2013年10エロパロ672: 忍者・くノ一でエロパロ (650) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

俺の屍を越えてゆけでエロパロ (358)
【クロス】ニコニコMUGENでエロパロ13【オーバー】 (121)
薔薇乙女(ローゼンメイデン)のエロ小説 題21話 (167)
スラムダンクでエロパロ4 (592)
■ 体格差カップルでエロパロ ■ (214)
【皆で】D.Gray-manエロパロ第5夜【チョメチョメ】 (774)
熟女萌え妄想 三十路〜五十路 その1 (682)
【メモオフ】KID総合エロパロスレ#1.5【てんたま】 (666)

忍者・くノ一でエロパロ


1 :2007/11/24 〜 最終レス :2013/08/26
探してもないので立てました

2 :
>>1
包丁で首吊って氏ねカス

3 :
>>2
禿同。

4 :
>>2
相当難しいぞソレww
>>1
チェーンソーの刃で首を吊ってね。

5 :
全身網タイツ・ブルマパンティーいっちょ!

6 :
意外だな、なかったのか今まで

7 :
くのいちか…
機密文書が保管されてる部屋に忍び込んだのはいいものの、実はそこは格子のトラップが設置された座敷牢で
あっけなく捕まって、柱木に縛り付けられ、悪趣味な悪代官に乳房を紅色の蝋まみれにされたり
三角木馬に乗せられて尻穴に色々突っ込まれるイメージしかないなぁ

8 :
>>7
具体的かつエロいイメージだなwww

9 :
ウブか淫乱かそれが問題だ

10 :
両方イケる。

11 :
忍の女の子の場合。
初任務が城に潜入して殿様を暗すると言う簡単な任務の筈だったが
部屋を間違えて気付かれ、侵入者だ!者共、であえ!であえ!の叫び声と共に
ドッカら湧いた!ってツッコミたくなるくらいの一般兵達がワラワラと出てきて囲まれ退路を失い
戦うが忍の者と言っても人間で体力が無くなる頃には
敵兵の屈強な拳がお腹にめり込みフラついた所を刀の柄で頭を殴られ失神し
気が付いた時には惨劇の幕が上がり
てのも良いよね

12 :
>>7>>11
今すぐペンを持って紙にそのイメージをぶつけるんだ!

13 :
紙じゃダメだろ
ここに投下してくんなきゃ

14 :
深夜にageてみる

15 :
和風スレでやらんか?

あんまり細分化してもアレだろ

16 :
和風はちょっと違うんじゃない?
くのいちだけでも需要はあると思うが、まあ細分化しすぎと言われればそうかも…
映画板の強い女スレみたいなのが近いだと思っている。女し屋とか女スパイとかがやられたり辱めを受けるっつー感じの

17 :
和風というより
もっとこう・・・ハードな感じの

18 :
敵に捕まり殿様が後ろ手に縛ったくのいちに
直々にイボイボリモコンバイブを差し込み正座させた上にブロック石で重しを乗っけて
乳首を服の上から大筆でいじりながらリモコンバイブをコントロールしたり蝋を垂らしたりしながら
「どうだぁ貴様これでも吐かぬと申すのかぁ」と鬼畜なプレイ希望。
石の重みで動けずにバイブと乳首の刺激にひたすら悶え苦しむくのいちハァハァ

19 :
ここで才能を見せた3人!
おとなしく投下しろってかしてくださいお願いします

20 :
戦火スレや和風スレがある以上、これ以上細分化するのは得策ではないと思うが、それでも独立したスレとして残したいのか?
過疎スレが一つ増えるだけだと思うぞ。

21 :
過疎スレになったら圧縮されるだけの話ですがね

22 :
そもそもエロ時代にバイブとか三角海馬とか媚薬とか、エロ拷問に使えそうな物があるのか?

23 :
>>22
ファンタジーだから。

24 :
別にエロ時代とは限らないじゃないか
平アンッ!時代とかエロ平合戦とかマン棒く朝時代とかさ
つまり
安倍晴明の護符で性感帯を刺激されるくノ一とか
義仲を暗しようとして巴・山吹・葵の三御前に百合百合にされてしまうくノ一とか
菊池武重の所に忍び込んで捕まったくノ一が千人抜きしてこれぞ菊池千本槍!とか

25 :
媚薬とエログッズは情報収集とか暗で必要になったと思う 人権とか禁止薬物なんかの概念が無いころだからすごい媚薬とかはあったはず。

26 :
『くノ一淫闘帖』
http://www.pandora.nu/tsl/story/ayagami/kunoiti.html

27 :
綾守竜樹 師の古典ですな・・・

ご冥福をお祈りします。

28 :
昔「人形遊戯」ってのが好きだったの思い出した。
歳ばれますかそうですかw

29 :
* 始めまして・・・・。
ある屋敷の蔵に荒縄で後手を縛られた少女が転がされていた。名を弥生という。
彼女が生まれ育った村を、この国の領主 村瀬三太夫に焼き討ちされ、敵討ちの為に忍び込んだ物の、
村瀬が雇った伊賀忍 仁三に捕らえられたのである。
”糞!!” 弥生は胆の中で呻いた。自分はこれでも紛いなりにくの一である。それが、これ程、あっさり捕らえられてしまうとは・・・・・。
ふいに、外から灯りが見え、それが門の前で停まる。足音から2人。ひとりは爪先歩きをしている事から、弥生を捉えた仁三だと判る。
そして、もうひとりは武士であろう。
門が開かれ、蔵にはいってきたのは、やはり仁三であった。
そして・・・・・。
”村瀬・・・三太夫・・・・!!”
弥生の両親を惨し、村の人々を皆しにした憎むべき敵が、その口許に下卑た笑みを浮かべ見下ろしている。
「この女か?城に侵入しようとしたのは?」
「御意に・・・。」
そう言い恭しく頭を垂れた仁三は、続けて「おそらく、このくの一めは豊臣御伽衆でしょうな・・・・。」という。
弥生は知らぬ事だが、仇である村瀬三太夫は徳川家康に味方をする地方豪族である。
「うむむむッ!!」
「どこまで、こちらの事を、この女狐めが嗅ぎつけているか聞き出します・・・。」
                ***
両手を後に縛ったまま、弥生を起こす仁三。その後で椅子に座り、下卑た視線でその様子を眺めている村瀬
「どうせ、まともに尋ねた処で応えまい・・・・。ならば身体で聞くまでよ・・・・。」
そういいながら黒使用族の下の紐を外し、ズリ降ろすと白褌のなかに右手を突っ込み男根を取り出した。
巨大な一物であった。幼い頃から村で雄の馬の一物を何度か見ているが、それと同じくらいの長さだ。
「どうじゃ、立派であろう?いまから、これを御前の口に含み扱くのだ。
弥生は顔を強張らせた。
<続く>

30 :
「嫌か?嫌か?そうであろう?だが無駄な事じゃ、貴様は膿の一物を否が応でもしゃぶらねばならぬ。」
”冗談じゃない!!なんで、こんな小汚い物を・・・・。”
顔を背け、瞼を強く閉じる。弥生は幼い頃、男と同じように育てられてきた。村の子供達のように素裸で川で魚を取り、野を駆け回り、男と並んで立小便すらした。
男として育てられた弥生にとって、男根をしゃぶらされる事こそおぞましい行為は無いのだ(ホモのケが無いのに、ホモの人に迫られて手篭めにされかかっている自分
を想像してもらいたい 作・注)。
「嫌だ!!冗談じゃない!!俺は、御前の汚い一物など舐める気は無い!!」
大声で、そう怒鳴る。
「うふふっ。その様子だと貴様、男をまだ知らぬ身体らしいな・・・・・。」
蝋燭の炎に映る仁三の瞳が、怪しく光った。
「男のような言葉を喋り、男のような態度をするのは、貴様が男を知らぬからだ。貴様のおまんこに
蜘蛛の巣が溜まっているからだ・・・・。膿が、貴様のおまんこに溜まった蜘蛛の巣を、この一物で
掃除してやろう・・・・・。」
「辞めろ!!掃除などしていらん!!放せ!!」
仁三の左手が弥生の太腿を舐めるように撫でて行く。
背中に来る異様なゾクゾク感。何だ、これは!?
「気持ちよいであろう?」
すこしずつ左手が這うように昇っていく。
「うぁぁぁッ」
這い上がった左手は、素早く弥生の股間に滑り込む。
「どうじゃ、初めての男の指の味は・・・・・?」
褌越しに股間のタテスジを上下に扱いていく。
「や・・辞めろ!!」
「嘘をつけ。本当は、気持ちよいのであろう?」
上半身を起こす。片膝を着いた仁三は指で褌越しに股間を擦りながら、唇を近づける。
<続く>

31 :
「や・・・やめろぉッ!!」
顔を背け必に抵抗する弥生。素早く顎を右手で掴み固定すると、唇を押し付ける。
”○☆×◎!!”
「柔らかい唇じゃぁ!!」
仁三は、そう下卑た笑みを浮べながら言い、再び唇を押し付ける。
”ち・・畜生!!こんな奴に!!”
頬に涙が滲む。
「泣いておるのか?口惜しいか!?仇を眼の前にしながら打つ事すら果たせず、その配下
に無理矢理唇を奪われて!?」
さらに、執拗に唇を奪う。さらに口の中に舌を入れてくる。
そうしながら、まさぐっていた股間は褌越しに濡れていく。
「濡れているではないか!?男を知らぬ蜘蛛の巣が張ったおまんこが、早く掃除してくれと
せがんでおるわ!!」
「く・・蜘蛛の巣なんて・・・辞めろ!!そ・・掃除などせぬ!!」
必に抵抗するが、無意識のうちに弥生の<女>が快楽で震える。
<続く>

32 :
中途半端な物を投下されても、あとが続かんけんね

33 :
さらに仁三は深く舌を押し入れ、同時に褌の内部に指を潜り込ませた。
グシュッグシュッ
「どうだ、気持ちよいであろう?」
「や・・・やめろ!!」
息が荒くなる。それを感じ取った仁三は深い笑みを浮べ、身体を起こすと男根を口許に近づけた。
「さぁ、舐めろ・・・。」
「い・・・嫌だ・・・・。」
「嘘だな。本当は、この膿の男根を心行くまでしゃぶりたいのであろう?まぁ、いい・・・。ならば・・・。」
顎を押さえ無理矢理、顔を男根の前に向ける仁三。それを口を噤み歯を食い縛り抵抗する。
ふいに、仁三の指が弥生の整った鼻腔に伸び、穴を塞いだ。たちまち顔を赤らめる。
「くの一・・・。貴様も所詮は人間よ・・・。呼吸できねばぬぞ・・・・。」
弥生は耐えた。幼い時から女を捧げるのは、好きな男と決めていた。んでも、こんな薄汚い男に慰み者にされるのは御免だ。
<続く>

34 :
だが哀しいかな、どんな過酷な訓練をしたくの一であっても呼吸しなければぬ。
「うぐぐぐッ!!」
やがて「ブハッ」という声を上げ、大きく口を開く小さい唇から唾液が垂れる。
同時に、すかさず仁三は男根を唇に押し込み、頭を掴むと振る。
「ブッブッ」
「どうじゃぁ、膿の肉棒の味は?旨いであろう・・・・?」
苦しげな表情の弥生。それを見下ろしながら、さらに股間を膨張させる。
「ホラ、どうじゃ!!」
舌をかむ事も叶わない。何と言う屈辱であろう。
ふいに、深々と刺した男根を引き抜くと、今度は仰向けに横たえた。
「さぁ、じっくりと御前のおまんこを見せて貰おう・・・・・。」
素早く弥生の褌を掴み引き剥がすと、それを中央で丸結びして球体の部分を口に入れ縛る。
自決を恐れての事だ。
「ウググッ」
「さぁて、観音様の御開帳だ。」
太腿を掴み、強引に開こうとするが、太腿に力を必に込め抵抗する。
「フッ、無駄な事を・・・・。」
そのまま横腹に思い切り拳を叩き込む。
「グッ」
力が緩み、太腿が大きく開く。
<続く>

35 :
sageほしゅ

36 :
剥き出しになったおまんこは、綺麗なピンク色をしている。
「ふふッ!!流石は生娘よ・・・・。」
股間に顔を埋め長い舌を伸ばす。舌の先端がおまんこに触れた瞬間、弥生はビクンとさせ身体を弓形に反らせる。
「いい反応じゃ・・・・・。」
「くッ!!やめろ・・・・。辞めて・・・・。」
「可愛い声じゃ・・・。やっと女らしい言葉を使ったな・・・・。」
さらに舌を押し当てる。
上下に舌を這わせその度、「あ・・アン」という声が漏れた。
              ***
その光景を見ながら、村瀬も興奮して袴を脱ぐと、褌から一物を取り出し扱いていた。
以前、敵地で捉え拷問を加えた後に散々犯し嬲りしにした敵将の娘のことを思い出した。
この男は、真症の性的異常者だった。10歳の頃、12歳の姐に犯されて以来、女性を憎んでいた。
「フフッ、あのくの一は、なかなかの美人じゃ・・・・。」
涎を垂らし、さらに自分の膨張した一物を扱く。
<続く>

37 :
くのいちに犯されたい俺はスレ違いですか

38 :


39 :
あげ

40 :
上忍よりしたの女忍者は割と数人単位のチームを組んで動く事が多い
一網打尽にしたければ一人を捕獲しましょう。
悪代官や悪のお奉行の場合は必ず一人は情報収集の為に屋敷に潜入します。
重要な書類や帳簿がある場所に罠を張れば確実でしょう。特に天井裏。
そして捕まえたら媚薬漬けなど手段を選ばずに責めて自白させ屈指させましょう
そして堕落させた女忍者を使って仲間の女忍者を次々と罠に掛けましょう。
そうすれば女忍者を好きなだけ弄る事が可能です。
猿でも分かる正しい女忍者の拷問方法。第二章・女忍者の捕獲の仕方より抜粋

41 :
勉強になります。
何かインスピレーションが沸いてきそうなので
是非、全章教えて下さいまし。

42 :
age

43 :
>>37

任務の名目で犯されたい

44 :
ミニスカ・ふんどし・網タイツのエロくノ一に搾り取られたい

45 :
ふんどしの脇から騎乗位で挿入したい

46 :
悪家老・悪代官を悩するくノ一。

47 :
>>43
任務に失敗した男忍者が犯される話
ttp://11472007.web.fc2.com/saorikunoiti1.html

48 :
保守

49 :
age

50 :
BJのアレなんかどうだ?

51 :
>>50
kwsk

52 :
いつまでも過疎

53 :
なんやねん

54 :
個人的に最高だと思う一小説貼っときますね
くの一亜沙美
http://puchity.hp.infoseek.co.jp/index_2007.html

55 :
山田風太郎ものの漫画はどれもエロい

56 :
てすと

57 :
mouitido

58 :
更に

59 :
どうかな

60 :
七巴の剣

61 :
age

62 :
>>60
幼い主君を守る姉のようなくノ一って設定は良かったんだけど……
7人……

63 :
>>62
ここはエロパロ板だ、二次創作でも書いたらどうだ?

64 :
保守

65 :
保守

66 :
何故人気がないんだ

67 :
>>66
くノ一が罠にかかるのを皆潜んで待っているんだよ。

68 :
ここに裸くのいちとか裸ニンジャってうっさいバカがいるから、
引き取って保守がわりに使うなり遊んでくれれば嬉しいけど。
頼むよマヂで。正直困ってるから。一応ニンジャカテゴリだし、ね?
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ6【総合】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187618281/l50

69 :
知るかよ

70 :
保守

71 :
保守

72 :
保守

73 :
まだ残っていたの?このスレ
一時期賑わっていたけどなぁ

74 :
>>40氏の二番煎じだけどカタログを入手することが出来たので保守代わりのネタを

貞淑な町娘や武家の奥方を色責めする際、薬はかなり有効です。実践されているお客様も多いでしょう。
しかし女忍者の場合、鍛錬を積み薬への耐性を持っていることがほとんどです。
そこでお困りの貴方に自信を持ってお勧めするのが南蛮渡来の秘薬「異奇愚流夷」です
その名の通り、この商品を一匁程服用させるだけでどんな女性も逝き狂ってしまいます。
そして南蛮から抜け荷で江戸へ直送された本品はいかなる女忍者も耐性を持っていません。
下の二枚の絵図をご覧ください
左の町娘姿の女、このような姿ですが幕府が長崎に抜け荷監視のため派遣した女忍者です。
おっとりとした顔立ちですが、辺りに気を配る眼光の鋭さが垣間見れます。
その彼女が落ちた姿が右です。
忍び装束に身を包み、当店に潜入したものの捕らえる事に成功し、尋問中の様子です。
「異奇愚流夷」を投与し一刻経過したところですが、愛液で床に水溜りを作ってしまっています。
一束に結んだ髪も頭を振り乱したことで解けてしまい、乱れた長髪がそそりますねぇ。
おっとりとした顔も白目を剥き、舌を突き出して悶え声と唾液を溢れさせています。
こうして彼女は長崎配置の忍者網の全てを話してくださったことで商品の流通経路の確保に成功しました。
安心してお買い求めください。
さてお代ですが、普段「異奇愚流夷」二十匁を小判十五両で販売させていただいております。
今は新商品頒布きゃんぺえんを行っておりまして、この広告をご覧になった方にだけ、な、なんと!
特別価格、九両で御奉仕させていただきます!
お求めになる方は同封の注文用紙に所定の項目を記入し日本橋の「政国屋」までお届けください。

※商品お届けまで三月程かかります。また街道の状況(川止め等)で遅延することがあります。
ご了承ください。
※在庫管理は厳密に行っておりますが、抜け荷品という当商品の性質上もし在庫が無くなった場合
生産地からの入荷が即座には出来ません。
その場合はお客様に別途ご案内を申し上げ、ご希望される方にはお代を返金いたします。
※商品到着後十日以内は、商品未開封の場合に限り返品に応じます。なおその場合の送料は
お客様のご負担になります。

悪代官・越後屋御用達通販目録「勧悪懲善」三月号より抜粋







75 :
七巴の剣

76 :
>>74
某忍術学園の年齢不詳くの一にも効きますか?

77 :
age

78 :
>>74
勧悪懲善ワロス

79 :
浄瑠璃

80 :
翠玉

81 :
http://www.ninja-mania.com/top.html
金髪くのいち発見。エロが中途半端。

82 :
>>81
なんともいえんBGMだけでもかなりの破壊力だな

83 :
>>81
ワロタ

84 :
忍術ならぬ淫術に長けた女の抜け忍が現れて男では犠牲者(淫術の虜になる)が無意味に増えるだけと討伐に派遣された凄腕の女忍者
しかし、淫術の正体が超がつく程に強力な媚薬を使った術まで突き止めたが捕まってしまい凄腕の忍者は媚薬によって堕ちていく

85 :
くノ一はそれなりに描けるのだが男の忍者が結構難しい
途中で挫折した設定がこれ


遊郭に1人の男がやって来た。目的はここ1番の花魁に合う為であり、それが仲間のくノ一であった。
男は性の達人で花魁は次から次へと客の大事な話を教えてゆく。
要は花魁ならでは性の凄さを描けば、そこそこ乙な話になるのだが
くノ一をそこまで性の虜にする男が描けんのだな
1つ間違えるとWJのところに投下しろ!
な話になる

86 :
>>84
続きは

87 :
女忍者に取って最も避けたいのは同じ忍びの者に捕まる事だよね。
悪代官と手を組む抜け忍も居るだろうし
何より女忍者の責め方や陵辱方法を心得てるだろうから。
どこに何を仕込んでるか(膣穴にクナイとか)分からないからすぐにはハメずに大陸から渡った耐性が無い媚薬を用いてネチネチと責め立てて
穴という穴を調べ尽くした上で犯すだろうし

88 :
膣内にクナイ入れるのって大変だろうな・・・

89 :
リアルくノ一ってターゲットとドッキングしてるところを、仲間がくノ一ごと刺すんだろ。

90 :
>>89
それはくのいち養成にかかるコストから考えて無駄が多いと思うんだが…

91 :
それってタモリがやってた歴史物の番組で見たような
突っ込んだ後入り口を絞めて抜けなくなったところを隠れてた仲間がくのいちごと刀で突きすんだったな…

92 :
ニンジャ〜ニンジャ〜と念じながら書いてたら微妙なモノが出来ました。
微妙にすれ違い泣きがしますんで、不快でしたらNGでお願いします。

93 :
 ニッポンのニンジャは現代にも生きている。
 俊敏な運動性、磨き抜かれた戦技、研ぎ澄まされた直感、そして鋼鉄の精神力と忠誠心。
 紗耶香はそんな忍者達の末裔であった。
 ニンジャにも様々あるが、彼女は主人を守るために育てられた。
 装いは現代的。学園指定のミニスカートにオーバーニーソックス、伝統のシノビ刀は腰に。
 一見ニンジャには見られない。ニンジャとは忍ぶものなのだ。
 その彼女は今──
「きゃううんっ!?」
 樹に仕掛けられた罠に引っかかって、間抜けな声を上げていた。
 頑丈なロープが彼女の両手両足を吊しており、間の腰ぐらいの高さに吊り上げられている。
 ロープは身体の至る所に食い込んでおり、メリハリのあるボディラインを露わにした。
 じたばたと動く紗耶香だが、動けば動くほど、彼女はあられもない恰好になっていく。
 そんな彼女の眼前には、疲れた目で眺める少年がいた。
 主人であり、守るべき対象である。学園の同級生として、下校の最中だったのだ。
「お前って、ホントにトロイんだな……やっぱニンジャ向いてないんじゃね」
「ひどいでござる主様っ、トロトロだなんて。せめて静妙なるとか言ってくださりたいっ」
「妙だろうが蒙だろうが、罠に掛かる落第ニンジャには変わらんだろうが」
「ふぇ、ふぇぇぇん……ひどいでござるですぅぅぅ!」
 主人である少年にチクチクいじめられ、泣き出す有様。
 彼女と少年は同い年ということになっている。
 主人の両親が子供を授かろうとした際、紗耶香の両親もそれに倣ったらしい。
 しかし段取りが悪かったらしく、実際には一歳下回っているらしいが。
 とにかく、幼馴染として二人は過ごしたが、実態は主人と部下の間柄だった。
 そして有事の際は紗耶香が身を挺して守る。
 今回の罠も敵勢力のニンジャが張ったモノに違いないと紗耶香は認識する。
「ととと、とにかく主様。このままでは拙者、お守りできないでござる。
 罠を外していただきたいのでござりますが〜」 
 しかしまぁ、紗耶香は自分でも諦めているほどに、能力的にダメすぎた。
 いくら鍛えても根本的なところがアホなようだったのだ。
 大抵は主人自らが危険を回避する羽目に。その度に平謝りするのだ。申し訳ない事だ。
「あ〜。そうだな」
 少年は溜息をつき。紗耶香の身体を縛るロープに手を掛けた。
 おもむろに縛りを強める。
「ひゅうううううんっ!?」
 ロープが局部を刺激し、紗耶香は思わず悲鳴をあげてしまった。それを感心する少年。
「お〜お〜。よく縛られているわ。自動設置でこの精度、相手はプロと見た」
「あの、あの……今、罠を、強めたりしてござらんですか……?」
「紗耶香。俺は、前からお前に言いたい事があるんだが」
「ハイ?」
「お前、罠に掛かりすぎ。もうちょっとしっかりとして貰いたいんだが」
「面目ござらんです……」
 しゅんと頭を垂れる紗耶香。ツインテールに結わえた髪が重力に負けて垂れた。

94 :
 これでも彼女は一生懸命なのだ。結果は出ていないが。
 それを見て、少年は苦笑した。
「まったく困ったニンジャだな……まあ、いいけどな」
「うう重ね重ね申し訳ござらんです。そして、出来れば罠を解除して頂きたく……」
 手も縛られているので、頼みのシノビ刀が使えないのだ。
「……脱出不可能なのか。ああ、やれやれ」
 少年はもう一度溜息をつくと、ゆっくりと紗耶香の肩に手を掛ける。
 そしておもむろに、ぐるりと紗耶香の身体を回転させる。
「はっ、い?」
 下半身が少年の前に移動する形となった。
 スカートは捲られている。そこから顔を出している白の布地を隠すものはない。
 少女としての本能が羞恥に火が点け、燃え上がった。
「主様、見ちゃ、ダメでござるですぅぅぅ!」
 隠したい。この人には見せたくない。
 必で腿を閉じようとするが、硬く縛られたロープはそれを許さない。
「だめ、だめぇぇぇっ!」
「どうしてだい、可愛いお尻じゃないか」
「かわぃぃだなんてそんな……ぁぁぁ、じゃなくて!」
「まあせっかくだ。今日はお前にオシオキを与える事にしようか」
「へ、オシオキって……は、ひぃぃぃん!?」
 言葉の意味を理解する前。少年の指が紗耶香の股間を突いていた。
 そしてロープで強く割られた紗耶香の下着は、いまや強い凹凸を見せている。
 そこを無遠慮に触られたのだ。敏感な部分を刺激され、紗耶香はのけぞる。
「ははっ、いい反応だな」
 少年はクスクス笑っている。
「主様、そこっ、そこは触っちゃダメでござるですっ!」
「なんでだ?」
「なんでって……その、汚いというか、いや毎日洗っていますがとかえと……ひんっ」
 紗耶香のよく分からない言い訳は、穿たれる刺激によって中断された。
「主様ぁ〜、痛い、痛いでござるですぅ。指を止めて、くださりたい〜っ」
「まあまあ。それだとオシオキにならないだろ」
「ひぃぃんん、ちが、ちが、こ、こういう、オシオキは、だめぇぇぇ……ぇっ!」
 下着の中央をなぞるように、少年は指を這わせていく。
 トロトロ。トロトロ。
 彼女の熱の籠もった吐息を聞きながら、さらには割れ目をつまんだりする。
 少年の指は繊細かつ無遠慮。紗耶香は身体の芯から熱くなるのを感じていた。
「紗耶香。パンツが湿っているな、お漏らしか。そんな大きくなったのに」
「そ、それ、お漏らしじゃありませんっ!」
「じゃあなんだ、このトロトロしたモノは。僕はお漏らしっ子を部下にしているのか?
「ちがっ、ちがっ、ぁぁっ、ぅぅんっ……ゃ、ゃめ……」
 否定しても身体は言う事を聞かず、秘所からはぼとぼとと汁が垂れてくる。
 紗耶香の下着は彼女が出す分泌物で粘りを帯び、グチャグチャになっていった。
「なんだぁ。どんどん漏れてくるぞ。これはどうしたモノだか」
「主様ぁ〜、主様ぁ〜、ぅくんっ、ぅぅ……ぁぁんっ……」
 しまいには下着をはみ出て、太股を伝い透明な縞を作った。
 それを誘発する少年は、ときおり行為を止め、指先に絡みついた液を眺めて楽しむ。
「そら。紗耶香の下着、お漏らしの汁で湿っちゃって、擦ると、ヌチャヌチャ音がするぞ。
 指と指の間を見せてやろうか、糸を引いてる。これ、紗耶香が垂らしているんだが」
「ぁの、それは拙者の、本意では、ではぁぁっ……」
「違うのか。じゃあ身体が勝手に反応しているってか?」
「ひぅぅぅん……ひどいぃ……や、めぇぇ……」
 紗耶香は困惑していた。自分の汚いところを主が弄っている。嫌なことだ。
 だが同時に、ソコを彼が触れていることを歓迎する自分がいた。
 下半身を基点に未知の衝動が押し寄せてくる。

95 :
 頭では止められない。肌が灼熱する。なんなのだこれはと自問した。
 恥も外聞もかきすて、叫びを上げようとする衝動に駆られる。
 それだけは、と必で抑えていた。
「ほら耳まで真っ赤になっているよ。恥ずかしいお汁が溢れて興奮しているのかよ」
「ぁぁん、はぁっ、はぁっ……ぁっ……んふぁ……主様ぁ……ゃめえ」
「やめてほしいのか?」
「はぁっ……ぁぁっ……ぁぁぁ……んっ……くうんっ……ん……」
「そうか。じゃあやめるか」
「……えっ」
 言葉の通り、そこで責めは止められた。紗耶香はしばし茫然となった。
「えっと、あの……もう止めてしまうのでござるか……?」
「ああ。まあオシオキだからな。やり過ぎてもダメだろ」
 紗耶香の股間から垂らされた汁をハンカチでぬぐい、少年は笑う。
「じゃあそろそろロープを外してやるか。いつまでもそれじゃ可哀想だ──」
「それはいけないでござるですっ!」
 紗耶香はそう叫んだ。叫んで後悔した。
 えっと、今のはナシで──と弁解しようと、なぜかその言葉を吐けない。
「紗耶香……もしかして、もっとオシオキが欲しいのか?」
「そうでござっ──ってぁぁぁっ、違うでござるっ、そうじゃなくて!」
 自分は何を言っているのだ。それじゃまるで変態だ。
 気持ちと実際に言っている事の乖離に戸惑った。
 そんな狼狽する紗耶香に微笑む少年。
 紗耶香の腰に帯びたシノビ刀を抜くと、彼女を拘束したロープを断ち切っていく。
 ゆっくりと地に足が着き、戒めが解き放たれる。
 しかしそれでもまだ、彼女の身体は不思議な力で縛られ、痺れを訴えていた。
 彼女は荒く息を吐き、地面に座り込む。それを少年が見下ろした。
「紗耶香、僕は『しっかりとして貰いたい』と言ったはずだな」
 冷たく言い放たれた言葉は、紗耶香の身体をさらに刺激する。
「はい……その通りでござるです……」
「じゃあ要求に応えてくれ。何をしてもらいたいのか、その口で言うんだ」
「ぁ、ぁわ……ぁわわ……主様ぁ……っ」
 主の澄んだ瞳が、紗耶香を射すくめ、心臓がぱくんぱくん高鳴る。
 立てない。魂がのどから飛び出そうになる。
「拙者をぉ……もっと、いじめて、欲しいでござるぅぅ……」
 言ってしまった。頬が引きつりながらも、言ってしまった。
 何を言っているのだ。これでは自分は変態ではないか。
 でもまぁ、これでなにか、吹っ切れてしまった。
 自分は主に仕えるニンジャだ。
 なのに厚かましくも、主が好きらしい。
 そして主に『いろいろとされる』ことを望んでいるらしいのだ。
「ふうん。僕の部下はやっぱり変態だったんだな……」
「面目ござらんです……主様ぁ……どうかぁ……」
 紗耶香はゆっくりと腰を動かした。主の前に捧げようとするために。
 扇情的に脚が開脚させ、スカートを腰まで捲り、ぐっしょりと濡れた部位を突き出す。
 それでもなお足りない。邪魔な布地、それをゆっくりとした手つきで脱がしていく。
 しっとりと糸を引き、剥がされ、誰にも見せた事がない茂みが現われた。
 少年は満足したように頷いた。
「いいだろう」
 こうして少女はクノイチと成った。

96 :
以上。お目汚し失礼しました。

97 :


98 :
>>96
重要な本番が抜けてるじゃないか!!

99 :
 夢の中で聞いた「贅肉白刃取り程度で驚いて動きを止めるとは、未熟な忍よのう。今度はわしがたっぷりかわいがって進ぜよう、ふひひひ」
って言葉を元にシチュを考えようとして挫折……

100 :
>>99
どんなシチュだw

101 :
女性を闇ルートで仕込んだ女の人身売買(身売り)が行われてる遊郭で
新しく入った遊女が裏でコソコソと何かを探っていた場合は。幕府直属のお庭番くのいちの可能性があるのから
女の正体に感づいても相当、確信に触れない限り気付かないフリをして泳がせるのが吉。
もし邪魔になるなら敢えて正体を知りながら調教のターゲットに選び
秘密の地下牢に誘い出し媚薬漬けになってる女性達の姿に動揺した隙を付いて突き飛ばして地下牢に閉じ込め
媚薬漬けの女性達は新しく女が牢に来たら犯せと命じられてるので襲いかかり、くのいちは犯されながら忍術で媚薬を吸い出す等して無力化を図るが些細なミスで口に媚薬をふくんだ女性にキスをされ媚薬を飲まされ
それが二人、三人と続き、ついには微風が秘所を撫でただけで潮を噴きながら失神ほどになってしまい。私は何をしにココに来て、こんな目にあってるんだっけ?と思いながら心が潰れ堕ちていく

102 :
EDが突入してくる新撰組にまとめて斬られるっと

103 :
保守がてらネタ投下
一言でくノ一と言っても色んなタイプがあるけど適当にまとめてみた。
タイプの中の例は自分が好みで出した一例です。

A……武闘型くノ一
爆破、暗なんでもござれ。忍者刀でわらわら襲い掛かる敵をバッサバッサ。
忍装束の覆面姿から覗く目元がエロい。
B……潜入型くノ一
普段は遊郭の下女や、野菜を町に売りにくるような垢抜けないながらも美人への芽を感じさせる少女の姿。
しかし危機や、逆に好機が訪れるとクナイを手に忍びの者の表情に一変する。
C……退魔型くノ一
闇にうごめく魑魅魍魎を退ける影の者。
怪物が繰り出す触手を切り抜け、魔物に囚われ汚された女性を救い出す。
D……現代型くノ一
裏社会を牛耳る悪徳政治家やマフィアの親玉に正義の裁きを下す。
化学繊維からなるタイツやプロテクターに身を包み、銃弾を掻って潜り悪を切り裂く。

104 :
age

105 :
敢えて捕まり身体を張って犯されて様子を見る。そんな、くのいちの情報収集の基本で当たり前な事が命取りになる場合は
実は、人間ではない人外の異形の存在が裏で暗躍していた場合だよね。
人外の責め苦は犯されて慣れただけでは耐えられない気持ち良さだし

106 :
>>105
まるで体験したことがあるような話し振りw

107 :
望!CV5qRd9T様

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

108 :
age

109 :
>>103
一番エロいハニートラップ型がいなくね?
色を武器に諜報やる類

110 :
KASO

111 :
ハニートラップ系統は意外と人間以外とするのは不慣れだよね。男をたぶらかし抱かれながら任務遂行が基本だから
さすがに獣に犯される訓練なんてしてない筈だから捕まえた際に獣姦による拷問をすれば自白すると思われ

112 :
おいらのツボは、ハニートラップ系で、任務を遂行するうちに自分の武器であるはずの
肉体が開発されていって逆に仇となり、それを敵に逆手にとられるというパターン…
文才があったらオイラ書くんだけどなあ…、誰か書いてよ…

113 :
ためしに書いてみなよ、笑わないから。

114 :
あげ

115 :
保守

116 :
一般人になりすました他里の忍同士が
腹の探り合いをしながらエロい展開になる話マダー?

117 :
男になりすましたくの一の話はまだか

118 :
保守

119 :
ほしゅ

120 :


121 :
しゅ

122 :
お庭番の女忍者に取っての苦難は潜入先の悪代官に正体がバレた場合だよね。
逃亡に成功したら警戒が強まり調査どころでは無くなるし
捕まったら捕まったで口を割るかぬまで身体を弄ばれるのは確実。
悩みどころだよね。捕まるか逃げるか

123 :
123

124 :
>>122
普通のお庭番は潜入捜査とかしたりしないと思うぞw
将軍が暴れ狂う御方でもない限りなww
さておき…潜入が発覚した場合はわざと捕まるのがセオリー、
最初は断固黙秘→拷問等に屈したかのように少しづつ『嘘を話し情報操作』だと。
ばっちゃがスパイ学校で習ったって

125 :
くノ一学校じゃないのかよw

126 :
御庭番というか隠密だよな、マツケンの側近たちは

127 :
「だって私らが調べないと…あのヒト、直接乗り込むんだもん…」
お庭番として『上様を護る』ためには致し方ないとw
「成敗!」させられたりあいつらは苦労が絶えないなww
…そのぶんある意味面白そうだが

128 :
テーマ忍者って難しくね?

129 :
くのいちと言えば媚薬・拷問・性技が定番の要素だよな。他に何かある?

130 :
素肌に鎖帷子は外せない。
エロパロ的にかんがえると、どっちかというと
従者系の変形になりがちだよな。

131 :
何気に仲間の裏切りも欠かせないと思う
既に調教され尽くし身も心も敵に捧げた状態の仲間によってハメられ捕らわれるって形で敵の強さもアピールと一石二鳥

132 :
くノ一にえっちな事されたい

133 :
ほしゅ

134 :
こういうのは・・・・。
@ 虐された村の敵討ちに敵の城にに乗り込むが、敵忍者の罠で捕まる。
A 敵忍者に嬲り物にされた挙句、仇の殿様に処女を貫かれる。当然、お約束で中田氏
B くの一が中田氏されされてすぐ、殿様の顔面に尿を飛ばす。苦しみだす。
彼女は幼い時から身体に毒を沁み込ませているので、淫液も汗も尿も猛毒。
C仰向けで悶絶する殿様の顔面に跨って立ち、放尿。煙を吹き溶解する。
(完全に溶けた後、お尻を2・3回上下に振り雫を切る)。 

135 :
その条件だと入れた時点でチンコ溶けんじゃね?

136 :
敵に性的な拷問を受けるも、最後の最後では逆転。
この程度、御頭に比べれば。と持ち直す。
そして里に帰ると、褒美として御頭からの最高の快楽を与えられる。
この一連の流れがエクセレント。

137 :
>>135
尿だけ猛毒って設定ならいいんじゃね?
まあ、入れた時点でアウトなら、敵を誘惑するところでエロを表現することになるけど。

138 :
保守

139 :
保守

140 :
無鉄砲で戦闘バカな見習い(処女)が
百戦錬磨のくノ一に、初めて性技を習うとかどうだろう

141 :
「華は、ちゃんと好きな人に散らしてもらいなさいよ」
とか言って、一通り手練手管を教授した後、
密かに思ってる若殿の所に夜這いかけるようけしかけるわけですね。

142 :
保守

143 :
真面目なくの一を媚薬で快楽責め
とかより、自信家とか楽観的なくの一を
マジモノの過酷な拷問で徹底的に痛めつけて、
お願いしますなんでもしゃべります、だからもうやめてぇぇ!
か言わせて泣きわめかせるほうが興奮するのは俺だけ?

144 :
>>143
俺もだ

145 :
>>143
同じく

146 :
同志がこんなに

147 :
やれやれ…このスレもか……
原稿用紙10枚ぶんが無駄になったな…いや、完成間近よりはマシか……
(´・ω・`)ノシ

148 :
ちょっと待てよ!
何書いてたのか言ってみろ

149 :
しかし思えば不思議なスレだ
アサギ好きとナルト好きと山田風太郎好きがいったいどうやって共存するのだろう

150 :
投下します
凌辱、リョナ、グロ注意

151 :
「女だった、だと?」
「は」
 益地小源太(ますち・こげんた)は、配下の報告に驚きの声を上げた。
 数日ほど前のことである。小源太の配下の者が二名ほど、何者かに闇討ちされ、惨体で
発見された。
 益地家はもとは伊賀の国人の下で組頭を務めた家であり、現在は甲賀衆に客分として身を
寄せる。その経歴から察せる通り、忍びの一党であって、討たれた二名もまた相応の手練れ
であった。
 忍びを討てるのは忍びのみ――ならば、これは単なる賊の仕業ではあり得ない。益地家に
遺恨を持った同業者の襲撃と見て間違いなかった。そこで、小源太は己の屋敷の防備を薄くし、
代わりに掻き集められるだけの下忍を密かに配すことで「忍者返し」の網を張り、襲撃者を
待ち構えていたのである。ところが、網にかかった侵入者を捕らえた、との報告を受けて
みれば、なんと女だという。
 女忍者など珍しくもないが、それは色を用いた諜報要員としての話だ。この手の正面切った
荒事をこなす女忍者で、しかも小源太の手を焼かせるほどの巧者がいようとは、慮外のことで
あった。
「他に仲間がおるのか……いや、そも何者の差し金か、とっくり聞き出してやらねばのう」
 そう言って、小源太は好色そうに舌なめずりをした。
 甲賀では新参の益地家は、里への忠誠を示すべく、率先して汚れ仕事を請け負っていた。
そのため、恨みを抱かれる筋合いには事欠かなかったし、敵も多い。心当たりがあり過ぎる
以上、捕らえた女忍者から拷問してでも聞き出す他、手立てがない。
 もっとも、猿にも似た醜悪な面構えを喜悦に歪ませ、落ち窪んだ瞳に加虐への期待を
漲らせる小源太を見れば、半ば以上は自身の残忍な性癖を満たすためであろうことは容易に
察された。
「そのことにつき少々……」
 報告に参上した配下が、さらに耳打ちしようといざり寄る。
「なんじゃ」
「捕らえた女に見覚えがある、と言う者がおりまして」
 小源太は無言で続きを促した。
「音羽(おとわ)の者ではないか、と」
「なに!?」
 再び、小源太の口から驚愕が漏れた。ぎょろりとした瞳を更に大きく見開き、しばらく
報告者を凝視していたが、やがて溜息を吐くように呆然と呟く。
「伊賀衆の生き残りがおったか……」
 *  *  *
 小源太は、もともと伊賀国音羽ノ庄の国人領主、音羽太郎左(おとわ・たろうざ)に仕える
中忍の一人であった。それもつい先ごろまでの話である。
 去る天正九年。織田信長による伊賀攻め――世に言う天正伊賀の乱――に際して、織田勢の
先案内として従軍した甲賀方にいちはやく寝返ったのが、益地小源太ならびにその麾下の
下忍数名だったのである。
 伊賀攻めにはしかるべき経緯があったが、攻められる伊賀国人衆にとって決定的に重要
だったのは、信長がこれを機に本腰を上げて伊賀支配に乗り出し、総勢四万四千にもなる
大軍勢を投入して「根切り」を命じたことである。
 金さえ支払われればどの大名家にも忍びを派遣する姿勢が勘気を被ったのか、それとも、
無数の小豪族に分裂したまま、国主による支配を拒み続ける国人衆たちが単に邪魔だったのか。
いずれにせよ、信長は伊賀衆を殲滅する道を選んだ。

152 :
 とはいえ、伊賀は一つの国である。それも、広大な領内に複雑に入り組んだ地形を持つ
山国である。「根切り」と一言に言っても、伊勢長島や叡山とは訳が違う。里の者しか
知らぬような隠れ処はそれこそ無数にあり、兵の詰めた砦を潰すだけならともかくも、
そうした避難所のひとつひとつまで発見して住民を全滅させることなど不可能であった。
 いや、不可能に思えた。……内通者があらわれるまでは。
 小源太は、他の国人衆同様徹底抗戦を主張する音羽太郎左と袂を分かち、かねてより
渡りをつけてあった甲賀方に合流すると、己の里の隠れ処を一つ残さず教え、どころか、
進んで道案内さえ買って出たのである。
 結果、小源太が案内を務めた多羅尾口の一帯は、伊賀の乱でも最も酸鼻な虐の舞台と
なった。老いた者、病んだ者、女、子ども。とにかく戦うことができず、ただ身を隠して
打ち震えていただけの者まで含めて、すべての住民が文字通り根絶やしにされたのである。
 この功績を買われ、小源太は甲賀衆に迎え入れられた。
 屋敷を与えられ、客分といえ甲賀郡中惣の末席に名を許されたのである。少なくとも
形の上では甲賀生え抜きの他の土豪たちと同格。その扱いは決して低くはない。伊賀では
太郎左に服従する下忍たちの束ね役に過ぎなかったことを思えば、待遇には天地の差が
ある。使役される側から使役する側へ。小源太は、仲間の屍を積み上げることで、引き換えに
己の栄達を得たのであった。
 *  *  *
 地下牢に駆けつけた小源太は、そこで、配下の下忍たち数名と、その足元に転がされた
侵入者の姿を見つけた。
 牢は剥き出しの石造りだったが、取り調べのため幾本もの蝋燭が灯され、煌々として
暖気の篭る牢内は蒸し暑いほどであった。
 侵入者は濃紺の忍び装束に手甲、脚絆と、まるで男の忍びと変わらぬ装いをしていた。
鉢金付きの頭巾を目深に被り、顔を見ることはできないものの、深く打たれた麻縄によって
身体の輪郭がくっきりと浮かび上がり、間違いなく女であると知れる。
「顔を見せい」
 訳もなく逸る気持ちを抑えきれず、小源太は口早にそう命じた。
 下忍の一人が慌てたように手を伸ばし、侵入者の頭巾を引き剥がす。
 男にしては長過ぎ、女にしては短過ぎる中途半端な黒髪がはらりとこぼれ、その下から
侵入者の素顔があらわれた。
 若い娘であった。乱雑な扱いを受けたためか、多少泥煤に汚れていたが、顔立ちはとびきり
整っている。その険のある美形と、ざんばら髪に忍び装束があいまって、どこか中性的な
硬さを感じさせた。無残にも猿轡を噛まされていたが、噛み千切らんばかりにその形の良い
歯を突き立てる様子は鬼気迫る。口の端には血が滲み、泥と埃に塗れた油汗が、その細い顎を
伝っていた。
 顔を引き上げられた娘は、無感動な瞳で小源太を射抜く。その幽鬼めいた空虚な眼光には、
大の大人でさえ肝を冷やすような冷気があった。
 小源太はこのような凄絶な鬼気をまとった女など知らない。しかし、その気迫を差し引いて
面構えだけを見るならば、確かに見た覚えがあった。髪はもっと長かった。輪郭にはもっと
年相応の丸みがあった。しかし、切れ長の瞳に鼻筋通った、どこか高貴な顔のつくりは
変わっていない。

153 :
「ふ、ふ、ふははははははっ!」
 女が何者であるかに思い至り、小源太は突然笑い出した。そして、ひとしきり腹をよじる
と、いぶかしげに自分を見つめる下忍たちに女の正体を明かす。
「面変わりしたが、間違いない。樒(しきみ)じゃ。太郎左の娘じゃ」
「なんと! ……音羽の頭の」
 手近な一人がそう漏らせば、後の者たちも波打つようにどよめく。「姫様じゃと」「どうりで
見覚えが」などという呟きが広がった。
 地下牢に集まっていたのは、小源太の郎党でも古参、伊賀時代からの配下であって、つまり
小源太に付き従って返り忠を働いた者たちであった。伊賀音羽ノ庄は彼らにとっても故郷である。
そして、そこでは仰ぎ見ることすら許されなかった上忍の娘が、今、こうして縄目を打たれて
石畳に這いつくばっている。その現実に対する異様な高揚が、下忍たちを駆け抜けた。
 もちろん、その思いは小源太とて同じである。
 いや、一、二度その顔を垣間見たことがあればいい方という下忍たちと違い、中忍であった
小源太は樒と直接の面識があっただけに、感慨もひとしおであった。
 姫様、と呼んではいたものの、樒とて忍びの娘であって、大名家の姫君のように華よ蝶よと
育てられたわけではない。伊賀流の術を身につけるため、血反吐を吐くような修練を積まされて
いたという点では、他の忍びの娘と変わるところはない。それでも、上忍とは、小源太たちに
とって別格、雲上の存在であった。上忍は支配し、管理し、統率する。僅かばかりの金のために
地に送り込まれることもなければ、色仕掛けのために使い潰されることもない。
 ただ、樒に関して言えば、そうした立場上のものを差し引いても抜きん出ていた。
 まず何より美しい。女忍者として妖艶な美貌を備えた里の女たちの、中でもとりわけ秀でた
一握りを独占できるのが上忍なのだから、そうした女たちに孕ませた娘が美しくないわけが
なかった。おまけに強い。女だてらにあらゆる忍術に通じて見せるのは、やはり上忍の血なのか。
樒の仕業ならば、あの神出鬼没の襲撃ぶりも納得がいった。
 美しく、強く、そして手が届かない。
 そういう存在であった樒の、生与奪を、今、小源太が握っているのだ。
 小源太は己自身がどうしようもなく滾るのを感じていた。
 だが、その興奮を漏らさぬように、努めて平静に、悠然と樒を見下ろす。
「なるほど。仇討ちか」
 そうとしか考えられなかった。伊賀の里は既に壊滅した。その生き残りのはぐれ忍びに、仕事を
依頼する者がいるとも思えない。何より、人の目で己を見つめる樒の様子を見れば、その目的が
小源太の命であり復讐であることは火を見るよりも明らかであった。
「あたら若い命をなげうって復讐とはのう。太郎左殿は果報者じゃ。いや、父者の仇討ちとは
限らなんだか。……討ちにした若い衆の誰ぞに恋慕でもしておったか? ん?」
 女忍者の顔をのぞきこみながら、嬲るように言葉を吐きかける。樒の放つ憎悪が増した気が
して、小源太は愉悦に顔を歪ませた。
「さて、まずは……仲間がおるか吐いてもらわねばのう。わしも無体はしたくない。素直に
答えてくれんか? 樒よ、他に生き残りはおるのか?」
 問いを口にしつつも、その実そんなことは小源太にはどうでもよかった。先の乱で名立たる
伊賀忍びは皆んだ。生き残りがあるとしたら隠れ処に逃げ込んだ女子供ぐらいしか考えられぬ
が、そうした者たちであれば、他に何人いようと手もなく返り討ちにできる。
 にもかかわらず問うたのは、言わば拷問の名を借りた座興を始めるための口火程度の意味で
あった。

154 :
 その意図を知ってか知らずか、樒は無言で小源太を睨み続ける。
「おう、そうじゃった、そのざまでは答えたくても答えられぬな」
 ふざけたようにそう続けると、小源太は下忍の一人に指示を出す。下忍は小源太に何か細長い
器具のようなものを渡すと、樒の背後に回ってその猿轡を解き始めた。
 どれほどの力で噛み締めていたものか、歯形に押し固まった猿轡が外れる。
 途端、樒の口が開いた。小源太への面罵を吐き出しかけたものか、あるいは、その喉笛に食らい
つこうとしたのか。しかし、その動きを待ち構えていたかのように、小源太が棒状の器具を挿し入れる。
再び口を塞がれた女忍びは、くぐもった呻きを上げることしかできなかった。
 樒の口に差し込まれたのは、すりこぎを小さく細長くしたような、なんの変哲もない木の棒で
あった。
「ちと口内を改めさせてもらうぞ」
 樒は顎に力を込めて拒んだが、小源太は棒を梃子のようにして器用に動かし、樒の口蓋を
無理矢理にこじ開ける。口中に含み針などの暗器を隠し持っていた場合の用心であった。
もっとも、そんなものは一瞥すればわかる。しかし、小源太は棒の脇から指を捻じ込むと、
白い歯の一本一本まで念入りに改めた。奥歯に仕込まれた毒などで自害でもされてはつまらぬ
からである。
 棒でこじ開けられた口は閉ざすことが適わず、背後から屈強な下忍が頭を押さえていたため、
首を左右にすることもできない。樒は阿呆のように口を大開きにしたまま、口腔の隅々まで
蹂躙される。開ききった口からだらしなく涎がこぼれ、透明な糸をひいて顎から伝い落ちた。
 こめかみが痺れるほどの間をおいて、ようやく小源太は樒を解放した。
 下忍に頭を押さえつけさせたままなので、飛び掛って噛み付かれるような心配はない。涎まみれ
の口元から荒く息を吐く樒を、小源太は加虐心に満ちた表情で見下ろした。
 ぺっ。唯一自由になる口で、侮辱への反撃を試みたものであろうか。樒が、文字通り汚物に
向けて唾棄するような調子で、小源太に唾を吐きかけた。
「下衆め」
 存外に低いかすれた声で、薄い唇から罵倒の文句が吐かれる。
「早う、せ」
 小源太は頬に飛んだ唾を拭い取りながら、心底可笑しそうに笑った。
「勇ましいことじゃのう。くくく、乱以降の苦労が忍ばれるわい」
「侮るなよ。小源太。己のような下郎に何をされようと、口は割らぬ」
 凛とした、暗い覚悟を秘めた言葉であった。もとより樒から聞き出したいことなど何もない。
しかし、小源太は、この小娘の意志がどこまで続くかという、その点に興味を覚えた。責めて
責めて責め抜いて、この気丈な口からひいひい泣き声を上げさせたらどんなに楽しかろう。
いや、案外最後まで折れぬかもしれぬ。それならそれでよい。自分を呪い、憎み続ける女を
力づくで犯し抜くというのも、きっと格別に違いなかった。
 小源太は大げさに溜息を吐いて見せた。嗜虐の笑みが沸き上がってくるのを止められない。
「残念だ。それでは、体に聞いてみるしかないわい」
 *  *  *
 女忍者を犯すとなったら、徹底して無力化する必要がある。
 全裸に剥き、体中の穴という穴を改め、完膚なきまでに抵抗の術を奪ってからことに
及ばないと、気を緩めた瞬間に何をされるかわからぬからである。もっとも小源太にとって
それは手間ではなかった。その身の隅々まで調べ尽くし、羞恥と絶望を存分に与えて、己を
限界まで昂ぶらせてから犯してこそ、最大限に凌虐の悦びがあるというものなのである。
 上半身を縄で括られた樒を仰向けに転がし、持ち上げた両脚を二人の下忍に抱えさせる。
樒は実にあられもない格好で、小源太の前に股を開き、秘所を突き出す態となった。
 小源太はまず手始めに、肌に密着するつくりの忍び袴で覆われた尻を撫で上げる。
 樒は感情をした顔で天井を睨みつけたまま、身じろぎ一つしない。羞恥も屈辱も感じて
いないはずがないが、人形のようにしてやり過ごそうというつもりなのだろう。しかし、
小源太は、自分が撫ぜた瞬間、樒の尻肉が嫌悪の余り小さくもだえたのを見逃さなかった。
 両手で抱えるようにして、女忍びの引き締まった尻を堪能する。肉体を苛め鍛え抜いた者
のみが持ち得る、押し返すほどに弾力があって張り詰めた尻たぶ。武家の娘であっても
こうはいかない。女忍びに固有の感触に、小源太はしばし夢中になって掌を這わせた。

155 :
 やがてその手が腰を回り込み帯へと伸ばされる。まるで赤子のおしめを替えるような、
見ようによっては滑稽な姿勢で、小源太はするすると帯を解き、抜き去ってゆく。心得た
下忍たちが抱えた脚を持ち上げ樒の腰を浮かすと、手慣れた手つきで袴をずり下ろし、
すらりと引き締まった太腿を露にする。
 樒の股間には褌が巻かれていた。なるほど、女といえど、袴を穿くには褌を締めねば
なるまい。しかしそれは布を縄状にねじって巻きつけただけの、なんとも頼りない代物で
あった。腰骨に引っ掛けられた紐に手をかけ、これも引き摺り下ろそうとしたところで、
その必要はないことに気付き手を止める。
 小源太は、そこだけ辛うじて布の態をなしている、秘所に張り付いた部分に指をかけた。
細長い布の両脇から、若々しい茂みがはみ出ている。どれだけの間屋外に潜伏していた
のかはわからぬが、蒸れきったそこからは獣地味た雌臭が匂いたつほどであった。
 つっかけた指を真横に引き、薄布一枚をずらす。たったそれだけの所作で、かつて
音羽ノ庄の上忍の娘であった女忍びの、侵すべからざる聖域がさらけ出された。
 濃い恥毛に覆われたそこは、拍子抜けするほど型崩れが見られなかった。肉唇は厚過ぎず
薄過ぎず、しかしまだ開きかけという風情で、明らかに使い込まれた道具ではない。
 小源太はその女忍びにしては整い過ぎている蕾の様子に、ある懸念を抱く。両唇に
親指をそえてぐいと押し開き、内臓がめくれ上がるほど痛ましく広げられたそこを、蝋燭の
灯明に照らしてじっくりと観察した。しかしそこにあるのは間違いなく「女」の物であり、
小源太は、懸念の証が見当たらなかったことに肩透かしにあったような感情を抱いた。
「ほお、流石に未通ではない、か」
 そうひとりごつ。考えてみれば女忍びが生娘のわけもないのだが、上忍の娘でもあるし
あるいはと予想していたのである。それは下忍たちにしても同じであったらしく、一人が
小源太に疑問を投げかける。
「上忍の娘でも『くのいち』を仕込まれるものでしょうか?」
 くのいちの術とは色仕掛けのために用いる性技のことである。これができぬ女忍者に
利用価値はない。だから初潮の訪れから始まって丹念に仕込まれるのが常識でり、それが
ゆえに生娘の女忍びはありえぬのだが、実際にくのいちを仕掛けることにはならぬであろう
上忍の娘でもそうなのかは、さて、小源太にもわからない。
 可能性としては、あの気高い音羽の姫君がその辺の男と野合密通していたというよりは、
やはりくのいちの修練で喪失したと見るほうがあり得るように思えた。
「さて、な。……ふふふ、あるいは音羽の頭が手ずから教え込んだのかもしれんぞ?」
 おどけてそう答えて見せると、取り巻く下忍たちはこぞって品の無い笑い声を上げた。
 それは樒にとって耐え難い愚弄であったはずであるが、まるで聞こえぬというかのように
唇を引き結び、無表情のまま一言も発さない。何か言えば更に辱めを受けるとわかっている
のだろう。それは正しい判断だったが、だからといって沈黙を決め込めば小源太たちが
言葉嬲りを止めるかというと、そうではない。
「いや、これで得心いったわ。愛しい父者を奪われたからこそ、この小源太が許せぬと、
そういうわけじゃ。里を滅ぼされた復讐なんぞと言われても、とんとぴんと来ぬが、愛欲に
目が眩んでおるというなら、さもありなん」
 小源太が饒舌に言葉を継ぐと、下忍たちは再びどっと笑った。

156 :
 言葉で嬲るだけ嬲ると、いよいよ本題にとりかかる。
 小源太は二本の指に己の唾液をまぶすと、それをまったく無造作に、開通済みの樒の
秘所へと突き刺す。膣内は抵抗を感じるほどに締め付けがきつく、まるでこなれていない。
どうやら「くのいち」を仕込まれてはいないらしいと思いつつも、力任せに奥へ奥へと
指先を捻じ込む。
「う……あ……」
 樒の口から、聞き取れぬほどにかすかな呻きが漏れた。苦痛のためか、不快のためか、
まさか快楽ということはなかろうが、小源太はそんなことはお構いなしにぐいぐいと膣の
中を探索する。そして凶器もおかしな仕掛けも忍ばされていないことを確認すると、
あっさりと抜き放った。
 そして、まだぬめりと帯びたままの二本の指をそのまま下に下ろし、最後の調べを
開始した。
「ひっ!」
 樒が、無言を決め込んで以来初めて、声らしい声を上げた。恥じらいや気色の悪さという
よりも、まず驚愕したためであろう。
「ほ、菊座程度で初々しい反応を見せよる。父者はここを愛してはくれなんだか?」
 小源太が嘲りの軽口を叩いた。
 確かに通常であれば、肛門を用いた性交など、衆道でもない限りは考えられぬ。しかし
それはあくまで世の常識に照らしての話であって、ことあらゆる性技に通じる忍びの者の
間では事情は異なる。肛門に受け入れることなど、「くのいち」では初歩の初歩であった。
「あ……うっ……ぐっ!」
 樒には、小源太の軽口を聞く余裕さえないようであった。見れば青白い顔にべったりと
油汗が浮かび上がり、悶えるように腰をくねらせる。容赦なく突き込まれる小源太の指が
ただただ苦しいのであろうが、これまでが無反応であっただけに、その様は妙に艶めいて
見えた。
 しばらく反応を楽しんだ小源太は、尻穴にも異常がないことを確認してようやく抜き去る。
樒は再び無反応に戻ったようだったが、荒い呼気は隠しようもなかった。
 *  *  *
 下半身をさらけ出し、穴と言う穴を調べつくされた樒が、力なく横たわる。
 上衣を脱がそうとしたところで、小源太の手が止まった。雁字搦めに縄打ったままでは
衣を無理にずらすしかないが、それでは樒の青い乳房を存分に視姦できない。
 しばらく思案したところで、小源太が命じた。
「縄を解いてさしあげい」
「は? しかしそれでは……」
 下忍たちは当惑げに答える。縄を解くということは、樒の腕を自由にするということである。
しかし、腕の一本でもあれば貫き手で相手を屠れるのが忍びというものである。非力な女忍び
であっても油断はできなかった。これだけ取り囲んだ状態で万一はあるまいが、縄を解くのは
さすがに無用心に思えたのであろう。
 すると、小源太はこともなげに付け加えた。
「無論、手の指をすべて折ってからじゃ」

157 :
 樒が吠えた。
 本当の激痛に見舞われて上げる声は、男も女も、人も獣も変わりはしない。ただただ喉を
震わせ、引き裂くような叫びを上げるしかないのである。指一本と侮るなかれ。忍者とは
人体を知り尽くした異能者であり、その手によるならば、大の男を悶絶させるほどの激痛を
与えて折ることができるのである。
 うつ伏せになった樒の上に下忍の一人が馬乗りになり、縛り上げられた手の一指一指を不能に
してゆく。か細く繊細な女の指を、ゆっくりと焦らしながら、根元からぽきりと圧し折るので
ある。
「あ……がが、ぐ……ううう」
 悲鳴すら枯れた樒の喉から、かすれた呻きが漏れる。唇がわななき、滝のような汗がその流麗な
頬を伝い落ちた。全身をのた打ち回らせてもがくが、体重を乗せられた腰はぴくりとも動かない。
そしてまた一本が折られた。
「……っ! ……っ!!」
 もはや声にもならず、食い縛った歯の間から空気が漏れた。端正な顔が苦痛に歪む。いや、
苦痛だけではない。己の肉体の一部が破壊されることの恐怖が、樒を襲った。
 ぷしゃあああっ。
 場を支配する異常な緊張を破るかのように、間抜けな水音が響いた。
 女忍びが失禁したのである。
 強烈な痛みに対する、ほとんど生理的な反応であったろう。生白くさらけ出された尻肉の
付け根から、一筋の黄金水が飛沫を上げて飛び出す。
「かかか、堪え性のない娘じゃのう!」
 その様を小源太は薄ら笑いさえ浮かべながら見下ろしていた。
 やがて十指すべてが終わり、縄を解かれ上衣が剥がれると、樒は抵抗はおろか起き上がること
すらできぬ有様で石床に横たわる。手の指は残らずあらぬ方向へと捻じ曲がり、赤紫に腫れ上がる。
一糸纏わず剥き出しにされた青い肢体を隠すことすらできずに、ただ精根尽きて肩を上下させて
いた。
 樒は完全に無力化されていた。もはや貫かれるのを待つばかりの、俎上の鯉であった。
 小源太は満足げに女忍びの裸体を眺める。荒く上下する胸元には小ぶりの乳房がなり、型崩れも
せずにつんと上を向く。しなやかな筋肉と女の脂が絶妙の配分で乗った、美しい肢体であった。
取り囲む下忍たちも、我を忘れたようにその裸体に食い入っていた。
「一応聞いておくがの。樒、うぬの他に仲間はおるか?」
 小源太の声に、裸体がぴくりと身じろぎした。辛うじて意識をつないだ樒が、よろよろと顔を
起こし小源太を見上げる。激しい責めに朦朧としていたものか、濁って靄がかかったいた瞳の色に、
瞬く間に憎悪と憤怒の火が宿った。
「吐けば、これ以上の辱しめは受けずに済むかもしれんぞ?」
 無論、心にも無いことであった。ただ目の前の女体を貪るためだけに、ここまで徹底して樒の
力を奪ったのである。今更犯さないで終わるはずがない。
 底意地の悪い小源太の問いかけに、樒の唇がかすかに動いた。搾り出すような小さな呟きで、
はっきりと聞き取れない。小源太は身を屈め唇に耳を寄せた。
「……こ……ろして、や、る」
 喘ぐ呼気の合間に、そう繰り返しているのを聞き取ると、小源太は腹の底から笑った。
「くはははは、なんと気丈な娘よ!」
 そして、樒の黒髪を掴み上げると、己を睨みつけるその顔に向けてはっきりと言い放った。
「よいわ。犯し抜いてくれよう」
 *  *  *

158 :
「まずはわしの物を勃たせてもらわねばのう」
 小源太はそう言って、樒の面前に己の一物を突き出した。
 これまでの責めで半立ちになったそれは、持ち主に相応しく歪な形状で汚臭を放つ。
「口取りが初めてということはなかろうな?」
 その意味するところを察知し、樒の顔が嫌悪に染まった。反射的に面を背けようとしたところで、
小源太の無骨な両手ががっちりとそのこめかみを押さえる。瞬間の早業であった。
 ごきり。何かが脱臼する嫌な音が鳴る。途端、樒の下顎がだらんと垂れ下がった。
「あ……が……」
 女忍びの目が、痛みと驚愕で見開かれる。
「噛み千切られてはかなわぬゆえ」
 嫌がる女の口を愉しむための怪技であった。凛とした樒の美貌が、顎を外され無残に破壊される。
閉ざすことができず、だらしなく涎を滴らせるその口に、間髪入れず小源太の一物が突き込まれた。
 長大な男根が、口腔を犯す。開け放たれた口内からは止め処なく唾液が流れ出、そのぬらめく
感触が小源太を悦ばせた。口蓋を、舌先を、頬の裏を、まるで己の先端で丹念に汚してゆくかのように
突き回す。
「……えあ……が、あ、あ」
 樒の喉がえずくように痙攣した。男根が遂に喉奥にまで挿し入れられたのである。気道を塞がれた
樒は、鼻腔から空気を引き入れようと「ふうーっ、ふうーっ」と荒く鼻を鳴らす。同時に、こみ上げて
くる嘔吐と嫌悪からか嗚咽を漏らし、切れ長の瞳に涙を滲ませた。
 そうした反応の一つ一つが、病的な嗜虐癖を持つ小源太を喜ばせる。小源太は腰を前後させ、徐々に
膨れ上がる己でいよいよ樒を追い詰めようと、思う様喉を蹂躙した。
 ぬぷり。堪能しきった小源太が己を引き抜く。禍々しいそれはもはや十分過ぎるほどそそり立って
いた。溜まっていた唾液が、樒の唇からだらりと流れ落ちる。涙と涎と苦悶の汗で、その美貌は
痛ましいほど凄惨な有様であった。
 口腔に汚物を捻じ込まれる苦痛からは解放された樒であったが、勿論これで終わりではない。
 小源太は樒の足先に回り込むと、両膝下に手を差し入れ、蛙のように股を割り開かせる。樒は
内股に力を込めてささやかな抵抗を試みた様子であったが、男の力には適わなかった。全裸に剥かれ、
十指を破壊され、顎を外され、無残極まりない状態にありながらも、小源太を睨み上げ、せめて
衰えぬ気を叩きつける。
 だが、その気丈な様子はかえって小源太を滾らせた。
「上の口はなかなかじゃったが、下はどうかの?」
 下衆な軽口とともに、己自信を樒の女陰にあてがう。
 樒のそこは、当然ながら微塵も濡れてはおらず、隙間なく閉ざされた肉唇はあたかも生娘の装い
を見せる。しかし、樒自身の唾液によってたっぷりと濡らされた小源太の男根は、閉ざされた唇を
易々と割り入り、頭をめり込ませる。
 ずぶり。
 なんの躊躇もなく、小源太は樒を貫いた。
「あ、あ、あ、ぐあ、が」
 容易なく突き抜かれた苦悶であろう。樒が呻吟を漏らす。顎関節を外された今、樒には悲鳴を
噛みすことすらできない。喉の奥からこみ上げるままに啼き、男たちを悦ばせる道具と成り果てて
いた。
 ぬっちゃ、ぬっちゃ、ぬっちゃ。
 男女のまぐわう淫らな音を立てて、小源太が抜き差しを始める。驚くほど窮屈な樒の膣内は、
侵入者を締め上げ、押し出そうとのたうつ。しかし、それこそが、かえって男根に慮外の心地よさを
与えていた。腰を引けば、凶悪な男根によって押し広げられた秘肉が、無残にめくれ上がる。腰を
打ちつければ、腹を破るような衝撃を受けた樒が途切れ途切れに啼いた。
「ひ、ひ、ひ。良い道具じゃの、さすが上忍の娘じゃ」
 小源太は、樒の小さな両乳房を掴み潰す。張りのある若い胸に指が食い込み、赤い爪痕を残した。
そして、握った乳房を把手のようにして、出鱈目に腰を前後させる。
 快楽の声を上げさせたいのではない。苦痛と屈辱に存分に啼かせたいのである。
 荒々しく身を貫かれた樒は、思うままにもがくことさえできずに、ただ腰をくねらせて耐える。
その様子がかえって艶めいて、凄絶な色気を醸し出していた。

159 :
 魅せられたように、小源太は樒に覆い被さった。鳶色の乳首に歯を立て、舌を這わせる。若い肌を
舐め上げ、細い顎から垂れる唾液を啜った。
「憎い仇に貫かれる気分はどうじゃ? んん?」
 嬲るようにその耳元に囁いた。すると、涙も涸れた樒の瞳が小源太を射抜く。苦悶で意識も朦朧と
しているだろうに、その虚ろな瞳にはなお憎悪の炎が宿っていた。
 憎い。憎い。してやる。
 樒は眼力だけでそう語っていた。小源太の脳髄に痺れが走る。己をしたくてしたくて堪らぬ
女を、ほしいままに蹂躙する悦楽。完膚なきまでに破壊して、玩具のように扱う愉悦。それが、
腰骨を浮かすような強烈な射精感となってこみ上げてくる。
「うあ、あ、あ、」
 樒が絶望の声で啼いた。小源太が撒き散らした子種によって、体の奥底まで穢されてゆく悪寒に
身を震わせる。年甲斐もなく呆気なくも達した小源太は、残らず吐き出しきるまで己を深く埋めて
いたが、やがて我に返り身を起こす。
 ぬちゃり。己を引き抜くと、無残に広げられた樒の肉弁から汚液がだらりと垂れた。開ききった
そこは、持ち主の意に反して、まるで名残を惜しむかのようにひくひくと蠢く。
「安心せい。まだまだ終わらぬ。この世に未練が残らぬよう、とっくり男を味わわせてやるわい」
 そう言って小源太は嗤った。
 *  *  *
 その後は、凄惨の一言に尽きる。
 小源太の許しを得た下忍たちが、よってたかって樒に群がった。一人が女陰を犯せば、もう一人が
口を犯す。それでも待ちきれぬとばかりに更に一人が加わり、未通の尻穴まで犯し始める。
 そんな状態が、いつ果てるともなく続いた。樒が美しく、また、その若い身体に極上の味わいが
あったこともあるが、なによりかつて同じ里であった者、しかも上忍の娘という事実が、下忍たちを
異常なほど駆り立てた。一度抱いた程度ではまだ飽き足りぬ。二度抱いてもまだ後を引く。十人近い
下忍たちが、寸暇も置かず何巡でも繰り返し犯した。これに小源太も再び加わり、もはや誰もが
何度果てたかわからぬ有様であった。
 樒は指一本動かせぬ態で、これをひたすら耐え続ける。声が枯れるほど啼き、汚液にまみれながらも、
陵辱者を睨みつける気丈な面持ちは変わらない。これがいっそう男たちを駆り立てる。すべてが
終わった頃には、体中が男たちの体液に汚され、そこかしこに痣や歯型を残し、前後の穴よりは鮮血を
垂れ流す、直視憚られるような状態であった。
 やがて下忍たちが満足しきったのを見て取った小源太が、おもむろに刀を持って立ち上がる。
「りまするか」
「……ちと、惜しいかのう」
 そう答えつつ、壁にもたれる樒の前に立った。
 樒は、四肢を脱力しきった状態で、朦朧としているのか視点も定まらず、しかしなお両目に意志を
宿して虚空を睨みつけていた。まだ生きているのが不思議だったが、確かに肩は緩く上下している。
ふと、小源太は、この期に及んであの気丈な女忍びがどんな言葉を吐くか聞いてみたい、という好奇に
囚われた。
 両手をこめかみに添え、がちりと顎の関節を戻してやる。その衝撃で樒の目に意識が戻り始めたのを
確かめると、改めてそっ首に刀を突きつけて語りかけた。
「くくく、無謀じゃったのう、樒。犯され、輪姦され、仇も討てずにされる。さぞや悔しかろうな?」
 小源太は、樒の美しい唇からどんな凄絶な呪詛が吐かれるかと期待していた。それを聞いてからす
のも一興と、その程度の思いつきだったのである。あるいは、完全に心が折れているようであれば、
もうしばらく飼ってやって愉しんでもよい。ところが、樒はその空虚な瞳の焦点を小源太に結ぶと、
突然、呵呵大笑し始めたのである。

160 :
「は……は、ははははは、ははははははは!」
 思わぬ反応に小源太は眉をしかめる。
「ふん、つまらぬわい。気でも触れたか」
 だが、樒はひとしきり声高な笑いを響かせると、明確に正気を宿した顔で答えた。
「はは、は……馬鹿め。既に本懐は果たしたわ」
「なに?」
 まさか無残に輪姦されることが本懐であったとは思えない。いぶかしむ小源太に、しかし樒は微笑
すら浮かべて言葉を継ぐ。
「益地小源太。己のせいで音羽は滅びた。……百遍しても飽き足らぬ男よ」
 訥々と、感情のこもらぬ語り口がかえって無気味であった。小源太は、我知らず刀を引っつかむ手に
力をこめる。
「父者人は雑兵に討たれて首を晒された。母者人はよってたかって犯し抜かれて自害した。年端も
いかぬ弟、妹たちは、生きたまま炎に焼かれてんだのだ。……ふ、ふ、ふ、貴様は生きてその苦しみの
万分の一でも味わわねばならぬ」
「……たわ言を。お前は今ここでぬのだ。いったい何ができる? まさか、悪霊になってわしを祟る、
とでも言うつもりではあるまいな」
 軽口めかして答える。
 薄ら笑う樒は無気味であったが、だが、それだけだ。捕らわれ、嬲り尽くされ、される小娘一人に
何を恐れることがあろう。そう自分に言い聞かせる小源太には、ほんの僅かながら動揺があったのかも
しれない。一瞬の隙をついて、樒の体が動いた。
 己に向けた気を感じなかったため、小源太の反応が遅れた。
 樒は小源太の刃で己の胸元を刺し貫いたのである。伝う重さに小源太が手を離すと、樒は刀で胸を
貫いたまま、崩れ落ちる。
「な、何を……」
「……ここに来る前に、十人の男に抱かれた」
 訳が分からずうろたえる小源太に、樒は荒い吐息を喘がせて語りかける。口元から、つうと一筋の
血が流れた。
「脳の腐れた梅毒持ちを選りすぐってな。業病のものも、病のものもおったぞ。手足萎え、耳鼻
もげて、目も見えず、肌爛れ、正気を失った者ばかり十人じゃ」
 苦しげに、しかしはっきりと語られるその言葉が、場に浸透してゆく。その意味するところを理解した
小源太や下忍たちの顔から、血の気が引いた。己を犯し抜いた男たちが愕然とする様を、樒は可笑しそうに
眺める。
「くく……く、おのれが、生き……ながら、腐れてゆく様を、じ……地獄で、とっくりと、ながめ、させ、
て、もらう……」
 がたん。下忍の一人がよろめき、尻餅をついたようだった。
 言葉を切った樒の口から、赤黒い鮮血がこぽりと零れる。その血の気の失せた顔には会心の笑みが
浮かんでいた。
「はっ、ははは、は……は……は」
 伊賀最後のくのいちの笑いが響き渡った。
(おわり)

161 :
GJ!!!
うむ。ナイスなオチにしびれた。
こういうハードでシビアなストーリーは
マンガでもAVでも見たことないからね。

162 :
>>160
凄絶な復讐劇GJ!

