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2013年09月エロゲネタ276: 朝起きたら、妹に その15 (681) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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朝起きたら、妹に その15


1 :2008/08/11 〜 最終レス :2013/08/06
桐莉「兄ちゃん、兄ちゃん、ついに15スレ目に突入だぁーっ」
隆浩「……え?まだ続いてたのか、このスレ?」
七華「続いてるよ、たかくんっ!!!」
由紀「ボク達の物語が終わっても、兄と妹の伝説は何処までも続いて行くんだよっ!!!」
桐莉「……まぁ、何時終わっちゃってもおかしくない過疎りっぷりッスけど……」
七華「桐莉ちゃん、電波分の補給宜しくっ!!」
ゆかな「ドミ狩る分はゆかなが引き継ぐのですよーっ!!」
月華「はいはい、犬神分犬神分」
雪帆「ボクと兄さまと月ちゃんも宜しくねー」
果たして命脈は何処まで続くのか、兄と妹のラブラブ電波でちょっぴり切なくいやらしい数々のストーリーが今ここにON AIRっ!?
七華「永遠はあるよ、此処にあるんだよっ!!!」
桐莉「幼馴染キャラは引っ込んでるっ!!!」

 前スレ:朝起きたら、妹に その14
    http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1180380183/
 保管庫
    朝妹スレ私設まとめ(ハル氏)
    http://asaimo.h.fc2.com/
 ログ置き場(保管庫完成までの暫定設置)
    朝起きたら妹に、ログ置き場
    http://www.geocities.jp/asaimo0/

2 :
七華「それじゃ、朝芋スレのお約束の確認だよー」
桐莉「一つ!荒らしや煽りは華麗にスルーしるっ!!!」
由紀「二つ!基本はsage進行だよっ!!!」
ゆかな「三つ!出来ればトリップ付きの方がありがたいのですよーっ!!!」
月華「四つ!投稿する前に良く推敲する事っ!!!」
雪帆「五つ!ご意見、感想、ネタ出し、大歓迎だよー!!!」
ゆかな兄「新入りの兄ちゃんも大歓迎やでー」
恵「えっちなのも大歓迎だよー?」
一樹「どんどん書いて投下してくれー」
隆浩「……俺の分の台詞が残ってない件」


3 :
放課後、最初の授業は体育の水泳。
夏休み直前の暑い盛りに西日差し込む教室で数学や物理の授業を受ける事に比べたら、まさに天国と地獄、ワッフルと塩せんべい。
「こーゆーの何て言うんだったかなー」
水泳帽外して少し伸びて来てる髪の毛をクラゲみたいに水面にゆらゆら漂わせながら、あたしの傍に泳ぎ寄って来た一樹が呟く。
「あ、思い出した。月華とスッポンポンだ」
「沈め!水中に没して二度と浮き上がって来るな!」
一樹の頭に全体重を掛けて水の中に突っ込みながら、あたしは自分が犬神憑きじゃなくて河童憑きか何かだったら良かったのになーとか思っていた。
と言うのも。
折角の自由遊泳なのに。
みんなは面白おかしく楽しく元気にトロピカルで開放的な夏の空気を満喫してるのに。
「何であたし犬掻きしか出来なくなってるのよぉ〜〜〜っ!!!」
「がばごばごぶはぁっ、……犬だからだろ?」
浮き上がって来た一樹がごもっともな突っ込み。
はい、その通りですよ。犬神ですよ。
あんたは人間のままで良かったわよね!クロールも平泳ぎもバタフライだって出来るもん。
あたし水泳得意だったのに!水泳のテストどーすんのよ、犬掻きじゃ25m泳げない組に入れられて、水泳帽にもマジックテープでくっ付ける赤ライン張られて、
皆と隔離されて四人くらいでプールの隅っこで只管バタ足の練習とかさせられるのよやってられっかド畜生ぉぅっ!!!

4 :
頭を掻き毟りながらあたしが苦悩してるってのに、一樹は水中眼鏡付けてスイスイ水中を泳ぎ回りながら、モン吉と一緒に女子生徒のお尻を追い掛けてる。
「ぐふふふ、夏はいいですなぁ、モン吉さんや」
「ウキキキキキキキ。おっぱい星人どもは何を考えてるんだギャ。女子の魅力は主におケツと鎖骨に集約されてるってのにねぇ?ねぇ?ウキョーーーーッッ!!!」
「そもそも、男が女の胸に欲情するのは、元々は尻に欲情してたのが二足歩行に進化して視点が変わったんで、女が胸の谷間で尻の谷間を擬態して男を誘おうとしている結果なんだそうだ」
「ウキョー!?マジかや、流石は物知りの一樹クン!!エロ博士の称号を授けるギャ!!」
なるほど、一樹もモン吉も猿並みの知能程度だからお尻に興奮してるのか。納得。
と、2−Aの日焼けした三連星こと、貝屋さん・摩周さん・織手賀さんが一樹とモン吉を取り囲んで、
「そのまま二人仲良く永遠に沈んでろ、このたわけ!!!」
「人の股の間を泳いで潜るなよぅ!!!」
「伊原第三高校のウォーター・モナークを舐めるなーーーっ!!!」
二人の周りを高速で周回しながら代わる代わるに頭を押え付けて水の中に漬け始める。
「あ、あれはウォータージェットストリームアタック!?未だ嘗てあれを破った生徒は居ないと言われているっ……」
「いや先生、解説してないで止めて下さい。猿はどうでもいいけど、うちの馬鹿兄貴が溺れんだら困る」
「すまない、鳴神…先生は泳ぐのだけは苦手なんだ……ッッ」
今朝方、雪帆のお尻を触った容疑(冤罪だけど)で連行されてった江口先生の代打で体育の授業を見てる訳だけど、事故とか起きたらやっぱり尾崎先生のせいになるのかな。
……まぁ、あたしのせいにならなきゃ別にいいんだけどね。(まさに外道!)

5 :
「ギャース!!がばごぼたすっ、助けろ、月華ぁっ……」
「ごめぇん、一樹ぃ。あたし、今、犬掻きしか出来ない体なのぉー」
「誰でもいいからさっさと《助けに来い》ッッ!!!」
わうぅぅぅーーーーーーーーんっっっ!!!!!
っと、遠吠えが聞こえて、プールの中心からどっぱぁーんと水柱が揚がった。
「ゆっ、雪帆っ!?」
「ボクの兄さまを虐めちゃだめぇっ!!」
なんちゅースピードか。授業を抜け出して来たらしい雪帆はブレザー姿のままで、犬掻きをしながら一樹に泳ぎ寄ろうとして……水中に沈んでった。
「……………って、おぉいっ!!?」
慌ててあたしもプールに飛び込む。雪帆を引き揚げようと息を吸って水中に顔を突っ込んだ途端、
「ナイスだ、月華!そのままの姿勢をキープしろっ!!」
「えっ!?えぇっ!!?」
ざっぱーーーんっ!!!
イルカみたいに水面から躍り出た一樹が、あたしの背中を踏み台にしてプールサイドに退避。踏み台にされたあたしはと言えば、急な衝撃で息が詰まって雪帆の待つ水底へと沈んで行く……。
「ナイス忠犬!!」
「うん、後ですから☆」

6 :
底の方から浮き上がって来た雪帆が、あたしをプールサイドまで引っ張ってく。
「兄さま、月華ちゃん拾って来たよ」
「よしよし、偉いぞ雪帆」
「頭撫でてる場合かっ!雪帆びしょ濡れ!あたし踏み台っ!」
「えー、ボクは兄さまの為ならこれくらい平気だよー?」
ぷるるるるっ、と体を震わせて水気を飛ばす雪帆。
あたしの妹は何故此処まで見事に犬に適応しているのでしょうか、教えて神様仏様、ぷりぃずっ!!!
「ほんと、あんた達って姉妹揃ってブラコンよねー」
「いやっ!?違うし!!雪帆はブラコンだけどあたしは健全だからっ!!」
「えー、でも、昼休みだって兄貴とデートしてたじゃん。中庭でわんこプレイとかー」
「自分からちんちんしてなかった?凄い格好だったよー、この変態たーれんっ」
「其の犬耳もお兄ちゃんの趣味に付き合ってあげてるんでしょ?」
ああああああわんこプレイ見られてるぅぅぅぅってか誤解されてる確実にクラスの皆の中ではあたしは
雪帆と同じブラコンで犬耳プレイ大好きな変態妹さんなのかぁぁぁもうダメ、一樹してあたしもぬ。
「あ、そうだ。猿渡は?」
一人水中に取り残されてウォータージェットストリームアタックを受け続けているモン吉の方を顧みる一樹。
途端に黄色い悲鳴が。
勿論、モン吉じゃなくて、貝屋さん・摩周さん・織手賀さんの声だ。
雪帆が飛び込んだ時と同じくらい派手な水柱が揚がって、空からひらひらとスクール水着が舞い降りて来る。

