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2013年01月レズ・百合萌え122: ブラックラグーンで百合萌 (448)
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ブラックラグーンで百合萌
- 1 :2009/08/10 〜 最終レス :2013/01/04
- いつの間にか過疎化して落ちてしまった百合萌版。
このマイナーなジャンル好きの人々は、残念に思ってるはず。
もしも神がまだいたら、またあの人の作品が読みたい!
ブラックラグーンの百合萌について語らいたい!
そんな場を、みんなでまた復活させようじゃないか。
マイナーだけれど、やっぱりときめくブラクラ百合。
さぁ、集え仲間達よ!
- 2 :
- とりあえず>>1乙
- 3 :
- >>1乙!!
- 4 :
- ttp://blacklagoonyuri.blog33.fc2.com/
- 5 :
- スレ立て乙!
ここまでSS職人さんのクオリティが高いスレはなかったぜ
- 6 :
- >>1乙です
前スレが立ったときにはこんな事になるとは思わなかったなあw
- 7 :
- >>4
ありがとう、大事なの、入れ忘れるなんて…。
大事な職人さん達に申し訳なかったな。
まだ需要があったみたいで良かったw
3期でまた、彼女たちの百合妄想が出来るんだなー楽しみ!
- 8 :
- レヴィ「ロアプアナに金塊だぁ?」
シェンホア「そうですだよ。お前暇だろう?一緒に掘りいくね!」
レヴィ「誰が暇だ!こっちはせっかくの
休みで寝てたかったのに…て言うか、何でテメェがアタシの家の場所知ってんだよ!?」
シェンホア「そんな事知らないね。ホラホラ準備しろ。」
レヴィ「おい!コラ!何脱がせようかしてんだ…っておいやめ!」
シェンホア「虫に刺された大変ね。ピクニックみたいに厚着していった方がいいですだよ。」
レヴィ「わかった!わかったから、その何かヤラシー手つきで脱がすのやめろ!」
- 9 :
- レヴィ「で…」
シェンホア「ん?」
Σレヴィ「何でこんな田舎のボランティア員みたいな格好になってんだ!!」
シェンホア「刺されないようにに決まってるだろ。山に入るんだから完全防備は当たり前ね。」
レヴィ「あぁそうかよ!…とほほ;何で結局この女に着いて行っちまってんだアタシ。」
シェンホア「まぁそんな事言わずに。金とって帰ったら…いつもみたいにアノ服着ていっぱいお仕置きしてアゲるね…」
レヴィ「な…;!耳元で何言って!、ン…ちょっと、
やめ…」
シェンホア「こう言う格好の奴とスルのも逆に興奮するね…」
レヴィ「馬鹿…、おい…」
男「う、動くなぁ!!!」
- 10 :
- シェンホア「あ〜?男に用なし。
こっちお取り込み中ね、
シッシ。」
男「う、うるせぇ!!露出狂ども!!」
レヴィ「ちょっと待て!この変態チャイニーズはいいとしてアタシは違うだろ!!おら見ろよ!どう見てもゴミ拾いとか
しに来たエコな女だろ!?」
男「うるせぇってば;!んなこたぁいいんだよ!!
おら!金出しな!お、俺も女は傷付けたかぁねぇんだ!早く出したが身のためだぜぇ!ゲヘヘェ!」
レヴィ「アアアアア!?なぁにが金出せだぁ?
根暗ミテェな顔しやがって!金欲しいなら働きゃすぐ手に入るだろうが!オモチャの銃じゃねぇのかそれ?」
シェンホア「本当…地に足付けたがいいですだよ。マジで。親戚の人の話とかちゃんと……ンンンンン〜…相変わらず良い匂いねぇ……」
レヴィ「おい!…人が見てるだろ…どこ嗅いでんだよ…あ…ン…」
男「おい!聞けっておい!」
男「ああああああ!!何だよこの変態ども;!青カンしてないで人の話き……くっそ!ふざけたやがって!!マジでもう撃つ!!マジで!!」
ベニー「やけに騒がしいねぇ。何かあったのかい?」
ブロロロロ…
男「え?」
Σジョベベベベベベベベベベベ!
- 11 :
-
レヴィ「…何てこった…」
ベニー「ん〜?何が何てこと?てか休みに会うなんて久しぶりだねぇ!金塊とりに行くんだろ!僕も腕がなるよ!!」
レヴィ「…ベニー…後ろ…」
ベニー「何後ろ?あぁ、このコンバイン!?きずいてくれた!?凄いだろ!?
いやぁ、やっぱりさ、人間パソコンばっかりやってると気が滅入っちゃう訳だよ!こんな僕でもさ!」
ベニー「それでこの前友人に聞いて買っちゃたんだ。コンバイン。まぁあれだね。酪農でも始めようかな!ついでに後ろに牛も連れて来たんだ。かわいいだろ?」
レヴィ「うん、それは分かった…後ろ…」
ベニー「後ろぉ?後ろには牛しかいないよ?
あれ?何か臭うな?」
レヴィ「………」
- 12 :
- ベニー「ん〜?」
クルッ
ベニー
「 ( ゜Д ゜) 」
ドロ…………
ベニー「は…ハハハハハ。」
ベニー「 ( ゜Д ゜) 」
シェンホア「これわ綺麗なミンチだこと…」
レヴィ「ウ…;ヒデェさっきの男コンバインに巻き込まれて…ウゲェェ;;;;」
牛「ミンチムシャムシャ。」
ベニー「こ、こら;!おまえら!“ソレ“食うんじゃない;!」
レヴィ「ひ、ヒデェ;;;;;」
シェンホア「うまそうに食うねぇ。」
- 13 :
-
ベニー「あ!ハハハハハ;!し、心配ないよ!ここ犯罪都市だろ;!関係ないよ関係ない!何とかなるさ!ささ!乗って乗って!!;ハハハハハ;」
レヴィ「………」
シェンホア「私が呼んだよ。まさかコンバインで本当に来るおもわなかたけどな。まぁ目立つからいいですだよ多分。」
レヴィ「そ、そうか。」
ベニー「ハハハハハ;ま、まぁ良いじゃないかハハハハハ;」
レヴィ「て、言うか。」
レヴィ「まだ詳しく聞いてねぇんだけど…金塊…
ってどう言う事なんだよ?んな話初耳だぜ」
シェンホア「アイヤ、ニュースもみてないのかお前。まぁ…そいう物を知らないとこもまたそそるね…」
レヴィ「こら!どさくさに紛れて
足さわんな!」
ベニー「えぇっとねぇ少し前の話になるんだけど…」
- 14 :
- さっそくktkr!!!
- 15 :
- wktk!!!
