2013年10レズ・百合萌え665: 喰霊-零-(GA-REI -zero-)で百合萌えpart2 (264) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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喰霊-零-(GA-REI -zero-)で百合萌えpart2


1 :2009/03/05 〜 最終レス :2012/09/28
公式
ttp://www.ga-rei.jp/
前スレ
喰霊-零-(GA-REI -zero-)で百合萌え
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1224700752/

2 :
>>1
乙ケーポッキー!

3 :
>>1

4 :
をいをいテンプレは無いのかい
>>1

5 :
桐ちゃんと室長(;´Д`)ハァハァ

6 :
テンプレはこれから
決めていけばいいさ

7 :
>>1
室長×桐ちゃんのキャラソンハァハァ

8 :
前スレ埋め完了
前スレ1000GJ

9 :
稀に見るマターリスレだったな

10 :
前スレのログ
喰霊-零-(GA-REI -zero-)で百合萌え
http://p2.chbox.jp/read.php?host=babiru.bbspink.com&bbs=lesbian&key=1224700752&ls=1-100

11 :
前スレのログ
喰霊-零-(GA-REI -zero-)で百合萌え
http://www.23ch.info/test/read.cgi/lesbian/1224700752/

12 :
まとめ@wiki
http://atwiki.jp/

13 :
>>1乙です

14 :
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  | あっ、お、お姉ちゃん…!い、いい…気持ちいいよぉっ…! |
  \__   _____________________/
       \|
     __________
    |              |
    |―――――――――-|
    |\ ::::::: ../⌒⌒⌒\ヾ:::\   ギシッ
    |  \ :::::: ノ /     ヽ ::::\    ギシッ
    \  \ ::: / ノ       ヾ :::\   ギシッ
      \  \ :::: /      ヾ ::::::::\    ギシッ
       \  \ :::::: ノ 〃  ヽヽ :::::::::\
         \  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
          \|__________|
                |\
     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
     | はぁ、はぁ、はぁ…! か、か神楽っ……わ…私、もう…! |
     \_________________________/

15 :
なんだ、ただの日常か

16 :
はぁ、はぁ、はぁ…! か、か神楽っ……わ…私、もう…!出すよ!!
あっ、お、黄泉ぃ…!い、いい…気持ちいいよぉっ…!来て来てぇ黄泉の赤ちゃん妊娠させてえええ
後日神楽は黄泉の子供を身籠った
名前は泉と名づけられた
父 諫山黄泉
母 諫山神楽(旧姓:土宮神楽)
娘 諫山泉

17 :
冥姉さんが仲間になりたそうにこっちを見ています
冥姉さんともにゃんにゃんさせてあげて…

18 :
ふたなり…

19 :
二人がラブラブなら、ふたなりでもいっこうに構わない私は重傷。

20 :
わしも

21 :
この板でふたなりって単語だして
荒れないスレはじめてみた
いつも鼻息荒いのが大騒ぎするのに

22 :
二人の愛の結晶ができるならそれでもいいのよ
二人が身も心もつながって愛し合えるわけだし

23 :
まぁスルーしてるからね

24 :
>>16
二人ともお母さんに決まってるじゃない。
黄泉お姉ちゃんがいずれオッサンのような汚らしい生き物になるのなんて耐えられない。

25 :
898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/07(土) 21:25:05 ID:OHezOFKs
今回のラジオはこんな雰囲気だったな
 ttp://www.42ch.net/UploaderAnime/source/1233741178.jpg

26 :
Mっぽい健気な冥姉さんを投下します  短いです
こんなピュアな冥さんは初めてかも知れないです
細かい所はスルーでお願いします

27 :
優しい笑顔、優しい言葉、優しい想い。
黄泉がただ1人にだけ注ぐそれ等を、ほんの少しでも良い。
私にも分けて欲しかった。

「はぁ……」

人知れず溜め息を漏らす様になってから何年経っただろうか。
いつも想うのは、大好きな黄泉のことばかり。
諫山の養子となり、煙たがれる中で強く強くなっていく黄泉に、私は見惚れた。
ただひたすらに想い、自分の全てを捧げたいとまで想っていた。
なのに、築き上げて来た馬鹿みたいなプライドが、言動を狂わせる。
アドバイスが嫌味に変わり、褒める言葉に棘が出来る。
そんな私を冥姉さんと呼び慕ってくれる黄泉。
建前なのかも知れないが、それでも幸せだった。
想いを打ち明けられないまま時は流れ、いつの間にか黄泉に妹の様な存在が出来た。
初めの方こそ黄泉お姉ちゃんと呼んでいたが、いつしか黄泉と呼ぶようになった。
私はいつまで経っても冥姉さんのまま。
虚しさは感じるも、幸せそうな黄泉の笑顔を見れるのは純粋に嬉しかった。
けれど、私の心はもっともっとと黄泉を求め続ける。
別に土宮神楽の場所を奪い、そこに居座りたいわけではない。
むしろ深々と頭を下げ、心からお礼を言いたい程だ。
あの子は黄泉を幸せにしてくれている。
素直な良い子、私とは何もかもが違う。
私はあの子の代わりにはなれないから、争う気もない。

28 :
「…良いなぁ…」

遠目から眺めることしか出来ない私はポツリと呟く。
納得はしても、身は焦がれ心は張り裂けそうになる。
嫉妬なのか、羨望なのか、どちらにしろ落ち着かない。
もしも私を冥と呼んでくれたら。
もしも一緒にお風呂に入れたら。
もしも1つのベッドで眠れたら。
私は一体どうなってしまうのだろう。
考えただけで身体がカッと熱くなる。
あの子の様に素直に生きられたら、どんなに幸せだろうか。
火照る身体を自分で慰める日々にも、やがて我慢の限界が訪れる。
土宮神楽の場所が欲しいわけではない。
黄泉の片手はあの子が握っている。
なら、空いたもう片方の手を私が握っても良いはずだ。
本気でなくたって構わない、黄泉が大好きなのは土宮神楽なんだから。
ただ、あの子が一心に受ける優しさをほんの少し、私にも分けて欲しいだけ。
そうすれば、私は抑えていた欲望の箍を外すことが出来る。
甘えて、くっついて、たまにイジられて。
今の自分には想像することしか出来ない、とろける夢の様な世界。
「よし…!」

それを叶えるため、今までの自分に打ち勝つため、私は強く拳を握る。
何て言えば良いかなんて考える余裕もない。
緊張と恥ずかしさで震えながら、私は黄泉の元へ歩を進めた。
不安の中に微かにある淡い期待、その甘酸っぱさに唾を呑みながら。

29 :
続きは>>25な感じで。おめでとう冥さん
ラジオまだ聴いてないんで、それで創作意欲駆り立てられてまた書くかもしれないです
もちろん、甘々デレデレな感じで

30 :
おお、冥姉さんかわええ!

31 :
>>29
健気な冥姉さんイイ!GJ!
今回のラジオは最初のほうの三人の様子と33分辺りの二人の様子がツボったw
二人きりになると二人は甘々デレデレな感じになる…  のかな?

32 :
>>29
GJ、こういう冥さんもいいですなぁ。
んで興味もったんで初めてラジオ聞いたけど
こ、これは…萌えすぐる

33 :
前スレにもちっと話題でてたけど最近の原作読むべきだぞ。
男主人公だから避けてる奴いるかもしれないけど、
1〜7巻までは百合皆無だが、
最近あきらかにアニメ意識の神楽×黄泉だし
連載のほうの展開はマジで期待できる。

34 :
でも-零-だし

35 :
喰霊が百合マンガになって百合エンドになる夢を見たから大丈夫だよ。
ちなみに自分はなぜか冥になってて速効首切られる役だった・・・
なんで神楽になってないの・・・ガックシ

36 :
自分は神楽になって黄泉と結ばれる夢を見たよ
その後延々セックスしまくりだった(神楽受けで
女同士で子供作ろっか?とか言ってたな

37 :
他人の「先日見た夢の話」ほどどうでもいいものはないな

38 :
>>33
どう読んでも過去振り切って男主人公に心変わりする流れじゃねーかあれ
というかあの掲載紙でメインヒロインが主人公振るとかまず無いから漫画は諦めようぜ
百合的バッドエンドが見えているならそも読まない方がどう考えても賢明だ

39 :
>>37
ちょ、うらやましいw

40 :
夢だろうと妄想だろうとSSにしや喰霊

SSにして下さい投下お願いします

41 :
あら、原作話しダメ?
ちょっとそれ内容のSSが…
もちろん読んでなくてもわかるエロなんだけど。
あとPC規制解除待ちで携帯からに

42 :
>>41
だってここ零だから。

43 :
原作読んでなくてもわかるとは誰カプなのかな?

44 :
神楽×黄泉です。
もしほんとに空気悪くなるようならやめときます。
原作って言っても黄泉が復活しそうなんでテンション上がって勢いで書いたかんじで。いいでしょうか?

45 :
全力でおk

46 :
ありがとうございます
といっても長くないですし内容もあんまないですが。神楽×黄泉で。

47 :
「黄泉っ、よみぃ!」
わたしは今目の前にいる一度失った最愛の人に抱きついた。
「ずっと会いたかったよ、一人で頑張ってきたの…お願いもう一人にしないで!」
 けして離さないように抱き締める力を強めた。
「神楽私も一緒にいたい…けどダメなの」
「えっ?」
「私は一度落ちた人間、いつ負気また放つかわからない…またあなたを傷つける
かもしれない」
「でもっ!」
「神楽が傷つくところはもう見たくない」
「そんなの私が全部けしてあげる!だからお願い一緒にいて…」

48 :
私はもう必見だったどんなことになっても、もう失いたくなかった
ドサッ!
「神楽?」
 気づいたら黄泉を押し倒していた。
「んっ!」
 黄泉の唇を奪うように激しくキスをした。
 ただ黄泉を感じたくて。
「んっ クチュ、あっ、か神楽ぁ」
「んっ、はぁ、黄泉ぃ好き、大好きだよ」
 口づけを続けながらそっと黄泉の大事なところに手を伸ばした。
「アッ、神楽っ…ダメェ」
「黄泉、キスでもう濡れてる…わたしのキスで感じてくれたんだね」
「そんなぁ…んっ、アァ」 

49 :
 触れているそこの速度を少しずつ上げていく、
「んぁ、アァ か神楽…かぐらぁ」
「黄泉ぃ、いって、イッていいよ」
「あっ、いっ、イくぅぅぅ〜!」

黄泉の脱力した表情を見てふと自分のしていることに気がついた。
「よ、黄泉」
「はぁ、はぁ、 …神楽」
「ごめんなさい、わたし黄泉感じたくて、ただ触れたくて、そばに居たくて、それで、それで…」
「…神楽」
「だから、私がいくら傷ついてもかまわない、どうなってもいい、…だから、だから
  一緒にいて!」


50 :
「神楽!」
泣きじゃくる私を優しく、力強く抱き締めてくれた
「私もずっと一緒にいたい
…あなたが私のすべてだから」
「…黄泉」
「だから怖いの、私自身があなたを壊してしまったら…」
「私は絶対壊れない!黄泉の体も絶対直す!黄泉が…黄泉いればなんだってでき
るよ」
「神楽…強くなったね」
「当たり前だよ、黄泉みたいなりたくてずっと頑張ってきたんだから」
「…ありがと、大好きだよ」

51 :
 今度は黄泉ほうから口づけをしてくれた。
「んっ、黄泉ぃ、わたしもだよ」
「はぁ、私も神楽に触れたい。いい?」
「うん。触れて、黄泉をもっと近くに感じたいから」
黄泉の手がすっとわたしの大事なところに入ってくる。
「アッ、黄泉ぃ、気持ちいいよ」
クチュクチュといやらしい音が響きわたる。
「すごいちょっと触っただけで、すごい濡れてる」
「だって黄泉が触ってくれるだけで、気持ちくて、うれしくて。」
「わたしもすごくうれしいよ神楽に触れられて。」
そう言って指の動きが激しくなってくる。

52 :
「んっ、アァ、すごくいい黄泉ぃ気持ちいいよ。」
「神楽かわいいよ、もっと可愛い声聞かせて。」
「あっ、んんっ、あぁ、 よ、黄泉ぃ、ちょっと待って」
「どうしたの?」
「その…イクなら黄泉と一緒がいいの」
 恥ずかしいけど私は素直に思いを伝えた。
「ん〜っ、もう神楽かわいいんだから!一緒に気持ちよくなろ」
「うん」
 私たちビショビショなお互いの大事な場所を重ね合わせた。
「んっ」
「ああっ」
「神楽ぁ、す、すごくいいよ」
「私も、んっ、いいよ」
 重ねて擦りあえばどんどん熱をおび高まっていくのがわかる。


53 :
「よ、黄泉ぃ」
もっと深く繋がりたくてさらに黄泉にキスを求める。
「神楽ぁ、んっ、クチュ」「んっ、んぁ、黄泉ぃ大好きだよ」
「わたしも、あっ、大好きよ」
体のすべてで感じたくて重ねる強さ、口づけを強くしていく。
「あっ、んんっ、か、神楽私もうっ」
「うっ、うん、一緒に」
「あぁ、かぐら、神楽ぁ大好き、大好きよ」
「私もっ、んんっ、黄泉っだっ、大好き」
お互いギュッと力を込めた。
「「んっ、ああぁぁぁ〜」」

  目を覚ますと隣では気持ち良さそうに、黄泉が隣で寝てくれていた。
 私はもうに二度と失なわいように、もう一度抱きしめた。
     なにがあっても今度は私が守ってあげられるようにと願いを込めて。

54 :
以上になります。
なんか質問ばっかしてすいませんでした、
ほかのSSももっと見たいんで、妄想がある方は是非SSに。

55 :
今後の方か。幸せになってほしいよなぁ。GJ!

