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パワポケでエロパロ30


1 :2013/08/29 〜 最終レス :2013/09/03
ようこそ、「パワポケでエロパロ」スレへ。
当スレッドは野球バラエティゲーム『パワプロクンポケット』シリーズのエロパロスレです。
SS(エロあり・なし)、小ネタ、妄想などを投稿したり、投稿されているのを見て楽しみましょう。
前スレ
パワポケでエロパロ29
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1365411879/
SS保管庫wiki
http://pawapokeeroparo.wiki.fc2.com/
避難所
http://wiki.livedoor.jp/pawapokeeroparo/bbs/3390/l50
議論スレッド
http://wiki.livedoor.jp/pawapokeeroparo/bbs/3389/l50
1.「sage進行」
・sageの方法はE-mailの欄に[sage]と入力
・テンプレを見ているかどうかを見分けるための意味合いが強いです。
2.「人を選ぶ内容の作品は投稿前に注意を呼びかける」
・特にNTR、レイプ、リョナなどは先にレスしといた方が無難です。
・苦手な人は、注意が出ていたら読み飛ばすか、専ブラならNGすること。
3.「煽り・荒らしはスルー」
4.「無自覚な荒らしにならないこと」
・1〜3を守れていても、「他人の作品を"過剰に"貶して空気を悪くする」等、
 マナーがあまりにもない場合、無自覚だろうと煽り・荒らしだと判断されます。注意しましょう。

2 :
FAQ
・作品を投稿したいんですが
ちゃんと書き終わりましたか? 未完成ではありませんか?
よし、なら投稿しましょう。
・○○ネタなんだけど、需要あるかな?/書いていいかな?
まずは投稿しましょう。スレ違いでない限り、大抵は需要があります。
なくてもスルーされるだけです、気にしないでまた投稿してください。
・台本形式ってダメなの?
台本形式でも良い作品はあります。結局はキャラ崩壊していないか、扱うネタはどうか、そして『面白いか』です。
・エロなしSSってダメ? 雑談ってダメ?
エロなしSSはローカルルール的にはグレーです。禁止されてはいませんが……ケースバイケースでしょう。
雑談は「萌え談義」「エロ妄想」などはローカルルール的に問題なしです。ただしやりすぎるとウンザリされます。
・wikiって何なの?
有志の管理人が、このスレッドに投稿された作品をまとめてくれています。
一部のページ以外は誰でも自由に編集することが可能ですので、手伝ってあげると喜ぶかもしれません。
・あの、俺の作品がwikiにまとめられてないんですけど……
基本的にwikiの管理人が一人でまとめる、という風潮があるので、どうしても遅れてしまうらしいです。
一刻も待てない、という人は自分でwikiを編集すると良いでしょう。
・遅れてしまうって割には、俺の後から投稿された作品もまとめられているけど?
もしかすると、管理人や他の編集者が載せ忘れているかもしれません。
wikiを編集できない事情があり、ここに書き込む場合は、その旨を書いておくと荒れにくいかもしれません。
報告してあげましょう>(ttp://pawapokeeroparo.wiki.fc2.com/comment/%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%A7/)
・報告しても載せられないんだけど? というかスルーされました
もしかしたら「テンプレを守れていない」などの理由により、荒らしと見なされたのかもしれません。
自分のレスを見返し、ageていないか、マナーのない行動はしていないか……
つまり「荒らし扱いされるようなことをしていないか」を確認しましょう。
書き込んだ時には何も問題ないと思っていても、冷静になればかなりイタイことをしてしまっていた、なんて良くある話です。

3 :
>>1乙です

4 :
>>1
乙です

5 :
>>1乙です

6 :
とりあえず前スレの>>1000はいないのか?

7 :
>>1
思ったよりあっさり埋まったな

8 :
>>1乙乙です
気づけばもう30スレ目かあ

9 :
14も結構可愛い子いるんだけどねぇ
さやかとか姫子とかさやかとか姫子とか…あれ?

10 :
14主はロングヘア萌え。はっきりわかんだね。
姫子は受けで紗矢香はどう見ても誘い受け。
14主「紗矢香好きだ!妹としてじゃなくて女の子として好きだ!恋人として一緒に居てくれ!」
さやか「お兄ちゃん……(レン顔) わかったよ!こっちへ来て。私を暖めて。むしろ内野安打して」
14主「えっ……」
さやか「私の事、女の子として好きなんでしょ?他の女じゃ満足できなくなるくらい気持ちよく愛してあげるからね……」
14主「は、はい……よろしくお願いします……(デレ顔)」

11 :
>>10 さやかっていつの間にか主導権を握ってることが多いと思う。

12 :
どっちかって言うと母親よりお姉様の印象強いよな

13 :
もしかしたらどっかで血が混じっているのかもよ?

