初めての子
供も……レイプされている最中だというのに妙に乙女チックな思考に苦笑してしまう。
 でも、もしこれでハルトにフラれたら私はどれだけ女として魅力がないのよってことになるのかな……ふふっ。

146 :
「……んっ」
 次の瞬間、私の身体にのしかかってくる重さと身体の奥深くに広がる熱さ。それが何を意味するのか、すぐに理解した。
 妊娠するかどうかはわからないけど、それでも私はその熱を愛おしく感じられた。急に母性本能に目覚めたのかと思ったけど、
さすがに気が早すぎるような気がする。
 冷静なつもりでいても、予想外の出来事に気持ちが整理できてなくて、本当はかなり混乱しているのかもしれない。
 荒い呼吸を繰り返すハルトの意識は失われていないようで、本能のまま私に印を残そうとしているのか首筋に跡をつけるように
吸い付いている。
 一瞬、噛まれるのかと思ったんだけど、どうやら噛むつもりは無いらしい……ということは。
「あっ……」
 私の胎内でハルトが、大きくなって……どうやらハルトはまだ私を求めてくれるらしい。
 ハルトが正気に戻ったときの反応を考えると心配はあるけれど、今はハルトを受け入れてあげようと思う。
 だから私は……笑みを、芸能人として作り上げた笑顔ではなく、ただの流木野サキとして自然浮かんできた笑顔を向けた。
「ハルト、きて」

147 :
以上!
2ちゃんねるをまったく見ない二次創作書きの友人がいるのだが、ソイツに10話ネタで短いのでいいから11話放送までに書けと言って書かせた。
絶対こんな感じじゃないだろうけど放送前の妄想としてどう?と、言うのでキリン一番搾りを2本ほど原稿料として渡しておいた。
もっと渡したほうが良かったか?
それとも多かったか?

148 :
適正価格かもしれん
アヘらせたらエビスをおごったるで

149 :
キリン一番搾り2本でもかなり喜んでた。
無料奉仕だと思ってたみたいで……って、オレそんなに酷いヤツと思われてたのか? orz
でも、トータル3時間くらいで書いたらしいので時給としては安いな……やっぱり、オレ酷いわ orz
今夜、ハルトとサキの事後がどうなったのかはっきりするか?
内容によってはまた書かせよう.。

150 :
その前に自分で書くという選択肢はn(ry
次はちゃんとつまみもつけてやればいい

151 :
かまってちゃんうざい…

152 :
俺のクリム姉さんはどこ行ったんだよ!?

153 :
婚約か。サキは15歳とはいえ一回やれば抵抗なくなるだろうし、あいつらサルのようにやりまくるよね

154 :
そう言えば某赤毛のCV桑島も15歳で主人公とやっていたな。

155 :
>>154
当時と同じく腐女子は悲鳴あげて必に現実逃避か監督(脚本)批判してるんだろうな。

156 :
それでタイガーはあの眼鏡の人と先輩のどっちと突き合うんですか?

157 :
>>155
別にそうでもないだろ。ハルト、人気皆無だし
エルエルフだったら発狂物だっただろうけど

158 :
>>158
ハルトとサキが付き合うことになったらショーコは事情わからんから落ち込むか?
そしたら、エルエルフが利用するためにショーコとを落としにかかるとかだったら腐は悲鳴あげるわけか。
腐には童貞厨っているのか?

159 :
あ、間違い。
>>157
だった。自レスにレスしてどうすんだよw

160 :
まあ腐は叫びそうだな
ハルトよりアードライの方が相手役に人気あったからハルトがああなっても誰も文句言わんが

161 :
童貞厨は聞いたこと無いけどどうなんだろ
宮野さん結婚報告の時、声豚が凄まじい事になってたけどあんな感じ?

162 :
そもそもマジで悪いのハルトじゃないしね

163 :
それにしても
ヴァルヴレイプ ←あんな展開になる前にこのタイトルで同人誌出してた人、預言者だなw

164 :
普通に動いてればハルトは悪くないけど
未だに自由に出歩いてるのは…

165 :
ボクジャナーイ

166 :
本当に身も蓋もないことを言ってしまえば、レイプ描きたい制作側の都合

167 :
「◯◯描きたい製作側の都合」って、そりゃ全部だろ

168 :
エルエルフと女子生徒のエロ誰か書いてくださいオナシャス!!!

169 :
エルエルフとモブ?

170 :
エルエルフが女だったらよかったのに

171 :
それだとリーゼロッテとの百合的な意味での薄い本が出る可能性が微レ存…?

172 :
エルエルフって何か行為の最中に一々説明口にするイメージ

173 :
wwwww

174 :
>>168
どういうシチュで咲森の生徒とヤるのか想像がつかないw
ヤるまで持っていけたとしても、鬱エンドしか思い浮かばない…

175 :
ハルトがエルエルフをジャック→ヤりまくる→エルエルフ「オレジャナーイ」で鬱回避

176 :
エルエルフはショーコでいいんじゃね

177 :
ショーコ「アキラちゃんがお兄ちゃんとセックスしたいって」
サトミ「ダメだ。俺はセックスをしたことがない」
エルエルフ「お前のためにマニュアルを書いた」
こうですか?わかりません

178 :
エルエルフは腐女子が大好物そうなキャラだけに、ちんちん付いてんのが想像できん。
とりあえずハルトには付いてるのが確認できたけど(笑)
エルエルフに限らず、敵側の少年兵は全員ちんちん付いてなさそうなキャラだしなぁ。

179 :
つまりエルエルフは女の子だった…?

180 :
>>177
コーヒー吹いたww
>>178
敵側の女の人にエロガキ言われてた奴はチンコついてそうな

181 :
>エルエルフ「お前のためにマニュアルを書いた」
脱童貞したハルトさんが一読したら、「フッ(童貞丸出しだな僕も昔はこんな妄想してたな)」と鼻で笑いそうである

182 :
>>177
それすごく読みてー
マニュアルに載ってない!って事態が起きて失敗する姿が浮かぶw

183 :
その前に妹とする事は問題ないのかと

184 :
王道だけどハルト×サキの和姦ものが見たいです

185 :
>>184
ハルトさん、初体験記憶にないもんなあw
世間ではレイプヒドスとか言われてるが、踏んだり蹴ったりだ

186 :
途中で別の女の名前叫びだすよどうせ

187 :
お母さんとか?

188 :
>>180
ハーノインは童貞疑惑がある

189 :
>>187
ハルト「ショーコ…」
サキ「(なんですって…!)」
こうだろw
>>188
DTでもちんちんついてそうだからおk

190 :
>>184
前半最終回の展開によって書く気が起きるかどうか微妙とのことでした。
>>144-146を書いた友人の反応。

191 :
ハルトは歩道橋から転げ落ちて、下からサキのパンツ見えてるはずなのに
サキは全く動じない。一発ヤった女はこれだよ。ヤった男には恥じらいも糞もない。
こういう所は無駄にリアルだぜ

192 :
一度も二度もやっててもぱんつは同じるけど
恥じらいつーか反射だけど

193 :
あれ誰の子供なんだろうな
それはそれとしてコミュ障アキラちゃんかわかわ

194 :
LLFの遺伝子入ってそうじゃね

195 :
普通に考えればエルエルフとリーゼロッテの子孫?

196 :
>>194-195
12話に出たのが第三銀河帝国暦211年ってことは何世代先なんかな?
30歳平均で次の世代が生まれていると考えたら7〜8世代か…LLFの遺伝子は相当濃いらしいw
なんか前半最終話でいろんな新しい単語が出るものだから、消化不良というか…どうしたもんだかw

197 :
プロポーズもレイプもほぼ引きに利用されただけやな

198 :
そーいやウワサじゃMBSではいったん22話で終わって年明け2話分放送するってハナシがあるがホントかねぇ?
しかもその対応するのがMBSのみでTBSは除外だとか…コレってMBSは結末まで見られるので優遇されていると見るのか
逆にTBSは何ももなく24話まで放送しきるのかドッチなんだろうな?

199 :
>>198
今からそんな無計画なことするかね?
ギアスの一期がそんなような状況になったけど、あれは2クール放送でヴァルブレイブの1クール×2とは事情が違うし。
しかし、この引きだとノーマルな創作ネタ作るのに苦労する。
せっかく後半放送まで三ヶ月の猶予があるのに…前半最終話ではホモネタばっかり提供されてたしw
調教した男…とか、ノーマルネタが作りにくいわっ!

200 :
本編がエロネタ満載で二次創作エロがしにくいというとらぶる現象

201 :
キスとレイプだけだったから書くのはそう難しくなかったんだけど、ホモネタ満載で書く気失った。
ホモネタよりも、ショーコとの絡みを増やせよ。12話、全然絡んでないじゃねーか。

202 :
はい

203 :
まあ同人も腐女子向けが圧倒的に多いからなあ
男性向け18禁が大多数を占め腐女子向けなんて皆無なガルガンとは大違い

204 :
メガネ娘とワン公のエロパロを密かに待ってる

205 :
(お、姦か?)

206 :
黄金の7人が男4人女3人になってカプになったとしたら
あぶれるのは確実に犬だと思う

207 :
はんぶんこしたらいいじゃない。まえとうしろで

208 :
ハルト真っ二つにしたらどうなんのっと

209 :


210 :
プラナリアみたいに分裂する

211 :
とりあえずショーコ、サキ、タカヒ、エルエルフで四分割にしよう

212 :
>>211
部分別に人気度が被りそうだな

213 :
test

214 :
 神憑きの発作、それに襲われたハルトは、わたしの背中を校舎の壁に押し付け、いきり立った肉塊を
わたしの秘所に突き込んでいた。
「あ、ああ……。い、いいわよハルト……」
 発作を起こしている彼の意識に届くはずないけど、わたしはそう呟かずにはいられなかった。
 初めての時は身体が裂けそうなほど痛かったのに、彼との交わりを重ねるにつれて、痛みは甘美な疼きに
変わり、今は身体の奥底からほとばしるような快感がわたしを虜にしている。
「はっ、はっ、はっ……」
 牙を剥いた鬼のような形相でハルトはわたしを激しく求めている。
 壁にもたれているとはいえ、右足を高々と持ち上げられた不安定な体勢。その右足首には、薄いピンクの
ショーツがぶら下がっていて、彼がわたしの秘所を突き上げてくる度に、ひらひらと無邪気そうに舞っていた。
「お、お気に入りのショーツだもん……」
 発作を起こした彼は、見境なくわたしの下着を乱暴に剥ぎとってしまう。
 それを避けるために、発作を見越してショーツは素早く下ろす。
 下着や服を幾度となく台無しにされたことを通じて、わたしもそれなりに学習したのだ。
「あ、あん……」
 反り返って、カリが大きく膨れ上がった肉棒が膣の入り口付近に戻されたかと思うと、子宮の入り口まで
一気に押し込まれた。
「あ、ああああ!」
 内臓全体が突き上げられるような激しさに、わたしの身体はぶるぶると小刻みな痙攣を始める。
「い、いきそう……」

215 :
 わたしの秘所がハルトを求めて収縮を始めた。女の身体って不思議。快感が絶頂に達すると、自身の意志
には関係なく相手の精液を絞り出すために膣が縮んでいく。
「あ、おっきくなってるぅ!」
 わたしの秘所の締め付けに抗うのか、ハルトのペニスも一段と固く大きく勃起してきた。
 クライマックスは近い。
「う、うぉおおおおおおおおっ!!」
 獣のような咆哮と共に、ハルトが射精した。
 わたしの秘所の子宮近くに灯火のような温もりが生まれ、それがじんわりと下腹部全体に広がっていく。
 それが何とも言えず心地よい。こんなわたしでも女としての幸せを感じる瞬間だ。
「よ、よかったわよ……、ハルト……」
 そう呟きながら、わたしは彼と結ばれたまま、ずるずるとその場にへたり込んだ。
 毎度ながら激しい。
 ハルトも射精でちょっと疲れたのか、わたしにもたれて荒い息遣いをしている。
 もう、牙は引っ込み、元の優しい面相に戻っていた。間もなく彼の意識は戻るだろう。
 それで彼とわたしの交わりはひとまず終わる。それが今までのパターンだった。
「う、う〜ん……」
 昼寝を邪魔された時のように、ハルトは首を振りながら眩しそうに目を開いた。
 おはようハルト。
 だが、わたしはいつもの仏頂面で彼の目覚めを待つ。
「は? る、流木野さん?!」
「は、じゃないでしょ! 今の状況を見なさいよ!」
 怯えた表情で彼はわたしを見詰め、恐る恐る視線を下腹部へと移していき、自分の肉塊がわたしの秘所に
突き刺さったままであることを確認した。

216 :
「う、うわぁああああ! ご、ごめん、ごめんなさい!!」
 そう叫ぶと、ハルトは飛び退くようにわたしから離れた。
 わたしの秘所から強引に引き抜かれた彼の肉棒は、彼の精液とわたしの愛液のカクテルの尾を引いている。
 そして、栓を抜かれたわたしの秘所からは、そのカクテルがじくじくと流れ出て地面に滴った。
「今日もたっぷり出してくれたわね……」
「い、いや、そ、その……。だ、だから……」
 だらしなく尻餅をついた彼の股間からは、草食系っぽい顔には不釣り合いなほど大きなペニスが天を衝く
ように屹立している。これも神憑きの副作用なのだろうか。
 そして、わたしも……。
「もう、ハルトの発作は、いつもいつも急なんだから……」
 彼が謝罪の言葉を口にしようとする前に、私は素早く身を起こして彼の唇を塞いだ。
「る、流木野さん?」
 戸惑う彼にはお構いなしに、私は舌を彼の口の中にねじ込み、彼の舌へと絡ませた。
「う、う〜〜〜っ……」
 おそらく今のハルトが口したいのはわたしへの抗議の言葉だろう。
 だが、それでいい。神憑きの発作でわたしを陵辱したことへの罪悪感が消えてくれるなら……。
 わたしはディープキスをしながら右手で彼の股間をまさぐる。
 精を放ったばかりなのに、それは固くて大きいままだ。
 それにわたしの身体は無条件に反応し、膣からは愛液がよだれのように滴ってきた。
「ぷふぁ〜!」
 息が続かなくなって、わたしはハルトとの接吻を中断した。
 もう、キスは十分だ。キスよりもっといいことをまたしたい。

217 :
「あ、そ、そこは、き、汚いよ。流木野さん!」
「だぁ〜め。こんなにべとべとじゃパンツも穿けないでしょ?」
 わたしは、勃起したままのハルトの肉棒をくわえた。
 むっとする青臭い雄の臭い。いや、雌であるわたしの臭いも混じっているか……。
 そして、ちょっぴり苦い。
 この苦い子種が、もう数え切れないぐらいわたしの胎内に注がれてきた。
 もしかしたら妊娠するかも知れないけど、その時はその時。
「あ、ああ、流木野さん。そ、そんなにすすったら、ま、また出ちゃうよ!」
「我慢しなさい!」
 今、出されたら、この後の楽しみに差し支える。
 私は、彼へのフェラを切り上げて立ち上がり、スカートの裾を持ち上げた。
「ほ、ほら、こ、今度は、わたしのをきれいにしてよ……」
 これが意識ある彼との初めてのクンニだった。
 だらしなく愛液を垂らし続ける股間を彼の前に晒しておねだりするなんて、普通ならんでしまいたい
くらいに恥ずかしい。
 でも、わたしも神憑きになってから大胆になった。
 最近は、ハルトの発作に連動するかのように、あそこが勝手に濡れてくるし……。
「い、いくよ……、流木野さん」
「ど、どうぞ……」
 彼の舌がためらいがちにわたしのお豆に触れてきた。
 汚いから嫌だと言われるかと思ったが、それはなかった。きっと、さっきのフェラの義理立てなんだろう。
 だとしたらちょっと残念だが、今は舐めてもらえるだけで十分だ。

218 :
「う……」
 ハルトの舌は、その一番敏感な部分をぺろぺろと弄ぶと、割れ目のひだを丁寧になぞっていく。
「あ、そ、そこ、いい!」
 わたしのお尻の穴近くまで舐め回した彼の舌が、再びクリトリスを捉えた。
「ど、どう? るきのひゃん?」
 初めてにしては上手すぎる。
 だけど、素直になれないわたしは、つっけんどんに言い放った。
「まあまあと、い、言いたいところだけど、ま、まだまだね……。も、もっと、舌を奥まで、
い、入れなきゃだめよ」
 彼の舌が、クリトリスから尿道口をなぞり、割れ目のひだの奥の方を探リ始めた。
「こんふぉこそ、どふぉ?」
 き、気持ちいい……。
 でも、彼にはもっと難題をふっかけたくなった。
「し、舌の先っぽを、あ、あそこ……、ち、膣の中に、い、入れるのよ!」
 それを聞いて、彼の舌はためらうように動きが緩慢になったかと思ったが、次の瞬間、先っぽが膣の中
へと侵入してきた。
 そして、ハルトの鼻先がクリトリスに触れている。
「あぅ、いい、いいわよぉ! す、すごくいい!!」
 不覚にも、今まで彼の前では吐露したことのない本心を叫んでしまった。
 彼が舌先をもっと奥へと押し込もうとして首を左右に振る度に、彼の鼻先がわたしの敏感な部分を
さすっていく。

219 :
「い、いきそう……」
 わたしの呟きを聞いて、ハルトが顔をわたしの陰部から離そうとしたが、わたしはハルトの頭を両手で
押さえ付けた。
「る、るきのひゃん!? そ、それにゃ、い、いひが……」
「ご、ごめんなさい、でも、や、やめないでぇ! お、お願い」
 ペニスを突っ込まれるセックスとはまた違った快感。
 あそこを舐めてもらえるだけでこんなにも感じるなんて。
 ハルトの舌使いも初めてにしては上々だ。
「は、はぁ……、はぁ……、はぁ……、も、もうだめ……」
 頭の芯がじーんと痺れたような感じがして、視界がぼやけてきた。
 もう、立っているのがやっとだったが、わたしは歯を食いしばって耐えた。
 セックスでも感じたことのない異質なエクスタシーが来る。
 その予感に、わたしはがくがくと身を震わせていた。
 だが、その刹那、わたしはおぼろげな視野に不吉なものを認めてぎょっとした。
 いつからそこに居たのだろう。逆光で縦ロールにまとめた金髪が輝いている。

220 :
「はい、そこまでぇ!!」
「ひっ!」
 わたしとハルトは引きつったような叫び声を上げて、近づいて来る人物を見た。
 眉をひそめ、目を怒らせたその人物は、紛うことなき二宮タカヒその人だった。
 二宮タカヒは、わたしたちの二歩手前まで近づくと、わたしの顔を指差した。
「何という破廉恥な! 時縞君も、流木野さんも、恥を知りなさい!!」
 わたちたちの営みが見られた!
 よりにもよって、この女に目撃されるとは……。
 あまりの事態に、わたしもハルトもその場に硬直して身動きがままならない。
 一方の二宮タカヒは、肩をそびやかして言い放った。
「破廉恥極まるあなたたちには、制裁が必要です。さっさと身支度を整えて、私について来なさい!」
「は、はい……」
 恥ずかしいし、悔しかった。
 密かにハルトを狙っているこの女にいいようにあしらわれるなんて、耐え難い屈辱だった。
 だが、今は圧倒的にわたしたちの立場が悪い。
 わたしとハルトは、下着を穿いて着衣を整えると、肩を怒らせ大股で前を行く二宮タカヒについて行った。
(Vol2に続く)

