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2012年7月エロパロ551: 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ14【総合】 (485)
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【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ14【総合】
- 1 :11/10/15 〜 最終レス :12/07/05
- ワードナ率いるヴァンパイア軍団や、ローグ、オークその他のモンスターに凌辱される女冒険者たち。
プリーステス、ウィッチ、サキュバス、獣人などの女モンスターやNPCを凌辱する冒険者たち。
ここはそんな小説を読みたい人、書きたい人のメイルシュトローム。
凌辱・強姦に限らず、だだ甘な和姦や、(警告お断りの上でなら)特殊な属性などもどうぞ。
過去スレその他は、>>2-10辺り。
- 2 :
- ●扱うシリーズ
正伝#1〜#8、外伝、ディンギル、エンパイア、エクス、BUSINと、WIZ関連なら全般的にOKです。
●前スレ
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#13【総合】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1292767242/
●過去スレ
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#12【総合】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1271756113/
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#11【総合】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1263728976/
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#10【総合】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1246497898/
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#9【総合】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1235652838/
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ8【総合】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216043768/
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ7【総合】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ6【総合】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187618281/
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ5【総合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163762212/
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ4【総合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1139934785/
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ3【総合】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124884172/
ウィザードリィのエロパロ2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114358381/
ウィザードリィのエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1093861447/
●保管庫
http://ascii2d.orz.hm/user/wiz/wizsstop.html
http://succubusx.x.fc2.com/wizsstop.html(ミラー)
- 3 :
- ** スレたておめでとう **
>>1は 新スレを立て トレボーの試験に合格した
誇りを持って 階級章(>)を付けなさい
しかしながら 親衛隊入隊のために 忍法帳レベルと
所持金の大半を献上してもらおう
- 4 :
- 「さて、いよいよなのですが…」
ベッドに戻ってきてA君を大の字に寝かせる。
「お侍さま、ひょっとしたら今すぐにでも挿れたいとお思いでしょうか?」
「う、うん…」
股間が猛り狂っており、カウパーはとどまるところを知らぬ有様であった。
先程のシャワープレイで興奮と性感が限界まで高められており、これ以上彼への前戯は不要だと物語っている。
「そういう事でありますれば早速。実は私も先程から欲しくて欲しくて堪らなかったです」
早速勃起の上に跨る。
そして、
「行きますわ」
間髪入れずに腰を沈める。
ずぶぶぶっ
「「んんんっ!!」」
貫いた側と貫かれた側が異口同音の喘ぎを漏らす。
「あはっ、久しぶりのおちんちん…」
恍惚の表情のビショップ。
「あはっ、あはっ、あはあっ」
何かに憑りつかれたかのように前後左右に腰を揺らす。
「お胸も、おっぱいももんでくださいっ」
少年の両手を胸に引き寄せ、がっしりと掴ませる。
手の平サイズという事もあり、またA君の手が大きい事もあり、魅惑の脂肪が余す事無く握られる。
ぷちゅっ、ぶちゅっ、ずちゅっ
結合部から猥らな水音と肌を叩き合う音が、これみよがしに聞こえてくる。
「あ、はぁ、だめ、も、ひさびさ、だから、もう、いっちゃいそお」
先程までのお嬢様口調が崩壊し、ただひたすら肉棒を漁る雌がそこにいた。
一方、ひたすら肉壷を喰い漁ってた雄も限界が近かった。
ただでさえ圧倒的な経験不足に加え、浴室内でのプレイで放出寸前まで性感が高まっている。
最初にあった精神的な身構えもすっかり消え失せてしまっており、いくら一度出したとはいえこれ以上は保ちそうになかった。
「ぼくも、もうだめですっ!でちゃいますっ!」
「うん、きてぇ、きてえ!おまんこのおくに、いっぱいちょおだあああああい!!」
- 5 :
- ぶびゅるるるっ!!びゅびゅっ!ぶびゅびゅっ!
「あっはああああああああ!!」
ビショップが大きく弓なりに反れる。
精液が子宮をノックする衝撃にトドメを刺され、童貞ちんぽで見事に達してしまっていた。
「あっ、はあっ」
反れた勢いでそのまま後ろに倒れるかと思ったが、一旦体勢を立て直してから前のめりに傾いた。
そのまま顔を寄せ、背中に腕を回してぎゅっと抱きしめる。
「はあっ、はあっ…お侍さま、とおっても、素晴らしかったですわ。私、もうメロメロですわ」
お嬢様言葉が復活して、そっと耳元に語りかける。
「女の人が、こんなに気持ちいいなんて知らなかった」
少年も顔が蕩けている。
「これからも、よろしくお願いしますわ」
「うん…。僕も、ビショップさんの事、放したくない」
A君もぎゅっと抱きしめ返す。2人の間に正式に契約が結ばれた瞬間だった。
そして、その様子をただただ眺めていた残りの2人。
『ビショップちゃん、すっごい満たされた顔してる』
『やっぱり、女の方も気持ちいいのかな?』
『いや、でもビショップちゃんは見た感じヤリまくってるっぽいし、私らが同じようになれるかというと』
『やっぱりそうかあ。でも中出しされた瞬間、とっても幸せそうで…って、あ!」
ひそひそ話の途中でメイジが声をあげた。
『って、どしたの急に。声出して』
『私、重要な事をすっかり忘れてた!』
再びひそひそ話。
『重要な事?』
『今日、できちゃう日かもしれない』
「ええっ!?」
今度はプリーストが声をあげる。
『体温測ってないから推測になるけど、前回来てから2週間くらい経ってるし』
『えっ?生理から2週間って危険日なの?』
『って話を聞いた事があるんだけど』
- 6 :
- それを聞いてプリーストが青ざめる。
『…私も、2週間目なんだけど』
「ええっ!?」
「さっきからどうされたのですか?」
ビショップが結合を解いて体を起こし、こちらを向いている。
「いや、実はその…」
かくかくしかじか四角いムーブ。
「…ここまできてそれは、殿方への裏切りだと思いますわ」
呆れた口調でビショップ。
とりあえず一発中出し決めて、さあ次は処女2人だって時にこれでは男としてはやるせないだろう。
尤もA君自身は童貞喪失の喜びで頭が浮ついており、それどころじゃなかったのだが。
「とは言え流石に妊娠は問題ですし、何かいいアイデアは…」
ふと視線を下ろすと、先程まで自分の胸を揉みしだいていた手の平が。
揉まれている時も思ったが、A君は比較的小柄な体格の割には手が大きい。
特に親指は太くて長く、指相撲をやったらさぞ強そうだ。
「………」
瞬間、ビショップは善の戒律なのに悪魔の閃きを得た。
「お侍さま」
ビショップの呼びかけで少年は現世に呼び戻された。
「両手を広げて、手の平を上にしていただけますか」
「?? いいよ」
疑問に思いながらも素直に従う。
「お次に、親指だけを立ててくださいな」
両手の親指がそそり立った。
「さ、お二方。どうぞ」
そして2人の方に向き直り、凄くいい笑顔を見せる。
「どうぞって言われても」
プリーストは本気で意味が分からない。
「ま、まさか…」
一方のメイジは何やら感づいた。
- 7 :
- 「ええ。太さといい長さといい、本物には及ばずとも、初体験の練習にはピッタリだと思いますわ」
天使のような悪魔の笑顔。この部屋に溢れているよ。
「「ええええええええええっ!?」」
当然のリアクション×2。
「な、ななな何言ってるのよ!?初めてが指って幾らなんでも!!」
「ですから練習ですわ。それともプリーストさんにとっては指もカウントされるのですか?」
「そんっ、なっ、する訳ないでしょう!」
「では問題ないですわね」
ニッコリ
「ぐぬぬ…」
反論が浮かばないプリースト。
「いや、でも、うーん」
メイジもひたすら唸る。
「確かに、いきなり本物入れるよりは段階踏んだ方が良さそうだし、でも…」
苦悩と葛藤が入り乱れる。
「そもそも愛撫で指を入れる事がありますのに、そんなに抵抗を感じる事もないのでは?」
普通親指は入れないものだが。
「それに、いわば指での仮契約だけでも結んでおいた方が宜しいかと」
そう言うとビショップは少年の方に顔を戻し、
「お侍さま。私以外のメンバー、特にプリーストとメイジは既にお決まりですか?」
「え?いや、別に」
というかそもそも…と続けたが誰も聞いていなかった。
「安全日まで待つのも手ですが、それまでに他の方に取られても私は知りませんわよ」
「「ぐぬぬ…」」
2人はビショップと違い、特にこれといってA君に尽くしていない。
ビショップは文字通り体を張ってたが、自分らはせいぜい乳首舐めたり背中流したり。
逆に言えばその程度だ。もし安全日までにビショップ並に迫る子がいたら…。
「…分かった」
意を決したメイジが、A君の左手の上に跨る。
「お侍さま、今日は正式な契りは交わせませんが、代わりにこちらでお許しください」
- 8 :
- キチンと短く爪が切られている親指の先を入り口に宛がう。
『ううぅ、本物よりは小さい筈なのに、これでも怖い』
メイジの体が竦んでいると、
「わ、分かったわよ。私もやるわよ。…お侍さま、後日正式にお相手させて頂きます故、今日はこちらでお願いします」
右手の上でスタンバイ。
「それでは本日は、真ん中の本物は引き続き私が頂きますわ」
再び亀頭に膣口を乗せる。少年の方も既に準備は整っていた。
「それでは、せえのっ」
ビショップの合図で、少女達が一斉に腰を沈める。
「いぎっ!」
「ひぐっ!」
「あはっ!」
2種の悲鳴と1種の嬌声が室内に響く。
「メイジさん、どうですか?」
「っ痛い…でも、ギリギリ、なんとか」
指で正解だと思った。これより大きいのが入ったら耐えられそうにない。
「プリーストさんは?」
「…本物って、これより痛いの?」
「痛いかはともかく、ご立派ではありますわ」
巨根という程ではないが決して小さくなく、手と同様に体格の割には大きめな方だろう。
「あ、あの。無理しなくても」
股間と両手から伝わる温もりに蕩けながらも、少年は2人の様子が心配な模様。
「大丈夫ですわ。無理をしてるのではなく、自ら進んで体を捧げてるのです」
その割には退路を断ってた気がするが、気がしただけだった。
「それよりも、お二方もこうして一生懸命尽くしています。私同様、お二方も宜しくお願いしますわ」
「う、うん。僕なんかでよければ」
メイジとプリーストが報われた瞬間だった。
「ふふっ、それでは」
ビショップが腰をグラインドさせる。
両脇の少女達も、痛みを堪えながら見様見真似に動く。
- 9 :
- 「んふっ、まだまだおっきくてかたいですわ」
2度の射精を経てもまだ隆起の質が損なわない一物を、巧みな動きで体全体で貪るビショップ。
「ふうっ、くっ、ふうっ」
「ふぐっ、うっ、ううっ」
一方、浅い位置での小刻みな上下運動に留まっているが、精一杯奉仕するプリーストとメイジ。
どちらの動きも、少年の情欲を刺激するには十二分であった。
『お二方とも頑張ってますが、やっぱり動きが固すぎますわ』
元童貞ちんぽで蕩けそうになる脳を駆使してぼんやりと考える。
『あ、そうですわ』
ひらめく。
「お侍さま、親指以外の4本指は動きますか?」
「え?一応、少しなら」
メイジもプリーストも体を自分の方に向けて挿入した。なので残りの指は文字通り尻に敷かれている形だ。
「中指をそっと伸ばしてくださいな。最初に私がしたように」
耳元で囁く。最初はきょとんとしていたA君も、意図に気付いて中指に尻を伝わせる。
『さっき僕も気持ち良かったし、きっと彼女達も気持ちいいよね』
少年はあくまで善意で、先端が探し当てた穴を指の腹で撫で回す。
「「ひゃうっ!!」」
ビクンッと2人の体が撥ねた。
計画通り、と表現できそうな笑みを見せるビショップ。
「ちょっ、お侍さま、何を!?」
「こうされると気持ちいい?」
「そんな、お尻の穴なんてきたな、ひゃうっ!」
菊門から伝わるくすぐったさと、それに混じる微かな気持ちよさに身が悶える。
「あら、汚いだなんて。先程しっかりと洗ったではないですか」
「それは、万が一紙とかくっついてたらまずいからってひいっ!」
ビクンッ!
「そうだったのですか。私はてっきりこういうプレイを楽しみたいからだと」
「そんな、わけっ、はううぅ」
反論もままならず、消火器の末端からの刺激に翻弄される。
- 10 :
- 『うふふ、痛みは大分忘れたみたいですわ』
A君も、心持ち親指に湿り気を感じるような気がした。
「んっ、ふうっ、あはっ」
ビショップが腰使いのペースを上げる。
『ふふ、もう、駄目ですわ。これ以上は、お二方に、構う余裕は、あはっ、おちんぽいいっ!」
膣内で暴れる雄がビショップの理性を一撃ごとに削り取り、ただの雌へと変貌させる。
「あはっ、いいっ、いいのぉ、もっとぉ、したからもついてぇ!」
再び口調が変わる。目の色も変わり、一心不乱に快楽を貪る。
嬌声に中てられたのか、アナルマッサージで緊張が解けたのか、両脇の動きも次第に激しくなる。
「んんっ、くふっ、ちょっと、まだ、いたいけど」
「でもっ、なんか、へん、な、かん、じっ」
彼女達なりにこみ上げて来るものを感じ取っていた。
「あっ、はあっ、だめっ、もうっ、いきそっ、だめぇ」
ビショップが達する秒読みに入る。
「ぼ、僕も、もうっ!」
より快楽を得ようとする膣の動きに、少年も限界を迎える。
「私たちも、なんかっ、へんに!」
「おまたが、あつくてっ、いたいけど、いたくなくてっ」
連鎖するかのようにメイジとプリーストも奇妙な感覚に襲われる。
「だめぇぇ、いっくぅぅぅぅぅ!」
きゅうぅぅぅぅぅ!