14 :
雰囲気はよく一緒に過ごした人間と似るってことがあるからね

15 :
紗矢香はデレ顔は漣だけど、本質的には父親似な気がするんだけどな。
習い事してるけど油断してるとセットヴァルエンチン言い出しそうなアホの子っぽい感じが。
だがそれがいい。

16 :
本質的にしっかり五十鈴にも似てると思うよ

17 :
なんだかんだで10主と五十鈴の娘なんだよな。当たり前のようだけども。

18 :
じゃあ前スレでしあーんが母親なのもいいなと思った俺はどうなるんだ?(涙目)

19 :
>>18
それとこれとは別ってこと
それはそれでありってこと

20 :
母親しあーん我も見たいぞ

21 :
ことってなんで二回はいったし
まあそらはそれでアリだと思うよ

22 :
>>20
俺もみたいわ、専業主婦しあーん

23 :
>>10
もし誘い受けだったらきっと五十鈴の遺伝だと思う
10の弾道イベントの五十鈴も誘い受けっぽい感じしたし

24 :
>>23
あの状況からの「こっちへ来て」はエロイ。ただでさえ10主なんだから断れるわけがない。
五十鈴「十波の股間のバットを私の中に入れて。新しい家族が欲しい」

25 :
>>24 そしてそのバットでホームランしたんですねわかります

26 :
母親しあーん見たいからちょっとばかし頑張ってみようかしら

27 :
>>26
初代のTXクイーンの人格はしあーんのモノが使われてるって話だから、しあーんの子供ってヒカルみたいな子になるのかなーと思ってる。

28 :
個人的には茶髪のさやかってことにしてるんだがなあ。

29 :
>>28
ありだね。設定段階から組むの大変かもしれないけど応援してる。

30 :
小ネタでも大丈夫かな?なんつーか自分の文才不足をひしひしと感じているorz

31 :
それは投稿してから読んだ人が決める

32 :
13裏プレイし直して見たが、オニザメが野球人形をアッー!な用途に用いてるんだから、女性キャラクターが野球人形を卑猥な目的に用いてもいいんじゃないかと思うんだ。

33 :
前スレの五十鈴SSの続きを投下します。まだ途中ですがよろしければどうぞ。
前編の内容はまとめwikiに掲載させていただいております。
・簡単なあらすじ
るりかから「男は女をガチャポンカプセルのように扱う、と(ダッ主の)オヤジが言ってた」という事を聞いた五十鈴は、
10主が浮気しないように紗矢香を妊娠した体で入浴プレイを仕掛けるのだった。

34 :
 十波は両手を頬に当てて顔を緩ませていた。
「五十鈴とお風呂かぁ。高校時代では考えられなかったなぁ……」
 五十鈴との付き合いは決して短いわけではない。
 だが閉鎖的な環境であった親切高校に在学していた頃と、新婚生活の現在では勝手が違う。
 五十鈴と入浴、なんて甘美な響鬼だろうか。
「ありがとう瑠璃ちゃん」
「そうだな、瑠璃ちゃんには本当に世話になってる」
「い、五十鈴……」
 すぐ横で服を脱ぎだす五十鈴を見て、十波は思わず生唾をごくりと飲んだ。
 大きめの乳房、わずかに茂った秘所、白い肌、いつも髪留めで止めていたさらさらの長い髪。
 そして整ったスタイルを隅から隅までなめまわすように見つめる。
「どうした? お互いに裸体を見せ合うのは初めてでもないだろう」
「いや、あの時は大変だったし、何よりも暗かったし……」
「あの時は済まなかった。今は大丈夫。十波のこと信じてるから」
 十波と五十鈴が初めて体を重ね合った時。
 あの時は今振り返っても二人とも生を彷徨いかけていたし、何よりも夜中で暗すぎてお互いの体のことなど良く見えなかった。
 こうして裸体を曝け出しあうのは今が初めてである。
 だからこそ、五十鈴のたわわに実った裸体を視姦するように見渡す。
 五十鈴の少し膨らんだお腹に、あの時に温めあって出来た愛の結晶が居るのだと。

「やっぱり五十鈴は可愛いなぁ……髪留めを外した五十鈴ってなんか新鮮……」
「改めてそういわれると少し照れる」
「もし娘だったら俺より五十鈴に似てほしいなぁ」
「何を言う。私に似たら娘に惚れた男がきっと苦労するぞ」
「娘を連れて行くならハンデを乗り越えて世界でも救ってもらわなきゃ俺は許さないぞ。火星でキャッチボールするような子に育って欲しいけどな。俺と五十鈴の子供なんだし」
「ふふふ。そうだな、私と十波の子供だからな」
 これから10年後、本当に十波と五十鈴の娘が地球上で初めて火星でキャッチボールをした小学生として世間をにぎわせる事になるのだがそれはまた別の話である。

