2013年10エロパロ435: 楽園の魔女たちでエロパロ (454) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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楽園の魔女たちでエロパロ


1 :2009/05/28 〜 最終レス :2013/09/12
ないから立ててみた

2 :
あまりにも無謀な気もするが、応援はしてみたい。
保守

3 :
サラが男子校で生徒達に性的な授業を……

4 :
しようとしたら生徒に引かれてたような…

5 :
ちょwナツカシスw
フレイとファリスの初夜が見てみたい

6 :
サラは絶対レイプってか輪姦された経験ありだと思ってた
だいぶショボンだった気が

7 :
てゆうかマリア…
すんのか、あれ

8 :
いつも強気なダナさんがベッドの上では従順な(ry
何か一本書きたいけど単行本どっかやっちまって資料が無いやorz

9 :
>>8お相手は本命の彼か、砂漠の坊っちゃんか、細目の家庭教師か、はたまた永遠の21歳か・・・よりどりみどりだ
でも従順な殿下は想像できないw相手が誰でも

10 :
従順はムリでも、サラ相手にツンデレってる殿下なら・・・?

11 :
また懐かしい……

12 :
一夜の間違いなナハさんとサラ希望

13 :
ごくちゃんの全身でいろいろといいようにされる
女性陣ってのは邪道かね

14 :
>>13全裸で待ってる
サラの幼女モノこないかな

15 :
全裸待機中

16 :
うおぉ楽園の魔女たちでエロパロがあるとは!!超応援
しかし、昔は純粋に楽しみにしてものでエロにwktkすると、なんか汚れた大人になっちまった気分が倍増だ…
しかし、ファリスと支部長どん期待してる

17 :
支部長どんってどうなったんだっけ? 彼も幼女との絡みあったよな?

18 :
支部長どんっていい男だよな

19 :
このシリーズの登場人物、なんだかんだ言ってもイイ女イイ男ばっかだよ

20 :
永遠の21歳

21 :
支部長どんの名前、なんていったべか?

22 :
アシャ・ネヴィだったかな

23 :
キャラが爽やか過ぎてエロに結び付けられない

24 :
支部長どんとファリスなら初々しい感じでありそうだな

25 :
爽やかキャラが乱れる姿を見たい。

26 :
だから、馬三頭の乱交をだなぁ

27 :
百合お願いします

28 :
「これはギブアンドテイクです、ナハトール。あなたが罪悪感を感じることは
ない」
「なあ、ひとつきいていいかい、サラちゃん」
「なんでしょう」
「どうしておれなの」
なにか特別なこたえを期待したわけではなかったが、鉄面皮サラは
まばたきもせずに淡々と応じた。
「あなたに断れるはずがない。そう踏んだからです」
――まったく、この娘さんは他人の痛いところをズバッとついてくるよ。
惚れた弱みなんだ、でもそれはバレてないはずだ。だよな?
態度に出したおぼえはない。
「消去法で考えるとあなたしか頼める人がいない、ナハトール」なおもサラが
いった。「支部長さんにはお願いできないし」
「ムリでしょー」
「エイザードは女性アレルギーがあるし」
「いやいや、それ以前の問題よ、サラちゃん」
「罪もない村人のみなさんを無差別に襲うわけにも」
「襲うって」
「さっきの私のように」
サラは言葉を切り、ナハトールのベッドにすわったまま姿勢を正し、
間近の彼の目をひたと見据える。
ヤバイよ、なんかハラくくっちゃってるよ、このひと。
「この私のなかに、あのような淫乱な性格の住人がいる以上、看過できない
問題だ」
「まあまあ、未遂だったんだし。おれは気にしてないよ」
わざとかるくいってみた。
だが、細い眉をしかめてサラが見ているのは、はだけられた彼の胸元に
つけられたキスマーク。それに気づいてナハトールはさりげなくチュニックの
襟もとをひっぱりながら上半身をおこした。
「それよりさ、サラちゃん」
「なにか?」
「服、着てくんない? 目に毒だから」

29 :
高い窓からさしこむのは月と星の光だけ。
だが、その青白いほのかな明かりでも、サラの白い肌と身体の線ははっきりと
わかる。
ほどいた黒髪のあいまに見えかくれする薄紅色の胸の頂が、
まるで誘っているようで、ナハトールはなんとか眼をそらす。
ほんとはずっと見ていたいが。
白い夜着がサラのほそい腰にまとわりついている。いま彼女が立ち上がり
でもしたら脱げ落ちてしまうきわどい位置に。
サラは乱れた胸元をかくそうともせず、じっと、あの妙に真剣な顔つきで
考え込み「思うに――」と口をひらいた。
「私は要求不満なのではないかと」
「……はい?」
またなにをいいだすわけ、この娘さんは。
自分のことをいわれたんじゃないかと思ってあせっちゃっよ、おにいさんは。
「潜在意識が表面化してしまったのだと思う。ならば、ただのリビドーなら
処理してしまえばいい。ちがいますか?」
「ちがわない、けど。ちょっとまった、ちょっとおちつこう、な?」
「私はおちついています」
そのおちつきっぷりがこわいんです、おれは。
「えーと、いまさっきのこと、おぼえてるの……かな、サラちゃんは?」
「いえ。全部では」
「あ、ああ、そう。そっか。ふう」
「あなたを押し倒したあたりからぼんやりと」
「あああ」
「押し倒して馬乗りになって、自分から服を脱いだ。抱いてほしいといった。
あなたの手をとって誘った。――以上、まちがっている箇所があったら
訂正してください、ナハトール」
「まちがってません」
小声でナハトールはこたえた。
どういう羞恥プレイよ、これは?
けっこうです、おもむろにサラがうなずく。
「彼女は――私のなかの淫乱なだれかは、私に対する復讐だといった」
「ああ、たしかに……そんなこといってたねえ」
彼はためいきまじりにうなずいた。
黒髪をがしがしとかいて、ブーツをはいたままの脚をおろしてベッドのはしに
すわりなおし、そばの椅子にかけておいた自分の上着をとって、
サラの目を見ずに手渡した。
「とりすましたカオをしてるオモテのサラが気に食わない、とかなんとか」
「おそらく、彼女はあなたを誘惑して、決定的な瞬間に私と交替するつもり
だったのだと思う」
決定的な瞬間って――。
「つまり射精の瞬間に」
顔色も変えずにズバリとサラ。
「ああ、うう」
ナハトールはひざについた両手で顔をおおった。
「もう少しでそうなるところだったよ……」

30 :
あのとき、だれだと名前を問わなければ、電光石火の早ワザで下履きまで
はぎとられていたにちがいない。
――えーと、どちらさん? サラちゃんはどしたの?
――ここにいるじゃない。
――ごめんね。おれが訊いてんのは、きみじゃあないよ。
――チッ。
はじめはシラを切ろうとしていたナゾの女は、いまいましげに舌打ちをした。
不敵な笑いを浮かべて、ナハトールのズボンのウエストにかけていた指を
はなすと、彼の太股を割って付け根までグイと深く白いひざを押しつけた。
うめき声を、なんとか意地だけでナハトールはこらえた。
――あんたもムカつく男よね、筋肉男。あのさあ、サラにいっておいてよ、
あんただけが過去のことをわすれたふりをして幸せになるのはゆるさない、
あたしたちはいつだって、あんたと代わることができるんだから。
それをわすれるなってね……!
そして、はじまりとおなじように唐突に淫婦はサラの表面から消え去った。
入れ代わりにもどってきたのは本物のサラ。
ナハトールにのしかかっていた黒髪の少女は状況を理解しようとしているかの
ように、彼の目をみつめたまましばらく動かなかった。
息をつめて、身じろぎもせず、ナハトールも彼女を見返す。そうすることしか
できなかった。
ひょっとすると、ごくりと唾をのみこんでいたかもしれない。
「サラちゃん……?」
やがてゆっくりと彼の肩から自分の手をどかし、
「なるほど」アルトの声でひとことサラはつぶやいたのだ。
なにが「なるほど」なのか。
ほんとうにサラは、このぬきさしならない状況をわかったのだろうか。
だが、つぎにサラが提示してきた提案はさらにとんでもないものだった。
――かくなる上は、私とまぐわってもらえませんか、ナハトール?
「ま、まぐわうって、サラちゃん」
「では言い直します。性交」
言い直せばいいってもんじゃない。
しかし、「もっと自分を大切に」とか、「こういうことは一番好きな男と
するもんだよ」とか、そういう生ぬるい一般論でこの秀才が納得してくれるとは
とうてい思えなかった。
なにしろガンコなところだけは、“楽園”の師弟そろってそっくりなのだ。
言いだしたらテコでも動かない。

31 :
「できれば相手の合意のもとでやりたいのです。強姦はシュミではないので」
「おれだってシュミじゃないよ」
「ふむ、それはなによりです。では、同意してくれますか。人助けだと思って。
あなたの棒をお借りしたい。……竿のほうがよかったですか」
いえ、もう、なんでもいいです。竿でも棒でもソレでも。
男の下半身なんかに人格はないわよ、と、ダナティア殿下だったらいうだろう。
「いや、あのね、取り外せるもんなら喜んで貸してあげるよ」こんなもので
よければ。「だけどね――」
「もれなく本体がついていても私は気にしません」
「おれは気にする」
「そうですか?」
「…………」
そうですかってなんだ?
その、ビミョーに心外そうな言い方はなんなのよ、サラちゃん。
「ちなみに、私は病気はもっていません」
「そんな心配はしてないよ」
「指サックも用意しましょう」
「は? 指サック?」
「前立腺を刺激すれば勃起も可能です。括約筋には傷をつけないよう、細心の
注意をはらうとお約束します。ゆえに、ナハトール。あなたは徹頭徹尾マグロで
かまわない」
くいっ。
真顔でカギ型に中指を折り曲げてみせたサラに、ナハトールはがっくりと
脱力した。
蚊の鳴くような声で、
「ごめん、バックバージンは一生とっておくつもりなんだ」
「それではかわりに、く――」
「いや! もういい。わかったよ! ナニするつもりかはうすうす察しがついたから、いわなくても」
「話が早くて助かります」
ああ、心が萎える。
好きな娘を前にしてここまで萎えるのはなぜなんだ。前世の業か?
が、萎えていく心とは裏腹に、サラの言葉に刺激された雄の本能が目覚めようと
している。
彼はキリリと気をひきしめた。
流されてはいけない。サラの勢いや口車にのせられたらおしまいだ。
「無論、性欲を処理するだけなら私ひとりでできないこともないと思うのですが」
「うっ!?」
とたんにあざやかに、ひとりで乱れるサラのなやましげな姿態が脳裏に浮かんだ。
ああ、サラちゃん。保証するよ、あんたはおれを言葉だけでせる。

32 :
「さっきご覧になったように、私ひとりではどうしようもない。私のなかの住人が
暴走してしまったら、止めようがない」
「…………」
しんみりとしたサラの声に胸をつかれた。
「あなたは、知っていたんですね、ナハトール」
「えっ、なんのこと?」
「夜間に徘徊するクセが私にあることを?」
「ああ、まあ、そうなるかな」
「なぜだまっていたんですか。かわりにいいましょう、ずばり、あなたがお人好し
だからだ」
「いってくれるねえ」
「どうか、私の監視を兼ねて性欲処理をお願いしたい。ただでとはいいません。
私の身体を好きにしてかまわない。これはギブアンドテイクです」
そんなことばで誘わないでくれ。
おれは心の弱いただの男だから、そんなことをいわれたら拒みきれなくなりそうだ。
しかし、どんなに言葉をつくした彼の説得も無駄だった。
「困っている人間を、あなたは見過ごすことができないはずだ」
彼の大きすぎる上着を肩にひっかけているサラは「それから」と、わずかに
言いよどんだ。
「私は処女ではありませんが、もし――」
「おれも童貞じゃないよ」
「…………」
サラがだまりこんだ。
眼のはしでちらりと背後を見ると、計算外だ、そんな表情をしていた。
ほんのわずかに眉根を寄せて。
「ううむ、困った」
「なにが?」
「ここまで難攻不落とは、想像以上だ。かくなるうえは最後の手段にでるしか」
その言い方があまりにも彼女らしくて、つい笑いがもれてしまった。
もちろん笑っている場合ではないのだが。
「最後の手段って? こわいなあ、たのむから一服盛るのだけはやめてちょうだいよ、
サラちゃん」
サラはだまってベッドの上ですわりなおすと、ナハトールに背をむけて
上着をするりと肩から落とした。
背をむけたまま、うなじをかたむけて、ほどいた長い黒髪を手でどかせる。
あらわになった白い背中には無数の傷跡――。
かなり古い、ほとんど治っていると言ってもいいそれらの傷は、しかし、
ある事実を克明に告げていた。
――これは、事故でできた傷なんかじゃない。
なかでも、左の肩甲骨にのこされた傷のひとつにナハトールの眼は釘付けになった。
それは鋭い刃物で刻まれたイニシャルだった。
サラのものではなく、見知らぬだれかの。

33 :
サラは古傷の刻まれた素肌をさらしたまま、しばらくのあいだ動かなかった。
「――おそらく、私の性格が分裂している主な原因はここにある。
ふだんはわすれているし、終ったことだから、私は興味がない。
できれば見せたくはなかったが――。なにしろこれを見た人間は、同情するか、
困惑するかの、どちらかだからだ。例外なく。他人のそういう表情は好きではない」
ナハトールはだまっている。
まだそこに、サラのうしろにいることはわかる。
熱を感じる。ひそかな息づかいも。
冷静なひとだ――といまさらながら感心する。
怖じ気づいて逃げることはないだろう、と予想はしていた。いまでこそ
しがない魔術師の塔で料理番などしているが、ナハトールは戦士だから。
こんな傷など見慣れているはずだ。それは確信があった。
けれどもはたしてどう思ったかは、サラにはわからない。
嫌悪されてもしかたのないことだと思う。
こんな切り札を使いたくはなかった。
ギッ。
ベッドのマットレスがきしんで、ナハトールが体重を移動したのがわかった。彼女のすぐそばに。熱い熱をもった大きなてのひらが、左肩の傷にふれるかふれないかの位置で止まった。熱を感じる。
「――あんたはずるいよ、サラちゃん……」
つぶやき声に、そうだな、とサラは応じた。
肌を指先がなぞった。
思わずぴくりと肩がはねた。臆病者のようだと、サラはそんな自分を憎む。
あごをあげ、
「これが奥の手だ。あなたは口がかたい。言いふらす心配はしていない。ただ、私は――」
「こんなものを見せられて、平気でいられるわけないだろ」
「すまない」
「おれが同情するのを期待した?」
「すこしは」
「まったく、ずるすぎるよ」
「ナハトール……?」