「うあっ!出るっ!!」
ぶぴゅっ!ぶびゅびゅるっ!
「やあっ、おしりっ、ゆびっ、はいっくうっ!!」
「いや、ら、やあああああっ!!」
射精の反動で蕾を摩る指が、第一関節に満たないながらも埋め込まれた。
その強い刺激と、上級職コンビが絶頂した空気に中てられ、プリーストとメイジも軽く意識が飛ぶ。
とぷんっ、とぷっ
きゅううと両親指に強い締め付けを感じ、その感触が膣内に予定外のおかわりを注ぎ込む。
指でイカせ、逆に指への触感でイカされ、擬似的ながらも下級職コンビと交わった事を少年は強く実感した。
- 11 :
- 「ふふっ、こんなに凄いだなんて。別の意味でも離れられなくなってしまいましたわ」
繋がったままぎゅっと抱きつくビショップ。
「私も、変な感じだったけど、不快じゃなかったし」
「今度は、ちゃんと一つになりましょうね」
両腕にも柔らかい温もり。
「うん。3人とも、これからも宜しくね」
A君も賢者スマイルで応える。
『『『か、可愛いっ』』』
少女達の胸がきゅうぅと締め付けられる。
同時に物理的にも締め付ける。
「ふあっ」
両指と股間からの刺激に思わず反応してしまう。
「あっ…もう、お侍さまったら」
反応がダイレクトに伝わったビショップが、頬を染めながらもはにかむ。
「もう一度、ですか?」
「あ、いや、そういう訳じゃ」
「お侍さまってすっごくえっちなんですね」
「ちょっと初体験の日が不安になっちゃいました」
「もうっ、だからそうじゃないってばっ!」
横からの茶々に反論しながら少年は、
『約束、破っちゃったけど、いいよね?』
心の中で謝っていた。
一方、同時刻、ギルガメッシュの酒場。
「おい、あいつ遅いぞ」
「倉庫番用にスカウトしたヒューマンか。逃げたか?」
「戒律中立なら種族・能力値不問で日当10GPは好待遇だと思うんだが」
「あいつも喜んで訓練所に登録しに行ったように見えたんだけどなあ」
「あるいは『そうこばん』が既に登録されてて名乗れず困ってるとか」
「いや、『あ』とか『A』とか『0』とかで登録するっつってたぞ」
ベテラン冒険者が戻ってこない使い走りを待ち続けていたのであった。
- 12 :
- 以上になります。お目汚し失礼しました。
それと遅くなりましたが、
金の飾り額に記されていたのは、伝言であった。
その言葉は彫りこまれており、さまざまな色に点滅していた。
>>1乙
PS - TREBOR SUX!
- 13 :
- 乙! 否、GJ!
- 14 :
- 避妊ならアナルがあるじゃないですかァーーーッでもGJ
惨めなエルフハァハァ
- 15 :
- こんなヒエラルキーだと、後衛のエルフ娘三人が他種族の前衛に全裸を強制されて
泣く泣く肌を晒しているパーティというパターンも可能だな
レベル三桁になっても軽んじられて服を着せてもらえないエルフハァハァ
- 16 :
- まず麻痺や亡石化することのないLVの前衛3人でB10Fを宝探しするときは、
(経験無視でアイテム重視の時は)貨車のように後ろに3人繋げたりするな、
少しでもアイテム持たせたいから全裸で。
BISが使えるようになってくると4人に戻るがBISはやっぱり全裸
- 17 :
- 埋めネタ書いていたら前スレが埋まっていたでござる
>>1乙!まじで乙!
前スレの埋めネタの人もおつかれ!
節子、それ埋めネタやない、生めネタやw
トレボー様の城ならアラビアンな土地までいかなくても一夫多妻になってそうだけど
保管庫の管理人さん前スレ既にHTML化しちゃったけど
これは収録されるのかな
前スレ埋め&新スレ投下GJ!
エルフ可愛いよエルフ
擦れきったエルフも初々しいエルフもいいよね
そういや適当に作ったドワーフニュートラルなキャラほど
無駄に高ボーナス出るのはトレボーの罠かなんかか
- 18 :
- 前スレ574〜587の話が収録されてないので再HTML保存と保管庫への収録をお願いします。
- 19 :
- >>1様乙
ROM専ですが、オンライン開始でここも盛り上がるべきと思ってます。
職人の皆様、いつもありがとう!
- 20 :
- 1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. ONE 〜輝く季節へ〜 茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司のSS
茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司を主人公にして、
中学生時代の里村茜、柚木詩子、南条先生を攻略する OR 城島司ルート、城島司 帰還END(茜以外の
他のヒロインEND後なら大丈夫なのに。)
5. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
6. ファーランド サーガ1、ファーランド サーガ2
ファーランド シリーズ 歴代最高名作 RPG
7. MinDeaD BlooD 〜支配者の為の狂曲〜
8. Phantom of Inferno
END.11 終わりなき悪夢(帰国end)後 玲二×美緒
9. 銀色-完全版-、朱
『銀色』『朱』に連なる 現代を 背景で 輪廻転生した久世がが通ってる学園に
ラッテが転校生,石切が先生である 石切×久世
エロなしSS予定は無いのでしょうか?
- 21 :
- パイソンズで何かできないものかと試行錯誤してるが
普通のSSはともかくエロパロはむずいなやっぱ
- 22 :
- >>21
なんか惜しいID
- 23 :
- 遅ればせながら>>1氏乙!
前スレ533です。543氏の行動に触発されて勝手に前回の続きを書いてみた。
・妖魔×夢魔
・不定形
・サッキュたんの復讐劇
よく考えたらサッキュバスの特殊攻撃に麻痺毒なんてなかったね。すまん。
舞台は一応FC版3(正伝#2)のつもりでした。説明不足で重ね重ね申し訳ない。
以下16カキコ失礼します。よろしければどぞー。
- 24 :
- とある玄室の片隅で緑色の道化服に身を包んだ老人が妙な形の錫杖を持ち佇んでいた。
地獄の道化師の異名を持つ妖魔フラックである。
何かを探しているのか周囲を見回しては玄室内を歩き回り、時折何かを確かめるように小さく錫杖を鳴らした。
その後ろには法衣に身を包んだ男が微動だにせず立っていた。
「喰われたか」
フラックはぽつりとつぶやき法衣の男に目をやった。
法衣は裾がぼろぼろに避けており、立っているというより立たされているといったほうが適切なほど男に生気は感じられなかった。
傀儡。
フラックに仮初の命を吹き込まれた屍である。その出で立ちから生前はハイプリーストの位階を持つ大司祭であったのだろう。
つと、フラックの口元が吊り上がった。くくくと笑う。そして一点を見つめしわがれた声を出した。
「よくぞご無事で」
「13-543が助け出してくれたのよ」
フラックの声に答えたのはこの暗い迷宮にそぐわないほど澄んだ女性の声だった。
暗闇から艶かしい素足が現れ、次いで肉づきのよい太もも、秘部を長いブラウンの髪で覆い隠し、
豊満な胸には淡いピンクの下着をつけただけの露な女性が姿を現した。
「詳しいことは秘密だけど」
魅惑的な瞳はまっすぐフラックを見つめ、色づきのよい唇がより一層彼女の美しさを際立たせている。
だがその背には白く透き通った肌とは不釣合いなほど巨大な蝙蝠の翼が広がっていた。
サキュバス。
夢魔とも呼ばれ、男性の夢の中に紛れ込んでは淫らな姿で誘惑し生命力を奪い取っていく悪魔である。
特に自らを純潔の誓いで縛った聖職者などを堕落させることに悦楽を覚えるのだとか。
夢の中だけでは事足りないのかこの迷宮内にも若いエナジーを求めて何匹かのサキュバスが潜んでいるようだ。
そのうちの一匹がフラックの前まで来て甘く囁いた。
「それよりもあなたを捜していたのよ」
「ほう、この私をお捜しとは珍しい。どのようなご用件ですかな?」
「あなたが欲しいの」
- 25 :
- フラックから返事はなかった。表情は変わらないが突然の告白に少なからず驚いているのだろう。
しばらくした後フラックはのどの奥でくくくと笑った。
「気でも触れたか。今宵の舞台は麻痺だけではすまないかもしれませんぞ?」
「構わないわ」
サキュバスは凛としてフラックを見つめた。
「前回は初めてのことばかりであまり楽しめなかったのよ。だから今回は思う存分あなたとの舞台を楽しみたいわ」
「…………」
「ねえお願い。あなたが欲しいの」
今回はさすがにたやすく合意は得られないようだ、フラックは答えない。サキュバスは甘えるような瞳で見つめ続けた。
ふとフラックが彼女から視線をそらした。
しばし宙にさまよわせ、目の前の美しい女性の艶かしい裸体を眺め見た後、再び彼女に視線を戻した。
「……よろしい。あなたがどのように変貌していくか、見どころは実に満載。第三の舞台を始めようではありませんか」
開演の合図だったのか、フラックは錫杖を何度か鳴らしサキュバスに向かって深々と一礼をした。
サキュバスは妖艶に微笑んだ。彼女もまた長い髪を両の手の甲ですくって後ろに流し、隠していた秘部を露にした。
髪と同じブラウンの陰毛に覆われたそこはすでに濡れていたのか、辺りに女の匂いが広がった。
「後ろの彼は遠慮するわ。あなただけが欲しいの」
フラックの後ろで同じく一礼をしていたハイプリーストを指してサキュバスは断りを入れた。
顔を上げたフラックは再びのどの奥からくぐもった笑みを漏らした。
「私だけをご指名とは、恐れ入る」
フラックは一際大きく錫杖を鳴らした。
途端に糸が切れたかの如くハイプリーストが倒れた。否、本来の姿である屍に戻ったといったほうが正しい表現か。
フラックは顔を上げたまま再び先ほどの一礼のポーズをとった。
「ではそのように」
- 26 :
- 互いに意をはかったの如く男は杖を放り投げ、女はおもむろに下着を外した。
前回触れたはずの豊満な乳房はより柔らく温かそうで、つんと上を向くピンクの突起が一層男を誘っているように見えた。
淑やかな足取りでフラックに近づき軽くひざをつく。
フラックもまた頭巾を外し彼女に近づいた。ひざをついてもなお彼女のほうが目線が上のようだ。
「来て…」
サキュバスは両手を広げ、フラックより先にその小さな体を抱きしめた。
緑色の道化服をたくし上げ、しなやかな指先で赤いつなぎ越しに腰をなで引き寄せる。
もう片方の手は首元に回り、白い髪に指を絡ませながら頭をなでた。
熱を帯びた柔らかな乳房が彼の冷ややかな胸に押しつけられ、強く抱きしめる度にかたちを変える。
「今宵はやけに、積極的ですな」
「ふふ」
フラックもまた彼女の滑らかな背に腕を回し、より体を密着させた。彼女の熱が冷えた体に温もりを与えていく。
ふと彼女の首元に顔をうずめそっと口づけた。舌先でなでると彼女は敏感に反応し、甘い吐息を漏らした。
「あなたを捜している間、体が疼いてどうかなりそうだったわ」
「ご冗談を」
「本当よ」
「こんな私に?」
フラックは顔を上げサキュバスを見つめた。舌なめずりをしたのが合図だったのか、突如瞳が見開かれ口元がピシっと裂けた。
そのまま頭だけを残し全身がバブリースライムの如くどろりと溶け出した。黄緑色の触手がいくつも伸び彼女を襲う。
「あ…」
彼女はその事態を戸惑うことなく受け入れた。
冷たい触手が彼女のふくよかな乳房や引き締まった腰、かたちの整った尻、肉づきのよい太ももをなで回しては吸いつき、
濡れそぼった秘部にまで伸びる。
「あんもう。せっかちなんだから」
- 27 :
- 流動体生物というよりは軟体動物といったほうが適切か。
その感触はバブリースライムやワーアメーバとは違って弾力があり、いくつもの手で触れられているような錯覚を起こした。
「今回は怖れないのだな」
「あなたを欲しいと言ったのは嘘ではないもの。あなたのすべてが欲しいの。もっとあなたをよく見せて……」
潤った瞳で目の前の軟体動物に甘く囁く。その言葉に気をよくしたのか悪くしたのか、フラックはなおも彼女の体を執拗に愛撫した。
触手が全身を包み込む。傍から見れば黄緑色のブロッブに喰われている状態にしか映らないだろう。
その一部に圧力がかかり、彼女の左足を軽く持ち上げた。右足にも触手が回りこみ固定させる。ひざに負担をかけないためだろうか。
開かれた秘部はしっとりと潤い、雄を誘う甘い香りが辺りを満たした。
「くくく。これは楽しめそうですな」
「ああ、恥ずかしいわ。こんな体勢」
フラックは構わず開かれた秘部に触手を滑り込ませ、上下にこするように動かした。
「あ…っ」
彼女の体がびくっとはねた。すでにぐっしょりと濡れていたそこはなお愛液をあふれさせ触手を濡らしていった。
「ふしだらな娘だ。そんなにこの私を求めていたのか?」
「あ、あなたのことが忘れられないの。だから…」
言い終わらないうちに触手が彼女の中に突き進んだ。ぬぷっと湿った音がした。
「あぁっああん」
突然の異物の侵入に彼女は嬌声をあげ腰をくねらせた。
胎内では欲しくてたまらなかったものがやっと得られたと言わんばかりに柔らかい粘膜が触手全体にまとわりつき強く締めつける。