35 :
〜〜〜〜〜
 風呂椅子に座らせられた十波。
 彼としてはいつものようにさっさと終わらせて、五十鈴とイチャイチャしたかったのだ。
 しかしそうは問屋が卸さない。
「十波……いつも頭を洗うのはシャワーだけで済ませていないか?」
「う……だって坊主頭だし……」
「いかんな。そもそもシャンプーとは頭皮を洗うものだ。侮ってはいけない」
「ごめんなさい……」
 思わず十波も泣いて謝る。
 謝る必要もないのだが、元から十波は五十鈴に「野球に身が入っていない」事を指摘された時などはあまり頭が上がらなかった。
 十波が五十鈴の尻に敷かれるのも当然と言える。
「……私が洗ってあげる」
「はい……お願いします」
 五十鈴は優しい手つきで十波の頭を洗う。
 それが終われば次はネットを入れたタオルで十波の体を隅々まで洗う。
「(今までは適当に流すだけだったけど、五十鈴と一緒にお風呂に入ってるとなんか俺の嫁って感じでいいなぁ)」
 五十鈴は首筋、脇、胸元、背中、お腹と隅々まで優しくこすっていく。
 ゆっくりゆったり過ぎていく時間の感覚に十波はしあわせな表情を浮かべて待っていた。
 だが十波が油断していると、五十鈴のタオルが遂に股間のバットまで届く。
「ひゃあ!」
「どうした? 十波。私に逸物を触られるのは初めてでもないだろう」
「そ、そうだね……」
 洞窟で温めあった時、五十鈴は性知識のない十波を誘導するように股間のモノを自らの秘所まで誘導していた。
 あの時は直接挿入して繋がるような手つきではあったが、今はとにかく五十鈴に愛でて可愛がって欲しい。
「五十鈴……しっかり優しく可愛がるように洗って」
「わかった!」

36 :
 五十鈴は気合を入れてたとたどしい手つきながら、十波の股間のモノをしっかりと洗う。
 タオルを入れたネットが十波のカリを刺激し、大きくする。
 力を入れ過ぎないよう、愛でるように可愛がる。
「いい、いいよ五十鈴……いすずぅ……」
 けっしてイカせるような手つきではないが、それが十波をしあわせな気持ちへと押し上げる。
 更にダメ押しとばかりに柔らかい双つの柔らかいものがむにゅりと十波の背中に押し付けられる。
「うっ……いすず……」
「こうすればもっと十波と仲良くなれる気がする」
 五十鈴の柔らかい整ったおっぱいを背中で感じ、その上で十波のフグリを愛で続ける。
 五十鈴が必で自分の股間のモノを可愛がってくれているというのが十波をさらに高めていく。
 竿をしごきあげるようにごしごし擦られ、もはや十波は限界を超えていた。
「で、出る……うっ!」
 快感に勝てなかった十波は勢いよく精液を五十鈴の掌の中で粘り打ちした。
 あっけにとられた五十鈴に対し、男として神速を出してしまった事に情けなくて、十波は思わず涙を流す。
 なお、高校時代の十波は野球に身が入ってない事を五十鈴に怒られてよく泣いていた模様。
「ごめん五十鈴……」
「ん? 何を謝ってるんだ。十波が洗って気持ちよくなってくれたならそれで十分だ」
「五十鈴……可愛いなぁ、本当に」
 だが五十鈴は素直な笑顔で十波を優しく包み込む。
 全幅の信頼と、決して短くない交際から来ているのだろう。
 五十鈴からこうして信じてもらう事は、野球部の面々やライバル達から「一流」として認められるまで以上に辛く長く厳しかったような気もするが、こうして五十鈴とイチャイチャできる事で報われたと思っておく事にしよう。
 そう十波が頬を緩ませていると、五十鈴が真顔で突飛な事を言い出した。
「十波。今度は私を洗って」
「えっ?」
「十波ともっと仲良くなりたい。ここはお互いに洗い合うものなのだろう。自分だけ射精して私はこのままにしておくのか?」
 十波は気づいていなかったが、ある程度性行為に近い「プレイ」の一環である事に五十鈴は気づいて行っていた。
 風俗のようなやり口ではあるようだが、しかし高卒夫婦とはいえまだまだ精にお盛んな年頃の2人である。
 生がかかっていた身投げ後に辿りついた洞窟の中ではなく、自分達の家で愛し合いたいと思うのは当然の欲求である。
「わ、わかった! やってみる!」
 十波も本能で五十鈴の欲望を感じ取っていたのか、あるいは彼自身の欲求がまだまだ満たされないのか。
 五十鈴の整った裸体に対し、一転攻勢を仕掛けるのだった。
 