7 :
「雪帆、取って来い」
「わんっ」
プールサイドに落ちたそれを回収して来て一樹に渡す雪帆。
即回収したら変態の謗りを受ける事は免れまいと判断して、一度女子の手を介して入手する事にしたらしい。この変態策士め。
「まだ湿っていて、ほんのりと暖かいな」
「兄さま、名前書いてあるよ。貝屋、摩周、織手賀だって」
プールの中、そしてプールサイドに居る全ての生徒(特に男子)の目線が、一斉に水柱の揚がった辺りに集中する。
『貝屋達の水着があそこに有るって事は!?』
『全裸!?今、あいつら全裸だって事だよな!?』
『俺たちは今、伝説を目の当たりにしようとしているっ!!』
『良くこの目に焼き付けよう!!今夜のおかずにする為にッ!!!』
動きの止まったウォータージェットストリームアタックの包囲網を抜けて、モン吉が鼻血を垂れ流しながら、プールサイドに泳ぎ返って来る。
歓呼の声で迎える男子、軽蔑し切った目で見ながら罵倒する女子。
「お、おい、猿渡っ!……見たのか!?」
「……ばっちり見ちまった。乳も尻も、アソコもだ……」
「畜生っ、お前っ…何時の間にあんな神業を習得してたんだよっ!?俺にも教えろ!!」
「兄さま、女の子の裸が見たいの?ボクのじゃ駄目?」
「駄目に決まってるでしょ、馬鹿雪帆っ!!!」
「な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺様も何が起きたのか判らなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピード脱衣だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……」
「てめぇ、奥義を伝授しないつもりだなっ!?俺たちはエロスで結ばれたブラザーじゃねぇかよっ!!隠し事はしねぇって誓いを忘れたのかっ!?」
「一樹必だな。あたしゃあんたと兄妹の縁を切りたい気分だよ……」
「本当に知らねぇんだって、俺様は何もしてないギャ!!」

8 :
一樹から受け取った織手賀さんの水着の主に胸と股間の部分に顔を埋めて鼻血を拭いながら必で弁明するモン吉。
「あんたじゃなきゃ何処の変態がこんな真似をするってのよ」
「ウキャキャキャキャギギギギグギャギャ!!!疑ってるのか!?お前、俺様を疑ってるのか!?うぎぎ癇癪起きる!!!!」
二枚目、貝屋さんの水着を一樹の手から引っ手繰ろうとして、手を叩かれながら言っても全然説得力が無い。
「とりあえず、その水着寄越しなさい。日焼けした三連星に返してやるんだから」
「な、何を言っているんだ、月華!?国宝級文化財だぞ!?手厚く保護しなければ!!」
「そうだギャ!!天女の羽衣は返しちゃいけないギャ!!かぐや姫がお月様に帰ってしまうギャ!!!」
「……あのね、兄さま。ボクも返した方がいいと思う……」
「なっ、なん…だとっ…!?」
飼い犬に手を噛まれた様な愕然とした表情の一樹。
でも、周囲を見回して気付く。
手に手にプール掃除用のデッキブラシを振り上げて、返答次第では一樹とモン吉の脳天を克ち割らんと、虎視眈々と狙っている女子生徒達。
「……うん、他人の所有物はちゃんと返すべきだよな」
「奇遇だギャ。俺様もそう思ってた所だギャ。うぎぎ……」
作り笑顔であたしにスクール水着を渡す一樹とモン吉。
ってか鼻血付き。汚い。マジ勘弁して欲しい。
これを着るか全裸で出て来るか、究極の選択を余儀なくされた織手賀さんに同情の念を禁じえない……。

9 :
「貝屋さーん!摩周さーん!織手賀さーん!水着投げ込むからー、プールの中でさっさとこれ着て揚がって来なさーい!!!」
こくこくと頷く三連星目掛けて、あたしは三着纏めて丸めたスクール水着を投げ付けた。
どっぱーーーーーーーーーんっっっ!!!!!
またもや高々と揚がる水柱。
あたしが投げたスクール水着は、水の防壁に阻まれて、塩素の錠剤と一緒に再び空からひらひらと舞い降りて来る。
「ウキャウキャキャキャ!ナニ?何でスク水俺様んとこに戻って来るわけ?これはアレだ、俺様に所有して活用して貰いたいとスク水の精霊たんがすくみじゅっ!!?」
「いいから返せ。猿がオナニー覚えたらぬまでシコシコが止まらないでしょうがっ!」
デッキブラシでモン吉を沈黙させてスク水を強奪、再びプールに投げ込もうとした所で、一樹がストップを掛けて来る。
「やめとけ、月華」
「何よ。あんた、まだ三連星のスク水狙ってる訳?」
「いや、まぁ欲しいけど」
「欲しいのかよっ、変態大人っ!!!」
「……多分、投げ込んでもまた同じ結果になると思うぞ」

10 :
と、プールの中から連続して悲鳴と水柱が揚がった。
『きゃあああああ』どっぱぁぁぁぁん『いやああああんっ』どっぱぁぁぁぁぁん『らめぇぇぇぇえっ』どっぱぁあぁあぁぁんっ。
そしてプールサイドに落ちて来る塩素錠剤とスク水、発生した津波に押し流されて来る全裸の女子生徒十数名、
発情した獣の様に咆哮しながら到する男子生徒と、それを何とか押し留めようとして漢津波に飲み込まれ、スク水を剥かれる女子生徒の悲鳴。
「なあ、鳴神…授業中に男子生徒と女子生徒が皆して全裸になって乱交したら、僕の評価はどうなるんだろうな?」
「普通に考えてクビじゃないですか?ってか見てないで止めて下さい、尾崎先生」
「止めるなんて持っての他だぞ、月華」
「そうだギャ!これこそ男子と女子の美しくも自然な姿だギャ!!!」
言って手近な女子生徒の乳を揉もうとして殴り飛ばされて目を回すモン吉。
確かに、劣性遺伝子を持つブサイクなキモ男は女子に交配を拒まれるのが美しくも自然な姿よね。
「……ってか、何?プールの中に何か居るの?」
「だからやめとけって言っただろ」
「がるるるるるーーーっ」
デッキブラシを木刀みたいに構える一樹。
八重歯を剥いて犬みたいに威嚇する雪帆。
やがて…水柱と共に、水中から『其れ』はぬっと姿を顕した。
「がぱっぱーーーーっ!!!」

………To Be continued next ばとる ターイムっ……だよ、兄さまっ!!