その感覚を堪能する間もなく、フラックは彼女の首筋に口づけ全身を密着させたまま胎内に突き刺したものを動かし始めた。
ぐちゅぐちゅと愛液がかき回される卑猥な音が玄室内に響く。
「ああっすごいっ大きいぃっっ」
- 28 :
- サキュバスは天を仰ぎ胎内の奥深くを突き上げられる快感に溺れた。
何度も腰をよじっては淫らな声をあげ体を震わせる。
回していた腕に力を込め、背中なのか腰なのかもわからない軟体動物の体をぎゅっと抱きしめた。
フラックも感じているのだろうか、呼吸が乱れているようだ。
彼女が声をあげればあげるほど意地悪い笑みを浮かべ、感じやすいと思われるその場所を幾度となく突き上げ攻め続けた。
「酔狂な、娘だ。この私を、欲しいなどとっ」
「あっあっ…ほ、ほしいの。もっと、もっとぉっ…ああっ」
激しい上下運動を繰り返す中、彼女を包み込んでいた触手の一部がまだ空いている二つの開口部をくすぐった。
彼女の体がびくっと反応する。
「あっああんっおしりはダメっ!え?あっああっ!そこはだめぇっっ」
「聞こえませんな」
触手が彼女の尻穴と尿道口を同時になで回し、べったりと張りついた。振動を与え、ほぐしつつ中に侵入しようとする。
彼女の全身に電撃が走った。
「だめっいっあっ!ああぁっああぁぁあああっっ」
身を貫く快感にサキュバスは髪を大きく振り乱し、抱きしめる腕になお力を込め全身をひくひくと痙攣させた。
胎内がぎゅっと締まったためか軟体動物は一瞬動きを緩めたが、構わず開口部を押し広げ中に侵入していった。
矢先、ずぶりと鈍い音がした。同時にフラックが小さく吐息を漏らした。
おもむろに顔を上げサキュバスを見つめる。目の前の女性は大きく呼吸を乱し、頬を赤らめたまま彼に微笑みかけた。
「……ああ、なるほど。そういうことか」
「そういうことよ」
伸びた触手が収縮していき再び老人の姿を形作った。道化服を身につけた行為前の状態でサキュバスの背に腕を回している。
サキュバスもまたフラックの背に腕を回しており、首筋には二本の爪が突き刺さっていた。
エナジードレイン。
生命力を奪い取り、一定時間相手の動きを鈍らせる追加効果も持つ(麻痺、睡眠など完全に止めるケースもある)特殊攻撃である。
隙を突いて彼女はあらかじめ仕込んでおいた麻痺毒をこの軟体動物に注入したのだ。
フラックはサキュバスに苦笑いを浮かべた。サキュバスもまた穢れを知らない天使の如く微笑んだ。
「不覚」
- 29 :
- 小さな体が力なくサキュバスに倒れ込んだ。彼女は愛おしげに抱きしめ、静かに横たわらせた。
上にまたがり彼の頬を白い指先でなでつつ、豊満な胸をその小さな体に押しつけ名残惜しげに全身で愛撫した。
フラックはされるがままに天を仰いでいる。呼吸はわずかに乱れたままのようだ。
「私に麻痺毒が効かなかったらとは考えなかったのか?」
不意の質問に一瞬サキュバスの動きが止まった。
もしかしたらフラックは今麻痺していないかもしれない、そんな考えでもよぎったからだろうか。
だが確かめる術はない。少し間を置いた後サキュバスは言葉を返した。
「それは前回の私に対しても言えることだったんじゃない?」
質問を突き返されフラックはくくくと笑った。
「無論考慮の上だったとも。
こちらが完全に麻痺するまでにあなたの首をはねるか、あるいは一時次元間に逃れることはできますからな」
戸惑いの色すら見せず答えるフラックにサキュバスは依然として動きを止めたままである。
少しして彼女は唇を震わせながら問いかけた。
「……ならなぜ今そうしなかったの……?」
「さて……。なぜでしょうな」
口の端を吊り上げるフラックの首筋に彼女はなおも爪を突き刺した。
「つっ」
「私をばかにしてるの?」
「とんでもない」
「あなた前回言ったわね。私がんだらパートナーにするって。あいにくだけど私はなないわ。
だからあなたのパートナーにもならない」
サキュバスは力強い意志をフラックの前に突きつけた。だがフラックの表情は変わらない。
- 30 :
- 「大いにけっこう。私とて生者に興味はない」
「性者?」
フラックは再び口元を吊り上げた。
「者はすべての者に平等だ。者は私を裏切らない」
サキュバスは少しだけ首をかしげる。言っている意味がわからないのか返すべき答えを探っているのか。
「……ああ、生者ね。
あなたやっぱり危ない人だわ。物言わぬ者に興味を持ってナニするわけ?
それに裏切らないって、単にあなたが操ってるからでしょ?」
平静を取り戻したのかサキュバスは目の前に横たわっている小男の衣類を脱がせていった。
先ほど彼女の胎内に挿入していたのは男性器だったのだろうか、下着もそこも愛液でぐっしょりと濡れていた。
途中で止められたことがよほど名残惜しかったのか、まだ硬さを失っておらず上を向いている。
「ああ、あなた……。私に裏切られたと思ってるのね?」
「……」
「それとも過去に生者に裏切られたことがあるのかしら?」
先ほどの発言の流れから導き出した質問にフラックは答えなかった。サキュバスは構わず下着をずり下ろす。
やはり衣類も肉体の一部なのだろうか、先ほどまで裸だったことを思うとこうして脱がせていることに違和感を覚える。
細かいことは後回しにすることにしてサキュバスは言葉を続けた。
「私は生者にしか興味がないわ。今のあなたは感覚が薄れてるでしょうから残念だけど」
硬くなったままの男根をしっとりとした指先で優しく包み、そっと上下させた。
すでに互いの愛液で濡れていたそこは上下させる度にくちゅくちゅといやらしい音を立てた。
「っ…」
「こうして触れたときの反応を見るのが楽しいの。それに」
- 31 :
- サキュバスは男根に顔を近づけ未知の生命体の雄の匂いを堪能した後、舌先でそっと先端をくすぐった。
まだ感覚が残っているのか、フラックの体がわずかに反応した。
「甘美なエナジーは生者からしか奪えないもの」
「生者に、下手に関わると痛い目を見るぞ」
突如突き返された言葉にサキュバスは思わず顔を上げた。
相変わらずニヤけた表情は変わらないがその言葉には何かしら強い念が感じられた。
しばしフラックを見つめた後、再び顔を沈め裏筋や鈴口をなめる。
再び彼の体が反応した。
「それが楽しいんじゃない」
「…………」
「何が起こるかわからないから楽しいんじゃない」
フラックから返事はなかった。同意どころか正反対だったその言葉は少なからず彼に衝撃を与えたのかもしれない。
しばらくは彼女がペロペロと男根を舐め回す音と甘い息遣い、時折漏れる男の吐息だけが玄室内に響いた。
「……何が起こるかなどとうにわかっている」
ふとフラックがつぶやいた。
「わかりきっている!あきれるほどっ!!もう何十年も何百年も同じ様を見てきたのだ!!!
所詮はお前とてっ!!!!
突然の荒々しい叫び声にサキュバスは目を見張った。
彼の口が目尻の近くまで裂けている。先ほどのニヤけた表情とは打って変わってまったく笑っていない形相だった。
その瞳には憎しみ、悲しみ、痛み、怒り……ありとあらゆる負の感情が垣間見えた。
「お前とて…っ」
「私が……なに……?」
「……っ」
その先をフラックは答えない。
- 32 :
- 「フラック?」
なおも問いかける彼女に対し、彼の表情が少しずつ崩れていった。
裂けた口元が奇妙に歪み、眉間には皺が寄り、強い負の感情が宿っていた瞳には苦悩の色が表れ始めた。
彼女は視線を背けることなく彼をずっと見続けた。
曇りのないまっすぐな瞳はなおこの道化師を戸惑わせるということに彼女は気づいていたのだろうか。
「私に触れるな」
フラックは短く返した。
「近寄るな……」
「フラック…?」
サキュバスは男根に手を添えたままあえてフラックの顔に自らの顔を近づけた。フラックは彼女から視線をそらす。
「やめろ…っ」
「フラック」
なおも近づく彼女に対し、フラックは一瞬だけ視線を戻した。目の前には潤んだ瞳をした美しい女性の顔があった。
あまりの近さに硬直する彼に、彼女は緊張をとかせようともう片方の手で頬を優しくなで、柔らかな唇をそっと重ねた。
「んっ…っ」
「ん…」
逃げ惑う舌に優しく舌を絡ませ、くすぐるようになでる。口に含みそっと吸い立てると大げさなほど彼の体が反応した。
構わず優しく吸い立てているとだんだん緊張がとけていったのか、彼もまた彼女の唇を求め始めた。
わずかに首を持ち上げ、彼女の艶かしい舌をねだるように自らの舌を伸ばし絡ませる。
サキュバスは優しく微笑み、再び彼の舌を口に含み甘噛みした。よほど刺激が強かったのか彼が初めて声をあげた。
「大丈夫よ。痛くはしないわ。あなたを欲しいと言ったのは本当なの」
「っ……」
彼は何かを言いかけたがそれは言葉にならず、そのうち口をつぐんでしまった。
彼女の腕の中にいる小男はいつもよりなお小さく見えた。サキュバスは柔らかい両の腕で彼をぎゅっと抱きしめた。
- 33 :
- 「娘……」
サキュバスの腕の中でおとなしくしていたフラックが消え入りそうな声で彼女を呼んだ。
表情はすでに崩れ口元は奇妙に歪んでおり、笑っているのか泣いているのか判別つきかねる形相をしている。
サキュバスは微笑み優しく彼の頬をなで、再び白い指先を男性器に滑らせた。
麻痺毒はまだ完全に回っていないようで、そっとなでると相変わらず彼の体がわずかに反応した。
その反応を楽しみつつ彼女は答える。
「人は私を夢魔サッキュバスと呼ぶわ」
「すれば皆等しく屍だ。名前などに意味はない」
またおかしなことを言う。サキュバスはもう慣れたと言わんばかりに小さく笑みを漏らし言葉を返した。
「あなたにも名前があるじゃない」
「自ら名乗ったわけではない」
「ならどうしてそう呼ばれるようになったのかしら?」
「……」
フラックは答えない。この男はペラペラしゃべっていたかと思えば突然糸が切れたかの如く黙り込むときがある。
触れたくない話題にでも触れてしまうためだろうか。
「あなた、ずいぶん複雑な過去がありそうね」
「私の過去などどうでもよろしい。注目すべきことは数百年の時を経てもなお人間の愚かさは変わらないという点だ」
人間。
サキュバスは再び彼の股に顔を近づけ、男根を指先で上下させながら先端をちゅぱちゅぱとしゃぶった。
フラックが小さく吐息を漏らし、わずかに腰をよじった。
「そうね。人間は愚かだわ」
彼の言葉に同意を示しつつも目の前の雄の肉体を求めることに余念がない。口内の奥深くに男根をくわえ込み吸い立てる。
彼に注入した麻痺毒が完全に回ればいずれすべての感覚はなくなり睡魔が襲う。
まだわずかでも感覚があるうちに触れた際の反応を楽しみ心ゆくまでエナジーを奪い取ろうと考えているのだろう。
麻痺毒、石化、即。
この男の繰り出すあらゆる危機から逃れるためには肌を重ねる快楽を犠牲にしても動きを封じる必要があったようだ。
- 34 :
- 「本当は女性を抱きたくてうずうずしてるのに必に隠してるのよ。特に神なんてモノに誓いを立てた殿方は。
本当に愚かな話だわ」
会話を続けながらも舌先で先端をくすぐり、糸を曳いては美味しそうにしゃぶる。
根元を労わるように指先で包み、もう片方の指先で陰嚢から肛門まで滑らかになでては優しく包み込んだ。
じわじわと与えられる快楽に耐え切れないのか、男は吐息を漏らしながら時折小さく声をあげる。
「自然体じゃないのよ。もっと思ったままに生きればいいのに、本当にそう思うわ」
「欲のままに生きれば、醜い争いの絶えぬ世となるぞ」
「逆も言えるわ。無理に欲を抑えつけるから醜い争いが起こるのよ」
会話の合間にも度重なる快楽を与えられ、感情をむき出しにした辺りから男はすでに平静を失っていたのかもしれない。
呼吸は乱れる一方で、会話を続けようにも彼女に肉体を求められる度に体をよじり、表情を歪ませ小さく声をあげた。
「一長一短ですな。やはり人間は、愚かしい」
「あなたの欲は何?決して裏切らない者を囲うこと?本当は違うんじゃない?」
「……」
「もう二度と、生者に裏切られないこと?」
フラックは再び黙りこくった。口の端が引きつり瞳に負の感情が戻る。
「私を……見くびるな……」
「もしかしてあなた、本当は生者のパートナーが欲しいの?」
「うるさい、だまれ」
サキュバスは妖艶に微笑み、彼の肉体をより激しく求めた。
しなやかな指先で男根を強くこすり上げ、口内深くに含んではじゅぷじゅぷと淫らな音を立ててしゃぶり強く吸い上げる。
突然の激しい快感に耐え切れず、ついに彼は大きな声をあげてしまった。
「いいのよ。もう難しいことは何も考えないで、ただ感じて…」
「うる、さい…っ」
すぐ性に堕落する者には「だらしないわね。恥ずかしくないの?」と言葉で責め立て情欲を一層刺激し、
抵抗を貫く者には「もっと自分の心に正直になっていいのよ」と甘く囁くのが夢魔の常套手段である。
「大丈夫だから…」
- 35 :
- より相手と悦楽を共有するために、体だけでなく心をも奪う術を夢魔たちはその経験から身につけている。
彼女もまた例外ではない。
今や力なく地面に横たわり、彼女にされるがままに裸体を晒し喘ぎ声をあげるこの小男が、
これまで数多くの冒険者の生命を奪い、伝説の妖魔、地獄の道化師と呼ばれ怖れられている魔物と同一人物とはとても思えない。