(後編へ続く)

37 :
以上です。途中で鯖落ちに巻き込まれて大変でした。
五十鈴可愛いよ五十鈴。

38 :
GJ!
鯖落ちでガチ閉鎖かと思ってヒヤヒヤしたわ

39 :
GJ!
本当に閉鎖したらどこに行けばいいんだろ?

40 :
GJ!
後編もすごく楽しみ
>>39
今あるのは旧wikiの掲示板避難所とか…、他にはしたらばに作る?とかいろいろあるかなあ

41 :
新wikiにも避難所作った方がいいかねえ?

42 :
カズのシリアスSSSを書きました。せめて、皆様の喉潤しになれば幸いです。

43 :
『真意』
ウチ、茨木和那は考える。心が満ちなければ、人は不足を感じる。それは、私の失恋から言えること。
関係が崩れる理由は、世には珍しいもの。それは二人が生きていく世界が違うからだった。
付き合っていた彼は、野球選手だった。
たくさんのカメラが彼に向き、フラッシュで存在を輝かしていた。
そら、甲子園の優勝校のキャプテンと箔が付けば、今後の将来も約束されたもの。
視点は変わり、私は超能力があるヒーローをしている。それが強い能力で、彼とは違う意味で注目を浴びた。
ウチらの世界で負けることは、キズつく事。厳しく言えばぬのも珍しくない。だから、世にダレが強くて、どういう武器があるのかは生きる為の知恵問題だった。
ウチの能力は大層なもので、危険視されては潰しにかかれることが多かった。
せやからいつの間にか、私の生活は彼らに迫られていた。
それに守るには武器が必要。自分の手に握っているのは、特注の槍・スーツ。もはや、年相応の女性がもつ品物ではない。
私の親友、紫杏から授かったものだ。おかげ様で今して生きていられる。その影響力は一つの兵器となり、次第にヤツらを鎮圧していった。
しかし、その後に気が付いた。この大きな力はなんの為にあるんや。
頭が丁寧にことを整理する。すると、紫杏の繰り返された言葉がよぎる。
「カズ、花嫁に傷跡は似合わない。騙されたと思って受けとれ」
そう言う彼女の目は、悲しそうだった。
当時の私は、立派な装備を目の前に気分が浮いており、紫杏の感情へ触れなかった。
しかし、今になれば分かる。
彼女は知っていた。強くなればなるほど、彼の花嫁から遠ざかることを。
紫杏はウチに力を与えたら、いく末を知ってたんやろう。
女ではなく、一つの兵器になるという事を。せやから、あの時の冷たい視線にも訳がつく。
今ではこたえることができない彼女へ問う。
「…アンタには敵わへんわ」
一度も、彼女に勝ったことはない。しかし、いつもウチの能力を活かせてくれたのは紫杏。
ウチの願いも叶わなかったけど、紫杏から授けられた槍。それは哀しみで前へ崩れる私を、いつも支えてくれていた。

44 :
以上です。

45 :
>44
GJ!

46 :
御影×透SSあげます
最後かなりざっくりしたのは仕様です

「そうだ、あなた宛に懐かしい人から手紙が届いてたわよ」
「懐かしい人?」
そう言うと冴花は俺に一通の手紙を手渡した
…ああ、なるほどこれは懐かしいや
「そうか、御影くんと八坂さん結婚するんだね」
「ええ、なんでもできちゃった婚らしいわ」
ホントだ、大きなお腹してるね、と答えつつ、もう一度その写真に目を向けてみた
お腹をさすりながら幸せそうな笑顔を相手の男にむける女、そして恥ずかしそうに目をそらす男の姿が、そこには写っていた

47 :
『幼なじみ』

ナマーズパーク
ジャジメントグループが持つこの街最大のアトラクション施設で、デートスポットといえばナマーズパーク、と言われるくらいにカップルがデートへ行く場所としてはまぁ定番と呼ばれている場所だ
俺、御影京一は八坂透を引き連れてこのナマーズパークへ来ていた
 
