2013年10レズ・百合萌え130: CLAYMORE(クレイモア)百合専用スレ 5 (477) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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CLAYMORE(クレイモア)百合専用スレ 5


1 :2008/07/13 〜 最終レス :2013/09/21
CLAYMOREの百合専用スレです
前スレ
CLAYMORE(クレイモア)百合専用スレ4
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1193576971/
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       _____(つ日_と)_ l|_
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               \| 日テレ


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            } l ....,_        _....//{:: { :. .、  ! l :        | ぶしつけで申し訳ありませんが
            / .∧ .__       '"´  _´_ ヾ. .ヽ .! !,. -- 、    ! このスレには自演荒しがいます
            ///,'ア'('ヽ      ,;:彳示ヽ_ Y ! | |,./`ヽY   '.,
.              ,'/,.' }ヽ'"      '丶ゝ,、'`  l .|,.ィ ; ト ) } ,'   .ト、_\
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3 :
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         ,l -、    '' _,, 、_ ヽ .| |       _
        /| __,,    '/'ゞソー'' | | i |  | | ,/_   生きろ職人
        /`{ィチ'          | | | |  | イ/'   お前がこうして生きている事こそが
       / ./           | .| | |  | i{ ) レ  百合スレが存在していたという
       / |ヽ `        l ,イ | |  | |ヾ''/   たったひとつの証なのだから・・・
      //. |  、_,  __     .l l | .| |  | | /|
      // ∧ ´:::::::.       l l .| .| |  | ト'| |
     // / ∧        l l | | |  | |::|. |
     // / ./ lヽ         l l-''| | |  | |::::l |
     // / ./ l 入  .......::::::::l l:::::| | |  | |::::::|. |
.   // ,イ / ,イ  |. ̄`ーt、l l::::::| | |  | fー‐'| |
.   // /メ / / |  | |.  .川| |_,-| | |. | | :.:.:.: |
  // / レ' / |  | ,リ_,、_l 7 /  .| | |  | |:.:.:.:.:.: l
  // / /  / 「|_,,!ィ'''} |;';レ /:.  | | |  | |:.:.:.:.:.:.: l
. // / /  /  |:i;';';|Lノノ‐/ /:.:.: | | |  | | .:.:.:.:;,;,;,;ゝ
.// / /  / ./|:.:レ'~::::::::/ /| :.: | | |  | | _,-'´;:;:;/
./ / /  / / |:.:|::::::,、,=/ /::| :.:. | | |  | 「;:;:;:;:/
 / / ./ / |:.:レ'´||;/ /t'´| :.:.| | |  | |;:;:/

4 :
748 :名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 07:45:22 ID:eMJn+1b0
エロSSどころか、二次作品を書くのも初めての新参者です。
今日、三時間半ほどかけて完成させましたテレサ×イレーネSSを投下させていただきます。
☆テレサ×イレーネSS 「杵臼の交わり」
 夜更け。
 私は、スタフの地に座する組織本部に滞在していた。
 理由は、単純なものである。私が直接手を下したローズマリーの後釜を務める、新NO2が決まったので、生面の席を設けられたのだ。
 私たち組織に務める戦士達は、お互いの顔など、任務で一緒になるまで知る機会は、殆どない。
 しかし、組織の決まりの中に、「NO1とNO2の戦士は、お互いの事を知悉しておくべく、生面の席を設ける必要がある」というのが奨励されているのだ。
 どうやら昔、組織の誤謬で、NO2の大過によってNO1が覚醒、離反するという惨事が起こったらしい。
 前車の轍を踏ませないよう、組織の頂点に立つ二人には、お互いの理解と、協力を求めることになったのだ。
 といっても、前NO2ローズマリーのように、結局は戦士の内面など探れるものではないというのが、私の意見だ。
 ウマが合わなければ、どう努力したところでどうしようもないし、そもそも……
 どんなに強力な妖魔やら覚醒者やらがこようが、私の手にかかれば剣がなくとも倒せるほど容易い。
 しかし、組織を楯突いて席を拒むのも、良くないことだとは知っていた。
 組織の秘密を知ってから、私の行動は実に慎重になったものだった。
 情けないとは思うが、一人でどうこう出来そうな問題ではない。
「……テレサ、何を考えている?」
 少し離れた所で起立している黒服が言った。
「別に……というか、そのイレーネとかいうのはまだ来ないのか?」
「ああ……なんといっても今日昇進が決まったからな。
 なんでも、三体の覚醒者を目に見えぬ斬撃であっという間に仕留めたらしい。それが昇進の決め手になった」
「目に見えぬ斬撃ね……」
 嘘くさい。
 とは思っても、口に出すことはなかった。
 今までにも、やれ雨の様な突きだとか、やれ波動をはなつ戦士だとかがいたりしたが、所詮は私の足元にも及ばないやつらだった。
どうせ今度のNO2も、大した事がないに違いない――

5 :
申し訳ない、仕事に間に合わず、全て貼れない可能性があります

「お、ようやく来たか、イレーネ」
 部屋に通された、脱色しきった白い長髪の戦士を一目見るなり、私は言葉を失ってしまった。
 相手を見透かすような鋭い三白眼、かつて存在した亜種族が持っていた尖った耳、男とさえ見紛うような、精悍な面差し。
 私は間違いなく、その戦士――イレーネに、心を奪われていた。
 しかし、それを表に出すほどまぬけな私ではない。
「私はイレーネ。片腕を覚醒させ、無数の斬撃を繰り出す「高速剣」の使い手だ。
 お前の噂は聞いている。妖力を絶ち、相手の動きを先読みして剣を振るう、組織の歴史の中でもトップクラスの実力者だと……」
「ああ。イレーネだっけ? そんなに固くならないでいい。
 私は、戦士との関係には無頓着だけど、瞞着したりすることはないから、安心して欲しいね」
 私のこの発言に、となりの黒服が顔をしかめた。
「いくらお前がトップだとて、あまり軽口は叩かないでもらいたいものだ……
 が、確かにそうだな。イレーネ、そこは深慮することはない」
「承知した」
「……で、なんか既にお互いのことは知ってるみたいだし、私はそろそろ失礼してもいいか? 
 私も任務のあとで、疲れが溜まってるんだ」
 私の言葉が意外だったのか、二人は、少しの間固まって沈黙してしまった。
「……おまえにしては珍しいな。まあいい、テレサはともかく、イレーネはまともな戦士だからな。
 生面は終わりとする」
 黒服の失礼な言い様よりも、この生面のいい加減さに、私は呆れた。
 だが、今の私にはそんなことを思考する余裕もなく、逃げるようにとっととその場を退出した――


6 :
「……っくそが」
 組織本部を出て、そこから一里ほど離れた砂塵が舞う荒野の遺跡跡で、私は岩壁に拳を叩きつけていた。
 夜更けだが、このスタフの地は非常に鮮やかな月光に照らされ、この遺跡跡も淡い光に包まれていた。
「駄目だ。もう、限界だ。早く出て来い……早く、早く!」
 私は、イレーネに情欲を覚えてしまっていた。
 あの中世的な顔立ちに、かつての恋人の面影を見てしまったのだ。
 それだけではなく、彼と以来、私は満足がいく行為に及べたことがない。
 半妖になってからも、組織に洩れないよう、人間の男を犯すこともあったが……
 彼らは、すぐに壊れてしまう。
 それでも、性欲は一応満たされていたので、我慢はしていた。
 しかし……彼女を一目見て、私の理性は何処かへ飛んでしまったらしい。
「出てきたか……」
 イレーネの妖気を察知した私は、醜い笑みを貼り付けた。
 今の私の顔は、普段の、余裕の微笑を浮かべた表情とは、似ても似つかないものだろう。
 額には汗を滲ませ、半開きになった口からは、食いしばった歯がのぞく。
 彼女の妖気は、確かにNO2に相応しい強大さを持っている。
 しかし残念ながら、私の前では赤子同然だろう。
 時々、私も自身の強さに畏怖を覚える。
 だが、今はその強さに感謝するほかない。
 だんだんと、イレーネの妖気が近づいてくる……こちらに。
 彼女は、新たな任務を受けて出てきたのだと思う。
 なぜこちらに接近してくるのかは知れないが、私の気配を感じているのは、まず間違いない。
 私は、待つことにした。
 何となく、この遺跡跡まで足を運んでくると思ったからだ。
 そして――その推測は当たっていた。
 彼女がここに辿り着くまで、あと五町(約五百メートル)もない。


7 :
「っふ……くくくくく……」
 嬌笑とも冷笑ともいえない、邪な笑声が、闇に落ちている遺跡跡に響き渡る。
 欲火にあおられていた私は、どす黒く強大な妖気を、全身から発し始めた。
「どうしたテレサ!? 何があった!?」
 遺跡跡に足を踏み入れていたイレーネは、精悍な顔に驚愕の色を塗り、立ち尽くす――間もなかった。
 私が、隼の如き疾さで、彼女の身体を拘束したからだ。
「……テ、テレサ……?」
「イレーネ、悪い。私の肉欲を満たすのを手伝ってくれ……お互いのことを知るためにもな」
 既に私は、台詞の中途でイレーネの肩当を外しつつ、胸のファスナーを下ろしていた。
 彼女は、三白眼を見開きながら、全身を震わせている。
「……な、ぜ……」
 イレーネが、口をパクパクさせながらなにか呟こうとしているが、私は意に介さない。
 肩から服を下ろし、やや控えめな双丘が露になる。
 と、私の動きが止まった。イレーネの頬に、涙が伝っている。
「……やめ、て……くれ。わた、し……あぁっ!」
 言い終わらぬうちに、私は彼女の右胸の先端を、口に含んだ。
 乳首を吸いつつ、右手では左胸を弄繰り回す。

8 :
「はぁっ、んっ……あぁぁあんっ!」
 見かけによらず、彼女は、非常に艶やかに喘いでくれた。
 それもまた、私の獣欲を急き立てる。
 ちゅく、ちゅく、と淫猥な音を響かせ、私はイレーネの乳首に舌を這わせた。
「……ふっ……くぅっ、あ……はぁああっ――!」
 迫りくる悦楽の波に、彼女は手で双眸を隠しつつ、全身を弓なりに仰け反らせる。
「素直になりな。なにも我慢することなんてないさ……」
「なぜ、っぁん……っく、わた、し……うっ、あぁ……」
 私は一度口を離し、そんな彼女の痴態を、微笑を浮かべながら見つめた。
「過去に何があったか知らないけど……」
「――っ!!?」
 私の台詞に、イレーネは瞳を大きく見開かせた。
 やはり、彼女は過去に性的に苦い経験があり、それがトラウマになっているのだと私は推察した。
「……大丈夫さ。私ならあんたを気持ちよくさせられる。安心して、身を任せてほしいな……」
 言下に、ひきつった彼女の顔から下腹部へと視線をおとし、手早くターセット(腰当て)を外す。
 そして、服の股間部にあるファスナーを降ろした。
 ファスナーの狭い穴ごしに、彼女の恥部が露になる。
 潔癖なところがあるのか、完全に剃毛されていた。
「綺麗じゃないか……ちょっとごめんよ」
 あまりにも小さな穴なので、私は穴の両端に手をかけ、ぐいっと広げる。
 これで、拳一つ分は有に入る筈だ。
「テ……テレ、サ……」
「力、抜いてな……刺激がくるよ」
 そういうと、私は彼女の陰部に指を近づけ――

9 :
「ふぁあああんっ!」
 先端部に軽く触れただけだが、彼女は身体を大きくうち震わせ、高い嬌声を上げた。
「……いいじゃない」
 私は、ごくゆっくりと秘所に顔を近づけ、舌を這わせる。
「あぁん! ……はん、あっ、あっ、あぁぁぁんっ……やっ、ああああっ!」
 ぴちゃ、ぴちゃ、とあえて音を立てるように、私は膣内を弄んだ。
「あん……はぅ、くふっ……あっ、あん、はん、あぁ、あんっ」
 イレーネの喘ぎ声も、快楽を愉しむそれに変わっている。
 私は、再び彼女の胸部へ顔を近づけると、右乳首を口に含めつつ右手で秘所をさぐり、左手を彼女の背に回して左乳首をつまむ。
「あぁぁっ! あぁんっ! はぁん! あん、あんっ! やあぁああっ!」
 つきあげるような快感に、彼女の声も自然と大きく、高くなる。
 くちゅっくちゅっくちゅっ……恥部から響くいやらしい水音に、私達はどんどん昂ぶっていった。
「じゃあ、アソコにいこうか……」
 イレーネをせめる手を止め、私は彼女の服を下ろし、全裸にさせた。
 彼女の視線はうつろに、私の顔をとらえている。
 私自身も、非常に手早く服を脱ぎ、同じく一糸纏わぬ姿になった。
 晒した陰部は、既に水気を帯びている。
「イきたいならすぐにイってもいい。私もそのつもりだけど……
 今日は十分に愉しませてもらったから、あんたが先にイったら、私は自分の指でイくことにする」
「……うん」
 彼女は、とても素直に、首肯してくれた。
「じゃ、いくよ……」
 いうなり、私はしゃがみこんで、股を開いた。
 へたり込むようにして、同じく股を開いているイレーネの恥部に、自身の恥部を近づける――


10 :
「「あぁっ!」」
 少し触れ合っただけだが、同時に嬌声が洩れた。
 が、そんなことはお構い無しに、私は秘所を押し付ける。
「ああぁぁぁぁ……ふぁっっ!!?」
 私とイレーネの陰部は、具合良く交わりあった。
 そして、私は悦楽を求め、腰を振るう。
「あんっ! あんっ! はんっ! あぁっ! はぅっ! やぁぁぁっ!!」
「うっ、くっ、ふぅ、くあっ!」
 イレーネの高い声とは対照的に、私の声は低く抑えられている。
 くちゃっくちゃっくちゃっ、と鳴る、秘音。
「……っや!? あぁんっっ!? ダメッ! きちゃう! イく! イっちゃう!」
「っく……はっ、んあっ、はあああっ!」
 私の絶頂はまだだったが、イレーネが限界に近いようなので、貪るように快楽に身を浸した。
「いやっ! あんっ! あんっ! あんっ! はあぁぁぁぁぁあっ!……」
 全身を強く痙攣させ、大きく仰け反りながらイくイレーネ。
「くはっ! あっ! あくっ! ふうっ! うあぁぁぁっ……」
 イレーネの愛液を感じつつ、私もおさえた喘ぎを発しながら、絶頂を迎えた――


11 :
「悪かったな、こんなことにつき合わせて」
 あまり済まなそうにせず、私は謝意を表した。
「いや、寧ろこちらも礼を言いたいくらいだ。おかげで、なにか憑き物が取れた気分になれた」
「ふっ、そうか……」
 私は、瞑目しつつ微笑をうかべた。
「しかし……その、だな……」
 両人差し指を突き合わせつつ、何か言いにくそうに、頬を上気させるイレーネ。
 ……彼女らしくない。
「分かってるよ。組織には黙っといてくれ、だろ?」
 私の言葉に、表情を繕いながら頷くイレーネ。
「言うわけないだろ、そんなこと。私だって、言いたくはないよ」
「……そうか……そうだな」
 納得したように、イレーネは呟いた。
 そして、今度は彼女らしい、毅然たる表情を貼り付けてから、
「また今後、肉欲に苛まれたら、私を頼ってくれていい」
 こんな事を、こともなげに言うイレーネ。
 これが本来の彼女の姿なのだろうが、先刻の痴態からの流れのためか、ひどい違和感を覚えた。
「……おまえ、そんなこといって、ほんとは自分がやりたいだけだろ?」
「むろん、それもある」
 私にとって意外なことに、彼女は無表情を崩さなかった。
「だが、頂点に立つお前が不安定だと、組織も揺らぐだろう。それを鑑みてのことだ」
 彼女は一つ間を空け、優しげな笑みを湛えて、続ける。
「それと……本当に、感謝している。あのような悦楽を、私は初めて愉しんだ。心より、礼を言わせてくれ……本当に、ありがとう」
 ここまでかしこまられると、逆に照れくさくなってくる。
 もとは、私が無理やり犯したようなものなのに。
「こっちこそ礼を言わせてもらうよ。あんたのお陰で、モヤモヤが吹き飛んだ……と、じゃあ悪いけど、私は組織に戻るよ」
 忘れていたわけではないが、黙ってスタフを抜け出してきていたのだ。
「ああ……気をつけてな」
 イレーネの労いの言葉に、私は片手を高くかざして応えた。
 天上には、鮮やかな白光を降り注がせる満月が、私達を祝福するかのように輝いていた――   fin


12 :
いちおう貼れました。
今まで見てきたエロSSを参考に、思いのまま綴ってみましたが、如何でしょうか?
エロシーンはともかく、書き上げたものを見て、
「自分も少しは成長してるんだなあ」
と思えました(だからどうした)。
今度は、明日来れればいいんですが、
いつ来れるか分かりません(最悪月曜になります……)ので、ご了承のほどを……
ではまたっ!

13 :
いつどこでみても神SSは神すぎるな。GJ
今度は攻守交替かチビテレサ、大人クレテレあたりをきぼんしたい

14 :
GJGJ!!
テレイレ…ハァハァ

15 :
おっと・・・
>>1

16 :
>>1


17 :
テレイレ超GJ!
神様、ありがとう。でもこの組み合わせなら逆バージョンでぜひ!
>>13
大人クレア×テレサって新しいなw萌える…ハァハァ

18 :
個人的にはラファ×チビテレサがみたいがこの神には大人クレア×テレサを書いて欲しいな
こういう文章書けるのって羨ましい
ラファ×チビテレサはほのぼのタッチの作家さんなんかが書いたら萌えるな〜

19 :
色々勘違いが多い、エロパロスレ>>748が参上です。
貼るべき板の間違いに続いて、カップリングがorz
詳しくは後書きをどうぞ。

 ☆ラファエラ×ちびクレSS 「敬愛と悦楽」@

 NO1テレサが、昇進して間もないNO2プリシラに討たれた。
 彼女がぬと同時に、プリシラは覚醒し、多くの者の運命を激変させた。
 NO3からNO5までは、プリシラの手によって、その生涯を絶たれた。
 テレサの忘れ形見クレアは、テレサの首を持って、自ら戦士への道を懇願した。
 NO6のエルダが一気にNO1へ昇進するも、それとは別に、密かに次期NO1とNO2の育成がなされていた。
 そしてもう一人、かつてのNO2ラファエラが、NO5として組織に復帰した。
 彼女が最初に任されたのは、クレアの世話係だった……

20 :
 訓練所。
 そこは、スタフの地に座する組織本部から半里ほど離れた、深い山林の中にある。
 訓練生と呼ばれる、戦士の卵達の修行の場だ。
 昼日中の陽光に照らし出された木々が、淡い黄色に染め上げられている。
 今日は、林中の開けた場所で、数十人の戦士が声を揃え、素振りを行っていた。
 黒服が交代で見張る中、多くの者が全身に汗を滲ませ、苦痛を耐えるように歯を食い縛っている。
 東雲から、白日の頃合いである今まで、ずっと剣を振るい続けているのだ。
 人間からしてみれば想像だにしにくいことだが、彼女達にとっては当たり前でなければ、戦士として生きてゆけない。
 そんな中、彼女達の片隅に、彼らはいた。
 隻眼の戦士ラファエラ、グラサンの黒服ルヴル、幼き訓練生クレアである。
 ラファエラとクレアは、組織に入った理由が煩雑であり、特別な扱いを受けることになっていた。
「こいつがクレアだ」
 クレアを伴って来たルヴルが、微かな笑みを口元に湛えながら、ラファエラに向かって言った。
 彼女は、まだ十一歳になったばかり。未成熟の肢体に、組織に支給された、長袖の白レオタードを纏っている。
 既にテレサの血肉を取り込まれていて、半妖の者特有の銀眼を持っていた。
 正確にはクォーターだが……
「ま、あとはちゃんと話した通りにやれ。くれぐれも忘れるなよ」
 ルヴルは手短に話し終えると、踵を返し、足早に組織本部の方へと去ってしまった。

21 :
 ラファエラは、憮然とした表情でクレアを見つめる。クレアがそれに気付き、見つめ返してきた。
 私は子供は苦手なんだが――と思っていると、
「お姉ちゃん、早くわたしをきたえてよ」
 いきなりの発言に、ラファエラはやや驚いたように、右目を見開いた。
「わたし、早くプリシラをさなきゃならないの。テレサの仇をうちたい。だから……」
 込み上げるものがあるのだろう。話すうちに、声はしゃがれていき、顔を歪ませている。
 先ほどいた黒服ルヴルから、大抵の話は聞いている。
 彼女――クレアは、妖魔に虐げられていたところをテレサに救われた。
 ところが、様々なものを与えられ、親同然であったテレサを、理不尽に討たれたのだ。
 悲しいが、この世界において、そのようなことは日常茶飯事である。
 それでもラファエラは、彼女にかつての自分を重ねる部分があった。
 自分のせいで、肉親を失ってしまった……
 形は違えど、自らの手で想い人に報いようとするのが、彼女らが生きる理由であった。
「嬢ちゃん。事を急いても意味はない。出来ることからやっていかなくちゃいけないんだ」
「できること?」
「そうだ。これから暫くは、私の言うとおりにしてほしい」
 言下に、ラファエラは背に帯剣していた二振りの大剣を一つ抜き、土の地面に刺した。
 剣の全長は四尺(約1.2m)ほどで、クレアより少し低いくらいである。
 幼いうえ、クォーターであるクレアは、他の戦士と比較して身体能力に大きな差異を付けられている。
 体力・膂力・敏捷・剣技など、多くの点で半妖の戦士に劣ってしまっている彼女には、基本中の基本を身に付けさせる必要があった。

22 :
「とりあえず、それを持ってみろ」
 クレアは、意志の強い眼差しを向けてコクッと頷き、大剣の柄を両手で握り締めた。
 グッと力を入れ、引き抜く。少々よろめきながらも、姿勢を正し、剣を前に突き出すように構えた。
「一回、振り下ろして見ろ」
 淡々とした口調で言うラファエラ。
 クレアは、引き締まった表情で剣を天にかかげ、一気に振り下ろす。
 剣の軌跡が、傾いた弦月を描いた。
 それは、普通の人間の男が振るう剣速と、大差はなかったが……
 相当な時間が必要だな――
 ラファエラは、心中でそう呟き、クレアの指導を続けた。

23 :
 彼女達の訓練は、非常に淡々と行われた。
 基礎体力をつける素振りに始まり、痛みを堪える忍耐力をつける修行や、恐怖に打ち勝つ精神力を養ったりと……
 その内容は、幼きクレアにはあまりにも凄惨なものであったはずだ。
 が、彼女は終始、表情を崩さないよう努めて、修行していた。
 少なくとも、ラファエラにはそう映ったのだ。
 なにか想うところがあるのか、ラファエラはその訳を訊いてみることにした。
「だって、わたしが苦しんでるところなんてみたら、テレサが悲しむでしょう?」
 クレアの台詞に、ラファエラは何となく事情を察した。
 彼女の想いの強さは認めるところだが、同時に、確固たる自尊心の芽生えを、ラファエラは感じていた。
 他の戦士と違い、クレアには途方もない目標がある。
 一目につくつかないに関わらず、彼女は自分が苦しんでいるなどとは思いたくないし、思われたくもない。
 だがクレアは、内面には強い闘争心をも抱え持っているのだ。
 全てはテレサを慕っての、彼女なりの心構えなのだと思う。
 しかし、もしテレサが今のクレアの姿を見たら――
「皮肉なものだ……」
 ラファエラは憂うように、ポツリと呟いた。

24 :
訓練所での、約半年にも渡る修行は、終わりに近づいていた。
 彼女は、その間に十二歳になり、修行前の孤児のような痩身とは見違えるほど、良い体つきに育っていた。
 黄昏に差し掛かり、訓練所の林中が鮮やかな橙に彩られている。
 人目に晒されない開けた場所で、彼女たちは話し込んでいた。
「クレア、私との訓練は後一つで終わりだ。良かったな」
 素振りを終え、息を切らしているクレアにそう告げた。
「……あと……一つ?」
「そうだ。……それを教えたら、お前は私との日々を記憶から取り除かなければならない」
 いうなり、クレアの顔が哀しみに歪み、ラファエラに抱きついてきた。
「いやだよ、おねえちゃん……わたし、おねえちゃんと一緒にいれば、もっと強くなれる……
 テレサのために、あいつをすことだってできる……だから……」
 クレアは咽びながらも、気丈に言った。
 組織の命は、あくまでも基礎力を身に付けさせること。
 前例のないクォーターであるクレアは、慎重に扱うべきというのが、組織の考えなのだ。
 その為に、ラファエラに与えた支持は――
「クレア、強くなりたいのなら、自らの手で道を開かなければならない。
 大丈夫。お前ほど意志の強い者なら、道を踏み外すことはないだろう……さ、横になってくれ」
 ラファエラは、最後に女の性を直接身体に覚えさせると同時に、記憶を改変するよう、組織に命ぜられていた。
 器用な彼女は、妖気を操る中で、性器を通じて相手の記憶を操作できるようになっている。
 彼女が自慰の最中に、過去の記憶を呼び起こされる感覚を頼りに、数多の戦士を使ってそれを研究し、熟練させた賜物である。
「……おねえちゃん……うん。でも、優しくしてね……」
 頬を上気させながら言うクレアに、ラファエラは無表情で軽く低頭した。
 ――思わせぶりではあるが、クレアはこれから行われる行為について、あまり知識は無い。
 言われるがままに、クレアは柔らかい土の地面に仰向けに横たわり、目を閉じた。
 その姿に、ラファエラは生唾を飲んだ。
 彼女の、あまり知られたくない性癖で、男女問わず子供の身体は好きなのだ。
 特に、今のクレアのような発展途上の肢体は……
「……いくぞ」
 ほんの一言呟くと、ラファエラは身を屈めた――