生まれながらに残虐非道な妖魔として怖れられていったのではなく、彼という固体が発生して現在に至るまでに
伝説の妖魔と呼ばれざるを得なくなった過程でもあるのだろうか。
サキュバスは興味をそそられた。この男の心の中を覗いてみたい。
少しずつ感情を見せ始めたこの道化師の心の隙に入り込むべく、より一層彼の肉体を感じさせ理性を奪っていった。
ずっと抵抗を貫いていたフラックも度重なる耐えがたい快楽にだんだん呂律が回らなくなり(麻痺毒が回っていたせいもあるだろうが)、
次第に喘ぎ声だけが玄室内に響いていった。
「あぁ、娘……」
「サッキュバスね」
「娘、どこに触れている…」
「なあに?ここをいじられると感じちゃうの?」
サキュバスは指先をくいっと動かした。フラックの体がびくりとはね、力の限り腰をよじった。
「ふふ、腰が浮いてるわよ」
「お、男の尻に、指を突っ込む女など、お前くらいのものだっ」
「あら、おしりは女よりも殿方のほうが感じるのよ」
「そんなこと知るかっ」
「ならあなたの体に聞いてみましょ。こんなに濡らしちゃって、感じてるのよ。ほら、ここはどう?」
「あっ…あぁっ」
「おちんちんもおかしくなっちゃってるわね。それじゃおちんちんとおしり、一緒に気持ちよくなりましょ」
「まっ待ちなさいっ…はぁっああっっ」
まったく形勢は逆転し、彼女の柔らく温かな指先に包まれ前からも後ろからも与えられる快感に男はあっけなく達してしまった。
「あぁ、すごいわ……なんて甘美なエナジー……」
飛び散った白濁液をすべてなめ取り、うっとりした表情でサキュバスがつぶやいた。
達したと同時にエナジードレインを食らい、二重に脱力した小男は恍惚と羞恥に表情を歪ませぐったりと横たわっている。
数百年の時を経て培われた熟練のエナジーは若い冒険者のそれとはまた違った魅力を備えているのだろう。
「やっぱり、欲しいわ。私の中に」
- 36 :
- ずっと彼の喘ぎ声を聞いていたためか、体の奥が熱く疼いてしまったようだ。
サキュバスは再び彼の股に手を添え優しくなでた。達した後で敏感になっていたのか彼が拒否の声をあげた。
「あなたと一つになりたいのよ」
「もうだめだっやめろっ」
「あら、でもおちんちんおっきくなってるわよ」
「そっ…ああっ」
フラックの抵抗も空しく、彼女は彼の上にまたがり疼きの元凶である秘部に再び硬くなり始めた男根をあてがった。
そのままゆっくり沈めていく。濡れそぼったそこは男根を優しく包み込み、奥深くまで導いていった。
彼の上に腰をつけ、円を描くようにこすりつける。互いの陰毛が絡み合い、ぐちゅぐちゅと淫らな音が聞こえ始めた。
「あぁ…」
サキュバスは小さく吐息を漏らし、腰を動かし続けた。
体格差から到底奥までは届かない。だがそのもどかしさがまた別の快楽を彼女に与え、昂ぶらせていった。
熱い粘膜に包まれ、かき回され、男はただただ喘ぎ声をあげる。
興味を抱く男と一つに解け合っている充足に身を委ねつつ、それでいて彼女は違和感を覚えていた。
いつまでたっても麻痺毒が完全に回らない。
男は触れる度に敏感に反応し、口調も変わらずはっきりとしゃべり続け、睡魔に襲われる素振りすら見せない。
本当にこの男に麻痺毒は効いているのだろうか。
「あなた……麻痺してないの……?」
つながったままサキュバスは目の前に横たわっている男に問いかけた。
フラックはしゃべるのも一苦労と言わんばかりに呼吸を乱し、それでいて笑みを浮かべながら途切れ途切れに言葉を返した。
「少なくとも、今あなたを、攻撃する余力は、あぁ、はぁ……私には、残されていないようだ」
「なぜ、さないの?」
サキュバスは念を押すようにもう一度似たような質問を投げかけた。フラックの表情は変わらない。
「これは、舞台ですからな」
「意味がわからないわ」
- 37 :
- 彼女が再び腰を動かすと男は敏感に反応した。どうやら度重なる快楽を受け続け感じやすい体になっているようだ。
「まあいいわ。それなら別の意味であなたを動けなくしてあげる。
それにエナジーを存分にいただいたら面倒に巻き込まれる前に地上に行くから」
相変わらず表情は変わらないが、地上という単語にフラックがわずかに反応した。
「出ていくのか」
「13-543のところへ行くの。まだお礼もしきれてないし。下着は外していたほうがいいなんて、彼もあなたもエロいのね。
しばらく彼のところに通おうと思うわ」
サキュバスは特に気にした様子もなく腰を上下に打ちつけ、互いの粘膜がこすれ合う快楽に没頭した。
フラックもまた自分の意思とは関係なく与えられる快楽に身をよじりながらも無理に会話を続けた。
「もうここに、戻る予定はないのか?」
「さあ…。彼のテクによるかしら」
「ずいぶんその男に惚れ込んでいるのだな」
「それよりも今は一つに解け合っている幸せを感じましょ」
サキュバスは彼を抱き起こし、全身を密着させ腰をぐりぐりと動かした。胎内を違う角度からかき回される快感を貪る。
フラックもまたサキュバスの腰に手を触れた。白く柔らかい肌に顔をうずめ、彼女の淫らな腰使いにただただ感じている。
強く抱き寄せたいところを麻痺しているために力が出せていないだけのようにも見えるが、
力なく顔をうずめるその姿はまるで小さな子どもが母親に「行かないで」とすがりついているようにも見えた。
サキュバスは再び彼を押し倒す。引き離す瞬間の彼の表情を見て彼女は確信した。両の指を彼のそれと絡ませる。
この男、過去に誰かに捨てられたんだわ。誰かというのは少なからず生者であり、彼にとって大きな存在だったということ。
ただそれ一件だけとは限らない。
わかることは、この男は寂しさという感情を知っているということだけ。
数百年生きてきた妖魔、その間にどれだけの体験を重ねて寂しさという感情を覚えていったのかは想像もつかない。
できるならもう少しこの男の心の内を探りたいところだが、完全に麻痺していないという現状がある以上長居は危険。
彼女は絡ませた指をぎゅっと握り、さながら母親の如く優しく、慈しむような微笑みを彼に向けた。そっと耳元で甘く囁く。
「一緒に気持ちよくなりましょ」
- 38 :
- それから後はあっけなかった。彼女が彼を見つめたまま数度腰を動かしただけで彼は声を上げ達してしまった。
彼女もまたもどかしい熱が重なり我慢できない快楽が幾度も込み上げ、ほぼ同時に軽く絶頂を迎えた。
胎内に注ぎ込まれる白濁液とあふれ出るエナジーを一滴残らずしぼり取ろうと彼女はなおも腰をくねらせ身を震わせた。
「あぁ、あなたのエナジーって底なしなのね。奪っても奪ってもあふれ出てくるわ」
サキュバスは恍惚の表情で胎内を満たす充足の余韻に浸った。彼を解放すると、ぐちょぐちょに濡れた秘部から白濁液が糸を曳いた。
彼もまた恍惚と二度目の脱力感に表情を歪ませ、虚ろな瞳で彼女を見つめている。
前回のように麻痺毒や石化などいずれかの症状が現れるかと身構えたが、不思議なことに今回は何の症状も現れなかった。
彼女は力なく横たわる彼に微笑みそっと囁いた。
「このままあなたを放置してあげるわ」
前回フラックがしたように、彼女もまたフラックをそのままにして立ち上がった。
「次にここを訪れる者は敵か味方か。あなたを助けてくれるような女性だといいわね。可能性は薄いけど」
「くくく、これは手厳しい」
「それではごきげんよう。地獄の道化師さん」
フラックが何かを言いかける間もなく、彼女は風のように消えた。
後には静寂と先ほどまで肌を重ねていた熱、彼女の甘い香りだけが残った。
フラックはしばらく彼女の消えた先をぼんやりと眺めていた。
再び何かを言いかけようとしてはやめ、言いかけようとしてはやめ、そのうち視線を上に戻した。
「……暇ですな」
フラックは口を大きく開け舌を勢いよく伸ばし、全身を包み込んだ。
ブロッブの如くピンク色の球体になったかと思えば次にはバブリースライムの如く黄緑色の球体に変化し、再び道化師の姿に戻った。
さながら何事もなかったかの如く道化服を身につけ頭巾をかぶり、錫杖を手にしている。
「なぜ、さないのかだと?」
フラックはおもむろに立ち上がった。
「初めてだったからだ」
- 39 :
- 遠くで倒れていた屍を見やり、呼び覚ますかの如く何度も錫杖を鳴らす。
シャンシャンシャン……。
「私を見て、怖れ、攻撃をしかけるどころか微笑みかけてきた娘は……」
倒れていた屍がむくりと起き上がった。
「一度恐怖を味わってなおこの私を欲しいなどと言った娘は」
シャン!
「お前が初めてだったからだ。ただそれだけのこと」
ぼろぼろの法衣を身につけた物言わぬ屍ハイプリーストを見つめたままフラックは立ち尽くした。
「愚かな話よ」
ぽつりとつぶやく。
「とんだ駆け引きだったな。やはり生者に下手に関わると……」
く、くく、くくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくく
はーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ……!!!!
“お別れだ。サッキュバスよ”
道化師は錫杖を派手に鳴らし、ハイプリーストと共に闇へ消えていった。
- 40 :
- サッキュたんとの第四の舞台は13-543に任せた。第二の舞台を勝手に締めちゃってごめんよ。
魔物の絡みは癒される……というかのんびり見られるのは自己投影しないで客観的に見られるからかなあ。
フラックをエロパロであまり見ないのは小人サイズなのと性格がぶっ飛んでるせいだと思う。
サッキュたんけっこう需要ありそうなのでもしこういう描写でよろしければまた書かせて下さいな。
- 41 :
- 朝からいいものを読ませてくれてありがとう!
やっぱりサキュバスはエロイな。
流石裸忍者と並んでwizのエロ担当!
ここで女裸忍者とサキュバスのレズなんか思い浮かんだ。
- 42 :
- それはともかく、やはりさっきゅんは最高だ
フラックとも絡めるさっきゅんならマイルフィックとマイルファックもできる筈だ
>>41
そういえばFC版3だとハイマスターAの100%後続がサッキュバスだったよね
暇な時に女ハイマスターと迷宮内で絡み合ってるに違いない
- 43 :
- >マイルファックも
【審議中】
,、_,、 ,、_,、
,、_('・ω)(ω・`)、_,、
('・ω)u゚ ゚uu(ω・`)
゙uu゚( '・) (・` )uu'
゚uu゚ ゚uJ゚
- 44 :
- マイルファックの暴走ですね、わかります。
- 45 :
- マイルファックてw
さっきゅん裂けるだろ体格差的に考えて
- 46 :
- 淫魔乙でした
またの投下にも期待しています
フラックと聞くとなんだか中の人がいるような気になるな
- 47 :
- そういえば休業中のフラックに代わってフラックスーツ着て飛び回る女忍者の話あったよね
- 48 :
- 保管庫管理人様、更新乙です。いつも素早いなぁ。
- 49 :
- 投下します。全9レス。
若干レイプ要素ありますがどうしても駄目な方以外は大丈夫じゃないかと思います
というかその手のが好きな人だと逆にガッカリするレベルです。オチ含めて。
- 50 :
- クリーピングコインはブレスをはいた
「ひゃううっ!」
クリーピングコインはブレスをはいた
「はううっ!」
ここは狂王の試練場地下2階。
無数のコインに息を吹きかけられ、艶かしく悶えている美少女。
彼女は別にコインを使って性的快感を得ている訳ではなく、
この状況を説明する為には前日まで時を遡る必要がある。
ファイアードラゴンはブレスをはいた
「きゃあああっ!」
「このっ! マダルト!!」
ファイアードラゴンはしんだ
「ファイアードラゴン。恐ろしい敵だった」
「ほんじゃシーフコンビ、識別頼む」
「「はいな」」
魔法職上がりのシーフ2名が慎重に宝箱を識別。
「ビショップは大丈夫か?モロにブレス浴びてたが」
「うぅ、何とか生きてます」
ヨレヨレになりながらエルフの少女が健気に応える。
「ん、識別は毒針で一致だね。んじゃ解除は任せた」
「了解。ビショップの怪我治しといて」
シーフの1人が治療にやってきた。
「ん〜、ディアルマ2回にするか、マディ使っちゃうか」
「マディでいいぞ。この周回で帰る予定だし」
「そう? んじゃ遠慮なく」
全快魔法がビショップの傷を塞いでいく。
「それにしてもモロにブレス浴びたな。俺らは半減できたのに」
「そうなんです。あたし、どうしてもブレスが苦手で」
- 51 :
- 「これが運勢値の違いって奴なのかね」
ドワーフファイターが腕を組んで唸る。
説明しよう!
運勢値とはwizardryにおける隠しパラメータの一つだ。
LUKと同様に各種判定に利用されているぞ。
ちなみにブレスダメージの半減判定には運勢値4が使われているのだ。
「運勢値4が高いのは種族だとドワーフ。つまり前衛の俺ら3人だ」
「そして職業だとシーフ。つまり私達2人ね」
無事に毒針を解除したシーフが戻ってくる。
「つまり俺らの中で運勢値4が無いのはビショップだけだと」
そりゃブレスを浴びまくる訳である。
「ちょっと可哀想ね。何かいい策は無いの?」
「策と言われてもなあ。レベルを上げて物理で…じゃなくて、レベル補正に期待するしか」
説明しよう!