11 :
桐莉兄スレ立て乙&GJ
プールにいってこんな奴らいたら浮くだろうなあ・・・・
けど見てみたい気もするw

12 :
推敲した心算だったのに三箇所ほど間違えてたし。orz
赤ライン張られて⇒貼られて。
 プールロープの事じゃなくて、水泳帽に付ける泳げない子の識別マークの事ね。
月華ちゃん拾って来たよ⇒月ちゃん拾って来たよ。
 雪帆は月華を月ちゃんって呼ぶ。
癇癪起きる⇒癇癪起こる。
一応、兄妹三人の紹介。
鳴神一樹(おがみかずき)
 退魔の一族、鳴神家の次期当主。一人称俺、二人称月華・雪帆。
 伊原第三高校2-A所属。つまり隆浩や桐莉と同じ市の違う学校に通ってるって事になるか。
 制服は学ラン。ボタンやホックはだらしなく外してる。
 髪ぼさぼさで昼行灯な面構えだが剣術と体術の実力は月華より数段上。
 特に無拍子の歩法と動体視力の良さによる見切りが凄くて中々攻撃が当たらない。
 犬神使いの資質があったので、令呪による妹二人への絶対命令権を得た。
 モン吉とはエロスで結ばれた無二の親友同士の関係。

13 :
鳴神月華(おがみつきか)
 一樹の双子の妹。一人称あたし、二人称一樹・雪帆。
 伊原第三高校2-A所属。兄貴とクラスメート。おまけに席も近い。制服はブレザー。リボンタイが赤。
 吊り目・ポニテ・八重歯・すぱっちゅ装備。
 良識人だが潜在的には雪帆以上にマゾ犬且つブラコンの気質が有るっぽい。尻尾が性感帯。
 どっちかと言えば小手先の技法より力押しを好むタイプ。
 犬神憑きの資質があったので、家系の業により犬神に憑依されて、現在犬耳と尻尾が生え、犬の習性と、兄貴への絶対服従の呪縛が掛かった状態。
 未だ自分の固有能力には覚醒していない。
 モン吉とは不倶戴天の仇敵。あと、兄貴が(見た目無頓着な割には)わりかしかっけーのでイケメンに対してはわりかし耐性が有るらしい。
鳴神雪帆(おがみゆきほ)
 一樹と月華の妹。一人称ボク、二人称兄さま・月ちゃん。
 伊原第三高校付属中等部1-B所属。制服は高等部と共通のブレザー。リボンタイが緑。
 ぽやーっとしてて変な性格のようで意外と腹黒い。
 ショートだけど両方の耳元から肩口まで髪伸ばして左だけりぼんで巫女縛りしてる。
 月華より緩い眠そうな吊り目、八重歯は兄妹共通(犬神の影響で一族共通の遺伝形質)、ドロワーズ装備。犬耳が性感帯。
 犬神憑きになる前から病的なまでに極度のブラコンで、一樹の命令には令呪無しでも絶対服従。呼ばれたら何処に居ても飛んで来る。
 命令に従って頭を撫でられるのが至福であるらしい。ってか既に色々とえっちぃ悪戯なんかもされてるらしい。当然本人は喜んでる。でもって月華がちょくちょく邪魔しに入る。
 非力でトロいように見えて実は身体能力は兄姉同様に結構高い。但し体術を習ってないんで近接戦闘は苦手。
 固有能力に既に覚醒している。まだ使ってないけど。

14 :
わんわん乙です

15 :
おつ

16 :

エロゲ関係ないじゃん。

17 :
>>1

※「朝起きたら妹に○○」というお題で
エロゲっぽいシチュのSSを描いたり妄想したりするスレです。
もちろんエロゲネタを使うのも可ですよ。

18 :
朝起きたら、妹にケツ掘られてt

19 :
               ,  - ‐ ─  、
              /: : : : : : : : : : : : :`ヽ
             /: : : : : : : : : : : : : : : : : : 丶
                /,: :': : : : : ://: :ノi: : i: : : : : :.!
           ,'./::‐ナ/ / // l: : |: : : : : :l
              l/::/チk、'  /  ̄ 叮¬: : : : : :.!
              ,l|::/| トr:l    ,ニ‐ _ |: ::|: : : : : :.!  
            / l| :::| `¨     |イ:_ヽ、|: : : : : : !  お
            { l| :::|   '    .弋zソ .(|: : : : : : l  つ
         l l| ::::|\  、_        ゝl: : : : : : l  で
          l、 l| ::::|::::::\ _ _  ´|⌒'i: : : : : : :|  す
           人l| ::::|:::\::::::|     |: : :|: : :.l: : : |
     ,ィ⌒ヽ   l:| ::::ト、:::::`:/, ´ `ヾ ./: : :|: : :.l: : : |
    .{ ι vノ   l | ::::| `/l    l |: : : |: : : !:: : :|
    (・ ¨ ¨`).  ! l ::::|,-'‐、_l    |.l: : : :|: : : !:: : :l
    「 ゙̄`V  l .|::::,{_ -‐テl    |l: : : :.|: : : |::: : :|
    ト、 V  .l |//l ̄ ∧     |l:: : : :|: : : |:::: : :|
   ∧ r'V   l.(  {」 {」ハ l   /l: : : ∧: : l:::::: : :!
    `{> 〉 ヽ、   >{」_ _v.|   .!::!: : /::::l: : l:::::: : :l
    {ヽ人  i_ / {」_v_|   |:!: : |::::::l: : l::::: : : !
    `l/‐-_/ ̄ ̄{_,'V_ |    |: : :.|::::::l: : :l:::::: : :!
        ! ̄ ─{ _ ̄|   |: : :.l:::::::l: : :l::::: : :l
        !     `ー.   |   |: : :.|:::::::l: : :l::::: : :l

20 :
乙です〜

21 :
               -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
                / /" `ヽ ヽ  \
            //, '/     ヽハ  、 ヽ
            〃 {_{\     /リ| l │ i|
            レ!小l●    ● 从 |、i|  乙にょろ!
             ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
                  |ヘ   ゝ._)   j /⌒i !  
                  | l>,、 __, イァ/  /│
               lヽ|_ | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
             \V◯}アヽ ̄ ̄`ヽ彡' | 、
           {> ´   l       \ __ヽ ,、
        -=ニ´      |   !     ヽ\/.:|
          /    │ /!  |        |.:.:_})、!
           ,' ,イ 、/l / ',  lヽ_,.   l l-'.:.>.:.>
        │/ / /`|メ   ヽ|´ ヽ !  l/l/ |イ.、
         |/ | ,/ ● __  ● レ|.  !-、  l |〈
           ∨::::::: ( l l )  ::::::: |  l` ) .| | \
           | |、    ̄´     _,| ,/'¨´|  | |/
          / |: `ヽ.____,.イ´ |/  /'|  l {
            /  _フu=≧__≦ェェ=u=‐' _,.! │ヽ
         {イ´    〈乂〉     <_ ,.ノ`ー`

22 :
人呼んでageる

23 :
ソフトが金
それをはしゃぐ妹なんてのが見てみたい

24 :
妹がオリンピックに出
……るんかいな?

25 :
「兄ちゃん!兄ちゃん!!ソフトが金だぁーーーっ!!!」
朝起きたら桐莉が、物凄い興奮で鼻息をフンフン言わせながら俺の部屋に駆け込んで来た。
「ああ、知ってるよ。お前、激しく音速が遅いな」
北京五輪第拾四日目に当たる八月二十一日、ソフトボールの決勝戦が行われ、
我らが日本国は米帝を3-1で降し、初の金メダルを獲得した。
「九個目の金なんだよな」
「えっ!?そうなんスか!?」
「立派なのは外側だけで、中身は大した事無いんだけどな」
金メダルは実は金ではなくて、銀や銅に金箔鍍金を施した物(アテネ五輪なんかは銀だが、北京五輪のはケチ臭くも銅らしい)で、貴金属としての価値は殆ど無い。
おまけに今大会のメダルは北京五輪に相応しく、有害物質てんこ盛りらしい。
更に、大会中に紛争は起きるわ、テロは起きるわ、人事件は起きるわ、少数民族浄化弾圧は起きるわ、
疑惑の審判に、激怒してメダルを投げ捨てる選手に、白耳義の蹴球選手に対する故意の睾丸粉砕、
建物は張りぼてだわ、花火はCGだわ、代表歌手の女の子は口パクだわ、兎に角、平和の祭典としては色々と問題の有る物だった訳で。

26 :
なので、金メダルの中身はチョコレートですかとか、そんな物に価値は有るのかとかツッコミが入るのも無理は無く、
其れでも矢張り頑張った選手の血と汗と涙には価値があると信じたい。
反日国での大会で、今回で公式種目から外れる最後のチャンスで、あの野球大国米帝(と言うか野球が盛んなのは日本と米帝くらいな物だが)に勝利したのだから感動ものだ。
感動の余り、丁度その時一緒にテレビを観ていた七華と由紀と三人でナイトゲームで夜っぴてフィーバーしたくらいだ。
『あぁんっ、凄いよたかくんのバット、ごんぶとの特注品だよぉっ…』『はぁぁっ、隆浩ぉっ、ストライクぅっ、ストライクつぅっ…』
因みに実体が無くなってしまった桐莉は隣室でベンチウォーマーだ。可哀想なので試合には呼んでいない。
「まぁ、そういう訳だから九個目の金は物凄く価値が有る訳だ」
「そりゃそうッスよ!九個目ッスよ!?八個だとばかり思っていたのス!!」
「ははは。馬鹿だなぁ、桐莉。八個に一個を足したら九個になるだろう?」
「でも、それって贋物じゃないッスか?」
「まぁ、贋物と言えば贋物の金だが、中身はどうせ他の大会のと大して違わないだろう?」