百合の匂いがぷんぷんするぜ
- 16 :
- ベニー「ラッ〇ー・ル〇アーノの財宝の伝説は、聞いた事あるかい?」
レヴィ「あぁ?何だそれ?ラッ〇ー・ル〇アーノって誰だよ?どんだけ運いいんだ!?名前にラッ〇ーなんて。」
シェンホア「簡単に言うとアメリカのマフィア共を一つにまとめた大ドンの名前ね。ま、大昔の話ですだよ。」
ベニー「それまで互いの潰し合いしか出来なかったニューヨークマフィアを彼はその甚大な影響力でまとめ上げた。」
ベニー「彼の存在は大きく、20世紀の犯罪シンジケートを作り上げたのは彼だといっても過言じゃあない。彼の影響力は80年代まで続いていたとかいてないとか…」
レヴィ「とにかく大物ってこと?」
ベニー「あぁ。それで彼の後、ル〇アーノの莫大な遺産だけが残された。」
ベニー「だか用心深い彼はその遺産の他に自分の“財産“の一部をある隠し金庫に隠したらしい。」
シェンホア「それでま、金庫のありかがどこなのかって、都市伝説みたいにずぅっと語り継がれてきたね」
ベニー「だけど何日か前に、向こうの山でル〇アーノの金庫とおぼしき金庫が見つかったのさ。、ただし空の状態で。」
シェンホア「何でまたロアプアナなのかは謎だけどね。ながい時間がたってるから土に埋もれただのそこらに落ちてるだの、色々噂が飛び回ってるですだよ。」
ベニー「それでみんなもう血眼になって探しているとかいないとか?」
シェンホア「もし本当だたら大金持ちになれるチャンスね!」
ベニー「そだ!とにかくほりまくれって事だ!」
レヴィ「…くだらねぇ。」
- 17 :
- あ
- 18 :
- レヴィ「んなお伽話の為にアタシはわざわざ眠気さまして外出たのか?だるい……そこつくまで寝とくから勝手にやってろよ。ふぁあああ………。」
レヴィ「ムニャムニャ…」
シェンホア「あらら、寝ちゃったね。」
ベニー「なぁに、あそこに着いたら気も変わるさ。」
レヴィ「…スー…ン…姐御…スー…」
シェンホア「む!?何かほかの女の名前言わなかったか!?」
レヴィ「…スー…」
- 19 :
- ベニー「もうすぐ着くよー。おんや?おかしいな…なんかバリケードっぽいのが詰まれてる…」
シェンホア「おんやあれわ?」
軍曹「………」
ベニー「あれは確か…ホテルモスクワの」
軍曹「止まれ。」
シェンホア「ちょっといきなり何ね!?」
軍曹「検問だ。悪いがここから先は通れんよ。」
ベニー「ここから先って…僕らはむこうの山に行きたいだけなんだけど。」
軍曹「ここから先は誰も通すなと命令されてる。」
シェンホア「カーッ!!コイツ固そうなのはガタイだけじゃなくて頭もか!!ケチな軍人ね!」
- 20 :
- 軍曹「何と言われても通す事は出来ん。」
レヴィ「ん…;何だうるせぇな…着いたのか?」
バラライカ「それで…チェイカーの資料は?」
部下「まだ発見できていないようです。」
バラライカ「急げ。ハイエナ共が群がって来る前に見つけて頂戴。面倒ごとはゴメンよ。」
レヴィ「おぉ!!姐御じゃねぇか!!」
バラライカ「あら…トゥーハンドじゃない。」
- 21 :
- い
- 22 :
- バラライカ「それより何その格好?慈善活動でも始めたの?」
レヴィ「え?あ…いあコレわ…。なんつうか、こ、この女に勝手に着せられたんだよ!!じゃなけりゃあ姐御の前でこんなダサい格好してこねぇよ;」
シェンホア「ムキーッ!この女って何ね失礼な!!」
シェンホア「大体アンタ誰よ。うちのイイヒトに気安く喋りかけて。」
レヴィ「こら!誰がイイヒトだ!!」
バラライカ「威勢がいいな…。私はホテルモスクワの者よ。アナタ達ここで何してるのかしら?
ここから先に行きたいんなら…そうね、来月ぐらいにしてくれる?
それまでここは立ち入り禁止よ。」
バラライカ「(お前の知り合いは綺麗どころが多いな…)」
レヴィ「え…?いあ違うんだって;」
- 23 :
- バラライカ「とにかく、そう言う事だからお引きとり願えるるかしら…?」
レヴィ「エェ;;いあ…でもよ、アタシらもせっかくここまで来たんだし、ちょっとぐらい見せてもらったって…」
バラライカ「はぁ…。…ねぇ“レヴィ“」
ス………
レヴィ「え…?」
バラライカ「この仕事が早く終わったら久しぶりにアナタと食事に行きたいわ…」
レヴィ「あ…う…?」
バラライカ「どおかしら?二人っきりで、ね…?」
耳フー…
レヴィ「…んぁ…。」
シェンホア「ち、ちょっと何してるね!!」
レヴィ「あ、アタシやっぱ帰る!きついし!!
じゃ!!」
すたたたたたぁ!!
シェンホア「あぁ!!ちょっと!待ちよあんた!ちょと!!」
軍曹「……」
バラライカ「何か私に意見したい事でも?軍曹。」
軍曹「いえ、カピターン」
ベニー「僕がいること忘れないで;!」
- 24 :
- ちょっと前にvipで流行ったブラクラssみたいなノリだw
続き見たい
- 25 :
- ブラクラで百合なんて考えたことも無かったのに
まとめのエダレヴィSSで新たな世界へ導かれてしまった
- 26 :
- 信者が増えていくー!w
この調子でもっと需要増えないかなw
エダレヴィ同人誌読みたい…
- 27 :
- エダ「ダハハハハ!テメェそんな世迷い事のために、わざわざあの山にまでいったのかよ!」
レヴィ「…あぁ」
ビシッ!
Σレヴィ「んぁ!………。」
エダ「ラッ〇ー・ル〇アーノねぇ。噂は聞いた事あるけどまさか又んな話がでてるなんて、変な物好きもいたもんだわ。」
ビシッ!
Σレヴィ「ひゃぅ!!…んぁ…」
エダ「まぁここにも、修道女姿の女にムチで
打たれて興奮してる変態野郎もいるんだから仕方ねぇか?なぁ…レヴィよぉ?」
レヴィ「…うるせぇよ…」
- 28 :
- エダ「ハッ!何がうるせぇよだ?自分からシテ下さいなんて言っといて良くんな口聞けたもんだな?
おぉら…気持ちいいか?どうなのか言って見ろよ…」
ムチの先端をレヴィに押し付けるエダ
Σレヴィ「はん!…ん…はぁ…」
エダ「…どうなのレヴィ?気持ちいいの…?」
耳フー
Σレヴィ「ん…!…気持ちい…い…」
エダ「フフ…素直でイイコ……」
ナデナデ…
エダ「それで、どこにあるか分かったのかよ?」
ビシッ!
レヴィ「あん!さ…さぁな…。姐御達が先越してて…山の入口にバリケード張って占拠してやがったよ…。」
エダ「ふぅん…なぁレヴィ?バラライカさんは
他に何か言ってなかったか?」
レヴィ「なんで…そんなこと…」
エダ「教えてくれたら…もっと強くシてやるぜ…?
こんなふぅに!」
ビシッ!
Σレヴィ「ひゃぁ!!」
レヴィ「ん…。た、確かチェイカーの資料がどうのとか?
…わかんねぇな
…チェイカーって何だ?」
エダ「チェイカーねぇ?他には?」
レヴィ「そのことしか言ってなかった…かな…」
エダ「ふぅん…」
レヴィ「てか…何でんな事聞いたんだよ?アタシは情報屋じゃないぜ;」
エダ「まぁ気にしないで。」
エダ「それじゃ、ご褒美してやるか。」
レヴィ「………。」
- 29 :
-
レヴィ「…ああ、くそ、腰ヒリヒリする;」
エダ「ダハハハハ!お疲れお疲れ!まぁビールでものめよ
レヴィ「あぁ…余計痛そうになるけどまぁ良いか。」
エダ「しかし相変わらずヒデェドM野郎だな!あんなアンアン言ってよ。」
レヴィ「あ〜?うるせぇな。金持ちとか政治家だってこう言うのが趣味な奴なんざわんさかいるだろ?
アタシも同じ部類なんだよ。」
エダ「何だ?その道極めた奴の趣味です発言は!
ドMはドMだ。ドォエェム!ハハハハハ!」
レヴィ「…勝手に言ってろよ!」
エダ「顔真っ赤だぜ?レベッカちゃん!ダハハハハ!」
- 30 :
- ヨランダ「エダ、ここにいたのかい。」
ヨランダ「この男がアンタに話があるそうだ。」
エダ「あ…!…あら。」
男「………」
エダ「レヴィ!ちょぉっと席外してくれるか?こいつと大事な話があんだよ。」
レヴィ「え…?今日一緒になんか買いに行くんじゃねぇのかよ!?」
エダ「あぁ〜あれ、今度だ今度!じゃあな!」
レヴィ「お、おい…」
レヴィ「あぁ〜、くそ!!」
- 31 :
- レヴィ「なぁにが用事だ!どうみても男だろうが!ありゃあ!」
レヴィ「畜生、アタシだって男ぐらいいんだよ………、ロックしかいねぇか。」
レヴィ「てか…あの野郎誰かしらねぇが良い車乗ってやがるな…。あの面構えと言い…
よそ者か?」
レヴィ「…良い車だ。よしよし、“洗車“でもしてやるか。」
- 32 :
- 男「作業は順調か?チンピラの相手も良いが、仕事はきっちりやってもらわんとな。」
エダ「心配ありませんよ」
エダ「アレが落ちている場所も特定。我々の調査員も“中身“をいくつか回収しましたし、全て手筈通りですわ。」
男「なら良い。…しかしこの町はロクなところじゃないな。揺すりにたかり…銃声も来る途中で何発も聞いたが…」
男「正直な話、君がこんな過酷な環境で仕事をしているとは…気の毒に思えるよ。まぁ、その分キャリアも上がるだろうが?」
エダ「お言葉を返すようですが…この町も案外良いものですよ。
無法な分自由も聞きますし、私はラングレーよりは、居心地が良いですが…」
男「そうか…。余りここの住人に感化されるなよ?君は誇り高き我々の…」
ゴォォォ…
男「何の臭いだ…!?」
エダ「は…?」
男「待て!入口から煙が!」
バタン!