34 :
うしろをふりかえろうとしたとき、大きなてのひらに視界をさえぎられた。
身動きがとれない。左手でサラの両目を覆い、たくましい右腕で肩を抱き込んで、
彼は耳元でつぶやいた。
「ごめん、ふりかえらないで。おれ、いま、きっとこわい顔してるからさ。
見せたくないんだ」
「…………」
とまどった。
怒ったのだろうか。そんなふうに聞こえた。
だが、ナハトールはやさしい人間だ。傷ついた女をほうっておけるはずがない。
サラの読みは正しかった。いまも、サラの動きを封じる力はぎりぎりまで
抑えられていて、傷つけないように気づかっている。彼はやさしい。
そのやさしさを利用している自分はクズだ。
だから――。
できればこんな自分を壊してほしい。
それをこのやさしい男にさせるのは心が痛むけれど、ほかに思いつかなかった。
ナハトールとの性交は、自分のなかの別人格ではなく、自分の意志ですることだ。
そんなふうに事実をさしかえなければ、正気を保っていられない。
 
いいよ、なるよ。と、ナハトールがいった。
「共犯者にさ」
きっと大丈夫。
瞳をとじてサラは自分に言い聞かせた。
ナハトールは大人だから、こんなことでは動じないはずだ。
かつてこの傷のことを知り、思いつめたあげく、求婚しようとしたまじめな
元同級生のようには。
同情と色恋をとりちがえてしまうようなことはない――。
その解答がまちがっていることを、このときのサラはまだ知らない。

35 :
以上、サラナハでした。
長くなりすぎたのでエロが割愛に;
寸止めで申し訳ない…
改行ミスとか、いろいろ不手際があってすみませんでした。
先鋒ということで緊張しまくりでした
ではROMの海に潜りまっす!

36 :
うおおおおおおお!神がいた!
なんでこんなナチュラルに原作再現できるんだ

37 :
GJ!
海に潜るなんてご冗談を

38 :
ぐぁぁぁGJ!!!
樹川風の言葉の掛け合いと、切なエロスがたまらんでした!!
このすれ違い感がなんともいえない

39 :
口:マリア
手:皿
足:ダナティア
まんこ:ファリス
異論は認めない

40 :
>>35
GJ!
すげえ感動した
ナハサラは萌えるわー・・・

41 :
先鋒GJ!ナハサラは原作で絡みが少ないから激しく萌えた

42 :
GJ。

43 :
 (※ >>7を受けて妄想w ジェイルとマリア バカ風味)
あっ、ダーリン!
いまね、ローカイドにいるサラちゃんたちから連絡があったの〜。
ううん、ちがうの。いそがしくないから、マリアはまだこっちにいてもいいよって。
でも断っちゃった。
だってそうでしょ? マリアだって、ちゃんと“楽園”の当主のひとりなんだもん。
えへへ、エライ?
そうやって頭なでられるの好きー。
ほわ〜んってなって、ぽわわんってなるから。
……んとね。でもやっぱりね、ダーリンとはなれるのはさみしいのー。
だからいっぱい、いっぱい、ぎゅうって、抱っこしてくれる?
ジェイルさま? どうしてカーテン閉めるの? まだお外は明るいよう?
あっ。えっ。なに?
お昼寝するの?
お茶がさめちゃうよ? はわわっ。
やん、やん、くすぐったいってば……!
キャー、あはは、あははははは! も、もうやめておねがいジェイルさまぁ。
コチョコチョはダメだったらあ。
ダメいや、そこダメ……ッ。そこは弱いのぉ……ひゃ、ああんっ!

44 :
楽園の魔女で同人出してる作家って出てきたよね。
エロもあったんだろうか。もしくはエロメインだったんだろうか。

45 :
ねえダーリン、そんなに心配しないで。マリアはちゃんともどってきます。
はうっ?
あ……。えへへ。ううん、すごぉい。ダーリンの手、すごくおっき〜い。
どうしたの? やっぱりがまんできないってなにが?
あ、ん――。ああん、きゃんっ。ん、んうっ。ちゅっ。
う……ん、気持ちいいけどせつないの。ダーリンだけ服着てるの、そんなのズル〜イ!
あんっ。そう、すごく、どきどきしてるでしょ?
ダーリンにぎゅってされると、いつもこうなるの。うん。そうなの、しあわせだから。
好き。いっぱい好き。世界でだれよりも好き。
やっ、だってまだ明るいのに、そんなに見ちゃいやだあ。
だって恥ずかしいもん。あっ。あ、あう……はうん……。あっ、んっ!
はあ、はあ……、ジェ、ジェイルさまぁ。
ま、まって、ちょっとまって! おねがい!
あの、あの、だからね――お、おしっこ、もれちゃいそうなの……もう、やだあ。
恥ずかしいよう……!
ううん、ちがうの、がまんしてたわけじゃないけど――。
え?
それならだいじょうぶって、なにが!? あ、あんっ、だからぁ!
おねがい、ちょっとだけまって! まっ――はぁんっ!
やっ、そんなとこだめ、だめえ! 
ぐりぐりしないでぇ、舐めちゃヤだあ。だ、だめ、だってば……ぁ。

46 :
んんっ、あうん、……はぁっ。あっ、あっ、あっ……!
くすん、ふぇっ。
んっ、あっ。あっ。あん、はぁぁぁぁぁぁん!
どうしよう、もう、もうらめえ――!
ダーリン! ダーリン! 止まらない、止まらないのっ。
マリア、おかしくなっちゃうようっ!

同時刻、
ローカイド楽園出張所。
「サ、サラ……。もうお願いだから勘弁して」
「ふふふ、泣いてもムダだファリス」
羞恥に頬を染め、涙を浮かべて懇願する赤毛のファリスをテーブルに押しつけ、
無表情にうしろから拘束しているサラ。
「ほらほら、どうしたのだ」
「もう無理です、ごめんなさい、勘弁して!」
すると両者のかたわらで爪やすりをかけていたダナティアが、うんざりしたようにいった。
「いいかげんにしたらどうなの、サラ? 悪趣味すぎてよ。あきれるわ」

47 :
「いやいや、殿下。これはただの罰ゲームなのだ、問題ない」
「あ、あうううっ!」涙目のファリスは耳まで赤くしている。
「ううむ。さすが新婚さんは一味ちがう」
サラがつぶやく。
「マリアの旦那さまはかわいい顔をして意外にやり手だな」
テーブル上にはゲームを終えたばかりの双六の盤とサイコロが置かれている。
そしてピンクのカタツムリ型通信生物〈伝言でんでん〉がとぼけたツラをして「あんあん」と
喘いでいる。
ダナティアがやれやれと頭をふって嘆息した。
「まったくあの小娘。夫婦の寝室でスイッチを切り忘れるなんて、うかつにもほどがあるわ!」
マリアのうっかり癖は、名実共に人妻になっても変わらぬようである。
〈おしまい〉

48 :
ちょwww盗み聞き状態ww
そっかーやっぱあの2人ちゃんとやってたのか

49 :
それっぽくてナイスwGJ!

50 :
新婚幼夫婦はこんなノリっぽいよなwwGJ!!
ガーガちゃん(仮)が何人目かはわからんが、なんか野球チーム出来そうなイメージがあるwつまりは夜も…

51 :
GJ!ファリスにとっては拷問だろうなw

52 :
>楽園の魔女で同人出してる作家って出てきたよね。
>エロもあったんだろうか。もしくはエロメインだったんだろうか。
これまで入手したことのある数少ないサンプルの中では
がっつりエロは見たことがない
8○1は見かけたが買ってないんでノーカウントで

53 :
全盛期にはサイト…は時代的にどうかわからんが同人誌は結構いっぱいあったんだろうなあ
完結後にはまった自分が憎い

54 :
自分は割と純真な頃にはまったから、なんか大人になってからも同人とか考えつかなかったな
惜しいことをした…しかしだからこそ今ここにエロパロがあることに大きな喜びが!
というか、人が結構いることがフツーに嬉しい
フレイが勝負パンツをはき、最強剣士に挑むのを待ってる

55 :
>>54
>フレイが〜
全然間違っていないはずなのに、なんて妙な文章ww
人が多いのはいいことだな。素敵な投下もあるし万々歳だ

56 :
フレイの勝負パンツ姿はぜひ見てみたいもんだがw
それで臨戦態勢になったら、ふつーにファリスが泣いて逃げそうだ

57 :
泣いて逃げるほどに意識させることができた時点でフレイの勝ちのような気がするのは間違いか?

58 :
確かにwwフレイの勝利に違いないw
ナマコ=恋愛対象外だったもんなw 最終巻は本当に良かった。ナマコの魔法が溶けてw
でも思いが通じあっても、結婚初夜までファリスの天然純粋スルー能力で戦いは続きそうな気がしないでもないw

59 :
ナマコの呪いは解けたが、なにしろファリスは天然要塞w
それより推定童貞の支部長さんのエチがまったく想像できん
勇者職人求む。

60 :
本スレたてたお

61 :
本スレ?

62 :
本スレ……?

63 :
今ラ板見たがなにあれ

64 :
本スレってラ板のこと言ってたのかorz
朝から脱力した

65 :
>楽園の魔女で同人出してる作家って出てきたよね。
>エロもあったんだろうか。もしくはエロメインだったんだろうか。
この発言が職人さんの投稿にかぶってしまい、申し訳ないと思います。
そして。
ここでいう同人とは
ファリスにお嬢様のファンがついたり、マリアが家事手伝いに呼ばれたり、
サラにテロリストらしき団体から火薬についての講義依頼が来たり、
殿下が出張SMに呼ばれたりした、作中に登場した作品群のことでして。
名前思い出せないけど、殿下とサラがエロパロめいたことになっていたみたいだし
読んでみたいもんだと。

66 :
あれかwww
あれはエロ多かったんじゃないかなw
しかも男性向けハードエロから女性向け耽美系まで幅広く取り揃えてたと思う

67 :
確かにw作中のノリならなw
夢見がちなお嬢様ファンが多いファリスのはぬるエロが多いだろうが
殿下とサラのは…ゴクリ

68 :
>>65
投稿時間見ればタイミング悪かっただけってのはわかるし
気にしてないyo! (by書いた人w)
兄弟社のニセ楽園エロ小説についてた挿絵を拝んでみたいぜ

69 :
ファリスとフレイ待ち
でもこの二人は書き手からすると難しいだろうなぁ

70 :
そういえば昔「銀砂の〜」で王子と殿下期待したなぁ。ちょっとだけ再登場もしたし。
まさか最後で、子持ち漢ととは思わなかった。だがこれはこれでいいなw
しかし、王子にしろ将軍にしろ、冷静で理性的な人をぷっつんさせる殿下は流石だww
最終巻のあれはエロパロ的には聞くのは野暮かなw

71 :
子持ちどころか孫持ちだもんなw
将軍×ダナティアは萌える。
結婚式とかで、ベッドに入る前は余裕綽々なのにいざとなるとうろたえて、
けど必に隠そうとする殿下とかイイな

72 :
いっそ流星号×月白で

73 :
なんてステキなスレなんだ
平日は色々忙しいかもしれんが週末は…と想像してたよ

74 :
激しそう

75 :
うーん。マリアが魔法をミスった。サラが変な実験をした。
そういうことにでもしないとエロが出てこない気がする。
あとは、支部長さんをどうにかしてそういうお店にほうりこむとか。
しかしそれだと楽魔女でやる意味がないしなあ……

76 :
店か……

77 :
個人的には
サラ×ナハさん
殿下×永遠の21歳
これが好きだなー

78 :
右手×エイザード

79 :
右手って呼んでやるなw

80 :
ゴクちゃん×ゴクちゃんマニアの……名前を忘れた。

81 :
そういえば2巻あたりのあとがきに書いてあったカップリング予想のひとつだけの正解ってどのペア?ナハとサラ?

82 :
多分そうじゃないかな。最終的にフラグ立ったカップリングの中で
2巻あたりの時点で予測できそうなのってその二人しかいなくないか?

83 :
保守

84 :
月白と流星号だと思ってた

85 :
私もそう思ってた>月白と流星号

86 :
なるほど!納得した

87 :
……マリアと旦那様無視られてねぇ?

88 :
や、それ人妻な時点で既成カップルだしさ…

89 :
スレが立ってたとは

90 :
名作

91 :
ファリスは俺の嫁

92 :
懐かしいなオイ
昔ナハさん×サラで妄想してたのを思い出した。
姉の本棚から発掘してまた読んでみるかな。

93 :
お前らが一番好きな作品ってどれよ
俺はハッピーアイランドだけどあれは誤字脱字がなぁ…

94 :
課外授業のその後で、かな
ティルティスかわいいよティルティス

95 :
一番オッパイ大きいのは誰ですか

96 :
ダントツで殿下(本人は認めないが)

97 :
サラ×殿下にドキドキしてた自分はたぶん少数派。
あれで百合に目覚めたw

98 :
>>97
何故?普通だろ
サラは被レイプ経験で人格分裂したから
もう男は愛せなくなった、てのも含めて

99 :
>>95
ナハトール

100 :
最終巻のエピローグ的なあの数行の大佐とファリスがたまらない
何故か島に、のその部分のあれこれをクローズアップして欲しかったw

101 :
>>100
同じくw
しかしエピローグ時のファリスの初々しさが気になるw
殿下お墨付きの色気がファリス一人に使われるというのも空恐ろしいな(いや、今までも使ってはいたが気付かれなk ry)
愛の告白だけで腰が抜けたファリスは大変だw

102 :
なんでリーザレインはハッピーアイランドに迷い込んでたんだ?

103 :
皆が笑いを我慢しているって場面はいくつかあるけど
そういう場面ってサラも我慢してるんだよな?な?そうなんだろ?

104 :
サラは俺の嫁

105 :
いえ殿下の嫁です

106 :
まて、夫という可能性はないか?