レベル補正とはwizardryにおける最強の攻略法だ。
あらゆる成功率の判定はレベルを上げれば有利に働くぞ。
レベルが高ければマイルフィックを成仏させる事だってできるのである。
「レベル補正つっても、ビショップは俺らの中で1番成長遅いぞ」
「そうなんだよなあ。それが一番の問題だ」
「うぅ…」
このパーティはFFFTTB。TはそれぞれPとMを経由している。
ビショップは元鑑定士という事もあるが、それを差し引いても転職経由のシーフよりレベルが低い。
何せ最近ようやくラハリトを覚えたばかりだ。
「どうしたもんかね。蛇のメイスが手に入ればポイゾンジャイアントだけは何とかなりそうだが」
「根本的な解決になってないわ。ドラゴンゾンビ相手だと無意味だし」
「いっそブレス浴びまくれば、体が慣れて大丈夫になったりするんじゃない?」
「んなアホな」
「いや、案外いいかもな、その案」
「リーダー?」
たけすぃ並に濃い顔のドワーフファイターが口を挟む。
- 52 :
- 「ビショップはブレスを受けると実ダメージ以上に怯んでる。呪文が遅れる事もしばしばだ」
「後衛だから普段ダメージ受けないもんね。呪文もモンティノで速攻塞ぐし」
加えて最後尾なので前衛に押し出される事もまずない。冒険者としては温室育ちなのだ。
「いつまでも箱入り娘だと困る。ブレスに慣れる事で怯む事だけでも改善してもらわんと」
「でも慣れるったって、流石にわざとダメージ喰らわせるのは酷いぞ」
「2階のコイン使えばいいだろ。あいつらならノーダメージだ」
「あ、なるほど」
「ふええ、本当にやらなきゃ駄目なんですか?」
「当然だ。ブレスに動じないタフさを身につけて貰わんと困る」
以上が冒頭の顛末である。
「ひゃあうううっ!」
「いちいち喘ぐな。感じてるのかお前は」
「なっ、それ、セクハひゃあああっ!」
言ったそばからのよがりに呆れるホビット。
この男はパーティ初期にシーフを勤めていたが、今はビショップと入れ替わる形で2軍落ちしている。
万一メンバーの誰かがロストした際に最加入できるよう待機しているが、今はもっぱら銀行員兼倉庫番である。
前衛が欠けた際に使う為の盗賊の短刀をクルクル回しながら、少女の艶姿を半眼で眺めている。
何故倉庫番がこの場にいるかと言うと、2階は麻痺攻撃やクリティカル持ちが多い為、独りは危険だと目付け役を押し付けられたのだ。
ビショップは最強装備で身を固めているものの、後衛職の最強防具なぞ高が知れている。
2階を探索する分には十分なのだが、念には念を入れてという事だ。
「やれやれ、そんなにこのお嬢様が大事なのかね」
シーフは毒づく。目の前で悶えてる少女は自分からレギュラーの座を奪った相手。少なからず思う所はある。
「魔物にやられた事にして首切ってやろうか」
不穏な考えが一瞬過ぎるが、
「んな事したら俺の首が切られるんだろうな。色んな意味で」
すぐに思い直す。
「そもそもビショップ欠けても俺の復帰は無いわな。前衛かシーフが欠けないと」
ビショップの欠員補充がビショップになるのは自明の理。
- 53 :
- 「にしても」
「はううっ!」
「…いちいちエロい悲鳴だなおい。チンコ勃ってきた」
ビショップは顔を紅潮させながら息を荒らげている。
本当に性的興奮してる訳じゃないだろうが、傍から見たら違いが分からない程度に。
シーフは半ば無意識にズボンのポケットに手を入れる。そしてポケット越しにいきり立つ物を軽く扱く。
ビショップはそれに全く気付かず、今も尚コインの吐息に翻弄されている。
体を捩じらせる度に揺れる豊満に、シーフの硬度が加速度的に増す。
その艶かしさに右手の動きが激しくなる。
「やべっ、出したくなってきた」
ちょっと扱きすぎたようだ。このままだとズボンの中で果てかねない。
とはいえここまで高まっててお預けじゃ相棒は納得いきそうにない。
「………」
シーフは少し考えた後、意を決してビショップの元へ近づく。
「おい」
「ふぇっ?」
ビショップがよがり顔をこちらに向けた瞬間。
ぶびゅるるっ!
「えっ?」
乳白色の熱い液がビショップの顔面にかぶさる。
たまたま近くをただよってたコインが飛沫の余勢で1ダメージ受けて墜落する。
「…きゃああああああっ!!!」
ワンテンポ遅れて凄まじい悲鳴が地下2階に響き渡る。
「ふぅ、いい顔射だった」
「な、な、な、なにするんですかああああああ!!!」
本当何してるんだか。興奮状態の考える事は自分でも分からん。
ビショップに射精して司教モードに突入してた脳でぼんやりと考える。
「いや、お前にぶっかけたら気持ちいいだろうなって」
「な、こ、こんなのセクハラですよっ!!」
セクハラで済む問題だろうか。
- 54 :
- 「まあ、お前にレギュラー奪われた恨みもこれで晴れるって事で」
「それとこれとは話が別ですう!!」
ぎゃーぎゃーうるせーな。
自分のやった事を完全棚上げで苛立つシーフ。
「だいたいこの乳が悪い」
むぎゅうううっ
シーフは力いっぱいビショップの巨乳を握り締める。
「きゃあああああああ!!!」
「こんなの揺らしながらアヘ顔ダブルピース晒してたらレイプしてくれと言ってるようなもんだ」
「ダブルピースなんかしてません!!」
アヘ顔は認めるんだろうか。
「まったく、けしからん乳しおってからに」
もみもみもみもみもみもみもみ
「ひゃうううっ! や、やめてください!」
「るせー。ここまできて止める奴が」
クリーピングコインはブレスをはいた
「…邪魔だなこいつら」
シーフはマハリトを唱えた(炎の杖を使った)
クリーピングコインはんだ
「よし」
「よし、じゃないです! 倒しちゃったら修行にならないです!」
「いいんだよ、んなもん。修行なら俺がつけちゃるわい」
「胸揉むのは修行じゃないですう!」
「修行なんだよ。大体お前は敏感すぎるんだ」
もみもみもみ
「こうして物理的な刺激に慣れる事で、所詮は非物理のブレスに耐えれるようになるんだよ」
もみもみもみもみもみ
「そんなの大嘘ですうう!!」
「本当だって。俺物理に詳しいから。サッカーやるとフィジカル凄いって言われるし」
「physical(身体能力)とphysics(物理学)は全然違いますう!!」
- 55 :
- 「いちいちるせー奴だな。いいから黙って犯されろや」
「嫌に決まってます! 止めないならカティ」
シーフはモンティノを唱えた(モンティノの杖を使った)
ビショップの呪文を封じ込めた
「はううっ!」
「これで呪文は使えまい」
マニフォの護符もあったけど、あれだとおっぱいも固まりかねないので自重した。
「ううっ、だ、誰か助けてええええ!!」
「無駄だ。金の鍵に意味の無い世界で誰が2階に来るんだ」
もみもみもみもみもみもみ
「大体お前だって」
コリッ
「ひゃううっ!!」
「乳首勃起してんじゃねえか。感じてんだろ?」
「ち、違いますうう!!」
「嘘つけ。なんならパンツの中に手ぇ突っ込んでみるか?」
「そ、それだけは駄目です!」
くちゅぅ
「!!」
「駄目っつわれても入れるけどな。それよりこんなにぐちょぐちょにしやがって。とんだ淫乱め」
「ち、違いますぅ」
否定こそするものの、明らかな物証を突きつけられ、反論は弱弱しい。
「どう違うんだよ。太腿まで濡れてんじゃねえか。ああ、乳揉みじゃなくてブレスで感じてたから違うって言いたいのか」
「そ、それも違いますう…」
「まだ言うか。それともチンコ突っ込まれないと感じないってか?」
「!!」
ビショップの目の前に復活した怒張が突きつけられる。
「これをオマンコにぶっ挿して欲しいんだろ?」
「そ、そんな事…ない…で、す…」
反論が更にか細くなる。
- 56 :
- 「ふん、何だかんだでしおらしくなりやがって。オラ、ケツ向けろや」
「うぅ…」
半泣きになりながらもビショップは命令に従う。
シーフは手早くパンツをずり下ろすと、熱を帯びた縦筋からむわぁと発情の匂いが撒き散る。
「ふん、だらだらヨダレ垂らしてだらしねえ。そんなにチンコが好きかよ」
「ち、違…」
ずぶぶぶっ
「ふぁああああっ!!」
嬌声が洞窟内に響き渡る。
「おうおう、チンコ好きの雌らしい反応だ」
「ち、ちがっ、うぅ、あっ、んんっ」
ずっちゅずっちゅずっちゅ
猥らな水音がより興奮を掻き立てる。
「そ、んな、はげ、しく、しな、ひゃううっ」
「ほう、高速ピストンがお好みですかおぜうさま」
ずちゅずちゅずちゅずちゅ
「ひゃううっ、うぅ、あううっ」
「おお、そうだった。刺激に慣れる訓練だったな、そういや」
むにゅむにゅむにゅ
シーフは目の前の尻を突きながら揉みしだく。
ホビットの体格だとバックから突きながらエルフの乳を揉むのは難しい。
「はうっ、ひゃうっ、ふううっ」
「ん、刺激が足りないか? ほんじゃ」
シーフは人差し指を舐めると、そのまま眼前の蕾へ沈めてく。
「ひゃうううううっ!!」
「アナルで感じるとか雌豚すぎんだろJK」
ぐにぐにぐに
第二関節まで埋まった指が直腸内で激しく動き回る。
「や、やああ、くふぅ、んんぁ」
「おいおい、感じちゃ駄目だろ。体は外側より内側のが弱いんだ。これに耐えれば大抵の刺激は平気になるぞ」
- 57 :
- 「やあっ、こん、なのっ、ぜったい、ちがっ、うっ!」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
「おっ、締まってきたぞ。そんなに俺のザーメンを膣内で受け止めたいのか」
「!! 違っ、それだけは止めて!!」
「止めてと言われてもお前がチンコ離さないんじゃないか」
ずちゅずちゅずちゅ
ぬちゅぬちゅぬちゅ
「やっ、なかっ、なかだけは、やめてぇ! 赤ちゃん、できちゃうからあ!!」
「ほう、そりゃ好都合だ。妊娠すれば冒険リタイアで枠が開くな」
「いやああああああ!!!」
首を振っていやいやするビショップ。
しかし裏腹に膣内はきゅうきゅうとシーフの欲望を締め上げ続ける。
「あー畜生。具合のいいまんこしやがって。このまんこでリーダー誑かして取り入ったのか?」
ぐちゅぐちゅぐちゅ
「そ、そんな事してないです!!」
「ふん、どうだか。っと、そろそろ出そうだ。お前も飛んじまえ」
「いやあ! やめて! せめて外に出して!!」
ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
ずぶっずぶっずぶっずぶっずぶっ
「くっ、イクぞ! 俺の子孕んじまえっ!」
「いやあっ! いやあああああああ!!!」
びゅぶぶっ!! ぶびゅるる!! ぶびゅびゅっ!
「ああ…だめって、いったの、にぃ…」
愛液塗れの襞の洞穴を、活発な精子が奥深くへと潜り込んでいく。
「あーくそ、止まんねえや」
下半身のみならず脳まで達したような錯覚を覚えながらも、膣の収束に最後の一滴まで搾り取られていく。
「こんなの一発じゃ治まんねえな。おら、腰抜かしてんじゃねえぞ」
ペシンと尻を一叩き。
「修行はこんなもんじゃねえぞ。過剰な感度が鈍るまで突きまくってやる」
- 58 :
-
一方、同時刻の馬小屋。
残りのメンバーは集って休んでいた。
「ねえリーダー。あの2人って今頃」
「ん? ちゃんと修行もしてるだろ。何だかんだで真面目な連中だし」
「修行『も』って事は、やっぱり…」
「言わせんなよいやらしい」
「困ったもんだね」
「まあ、シーフがある程度本気で恨んでるのは事実だからな。ハメる事で変な気起こさないなら安いもんだ」
「一般的にはハメる事を変な気と言うような」
「それにしてもビショップちゃんも毎回毎回大変というか何というか」
「本人は大変だと思ってないだろ。だから毎回毎回なんだ」
「最近は口だけ嫌がって、動きでの抵抗はしてないらしい」
「やっぱりビショップちゃんって、その…好き者、なの?」
「本人は絶対認めないだろうけどな。ただお嬢様育ちだから自分から男求めるなんて真似はできないんだろ」
「だからアイツみたいに多少強引な男相手だと逆らえないどころか内心悦んでる、と」
「なんだかんだでお似合いなのね」
「それに関してはシーフの方も認めないだろうけどな。あくまで肉奴隷扱いって事にしたいらしい」
「ツンデレなんだよね要するに」
「エルフとホビットじゃ妊娠しないと知るまで毎回飲ませてたくせにね」
「あ、やっぱ避妊だったんだそれ」
「片や淫乱ドMで片やツンデレかよ。リア充爆発しろ」
「ティルトぶっ放してくる?」
「お前、その冗談今は実行可能だろ元メイジ」
「おら又出すぞ! 今度こそ孕め!!」
「いやっ、イクッ、じゃない! 出さないでええええ!!」
今日もまた、強姦の体裁をとった和姦が迷宮内で繰り広げられたのであった。
- 59 :
- 以上になります。お粗末さまでした。
てか連投って以前は12回中10回だったと記憶してたのに…
- 60 :
- 爆発しろ乙
- 61 :
- なんかこう、いいね
本音言わないけど通じ合ってるみたいな
爆発乙
- 62 :
- 最近保管庫見まくってる13-533です。職人さんや管理者さんに感謝!