男「!!!!!!」
Σヨランダ「アチ!!あち!!……っだれだい!ウチにとめてあった車ガソリンで燃やしたのは!!!、消化器だよ!消化器!はやく!」
男「…これでも良い町なのかね?ここは」
エダ「えぇとっても^^」
- 33 :
- エダキター!
このレヴィは耳が弱いドMなのね
- 34 :
- あげあげ
- 35 :
- スレ立ってたのか
前スレ落ちて寂しかったよ
じゃあまた空気読まずシェンソー投下
++
暗い部屋の中、ソーヤーはソファの上で膝を抱えてテレビを観ていた。
ただの時間つぶしで、面白いものなど何もない。
『……早・ク……』
帰ってこないかな、とその言葉は飲み込んで、ソーヤーは顔を伏せる。
彼女がいない時間は一分でも長い、といつも思う。
テレビに砂嵐が流れる頃、ようやく玄関で物音がした。
ソーヤーはぱっと顔をあげ、飛び降りるように立ち上がって、とととと早足で玄関に向かう。
「なんだ、お前起きてたか」
玄関ではシェンホアが灯りのスイッチを入れていた。ソーヤーは足を速め、ぱっと彼女に抱きついた。胸に顔を埋める。
『……おカ・えり……』
「ほいほい。本当お前はいつもいつも、猫スケか犬コロみたいなコね」
シェンホアが呆れたように、しかし邪険にはしない様子で、ソーヤーの頭をぽんぽんと叩く。
「ソーヤー、しかし一回離れてくれないと、私動けんですだよ」
シェンホアの手が、ソーヤーの頬を軽く引っ張る。ソーヤーは少しだけ顔をあげ、眉を寄せた上目遣いで彼女を見た。
『……』
わかってるくせに、と表情で訴えてみる。
シェンホアもそれを見て、にんまりと少しふざけるように笑った。彼女もやっぱりわかっているのだ。
「しょのないコですだよ、本当に」
頬を引っ張っていたシェンホアの手が、ソーヤーの顎をくいと引き上げる。
ソーヤーは赤くなりながら目を閉じて、少し背伸びをした。
彼女とのキスは一分でも足りない、といつも思う。
++
オシマーイ
ソーヤーは出迎えつつも自分からは抱きつけない系も捨てがたいがどうしたらいいだろう
- 36 :
- あああああこういうソーヤーもいいんじゃまいか
2人の関係性すっきやわ
- 37 :
- age
- 38 :
- エダ役の声優さんがドラマの吹き替えでレズビアン役やってる件
- 39 :
- エダ役の唐沢さんってほんと声エロいよね。
あの声で「レヴィ…」とか耳元で囁かれて
顔が真っ赤になってるレヴィたんだったら萌えw
- 40 :
- エダのエロ声で囁かれて最初は悪態つくレヴィタンだけど
結局最後には濃厚なディープキスしてそう
レヴィ「舌入れてきたら噛むからな…!」
エダ 「いいぜぇ…?」
(ちゅ…ちゅくる…)
レヴィ「(い、いきなりかよ!…んっふぅ!)」
- 41 :
- まだコミックスに収録されてない話のネタはやっぱりマズい?
- 42 :
- http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/122285884
ヤフオクにて
ブラックラグーン毒本出品中!
- 43 :
- 毒本てなにさ?
- 44 :
- >>41
コミックス派もいるだろうからなぁ…。
そういう自分もコミックス派w
聞きたくてうずうずするけど、
ネタバレは…うう…でも聞きたい…w
- 45 :
- >>44
未収録の話をネタにしたss、って意味だったんだけど、どっちにせよ同じだよな。
新刊発売が待ち遠しい!!
- 46 :
- スレ復活してる!ヤッホーイ!!
今度は誰のを書こうかな
- 47 :
- 復活おめでとうございます。>>1乙!
絡み無し、しかも冷え切った関係をリハビリ投下
エダ×レヴィ
見知らぬ背の高い男だった。
この街に不釣合いな高そうなスーツを着ていた。
机の向かいに座る見知った顔の女はサングラスを外し、いつになく真剣そうな顔をしていた。
「レヴィ、悪いけど少し外して貰えるかしら」
別人のように丁寧に、そして冷たく、しかし僅かに配慮を滲ませたエダの声にレヴィは素直に回れ右をすることしかできなかった。
心に、幾許かの不安を抱えながら。
*
「仕事は順調か?シスター・エダ」
男はエダの服装を見てわざとらしく、しかし嫌味というよりは親愛ともとれるように少し眉と口角上げた。
しかしこの男がこのような表情を心からしているのではない事くらいエダには解っている。
「えぇ、滞りなく」
同じように親愛さを浮かべて限りなくギリギリの愛想笑いをしてエダは答えた。
「先ほどの…あぁ、女性は?」
少しばかり言い淀んだのは彼女をチンピラと言うか少しだけ迷ったようだった。
勿論その行間に含まれる辛辣さを見せる演技だ。
目の前の女の聡明さを知っていながら時々この男は計算じみたようにこのような言動をする。
「この街での情報収集のための‘友人’ですわ」
なんてこともないように、蒼い瞳を長い睫の影に隠すように細めてエダは笑う。
「彼女の首筋にキスマークがついていたが、君のか」
水面下での互いの心理を推し量るような一瞬。
「ふふ、ふ…情報収集には一番効果的な手段ですよ…特にアレには」
「あぁ…相変わらず君は目的のためにはどんな手をも厭わないな。それを聞いて安心したと同時に…絶対君を敵に回したくないと思ったよ。妻を君には合わせたくないくらいだ」
「お褒めに預かり光栄です」
皮肉に気づかないがユーモアは解っている風にエダは笑った。
「しかし…解っているとは思うが、深入りしすぎると後々面倒な事になるぞ」
「勿論。心得ております」
男がテーブルの上の紅茶を一口飲み、ソーサーにカップを置いた。
その乾いた音が場を変えた。男はやっと仕事の話が出来るようになった事を確信した
「さて、本題だ…」
*
レヴィは耳をドアから離し、そっと教会を出た。
「あのクソ尼…ッ」
煙草を取り出して苛々とフィルターを噛む。
火をつけようとしたが上手くつかない。
いつのまにか手が震えていた。
「マジかよ…」
ぎゅっとジッポーを握り締め火花を散らす。
火はあっけなくついた。
*
- 48 :
- 勿論部屋の二人はレヴィが聞き耳を立てている事など知っていた。
男は知っていながらエダにあのような質問をしたのだ。
組織に対する忠誠度を測る軽いテストのような物だった。
それを見越してエダははっきりと言った。‘情報収集の手段’だと。
これからもエダは女とコンタクトを取るだろう。
あんな言葉を聞いた女からまたどれだけの情報を得られるのか、と男の興味も少し傾いていた。
勿論エダはこれからも上手くやっていける自信からそう言った。
言わば双方からの試しあいの手段にレヴィは使われたと言える。
「さて、そろそろ私は行こう。期待しているよシスター。詳しいことは追って連絡する。ここは‘虫’も多いみたいだし」
「わかりました。外まで見送りましょう」
教会の外に出るまで二人は無言だった。
相手がいる以上ここは腐っても教会で、根は経験な信者の二人には無駄口を叩くのも控える。
「では、道中気をつけて」
「ありがとう。そうだ、今度食事でもどうかな」
「その時は事前に連絡を」
行くつもりも、誘うつもりも無い上にこんな芝居のようなセリフに内心呆れた。
「勿論」
走り去る車を見送り、と言うよりは見届けて、エダは教会の入り口の側に良く見知った銘柄の吸殻を3本見つけた。
一本目と二本目は踏みにじられているが3本目はそのままだった。
フィルターの半分ほどまで焦げた吸殻をエダはため息をついて踏みつけた。
- 49 :
- >>43
毒本とは
初のラグーンキャラによるカラー水着イラスト
サンデーGX掲載の「ヘタレの地平線」ほぼ完全収録
やまむら氏などによるトリービュー漫画&イラストetc
超豪華企画満載の小冊子のこと
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h134345699
- 50 :
- >>47
乙女レヴィたん…
てか飴さんキタ━(゚∀゚≡゚∀゚)━!!