107 :
サラ「殿下これに判子を」
つ【婚約届け】
殿下「(@益@)」

108 :
ちょw
殿下すごい顔しすぎww

109 :
ニコニコにうpされてた楽園の魔女達のウマウマが消えてる・・・だと・・・?

110 :
>109
ふつーに見れたよ?

111 :
良スレage

112 :
MH2ndGでオトモアイルーの中に「デンカ」っていうのがいて
私はあまりの事に大変驚きました

113 :
伝言でんでんとワンピースの無線のでんでんってどっちが先に出たの?

114 :
それよりも、サラがでんでんで殿下の性生活をチェックとか、
夫婦が単身赴任時にテレフォンならぬでんでんセクスとかしているか、の方が気になる

115 :
初恋はファリスです

116 :
しばらく前にスレ見つけて懐かしくなって小説一気読みしたらフレイ×ファリスに萌えた
自覚しちゃったファリスが少佐にたらしこまれる一部始終をエピローグに挿入してほしかった!

117 :
挿入

118 :
射出

119 :
なんつー懐かしい小説だwww

120 :
最終巻の表紙の殿下の左手がグニャって曲がってるのは何故?
作中ではリーンに泣きつかれたから腕は切り落としてないって言ってるし…

121 :
>>78は中々うまい

122 :
マリア「ぬるぽ」

123 :
ガーガ「ガッ」

124 :
百合スキーな人間としては、殿下とファリスとか、サラと殿下とか、そういう方向はできないものかと考えてしまうな・・・

125 :
>>124
どっちも出来そうだけど、サラをやろうとするとトラウマをどう扱うかだな
ナハサラ書いてくれた人みたいにちゃんと触れるか、とりあえず無視しておくか

126 :
>>125
・トラウマがあるからこそ、女性に惹かれるサラ
・トラウマがあるからこそ、トラウマに屈しない殿下に惹かれるサラ
で、どうだろう。
サラ→殿下がどこまで本気だったのか今でも気になってる俺…

127 :
楽園の食卓を読むと結構マジだったような気もするが、どうなんだろうw
友情と愛情が交ざってる可能性もあるけど

128 :
サラと殿下のせいで百合に目覚めたといっても過言ではない

129 :
圧縮あったみたいだがなんとか生き残ったか

130 :
圧縮あったのか
気が付くとなくなるからなぁ…まったり維持していくか

131 :
>>126
本気といえばナハトールがサラに感じていたのは恋愛感情だったのか、それとも同情とか父性だったのか
うむ、サラが謎だから周りの人間関係まで謎になるな

132 :
ナハさんそもそも、誰に対しても「いい人」で終わりそうだからなあ…

133 :
何巻だったか、新興宗教にもぐりこむ話でごくちゃん美少女バージョンに
魂抜かれた記憶が、
なつかしいなぁ、文庫本どこにやったかな。

134 :
ハッピーアイランドだな。個人的にごくちゃんオチは詐欺だと思うw
>>126
今更だがサラの心情は説明出来ても殿下側の心情が説明しにくいんだよなぁ…
まぁSSなんだし最初からある程度イチャイチャしてる状態から初めても大丈夫か

135 :
殿下とサラの「お互い言わなくてもわかってる」な関係が好きだった

136 :
ところでこの流れで思い出したが、ごくちゃん美少女化2号が主役張ってるグランドマスター!とかはこのスレの範囲外?
樹川さとみ作品総合、なら姫総長はじめ女神の刻印とかも読んでみたいものだがw

137 :
>>136
どうなんだろうな
スレタイ的には楽魔女オンリーなんだろうけど、スレが賑わってしょうがないとかじゃ無いんだし、樹川さん総合にしちゃっても良いような気もする

138 :
僕、保守えもんです
久しぶりに読み返すとサラの過去話とか、ややもすれば重くなりすぎそうな話題でも上手く処理してるんだなぁ
それでいて悲劇性は十分伝わってくるし

139 :
サラのとこに来た(来る)弟子っぽい人ってどんなだろうなー
なんかもうナハさんを塔に呼び戻しておさんどんとしてコキつかえばいいと思うんだサラは

140 :
>>139
最終巻でナハさんに止めさしてたなw

141 :
>>140
何したっけ?思い出せないー!

142 :
自分の過去に同情したりするんじゃない、迷惑だから的な牽制をしてたなw

143 :
なんか勢いで全巻読み返してしまった。
フレイファリスが読んでみたい。
きっとフレイがつかった「あくどい手」って電報とかで
「フレイ キトク スグ コラレタシ」みたいな文章をファリスに打って
あわてたファリスが島まできたところを口八丁でそのまま捕獲・・という
流れだと思う。

144 :
>>143
するとあれか、
「嘘は言っていないよ、きみを思うと胸が苦しくてどうにかなってしまうところだった」
「でもきみが来てくれたから……」
とかそんな感じで?

145 :
>>143だけど
なんとなく想像したのは
フレイがはしごとかから落ちて足をくじく
→包帯ぐるぐる巻きでファリスに電報
→あわててやってきたファリスを言いくるめて看病として残ってもらう
→アルフォイ家一家総出でのもてなしに帰れないファリス
→いつのまにか島中総出で「若奥様大歓迎」になっておりますます帰れない
という感じかなぁ。相思相愛なんだから一緒にいたら帰りたいと
思わなくなると思うしねぇ

146 :
>>144-143
やばい萌えた

147 :
いいよねフレイファリス
自分ではなかなか想像つかないが。
>>145
看護士扱いともなればやっぱり同室ふたたびだよね
怪我そっちのけでおもてなし側に回ろうと無理するフレイやら
慌てて制止しようとして密着しすぎたことに気付いてぎくしゃくるファリスやら
甲斐甲斐しく世話してくれるファリスに毎度熱い視線を送ってしまうフレイやら
眠ってるフリしてるフレイに気付かずつい眺めたり額撫でてみちゃったりするファリスの姿が?

148 :
懐かしい小説

149 :
ファリスは他人を疑うことを知らないから、無事に夫婦になった暁に
フレイに例えば「夫婦は毎晩一緒にお風呂にはいって体をあらいっこする」とかの
嘘八百をふきこまれても信じそうだ。
で、「私の父と母はそんなことしませんでした」とかいったら
フレイに「そうだね、ゴーラの人たちとここでは風習が違うから・・。
そりゃあプライベートなことだし、みんなおおっぴらには言わないけど・・
せっかく夫婦になったんだから、ぼくも君とそうしたいんだ・・ダメかい?」などと
下手にでられたら、あっさりとだまされそうだ。

150 :
>>149
だまされるに1票だけど
そんなことより、だまされた後が見たすぎる
初々しいファリスの反応はさぞや……

151 :
地域が違うっていうのは、何を言いくるめるのに便利だな!
ファリスが信じたその後のごそごそに1票

152 :
フレイファリスと言えば
フレイの「ハニー」呼びがデフォになってるのかどうかが気になる
そしてファリス側も「二人きりの時だけでいいから」とか懇願されたら
頑張って応えようとするんだろうな
で、なんとかようやくダーリンと呼ぶのに慣れて来た頃に
楽園の連中が遊びに来たら、うっかり皆の前で使ってしまったりしそうだ
「あーファリスちゃんもだーりんのことだーりんって呼んでるんだあ、お揃いだねっ」
「まったく相変わらず恥ずかしいことを恥ずかしげもなくこの小娘っ!」
「おや殿下、ダーリンは古来由緒正しい呼称のひとつだろう。何を隠そう私も使っているが、ずいぶんと喜ばれているようだぞ」
とか何とか、会話してるうちに実は殿下も使ってることが判明して……とか

153 :
マリアって普通にエッチしてたっけ旦那と

154 :
>>153
食卓前編でファリスの朝帰りを期待してたみたいだし
きっと経験済みだろうマリアは

155 :
マリアは旦那見つかった後だったしなw
ファリスは騙して色々エロい事させたりしたいタイプだよなww

156 :
フレファリ待ち保守

157 :
ダナティア:真紅
マリア:雛苺
ファリス:蒼星石
サラ:?
サラだけぴったり来るのがいない

158 :
ダナティアの結婚相手って作中ではっきりしたんだっけ?

159 :
思いっきり出て来てたじゃないか

160 :
思いっきり手袋投げつけてたね

161 :
あれでいいのか?と思わないでもないが

162 :
どんな結婚生活を送るのだろうか

163 :
残ってたのか

164 :
メリークリスマス!!
楽園の世界じゃクリスマスはないけど、なんとなく
「ヤドリギの下に立ったらキスをするそうだよ」
「そうなんだぁ!じゃあダーリンっ」
と仲良くちゅうするマリア夫妻と
「さぁ殿下。異国の文化を体験しよう」
「結構よ。…なぜ近付くの?この腕をおどけなさいっ!!」
「大丈夫だ。怖くない」
「そんなことは聞いてなくてよっこの鉄面皮−!!」
と攻防を繰り広げるサラと殿下と
「やぁ、困った文化だね。さぁ、ファリス」
「ま、またですか!?もう3か……っ……!!」
と笑顔全開な少佐と赤面ファリスを幻視した

165 :
>>162
殿下は小説内で書かれたように猿山のボス同士
熾烈な主導権争いを結婚生活で繰り広げる予感

他の娘さんなら>>164みたいに
ファリスはいいように少佐に丸めこまれるだろうし
マリアは小説通りの円満夫婦だろうか
サラが想像つかない

166 :
>>164
GJ! こういう小ネタ好き

167 :
今年の初夢はマリアとコタツでぬくぬくする夢だった

168 :
殿下とぬくぬくしたい

169 :
殿下とベッドでにゃんにゃんする事を日がな妄想しても
毎回肝心なところで殿下が頭に銃を突き付けて来るから困る。
恥ずかしがってるのだろうか

170 :
殿下は妄想しづらいよ。ベッドの中でも公人を捨てられない人なんだろうな
てゆーか強すぎ。
銃をつきつけられても乗り越えられる勇者ってどんだけ・・・
マリアやファリスはパワーゲームとは無縁だよな

171 :
力こそパワー

172 :
最初の頃、ファリスが一番好きで殿下は倦厭してたんだが
後になると殿下が1番好きな女性キャラになった。
しかし、男なのにあの作品で一番好きなキャラは支部長。

173 :
周りが誰も知らないから寂しい。
マイナーなのか?

174 :
いや有名だろう、古いだけで。
今世紀からラノベを読み始めたような世代は知らないんじゃない。
ラノベは回転が速いから図書館とかでも書庫行きで表にでないし、
作者が好きで過去作を調べるとかしないと中々ね。

175 :
むしろ>173が普及活動して広めるとかもアリでは

176 :
確かに図書館で探してもなかったな

177 :
>>172
どんを付けろこのデコスケ野郎

178 :
サラは素直クールなのか?

179 :
激しい運動で処女膜が切れる、と言う事を聞きました。ならばもしかしてファリスは…(´;ω;`)ブワッ

180 :
ファリスは気にしなさそう
むしろ少佐が気にする

181 :
少佐も気にしないだろ。
ってあの人女を抱いた経験ってあるのかな?

182 :
バイらしいからあるんじゃね?
軍人だから娼婦と、とか

183 :
若い時分に上官に連れられて、とかな
あるある

184 :
まあ少佐の場合その連れられた上官と二人きりになりそうな所が問題か

185 :
上官とめくるめく愛のドラマか

186 :
良スレage

187 :
亀だが
>>178
素直クールよりもクール攻めな姿勢にまわれる気がする
上手く説明できんが


薄暗い物置部屋の中。
サラに手招きをされ、ナハトールは訝しく思いながらも
そちらへ歩を進めた。
「こんな所で」
どうしたの、と続けるつもりだった言葉は、
音になる前にサラに飲み込まれていた。
襟首を捕まれ、そのまま唇を奪われたのだ。
最初は重ねるだけ。
だが徐々に、しかし明らかに深いそれへと変わっている。

長いキスを終え、ナハトールはようやく解放された。
「いきなりどうしたのよ」
困ったような笑みを浮かべるナハトールに
「いえ、何となく反応が気になりまして」
サラは無表情のまましれっと答えたのだった。

みたいな。

188 :
>>187
なるほど、80%わかった
しかし後もう少し続きを書いてくれたら120%理解できる気がする。
要するにGJ

189 :
>>187
自分も裸にナハトールのエプロン借りて正座して待ってる

190 :
ナハトール「あれっ!?、ねぇぞ!?」ガサゴソ
そんなわけあるか、よく探せ

191 :
やっぱり俺の一番は銀砂のプリンセス

192 :
ハッピーアイランドのおばあちゃんは最高だった
このスレ的な意味ではなく
シルヴィアちゃんなら何かしてくれるだろうか?

193 :
バターをつけた指を舐める…
ハッ!!

194 :
バター犬

195 :
バターごくちゃん

196 :
にゅ〜っと伸びながら、どこまでも潜っていきそうだ>バターごくちゃん

197 :
可愛い

198 :
バターごくちゃんで一本書けそうだな

199 :
ごくちゃん→濡れると増える→他の場所も攻め可能→増える→他の人にも攻め可能
ごくちゃんの可能性は無限大だな!!

200 :
殿下「ちょ…!、やめ…、あふぅん…」
ごくちゃんは止まらない
殿下「いゃ!、そこは、あん…、」
ごくちゃんだからである
増えてないけど

201 :
保守

202 :
ブチ上げ

203 :
>>180
俺が気にする

204 :
せめて保守を…
SS書いてみようかしら…がっつりエロは無理だけど

205 :
そうか・・・あっちが本スレだったか。
こっちが伸びてるつもりだった(w

206 :
もう200もいったのか

207 :
フレファリって言いにくいね

208 :
ならばマリファリだ

209 :
サラダナ

210 :
ファリダナ

211 :
その場合はダナファリじぇねえ?

212 :
ダナティアの誘い受けにファリスのヘタレ攻めか……、……

213 :
1巻でフラグ立ったと思ったんだけどな

214 :
基本はサラの方が上だよな、フラグの量

215 :
サラが1巻でダナティアに口移ししたの、最初に読んだ時は気づかなかった

216 :
サラとダナティアは両思い。これ基本ね

217 :
確かにダナティアとファリスの表紙は無いような奇ガス

218 :
六万七千語の中に、三八七回も『愛』の単語がでてくる官能小説でおにゃにーしてる殿下が見たいです!