更新もありがとうございます。#2にしていただけるとなおありがたかったり。。
この節サッキュバス話を書いてたらハイマスターよりマイルファックが先にできた。
ただ自分の力量ではどうしてもさっきゅんが裂けてしまうのでこうなった。
・正体不明の魔物×夢魔2匹
・手と口だけ
・流血あり(魔物のほうが)
雰囲気出すためにマイルフィックの台詞はカタカナ表記にしてます。
読みにくくて申し訳ないんだけどどうしてもカタカナにしないと気がすまんのです。
あと今さらながらサッキュバスが胸につけてるの下着じゃない気がしてきた。
以下16カキコ失礼します。よろしければどぞー。
- 63 :
- * 事の発端はディアルの効果を持つ特効薬を拾ったことだったらしい *
「で、どこで使うの?それ」
「んー、どこかで」
「セックスに疲れた殿方に使ってもっと搾り取ってみる?」
「そんなことする余裕あるかしら?一度セックスしちゃったらきっと最後までヤッちゃうと思うわ」
「それもそうねー」
さり気なくとんでもない会話を交わしているのは淡いピンクの乳当てをつけただけの美女二人である。
二人とも長いブラウンの髪で胸元や秘所を器用に隠しているが、その際どさがより魅惑的で淫らに見える不思議。
お気に入りなのかメーカー品なのか、乳当ては二人とも同じ種類のようだ。
肌は透けるように白く、胸から腰、太ももにかけての滑らかなラインは一瞬にして男を虜にするほど綺麗だった。
ただその背には揃って巨大な黒い蝙蝠の翼が広がっていた。
この危険極まりない地下迷宮でここまで誘惑的で無防備な姿をさらけ出せる女性は数えるほどしかいない。
サキュバスである。
つと、手のうちで特効薬を弄んでいたサキュバスAの足がぴたりと止まった。一方を見つめたまま固まっている。
サキュバスBが振り返り声をかけた。
「どうしたの?」
「……」
返事はなかった。
それどころか次第に青ざめていくサキュバスAを見てただならぬ不安を覚えたBは恐る恐る彼女の視線の先を追ってみた。
「グゥゥ…」
視線の先から地響きかと思われるほど低く重苦しい呻き声が聞こえてきた。
「忌々シイ 人間共…」
サキュバスBも凍りついた。本能が「早くこの場を去らなければ!かのお方に気づかれる前に!」と叫んでいる。
だが足がすくんで動けない。サキュバスAも同じようで、金縛りにあったかの如く二人はその場に立ち尽くしてしまった。
- 64 :
- 呻き声の主は壁に背をもたれさせ座り込んでいるようだった。
遠巻きに見ているため実際の背はわからないが、高さが10m近くはあるこの玄室内の半分近くに頭部が見えることから
立ち上がれば軽く天井につかえてしまうのだろう。
もとより遠巻きからでも存在を確認できるということ事態が、この主がいかに巨体であるかを証明していた。
彼女たちがこの主の正体を瞬時に判断した理由は一つ、その背から伸びている4枚の翼であった。
それは蝙蝠の翼ではなく鳥のような羽毛の翼で、さながらトンボが翅を休めるかの如く4枚とも下向きに垂れ下がっている。
この地下迷宮で見上げるほどの巨体と4枚の翼を持つ存在はただ一人しかいなかった。
「マイル…フィック様…」
サキュバスAが唇を震わせながら主(しゅ)の名を口にした。瞬間二人は迂闊に名を呼んでしまったことを後悔した。
主の鋭い眼光がこちらに向けられたからだ。
明らかに怒りと憎しみが見て取れ(事情はまったくわからないが主は相当ご機嫌が悪いようだ)、
特効薬などというものに気を取られ肉眼で確認するまで危機を感知できなかったことを呪いつつ、二人はを覚悟した。
マイルフィック。
かつて神々との戦いに敗れ魔界に封じ込められた邪神の一人であり、その力は天候すらも操り都市を一瞬のうちに壊滅させてしまうとか。
神々の施した封印を打ち破り再び人間界を支配すべく、現在もなお数多の配下を使いにやり復活の機会を探らせているという。
この地下迷宮から発せられる呪力、闇の波動が可能にするのか、自らもまた封印のすき間よりここに実体化をはかっていたようだ。
かの大魔術士ワードナに召喚された折、完全なる復活のために魔除けを奪おうとするも成し遂げられなかった過去を持ち、
新たにこの地下迷宮に眠るグニルダの杖の力を何らかのかたちで利用しようと狙っているのかもしれない。
真意は彼と忠実なる配下グレーターデーモンだけが知っている。直属の配下でない彼女たちにはまったくもってあずかり知らぬ世界であった。
「……」
「……」
射抜くような鋭い眼光に彼女たちはなお身を強張らせ、動くことはもちろん目をそらすことすらできなかった。
しばし二人を睨みつけていたマイルフィックだったが、ふと視線を宙に戻した。尖った耳の近くまで裂けた口から短く言を発する。
「目障リダ。立チ去レ」
奇跡が起こった。
途端に呪縛が解けたかの如く二人は身動きがとれるようになった。思わず二人で顔を見合わせる。感謝の気持ちすら込み上げてきた。
せめてご挨拶と一礼をしてから立ち去ろうと再び主に目を向けたサキュバスAはその足元に違和感を覚えた。
- 65 :
- お怪我をしていらっしゃる…!?
右足は膝から下が抜き取られたかの如くなくなっており、左足も太ももから黄褐色の液体(血なのだろうか)が止め処なくあふれ出ていた。
止血のつもりか痛みに耐えているのか、左手でそこを強く押さえており、その姿がより痛々しく見えた。
「あ、あの…!」
無意識に出てしまった言葉、再びこちらに向けられる射すような視線、何やってんのと言わんばかりに焦る友人B、再び後悔した。
「何ダ…」
いえ、何でもありませんでした、とはもう言えない。サキュバスAは己の迂闊さを再三呪い、Bに小さく別れを告げた。
「あなたはこのまま行って」
「え…」
「今までありがとう。楽しかったわ」
「ちょっと…」
「マイルフィック様!」
凛とした声で主の名を呼び、サキュバスAは前に進み出た。深々と一礼する。
「何ノ 真似ダ」
「傷の、お手当を…。ちょうどここに特効薬がございますから」
顔を上げ、手にしていた特効薬を高く掲げてみせた。
「…ソンナモノ、何ノ 気休メニモ ナラン」
「そ、それでも、ないよりはましかと思われます。どうか…」
マイルフィックは黙ったままサキュバスAを睨みつけた。Aは思わず震え上がる。
だが視線の先がわずかに特効薬にも向けられていることに気づき、サキュバスAは意を決して翼を広げた。
「失礼、いたします…」
極力不快な音を立てないようゆっくり飛び上がり、未だ体液があふれ出ている左足の太ももの上にそっと降り主と向かい合うように膝をつく。
飛んでいる間に叩き落とされる覚悟でいたが、主はただじっと彼女を見下ろしているだけだった。触れた肌は硬い鱗を思わせた。
- 66 :
- 「……」
無言で特効薬の栓を開け治療の準備に取りかかる。その間ずっと刺すような視線を感じ、手は震える一方だった。
薬を取りこぼさないよう慎重に扱い、恐る恐る主に声をかけた。
「あ、あの…」
「……」
「あの、マイルフィック様、手を……どうかお手を外して下さい」
勇気を振りしぼって声を出すも、手は動かない。ならば手の上から薬を浸そうと膝を立てた矢先、ゆっくり手が外れた。
サキュバスAは一度深呼吸をし、今度こそ患部に薬を浸すべく傷口を見やった。
そこは深く抉れていた。大剣か何かで何度も突き刺しかき回されたのだろうか、止め処なくあふれ出る黄褐色の体液が鼻についた。
生臭い香りからするにやはり血なのだろう。
瞬間嫌な予感がした。
今ここにいるマイルフィックは完全なる実体ではない。神々の施した封印のすき間を縫って飛ばした思念体が具現化した姿、
人間界でいうアンデッドに等しい分身に過ぎない存在であり、そんな不安定な肉体に果たして特効薬は効くのだろうか。
「マイルフィック様、失礼いたします」
ふと背後から翼の羽ばたく音が聞こえたかと思うとすぐ目の前に、主に背を向けサキュバスAと向かい合う体勢でBが舞い降りた。
どこから拾ってきたのか赤い布を手にしており、Aの前に広げながらそっと囁く。
「これに浸したほうが効率的よ」
「あなた…」
「っもう、勝手なことしないで。私たちいつも一緒でしょ」
「……ん」
心強い味方の存在に感謝し(といってもマイルフィックの前では塵が一つ増えただけだが)、サキュバスAは気を取り直した。
仮に特効薬が効かず主のご機嫌を損ねさせたとしても、ぬときは一緒だという安心感があったのだろう。
さっそく赤い布に薬を浸し、患部を覆うようにして優しく押し当てた。少なからず刺激を与えたようで、主の体がわずかに反応した。
サキュバスAは強く揉まないよう気を遣いつつ両手で傷口を押さえ、Bは余った布で血をきれいに拭き取り時折薬を追加した。
- 67 :
- 「…アァァァ…」
吐息とも呻き声ともつかない低く重い声が玄室内に響いた。何かをしくじったのだろうか、サキュバスAは恐る恐る顔を上げた。
しかし当のマイルフィックは顔を正面に向け、両の腕は力なく地面に落とし、傍から見ればやけにリラックスしているように見えた。
目を閉じていらっしゃる…!
先ほどまで刺すような視線を向けていた丸い眼球は薄いまぶたに覆われ中央で閉じられていた。その様はさながら鳥のようだった。
まるで私たちがマイルフィック様を感じさせているかのよう…!
サキュバスAは不覚にも興奮を覚えた。度重なる事故の連続ですでに平静を欠いていたのかもしれない。
魔界ではいくつかの勢力が派閥を生み、古の時代よりと言っていいほど永い時をかけて冷戦状態を続けている。
すべての魔族の頂点に君臨し崇拝されているのが邪神マイルフィックというわけではないのだ。
この地下迷宮に姿を現す上級魔族のアークデーモンやライカーガスですらマイルフィックとは思考を異にしており忠誠心はそう高くない。
そんな彼らがいつまでも冷戦状態を続け大規模な戦争を起こさないのは、互いに不利益しか被らないことを知っているためであろう。
そんな中、中級魔族と呼ぶにはいささか能力に欠ける彼女たち夢魔はどこにも属さない(言い換えればどこにでも属すことのできる)
フリーの悪魔であった。
わずかに交流があるとしたら(といっても憎まれ口を叩く程度だが)、アークデーモンの配下にあたるヘルマスターくらいか。
レッサーデーモンやグレーターデーモンなどは彼女たちにとって論外であり(ヤギ面と爬虫類的な意味で)、
彼らを束ねるマイルフィックに至っては同じ迷宮内にいたとしてもまったく関わることのない(はっきり言えば興味もない)存在であった。
それゆえに彼らの気配を察するや器用に接触を避け、今日まで危機に巻き込まれることもなく生き延びてきたのである。
治療を終え布を取り払うとわずかに傷痕が残っているのみで、出血は完全に止まりほとんどの皮膚は再生できたようである。
よかった…!
サキュバスAは緊張がとけたのかへなへなとその場に座り込んでしまった。Bもほっと胸をなで下ろした。
後は右足である。膝から下が見事になく、傷痕もまったく見当たらない。少なくともたった今なくしたわけではなさそうだ。
再び見上げるとマイルフィックはまだ目を閉じたままだった。声をかけるのが躊躇われたが、もうここまで来たら関係ないと思い始めた。
「マイルフィック様、右足は…」
マイルフィックがゆっくり目を開けた。
「まさか、人間に…」
瞬間ぎろりと睨まれサキュバスAは息を呑んだ。思わず視線を下げるもそれも失礼だと気づき、そのままぎゅっと目を閉じた。
- 68 :
- 「否…」
捕まれて引きちぎられるかと思ったが、予想に反してただ短い言が返ってきただけだった。
その口調は思ったほど地に響くことなく自然に耳に入ってきた。思わず顔を上げると主はまた視線を宙に戻していた。
「忌々シキ 封印ヲ以テ 我ガ肉体ハ 未ダ 囚ワレノ身」
「……」
神々の施した封印は物理的な肉体だけでなく思念体まで強く縛りつけているのか、右足は具現化できず封印に引きずり戻された。
実際には存在しているはずなのに地に足をつくことのできない状態とはいかほどのものなのか、サキュバスAには想像できなかった。
「そう…ですか…」
マイルフィックは再び目を閉じた。その様をサキュバスAはぼんやりと眺めていた。
仮にもう一つ特効薬を拾ってきたところで右足は彼女たちの力では再生不可能である。もうやるだけのことはやったのだ。
問題はこれからどうやって主のご機嫌を損ねないうちに立ち去るかである。
サキュバスBが目で合図を送った。立ち去るなら今しかないと。
だが目を閉じている主の是なのか否なのか何とも読み取れない無表情な顔をサキュバスAはずっと見つめていた。
ふと股下が温かいことに気づいた。
治療に夢中でまったく意識していなかったが、彼女たちは今、主マイルフィックの太ももの上に乗っかっているのである。
先ほどべったりと座り込み敏感な秘所が直接肌に触れたためかもしれない。
硬い鱗だと思っていた肌は意外と弾力があり、深く傷を負ったために熱を帯びているのか、これが平熱なのか、とても温かかった。
サキュバスAは今まで一度も関わったことのなかった主の姿を改めて眺め見た。
硬くて弾力のある鱗のような温かい太もも、幾重にも割れた腹筋、たくましい胸板、がっしりとした肩。
背からは巨大な4枚の翼が広がり、やはりリラックスしているのだろう、先ほどよりなお力なく垂れ下がり地に横たわっている。
視線は再び下腹部に下り、開かれている足の間に向かった。
股には本来あるであろう男性器は見つからなかった。それどころか女性器の如く二股に割れているようにすら見えた。
マイルフィック様は女性でいらっしゃるのか、それとも神たるお方は性別を超越していらっしゃるのか…。
あらぬ想像をしながらサキュバスAは再び視線を上げた。マイルフィックの肉体には本来あるであろう器官がもう二つ欠けていた。
乳首とへそである。
マイルフィック様は卵からお生まれになったのかしら、それとも神たるお方は……。
- 69 :
- 「はぁ…」
妄想は止まらず、サキュバスAは小さく吐息を漏らした。心なしか体が疼き股が濡れてきたように感じる。
マイルフィック様はどのようなセックスをなさるのだろう。
お互いに見つめ合ったまま前で?それとも獣のように後ろから?ああそれとも、女をまたがらせて下から突き上げて下さるのかしら。
もしや交互に足を絡ませて交わるのがお好き…?