- 51 :
- 飴さん復活―――――――!!!
やった、やった!!!!!!!!
- 52 :
- 支援age
- 53 :
- 続きのようなもの。エダの腹黒注意
*
イエローフラッグのカウンターに座るレヴィと眼が合う。
彼女は無理やり眉根を寄せてエダを睨んでいた。
「ハァイ、トゥーハンド。ご機嫌斜めみたいだなぁ?」
エダはわざとらしく何時もの調子で軽口を叩くがレヴィはエダを睨みつけたままだった。
エダが隣に座る数秒の間ずっと睨んでいたレヴィはやっと口を開いた。
「…おいエダ…一体あの男は誰だったんだ」
語尾が下がり調子なのは尋ねると言うよりは詰問に近い印象だ。
レヴィのこめかみの辺りがぴくぴくと痙攣している。
まるで脳がエダをこの場で抹する命令を10通りほど彼女の身体に下しまくっているようだった。
「あぁ、アレ?上司よ上司」
勿論自分の身分を明かすような台詞はあの時二人とも言ってなかったのでレヴィが自分の正体に気づくことは無いだろう。
勘の良いレヴィなら遅かれ早かれ気がつくだろうという考えもあるが。それはエダがレヴィと関係を持っている限り‘ありえない’事だ。
それほどエダはこの関係に自信を持っていた。
「おいエダ?言っとくけどな…あんなハイローラーが…ッ!なんでてめえみたいな奴と仲良く茶会すんだよ?身体の契約でも結んでるってか!?」
レヴィはグラスをカウンターに叩き付けた。高い音に周りの客も動きが止まる。何だ喧嘩か?とあからさまに覗き込む者もいたがレヴィに睨まれて目をそらす。
「だァから…あいつぁただのウェポンディーラーだって。なぁに嫉妬してやがんのよぉ」
エダは肘をカウンターに付け、手の甲に顎を乗せたままにレヴィのグラスを横取りして波紋の収まらない酒を飲み干した。
「クソッタレの腐れ売女が!!とぼけんじゃねぇよてめェ…ッ!鼻の穴増やすぞ!?」
ホルスターから抜いたカトラスは真っ直ぐにエダのこめかみに向いており、どう見ても台詞と食い違っている。
「落ち着けよエテ公」
エダは前を向いたまま横目でレヴィをつまらなそうに見る。その態度がますますレヴィの神経を逆撫でる。
「なぁエダ?いつまでもあたしが‘てめぇの情報屋’でいると思うなよ?ふざけんじゃねェよ!お支払いはファックだったッてか!?」
「あら、聞いてたの。それなら払いはキャッシュのほうがいいかしら?」
ふざけるように言ったエダのこの言葉がレヴィの怒りの臨界点を超えさせた。
銃口は怒りのために震え、顔は裏腹に泣くのをこらえるように眉根を無理やり寄せて、なんとか体面を保てている状態だった。
そんなレヴィとは裏腹に、いつまで涙が重力に逆らえるかな、とエダはカウントしていられるほどの余裕ぶりだった。
「てめぇ…ッ!マジすぞ!あたしと深入りするのがそんなに嫌ならてめぇをアンカーに括り付けて海底100マイルの旅にご招待だ!」
とうとう引き金に指がかけられた。このままだと先に重力に逆らえなくなるのはエダの身体の方だ。
「おいおいレヴィまさかあの話…間に受けたんじゃねぇだろうな?」
- 54 :
- やれやれ、と肩をすくめ、わざとらしくため息をつく。しかしそれだけでも銃口のターゲットをエダから除外するのに十分だった。
「…は?」
「バッカてめぇ察しろよあたしの乙女心をさ…上司が来てンのに女連れ込んでてしかもキスマーク見られたってンなら
あぁ弁解するしかねぇだろぉ?ったく…苦労したんだぜぇ、いきなり‘クールなやり手女’キャラ演じるの…」
「…ぜッてぇー信じねェ。んなアホな話があって堪るかこの色ボケ」
エダにはレヴィが口ではそう言いながらも気が幾分治まったのが解る。
完璧に信じはじめ、憤慨していた自分を恥じ、気まずい感情が湧いているのも全て手に取るようにわかる。
後は一押しで完璧に‘落ちる’。
「大体な、てめぇから得られる情報に何の価値があんだって話だ。あのアホ上司にはそれっぽい事言っときゃイイのよ。あいつバカだし」
「…まぁ…なんとなくアホなオーラが出てなくも無かった…かな…?でも…」
助け舟を出すようにおどけて見せるエダの船に乗り、レヴィは頬を掻きながらホルスターにさりげなくカトラスを滑り込ませた。
しかし演技とは言えあんな事を聞けばレヴィの胸に懐疑心は僅かに残る。
エダはレヴィの刺青の入るなめらかな肩を指先で撫でるように引き寄せて耳元で囁く。
「ふふ、そんなにあたしが信じられないのかよ?なんだったら確かめてみる?愛ってヤツをさ…」
「…てめぇよくも…ぬけぬけと…」
上手いほうに転がしやがったな、とレヴィが口にする前にエダは唇を塞ぐ。
「!?んっ…!ふっ…ぅ…」
だんだんエダの手がレヴィの肩から背中に周り、うなじを撫でて頭を引き寄せるようになる。
軽く舌先を入れてエナメル質の前歯を舐め上げてからさっさと唇を離す。
エダはレヴィの僅かに名残惜しそうな眼を見てからレヴィの耳朶に囁く。
「さァてレヴィ?続き…どこでする?」
「誘いが…あからさますぎんだよてめェは…」
「ふふ…今夜はたっぷり可愛がってやるから喜べよ?レヴィ…」
「ケッ、今夜はあたしがてめぇを泣いて謝るまでシバくのスジってモンだろうがよ」
「それもまた良いかもね」
エダの心にも無い台詞にレヴィの顔が真っ赤になって、そして沈黙した。
レヴィはきっと当分エダの正体に気づかないだろう。
きっと気づいても、どんな事があっても今夜みたいに嘯いて言い包めて、騙して誑かして、誘惑して肌を合わせてしまえばそれで収まる。
エダは唇の端を吊り上げて笑った。
- 55 :
- 腹黒エダに萌えた
容赦なく攻めそうだw
- 56 :
- ぎゃぁぁぁ、リハビリ順調すぐる!
レヴィ憐れだけどこの関係萌える……
- 57 :
- シェンホア×レヴィが読みたい
- 58 :
- 飴さん、サイトにSS載せないの?
- 59 :
- >>58
更新遅れてすいません。
>>8氏のレヴィ総受け、>>35氏のシェンホア×ソーヤー、>>47の3話分掲載しました。
- 60 :
- 最近DVD見たらシェンホア×ソーヤーにハマってしまった…。
百合萌えなんて初めてだ。
- 61 :
- >>60
自分も最初の百合萌がブラクラだ…w
なんでこんな百合の欠片も無い作品で…とか思ったがハマったらドップリだ。
作者もまさかブラクラで百合があるなんて想定すらしてないだろうなww
- 62 :
- まとめサイト、そろそろシェンホア×ソーヤー分けたほうがよくない?
- 63 :
- 飴さんの腹黒エダ視線に対応したレヴィ視線のSSが出来たので、投下。
許可もらってないのに、勝手に書いてごめんなさい。
そして初めてSS書いたから、下手くそでごめんちゃい。
*
――…結局、その後、泣いて懇願するまで愛情の確認とやらの淫らな行為を、やめてはくれなかった。
あたしは今、自室のベッドの上で1人、抱かれた後の姿のまま布団に包まっている。
分かってンだ。アイツが嘘をついていることぐらい。
毎回あたしが耐えられなくなって、あぁして喚く度に、いつもより濃い時間を過ごしてくれる。
お前が思ってるほど、鈍くねェよ。あたしは。
あの時、アイツを本当にってしまえば、同時にあたしの心臓と思考も機能を停止する。
一緒にぬことよりも、こうして疑いながらも一緒に居ることを選んじまう。
情けねェ…。あたしがこの糞溜めの中で生きることを選ぶなんて…‘らしくねェ’。
だがよ、ずっと一人で生きてきたあたしを、アイツは。
…アイツだけは、嘘をついてまでも傍にいてくれる。1番近くに居ようとしてくれる。それに縋るのは当然だろ?