25 :
神様GJです
出来ればラファならストーリーからいってもチビテレサの方が萌えだったかも
次回作も期待しています!王道のテレクレなんか書いて欲しいな

26 :
今更ですが、エロ成分少なめで申し訳ない

 天に向けられたクレアのあどけないおもてに、かすかに朱が差していた。
 か、かわいい――
 思わず、心の中で呟くラファエラ。
 クレアが瞑目しているのをいいことに、ラファエラは表情を崩し、自身の頬にも赤みを帯びさせている。
 ラファエラは、クレアの側面に跪き、顔を近づけた。
 両掌で、童女の整った輪郭に手を添えると、ピクン、と甘美に反応した。
 そんな彼女を見て微嬌笑を浮かべ、僅かに開いた口元に視線を送った。
 そして、自身も瞑目して、ゆっくりと、互いの唇を重ね合わせた。
「んっ……」
 クレアの、微小な吐息が洩れる。
 ラファエラは高揚たる感覚のままに、顔を押し付け、くねらせながら、童女の小さな口にむしゃぶりついた。
 ちゅく、ちゅく、と複雑に交じり合うキスの猥音が発せられる。
「んっ、むっ……んうぅ……」
 ちょっとした息苦しさと恥ずかしさに、クレアは頭がどうにかなりそうだった。
 舌を入れられ、口内(なか)を探られて……自分が自分じゃなくなるような、そんな感覚だった。
 ふいに、ラファエラは眼を開け、クレアの唇から少し離れた。
 複数の粘糸がひき、水の粒となって、クレアの顎の辺りに落ちる。
 はぁ、はぁ、と息遣いを激しくしながら、クレアも眼を開けてラファエラを見つめた。
「お……おねえちゃん……」
「……」
 二人の瞳には、憂いと虚ろを混ぜ合わせたような、混沌とした感情が映されていた。
 と、クレアは胸部に違和感を覚えた。
 ラファエラの右手が、首元から下腹部にかけてつけられているファスナーを、一気に下ろしたのだ。
 クレアは、組織に支給された長袖の白いレオタード一枚しか身に付けていなかったので、その下は当然裸身である。

27 :
「……な、なに、っあぅ!」
 目にも止まらぬ速さで服をはだけられ、クレアの右胸の小さな突起に舌先が触れる。
 クレアは、戸惑いと混乱に満ちた目で、自分の胸を舐めるラファエラを見つめた。
「おねぇちゃ……ん、あぁっ。なん、か……わたし、ヘンなかん、じ……うぅ……」
 ちゅうぅぅ、と吸い付くような音に、クレアは不快な気持ちが涙となって表れ、目を潤ませた。
 何度となく犯されたことのある彼女だが、記憶が抜け落ちているのか、単純に性知識が乏しいのか……
 どちらにしろ、ラファエラにされている行為の意味を理解していないようだった。
「う……くっ、んんっ……」
 最初は気持ち悪くて仕方なかったようだが、だんだんと慣れてきているらしく、クレアは目を閉ざしつつ隠忍していた。
 まだ未成熟ならば、前戯はここまでにするか――
 ラファエラは、逸る気持ちのままに、右手を幼女の股間へと動かした。
 そして、手早くファスナーをおろす。
 特殊製造されたこのファスナーは、おろしただけで拳一つ分を上回る穴が拡がる仕組みになっていた。
 むろん、用を足しやすくなるためでもあるが……
「ふあぁぁっ!」 
 問答無用で秘所を舐められ、クレアは悲鳴を上げた。
 主に、膣に念入りに舌を入れ、探り、濡らす。
「うぅっ、ぁん、くぅ……いやぁぁ……」
 くちゃ、くちゃ、と繰り返される痴音と、クレアの幼い喘ぎ声に、ラファエラは劣情にあおられるような感覚になった。
 しかし、いつまでもそんな感情に構っているわけにはいかなかった。
 ドン!
 隻眼の戦士の右眼が、金色へと変貌し、全身に紫色のオーラが立ち昇る。
 自分の内に宿る妖力を、一割ほど解放したのだ。
 そして、自身の二本指を口に含んでから、迷うことなくクレアの恥部に挿入した。

28 :
「痛っ!? あぁぅっ!」
 濡らしているとはいえ、未成熟の肢体に勢いよく入れられた二本指は、思いのほか苦痛を伴うようだ。
 ラファエラは、秘所をせめる右手の速度を、徐々に速めてゆく。
「ああぁぁぁっ! やっ! あっ! はぁっ、あはぁぁんっ!!!」
 ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、と激しい水音を響かせ、甲高い嬌声と共に、秘所からは愛液を飛び散らせている。
 とうにイっていてもおかしくはないのだが、堪えられるのもラファエラの妖気操作に拠るものだった。
 彼女の記憶――妖魔に犯され……テレサに救われ……人間の男にも犯され……テレサとの安楽な時……そして、テレサの――
 さまざまな記憶の奔流が、ラファエラの脳内に注ぎ込まれてくる。
 彼女がすべきことは……妖魔と、男に犯された記憶を呼び戻し、自分の性知識を植え付けた上で、自分に関する記憶を消去させること。
「あぁっ! はあっ、やぁあっ……あぁぁんっ」
 マズいっ! 性的快楽を味わうのは初めてな上、その時間も長く、意識が飛んでしまう!
 心残りではあったが、ラファエラは首を振って邪心を振り払い、記憶操作を行った。
 金色に染まった右眼を細め、集中力を極限まで高める。
 ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃ……クレアの陰部は、もはや水溜りのようになっている。
「くふぅ、んうっ! はぁん……いや――」
 終わった!
 意識が途切れる前に、隻眼の戦士の指が、シャッと抜き放たれた。
「ふあぁぁぁああっ――!!!」
 その瞬間、童女――クレアは、初めての女の悦びに、思うがまま身体を委ねていた――

29 :
 組織本部に帰還したラファエラに、グラサンの黒服――ルヴルのお出迎えがあった。
「どうだ? あいつの身体は愉しめたか?」
 開口一番、下世話な事柄を訊いてくるルヴル。
 だが、ラファエラは表情にも心にも、揺らぎはなかった。
 彼がこのような質問をしてくるのは、見え見えだったからである。
「ああ……心残りは多少あるが、一度でも彼女に触れることができたから、後悔は微塵にもない」
「ふっ……それは良かったな。で、クレアの記憶はしっかり改変できたのか?」
 たまに、本題が後から出てくるのは、この男特有の悪癖である。
「ああ……全く問題ない。なんならお前が試してみるといい」
「ふっ……お前がそこまでいうなら、ちゃんと出来てるんだろうさ。どのみち、クレアは俺の担当だ。すぐに分かること……」
「次の任務はなんだ?」
 ルヴルの言葉を遮り、自分が与えられるべく仕事を問うラファエラ。
 彼女もクレアと同じく、安寧とした時を過ごすことを良しとしない性格だった。
「そう急くな、安心しろ。ルシエラの情報なら、今し方入ったばかりだ」
「! なに!?」
「急くなと言ったろ。情報は、次の任務を終えてからだ」
 ラファエラは身を乗り出しかけたが、ルヴルの言葉を聞いてすぐに落ち着きを取り戻し、無表情で姿勢を正した。
「次の任務はな……」

30 :
 数年後。
 白昼に晒された、廃墟と化した古城の中に、クレアという名の乙女の姿があった。
 以前の長い金髪は、何故か短く揃えられていたが……
「ラファエラ……」
 クレアは、かつて悦楽を教えてくれた者の名を呟いた。
 ラファエラという者の記憶を消されなかったことに、疑念を抱きつつも、彼女は深謝していた。
 彼女と出会い、時を共にしたことで、自分はこうして生きながらえているのかもしれない、と。
「すまねぇな、その髪……自慢の髪じゃなかったのか?」
 クレアの後方から、仲間の戦士の声が掛けられた。
「……特にこだわりはないさ。長くても短くても、私は私だ」
 その言葉は――
 深い報恩の念と、苛烈なる運命に身を投じようとする、女戦士クレアの剛毅な意志に満たされていた――   fin

31 :
 えー、まずはこの組み合わせについてですが、自分の天然が炸裂した勘違いですorz
 エロパロ板の方で「ラファ×ちびクレキボン(そう見えてしまいました)」を見て、
「あれ? ラファエラとクレアって接点あったか?」
 と思いつつ、よくよく考えたらないこともないかなあ、などと思い、書いてしまいました。
 頭が悪いので、ストーリーを考えるのに非常に苦労しましたし、恐らく「?」な点が多いかと思われます。
 カップリングとは関係ありませんが、服に勝手にファスナをつけたところが苦しすぎますねw(何をいまさら) 
 申し訳ないです
 それと、もう一つ。
 自分のような、きわめて不肖な未熟者に多くの賛嘆の言葉をくださり、正直、凄く嬉しかったです。
 ですが、プロを志す身としては、過褒であるとも思ったのです。
 今回書きあがったものを見ても、全く納得がいかない自分がいます。
 「誰も気にしちゃねえよてめえのことなんざ」と思う方もいらっしゃると顧慮する部分もありますが、
 しばらくここには来ません、と明言しておきます。
 本当に申し訳ないと思いますし、自分も「辛いです……」(新井さん風)
 ……いや、ホントに。
 しかし、自分のためにもみなさんのためにも、半端な作品を提供するわけにはいかないと思惟し、俺はより一層精進しようと決意致しました。
 次に来る時には、今と見違えるような、良い文章を書けるようになっていることを祈りつつ……
 ではいつかまたっ!

 といっても、覗きにはきますけど……ね

32 :
おおまた投下されてる。ラファエラとクレアなんてめずらしい

33 :
女神様のうっかりに萌えますた
脳内でラファ×チビテレサに変換するから無問題
プロの卵さんなんだね。どうりで文章に品格があると思った
デビューしたら教えてくださいノシ
忙しいと思うけど気がむいたら短編ガラテレかテレクレをおながいします

34 :
>>31
原作で敢えて語られていないだけかもしれないし
接点はなかった、と断言はできないと思う
マイナーカップルに分類されるかとは思うが設定が個性的で面白かった
ちびクレアの不器用なひたむきさがよく伝わってきた
そして特に関心がなかったラファエラが好きになりそうだw
ありがとう&乙

35 :
神の姿勢に感動した。人格までもが神だよ
現状に満足しない意欲、構成力、言葉の選び方が秀逸すぎる
最近常に斜め下の八木に変わって構成担当してほしいくらいだぜ
クレイモアが小説化されたらぜひ頼むわ
ラファ×クレGJ。ラファ×テレ変換で2度おいしい。天然女神GJ過ぎ
リクしたやつも超GJ
マイナーカプのあとは王道でテレクレとか読んでみたいんだが、来ないとか寂しいこというなよ…
>>33
ガラテレとか新しすぎて萌えるな〜。

36 :
テレイレ神すぎる…
ぜひ攻守逆転で見てみたいもんだ

37 :
天然女神作家さんテラモエス
漏れもガラテレみてみたいな。美形で人気者、何かと共通点が多いのな今まで無かったのが不思議だ

38 :
このスレオワタな

39 :
まだまだ始まったばかりだぜッ☆

40 :
>>39
しっ!見ちゃいけません!
前スレから粘着している例の荒子ちゃんだからスルー汁
捏造カプは好き嫌いがあるかも知らんが、ガラテレ(ORテレガラ)はみてみたいな
どっちも宝塚でいうなら男役トップスターだし、確かに人気を二分するとまで言われるくらいの萌えキャラの競演ってのは激しく萌える
作家さんは名前欄なりにカプ記載するだろうし、嫌ならスルーすればいいのにね

41 :
「これではダメなんだ」と分かっているのに、再びクレイモア百合SSを書いている自分がいました。
オリジナル創作の方のモチベーションがどうにも上がらず……
多分、暫くのあいだここに居つくことになるかもしれません。
ご迷惑でなければ、定期的に作品を投下させてもらうことになるかもしれません。
……「かも」ばっかりですが。
とりあえず、今はテレイレ(攻守交替つまりイレテレ)書いています。
その後はガラテレ、テレクレと書いていく所存です。
が、非常に多忙ですし(自分で言うか)、何せ未熟なので、あまり期待しないで下さい。
それと……自分はきわめて現金なヤツでして……いや、何でもありません

42 :
嵐に遊ばれている「女神様(笑)」とその信者はテレサ萌えスレにお引越しすればいいと思うお!

43 :
>>41
  ∧_∧
  ( ・∀・)  期待してるよ!
  (つ  つミ
  |_|_|_I____
  /////////|
/////////  |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|.  |
|..               |

44 :
そんなにテレサが好きならテレサ百合スレを盛り上げればいいのにね

45 :
クレクレばかりで機能してなかったテレサ百合スレだが、供給する『女神』がいるなら住み分けできるな
このままじゃテレサSS以外は総叩きで投下できなくなってしまう
女神作家とやらも良識と常識があるなら理解してほしい

46 :
思ったんだけどさー
なんか流れ的にテレサの話題しかしてないんならこのスレってなくてよくね?
現にテレサ専用スレがあるんだし
他のキャラというかテレサ以外のキャラを語りたい人だってこれじゃ語り辛いと思うよ
なんかこれ言ったらまた例の厨に嵐やらプリ厨やら言われるんだろうなw

>>41
あなたのSS読ませてもらいましたが完成度高くて大変読み応えあったです
ですので出来ればここに投下して頂くよりテレサ専用のスレに投下してもらえると
有難いです
現にテレサ専用スレはSSが投下されずに過疎状態なので盛り上がるかと思います
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1189872898/

47 :
自分はもうあきらめたよ。テレサの話題しかないんだし
次スレでテレサはテレサスレへってのはずしたら?って言ったやつだけど
どうせあいつは居なくならないし
>>42-46
このスレ守りたいんなら。今更じゃなくて
荒らしよりこのスレに来る頻度上げて欲しかったな。
前のスレでテンプレの話になってたときとかさ。
まあ、アレは平日も居るニートみたいだから…難しいんだろうけど

48 :
×テレサの話題しかない→テレサの話題しかできない、テレサ以外は袋叩きでテレサマンセー○
テレサ厨もテレサ作家も空気が読めないから困る。流石にエロパロスレまで突撃した時は笑うしかなかったが
まぁ、そろそろ主様がご降臨あそばすだろうから退散します

49 :
>>48今回の作家さんに罪はないだろ。今までのことわかってないんだし。なんでもかんでも叩くなよ。
厨と同じになるぞ。
こうしてたまに来て一言だけ文句言って消えるだけじゃあんたの嫌いな厨とry
つまりだ、荒らしにめげずにもっと来いっての

50 :
空気読めない点では同罪だけどな
テレサ騒動がおさまって住み分け徹底してくれるならいくらでも投下してやるよ
だから女神作家とやらには期待している。奴らを正しい場所へ導いてくれ

51 :
荒らし擁護ですか。ちょっとROMればわかるもののスレの1も読まなくて無知を理由に無罪ですか
指摘したら厨ですか?う〜んテレサ作家様様だね!

52 :
>>51
なんでもかんでも荒らし援護って…
厨を嫌がりすぎて過敏になってないか?もっと冷静になろうぜ
この人はエロパロも初めてみたいだったから。そこでスレ違いと誘導されて
ここを紹介されたわけだ。普通なら混乱する。厨のせいですべてが憎くなってるみたいだが。
初心者に対してする行動じゃない。
>>46みたいにしてやるべき
俺が一番言いたいのは、そこまで言うならもっとこのスレに来いよと言うこと。
一見さんが見たら、テレサの話題しかないんだから勘違いしてもしようがない。

53 :
わかったよ。テレサ様ご信仰でテレサSSさえ書いてりゃルール無視も無罪放免だ
初心者(笑)と勘違い(苦笑)したやつらが勘違いしたままたのしくテレ様を語ってね
流石にこのスレを守る(大爆笑)ためだけにニートにはなれないわ!
書き込むなら最低レスを読み返すくらいするだろ?厨も痛けりゃ作家も痛いよ

54 :
>>53はぁ、なんかなぁ。なんでそんな考えになるんだ?
初心者の状況をもう少し考えてやれって言ったのだが。
そうやって怒りに任せたレスしてると。スレの状況がますますめためたになっていくわけだ
だいたいこの人はまだテレサのSSは投下してないだろ。
ラファ×クレアは投下したけど
最初のあれは別の奴が貼り付けたんだし。

55 :
続きはテレサで!

56 :
誘導されてもしばらくエロパロに居座ってテレサ信者に喚かせながら自分語りにKYな長文謝罪
こっちはこっちで住み分けできない奴だらけに誘いうけしまくり職人
ま、いいんじゃないですか。良質百合職人さん達がいっぱいですね

57 :
まあ、なんというか……全体的に自分のせいでこんな騒ぎになってるのかと思うと、
自分に対して極めて大きい義憤を覚える。
調子に乗りすぎたと思うし、行動・言動に大いに問題があると鑑みて、黙って作品を貼らせていただく。
極端に言うなれば、作品投下する機械だと認識してもらえると、気持ちが楽かもしれない。
ただ、俺の質問や提案に答えていただけると、非常に助かる。
常に試行錯誤を重ね、以前書いたもの以上になる努力をしなくてはいけない故。
@テレサが入る作品は勝手に一人称(テレサ視点)で書いているが、良いか
 ※ラファ×クレアが三人称(神視点)
A官能シーンを書くのは、このクレイモアSSで初めてだったが、おかしいところはないか
BSSだが、俺が書くものは長すぎたり短すぎたりと感じたりはしないか
Cテレサが入るカプは、全てテレサ専用スレに貼らせていただくという流れで良いか
>>41に記述した通り、現在イレテレを執筆中。
今日の八時までに音沙汰なければ、完成しなかったという認識が妥当……御容赦。
その場合、完成は九割九分明日八時頃となる。


58 :
続きはテレサで!

59 :
職人いてこそのスレ。
投下すると荒れるのはいつものこと。
職人は荒される覚悟で投下して気に食わない奴は華麗にスルーしていい。

60 :
>>57
個人的な意見として
@問題なし
A特には
Bちょうどいい
Cこれはどうなんだろうね。ここに投稿してもらいたいけど
必ず荒されるしな。んー悩んだ挙句、ここでOK。
どっちにしたって荒れるか過疎るかだし。
テレサマンセーレスはスルーってことでお願いしたい。

61 :
もうね、言っても無駄なんだからテレサ厳禁スレ作ろうぜ
構ってちゃん作家もテレサ乞食も日本語が通じないみたいだし

62 :
じゃあここから引っ越せばいいんでないの?
テンプレに某キャラをNGワードにする決まりにすれば。荒らしも活躍できなくなる。
どうしても作中で使いたい場合は伏字で
端から見たら異常な状況だと思うがな。作家も今から全部飲み込むのは大変なんだから
あんまり責めないであげて欲しい。

63 :
飲み込むも何も住み分けろっていうのがそんなに難しいことかね?
責めてるんじゃなくて頼んでるのにまだ続けようとしている神経を疑う
まぁ、まともなテレサファンはもうここにはいないんだろうけどね
信者ごとテレサ様スレに引っ越してくれたらいいだけの話なのに、どうしてここにこだわるのか理解不能
こっちは過疎ってもいいからお願いだから住み分けてください
これだけ言うには理由があるんで初心者か新参か知らんが、それ相当のことがあったんだと察してくれ

64 :
あぁ、神様の正体は荒らしさんだったのね。じゃあ仕方がないな
本当に言っても無駄な相手に無駄な時間を割いて説得しようとした私が悪かった

65 :
>>64それはマジで違うと思うよ。ちょっとKYな初心者な人だと思う。
っていうか、なんでそう思い込めるの?
○○厨乙とか、
そういうのやめようよ…。例の荒らしじゃあるまいし
後さ、住み分けるったって
どうしたってこの荒らしは居なくならないでしょ。どうせ
だったら、厨が居づらいようなスレを作って、そっち移った方がいいじゃないの?
みんなの居る場所が本スレになるんだから

66 :
思い込みじゃねぇよ
1回でもいいからテレサスレに投下した奴いるか?こっちで構ってちゃんばっかで荒らしを呼んで…
こんなに頼んでもどうして移住してくれないの?なにか向こうに投下できない理由あるの?
お願いします。住み分けですよ?分かりますよね?無理ですか?本当にお願いしますよ。

67 :
思い込みじゃないなら、どのへんでわかったのか教えてくれる、いやマジで?
荒らしに理屈を説いても無駄だと思うよ。あぼーんでスルーするしかないんだけどね。


68 :
あと、初心者かもしれないが、名前欄は気をつけようね
投稿前にちゃんと見たほうがいい

69 :
あー。あれは釣りじゃないの?

70 :
追い出されそうになって形成劣性の荒子ちゃんが作戦練って必で粘着しようとしていてワロス
直訳すると居直るからスルーしてねですね、分かります

71 :
>>70
自分のことなら見当違いだよ。自分だって某キャラより他のキャラの話がしたいっての!

72 :
もう失笑ものだが、どっちに投下するかが見物だな。本物かどうか分かるわけだ

73 :
とか言いながらワシの荒らしに構ってるわけだがw

74 :
自分から投下する機械とか言いながら
自分に義憤とか人の意見を気にするとか日本語でおkなのはどういうこっちゃ
前スレとこのスレの様子見て黙って投下しろよ

75 :
テレサはテレサスレにという簡単な日本語もわからないから仕方がない
プログラミングに致命的な欠陥があるんじゃね?
ライブ0すぎのID:HsTD4Rsiみたいなのがいるんじゃ仕方がないのかも知れんが

76 :
向こうでライブゼロについて突っ込んでたの自分なんだけどw

77 :
あ、自分HsTD4Rsiね。
あのライブゼロの荒らしと一緒にされるとは…
自分は、荒らしと作家さんを切り離して考えてるだけだよ。
あれは釣りで本当に初心者さんだったら気の毒じゃん。
前スレ見ただけじゃよくわからんだろうし、と思ってね。
ただ、これ以降もここに投下するようだったらさすがに庇えないよ。

78 :
ライブ0はテレサ狂いだろ。
多分分離独立とか移住しても無駄だと思う。人がいるところに来るから。
証拠にテレサスレはライブ0すら稼動してない。
職人の誘い受けに答えるとすれば
>>57
1好きにしろ
2良ければレスするし悪ければスルーするから聞くな
3好きにしろ
4もう十分ここの現状は分かっただろう。
それでも分からないならもう頭がどうかしているとしか思えない。
いくら初心者でも空気読めなさ過ぎ。
自分の前のレスやエロパロでの議論、エロパロから誘導された前スレテンプレ全く読んでないだろ。

79 :
一応テレサスレにSS投下したようだけど・・・
これで奴らもあっちに行ってくれればなぁ

80 :
あいつら人の居るところに来るから無駄だと思う。
やっぱりテレ○を禁ワード設定をローカルルールにするしか対処がないんじゃないか?
ただクレアの話で、過去の関連どうしても必要なときが困るね。ちらっと出てくるだけでも奴ら騒ぎそう。
具体的な名前はぼかすか、伏字でってことにしたらどうだろうか?

81 :
もう蒸し返すなよ
神がいるからあっちへ流れるだろ。関連性があるのは全部向こうに投下したらいいだろうし
それであっちが栄えてくれるなら万々歳じゃねーか
こっちも過疎らないように頑張るか。作中で意外とモテモテなミリア姉さんとかで何か出来ないかな?
あのキャラなのになぜか受けでしか思い浮かばん

82 :
>>80
ごめんよ。もう引っ張らない
ミリア姉さんなら意外と無いクレアやユマとの絡みが見たいなあ
世話焼き姉さんと末っ子って萌えるんだ。

83 :
職人は大切にしないとね。タバミリだって描いてくれるかもしれなかったのに。

84 :
ミリアとヒルダのラブリーな関係に萌えにそうなのは俺だけか?

特定のキャラに話題が集まるのは良くないと思いつつ、あまり同志がいないので主張させてもらった
ヘレンとデネヴしかり、同期ってなんかいいね
設定はないがノエルとソフィアも同期っぽい
じゃれ合う仲も反発しあうのもいいんだが、ヒルミリの優しい関係がたまらん

85 :
>>84
> 特定のキャラに話題が集まるのは良くないと思いつつ
そうなんだよね…
名前を言ってはならない「あの方」厨のせいで「あの方」大嫌いになったけど
「あの方」がいなくなってくれたら今度はミリアばっかりでミリア食傷気味
万遍無く全員浅く好きで思い入れは特にないってスタンスの人いないのかな

86 :
そうだな
投下を控えた方がいいな

87 :
本来、好きなことは悪いことじゃないはずなんだけど。固執するとロクな事にならないってことでしょうね
名前を言ってはならない「あの方」本人にはなんの恨みもないはずなんだけど…いかせん。厨がひどすぎて
げんなり、庇う気も失せてしまったよ。
>>85
万遍無く全員浅く好きで思い入れは特にないってスタンスの人いないのかな
2chではそれが一番理想的だよね。
ただ、ひとつのジャンルで創作し続けるほど思い入れのある書き手さんは、お気に入りのキャラができてしまうのが普通なのかもね
広く浅い書き手さんはささっと投下して次のジャンルとかに去っちゃうからさ

88 :
なんか数レス続いただけで食傷気味になる繊細な住人様がいるとしんどいな
百合保管庫ってどこにあったっけ?掲示板かなんかあった気がするけど教えてくれるとありがたい

89 :
自己解決した。騒がせてスマンかったな。とりあえず出来てから考えるわ

90 :
出来てからってことはなんか書いてるのか?正座して待ってるよ
ところで保管庫って掲示板あったっけ?エロパロの方にはあるみたいだけど

91 :
この流れならミリア関連は自重しろよ
食傷気味の厨がわいて荒らされる危険性がある
流れを作るつもりのレスも続くとダメらしいからな
以下ガラテアーズに萌えるレスを

92 :
>>91
悪い。
もうタバミリが半分くらい書き終わってるんだ。
これは貼らせてもらうよ。
というか、人気があるあの方・ミリアを除いたカプあるのかな?
あるならば提示(リク)してほしい。
俺はデネシンを書いてみたいなとは思ってるけど、できれば頼まれたものを書きたいので

93 :
専スレ立ててそっちでやってくれ。空気読んだらわかるだろ?
もう荒れるのは沢山なんだ
デネシンにしてもミリア関連なんだし、そっちで専用立てても需要があるなら栄えるだろう?