彼女の脳裏には目を閉じ先ほどの吐息のような声を漏らしている主の姿が描かれていた。
やはり先ほど主が漏らしたのは吐息だったのだろう。痛みが癒され肉体が再生されていく感覚に心地よさを覚えたのに違いない。
そう感じたためにより一層彼女の妄想をかき立ててしまったようだ。
「ちょ、ちょっと…」
サキュバスBに声をかけられはっとした。無意識のうちに呼吸を乱しながら主の太ももに股をこすりつけてしまっていたのだ。
恐る恐る顔を上げると不安顔のBはもちろん、マイルフィックもまったく読み取れない無機質な表情でこちらを見下ろしていた。
「あ、あ……申し訳、ありません……っ」
腰の動きを止めようにも太ももが与える温もりと秘所を刺激する鱗のような硬さが彼女を狂わせる。
結局腰を持ち上げることができず、彼女はなおマイルフィックの太ももを愛液で濡らしてしまった。
「生意気ナ 小娘ダ…」
突然マイルフィックは左手でサキュバスAをつかんだ。Aの体がびくっとはねる。Bも突然のできごとに全身が固まってしまった。
ついに捕まった!いや、決して捕まることを待っていたわけではない、彼女たちは今まで運がよすぎたのである。
左手は先ほど傷口を覆っていたためか血で汚れており、彼女の肢体が黄褐色の血でまみれた。
身動きを完全に奪った後、右手の鋭い爪がサキュバスAの胸元に近づく。今度こそされる、彼女はを覚悟しぎゅっと目を閉じた。
だが爪は淡いピンクの乳当てを剥ぎ取り柔らかくて形のよい乳房を露にさせただけだった。震えているのかピンクの突起が揺れている。
サキュバスAは目を開けられなかった。だがずっと閉じているのも怖かった。
恐る恐る目を開けようとした矢先、胸元が生温かい感覚に襲われた。熱い息がかかる。彼女はマイルフィックに舐められたのである。
「あ…っ」
マイルフィックはことさら乳房の突起に触れるように執拗に彼女の胸を舐め続けた。
サキュバスAは突然の淫らな刺激とこのまま喰われるのではないかという恐怖とが入り混じり、声ならぬ声をあげた。
「あぁ…っ」
- 70 :
- しばらく彼女の体を味わっていたマイルフィックだったが、再び右手を近づけ彼女の左足をくいっと持ち上げた。
「っ…」
開かれた秘所は先ほどの行為と胸に受けた刺激も手伝ってかぐっしょり濡れており、雄を誘う甘い香りが鼻をくすぐった。
「っ…マイルフィック様…」
ふるふると震えるサキュバスAを尻目にマイルフィックは秘所をじっと見つめている。心なしか口の端が吊り上ったように見えた。
ああ、マイルフィック様にあんなところを見られている…!
サキュバスAは恐怖と羞恥の入り混じった言いようのない感覚に襲われた。雌としての本能か、秘所はさらに潤い疼き出した。
「あぁ…もう…っ」
早く挿れて。早くして。早く犯して。早く壊して。早く。早く。早く。早く。マイルフィック様…!!
サキュバスAはすでに狂い始めていた。必に腕を折り曲げ彼女を捕らえている主の指にしがみつきぎゅっと力をこめる。
その声に応えるかの如くマイルフィックは彼女の秘所に舌を這わせた。生温かい感覚が敏感になっている部分を襲う。
「ああっっ」
彼女はびくっと体を震わせた。舌先が秘所の間を行き来する。あふれ出た愛液がマイルフィックの舌を伝って糸を曳いた。
「あっ…ああっマイルフィック様ぁっ」
びくびくと痙攣する彼女をよそにマイルフィックは止めることなく舌先で彼女の股を舐めしゃぶっている。
じゅぷっじゅるっと淫らな音が玄室内に響いた。
その様をただただ見ることしかできないサキュバスBの心境はいかほどか。やはり彼女も女である。等しく体が疼き出したようだ。
「はぁっ…あぁ…っ…マイルフィック様…」
サキュバスAと同じように彼女もまた主の太ももに股をこすりつけ、自ら乳当てを外しその豊満な胸を揉みしだき始めた。
「はぁ…っ」
「ああっ」
- 71 :
- 頭上では変わらずサキュバスAの熱く潤った秘所をマイルフィックの巨大な舌が行き来している。
奥に侵入しようと舌先で突き刺したら彼女の体がびくっとはねた。よほど刺激が強かったのか腰を淫らにくねらせ震わせている。
舌を立てて動かす度に艶かしい喘ぎ声が上がり、口はだらしなく開かれた。
その中にマイルフィックが舌を寄せた。するとサキュバスAはしゃぶるようにその舌に吸いつき自らの舌を絡め始めた。
手の中の小さな女性の体を散々舐めしゃぶり舌も存分に絡ませた後、マイルフィックはやっと顔を離した。
「あぁ、マイルフィック様ぁ、もっと…」
サキュバスAは媚びるような瞳で目の前の邪神に懇願した。
「もっと私を犯して下さい…」
マイルフィックは目を細め、再び右手を近づけた。人差し指を伸ばし彼女の秘所にあてがう。
口の端がわずかに吊り上がったように見えた。
「はい、マイルフィックさま、きてくださ…いたぃっ!」
爪の先が秘所に当たったらしく、彼女は痛みを訴えた。瞬間はっと気づく。
このまま指を挿入されるということはすなわちその鋭い爪が胎内深くまで突き刺さるということ。下手をすれば心臓まで……。
彼女は青ざめた。
当のマイルフィックは痛みを訴えられた瞬間いったん指を戻したらしく、しばらく彼女と指を交互に見ていた。
そして何を思ったのか自らの指を口にくわえ込んだ。
力が入っているのか右手が少し震えている。怯えながらも何をしているのか気になってしまいサキュバスAはじっと主を見ていた。
瞬間ベギッと何かが折れるような嫌な音が玄室内に響き、マイルフィックの右手に、顔に、彼女をつかんでいる左手に衝撃が走った。
マイルフィックの口元が黄褐色の血にまみれている。ほどいた右手も血でまみれており、人差し指には爪がなかった。
「マイル、フィック様…?」
マイルフィックは横を向きベッと何かを吐き出した。黄褐色の血とともにゴトッと落ちたのは紛れもない右手の人差し指の爪だった。
「マイルフィック様…」
再び彼女に右手を近づけ血まみれの人差し指を秘所にあてがう。
爪の先だけを折ったわけではなく付け根からすべてをもぎ取ったようで、接着面からは黄褐色の血がどくどくとあふれ出ていた。
「あ、あぁ…マイルフィック様…そんな…っ」
- 72 :
- 彼女を傷つけないがために自らの爪をもぐという行為に対する感動からか、血まみれの指を挿入される恐怖からか、
サキュバスAは唇を震わせながら主の名を呼んだ。
そんな彼女を見て主は笑った。いや、正確には笑ったのかどうかわからない。ただ彼女には主が優しく微笑んだように見えた。
ずぷっと液体にまみれた音を立て指が彼女の胎内深くに突き刺さった。
「ああぁぁあっ」
マイルフィックの人差し指はさすがの夢魔にも少しきつかったようだ。彼女は悲鳴にも似た声を上げ体を強張らせた。
マイルフィックは構わず指をぐりぐりと動かす。
愛液で潤っていたためか指からあふれ出る血のためか、きつかった胎内は次第にほぐれ動かす度にぐちゅぐちゅと淫らな音を立てた。
「ああっすごいぃっ!奥まで入ってるぅぅっっ」
手の中の小さな女性は際限なく奥深くを突き上げられる快感に何度も腰を浮かせ、つかんでいる主の指にぎゅっとしがみついた。
マイルフィックはさながら小さなおもちゃの人形を弄ぶかの如く指を曲げたり伸ばしたり抜き差しを繰り返したりして彼女を狂わせた。
「あっあっ……あぁっマイルフィックさまぁっそこっそこぉっ」
次第にどこが感じるかを心得てきたのか、マイルフィックは反応のある場所を的確に突いて突いて突き続けた。
サキュバスAは髪を振り乱し、だらしなく口を開け喘ぎ声を上げた。その中に再びマイルフィックが舌を寄せる。
「はっんっ…あぁっだめっそんなに気持ちよくしないでっおかしくなっちゃっ…」
サキュバスAは潤った瞳で主を見つめた。主は再び彼女に笑みを浮かべた。少なくとも彼女にはそう感じ取れた。
まるで「いいぞ」と言われているようで、彼女は体の奥深くから何か熱いものが込み上げてくる感覚に襲われた。
「あっ…んっ…あぅ…っ……ああぁぁあっマイルフィックさまぁああっっ」
懸命に快楽に耐えようにも指はさらに彼女の奥深くを攻め続ける。
爪が抉られた状態での摩擦はマイルフィックにとって確実に痛覚を刺激しているはずだが、そんな素振りは微塵も感じさせなかった。
ただただ彼女だけがその指使いに乱れ狂う。
「あっあっ…だめっイッちゃっ…もう、私…っ……あっああぁぁあああっっ」
- 73 :
- 絶頂に達すると同時に電撃を受けたような衝撃を受け、サキュバスAはびくびくと体を震わせた。
「あ……っ……」
全身から力が抜け、言葉もままならない。マイルフィックはおもむろに指を引き抜き彼女をつかんでいた手を離した。
「あぁっ」
ドサッと音がして彼女は無造作に倒れ込んだ。起き上がることもできずその場でひくひくと痙攣している。
今までずっとサキュバスAを見ていたマイルフィックだったが、太ももの上でうごめくもう一匹の夢魔に目を向けた。
サキュバスBである。
「あ、あぁ、も、申し訳、ありません…っ」
「……」
頭上で繰り広げられていた淫らな光景に我慢できなかったらしく、自ら乳を揉み太ももに何度も股をこすりつけていたのだ。
さらに自ら指を挿入しかき回していたらしく、秘所も指も胸元も愛液でぐちょぐちょに濡れていた。
「あ、あなた様のおみ足を、わ、私のいやらしい液体で汚してしまい…っ」
「ナラバ 貴様ノ魔力モ 我ニ捧ゲヨ…」
再び左手が伸びサキュバスBを鷲づかみにした。
「ああっマイルフィック様ぁっ」
濡れそぼった秘所に容赦なく指を突っ込み、乱暴にかき回す。
先に自分で挿入していたためか、彼女の胎内はマイルフィックの指を優しく包み込み奥深くへと導いていった。
そして抜き差しを促すかの如く適度に収縮を繰り返す。
これが男根であったなら、これほど男を喜ばせられる女もいないと感じたことだろう。
「あっあっ……あぁっ気持ちいいぃっっ」
長すぎる指は奥深くに到達してもまだ余っており、さらに突き上げるように動かすと彼女は嬌声を上げ体をびくびくと震わせた。
指を腹側に少し曲げるとより感じてしまうようで、そこを執拗に攻めたためにサキュバスAは達してしまったようである。
- 74 :
- 「あぁっ奥っ奥っ…奥がおかしいぃっっ…ああっ…あっ」
「グゥ…?」
サキュバスBのよがり狂う様を楽しんでいた矢先、ふと自身の股に違和感を覚えマイルフィックは下を見た。
「はぁ…っ…んっ……マイルフィック様……っ」
先ほど手放したサキュバスAがいつの間にか主の股にしゃぶりつき割れ目と思しき部分に指を這わせなで回していたのである。
「生意気ナ 小娘共……グッ」
マイルフィックはサキュバスBから指を引き抜きその手を下に持っていった。
「あぁ、マイルフィック様抜かないでぇ…っ」
サキュバスBが媚びるような声をあげたがどうやらそれどころではなかったらしい。構わず手は下に向かう。
一瞬サキュバスAをつかみにかかるのかと思ったがそうではなかったらしく、むしろAを押しのけ自らの股を強く押さえた。
突然のことに驚きその様を見ていたサキュバスAは、割れ目が大きく開き待ち焦がれていた男性器が現れるのを見た。
今までどこに収納していたのかと突っ込みたいほど巨体に相応のそれ(彼女の背と同じくらい)が姿を現したのである。
少なからずマイルフィックも興奮していたのだろう、それはすでに硬くなっていた。
「あぁ、マイルフィック様ぁ…」
やはり主は男性だった…!
サキュバスAは求めて止まなかったものが得られたことに歓喜の声を上げ、愛しいものをかわいがるが如く抱きしめた。
全身を使って肉棒を愛撫し、頬ずりをし、びちゃびちゃといやらしい音を立ててしゃぶり始めたのである。
「…ッ」
彼にとっては予想外の展開だったのか、マイルフィックは初めて戸惑いの色を見せたが、構わず再びサキュバスBに指を突っ込んだ。
「はぁっあぁぁああっ」
「あぁ…マイルフィック様ぁ…」
片方は快楽に悶える喘ぎ声が、もう片方は歓喜に満ちた嬌声が玄室内に響き渡った。
- 75 :
- 「あっあぅっ…マイルフィック様っ…そこ…っ…だめっおかしくなっちゃうっっ」
サキュバスBは体をびくびくと震わせ首を横に振る。マイルフィックは構わず彼女の弱点と思しき部分を執拗に攻め続けた。
結合部がぐちゅぐちゅといやらしい音を立てより一層彼らを興奮させる。
ああ、マイルフィック様が私を、こんなに私をお求めになっている…!マイルフィック様の指が、わ、私の中を…!!