27 :
「いやいや、普通のじゃないのが混じってるのスよ」
「ああ、確かに普通のじゃ無いのが混じってるな」
「オークションに掛けたらお値段十万円は行くのス!!!」
「ふっ、十万円か。まぁ、妥当な所だろうな」
ファミコンカセット『キン肉マン マッスルタッグマッチ 金』。
販売当時のキャンペーンで、宇宙一ゲーム超人コンテストと言うのがあったのス。
ハイスコアを写真に撮って応募して、一番点数が高かった人が優勝。
優勝者には金色カートリッジのファミコンソフト、『キン肉マン マッスルタッグマッチ 金』が贈られるのス。
さらにこのカートリッジにはチャンピオンの好きなキャラクター入れてもらえると言う特典付き。
現在確認されているのは、モンゴルマン、ペンタゴン、ブラックホール。
八つの地域に分けて行われたので全国にはこのゴールデンタッグカートリッジが8本存在する事になる。
「凄いッスよね、ソフトが金で」
「だよなー、凄いよな、ソフトが金で」

28 :
もしかして皆さん、丸一日スルー?

29 :
>>28
最近ずっとこんな感じだから、誰も書かなくなったんだと思うよ。
とにかく乙です。

30 :
乙です。

31 :
最近は過疎っぷりが目立って悲しいですorz

32 :
>>25-27
乙です。
>>28
スルーっつーか、新スレ建ってることすら知らんかった。
正直な話、へたれSS書きとしては、過疎スレに投稿するのは怖い。
「自分のSSのせいでスレ止まってるかも」ってのはかなりのストレスだから。

33 :
朝起きたら妹に「お仕置きが、必要ですね・・・」とマナマナちっくに言われた

34 :
朝起きたら、妹に夏休みの宿題の手伝いを強要された

35 :
朝起きたら、妹に「あなたとは違うんです」と言われた

36 :
朝起きたら、妹に「個人情報の掲載を理由として、削除依頼が届けられておりますので、
ご確認の上、ご対応いただけますようお願い申し上げます。」と言われた。
朝起きたら、妹に その13の>>104-204だそうだが…ケツ毛バーガーの件だろうか?

37 :
範囲広くてわからんけど、ケツ毛バーガーの件なら桐莉でつね。
削除依頼出てるなら、保管庫の中の方の判断で其の話だけ削除して欠番って事でいいと思うですよ。

38 :
>>桐莉兄氏
とりあえず○○○■■■■という風に伏せ字にしてあります。

39 :
>>36-38
削除依頼内容を拝見してから適切な対応をしたいと存じます。
出来ましたら当該スレへの誘導をお願いできますか?

40 :
おお、ageちまったぜ・・・… (汗

41 :
第六十六話なら、特に問題が無いような気が致しますが。

42 :
では、何事もなかったかのよーに(笑)新スレ初の投下です。

43 :
 朝起きたら、もう昼だった。
 「あら兄さん、おはようございます。」
 急いで着替え、階段を駆け下りリビングに飛び込んだ俺を迎えたのは、冷房
の効いた室内で牛乳入りのグラス片手に優雅な夏休みをを過ごす一つ年下高校
一年の妹の冷め切った視線と挨拶だった。
 「………………」
 「朝ご飯は冷蔵庫の中ですから、冷たいのが嫌だったら自分で温め直して食
べてください。それから兄さん以外の食器は全部洗い終わっていますから、
食べ終わったら自分で片付けてくださいね。あとお風呂場のお掃除と庭の水撒
きと草毟りも兄さんの分担ですから後で……」
 「わーってるよっ!」
 言葉遣いこそ丁寧だが、兄に対する敬意というか家族への気遣いとかが全く
感じられない声を遮り、俺は妹に背を向けて台所に向かう。あいつの小生意気
と言うか偉そうな物言いにイライラしていた時期もあったが、慣れてしまうと
余り腹も立たない。というか、どうでも良いことだと思えてきたからだ。兄妹
と言うよりも親戚か、年の近い同居人みたいなもんだと割り切ってしまえば割
と簡単に聞き流せてしまうものだ。
 「どうせ、あいつだって似たような事しか考えてないだろうしな……」
 誰ともなく呟きながら冷蔵庫からラッピングされた朝飯一式を取り出しレン
ジに放り込み、味噌汁の鍋を火に掛けながらズボンのポケットに入れておいた
携帯を取り出してメールをチェックする。
 「………そこ、邪魔なんですけど?」
 と、何故だかそこにやって来た妹が再び半目で睨んでくる。
 「………………」
 何が邪魔なのか良く分からないが、律儀に相手をするのも億劫なので黙って
一歩だけ横に移動して道を空けてやると、不機嫌そうなオーラを発散させつつ
妹が長い髪を揺らして俺の横を足早に通り過ぎる。これからピアノか何かの発
表会にでも行くんではないかと思わせるほどにカッチリと普段着を着こなして
いる妹は俺と変わらないくらいに背が高く、まぁ割と可愛い……というよりは
美人系に分類される顔立ちをしているとは思うのだが、いかんせん年がら年中
プンスカされている俺に言わせれば只のハリネズミだ。

44 :
 「いや、ひょっとしたら本物のハリネズミの方が飼ってやれば懐いてくれる分
可愛気があるって考え方も……っとと、やっぱりか……」
 面倒くさいので初期設定のままにしてあるアラーム音と共に、朝から十件近
いメールが着信していると液晶画面が教えてくれた。しかも差出人は全て同じ
ときてる。
 「っていうかメール連打する手間で直接掛けて起こしてくれた方が早いと思
うのは俺だけなのか?」
 などと見えないメール主を相手に愚痴っても仕方がないし、どうせ小一時間
後には嫌でも顔を合わさにゃならん。とりあえずは燃料補給でもしかすかと振
り返った先に……
 「………なにやってんだ、お前?」
 仏頂面の妹が突っ立っていた。
 「な、なんでも良いじゃないですか。兄さんには関係ないでしょう!?」
 ぎりぎりぎり、と眉間にしわ寄せながらの上目遣いでガンを飛ばされてしま
った。というか、コイツを怒らせるようなこと言ったか俺?
 「そ、それよりも! 誰からなんですか、そのメール?」
 「はぁ!?」
 全く以て意味不明だ。
 「わわ、私には全然関係ないんですけどっ、ニヤニヤと締まりのない顔を
していたのでっ、夏休みの宿題もしないで何処かに遊びに行くのかと思った
だけですっ!!」
 しかもキレ気味だ。
 「なんで、そんな事をお前に教えなきゃなんねぇんだよ。お前には関係な
いよな、全然?」
 ついでに言うと、ニヤニヤしていた覚えも全くない。
 「そ、それは……………くっ!」
 妹自身の言葉を使って切り返してやると、流石に反論できなくなったらし
く悔しそうに奥歯を噛んでる。が、はいそーですかと納得して解放してくれ
そうな気配もない。そのまま睨み合うこと数十秒。
 「……その宿題の残りを片付けに行くんだよ!」
 なんだか面倒くさくなってきたし、俺の方から折れてやることにした。そ
れに別段隠し立てするような話でもないしな。

45 :
 「それは、あの……」
 「場所は市立図書館だ。あそこだったら冷房も効いてるし金もかかんねぇ
からな。お前はとっくの昔に終わらせてるし、関係ないだろ?」
 「と、当然です!」何故か仄かに頬を染める妹「私は兄さんと違って客観
的に自分を見ることが出来るんです。夏休みの最初にキチンと計画を立てて、
その通りに終わらせましたっ!」
 「おーおー、そーかそーか。偉い偉い」わざと抑揚のない声で皮肉成分タ
ップリの褒め言葉を並べてやる「んでだ、お前と違って出来の悪い兄貴は今
から朝飯なんだが、人が飯食ってる所をジロジロ観察する趣味がないんだっ
たら余所に行ってくれねぇか?」
 しっしっしっ、と手を振って妹を追い払った俺は、ようやく人心地ついて
本日最初の食事に有り付くことが出来た。