163 :
まさにくの一。最後の最後でこうくるとは……
テンポが良くて読みやすかったです。お疲れ様です。

164 :
いいねぇ
結末が

165 :
>>36の続き
仁三の男根が深々と弥生の陰部を貫いた。秘部から脳天まで貫くような感覚。
「あうぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
弥生は身体を反り返らせる。仁三は淫猥な笑みを浮べ、さらに貫く。
ズポッギシュッ
乳房を掴み、さらに乳頭を長い舌を伸ばしチロチロと舐めた。
「ふふっ、どうじゃ!!膿の一物の味は・・・・・!?」
さらに腰を振る。ふいに込み上げてきた。膿は早漏では無い筈だが!?まぁ良い。時間はたっぷりあるから、ここで放った処で問題があるまい。
「ふふっ、射精(だす)ぞ!!射精すぞ!!」と、獣のような唸りをあげ、さらに腰の動きを早くする。
子宮を叩く強烈な精液。結合部から噴出す。
「ふふっ。どうじゃ、親の仇に処女を貫かれた感想は・・・・?」
ふいに、弥生は口許に笑みを浮かべた。先程の抵抗が嘘のような、残忍な笑み。
「な、なんじゃ!?何が可笑しい!?」
ふいに、体が痛くなる。喉が痛み、のたうつ
「俺は幼い頃から乳の変りに毒を飲まされてきた。いまでは汗、淫液、尿までが毒よ!!」
全裸のまま立ち上がり、仁三に跨る。顔に向けお尻を突き出すように中腰の姿勢だ。
「忍法 観音水!!」
迸る尿。顔面が湯気を立て溶けていく。
「うぎぎぎぎッ!!」
「苦しめ!!貴様等がした両親の痛みの分もだ・・・・。」
やがて仁三は息絶えた。雫をお尻を振り切ると、身体を起こす。

166 :
「き、貴様!!」
村瀬は剣を抜こうとした。だが、体が動かない。
「尿の湯気を吸ったのだろう・・・・・。」
剣を掴み、払い落とした。痺れて動けないので、抵抗のしようがない。
「な、なにを・・・!?」
「貴様は、タップリと苦しんでもらう。」
仰向けに倒し跨ると、一物を掴み陰部に宛がう。
「や、やめろ!!や・・・やめてぇぇぇぇぇッ!!」
男根をイッキに奥まで押し込んだ。腰を振る。
「うぐぐぐッ!!」
「苦しめ!!毒はすぐには廻らぬ!!俺に犯され、屈辱と苦痛でのたうちねば良い!!」
腰を振りながら弥生が言い放つ。
<終わり>

167 :
>「忍法 観音水!!」
ワロタwww

168 :
保守

169 :
保守

170 :
設定:主人公(要望次第で、男か女か変更可)
忍術つか、超能力?
相手つか、敵くの一の体にふれると、乳房や性器や子宮とか性感帯を振動させる衝撃波を打ち込みイカせて気絶させる(不忍術)
忍具も、刀とか刃では無く手の衝撃波を伝える特殊な打撃棒と鳥餅みたいな簡単には剥れない粘着質の投擲具を使用
これらの設定でやりますがどうですかね?

171 :
いいよぉ

172 :
>>170
是非!!不忍術最高!どんどん気絶させて欲しい。。
あと、流派の違うくノ一同士での闘い希望
集団の乱闘もいいし、潜入もよいかと。
気絶描写は一撃失神もよし、ねちねち悶絶でも。

173 :
流派は、架空で格好もかなり現実離れしてます。
百合嫌いなら設定変えます。
我が名は、楓・・不忍術くの一楓・・とあるやんごとなき人物より、密書を預かりし者・・故に厄介な敵のくの一集団に狙われる事になった
せい!サワワ
「えッ!?」
はっ!パユン
「はうぅ!?」
突如左右から襲い来る半裸のくの一2名
我が拳により、快楽の悶絶地獄に陥る
右から来たくの一の鍛え抜かれた白い腹に撫でる様に手のひらを添え、左のくの一のむき出しの両乳房に裏拳をやさしく当てる
怪訝な顔を向ける二人だが次の瞬間えも言えぬ快楽が襲いかかり身体が硬直した右のショート髪型くの一は
「はあぁ〜あ、あそこが・・・あそこが・・あああぁあぁあ〜〜〜」
身体をぶるぶる震わせ、腰巻きをたくしあげ立ちオナニーのように女陰を両手で押えたが、指の間から愛液と黄金水が迸る
「ぷしゃ〜!」
股間から、液体を派手に吹き上げながら喘ぎ声を出して気絶した
左のポニーテールくの一は
「お、おっぱいが・・おっぱいが・・あああぁあぁあ〜はああん・・」
感じまくる己の乳房を抱き抱えながら下半身をもじもじさせ見悶える
そして、「ジョロロ〜ピュッピュッ!」
そして、へたりこむ様に座り込みそのまま仰向けに倒れ気絶した
二人共、腰布一つの全裸姿である、裸衆・・それは、その姿により相手を悩するくの一集団である。
わたしは、呟く「可愛いわ・・愛し合いたい・・でも、急ぎの任務なの、ごめんね・・」
愛液と黄金水の水溜まりをこしらえた半裸の二人を置き去りにして、先を急いだ

174 :
ハァハァ・・
「沢山イカせたわね・・でもキリが無いわ・・」
一体何人のくの一を気絶させたろうか・・
ある者は、白い大きな乳房を激しく震わせ、愛液溜りを作り気絶し
ある者は、未成熟な乳房と性器を押さえながら気絶した・・
皆若くて美しく可愛らしい・・
美味しそうな愛液と黄金水を股間から吹き上げながら地面に愛液と黄金水の水溜まりを作って倒れて行く・・ああ、みんな可愛い・・愛し合いたい・・
自らの女陰を濡らしながらくの一達をイカせて居たが、まだまだ数が減らない敵の数に押され、森の中へ追い込まれた。
ある程度まいたが、6名程まだ離れないので戦う事にした、木を背にして向き直ると、形や大きさがそれぞれ違う乳房を揺らしながら、楓を包囲する
しばらく対峙したが、痺れを切らした最初に襲いかかる少女と巨乳の2名の攻撃を交して、相手の身体に触れた
正面から来た少女の脇の辺りを撫で上げ、巨乳を揺らしながら飛び上がり来るくの一の股間に手を触れる
正面の少女は、わたしと交差後、い来る全身の快楽に身を捩りながらよだれをたらして俯せに倒れた、可愛らしいお尻を見せながらジワリと愛液の水溜まりが広がる
股間を触られた巨乳のくの一は、倒れ込み股間を押さえながら愛液をまき散らし悶える・・乳房が派手に乱舞し、やがて四肢を突っ撥ね、女陰を天に晒した後、ぐったりした


175 :
「後四人ね・・」
仲間の凄まじい悶えっぷりに驚愕し恐れをなしたのか、半裸のくの一四人は硬直している。
わたしは、その躊躇にためらわず素早く3名のくの一の身体に触れた
乳房に・・股間に・・子宮がある辺りのした腹に・・襲い来る凄まじい快楽に3人な悶えて、愛液の水溜まりをこしらえ倒れ臥す
「あ・・ああ、あ・・や、やめて・・さないで・・い、いゃ・・」
一人残されたこの子は、あっと言う間の出来ごとに怯えて震えて居る様だ
可愛い・・凄く可愛い・・駄目・・少し話しましょう・・少しだけ愛しましょう・・
齢は、22歳位だろうか?最初に倒れ臥した巨乳の子程じゃないけど、結構いい身体してるわ、顔も可愛い・・
ロング髪と色白の肌がなまめかしい
「大丈夫よ?して無いの、イカせて気絶させただけ・・一時間程したら目が覚めるわ・・それより貴女と少しお話しさせてくれないかしら?」
わたしはやさしく彼女に微笑みかけると、相手は怯えつつも顔を赤らめつつ返答した
「はい・・・」
「貴女、お名前は?わたしは楓・・」
「し、茜と申します・・楓様・・ほ、本当にしません?」
「大丈夫よ、茜ちゃん気持ち良くイカせてあげるから痛くしないから・・でも、その前に愛しましょう・・」
「はい・・楓様・・貴女にこの身を委ねます・・」
茜と名乗る裸衆のくの一は、乳房を抱えながら楓に寄り添った

176 :
「あ・・はあぁ・・」
楓のしなやかな手が茜の股間に伸びて茜の女陰をまさぐり、肉芽をつまむ
「ふ・・はふぅ・・いいわあ、茜ちゃん」
茜の手が楓の乳房を揉みしだく
そして、互いの乳房と性器を愛撫しつつ互いに抱き合い口付けを交す
やがて先に茜が先に絶頂を迎え楓の手を愛液に塗れさせ楓に倒れかかる
「楓様・・私だけイッてしまってごめんなさい・・」茜を横たえて膝枕して頭を撫でながら、楓は答える
「良いのよ、でもね・・悲しいけど、今の私達は敵同士・・それに急ぐし貴女だけピンピンしてると後続の仲間に疑われると思うので、悪いけど眠って貰うわね・・ごめんね・・」
「・・はい・・でも、わたし・・貴女が大好きになりました・・また会えますか?」涙をたたえながら楓に尋ねる茜
「ええ、任務が終わったらゆっくり愛し合いましょ・・」
「はい・・嬉しいです・・うっ!あぁぁ・・」
楓もまた涙を流しながら茜の乳房に手を添えた
茜は、楓に膝枕をしながら少し顔を紅潮させて、口を少し開けてぐったりと眠る様に気絶した
投げ出された脚の間から愛液が滴り流れる・・
楓は、滴り流れる愛液を掬い上げて舐めた後茜の身体を横たえてキスをして立ち上がる・・
「ああ・・もっとこの子と愛し合いたい・・でも行くわ・・またね・・」
後髪を惹かれる思いをこらえながら森の中に姿をくらました。

177 :
もう寝ます・・
百合が駄目なら、やり直しますし、OKなら続きを暇になった時間に投下します。

178 :
敵の形の良い乳房にパユンと触れる
「やん!」「あはぁ〜ん・・」
敵の赤みかかったお尻をパチン!叩く
「きゃ!?」「はうぅ〜」
敵のピンク色の女陰をニュルン!と撫で上げる
「ひゃうん!」「ああああ〜」
ペチン!と敵の褐色のお腹を叩く
「きゃん!」「あひぃ〜!」
ぷすッ!抜き手で、敵のピンク色のアナルを突く
「ヒギィ〜!?」「いくぅ〜!ああ〜」
ぽすん!と敵の少し黒ずんだ赤い花盛りの女陰が咲いて居る股間を叩く
「はあぁ〜ん!?」「あはーん!らめえぇ〜」
次々と襲い来る裸衆くの一の身体に波動を打ち込む・・そして愛液と黄金水の水溜まりを泉の様に沸き出させつつ倒れ臥すくの一達を振り返りもせず走り去る楓
「ああ、茜ちゃんを愛すのに時間を掛け過ぎた様ね・・うっ!?」
危険を察知し楓は、走るのを止めて立ち止まる・・すると、目の前の地面に四本の矢が刺さる、頭上を見上げると四方の枝に弓を構えた半裸のくの一が四人居る、下着を付けて無いので、瑞々しい女陰が丸見えだ
「参ったわね、直接当てれない・・ならばッ!」
楓は、垂直に飛び上がると四人のくの一のむき出しの女陰や乳房を目掛けて何かを投げ付ける、四人がその動きに気がついた時、己の股間や乳房に何かが張り付いた
「なによこれは?、餅?!」
と触ろうとした瞬間張り付いた乳房や女陰から激しい快楽の波が全身を襲い
四人共、悩ましい声と快楽の悶えに身体を硬直させて女陰から愛液を迸らせながら気絶し、木から落ちるが、イク時に個人差がある為、全員地面に叩付けられる前に何とか受け止める事が出来た
「ふう、落ちてんだり怪我したら不くの一の名折れ・・良かった。」
・・と四人を横たえて安心したのも束の間鋭い飛翔音が襲って来た、何とか躱すと、地面や樹の幹に刺さるそれは、クナイだった。

179 :
クナイが飛んで来た方向に目をやると、美しいが他とは違う雰囲気の裸衆くの一が現われた。
つんとピンク色の乳首が上を向き少し左右に向いて居る張りのある乳房、浅黒い肌・・ああ、この人も素敵だわ・・と、内心楓は彼女を見て呟いて居ると、相手が先に口を開いた
「お前が噂に聞く不忍術を使うと言う楓と申す者か?先程の手並み見事であった、部下達をさずにイカせると言うのは真であった様だな・・」
「それはまあ良いとして、不甲斐ない部下をさずに居てくれて感謝するが、それはそれお主と尋常に勝負したい。」
「・・戦いたくは無いですが、仕方がありませんね、その勝負受けて立ちます!」
「我が名は裸衆月組副隊長アヤメと申す!いざ!勝負!」
アヤメは、武器を捨て素手で少し低く構えを取る、反動で、乳房が縦に揺れる・・しかし、その構えにまったく隙が無い・・こいつは強い!
わたしも、武器を捨て服を脱ぎ捨てて全裸になる・・反動で、解放された乳房が縦横に揺れる・・一応相手に合わせた形だ・・
楓の白い乳房とアヤメの浅黒い乳房が向き合う・・緊張か興奮の為か、互いの乳首は立ち、女陰が濡れる・・互いの汗ばんだ裸体が対峙する・・
お互いジリジリと横に回る様に動きながら相手を伺ってたが、先に仕掛けたのはアヤメだ!
乳房を激しく揺らしながら鋭い蹴りを放つ、淡いピンク色の女陰が迫る
楓は、咄嗟に屈み込み、蹴りを躱して潜り込みアヤメの女陰を狙ったから眼前にアップで迫った訳だが、触れた!と思った刹那に目の前からフッとアヤメの下半身が消えて、え!?と思った瞬間踵落しが楓の乳房を掠めた
手応えが無いと思った時、アヤメは、片足で飛び上がり楓の頭上に跳びそのまま踵落しを決めたが、楓が咄嗟に後に引いた為楓の乳首を掠める程度に終わった

180 :
「うぐッ!」
乳首を掠めたが、少し血が滲む程痛めた様だ、痛いが踵落しで、千切り取れ無かっただけで済んで良かった・・
蹴りの衝撃は凄くて、乳房全体にまで痺れる様な痛みが広がり、そして、躱した反動もあって、楓の乳房は、激しく揺れまくった
冷や汗と愛液が楓の股間から太股へ伝う・・
一方のアヤメは、すぐに態勢を立て直し今度は、抜き手を数発楓に放つ
躱されたと見るや、またもやアヤメは蹴りを放つ
楓も、かなり格闘は出来る方だが、これまでの逃亡の疲れと乳首の痛みで防戦一方であった・・・乳房を揺らし互いの裸体が攻防を繰り返す
だが、楓は、動きを見切りアヤメの何度か目の蹴り脚を捕らえた、動きが止まったアヤメの股間から愛液が滴る・・あちらもぬれてた様だ、アヤメが焦って脚を抜く前にアヤメの足裏に手をあてがい振動を送った
「はぐぅ!くはぁ!あふぁあ!くッ・・ふぐうッ!」
アヤメの足裏から身体全体に波動が拡がり出す・・・だが、楓の脚拘束を振りほどき、後へ跳んだが、襲い来る性感帯全てを刺激する波動の衝撃で、片膝を付く「あががが、くああぁ〜・・・!」
何と!アヤメは、気絶する筈の快楽に耐え切ったのだ!何と言う精神力!
だが、それが限界で立つのがやっとの様だ・・
身体をガクガク揺らし乳房をゆらゆら揺らしながら楓の前に気丈にも立つ

181 :
アヤメは、気力を振り絞り楓に話し掛ける、ガクガクする脚の間からは愛液が止めど無く流れ滴らせながら
「み・・見事だ・・お前は凄い・・またお主と戦いたい・・さあ、とどめを刺すがいい・・」
快楽に蕩けた目線を楓に向けて、美しい褐色の乳房を差し出すかの様に突出してアヤメは、言った
楓は、そっとアヤメに寄り添いその乳房と愛液に濡れる股間に手を添えキスをした・・
楓にキスをされた為、アヤメは、声を出せず目をカッと見開きスウッと眠る様に目を閉じて気絶した・・
楓は、アヤメの唇から離れて乳首を口に含み、愛液がまだ溢れてる女陰を一度舐めた後、しばしアヤメを抱き締めて泣いて居た・・
「ごめんなさい、本当は貴女と戦うのでは無く愛し合いたいの・・次あった時は、貴女の感じまくる姿をみさせてね・・もっと貴女の身体を触って居たいけど、時間が無いの・・じゃ・・またね・・」
優しくアヤメの裸体を横たえて、涙を流しながら楓は、先を急いだ。

182 :
アヤメを置き去りにし、痛めた乳首に軟膏を塗りながら楓は走ってる、すると眼前に小柄な影が立ちはだかった
「お姉ちゃんをよくもッ!」
え!?くの一と言うには幼くないか?
楓は、立ちはだかった相手が幼過ぎるのに驚いた・・
確かにイカせて来たくの一達の中にも下の毛がまだ生えて無い子や、下の毛が薄くて未熟な未発達乳房の子、乳房は張りがあって大きいが、下の毛が産毛程度の子
それらの少女達の可愛らしい恥裂から迸る清らかな愛液を愛しい気持ちで、さり気なく眺めて来たが、この少女は?
着て居る可愛い着物からも解るぺったんこな胸、恐らくだが、着物に隠れてる特有のぷっくりした恥裂・・7歳位の幼女?ううっ・・!これは、イカせてしまう訳にも・・
わたしが戸惑って居ると、恐れを成したのかと勘違いしたのか、調子に乗って幼女は、更に捲し立てる
「あたしの名は、小百合!姉のアヤメお姉ちゃんの敵!覚悟!」
小百合と名乗る子は、一方的に捲し立てた後、小さなクナイを構えて、飛び掛かった
小百合のたどたどしい攻撃を避けながらわたしは弁明する、「して無いから、ただ寝てるだけだから!ほんとよ、信じて!」
小百合の動きはピタリと止まる
「え?ほんと?あんなに酷く苦しんでたのにんでないの?」
きょとんとした小百合は、年相応に可愛らしい
「ほんとよ、わたしは不忍者楓・・不に掛けて嘘つかないんだから、寝てるだけだからそばへ行ってあげなさい。」
「不?さないって事?そうなの?良かった〜じゃあ、アヤメお姉ちゃんのとこに行くね!楓姉ちゃん、じゃあね〜」
小百合は、可愛らしい小さな手を振ってアヤメの方向へ走って行った、フゥ・・一安心・・わたしは先を急いだ。
続く?

183 :
長々と早朝からすみません・・
今日は、これで失礼します、暇が出来たら続きを書きますが、不評なら止めます。

184 :
またまたすみません、次回はあるとしたら、いよいよ裸衆月組のもう一人の副隊長と最後のボスとの対決です。
一応ヨーロッパから来た北欧系金髪グラマラスな妖術使いを隊長にしようとしてます、副隊長については女装した男の子を予定してますが、スレの趣旨に沿わないのですし他に要望があれば御意見下さい、ご要望に叶ったキャラに変更します。

185 :
あっそ

186 :
>>183
力作GJです。特に流れる文章が素晴らしい。
当初設定のままお願いします!

187 :
ズチュ!「ひゃ?!ふあぁあ〜・・」敵の一人の肉穴に人差し指を差し入れた。クリッ!「ひあッ!?ひゃうんん〜・・」敵の一人の肉芽を摘む
襲い来る裸衆くの一2名の攻撃を交して素早く両手を2名の股間に差し入れたのであった。
愛液の水溜まり二つをこしらえて、二人のくの一は、乳房を震わせ、愛液を股間より吹き上げながら倒れ臥した。
「お、おのれ・・」残りの一名なんだか格好が違う、先にイカせた二人の様な半裸姿では無く、薄い身体にフィットした布地のレオタードの様な物を全身に見に纏い、腰布をその上にまいて居るが、
腰布の中心が盛り上がって居るもしやと思い捕まえて腰布越しに股間を触ると明らかに、違和感ある物があるこれはオチンチンね?
裸衆って、女のみの筈ですが?楓は、尋ねて見た
「貴方は、もしや男の子?何故くの一達と共に居たの?」すると少年は答えた
「僕は頭脳を買われて居るだけなんだ、僕自身は戦えない・・だから見逃して?お願いだよ。」
楓は、「ダメよ貴方も気絶しなさい、一応きくけど名前は?」
「裸衆月組副隊長雪丸だよ!嫌だ!離してくれ!」楓は、意地悪な笑みを浮かべて抵抗する少年の服を破り裸にした、楓は基本女好きだが、男も嫌いでは無かった、今まで何人もの男達をその忍術で、射精させてイカせて来たのだ。
「あらら、坊やのオチンチン立派じゃない、ほれほれ。」「ああ、あッあッあッ!」
楓は、雪丸の乳首をぐりぐりした、途端に感じ始めた陰茎は、外見に似合わない逞しい怒張を見せた
「素敵なオチンチンね、わたしにおっぱい弄られてかんじちゃたのですね?可愛いわ・・」「あうう・・」
楓は、すぐにはイカせ無いつもりで攻め立てる、気持ち良さに動けない雪丸の陰茎を口に含み陰嚢を揉みしだいた、そして少しだけ発動を陰嚢に送り射精させた、「んあぁ・・」楓は雪丸の精液を陰茎をストローにして飲み干す
「美味しかったわ、でも時間が無いから眠って貰うわね?」
楓は、萎えかけた陰茎を握り締めて亀頭の先端を摘み波動を送った
「うあ?!ぐっ!ふああああ〜〜〜」
雪丸の陰茎は、再び怒張し、盛大に精液を吹き上げた、二つの精巣がせり上がり
陰茎の先端から大量の精液を辺りにまき散らし
そして、陰嚢を押さえながらその場で、くずおれ気絶した、くずおれ気絶してもしばし精液が断続的に吹き上がるが、やがてピッピッと出てとまり陰茎はしばしヒクヒク痙攣してたが、やがて萎えていった
精液の水溜まりを作って倒れて居る雪丸に微笑み掛けて楓は、先を急いだ。

188 :
道中更に10名程のくの一をイカせて来たが、岩の影から悩ましい声が聞こえて来たので覗くと二人のくの一が愛し合ってるではないか!
わたしはしばらくその様子を見る
片方は、金髪の女で、その上に馬乗りになっている黒髪の女
金髪の女の女陰は、今まで見た事無い程の陰唇と陰核で、妖しく紅く光って居た黒髪の女は、比べると慎ましやかに見える
互いの乳房を擦り合い、唇を貪り、女陰同士を擦り合わせて喘いで居る、わたしも釣られて自分の女陰と乳房を擦りはじめ、自慰をしてしまう程の凄さであった・・・
「ああ・・あの二人に交ざりたい・・一緒に愛し合いたい・・」
二人がイクと同時に楓も、果てた・・
だが、仕留めねばならぬと二人に忍び寄る、先ずは上に乗って居る黒髪の女の後ろに回りいったばかりの女陰に触れた
「あああああ〜・・」プシャ〜と派手に愛液を吹き出させ乳房を乱舞させる相方の反応に
黒髪の女の愛液を腹に受けた金髪の女は、驚きつつ「今日は、凄いわねまたいったのね?・・ムッ!」と言いかけて気に気が付き、黒髪の女を撥ね除け楓と対峙した、楓は金髪の女の女陰に触れようとしたが、見事に躱された
金髪の女は、「何者だ?」と楓に尋ねる
楓は名乗ると、金髪の女は高らかに笑い己の名を巨乳を揺らしながら名乗る

189 :
「我が名は、ミレイユ!裸衆月組隊長よ!お前が噂に聞く不忍術使いか、なかなかどうして、わたし好みの美しさよ・・だが南蛮より伝えし南蛮妖術しかと味わうがよい!」
「!」楓は身構えると妖艶なる笑みを浮かべたミレイユは、「南蛮妖術〜操陰術〜!」妖しく踊り巨乳を揺らしながら何かを唱える
そして術を受けた楓は、己の身に起きた異変に慄然とした、足が動かない!
しかも手が勝手に動き出し、己の乳房と女陰を弄り出すではないか、身体中が快楽で熱く火照る・・先程いったばかりだから余計に・・しまった・・堪らず座り込みくちゅくちゅと強制的に己が手に慰められよがり声をあげる
「あふッ!あっ、あっ、あはあぁ〜」愛液が溢れてピチャピチャと音を立てる
その様子を見て居るミレイユは、己の巨乳と陰核を弄りながら、「ハァ〜・・ホホホ!いい気味ね〜巻き物を頂く前にお前を我が虜にしてやろう!」
「ウグッ!くっ・・はあん!ああッ!」悶える楓
くちゅくちゅ「ほら、一緒にいきましょう、お前は気に入った、以後我の愛人になるがいい・・あふッ!はあああ〜・・」
だが、完全に虜に落とした事で自分も楓と共にいってしまい、術の集中が途切れる

190 :
術が解けた瞬間に楓は、我に返りミレイユを見た、油断しきったミレイユは、顔を上に上げて、両手で股間を押さえながら恍惚としていた、楓は歩み寄りながら「愛人ですか、なら貴女が最後ですし、お望み通り愛し合ってあげます、しばしお相手しましょう。」
「え!?貴女まさか・・うぐッ!」
驚くミレイユにキスをした為、それ以上は言えなかった、素早く楓は、舌をミレイユの口の中に差し入れてミレイユの舌を絡めとり味わう
そうしながらも、ミレイユの巨乳を持ち上げて、その感触と重さを楽しんだ後、乳首をぐりぐり弄りその後、一際発達した女陰に手を伸ばし大きめの勃起してる陰核を摘んだ
ミレイユは、パニックに陥ったが、楓の巧みな一連の女の急所を突く手管に翻弄され、ただただ快楽に溺れ愛液を滴らせた
唇と唇、巨乳と美乳、大輪の女陰と美しき女陰、互いの愛液を浴びる様に塗り合いながら、楓とミレイユは、敵味方の立場をしばし忘れて、ひたすら激しく優しく快楽を貪りあった
・・互いに疲れ果てるまで愛し合いやがて二人共にぐったりと美しい裸体を横たえて、余韻に浸って居た
「ねぇ、ミレイユ、貴女の負けなんだけど、もしまた会えるなら任務を終えた後会ってくれますか?」
「よかろう・・確かに我は負けたが、楓・・我はお前が好きだ、愛してる、お前に寝かされてあげるから任務遂行して来て、待ってるから・・」
「ミレイユ・・愛してますよ・・」
「楓・・我もだ・・」
涙を流すミレイユの膣穴に指を挿入し暖かさを感じつつ陰核も摘み発動を送る
「ああ・・気持ちいい・・はあああん・・イクうッ!ああ・・・・」
ミレイユは、安らかに眠る様に気絶し、楓の横でぐったりとなった
楓もまた涙を流しながらミレイユの側に横たわり、安らかな顔を見ながら頭や乳房を撫でて、しばし共に横たわってたが、気を取り直して立ち上がる・・
「おやすみ、ミレイユ・・次会った時は、敵味方では無く恋人よ・・」
こうして、楓は、たった一人で裸衆月組を気絶させてしまった・・
道中楓は、茜とミレイユとの蜜月に想いを馳せつつ任務を終えた・・
そして、後日・・楓と約束した日時と場所には、ミレイユや茜を始めとする裸衆月組一同が、股間を濡らしながら楓を迎えた、敵としてでは無く愛し合う仲間として・・


191 :
一応おわりです、新たな敵との戦いはいずれまた・・それでは

192 :
>>191
エロいだけでなく、コミカルな要素もあって面白かった。イカせ表現もエロエロ変化に富んでいてgood
腹パンだと、当てられた腹部に痣がついたり、ひどい時は内臓に傷がついたりするけど、この技ならキレイな女体のままイカせ気絶させることができるわけですね
闘いはしっかりやったうえで、最後に愛し合える大団円というのもイイ感じ
ざっと50人くらい(?)をひとりで相手にするのも大変そうだけど、それはそれで華麗なる性の競演に想像がふくらむです
あと、裸衆の下忍たちの肉弾攻撃がもう少し描かれれば、くノ一の戦闘員としての動きがよりイメージしやすくなるかな
なんにしても続編超期待してます!!

193 :
……なんか自演の匂いがするお

194 :
>>192
本編にて省略しまくったとある雑魚の戦闘詳細
楓の眼前には、半裸のくの一が居た、後方には二人・・気を帯びた目線と構えたクナイ
今近くに居る子は、白くて釣鐘型の乳房を持ち、赤色の乳首が飛び出して居る、乳輪はこのタイプにしては幅が狭い
腰布を纏ってるほっそりした腰つきがまた性的欲望をそそられる・・対峙しながら相手の裸体を観察して居ると、焦った相手が乳房を乱舞させながら仕掛けて来た、私は相手のクナイを持つ手首を躱しながら掴み後ろ手に捻り上げた
「あうッ!い、痛い!」
捻り上げた時、相手は前屈みの様になり私は相手の後ろに回る格好になった、後ろの2名は何故か仕掛けてこない
ホールドした時、彼女の乳房は上下に乱舞する位は少し解るがちゃんと見たいな・・・
さて、どこを触ろうか?私が刹那に思ったその時流石にまずいと感じたのか、一人救出に来た、私は仕方が無くホールドされてる子の尻を空いて居る手で撫で上げ波動を送る。
プシャー!と言う股間から、液体を吹き上げる音と「イクゥ〜!」と言う絶頂の悲鳴を背に受けながら救出者のくの一に向き直りきや、素早く駆け寄りそのお椀型の真ん丸乳房を両手でワシ掴みにし、波動を送る
ガシッ!バニュン〜ギュ!
「はう!あはぁ〜ん・・」白くて中程の発達した乳房を鷲掴みされたくの一は、顔を快楽の苦悶に変えながらよだれを垂らした
プシャー・・
「あ、あああぁあぁあ〜!」
私は、彼女の乳房をまだ放さなかった、身体の震えと痙攣が伝わる
「おっぱいがきもちいいよぉ、いくーッ!あそこがいっちゃう!あはぁ〜・・」
そして、快楽の余り気絶して、弛緩した彼女が私にもたれかかるのが乳房を通じて解る
「良い声、良いイキ顔可愛いわ・・」
私も、彼女を見つめながら軽くいきそうになる
乳房から手を放すと手の形に凹んでるがすぐに揺れながら元に戻る、倒れかかる愛しい子を抱き留めて、唇を吸いキスをした後、そっと横たえた。

195 :
さて、まったく動かなかった残る一名はと・・なんと、この子は、失禁して既に気絶してるではないか、横たわる彼女に駆け寄り抱き抱える、そのまま波動を送り更なる眠りの深みに落としても良かったのだが
後々考えたら、「人者」と言う誤解を与えたまま気絶させる訳には行かない、不忍者なんだし、一応誤解を解いて置かないとね?
そして彼女に活を入れて目覚めさせる。
目が覚めたこの子は、やはりパニックに陥った
「あッ!?ああ!!や・・いや、さないでぇーッ!」
・・・やっぱり先の二人を見て誤解して恐怖の余りに気絶したのね本当にくの一なの?可愛いわ・・
組伏した後、抵抗を諦めたと見るや、膝枕状態にして優しく諭す様に撫でながらあやしているとパニックは治まり「ほんと?」って、涙目のきょとんとした顔をして見上げる、ああ可愛いわ・・胸が・・キュンとなるし、悲しくなる
良く見ると相応にまだ幼さが残る可愛らしい顔立ちだ、新人さん?
私は、尋ねる
「なないわよ、気持ち良く寝ただけ、ほらいじめないから痛くしないから・・貴女のお名前は?私は楓よ」
「私は、サヨと言います、今回初めての任務なんです楓さん・・」
うわあ・・茜ちゃんもそうだったけど素直でかわい〜!
「そう・・怖がらせてごめんなさいね、でもね誤解が解けた所で悪いけど、気絶させないと行けないの・・ごめんね・・また会いましょうね・・」
自然と涙が私の頬を伝い、サヨの顔に落ちる・・
サヨは、その楓の気持ちを察したのか覚悟を決めて黙って静かに目を瞑る
その様子に胸を締め付けられながら彼女のうっすらと生えた毛のある恥丘の辺りに手を置き波動を送る
「うっ!」眉間に皺を寄せて身体をピクンと動かし、四肢を突っ張らせて、やがて弛緩し、眠る様に気絶した・・
そっと彼女を寝させていざ行かんとした時頭上から、裂帛の気合いと共に何者かが降って来た

196 :
咄嗟に寝転がる様に躱すと、2名のくの一が上から襲いかかって来た、下から覗く二人の白い脚とその上の股間に咲く女陰そして、下乳の角度はそそられるわね・・・
そして素早く起き上がりざま楓は、右側の子の女陰目掛けて人差し指を突き入れた
プチュ!
「ひぎゃああああ〜!」
見事に彼女の膣穴にすっぽりと根元まで人差し指が刺さり同時に送られた波動により、
たちまち絶頂を迎えて、愛液を潮の様に吹き上げるその為、突き入れた指や手や腕や肩まで彼女の生暖かい愛液を浴びる
乳房を揉みし抱く様に抱えて、彼女は気絶した、倒れ伏すのを見届ける間も無く向き直ると、左側のくの一は、向きを変えて美しい背中と
形の良い白い尻を私に向けて逃走を謀ろうとしたが、咄嗟に楓が飛び付き様に抜き手の形に掴もうとすると、ちょっと狙いが咄嗟過ぎて狂ったのか、白い尻の割れ目の中心にズブリと入り彼女の肛門に中指辺りが刺さってしまった。
ズッブウッ!私は、「あッ!」と思いながらも、直腸内に波動を送って引き抜いた・・
「はう!?ひッヒギィイイイ〜〜〜!」
彼女は絶叫し、貫かれた自分の肛門を押さえて弓なりに身体を後ろに曲げた
・・哀れな彼女の女陰から愛液が迸る・・弓なりになった小便小僧の様なポーズで・・
白目を向き彼女は、膝を突いて愛液溜りに倒れ込み気絶した
「うっ・・二人共ごめんね・・」
私は、罪悪感一杯で、彼女に謝った、抜き手系は危険だから止めよう・・
サヨを振り返りながら心に誓う、サヨの股間辺りにはサヨの愛液が流れたのか濡れて居た
五人の裸体くの一を置き去りにし、先を急いだ
・・・後日談、再開後あの二人にこってり苛められ仕返しされたのはまあ、自業自得という事ね・・涙


197 :
私は、紅の花と書いて紅花、元紅桜と言うくの一集団の生き残り・・
数ヶ月前、我等を敵視して居たくの一集団・夜桜により、私を除いて全てされた・・・
今、夜桜の追っ手者達を滅さんとしている。
敵の数は、6人こやつらをせば当面は逃げ切れる、上手く攪乱し、バラバラにした所で、土中に潜み待ち構えてる。
早速来たわ・・足音が聞こえる、私は、敵が頭上を通り過ぎるが否や刃を垂直に突き上げた
ズブリ!
「ヒギィッ!?」
仲間とはぐれてしまい、仲間と紅花を探しつつ彷徨って居たポニーテールくの一は、突然沸起る自が秘所の激痛と冷たい異物感に思わず悲鳴を上げてしまう。
突然沸起る下半身の異変に、蒼褪めながら見下ろすと、土中から突出た刃が、股間に突き刺さって居た、刺された秘所から鮮血を吹き出して居る
「ググッ!・・わ、私のあそこが・・そ、そんな・・」
刃は既に子宮にまで達して居たが、紅花は更に突き入れる、子宮から腸そして、胃の辺りまで刃は、突き刺さって行く
ズブゥ!ズブズブ!
「し、にたくな・・はぎゃああああ!」
くの一は、断末魔の絶叫をあげる
プシャー!
鮮血と共に小水も股間から吹き上がり、くの一は、痛みに耐える様に忍び服の上から乳房を抱き締めて、身体を断末魔に震わせて居た
ズリュ
刃を引き抜くと、くの一は、涎と血を口から流し、股間から鮮血と小水を流しながら、脱力した様に膝をつき、そして横に倒れ絶命した
「先ずは一人・・・」
紅花は、土中から出て素早く次の敵を始末すべく股間を血塗れにしたくの一を置き去りにして立ち去った。
それから、木の上に隠れて次の敵を待ち構える
来た!ショートヘアーのくの一だ、通り過ぎるのを待って背後に着地し、振り向いた所を、右の肩口から左脇腹まで斜めに切り裂いた
ズビュ!
「ぎゃ!」
胸から鮮血が吹き上げる、切り裂いた時、胸だけ覆ってた忍服は、ハラリと地面に落ちて、乳房が飛び出す、傷付いた乳房は解放された勢いで血塗れの乱舞をした、胸から血をばら蒔きながらくの一は
バンザイの格好で、身体をのけ反らせて回転し、仰向けに倒れ絶命した、大の字になったくの一体の股間から黄色い液体が流れ出る。
「二人目・・」
次の獲物を狩るべく、紅花は隠れる場所を探すべくその場を立ち去った。
続く

198 :
いきなりハード路線!これ同一作者じゃないよね?自分としてはソフトがいいけど。

199 :
>>198
上の方の作品に触発されて、すみませんハード路線をすみません
不話投下
あれ以来、新たな地でミレイユ達と暮らし始めて早二か月、新たに作った隠れ郷の事で、バタバタしててもう全然愛し合えない・・・やっと住居だの井戸だの畑だの、まだ建築前だが、
ある程度固まり少し時間が出来たので、ミレイユの所へやって来たの、でもね元気が無い、理由を聞いた所月組の部下達の何人かが、他の任務を命じて居た為、合流出来ないとの事、自身が行きたいが、ここに居る仲間達が心配だし
かと言って、はぐれてるあの子達を思うと・・・
そう言いながらミレイユは、泣き出す・・私は、ミレイユの優しさにキュンとなりミレイユに「探し出して連れて来るわ。」と言うと、ミレイユは「楓殿、やはりお主は、優しいな・・」泣きながら喜びキスをして来たの、可愛いわ・・
で、私一人だと誤解もあるから、私を姉の様に慕う茜ちゃんと2人で、はぐれてると言う8名の元裸衆くの一を探し出す事にした。
取り敢えずミレイユのくれた情報を元に楓と茜の二人は、元裸衆くの一だった里のみんなに見送られて、旅立った。
続く

200 :
>>195
>自然と涙が私の頬を伝い、サヨの顔に落ちる・・
>サヨは、その楓の気持ちを察したのか覚悟を決めて黙って静かに目を瞑る
>その様子に胸を締め付けられながら彼女のうっすらと生えた毛のある恥丘の辺りに手を置き波動を送る
>「うっ!」眉間に皺を寄せて身体をピクンと動かし、四肢を突っ張らせて、やがて弛緩し、眠る様に気絶した・・
これ相当エロいね。
>>199 続編よろ〜

201 :
里を出た楓と茜は、二人仲良く道中を仲良く手を繋いで歩いたり楽しく会話したりピクニック気分だった、楓は、とことこ後ろを歩く茜の可愛らしさに、宿か野宿か泊まる時は、どう可愛がろうか考えながら、ミレイユがくれた仲間の居る場所を目指して居た
「さて、この近くの村に潜伏しているとあるけど・・」
村へ向かう山道を歩いてると、茜が突然楓を元気に追い越し目の前に立つそして、ニコニコしてる様子に
「あら?茜ちゃんなーに?」私が聞くと、「えへへ、楓お姉ちゃんとこうして一緒に旅出来るなんて、何だか凄く嬉しいの♪」
「嬉しいからってはしゃがないの、夜になったら沢山可愛がって上げるんだから、今からそれじゃ持たないわよ?」(かわいー!)と思いながら楓は諭すと、茜は、ほっぺを膨らませ「だって、楽しくて仕方が無いのよ♪」ああ、可愛い
「そう♪よしよし♪でも、だからって、油断はしないでね?まだまだ物騒なんだし。」私に撫でられた茜は、ニコニコ笑い「うん!解ったよ、楓お姉ちゃん♪」と再び私の後ろをとことこ歩いてる、ああ今夜は寝かさないぞ♪と楓は、おもっていると、
若い女性の悲鳴が聞こえた、楓と茜はピクニック気分を吹っ飛ばして、悲鳴が聞こえた場所へ駆け寄ると、見慣れた半裸のくの一三人に囲まれた着物姿の女性が、震えながら座り込んで居た、くの一達は「命が惜しいなら我等に付いて来い!」
と脅されてる様だ、追い付いた茜ちゃんが、「あ!霞お姉ちゃん!」と私に告げる、と言う事は探して居る一人かならすべき事は一つ私は、茜ちゃんにその場から動かないでと指示して、霞と言う座り込んで居る子を助けるべく猛然と半裸のくの一三人にダッシュした

202 :
訂正
〇:と脅している様だ
X:と脅されてる様だ
うう・・今後は、気をつけて句読点もしっかりつけます。

霞を助けるべく、気がつかれない様に近寄る楓は、一番近くの私に美しい背中を向けて居るくの一に狙いを定めて、その背中に手を当てて背骨に沿って撫で上げつつ波動を送った
ヒタ・・すすすッ
「ひゃううううん!?」
私の手に背中に撫でられて波動を送られ、全身の快楽のツボを強烈に刺激されたくの一は、身体を九の字に折り曲げて、乱舞する乳房を天に晒した。
「あああはあああ〜ん!」身体を激しく痙攣させて、乳房を乱舞させてしばらく耐えて居たが、股間から愛液と小水を吹き上げるとブルブル震える乳首が勃起した乳房を抱えて、気絶して後ろに倒れる・・私は、倒れるくの一を抱き留めてそっと寝かして上げる
他の二名は、「何奴?!」と驚きながら身構えるが、私は、素早く彼女達の身体に触れて波動を送る・・・ムニッ!ムニムニュ
「はう!あはあああ〜ん!」
チュッ!くちゅくちゅ
「ひあ!ひやあああ〜ん!」
私の右手が片側の巨乳のくの一の右乳房に波動を送りながら揉み上げて、左手が少し小振りな乳房のくの一の女陰を触り撫で上げつつ波動を送りながら秘芯や肉芽を刺激した
「ああッ!乳が、乳があああ〜いい〜ッ!」
「あうッ!あそこが・・気持ち・・いい・・よぅ・・」
彼女達の乳首と陰核が、勃起し、同時に二人の股間から愛液と小水が吹き上がり地面を濡す・・・乳房や身体をブルブル震わせて二人は気絶し、私に寄り掛かる、私は気絶したその二人もゆっくり横えて、霞と言う元裸衆くの一へ向き直る
霞は、突然の三人の異変と突如現われた私にガタガタ震えて居たが、茜ちゃんが駆け寄り「霞姉様〜!」と抱き付く「え?あ、茜ちゃん・・?」と霞は驚く

203 :
霞は三人のくの一を瞬時に倒した私に恐怖しながらも、泣き付く茜を撫でながら私を見上げる
「あの・・助かりました、でもどなた様ですか?」霞が尋ねると茜が「楓お姉ちゃんだよ〜不忍者楓ですよ〜♪」と勝手に紹介する
「はあ・・」きょとんと可愛い惚け顔をする霞に私は、これ迄の経緯を掻い摘まんで説明した・・・・・・・・・・「はあ、それは大変でしたね、私は任務続けてて気がつきませんでしたが、そこの・・・」
愛液と小水の水溜りを作りってる、半裸の気絶したくの一達を指差して
「裸衆桜組のくの一達にいきなり追われて、ピンチだったのです。」
「裸衆桜組?」ああ月組が有る位だから、別部隊も居るって事か
「はい、月組が一人のくの一により全滅し、姿を眩ませたので、手掛かりを求めて私を捕まえに来たみたいなんです・・」
なら、桜組が私や他の月組の子を探してると言う事は、他の月組の子も危ないわね、厄介だわ・・私一人なら狙われても大丈夫だけど、これは急がなきゃ・・決意した私は、
「茜、霞さんを里へ連れて行って上げて。」
茜は、ぐずるが私があやすと「解りました・・」としょげながらも、霞と二人で里に帰って行った
さて、急がなきゃ茜ちゃんごめんね・・楓は、去って行く茜達を見送った後、先を急いだ。
続く

204 :
>>203
不シリーズGJ!新たな(桜組)敵も出てきてwktk アクションとエロの宝石箱やぁ
あと、こっちで脳内変換してるのはこんなとこ↓
最初、クナイで襲い掛かる裸衆が一度楓にイカせられ気絶すると目覚めたあと従順になるのは、快感がクセになるため。
楓を襲うとき以外の任務で裸衆は相手をさない。クナイで脅しながら決めは手刀や当て身で倒す。霞へのセリフは脅し文句。
裸衆のなかで違う組同士は平常時であれば連携もしないが敵対もしない。今回は非常時ということで。
裸衆は腰巻ひとつの半裸なので、どの組に属するかは腰巻の色かデザインで区別する。
楓に気づき身構える裸衆を倒すときには相手の構えの僅かな隙をとらえるか、目にもとまらない瞬間移動をする。

205 :
>>204
まったくもってその通りで御座います、敢えて簡略しているのは、その様な脳内補完の余地を持ちやすくして居る為なのです(嘘
と、上の様に言うのは甘え過ぎですよね(汗)単に長すぎ無い様にと言うか携帯故の限界と言いますか・まあ・・その脳内補完は大正解です。
じゃあ、お礼に楓にあの波動をねだる元裸衆月組の子の一こまをば・・
楓は、水辺でその美しい身体を洗って居ると、3人の少女達がやってきた、そして私の裸体に見とれてる、私は彼女達が可愛くて、サービスしたくなり彼女達のうっとりしたまなざしを受けて、髪を掻き揚げ乳房を強調して魅せたり
乳房を持ち上げて上下に揺らして見せたりした、彼女達は嬉しそうに歓声を上げてしばらく私のヌードショーを観賞しながら自分達の秘芯を弄って居た・・
私も、彼女達の視線を浴びながら秘所を弄り一緒にいってあげた・・息を弾ませながら「なに?何か用があったの?」と聞くと彼女らも息を弾ませながら顔を赤らめもじもじと太ももをすり合わせて一人が代表してお願いしてくる。
「あの・・私達にあの波動を私達の身体にお願いしたいんです・・あの気持ち良さが忘れられません・・」「お願いします・・」
「お願い・・です。」
再びあそこを期待で濡らしながら彼女達は哀願するが私はキッパリ断るととても残念そうだった
「いい?あの技は、貴女達の身体や特に子宮に悪影響を与えるの、一度なら良いけど何度もやると廃人になるわ、癖にもなるのわかった?」
がっかりする子達・・ああ・・泣かないで・・もう!可愛いったら!!
「ふふ、その代わりくの一直伝の床技があるの・・波動なんかより気持ちいいわよ?試して見る?」
途端に顔を赤らめ輝く少女達・・私はもう可愛さの限界が来て、彼女達に飛び掛かりあらゆる手管でいかせまくった・・辺りに彼女達の絶頂の悲鳴が響いていた。

206 :
楓は呟く「また私一人ね、まあ仕方が無いけど・・。」茜と霞を見送った後、楓は一人元裸衆月組の仲間捜しを続けて居た、人相はミレイユの特殊な妖術により頭に刷り込まれて居るので問題無いけど、寂しい・・別れてから翌日がたった
昨日の野宿は、何事も無かったけど寂しかったわ・・久し振りに茜ちゃんを思い浮かべながら自慰なんてしちゃったし・・うう・・・ある仲間のくの一が居ると言う町へ向かう途中の道中
草原が拡がる方から、剣檄の音が聞こえた、私は音と叫び声がする場所へ急行した、すると藍色の腰布を付けた半裸の月組の二人の女が四人の裸衆桜組に囲ままれていた、桜色の腰布一つでそれ以外は何も付けて居なく腹や乳房を露出させた半裸のくの一達だ。
何故全裸なのか?を今更説明すると、相手に乳房を揺らして魅せる事で、相手が男性ならば、乳房に目を奪われたり目を逸らしたり、股間が反応し動きが鈍り隙が出来る、例え相手が女性であっても、嫌でも目に付き気になってしまう
だから、裸衆くの一は、乳房に磨きをかけ、乳房を刺激して、発達を促すだから裸衆は巨乳が割と多いのだ、ただし乳房に興味が無い奴や乳房が好きだけど反って戦闘意欲(性的な意味でも)がある私等には効果が無いと
欠点は、乳房は柔らかく傷付きやすいし攻撃が、胸から突き出てる為、一番当たりやすいし、大きな的である事、何より性感帯である為、掠っただけでも動きが止まってしまう、月組の子達の中にも乳房に傷がある可哀相な子がいたなあ・・
加えて良く動く為、走る度飛ぶ度に激しく揺れる為に千切れそうな痛みが走る、だから彼女達は動きが鈍い常に急所である柔らかい乳房は、油断を誘う女の武器であると同時に傷付く不安と動く痛みと言う諸刃の刃なのだとミレイユがいってたわね。
私見たく、鉄の胸当て当てて守り戦闘時に魅せる見たいな事すれば良いのに、あんなの常に露出させてたら傷だらけになるのに・・
まあ、彼女達も戦闘時以外は、外しやすいブラ見たいな布で普段は、乳房を隠してるんだけど、まあ乙女だからね・・・
私は、六人の・・12個の乳房が乱舞する様を以上の回想しながら「良い眺めね♪」と観賞している、彼女達は武器であるクナイを捨てて、素手で戦って居る、クナイは、男性忍者や刀を持った武士等を相手にする護身用で
裸衆同士の場合だとし合わない為クナイを捨てるそうだと聞いたどうやって決定を付けるかと言うと、相手の乳房や股間を平手で叩いて刺激の余りに戦意損失をさせるのだそうだ・・だからこの魅惑的な光景に鼻血が・・こほんッ!
やあ!パシン!
「きゃん!」
そりゃ!パチン!
「いやん!」
べちッ!
「あんッ!」
プニンッ
「やん!こら〜ッ」
乳房を揺らしながら六人は、互いの乳房をビンタし合い、股間を叩いてほのぼのやらしい戦いを展開して居る・・堪らない!ああ、私も加わり叩き合いたい・・とっ、あの二人不利ね、あそこが洪水よ!加勢しなきゃ!
私は、多勢に無勢な乳首が立った赤く腫らした乳房と股間を赤く腫らせ顔を真っ赤にして股間から愛液が糸を引き流れて来てる今にもイキそうで、限界が来そうな月組の子達に加勢する為に突進した。
続く

207 :
のっけからエロエロ全開で済みません、それから誤字訂正
全裸→半裸
どうやって決定→どうやって決着
でした、後句読点が無くて見づらい点もあるので、以後気をつけます。
――以下本編へ―――――私は、二人の限界を迎えたくの一に加勢すべく、手近な桃組の子を狙う、既に月組の子に何度も乳房をビンタされたのか、乳房を赤くして、股間が濡れて居る、他の三人も同様だ、私は、一人のくの一のお仕置の様に尻をひっぱたき波動を送る
パシーン!「いったーいッなにす・・・あはあああん!」尻を叩かれた子は、尻を押さえて弓なりになり、股間から愛液を吹き上げる、既にある程度感じてたのか波動の効果は早い、彼女は、身体をブルブル震わせて乳房を上下に揺らす・・
「あはぁ〜身体が、身体があついのおお〜〜ッ!」ひくつく桃色のやらしい秘穴から愛液を吹き上げ地面を濡らしながら彼女は、激しい絶頂に身を震わせて居たが気絶して、後ろに倒れたいきなり仲間の壮絶なイキざまを見た他の三人は
呆然と股間を濡らしながら立ちすくむ、「可愛い獲物だわ。」、倒れかかる彼女を抱き留めてそっと横えて、残りの三人に向き直った、「何奴?」と構える三人と月組の二人に私は、月組の二人に「ミレイユさんに貴女達を救出する為に来たの、貴女達はそこで見て居て。」
「ミレイユさんが・・」二人は目に涙を溜めたと思いきや重なる様に倒れて気絶した、とっくに限界だったのね・・二人を見て思うそして、三人に私は名乗り服を脱ぎ始めた、「私は、不流派くの一楓よ、さあ私と叩き合いをしましょう。」
彼女達に動揺が走り楓の美しい裸体に目を奪われる「お、お前が噂の探してた楓・・勝負だと?」「き・・綺麗・・」「願っても無い!受けて立つ!」三人が三様それぞれ台詞を言いながら、私の裸体姿に戸惑いながら身構える
いや、本当は私が脱ぐ必要は無くて、秘技高速移動で仕留めれば良いんだけど、あの戦いを見てたら叩き合いをしたくなっちゃった・・・あの可愛い彼女達の手が私の乳房や股間を叩くかと思うとね・・子宮が疼くし、濡れまくる秘穴もヒクヒクしちゃう・・・
もうすっかりエロエロモードであるの、「勝負!」と三人は私に飛び掛かり、私の裸体を叩き始めた、乳房を往復ビンタし愛液に濡れた私の股間を叩く
バシバシ「ああん!」
ぺちゃん!「はうん!」
バチン!「うふん!」
私は、無抵抗で彼女達の攻撃を愛撫を受けるかの様にわざと受けて快感に悶えた、逆に叩いてる彼女達の方が焦り始める、「何故反撃しない!?」と彼女達は私のイキ顔に顔を赤らめながら聞くが、2〜3回いってしまった私の耳には届かない
しばらく叩かれまくって、満足した私は彼女達に「もう叩かれまくって満足したので、反撃するわね?」と告げて彼女達の乳房や股間に触れて波動を送った。
「な!?はんげ・・ふあぁあぁ〜ッ!」股間を触られ秘穴に指を突っ込まれたくの一が、私に問い掛けかけて絶頂を迎えた
「あ、貴女わざと?はわああああ〜?!」
乳房を掴まれて乳首を刺激されたくの一が絶頂を迎えた
「この変態が・・やああああ〜んッ!」
私は、最後に残ったくの一の乳房と股間に触れて波動を送った。
三人は、身体を震わせて感じる乳房を抱き締める者
陰核を勃起させて、感じまくる股間を押さえて居る者乳房と股間を抑えて絶頂の悲鳴をあげてる者三者三様のポーズで悶え狂い、秘穴から愛液を吹き出させて、地面にみっつの水溜りを作り気絶して折り重なる様に倒れた。
―――愛液を吹き終えるまで、四人のヒクヒクしている秘穴を観賞した私は、二人を起こした、二人は私をトロンとした目で、見て居たが、私が彼女達に経緯を簡単に説明し、里の情報を教えると、喜んだ彼女達は御礼として
私にキスをした、私はしばし彼女達を抱き締めたが、愛し合う時間が惜しくて泣く泣く別れた、遠くなる彼女達を悲しげに見つめながら私は、先を急いだ。
続く

208 :
訂正
X:構える三人と月組の二人に私は、月組の二人に「ミレイユさんに貴女達を救出する為に来たの、貴女達はそこで見て居て。」
〇:構える三人を無視して、月組の二人に向き直り私は、月組の二人に「ミレイユさんに頼まれて、貴女達を救出しに来たの、貴女達はそこで見て居て。」
ああ〜投下する前に見た筈なのに・・・以後ほんとに気をつけます。
続きは、いずれ頃合を見て投下します、他の作品を投下しても構いません、その場合は待ちます、つーか私ばかりだし・・
ではまたいずれ・・

209 :
>>208 SSならいつでもOKなりよ。ただ投下の前に多少見直ししてくらはい。×桃組→○桜組じゃね?
ヒロインと敵くノ一の力量差がありすぎだけど、サイドストーリーでいいから下忍たちが活躍するのってどう?
例えば、家宝を納めた蔵を狙う。守っているのはなぜか別式女ばかりで、そこを大勢で襲う。
最終的にはくノ一たちが別式女たち全員を気絶させ蔵破りに成功するけど、味方も相手の得物(長い棒など)によって多数気絶させられる、とか。。

210 :
今回は、楓に出会う前の月組のとある任務のお話です。
月が雲に隠れた夜の事
山間のある集落の宝を奪った盗賊団「山桜」のアジトから、宝を奪い返してくれと、その集落出身でもあるの長から任務が下りた、ミレイユは部下達を連れてそこへ向う事にしたのだ
自分を仲間として受け入れてくれた長の頼みとあれば、答えなければならぬとミレイユは、二つ返事でこの任務を受けたのだ、故国での「魔女に関する悲劇」から逃亡し、この国へ流れ付いたは良いが、外見の特異さで奇異な目で見られ、
怖がられ時には「妖怪」とやらと言われ、石持て追われたり、外見故「鬼」と間違えられされそうになったり等散々な目にあい、「故郷に帰りたい・・」と泣いて居た所を長やみんなに出合い、救われたのだ・・
私を人間扱いしてくれただけではなく、仲間として家族として受け入れてくれたのだ、やっと得た安住の地・・それを提供してくれた、長と仲間達・・・我が家族・・・その信頼と愛に答えるべく我は、張り切り気合いを居れて任務に当たって居るのである。
先に斥候や情報集めの為に放った部下達の報告に依ると、敵は12人の小規模な集団であった、こちらは現在20名、数の上では楽勝だ、敵は全員女性らしく、ある程度集めた情報によると・・・
過去の戦により、とある有力大名の姫様の護衛として集められた女兵士だったらしいが、城が戦で落城し、姫様共々逃げおおせて、今の盗賊団になったそうな
盗賊団の団長は、盗賊団「山桜」の名前の由来でもある「桜姫」だ、桜姫は武術に長けてはいるが、お転婆で、無茶が好きだったとの事で、近隣に対して元兵士達を連れて悪さをし、近隣の住人は盗賊団の事で
大変困って居るとの事なので、こやつらの退治も兼ねて居たりする・・者は出ては居ないが、収穫物を奪ったり、金品を奪ったり等段々と悪名が轟き始めて居た、そして奪った金品の中に今回の依頼である「宝」も含まれて居るらしい・・
「宝」とやらは何かは、長は教えてくれなかった、聞くと顔を赤らめて「言わせないで・・」ともじもじしてて誤魔化され結局、長権限で黙らされた・・ま、何かは見てのお楽しみとするが、余程大事な宝なんだろうだけは解る
決行の今夜部下に「油断しない様、怪我しない様に気を付けて!」と言い聞かせつつ、奴等のアジトへ向う、「はい!」と私に笑顔で元気に答える若くて、可愛いこやつらは部下ではあるが、私にとっては大事な仲間・・
そして、愛すべき大切な家族だからだ!一人として、なせたり怪我させたりは出来ないのだ!ミレイユは、そんな仲間達に微笑み「みんな愛してるわ・・」と呟きながら現地へ急いだ・・・・
―――道中何事も無く、奴等のアジトへ到着する、入口の二名が見張りにいたが、私の「南蛮妖術・黒蓮の眠り」にて、おやすみになって頂いた、倒れる音を防ぐべく、すかさず部下達が事前に決めた作戦指示通りに抱き留めて優しく寝かす・・・
我々は、素早く敵のアジトへ突入し事前の作戦どおりに進入した
続く