余計なことは考えるなって、囁かれたから、アイツが居なくなった部屋の中で、脳内をアイツでいっぱいにする。
さっきまで、あたしの体を撫でまわしていた笑えるぐれェ綺麗な手、少し低くて神経が嫌でも痺れちまうような声、
あたしの弱さを全部見透かされるようなあの透き通った碧い瞳、吐息も舌の感触も、リアルに思い出せる。
目を瞑ってアイツがしてくれた通りに体に触れてみる。
耳、首筋、鎖骨、肩、胸、わき腹、太もも。
でもまた胸に戻って、たくさん揉みながら優しく笑ってくれた。
「ん…ぁ…、ふ……」
こんな風に、真ん中を爪で引っ掻きながら、耳元であたしを恥ずかしめる言葉を囁いて、笑っていた。
さっきまでの記憶を頼りに思い出しては自然と甘えた声が漏れ、大好きなその体にしがみつこうとしたのに。
――…ただの、布団の頼りない、くたくたの感触。
だんだん、今、部屋に1人でいることが、理解出来なくなってきた。
今頃、やっぱりあの男の腕の中にいるんじゃねェか。
あたしの知らない艶やかな顔で笑っているんじゃねェか。
駄目だ、駄目。今呟いたら、きっと目から出ちゃいけねェものが出てきちまう。
布団をがりっ、と歯で噛んでから抱き締める。
「……エ、ダ…、……」
本当は、納得なんてしてねェんだよ。
あの男について詳しく聞かせてくれよ。
もっともっと安心させてくれよ。
なぁ、あたしを1人にしないでくれ。
……アイツの整った顔が呆れに歪むのが見たくなくて、今日も馬鹿で騙しやすい女になり下がる。
なんて、あたしにぴったりの縋り方なんだろうか。
涙を布団に擦りつけながら、夜が更けていくのを待つ。
- 64 :
- 誰かレヴィたんスレも立て直してくれよ
- 65 :
- >>62
シェンホア×ソーヤーカテゴリ追加しときましたー!
>>ぷちぷち氏
OHYEAHHHHHHHHH!神降臨!
つ、続きなんて感激のあまり全身の穴と言う穴から体液が出そうです!
何ですかこの可愛いレヴィ、凄い可愛いんですが
私の中のエダのキャラがレヴィにデレッデレになりそうです。
なんかムラムr…モチベとテンション上がってきたのでぷちぷち氏の続きを調子に乗って書いてみました。
嬉しさのあまりの突発的なものなのでアレですいません・・・
*
先ほどまでの情事の熱はすでに消え、夜の外気で冷えた身体が気持ちと反比例する。
行為の最中はひどく冷静にあの女を辱めて悦ばせる言葉ばかりを考えていたのに
今や腕の中の温もりが外気に溶け出させないかのように、あるいはざわつく気持ちを静めるかの様に自分の身体を抱きしめた行為が
……自分でも情けなくなるくらいいじらしくて、私は少し自嘲気味に笑った。
「レヴィ…」
教会の壁にもたれ掛かり、月明かりの差し込むステンドグラスを仰いで、瞼を下ろす。
肺の中の熱い空気を吐いた。
自然と瞼の裏に先ほどの行為が眼に浮かぶ。
皺の寄ったシーツ、汗ばんでいくなめらかな肌、熱い吐息、白い胸
ぬるりと指を飲み込む体、快楽にわななく唇が荒い息を吐きながら切なく私を呼ぶ。
理性が消し飛ぶような…視線、吐息、嬌声、表情、体液。
彼女の存在全てが今や都合よく恋しくなる自分が、まるで酷い生き物になってしまったように感じる。
実際とても酷い。彼女の身体を弄び、心も…魂すらも堕とさんとしているのだから。
体とは裏腹に気分は最悪だった。背徳の喜びも自己嫌悪の種になってしまう。
情事の後はすぐに自己嫌悪に陥る自分はまだまだだろう、と思う。
まだまだ?何がだ。まだまだ悪党に成りきれて居ないと言うのか?
もう充分だろう。充分すぎるほどだ。
それにもうきっと彼女は気づいている。あの過剰なまでの依存と言っても良い位の態度。
全て知った上での態度だろう。
それでもまだ身体を求めてくる彼女に罪悪感と愛おしさが綯い交ぜになった感情が溢れる
私は一体どうすれば良い…?
- 66 :
- 「おかえり、シスター・エダ」
コツコツと革靴の音を立てて暗闇から月明かりの下に出てきた男。
「……まだ…いらっしゃったんですか」
気だるい体を失礼と咎められないギリギリの緩慢さで立て直す。
「見ものでね…首尾はどうだい?」
主語を省いた言葉にはきっと沢山の嫌味の種が含まれているのだろう。
とことん悪趣味な男だ。
私はポケットから小さな受信機を出して、キーホルダーのようにくるくると回してみせた。
「ふん、随分とまぁ手を抜いたな…?」
昨日の今日で何かしらの情報が聞きだせるとは誰も思っていない。
情報源確保の為の行為…手段と目的が入れ替わっている事などお見通しだろう。
手を抜いてまで情事の時間を濃密にするのにも意味があると思って貰えればいいのだが。
「…これも手段です」
イヤホンコードを引っ張り出して自分だけ受信機の音を聞くのは私の特権だ。この男に対するささやかな反抗だった。
ザ…ザザ、とノイズが混じっているが何とか聞き取れる。
受信機はベッドの頭側の側面。こっそりと仕掛けるのに適した場所であり、それでいて対象者の声がもっとも聞きやすい場所だ。
『……ん…ぁ…』
神経を耳に集中させた。
寝言…にしては声が明瞭で、艶っぽい。
情事ならば相手の男の気配も感じられるはず。
『…エ、ダ…』
「!!」
心拍数が跳ね上がる。
あぁ、レヴィはきっと今もあのベッドで私を思っているんだ。
今の声は明らかに先ほどの情事の最中の声だった。
眩暈がする。背徳感と罪悪感が恍惚を伴って背筋を駆ける。
全て知っている癖に悪態一つつかずに、健気にも私を呼んでいる。
‘嘘つき’くらい言って欲しいのに。
彼女がわざと騙されてることくらい知っているからこそ、胸の奥が締め付けられる。
本心を言えないもどかしさにおかしくなってしまいそうだ。
もう一度、声を聞かせて欲しい。
苛々と腕を組んでいた男が私の様子がおかしい事に気づく。
「おい、どうした」
「……」
男の声は無視して更に神経を耳に集中させる。
しかしレヴィがそれ以上口を開く事は無く、衣擦れの音がしたきり、物音はしなかった。
- 67 :
- 「エダ」
イヤホンを耳から抜くと男が顔を覗き込んでいた。
「…はい」
「あの女は何を言っていた?」
…私の名前、と言ったら一体この男はどんな反応をするだろうか。
私が動揺するくらいの発言だからきっと価値のある情報だとでも思っているのだろう。
愚かな男だ。
「私を疑うような発言を」
レヴィにするように、男に微笑みかける。
「…そうか」
男はそれ以上聞けないと踏んだのかあっけなく引き下がる。
「これ以上の調査は私一人でやります。後を追って報告致しますので今日はお引取り下さい」
「……」
男は動かない。何を考えているか良くわからない。子供のような目だった。
「女性とこんな夜中まで二人っきりでいるもんじゃありませんわ」
ジョークを交えるが、男は逆に近づいてきて私の髪に触れた。
大きな男の手、レヴィの手とは大違いだ。尊大で傲慢で無礼な手。
私の顔面から表情が消える。
「だからこそ寝室に送ろう」
あぁ、この男の額に鉛球を奢ってやったらどれだけ気持ちがいいのだろう。
「…結構ですわ」
極上の笑顔で、左手で髪をかき上げるように振り払い、右手で男の頬を張る。
パァン!と、遠くで聞く銃声に似た音が礼拝堂に響き渡る。
男は油断していた為か少しよろめいて私を恨みがましく睨みつけた。
「…今のはあまり賢くない行動だな」
賢くない?賢くない?どの口でほざく。
スイッチを切り替えるように煙草を取り出して火をつける。
「…ふふ、ふ…ふあまり調子に乗らないで欲しいねェ」
「…おい…貴様…っ!?」
男は動揺したように私を見つめる。
「生憎今の私はリップオフ・チャーチのクソ尼でね…イカさない男と嫌々寝るほど日照っちゃいないわ」
男は息を飲んだ。先ほどまで会話していた部下はどこへ消えたのかとでも言うような顔をしていた。
そしてその鮮やかな変わり身に苦虫を噛み潰したような顔になる。
「……ハッ、同性愛にでも目覚めたか」
口調とは裏腹に怯んだような眼をする男に、キスをするかのように顔を近づけて、煙草の煙をフゥッと吐いて、笑った。
「ふふふ、どうとでも仰ってくださいませミスター? …今や私の歓心を得られるのは‘あの女’だけなのですから…」
咳き込んで背中を丸める男の背に煙草を指で弾いて飛ばした。