219 :
マリアに見つかるんだな

220 :
つまりマリアが殿下に一人でのやりかたを教えてあげるということか…ハァハァ

221 :
そして二人の近くに佇む俺

222 :
それを柱の影から見て観察記録をつけるサラ

223 :
それにサラもファリスも入り
若い娘っ子四人が全員裸でベタベタでヌルヌルな状態でくんずほぐれつ乱交パーリィ………

224 :
何それ見たい

225 :
誰だって見たい
俺だって見たい

226 :
…殿下とサラは言わずもがな、
ファリスも覚醒すれば淫靡な状態が想像出来るのだが。
淫靡なマリアがどうしても想像できん。
魔術つかって大人のおもちゃをつくって
きゃっきゃきゃっきゃ笑いながら
ファリスや殿下を攻めまくってる図しか思いつかん(ww

227 :
ファリスはふたなりだって絶対に

228 :
ふた化した場合のそれぞれの反応を想像・・・もとい妄想してみた
サラ:冷静に観察する。嫌がらせにしかならないので殿下に見せたりはしない。
ダナティア:行き場のない怒りで倒れる。
ファリス:オロオロする。ちょっと欝気味になる。
マリア:想定不能。

229 :
マリアは興味津々でいろいろ弄り倒しそうな気はするな
ジェイル様が卒倒するだろうが


230 :
生えたマリア、うろたえるファリス、観察するサラ、ターゲットになる殿下。

231 :
個々のサイズを明確にだなぁ

232 :
このスレからいい意味で加齢臭がする

233 :
ミストルテインの矢を読んだ時はすごく感情移入して四人娘に対するストーカー達の行動に腹がたったが


今じゃあいつら同類か……フヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ

234 :
浮上

235 :
保守用に四姉妹を妄想してみよう
年齢順ならサラが長女になるわけだが……
ファリスも殿下も捨てがたい

236 :
直情怪行で後先考えずに周囲を巻き込む騒ぎを起こす長女マリア
一応姉を諌めようとはするが、結局片棒を担がされて騒ぎを拡大してしまう次女ファリス
姉二人の起こした騒ぎを裏から絶妙にコントロールしている三女サラ
尻拭いと突っ込み担当の末っ子ダナティア

なんかいつもと変わらんような

237 :
>>236の場合、それぞれの呼び方はどうなるだろーか?
マリア→サラ、ファリス:本編と同じ
マリア→ダナティア:想定不能
ファリス→マリア:姉さんファリス→サラ:サラ
ファリス→ダナティア:想定不能
サラ→マリア:マリア
サラ→ファリス:ファリ姉
サラ→ダナティア:ハニー、最愛なる妹、他色々。シリアス時のみダナティア
ダナティア→マリア:ボケ姉
ダナティア→ファリス、サラ:本編と同じくあだ名で呼ぶ

こんな感じかね?異論は認める。むしろ歓迎

238 :
ファリスと殿下の年齢での上下関係って、明らかになってったっけ?

239 :
どっちが年上で年下って話

一巻で
18歳のサラが一番年上で16歳のマリア一番年下って言ってたから
ダナティアとファリスは17歳?
双子か……、この二人の性格だと双子設定はベタだが
赤髪と金髪の双子って聞いたことねぇや
ファリスを引っ張り回すダナティア萌え
ダナティアに引っ張り回されながらも必についていこうとするファリス萌え

240 :
サラ「ここの住人は十人もいない。なんちゃって」
ダナティア「(#^ω^)」ビキビキ


241 :
サラは「なんちゃって」なんていわない

242 :
つまり殿下はサラが(普段なら言わないのにわざわざ)「なんちゃって」とつけたしたことに対して(#^ω^)ビキビキしてるんですね、わかります
「くだらないだじゃれだけなら黙っていられたのによけいなダメ押しまでっ……! 鉄面皮にもほどがあるわ、お黙りなさいサラ・バーリン!」

243 :
エイザード「ここの住人は十人もいない。なんちゃって」
支部長どん「(#^ω^)」ビキビキ
あれ? 違和感ないや

244 :
違和感ないなー
「ぬぁにが『なんちゃって』だ、このへっぽこ魔術師ーー!!」
とか続くに違いない

245 :
このスレを見つけた時、驚きのあまり声を出してしまったのは俺だけじゃないはずだ

246 :
そう、あれは去年の夏のことだった

247 :
>>245
今発見して驚きの声をあげたところだw 読んでいくとみんな再現率高くて驚いた

248 :
保守
久しぶりにきたら投稿あって驚いた

249 :
>>228
殿下は頭に血が上って倒れるんじゃなくて
股間に血が下って倒れるんだな

250 :
勃起したまま倒れてる殿下を見つけるのは誰だろう
俺だろうか

251 :
本命:サラ
対抗:ナハさん
大穴:支部長どん

252 :
サラが発見の場合、おもむろにメジャーで測定しそうなんだが

253 :
測定とスケッチはほぼ確実だな

254 :
リーザさんが見つけたら…

255 :
眠ってる殿下の勃起チンポを一心不乱に舐め回すファリスとか見てみたいな
サラでもいいけど

256 :
見てみたいというなら
どうしてそうなった……でも妄想してみればいいじゃない

257 :
……自分でやってみるか
古い魔道書の解読中に突然倒れた殿下
診断の結果、異常な魔力の固まりが生えている
解読していた魔道書を調べた結果、処理すれば目を覚ますはず……
誰かSSにできる人いない?

258 :
殿下へ
日本を率いてください
お願いします

259 :
>>257
SSは無理だけど妄想の続きなら
マリアとナハトールは買い出し、師匠は本部からの呼び出しで不在
楽園にはファリスとサラの2人・・・
サラの魔道書解説にオロオロするファリス
「し、処理ってどうやって・・・?」
「うむ、ならば私がまず手本を見せよう。しかしこれだけの魔力だ。
私1人ではさすがにきついから、私の後はファリスに頼む」
サラにより断れない状況にどんどん追い込まれるファリスさんでした・・・

260 :
やはりサラはどうじないんだろうかw
改めて読み直してるんだが、途中まではサラとナハさんにフラグらしきものがたってるんだよなぁ
最後、バキバキだけどw

261 :
うむ
あのバキバキ感はナハサラスキーの自分にもいっそ清清しかったわいチクショー
師匠とダナさんやティルティスとサラ、ヤトゥルとダナさんとかも大好きだったんだが…
けっこう立ちそうなフラグ折ってるよな、楽魔女w


262 :
まぁサラは殿下一筋だし

263 :
まぁ殿下は俺一筋だし

264 :
支部長さんはエイザード一筋だし

265 :
エイザードは四人の娘っ子一筋だし

266 :
ごくちゃんはごはんくれる人に浮気しまくりだがな

267 :
少女形態時のごくちゃんで考えると、なにやら犯罪の香りがするな

268 :
ごくちゃんって食べ物じゃないものまで食べてたけど、好き嫌いあったっけ?
甘いおやつ系をよく食べてたのは覚えてるんだけど、辛いものとかも気にしないのかな?

269 :
支部長さんのぬいぐるみは吐き出してた記憶が有る

270 :
害虫駆除用のトウガラシエキス飲んでケロっとしてたのか火を吹いてたのか覚えてないな
また読み直すか

271 :
今更だがエロパロ全体のまとめサイトに収納されてるナハサラは良かったなぁ
フレイのファリスの組み合わせは好きなんだがエロに至る道が長く険し過ぎる

272 :
ファリスだからしょうがない

273 :
今ふと気付いたけど、もう俺って彼女達より年上なんだな……。
悲しいけど嬉しくないわけじゃない。不思議な気持ちだ

274 :
殿下可愛い超可愛い

275 :
サラ風にいってみようか

276 :
サラ「殿下可愛い超可愛い」
殿下「おだまりなさい! この鉄面皮!」
あれ? 違和感ない。

277 :
私はナハトールとサラが大人の落ち着いた関係を築いていってくれることを期待してたんだが
最後のアレってサラちゃん思いっきり振っちゃったんでしょ
「同情するなら愛をくれ」って風には聞こえなかったからさ・・・

278 :
>>277
ナハトールが記憶を取り戻してパワーアップした後のサラでも尚、気にかけるなら可能性はあるかもしれんけどなぁw
逆にナハトールの保護者気分が抜けて、立場として対等になった感じもあるけど。
まぁ、まずはサラに殿下を諦めてもらわんと…

279 :
>>278
>まぁ、まずはサラに殿下を諦めてもらわんと…
ああ、そこが先だねw
でも殿下は将軍一筋になるだろうからサラは殿下を諦めずとも納得して最終的にはおさんどん兼用心棒
権パートナーとしてナハトールを受け入れそう
ナハトールもぬまでサラ一筋なんじゃないかと思うので

280 :
ダナティアの場合は別に将軍一筋とか関係ないと思うがな
兄の子供をテキトーに育てて後継者にするとかもありうるし

281 :
ダナティアにとって将軍は恋愛対象ではなく・・・何なんだろう・・・信頼できる共謀者ってところか?

282 :
背中を預けられる仲間、かな?

283 :
んだべな

284 :
つまりは、ダナティアにとって俺は恋愛対象だな

285 :
寝言は寝て言えっておらのばっちゃが言ってただ
んだども、284はいったい誰だべか?

286 :
あれじゃね、砂漠の民の

287 :
>>157
得体が知れないということで雪華綺晶じゃないだろうか

288 :
作品が綺麗すぎる

289 :
マリアとナハトールのほんわかした雰囲気、私好きよ

290 :
けっこうこのスレ残るのね

291 :
そうこうしてるうちにもうすぐ300

292 :
>>290
楽園の魔女の話をしたい
しかし樹川スレで延々と一つの作品について触れるのはいかがなもなか
そういう時、このスレに書き込んでしまうのだ…

293 :
もうすぐ300とか言いながらまったく進まないのがこのスレ

294 :
サラの教え子たちは、オールドミススタイルじゃない
普段のサラを見て何かを想像したんだろうか

295 :
サラ風にいうならスケベ心

296 :
サラに対するスケベ心ならよく起こしているが、それを文章化するのは難しい

297 :
マッチョな料理人さんは、
弟子とったエイザードを見守りたいから楽園にいた、でOKだっけ?

298 :
hoshu
このレスには頑張ってもらいたい
王道のフレイ×ファリスが読みたい

299 :
ナハさんとエイザードから溢れ出る90年代臭が読んでてむずがゆい

300 :
この、へっぽこ魔術師ーーーっっ!!!

301 :
エロパロのまとめは何処に

302 :
もうこっから一行リレー小説でいいんじゃね?

303 :
今読んでて思ったが、とんでもない宝物でサラとマリアがプラダの兵士に捕まった場面てエロパロ的に王道だろ
本編じゃかなりコメディだったけどな

304 :
>>303
普通のエロパロ的には王道なんだけど、楽園の魔女に求めてるエロパロとはちょっと違うんや

305 :
一日一へっぽこ

306 :
一へっぽこドル

307 :
へっぽこ高

308 :
へっぽこ税撤廃

309 :
俺の中では、エイザードはあっちに帰る前にサラの背中に魔法をかけたことになっててさ
段々傷跡が薄くなってく奴なんだけど、ある日それに気付いたサラが殿下に確認を頼んで(tbs

310 :
クリスマスネタを期待して11月最後の保守

311 :
らんだむダンジョンというフリーゲームをやってみて、やっぱり女の子達が主役の冒険ファンタジーは僕の大好物なんだなと思いました

312 :


313 :
しゅ
今製作中…年内目標。
ED後のフレファリ。
エロまでいけるか微妙…って言うかエロで作風を壊さずにいけるか微妙。筆力のなさが悔しいw
携帯からなので投下の仕方がめんどくさそうだ…。
需要がある事を祈ってる。

314 :
wktk

315 :
需要はあるに決まってるじゃないか!
いつまででも待ってますから

316 :
需要ありまくり
でもエロが絶対ってわけじゃ無いと思うから無理せずにガンガレ

317 :
アジェンダ島はあいかわらず穏やかだ。
まじめなファリスはなぜここにいるのだろうとときどき思うが
「難しい事を考えちゃいけないよハニー」とはぐらかされてしまった。
島の住人たちはすっかり彼女をアルフォイ家の若奥様としてむかえているのだが、
当の本人だけが気づいていない。
天然要塞のまもりは鉄壁だ。
「フレイ」
「ん?」
「明日は何をしたら良いですか?」
夕食を終え(ファリスにとっては地獄の)風呂も終え、
二人は寝室のミニテーブルでの一時を過ごしている。
部屋は以前世話になった時と同じ場所だ。
どんと場所をとるレースのダブルベッドも以前のままなのだが、
にぶいファリスはその意味に気づいていない。
エイザードが故郷へと帰り、娘たちがそれぞれのあるべき場所へ帰る準備をしていた時
「遊びにおいで」と誘うフレイに連れられここアジェンダに来てから
ファリスは帰るきっかけを失いずるずると滞在し一ヶ月になる。
はじめは客人としてフレイに案内され観光などをしていたが、
滞在が長くなるにつれ世話になりっぱなしになるわけにもいかず、
フレイもまた仕事で館を空ける事も増えたため、ファリスは島で手伝える仕事を引き受けていた。
ラモーナの家の子守をはじめ、魔術師としても剣士としても腕がたつファリスはひっぱりだこだ。
「きみもまじめだね、たまにはゆっくりすれば良いのに」
「でもお世話になっているばかりじゃ落ち着かなくて」
「なるほど。じゃあ、明日はぼくの手伝いをしてもらおう」
「少佐の?」
「ん」
ああ、またナチュラルに少佐になった。
「おや、もうこんな時間だ。そろそろ寝ようか」
「あ、はい」
二人は冷めた紅茶を飲み干してベッドへと入った。
今でこそ剣は置かないが、この一ヶ月一度としてベッドの上で二人が触れた事はない。
「ぼくは自分の忍耐をほめてあげたい」
「?何か言いました?」
「いや、なんでもないよ。おやすみファリス」
「はい、おやすみなさい」
後は静かに波の音が聞こえて来るだけだ。
じきにファリスの寝息が聞こえて来るだろう。この時間がフレイは何より好きだった。
たとえ変態と姉に罵られようと、愛しい彼女の寝顔を見て至福に浸れるのだ。
だが、今日は違った。