「京ちゃん!次はあれに乗ろうよ!」
「しかたないな」
そういいつつ、ナマーズパーク最大のアトラクション、ズーココースターの順番を待つことになった
高校を卒業して、無事大学に入学した俺は高校時代から変わらずに野球部に所属し、何の因果か一緒に所属している軽井、下山とともに鉄壁の外野としてうちの大学のレギュラーを務めている
マネージャーの職にはつかず、透はいつでも試合の応援に来てくれる
そんな透に俺は、いつでも感謝の気持ちを持ちながらもなかなかその気持ちを伝えられずにいた
練習の合間をぬっては今日のようにデートに繰り出し、一言、いつもありがとう、と言いたいのだが毎回達成できず、どこか後ろめたい気持ちを隠しながら透と付き合っていた
早く透に思いを伝えなければ、そんな切迫感を胸に抱きながら、俺は今日のデートに挑んでいた
「京ちゃんって、私の事好きだよね?」
藪から棒にそんなことを聞いてきた透に、しかし質問に対して虚をつかれテンパッている姿を見られないように冷静に、だががっつきすぎている姿を見せるのも男らしくない、と頭の中で下手な考えが2巡3巡しながらも
「ん?まぁ、その…そうだな」
となんとか言葉を紡げた
そんな俺の心を見透かすかのように長い間の付き合いである自分だけにしかわからないような意地の悪い、けど実に良い笑顔を浮かべ、言った
「えへへ、私も!」
…本当に、その笑顔は反則だ
「お前、よくまぁそんな恥ずかしいセリフを吐けるよな」
「…?えへへ、だって本当のことだもん」
これだからタチが悪い、真正面からこいつの強さに対抗しようとすると敵う気がしない
白状してしまうなら、甲子園行きをかけて雨崎と対峙した時も、甲子園決勝の舞台で十三番高校の化物みたいなピッチャーに追い詰められた時も、まして大学日本一を決める大会決勝でチャンスの場面で打順が回ってきた時もこんなに緊張することはなかった
 
「……不思議な奴だな…」
「ん?急になに?…って私を宇宙人みたいな目で見るなんて失礼じゃない?」
人の心を見透かすお前は宇宙人より質の悪い妖怪だよ…とはまぁ言うまい
「私…妖怪でもないんだけど…」
 ジト目でこちらを見つめてくる透、おいやめろ。ホントに人外か何かだと勘違いするだろうが
 だいたいお前、本当に心の中読んでないだろうな
「むー失礼だよ京ちゃん、読めるわけないじゃない、まっとうな人間の私に」
…今のは心の中で思っていただけのつもりだったんだがな…
「人間の心が読めなくても、地の文を読むくらいはできるんだよ?」
「どんなタイプの人間だ?!それは立派に人間の域を超えてるんだよ!」
「早く人間になりたーい」
「筆者の年代バレすぎる…」
「京ちゃんメタなこと…じゃなくて滅多なことは言っちゃダメだよ」
 たしかに悪ふざけがすぎたようだ、閑話休題

48 :
「ふふ、でも嬉しいな」
なにが、と脈絡の無いことをつぶやいた透に興味がないふうを装って尋ねてみる
「ん?京ちゃんとこういうふうにデートできて嬉しいなって」
 ドストレートに叩き込んでくる透の言葉
 雨崎のストレートも手元で伸びてくる鋭い直球だったが、透の言葉は俺の胸に鋭く突き刺さる
 透はいつだって俺の前ではキラキラとした笑顔で、俺に話しかけてくる奴だ
「京ちゃん、順番回ってきたよ!早くいこっ!」
「…わかったわかった」
 今でもその変わらない笑顔を向けてくれる透をみてると中学校の時にあったことが嘘のように思えてくる

49 :
中学校時代の話になるが、透は中学校でいじめを受けていた
女子というのは中学生にもなると自分のテリトリーを持つようになる生き物だ
そして、その中のボス、取り巻き、といった感じでその勢力の中にも歴然としたヒエラルキーがある
またそのグループに属さない子は学校という狭い社会においては淘汰されるべき生物らしく、一度グループのボスに目をつけられたらもはやその社会で生きていく道はなくなってしまう
男子、というか俺にとっては全く理解出来ない、というか理解する気も起きない感性だ
そして、高校時代に透からその話を聞いたときも同じようなトーンで話していたのが印象に残っている
野球部に所属していた俺はひたすらに練習の日々を送っていたため、そのことに気づけたのは引退した年だった
登下校を共にしていた俺はある日、玄関の靴箱に透の靴がないことを知り、居ても立ってもいられなくなり話しかけた
 
