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2012年7月エロパロ659: ヤンデレの小説を書こう!Part44 (217)
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ヤンデレの小説を書こう!Part44
- 1 :11/03/07 〜 最終レス :12/06/10
- ここは、ヤンデレの小説を書いて投稿するためのスレッドです。
○小説以外にも、ヤンデレ系のネタなら大歓迎。(プロット投下、ニュースネタなど)
○ぶつ切りでの作品投下もアリ。
■ヤンデレとは?
・主人公が好きだが(デレ)、愛するあまりに心を病んでしまった(ヤン)状態、またその状態のヒロインの事をさします。
→(別名:黒化、黒姫化など)
・転じて、病ん(ヤン)だ愛情表現(デレ)、またそれを行うヒロイン全般も含みます。 ・決して暴力的な精神異常者のことではありません。
■前スレ
ヤンデレの小説を書こう!Part43
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1298066439/
■お約束
・sage進行でお願いします。
・荒らしはスルーしましょう。
削除対象ですが、もし反応した場合削除人に「荒らしにかまっている」と判断され、
削除されない場合があります。なるべくスルーでお願いします。
・趣味嗜好に合わない作品は読み飛ばすようにしてください。
・作者さんへの意見は正直なものを。罵倒、バッシングやべた褒めはお門違いです。議論にならないよう、控えめに。
・文章作成能力の向上に繋がるような建設的な批評は大歓迎です。叱咤激励は作者とスレを成長させる糧です。
・無責任な脊髄反射的なGJはNG。GJは作品の内容や出来を良く吟味してからでも遅くありません。
■投稿のお約束
・名前欄にはなるべく作品タイトルを。
・長編になる場合は見分けやすくするためトリップ使用推奨。
・投稿の前後には、「投稿します」「投稿終わりです」の一言をお願いします。(投稿への割り込み防止のため)
・苦手な人がいるかな、と思うような表現がある場合は、投稿のはじめに宣言してください。お願いします。
・作品はできるだけ完結させるようにしてください。
・版権モノは専用スレでお願いします。
・男のヤンデレは基本的にNGです。
・過度の自分語り、前書き、後書きは荒れる元なので、常識の範囲でお願いします。
・書き手としてのプロ意識は大切ですが、態度だけプロ気取りするのはご遠慮ください。
- 2 :
- >>1乙
- 3 :
- >>1の内容勝手に変えてるし保管庫リンク無いから作り直すわ。
- 4 :
- こちらへ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1299432596/
ルールは勝手に変えちゃいけないことも荒らしさんにはわからんようです。
- 5 :
- >>1乙
一番乗りで投下させていただきます
まだ序盤ですのでヤンデレのヤの字もありませんが
そこは何卒ご容赦願います
- 6 :
- 俺は都内の公立高校に通う16歳の男子生徒だ。
名前は古谷貴史。
歴史の成績だけはいいのだが、あとはごく普通の平均的な高校生である。
歴史なんていう過去の出来事が好きなだけあって、最新のIT関係やファッションなどには疎い方だ。
お陰でこのネット全盛時代にあってかなりのパソコン音痴で、携帯でメールを打つのがやっとという有り様だ。
おまけにお洒落でもないから、女の子にもてたりすることはない。
だからクラスの女子の間で俺の噂が出るようなことはないし、後輩からコクられたりなんかは夢のまた夢である。
そんな俺が唯一気軽に話し掛けられる女子が、陸上部のエースの結城宏美だ。
宏美は俺の幼馴染みに当たる同級生だ。
中学、高校とずっと同じ学校に通ってきたこともあり、気心が知れているのである。
それに家が近所なこともあって、小さい頃から一緒に遊ぶことが多かったというのは大きい。