318 :
「フレイ。もう寝ましたか?」
「いや。眠れないかい?」
「いえ…あの、やっぱり私そろそろ帰らないと」
「帰る?」
「はい。このままここにいつまでもお世話になっているわけには…」
「なるほど。でも、どこに帰るんだい?」
「え?」
「虹の谷の『楽園』はサラ嬢が継いだんだろう?
皇女殿下は帝国へ戻ったし、マリア嬢はブライマ男爵夫人として領地へ帰った。
君は?まさかゴーラの家へ帰るのかい?」
「それは…」
「一度家を出た君をケイデ氏が迎え入れるとは思えないけどね」
「…」
「すまない、意地の悪い言い方だったかな」
ベッドの上でフレイがファリスを見ると、はしばみの瞳は静かに天井を見つめていた。
そして掛布がフレイから浮かないように気をつけながらゆっくりと身を起こす。
「いえ…フレイの言う通りです。いまさら家にも『楽園』にも帰れない」
サラならいつでも受け入れてくれるだろうが、もれなく愛の身体測定が日課となるだろう。
「…」
「やれやれ。今きみが考えてることを当ててあげようか。楽園にいた学友のなかで、
自分だけ宙ぶらりんになっていてなんて情けないんだろう、穴があったらはいりたい。
そんなところかな…違うかい?」
図星だ。
「そんな風に思うもんじゃないよ。案外それぞれの道を行く彼女たちも悩んでいるのかもしれない」
バリトンの美声を聞きながらファリスは少しだけため息を吐いた。
「…殿下は自分のすべきことを知っていて、それを貫ける強いひとなんです。
サラも…エイザードの後を継いで虹の谷の導師になるって言った時には、もう迷いなんてなかった。
マリアだって大好きな…だ、だ…」
「ダーリン?」
「…と一緒に暮らすって嬉しそうで」
羨む響きよりは憧れに近い感情がこめられていた。
「ふむ。そんなきみがぼくはとても好きだよ」
「棒読みですね、なんか」
それは感情を込めたら抑えがきかなくなるからさ。
「居場所がなくて落ち込んでるのかい?ここは良い島だろう?ずっとここにいればいい」
言った後で気づいた。ジゴロの口説き文句みたいだ。

319 :
「確かにここは良い島だと思います」
「帰る場所がないと言うなら、ここをきみの帰る場所にすればいい。簡単なことさ」
「…そうですね」
「…」
「…?」
ああ、負けた。
いや、負けるものか。
「今の、なんだと思う?」
「なんですか?」
「プロポーズ」
「…」
しばし静寂が訪れたあと、ファリスが困惑したようにフレイを見た。
「あの…?」
「冗談だと思うかい?」
なんだ、冗談か。
そわそわと落ち着かなくファリスはシャツの胸元を握る。
フレイが体を起こした。
本能的にファリスは身構える。
「今まであらためて尋ねたことはなかったけど。
ローカイドの館を去るときにできみに告げたことをおぼえてるかい?」
「…」
おぼえている。一語一句残さずすべて。
だけどあれは嵐のようにファリスをかき乱し過ぎていった。
あのあと会った時にはフレイは何事もなかったように振る舞ったので夢かと思ったくらいだ。
「ああああ、あの」
心臓が早鐘を打ち警戒に身をひくファリスに、フレイは笑みを浮かべる。
皇女殿下お墨付きの色気あふれるアレだ。
「ぼくの気持ちに変わりはないよファリス。きみにプロポーズしたんだ。結婚しないか」
「!」
すでに腰が砕けそうなファリスはベッドの縁まで後ずさる。
フレイは近づこうとはしない。
「あの、あの私っ…なんで、だっ、えっ」
混乱している。
ふう、とため息をつきフレイはいつもの穏やかな顔を見せた。
「なにもそんなに怯えなくても。凶悪な犯罪者になった気分だ」
不安につけ込んだ卑怯者の自覚はすこしあるが。

320 :
「考えてもいなかった?」
「はい…すみません」
「プロポーズして謝られるのははじめてだ」
「えっ」
「プロポーズもはじめてだけどね」
「はぁ」
すっかりフレイのペースに巻き込まれ気の抜けた声でファリス。
「あの…それで」
「うん。ここアジェンダは良い土地だ。きみが暮らすのに何の問題もない。
さいわいケイデ氏とぼくの家も旧知の仲だ。何の障害もない」
「だだだ、だからって」
「もちろん、選択権はきみにある。ぼくはしがない求婚者だからね」
「あ、あの…うわっ」
ひろいベッドとはいえ限度がある。
後ろに手をついてしきりに後ずさりをしたファリスはうっかり手をすべらせた。
「ファリス!」
体勢を崩したファリスをフレイが引き寄せる。勢いあまって抱き寄せるかたちになってしまった。
(…やばい)
理性のタガが。
今まで極力触れないように細心の注意をはらっていたのに。
「す、すみませ」
「動くな」
「え?」
「動かないでくれ、少しだけ」
抱き寄せたままの格好で固まるフレイにファリスもまた静止する。
「…」
「…」
男心の繊細な葛藤は天然要塞にはわかるまい。
「…あの?」
「ぼくは本気だ。ファリス。きみを愛している」
「!」
「きみが欲しい。ぼくの生涯の伴侶としてこのままここにいて欲しい。…もちろん、求婚を受けなくてもここにいて構わないが」
「あ…」
「出来れば、偽りの婚約者じゃなくここに。ファリス?」
腕のなかで固まっていた彼女がわずかに身じろいだ。
「…私で、良いんでしょうか」
「え」
「わ、私っ…お、男の子みたいだし」
「問題ない、ぼくは男も愛せる」
「うっ」
「でもきみのことは女性として愛してるよ。剣の腕がたって、魔術師で。
でも本当は奥手で可愛らしい女性だ」
(や、やめてほしい…っ)

321 :
可愛らしいなんて初めて言われた気がする。
「心から愛しいと思ってるよ」
「…」
「ファリス?」
「わ、私で…良ければ」
「うん?」
「私で良ければ…お受けします」
消え入るような声で囁いたファリスに思わず覗き込む。俯いた赤毛に隠されて顔は見えない。
耳が真っ赤だ。
「本当に?」
「…」
返事はなかったが、ほんのわずかにうなずいた。ように見えた。
「ファリス。ぼくは夢を見ているのか?」
「いえっ、現実です」
「きみがぼくの求婚にイエスと?」
「は、はい」
「ああ、――ファリス」
今度こそ深く抱きしめた。
おずおずとファリスも手をあげる。
抱きしめるのではなく触れるだけなのが、つつしみ深い彼女らしい。
「ぼくは今んでもいい」
「それは…だめです」
「例えだよ」
すぐ近くにある赤毛の頭に顔を埋めて思い切り息を吸う。
「く、くすぐったいです」
「我慢してくれ」
「そんなこと言っても…っ」
身をよじる彼女に抑え続けた欲に火が灯る。
「ファリス。つかぬ事をきくけど、ゴーラ族は正式な結婚前に男女がこうして触れ合うと何か戒めが?」
「あ、いえ…そういうことは。基本的には本人の意志に委ねられてます…
弟のように、女性の親族に恨まれることは稀にあるようですけど」
以前この島に来たときの事件を思い出してファリスは正直にこたえた。
抱きしめた彼女の背でフレイが拳を握る。ガッツポーズだ。
「よし。いいぞ」
「え?あっ…あの!?」
ごん。
鈍い音がした。
ようやく意図に気づいたファリスが慌てて顔をあげ、フレイの顎と勢いよくぶつかった音だった。
「すっすみません」
「いや。このくらいなんてことないさ」
やせ我慢なのかフレイは顔色ひとつ変えない。

322 :
「さて、ファリス・トリエくん。めでたく我々は婚約者となったわけだが」
「あっはい」
「ぼくは自分の忍耐力には自信があった。
だけど、一ヶ月のあいだ愛しい女性が隣に眠る状況はこれまでになく苦しい戦況だった」
「…はぁ」
「ぼくはそろそろご褒美をもらっても良いかと思うんだがどうだろう」
「…ご褒美」
「…」
天然要塞は手ごわい。言葉遊びなどしないほうがここは吉だ。
ムードはなくなるが。
「きみを抱きたい。今すぐに」
「だっ!?」
「抱きしめるとかそういうことじゃないよ。それとも意味がわからないかい?」
「いえ、わかります、けどっ」
よかった、そこまで奥手ではないようだ。
「だめかい?…ずいぶんと我慢してきたつもりだけど。いや、言い方が悪いな。
嫌われたくないから隠してきた。臆病だったんだぼくは。でも…ファリス?」
ぞっとするほどの色気をたたえた美声。改めて顔をみればフレイはとんでもない美形だ。
人の造作にさして関心のないファリスが、思わず見とれてしまうほどには。
「きみが好きだ…だから」
「っ」
フレイは彼女の手をとり口づける。
天然要塞は、詐欺じみた懇願――別名色仕掛けによって落とされたのである。

323 :
◇◇◇◇
口づけは前に一度、感情の高ぶるままにしてしまった。
だが、彼女があれをキスにカウントしているかどうかは疑わしい。
何度めかの触れるだけの優しい口づけをしながらフレイは考える。
赤毛の婚約者はぎこちないながら目を閉じてこたえている。
ときおり震えた息が唇にかかるのがなんとも煽情的で、フレイは彼女を押し倒した。
「っ」
相手が彼でなければ、並外れた膂力で殴られていたかもしれない。
実はちょっと覚悟していた。
「ごめん、つい」
「いえ。あの、フレイ」
「ん?」
「な、慣れてるんですね」
しまった。なんてこたえようか。
「いや、そんなには」
「私、どうしたらいいかわからないんですけど…」
「うん、まあなるようになるさ」
「そんなもの…ですか?」
「ああ」
「あのっ。寒くないですかっ」
いつになく言葉が多いのは緊張のせいだ。
「大丈夫だよ。きみは?」
「平気です」
言った途中で互いの胸が重なった。
先程脱いで放り投げた二人の服は床に落ちている。
脱がせようとしたら全力で拒否されたため、
お互い背を向けて服を脱いで全裸になったところで掛布をかぶったのだ。
脱がせるのは次のお楽しみだ。
「寒くはないけど、こうしてると気持ちいいと思わないかい?」
「はい…あったかいですね」
服を脱ぐまでは散々逃げ腰だったファリスも、時間をかけた口づけとなるべく
いつも通りの口調での会話のおかげで少しずつシチュエーションに慣れてきたようだ。
だがこのままじゃいけない。
「夏じゃなくてよかった。この島の夏は窓を閉めて布団になんか入れない」
言いながら素肌の彼女の肩をゆっくりと撫でる。
「そ、そう…ですか?」
「ああ。汗でべたつくし、まあそれも悪くないけど」
「え?あ、…!」
「そのうち経験出来るよ。楽しみにしているといい」
「は、い…っ」
「ここはやっぱり春が一番過ごしやすくてオススメだね。…ファリス。もしかして気持ちいいのかい?」
「えっ!いやあの」
「隠さないで正直に言ってくれ。ぼくも加減がわからない、きみに負担はかけたくない」
「あの…ええと、気持ちいいと言うか、くすぐったいと言うか」
なるほど。
肌の輪郭をなぞっていたてのひらが熱を共有してあたたかい。
彼女の腕は戸惑うようにフレイの肩に乗せられたままだ。
「力をぬいて、リラックスリラックス」
「は、はい」
服を着ている時は美少年と間違われる彼女だが、すらりとした肢体があらわになれば紛れもなく女性だ。
そもそもドレスアップすれば彼女は美女に化ける。
自分が女性にここまで欲情出来ると初めて知った気がする。

324 :
「…っ」
彼女の中へと続く道は慣れないながらもしっとりと指を受け入れる。
「痛い?」
「いえ…は、恥ずかしいです」
見下ろせば耳まで真っ赤で、固く瞼が閉じられている。
「そんなに恥じらわれると、ぼくまで緊張してくる…ファリス」
「ひゃっ!?フレイ、何をっ」
突然に耳元を舐められファリスは悲鳴をあげた。
とたんに彼女の中がじわりと滲む。
初々しさがますます愛おしくなる。
「わっ…あ、ちょっ…!まっ」
続けて耳朶から首筋、胸元へと移動すると肩を掴まれた。
「フレイ、待って…待ってくださいっ」
「いやだ。待たない」
「なっ…!」
じたばたともがくファリスだがいかんせん相手は元軍人で、体格も彼女に勝る。
押し倒され密着した体勢で、さらに彼は今も彼女の中を愛撫していた。
この状況下では百人抜きを果たしたファリスとは言えろくな抵抗も出来やしない。
魔術を使おうと考える冷静さすらどこかにいっている。
羞恥と混乱、不安、微かな期待。
それらがないまぜになって彼女の思考を奪う。
「…っ」
翻弄され流されいくつかの悲鳴をあげた後で、いつの間にかフレイは顔を覗き込み優しく頬を撫でていた。
「っは…、私…」
「うん、可愛かった」
「!」
心底嬉しそうな笑顔で言われてしまった。
「でもまだこれからだよ」
「…はい」
「大丈夫?」
「……たぶん」
頼りない声が返った。
困ったような、不安げな…忠犬のような純真そのもののはしばみの瞳で見つめられると、
保護欲がそそられる。
同時に少しの嗜虐欲も。
「…愛してる。ファリス」
耳元でそっと囁き、彼女の入口へと己を押し当てた。
ゆっくりと進めるとファリスが目を閉じ唇を噛んだ。
(苦痛に慣れる訓練を…)
させられたと聞いている。
だがこの感覚は通常の痛みとは違うだろう。
「う、あっ」
「…っ」
ファリスの長い脚が突っ張る。
ゆるゆるとつながっていく。