56 :
これはGJせざるをえない

57 :
>>54
GJです!
神楽とやっちん&美紅の小ネタ書いたので投下します。

「ねぇねぇ、土宮〜、キスしよっか?」
「えっ、キ、キス?そんな…や、やだよやっちん…」
「えー何よ、いいじゃない女の子同士なんだしさー。」
「あっ、待ってやっちん。もしかしたら土宮まだキスしたことないのかもしれないよ?
 初めてを奪っちゃうのはかわいそうだよ…」
とたんに黄泉とのキスが思い出される。
おふざけで何度かしたことがあったから一応したことない訳ではないのだ。
「っち、違うもん!キスくらいしたことあるもん!」
すかさず神楽が反論する。
「ふーん、じゃあいいでしょ?ほら、ん〜」
そう言ってやっちんは目を瞑り可愛い唇をつきだしてくる。
「あ、ぅ〜。じゃあ一回だけだからねっ」
神楽も唇をちゅ、と重ねる。
と、いきなり両手で顔をつかまれ深く唇を押しつけられた。
「んっ、んっふ、んんッ」
いやいやとどうにか逃げようと試みるのだが中々離してくれない。
そうこうしてるうちに口内に舌が侵入してきた。
「んっは、やっ、んんんッ」
いくら逃げようとしてもやっちんの舌は執拗に私の舌を絡めとってくる。
(や、いやだよこんなの…怖いよ…)

58 :
どれだけ時間が経過しただろうか。
散々舌を絡め続けられた末、ようやく解放された。
「ぷはぁっ…はぁ…いやぁ〜良かったよ土宮。久しぶりで頑張っちゃった。」
「はぁっ、はぁっ…やっちん…」
「ね、ねぇ土宮?私もしてもいい…?」
「み、みく…?ちょ、ちょっと待っt」
有無を言わさず唇を奪われた。
美紅はちゅっ、ちゅっ、と啄むようにキスしてくる。
少し安心していたのもつかの間、やはり舌を入れられてしまった。
更に今度は唾液を流し込まれる。
「んんっ…っふ、ちゅるっ、ちゅるるっ」
私の口内で美紅の唾液と自分の唾液が完全に攪拌されるまで何度も何度も口内をかき回される。
「んはっ、はあっ」
やっと解放されると二人の唾液の混ざったものでできた銀糸がゆっくり滴って、切れた。
「あ…ご、ごめんね土宮。やっちんと土宮の見てると興奮しちゃった…」
「ふふっ、やっぱ思うんだけど土宮って絶対される方だよねー」
「…え…え?な、何よされる方って…ッ!わっ、私だってッ!美紅、も、もう一回いい?」
「ん?いいよ。はい、土宮…」
目を瞑った美紅に強く唇を押しつけ、すぐに舌を侵入させる。
そして美紅の舌を絡め倒してやろうと思ったのだが…、
そのままちゅるるっと舌を引きずり込まれてしまった。
「んんぅっ、ちゅるるるっ」
美紅の口内で舌が好きなように弄ばれてしまう。
(あ、あれっ、これじゃあ…や、やばい…)
その後も二人に弄られ倒されてしまう神楽であった。

以上です。
攻めになりきれない神楽ちゃんでした

59 :
オッケー3Pッキー

60 :
神楽と黄泉の二人にとろとろにされる冥ねえさんマダー?

61 :
冥を書いた者ですが、遅くなってすみません。
続きは出来てるんですが、規制の巻き添えとなり投下できない状態です。
いつ解除となるのか分かりませんが、それまで自分も色々書き溜めていようかと思います。
本当にすみません…

62 :
過疎ってきたな

63 :
今月号、掲載誌が百合姫?と思うくらい神楽・黄泉(泉)のデート
話だった。泉がスキと言ってるのは百合だといいな

64 :
原作は剣輔の扱いが可哀想なんだけどw
岩端さんが慰めてくれるだろうから心配してないけど

65 :
405 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2009/04/03(金) 22:32:15 ID:5au3DjaP
黄泉黄泉って
そんなに黄泉がいいならそっちの家の子になっちゃいなさい!
http://nagamochi.info/src/up1023.jpg

66 :
>>65
違和感無さすぎwww

67 :
Nice Work

68 :
ぶw見たいww

69 :
>>65
かわいいいいい

70 :
>>65
かぁえええ

71 :
遅くなってすみません!
冥の続きです。
ダラダラ書いてたらどんどん増えてしまいました。
前半は神楽×冥、後半は黄泉×冥で、甘々です。
冥さんの喋り方がよく分からなかったのでもう開き直ってます。

72 :
黄泉の傍にいたいと告白してから早数日。
黄泉との時間は格段に増えた。
抱き着いたり、手を繋いだり、そんなスキンシップも沢山出来る様になった。
堪らなく幸せで、この間じっと見つめられた時なんて頭がどうにかなりそうだった。
そんな中、思いがけない進展もあった。
「冥さーん、一緒にお風呂入ろうよっ」
「え…えぇ。よろしくてよ」
何故だか、土宮神楽に懐かれてしまった。
本当の私を知ったからか、警戒心の様なモノがとれてゴロゴロ甘えて来る様になった。
初めは気まずくなるかもと不安だったが、全然そんなことはなくて。
この子は黄泉と接する時と何一つ変わらない態度で私に抱き着いて来る。
黄泉がこの子に骨抜きなのも、分かった気がする。
何でもしてあげたくなる様な可愛らしさが、全身から滲み出ている感じ。
「冥さんの身体、白くて細くて…すべすべ…」
「神楽…さん?」
「神楽で良いよぉ。…あは、指も綺麗ー」
ぬいぐるみの様な愛くるしい存在だが、時折その視線に獣染みたモノを感じることがある。
お風呂に入った私たちは互いに背中を流しあい、今は私が背を向けている。
両手を背中に回されて抑えられ、思う様に動かせない。
後ろで無邪気に笑っているが、何となく身の危険を感じた。
「か、神楽。黄泉が帰ってくるわ」
「黄泉は対策室に行ってるから。当分は戻って来ないよ」
「え、そうなの?」
対策室というのは初耳だった。そうだったんだ…
そう、黄泉はこの所よく電話で呼び出しを受けていた。
怖くて相手が聞けなかったが、いつも通りの神楽を見てあまり気にしなくなっていた。
そんな事をぼんやり考えていると、神楽が悪戯っぽく訊いてきた。
「ねぇ冥さん、そんなに黄泉のことが気になってたの?」

73 :
私が素頓狂な声を上げている間に神楽は片手で私の両手を抑える。
空いた手で私の背中を下から上へなぞって行く。
ゾクっとして身震いしてると、後ろから耳許に囁かれた。
「冥さん、可愛い…」
「え……あっ?」
その言葉に私が狼狽えている隙に、そのまま耳を甘噛みされた。
先の動揺と合わさって思わず悲鳴を上げる。
「耳が弱いんだ…あはは、可愛いー」
「ふぁぁ…か、神楽ぁ…」
はむはむと甘噛みし続け、惚けた顔の私の鎖骨をなぞりながら何度も可愛いと言う。
私ってこんなに耳が弱かったんだ…なんて思いながら、その度に私の顔は赤くなる。
耳まで赤くなり熱を帯びた時に神楽が何かに気付く。
「…冥さん、もしかして…」
「……へ…?」
腕の拘束が解けたかと思うと直ぐに私の正面に神楽が回り込んで来た。
だらしない顔をしてる私を真剣に見つめると、私の両肩を押さえてそのまま真顔で喋る。
「冥さん…凄く可愛いよ。私、冥さんのこと…」
「…なっ……」
カーッと顔が真っ赤になるのを感じた。口がパクパクと動いて上手く喋れない。
開いた口が塞がらない私を、神楽は真剣な眼差しでじっと見ている。
どんどん心拍数が上がって行き、頭が沸騰しそうになる。
何で…何でこんなに…ドキドキしてるの…
それから動揺する私をよそに、黄泉の弱点なんてモノを体験学習させられた。
私もビクッと震えると可愛いと言われ、その度に真っ赤になった。
散々弄ばれたが、これも仲良くなれた証。それが嬉しくて。

74 :
ある日の午後、私と黄泉は家で2人きりになれた。
神楽は友達と遊びに行くと言っていた。
友人関係を作りにくい、むしろ作るべきではない私たちだが、出来てしまっては仕方がない。
思い切り楽しんで!なんてお姉さん振る一方で、その友達に嫉妬してる子供っぽい私がいる。
そんな風に落ち着かない私は、その最大の理由に目を向ける。
ソファーに横たわり、すうすうと寝息を立てている黄泉。
ポカポカした陽気が辺りを満たし、降り注ぐ日光が美しく彼女を照らしている。
いそいそとそこに近付き、しっかりと寝ているか確認する。
「黄泉…?寝てるわよね?」
当たり前だが、反応がない。頬っぺたをつんと触ると微かに甘い吐息が漏れた…気がする。
大丈夫よね?
神楽に弱点を教えて貰ってから、試したくて仕方がなかった。
どんな反応をするんだろう…
真っ赤になって、甘い声を漏らして、身をよがらすのだろうか。
私の知らない、黄泉が見れる…!
もう、自制できなかった。呼吸と動悸が段々激しくなっていく。
横向きで眠る黄泉の背後に回る。そのサラサラの髪を掻き上げて、首筋へ顔を近付ける。
美しいうなじに見とれながら、震える舌を伸ばす。
ここが、黄泉の弱い所…あぁ…良い匂いがする…
不安と期待、欲望と快感がぐるぐる渦巻く。
私の舌先が、そっとそこに触れた…
「ん!?」
途端、視界が暗くなりうっとりする様な香りが鼻を突き抜ける。
何が起こったのか分からなかった。私は確かに黄泉の首筋に舌は触れている。
後頭部からの圧力を感じて、ようやく気付く。黄泉が後ろへ手を回し私の頭を掴んでいる。
あぁ…これはつまり…
「冥姉さん…何をしてるの?」
「ぁ…ょ、黄泉…起きてたのね。いつから…?」
「最初から…さて、困った仔猫ちゃんね。こんな悪戯しようとするなんて…」
黄泉がムクリと起きて此方を向く。
しっかりとした綺麗な瞳は確かに眠っていたそれではない。
ただ、弱点を舐めた事は効いているのか、何となく顔は上気して瞳は潤んでいる。
鼻腔に残る黄泉の香りに恍惚としながら私は黄泉を怯えた目で見る。
得意気な黄泉はビクビクする私に事の顛末を話し始めた。

75 :
「神楽がね…色々教えてくれてたの。
弱点を教えてあげたから、その内寝込みを襲われるかも、って。
だからわざと此方から隙を作って、来るのを信じて待ってたのよ」
意外な名前が挙がった。
今頃楽しんでるであろうその子は、風呂場の私とのやり取りを密告していたのか…
おまけに、言ってもいない私の行動まで筒抜けになっている。
完全に踊らされていたことにショックを受ける私に黄泉が意地悪い目で喋る。
「冥姉さんは私のことが大好きなのね?」
「え!?……ぇ…えぇ」
「そう…ありがとう。でも次にこんなことしたらお仕置きよ?」
「っお仕置き…」
その一言に私はビビビッと反応してしまった。何をされるのだろうかと勝手に妄想してしまう。
赤くなって色々考えている私を、黄泉がこれ迄にない程真剣に見つめてきた。
その瞳に思わず魅入る。私の全てが飲み込まれてしまいそうだった。
そして、その口が開かれ、私の頭は真っ白になる。
「可愛い…」
「ひ!?」
「可愛いわ…冥。大好き」
いつもと少し違う、まるで少年の様な低めの声。けれど女らしい、艶のある色っぽさ。
そして…私の名前を…
「…ょ…黄泉……今…」
「…どうしたの、冥。顔が赤いなんてもんじゃないわ…熱でもあるのかしら」