211 :
因みに、盗賊団二人は、我々の半裸姿では無く、動きやすい腰までの裾でむき出しの生足と足袋に草履を履き、袖を切った半袖の着物の胸に乳房や心臓を守る革の胸当てを付けて居る、手には長い打撃棒を持って居る年の頃は、可愛い寝顔を
見ると我が部下達と変わらない、胸を守る乳揺れ防止の布の帯を外し、戦闘モードになり、乳房を揺らしながら我々は、内部へ突入した・・・が!
先の二名以外誰も居ない、「おかしい!」と我が思った時、副隊長であるあやめが、立ち止まって乳房を縦横に派手に揺らしながら、我が指示する前に部下達を制止する、我等は一時動きを止めたが、いきなり動きを止めた為
皆も我も剥き出しの乳房が派手に乱舞し、その引っ張られる痛みに思わず我等は揺れる乳房を押さえる、あやめは、やはり痛いのか、揺れまくる乳房を押さえながら、もう一人の副隊長である今回の作戦立案した雪丸に振り返り、
「どう言う事か?」とあやめは、揺れが収りつつある乳房を擦りながら聞くと「解りませんが、もしかしたら気付かれて罠を張られたかも知れませんね、ここは慎重に行くべきです。」と冷静に答える、我は乳房を抱き締めながら
「罠だと解ってても、今更引き返す訳には行かないわ、ここは手分けしてアジトの中をくまなく探そう、二手に分かれるのだ。」と我は、告げてあやめを別動隊の隊長とし、非力な子供の雪丸は戦闘能力が無いので、二名を護衛として付けて、入口付近に待機させた
我は、8名の部下と倉庫へ向い、あやめ達は敵が寝泊まりしてそうな建物と言うか茅葺き屋根の家に7名を連れて行く事にした。
それぞれに対して我は、無事を祈り別れ行動に移る、倉庫へ辿り着いたミレイユ達は、倉庫の入口付近を探索するが、付近には誰も居なかったが、我は警戒しながらも二人の部下に倉庫の入口を慎重に開ける様に指示した・・嫌な予感がする
部下達がそろりと開けると、嫌な予感が的中し、中から二本の棒が飛び出した!一人は、入口の横に居た為に避けられたが、開け放った部下の子のみぞおちと胸に棒が突き刺さる!
「ボスッ!バニュ!」「グボッ!ガハァ〜ッ!」哀れな部下は、みぞおちと右乳房中心に棒を打ち込まれた、棒を突かれた右乳房が陥没し、みぞおちにも深く入る・・・「ぐへぇ・・えぼぅッ!」哀れな部下は、血へどと吐瀉物をまき散らしながら派手に乳房を揺らし
失禁し空中へ散らして居る局部を打撃を加えた敵に晒しながら、我等の方へ仰向けに吹っ飛ぶ、我はその部下を抱き止めるが、既に部下は白目を剥いて気絶し、吐瀉物と泡を吹いて、失禁し続けていた、「カズネ!・・よっよくも・・ッ!」
股間から吹きこぼれる尿、をと、赤黒い痣になった右乳房やみぞおちと部下の顔を見てミレイユは、自分の指示の甘さを悔いて、唇を噛んだ、そして入口を見やると・・・・
「ほほほッ、噂に高い裸衆とは聞いて居たが、噂程大した物では在りませぬな、お〜ほほほほッ!」と、綺麗な扇子を持った他の盗賊団の身なりとは違う豪華な半袖の着物姿の女性が中から現われた
ミレイユは、怒りに震えながらも、気絶した哀れな部下の目を閉じて横にしてあげつつ彼女を仰ぎ見たが、あやめ達が行った筈の方向からも、悲鳴が上がって居た心配だが、それどころでは無い、ミレイユは立ち上がると乳房を縦に揺らしながら彼女を睨み付けた。
続く

212 :
所用の為外出します、続きは夜辺りにでも、ではまた。

213 :
艶やかでセクシーな出で立ちの女の登場にミレイユも、ミレイユの部下達も身構える、ミレイユはその相手に問う。
「貴様が、頭目の山桜姫か?」
「そうじゃ、毛唐の者よ。」
山桜姫は、答える・・山桜姫の後から仲間の盗賊達が現れる・・皆若き女性達だ、更に山桜姫がミレイユに「しかし、その様な見苦しい胸を晒すなど女の風上にも置けぬな、男共を誑かす積もりだろうが、わらわには通じぬぞ?」
「貴様も、悪趣味な格好しておいて良くもまあ、言えた義理だのう?貴様らが奪った宝を返して貰うぞ?行くぞッ!」
「はッ!この爆乳の毛唐風情が!返り討ちにしてくれるッ!者共、打ち取れい!」
7名の裸衆月組と5名の山桜の女達が、乳房を揺らし立ち回る、月組の手刀を受けて気絶する者、山桜の女の棒を腹に受けて吐瀉物と失禁をしながら乳房を揺らして気絶する者、月組のスリーパーに落とされる者、山桜の女の棍棒が股間に
当たり乳房を乱舞させて、悶絶する者部下達が戦って居る間に山桜姫とミレイユは、何回も交差していた・・・
ミレイユは、妖術を使う暇が無い程の山桜姫の猛攻に苦戦していた、一応体術も部下達よりは会得しては居るが、相手程には長けて居らず、防戦一方だった・・「このままでは、負ける」彼女の乳房や腹や腕に山桜姫の攻撃による傷が
多数出来始め、血が流れる・・・
「はッ!やはりたいした事はないのう、裸衆とやらは!」山桜姫は、勝利を確信しトドメの一撃を放とうとした時、大きな隙が出来る、ミレイユはそれを見逃さなかった。
「南蛮妖術、催淫芳香花」ミレイユは、相手の身体を極度の快楽を与える術を山桜姫にかけた
「な!なんじゃこれは!?うッ!はうッ!?はあああんッ!?」
ピンク色の霧に包まれた山桜姫は、身体中から沸き上がる快楽に悶える・・・・
「熱い!身体があぁ!はうんッ!あぐぅう!」バリバリと山桜姫は、服を破る様に脱ぎ捨てて、全裸になる・・・解放された彼女の乳房が、上下左右に乱舞し、股間から愛液が滴る・・・・彼女は、疼く乳房を揉みし抱き、股間を弄って転げ回る・・・・
部下達も、山桜の女達を気絶させて、三人が残り勝利した、「止めて、はうんッあふんッ!」と自慰に耽る山桜姫を残して、倉庫に入ると・・・ミレイユは、驚き顔を赤らめる・・・・・「これは・・男女の・・」
倉庫の中には、金箔で塗られてる、巨大な女陰をと男根を象った
像があった・・・・長が恥ずかしがる訳ね・・集落の宝の断片的な話で、「豊穣と子孫繁栄を・・」と言ってた事を思い出して、
「そう言う事か・・」
ミレイユは、呆れて呟く、やはり異国の文化は凄いと・・・・
―――あやめ達も、何人か仲間が気絶したが、何とか勝利した様だ、動ける者が仲間の介抱と山桜姫及び山桜の女達を拘束し、任務は終了した、山桜姫達はその後、裸衆に降伏し、後の桜組となるのだが、お家再興の為に盗賊団をやってたのだそうな・・・
「私達も、まだまだだな・・・」傷だらけの自分やあやめや仲間達を見てミレイユは、恥かしい「宝」を運びながら呟いた・・・


214 :
>>213
世界観も広がってきて面白いです。異人の目線、打撃、桜組のルーツ、新たな衣裳、乳房の主張などなど。
くノ一と不をモチーフにますますの発展をキボン♪

215 :
不モノに影響されて、ひとつパクらせてもらいました(^^;)
私は智音(ともね)。裸衆鶴組の下忍くノ一だ。今、隣に立っている仲間の花梨(かりん)と共に警固にあたっている。
私も彼女も21歳の同い年。初任務についてからもう3年がたった。ここまでいろんなことがあったし、それは花梨も同じ思いだろう。
くノ一の世界は鍛錬もきついけど、実戦はもっと厳しい。女人庇護の風潮ゆえか命まではとられないものの、闘いで不覚をとればあっという間に気絶させられる。
いや、私たち末端の下忍などはその気絶も一度や二度でないのだ。もともとが赤い腰巻一枚を纏う以外、ほとんど全裸に等しい格好の私たち。
張りのある乳房や腰巻の隙間からのぞく真紅の女陰を見せつけ敵を悩、身じろぐ隙を狙って己が体術を繰り出すのが我々裸衆の常套手段だけれど・・・。
それは防具ひとつなく、乳房や鳩尾、下腹、股間などの急所を露わに曝すことでもある。
さまざまな闘いの局面で、ある時は腹に拳を突き込まれ、ある時は長棒で陰部や下腹をしたたかに打ち据えられる。柔らかな肌の肉質をかきわけズブッと沈む拳。
女体で最も敏感な秘所というのに遠慮なくめり込んでくる長棒。
そのたび、搾り出すような呻き声や喘ぎ声を残し、また股間から小水や愛蜜を垂らしながら私は四肢を投げ出し気絶する。そんなことがもう何回あったろう。
多分、二十回はくだらない。花梨はもっと多い筈だ。これも、くノ一の宿命とは思う。全身引き裂かれるような超絶の苦しみ、痛み。意識が消し飛ぶのは当たり前だ。
けれども、何度気絶したところで命に別状があるわけではない。内臓が傷つけられるわけでもない。もちろん赤黒い痣が数日間残るけど。
気絶する刹那、ちょっぴりイク感じを覚えるのはかえって淡い思い出にさえなる。
それに、いつもやられっぱなしではない。時々はこっちが敵を気絶させることだってある。裸衆鶴組の智音!私にも誇りがあるわ。
例えば臍あたりに正拳を打ち込んでやった時、敵の女は苦悶の顔を向け涎を垂らして、ううぅ・・・と、呻く。そのさまを見て私の股間は愛液にそぼ濡れる。
とろりとした蜜がつうと内股伝うのを感じながら、私は至福の絶頂を迎えるのだ。
さて、今どんな状況にあるかというと、我々裸衆が山間深く築いた忍び館の周囲の林に八名が散り結界を張っている。東西南北それぞれ二名ずつ。
ここ北の守りは私と花梨がまかされた。あと館の庭に六名、館内に六名、林の見張りとあわせ計二十名が詰める。
といっても、こんな山の奥に常人が立ち入れるものではない。始終緊張し続けるなんて無駄な努力よね、と横を見れば花梨も同じように考えていたみたい。
どちらからともなく近寄って二人の裸身が触れ合うぎりぎりの間合いになる。互いに差し伸べる手は相手の背中にまわり、まず四つの乳房が徐々に押さえあう。
「あはぁ・・・あ」「はうぅぅ・・・うふぅ」ねっとりと絡み合う乳首がみるみる屹立するのを感じながら私たちは切ない喘ぎ声をあげる。(続きます?)

216 :
>>215
GJ!ドンドン使っちゃって下さい、続きをお待ちして居ります。
基本設定を把握し尚且つ細い所や乳房を狙わない理由をちゃんと把握してるのもグッドです、まあ変えちゃっても文句はありませんし、しっかりと書き手さんならではの主張もありましし、続編を楽しみにします!

217 :
なんとか1レスだけ〜(汗汗)↓
「あはううう・・・んん・・・ぅぅん」接吻への移行はやはり自然な流れだろう。互いの口元を重ね合わせれば、くぐもった喘ぎが隠微さを倍加させる。
深く舌をからませ、相手の唾液を吸う。貪る。味わう。その間に片方の手は友の豊かな乳房を優しくまさぐり、突出した乳首をコリコリなぞる。
ここまでの所作だけでとろける昇天への準備は万端・・・けれど私たちは急がない。なぜなら、二人はただ同い年というだけでない、忍び里にいたころからの幼馴染。
小さい頃から気心が通じ、いろんな苦楽を共にしてきたのだから。
初任務から今日まで一緒に活動することも多かったし、こうやって二人愛し合うときだって互いのツボは心得ている。慌てる必要などさらさらないのだ。
ただ苦楽といえば、ふと脳裏をよぎるのが一週間ほど前の任務のこと。激しい闘いの中で花梨は気絶し自分は何とか勝利した。
任務自体も成功には終わったのだけれど・・・。
「ね・・・花梨・・・」「なんじゃ・・・?」口付けを一旦休み、ゆったりした言葉を差し挟む。「あのとき、そなたを置いてきてしまい、御免・・・」
しんみりと切り出した私に、花梨は明るく返してくれる。
「まだそのようなこと・・・あれは私が未熟だったのじゃ。智音が悩むことなぞないわえ。そなたこそ私を助けてくれたであろ?頭下げるはこちらの方よ。」
ことの顛末は一週間前、子の刻にさかのぼる。我々に与えられた任務は、とある蔵に納められている密書の奪回。
鶴組十名で現地近くまで忍んでいくと、蔵のまわりに立ち番する五名の別式女が見えた。
彼らは半裸の我々と違い、みな薄衣を纏っているうえきちんとした白足袋に草履を履く。細身の身体に胸は・・・まあ、中ほどとしておこう。
背中で結わえてなお長い黒髪は女の自慢でもあるんだろうけど、頭部にきりりと締める鉢巻については一応武芸者を意識しているに違いない。
ひとりひとり手に持つのは長い木棒、これで相手を打ちのめし倒そうということか。威力はあるかもしれないけれどこんなオオモノ、小回りは利かないわ。
通常でも裸衆くノ一が半端な別式女などに勝っているという自信はある。揺れる乳房が気にはなっても、まだまだ俊敏さはこちらが上。
大仰に長棒など振り回したところで、先にこちらが間合いを詰めればよいだけなのだ、と。
まして今回、十名対五名の闘い。しかも相手に気づかれていない、不意打ちの権利は我らだけにある。圧勝の図が仲間の誰の目にも、ちらついていた。(続き難航)

218 :
またも1レスだけ〜
それでも油断していたわけではない。今回の任務には統率する小頭の中忍がおらず私たち下忍だけ。その場で仕掛けの段取りをもう一度確かめもしたのだ。
まず、先鋒の五人がそれぞれの標的を襲い、身体のどこでもいいから痛撃をくらわせる。
その一撃だけで失神すればよし、まだふらついているようなら後詰めの五人が完全な気絶に落とす。簡単だけど、これが一番と思えた。
そろり女豹の姿勢で地を這うように接近し、間際の茂みから蔵の方を窺うとより詳しい様子が見えてくる。
戸口には頑丈なかんぬきがおりているようだから、別式女の誰かがその鍵を持っている可能性が高い。
その入り口前に二名。蔵の左右側壁に一名ずつ。裏に一名が立っている。合計五名ではあるけれど、多少大ぶりの蔵が幸いし四面が互いに角となっている。
これはますます好都合!私は傍らにいる花梨に微笑みかける。彼女も笑顔と口唇術で返してきた。(・・・容易い務めじゃ。あとでそなたとたっぷり・・・の?)
その返答も嬉しかったけど、私はつい彼女のたわわに実った乳房、低い体勢から突き出される白い尻に見とれていた。いけない、任務はまだこれからなのよね・・・。
先鋒役のひとりとなった花梨と後詰め役の私は裏手の敵を襲うべく茂みの中を移動する。二人一組で仕掛けるほかの仲間たちもみな配置についているだろう。
満月がちぎれ雲にかかり薄暗くなったときが決めておいた仕掛け時。ほどなくそれは到来する。シャッ!――茂みから飛び出し一気の跳躍で相手に迫る花梨。
女も一呼吸遅れて気づいたけれど、既に長棒の間合いぎりぎりまで肉薄され正面から棒を突きだす契機は失していた。ところが・・・。
相手は、はなから長棒を大きく振り回してきた。と、そこまではこちらも承知。
私たちも真正面から直線的に仕掛けていたわけでは毛頭なく、棒の的にならないよう左右幻惑の足運びで攻撃したのだ。問題は振り回すその速さだった。
あんな長い棒の根元を持っているのだから、大振りなどしようものなら相当に鈍い動きしか出来まいと踏んだ私たち。その思惑は見事に外れる。
――ビュッ!!――驚異の速さで左横から襲来する棒の側面。相手へもう少しと迫りながら、目の端にそれを認めた花梨の表情はさすがに引き攣っていた。
逆に、もう受身をとれないほどの至近にそれはある。脇腹への直撃は避けられない。「あああッ・・・」悲痛な声をあげる花梨。(続きます?)

219 :
「じっくりゆっくり続きを頑張れ。」と楓様が、ハァハァしながら期待してますぜ?

220 :

―――とある夕暮れ時のとある里の川べりにて、楓と茜と茜の幼馴染みの栞(しおり)と三人で居た時の話。
―――三人で遊び疲れたのか栞は、楓に撫でられながら膝の上で眠って居た。
この所最近楓は、茜位の若い子達の「お姉ちゃん」として忍者としての師匠になったり、遊び相手をしていた。
中でも最近茜と栞と良くつるむのだが、楓本人は、可愛い子と過ごせてとても幸せ一杯なのだ。
今楓は、その幸せを満喫していたのだが、茜のふとした質問に顔を曇らせる。
茜は楓に聞く
「楓お姉ちゃん」茜は目を潤ませながら楓の腕を取り見上げる。
「なあに?」楓は、そんな茜を愛しく思いながら見つめる、茜はオズオズとしながら尋ねる。
「楓お姉ちゃん、楓お姉ちゃんは、不忍者ですけど何故不を心掛けているのですか?くの一は誰かしら誰かを傷付けて、誰かをしてますが、お姉ちゃんも過去に誰かをしてますか?」
茜の悪意が無く純粋で、悲しげな質問に楓は、顔を曇らせながら肯定した。
「ええ、昔誰かを…妹をしました。」
驚く茜に楓は俯きながら続ける
「丁度貴女の年の頃でした、今の貴女と外見が良く似て居ました。」
「私が、この異能の力に目覚めたばかりの頃です、力の制御がおぼつかないまま私は、彼女に…妹にこの制御つかなかった異能の力を発動させてしまったのです。」
「…。」
「妹は、当時私の居た里から逃げ出そうとしました、棟梁の命令で、す様命ぜられた私でしたが、姉である私は、妹を捕まえて密かに匿う積もりだったの…。」
「だけど、妹は里の非情なる掟により、自分をしに来たのだと思って抵抗しました、非情なる掟とは例え幼馴染みであろうと肉親であろうと、抜け忍をした場合、その幼馴染みや肉親がさなければならないの。」
私の里の流派「夜叉衆」は、異能の集団で、「私は、『疾風の速さ』とこの『イカせる波動』の力で相手を気絶させるんだけど…。」
「妹の力は、相手の生命力を精力を根こそぎ奪う力だったの。」
私の説得にも耳を貸さない妹は、私に抱き付き泣きながらその力を使い私をす寸前まで私を追い詰めた時、当時は制御不能の波動か発動してしまい、手加減が無い発動が彼女の体内を駆け巡り…。
彼女は、身体中の体液を口や陰部から噴きながら発狂し、子宮や心臓や神経を破裂させて血を噴いてんだわ…。
私は、妹の亡骸を抱いて一晩中泣きました。
――楓は、栞の顔に涙をポタポタ流しながら話を続ける、栞は「う〜ん。」と寝返り打つが起きない、茜はただただオロオロ手揉みしながら楓の話を聞いて居る。
続く

221 :

「妹はね、自分の力を呪って居た、何故自分にこんな呪わしい力があったのか?と普通の女の子に生まれたかったと、だからわざと忌まわしき里を抜け出して…私に自分をさせたかったんだと…大好きな姉によって呪われた人生に終止符をうちたかったと…。」
「後でそれは、妹の親友から聞きました、今私がこうしてフリーで居た理由…それはね、その後里は異能を恐れた権力者つまり今の幕府により皆しに合い、私は既に妹の件で任務にかこつけ里を抜け出して無事でした…。」
「ううう…。」聞くんじゃなかったと泣く茜を撫でながら、「大事な貴女だから話すのだから聞いて?」と楓は言うと、茜はうなずく、楓はそんな茜を抱き寄せながら話を続ける。
「妹はね、最期の瞬間幸せな顔してんだわ…何故そんなに幸せそうだったのかは、先程の話でわかったけど彼女は、私の腕の中で安らかに微笑んでた、さっきまでの発狂が嘘の様にね…。」
「私は誓ったの、もう誰もさずに戦って、傷付けない様に仕留めると…夜叉衆の最期の生き残りとしてもね、かつての鬼の様な仲間や家族達の様にはならないとね…。」
「今でも異能の力と戦ってるのよ?私は、相手を気絶程度にする様に必に修業してね、やっと制御出来る様にしたの。」
「…。」
「まあ、妹の攻撃が無ければ一生発動しなかったかもね、この波動の力は、だけど、妹の命を奪ったこの力…。」
「今では、不の誓いと共にそれを成し得る力となってるわ、これはねあの子が、妹が命と引き換えにくれた力だと思ってるの。」
「なるほど…。」
「うん、だからね貴女を見てると、妹を思い出しちゃうから他人とは思えなくて。」
「私も、始めてお姉ちゃんに会った時は、されるのではないかと思う位怖かったの…。」
「ごめんね…。」
「うぅん、楓お姉ちゃんは、私を気絶させる時「妹に…。」と泣いてたでしょ?彼女を思い出したのね?」
「うん。」
「それにね、お姉ちゃん、私を見て凄く寂しそうで悲しそうな目をしてた…だから、楓お姉ちゃんは私のお姉ちゃんになってくれたら良いなって思ったの!」
「うん…」
「だからね、泣かないで…お姉ちゃん…私今貴女の妹になれてすっごく幸せなの…。」
「あ、茜ちゃん…ううう…」
「お姉ちゃん、よしよし。」
「……あああ〜。」

―――二人は、しばらく暗くなるまで抱き合い泣き続けた、栞はそんな二人にびっくりして起き出したが、二人の様子を見て二人を撫で撫でするのであった。
――帰り道お腹が空いた三人は手を繋ぎ、夜道を歩く、楓は瞬く星空を見て呟く。
「…これでよかったのよね?椿…?」
呟いた私に茜と栞は尋ねる。
「ん?どうしたの?お姉ちゃん?」
二人の可愛い顔に妹を重ねて楓は微笑みながら
「うぅん、何でもないよ、それよりミレイユさんが心配するから急ご?」
三人は、手を繋いだまま駆け足で帰って行った、楓が見上げた星空に流れ星が一つ流れた。
不忍者楓外伝・回想の章 完

222 :

布団に二人が居る、茜は隣りに寝て居る楓に聞く
「お姉ちゃんは、自分の力が怖いですか、やはり妹さんをして後悔とかにたくなったりとか?私なら耐えられません…、もし幼馴染みの栞ちゃんをせなんで言われたら…。」
涙ぐむ茜を優しく撫でながら、楓は話す。
「確かにこの力は、今でも怖いわ…気を抜くと波動を過剰に相手に送る危険があるし、過剰に送ると快楽で気絶にならず、過剰な収縮や愛液分泌や尿の急激な吹き出しにより子宮や膀胱を壊したり、快楽を過剰に伝える為に神経がやられ脳が壊れて廃人になったりします。」
「最悪は、過度なる心臓への負担により、破裂したり心臓麻痺に繋がってにます。」
「だから怖いの、だけど私さえきちんと制御出来るならば、前にも言いましたが不が可能となる素晴らしい力なのよ。」
「まあ、前にここの仲間にも、波動を頼まれたけど二度目以降も、子宮や心臓や神経に負担かけるから、二度目は無いの、でもその代わり私のイカせるテクがね?茜も味わったでしょ?」
「う、うん。」
「それにね、貴女達裸衆も、不が信念だしミレイユがし合いなんかを許す訳ないし、と言うかもう貴女達は、任務なんかしなくていいんだからね?」
楓は微笑みながら茜を撫でると茜は安心して微笑みそして可愛い寝顔を見せて寝息を立てた。そんな茜を抱き寄せながら楓はうっとりと眠りについた。


223 :
>>222
描写忘れ追記
楓は眠って居る茜に呟く
「椿を、妹をした時は一緒にのうとしたわ…、後悔も一杯したわ、でもね妹の笑顔が忘れられなかったのよ…彼女のに顔見てたら、私にはまだすべき事があるんじゃないか?とね。」
「この力を揮う時、妹が一緒に居る気がするの、私に手を添えてくれる気がするの…、貴女に出会ったのもね、きっと椿が、妹が合わせてくれたと思ってるの、だから私は貴女と居れて幸せよ…フフフ。」
楓は茜を抱き寄せて、眠りについた、楓は夢を見た…妹の椿と茜と栞達と仲良く遊んで居る夢を…眠って居る楓の頬に涙が一筋流れて居た。
今度こそ完

224 :
そろそろ別のくの一物が見たかったりして。

225 :
またまた1レスだけ〜(ハアハア、ゼエゼエ)
暫時彼女の脳裏を描こう、こんなときクナイのひとつもあれば・・・なんとか盾がわりになるのに。といっても後の祭り。
相手が刀剣持たない女とわかった時点で皆クナイを置いてきてしまったのだから。
肉弾勝負だなんて粋がらなければよかった。私はまた気絶するの?気絶しなきゃいけないの・・・!?
もう青ざめるしかないくノ一の頭上で――ヒュン!!―― 一陣の風が吹き抜け、次の瞬間。「むうッ!?・・・うぅぅ・・・」口を封じられたような呻き声。
横合いに迫っていた棒も同時に力を失い、カラン、と地に落ちていた。絶望のあまり半ば目を閉じていた花梨がおそるおそる前を見ると、そこにはなんと・・・
別式女の首に逆肩車の格好で両太股をからませている智音の姿!相手は女忍者の脚による締め付けで息が詰まり、かつ視界を塞がれていたのだ。
「今よ!花梨!」友の短いかけ声だけで十分だった。花梨は再び突進し、渾身の右拳を相手の臍めがけて突き出す――ドスッ!!「ううッ!!」「はぁぅぅ・・・」
最初の呻き声は確実な手ごたえを表わしているのだろうけど、重なる喘ぎ声は智音のもの・・・?いや、ここは全体が見えていた私、智音の視点に戻すのが早い。
すなわち後詰めとして花梨のすぐ後を駆けていた私は、彼女の危機に無我夢中で斜め上へ飛んでいた。本当に、考えるより先に身体が反応していた。
彼女の頭上を越え、瞬時に相手の首にからみついたのだ、棒の使い手を攪乱させるために。
まあ、私たち裸衆の太股は悩目的だから、あまり筋肉質でもなくどちらかといえば柔らかい餅肌だけど、それでもギュウッと挟み込めば気管が圧迫され息は苦しくなる。
おまけに私の剥き出しの陰部が相手の鼻先に密着したことで、秘肉に鼻を突っ込んだ形の女が呼吸困難に陥るのはもちろん、甘酸っぱい愛液をあんぐり空けた口もといっぱいにお見舞いしたことにもなる。
これら二重三重の攻めは思いのほか効果があった。別式女は棒を落とし、両手で私の太股を押し開こうとしたけれど既に力の過半が失われていたのだろう。
私の脚を振りほどくどころか、ただ胸から腹部まで隙だらけの上体をさらしただけ。そこに花梨の一撃が決まる。
やったッ、ひとり倒した、と思ったその時、女の口から勢いよく涎が噴出し、私の陰唇を直撃した。生暖かい唾液が陰核や膣のすみずみを潤し刺激する。
私は思わず悩ましげな喘ぎ声を発し、天を仰いだ。揺れる乳に手を添えながらまさに恍惚の夢にすら入りかけていたのだった。(続きます?)

226 :
何と言うか、この競演はたまらんのうw

227 :
>>225
最後まで続けなさい。

228 :
test

229 :
またまたまた1レスだけ〜(巻き込まれ規制解除記念カキコ)
時が許せば、いつまでだってまどろみの中にいた筈だわ。めくるめく快感にうち震えながら、いろんな思いにひたったろう。どうしてここまで昇りつめられるのか。
おなごは皆そうなのか。陰のつぼみと膣口どちらがより感じているのか。舌を入れられているわけでもないのになぜ涎だけでイケるのか。
そもそも唾液がこんなに丁度良い温もりだなんて。ねっとり具合も最高だし。これは飲食のため?いいえ、きっとこういう時のためにあるのよ!
この女は、その辺りわかってるのかしら。自分が他の女からそうされることはないの?もしその経験がないなら、いつの日か私が・・・
通常なら考えられない思念の暴走。これが性の混沌というものかしらね・・・でも、もう少しでイキそう、んん・・・イクゥ・・・あ・・・
快感ないまぜの妄想はしかし、自分の下にいる別式女の姿勢が崩れてきたことで終焉を余儀なくされる。
――ズポ・・・と拳を抜く鈍い音が聞こえ、あたかも支えを失った壁のように倒れていく女。間違いなくこの相手は気を失った。もう脚をからめる必要もないだろう。
ひらりと飛び降りざま私は花梨と目を合わせる。まだ任務の途上につき言葉には出なかったけど、友の口唇術は歓喜に満ちていた(智音、助かったわ、ありがとう!)
私も同じように返そうとしたとき――うふうンンッ・・・こちらは、まだ股間の疼きが収まらない・・・
両手で陰部をおさえる己が姿を恥ずかしく思ったけれど、花梨は気にもせず軽く手を振りながら駆け出していく。他の仲間たちの攻撃に合流するためだ。
私は脚をすぼめながら彼女の背中を見送った。そして火照る身体を鎮めるのが先と考え、僅かばかり間を置くことにする。正直少し安心もしていたわ。
あと四人、この調子なら大丈夫だろう、と。で、視線を落とせば自然、足元に失神して横たわる別式女を見据えることになる。束の間、私は女の姿に見入っていた。
年の頃は私と同じくらいだろう。警備のときは凛々しい表情でも、こうして眠りについている顔は愛くるしい。涎を垂らしたまま半開きの口元もご愛嬌。
全身は・・・中肉中背かな、でも胸は大きそうね。そなた、裸衆になる資格があるわよ・・・
その長い髪を私みたいに後ろでしばって子馬の尾っぽみたいにしなさいな。それに野暮な着物など脱ぎ捨ててしまいなさい・・・
花梨の当て身によって周囲の衣が引っ張られたのだろう、帯のすぐ下あたり放射状に走る皺がある。私は帯を解きたい衝動にかられた。けれど寸でのところで我慢する。
まだ闘いは終わっていないのだ。今はほのかな情だけで充分だろう、と自分を納得させるに若干躊躇はあったけど。
そんなことだから数秒遅れで花梨を追いかけ始めたころには彼女は蔵の角を曲がり、既に姿が見えなくなっていた。(続きます?)

230 :
続けないと、くの一忍法、乳時雨を浴びせるわよ!

231 :
続きはー?

232 :
不以外でも良いからとにかく読みたい。

233 :
test

234 :
また1レスだけ〜(今回も長期巻き込まれ規制解除記念)
とにかく残り四人の標的に八人の仲間が仕掛けているのだ、花梨が加勢するまでもなく勝負はついているだろう。
軽やかな足取りで蔵の角を曲がろうとした時――「ふぐうッ!!」くぐもったこの呻き声は、まさか・・・!?
一抹の不安を胸に側面へ飛び出すとまず彼女の背中が見える。かがむように丸まっているの?いや、違う!
花梨の肩越し、少し離れた先に敵の女がすらりと立ち、両手で握る棒が伸びるその先には友の腹部・・・!?ええっ??そ、そんな、そんなああ・・・!
けれど錯乱している場合ではない。相手は花梨の下腹から長棒を引き抜くと、同じ方向から接近している私に照準を合わせ、正面からの突き込み動作に入っている。
私は覚悟を決め、横へ飛ぶのをやめた。さっきの高速横薙ぎりを目の当たりにした者として、下手な細工は通じないと思ったからだ。ここはイチかバチか。
正面から突っ込んでくる棒の先端をぎりぎりまで引き付け、寸前で身体をずらす。唸りをあげて通過する棒が僅かに横腹をかすったろうか。――「ぅっ」
小さな呻きはこぼれる。でもこんな痛みくらい、どうってことないわ!私は右腕と横腹の間に棒を挟みながら、一気に相手の懐まで飛び込んだ。
別式女は明らかに意表を突かれたのだろう、或いは自身の棒術を過信していたか。今や抜いても押しても役に立たない棒を手離すという判断が咄嗟に浮かばない。
そうなると私の狙いは簡単。がら空きの臍下に左拳を叩き込むだけよ!――ドボウッ!「うぐっ!・・・」宙を仰ぐ相手の目は一瞬にして虚ろに転じる。
一度持ち上げた頭をがっくりと垂れ、だらんと降りる両腕も無力の証・・・この段階で意識一切を奪った筈だ。
そのまま私の方へ傾いてくる女を抱き止めながら、拳をもう一押し――ズブブ・・・「う・うう〜・・・」
深い眠りに落ちていても呻きが洩れる・・・これが気絶というものよね。この拳はそなたに倒された友の分なのよ。だから恨みっこなし。
心して味わいなさい・・・と、丹田から子宮の方へゆっくり押し込むうち周囲の肉の温かみが伝わってくる。「・・・う・・・く・・・ぅ・・・」
無論臓腑など傷つけていない。ただ、少し捻るように力を入れたとき膣壁が刺激されたかな?薄衣の股間あたりがじっとりと濡れてきている。
続いて漂いくる芳香もおなじみのもの。あふれる蜜が容易に想像できる。
ここまでの所作を終えてから拳を抜き、女が倒れゆく間に素早く周囲を確認。ああ、なんてこと、仲間が三人も倒れている。花梨はうつ伏せの状態でぴくりともしない。
大きくはだけた腰巻の下からは白い桃尻がすっかり露わ。
やや開き気味となった両脚の付け根には桜色の秘裂がのぞき、そこからとろ〜り流れ出した愛液が小さな泉を作っていた。
「・・・うぅ・・・う・・・」ひとり、微かな呻き声をあげるのは桔梗(ききょう)。
彼女は仰向けの状態で横腹に手をあて悶え苦しんでいる様子・・・辛うじて意識はありそうだけど、すぐにも失神しそうだ。
一体どうしてこんなことに?この答えは結局、後日、関わった皆の言葉をつなぎあわせて解明されるのだけど、その時は思いつくあてもない。
それより闘いの趨勢がどうなっているのか。後ろ髪を引かれながら、そして増殖する懸念に胸締め付けられながら、私は表入り口の方へと駆け出していた。(続きます?)

235 :
だから、続く?
とか聞かなくて良いからドンドン書くのだ。

236 :
続きは?

237 :
下がり過ぎなので、保守上げ。

238 :
どうせなら主様とドジっこ忍者の紗耶香がヤっ
てるとこ読みたい。

239 :
続編に期待

240 :
水浴び中のくの一に悪戯を仕掛けたら捕まってしまい、妖艶に笑うくの一姉様におちんちんを悪戯される男の子達の夢を見た…。

241 :
また1レス〜
悪い予感があたり、角を曲がったところで見えてきたのは地に倒れ伏す三人の仲間たち。もっとも相手方とて、ひとり倒れているし残ったひとりには
味方三人が対峙している。うち二人は反対側の側壁にいた敵を攻めていた者たち。ということは、そっちの方はうまくいったのね・・・いやもうそう思うしかないわ。
何にしても私が加わって四人になった。ここで決めなきゃ私たち本当に・・・負け、という屈辱の言葉が脳裏を掠める。他の三人も必の形相だ。
迂闊に飛び込めば別式女の長棒の餌食となることを、先鋒三名の犠牲によって思い知らされた彼らは今まで遠巻きに牽制するのがやっとだったから。
でもいつまでも睨み合ってばかりはいられない。徐々にではあるけれど、攻め手側の気合いが高まってきているようにも感じる。じり・・・じりり・・・。
息詰まる緊迫の中、私たち四人は互いに目で意志を伝え合っていた。左隣にいる梢(こずえ)が密かな合図を出す。
(私が正面から飛び込むわ。もし腹を突かれて気絶することになっても、瞬間は棒をつかんで離さないようにする。だから、その間に三人であの女を倒して・・・!)
決の作戦だ。残りの三人も、それぞれに自分の役割を胸に刻んでいた。梢をむざむざ犠牲にしてなるものか・・・三方からの同時攻めで有無をいわさず決めるのだ、と。
そよ、と風が流れた時――シャッ!――梢が、そして私たち三人が一気に別式女めがけ到する。思ったとおり、相手は真正面の梢に向け棒を突き出した。
けれど私たちだって、裸衆くノ一。さっきの私みたいに、ぎりぎりかわせるかも知れないではないか。梢、避けて!と念じつつ、私の視点は相手の腹部に集中していた。
ドズッ「うぐッ!」短くあがる梢の呻き声。淡い願いは儚くも打ち砕かれた。けれど、ちらと彼女の方を見ると、そこには仄かな笑みが浮かんでいる。
その両腕でがっしりと棒の先端を握り締めていた梢。もう目も閉じられていて気絶の際にいることは明白なのに。最初からそのつもりだったのね・・・。
対する別式女の方は狼狽しながら棒を引き抜こうと四苦八苦している。そう、これは梢がくれたかけがえのない時間だわ。残った私たちがするべき事はひとつだけ!
至近から突き出される渾身の、そして怒涛の拳が標的の腹部に炸裂する――ドスッ「うっ!」ズムッ!「ぐ!」ボズッ「あうッ!!」
三連の当て身が決まり、なお私たちの攻撃は終わらない。三人が皆、一撃に次いでもう片方の拳を繰り出している。
――ドボゥ「ぐふ!」ズンンッ!「ううっ」ドフッ!「うぐぅ!・・・」
最初の当て技で大半の意識を刈り取っている、そんな相手にこの連続攻撃は酷く映るかもしれないけれど、よく見て欲しい。
二巡目は臍より下、子宮や卵巣の上あたりを狙い打っているの。
倒された仲間を思い因果応報とばかり打ち倒すのは当然として、この女をイカせることも私たちの心意気なのだ。
効果はすぐに現れ、はだけた薄衣の隙間からのぞく内股に、つうと流れる蜜の一筋。喘ぎ声などなくとも身体は正直、後半三発の拳が女を無上の恍惚へと導いたことだろう。
こうして気絶の最深部へ取り込まれた女を静かに横たえ、私たちはようやくに全貌を把握する。当初想定では楽勝と踏んでいたのが終わってみれば三人しか残っていない。
相手の棒術を甘く見ていたことについては素直に反省ね。でも、勝ちは勝ち。くノ一として恥ずべきものではないと思う。
私たちは倒れている別式女ふたりを検め、うちひとりの懐に蔵の鍵を探り当てる。胸まわりをまさぐる過程で「・・・うふぅ・・・」と喘ぐ女は可愛いし。
かんぬきを開錠し蔵に入れば難なく密書を発見、これで一応今回の任務を果たしたことにはなった。

242 :


243 :
乙〜

244 :
保守

245 :
保守

246 :
保守

247 :
ほす

248 :
また1レス〜
ただ、問題がひとつ残る。それは気を失った七人の仲間たちのことだ。それぞれに上体抱き起こし懸命に活をいれたけれど、目覚める様子がまったくない。
やはり数刻は眠りつづけるのだろう、それが気絶というものだから・・・。となれば、皆をここから運び出さなければならない。
でも私たち三人だと、七人を運ぶには少なくとも二回に分ける必要がある。だって、ひとりでふたりを両肩に担ぐなんて無理だもの。
だから二往復して仲間を連れ帰る、ということになるのだけれど、更に都合が悪いことに私たちの忍び館はここから二刻(四時間)もかかる所だった。
一旦三人を運び、またここへ戻ってくるだけで四刻が過ぎる。その間に、残された仲間たちが別式女より先に目覚めてくれればいいけど、その逆だったら・・・。
そう考えると、今はなんらかの妥協案しかないことに気づかされる。ほかの二人、沙矢(さや)と小菊(こぎく)も同じ思いだった。
すなわち、七人のうち四人は置いていくしかない。そのため相手の女たちが先に目を覚まさないよう、もう一発づつダメ押しの拳を突き入れておく。
これでこの場は片付く?いえ勿論、仲間が眠っている間に新手が駆けつけてきたら四人とも囚われてしまう懸念はある。
でもその時はその時、囚われたらまた救出に出向くだけよ。それにここは屋敷の棟から遠く離れているし、そうそう行き来があるとは思えない。
いくらか不安はあるけどここは割り切るのみ。早速に私たちは、倒れている別式女たちの方へ歩み寄った。
私は右側壁で自分が倒したひとりを、沙矢と小菊はそれ以外のふたりずつ面倒をみる。女の傍らで膝をつき、ふっと息をはく私。
このまま腹を突いてもいいけど、意識なく無防備無抵抗の相手へのあしらいとしては芸がない。この女も可憐な寝顔・・・先ずは軽い口付けから入ることにする。
これは勝者の特権ね。特に下忍はこんな恵まれた状況なんてそうそうないから、私たちの方も胸が高まるわ。
少し長めの接吻を終えると、眠る女の帯をほどき薄衣の前をはだかせる。その下、丈の短い襦袢を左右に開けばもう素肌を覆うものはない。
次に背中に手をまわして、それら全てを脱がし剥き出しの全裸状態にする。白足袋は・・・このままでいいか。要は胸まわりから陰部の方が狙いだし。
それにしても、なんて豊かな乳房なの。つんと上を向いていて乳輪も小さいし、そのくせ乳首はしっかり立っている。まあ、当て身を受けた者はだいたいこうなるわね。
そして臍の下には、私が突き入れた拳の生々しい痕跡が真新しい赤痣となって残っている。あの時の下腹責めがよっぽど効いたか、股間からはまだ蜜液がこぼれている様子。
おもむろに右手を近づけ中指一本で秘肉をなぞると、ねっとりとした白濁の愛液がまとわりついてきた。ぺろり、と舐めてみる。ふふ、甘酸っぱい・・・癖になる味。
これはもう、拳を当てる前に指技からいかせてもらうわ。左右の肉壁をかきわけ、濡れた中指をズププ・・・と挿しいれていく――「・・・ぅふううう・・・」
眠ったままの顔が歪み、半開きの口元から早くも悩ましげな喘ぎが洩れてくる。気絶するとき既に一度イっているから、この場の反応も早い。
同時に私は乳房の方も味わっていた。左、右、と交互に口に含み、舌でころがすように乳首をなめ回す。「はああううううう・・・っっ!!!」無意識に胸が反り返り、これで二度目の昇天か。
でもまだこんなの序の口・・・そなたには五度、六度と昇りつめてもらう。「あむ・・・む・・・」貪欲に房を責めるうち、僅かに乳汁も出てきたみたい。
「んん・・・ん・・・」(おい・・・しい・・・)――ズチュ・・・クチュル・・・ピチャ・・・陰部から伝わる、指と膣が奏でる調べを耳への滋養としながら、私はすっかり女の上へと覆いかぶさっていた。

249 :
GJ!!
ところで、提案ですが、先にある程度の部分(出来れば全体)を書いて、
それをコピペしてスレに乗せていくと言うことは出来ませんかね?
僭越ですみませんが・・・・

250 :
みんなは忍者って今でもいると思うか?
俺はいないと思ってた。
侍と一緒に絶滅したと思ってた。
今でもそう思いたい。
だがそれは違った。
これはそんな俺の体験談だ。
俺は28才。
いい年してまだ結婚相手が見つかってない。
いや、見つける気も無いというのが正しいか。
俺はそんなめんどくさい3次元の女より2次元の女のほうが好きだからである。
そんなある日、俺は幼馴染のあやめに久しぶりに会わないかと言われた。
幼馴染と言ってもゲームに出てくるような可愛いものではない。
そばかすは多いし、胸はぺったんこ。
おまけに眼鏡をかけてて色気もへったくれも無い奴だ。
だが、性格はけっこういい奴で友達と思うなら俺の生涯の親友と言ってもいいやつだった。
俺は女性不信だがこいつだけは信用できるのである。
「こんにちわ」
「うっす。久しぶりだな。酒でも飲まないか?」
「それはいいですね。是非、飲みましょう」
こうして、居酒屋に行く二人。
さっそく、俺は酒を注文した。
まずはビールからだ。
こうして俺はあやめのついでくれた酒に口をつけた。
それはくらくらするほどにいい味だった。
あれっ?なんかおかしいぞ?あれっ、あれれ…、なんだかねむ……、
俺の意識はそこで途切れてしまっていた。

251 :
そうして、俺が目覚めた場所は女の家だった。
過労かな?そう思っていると俺はとある違和感に気がついた。
手足が動かないのである。いや、なんかの間違いだろう。
そう思って手を動かそうとすると、手はベッドに縄で括り付けられていたのである。
まさか…、そんな。あいつに限ってそんな事をするはずがない…。
そう思っていると、俺の前にあやめと同じ髪の色をした女が立っていた。
だが、それはとてもあやめには見えなかった。
失礼な話だが、あやめは美人とはとてもかけ離れている。
だが目の前に立っていた女性は、そばかすが全くなかったし、目もパッチリして顔立ちがとても端正だった。
そして、胸の大きさがぜんぜん違っていたのである。
だが、服装はあやめの着ていた服と同じだった。
まさか…。
「おまえっ!!あやめをどこにやった!!何故俺を拉致した!!」
俺は大声を出した。こんなことをするやつがいい人な訳がない。
早く、ここから抜け出さないと!!
「無駄なことはやめたほうがいいですよ?この壁は防音壁です。
それに、信じてもらえないかも知れませんが私があやめです」
「嘘だっ!!俺をどうするつもりだ!?」
「それではあやめさんしか知らないことを話しましょう」
こうして、目の前の美女は俺の事を詳細に語りだした。
もしかして…、本当に?
「お前がもしあやめだというならこの質問に答えられるはずだ」
「はい。答えて見せましょう」
「あやめの昔好きだったポケモンは?」
「私の家にテレビはありません。だからいません」
「……」
正解…である。幼い頃はそれでけっこう浮いていた彼女を俺が守っていたこともあった。
どうやら本当にあやめらしい。それにしても、同一人物とは思えないほどに綺麗だった。
長年、つきあっていたがこんなあやめを見るのは初めてだった。
「なんで俺にこんなことをするんだ!!」
「それが私の使命だからです」
「使命?」
「はい。こんなことを言っても信じてもらえないでしょうが私の家は忍者の家系で、
代々、あなたの家を守るように言われていました」
「嘘ならもっとマシな嘘をつこう……な……?」
「それでは証拠をお見せします」
するとあやめはポケットから硬貨を取り出しそれを壁に向かって投げつけた。
見事に壁に突き刺さる硬貨。こんな現象は普通には起こらない。
「信じていただけたでしょうか?」
「……」
とりあえず、俺はうなずくしかなかった。
「なんでこんなことを……」
「それはあなたの家が危機に陥っているからです」
「危機?」
俺の家に思い当たる危機はない。
別段に平穏な毎日を過ごしているとは思うのだが…。
「はい。このままではあなたの家は滅亡します」
「いったいどうしてそんな物騒な……」
「それはあなたが子供を作らないからです」
「うっ」
たしかに言われてみればそのとおりだ。
オヤジもオフクロもうるさいことを言わないから生涯、非婚でいいとは思っていたのだが…。
「で、なんでこの家なんだ?ただのしがないサラリーマンだぜ?」
「それは分かりかねます。ただ、あなたの先祖は私の一族の護衛対象でした
たぶん、その時の名残でしょう。そして仕事を数々と変更していった
最後の誇りでもあるのです」
もう一度あやめの方をよく見てみる。あやめは見違えるほどの綺麗になっていた。
女というものは化粧をすればあれだけ綺麗になるのだろうか?
胸の量も段違いである。

252 :
「私の顔になにかついてますか?」
「いや、さっきまでついてたものがない…」
「あれは化粧ですから。」
「こっちが化粧じゃないのか?」
「いいえ?私は職業柄、日頃は忍んで生きなければなりません。
ですからこの顔はいささか不都合なのです。」
「……」
いままで気づかなかった。あやめって、こんなに綺麗だったんだ…。
「ではお話を続けましょう。あなたはいい女性に会う機会に恵まれませんでした。
それは仕方がありません。最近は質の低下が激しいですからね」
「でっ、縛ったのと何か関係があるのか?」
「えぇ。そこで一族は強攻策に出ることにしました。
もう2回目ですけどね」
「2回目ってもしかして……」
親父の顔はあまりいいとは言えなかった。
だがお袋の顔はけっこう見れたものだった。
親父はいつもお袋は俺に騙されてるんだと言っていたが…。
「はい。一族の女を生贄に捧げ、強制的に子供を持って帰ります。
あなたの母親は私の一族です」
「げっ」
まさか俺の出生にこんな秘密があったとは思ってなかった。
「あなたのお父上は最後まで気づかないでしょうね。
あなたのお母上は優秀な忍と聞いていますから」
女子にいじめられた経験のある俺は女の恐ろしさをよく知っているが、
ここまで恐ろしいとは思っていなかった。
「さぁ。始めましょうか。私は少々、荒っぽいですよ?」
そう言うと、あやめは着ているものを脱ぎだした。
ブラもショーツも全部。
こうしてあやめはすっぽんぽんになる。
大きさが全く変わらないことを見ると、
あのおっぱいもどうやら付け乳ではなかったらしい。
あやめの表情に羞恥の色はなかったが裸体を隠す。
俺の欲望を煽るためだろうか?
「驚きました?現代の忍者は忍び服を着ないんですよ?」
「いいから、さっさと服を着ろ!!目のやり場に困る……」
「好きなところをご覧になったらいかがですか?
おっぱいなんて大きくふくらんでいて揉み心地が良さそうですよ?」
「くっ」
「ほらほら、この下着、脱ぎたてなんですよ?」
そういいながらあやめは俺の顔に脱いだばかりの自分の下着を押し付けた。
生暖かい感触が俺の頬に伝わる。美女になったあやめにこんなことをされるとは思ってもいなかった。
「あら、手が使えないなんてとてもかわいそう。今、解いてあげますからね」
そうするとあやめは俺の手に掛かっている縄を解いてくれた。
その間、俺はあやめの裸を直視することになる。
ふわふわのおっぱい、引き締まった体、どれも最高のものである。

253 :
「足もその調子で解いてくれな……」
「ダメです。逃げる気ですよね」
そう言いながらあやめは自分の秘所を指で撫で回す。俺を誘っているのだ。
「早く、早く」
そういいながらさらに自分の胸の周りを指で刺激しだすあやめ。
そのたびにふるふると揺れる胸は俺の心を揺さぶるには十分すぎるものだった。
俺は何度も架空のキャラクターとHをする妄想をしたことはある。
だが性的な魅力がなかったあやめとHをする妄想はしたことがなかった。
そして今の美女になって誘惑してくるあやめに俺はどうすることもできなくなってしまった。
「本当に揉んでもいいんだよな?」
「はい。私の体はあなたのものですよ?早く、中に出して子供を孕ませてください」
その言葉を聞くや否や俺はあやめの胸を揉みだした。
はじめのうちは触れるように優しく揉んでみた。
「ふふっ。気持ちいいですけど足りません。生しですね」
そう言われるのは癪だったので俺は欲望のまま、強く胸を揉みしだいた。
彼女の術中に見事に嵌ってしまったのだった。
ぽとりと涎のように垂れ落ちるあやめの愛液。
「もう逃げ出す気はしませんよね?」
と言いながら足の縄も外す。そして気がついたときには俺はあやめの上に乗っていた。
「さぁ、続きをはじめましょうか」
「本当に孕ませていいんだな?」
「はい」
そう言うと俺はあやめの秘所にズブズブと自分の竿を差し込んだ。
あやめの膣の締め付けは激しく、本当に言葉通りにズブズブとしか入らなくなっていった。
そして意外なことをあやめは言い出した。
「つっ、」
あやめがそう言うとあやめの秘所から血がドクドクと流れ始めた。
意外や意外、あやめは処女だったのである。
「おっ、お前、処女だったのか……」
「はい。他の男の種が入らぬようにとそこには一切、手をつけませんでした。あなたの一族を絶やす訳にはいきませんからね」
「その……、もっと深くまで差し込んでいいかな?」
「はい。」
強い締め付けのあまりに差し込むだけでイッてしまいそうになる。
そして入れられる経験はないあやめもほんの少しだけ苦しそうだった。
「一つになりましたね」
「そうだな……それっ!!」
「あぁん」
俺はあやめが少しだけ気を緩めた隙に俺はあやめの乳首をつまんだのだ。
「やっ、やだっ、やめてくださいっ、あぁん!!」
その乳首を俺がコリコリすると耐えられなくって暴れだすあやめ。
しかしあやめの方もただ暴れるのではなく俺が感じるように考えて暴れていた。
そしてあやめが俺の不意をついて艶やかな表情を浮かべながら唇を奪った。
突然のことにびっくりした俺はあやめの中で射精をしてしまった。

254 :
「……」
「楽しかったですか?」
また初めの表情に戻るあやめ。
「悪くなかった。でもお前は子供が欲しいだけなんだよな」
「はい。子供だけが私の任務ですから」
「また、こういうことをしていいのか?」
「むしろ孕むまで続けて貰いたいですね」
「なぁ、孕んだらこの関係は終わるのか?」
俺は聞いた。俺は親友としてのあやめを失いたくないし美女としてのあやめともっと近づきたかった。
「はい。私は子供を生んだら迷惑をかけないように里に帰るつもりです」
「そのさ……、あやめ。お前が俺を守るための忍びなら俺の言うことを聞いてくれないか?」
「はい。分かりました。なんなりと……」
「俺と結婚してくれ!!俺にはお前が必要なんだ!!」
「……」
黙り込むあやめ。
「無理、なのか?」
「喜んでお受けいたします」
笑顔で返答するあやめ。この屈託のない笑顔はいつものあやめと大差ないものだった。
「私はあなたに仕えるためにたくさん努力をしました。あなたが優しい心の持ち主だということはよく知っています。
そんなあなたと寄り添いたかった、だから私はこの役目を買って出たのです」
「……」
「強攻策はあくまで強攻策。あなたに他の女の人が出来てしまえば私にはもう果たす役目はありません。
だから今日まで今の姿をずっと隠していました。けれども、もうそんなことはしません。
あなたは私のことが好きだったのですから」
そういいながら俺に大きな胸を摺り寄せてくるあやめ。とてもふにふにで柔らかかった。
「ま、まぁ、とりあえず落ち着いてデートの続きでもしない?」
「それはいい思い付きですね。行きましょう」
あやめは俺の前でゆっくりと下着を着け始めた。その姿はとても色っぽかったとだけ言っておこう。
これが俺の体験談である。俺は見事にくノ一のあやめに惑わされて結婚までしてしまった。
そして今も……、騙され続けているのである。

255 :
これでこの話は終わりです。好評だったら続きを書くかもしれません。
ありがとうございました。

256 :
GJト

257 :
天誅のあやめしか思い打線w

258 :
うぜえ話っつーか
幼なじみが敬語はありえないし(笑)
最近は質の低下が…とか女が言うわけないし(笑)
文章こなれてる割にキャラクターがゴミ
ライトノベルしか読んでなさそう
てか主人公男の年齢とかの設定がイコール作者っぽくてきめぇ(笑)
友達いますか?女友達いますか?
大丈夫?仕事してますかー?(笑)
中学時代露骨にキモがられてたような相当な不細工が書いてそう(笑)

259 :
どちかっていうとこんなスレでわざわざそんなこと書いてる258が
中学時代露骨にキモがられてたような相当な不細工ぽいけど(笑)

260 :
ただでさえ過疎なのに止めさすなぼけ!。
GJなので、気にせずに次回の投下よろしくです。

261 :
>>255
GJ!

262 :
覗いて損した、作者の方々乙というべきかも知れんが、嫌な気分になったわ
>>258って、自分がウザさ極まる人格破綻者で、
ゴミ同然のキモい人間だという自覚なさそう
しかも何の取りえもなさそう

263 :
妄想だが、必要以上に褒められたい作者の自作自演かと思うほど阿呆な叩きだな>>258
それはないと思うし単なるどこにでもいる普遍的な阿呆なんだろうけど

264 :
>>263
「NARUTO」のスレでもこいつ暴れていたぞ、相手にするな

265 :
なるほど

266 :
保守

267 :
くの一忍法筒枯らし!

268 :
真田太平記

269 :
>>268
戦国無双スレもくのいちのSS沢山あるね

270 :
読んできた

271 :
くの一なら立ちションも上手そう?

272 :
>>271
女故にしゃがまないと出来ないが、それだとしている時に襲われたら抵抗不可なので、任務中は、すぐ動ける様に尿道に細い竹筒を差して立ちションしてたとか。

273 :
>>272
股間をずらして、まんこだけ出して
まんこを両手で広げて、勢い良く立ちションとか
真っ直ぐ一本線で出すから、まんこに一滴もかからない
これがくの一らしいかも?

274 :
別にしゃがまなくてもできる。
昔の日本の女性には立ちションする風習もあった。
立ったまま体を前に屈めて放尿すると後ろに真っ直ぐ飛ぶので
尻が汚れなかったそうだよ。
逆に屈んですると小陰唇を伝って尻の方まで尿がたれる。

275 :
昔の女性は豪快だなあ…

276 :
>>275
今から20年くらい前(平成の始め頃)までは、日本の田舎でも
田んぼの畦道(あぜみち)で、お婆さんが立ちションする光景は見られたよ
今から80年くらい前(昭和の始め頃)までは、若い女性の立ちションも当たり前だった

277 :
そうか、後ろから襲ったらくの一の黄金水を食らうのか。

278 :

――『忍務中に敵に背を向けておしっこ何て迂闊ね…』
眼前には、後ろを向き、ふくよかで白くて丸みを帯びた尻を突出して居る敵のくの一が居る、私はそのくの一を仕留めるべく忍び足で近寄って居る。
内心笑いながら近寄るのだが、相手まだうら若い女の様で、忍者故に筋肉質で、鍛えて居ても、隠せない花盛りの女特有の張りのあるほんのり赤みを帯びた尻肉、その中心を走る尻肉の割れ目、
そこから覗く汚れ無き可愛いピンク色の不浄の穴…腰を浮かせて指で開いてる為に開いた淫らな淫唇とてらてら光る淫部の内部が私を誘う様にゆらゆらと揺れて居る。
恥じらいなのか解らないが、彼女が尻を揺らすので尻肉が微動し、スラッとした脚の美しさも相俟って同じ女なのに思わず見とれてしまう。
「綺麗…」
そう呟くのを堪えながら魅入る私…
同性愛の気は無い筈だが、す筈の相手の淫らな尻や不浄の穴や性器に興奮し、魅了されて己の乳首や陰核が勃起し、花芯がジュンとなるのが解る。
だが、相手が『んッ…!』と力む様な声をした瞬間、開かれた淫らな花芯から黄金水が勢い良く噴出して、私の顔や身体に吹きかかったのだ!
「うぷッ!」
思わず呻き声を上げながらびっくりしてひっくり返る無様な私…
されど相手の淫花より放たれる大量の黄金水は容赦無く私に降り懸かり私の身体を濡らす…
顔に吹きかかった時に入った黄金水の苦い味が口の中に拡がるが、何故か私の身体は歓喜に沸き立ち興奮し、敵を前にしてるのに自慰に耽りたくなる。
それを必に抑えようとするが、彼女が放つ黄金水の匂いや鮮烈に残るこれ迄のシチュエーションを思うと手が止まらずにあそこや乳房を弄ってしまう。
私は、「される…」とを覚悟しながら抗えられない快楽の虜になり、自慰を加速させて果ててしまった。
――「んッ…何この気持ち良さ…?」
「女の身体…?」
「暖かいわ…」
イッた後意識を手放した様で、まだ感覚が曖昧だが、何だか誰かに愛撫されて、とても気持ち良くて安らかな気分になっている。
身体と身体が重なり、相手の身体の柔らかさと暖かさを私の身体は感じ、相手の手が私の乳房や秘所をまさぐり、相手の唇が私の唇に触れて相手の舌が私の唇を割り裂いて私の口の中に侵入し、私の舌を絡め取って居る。
私は、意識を鮮明にし、自覚した…
ああ、この相手の女は、さっき私がそうとして、見とれて居る間に黄金水をかけたくの一か、でも何でさないの?
襲い来る彼女の愛撫による快楽により、意識がスパークするが、何とか気絶を装う、だが彼女の愛撫が己の性器を乳首を本格的に及ぶと堪らず嬌声を上げてしまう。
気付かれた!?
さないのね…
と思いつつ目を開けると、美しい女の人が私を見つめて微笑んでいる。
その優しい微笑みを見て居る内に恐怖心が消えて、安らかな気分になり、この人にならされても良いと言う境地になる
「あの…いえ、続けてください。」
「ええ、勿論よ…あたしに任せなさい。」
「はい…」
彼女の雰囲気を見て居ると「さないで…」等と野暮なことは言えないのだ。
この後されるにしろ、ぬ前に女の部分をを感じて快楽に委ねてぬのは悪くない…
いっぱい愛してね…
私は、彼女に身体を委ねて目を瞑り更なる快楽を待つ。
そんな私を愛おしんで撫でながら、「ふふ…」と笑い、再び私を愛し始めたのだった。


なんか書いて見た

279 :
>>278
なんか書いて見たにしては、なかなかの良作だぞ
このあと、本当にされるのかな・・・?
でも>>273のように
股布ずらして女性器だけ出して(尻は出さない)
割れ目を両手で広げて、真ん前に弧を描く立ちションで
勢い良く出して、小陰唇に1滴もおしっこがかからないから
全く汚れず、紙で拭く必要が無い
という、かっこいい「くの一」も捨て難い

280 :
性に関しては、今よりおおらかだったもんな。

281 :
くの一忍法淫花芳香!

282 :
下がり過ぎの為、浮上の術!

283 :
敵同士で殿には女で姫には男が主従関係築いて
たら話はどうなるんだろ?

284 :
主従=肉体関係?
殿視点だと姫と男忍者の絡みに悶々と
男忍者視点だと殿とクノイチの絡みに悶々としそう
そしてどっちかが寝取られそう

285 :

「詩乃、わしと今宵共に床に就かんか?」
「いけません、余市丸様…わたくしは余市丸様御付きのくの一で御座います、わたくしの様な下賤の者と交わるなど…」
「今宵のそなたは美しい、わしは堪らないのだ、これ、ちこう寄るが良い。」
「なりませぬ…わたくしと余市丸様とは身分が違い過ぎます。」
「それに…わたくしめの胎内には毒が御座いまして、わたくしめの蜜と殿方の子種が混じり合うと毒として殿方のマラから吸収されてふぐりを冒され、不能にした後、に至りまする。」
「それ故、余市丸様とは交わる事叶いませぬ故…」
「そんな馬鹿な…」
「申し訳ありませぬ…余市丸様…」
「そなたとわしの子を…」
「何度申されましてもご無理なお話でありまする…わたくしめは、貴方様のお子を産めないばかりか、貴方様をしてしまうのです。」
「…」
「うう、そなたが愛しい…」
「未練で御座いますわ…余市丸様…」
「んでもよい…そなたと…」
「余市丸様ッ!」
「わたくしめは、卑しきくの一、余市丸様に相応しくない女…いえ、女では無いのです。」
「ご無体を申してはなりませぬ、では、失礼致します。」
「ああッ、詩乃ぉッ!」
―――いささか強引とも言える勢いで、何かを断ち切るかの様に部屋を去る詩乃、呆然と立ちすくむ余市丸、だが、彼女の言う通り所詮は、主君と卑しき部下と言う現実を詩乃から突き付けられるが、未だに未練でならない様子だった。
一方、詩乃はと言うと、本当は余市丸をお慕い申して居たのだが、己の立場を遵守するが故にいささか強引に諭す様に告げた後に部屋を後にするのだが、彼への未練で涙が止まらずに密かにしゃがみながら泣きじゃくるのであった…
こうですか?解りません!

286 :
ナツメグ(解毒)でもなめるか?

287 :
中田氏しなければよいのでは?

288 :
次期当主になるお方と卑しい出出身のくの一では身分が違い過ぎるし、護衛何だし、解毒剤があったとしても万が一を考えたら無理だれう…

289 :
面白いな

290 :
忍びって武士のなかでは一番身分が低いとか
聞いた。だから正室が嫌な奴ならいびられそ

291 :
かわいそう

292 :
浮上

293 :
保守

294 :
前の彼女が立ちションできるひとで、一回見せてもらった。
膝をかがめて、前傾時勢で後ろに放出する。
その時は水洗トイレでした。
それは見事なコントロールだった。
終わったあと紙で拭いてやったら「子供じゃありません」とか言われて拒否られた。
羞恥の基準がわからないやつだったな。
なんか不思議なヤツだったが、あるいは忍者だったのかもしれん。

295 :
ここって保管庫あったっけ?

296 :
祖父危篤の連絡を受けて過疎の忍者村に帰ってきた元忍者で次期棟梁の大学生。
でもそれは嫁を取らせ、家業を継がせるための祖父の策略だった…
逃げようとするもすでに遅く、身内の忍者たちに取り囲まれて捕縛される。
解放の条件はただ一つ、三人の嫁候補のくノ一から三日間貞操を守り抜くこと。

297 :
ニンニン!

298 :
最近二次元とかでも見かけるっけ?