325 :
背筋をはい上がる感覚が初めてでファリスは呻いた。
掴んだ肩に思わずしがみつく。
互いの下の毛が絡み、奥までつながったことを知る。
「ん、大丈夫。息を吐いて」
言われて初めて呼吸を止めていたことに気づいた。
深く息を吐くと頭を撫でられ、ようやくファリスは安心した。
「ゆっくり呼吸して…そう」
言われるままに、ゆっくりと動くフレイにあわせて呼吸をする。
じんわりと広がる疼痛が、だんだんとぼやけていく。甘い痺れに変わっていく。
フレイもまた無言で、彼女の様子をうかがいながら溺れていく。
熱にうかされ、時間の流れさえわからなくなっていく。
視界が滲み息も絶え絶えになったころ、ファリスは呻いた。
「フレイ…っもう」
――言ったとたんに唇を奪われた。
激しい焦燥感にかられ、そのまま唐突に限界が訪れた。
聞こえるはずの波の音が、互いの息づかいと心臓の音に消されて聞こえない。
「はぁ…しまった。こんなはずじゃ」
「…?」
心地好い脱力感にのろのろと顔をあげる。
いつの間にかお互いのしっとりと湿った肌にくすぐったい気持ちになりながらファリスは首をかしげた。
「こんなにはやく終わらせるつもりはなかったのに。不覚だ」
赤毛の彼女の、普段からは想像もつかない掠れ熱を帯びた声に誘惑され、我慢がきかなかった。
だが言葉の意味にファリスはおののく。
(あれ以上続いたら…失神していたかもしれない)
冗談じゃなくそう思う。
ぐったりとフレイがのしかかってきた。
だが、極力彼女に重さを感じさせないよう肘をつかって体重をささえている。
(やっぱりやさしいひとだ)
「あ」
「?」
「忘れてた」
すかさず唇が降りてくる。
目を閉じて受け入れると、舌が滑り込んだ。
ディープキス。
行為のうえでかなりポピュラーな一過程と思われるそれを忘れていたとは、
それだけ舞い上がっていたようだ。
「…不意打ちです」
「油断は禁物だよ」
「……卑怯です」
「心外だ。いやだったかい」
そう言われるとこたえられない。

326 :
恨めしげに見返してから、ふと気づいて表情を変える。
純真な笑顔へと。
「私も忘れてました」
「何をだい?」
「フレイ。私もあなたが好きです」
告げたとたん、フレイは目を丸くした。同時にファリスの中の彼が反応する。
「うう」
「すまない。こればかりは自分の意思でどうにも」
少しバツの悪い顔でフレイは笑い、愛しげに頬へと口づけた。
「ありがとうファリス。そう言ってもらえるなんてぼくは幸せものだ」
嬉しそうなフレイの顔に、自然と頬がゆるむ。
「このまま寝てしまいたいとこだけど…また覗かれないとも限らないからね。
服だけは身につけておいたほうがいい」
冗談めかして過去の話を持ち出し、フレイはゆっくりと身を離した。
二人は身支度を整え再度布団に入る。
「体はつらくないかい?」
「大丈夫です」
少し違和感がのこるだけで。
「ならよかった。明日はゆっくりしよう」
「あ、でも手伝いがあるんじゃ…何をするんです?」
「いいんだ。口実だったからね。きみと一緒にいるための」
さらっと恥ずかしい台詞を口にするフレイの顔は、清々しいほど笑顔だ。
ファリスは赤くなる。
身じろぎをすると、フレイの腕に触れた。
そして近くなった互いの距離に気付く。くすぐったい気分だ。
「おやすみファリス。ぼくの婚約者どの」
「…おやすみなさい」
愛しげに見つめてくるフレイの視線を逃れるため、ファリスは深く掛布に潜り込んだ。
明日はどんな顔を合わせたら良いだろう。
そんなことを考えながら、再び耳に届くようになった波音を聞いて眠りに落ちていった。

327 :
前半カップリング書くの忘れた…orz間違って読んじゃった人いたらゴメン。
書いてみてわかった…ファリスでエロは難しいwでもこのCP好きなんだ。
フレイがキャラ変わってる且つぬるーいエロ描写しか出来ず正直宣言を後悔したが、少しでもスレ活性化になればいいな。

328 :
乙ですフレイ×ファリス好きだしこういうの読みたかった
ありがとう

329 :
最高のクリスマスプレゼントだ


330 :
GJです
すごく幸せな気分になれました!ありがとう、ありがとう!

331 :
>>317だが、追加の小ネタ投下。こっちのがだんぜん書きやすいわw
またネタ浮かんだら投下します。他の職人さんも待ってるよー!
◇◇◇◇
「ダーリンダーリンっ!ファリスちゃんがねぇっ、結婚するんだって!け・っ・こ・ん!!」
「そうか、おめでたいね」
「うんっマリア嬉しい〜ずっとふたりのこと応援してたし〜。あっみてみて、招待状にダーリンの名前もあるようっ」
「本当だ」
「わぁい、殿下やサラちゃんも来るよねぇっ楽しみ〜。アジェンダ島って遠いのかなぁっ?」
「船で行くんだよね。ぼくもあそこは行った事がないな」
「ガーガちゃんに頼んで一気に行っちゃえば、すぐだよねっ」
「うん、でもたまには船旅も楽しいと思うよ」
「そっかぁ、ダーリンがそう言うならそうする〜。マリア、サラちゃんに連絡してくるねっ」

「サラどんサラどん、どうしただべえ?そんなに大荷物持って」
「ええ、ちょっと遠出をするので買い出しをしてきました」
「遠出?留守にするだかー?」
「はい。伝言でんでんを置いて行くので、留守の間何か困った事があれば連絡を。おそらくご領主どのも留守にするかと思うので」
「わかったべ。でも、どこさ行くだ?」
「アジェンダへ」
「聞いたことないだなー」
「ファリスがそこで結婚式をあげると」
「ファリスどん結婚するだか?めでてえだな−。んだからご領主どんが朝から変なんだべ」
「変とは?」
「子供が産まれる雌牛みてえにうんうん唸ってただ。親心だべなー」
「なるほど。親心ですね」

「リーン・イプス。あなた隠してる事があるでしょう」
「な、なんの事ですかぁ?」
「とぼけてないでさっさと招待状をお出し!」
「ああっ、もっと踏んでくださいっ」
「おだまりこの×××。ごまかすつもりなら容赦しなくってよ」
「うう…なんでバレたんですぅ?透視の術とやらですか?」
「虹の谷にいるお節介な鉄面皮が教えてよこしたのよ…わざわざロリータ人妻に伝言でんでんを使わせてまでね!
あなたに招待状を握り潰されるんじゃないかと予想していたようよ」
「そんな、人聞きの悪い。姫さま…ですがこの日は大事な会議が」
「そんなものうちのボンクラ亭主予定者に出席させればいいわ。未来の女帝の夫ですもの、そのくらい出来なくてどうするの」
「はぁ…じゃあ行かれるので?」
「そのていどの義理はあってよ。あの朴念仁のお人よしが結婚だなんて今世紀最大の事件だわ。そんな貴重な珍事、見逃す手はなくってよ」

332 :
神様っているんだなと思いました。


333 :
よかった。本当によかった。

334 :
あけましてへっぽこ

335 :
今年もへっぽこお願いいたします。
そういや初期の頃、アシャ×ファリスあるいはナハトール×ファリスを予想した記憶があるなぁ。一緒に剣の稽古してたし。結局馬のが仲良くなってたけど。
ヤトゥル×殿下も期待したな。
ところで、フレイってイラスト出てないよね?顔立ちが全然想像つかないんだが。髪色も目の色もうろ覚えだし、どこにいても場違いな美形って…。
フレイ=バリトンの美声&色気のイメージしかわかない。

336 :
フレイはここだったかラノベ板だったかでみた「CV:広川太一郎」のお蔭で
タツノコアニメに出てきそうなアメコミ風イケメンのイメージが・・・
お耽美に振ってもバンコランどまり・・・

337 :
アメコミ風イケメン…想像したらワロタ
結構美味しいキャラ挿絵ないよね。委員長とかマリアのダーリンとかも。
殿下のフィアンセは是非みたかったが…。

338 :
イラストなかったっけ…
リーン・イプスもなかったっけ?
相手役は基本的にイラストつけないとかだったんだろうか

339 :
リーンはあった希ガス

340 :
殿下泥酔させたい

341 :
そして、女好きを咎められるのか?

342 :
殿下の呂律の回ってない声で説教……ゴクリ

343 :
どうぞごくつぶしとお呼びください!

344 :
ぶひぃぃぃ

345 :
ブラックサラと飲み明かしてみたい

346 :
翌朝大変な事になってそう
自分が

347 :
ミレーヌちゃんは睡眠中

348 :
「…って感じでぇっ、マリアはダーリンとラブラブなのっ」
「相変わらず万年新婚バカップルねあなたたちは」
「えへへっ、そーいう殿下はどうなのぉ?あのおじさんと仲良くやってるの〜?」
「おじさんて…マリア、それはちょっと」
「うむ。確かに我々からみたらおじさんだが、殿下のダーリンだからな。せめてオジサマと」
「どんな言い方をしようと中年は中年だわ」
「ねえねえ、殿下ってば教えてよぅ、殿下のダーリンはせーじょーいとバック、どっちが好きなのっ
?それともまさか、殿下がうえ…」
「ママ、マリア、そんなはっきりと…っ」
「む。それは非常に興味深いな。どうなんだ?」
「サラまで…」
「え〜だって気になるもんっ。ファリスちゃんとこはどうなのっ?」
「えっいや、あの」
「やぶへびね、ファリス」
「殿下、私は女性上位がオススメだ。殿下の運動神経とダンスの腕前から考察するに、夜も相当の腕
前とみた」
「誰もあなたのオススメは聞いていなくってよサラ。あたくしは他人に主導権を握られるのは嫌いで
す。それが答えにならなくて?」
「なるほど」
「そっかぁ〜。マリアねぇっ、ダーリンの顔が見えるから、せーじょーいが好きっ(はぁと)」
「オーソドックスな体位だな。だが統計によると全世界で最も人気が高い」
「呆れた。あなた、体位の統計まで調べてるの?」
「ちなみに、ゴーラ族では後背位の割合が他の土地に比べて高い。これはあの地方の部族に共通する
ようだ」
「…し、知らなかった…」
「じゃあ、ファリスちゃんと少佐もこーはいいが多いのぉ?」
「…っ」
「…」
「…」
(り…立位なんて言えないっ…)
「ファリスとアルフォイ氏の身体能力ならアクロバティックな体位もイケるな」
「きゃ〜楽しそうっ」

349 :
「楽しいわけないでしょう、四十八手には筋でも痛めそうなふざけた体位がこれでもかってくらいあ
るのよ。あんなもの、非生産的だわ」
「体位と受精確率には因果関係はない。したがって生産性にも影響はない、殿下」
「あたくしが言いたいのはそういう事ではなくってよ。子供が出来る出来ないに関わらず、女性に悦
楽くらい与えるのがオトコの役目だわ」
「きゃ〜殿下かっこいいっ」
「アクロバティックな体位が悦楽を感じないと言うのは間違いだ。そうだろう、ファリス?」
「え?ああ…ええと。体位にもよるんじゃないかな…難しい体位だと、集中出来ないと思う…」
「やっぱりファリスちゃんアクロバティック体位やった事あるんだっ?」
「…う、うん」
「どんなのぉ?マリアとダーリンにも出来るかなぁ?」
「うむ。条件は身体の柔らかさと身長差だな。訓練すれば可能だろう」
「わーい、今度やってみよっと。ファリスちゃん教えてねっ」
「ええ?教えるって、どうやって」
「実践というわけにはいかないからな。アルフォイ氏とファリスに手本を見せてもらうのが一番だろ
う」
「はっ!?」
「いっそ四人で乱交という手もある」
「え〜それはちょっとぉ。さすがに、ねえ?」
「なぜあたくしを見るの。悪趣味な冗談はやめたら?」
「そうか、残念だ。もし見本を見せてもらえるならバーリン印の特製媚薬をプレゼントしたのだが」
「媚薬ですって?」
「材料はヒミツだ。試験済みだから安心していい」
「試験…一体誰で?」
「ふふふ」
「サラ…それこわい…」
「…」
「…」
(このお茶…大丈夫…?)
「ま、マリアそろそろダーリンのとこ帰らなくちゃ−」
「わっ、私も…そろそろ」
「あたくしも帰るわ。サラ・バーリン。次に来る時は、紅茶は持参するから用意しなくて結構よ」
「そうか。残念だ」

――この後、それぞれ帰った魔女たちに何らかの異変があったかどうかは…謎に包まれている。

350 :
お粗末さまでした。
女四人集まれば、たまにはこんな会話があるかも…?

