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2012年7月エロパロ598: 【ご主人様】メイドさんでSS Part10【旦那様】 (366)
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【ご主人様】メイドさんでSS Part10【旦那様】
- 1 :10/09/02 〜 最終レス :12/06/24
- おかえりなさいませ、ご主人様。
ここは、メイドさんの小説を書いて投稿するためのスレッドです。
SSの投下は、オリジナル・二次創作を問わずに大歓迎です。
(※)実質通算8スレ目です。
「メイドさんでSS Part4」スレはありません。
■前スレ
【ご主人様】メイドさんでSS Part9【旦那様】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1256078850/
■過去スレ
【ご主人様】メイドさんでSS Part8【旦那様】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1241194825/
【ご主人様】メイドさんでSS Part7【旦那様】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1230849997/
【ご主人様】メイドさんでSS Part6【お戯れを】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1221505706/
【ご主人様】メイドさんでSS Part5【召し上がれ】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213801833/l50
【ホワイト】メイドさんでSS Part3【ブリム】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1204389730/l50
【ご主人様】メイドさんでSS Part2【朝ですよ】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182588881/
【ご主人様】メイドさんでSS【朝ですよ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141580448/
【ご主人様と】メイドさんでエロパロ【呼ばれたい】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116429800/
■関連スレ
男主人・女従者の主従エロ小説 第二章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185629493/
■関連サイト
2chエロパロ板SS保管庫 → オリジナル・シチュエーションの部屋その7
http://red.ribbon.to/~eroparo/contents/original7.html
http://sslibrary.arings2.com/
- 2 :
-
■お約束
・sage進行でお願いします。
・荒らしはスルーしましょう。
削除対象ですが、もし反応した場合削除人に「荒らしにかまっている」と判断され、
削除されない場合があります。必ずスルーでお願いします。
・趣味嗜好に合わない作品は、読み飛ばすようにしてください。
・作者さんへの意見は実になるものを。罵倒、バッシングはお門違いです。
■投稿のお約束
・名前欄にはなるべく作品タイトルをお願いします。
・長編になる場合は、見分けやすくするためトリップ使用推奨。
・苦手な人がいるかな、と思うような表現がある場合は、投稿のはじめに注意書きをしてください。お願いします。
・作品はできるだけ完結させるようにしてください。
- 3 :
- ◆正統派メイド服の各部名称
頭飾り:
Head-dress
("Katjusha","White-brim")
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,ィ^!^!^!ヽ,
,/゙レ'゙´ ̄`゙'ヽ
襟:. i[》《]iノノノ )))〉 半袖: Puff sleeve
Flat collar. l| |(リ〈i:} i:} || .長袖: Leg of mutton sleeve
(Shirt collar.) l| |!ゝ'' ー_/! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /::El〔X〕lヨ⌒ヽ、
衣服: (:::::El:::::::lヨ:::::::::::i 袖口: Cuffs (Buttoned cuffs)
One-piece dress /::∧~~~~ヽ;ノヾ;::\_, / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /:_/ )、_,,〈__`<´。,ゝ
_∠゚_/ ,;i'`〜〜''j;:::: ̄´ゞ''’\_ スカート: Long flared skirt
エプロン: `つノ /j゙ 'j;:::\:::::::::;/´::|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Apron dress /;i' 'j;::::::::\/ ::::;/
(Pinafore dress) /;i' :j;:ヽ:::/ ;;r'´ アンダースカート: Petticoat
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /;i' ,j゙::ヽ/::;r'´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/;i'_,,_,,_,,_,,_,_,_,_,i゙::::;/ /
浅靴: Pumps ヽ、:::::::::::::::::::::::__;r'´;/ Knee (high) socks
ブーツ: Lace-up boots `├‐i〜ーヘ,-ヘ'´ 靴下: Garterbelt & Stocking
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i⌒i.'~j fj⌒j  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.  ̄ ̄  ̄
イギリスの正装メイド服の一例
ttp://www.beaulieu.co.uk/beaulieupalace/victorianstaff.cfm
ドレスパーツ用語(ウェディングドレス用だがメイド服とは共通する部分多し)
ttp://www.wedding-dress.co.jp/d-parts/index.html
- 4 :
- 乙乙!
ありがd
- 5 :
- メイドさんたちも夏バテだろうか
- 6 :
- 避暑だよ
静かで涼しい土地に行っているのさ
夏休みシフトで里帰りの最中かもしれん
- 7 :
- >>1乙
メイドさんたちのお帰りをお待ちしております
- 8 :
- 例年にない猛暑の夏。
金持ちのお坊ちゃんである僕は、行く先々も移動の車内もキンキンにエアコンが効いていて苦にならない。
冷えた室内から、ギラギラと照りつける太陽に汗を流す庶民を見下ろす毎日だ。
だがしかし。
夜は、寝苦しい。
効きすぎた冷房から逃れて、冷え性のメイドたちがベッドに潜り込んでくるからだ。
「お屋敷の中全部が氷のお城みたいで、あたくしもう手足が冷たくって冷たくって」
左側から、麗菜がひんやりした足先をからめてくるかと思えば
「お昼間はお仕事で動き回っておりますけれど、じっとしているとぶるぶるしますね」
足元で仔猫のようにマリナがうずくまる。
「でも、お坊ちゃまはあったかくってあったかくって、ぐっすり眠れます」
右側からギューギューとしがみついてくるのは、梨理子。
「あん、お姉さま方、そんなにお坊ちゃまにしがみついては、あたくしのくっつく場所が残ってません」
一番若い茜が上からのしかかってきて、僕はグウッとうめき声を上げた。
メイドたちの体温で暑苦しくって仕方ない。
しかも、左右上下からからみつかれて、寝返りも打てない。
「うふ、うふふっ、くすくすっ」
僕が苦しんでいると、メイドたちが笑い出す。
「ねえ、お姉さま……」
「そうね、じゃあ梨理子ちゃんはそっちから……」
「あら、ではあたくしはこちらを……」
こそこそと相談をしたメイドたちが、俺をくすぐりはじめる。
「うわ、こら、おとなしく寝なさい、マリナ、麗菜、梨理子っ」
「あ、お坊ちゃま、あたくしのことお忘れですか、ひどいっ」
茜がくるっと向きを変えて僕の顔に足先を向けた。
やばい、茜は先輩メイドからしっかり仕込まれたおかげで、今やナンバーワンのテクニシャンだ。
当たり前のようにパジャマのズボンを下ろし、下着を下げてそれをつまみあげる。
「いただきますでございます。あむっ」
うわ。
それを合図に、体中をくすぐっていたメイドたちが本気になる。
「冷房がとても強いので、お坊ちゃまを抱き枕にしていても暖かくなりません」
乳首をチュッチュと吸い上げながら梨理子が熱い吐息を漏らす。
「ですから、お坊ちゃまがもっともっとあったかく、火照ってくださればいいのですもの」
マリナが脇腹や太ももを細い指先でスーッスーッと何度も撫で上げる。
「そうそう、ついでにあたくしたちもあったかく火照れば一石二鳥」
麗菜がキスをして、舌をからめてくる。
「茜ちゃん、早くお坊ちゃまをあったかくしてね」
くぐもった声で返事をしながら、茜がいっそう張り切って舌を使い、ジュボジュボと音を立てて
吸い上げたり、手で袋を柔らかく揉んだりする。
「今夜の一番はあたくしでよろしい?もう手足が冷たくて冷たくて」
茜が一生懸命大きく育てているソレを横から覗き込むようにして、マリナが我慢できないように
自分の脚の間に手を入れる。
マリナがそこをクチュクチュとかき回していると、生暖かい女の匂いがする。
今夜も最低一人一発、もしかしてそれ以上は搾り取られるに違いない。
メイドたちは不公平を嫌うから、人数の倍数はやらなければならないだろう。
これを夏バテと呼んでもいいんだろうか。
こうして、僕にとっても猛暑の夏は毎夜毎夜寝苦しい。
あ、イク。
- 9 :
- GJ!
やっと規制明けた
- 10 :
- >>8
GJ!
メイドさん達もご主人様の避暑のお供から
そろそろお戻りなんだね
- 11 :
- みんないる?