299 :
最近かあ、放送は終わったが、戦国バサラの上杉方にセクシーなくの一が居たなあ。
今やってる奴には居ない気がする。

300 :
忍者もの、最近少ないよなぁ

301 :
流行としては一昔前って気はするな。
ミニスカ着物に網タイツって定番過ぎて手垢のついた絵面よりか、
現代風に真っ黒くて特殊部隊みたいなボディアーマーにヘッドギアっぽい鉢金とか、
そういうスタイルのやつはないかなあ。
武器は手裏剣の他、ナイフと刀もどきのアタックナイフとカービンとか。

302 :
>>301
いいんでない?
闇を生きる暗者と姿を変えて、現代を生きる忍びの末裔とかでも?
要は忍者らしい感じなら、姿格好時代は拘らなくていいんでないか?
後は、エロいなら最高だ。

303 :

「ふぅ…」
とある高級マンションの一室にて、一人の女がシャワーを浴びて居た、垂れ始めた揺れる豊満な乳房、茶色い乳首がシャワーによる刺激なのか、少し勃っている。
年齢を重ねて衰えが目立つ白い裸体、少し弛んだ下半身から垣間見える黒ずんで居て、使い込まれた秘所とそれを覆う黒い繁み、数多の男を咥えて来た淫らな秘所から汚れた花弁がはみ出して居る。
彼女は独身で、子供は居ないし、もう数年経てば出産とは無縁となるであろう熟れ切った女性器を持つ熟れた身体だが彼女は幸せらしい、何故なら結婚詐欺をした相手を始末して多額の保険金を騙し取った後だからだ。
過去にも沢山の人達を地獄送りにして来た彼女、手を汚さずにし屋を雇っての事ではあるが、本当に今まで沢山の男女を始末して来た。
だが、彼女にはまったく罪の意識は無く、むしろ冷酷に笑うのみだ。
だが、彼女の人生はもうすぐ終わる、何故なら彼女の背後にレオタード姿の女がたって、彼女の後頭部にクナイを突き立てたからだ。ズグッ!
「はひッ?!」
それが彼女の最期の台詞であった。
首から貫通した特殊なクナイは、脊椎を寸断し、脳と身体との繋がりを絶つ。
繋がりを絶たれた身体は、断末魔の痙攣と暴走をしてブルブル震える。
彼女の乳房は、身体の動きに合わせて最期の乱舞をし、彼女の汚れた秘所からは、潮と小水が噴出す。
脊椎を寸断された場合、括約筋が弛むと同時に激痛と快楽が身体に走る為に性的反応や断末魔が同時に来る為らしいが、乳首もまた醜く勃起している。
彼女の目は飛び出るくらいに見開かれ、光を失う。
脊椎を絶たれたら、心臓が直ぐに止まり血が行かなくなるからだ、唇が開き舌が突出て涎が唇の端から流れ出す。
背後の暗者がクナイを引き抜くと、しばし手足や身体を震わせて乳房を乱舞させて居たが、失禁が治まると同時に壁にもたれて
乳房を壁に押し付けて引き摺りながらズルズルとへたりこんで絶命した、それを見届けたレオタード姿の女暗者は、まだビクビク震わせて居る女の裸体姿の体を残して静かにシャワー室を後にして闇に消えた。
こう言う感じかな?

304 :
悪女スレが良いかも、ここは不が良いみたいだし。

305 :
というか忍者がエロ対象じゃない時点で何か違う気がする

306 :
俺はありだ

307 :
娼婦に化けて行為の後にクナイでぶすりってのもよし。

308 :
現代に生きるくのーに同級生がセックスやフェラの仕方を教えてと頼み込む話が見たいな

309 :
保守

310 :
>>288
亀レスだけど、エロくノ一とショタ若様とかは見てみたいな
普段、性技を駆使して任務をこなしているくノ一と
主君の若君が互いに惚れこんではいるものの
立場・身分の差もあって、口にできずもどかしい雰囲気で
くノ一も気持ちを押しして、若様には憎き敵の肉棒をも穢れた身などよりも
処女の正室をとって幸せをつかんで欲しいと願いながらも
ついに我慢できなくなった若様に押されてギシアンって流れに、みないなノリで
>>307
苦無って、ホントは武器じゃなく忍者以外にも使う人が多くいた単なる工具らしかったんだが
くノ一の武器といったら苦無ってくらい、切っても離せない道具になってるな

311 :
今更、訂正
憎き敵の肉棒をも受け入れた

312 :
>310
要するにくさびとか、あの類の道具だよな、くない。
女がそんなもん持って歩くと「忍者ですッ!」って名乗るようなもんだから、
素直に護身の短刀でも使うか、隠し武器っぽく尖ったかんざしやらし針やら使うべきだと思う今日この頃。

313 :
棒手裏剣と混同される事も結構ある気がする

314 :
棒しゅりしゅり

315 :
痛そう

316 :
プスプスチクチク
ハアーン!

317 :
媚薬入りの吹き矢を受けてオナニーしてしまうくの一

318 :
いいエロ忍法ないかな、体術でも実際ありそうな技でもマンガ的非科学でもいいから

319 :
age

320 :
>>318
ありきたりだが、女忍くの一全裸ハーレム分身の術ってのはどうだ?

321 :
忍法太平洋の術だな。
限界以上に弛緩させたおめこで敵の全身を包み込んで一気に収縮、これで傷ですよ。

322 :
>>318
山田風太郎の忍法帳シリーズは読破した?

323 :
久しぶりに賑わってる

324 :
>>322
本も映画も、一通りは
個人的に特に好きなのは映画版「忍者月影抄」の中足地獄
映画では完全なエロ忍法になってて気に入った。甲斐性なく負けたが

325 :
>>321
ちょっとそれのSS書いて見るよ。

326 :
わっふるわっふる

327 :
ずっと待ってるw

328 :
規制食らったか?
「花巾着」とかの名前で、骨盤と括約筋を動かして膣内部にガバーッと被せて窒息させる技があったな。友達の家で昔読んだかなり古い劇画で

329 :
想像するとグロ過ぎるw
くの一忍法と言えば「筒枯らし」だろう、ああ…吸われ尽くされたい。

330 :
忍者ものはグロい

331 :
くの一忍法乳しぐれ!

332 :
他スレで見つけたくノ一話
すっごく少女マンガ臭い忍術忍法一切無しの忍者足抜けモノ
【痴女】淫乱な女の子でエロパロ・3【絶倫】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1236449416/l50
した男を屍姦する女忍者の話
屍姦スレ 2屍体目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1247578605/l50

333 :
もひとつ見つけたくノ一話
 タイトルに「くのいち」とありますが、忍者色は薄いです。
 江戸時代スレ 
大いなるマンネリ時代劇の 疾風のお娟さん もの二次だった
他にあったら教えてくれ
ていうか、投下待ってるよ……

334 :
何かネタは無いかのう。

335 :
無いか、何か無いかなあ。

336 :
ネタというか
定番のものが一番な気がする

337 :
投下開始

338 :

「ああ、お願いやめて…で、出ちゃうよ、うう…」
人気の無い森の中で下半身裸にされた少年が、豊満な乳房と秘所を露出させてる女に屹立した肉茎を咥えられてよがっている。
少年は、少年の御付きの者が目を放した隙に敵のくの一と思しき女にさらわれそして今、まだ小さなふぐり袋を揉まれまだ少し皮かむりの可愛い肉茎をしゃぶられてイキそうになり、大切な子種をそのさらった女の口内に放とうとしていた。
女は当初、少年をそのまま依頼主に引き渡す予定だったのだが、任務が上手く行った事、最近色事や自慰から遠ざかってた事や度重なる任務のストレスそして、
さらった少年の少女と見紛うばかりの余りの美しさそして可愛らしさについ犯したくなったのか、誰も居ない事を確認するな否や耐え切れず犯す事にしたのだ。
そして、先ずは口淫からと少年の肉茎を咥えて出させる瞬間、少年の初々しいピンク色の先端が膨らみ始め、白い飛沫を飛ばす瞬間が迫り、飲み干す快感を味わうその時、
女は突然首の後ろに熱い痛みを覚え乳房とあそこを弄る快楽に溺れる身体が突然言う事を聞かなくなり、自分の身に何が起こったのか解らないまま断末魔に震えつつ意識を闇に落とした。
少年は、いきなり肉茎から口を放してビクンビクンと尻や乳房を震わせる裸の女の様子に驚いて呆然と立ち尽くす。
射精寸前だった少年の肉茎が、女の唾液を滴らせながらピクピクと天に向かってふぐり袋共々所在無げに揺れて居る。
良く見ると、裸の女の首の後ろに何か黒い鉄製の小刀が突き刺さって居た。
それが致命傷だったのか、脊髄を絶たれ絶命した女の骸は、まだ柔らかくて暖かく、M字開脚状態で、頭を逸らせて胸を押し付け、その豊満な乳房で少年の足にしがみつくようにして乳房や尻を震わせ身体をヒクヒク痙攣させて居た。
少年の足先に生暖かい物が噴き掛かる、どうやら女の足の間から小水が噴出して、少年の足先辺りに噴き掛かって居る様だ。
その淫らな女の屍体の秘所からの小水を足先辺りに浴びつつ、その暖かさを感じながら呆然とヒクヒクと痙攣を繰り返す女の屍体を見つめる。
そして、段々弛緩しつつも未だにひっつくその柔らかなる女の屍体の乳房を見下ろす内にその乳房のやらしさに引き寄せられたのか、その乳房に手を延ばそうとした時に鋭いが、
切羽詰まる聞き慣れた女の声がしたので、思わず屍体の乳房に延ばしかけた手を引っ込める。
続く

339 :

「若!」
また聞こえる聞き慣れた若い女の声、首だけを動かして声がした方向を振り向くと凄い速さで駆け寄りながら叫ぶ御付きのくの一であった。
「あ…、か、楓…」
先程の衝撃が抜け切れない若と呼ばれた少年は、駆け寄り近付く相手を頭が快楽と恐怖に混乱しながらもようやく視認する。
(ああ、幼馴染みで僕の御守り役で、密かな恋人の楓…)
小さな肉茎を屹立させたまま呆然と立ち尽くす少年に駆け寄った楓は、自らがクナイで仕留めた女を見るや否や鋭く睨み敵方のくの一と思しき裸の女の屍体を憎々しげに蹴り倒し、少年に抱き付く。
女の屍体は、無様に仰向けに転がって、白い乳房を派手に揺らし、脚をおっぴろげて小水と愛液に濡れる秘所を晒す、の直前まで女の自慰を受けて喜びの反応を見せて居た女の赤い秘所が、して晒され、いやらしい淫らな女の芳香を放つのみとなって居る。
少年は、その様を楓に抱かれたまま見つめてたが、屍体の乳房のプルルとした最後の揺れが収まった頃にいきなり無理矢理顔を楓に向けさせられた。
アップになった楓の表情は悲哀かつ焦燥感が滲んで居た。
やにわに楓は、少年の唇に自分の唇を重ねてしばしそのままの体勢の後に離れて
「若、若、御体にお怪我は?」
「申し訳ありません、この私が目を離したばかりに…この償いは命に代えても…」
と言いながらパッと更に離れて跪いて刃を首に当てる楓、(つまりこれはその場で自害すると?)
慌てて止める少年に楓は更に跪いたま悲壮感漂わせ。「これだけの失態を重ねながらも、この私ごときに優しい若様のご配慮に…」
あくまでもかしこまる楓に少年は、二人っきりの時の感じでいいからと諭すと楓は、涙目ながらも首から刃を引っ込めおずおず微笑んで立ち上がり楓は、少年の前に来た。
「で、では…じゃあ、遠慮無く、ほんっっとによかったああ〜若様、いや瑠璃丸が無事で良かったよ!」
「あたしゃ心臓が止まるかと思ったよ。」
「ほんと目を離してごめん!」
「つーか瑠璃丸よ、だから剣術の修行をサボるなって言ってんのに!」
「お前、女の子見たいなんだからさらわれたらさっきみたくやられちゃうよ?」「まーだからあたしが居るんだけどね、あーははは!」
「………」
いつもの二人の時の楓は、こんな感じだ、頭の切替えが早い気さくな楓は、唯一気が許せる恋人であり友達でもあった。
いつもの様になった楓を見てた瑠璃丸だったが、ふと疼く肉茎とふぐり玉の感覚に見下ろせば、射精寸前だったせいもあってか未だに屹立したままに気が付き焦る。
楓もまた、抱き付いた時、下腹や太股に瑠璃丸の熱くて固い肉茎の感触を覚えたので思わず握ってしまう。
「あっ!」
羞恥に焦る瑠璃丸だったが、楓にいきなり敏感な肉茎を握られ声をあげてしまう。
楓も、今瑠璃丸が下半身裸だった事に今更気が付き、思わず握ってしまった事に焦り恥ずかしがる。
「おい、瑠璃丸…お前何ここを固く大きくしてんだよ。」
「ごめん、だって、さっきまであいつに…」
いやらしい無様な女の全裸屍体をチラリと見やって瑠璃丸は言うと楓は
「ああ、やっぱりあいつに犯されてたのか、助けるのに夢中だったからその事を忘れてたけど、ま、まさかお前あいつに…?」
楓は、瑠璃丸から離れると女の屍体を蹴り転がして俯せにし、首に刺さってたクナイを引き抜いて更に蹴りを入れる。
女の屍体の乳房が蹴りの衝撃に派手に乱舞し、地面に押しつけられて卑猥に乳肉を変形させて居る。
そして同時に揺れる尻肉を見てた瑠璃丸は、更に肉茎をひくつかせて透明な液を滴らす。
続く

340 :

それを見た楓は
「あ、お前、またこいつを見て興奮しやがったな許せん。」
と息巻いて屍体を蹴って居る。
瑠璃丸は慌てて
「ち、違うよ、か、楓が僕のを握るから…」
それを聞いた楓は、屍体を蹴るのを止めて顔を羞恥に染めて瑠璃丸を涙目で見つめる。
楓が屍体を蹴るのを止めたのを見届けた瑠璃丸は、言葉を続ける。
「それに、幾ら僕にいやらしくて酷い事をしたからって、既にんでるのに蹴る何て酷いよ。」
「あ、ああ、そうだね、ごめん、そうだね…あ、いや、重ね重ね申し訳な…」
たちまちいつもの勝ち気で強気な楓から僕に甘える時の泣き虫で甘えん坊な楓になり泣き出しそうになったので、慌てて「あああ、ごめん、だから泣かないで、もういいから。」
「だって、こんなにあたし瑠璃丸に…」
「いいからいいから。」
「それに…瑠璃丸…貴方、あたし以外の女に大切な子種を…」
涙をポロポロ流しながら見上げる楓
(あ…か、可愛い…)
卑怯な程の楓の涙顔に思わずゴクリと唾を飲みながら、諭す瑠璃丸
(あ…や、やばい、おちんちんが楓に反応して…感じる…)
楓の胸元や顔に更に興奮した瑠璃丸の肉茎は、限界まで怒張して反り返り、先端か溢れる透明な液が糸を引いて地面に滴り落ちる。
「か、楓…だ、大丈夫だよ、出る寸前で楓が仕留めてくれたから。」
「ほんと?」
安心し喜ぶ感じで楓が聞き返す。
「うん、楓以外の人に出さなくて済んで良かったよ、本当にありがとう楓。」
本当は、あの女の手慣れた舌技が物凄く良かったのだが、ぎこちない楓の舌技も、嫌いでは無い。
「うう…嬉しい…若様…」「ああ、今は若様って言わなくて良いから。」
甘えん坊モードから人前モードに戻る楓に瑠璃丸は
楓を座らせて、楓の眼前にて怒張しっぱなしの肉茎を突出して頼む。
「じゃあさ、楓、そんなに申し訳無く思うなら、これを咥えてくれない?」
「あ…で、でも…」
なかなかいつもの勝ち気モードにならない楓に
「楓に今、して欲しいんだ、楓が咥えて出させてくれるなら、今回の失態を無しにするから。」
「ほら、いつもの様に咥えて、楓、僕のおちんちんと子種好きでしょ?」
戸惑う楓に瑠璃丸は、強引に肉茎を楓の鼻や唇に押しつける、征服感を感じるその行為に更に興奮した肉茎は、先端を膨らませ、血管を浮き立たせていやらしい楓に口淫を催促させる
続く

341 :

楓は、その押しつけられた肉茎にようやく興奮したのか、足の間から愛液を滲ませながら片手はその足の間に持って行きつつ、片手は瑠璃丸の肉茎を握り締めて、自らの唇に持って行きそして咥える。
「あっ、ああ〜!」
楓の白くて細い指に握られ、手の暖かさを肉茎にて感じる間も無く楓の口内へと入れられて瑠璃丸は、身体をのけ反らせて快楽の嬌声を上げる。
「瑠璃丸ったら、女の子見たいな声あげちゃって。」
一端口を離した楓は、呟いた後にまた口を開けて、瑠璃丸の肉茎を迎え入れて、舌で先端や裏筋や、尿道口を刺激する。
片手は自分の愛液溢れる秘所をくちゅくちゅと弄り、溢れる愛液を片手で掬っては、瑠璃丸のふぐり袋に塗りたくる。
楓も、性技はまだ未熟ながらもくの一故に多少男を喜ばせる技術は習って居る。楓は、自らの愛液塗れの手で瑠璃丸のふぐり袋を優しく握り締めたり撫でたりして刺激しつつ口淫をしつつも、自らの発達しかけの乳房やあそこを弄って居た。
「で、出るッ、ああッ!」あの先程の凄技舌技のくの一程では無いが、楓の一生懸命な舌技に屈してついに彼女の口内に白い精水を放った。
彼女は、慌てずに瑠璃丸の精水を受け止めて、飲み干した。
「ああ…瑠璃丸の熱い子種があたしの口の中に…美味しい…あっ、あたしも、い、イクぅっ!」
楓は、瑠璃丸の精液を味わうと同時に自らの自慰により昇天し、身体をのけ反らせて仰向けに倒れた。
瑠璃丸の肉茎から離れ、足を突っ撥ねて、自らの愛液を滴らせる未熟な性器をズルズルと座り込む瑠璃丸の眼前に晒しながら性器を刺激し秘芯を摘んでまた絶頂を迎えて再び昇天し、息を荒くしながら暫く快楽の余韻に耽る。
瑠璃丸は、沢山放たれた精水が楓に飲まれて行く音を聞きながら昇天し、脱力して座り込む。
眼前にていきなりアップで見える楓のピンク色の秘所から潮噴く様を陶然と見つめた。
そして瑠璃丸は、二度目の絶頂を迎えた楓の秘穴から噴き上がる生暖かい潮を浴びて恍惚感を感じ、楓もまた口から瑠璃丸の精液を垂らしながら、めくるめく女の秘め所の快楽の虜となり晒してる事に羞恥と陶酔感を得て居た。
―――快楽の余韻が収まった頃、先に口を開いたのは楓だった。
「…沢山でたわね、瑠璃丸の子種。」
「うん、気持ち良かったよ、楓…」
「ごめん、何か途中で夢中になっちゃってさ、瑠璃丸に大事な所晒して潮かけちゃったでしょ?

「ううん、楓の綺麗なあそこを見ながら余韻に浸れて幸せだったよ、それに楓の潮はとても美味しかったし。」「あ、あはは、そう?」
「恥ずかしいな、美味しいなら良かったよ。」
「それに…あたしのあそこを綺麗なんて言ってくれてありがと…」
「瑠璃丸のおちんちんも綺麗で、可愛いし、好きだよ、それに子種が凄く美味しかった。」
「ははは、何か僕たち人には言えない台詞を言い合ってるね。」
「そうだね、お互いの恥ずかしい姿や恥ずかしい場所を褒め合うなんてね。」
「ははは。」
「あははは。」
続く

342 :

自由な座りポーズで裸で向き合う二人は、いつまでも笑い合って居た。
―――「さて、帰ろう、瑠璃丸様。」
「うん、そうだね、他の家臣達が心配して探してるだろうし。」
「だね、多分戻ったらあたしお咎めあるかも知れないけど、その時は守ってね!」
「うん、いつも守ってくれるんだからそれ位やるさ!」
「うふふ。」
「ははは。」
そそくさと服を着ながらも笑いながら会話する二人、その側には物言わぬくの一だった女の全裸屍体、それを埋める積もりだった瑠璃丸を制した楓は、瑠璃丸の手を引きながら立ち去る。
瑠璃丸は、楓に手を引かれながら後ろをチラリと見やり、内心呟く
(ああ、何か勿体ないな、あの女の口の中にも出したかった気がする。)
思い出してまた肉茎が持ち上がる気配がしたので慌ててその思いを振り払い楓と共にその場を後にしたのであった。
―完―

343 :
投下完了

344 :
GJ
久々のSSゴチソウサマデス

345 :
超GJ!
犯されそうになったエロい屍の横でのHというシチュがたまりません。
ありがとう、久しぶりに自分の妄想に近いSSがみれて大満足だ。

346 :
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239155182/l50
親戚スレ?

347 :
全く関係無いな。

348 :
温泉にて、遊女を装って暗するくの一とかなら全裸話なのだが。

349 :
なぜ親戚だと思ったんだ

350 :
今回のルパンもくノ一でしたね。

351 :
最近のルパンは見てないなぁ…。

352 :
何言ってんだか
山田康雄が亡くなってからルパン三世は作られてないじゃないか
クリント・イーストウッドの映画も字幕のみだし

353 :
納谷五郎もここ数年正直しんどいんだろな。

354 :
お腹すいた・・・

355 :
「あら、いい揉み応えね、貴女の乳房。」
風呂場にて鉢合わせとなり、思わず取っ組み合いになった敵対するくの一二人だったが、背後に回ったくの一が、動きを封じようとした所、暴れる為に乳房を掴んでしまったのだ。
「はう、はああ…私の背中に当る貴女の乳もなかなかよ…」
「ありかと、本当に貴女の乳房はいいわあ…」
「ふぅ、はあん…貴女なかなかいい揉みよ…何だか戦う気にはなれないわ。」
「そうね、折角の保養何だし、ここで会ったのも何かの縁よね?」
「そうよ、最近気持ち良い事無かったし、ここは休戦して私の部屋で続きをしない?」
ほてった身体を更に赤らめて女は相手を誘う。
「良いわね…なら、乳ばかりじゃなく、もっと気持ち良い事をしましょう…」
「うん…」
「よろしくね…」
「こちらこそ…」
何度か命のやり取りをした筈の二人だが、互いの乳に惚れたのか、まるで初々しい恋人の様に手を取り合って仲良く身体を洗い会った後に手を繋いで、先に誘った相手の部屋へ行ったのであった。


356 :
古い漫画だと、サスケに何かやたらくの一が居た気がする。
ムジナも絵はあれだが、素っ裸のくの一が出て来てたな。

357 :
保守

358 :
ムジナもそうだが、お頭が性技でクノイチたちを屈服させてるってのは鉄板だな
お頭視点で寝取ってよし、下忍視点で寝取られてよし

359 :
くの一少女達の床技指導
レッスン1:腟口及び腟内の筋肉の収縮を自在に操る訓練
レッスン2:愛液分泌をコントロールする訓練
レッスン3:相手より先に絶頂に至らない為の訓練
レッスン4:所謂男をイカせる性技指導
これらによって得られる忍術:「忍法筒枯らし。」
他1、乳房の有効活用及び、常時乳分泌可能化訓練及び、媚薬か毒仕込み訓練所謂:忍法乳時雨
他2、毒手ならぬ毒壺(毒まんこ)の技

360 :
忍者物と言えば、最近はナルト位か、でもあれは忍者とは言えないけど、やるならサクラとか敵の女忍者辺りか。

361 :
18禁ではないがビジネスジャンプでやってる、くのいちモノが
なかなかエロい

362 :
くノ一スレだから
かなりSMちっくなのがあるのかと思いきや
けっこうなごやかなムードだね
捕らえられてリンカーンとか恥ずかし拷問とか普通にありそうなのに
需要なかったのかな?

363 :
>>362
このスレはくノ一に犯されたいM男ちゃんばっかだから

364 :
ttp://maniax.dlsite.com/work/=/product_id/RJ054762.html
良かった。

365 :
俺は>>362の言う様なシチュの方が好きだが

366 :
もしハットリくんが美少女だったら

367 :
>>366
なぜそういう鉄板な設定のヒロインが生まれないのだろう

368 :
シンゾウも妹化するのか
獅子丸は…そのまんまがいいな

369 :
チクワでシン子ちゃんをヒィヒイいわす獅子丸

370 :
ケムマキちゃんはツンデレ

371 :
ナルト…はもうすでにお色気の術で性転換してるか。

372 :
引退宣言

大作(注:言い過ぎました)のアイデアが頭の中に浮かんで、
ぬほど考えてプロットを組み立てて書き始めたつもりだったのに、
なにかがおかしい!そう思った時、続きが書けなくなった。
いつまでたっても手がキーボードを打ってくれなくて、無理やり動かしてもまともな物が作れない。
出来上がったと思っても、推敲する度に「すべて選択(A)→Delete」の繰り返し。
頑張ってやり直しても、結局は削除地獄に嵌っていく。
馬鹿の一つ覚えみたいに同じシチュを言葉を変えて書き直すだけの、破滅の無限ループから抜け出したのは、
歴戦を重ねたヒロインを書いたつもりが、実は歴戦とは同じ戦いが繰り返されただけのことに過ぎないと気付いた時だった。
見事なまでに成長の無いヒロインの話を長々と投下した事が恥ずかしくなり、それがおかしい物の正体だと気付いた時にはもう手遅れだった。
俺が途中まで投下したSSにGJをくれた人たちには申し訳ないけれど、俺はもう書けなくなってしまった。
もう一度やり直そうとしても、途中まで投下した部分が破綻するだけ。
頑張っても頑張っても満足のいく続きが書けなくなってしまったんだ。
バイバイ、スレのみんな。
ろくでもないSSばっかり投下した上に、途中で投げ出してしまって申し訳ないと思ってる。

生みの苦しみに負けた書き手より……


373 :
マルチ乙

374 :


375 :


376 :
「剣鬼喇嘛仏」コミカライズって誰得ww

377 :
>>376
俺得

378 :
>>376
マジか?
どんなギャグマンガになるのか気にはなるな

379 :
ttp://twitpic.com/1v24xv

380 :
少年の毒手ならぬ毒ザーメンにやられるくの一

381 :
のぬふのぬふ

382 :
 何処かの山の中にある忍者学校『燕』。今日も忍者たちのタマゴが訓練に勤しんでいた。
「忍者たるもの忍犬とは信頼しあえる関係でなければいけません」
 ここは忍犬学科。多少能力に難のある生徒が多いが忍犬という相棒を得れば活躍の見込める者達が集められている。
「ううう、私犬嫌いなのにぃ」
 一人の少女が教師に呼ばれ忍犬を預けられる。少し強面のその忍犬は少女の手からするりと抜け駆けていってしまった。
「こら! 早く追いかけなさい!」
「ううう、わかりましたぁ」
 追いかけると人目に付きにくい林で忍犬は待っていた。追いついた事に安堵して何も考えず歩を進める少女の足がずぼりと地面へと埋まってしまう。
 なんとこの忍犬、実は天才犬で落とし穴なんて朝飯前なのである。
 今回は転ばせるのが目的だからか、浅く掘られていた。躓いた少女は俯せに倒れてしまう。すると忍犬は少女に乗りかかり、股布を上手く食い破ると女陰をさらけ出して、舌で舐めだしたのである。
「えっ、きゃあっ、んあああ」
「ばうばう」
 天才忍犬なのに相棒のいない彼は、実はこの気性のせいで貰い手が付いてなかったのだ。
 男に渡せば陰嚢を咬み千切ろうとするし、女に渡せば犯そうとする。
 なのに教師が彼女にこの忍犬を渡したのは、落ちこぼれだから帰れという意味だったらしい。
「ううう、んっ、あ、あああ」
「ばう? ばうばう」
 天才忍犬の舌技は並の男では絶対に太刀打ちできない程うまかったのである。
 忍犬は程良く女陰が湿ったのを見るや姿勢を変えて、雄々しくそそり立つ陰茎を彼女の女陰にふれさせた。
 それは人間の雄と比べても遜色ない、いやむしろ人間の雄よりも長大な物だった。
「ばう?」
「あっ、ううう、来て、来ていいよ」
 犬嫌いな彼女も性の魔力には抗えず忍犬の陰茎を望んでしまう。
 すると返事を待っていたかのように忍犬の腰が動き始めた。
 その腰の速度は人では到底出せぬ程の速さをしていた。
 獣の速さに突かれ少女は数瞬で幾度も絶頂へと達する。
「ばう、ばうううううん」
 犬が精を放つ頃には尻を高くあげ、口から涎を垂らし目の焦点がずれた少女がいた。
「ううう、あ?」
「ばうばう?」
 その後、少女は優秀な成績を納め無事、忍者として世に出る事になったのである。
 そして、今宵も。
「ねぇ、来て?」
「ばうばう」
 人と犬、二匹の獣が声をあげ快楽に酔いしれるのである。

383 :
お姉さま系くノ一の床の手ほどき

384 :
のはずが気づいたら途轍もない怪物を目覚め刺してしまって手に負えないけど必に頑張るくノ一お姉さん

385 :
>>382
何故かナルトのサクラとカカシの友人の犬忍のレイプ物に変換されたw

386 :
犬の鳴き声かわええ

387 :
久々に行ったら短いけど二次らしいくノ一物があった(無題1/3〜3/3)
スレに投下し辛い/迷うSS【元・追い出され3】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1242308022/l50

388 :
ハイテクくの一

389 :
>>388
それはエロ的に特化したサイボーグくノ一なのか
それともハイテク忍者装備(鉤縄→極細ワイヤー、巻き菱→指向性炸裂薬)をしたくノ一なのか
(肉体的には生身))

390 :
イメージで言うならば、甲殻機動隊見たいな感じ?

391 :
そういや、サイボーグなんで
性器の感覚が人間より高密度で高感覚とかだったな

392 :
不知火舞vsナガセ(女忍者vsハイテク女忍者)とか
ハイテク忍者のナガセの技に遅れをとって敗北するくのいち不知火舞
命を取られるかわりにお仕置きで女体とプライドをズタズタに…
ナガセ「ニャハ♪お仕置きだよーん。お前ムカつくから、もうここが使えないようにコレで掘削ぅ」
不知火舞「…!?い、いや!やめなさいって…あぁ、ひぎっ!?…ひっ、やっ…やめてぇぇぇぇ」
と妄想

393 :
14レス投下。
グロはありませんが、スカはあります。ご注意を。

394 :
「お前に折檻をするのはこれが初めてだねぇ、桔梗。見目が良くて教養があって、物分りも良い。
 ゆくゆくは太夫になってもおかしかないお前が、どうしてうちなんかに来たのか、ずぅっと気になってたけど……くノ一だったんだね」
 女郎屋の女将であるお菊は冷たい口調で告げる。
 彼女の前には桜色の肌をした若い女性が、はだけた襦袢姿で逆さ吊りにされていた。
 胸元と太腿を大きく露出させる惨めな格好だ。
 彼女……桔梗はつい先ほどまで、菊の女郎屋でも評判の遊女だった。
 だがそれは仮初の姿。
 藩主すら影で操る富豪、柏屋六代目黄左衛門をめる事が、くノ一・桔梗に与えられた任だ。
 桔梗は遊女に成りすまし、あえて遊郭でも下流の女郎屋に身を置いて黄左衛門を待った。
 女郎屋の名は『轍屋』。
 足抜け犯や醜女などの問題のある遊女が集まる、安さだけが取り得の女郎屋だ。
 桔梗がそこを選んだのは、自らの美しさが際立つと踏んだからだった。
 器量では太夫にすら劣らぬ桔梗が底辺の店にいれば、当然目立つ。実質以上の天女の如き美しさに見える。女好きの黄左衛門がそれに目をつけない筈がない。
 そして目論見どおり、黄左衛門は桔梗の誘いに嬉々として応じた。
 何度も臥所を共にするうち、黄左衛門はいよいよ桔梗に心を許すようになり、外にいる護衛の数を減らしていった。目は女に酔った男のそれになり、桔梗の勧める酒を景気よく飲み干すようになった。
 それを好機と見た桔梗はついに今晩、酒に毒を盛って害を決行したのだ。
 だが結果として言えば、黄左衛門は桔梗より数枚上手だった。
 いつものように激しく桔梗と交わった後、黄左衛門は毒入りの酒を飲み干し、横になったまま動きを止めた。
 毒が利いたのだろう、と思った桔梗が念のため簪から針を抜き、黄左衛門の首筋へ突き立てようとした瞬間だ。黄左衛門は身を捩るようにして跳ね起き、胸元の鉄扇で鋭く桔梗の手首を払った。
「うあ!」
 桔梗は叫びながら鍼を取り落とし、ただ、愕然とする。
 目の前で鉄扇を構える黄左衛門の目には酔いがなく、その首元の紙には、酒の色が染みこんでいた。
 早々に毒入りの酒と看破し、飲むふりをして桔梗に見えぬように首元へ流し込んでいたのだ。
『わしも後ろ暗い身。毒を盛られる覚悟も、女に騙される覚悟も……日々、忘れてはおらんのだ』
 黄左衛門は穏やかな笑みを浮かべて言った。全てが想定の範囲内という風だ。
 桔梗は血の滲む右手を庇いながら状況を考える。今の動きから見て、黄左衛門に武術の心得があるのは間違いなかった。齢は50近くになるはずだが、技の切れがあまりに鋭い。
 鉄扇を持つ上、後ろに刀もある黄左衛門を相手に、右手が動かない今の状況で勝ち目は薄い。
 ここは自分が一度引き、体勢を整えるべきだ。
 桔梗はそう判断し、素早く後ろへ飛びながら障子を破って廊下へとまろび出た。
 しかし、そこで桔梗は再度驚愕する。
 廊下には数え切れないほどの浪人が、まさに桔梗を捕らえんと待ち構えていたのだ。
「……くっ!!」
 桔梗はなお逃亡を図ったが、男衆の図体に阻まれ、手足を掴まれてあえなく引き倒された。
「女郎屋で待つ発想と、先の簪での一閃、いずれも見事であった。経験の浅さを除けばな」
 殴る蹴るの暴行を受ける桔梗を見下ろし、黄左衛門が不敵に笑う。彼はその優れた洞察力で、毒を盛られた事実はおろか、桔梗が今夜行動を起こすことまで読み取っていたのだ。
 甘かった……桔梗はそう悔やみながら、男達の足の下で意識を失った。

395 :

 背中側に手を組み合わせ、桔梗は松の木に逆さ吊りにされていた。齢にして17、異人の血が入っているのではと思えるほど白く伸びやかな脚がはだけた襦袢から覗いている。
「強情な娘だね。誰の命でやったのか吐けば、命までは取らないって譲歩してやってんのにさ」
 『轍屋』の女将・お菊は、割竹で今一度勢いよく桔梗の太腿を打ち据える。鋭い音が炸裂し、周囲の見物人に耳を塞がせた。音を聞くだけで痒い痛みが現れそうだ。
 桔梗の白い太腿はもう幾度となく鞭打たれ、無数の赤い筋に覆われている。太腿に限らず、襦袢から半ば零れ出た豊かな乳房や臀部も同様だ。
 見るからに痛々しい姿ながら、桔梗は一言の呻きも上げずにいた。僅かにあどけなさの残る涼やかな美貌を保ち、静かに目を閉じている。
 だがその額には細かな汗が浮かび、口の端からは鈍く光る筋が見えた。それは桔梗がもうかなりの時間、逆さ吊りでの拷問を受けている事を物語っていた。
「詮方ないね。お前達、“あれ”の用意をしとくんな」
 お菊が女郎屋の若い衆に命じると、待っていたとばかりに小屋から二抱えほどの大きな酒樽を担ぎ出す。
「酒樽……水責めか。ただでさえ半刻ほど逆さ吊りにした所へこれとは、さすが鬼の轍屋だ」
 黄左衛門が鉄扇で手のひらを叩きながら笑った。桔梗の瞳が薄く開き、かすかに惑う。
「うちの女郎にやると人が出るやもしれませんが、この娘はくノ一。生半可な責めでは骨折り損というもんですから」
 お菊が黄左衛門に答える間にも、酒樽になみなみと水が注がれ、さらにその中に勝ち割ったばかりの大振りな氷が浮かべられた。
 酒樽に出来上がったのは霜が降りそうな冷たい氷水だ。季節はまだ秋口とはいえ、そんな中に漬けられては心肺に与える影響は計り知れない。
「桔梗。今一度弁明の機をくれてやるよ。誰の命で動いてるんだい?」
 お菊に問われ、桔梗は静かに首を振った。
「何のことか解らないわ。黄左衛門が親の仇だからしたかった、ただそれだけ」
 桔梗の答えは無論偽りだ。
 黄左衛門を親の仇と狙う人間が多いのは事実だった。にもかかわらず、黄左衛門もお菊も桔梗が忍である事を信じて疑わない。
 互いに多くの女を見てきたゆえに、桔梗の隙のない美貌や鍛え上げられた肉体から浮世の女ではないと看破したのだ。
「やれやれ……始めな」
 お菊がパンと手を打ち鳴らすと、若い衆の一人が松の木に上り、桔梗を吊るしている縄を解いた。
桔梗の身体は勢いよく酒樽に落ち、飛沫を上げながら深く沈みこむ。
「がぼぉっ!!!」
 桔梗は水中で大量の気泡を立ち昇らせた。なるべく息を止めているつもりだったが、勢いよく落とされた上に氷水は心臓の凍りつく冷たさだ、生理現象として息が追い出されてしまう。
 黒髪のゆらめく水中で、桔梗は目を瞑り、口を噤んで耐えた。氷水の冷たさが肌を引きつらせ、きぃんと耳鳴りを起こし、酒樽の外で起きる嘲笑いを遠のかせていく。
 (痛い、痛い!)
 桔梗の脳裏にその言葉が浮かんだ。どこの痛みなのかわからない。潜った時の鼻の痛みか、冷たさから来るこめかみの痛みか、目の奥の痛みか、肺の軋みか。
 息を吐くまいとしても、寒さと息苦しさから来る動悸で僅かずつ気泡が漏れていく。苦しさに身を捩り、肺の中が鉛で一杯になったような錯覚を覚えた辺りで、桔梗は水から引き上げられた。
「ぶはっ!あは、げほっ、げほげほ、えほっ!!」
 桔梗は逆さ吊りのまま前屈みになって激しく咳き込んだ。鼻と口から水が吐き出され、鼻の奥に尋常でない痛みが生まれる。
「どうだい、汗を掻いた身に冷たい水は美味いだろう」
 お菊が嬉しそうに髪の貼りつく桔梗の顔を覗き込んだ。実に責め慣れたものだ。
 お菊の轍屋は足抜け犯などが集まるだけあり、その折檻の厳しさは遊郭内でも類を見ない。轍屋の折檻は、遊郭内でも知る者ぞ知る名物となっていた。
 ある時は小刀針を用い、目だった傷がつかない程度に少女を甚振り続ける。
 ある時は衆人環視のもと、女をやめたくなる様な恥辱の責めを科す。
 それを淡々とこなすお菊は、とうに人の心など失くしているに違いなかった。

396 :

「さ、話す気になったかい」
 お菊が問うが、桔梗は黙って顔を背ける。
 お菊は嬉しそうに若い衆へ向けて手を翳す。桔梗の身体は再び勢いよく酒樽に沈められた。
 身を切り裂くような冷たさが桔梗を襲う。今度の冷たさは先程よりも深刻だった。氷水に浸かったあと外気に晒された事で体温が急激に下がり、そこへ来て再度の氷水だ。
 肺の周りに薄い氷の層ができたようで、肺が震えて止まらない。肩も背中も止めようもなく痙攣する。
 桔梗は身体を緊張させ弛緩させして間を取り、耐え忍んだが、結んだ口の端からは絶えず水泡が漏れ出てしまう。
 そしてお菊達が悠々と沈め続ける中、ついに限界に達した桔梗は口から大きな気泡を吐き出した。気泡の塊が鎖骨を通って浮き上がっていくのと入れ替わり、冷たい水が口の中へなだれ込んでくる。
 そこに空気などなくても吸う動作をせざるを得ない桔梗は、喉が圧されるほど大量に水を飲み込むことになった。
 水を飲む苦しさで暴れる桔梗を、ようやく男衆が引き上げる。
 髪をずぶぬれにして引き上げられた桔梗は、軽い咳き込みと共にうがいをするように喉奥から水を溢れさせ、地面に音を立てて溢れさせた。
「え゛ほっ、げおろ……っ!あ、ぶふ、っごおぉ……」
 濁った音で水を吐く桔梗の髪をお菊が掴む。
「さっきは水を飲んで随分苦しそうだったじゃないか。必要とあらば大河を泳いで渡るって言われる忍のくせに、こんな事も辛抱しきれないのかい」
 お菊が顔を覗き込んでそう言った時だ。桔梗はお菊の顔に向けて、口の中に残った水を激しく噴き掛ける。睨みつける鋭い眼光と合わせ、腐ってもくノ一であるという意思表明だ。
「ぎゃあっ!」
 お菊は不意の攻勢に虚を突かれ、顔を押さえた。勝気な桔梗の態度に野次馬からは拍手喝采が起こる。遊郭とはいえ、気風のいい豪快な女性は一定の人気を得るのだ。
 しかしそこでいくら人気を得ようと、依然お菊が責めを加える側、という事実は変わらない。
「……良い肝っ玉だ、ますます太夫みたいだね。これはこれは楽しみだよ」
 お菊は片目から涙を流しつつ、いよいよ残酷な笑みを浮かべはじめた。
 そこからは、桔梗は立て続けに何度も水に漬けては上げ、を繰り返された。
 男衆も慣れたもので、水に漬ける角度や深さを巧みに調節し、空気を求める桔梗がより多く水を飲まざるを得ない状況を作り上げる。それにより、細く締まっていた桔梗の腹は、少しずつ少しずつ、臨月の妊婦のように膨らんでいった。
 そして桔梗が7回目に沈められた時だ。
 ただ沈めるのではつまらないので桔梗の白い脚を各々に愛でていた男達は、桔梗の身体が違った動きをしている事に気付いた。
 (く、苦しい!もうダメだ……!!)
 逆さ吊りで水に沈められ始め、もうどれほど経ったかわからない。胸の底から湧き上がる嘔吐感と必に戦っていた桔梗は、とうとう顎の辺りまでこみ上げて来るものを抑えきれないと悟った。
 口を固く結び、頬を膨らませたまま必に耐える。しかしその最後の抵抗もむなしく、桔梗はついに酒樽の中に吐瀉物をぶちまけてしまう。
 黄色い吐瀉物は水に溶け、渦をまくように漂った。
「おやおや、とうとうやっちまったかい。上げてやんな」
 お菊の命で、男衆が桔梗の身体を引き上げる。桔梗はひゅうひゅうと妙な呼吸をし、目も虚ろになっていた。唇は紫色で、血の気をなくした顔が細かく痙攣している。
「よくもうちの酒樽を汚してくれたね、ええ?」
 お菊が桔梗の顔を覗きこみ、その顔に唾を吐きかけた。桔梗は一瞬目を見開こうとしたが、すぐに力なく首を落とした。気絶したらしい。
「ちっ……気を失ったかい」
 お菊は気絶した桔梗を前に小さく舌打ちした。

397 :

「しかし凄い奴ですね、くノ一ってのは」
 下男の一人が呟いた。彼も何度となく拷問に携わってきたが、若い女で、いや男でも、これほど逆さ吊りの水責めに耐えたものはいなかった。
 しかしお菊は涼しい顔だ。
「耐えるのは凄い事じゃあないよ、厄介なだけさ。耐えられれば耐えられるほど、壊しやすくなっちまう。……黄左衛門さま、この娘、この後いかがいたしましょう」
 お菊は溜息をついた後、地面に投げ捨てられた桔梗を見やって黄左衛門に問うた。
 黄左衛門は顎鬚を弄くりながら答える。
「このまま尋問を続けてくれ。この娘の素性も気になるが、なにより美しく気丈な娘が虐げられている様は見ごたえがあるのでな」
「承知しました。さすれば手始めに、熱した棒で手足を寸刻みに焼き切り、塩水を刷り込み……」
「それは駄目だ」
 黄左衛門はお菊の言葉を切って捨てた。
「この娘が捕縛されてもなお、舌を噛み切らずにいるのは何故だ?
 機があれば再度わしをりにかかろうと虎視眈々と狙っておるからだ。
 だが手足を失ってはその望みも絶たれよう。結果……」
「自害する、という訳ですか」
 お菊の言葉に、黄左衛門が頷く。
「……なるほど、仰るとおりかもしれません。では如何様に?」
「色責めだ。女郎屋の折檻としては十八番だろう。色を使うくノ一を、逆に肉欲の虜にしてしまえ」
 黄左衛門は、襦袢から覗く桔梗の太腿がぴくりと動くのを見て顔を綻ばせた。
「わしも多忙ゆえ、今宵はこれにて失礼しよう。数日の後に顔を見せる。その時は楽しみにしておるぞ」
 お菊もその言葉に嬉しそうに頷く。
「承知しました。鬼の轍屋の名にかけ、数日のうちに桔梗を骨抜きにしてご覧に入れましょう」

398 :

 暫くの後、座敷の柱に縛り付けられた桔梗は頬を叩かれて意識を取り戻した。
 目の前にはでっぷりと腹の出た大柄な男と、筋肉質な野武士風の男がいる。頬を叩いたのは、そのうち腹の出た方らしい。
 彼らは轍屋が、攫ってきた女郎を商売女として調教するため雇っている下男だ。
 元は好色が過ぎて郷を追放された者達らしく、三度の飯より女好き。彼らにかかれば、生娘だった禿(かむろ)が三日で舌を出して浅ましく腰を振る遊女に成り果てるという。
 女を犯すものとしか見ない、性質の悪い浪人のような二人を、桔梗は内心で忌み嫌っていた。
「桔梗よ、水責めでたらふく水を飲まされたらしいな。いつも細っこい腹が身重みてぇに膨らんじまってるじゃねえか。
 お菊の命通り、俺の極太を喉ん奥まで突っ込んで全部吐かせてやっからよ。有り難く思えや」
 出っ腹男が褌から取り出した逸物をつきつける。
 桔梗は眉をしかめてそれを睨み上げた。
男の物は皮が半ば剥けて浅黒く、長さこそ人並みだが、カリ首から先が太く荒岩のようにゴツゴツとしている。あまり口に含みたくはない代物だ。
「歯ぁ立てたりすんなよ。縛られたその格好じゃ、俺らに叩き斬られるのが落ちだぜ」
 出っ腹男が逸物を桔梗の唇周りにすりつけながら言った。周囲に強烈な臭いが立ち上る。
 男は桜色の唇に逸物を擦り付け、桔梗が嫌がって口を開いたところへ弾くように滑り込ませた。
 五分勃ちといった風に柔らかく固まった逸物が一息に喉奥深くまで滑り込む。
 水腹の桔梗はそれだけで吐き気を催したが、目を見開いてなんとか耐え忍んだ。
 最初は無音だった。
 出っ腹男は動かず、桔梗もやや前傾になり、男の陰毛に顔を埋めるような形のまま動かない。
だがそこから五秒の後、突如桔梗が右肘をうねらせるように振るった後、えほっと噎せ返る。
 これが桔梗の口虐地獄の始まりだった。
「おお。始めは氷みてえに冷たかった口ん中が、段々ぬるくてたまんねぇ具合になってきたぜ」
 出っ腹男が歓喜の声を上げる。
 桔梗の頭は男の手で柱に押し付けられ、逸物を改めて深々と口腔へ捻じ込まれた。
 浅黒い逸物はゆったりとした速度を保ったまま蛇のように沈み込んでいく。
「んっ……んっ……」
 桔梗は瞼こそ閉じて凛とした目元を保っているが、その後ろに縛られた手は縄を軋ませ、
美しい鼻梁から漏れる鼻息は僅かずつ荒ぶってゆく。
「んっ……うん、んっ……あえぁ…………」
 カリ太の逸物を頬を凹ませて迎え、それが引き抜かれるときに涎が口の端から止めようもなく零れ落ちる。
 喉深く入れられるたびに鎖骨が浮き出て肩跳ね上がり、大量の粘ついた涎が溢れる。
 美しいくノ一の零す涎は、周りで鑑賞する男共をたいそう喜ばせた。
 出っ腹男はそれに応えるかのように逸物に妙な動きをさせる。
 それまで一度浅く入れた後にもう一度深く入れ、引き抜く、という動作を繰り返していたものを、
浅く入れ、深く入れ、抜くと見せかけてもう一度深く突き込んだのだ。
 桔梗からしてみれば、それまでの反復から無意識に息を吸おうと思っていた矢先に、開ききった喉奥へ逸物が捻じ込まれた事になる。
「ぐしゅっ!!」
 桔梗の喉から発せられたのは声ではなく“音”だった。低いくしゃみか、あるいは厚い紙を丸めた時のような音。
「おえぅ゛……えほっ、えぼっ!!んあふ、うんう゛っっ!!!」
 その異常な音に連なって桔梗は何度も咳き込み、唇を歪にへし曲げて苦しんだ。
 彼女の赤い口からはせせらぎのように唾液が零れ落ち、男達をさらに盛り上げさせる。
「どうした、こんな物では済まさんぜ」
 出っ腹男は桔梗の髪を掴み、今度はやや速さを増して逸物を打ち込みはじめる。

399 :

「うっ、え゛ッえん、おう、もお゛う、ろおおうえ゛っ!!」
 ぶちゅぶちゅという唾の音を合間に挟みながら、桔梗の苦悶のえづき声が搾り出されていく。
 苦しそうだ。
 桔梗の顎から鎖骨、脇腹にかけて波打つような筋肉の強張りが見て取れる。
 手は何度も縄を引き千切らんばかりに固く握りしめられている。
 そんな状態にありながら、白い乳房だけは口からの涎を滴らせながら伸びやかに揺れているのが滑稽だった。
「ご……ご、っぐ……えは、えほっ!!……はっ、えへ……っふぅ……!」
 桔梗は喉の鳴る苦悶から、逸物が引きずり出される数瞬だけ解放されてひどく咳き込む。
 抜かれた逸物と唇が余さずぬるぬるとした涎に塗れている様はひどく官能的だ。 
 桔梗は逸物が抜かれた瞬間に目を見開き、伸び上がるようにしながら激しく酸素を求める。
 そしてひゅうひゅうという呼吸の最中、再び濡れ光る逸物が捻じ込まれると、泣きそうな目尻の形で瞼を閉じる。
 いつの間にか男の逸物は完全に勃ち上がり、血管を浮き立たせてすらいた。
「おう、おごぅ、うごっ……ろぉ゛っ!!おおう、んがあ!!」
 カリ太の逸物を咥えながら、桔梗の上唇は時に鼻の下を伸ばすように垂れ下がり、時に空気を求めるように大口を開けて尖る。
 逸物が抜かれると白い小さな歯が覗き、口端と舌がぴくぴく震える。
 それらの身体反応は、今行われている口辱がどれほどきついものかを見る者に雄弁に語った。
 出っ腹男はその反応を見ながら、桔梗の喉奥に亀頭を押し付けたまま動きを止める。
「ご、ぉっ…………!?」
 予想外の苦しさだったのか。桔梗はそれまできつく閉じていた目を見開き、喉をごろごろと鳴らして苦しんだ。
「おう、こいつは良いぞ」
 出っ腹男が楽しそうに笑い、逸物を引きずり出す。
 桔梗は弾けるように頭を引いて激しく噎せ返った。逸物と繋がる涎が蜘蛛の巣のように四散して舞い落ちる。
 彼女の目は白黒と戸惑っていた。
「ほう。今のは流石のくノ一とはいえ、かなり堪えたみてぇだな」
 出っ腹男が逸物を口に擦りつける。桔梗は恐怖に思わず唇を窄めた。
「念の為聞いておいてやるか。お前、どこの組織の者だ?誰の命で動いている?ここで今吐きゃ、これ以上繰り返さなくて済むぜ」
 出っ腹男の言葉に、桔梗は静かに睨み据えることで答えた。
 男は満足げに笑い、指で桔梗の口を開くとそそり立った逸物を宛がった。

400 :

「がああ、ああ……!!」
 出っ腹男は一切の容赦なく、喉奥まで逸物を入れて留める、という事を仕掛けてきた。
 カリ太の亀頭に咽頭を抉りまわされ、桔梗は口を目一杯に開いた状態のまま閉じられなくなっていた。
 (苦しい、息が、腹が苦しいっ……!!このままでは、し、んでしまうッ……!!)
 頭の中がかき乱される。
「へへっ、可愛い顔になってるじゃねえか」
 脇から覗く男達の声がする。桔梗は目を見開き、そこからひと筋の涙を流す己に気付いた。
 呼吸の線が繋がらなくなり、意識が混濁してくる。
 喉の奥から茸のように逸物が生えてきており、もう一生涯呼吸ができないのではないか、そんな錯覚にすら陥った。
 視界が滲み、聞こえるのはぐちゅぐちゅという唾の音だけになる一方で、嗅覚だけは変に冴えている。
「むううっ!!」
 桔梗はいつしか汗みずくになっていた己から立ち昇る匂いに気付き、頭の髄まで恥じ入った。
喉への叩きつけはさらに深く激しくなっている。もう喉奥と顎がひきつけを起こしそうだ。
「ごおおぅ、うおこっ、おう、おうう゛!!!」
 桔梗はのしかかる様な苦しさから逃れようと首を振り、肩を強張らせる。
しかし後ろ手に縛られ、頭を掴まれた状態ではどうにもならない。
「おら、逃げられねえんだ。観念しろ!!」
 眼前の出っ腹男にもそれを指摘され、桔梗はまるで自分が男の所有物になったような気分に陥ってしまう。
 その瞬間、ついに鈍い痛みに似た感覚が顎の下に渦巻いた。嘔吐感だ。
「あうっ、あえおっ!!」
 桔梗は懸命に喉を引き絞って堪えようとするが、逸物の突き込みが無情にもそれを阻む。
 数秒の後、ついに桔梗の喉奥から吐瀉物が沸きあがり、逸物の隙間から出てしまった。
 多量の水に薄められた吐瀉物が土砂のように流れ出す。
「げはっ!!!……っんが、うんぁあぁッ……!!」
 出っ腹男は嘔吐に驚かず、むしろ掻きだすような動きで強い抜き差しを繰り返す。
 その目論見通り、桔梗は喉奥から次々と薄黄色の吐瀉物を流れ出させ、逸物が抜かれるある瞬間、咳き込みと共に液状の飛沫をぶちまけてしまう。
「ひょお、ついに吐きやがった!」
「見ろよ、あの初雪みてぇな下腹がゲロ塗れだぜ!」
 周りから歓声に近い叫びが上がる。桔梗は声も失くすほどの羞恥に見舞われた。
 先の水責めでも嘔吐はしたが、今回はその瞬間をはっきりと目撃されている。
 さらには喉奥を醜悪な逸物で抉りまわされての嘔吐となれば、これはもう恥ずかしい等というものではない。
「おーお、こんなに出しちまって。確かに吐けとは言ったが、まさかこうも恥知らずな真似で返すたぁな」
 出っ腹男が桔梗の吐瀉物を掬い、乳房に塗りこめながら茶化した。
 桔梗は涙を湛えた瞳で男を睨み据える。
「まだ白状する気はねぇのか?」
「……ふん、まさか。このぐらいで!」
 桔梗が言ったのは精一杯の強がりだった。実態は、押ししてこそいるが今でも唇と背筋に心底の震えが来ている。文字通りぬほど怖く、恥ずかしかった。
 だが出っ腹男は、彼女の精一杯の強がりに満面を笑みを浮かべる。
「そりゃあ何よりだ。ここで終わっちゃ、俺一人の役得になっちまうからな」
 そう言って脇によけた出っ腹男の後ろには、筋肉隆々の野武士然とした男が立っていた。
 彼もすでに褌から逞しい逸物を取り出している。その長さたるや、今まで見ていた出っ腹男のものよりずっと長い。
「次は俺だ。俺は奴ほど悠長にはやらんぞ」
 逞しい男はそう言うと、桔梗の髪を引き掴んで無理矢理に己の逸物を飲み込ませる。
 長い物が嘔吐を経験したばかりの喉奥にぬめり込み、桔梗は思わず目を見開いた。
「ありゃ本当に地獄だな。超のつく絶倫に無理矢理喉を犯されるってんだからよ。
 あの嬢ちゃん胃液も唾液も絞り尽くされちまうぜ」
 観衆の一人が可笑しそうに呟いた。すると一人目の出っ腹男が答えて言う。
「いや、案外極楽なのかも知れんぜ、あの女狐にゃあ」
「? どういう事だよ」
 周りの男達が問いただすと、出っ腹男は指をすり合わせながら口を開いた。
「嘔吐した後のあいつの乳首よ、しこり勃ってたんだ。解るか?
 憎い男に散々口を犯されて、嘔吐まで見られて、それでも女の反応を示したんだよ、奴は」
 出っ腹男は、筋肉男に頭を打ち付けられてえづく桔梗を見ながら、そう可笑しそうに笑った。

401 :

「ひどい匂いだねぇ。それが仮にも春を売る女のさせる匂いかい」
 お菊がわざとらしく鼻を摘みながら桔梗を見下ろす。
 桔梗は出っ腹男と筋肉男に代わる代わる口腔を犯され、歯並びが見えるほど口を開いた状態から閉じることが出来なくなっていた。
 その舌と歯茎には精液がこびり付き、朱色の唇からは涎と吐瀉物の交じり合った糸が伝い、白い身体と床板は薄黄色い吐瀉物で覆い隠されていた。
 水で膨れ上がっていた腹はようやく本来の細さに戻っており、出っ腹男の言葉通り全てを吐かされたのだと解る。
 お菊は桔梗の顎を叩いて口を閉じさせると、周りの下男達を手招きした。
「こうも汚らしいと責める気も失せちまうよ。誰かこいつを洗い流して風呂に入れてやんな。
 って言っても普通の風呂じゃあないよ、“鰻風呂”だ」
 お菊の命で数人の下男が桔梗の縄を解き、手足を封じ込めながら風呂場へ連れて行く。その後ろでまた別の数人が檜の盥を取り出した。
 桔梗は襦袢を取り去られ、白い身体を露わにして洗い場で下男たちに囲まれていた。下男たちは各々手に石鹸をつけて桔梗の身体に触れ始める。
「き、桔梗姐さん、お俺達が隅まで綺麗にしてやるからな!」
 一人が興奮気味に桔梗の乳房を鷲掴みにした。桔梗の豊かな胸は男の手を以ってしても掴みきれず、形を変えて手のひらから零れ出す。
「おおお、でけぇ……!!」
 下男達が下卑た目を胸に集めた。この下男達は、轍屋で高嶺の花であった桔梗に皆が欲情しており、一夜だけでも裸が拝みたいなどと言い合っている男達だった。
 その悲願が叶ったとあって、下男達は石鹸塗れの手で散々に桔梗の肢体を弄繰り回した。
 乳房を揉み、尻肉を掴み、やや薄めの茂みの中に手を潜り込ませる。
「うんん……!!」
 桔梗は声を出すまいと口を噤んで耐えていた。
 元々が黄左衛門とねっとりとした夜を過ごした後なのだ。仕事とはいえ、男を達させようと腰を振りたくっていれば女の方も多少は感じてくる。
 その直後に、はだけた襦袢姿での逆さ吊り、水責め、口内陵辱を受け続けたのだ。性技の訓練を受けたくノ一とはいえ、性感が湧き上がるのも仕方のないことだった。
「ほら、いつまでそうしてるんだい。早く縛って風呂に漬けちまいな!」
 お菊の一言で、桔梗の身体を弄っていた下男たちは素早く立ち上がり、桔梗の体に水を被せた。
 そして桔梗を寝かせると、その両の手足を持ち上げ、一点に纏まるような形で縄を掛け始める。
 その縄が梁に結わえ付けられると、桔梗はゆっくりと水の張られた風呂桶に沈められる。
 そして釜の底に敷かれた筵(むしろ)に尻をつける形で吊り下がった。
 釜風呂というもので、大きな釜の下にある石造りの部分で火を炊く風呂だ。
 轍屋では皆が日常的に使う風呂だが、今回は水風呂から始まる。
「…………っ!」
 水に浸かり、桔梗が小さく呻いた。氷水ほどではないが、水風呂は冷えた体に染み入る。
 生贄のような格好で水に浸かる桔梗を見下ろし、お菊が笑った。
「さぁ桔梗、あったかい風呂の時間だ。一人じゃ寂しいだろうから、こいつらも一緒に入れてやるよ!」
 お菊の合図で下男達が檜の桶をひっくり返す。桶から出てきたのは何十匹という鰻だ。
 鰻は水に浸かると手前勝手に泳ぎまわり、縛られて身動きの取れない桔梗の身体をくすぐっていく。
「ひっ!!!」
 桔梗はそのぬめらかな感触に押しした悲鳴を上げた。生理的嫌悪に皮膚が粟立つ。
「おや可愛い声だ。そんな声を出してくれるんだね、お前。
 まぁ、これからもっともっと景気よくあげはじめるんだろうけどねぇ」
 お菊が笑った。
 桔梗が掛けられる『鰻風呂』という拷問は、鰻とともに水風呂に入れられる所から始まる。
 水が冷たいうちは鰻もただ泳いでいるだけだが、風呂を沸かして水が高温になると、鰻は嫌がって穴に隠れようとする。浴槽内に女がいれば、当然その膣や肛門が狙われるわけだ。
 桔梗も知識として知ってはいたが、いざ責めを受けるとなれば話は別だ。

402 :

 やがて釜の下に火がつけられる。
 桔梗は背中や肩を泳いでいく鰻に擦られながら、目を閉じて心を静めていた。冷たかった水が次第に温くなり、やがて底の方から熱さが感じられるようになってくる。
 そうなった時、鰻達に変化が訪れた。潜るべき穴を求め始めたのだ。桔梗の身体を擦る鰻の動きが激しくなった直後、ついに一匹目の鰻が桔梗の茂みに辿り着いた。
「……っ!!」
 桔梗が身を強張らせた瞬間、その一匹は無慈悲にも桔梗の花弁を頭で割り開き、ぬるりという感触とともに膣の中へ入り込む。
「 う 」
 桔梗は歯を食い縛って小さく呻いた。
「ふふ、一匹潜り込んだみたいだね。どうだい、感じるだろ」
 お菊が嬉しそうに言う。
 脚を上に縛り上げられているため狭まっている膣を、鰻はぬめぬめとした体で無理矢理入り込んでくる。太さは男の逸物と変わらないが、生々しくうねる動きとぬめり、そして奥深くまで潜る感覚は、桔梗にも未経験だ。
「うう……っ」
 桔梗は膣の中をうねうねと刺激される感覚に身悶える。おぞましいが、快感だ。
 黄左衛門に抱かれてから下男たちに弄ばれるまでに火照った膣の中を、鰻が蕩かしていくようだ。さらに熱くなってきた風呂も冷えた身体をほぐし、快感を強く後押ししている。
 桔梗が思わず吐息を漏らした時、突如二匹目の鰻が一匹目のうねる桔梗の膣へ潜り込んだ。
「ひ、ふはああっ!?」
 二匹とあってはさしもの桔梗も動揺を隠せない。
 二つのぬめりが絡み合いながら膣を奥まで押し広げる。その感覚に、桔梗は縛られた白い脚をひくつかせながら反応した。
 
 さらに、穴を狙うのは二匹だけではない。いつの間にか桔梗の膣穴へは、数え切れないほどの鰻がひしめき合って侵入を狙っていた。一見すると昆布のような漂いが全て生き物であるという絵面は、桔梗の頭を凍りつかせた。
 桔梗は思わず身を竦ませた。先のニ匹に続かんと、何匹もの鰻が桔梗の割れ目に押し入ってきたのだ。
 結果として一匹、さらにもう一匹が押し合いを制して無理矢理に桔梗の中へ潜り込んでいく。
 狭い通路を四本のぬめりが無理矢理に押し開きながらなだれ込む。
「あぁっ!!」
 これには桔梗も叫んだ。くノ一として、多少は膣の拡張も試みた。しかしそれはあくまで人間の寸法を意識しての事で、いくら滑りがあるとはいえ、このように逸物四本分ほどの侵入を受けた事など過去にない。
 (嫌、動かないで、なかで動かないでっ!!)
 言葉に出す事こそ必に堪えているものの、桔梗の頭は容量一杯の状態だった。
 鰻などに性器へ入られるおぞましさ。膣の容量を超えた太さが暴れ回る苦痛。
 そしてそれ以上に、膣の性感帯を余さず刺激される事からくる快感が身体を走り抜けている。
「ふんんん……!!」
 桔梗は快感に全身が紅潮していくのを感じながら、必に唇を噛み締めて耐えた。
 すぐ傍でお菊や下男、そして今朝まで同僚であった女郎達が群がって見ているからだ。
 その前で感じている様を見せないのが、忍びとしてのせめてもの矜持だった。
「我慢強いねぇ。気持ち悪くないのかい?素性さえ吐けば、その苦しみからは解放されるんだよ」
 お菊が優しげな口調で語りかける。
 だが桔梗は彼女を鋭く睨みつけるだけで、首を縦には振らない。

403 :
 桔梗は膣に四匹の鰻をうねらせながら、凛とした瞳で前を見据えていた。堂々としたその様に、すでに彼女に鰻風呂は効かなくなったのでは、と下男達に囁かせた。
 しかし女将であるお菊だけは、半笑いのまま品定めするように桔梗の横顔を覗き込んでいる。
 桔梗の表情がかすかに変わったのは、しばらく経った頃だ。
「んっぐ……!!」
 桔梗の眉が顰められ、目の端が引き攣る。そして唇を噛んだ後、急に下を向いた。
「……痩せ我慢の多い娘だよ。今までに六回、気をやったろう」
 お菊が桔梗の顔を覗きながら告げた。周囲が騒然となる。
 桔梗はその言葉に顔を上げた。その目には、薄っすらと涙が浮かんでいた。桔梗が歯を食い縛る。
「……い、いくッ……!」
 その一言を皮切りに、桔梗は天を仰いで大きく口を開いた。
「ああああ、だめっ、いく!もう駄目、こんなの、う、ふあああああっっ!!!!!」
 桔梗はそこから、縛られた脚を蟹股のように広げ、またくの字に折って身悶え始めた。
 鰻も相変わらず桔梗の中で激しくのたうち回り、ぐちゅぐちゅと膣の奥をかき回している。
 桔梗はその動きで何度も絶頂を迎えさせられていた。
 膣の中のあらゆる性感帯を、同時に、断続的に責め上げられるのだ。女体の構造上、これで絶頂に至らない筈がない。
 桔梗はそれによって何度も絶頂に押し上げられ、達して敏感になった事でさらに達しやすく、という連鎖に陥っていた。七回目の絶頂で、ついに桔梗の忍耐にも限界が訪れたのだろう。
「ふあああぁ、あああ、ひぃっ、いやぁああっあああ!!!」
 浴槽の底で桔梗の尻がびくん、びくんと跳ね上がる。その度に凄まじい快感を感じているのであろう事が、彼女の表情から窺い知れた。
 桔梗は顔を真っ赤にし、泣くように顔を引き攣らせている。目は細まり、歯は大きく横に広がった状態で食い縛られていた。
「あっ、あん、あ、ああ!!うああっあ、ぃぎああああ!!!」
 苦悶とも歓喜ともつかない声が桔梗の唇から迸る。彼女は今一度達して強烈に膣の何匹もの鰻を締めつけ、大きな溜息とともに解放した。
 その緩みを狙い、一匹の鰻が桔梗の肛門へ潜り込む。
「うわ、お、おしりいっ!!!」
 桔梗は目を剥いて竦みあがった。まだ肛門性交が禁忌とされる時代、如何にくノ一といえど、その様な場所へ何かを迎え入れる事など考えもしない。
 膣と肛門の両方の穴に無数の鰻を迎え入れ、桔梗は大口を開けて叫ぶ。
「いく、いくっ!!もう、もうこれ以上は……こんな、ふぅ、ひ、ひあらああっっ!!!」
 絶頂に次ぐ絶頂で白い体は痙攣し、口の端からだらしなく涎を垂らしてしまっている。
 やがて釜の火が消えて湯が冷め、膣の鰻たちも動きを鎮めだした頃、お菊は泣きはらしたような顔の桔梗に問いかける。
「つらいだろう桔梗、鰻風呂は。どうだい、こっちの質問に答える気になったかい」
 しかし桔梗は黙って首を横に振る。周囲には結局駄目だったか、という空気が流れた。鰻も疲れ果てているしこれでお開きだ、おそらく桔梗もそう思ったはずだ。
 しかしお菊の言葉は全く違っていた。
「そうかい、やっぱり。じゃあ続けるしかないね。生憎、ここの鰻はうちに置いてある物のたった半分なんだ。火はまた炊けばいいし、まだまだ気持ちよくなれるよ、桔梗。」
 桔梗は目を剥き、愕然とした表情を見せた。顔から血の気が失せている。