 『いま何時だと思ってんのよっ!?』
 そうして食器を洗い終えた俺が部屋に戻って掛けた電話相手の第一声がこ
れだった。
 「えっとだな……」
 『まさか忘れてたんじゃないでしょうね!? だいたい、約束までしてお
いてお昼過ぎまで音沙汰も無しなんて非常識だと思わないの!? 言ってお
くけど、私はアンタからの連絡を待ってて貴重な夏休みの半日を丸々棒に振
っちゃったんだからねっ!?』
 ちなみに朝からメール爆撃を仕掛けてきたのもコイツだったりする。
 「いや、だから……」
 『なに、また言い訳? その前に謝罪は何処行ったのよ謝罪はっ! せこ
せこせこせこと下らない弁解を考えてる暇があったら土下座でもして誠意っ
て物を見せようとか思うでしょ普通!!』
 「……………………」
 『だいたいアンタは何事に関してもルーズって言うかチャランポランなの
よ! そのくせ口先だけじはいつも偉そうに……』

46 :
 「やかましい! ちったぁ俺にも喋らせろ、このデコ助っ!!」
 『な、なな……』電波を介してでも強ばった口調から向こうの動揺ぶりが
充分に伝わる『……なによなによなによっ! アンタ、また私のこと馬鹿に
したわねっ!?』
 「デコ助のことをデコ助って呼んで何が悪いって言うんだデコ助! 馬鹿
にするって言うのはなぁ、年がら年中デコをテカテカさせてるヒステリー女
に本当の事を教えてやるって意味とは違うんだよデコ助っ!!」
 『くきぃぃぃっ、またデコ助って言ったわね、この脇役顔の典型的没個性
型の地味男っ! アンタなんて炉端の小石よ砂浜の砂粒よ蟻の行列の一員よ
十把一絡げで網にかかる縮緬雑魚なんだからっ!』
 「ああ雑魚で結構、蟻の巣の一員で上等。どっかのデコ助みたくデコが眩
しい以外に何の個性もない迷惑女よりはよっぽどマシだっての!」
 『わ、私の何処に個性がないって言うのよ、この量産型廉価庶民! ちょ
っとでも殊勝な態度を見せたら大目に見てあげても良いかなって思ってたけ
ど、もう我慢の限界よ堪忍袋の決壊よ! そのがらんどうでスッカラカンな
頭に身の程って言う物を無理矢理にでも詰め込んでぬほど後悔させたげる
から今すぐ面貸しなさいよっ!!』
 「おお上等じゃねぇか! こっちこそ、そのツルツルのデコを洗車モップ
でゴシゴシ擦ってワックスがけしてやっから覚悟しろよ、このデコ助!」
 『じゃあ、いつもの場所で30分後に集合よっ! 今度遅れたりしたら
私の不戦勝って校内放送で勝利宣言してアンタの席を教室の一番隅に押し込
んで私の視界の中から綺麗さっぱり除去してあげるからハイジャックしてで
も絶対に来なさいよねっ! じゃあねっ!!」
 「じゃあ俺が勝ったら……って一方的に切るな! おいっ!?」

47 :
 急いで出掛けるのはデコ助の言いなりみたいで癪に障るが、奴の不戦勝は
それに輪を掛けて悔しい。この時には既に当初の目的(図書館で一緒に宿題
を片付ける)を忘れていた俺は、最低限の持ち物だけを掻き集めて一分一秒
でも早く家を……
 「兄さん。」
 ……家を出ようとする前に、部屋の外で待ちかまえていたらしい妹に捕ま
ってしまった。
 「……随分とお急ぎのようですけど、デートですか?」
 不肖の兄貴どころか出来の悪い弟を見下すような目の妹。
 「はぁっ!?」
 デコ助との口喧嘩(?)の勢いのまま、睨み返してやった。
 「図書館で一緒に勉強すると仰ってた割には、随分と楽しそうに電話して
たので、私に嘘をついてコソコソ遊びに行くのかと思ったのですが、違うの
ですか? まぁ、どうでもいいですけど。」
 どうでも良いんだったらドアの前を塞ぐなよ。というかコイツが何を言い
たいのか全く理解できないんだが?
 「というか、あれの何処が『楽しそうな電話』なんだよこら!」
 「兄さんが何処の何方とデレデレイチャイチャしても私には全く関係有り
ませんから別に良いんですけど、家の中で鼻の下を伸ばしながら電話するの
は謹んで頂けませんか? 正直に言って、とても不快ですので。」
 「いや、だから俺が何時デレデレと……」
 「親しき仲にも礼儀あり、という格言くらいはご存じでしょう? 隣の部
屋の迷惑を気遣うのは最低限のマナーです。あと、私が兄さんの妹だという
理由で恥ずかしい思いをしなくて済むように心掛けて下さいねっ!」
 一方的に言いたいことだけ言って、妹は俺の返事も待たずに大股で隣の部
屋へと戻っていった。なんというか『つーん』という擬音がこれでもかとい
う程に似合う尖りっぷりである。
 「……ハリネズミモドキに付き合ってる暇なんか無いっつーの!」
 無愛想かつ人の話を聞こうともしない同居人の頭の中なんぞ想像して見た
ところで一文の得もないし、そもそも時間の無駄だ。それより現時点で最優
先事項であるデコ助との勝負に向かうべく、俺は急いで出掛けた。

48 :
 そして数時間後、デコ助を弄り倒して多少なりとも日頃の溜飲を下げるこ
とが出来た俺は、意気揚々と帰宅したところで………いきなりハリネズミの
冷凍光線を浴びてしまった。
 「………なにしてんだ、お前……?」
 玄関のドアを開けた俺の目の前に、出掛ける前よりも更に冷たさを増した
妹が仁王立ちになっていた。
 「お帰りなさい兄さん。そのご様子ですと、随分と楽しい勉強時間を過ご
された様ですね。ところで……あら?」
 やや芝居がかっか動き(つまり、わざとらしい)仕草で下駄箱の上の置き
時計に目を向ける妹。
 「もう6六時半ですね。ということは………もしかして夏休みは図書館の
開館時間が延長されているということでしょうか、それは初耳ですね?」
 「………………」
 「それに……兄さんから何だか良い匂いもします。例えるなら、そう、私
と同じくらいの年の女の子が好んで使うシャンプーの香りに『比較的』近い
でしょうか? 最近の公共施設は、随分と変わった消臭剤を使っているんで
すね、驚きました。」
 「………………」
 ちょっと待て、俺の目の前で不快感も露わにグチグチとねちっこく俺を言
葉責めにしようとしてるのは妹だよな? 別に俺の保護者でもカノジョでも
ない単なる妹だろ? そりゃ、俺がコイツに直接迷惑をかけたとか怒られて
も仕方がない何かをしでかしちまったならともかく、適当にあしらってデコ
助と会いに行っただけで、こんな遠回しに延々と人格を非難されなきゃなら
ないんだ? どう考えても、おかしいだろ? なんか久々に、いや本当に久
しぶりに、しかも本気でコイツに腹が立ってきた。

49 :
 「ところで宿題の方は、はかどりましたか? お出かけになる前には電話
で『お友達』と待ち合わせるようなお話もされてましたし、一緒でしたら一
人でするよりも進んだんでしょうね。これなら今年は最後の最後になってか
ら慌てて………きゃっ!」
 俺自身も気づいていない間に常日頃の鬱憤が溜まっていたのか、我慢の限
界はアッという間に訪れた。男の腕力で押し退けられた妹が驚きの声をあげ
るが、ンなのは知ったこっちゃない。まるで教師の様にネチネチと偉そうに
嫌味を並べ立てる障害物を脇に動かし、俺は無言のまま部屋へと向かう。で
ないと怒りに任せ、とんでもない台詞を口走ってしまいそうだったから。
 「に、兄さん……?」
 「今日は疲れたから寝る。食ってきたから晩飯はいらねぇって母さんに言
っといてくれ。あと、もう寝るから何言っても聞こえねぇからな!」
 「でも、兄さん……」
 それでも食い下がろうとする妹を振り切って部屋に入った俺は、そのまま
布団の中に潜り込んだ。流石に言い過ぎたと思ったのか、しばらく部屋の前
で妹が逡巡している気配も感じたが、到底許してやる気分にはなれなかった
ので、諦めて立ち去るまで無視し続けてやった。
 「……少しは考えろっつーんだよ……」
 その後、妹が止めたのか説得したのか親が心配して押しかけてくることも
なく、皮肉な事に本当に疲れていたらしい俺はたいした空腹を感じる暇もな
く、そのまま眠りに落ち―――流石に夜中に空腹で目が覚め、牛乳でも飲ん
で腹を膨らまそうと開けた冷蔵庫の中にラッピングサンドイッチ(恐らく母
さん作)を有り難く頂戴した以外は―――朝までグッスリと眠り込んでしま
った。