新スレ立ったの気付いてないかもしれないから
一度あげてみる。
- 12 :
- 篤守と都小ネタ投下します。メイド成分殆どありません。幼なじみ萌っぽい感じでエロ無しです。
「ずっと好きだったんだ…」
「西宮君…私も…」
「好きだマイ」
高校の卒業式、夕暮れ時の海岸で幼なじみの彼から告白された。
私も小さな頃からずっと彼が好きだったから、凄く嬉しかった。
大学は別々になってしまったけど、私達なら大丈夫…。この桜貝がある限り…。
ティララ〜ラ〜…
「どうかな?このゲーム」
EDの曲が流れ始めると篤守さんが口を開いた。何でも新しく携帯ゲームのコンテンツにも乗り出すらしく
その試作品?を私にやらせてくれたのだけど、早く感想を聞きたくて仕方ないと言う様子だ。
「そうですね…ベタな感じで良いかと思います」
とりあえず、無難な感想を言いながらパソコン画面に流れているヒロインと攻略相手の絵を見た。
「そうだろ?やっぱり幼なじみで数年離れ離れになった二人が再会して恋人同士になるっていいよね。
まだ改善する所は沢山あるけど、割と評判も良いし売れそうかな?」
篤守さんは、私の感想に嬉しそうにビールを飲みながら、語ってくる。
しかし、親の都合で何年も離れ離れになった二人が再会して恋人同士になる
と言う設定がそれ程良いものなのかと私はもう一度画面を見ながら首を傾げる。
- 13 :
- 「篤守さんはこういうのが好きなんですか?」
「この手のゲームではアンケートでの人気は良いらしいよ…僕も好きかな?」
「へ〜意外です」
「そう?離れ離れだった幼なじみの女の子が美人になってて、しかも自分を頼ってくれるのって男のロマンだと思うよ」
私と篤守さんも何年も疎遠だったが、今こうしてメイドとして彼の側に居る身としてはイマイチ萌えなかった。
「僕と都のようだね」
は!?一瞬何を言われたのかわからなくてポカンとする。
「メイドとして初めて家に来た時は、凄く綺麗になっていて都だと分からなかった」
「私そんなに変わってましたか?」
「ああ…まぁ中身は昔の頃と変わらないけどね」
そう言いながらビールを飲み干す。あぁ、また酔ってる。『僕』と言い始める時は大体酔って饒舌になるのだ。
ここ数ヶ月何故か期限が良くて週末になるとお酒を嗜む回数が増えてはいたのだけれど
最近は酔って饒舌になる事が多かった。このゲームが前評判が良くて予想以上の利益が見込めるのだとかどうとか…。
勿論詳しく教えてくれるわけじゃないけど、篤守さんが仕事の話を私にしてくれるのが嬉しくて聞き役になっていた。
今日も話を聞いていると、いきなり篤守さんが後ろから私を抱きしめてきた。
「あ…篤守さん!?」
パソコンの前で椅子に座っていた私は身動きが取れなくて硬直してしまう。
「都は好きじゃない…?この設定…」
後ろから抱きしめながら耳元で篤守さんが囁いてくる。アルコールの匂いと耳に当たる息に背筋がゾクッとする。
「ずっと好きだったんだ…」
「あ…篤守さん!?」
いきなりの台詞に私は顔を真っ赤にして振り向く。すると、篤守さんの顔が数センチ目の前にあった。頬を上気させ、凄く艶っぽい。
「西宮君…て呼んで」
「え?篤守さん?」
「このキャラの名前…都はマイ…ちょっと実践してみよう」
そう言うと篤守さんはマウスを掴むとササッと操作して二人の告白シーンの画面を起動させた。
- 14 :
- 「君と離れてからやっと気づいた…俺はマイが好きだったんだ…」
「西宮君…私もずっと好きでした…」
画面に流れる台詞を二人で読み上げる。恥ずかしい…ぬ程恥ずかしい…羞恥プレイというやつなのかしら。
最後の台詞を言い終わって篤守さんの方に振り向くと、まだ至近距離に篤守さんの顔があり目が合う。
「篤守さん?」
「好きだよ都…」
そう言うと篤守さんの顔が近づいてきて、私はキスをされていた。
以上です。
パソコンの知識とか無くて間違っている所があれば申し訳ありません。
- 15 :
- すみません
期限が良く…×
機嫌が良く…○
です。
- 16 :
- >>14
投下乙
>ヒロインと攻略相手
自分の読解がおかしいのかもしれないが、一瞬乙女ゲー?と思った
篤守さんがその後に、男のロマンを語ってるから多分違ってそうだけど
- 17 :
- >>8>>12
GJGJ!
メイドさんもっと来い来い〜
>>16
自分も乙女ゲーだと思ったよ
- 18 :
- 保守
- 19 :
- メイドさんカモ〜〜〜〜ン!
- 20 :
- 保守
- 21 :
- 保守
- 22 :
- 新しいメイドさん来ない・・・(´;ω;`)
美果さんもすみれさんも都さんも麻由さんもetc.etcも好きだけど
新しいメイドさんもベテランメイドさんも来ない・・・(´;ω;`)
- 23 :
- ここまで過疎ってるとなぁ
いっそ落として、主従スレにでも合流したほうが良いんじゃねえか
書き手さんだって、張り合い無いだろう
- 24 :
- 落ちたらそうすればいい
あえて落とす意味は無い
・・・なぜなら書きかけのメイドさんモノがいくつかあるからだ
- 25 :
- すまない、メイドさんが好きなんだ
- 26 :
- 俺だってそうさ
- 27 :
- どこぞのアニメのスレかと思った
- 28 :
- すみません。
自分もメイドさんものを書きかけなんです。
もう少しかかります…。
- 29 :
- いつまでも待ってるぜ
- 30 :
- 万が一、どこかと合流することになっても主従スレだけはありえないわ
女主人じゃなきゃダメなスレと合流したって誰得?
- 31 :
- 篤守と都の続きを投下しますメイド成分がなく、エロになりませんでした
嫌な方はスルーでお願いします
篤守と都1
「な…ななな…」
いきなりの出来事に私は動揺のあまり、言葉が出ず口をパクパクさせていた。
「都可愛い」
そう言うと篤守さんが再度、唇に軽くキスをしてくる。
「あ…あのあのあの…」
冷静に現状を把握できない私は顔を真っ赤にして、またしても鯉のように口をパクパクさせていた。
篤守さんは硬直したままの私を意にも介さず、抱きしめながら背中を何度か撫でてくる。
「都が欲しい…」
そう言うが早いかメイド服の背中のチャックに手を掛け、下ろしかける。そこでやっと私は我に返った。
「だ…ダメです篤守さん!!」
そう言うと篤守さんを押しのけイスから立ち上がり、彼と距離を取る。
「何がダメなの?」
ムスッとしたまま篤守さんが言葉を返す。
「わ…私はただのメイドですよ?日本国で言う家政婦なんです!!篤守さんは雇い主なんです」
我ながら良く分からない事を言い放つと、案の定篤守さんが
「だから?」
と、身も蓋もない切り返しをしてくる。いくら動揺してるからって、もっと言いようがあるだろう自分!!
自分の返しの下手さとボキャブラリーの貧困具合に涙が少し出てきた。
「だ…だから例えて言うなら社長が部下に手を出しちゃダメって事なんですセクハラです!!」
全然上手くない例えを出しながら、私は少しずつドアの方に近づいて行く。
「じゃあ、好き合ってたらいいの?」
篤守さんはククッと笑い、部屋から逃げ出そうとする私に余裕で近づいてくる。
- 32 :
- 篤守と都2
ドアまで後一歩という所で篤守さんが私の目の前に立っていた。
「そ…そうです…」
相手はただの酔っ払いのはずなのに蛇に睨まれた蛙のように、私は逃げ出せずにいた。
「都、好きだよ」
耳元にアルコールを含んだ吐息がかかり、私は足の力が抜けそうになる。
「ず…るい…です」
酔ってる時にそんな事言わないで下さい…信じそうになる。
篤守さんの顔が近づいてきた時、自然と私は目を閉じていた。
何度も角度を変えて重ねられる唇に、息苦しくなり私は空気を求めて口を開く。
「…苦し…」
酸素を求めて一旦離れようとすると、篤守さんの舌が咥内に侵入してくる。
「ん…ふぁ」
息苦しさと咥内を蹂躙する舌、ピチャピチャという水音に私は思考が働かなくなっていった。
そして、気がついたら私も自分の舌を篤守さんの舌に絡ませていた。
彼の首に腕を絡ませて、自ら歯列を舐め、互いの唾液を飲み下す。
どれ位キスをしていただろう、やっと互いの唇が離れた時には私の下半身は濡れすぎて下着はその役目を果たさなくなっていた。
「しよっか…?」
いつの間にか、メイド服の中に手を入れて篤守さんが私の胸を揉みながら囁く。
「…はぁ…あ…やぁ」
ブラジャーの中に手を入れられ、直に胸の先端を弄られ、私は声にならない喘ぎを上げてしまう。
こんな技術どこで学んだんですか?などとツッコミたいのに、気持ち良すぎて言葉を発せられない。
だいたい、いつもと全然キャラが違うじゃないですか!?「しよっか?」「はい」って答えちゃうじゃないですか!!