Bもまた狂い始めていた。
「だめっだめっわたし…ああっあっあんっ…っ……ああっだめイクっイッちゃうぅっっ」
限界が近い、彼女は中をぎゅっと締めつけた。しかし痛みを伴っているはずの指を引き抜くことなく主は奥を突き上げた。
彼女の体がびくっとはねる。
「ああぁぁああああっっ」
「アァッ」
絶頂に体を震わせるサキュバスBを乱暴に離し、マイルフィックは低く声を上げた。とっさに下を見る。
サキュバスAが彼の肉棒に絡みつき尿道口に指を這わせてはなで回し、サキュバスBの絶頂と同時に中に指を挿入したのである。
サキュバスBはそのまま倒れ込みびくびくと痙攣を繰り返した。目の焦点が合っておらず、言葉もままならない状態だった。
エナジードレイン。
先ほどサキュバスAは絶頂と同時にドレインを受けていたらしく、今またBもその犠牲者となったのだ。
彼の持つドレイン能力は彼女たちとは比較にならないほど強力であり(本体が魔界にあるためドレイン時には空間が魔界と直結し、
魔界からも同時に吸い取られてしまうためと思われる)、何度か食らえばたちまち肉体が耐え切れず消滅してしまうだろう。
「…ッ」
マイルフィックは両手を地につき初めて表情を歪ませていると確実にわかる形相を浮かべ、サキュバスAを睨みつけた。
「マイルフィック様……どうか私もマイルフィック様の中に……」
「キ…サマ…ッ」
抵抗の意思を見せるも行動には移さず、ただただ彼女を睨みつけている。
少ししてサキュバスBが正気に戻ったのか、這いずりながらも近づいてきた。
「マイルフィック様、私も……私にも下さいませ……」
「……ッ」
それこそ予想外の展開だったのだろう。表から先端にかけてはサキュバスAが攻め立て、裏から陰嚢にかけてはBが包み込む。
そのあまりに献身的な姿に彼も次第に興奮してきたのか、わずかに呼気が乱れてきたのが感じ取れた。
肉棒は張り裂けんばかりに硬くなり先端からは透明な液があふれている。にじみ出る先走りを夢魔たちは音を立てて美味しそうにしゃぶった。
- 76 :
- 「あぁ、マイルフィックさまぁ」
サキュバスAは男根の根元に立ち、そそり立つ肉棒に全身を密着させ愛撫しつつしなやかな指先で先端を攻め続けた。
あふれ出る先走りでたっぷりと指を濡らし、ゆっくりと尿道口に挿入し優しく入れたり出したりなぞったりを繰り返す。
「マイルフィックさま…」
サキュバスBは下に立ち、陰嚢を優しくなで回し肉棒に頬ずりをしつつ根元から裏筋にかけて舌を這わせた。
流れ落ちてくる先走りを音を立ててしゃぶっては喉を潤し、豊満な乳房をこすりつけては肉棒をぎゅっと抱きしめた。
「ッ…グゥアァ」
突然マイルフィックが地響きかと思うほど低く大きな声を上げた。同時に肉棒から大量の白濁液がほとばしった。
彼女たちはさらに肉棒を激しくしごき上げる。その刺激は達している彼に追い討ちをかけたらしく彼はさらに大きな声を上げ腰をくねらせた。
全身に力が入っているのか4枚の翼までバサッと音を立てて大きく広がっていた。
「アアアァッ!…グゥゥッ…オオォォオオオ…!!」
呼気がやけに荒い。相当気持ちよかったようである。精液をすべて出し終えたマイルフィックが大きく息を吐き下を見下ろすと、
彼を絶頂に導いた夢魔たちは一滴残らず舐め取ると言わんばかりにびちゃびちゃと音を立てては肉棒を伝い落ちる精液にしゃぶりつき、
飛び散ったそれも手ですくっては自らの体に塗りたくり秘所の中へと押し込んでいた。ぞっとするほど美しく淫らな光景であった。
しばらくして満足したのか夢魔たちはおとなしくなり、射精後の力なく垂れ下がった肉棒に寄り添って腰を下ろし頬を寄せていた。
「……」
「……」
「……」
突然マイルフィックが彼女たちを鷲づかみにした。
未だ熱を帯びた男根に触れ安堵の表情を浮かべていた二人は突然のできごとに改めて自らの立場を思い知り身を強張らせた。
マイルフィックはつかんだ二人を睨みつけながら低く鋭い声を発した。
「コノ私ノ 魔力ヲ奪ウトハ 見上ゲタ小娘共ダ」
彼女たちもまた、恐れ多くもわずかながらこの邪神の底知れぬエナジーをあふれ出る精液と共に奪い取っていたのである。
- 77 :
- 「も、申し訳、ありま…っ」
「ま、マイルフィックさま…っ」
「貴様ラノ 魔力ヲ 全テ ヨコセェッ!!」
「ああああぁっ!!」
「あぁぁああっ!!」
夢魔たちは激しく体を痙攣させ絶叫を上げた。
主の手から二人の体を包むように黒い陽炎のようなものがゆらゆらと現れ始めた。その中へ空気が吸い込まれていく。
空間が歪んでいるのである。
陽炎の中心にいる二人はもはや声を発していなかった。生きているのかもわからない。
「……」
しばらく二人を睨んでいたマイルフィックだったが、ふと視線を下に落とした。
左斜め下をじっと見つめている。
「…………」
何を思ったのか彼は二人を離した。夢魔たちは力なく地面に落ちる。
ゆらゆらとうごめいていた陽炎はふっと消え、元の玄室に戻った。
「忌々シイ 人間共…」
顔を前に向け、4枚の翼を大きく広げ、バサッと大きな音を立てて羽ばたいたと同時にマイルフィックは片足で立ち上がった。
時折重心を取るかの如くゆっくり翼を羽ばたかせる。
「我ガ 力ノ前ニ 滅ビヨ…」
マイルフィックは翼を羽ばたかせ宙に舞い、短い言を発しながら闇へと消えていった。
後には力なく横たわる夢魔二人だけが残された。
ふと倒れている夢魔の一人がぴくっと動いた。
サキュバスAである。わずかに目を開け、小さくつぶやいた。
「……私たち、生きてるの……?」
「……そうみたい」
サキュバスBが小さく答えた。
二人は無意識に手を伸ばし、互いにぎゅっと握りしめた。確かにここに存在し生きている。二人は小さく微笑み合った。
- 78 :
- 「マイルフィック様の、おいしかったわね。とっても濃くって」
「ええ、極上だったわ」
「もしこちらに完全に実体化できていたら、もっと濃くておいしかったのかしら」
先ほどまでにかけていた者たちとは思えない会話である。
もはやさり気なくとんでもない会話を交わすのは彼女たちの中では至って日常的なことなのかもしれない。
「やっぱりマイルフィック様もセックスするのよ。
だって私の中に入れるときわざわざ爪をもいだのよ。あんなに血を流して、思わず愛を感じちゃったわ。
あれは絶対女性を知っていなければできないことよ」
「そうね。
…ああ、私の中、まだマイルフィック様であふれてる…」
サキュバスBはうっとりとした表情で腹部をなでた。
「でもマイルフィック様のお相手ができる女性なんているのかしら」
「小さくなっていただけばいいんだわ」
サキュバスAは平然と答えた。
「アークデーモン様が人間界に適したお姿をとるように、
マイルフィック様もお体の大きさだけでも標準サイズになって下さればいいのよ」
「誰がお願いするのよそんなこと」
「私」
二人は顔を見合わせふふっと笑った。
「私たちだけじゃない?こんな貴重な体験したの」
「きっと私たちだけよ」
二人は上を向き高さ10m近くはあるだろう先の天井を見つめた。
「役に立ったじゃない」
「ええ」
二人は再び笑みを浮かべた。
「「特効薬」」
- 79 :
- またさっきゅんか!
乙でしたwww
- 80 :
- まさか本当にマイルファックがあるとは!
さっきゅん素晴らしいよさっきゅん
迷宮内皆穴兄弟になる日も近いな
- 81 :
- 誤字変換ミスありすぎもうだめだorz
これだけはどうしても許せないんでどうか訂正させて下さい…
>>64
○ かの大魔術師ワードナ
× かの大魔術士ワードナ
次回はさっきゅんの後続者も巻き込ませるんで見逃してくれ
プリーステスも美人だよね
- 82 :
- システム面と魔物からと、それぞれ違う面から発想してるなあ
>>50>>63共に乙でした
サッキュバスの後続ってことはメデューサリザードに期待しよう
まさか3列目や4列目のセラフやプリーステスなんてことはないはずだ
- 83 :
- ネトゲの方でノームが人気らしいのでノーム題材にしようかと思ったんだけど
どうしてもヒゲ爺が浮かんでダメだ
- 84 :
- ヒゲのよさに目覚めるといいと思うよ
- 85 :
- 「どうしておじいちゃんのおひげはそんなにふわふわしてるの?」
「ほっほっほ、それはな、おまえさんをよろこばせるためじゃよ」
「いやぁん、おじいちゃんのおひげくすぐったぁい」
>>83-84でふっさふさの白ヒゲを蓄えたノームじーさんが天然ボケの
エルフ娘の胸にダイブして毛先でこちょぐり倒す光景を幻視した
- 86 :
- ロリドワーフとかロリノームは、元が元だけに好き嫌いあるからなあ
- 87 :
- 元ネタ準拠だと
ノーム:ピザ老け専門。繁殖期が百歳ぐらい。セックスが生涯一回のみなので超淡白
ドワーフ:ピザBから女神までオールラウンダー。繁殖期は結構長い
ホビット:属性は人間寄り。繁殖期も人間と同じくらい
エルフ:半神なのでわりとなんでもあり。半神なので繁殖期は生きている間中
結論、エルフが一番エロイ
- 88 :
- エロフだからね、仕方ないね
- 89 :
- ライオンみたいに受精率が低いから
100回中だしするまで交尾を続けるタイプはいないの
- 90 :
- そこでフェルパーですよ
- 91 :
- >>90
ネコは交尾で排卵誘発するからライオンと真逆に受精率高いよ
複数の♂と連続してやって同時に種違いの子猫を宿したり
ライオンは1日に何十回とするんだったっけ
フェルパーにライオン型とネコ型とかいればバリエーションが広がるな
- 92 :
- 人間とエルフでの受精確立は著しく低いので、
もしどこかにハーフエルフが居たとき
それは確実に母親エルフが人間の性奴隷として
何年も輪姦中出しされ続けたことを意味する・・・とか
(エルフの雄は人間相手では立たないものとする)
両親がラブラブかつ絶倫で何十年間も暇さえあれば中出しセックスしてたケースも
稀にあるが、それはそれで恥ずかしいので愛の結晶当人が口にすることはない
- 93 :
- >>89 100回中出しとか胸厚
1行レスで終わるのも何なので没ネタ投下。姦(?)要素あるので注意。
リルガミンサーガ シナリオ3 地上5階にて
「さて、今日も探索を始めるか」
「………」
「どうした?ファイター1号」
「いや、常々思ってたんだが、この扉エロくね?」
「言うなよ。皆思ってても口にしなかったんだから」
「だって色といい中央の模様といい蠢いてる様子といい、どう見てもマン」
「それ以上いけない」
「これを毎回蹴破る俺の身にもなれよ。なんか凄く悪い事してる気になるんだ」
「実際俺らは悪だからな」
「やはりここは敬意を表してチンポを突っ込むべきなんじゃないかと」
「扉相手に?」
「蠢いてるし、案外気持ちいいんじゃないかと」
「勝手にしろ」
「そうさせてもらう」
「って本当にズボン脱ぎやがった」
「お?おお…おおおおおっ!?」
「ど、どうした!?」
「すっげえ気持ちいい!」
「マジで!?本当に生マンなのか?」
「いや、どちかというとフェラに近い感触だけど、でもすげえいい!」
「マジかよ」
「あ、出る!…ふぅ、凄く良かった」
「うーむ、ラッキーホールならぬラッキードアがあるとは、迷宮は奥が深いな」
- 94 :
- 一方 扉の向こうでは
「あれ?バンシーAちゃん。どしたの?」
「あ、Bちゃん。ふふっ、実はたった今、久しぶりにえっちな事しちゃった♪」
「嘘っ!誰と!?」
「それが分からないの」
「分からない?」
「うん。だってこの扉からおちんちんが生えてたから」
「なにそれひわい」
「つい生前を思い出して、思わずパクッて行っちゃった」
「いいなあ。おちんちんなんてんでから御無沙汰だもん」
「固くて大っきくて、それに久しぶりのザーメンおいしかったぁ」
「羨まし〜。今の私達、男漁りやろうとしても皆逃げ出すんだもん」
「失礼しちゃうわよね。ちょっとアンデッドになってるだけなのに」
「あれ!?俺いつの間にかレベル下がってる!」
「まだバンシーとは出会ってない筈だけどなあ」
おわり
*どんな扉か分からない人はニコ動で「ゆっくりの遺産」で検索すれば見れます*
*動画だと地上3階だけど5階も一緒です*
- 95 :
- 乙
1000レベル超えならば多少レベル減っても関係ないな…w
- 96 :
- バンシーでよかったな
噛み切られたらどうしようかと
乙
- 97 :
- >>92
風よ龍に届いているか という小説があって、ダンジョンの中で一発やった結果身ごもったという描写がエンディングであった。
身ごもったエルフ娘はそれまで他の人間(複数)とやりまくっていたから実際は誰の子か判らないが。
- 98 :
- ディーは可愛かったな
- 99 :
- ジバはもう少し肉付きが良いほうが趣味みたいだったな。
実はロードスより前なので初代エロフのピロ様よりも前だったりする。
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