その頃から宏美は足が速かったが、高校に入ってからその才能が開花したようだ。
陸上部に入るや、1年生にしていきなり100メートル走の代表選手になってしまったのだった。
今や宏美は陸上部、と言うより体育会系クラブ全体の花形として校内一の人気を誇っている。
なにせ彼女には華があるのだ。
足が速いだけでなく容姿も優れており、成績だって学年で10位以下になったことはない。
絵に描いたような才色兼備の美少女なのである。
- 7 :
- そんな宏美だからいいよってくる男は大勢いるが、生半可な男では釣り合わないのだろう。
いまだに彼女はフリーの状態にある。
そんな高嶺の花の宏美と親しいという事実は、情けないかな俺のステイタスを少し上げる原因になっている。
実際のところ俺を通じて宏美に近づこうとする男子生徒は後を絶たない。
連中に頼まれラブレターを配達したりは日常茶飯事なのだが、そんな時、決まって宏美は冷笑を浮かべて受け取りを拒否する。
機嫌の悪い時には中身を見ずに破り捨てることもある。
そう言う時には宏美の顔って凄く冷酷に見える。
一生懸命これを書いた男が可哀相になるほどだ。
それでも彼女の支持が衰えることなく、かえって人気が高まるのが不思議である。
今日もそんな彼女のファンから託された手紙を突っ返されたところだ。
送り主は同じクラスの坂崎という秀才君である。
「もったいないな、坂崎って大会社の社長の御曹司だろ」
人ごとながら時には俺も心配になったりする。
こんなんじゃ、そのうち男が寄りつかなくなるって。
なのに宏美ときたら──
「じゃあ、貴史が付き合ってあげれば?」
なんて、俺の心配などどこ吹く風である。
今は陸上の記録だけに興味があるのだろうけど、なんだかな。
特に区の大会が近いから、男にかかわっている暇なんか無いんだろう。
俺のように文化部、しかも日陰者とされる歴史研究会なんてのに属している人間にはよく理解できないけど。
- 8 :
- 宏美と別れた後、俺は歴史研究会の活動拠点である図書室へと向かった。
うちの部は一応学校に公認されているものの、部員は俺一人という弱小団体である。
顧問の先生は定年退職間近の社会の先生で、活動にはほとんどノータッチだ。
予算だってまともに付かない。
まあ、活動といっても図書室で歴史書を読んだりするだけだから、金など必要としていないのだけれど。
今日も下校時間まで静かに本を読んで過ごすことになるのだろう。
それを別に寂しいとは思わない。
むしろ誰にも邪魔されずに、好きな本を好きなだけ読めることを幸せに感じるのだ。
俺は途中まで読んでいる吉川英治著の三国志を本棚から取り出すと、いつもの窓際の席に陣取った。
歴史小説の中でも三国志は好きな部類で、これまでにも色々な訳本を読んでいる。
俺のお気に入りは呂布奉先だ。
きらびやかな鎧をまとい、赤兎馬にまたがって方天画戟を振るう豪壮な武者である。
なにせ俺と正反対なところがいい。
また曹操なんかとは違って、悪のイメージに統一されているところが好感を持てる。
良いにしても悪いにしても男のイメージは一貫すべきである。
見方によって善悪が変わるべきものではないのだ。
さて、今日も自分の果たせない夢を呂布に代行してもらうとするか。
- 9 :
- それから俺は時間を逆行し、英雄たちと時を同じくしていた。
そして呂布が虎牢関の戦いで関羽、張飛二人をひとりで相手に戦いを始めた時であった。
「先輩。先輩って本当に本がお好きなんですね」
いきなり話し掛けられた俺は、本に没頭していたこともあって非常に驚いた。
「えっ? お、俺?」
何事かと慌てて顔を上げると、そこに知らない女子生徒の笑顔があった。
胸元のリボンの色から察するに1年の後輩だ。
しかし顔に見覚えはないし、もちろん名前だって知らない。
ただ、左腕に巻いている腕章で、彼女が図書委員だということが分かった。
「ごめんなさい、読書の邪魔してしまいました?」
その子が申し訳なさそうに頭を下げて謝った。
「い、いや。ちょうど一息入れようと思ってたとこだから」
俺は恐縮したように取りなした。
なぜって?