上手い切り返しも見つからないまま、何度も胸を揉まれ首筋に唇を落とされる。
すると篤守さんが言ってはならない台詞を口走った。
「汗臭い?」
- 33 :
- 篤守と都3
篤守さんの一言に、急激に冷めた私は、
「離せ…酔っ払い」
そう言い残し、呆然とする雇い主の部屋を出て行った。 もうクビでもいいや…。
以上です。
- 34 :
- >>33
GJ……だがもったいない……
酔っぱらいの失言は怖いな。覚えてないから
- 35 :
- 篤守さん…… w
次で挽回できるといいけど
- 36 :
- 篤守さんばかだなぁw
GJリベンジ楽しみにしてる
- 37 :
- >>31
大丈夫、メイドさんが出てる話ならメイド成分がないという事はない
>>30
主従スレは女主人(男従者)スレと男主人(女従者)スレがそれぞれ別に存在している筈だから
仮定の話でもし合流するとするならば、男主人スレ側になるかと思う
女主人スレ側との合流の可能性は相当低いのではないかと
- 38 :
- 保管庫で麻由さんの結婚後のストーリーを見てきたのですが、
穂子さんに非常に惹かれてしまいました。
- 39 :
- メイドさんと一緒に七輪で秋刀魚を焼くに良い季節
- 40 :
- ノーベル賞のニュース聞くと美果さんの旦那様を思い出す
- 41 :
- 新婚さんの美果さんと旦那さまが見たい…
- 42 :
- 保守小ネタ
*
「おかえりなさいませ」
慎ましく三つ指をついて出迎えたのは、地味な着物に前掛け姿の女だった。
女が顔を上げると、耳の高さで切りそろえた髪がさらりと揺れる。
目を上げる仕草だけで匂うような色香が立ち上る。
女は立ち上がると私の鞄を取り、無言で家に上がる私の後ろに付き従った。
女の名は知らない。
今年の初め、雪の日に家の玄関に座り込んで震えていた。
凍えそうになっていたのを介抱し、回復するまで置いてやったのだ。
女は素性を明かそうとしなかった。
如何にも訳ありの風情だったが、私もわざわざ尋ねなかった。
しかしただ一言、こう呟いた。
「ここに置いて下さい」と。
私の家は古くに建てられたもので、正直なところ男の一人身では手入れが行き届かない
状態だった。
しかしひと一人雇うほどの余裕はない。
そう告げると、置いて下さるだけでよいのです、と呟いた。
女は文句ひとつ言わず家事をこなした。
勤勉で寡黙な性格らしく、用がなければ口も利かない。
冷ややかな美貌に笑みが浮かぶのを、見たことはない。
使用人としては優秀な部類であろう。
だが、あやういほどの色香は女中に似つかわしくない。
娼婦と言うには硬過ぎる。
女中と言うには危険すぎる。
まるで――――人ではないかのようだ。
*
食後、女が書斎に茶を運んできた。
相変わらず冷やかであった。
机の上に茶碗を置く女の手に触れてみれば、驚くほど冷たかった。
熱を全て奪い取られるような心地がした。
女は戸惑っているようだった。
表情は変えずとも、冷えた指がしっとりと汗ばんできていた。
ああ、この女でも汗をかくのだ、と不思議に納得した。
そのまま女を引き寄せる。
うなじに顔を埋めれば、つんと鼻の奥を突く女の香り。
「もしや雪女かと、思ったんだが」
くす、と涼やかな笑い声がした。
女が笑っていた。
「そんなこと考えてらしたんですの」
冷えた指が私の背を這う。
「わたくし、生身の女ですのよ……」
そのとき全身を貫いた感覚は、果たして冷たさのせいだけだろうか。
着物の裾から手を差し入れると、むっちりと肉感のある太股は驚くほど熱かった。
なるほど、これは恐ろしくも甘美な、ただの女だ。
女は抵抗しなかった。
畳の上に組み敷いて、冴え冴えと赤い唇に口付ける。
胸元を肌蹴させ、青白い乳房を吸った。
見る間に先端は硬く尖り、もっと舐めてと男を誘った。
求められるままきつく吸い上げ、甘噛みしながら乳房の柔らかさを堪能した。
脇に近い辺りが特に感じるようで、撫でてやればぴくぴくと身を弾ませる。
しかし敢えて触らずに置けば、餌をねだる猫のように身体をすりよせてきた。
- 43 :
- 「案外、きみも好き者だったんだな」
「あなたも……案外、意地悪な方ですのね」
憎まれ口の間にも、熱が漂っている。
これまでの冷やかさが嘘のようだった。
裾を肌蹴てやれば、肝心の部分を前掛けに隠したまま身をよじった。
鼻先を突っ込めば、茂みの中はむっとするほどで、酸を含んだ女の匂いが充満している。
「ああ……だめ……」
女の芯からは、とめどなく蜜が溢れている。
口を付け、音を立てて吸ってやる。かすかな振動は女の中を揺さぶったようだ。
「あ、あぁっ……ああ、や、あ、いやあ……そんなぁっ……」
鼻先で花芽を刺激しながら、すぼめた舌先で中を犯した。
時折芽を直接ねぶると、女はその方が興奮するのか私の髪をかき乱した。
いやだと身をよじらせながら、女の脚はいつの間にか男を受け入れる形になっていた。
私は既に痛いほど張り詰めているそれを、女の中に押し込む。
驚くほど柔らかく、ぬめって、今にも溶けそうに熱かった。
突きいれる度に女があっ、あっ、と喘ぐのがたまらなくいやらしい。
女はよく鳴いた。
この為に、普段口を利かぬようにしているのかと思ったぐらいだ。
白く冷たかったはずの女の膚は、今や羞恥と興奮に赤く染まり、唾液に塗れ、この上なく
淫靡なただの女になっている。
彼女を見つけた雪の日を思った。
布団の中で、熱に浮かされながら誰かの名を呼んだ。
歯の根が合わずまるで何かに怯えたように震える女の手を夜通し握ってやった。
なぜ訳ありの女ここに置くことにしたのか――――理由はあのとき、分かっていたのだ。
「……っや、ああぁんっ!は、激しい……っ」
女は膝を絡めてきた。それに応えて、奥深くまで突きいれてやる。
いっそう大きくなる女の声が聞きたくて、私は更に勢いを増した。
「はあっ、あっ、もう、だめえっ……!」
裸身を仰け反らせて女が果てた。
気をやった女の顔を見て、私もたまらず精を放った。
*
女は身支度をして部屋を辞した。
そのときにはもう、雪女さながらの彼女に戻っていた。
畳に残った行為の跡を見つめながら、私は危機感を覚えた。
彼女が何故私の家に来たのか分からない。
どんな理由があるのか知らないが、居たいのならば居ればいい。
しかしここは、彼女にとってかりそめの場所だということは分かっていた。
分かっていて受け入れたはずだった。
相手もそれを望んだはずだ。
だが、もう離れられないと、心のどこかで感じていた。
- 44 :
- 以上です。
メイドというにはちょっと特殊ですが……いいよね?
- 45 :
- >>44
GJGJ!
家事を手伝ってくれてるんだもの
正真正銘のメイドさんだよ!
- 46 :
- 三つ指ついて迎えてくれる和風メイドさん、いいよね
ちゃんと旦那様に敬意を表している感じ
- 47 :
- 遅ればせながらGJでした。
そして保管庫の管理人さんありがとうございます。
- 48 :
- あげ
- 49 :
- てs
- 50 :
- 投下させていただきます。
以前『メイドと恋人の間』を書いたものです。
…タイトル逆だったかも。
主人視点でエロ無しです。
『秋の庭園』
- 51 :
- 私、庚朝顕とメイドの千佐都の二人が住む屋敷の庭は、祖父の趣味で無駄に広く、無駄な樹木が無数にある。
統一感のない雑多な庭を千佐都はとても気に入り、夏は蝉の脱け殻を拾い集めて私を驚かせたり、甲虫や鍬形を採集しては闘わせていたりした。
彼女は時々すっとこどっこいだ(そこが可愛い)。
もう一つ千佐都はこの祖父の屋敷の趣味の部屋も気に入っている。
私からすると悪趣味の古い汚い西洋甲冑や、日本の不気味な兜や小道具、部具を整理し掃除をすることを喜び、一日中入り浸っていることもしばしば。
告白して晴れて恋人になった筈なのに、千佐都の態度は堅いまま。
私を避けているようにも見える。
昨日は後ろから抱きしめようとしたら悲鳴をあげられてしまった。
千佐都いわく、
「仕事中は、迷惑です」
とそっけない。
赤くなった困り顔も可愛いから、それを楽しむためだけにそっと近付くこともある。
ただ手を握りたいのに、触れたいのに、千佐都は少しも私に甘えてもくれない。名前を呼ぶように頼んだのに、即効で却下されたのも恥ずかしがっているからだと思い込みたい。
贈り物をしようにも彼女の好みは難しい。
高価で豪華な宝石も、薫り高い美しい花も興味がないようだ。
知り合って間もない頃に、彼女が甘い菓子が全く食べられないことを知らずに、たくさんの焼き菓子を手土産に渡して困らせたことがあった。あれは私の失態だった。
あの時の千佐都は私の思い込みをようよう訂正し、縮こまり、すまなさそうにしていた。悪いのはリサーチ不足の私の方なのに。
そんな千佐都が私の告白を受けてくれたのは、彼女を魅了する、この屋敷の悪趣味と雑多な庭のおかげではないかと不安になっている。
職務以上の何かが足りない。
私はこの屋敷の付属品ではないことを確かめたいが、千佐都に嫌われたくない。
…ヘラクレスなんとかのカブトムシをプレゼントしたらいいのだろうか。
「旦那さま、今日はとても天気が良いですね」
日曜の朝食後、千佐都は庭に出ないかと誘ってきた。
珍しい。
千佐都手製の軽食とワインをバスケットに詰めて、ブランケットを広げ、庭で昼を摂ることにした。
薔薇が薫る東屋を通り過ぎ、寂れた庭の気に入りの場所に着くまでの千佐都の1つにしたお下げがぴょこぴょこと背中で跳ねる姿が嬉しそうだ。
- 52 :
- 私はブランケットとホットコーヒーを入れた保温ポット、千佐都はバスケットを分け持って歩く。
バスケットも私が持つつもりだったのに、千佐都に断られた。
「私の仕事ですから」
襟と袖は白の他は黒地のワンピースに、繊細な細工を施したレースの真っ白いエプロン、黒のハイソックスにストラップ付きの靴。
彼女のほっそりとした姿によく似合っている。
赤や黄色の落ち葉の中をさくさくと軽やかに歩いて行く。
夏の間に目をつけていた色づいた蜜柑や、柿や若い針の栗の木を見つけては食べ頃を気にして、はしゃいでいる。
「うちの者は誰も食べたことはないが、あの柿は全部、渋いんだ」
「えっ。どなたも召し上がらないのに、なんで分かるんですか」
「鳥が食べているのを見たことがない」
丸々と驚いた瞳で私を見つめたあと、少し眉毛を下げた千佐都は残念そうにうつむく。
そんなに柿が食べたかったのだろうか。顔を覗こうと頭をさげようとした時
「渋柿なら、干し柿が作れますよね」
とまた思いもよらぬ反応に
「君は作れるのかい」
と返す。
「いいえ。作れません」
と機嫌良く歩き出す。
それから銀杏の雄しかないことを惜しみ、茶碗蒸しについて熱く語る。
足を止め、振り返り私を見ると
「旦那さま、キンモクセイが香りますね。いい匂いがします」
千佐都の自然な笑顔。
悪くない。
生ハムとカッテージチーズとスライスオニオンとケーパー、黒胡椒を利かせたサンドイッチとよく冷えた白ワインで済ませ、林檎を食後のデザートに半分ずつ。
ワインを勧めたのに、飲もうとしない。
「仕事中ですから」
「今日は日曜だし、私がいいと言ってるのだから。
さ、一緒に楽しもう」
少しだけ沈黙して、にこりと笑い
「いただきます」
千佐都は好きなものを見るとき、好物を口にする瞬間にふんわりと柔らかい表情になり無垢な笑顔になる。この笑顔を初めて見たとき、誰にも感じたことのない感情を覚えた。
だから独り占めするために拐った。
だからメイドとして雇い、この屋敷に閉じ込めた。
ああ、この一瞬をもっとずっと味わっていたい。
この笑顔を私に向けてくれるなら、どんな労力もいとわない。
千佐都の笑顔は私の魂を絡めとり、操り人形のようにしてしまう力がある。
本人に気取られないように浮き立つ感情を抑える。
- 53 :
- 食後のコーヒーを喫しつつ庭木を見ながら病葉を拾い、ぴらぴらと振りながら、とりとめなくおしゃべりをする。昼食を片付けたあと千佐都はブランケットに、ころんと転がり手足を伸ばし横になった。
「旦那さま。こうしてみると空が高くて、とても気持ちがいいですよ」
ほらほら、御一緒にいかがですか?と満面の笑みで誘う。
それならばと千佐都と同じく手を頭の上に上げ、体を伸ばす。
「ああ、気分がいい」
「でしょう?