「あぁ、それと引き続き…‘情報を得るため’彼女とはこれからも接触し続けますわ…どうぞ、お気をつけてお帰り下さいませ」
宿舎に帰る道すがら、もう一度レヴィとの情交を思い出す。
彼女の白い手が愛しそうに、一人にしないでと縋り付くように、この関係の持続を懇願するように私の背中に這っていた。
…あの震えている、寄る辺無き掌にどれだけの対価を乗せろと言うのだろうか。
いつの日か、誤解させることも欺くことも無く彼女と愛し合ってしまいたい。
私はため息をついて、これからの処遇よりも、レヴィの事を考えている自分に心の底から笑ってしまった。
*
ぷちぷち氏の萌えSSのおかげでエダがレヴィたん大好きキャラになりました。(私の萌えによって無理やりに
あとレヴィの部屋に勝手に盗聴器しかけてしまいましたスイマセン。あまりに萌えたので…
- 68 :
- >>67
光栄です…!!(;_;)
飴さんの文章に毎回こっそり萌えていたので、
いきなりの合作にちびりそう。。
やはり、飴さんの作品はSSとして読み応えがあって、萌え萌えで、尊敬します。
盗聴器を仕掛けられようとも、疑う男に張り手をお見舞いしたと知れば、
いつの日かその本心を伝えてもらったとすれば、
きっとレヴィたんはますますエダさんから離れられなくなっちゃいますね!
(まぁそうもいかないシリアスさが私達の萌え心をくすぐるんでしょうけど…!)
本当に、感激です。
またびびびと来たら、投下しますね。
- 69 :
- 飴氏のエダかっこえeeeeeeee!!
ぷちぷち氏のレヴィかわえeeeeeeee!
ごちそうさまでした
- 70 :
- まとめブログにシェンソーカテゴリできてるぜ!と思ったら飴氏の一本以外は自分の書いたのしかなくて泣いた
みんな、エダとレヴィもいいけどシェンホアとかソーヤーとか姉御もね!
で、バラライカ×シェンホアとか
++
シェンホアは仕事柄体力に自信があったし、身体も柔らかかった。
それでも両腕を後背で拘束されて吊り上げられる体勢を三日も取らされては、消耗も激しい。
肩の痛みはもう麻痺するほどで、関節もおかしくなってしまったように思えた。
両脚は伸びたまま床に付く前屈の姿勢だから、立ちっぱなしの脚も辛い。
開脚を維持させられる足枷のおかげでろくに疲労を散らすこともできない。
この姿勢から解放される時間もあるが、その時はまた別の責め苦が待っているだけだ。
シェンホアの身体を苛む、もう一つの感覚をもたらす時間。
暗い地下室に不意に光が差す。独特の葉巻の香りが煙と共に漂う。感情のない平坦で威圧的な声が届く。
「遅くなってごめんなさい」
顔を上げたシェンホアが垂れる髪の隙間から睨む先にいるのは、豊かな金髪の大柄な女だ。
フライフェイス――ホテル・モスクワのバラライカ。
「貴女のような野良犬には縁がないかも知れないけれど、私のような立場だと色々と面倒な仕事も多くてね。
一日中構ってあげられないのが残念だわ」
バラライカは葉巻を咥えたまま部屋の灯りをつけ、重い扉を閉めた。
「……これ全部解いた状態でなら、何日でも構わずいてくれて結構ですだよ」
眩しさに目を細め、唇を歪めて笑ってみせながらシェンホアが言った。
「それは逃げ出す自信があるということ?閉じ込められて餓でもしたほうがましだということ?
それとも私に服従するということかしら?」
シェンホアの傍へ近づいて、バラライカが葉巻の煙をその顔に吹き掛ける。
それは不快に煙たく、そして屈辱的なことであるはずなのに。
肌を息が撫でてゆくだけで、シェンホアの背筋がぞくりと疼いた。
「……言わないとわからないなら、相当頭沸いてるよ。火傷の時に脳まで揚げられたか」
けれどもその感覚を必に押し隠しながら、シェンホアは憎まれ口を叩いた。
途端、頭皮に激痛が走る。バラライカが力任せに、その髪を掴んで引き上げたのだ。
「――まだそんな口が利けるのか。なるほど、まだまだ遊んで構わないということだな」
その瞬間、背筋に走った悪寒を、シェンホアは酷く恥じた。
それは恐怖なのか、それとも歓喜への期待なのか、自分でもわからない。
だがどちらであっても、シェンホアのプライドを傷つけるには充分だ。
乱暴に首を横へ倒され、あらわになった首筋にバラライカの唇が押し当てられる。舌が這う。
それだけで、シェンホアは悦楽の証が自分の体内から新たに溢れ出すのを感じた。
- 71 :
- 床に座った目線の高さに、自分の手首が拘束され吊られている。脚はMの字に器具で無様に押し開かれている。
だが背中を預けるものは何もなく、手首を吊る縄の長さも無駄にあまっていて、酷く体勢が頼りない。
少し身じろぎすれば、すぐ後ろに倒れこんでしまいそうだ。
そしてご丁寧にも、背後の床には、細いむき出しの導線が二本敷かれていた。
時折ぱちりぱちりと火花の音がする。に至るほどの高圧ではなさそうだが、裸の背中がもしそこに倒れたら。
シェンホアは視線を背後から外して、歯を食いしばる。目の前にはバラライカが立っている。
電流なぞよりも、この女に威圧感を感じてしまう自分が嫌だった。
威圧感、恐怖、――渇望。すべて屈服の予兆。
「……お前、何がしたいね」
「三合会をスパイしろとでも言えば満足?お前のような野良犬に、そんな馬鹿なこと望まないわ。ただ私に飼われればいいのよ。
――黄色い肌も、滑らかで悪くない。私は好きよ。遊ぶにはとてもいい。ふふ」
葉巻を咥える唇の端を上げ、バラライカが笑う。黒いヒールのつま先で、シェンホアの膝から内腿にかけてをなぞった。
「……ぅ……」
寒気に近い快感が皮膚から神経へ伝わる。つま先はそのままシェンホアの秘部に達する。
「ぁ、あ……っ!」
つるりと黒く光るエナメルが、シェンホアの肉芽を撫でた。その独特の質感がもたらす快感に、シェンホアの喉が震える。
この程度の刺激で声を上げてしまうように、身体はこの数日で変えられてしまった。
「ぐ、……ぅ」
バラライカのつま先が肉の割れ目に一度ぐいと押し込まれる。体液で湿った音と共に。
そして愛液という潤滑油がたっぷりとまぶされた靴の先で、バラライカは再びシェンホアの硬くなった肉芽を突く。
左右に転がし、下から上へ弾くように撫で上げる。
「ぅ、くっ、ぁあア……っ!」
自分は衣服も身につけず、屈辱的な拘束をされ、疲弊した身体で、必に今の体勢を保っている。
目の前の女は上等のスーツを隙なく纏い、優雅に葉巻を吹かして、片足――いや、たかだか足首の小さな動きだけで、
そんな自分を弄んで薄く笑っている。
その状況が、シェンホアにはたまらない。恥辱とバラライカへの憎悪で脳が焼ききれそうだった。
一方的に嬲られるだけなら、シェンホアもそんなふうには思わない。
冷めた頭で、相手が満足するのを待っていることができる人間だった。
しかし自分の身体は、バラライカの屈辱的な責めで、滑稽なほどに快感に浸されてしまう。
そのことが悔しい。被虐の嗜好はなかった筈なのに、心のどこかでこの女を求めつつあることが、悔しい。
「ひぁっ、」
ざりり、とざらついた靴底が、シェンホアの肉芽を潰すように擦った。痛みもある、踏みつけられる屈辱もある、それなのに。
「――あァ……っ!」
ぱちん、と、絶頂がシェンホアの視界で白く弾けた。
思わず頭を後ろに逸らし、そのままシェンホアは後ろに倒れかけた。
しかし電流がシェンホアの背中を焼く前に、バラライカは腕を吊るすロープを掴んでそれを防いだ。
「……ぁ、……く……」
シェンホアの意識が現実に戻る。理由が何であろうと、“助けられた”屈辱が、シェンホアの顔を朱に染めた。
「まだだ。まだ私と“揃い”になるのは早いぞ?」
そう言ってバラライカは笑う。哂う。同時に、再びつま先が絶頂感の引かぬ肉芽をくすぐった。
「ん、くぅ……ぁ……」
身体はすぐに粟立ち始める。
逃げなければ、とシェンホアは溶けゆく思考の中で思った。
この女に跪き、這いつくばり、取り縋って悦楽を求めるようになる前に。
だけどその時はすぐ目の前に来ているように思えてならない。
++
オシマーイ
これ前提で、嫉妬でブチギレソーヤー×バラ姐or嫉妬でヤンデレ化ソーヤー×シェンホア、もネタがまとまりそうだったら書く
- 72 :
- 姉御はやっぱSが似合う!