404 :
 かくして鰻風呂は続行された。お菊の言う通り、轍屋にはまだ大量の鰻がおり、火が消えて元気がなくなれば交替、水に漬けて元気を取り戻させてまた交替、と延々と繰り返された。
 そのうちに鰻も桔梗の二穴を住処とすべき洞穴だと思ったのか、湯を炊かないぬるま湯の状態でも積極的に桔梗の中へ潜り込むようになり、
 桔梗がのぼせる心配もなく、より長く続けられる事になった。
「いっ……いっ、うんっ……い……ふゥうぐッ…………!!!」
 桔梗は歯を食いしばり、身体全体を痙攣させながら快感に抗った。
 大量の鰻を咥え込んで上下する尻に合わせ、吊るされた縄がぎしっ、ぎしっと軋む。それはまるで、桔梗が水の中で本当に鰻と性交をしているようだった。
 快感かあるいは苦痛からか、吊り上げられた桔梗の足の指は強く鉤状に曲げられ、手の指は足首にめり込まんばかりに握りしめられていた。
 その美貌は汗と涙、鼻水、涎とあらゆるものに塗れ、唇は聞くほうが切なくなるような、鳴き声ともとれる喘ぎを上げ続けていた。
 そして一体どれほどの時が経ったのか、桔梗の身体が激しく痙攣し、泡を噴きながら浴槽に頭を打ち付けた時点でようやく鰻風呂は終わりを迎えた。
 その頃、浴室には噎せ返るような女の匂いが充満し、浴槽の水は桔梗のどろどろとした愛液でかすかに濁ってさえいたという。
 そこまでになりながら、ついに桔梗は最後まで、お菊の問いに頷くことはしなかった。

「あれほど鰻風呂で責め立てられても折れぬとは、正直驚いた」
 夜の帳が下り、行灯を灯した座敷で筋肉質の男が呟いた。
 対面に座するお菊は盃を傾けた後に大きく息を吐く。
「あれで吐くとは思っちゃいないさ。ただ、桔梗は今日の逆さ吊りから鰻責めまでの一環の責めで、心身ともに相当追い詰められたはずだ。
 普通の女郎なら三日かけるべき拷問を一時に与えた訳だからね。
 ああやって拷問で気力体力をそぎ落とし、眠らせず、食事に阿片の粉でも混ぜてやりゃあ、忍だろうがくノ一だろうが何日と持つまいね」
「……成程。それであの女郎達に食事を運ばせたわけか」
 筋肉質の男は得心がいったように頷いた。
 鰻責めの後、完全に意識を失った桔梗は手足の首を結び直され、座敷牢に繋がれた。
 そこへ酒や阿片入りの食事を運んでいったのが轍屋の女郎達だ。お菊が命じるまでもなく、彼女たちが自らそれを望んだのだった。
 桔梗が轍屋に来て以来、客はほとんどが桔梗目当ての者となり、結果的に女郎達は桔梗に客を取られた形となった。
 その恨みや生来の器量の差への妬みなどが積み重なり、食事を運ぶついでに桔梗を嬲ってやろう、となったのだろう。
 それは桔梗を休ませないというお菊の狙いと合致していたため、お菊も今夜はあえて就床時間を煩く言わないでいる。
 しかしそのお菊も、朝方に座敷牢を覗いた時にまだ女郎が群がっているのには呆れ果てた。
 夜通し同性の手で責められ続けたのだろう、桔梗の目の下には薄っすらと隈ができ、荒い息を吐いていた。乳輪は収縮して乳首はしこり勃ち、秘部は大輪の花を咲かせている。
 挙句には肛門の窄まりにまで食事についていた木の匙が捻じ込まれ、言葉責めと共に糞を掻きだされているではないか。
「ほら、まだどんどん出てくるじゃない。御覧なさいよ、匙の先にべっとりとくっついているわ。
 アンタみたいな別嬪でも、汚い物は汚いのね」
 女郎の一人が先端に糞のこびり付いた匙を翳し、周囲の黒い笑いを誘う。
 桔梗は項垂れながら唇を固く結んでいるが、その頬は林檎のように真っ赤になっていた。
 女郎はその顔を可笑しそうに覗きながら、また匙を桔梗の肛門へと挿し入れた。女郎の手が円を描くと、桔梗の腸内からくちゃくちゃと糞の掻き混ぜられる音が立つ。
「……排泄をからめた責めか、こりゃあいいかもしれないね」
 女郎達のやり取りを目にしたお菊が口元を吊り上げ、何かを取りに座敷へ取って返す。そして小さな徳利を手に、足早に座敷牢へ戻った。

405 :
「桔梗は、そんなに糞が溜まってるのかい」
 お菊はそう言いながら現れると、女郎達が一斉に振り返り、桔梗が顔を上げる。
「無理もない。桔梗お前、昨日の朝から憚りに行ってないだろう。さぞや苦しかろうね」
 お菊は女郎達に目配せして桔梗の口を開かせ、徳利の中身を流し込んだ。桔梗はすぐに咳き込んで吐き出そうとするが、その甲斐なくほとんどを飲み干してしまう。
「何を飲ませたの……毒?」
 桔梗は喉に染み渡る苦さに顔を顰めながら問いかけた。お菊が笑う。
「すならもっと派手にやるよ。今のはただの腹下しさ。
 もっとも、合戦の時に敵兵に盛るような強烈なやつだけどね。
 一杯飲めば腹の音が雷轟のごとく鳴り響き、半日は腹痛と下痢便に苛まれるそうだよ」
 お菊の言葉に、桔梗がかすかな動揺を見せる。
「なに、お前が素直にさえなりゃあ、すぐに厠へ行かせてやるさ」
 お菊はそう言って勝ち誇ったように笑った。
 その後、仕置き部屋へと連れ出された桔梗は、まず手首を後ろ手に縛り上げられた。
 そして尻を突き出させられ、潤滑油をたっぷりと塗した木製の太い張型を、慎ましい蕾へ捻じ込まれる。
「うぐぐ……!!」
 桔梗が苦しげな声を上げた。前日に鰻を受け入れたとはいえ、まだまだ未使用の肛門にその張型は大きすぎた。しかしそれを油と下男たちの力でもって無理矢理に押し込んでしまう。
 限界以上の張型で肛門が蓋されると、今度はその股座に厚手の褌が巻きつけられた。褌は張型を肛門へ固定するかのごとく、ぎちぎちと巻かれた。
 その後に桔梗の前に運ばれたのは、三角木馬に似た大きな台だった。ただしその背の部分は三角ではなく、人が座れるような水平になっている。台形の腰掛け、といった風情だ。
 一見遊具のようなそれが、今の桔梗にとっては本物の三角木馬より遥かに厄介なものだと解るのは、もうしばし後のことだった。
 張型を嵌め、褌を締めた桔梗は抱え上げられて台の上に乗せられた。
 そうして姿勢をやや後方へ倒し気味にされ、尻の張型が自重で腸内へめり込む角度の所で、脚が縛り上げられる。それだけではない、その膝からはさらに、縄に巻かれた石が吊るされたのだ。
「ああっ!!」
 自重と石の重みで張型が根元まで腸内に沈み込み、桔梗が悲鳴を上げる。
 桔梗は理解した。
 石と桔梗自身の重み、姿勢、水平な台、褌、極太の張型。これら全ての要素が、桔梗の肛門を完全に塞いでしまっている。
 すなわち、下剤を飲まされた影響でもう間もなく痛烈な便意が訪れても、この状態ではどう足掻こうと排泄が不可能だという事だ。
 排泄をする方法はただ一つ、お菊に全てを自白して縛めを解いて貰う他ない。
 桔梗がその恐ろしい事実に気付いた瞬間、彼女の腹部からかすかにぐるるる、という音が漏れた。
「効いてきたようだね。さぁ桔梗、楽になりたきゃ、まず素直になる事だよ」
 お菊や女郎達は悠々と畳に腰掛けながら、苦しむ桔梗の見物を始めるのだった。
 それからどれだけ経っただろう。
「う、くううぅ、う……!!」
 桔梗の心底苦しそうな声が仕置き部屋に響いた。
 彼女は顔を青ざめさせ、白い肌に脂汗を滲ませ、悩ましげに身体をくねらせている。
 その腹からは絶え間なく、ぐるる、ぐぎょるるる、という雷轟のような音がしていた。
「お、お願いです!……厠へ、どうか厠へ行かせて下さいっ!」
 桔梗は縛られた上半身を揺らしながら、座敷で茶を飲むお菊へ向けて叫んだ。
「何度も言わせるんじゃないよ。白状する気になってから呼びな」
 お菊は冷たくそう一蹴し、美味そうに苺大福を頬張った。
「む、むり、う、んあああああああ゛!!!!」
 今一度桔梗の腹が激しく鳴り、美しい黒髪がつらそうに振り乱される。
 桔梗が暴れるのに合わせて下の台も激しく軋んでいた。
 お菊の読みどおり、この排泄を支配する責めは相当に効果的のようだ。
 排泄欲は人間の根幹に根ざす本能なのだから当たり前といえば当たり前だが、桔梗の狂乱振りは予想以上のものだった。

406 :

「後生です、どうか、どうかお許し下さい!!!」
 肺の底から叫ぶような声で桔梗ががなり立てる。普段の彼女からは想像できない声だ。
「ああ頭が、頭が焼き切れそう!!く、くるしい、つらいんですっ……!!おねがいします!!」
 桔梗は涙を流した。何度も頭を振り、肩から細かな震えが見て取れた。
 お菊たちはそれを、蟷螂が蝶を捕食する瞬間を見るように目を輝かせて観賞した。
「うおあ、っア、あがらぅあああああアア!!!!!」
 桔梗が天を仰いで慟哭する。声帯がどこか切れたのではと思うような奇妙な声だった。
「…………るして、くれ、もう、堪忍してくれぇ!!!厠へ、厠へ早く早く行かせてくれえぇ!!!」
 普段の話し方と違う、別の人間の言葉が桔梗の口から紡がれる。
 お菊が目を光らせた。
「おやおや、ついに地の喋り方が出てきたみたいだね、くノ一。これはもう半日も待てば、洗いざらい喋ってくれるのかもしれないね」
 お菊が嬉しそうに目を細めると、桔梗が大粒の涙を零しながら頭を振った。
「無理だ、こっ、これ以上我慢したら、できなか、たら、本当に頭がおかしくなるっ!!」
「そうかい。じゃ、お前の素性を答えるかい」
 お菊が問うと、桔梗は涙を孕んだ目で必にお菊を睨みつける。桔梗の腹がまた凄まじい低さで唸った。
 お菊は肩を竦めると、桔梗に背を向けて周りの人間に目配せした。
「さて皆、少し早いけど昼飯にしようか。今日は皆で蕎麦でも食べに出よう」
 お菊の言葉に、女郎達が笑い、桔梗が絶望に目を見開く。
「待ってくれ!!もう本当に無理なんだ、頼むから、あやく厠に、かあやにいぃっ!!」
 お菊達が本当に総出で出て行った後も、桔梗は涙ぐましい叫びを空しく上げ続けていた。
 たっぷりと時間をかけて昼飯を終え、お菊達がようやく仕置き部屋へ戻った時、もう叫び声はしていなかった。
 かすかな異臭が鼻をつく。見れば、桔梗の右腿から吊り下がった石に到るまで、かすかに茶色い筋が流れている。
 極限に達した便意で一部の下痢便が張型を押しのけて噴出したらしい。
 しかしそれはあくまで微量であり、本質的な解決は何ら為されていないようだった。
「う、うあ、ああや、ああ、や、ぃ……!」
 桔梗がしゃがれた声でお菊たちに呼びかける。唇からは噛みすぎて血が流れ、真っ青な顔はまるで重病患者のそれだ。
「話す気になったかい?」
 お菊が問うと、桔梗は顔を顰めながら首を振る。
「はぁ……仕方ないね。倉庫の古い盥を持ってきな」
 これ以上は無意味だと判断したお菊が、下男の一人に命じた。下男が仕置き部屋の床に盥を置くと、桔梗の足から石が外され、台から身体が下ろされる。
 桔梗は盥にしゃがみこみ、凄絶な音を立てて盥の中に飛沫をぶちまけた。人の視線に晒されながらの排泄に桔梗の肩が震える。
 くノ一の強固な心の壁が、また一枚剥がれ落ちたのだ。

407 :

 あの日の午後、轍屋の店先には黒山の人だかりができていた。輪の中心は轍屋の庭に通じる渡り廊下だ。
 その廊下の前には『くノ一尋問中』という看板が立っていた。
 廊下からはぎしっぎしっと木床の軋む音が響いている。それは二つの生き物の交尾の音だ。
 一人は全裸の若い女。尻を高く掲げる格好でうつ伏せになり、大股を開かされている。
 その健康的な太腿にはそれぞれ太い縄が掛けられ、両脇の柱を回って天上近くに結び付けられていた。それにより、女は開いた脚を閉じることができなくなっている。
 さらにはその細腕も後ろ手に枷で拘束され、殆ど身動きのかなわない状態だった。
 美しい顔には竹轡が噛まされ、顎の半分ほどが廊下の外に出る形になっている。そのため女の竹轡から零れ落ちた涎が、庭の縁石に黒い斑点を描いていた。
 そしてその女に圧し掛かっているのは、体長およそ80cm台の中型犬だった。
 ただの犬ではない。女が獣と交わる姿を見たい、という好き者に向けて獣姦用に訓練を受けた犬だ。当然獣ながらに女体の扱いはよく心得ている。
 くノ一・桔梗は、縛られたままこの獣と延々と性交をさせられていた。黒山の人だかりは、この世にも珍しい交尾を一目見ようと遊郭におしかけてきた者達だ。
 普段はのんびりとしている昼の遊郭が、今日だけは祭りのように賑わっていた。
「うそ……あれ、本当に犬としてるの?」
「擦り付けてるだけじゃねえのか」
「いや、本当に入ってるぜ。横から見てみろよ」
「あの女、最近轍屋で毎日拷問されてる女だよな。足抜けかと思ったら、くノ一だったのか」
「しかし女、すげぇ隈だな。体中くすんでるし、相当やばいな」
 野次馬は一時ごとに数を増し、桔梗を好奇と蔑みの目で囲む。
 桔梗はその視線を受けながら、ただ、耐えるしかなかった。
 桔梗は自分の心が壊れる寸前である事を理解していた。
 連日連夜、心身をすり減らす拷問を受けた。裸で外に放り出されてやぶ蚊責めを受けたり、様々な蟲の入った桶に押し込まれて一夜を迎えた事もある。
 無数の細い針を乳腺やクリトリスに刺されもしたし、拷問のない時間には廓屋の下男達に順番待ちで犯された。
 もうずいぶん長いこと睡眠を取っておらず、走ることも叶わないのではないかと思えるほどに体力が残っていない。食事に混ぜられている阿片のせいで、景色が揺れて見えるのもしょっちゅうだ。
 おぼろげな意識の中、毎日人格を否定され、苦痛と肉欲だけを繰り返し与えられる。どこまでが自分の考えで、どこまでが刷り込まれた考えなのか、それすら曖昧になっていた。
 その挙句に今ではこうして獣と交わらされ、見世物にされている始末だ。
 口惜しいのは、そのような獣相手でも自分が感じてしまっていることだ。この犬の平均交尾時間は六時間。
 はじめは人よりやや大きい太さの逸物で膣を擦っているだけだが、やがて興奮するとその逸物が瘤となって大きく膨れ上がる。
 そしてそのおぞましい太さになったものを、獣特有の力で引きずりだし、叩き付けて来るのだ。
 割れ目が捲れ上がる感覚の後、子宮口に叩きつけられる感覚が続く。それを時に激しく、時に繋がったままかすかな蠢きだけで、六時間続ける。
 その後は膣の形が変わるのではないかと思えるほどの射精が待っている。桔梗はそれを二匹の犬を使って交互に繰り返されていた。
 頭の中は快楽で真っ白になっている。真っ白な世界だ。
 尋問は終わりなく続くだろうが、桔梗にいつまでも耐え忍べる確たる自信はもうなかった。
 ただ一つ、たった一つ心の拠り所は、いつか意識を失う狭間に聞いた、黄左衛門が再び屋敷に顔を見せる、という一言。
 もう一度黄左衛門が来さえすれば、命を賭してでも討ち果たす。
 しかし、何故だろう。もうかなりの日にちが過ぎたというのに、彼はまるで姿を見せる様子がない。
 桔梗はそろそろ、自分が限界だと悟っていた。

                                       了

408 :
投下終了。たまに ○/14が分身の術してるけどスルーしてください。

409 :
作品投下キター!!
ねちっこい拷問GJです

410 :
作品に入り込み過ぎて、途中吐き気した――そんくらい、GJ!!!
すっごいGJなんだぜ!!
大好きだこういうの。

411 :
これは良いものを見た。
GJにござる。

412 :
いいものを読めました。心からGJ!!

413 :
GJ過ぎる、こう言う性的な拷問は、大好きだからワクワクするよ、早く続きが見たいよ。

414 :
いいねぇ

415 :
取り敢えず保守

416 :
とりあえず、保守

417 :
とりあえず、保守。

418 :
巨乳くの一の乳ビンタを食らいたい。

419 :
じゃ俺は巨尻くの一のヒップアタックを食らいたい。

420 :
くの一の股間に顔をうずめる技で、フランケンシュタイナーもいいね。

421 :
くノ一「ふらん……けん……? 南蛮人の名前か何かか?」

422 :
そこで和風の長ったらしい名前ですよ
「首挟み反直立断頭掬い投げ」とか…

423 :
冨士山バスターの芸者が、「通天しゃちほこ投げ〜」
とか言いながらフランケンシュタイナーやってたな

424 :
くの一忍法筒枯らしを食らいたい。

425 :
巧みな手淫でなぶられたい。

426 :
ほしゅ

427 :
にんにん

428 :
ほ手裏剣

429 :
床術使いこなすエロくノ一と
男の忍者と同じような任務をこなすが性的な面には疎い女忍者
どっちのが好き?

430 :
どっちもだ

431 :
前者が後者をひたすら攻めるとか好きだね

432 :
房中術って、触手とかエロモンスターにも使えるのかな

433 :
基本対人間用のセックス術だけど、ファンタジー設定で、対獣人や妖怪やモンスター相手なら読んで見たい。

434 :
>>393の方はどことなく痒み責めが好きそうなイメージ。あと煙での燻し責め。

435 :
くの一少女48

436 :
「艶めき剣舞 女剣士とみだれ妻とくノ一」なるエロ小説に出てくる
くのいちが絵に描いたようなエロくのいちで良かった

437 :
>>434
痛い系以外なら何でも好きっす。
特にプライド高いベテランくノ一への汚物責めはかかせない

438 :
サイボーグ009-1のミレーヌ・ホフマンのはここに投下してもよかですか?
厳密には女スパイだけど、やってる事はくノ一そのものだし、題名も「ゼロゼロクノイチ」だし。

439 :
>>438
wktk

440 :
>>438の009-1の作品を投下します。
近未来なのであんまりくノ一っぽくないかもしれませんが、一応サイボーグくノ一です。
時代背景:冷戦がずっと続いてる2060年ぐらい。
      世界はイースト・ブロックとウェスト・ブロックで二分されてて、常に核を巡ってスパイ合戦。
      情報戦を制すれば即パワーバランスが崩れる状況。
      主人公ミレーヌ・ホフマンはウェスト・ブロックの『00機関』に所属する最高級のエリートスパイ。

18レス予定。たまにミレーヌがミレーユになってるかも。


441 :
ミレーヌ・ホフマン、通称009-1(ゼロゼロナイン−ワン)。
地上を二分する世界のひとつ、ウェストエリアでも指折りの女諜報員だ。
明晰な頭脳、サイボーグゆえの高い戦闘能力、そして男の本能をくすぐる美貌。
そのいずれもが一流と言えた。
しかし……それほどの女も、数限りなく任務をこなしていれば捕縛される事もある。
今回に限っていえば、ミレーヌの捕縛は作戦の内だ。
敵方であるイーストエリアは事の初期から、ミレーヌが動いている情報を掴んでいた。
というより、ミレーヌ側があえてその情報を漏洩させていた。
最も警戒されるであろうミレーヌの動きを逐一流しつつ、別の言い方をすれば敵に『注目させ』、捕縛させる。
そうしてイーストエリア側が一息ついている間に、別働隊が任務と救出を行う手筈だ。
捕まったら最後、ミレーヌ・ホフマンには容赦のない尋問が待っているだろう。
極めて危険な事態だ。だが、だからこそ敵の目を欺ける。
文句無く最大の脅威である、ゼロゼロ機関のエリートスパイが自らの手の内に落ちた。
この状況で安堵しない理由はない。

「こちらの諜報員にも、罠と知りながらなお君と寝たがる男がいるらしいが……
 ふむ。頷ける話だ」
中年の尋問官・ケベルはミレーヌを眺めながら呟く。
彼女は一糸纏わぬ姿のまま、X字を描くように手足を繋がれていた。
胸の膨らみ、腰のくびれ、太腿の張り……全てのパーツが男の情欲をそそる。
その造形美は、顔から体型まで全てが男を落とすために改造されたのか、との疑念さえ抱かせた。
真裸の中で、唯一ミレーヌの乳首だけはクリップのようなもので潰されている。
これはミレーヌが、乳腺から液体金属を分泌、瞬時に固形化して打ち出すギミックを有するためだ。
この対策を怠り安易に吊るすと、マシンガンのような射撃でたちまち蜂の巣になってしまう。
「カラダを褒めてくれるのは嬉しいけど、女の裸を眺めるなんて……良い趣味じゃないわよ」
ミレーヌは薄い嘲笑をケベルに向けた。
ケベルはそれを受け、より大きな笑みで返す。
「この状況でその冷静さ、流石はウェストエリアの誇るエリートスパイだ。
 私は気高い女が好きだが、同時にそういった女を苦しめるのがこれまた大好きでね。
 君のその澄ました表情を醜く歪めたいと、先ほどから焦がれているんだよ」
ケベルは醜悪な笑みを深めた。
ミレーヌが鼻で笑う。
「可哀想。そんな捻れた考えを持つぐらい、女に縁のない生活をしてきたのね」
そう精一杯言い返すが、同時にケベル達が着々と準備を進める様子に眉をひそめた。
彼らはミレーヌの肢体を下卑た視線で見つめている。
どんな尋問をされても耐え切る自信はあるが、女としてあまり好ましい状況ではない。

442 :

「さて、では君のスパイとしての心意気を試すとしよう」
ケベルが片手を上げて告げた。
周りの尋問官達が笑みを湛えてミレーヌを取り囲む。
彼らは2人がかりでミレーヌの尻肉を左右に割り開き、中央にある窄まりを露わにした。
そしてその窄まりへ捻じ込まれる、ホースのような質感。
「うっ……!」
ミレーヌが片目を細める。
ホース状の物が直腸深くへ入り込んだ後、背後にあるタンクのバルブが開かれた。
ごぼんっ、と大きな気泡の浮く音がし、やがてミレーヌの腸内を冷たさが襲う。
浣腸だ。ミレーヌはそう理解した。
尻から液を入れ、糞便を出させる恥辱の拷問。
苦しいのは言うまでもないが、排泄という惨めな行為を人前に晒すのも精神的にきつい。
「その溶液は特別性でな。グリセリンよりも浸透圧が高く、便意を催しやすい。よく効くぞ?」
ケベルが嬉しそうにそう語る間にも、ミレーヌの腸内へごぼりごぼりと液が流れ込んでゆく。
ミレーヌの引き締まった腹部が徐々に膨れ始めた。
「うっ……!!……っく!!」
ミレーヌが苦悶する中、腹の膨らみは刻一刻と増し、やがて臨月の妊婦ほどになってしまう。
「うへえ、腹ぁパンッパンになっちまってんぜ? これ何リットル入ってんだよ……」
尋問官達がミレーヌの腹を指差して笑った。
ミレーヌは、尋常でない息苦しさなのだろう、額に薄っすらと汗をかいている。
「計器によれば4、6リットルだ。サイボーグとはいえ、そろそろ限界だろう。……おい、固めろ」
ケベルがそう命じると、タンクの前にいる人間が切り替えの操作を行った。
今までの液に代わり、ゼリー状のものがミレーヌの肛門を通り抜ける。
「う゛ぐっ!!」
限界の所をさらに少し押し込まれ、ミレーヌの呻きも重さを増した。
「苦しいか。だがそんな苦しみなどまだまだ序の口だぞ。
 今注入しているのは、先ほど注いだ溶液を固める薬品だ。
 さすがに溶液すべてには行き渡らんが、肛門に近い大部分がスライムほどの硬さに固形化する。
 少量であればひり出せる硬さだが、それだけ腸内でひしめき合っていては排泄も不可能。
 ……我々が赦しを出し、溶解させるための薬液を注がん限りはな」
ケベルはそう嬉しそうに告げ、ミレーヌの表情を愉しんだ。

443 :

その言葉通り、ミレーヌの尾骨の下辺りで妙な質量が生まれ始める。
まるでそれは溜めに溜めた固形便の様な、いやまさしく、何キロという重さの便。
同時に腹の上方からは、ギュルルル……という下痢便特有の音が鳴り始めていた。
極限の便秘と下痢が同時に襲う形だ。
ミレーヌはこの責めの恐ろしさを、改めて現実のものとして痛感する。
「良い顔だな、ミレーヌ・ホフマン。願わくばいつまででもそうして苦しめ続けたいほどだ。
 しかしこれは仮にも尋問。いい加減飽きの来た内容だが、一応答える機会を与えよう」
ケベルは脂汗を浮かべるミレーヌを眺めて口を開いた。
「お前がここに潜り込んだのは、データを盗むためだという事は解っている。
 だが身体検査でデータチップらしきものは見つからなかった。
 ……どこへ隠した」
ケベルは、もう何人もの尋問官が行った質問を繰り返した。
いくら聞いても無駄だ。ミレーヌは初めからチップなど持っていない。
彼女の眼はアイカメラになっており、また脳には情報を記録しておける人工知能が備わっている。
つまり、目当てのデータを目視さえすればそれで済むのだ。
……とはいえ、その事実が敵に知れては大変な事になる。
機密を詰め込んだミレーヌの脳が解析されれば、所属する00機関はおろか、世界そのもののパワーバランスが崩壊しかねない。
ゆえに、ミレーヌも敵に『データチップを隠している』と思わせていた方が得といえた。
そもそも、ここの尋問官達はまだ本気で情報を吐かそうとはしていない。
緊急性があればとうに自白剤を使っている筈だ。
彼らの目的は、あくまでミレーヌ・ホフマンを嬲ることにある。
拘束した以上は時間はいくらでもある、じっくりと様々な情報を吐かせれば良い。
そう思っているに違いない。
もっとも、いずれにせよミレーヌは、仲間が救出に来るまで耐え忍ぶしかないのだが。
「……答えんか。そのカエル腹で排泄のチャンスを棒に振るとは、正気の沙汰ではないな。
 まぁそれでも一向に構わん。それならばその腹を抱えたまま、一晩中悶え苦しむがいい。
 我々には貴様への憐憫の心など欠片ほどもない。
 貴様を苦しめる事もまた、祖国を勝利に導くのと同じほどに心地良いのだ」
ケベル達は気丈なミレーヌを見やり、笑いながら部屋を後にする。
「ぐ……!!」
ミレーヌは広い尋問室に一人残され、拘束された手足を握りしめた。

444 :

そこから地獄のような一夜が始まった。
ケベルが言った通り浣腸液の効き目は強く、30分もしないうちに足が震え始める。
額に脂汗が滲み、排泄欲が脳裏を焦がす。
だがどれほど踏ん張っても、ほんの僅かも排泄することができない。
「ううっ……!!!うっ!!う、うう……っく……!!!!」
ミレーヌは誰もいない部屋の中、小さく呻き続けた。
括約筋に繋がる内股の筋肉が強張り通しだ。寒気が体中を襲う。
「よう、調子はどうだ」
一時間ほどがした頃、尋問官の一人が瓶を片手に戻ってきた。
その瞬間、ミレーヌの苦悶の表情がふっと涼しげに変わる。
弱みを見せまいと、身体の異常を押ししたのだ。
「へぇ、元気そうじゃねえか」
尋問官は嬉しそうに言い、手に持った瓶をミレーヌの口に押し付ける。
水を飲め、と言うのだろう。
「いらないわ、そんな何が入ってるかわからない水……」
ミレーヌは顔を背けて拒絶する。
「素直に飲んどけって。浣腸ってのは汗とかで結構身体の水分が飛ぶんだ。
 こっちとしてもなれちゃあ困るんだよ」
彼は笑いながら、瓶を掲げてミレーヌの頭から水を浴びせかける。
氷のような冷たさにミレーヌの身が震えた。
「しっかし、ホント良い女だよなぁお前。メリハリある身体ほど磔が似合うってね。
 丸見えの脇がセクシーだぜ」
尋問官はX字に吊るされたミレーヌの腋へ鼻先を擦り付けた。
驚きか羞恥か、ミレーヌの左腕が竦み上がる。
尋問官はすんすんと鼻を鳴らしてミレーヌの腋下の匂いを嗅ぎまわった。
「やっぱり結構汗掻いてんじゃねーか。商売女らしい、やけにそそる匂いだけどよ」
尋問官が笑い、さらに鼻先を滑らせていく。
かすかに肋骨の触れる脇腹に、妊婦のように膨らんだ下腹部。
「おーお、すげえわこれ」
腹を押しこんで尋問官が歓声を上げた。
「……お゛あっ!!!」
逆にミレーヌは苦しさが倍増し、声にならない悲鳴を上げる。
尋問官はそれをしっかりと聞き届け、意地悪く臍を弄くり回した。
しばし腹をこね回した後、彼はとうとうミレーヌの恥じらいの場所へ指を触れる。
ミレーヌの顔の強張りもいよいよ深まった。
「さて、ここはどうかな」
尋問官はミレーヌの美貌を見上げながら、指で女陰を割りひらく。
薄い繁みの下に赤い肉が露わになる。

445 :

「へええ……こんな所まで綺麗なんだな。処女なワケねぇのにな。
 すげえや、大物がどんどん釣られる筈だ。どんだけ男を喜ばせる身体してんだよ?」
尋問官は嬉しげに逸物を取り出した。
ミレーヌの身体を見ていたためか、すでに勃起しきっている。
尋問官はそれを、断りも無くミレーヌの秘唇に宛がった。
ミレーヌは脚を内股に閉じて無言の拒絶を示したが、男の脚に割り開かれると、それ以上の抵抗はしなかった。
男がいる以上、どのみち強姦ぐらいはされるのだ。
尋問官は逸物の先端をミレーヌの割れ目に押し当てる。
女が吊るされたやりづらい姿勢だが、性器はゆっくりと結合を開始した。
ミレーヌの極上とも言われる膣内を、浅黒い男の肉棒が侵食してゆく。
「おう、キツい……!!ケツの方がパンパンになってっから、締まりが凄いぜ!」
尋問官は陶然とした表情で溜息を漏らした。
ミレーヌは嵐が去るのを待つようにされるがままになっている。
だがよく見れば、その口元は何度も小さく噛む仕草をしており、彼女が耐えがたい恥辱あるいは苦痛を感じている事が見て取れた。
「……へへ、すげぇ目で睨みやがって。悔しいのか?それともクソしたくてたまんねぇのか?
 だが何もできねぇよ、拘束されたテメェには!!
 ああ、すげぇ!すげぇよ!!こんな気持ち良い穴初めてだ!!
 小便くせぇガキをぶち破った時より締まってンぜ!!!おあああ!!!!!」
尋問官は下卑た言葉を発しながら抽迭を続けた。そして、やがて絶頂を迎える。
「……ふうぅ、良かったぜ女スパイさんよ。親兄弟でも落とせるような、いいモノ持ってるぜ。
 また水やりに来てやっから、まぁ楽しみに股濡らしとけや」
尋問官はそう言い残して部屋を後にした。
ミレーヌはその後姿を睨みつけ、扉が閉まると同時に大きく息を吐き出す。
その瞬間にどっと汗が噴き出した。
明らかに余裕の無い顔色になっている。腹の鳴りも激しく、脚も震えている。
この様子を尋問官に晒していれば、ハイエナのような彼らは間違いなく嗜虐心を煽られただろう。
俯いたミレーヌの視界に、滴る汗と混じって、大切な所へ吐き出された白濁が垂れ落ちていた。
まるで穢された証のようだ、とミレーヌは考え、さらなる不浄の唸りに顔をしかめる。

446 :

それから何度か、水入りの瓶を持った尋問官が部屋を訪れた。
初めこそ水を拒否していたミレーヌも、やがて耐えがたい渇きに、不本意ながら水を求めてしまう。
ただでさえ膨れ上がった腹へ、さらに水。必要とはいえつらいものだ。
腹部の苦しみも次第に隠しようがなくなってゆく。
尋問官が来た瞬間に涼しげな顔を装えたのは最初だけで、数時間が経つ頃には、
男達の好色な笑みの前でも露骨な苦しみを晒してしまっていた。
「あっ……!あアっ……!!あぁ、あ……はぁっ…………!!!」
尋問官が来ない間、独り残された部屋の中で、ミレーヌは幾度も苦悶の声を上げた。
ぐるるる、ぎゅるるるる……という腹の鳴りがそれに重なる。
せわしなく両膝を擦り合わせるせいで、彼女の膝頭はすっかり朱に染まっていた。
脚はもう痙攣する事さえやめて妙な硬直状態だ。
括約筋の付近も、心臓の動きに合わせて熱く蠢く。
頭が茹だるようだ。肺が軋み、体中から汗の匂いが立ち昇っている。
苦しい、などというものではない。
日常生活では絶対に起こりえないほどの便秘と下痢に見舞われているのだ。
ミレーヌは何度か本当にを選ぼうかと考えた。
彼女の左足の親指には即効性の、右足の親指には遅効性の毒が仕込まれている。
その爪で足の甲を傷つければ楽になれる。
そう思いはしたが、しかし、助けが来ると解っている以上は生を諦めるわけにもいかなかった。
ゆえに、その地獄のような苦しみをただ耐えるしかない。
長い長い一夜。
汗が頭頂部から足裏まで流れ落ちる動きを何十回と感じた。
一定周期で排泄欲の臨界点が訪れ、括約筋が狂ったように脈動する。
直腸末端でゼリー状に固まったものが邪魔をし、結局排泄は叶わない。
しかし、本当の限界はその強固な栓さえ超える。
何十度目かに腹が鳴り、直腸が裂けそうに拡がった末、ついに小さな破裂音が肛門から漏れた。
そして床に、ぴちゃ、ぴちゃっと液の垂れる音がする。
なにしろ肛門から垂れる液だ。
ぞっとしながらミレーヌが脚の間に視線をやると、汗に塗れて床に何滴かの雫が見えた。
茶黄色の雫。
「………………!!」
ミレーヌは目を見開き、すぐに視線を前に戻す。
誇り高い彼女にとっては、恥辱で頭が煮えそうな情景だった。

447 :

丸一晩が経過し、朝になって、ようやくケベル達が部屋に戻ってきた。
「ふむ、だいぶ参っているようだな」
ケベルはミレーヌを見て嬉しそうに言う。
ミレーヌは青白い顔で、目からは涙を、口からは涎を零していた。
妊婦のような腹から漏れる音は、何とも表現しようのない怪音となっている。
美しい女の弱りきった様子。それは眼前のサディスト達の嗜虐心を煽った。
一人が前に歩み出し、ミレーヌの腹を鷲掴みにした。そして強く捏ね回す。
ミレーヌの顔がたちまち歪んだ。
「いっ……!!いた、あッ……あ!!」
ただでさえ気を失いそうな腹痛を丸一晩堪えていた所に、そんな事をされては耐え切れない。
ミレーヌは苦悶し、口の端から涎を零した。
その銀色の雫は腹をまさぐる男の手に落ちる。男は笑い、手を口に近づけて雫を舐め取る。
ミレーヌの視線が気恥ずかしそうに横を向く。
また別の一人は、吊るされたミレーヌの背後に回る。
彼は汚液の流れる内腿を見て嘲笑った。
「へっ、中がゼリーで埋まってるってのに、ちっと汚ねぇのが漏れちまってらぁ。
 どんだけ完璧に栓をしても、それを超えちまう。人間の身体ってなぁ恐ろしいもんだぜ。
 ……っと、こいつはサイボーグだっけな」
尋問官はそうなじりながら、ミレーヌの尻肉を割る。
「はっは、固まった透明なゼリーがちっと飛び出しちまってるぜ。
 どんだけ気張っても、これが邪魔で出せねえんだよな」
尋問官の指が肛門のゼリーを摘み、軽く引き出す動きを見せる。
その動きにミレーヌの内股が反応を見せた。
「意地張っても、いつまでもそのままだぜ。ひり出したいなら情報を吐きな」
ケベルはそう言ってミレーヌを追い詰める。
だがミレーヌはその美しい瞳をもって、断罪するかのように男達を睨みつけた。
その表情が、尋問官達のサディズムをより一層激化させる。
しばし、ミレーヌは見世物にされた。
乱れた顔を、汗まみれの身体を、床に落ちた汚液をなじられた。
「気丈なもんだなぁ。俺達がいねぇ間は、あんなにウンウン唸ってた癖によ」
「そうそう。一回すげぇ音してクソ漏らしちまってたもんな。
 しかもこのアマそれ自分で気付いて、わざわざ下向いて確認までしやがって。
 全部モニターで見えてたんだぜ?」
言葉責めを繰り返され、ミレーヌは恥辱に唇を噛み締める。
しかしどれほど追い詰められても、ついに彼女が口を開く事はなかった。

448 :

「……流石というべきか、こんなありふれた尋問では吐かないらしい」
やがて根負けしたかのように、ケベルが呟いた。
だがミレーヌが目線を和らげた瞬間、彼は続ける。
「ならばそろそろ楽にしてやろう。溶解液を流し込んでやる。
 ここで存分にクソをぶちまけるがいい」
「なっ……!?」
ミレーヌの目が驚愕に見開かれた。
それに満足したかのように、ケベルが笑う。
「何を驚く。まさかトイレでさせてもらえるとでも思ったのか。
 我々は尋問官、君を苦しめる役職だ。君が嫌がる事を積極的に行う。
 何千回何万回懇願してもやめはせんよ。
 君の心身を衰弱させる為なら何でもしよう。
 クソをぶちまける姿、浅ましくセックスに耽る姿、貴様の全てを見させてもらうぞ」
ケベルがそう言いながら傍らの男に指示を出す。
するとミレーヌの頭上で滑車が動き、腕を拘束する鎖が伸びて膝立ちに近い姿勢を取らされた。
次いで尻の下に大きな金属バケツが置かれる。
そしていよいよ尻穴に再びホース状のものを嵌められ、薬液が流し込まれる。
「う゛ぶっ……!!」
元々限界だった腹へさらに液が注がれ、猛烈な嘔吐感にミレーヌが頬を膨らませた。
しかしその苦しみの最中、さらに大きな“異常”が襲い掛かる。
腸で水を塞き止めていたゼリー状のものが溶け、腸の中が動き始めたのだ。
「う、ンああああああ゛あ゛っ……!!!!!」
耐えに耐えた排泄の始まりに、ミレーヌは耐え切れず叫びを上げる。
止めようもない怒涛の排泄。
ゴバッ、とゼリーの塊が肛門を通り抜けた。続いてその後ろから温い液が溢れ出す。
凄まじい勢いだった。蛇口を全開にしたようにバケツに流れ出てゆく。
激流というべき汚液の流れ、その中にいくつもゼリー状の弾力が混じる。
ぶりぶり、じょろじょろ、にゅるにゅる、感覚を現すとそうした風か。
かつて経験した事もないいような異様な排泄。
その激しさと苦しみは、尻から子供を産むかのようだった。
「すげえ、バケツにどんどん溜まってくぜ」
「はは、しかしすげぇ匂いだ!」
「ああ。透明だったはずのゼリーも液も、しっかり茶色になってやがるしな。
 こんだけ綺麗な顔した女でも、やっぱ腹ン中は糞だまりってわけだ」
「違いねぇ!しっかし恥ずかしそうな顔してやがんなぁ!?
 調査段階じゃどんな時でも素の感情を見せねぇ仮面の塊って事だったが、
 今はそのまんま恥ずかしいんだろうなぁ、俺らの前でクソをぶりぶりひり出してよ!」
「いやいや、それさえ演技かもしれねぇぜ?排便見られて嬉しがるんだよ、ウェストエリアの女は!」
「おい見ろ、こいつクソに混じって小便まで漏らしてやがるぜ!
 ったく、一番でかいバケツ用意したってのに、こりゃ溢れちまうんじゃねぇかあ?」
尋問官達はミレーヌの排泄を散々に嘲笑い、罵声を浴びせる。
ミレーヌはもう排泄を止めたかったが、一度始めた排便を止められるはずもなく、
ただ腕の鎖を握りしめながら、一刻も早く終えようと息む他なかった。
「…………ご苦労。実に良い映像が撮れたよ。
 君が排便する様は、このブロックで働く全従業員の目に触れさせよう。
 排泄とはいえ美しい君の姿だ、きっと皆喜んで自慰の種とすることだろう」
排泄を終え、ぐったりとしたミレーヌにケベルが囁きかける。
ミレーヌはその衝撃的な宣告に、ただ所在無げに瞳を彷徨わせた。

449 :


排泄の後、ミレーヌは手足の鎖を外され、汚れた身体をシャワーで洗い流される。
そして別の部屋で改めて拘束された。
柱を背にし、両腕を頭の後ろに組んだ形でだ。
部屋には研究員らしき女がいた。
彼女はミレーヌを嘗め回すように眺めながら、両手に透明な素材の手袋を嵌める。
そして傍らのデスクから瓶を取り出し、中身を片手に空けた。
薄桃色のゼリー状の薬品。
「自分の肌につかないよう気をつけろよ、シェリー。大変な事になるぞ」
ケベルが女に呼びかけた。
「へいへい、解ってますよ」
女は嬉しそうに笑いながらミレーヌに近づく。そして股座に手を近づけた。
「くっ!」
ミレーヌは唇を噛み締める。
自分達には絶対に肌に触れさせないような薬品を、たっぷりとこちらに塗るつもりなのだ。
関節にバネの仕込まれたミレーヌの脚ならば、ここで女を蹴りす事など造作もない。
だがそれをした所で何の解決にもならず、むしろ下手に動いて身体のギミックに気付かれれば、
それこそ最悪の事態だ。
ミレーヌは自分が今抵抗できる状況にない事を、嫌というほど理解していた。
女の手はミレーヌの股座を割り、秘部に入り込む。薬品のぬるみが粘膜を侵す。
ミレーヌは少しでもそれを逃れようと腰を捩る。
「ふふん、怖い?これはね、女のコをとってもいやらしく変えるクスリなの。
 手が自由なら一日中おまんこを弄くり回しちゃうような、あっさましいメスブタにね。
 肌から粘膜から、ぐんぐん吸収されるから、サイボーグのあなたでも耐え切れないわ」
女は囁きながら、ミレーヌの秘部に薬を塗りこめる。
それもただ塗っているだけではない。
女ならではの巧みな指遣いで、ミレーヌの女の部分を弄んでくる。
ミレーヌは足を閉じてなるべく指の侵入を拒むが、薬液の潤滑を得た細い指を柔肉で防ぎきる事は出来ない。
しばし、女の指が踊り続けた。
「はっ……はぁっ……!!!」
次第に、次第に、ミレーヌの息遣いが荒くなってゆく。
薬物には多少の耐性を持つミレーヌではあるが、この薬品の効果は並外れている。
おそらくは副作用などを度外視し、媚薬としての効果のみを追い求めた薬品だろう。
それによって者が出ても問題なし、という考えで作られた悪魔の薬だ。
それが聞くのは当然だった。
しかもそれを敏感な秘所の粘膜に、溢れるほどたっぷりと塗り込められているのだ。

450 :

「…………っ!!…………はっ…………!!」
ミレーヌは熱い息を吐き、瞳を惑わせながら耐え忍ぶ。
どんどん身体が発情しているのがわかった。
白い肌はほのかに上気し、風呂上りのようになっている。
勃起力の強い乳首も勃ちあがり、先端を封じるクリップでより一層痛めつけられる。
「ほぉら、気持ちいいでしょう?とっくに自分でも気付いてるでしょうけど、
 ナカが私の指をきゅんきゅん締め付けてくるの。もう“濡れてる”し……」
女に見透かされたような言葉を掛けられた直後、ミレーヌはある感覚を覚えた。
危機感。それは絶頂を予見するものでもあった。
しかし、普通の絶頂ではない。薬物による特殊なもの。
感覚や理性をふっ飛ばして引きずり込まれる、諜報員にとって致命的な心地よさ。
女の指と粘膜を密着させている限り、それを避けられない。
「おっ!」
周りで見守る男達から驚きの声が上がった。
ミレーヌが、それまでぴっちりと閉じていた脚を開いたからだ。
秘部を弄られながら股を開く。
浅ましいその動きは、まるで気高い女諜報員が快感に負けたかのようだった。
実際には快楽に負けじとした行動であったのだが、脚を開いた直後、ミレーヌは後悔する。
女の指がより深く潜りこんできたのだ。
脚を開いたことで密着性は下がったものの、それまで触れられなかった部分までもが熱に炙られる。
ぞくぞくとする心地よさがミレーヌの背筋を駆け上った。
「あ、ああ、あっ……!!!」
ミレーヌは震える叫びを上げた。
意思に反して勝手に股が開いていく。愛液が溢れ出す。
「へへ、あの女、とうとうおツユが零れはじめたぜ?」
内股から脚線に沿って伝い落ちる愛液を指差し、男達が囁きあう。
女の指は延々と蜜壷をくじりながら、一旦糸を引いて引き抜かれる。
そして薬液をたっぷりと指先につけ、再びミレーヌの股座へ舞い戻った。
しかし次に指が触れたのは、女の花園ではない。
それより少し後方に位置する、肉の蕾だった。
「あ、お、おしりっ!?」
ミレーヌが目を見開き、女の顔を凝視した。
周りの男達が耳を疑う。普通に股の間に指を入れたように見えたが、後孔だったのか。
「あら、ごめんなさい。さっきの浣腸で緩んでたものだから、つい」
女は笑い、指を前に滑らせて割れた柔肉を弄ぶ。
しかししばらくして、また指の先で後ろの孔を穿り返した。
「ひっ!」
故意だ。ミレーヌはそうはっきりと理解した。
この女は故意に尻穴に薬液を塗りこんでいる。
「いい反応。後ろは初めてなの、エリートスパイさん?
 まぁいくら名のある男と寝たって言っても、こんな所でする紳士さんはいないでしょうしね。
 でもここも解しておかないと。あなたこれから、ここの男共に散々犯されるんだから。
 お口とアソコだけじゃ、到底追いつかないわよ」
女はそうミレーヌの耳に言葉を流し込み、指を蠢かし始めた。

451 :

「ん、ンんんっ!!」
ミレーヌは鼻にかかったような声を上げていた。
口を固く結び、瞳もまだ凛としてはいるものの、明らかに昂ぶっている。
事実、肛門に薬液を塗られるのは、膣以上にきつかった。
粘膜なのは同じだが、やはり大腸というものが消化において『水分を吸収する』役目を持つゆえか、
そこに薬を塗り込められると膣以上に激しく火照ってしまう。
また粘膜に限らず、菊輪を刺激されるだけでも心地よかった。
薬が菊輪に触れた瞬間は異常な痒みを感じた。
だがその痒みが、指を抜き差しされる度に言いようもない快感に変わるのだ。
虫刺されを掻くときの百倍ほどの心地よさ。
「くんっ……!!んっは、んン…………!!」
いかにミレーヌとはいえ、人間的な感覚が残っている以上、それに反応してしまう。
女は飽くことなくミレーヌを嬲り続けた。
時にはミレーヌのすらりとした右脚を肩に抱え上げ、大きく開いた後孔へ指を出し入れする。
初めは中指だけだったものが、やがて薬指も交えた2本指になる。
「おしりが気持ち良いんでしょ、ねぇ?」
「ふん。そんな訳、ないでしょ……!!」
女の言葉を否定しながらも、ミレーヌは自覚している。
菊の花のようだった肛門が変わり始めていた。
菊輪の部分が薬の効果で肥大し、小さく盛り上がっている。
そこに指が出し入れされるたび、ぎぽっぎぽっと水気のある音が漏れた。
「あああ゛!!うああ、ああああ!!!」
やがてミレーヌもとうとう声を上げはじめる。
目はなお毅然として女を睨みつけるが、肛門を音を立てて弄くられると、たまらず秘唇から愛液が零れる。
「ふふ、イイ声。そうして解りやすい反応してくれると、責め手としては助かるわぁ。
 反応の凄かった責めを繰り返すだけで、勝手に堕ちていってくれるんだもん」
女は囁きながら、巧みに指を蠢かす。
膣と肛門、その両方を交互に、時に同時に責め立てられるのはたまらなかった。
愛液が溢れ、小便を漏らした時のように膝の横を通り抜けてゆく。
陰核に薬を塗りつけられるのも痛烈だった。
神経の塊であるそこは、薬は触れただけで燃えるように熱くなる。
その場所へ、時に指先で挟むように、時に指の腹で押し付けるように薬を塗り込められてしまう。
「ふあぁああああああああっっ!!!!!」
ミレーヌは身体全体を震わせ、大口を開いて何度も天を仰いだ。
それが、何時間も続けられた。
数時間後、席を外していた男達が部屋に戻ると、女がミレーヌの身体を撫でていた。
「……出来上がったわよ、オスの皆さん。」
床に空のビンが転がっている所から見て、薬をすべて使い切ったのだろう。
ミレーヌは柱に背を預けたまま、むちりとした両脚をだらしなく開いている。
下半身は愛液に塗れ、何度か失禁さえしたらしく、床に薄黄色の液だまりができていた。
とろんとした瞳から涙が零れ、開いた口から乳房いっぱいに涎が垂れ。
「良い顔だ」
すっかり発情したメスとなった女諜報員に、男達が嬉しげな表情を作る。

452 :


ミレーヌは後ろ手に拘束し直され、股を大きく開く形で床に転がされた。
2人の尋問官が靴底でミレーヌの左右の膝を踏みつけ、熟れた秘所を公然に晒す。
桜色も鮮やかだった秘唇は赤く膨れ、時折り痙攣を起こしながら奥から蜜を吐きこぼす。
誰も触れてすらいないのにだ。
「薬はすっかり浸透しているようだな」
ケベルがその様を眺めて言った。
「火照ってたまらんだろう、今お望みのものをくれてやる。ぬほどにな」
ケベルの言葉が終わらぬうちに、尋問官達がミレーヌを取り囲む。
カチャカチャとベルトを外し、ギラついた目で見下ろしながら。
「……っ!」
輪姦されるのだ、とミレーヌの本当が告げた。
妙な薬品をたっぷりと秘所に塗り込められ、昂ぶらされた状態での輪姦。
その快楽は心の持ちようで制御できるものではないだろう。
だが、ミレーヌにも矜持がある。
身体一つで地位ある男達を骨抜きにし、情報を引き出してきた女諜報員としての矜持が。
「も、もう我慢できねえ、犯るぞ!!」
男の中でも若めの尋問官がミレーヌに覆い被さる。
勃起しきった逸物を秘肉に擦りつけ、愛液を塗して挿入する。
「ああっ!!」
男は心地良さそうに声を上げた。そのまま獣のように腰を振りたくる。
「ああすげぇ、すげえよ!!!」
何度もそう声を上げて。だが、次第にその様子がおかしくなり始めた。
「うわ、やばい……やばい、何だこれ!?」
男の声に浮かぶ明らかな焦り、そして彼に組み敷かれるミレーヌの薄い笑み。
「うあああ、うあああああ!!!!!」
男はとうとう声を震わせ始めた。
「おい、どうした!?」
周りの尋問官達が男に問いかけると、男は助けを求めるように彼らを振り仰ぐ。
「こ、こいつの中、おかしいんだ。異常な締め付けで、根元から先っぽまで、膣が扱き上げてくる。
 ありえないような名器なんだよ、普通じゃねえよこれ!!
 き、きき気持ちよすぎて、さっきから俺もう、5回ぐらい射精させられてるんだ。
 このままじゃ袋の中身、根こそぎ全部搾り取られちまう。
 しかもナカの締め付けが強すぎて、抜こうとしても抜けねぇんだよ!!」
男は真っ青な顔で周りの男達に訴えかける。
その様子に、普段は強気な尋問官達も汗を流した。
「あら、この程度でへばったの?この私を犯すっていう位だから、良い度胸してると思ったのに」
ミレーヌは男を弄ぶように囁いた。
男の視線がいよいよ恐怖に震える。
しかし男達がミレーヌの手中に陥る中、先ほどまでミレーヌを狂乱させていた女が笑った。

453 :

「情けないわね、女スパイを尋問するエキスパートでしょう。
 この女は強がってるだけよ。本当は薬で身体が火照ってしょうがないのに、無理して隠してるの。
 膣で翻弄されるっていうなら、まずは先にそれ以外で蕩かしちゃいなさい。
 たとえば……その子が弱い、おしりの穴とかね」
女の言葉に、男達が得心のいった顔になる。同時にミレーヌの顔には緊張が走った。
「……なるほどな。遥か昔に居たっていうくノ一みたく、性技を使ってたわけだ。
 だが普段使わないケツの穴なら、それも発揮しようがねぇ」
男の一人がミレーヌ達をひっくり返し、尻の穴を晒させる。
少し前まで蕾のようだった後孔は、女による嬲りでほのかに盛り上がり、喘いでいた。
「さぁて、じゃあこっちも……頂くか!!」
男が後孔に怒張の先を宛がい、力を込める。
太さのある怒張は少しずつ、少しずつ括約筋の抵抗を押しやり、ある時吸い込まれるように腸内へ入り込んだ。
「あぐっ!!」
ミレーヌが苦悶の声を上げる。先ほどまでとは全く違う声色だ。
この声で、一気に場の魔法が解けた。
恐ろしい女諜報員から、ただ2つ穴が開いているだけのメスへと認識が改まる。
「おらおら、どうだ!あ!?」
後ろの男はミレーヌの腰を掴み、叩きつけるように尻穴を刺激する。
「あ、あう!!ああ、違う、そっちは……違……ぁう!!」
ミレーヌは非難の叫びを上げながら、菊輪を擦られる奇妙な快感に酔いしれた。
「ふうぅ……やっと解放されたぜ」
最初に襲い掛かった男が逸物を抜き、ミレーヌの傍を離れた。
「お疲れさん。じゃ、次は俺だな」
間髪いれず、次の男がミレーヌの膣内へ侵入する。
尻穴を犯されている最中のミレーヌに、それをあしらう術はない。
「う、くうぅ!!!」
「おう何だ、入れただけで甘ぇ声だしやがって。もしかしてイッたのかよ?」
男になじられ、ミレーヌは睨み返した。
だがその顔には隠しようもないほどの快感が窺える。
「口に咥えさせんのはまだやめとけよ。大事なモノを食い千切られちまうかもしれんぞ」
そう若い衆に声を掛け、ケベルは壁に寄りかかった。
「経験談ですか?」
横に並び、女が言う。
「バカ、あくまで可能性だ。……しかしまあ、あの女狐もそうとう一杯一杯だな」
「それはそうですよ、あの薬を全部塗りこんだんですから。
 私が嬲ってた時も、最後の方は下半身が痙攣して止まらなくなってましたしね。
 もう今じゃ子宮口を突かれるだけで身悶えしちゃうぐらいの筈ですよ」
「尻もか?」
「あら、お尻だって、入り口を擦る動きとか、奥で子宮裏を擦る動きが凄く気持ち良いんだから」
「ほう、女は大変だな」
「あの子の場合はまた特別だけどね。あの薬を使ってどんな気分になるのかは、さすがに試したくないしさ」

454 :

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……!!」
ミレーヌの喘ぎ声が呼吸に合わせて吐き出される。
女一人に対するまぐわりは果てることなく続いていた。
「おお、きついきつい。尻の穴がこんなにイイもんだとは思わなかったわ」
「前の穴も、こんだけヤり続けでもまーだ締まるぜ」
膣と尻穴に入れ替わり立ち代わり逞しい肉棒が挿入され、美しい女体を悶えさせる。
さらには2穴だけでは足りないと、口を使おうとする者も出てくる。
「いくらサイボーグっつっても、こいつを嵌められちゃあ噛めねぇだろ」
そう言って、中央部に穴の開いた鉄製のギャグをミレーヌの口に嵌め込む。
そして押さえつけたミレーヌの口へ逸物を捻じ込んだ。
「……おえ゛っ、え゛ぼっ、え゛、おう゛ぇ、う゛ええ゛ぇえ゛ッッ!!!」
数時間後、栗の花の匂いに包まれた部屋には濁った声が響いていた。
「おお気持ちいい、喉奥まで最高だわコイツ」
椅子に腰掛けた男がそう呟いた。
彼の前では、後ろ手に縛られたミレーヌが背後から犯されている。
そしてその枷の嵌められた口は、椅子に座った男の逸物を深々と呑み込んでいた。
というより、髪を押さえつけられて“呑み込まされている”、という方が正しい。
先ほどからの濁った声は、その喉奥から発せられているようだ。
「しかしその女、ディープスロートまで会得してやがったんだな。
 おめぇのそのデケェのをそこまで咥え込めるってのは、誰でもできる事じゃねぇぞ」
何度かミレーヌを犯し終え、一息ついた男が声を掛けた。
椅子に座る男は満足げに答える。
「ああ、何もかも一級品さ、こいつは。だがさっきから、流石に苦しそうにえづいてやがる。
 こりゃあ吐くのも時間の問題だろうぜ」
そう言いながら、ミレーヌの頭を掴んで前後に揺さぶり始めた。
「あごぉおお゛お゛っ!!!!」
さしものミレーヌも、喉奥を逸物の先で突かれる行為には耐え切れない。
何度も何度もえづき上げ、やがて白い喉を波打たせる。
「おえ゛っ、げぼッオ゛……!!!!」
周りで歓声が上がる中、ミレーヌは枷に空いた穴から黄色い半固形のものを吐き出した。
「おお熱い、しかも吐いてるのが、すげぇ顔だ!……っと、あぁ出ちまった」
興奮のあまりか、椅子に座っていた男はまさに嘔吐しているミレーヌの喉奥に精を流し込んだ。
吐き出される吐瀉物に、白い濁りが混じる。
「へへ、これでこの女の下痢便も、吐瀉物さえ見ちまったわけだ」
「最初見たときはおっそろしく美しい女神にも思えたもんだが、こうなっちゃただのメスだな」
男達は口々にミレーヌを罵りながら、それでもなお彼女を犯し始める。
神聖さこそ薄れたものの、依然交尾をしたいメスだ、という気持ちは変わっていないようだ。

ひや……やひゅまへ、へ……ちょっと、ひゃひゅ、まひぇ……へ……!!」
口枷の奥から漏れるミレーヌの声に、誰も耳を貸すものはない。
たとえ少し休もうと思っていても、休ませて欲しいと言われれば一気に責め立てる。
何をしてでも心を折りにかかる。
ここはミレーヌにとっての敵地なのだ。
それが解っていて、なお助けを求めてしまうほど、ミレーヌも極限を感じたのだろうが。

455 :



数十人の男達がとうとう精を吐き切って打ち止めになった頃、部屋の扉が開いて新しい男が入ってくる。
ミレーヌは涙に滲む瞳で入り口を見やり、その目を見開いた。
入ってきたのは明らかに真っ当な人間ではない。化け物だ。
皮膚は爬虫類のそれのように薄緑色をし、亀甲状のうろこも見て取れる。
盛り上がった手足の筋肉もヒトというよりは獣のそれだった。
特に異彩を放つのが逸物で、長さはミレーヌの顔より大きく、太さは彼女の握り拳ほど、
そしてその亀頭部分は、キノコの傘のごとくに拡がっている。
「…………!!」
化け物の異常さに、さすがのミレーヌも驚きを隠せない。
彼女や他のゼロゼロナンバーズが00機関で肉体改造を受けたのと同様、
目の前のこの男もまた、明らかに人為的に改造された生物だ。
捕らえた女を犯すために。
「驚いているようだね、まぁこれを前にしては仕方がない。
 だがモノが大きいだけではないぞ。こいつは人間だった頃は強姦の常習犯でな。
 毎日女を抱かなければ満足できんほど性欲が旺盛で、
 しかし逸物が大きすぎるために、商売女にさえ断られる始末だった。
 今では改造で理性を失い、ただ女を犯したいだけの化け物になっているがな」
尋問官が解説する間にも、改造された男はミレーヌを凝視していた。
血走った瞳。理性のある様子ではない。
「こいつは現在、もう2週間に渡って女を抱いていない。
 ミレーヌ、お前が怪しい動きをして、我々の作戦を妨害していたせいだ。
 今のこいつなら、何十時間でも眠らずにお前を犯してくれるだろう。
 さっきまでのセックスとは、質も量も段違いというわけだ。
 最初の男の不甲斐なさに憤慨していた君の事だ、嬉しいだろう?
 せいぜい狂わない程度に愉しめよ」
尋問官はそう言い残し、ミレーヌに布でできた轡を新たに噛ませて部屋を出た。
他の人間も、化け物を気味悪げに見ながら後を追う。
ミレーヌを火照らせた女だけは、かわいそかわいそ、と楽しげに繰り返していた。
化け物と2人きりになった途端、ミレーヌの総身に悪寒が走る。
ここまで解りやすい雄の性欲を、彼女はかつて受けた事がなかった。
「んん!!!」
猿轡の下から悲鳴を上げつつ、ミレーヌは身を捩る。
化け物はそれを押さえつけ、傘の張った極太を、彼女の恥じらいに押し付けた。

456 :

「んんん゛ん゛ん゛!!!んんんん゛ン゛ン゛ン゛ーーー!!!!」
数十分後、部屋には猿轡にされた痛々しい叫びが響いていた。
女……ミレーヌの秘部には、彼女の腕と遜色ないほどの大きさを誇る怒張が出入りしている。
怒張は開かれた脚の間に深々と入り込み、女の腰を跳ね上げさせた。
明らかに最奥に達していると解る長さだが、それでも七割ほどしか入っていない。
化け物はそれを全て入り込ませたいとでも言うように、ミレーヌの腰を掴んで叩きつける。
「んんんンン゛ーーー!!!!!」
その動きのたび、哀れな犠牲者は目を見開いて呻きを上げる。
およそ普通ではない情景だ。セックスをするべき種族が違っている。
まるで人間がリスと交尾をするような異常性がそこにはあった。
しかし、その結合部は愛液に塗れている。
通常では考えられないほどの透明な飛沫が上がり、女の内腿を流れてゆく。
それはその交尾の異常さゆえか、女が長らく嬲られ続けたゆえか、あるいはその両方か。
いずれにせよ、女はその交尾に狂おしいほどの快感を感じているようだった。
そして、化け物の方も。
「オオオオオオォォ!!!!」
明らかにヒトならぬ咆哮を上げながら、化け物はミレーヌを犯し続ける。
ミレーヌは後ろ手に縛られたまま、顎を床に擦り付け、身体全体を揺らされてそれを受け止める。
いや、受け止めるしかなかった。
ぬちぬち、ぬちぬちと結合の音が繰り返される。
剛直を一突きされるたび、女の美しいふくらはぎに力が籠もった。
暴虐的な傘が奥から引きずり出される時には、華奢な背中が快感にぶるりと震える。
息は刻一刻と荒さを増し、やがて気丈に前を睨んでいた瞳までもが酩酊したように据わりはじめた。
ある時猿轡が外れ、口の端から気持ち良さそうに涎が滴り落ちた。
よく見れば、その唇が小さく動き、何かを呟いているのが見て取れる。
「おい、女の口元を拡大しろ!」
ミレーヌの様子からそれが重要な情報だと見抜いたケベルは、モニター前の部下に命じた。
ミレーヌの口元が拡大される。声は結合の音が大きすぎて聞き取れないが、
読唇術専門の尋問官が口の動きを訳す。
ミレーヌは、薬と効果と快感で意識が混濁する中、こう小さく呟いていた。
『ぜろぜろ……すりー……、ぜろぜろ……ふぉー……、ぜろぜろ……せぶん……。
 …………はやく…………はやくたすけに……きて…………
 わたし……もう……げんかい…………。もうなんにちも……たえら……れない…………』
「なるほどなるほど、003や004というコードネームを持つお仲間が助けに来る、という訳か。
 つまり以前からのこいつは陽動、別働隊が今も動いているという事だな?
 通りでこいつも悠長に構えているわけだ。……おい、至急本部へ連絡を繋げ!
 D〜F地区の全隔壁も封鎖しろ、こいつの仲間が潜伏しているとすればそこだ!!」
ケベルの命で、場の人間たちが動き始める。
まさに作戦決行へ向けて機を窺っているゼロゼロ部隊を捕縛するべく。
イーストエリアの機動部隊もザルではない。
おおよその作戦内容が読めれば、捕まえる時はきっちりと捕まえる。
特にミレーヌの機転がない今なら。
事態は絶望的な方向へ動いていた。
だが延々と化け物に犯され、今ついに尻の穴まで押し広げられようとしているミレーヌに、それを知る術などなかった。

457 :


『ああああぁああぁあああああ゛あ゛あ゛っっ!!!!!!!!』
映像内に絶叫が響き渡った。
裏返り、音程も不規則なので聞きづらいが、ミレーヌの声だ。
映像の彼女は水平な台に拘束され、体中に電極を付けられて電気責めに掛けられていた。
膣と肛門に電極棒が捻じ込まれ、乳首、陰核にもクリップが挟まっている。
脇腹や下腹部、手足など至る所にも吸盤が張りついている。
その状態で火花の散るような電流が流されるたび、ミレーヌの身体はびくんと跳ねた。
美貌は目を見開き、大口を開けて、まるで溺れる人間の表情だ。
全身は汗で濡れ光っていた。
首筋から、肩口、太腿の付け根に至るまでの筋肉が盛り上がるほどに緊張しきっている。
電流で自律神経が壊れたのだろう、体液も垂れ流しだった。
涙、涎、あぶく、愛液、腸液、小便。
電流責めを行う尋問官達は、取り囲むように上からミレーヌを見下ろし、
股座から溢れる小便や愛液を指差して笑う。
露骨に匂いを嗅ぐ者さえいる。
ミレーヌはその中央で、電流責めにびくんびくんと反応を示しながら、ただ絶叫を繰り返す。
電流責めの後は、火照りきった身体を男達に輪姦された。
筋肉が弛緩しきっているために膣の締まりが無い、と不平を漏らす男達の手で、
尻の穴に電極棒を差し込まれて微弱な電気を浴びながらの性交。
これが凄まじかった。
尻穴深くまで流れる電流が子宮を肉壁腰に刺激してくる。
意思とは無関係に膣がぎゅうぎゅうと締まり、肉棒の感触を伝えてくる。
加えて電流責めで蕩けに蕩けきった子宮口への、まるで容赦のない突き込み……。
それらの複合効果には、いかに性経験豊かなミレーヌも耐え切れない。
一人の性交がやっと終わったと思った直後、また別の男が覆い被さる。
それを10人以上の数で延々と繰り返される。
何度も何度も、何度も絶頂を迎えさせられた。
背筋を太い快感の電流が走りぬけ、脳をスパークさせる。分刻みで目の奥に火花が散る。
イキすぎてぬ、とミレーヌは思った。
途中からは床につけた頭が溶けたように感じており、そして、映像が途切れる。

458 :

「……また、その映像ですか」
部屋の扉を開け、一人の尋問官がケベルに話しかける。
「ああ」
ケベルは黒い画面を見つめたまま答えた。
「ミレーヌ・ホフマンの脳に記録されていた、最後の情景……ですね。
 この尋問を最後に、彼女は他のゼロゼロナンバーズ同様に脳を暴かれ、解析された」
「その通りだ。……これが、最後だった」
「……ケベルさん、まさか、ですが」
尋問官は画面を見つめ続けるケベルに問う。
「彼女に気でも?」
ケベルは小さく肩を竦め、首を振った。
「俺に恋なんて人間らしい感情はもうないさ。だいたいあれはサイボーグだ、人間じゃねぇ」
ただよ、とケベルは続ける。
「サイボーグでも、心はあった。アイツの脳の回路には、色んな物語が詰まってた。
 ……つい余計な事考えちまうほどにな」
ケベルはそう吐き棄て、言葉に詰まる尋問官の肩を叩いた。
「ま、とりあえず今日は飲もうや。今やウェストエリアに気を遣うこともねぇ。
 我らの軍が世界一、我らの酒場が世界一だ。
 009-1のおかげで……な。」

                             FIN

459 :
>>440-458
巧いなあ
個人的には、>>453のところ
ミレーヌにもう少し頑張ってほしかった
動揺→絶望の心理描写つきで

460 :
GJと言わざるを得ない
しかし、あなたアナル好きねぇ

461 :
保守

462 :
忍者の時代きたな!