ぽかぽかしてますでしょう」
千佐都は私の寝転ぶ姿を認め、小さく笑いぽつりと
「私、小さい頃、こんな感じの広くてたくさんの落ち葉の中で真っ白な座敷童子に会ったことあるんです。
ビスクドールのような服で脚にはギブスをつけた妖精なんです」
なんだ、それは。
すっとんきょうにも程がある!
思わず額に触れようと手を伸ばしたら
「酔ってません。
それは夢だと父に言われました」
ぷん、と避けられた。
「すごくきれいで幸せな夢だったからいいんです」
それから無邪気な様子で人差し指を掲げ、あれこれ空に浮かぶ雲の形に言及していた千佐都がふと静かになった。
無防備にすうすうと眠る千佐都。
そっと近寄ってみたが起きそうにない。
音をたてずにバスケットを片付け、千佐都の横に座り込んだ。
シート代わりのブランケットから足がはみ出しているので体を少し引き上げる。千佐都は軽い。
ふむ。
枕替わりに私の膝を提供しよう。
解れた髪が顔にかかっているのを直し、つやつやした黒髪をなぜる。
安らかに寝ている顔をもっと見たくて眼鏡を外した。
千佐都は肌が白い。日焼けをしにくいと言っていた。まだその素肌は見せてもらえそうにない。
膝を曲げ眠るスカートの裾の白いパニエが覗く。黒のハイソックスの膝の裏、肌の白さをうらめしく思う。
髪を下ろした姿も見せてはくれない。いつもきっちりと三編みか、ひとつにまとめたおだんご。
三編みの毛先で千佐都のほほをくすぐる。起きない。
頭を撫でているうちに、髪をほどきたくなった。
きつい三編みをゆっくり解き背中へ流してみれば、癖が出来て緩やかなウェーブになって、うねうねと広がる。
綺麗だ。
横になって目を閉じている姿ではなく、起きて目を開けた姿で見てみたい。
起こそうか。
もぞりと千佐都が小さく動く。
- 54 :
- 「う…ン」
私の膝に片頬を当て、ひたりと手を添えた。
千佐都の息と、あたたかい手の感触に暫くはまだ、このままでいいか、と上着を脱ぎ千佐都の肩に掛けた。
「くしゃん!」
体ごと、前屈みになった弾みで足まで大きく揺らしてしまった。
ぱちりと目覚めた千佐都は、きょときょとと瞳を瞬かせ、上から覗いている私の顔を不思議そうに見つめた。
視線が数秒止まったと思ったら、視線は私の顔から外さぬまま、黙ったまま静かに起き上がり私から離れた。
何か言おうと口を開いた時、千佐都が小さく呟いたのを聞き逃した。
「…ぃです」
そして、はっとして髪に手をやり、ほどけたことに不審げに目を下げ、そして私を見やる。
「…千佐都?」
何か問いたげな目で、私へ訊きたいことがあるだろうに、おし黙ったまま、小さく佇む姿に私も言い訳の言葉が出ない。
傷つけた。
何かを傷つけてしまった。
私を疑い責めて怒ればいいのに。怒鳴って駆け出し逃げてくれたら、追い掛け捕まえて謝罪するものを。
私が主人で千佐都はメイドだから、職務放棄など考えたこともない千佐都だから。
千佐都は怒りでもなく、悲しみでもない感情が読み取れない表情で懸命に言葉を考えているようだった。
「こんなのは、おかしいです」
ようやっと千佐都の口を開く。
ひやりとした。
おかしい?この関係が?
ああ。恋人返上宣言でないことを祈る。
千佐都が私に許した触れる権利を手放したくはない。私に与えられた独占権を奪わないでくれ。
「メイドが居眠りしたら、叱って起こしてくださらないのは主人の怠慢です。酷いです。
私は、至らないメイドで日々、旦那さまにはご迷惑をおかけしてしまっています。
けれども旦那さまがお仕事に専念できるよう、毎日きちんと快適に過ごせるよう、ご満足していただけるよう、休日はごゆっくりとお寛ぎできるようにして差し上げたいのに、私の仕事の邪魔ばかりをするなんて酷い。
勤務中のメイドがお酒を飲んで主人の膝で眠るなんておかしいです」
なるほど。
「私、私は旦那さまのために…」
うんうん。私のため。
「こんな、こんな…」
段々と声が小さくなり、言葉をつまらせ泣きそうな瞳で私を見る。
主人のための計画を当の本人が構わず、居眠りしたメイドを膝枕する主人はたしかにないな。
- 55 :
- 千佐都が持つ2つの切り札に気付かれなかったことの快哉に思わず頬がゆるむ。
乱れた長い髪がひとすじ千佐都の顔に流れ、いつものメイドらしい風情と違う、眼鏡のないかわいらしい姿の必の訴えにうっとりする。
「最近の旦那さまは」
キリッと表情を改め、決意を込めた目を私に注ぐ。
「不謹慎ですッ!」
瞬間、つい吹き出してしまった。
何故?と茫然とする千佐都に近付く。
「そうだよ。私は君には不埒で不謹慎な思いしかないよ」
「でも嫌われたくないから、これでも手加減をしている私の気持ちを千佐都はちっとも分かってない」
「もっと仲良くなりたいんだ」
仲良く、で千佐都の背中をさっと撫でる。
一言毎に千佐都を抱き寄せ、抱きしめ、逃がさないように優しく拘束する。
こうするとビクリと固まり、震えながら大人しく抵抗しない。
頭のてっぺんに口づけながら、このまま押し倒したい。
「千佐都の寝顔だけで今日は我慢するつもりだったけど」
目の端にはブランケットの不埒な誘惑が映る。
男の力でこのまま…
千佐都の身体が緊張で更に固くなった。
「ず、ずるい。卑怯、です」
おや。
ぐいぐいと今回は珍しく私の胸を押し返す。
その両手を取ってユラユラ揺らす。
「うん。だからね、君は私に甘えてくれないと卑怯を止めないよ」
「えっ!?」
「私に寛ぎを与えたいなら、君自身が私を甘やかさないといけないな」
「何をおっしゃって…きゃあァっ!?」
素早く狙いを定め、ゆっくり味わう。
緊張から徐々にふにゃふにゃと力が抜けていく千佐都を抱きなおす。
「無理強いは趣味じゃないから、これで我慢しよう」
白い首筋に一つ、赤い痕を残して。
最大限に真っ赤な顔の恋人の、最愛のメイドの手をとり握る。
さあ、帰りは手を繋いで屋敷へ戻ろう。
庚朝顕はメイドの用意した秋の休日にとても満足した。
- 56 :
- 以上です。
庚朝顕は、かのえ ともあきと読みます。
失礼しました。
- 57 :
- なんで名前を読みにくくするんだろう
- 58 :
- >>51-55
季節感が感じられて良かった
いい秋の休日だね
>>57
このスレも10スレ目になるから、過去の作品がかなりあるし、過去の作品のご主人様やメイドさんと
名前かぶらないようにする意味もあるんじゃないかな
読みづらい名前は、あまりない名前だからこそ読みづらい(読み慣れない)のだろうし、あまりない名前なら
過去の作品をチェックしなくても、かぶる確率が低くなるという側面はあると思う
作者さんがそれを意図したかどうかは知らないけれど……
- 59 :
- 乙〜初々しいなあ。
屋外の雰囲気よかったです。
前作は保管庫にまだ入ってなかったのな。dat落ちしたスレのログ読めるとこで読んできた。
つうことで、次も期待してもいいんだろうな?