そんなものは、彼女がとびきり可愛かったからに他ならない。
好印象を与えなくてはという気持ちが自然に湧いてきたのであった。
「よかった」
と一旦緩んだ彼女の眉の間が、直ぐにまた狭められる。
「けど、残念なお知らせがあるんです。図書室の規模が縮小されるかもしれないって知ってました?」
後輩の図書委員はそう言うと短く溜息を漏らした。
しかし規模が縮小って、どういうことだろう。
ただでさえ手狭な図書室なのに。
「予算の問題だそうです。税収が減ったとかで、部活の活動予算が縮小されるの」
今の日本は未曾有の不景気だからな。
「でも花形の陸上部がある運動部の予算は減らせないって。だから文化部の予算をそちらへ回すんだそうです」
そりゃ、当局にとって陸上部は校名を上げるアドバルーンだから大事なのは分かる。
けどその尻を文化部に持ってくるのはお門違いだろうに。
「でも、もう生徒会ではその案が承認されたって……」
図書委員の少女は悲しそうに俯いた。
これは酷い。
予算がなけりゃ新刊だって買えない。
書庫を他の部に明け渡すとなれば、蔵書の数だって減らさないといけなくなる。
こっちの言い分も聞かずに強行するとは非道にも程がある。
陸上部も陸上部だが、生徒会もあんまりだ。
「古谷先輩。同じ読書家として、先輩も一緒に戦ってください」
後輩はすがるような目で俺を見詰めてきた。
- 10 :
- 取り敢えずは以上です
なるだけ短めにまとめますので見捨てないでください
- 11 :
- ほぼリアルタイムで読んだ、GJ!
読みやすい文体がいいね
続きに期待
- 12 :
- あ、変なところで切ったので後輩の名前入ってなかったorz
- 13 :
- 幼馴染みVS後輩キタァァァァァァァァァァァーッ
宏美がどんな風に病んでいくのか超楽しみ
- 14 :
- >>5
スレがこんな時に投下してくれてホントにありがとう
涙が出るほど嬉しかった
色々言ってくる奴がいるだろうけど頑張って下さい
- 15 :
- 生徒会と文化部と運動部の三つどもえの争いか
折角必こいて考えたネタだけど、タイトルに全部出ちゃってるのねw
- 16 :
- なんか予防線張ってる態度が見え見えで好かんな
変にへりくだってるのも印象悪いぞ
素人の書いたキャラの名前なんてどうでもいいんだよ
- 17 :
- >>12
気にしないで
後輩の名前は次回の楽しみにとって置くよ
- 18 :
- この作者って中卒なのかな
文芸部なんて存在を知らないんだろうなあw
- 19 :
- GJ
粘着キチガイが居るけど気にしないで
2chとかで荒らしに構ってたらやってけないよ
- 20 :
- >>5
三国志をモチーフにしてても呂布が主役なのは珍しいな
続きを期待してます
>>18
中学にも文芸部があることを知らないお前さんは小卒なんだろうな
- 21 :
- GJ
名作の予感
- 22 :
- 文体がルーキーっぽくて初々しいな
OK、みんなで守って育てて行くから
- 23 :
- 但し俺のはちょっと厳しいかも知れないから
覚悟しててねwww
- 24 :
- >>5
GJ!
続き楽しみにしてます!
- 25 :
- 注意! こちらのスレは荒らしが議論無しにテンプレが改変されたスレです
投下は↓のスレにお願いします
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1299432596/
- 26 :
- あっ、やべ。保管庫両方ともやっちまったよ
でも、別に反省も後悔もしていない
- 27 :
- これだけ早朝にこのレス……悪いけどこんな分かりやすい自演初めて見た。
そしてこれが本当のヤンデレなんですねwww
- 28 :
- こちらを投下用、向こうを議論批判用にすればいいんじゃない?
先に立ったのもこちらだし、投下もこちらが先だし
時間とシステムの問題だから、これはもう仕方ないだろう
- 29 :
- こっち勝手に変えてるからノーセンキューで
- 30 :
- >>29
どっちもどっちだよ
意地になって個人の我が儘を通そうとしてるみたいに見えるけどな
- 31 :
- テンプレを個人が勝手に変えて作ったらダメだろ流石に
- 32 :
- テンプレなんて1スレ目の頃にとは変わってるだろ
状況に合わせて時代と共に変化していくものだから
そもそも>>1が絶対的なものだなんて、立てた本人も考えていないだろうに
相手のペースに巻き込まれて意地にならないでくれ
- 33 :
- それは話し合いの結果で変わっただけだからな?