351 :
>>349GJ!!
こんなスレがあったのか
全巻発売日に買ってたよ
懐かしい…
やはりフレイファリスかな

352 :
>>348
>(り…立位なんて言えないっ…)
この一行でおっきした

353 :

このごろは人が増えてきてるようで喜ばしいです

354 :
>>349です。
連続投下で申し訳ないけど、フレイ×ファリス。焦らしプレイだけど挿入までだからちょっとぬるい感じ。
お暇な方はドゾ−

355 :
波の音を聞いていると、ゆらゆらとどこかを漂っているような気分になる。
「…ん…」
自分の胸元に顔を埋めているフレイの髪を撫でながら、ファリスはそんな事を思った。
邪魔にされた衣服はすでにベッドの下にある。
素肌をさらし抱き合い唇で触れ合うのが、こんなにも心地好いと教えてくれたのはフレイだ。
「…っ」
胸のふくらみの頂きを啄まれ、ファリスが身をよじる。
もう片方の胸にはてのひらが添えられ、優しく弾力を楽しんでいた。
「いつまでたってもきみは初々しいね…まだ慣れない?」
首どころか胸までほんのり赤く染めた彼女に、フレイはいたずらな視線を向ける。
「慣れ…るんですか?これ」
何度も繰り返した行為だが、なんとも言えない気恥ずかしさに慣れる気がしない。
それに、数を重ねるごとにフレイは大胆になっていく。
深みに嵌まっていって、いつも翻弄され訳がわからなくなるのだ。
「慣れるさ。いつかね」
いつかって、いつだろう?何十年後とか?
「だけど、無理に慣れなくてもいいよ。ぼくは楽しいから」
「っあ!んッ…」
甘噛みされ、ぴんと脚が伸びた。体の奥から濡れていくのがわかる。
続けててのひらが腰の輪郭をなぞり太ももへとおりていく。
吸い付くようにしっとりと馴染むファリスの肌の感触で、フレイは簡単に欲情する。
「はっ…あ、あっ」
太ももにおりた手は、ゆっくりと内股へ。そこから焦らすように指先で茂みや脚の付け根を撫でる。
自然とファリスの脚が開いた。無意識だろうが、誘うように膝が立てられる。
フレイの腰を脚で挟むように。
本人は羞恥に耐えるためか片腕でしっかりと目を覆い、もう片方の手は拳をにぎってシーツに投げ出
されていた。
「可愛いよ、ファリス」
「っ」
そんな言葉でさえ、体に火がつく。喘ぐようにしてファリスは唇を噛んだ。

356 :
「噛むならぼくの唇にしてくれ」
そう言いながらフレイは顔を隠す彼女の腕をシーツへと押し付け、あらわになった唇や頬へそっと口
づけを落とす。
「フレイ…っ」
涙の滲んだはしばみの瞳が、縋るように見上げてきた。
彼女のこんな顔を知っているのは自分だけだ。そんな独占欲もまた、情欲を煽る。
内股を撫でる手は未だ肝心の部分へは触れない。
脚の付け根の柔らかい肌を、指先で何度も丁寧に往復する。
「ん…ッう、ぅ…」
擽ったさとじれったさにファリスは身をよじり、どうしようもない違和感に眉をひそめた。
おかしい。
熱に浮された頭で、懸命に考える。
いつもと違うのだ。
優しいのは変わらない。
ファリスが本当に嫌がる事はしないし、丁寧な愛撫もいつもの事だ。
だけど、行為が先に進まない。
いつもなら、ファリスの体が十分濡れて準備が出来た頃に、フレイは優しく中へ入る。
指で拡げ舌でほぐし、求めた頃に繋がるのに。
付け根をなぞっていた指が、すっと動いた。
背筋がぞくぞくする。
来る。
期待に潤みを増したファリスの内部から溢れた液体が、腿や尻の柔肌を伝い落ちてシーツを濡らした

とろりと溢れる感覚にファリスは腰が浮きそうになる。
しかし、強い快感を覚悟し身構えた彼女は呆気なく裏切られた。
「っ!」
いつも中へと入りぬめりを帯びて出し入れされるフレイの長い指は、腰へ周りそれから引き締まった
彼女の尻へと移っただけだった。

357 :
「フレイ…?」
焦れたファリスが、問い掛ける形で名を呼ぶと楽しそうな表情のフレイが顔を覗き込んできた。
「なんだい?」
「いえ…あの」
聞き返されると、何を言うべきかわからなくなる。
なぜ挿れないんですか、などと慎み深い彼女に聞けるはずがない。
ましてや、挿れてくれ、などと言うくらいなら、天地をひっくり返すほうが簡単な気がする。
「気持ち良いだろう?…ここは?」
妖しい笑みを浮かべたフレイは、その低い美声も相まって妖艶な雰囲気を醸し出している。
だが、彼が触れる場所は快感のポイントをほんの僅かに外している。
誰よりも、ファリス自身よりも彼女の弱い場所を知っているはずなのに、触れて欲しいところに触れ
てはくれない。
迂遠な刺激はじわじわと責め苦のように身体を苛む。
「…っん…ん、ぅ…っ」
とろとろと、今までにないほど濡れているのがわかる。
まさか、わざとだろうか。
尻を撫でていた指先が、割れ目をなぞり後ろ側からもう少しで彼女の入口の襞へ触れそうになる。
しかしそこで引き返し、後ろの穴と襞との間…溢れた液体で濡れたその窪みをからかうように往復し
た。
「やっ…め、…!や…ッ」
ファリスは真っ赤になってフレイの胸板を押し返した。
しかし予想していたのか、密着した身体は簡単には離れない。
絶対にわざとだ。
身体の内側が疼き、何かを求めてうごめいている気がする。
何か、が何なのか、ファリスは知っている。
はやくソレを挿れて、思い切り揺さぶって欲しい。
そんな事を思ってしまった自分はひどく淫乱な気がして、ファリスは情けなくなった。
「フレイ…っ」
お願いだから、はやく。
言葉にならない懇願は、楽しげな笑みで黙された。

358 :
「こんなに濡れてる…いつもよりすごいな。焦らされるのもたまには良いだろう、ファリス?」
こんな時でもフレイの飄々とした態度は崩れない。
浅く早い呼吸を繰り返し、揺れそうになる腰を必に抑えてファリスは唇を噛んだ。
今まで何度も繋がったけれど、こんな事はなかった。
フレイは彼女が求める前に与えてくれたし、いつもは必についていくばかりでいつの間にか繋がっ
ていた。
それなのに。
今、フレイは彼女の様子を伺い眺め、反応を楽しみ、ファリスが自ら求め懇願するのを待っている。
彼女がそれをどれほど恥ずかしいと思うか知っていて焦らすのだからタチが悪い。
「う、ぅ…ッ」
羞恥と焦燥感にファリスは呻いた。
涙目で見上げても、フレイは余裕の笑みを浮かべて更に焦らすように指先を動かす。
「ッ!も、もう…いやです…ッフレイ!」
情けない気持ちで、悲鳴じみた声をあげると片手でポンポンと頭を撫でられた。
「すまないが、今日は許してあげられないな」
あっさりと言って、フレイは身体を起こした。
「…は…」
小さく息を吐きファリスが見上げると、フレイは問答無用で彼女の膝を掴んで脚を広げた。
「っ!?やめ、…!」
全裸である。
口での愛撫を受けた事はあるが、こんな無防備な体勢ではなかった。
とっさに胸と脚の間を手で隠すが、余計に卑猥に見えるのは残念ながら気付かない。
「そろそろ、僕も遠慮しないでいいかなと。次のステップに進んでみようか」
言われてファリスは気付いた。今まで、フレイが彼女に合わせてくれていただけなのだと。
未経験だった彼女に合わせて、少しずつ慣らしてくれていた。
だが、だからと言ってすんなり受け入れるにはまだ羞恥が勝る。
「でっ、でも…これはっ」
この体勢は無理だ。恥ずかし過ぎる。
折しも今宵は満月。明るい月の光が、青白くすべてを照らしていた。

359 :
だがフレイは許さない。
広げた脚の間へと顔を近づけ、隠す手の甲へ軽く口づけた。
――見せてくれ。
そう催促するような行為に、ファリスは真っ赤になった。
自分からこの手をどけて見せろと?
「む…無理っ」
ほぼ半泣きの状態で言うが、先程から焦らされた身体は早く触れて欲しいと疼いている。
それがわかっているだろうから、フレイは根気よく催促を続ける。
「大丈夫。僕だけに見せてくれ。ファリス?」
耳に心地好い低い声。
羞恥と欲求とにファリスは揺れる。
愛おしむように今度はフレイは内股へと唇を寄せた。
「…!あ…っ」
柔らかく湿ったものが腿をなぞり、腰が跳ねた。
あぁ。
はやく。
今宵一度として触れられていない場所が、求めてひくついている。
何度か経験した絶頂の寸前にも似た感覚が迫る。
「は、あ…ッ」
堪らなくなってファリスは震える手を引いた。
顔を見られたくなくて両手で顔を覆う。
「良い子だ。ありがとう、ファリス」
穏やかに呟き、フレイはあらわになったその部分の少し上…彼女の髪より少し色の濃い、赤いアンダ
ーヘアの部分へと口づけた。
「…うぅ…」
どんな拷問だ。
この上ない羞恥を堪えてすべてを晒したのに、それでもまだ触れてはくれない。
触れればそれだけでもう達してしまうのに。
指先が再び脚の付け根をなぞった。

360 :
至近距離に顔を寄せるフレイに、期待に溢れる液体も中へと入るものを求めてうごめく襞も、すべて
見られてしまう。
涙が零れた。
彼の肩を掴み、爪をたてる。
「…フレ、イ…っおねが、い…です…も、挿れ…ッ」
舌がもつれた。
込み上げた涙のせいか、喘ぎ続けたせいか…あるいはどちらもか、喉がひりつく。
切なげに眉を寄せ、ずっと言えずにいたその言葉を口にしたファリスを見て…フレイもまた背筋がぞ
くぞくするような快感を感じた。
屈服させた満足感、愛しい人に欲されている幸福感。
フレイは身を起こすと涙が伝うファリスのこめかみへと口づけた。それから愛しげに視線を重ねる。
「ファリス…愛してるよ」
そしてようやく、焦らし続けたファリスの脚の間へと己のものをあてがう。
軽く入口を確認したかと思うと、そのまま奥まで一気に突き上げた。
「ッ!あ、――!!」
たやすく限界を迎えたファリスの悲鳴が響き、フレイの肩を掴む手が爪痕を残した。
そのあとの事は、ファリスにはもうわからない。

◇◇◇◇
「…やりすぎたかな」
事のあとで、ファリスはいつもきちんと身支度を整えてから床につく。
だが、今日は…すべて終えたあと、そのまま気絶するかのように眠りに落ちてしまった。
目の端には涙のあとが残っている。
「…」
ほんのちょっぴり罪悪感を覚え、フレイは彼女を抱き寄せた。
うーんと寝ぼけた声があがり、ポンポンと背を叩いてやると再び穏やかな寝息へと変わる。
愛おしくて堪らない。
行為の最中で、朦朧としたファリスは珍しく何度もフレイの唇を求めた。何度も名を呼び、好きです
と掠れた声で囁いた。
思い出すだけでにやけてくる。
行為を拒む事はないけれど、自分から求める事のない彼女に少し寂しくなって、わざと言わせるよう
に仕向けた。
まさか泣かせてしまうとは思わなかったが、それでも後悔はしていない。
焦らすのも、毎回だと嫌われてしまいそうだから、時々…そう、時々なら良いだろう。
腕の中で眠るファリスの体を抱きしめ、そんな不埒な事を考えるフレイだった。

361 :
終わりです。
ただエチーしてるだけでごめん。
ほかのカプも書いてみたいけど、相手役のキャラが掴み切れないんだよなぁ…。
お邪魔しましたノシ

362 :
いいぞいいぞ素晴らしいGJ

363 :
どうなってるんだ
活性化してきてるじゃないか

364 :
おおぉ最近読み直してフレファリ漁ってたから嬉しい!GJ!

365 :
長いものが苦手なファリスが、臨戦態勢の少佐のナニとご対面した時の反応が気になる

366 :
フレイは巨根

367 :
ファリスとラーメン食べに行きたい

368 :
ファリスは……なんか、辛い料理のイメージ

369 :
わかる。香辛料効いてそう。
でも出張所の料理当番でスパイス効いてたのはサラだったっけ。
ああいう育ちや生活の違いとか描写されるの結構面白くて好きだったな。

370 :
ファリスのためなら羊の目玉とか楽勝

371 :
>>361
遅レスだけどマジGJ
あんた神や

372 :
>>370
羊の目玉って確かゴーラ族のご馳走だっけ?
舐めて食べるのか、それとも噛んで食べるのか

373 :
魚の目玉的な食べ方をするんじゃないのかな?

374 :
あれ本編終了十数年後かに、
サラんとこに思春期のオスガキどもがいて
訪れてきた殿下や人妻にドキドキするんだろうなぁ。

375 :
おいファリスちゃんはよ?
と思ったが、彼女には思春期の女の子がドキドキするのか

376 :
ってファリスちゃんも人妻じゃんそういえば!

377 :
てか、サラ以外皆人妻だろ

378 :
ダナティアが結婚まで逝ったかどうかは不明じゃないか?

379 :
作中でその男と結婚しますって言ってるからするんじゃん?
気に入ってるっぽいし。
殿下なら意地でも言ったらやる

380 :
娘さんたちは相手がはっきりしてるからまあ安心だ
しかし支部長どん・・・
もういっそとんでもない年の差だけど馬子ちゃんなんてどう?

381 :
アシャいじりの会の……えーっと破談になった婚約者の妹さんとかどうよ

382 :
定番っていやー定番だけど
20年後男っぷりもあがった壮年のアシャにファリスの娘が
とかいう妄想も好きだ

383 :
堅物の支部長どんがそんな年の差婚を受け入れるだろうか
マリアとかサラとかが相当うまいこと後押ししないと
あとサラとナハトールはフラグ折れてるよな?
くっついてもいい組み合わせなのに

384 :
折れている気はするが、ナハさんはまたしばらくしたら楽園にふらっと立ち寄ったりしそう。
つかず離れずで曖昧なまま。

385 :
馬子×支部長どんなら夢想した事がある

それを纏める文才が絶無だったけどなorz

386 :
婚約者の妹・・・レティシアの場合、日常的にいじられて
支部長どんの精神的にどうだろう
そういやへっぽこ病は治ったのかね
背中についたゴミ理論って名前にはすごく納得したが

387 :
へっぽこ

388 :
ぽこ

389 :
ヤトゥル×殿下がみたい。
殿下とキスまでしたのに最後は出てもこないしちょっとかわいそう。

390 :
あの殿下を押し倒したんだからな

391 :
殿下のお相手の、お名前忘れちゃったけどおじさんの将軍さん(だったよね)に
殿下が「お望みとあらば形だけの夫婦でもかまわないわ」とか言ってたから
将軍さんがあくまで前の奥様に操を立てて
殿下とは関係を持たなかったとしたら
本編後のヤトゥル×殿下も可能だと主張したい
夫を持つ身の殿下は気乗りしないだろうけど
そこはそれ、ヤトゥルさんはあのように強引ですから

392 :
>>390
もしあのままいったら殿下はどうしてたんだろ……?

393 :
後に出張SMを経験する殿下はそんなものに屈しない

394 :
独身魔女にロリ人妻にセレブ人妻になった魔女たちか、
ファリスだけは、そういう形容が思いつかないな。
一番お母さんしそうなキャラなのに、あえていうならエロ嫁?


395 :
天然人妻ファリスさんじゃちょっと弱い?

396 :
私は好みです。
以上

397 :
乱れた時の色気は誰にも負けないと思います。
以上

398 :


399 :
っぽこー!