463 :
くノ一のゲーム出るね

464 :
なんて奴?

465 :
15歳くらいのくノ一娘をふんどし姿にして氷塊の上に正坐させて尋問。
膝の上にも氷を載せて下半身を冷たがらせる。
生意気な態度を取ったら桶で頭から冷水を掛けたり、
むき出しの足の裏を羽根でくすぐったり、足つぼを責めて痛がらせたりする。
氷塊は夏の間に水を張った地下の氷室から持ってくる。

466 :
氷塊の上に乗せても、くノ一が悶える度にツルツル滑って尋問にならないよお

467 :
山田風太郎がいなかったら、今の世の中
くノ一モノってどうなっていたんだろう

468 :
歴史オタに認知はされてるかもしれないが、バトル要素とか無しで、
変装して諜報活動する地味な存在ってだけだったと思う。

469 :
サスケは少女くの一が沢山出て来て様々なに方見せてくれて良かったが、絵がな……

470 :
保守

471 :
水戸黄門にもくノ一の拷問が沢山あったね

472 :
そうそう、特に24部のお銀の拷問が凄かったからね。

473 :
音沙汰が無いね

474 :
くノ一筆責めくすぐり拷問

475 :
15歳くらいのくノ一とチャイナ娘の因縁の対決。
しかし、くノ一はチャイナ娘の不思議な体術の前に為す術もなく負けてしまう。
敗者は罰と称して人里から隔離された小屋へ連行され、そこで様々なイジメを受ける。
新しい毒薬の実験台にされたり、動物をけしかけられたり、縛られたままオモチャにされたりして、
夜は食事も満足に与えられず、寒い中を薄着で放置される。

476 :
テスツ

477 :
くノ一が油断したそのチャイナ娘を一挙に逆転。
忍法であんなことやこんなことして、淫らな格好をさせて仕返しをする。
しかし互いに傷ついた身体、これ以上戦う力はもうない・・・
暫くするとそこには求め合う2匹の雌が激しく絡み合っていた・・・

478 :
どちらかが分身の術を使いそう。
片方は上半身を責め、片方は下半身を責める。
あるいは、得意になって相手が泣くまで苛めていたところ、
一瞬の隙をついて縄抜けの術で逆転され、自分が責めを受けることに。

479 :
そこで両者をおいしくいただくわけですね

480 :
モバゲーの忍者ロワイヤルのCMのくの一OLはくの一らしくていい!

481 :
なぜか知らんが、戦国ランスの鈴女とブラックラグーンのですだよ姉ちゃんが
戦ってるシーンが思い浮かんだ>くのいちvsチャイナ娘

482 :
上の口は嫌がっていても、下の口は正直だな

「隠そうと思っていることを本当に下の口がしゃべってしまう忍法」
とか、考え出した山風先生は永遠にたたえられて良い

483 :
暴れん坊将軍にも忍者がいたね。

484 :
上様ー!

485 :
女お庭番も忍装束で拷問されていないね。

486 :
太極拳の家元チャイナ娘を忍群首領のくノ一が陵辱。
デッドオアライブのレイファンのような娘を
ソウルキャリバーのタキのようなくノ一が陵辱しているシチュエーション。

487 :
魔乳ってアニメいいね!

488 :
>>487
地上波じゃこれっぽっちも乳見えないけどね

489 :
まあ、斬るとは言っても魔術的に萎ませるってとこがまた…
でも、DVD買わないと規制が解けないってやり方が忍ともかんとも…
ネタとしては来る物があるだけに地上波は確かに残念。

490 :
投下
===================================
 身を反らす女の胸もとに手をやりながら、天城(あまぎ)の顔は晴れない。
――――つまらん
 美しい女だ。とある藩の家老の一粒種である。年は十七。
つい先月まで生娘だった。巧みに誘い出し、たぶらかし、喰らった。
そしてすぐに飽きた。
「………主さま」
 濡れ濡れと光る女の目が、媚を含んで見つめている。
早く自分を埋めよと誘いかけている。
 苛立ちが高まる。残忍な気質が表立つのを感じる。
 男は自分の帯を解くと、着物の前を開いた。下帯を外し、中のものをそそり立てて
女に誇示した。
「咥えていただけますか」
 言葉だけは丁寧に、しかし冷たい響きを込めて命じた。
 驕慢に育った女は躊躇した。しかし天城がそっと女の頬を撫でると、
途端に誇りを手放して唇を当てた。
――――術を使うほどもない
 おずおずと触れていた唇が割れ、赤い舌が覗く。
それはちろちろと震えながら男の一物をなぞっていく。
 無言で身体を任すままの男に困った女は、ついに唇を大きく開き、
男のものを深くくわえ込んだ。
 そのまま、唇をすぼめて上下にしごいていく。熱心に、強く。
 濡れた咥内は淫靡な熱さで男を包み込む。それでも彼の憂いは晴れない。
「主さま………もうわたくしは……。お情けがほしゅうございます」
 長時間の口淫に堪えかねた女が、ついに唇を離して訴えた。
天城は女より美しい顔をわずかにしかめて、しらけた気分で頷いた。
 物心ついた頃から彼は女に不自由したことはない。乙女、人妻、小娘、武家娘、
後家、尼、巫女、商家の女。声さえかければ大抵はすぐになびいた。
 しかも天城はとある忍びの頭領の次男坊だ。技にも長けたこの男は
通常では近寄れない種の女でも簡単に落とした。それは仕事にも役立った。
 藩主の正室を性奴に仕込んだこともある。美しく貞淑な夫人はまるで
獣の雌のように乱れ、天城の雄さえ与えればどんな命にも従った。
 清らかな姫君の処女をわざと奪わず、目の前で他の男にくれてやったこともある。
女になる瞬間まで優しく耳元で囁き続け、抗う力を捨てさせた。
 複数の女と同衾することも多い。女たちが自分を欲しがって争うのを、
冷ややかに眺めて楽しむ。
――――飽きた
 温かな女の躯が自分のために開かれ、自分を欲しがって濡れていくことに
何の感慨も抱けない。義務的に猛らせた物を突っ込み抽送させるだけだ。
「ああああっ、主さまっ………あっ、ああっ、う、うううっ…………」
 女の中が固く締まる。見極めて子種を注ぎながらいっそ孕ませて捨てれば
少しは面白いだろうかと考えた。

491 :

 組頭である兄から仕事を命じられた。かなり長い期間、待機せざるを得ない。
定められた場は山奥にある廃村で、二人の同輩とともに向かった。
「差し入れがあると聞いたがなんだろう」
 小兵太と呼ばれる片側が走りながら首を傾げた。
名には似ず、山が動き出したかのような巨漢だ。
「どうせ女だろう」
 飛ぶように走りながら天城は応える。
「暇つぶし用だな」
 傍らを駆ける陰の気を集めて作ったような痩身の男が陰鬱な声を出した。
威三という名で呼ばれている。
 杉林を越え、渓谷を渡り丈高い草を割ってその場所にたどり着いた。
他の人里とは著しく離れている。
 村は一件を除いて燃やし尽くされている。もともとさしたる個数もなく、
この奥地にあることが不思議なほどの村だ。
「………忍びの村か」
 小兵太がつぶやいた。
「その通りだ」
 村で待ち構えていた二人の男が言った。
「だいぶ前に滅ぼしたがな。五歳を越えたもので生きているのは女が一人だ」
「女?」
 威三の問いに男がにやにやしながら答えた。
「ああ。いい女だ。味もいい。二年もたつからとうっかり戻った時に
おれ達が出くわした」
「毒見済みだ。安心して喰え。ああ、小兵太は小娘好みだったな。ついでに
ふもとで拾ったのを添えてやる」
「感謝しろよ。こっちは初物だ。おれ達はガキは好まんからな」
 二人は仕事上のことを打ち合わせると、さっさと山を降りていった。
残された三人は山奥にしては立派な屋敷の門をくぐった。
 上がりかまちを越えると、広い座敷がある。その中ほどに、
四肢を縛られた全裸の女の姿があった。
 抜けるほど白い膚に縄目がくい込み、薄赤いあとを残している。
胸は大きく、腰はひどくくびれている。髪は解かれて広がっている。
艶はあるが赤みを帯びた色合いだ。
 女は目を閉じていたが、それでも相当な美貌であることがわかる。
鼻筋は通り、やや大きめな唇は紅い。
「小娘ってのはどこだろ」
「別の部屋じゃないのか」
 威三の声で小兵太は奥へ消えた。
「………おい」
 天城は女に声をかけた。すると重い睫が揺れ、閉ざされていた瞳が開かれた。
 思わず息を呑んだ。やや吊り目勝ちで大きな目は、
中に鬼火が燃えているように激しい強さを持っている。
 女はくぐもった声を上げた。見ると、口に木で作った球状のものを
くわえさせられ吐き出すことが出来ないようだった。
天城は指を突っ込みそれを取り除いた。
「……………また二人?」
 みずみずしい果実のような声が、いまいましそうにつぶやく。
天城がそれに応える。
「いえ……三人ですよ。ほら」
「いたぞ。可愛いだろ」
 手を引かれた十歳ほどの少女が脅えきって震えている。色は黒く顔立ちも
あまり人目を引くものではない。それでも小兵太は満足げだ。
「優しくしてやっからよ、暴れるなよ」
 少女の瞳が潤み始める。すぐに涙がいくつも落ちる。
「……………逃がしてやって」
 女の口から意外な言葉が漏れた。

492 :
 小兵太より早く威三が反応した。嘲るような笑いを浮かべて女の頬を張る。
「何様だと思ってやがる」
 縛られたままの女は無表情に続けた。
「タダとは言わないわ」
「銭でもくれるか」
 小兵太が鼻先で笑った。
「そんなもんないわ」
 威三が勢い込む。
「へっ、いけずうずうしい。銭の代わりに小刀で鼻削いでやろうか」
「そうしたければ、やれば」
 女が投げやりに応えた。
「どうせ遊んだらすつもりでしょう。いいわよ、別に」
 鼻白む威三が脇差を抜こうとするのを天城が止めた。待機は長い。
初日から鼻なし女にするのはいただけない。
「代わりに何をくれますか」
 猫のような女の目が、深く光る。
「極楽を味あわせてあげるわ」
 威三が女の腹を殴った。
「くだんねえ。どうせおまえはやられる。何をエラそうにほざいてやがる」
 苦しげにうめいていた女はようよう息を調えて一息に言葉を吐いた。
「無理にやったって大してよくはないわよ。さっきのやつらも突っ込んだけど、
並みの女をやる程度にしか楽しまなかった。私はくの一よ。
しかもとびきりの訓練を受けた。その気になれば天下人だってとろかす技を
持っているわ。その全てを味あわせてあげるわ」
 威三が女の身体を眺め回し、わずかに咽喉を鳴らした。
めりはりのあるその肢体は確かにひどくなまめかしい。
「………いいでしょう」
 天城の答に小兵太が焦った。
「お、おい」
 天城は音をほとんど消して小兵太の耳にだけ聞こえる声を出した。
「試した後村にさらいに行けばいいだけのことだ。
もっとましなのがいるかもしれない」
 小兵太は黙った。女は嫣然と微笑みかけた。
「誰からにする?」
「三人いっしょにお相手してもらうわけには行きませんか」
「いいけど、常々不思議に思ってたのよね」
 縛られた女はわずかに小首をかしげる。
「集団でやるやつって、他の男の汚ねえ尻見て萎えないの?」
 考えても見なかったことを言われて、三人は困惑した面持ちになる。
「それにさあ、アレだって目に入っちゃうでしょう。俺のより大きい、とか
アイツはけっこう長く持ったのに俺は瞬だ、とかそんなこと考えないの?」
 小兵太が露骨に挙動不審になる。天城は苦笑した。
「気にかけたこともありませんが、聞いてしまったからには避けたいですね。
いいでしょう。一人ずつで」
「先にその子を逃がして」
 小兵太が未練がましく少女を見つめている。
彼女は脅えて裸の女には近づかない。
「この家を正面から出て右へ……そうねあんたの足なら450歩。
そこで川の音がするはずだわ。川に沿って下りなさい。
途中険しい箇所もあるけど、生きたかったらどうにかしなさい」
 少女は頷くと部屋から走り去った。
 天城は毒のある笑いを口の端に浮かべた。
「ずいぶんとお優しいことですね」
「まさか。うっとおしいだけよ」
 尖った視線で見返す。
「目の前じゃなかったら別にどうでもいい。
この後どうなろうが知ったことじゃないわ」

493 :
「約束は守ってもらうぞ」
 威三が暗い目で女を眺める。
「極楽とやらを見せてもらおうか」
「嘘は言わないわ。縄を解いて」
「逃げる気だろ」
「三人も忍びがいて逃がすつもり?その前に二人相手してるのよ。
無理だわ」
「解いてやりましょう。別にかまわない」
 面白がる目で天城が眺める。逃げれば、別の遊びが始まるだけだ。
「威三は女を壊す趣味があるから、小兵太が先に」
「あんたは?」
 天城は首を横に振った。
「その気になったらお相手願いましょう」
 小兵太が少し顔色を悪くしてこちらの様子を窺っているのが目に付く。
先刻の女の言葉を気にしているらしい。天城は威三に顎をしゃくると、
屋敷を出た。
 裏の垣根の無効は切り立ったがけで、下に細い街道が見える。
隣藩につながる大事な道だ。頭領である父がこの村を滅してまで欲したのも
無理のないことだ。
 忍の自分たちは獣道であろうと苦にしないが、重装備の兵にそれは困難だ。
「なあ、あの女口で言うほどいいと思うか」
 威三がじめついた声で尋ねた。知らず天城の顔が不愉快そうに歪む。
この不吉な声を聞くといらつくのだ。しかし声色は変えずにそれに応える。
「まさか。女の身体なんてたかが知れてる。ほどほどには良かろうが、
その程度よ」
 何かいいたそうに威三がこちらの顔を見たが、結局は言わずに下を向いた。
その陰気な様が不快だ。
――――だから女に見向きもされずに、結局は暴力のはけ口にしか使えない訳だ
 軽侮の心が巻き起こる。上手く扱えば仕事にも役立つ便利な素材を、
気ままに壊す馬鹿なぞ仲間と思いたくはなかった。
 ひとときばかり時が立ち、小兵太が屋敷から出てきた。
威三がすかさず入っていく。
「どうだ。よかったか」
「ああ…………うん」
 ふり返って威三の瀬が消えるのを、辛そうに眺めている。
「極楽には行けたのか」
 冷やかす天城を正面から見つめると黙って頷いた。なおも問いただすと目を反らし、
「村を調べてくる」と告げてふいに駆け出した。
 不思議に思った。同じ忍びの里の者たちは喰らった女は屠った獲物も同じで、
その自慢が男たちの会話を大きく占めていたからだ。今までの小兵太ならば
たとえ相手が小娘であろうと得意気に語ることが常だった。
 奇妙だと更に思ったのは威三の帰った時だった。
陰気な顔に薄日が射すような笑みの影がある。
「よほど良かったのか」
 途端に威三は元の顔に戻り、しぶしぶ頷いた。
「……………悪くはない」
 そのまま、天城の目を避けるように「食材を集める」というとその場を離れた。
 首をかしげながら女のもとへ行った。さすがに縛りなおしていたが、
女が楽であるように気を使った繋ぎ方だ。
 横たわっていた女は眼差しだけをわずかに動かした。
「なんだ。あんたも来たの」

続く

494 :
まだ出っ端なんだろうけどよさげな雰囲気、
続きをwktkしつつGJ!

495 :
チン☆⌒ 凵\(\・∀・) 続きまだぁ?

496 :
お、期待してまってるよー

497 :
久々に来たらSS来てたGJ
続き希望

498 :
投下
=================================

「ご迷惑でしたか」
 女はわずかに口元を歪めた。
「あまり飢えてる顔には見えないから、少しは休めると期待したのよ」
「それは失礼。先の二人がだいぶ楽しんだようなのでつい心惹かれて足を運びました」
 裸の女はけだるげに天城を見た。情を交わした後の身体はわずかに上気してひどく艶めかしい。
「あれはあんたには効かないわ」
「何故。どのような手法を使ったのですか」
「大した手じゃないから聞いてもムダよ。それよりやりたい?私疲れて全力は出せないんだけれど」
 天城は手を伸ばしてやわらかく女の唇をなぞった。
「残念ですね。ぜひともお相手願いたいのですが、あなたの身体も心配だ。ここは引きましょう」
 恩恵を与えるかとみせる天城の言葉にさぞや喜ぶかと思いきや、無表情に「そう」と一言だけ答えた。
それがつまらなくて、天城はいったん座敷を抜け、着物を探し出してくるとふわり、と掛けてやった。
「ありがとう」
 礼を言う女の目は冷静で天城の望んだ様は見せない。が、彼は引き際を心得ていた。
「また来ます。失礼」
 女の髪を優しく撫でながら、一瞬だけ頬に唇を当てた。
 通常なら女は驚いた顔をし、それからわずかに赤くなる。が、さすがにこの女はくの一。
眉一つ動かさなかった。
 天城はにこり、と笑うとすぐに屋敷から出て行った。
「もういいのか」
 小兵太が不安そうな顔で屋敷の前に立っていた。
「疲れた女を抱いても、大してよくはない。様子を見ただけだ」
 威三がやはり陰気な顔でこちらを窺う。
「何か取れたか?」と尋ねると少し機嫌がよくなった。
「山芋があった」
 火を使う必要もなく食べられ滋養もある。携帯食を減らさずにすむのもありがたい。
「井戸の水も使えるそうだ」
「夜は通しで番することになるから今のうちに食っておこう」
 知らせがあって動くのは期日の定まらぬ夜だ。かわるがわる起きて番をしなければならない。
「…………女にも食わせたほうがよくないか」
 小兵太が少し小さな声で言った。
「ニ、三食抜いて弱らせたほうが扱いが楽だろう」
 天城の意見を威三が否定した。
「それこそ味が悪くなる。食わせてやろう。多めに掘ってきた」
 小兵太も頷く。天城はしぶしぶと許容した。すぐに威三が、洗った山芋の皮をむき、
食べやすく切ると女のもとへ向かった。
 小兵太は水をくみ上げている。どこからか見つけてきた手桶に水を入れると、
威三が戻るやいなやそれを抱えて屋敷に戻る。
「食うか」
 威三が山芋を差し出した。受け取りながら見ると、また陰の気が晴れている。
「おい。女にたぶらかされてるんじゃなかろうな。相手はくの一だぞ」
「それはない」
 威三が即答した。あやしいものだと天城は思った。

499 :

 翌日、どちらかが女のもとへこもる頃合に天城は天井の梁の上へ忍んだ。
 すぐに小兵太が現れ、性急に女にすがった。
 女は口を尖らせた。
「もう。小兵太ったらそればっかり」
「おまえの体が悪い。こんなやらしい体で、こんな肌で」
 女はいたずらっぽく微笑んだ。
「あら。最初に胸が大きい女は好みじゃないって言ったわ」
「おまえは………別だ」
 言うなり小兵太は胸をもみしだいた。女は背をのけ反らせて息を吐いた。
 女が身に付けていた着物は昨日天城が与えたものだ。どちらかが着せたらしいが、
それは既に乱れた。衿元が割れ、形のよい白い乳房がこぼれている。
小兵太はそこに口をあてた。
 女は抵抗せずに、自由にされた手を伸ばし、小兵太の背を優しく撫でた。
そのまま、声もあげずに息だけを少し荒くした。
 小兵太が口を離して女の目を覗きこむとにっこりと笑い、「しよっか」と言って片目をつぶった。
――――ほお
 天城は興味深く眺めた。里のくの一のやり方とはだいぶ違う。 
 はだけた着物を小兵太が勢いよく剥いだ。女は胸もとで両手を交差させ男を見上げる。
しばらく見つめ合うと、ゆっくりその手を外した。
 小兵太が、そっと女の体を愛撫していく。慎重に、優しく。
唇も使って、引き締まった太ももに唾液の跡をつける。そのまま静かに唇を引き上げていく。
 舌先が秘唇を割ってその中に入り込む。
「あ、あああっ」
 女は悶えた。悶えながら自分の指を使ってそこを広げ、中の一点を中指で示した。
「ねえ、小兵太、ここあんたの指で撫でながらそれやって。あ、んんっ、そ、そのままっ」
 男は言葉に従い、口と舌を同時に使っている。
「あ、あ、ああっ、いいっ!もっと!ううんっ」
 開かれた女のひざが震えている。両手は既に秘所から離され、男の頭を支えている。
「あんっ、だめっ、ここまで」
「どうしてだ。えらくよさそうだが」
 行為を止められた小兵太が首をかしげた。
「だって、イっちゃうもの。あんたを楽しませてあげられなくなるわ」
 男は口もとに笑みを浮かべた。
「かまわねえよ。おまえがイっちまうとこ、見たい」
「だぁめ。いやよ」
 女はぷい、とそっぽを向いた。だがすぐに微笑んで小兵太の頬にくちづけた。
「………あんたのそれでイきたいの」
 小兵太は不安そうに答えた。
「おれのじゃあんまりよくねえだろ」
 女は首をぶんぶん、と横に振った。
「どうして?昨日もすごくよかったわ」
「ありゃ、他のやつの前だったから……」
 女は小兵太に抱きついた。
「ばっかね。あんたって。だいたい昨日だって乱暴者の後じゃない。
小兵太のほうがよっぽどよかったわ。最初の二人の時は舌噛み切りたくなったわよ」
「本当か?」
「うん」
 女は頷くと小兵太の体を離し、再び自分からだの最奥を自分の指で開いた。
「見て。ここ、滴ってるでしょ。これはごまかせないの」
「…………美月」 
 がば、と男は女を抱きすくめた。巨体に抱かれて女は限りなく華奢に見える。
「ねえ………」
 女は甘い声で囁いた。
「欲しいわ、小兵太」

500 :

 里のくの一も男をおだてる。しかし何とか上手くじらしてなかなか自分を与えようとはしない。
その上自分の奉仕が主体で男に奉仕させようとはしない。
――――かなり違うな。この女の里の流儀だろうか
 それ以外にも違和感がある。昨日見た女と何か違う。
「ああああん、う、うううん。あ、ああっ!」
 男を自分の中に受け入れながら、両手は相手の首に回し、脚もしっかりと絡み付けている。
「小兵太!凄ぉくいいっ。お願い、そのまま続けて………ああ、うっ」
 女の体が若鮎のように跳ね、両腕と脚が今までよりも強く男にすがりついた。
「美月っ!」
 たまらず小兵太が気をやった。女はいとおしむように彼の身体を撫で上げ、
ためらいもなく唇を相手のそれに合わせた。
 唇を離すと瞳を開き、じっと男を見つめる。
「ごめん、早すぎなかったか?」
「ううん。大好き、小兵太」
 小兵太は今まで天城が見たこともないほど苦く笑った。
「でも威三ともやるんだろ」
 いきなり女は小兵太の頬を張った。怒りで頬を紅潮させ、涙ぐんでいる。
「小兵太の意地わるっ」
 拳を握るとぽかぽか、と男の大きな身体を殴る。彼はしばらくそれをそのまま受け止めた。
女が殴るのをやめ、すすりあげだすと、まるで壊れ物を扱うように優しく抱きしめた。
「悪かった。おまえにはどうにも出来ないものな」
「………ごめんね」
「いや」
 応える男の声は甘く、同時に苦い。わりに人がよく小娘好きな今までの小兵太の声とは違って聞こえた。
「つまらんことを言ってすまん」
「………小兵太は悪くない」
 女はまっすぐに相手を見つめた。
――――凄腕だな、この女
 梁の上の天城は思った。

続く。
投下したい方はかまわず投下してください。

501 :
中々に好きだ。
頑張って下さい

502 :
くの一忍法帖おもしろいなー

503 :
投下。

 名残惜しそうに小兵太が消えると、女は結ばれた紐を動かした。身体を回してまでねじらせている。
外して逃げる気かと思って天城は眺めた。ゆるく結んでいるように見えるが、
さすがに小兵太も忍び、特殊な結び方でそう簡単には解くことは出来ない。
が、女もそのつもりではないことはすぐにわかった。
 威三が座敷に入ってきて妙な顔をした。女は困った顔をした。
「なにやってんだ、おまえ」
「外して逃げようと思ったのですけど、上手くいかなくて」
 紐はすっかり女の身体に絡み付いている。
「………馬鹿だな、おまえ」
「馬鹿じゃないです!」
 威三はにやにやしながら紐を解いてやった。
「ほんとにくの一か?なりきったつもりの町娘かなんかじゃないのか」
「失敬な。私は本当に優秀な、くの一です」
「その割には昨日も本気になりやがったな」
 耳まで赤くして女は答えた。
「ええっとですね、ちょっとだけ私は敏感な性質なんです」
 威三は笑みを更に深めた。
「少しじゃないだろ。淫乱だなおまえは。ちゃんと仕事できたことあるのか」
 女は憤慨した。
「もちろんですっ!昨日だって心の中で舌を出してましたっ」
「ほお」
 威三は女の胸もとに手を入れた。
「ひゃあぅ!」
「すぐに立つな、おまえの乳首」
「誤解です!もともとこんな形なんです……あ、ああん」
 帯を解き、入れた手をじょじょに下ろしていく。女は身をくねらせた。
「やめてください。あ、ダメ………」
「びしょびしょじゃないか、ここ」
「そんなことないですっ。これ実はおし……」
「さすがに違いくらいわかるわ、馬鹿」
「だから、馬鹿じゃないですっ………あ、ああああっ」
 威三の指先が深く潜り込む。女は身をよじらせて逃げようとしたが男は逃がさない。
執拗に女の秘所をなぶる。だがその指先はけして荒々しくはない。
「あ、あああん……あっ、あっ、あああ…………」
「よさそうだな、美月」
「違っ………あ、ううぅ、う、う、んんん……」
「いいか?」
「………うん。じゃないっ! よくないっ!最低っ!」
「そうか。なら、これは」
 にやにやしながら女の脚を強引に開き、口元をそこに寄せた。
「はう!あ、あああ、や、あああん」
 女は身をよじらせながら脚を閉じ、威三の顔を挟み込んだ。
「あ、ああっ」
「へ、潮吹きやがって。待ちきれないのか」
 口を離した威三がからかうと、女は全身を赤く染めた。

504 :
 男は、胸を揉みながらなおも言い募る。
「欲しいんだろ、おれのが」
 女は顔を背けた。が、わずかに頷く。
「………ください」
「はあ?聞こえねえなあ」
 女の身体にいっそう赤みが差す。
「あなたの、その、えーっと、それをください」
「何がほしいんだって?」
 女は手で顔を隠して足をばたばたさせた。威三は不意にその足を掴んだ。
思い切り開くと、いったん手を放して着物を脱ぎ、女にのしかかった。
 開かれた時に一瞬だけ見えた女の裂け目は美しい紅色をしていた。
その上の陰毛はつやつやと柔らかそうだ。
 威三の男根は女の中に呑みこまれていった。
「いやぁ、あ、んんんっ、あああっ」
 女はがくがくと身を震わせた。激しい快楽に酔ったように腰を振る。
「あ、ああぅ、あっ、あああああっ」
 女の腕は威三の首に回され、長い脚は男の腰に絡みつけられている。
そしてそのまま、自分の身体に少しでも近づけようとするかの勢いでぎゅうぎゅうと締め付ける。
「ああん、いいっ、威三っ」
「呼び捨てかい」
「だって……ああっ、凄いっ!奥が、奥までっ感じるっ」
 威三は腰の動きを早めた。女は必にしがみつき、男の名を何度も呼んだ。
「ううん、あ、ああああああっ、いくっ。いっちゃううううっ」
 おこりに襲われたように女の体が揺れた。
――――確かに、おれには効かんな
 覗いていた天城は思った。
 昨日であった時の女、座敷で相対した時の女、今日の二人に対応する女を見れば答は一つだ。
この女は、相手によって自分の人格を変えている。それぞれの理想の女に化けおおせている。
――――気を許す女などない
 どんな型の女に化けようが大して珍しくもない。意表をついて温厚そうな老婆や、
母性的な女になろうとも平気で切れる自信がある。
――――それにしてもなさけない
 軽侮の念が巻き起こる。仮にも忍びとしての訓練を受けた男たちがこうも簡単に
くの一に転がされるなぞあっていいはずはなかった。
「……また来たの」
「ご不満ですか」
 女はふん、と鼻を鳴らした。
「覗いてりゃ満足じゃないの?」
 天城は微笑んだ。
「ご存知でしたか。さすが優秀なくの一だけある」
 女は顔色一つ変えない。天城は穏やかに言葉を続けた。
「見事なものですねえ。感心しました。特に威三相手が上手い。
通常ならあの男の好みになるならしっとりとした大人しい女を選ぶと思うんですよ。
しかしあなたの選択は天然で間抜けな明るい女だ。これはなぜかと考えたんですが、
つまり、あなたは生き延びたいわけですね」
 女は黙って聞いている。
「従順で大人しい女は相手の嗜虐性も煽る。ただでさえ粗暴な威三だ。
どんな無茶をやられるかわかったものではない。だからあなたは考えた。
暴力をふるう気をなくす女の型を。さすがだ。あの陰気な男が機嫌よくしているのを始めて見ましたよ」
 猫のような女の目に苛立たしそうな色がわずかに浮かぶ。天城はそれに気づいてはいる。
「まああなたは凄いがあいつらはダメですね。同じ里のものとして恥ずかしいです」
 女は冷たい声で応えた。
「あんたよりましよ」
 面白そうに、天城の口元が歪む。女の反発は興味の別形だ。
「どうしてですか」
「仲間をなめ過ぎているわ。あいつらだって別に馬鹿じゃないわ。
私はむしろあんたのような小器用な男のほうが嫌いよ」
 その言葉は、手に入れることが出来なかった別の女を思い出させた。

505 :


「悪いけど、その気になれないわ」
 美女ではなかった。せいぜい、感じがいいとしか評価できない容姿の女だった。
ただ大柄ではあるが、すらりとしていた。
「怖いのですか」
 天城は女の耳元に囁いた。女はくすぐったそうに笑ったが、少し離れた。
「違うわ。単に男の好みよ。あたし、あんたみたいな小器用な男には興味ないの」
「小器用なだけでもないつもりですが」
 女の手をそっと取り上げやわらかく握る。相手はさっさと引っ込めた。
「うん。いろんなことが上手ね。でもね、たとえばあんたが仕事で大八車を与えられたとする。
それでその軸が歪んでいたと考えてみて」
 唐突な仮定に気をそがれて天城は女の顔を正面から見た。
「はあ」
「小器用なあんたのことだから、すぐにそれに気づくわね。
仕事中それが変えられないとしても上手く均衡をとってひっくり返さないわよね」
「たぶん」
「うちの人はきっと、三回はこけるわ」
「でしょうね」
「だけどさ、どうにか仕事を終わったらそれを直し始めると思う。
一方あんたはそのままで、同じ仕事があるときは上手く立ち回ってその大八車を避けると思うの」
 それは確かにありそうなことだった。女は天城に結論を突きつけた。
「それって、あんたみたいに上手く扱える男は少ないだろうから、
あんた一人の仕事量は充分であっても全体としての仕事量は減るわね」
 女は――――兄嫁は言葉で彼を切り捨てた。天城は苦笑した。
「つまり、私は上には立てないと言いたいのですか」
「ううん。そんなことはないわ。でも今は若すぎるわね、全てが」
 彼女は温かな笑顔で彼を見た。
「素質はあると思うのよ。なんせうちの人の弟なんだから。いつかはなかなかな男になれると思うわ」

506 :

 目の前の女は兄嫁には似ていない。凄みのある美女で体の曲線も比べ物にならない。
「ああ、以前似たようなこと言われたな」
「そう。見る目がある女もいるのね」
 天城は女の白い太ももにすっと指を這わせた。 
「ええ。あなたのように」
 女は黙って脚をわずかに開いた。誘いかける目で天城を見る。
 男はその手を柔らかな草むらまで進めるとそっと止めた。
「続ければ?」
「ぜひそうしたい。是が非でもそうしたい。けれど………」
 手を抜いて相手を抱きしめる。
「溺れてしまいそうですね、あなたに」
 しなやかな体は滑らかな質感で、少し体温が低かった。
やわらかな陶器があるのならこんな感じだと思えた。
――――まんざら嘘でもないのだがな
 厄介な女を落とすのは楽しみだ。ぎりぎりまで追い詰めて、追い詰められる。
そして負けたと見せかけて、勝つ。黒星は少ない。
 狩は長いほうがいい。屠った獲物を喰らい尽くすことは大して面白くはない。
「また来ます。ご迷惑ですか?」
 女は首を横に振った。
「別に」
 天城は振り向かずに座敷を辞した。
「うわ、信じられない」
 座敷の隣の板の間で耳を澄ましていると女の声が響いた。
「これ、おいしすぎる。兵粮丸よりいいんじゃない」
「ああ」
 小兵太の声が嬉しそうだ。
「あれもうまいが、しょせんおれたち下人にはあまり回ってこない。
なんせ氷砂糖なんか使ってるからな。で、考えて作ってみたわけよ。
砂糖の代わりに干し柿を甘みにして、少々の蜜も入れた。
肉桂やしょうがも使った」
 どうやら携帯食を与えているらしい。
「凄い、小兵太。これ、菓子として売っても売れると思う」
「そうか。ヨモギを使った分もある。食え」
 女は少し躊躇した。
「ねえ。私にくれたら後で困るんじゃない?」
「かなり多めに持ってきた。いいから食え」
――――やれやれ、甘いことだ
 止めることはできるが、いちいちそんな無粋な真似はしたくなかった。
第一、困るのは自分ではない。女に恨まれてそっぽを向かれるのもつまらない。
「ほんとにおいしい。あんたの味覚は確かだわ」
「大して特技もないけどこんなことは得意だ」
 隣室で聞く天城は肝を冷やした。どこの世界に、いつ刃向かうかわからない女に
正直に特質を放す馬鹿がいるのか。
「あら、あんたのあれも悪くないわよ」
 女の言葉に小兵太が噴いた。
「よくはないだろ」
「ううん。……する?」
 男は否定した。
「いや。それよりおまえがもの食べるの、見ていてえ」
「別に、普通だと思うけど」
「いいや。なんか楽しい」
 声に喜色が満ちている。ついには体さえ使わずに男を支配したわけか、と
天城は苦笑した。
続く。

507 :
いいよいいよー

508 :
投下。
 早朝まで続く当番が終わると眠りにつくことができる。
日中と違って残り二人も休んでいることが多い。
 隙を突かれたのはそのときだった。気を抜いていたつもりはない。
しかし仕掛けを動かすのは深夜と定められていた。
この時間帯、夜ほどの集中力を保てなかったことは事実だ。
 大国火矢の鈍い唸りを聞きつけたのは天城が最初だ。
咄嗟に飛び起きて、隣室に寝ていた小兵太を蹴り飛ばして起こした。
 火のはぜる音と火薬の匂いがする。威三が別室から駆け込んできた。
「何事だ!」
「敵襲だ。仕込みに失敗したな」
「逃げるか」
「囲まれている。火をつけて飛び出すのを待っている」
「抜け口はないのか」
「調べたが見つからん」
「…………あるわ」
 ふすま越しに女の声が舌。
「解いてくれれば教えるわ」
 屋根も戸もすでに燃え始めている。天城は声を張り上げた。
「信用できませんね!」
 が、威三は黙ってふすまを開いた。何もいわず女の縄を解き始める。
「おい!そこまでたぶらかされたか」
 横の小兵太がむっとした声で応えた。
「おまえはなんもわかっちゃいねえ」
「この家の規模からして首領格の上忍のものだ。この女はそこの娘とは思えん。
里のものであったとしても知らんだろう」
 天城の声も聞かずに威三は縄を解いた。女はさっと奥に走る。
男たちも後を追った。
 土間には大釜が二つしつらえてある。
「右のかまどの灰をかき出して!」
 小兵太が飛びついて言葉に従う。
「あった!」
 女は灰の下の取っ手を掴んだ。動かすと道ができる。彼女はそこに飛び込んだ。
男たちも続く。
 細く暗い道はどこまでも遠く続くようだった。

509 :

 穴から飛び出た四人は出口の近くにおいてあった大岩を協力して動かし、
そこをふさいだ。
 どうやら山の中腹らしい。木々は深く茂り、朝方でも薄暗い。
「頭の馬鹿息子に聞いたことあったのよ」
 女がつぶやいた。
「なぜ助けてくれたんですか」
 尋ねると不愉快そうな顔をされた。
「そんなつもりはないわ。あんたの里の紐の結びはやたら固いのよ。
それに絶対あたしまで巻き込まれるに決まってるし」
「話は後だ。すぐに来るぞ」
 四人はふもとを目指して駆け始めた。
が、風を切る唸りを聞いてざっ、と四散した。
 四方手裏剣が辺りの木に深く突き刺さる。
「ああん。逃げちゃダメですぅ」
 忍び装束に身を固めた相手が気の抜ける声を出した。
「言うこと聞くわけないじゃない」
 同じ格好のもう一人が言うなり更に手裏剣を投げつけた。
 どちらもひどく小柄だ。だが手裏剣の勢いは凄まじく、
いくつかは四人の間近をかすめた。
「五月だって当たらないじゃないですかぁ」
「うるさいわね。ええい、忍法ハヤブサの術っ」
 鋭い鳥の羽鳴りが聞こえた。恐ろしい速さで鳥が突っ込んでくる。
男三人はとっさにそれを避けた。
「きゃうん!」
 敵の忍びの一人が前のめりに倒れた。鳥を操っているほうではない。
その片足めがけて石を投げつけた女が男三人に声を張り上げた。
「あんたらバカぁ?くの一が上に目を向けさせたら素直に聞くの?」
「眠ぅい……五月、もうダメぇ………」
「起きろっ!葉月のバカっ!」
 どうやら風下にまこうとした眠り薬を自分で吸い込んだようだ。
「くっ……」
 いきなり凄まじい爆音と煙が巻き起こった。
手持ちの鳥の子(煙幕弾)に火をつけたらしい。
煙が晴れる頃には二人の忍びの姿はなかった。

510 :

「なんだ、あいつら」
 威三の声が消えぬうちに、再び手裏剣が飛んできた。癖のある棒手裏剣だ。
これは通常のものより投げにくいが、慣れた者が使えば威力は高い。
 木から木へ移動ながら、敵は数多く投げつけてくる。
こちらも投げ返すが当たらない。
「ひ、ひいぃぃぃぃっ」
 日中の山中だ。たまたま山菜を取りに来た老婆が大声を上げた。
それに反応した敵が老婆に向かって一本投げつけた。
その途端、天城が動いた。
 ひょいと老婆を抱え上げると後方に飛び退り、そっと彼女をおろしてやった。
「今、危ないですから離れていていてくださいね」
 優しい声でいたわられて、老婆が小娘のように赤くなった。
 その間、威三の投げた手裏剣が敵の肩に刺さった。
相手は声を立てなかった。が、引き際と見てか急にその場から駆け去った。
「なんで助けんだよ」
 小兵太が尋ねた。天城が答える。
「ん?女だからかな」
 小兵太が目を丸くした。
「ばあさんだぞ」
「ばあさんだって女だろ。なれたらこの世から女が一人消える」
 威三が気味悪そうに天城を見た。
「わけわかんねえ」
 天城が不愉快そうに言い返した。
「趣味で女を壊すお前のほうがわからん。おれは仕事以外はやたらに壊さんし
さん」
 威三が勢い込んだ。
「傷つけ方ならお前のほうがよほどひどい」
 天城が鼻で笑う。
「なら、つれて来い。生きててよかったと言わせてやる」
 腹に据えかねた表情で威三が低い声を出す。
「少々面がいいくらいでのぼせやがって」
「別に。変装で醜い容姿で動くことがあるがちゃんと落とせる。
おまえのやり方が悪いんだろう」
「てめえっ」
 つかみかかろうとした威三は小兵太の声で止まった。
「美月がいない!」

511 :

 天城は納得した。
「もともと仲間ではない。当然だろう」
「それはそうなんだが」
 いいながらも小兵太は視線を動かして気配を探っている。
威三も不安そうな表情になった。それを見て天城はうんざりした。
「分散して逃げよう。しばらくまいて里に連れ込むな。いいか」
「ああ」
 言うなり威三の姿が消えた。小兵太も少し考えて頷き、別方向へ去った。
天城も位置を変えて速度を上げた。
 気配には充分用心した。が、それでも潜む忍びに気づくのは少し遅かった。
 突然、土の中から現れた忍びがきりつけてきた。
間一髪、身を反らした天城に相手は話しかけてきた。
「あなたが天城ですか」
 優しげな女の声だ。だが、同時にいく本ものくないを投げてくる。
全て避けて彼は応えた。
「そうだとしたら」
 頭巾で隠されていない切れ長の瞳が微笑む。
「生かしてつれてくるようにお頭の命です」
「ありがたいお申し出ですがお断りします」
「遠慮なさらずに」
 女は二種の手裏剣を両の手で同時に投げた。
けれど天城は性格にそれを見定めたためかすりもしない。
「お頭とはどなたですか」
 四方手裏剣を投げながら尋ねる。
「独眼姫さまと呼ばれていますが、あなたは知らないでしょうね」
「知りません。その方がなぜ」
 女は全てを避けながら答えた。
「その方はあなたのことをよくご存知です」
 天城は首をかしげた。覚えがなかった。
続く。

512 :
【『世界忍者戦ジライヤ』より、貴忍麗破】
「うっ」
絡みつく毒グモの白い糸
拘束される靭やかな躰
しどけなく倒れ、霰もなく呻く
「ぁぁ……」
覗く白い胸元、唆る肢体……

513 :
0 貴忍麗破ver.
そこで麗破が目にしたものは、地に突っ伏した花忍夢破。見る影もない程、
泥土に塗れた桜色の装束。至る所に焦痕、噛痕。呼びかけても反応がなく、
意識がない。心肺が停止している。一刻も早く脳に新鮮な酸素を送らなけれ
ば。硬い地面に仰向けに寝かせ、顎を持ち上げて気道を確保する。両乳頭の
中間に手の付け根を置いて圧迫し、救命のため痩身に残された力の限りを
エネルギーに変え、意識のない夢破に注ぎ込む。瞳が輝き、放たれた光線が
優しく夢破を包む。
「ぁぁぁぁっ……」
躰から力が搾り取られる。およそ耐え難い程の過酷な消尽が麗破の肉体と
精神とを蝕む。益々全身が萎えてくる。使命感が、今の儚げな麗破を支えて
いる。肩で息をつき、蹲りそうになる。地が揺れているようにさえ感ずる。
心臓が急激に早鐘のように打ち始め、削られるように気力が無くなっていく。
尽きる寸前、夢破に呻き声があがり、幸いに息が戻る。双眸が虚ろに漂い、
崩れ落ちるように両手を地につく。押し潰されるような疲弊に意識が途絶え
そうになる。
その刹那、太腿に、長く鋭い魔針が深々と突き刺さる!
激痛に顔を歪め、腿を押さえて身悶え、敢え無くへたりこむ麗破。
「ぅぅ…… か、躰が…… あっ、あああ……」
「暫く身動きできないよ、麗破!」
「紅牙! くぅっ……」
右肱をつき、左手で支えて、唆る腰を重く振りながら、気丈に起き上がろう
とするところを、四つん這いの脚の間から股を思いっ切り蹴り上げられる。
「あうっ!」
息も出来ない激痛が襲う。緩く盛り上がった股間をレオタードの上から抑え、
無様に蜿き、のた打ち回る。
追い撃つように、質感溢るる魔杖が麗破の後頭部に目がけて振り降ろされる。
鈍い音と、振り絞るような呻き声。がくりと膝を折った貴忍に、さらに一撃!
無意識のうちにも夢破を庇うように、うつ伏せに倒れ込む麗破。その緑の黒髪
に、容赦なく幾度も振り降ろされる杖。長い髪が乱れ、首筋にへばりついてい
る。腰から下はすっかり萎えて、全く力が入らない。後頭部への衝撃に、意識
が徐々に薄れていく……
傷つき消耗し、遂に力尽きて、霰もない姿で倒れ伏す麗破。端正な容が歪み、
くぐもった呻きが洩れている。下肢が痙攣の波動に弱弱しく打ち震え、タイト
なレオタードにフィットする胸の膨らみが寂しく波打っている……

514 :
1 貴忍麗破ver.
縦横に張り巡らされた巨大や蜘蛛の巣に囚われた貴忍麗破。気高い純白の
レオタード、楚とした佇まいに仄かな色香を漂わせ、薫り立つ眩しい形姿。
装束に裸々と残る痕跡が、既に加えられた拷問の惨さを無言のうち物語る。
色蒼ざめた端正な顔立ちを歪め、怠く喘いでいる。半ば開きかけた口からは、
激苦痛に、声にもならない呻きが洩れている。
スレンダーで伸びやかな肢体が、磔られ、無防備なまま晒されている。
伸縮性に秀れた極薄で純白のレオタードとメタリックシルバーのアンダー
スーツが、靭やかな躰の線を耽美に描いている。引き締まった脚から柔ら
かな美尻へと続く艶かしいラインに唖然とする。女性らしい丸みを残した
腹部から坦らかに隆起して、薄い胸の頂点で生地が慎ましく張っている。
霰もなく開かれた太腿に弾かれて、恥丘の柔らかい膨らみが浮かび上がっ
ている。タイトなレオタードに切れ目の皺が寄り、影となり光沢となって、
あらぬ妄想を掻き立てる。
傍らに、気配を消し、躙り寄る紅牙。磔の麗破に寄り添い、顔を寄せ、柔ら
かく結ばれた薄紅色の唇に、唇を合わせる。咄嗟に顔を齟齬そうとするが、
逃れられない。
何を……するの…… 
静かに軟らかな舌が滑り込む。
まさか……
手を回して抱き寄せて身を重ね、股間を密着させると、押しつけるように
腰を動かし始める。胸や股間を擦り付けながら、幾度と無く執拗に絡む。
瞳を閉じたままの麗破が、思わず息を呑む。忽ちのうちに、項から頬まで
が朱に染まる。傍目にも如何わしい淫らな行為を感じさせるものがある。
何故…… 
俄には信じ難い事態に、激しく動揺する麗破、相当取り乱している。
やがて唇が離れ、二人の間に透明な糸が引いて、そっと切れる。

515 :
2 貴忍麗破ver.
麗破と初めて切り結んだその夜、蝶忍紅牙は麗破を想って激しく自慰した。
羨望と憎悪による未曾有の興奮を投影し、麗破を限りなく陵辱することだけ
を願った。若しかすると、初めて目にした時から、貴忍麗破に唆られていた
のかもしれない。
紅牙が麗破の柔らかな下腹部に触れている。掌や指が緩急に這い、じっくりと
弄ぶ粘着した刺激を感じる。撫で擦り、膀胱の位置を正確に探り当てたところ
で手が止まる。指先が押し込まれ、外から鈍重な圧迫が襲い掛かる。腰が崩れ
落ちそうになるほどの猛烈な尿意。紅牙にも、悟られていたのだろうか。
ううっ、漏れる…… ずっと堪えていたのに……
息が荒い。内腿が小刻みに震える。今にも迸りそう。
閉じ込められ、行き場をなくした液体が下腹部で渦を巻く。激しい蠕動が膀胱
を駆け抜け、震える股間を直撃する。紅牙が無表情に見つめている。するのを
待っている。崩壊のときが近づくのを感じる。諦めの表情が浮かび、絶望に
震えてしまう。
そんなに、わたしの失禁を……
ほの甘い感触が腰全体に伝わり、予兆が滲み出す。
止めとばかりに、紅牙の肱が無防備な下腹部に突きたてられる。
「ぅぐっ!」
肱が酷く減り込み、苦悶に下肢の力が失われて、だらりと股が開く。外から襲
い掛かる容赦のない圧迫が腰を砕く。脂汗が滴り落ち、下肢が痙攣している。
腰の力が緩み……
そして、太腿の内側に温もりが溢れ出る。
張りつめていた理性の糸が途切れる。紅牙に見つめられたまま、音を立てての排泄。
「ぁ… うぅぅ……」
「あ、ああっ…… ぃ…… あああ……」
穿いたままなのに…… こんなところで…… 羞恥に身が熱くなり、屈辱に涙が滲む。
漸く解放された雫が溢れ続けて、纏ったレオタードを台無しにしながら、アンダー
スーツに包まれた内腿を傳って、夥しく濡らす。滴り落ちた雫が、地に溜りを作る。
麗破の失禁を目の当たりに、嗜虐の官能に浸る紅牙。目を赫かして、うっとりと
している。身動ぐと、食い込むショーツの感触に、恥ずかしい濡れがはっきりと
感じられる。
(麗破が、あの麗破が、漏らしてる。)
見ることができた。気丈な麗破が耐えかねて情けなく失禁するところを。
我慢できずに、レオタードをぐしゃぐしゃに汚してしまうところを。
(ああ……もうっ 凄く、いいっ……)
紅牙の前で貶められ、辱められ、惨めに晒される麗破。陰湿な歓びが吹き零れ、
憧憬と甘美と恍惚に波立ちながら紅牙を包む。領元から込み上げる嗜虐の喜悦に
充ち満ちて、胸が張り裂けてしまいそう。
もっと…… そう、もっと……

516 :
3 貴忍麗破ver.
失禁に茫然とする貴忍の腰部から臀部、胸部の辺り、紅牙の指で、掌で隠微に嬲られる。
加えてドロリとした液体が、細い項に、首筋に塗りたくられる。咽かえるような甘酸っぱい
香りが辺りに充満する。瓶から直接流し落とされ、襟元から液体が染み込んでいく。
熱い……
奥底から湧き上がってくる甘い痺れに硬直する。不覚にも、白い美貌が上気する。媚薬が
怖ろしいまでに効いている。高濃度の媚毒に犯された躰が、抑えようがないくらい貪婪に
なっている。最早、誰の目にも動揺は隠せない。
か、感じる……
「あっ…… ぁ……」
びくっ
「あうっ」
巧みな指から伝動される微細な動きに、やや小振りだが形の良い乳房が薄い胸の膨らみの
下で揺れ、薄紅色の乳首が立つ。当惑と羞恥と怯えとが、素心を掻き乱している。
うっ、うぅ…… 胸が…… ぁ……くぅっ……
均整の取れた痩身に沸き起こっている緊張と萎縮、躊躇いと恥じらいが、紅牙にも伝わってくる。
存外に確りとした腰から尻への拵えと、レオタードの瑞瑞しく蔓りとした手触りが堪能できる。
や……
内腿の付け根を、手が撫でる。鍛えられ、靭やかな筋肉を内包する滑らかな脚に爪を立て、
腿から膝まで滑らせる。それだけで、背を抜けて秘部に至る甘い疼きが走る。繊細な指先
で撫でられる度、声を抑えて躰を捩らせてしまう。研ぎ澄まされて鋭敏になっている性感に、
絶望に襲われる。
そんな……
弾力ある尻を、嫋やかに張った腰を、紅牙の指が放埓に貪る。
か、躰が…… あっ、あああ……
倦むことなく、当て所ない陵辱に苛め続けられる麗破。生地越しの絶妙な刺激、直接触れ
られるのとは違った感覚。少しでも気を抜いたら、おかしくなってしまう……
股間には恥ずかしい染みができ始めている。湿った純白の生地越しに、柔らかな恥丘の
盛り上がり、控えめな裂け目が薄らと覗え、艶かしい。
み……見ないで…… 霰もないこの姿を……
そう思うだけで、嘗て無い物凄まじい羞恥に、この身が切り刻まれる。顔が近づいている。
紅牙が視姦している。股間に貼り付く布地越しに陰唇が覗いているかのように、錯覚して
しまう程に。
(あれが…… 麗破の……)
「……んっ」
不意に触られ、その刺激に耐えられず、思わず声を上げてしまう麗破。弄られ、渇られ、
焦らされ、快感と羞恥で淫らに悶える貴忍を、指が妖しく責め続ける。レオタードが
ぴったりとフィットして露になった縦の窪みに沿って、いやらしくなぞっていく。濡れて
しっとりとしている布地越しに届く感触に、唇を噛み締め堪える。右指が股の線に沿って
滑る。足許から、快感が這い上がってくる。鈍い色の染みが更に広がる。指の動きに合わ
せて、自らの腰が妖艶にうねるのを、抑え切れない。
……っ、こ、声が…… 声、出ちゃう……

517 :
4 貴忍麗破ver.
惨めに辱められ、狂おしく淫らに悶えて痴態を晒す麗破。欲求のまま許されざる悦びに堕ちまい
と苦悶する凄艶なその姿に、倒錯の激しい昂ぶりを覚える紅牙。
(凄く高揚してる…… 麗破に、欲情するなんて……)
しかし、込み上げてくるものを止めることができない。
レオタードを左右に引き裂かんと、引き剥がすよう摘まもうとするが、ぴっちり股間に貼り付いて
いるため果たせない。
「チッ」
しかし、いきなり牽き上げられ、食い込んだ滑らかな感触に、仰け反るような衝撃が麗破を襲う。
「あうっ!」
レオタードが更に上へと揺ら揺ら引き上げられる。擦れた音を立てながら、深い切れ目の奥へと
滑り込み、滑らかな生地が不慣れな身を責める。身を守るはずのレオタードに犯されて、甘美な
騒めきが下肢に広がる。漣波のような愉悦に溢れ、腰が砕けてしまう。僅かに漏らした尿が、
再た微かに滲む。いやらしい辱めを受け、淫らな責めに為す術も無く悶えている麗破。身悶える度、
股に食い込むレオタードの甘美な刺激、人知れぬ倒錯した官能に耐えかねて、あえかな呻きが洩れる。
「ぅぁ……ぁ…… 掠るぅ…… ぃ……」
紅牙が磔の麗破の腰を抱え、だらしなく開いた両腿に顔を埋ずめる。濡れて艶艶光る股間に貼り
ついた薄布が浮き上がり、秘裂が露になったところに唇をつけ、縦溝に沿って舌を這わせる。
ぁ…… そこは、そこは……
だめ…… それだけは…… やめて…… ゆ、許して……
滲んでいた尿も、滴る液も、渇きを満たすように、最後の一滴まで舐めて啜われる。仰け反った
痩身に、束の間、意識が遠のく程、峻烈な快感の衝撃が巡る。屈辱的な仕打ちに、掌に爪を立て、
喉元も露に身を仰け反らせて、懸命に堪える。濃厚な舌戯に、辱められているという意識が沁み渡り、
淫奔に荒んだ刺激を更に増す。汗に塗れて官能に耐えることで、気力が殆ど尽きかけている。
……ぅ ああっ、もぅ…… 私、乱れてしまう……
腰がおののき震え、強靭な精神力をもってしても、もう如何することもできない。感じすぎて、
どうにかなってしまいそう。憔悴し切ったこの身には、官能の痺れに抗う術もない。健気に首を
振ろうにも、それすらままならない。嘗て経験したことのない感度の高まりに、未だ震えが
止まらない。激しい動悸、荒い呼吸が、いつまでも治まらない。
濡れて色を変えたレオタードの股間からは、なおも淫らな愛液が糸を引いて垂れ落ち、顔を埋めた
紅牙に吸われ続けている。
ああ、蕩けそう…… 何て気持ちいいの…… 
おかしくなっちゃう…… っ……も、もたない……

518 :
5 貴忍麗破ver.
遂には、清らかな処女地までもが、毒牙に罹り、辱められる。
「うっ」
淫らな感触に、思わず声が漏れる。
入ってる……
伸縮素材の薄い純白のレオタード諸共、隘路に舌が減り込む。動揺、羞恥の混濁に、一気の紅潮が
止まらない。縺れた意識に、これまで感じたことのない股間の衝動が凄まじい嫌悪感と共に麗破を
襲う。息もできない激痛と悪寒が縦横に駆け巡り、全身が総毛立つ。嘔吐を堪える。震えが止まら
ない。薄らと涙が滲む。
ひどい…… 私の…… 大切な…………
屈辱に悶え、身を捩る度、股間から痩身に激痛が走り、身動ぐことさえ、ままならない。だが、
犯されて、身を裂かれるような苦痛に苛まれながらも、有ろう事か、レオタード越しに突っ込まれ
た舌を、熱く滾った恥部は、収縮と弛緩を繰り返し、愛液を溢れさせて締めつけているのだ。
股間に広がる濃い染みからは、なおも淫らな液が糸を引いて垂れ落ちている。極限に達してしまう。
もう変身を維持しているだけで心身とも辛く切ない。しかし、膣には、蝶忍の舌の感触…… 
媚毒に犯された躰が求めていた。技巧の限りを尽くして更なる昂みへ導いてほしいと悲鳴をあげていた。
「そんなに締め付けて」
淫蕩な笑みを浮かべた紅牙が、舌を巧みに弄って、純白のレオタード越し緩急に抉り始める。
ぐにゅっ
ぬめった秘裂の内壁を押し広げながら、麗破の膣孔を穿つ。躰が疼く。白い肌が紅潮する。腰の奥から
快感が這い上がってくる。忌まわしい痛覚と共に、甘美な騒めきが下肢に広がる。レオタード越しに
挿入された硬い舌が、麗破に強烈な畝りをもたらす。
ぁ…… はっ……はぁ はぁっ……はうっ…… あっ……
捻り、擦り上げられる容赦の無い責めに耐え兼ねて、呻きが漏れる。これ以上堪えられないところまで
来ている。
舌の動きが一瞬止まり、脱力した躰がだらりと弛緩し、くたりとしなだれる。
ぁ………………
安堵する間もなく、俟た舌が抜き差しされ、ゆらゆら得体の知れない律動で奥へと挿しつけられる。
あああっ! しっ、しないで…… 
っ…… も……もたない……
一度緩めたその身に遣る瀬なく、激痛と劇悦が駄目押しとばかり烈しく交錯する。急加速する絶望に
思わず瞳に涙が溢れ、一筋の煌めきが流れ落ちる。躰の芯に楔を打ち込まれ、迸るような畝りが子宮
までも押し寄せてくる。
毀れてしまう……
気も狂わぬばかりの喜悦に、反り返った喉が慄える。華奢な背筋を小刻みに震わせながら、堪え切れず
喘ぎ声があがる。
「ああっ やめてっ! ううっ あっ いやっ! ああっ!」
磔の肢体が痙攣する。激しく立ち上る快感に、長い脚が、薄い胸が、優雅な脇腹が、なだらかな恥丘が、
為す術もなく震えている。
嫋やかに張った腰が浮き跳ね、丸やかな美尻がぎゅっと窄まる。躰がひくひく引き攣り、反り返った喉が慄え
る。美脚が痺れ、太腿が細動する。舐られた柔襞が蠢き、膣が痙攣する。あまりの良さに、瞳が切なげに潤む。
だめ…… 私、だめ…… お願い……もうこれ以上……
硬められた舌が、一番敏感な箇所にまで突き刺さる。淫芽が唇で嬲られる。固く結んだ口許から、透明な
唾液が幾筋、首筋を伝って襟元へと吸い込まれていく。言葉にならない嗚咽が、心ならずも洩れる。双眸
から溜まった涙液が流れる。もはや恥辱を感じる遑もない。
だ……だめ…… もう……我慢できない……
「ん…… あ、あっ、あっ! あうっ!
 あっ、そ、そこは、あああああっ……」
「いくっ」
end

519 :
ちっ
文体の余りのエロさに、つい嫉妬したわ

520 :

「お申し出を受けることは出来ません」
 がっ、と間合いを詰めて忍者刀で切りかかる。女も飛び退り刀を抜くが、
一二度それを合わせると驚嘆すべき跳躍力で手近な木の上まで飛んだ。
 目の端でわずかに捉えた動きによって位置を変え、執拗に女を追う。
 緩急自在な女の動きは惑わせるように上下するが、つられるほどの青さはない。
時たま飛び交うくないや手裏剣も的確に避けて距離を詰める。
 横合いから別の相手からの手裏剣が飛んだ時は余裕があった。
ほぼ同時に投げられたくないもどうにかかわした。 
だが着地した枝に巧妙に塗られていた鳥もちに足をとられ、
わずかによろめいた瞬間、投網が広がった。
「やりぃ!」
 先ほどの背の低いくの一の片割れだ。
「よくやったわ、五月」
「でしょ、如月姉さん。ほめて、ほめて」
「ええ。帰ったらたんとほめてあげるわ」
「絶対よ」
「もちろん。ところで葉月は?」
 ちっ、と五月は舌打ちをした。
「あのバカ、薬吸い込んで寝ちゃったの。隠してきたけど当分起きないわ」
「困った子ね」
 如月と呼ばれたくの一は目だけでわずかに微笑むと、充分距離をとって天城の様子を窺った。
 天城も頭巾のまま目元を緩ませた。やわらかな微笑に如月は身を固くしたが、
五月は口をあけた。
「………綺麗な目」
「危険だから近寄っちゃだめよ」
「うん………敵だもんね」
 そういいながらもまだ少女めいた五月は目を離す事が出来ない。
「眠らせたほうがいいわね」
 如月が竹筒から長針を取り出す。天城は身をよじった。
が、網のせいであまり動けない。幾本か避けたが、ついに一本足に刺さった。
 強烈な眠気が身を襲う。くないを自分に刺して目を覚まそうとたくらんだがその前に更に針が飛ぶ。
 全てが暗転する。天城は意識を失った。

521 :

 誰かが自分を覗き込んでいる。美しい大きな瞳だ。
よろよろと手を伸ばすとその手をつかまれた。
「………起きたの」
 山で見つける果実に似た声が尋ねる。
 瞬時に覚醒した。ここは山中の洞窟らしき場所で、手を握っている女は………。
「…………美月さん」
「さんはいいわ」
 女はさっさと手を離した。機嫌の悪そうな顔で天城を睨む。
「名は知ってたのね」
「ええ。それより、なぜ」
 更に不愉快そうな顔でしばらく口を閉ざしていたが、そのうちしぶしぶと答えた。
「ちびが一人で場を離れたから、捕まえて脱がして縛って、体に蜜塗って蟻の巣近くに放置したら
大声で叫んだのよ。そしたら大きいほうも来たのでその隙にあんたを拾って隠し穴にほおりこんだ。
この辺地元だから詳しいし、仕掛けも昔のまま残ってるのよ」
「しかし……」
「出くわしたのが小兵太か威三ならもっとましな気分だったのにね。最悪だわ」
「ありがとう」
 目を見て礼を言うと、三月はぷい、と横を向いた。
 天城は顔を振った。しつこく残る眠気がわずかに払われる。
「小兵太たちは逃げ切ったかな」
「無理だと思うわ。けっこうな人数が通っていったもの。多いほうがあんたのとこに行けばよかったのに」
「はあ…………」
 心底嫌そうに天城がため息をついた。
「迷惑としか言いようがありませんが」
 そのまま言葉を続ける。
「助けに行かざるを得ませんね」 
 美月は意外そうに男を見た。
「あんたがそう言うとは思わなかったわ」
「仲間ですから」
 天城は身を起こした。女に向けて温かく微笑んだ。
「やれやれ。さっさと出世してあなたのようなくの一ばかりと仕事したいな」
 手荒に運ばれたらしく体が痛い。それでも動くことに支障はない。
 洞窟の入り口からは先ほどまで薄い光が漏れていた。今はそれが途切れつつある。
 忍び装束を脱ぐと女はわずかに身構えた。それにかまわず衣を裏返し、
夜にふさわしい色合いに変える。
「本当に助かりました。あなたのことは忘れません。それでは」
 立ち去ろうとすると美月は引き止めた。
「……………私も行くわ」
 驚く男に仏頂面で女がつぶやく。
「久々に真面目にやるんじゃなかったわ。私は嫌なのにあの子達は許さない」
 天城の疑問を許さず、せきたてた。
「行くわよ。場所のあてはあるからついてらっしゃい」

522 :