いきなり個人が勝手に変えてこのルールでやれなんておかしすぎだろ
- 34 :
- ルールを勝手に変えてどっちもどっちって言われてもね……。
とりあえずこっちは批評家もどきが集まるスレで良いよ。テンプレもそんな感じだし。
- 35 :
- ってよくよく見てみると明らかにおかしい上の擁護レス達はなんだよwwwww
- 36 :
- バカなんだろ
察してやれよ
こっちはウナギスレみたいにバカの隔離スレでいいじゃん
- 37 :
- 竹島問題と同じだよ
実行支配されてしまったらもう手遅れ
文句言ってる暇に自分が立てるべきだったな
- 38 :
- >>37
その例え上手くないよ。そして全く反論になってないよ。まあ言っても無駄だけど。
まあ隔離スレがここに出来たから逆に書き手は投下しやすくなっただろうね。
- 39 :
- でもあっちに投下してもそれこそボロクソにやられて収集がつかなくなると思うが
- 40 :
- 今度は実行支配とか言い出したよこの人・・・
このスレ立てたやつにも言えるけど、手口が強引過ぎて気持ち悪い
そのうちここがヤンデレの起源とかいいだしそう
- 41 :
- >>39
そんな焦るなよ。荒らしはどうせお前らが出張してるだけだからってなるしさ。
これでようやく隔離出来た訳だな。ありがたいわ。
- 42 :
- 保管庫リンクないよww
- 43 :
- それじゃ、こっちが投下用スレ、あっちが隔離スレってことで
こっちには以後作品と感想以外は禁止な
くだらない言い争いは向こうで思う存分やってくれ
- 44 :
- あっ言い忘れたれど投下ありがとな
なんかウナギが沢山いるけど気にするな。
- 45 :
- >>44
そういう関係のないスレの話を持ち出すから…
- 46 :
- >>43
逆な
意味分からない
- 47 :
- 関係ないってどういう意味だよww
- 48 :
- そんな不毛なことやってたら共倒れになっちゃう
互いに干渉しなかったらこれまで通り上手くやっていけるはずだろ
- 49 :
- ここは批評家もどきとウナギ信者の隔離スレになりました
- 50 :
- ,. -‐- 、_
/⌒´ `==、_
/⌒ \
」 _==彡'丿ヾミ__ !
/ __,ノ `气 ヽ
{ _ノ 廴 }
〉 } { 〈 まあ
( 丿 〈 } ウナが来たからには
/ハヽイ く\ _ },ム 2話目からの原稿は
〈に! V /\\_〕し'´, ┘ Vィ} グッと良くなるよ
ハY T・フ`ー'└ィ・ァ__ _ ∨
{ し'  ̄ , "´、'´ \}!
// / ノ-、__,」、_, O }\
イ| { | _/,___,.ィ「 ! 八 `ヽ、 __r‐
|\ | ∩ { { \}{辿ヒツ丿 / | _,>-一' ,二 \ \-┐
| | \\\) `;¨´。(0 /} 〔n ..⊂⊃..:::‘=’" ハ ∨
! \ \ O _/ノ し┬┐;;;;;⊂⊃_;;;;_,}L__}
! \ \___,ノ ノ'´} j |/  ̄`ー==rr┬三/L}′
! \__ く\ / -┘ /' 「〔l {'ニ| ノ ノ
l \ ̄ニ==‐--\\´ //,厶{ {_,{ j'´ /
! ヽ \ / ̄ ̄`\__ {{ __ノ_,ノ,;;人
\ ノ / _仁´\_r〉} 〉 ..,;''',,;''''/''..;\
/ /;i __ ̄\\ { ==彡..:,;''',,;''',;\
/ |ii{ _ \_jト入 八 '',,;'..,;''',,;'',,;'
人 _>┘ `ー\ /\\ '',,;;;'''
↑ヤンデレスレのアイドルであるウナギイヌさんからの一言でした
- 51 :
- どうやら、嫉妬スレが廃れてヤンデレスレに移動する間に
こんなにも太ってしまったようですね
- 52 :
- >>50
地獄のミサワに似てるわw
- 53 :
- 豚じゃね?
- 54 :
- きんぐうぃいるウエスト?
- 55 :
- キング・ワイルドウエスト
- 56 :
- 本当にウナギイヌがやっているのなら、もっと強烈に自己アピールするよ
あいつは自己顕示欲が異常に強いから
自分が荒らしてるってことを誇示するだろうに
- 57 :
- ウナギイヌってなに?