しばらくはガライレとかガラジン、陣クレやフローラとか当たり障りのないキャラ話で行こうよ

94 :
>>92
お名前変換という手があるぞ
タバサとそのキャラの関係性ならジンクレに持ってきたり、マイナーカプだけど妖力操作カプでタバガラというのもあり
天性の姫キャラのガラテア姫と侍女属性のタバサが意外と合う。ガラジンにもいえることだけどね
カプが変わっただけでもだいぶ違うんで書いてみてはどうだろうか?
個人的にはガラ×フロ変換がお勧めだぞ
口調はそのままでいけそうだし、いままでなかったから新鮮だと思う
ガラテアの自慢した仲間ってのをフローラってことにして

95 :
追い出されたら
今度は違う方面で荒らしはじめてるな

96 :
>>95
お前もわざわざ厨を刺激するようなことを言うな
例の厨と食傷気味の厨が同一人物とは限らん
>>94の案みたいに刺激せず盛り上げるのがスマートな大人の対応だろう

97 :
だったら職人さんの為に話をそらしてあげる方ががよいのでは?
ミリアの話が続いたのならここはレイチェルの話でもしようではないか。
つかオドレイがみたい男っていんの?自分はOKだけど。

98 :
俺は名前変換ガラフロに期待している
あたらしい試み&カプだからな


99 :
>>90
正座して待つ必要はないよ
多分君の理想には程遠いと思うから
万遍無く全員浅く好きで思い入れは特にないってスタンスの他の人に期待してくれ

100 :
帰ってきてみたら、タバミリorz
彼女達専用にストーリー練ってあるので、変換は無理……ですので廃棄します……
気を取り直して、早速ガラフロに着手しますか。
一からだから、明日中に出来るかどうか。微妙ですな。
一つ目のテレイレが四時間程度で出来たのが、今では少し信じられないですね。
まあ理由は粗方分かってますけどね。
全力は尽くしますが……明日の八時半までに貼られなかったら明後日ですんで、ご容赦です。
では、明日?

101 :
もし、レイチェルの話題で溢れ返ったらその時タバミリ投下してくれ・・・。

102 :
>99いや、投下されたらなんでもいただきますよ

103 :
リク提示で書いてくれるならガラ×ジーン希望
あと提示するなら
クレ×ジーン、ガラ×クレ、ガラ×イレとか過去スレじゃ需要が高かったカプだから参考にしてみて
せっかく書いたのはもったいないけど、よりによって信者がうるさい供給過多の組み合わせだったから運が悪かったとしか…
住人が求めるものを書きたいというサービス精神をみんな見習ってくれればもめないんだけどね…
なかなかうまくいかないものだな

104 :
>>103
迷うなぁw
次書くとしたら、まだ書いてないキャラの組み合わせ、ということでクレシンかな。
なんだかんだで、カプが多くて書くものには困らなそうで良かった。
……一応確認しとくけど、カプ名の後者のキャラが受けとか、決まってるんだよな?
「決まってないから好きに書けよ」
って言われそうだが。まぁ、言われたらそうするけど。
ガラフロ、本文は一文字も書かずに終わったけど、それだけに良い出来になりそうなので期待してくれ。
意味分かんないって? 分かる人には分かる。
明日仕上がればいいんだがね……

105 :
確認するとクレア×ジーンな
この2人についてはクレア受けが多いけどどっちでもいいと思う
ガラ×ジーンはジーン受け、ガラ×イレはイレーネ受けガラ×クレはクレア受けたいが一般的だと思うが、カップリングが萌えるから好きに書いたらいいと思うよ
あとはクレア×フローラとかクレア×イレーネとか。どっちでもいいけど、だいたいクレア総受けかな?
あとは目新しいところでガラ×クラ×ミアの百合っ娘3Pとかいいかも知れない

106 :
食傷気味の方、黙ってはいられない方は閲覧をお控えください
ttp://www.kent-web.com/pubc/book/test/uploader/uploader.cgi?mode=pwdwin&no=1100
おっぱい

107 :
GJ。
なんか気を使ってかわいそうだな。
普通に萌えたよ。

108 :
おwwまだみてないけどGJ

109 :
ガラフロ、完成出来なかった。
馬鹿の戯言なんだけど、普通に考えて、途中まで貼って続きは明日、なんてのは論外だよね?
あと官能シーンだけなんだよな……

110 :
ふと思ったんだがガラ様総攻めなんだなw
ジンクレ書くなら、どうせならリフルとガラテアも入れてあげて
ガラテアーズ百合陵辱がいいなぁ…。百合レイプってなかなかないから新鮮
リフル編の3人っていいよね

111 :
以下キモイ感想文です

>>106
これ>>4書いた人と同じ人?
全く違うようにみえるんだが。普通に感動したしワロタ
タバサとユマの心情が良い!タバとユマの苦悩に身悶えるね
あと姉さんの心情も新鮮。漫画じゃ一切言葉に出したりしないからなぁ
Hシーンはなくともこんな心情は日頃ありそうで良いな。
クレアは完全にギャグに走ってるけどw
小ネタが所々入ってるのもニヤニヤする。
欲いうなら、タバ○○のシーンが数行しかないのが残念かな。
他がメインで、濡れ場はおまけ的ってのもオモロイけど
今回の感じだと、メリハリ付けてくれたらさらに良かっ(re
あんま長い感想書くとアレなんでこの辺で。

112 :
>>111
全くの別人だ。俺は神でもなければ、自分が好きなものを好きなようにしか書かないんでな
本当は○ル×○リが書きたかったんだが、レイチェルたんの話題で溢れ返ってからにするよ
散々迷ったが喜んでくれている奴もいるようで、この形で投下してよかった
ログが流れる前に保管庫管理人がみてくれたらよいのだが…

113 :
>>112
誘い受けが激しくウザい。これだから食傷起こされるんだよ
隔離してしまえばいいのに

114 :
>>112
じゃ元々○○○リのSSじゃなかったんだな。色々失礼した。
どおりで色んな要素があると思ったよ。メインがどれかわからんかったw
>>113
ガラ×クラ×ミアは自分も見たい。需要もあると思うし。

115 :
ガラ×クラ×ミアはタイムリーだからなぁ
エロパロの方でも果敢にチャレンジ(百合じゃなくて輪姦)される神がいるようだし
って言うか、ガラ様総攻め状態だから、受けで考えるとノマカになるか
ここでは名前を言ってはならない人気のある方になってしまうんだよね。ガラ様を圧倒出来るキャラというと…

116 :
>>113
これは質問に答えてるわけだから誘い受けとは違うと思う。
間違えられたら両者にとってアレだろうし。

117 :
どう考えても「ぜひ書いて下さい!」を待っている誘い受けだろ
わざわざパスまでつけてアップとか、自己顕示欲強すぎ
荒れるって分かっているなら自重すればいいのに

118 :
>>115
特定の人物の話題は良くないらしいからこれで最後にするけど
ガラテアはお酒飲ませれば別にクラリスでもいいと思
職人がネタで使ってくれたら幸い。

119 :
ミアータはクラリスのおっぱいを、クラリスはガラテアのおっぱいをですね。わかります
酒に弱いっていうギャップにも萌えるな
酒に強いクレアと呑みに行って、つぶれたガラ様を今度はクレアがお姫様だっことか、酒関連は萌えネタが豊富でよい
ここ最近の八木の最大のGJは酒場シーンを入れたことだなw

120 :
確かにガラテア受けって難しいな
リフルの鬼畜プレイか
タバサの姫様ご奉仕愛くらいしかネタがない
クラリスのヘタレ攻めも悪くはないんだが、そのシチュならガラリンのお相手はクレアかジーン、テレサやイレーネの方が萌えるかも

121 :
とりあえず、ガラフロSSが出来たので貼ります。
時間が掛かりすぎた割りにアレです。貼る前からブルーって何だよ俺……
叱声が飛ぶかスルー対象になるか覚悟しつつ、いざ貼りっ

☆ガラ×フロSS「不敵な天使と臆病な妖精」

 東の地ペッルス。
 白銀に包まれた北の地や、荒涼たる平原をいただく南の地と比べたら、この地は庭園と表しても過言ではないだろう。
 見渡す限り萌黄色に染まった草原、晴れ渡った碧空からさんさんと注がれる陽光、アクセントとして根付いている大樹……
 この伐とした世界にしては勿体ない位の絶景が、ここには広がっている。
 そして、とある日の、東雲[しののめ]が漂う頃合い。
 その下に座している大樹の麓に、二つの人影があった。
「……おい、ガラテア、聞いてるのか?」
 その内の一人が、訝しげに発言した。
 全身を黒装束で覆い尽くしたその男は、眼前にいる者の美貌に囚われることなく、油断ならない眼差しを刺すように向けていた。
「聞いてるよエルミタ。ようはその子を目覚めさせろ、ということだろう?」
 美貌の天使――ガラテアは、色めきたった親をたしなめる賢い息子のような口ぶりで言葉を返した。
 いかにも、「面倒くさいな」と思ってさえいそうな雰囲気である
「そうだ。やつはまだ‘風斬り’を体得したばかりな上、精神面にもやや難がある。
 一桁ナンバーとして実践投入できるよう、覚醒者はやつに討たせることが、この任務の目的だ」
 黒服――エルミタは、米寿をむかえた司教のように、低くゆっくりとした口調でガラテアに言い聞かせる。
「それに……おまえにとっても良い経験になるだろう、今回の覚醒者狩りはな」
「……?」
 ふと、美貌の天使のおもてに疑念の色が塗られた。
「行ってみれば分かる。NO3のお前だ。何も言わなくとも、大丈夫だと思うがな……」
 黒服の、双眸のみを露出したその顔には、ごく微かな苦笑が張りつけられているように見えた。
「……それとな、あまり激しくしてやるな。お前に食われた戦士は、みな再びお前を求めるのだからな。これ以上増えても困る」
 美貌の天使は、口元を吊りあがらせ、美麗な双眸を薄めた。
 この台詞の意味は、彼らにだけしか、理解の及ばないものである……

122 :
 ミズガルズの村。
 東の地でも辺境といえる位置にあるこの村は、内外ともに碧の大地につつまれ、十数軒の木造の家が立ち並んでいた。
 農耕・牧畜で生計を立て、ここより半里と七町ほど離れた都とも交流が盛んである。
 貧しくものどかで、つつましい生活が約束された場所だ。
 そんな所に、白日のもと訪れた、美貌の天使がいた。
 その彫りの深い面差しは、まるで王城の前に佇む女神像を、そのまま取り出したかのような感じすら覚える。
 周りを意識しているとしか思えない優雅な足取りで歩む彼女に、いつもなら恐れる筈の村民も振り返るほどである。
「さて、と……」
 美貌の天使――ガラテアは、右側面にある納屋に流し目をやりながら足を止めた。
 一つ一つが、いちいち神がかった美しさの挙動である。
 ガラテアは無造作に納屋の扉を開き、中に足を踏み入れた。
 扉を閉めると、内部がやや薄暗くなったが、気にすることはない。
 天使の視界に入ってきたのは、藁が敷いてある地べたに座り込んでいる、三人の戦士だった。
 片目を髪で隠した者、短髪でやや険相の者、そして、ガラテアほどではないが憂い美貌をもち、ウェーブがかった長髪をいただく者……
 ガラテアは、その憂い美貌の者のおもてに、微かな朱が差したのに気付いた。
 かわいがってやれそうだな――と、天使は内心ほくそ笑んだ。
「悪いな、遅れた。では、先ず自己紹介からいこう。私の名はガラテア。NOは3だ。覚醒者狩りの回数は……忘れた。次」
 悪びれる様子もなく早口で捲くし立てるガラテアに、非難の声が飛ぶことは無かった。
 彼女の名前や実力は、組織に在した長さから殆どの者に知られているという所以もあって、逆らおうと考える者はまずいない。
「私はゼルダ。NOは24。覚醒者狩りの経験は一回だけだ。この中では一番下だが、足を引っ張らないよう努力する」
 はきはきとした口調で言ったのは、片目を髪で隠した、精悍な顔つきの戦士だ。
 ガラテアの傍若無人たる態度にも、苛立ちを覚えることなどないように見える。優等生らしい。
「……私の名はクィーニー。NOは20。覚醒者狩りの経験は二回だ」
 ややゆっくりとした声で名乗ったのは、微かに険が差した、後ろ髪を首もとで纏めた戦士だ。
 若干、ガラテアに不満を抱いているように見えるが、口に出すことはない。
 そして――
「わ、私の名はフローラ。NOは12です。覚醒者狩りは今回で五度目です……よ、よろしくお願いします……」
 憂い美貌の戦士――フローラは、何故か起立してガラテアに深々と低頭した。
 冷然な見た目に似合わず、かわいい声とおとなしい挙動の持ち主のようだ。
 ――地面を見つめるそのおもてが、真っ赤になっていることに、本人は気付いているのかどうか?
「おいおい、なにもそこまでしなくてもいい。古参というだけでそのような扱いをされると、逆にやり辛い」
「は、はい……すみません……」
 悟りを開いた戦士の如き声で労われ、フローラは上気したままの顔を上げた。
 瞬間、完璧な形状を有する二つのまなこが、自分の視線と合わさって、強い鼓動を感じながらも、懸命に表には出さないよう努めた。
 これは、本当に楽しめそうじゃないか……
 邪な思いを秘めつつ、天使は嬌笑を浮かべながら口を開き始めた。
「では、今回の覚醒者狩りの概要でも説明しようか……」

123 :
 ガラテア達四人が向かったのは、ミズガルズの村の目と鼻の先にある、ギアラルの森だ。
 黄昏につつまれた深林は、鮮やかに燃ゆる炎の色で染め上げられていた。
 この奥地で、村人が豹のような魔物に襲われたというのだ。
「はぁ……」
 四人の最後尾を歩むフローラは、胸に手を当て、艶やかな途息を洩らした。
 心臓の鼓動が、平常時とは明らかに異なる速さで脈打っている。
 私、どうしちゃったんだろう――
 自分に問いかけてみるものの、答えは分かりきっている。
 一目惚れしてしまったのだ。女性であるガラテアに。
 そのこと事態に、深い理由などいらない。惚れたという事実は、彼女の中で曲げようがないのだから。
 また、ガラテア自身も、一目見られた時からフローラの心中は察しきっていた。
「……む?」
 どれほど進行しただろうか。
 一行は、森を出て開けた場所に出ていた。
 広がる草原……と思いきや、眼前には絶壁としか形容しようが無い高峰がそびえ立っている。
 ――襲撃は、そう認識した後か前か。
「ぐがっ!」
 うめいたのは、一行の真ん中を歩んでいた隠瞳[いんとう]の戦士ゼルダだ。
 襲撃者にどうにか反応できたらしく致命傷は免れたが、腹に裂傷を負っている。
「各自散開しろ! 奴は疾いぞ!」
 ガラテアは襲撃者の姿を視認する前に、仲間達に鋭く叫んだ。
 片膝をついているゼルダは、険相の戦士クィーニーと共にその場に留まり、フローラとガラテアはそれぞれ二手に散る。
 そして、美貌の天使の眼差しが、ようやく襲撃者の姿を捉えた。
 通常より大きい白豹の肢体、その背には、針鼠の身体をそのままとりつけたような、針山の翼をいただいている。
 ひどく単純な姿の覚醒者――に向けて、ガラテアは二つの金眼をキッと光らせる。
 ヒュア!
「――なっ!?」
 天使の顔が、僅かに焦燥した。
 妖気操作を無効化された? 確かに、奴に向けて妖気を送り、命中もした筈――
 考えるいとまを十分に与えられず、なんと白豹体は姿を消失させてしまった。

124 :
「くっ、何処へ……がっ?!」
 振り返ると、胸部や肩・足を貫かれ、くぐもった呻き声と共にくず折れる。
 側にいるNO20荒い喘鳴と目のうつろさを見れば、重傷だというのは容易にみてとれる。
 仲間の惨事を見て、フローラは全身をわななかせていた。
 怖い、怖いよ……このままじゃ私も――
「怯えるんじゃない! それでも戦士か!」
 震える哀しみの妖精に、天使の叱声が浴びせられた。
 ビクッとしつつも、彼女は恐怖に尻ごむ身体に鞭を打って、右手に持つ剣に力を込め自らを奮い立たせようとする。
 ガラテアは、攻撃を終えて自分の付近に来ていた覚醒者に、自ら攻撃を仕掛けにいく。
 飛翔しつつ剣をかざし、妖気操作を試みる。
 が、やはり無効化。
 ガラテアを視認した白豹体が背から無数の針を飛ばす。これをなんとかさばききるも、間合いに接近した瞬間白豹体は消えてしまった。
 ――やられる!
 剣で顔面を守り身構えるガラテアだったが、何故か覚醒者の襲撃はない。
 中空を緩やかに落ちつつ、ガラテアは一瞬で‘何か’を悟った。
「ならばっ!」
 ヒュア!
 勘でしかなかった。
 あらぬ方向に集中して行った妖気操作。
 姿を消して宙を滑空しているはずの白豹体が、仰向けになって垂直落下し、背の針が地面に突き刺さる。
「12番っ!」
 奇しくも、白豹体の近くにいたフローラが、帯剣したまま至近距離へ駆る。
 数本の針が怒涛の勢いで飛来するも、フローラの周囲に展開された‘風’がそれを遮った。
 そして――
「はあぁぁぁあっっ!!」
 少女のような、しかし剛毅を伴った声と共に放たれた抜き身すらも見えない剣撃が、覚醒者の肢体を八つ裂きにした。
 ズバァア、という斬撃音が炸裂し、豹のような身体が四散する。
「や、やった!」
 重傷を負いながらも、終始闘いから目を離さなかったゼルダとクィーニーが歓喜の声を上げた。
 盛大に噴出する血を浴びそうになりながら、常時憂いに満ちている瞳を薄め、フローラはへたり込んだ。
「! 大丈夫か、12番!?」
 傷を負っていないのに心配そうに駆け寄って、倒れそうになる哀しみの妖精を抱き起こす美貌の天使。
 ――実に絵になる構図だ。
「ガラテアさん……ありが……と……」
 ガラテア様、カッコいい……私、幸せ――
 フローラは、夢見心地で気を失った。
 ポカンとした表情から、微苦笑へと移り変わるガラテア。
 ゼルダとクィーニーは、彼女達の様子を見やりながら、顔を見合わせて微笑みあった。
「様になってるな、全く……」
「……そうだな」
 何か、これから起こることを予感させるような、二人の言葉であった――

125 :
 夜更け。
 ミズガルズの村に舞い戻った一行は、村長に報酬の件を話し終え、出口付近に固まっていた。。
 ガラテアはフローラを、いわゆる‘お姫様抱っこ’で抱えながら、クィーニー・ゼルダに相対している。
「任務は終わった。私はフローラを介抱してから組織に戻る。お前達は各々の任務に戻れ」
「了解」
 二人は、首肯[しゅこう]の意思を見せて低頭し、踵を返して足早に村の出口の方へ去っていった。
 ガラテアは、彼女達が見えなくなるまで見送った。
「さて……」
 ふっ……と、やわらかな息を吐く口腔。
 その神々しいとさえ形容できる尊顔が、豊穣の女神のような一笑を作り出した。
「私たちも、共にいこうか……」
 誰にともなく呟いた天使は、両手に妖精を携えて、ミズガルズの村を後にした……
 フローラが目を覚ますと、周囲が暗夜に染まった草原に横たわっていた。
 すぐ近くに大樹と焚き火があり、フローラはそれらに挟まれているかっこうだ。
 そして、この違和感は――
 妖気消しの薬!
 彼女の瞳は、人間本来の碧い輝きを取り戻していた。
 肩当と腰当もはずしてある。それに、上半身を起こしてみたものの、下半身がいうことをきかない。
 これは、まさか――
「気が付いたか、妖精くん」
 悟りを開いた戦士の如き声が後方から響き、‘妖精くん’は上半身をよじって振り返った。
 見るや、声の主である美貌の天使――ガラテアも、腰当てと肩当てを外し、組織の特殊レオタードのみの格好だ。
 完膚なきボディラインが、無意識にフローラの目をひく。
 六尺(約180cm)をゆうに超えるであろう長身に、大きく盛り上がった双丘、艶かしい曲線を描くくびれ、
 女性らしさを十二分に体現している臀部……大陸に伝わる美の女神・リディアの恩恵を受けているとしか思えない肢体である。
「妖精くん……というのはやめるか。何か違和感があるからな」
 自分から言ったくせに、不満そうに訂正するガラテア。
 訂正しないで良かったのにっ――と、何気なく考えてしまったフローラであった。

126 :
「では、フローラ。何故お前はそんなに臆病なのか、消極的なのか分かるか?」
 ガラテアの問いに、憂い無表情をぶんぶん横に振るうフローラ。
 白磁を連想させる頬に、はっきりと朱をさしている。
 ――なにを期待しているのか。
「そうか……まあ、私にもはっきりこれと言えるわけじゃないが……お前には、覚悟が足りないんだと思う」
 その言葉に、僅かだが妖精の表情が陰った。
 ……天使の言葉は、半分は耳を通り越し、もう半分は曲解して脳内にインプットされている。
「お前は、本来冷徹な性格のはずだ。だが、内に秘める微かな優しさが、いつも最後の一歩を踏み出させない。
 ここまでのNOに昇りつめてくる最中、お前は恐らくその優しさをそうと努力し、結果隠しきれていたから報われたのだろう。
 しかし、これ以上――NO一桁に成るならば、「隠す」などという誤魔化しでは押し通せない」
「……ど、どのような覚悟が必要なのですか?」
 思わず搾り出した言葉は、殆ど無意識に発せられたものだった。
 ああ、早く……早くしてほしい!
 ガラテアは、フローラの意向を知っていながら、敢えて話しを難しく、長引かせていた。
 地べたに座り込み、上半身を起こした彼女は、もはや全身が上気しているようにさえ見える。
「……教えて欲しいか?」
「は……はい……」
 天使は、悪魔的な冷笑を浮かべながら、妖精の返答に大きく頷いた。
 そして――
「分かった……教えてやろう!」
 瞬間、フローラの肢体が強引に草の地べたに叩き付けられた。
 妖気操作!
 自分からは妖気が使えないというのに、相手は内にある妖気を呼び起こすことが可能とは……
「――っ!」
 ガラテアの微笑をたたえた美貌が、うつ伏せになった赤み顔のフローラに近づいてきた。
 女性にされてしまうことを考えると、心臓が高鳴るのを抑えるのが難しい。
 男性経験はすでにあるフローラだが、初めての時よりも、ドキドキしているかもしれない。
「……んっ……」
 意外にすんなりと、二人の唇が交わり合った。
 ガラテアの掌が、フローラの小さなおもてに添えられている。互いに瞑目したまま、濃厚に舌を絡ませる。
 身体は勝手に動いてくれるが、心は言うことを聞かず、フローラは未だに鼓動が速まるのを抑えられない。
 それに、巧さだって圧倒的に相手の方が上だ。そう思うと、負けたような気がして嫉妬を覚える。

127 :
「! ……はぁっ」
 ふいに、天使のくちづけから解放され、なまめかしく息をつく妖精。
 眼を閉じて上気しながら息を荒げるフローラを見て、ガラテアは満足そうに眺めやりながら、彼女の首元に手をのばした。 
 そこに備え付けられているファスナをジィーと下ろし、レオタードを左右にはだけた。
 ……あぁ……!
 天使から、思わず感嘆のため息がついて出た。
 乳房の大きさ自体は、普通かもしれない。しかし、突起の形の良さと、混じり気の無いピンクの色は、なかなかお目にかかれないものである。
「はぁあっ!」
 妖精のかわいい嬌声が、周囲に響いた。
 ちゅむ、ちゅく、と容赦なく吸い付いてくる天使の舌に、妖精は身悶えしながら声を上げる
 ――ここでやっと、妖気操作から解放されていることに気付いた。
「あぁ……んっ、くっ……ふぅ、やあぁ!」
 あえぎながら身をよじらせ、整った面差しが快感に歪む。
 劣情に苛まれつつも、抗うことができない――半ば、そんな自分に酔うかの如く、フローラは気持ち良くなろうとしていた。
「そうだ……もっとかわいい声で鳴いてくれ。そうでなければ、私も到底満足できん」
「ガラ……はうぅっ! ガラテア、様ぁ! あぁんっ!」
 突如行われたささやかな言葉攻めに、興奮を高めたフローラは思わず「様」付けで呼びかけてしまう。
「今の声は良かったぞ。次は下で愉しませてくれ」
 ガラテアは息を荒げるフローラをよそに、胸から股間部へと視線を移し、直立している両足を無理やりM字に広げると――
 おもむろに筋をなぞり始めた。
「!あぁっ……はぁんっ……ひゃあぁあんっ!」
 ひときわ高い鳴き声を発し、ビクビクと全身をわななかせるフローラ。
 端から見ると、少々大げさなリアクションに映ったろう。
「ガぁ、ガラへア様ぁあ。わらひに、速くくだしゃいぃ……」
 M字に開いた脚をくねくね揺り動かしながら、右人差し指を口に含んで懇願するフローラ。
 淫乱極まりない痴態の妖精を見て、天使は高揚感と同時に安堵感を覚えていた。理由は――
「……しょうもない妖精さんだ。おしおきしなくてはならないな」
 ‘おしおき’――この時ばかりは、その単語が持つ劣情をもよおす響きに、身を委ねたい。フローラは、心からそう願った。
 ジー、とファスナの降下音。股間部に取り付けられたファスナは、特殊製造された布により、肥大化させることが可能だ。
 へその下と太腿の付け根くらいは容易に見える。
 そして、露にされたフローラの陰部。
 誰かさんと同じで潔癖なのか、完璧に剃毛されていてツルツルだ。