76 :
妖艶な笑みを浮かべながら私の頬に触れる黄泉。私は目を見開き、されるがまま。
その艶かしい指使いで私の顔の輪郭を伝い、ゴロゴロと猫をあやす様に喉元を撫で回す。
私はそれこそ猫みたく顔を上げ、責め立てられている喉元を甘える様に見せつける。
目は潤み、口からは甘い吐息が漏れ、くすぐったさに全身をくねらせ震わせる。
「…ふぅ…ぁん…んっ……ふ…」
「あら…すっかり従順になって…ねぇ、そんなに気持ち良いの…聞かせてよ、冥…」
冥と呼ばれる度にゾクゾクと全身に何かが走る。
麻薬の様な言葉に抗うことなど出来ず、黄泉が満足するまで私はずっと身をよがらせていた。
その可愛がりは私の首が疲れ、上を向いているのが辛くなるまで続いた。
黄泉からそのことを謝られ、今は膝枕されている。
黄泉の方に身体を向け、その太ももの心地好さに目を細める。
黄泉が手を伸ばし、私の頭にポンと載せて撫でてくれた。
私は身体を丸めて黄泉に密着し、全身でその優しさに答える。
長い間責められていたはずだがまだ日は高い。
暖かな日光を浴びて丸まる私はホントに猫の様だと思った。
「ねこみたいね、冥姉さん。色々な意味で」
「? 色々?」

黄泉は普段は私を冥姉さんと呼ぶことにした。
時折真剣に冥と呼ぶことでより破壊力が大きくなるという勝手な理由。
でも実際その通りで。それに普段から冥なんて呼ばれていたら私の身がもたない。
「ふふっ、神楽に教えて貰うと良いわ。あぁ…でもそんな冥姉さんも可愛い…」
「えっ……」
色々の意味を考えている時、不意に言われた言葉に私は馬鹿正直に反応する。
可愛い…その言葉が私を混乱させるんだとようやく理解した。
そんな照れながらも分かった様な顔をする私を見て黄泉が話し始めた。

77 :
「神楽がね、教えてくれたの。
冥さんは全身が弱いけど、可愛いって言葉にはそれ以上に反応してしまう、って。
言われることに慣れてないのかな、って言ってたわ」
またしても、挙がった名前は神楽。どれだけ私は遊ばれているのだろうか。
けれど先程と言い、その観察力や推理力には素直に驚いた。
確かに私は見た目や言動から年相応には見られず、可愛いなんて言われたこともなかった。
「だからどれ程か気になってたんだけど、予想以上ね。…もう、ホント可愛いよ、冥」
「ぁぅ……黄泉ぃ…」
また、最後の言葉だけ少年みたいな凛々しい声。そして私を呼ぶ言葉。
ズルい…そんな声でそんなこと言われたら、どんな女性でも一瞬で惚れてしまう。
私は赤い顔を隠すために黄泉の太ももに埋まる。
そのままお腹の方へ身動ぎし、黄泉のパンツに顔を押し付ける。
黄泉は何も言わなかったが頭を撫でていた手で丸めた背中をつつつっとなぞる。
神楽曰く全身が弱い私は見事に身体をしならせ黄泉の期待通りの反応をする。
感じた熱い吐息が黄泉の大事な箇所に降り注ぐ。私の荒い息のせいなのか布が湿ってきた。
「ぁ……んぅ…ふぁ…んっ……」
「ホント可愛い…今度神楽と一緒に、丸1日かけて冥姉さんの身体を調べ尽くしてあげないとね…」
サラッととんでもないことを言ったが、私に拒否権なんてない。
それに、いつになるんだろうかと胸を高鳴らせて悦ぶ私もいる。
そうやって自分を見つめて、気になってたことがあることを思い出す。
「ねぇ黄泉。連日あの室長たちに呼ばれているみたいだけど、どうしたの?」
先程までの悪戯っぽい子供の様な笑顔が一転、悪戯がバレた子供の様なしゅんとした顔になる。
その落差に慌てて言葉を探そうとする私に、黄泉が小さめの声で喋った。
「冥姉さんをね、ウチに誘ってくれないか…って」
「? そんな事?それなら全然…」
構わない、と言おうとすると黄泉がそれを遮った。
「駄目なんですっ!」
「え……!?」

78 :
即答で拒絶されたことにショックを受ける私に、慌てて黄泉が付け足す。
「えっと…今の私たちの実力では…冥姉さんに迷惑をかけてしまうので…」
「…あ、何だ…そういう事…」
「冥姉さんの足手まといにはなりたくないんです…だから、今はまだ…」
ホッと息をつく私を申し訳なさそうに言葉を濁す黄泉。
その敬語や態度は私の以前の日常みたいで懐かしい。
私を昔から姉として、1人の退魔士として慕ってくれていることに嬉しくなる。
膝枕されながら偉そうな事を言うのはどうかと思ったが、構わず口を開いた。
「今は…ってことは、いずれは私と一緒に戦いたいの?」
「当然です!冥姉さんは私がずっとこうありたいと想っていた人なんですから…」
意外な告白に、私はこれまた意外に動じなかった。
私をたった1人の姉と慕う黄泉への責任感と使命感が、私を私欲に走らせなかった。
私は微笑み、黄泉の頬に手を伸ばす。不思議と心は落ち着いている。
「ありがとう、黄泉。そう思ってくれてるなら、今から特訓でもする?」
「良いんですか?」
「可愛い妹のためだもの。迷惑になんてならなくてよ?」
「…冥姉さん…」
心からの笑顔に黄泉も子供の様に無邪気に抱き着いて来る。
妹が姉に甘える姿を私は何度も夢見て、そして遠目で見て来た。
その念願が叶った、それがただただ嬉しい。
黄泉の身体は日光で暖められポカポカと心地良い。黄泉も同じように感じているだろうか。

私に回していた腕を少し動かすと、黄泉はフッと立ち上がる。
それに合わせて私の身体も浮き上がった。
突然の浮遊感、何が起こったのかと驚き、分かったら分かったでまた驚いた。

「ょ…黄泉…」
「ふふ…身体、軽いですね。 さぁ、行きましょうか。冥姉さん」

お姫様抱っこ… 夢の様だった。
こんなことされてしまっては、さっきまでの姉の面目が台無しだ。
顔まで真っ赤になってニヤけて、嬉し涙まで滲んできている。
陽気な陽射しも手伝って、私の身体はみるみる熱を帯びていく。

そんな私を悟られたくなくて、黄泉の胸に顔を埋めようとするも、なかなか難しい。
そうやって必になってるのがまた子供みたいで、恥ずかしさでまたカアっと熱くなった。

79 :
以上です。待ってくれていた方々には本当に申し訳ない…
随分前に書いたため、誤字脱字に気付かず投下してるかもしれません。
妄想全開で書いたので、キモいことになってるかも…

80 :
冥姉さん総受けじゃないっすか!w
可愛かったぜ!

81 :
可愛いと言われ慣れてないのはまちがいない'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ

82 :
神キタ!
冥姉さん可愛過ぎgj!!
次回もマターリ待ってます

83 :
>>79
GJ!

84 :
萌えんだ
GJ!

85 :
素晴らしい、GJ!!

86 :
今から神楽×黄泉投下します
前スレ315に上げた、黄泉がリハビリを始めた後の話し…になってます

87 :
リハビリもほぼ終わり、黄泉の身体は日常の生活に差し支えないレベルまで回復した。
いよいよ明日は退院の日。だが、複雑な気持ちが糸となり黄泉の思考に絡まりつく。
それは退院の日が決まってから今日に至るまで徐々に強く心を締め付けてきた。
神楽と生きていく。だが、どの世界で生きていくのだろう?
この広い世界で、神楽と二人きりでいられたらどれだけ幸せだったろうか。
怖い。自分を傷つけた外界に帰るのが…
「神楽、まだかな…」
病院のベッドの上で、鳴るはずのない携帯を弄りながら黄泉は呟く。
時刻は午後2時。当然平日なら中学校の授業が行われてる時間。
それを知りながら、今まで神楽から送られてきたメールを読み直したり、一緒に撮った写メを見る。
神楽を感じる事により少しでも自分を覆う不安を軽減させようという彼女なりの抵抗だ。
(神楽…神楽、神楽、神楽!!)
心の内で愛する人の名前を何度も叫んだ。
−15:37
窓から差し込む陽気に心地よくなり、眠りかけていた黄泉の目を覚ます着信アリの報せ。
寝ぼけ眼で携帯を開き、メールを確認する。待ち望んだ神楽からのメールだった。

88 :
−授業終わったよ。買い物してから病院行くね。大体5時ぐらいになると思う−
いつになく簡単なメールから、彼女が急いでる様子が伺える。
黄泉は逸る気持ちを抑えながら「気をつけてね」と返信をし、携帯を閉じた。
買い物…一体何を買うのだろう。夕食は病院で済ませる事は決めていた。
今日は退院前日だけど、泊まっていく事も決定済み。では何の為に。
答えが出ない自問をしている間に、不思議と時間は早く過ぎていく。
そう、時間とは不思議なものだ。時を刻む早さは変わらない。
にも関わらず、何故人はその時々で感じる早さが違うのか。
結局の所、それは人間が感情で生きている動物だからだろう。
(神楽の事考えていれば、あっという間だし、幸せなのに…)
そもそも元来黄泉はここまで誰かに依存をするような性格ではない。
だが、義父のに始まった一連の事件が彼女を大きく変えた。
心が負った傷は、黄泉が持つ芯の強さを抜き去るのに十二分なダメージを彼女に与えた。
生石に浸蝕されかけていたあの時、もし神楽が来てくれてなければ…
(神楽…会いたい)
16:45からの15分間は、今まで黄泉が感じたどの15分よりも長かった。

89 :
「黄泉、入るよ」
病室を叩くノックが彼女の心臓の鼓動を強く跳ね上げる。
入室を促す返事をすると、両手一杯の荷物を抱えた神楽が病室に入ってきた。
「神楽、何買ってきたの?」
「うーん、今は半分秘密っ!一つはね、晩御飯」
「でも、晩御飯は…」
「ほら、退院しちゃうと忙しいでしょ?だから二人だけでパーティーしようと思ったんだ」
病院の許可は取ってるという段取りの良さに関心し、また神楽の心遣いに嬉しさを覚える。
一方で、退院という言葉がチクりと黄泉の胸を刺しす。
それでもせっかく神楽が考えてくれた事だからと、黄泉はつとめて明るく振る舞った。
「美味しかったね」
「うん…」
晩御飯が終わる頃には日もとっぷりと暮れ、代わりに美しい月が夜空を静かに照らしていた。
一方黄泉は、日が落ちた様にその顔に憂いを湛えていた。
明日が来れば、神楽と二人で過ごしていた小さな世界は終わる。
そんな彼女の表情を見て、神楽が問いかける。
「黄泉…不安なの?」
微かに弱々しく首を縦に振る。
そんな黄泉に、彼女は荷物から箱を取り出し黄泉へと差し出した。

90 :
「開けて」
促され開けた箱の中には、一足の靴が入っていた。
「黄泉、私言ったよね?強くなる、もっと強くなって黄泉の運命も変えるって。
嫌だよ、もっと頼ってよ。私…迷惑じゃないよ。黄泉が好きなんだよ、愛してるんだよ!
私も、お母さんがんだ時は怖かった。世界は灰色だった。消えたかった…
でも、黄泉がいてくれた。情けない私に歩調を合わせて、目線を合わせてくれた。
今度は私じゃ駄目?その靴履いて、私と行こうよ。どこまでも、一緒に…」
滴が頬を伝い、それは雨となり。黄泉は堪えきれずに、ただただ涙を流していた。
その黄泉を包み込むように、神楽は優しく彼女を抱きしめ、口づけを唇に落とした。
溢れ出した感情の渦の中で、自身と神楽の存在を見失わないように黄泉はひたすら強く彼女を抱き返す。
「神楽、神楽…っ!!」
「うん、大丈夫だよ…ずっと一緒にいるから」
それから暫くして落ちついた黄泉は、彼女をベッドへと招き入れた。
何を語る訳でもなく神楽と肩を並べ、ただ二人でいられる幸せを噛み締め、流れる時を静かに過ごしていた。

91 :
「ありがとう神楽、嬉しかった」
「嬉しかったなんて…それにね」
「それに?」
「それに…子分はいつか親分を越えて行くんだにゃー」
鼻をふふんと鳴らし、冗談混じりに言う彼女が頼もしく見える。
気付いたら彼女も背が伸びていて、前より顔立ちも少し大人びてきた。
黄泉は自分が知らない間に、神楽がこんなに大きくなっていたのだと驚かされる。
いや、今までは神楽の前に立ち彼女を護る事ばかり考えてきたからこそ気付かなかったのかもしれない。
「ねぇ、黄泉…」
「え、ちょっ…神楽?病院だよ!?」
唐突に神楽が黄泉のパジャマに手を伸ばし脱がそうとした。
病院で、明日退院なのにと必に黄泉は神楽を制止しようとする。
黄泉の手からするりと抜けた神楽は、一旦手を離し悪戯っぽい笑みを浮かべて答えた。
「えっちな事じゃないよ。もしかして、何考えてた?」
あんな上目遣いでパジャマに手を伸ばしたら誰だってそう思うはずだ。
彼女の意図が読めずに赤面する黄泉に、神楽が耳元で囁く。
「そっちは、帰ったら一杯シヨ…」
「ーっ!」
吐息混じりの一言に更に黄泉は顔を紅潮させる。