「靴隠されたのは初めてなのか?」
「う、うん?いや、私が持ってくるの忘れたんだよ、昨日持って帰っちゃったから私ったらついうっかり…」
 
 目に輝きがないことと、昨日は一緒に帰ったのにあからさまに靴を持ち帰ったなんて嘘を聞いて、さすがに黙っていられなくなったが、透の性格上、一度言ったことは意地でも曲げないであろうことは予想がついたので、あえてその場では触れないことにした
「しかたないな、俺の靴貸してやるよ」
「え、で、でも」
「デモも、行進もねぇ。勘違いすんなよ、昨日の練習中に足をくじいたから上履きを履けないんだ。」
「京ちゃん…ありがと」
「礼を言われる筋合いはねえよ、俺の都合だからな。」
 とだけ言って俺は足早に教室に向かった

50 :
それからは毎日、透の挙動を目で追うようになっている自分がいた
ある日は椅子にボンドを塗られ、ある日は体操服に落書きがされてあり、ひどい時には濡れた制服のまま下校せざるを得ない状況になるようなことまであった
そんな様子を、しかし歯噛みしながら観るしかない自分の無力を呪いながら日々の学校生活を送る毎日が続いた
俺は登下校だけは毎日透とともにするようにしていた
本当なら学校にいる間も一緒にいてやりたかった。が、そのことを透に話すと
 「京ちゃんに、悪いから」
 その一言で袖にされた
 すでに俺の肩の良さを買ってくれたある高校からのスポーツ推薦入学が決まっていたことによって俺が表立ってその学校側に心象に悪いことができないことを、
自分がいじめられている状況にありながらも、気を使ってくれていると後になって気づけたが、本当なら、その時に有無を言わさず一緒にいてやれればよかったのかもしれない
 
 そして、ある日とうとう透は不登校になった
 どんないじめを受けていても、ただただ歯を食いしばって我慢していた透がとうとう学校にいけなくなった
 最初は具合が悪いから、とやんわりと一緒に登校することを拒まれてから一週間経ち、学校に遅刻するギリギリの時間まで登校しようと誘っては断られ、帰ってきてから部屋のドアに話しかける毎日が続いた
 一体何があったんだ
 あんなに頑なに学校に行かない、ということだけは拒否していた透がどうして急にぱったりと学校に足を運ばなくなってしまったのか
 どんなに口を厳しくしても決して口を割らない透に俺は業を煮やしてとうとう最後の手段にある言葉を口にした
 …まぁ、その言葉だけは、誰にも言えないが
 「………。………、………!!」
 「ッ………あのね、京ちゃん、お願いだから早まらないでね…」
 そんなこと約束できるわけない、と思ったがここで口を挟んだら絶対に白状してくれないことは目に見えていた
 「あの…人達、京ちゃんを馬鹿にしてたの」

51 :
 …は?今なんと言った?
 「私にとってね、京ちゃんは京ちゃんだよ。全国大会で活躍したからって、京ちゃんは昔から私と幼馴染の京ちゃんだよ」
 当然すぎるくらい当然の言葉に俺は頭の中でひたすら疑問符を浮かべていた
 「でもね、周りの人は違う。京ちゃんが、野球部の人たちが全国大会で活躍したっていうのはもう校内のヒーローみたいな
ものなの、京ちゃんは周りの人の評価とかをあまり気にする人じゃなかったから知らないかもしれないけどね、京ちゃんって実はすごく周りの女子から人気だったんだよ?」
 「………」
 私は、別にそんなつもりじゃなかったんだけどね、と小さく漏らしたその声は感情という感情を完全に消し去ってしまった音色だった
 「ヒーローにはね、ヒロインしか結ばれることが許されない、んだよ。だからいつまでたっても普通に京ちゃんに話しかけている私が目障りだったんじゃないかな」
 そんな、そんなことはあってたまるか
 もしそれが本当なら、俺は何といって透に顔を向ければいいんだ
 「それでも私、我慢できたんだよ。だって悪いのは私なんだから、ヒーローに話しかけれるのはヒロインだけ。えへへ…
私の好きな漫画だと、幼馴染はもう一人の格好いい背の高いエースピッチャーとくっついて、主人公は野球部のマネージャーと付き合うんだけどね」
  
 そんなあ○ち充談義はどうでもいい、所詮はそんなのマンガやゲームだけの「お話」じゃないか
 
 「だから卒業までは、我慢しようって決めてたの、卒業したら京ちゃんとおんなじ高校に行って、またそこからゼロから
始めればいいやって、それまではどんなことをされても我慢することに決めてたの」
 頑なに理由を話さなかったのは、まさにこのためだった
 何を言われても何をされても俺のために、なにより透自身がまた俺と前のような関係に戻ることを強く望んでいたからこ
そ、俺に理由を悟られないよう一人歯を食いしばって耐えていたのだ
 「でもね、とうとう言われたんだ、あんなにいじめられてる私に京ちゃんが救いの手を差し伸べようとするのは私が色目を使ってるからだ、って」
 「………」
 「私、それだけはどうしても許せなかった…私だけならいい、私だけならいくら馬鹿にされたって我慢ができる」
 バカを言うな、それをいうなら…それを言うならお前だって…
 