221 :
お、続きありか。次も楽しみ。
サキが挑発して優位に立とうとするんだろうか、なんかタカヒもあっさり挑発に乗りそうだし。

222 :
ジャックしちゃえばいいと思うよ

223 :
>>222
ジャックした相手に意識があればいいのに。
タカヒの身体をジャックしたサキが、ハルトを押し倒して処女を奪わせる。
「あなたの初めての相手はハルトだけど、ハルトじゃないの。ふふ、悔しい?」とか。
どこのSの女王様だよw

224 :
むしろタカヒ様にネチネチとサキちゃんをSMレズ責めしてあげて欲しい
フヒヒ・・・

225 :
「お入りなさい!」
 わたしとハルトが連行されたのは保健室だった。
 てっきり生徒会室とかの物々しいところだと思っていたが、あてが外れた。
 何を隠そう、クンニの後はここにしけこんで、意識があるハルトと初めてのエッチをしようと思っていたのだが……。
「そこにお掛けなさい」
「こ、ここですか?」
 保健室に二台並べられたベッド。その一つにわたしたち二人は並んで座るように促された。
「そう、早く座って!」
 叱咤するようなきつい口調で二宮タカヒがわたしたちに命じた。
 この人のこういうところが、どうにも苦手だ。
 しかし、校舎裏でさかっていたのを見られてしまっている。保健室といいベッドといい、この女の指示は
いちいち腑に落ちないが、ここは大人しく従うことにした。
「こ、こうですか?」
 並んで座ったわたしたちには無言で、二宮タカヒはもう一つのベッドに腰掛け、わたしたちと向き合った。
「さてと……」
 眉をひそめた険しい表情のまま、二宮タカヒは上着の内ポケットから携帯端末を取り出して、
わたしたちに突きつけた。
「あ、あああっ!!」
 わたしは赤面して両手で顔を覆い、ハルトは画面から目を背けた。
 画面には呆けたように口を大きく開けて喘いでいるわたしと、けだものそのものの姿でわたしを陵辱して
いるハルトの姿があった。
『あ、ああ……。い、いいわよハルト……』
『あ、あん……』
『あ、ああああ!』
『い、いきそう……』
 ボリュームを最大にしたのか、耳を塞いでも、あの時のわたしの喘ぎ声が否応なしに聞こえてくる。
「も、もうやめて! お、お願いです。も、もうやめてくださいっ!!」
 エッチしている時のわたしって、なんて醜く無様なんだろう。互いに求め合っている時の甘美な思いは、
端から見れば醜悪なものでしかないことを思い知らされた。
「ふん……」
 わたしたちへの侮蔑丸出しのため息をついて、二宮タカヒは携帯端末の動画をオフにした。
 隠し撮りなんて卑怯な。でも、それに気付かずセックスに耽っていたとは、なんて間抜けなんだろう。

226 :
「あなた方がいかがわしい行為に及んでいたという証拠は、ここにあります……」
「そ、それを、ど、どうするつもりなんですか……?」
 ハルトはそう言って、視線を自身の膝に落とした。
 訊くだけ無駄だろうに。
 生徒会じゃなかった……、閣僚の面々に見せて、わたしたちへの処罰を検討するに違いない。
「そうねぇ……」
 わたしたちに向かい合って座っている二宮タカヒは、薄ら笑いを浮かべながら掌で携帯端末を弄んでいる。
 一瞬、その携帯端末を奪って破壊してやろうかと思ったが、やめた。
 この女のことだ。外部のストレージにデータは転送済みだろう。
「随分とお楽しみだったわね。
神憑きの時縞君の絶倫ぶりにはびっくりだけど、それに耐えられる流木野さんも立派な淫乱よ」
「し、失礼じゃないですかぁ! わ、わたしは淫乱なんかじゃありません!!」
「でも、論より証拠……」
 二宮タカヒは、わたしの目の前で携帯端末をぶらぶらと振った。
「これにしっかり記録されているんですもの。時縞君の大きなペニスを根本まで咥えこんでよがっている
あなたの姿は、誰がどう見ても淫乱以外の何者でもないでしょうね」
「ぐぬぬ……」
 言い返せないのが口惜しい。
 だからこの女は嫌いだ。
 相手の弱みを握って高飛車に攻めてくる。芸能界にごろごろしていた汚い大人たちにそっくりだ。
「でもね、絶倫っていうのはそう悪いことじゃないし、淫乱っていうのも半ば褒め言葉のつもりなんだけど……」
「淫乱呼ばわりされて喜ぶ女の子はいません!」
「じゃぁ、エッチ大好きアヘ顔尺八少女ってのはどう? 時縞君へのフェラもなかなかのものだったしぃ」
「もっと酷くなってるじゃないですかぁ!!」
「まぁ、まぁ、そんなにいきり立たなくてもいいじゃない」
 二宮タカヒは人を小馬鹿にしたように笑った。余裕かましやがって。
「でも、あなたたちをいじめるのも程々にしないとね……」
「どういう意味ですか?!」

227 :
 いっそブチして口封じしてやろうかと思った時、ハルトがわたしの手を握り眉をひそめて首を左右に振った。
 参った……。
 わたしが意丸出しなのは彼にも察しがついたらしい。
 そのハルトにわたしは、「分かったわよ……」と囁きながら上目遣いで頷いた。
「せ、先輩の目的は、な、何なんですか……。第一、こ、こんなところに連行するなんて不自然じゃないですか」
 ハルトが二宮タカヒの顔に弱々しげな視線を送りながら、たどたどしく言った。
 そう、何で保健室で、何でわたしたち以外に彼女だけがここに居るのだろう。
 いつもの取り巻きだって居やしない。
 猥褻な行為に耽っていたわたしとハルトを罰するのであれば、とっとと閣僚を集めて証拠の動画を見せればいいはずだ。
「う〜ん……。もう前置きはいいかしらね……」
 視線を保健室の天井にさまよわせながら、二宮タカヒは、ふぅっと大きなため息を吐いた。
 その横顔は、いつもの高飛車なお嬢様ではあったが、何だか恥じらうように頬がバラ色に染まっている。
「単刀直入に言いましょう……」
「だったら、さ、さっさと言ってください!」
 もう、焦らされるのはうんざりだ。さっさと言うべきことを言えばいい。
「……じゃ、遠慮なく聞くけど流木野さん……」
 二宮タカヒの色白の面相が、ずいっとばかりにわたしの眼前に突き出された。
「え? ええっ?!」
 いきなり近づかれると誰だって狼狽する。それになんでわたしだけをご指名なんだろう。
 だが、二宮タカヒはうろたえるわたしにはお構いなしだ。
「時縞君とのセックス、気持ちいいのかしら……」
「はぁ……?」
 今、なんて言ったんだ? この女は。
 わたしもハルトも、一瞬開いた口がふさがらなかった。
 二宮タカヒは、そんなわたしたちに苛立ちを覚えたのか、眉をひそめて「おほん……」と咳払いをした。
「私に恥ずかしいことを何度も言わせないで……。時縞君とのセックス、どうなの? 気持ちいいの?
動画であなたは、乱れに乱れていたんだけど……」
「お答え出来ません」
「あら、どうして?」

228 :
 ハルトにも告げていないことを、どうしてこんな女に言う義理があるってんだろう。
 それに、
「これって、プライバシーの侵害じゃないですかぁ!」
 わたしがきっぱりと拒絶すると、二宮タカヒは例の動画をまた再生した。
『あ、あうう……。そ、そこを、つ、突いて!』
『い、いい……、き、気持ちいいのぉ〜〜』
『あは、て、天国よ。は、ハルトのおちんちん、おっきくてあったかくって、も、もう最高!』
 画面には、うつろな目を空に向け、口からはよだれが垂れ放題のわたしの姿があった。
「やめてぇ! も、もう、堪忍してください!!」
 わたしは両手で覆った顔を左右に激しく振った。もういやだ。恥ずかしくてにたい……。
「流木野さんがちゃんと答えてくれないから、こうしたまでなんだけど……」
「先輩! こんなのはあんまりです。流木野さんがかわいそうじゃないですか」
「こんな動画を撮られた側が何を言ってるの? 非は校内で破廉恥なことをしていたあなたたちにあるのよ」
「で、ですけど……」
 ハルトは何かを言いかけたが、押し黙った。
 悔しいけど二宮タカヒの言い分は正論だった。
「流木野さんの本心は、さっきの動画で明らかなようね。
要約すると、時縞君のペニスを挿入されると、天国に居るみたいに最高に気持ちいいってことかしら?」
「…………」
 俯いたわたしは何も言えなかった。
 二宮タカヒは、そんなわたしを冷ややかに見下ろしているんだろう。
 つむじの辺りにじくじくとした嫌な目線を感じる。
「では、相手方の主張に反論せずに黙っていると、その相手方の主張の内容が真実であるとされる
のだけど……。それでもいいの?」
「せ、先輩、これはなんかじゃないでしょ?!」
「いかがわしい行為をしたあなた方は、裁かれるべき立場にある。これは何らと変わらないでしょ? 
で、流木野さん。本当のところはどうなの?」
「こ、これ以上、流木野さんを追い詰めないでください!」
 もういいよ。
 ハルト、もういいよ。

229 :
 口惜しいけど、本当にその通り。
 わたしはハルトとのセックスが大好き。これ以上の快楽をわたしは知らない。
「あなたが時縞君の神憑きの発作に付き合ってあげている理由も多分これね。
あなたのことだから、義理で彼の性欲処理をしているような素振りでしょうけど、本心は彼とのセックス
が何よりも楽しくて気持ちいい。そんなところかしら」
「は、はい……」
「え、ええ? そ、そうなの、流木野さん!」
 驚いているハルトを横目で見ながら、わたしはばつが悪かった。
 行為の最中、彼に意識がないのをいいことに、行為後はいつもそっけない態度でいたからだ。
 だって、ハルトに本当のことを言うなんて、恥ずかしい……。
 さっきの初めてのクンニの時には思わず本心を吐露したが、それだけでは今までの冷たい態度が帳消しに
はならないだろう。
「時縞君、流木野さんが何も言えずに黙って赤面しているのが何よりの証拠でしょう?」
「くぅ……」
 恥ずかしい……。こんな女にわたしの本心が筒抜けだなんて、本当に悔しい。
 涙が滴り落ちて、わたしの膝を濡らした。恥ずかしくて、情けなくて、そして…、
「ごめんねハルト……」
 今まで邪険にしていて……。
「めそめそするのは、いい加減にして頂戴……」
 二宮タカヒが、怖い顔で睨んでいる。
「あなたちのやったことは、道徳上、座視できるものではないのですが、我が新生ジオールの防衛の要で
あるヴァルヴレイヴのパイロットであることから、今回ばかりは不問に付す特別な措置をとることも可能です」
 不問に付すっていうことは、処罰されないってことなんだろう。
 だけど、この女の言うことには絶対に裏がある。
「その特別な措置、僕たちがやったことを反省すれば適用して戴けるんでしょうか?」
 ハルトにしては上出来なツッコミだ。
 そう、わたしたちは反省しなければならない。盗撮されていることに気付かずセックスに耽っていたことを。
 次からはバレないようにすればいいだけのこと。
 だって、ハルトの発作はいつか必ず起こるし、わたしもハルトとのエッチはやめられない。
「ほほほほ……」

230 :
 ついさっきまで般若顔負けの形相だった二宮タカヒが唐突に笑い出した。
 何なんだこの女は?
「先輩、何がおかしいんですか?!」
 ハルトの問いに二宮タカヒは目尻ににじみ出た涙をぬぐいつつ、なおも「くっ、くっ、くっ……」という
癇に障る含み笑いをしていた。
「は、反省ですって? ちゃんちゃらお笑いだわ」
「ぼ、僕たちの反省がお笑いってどういうことですか?!」
「反省、反省って言うけれど、あなたたちは、私にさかっているところを見られたことを反省するだけで
しょ? 大方、次からはバレなければいいぐらいにしか思ってなくて、発作だか何だか知らないけど、
どこかでエッチするに決まっているんだから」
 バレてる……。本当に食えない女。大嫌い。
「そんな生ぬるいことで特別な措置が適用されるとか、私を甘く見ないことね」
 わたしは涙をハンカチで拭うと、顔を上げて二宮タカヒを睨みつけた。
「では、伺いますけど、どうすれば特別な措置が適用されるんですか?」
 わたしの直截な問いに、二宮タカヒは一瞬頬を紅く染め瞑目した。
 高飛車な彼女らしくなくて、なんだか気持ち悪い。
「では、ズバリ言いましょう。時縞君とのセックス、私にも堪能させて戴けたら、
先ほどの件は不問に付しましょう」
「「え?」」
 わたしもハルトも絶句して、その場で硬直した。
「本当に、あなたたちは……。私に恥ずかしいことを何度言わせたら気が済むんです? 
時縞君とわたしがセックスしたら、二人のやったことは大目に見ましょう……」
「じょ、冗談じゃありません!!」
 わたしはベッドから飛び上がるように立って叫んだ。
 本当に冗談じゃない。ハルトはわたしだけのものなんだから。
「流木野さんが冗談だと受け取るのは勝手だけど、そうであれば例の動画は閣僚各位に配信し、
あなた方の処分を検討するということになるけど、それで宜しいのかしら……」
「そ、そんな……」
「もし、お望みならば、WIREDを使って一般生徒、いえ一般の国民に配信してもいいし、
いっそ世界中にばら撒いてもいいかしらね」
「せ、先輩! これは脅迫じゃないですか」

231 :
「時縞君がそんなことを言うなんて残念ね……。いいかしら、これは取り引きなの。
時縞君とわたしがセックスをするだけで、あなた方は処分を免れる。それに……」
 そう言いながら二宮タカヒは、制服の胸元で両腕を組んだ。
 制服のボタンが弾けそうなほどに彼女の胸元が膨れ上がった。
「新生ジオール随一のナイスバディな私とセックスできるんですもの。時縞君にとっても損な話ではないはずよ」
「くぅ〜〜っ」
 わたしは歯噛みしながら二宮タカヒの顔と胸元を交互に睨みつけた。
 悔しいけど、ボディのエロさでは、彼女の方がわたしよりも数段上だろう。
 そして、ハルトは……、
「せ、先輩と、え、エッチですか……」
 このバカ、生唾飲み込みながらこんなこと言っている。
 腹が立ったわたしは、彼の脇腹を思いっきりつねってやった。
「い、痛いよ、流木野さん」
 知るか! この変態が。
 涙目で痛みを訴えるハルトを、わたしは無言で一瞥した。
 
「流木野さんは当然に不満でしょうねぇ。そうであれば、ここは時縞君の意思を尊重してはどうかしら?」
「わたしの意思は無視ですか?」
「あなたの意思を尊重したら、あなたたちは処罰され、場合によっては例の動画がばら撒かれる。
そうなるけど、いいの?」
 ひ、卑劣だ。
 だが、はじめはわたしたちの行いを咎め、それから徐々に自分の欲望達成へと話を誘導していったのは、
敵ながらあっぱれと言うべきか。わたし程度じゃこの女に勝てそうにない。
 わたしは傍らのハルトの顔を覗き込み、微かに頷いて見せた。判断はハルトに任せよう。
「もうそろそろ結論を聞かせて戴けないかしら。わたしとセックスをするの? それともしないの? 
どうなのかはっきり答えなさい」

232 :
 ハルトは、大きく息を吸い込んでから、腹から絞り出すようにして言った。
「せ、先輩とのセ、セックス、さ、させて戴きます!」
 それしかないと分かってはいても、ハルトの言葉を聞くのは辛かった。
 また涙がこぼれそうだったが、わたしは唇を噛んでそれに耐えた。
「模範的な回答でうれしいわ……」
 二宮タカヒは頬をバラ色に染めて微笑した。
 妖艶というか、嫣然というか、彼女にはわたしにはない色気があることを認めざるを得ない。
「それで、ハルトとはいつセックスするんですか?」
 不貞腐れたわたしは、ぶっきらぼうに言った。
 ここが保健室なんだから、この後すぐにでも始めるに違いない。
「それはこの後、すぐにでも始めたいわね……」
 やっぱり……。
 邪魔者のわたしは保健室の外で見張りをさせられるってのがお定まりだろう。
 そして、ハルトの意識がある状態での初めての相手は、この二宮タカヒということになる。
 それがたまらなく悔しかった。
 しかし、
「その前に、一度、あなたちのセックスを生で見てみたいわね。神憑きの発作を起こしていない時縞君と
あなたの……。それを見届けてから、時縞君と私がセックスをする。
こういう段取りはいかがかしら?」
「ちょ、ちょっと待ってください! 僕と流木野さんは見世物ですか?!」
「そうよ。それが不満なら、取り引きは御破算。あなたたちは処罰され、場合によっては例の動画が
ばら撒かれるってだけだけど?」
 こんなことを、しれっと言えるなんて、やっぱり大したタマだ、この女。
 でも、見世物とはいえ、ハルトとの本当の初めてができるかも知れない。

233 :
「で、でも、さっき流木野さんとしたばかりで……、また流木野さんとやって、それからじゃ、
先輩のお相手を満足に務められそうにありません」
「大丈夫よ。時縞君はものすごく絶倫だから……。そうでしょ? 流木野さん」
 いきなり話を振られた。
 でもどうする? 肯定すればハルトとセックスできるが二宮タカヒの見世物になる。
 否定すれば……、どうなるんだろう? こっちの方は展開の予想がつかない。
「訊いてるのよ、流木野さん!」
 二宮タカヒが怖い顔でわたしを見ていた。 その威迫に屈したわけではないのだが、わたしは、首を縦に振っていた。
「ほら、ご覧なさい。流木野さんもあなたの絶倫ぶりを認めているじゃない」
「そ、そんな……」
 ごめん、ハルト。
 でも、わたし、見世物でも何でもいいから、ハルトと本当の意味での初めてをしたい。
「さぁ、二人とも自分たちが何をするのか、もう分かっているはずだけど、敢えて言うわ。服を脱いで、そのベッドでセックスを始めなさい!」
「は、はい……」
 わたしとハルトは、制服のボタンを一つ一つ外し、服を脱ぎ始めた。
(Vol3に続く)

234 :
全裸待機命令が解除されない…だと…

235 :
タカヒ様イイヨイイヨー
このまま言葉責めでサキちゃんをネチネチと虐めて辱めてあげて!!!