ソーヤーがどう責めるのかwktkしてます
- 73 :
- http://www.nigauri.sakura.ne.jp/src/up13434.jpg
- 74 :
- ttp://www.k-fan.net/doujin/img9.php?ct=blacklagoon&ti=001&page=2
携帯から
- 75 :
- >>70氏のシェンホアが、ここまで調教された経緯が見たいぜ
- 76 :
- 8巻見て思ったがシェンホアはエダにお礼参りしに行けばいいのに。
- 77 :
- 祝9巻発売でテンション右肩上がり赤丸急上昇中なので>>76氏へシェンホアのエダへのお礼参り。イってみます。
*
意識を取り戻したときに真っ先に体が感知したのは痛みだった。
何か細いもので体を締め上げられる感触。
「…く…ぅ…」
思わず呻いて眼を開く。
ぼやけた視界の焦点が徐々にあってくる。
薄暗い闇の中。
その中にぼんやりと白い顔が浮かぶ。弧を描く紅い唇。黒い髪。紅いチャイナドレス。
「気がつくましたか?」
どこかで聞いた中国訛りの下手な英語が段々とその声の主を記憶から拾い上げる。
「…てめぇ…は…」
そうだ。あの晩自分の首を七面鳥のように切り落とそうとした中国女だ。
聞きたい事が山ほどある。
ここはどこか。
何故体が動かないのか。
何故自分はここにいるのか。
何が目的なのか。
少し考えればわかることだ。
酷く寒いここは恐らくどこかの地下。
体が動かないのは全身を縄で締め上げられて転がされているからだ。
そして…きっとこの女はあの晩の鉛弾の復讐のために…
ぞくりと怖気が走る。
そうか…あたしは夜道を歩いていて…後ろから…
迂闊だった。
さきほどから背中か首か頭が痛い。はっきりしないのは寒さのせいか痛みのせいか。
「ふふん。いくら尼さんが手練でも、後ろから襲われるならカタないね」
女は眼を細めながら、しかし口調はひどく冷たい。
綺麗に塗られた爪の乗る指が頬を撫でた。
「…っ…」
「覚えているますか?尼さん私に鉛球入れるした事…いやぁ、痛かったね…」
今度は先ほどよりも深い怖気にも似た悪寒が頬から全身に広がる。
「さァて、どうしてやるますかね」
少しだけ楽しそうに、サディスティックに笑う女。
「その締め上げた縄の隙間から出た身体をそぎ落とすのいいか?」
- 78 :
- きつく締め上げられた縄の隙間から出た胸や肩、尻を柳葉刀がなで上げる。
肌に傷はつかなかった尼僧服がはらりと落ちる。冷気が肌にしみる。
「それともソーヤーのチェーンソーでも持ってくるのいいか?」
女が笑う。笑う。
こけおどしだ。そう信じたくても否応無しに冷や汗が頬を伝う。
何せこの女はためらい無く首を切り落とそうとした女だ。
その女に鉛球をブチ込んでしまった。
今まで数え切れないほどの恨みを買ったがここまで執念深くされるのは初めてだった。
「それとも…尼さん自信の銃で撃たれるが良いか?」
目の前に見慣れたグロックのロングバレル。本来ならあまり見る事の無い銃口がまっすぐこちらに向いている。
深い奈落。そこから牙を剥くためのトリガーに爪がかかっている。
銃を扱ったことのないド素人か、本気で撃とうとしているかのどちらかだ。
「…どれも全部お断りだねェ…」
声は掠れて、相手が上手く英語を聞き取れたか心配になる。
その心配は杞憂で、女はつまらなそうに鼻を鳴らして銃口を下げた。
「なんだ。つまるない女ね」
「あたりまえだ。さっさと縄解いて帰せ。トゥナイトショウが見れないじゃないのさ」
「ふん、どうせ再放送するね。ま、尼さんは見れないと思うますがね」
柳葉刀が再度体の表面をすべる。
残った布を剥ぎ取る気か。
「待て待て!中国女!」
「シェンホア。耳そぎ落とすいいか?美国人」
「はいはいシェンホアね!何する気だ!」
「スライスされるたくないなら動くないよ」
身じろぎしかけた体を止める。
この刃ならたやすくチキンスライスをこさえるだろう。
ブツリ、とブラジャーのストラップを切断される。外気に晒された胸が震える。
「くっ…」
屈辱的な表情を楽しむようにシェンホアは残った服を切り裂く。
段々と読めてきた。この女…まさか…
*
続く!
- 79 :
- わっふるわっふる
9巻発売で同じくテンションだだ上がりだけど、書く時間がないぜ
- 80 :
- >>76です。
うわぁぁ!ありがとうございます!
ドサドシェンホアきたーー!