 「でもね、京ちゃんが、私が知ってるなにも罪のない京ちゃんを私のせいで巻き込んじゃうのだけは絶対に許せなかった」

52 :
 お前だって……そもそもなんの罪のない人間じゃないか…
 「私、どうしても許せなくって、もう学校に行ったら多分生きていけなくなる位の事をあの人達に言っちゃった…えへへ…」
 なのにどうして、どうしてそんな笑って一人で耐えられるんだ…
 「もうね、全部爆発しちゃったんだ、多分これは京ちゃんを馬鹿にされたからってだけじゃない。きっと私が今までやられて
きたこと、耐えられなかったことまで爆発しちゃったんだと思う」
 「………」
 「全部ダメになっちゃった。ダメだね、結局全部京ちゃん話しちゃった、えへへ。話して、楽になろうとしちゃった…」
 「………ッ…」
 「だからね…もう、いいんだ。もう、疲れちゃった」
 ……ふざけるな…ふざけるなふざけるなふざけるな!!
 
 「最後に聞いてくれて、全部聞いてくれて嬉し」
 ガシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!
 「かっ!?な、なに…?なに!?」
 「お前…いい加減にしろよ…」 
 臨界点はすでに突破していた、あまりに一方的な物言いに腹が立った俺は持ち合わせていたバットで透の部屋のドアを叩き割っていた
 「なんだよ、最後に聞いてくれて、って。まさかそのままぬつもりだったんじゃないだろうな…」
 「そ、そうだよ、だって私が生きていたって誰も」
 「ふざけるなよ?」
 「ひっ」
 
 我ながら、ドスの利いた声とさぞかしどっしりと据わった目だったと思う
 
 「生きていて、それだけで害を及ぼす人間なんているわけがないだろう、んだほうがマシ?そう思っているんだったらなんでぬ気で生きようとしないんだ」
 
 あまりにも理不尽な俺の暴言に、ドア越しに話してるだけだとまるで確認が出来なかったが、赤く腫れぼったい目をひたすらぱちくりとさせて透は
俺の言葉の一つ一つを飲み込んでいた
 俺は自分でも、言っていることがあまりに理不尽だと分かりながらも自分への弾劾の意味もこめてただひたすらにまくしたてていた
 「それとさっきから聞いてたら何だ?ヒーローにはヒロインだけだの、私が我慢すればいいだけの問題だの、俺はヒーローだからわからないだの。
なんで俺の気持ちをひとつも考慮に入れてないでそう決めつけてるんだ?」
「きょ、京ちゃん、怖いよ」  
「怖い?怖いって言ったか?それは今お前になれそうだった俺の気持ちを考えた上での発言か?あぁ、もっと言ってやる、俺のいない世界にお前
がただ一人生きていくことを一瞬でも想像したか?」
もうあまりにも意味不明な言葉の羅列だった、こんな時に小波だったら気の利いた台詞の一つでも用意するのだろうが、どうしようもなく中学3年
生だった俺には不器用に、直球な、そして遠慮のない言葉をしぼり出すのが精一杯だった
「そ、そんなの嫌に決まってるよ…京ちゃんのいない世界に私一人だなんて絶対に生きていけない…」
「そうか、だったらお前のやってる行動は矛盾だらけだ。自分がされて嫌なこと、怖いことをやられたからまた別の他の人にやり返してるんだ、そ
れはあいつらと同罪になるんじゃないのか?」
 「京ちゃん…」
 「お前、お前にんだら、なれたら、俺は、俺は…」
 「あ…」
 そこで、決壊した
 おしとどめていられない言葉とともに、目からぼろぼろと出てくる涙を止められなかった
  
 「俺は…もう、生きていけやしない…のに……」
 泣くつもりなんてその時はまるでなかったのに 

53 :
 それから、先のことはあまり思い出したくはない
 しばらくして何とかして透を学校に連れて言ったところまでは良かった
 が、平然とした顔で学校に来ていた透を許せなかった女子グループが透に対して近々何かしらの制裁を下すらしい、との噂を聞いた
 その首謀者を洗い出してもらうためにクラスメイトに協力を仰ぎ、俺は学校側から2週間の停学と、推薦入試で行くことになってい
た高校の合格も取り消しをくらうほどの暴動を起こしてしまった
 