92 :
「身体拭いてあげるから、上抜いで」
その一言で黄泉は片手で自身の顔を覆った。何を考えていたのだ。
そういえば入院の間は、ずっと神楽としていなかった。
あまりにも溜まり過ぎて、黄泉も最近は自慰を繰り返していた。
最初は指。次に神楽の写メを表示しながら携帯でバイブ機能を使う行為。
次第に過激になる自慰は病室ですると周囲にバレる可能性があるので、入浴の際にするようになった。
彼女への愛欲は止まる所を知らずに高まるばかりだった。
(私、神楽の事好き過ぎて変態になったのかな…)
存外生石の影響が出たのかなと、冗談混じりに心の中で一人ごちた。
「黄泉、終わったよ」
「うん」
「傷、やっぱり消えないのがあるね…」
生石は肉体をある程度治療した段階で黄泉の身体を離れた為、一部の傷痕までは完全に消えなかった。
本来なら誰もが羨むぐらいにきめ細かく整った黄泉の肌。
しかし、今は幾つもの生々しい傷痕が刻み込まれている。
それは身体の傷というより、黄泉に刻まれた心の傷の象徴とも言えるだろう。

93 :
「ひゃ…ぅ」
少し沈んだ黄泉の背中を冷たいモノが伝う。これは…神楽の舌。
「か、神楽?帰ってからするって!」
「違うよ、塗り替えてあげるから。黄泉の辛い思いも、傷痕も」
そう告げると、神楽は黄泉の肌に残る傷痕一つひとつに丹念に舌を這わせていった。
そう、これは辛い事を塗り替え愛を紡ぐ為の儀式。
不思議いやらしい気持ちはしなかった。寧ろ、神楽の舌が傷痕をなぞる度に、少しだけ癒される気がした。
事実は変わる訳でもない。明日からは、また現実の世界に戻らなくてはいけない。
それでも、黄泉は今なら何とか踏み止まれそうに思えてくる。
それは、黄泉の胸の内が不安から神楽が与えてくれた愛情で塗り替えられていったから。
気持ち一つで見える世界が徐々に変わっていく。
今灰色に見えている所も、いつかは彩りあるものに塗り替えられていくのだろうか。
いや、塗り替えていくのだ、神楽と共に。
「終わったよ…」
そう告げると神楽は黄泉へ服を着せていった。

94 :
病院で過ごす最後の夜。二人は手をとり身体を寄せ合いながら床についた。
−翌日
手続きを済ませ、いよいよ病室を出る時が来た。
一瞬躊躇いを見せた黄泉に神楽がひざまづき、昨日買った靴を差し出し、彼女の足にはかせた。
「よかった。合わなかったらどうしようかと思って」
伸ばされた神楽の手をとり、黄泉は決意を込めて新たな一歩を踏み出した。
黄泉は思う。もし神楽がいなかったら、自分はどうなっていたのか。
これからは一方的に守ろうと自分を追い込むのではなく、時に彼女を頼り互いに支え合うよう努めたい。
神楽が黄泉へ贈った靴は、ただの靴だったのかもしれない。
しかし、黄泉にとっては自身の気持ちを変えそして運命を変える靴にも思えた。
そう、さながらガラスの靴だと黄泉は思う。
(これからは、辛いも嬉しいも半分ずつだよ…)
(うん、こんな私を愛してくれてありがとう、神楽)
そして二人は歩いていく。「辛い」世界を彩りある「幸せ」な世界へと塗り替えていく為に。

END?

95 :
以上です。
それではこれにて失礼します。

96 :
こ、これは俺の大好きな要介護黄泉ちゃんではありませんか!
続き待ってた甲斐があったぜ。神楽に依存気味の黄泉ちゃん可愛いなぁ。
GJ!でした!

97 :
神楽、黄泉ちゃんのこと頼んだぜ!

98 :
大丈夫だ、俺も一緒にいるから

99 :
うわぁあGJ!!!
やっぱ黄泉×神楽は良いな。

100 :
要介護になってもえっちなんですね

101 :
病院なのにいけないことしてたんだなw
黄泉が弱さを晒すの好きだからすごくGJ!だったぜ!

102 :
黄泉かわいい、GJ!!
>私、神楽の事好き過ぎて変態になったのかな…
て、さらりと凄い事言ってるしw

103 :
新刊読んだんだけど、神楽×黄泉キテるね。
相思相愛っぷりが凄い。

104 :
好き同士の間に変態はないのよ(;´Д`)ハァハァ

105 :
新刊は最高ですた

106 :
エロパロ板のスレが圧縮に巻き込まれたか

107 :
みのりんとかおるんがブログでお互いのことを好きだと言っている…

108 :
黄泉と神楽もしまむらデートしたのかな

109 :
最近けいおん!の澪が黄泉に似てるってだけで
百合画像が増えたけど百合話とかって有りなのかな?
漏れが書く訳じゃないけど

110 :
そのためのこの百合板です

111 :
漫画の8、9巻見たけど百合的に良かった。
てか普通にアニメ以上。いや百合としては、ね。
ストーリーはアニメ神、漫画微妙。
で10巻相当の現行の逃走編って百合なのやっぱ?

112 :
水原がラジオで燃料投下しすぎww

113 :
個人的に桐ちゃんの過去が凄い気になる
室長と、どうしてあそこまで百合ん百合んになったのか…

114 :
過去にんだ姉がいて、室長に姉の面影を重ねつつも心に秘めていたが
黄泉に襲われた時にとうとう「お姉ちゃん」と口をついて出てしまい
退行してからはもう誰はばかることなく「お姉ちゃん」「お姉ちゃん」と甘えまくりとか
五話であんなはずかしい真似をしたのも
姉が自分を着かざらせてかわいいとほめてくれるだけで胸がいっぱいだったからだよ(;´Д`)ハァハァ

115 :
>>109-110
いや、だから、黄泉と澪とか他の作品を絡めた百合SSを
書いてもいいのかな? と訊いているんだよ。
漏れが書く訳じゃないけど、ルールだけ決めた方がいいかなと。

116 :
少し言わせていただきたいが、スレタイ見えないの?

117 :
そういうのってクロスSSっていうのかな?
別の作品でこんな相談はあったようですが
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1234436441/

118 :
>>117
そういうスレあるんだ。知らんかった。

119 :
ルールきめる以前の問題だな。
それはそれとして
>>114
天才発見!

120 :
早めの涅槃防止age

121 :
スチールブックのオマケ漫画に感動した!

122 :
>>121
kwsk!

123 :
↑今日のあげ荒らしID:9bhUMSiW
正体は自治スレ荒らしブサイクレズ◆IMqUeleQxU
2台のPCを駆使して自演であげ荒らす
目的は自分の気に入らないスレを相対的に下げること
したがってageてるスレは自分にとっては「どうでもいいスレ」
板の真の住民ではない

124 :
馬鹿馬鹿しい、自治スレ自体がありもしない問題でっちあげて板潰したいアンチの巣窟だろがw
どんな喚こうがお前らの思い通りにはならねーよw

125 :
↑あちこちで2つ目ID使っての自演フォロー大変だな

126 :
>>122
漫画厨、DVDも買えよ。

127 :
三次元DVDは買うようだ。レンタルかもしれんがwID:9bhUMSiW
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1242961446/132

128 :
こんばん…もとい、おはようございます。今から黄泉×冥落とします
前スレ終盤に投下した、桐×冥→バレンタインの黄泉×冥の続きのお話になります

129 :
「疲れた…」
所見学から帰り時計を見ると、時刻は間もなくお昼の12時を回ろうとしていた。
大学へ入学してから一ヶ月。と、同時に、黄泉にチョコレートを渡してから早三ヶ月が過ぎようとしていた。
大学への入学を期に、冥は一人暮しを始めた。当然、幽に反対されたのは言うまでもない。
しかし彼女のたっての願いと強い眼光で押しきり、ついに承諾を勝ち取る。
現在、冥は対策室と大学の中間地点に部屋を借りている。
学費は入試の成績最優秀者という事で免除。生活費は対策室の給与で十二分に賄える。
新生活に憂いは無い。有るとすれば、バレンタイン以降の黄泉との距離感。
「黄泉…」
ベッドサイドには、入学式の時に二人で撮影した写真が飾られていた。
嬉しそうな黄泉の表情とは対象的に少しぎこちない冥の表情。緊張からではない。
今までにはない黄泉との近い関係に、どう対応して良いのか戸惑っているのである。
「どうすれば良いのかしら」
あれから黄泉は以前よりも親しく話しかけてくれる。
それだけでなく、軟らかくなった冥に対策室のメンバーも気軽に声をかけてくれるようになった。
嬉しい…反面恐ろしくもある。人との距離が近づく事で、胸の内に抱いていたどす黒い感情を知られるのが。
そしてに、黄泉に抱いていた劣情がいつ悟られるのか。或はいつ爆発するのかが。

130 :
「黄泉、何時に来るのかしら」
ベッドの上に仰向けになり、天井を見上げた。黄泉を思うと、真っ白な天井に不思議と彼女が浮かんでくる気がした。
今日は初めて黄泉が部屋へ遊びに来る日。二人きりになるのは、バレンタイン以来だ。
窓から差し込む紫外線を避ける為にカーテンを閉める。
「自分の家だと思っていつでも来て」と入学式の後に部屋の鍵は渡しておいた。
天井を眺めていると、自然と目がまどろんでくる。彼女を待って待ち焦がれるよりは楽だ。
少し寝たとしても、すぐに起きて着替えたりすれば問題は無いだろう。
冥は身体の底から沸き起こる睡魔に身を任せ、しばし眠りの世界へと落ちていく。
数時間後−
「…さん、冥姉さん。晩御飯が出来ましたよ」
「う…ぅん、よ…み?」
夕食を促す黄泉の声で、冥は眠りの世界に横たわる意識を徐々に起こして行った。
カーテンの隙間から差し込む光が薄ぐらい。時計を見ると間もなく7時。どうやら、思った以上に寝ていたようだ。
「お邪魔してます、冥姉さん」
黄泉は向き直り、ペコリと冥に頭を下げた。寝室の開けられたドアから差し込む光に誘われ、冥は眼に黄泉をとらえる。
黄泉は髪をまとめあげ、制服の上からエプロンをかけていた。

131 :
(かわいいな…)
そんな言葉が頭を過ぎる。が、一瞬にして若干の苛立ちに上書きされる。
来ていたのならもう少し早く起こして欲しかった。何より、黄泉と一緒に料理を作りたかった。

「あの、冥姉さん…その…」
「何かしら?」
普段なら見られない、黄泉の要領の得ない態度が更に苛立ちを掻き立てる。
が、そんな感情は黄泉の次の言葉で見事に打ち消された。
「あ、嫌なら良いんです。今日、泊まって…いっても、よろしい、ですか…?」
何を言ってるのかが理解出来なかった。何故黄泉が泊まっていくのか。
彼女の家には神楽がいる。今日は遊びに来ただけだし、それが急にお泊りまで話が発展?
わたわたとしている冥を察したのか、黄泉が上目遣いで申し訳なさそうに話始める。
「神楽は明日非番なので、友達の家へお泊りに行ったんです。
私、冥姉さんの部屋へ遊びに行くの初めてで、いきなりは失礼だとは思いました。
ですから、駄目なら晩御飯だけでもと思って伺おうと連絡したのですが…」
そう言われて、はたとベッドの上に放り投げた携帯を見る。
携帯には、メールと不在着信を知らせるライトが点滅していた。
バイブにして柔らかいベッドの上に放り投げていたのと、疲れも相俟って全く気付かなかったようだ。

132 :
そういえば眼鏡を外すのも忘れていたし、髪どめもそのまま。服は寝ていたから皺だらけ。
途端に恥ずかしさが込み上げてくる。せっかくおめかして出迎えようと思っていたのに。
一方の黄泉はというと、俯いた冥を見て少しシュンとした様子で呟いた。
「申し訳ありませんでした、冥姉さんの事も考えないで」
誰の感情に配慮することもなく、時は無情にも刻まれる。
このままでは黄泉が帰ってしまいかねない。こうなると半ばヤケクソだ。
冥は勢いに任せて言葉を吐き出した。
「こ、断る理由なんで無いですし、わたくしは大賛成。黄泉さえ良ければ問題はありません!」
本当に勢いだけで吐き出した。何を言ってるか目茶苦茶で、しかも最後は大声。
駄目かなと思い顔を上げようとした時、膝の上に握られた冥の拳に、柔らかい黄泉の双手が重ねられた。
「断られたらどうしようかと思ってました。本当に良かった…」
「あ…」
「晩御飯、食べますか?」
「え、えぇ」
いつも彼女の笑顔を見て身につまされる。どうして自分は素直になれないのだろうと。
常に日蔭を歩いてきた人生がそうさせているのかもしれない。
黄泉と本当の姉妹ならば、彼女がこれほど悩む事も無かったのかもしれない。