236 :
お、タカヒのターン?
これからもタカヒのターンが続くのか、それともターンエンドか…続きが楽しみ。

237 :
>悔しいけど、ボディのエロさでは、彼女の方がわたしよりも数段上だろう。
設定ではサキちゃんのおっぱいはタカヒの次に巨乳でカラダのエロさでは決して負けていないと思うが・・・
それはさておきサキちゃんにはハルトとタカヒがヤる寸前まで思い切り嫉妬させてあげてほしい
そのあとで直前にカミツキで大逆転とか・・・フヒヒ

238 :
 二宮タカヒに命じられて、わたしとハルトは服を脱ぎ始めた。
 上着、ブラウス、スカート、ソックスそしてブラジャーまでは何とか脱いだものの、最後の一枚を
脱ぎ捨てるのにわたしは躊躇し、その最後の一枚に指を掛けたまま額に脂汗をにじませて固まっていた。
「流木野さんも、時縞君も何をしているの! さっさとパンツも脱いで全裸になりなさい」
 二宮タカヒの無慈悲な叱責がわたしたちに浴びせられた。
 わたしは薄いピンクのショーツをへっぴり腰で脱ぐと、右手で陰部を隠すようにしてベッドの上に正座した。
「流木野さん! 何で手で隠してるの。時縞君もそう。二人とも腕を後ろに組んで、ベッドの上に立ちなさい!」
 鬼だ、この女。
 仕方なしに、わたしもハルトも一糸まとわぬ姿のままベッドの上に立った。恥ずかしい上に、
ベッドのスプリングがへたり気味なのか、立っていると不安定でちょっと怖い。
 そのわたしたちを頬をうっすら紅潮させた二宮タカヒが見上げている。
「あぅ……、せ、先輩、何を……」
 二宮タカヒの指がハルトの亀頭を摘んでいた。
「変ねぇ……、さっきはあんなに逞しかったのに……。今はそんなに大きくないし、何か柔らかいわ」
 ハルトのペニスは中途半端に勃起していて、赤味を帯びた亀頭は頼りなげにちょっと上を向いていた。
「お、男の子は、恥ずかしいとか、無理強いをさせられてるとかだと、た、勃たないんです」
「そうなの?」
 そう言った二宮タカヒの指が、今度はわたしの割れ目を触ってきて、中指が膣の中に入ってきた。
「あ、あああ! せ、先輩、い、痛いですぅ!!」
「痛い? これだけ濡れてて何を言ってるの。やっぱりあなたは淫乱ね……」
「そ、それはさっきの行為の、よ、余韻で……。あぅ!!」
 そう言いかけたわたしの膣に、今度は指が二本まとめて突っ込まれた。
「そんな御託はどうでもいいの。あなたも時縞君もその気がないっていうのなら、その気になるように、
ちゃんと前戯から手順を踏んで努力なさい」
 二宮タカヒはそう言いながら、わたしの秘所をいじった指をアルコールを含ませた脱脂綿で拭っていた。
「もう、こんなにべとべとで汚いったらありゃしない……」

239 :
 立場の弱い者をどこまでいたぶれば気が済むのだろう。
 わたしは、救いを求めるように涙目で隣のハルトを見た。
「流木野さん……」
 ハルトはわたしのまぶたにキスすると、こぼれそうな涙を優しく舐め取ってくれた。
「ハルトぉ……」
 言いかけたわたしの唇がハルトの唇で塞がれ、彼の舌がわたしの中に侵入してきた。
 あは……、さっきと逆だね、ハルト……。
 彼の舌がわたしの舌と絡み合った。
「キスから始めるのね……」
 横目で見ると二宮タカヒが腕を組んでわたしたちの行為を食い入るように見ていた。
 本当にんでしまいたいくらい恥ずかしい。
 でも、ここまで来たら、やるしかない。
「あっ……」
 ハルトがキスをしたまま、わたしの身体を持ち上げた。
 そのまま、お姫様だっこの状態で、わたしの身体はしゃがんでいくハルトと一緒にそろそろと下り、
あぐらをかいた彼の膝の上に収まった。
 キスで興奮してきたのか、わたしのあそこがじくじくと濡れ始めた。
 わたしの腰に当たっているハルトのペニスも、むくむくと固くなっていく。
 わたしは、手を伸ばしその先端を軽くまさぐった。
「る、流木野さん、そ、そこは敏感だから……」
 わたしの愛撫が不器用だったのかも知れない。
 彼はキスを中断して、唇をわたしの首筋から胸元に這わせてきた。
「あ……、お、おっぱい、おっぱいをすすってぇ……」
 思わずおねだりしてしまった。
 誰かに乳首を吸ってもらうのは、これが初めてだった。発作を起こした時の彼は、とにかくいきり立った
ペニスを、わたしのあそこに力任せに突っ込むだけだったから……。
「流木野さんの乳首、なんだかいい匂いがするよ……」
「そ、そう?」
 本当かどうか分からないが、言われて悪い気はしない。
 わたしは、少しのけぞって、乳房をハルトの方に突き出すようにした。

240 :
「あ……」
 彼の舌が乳首の先っぽをなぞり、柔らかい口唇が吸い付いてきた。
「あ、そ、そこ、いい……」
 じんわりくる暖かな快感が、胸から全身に広がってきた。
 わたしも哺乳類の雌なんだって実感する。
「そ、そんにゃに、ひ、ひぃの?」
 ハルトがわたしの乳房を吸いながら、回らぬ舌で訊いてくる。
 快感に身悶えるわたしは、まぶたをきつく閉じたまま無言で彼に二度三度頷いた。
「あ、そ、そこは……」
 乳首の快感に気を取られている隙に、彼の指がわたしのお臍をなぞり、下腹部を撫でて、クリトリスに
触れてきた。そのまま、薄皮が剥かれ、彼の指が敏感な突起を弄んだ。
「うっ……」
 電撃のような快感にわたしは思わず息を呑んだ。
 乳首のソフトな快感に比べて、女体で一番敏感なクリトリスを弄られた時の快感は強烈だった。
 わたしのあそこからは、じくじくといやらしい汁がにじみ出てきてシーツやわたしを抱えてくれている
ハルトの脚に滴った。
「もう、とろとろだね」
「う、うん……」
 わたしがためらいがちに頷くと、ハルトの指がクリトリスからひだを伝って膣の中に入ってきた。
 先ほどの校舎裏でのセックスの余韻と、新たに湧き出た愛液とに満たされたわたしのあそこは、ハルトの
指を抵抗なく受け入れた。
「る、流木野さん、も、もう……」
 わたしの腰に当たっているハルトのペニスもかちかちに固くなっていた。
「あ……、で、でも、ちょっと待って……」
 そう言いながら、彼の膝の上から降り、彼の股間に屈みこんだ。
「る、流木野さん、フェラは、も、もういいよ」
「だぁ〜め、ハルトのここの仕上げをしなくちゃ……」
 その必要はないくらいに、彼のものは固く大きく勃起していたが、敢えてこうしたかった。

241 :
 これはわたしのもの。わたしとの行為の後で二宮タカヒの中にも突っ込まれるけど、本来は、
わたしだけのものなんだからと思いつつ、わたしは彼のペニスを夢中でしゃぶった。
「おいしいよ、ハルトのここ、すごくおいしい……」
 亀頭の先端からにじむ先触れの汁を舐めながら、わたしはそう言った。
 本当はちょっと苦い。でも、ハルトのものだと思うと、それがシロップのように甘く感じられた。
「る、流木野さん、フェラが上手過ぎて、出ちゃいそうだよ!」
「が、我慢して、これからが本番なんだから」
 わたしはハルトのペニスのおしゃぶりをやめると、少し脚を開いて仰向けになった。
「き、来て……」
 ハルトが微かに頷いて、横になっているわたしと向き合った。
「……あっ……」
 彼の亀頭がわたしの敏感な突起を二、三度突っついた後、割れ目の上を何回か往復した。
 先端をわたしの蜜でなじませているのだろう。
 熱く固いそれが、クリトリス、尿道口そして膣の入り口を擦過する度にぞくぞくとした快感がこみ上げてくる。
「じ、焦らさないでぇ……」
 わたしは彼にあそこを突き出すように振っておねだりした。
 隣のベッドでは二宮タカヒが、わたしたちの営みをじっと見ているはずだ。
 でも、今は見られていることでかえって興奮が増しているような気がする。
「い、入れるよ……」
 赤ちゃんがおむつを替えられる時のように、わたしの膝が彼の腕で支えられ、あそこが上向きになった。
 そのひだを分け入るように彼のペニスがゆっくりと挿入されていく。
「は、入ってくるぅ〜」
 いつもなら、発作の勢いに任せて強引に突っ込まれるものが、初めて優しく挿入されていく。
 膣の中がゆっくりと広げられ、ひだの粘膜にハルトのカリの固さやその形までが感じられた。
「は、半分くらい入ったかな?」
「う、うん……」
 あと少しで、先っぽがわたしの子宮の入り口に突き当たるだろう。

242 :
「ど、どう? わたしの中……」
「ぬるぬるで、あったかくて、ひだとかがこすってきて、気持ちいいよ……」
 わたしは、ハルトの背中に腕を回し、彼の上体を引き寄せるように抱きついた。
「も、もっと奥まで入ってきて……」
 頷いた彼は、腰をさらに前へと突出した。彼のものが私の秘所をぐりぐりとえぐっていく。
 だが……、
「な、なんか、つっかえた……」
 先っぽがポルチオ、つまり子宮の入り口に突き当たった。
 わたしはちょっと首を上げて、自分とハルトとが結合している部分を見た。
「ハルトのおちんちん、根元のところまで入ってない……」
「でも、これ以上は奥へいけそうにないよ」
 わたしは彼に微笑んでみせた。
「大丈夫、体重かけて力任せでいいから、もっと、もっと奥まで入ってきて」
「で、でも……」
 不安そうな表情でわたしの身体を気遣ってくれているハルトの頬を、わたしは優しく撫でてあげた。
「女の子のあそこって、弾力があって結構丈夫に出来ているのよ……。だって、いつかは赤ちゃんが
出てくるところなんだもの。だから、ハルトのおちんちんくらいじゃ大丈夫……」
「あ、赤ちゃんって……」
 彼が不安げに眉をひそめている。
「ハルトは私を妊娠させたくないのね……。でも、わたしは構わないわ。わたし、ハルトの赤ちゃんを産みたい。
神憑き同士で子供ができるかどうかは分からないけど、わたしはハルトの子供が欲しい。だから、来て……」
「う、うん……」
 ゆっくりと彼が体重をかけてペニスを押し込んできた。
 柔軟な筋肉で構成された膣の内壁が引き伸ばされ、子宮が突き上げられている。
「……あっ……」
 痛む寸前の快感に、私は思わず吐息を漏らしていた。

243 :
「だ、大丈夫?」
「だ、大丈夫……。き、気持ち良くて、た、ため息が漏れちゃっただけ……。それよか、も、もっと奥まで、お、お願い……」
 ハルトの身体がさらに重くのしかかり、彼のペニスの根元に生えている陰毛がわたしの敏感な突起と接触した。
「ぜ、全部入った……」
「こ、今度はどう? 私の中は……」
「すごくきつくて、熱くて、僕のをぴったりと包み込んで、き、気持ちいい……」
 耐えているのは快楽か苦痛か。ハルトは眉間にしわを寄せ汗を滴らせながら、そう言った。
「も、もう、わたしのあそこはハルトのおちんちん専用に変形しちゃってるから……」
「そ、それって、発作を起こした僕が流木野さんをレイプしたからなんだよね……」
 わたしは申し訳なさそうに目を閉じた彼の額を軽く撫で、彼が目を開けた次の瞬間にデコピンを一発お見舞いした。
「い、痛いよ、流木野さん」
「何を情けない顔をしてるんだか。いいこと、もうバレちゃったけど、ハルトに無理やり突っ込まれている時も、
わたしは気持ちがいいの。だから気にしちゃだめ」
 そう、二宮タカヒに隠し撮りされた動画に映っている通り、わたしは発作中のハルトに犯されて歓喜の
よがり声をあげる淫乱だ。
 でも、今みたいにじんわりと奥まで挿入されると、お腹の奥の方から暖かな快感が泉のように湧き出てきて、
とっても幸せな気分になる。
「う、動くよ……」
「う、うん……。ゆっくりでいいから、わたしを味わって……」
 ハルトが腰を後ろに引き、彼のペニスがわたしの中からゆっくりと引き出されていく。
 太いカリで膣の入り口が大きく広げられるのを感じた刹那、そのカリが私の肉ひだをえぐって再び侵入してくる。
「る、流木野さんのここ、すごくきつくて、き、気持ちいいよ……」
「わ、わたしもハルトのおちんちん最高。お、おっきくて固くて、こ、声出ちゃう……」

244 :
 ふと横目で隣のベッドを窺うと、スカートを脱ぎ、ブラウスの前をはだけた二宮タカヒが
顔を真っ赤に上気させながら、わたしたちの営みを食い入るように見ていた。
 左手で豊満な乳房の先っぽをつまみ、右手でショーツ越しに股間を撫でさすっている。
 わたしとハルトのセックスに興奮して、オナっていたのだ。
 見られて恥ずかしいという気持ちが吹っ飛んだ。
 それどころか、ハルトとの過激なセックスを徹底的に見せつけてやりたくなった。
「ハ、ハルト、徐々にでいいから、動きを速くしていって……」
「こ、こう?」
 わたしのポルチオを突いたペニスが、素早く引き抜かれて再び押し込まれた。
「あ、ああん! こ、これよ、この感じ! で、でも……」
「は、速すぎた?」
 わたしはあえぎながら首を真横に振った。
「ううん、もっと、もっと速く激しくわたしのあそこを突いて、突きまくってちょうだい」
 彼の腰の動きが加速し、わたしも彼の動きに合わせて腰をゆすった。
「る、流木野さん、そ、そんなに腰をゆすってると、なんかあちこち擦れて気持ちよ過ぎちゃうよ」
「わ、わたしも、気持ち、よ、よ過ぎるかも……」
 今のハルトのピストン運動は、彼が正気を失っている時のそれと同じような速さと勢いだった。
 でも、今の方が格段に快感なのは何故なのか。
 きっと、わたしと正気の彼とが、互いに相手を思い遣りながら求め合っているからなのだろう。
「ハ、ハルト、た、体位を変えましょう!」
 ハルトの激しい突っ込みで、わたしの身体は弾けそうだった。
 少しペースダウンしないと果ててしまう。
「うん、じゃあ、いったん抜くよ……」
 全身汗だくのハルトが、わたしの身体から離れていった。
 わたしは彼に背を向け、ベッドの上に四つん這いになった。
「き、来て……。で、でも、は、はじめはゆっくりでお願い……」
 割れ目からあふれた汁が太腿を伝っている。
 早く栓をしてもらわないと、シーツがわたしの愛液で染みだらけになってしまう。

245 :
「あん……、おっきい……」
 肉をかき分けて入ってきたそれは、さっきよりも太くて長く感じられた。
「流木野さんの中だって、きつきつで、た、たまらないよ……」
 先ほどの激しいピストン運動でわたしの中が充血して腫れ上がっているのかも知れない。
「と、とにかく、ゆ、ゆっくりで、お、お願い……」
 このままさっきの様な勢いで動いたら、わたしはあっという間にイってしまう。
 不意に、両の乳房がハルトの掌で包まれた。
「い、いきなり、お、おっぱいいじるなんて、は、反則よ……」
「で、でも、ぶらぶら揺れてて不安定そうだから、さ、支えてやりたくなって……」
「もう、ハルトったらぁ……」
 そう言いながら隣のベッドの二宮タカヒの様子を窺うと、彼女は、ブラウスを脱ぎ捨て、ブラジャーを外し、
上半身に上着を引っ掛けたまま血走った目でわたしたちの行為を凝視していた。
 上着の胸元から覗くわたしよりも桁違いに巨大な乳房の先には、大きなピンク色の乳輪があって、
その中心にはかわいらしい乳首が突き出ている。その乳輪と乳首を二宮タカヒを、指先でこねくり回していた。
 効いてる、効いている。わたしたちに行為を見せつけられて、鼻血が出そうなほど興奮しているようだ。
「ハ、ハルトぉ、おっぱいの先っぽを、い、いじってぇ〜」
「こ、こう?」
「そ、そうよ、あ、あああっ!」
 わたしの乳首がハルトの指で弄ばれ、快感が乳首から広がっていく。
 あえぎながら二宮タカヒを窺うと、案の定、自分の乳首を激しくいじり始めた。
「る、流木野さん、そ、そんなに締め付けちゃ、だ、だめだよ」
「ハ、ハルトこそ、そ、そんなに、か、かき回しちゃ、い、いっちゃうぅ〜」
 バックで突っ込まれるのは初めてじゃないのに、じんわりゆっくりペニスを出し入れされると、
いつものように勢いよく突っ込まれる時とは違ったところが刺激されて、身体の奥底からぞくぞく
するような快感がこみ上げてくる。

246 :
「あぅ、またきつくなってきた……」
「ハ、ハルト、また体位変えましょ。こ、今度はハルトが仰向けになってよ」
 ごぽっ、という粘っこい音と共にハルトの肉棒がわたしの中から引き抜かれた。
 そしてハルトは、今まで私が四つん這いになっていた場所で仰向けになった。
「わ、わたしが上になるから……」
 騎乗位でするのは初めてだった。
 発作を起こしたハルトは、前後ろから見境なしにわたしに肉棒を突っ込むだけだったから、この体位は、
彼が正気の時にしかできない。
「入れるね……」
 固く反り返ったハルトのペニスをつかみ、さっき彼がしたように、割れ目にこすり付けてから膣の入り口に
あてがった。
 そのまま、ゆっくりとわたしは腰を落としていった。
 彼の亀頭が子宮の入り口で一度つっかえたが、わたしは踏ん張るように体重をかけて、彼のペニスを全て
飲み込んだ。
「あは……、ぜ、全部入っちゃった……」
 内臓を圧迫される痛みにも似た感触と、彼のものがわたしの中を縦に横に広げる刺激とで、わたしは暫し
陶然となった。
 目には涙があふれ、口からはよだれがだらしなく滴った。きっと、盗撮された動画のわたしと同じような醜態だろう。
 でも、構わない。これはわたしがハルトと愛し合っている時の素のままの姿なんだから。
「る、流木野さん、手をつなごう……」
 仰向けになっているハルトが両手を私に伸ばしてきた。
 わたしは彼の右手を左手で、彼の左手を右手でそれぞれ受け止め、互いにしっかりとつなぎ合った。
「わたしが、う、動くから、ハルトは横になっていてね」
 腰を軽く持ち上げてから、自身の体重を利用して彼のペニスを根元まで挿入する。
「あぅ! こ、これ、いい!!」
 重力で勢いづいた私の身体がハルトの固いペニスを子宮の入り口で受け止める度に、電流の様な快感が
胎内から脳天に向かって突き抜けていく。
「そ、そんなに激しく動いたら、も、もうもたないよ!」
 でも、もうやめられない。
 頭の芯がじ〜んと痺れるような快感に、わたしは虜になっていた。