- 58 :
- pcと携帯を使った自演のことさ
- 59 :
- 金荒西ってチョン臭いコテだな
どうせ関西辺りの在日半島人だろ
2ちゃん始めたばかりで只今売り出し中って奴かw
- 60 :
- 金荒西なんてコテいねえよww
- 61 :
- ,. -‐- 、_
/⌒´ `==、_
/⌒ \
」 _==彡'丿ヾミ__ !
/ __,ノ `气 ヽ
{ _ノ 廴 }
〉 } { 〈 ウナが来た以上は3日で
( 丿 〈 } ヤンデレスレを批評してあげるよ
/ハヽイ く\ _ },ム
〈に! V /\\_〕し'´, ┘ Vィ}
ハY T・フ`ー'└ィ・ァ__ _ ∨
{ し'  ̄ , "´、'´ \}!
// / ノ-、__,」、_, O }\
イ| { | _/,___,.ィ「 ! 八 `ヽ、 __r‐
|\ | ∩ { { \}{辿ヒツ丿 / | _,>-一' ,二 \ \-┐
| | \\\) `;¨´。(0 /} 〔n ..⊂⊃..:::‘=’" ハ ∨
! \ \ O _/ノ し┬┐;;;;;⊂⊃_;;;;_,}L__}
! \ \___,ノ ノ'´} j |/  ̄`ー==rr┬三/L}′
! \__ く\ / -┘ /' 「〔l {'ニ| ノ ノ
l \ ̄ニ==‐--\\´ //,厶{ {_,{ j'´ /
! ヽ \ / ̄ ̄`\__ {{ __ノ_,ノ,;;人
\ ノ / _仁´\_r〉} 〉 ..,;''',,;''''/''..;\
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/ |ii{ _ \_jト入 八 '',,;'..,;''',,;'',,;'
人 _>┘ `ー\ /\\ '',,;;;'''
- 62 :
- 3日もかかるのなww
- 63 :
- ここはSS投下スレです
巨大AAは違反事項ですので貼らないで下さい
- 64 :
- ここは審議用
- 65 :
- 作品投下されちゃったからしょうがないよ
- 66 :
- そうだね
でも、これからこっちに投下する作家は、荒らしと同じだって思われてもしょうがないよね
- 67 :
- めんどくせえよ馬鹿。
そう言うお前も荒らしと同じ事してるぞ
- 68 :
- 新スレ乙です
これより投下します
- 69 :
- 室内には煙が充満し、澱んだ空気も熱気を帯びていた。
遠くに聞こえていた怒号や悲鳴も、今は散発的なものになっていた。
落城が近いのである。
ここスペランカ王国の本城は、隣国のドルトムント共和国の奇襲攻撃を受けた。
強国で知られたスペランシアだったが、同盟国に援兵を送っている隙を突かれてはひとたまりもなかったのだ。
良港に恵まれたスペランシアは、山岳国であるドルトムントにとって喉から手が出るほど欲しい垂涎の的であった。
スペランシアを落とせば海軍力を保有できる
そのうえ海運貿易により手中にできる富は計り知れない。
ドルトムントの議会がスペランシアを狙ったのも当然といえば当然であった。
しかし、彼らが隣国を騙し討ちしたのにはもう一つ理由があったのだ。
大陸一の美姫として知られたラミア姫の存在がそれである。
ドルトムントのゲゼット将軍は、以前舞踏会で見かけたラミア姫に恋い焦がれた。
そして何が何でもラミア姫を手に入れようと企んでいたのである。
そのチャンスはやってきた。
お人好しのスペランシア国王が、自軍の半数を同盟国に送るという情報を掴んだのだ。
表面上はドルトムントもスペランシアと友好条約を結んでいる。
ドルトムントは彼の国が自国寄せる信頼を逆手に取ったのであった。
恥知らずな戦法は功を奏した。
ドルトムントの重騎兵部隊は、宣戦布告もなしに国境を突破したのだ。
もちろん条約破棄の通達などあろう筈もなかった。
完全に虚を突かれた国境警備隊は、あっさりと蹴散らされてしまった。
同盟国への出兵のため人員を引き抜かれていたことも、戦いがワンサイドゲームに終わった原因となっていた。
- 70 :
- 一旦引いて戦線の再構築を図ろうとしたスペランシア側であったが、敵の騎兵部隊は迅速であった。
集結を図ろうとしたスペランシアの軍隊だったが、戦の名人と言われるゲゼット将軍はその時間を与えなかった。