 三つばかり山を越えた。そこに大きな屋敷が一つ立っている。
屋根はかやぶきで素朴な造りだ。周りに村落はない。
「昔はうちの村の出先だったけれどね」
 身を潜めて様子を窺い、隙を盗んで周囲に掘られた空井戸の中に入る。
隠された通路から屋敷に入り込み、それぞれ奥の間の隠しに入り込む。
「ごめんなさぁい、如月姉さん」
 少し舌足らずな可愛い声がした。わずかな隙間に目をあてると、
十四、五にしか見えない愛らしい少女が冷たい美貌の女の前に座り、
手をついて頭を下げている。
「葉月はとっても悪い子でした。お仕置きしてください」
「そうね」
 如月はまっすぐにたらした少女の柔らかな髪を少し引っ張る。
「その必要があるわね。でも、その後の仕事はちゃんとできたの」
「はい」
 葉月が顔を上げた。
「いやだったけど、ちゃんとがんばりました」
「そう。なら、もういいわ」
「だめ。絶対お仕置きしてくださいっ」
 必な少女の顔を見つめて如月は薄く笑った。
「わかったわ。着物を脱ぎなさい、葉月」
「はい」
 薄桃色の小袖を脱ぎ始めると、軽い足音が響いてもう一人の小柄な少女が駆け込んできた。
淡い青色の着物を着て髪は一つ結びにしている。
「ずるいっ!如月姉さんは私をほめてくれるって言ったのよ」
「そのつもりだったけれどね、つかまってひどい目にあって大泣きしたのは誰?」
 からかうように見つめると、駆け込んできた少女はうつむく。
「………ごめんなさい」
「五月の失敗のせいでお頭の望んだ相手を手に入れることが出来なかったわ」
 青衣の少女はぽろぽろと涙をこぼした。如月はしばらくそのままにしておいたが、
やがて彼女を手招きした。
 走りこんできた五月が胸もとに抱きついて激しく泣き出す。
その肩を優しく撫でてやる。
「ちゃんと助けてやったでしょう。でも、これが他の任務だったら見捨てたわよ」
「………うん」
 相手の顔を上向けて、如月は唇を重ねた。うっとりと五月は目を閉じる。
 衣を脱ぎかけたまま仲間を見ていた葉月は青ざめた。
 唇を離すと如月は命じた。
「五月は葉月を気持ちよくしてやりなさい。葉月は一切抵抗しないこと。これが罰」
「姉さんは?」
「私はここで見ているわ。指一本触れてやらない」
 そういって女は位置を変えた。隠しから見ている天城からは見えなくなった。

523 :

「…ああん、そんな強くされたら気持ちよくないですぅ」
 まるで子供のように小さい葉月の胸を触っていた五月はむすっとしたまま力を弱めた。
そのままやわらかくもみしだくと、薄桃色の小さな乳首が立ち上がった。
五月はそれに唇を当て、ちろちろと舌先で刺激した。
「あ、ああ………」
 敷かれた布団の上で葉月がのけ反る。柔らかな髪が大きく広がる。
 胸を舐めながら五月は片手で脇の線を撫で、もう片手でへそのあたりを撫でる。
その手を更に下にずらしていくが、そこに通常ならあるはずの陰毛はない。
つるつるとした膚のまま幼女のような裂け目がある。五月は唇を外した。
「いやらしい体。子供みたいに見せかけてびしょびしょじゃない」
 耳元で囁くと葉月が泣きそうな顔で唇を噛んだ。
「自分でそこ、開いてみなさいよ」
「………えっ」
「聞こえなかったの。両手でそこおもいっきり広げなさい」
 かああっ、と葉月が赤くなった。色白の体が花のように染まる。
「い、いやっ」
「抵抗しちゃだめなんでしょ。これはお仕置きよ」
「…………如月姉さん」
 女の声が聞こえる。
「だめよ、葉月。言うことを聞きなさい」
 面白がっているような声だ。
 葉月は赤くなったまま頷いた。おずおずと指をその部分に伸ばす。
そっとそれを動かして花びらを開き、中の陰核をあらわにした。
「ふーん。綺麗な色してるじゃない」
 五月はしばらくそれを見つめた。触れないのに透明な蜜が溢れてくる。
「ほんと、好き者よねえ、あんた」
「そんなことないですぅ」
 葉月の否定を聞かずに五月は指で蜜をすくった。
「はうっ…あ、ああっ………」
「凄いわねー、いくらでも出てくるわ。欲しくて欲しくてしょうがないって体が言ってる」
「ちが……はあん、あ、やあっ」
 指先で陰核を撫で上げる。
「ああっ、あっ、あっ、あああああっ」
「淫乱。如月姉さんも呆れてるわ。目の前でこんなに感じて」
「ひどっ…ああ、ううっ」
 思わず葉月は広げる指先を外したが、五月は執拗に言葉で責め、指で責める。
「あんたの穴、ヒクヒクしてるわ。早く何か突っ込んで欲しがってる」
「嘘!んんんんんっ」
 再び五月は唇を相手の胸もとに寄せ、そこを吸い上げた。
葉月は敷布を掴んでそれに耐えた。が、そのままの状態で五月は指を二本穴の中に差し込む。
「あああああああっ」
 胸もとに刺激を与えられながら、更に強い感覚が秘部にも与えられる。
「やめてえええええっ、あ、ああああああああっ」
 ほんのわずかに抜き差しされただけで、葉月は耐えることが出来なかった。
視線を感じながら、目の前が白くなっていった。
続く。

524 :
続くのか

525 :
ジライヤも中々だが、この忍者×くノ一物は面白い。緩急つけ短くまとめる文章もかえって深味がでる。
また忍者の戦いぶりや緊張感を表現しながらも、ところどころコミカルな要素をまぶした展開には
ついつい惹きこまれたり。まったく、タダものでない感じ(^^)
ここまでくれば最後まで血なまぐさくなく、エロパロ風に仕上げてくだされやw

526 :
戦さばかりの世を一人で生きる。そういう女であるならば、髪は黒く、凜と垂れておるのが良い。
心許は常に強くあり、笑みはほんの口許に浮かばせる程度であり、月の下だけで微かに笑うのが良い。
月が無いなら無いなりで良い。そういう時は顔をクッと強く引き結ぶ。涙は今生では流さんと決め込んでおるのが良い。
乳房が白く立ち昇り、乳輪はハッとするほどの女である。しかししなやかで、速く動く女なのだ。戦雲に巧く紛れる女なのだ。そう知らしめる腰つきが良い。
女は今、僧に跨がっている。淫僧である。腕と腿はドウドウみなぎり、腹が強くズンとせり出し、背中の筋まで剛毛である。
僧の陰毛は夜闇に乗ずる蛇の茂みだ。それをモリモリ鳴らしもって、女は肉壷から陰茎を引き抜いておる。
僧は大の字、境内に寝そべっておる。いびきをガアガアやっておる。これはモチロン、狸寝入りである。
ぶっきらぼうな寝相に見えてその実、女の身をゆっくり支えておる。別れを惜しんでおる。
片目をチラアと開けたなら、女が疾く装束を纏い、スラリと境内を去りゆくのを見たであろう。
女の目頭から跳ねた一滴を見たであろう。
しかし僧はそれをせん、片目を薄めに開けはせん。僧は−
「おい! 生きて戻ってくれよるじゃろ?」
女が振り返ったならば、僧は両目をシッカリ見開いておる。女が振り返ったならば、僧はイチモツ下げたまんまの仁王立ちである。
鈴口から境内にかけ、ツウと一筋垂らしておる。へたに月があるもんで、情けなくもキラキラしながら垂れておる。
女が振り返ったならば、僧は泣きッ面でくしゃくしゃである。
しかし女はそれをせん、女は僧を振り返らん。戦さばかりの世を一人で生きる。そういう女なのだ。
戦雲の元を見定めて、刃をずらり煌めかせ、高く身を跳ねて初めて咲く女なのだ。
月にたなびく戦雲は、女の大跳躍が高く中空に在るそばから既に濃い。
だもんで月下に髪は黒く、笑みは−
「−」ほんの口許に、女よ、ほんの微かに浮かばせるだけで良いのだ。
戦さが終わったならば、誰の傍らなりとも好き放題に咲けば良い。今は泣きッ面を置きざりに、女は毅然と行くのが良い。

527 :
不思議な

528 :

 隠しから天城たちがそのまま眺めていたのは、通路がそこで途切れていたからだ。
人気がなくなることを見計らっていたが、そのまま少女たちは再び痴態を繰り広げる。
なんだか微笑ましい気分に陥りかけた時、いきなり槍が隠しの戸を突いた。
 鍛えられた瞬発力はいかなる時も揺るがず、咄嗟に横の美月の頭を押してかがませると、
不意に戸を力の支点めがけて突き飛ばした。
 冷たい美貌の女が槍を投げ捨てて応戦する。如月だ。
「ひあっ」
 どうやら演技でもなかったらしい五月と葉月が飛び上がった。
 争う音を聞きつけて駆けつけたのは女ばかりだ。
何人か切り返しながら引こうとするが、数が多くて動きが取りにくい。
その上如月はかなりの手練で、手下を平気で盾にしながら隙を見つつ天城を狙う。
 ほんの一瞬、美月の様子を窺ったのが災いした。隠し針が音を立てずに飛んで、
裂かれた衣の隙間から刺さる。効果のほどは先刻承知だ。
 意識を失うまでに大した時間はない。天城は刀を振るいながら片手で鳥の子を出すと、
盛大な煙を出しつつ美月をもとの隠しに向かって押した。
 一応自分も逃げるつもりではあったが、さすがに相手はそれを許さない。
 再び気が遠くなるのを、苦笑しながら受け入れた。

529 :

 覗き込んでいる女は当然ながら美月ではない。片目に眼帯をつけてはいるがなかなかに美しい女だ。
年の頃は二十歳はすぎているようだがまだ若い。
「こいつか。えらく男前だな」
「全身を隈なく調べましたがそれでも用心してください」
 如月が横に控えている。片目の女は彼女より若いが立場は上のようだ。
 忍び装束は剥ぎ取られ、全身の得物は奪われている。口には猿轡がされている。
下帯一枚にされて縛らているのは心もとないが、美女二人に見つめられているのはわりに楽しい。
「ふうむ。肝が据わっているようだな、脅えもせん」
「もうお離れになってください。心配です」
「なぜだ。縛られているではないか」
「女をたぶらかすことで有名な男です。姫さまが眺めるだけでも目の毒です」
 片目の女はからからと笑った。
「まあ一度たぶらかされてみたい気はするな。飯を食うのと技を鍛えるほうがよっぽど楽しそうだが」
 如月は少し嘆息した。
「姫さまをお育てした師匠は色事にえらく不向きでしたから」
「ああ。例のあの方にも叱られた。私は女子としての力が足りないそうだ。あの顔で言われるとめげるな」
「ご連絡はなさったのですか」
「まだだ。知らせることはあの方のお為にはならんだろうな」
 少し、顔をしかめる。
「まあ、知らせる前にちと試してみたい」
 如月が真っ青になった。
「まさか姫さまが自らお試しになるつもりではないでしょうね」
「それもよさそうだが」
 独眼姫は如月の目を真っ向から見つめた。
「すまんがおまえが試してみてくれんか」
「私がですか」
「うむ。この男の噂を聞くに並みのくの一では取り込まれかねん。その点おまえなら安心だ」
 女は少し思案した。
「縛ったままですか。解くとしたら危なくありませんか」
「この部屋は外から別の手下たちに囲ませておこう。中にはあの見習い二人を入れて見学させてやれ」
 やれやれ、と如月は苦笑いをした。独眼姫は決意を変えないだろう。
「わかりました。危険がないように離れてご覧になってください」

530 :

「媚薬の類は必要ですか」
 如月が天城に尋ねる。彼は首を横に振った。
「いえ。あなたのように美しい方相手には不要です」
「口の上手いこと。まず言い置きますが、この部屋は大人数で囲まれています。
そして私と姫さまはは人質にはなれません。万が一の時は我々ともどもすように言ってあります。
もちろん他の者も同じです」
 如月は緋色の衣をさらりと脱いで投げ捨てた。形のよい胸がこぼれる。
「それでは始めましょうか」
 挑むように見つめる目は涼しげで切れが長い。
 天城も下帯を外した。酒を呑みながら見ている独眼姫が感心したように言った。
「なかなかのものだな」
 かぶりつきに座った五月と葉月が小さく口をあけた。
 女は天城に身を投げかけ、そのうなじに唇を這わせた。彼はそのしなやかな体を両手で支えた。
相手の膚はぬめるように滑らかではあるが体温が低く、しっとりしている。
 二人はそのまま横になった。上になった如月の手がゆっくりと男の頬をを撫でる。
それは次第に下がっていき、露わになった天城の男根に触れる。
そのまま両の手で優しくしごきあげると、ただでさえ怒張したそれはいまや天を突くばかりとなっている。
それを見て取ると女は手を離し、美しい肉体をすり寄せた。
 ほっそりとした女だ。が、背は高く胸も腰も充分に張っている。その重みさえ快い。
女は上になったまま体をくねらせてその身を押し付けた。
 天城はしばらく動かずに女の動きを楽しんだ。乳房の柔らかさも陰毛の感触もなかなかのものである。
再び体に這わされる指の動きは匠の域に達している。
 まったく動こうとしない彼に女は少し不機嫌になった。耳を甘がみし、じれたように体を動かす。
 突然、天城の手が女を引き寄せた。避ける間もなく唇を奪われた。如月はいくらか動揺した。
濡れ場というより試合であるこの行為の最中に、男がそのような振る舞いに及ぶとは思っていなかった。
 舌先が歯列を割って入り、女の舌に絡みついた。よく味わう、娘たちの舌よりも厚く大きいが、
しなるような動きは堂に入ったもので、しばし陶然とさせられる。
 その隙に天城の手は女の体をそっと撫でる。ありふれた行為なのにひどく快美な心持を呼ぶ。
 唇を離した男は女の目を見て微笑んだ。百戦錬磨の如月は自分が赤くなることを信じられなかった。
 見つめたまま天城は手を女の胸もとに移した。壊れやすい大切なものを扱うようにそっとつかむ。
そのまま静かにもみしだく。と、同時に唇を寄せて過敏な乳首を吸い上げた。
「あ、ああ」
 思わず声を漏らした女を天城は優しく抱きしめ、唇をもう片側の胸に移して平等に可愛がる。
そのまま指先を女の秘所に伸ばすと、絶妙の動きでそこを責めた。
 如月は歯を食いしばり、与えられる快楽に耐えた。しかし蜜はしとどに流れ膝まで滴る勢いである。
「我慢などせずに楽しめばいい」
 耳元で天城が囁く。しかし如月は己の矜持を手放す気はなかった。
 ふ、と笑うと彼を押していったん自分の体を離し、素早い動きで身をずらして相手の雄をくわえ込んだ。
「う」
 天城も息をすことが出来なかった。しなる舌先が、それを補う指の動きが今まで経験したことのない
巧みさで彼を昂ぶらせる。開放の誘惑が体を支配かけるが何とか耐えた。
「すばらしいですね」
 言いながら、さっと女の体を引き離し、身を起こして位置を逆転させると女の体を組み敷いた。
「入れますよ」
 ずぶり、と差し込むと女はかすかに震えた。が、同時にぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
その穴は普通のものと違い幾多の襞があるようだ。それがそれぞれに蠢いて通常ではない快楽を与える。
――――名器だ。世に言う蚯蚓百匹だな
 押さえつけて腰を動かすが余り余裕はない。しかしそれは如月も同じであった。
――――凄いわ、この男
 意識が飛びそうになる。が、それに耐え、技の限りを尽くして男に立ち向かう。
 天城も同様だ。竜虎相打つすさまじさは傍の者にも手に汗握らせた。
「がんばって!お姉さま!」
 思わず葉月が応援する。負けてはならじと五月も口を出す。
「あと少しよ!こいつイきそう!」
 独眼姫は声こそ立てないが、見つめることに夢中になって酒がこぼれていることに気づかない。
「ああああああっ」
「うおおっ」
 同時に二人は高みに達した。

531 :

「いやあ、いい物を見せてもらった」
 片目の女は両者の健闘をたたえた。
「どちらも凄かった。真剣を使った果し合いでもこれほどのものは見たことがない。
男、おまえ大したやつだなあ」
「どういたしまして」
 天城は少しかすれた声で応えた。
「もちろん如月もさすがだった。おまえ以外のものでは翻弄されつくしていただろう。
やはり私の目に狂いはなかった。如月の技も体もそそも天下一だ」
「過分のお言葉、痛み入ります」
 如月が頭を下げた。
「五月、葉月、、どうだ。これが真のくの一ぞ」
「はい。さすが如月姉さん。素敵でした」
「凄かったですぅ。胸が熱くなりました」
 独眼姫は膳を傾けてこぼれた酒を集め、再びさかづきに戻すとぐい、と呑んだ。割りに酒に意地汚い。
「褒美に開放してやりたいがこちらも任務でなあ、悪く思うなよ」
 天城は彼女を見つめた。
「私ごときを捕らえるのが任務ですか」
「うむ」
 女は頷く。
「まあ話せぬが色々あるのだ。そのうち身を持ってわかるだろうが」
 そしてぶんぶんと首を振った。
「飯だけはましなものを食わせてやる。それが褒美だ」
 立ち上がると他の女たちも従う。
「ま、今日のところは休め。ご苦労だった」
 部屋から女たちは出て行く。
 離れた途端に如月は独眼姫に言った。
「すぐに、すべきです」

532 :
続く

533 :
ドキドキ

534 :
期待忍

535 :

 天城は女だけらしいこの館で、もちろん捕縛され厳重に隔離されている。
目隠しさえあてがわれ、世話をする相手に話しかけることさえ許されていない。
――――小兵太たちは無事だろうか
 同じ目にあっているのかもしれない。が、状況はわからない。
――――それでもあの女だけは逃げただろう
 それだけは少し気が楽になる。あと、確かに飯はうまい。
独眼姫と呼ばれる女は約束は守ってくれた。
――――あの顔。誰かに似ているが
 過去の記憶から呼び寄せられない。本人自体は初顔合わせだった。
 首を傾げながらあっさりあきらめる。思い出せない。たぶん両の目がある女のはずだ。
――――それよりここから抜け出せないかな
 閉じ込められても気配を窺っているが、相手方もなかなか侮れない。
人数さえよくはわからない。
 一日たったところで、外が騒がしくなった。
天城は床に耳をつけて、振動で音を読み取ろうとした。
大して聞こえないが、ところどころ大きな音だけがわずかに響いた。

536 :

「逃すな!」
「すでに手負い、囲め!」
 女たちには余裕があった。多勢に無勢、相手はたった一人だ。
 が、その女は凡庸なくノ一ではなかった。
 身の軽さはいかづちの如く、得物の使い方は的確で修練の程を思わせる。
女はさっと引こうとした。が、その方向から別の女が現れた。
「よお。なかなかやるな」
「お頭!」
 独眼姫は黒い忍び装束を身に付けているが頭巾はせずに顔をさらしている。
「おまえ、あいつらといっしょにいた女だろう。聞いたが仲間じゃないそうだな」
 美月は無言だ。隙を見計らっている。だが一見飄々と見える独眼姫にそれはない。
「むしろ自分の村を滅ぼし、体をもてあそんだ敵だろうに。刀を置け。私がその身を預かってやる」
 女は少し目を見張り、それから忍者刀を持つ手に力を入れた。
「その言葉でかえって引けなくなったわ」
 片方だけの独眼姫の瞳を睨み返す。
「事情を知っているって事は私の身を気遣って言い捨てた男たちがいるってことね」
 憎しみではない覇気の焔が女の瞳に揺れている。
「ばっかじゃないの、って思うけど、私も馬鹿なの」
「心根を隠してこの場は下りるのが賢い手だと思うけどな」
「相手があんたじゃなかったらそれもいい手段だけど、あんたは私が裏切ると見てわざと言ってるわ」
「かいかぶられたもんだ」
 にやにやと片目の女は笑い、手下に声をかけた。
「おい、誰か長物一つ、いや、ただの棒でいい」
 途端にそれが飛んで独眼姫の手に握られる。
「じゃ、仕方がない。やろうぜ、女」
「あんただって女じゃない」
 投げた手裏剣はわずか二つ。それでも見事な弧を描いて鋭い勢いで独眼姫を狙う。
しかし彼女は場所さえ変えず、ひょいと棒でそれをはらった。
「私は女子力が足りんから女扱いはしてもらえんのだ」
「充分美人よ。文句言えば?」
 言いながらくないを投げ同時に忍者刀に体を預けて切り込んでいく。 
それを棒切れで受けながら同時に力を他に流し、折れないように扱う女の技量は凄まじい。
「聞いたか、皆の者。嬉しいこと言ってくれるじゃないか」
「みんなわかってますって、お頭」
「お頭は綺麗ですぅ!ほんとにそう思ってます!」
「いちいち言わないだけですって」
 女たちが口々に声をかける。剣戟の音を響かせながら独眼姫の頬は緩んでいる。
ただ手先も身振りも微塵も狂わず、熾烈な力で相手に攻め込む。
 美月もよく受けた。しかし圧倒的に有利な武器を持ちながらもすでに全身に傷を受けていた。
捨て身で間合いを詰めることに賭けたが独眼姫はそれを許さなかった。
「角は多いが勘はいいのでな。女、そのくないは最後の一つだろう」
 言われて美月がわずかに怯んだ隙に素早くその手首を打った。
それでも刀は手放さなかったが、続けざまにその棒は美月の身を打った。
「う………」
 彼女の体が静かに倒れる。独眼姫の手下たちはわっ、と歓声を上げた。
「いかがいたしますか」
 如月が寄って来て尋ねた。
「ああ、すな。出来れば取り込んで使いたい」
「なんだか厄介そうですのでお勧めはしませんが」
「お頭、もう部屋がいっぱいです」
「そうか。仕方がない、あの男前の部屋に放り込んで置け」
 片頬を歪める。
「多少精を抜いたほうが何かと安心だろう」

537 :

 戸が開き、半裸の女が乱暴に投げ込まれた。
壁に顔をこすり付けて目隠しをずらすと、美月の姿が映った。
「美月さん」
「……さんはいいって」
 縛られたまま彼女に身を寄せると、手当のなされぬ傷がいくつも目に付く。
「逃げて欲しかったですね」
 胸の底に苦い塊が生まれる。それが怒りであることに天城は気づいた。
「せめてあなたが無事だと思えたら少しましな気分だったのに」
「かってでしょ」
 やはり後ろ手に縛られている美月は、ぷい、と横を向いた。天城は激高した。
「勝手にするな!」
 怒鳴ってから自分でも驚いた。女に声を荒げるなんてことはかつてなかった。
それでも怒りは修まらない。
「逃げて欲しかったんだよ!助けになんか来て欲しくない!様子を見に来られるのだって嫌だ!」
 美月は目を白黒させた。
「………それは男の見栄?」
「その通りだよ」
 頬が熱くなるのを感じる。激した感情がどうしようもなく胸を灼く。
「寝てさえいない女に対して?」
「そんなことに意味があるのか」
 もう数え切れないほど女を抱いた。日常食べる飯の数など覚えていないように、一人ひとりは朧になるほどに。
「なんだっていい。こっち向いて」
 不思議そうに見つめる美月をそっと体で押して横にすると、傷口に唇をあてた。
血の味は尋常で毒の様子はない。少しほっとしながらできるだけ優しく舐めてやった。

538 :

 夜が更けたころ天城だけが部屋から連れ出された。囲む女たちは口をきかなかったが、如月が現れて言葉を与えた。
「仲間たちがどうなったか気になるでしょう。想像通り、ここにいます」
「無事なんですか」
「ええ。見ていただきましょう」
 声を出せないように口もとも縛られた。そのまま狭い部屋に連れ込まれて覗き穴に目を当てさせられる。
覗くと小山のような体が見えた。一糸まとわぬ姿で、腕さえ縛られていない。
その大きな体の上に、子供のように小さな女が載っている。
「ああ、凄いですわぁ、小兵太さま!」
「そうか、いいか」
「ええ。葉月、もうおかしくなっちゃう!」
 女は小兵太の体に腕をついて腰を自分から振っている。小兵太の太い腕がそれを支える。
「好きよ、小兵太さまぁ!大好き!」
 小兵太は応えず腰を突き上げた。
 如月は黙って別の部屋に招く。同じように狭い、通路のような部屋だ。やはり覗き穴が開いている。
 女が後ろ手に縛られてうつぶせになり、腰だけを高く突き上げている。
「お願いします、威三さま」
 懇願するその女は五月だ。いつもの小生意気な態度は鳴りを潜め、ひたすら従順に男を待つ。
「うむ」
 尻に手をかけて引き寄せると、濡らしもせずにおもむろに中に雄を差し込む。
「はううっ……あ、はあっ」
 五月が辛そうに息を吐く。威三は乱暴に抜き差しを繰り返した。
女は快楽よりも苦痛に傾いた行為に引きつっているが男は委細かまわず貪り続ける。
「あ、もういや、許して………」
 くノ一にもあるまじき弱音を吐くが威三はかえって頬に嫌な笑いを浮かべた。
一度抜くと別の場所に深く突き入れる。
「いやあああああっ、そこはやあああっ!」
 悲鳴を上げるがかまわない。
「随分と厚遇しているようですね。うらやましいな」
 部屋から離れてようやく猿轡を外してもらった。
 如月は無表情に頷いた。

539 :
続く

540 :
この文章力、相当な手練とお見受け致す

541 :
女お庭番の小説がないね

542 :

 元の部屋には戻されずに別室に連れて行かれた天城は、半端に広い部屋を見回した。
普段は他のくノ一たちが暮らしている部屋であるらしい。わずかに女のにおいがする。
どういうことかと構えていると、ふらり、と人影が現れた。
「おい、小兵太」
 天城は腕を縛られたままだが彼は自由で、片手に小太刀さえ持っている。
ただしその顔に表情はない。自分を見ても何の反応も示さず、ただ虚ろだ。
その後ろに威三も立つ。嫌な色合いで目を光らせ、じろじろと自分を見つめる。
 どちらもやつれた様子もなく、怪我をしているようでもない。
何かの薬を使われているほどの感じは受けない。
だが陰鬱な気配が二人を取り巻いている。
「小兵太さま」
 男の背後から小柄な女が現れて小兵太の腕を掴んだ。葉月だ。
「この男がいる限り、あたしたちは幸せにはなれないの。して!この男を!」
 五月も部屋に入り、威三に懇願した。
「お願いします!こいつは女の敵なんです!お姉さまさえ嬲られてしまいました!」
 男二人は無表情だ。天城は困惑した顔で二人を見ている。
――――恨まれてないとは言い切れないな
 威三が暗い目で自分を見返す。
――――努力でもなんでもなくてただ天性能力があって顔がいいわけだし
 毛嫌いしていたことが申し訳ない気分になってくる。それはやはり資質に基づいた
思い上がりに過ぎないのではないだろうかと考えることが立派な思い上がりである。
 威三が懐からクナイを取り出す。小兵太も小太刀の先をわずかに上げた。
 天城は命乞いはせず、相手の得物を静かに見つめた。
「言い残したいことはあるか」
 威三が尋ねた。天城は首を横に振った。
「特にないな。あ、女には優しくしてやれよ。そのほうが楽しめるって」
 ぴくり、と相手は片眉を上げた。こめかみが怒りに引き攣れている。
 空気が澱み、止まった。そして瞬時にそれは動き出す。
 小兵太と威三はざっと、その身を動かした。

543 :

「きゃああああっ」
「ひどい、小兵太さまぁ」
 二人の小柄なくノ一はそれぞれの男の腕に抱えられている。
威三に捕まった五月が、吐き捨てるような声を出した。
「私たちが人質になると思う?一人前のくノ一ですらないのに」
「じゃあなんだよ。見習いか」
「そうよ!」
 憎々しげに睨み付ける。
「あんたみたいなやつらが憎くて生きてるのよ!」
 小兵太のほうは葉月に、すまなそうな顔を向けている。
「ごめんな、嬢ちゃん。あんたは可愛いし、一生懸命だったし、大好きって言ってくれて嬉しかったよ。
それが仕事上の言葉でもな」
「違いますぅ、小兵太さま。葉月は本気で………」
 面白そうにそれを聞く彼に悪意の色は見えない。優しげに彼女を抱えている。
「もういいよ。ありがとな。それと一人前になりたきゃ鳥肌立てるのはやめたほうがいい」
 葉月が絶句してうつむき、それから慌てて顔を上げた。
「凄ぉく嫌だったのは最初だけです!後はそれほどでもありませんでしたっ」
 五月が呆れた顔で同輩を見た。小兵太は小太刀は揺らさずにちょっと抱える腕の力を強めた。
「うん。それを聞いてちょっとほっとした。……天城、後ろ向け」
 以前感じた頼りなさなど失ったかのように、冷静に言って紐を切った。
「もう少し脅えさせたかったんだがな。おまえつまらん男だ」
 威三が不満そうに天城をけなすと、捕まえた五月の胸をもんだ。
「触るな!このクソ野郎!」
「むしろこっちの方が楽しくていいな、作りもんの性格より」
「うるさいっ」
 ばたばたと手足を動かすが威三に押さえ込まれている。天城は入り口に目を向けた。
「ご苦労。そこまでだ」
 如月をつれた独眼姫が現れ、三人に声をかけた。
「誰が聞くかい。まあ人質にゃあならんが、盾ぐらいにはなるわな」
 威三が毒を吐く。独眼姫は指をぱちん、と鳴らした。
 狭い入り口が大きく開かれた。五人のくノ一に拘束された半裸の美月がそこにいる。
威三は目を剥き、それから慌てて無表情を装った。
「こいつは仲間でさえねえぞ。そう言ったろ」
 小兵太も言葉を重ねる。
「関係ないやつは放り出せ」
「そうか。関係ないか」
 独眼姫は固い表情で頷いた。
「わかった。ここで一本ずつ指を切っていく。関係ないわけだしその様を見ておけ」
 この女は別に残虐な性質ではないらしいが、必要とあれば淡々と実行するだろう。
 威三と小兵太は黙りこくり、次の手を打ちかねている。天城は考えた。
美月に引導を渡し後腐れをなくすとしたら自分しかいない。
簡単なことだ。気力をなくして力の抜けた小兵太の小太刀を奪い取り美月を刺せばそれでいい。
 彼女は何も期待していない。覚悟を決めた目の色で黙って捕らえられている。
 天城はにやりと笑い、残りの男に声をかけた。
「辛気臭いな。いいか、おまえら命はこの俺に預けろ!」
 さっと女たちは身構えた。天城はにやにやしつつ言葉を重ねる。
「ここは潔く投降するぞ!」
 小兵太と威三は目を見合わせた。そして力強く叫んだ。
「おうっ!」
 二人は得物を女たちの足元に投げ、両手を挙げた。
「こいつっ!」
 五月が威三の頭を飛び上がって殴った。「いてぇな」と彼は笑った。

544 :

 三人まとめて一室に投げ込まれる。美月は別室に入れられた。
縛られた体の肩を使って威三が天城を小突いた。
「えらそうなこと言っておいておまえがたぶらかされてるじゃないか」
「すまん」
 素直に頭を下げる。威三は口もとに笑みを浮かべたままだ。
「で、どんな女だった?」
「?」きょとんと天城は相手を見返す。威三も小首をかしげた。
「おまえは女慣れしているから美月もなりにくかったんじゃねえの?」
 意味がわからずに見返すと後ろで小兵太がぶっ、と噴いた。
「こいつ、素のままのあの子に惚れたわけだ」
「まあある意味うらやましいぜ」
 威三が軽く言って天城の目を見た。
「おまえは俺たちがえらく簡単にたぶらかされたと思っているだろ」
「ああ」
「ある意味当たってる。が、美月は正々堂々とたぶらかしたんだ」
 遊びましょう、と女は言った。
 演技なんかじゃつまらないでしょ。そう続けた。
 私はあんたの夢の女になって見せるわ。
 だけどそれは私自身じゃない。
 けれど生まれてしまったらそれは確かに存在する女なのよ。
「あいつは演技も得意らしいが、俺たちがそれじゃ満足できないとわかってくれてたさ」
「女郎買いに慣れちまうとなんかだいたい読めるよな」
「仕事も仕事だから基本つい疑っちまうし」
「素直に騙されるやつはいいよな」
 天城は少し考えてから二人を向いた。
「稀にいる狐付きの特殊な形か」
「そうだ。美月は自分でそれを生み出せる。自分で消すことはできないらしいが」
「くノ一なんかやってるわけだから逃げたいことも山ほどあったんだろうよ」
「捨て子だったらしいしな」
 楽しそうに二人は美月を語った。天城はだんだんと機嫌を悪くした。
彼女の過去も体も自分は知らない。それをこいつらが知っているのは気に食わない。
 威三が顔を覗きこんだ。
「おまえ、妬いてるだろ」
 小兵太が首を振って喜ぶ。
「いや、天城に妬かれるとは男冥利に尽きる」
 拘束されていることも忘れるほど二人は笑いこけた。
「うるせ」
 天城は一人毒づいた。

545 :

 次の日まだ早朝のうちに屋敷は人の出入りが激しかった。
捕らえられた男たちはためしに尋ねてみたが、女たちは当然答えてくれない。
やがて天城が連れ出された。
 ただでさえ縛られているのに、更に念入りに座敷の大黒柱につながれた。
目隠しも猿轡もされていない。そのまましばらく放置された。
 部屋の様子は充分に把握した。逃げる隙があったら目をつぶっても大丈夫なほど記憶した頃、
するり、と戸が開いた。
 黒い忍び装束で顔をさらした独眼姫がそっと部屋に入ってきた。
 天城は彼女を見つめた。
 女は潤んだ瞳で彼を見つめる。なんだか様子がおかしい。
 独眼姫はまるで寄り添うように傍らに座り、黙って自分を見つめている。
 天城はにっこりと笑って見せた。女は顔を赤くして俯いた。
――――これは
 あの冷静な女が不意に自分に恋心を抱くなどとは思えない。何のたくらみだろうかと気になるが、
表情だけは優しく女を眺める。彼女は再び顔を上げて天城を見つめた。
何か言いたげにわずかに口を開ける。そこに視線を走らせて、天城はさらに甘く微笑んだ。
「………五年ぶりですね」
 女の瞳から涙が滴る。それは両の目からだ。
「………わかるの?」
「ずっとあなたのことだけを考えていましたから」
 ぬけぬけと天城は大嘘を告げた。相手から、滂沱の涙が滴り落ちる。
「昔より綺麗だ」
「主さま!」
 女は彼の膝にすがりつき、声を立てて泣いた。
「なぜ、私を置いて行ってしまったのです!身分ですか!あなたがどんな方でもかまわなかったのに!」
 大した自信だな、と天城は思った。
「どのような暮らしであろうともあなたといっしょなら耐えられました!
それが無理なら、せめて忘れ形見でも残してくださったのならよかったのに!」
 天城はわずかに身を反らして冷えた声を出した。
「それは、こっちがごめんだ」
 女が息を呑む。ほんのわずかに間をおいて、それから瞳に力を込める。
「あなたは幸せであるべきだ。それだけが私の唯一の望みなのだから」
 とある藩の家老の一粒種であったはずの女は天城の胸をひどく濡らした。
「結婚されたのですね。鉄漿がほんの少し残っていますよ」
「どうでもいい相手です!家柄がつりあっただけの!捨てたってかまいません」
「あなたのもとを去るとき、私がどれほど辛かったのかわかりませんか」
 静かな声で天城は告げた。
「私は美しいままのあなたでいて欲しい。苦労なんてさせたくない。永遠の高嶺の花でいて欲しいのです」
「いや。私は主さまのもとにいたい!どんな苦労をしようとも」
 天城は少し寂しそうに女を見た。
「私が嫌なのです。あなたがほんのわずかでもその美しさを失うことが」
 女は瞳を溶かしそうなほど泣いた。それでも天城の決意を変えることは出来ないと知り、ようやく声を抑えた。
「独眼姫はあなたの姉妹なのですか」
「双子の妹です。………知ったのは最近のことですが」
 生まれた当初は身内筋に預けられていた。が、幼くして眼病を患い片目を失ったために忍びの者に下げ渡された。
 女は眼帯を外した。表情のせいもあいまってか途端に違って見える。
「そのままの美しいあなたでいてください」
「お情けを!主さませめてお情けを!」
 にこりと笑った後目を閉じた天城の唇に女は自分の口を押し付けたが、感極まってそのまま倒れた。
「ううん………」
 さすがに唇を重ねただけで失神させたのは初めてである。様子を窺っていたらしい本物の独眼姫が、
慌てて入ってきて女を回収した。
「…………たらし」
 ぼそりと一言つぶやく。天城はちょろり、と舌先を覗かせた。

546 :

「上のほうで話はついた。お前たちは解放する」
 独眼姫が宣言した。三人は顔を輝かせた。
「美月は?」
「うちで働かんかと散々口説いたんだが、その気になってくれんでな。
ことがあったら三回はこっちに協力するという条件で手放すことにした」
「俺が言うことでもないがよ、そんな口約束で大丈夫か?」
 威三が尋ねた。独眼姫は片頬を歪めた。
「妙に義理固い女だ。大丈夫だろう」
「あんたも義理固いよ」
 小兵太が言った。彼女は肩をすくめた。そして急に天城のほうを向き、尋ねた。
「姉上をたぶらかしたのはいくつの時だ」
「なんか色々飽きてた時だから……十六でしたかねぇ」
「なんとおまえ、年下か」
「そんなに老けてますか」
 彼女は首を横に振った。
「そういうわけじゃないが、なんだか少ししゃくに触る」
「すみません」
 天城は大人しく頭を下げた。

547 :

 小兵太は女を見つめた。
 相手の瞳は涙ぐんでいる。
「さよなら」
 その言葉で女は消える。
 甘い余韻を残して。
 次に威三が別れを告げる。
「体に気をつけろよ。おめえ鈍いんだから」
「うん」
 女は頷く。
「………あんたも気をつけて」
 素直に未練をさらけ出して威三は笑う。
「ありがとよ。生きてるうちで一番楽しかった」
 美月の頬は涙で濡れている。
「さよなら、美月。元気でな」
 二人目の女も消えていく。
 残った素の女は乱暴に目元をこすった。
「さてと、私も行くわ」
「おう」
「これ、持ってけ」
 小兵太が手持ちの携帯食を全て渡した。
「いいの?」
「ああ。これはあの子じゃなくてあんたも好きだろ」
「ありがとう」
 美月が微笑み、それから走り出した。見る見るうちに小さくなる。
三人はその姿を眺めた。
「こけなきゃいいが」
 威三が声を漏らした。小兵太が反論する。
「抜けてるのはおまえのあの子だろ。美月はそうでもないぞ」
「おまえ素の美月を知ってるのか」
「食ってる時はかなり素に近かったと思う……あ、おい」
 不意に走り出した天城に声をかける。
「どうするつもりだ」
 天城は振り返り、二人に言葉を返した。
「すまんが、兄上には嫁取りに行くからしばらく帰らんと言っといてくれ」
「おい、こら、こっちは素直にあきらめたというのに、待たんかい、こら!」
 憤慨した威三を小兵太がなだめる。
「まあ、あいつは最初からそのままの美月しか見てないし」
「さっさと引導渡されろ」
 不愉快そうに吐き捨てる。
「これだから顔のいい男ってのは嫌いなんだ………もげろ!馬鹿野郎!」
 威三の声が地平線の彼方まで響いていった。
おしまい。

548 :
久々の長編GJ

549 :
毎回楽しみだったよGJ

550 :
グッジョブ
次は如月姉さんのソロを見たいです

551 :
女お庭番のエロパロを見たいです。

552 :
忍者とくノ一、すっかり堪能させてもらった。軽妙な会話のやりとりが時代活劇風なのは御愛嬌として、
人物描写が結構練られていると感じる。手裏剣や陣に本気度が込められているのに捕らえた相手を生かしておく如月や独眼姫の不思議な度量。
いや、如月・五月・葉月三人揃って天城をそうとしていたことすら狂言まわしに思えてしまう伏線の妙。
小兵太や威三も冷徹残忍な忍者かと思いきや意外に分別があるwといってだらだらと無駄な説明はなく退屈せずに読み進める。
また続編があればお願いします。

553 :
あ、それと欲を言えば、くノ一たちの裸身や衣装まわり、黒装束の時だけでない描写について
もう少し書き足してくれるとエロパロ臨場感が増すような。特に美月とか。独眼姫配下の下忍たちも
覆面黒装束ながら、胸元が大きく開いた衣装とかw

554 :
ミニスカ装束とふんどしとストッキング鎖帷子とか?(・ω・)

555 :
お庭番同士のエロパロもいいんじゃないかな

556 :
欲求不満な姫君に性的な御奉仕をする御庭番

557 :
欲求不満な若君に性的な御奉仕をする御庭番


558 :
敵の忍者に御奉仕をする女御庭番

559 :
>>556-558
よし、書いてみろ(; ・`д・´)

560 :
御庭番って何だっけ

561 :
(; ・`д・´)

562 :
本来は御庭番や隠密は忍びとは別物なんだっけ

563 :
御庭番は、元々、吉宗公が将軍就任時に紀州藩から連れてきた隠密
吉宗直属の諜報活動部隊。
いわゆる傍系から将軍職に就くにあたり、周りに敵だらけのような幕府中枢へ、
吉宗は自身の護身のために随行させた者。
江戸城本丸内の文字通り「庭番役人」で、大奥の中の数少ない男性役人
幕末の頃に出てくる、なんかで海外渡航した人・村垣何某は、御庭番役人の出(うろおぼえ)
忍である甲賀も伊賀も、神君家康公存命の折より、
徳川幕臣として、開府時からすでに低いながらも役職についていた。
ゆえに、忍びと御庭番は仲が悪いとされて、よく時代・歴史小説のネタになってる
隠密は、いわゆる諜報活動全般をいうんでないの
各藩においても、「隠密」専門の家臣を置いてらしいから

564 :
柳生は忍びでなく剣客だけど、よく隠密として描かれるな

565 :
563でなんたら書いたけど、
「御庭番=隠密」でいいんじゃないかと
ウザくてごめん
創作するなら、自由に楽しくエロくなれば。
諸国行脚をした人を、よく、
隠密だったとか、忍びだったとかという説があるよね。
柳生さんちのじゅうべえくんも、松尾芭蕉さんも。
水戸の黄門さまも、実在のはTVみたいな旅はしてないけど、
そういうことにして創作された小説もあるし。

566 :
まー、忍者にも透破やら乱破やら草やら
色々呼び方あるしなー
根来や雑賀あたりも、忍なのか僧兵なのか傭兵なのか
今一よくわからんところあるし

567 :
保守忍

568 :


569 :
からくり屋敷に忍び込んだくノ一を色々なトラップで苛めるシチュ。
毒ガスが充満した通路とか蟻が大量発生した小部屋とか。

570 :
銭投げ(羅漢銭)って人せるの?

571 :
くノ一が淫技を使い、籠絡、傾城、洗脳や暗をしていく話がみたい

572 :
>>570
銭投げですのは難しいんじゃね?
銭を紐で束にして、鉄鞭のように扱えば殴可能だろうが

573 :
ヒロピン!ヒロピン!

574 :
秘伝の媚薬を…

575 :
対魔忍アサギはここで良いのだろうか……

576 :
特に駄目な理由はないが

577 :
くノ一忍法帳みたいなエロ忍法は思いつくけど文章力が伴わない

578 :
父である上忍がに忍び集団の首領となった娘の中忍くノ一が(三十路。でもそれだけ身体は鍛えぬかれている)
受け継いだ配下の忍び集団を日陰者から脱却させようと主家への正規召抱えを目論む。
主家の若君の警護役を仰せつかった女首領。この鍛え抜かれた肢体でこの坊やを手玉に取れば・・・
郎党の正規召抱えを目論む女首領の頭に姦計が浮かんだ・・・・


579 :
女忍者と言えば囚われて色責めにあって浣腸されて心折られる展開が定番みたいになってるけど
たまには浣腸された状態から逆転する展開があってもいいと思うんだ

580 :
>>579
キメェよスカ野郎

581 :
続きはよ

582 :
ttp://blog.goo.ne.jp/morimimi10
戦国少女伝 妖怪忍者 忍
見に行った人いる?

583 :
敵の拷問官に、子宮の中まで手を突っ込まれて調べられる女忍者とか

584 :
見習い少女忍者が捕まったところ、拷問官も半人前な童顔ショーネンタイプで どこかホンワカした空気の中で尋問拷問……なSS

585 :
処女信仰が強まる近年
くのいちスレと悪女スレだけは
エロエロお姉さん万歳で心休まる

586 :
非処女のくのいちにエロテクでメロメロにされたいもん

587 :
ほしゅ

588 :
くノ一

589 :
保守

590 :
くのいち・魔女っ娘・悪魔っ娘・怪盗にはつかまっていろいろされるシチュが似合う! と、思う!

591 :
くノ一と女怪盗は好敵手で、反目しつつも一目置いて技を競い合っている。
ある日、忍び込んだ魔女っ娘の館で鉢合わせをして、互いに苦戦していたので手を組むが、
結局は馬が合わずに仲違い。その隙を突かれて魔女っ娘に捕まり、拷問される。
だが衝撃で女怪盗のお目当てだった封印の宝石が割れて悪魔っ娘が解放され、闇の力で魔女っ娘やくノ一たちを屈服させて奴隷にする。
しかしついに三人で結託して悪魔っ娘を罠に嵌め、無事に生還する。

592 :
クノイチ・スレイヤー

593 :
公儀隠密のくノ一が反乱を策謀する浪人頭に近づいて・・・

594 :
拷問官「おまんこには勝てなかったよ…」アンッ アンッ イイッ オチンポ ビュルビュル デチャイマシュー!

595 :
保守

596 :
hosyu

597 :
test

598 :
保守

599 :
忍は話題になってるらしいけど、ここにはあまり需要がないのかね・・・

「イヤーッ!
」男は激しく前後。ウタマロ!
「アイエェー!」
 女は悲鳴を上げる。
「こんなの、テストに出ないよぅ!」

こんなの書かれても、その何だ、困る。

600 :
いや、いきなり自己完結されてもw
まあ、たしかにちょっと反応には困るけどもw
でもまあ、ちょっと見てみたい気も

601 :
>>600
忍のエロパロないのかな?
  ↓
てか、忍のエロってどんなだ?  ↓
>>599のエロ・ニンジャクランのソウルに憑依される
  ↓
その何だ、困る。 今ここ。

602 :
女の悲鳴は「ンアー!」だろ

 窓を重酸性雨が激しく打っていた。暗い室内には揺れる二つの人影……
鈍いアンタイブディズム音楽じみた無秩序な雨音に、手拍子じみたリズミカルな煩悩のクラップ音が混じり合う。
 室内は暗い。そこにいる者たちは光を必要としない背徳的な行為に耽っているからだった。
「ンアッ、アッ、ンア……」
 幼児じみた甘え声をあげるのは、カエルじみた姿勢で床に這うユカノであった。
 一糸まとわぬ姿である。ユカノの裸体は豊満であった。
白い肌は汗に濡れ、髪は繰り返される運動でおどろに乱れていた。
大きなバストが振り子じみて揺れ、大きく美しいヒップが波打った。
 ユカノのヒップは男の手に掴まれて、メカニカルなまでに規則正しく前後させられている。
外と同じくユカノのヨメアナは豪雨であり、背後で膝立ちとなってる男のウタマロは
バイオナメコじみたぬめりをまといながら、出入りしているのだ。
このウタマロ的光景は、まだ始まったばかりである。

603 :
一作投下するでござる。
『ねとられ』要素が入っておるようでござる。
しからば。

604 :
  
小郎太は空を見上げた。
月は海原のように広がる雲に覆われ、欠片ほどもその姿を見せない。
辺りはまさに漆黒の闇。
夜の散策には不向きながら、今から小郎太が為そうとしている事を考えれば、その闇は僥倖といえた。
この闇の中ならば、濃緑色の装束に身を包んだ小郎太の姿を目視する事は不可能に近い。
無論、それは小郎太が標的を見つける場合についても同じ事が言える。
しかし、小郎太はこの夜、標的がどこに居るのかを前もって知っていた。
彼が立つこの母屋から、緩やかな坂を上った先にある一本松。標的はその下に居る。
大まかな場所さえわかれば、住み慣れたこの地で光など必要ない。
小郎太は音もなく駆け出し、緩やかな丘陵を上る。
一本松まであと二駆けでたどり着くという場所まで着くと、小郎太は一旦足を止めた。
大きく息を吸う。
そのまま肺で留める。
呼吸を止めると同時に気配も絶つ忍びの技だ。
この状態に入れば、臆病な野兎に近づいて背後から掴み上げる事も容易い。
息を止めたまま、小郎太はじりと距離を詰める。
前方から気配が漂ってきていた。
こちらに全く気付いていないような、ごく平然と垂れ流された気だ。
小郎太はその気の流れに細心の注意を払いながら距離を詰める。
そして距離が一駆けで足るまでに詰まった瞬間、矢のように飛び出した。
事実、その疾さは不慣れな農民が放つ矢とさほど遜色が無いかもしれない。
草を擦るかすかな足音が、左右に分かれて複数個所で同時に鳴る。
音は一本松から少し手前で消失し、疾走していた主が跳躍した事を物語る。
瞬きにも満たぬ間。
走行の勢いそのままに飛び蹴りを放つ小郎太は、その足先に肉の感触を期待した。
しかしそれは、当初予想していた瞬間には得られない。
否、さらに一刻が過ぎても、足先に肉の感触はない。

605 :
  
「ッ!?」
小郎太はそこで、自らの飛び蹴りを避けられた事実に気付く。
相手の足が動いた気配はなかった。
棒立ちのまま避けたのならば、その方法は前屈みか反り返りかのどちらかだ。
どちらだ。小郎太がそう考えたとほぼ同時に、彼の後頭部へ固い物がぶつかる。
骨……否、脛だ。
相手は小郎太の蹴りを反り返ってかわし、そのまま片脚を振り上げて後頭部を蹴ったらしい。
小郎太は軽い眩暈を覚えながら着地し、よろめく。
全身にどっと汗が噴き出していた。息も吐き出してしまっていた。
それでも敵に背を見せていることはまずいと直感し、背後を振り向く。
しかし。そこにもう相手の気配はなかった。
「なっ……!!」
明らかな狼狽を示しながら相手を探す小郎太。
しかしどこにも気配がない。前、左前方、右前方、真横……。
そこで、小郎太は首筋に当たる何かを感じ取る。
冷たく、鋭い。しかし刃ではない。手刀だ。
その手刀は小郎太の首筋をトン、と軽く叩いた。
それは小郎太を傷つけることはなかったが、彼に完全な敗北を悟らせる。
さぁ、と風が吹き、雲の切れ間から月が覗いた。見事な満月だ。
視界は明るく澄み渡り、小郎太の装束と、その傍らに立つ相手の姿を浮かび上がらせる。
頭の後ろで結われた、長く艶やかな黒髪。
雪のように白い肌。
細い顎と、切れ長で水面のように静かな瞳。
女だ。
それも、類稀なほど美しい女。
格好こそ百姓のような袖の短い麻の着物だが、その身体つきが並ではない。
膨らんだ乳房に、締まった腰つき、細く鍛え上げられたすらりとした脚線。
花町を歩いていても違和感のない艶と、かすかな未熟さ、そして隙なく練られた鋭さが同居している。
その肉体は、およそ目にする者が男であれば、視線を吸いつかせて離さないだろう。

606 :
「……参ったよ、氷雨(ひさめ)姉ぇ」
小郎太は指で口当てを下げながら嘆息した。
14歳という年齢に相応の、あどけなさを残す面立ちが表れる。
その幼い顔は、先ほどまで完全に気配を消し、矢のように駆けていた人物とはとても思えない。
しかし彼が忍びの里で生まれた子供である以上、それは別段特異な事でもなかった。
事実、小郎太の横に立つ氷雨は、彼より二つ年上であるだけに、より忍びとして高度な域にいる。
気配を漏らすがままにしていたのも故意での事だろう。
手合わせを望む小郎太にあえて居場所を教え、奇襲させ、それを後の先で制するために。
しかし、それは容易な事ではない。
襲われるにしても、どう襲ってくるかまであらかじめ知る事は不可能だ。
小郎太は蹴りで足を狙いにいったかも知れないし、がら空きの腹部を殴るという選択肢も有り得た。
氷雨の凄みは、至近まで小郎太を引きつけ、彼が攻撃に移る際のかすかな気を読んで対処した事にある。
小郎太を迎え撃つ際、氷雨には一切の感情の動きがなかった。
顔面を狙われた焦りも、それをかわせた安堵も、反撃に移る際の気も、一切がなかった。
さらには反撃としての後頭部の蹴りも、小郎太がダメージを追わない程度に加減している。
これは、普通に蹴り上げるよりも遥かに筋組織への負担が高く、かつ難しい。
それらを易々とこなす氷雨は、小郎太よりも遥かに高みにいると言えた。
「やっぱり凄いや、氷雨姉ぇは」
小郎太は疲弊したように草の上に座りこむ。
言葉は本心だった。あまりにも差があり、あと二年で今の彼女と同じ域に辿り着けるのか不安になる。
男であるのに、彼女に腕力や基礎体力を含めて何も勝てる所がない。
氷雨は十年に一人の逸材だ。誰もが言う。
同年代のくノ一として抜きん出た心技体を備え、男を惑わすに充分な器量をも備えている、と。

607 :
  
「あんたも、強くなってたよ。正直……驚いた。」
氷雨は小郎太と並ぶように座り、傍らの花を指先で器用に摘んだ。
二つ摘んだうちの一つを口に咥え、一つを小郎太に差し出す。
小郎太はそれを受け取り、花弁を裏返して蜜を啜る。
花に含まれる蜜の量は一本ずつ違うが、氷雨が選ぶものはいつも格別に甘かった。
小郎太が選ぶとそうはいかない。
「……気休めはやめてよ」
小郎太が花を咥えながら呟くと、氷雨は瞳を瞬かせる。
忍として本格的に修練を積んだ彼女は、今ではほとんど感情を表に出すことがない。
あえて演技している場合を除き、小郎太がその表情や気配から喜怒哀楽を読み取ることはできない。
しかし今の氷雨は、『笑った』ように見えた。
「本当の事よ、気配をよくしてた。あんたが走り出すまで、近くに来てた事に気付けなかった。
 次か、その次か……そろそろ一発貰っちゃうかも」
氷雨はそう言って目を細める。明らかな笑みだ。
まるで小郎太に敗れるその日を、心待ちにしているかのような。
どくん。
その笑みを見て、小郎太は心臓が強く脈打つのを感じる。
「じゃあ、そろそろ戻るね……いつまでも抜け出してる訳には、いかないから」
氷雨はそう言って立ち上がった。
ふわりと匂いがする。
甘い花のような、懐かしい氷雨の体の匂い。
そしてそれよりも随分と弱く、しかし確かに臭う、男の精の匂い。
それは、立ち上がった氷雨の脚の合間から漂ってくる。
どくん。どくん。
小郎太の心臓が、さらに強く脈打ちはじめる。
微かな音を立てながら草原を駆ける氷雨。その後ろ姿を、小郎太は複雑な心境で見守っていた。

608 :
  
まだ幼い頃、小郎太たち村の少年と氷雨は、いつも同じ小屋で寝起きし、同じ修業に励んでいたものだ。
しかし氷雨は、その才を買われ、頭首の屋敷で一人特殊な修練を積むようになった。
屋敷へ入る前の約束通り、満月の夜だけ、氷雨は屋敷を抜け出して小郎太と手合わせをする。
氷雨の様子は会うたびに変わっていった。
よく笑い、誰よりも先に木に飛びついて登っていった少女は、次第に感情を表に出すことがなくなった。
か細かった肢体は、良い物を食べているのか程よく肉感的になっていった。
乳房は成長期という事を鑑みても尋常でないほど豊かになり、男の視線を誘う器官に変貌した。
そして何より彼女の纏う雰囲気が、小郎太と二つしか違わないとは思えないほどに大人びている。
それは、彼女がもう『乙女』でない事を端的に示していた。
考えてみれば当然のことだ。
氷雨は屋敷の中で、『くノ一としての』修練を積んでいる。
となれば座学や肉体鍛錬だけでなく、当然に臥所での振舞い方も仕込まれることだろう。
また最近では、万一敵に捕まった時のために、拷問の修業も課せられているようだ。
小郎太は噂に聞くよりも先に、拷問された後の氷雨を直接目にして知っていた。
屋敷の枯山水の庭を、ぐったりとした氷雨が男に両脇を抱えられて運ばれていく姿。
それは今でも、小郎太の目に焼きついている。
氷雨の美しい手足の指は、ひとつ残らず滴る血に塗れていた。
『クソ、あの餓鬼……初っ端から無茶やりやがって!手足の十本全部に刺してやがった』
『ああ、しかもあんな太いのを、可哀想によ。一体どこで拵えたんだ』
『ありゃあ、遊郭で折檻の時に使われる針さ。大方、お父上殿が廓遊びのついでに持って帰ったんだろう。
 今までのだって、“ぶりぶり”やら“酒をかけての蚊責め”やら、みんな遊女への折檻が元さ』
『け、とんでもねぇや。しかも明日からは、俺達を締め出して連中だけで修行を続けようってんだろ。
 本当の所は氷雨の才を恐れて、体よく責めそうってんじゃねぇのかい』
氷雨を抱える男二人は、そのように恨み言をぼやきながら母屋へ戻っていく。
拷問。
氷雨がそれを受けていると知った時、小郎太は胸が締め付けられるようだった。
動揺自体は、幼い頃から氷雨と遊んでいた他の二人の少年とて同じだっただろう。
しかし小郎太の思いは格別だ。
彼は知っている。氷雨が、自分と血を分けた実の姉なのだと。
いつ敵味方に分かれるとも知れないこの里では、住民同士での血縁関係はけして明らかにされない。
新たに生まれた子は一所に集められ、子供同士だけで生きるよう強いられる。
けれども小郎太は知っていた。
村の片隅でいつも野菜を作っていた女が、病で息を引き取る間際、看取る小郎太に堪りかねて明かしたのだ。
氷雨と小郎太という二人の姉弟こそ、自らの世に残す宝だ、と。

609 :
  

「おい、いい抜け道を見つけたぜ。大人達はまだ誰も知らねぇし、そもそも俺達じゃなきゃ入れねぇ場所だ」
少年の一人が、声を潜めて言った。
小郎太ともう一人は、どういう事だ、と耳を寄せる。
少年は片眉を上げて続けた。
「氷雨姉ぇが、近頃お館様の屋敷で拷問の修行受けてるのは知ってんだろ。
 その場所は母屋からちょっと裏に行った離れなのも解ってるよな。
 そのいい場所ってのは、ちょうどその離れの中が見えるようになってんだよ。
 俺が覗いたときも、氷雨姉ぇと大人何人かと、あとすげぇ嫌なヤツの姿がばっちり見えたぜ」
その言葉に、小郎太達は目を丸くした。
そして三人で連れ立ち、すぐにその場所へ向かう。
少年の言葉通り、そこは村の大人では入れない場所にあった。
屋敷を囲む木塀の一部に損傷があり、そこから子供であれば身を捩って侵入できる。
草の生い茂る塀の内側をしばらく進み、林立している欅の樹の一本に登れば、なるほど屋敷が一望できた。
離れの中の様子も、明り取りの窓から伺える。
多少の距離はあるが、見習いとはいえ忍びである小郎太にはその木目の一つ一つまで把握できた。
上からの見晴らしはいいが、逆に屋内から樹を見上げても、逆光である上に枝葉が生い茂っている。
熟練の忍びであろうと、あらかじめそれと解ってでもいない限り、小さな人影を見つけ出す事は困難だろう。
確かにそこは、絶好の場所と言えた。
「な、いい場所だろ。それより見ろよ、アイツ……。アイツが毎日、氷雨姉ぇを拷問してんだぜ」
少年が言い、離れの片隅を指す。
小郎太は改めて離れの中を覗き込んだ。
中央に氷雨がいる。
両腕を開き掲げたまま、その両手首を天井の梁から通されているらしい縄で縛り上げられている。
身体には麻の着物らしきものを纏っているが、それは所々が無残に破れていた。
背中には焼いた網を押し付けたかのような無数の笞跡があり、何とも痛々しい。
その左右では、濃紺の忍び装束を着込んだ男数人が、腕組みをしたまま睨みを利かせている。
頭巾と口当てではっきりとは解らないが、いずれも村では見かけない顔のようだ。
忍び装束の色もこの村のものとは違う。
そしてそれら余所者の間、氷雨の背後にあたる空間から、ふと一人の少年が姿を現した。
年の頃は小郎太達と同じ。
しかし細く締まった彼らの姿とは対照的に、その少年の姿は暴食を思わせるだらしのないものだ。
彼こそ、この離れを見つけた少年が言う『嫌なヤツ』だろう。
「あ、あいつ……!!」
そしてその姿は、小郎太の目にも苛立ちの色を浮かべさせた。

610 :
  
肥え太った少年は、名を伊輔という。
聡明さを感じさせる響きの名とは裏腹に、愚鈍を絵に描いたような子供だった。
生い立ちだけは恵まれている。今や小郎太達の里を実質的に抱えている、奥滋藩藩主の倅だ。
城暮らしが長く、本来はこのような山間の田舎里に居座る類の人間ではない。
そんな彼を里に引き留めている要因は、偏に氷雨の存在だ。
伊輔が初めてこの里を訪れたのは、藩主である父に連れられての事だった。
藩主自らが忍びの里という、藩にとって薬とも毒ともなりうる場所を検分する間、伊輔は村の子供と戯れるよう言いつけられた。
しかしそこは、物心つく前から蝶よ花よと育てられてきた若君だ。
共に戯れるどころか、すぐに小郎太達を下男とみなして身勝手な命を発した。
それを堂々と拒絶したのが、子供組の姉代わりであり、当時まだ勝気の盛りだった氷雨だ。
『何度も言わせないで、いやよ。大体、二言目には偉いんだ偉いんだって、そんなのあたし達には解んないわ。
 もしあんたがあたし達より上だっていうなら、何か勝ってるって所を見せてちょうだい!』
氷雨は毅然とした態度でそう迫った。
伊輔は余裕の表情でそれを受けたが、現実には何をやっても氷雨に敵わない。
駆けっこでも、木登りでも、木の棒を用いた剣術でも、挙句には慣れているはずの乗馬でさえ氷雨に遥か劣った。
庶民と見下していた相手、それも女に負ける。
その事実は、伊輔の矜持を深く傷つけたようだった。
考えてみれば、氷雨が将来有望として一人だけ屋敷に招かれたのは、この少し後の事だ。
感情を表に出す事がなくなり、極端に口数が減った時期も、妙に女らしくなった時期も、それほど間は空いていない。
誰にも話したことはないが、氷雨が屋敷に移ってからしばらく経った頃、小郎太はある夢を見たことがある。
氷雨が床に押さえつけられている夢。
激しく暴れる身体を数人の大人に押さえ込まれ、その腰から半分に折れた体の上に、
気色の悪い笑みを湛えた伊輔が覆い被さる。
でっぷりと肥えた腹を揺らしながら、幾度も幾度も腰を打ちつけていく。
氷雨は猿轡を噛まされた口元を忙しなく蠢かすものの、声としては聞こえてこない。
しかしその瞳や皺の寄った眉間からは、嫌悪と明確な恐怖が見て取れる。
氷雨が怯えた顔など見せるのは初めてだ。
『氷雨姉ぇっっっ!!!』
実姉の陵辱を見守るうち、小郎太は自分の中で何かが弾けるような思いを抱き、
目が覚めたとき、彼は自分が寝小便をしている事に気が付いた。
いい歳をして、と他の二人には散々に笑われ、その気まずさから無意識に記憶から消していた夢だ。
しかしよくよく思い起こせば、その次に会った時だった。
氷雨の瞳の表情ががらりと変わり、三人に言葉を失わせたのは。

611 :
  
「…………あれは……夢じゃ、なかった…………きっと」
小郎太は思わずうめく。
伊輔はすでに城に帰ったものと思っていた。
父親がとうに藩へ戻っており、元々田舎嫌いである上、氷雨にしてやられた伊輔が里へ残る筈もないと。
しかし、伊輔は現実として離れにいる。
屋敷から離れへの僅かな移動でも籠が使われる所を幾度か目にしたが、それが伊輔だったのだ。
恐らくは父親に無理を言ってこの里へ残ったのだろう。
そして父の権威を笠に、氷雨への拷問の修行をさせるよう頭領達に迫ったに違いない。
忍びを志す以上、そうした修行もいずれはするにせよ、当時まだ氷雨は15歳。
肉体的にも精神的にも成熟してはいない。
加えてそうした修行は、里の人間内でやるもので、伊輔のような分別のない余所者に任せるなどもっての外だ、
頭領達は難色を示したに違いないが、しかし互助関係を築こうとしている藩主の倅を無碍にもできない。
ゆえに伊輔の駄々で押し切られる形となったに違いない。
「小郎太、大丈夫か? なんか顔色悪いぞ」
隣の少年が小郎太の顔を覗き込んで問う。
彼は、伊輔の件で多少気を害したように見えるが、それでも平素と大差はない。もう一人も同じくだ。
当然だろう、彼らは小郎太とはやや事情が違う。
歳が近く、氷雨の幼馴染であるという共通点はある。
しかし、彼らは氷雨が伊輔に犯される夢を見たわけではないし、何より血を分けた実の弟ではない。
とはいえ、彼ら二人には何も責などないのだ。
「……大丈夫だ」
わざわざ全てを話して、沈む気分を伝播させることもないだろう。小郎太はそう考え、少し眉を下げてみせた。

612 :
  
離れでは、伊輔が手の中で笞を弄びながら氷雨に近づいていた。
そして肉のついた手を振り上げ、重そうに笞を振るう。
下手な笞打ちながら、先の平たい笞は氷雨の背中で激しい音を立てる。
「――――っ!!」
その瞬間、氷雨が背を逸らしながら顔を跳ね上げた。
声こそ漏らさないが、歯を食い縛っている事が肩の付け根の動きで解った。
まだ白い部分の残っていた左脇腹に、新たな赤い筋が浮かぶ。
「どうだ、痛いか。ええ、どうなんだ?」
伊輔は可笑しそうな声色で言いながら、ゆっくりと氷雨の背後で歩を巡らせる。
そして荒い息を吐く氷雨の不意をつき、やおら笞を浴びせかける。
流石というべきか、氷雨は笞が振るわれる瞬間に背中の筋肉を固め、衝撃に備えていた。
もしそうしていなければ、背の肉はとうに幾筋か裂けていることだろう。
いくら伊輔の動きが緩慢とはいえ、笞打ちには本来それだけの威力がある。
「……っ!!」
笞を受けた直後は、氷雨の背筋が痙攣するように蠢いているのが見えた。
縛られた手首の先は固く握り締められ、膝が笑い始めている。
恐らくは腹筋も攣りかけているだろう。
容赦のない笞打ちを浴び続け、いかな氷雨とて消耗しているようだ。
しかし、その様を見ても伊輔のだらけた笑みは消えない。
「まだ頑張るのか。……おい、あれを」
伊輔は傍らに立つ忍び装束の男に呼びかける。
男はすぐに応じ、足元の壷を拾い上げて伊輔の方へと口を向ける。
「ひひひ、今日こそ良い声をだせよ」
伊輔の肉の乗った手の平がその壷の中に差し込まれ、引き抜かれた時には白い粒を大量に掴んでいた。
それが何かを察し、小郎太は樹の上で目を剥く。
その視界の中で、伊輔の白い粒を纏った手の平は、無数の傷のある氷雨の背中へと叩きつけられた。
瞬間。
氷雨の背中がそれまでにないほどに深く反り、手首の縄が小郎太達にもはっきり聴こえるほどに軋む。
身を反らせる事で爪先立ちになった足の震えも尋常ではない。