247 :
「い、いきそう! い、いく、いく、いく、いくぅ〜」
 かつてない物凄いアクメを予感しながらも、わたしの意識は快楽で薄れつつあった。
 そのくずおれそうなわたしの身体がハルトの両腕で抱きとめられた。
「うぁ! し、締まる。ぼ、僕も、もう、げ、限界だよ」
 わたしの秘所がハルトを求めて収縮を始めた。クライマックスは近い。
「い、一緒に、い、いきましょう……」
 わたしとハルトは対面座位でつながったまま、迫りつつある快楽の大波に備えた。
 だが、その前に、彼には伝えなければならないことがあった。
「ハ、ハルトぉ、お、お願いがあるのぉ〜」
「る、流木野さん、こ、こんな時に、お、お願いって……」
「もう、わ、わたしを名字で呼ばないで、サキ……、サキって呼び捨てにしてぇ!」
「う、うん、わ、分かったよ流木……じゃなかった、サキ!」
「そ、それと、あ、あの時の、け、結婚のお話、わ、わたし、お、OKするから!」
「サ、サキ!」
 ハルトがわたしを力強く抱きしめた。
「だ、だから、ハルトぉ、わたしを護って、わたしを大切にしてぇ!!」
 そう叫んだ瞬間、頭の中で大光量のフラッシュが閃いたような快感が弾け、わたしは快楽の絶頂を迎えた。
 そして、「た、大切にするよ! 僕の人生を賭けて、き、君を護る!」というハルトの宣言の直後、胎内に
熱いものが勢いよく放たれるのを感じながら、わたしは意識を喪失した。
(Vol4に続く)

248 :
パンツ焼き払った

249 :
ちょっと眼を離していたら、神が降臨されておる
ありがたやありがたや

250 :
サキちゃんエロいよサキちゃん

251 :
タカヒ様1回だけで許してあげるなんて気前良すぎるだろ
ここは今後はハルトの性欲処理係はわたくしが代わりにやりますから貴方はお役御免ですわとか言ってNTR企んでサキちゃんを追い詰めて・・・(ゲス顔

252 :
 ふと目を覚ますと、わたしはタオルケットを掛けられて、ベッドの上に仰向けにされていた。
「ハルト……」
 未だに意識が朦朧とする中で、わたしはタオルケットを賭けてくれたであろう彼に感謝した。
 その彼が、今は隣のベッドで二宮タカヒと交わっているかと思うと、鳥肌が立つほどの嫌悪感を覚えてしまう。
 結婚の約束をしたばかりの相手が、今は別の女とセックスするとは何たる罰ゲームか。
 わたしは、目を閉じたままで隣の様子を窺った。
 ハルトと二宮タカヒのセックスなんかんでも見たくなかったが、何が起きているのかは知っておきたかった。
「あ、あ、あ、あん……」
 案の定、二宮タカヒの喘ぎ声らしきものが聞こえてきた。
 あの女は、ハルトの巨根を下の口でくわえ込んで、腰を振ってるのだろう。
 そう思うと、言い知れぬ悪寒がしてきて、胸がむかついてくる。
 だが……、
「せ、先輩、やっぱり無理ですよ。今日はやめといた方が……」
「な、何を言うの、こ、これくらい大丈夫です。と、時縞君は、その大きなものを私の中に、つ、突っ込みなさい!」
「そ、それなら、もう一回やりますけど、先輩が痛がるようなら、いったん休みましょう」
「し、四の五の言わずに、さっさとおやりなさい!」
 次の瞬間、保健室には、二宮タカヒの絶叫と泣き声がこだました。
「い、痛い、痛い、いたぁ〜い! あ〜ん、い、痛いよぉ〜」
 恐る恐る隣のベッドを見ると、二宮タカヒが横になっていて、彼女の傍らには汗だくになったハルトがへたり込んでいた。
 その二宮タカヒは、下腹部というかあそこに両手をあて、肩を震わせて泣きじゃくっていた。
「と、時縞君、動画で脅迫したからって、こんなに痛くするなんて、あ、あんまりじゃない……」
「そ、そんな……、僕はただ、僕のものを先輩のあそこに入れようとしただけなんですよぉ」
「そんなはずありません! 時縞くんは流木野さんに辛く当たった私のことを憎いと思って、こんなに私を苦しめた。
そ、そうに違いありません」
「先輩、それは誤解です!」

253 :
 ……なるほどねぇ……。
 わたしとハルトのセックスを食い入るように見ていた様子が何か変だと思ってはいたが、二宮タカヒは、
やっぱり処女だった。
 自分の前に、わたしとハルトにセックスを強要したのも、お手本にするつもりだったということか。
 それにしても、これだけのナイスバディで美貌の持ち主だというのに処女だとは、きっと性格が悪過ぎるのだろう。
 あ、それは、わたしも人のことは言えないか……。
「と、とにかく、休みましょう。ぼ、僕もくたくたですよ……」
 ハルトは額の汗を手の甲で拭い取った。
「そ、そうね……。こ、今回ばかりは、と、時縞君の言う通りに、し、しましょう。でも、ちょ、ちょっと休んだら、またやります」
 いや、休むどころか、もう中断して欲しいんだけど……。
 ハルトはどうだか分からないが、二宮タカヒはまだ続ける気でいる。
 しかし、今なら、二宮タカヒに一矢報いることが出来る。
 わたしは、ベッドからやおら起き上がった。
「る、流木野さん?!」
 わたしが起き上がったことに二宮タカヒが狼狽している。
 ハルトとの行為の最中に、わたしが目を覚ますとは思っていなかったらしい。
 ベッドから起き上がったわたしは、首を振ってふらつく頭に活を入れながら立ち上がった。
「何をやってるのよ……」
 非難の言葉を口にしながら近寄るわたしに何も言えず、青ざめた表情でわたしを凝視するハルトに、
わたしは彼の罪悪感を覚知し、ちょっとだけ安堵した。そう、本妻のわたしを差し置いて、他の女に優しくしないで。
「流木……、じゃなかった、サ、サキ……」
 ちょっとだけ安堵したとたんにこれだ。わたしを名字で呼ぶなと言ったろうに……。
 時縞ハルト、お前には対婚約者練度評価Eをくれてやる。
「二宮先輩とお楽しみかと思ったら、どうも勝手が違ったようね……」
「い、いや、これは……」
 ハルトは何かを言いかけたが口ごもった。
 ま、いいか……。男の子には言いにくい微妙な状況だろうから。
「る、流木野さんは、ひ、控えなさい!」
 二宮タカヒがわたしに命じた。

254 :
 ベッドにひっくり返っていながら偉そうに。わたしは彼女を無視してハルトの背後で立ち止まった。
「ふぅ……」
 わたしはハルトとマグロのように横たわっている二宮タカヒを一瞥して、これみよがしにため息をついてやった。
 そして、
「ハルトのおちんちん、入らないんですねぇ……」
 と、残酷な現実を指摘した。
「る、流木野さんには関係ありません! あなたは隣のベッドで大人しく横になってなさい」
「そう言われても、あれだけの叫び声と泣き声を聞きながら、大人しくしているのは無理です」
 わたしのような邪魔者が近づいたというのに、二宮タカヒは上半身すら起こさない。
 いや、起こせないほどダメージが大きいのかも知れなかった。
 一方のハルトはというと、
「き、きつくてさ……、せ、先輩のあそこ……」
 いや、そんなことは訊いてないし、見れば分かる。
 未遂とはいえ、他の女と交わろうとしたハルトにも嫌味を言ってやりたくなった。
「先輩のあそこがどうこうじゃなくて、ハルトのおちんちんがダメなんじゃないの?」
「そ、そんなこと……」
 口ごもるハルトの背後から彼の股間を覗くと、はたせるかな、彼のペニスは勃起はしているものの、
いつものような張りと勢いが感じられなかった。
「いいから、見せなさい」
 その彼のペニスにわたしは手を伸ばした。
「ちょ、ちょっと!」
「る、流木野さん! いい加減になさい」
 二人の抗議は無視して、わたしは彼の先っぽを摘んでみた。
 やはり、ふにゃふにゃして頼りない。
「ハルトのおちんちん、先輩のじゃ勃たないみたいですねぇ〜」

255 :
 語尾を伸ばして嫌味ったらしく言ってやった。実際は、さんざん頑張ったけど、二宮タカヒのあそこが
どうにもきつくて入らなくて、ハルトもバテているだけなのだろうが。
「そ、そんなことはありません!」
 寝っ転がったままでも強がりを忘れないのが彼女らしかった。
 でも、ハルトのペニスが入らなかったのは事実じゃないか。
「ここは、やっぱりわたしじゃないと……」
「サ、サキ、な、何を?!」
 屈みこんだわたしは、ハルトのものを口に含み、軽く歯を立てながら舌先で亀頭の先端からカリの裏まで
舐め回してやった。
「る、る、流木野さん! あ、あ、あなたは、もう控えなさい!!」
 漸く上半身を起こした二宮タカヒには冷ややかな笑みだけを向けながら、わたしはハルトのペニスをしゃぶり続けた。
 その彼のものは、わたしの口の中でむくむくと本来の張りを取り戻しつつあった。
「ほら、元気……」
 わたしの唾液の糸を引いて、彼のものが屹立した。
「先輩、どうですか? ハルトのおちんちんは、わたしじゃないと勃たないみたいですよね」
「そ、そんなことありません! わ、私だって時縞君を満足させてあげられます。そ、それも、あなたには
出来ないやり方で」
「見栄を張るのはみっともないですよ、先輩。偉そうにしたって、男の子とまともにつき合ったことのない
処女だったんじゃないですか」
 そう、それも、ロストバージンの覚悟が足りない半端者。
 いざという時にハルトの巨根に恐れをなして、あそこが縮こまってしまったんだろう。
 神憑きの発作で凶暴化した彼すら受け入れた、わたしのような覚悟が彼女にはなかったのだ。
 勝った! わたしは、二宮タカヒに勝ったんだ!
 そう思ってほくそ笑んだ次の瞬間、その二宮タカヒが想定外の行動に出た。
「ちょっ、ちょっと、先輩、な、何をやってるんですかぁ!!」
 なんと、ご自慢の巨乳でハルトの巨根を挟んでこね上げ、その先っぽに舌を絡ませていたのだ。
「ど、どう? と、時縞君。こ、こんなのは、は、初めてでしょう?」
「は、はい……」

256 :
「そりゃ、そうよね。流木野さんのじゃ無理だろうから」
 そう言いながら、二宮タカヒは不敵な笑みをわたしに向けてきた。
「ぐぬぬ……」
 その手があったか……。
 悔しいが、わたしの胸はパイズリをするには大きさがちょっと足りない。
「あ、ああ、せ、先輩ぃ、き、気持よすぎますぅ!」
 ハルトのバカぁ!
 腹が立つやら泣きたくなるやらだったが、わたしはわなわなと身を震わせて怒りと悲しみに耐えた。
 やがて、ハルトは、「うっ!」といううめき声と共に、大量の精液を二宮タカヒの顔や胸にぶちまけた。
「こ、これが、と、時縞君のスペルマ……」
 こらぁ、わたしの夫になる人の精液を舐めてうっとりするんじゃない。
 ブチ切れたわたしは、顔射されて夢見心地らしい二宮タカヒに近づくと、やにわに彼女の膣に人差し指を突っ込んでやった。
「る、流木野さん、な、何を! い、痛いじゃない!!」
「先輩だって、先ほどわたしのあそこにいきなり指を入れたじゃないですか。これは、それのちょっとしたお礼ですっ!」
 二宮タカヒの膣は本当にきつきつで、わたしの細い指が一本か二本入るのがやっという感じだった。
 だが、だからこそ、いたぶってやる甲斐があるというものだ。
 わたしは二宮タカヒの膣の中に入れた指を曲げて、膣の内壁をこじってやった。
「あ、あうっ!! そ、そんなにかき回したら、こ、壊れちゃうぅ!」
「や、やりすぎだよ! サキ」
「ハルトは黙ってて! いいですか、先輩、指一本入れられたくらいで壊れるようじゃ、ハルトのおっきな
おちんちんなんか金輪際入りませんよ。それに、出産の時はこんなのとは比べ物にならないくらい痛い
思いをするはずです。この程度の痛みに耐えられない先輩って、女として欠陥品なんじゃないですか?!」
「け、欠陥品だなんて、し、失礼な!」
「事実を言ったまでですけど? 実際、こんなにきついんじゃ、誰のおちんちんでも無理でしょう。セックスも
出産もできない先輩は女の欠陥品です。その無駄に大きなおっぱいも、本来の役目を果たせずに、
垂れてしぼんでいくんでしょうね!」
 語尾に怒りを込めて、わたしは中指も突っ込んでやった。

257 :
「あ〜〜〜っ! い、痛い、痛いよぉ!!」
 二宮タカヒが涙と鼻水を垂らしながら泣き叫んでいる。
 ざまあみろ。わたしとハルトを脅迫して辱めたことを後悔させてやるんだから。
 だが、
「も、もう、やめろよ!」
 ハルトがわたしの手首を両手で掴み、わたしの指を二宮タカヒの膣から強引に引き抜いた。
「な、何するのよ!!」
「もう、先輩をこれ以上痛めつけるのはよせ。いくら何でもかわいそうだよ」
「かわいそうですってぇ?! この女がわたしたちにしたことを思えば、全然そんなことないわよ!」
「たしかに僕たちは動画で脅され、セックスをさせられた。でも、だからといって、先輩の身体を傷つける
ような仕返しはやり過ぎだよ」
 わたしは大きくため息をついた。
「甘い、甘すぎるのよ、ハルトは。こいつは敵よ、わたしたちの……。ハルトは戦場でも敵に情けをかけるのかしら?」
「甘いとかの問題じゃない。それにこの人は、僕らと同じ新生ジオールの国民で外務大臣だ。
僕らに敵対するドルシアとは違う」
「何が言いたいの? ドルシア兵なら情け無用だけど、この女には情けをかけるっていうの?」
「……そうだ……」
「バカよ! ハルトは! あれだけの辱めを受けていて、なんでこの女に情けをかけられるの? それにわたしは、
だ、大事なあそこに、い、いきなり指を突っ込まれたんだから。その仕返しをして何が悪いっていうのよ!」
 そう言ってハルトを睨みつけた。
 優柔不断な彼であれば、これで引き下がってくれる、いや、引き下がって欲しかった。
 だが……、
「先輩は君に指を二本入れた、君も先輩にそうした。仕返しだったらもう十分だろう? それに、元はと言えば、
学校でエッチしてたのがいけなかったんだ。その様子を隠し撮りして僕らを脅した先輩のやり方は汚いが、
恥ずかしいことをした僕らに責任はないのか?」
 ハルトが射るような鋭い眼差してわたしを睨み返してきた。
 あの眼だ、情け容赦なく敵を撃つ時の。
 わたしはハルトの敵にはなりたくない……。

258 :
「し、仕返しは、も、もうやめるから……。でも、ハルトも、もう、この女に関わるのはやめてよ」
 ハルトの眼差しから逃れたくなったわたしは、ベッドの上の二宮タカヒを見た。
 普段の高飛車ぶりはどこへやら。今は大粒の涙を流しながら、股間を両手で隠すように押さえ、海老の
ように背を曲げて縮こまっていた。
「関わるのをやめる? 君は、こんな状態の先輩をほったらかしにしろって言うのか? 僕には出来ない」
「ハ、ハルトぉ!」
 ハルトは二宮タカヒの上体を抱きとめ、彼女の手を取った。
「と、時縞君……」
「先輩、具合はどうですか?」
「わ、私……」
 二宮タカヒは何かを言いかけたが、そのまま嗚咽し、ハルトにもたれて泣き崩れた。
「先輩……、もういいんです。終わりにしましょう。動画の件は、僕らの方に非があります。その動画を根拠に
僕らは処罰されても仕方がないと思います。ただ、一般の国民や世界に拡散するのだけはやめてください」
 ハルト、何というお人好し……。わたしは怒る気力も失せていた。
 そして、ふと気付いた。こんなお人好しな部分も含めて、わたしは時縞ハルトを愛しているのだと。
 わたしは、ハルトの背中に寄り添い、彼の肩にそっと手を添えた。
「サキ……」
「お願い、今はこうさせていて……」
 ハルトの身体の温もりが心地よい。
 この心地よさを誰にも渡したくなかった。
「時縞君に流木野さん……」
 二宮タカヒが唐突に話し掛けてきた。
「何ですか? 先輩」
 ハルトが問うと、彼女は大きなため息をついた。
「動画の件で、あなたたちを処罰するつもりは最初からなかったの……。世間にばら撒くというのも、実はウソ……」

259 :
「えっ?! じゃ、じゃあ……」
「全ては時縞君としたかったから……。そのために、あなたたちの弱みを何か握っておきたかったという
だけのこと……」
「そ、そんな……。ハルトはわたしの大切な人なんです!」
「そう、流木野さんを一時的にでも大人しくさせるために、二人に共通する弱みを握っておきたかった……」
「そんな酷いことまでして、どうしてハルトとセックスを……」
 自身の欲望のためにわたしとハルトを辱めた。やはり、この女は許せない。
「どうしてですって? だって、こんな状況ですもの。ドルシアの侵略で多くの仲間がんでいった。私の命も
明日どうなるか分からない。そんな不安で不確かな毎日を送るには、何か生きてる証が欲しかった。
これは雌としての本能なのかも知れないわね……」
 その気持ちはわたしにも分かるような気がした。
 わたしたちだけが世界から孤立した中で、不安や恐怖をこらえながら生き抜くには、自己の存在を証明する
何かが欲しい。それは確かに本能なのだろう。
 でも、
「どうしてハルトなんですか? 先輩には生徒会長というか官房長官が居るじゃないですか」
「彼はダメよ……。雄として物足りなすぎる。その点、時縞くんは……」
「獣の雄としての要素があると、言いたいんですか?」
 二宮タカヒが微かに頷いた。
「そ、そんな、あれは神憑きの発作で、僕自身に獣の要素なんかありませんよ!」
「ハルトは、ちょっと黙ってて、お願い……」
 ごめんね、ハルト。今は二宮タカヒから彼女の本音を聞き出したいから……。
「ハルトに獣のような雄の要素があることはわたしも認めます。では、先輩は、ハルトの身体だけが目当て
なんですか? それとも、彼の心も掴みたいんですか?」
 それを聞いた二宮タカヒが身を震わせた。
 泣いているのか笑っているのか判然としなかったが、多分、両方なのだろう。
「身体だけと言えば、あなたは安心するのかしら?」