128 :
「! ひゃぅっ!
 突然、容赦なく膣に突入した中指。
 間も無くピストン運動が始まり、くちゅ、くちゅ、といやらしい水音が鳴り始めた。
「あはっ! あぁあっ! あん、あん! くはぅっ!」
 ぐちゅ、ぐちゅ、と徐々に激しくなる指の動きと喘ぎ声。ガラテアは、指を伝ってフローラの限界が近いのを悟った。
「あぁんっ! あん! ふぁ……あ、あへぇ?」
 きたる快楽の波が急に崩れさり、間抜けな声を上げるフローラ。ガラテアが指を抜いてしまったのだ。
 それはまさしく、おあずけを喰らった男の表情に相違ない。
 ガラテアは、その様子を憫笑しつつ見下ろしていた。
「ガ、ガラテア様? 速くイかへて……はぁうっ!」
 今度は、秘所から出っ張っている突起に刺激が奔る。
 天使の舌先が、妖精の最も敏感な部分を舐め上げたのだ。
「ひああっっ!! ひゃああぁんっ!! やっ、ダメっ!! イく! イっちゃ……」
 ――あ、あれ?
 とうにイっているハズなのに、何故かイけない。至高の快楽に、精神がどうにかなりそうなのに。
「……フローラ、知らなかったか? 妖気操作で、快楽の上下すら思いのままなのさ」
「はぁん! あぁああんっ!! イ、イかせてぇっ!! イかせてくださいガラテア様ぁぁあっっ!!!」
 間を置かず、もはや猛る獣欲を抑えることなく懇願するフローラ。
 天使の表情に、邪な笑みが張りつけられた。このうえなく、悪魔的な顔つきである。
「しょうがないな……」
 ――言下にガラテアが取り出したそれは、一体何処で手に入れたのか。
 男性の陰茎を髣髴させる円形の棒、その上に、親指人差し指で間が空いた輪を模ったようなツマミ。‘棒具’とでも呼ぼうか。
 なんとなく、フローラにもそれの用途が想像できる。
「手首を持ってくれ、フローラ」
 言いながら、ガラテアは棒具を握った右手を差し出す。
 フローラは素直に、左手でガラテアの右手を握った。
「じゃあ、いくぞ」
「! ひっ!」
 力が込められた右手が、真っ直ぐに突き出される。
 棒具が秘所にあてがわれたと思うと、何かシビれるような微音と共に、棒具がうごめき始めた!
「ひぎぃぃぃいい――!!!」
 全身を駆け抜ける電流の如き快楽に、一瞬時が止まる。
 再び動き始めた時には、フローラの腕は操者の手首を上下に動かしていた。
「はぁんっ!! ぁんっ!! いやぁ!! あんっ!! ふぁあ!! あぁぁぁあんっ!!!!」
 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ……大量の淫音と愛液が噴き出し、草の地べたに水が溜まりそうだ。
 もうそろそろか。
 紅潮させた表情でフローラを見やるガラテアは、心中でそう呟いた。
 あまり長引くと、意識が飛んでしまう恐れがある。
 ヒュア!
 妖気操作が解かれた――
「――んんんっっっ!!!」
 絶頂を迎えたフローラは、声が出なかった。
 ビクッ、ビクッ、と打ち震えながら潮を吹き、至高の快楽で顔が醜く歪んでいる。
 天使の頬に、一筋の水の雫がつたい、顎先から落ちた。
 理由は、彼女にも分からない――

129 :
「……フローラ」
「なんですか」
 相変わらずの幼い声音だが、その返答はどこか棘が含まれているように思える。
「分かったか? 私の問いの答えは」
 天使でも悪魔でも無い。
 先生が生徒に道徳を教えるような雰囲気で、ガラテアは言う。
「もう、分かってます。そんなことは」
 その返答も、やはりそっけない。感情が抜け落ちているのかと思わせるほどの平静さだ。
「じゃあ、私は行きます」
「気をつけろよ」
 フローラは、労いの言葉に受け流して踵を返し――かけて、再びガラテアに向き直った。
「今日はありがとうごさいました。貴女のおかげで、先へ進めそうです」
 妖精の微笑――ああ、良かった。
「礼には及ばん。当然のことをしたまでだ」
「そうですか……では」
 彼女は、再び表情を毅然と律し、踵を返して歩み始めた。
 美貌の天使も、憂い妖精に倣い微笑を浮かべながら、胸を撫で下ろした。
 あの屈託無い笑顔が見れただけで、私は満足だ。
 自分にそう言い聞かせながら、ガラテアは天上に佇む下弦に眼差しを送った――  fin

☆あとがき
 なんでこんな出来になってしまったのか、自分でも分からない。
 のろけて悪いけど、少なくとも今は落ち込んでます。
 ……こんなでも、感想があるとうれしいんで、良ければどうか、、、
 >>117
小説を書く人の動機の大半が自己顕示欲を満たす為なんですよ。
 ある程度売れると書かなくなる人が多いのも、それが理由です。
 人の反応に、思いに、きわめて敏感なんですよ。
 我々書き手はね

130 :
描写が素晴らしい
朝っぱらから良いものを見させてくれてありがとう

131 :
あんたはこのスレの唯一神だから雑音なんて気にしなくていいよ
次回作(クレ×ガラ×ジン×リフル?)も期待
もしリクを聞いてくれるならラボナーズ3人シスターズなど所望する

132 :
SSが書けないからお題提示でアシストしてみる
フローラ×クレア
 北の決戦前夜の手合わせを百合的展開で
ジーン×クレア×ガラテア
 組織に秘密にしておく代償を要求するガラテア
ジーン×クレア
 攻守フリーのカプリング。アニメ最終話でハマった者多し
タバサ×ガラテア
 従順な侍女が麗しき姫君に御奉仕。百合スレオリジナル
ジーン×ガラテア
 騎士と姫君の代名詞。リフル編でハマった者多し
ガラテア×イレーネ
 百合スレオリジナル。マイナーカプでありながら一部で絶大な支持を得る
ラボナーズ
 シスター・ラテアに弟子入り志願
イレーネ×クレア
 師弟愛。テレサへの羨望と思慕

133 :
>組織に秘密にしておく代償を要求するガラテア
こういうのって萌えるよな
これなら難易度が高いと言われるガラさま受けもいけそう
ジン×クレ、タバ×ガラやジン×ガラなどの封建的な主従愛もツボすぐる
ガラテアの場合、生粋の受けというより「させてやってる」感じがしてそそらられるのかも知れん
個人的にはガラさまと微笑さまの絡みがみたいのだが、夏休みのうちはやめておくよ

134 :
イレーネでもいいがガラ様にはジーンだろう。JK
外見だけ見れば美男美女カプだか、中身は美男が乙女で美女が兄貴

135 :
擬態か

136 :
>>134
確かに2人とも麗人であることには変わりないが対極だよなw
例のリフル編の別れのシーンでクレアのためにガラテアに身を捧げるジーンさんとか妄想した

137 :
今更だがガラフロ神すぎるな。忙しいだろうが、また投下してくれるとうれしいこのスレの潤滑油のような存在だよ
>>134
ギャップ萌えですね。よくわかります
ジンガラはどっちも宝塚じゃ間違いなくトップスターだろうし、絵になるよな
ガラテア=オスカル
ジーン=アンドレ
という図式

138 :
そういやガライレの作家さんまだみてくれているのかな?
ガラ様総攻めとかあったが、連番でオフィーリアとの場合はどうなるんだろ?
やはりこの場合はオフィーリアの鬼畜攻めに期待かな?
なんか疑問符ばかりになってしまったが、このところかつての賑わいを取り戻してきてうれしいよ

とりあいずガラ×ジーン期待保守

139 :
ガライレは神だったよなぁ…
そう言えばガラクレは過去にあったっけ?
>>138
オフィとは3,4の関係だしどっかで絡んでそうだよな
覚醒者狩りで非協力的なオフィにガラ様が切れるも
返り討ちにされる…みたいなw

140 :
ガラ様が返り討ちにされるのかよwww
無論、性的な意味でだよね
漏れは基本原作にそったカプじゃないと萌えない(時系列歪めてまでそのキャラが絡む必然性がないので)から
ガラ様とジーンさんが旧知の仲っぽいのがたまらんのだよ
ガラクレならクレアのヘタレ攻めがいいなぁ…。神はおらぬか?

141 :
一部でガラ様とユマが同期だという噂があるのだが
ラボナで再会し、妖気を消しているユマをユマと気づかずガラリンが抱かれる展開で何かひとつお願いしたい

142 :
あんまりお願いすると職人が尻込みしちゃうんじゃないだろうか。
ガラテアと接点多いクラリスの人気なさに泣いた。結構美人でかっこいいではないか。
今後の予想ではミリガラが人気でそう。どっちが受けでも萌える人多そうだし。

143 :
>>140
プライドの高いガラ様がジーンさんのことをよく理解してた風だったのが萌えだよな
あえて義を貫きガラ様に剣を向けるジーンさんもハァハァ
ベルバラの話がでていたが
ガラテア:オスカル
ジーン:アンドレ
クレア:マリー・アントワネット
テレサ:フェルゼン
タバサ:ロザリー
って感じか?w
>>142
そのキャラの話は自重するか専用立てろって。食傷おこして荒れるだけだ

144 :
クラリスも叩き出されるんかい!

145 :
クラリスは新鮮でいいと思うが…。
ラボナーズ結成で結構需要高いキガス。漏れもみてみたい

146 :
お願いとクレクレは違う
職人へのネタ提供みたいなもんでしょ。このネタはフリーなんで使ってOKの意味合い
ここの神みたいにリクを受け付ける人は少ないけど、書きたい人へのネタふりになったら
相乗効果で盛り上がっていけそう

147 :
>>145
ミアータを後ろ盾にガラ様を手篭めにするクラリスですね。分かります

148 :
ガラテアにはジーンが似合うと思うんだが、少数派か?

149 :
>>148
少数ではないと思うが、このスレではガライレ派が多そう

150 :
ひとつになりたい・・・・・
これは百合の王道だけどルシファーはあんまりだと思う。

151 :
タバサの生真面目さがたまらんお

152 :
これでタバサ×ガラテアが可能になったわけだが

153 :
正直、ガラ様には美形と絡んでほしい

154 :
そろそろテレサ解禁してもいい頃じゃないか?
みんなでわいわい楽しくやりたいね

155 :
クレイモア3大美女といえばテレサたん、ガラ様、フローラだね
あとは人並みか一部それ以下の…ごにょごにょ

156 :
何が美女かそうでないかわからない。皆美女にみえる。
レイチェルたんも見様によっては・・・違う美しさが・・・美し・・

157 :
では、テレガラフロの3Pを提案しようか

158 :
テレサってそんなに美人か?
ソフィアとそんな変わんないじゃん
ただ髪が長いか短いかぐらいの区別しかわからん
ガラとフロは確かに他とは違う感じがしなくもないが

159 :
>>158
激しく同意だ
@1入れるならオードリーだと思う

160 :
まだテレサアンチが居座ってるのか…
ガラテアとテレサが双璧だろ?圧倒的な人気も二分している。正確には人気はテレサ>ガラテア、美貌は好みによるけどガラテア>テレサ
俺は厚化粧のガラやフロよりテレサが美人だと思うがな
美女っていうより美少女って感じ。芸能人でいうなら安室ちゃん

161 :
もうやめて ライブは0よ

162 :
っていうか美人とかいっても、ガラテアは一昔前の少女マンガみたいなだけだし
フローラにいたっては登場当初は不細工扱いされてたくらいだからな
美の基準なんて人それぞれだろ。必に主張するとかえって価値が下がる気がする

163 :
そんなことより情熱的な唇を持つルネの話をしようぜ
あの厚みのある唇はたまらん
あと個人的にルネは素晴らしい腹筋を持っていると思うね

164 :
>>160
この前テレビで女子高生に神と言われていたな>安室ちゃん
安室テレサ映像化きぼり

165 :
もうさ、テレサ厨について愚痴るスレでも立てたら?

166 :
なんでも厨と言いたがるゆとりって可哀想だな
口を開けば厨しか言えない馬鹿は生きる価値ないよ。これってなんてデコシラ厨?

167 :
テレサの話題が出た途端例の奴が沸いたな
て言うかなんでいつの間にかテレサの話が出てるん?
前みたいに荒れるだけだしまた同じことの繰り返しになるぞ
テレサ語りたいなら専用スレがあるだろ
あっちならどんだけテレサを語ろうと反論される事はないから
頼むから専用スレに行ってくれよ
なぜ移動しないのか理解できん

168 :
正直、アンチのほうがウザすぎる件
自然なながれでのレスにまで噛みつくなよ。みっともない
テレサだって共存していけばまた賑わいを取り戻してくるかも知れんのに
好き嫌いの食わず嫌いのお子様がなんでいるのだか
全く、夏だなぁ
不自然に連投してたミ○アよかよっぽど萌える

169 :
よもやこれ程までとは…
ここまでいくともうテレサアンチとしか思えなくなってきた
全くこのスレにはスゴイ奴が居ついたもんだ
お前自分が発言すればする程自分の首を絞めている事に早く気付けよー

170 :
テレサアンチはデコシラ厨だということが分かっています
存在自体が重罪だから首吊って氏ねばいいよ

171 :
やめて、あなたのライブはもう0よ

172 :
デコシラ厨ってやっぱり頭悪いよね。キャラと一緒で

173 :
せっせと単発IDで一人妄想語りご苦労さんw
お前たぶん総合失調症っていう病気だから診てもらったほうがいいぞ
妄想と現実の区別がつかなくなってるレスが目立つからさw

174 :
単発ID(笑)
デコシラ厨必だな。それだけ嫌われてるんだよw消えろ、カスが

175 :
テレサ厨必だな。それだけで嫌われてるんだよw消えろ、カスが

176 :
どう考えても嫌われ者はデコシラなんだよ、お嬢ちゃん
mixiでも主人公のクレアでさえ500に届いていないのにテレサは1000をゆうに越えているんだぞ?
デコシラ?ぷぷっWそんなキャラもいたっけ?
テレサに嫉妬することすらおこがましいわ。身の程をわきまえろ

177 :
デコシラ厨って何?こわw
テレサになりきるほど好きなのは痛いほど分かったからw
もういい加減気付いてくれないか?自分のせいで過疎り、スレ人口は減り、クレイモアに見切りをつけていく
人々がいるということをさ。他人に迷惑かけても自己主張し続けて、妄想で荒らすなんて
総合失調症の症状まんまだから、悪い事は言わないから診てもらったほうがいい

178 :
>>176
テレサスレの最終書き込みをご覧下さい
SS投下にもかかわらずスルーところかスレスト状態でございますが?

179 :
テレサ厨って何?こわw
デコシラになりきるほど好きなのは痛いほど分かったからw
もういい加減気付いてくれないか?自分のせいで過疎り、スレ人口は減り、クレイモアに見切りをつけていく
人々がいるということをさ。他人に迷惑かけても自己主張し続けて、妄想で荒らすなんて
総合失調症の症状まんまだから、悪い事は言わないから診てもらったほうがいい

180 :
デコシラはキャラも厨も嫌われているクレイモアスレの癌です
であったら生温かくスルーしてあげましょう

181 :
テレサはキャラも厨も嫌われているクレイモアスレの癌です
であったら生温かくスルーしてあげましょう

182 :
なんだかどこから突っ込めばいいのか分からないんだが
とりあえず>>180>>178のレスに筋の通るレスを書いたらどうだ?
テレサスレまで出向いてわざわざSS投下してくれた職人に失礼だと思わないのか
つかなんで争ってまでこっちに居たいのか理解できない
テレサスレはテレサによるテレサの為の正にテレサの王国じゃん
テレサスレなら安室テレサ言おうがクレイモア一の美貌で大人気(笑)のテレサの言おうが
誰も反感しないだろ
少しは考えろ。ここでテレサの話をしても荒れるだけなんだよ

以降テレサの話題はスルーで
それよりルシラファ姉妹について語ろうぜ
なんでラファエラが裸で融合していたのかすごく気になるw

183 :
職人ね(笑)あれテレサ狂いのヒキ腐女子が書いたオナニーSSだよw
お嬢ちゃんだのデコシラ厨だの言ってる奴と同一人物w
いつものように自分のSSにID変えて自分でGJつけてればいいのにねw

184 :
>>182
@読者の空気を読んでリフルが脱がした
A読者の空気を読んでラファエラが自ら脱いだ
Bダフが発情した
C水に溶ける服を着ていた
好きなのを選びやがれ

185 :
例の人です(知るか)
原作に沿って物語が展開されますが、途中から改変されるので注意してください。

☆リフル×クレア・ジーン・ガラテア「深淵の情炎」※パラレル注意報

「貫け! 仲間の仇だ!」
 空を旋回する秘剣に、剛毅を伴った声が上乗せされる。
 髪を下ろした女剣士――ジーンの渾身の一撃が、見事、眼前の覚醒者の首を突き破った。
「がひゅ……が……」
 人造人間[サイボーグ]のような容貌の覚醒者――ダフから発せられる、くぐもった呻き声。
「その首、完全に斬り落とす!」
 対象を屠るべく、壁を蹴ろうとしたその時、
「――っ!」
 ジーンの身体が、太い蔓[つる]状の触手に束縛され、地面に叩き付けられた。
「ジーン!」
 仲間の危機に叫んだのは、セミロングの女剣士――クレアだ。
 隣では、恐ろしいほどの美貌を持つ女剣士――ガラテアが、口を半開きにしたまま黙している。
「ごめんねぇ……ほんと……」
 幼い少女の声は、触手が伸びた方向から聞こえてきた。
「このまま勝利の瞬間を味わわせてあげたいけど……そうもいかないの……」
 クレアとガラテアは、一様に驚愕の表情を張りつけていた。
 ――一体、‘これ’は何者なのだ?
「あれでも一応……あたしの男なのよ……」
 ダンッ、とリフルの言下に飛び出したのは――
「47番!」
 疾速の跳躍、接近……そして一刀。
 最下位ナンバーとは思えない流れるような一連の動作で、クレアの大剣が少女――リフルの頭頂部を断ち割ったが……手応えは無かった。
「!!!」
「一応これで……一太刀受けたことにしといてあげる……」
 パラッ。
 それは、竹を割る乾いた音が、幾つも重なり合って発せられたような響きだった。
 リフルのおもてがぐにゃりと歪んだかと思うと、そのまま崩落し、全てが太い蔓となって分解する。
「なっ?」「ちっ」
 蔓は二人に触れることはなかったが、もしリフルに傷つける意思があれば、成す術は無かっただろう。
 リフルの蔓は、一時的に彼女が住処にしていたこの石宮全体から、草のように伸びていった。
「無事か47番!?」
 美貌の戦士の発問に答える余裕などない。
 セミロングの金髪を揺らした女剣士は、この化け物の強大さに、唯々歯噛みするしか無かった。
「くそ……これが深淵の者と呼ばれる存在の力か……」
 どういう身体の構成をしているのか。
 無数の蔓が伸びている部分に、リフルの顔らしき部分が見える。
「あーあ……ダフはこんなになっちゃうし、変なのが近くにいるし、私はこの姿を曝さなきゃならないなんて……散々だわね」

186 :
 のろけるように言うと、ジーンを束縛していた蔓を解き、地面に放った。
「返すわ。ダフに勝って見せたご褒美……と言いたいとこだけど、ひとつ頼みがあるの」
 深淵の言葉に、解放されたジーンと共に疑念の表情を浮かべるクレア。
「今すぐに、私の仲間になりなさい。私のもとで強くなって、それから覚醒者になれば、相当な力を得ることが可能よ」
 今すぐに?――
 返答を求められているのだろうが、彼女達にとってそれは二つに一つの選択肢しかない。
 代表して口を開いたのは、厳かな顔つきに変貌したクレアだ。
「考えるまでも無い……断る」
「あら、そんな簡単に即答しちゃっていいのかしら?」
 ビリッ、と明らかな空気の変化が、周囲を凍りつかせる。
 クレア、ジーン、そしてガラテアでさえも、その異様な気に戦慄を感じざるをえない。
 これはきわめて良くない状況だ。しかし、やつの片棒を担ぐのも……
 ガラテアは顔色を取り繕いながら、この場をなんとか切り抜ける思案をめぐらせていたが、結論は出なかった。だが――
「私たちが簡単に屈すると思うのか?」
 最下位NOの愚問が、化物の逆鱗に触れてしまったようだ。
 ――この間、ガラテアは何気なくクレア達の側に足を運んでいた。
「あら、そう……じゃあ、精精愉しませてもらうとするわ。覚悟なさい」
 ――闘いの火蓋が切られた。
 リフルが言下に、無数の触手を三人の女戦士に飛来させる。
 ――高速剣!
 クレアは襲い来る蔓の鞭を、妖気感知しながら無数の斬撃で迎えうった。
 ガラテアも無数の蔓に向かって妖気操作を試み、軌道をずらしているが、如何せん数が多すぎる。
 ジーンも腕を巻いているが、彼女の技でもこれを看破出来るかというと……
「っ……くそっ。数が、多過ぎる……がっ!」
 それは、あまりにも呆気ないものだった。
 高速剣の包囲網をあっさり突破され、苦悶の表情を塗ったクレアの体躯が、深淵の触手に捕らえられた。
 高速剣をもってしても、深淵が発する無数の触手に抗するには及ぶものではなかった。
「47番っ!」
「クレア!」
「無駄よ……今の貴女達じゃ、束になっても私に及ばないわ」
 複数形で呼びかけたものの、その言葉はクレア一人に焦点が当てられているようだった。
「もう一度訊くけど、私達の仲間になるつもりはない?」
「誰がっ……好き好んで覚醒者になど……ぐが!」
 即答したクレアの鳩尾に、五本の蔓が突き刺さり、血が噴出した。
「自分を棚に上げる人は嫌いなのよね……?」
「っにょおおおおおおぉーーー!!!」
 ドスのきいた叫びと共に、ジーンの旋空剣が炸裂する。
 クレアを捕らえていた蔓が破砕するも――
「っがは!!」
 倍返しと言わんばかりに、十本ほどの蔓がジーンを捕らえ、突き刺した。
「ジーンっ……!!!」
 もはや、抵抗するすべもなく、解放されたばかりのクレアも四肢を捕らえられてしまった。

187 :
 そして、彼女の視界の隅には……
「くっ……くそっ」
 美貌の戦士もまた、四肢を拘束されていた。
 ――目を覆いたくなるような惨状。
「身の程知らず、っていう言葉は、貴女達の為にあるような言葉ね……分からないみたいだから、教えてあげるわよ」
 捕らえられてもなお、抗する表情を崩さなかった彼女たちだったが、強大な力の前にはそれも脆いものだった。
 最初に顔色を変貌させたのは、髪を下ろした精悍な面差しの女戦士――ジーンだ。
「…………!!!」
 彼女が上衣として羽織っていたマントを剥がれ、ジーンは一糸纏わぬ姿を全員に曝す格好になった。
 闘いの時こそ気にしなかったものの、今はこれから起こりうることを予感したのか、もろに表情が上気し、強張った。
「あら、下腹部を除けば、綺麗な身体してるじゃない」
「き、貴様! 赦さ……がぁ!」
 容赦なく、下腹部に蔓が刺し込まれる。噴き出す真っ赤な鮮血が、醜い下腹部を更に見るに耐えなくする。
「口のきき方には気をつけなさい……カリにも貴女の先輩なのよ?」
「くっ……」
 痛みと、羞恥と、悔しさに、歯噛みする暇さえもない。
 今度は、リフルの触手が、ジーンの秘部に近づいてきたのだ。
「! や、やめ、ろ……うぅっ! ぁは……」
 細い触手の先端が、更に細いジーン自身を撫でる。
 撫でるたび、全身を大きくわななかせ、見る見るうちにおもてが真っ赤になった。
 この状況で大剣を離していないことに、敬意を払うべきなのかもしれない。
「ジーン! ……リフル、貴様――っ」
 クレアの台詞は、途切れさせられた。
 リフルの触手が、クレアの双丘の突起をつつきはじめたのだ。
 ――しかし、不感症である彼女は、そういったことをされても、表情は嫌悪感のみしか表れなかった。
「……あら? 貴女、面白くないわね。感度高いそっちのコとは対照的だわ」
 言うなり、シュルルル、っと伸ばした蔓は、その発言とは無関係なガラテアに向かった。
「…………」
 蔓が、肩当てやターセット(腰当て)を外しにかかっても、美貌は無表情のままだ。
 だが、その胸中は――
「どぉ? されるがままに身体を弄[もてあそ]ばれる気分は? 劣情をあおられるくらいなら、快楽に身を委ねたほうが懸命だと思うわよ」
「…………」
 どうあっても、頑なに表情を変えない‘つもり’だった。
 しかし、四肢を拘束されているこの状況では、それも絶望的なものであることは間違いない。
 蠢[うごめ]く触手が二本、ガラテアの二つの乳房の中心に伸び、身に付けている布に食い込む。
 そして、グッと力が込められ、左右に引き裂かれた。
 美女の豊かな胸が露になったが、本人は瞼[まぶた]を閉じたまま、顔色ひとつ変えることはなかった。
 ――顔色は。
「気分はどお? ナンバー3のガラテアさん。私達の仲間になってくれるなら、今からでも遅くはないのよ」
「…………」
 瞑目したまま美貌を微動だにしないさまは、まるで人形かなにかのように生気を感じさせないものだった。
「うふふ……」
 どこからか、リフルの微笑が響いたような気がした。
 ――同時に、彼女の蔓がガラテアの双丘に伸び、盛り上がった肌を巻き、締め上げる。
「……っ!」
 美貌の戦士の身体が逆くの字に反り上がった。僅かに顔をしかめたが、反応自体は芳しくない。