133 :
黄泉に手を引かれ、居間へと向かう。そういえば、あの日も一緒に手を繋いで歩いた。
促されるままに席についた。どうやら今日のメインはビーフシチューらしい。
成る程、肉と野菜が染み込んだ甘いニオイの正体はこれだったのか。
だが、これだけの香を出すのは短時間では出来ないはす。尋ねると、数時間程煮込んだとか。
「起こしてくださっても宜しかったのに」
「申し訳ありません…お疲れのようでしたので」
少し拗ねたそぶりを見せると、黄泉が縮こまって応える。
そんな、なんともないやり取りが無性に楽しく思えてくるから不思議だ。
世界は灰色だと思っていた。でも、今は違う。黄泉への想いを徐々に自身で肯定していく事で変わりつつある。
嫌われるのではないか?でも、好き…大好き。想いに偽りは無いし、いつかは伝えたい。
生の人間が抱く甘酸っぱい感情が枯れかけていた冥の心に刺激を与え、再生を促す。
「美味しい…」
素直に感じた。良く煮込んだだけあって、牛肉は舌の上で雪解けの如く柔らかく解けていく。
瞬間、シチューに溶けた肉の脂のが放つ甘い香が口の中を通り抜け、鼻孔に達して擽り、心地よく食欲を促す。
肉の脂だけではしつこくなるが、それを調えるのは野菜の仕事。
和食を得意としている冥故に、この手の味には慣れてない。

134 :
美味いと感じたそのままに、もう一口、ふた口と勢い良くスプーンで流し込む。
意識する事なく、別の皿に盛られたライスも続けて口へと運んだ。
こちらも良く炊けている。やや水分が抑えられてあり、米粒が口の中で拡散され上手くシチューに絡む。
よく煮えたシチューと絡む事で米の甘さが一層引き立てられる。
普段は少食の冥だが、今日は珍しくおかわりをした。
「ごちそうさまでした、黄泉」
「おそまつさまでした」
ペコリと頭を下げての挨拶。黄泉の心もお腹と同じぐらい一杯だ。
それ以上に幸せな気持ちで胸一杯だったのが冥だ。
いつもは機械的に過ごす食卓も、ただそこに想い人がいるだけで最高の調味料になる。
黄泉と一緒にいると、いつも新しい自分を知る事が出来る。
「あ、休んでて下さい」
「いえ、私がやります。貴女が頑張ったのだから、片付けぐらいやらなくては」
「でも…」
「わたくしが良いと言ってるんです」
言葉だけならキツク聞こえるかもしれない。だが、それを伝える冥には暖かい微笑みがある。
こうなっては黄泉もお手上げだ。姉に全て任せておこうと、ソファーに座りテレビをつけた。

135 :
黄泉はテレビを見ながら、時折キッチンで洗い物をしている冥に視線を移す。
あの日、冥からもらったチョコレートの真意を黄泉は未だに量りかねていた。
感謝の気持ち…確かに嬉しい事ではあるが、果たして本当なのだろうか。
二階堂秘書官と親しげにしていた影響は間違いないだろう。
だからと言って、彼女がチョコレートを自身に送るという発想に至るのだろうか。
普段なら浮ついた事だと一蹴している。そう、常に姉は行動に信念を持っていた。
大学の事にしてもそうだ。自分を支える言ってくれた事も間違いなく嬉しい。
(でも…)
知りたい。姉が何を思い考えているのか。そして、黄泉が抱いた見当についてもハッキリさせたい。
無論、明らかになった所で何かが即解決する訳でもない。
知る事で関係が変わるのかもしれないと考えると、怖くなる時もある。
だが、事実として受け止める事で進んでいく事も出来るはずだ。
黄泉の目に写る普段の冥は少し窮屈そうで、時に胸が締め付けられる。
(寝る時に聞いてみよう)
黄泉は決意を胸に刻み込む。調度そこに冥が洗い物を済ませてやってきた。
テレビの音を絞り、今晩の寝床や明日の朝食などについて色々やりとりをする。

136 :
冥の部屋で一緒に寝る事は決まった。しかし、どちらがベッドに寝るかについては最後まで争いが続けられた。
「黄泉が」、「いえ冥姉さんが」と互いに勧めあう平行線。これでは、埒が開かない。
結局ジャンケンで決める事になり、負けた冥がベッドに寝る事になった。
「おやすみなさい」
「おやすみなさい、黄泉」
しかし、二人とも休める訳が無かった。
冥は想いを伝えようとしては躊躇い、黄泉は冥にチョコレートの真意を聞こうとするが躊躇い…
そうこうしているうちに、早くも1時間が過ぎた。
「あの…冥姉さん、起きてますか?」
最初に動いたのは黄泉だった。黄泉の声を聞いて冥の心音が跳ね上がる。
短めに返事をして、起きている事を伝えた。
「あの、聞きたい事があるんです」
「何かしら?」
何を聞かれるのか。冥は気が気ではなかった。
「チョコレートの事です。本当に嬉しかった…でも、それだけなのかなって。
自惚れかもしれないです…もし、違ってたら謝ります。でも、
その、もしかして、冥姉さん…私の事、好きなのかなって…」
その言葉で、冥は一瞬にして頭の中まで真っ白になる。
予想外の、黄泉の言葉…否定は簡単だ。しかし、ここで自分の想いに嘘をついて良いのか。
今、冥にとって究極の選択が胸元に突き付けられた。
そして二人にとって忘れられない一夜が始まろうとしていた。

End…

137 :
以上です。迷いましたが、冥姉さんは法学部という事にしました
それではこれにて失礼します

138 :
ネタキャラじゃない冥姉さんktkr
それにしても際どいところで終わったなw GJ!

139 :
GJです!あぁ、続きが気になる!

140 :
sageない人は新参?

141 :
失礼、忘れてた

142 :
>>137
超GJ!!冥姉さんかわええ

143 :
冥姉さんは総受けと言ってみる

144 :
あながち外れていないと思う…と、言ってみる

145 :
age

146 :
    (~)            (~)
   γ´⌒`ヽ          γ´⌒`ヽ
   {i:i:i:i:i:i:i:i:}        {i:i:i:i:i:i:i:i:}
  |」」゚ヮ゚ノ」        ( ´・ω・)
    (:::O┬O          (:::O┬O
 ◎-ヽJ┴◎ キコキコ   ◎-ヽJ┴◎ キコキコ

147 :



ストパンと喰霊のトレカBOX買った人、明日までって言ったでしょ
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148 :
ほす

149 :
キスまで行くとガチすぎるから嫌だな
抱き合うくらいなら自然でいいけど

150 :
そのためのポッキーゲームです

151 :
漫画本編は今どうなってるの?

152 :
小ネタ投下
黄泉の日記
○月×日
冥姉さんがいらっしゃった。家の彼方此方を見て回り
窓枠に埃がたまっていたことや庭の雑草が伸びていることを注意された。
「神楽さんのお世話もよろしいですが、身の回りを疎かになさらないように」
窓枠は綺麗に掃除され、庭の雑草も薙刀で丁寧に切り払ってくださった。
さすがは冥姉さん、私も精進しよう。たしかに家の中を疎かにしては神楽にもよくない
○月△日
冥姉さんがまたいらっしゃった。なにぶん暑い日和なので沐浴をお勧めする。
沐浴を済ませられた後で、湯船の洗い方が足りないと注意された。
私が入った時は気にならなかったけれど、冥姉さん曰く「肌での感じ方が鈍いだけです。それでは悪霊の気配に対しても鈍くなります」
と改めて注意された。
あとで覗いてみると湯船は顔が映るぐらい綺麗にされていて夜、神楽と一緒にはいると湯船は滑りそうなぐらいだった。
さすがは冥姉さん、私も精進しよう。たしかに気配に鈍感になっては神楽を守れない。
○月○日
夕食時に冥姉さんがやってきた。突然の来訪で驚いたけれど、一人当たりのクリームコロッケを少なくして
どうにかおもてなしする。食べ終わってから「黄泉さんは少し料理の腕が落ちました」と叱られる。
神楽が実は冷凍食品だと庇ってくれたが「忙しくても食事は疎かにしてはなりません、きちんとした物を食べねば霊力が落ちます」
と余計に怒られた。「二人で暮らしていて、食事も満足に用意できないなら意味がありません、互いに甘えているのではないですか」
お説教のあとでお手本として杏仁豆腐を作ってくださった。
さすがは冥姉さん、私も神楽のためにもきちんとご飯を作らなくてはならない。
○月◎日
入浴中に冥姉さんがいらっしゃった。神楽と入浴中だったのでどうしようかと思ったけれど、一緒にお風呂に入っていただいた。
何年ぶりかに冥姉さんが髪を洗ってくださったが「枝毛があります。全体的に痛んでいるようです」
「髪は女の命なのだからもっと大切になさい」と叱られる。神楽の髪も洗ってもらったが毎日私が洗っているから綺麗なもの。
「自分の髪に気をつけられないのに、他人ばかり気にかけては一人前と呼べません」とやっぱり叱られる。
お風呂上りに神楽が悲しそうな顔をして謝ってきたが、私の精進が足りなかったのだ。さすがは冥姉さん、神楽のためにも私も頑張ろう。
○月□日
冥姉さんがお泊りになった。折角なので神楽と三人で一緒に寝る。冥姉さんと一緒に寝るには小さいころ以来だし
三人で寝るのは初めてなのでなんだか嬉しい。最初は私が小さいころの話を冥姉さんとしていたがいつのまにか
神楽が我が家に着たばかりのころの話に変わっていった。昔話が出来る相手が少ないのでこんな夜は楽しい。
冥姉さんが突然「布団が硬いようです。休みごとにちゃんと干しているのですか?これでは身体の疲れがとれません」
「それに、夜更かしが過ぎます、二人とも学校があるのだし、早く寝なさい。」
「神楽さんの世話を焼く貴方が体調管理をしてあげなくてどうします?きちんと休まないから枝毛が生えるのです」と叱られる
さすが冥姉さん、布団の硬さなんて毎晩寝ているせいか気づかなかった。私も精進しよう、神楽のために。

153 :
冥姉さんの日記
○月×日
諌山家…黄泉のところへ様子を見に行く。庭には雑草が伸び始めていてこれでは室内に虫が入ってくるかもしれない。
黄泉も忙しいのかもしれないが神楽さんに構いすぎているのではないだろうか?仕方がないので私の薙刀で切り払っておく。
家に上がれば窓枠には薄っすら埃が積っている。神楽さんと二人できちんと家事をすればこんなことにはならないはずなのに。
仕方がないので私がピカピカに磨き上げておく。
○月△日
お役目が早めに終わったのでたまには食事に誘い、親睦を深めようと黄泉のところへいく。
お暑いでしょうからどうぞと黄泉から沐浴を勧められた。なんという優しい子だろう。昔、一緒に庭でプールに入ったのが懐かしい。
一緒にどうかと誘おうと思ったが、神楽さんが居間から呼んだのでさっさと行ってしまった。
居候の身でふてぶてしい。腹が立ったので湯船を磨きあげておいた…夜入る時に滑って転べばいい。
だけれど、黄泉が滑って怪我をしてはならないので適当な理由をつけて注意しておいた。
…黄泉と一緒にはいりたかった、はぁ。…食事に誘うという目的も果たせなかった…
○月○日
昨日は食事に誘い損ねたので改めて黄泉の家に行く。折悪く食事時だったが久しぶりに黄泉の手料理が味わえると思ったが、なんだか
以前に比べて味が落ちているような気がする。問いただしてみれば、今日は冷凍食品だったという。なんとタイミングの悪いことか…
黄泉も連日作るのは大変だろうし、神楽さんは作らないのだろうか?これでは黄泉が疲れるだけだ。
たまには家に遊びに来たくなるように、杏仁豆腐をつくってあげた。子供のようにはしゃぐ黄泉かわいいよ黄泉ハァハァ
…帰り着いてからまた食事に誘い損なったことに気づく。
○月◎日
今度こそと思って黄泉の家へ誘いに行く。今度は入浴中だったが、先日一緒に入れなかった埋め合わせとして入ることにした。
黄泉が小さかったころのように髪を洗い、背中を流してあげようと思ったら、黄泉の黒髪に枝毛が混じっていた。
神楽さんは毎日一緒にいて気づかないのだろうか?いえ、そもそも黄泉は自分で気づけないほどに疲れているというの?
これは暫く通いつめて黄泉のケアをしてあげなければならない
○月□日
思い立った以上は実行しなくてはならない、今日は今朝から黄泉の家へ行き、掃除、洗濯、食事を引き受ける。
黄泉との入浴後、泊まっていかれたらいかがですかという黄泉の好意に甘えたのに…なぜ自分の部屋がある神楽さんが
一緒のベットなのかしら?間に割ってはいるつもりが、黄泉の部屋だから黄泉が真ん中ね!という神楽さんの一声で配置が決まる
最初は寝物語に幼かったころの黄泉の話をする。懐かしさとテレで赤くなる黄泉も可愛いものです。
神楽さんの黄泉にもそんなことがあったんだ、という相槌に黄泉が神楽さんが来たばかりのころや幼いときの話で返す形になり始めた
なんだか面白くないので適当な理由をつけて眠らせることにした。
…結局、泊り込んでまで食事に誘うことができなかった。

154 :
ワロタww
GJ!