- 60 :
- >>59
保管庫には、
小ネタ「メイドと恋人の間」で入ってるよ
- 61 :
- 年上でも年下でもメイドさんかわゆす
- 62 :
- 今更ネタですみませんハロウィンぽくなればと思いまして。
篤守と都で前回の続きではなく、時系列としてはその後も一緒に居る設定で
二人はセックス有り設定です。メイドの仕事何もしていないので嫌な方はスルーお願いします。
「都お菓子が食べたいな」
「お菓子…ですか?」
「ああ…あるかな?」
「スミマセン今から買ってきますね…篤守さん何が食べたいですか?」
普段篤守さんはあまり甘い物を召し上がらないので、お菓子を用意する事がなかった。
そうだよね…仕事が大変なんだから、偶には甘い物が食べたくなるよね。次からは常備しておこう。
そう言って私がコートを取りに自室に戻ろうとすると、篤守さんが私の腕を掴んだ。
「無いんだね…じゃあ都を食べさせてもらうよ」
「え?」
ゴツンッという鈍い音と共に、驚く間もなく私の視界は反転していた。
後頭部を強かに打ちつけた私は頭をさする。い…痛い…。
- 63 :
- 「あ…あの…私をって?…んっ」
言い終わらない内に篤守さんが私の唇に自分の唇を重ねてきた。
「あ…ん〜っ…あつっ」
重なり合うそれから唇を離し、雇い主を呼び掛けようとするが
また唇を重ねられ、まともに言葉を発する事ができない。
寧ろ、無理やり口を開こうとした瞬間、咥内に舌をねじ込まれ、返って息苦しくなる。
「…んん…はぁ…」
息ができない程に何度も咥内を舌で蹂躙され、角度を変えて何度も口付けをされる。
頭もぼーっとして何も考えられない。知らず知らずの内に私も自身の舌を篤守さんの舌に絡ませ、
歯列をなぞり互いの唾液を飲み下すように舌を唇を絡ませ合っていた。
苦しいからかなのか、生理的に流れたのか、私は無意識に涙を流していた。
やっと互いの唇が離れた時には、私は体が火照ってその場から動けなくなっていた。
「都…泣いてるの?嫌だった…?」
私の涙に気付き、篤守さんが涙を舌で舐めとる。その仕草すら扇情的で厭らしかった。
「ち…違います…その頭を打って痛かったから…だと…思い…ます…」
余りに間抜けな言い分に段々と語尾が小さくなっていく。
痛かったのは事実だけど、そうじゃない気持ち良すぎて何も考えられなくて…。
恥ずかしくてそんな事言えないです。顔を真っ赤にして私は篤守さんから顔を背けてしまう。
- 64 :
- 「痛かった?その…すごく都としたくて…ごめん」
あっさりと恥ずかしい台詞を吐く篤守さん。あの…こっちが照れてしまいます。
ていうかキャラが可愛くなっています。あ…そのまま頬に口付けないで下さい。
「痛いなら止める?都のここ…こんなだけど」
頬に口付けながら篤守さんがスカートの中に手を入れてくる。
そのまま下着の中に手を侵入させると、恥毛の上を上下にさすってくる。
「んあ…やぁ…」
クリトリスに触れるか触れないかの所を何度も擦られて、私は身を捩る。
「嫌…か…ごめん…やっぱり痛くて無理かな」
「ちが…!?」
私が顔だけ篤守さんの方へ向き直ると、意地悪そうな厭らしい笑顔を浮かべた悪魔が私の上に覆い被さっていた。
「こんな美味しそうなお菓子を前にお預けは酷いな…都」
今の間は何ですか。口を開く前に篤守さんのキスによって、私は口を塞がれていた。上半身を抱えられ、向き合った姿勢で何度もキスを繰り返しながら、
篤守さんがメイド服の背中のファスナーを下ろすとブラジャーをたくし上げる。
そのまま胸の先端を口に含み、開いている胸を揉んでくる。
「あん…やぁ」
半脱ぎ状態の格好での行為に、背徳感から余計に感じてしまう。
「あ…篤守さん…この格好…恥ずかしいです…」
篤守さんの頭を抱きしめながら、私は口を開く。
「いつもと違って興奮するんだね…都のここさっきより濡れてる」
そう言うと悪魔のような笑みを浮かべ篤守さんがクリトリスを指で弄る。
「や…ダメ…!!」
胸と下半身からの刺激に体がビクッと反応してしまう。ヤダ…変な感じがする。
「篤守さん…私…もう…限界です」
体がムズムズして、膣に欲しい。篤守さんが欲しくて仕方ない。おかしくなっちゃう。
「何が限界なの?」
そう言いながら悪魔は私を寝かせて、ニヤニヤしながらスカートを捲り上げ太ももを舐める。
「言ってくれないとわからないな」
「ん…あん…は…恥ずかしいです…あ…ダメ…」
下着を脱がし、篤守さんの指が秘所に入ってくる。そのまま、浅く動かす。
違うんです。そんなのじゃ物足りない…。もっと奥に…。指一本じゃ足りないんです。
もっと…違うんです。二本でも足りない。もっと太くて堅くて…。
- 65 :
- 止まっていた涙が溢れ出す。苦しくて楽になりたくて頭がモヤモヤする。
「都…どうして欲しい?言って?」
さっきまでの悪魔な笑顔と打って変わって、切ない顔で篤守さんが聞いてくる。
その表情が愛おしくて仕方なくて、私は篤守さんと自分自身の望む言葉を発した。
「お願い…篤守さんが欲しい…篤守さんのが欲しいのぉ…篤守さんのでガンガンに突いてほしいの!」
私は顔を両手で隠しながら叫んだ。
「まぁ…及第点かな?」
そう言うと篤守さんは固くなった自身の肉棒を私の秘所へとあてがうと、一気に奥に侵入した。
「〜!?」
目も眩むような快感に私は声にならない声を上げる。
篤守さんが何度も腰を打ちつけ、角度を変えて浅く深く良い所を擦り上げる。
「…くっ…都…」
「篤守さん気持ちいい…あぁ…やぁ」
「都キツい…」
「篤守さん…篤守さん!」
彼の人の名前を呼んだ瞬間、私は頭が真っ白になっていた。
どれ位経っただろう…気がついた時にはベッドに横になっていた。篤守さんが隣で寝ている。曲がりなりにも雇い主の布団で寝るわけにもいかず、
布団から抜け出ようとしたら篤守さんの腕に掴まえられた。
「どこに行くの?」
「お…起きてたんですか?あの…同じ布団で寝るのは流石に…と思いまして」
チラッと篤守さんの方を見ると、目が怖かった。事後の雰囲気じゃないんですが。
「ここに居ろよ」
そう言うと私は、グイッと再び布団の中へ引き込まれる。
「俺だって都が欲しくて仕方ない…離したくない…」
「篤守さん?何か言われました?」
小さな声で何を言っていたか聞き取れず、篤守さんの顔を覗き込むとキスされた。
「もっと欲しい」
さっき見た切ない顔で迫られ、私は拒む事ができなかった。
頭がボーっとする。体がベトベトして気持ち悪い…。お風呂入りたい。
結局、篤守さんは全然離してくれず、朝までコースだった。これが世に言う太陽が黄色いってやつなのかな…。
裸で抱き合った時の方が何倍も煽られ攻め立てられ、私は何度も…。その瞬間嫌な汗が流れた。
あれ?布団でした時、避妊してなかったような…。
- 66 :
- 以上です。篤守は確信犯です。若干ヤンデレが入っていたらスミマセン。
- 67 :
- トリックオアトリートGJ!
- 68 :
- ナイス確信犯GJ
- 69 :
- 都と篤守の人GJ
薫さん詩野さん他のメイドさん待ってるよ!
- 70 :
-
- 71 :
- ほ
- 72 :
- ……ここまで人がいないと>>23が現実味を帯びてくる
- 73 :
- 皆の心にメイドさんがいる限り
- 74 :
- メ イ ド た ち の 大 和
はまだですか?