260 :
「多分、安心できないと思います。わたし、セックスって、肉体だけじゃなくて、心がつながるものじゃないと
嫌なんです。ですから、先輩がハルトの肉体だけが目当だと言っても、信用できません」
「一途なのね、負けたわ……。正直言うとね、流木野さん、あなたから時縞君を奪ってやろうと思っていたの」
「そうでしょうね……」
「動画で脅してセックスして、私が妊娠するとかの既成事実ができれば、責任感が強い彼は私を捨てられないってね……」
「そ、それは……」
 わたしも同じだ。
 さっき、肉体だけじゃなくで、心がつながらないと嫌だとか言っておきながら、そして、彼には謝罪させないとか
心の裡で唱えていながら、わたしは彼の罪悪感を利用して彼を自分に繋ぎ止め、彼とのセックスに耽っていた。
「でも……、やっぱり、私はダメね。肝心な時に、時縞君のものを受け入れられなくて……。あなたたちを
脅すなんて悪いことしたから、罰が当たったんだわ……」
 それだけ言うと、二宮タカヒは肩を震わせてさめざめと泣きだした。
「サキ……」
 ハルトがわたしに救いを求めるような眼差しを送ってきている。
 どうする? わたしは悩みながらも、火中の栗を拾うことにした。
「改めて先輩に伺います。先輩は、ハルトと、し、したいんですよね? それが先輩の願いなんですよね?」
「き、君は、な、何を言い出すんだ!」
 わたしはハルトに、もうちょっとだけ黙ってもらいたくて、憂いを帯びた眼差しで彼を見返した。
 彼には申し訳ないけど、これから先は女としての微妙な話題になるからだ。
「……願い……、と言われればそうかも知れないわね……」
 二宮タカヒがすすり泣きながら蚊の鳴くような声で言った。
「わたし、その願いだったら、一回限りで許せます……」
「ちょ、ちょっと!」
 当然にハルトは抗議した。いくら二宮タカヒを救済する気があっても、まさか結婚の約束をした相手から
他の女とセックスしろと言われるとは思わなかったに違いない。

261 :
 言い出したわたしの方こそ、本当はこんなことはやりたくない。
「ごめんなさい、ハルト。天邪鬼かも知れないけど、わたし、先輩の願いを叶えてあげたくなった……」
「ど、どうして?!」
「わたしも、先輩と同じようなものだから……」
「君の考えていることが、僕にはさっぱり分からないよ……」
 わたしは当惑しているハルトに詫びるつもりで会釈するように頭を垂れた。
 当惑しているのはハルトだけではなかった。
「か、叶えるって……」
 二宮タカヒが目を丸くしている。
 敵であるわたしが協力するとは予想外だからだろう。
 だが、これからが問題だった。
「先輩の願いを叶えるっていうのは、わたしの単なる気まぐれと思ってください。それはともかく、ハルトの
おちんちんを入れるためには、先輩のあそこを無理やりにでも広げなくちゃならないんです。それはいいですか?
きっと、痛くて苦しくて、大変だろうと思いますけど」
「ひ、広げるって、どうやって? ゆ、指とかで広げるの?」
 そう言いながら二宮タカヒは自身の股間を掌で覆った。
 さっき、わたしが無理やりに指を突っ込んでやったことを恐れているのだろう。
「指とかじゃなくて、専用の器具があれば、それを使ってやります」
「そんなものが、ここにあるの?」
「何となく心当たりがあるんです」
 この部屋に入った時に、器具を収めた白いキャビネットの引き出しの一つにそれらしい名前のラベルが
貼られていたのが偶然目に入った。そのラベルの表示に偽りがなければ、その引き出しの中にある。
「ハルトは先輩を介抱していて」
 そう告げた私はキャビネットに歩み寄った。引き出しのラベルには『膣鏡』と記されていた。
「これだわ……」
 引き出しを開けると、透明なプラスチックで出来た鳥の嘴を思わせる器具がポリ袋に密閉されて複数個収まっていた。
 使い捨てタイプの膣鏡だった。

262 :
 わたしは、引き出しにあったそれらを全部取り出してみた。
 見ると何種類かサイズがあるようで、その一つには袋に『膣鏡 Sサイズ (性交未経験者使用可)』
と記されていた。
 嘴のような部分の幅は二〜三センチほどしかなく、これならきつきつな二宮タカヒの膣に何とか入りそうだ。
「何それ……」
 ベッドに戻ってみると、ハルトが怪訝そうな顔つきで訊いてきた。
「膣鏡っていうの。クスコとかって言う人もいるみたいだけど、女の子のあそこに入れて広げるものなのよ」
 わたしが膣鏡を袋から出し、「ほら……」と言いながらレバーを軽く握ってみせると、嘴のような部分が開いた。
「うわ、そんなものを入れるの?」
 ハルトが頬を赤らめて、わたしの手元を見ていた。
 そりゃそうだ、男子高校生だったら、知らないのが普通だろうし、膣に入れるという行為自体に性的に興奮
するに違いない。
 それにしても、こんなものまであるとは、この学校、本当に油断も隙もない。
 だが、
「サ、サキは、それを使ったことがあるの?」
 い、いきなり何を言い出すんだ!
「あ、あるわけないでしょ! ばっかじゃないのぉ!!」
 わたしは、顔を真っ赤にして否定した。
 こんなもの、産婦人科のお世話にならない限り、使うとか使われるとかは普通あり得ない。
「そう……、それを使うのね……」
 痴話喧嘩さながらのやり取りをしていたわたしたちとは別に、二宮タカヒが観念したように瞑目していた。
「ええ、これがなかったら、他に棒状のものを見つけて使うしかなかったでしょうけど、それだともっと痛い
だろうし、第一、不衛生ですから」
 二宮タカヒの膣をハルトのペニスが貫通できる程度まで広げるのに、このSサイズの膣鏡以外に最適なものはない。
 でも、わたしも膣鏡なんか使ったことはないし、ましてや二宮タカヒは処女だ。本人はものすごく痛がるに違いない。
 実際に使うとなると、被験者の同意が必要だろう。こういうの、インフォームド・コンセントとか言うのだろうか。
「先輩、いいですか? 先輩さえよければ、今からこれを使って先輩のあそこを広げます」

263 :
 二宮タカヒが、こっくりと頷いた。
「え、遠慮なくやってちょうだい。女として欠陥品のままんだりしたら、浮かばれないじゃない。
さぁ、早く」
「じゃ、じゃあ、やります。その前に、先輩は仰向けになって、膝を立てて股を開いてください。そして、
ハルトは、先輩の後ろに回って先輩の肩を押さえて」
 あまり考えたくないが、痛みに耐えかねて二宮タカヒが暴れだすかも知れない。
 その時は、ハルトの力で押さえてもらうしかない。
 ハルトが横になった二宮タカヒの頭の後ろに正座して彼女の両肩を押さえたのを見計らって、
わたしは膣鏡の嘴部分にジェル状の潤滑剤を塗った。
 この潤滑剤も膣鏡の袋に同封されていた。
「いきますよ……」
 そう宣言して、わたしは膣鏡の嘴部分で二宮タカヒの膣の入り口を慎重に探り、どうやら入りそうな
手ごたえを感じてから、それを徐々に押し込んでいった。
「うっ、は、入ってくるぅ……」
 二宮タカヒがびくっと身震いし、わたしが“無題に大きい”と貶した巨乳がプリンのように揺れていた。
「痛いですか?」
「だ、大丈夫。ちょっと違和感があるだけ……」
 それを聞いて、わたしは膣鏡をさらに押し込んでいった。
「先輩、嘴みたいな部分は全部入りました。気分はどうですか?」
 長さにして五センチ程度だから、意外にすんなり入った。
「痛くないけど、なんだかムズムズするわ」
 ムズムズという感触がどういうものか分からないが、性感帯が刺激されてのものなら、悪い兆候じゃないだろう。
 しかし、次のステップが問題だ。
「膣鏡を広げます。先輩は身体の力を抜いていてください」
 わたしは、膣鏡のレバーを握り始めた。
 固い……。肉の抵抗というか何というか、わたしの片手の握力じゃその固さに逆らうことが出来ない。
 わたしは、両手でレバーを握ってみた。
「う……」

264 :
 短いうめき声を発しながら二宮タカヒが顔をしかめている。
 だが、痛みは訴えていない。
 わたしは、レバーをさらに強く握って彼女の膣をこじ開けた。
 使い捨ての膣鏡が壊れるんじゃないかと思ったが、どうやら宇宙機のキャノピーとかに使われている
エンジニアリング・プラスチックで出来ているらしく、わたしが渾身の力を込めてもびくともしない。
「先輩、どうにか開きました」
 二宮タカヒのあそこが、差し渡し三センチほど開き、赤黒い彼女の胎内が見えてきた。
 その状態で膣鏡の留金をロックし、彼女の膣を広げたまま固定した。
 わたしはそっと彼女の膣口と、そこから少し中の部分を人差し指でなぞってみた。
 なぞった指先を見ると血は付いていない。だが……、
「濡れがイマイチですね……」
 二宮タカヒが苦悶の表情で頷いた。痛いんだろうな……。
 耐えられないほどの痛みではないようだが、これじゃハルトのペニスは入らない。
 膣鏡に塗ったジェルの余った分を塗ればいいのかも知れないが……。
「どうですか、先輩。気持ちいいですか?」
 わたしは、二宮タカヒの敏感な突起を指先でさすってみた。
「き、気持ちいいも何も、あ、あそこが広げられてじんじんして……、よ、よく分からないわ」
「そうですか。なら、もうちょっと別のやり方で気持ちよくなってもらいます」
 わたしは自分の指先を唾液で濡らしてヌルヌルにすると、二宮タカヒの包皮を慎重に剥き、
敏感な突起をむき出しにした。
 その突起を唾液でヌルヌルになった指先で撫でたり押したり摘まんだりして愛撫した。
「あ……」
 ベッドに横になった二宮タカヒが微かな吐息を漏らした。
 それなりに感じているらしい。だが、あそこの濡れは相変わらずイマイチのままだ。
「る、流木野さん……、あ、あなたじゃなくて、と、時縞君に、か、代わって……」
 わたしはちょっとムッとしたが、まぁ仕方がない。
 どうせ愛撫されるなら、わたしみたいないけ好かない女じゃなくて、男であるハルトにしてもらった方が、
はるかに萌えるだろうから。
「い、今の聞こえたでしょ? ちょっと、こっちへ……」
 わたしは、手招きして彼を呼んだ。

265 :
「……先輩のあそこ、ハルトがいじると、多分、お汁がいっぱい出てきて、ハルトのおちんちんが入りやすく
なると思う……」
 普段は絶対に言えない卑猥な言葉……。
 ハルトと二宮タカヒのセックスを認めちゃったからか、何だかやけくそになっているな、わたし。
 そのハルトが、いきなりこんなことを言い出した。
「舐めてもいいよね?」
 わたしは、思わず彼の頭をはたいていた。それも拳骨で。
「な、何すんだ! 痛いじゃないか」
「そこまでしろとは言ってないでしょ!!」
「いや、でも、さっき、サキのを舐めたら、何だか喜んでいるみたいだったから、せ、先輩にも同じことを
してあげようかと……」
 わたしは、彼に拳骨をもう一発お見舞いした。
「も、もう! わ、わたしのことはいいから、さ、さっさと先輩のをいじって、お汁を出させるのよ。
ただし、な、舐めるのは厳禁なんだから!」
 しかし、この後ハルトは二宮タカヒとエッチするのだ。
 それを思うとクンニの禁止は無意味かも知れないが、わたしは口が相手のどこかに触れるというのは、
特別な意味があるような気がして、どうにも許せなかった。
 特にキスは絶対にダメだ。互いに情が移るおそれがあり、クンニよりも避けたい事態だ。
 乳首を吸うのはどうか。
 う〜ん、これも嫌だが、相手の口唇や性器に口づけするのに比べればマシかも知れない。
「ハ、ハルトは、先輩の乳首を吸ってあげながら、指で先輩のあそこを、い、いじるのよ!」
 乳首を吸わせておけば、キスとかクンニをすることは出来ない。
 わたしなりに導き出した妥協点といったところだろうか。
「あうっ! と、時縞君、ち、乳首、いい……」
 巨乳は感度が鈍いとか聞いたことがあったが、どうやらあれは俗説らしい。
 二宮タカヒのそれは、感度もそれなりに良好なようだ。ムカつく話だが……。
「ハルト、どう? 先輩の濡れ具合は……」
「こ、こんな具合かな?」
 彼はそう言って、二宮タカヒのあそこをいじっていた指を私に見せた。
 その指は、二宮タカヒの愛液でぬらぬらと光っていた。

266 :
「も、もう、十分じゃない……」
 多分、わたしの顔は少し引きつっていたんじゃないかと思う。
 だって、この後は、ハルトと二宮タカヒがセックスするのだ。平常心でいられる訳がない。
 だが、ハルトとのセックスを許可したのは他ならぬわたしだ。ここはとにかく我慢するしかない。
「と、時縞君……」
 不意に二宮タカヒがハルトを呼んだ。
「何ですか? 先輩」
 ハルトが警戒心皆無で彼女に顔を近づけたその時だった。
「あ、せ、先輩! な、何を!!」
 二宮タカヒの両腕がハルトを捕え、彼女の唇が彼のそれに強く押し付けられていた。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ〜〜〜〜〜っ!!」
 わたしは半狂乱になって自分の頭をかきむしった。
 キ、キスはやって欲しくなかったのにぃ!
 ぜいぜいと息を切らして憔悴しているわたしを見て、ハルトとのキスを終えた二宮タカヒが
してやったりとほくそ笑んでいた。
 ほんと、ムカつく……。
「ふ、ふ、ふ、二人とも、そろそろ本番いきますよ! その前に、先輩のあそこから膣鏡を外しますから」
 さっきのキスですっかりご機嫌斜めになったわたしは、ハルトに代わって二宮タカヒの陰部に屈み込んだ。
 さっきの奇襲攻撃の様なキスの仕返しをしてやろうかと思ったが、それはやめた。
 エッチになったら、もっと正視に耐えないことが起こるかも知れないのだから、あの程度でおたおたして
いたら、精神がもたないだろう。
「抜きますよ……」
 わたしはそれだけ言って、二宮タカヒの了解を得ずに膣鏡のロックを外してそれを引っ張った。
 膣鏡は、ごぽっ、という鈍い音と共に二宮タカヒの膣内から取り出され、広げられて洞のように開いた
彼女の膣口からは蜜の様な愛液がたらたらと滴った。
「今よ、ハルト! 先輩の膣が広がっているうちに、は、早く!!」
 わたしは彼の背中を押して、一刻も早く挿入するように促した。
 ハルトは、さっきの私とのエッチの時と同じように、ペニスの先端に愛液を塗りたくりながら膣口を探り、
腰を二宮タカヒの陰部に向けて突き出していった。

267 :
「うあ……、は、入ってくるぅ……」
 二宮タカヒが苦悶の表情を浮かべている。
「う、き、きつい……。さ、先っぽが通せんぼされているみたいだ」
「そこが先輩の処女膜よ。思い切って、体重かけて突き破っちゃいなさい!」
「そ、そうは言っても、せ、先輩が苦しそうだから……」
 この期に及んでそれか!
 選挙の後に狂暴化したハルトは、わたしに構わず怒張したペニスを押し込んできて、わたしの純潔の証を
あっという間に突き破った。
 だが、今の優しい彼では、そうもいかないのだろう。
「あ、サ、サキ、何を?!」
「いいから、ハルトも先輩のあそこに体重をかけるの!」
 わたしは二宮タカヒにペニスを押し込もうとしているハルトの腰の上に座った。
 こうなれば荒療治だ。わたしとハルトとの体重で二宮タカヒの鉄の様な処女膜を打ち破ってやる。
「そ、そんな、い、痛い、いたぁ〜い!!」
 二宮タカヒがたまりかねて泣き出した。だが、待ったなしだ。
 わたしはいったん彼の腰から自分のお尻を持ち上げると、軽くジャンプするように勢いをつけて彼の腰に
乗っかった。
 ハルトの「何をする!」という抗議の声がして、ぶちっ、という何かが千切れるような感じがお尻に
伝わってきたような気がした刹那、
「う、うわぁああああああっ!!!」
 二宮タカヒが大粒の涙を流して泣き叫んだ。
 そして、
「は、入ったけど、無茶なことをするよな。さ、先っぽが痛いじゃないか……」
 ハルトも涙目で恨めしそうに私を見ている。
 何を言ってんだか。あの時、強姦されたわたしはもっと痛かったんだぞ。
「でも、結果オーライ。ちゃんと入ったし、いいじゃない」
 ハルトのペニスは根元の少し手前まで二宮タカヒの膣に入っていた。
 これなら、ポルチオまで先っぽは達しているだろう。
 二宮タカヒの膣口からは血が出ていたが、あの時のわたしに比べれば大した量じゃない。
「気分はどうですか? 先輩」

268 :
 わたしはちょっと意地悪い笑みを浮かべて二宮タカヒに訊いた。
「い、い、痛くって、あそこが裂けたみたいに広げられた感じで、と、とにかく、セックスがこんなに苦しい
ものだとは、お、思わなかったわ……」
「その痛みは、しばらくじっとしていれば徐々に治まってきますから」
「ほ、本当なの?」
「ええ、多分……」
 わたしの場合は、ハルトが情け容赦なかったから、激しい痛みを感じながら突きまくられた。
 それを思えば、今の二宮タカヒはずいぶんと幸せだ。
 やがて、荒かった二宮タカヒの息遣いが落ち着いてきた。
「どうですか? 先輩、まだ、痛みますか?」
「い、痛いことは痛いけど、今は疼くような感じで、それほどでもなくなってきたみたい……」
「OK、じゃあ、ハルト、出来るだけゆっくりおちんちんを出し入れしてみて」
 ハルトは「うん……」と頷いて、腰を前後に往復させた。
 血と粘液にまみれた彼のペニスがゆっくりと抜き出され、再び中へと押し込まれていく。
「あ、あふ、あ、あ、い、いい、いいわぁ……」
 二宮タカヒが巨乳を揺らして悶えていた。
 痛みが快感に転化されたのかどうかは知らないが、その表情からは苦悶の色が薄れ、
うつろな目からは涙を流し、開いた口からは涎が垂れ、鼻孔からは鼻水が滴った。
「うっわぁ〜、動画のわたしとおんなじだ……」
 女って、誰もが淫乱なんだろう。
「と、時縞君、も、もっと激しく突いていいからぁ〜!」
 そこまで言うなら、もう本物だ。
 わたしはハルトに突かれる度に嬌声を上げる二宮タカヒに冷ややかな視線を送りながら、隣のベッドに
腰掛けた。本来ならんでも見たくない彼女とハルトのセックスが早く終わってくれることを祈りながら。
「あ、しまった!」
 ハルトはコンドームを付けていない!
 というか、ハルトもわたしもそれを持ってないし、二宮タカヒもそうだろう。
 保健室のどこかにあるかも知れないが、悠長に探している時間はない。