155 :
冥姉さん黄泉のこと好きだな

156 :
G J !

157 :
なんか最初の方からじわじわ来たwwwGJ

158 :
wwww
nice!

159 :
公式の見解で、紀之と黄泉はヤってないって
ハッキリ言ってて百合派としては嬉しかった

160 :
漫画の方の10巻、すげえ萌えたんだが

161 :
早めの涅槃防止age

162 :
保守代わりに以前に書いた「室長×桐」投下
室長に意地悪されちゃう桐ちゃんネタ
百合エロが苦手な人はスルーで
以下、8レスくらい

163 :

服越しの刺激がもどかしい。
二階堂桐は体をかすかに身じろがせて、細く息を吐いた。
資料に目を落としたままの神宮寺菖蒲が、口元にそっと笑みを浮かべる。
きれいに引き上げられた唇に、桐は釘付けになった。
「どうしたの? 桐ちゃん」
「なんでもありません」
言いながらも、息があがりそうになっていた。
菖蒲は先ほどから資料を読んでいる。
しかし目を資料に落としたまま、空いた片手が脇に控えた桐へと伸びていた。
直立した桐のパンツスーツの股間を、柔らかい手つきで撫で続けている。
桐は菖蒲の横顔をじっと見つめた。
菖蒲は桐を困らせるのが好きなのだ。
人前で、誰にも聴こえないように前夜の桐の乱れぶりを耳打ちしてみたり、
見えない場所で二人きりになると、桐の弱いところを誘うように触りだしたりする。
ちょうど今のように。
先ほどから続く柔らかい感触に、桐の体にぞくりと甘い痺れが這い上がった。
どんなに無表情を装ってみても、体の芯にはすでに火が灯り、甘く揺れ始めている、
そのことを既に菖蒲はお見通しだろう。
これまで何度も体を重ね、桐の好きなところ、好きな触り方、菖蒲はなにもかも知っている。
知っていて、わざともどかしくなる愛撫で桐の反応を楽しんでいるのだ。
桐を見もしない、すげない横顔が笑っている気がした。
快楽を待ちかねた肌が泡立つ。
思わず内股をきつく締め、桐は菖蒲の指をきゅっと押さえ込んだ。
その拍子に菖蒲の指が敏感な花芽に触れて、ごくりと息を呑む。
欲しい。もっと。深く。強く。
堪えきれず、桐はとうとう膝を擦り合わせて自ら刺激を誘った。
「なぁに?」
「いえ…」
「今日中にこの資料に目を通しておきたいの」
「はい。承知しています。…お邪魔はしません」
「しょうがないわねぇ。じゃあ、動くのは許してあげる」
「ありがとうございます」
「でも手は後ろに組んで。私がこれを読み終わるまでイっちゃ駄目。いい?」
子供に甘えつかれて譲歩する優しい母の顔で、菖蒲は桐を上目遣いに見つめた。
「はい」
菖蒲の指は、相変わらず優しくそこにあるだけだ。
菖蒲の資料の束は厚く、まだ半分も進んでいないが、快楽への渇望はもう止められない。
桐は菖蒲の指をより深くにくわえ込もうと、腰を左右にくねらせ始めた。
桐は指に秘所を擦りつけようと、腰を突き出すようにした。
知らぬうちに口は薄く開き、乾いた唇を舌先で何度も舐めた。

164 :

スーツの布地が擦れあう小さな音だけが、静かな室内に響いている。
最初は遠慮がちだった音。
しかしそれは次第に大きくなり、速さと激しさを増し、桐はやがて辺りを憚ることを忘れた。
全身が水気を帯びたように、奥からぬめるものが伝ってくる。
腰を揺するたび、下着が濡れて汚れていくのがわかる。
桐は後ろに回した掌を絡めあわせては爪を立て握り、ときに大きく開いて、
全身を焦がす快楽にゆっくりと溺れていく。
「…ぁ、く…っ」
何度目か、乾いて仕方ない喉を潤そうと唇を舐め、唾を呑んだとき。
それまでずっとおざなりだった菖蒲の指先に、ぐっと力が込められた。
急に割れ目に強く押し付けられ、桐は思わず高く鳴いた。
「ひぁ…っ!」
はっと目を上げると、菖蒲は視線だけを桐へと走らせて、
「そろそろ、物足りないかと思って。少しサービス」
と資料をめくりながら言った。
そうして一瞬動きを止めた桐を促すように、菖蒲の指は遠慮なく桐の秘裂にこじいれられた。
指が桐の淡い繁みの下、隠された粒を見つけ出し、強引に捏ねる。
「はぁ…、んっ!」
痛みに近い刺激に、桐の体はびくりと跳ねた。
敏感さを増して主張する花芽をきつくなぞられ、蜜壺がぎゅっと収縮する。
腰の動きは、菖蒲の指に縫いとめられたように止まった。
しかしぐりぐりと押し込まれる指から、桐の体に抗えない疼きが広がっていく。
ぬるぬると秘所がぬかるみ、やがてひくひくと更なる熱い蜜を吐き出してくる。
下着の布地はお漏らしでもしてしまったように濡れてしまった。
肌に張り付き、その感触が一層、桐に自身がはしたなく乱れていることを自覚させる。
桐が今脇の窓に視線をやれば、荒く乱れて閉じることができない口から、
無意識に口中をさまよい、歯裏や唇を這いずる舌がちろちろと覗くのが見えただろう。
「気持ちいいの」
「…はい」
「服の上から触るだけなのに?」
「…はい…」
「入れてもいないのに?」
「は、い…」
「私の指だけで?」
「は…、い…っ」
言葉にして確かめられる度、桐の中の劣情はみるみる膨れ上がっていく。
「桐ちゃん、ちゃんと答えてご覧なさい。なにが気持ちよかったの?」
穏やかな声が耳に触れて、桐の理性はいよいよ甘く溶かされる。
また、しとどに愛液が洩れる。
押し寄せる官能に、桐は無意識に胸を抑えた。
「教えて? 桐ちゃんはどうされて、感じてしまうの?」
「…室長の指が…」
「指が?」
「…あそこ…に、触れて…」

165 :

菖蒲が指に更に力を込めた。きつく花芽が押し潰される。
「あっ! あ……っくぅ」
「どこ?」
「そこ…ぉっ! ァ…っ、私の……っ…ク…リト…」
「聞こえない。大きな声で、もっとはっきり」
桐は息を呑んだ。卑猥な言葉を強要され、全身が小刻みに震え出す。
しかしそれは羞恥のせいではなかった。
羞恥をはるかに上回る悦び、弄ばれる快楽に桐は酔っていた。
足をきつく閉じ、菖蒲の指を押さえ込む。
きっと溢れ出した愛液は、もうとうに下着を染み出し菖蒲の指先を濡らしているだろう。
考えると、桐は猛る欲情に理性が跳んだ。
「室長の指が…、私の…クリトリスに触って…っ、気持ち良いです…っ」
言った途端、股間に挟まれたままの指がくっと曲がり、蜜壷へ差し込まれた。
「…ひっ…あぁ……っ」
体中の力が抜けそうになる。桐は官能の波に耐え必で立っていた。
「室…長…っ。…い…っ、…」
「いや?」
「……いいえ、いい…で、す…っ」
スーツの上から指は更に強引に桐の中を這いずり始めた。
入り口を辿るように舐めまわす指の動きに、桐は体を激しく揺すり始めた。
紅潮した頬。開いた唇は唾液に濡れ、涙の薄く浮いた瞳は今はかたく閉じられている。
差し込まれた指先を離さぬよう内股を締め、膝頭を何度も何度も擦りあわせる。
指の与える悦楽を余さず捉えようと、細い腰は卑猥にくねり続けた。
「はぁ…っ、く、ぅん…っ」
「そんなに腰を振って。あんまり激しくされると、資料に集中できないわ」
「ん…っ、ぁ、もうしわけ…、ありませ…」
菖蒲の指がわざと浅い入り口から逃げ、その周囲をくすぐり後ろまで延びた。
誰にも許したことのない窄まりを、菖蒲がまさぐる。
「ふぁ…っ」
「桐ちゃん、こっちまでびしょ濡れよ。いやらしい」
普段触られない場所はかすかな愛撫にも敏感で、桐は浮かされたように呟いた。
「はい…、私はいやらしい…です」
「そう。私のいやらしい桐ちゃん。もう欲しい?」
「はい…っ」
「でもまだだめ。約束したものね」
「は…いっ、わかって、います」
「そう。えらい子。でももっと欲しい?」
「はい…、欲しいです…」
「どうして欲しい?」
「…直接触って欲し…」
「どこを?」
「…クリを…痛いくらい、ぎゅっとされ…たい…っ」
優しい口調で問いながら、菖蒲は桐を穏やかに追い込んで行く。
「痛いのが好きなの?」
「はい…、好きです…。痛いけど感じて…。…ぁっ」
「それから?」
「…すごく、濡れてきて…っ」
言いながら、桐は自分の言葉にいっそう興奮し、体を震わせた。
溢れ出た愛液が股間に大きな染みを作り、衣擦れと相俟ってぐちゅぐちゅと淫猥な音を立て始めているのにも気付かない。

166 :

桐は限界が迫り、いやいやと首を振った。
「ほぐして、指…増やして奥まで…。ぐちゃぐちゃにかき回されたいで…す…っ!」
桐ははしたなく足を開き、呼吸を乱しながら淫らによがった。
「ふぁ…室長…っ…」
「すごい乱れようね。服のまま、中に入れられてもいないのに」
「室長…、…もう…くださ…っ」
「だめ。まだ資料を読み終わっていないの」
菖蒲はやっと顔を上げ、きちんと桐に向き合った。
「桐ちゃん。最初の約束、忘れてないわね?」
「はい…、覚えています」
「なら我慢なさい?」
先に煽ったのは菖蒲だ。桐は顔を苦しげにしかめた。
けれど、菖蒲は残酷にもこう続けた。
「桐ちゃんは、私がこれを読み終えるのを待っていてくれるわよね?」
「室…長…」
「私、桐ちゃんが感じている顔、とても好きなの。だから、もう少しそのまま、ね」
にっこり微笑まれると、頷かないわけにいかなくなる。
桐は困ったまま、細く長い吐息を陶然と零した。
イくのがダメならと動きを止めると、今度は菖蒲が指を動かしてくる。
目は資料に落としたまま、桐の弱いところを確実に突いて、菖蒲は桐に幾度も高い嬌声をあげさせる。
先に煽ったのは菖蒲だ。
桐が自分から始めた行為ではないのに、勝手に追い上げられ、イきそうになれば直前で止められる。
桐は限界の際で何度も翻弄され、焦らされて、しらず涙が浮かんだ。
意味を成さない喘ぎ声が溢れてくる。
「…はぁ、ァ…、ああぁ…っ」
ぐちゅ、ぐちゅ。頭が真っ白になって、何も考えられない。
桐は無意識に後ろの手を解き、しどけなく緩んだスーツの襟に、自分の手を滑りこませた。
「んん…っ」
シャツを乱暴に引き出し、ブラジャーのホックをむしるように外す。
胸のふくらみが露わになると、桐は激しく揉みしだいた。
「ん…、ふ…ぁ」
掌の下で柔肉が面白いように形を変えていく。
指の間に入り込んだ頂きをそっと挟み、指の先でくりくりと弄ぶ。
薄紅の突起はあっという間にしこり、少し触れても痛むほど桐の官能を煽った。
押し込み、次にぎゅっと捻り上げると、
「ああぁ……んっ!」
桐の口からは、だらしなく引きずるような喘ぎと、飲み込みきれなかった唾液が溢れた。
愛撫の手は止まらない。
菖蒲との約束も忘れ、桐はぴんと勃つ二つの乳首を自ら責め続けた。
殆どなにもされず高みで放置されて、切羽詰った桐を繋いでいるのは、いまや絶頂への欲求、それだけだ。
「…ぁ、あぁ…っ」
わけもわからず果てそうになった瞬間、菖蒲の声が桐を引きとめた。