- 75 :
- メイドたちの大和期待ですo(^-^)o
- 76 :
- メイドたちの大和あげo(^-^)o
- 77 :
- 待つ
- 78 :
- >>72
作品が投下されればレスがつくんだから、まだ健全な状態だよ
もうちょっと雑談とかあった方が、書き手さんの発想原になるかもしれんが…
- 79 :
- >>7
海のメイドの艦隊勤務〜 月月火水木金金〜♪ という訳ですね
分かります
- 80 :
- 主に婚約者が出来た場合、メイドってやっぱ立場上不利だよなぁ・・・。
- 81 :
- 初めてSSを書いてみたので、投下させていただきます。
『鳥籠』という共通世界観の中でのひとつのお話です。
- 82 :
- 『鳥籠』
<<その一:片瀬梢>>
お屋敷の朝は、とても早い。
朝当番のメイドは3時半には起床、掃除や朝食の準備を済ませ、残りのメイドも6時半には全員起床する。
そして7時になると、当番のメイドがご主人様――高峰春彦様を起こしに向かい、ようやく朝のご挨拶となるのだ。
「……で、あたしたちはそんな当番とかが割り振られるわけも無いからこうしてるわけなのよね」
7時12分。朝の挨拶が終わり、戻ったメイド用の寝室で、同じメイドの池浦玲奈が呟く。
これはいつものことなので、私もマニュアル問答のように相槌を打つ。
「まあ、仕方ないでしょう」
私も、玲奈も、殆ど当番は回ってこない。
主に雑務ばかりを担当している。
「でもさあ梢、他のメイドから見たらズルいとか思われちゃうんじゃない?」
ぼやきながら、ベッドにばたんと倒れる玲奈。
「どうなのでしょうね」
私は椅子に座ったまま、窓の外を見る。
窓の外には広い中庭が映っており、そこでは草むしりをするメイドの姿も見えた。
「いいよなあ、仕事があるメイドは」
ぼやく玲奈。
私も気持ちは分かるのだが、こればかりはどうしようもないのだろう。
私たちの首には、黒い首輪がついている。
中庭にいたメイドには、そんなものはついていなかった。
--------------------
昼の二時。
私はメイド長の楢崎唯さんから買出しの仕事を任されたので、近所のスーパーに向かう事にした。
私以外のメイドは大体この時間帯は何らかの仕事があるので、こういうことはよくあることである。
さすがにメイド服のままで買い物には行けないので、私服に着替える。
首輪を外す事は許されていないので、毎回ハイネックを着なければならないのが悲しいところである。
着替えを済ませ、玄関へ向かおうとした、その時。
「んっ……だめです……まだ、だめですっ……」
ほのかに艶を含んだ声が聴こえた。
ああ、唯さんだ。
まだだめ、ということは、私を買出しに行かせている間に晴彦様とよろしくやってしまうつもりだったのだろう。
春彦様の自室の方から聴こえるその声は、徐々に色気を増していく。
「あぁっ……だ、だからぁ……や、ああっ、だめですって……だめですってばぁ……」
全く、不謹慎なものだ。
メイドとご主人様が「そういうこと」をするというのはありうることではあるだろうし、実際、このお屋敷でも夜伽をするメイドがいることは事実である。
だが、真っ昼間から情事にふけるというのはどうなんだろうか。
私は進路を変え、声のするほうへと進んでいった。
1ラウンド分ぐらいは見届けて、玲奈との話の種にでもしてやろう、とかそんな事を思いながら。
- 83 :
- -------------------
「だめっ……あっ、あたし、あ、あぁ、壊れて、こわれてしまいますっ……」
思っていたより、ハードだった。
春彦様の部屋のドアは開いており、私はそこからこっそり中の様子を伺っているのだが……。
「あっ、あぁ……き、気持ち、いいっ」
春彦様が、ソファの上でバックから唯さんを犯している。
美しいロングヘアに、黒いフレームの眼鏡。そして豊かなバストと整った顔。
ここで働いているメイドなら一目で彼女だと分かる格好だ。
だが、そこにはメイド長としての威厳も何も無く、ただ主人に愛される事を心から喜んでいる女性の姿があった。
そんな唯さんも、それを見て満足そうに腰を振る春彦様も、非常にいやらしい。
おまけに二人ともほぼ服を着たままで、それが余計にいやらしい。
私の居るところからでも結合部はしっかり見えており、一般的な男性の体格そのままな春彦様からは想像も付かないぐらいに大きなモノが、コンドームもつけずに唯さんの愛液を垂れ流す膣へ出入りしているのがよくわかる。
「唯……我慢しなくていいんだぞ」
「は、はい、春彦様……ああ、す、すごい……」
二人の体がぶつかり合う乾いた音と、繋がっている部分のいやらしい音、そして唯さんの嬌声。
そして、
くちゅっ
それをこっそり覗いている私のあそこから響く、いやらしい音。
右手の人差し指に、あたたかい液体の感触があった。
左手は口を押さえて、声が漏れないようにしている。
ああ、私はなんて卑猥なメイドなんだろう。
二人の情事を覗いていたら、勝手に指がタイトスカートの中に入り込んでいたなんて。
下着はもう、ぐしょぐしょに濡れてしまっているし、あそこの中には、中指まで入れてしまっている。
止まらない。
止まる、わけが無い。
春彦様が腰を唯さんに打ち付け、彼女がいやらしい声を上げるたび、私は自分の中で指を動かし、己を慰めてしまう。
「そ、そんなに激しくしたら、だめですっ……い、イッちゃいますよぉ!」
「イッたらいいじゃないか、唯。唯のイク時の顔も、声も、仕草も、全部可愛くて楽しみなんだ」
春彦様の声。
すごく優しくて、だけど脆そうな、そんな声。
私を雇った時、黒い首輪を渡して下さった時、そんな声で、私を呼んでくださった。
指の動きが加速する。
さっきの春彦様の言葉を、私への言葉に脳内で置き換えて、ずっとリフレインさせてしまう。
「そ、そんなぁっ……恥ずかしいです、あっ……や、ああっ」
唯さんは、もう限界が近いようだ。
あんな優しい声で、大きなモノで責められれば、そりゃメイド長だってただのメスになってしまうのも頷ける。
彼女が絶頂に近づいていくのに合わせて、私の自慰も激しくなっていった。
そして、
「出すぞ、唯」
「は、はいっ!全部っ……全部私の中に……ああぁっ!」
「……っ!」
春彦様と、唯さんと、私は、多分同時に達した。
必に声をしたので、恐らく二人にはバレていないけど。
そしてぼんやりした頭で、二人の方に目をやる。
春彦様が唯さんからペニスを引き抜くと、ごぽっと音がして、ペニスの形に広がった膣から白濁が太ももを伝っていく。
息も絶え絶えな唯さんの身体を、春彦様がそっと抱きしめたのを見て、私はゆっくり立ち上がり、足をがくがくさせながらその場を後にした。
あ、そうだ、買い物に行かないと。
- 84 :
- --------------------
メイドの寝室は、広いようで結構狭い。
というのも、大体の部屋が2〜3人で使うことになるからである。
私達は2人で2段ベッドを使い、スペースを節約する事にしているのだが、布団派なメイドたちは窮屈な川の字で寝ているそうである。
下の段のベッドから玲奈の寝息がかすかに聴こえる中、私は眠れずに天井とにらめっこしていた。
昼間の事が、どうも頭から離れないのだ。
思い出してはいけない、そう思っていても、ついつい思い出してしまう。
そしてその度に、私の体が火照ってくるのだ。
「春彦様……」
小声で呟く。
毛布の中で、私の指が下着に触れる。
そして下着越しに、クリトリスをそっと愛撫する。
「んっ……」
電撃を受けたような感覚。
「春彦様、っ……」
想い人の名を呼びながら、私は一晩中自らを慰め続けた……。
春彦様。
前に勤めていた家が破産した後、路頭に迷っていた私と玲奈を雇ってくださった、大切な人。
しかし、私は春彦様の「遊びの女」にもなれないのだ。
他家の主人の寵愛を受けた経験を示す、この黒い首輪がある限り。
<<その二:垣本さゆり へ続くかもしれない>>
- 85 :
- GJ!
寵愛を授かれないメイドさんの悲しさが良いよ
是非続きを
- 86 :
- 投下乙
ふと気になったが
メイドと主人が最終的に結ばれる作品って
このスレ的に何割ほどの割合であるのかね?
- 87 :
- >>81
GJ
メイドさんの過去も気になるな・・・・・
>>86
つ保管庫
- 88 :
-
保管庫の「折檻」の続きです。エライ昔のヤツの前日談……って、まだメイドじゃ無いやん
***********************************
「メイド〜〜〜!
俺の書斎に触るなと言ったのがわからんか〜〜〜〜!!」
「そのご指示には、従いかねます。
お屋敷の管理は、私の仕事であり、例外は認められません。
ご主人様が、整理なさるとおっしゃいましたので、様子を見させて頂きましたが、
一向に、お片付けになる気配がございませんので、清掃、及び整頓をさせて頂きました。
まあ、ドブネズミ並みの感性しかお持ちにならないご主人さまなら、お気になさらないかも
存じませんが、
不幸ながら、職業的に同居せざるを得ない私といたしましては、いくらご主人さまのご同類
とはいえ、ノミ、ダニ、ネズミなどと、居住まいを共にする気はございません」
「キサマ〜〜!!」
「アッ、何を?
イヤッ!そんなっ!?
ダメッ、お止め下さい。
ソッ、ソコはいけません、ご主人様。
アアッ!そんなところまで。
ヒイッ!!見ないでぇ。
アクッ、ヒグッ……
えっ?何故、そんな。
や、止めないで。
お願いです。ご主人さまぁ。
ハイ、アリサは悪いメイドです。
もっと、お仕置きして下さい。
アッ、そこっ。
イイッ、イイです。
ご主人様、ご主人さまぁ〜。
アリサは、アリサはもう……。
アアッ〜〜〜……!!」
……………
………
……
ハァハァ……。
「も、申し訳ありませんでした。ご主人さま」
ゼィゼィ……。
「ま、まあ、わかればいい」
「愚かなメイドの浅知恵ですが、お部屋のお掃除だけはさせて頂けませんでしょうか?