 部の監督は暴力により台無しにしたことに怒り心頭、PTAは暴力を振るった俺を退学にせよと叫び、学校側はそんな大々的に起こった校内暴力の火消しに奔走した
 ただ一人事情を聞いてくれたのは透の事情を知ってた保健の先生だけだった
 俺と透が中学を卒業するまで、学校に通えたのはひとえにこの人のおかげだった 
 そして、どの学校にも行くことがかなわず、もはや選択肢がなくなった自分たちに開拓高校受験をすすめてくれたのもこの人だった

 「次はコーヒーカップ乗りに………って京ちゃん?怖い顔してるけどどうしたの?」 
 「ん?いや、別につまらないこと考えてただけだ」
 本当にこんな日々が来るなんて思ってもみなかった
 好きだった野球を続けて、透が苦しい思いをするくらいなら、と野球部に所属はすまいとひたすら小波の誘いを固辞し続けたのもそういう理由があったればこそだった
 透が好きで、大切で、守りたいがために野球を捨てようと決意した気持ちに嘘はなかった
 が、野球を続けることができて、かつ透と一緒にいられるこんな日々を迎えられる日がくるなんて、本当思いもしない奇跡のような出来事だった
 「透」
 「ん?どうしたの?京ちゃん」
 そんなことを思った今なら言える気がした
 「俺、さ。お前にずっと言えてない言葉があったんだ」
 「?どうしたの急に?」
 「茶化さないで聞いて欲しいんだ、多分きっと必要な言葉だから」
 「…?うん」
 さすがに、その言葉は
 「………!!…………!!!!」
 こっ恥ずかしくて他の誰にだって言えやしないんだけどな

54 :
 ここは写真屋
 結婚式を挙げる報告をみんなにするために、そしたら少しでもいいものを取ろうよ、と透が提案した結果である
 「えへへ、このドレスどうかな、似合ってる?」
 「ん?あぁ、似合ってる、んじゃねぇの?」
 そのまばゆいまでに白いドレスはあまりに綺麗でつい、褒める言葉を紡がなければならない口が回らない
 この辺の口の回らなさは中学の頃から全く進歩がない
 「んもー、だめだよ京ちゃん、良く見もせずにそんな適当言ったら、女の子はそういうところまで気を使ってくれる男の子が好きなんだから」
 「いいんだよ、昔からよく知ってるお前に言ってるんだから、なんでも似合うに決まってるだろ」
 我ながら、似合わないくさいセリフだった
 「うわ〜京ちゃん?それはかなりくさいセリフだよ?何の本で読んだの?」
 「…っ!うるせぇな、素直に喜んでおけよ」
 「ふふふ」
 「…なんだよ、その不愉快な笑い声は」
 はい撮りますよー、写真屋の声が聞こえる

 「京ちゃん、可愛い」
 「〜っ!!」

 パシャッ

55 :
いじょうです
途中sage忘れたり、連投で投稿できなくなったりで失礼いたしやした

56 :
GJ!
御影×八坂ペアはなぜか冴花と絡むSSが多いなw

57 :
>>55
GJ!!
やっぱ御影と透はいいなあ

58 :
>>44 >>55
お二人ともGJ!
最近投稿が多めでなんか嬉しい

59 :
GJ!
>>56
開拓高校野球部つながりじゃない?
絡ませやすいし
今作成してる小ネタSSの為に質問するけど、冴花と千羽矢の13主と話すときの2人称ってなんだっけ?
あと、ユウキが千羽矢と話すときの2人称
完成してもエロなしになりそうだけどかまわない?

60 :
>>43 >>46
お二人ともGJです。
冴花は13主・麻美・桜華のように分校送りにされたんじゃなくて自分の意思で開拓分校に居るから、その辺で付き合いやすいような気はする。

61 :
>>59
二人とも13主のことは普通に君付けだったはず
ユウキは名前呼ぶ場面が少ないからちょっと覚えてない

62 :
>>59
ユウキ→千羽矢は普通に「お前」「チハヤ」じゃなかったっけ

63 :
>>62
「チハ」の時もあった気が

64 :
「チハ」は子供の頃を意識してる時に使う名称な気がする。
世界一幸せなバケモノエンドの13主は「チハヤ」って呼んでるんだよね。

65 :
チハヤちゃん→チハ→チハヤ だっけか
幼なじみ(妹)→幼なじみから最終的にしっかり恋人にステップアップしてるのかなってのがなんとなく伝わるなあ

66 :2013/09/03
>>61-65
遅くなったけどありがとう
参考にするよ
早速取りかかる
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