188 :
「……なーんか、つまんないわね」
 一気にやっちゃおうかしら――
 前戯に食傷気味らしいリフルの顔に、残忍な冷笑が浮かぶ。
 なにか、全てを見限り、あざける様な……そんな笑いだ。
「く……くそ……」
 あまりにも分かり易い、悔しそうな声がリフルの耳に入る――クレアだ。
「そういえば貴女……さっき全然感じてなかったわね……」
「……?」
 ゆっくりと言葉を紡ぎ出しながら、数本の触手がクレアの肢体に伸びる。
「そんなコをイかせてあげるのもまた一興、ってとこかしら……」
「!!!」
 シャッ、とあまりにも唐突に下にずりおちたのは、クレアの下半身を覆っていた脚衣だ。
 白い布の下着と生足が露になり、セミロングがかかった頬に微かな朱が差した。
「貴様……!」
 あまりの羞恥と屈辱に、クレアの顔全体が嫌悪感で満たされるも、眼前の悪魔はそんなことは関係ないといったように、行為を続ける。
 しゅるしゅる、と一本の蔓が股間部に伸び、白布越しに花弁を刺激し始めた。
「っ! くっ……ンッ! かぁ……」
 敏感な所をつんつん突かれ、または撫でられたりして、不感症のハズのクレアですらも甘やかな声が洩れてしまう。
「あらあ? もっと抵抗してくれなきゃ面白くないんだけどなぁ……これくらいで感じられちゃ、ねぇ」
「くっ……も、っと……やるなら、もっとやって、くれ……頼む……」
 ――え?
 場に居合わせているクレア以外の三人は、一様に表情を一変させた。
 全員が全員、その台詞が予想外なものだったらしい。
「クレア、何を言う! こんな悪魔に魂を売る気……はぁあん!」
 髪を下ろした精悍な戦士の剛毅の言葉と表情は、途中から嬌声と快楽を愉しむものに変わってしまった。
 はしたなく露になっている秘所に、リフルの蔓がねじこまれたのだ。
「貴女は黙ってなさい。後で十分に愉しませてあげるから」
 それきりジーンは無視し、再びクレアに向き直る。
 彼女は、何か懇願するかのように、口を半開きにして舌を出した淫らな表情をリフルに向けていた。
 ――クレアの周囲に、数多の蔓がウェーブを描きながら立ち昇った。
「そんなに言うなら、貴女の望みどおりにしてあげるわよ。私も愉しみたいもの……」
 言下に、クレアの四肢を拘束している蔓に力が入った。
 両腕は真上に伸ばされ、両足はM字になるようにほどよく調整される。
「くっ……」「…………」
 ジーンは上気しながらその様子を見つめ、ガラテアは目を閉じて黙したままだ。
「……じゃあ、愉しませてあげるわ……」
 リフルは声を震わせながら、触手をクレアの下半身に近づけた。
 純白の薄布から、見るもまばゆい二本の脚がのびている。
 こうして上衣を着せた状態ならば、下腹部のモノを見ずにすることも可能なのだ。

189 :
――悪魔の触手が二本、前と後ろから、クレアの陰部をなぞり始めた。
「うっ……はぁっ……くあ……あはぁっ!」
 短く揃えた金髪を揺らしながら、控えめに、しかし艶やかに鳴くクレア。
「まだまだ、これからよ」
 その言葉を合図に、今度はリフルの蔓が白布の内部に侵入した。
「――あぁあっ! はぁん!」
 下着越しに攻められているのとは、比べ物にならないほどの快楽の波がきた。
 一枚の布地に隠されている恥部が、触手によって穢されてゆく。
「あうっ、ん……くはぁ! んはっ、んんん……やぁああぅ!」
 今までの彼女からは考えがたいほど、かわいい喘ぎ声が発せられた。
「やっぱり……凄いわ。私って、凄すぎるわ……」
 リフルは、自分の性技を自賛して、全身をわななかせた。そして、クレアの恥部を覆っている白い布を下ろす。
 曝されたそれは、すでにぐちょぐちょになっていて、寸止め同然の状態だった。
 リフルの触手の矛先は、容赦なく一番敏感な突起へ向かった。
「はあっん! あぁぁぁ! はっ、やっ、あぁあっ!!!」
 擦られるたび、微電流を流されたかのような快楽が迫り来る。
 ぐちゅ、ぐちゅ、とリフルはいつのまにか触手を膣内で探らせていた。そして――
「あん! やあぁ! んっ、んっ、んっ…………あぁあああーーーー!!!」
 絶頂と共に至高の喘ぎ声を精一杯に吐き出し、愛液を噴出しながら体躯をびくびくと打ち震わせた。
 虚ろで半開きになった眼は、素晴らしく艶やかな雰囲気を放っていた。
「はぁあ……いい、いいわ。じゃあ次は、貴女といきましょうか」
「な……」
 リフルは軽く言い放つと、悦楽の余韻に浸っているクレアを解放した。
 代わりに、蔓はジーンの身体へと伸びてゆく。
「や、止めろ……離せ貴様ぁ!」
 精悍な面差しを誇る戦士の懇願は、意味を成すどころか……
「いいわぁ、抵抗する人を攻め立てるのって、そそるわよね……しかも貴女は敏感な身体を持ってて……最高だわ」
「っ……!」
 眼前の悪魔が発した台詞に、思わず言葉を失ってしまう。
 ――そんないとまさえ殆どなく、リフルの触手がジーンの突起に伸び、擦り始める。
「っっくぅ!! あふっ!! ……あ゛っ!! はあぁぅ!!」
 懸命に抑えようとしているが、それでもやはり快感の声は誤魔化しきれなかった。
 クレアとは正反対に、ジーンは性感にきわめて敏感な身体を持ってしまっているが故に……
 リフルの触手は間も置かずにジーンの秘所に侵入し、最奥まで突き入れた。その瞬間――
「――やぁああん!!! あふっ! あんっ! …………はぁっ、はぁっ、はぁっ」
 どうやら、一度目の邂逅でイってしまったらしい。
 何度も全身をわななかせた後、瞑目して余韻を感じていた。
「……早過ぎるわよ、あなた。……でも、残る一人は、愉しませてくれそうだわ」
 そう言って目を向けたのは、当然ながらガラテアだ。
 乳房を晒してはいるが、瞳を閉ざした無表情は依然として変わらない。
「大丈夫。乱暴にはしないわ……」
 リフルは、優しい言葉とは反対のことを考えながら、犯そうと思っていた。
 こういう頑なに表情を変えないのを無理やり犯して変えさせるのも、また愉しそうだわ……
 ――ふいに、リフルの顔が、ガラテアの双丘に接近してきた。そして、胸の突起を口に含ませる。
「ぅっ!」
 ちゅぷ、ちゅく、ちゅむ……間も無く、そんな猥音が響いてきた。
 美貌の戦士のおもてが、見る見るうちに紅くなっていき、息を荒げ出した。
「……くっ……ふっ……ンっ!!」
 必で口を閉ざしつつも、気持ちよさに顎を上げてしまうガラテア。
 さらに、どこから出てきたのか――リフルが形成したと思われる人の手が、余った乳房を揉みしだいている。
「……はぁ……はぁっ……うくっ……!!」
 それでも、彼女は甲高い声を上げようとはしない。
「……ダメよ、我慢しちゃ」
 何を言うのか――などど思う間すら与えず、リフルの手がガラテアの股間にそえられ、弄り始めた。
「ぐうぅ! くっ……うっ、ぁっ……」
 三点の刺激に、我慢も限界に近い状態だったが……

190 :
「もうっ、いい加減にしてよ」
「――っあぁぅっ!!」
 ガラテアは、突如訪れた強烈な刺激に、思わず嬌声を上げてしまった。
 ありえないことに、リフルの手が服の股間部を溶かし、そのまま突起を擦り始めたのだ。
「ひっ、ぎっ……いぃっ、きぁはっ……」
 どうしても喘ぎたくないのか、相当におかしい声を洩らすガラテア。
 リフルの手はスジをなぞるように探り始め、くちゅ、くちゅ、という水音が聞こえ出してきた。
 ――そして、それは突然だった。
「ひぐっ!!! …………あぁっ……」
 ガラテアのくぐもった声と共に、リフルの中指に暖かい液体が浴びせられた。
「………………え? もうイっちゃったの?」
 妖気を操作できる戦士は、自らの性感すらも操作可能とは――これにはリフルも、言葉を失うしかなかった。
「くそ、遠い……まだ何もかもが遠すぎる……」
 リフルが一瞬にして消え去った後、クレアは歯噛みしながら吐き捨てた。
 彼女が自分達に危害を加えず去ったのは、奇跡としか言い様がない。
「クレア……」
 ジーンが、クレアを労おうとした、その時だった。
「さて、一応邪魔なものはいなくなった……続きをしようか?」
 ――え?
 驚きの発言の主は、ガラテアだ。
「正直、自ら絶頂を迎えるというのは、あまり気持ちが良いものではなくてな……少し手伝ってくれないか?」
「いいだろう」
「ク、クレア?!」
 ジーンは同僚達の発言に戸惑いながらも、胸中では嬉しさに小躍りしていた。
「私は不感症であるにも関わらず、容易にいかされてしまった。共に修行しよう、ジーン」
「……分かった、クレアが言うならそうしよう」
 こうして、二回戦の幕が開けるのだった……             fin

 ☆後書き
  十日振りに筆を執りましたが、なんというか、鈍ってますね。
  一応、訊いておきます。
  SSに挿絵の添付はNGですかね?
  よければ……
  感想とかあると、モチベーションうなぎのぼり

191 :
>>178
>>182
多分こういうことなんだろう

192 :
リフルネタで来るとはご馳走様でしたGJ
何気にこの百合スレでは初の投下だな
挿絵があるなら是非見てみたい

193 :
>>176
ミ糞を覗いてみるとこんなテレサ厨ばかりで吐き気がした
一人の自演じゃなかったと良く分かったよ

194 :
テレサ厨はもういいから
>>184
でも融合してたら脱がしにくいよね
と言う事でラファが自ら脱いだに一票

195 :
テレサ厨なら本スレでプリ厨演じてるよ
テレサ厨熱演のプリ信者に全力で嬉々と釣られるテレサ厨どもがなんともお寒い

196 :
テレ禁になったら他のキャラ迫害して
ガラ厨演じてたもんな。脳内すり替えするつもりなんだろうが

197 :
ガラ厨の半分は本物だがな
というかテレサ厨がガラ厨兼任がおおいんだろw
なんせどっちも大人気の美貌の戦士(笑)だからな
人気をおびやかす(大爆笑)存在は潰しておかないとねw
なぜかテレサスレは毎回即でガラスレは過疎で何度もんでるが

198 :
どうせ厨がくるならミリアーズ解禁してもいんじゃね

199 :
荒れるだけだから空気読んで自重汁

200 :
もうすでに厨は来てるよ。禁止もテレ厨の仕業だから

201 :
なんでもテレサ厨のせいにするのはどうかと思うぞ
荒れるのが分かっていて、それでも解禁したいなら専用スレ作ればいいだけのこと
どうしてもここに居直るんならテレサも解禁しなきゃテレサ厨じゃなくても不条理を感じるよ

202 :
おまえテレサ厨だろw

203 :
認定厨乙
荒れると分かっていてなおぶり返そうとするのが厨なんだよ
専用スレ作って、そこで誰の迷惑もかけず吠えていたらいいだけの話だろ?
テレサだけ隔離して他のキャラは無罪方面って
テレサ信者じゃなくても不条理さを感じるよ

204 :
>専用スレ作って、そこで誰の迷惑もかけず吠えていたらいいだけの話だろ?
何のためにテレサが隔離されたかよく分かってるのに何故自己矛盾を起こしているんだ

205 :
認定厨って馬鹿なの?
病気なの?
夏休みももうすぐ終わるし、あと少しの辛抱だな

206 :
テレサ厨って馬鹿なの
病気なの?
ニートテレサ厨は毎日が夏休みだから永遠にうざいままだね。
ねばいいのに

207 :
なんでもテレサ厨の仕業にしたがるアンチも考えた方がいいと思うぞ
テレサと同じ理由で禁止になってるのに、そんなに話がしたいなら専スレ立てろっていうのは最もな言い分
専スレも立てずに居直ろうとするんじゃテレサ厨よりタチが悪いよ
厨はもういいからガラジンの関係について考察してみないか?
ガラテアとジーンは旧知の仲っぽかったけど、どこで知り合ったのかな?同期とかなら萌える

208 :
結局今ってどうなってるの?
誰の話題はNGで誰ならOKか教えてくれるとありがたい。
最近来てなかったんでイマイチ流れが分からない。
このスレになってからも結構流れが二転三転してるみたいだし。
みんな平等に愛せばいいのに。

209 :
クレア、ガラテア、ジーン、オフィー、フローラあたりなら無問題
あとは空気嫁。名前すらも伏せないといけないような荒れるキャラもいるんだし
荒らすキャラ厨もいる
個人的には>>207のガラジンとかみてみたいけど

210 :
>>209
レスサンクス。
思ったより少なくて驚愕。

211 :
ガラジン期待age
ほとぼりが冷めたら天国でクレア争奪戦とかやってほしいな
テレサとジーンが熱く嫁自慢

212 :
騙されるな。テレサ以外はオールOKだよ。
禁止されたテレ厨が狂乱して他キャラを巻き添えにしてるだけ

213 :
とりあえず何を書いても荒れそうだから
ここにはもう作品投下しないことにするよ
各自自サイトで大人しくやるしかねーな

214 :
いつもの誘い受けですね。分かります

215 :
そんなことないです投下してください職人様(棒)

216 :
ひどい有様だな。
避難所みたいなのあった方がいいかな?
荒らしは排除できるし

217 :
他のスレは平和でワイワイ雑談なり作品投下したりしてるのに
なぜこのスレだけこうも荒れるw

218 :
かき回すのが好きなのが住み着いてるからだと思うよ。
キャラ厨もアンチも、とっくに消えて残ってるのはそいつだけだと思う。

219 :
強力なテレサアンチがテレサに嫉妬して荒らしてるだけ

220 :
そもそもキャラ厨自体がテレサとテレサファンを貶めるための某キャラ厨の仕業だからな

221 :
そもそも、アムロとかいってる基地外は、本当にクレイモアすきなのか?
テレサ大好きスレでも、住民から総スカン食らって、スレ過疎にしてたし
ただの嵐だと思いたい俺がいる

222 :
荒らしというよりアンチだろうね
ただの荒らしならここまで粘着しないよ
まぁ、テレサのモデルは安室ちゃんでFAだろうが
安室ちゃんを嫌いな奴だっているだろうし、空気読まず連投するのはアンチの某キャラ厨だろ
ここも昔は和気藹々と盛り上がってたが、荒らしがきてテレサ追い出してから荒廃してるわけだし
問題の真意を神眼でよみとれなかった住民が大人になる必要があるんだろうな

223 :
ついにデコシラ厨が本スレでしっぽをだしたな
今まで百合スレ荒らしてテレサ追い出しましたって言ってるようなもの

224 :
いったいなんなんだこのスレ……

225 :
デコシラ厨が荒らした後はデコシラ厨被害報告スレッドとなっているようです

226 :
なんか色々話が二転三転してる上
すごい矛盾だらけな流れだな
もうこんなスレ落とした方がいいんじゃないか

227 :
>>225
はいはい、おばあさん、もう御飯は食べたでしょ

228 :
テレサ厨の擬態が始まったよ。前はジーンが対象だったよね…

229 :
自分の厨発言も全部テレサ厨に押し付けてたら世話ないよな
ジーン厨乙としか言いようがない

230 :
本スレのデコシラ厨と同レベルの厨発言だなw
自分に都合の悪い発言は全部テレ厨とか
案外、粘着荒らしちゃんはジーン大好きなりきり『ジーンさん(笑)』だったりしてw
素まるだしで精神病をカミングアウトしてたしなw

231 :
みんな落ち着けよ。
私はクレイモアのキャラ全員が好きだ。
そういう人はここに居ないの?

232 :
>>231
空気読まずに言うけど、少なくとも嫌いなキャラはいないな。
ただ、好きなキャラは相当に多いね。
しかし悲しいかな、クレイモアファンって意外と(精神的に)幼い方が多い。俺もだけどね。
特定キャラのファンの方は、同時に特定キャラのアンチでもあるみたいで……

233 :
一部のキャラ厨が嫉妬に狂って特定のキャラを排除したくらいだからな
しかしとうとうお馬鹿なデコシラ厨はキャラスレ立てたみたいだw
これでここやクレイモアスレに迷惑かけないことを心より祈る

234 :
せっかく231がいいことを言ってるのに
対立させようとしているあたりがこのスレの腐ってるところだよ。

235 :
悪いが本スレまで腐らせたデコシラ厨に情けはかけないよ
デコシラの話題は専用スレですればいい
甘い顔するとつけあがるお子ちゃまだから毅然とした態度でのぞむべき
スルーするとこの話題はOKと勘違いして延々に妄想垂れ流し
いままでデコシラのSSの需要も供給もなかったわけだしこのスレ的に禁止にしても無問題
あとは擬態に惑わされず某キャラのような被害者を出さないことだな
何も悪くないのに、厨の擬態に釣られまくったスレ住民にも責任なあると思うぞ
今、気をつけなきゃならないのはデコシラ厨の責任転換
厨対立を装って第三者の嵐に罪をなすりつけデコシラ厨も被害者という図式を作りたいようで必だが
ここの惨事も荒廃の原因も忘れてはならない。歴史は繰り返されてはならんのだ

236 :
>>234
何故ならここは2chだから

237 :
>>235
自分のことを詳細に書き出してるのか?お前純粋に気持ち悪りぃよマジで
こんな過疎りきったスレでまだやろうとする必さがまたキモイ
しかも過疎った原因は確実にお前だよ、お前
お前が居着いてるから過疎ってんだよ
もうSS職人も読み手も誰もこねーよ、お前意外な

238 :
別に気持ちが悪いと言うのなら俺がデコシラ厨ってことでいいよ
違うと言っても認定厨は聞く耳もないだろうしな
ただ無関係のキャラが貶められ隔離させたのは忘れてはならない
みんなで仲良くの精神からかけ離れた愚行だったと反省してほしい

239 :
>>235のデコシラの部分を他のキャラに当てはめても通用するよね?
おまえも認定厨には変わらないじゃん

240 :
全員万遍無く好き
た だ し
女性キャラだけ

241 :
>>239
論破されて逆ギレすんなよ
図星を指されたデコシラ厨じゃなきゃ必なる必要ないもんな
今まで上手くテレサ厨とアンチ演じてテレサ追い出したのはよかったが
思わぬところからしっぽが出ちゃったんだよ。諦めな
みんな好きって住人がいるのに、なんでアンチの荒らしに負けてキャラ迫害とかしたんだよ?
なんであの時もっと集結して闘わなかったんだよ?

242 :
本スレでもそうだが適当にテレサ厨認定するやつがいるせいで迫害されたようなものだからな
実際、アンチの自演だったわけだが
みんな好きというのならプリ厨とかまるっとスルーして解禁すればいいのにね。ガキっぽいことしないでさ

243 :
>>242
なにが上手くテレサ厨演じて追い出した?だ、妄想もいい加減にしろ
お前がどのスレでも空気も何も読まずに、テレサテレサテレサ騒ぎ荒らした結果こうなってんるんだよ
ウザい奴は分離されて当然だろ、ホラ吹いてんじゃねーよ。
あんな糞うぜーテレサ信者丸出しの文、お前以外ありえねー何でも人のせいにしてんじゃねーと。
お前が居座る限りもう誰もこないから必こいて自演しても無駄なのよ、分かる?

244 :
>>238
なんか勘違いしてるみたいだけど>>237は糞テレサ厨のことを指していってるわけで、お前の妄想内のデコなんたら厨の事じゃないから、
お前は糞テレサ厨だろ

245 :
>>241安易に認定、脳内で論破したつもりになって、逆切れするなよ
だからデコに限らず○○厨って認定してる時点でおまえも同類だろって言ってんの
全員好きだって言ってる人に迷惑な事には変わりないんだよ

246 :
妄想もなにも本スレ荒らしたデコシラ厨がテレサ厨に責任転換しようとした地点で百合スレの工作もデコシラ厨でFAなんだが
厨対立装ってテレサも道連れにしようと画策しているあたりがキャラ同様卑怯で汚すぎる
元々嫌われ者デコシラは失うもんなんてないからテレサの評判落とすのに必なんだろうがね
そのためには手段を選ばない
もしお前のいう様にテレサ厨とやらがいるのなら、スレを荒らす意味が分からない
もともと萌えスレでも話の中心にいたキャラだしな
挙げ句の果ては見えない敵作って第三者に罪をかぶせて自分は無罪とでも言いたいんだろうかね?
板超えてまで工作乙としか言いようがない
こっちのゴタゴタをあっちに持っていくなよ糞デコシラ厨荒らしが

247 :
はぁーあ。もうだめだわ。コイツ…
そういや。向こうの保管庫に学園スレが保存されてるの発見したよ。
http://green.ribbon.to/~no1/sonota/gaku/4.html
4になったらスレが機能しなくなって
220??くらいからは厨に対する愚痴を言うスレになってるのがなんともね
このスレを正常に機能させるには、ゴミの掃き溜めになる場所は必要かもね
ここを汚さずにそのスレで絡むようにするとか。

248 :
>>247
スイマセンはじめましてです。
本スレでここも荒れてると聞いて覗いて見ました。
本スレで今、プリシラ絡みの荒らしをプリシラスレに誘導する試みが始まったようです。
ここも誘導してみてはどうでしょう?

249 :
>>248
誘導などというものが機能するのかどうか。
疑問。

250 :
本当何でも人のせいだなテレウン子は・・・
自分がIDコロコロ変えて工作してたからって、自分のアンチも一個人の漫画の敵対キャラ好きだと思う幼稚さといい
思い通りにならないと荒らす低脳ぶりといい、完全に自演できず自演バレするアホさ加減といい
お前がとても現実社会で上手く人間関係築いて生きるとは思えない(笑)
一生一人でやってろバーカw

251 :
本スレ荒らしてるだの何だのアホが言ってるから、久々に見てみたら・・・(ノ∀`)アチャー
分かり安すぎる工作乙かれさんです!アホテレサ厨さん!(笑) 引いたわ、マジきめぇwwwwwwwwwww
流れ的にネタフリがいきなりすぎだろwww
自分でプリシラネタ振って自分で誘導してんじゃねーよwwwwうけるwwwww

252 :
境界性人格障害(ボーダー)
検索してみて
スレタイとレス内容まったく違うと削除対象になるよ?
クレイモアでパヤパヤしようよ

253 :
>>247
ゴミ溜場はプリ厨スレに任せようぜ
テレサ厨演じてスレ荒らしたり工作が本スレ住人にバレバレなのに適当に厨認定したりしてるわけだし
屑キャラと屑キャラ厨には屑スレがお似合いだよ
以下プリ厨は可憐なスマイルでスルー推奨
ガラジン投下予告の人、まだ生きてるかな?

254 :
>>248プリシラのスレを作ってもあまり意味はないかと…
この荒らしの経緯は上で張られている
学園スレを読んでいただければわかると思いますよ。
できれば1から読んでもらいたいです。
平和に楽しんでるスレがどんな風に荒らされて行ったのかよくわかると思います。
そしてこの荒らし方の手口。
今の本スレの荒らされ方とも非常に似通ってるんです。
一年前から、こんな感じであちこちのスレが荒らされてつぶされました。
あえてその荒らしが誰とは言いません。あなたが一人のキャラに入れ込まず、
中立的な立場でスレのことを考えられる人なら…答えはでるはずですが。

255 :
バカバカしい。
ただのレズばばあの内紛だろうが。

256 :
>>254
とりあいず荒らしを誘導するにはいいんじゃね?>プリ厨スレ
またやつがテレサ厨に化けて荒らしても、ちゃんと誘導さてやれば流石に釣られる馬鹿はいないだろうし
罪もないキャラが迫害されていたとわかっただけでも救われるだろうから全く意味がないというわけでもあるまい
あとは昔みたいにどのキャラファンもみんなで仲良くやれればいい
不条理な隔離とかなしにさ

257 :
過去スレとか学園スレとか見てもらえば分かるけど、テレウン子の自演工作は上で指摘されてる通り
ワンパターンで文体も似通ってるからすぐに分かる。
決定的にこいつだと分かる部分が、下一行を無駄に空けているレス(笑)
これだけなら誰にでもありそうなイージーミスだが…
荒らしのレスのほとんどにこの現象が現れていて、他にそうなっているレスを辿ってみると・・・あら不思議
単発IDのテレサ擁護やらテレサ好き発言、はたまた他キャラ厨で荒らし行為しているレス、AA厨に行き着いてしまう不思議!w
エロパロ分裂後、わらわらとエロパロに沸いた荒らしレスにも、強さ議論に沸きテレサ最強を唱えつづけたレスにも…w
ある過去のSS作品にもこの現象が見られまつw
この現象が出てる時と出てない時があるので(携帯からやレス投稿方法などで)全部は分かりません。
皆さん、現在の本スレの方もご確認くださいw
無意味なAAコピペ貼り、意味不明な言葉の連続レス、わけの分からないスレ誘導、単発IDによる工作レスは
すべてこいつの仕業と思って間違いない。
こいつが反論レスで長々と書いてる内容は、全部自分がやってきた事を書き連ねているだけ。
頭の仕組みがどなってるかは知らないけども、それが自動的に他人のせいに変換されるらしい(笑)
つーか、>>254はお前のことだろ…どういう読解力してんだよw

258 :
>>256
…ハァ
>>257
へ?
レス番間違えてる??
学園スレで専用のスレを作ろうって話があったでしょ?
そのことを言いたかったんだけど…。ただしプリじゃなくて某名前を言ってはいけない人のね。
それも誘導になっちゃう?ここが消されたら嫌だし、
他所にヲチスレみたいのあったほうがいいと思うんだよね。

259 :
>>258
これだけ過疎ってるのにヲチスレ作って何すんの?
テレウンコ専用学園スレって学園スレがあった当初たったんだけど
結局隔離スレに移らないで分離したスレを荒らしながら居座りつづけたはず
作りたければ作ればいいんじゃない?