269 :
「ま、いっか……」
 何しろ、彼女にとって初めてのセックスだ。多分、ハルトが射精する前に、二宮タカヒは果てるだろう。
膣外射精でごまかせばいい。
「あ、あう、な、なんだか、すごい波みたいなものが、く、来るぅ!」
 二宮タカヒが白目を剥いて身を震わせていた。これでどうやらフィニッシュだなと思ったその時だった。
「せ、先輩、あ、脚を絡ませないでください!」
 絶頂寸前の二宮タカヒが、ハルトの腰に両脚を絡めてしがみついてきた。
「ハ、ハルト! その脚を早く外して、そ、外に出して!!」
「だ、ダメだ、しっかり絡み付いていて、ほどけないよ!」
 わたしはハルトの腰に巻きついている二宮タカヒの両脚を外そうとした。
 しかし、彼女の脚はロックされたかのように固く絡んでいて、ほどけない。
「うっ、だ、ダメだ、で、出る!」
「ハ、ハルトぉ、だ、出しちゃダメぇ!!」
 だが、その願いも空しく、彼は「うっ!」といううめき声と共に、どくどくと二宮タカヒに中出ししていた。
「も、もう、このバカ! 先輩が妊娠したら面倒なことになるでしょ」
「で、でも、抜きたくたって抜けなかったんだ。しょうがないよ」
「しょうがないで済めば、警察も所もいらないわよ!」
 そう怒鳴った後で、わたしは二宮タカヒを見た。
 汗まみれで、縦ロールにまとめた髪もほつれていたが、その顔には満足げな笑みが浮かんでいた。
「まるで子供みたいだよ……」
 ハルトの言う通りだ。
 アクメに達して意識を失った今の彼女は、本当に幼子のように安らかに眠っている。
「さてと……」
 意識を失っている二宮タカヒの脚をほどいて、ハルトが彼女の中からペニスを抜き取った。
 ぽっかりと口を開けた彼女の膣口からは、彼女の血と愛液とハルトの精液が混じったものがどろりと流れ出た。

270 :
「これはまた、ずいぶんと出したわね……」
「でも、今日はこれで打ち止めだよ……」
 わたしは彼の股間を一瞥した。
「何言ってんの、まだまだ元気じゃない」
 そう言って、ぬらぬらした彼のペニスを右手でしごきあげた。
 その刺激で彼のものは、むくむくと固くなっていく。
「ねぇ、これ、今度はわたしにちょうだい」
 言うが早いか、わたしは、彼の股間に跨って、割れ目のひだに大きなペニスを擦り付けていた。
「も、もうしょうがないなぁ……」
 彼が腰を突き出すように浮かしたのと同時に、わたしは彼の股間の一点に体重を預けるようにして腰を落とす。
「あ、あぅ……、こ、これよ、この感じ……」
 ハルトの巨根の形に広がったわたしのあそこが歓喜の涙を滴らせた。
「ど、どう? せ、先輩のよりも、き、気持ちいいでしょ?」
「あ、ああ……、サキの中って、僕のものにぴったり吸い付いてきて、すごく気持ちいいよ」
「ハルトががむしゃらに突きまくったから、わたしのあそこが変形しちゃったんだから」
「また、それかい……」
 それからわたしたちは、幾度も体位を変え、幾度も絶頂に達した。
 わたしの胎内には、幾度もハルトの精液が注がれた。
 わたしたちが疲れ果てて寝入って目を覚ました時には、隣のベッドに二宮タカヒの姿はなく、
彼女の血が染みついたシーツだけが残されていた。
(Vol5に続く)

271 :
先輩かわいそす……(´ ・ ω・`)

272 :
ちゃんとエロイのに笑えるのがすごいw
でもハルトさんはもう少し反省しようね色々と

273 :
乙です。さすが欲張りキングは絶倫ですなw

274 :
ショーコ涙目レベルじゃないな。
時系列的にやりたいことやろう!宣言の後なんだろうし。

275 :
プロポーズもあった後みたいだから
あの戦闘無事やり過ごして月に向かってるとこ
って設定なのかな

276 :
だからサキちゃんもおっぱい大きいって何度言えば・・・

277 :
もう、ショーコはアキラと百合ってりゃいいんじゃ?

278 :
ハルトはね

279 :
>>276
そういや公式でスリーサイズのデータ出てたっけ?
作画担当で大きさの印象って変わるから。
妄想するにしても創作するにしても客観的なデータが欲しい。

280 :
「流木野さんのおっぱいは大きいよ、直接揉んで確かめたから」

281 :
>>279
雑誌か何かのインタビューで監督かプロヂューサーさんがサキのおっぱいはタカヒの次に大きいと宣言してる

282 :
>>281
うん、大きさの比較はタカヒの次で確定で了解したんだが、数字が具体的だとネタにしやすい。
会話の流れでサキがサイズ聞かれたとき「タカヒの次」って返事させるわけにもいかんし。
「○(cm)の○(カップ)。でも…」
「でも?」
「最近毎日ハルトが触るから、少し大きくなったかも…」
てな感じですな。
あとはハルトが最新の正確なスリーサイズ知ってて、なんで知ってるのよ、と問いつめられるとかw

283 :
サキちゃんのおっぱいがハルトに毎日揉まれてタカヒ様より大きくされちゃうのか。。。
股間を膨らませて待ってるぽゆ・・・

284 :
ハルトとサキ、もっと猿みたいになる展開もあってもいいかw
まぁハルトは覚えてない、サキは痛いだけだったかもだったら素面でヤルってのはなかなか難しいが。
本編でやってくれたので三日目の薄い本には期待したいw

285 :
kimoi

286 :
 翌日、わたしは二宮タカヒにメールで屋上へ来るように呼び出された。
 何をされるのか皆目分からず少々不安なまま、校舎の屋上に行ってみると、わたしを呼び出した当人が
屋上の手すりに手をついて景色を眺めていた。
「あ、あの……」
 声をかけても、彼女は振り向かず、ただ、屋上からの風景に見入っていた。
 わたしは二宮タカヒにの左隣に立ち、彼女と同じように手すりを掴んで上体を預け、モジュール内の光景に目を遣った。
 あらためて見ると、本当にひどい有様だった。
 倒壊した建物や遺棄された車両は数知れず、瓦礫があちこちに散乱し、撃墜された敵機動兵器の残骸までが目に付いた。
「……生きるって、大変なことなのね……」
 唐突に発せられた二宮タカヒの呟きに、わたしは横目で彼女の様子を窺った。
 あくまでもモジュール内の風景を目で追っているらしい彼女の横顔には、いつものような高飛車な刺々しさ
がなく、憑き物が落ちたような穏やかさが漂っていた。
「ドルシアの侵略で、本当に多くの仲間がんでしまった……。
でも、私も流木野さんも生きている。この世って、なんて不公平で理不尽で残酷なのかしらね……」
「…………」
 わたしは、アイナをはじめとする、散っていった仲間たちの面影を思い浮かた。
 二宮タカヒもわたしもハルトも生きているというのに……。
「と背中合わせの異常な毎日ですから……」
 わたしの言葉に、二宮タカヒが寂しそうに微笑した。
「そうね……、最前線で戦っているあなたや時縞君だけでなく、モジュールに居る私のようなオペレータでさえ、
次の瞬間にはんでいるかも知れない世界……。そんな異常な世界に私たちは生きているのよ」
「そうですね……」
 モジュール内の空気の循環を変えたのか、急に風が吹き出し、わたしたちの髪を揺らした。
 残骸から漂ってきたのか、風の中に微かな屍臭が感じられ、わたしは思わず鼻と口元をハンカチで押さえた。
「仲間の弔いが最優先で、かなり以前にんだドルシア兵の骸もそのままだと聞くわ。多少の臭いは仕方がないでしょ」
 そう言った二宮タカヒは、わたしと違ってハンカチやマスクで口元を覆わず、平然としていた。
 気丈なんだな。わたしなんかよりも、彼女の方がヴァルヴレイヴのパイロットに適任かも知れない。

287 :
「こうして数えきれないほどのに直面しているからこそ、生きた証が欲しい。女である流木野さんには
分かってもらえるかしらね」
「……それで、昨日のようにわたしとハルトを脅迫してまで彼とセックスしたんですね?」
「そうよ。と破壊の異常な毎日にあれば、生を望みたくなる。女である私は性交して子供を産むという
欲求で昂ぶっていたのね」
 ひどい話だ、わたしの結婚相手が彼女の欲求を満たすための道具にされたんだから。
 だが、あの時、彼女の中に自分と同じものを見て、ハルトとの交わりを許したのは、他ならぬわたしだった。
「で、でも、もういいですよね? 先輩はハルトとセックスできたんですから。もう思い残すことはないはずです」
 二宮タカヒが、うふふと、含み笑いをした。
「そうね……、ずいぶんと荒っぽいことをされたような記憶があるけど、女として欠陥品のままなずに
済むようになったのには感謝しているわ」
「いえ、そ、そういうことじゃなくて……」
 もうハルトにはちょっかいを出さないで欲しいと言いかけたわたしを、彼女は大きな瞳で見返してきた。
 わたしがその瞳に一瞬怯んだ隙に、彼女は畳み掛けるように言った。
「今、このモジュールは月に向かっているわ。多大な犠牲を払って、侵入してきた敵を撃退してね……」
「で、でも、弐号機は敵の手に落ちてしまいました」
「そうね……。敵だって、艦隊がほぼ全滅するような損害を受けているけど、このまま私たちを見逃すこと
はないだろうから、私たちが無事に月へ到着できるという保証はないでしょうね……」
 わたしは、総理である指南ショーコの言動を思い浮かべた。
『大丈夫、月に行けば何とかなるって!』
 指南ショーコは、月たどり着くまでの困難な道のりをおそらく把握できていない。
「では、無事に月に着けたら、わたしたちは助かるんでしょうか?」
 わたしの問いに、二宮タカヒは、大きくため息をついた。
「甘いわね……。中立地帯に逃げ込んでも敵は何らかの理由を付けて攻めてくるでしょう。そもそもジオール
は中立国なのにドルシアの侵略を受けた。しかも、ドルシアはニューギニア条約を無視して致性の化学兵器
まで使用した。こんな連中が月で大人しくするわけがないでしょ?」

288 :
「そうですね……」
 一時的にせよ敵を退けたことで、新生ジオール政府内には楽観論が漂っているが、それは大きな間違い
なのだ。うわべは政府内の空気に同調するようでいて、内心では厳しい状況を理解している。彼女は単なる
高飛車なお嬢様ではないらしい。
「ドルシアが敵なのは明白だけど、ARUSだって相当な狸よ。ヴァルヴレイヴ目当てにどんなことを仕掛けて
くるか分かったものじゃないから」
「つまり、戦いはこれからも続くということですね」
 二宮タカヒは、当然じゃないかというように、目を丸くしてわたしを見た。
 彼女の話に合わせたつもりだったが、ちょっと愚かな答え方だったらしい。
「誰かと相争う関係にあるとき、確かな立場とか権利とか地位とかっていうのは、本当はありはしないのよ。
こちらが自分の立場や権利を主張しても相手がそれを認めなければ何の意味もない。
その事態を打開するには、相手を徹底的に打ち破るしかない」
 わたしは、大国であるドルシア、そしてARUSの国力をあらためて鑑みた。
 とてもじゃないが、モジュール77で太刀打ちできる相手ではない。ましてや、今やモジュール77は満身創痍の有様だ。
 でも、
「やるしかないんでしょうね」
 わたし言葉に二宮タカヒが微かに頷いた。
「そう、私たちの存亡を賭けて、戦い抜くしかないのよ。勝ち続ければ生き残れる、負ければぬ。実に単純じゃない」
 そう言って、彼女は背伸びするように両手を頭上に突き上げ、発声練習のように「あ〜〜〜〜っ!」と大声を上げた。
 お嬢様であるはずの彼女らしからぬ振る舞いに、わたしはちょっと驚かされた。
 そのわたしを、二宮タカヒが両手を虚空につきだしたまま、笑顔で見ている。
「新たな決定打が何かない限り、戦いは持久戦になるでしょう。余力に乏しい私たちには絶望的な状況だけど、
そんな中だからこそ、アグレッシブにならないといけないって思うのよ。強者に対してあらゆる手段を行使して立ち向かう。
それが弱者が生き残る上で重要なことなんじゃないかしら」
「そうですね……。心が折れたら、多分、わたしたちはお仕舞かも知れません」
 敵に対して優位な要素と言えば、こっちにはヴァルヴレイヴが五機あるというだけ。それらを最大限度活用しても、
強大なドルシアやARUSには対抗できるとは思えない。
「でも、燃えるじゃない。非常識なくらい弱小な私たちが、最後は滅びるかも知れないけど、超大国と
渡り合っている。歴史に残る痛快な事件でしょうね」

289 :
「滅ばないように頑張れば、もっと痛快になると思います」
「そうね、その通り」
 そう言って二宮タカヒは、笑い出した。
 それにつられたわけじゃないけど、わたしも何だか可笑しくなって笑い出した。
「私たちの人生もそう。相争う関係にあるとき、心が折れたら終わりなのよ。諦めてはダメ」
「そうなんでしょうね」
 わたしは笑顔で相槌を打った。
「実はね、昨日、あなたと時縞君が結婚の約束をした時、私、かなりのショックを受けたの。
時縞君とあなたのセックスが終わって、次に私が彼としようとした時、どうにもダメだったのは、
多分にメンタルなものだったんでしょうね。強がっていても、心が折れていたんだわ……」
「そうだったんですか……」
「そう、あなたと時縞君との仲を裂いて、私が時縞君を寝取るなんてのは、昨日は無理って思っちゃったから……。
昨日の私は完全に流木野さんに敗北した……」
 それを聞いて、わたしは心底ほっとした。
 これなら、二宮タカヒがハルトにちょっかいを出すことはないだろう。
 でも……、
 
「結婚っていうのは、配偶者同士が愛し合うことは許されても、別の相手との恋愛は道徳的に禁じられた
状態っていうのかしら。これって、世間の恋愛事情の中立地帯に居るようなものでしょ?」
「え、ええ……」
 何でいきなり中立地帯の話が出てくるのか、理解不能なままわたしは彼女に対して曖昧に頷いた。
 何だか、嫌な予感がする。
「婚約は中立地帯へ向かう途上、結婚は中立地帯にいる状態みたいなもの。
でも、中立地帯に居るからといって安心はできないことを知るべきではないかしら」
「ど、どういうことですか?!」
 にやり、と二宮タカヒが不敵な笑みを浮かべていた。
「決まっているじゃない。ドルシアが中立国であるジオールを侵略したように、婚約とか結婚をした時縞君
にもあなた以外の女がちょっかいを出してくるってことなのよ」
「せ、先輩、そ、それって……」

290 :
「その女は、指南ショーコかも知れないし、野火マリエかも知れないし、そして……」
 二宮タカヒは、腰に両手をあてがって胸を張った。御自慢の巨乳が、制服の胸元を高々と隆起させている。
「この私かも知れなくてよ」
 巨乳を見せつけるように胸を張る二宮タカヒを前に、わたしはあっけにとられて硬直していた。
 こ、この女、本当にしぶとくて可愛くない。
「あら? 流木野さん。固まっちゃったけど、どうしたの?」
「せ、先輩は、さっきわたしに敗北したって言ったじゃないですかぁ!」
「なぁんだ、そんなことを気にしていたのぉ?」
「あ、ああ、当たり前です! 敗北宣言した人が懲りずにハルトに手を出すなんて、だ、断じて、ゆ、許せません!!」
 鼻息荒く激高するわたしを愚弄するように、二宮タカヒが微笑した。
「負けたとは言ったけど、降伏したとは言ってないから……。あれで終わりと思うなんて甘いわよ」
「ま、負けを認めたのなら、さっさと降伏してください!」
「あら、戦争ってのは、一回の戦闘で負けたからといって簡単に降伏するもんじゃなくて、国力が続く限り
継続されるものなのよ。ドルシアが性懲りもなく攻めてくるようにね」
「戦争と、ハルトを狙うというのは全然別ものじゃないですかぁ!」
「同じよ、同じ。私も国力というか、あなたと張り合う力は十分に残っているから、今後も、あらゆる手段
を行使して時縞君をあなたから奪うつもりよ」
 わたしは怒りでわなわなと震えながら、二宮タカヒの顔に人差し指を突きつけた。
「あ、あらゆる手段って、昨日の動画とかで、またわたしたちを脅迫するんですか? ひ、卑怯じゃないですかぁ!!」
 その言葉に、二宮タカヒの眉が微かにぴくついたが、うわべは笑顔を保っていた。
「卑怯とは失礼な。昨日の動画は、時縞君からも悪用しないでとお願いされているから、もう処分したわ。
でも、今後は、もっとすごいもので流木野さんを追い詰めてあげるから、覚悟なさい」
 そう言って、二宮タカヒがわたしを睨み付けた。口元は笑っているのに、目が怖い。
「か、覚悟も何も、先輩は、とっくの昔からわたしの敵です!」
 わたしは、彼女の威迫に内心はビビリながらも睨み返した。

291 :
「あらそうなの? とにかく、私は時縞君を諦めずに、今後も彼を狙うということをお忘れなく」
「ええ、ええ、忘れません。いえ、忘れるもんですか! それと、先輩が往生際の悪い性悪女だってことも、
よく分かりました」
「性悪女とは、また随分ね」
「わたしの結婚相手を狙う女は、誰であろうと性悪女です!」
「おや、おや……」
 二宮タカヒはあくまでも余裕だ。
「あの時、ハルトは、人生を賭けて私を護ると約束してくれました。わたしも、先輩の様な性悪女から、
わたしの人生を賭けてハルトを護ってみせます! 先輩になんか絶対に渡しません!!」
「その意気、その意気……。なかなか結構なことじゃない」
 そう言いながら、二宮タカヒは私に背を向け、階下へと続くドアの方へ歩み出した。
「ちょ、ちょっと、先輩! ま、まだ話は終わってません!!」
「もう、私は十分なので、帰ります」
「に、逃げるんですか!?」
 わたしの咎めに彼女は振り返った。
「あ、そうそう、あなたは時縞君を奪われることを恐れているみたいだけど、そんなあなたでも時縞君に
幻滅するときが来るはずよ」
「そ、そんなこと、断じてありません!」
「あら、残念……。でも、万が一そうなったときには、真っ先に私に知らせて頂戴。
あなたが捨てた時縞君は私がちゃんとお世話しますから」
「だからぁ、そんなことには絶対になりませんからぁ!!」
「どうかしらね……」
 不敵というか邪悪な笑みを浮かべながら二宮タカヒはそう言うと、足早にわたしから離れ、ドアを開けて
階下へと降りて行った。
 ここへ来たとき憑き物が落ちたように見えていたのは錯覚だったのか。いや、わたしを油断させるための
演技だったのかも知れない。
「な、なんてことなの……」