50 :
 「………………あの、兄さん?」
 翌朝、ふわりの耳元をくすぐる柔らかい吐息で目が覚めた。
 「うわぁっ!?」
 目を開けた途端、窓から射し込む朝陽で輝く妹の顔のドアップで視界が一杯
になり、俺は文字通り飛び上がってしまった。
 「家族の顔を見て仰天するなんて、失礼ですっ!」
 「そう思うんだったら、勝手に入ってくんなっ!!」
 「それは……その……」
 「な、なんだよ!?」
 ちなみに俺達の部屋には鍵など付いていない。よって侵入自体は苦でも何
でもないのだが、いままで一度たりとも起こしに来たことのない妹の出現で
俺のチキンなハートはバックンバックン言ってる。
 「……その、兄さんに……お話、が……」
 「は、話ぃ!?」
 未だに思考回路が覚醒しきっていない、とうよりもバグってしまった状態
の俺は妹の突然の襲撃に対応しきれずオウム返し。
 「きき、昨日の……ことですけどっ!」
 「お、おう……」
 これは、もしかして謝るとか? あの妹が? この俺に向かって俺に頭を
下げる? マジで? でも昨日の事って、他には無い……よなぁ?
 「その、えっと……」
 ごくり、と生唾を飲み込んで妹の言葉に備える俺。とは言え、どう対応し
て良いかなんぞ全くわからないが。
 「兄さんが私に嘘をついてデートに出掛けた後、兄さんの担当分の家事は
誰が代わりに片付けたのかご存じですかっ!?」
 「……………………………………………………はい?」

51 :
 「ほほ、ほんとうは不本意だったのですけど兄さんが夕暮れ時になっても
お戻りにならなかったし、図書館でお勉強なさってるのなら仕方がないと判
断して私が全部嫌々ながらも兄さんの為にやっておいたんですっ!」
 ぷいっ、と横を向いたまま、早口で一気に捲し立てる妹。そう言えば、風
呂掃除やら何やら仕事が溜まっていたような記憶も……
 「そ、そっか、それは悪……」
 「ですから兄さんにはお仕置きが必要………じゃなくって……そうですペ
ナルティです損害賠償です労働対価を支払って頂かなければいけません兄さ
んは私に借りが出来たのですから私の要求に従って早急に返済して頂く義務
があるんですわかりますか兄さんっ!?」
 「……えーと………はぁ………」
 しかも普段の刺々しいオーラを全く感じないのは何故だ? 妹の変貌に毒
気を抜かれてしまった俺は、妹の話を理解できていないのに殆ど脊髄反射で
頷いてしまっていた。
 「ということで、早速ですが兄さんには、わ、わわわわわ……」
 「…………」
 「わわわわ、私の宿題の残りを手伝って頂きますっ!」
 「は?」
 そう勢いよく断言した後、横目でチラリと俺の顔色を窺う妹。いまの話の流れで
言うと、俺には拒否権が無いはずなのだが、なにをビビッてるんだコイツは?
 「………あの、兄さん、やっぱり駄目……ですか?」
 しかも……こんない可愛かったか、俺の妹?
 「いや、別に構わねぇけど……」
 「そ、そうですか……」だから、なんでそこで安堵の溜息を漏らす必要が
あるんだよ?「……そうと決まれば善は急げです。朝ご飯の用意は出来てい
ますから一緒に食べましょう? それから頑張って午前中に用事を全部終わ
らせてお昼ご飯を食べたら一緒にお勉強ですからね?」
 私は先に行ってますから二度寝したら駄目ですよ、と言い残して妹はそ
そくさと俺の部屋をあとにする。そしてトントンと軽快に階段を下りてゆく
足音も遠ざかっていって……
 「いや待て、宿題は全部終わらせたとか言ってなかったかアイツ?」
 そんな俺のツッコミも、朝の日差しに空しく溶けてなくなってしまった。

52 :
みなちゃんも割と好きです。
でも「きりりん@さっきからとなりのバカがうざい件」さんの方がもっと好きです。

というか、よく考えたらエロ成分ゼロぢゃん……orz

53 :
>>52
GJ!!
ツンデレ妹ならエロ無しでも美味しく萌えっ転がれます

54 :
突発屋氏GJ!!
かなり久しぶりだけど相変わらずとても面白いですね

55 :
業務連絡〜業務連絡〜
ご覧になっているか自信がないですが「目からビーム ◆A/myMazZ7Y」さん、おられますか?
>>36の削除依頼は貴方の作品内容についてのようです。
出来ましたら、作者ご本人のご意見を伺いたいので連絡をお願いします〜

56 :
ホシュ

57 :
業務連絡 ハルです。
トリップキーを忘れたのでまたも変わってそうです。
また、一部のキャラは再設定して
1からやり直す事も考えています。ご了承下さい。

58 :
ついでにネタ振りです。
(自分でも書く予定ですが、しばらくかかりそうなので…。)
朝起きたら妹に、「昨夜は獣のようでしたね」と言われた。

59 :
おいおい、何だよこの過疎りっぷりはw

60 :
朝起きたら妹が過疎化

61 :
 ヽ、_ ,、  ,、 γ
 r>iゝ!' ,.ゝ-ヽiノ,.i
   ゝ,) ,   ,ヽイ
   γ ノi」ハノイ」 過疎るのは鬼の力のせいだよ。せいだよ。
   ,'イレi ゚ ヮ゚ノ〉  
   (_ハ((8i,ハ,iつ曰
   .リ.,く_ハλハリ
    `"r_7i_7"

62 :
ttp://blackcat.2kki.com/top.html
桐莉たん?

63 :
朝起きたら妹が液状化

64 :
朝起きたら妹におはようって言われたい

65 :

『挨拶は心を繋ぐ魔法の言葉』
……って標語を書いた紙を、妹の部屋の壁に貼り付けて来た。

「おはよう、加奈」
朝、目が覚めて起きて来た妹に、自然体の笑顔で挨拶してみる。
「………」
――無言のままの妹の拳骨が僕の頭に降って来た。
「人の部屋に勝手に入るなって言った」
――でも、部屋に入らなきゃ、標語の紙が貼れないじゃないか。
「勝手に人が寝てる部屋に入って来て、人の部屋の壁に妙な物貼り付けるなって、二度言った」
――うん、これで三度目だね、加奈。
妹の寝顔可愛いかったよ、可愛いかったよ妹の寝顔。
ごすっ、がつっ、妹は無言・無表情のまま、拳骨の雨を降らせ続ける。
挨拶標語、いいと思ったんだけどな。
「キモいからもう近付くな。次入って来たらお父さんに言い付けて家から叩き出して貰うから」
石鹸で念入りに手を洗いながら、妹はそう宣告して、朝食も食べずに出て行こうとする。
――朝起きたら、妹におはようって言われたい、それだけなんだけどな。
「……お前、自分が何やったか、まだ理解してないだろ」

66 :
――理解してるよ。理解してる。
妹の入浴中に、脱衣所から妹が脱いだ下着を部屋に持ち込んで、自慰行為してただけだよ。
それから、妹が生理の時に、トイレから妹が捨てた使用済みの生理用品を部屋に持ち込んで、自慰行為してただけだよ。
あと、妹が寝てる時に部屋に忍び込んで、キスしたり、胸やお尻を触っただけだよ。
だって、加奈が好きなんだから、妹とか関係ないし、加奈が小学生の頃からずっと好きだったんだから。
「……変態。狂ってる。お前みたいなのと同じ家に居たくない」
――家族なんだから、同じ家に住んでて当然じゃないかな。
僕は加奈と同じ家で生活出来て満足してるよ。
「さっさと仕事見付けて出てけよ。エロい事したかったら彼女作れ。私の半径50m圏内には近付くな」
――同じ家に住んでてそれは無理だと思う。
それより、加奈。早くしないと学校に遅刻しちゃうよ。
「いってらっしゃい、加奈」
玄関の扉を乱暴に閉めて、無言のまま、妹は家を出た。
準備はもう出来てる。僕も、後を追い掛ける。
僕はニートじゃなくて無職なだけだから。
ハロワに行く。図書館に行く。そのついでだから。
妹の通ってる中学校の方へ、妹を追い掛けて行く。
最近物騒だしね。変な奴に加奈が付き纏われたりしたら大変だ。
大丈夫だよ。お兄ちゃんが影から見守っててあげるからね。