集まればそれなりの数となる3つの部隊に、将軍は機動力で対抗したのである。
各個撃破されたスペランシア軍は、這々の体で本城に逃げ帰るのがやっとのことであった。
やがて追いついてきたドルトムントの本隊が、城を十重二十重に包囲した。
蟻の這い出る隙間もないとは、まさにこのことであった。
籠城戦に全てを賭けたスペランシア軍だったが、敵の砲撃が始まると勝敗はあっさりと決定した。
それでもラミア姫の身柄を押さえたいゲゼット将軍は、最後の詰めを白兵戦に託した。
最初、将軍は兵士の命と引き替えに、姫に投降勧告をしようかと考えた。
優しいラミア姫ならば断るまいと思ったのだ。
しかし、当の兵士たちが納得するはずがない。
姫は彼らのとって太陽であり、崇拝すべき偶像なのである。
やはり白兵戦で決するしかないと悟った将軍は、選りすぐりの剣士たちを城内へと放ったのであった。
これを迎え撃ったのが、国王の留守を任されていたスペランシアの親衛隊であった。
全員が騎士の称号を有する、まさに一騎当千の猛者たちである。
砲撃戦では出番がなかった親衛隊だったが、こと白兵戦の斬り合いとなると話は違う。
これまでの鬱憤を晴らそうと言わんばかりに、敵の抜刀隊を斬って斬って斬りまくった。
最初に突入してきた先発隊は、一刻を待たずして壊滅した。
- 71 :
- 3分の1の人数でも、スペランシアの親衛隊は圧倒的に強かった。
特にラミア姫直属となる若き伍長、エリオットは鬼神の如き働きを見せた。
エリオットは今年で18になる若者で、100年に一人の天才と讃えられる剣士である。
母親がラミア姫の乳母であることもあって、幼い頃から姫の近くに使えていた。
そして剣の道で一本立ちすると同時に、推されて親衛隊に入隊した。
彼がラミア姫直属の部隊に入ったのは、当然姫たっての願いを国王が聞き入れたからである。
そんなエリオットであるから、ラミア姫の危急に燃えないわけがない。
このままでは命より大事な姫を蛮族に奪われてしまうのだ。
彼は姫より直々に拝領した聖剣ラングリッサを振るい、少なくとも20人の敵を斬り伏せていた。
4人の部下と合わせると、彼の隊だけで30人を撃退したことになる。
気炎の上がる城内だったが、それも長くは続かなかった。
腕に覚えの親衛隊とはいえ、人間である以上は疲労とは無縁でいられなかったのだ。
敵が4度目の突入を掛けてきた時、鉄壁の防御が瓦解した。
ゲゼット将軍直率の抜刀隊は、弓兵の支援の元に広場へと雪崩れ込んだ。
「この城はもう駄目だ。エリオットォッ」
親衛隊を率いる女騎士、ジルベールは最も信頼する部下の名を呼んだ。
敵兵の人垣を崩し、エリオットの姿が近づいてくる。
「エリオット。お前は姫さまをお連れして、城から落ち延びろ」
ジルベール隊長は冷酷な口調で命令を下した。
それを聞いてエリオットは激しく首を振った。
- 72 :
- 「嫌です。どうして俺だけが」
エリオットは敵兵を切り伏せながら隊長の命令を拒絶した。
「もうこの城はもたん。姫さまを生きて父王の元へ届けること、それが我々にできるご恩返しだ」
ジルベールも2人の敵兵と斬り合いながら怒鳴り返す。
「でも……それならば隊長が……」
エリオットは敬愛している隊長や仲間たちを見捨て、ここから逃げる気にはなれない。
「姫さまも同じ思いだろう。言うことをきかせられるのはお前だけだ」
優しいラミア姫だが意外に頑固な一面を持っている。
こうと決めたら梃子でも動かない。
姫の心を動かせるものがあるとすれば、それは唯一エリオットの言葉であった。
「隊長……お、俺は……」
エリオットは言葉を詰まらせた。
彼は理想的な上官にして高潔な公爵令嬢でもあるジルベールに、尊敬以上の感情を抱いていたのである。
「頼むぞ……できるな……?」
隊長の言葉にエリオットは無言で頷いた。
城内は既に煙に包まれていた。
先に撃ち込まれた大砲の流れ弾が火を放ったのだ。
視界は最悪だが、そこは勝手を知った我が城であり、間違っても迷うことなどない。
エリオットは身を屈めて長い廊下を走っていた。
目指すはラミア姫の部屋である。
幸いまだ敵は城内にまでは侵入していない。
- 73 :
- 「姫っ、ラミア姫っ」
エリオットは無礼を承知で姫の部屋へ飛び込んだ。