292 :
 わたしはとんでもない女を敵に回しているのかも知れない。
 昨日の動画よりもすごいものでわたしを追い詰めるとか言っていた。多分にはったり臭いが、不気味だ。
 今後予想される二宮タカヒの干渉を想像して、わたしは思わず身震いした。
 その時、二宮タカヒが屋上から出ていく時に開けられたドアが再び開いた。
「まさか……」
 わたしは、彼女が戻ってきたのかと思い、身構えた。
 だが、
「あれ? サキ……。ど、どうしてこんなところに」
 現れたのはハルトだった。
「どうしてって、ハルトこそどうしてここに?」
「う、うん、まぁ……。ちょっと、屋上から景色を眺めたくなってさ……」
 わたしは横目で瓦礫や残骸が横たわる荒廃したモジュール内の光景を一瞥した。
 見て心が和むものでないことは確かだ。
 それに、何だ? このしどろもどろな言い方は。
「ハルトぉ……。二宮先輩に呼び出されたんでしょぉ〜?」
「い、いや、違う、違うって! あ、全然違うから」
 顔はわたしに向けているが、目を合わせようとせず、ふらふらと泳がせている。
 こいつ、閻魔様に代わって舌を引っこ抜いてやろうかしら。
「じゃぁ、携帯見せて」
「えっ!」
 ハルトが思わず上着の内ポケット付近を掌で押さえた。ブツはそこか!
「いいから見せなさい!!」
 ハルトに飛びついたわたしは、ハルトの股間を掴んで思いっきり握りしめた。
「うげぇ! そ、そこは、だめだ……」
 はしたないが、雄を大人しくさせるには、ここを痛めつけるに限ることをわたしはハルトとの営みを通じて
知ってしまった。あ〜あ……、汚れちゃたな、わたしって……。
「携帯いただき!」
 ハルトが怯んだすきに、わたしは上着の内ポケットに手を突っ込んで彼の携帯端末を奪い取った。

293 :
「か、返せ!」
「返せ、だと?」
 わたしは、涙目で股間を押さえてうずくまるハルトに冷ややかな視線を投げかけた。
「あ、いえ、か、返してください。る、流木野サキ様」
 わたしは彼の携帯端末を掌で弄んだ。
「メールと通話内容を確認したら、すぐに返すから。それなら文句ないでしょ?」
「い、いや、そ、それは……」
 青ざめるハルトには構わず、わたしは彼の携帯端末のメールを確認した。
「やっぱり……」
 端末を握っている手がわなわなと震えだした。
 今から十五分ほど前に二宮タカヒからメールが届いていた。
『昨日は激しかったわね。
 昨日よりももっと、もっと激しくて気持ちいいことをしましょう。
 屋上で待ってます。
 うふふ……』
 何なんだ、このシンプルそのものだけど、淫靡なメールは!
 わたしは般若のように面相を歪めてハルトに詰め寄った。
「こ、こんなメールをよこされて、のこのこやって来るなんて、ばっかじゃないのぉ〜!」
「いや、これは、だから……、そのぉ……」
「も、問答無用よ!!」
 彼のへどもどした応答にキレてしまったわたしは、思わず彼の顔面に拳骨をお見舞いしていた。
 昨日の二発に続いて三発目。一回殴ると殴り癖がついてしまうのか、これってもはやDVだな。
「い、痛いよ……。な、殴るんだったら、ぼ、僕の話をちゃんと聞いてからにしてくれ」
 ぽたぽたと鼻血が滴った。ちょっとやり過ぎたかな。
「言い訳なんか聞きたくないけど、わたしは寛大だから特別に聞いてあげるわ。で?」
「せ、先輩からのメールで、よ、呼び出されたけど、き、きっぱり断るつもりで、こ、ここに来たんだ……」

294 :
 陳腐な言い訳だなぁ。こんなのでわたしが納得すると思っているんだろうか。わたしより一級上のくせに
子供なんだから。
「で、先輩にきっぱり断れば、引き下がってくれると思っていたわけね?」
「そ、そうだよ! 話せば分かるはずなんだ。同じ人間なんだし」
「ああ、そうなの……。それは、それは、結構なことで」
 わたしは立ちくらみのような眩暈を覚えて、額に手をやった。
 本気でそう信じているとしたら、何てバカなんだろう。
 人間同士話せば分かるくらいならドルシアなんか攻めてこないだろうに。
 その時、わたしの携帯端末がメールの着信を告げた。
「もう、こんな時に、誰?」
 面倒くさそうに画面を一瞥して、わたしは不快な気分になった。相手は二宮タカヒじゃないか。
 しかもメールの内容が一段と腹立たしい。
『あら、さっきは、時縞君に幻滅することは絶対にないとか言っておきながら、もう、喧嘩とは。
 やっぱり流木野さんに時縞君はもったいないようね。
 さっさと身を引いて下さらないかしら』
「ぐぬぬ……」
 どこだ、どこから見ている?!
 わたしは歯ぎしりしながら、周囲を見回した。だが、二宮タカヒの姿はどこにもない。
 だが、その時、はたと気付いて、わたしはぞっとした。
「ま、まさか……」
 淫靡なメールで呼び出されたハルトが、先刻まで二宮タカヒとやりあっていたわたしと出くわしたら
どうなるか。彼女がそこまで計算していたとしたら……。
「は、はめられたぁ!」
 眩暈に続いて目の前が暗くなる思いがして、わたしは頭を抱えてハルトの隣にうずくまった。
「ど、どうしたの? サキ……」
 わたしに股間を掴まれ殴られたというのに、彼が心配そうに私の顔を覗き込んできた。
 鼻の周りには血がこびりついている。
 二宮タカヒの策略とはいえ、なんてことをしたんだろう。
 二宮タカヒに会ってきっぱり断るつもりだったという彼の言い分は、本当だったのかも知れない。

295 :
「大丈夫?」
「ハルトぉ……」
 わたしは涙目で彼を見た。
 どう言って彼に謝罪すべきなんだろう。いや、ここはいつもの強気に出るべきか。
「サ、サキ!」
 次の瞬間、わたしは彼に対して土下座をしていた。
「ごめんなさい! ごめんなさい! 本当にごめんなさい!!」
 額を屋上の床に擦りつけ、ただひたすらにハルトへの謝罪の言葉を続けていた。
 わたしはしつこいほど土下座した後、正座して彼に向かい合った。
「さっき殴ったのは、あ、明らかにやり過ぎだったから、ハルトもわたしのことを、な、殴っていいから……」
 そう彼に告げて、わたしは目をきつく閉じて歯を食いしばった。
 傷はすぐに再生するだろうが、男の力で殴られたら相当に痛いだろう。だが、それがわたしへの当然の罰だ。
 だが、わたしの頬が暖かな掌で撫でられたと思った次の瞬間、額に弾かれたような鋭い痛みが走った。
「はい、これでお仕舞」
 目を開けると、ハルトが微笑しながら人差し指でものを弾くしぐさをしてみせた。
「で、デコピン?! ど、どうして?」
 驚く私にハルトが頷いている。
「サキがあれだけ怒るのは、それだけ僕のことが心配だったからって分かるから。それにサキは土下座までしたんだし……」
「でも、わたしは、鼻血が出るほどハルトのことを殴った……」
「ああ、これ?」
 そう言って、血がこびり付いた鼻の辺りを指差した。
「神憑きだからね、何ともないよ」
 屈託なく笑う彼の姿がぼやけ、わたしの頬を涙が伝わった。
「い、いきなり泣くなんて、ど、どうしたの?」

296 :
支援

297 :
リアルタイム\(^o^)/キテター

298 :
「ハルトぉ!」
 わたしは彼には何も答えられず、彼にすがりついて泣き続けた。
 ひとしきり泣き続けた後、わたしはハルトに支えられて立ち上がった。
「ハ、ハルトがここに来る前に、わたしに何があったのかは訊かないのね……」
「二宮先輩とたぶん何かあった……。それだけ分かれば十分だよ」
「どうして、それだけで十分だって言えるの?」
 
 ハルトは、ちょっとうつむいて微笑した。
「女の子同士の微妙な問題もあるだろから、男にとってそういったことへの深入りは禁物なんじゃないかと
思ってさ……」
 ハルトにしては上々な気配りじゃないか。有難くって、また涙が出そうになったが、ここはいつもの強気で
押し通すことにした。
「よ、余計なことを詮索しない点だけは褒めてあげるわ」
 いつものようなつんとしたすまし顔。ちょっとだけ肩をそびやかして胸を張る。
 それが彼に本心を気取られないようにするための、わたしの偽装だ。
「お褒めにあずかるとは、僕もうれしいよ」
 彼はちょっと肩をすくめるような仕草をしながら苦笑している。
 わたしの偽装は、どうやら彼にはばれているらしい。でも、こうしたやり取りはもはや様式美だ。
「そう、それは結構。だったら、ハルトはわたしをこの前のバーに連れて行って、カクテルを御馳走しなさい」
 彼との初体験の翌日に立ち寄ったあのバーでカクテルを作って乾杯したくなった。
「僕たちにお酒は未だ早いよ。そもそも、カクテルなんて、作り方が分からないし……」
 案の定、尻ごみする彼にわたしは、以前の台詞を繰り返した。
「いいじゃない、今はわたしたちが大臣なんだから、法律なんて変えればいいのよ! それに、カクテルの
作り方なら、検索すればいくらでも出てくるでしょ」
 ハルトが、ため息をついて肩を下した。
「言い出したら聞かないからな、君は……」
「そう、だから無駄な抵抗はやめて、大人しくわたしと一緒にあのお店に行くの!」

299 :
「はい、はい……」
 やる気がなさそうな彼の手を引きながら、ドライマティーニ、サイドカー、マンハッタン等知ってる限り
のカクテルの名前を思い浮かべた。
 知ってるのは名前だけ。飲んだことなんかない。
「マルガリータを作ってよ。わたし、あれが好きなの」
 それでも、精一杯の知ったかぶりをしてみる。彼だってそれがどんなものなのか見当もつかないだろう
から、店に着いたら、二人で悩みながら作ってみよう。
 そして、作ったものがどんなに不味くても、それで今までとこれからの二人のことを思って乾杯しよう。
 だが……、
「敵影を確認、各員は戦闘配置についてください! 繰り返します、敵影を確認、各員は戦闘配置について
ください!」
 モジュール内に緊急放送がこだました。
 ドルシアが懲りずに攻めてきたのだろう。
「行こう、残念だけど乾杯はお預けだ」
「そうね、でも、必ず生きて帰って、あのお店に行きましょう」
 頷いた彼と共にわたしは格納庫へ走る。
 生きるためには戦わなければならない。
 勝てば生き残り、負ければぬというシンプルなルールに支配された世界。
 その世界をハルトと一緒に生き抜くために、わたしは今日もまたヴァルヴレイヴに乗る。
(完)

300 :
 指令部のモニターには、時縞ハルトの壱号機と流木野サキの四号機の奮闘ぶりが表示されていた。
 中距離レンジの敵機は四号機がスピンドル・ナックルで粉砕し、近距離レンジに飛び込んできた敵機は
壱号機がジー・エッジで斬り刻む。
「今日の時縞君と流木野さん、今までになく息が合ってますね」
「そうね……」
 北川イオリの何気なさそうな問い掛けが、二宮タカヒは苦々しかった。
 さっきのメールは失態だった。功を焦るとは我ながららしくない、と彼女は唇を噛んだ。
『指令部へ、壱号機は熱限界が近い』
「了解した。壱号機は四号機の援護を受けつつ後退しろ。四号機、用意はいいか?」
 すかさずエルエルフの指示が飛ぶ。
『四号機了解!』
 もう動けないのか、壱号機は四号機に抱えられており、四号機は蠅のように付きまとう敵の機動兵器を
持てる武装を駆使して迎撃している。
 その姿は、二宮タカヒには、流木野サキに抱かれた時縞ハルトを想起させた。
「こ、こんな時にも、いちゃついてるのね……」
 戦闘中だから、そんなはずはないのだが、思わす呟いてしまった。
 指令部がざわついていて、誰にも聞かれてなさそうなのが救いだ。
『指令部! 666になった。ハラキリ・ブレードで敵を掃討する』
「了解した。参号機、五号機、六号機は、壱号機の前方から緊急退避!」

301 :
 モニターの一角が黄金色に輝いた刹那、長大な光の帯が敵機と敵艦の塊をなめるように一閃し、敵の集団がまばゆい閃光と共に消滅した。
「敵機動兵器の86%、敵艦の73%の消滅を確認」
「やったぁ!!」
 北川イオリの戦果報告に指令部が沸いた。
「鎮まれ! ジオールには“勝って兜の緒を締めよ”という格言がある。一つの勝ちに驕るな。戦いは未だ終わってはいない」
 エルエルフの言うとおりだった。
「私の戦いだって終わっていない……」
 司令部のモニターには、全ての力を使い果たした壱号機を抱えた四号機が大写しになっていた。
「婚約とか、結婚とかが、不可侵なものでないことを思い知らせてやるんだから……」
 心の裡でそう呟きながら、二宮タカヒは次なる策略に思いを巡らせた。
(続く?)

302 :
サキちゃん編はこれで完ですかね
お疲れ様&エロエロなのをありがとうございました
外伝でもなんでもよろしいのでまた気が向いたら
サキちゃんのエロエロなのをよろしくお願いしますw
最後エロなくて寂しかったのでw

303 :
以後はタカヒ様が延々とサキちゃんを言葉責めで虐めるSMプレイでお送りしますw

304 :
die

305 :
サキちゃんの別のエロパロ無いかなぁ

306 :
今までの何が不満でどんなのが欲しいというのか 言うのだ

307 :
ふたりぼっちエロがいいのか

308 :
いや、ぶっちゃけ今までのグダグダしてて面白くないし…

309 :
>>307
うむ、無人のホテルでふたりぼっちエロとか

310 :
>>308は長いのが苦手な早漏

311 :
下半身はセンシティブだからね
まあ人気考えるとこのくらいのペースでスレが伸びたのは驚愕だが
あ、ちなみに俺の感想は
あんまり興奮しなかったけど本編より空気が柔らかい感じで可愛らしい話で結構好きです

312 :
ttp://s1.gazo.cc/up/59864.jpg
サキちゃんのポスターをハルトの部屋に貼られていたのがサキちゃんに発見される
その後ポスターよりも本物を味わわせてあげるとハルトを誘惑するお話希望

313 :
ゴミ

314 :
そろそろ、他の人の作品が読みたいけど、どうなの?
例えば、捕虜になったクリム姐さんが、男子生徒の肉便器にされるとか、
又は、捕虜になったアードライが、欲求不満なタカヒ様にいじめられまくるとか

315 :
お前が書けば

316 :
>>315
文章力と創造力で形になればな
でもそこまでの人間はいそうでいないんだよ

317 :
ゴミ

318 :
ヲマヘガナ

319 :
でんでん

320 :
ねこがおんねん

321 :
各キャラ胸のサイズ
マリエ AA
アキラ A
リーゼロッテ B
アイナ B
ショーコ C
サキ D
タカヒ F
クリムヒルト F
リオン G

322 :
>>321
そういやタカヒとクリム姐さんは互角だったか

323 :
よしいいぞ

324 :
繧九k

325 :
アキラをクンカクンカスーハースーハーしたい。

326 :
Aカップペロペロ

327 :
サキちゃんのDカップペロペロ

328 :
サキパイぽゆぽゆ

329 :
ttp://s1.gazo.cc/up/64421.jpg
サキちゃんエロい

330 :
安定の汚れ役

331 :
毎回初めてを味わえるわけか
最高だな

332 :
処女膜を確かめるサキちゃん可愛い

333 :
マギウスは最高だぜ

334 :
サキちゃんのアソコぺろぺろチュッチュ

335 :
サキちゃんに神突きズンズン!

336 :
サキちゃんがギシギシアンアン

337 :
ふむ、そろそろ投下して欲しいところだけど
SS職人さんがいない

338 :
2期が始まって職人が来ることを祈る

339 :
職人が来てもどうせボロカス罵倒して叩きだすんだろもまいらw

340 :
アキラ「ショーコちゃん!ショーコちゃんのアソコ舐める!」
ショーコ「ダメッ!アキラちゃ…私にはハルトが!」
ハルト「はぁはぁはぁ!流木野さん!も、もう1回」
サキ「ええ〜またぁ?もう、早くしてよ…ちゃんとゴム付けなさいよ」
サンダー「……………………」
犬「……2期に期待しようぜ」
エルエルフ「はぁはぁはぁ―――うッ!
……ふぅ…写真ももう使う必要はない」

341 :
>>340
アキラとショーコの百合百合があったか
マリエとの3Pもありうる展開
ハルトは人体実験中にサキとやるとルーンがどうなるのかという実験

342 :
「ガイドプログラムの女の子がしゃべるようになったって本当なの? なんだか、いつもと変わりはない
ように見えるけど……」
 ディスプレイには、へそ出しのきわどい衣装をまとった金髪の少女の画像が、ふわふわと舞うように表示
されていた。今はただそれだけで、言葉はおろか、文字すらも表示されていない。
「たしかに、今は何ともないけど、この前はしゃべったんだ。そして、名乗りもした」
「名乗った? この子が?」
「うん、名前はピノっていうらしい」
「ピノ、ねぇ……」
「可愛らしい響きだよね」
「まぁ、響きは、そうよね……」
 ハルトが言うように、たしかに語感は悪くない。
「でも、この子って、乗り込んだARUSのパイロットをしたり、やってることは結構えぐいじゃない」
「あれは壱号機を護るための措置なんだし、この子にしてみればやらざるを得なかったんじゃないかな」
「それはそうなんだろうけど……」
 ハルトが狂暴化するのだって、この子が元凶なんじゃないか、と言い掛けたわたしに向かって、いきなり
ピノがウインクした。
 何、この子って本当に気持ち悪い……。
「ほら、しゃべらなくても、こんな風に、身振りで何かを伝えようとしている。よく分からないけど、彼女には自我があるような感じだね」
「そんな感じね。でも、大丈夫なの?」
「何が?」
「自我があるってことは、好悪の感情もあるってことでしょ? もし、ハルトがピノに嫌われたら、
どうなっちゃうのかしら……」
 わたしは、『ニンゲンヤメマスカ?』の問いで『はい』を選択した直後に表示された、
『原則として、登録認証を完了した搭乗者の生与奪権は“機関”に帰属する』
という文言を思い出した。
 “機関”が何を意味するのか分からないけど、ピノを含めた自我を持つシステムのことだとしたら、