67 :
制服姿の女子中学生達が、僕を怪訝な目で見てる。
無職だからって差別するなんて最低だ。
やる気も何も無い自宅警備員と一緒にするなよ。
物陰からそっと妹を見守るだけだ。
小学校の集団登校の時とかでも、地域の大人が見守ってたりするじゃない?
あれと同じだよ。
妹が無事に学校に着いたら、ちゃんとハロワ行くんだから。
中学校に近付くに連れて、制服姿の女子生徒が増えて来る。
加奈より可愛い子は居ないけどね。
同じ服の子がこんなに多いと、妹を見失ってしまわないようにしないと。
妹に見付からないように、注意を払いながら、少し距離を詰める。
「おはよ、由衣♪」「おはよー、加奈ちん♪」
――僕には向けてくれなくなった、笑顔と挨拶。
妹可愛いよ、可愛いよ妹。
何か作戦考えないとな。明日こそは加奈に笑顔でおはようって言って貰うんだ。

68 :
「城崎ー」「あっ…大野先輩、おはようございます…」
――ちょ、ま、何それ?誰?その人、先輩?只の先輩だよね?
何でそんなに嬉しそうなの?何でそんな親しげなの?
おい、近付くなよ、コラ。僕の妹だぞ。触れたらすよ?しちゃうよ?ねぇ?
思わず、物陰から身を乗り出してしまった僕の姿を見て、加奈は物凄く嫌そうな顔をした。
大野ってやつに向けた表情の真逆。傷付くよ、凄く。僕はこんなに加奈が好きなのに。
「行こ、由衣、先輩」「あっ、加奈ちんっ――」
僕を振り切ろうとして、僕から逃げ出そうとして、
 僕から逃げられる訳が無いのに、こんなにも加奈を愛してる僕から逃げようとするから、
横断歩道を渡れって、信号を無視するなって、幼稚園の時にいっぱい教えたのに、
「加奈ぁっ!!!」
赤信号。道路に飛び出した加奈に向かって突っ込んで来たトラックの運転手には非が無いと思う。
加奈はなない。なせない。
僕が、守る。
こんなに全力で走ったのは何年ぶりだっただろう。
ずっと加奈を見てたから、間に合っただけで、身体は鈍り切ってて随分と重たくなってた。
妹を突き飛ばして、後は良く分からない、凄い衝撃、世界が回って空が見えて、それから、道を歩いてた人達が何か悲鳴挙げて、騒ぎになって、
どうでもいい。加奈は、大丈夫かな。

69 :
「………」
うん、良かった。ちょっと膝を擦り剥いちゃってるけど、殆ど無傷みたいだ。
加奈。加奈。
痛みは感じないけど、結構やばいよ、これ。
身体、動かないし。
視界、暗くなって来たし。
取り敢えず、病院に電話して、救急車……。
あ……。

――妹が、笑ってくれた。
ずっと、僕に向けてくれなかった。向けてくれなくなった。
妹の笑顔。

「さよなら、お兄ちゃん」

――ありがとう、じゃなくて。さよなら、か。
でも、嬉しい。
妹が、僕に向けて、笑顔で挨拶してくれて。
うん、さよなら、加奈。愛してるよ、加……

70 :
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒´     / お仕事忙しくて物書く時間が取れないぉ。VIP紅白tktkもエターなりそうだぉ・・・。

>>62
あ、それ桐莉名義で俺が投稿したやつ。
なんかエロ催眠実際に掛かるの面白くて、自分でもスクリプト書いてみたくなったんで。

>>67の湖畔入れるの忘れてたぉ。

71 :
桐莉兄GJ!
てか時間がないとか言いつつどんだけ短時間で書いちゃうんすかwww>>64−65

72 :
いや、なんつーか、加奈の性格モデル、自分のリアル妹なんだよね。
ふふふ・・・どうせ兄さん、妹には嫌われてるさ。
NEETでは無くなったけど相変わらず冷たいし、
多分俺がこんなに方しても、やっぱりリアル妹も俺から解放されたーって笑顔になるんじゃねーかな・・・。
いや、まぁ流石にね、こんなストーカーみたいな真似はしてないけどさ。
何で加奈かってと、別にリアル妹とは何の関係も無く、単純に何となく書いてる時に聞いてたMIDIが加奈〜いもうと〜のオルゴールだったからだったり。
因みに加奈やってないんで内容知らんし全然関係ないんだけどね、何となく。
普通に書くと結構時間掛かるよ。
件のエロ催眠スクリプトとか、短いのに普通に一週間掛かってるし。
今日は紅白の素材を集めて来てツクールにインポートするぉ。
普段からちゃんと素材整理してないからいざって時に困るんだよね。
とりあえずMAPは完成してるんだけどね。
夏の陣ではVIP☆朗太名義で投下したぉ。興味あったら遊んでみて欲しいぉ。
好きなキャラは水野とかドラ子とかリナックス。今回は娘さまでtkる。でも多分エターなりそう。
体力無いから、平日は仕事疲れで帰って来るともう意識朦朧ねむねむ状態なんだよね。
もっとお金と時間が欲しいぉ・・・。orz

73 :
ひさしぶりの投下ごくろうさまです
暗いのもいいね

74 :
朝起きたら妹が泣いていた。

75 :
桐兄氏GJ!
んでないといいけどな…まだまだ頑張るお兄ちゃんを見たい

76 :
朝起きたら妹に生ゴミに出された。

77 :
「あさー、あさですよー。あさごはんたべてがっこういくですー」
脳味噌がとろとろに蕩けて余計に眠くなってしまいそうな、妹の甘ったるいロリ萌えボイス。
先日、学校から帰って来たら、お気に入りのKANONの名雪の目覚まし時計が勝手に改造されていて、マリ姉の代わりに妹の声で起こしてくれるようになっていた。
因みに、妹は小学五年生。
機械工学やパソコン自作の知識や経験は無い…筈なんだけど。
「凄いのですよー。凄いのですよー。一時間半も掛かってお兄ちゃんの為に改造したですー」
「そうだね、プロテインだね。でもどうして無許可で改造しちゃうかな?かな?」
「そんなの決まってるですー。お兄ちゃんに許可を求めたら、即断即決、全力で却下されちゃうにファイナルアンサー間違い無しだからなのですよー」
「なら改造しないでよ」
「そうは問屋が卸金ですー。図画工作の授業の宿題で提出しなくちゃいけませんのですよー」
「これを提出する気か!?」
「はいですー。自信作なのできっとA評価が貰えるに違いないのですー」
「やめろ、ばか!ばか!まるきゅー!お兄ちゃんのヲタク趣味がご近所に知れ渡っちゃうだろ!?」
「う?それは、もうとっくの昨日に知れ渡ってしまっていると思いますのですよ?」
「why!?」
「昨日はお天気お日様ぽっかぽかDAYsだったので、お兄ちゃんの抱き枕カバーを全部綺麗にお洗濯して、ファブリーズして、バルコニーに干しておいたからなのですですよー♪」
「ぐはぁッ!!!ロリとか幼女とか裸とかぁっ!!!」
「それを見た三軒隣の木村のおばちゃんが、『まあ大変!まあ大変!これはもう町内会の皆に是非ともお知らせしなくっちゃ』ってwktkしながら爆走していくのを実録・妹はみちゃった(はぁと)なのですー」
「ぎゃあああああああふざっ、ふざけんなぁぁぁぁ町内広報担当ktkrぇぇぇそれ何て恥辱の周知プレイッ!?!」