「エリオット、よいところに参った。ちょうどお茶の時間なのじゃ」
見れば、きらびやかなティーセットの並ぶテーブルを前に、艶やかな笑顔のラミア姫の姿があった。
左右に立っている小間使いの顔にも緊張の色など微塵も見えない。
「な、なにを呑気なことを言っておられるのです。敵がそこまで来ているのですよっ」
エリオットはついカッとなって怒鳴ってしまった。
途端に見開かれた姫の目がウルウルと潤みを帯びてくる。
しまったと思ったエリオットだが、今は緊急事態なのである。
「姫っ、ご無礼は後で謝ります。ですが、今はここから逃げるのが先決なのです」
エリオットはその場に膝を付いて頭を下げた。
そして侍女に向かって指示を飛ばす。
「急いで君の服を姫のものと取り替えるんだ」
姫を侍女に扮装させた上、秘密の抜け穴から森へと逃げる。
それがエリオットの考えた作戦であった。
「さあ、早く。時間がもうありませんっ」
エリオットはキョトンとした顔の姫を再度怒鳴りつけた。
※ ※ ※
森は濃密な大気と深い静寂に包まれていた。
遠くで爆発音と鬨の声が聞こえてくる。
遂に城が落ちたのであろう。
エリオットは愛剣を抜くと、目の前に掲げて黙祷した。
隊長や部下たちは無事だろうか。
心配は深まるばかりだが、今は姫を落ち延びさせることに専念しなくてはならない。
こうしている間にも落ち武者狩りの兵士が近づいてきているかもしれないのだ。
- 74 :
- 「取り敢えずは国境を目指しましょう」
エリオットは、まだ状況を理解できていなさそうなラミア姫に囁いた。
「そなたの侍女となって、2人きりで旅行とはのう」
こんな状況であるにも関わらず、姫はどこか楽しそうに見える。
度胸がいいのか鈍いのか、エリオットは深く溜息をついた。
「さあ、参りますよ」
エリオットは姫を急かして立ち上がらせた。
同盟国のヴィヨドールにさえ辿り着ければ、国王の軍と合流できる。
それにココット姫ならば、自分を見捨てはすまい。
エリオットは剣技大会で知り合った、じゃじゃ馬姫の顔を思い出していた。
一国の姫という身分を隠して剣技大会に出場したココットを、エリオットは決勝戦で敗ったことがあった。
聞けば姫は幼い頃から護身のために剣を習っていたという。
類い希なる才能があったのか、いつしか姫さま剣法の域を越えていた。
そればかりか、彼の国における第一人者になってしまったのだった。
ココット姫の夢は大陸一の剣使い。
その夢を果たそうと、剣技大会に出場してきたのであった。
後でそうと知らされ、恐縮したエリオットは姫に謝罪をした。
それでもココット姫は怒ったりしなかった。
むしろ女を相手に全力で戦ってくれたエリオットに感謝したのであった。
それ以来、姫とは王族と異国騎士という垣根を越えて友誼を結んでいる。
あの姫の元にさえ辿り着ければ──。
エリオットは重くなった体を引きずるように歩き始めた。
- 75 :
- 以上で第一話終了です
読んでいただいてありがとうございます
- 76 :
- 投下乙!粘着が居るけど気をたしかに持てよ。
洋風だな。次期待してるぞ
- 77 :
- 異国情緒あふれる作品は久しぶりだな
世間知らずっぽい姫が病んだらどうなるんだろ
期待してます
- 78 :
- この流れを見るとホントに今まで荒らしてたのが書き手だったと言わざるを得んな
テンプレのクソ改悪や保管庫のリンクを張ってない辺りも、全スレでうだうだ言ってた奴が建てたんだろ
何故その頑張りを別の方向に持っていけないのか、折角SSが書けるのに
本当に新人だったりしたらゴメンだけど、せめて今までのスレを読んでから投下した方がいいぞ
最低限、投下するマナーを守って投下してくれ、収拾がつかなくなる
- 79 :
- で結局どっちにするんだよちゃんと決めてくれよ
- 80 :
- どっちも何もこっちはテンプレが勝手に変えられてるんだから投下すべきではないだろ。
- 81 :
- この姫は世間知らずって言うより知恵遅れの部類だろ
こんなバカのためにんでいく兵隊たちが可哀相
- 82 :
- もうメンドクサイからこっちでいいだろ。
>>78もういい加減話を蒸し返すな、また沸くぞ
- 83 :
- >>78
そんなことより、散々疑ってきたUに謝るのが先じゃないのか?