260 :
そっか、あってもいいか、じゃちょっとテンプレを改造して考えてみるわ。
荒らし自体を隔離する事はあきらめてるよw学園の時もだけど、こっちの専門スレにも行かないじゃん。
あいつ。ただ、荒らしに直接絡むと、荒れるからさー。
ここだけなら、まだいいけど、本スレとかはだめじゃん。怒りに任せて百合とか他のスレの事持ち出して絡んだら。
知らない人らはこっちも痛いって印象を受けるでしょ。
あの厨はそういうの狙ってるんだろうから踊らされるのも悔しいじゃん。
あーあ、またあいつ来てるよ。とでも愚痴れれる場所があれば少しは溜飲が下がると思ったんだ。
学園スレの最後がヲチスレ状態になったのだって、みんなのストレスが溜まってたわけだからね。

261 :
テレサ厨っていうよりテレサアンチの荒らしだからね
それがどのキャラ厨かはお分かりかと思うが
テレサ隔離した段階で荒らしに踊らされているわけ
徹底スルーでテレサも交えたスレにしないと、虐げられたテレサファンのストレスはどこへぶつければいい?
荒らしに屈しないというのなら住人同士が結束しないとな
他キャラファンでもテレサとの絡みみたい奴いるだろうし、子供じゃないんだからさ

262 :
偽プリ厨と、百合スレにテレサ厨が沸いた時間って
面白いくらい同じ時間帯だから。そういうレスログを集めて
テレサ厨の擬態の検証とかしてもいいかな。

263 :
結局おまえら全員荒らしってことか

264 :
テレサアンチが必にテレサの評判とイメージを落とすため荒らしてるんだよ
本スレでヘマやってプリ厨の仕業だって本スレの奴らはみんな知ってる
ここは可憐な微笑でスルーしてあげましょう
さて、百合スレらしくガラテアーズ集団レズについて語りますか
クレア、ジーンについで新たにウザリスとミアータが参入したわけですが

265 :
テレサのチンポほしい

266 :
本スレでテレサ厨が「やめてプリ厨のライブは0よ!」と言ってた…
自虐ネタにしか見えなくて吹いたw

267 :
くやしいのは分かったからいい加減プリ厨スレに逝けよ…
プリ厨と糞デコシラにお似合いの素敵なゴミ溜じゃないか

268 :
指摘してやったのにまだ直ってないとか・・・まあ、分かってても直せないんだろうなw
>>267お前がそのプリシラスレたてたんだろう?テレヒキウン子ちゃんよ〜(笑)
地道にID変えて必に書き込みしてる姿を想像すると…プ
本スレにプリシラドピュッAA貼って楽しかったか?w即座に意味不明な呼びかけ&スレ誘導してたけど
スレ住人にガン無視されてたね(笑)

269 :
夏休み終わってもまともに会話できないスレなんて…
ようつべ見てたら入れ姉出てきて吹いた
自分の中でかなり美化してた模様
なんだろうあのアヌメの入れ姉の目、どっかで見たことある


チェリーだ…ハハ、ひでぇや…orz

270 :
とりあえず争う連中はみんな消えればいいのにw
お前らカプ別に徒党くんで抗争しないとぬのかよ
いいかげん自分たち全員が等しく罪人だって気づけw


271 :
 †レイチェル×オードリー†

 とある昼下がりの午後。
 ユミルという名の町を闊歩する、一人の女……いや、半妖の戦士の姿があった。
 名は、オードリー。
 どういうわけか、普段の彼女に似合わず、息遣いが激しい。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 ただならぬ様子に振り返る町人の視線を受け流し、たどり着いたのは高級宿の前。
 バタン、と乱暴に開かれた木の扉に振り返る、脂ぎった面構えの主人。
 見開かれた瞳孔に半妖の美女が映り、一瞬好色そうに顔を歪めたが、今にも襲撃してきそうな雰囲気に気圧され、うろたえる。
「あ、あの……」
「はい、お金!」
 ジャッ! と甘い声と共に勢いよく置かれたのは、硬貨が沢山入っている皮袋だ。
 魚顔の主人が中身を見る前に、美女は足早に二階へ登って行ってしまった。
「え、ええと…………十万ベラー!? ここは最高でも五万ベラーだってのに。いいのかこれは……」
 クレイモアにいちゃもんを付ける度胸はないし、過多に受け取ったとかでいちゃもんを付けられるのはごめんなんだが。
 ……まあいい。余計な分は高級娼館にでも当てるか。
 多少の不安を拭い去るように、下半身を押さえながら口元に醜悪な笑みを浮かばせた。
「はぁっ! あぁっ! ……くっ!!」
 オードリーは、部屋に着くなり早速自慰行為に励んでいた。
 彼女がこういう気分になるのは、多くてもひと月に一回ととても珍しいのだが。
 というより、溜め込んでいる、といったほうが正しいか。
「っく…………レイ、……あぅっ! ……レイィ!!」
 想い人の名を叫ぶように、求めるように。ひたすら、しかし柔らかな手つきで、自らの花弁を穢してゆく。
「! くあっ!! ダメ! イッ………………――――っ!!!」
 ピュッ、ピュッ、と一定の間隔を置いて、声が途絶えた美女の陰部から愛液が噴出した。
 余韻後の痙攣が全身をわななかせ、オードリーのおもては快楽に溺れた淫売の如き表情に染まっている。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
 だが、その愉悦に満たされた顔色も、長くは続かない。想えば想うほどに、虚しさと、切なさが募るばかりだ。
 ふう……と深いため息をつきながら、股間から手を離し、起き上がる。
 窓から差す春陽の向こうの町並みを見つめながら、彼女は物憂げな表情を露に――一筋の水の粒を、頬に垂らした。
「私は……」
 聞く者などいないというのに、言葉が詰まる。
 私はなぜ、あの人に親友以上の感情を抱いてしまっているのだろう?
 同性の者――レイチェルを愛してしまったオードリーは、彼女と会ったときから自問自答を繰り返す日々を送っていた。
 十に満たない幼い少女の頃に半妖となったオードリーには、男性とふしどをともにした経験はおろか、恋愛経験すらないのだ。
 その彼女が一目惚れしたのが、入門して間もない頃、偶然任務をともにしたレイチェルだった。
 レイチェルが初恋の人、ということになる。

272 :
 訓練生時代、異常な速さで頭角を現しはじめていた彼女は、いきなりNO21を受けることに成功する。
 そして初めて任務を与えられた時、とある戦士と組むよう指示された。
「お? おめーがNO21のオードリーか? 随分ひ弱そうな奴だな」
 当時はレイがNO16だったので、格下に見られても仕方がなかった。
 それより、彼女はその戦士の姿を見て、最初は一瞬畏怖を感じたのをはっきりと覚えている。
 鍛え上げられた屈強な肢体、迷いを感じさせない剛毅な声色、可愛さの欠片もない自信に満ちた面差し、何故か帯刀していない大剣……
 やや盛り上がった胸を一瞥しなければ、彼女が男と間違えられても咎められないような、そんな容貌だった。
 この時、オードリーは物凄い違和感に胸が裂かれそうだったのを鮮明に記憶している。
 プライドが高い自分が、このように言われて腹が立たないどころか、寧ろ高揚とした感覚に包まれていたのだ。
 この感覚がなんなのか、利口な彼女は自分に誤魔化しようがなかった。
「貴女と私……相性が良さそうね」
 美女の甘い声色で放たれる言葉に、剛直そうな大女は、はぁ? と首を傾げた。
「なんの話だよ?」
「あら、なぜ私達が組まされたのか、分からない?」
「知るか。こっちはぺーぺーの下位ナンバーと組まされて気が立ってんだ。さっさと行くぞ」
 常に手に持っている剣をぶんぶん振り回しながら、オードリーに背を向けて闊歩し始める。
 右の肩当てに大剣をおき、胸を張って超然と歩む姿は尊大であり、傍若無人な雰囲気を前面に圧し出していた。
 理由は定かではないが、オードリーは大きな自信を持った。
 彼女と組めば、頂に登りつめることが出来るだろう、と。
 そしてその自信は、この任務を遂行した後に確信に変わっていった……
 その後、オードリーがNO3、レイチェルがNO5と立場こそ逆転したものの、闘いにおいての信頼関係が揺らぐことはなかった。
 ――闘いに於いては。
「おい、聞いてるのか?」
 男の野太い声。黒服だ。
 夕闇に落ちた大木に寄りかかり、物思いに耽っていた彼女は、ふいに現実に引き戻された故の不快感が生じた。
「……悪いわね。もう一度言ってくれるかしら」
「しょーがねーな……」
 スキンヘッドの黒服は、眼帯をさすりながら息をついた。
 彼女の悪癖――物思いに耽る癖は、日常茶飯事といっていいほどなので、黒服ももはや咎めることすらもなくなっていた。
「……理由は不明だが、南の地に覚醒者の異常発生を見たという報告が入った。その数、軽く見積もって十だそうだ」
「まさか、彼らを殲滅しろと?」
 まさか、とは言ったものの、彼女は半分は嬉々としていた。
 そうなれば、確実にレイと組まされるから。
「むろん、それが目的だ。生半可なメンバーを連れてくわけにはいかんが、人手の問題もある。お前を含めた四人で、討伐に当たってもらう」
「……四人?!」
 十以上の覚醒者を四人……メンバーにもよるが、多数の覚醒者相手に四人とは、戦士を相当に出し渋っているとしか思えない。
「メンバーは、お前・レイチェル・ルネ・ニーナだ」
 オードリーは、すぐに複雑な思いを露にした。
 確かに、全員が一桁ナンバーであり、個々の力が抜けているのも分かるが……
「……ミアータはまだ不安定なの? ルネやニーナは、各地で忙されている筈よ」
 この言葉には暗に、NO9のニーナでは力不足では? という意味も込められている。
「ああ。あれはまだ使えん。上からも、NO1をも狙える逸材をそう簡単に動かすなと仰せられているからな」
 黒服の今の台詞だけで、オードリーは何度か憤る感情にあおられたが、なんとかこらえて面には出さなかった。
「そう……」
「一桁を四人集めたんだ。上手くやれば全員生還は容易いだろう。じゃ、頼んだぞ」
 そう言うと、黒服は用は済んだとばかりに踵を返し、大木を離れて淡い春宵の荒野へと歩み始めていった。
 その背中をキッと睨み付け、一瞬拳を強く握り締める。が、すぐにパッと開いた。
 あんなクズに感情を昂ぶらせたってしょうがない。レイと組めたんだし、それで良しとしなきゃね。
 自分にそう言い聞かせながら、オードリーもまた、目的地に向かって足を運び始めた……

273 :
 オードリーが目的地である辺境の町クヴァングに付く頃には、すっかり深更に及んでいた。
 人影は皆無といっていい夜の田舎町独特の雰囲気は、精神衛生上にもあまりよろしくない。
 感傷に浸りたくなるような、そんな場所だが。
「おう。遅かったじゃねーかオードリー」
 町の中央、十字路の目印である噴水付近に、松明の光に照らされた、三つの人影があった。
 独特な髪型の戦士ルネ。前髪を左の頬に垂らした戦士ニーナ。
 二人とも瞑目して腕組みという格好で待つ中、松明を持ったレイチェルだけは、尊大そうな破顔をオードリーに向けていた。
 おそらく他人であれば、その様子を見て嫌悪感を抱くのだろうが、オードリーにはむしろ微笑ましく見えているのだ。
「悪いわね。自分のペースで歩いてたから、少し遅れちゃったわ」
 彼女の甘ったるい声は、聞く者によって感覚が違ってくる。媚びているようにも、自然な可愛さにも聞こえる。
 どちらかと言えば後者なのだが、本人は自分の独特な声色で悩む事など無く、寧ろ場合によっては利用してやろうと考えるほどだ。
 そして、この言葉はどちらかといえばルネとニーナに向けられたものである。
 私より格下といえど、自分が認める者に礼節を欠きたくはない――オードリーの考えだ。
「気にしちゃいない。お前は上位NOだからな」
 とニーナ。彼女の性格が表れているといえる台詞だ。
「そうだな。それより、今回の任務は困難だ。作戦を練っていかなければなるまい」
 ルネが提案した。
「そうね……各々がどう動くか、話しておく必要があるわね」
「ったって、どうせルネとニーナが陽動してるところに、俺とオードリーが背後から奇襲とか、そんなんだろ?」
「凄いわね、当たりよ。でも、それじゃちょっと説明不足だから、詳細を話しておく必要があるんじゃないかしら?」
「ったって、俺らが奴らに見つからんよう向こうの古城に潜んで、ルネとニーナに奴らが気を取られてるところに俺らが奇襲とか、そんなんだろ?」
 ……あら?
 自分が言わんとしていたことを全て相方に持っていかれ、オードリーは思わずポカンとしてしまった。
 オードリーの、ハトが豆鉄砲を喰らったような表情を見たレイチェルは、思わずブプッと吹き出した。
「ぎゃははっ! 俺が頭が弱いなんて考えは古いぜ」
 てっきりそうだと思ってたんだけど……なんて言ったら、レイチェルはどんな顔をするだろう?
 どちらにせよ雰囲気を悪くしそうなので、止めといた。
「そうね……二人とも、聞いたわね?」
 言うまでもない、と言いたげに軽く傾頭するルネとニーナ。
「それと、ルネは覚醒者達が私達に気付かないよう、妖気操作をお願い」
「了解した」
 ルネは瞑目しつつも即答した。
 松明を担ぐように持つレイチェルは、相変わらず胸を張った姿勢でリラックスしている。
「それじゃあ、行きましょうか」
 チームリーダーであるオードリーの一言を合図に、一行は町の出口へと進行し始めた……

274 :
ほどなくして、覚醒者の集団がたむろしている草原が見える、丘陵(きゅうりょう)まで来た。
 アールヴ草原と呼ばれているこの地には、八方に高い丘陵が立ちはだかっている。
 オードリーらがいる地点のちょうど向こうに古城があり、そこを除けばアールヴは森林に囲まれている。
 そして、彼女達の眼前には、丘陵を下る唯一の下り坂道が広がっていた。
 周囲は未だ宵闇に染まっている。隠忍して動くには絶好といえるだろう。
 むろん、すでに松明は破棄している。
「総数は十二……特に強い奴はいないが、弱い奴もいない。なにより、数が多すぎるな……」
 妖気読みに優れたルネが呟いた。
 なぜこの南の地、しかもこんな辺境に覚醒者達が集まったのか――オードリーは邪推していた。
 七年前、この地には三強覚醒者であるルシエラが居座っていたが、彼女は群れることを好まず、孤立していたと聞く。
 そのルシエラが何者かの手によって屠られ、暫くはこの地にも平穏が訪れたらしいが……
「……い……おいっ……オードリー!」
 ドスの効いた声を掛けられ、美女はハッと我に帰った。どうやら、また物思いに耽っていたらしい。
「ごめんなさい。いつもの癖が出ちゃって」
 幼い少女が口を開いたのかと思わせるオードリーの一言。加えて眼が合ってしまい、レイチェルは身体を跳ね上げそうになった。
 ……なんで俺がコイツにドキッとしなきゃなんねーんだ?
「いや、いい。それがオメーの仕ご――」
 レイチェルは台詞をほとんど言いかけるも、結局は途切れさせた。
「……何?」
「いや、なんでもねー」
「おい、いつまでも夫婦漫才やってないで、さっさと向こうの古城に潜入しろ」
 野暮なハッパのかけ方をしたのは、触手のような前髪を胸元まで垂らした戦士二ーナだ。
 ニーナの言葉に、オードリーは何か重いものがズシっとのしかかるのを感じ、表情が極僅かに憂いだ。
「けっ、分かってら…………で、誰が夫婦だって?」
 ニーナの不遜とも取れる言動、態度に、レイチェルは詰め寄る。
 レイチェル自身、ニーナの発言がなんとなく図星だと思ってしまったのかもしれない。
 ルネは眼を閉ざしながらも、口元に見て分かるかどうかな歪みができていた。笑いを堪えている。
「お前達のことだが……違ったのか?」
「このっ!」
 レイチェルの拳がバッと天高く振り上がる。が――
「…………ちっ、下位ナンバーが囀(さえず)ったところで、現状は変わりゃしねーよ」
ふんっ、と拳を虚空に振るってニーナに背を向け、オードリーの側に脚を運んだ。
「いくぞオードリー。てめーらは予定通り陽動しろよ」
 捨て台詞を吐き、美女を伴ってその場を後にする屈強な女戦士。
 大女を伴われ、去り際に見せた美女の切なげな表情が、ルネとニーナに違和感を抱かせた。
「なあ、ルネ」
「なんだ」
「あの二人、どうする」
「どうするもなにも、私達の役目は陽動だろう。彼女らが古城に着いたら、私達が覚醒者共の前に躍り出る……」
「そうじゃない。ものは相談なんだが……」
「……――何!?」

275 :
「クソッたれが!」
 闇夜に落ちた森林の中、レイチェルは怒鳴りながら地面の土を蹴り上げた。
 覚醒者がいるアールヴ草原から大分離れたこの場所。こちらからは彼らが見えるが、あちらからは見えないという、絶好の場所だ。
 この森は、アールヴに面している古城にも繋がっているため、昔よく潜入に使われ、「森の道」と呼称されたこともある。
 ――大声を上げても聞こえないだろうけど、その拍子に妖気まで発散しないで欲しいわね。
 ルネが妖気操作で覚醒者達の気を逸らしているとはいえ、限界はある。
「よりによって夫婦だ? あの野郎、ヘマしやがったらあの触覚抜きちぎってやら!」
 レイチェルは怒っている。誰がどう見ても、そうとしか見えない。少なくとも外面上は。
 だが、オードリーの見解にはやや相違があった。
 いつもなら、殴っていてもおかしくない場面だったと思う。それを、さっきはただ詰め寄っただけ。
 もしかしたら、私のことを――
 オードリーは、先ほどのニーナの発言に自分は全く憤らなかったことに、疑問すら持っていなかった。
 レイチェルの動向に気をとられてしまったのもあるが、なにより……
「ねえ、レイ。私のこと、どう思う?」
 八つ当たり真っ最中のレイチェルに、物怖じすることなく訊くオードリー。
 彼女らしくない、純粋かつ率直な質問ではあったが、「あぁ?」と応じるレイチェルのおもてには、未だに険が深く刻まれている。
「……言わなくても分かんだろうがっ!!」
 ややあって放たれたぶっきらぼうな返答は、最大の照れ隠しなのだろう。
 顔が上気しているのを見れば、それくらいは分かるが。
 だが、それで納得するオードリーではなかった……
 ――それでも、目的地にある古城につくまでだんまりを決め込んでいたのは、あくまで任務の為に過ぎない。
 ともあれ。
 これでオードリー・レイチェルの二人と、ルネ・ニーナの二人が、草原にいる覚醒者の集団を挟みうちにした格好となった。
 
 むろん、挟みうちにされている方は全く気付いていないはずだ。相も変わらず草原を行ったり来たり、無秩序に闊歩するのみ。
「さてと。ルネの奴、気付いてるかぁ?」
 覚醒者は目と鼻の先だというのに、豪胆な調子で言い放つ戦女(いくさめ)。
 ――異変に気付いたのは、オードリーだった。
「……感じない」
「あ?」
 美女の顔が、見る見るうちに驚怖に満ちていった。
「妖気を感じないじゃない! 気付かないの?!」
 甘い声色とは正反対の、半ばヒステリックに放たれた言葉がレイチェルの耳に突き刺さる。後ずさるレイチェル。
「……う、うっせーな。ただあいつが妖気をこっちに送ってきてないだけだろ」
 耳を押さえながら軽々しく嘯(うそぶ)く大女に、美女は怒りを脱線して呆れ果ててしまった。
 ルネの妖気を感じないということは、恐らく覚醒者共はこちらの存在に気付いていることになる。
 いつだ? いつルネの妖気が途絶えた? 
 レイと話していた時はあった。
 そういえば、古城に入る前から段々と薄れていったような……しかし、さっき見た時は勘付かれていないような雰囲気だったが――
「お、おいオードリー。あいつら、こっち(古城)の方見て」
 ないか。と最後まで言う前に、オードリーはバッと振り向き、開け放たれた古城の扉を凝視する。
 ずん、ずん、と。見ているのではなく、二人の潜む古城に近寄ってくるではないか!
「闘うしかないってことじゃない……」
 窮地であることを、悲壮な声と表情が物語っていた。
 いくらNO3とNO5とはいえ、総数十二の覚醒者相手に一体どう対抗しろというの……?

276 :
「上等だ……」
 大女の腹の底から響いた低い豪声には、確固たる決意と覚悟を感じることができる。
 ガシャッ、と大剣を抜き放ち、前方に構える。
 ――もうこうなった以上、迎え撃つしかない。
 オードリーもそれは分かっていたが。身体が言うことをきかなかった。
 背の大剣の柄に手をかけたはいいが、抜くまでには至らない。全身が震え、剣が揺れて、金属音がカチャカチャと散る。
 ただひたすらに怖かった。
 もともと、勝算のない闘いは避けるタイプで、そういった意識はレイチェルとは真逆。
 今回だって、妖気の途絶えてしまったルネとニーナがいても、勝算はいつもより低い方なのだ。
 それを二人でなんて……え?
「あん?」
 驚きの声はレイチェルのみ。慄然していたオードリーは、声を失ってしまっている。
 ――どういうわけか、眼前の覚醒者達が、古城から少し距離をおいて静止したのだ。
「…………なんで止まりやがった……?」
 確かな疑問だわ……けど、妖気から伝わる気も感じないということは……
「分からないけど……一時的に、助かったみたいね。良か……った……」
 言い終えたオードリーの肢体は、しぼむようにしてへなへな〜、とへたり込んでしまった。
「お、おい!」
 思わず剣を放り出し、抱きかかえるレイチェル。逞しい腕が、美女の華奢な身体を支えた。
 嬉しかったのかどうか。
 オードリーはレイチェルに微笑を向ける。やや呆けた調子のレイチェルに、オードリーは構わず口を開いた。
「我ながら情けないわ……NO3が聞いて呆れるわね。いつも貴女には迷惑かけてばかりで……」
 話しながら、もう大丈夫よ、と言って上半身を起こしていたレイチェルに謝辞を表し、地面に正座する。
 レイチェルは、落ち着いたオードリーの話を、神妙な面持ちで聞き入っていた。
「貴女がいなければ、臆病な私にNO3なんて分不相応な地位は与えられなかった。私は本当に……」
「何言ってんだおめーは」
 美女の言葉を遮るように、豪胆な戦女が口を挟む。神妙な顔つきは、変わらない。
「お前の方が実力も頭も上だから、そのNOを与えられたんだろうが」
「確かにそうかもしれない。けど、私の剣は……貴女の剣の力を十二分に引き出す為だけの存在なのよ。貴女抜きの私なんて、NO7がいいところよ……」
 ――
 十数秒、その場を沈黙が支配する。
 古城の外の覚醒者達も、依然として動く気配は無く、外からは僅かに虫の声が響いてくるだけだった。
 人は、命の危機に曝されると、案外饒舌になるものである。
 それは、幾度となく修羅場を潜り抜けてきたオードリーも、例外ではなかった。
「……だからどうしたってんだ?」
 沈黙の均衡を破る、レイチェルの声はやや震えていた。
「俺とお前が組めば、他を凌駕する実力がある。それは事実だろうが。
 確かにおめーは臆病だし、非力だ……だが、少なくとも剣の腕と知略にかけては、俺はお前の足元にも及ばねえ。
 そんな俺達が組んで修行し、他を圧倒する「柔剛斬」を発露した」
 レイチェルが珍しく、真に迫る雰囲気で話す姿に、オードリーはただただうつむき聞き入るのみだ。
「それによ…………NOがどうした?
 3って数字を決めたのはお前じゃなくて組織だろ。それに自信がありゃ堂々と胸張ってりゃいいし、なけりゃ……」
 言葉が途切れる。やや意図的なものが含まれていると理解っているのは、話す本人だけではない。
「てきとーに振舞ってりゃいいだろ。NOなんかに縛られんな」
「……レイ、違うわ」
 突如口を開いた美女は、不明瞭な発音、しかし甘やかな声色を、眼前の戦女に発する。
「あ?」
 何がだ? と続けようとしたが、オードリーのおもてを見て、言葉が詰まった。
 ――泣い……てる?
「私は、貴女を愛してるのよ――」