343 :
若しくはシステムが“機関”を代弁するような存在だとしたら、答えは自ずと明らかだ。
「……嫌われたら、それもヴァルヴレイヴの呪いだと思って甘んじて受けるしかないよ……」
「ハルト……」
 わたしに言われるまでもなく、彼はとっくにその覚悟が出来ていたのだろう。
 ある日、ピノに『アナタマチガエ』を宣告されて、抹されるかも知れないことも含めて。
「分からないことだらけなんだ、ヴァルヴレイヴにしても、この子にしても、そして、僕らのような神憑き
にしても……」
「そうね……、謎また謎のシステムよね」
 謎の解明は貴生川先生たちが取り組んでいるが、はかばかしくはないようだ。
 何せ、未だに原動機レイヴの仕組みも分からないくらいなんだから。
「だから、この先どうなるかなんて分からないよ。発作が重症化して僕は獣になり切ってしまうかも知れな
いし、パイロット不適格で抹されるかも知れない。でも……」
「でも?」
「抹されるのなら、それもありかと思っている。その時、僕は呪いから解放されるんだから」
「そ、そんな……。わたしたちって、結婚の約束をしたじゃない! ハルトだけがぬなんて、わたし絶対
に認めない!」
 あのARUSのパイロットのように、変な薬でぐちゃぐちゃにされるハルトなんか絶対に見たくない。
「に急ぐつもりはないよ。それよりも、僕が獣になる方がもっとあり得そうだ。
その時は、僕をしてくれるよね?」
 そんな約束もあったっけ。
「……いいえ、それは違うの。その時は、わたしも獣になってハルトと一緒に居てあげるから」
「サキ……」
 わたしはハルトにそっと近づいて、唇を合わせた。
 互いの舌が絡み合い、わたしたちは貪るように互いを求め合った。
 この先どうなるか分からないのは、わたしも同じ。
 そう思うと、心にも身体にも疼くような感覚が湧き出てきて、ハルトを求めずにはいられない。
『……?』

344 :
 ハルトとのキスに酔い痴れていたわたしは、誰かの視線を感じ、その方を横目で窺った。
 ディスプレイには物欲しそうに指をくわえたピノが居て、そのピノが、わたしに妬むような視線を向けて
いる。
 彼女には間違いなく自我がある。それも、不気味な自我が。
 わたしと目が合ったことに気付いたらしい彼女は、くわえていた指で右目の下のまぶたを引き下げ、
ぺろっとピンク色の舌を出している。要するに、“あっかんべー”だ。
 そしてディスプレイには、『ネガイ、カナエタ』の文字が浮かんでいる。
『な、何なのよぉ!』
 心の裡で叫びながらも、わたしは悟った。わたしに新たな呪いがかけられたのだ。

* * *
 夕暮れどき。
 格納庫から地上に出たわたしたちは、あてどもなく歩いて、祠に行き着いていた。
 獣化したハルトがわたしを犯したあの祠。
 わたしにとってもハルトにとっても、忌むべき場所であるはずなのに、何故か自然と足が向いていた。
 でも、わたしには分かっていた。これも彼女がかけた呪いの一環だということを。
「サキ、何だか気分が悪そうだけど大丈夫?」
「だ、大丈夫よ。ちょっと疲れているだけだから……」
 そうは言ったが、わたしの身体は、その奥底に今にも吹き出しそうなリビドーがマグマのようにたぎっていた。
「いや、顔が赤いし、それに……」
 彼がわたしの額に自分の額を押し当てた。
「熱だってこんなにある。これは、寮に帰って寝てなきゃダメだ」
「あ……、そ、そんなに近づいちゃ、だ、ダメ……」
「ダメって、何がダメなの?」
「と、とにかく、今のわたしにそんなに近づいちゃダメなのぉ!!」
 叫ぶように彼に警告したつもりだったが遅かった。
 間近に迫ったハルトの身体と彼の体臭にわたしのリビドーは臨界点を超え、わたしは彼のワイシャツを
力任せに引き裂いていた。

345 :
「サ、サキ、いったい何を!?」
 おののく彼には構わず、わたしは彼の胸板に頬を寄せ、左の乳首にむしゃぶりついた。
 ハルトが欲しくてたまらない。
「ハ、ハルトぉ、ほ、欲しい、欲しいのをぉ!!」
 わたし自身の意識はあるのに、ハルトを犯したいという衝動が抑えられなかった。
 獣になってハルトと交わりたいという、わたしの願い。その願いが、叶えられたのだ。
 新たな呪いとして。
「サ、サキ、正気に戻ってよ!!」
 そう言う彼にはお構いなしに、わたしは彼を地面に押し倒して馬乗りになった。
 自分でも信じられないくらいの馬鹿力だった。仰向けにされたハルトは、苦悶の表情を浮かべて手足を
バタつかせていたが、力では抗えないと悟ったらしい。
「君も、獣になったのか……」
「そう、これでわたしもハルトと同じよ……」
 ハルトの場合と違うのは、わたしに意識があるというだけ。
 でも、そのわたし自身が、ハルトを欲しくて欲しくて堪らない。
 わたしは、彼に馬乗りになったまま、スカートとショーツをむしり取り、陰部を顕わにした。
 わたしのあそこは、既に蜜であふれ、それが割れ目からぽたぽたと彼の身体に滴った。
「こ、ここでやるなんて……」
 わたしがハルトに強姦された場所で、今度は私がハルトを強姦しようとしている。
 何て背徳的なんだろう。獣になったわたしにふさわしい。
 でも、これはわたしの本当の願い。彼を捕えて離したくないという女の醜いエゴ。
 そのエゴが、獣化によって噴出したのだ。
「い、いただくわ……」
 鼻息荒く、彼のズボンと下着を破り捨て、ペニスをむき出しにした。
 萎えていたら、それに爪を立ててでも勃起させようかと思っていたが、杞憂だった。
 彼のペニスは、天を突くように屹立していた。
 その巨根を、ぴちゃぴちゃとしゃぶってから、蜜を滴らせている割れ目にこすり付けた。
「あ、サ、サキ、そ、そんな無理に入れちゃダメだ!」
 濡れてはいたが、前戯なしだから、あそこは固く閉じたままだった。
 だが、理性が完全に吹っ飛んで獣になったわたしは、彼の巨根に体重を預け、強引に挿入した。

346 :
「うぁ! は、入ってくるぅ」
 肉のひだが一気に広げられ、彼の亀頭が子宮の入り口を突き上げていく。
「い、痛いよ。そ、それにサキのあそこだって血が……」
 たしかに、わたしも痛い。
 でも、かつてないほどの性欲に支配されたわたしには、その痛みも甘美な疼きでしかない。それに第一、
「わたしもハルトも神憑きなんだから、この程度なんか、どうってことないわよぉ!!」
 そう叫んだわたしは、彼の上でがむしゃらに腰を上下させた。
 血と粘液にまみれた彼の巨根が、亀頭近くまで引き出され、それが再びわたしの肉をえぐって、子宮を
突き上げている。
「うぁ、き、きつい、サキの中、いつにも増してキツキツだよ!」
 これも獣化の影響だろうか。
 私の膣は、肉のひだがいつもよりも腫れぼったくなっていて、ハルトの巨根を締め付けていた。
「で、でも、気持ちいいでしょ?」
「気持ちよ過ぎるんだよぉ!」
「な、なら、いいじゃない。これが獣のセックスなんだから。ハ、ハルトも獣になって、楽しみなさいよ」
 ハルトのペニスが一段と固く大きくなってきた。
 それに呼応するように、わたしの膣が更に強く彼のものを締め上げた。
「し、締まるぅ、そ、そんなに締め付けられたら、で、出ちゃうよ」
「だ、出して、いっぱい出してぇ! 獣のわたしにハルトの精子を注ぎ込んでぇ!!」
 そう叫んで、腰を彼の股間に強く押し付けた刹那、彼は「うっ!」と呻きながら、どくどくと私の胎内に
向けて射精していた。
「し、搾り取られるぅ〜」
 獣化したわたしのあそこは、いつにも増して貪欲だった。
 射精を終えたハルトのペニスをしごくように締め付けて、さらに精液を呑み込もうとしている。
「おいしい……」
「い、今なんて?」

347 :
「わたしのあそこが、ハルトの精液おいしいって、喜んでいる……」
 わたしの陰部は、彼のペニスを根元までくわえ込んだまま、ひくひくと蠢いていた。
 そして、
「サ、サキの中、こ、今度は脈打つようにぬるぬる動いている!」
「おかわりが欲しいのよ……」
 彼のペニスは一回の射精じゃ萎えないのが常だ。
 でも、今日は獣になったわたしが、その彼の精を搾りに搾って呑み尽くしてやろう。
「そ、その腰の動き、ヤバ過ぎる!」
「でも、いいでしょ? も、もう、ハルトのおちんちんは、わたしのなすがままなんだから……」
 単純に腰を上下するだけじゃなくて、腰を左右に旋回させながら彼の巨根を出し入れする。
 これは、わたし自身も気持ちいい……。
「き、気持ちよ過ぎて、く、苦しいよ……」
「なら、ハルトも早く獣になりなさい。わたしと一緒に獣になって、快楽を味わい尽くしましょ」
 そして、二度目の絶頂。
 精を放ったばかりのハルトのペニスをぐいぐい締め付けてやると、彼は歯を食いしばって耐えた。
 わたしは彼のものをくわえ込んだまま、彼の上で腰をぐりぐりとゆすって、苛めてやる。
 その時だった。
「う、うふぅ……」
 獣のような息遣いと共に、ハルトの顔に赤く光る痣が浮き出てきた。
「来たわね……」
 わたしは、ハルトのペニスを抜いて立ち上がると、祠に両手をついて陰部を獣化した彼に向けた。
「さあ、その逞しい獣の巨根で、獣になったわたしを突きまくるのよ」
 わたしの腰が荒々しくハルトの両手で掴まれ、蜜を滴らせているあそこに、彼の巨根が突き刺さった。
「うっ!」
 口から内臓が飛び出るんじゃないか思うほどに獣になったハルトの突きは激しかった。
 でも、今は私も獣。神憑きの発作で獣化した彼を存分に受け容れてあげられるだろう。

348 :
「あうう、つ、突いて、わたしのあそこに、獣の精子を注ぎ込むのよぉ!!」
「うぉう!!」
 獣になった彼は、バックからわたしの秘所を数回突き上げると、わたしの胸を荒々しく捏ね上げながら、
わたしの上体を祠から引き離し、わたしの左足を高々と持ち上げた。
 その片足立ちのまま、下から彼の巨根がわたしの秘所を貫いていく。
「あう、あううう、い、いいわぁ、さ、最高よ!」
 内臓全体を揺さぶる激しい突きに、わたしは涎と鼻水を垂れ流して、歓喜のよがり声を上げている。
 何とも浅ましい姿。でも、本望だ。ハルトと同じ獣になって、快楽に身を任せているのだから。
「うはぅ!!」
「い、いくぅ!!」
 極め付きの激しい一撃がわたしの子宮を直撃し、わたしの全身をわななかせた。
 だが、わたしのあそこも黙ってはいない。
 アクメに伴う収縮で、ハルトのペニスを万力のように締め上げている。
「う、うぅうぉう!!」
 わたしの膣からペニスを引き抜こうとしても、それがびくともしないことに、獣になったハルトが狼狽
している。
「む、無駄よ。そのまま出しなさい!」
 わたしは、下腹部に力を込めて、さらにハルトの巨根を締め上げた。
「うおおおっ!」
 絶叫のような雄叫びと共に、わたしの膣に熱いものが注がれ、それが割れ間からどろりと流れ出た。
「うれしい……、こんなにたくさん……」
 やはり獣化した時の方が、格段に射精の量が多い。
「でも、もっと、おかわりを頂戴」
 わたしは、彼のペニスが抜けないよう下腹部に力を込めたまま、腰を左右に激しく揺さぶった。
 その刺激で、わたしの秘所を貫く彼のペニスが、再び張りと勢いを取り戻していく。

349 :
投下キタ

350 :
「さ、さぁ、そのおっきなおちんちんでわたしのここを突いて、突いて、突きまくってよ。
獣の夜は長いんだから……」
 言い終わらないうちに、わたしの両方の乳房が鷲掴みにされ、乳を搾り出すように強くしごかれた。
「あ、そんなに、つ、強くされたら……」
 固く勃起している乳首がさらに大きく膨れ上がり、先っぽが火照るように熱い。
「あう、お、おっぱい、おっぱいをもっと苛めてぇ!」
 こんなに荒っぽくされたら、痛くて堪らないはずなのに、今はその痛みが快感に変換されている。
 いや、わたしって、本当はマゾなのかも知れない。
 そして、火のように熱くなっている乳首が捻るように摘ままれた。
「あ、あああっ!!」
 痛みすら超えた電撃のような刺激が乳首から全身に走り、わたしは思わず失禁していた。
「うお?」
 匂いに気付いたのか、ハルトはいったんペニスを抜き取ると、わたしの股間に顔を近付け、
ちょろちょろと尿を垂らし続けるわたしの陰部にむしゃぶりついた。
「あう、そ、そんなのダメぇ〜!!」
 もう、信じられないくらいに浅ましくて汚らしい交わりだった。
 でも、獣なんだもの。仕方がない。
 現に、小便をすすられているわたしは、涎を垂らしながら、「あう……、あう……」と、感極まった
あえぎ声を上げていた。
 わたしはくずおれそうな身体を支えるために、ハルトの肩に両手でしがみついた。
 そして、彼は、わたしの両方の大腿を持ち上げ、ぱっくり開いたあそこに怒張した肉塊を突き刺した。
「はう! い、いきそう……」
 自分の体重で、彼のペニスが奥深く突き刺さる。これって、“駅弁”とかって言う体位なんだっけ?
 その体位でわたしは四度目のアクメを迎え、彼にしがみついたまま、白目を剥いて全身を痙攣させた。
 それからは、もう滅茶苦茶だった。
 獣になったわたしとハルトは、わたしの小便がしみ込んだ地面に転がって、バックで、騎乗位で、側臥位
で、汗と、体液と、涎と、小便と、泥とにまみれながら、倦むことなくまぐわい続けた。
 夜のしじまには、わたしの嬌声とハルトの咆哮にも似た歓喜の絶叫が、延々とこだましていた。

351 :
* * *
「流木野さん、流木野さん……」
 まどろんでいたわたしは、誰かが呼ぶ声を微かに耳にした。
 でも、その声に応えるのがどうにも億劫だった。身体がだるくて、いうことをきかない。
 あと少し、少しでいいから、このまどろみに身を預けたい。
 だが……、
「い、痛い、痛いです!」
 つむじの辺りに何か鋭い物が突き刺さったような痛みを感じて、わたしは慌てて飛び起きた。
 そんなわたしを、総理の指南ショーコや、官房長官の連坊小路サトミ、財務大臣の犬塚先輩をはじめと
する閣僚やエルエルフが、さも呆れたという表情で見ていて、わたしの傍らには、シャープペンシルを手に
した二宮タカヒが怖い顔で座っていた。
 この女、そのシャープペンシルをわたしのつむじに突き刺したのか? 鬼だ、本当に。
「新生ジオールのこれからの戦略を決めるための、閣僚並びにパイロットの会議で、居眠りとは何事ですか!」
「は、はい……。ちょっと、疲れていたみたいで、申し訳ありません」
「疲れていた? 昨日は戦闘もないし、あなたは掃除当番だっていつもサボってばかりでしょう。
それなのに、どうして疲れるのかしらね」
「そ、それはそのぉ……」
 まさか、半徹夜でハルトとエッチをしていたからなんてのは、言えるわけがない。
 そのハルトはどうなったかと窺うと、目の周りにクマが出来ていたが、気丈にも居眠りせずに会議に参加
していた。さすがは、ハルトだ。
「訊いているよ、流木野さん! 夕べあなたが何をしていたのか、きちんとこの場で話して戴けないかしら」
「タカヒ、そのくらいにしておきたまえ。流木野君だって、プライバシーがある。それを詮索するのは
野暮ってもんじゃないか」
「でも、この子は、サボりの常習犯なのよ」
「常習犯かどうかはともかく、流木野君は四号機で善戦してくれている。そっちの方が大事なんじゃないか?」
 官房長官が思わぬ助け舟を出してくれた。
 二宮タカヒは何かを言い掛けたが、官房長官と私を怖い顔で睨み付けると、さも不機嫌そうに瞑目して
嘆息した。

352 :
 危ない危ない。彼女は、間違いなくわたしとハルトの昨夜の行動に勘付いている。
 だが、それにしても、昨日のあれはどこまでが現実で、どこからが夢だったのだろうか。
 例の祠で狂ったようにエッチをしたのは確かだが、お互いの理性が吹き飛んで獣になったのかどうかまで
は定かでなかった。
 気が付いたら、わたしとハルトは、祠の脇の草むらで裸で抱き合っていたけれど、わたしの服も、ハルト
の服も、脱ぎ散らかしてはいたものの、破れてはいなかったのだから。
『結局、獣になり損ねたのかなぁ……』
 だが、ハルトとキスをしている時に、壱号機のディスプレイに『ネガイ、カナエタ』の文字が表示された
のは、確かだった。
 その願いが叶えられて、わたしが獣になってでもハルトに添い遂げるのなら、悪くない。
「流木野さん、何か変なことを考えていたんじゃなくって?」
 おっと、隣には二宮タカヒが居たんだっけ。 
 そんな彼女に、一応は詫びるように軽く会釈して、わたしも会議の進行に注意を向けた。
「月に行くだけでは我々は生き残れない。我々が生き残るには、地球にあるドルシア本国の首府を強襲し、
敵の心臓部を叩く必要がある。いわゆる電撃戦だ」
 エルエルフがとてつもないことを言い出し、閣僚たちが浮足立った。
 でも、戦争を終わらせるには、敵を屈服させるしかないのだから、エルエルフの言い分は正論なのだろう。
 わたしは視線をさまよわせ、眠いくせに見かけは泰然としているハルトと目が合った。
 彼は、わたしに向かって微かな笑みを向けて、その口元が言葉を紡ぐように動いていた。
『この戦争が終わったら結婚しよう』
 そう言っているようにわたしには思えたが、どうなのだろうか。
 だが、戦争がどんな形で決着しようとも、そして、ハルトが獣になってしまっても、これだけは言える。
 何があろうとも、わたしは彼の妻になるんだから。
                                           (終)

353 :

逆レイプとかサキちゃんマジ肉食系

354 :

本編でも報われて欲しいものだ

355 :

サキちゃんは本編でももう一度犯されてほしい

356 :
新作乙です
本編楽しみでもあり不安でもあります
サキさんには活躍してほしいものです

357 :
サキちゃんはハルトがカミツキになる度に
パンツ脱いで合体し、沈めてくれるよ。
ショーコに内緒でね

358 :2013/10/04
そんなにヤりまくったら妊娠するな
TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

屍姦スレ 3屍体目 (87)
浣腸好きな女の子 (406)
[少年少女]ロリとショタでエロ[子供同士] (915)
とんがりボウシと魔法の365にちエロパロスレ (306)
◆返事はYESかハイで ジルオール闇小説 その8◆ (785)
Myself; YourselfでエロパロU  (248)
ジョジョの奇妙な冒険でエロパロ (479)
【パチンパチン】ブラックラグーンVOL.16【バシィッ】 (226)


















さらに見る