400 :
ティルト×サラも有りな気がしてきた。
もちろん恋人じゃなく体だけの関係で。

401 :
サラは平気そうだけど、ティルトは断固拒否しそうだが

402 :
ならば本当に恋人になってしまえばおk

403 :
あげ

404 :
ほしゅ

405 :
殿下かわいい

406 :
かわいい殿下

407 :
かわいい殿下……
8歳くらいの殿下……

408 :
8歳くらいの魔女たち・・・
マリアだけ16歳とサイズしか変わらないイメージが

409 :
サラは何歳でああなったんだっけ?

410 :
殿下とラーメン屋行きたい

411 :
オール殿下

412 :
>>409
「ああ」とは?
滅多に表情を変えなくなった件か?
多重人格が顕になった件か?
それとも同性愛者になった件か?

413 :
白物殿下

414 :
皆から呼ばれる愛称があるのって「殿下」だけか?
殿下からなら「ぬらりひょん」とか「鉄面皮」とかあるのに

415 :
支部長さん

416 :
>>415
忘れてたよ支部長どん・・・

417 :
愛称っていうか、それは敬称や役職名なんじゃないだろうか

418 :
ミスDだかレディDだか

419 :
昼行灯とか
ごくつぶしは違うか

420 :
>>413
白物下殿

421 :
白……? 殿下は白……?

422 :
俺のイメージだと殿下は赤って感じだな

423 :
赤はファリスがいるからなあ

424 :
殿下は白いシルクショーツに白ガーターのイメージ

425 :
確か帝国の王家しか使っちゃいけない色無かったっけ?
一巻だったかな

426 :
猩々緋とかだけど、何巻だったかは忘れた
結構後のほうだった気もする

427 :
殿下のお母さんが来たところだったかな、うろ覚えだけど
リボンがごくちゃんの口からはみ出てたシーンがあったような

428 :
>>422
ファリスのは黄味が入った茜色とかの赤で、
殿下は深い紅ってイメージ
もうホントは陛下だしさ〜

429 :
>>428
わかる。殿下は緋色とか紅、ファリスは茜とか朱とか。
ところで殿下みたいなキャラって珍しいよね。
サラやマリアやファリスみたいな性格設定のキャラは他の小説でも見るけどさ。

430 :
マリアちゃんうちにこないかな……

431 :
もれなくガーガちゃんが付いてきます

432 :
楽園の新年を妄想してみたいな
ナハトール辺りがゴーラの新年の祝い方を聞いてみるのは間違いない
マリアが飾りつけを勝手にしてそう

433 :
もう四年もたったんだ

434 :


435 :
こっそり投下。
将軍×殿下。
エロなし。
書き逃げ万歳!

436 :
寝室へと入ると怒ったような顔をした武人が壁際に仁王立ちしていた。
(ほっといたら朝まであのままね、きっと)
上等な絹の夜着の裾をさばいてダナティアはベッドへとちかづいた。
優雅に腰をおろし、
「メトリアス・オスワルド。不満がありそうね」
ぴくりと鬼瓦のような男の眉が動いた。
「不満。…ええ、まあ」
「言ってごらんなさい。ゆるします」
ダナティアはあくまで鷹揚にのたまう。
オスワルドはぎぎっと音がしそうなぎこちなさでダナティアを見、
薄絹の夜着しか纏わないその姿に再び視線を宙に戻した。
「ならば言わせていただきます、殿下。あなたはおっしゃった、
形ばかりの夫婦で構わないと。なのになぜ、私はここにいるのですか」
地獄の低音が、押し込められた怒りと相まって更に低くなっている。
ダナティアは慇懃無礼に手の甲を口元にあてておほほと笑った。
「照れてらっしゃるの、あなた」
「…」
冗談のつもりだったが逆効果だったようだ。こめかみに血管が浮いている。
「そう怒らないで。たしかに言ったわ、あたくしは嘘は言いません。
この部屋にいるからといってあたくしを抱けとは言わないわ」
「…」
「奥さまに操をたてるのも結構。必要ならもうひとつベッドを用意
させましょう。でも今夜はだめ」
「何故」
「新婚初夜から女帝夫婦が不仲だなんて、外聞がわるいわ」
「あなたは自分の貞操の危機をどう思ってらっしゃるのか」
「貞操の危機?なんのこと?あなたは嫌がる女性に無理強いはしない
でしょうし、あなた以外の男は金輪際あたくしには手を出そうとしないでしょう」
「…」
「そんなとこにつったってないでこちらへいらっしゃいな。
安心して、おそったりしないから」
「結構です」
「朝までそうしている気?」
「この部屋から出られないのであれば、ええ」
「そう。メトリアス」
ダナティアは止めなかった。そして呼び掛ける。
「あたくしの初恋を知っていて?幼いころ、すでに人のものとなっていた
将軍に愚かにも恋をしたわ。その人は石頭で」
「殿下!」
「頑固者だし別にハンサムでもないしいったいどこに惚れたのか
いまいち当時はわからなかったのだけど」
「…」
「奥様を一途に全身全霊で愛していたわ。奥様もその人を愛していた」
「…」
「今思えばそんな夫婦に憧れていたのねきっと。安心してちょうだい、
んでもあなたとそうなりたいなんて言わないから」
「…殿下」
「おやすみなさい、メトリアス・オスワルド。良い夜を」
落ち着き払ったソプラノでダナティアが言った。
ベッドに横になり目を閉じる。
鬼瓦の顔の男はやがて諦めたような溜め息を吐いて、
静かに静かに燭台の火を消した。

437 :

このスレ俺以外に人いたのね

438 :
>>435

一体何人くらいこのスレ見てるんだろうね。

439 :
殿下たそ〜

440 :
ガーガたそ〜

441 :
花見

442 :
ファリスとお酒のみたい

443 :
>>435
GJGJGJ
GJが遅くてごめん
GJ

444 :
へっぽこ安

445 :
保守がてら投下。
ED後のヤトゥル×ダナティア。
微妙に強姦?和姦風味。
携帯からで改行おかしいけどご容赦ください。

446 :
砂漠の夜はひんやりとしている。
星空は美しく、風のない夜は物音もしない。
緑の深いこのオアシスの付近も例外ではなく、今も静けさに包まれていた。
少し離れた天幕ではこの地方一帯の部族の有力者たちが宴会を繰り広げているのだが、
その賑わいもここまでは届かない。
「ファランジ」
初めて会った頃と変わらず頑なに名を呼ぼうとしない青年に、
ダナティアは返事の代わりに肩を竦めた。
「何故こんなところにいる」
不機嫌にも聞こえる低い声は不思議と耳に心地好かった。
「今日の仕事は終わったもの。酔っ払いの相手はごめん被るわ」
泉のほとりであくまで優雅に腰を下ろす皇女殿下は、
くつろいだ姿勢で大樹にもたれかかっている。
少し痩せただろうか。
無理もない、皇帝の後継ぎとしてたったときからダナティアは、
休む間もなく外交や内政へと関わっていたのだから。
「何か用、ルワスのヤトゥル」
先程までとは違いひどくぞんざいな口調で語りかける。
「別に」
用はないと言いながらもルワスの族長は皇女殿下のもたれる大樹に歩みより、
傍らに寄り添い立った。
ダナティアは片眉をあげたが問い掛けはしなかった。
かわりに別の事を口にする。
「婚約おめでとう」
「…相変わらず嫌な女だな」
「お褒めにあずかり光栄だわ。確かレダ族の族長の16歳の箱入り娘だったわね。
よかったじゃないの、若くて美人らしくて」
「俺はロリコンじゃない」
「男はみんなそう言うわ。そして歳を取ってから若い娘に走るのよね」
「お前の夫…将軍どのの事か?」
新婚のはずである皇女夫婦がすでに部屋を共にしていないというのは、周知の事実である。
遠い砂漠にまで噂が広がっているのは、それだけ他の皇子をさしおいて後継者に
指名された皇女に対する関心が強い証だろう。
だがダナティアはおかしそうに笑った。
「あの人は逆ね。亡くなった奥様に操をたてて、若い娘になんか目もくれないわ。
石頭過ぎるのも考えものね」
さらりと言われた台詞にヤトゥルは目を剥く。
「なんだそれは」
「言葉通りよ。まあ、だからこそ夫に選んだのだけど」
あくまで淡々とダナティアは告げる。

447 :
「…つまり、形だけの夫婦という事か?」
「今さら気付いたの?」
「世継ぎは?」
「ないでしょうね」
当然のように言う皇女殿下に、ヤトゥルは何か異様なものを見るかのような視線をやった。
ルワス族は、いや砂漠の民は例外なく子を育む事を尊いものと考える。
女は結婚し、子を産み育てる事こそ幸せとしているのだ。
それに、仮にも帝国の次期女帝に世継ぎがないとなると、内乱の種になりかねない。
またも彼女の兄らが、自分の子を後継ぎにと争いを繰り返さないとも限らないのだ。
「いいのか、それで」
「いいも何も、それが私のやり方よ。あなたには関係ないわ」
突き放すような言い方にムッとした。
「子は要らないのか。夫とも愛情を育まずに、一生独りか」
責める響きがそこにはあった。
ルワスの人間には理解出来ない選択だ。
「家族さえ不要と言うのか」
「じゃあ、あなたに嫁ぐ娘は幸せなのかしら?一族の為に、他族の族長に嫁がされて。
いくら親が愛したところで、いずれ政略の道具にされるのならいないほうがマシではなくって?」
美しいソプラノが淀みなく言い放った。
ダナティアは静かに立ち上がる。
「自己満足の為に子供を作る気はないの。それこそあなたに関係のない話だわ」
告げる碧の瞳には苛立ちが浮かんでいた。
苛立ち?
何故?
考える前にヤトゥルは動いていた。
無意識にダナティアの腕を掴む。
「離しなさい」
咄嗟に鋭い声があがる。
悲鳴ではないが、どこかはりつめた声。
「子は政略にしかならんのか。愛し、幸せにするのが親の…夫婦の役目じゃないのか」
「わかったような口を聞かないで」
「お前がわからず屋だからだ!」
静かなオアシスで、二人の声が響く。
ダナティアは忌々しく頬を歪めた。
ここが皇宮だったなら、こんなに恐れる事はなかったのに。
そこまで考えて自嘲の笑みが漏れた。
何を恐れているというのだろう?

448 :
「…」
ヤトゥルが一歩近づく。
ダナティアは動かない。
もう一歩距離を詰められ、近すぎる距離にたたらを踏んだら大樹に背が当たった。
腕は掴まれたまま、大樹の幹に押し付けられる。
ゆっくりと近付く顔に、何故か目を奪われた。
だから避けられなかった、と自分に言い訳をする。
触れた唇は熱かった。
更に熱いものが口腔を侵す。
「…っ」
華奢な脚の間に男の脚が割り込み、腰を抱き寄せた。
「んでもあなたの子は産まないわよ」
お互いの挑むような視線が絡まる。
首筋に顔を埋められドレスの上から乳房が掴まれ、長いドレスの裾は捲り上げられる。
こんなところで異邦人を相手に何をしているのか。
自分が興奮しているのか冷静なのか、ヤトゥルには判断出来なかった。
ただ衝動に突き動かされた。
性急に肌を欲した。
ドレスの中をまさぐる手は容赦がない。
「…っ」
砂漠のように渇いたそこが蹂躙されても、ダナティアは痛いとは言わなかった。
胸をはだけ、噛みつくように頂を口に含む。
やがて恵みのオアシスのように涌き出た蜜が指先を濡らした。
「…っ」
声を出さない事でプライドを保っているのか。
だとしたら啼かせてやりたい。
ひどく凶暴な心で、ヤトゥルは下履きの帯を緩めた。
絹で出来た女性ものの下着は容易く引きちぎられ露になったそこに一物を押し当てる。
「っ――!」
予告もなく一気に貫いた。
甘やかさとは無縁の、お互いに苛立ちと屈辱を内包した行為だった。
「あ…っく…!」
さすがに痛みでダナティアが呻く。
それをわかった上でヤトゥルは強引に律動を開始した。
「――!ッ」
漏れそうになる悲鳴を飲み込む。
繋がった部分と鷲掴みにされた臀部、噛みつかれた乳房に揺すられ樹肌に擦れる背中が痛い。
その痛みが、プライドを保つ楔のような気がしていた。

449 :
◇◇◇◇
「ヘタクソ」
熱に浮かされたような気配も消える頃になってダナティアが言った。
その言葉はルワスの族長のプライドをいたく傷つけたらしい。
こめかみに青筋がたっている。
大樹にもたれかかって身体を休めている皇女殿下は、
しかし当然の如く涼しげに相手の視線を無視する。
乱暴な行為をした相手に遠慮する必要などない。
「着替えを持ちなさい」
「なんだと」
「あなたが破いたのよ、下着もドレスも。このまま天幕へ戻ったら、あなたは大罪人よ」
世継ぎの皇女殿下を手込めにしたとすれば、ルワス族はどうなるか知れない。
たとえ拒否がなかったとしても、すでにダナティアは人の妻。
「お前も廃位されるぞ」
「どうかしら?砂漠の会合で起きた出来事など、いくらでも処理のしようがあってよ」
目撃者の口封じをして。
言外の脅しにヤトゥルは口をつぐむ。
ダナティアはそれほどに今の帝国にとってなくてはならない存在だ。
しぶしぶ踵を返したルワスの族長にダナティアは視線を送る。
愛してはいない。
恋でもない。
感じていたのは友情に近い想いだ。
身体を繋げた今でもその気持ちは変わらない。
「――」
やがて漏れた小さなため息。
失望したような、満足したような、諦めたような。
自分の気持ちがここまでわからなくなるのはダナティアにとって予想外の事だった。
「馬鹿な事をしたわ」
自嘲気味に吐き捨てる。
「本当に…馬鹿みたい」
誘ったのは自分だった。
ヤトゥルが見ている事を知りながら、側近全てを遠ざけてたった一人でオアシスまで来たのだから。
まだ痛みと怠さの残る身体で、ダナティアは静かに大樹にもたれかかって目を閉じた。

450 :
終わりです。
ちょっと不完全燃焼気味でスマソ。

451 :
GJ!GJ!

452 :
GJ
やっぱり殿下は最高だぜ!

453 :
>>391
まさにこのこと

454 :2013/09/12
>>391=>>445(=私)です。
トリップとかつけたほうが良いかなー。
作品多くないし別にいいか。
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