277 :
 唐突だ。あまりにも、唐突だ。
 自分自身でもそう思ったときには、美女は目の前の戦女の厚い胸板に飛び込んでいた。
 両腕を首へと回し、ぽかんとしているレイチェルの顔に近づき、不意打ちをかけるかの如く唇を奪う。
「っ!! ……」
 何故か。
 そんな暴挙ともいえるオードリーの行為を、抵抗することなく受け止めるレイチェル。
 顔にうっすらと、朱が差しているのは――
「……んっ! む……!!」
 深い、深い接吻。
 優位に立ち指揮するのはオードリーの方で、レイチェルはされるがままだ。
 ほどなくして、ぷはっ、と両者の口は意外とあっさり離された。
 真顔だが、頬にははっきり赤みを帯びたレイチェルを、オードリーは切なげな微笑を浮かべながら見つめる。
 ふと、オードリーの双眸に、レイチェルの表情にきわめて微かな笑みがこぼれたのを映した瞬間。
 ふいに……
「――ぁんっ!」
 ささやかな嬌声は、しかし二人の耳にしっかり聞こえた。
 レイチェルの分厚い手が、オードリーの乳房を無造作につかんでいた。
「レイ……」
 二つの目を潤ませながら、パートナーの愛称をつぶやく。
 よくよく見れば精悍な面差しのレイチェル。いつもは剛に満ちた眼が、今は哀しげで、かつ悟ったような色を滲ませていた。
 頷きながら瞳を閉ざすと、自然と涙が頬を伝い、滴り落ちた。
 精一杯の、暗黙の了解――
 理性など、忘却の彼方だ。
 だが、その後のレイチェルの行動は、オードリーの予期せぬものだった……
「悪ぃな、オードリー……」
 抱きつくようにしていたオードリーの両肩を掴み、レイチェルはゆっくりと離してあげた。
「え……」
「お前の気持ちに気付いてやれなくて……やっぱ俺、馬鹿だわ」
 自嘲しながら、すっくと立ち上がるレイチェル。
 地面に跪(ひざまず)いて呆然とするオードリーをよそに、レイチェルは大きな掌で顔を覆い、天をあおいでいた。
 レイチェルの脳裏は、久しぶりに様々な思いや考えががとぐろを巻いていた。
 なぜ俺はこいつの想いに気付いてやれなかった? いや、そもそも気付いてやる必要なんてあったか?
 何言ってる。あるに決まってんだろ。自分に正直になれ。
 いやでも、さすがに女同士はマズくないか? 俺はとうの昔にヤったし、こいつもこのなりでヤってねえとは思えねー。
 待て待て。その前に、なんで俺が女に欲情、もとい女とヤんなきゃなんねんだ?
 いやそれこそ自分に正直になれ。何故かこいつには性的に揺さぶられてばっかじゃねーか。
 あっやべ。哀しそうにこっち見てやがる。どう言い訳すっかな。
 いやいや、理由は明確だろ。冷静に話すんだ。冷静に……
「……オードリー」
 呼びかけられた瞬間びくっと反応したオードリーは、‘銀眼の魔女’にしては綺麗な瞳孔をレイチェルに向けた。
 起立しているレイチェルを、地べたにへたり込むオードリーが見上げているので、端から見ると誤解を与えかねない構図だ。
「俺もお前と同じ気持ちだ……お前が、好きだ」
 ちょっぴり照れくさそうに、だが朗々と告げるレイチェル。
 途端に、嬉々とした感情を満面に表しながら、霞がかった眼差しを向けてくるオードリー。今にも抱きついてきそうだ。
「けどよ、愛を交わすのは落ち着いてからにしようぜ。その方がいいだろ? っつーか、俺はその方がいーんだが」
 またまた、途端に表情を曇らせるオードリーに、レイチェルは苦笑をこぼしそうになる。
「ここを……脱することが出来ると思うの?」
「あ……」
 忘れてた。やっぱ俺、頭弱えぇなぁ。――なんて言ったら殴られそうだな。
 レイチェルは、しばし口を半開きに呆けていたが、頭の片隅に置いといた自分の考えを述べはじめた。
「出来るさ」きっぱりと言った。
「あいつらを殲滅するのに必要なのは、勇気だけだ」
 いつのまにか。
 レイチェルの双眸は、いつもの豪胆な意思に満たされていた。

278 :
>>277
すごい面白い、読み応えある。
文体も読みやすい、ルビはいらないけどw
もっと読みたいな。
ありがとう、ご馳走様m(__)m

279 :
レイチェルいいなぁかっこいいなぁ。
よいもんを見た。
続き(要するに濡れ場www)気になるー。

280 :
 遅れて申し訳ない……以下、続きです

「おい……妖気が途絶えたぞ……」
 闇夜に落ちた広大なアールヴ草原の中、静けさを破ったのは、巨大な蜥蜴(とかげ)に鷹の翼をつけたような覚醒者だ。
「……どういうことだ?」
「ん? ……!!!」
 あっという間だった。
 古城ではなく、その脇にある林から、クレイモアの二人が至近距離にいる覚醒者に到してきたのだ。
「この……」
 反応するいとまさえもなかった。
 鋼体をまとった、人の三倍はある人造人間のような覚醒者の体躯は、縦に両断されていた。
「は、疾いっ……」
 メデューサのように頭部が触手で覆われている覚醒者は、うめきながらも二人の襲撃者に数多の触手を飛ばす。
 むしろその触手に向かうように飛翔してきた美しい戦士は、ありえないことに全てを剣で受け流した。
「くっ……ぐがっ!」
 驚愕もつかの間。分厚い首に一筋の切れ目が入り、頭部の触手を蠢(うごめ)かせながらずり落ちた。
 後には、宙で剣を振るい、覚醒者の血を散らして冷笑を浮かべる隆々とした女戦士の姿が。
「何してる! さっさと囲め! たった二人に後れを取るな!」
 くぐもった声の主は、先ほど沈黙を解した蜥蜴覚醒者だ。
「オードリー!」「ええ……」
 何かの合図なのか。
 二人はお互いに目配せすると、向かい来る覚醒者の集団に自分達から立ち向かう。
 レイチェルが前、オードリーが後ろだ。
「自棄(ヤケ)になったか……?」
「手間が省けたぜ……」
 二人に接近されている覚醒者三体は、憐れむ様な笑声を投げかけ、自分達は動きを止めた。
 それぞれ腕に、触手・爪・湾刀を剥き出しに、レイチェルとオードリーを迎え撃つ格好だ。
「ビビんなよ、時代遅れのカス共……」
 両の豪腕で持った大剣を、真後ろに、横一文字に構えるレイチェル。
「……」
 差し出された大剣に、自らの大剣を縦に置いたのは、オードリー。
 二人の間に、つるぎの十文字が出来上がった。
「「「ねえぇぇ!!」」」
 覚醒者三体による、同時攻撃がレイチェルとオードリーに襲来する――
 ザンッ!!!
 あまりにも痛烈な斬撃音は、しかし、彼女達が裂かれた音ではない。
 急停止した三つの影は、全く相違なく横一文字に裂かれていた。
「な?!」
 覚醒者の群れは、一瞬にして屠られた仲間を見て驚愕と畏怖の声を上げる。
 そんな彼らを横目に、嘲笑いつつ丘隆への登り坂へむかうのはレイチェルとオードリーだ。
「雑魚少数で良かったぜ。連中、あのハッタリに腰引いちまってら」
「ええ……」
 良かった、というよりは、特に力の弱い者を狙って特攻をかけたのだ。
 彼らに攻撃を仕掛けつつ突っ切り、アールヴ草原を脱する計画だったのだが、まさか倒せるとは思っていなかった、ということである。
 しかし、そううまくはいかなかった。
「! ……ぐっ!!」
「くっ……レイ!」
 二人の動きが、突如鈍る。いや、レイチェルの方はほぼ静止してしまっている。
「残念だったな……」
 動きを止めた彼女達の前に立ちはだかったのは、身体が金剛石で構成された人型の、人間より一回り大きい程度の体躯の覚醒者だ。

281 :
 ガキィイン!!
「む……」
「くっ!」
 金剛石の覚醒者に問答無用に斬りかかったオードリーだが、その肢体にダメージはない。
 逆に、あまりの反動に腕がビリビリと痺れてしまった。
「レイ、これはヤツらの妖気操作よ! 抗しようと考えるより、妖気を抑えて!」
「ちっ…………分か……て、ら……」
 そう。ふいに彼女らの動きに異変が生じたのは、妖気を同調して操作する者がいたからだ。
 妖力解放の加減や感知が得意なオードリーはともかく、レイチェルは苦手とまでいかなくとも、得意ではない。
「ふん、いいザマだな……我らに刃向かった罰、その身を持って償ってもらおう……」
 ガシャッ、と眼前に立ちはだかる金剛石の覚醒者の身体のあちこちが開放され、数多の金剛石を放出してきた。
「くっ!」
 動けないレイチェルの前に立ち、雹(ひょう)の如く襲来する微小な金剛石を受け流すオードリー。
 しかし、満足に動けない今の状態では、受け流し続けられるのも時間の問題だった……
 アールヴ草原をのぞむ、暗夜深き丘隆に、二つの影があった。
「……あの二人といえど、もう限界だ、ニーナ」
 独特な面立ちの戦士が、さらに独特な髪型を揺らしながら発言する。
「そうだな、助勢してやるか……先に行ってくれ、ルネ」
 前髪を左頬に垂らした戦士――ニーナが、瞑目しながら静かに返答した。
 彼女達の前には、丘隆を下れる、アールヴ草原へと至る唯一の坂道がある。
「行くぞっ」
 ある種の独創性を感じさせる長髪をたなびかせながら、ルネは丘隆を飛び立った。
 ドンッ!
 全身から妖気を開放したニーナは、瞳を金色に変え、顔と身体を変貌させた。
 五割の妖力開放である。
「秘剣……影追い……」
 自らに言い聞かせるように活舌良く呟き、ダンッ、と丘隆を飛び立った――
「はぁ……はぁ……はぁ……」
 丑三つ時のアールヴ草原の中心に、二人の女戦士が背中合わせにして、息を切らせていた。
 彼女らの全身に、大小数多の斬傷裂傷がうかがえる。
 しかし、致命傷はない。
「さて……もう限界か? お二人さん……」
 蜥蜴の体躯に鷹の翼をいただいた覚醒者が、なじるように問いかける。
「……レイ、来たわ」
「ああ……ったく、おせぇよ……」
 やや息を荒くしながら小声で話す二人の表情は、不思議なことに余裕が感じられる。
「めんどくせぇ……もうヤっちまおうぜレスヴェル……無論、男女はいらねぇがな……」
 集団の中で最大の体躯を持つ覚醒者が、ただでさえ荒い息を更に異常に荒げながら言う。
 レスヴェルというのが、蜥蜴の覚醒者の名前らしい。

282 :
「……おい、レスヴェル……!?」
 疑念の声を発した巨躯の覚醒者は、さっきまで隣にいたレスヴェルの姿を失し、さらに眼前に迫る二つの影に、思いっきり眼を剥いた。
「男女で……悪かったな!」
 ズバァ!
 男女――レイチェルの大剣が、巨躯の覚醒者の頭部を両断した。
「な……なんだ?!」
「レスヴェルは何処だ……?!」
 頭目の姿を失し、浮き足立つ覚醒者達。
「あれか……!」
 金剛石の身体を持つ覚醒者は、一つの影がレスヴェルを追っているのを視認した。
「馬鹿め……してやる」
「馬鹿はおめーだ」
 ドスのきいた声は、頭上からだった。
 レイチェルが上段に構えた大剣を、オードリーが押さえつけている。
「ふん……学習しない奴だ。効くと思うのか?」
「そう思うなら、黙って喰らいなさい」
 憫笑しながら呟く金剛石の覚醒者に、甘やかな声が冷厳に言い放った。
「今度こそ、ぬがいい……」
 金剛石の全身が開放される。
「自たぁ……殊勝な奴だっ!」
 剛毅に満ちた声と共に、「柔剛斬」が放たれた――
 ――
 戦いを終えて丘隆に戻った頃には、周囲は僅かに明け放たれ始めていた。
「済まなかったな」
 ニーナはそっぽを向いたまま、さしてそう思ってなさそうに謝った。
「全くだ。あのまま来なかったら触角を取ってやろうと思ってたのによ」
 レイチェルの言葉に、左頬に垂らした髪を揺らしながら、は? とやや気色ばむニーナ。
「敵を騙すにはまず味方から、と言うだろう。私達が先行するより、お前達の方が適任だと思ってな」
 朗々と言葉を連ねたのは、薄く開けた双眸に独創的な髪を垂らした戦士、ルネだ。
「なんにせよ、結果だ。殲滅できたのだから、これが最良の選択だったのだろう」
「よく言うぜ……」
 レイチェルは吐き捨てるように呟いたが、内心はそこまで憤ってはいなかった。
 理由は、言うまでもない。
「ともあれ、任務は無事終えたわ。私達は傷を負ってしまったから、貴女達が先に行って組織に報告してくれるかしら?」
 艶やかな声を発したのは、片足を折って両手で持ち、優雅に座り込んでいたオードリーだ。
 彼女の隣には、オードリーとは対照的にあぐらをかいて座り込むレイチェルがいる。
「分かった、そうしよう。では行くぞ、ニーナ」
 オードリーの命を承諾し、踵を返してあっさり丘隆を去ろうとするルネ。
「……」
 ルネの指示を受けたニーナは、無言で首肯の意思を示した。去り際、レイチェルを一瞥したが、何も言うことは無かった。
「あいつめ、私達が気を使ってやったのを知ってるのか? ……」
 早足で進行しながら、ニーナはやや悔しそうに独りごちた。
「…………分かっているさ」
 隣を歩むルネは、悟りを開いた仙人にも似た一言を、ニーナに言い聞かせるように放った――

283 :
「行ったわね……」「行ったな……」
 去り行く二人の影を凝視していたレイチェルとオードリーは、言葉を重ねて呟いた。
「ねえ、レイ……」
「わーってるよ」
 二人は大胆だった。
 というより、理性を何処かに置き忘れてしまったのかもしれない。
 ルネとニーナが戻ってくる可能性も鑑みずに、いきなり抱き合ったのだ。
「レイ! …………私……っ!」
「……」
 レイチェルの頑強な背中に手を回し、一すじの涙を頬に伝わせるオードリー。
 ずっと、不安だったんだろうか? だとしたら、俺は知らず知らずのうちに、こいつに迷惑ばかりかけていたということか……
 それに、こいつの想いにも全く気付いてやれなくて……
「ごめんな、オードリー。今まで、何も考えずに振舞っちまって……俺は……」
 ふいに、オードリーはレイチェルから身体を離すと、軽くキスしてから豪胆さに満ちた面立ちを真っ直ぐに見据えた。
 ポカンと見つめ返すレイチェルに、オードリーは優美な微笑を浮かべた。
「ううん……それはお互い様よ。でも、今は余計なこと言わずに……ね?」
 台詞の最中に、美女の手が戦女の胸を柔らかな手つきで撫でていた。
 自分の胸を弄る細腕を見やる、レイチェルの表情に冷笑が貼り付けられた。
「……あっ!」
「そういうのは、俺の専売特許だぜ」
 太い腕が細腕を捉えると、レイチェルはオードリーの首筋に顔を近づけ、間も無しに下から上へ舐め上げる。
「ひゃぁあんっ! ……はぁっ、くすぐったい……」
「おいおい、おおげさだろ……」
 眼を閉じながら全身を可愛く震わせるオードリーを見て、レイチェルは何かをかき立てられた。
 今度は優しく、首の上から下へ、頚骨へと舌をなぞらせる。
「あっ、あぁ、はぁ……」
 びくっ、びくっ、と敏感に肢体をわななかせ、艶やかな声が自然と洩れ出る。
 相当、感度が高いようだ。
 何か違和感を覚えつつも、レイチェルは緩やかに曲線を描く乳房に舌を這わせ、その頂点に辿りつくと、かぷっとくわえ込んだ。
「はんんっっ! っ……んうっ……」
 手を口もとに当て、眼を閉じて悶えるオードリー。
 一布越しにとはいえ、感触はほとんどそのまま伝わる。
 レイチェルは、もう気分的には男の気持ちだった。
 初めて人間の時に性交した際も、相手を無理矢理連れ込み、強引にやったのだから、もともとそういう気質なのだろう。
 身体は女にも関わらず、精神的にはどちらかというと男に近い。
「あぁん……あっ、んあ……やぁ」
 美女の胸の突起を吸い上げ、揉みしだく。
 響きわたる甘淫な声が、レイチェルを昂ぶらせた。
 すごく、気持ち良い……レイがこんなに巧かったなんて……
 オードリーは経験が無いとはいえ、自分の指使いには自信があったのだ。
 しかし、美女は自分が浅はかだと言う事に、ぞくぞくと迫り来る快楽を前にようやく気付かされた。
「ん……はくっ、うんっ……あん……」
 強弱をつけながら吸うと共に、余った手を下腹部へ伸ばす。
 やがて、それは陰部へと達すると、思わずオードリーは足を閉じようとした。
 が、強引に開かされると、抵抗することなくなった。
 無防備に開いた太腿を、厚い掌がさすり始める。
「あっ…………や……」

284 :
 いつ秘所を触られるかと気が気でないオードリーは、両目を隠すように手をかざし、軽く歯噛みして耐える。
「大したコトねぇっつの」
「! あぁぁっ! やぁあんっっ!!」
 自分がじらされているような気になったレイチェルは、唐突に恥部を触り始めた。
 一枚の布越しに、筋をなぞるようにスーッと上下に動かされる指。
 ひくひく震える肢体が、非常になまめかしい。
「ダメ……あっ、あっ、はぁあん! くふ……は、うっ、んっ……あぁああん!」
 何気なく、最も敏感な突起に触れるたび、大きく身体を跳ね上げる。
 そして、またもやレイチェルは遠慮無しに股間の布を剥ぎ取り、そうっと陰部に入れる。
「ひあっ! ……ああっ! はっ! やっ! やだっ! ……いやぁ!! イっちゃう!!!」
 出し入れする指に、ねっとりとした愛液がついている。
 オードリーのアエぎ声は、快楽に満たされる寸前だ。
 くちゅ、くちゅ、ぐちゅ、と繰り返される水音に、レイチェルも我慢出来なくなった。
「へへっ……激しく、行こうぜ……」
 ターセット(腰当て)と服を手早く脱ぎ、自らの恥部を露にすると共に、横になる。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
 だらしなく舌を出し、少し虚ろな眼差しをレイチェルに向けるオードリー。
 秘所からは多量の愛液をしたたらせ、脚を開いて快楽を求める美女……
「ふ……すぐに、やるよ!」
 興奮を抑えきれないのをぶつけるように、自らの花弁を美女の花弁に押し付けた。
「!! くあああ゛ーっっ!」「はぁああん……」
 レイチェルは、思いもよらぬ快楽の波を受け、悲鳴に近い嬌声を放った。
 歯を思いっきり食い縛り、快楽に抗おうとする。
 なのに……
「――! お、おい! くっあっ! 腰、うご……かっ、くはぁ!」
「はんっ!! あぁっ!! レイ!! 私もうっ……イくっ!!!」
 …………あんっ、あっ、あんっ、あああぁぁぁぁっっ!!!……
 びくっ、びくっ、ときわめて大きく身体を打ち震わせ、レイチェルの花弁に愛液を噴き出す。
「勝手に……あああ゛っっ!」
 余韻に浸る暇を与えまいと、必で腰を動かす。
 というより、自分が取り残されるのは、納得いかなかったのだ。
 むしろ、それは普通の感覚と言えるが……
「くっ、ぐっ、くうっ! …………っあ゛っっっ!!!」
 あまりにあっさりと、レイチェルは絶頂を向かえた――
「レイ、これからもお手柔らかに、お願いできるかしら?」
 朝日に照らされた荒野を眺めながら、オードリーは甘美につぶやいた。
 丘隆には、立ち上がった二人の影が映えている。
「……言うまでもねえだろ」
 軽く言い捨てるレイチェルの表情は、瞑目しながらも笑って見えた。
 そんなレイチェルを、オードリーは抱きしめ、額に軽く接吻をする。
 へっ。といった感じに笑い、レイチェルは美女の頬に接吻し返した。
 二人のおもてには、何かを成し遂げた後の高揚感が、満面の破顔に露になっていた―― fin

285 :
えー……(脱力)
本当に。
ほんっとうにごめんなさい。
何回貼りミスすれば気が済むんでしょうかね自分は。
かなり無理やり完成させて、仕事前に貼ろうと考え自体が浅慮すぎたかな……
一応は全て貼れました。
実際はこれの三分の二以下の文量だったとか、
強引に終わらせたためシナリオが破綻気味とか、
極めつけに貼ってる最中に逃亡とか……
息抜きに出来るものじゃないっすね。

次は学園を書くかもしれない……

286 :
乙です。次も楽しみにしてるじょ

287 :
GJ!
オードリーが可愛かった

288 :
まさかのオードリーだったけどGJ!!!!

289 :
次のプリ厨の擬態の餌食はシンシアか…
人気キャラに寄生するところあたり、不人気キャラ感バリバリだな

290 :
連投規制くらった反省を踏まえたうえで訊いておきたいのだが、分割はアリかな?
浅はかだけど、レイオドの時はまさか規制喰らうとは思いもしなくってね。
また長くなりそうなんで。
駄目なら、長くならないようなSSを書きますが

291 :
いいんじゃねぇの?2、3回ぐらいになら
楽しみにしてるよ

292 :
>>291
返答どうも。
というわけで、今回は二日に分けて投稿しますんで。

 †ノエル×ソフィア†

 暗黒が普天を覆い、聖都ラボナを夜の街に変貌させる頃合。
 石壁に囲まれたこの都の南西には、森林と柵によって隔離された、古ぼけた様相の修道院がある。
 そこでは、礼拝堂に集まった乙女達が、聖神ラボナへの祈祷を捧げていた。
 目の前で十字を切りながら祈り続ける修道女達の中に、精悍な面差しの少女・ノエルと、優美な面差しの少女・ソフィアの姿があった。
 これは、後に半人半妖となる少女二人の、同性愛者としての関係を綴ったエピソードである。
「みなさん、これにて祈祷を終えます。各自、速やかに自室にお戻りなさい」
 還暦を超えたとは思えないような色を含んだ声が、礼拝堂全体に響き渡った。
 見ていて心地よくなるほどの、満面の笑み。
 そんな院長先生の顔を見て、敬虔な少女達も安らぎに満ちた心持ちのまま礼拝堂を去る。
「……あ……なあ……ソフィア」
 周囲に聞こえないように、そっと声を発したのは、凛々しい顔立ちの少女・ノエル。
 何気なく周りに眼をやりながら、……何? と返すのは、あどけない可憐な顔立ちの少女・ソフィア。
 修道院の法衣は、手と顔以外は露出せず、被り物もしているため髪型も分からないので、相手の顔を見なければ個人の判別は難しい。
 だが、極めて仲の良い二人は席を隣同士にしているので、そういった配慮の必要はない。
「後で礼拝堂裏に来てくれ」
 周囲の眼を考えて、これ以上話すことはなく、二人は黙したまま多くの修道女と共に礼拝堂を後にした。

293 :
 夜の祈祷を終えた後は、凡そ一時間後の就寝時間までは黙想や読書などをして、主に院内で過ごさなくてはならない決まりとなっている。
 最終的には、各々の部屋を院長先生が見て回る訳だから、その頃合いには戻らなくてはいけない。
 しかも院長先生は、決まりを破ると何があるのか教えてくれないのだ。
「それは秘密よ♪」
 と、老女らしからぬ甘声で言われた時は、ノエルでさえも怖気……もしくは寒気を感じたらしい。
 ……にも関わらず、ノエルとソフィアの二人はこっそり修道院を抜け出し、闇に染まった修道院裏――裏庭と呼ばれている――に来ていた。
 途中までは他の修道女と一緒なので、彼女達の目を欺くのには毎回苦労させられている。
 壁に寄りかかる法衣姿のソフィアに、同じく法衣姿のノエルはゆっくりと口を開き始めた。
「今日はさ、お前がここに来てから五年目……つまり十六歳の誕生日だよな」
 ノエルは、声も表情も隠し切れないくらい浮ついていた。
 大の親友の誕生日なのだから、当たり前といえば当たり前だが。
 ちなみに、ノエルは修道院に来てから六年目の十七歳で、ソフィアの一つ上である。
「うん、そうだけど……どうしたの? ノエルさん」
 ソフィアが、怪訝そうにノエルの顔色を窺うのには訳がある。
 いつも誕生日の時は嬉しそうにしているが、今日は例年と比較してやけにうきうきしているように見えるのだ。
「へっへー。見て飛び上がるなよ……これを見よっ」
 じゃあぁ〜ん、とか言いながら両手を突き出したノエル。
 ぽかん、とした調子のソフィアの瞳に入ってきたのは、二つの指輪だ。
「……もしかして、ペアリング?」
「あったりぃー! さっすがソフィア先生、博識でいらっしゃる」
 見れば分かるわ――なんて言葉を出しかけたが、純粋に嬉しかったソフィアはそう言うことなどない。
 ロードストーンを加工して作られた、剣と本を模った指輪。
 真ん中の項が開かれた本に剣を差すと、合わさる仕組みになっているみたいだ。
「……でもノエルさん、これ作るのすごい苦労したでしょ?」
 約半年前、ノエルの誕生日の際に父親がロードストーンを送ってくれたことは、ソフィアにも聞かされていた。
 まさかそれをペアリングに加工するとは思っていなかったが。
「そりゃーなー。けど、お前のためって思えば、全然大した事なかったぜ」
 ソフィアにとってその言葉は、嬉しくもあったし、くすぐったくもあった。
 そして何より、痛かった。
 本当に、本当に‘好き’だから――
「ノエルさん、ありがと……大好き」
 ノエルが制止する前に、ソフィアは抱きついている。
 涙に堪え性がない彼女は、込み上げる想いから流れ出そうな涙を見せたくはなかったからだ。
「ちょ……おいおい、おおげさだなー。あたしも好きだから安心しろよ」
「うん……うん。ごめんね、ノエルさん」
 言われれば言われるほど、心を突き刺される感覚に苛まれてしまうソフィア。
 ソフィアに純粋に優しく接してくれる者は、ノエルが初めてといえるほどなのだ。
 一方、胸元のソフィアを優しく撫でてやるノエルの表情も、何か思いつめているような、複雑な感情が露になっていた。
 が、すぐにハッと表情を引き締めると、
「……院長先生が見回りに来る前に戻ろうぜ」
 と、半ばあやすような口調で、ソフィアの両肩に優しく手を置いた
「……はい」
 本当に大好き、ノエルさん――
 飛び出そうな想いを堪えて、ソフィアも平静を取り繕う。
「じゃあな、いい夜を――」