78 :
「けんちゃなよなのです。もーまんたいなのです。お兄ちゃんの性癖は全てゆずねが事細かに把握して、ブログにうpしちゃっているのですっ。特定されない事を天に祈りやがれなのですよ、うぇーはははですぅー」
「いやああああああぅあぅあぅ!!!お兄ちゃん虐めて何が楽しいのかなっ、かなぁーーーっ!!?」
「んっんーっ?ちょっぴりお胸がどきどき疼いて、はぁはぁって高揚しちゃうですよ?ゆずねはお兄ちゃんにちょっぴりいけないサドらぶシスターなのですっ☆」
「ちょっぴりじゃないよねっ!?全然っ、ちょっぴりじゃ無いからぁっ!!!」
「てな訳なのです、ですっ。お兄ちゃんは明日から毎日変態新聞えぶりでぃっ、ちょっとえっちな媚び媚びゆずねのお声で妄想しながら、元気良くおっきおっきしちゃうが良いのですよ。把握?」
「うはwwwおkえええ把握wwwwwってそんな訳あるかーーーーーぁぁぁぁんっ!!!!!」
って感じで、色々と人間としては絶対に失ってはならない重たい犠牲の数々と引き換えに、俺の部屋の俺のベッドの俺の枕元に、妹ボイスの入った既に名雪らしさの欠片も残っていない名雪目覚ましが鎮座ましましているので御座います、うぐぅうぐぅ。
妹萌えの属性を持つ友人達は皆して
『ギギギ、ギギギ、悔しいのう悔しいのぅ。ワシは兄貴二人しか居らん末弟なんじゃぁぁぁ』
『何て羨ましい妬ましいこのリア充兄貴め呪まーす』
『蒟蒻ゼリーでも喉に詰めて今すぐ苛烈にあっさりとねばいいのに』とか何とか血涙を目から鼻からドバ流しながら言うのだが、
何もわざわざマリ姉ボイス消してまで目覚まし時計に声を入れなくても、直接起こしに来れば生声でモーニングコールが出来ちゃうじゃないか、同じ家に住んでるんだからさ。
なんて風に考えてしまうと、素直に喜べなかったりする。
確かに妹の声はそれなりに可愛いけどさ、妹にマリ姉の声は出せないんだから。
って言ったら『ファビョーン癇癪起こる!!!!!』とクラス中の全男子生徒(俺除く)総勢19人のフルボッコを喰らった。
これは酷い。
まさにナイツオブラウンドってレベルじゃねぇぞ。
な訳だからして、妹目覚まし黄金体験二日目の朝となる今日午前七時三十分、俺は制服にエプロン姿の妹に同じ感想をぶつけてみた。
そりゃもう直球でぶつけたさ。そしたら妹め、

79 :
「くふふっ、それはつまりお兄ちゃんはゆずねの萌え萌えロリ妹生ボイスで優しくやらしく起こして欲しいと、そういう認識で間違っていませんですね?
 生が好きなんてお兄ちゃんはエロエロですー。人類の欲望には限りが無くてこわいこわいなのですーですー」
「いや、違うぞ。断じて違う。俺が言いたいのは、俺のマリ姉ボイスをどうしてくれると」
「マリ姉ボイスなら心配ご無用なのですよー?ちゃんと外部メモリにぶっこ抜き抜きして……」
「保存してあるんだな!でかした!流石はマイシスター!」
「冗談は週休五日制くらいの勢いで休み休み言いやがれですー。あんなのファイル名サノバビッチで保存した後、綺麗さっぱり外部メモリごと土木工事用の玄翁で叩き潰して擂り潰して、
 スパゲッティトングで摘んだお父さんの水虫たっぷりの革靴の裏でごーりごーり踏み躙ってやったですーくけけけ」
「な、なにをするきさまー!!!!」
「それから、実妹近親相姦もの以外のエロゲとエロ漫画は全てターミネイトしてやったですっ!!」
「AHEYYYYYYYYYY!!!あぁんまぁりだぁぁぁぁーーーーーっっっ!!!」
「けんちゃなよなのです。もーまんたいなのです。お兄ちゃんにはゆずね一人だけ居れば十分なのですよー。
 健全な男子中学生が三次元リアル妹にラブられながら他にも二次元美少女を二人も三人も囲ってたら、幸せ独占禁止法違反で何時か其の内のこぎりで首をぎこぎこギコナビされて、
 ナイスな暴徒にniceboatされちゃうにメイビーベイビー決まっているのですですよー」
「いや、既に昨日フルボッコされたから」
「そら見るがいいなのですー。それにお兄ちゃんが食べているチーズとパセリを挟んだミニミニオムレツが絶品の美味しい美味しい朝ごはんは誰が作りましたですかー?
 味とボリュームと栄養価が見事に恋姫無双(さんごくし)された、海原雄山も味皇もよだれズビッで褒めちぎらざるを得ない、蓋を開けるのも恥かしい愛妹弁当は誰が作っているですかー?」

80 :
「@、妹のゆずね A、妹のゆずね B、妹の…って選択肢どれも同じじゃねーか!」
「YES!YES!YESなのですー!まさに人兵器とも呼べるお母さんのデス料理の魔の手からお兄ちゃんを守る為に単身奮闘するなんて、小学五年生なのに実に良く出来た健気な妹ですー!
 そのご多忙な妹に向かってパジャマ姿のまま生ボイスで起こしに来てついでに朝キスとか朝フェラとかしてくれたら嬉しいなーなんて、兄貴冥利に尽きるご注文は承りかねますのですよー?
 ゆずねも出来る事ならそうしたいのを血反吐4.5リットルぶちまけられたいかコンチクショーって位に我慢して自制してオナニーして自重してるんですー!
 せめてゆずねボイスの目覚まし使って脳味噌の中まで朝からゆずね一色に染まるのが妹を悶々むらむらやきもきさせる業深き兄の贖罪というものですー!そう思いやがれですよー!?」
「ちょっと待て、おまっ、もう完全に道徳とか倫理とかぶっちぎる気満々じゃねーか!!!」
「いいやっ、待たないのですっ!待たないのですっ!」
「二度も言わんでいいっ」
「大切な事なので二度言うのですー!そんなお兄ちゃんはっ、生ゴミにでも出してやるのですよーっ!!!アレをっ!!名前付きでっ!!!」
「アレって何ーーーっ!!!?」
「生ゴミに出す物なんて決まっているのですっ!お兄ちゃんの生々しい罪の証っ!一億人の大量虐(ほろこーすと)の屍山血河の夢の後ですっ!!!」
「ちょwwwww俺の息子と娘とオナティッシュwwwww」
「せめてもの慈悲で股間の息子は残しといてやるのですっ!ゴミ箱を妊娠させやがるつもりですかってくらいに臭い立つもりもりのアレとッ、
 ついでに使用済みのオナホールも三つ付けましてっ、お値段据え置き一万九千八百円での御奉仕ですっ!!透明なビニール袋でっ!!名前付きでっ!!!」
「いやあああああああーーーーーー出血大サービスぅぅぅーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

81 :
つ【 支援 】

82 :
規制中?

83 :
@キリだから終わってんのかな。
GJでした!ゴミ箱を妊娠吹いたww

84 :
GJっす

85 :
朝起きたら妹がネコミミしっぽ付き

86 :
朝起きたら妹が懺悔していた。

87 :
朝起きたら妹が全裸待機していた

88 :
朝起きたら妹が「今年のクリスマスは中止」と強弁していた

89 :
朝起きたら妹が「今年のクリスマスは中国」

90 :
朝起きたら妹が学校から帰ってきた。


そうだね、天皇誕生日だね。

91 :
朝起きたら妹達が、着物で戯れていた。

92 :
アサパソ

93 :
妹いるが
かわいいし、今でも一緒に寝たいと迫るけど
池沼で実の妹なんで性欲わかず攻略対象ではないですな・・・。
健常者で義理の妹なら考えるが・・・。

94 :
朝起きたら、妹が初雪にはしゃいでいた

95 :
朝起きたら、妹が「おいのちちょうだい、ぐさー」と襲い掛かってきた。

96 :
>>93
何というか、やりきれないものがありますな。
妹さんをお大事に。

97 :
保守

98 :
久しぶりに来たけど誰もいない・・・

99 :
居るぉ。
仕事忙しくて時間取れないけど、ちゃんと定期的に見に来てるぉ。

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