613 :
  
「――――ッ!!あ、あ゛ッ……!!………………っっ!!!!」
氷雨は決の覚悟で声をしているのだろうが、それでも抑えきれぬといった様子で声が漏れる。
ひとしきり身を暴れさせた後、氷雨は糸が切れたように力なく項垂れた。
吊るされた両腕が歯止めとなり、細い身体は肩を盛り上げるような歪な格好を取る。
ほんの一瞬髪の合間より覗いた左頬から、光る雫が滴り落ちるのが小郎太には見えた。
一方の伊輔は、どこか苛立たしげに笞を手の平に打ち付けている。
「なんだ、また失神したか。碌な悲鳴も上げずに……。おい、ぼさっとせず水を掛けろ」
父親に似た尊大な物言いをし、水を掛けられて意識を取り戻す氷雨を眺めている。
そしてまた笞を振り上げた。
びしっ、びしっと肉を打つ音が響く。縄の軋む音がそれに続く。
声は聴こえない。
その音を延々と耳にしながら、小郎太は自分の袖が引かれている事に気がついた。
横を向くと、隣で見ていた少年が小郎太に小声で呼びかけている。
「おい、おい小郎太!いい加減戻るぞ。すっかり暗くなっちまった」
彼の言葉を受けて周囲を見回すと、確かに夜も更けて空が闇に包まれている。
離れの中でも丸行灯が用意され始めているようだ。
行灯の灯りで黄色く浮かび上がった氷雨の背中は、汗で濡れ光っていた。
そこへ笞が襲い、美しい肌を朱で隠す。
小郎太はせめてその様をいつまでも見続けたかったが、夜通しここにいる訳にもいかない。
眠りこけて樹から落ち、見つかりでもすれば大事だ。
そうなれば少なくとも、再びこの場所で覗く事は叶わなくなる。
ゆえに、小郎太は少年たちに続き、細心の注意を払いながら樹から滑り降りた。
場を完全に後にする瞬間、後方より一際高い笞の音が響き渡る。
ううう、という悲痛な呻きが聴こえた気もする。
そしてその余韻を打ち消すかのように、伊輔の知性を感じさせない笑い方がした。
「はははは!こいつ鳴きこそせんが、ついに小便を漏らしおったぞ。
 ああ出すがいい、折檻が済んだら床に這い蹲らせて、一滴残さず舐め取らせてやる!」
耳を疑うようなその言葉を背に、小郎太は木塀の穴をくぐり抜ける。
もし眼前の闇に伊輔の気配があったなら、今の彼は後先を考えず人の技を用いるかも知れなかった。

614 :
  

拷問修業の様子を覗ける場所は確保できた。さりとて、連日気軽に通えるわけではない。
あくまで大人に見つからないようする事が前提だ。
もし大人の一人にでも知れれば、絶好の場所を失う羽目になる。
そのため三人で同時に張り付いたのは最初の一日だけで、それ以降は交代制にした。
三人のうちの二人は里に残り、修業に励んでいる所を里の大人に見せる。
そうしていわば二人を囮にする形で、残る一人が木塀の中に滑り込むのだ。
一人が居ない程度であれば、山に入っているとでも言い訳が立つ。
しかし三人纏めてとなれば不審を買う。
ゆえに、離れを見張れるのは最高でも三日に一度。
それ以外の間に起こった事は、見張っていた一人に聞くか、氷雨の様子や伊輔の言葉から推察するしかない。
これが小郎太にとって、かなりのもどかしさを感じさせた。
ひとつ確信を得た事がある。
伊輔はやはり、氷雨の操を奪っていた。
ひとしきり拷問を終えた後、伊輔は必ずと言っていいほど氷雨を抱く。
伊輔はけして体力があるほうではなく、拷問終わりは常に息を切らしているが、性欲は極めて強い。
あるいは相手が氷雨ゆえ、か。
かつて自分に恥辱を味わわせた相手を、抵抗もできないほど痛めつけた後に犯す。
そこに生き甲斐を感じているようだ。
水責めをしている際も、伊輔は露骨に性欲の炎を滾らせていた。
真裸のまま後ろ手に縄を打たれた氷雨が、髪を掴まれて水桶に顔を漬けられている。
「っぶはっ!!は、はぁっ、はぁあ、あっ、はあっ!!」
飛沫を上げながら、伊輔に髪を掴まれた氷雨が水面から顔を上げた。
水中で五分以上も息を止められる氷雨とはいえ、断続的に空気を奪われ続けては堪らない。
すらりとした体を捩り、顔を振りながら噎せ返る。
伊輔はその苦悶に満ちた表情を嬉しそうに覗き込み、氷雨が息を吸う瞬間に再び水の中へと頭を漬けた。
氷雨の肩がひどく暴れる。しかし後ろ手に縛られた彼女には、できる抵抗も限られている。

615 :
  
それにつけても、水へ沈めるまでの間の取り方が憎らしいまでに巧妙だ。
氷雨がもっとも多く水を飲む拍子を、伊輔は見極めている。
水責めはこれが初めてではないというから、幾度も繰り返すうち、氷雨が最も嫌がるやり方を会得したのだろう。
今日だけですでに三十数回。
いかに鍛えられたくノ一とはいえ、流石に忍耐ではどうにもならない頃だ。
伊輔は氷雨の後ろ髪を掴んだまま、別の手で頭を押さえ、氷雨の抵抗をその体重で抑え込む。
そして水面に気泡が浮かばなくなってからさらに数秒待ち、無理矢理に後ろ髪を引いて顔を上げさせる。
氷雨の顔を覗き込んだ伊輔は、満面の笑みを浮かべた。
すでに忍びの限界を迎えている頃だ、氷雨の顔は溺寸前のごとき悲惨なものとなっているだろう。
「いい顔だな。どうだ、苦しいか? 許してくださいと一言言えば、楽にしてやるぞ」
伊輔は勝ち誇ったような顔でそう言いながら、氷雨の乳房に手を掛けた。
そのまま自らの所有物とでも言うべき無遠慮さで揉みしだく。
氷雨は黙ってその恥辱に耐えていた。
しかしその後も図に乗った伊輔が胸への刺激を続けると、間近に迫ったその耳元で何かを呟く。
それは小郎太の耳にも拾えないほど小さな声ではあったが、伊輔はそれを聞いて目を見開く。
そして愛撫の手を止め、怒りに満ちた表情で氷雨を睨みつけた。
「こ、この礼儀知らずが……っ!!」
そう呻くように言うと、荒々しく氷雨の髪を掴んで水桶へと叩き込んだ。
さしたる間もなく引き上げ、すぐにまた沈める事を繰り返して氷雨を消耗させる。
そうして氷雨が水桶の縁に頬を乗せてぐったりとした頃合いで、伊輔は袴をたくし上げて氷雨の背後についた。
「 ぐ 」
一瞬の後、小さな呻き声がし、横向きになった氷雨の奥歯が噛みしめられる。
小郎太にとって最も度し難い時間の始まりだ。
二人分の体重を受け、水を湛えた巨大な桶がぎしぎしと揺れる。
「いいぞ、相変わらずよく締まるな。水責めで昂ぶったのか? このふしだら女め」
伊輔は下卑た言葉責めを交えながら腰を打ちつけていく。
氷雨のすらりとした足に挟まれた、醜悪な伊輔の尻。
それが前後に揺れるたびに、氷雨の足の内側に筋が浮き、おぞましい肥満体の逸物をねじ込まれていると知れる。
何度見てもおぞましい光景だ。
特に今の伊輔は、避妊具である魚の浮き袋を用いていない。
下手に笞で打たれるよりも、直に伊輔の劣悪な精を刷りこまれる方が氷雨にとってはつらいだろう。
事実氷雨は、汚辱からか呻きながら、恨みの籠もった瞳を背後の伊輔に向けていた。
しかし一方の伊輔はそれで退く謙虚さなどなく、体位をずらして氷雨の顔を水に漬けながら突き続ける。
やがて、強く腰を掴んで大きく腰を前後させたかと思うと、伊輔は尻肉を震わせながら射精を始めた。
「むぅぅあっ…………!!」
どくり、どくりと音が聴こえるような、身体を小刻みに震わせる射精だ。
伊輔の射精時間は押しなべて長く、並の男と比べても精液の量はかなり多いものと思われた。
「ふぅ、よく出た。お前のごとき下忍には本来乞うても得られん子種だ。零さず呑み込め」
伊輔はそう言いながら腰を引く。
暗がりになった氷雨の秘所から、大量の白いぬめりが零れていくのが見える。
伊輔はそれが床へ落ちる前に指で掬い取り、改めて刷り込むように秘裂へと戻した。
かすかに見える唇のような秘裂の合間で、太い指がぐちゅぐちゅと音を鳴らす。
伊輔を睨む氷雨の瞳に、かすかに怯えの色が浮かぶ。
それを見た瞬間、小郎太は硬く拳を握り締めていた。
しかしだからとて、彼にはどうする事もできない。ただ忍ぶ事、それ以外には。

616 :
  

被虐が止む日はない。
氷雨は、離れにいる間はほぼ常に縄で縛られ、伊輔の征服欲を満たす的となる。
ある日には、駿河問いを受けたまま伊輔の逸物を咥えさせられていた。
天井から吊るされた縄がぎいぎいと鳴る。
伊輔はでっぷりとした腹と尻を揺らし、氷雨の頭を掴んで腰を打ちつけていた。
吊るされる氷雨の細い身体と対比になり、その肥えた身体は滑稽なばかりだ。
「お、おお゛っ……おご、ごおぉっ…………」
氷雨の喉から声が漏れていた。
伊輔は縮れた陰毛で氷雨の顔を覆うまでに深くねじ込んでいる。
となれば当然喉奥まで入り込んでいるはずで、声が漏れるのも仕方のない道理といえた。
声が出る一方で、氷雨自身の顔は無表情を貫いていた。
逸物の出入りの影響で頬や鼻筋に皺が寄ることはあるが、目から上は涼しげに閉じられている。
相手が苦しむ姿を好む伊輔にしてみれば、さぞや興の醒めることだろう。
しかし伊輔は、根比べだと言わんばかりに淡々と氷雨の喉を使い続ける。
「やすく喉が開くようになったな。初めのころは、涙を流して暴れたくっていた分際で」
過去にも同じ責めを繰り返していたと匂わせる言葉を漏らす。
そしてまた、口を噤んで腰を前後させ始める。
桜色の唇の内側で、しとどな唾液のかき混ぜられる音が続いた。
川の流れが堰き止められた箇所で鳴る音。あるいは、囲炉裏鍋の中で湯が煮えたぎる音。
それとよく似た音が続く。氷雨の口の中で。
その異常性は、やがて唇からあふれ出す唾液という形で表れていく。
喉奥を掻き回されているのだ。そして縛められた氷雨は、口を拭う事ができない。
ゆえに唾液も涎も垂れ流された。いかに元が整った顔立ちであろうと、惨めなものと化してしまう。

617 :
  
「どうだ、苦しいか」
伊輔は一旦逸物を引き抜き、唾液に塗れた氷雨に問いかける。
氷雨はしかし、目を静かに閉じ、唇は何事もないかのような一文字に引き結んで涼しい顔を作る。
伊輔は舌打ちし、再び逸物の先で氷雨の唇を割り開いた。
再び喉奥を蹂躙する音が始まる。
見た目には大きな変化のない責めではあったが、水面下では刻一刻と状況が進んでいたらしい。
喉奥を抉る伊輔は、氷雨を見下ろしたまま徐々に笑みを深めていった。
伊輔が氷雨の顎を持ち上げ気味にして喉を突く際、微かながら氷雨の眉間に皺が寄るようにもなる。
そうした事を幾度も繰り返した後に、伊輔は期を得たとばかりに一際腰を深く突き込んだ。
さらにはそのまま氷雨の頭を引きつけ、もっとも喉奥の深い部分で留めてしまう。
氷雨はしばし、静止したように耐えていた。
しかし眉間に強く皺を寄せた直後、その海老反りの身体が大きく震え上がる。
そして喉奥から破裂音がし、ついに、伊輔の陰茎や玉袋を伝って吐瀉物の線が伝い落ちていく。
伊輔は満面の笑みを湛えたまま、嘔吐している最中の喉奥を浅く前後に突き回した。
「ご、もおぉお゛……っっ!!!」
いつになく水気の多い攪拌の音が響き、うがいをするような氷雨の低い呻きが漏れる。
床には品のない音を立て、更なる吐瀉物が打ち付けられた。
嘔吐が終わった後、伊輔は逸物を唇から引き抜く。
それは異常な量の粘液に塗れ、夕暮れとなりはじめた離れの中で怪しく煌いている。
氷雨は疾走を繰り返したような荒い息を吐いていた。
薄く目を開き、床に広がる吐瀉物を暗い瞳で眺めている。
その鼻先に、伊輔が逸物を突き出した。
「どんな気分だ、自分の臓腑の匂いが辺りに漂っているというのは?
 ……まぁいい、続けるぞ。お前の胃が空になるまでだ。
 もっとも、しおらしく哀願すれば赦してやらん事もないがな」
氷雨は視線を汚物塗れの逸物に向ける。
しかしなお無感情を貫いたまま、伊輔の言葉を聞き流している。
伊輔は一際大きく舌を打つと、荒々しく氷雨の黒髪を掴み上げた。

618 :
  
伊輔は、どうにかして氷雨の心を折ろうと苦心しているらしい。
憎い相手から繰り返し恥辱や陵辱を受け、精神を磨り減らす。
それは拷問の修業としては、ある意味で非常に実践的ともいえる。
しかし伊輔にはまるで容赦が無い。
思いつく限りのやり口で、氷雨の心身を責め立てる。
ある時、小郎太が離れを覗くと、氷雨は伊輔に覆い被さられる形で犯されていた。
大股を開く屈曲位といった体勢だ。
性交時の氷雨の顔を好む伊輔はその体位を好む。それ自体は何もおかしい所はない。
しかしながら、その時は氷雨が妙に声を出していた。
「あ、あ!あ、あ、あ、あっ……!!」
小刻みに喘ぐような声を発する。
瞳も見開かれ、結合部の付近を見下ろしている。
普段であれば、犯されている間じゅう何事も無しといった顔を貫く彼女が、だ。
何故だ。
小郎太が訝しがりながらも見守っていると、程なく伊輔自身の口から真相が明かされる。
「本当によく締まるな、お前の糞の穴は。名残惜しげに根元から先まで吸い付いてくるわ。
 女陰よりも具合が良いかも知れんぞ。
 どうだ? お前にくっついていた腰巾着の小僧三人にも、これを味わわせてやっては」
伊輔のその言葉を聞いた瞬間、小郎太は衝撃を受けた。
糞の穴……すなわち後孔を性交の箇所として用いられているのだ。
なんとおぞましい。
しかしそうであるならば、氷雨が声を上げたり、表情を変えているのも得心がいく。
氷雨の不浄観念は、小郎太と大差ないはずだからだ。
その氷雨は、伊輔の言葉に対して鋭い視線で睨み上げていた。
射すような眼光。ところが伊輔は怯む様子もない。
すでに何度もその視線を受け、しかし自分に危害を加えられないと確信しているようだ。

619 :
「なんだその目は。あいつらの話をするとすぐにそれだ。
 怒気が漏れているぞ、くノ一は喜怒哀楽を表したりはしない……じゃ無かったのか」
伊輔は嘲笑いながら腹の肉を揺らし、氷雨の中に滾りを打ち込む。
そうと知れれば、確かに結合の位置は普通よりも低い。
伊輔の陰毛越しに、氷雨の桜色の秘所が半ばほど覗いている。
しかし。
小郎太は目を擦った。
光の加減だろうか。どうもその秘じらいの場所は、蜜に濡れているように見える。
「……まぁいい。どの道、もう間もなくお前は『喜』を隠せなくなるんだからな。
 いい加減、薬も回ってきた頃合いだろう。繋がっているおれも血の巡りが止まらんわ」
伊輔は笑みを湛えながら告げ、氷雨の茂みの中に指を差し入れた。
水音が立つ。
「これで薬も三日目、今宵が山だ。このまま突き続ければ、女はやがて自我を失くす。
 少なくとも遊女共は皆そうだった。忍びとて女は女、別ではない。
 せいぜい、夜明けまでそうして睨んでいるがいい。
 お前が尻の穴だけであさましく乱れ狂っていく様を、この奥滋藩次期藩主が自ら見届けてやる」
伊輔は氷雨の両腿を掴み、匂い立つ体臭を嗅ぎながら力強く尻穴を穿つ。
氷雨は足指に痛いほど力を込めていた。
すっかり豊かに膨らんだ乳房を上下に揺らし、艶やかな黒髪を川のように床へ広げて。
小郎太は屋敷を後にする事ができなかった。
欅の樹を滑り落ち、木塀をくぐり抜けたところで女の叫びが聞こえたからだ。
心を刺すほど悲痛な叫びと、暴れまわる何かを数人が押さえつける音。
そして、聞き慣れた伊輔の笑い声。
木塀にもたれ掛かってそれらを耳にしながら、小郎太はひとり俯く。
顔の影となった地面に、細かな水滴が滴り落ちる。
小さな影はそれから間もなく、宵闇に紛れて輪郭をなくす。
まさにその瞬間。
小郎太は、自分の中の冷静な何かがぶちりと千切れ落ちる音を聞いた。
決起を誓ったのは、この時だ。

620 :
  

氷雨は今、太い柱へ大の字になるように縛られ、伊輔の連れてきた婀娜な女に責め立てられている。
女は手にした壷から妙な薬を手に取り、それを氷雨の秘所に近づける。
責めるのは常に同じ箇所だ。
秘裂の最上部に息づく、小豆のような突起。
女はそこだけを指で嬲っている。
「ああ、ああああああっ!!!うあああ、ああ、あああああああっっ!!!!」
氷雨は身も世もなく身悶えていた。
小郎太に女体の知識はないが、その小豆ほどの器官が女の急所である事が、その乱れ様から推して知れる。
狙いが急所であることを念頭に入れれば、女の指遣いはいよいよ残酷に映った。
片手親指で包皮を剥き上げ、薬を絡めた別の指で挟むようにして嬲る。
強弱をつけ、捻りを加え、さすり、弾き、押し潰し。休み無く。
それらの刺激によって、氷雨の秘部の突起は刻一刻と充血していった。
数日前は普通には見えないほどの大きさしかなかったはずだ。
それが、嬲られはじめてしばし経つと小豆程度になり、今は大きさだけなら大豆にも等しい。
総身から立ち上る汗の匂いもいつになく濃厚で、欅の樹上にいる小郎太達にさえ届くほどだ。
「ああっ、あああああっっ!!!はぁ、もっ、やめっ……あ、あっああ!!!
 ああああぅううあああああおおおおおおおっっ!!!!!」
氷雨はもはや忍ぶどころではない。
固く閉じた目から大粒の涙を零し、鼻水や涎に塗れて歪む顔は美貌の影すらない。
必に脚を閉じようともがいているが、その欲求はただ太い縄を軋ませるだけで叶わない。
「どうしたんだいくノ一、そんなに喚き散らしてさ。
 可愛い女の場所からも、ひっきりなしに蜜が零れてるよ。ほら、まぁた」
婀娜な女が氷雨の女陰を開きながら告げた。
女の指での開きにあわせ、一筋の艶が氷雨の白い脚を伝い落ちる。
それは膝頭を回ったところで滴り落ち、下に広がる液溜まりに小さな飛沫を上げた。

621 :
  
「ははは、責めすんじゃないぞ。そいつはまだ愉しめるんだからな」
伊輔は大名さながらの豪奢な肘置きに身を預け、女のする事を見守っている。
傍には器を掲げた若い女が侍っており、伊輔はその器に手を伸ばしては、醍醐を掬い取って嘗めていた。
彼にとっては美食の肴に過ぎないのだ。氷雨がどれほど悶え苦しもうと。
「心得ております、若様。ただこの女芯責めは、女の地獄ですから。
 これを延々と続ければ、どれほど強情な娘でもしおらしく変わるものです。
 それにこの薬を用いている以上、この娘は身体の奥から快楽に蕩けていくはず。
 この薬で極まり続けた末に房事に至れば、男も女も桃源郷を彷徨うが如き心地と申します。
 もっとも……女の頭がその後も正気を保てるかは、分かりかねますが」
女は軽い口調でそう語る。
伊輔もそれは楽しみだと上機嫌に笑う。
氷雨が刻一刻と瓦解しようとしているその前で。
小郎太は音もなく欅の樹を降り、屋敷の傍へ戻る。
しかし、今度は泣く事はなかった。
涙を流す代わりに、全身を濃緑色の忍び装束で包んでいる。
今宵は満月。しかし……今日彼が戦うのは、氷雨ではない。
口当てを鼻の上まで上げ、小郎太は時を待つ。
ひゅーい、と遠くで口笛の音が響いた。
小郎太は懐刀の位置を確かめ直し、勢いをつけて屋敷の塀の上へと手を掛けた。
塀の内では騒ぎが起こっている。どこかで火の手が上がっているらしい。
どうやら、他の二人は上手くやったようだ。
小郎太は塀に刺した刀を足がかりに瓦を乗り越えながら、大きく息を吸った。
目的は、氷雨の奪還。
そして、どす黒い怒りの塊を伊輔の喉笛に叩き込む事だ。
三人共に覚悟は決めている。三者三様に、煮えたぎる思いを孕んでいる。
中でも最も憤りの深い小郎太が、最も危険な役割を担う事になった。
まだ子供の彼らは、『仕方がない』と割り切って氷雨を諦めることなどできない。
大人達がしないならば、自分達の手で彼らの姉を奪い返す。怨敵に誅を下す。
たとえ、誰かの命が欠けようとも……。

              
                           終

622 :
GJ! 若干SMスレ向けのような気もするが、色んなパターンあって楽しめた
つか若様ぶん殴りてえw

623 :
GJ!
イカされまくりで折れかけになってる氷雨をもっと見たいな

624 :
次あったらオネショタネタで小郎太に童貞卒業の手ほどきとかキボンヌ

625 :
若様がひどくて久々に切れちまったぜ
しかしいいせめっぷりだなぁ

626 :
うむ、良いエロ加減だったけど
それ以上に伊輔の意わくほどのクズっぷりの描写が素晴らしすぎる

627 :
一作投下、スカトロや痛い拷問、蚊責めなど注意。

628 :
  
「まさか、屋敷内はおろか寝間の真上にまで入り込まれるとは……屈辱ですよ」
男は静かに告げた。
藍色の小袖の上に黒八丈を羽織り、本多髷を結った、さぞや金回りも良かろうという風貌だ。
顔に湛えた柔和な笑みなどは七福神の大黒天を思わせる。
しかしこの男の本性は、柔和などとは程遠い。
紀嶋屋相之丞。
奥末藩藩主の御用商人でありながら、敵方である士沼諸藩との密通が疑われている男。
否、正確には“疑われていた”男か。
 (不義者め…………)
くノ一・翠(すい)は、相之丞の侍衛達に取り押さえられたまま鋭い眼光を放っていた。
美しい女だ。
忍らしくキリリと鋭い面立ちに、後ろで一つに結われた艶やかな黒髪。
肌色は白く、身体はよく引き締まって健康的な美に溢れている。
胸と尻の膨らみは十分に女らしく、すらりと細長い脚線は異人の血でも入っているかのよう。
奥末藩の密命を受けたこの翠にとって、相之丞は怨敵だった。
屋敷に忍び込んだ彼女が天井裏から見たものは、士沼の姫と同衾する相之丞の姿。
密通はもはや確定となった所で報告に戻ろうとした矢先、翠は屋敷に仕掛けられた罠に捕らわれてしまう。
主に砦や城内戦を想定した城に用いられる、屋敷内ではまずあり得ない類の罠だ。
相之丞にはよほど痛い腹があるらしい。
事実、相之丞の黒い噂には枚挙に暇がなく、様々な商人が株を奪われて自に追い込まれたともいう。
「さて。この女には、何処の手の者かを白状して貰わねばなりません。
 そのための拷問は、私自らが行います。さもなくば腹の虫が収まりそうにないのでね」
相之丞が人懐こい糸目を細く開き、狡い瞳を覗かせながら告げる。
翠はその視線を受け止め、射すような眼光で睨み返す。
美しきくノ一は心に決めていた。
必ず機を見て脱出する。そして奥末藩の力を以って、この卑劣な古狸に天誅をくれてやる、と。

629 :
  

尋問部屋に笞打ちの音が響き渡る。
相之丞の持つ箒尻が唸り、今一度翠の背を打った。
両手首と腰の縄で万歳をするように縛られた翠には、それを防ぐ術などない。
「ッ……」
翠は奥歯を噛みしめて痛みに耐える。
忍装束は背の部分が大きく裂け、柔肌からも血が噴き出しているに違いない。
背の全体が焼け爛れたように痛む。しかし痛みそのものであれば、指先の方が上だ。
翠の視界に映る左右の十本指には、一つ一つに棒状のものが突き刺さっている。
およそ裁縫には使えぬような極太の針だ。
笞打ちで翠が気を失うたび、指の肉と爪の間にその極太針を突き刺して気付けが行われた。
最初に針を打たれた右手中指の血はすでに固まっているが、最後の左手小指からはなおも血が滴っている。
膝下の痛みも相当だ。
翠はこの笞打ちの前に石抱き責めを受け、伊豆石を三枚積まれて問責されていた。
足の骨が残らず砕けたように思え、今でも縄の支えがなければ、立つことすらままならない。
背、指先、脛。その全てがボロ屑のように成り果てた現状。
それでも、翠には余裕があった。
彼女はくノ一として拷問の訓練を積んでおり、痛みには慣れている。
さらに、痛みによる疲弊と、自白して楽になろうとする心を、頭の中で分かつ心得も身につけている。
痛みによって自白する事はまずあり得ない。
「中々に強情ですな。こうまでされて、ろくに声も上げんとは」
彫りの深い顔立ちをした男が、腕組みをしたまま言った。多少名の通った火付盗賊改だ。
拷問に不慣れな相之丞が相手を責めさぬよう、頃合いを測っているらしい。
彼のような番方すら懐柔している所が、豪商たる相之丞の恐ろしい所だ。

630 :
  
「なに、声を上げさせるぐらいは簡単ですよ。……ほら、寄越しなさい」
相之丞は少々の苛立ちを見せながら汗を拭い、近くの下男に声を掛ける。
下男はその言葉に応じて手にしたものを慎重に主へ渡した。
今まさに炭火から抜かれたばかりの火熨斗。
相之丞は片手で翠の足首を掴み上げ、その火熨斗をゆっくりと近づけていく。
「!」
足裏に迫る熱気に気付き、翠が足元を見やった。
真っ赤に熱された平らな鉄が視界に入り、ぞくりと悪寒を走らせる。
永遠にも思える数秒。
その後に、ジウと何かの焦げる音がし、悪臭が立ち込め、そして……熱さが翠を襲った。
「ふッ、ぬ゛ぅうううう゛う゛ッッ!!!!!」
如何なくノ一とて、これには声を堪える事が出来ない。
翠は反射的に涙を零し、下唇をきつくきつく噛みしめて苦痛に耐え忍ぶ。
すでに幾度も噛みしめていた下唇からはついに血が滴り、顎の下を流れ落ちていく。
相之丞は苦しむ翠を冷酷に観察しながら火熨斗を離した。
そして下男の差し出した壷に手を差し入れ、たっぷりの塩を掴み出すと、それを紅く焼けた翠の足裏に塗りこめる。
「いッ、っぎぁああぁあああッッッ!!!」
翠はたまらず叫んだ。
一気に背筋を寒気が駆け上り、脳に達して警鐘を打ち鳴らし始める。
身体が震え始め、内股をなま暖かい奔流が流れていく。
「ふん、失禁ですか。品のない」
相之丞は汚らしそうに告げながら足の裏から手を離した。
そして汗と涙に塗れた翠の顔を掴み、目元に血に塗れた塩を塗りつける。
「どうです、話す気になりましたか」
翠は数度瞬きして視界の涙を払いながら、きっ、と相之丞を睨みつけた。
「自分の胸にでも聞いてみろ、外道が」
乾いた喉を絞るようにして恨み節を吐き出す。
相之丞は細く開いた眼の中に苛立ちを浮かべながら、深く嘆息した。
「…………なるほど、残念です。では望みどおり拷問を続けましょう。
 あなたには素直になるまで、水責め、痒み責め、色責めと、あらゆる苦難を味わって頂きます。
 けしてなず、さりとて生を感じられないほどの過酷さでね」
冷たい表情のまま、淡々と紡がれる宣言。
そこには自らの地位を脅かす者に対する、病的なほどの敵愾心が見て取れた。

631 :
  

「まだ、白状する気はありませんか」
相之丞が大黒のような笑みを浮かべて尋ねた。
その視線の先で、翠は後ろ手に縛られている。
両手首を一つに縛った縄尻は太い木の枝に結わえつけられ、逃走を封じていた。
かろうじて膝立ちにはなれる高さであり、肩が抜けることはない。
格好は丸裸だ。
男好きのする身体を男達に晒すがままになっている。
場所は深い藪の中であり、周囲には不快な羽音が絶え間なく飛び交っていた。
何をされるのかは想像に難くない。
それでも、翠の瞳には微塵の恐怖もなかった。
「可愛気のない瞳だ。……やりなさい」
相之丞は大黒の笑みから下卑た瞳を覗かせ、下男に命じる。
すると、下男達が手に持った桶の中身をそれぞれ翠に浴びせかける。
酒だ。
「さて、では私達は一旦退散することにしましょう。蚊に噛まれでもしたら大変だ。
 この辺りの蚊は特別に痒みが強くてね、普通の倍は腫れる。
 たった一箇所脛を刺されただけでも、寝付けず夜中まで掻き毟ってしまう塩梅ですから」
相之丞は翠に聴こえるように告げると、踵を返して藪の中から去っていく。
藪には、酒の匂いを漂わせた翠だけが取り残された。
耳障りな羽音が翠を取り囲む。
「っ!」
顔に取り付こうとした数匹を、翠は頭を振って追い払った。
しかし同時に内腿へと別の蚊に付かれる。続いて首筋、肩口へと。
それらの蚊が離れてしばらくすると、猛烈な痒みが沸き起こった。
「ううっ!!」
相之丞の言葉は大袈裟ではない。普通の蚊よりも痒みが強く、寝付けないほどだ。
指で掻き毟りたくて仕方ないが、両手を木に括りつけられた翠はただ身を捩らせるしかない。
蚊の群れはそんな翠の周りを飛び交い、無慈悲に白い肌へと取り付いていく。

632 :
  
「……く、くっ……っ、あああぁあああ゛っ!!!くあ、あぐうっ!うああぁぁッアアああ゛ッッ!!!!」
やがて翠は忍耐の限界を迎え、叫び声を上げた。
近くで相之丞達が聞き耳を立てているであろう事は知っていたが、理性で抑えられる痒みではない。
汗が噴きだし、涙が滲む。
「か、痒いっ!!あア゛、痒い、痒いぃっ!!止めろッ、来るな、来るなぁッッ!あぐ、ああ゛あ゛っッ!!!」
必に身を捩っての抵抗を試みる。後ろ手の縄が手首に食い込み、ついに血を滴らせ始めた。
縄尻が結わえられた太い枝は、軋みこそすれど折れる気配はない。
「ふ、っくぐうううぅうっ!!!!」
歯を食い縛る翠。
全身を痒みが覆い、寒気と刺すような痛みを覚えるまでになっている。
薄目を開けると、涙で滲んだ視界にはつねに蚊の姿がある。
蚊が自らの肌に取り付き、止まり、離れていく。その箇所に痛烈な痒みが生まれる。
すでに全身至る所に赤い跡があり、中には刺された部分をさらに刺されて赤黒く変色している部分さえあった。
「はーーっ、はっ、はっ、はぁっ……」
息が切れる。一日で十里を走るほどの翠の息が。
全身から汗が滴り、口元からは止め処ない涎が溢れている。
放置されてからどれだけの時間が経ったのだろう。そしてこれから、どれだけ続くのだろう。
一睡もできず、神経を磨り減らすこの地獄が。
「…………おやおや、酷い有様だ」
翌朝、相之丞が翠を一目見て告げた。
翠はそれを遠くに聞きながら、朦朧とした意識の中を漂う。
ようやく虫でないものに会えた、その安堵を噛みしめながら。

633 :
  

捕らわれて以来、翠に休息らしい休息はなかった。
著しく心身を消耗させる拷問の合間にも、絶えず何らかの緩やかな責めが加えられた。
今、翠は後ろ手胡坐縛りに縛られたまま、乳房を二つの木の板で挟み潰されている。
板の両端は麻縄で幾重にも縛りあわされるため、ちょうど女の豊かな乳房を搾り出すような形だ。
その上で乳房の敏感な部分へと針を刺されている。
針先はごく細い。
太い針よりも刺突自体の刺激は小さいが、それを延々と突き刺されると、それはそれで神経を侵される。
さらに相之丞は、針を刺す前に必ず唐辛子入りの壷に針の先を漬けていた。
それにより、針を刺されると同時に焼けるような痛みが翠を襲う。
「…………っ、…………っっ…………!!」
翠の鼻から吐息が漏れた。
乳房を鷲掴みにされたまま、柔な乳首や粟立つ乳輪へと針を打ち込まれる。
責め手は相之丞本人だ。翠は責めを受けながらも、相之丞の顔を真正面から睨みすえている。
一方の相之丞は、その視線を受けながらも涼しい顔だ。
「胸の先が尖ってきましたよ。あなたは、こんなもので気持ちが良くなるのですか」
相之丞が翠の乳首を摘みながら言う。
翠がちらりと視線を落とすと、確かに胸の尖りははじめよりも円錐型にしこり勃っている。
度重なる刺激を脳が快感と誤認識したのか。あるいは本当に心地良いのか。
いずれにせよ、怨敵に性的な反応を見られることは女忍の恥だ。
「くっ……!」
翠の視線が一層鋭さを増す。
相之丞はその顔を嘲笑うように眺めながら、針を置いてキセルに持ち替えた。
高価な品として知られる銀延べキセルだ。
相之丞はゆっくりと煙を吸い込むと、さも美味そうに煙を吐き出した。
煙は正面に座る翠の顔へと浴びせかかり、その美貌を歪ませる。
噎せる翠を眺めながら、相之丞はさらに一服した後、おもむろにキセルを翠の太腿へと近づける。
そして先を反転させ、剥きだしの白い腿の上で燃えさしを棄てた。
「ぬ゛っ!!!」
乳首と顔ばかりに意識が向いていたところへ、突然の腿の熱さ。
これには翠とて反応が遅れ、生々しい反応で胡坐縛りの太腿を震わせた。
「灰落としが、動くな」
相之丞は本性を露わにしたような低い声で、翠に語りかけた。そしてまた唐辛子の壷と針を手に取る。
相之丞の憂さ晴らしとも言えるこの責めは、そこからまた何刻かに渡って続けられた。

634 :
  

「もう一度だ」
相之丞が命じる。
折檻役が翠の黒髪を掴み、水の湛えられた盥へと頭を沈める。
もう幾度目になるだろうか。
「ぶはっ!!げほっ、げほえほっ!!……っはぁ、はあ……はぁっ…………!!」
水から引き上げられた翠は、酷く苦しみながら咳き込み、酸素を求めた。
どれほど訓練を積んだとて、人が水中で息ができるようはならない。
長時間水に漬けられれば、忍といえど苦悶に満ちた生々しい表情を晒すしかない。
「……どうだ、水責めの味は」
相之丞は責められる翠の前へと回り込み、疲弊した翠の顎を持ち上げた。
濡れた前髪が額に貼りつき、何とも艶めかしいものだ。
しかしそこはくノ一。相手が相之丞だと知れるや否や、口を窄めて唾を吐きかける。
唾は相之丞の目の下を打つ。
相之丞は一瞬怯んだものの、すぐに薄笑いを浮かべながら目の下を拭った。
「威勢のいいことです。ですが、それもいつまで持つものか。
 こんなものは、水責めの中でのほんの小手調べ。ここからが地獄ですよ」
相も変わらず穏やかな口調で、冷酷な言葉を発する。
翠は屈強な男達に引き立てられながら、そんな相之丞を睨み続けていた。

635 :
  
次の水責めは水車を利用して行われた。
水車は相之丞の屋敷がある村の中ほどに備わっている。
村の人間達が何事かと集まる中で、丸裸の翠は逆さ吊りのようにして両手足の首を水車へと括りつけられていく。
この村人達は、相之丞を国主の如く慕ってはいるが、彼の不義に関わっている訳ではない。
奥末藩に縁のある善良な民であり、翠が憎しみを向けるべき相手ではない。
実際のところ翠にしてみれば、こうした無関係な村人の前で恥を晒す事がもっとも辛い。
相之丞へ対するように鋼の心で抗うことができない。
丸裸で水車に括り付けられながら、翠は恥じらいに胸を締め付けられていた。
やがて水車は、軋みを上げながら回り始める。
相之丞子飼いの男達が水車を引き、人力で回しているのだ。
村の人間に乳房と茂みを晒す格好から、翠は次第に円に沿って上へと運ばれていく。
水車の頂点を越えたあたりで、村の男達から歓声が上がった。
大股開きになった秘所が、彼らからは丸見えになっているのだろう。
足を閉じる事も叶わない翠は、恥辱にただ耐えるしかない。
そして、恥らってばかりもいられなかった。
目の前にはすでに、こんこんと水の流れる用水路がある。今からそこへ潜ることになるのだ。
足の先から順に冷たさが這い登り、ついに乳房までが水に隠れる。
「はぁっ」
翠は大きく胸を膨らませ、息を吸った。その数瞬後、ざぶりと顔までが水の中に浸かる。
ごぼごぼと鳴る水音。水車の軋みが煩いほど大きく響く。
視界に映るのは暗い水底と、揺れる濃緑色の藻、そして木製の水車の車輪。
息苦しさがわずかに肺へ溜まる。
水車の回転はわざと遅くされているようだ。より長く苦しめようというのだろう。
くノ一として潜水にはある程度自信があるが、これが幾度も繰り返されては流石に厳しい。
次第に視界が明るくなり、揺れる水面の向こうに村人達の姿が見えはじめる。
男達は水から出た翠の身体を指差して盛り上がっているようだ。
そして、ついに顔が水面から出る。
「ぶはっ!!」
翠は当然のこととして酸素を求めた。その翠の顔を、また男達が好色そうに眺める。
その視線に耐えながら、翠は再び水車の回転にそって引き上げられていく。
それが幾度か繰り返された時だ。
暗い水底を抜け、ようやくまた酸素が吸えると翠が肺を緩めた時。突然相之丞の声がした。
同時に水車の回りが止まり、翠は首から上が水中に没したままで留められる。
 (しまった…………!!)
そう考えた時にはもう遅く、酸素を吸う準備をしていた灰から空気が漏れ出す。
貴重な酸素が泡となって浮かび上がり、代わりに水が翠の喉へと入り込んだ。
その苦しさに、またガボガボと泡を吐いてしまう。そうして完全に酸素を失ってからが、苦しみの始まりだった。
水車に括りつけられた身体が暴れる。苦しみと恐怖で表情が引き攣る。
村人達は、そうした翠を嘲笑った。
中には気の毒そうにしている子供もいたが、彼らにとって翠は、いや相之丞に楯突く者は敵なのだ。
十分に翠が苦しんだところで、ようやく水車が再び回り始める。
溺れた人間特有の無残な顔をした翠が表れ、周囲の笑いを誘う。
こうした責めが、さらに幾度も続けられた。その度に翠は苦しみもがき、ついには失禁さえも晒して笑い者にされ続けた。

636 :
  
水責めはまだ終わらない。
二度の水責めで水への苦手意識を植えつけたところに、とどめの三度目が行われる。
それに気付いた瞬間、翠は内心で震えた。本当に容赦がない。
尿道と肛門にきつく栓が嵌め込まれ、水の逃げ場を失くす。
その上で、檜造りのの巨大な手桶と、なみなみと水で満たされた二抱えほどの酒樽が翠の前に置かれた。
手桶で勢いよく水が汲み出され、口に流し込まれる様が容易に思い描ける。
「……水責めというものはね、本当によくできた拷問なんですよ。
 気が狂うほどの苦痛だそうですが、実際に狂ったという話は聞かない。外傷は残らないし、後遺症もさほどない。
 ただ、確実に大人しくなる。どんな人間でも反抗する気概を失い、水を見せるだけで怯えて言う事を聞くようになる」
折檻役が翠の鼻を摘み、口広の漏斗を深く咥えさせるのを見ながら、相之丞は告げた。
翠は瞳を惑わせつつ、必に彼を睨み上げた。
遥か上下に落差がついた、二つの視線がぶつかり合う。
折檻役が翠の鼻を摘んだまま、手桶の水を漏斗の中に流し込む。
一人が流し込めば、すぐに逆から別の一人が、その次にまた別の一人が。
その交替制により、翠の口には絶え間なく水が流れ込む。
鼻を摘まれて呼吸を封じられたた翠は、その水を飲むしかない。
白い喉が幾度も上下する。
「む、んん、んっ…………んんもぉエ゛ッ!!!!」
えずくような音がし、翠の腹部がにわかに蠢きはじめた。
同時に首を振り始め、なんとか水を呑む苦しさから逃れようとする。
しかしそれで許すような折檻役ではない。
むしろより強固に翠の頭と身体を押さえ込み、手桶で水を呑ませてゆく。
「え゛っ、あごぐっ……!!ゴバッ、ぃあんんんォっ…………!!!」
整った顔が口周りを中心に歪にゆがむ。
全身が細かに痙攣をはじめ、そしてついに、翠の眼球はぐるりと天を剥いた。
そこへ来て、ようやく折檻役達は一旦漏斗を抜き出す。
「ッげほっ、げほえっ!!えごほっ、ごぼっ、え゛げろ゛っっ!!!」
嘔吐を思わせる音で水が吐き出された。
盥の時よりも、水車の時よりも格段に苦しげな音だ。
「どうです、自分の素性でも思い出しましたか」
相之丞は手に扇子を遊ばせながら、憎らしいほどの余裕をもって問うた。
「…………地獄、に、堕ちろ」
翠は息も絶え絶えに答える。相之丞が手を振り上げた。
再び折檻役が翠の鼻を摘み、漏斗を咥えさせる。
翠の瞳に一瞬、明らかな恐怖の色が浮かぶ。
そしてまた水が注がれ始めた。
「ああああ゛っ!!!おえぇげぼっ、も゛ぅンぐっ!ぶっ、ッげぐぼァ゛ああ゛っ!!!」
艶かしい身体が暴れ回り、黒髪を鷲掴みにされたまま首を振りたくる。
呑ませては吐かせ、また呑ませては吐かせ。
すべてを吐ける訳でもない為、その繰り返しで翠の細い腹部はゆっくりと膨れてゆく。
肌の色が土気色に変わり、唇は紫色になり。
やがて本当の本当に限界と見られた所で、漏斗が引き抜かれた。
「いい加減に答えろ。貴様、どこの手の者だ!」
折檻役が、水風船のように膨れた腹部を強く鷲掴みにする。翠は激痛に顔を顰める。
「ごおお゛ぇっ、ぶぐふっ!!!」
翠の口から勢いよく水を吐き出された。
そしてようやく酸素を得られたとばかりに激しく喘いだあと、再び水を吐く。それを繰り返す。
最後の水には鮮血すら混じっていたが、完全に白目を剥き痙攣を繰り返すくノ一が、素性を明かす事はついになかった。
「痛みでは駄目、苦しみでも堕ちず…………ですか」
陥落する事のない忍を前に、相之丞は苛立ちを露わにする。
しかしその一方では、冷静に次の一手を案じている風でもあった。

637 :
  

翠は布団の上に寝かされ、大の字に手足を拘束されたまま色責めに掛けられていた。
翠の上に覆いかぶさっているのは、村の娘だ。
天上人たる相之丞から屋敷に招かれたのみならず、くノ一への責めすらも任された。
その大任に胸躍らせ、嬉々として責め立てている。
「………………」
娘から執拗に唇を貪られながらも、翠は毅然とした態度で天井を睨み上げていた。
口づけはなされるがまま。
しかし、内心では興奮が刻一刻と高まり続けている。
同性に口内を貪られる事もひとつ。
そして娘の片手は、傍らの壷から゛秘薬”を掬い取りながら、翠の淡いへと沈み込んでいく。
同じ女ゆえに、その責めは洗練されていた。昂ぶるように、膣の中の弱い部分を的確に責め立てた。
それを一方的に受け続ければ、いかなくノ一とてまったく感じないという訳にはいかない。
「ねぇくノ一、気持ちいいんでしょう。女陰の奥がどろどろになってきているわ。
 わたしの指をしっとりと咥え込んで、流石、いやらしいのねぇ」
村娘が指を蠢かしながら囁く。
彼女に指摘されるまでもなく、座敷にはもうかなり前から濡れた音が繰り返されている。
出所は翠自身の秘所だ。
翠が問いに答えないのを見て、娘が再び唇を奪う。
年を疑うほど妖艶な舌遣いで歯茎を舐め、上顎をなぞり、舌を絡ませて。
ぞくぞくとする無防備な昂ぶりが、翠の脳裏をくすぐった。
「…………お願いだ……こんな事、もうやめてくれ…………」
口が離された瞬間、翠は娘にだけ聴こえるように小声で囁きかけた。
部屋の隅で盃片手に見ている相之丞には気付かれないように。
しかし、娘は面白そうに目を見開いた。
「はっ、ねぇ相之丞さま!この女、今弱音を吐きましたよー!もうやめてくれ、ですって!あははっ」
鬼の首を取ったかのように、相之丞を振り仰いで叫ぶ。
それを聞き、翠はやはりこの村娘も敵方の人間なのだと心寂しくなる。
奥末の忍である自分が、同じ奥末の民に虐げられるとは。
「そうか、そうか。ならば続けよ、折れさせれば好きに褒美を出すぞ」
相之丞は機嫌よく娘に答える。
その言葉を聞き、娘はいよいよ目を輝かせて翠に覆い被さった。

638 :
  
「あははっ、お乳でてきた」
娘が翠の胸の尖りを摘んで叫ぶ。
針で散々に乳腺を刺激された胸の先は、再度の興奮によって確かに白い雫を零している。
とろりと、何とも心地よさげに。それは翠自身の心のようだった。
娘によって、翠はなお散々に嬲られていた。
豊かな胸を揉まれ、秘裂に秘薬を塗り込められ、さらにはその上の赤い蕾にすら秘薬をつけた筆でなぞられて。
「はぁ、はっ……はぁっ……はぁっ……あっ、はーっ…………」
全身に汗を掻きながら、翠は激しく胸を上下させていた。
性感の極みまで押し上げられ、しかしそのまま寸止めという生しの状態を続けられているのだ。
寸止めは相之丞の命令だった。
昂ぶりきっている。
毅然とした態度で天井を見つめていた翠の瞳は、いまや色に蕩けて濡れたようになっていた。
秘裂からは蜜が止め処なく流れ、娘の指に絡みながら敷布団に滴っていく。
「…………よし、そろそろ良いだろう。存分に果てさせてやれ」
翠の状態を見守っていた相之丞が、扇を開きつつ言う。
すると娘は、待っていたとばかりに桐箱から責め具を取り出す。
凹凸のついた、極太の張り型。
「さぁ、いくわよくノ一」
猫のような瞳で翠の目を覗き込み、娘の手にした張り型が秘裂を割る。
「ぐっ!!」
思わず声が出た。張り型の太さもあるが、それ以上に快感が凄まじい。
膣内の膨らんだ襞を張り型が通り抜けた瞬間、翠は軽い絶頂を迎えた。
そして張り型の先が蕩けきった膣奥を突くと……脳内が白く染まる。
全身を巡る甘い電流。足指の先までがぴんと伸び、断続的な快感に腰から脊髄までが打ち震える。
この快感は、まずい。そうはっきりと感じられた。
しかし、拒めない。拒む術がない。

639 :
  
「んん、んあっ!!ああ、あはっ、あぐうううっ!!ひっ、あぁああっ!!!」
和室に女忍びの嬌声が響き渡る。
村娘の手で容赦なく張り型を叩き込まれながら。
幾度も幾度も腰が跳ねる。子宮を中心に身体中が痙攣を繰り返す。
「どう、ぶち込まれて堪らないでしょう!ほらっ、知ってる事全部吐きなさいよ、ほら!!」
村娘はいよいよ嬉々として翠を責め立てる。
「おごほぉぉおおお゛っっ!!」
翠は事実たまらなかった。
絶頂につぐ絶頂で呼吸すらままならず、口からは涎はおろか泡すらも噴いてしまっている。
頭の中が快感で煮崩れしていくようだ。
自我を保てなくなる恐怖と、底無しの快感に惹かれる危うさ。
今までの責めでも、もっとも強い警鐘を脳が鳴らしている。
生物が本能的に求めていることだからこそ、手に負えない。
「あはっ、あ、ああっ、ああっ。ひあぁああああふっ!!!」
翠は極限状態に置かれながら、後頭部を床に打ち付けてかろうじて正気を保つ。
頭の中でぷつりと糸の途切れる音がし、視界が黒く染まって気を失う瞬間まで。
何とか、耐え切った。
暗い意識の底に沈む瞬間、翠は安堵した。しかし同時に解ってもいた。
次はどうなるか解らない。次の責めで、『くノ一・翠』は壊れてしまうかもしれない、と。

640 :
  

「うわ、何あれ……双子孕んでるみたい」
「あれってあの、細くて、ちょいと綺麗だったくノ一だろ。腹が膨れあがると、醜くなるもんだねぇ」
村人達がどよめきながら畦道に群がっている。
その中心にいるのは翠だった。
手首足首をそれぞれ一纏めにし、大股を開く格好で二本の木に結わえ付けられている。
その腹部は醜く膨れ上がっていた。過食責めの影響だ。
囲炉裏鍋二つ分作られた下剤入りの粥を、手で掬って無理矢理に食べさせる責め。
液状のものに対して苦手意識を植え付けられた翠は、粥を口に近づけられるだけで怯えを見せた。
しかしそれに構わず、手で口を覆って塗りつけるように食べさせる。
翠は幾度も嘔吐した。
液状のものを口にする恐怖と、単純な食べ過ぎによる戻し。
しかしその吐瀉物すら掬い、恐ろしく長い時間を掛けて残さず平らげさせられた。
その結果の蛙腹だ。
ぐりゅるるる、ごぉうるるるるるぅ、と不穏な音が響く。
下剤の効果と腸の限界以上の圧迫による腹鳴り。翠の苦しさの象徴。
それでも、翠は村人の前で恥辱を晒したくはなかった。
「はっ、はっ……はぁっ、はっ……あああ……ううううっ、ああっ…………!!」
荒い息を繰り返しながら、翠は耐える。耐え忍ぶ。
しかし……本当の限界は覆らない。
吊られた手足が震え、尻肉が幾度も引き締まり、その末に、とうとう尻穴から飛沫が上がる。
「うわっ、出した!!」
「おいおい、汚ねぇなあ。しかもすげぇ匂いだ!」
「こら、見るんじゃありません!!」
村の人間から悲鳴に近い反応が沸き起こった。
ある男は下卑た視線を寄越し、
ある女は心の底から軽蔑したように冷笑し、
ある母親は子供の目を必で覆って非難の目を向け。
それらの反応が、翠の心を切り刻む。しかし、排泄は止まらない。止められる訳がない。
飛沫は奔流に変わり、腹部の張りを解消しながら地面に叩きつけられていく。
臭気が身を包み込む。
「…………見るな…………見るな、…………見るな、見るな…………見ないで、くれ………………っ!!」
脂汗を流して排泄を続けながら、翠は小さく繰り返した。

641 :
  
「これが最後です。どうです、何か話しますか」
尻肉から汚物を垂らすままの翠に、相之丞が問う。いつになく柔らかな口調だ。
翠は一瞬心が靡きかけるのを必に堪え、怨敵を睨みつける。
「そうですか。ならば…………もう、いい。」
相之丞は首を振り、折檻役達に木の縄を解かせた。
両手足の縛りはそのままに、翠の身体は抱え上げられる。そしてそのまま村外れへと運ばれた。
明らかに妙な一画へと辿り着く。
周囲よりも数段低く掘り下げられ、家屋も無く、林に遮られて昼なお薄暗い土地。
「棄てろ」
相之丞の一言で、翠はその中に投げ込まれる。
「ぐっ!!」
肩を地面に打ちつけた翠は、ふと妙な匂いを嗅ぎ取った。
まるで何年にも渡って水浴をしていないような、濃厚な体臭。それが匂ってきている。
はっとして顔を上げれば、そこにはもはや人と呼んでよいのかも解らないものがいた。
全身が垢で覆われて浅黒く、腹だけがぽこりとでた餓鬼体型。
そして女に飢えているらしく、目をぎらつかせながら裸の翠ににじり寄る。
「よせっ、止めろ!来るな!!」
本能的な恐怖から翠は叫んだ。しかし、大股開きで手足を縛られていては逃げられない。
男達はたちまち翠に群がり、やおら女陰へと勃起した逸物を捻り込む。
ぬるりとした感触が翠の中を滑る。
しかし、翠はその小汚い性交にすら快感を得ていた。秘薬のせいだ。
「ーーーーーっ!!!」
つねに蕩けているような膣奥を乱暴に貫かれ、天を仰ぎながら声ならぬ声を上げる。
その翠にまた別の一人が貼りつき、挿入を試みた。
塞がっている膣以外のもうひとつ……後孔へ。
「なっ!?よ、よせっ、後ろはっ!今、そんな事をされたらっ…………!!」
翠の哀願も、飢えた男達には通じない。
男は迷うことなく翠の肛門へと怒張を宛がい、一息に貫いた。
「あうううっ!!!」
翠が顔を歪める。その歪みは、怒張が肛門を攪拌する中で、ますます歪になっていった。

642 :
  
「あっ、ああ、あっ!!や、やめろ、やめてくれ、聴こえてるんだろう!!
 私は大量に下剤を飲まされてるんだ、まだ半分も出し切れていない!!
 もう解るだろう、そんな状態で後ろを……あ、され…………たら、う、んうううっ!!!」
翠が必の説得を続ける間にも、背後の男は動きを緩めない。
どれほどの女日照りだったのだろうか。
腰を鷲掴みにし、腰よ壊れよとばかりに力強く叩きつける。腸の奥の奥まで。
「やめ、やめろっ、ほんとうにもう……ぬ、ぬいてくれ、後生だ…………っ!!!!!」
その言葉の直後、ついに翠の肛門から第二の噴出が始まる。
腸の深くにあった下痢便が、怒張の抜き差しの刺激で下ってきたのだ。
「うわあああぁあああっ!!!」
これには翠も絶叫した。
本来性交に用いるべきでない肛門を犯されるのみならず、脱糞まで晒す。
くノ一である以前に、女としてこれ以上はない恥だ。
「うわぁー、すっごい。やってるやってる」
「ひぇえ、どっちも腰から下が糞塗れ……。もう人間じゃないね、ありゃ」
低地を見下ろす形で村人達が集まり、口々に翠をなじる。
尋問役や相之丞もそちら側にいる。
それを見上げるうち、まるで翠は、自分が人間でない下等生物になったように感じた。
垢まみれの人間に押し倒され、孔という孔を好き勝手に使われる畜生。
吐き気のする大衆と、自らの漏らした汚物の匂いに満ちた空間で這いずる蟲。
汚れていく。
垢にまみれ、地面にまき散らされる汚物の中を転がって。
人間としての尊厳が………………、折れる。

643 :
  
「たすけて……助けてください。私は、わたしは、お、堕ちたくない。人間で居たい!!」
翠は、ついに涙を流した。
それまでの凜とした声ではなく、弱弱しい声。
くノ一としての尊厳を砕かれ、無力なひとりの娘に成り下がった瞬間だった。
しかし。相之丞は反応しない。
大黒天のような慈愛に満ちた笑みの隙間から、蔑みきった瞳で見下ろしている。
まるで興味が失せたとでも言いたげに。
「……さて、帰りましょうか。アレは、あまり見るものではないですよ。目が腐ります」
黒八丈を翻しながら、相之丞の姿が遠ざかっていく。
村の人間達も、それぞれ翠に哀れみの一瞥をくれながら踵を返す。
翠の視界から、“人”が消える。
「ま、待って、待って下さいっ!!置いていかないで、出自を話しますっ!!
 私は、奥末藩藩主永長から直々に忍を受けた忍びです!
 相之丞殿が士沼と関わりがあるとの噂を調べに参りました!
 すべて奥末の行く末を思えばこそ任務なのです、ですから、お慈悲をっ!!
 誰か、お願いです、誰か聞いて下さい、誰か、ねぇ、誰かぁあぁああああ゛っ!!!!」
空しい叫びが空に消え、翠の頭は垢まみれの手に押さえつけられた。
そして男達がそうするのと同様に、自らの排泄した養分を口元へと近づけられる。
気丈だったくノ一の切れ長な目尻は、泣くように垂れ下がった。

                      終

644 :
過疎スレを覗いてみたら良作が
最後の向こう側(人間)とこちら側(下等生物)の隔たりが絶望的でよかった
雰囲気あって面白かったですGJ

645 :
世界忍者戦ジライヤ 第32話「渚のくの一忍法帖」より 予告編
立ち籠める霧に覆われた路の両側には、場に似わない切り立った崖。セントマリ
アナ女学院の海浜寮付近の雑木林の筈が、瞞しの結界が張られているに相違ない。
そこで麗破が目にしたものは、その隘路を塞ぐかのように張り巡らされた巨大な
蜘蛛の巣に貼り付けられ、拘束されている花忍夢破。
渚で妖魔一族と切り結んだ際に捕らわれたときのまま、若く引き締まったシルエッ
トに見事にフィットした濃紺無地の競泳水着を纏っている。お尻に程好く食い込む
稍小さめなサイズ。きめ細かなサラサラした素材。鈍く輝く表面の光沢。股間の辺
り、少し湿り気味なのか、滑りとした独特の質感がリアルに伝わってくるようだ。
競泳水着越し、不気味な蜘蛛の糸が程好く均整のとれた全身を縦横に駆け巡って、
胸を潰すように圧迫し、股間にも緊く食い込んでいる。目を閉じて項垂れている
夢破の腕脚の至る所には、焦痕、噛痕。ややクラシカルながらも端正な顔立ちに
酷く残る内出血の痕跡が、既に加えられた拷問の惨さを無言のうちに物語っている。
颯爽と駆け寄る麗破。楚とした佇まいにも、仄かな色香を漂わせる眩しい形姿。
伸縮性に秀れた極薄で純白のレオタードとメタリックシルバーのアンダースーツ
が、靭やかな躰の線を耽美に描いている。引き締まった脚から柔らかな美尻へと
続く艶かしいラインに唖然とする。女性らしい丸みを残した腹部から坦らかに隆
起して、薄い胸の頂点で生地が慎ましく張っている。
果て無き激闘の末、凶悪な忍者群の襲撃を辛うじて退けたばかりで、薄らと汗ば
み、何時に無く肌骨ない身ごなし。レオタードの下、傷口が抉られたように疼き、
紫に腫れている。連戦で酷使した痩身には、限界が近い。

646 :
(承前)
「今、助けてあげる!」
だが、侵入したくノ一を狙って発動する怪光線のトラップ。極限に達し、もう変
身を維持しているだけで心身ともに辛く切ないのに、創痍の痩身に鞭打ち、すら
りと抜いた忍刀の美技で光線を撥ね、夢破を救おうとする。しかし、囚われの
夢破を庇うために、避けることができなかった一筋の怪光線に胸を撃ち抜かれ、
踊るように縺れて頽れる麗破。
「うっ……あっ…… か、躰が痺れる」
両肩を震わせて、何とか起き上がろうと藻掻く麗破。そこに光線が矢となって容赦
なく降り注ぎ、卑劣な直撃が痩身を打ち据える。次第に力が弱まり、蹲ってしまう。
「はぁ、はぁ…… 」
懸命に立ち上がる足許も覚束ない。憔悴し、傷ついた我が身を省みず、結界を破り、
蜘蛛糸を解いて夢破の戒めを解く。その場に崩れ落ちる夢破。愛しく抱きとめ、
扶助する麗破。
地に突っ伏した花忍夢破。呼びかけても反応がなく、意識がない。心肺が停止し
ている。一刻も早く脳に新鮮な酸素を送らなければ。硬い地面に仰向けに寝かせ、
顎を持ち上げて気道を確保する。両乳頭の中間に手の付け根を置いて圧迫し、救
命のため痩身に残された力の限りをエネルギーに変え、意識のない夢破に注ぎ込
む。瞳が緑に輝き、放たれた光線が優しく夢破を包む。
「ぁぁぁぁっ……」
麗破の躰から、遍く力が搾り取られる。使命感が、今の儚げな麗破を支えている。
肩で息をつき、蹲りそうになる。地が揺れているようにさえ感ずる。心臓が急激
に早鐘のように打ち始め、削られるように気力が無くなっていく。苦悶に堪えて
歪む表情と意識を失いかけ唆るような表情が交錯する。双眸が虚ろに漂い、崩れ
落ちるように両手を地につく麗破。押し潰されるような疲弊に、意識が途絶えそ
うになる。極僅かだが思わず漏らしてしまい、ぴっちりとしたレオタードを、し
っとり濡らす。尽きる寸前、夢破に呻き声があがり、幸いに息が戻る。

647 :
(承前)
「はっ!」
何時しか何処からとも無く流れている尺八の音。憔悴し切った麗破を追い撃つよ
うに、手毬ほどの大きさの白色球体が次々襲う。受け損ね、薄い胸を直撃!
「ああっ! あぅっ!」
華奢な肩に、確りと張った腰に、若さにはち切れそうな腿に、次々痛撃!
ぶつけられた球体は、破裂して消滅する。その度に、どうしたことか、麗破の体
力が、気力が搾り取られるように奪われていく。同時に、愛撫されたような妖し
い感覚が躰を駆け巡る。然も、有ろう事か、次第次第に性感が敏感に研ぎ澄まさ
れていく。小振りだが形の良い乳房がレオタードの膨らみの下で揺れ、薄紅色の
乳首が勃つ。当惑と羞恥が、麗破の素心を掻き乱す。
い……いけない……
思わず胸を庇いつつ、退く麗破。泥に脚をとられて仰向けに転倒!
「ああっ!」
水溜りに美尻が浸り、汚水に穢されるレオタード。
懸命に起き上がろうとするが、足許が覚束ず、蹌踉めいて腰から砕け、そのまま
両手両膝を付いて前にのめり込む麗破。その間も、球体の襲撃!
肘を付いて蹲まりながらも、気丈にも苦悶に充ち満ちた顔を上げようと蜿き、
のたうち回る麗破。
ううっ……
およそ耐え難い程の過酷な消尽が麗破の肉体と精神を蝕む。まるで、激しく撃た
れながら、乱暴に犯され続けているかのようだ。
息が上がって、肩が、小癪な胸が上下する。下肢が痙攣の波動に弱弱しく打ち震
え、背筋が寂しく波打っている。益々全身が萎えて、次第に力が尽きていく。
遂には、俯せに崩れ落ち、惨めに這い蹲ってしまう……
襲ってくる快感に抗い、激痛を堪え、泥土に塗れながらも、両肩を震わせて、唆
る腰を重く振りながら、形振り構わず立ち上がる。しかし、その無防備な背に、
度重なる戦いのために痛めている腰に、非情な毬が更に容赦なく降り注ぐ。
ああっ ああっ!

648 :
(承前)
やがて尺八の音が止み、白毬が消える。此方に聳え立ち、動きを止める影。痩せ
て強靭で、ぞっとする程、見覚えのあるその異形。深編笠の虚無僧姿。思わず怯
えの混じった声が洩れる。
「宇破! くっ……」
じりじりと詰まる間合い。麗破の両手から忍刀が音も無く滑り落ち、音忍宇破と
の間に障碍のように転がる。剣術にも長ける宇破に対し、咄嗟の応用技であり、
巧妙な防御策である。必の袈裟斬りに、丁度一歩踏み出すその地点へ、美事に
転がっている。麗破の背後には蜘蛛の巣が張られている。飛び退っては躱せない。
その窮地に、機転を利かせたのである。
幾歩距てて対峙する無刀の構えを見て、音忍が思わず呟く。
「新陰流か、難儀な」
技量では幾分優れども、妖魔の秘術で再生されたばかりの身には、長引けば不利。
正眼から八双に付けた宇破の呼吸が少しく乱れ……
……二つの影が交叉した刹那、一瞬早く麗破の蹴りが顎に炸裂! 八双からの太
刀捌き、転がる刀を蹴りに踏み込んだところ、一瞬の精妙を欠いたのである。そ
の隙を逃す麗破ではなかった。だが、宇破の姿は、醜い叫びだけを残し、撒き散
らした濃霧の彼方、早掻き消えている。
些か安堵する暇も無く、若さにはちきれそうな麗破の太腿に、長く鋭い魔針が深々
と突き刺さる! 劇痛に顔を歪め、腿を押さえて身悶え、敢え無くへたりこむ麗破。
「ぃ、痛い…… ぅぅ……」
回転性の眩暈と極度の痺れを伴い、超高度に濃縮された麻酔薬が即効する。
「ぅぅ…… か、躰が…… あっ、あああ……」
「暫クハ、マトモニ身動キデキナイヨ、麗破!」
「蜘蛛御前! くぅっ……」
「いい事を教えてやろう。この秘薬は妖魔の媚毒で、お前を淫乱にする作用がある」
「紅牙!」
「ここで、存分に痴態を晒すがいい」
「そんなもの、効くものか! ぁっ……」
麗破、危うし!
to be continued

649 :
支援

650 :2013/08/26
てす
TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

ファルコムでエロ小説Part[ (210)
Phantom 〜Requiem for the Phantom〜でエロパロ (106)
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合43 (769)
ヤンデレの小説を書こう!Part44 (236)
【ととモノ。】剣と魔法と学園モノ。14 (84)
【バトスピ】バトルスピリッツでエロパロ (608)
【放浪息子】志村貴子作品でエロパロ【青い花】 (78)
【ヨーコさん】BASTARD!【アーシェ】 (75)


















さらに見る