続きをwktk全裸待機で待ってますw
- 81 :
- wktk
- 82 :
- *
今や縄を残して殆ど全裸となったエダを見てシェンホアは唇の端を吊り上げる。
きつい縄の食い込む修道女は背徳的で、ひどく扇情的に思えた。
「やらしい体してるね。修道女より娼婦するほうが合ってるよ」
シェンホアは自分の囁いた言葉が熱を帯びていくのに気づく。
エダは羞恥に頬を染めてはいるが、蒼い瞳からは不屈の意思が垣間見える。
しかしそれはす前に屈服するまで屈辱的にいたぶってやろうという加虐欲をシェンホアに与えるだけだった。
物理的支配下に置いたエダの体をシェンホアが指先で撫でる。
愛撫というよりはモノを触って確かめるような動きだ。
首筋、鎖骨、鳩尾、むき出しの胸に指が到達するとビクリとエダの体が跳ねた。
それに構わずシェンホアの指は白人らしい桃色の先端に触れた。
「…っ」
もはやシェンホアの魂胆の読めたエダの出来ることはなるべくこの女を悦ばせない様に声を抑える事だけだ。
しかしその抵抗もむなしく、シェンホアの指先が突起をきつく抓り上げた時に思わず喉を震わせてしまう。
「やめッ…ぁぁッ…!」
エダの胸にびりびりと痛みが走るが、痛み以外の感覚が混じっているように艶かしい声が出てしまった。
柔らかい乳首をひどく抓り上げられたせいで指を離された後もジンジンと痺れ、段々と充血して濃い桃に色づいた。
反対側の方も今やシェンホアの眼の前でぷっくりと充血し始めている。
「痛くされるの良いなんて変態ね」
シェンホアは嘲る様に笑ってみせ、淫靡な色のそれを爪の先で強く弾くいて再度抓り上げる。
「あぁッ…!」
充血して敏感になった突起をいたぶられて思わずエダの体が仰け反る。
「ふふ、尼さんがそんな声だすのは良いないよ」
エダの反った白い首筋にシェンホアの紅い舌が這う。
「んっ…!」
エダは目の前の黒い髪を見てレヴィの姿がフラッシュバックする
珍しく攻めに回ったレヴィの髪が胸をくすぐりながら首筋に口付けをした夜。
しかし今夜目の前にいる女に同じ印象は見受けられない。
どちらかといえば獲物の味を確かめるような印象だった。
シェンホアの冷たい手がエダの暖かい腹部を滑り、一段と体温の高い下腹部を撫でた。
陵辱の予感にエダの肌が粟立った。
*
続く
すんません風邪っぴきなんで短いですがここまでですorz
- 83 :
- 乙
- 84 :
- 続き
「嫌だ、ぁ…っ!」
抵抗の声が艶かしく響く、それと合わせて聞こえた水音により、シェンホアにはその声も白々しく聞こえるだけだった。
指先が確かめるようにぬるりと割れ目を這った。
「ふぁ、あッ…!」
艶めいた声に軽蔑したようにシェンホアは鼻を鳴らす。
「だいぶ良くなってるよ。やっぱり、本当は尼さんじゃなくて淫売か」
「違っ、んんっ…!」
指先で肉芽を擦るとエダの体がビクリと反った。
熱い液体がシェンホアの指を濡らす。
「呆れた。こんなに濡れるんなら何だってくわえ込むよ」
シェンホアの指が柔らかく、しとどに濡れた淫唇を押し広げるように指を広げた。
敏感な粘膜が外気に晒されてエダの体が震える。
そのまま指をエダの膣穴にゆっくりと突き込んだ。
「ぁっ、あッ…!」
指を奥まで突き込まれた穴はエダの意思と反するようにしゃぶるようにひくついた。
相手の指先に快楽を感じる自分の体のあさましさがエダの理性を屈辱感で満たした。
整った眉を快楽を堪える様に顰めてはいるが、その下の蒼い瞳はもはや離れかかった理性を繋ぎとめようと虚空を見つめていた。
ぬちゃぬちゃと粘着質な音を恥じらいも無く立てながらシェンホアの指が中で動く。
「ぁあ…っ、あっ、あぁあっ!」
理性が快楽の海に突き落とされた角砂糖のように角からぼろぼろと崩れていく。
このまま身を任せたらどれだけ楽だろうか。
どうせされるのなら存分に楽しんでからでも遅くはないのではないか。
甘く、薄暗い欲情がエダの頭の片隅から誘惑する。
「ひあ、ぁッ!?」
いきなり指を引き抜かれてエダは高い声を上げる。
同時に薄暗い欲望も消えうせた。
シェンホアにこのまま身を任せていても快楽だけ無条件で与えるわけがない。
実質その通りでシェンホアは引き抜いた指先で、切なげにひくつく穴をじらす様に淫唇をそっと撫で回した。
獲物をいたぶる猫のような笑みでシェンホアはエダの瞳を真っ直ぐ見ながら言った。
「ふふ、どうかしたか尼さん。随分寂しそうな顔してるよ」
「…ッ!」
エダは慌てて眼を逸らす。
シェンホアの黒い瞳は先ほどエダの考えていた後ろ暗い欲望すらも見抜いてしまいそうだった。
シェンホアの片手がエダの細い顎を取りむりやり眼を合わせる。
エダの瞳には快楽のあまりいつ理性が崩れ去り、瞳に写る女に屈服し服従してしまうかという甘美な恐怖が涙となって滲み出していた。
- 85 :
- 唇からは熱い吐息が細く震えてシェンホアの唇を誘惑している。シェンホアはそっと舌を伸ばしてエダの唇を舐めた。
「んっ…ふ…っ…」
指先でぬめって充血する淫唇を撫でられながらの淫らしい口付けはエダの心を更に快楽に沈め込んだ。
「尼さん、気持ちよいか?」
「ぁッ…誰がっ…なんだって…」
「気持ち良いなりたいなら素直に気持ち良い言うといいね」
エダは物足りない愛撫に身悶えし、淫らなリクエストを求めそうになる上下の唇を自尊心で閉じる。
しかしダメだ。これ以上の快楽には耐えられない。
自尊心すらもこの女に叩き壊されるのか。
シェンホアの指が一層敏感な肉芽の周りをくるくると撫でた。
「…あぁッ!…や、そこ…ッ!」
「ここがどうかしたか?」
指先が遊ぶように包皮をめくり上げるが、肝心の肉芽にはかすりもしない。
「やッ…!ぁあっ…!」
エダの体の方が先に誘惑に耐え切れず、腰を淫らに動かしてシェンホアの指先に肉芽を押し付けようとする。
しかしシェンホアは愉快そうに笑いながら指を引っ込めた。
もはやあさましい雌のように堕ちた体は欲しい快楽が貰えないことに益々泣き濡れる。
「んッ…ぁ…あぁ…ッぉねが…ッ」
「何か言ったか?」
シェンホアは聞こえないと嘯いて再度指を割れ目に這わせた。
「はぁっ…、そこ…ッ…はぁ…いれ、てぇ…」
ついに溶け出したエダの理性は甘ったるい声でシェンホアの指をねだる。
シェンホアは甘美な声に聞き入って満足しながら指を秘部にめりこませた。
しかし焦らしに焦らされた敏感な秘部は期待に充血し、かえって入り口が狭まっていて指の進入を拒んだ。
「ふふ、尼さん…中に入れてくれないか…?」
まるで家の出入り口のような言い方がエダの耳元で熱っぽく囁かれる。
ぞくぞくと全身が粟立ち、思わず其処の緊張を解いてしまう。
指先はその僅かな隙間を見逃さず、無遠慮に音を立てて入り込んできた。
「ふぁああぁっ!!」
ビクビクとエダの体が痙攣する。
指の隙間からは熱い液体が噴出して床に水溜りを作った。
それきりエダはシェンホアの体にもたれかかったまま息を荒げることしか出来なかった。
「もう気をやったか?つまるない尼ね…」
…しかし、もっと遊んでやってもいい。と、
低く耳元で囁かれたシェンホアの言葉にエダは頷くことしかできなかった。
*
オシマイ
- 86 :
- GJ!(`・ω・´)
- 87 :
- あー…レヴィ泣いちゃうぞ(´;ェ;`)
だが、それがいい。
- 88 :
- 泣きながら感じるレヴィの幻影を見た
- 89 :
- レヴィ「いよォエダ。ハッピーハロウィーン…犯しか悪戯か、どっちがいい?」
エダ「…!?」
- 90 :
- ソーヤー「おかし…くれ…なきゃ…悪戯…す…る…」
シェンホア「え?犯してくれなきゃ悪戯する?……やー、ハロウィンってカゲキだたのね…」
ソーヤー「…違…!?」
- 91 :
- >>90
9巻は完全カマセでしかなくてしかも後半出番抜きだったのは
そういう理由だったのか!
- 92 :
- 毒本見るとエダのがやっぱりレヴィより胸も背もデカいんだな…
- 93 :
- やっぱり最強はロベルタか…
おっぱいはHPな漫画なのにロアナプラ組だとレヴィが最弱か?
…周りが強すぎるんだよな…。
- 94 :
- そろそろレヴィが攻めに転じてもいいよね。
レヴィ×姉御とか萌えないか?
姉御が「攻めさせてくれる」ならの話だけど…
- 95 :
- >>94
つ酒
泣き上戸にでもなればいいが、姉御は酒乱なイメージw
- 96 :
- ロシア人に酒は亡フラグだろ……
- 97 :
- 姉御の深酒した翌朝なんてレヴィがベッドの隅でめそめそ泣いてる側で姉御が首を傾げてるイメージしか浮かばない…
- 98 :
- >>97
巻末にありそうだwww
- 99 :
- >>93
ちちくらべの最強はジェーンじゃなかったっけ?
あとロベルタは確かにたゆんたゆんだが
胸も尻も寄る年波には勝てず僅かに垂れてきて…うわなにをするやめ
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