結局はつまらない内紛が原因だろうが
恥ずかしい内輪揉めを他スレにまで持ち込むな
- 84 :
- もういいから黙れ
- 85 :
- 正直この改悪テンプレはないわ。>>78のいうように認められないし、面倒臭いで片付けて良い問題じゃないな。
勝手に変えたことをいくら正当化しようとしても無駄だし、これは許されないよ。とりあえず削除してもらう。
- 86 :
- 無視してスルーしとけよ。
構うと荒らしも喜んでまた暴れるぞ
- 87 :
- 誰が立ててもスレはスレだろ
どうせ>>1なんか守ろうって住民はいないんだし
許せないのなら>>85は自分の書いたSSを投下するのにあっちを使えばいいだけのこと
後出しジャンケンはどこの世界でもルール違反なんだよ
- 88 :
- >>69
GJです
なんか新鮮なシチュエーションにワクワクします
タイトルもいかしててカッコイイです
- 89 :
- このテンプレは神経を逆撫でするような改編されてるな
言いたいことはわからないでもないけど、それをわざわざ言っちゃうあたり、非常にガキ臭いな
それとちょっと頭悪そう
- 90 :
- >>87
全部の住人がルール守る気ないなんて断定するのは勘弁してくれ
- 91 :
- 頭悪そうとか言っちゃうあたり、の間違いだな
- 92 :
- >>1を破るのがローカルルール違反だというのなら
重複スレを立てるのは掲示板総合ルールの違反なんだけど
あっちのスレを立てた人はその辺りをどう思っているのだろう
よく考えれば複数の書き手さんがこちらを選んだ理由も分かると思う
俺も彼らは正しい選択をしたと考えるよ
- 93 :
- 議論の大前提として、ここの>>1に書いてあることは全て正しいのだが
確かにこれまでの固定されたローカルルールとは異なっているけど
何一つとして間違ったことは書いていないよ
なにも問題ないだろ
- 94 :
- もうグチグチうっせーよ
お前らいい加減煽り耐性つけろよ、いちいち反応すんなよ。
テンプレがなんだかんだ言ってもちょっとの辛抱じゃねえか。
非効率だし荒らしの燃料追加すんな
- 95 :
- いっそルールに、ここにいるのはプロの批評家です、
彼らの言う事は正確なので従いましょう、と追加すればいいんでね?
- 96 :
- 黙れ。なにも見なかった事にしろ。
- 97 :
- >>93
過去スレは別として、外部サイトへの直リンも違反事項だからな
これほど完璧な>>1も滅多にあるまい
>>69
こんな時に本当にありがとう
やっぱり投下があるとスレが賑わうね
続きに期待しています
- 98 :
- まぁテンプレが多少変わっても問題なんてないからねぇ。
- 99 :
- >>95
それはちょっと違う気がするな。
プロでも批評は個人の見解だから、必ず従わなければならない義務はないよ。
ただものの見方としては素人よりは正確だから、参考にすると有益なことが多いって話だろ。
プロの批評も絶対的なものじゃないよ。
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