勿論、ご主人さまの大切なお荷物には、極力触れないよう努めますから」
「好きにしろ」
ps.
アリサの日記
大成功。
- 89 :
- 「……いかん」
男は悩んでいた。
短気で、癇癪持ちで有ることは自覚している。
しかし、婦女子に乱暴したことなど、当たり前だが、いまだかつて無かった。
それが……。
彼女が、家に来てから、わずか三ヶ月。
襲ってしまった回数は、もはや両手どころか、足の指まで足しても足りない。
雇い人に手を着けた所で、別に大した問題がある訳では無い。
教会で説教される事ではあるが、社会的には
『そういうものだ』
で済まされる。
適当につまみ食いしても、小銭でも握らせてやれば、それでお仕舞い。
その程度の事。
しかし、男には、納得出来なかった。
人嫌いである分、自分自身の不誠実にも、寛容になれない性格なのだ。
『何でこんなことに……』
出ない答に、頭を抱え続ける。
全てが始まったあの日。
あの、雨の日を思い出して……。
*******************************************
「何をしている!」
「お気になさらずに。
雨が止んだら、お暇いたします」
ずぶ濡れの少女は、平然と応えた。
狭い軒先。
ほとんど嵐のどしゃ降りには、気休めにしかならない。
事実、口振りは立派だが、幼さの残る整った顔は冷えで蒼白となり、小刻みな震えが
止まらない様子。
不自然なまでに短く刈られた薄めの金髪からも、よくみれば継ぎ接ぎだらけの礼服からも、
ポタポタと水が滴り落ちている。
「入れ!」
「遠慮いたします」
「軒先でくたばられたら、迷惑なんだ」
男は、少女の細腕を掴み、強引に家に引き入れる。
非力な学者の力でも、なお軽々と引き摺られる少女。
「暖まるまで、出てくるなよ」
バスルームに放り込むと、閉じ込めるかのように、ドアを叩きつけた。
- 90 :
- 玄関のベルが鳴ったのが、5時間前。
鳴り続けるベルに、根負けしたのが、4時間と55分前。
大きな鞄に抱えられた少女を確認。
「協会から派遣されて来ました」
「いらん。帰れ」
やり取りが終了し、ドアを閉めたのが、4時間54分55秒前。
つまり、それからずっと、この寒空に立ち続けていたわけだ。
チッ。
男は、思わず舌打ちを漏らす。
恐るべきしつこさ。
どうせ、親戚連中の差し金だろう。
金ならたからせてやるから、放っておいてくれ。
とにかく、小遣いでもやって、さっさと追い返そう。
とりあえず、ドアの外にあった鞄を家に入れようと……。
スイッ。
「うおっと!?」
『軽い』
少女が、入れそうなサイズのスーツケース。
物は悪く無いようだが、何分古い。
堅牢そうな外見からも、相当な重量を覚悟したが、逆に、軽すぎてふらついた。
コツン。
勢い余って、柱にぶつけてしまうと、
パカッ。
呆気なく、開いた。
『軽いはずだ』
予想通り、ほとんど空っぽ。
着替えの下着が一、二枚見えるだけ。
後は……。
『宝石箱?』
いや、そんな上等な物ではない。
木を組み合わせた、素朴な小箱だった。
拾って見るが……。
『蓋が無い!?』
何処にも、開け口らしきものが無いのだ。
しかし、精巧に組み上げられた木の板の端、僅かな隙間が……。
ずらしてみると、別の隙間が出来る。
『これか?』
次々に、動いていく板。
間違いない。
木組みを利用した、隠し箱だ。
学者らしく、こういった知的作業を、何より好む男である。
夢中になって解き始めた。
凄まじく凶悪な難度。
常人には、取っ掛かりすら掴めないだろう。
わざわざ数式まで起てて挑んだ。
全知全能を尽くし、漸くたどり着いた最後の蓋。
『…………!?』
やり遂げた瞬間、その箱の所有権が、誰に有るかを思い出した。
そして……。
- 91 :
- ソファーは、埃と無造作に積まれた本の山に埋もれていた。
乱暴に蹴落とし、深く腰掛ける。
憮然とした表情で、ただ黙考し続ける男。
ガチャ。
しばらくして、部屋の扉が開いた。
背中に、人の気配を感じる。
億劫だから、振り向かない。
回り込んできた少女が、正面に立つ。
瞑目して考えに浸っていた男は、チラリと目をやるが……。
「何をしている!」
タオルはあったはずだ。
シャツも何枚か、置きっぱなしで……。
何故このガキは、びしょ濡れの素っ裸で、出てきていやがるのだ。
ビチャ……。
濡れた服が、ソファーの背に投げかけられた。
『行儀の悪いガキだ』
感想を抑え、無視する男。
「代金は持ち合わせておりませんので、どうかこちらをお納め下さい」
「いらん!
ガキの身ぐるみ剥げるか」
怒鳴り付ける男を歯牙にもかけず、少女は整った顔に、嘲笑を浮かべた。
「そんなボロに、価値を見いだすのでございますか?
少女の古着に執着する輩が存在するとのことですが、貴方もそういった類いの趣味の持ち主とか」
いきなり、トンでもない毒を吐く。
短気な筈の男が、むしろ呆気にとられた。
そんな様子に構わずに、一糸纏わぬ裸身を晒しながら、平然と胸をはる少女。
「雇用を拒否された以上、赤の他人である貴方に、世話になる謂れはございません。
借りを作る気も、もうとうございませんので、どうかお受け取り下さい」
濡れた姿態を隠そうともせず、切りつけるような宣言。
気圧される男。
「い、一体何を……」
「察しが悪いのか、女の口から言わせるのが趣味なのかは存じませんが、ご説明致しますと
『借りは身体で返します』
と、申し上げております」
「な!?」
「具体的には、性処理のお相手をするということでございます」
言葉は耳に入ったが、理解はしがたい。
発生源は、目の前の少女。
歳は、十八、九……。
いや、この小柄さから見て、六、七も、下手すりゃ怪しいかも。
まさか、四、五なんてことは……。
とにかく、全く成人してない少女の口から、性処理……。
- 92 :
- 「何を言って……」
混乱に言葉を詰まらせる男を、感情も見せずに見詰め返す少女。
濡れた髪から、ポタポタと雫が落ちる。
ベリーショートに刈られた金髪。
かなり適当に切られたらしく、ピンピンと好き勝手な方向にはねていた。
ビスクドールを思わせる、氷の無表情。
深い、藍色の瞳が、拒絶の光を放つ。
全体的に育って無い、細い身体。
肩も薄く、鎖骨が目立った。
その下、申し訳程度の乳房。
健気にツンと尖ってはいるが、髪を掻き上げる動作をすると、ほとんど平らになってしまう。
その細い腕は、身体を隠そうともしないまま、無造作に体の脇に下ろされている。
お蔭で、すべて丸見えだ。
浮き出た肋骨も、滑らかな腹も、愛らしいヘソも……。
当然その下、ほとんどない薄い陰毛も、それ故隠れない、慎ましやかな割れ目も露出している。
肉付きの薄い股は、開いて無くても、内股に隙間をつくるほど。
染みとおるような白い肌が暖められ、ホンノリ桜色がのる。
拭われていない水滴が、シットリと全身を濡れ光らせた。
ガキには興味が無い筈の男が、幻想的なまでの美しさに、思わず吸い寄せられた。
「使う気になったようですね」
硬質な声が、男の耳に入る。
ハッ!?
我に帰り、激昂した。
「ふざけるな!」
「ふざけてなどおりません」
微塵も揺るがぬ少女。
スッと男の足元に膝まづくや、スルリと男自身を引きずり出した。
聖から俗へ。
天から降臨した御使いが、堕天を誘う淫魔に変わる。
「お、おい!」
あまりの手際の良さに、止める暇も無い。
アムッ……。
彼は、あっという間に、口中で弄ばれた。
ピチャピチャッ。
『ウッ、巧い……』
亀頭を唇で抑え、舌先を鈴口に押し込む。
細い指を、淫茎に絡め、テンポよく扱く。
片手で陰嚢を掴み、コリコリと刺激する……。
外見の幼さとはかけ離れた、巧みなテクニック。
玄人専門の男が、アッサリ追い込まれる。
ビュビュッ……。
抜く間もなく、少女の中に噴出した。
「ウウッ……」
余韻に痺れる男に、見せ付けるかのように。
ペッ!