167 :

「桐ちゃん。まだよ」
桐はおぼろな意識で首を振り、息も絶え絶えに懇願した。
「…もう…、もう…許し…て…」
ふぅ。菖蒲はこれみよがしの溜め息を一つ吐いた。
「そんなにイきたい?」
「ん…っ、は…い…っ」
「仕方のない子。許してあげるわ。その代わり言うこときいて、ちゃんとお願いして?」
「はい…っ、お願いします…イかせて…っ、もうイかせてください…っ」
「じゃあ、服を脱いで、このデスクの上に」
桐の解放される喜びに、また苦悶が滲む。
しかし、本当に限界だった。桐は眉根をひそめたまま、言われるまま乱れた服を床に落とした。
菖蒲の視線の指す、デスクに足をかける。
桐が膝をついた状態で見下ろすと、菖蒲は今日一番優しい声で、
「桐ちゃん、脚を開いて。M字開脚っていうのかしら。
 あの格好で、自分でするところを私に見せてながらなら、イってもいいわ」
と婉然と告げた。
デスクの上で足を開けば、ちょうど車椅子に座った菖蒲の目の前に、自分の股間を晒すことになる。
桐はそれを考えただけで、熱く火照った体が、更に熱くなった。
紅潮していく肌に炙られるように、桐は脚を立て、膝を大きく開く。
空気が濡れそぼった股間に触れる。その感覚も、菖蒲の目の前に自身の秘所を晒すのも、桐には新たな快感の火種になる。
見られている、と思うだけで蜜壷からは愛液がとめどなく零れ、敏感な花芯も、
更に赤く充血して堅くなる。
「あぁ……」
身震いに桐は吐息を零した。
「指で開いて、中をよく見せて」
ごくりと息を飲んで、桐は指を宛がうと、そっと秘所を開いた。
くぱ…。
濡れた奥まで開き、桐は菖蒲の視線から目を逸らす。
「あぁ…、こんな…」
「あらあら。中から蜜が溢れてきてる。そんなにいいの」
「はい…、いいです…」
「見られているのに感じるの」
「はい…、室長が見てくださっていると思うと、よけいに…、私…っ」
言いながら、桐はゆっくりと自らの中へ指を差し入れた。

168 :

「ふあぁ……っ!」
体がひくひくと震える。
それを抑える為か、それとも快楽を増幅する為か、桐のもう片方の手が胸を鷲掴みした。
秘所にあてがわれた手が徐々に遠慮を拭っていくうち、胸をまさぐる手も激しさをましていった。
じゅぷ…ぬぷ…。
濡れそぼった中をかき回す淫靡な音が、桐を極限へと追い詰める。
菖蒲は、そんな桐を書類片手に上から下までねっとり眺めた。
「普段クールな桐ちゃんが、こんなに乱れるなんて。誰かに見せてやりたいわね」
「いやぁ…っ」
桐は首を振った。しかし二本の指を飲み込んだ下の口からは、ぐちゅり、と涎がかき出されてくる。
伝い落ちる蜜に、菖蒲が笑う。
「素直じゃないわね」
「…室長、止めてください…、私は…っ」
「なぁに?」
「私は、室長だけ…です…っ」
桐の足元に愛液が滴り、 尻や体を支える踵まで濡らしていく。
「嘘。見られて、こんなに感じてるくせに」
「違…」
「人に見られるのが嬉しくて、下の口から涎が止まらないくせに」
「違います…っ。嬉しいのは…、いやらしいって言われて、意地悪されて感じるのは、
 室長だから…。もう室長が見ていてくれないと…私――
 …っひぁっ、ああぁ…っ!」
桐の涙を引きずるような言葉は、途中から加減のない嬌声に変わった。
菖蒲が持っていたペンの尻で、乳首をぐっと押しつぶしたのだ。
「…は…っ、あ…、室…長…っ」
「桐ちゃんかわいいんだもの。つい苛めたくなっちゃう」
限界の近い桐の体は、今にも倒れそうにぶるぶると震えた。
白い肌が火照って朱がさし、汗ばんで、全身が室内照明の下で妖しく光る。
菖蒲はそんな桐をにっこりと見つめた。
「ほら。桐ちゃん、イきなさい。どういう風に感じるのか、ちゃんと言いながら、ね」
桐が指をまた動かし始める。差し入れた人差し指と中指を真っ直ぐ奥へ突き入れる。
浅く引き、入り口付近をねちねちと音を立てながら刺激する。
しとどに溢れる蜜が絡まり、指は滑るように桐の中を蹂躙した。
「…ん…っ…、くっ…、熱い…中…ぁ、溶けそ……」
指を三本に増やし激しく注挿すると、蜜がぐちゅぐちゅと泡立ち音を立てた。
菖蒲が手を延ばし、机の水溜りを指でなぞる。
粘性のそれを、桐の目に見えるよう指の間で糸を引かせた。
「涎の音、うるさいほどね」
「…ふ…ぁ…。もうしわけありませ…ん…っ」
「指三本も激しく出し入れして。痛くないの?」
「…きつくて…痛…いのが、気持ち良い…です…っ」
「そう。桐ちゃんは、そうやっていやらしい言葉に興奮するのね。後から後から下から涎垂らして。
 ――汚らしい」

169 :

「…っく…ぁ――ぁ…っ!」
今までに感じたことのない愉悦に襲われ、桐はその背を仰け反らせた。
足元から貫くように駆け抜ける、熱く甘い痺れ。
――汚らしい。
菖蒲の声が耳で響いて、じんじんと体中が疼いてくる。
「ああぁ室長…っ、もっと…っ」
昂ぶりに全身を粟立たせて震える桐を、菖蒲はあくまで冷静な目で見た。
「なぁに? もしかして感じたの」
「…ふぁ…っ」
「罵られて、イきそうになった?」
「はあぁ…っ」
「…本当にスキモノね。桐ちゃん。」
菖蒲は揶揄に眉根をひそめた。その蔑みすら、今の桐には快感になる。
「…私を貶して…ください…」
桐は涙を浮かべた目で、菖蒲を見た。
「もっと苛めてくださ…い…っ」
潤んだ瞳の奥に、蔑みを待つ光が揺れた。
菖蒲は大袈裟に溜め息をつき、口許を妖しく歪めた。
「…私は室長に見られて、いやらしい言葉を言わされて…、なぶられて…感じて……っ」
涙が零れ落ち、蜜壺からは溢れ出した愛液がぽたぽたと滴り落ちる。
「困った子ね。桐ちゃんは、一人じゃなにもできないの」
「…は…い」
「私に見られないと、感じない」
「はい…っ」
「言葉で苛められないと、イけもしない」
「は…い……っ」
桐は髪を振り乱し、菖蒲の言葉に前腰を押し出して腰を揺すった。
左右に動かし、今度は前後に、まるで菖蒲に秘所を激しく擦りつけるように。
淫らな快感に、上り詰めていく。
秘裂がひくひくと収縮し、蜜が滔々と溢れる。
菖蒲はそんな桐に、まるでとっておきの秘密を告げるように呟いた。
「そういうの、なんていうのかしら。言ってごらん?」
桐は全身を粟立たせながら叫んだ。
「……たい、です。…私は…っ、…変態のド淫乱です……っ!」

170 :

言った途端、汗と涙と涎に濡れた桐の全身が昂ぶりに引き付けのように戦慄いた。
「ああぁ……っ! ……く…る……っ」
切羽詰まった執拗な動きで、桐は獣のようによがり狂った。
頭ががくがくと揺さぶられ、控えめな胸のふくらみも、指の注挿に合わせて大きく振動に波打つ。
上も下も、口は恍惚に完全に緩み、幾筋も淫らに気泡をまじえた涎を垂れ流していた。
抗いようもなく、桐は真っ白な高みに追い上げられ、絶頂感に震えている。
激しい水音を立てた注挿の後、桐はとうとう太股を小刻みに痙攣させ、
「あ、あっ、あああぁ…っ、 もぅイ…く……、…イっ…くぅ――……っ!!」
ぷしゃ…。
がくがくと全身が激しく震えたかと思うと、潮を吹いてくずおれた。

桐の体はしばらくの間、絶頂の余韻にびくびくと跳ねた。
顔は汗と涙、口からは涎が零れて首まで伝い、投げ出された手足には愛液や溢れた潮が、
ぬらぬらと粘性の光を弾いている。
「は…っ、は、…ぁ」
控えめな双丘を上下させて荒い呼吸を繰り返す桐に、菖蒲は世間話でも続けるように言った。
「さぁ。そろそろ資料が読み終わるわ。そうしたら続きね」
「…ふ…ぁ?」
「なにぼんやりしてるの? これは桐ちゃんが勝手に始めたことだもの。お楽しみはこれからよ」
「…ぁ……。はい…」
くたりとした体を起こし、桐がやっと返事をすると、菖蒲はいたずらな笑みを浮かべた。
「それまでに、これ。舐めてきれいにしてくれるわよね?」
デスクに零れて水溜りになった愛液を指差され、桐は無意識にぶるりと震えた。
「桐ちゃん?」
「室長が望まれることなら」
重い体を起こし、膝を突き、桐はデスクに這い蹲る。
ごくりと唾を飲み舌を尖らせると、自らの吐き出した蜜に顔を寄せた。
つんと匂う水溜りに、舌をそっと浸す。
ぴちゃ。ぴちゃり…。
「ふふ。桐ちゃんったら、いい格好」
歌うような菖蒲の声。
桐の胸はこれから始まる、更なる快楽への期待に激しく高鳴っていた。


171 :
以上です
ありがとうございました

172 :
なんというGJ!!!
やっぱこの二人大好きだ。

173 :
相変わらず最高やわこのスレw

174 :
素晴らしいGJ
このスレたまらん

175 :
わたくしの百合棒もおぎんおぎんですわ
全裸で机を舐める桐ちゃん(;´Д`)ハァハァ
ネクタイと靴下は外さずにおながいします

176 :
【7:12】起床。まだ眠い。顔を洗う。歯を磨きつつ朝シャン後のバスタオル桐ちゃんを視姦。
【7:22】朝食のかわりに桐ちゃんの胸を触る。
【8:15】出勤。通路で出会った黄泉の胸を触る。
【9:43】デスクワーク。主に書類の決裁等。暇なのでしばらく黄泉ちゃんと神楽ちゃんのイチャイチャを眺めて萌ゆる。
【11:03】早めの昼食を取りに食堂へ。休憩中に黄泉ちゃんが背後から神楽ちゃん胸を揉むをみて微笑む。
【2:30】会議の為市谷へ。送り迎えは当然桐ちゃん。当然車内でセクハラ。
【3:40】会議中。暇なので同席してる桐ちゃんにこっそり悪戯。
【6:43】会議終了。対策室へ戻る。もちろん帰りの車内でもセクハラ。
【7:45】局長室で残務処理。 やっぱり退屈なのでしばらく桐ちゃんを眺めて萌ゆる。
【9:43】夕食。桐ちゃんの胸を堪能。
【10:53】入浴。桐ちゃんと流し合い。当然胸を揉んだ。
【11:30】就寝。 桐ちゃんの柔らかな感触に包まれながらまた明日。
ふと、某所にあったのを改変してみた。もちろん反省などしていない

177 :
過疎&百合萌え的に良い画像もあるので紹介(百合じゃない画像もあるので注意)
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/vote/1253031180/77
投票はしなくても良いです。興味の無い方はスルーしてください

178 :
今更ながら全話見た
百合スレがあると喜んで来てみればこの過疎っぷり…悲しい

179 :
原作見てショックだったのは俺だけじゃあないはず

180 :
>>178
1スレ目はSSも沢山投下されてたんだけどね〜。
もう放送終了して大分経つからなぁ…

181 :
原作は結局ヘテロなんだろうなぁ

182 :
定期保守

183 :
保守

184 :
ポッキーの日記念に

185 :
男落ちエンドでにたい

186 :
>>185
kwsk

187 :
 

188 :
新刊買った人いる?

189 :
黄泉復活(精神が?)したけどこれってアニメの影響多大に受けてんのかなぁ
なんかなー。もう苦しめないでやって欲しい

190 :
原作完結したんだってね
結局どうなったの?

191 :
読んだけど絵がぐちゃぐちゃで意味がよくわからなかった

192 :
結論:神楽が世界で一番愛しているのは黄泉

193 :
>>190
神楽の中での優先順位
黄泉>>>>>>>>世界

194 :
ageてしまったスマソ…
黄泉ちゃんにされてくる

195 :
結局、黄泉と神楽は一つになったんだよな

196 :
ようするに神無月の巫女ENDですねわかりました

197 :
結局、アニメ一話の葵上って何だったんだろう
黄泉も獅子王とか能のヌエだし

198 :
葵さんのこと?