少女は、口中の汚汁を、床に吐き捨てる。
- 93 :
- 「どうです。
満足されましたか?」
口元を拭いながら、無機質に少女は尋ねた。
強引な放精に、ヘタリ込んだままの男。
「まだのようですね。
それでは……」
いまだ、ギンギンにそそり立つソコを確認した少女は、抑えるように男の肩に手を掛ける。
その手を支えに、男の腰を跨いだ。
片手で陰茎を掴むと、ユックリと腰を落としていく。
脚を開いてもスジのままの、幼い膣に誘う様に……。
「やめろ! アリサ」
快楽と理性の狭間の葛藤に、紙一重で勝利した男が、ギリギリで制止を掛けた。
主導権を握っていた少女が止まる。
「アリサ? どなたですか」
訝しげに尋ねる。
聞き慣れない名前。
こういった行為の際、恋人や想い人の名を呼ぶものは多い。
だが、少女には自分への呼びかけにしか聞こえなかった。
「お前に決まってる」
男の睨む先は、やはり少女。
「私の名はメイです」
何を勘違いしているのだろう。
そもそも、まだ名乗ってすらいない。
この男にとって、そんなもの何の興味もないことだったはずなのに……。
『……いまさら』
名前など、単なる記号。
だからこそ、他の記号を押し付けられるのはご免である。
鉄壁の無表情から、少しだけ何かが滲み出ていた。
「ハァ? なんだそれは。
お前はアリサだろ」
しつこく追求する男に、苛立ちを見せる少女。
「私はメイです!
五月に捨てられた、ただのメイです!
厄介者の役立たず。無駄飯食らいの便所穴です!!」
吐き捨てるように叫ぶ。
あっけにとられた様に、男は少女を見つめた。
その視線が、何故か少女を苛立たせる。
「アリサとやらが、どのような方かは存じませんが、私に押し付けられる謂れはございません」
違う。
それこそ、どうでもよい事のはず。
求められるのならば、何だっていい。
代わりでも、消耗品でも、取り合えずは必要とされるのならば……。
冷徹な理性の判断とは裏腹に、少女は、キツイ拒絶の眼差しを向ける。
困惑の表情で固まっていた男が、ふいに立ち上がった。
「キャッ」
押し返され、よろめく少女と体を入れ替え、ソファーに座らせる。
そばのテーブルから、ソレを取りあげた。
- 94 :
- 「それは……」
見覚えのある物。
寄木の玩具。
古ぼけたスーツケースと共に、見たくも無いが、どうしても捨てられない物だった。
「女の荷を漁るとは、いいご趣味ですこと。
何か気に入ったものがあれば、差し上げますけど」
怒りを押しして、毒を吐いた。
だが……。
「エッ?」
パーツの一つが大きく動いて、中が見えている。
「開けたこと無かったんだな」
男が、静かに呟いた。
中から折りたたまれた紙片を取り出すと、少女に向けて差し出す。
バッ!
飛びつくように奪い取ると、震える手で紙を開いた。
「…………!」
食い入るように紙片を見つめる少女だが、その表情が絶望に曇る。
そのまま男に向き直ると、搾り出すように言った。
「…………んで」
「……?」
「読ん……で、下……さい……」
『ああ、そうか』
男は、普通に読めるので気づかなかったが、これは外国語で書かれている。
この国の字すら、教育されてるか怪しい少女には無理があるだろう。
少女は、必にすがり付く。
「お願い……。お願いします。
読んでください」
今までの勝気な態度が一変し、か弱い素顔を曝け出していた。
「ふうっ」
男はため息をつくと、少女の肩を掴んで引き離し、背中を向け歩み去った。
「あっ」
少女は追いすがることも出来ずに、その場に立ち尽くす。
人に頼った生き方をしてきた。
対価は必ず、毟り取られた。
人に頼らず、生きたいと願った。
借りは絶対、作らないと誓った。
しかし……。
再度の懇願を、のどの奥に留めながら、葛藤の自問を繰り返す。
男が戻ってくるまで……。
ファサッ……。
後ろから肩に掛けられるバスローブ。
少女には大きすぎ。
手も出ないし、裾も引きずる。
煙草臭く、酒臭い。
汗とポマードの臭いも……。
- 95 :
- 「座れ」
不機嫌さを隠そうともせず、男は命じた。
反抗心を立ち上げられないまま、少女は従う。
ゴポゴポ……。
手にしていた酒瓶をあおる男。
「おい」
一気に空けると、少女に手を差し出した。
「やはり、この男も……」
混乱のなか、少女は察して、ローブの胸元を開く。
「違ぁう!」
ビクッ!
怒鳴り声に、首をすくめる。
「手紙だ。よこせ!」
男はそっぽ向きながら、ぶっきらぼうに手を突き出した。
少女はオズオズと、手紙を差し出す。
むしりとる様に受け取ると、男はそれを乱暴にテーブルに置いて、
近づいてきた。
身をすくめる少女の手を、強引に掴む。
袖口から手を突っ込み、引きずり出した。
手が出るまで袖を折り、逆の手も同じく。
さらに胸元を掴み、袂を深く合わせ直す。
最後に、ローブの紐を、少女の細い腰に二重に巻き付け、引き縛った。
胸元が見えたのが、気に入らなかったらしい。
少女の服装を整えると、手紙を手に取り、未練がましくも酒瓶に手を出す。
当然、空だ。
「ちっ」
舌打ちをつくと、ため息一つ。
「はぁーー……」
ようやく覚悟が出来た。
「愛しい娘、アリサよ。
君がこの手紙を読むことがないよう、父は心から願う。
しかし、万が一力尽き、母の元へ旅立ってしまった時のため、これを残す……」
そんな言葉より綴られた手紙だった。
父母は、身分違いの恋をして、国から逃げてきたこと。
逃亡の旅の最中、娘が生まれたこと。
母が病に倒れ、自分も感染してしまったこと。
隔離されるため、娘を教会に預けること……。
「……わたしは、必ず病に打ち勝ち、君を抱きしめに帰ろう。
その誓いとして、私の宝物を同封する。
君の母の髪で作ったリングと、私のカレッジリングだ。
これ以外、すべて売って教会に、君と共に預けた。
私が戻るまで、どうか健やかに……」
……………………
…………
……
- 96 :
- 淡々と読み終えた男は、手紙と共に箱に入っていた、二つのリングを手渡す。
父の名の刻まれたカレッジリング。
母の髪の毛で編まれたリング。
手紙とリングを見つめたまま、蒼白の表情で凍りつく少女。
疥(おこり)の発作をおこしたかのように、ガタガタと震えている。
『……まずいな』
明らかに、過剰な興奮からくる神経異常だ。
ほって置いたら、ぶっ倒れるかもしれない。
「お、おい……」
男は、恐る恐る声を掛ける。
「わたし……、ワタシは……」
蒼白の無表情に、凄まじい混乱を滲ませる少女。
「ワタシハ役立たずデス。
棄てラレタ、何ノ価値もナイ、ゴミデス……」
抑揚もなく、ただ虚ろな瞳でブツブツと呟く。
そう、押し付けられたのだろう。
それが自分と……。
だから、あんな事も出来たのだ。
棄てられた、無価値のモノだから、生きるためにはゲスに染まる。
だが、その世界は崩れた。
棄てられたのでは無い。
失っただけだったのだ。
しかし、いまさら……。
崩壊しつつある少女の自我を、一つだけの希望が支えた。
ギュッ。
広い胸。
逞しい腕。
無くした筈の、父の抱擁……。
幼い頃から汚されてきた、獣どものソレとは違う、温かな優しい温もり。
「ア、ウァア……」
その温もりに縋り付きながら、少女は赤子のように泣き出した。
男は、我慢出来なかった。
他人がどうなろうと、知ったことではない。
係わりなど持ちたくもない。
だが、こんなこと、許す訳にはいかない。
この子は俺だから……。
ゴミ溜めから拾ってきた代用品。
商売用の張りぼての看板として、祭り上げられる。
商売が行き詰まった頃、張りぼてが金を生み出した。
途端に擦り寄るクズの群れ。
当主という名のゴミと、貴族という名のクズによる、腐った馴れ合い騙し合い……。
この子を助けたいのではない。
助かるこの子を見たいのだ。
泣きながらしがみつく少女。
それを支える。
不器用な男に出来たのは、ただ抱きしめ続けることだけだった……。
- 97 :
- *******************************************
「ご主人様。お目覚め下さい。
いくら生きている価値が少ないとは言え、客間で惰眠を貪られたら、掃除の邪魔でございます。
ご主人様の大好きな、ゴミ溜めの様な自室で、幾らでも永眠なさって下さい」
『………………』
寝ぼけた頭に飛び込んでくる、何時も通りの罵詈雑言。
『何でこんなヤツ、拾っちまったんだろうなぁ』
あの雨の日以来、繰り返される自問自答
グイッ
胸倉を掴み、強引に引き寄せる
睨みつけてやるが、全く怯まず平然と見返したまま
「何がおっしゃりたい事でもおありですか?
ご主人様の様な若年寄と違いまして、私の耳は良く聞こえますので、非力な腕で無理して
引っ張らなくても、聞きとれ……」
クチュ。
滔々と罵倒を垂れ流す、悪い口を塞ぐ。
驚きに、大きな目を零れんばかりに見開き、ジタバタと暴れたが、
ギュッ
クチュッ、クチュ……
「ン、ンンッ……」
強く抱きしめたまま舌を使うと、徐々に力が抜けていく。
ユルユルと、自ら舌を絡ませても来た。
クテッ。
ついにはグッタリと弛緩するメイド。
華奢な身体を抱き支え、俺は小さな耳元に囁く。
「タップリしつけてやるぞ。アリサ」
続く
なんで、抱いちゃたかは続きで……
今年度中には仕上げたいorz
- 98 :
- ぐっじょぶ!
- 99 :
- 昔は伝染病が猛威を振るってたからな
ジェンナー、コッホ、野口英世って立派な仕事したよな・・・
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