199 :


200 :
空を見上げる室長の瞳に映る保守

201 :
どっかで聞いた文句だなw

202 :
まだこのスレ見てる人はいるのだろうか

203 :
一応見てるよ

204 :
いちおうブックマークに

205 :
見てるよ
投下も気長に準備中

206 :
>>205
投下準備中…だと?

207 :
>>205
期待して・・・いいのか・・・?

208 :
とりあえず新参の俺はBSでディレクターズカットとか始まったから見てみる

209 :
EDで神楽が駆け寄らなくなって
黄泉が微笑み返さなくなるのを見ると
改めて切なくなります。

210 :
>>208
ようこそオッケーポッキー!
黄泉と神楽の百合話的には第3話〜がみどころ(前スレ慌てて立てた者ですw)
途中いろいろあるが最終話は泣けるかもなので完走してくだされです
>>209
うむ
正式なOPとEDは第4話〜でしたよね
改めて変化を見比べると意味深で本当に切ない
OPの白い羽とかも…

211 :
それにしても1話の絶望感は異常

212 :
8話のほうが絶望感は異常

213 :
第1話「え、何コレ?ええええ!?」
第8話「え、そんな、えぇぇぇ…」
そんな感じでした

214 :
BSイレブン今晩か
実況覗いてみようかな

愛するスレを、愛を信じて上げるか

215 :
ttp://tv.dee.cc/jlab-maru/s/maru1275059677571.jpg
ttp://tv.dee.cc/jlab-maru/s/maru1275060013089.jpg
ttp://tv.dee.cc/jlab-maru/s/maru1275060141811.jpg
ttp://tv.dee.cc/jlab-maru/s/maru1275060164809.jpg
ttp://tv.dee.cc/jlab-maru/s/maru1275060170867.jpg

216 :
連載も終わってここも過疎ってますね。

217 :
http://jlab-tv.uploda.info/2/s/tv1275664355339.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275664387754.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275664397204.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275664405053.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275664411353.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275664419603.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275664425273.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275664438032.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275664444422.jpg

218 :
ウホッ…

219 :
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275663868617.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275663875218.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275663898866.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275663906416.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275663911716.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275663918206.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275663922845.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275663928360.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275663937686.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275663943665.jpg
http://uploda.tv/jlab-live/k/s/live1275663951935.jpg

220 :
http://iup.2ch-library.com/i/i0098852-1275664481.jpg

221 :
http://jlab-tv.uploda.info/2/s/tv1275663886054.png

222 :


223 :
しゅ

224 :
BD欲しい

225 :
覚悟して見始めたがだんだんと悲しい結末に向かうんだな
誰か百合ー夢コロッケ見せて下さい
黄泉って酷い名前だよな
でも好きだ

226 :
養父は奈落で従姉妹は冥だもんね。

227 :
『覚悟のススメ』によると
あえてわざとや災いを思わせる名前をつけることで
それらをもたらす者が手を出すのを防ぐという親心がどうのとかいう話が

228 :
諫山家に引き取られた時に名前代えたのかな
生まれた時からなのか
安心して黄泉が見れる4話が一番好きだ

229 :
実際に黄泉って名前を役所に提出したら問題になるかな?
悪魔くん騒動の時みたいな。

230 :


231 :
最終巻買った人いる?

232 :
買ったが全巻揃えてちゃんと1巻から読もうと思ってるので未読
BSイレブンの放映も終わったようだが百合萌え感想無しか

233 :
普通にDVDで最近全話見ました。
久々に百合魂が震えたと同時にマジで胸が痛くなる作品だった。
というわけで普通に神楽と黄泉のイチャイチャ系お願いします。
あと前スレ一通り一気に見たけど、素晴らしかった。
今更だけど、昔の書き手さん皆GJ。

234 :
まだ落ちてなかったんですね。

235 :


236 :
http://adultbody.info/ に別タイトルの同動画があって困ってるんだけど。正しいのどっち?

237 :
↑業者の宣伝スクリプトによる書き込み

238 :
浮上

239 :
このスレにくるのは初めてなんだが、この前なぜか自分の夢に神楽と黄泉が出てきていちゃいちゃしてた
もちろん、二人とも恋人っていう設定で、本当ラブラブで幸せそうだった
悪霊退治の仕事もちゃんとしてたし
神楽が危なかったら黄泉が庇ったりしてた気がする
黄泉が好きな人にしか見せないようなデレ顔を神楽に向けてたのが印象的だった
あまりにも二人が幸せそうで、起きた時、自分も同じように気分良かった
幸せな寝起きだったわ…
別に喰霊のことずっと考えてたわけじゃなかったのに、夢って不思議…
オチなしですまん
誰かに言いたかった

240 :
>>239
そんな寝起きがしてみたい

241 :
俺も電脳コイルのイサヤサで百合ー夢見たことあるある
あの寝起きの幸福感は異常

242 :
239なんだが、コイル好きだから羨ましいわ
最後のイサヤサシーンが忘れられない
極上そうな寝起きだな
まぁ黄泉神楽でも充分幸せだったが
あんな奇跡、また起こらんかなぁ

243 :


244 :
黄泉「ねぇ、神楽」
神楽「な〜に?黄泉」
黄泉「私のこと・・好き?」
神楽「う〜ん・・・好きじゃない!」
黄泉「えっ・・・ええええ」
神楽「だって・・・『大好き』なんだもん♪えへっ」

245 :
あまーい

246 :
原作はギャグマンガだなこりゃ

247 :
最近、神楽が釣れない。冥姉さんが家に遊びに来るようになってから変わった。
いつも私にくっついていたのに・・・と、思いつつ今日も神楽をお買い物に誘う。
「か〜ぐら♪」
「何?黄泉」
「これから、お買い物に行かない?」
「お買い物?・・・ごめん、黄泉!」
「ど、どうしたの?神楽」
「これから冥さんが・・・遊びに来るから」
また冥姉さんなの!最近ではいつも『冥さん、冥さん』って・・・もしかして・・神楽
私より冥姉さんの方が・・
「ごめんね・・黄泉・・」
「ううん・・・いいの・・」
「そ、そうだ!紀ちゃんと行ってきなよ」
「紀之と?」
「うん!楽しいよ〜絶対」
「・・・分かったわ、じゃあ、行ってきます」
「うん、いってらっしゃ〜い」
ごめんね、黄泉・・私だって本当は一緒に行きたいけど、私より紀ちゃんといた方が黄泉は
幸せになれるから
私たちは本当の姉妹ではない。でも、他の姉妹よりも絆は深いと信じている。
黄泉は私を妹扱いする。それは決して間違ってはいないけれど・・・私は黄泉のことを・・・
そんなことを考えていると、冥さんが家に来た
「こんにちは、神楽さん」
「こんにちは、冥さん」
「黄泉の姿が見えないけれど、何処へ?」
「黄泉お姉ちゃんは、お買い物へ出かけました」
「そう・・・」
冥さんの前では黄泉を呼び捨てにできない。冥さんは黄泉のことが好きみたいだ。
私が黄泉を呼び捨てにするとイヤそうな顔をする。だから私は、冥さんの前だけは呼び捨てにしない。
「冥さん」
「何ですか?神楽さん」
「私たちも、お買い物・・・行きませんか?」
「・・・よろしいですよ」
「やった〜!それじゃ、行きましょう」
何処かで偶然、黄泉と出会ってしまうことを考えずにただ楽しんでいる神楽であった。

248 :
買い物をして満足そうな神楽。ふと、冥に提案を持ちかける。
「あの・・・冥さん・・」
「何ですか、神楽さん」
「手を・・その・・つなぎませんか?」
「手、ですか?かまいませんよ」
「やった!えへへっ」
「おかしな神楽さんですね」
お互いに手をつなぎ、まるで姉妹のように歩く二人。しかし、二人の前方に黄泉と紀之が迫って
いることにまるで気がついていなかった。

249 :
続き期待

250 :
期待

251 :
「はぁ・・・紀之と一緒に買い物なんて・・・はぁ・・」
「おい、それはどう言う意味だよ」
「何よ、そのままの意味だけどっ!」
「な、何だとっ!」
「ふんっ!!」
ふと横を見た黄泉の視線の先には、仲良く手を繋いでいる神楽と冥の姿があった。
(おかしい、神楽は冥姉さんと家にいるはずでは・・・・それにしても、あんなにも楽しそうに・・く、悔しい・・・)
「おい、黄泉?どうした」
「紀之ごめん・・・先帰って」
「お、おい・・・どうしたんだ?」
「それじゃ」
「一体何なんだ〜?黄泉の奴」
黄泉は急いで二人の方へ早足で歩き始める。
「冥さ〜ん」
「何ですか?神楽さん」
「呼んでみただけです、えへへ」
「まったくもう、神楽さんたら」
こんな会話をしつつ、二人は仲良く歩いていた。神楽は突然背後から強烈な気を感じた。それは、冥も気づいたようである。
「冥さん」
「何ですか?神楽さん」
「あの、後ろから・・・その・・・」
「神楽さんも感じるのですか?」
「は、はい・・・どうしましょう」
「いっそ後ろを振り向く、と言うのはどうでしょう」
「え、えええええ!!振り向いちゃうんですか!?危ないですよ、危険です」
「いいえ、この気は主に私へ向けられているものです」
「そうなんですか?」
「そうです、間違いありません・・・私が神楽さん、あなたと手を繋いで歩いているからです」
「どう言うことですか?」
「この気は・・・黄泉です」
「よ、黄泉!?・・・お姉ちゃん?」
「そうです、神楽さん・・・後ろを少し振り返ってみて下さい」
「はい・・・」
神楽は渋々後ろを見た。そこには確かに黄泉がいた。まるで競歩のように二人に迫ってきていた。
「どうしますか?冥さん」
「ふん、簡単ですよ、神楽さん」
「な、何をするんですか?」
「黄泉の狙いはあなたです。・・・(悲しいことに)ですから、あなたが黄泉と遊んで差し上げたらよろしくて」
「で、でも私は・・・」
「今はそうする他ありません。お願いできますか?神楽さん」
「は、はい!私、がんばります」
神楽は決心したように後ろを見ると黄泉はもうすぐ後ろに笑顔で立っていた。

252 :
「ハッロ〜神楽、それと冥姉さんもこんにちは」
「よ、黄泉・・・お姉ちゃん」
「どうしたの黄泉、今日はお一人でお買い物ではなくて?」
「そうなんです『うちの神楽』が付き合ってくれなくて」
「そうですか、私は『わたしの神楽さん」に誘われてお買い物へ」
「ちょ、ちょっと冥さん、黄泉お姉ちゃんも」
困惑する神楽。冥と黄泉は笑顔で神楽を奪い合っていた。
「それにしても、どうして二人は手なんか繋いでいるの?神楽」
笑顔で聞かれても、いつもの笑顔ではなかった。黄泉の後ろには黒いオーラが確実に出てきた。
「そ、それは・・・・」
「私たちの仲がよろしいからです」
神楽を見かねた冥が言った。
「へーっ、私とは繋いでくれないのに、冥姉さんとは繋ぐんだ」
「そ、それはっ!」
「最近じゃ全然お風呂も一緒に入ってくれないし」
「わ、私はもう子供じゃないもん」
「か、神楽が反抗期に」
「違うって」
「いいや、違わない!昔はい〜っつも私にくっついてたのに」
「だ〜か〜ら!」
「私、帰ります」
「え?冥さん帰っちゃうんですか?」
「はい、もう後はお二人でどうぞ・・・それと黄泉、あまり神楽さんに心配を掛けてはいけませんよ」
「え?は、はい」
冥は二人を残して帰ってしまった。冥は気がついていた、神楽が何故自分とばかり一緒にいたのか、黄泉を避け続けていたのかと言うことに。
「私も報われませんわね」
一方、残された神楽は、黄泉の機嫌を直すことに一杯一杯だった。

253 :
てす

254 :


255 :
最終12巻を立ち読みしたら、黄泉は神楽と魂繋がった守護霊状態で生きてる?エンドだったんだね。
どうせ消滅するんだろうなと思ってたから意外。

256 :
漫画版では最初はお互い大した思い入れも無いただの中ボスみたいな扱いだったのにな

257 :
>>256
うん、ちゃんとよんでねえだろw

258 :
喰霊の百合スレってこんな過疎でしたっけ
作品的にすげー栄えてそうなイメージだったんだけど

259 :
前スレはわりと盛り上がってたよ
SSの投下もあったし
そういや、ここに投下されたSSって、どこにも保管されてないのかな
だとしたら、もったいないな

260 :
>>255
でも黄泉は紀之、神楽は主人公とラブラブエンドって聞いたんだけど違うの?

261 :
>>260
読んでから自分で判断しろよw

262 :
>>261
お前に聞いてねーからw

263 :
パチスロ化おめ

264 :2012/09/28
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