294 :
『いい夜を――』
「はぁ……はぁ……ノエル、さん……」
 自室に戻ったソフィアは、想い人への色情を、自らを慰めることで消し去ろうとしていた。
 一糸まとわぬ全身は、十六の少女とは思えぬほどに、均整がとれていて、魅惑的だ。
 その肢体を自らの手で弄ぶのは、深い愉悦を貪るためでもあったが――
 ノエルさんには、友だちとして見られている。なのに私は、ノエルさんを愛してしまっている。
 なぜ女の子を好きになってしまったんだろう?
 触れ合いたい。繋がりたい。愛を交わしたい。
 自分が男だったら良かったのに――
「ノエルさん……あぁ、ノエル、さ――……あぅっ!!」
 乙女は静かに、快楽の波に身体を委ねた。
 反り返った肢体は、麻痺でも起こしたかのごとく静止してしまっている。
 閉じられた眼から涙がつたい、口元からは涎が垂れ、快感に満ちた顔で天井をあおぐ。
 ……結構、あっさり済ませることができた。
 一昨日生理を済ませたばかりだし、行為は三週間ぶりだったのもあるが。
 なにより、想い人からペアリングを貰ったことが効いていたのかもしれない。
 ……しかし、行為を終えた後のソフィアは、最中に瞑想していた人にいつも暗澹(あんたん)とした感情を馳せてしまう。
 幸いノエルは、いきなり抱きついたりキスしたりしても抵抗しないが、ソフィアはそれ以上のことをしたくてたまらないのだ。
 この修道院は、男性禁制なのは当たり前だが、女同士による恋愛さえも固く禁じられている。
 一応、二人はおもて向きには親友として振舞っているが、周囲に誤解されるのを恐れて逢引しているのだ。
 誤解――この言葉には語弊がある。
 ソフィアのノエルに対する感情は、すでに親友を通り越してしまっているからだ。
 周囲の目はもとより、大の親友だと思われているノエルの事を鑑みて、ソフィアは本当の想いは自分の中に抱え込んでいる。
 そして、最大の問題は、ノエルと一緒にいられるのはあと三年に満たないというところだった。
 ラボナに住む乙女は、例外なくこの修道院に住まわされる。
 理由は定かではないが、思春期から成人までに‘間違い’を起こさないため、処女性を尊重するためというのが、表向きの名目とされている。
 十二歳で入院し、二十歳になったら出院できるが、二人は出院すれば会えなくなることを知っていた。
 ノエルの父は騎士団長、ソフィアの父は豪商。
 女に生まれたとはいえ、跡継ぎは必要となれば、当然許婚を立てられる。
 そうなれば、今以上に周囲の眼は厳しくなるだろうし、逢引するいとますらもなくなるだろう。
 ノエルにペアリングを貰ったことで、ソフィアの想いはさらに募るばかりだった。
 その想いを募らせる同性の相手に、恋愛感情を抱いてしまっているという背徳感も手伝って、精神的に滅入ってしまっていた……

295 :
 それは、ソフィアがペアリングをプレゼントされてから三週間後のことである。
 心労も一つの原因となって熱をこじらせてしまったソフィアだったが、大人しい性格に似合わずプライドが高かった彼女は、周囲にそれを押し隠していた。
 むろん、一番大事なのは、隣で一緒に読書をしているノエルに隠し通すことだが。
 この修道院は、昼食を終えた後は読書・勉学の時間となっているが、熱があるとなれば自室療養を言い渡される。
 放っておいても治るだろう、と軽く考えていたソフィアだったが、寧ろ悪化してきていた。
「……い……おい……ソフィア!」
 薄目で本に顔を向け、食い入る様に見つめていたソフィアは、びくっと反応して眼を見開き、ノエルに視線を動かした。
「ノノ、ノエルさん……なに?」
「……今日はいつも以上に集中してるな」
「え? そ、そうかしら」
 よかった、気付いてないみたい。ほっと胸を撫で下ろす。
「ま、いいや。いつものことだしな。それより、今夜あたしの部屋にきてくんないか?」
 え……といった感じに、ソフィアの表情は口を半開きにしたまま固まってしまった。
 邪な想像が、優美な乙女の脳裏を駆け抜ける。
「……勘違いすんなよ。おまえに‘見せたいもの’があってな」
「見せたいもの?」
「おうよ。夜の祈祷が終わったら、あたしの部屋に来てくれよ。ま、楽しみにしてな」
「……うん、ありがとう」
 ノエルの不適な笑みを見せながらの発言に、ソフィアは至極恐悦すると共に、多少の不安も覗かせていた。
 今日ばかりは、祈祷を終えた後はすぐに就寝しようと思っていたのだが、ノエルの誘いとあっては無下に断るわけにもいかない。
 親友――もとい、愛する人といられる時間は、限られているのだから……
「みなさん、これにて祈祷を終えます。各自……」
 院長先生の言葉が、ソフィアの耳元で割れんばかりに響き渡る。
 夜の祈祷を終えた後は、相当な気だるさに加えて、頭痛にも悩まされていた。
 流石にまずかったかもしれない。昨日の時点で先生に伝えていれば――
 自己管理能力には自信があったにも関わらず、ここまでに至ってしまったことに、後悔せざるをえない。
 だが、それでも彼女は、隣にいる凛々しい顔立ちの少女には、自分がそんな状態であることを微塵にも露にしなかった。
 もはや自分でも、何故そこまでして隠し通そうとするのか、分からなかったが。
「……なんかお前、ちょっと顔色よくないな。具合悪いのか?」
 礼拝堂を出ると、ノエルは即座に口を開いた。
 気遣いの言葉が、チクッチクッとソフィアの胸に突き刺さる。
 やっと気付いたの?
 心中でそう返答する自分が恨めしくなったが、それでもソフィアは全く表情を変えることなく、口を開き始めた。
「うん、ちょっとね。朝からだるくって。でも、もう寝る時間だし、大丈夫だと思う」
「そうだな。まあ、むしろ丁度良いかもな。これから‘見せる’もんは……っと」
 ノエルは何か思わせぶりに、自らの口を噤(つぐ)む。
「ま、とにかく早く行こうぜ。 ……くくっ、楽しみだなー」
 自分の身体の容態を危惧しつつも、精悍な少女の屈託の無い笑顔に、ソフィアの顔も自然と緩んだ笑みを浮かばせていた

296 :
 ノエルの自室に案内されたソフィア。
 彼女らしい簡素な風景の部屋を見渡しつつ、疲労をおもてに出さないよう、気を抜くことは無い。
「ま、とりあいずべッドの上にでも座ってくれよ」
 あまりにも浮かれているためか、発音がおかしいノエル。
 その活舌に苦笑しつつ、ソフィアは柔らかな麻布のベッドに腰掛けた。
 そういえば、もう三週間もしてないのね……最近は具合悪いから、したくてもできないけど――
 ベッドに腰掛けただけでそんな考えに及ぶ自分に、少し呆れてしまう。我ながら、淫乱な女なのかもしれない。
 と、ノエルがこちらに向かってきた。
 両手を後ろにして、何か持っているみたいだが。
「……っふ。ペアリングじゃねーけど、見て驚くなよ」
 バァーン、とか言いながら突きつけられた両の手には――
「お、お酒!?」
 バッカ! 声、でけーよ! と言いながらソフィアの口を塞ぐノエル。
 そう。目の前にあるのは紛れも無く酒瓶――ワインボトルである。
 この時、ソフィアは言い知れない不安を感じた。
 酒自体には興味があるが、一体どのようにして手に入れたのか。そして、飲んで翌日に匂いでバレたりしないものなのだろうか。
「ノ、ノエルさん……」
 恐る恐る、震える声を絞り出し、精悍な少女の名を紡ぐ。
「んん? 何?」
「これ、飲んじゃって大丈夫なの?」
 ……………………
 二人の表情は固まったまま、沈黙が空間を支配した。黙っていれば、案外絵になる二人だが。
 ふと、くつくつと低い哄笑が部屋を漂い始めた。ソフィアは臆しながらも、ノエルのおもてを垣間見る。
 ――狂気じみた冷笑が浮かんでいた。 
「……ふっふっふ。それは飲んでみれば分かる!」
「! 待っ……」
 その行動は、文字通り強引と形容されるものだった。
 ワインボトルの口を、ソフィアの口にあてがい、銜(くわ)え込ませたのだ。
「っんむ……!」
「まあ飲めって。変身だ変身」
 わけの分からないことを吹くノエルに大きな違和感を覚え、僅かに妥協の念を抱いてしまう自分を、呪いたくなった。
 本来、彼女はこう見えて、悪ノリするような人物ではない。
 やや粗暴な口調ではあるが、相手のこと、特にソフィアには常に顧慮(こりょ)を欠かさない性格なのだ。
 なのに……

 後編に続く

297 :
ふむ、続けてくれたまえ>>296くん

298 :
二日でとか言いながら、今日も完成しそうにない。
申し訳ない、ってのも聞き飽きたと思いますが、
(いつものように)強引に終わらせるのは嫌なので、あと一日の猶予を……
ほんとごめんなさい

299 :
もう突っ込む気力もないわ…天然荒らしおばさん

300 :
>>299
なら黙ってろ

301 :
>>298
がんばれ〜

302 :
300の突っ込みにワロタwごもっともだw

303 :
>>298
待ってる

304 :
自作自演はいりました

305 :
お待たせしました。
以下中編です↓

 少しガッカリとした気持ちに入り込むかのように、ソフィアの口内に液体が注がれた。
 ソフィアはベッドに座ったまま両膝に手をつき、ノエルにボトルを傾けられされるがまま飲んでいる格好だ。
「…………」
 ある程度口に含むと、やっとボトルが唇から抜け出し、開放された。
 凛々しい少女の、何か期待を込められたような眼差しを受け止めながら、お酒を味わってみる……
 ――美味しい!
 ゴクンと飲み干すと、酒独特の後味が口の中全体に広がった。
 慣れない感覚に思わず咳払いこそしたが、どちらかというと酒には強いみたいで、意識は明瞭としている。
 高揚する程度のほど良い心地よさはあるが。
「おいしかったわ、ノエルさん。け、ど……」
 言葉が詰まる。
 ノエルが、ソフィアが一口飲んだ酒を、ぐっぐっと豪快に呷っていたが故だ。
 やはり、今日の彼女はなにかが違う。
 このような傍若無人とした態度は、少なくともソフィアに対しては初めて見せるものだ。
 失望する前に訊いて見よう――そう決した時だった。
「…………っソフィアァ……」
 裏声で綴られた自分の名前にブルっと身体を震わせた少女は、全身が総毛立つのを自覚した。
 恐々と、ノエルの顔に眼を動かして見ると。
 薄く開かれた瞳孔はうろうろと安定せず、その全面が朱に満たされていた。
 酔っぱらっている、と断定するのは尚早だろうか。どちらにしても、危険な感じがする。
「……あたしさぁ、おまえのこと本当に好きだから」
 ……え? 
 一瞬ときめいてしまった。
 だが、よく好き好き言い合っているので、いつもの「親友としての」好きだと察し、なんとなくふうっとため息をつく。
 熱があるせいか、どうも思考回路がおかしい気がする。
「う、うん。私もノエルさんのこと好きだけど、その言い方だと誤解……」
「いやだから、ホントなんだって」
 眼をぱちくりさせるソフィア。
 ノエルの台詞を受け入れられず、拒絶反応を起こしているのだ。
 多分、お酒を飲んだ勢いで冗談言ってるのよね……
「ホントって……」
「……愛してるんだよ。悪ぃか」

306 :
 くらあっ……
 熱に、お酒に、極めつけはこのノエルの台詞に、ソフィアは意識を一瞬飛ばされた。
 しかし尚も、ノエルの口は閉ざす所を知らない。
「あたしはさ……見れば、分かると思うけど……酒に、弱いから……さ……」
 途切れ途切れに、枯れ気味の裏声で紡がれる言葉。
 ソフィアは、意識と、正気との両方を保つのに、必だった。
「酔ったいきおいで、本音吐いちまおうかな、って……もう一度言うぜ。本気で、好きだ」
「私もよ、ノエルさん」
 ノエルの告白を受けたソフィアは、抑え込んでいた愛染の情の箍(たが)が外れた気がした。
 同時に、わずかながら視界が揺らぎ、目の前の少女を正視するのがきびしくもなってきた。
「え……」
「私も、ホントに好き。愛してる」
 無理強いでも、してもらおう。
 普段とは異なるノエルの面を見やりながら、抱きつこうとしたが――
「お、おい!」
 虚空に身を投じようとしていた可憐な乙女を、すんでのところで抱きとめる。
 ノエルもソフィアと同様、頭に色事を思い描いていたのは事実だが。どうやらそれどころではなさそうだ。
「お前……熱あんじゃねーか! いつからだ!?」
 あーあ……気付かれちゃった。
 なんてのが、おもてにも出ちゃったかしら? ここまできておあずけなんて嫌よ。
 ……え? ちょ、ちょっと……
「と、とにかく横になれって。今すぐ薬湯拵(こしら)えるから待ってろ」
 あっという間にベッドに押し込まれ、有無を言わさず、薬湯の準備をすべく奔走を始めるノエル。
 さっきまでの雰囲気はどこへやら、である。
「………………ふぅ」
 とても先刻まで酔っていた者の動きではないノエルに、感嘆のため息を吐いた。
 無論、同時に感謝の念も芽生えていた。
 ほんの少し残念でもあったが、それを表に出すなど無粋であろう……
「……具合はどうだ?」
 ノエルの自室のベッドで薬湯を飲み終えたソフィアに、心労な言葉がかけられた。
 顔全体に‘心配オーラ’を発しているノエルを見ると、非常に申し訳ない気持ちになってしまう。
「……うん、大丈夫」
「まったく、お前は昔から無茶する娘だよな。今回は気付いてやれなかったあたしが悪かったけどさ……あんま無理すんなよ」
 お前はただでさえ身体が弱いんだから――
 と言いつつ、普段はあまり見せない柔和な笑顔で、ベッドに横たわるソフィアの頭を撫で撫でするノエル。
 だめ。そんなことされたら、私……
 煩雑とした感情が頭の中でとぐろを巻き、込み上げる想いが涙に具現化しそうになるのを、必で堪えた。
 ぐっと唇を縛り、歯噛みして堪えた。
 堪えた、のに……
「……何泣いてんだよ。プライド高いのも相変わらずだよな」
 儚げな無表情のソフィアから、自然な形でぽろぽろと流れ出る涙。
 ふっ、と息をつきソフィアを見据えるノエルの表情は、大きな慈悲深さを湛えていて、まるで院長先生が見せる女神の如し笑顔と似ていた。
「ノエルさん……ゴメンなさい」
「何が?」
「今まで、私はノエルさんのことを……その……」
 いまさら照れる必要もないのに、私ってなんで無駄に自尊心強いんだろう……
 上気した顔に薄く開かれた双つの瞳孔はノエルを捉え切れず、右往左往している。彼女は人と目を合わせるのが苦手だった。
「……そんなのお互い様だろ」
 ソフィアの気持ちを察し、ノエルが諭すように声をかけてやる。
「しょうがないさ。修道院じゃなくたって、女同士で好き合うこと自体おかしいってのが、人間社会の常識だ。仕方ねえよ」
 自嘲するノエルの言葉に、否定する気持ちが起こらない自分が悔しかった。
 しかし二人とも、そんなことは痛いほど承知している。
「……ま、何で本気で好きになったとか、細かいことは抜きにしてさ。お互いにあ、あ愛してんだって分かったんだ。万々歳だろ」
 ソフィアから視線を外し、頬を朱に染めるノエルの表情に、ソフィアは思わず全身を悶えさせたくなった。
 そうだ。私はノエルさんが好き。ノエルさんは私が好き。それで十分じゃない――

307 :
 コンコン。
「入りますよ」
 就寝時間だということをつげる、院長先生の来訪だ。
 びくっ、と大きく反応するソフィアと対照的に、ノエルは冷静に「はい、どうぞ」と対応する。
 ノエルのこういう部分に、ソフィアは羨望を抱いていた。
 ガチャ、キイィィ。
 開かれる木の扉。二人の視界に、ランタンを持った老女の温良な破顔が映された。
「あら、ソフィアさん。ノエルさんのお部屋で、一体どうなさったのです?」
 極僅かに、疑念を浮かべて訊ねる院長先生。
「院長先生。申し訳ありませんでした」
 深謝の意を表し、七重の腰を八重に折ったのは、精悍な面差しの少女だった。
 ややぽかんとノエルを見つめるソフィア。
「私が無理矢理自室に連れてきて、神酒(ソーマ)を飲ませたのが原因で、熱をこじらせてしまったみたいなんです」
 悪いのは全て私です、ですから、ソフィアは――
 まるで、親が子を庇うかのような口ぶりに、可憐な面差しの少女は罪悪感を拭えなかった。
「薬湯を拵えたのですか。流石ノエルさんですね」
 急に様々な情報を伝えられたにも関わらず、院長先生はあくまで冷静だった。
 ……そもそも、神酒が熱を呼ぶなどどいうことは有り得ないのだが。
「後はわたくしが看ましょう。動かすのもお体に良くないですし、ノエルさんはソフィアさんのお部屋でお休みなさい」
 何か説教――特にお酒のこと――を受けなかったことに、ノエルは拍子抜けしてしまった。
「……いいんですか?」
「若気の至りは誰にでもあります。いいのですよ。今後同じ過ちを繰り返さなければ、ね」
 事も無げに言い放ち、極めて柔和な笑顔を向けてくる院長先生。
 そんな彼女を見て若干涙腺が緩んだが、すぐに表情をキッと引き締める。
「……お心遣い、真に厚く拝謝します」
 再び深々と頭を垂れて謝罪した。
 本当に、本当にありがたいと思った。
「いいのですよ。そんなに謝っていただかなくても……おや」
 ふと、ソフィアを一瞥した院長先生がやや訝る声を上げた。
 ――安らかな寝息を立てて眠っている。
「ふふ……かわいい寝顔ね」
「……はい」
 そう答えるしかない、実際可愛いし。けど、変に勘ぐられたらやだな。
「さ、就寝の時間よ。私がこの娘に付き添ってあげるから、貴女は自室に戻ってお眠りなさい」
「はい」
 不安が無いわけではないが、院長先生は信用に足るお方だ。
 交合は……いや。
「では、失礼します」
 軽く会釈し、院長先生の和やかな微笑を眺めながら、ノエルはソフィアの自室を後にした。

308 :
 ソフィアが目を覚ましたのは、修道院が沈みかけた斜陽を浴びて、暗い橙に染まる頃だった。
 つまり、下手をすれば丸一日寝ていたところである。
 夜の祈祷の声が、ここまで聞こえてきた。
 あんまり、無理するんじゃなかったな――
 反省はする。けど、今回に限っては後悔する必要はないと思った。熱があったからこそ、ノエルと通じ合えたんだから……
 ベッドで上半身を起こし、伸びをする。
 熱は完全に引いたみたい。ノエルさんのおかげね。
 一方で、ソフィアは悶々とした感じも覚えていた。思わず、下半身を白布越しに押さえる。
 ソフィアは今、胸と股間を隠すだけの下着しかつけていない。
 もう、一ヶ月以上自涜行為してないのね……
 してしまおうかとも考えたが、止めておくことにした。恐らくあと一時間もすれば、ノエルが来る筈だから――
 コンコン。
「入るぞ?」
 文字通り、それはあっという間だった。一時間が、ソフィアには十分程度に感じられた。
 普通こういう時って、逆に遅く感じるものだと思っていたけれど……
「どうぞ」
 少々かすれた声で、了承するソフィア。
 木製の扉がキィィと開かれ、法衣を身に纏った凛々しい少女が部屋に足を踏み入れてきた。
「……具合はどうなんだ? ソフィア」
「もう平気よ。昨日までのだるさがウソみたい」
「ホントかっ?!」
 相当、大げさに歓喜をあらわすノエル。この歓喜には密かに何が含まれているのか、今のソフィアには分からなかった。
 驚きの上目遣いをノエルに向けるところからも、それは明らかといえる。
「うん……これもノエルさんのおかげ。ありがとう……」
「なに、気にすんなよ。それより……」
 愛を育みたい。
 とお互いに思っているにも関わらず、牽制しあうふたり。
「……それより?」
「……わ、分かる……だろ?」
 むろん、わかる。
 しかし、二人とも未経験なのだ。
 ソフィアはともかく、積極的なノエルでも慎重にならざるを得ない。
 ベッドの傍らにあるランタンの光が、すっかり闇に落ちた空間を煌々と照らし続けている。
「……ノエルさん……」
 しばしの沈黙に耐え切れず、愛する人の名を呼びかけた。
 顔に紅葉を散らしたノエルはこくんと頷くと、ゆっくり、ゆっくりソフィアが座するベッドへと歩み始めた。
 ベッドの側まで足を運ぶと、身を落としてソフィアと目線を合わせた。
 ただ無為に、じいっと見つめ合う二人。
 ノエルは、ソフィアを真っ直ぐに見据えながら――法衣を脱いでいった。

309 :
 ノエルの部屋は、暗闇に覆われていた。ランタンを消したためである。
 ベッドの上には、二人の少女が、裸身に毛布をかけて座っていた。
 相手の輪郭部分に手を添え、見つめて合っている。
「ノエルさん………………好き。大好きよ」
 確かめるように。繰り返し恋情を吐露したソフィア。
「あたしも、好きだよ……本当に、愛してる」
 お互いに、何度も、何度も想いをぶつけ合うふたり。
 紅潮させた面で見つめあい、近づけさせながら、まなこを閉ざす。
 ――重なり合う、唇。
 ちゅむ、ちゅく、と貪るように、舌を絡ませ、離して、交わして。
 熱くて深い、官能的な接吻。
 ぷはっ、と顔の距離を開け、二人してなまめかしい表情を向けて、ギュッと抱擁する。
「好きよ、ノエルさん……」
「うん……あたしも、好きだよ……」
 想いは、強く通じ合った。
 あとは、肉体的に強く通じ合いたい。
 ノエルはソフィアの両肩に手を置き、ぴんと伸ばして体を遠ざける。
「ノエルさん……胸、触ってよ……」 
 自分でも意外だった。
 いとしき人に、早く身体を触って欲しい。弄り回して欲しい。
 僅かに、ポカンとして口を半開きにした表情を浮かべていたノエルだったが。すぐに。
「あ、ああ……」
 ため息を吐くかのごときかすれ声で、呟き返すノエル。
 ソフィアの後方に回ってあぐらをかき、その上にソフィアが身体を乗せた。
「さ、触るぞ?」
「……うん」
 一々許可を求める辺り、奥手なんだなあ、と思うソフィアだったが。
 やや冷たい手が豊かな胸に置かれて、「はぅぅっ」と色っぽい声をもらしつつ、びくっと敏感に震えてしまった。
「ん……っふ、んん……くすぐったい……」
 あふれ出る悩ましい声。優しい手つきで後方から揉み解される、ソフィアの双丘……
 性格も口調も、男性みたいに見えて誤解されがちだけど、ノエルさんは結構繊細な女(ひと)なのよね……
「き、気持ち良いか……な?」
 立位置がリバ――いわゆる、攻める立場――なのに、相当遠慮がちなノエル。
 なんか普段とのギャップがあって、調子は狂うけど、ちょっとかわいいかも。
「うん……でも、遠慮しないで、もっと強く攻めて欲しいな」
「……ソ、ソフィアがそういうなら、あたしも本気出しちゃうけど……!?」
「欲しいなァ……ノエルさんの本気」
「よ、よぉーしっ」
 と意を決したように言うと、ノエルはソフィアの胸に顔を近づけた。

310 :
 暗がりで色の無い突起を前に、ごくっ、と生唾を飲み込む音が、自分でもはっきりと聞こえてくる。
「……な……舐めるぜ?」
「……うん…………」
 言うほうもそうだが。そう言われるほうも、やっぱりドキドキする……初めてとは、そういうものだ。
 迫り来るであろう恋人の舌使いに、ソフィアは身体を強張らせて待ち構える。
「……ンッ……ふ……あぁぁっ!!」
 二回ほど舐め上げたあと、舌先を絡みつかせるように乳首を弄ばれ、ソフィアは思わず無防備な嬌声をあげてしまった。
「……す、すごい、わ。ノエルさ……んっ。気持ち、良い……」
 甘やかな声に昂ぶったノエルは、途切らせることなく舌をまとわりつかせてくる。
 そして、舌先を乳首の先端に当てると、今度はその唇で形の良い突起を含み、吸い始めた。
「ンむっ……んっ、あっ……ふあぁ…………」
 ちゅぷちゅぷ、と吸い付きながらも、ノエルはソフィアを仰向けの姿勢に横たわらせている。
 肢体を密接させているとはいえ、全身一糸まとわぬ状態なので、毛布はかけたままだ。
 ――ふいに。
「あぁん!」
 自然に、しかし突然下の方に伸ばされたノエルの手が、秘所をくちゅくちゅと探り始めていた。
「ねえ……ココさ、舐めていい?」
 先刻とは逆に、恥ずかしげもなく訊ねてきた。
 訊かれているソフィアの方は恥ずかしくて、顔が真っ赤に染まりそうになりながら、
「やだ……聞かないでよぉ……」
 と弱弱しく返すのが精一杯。完全に立場は逆転していた。
「かわいいぜ、ソフィア。足立てて、開いてくれな……」
 ソフィアのあいまいな返答などお構い無しに、やる気満々のノエル。
 恥ずかしかったが、それ以上に嬉しかったソフィアは、ゆっくりと股を開いた。
 しかし、自分の一番大事なところを人に見られるのは、やっぱり恥ずかしい。
 双眸を閉ざし、腕で覆って秘所に神経を集中させる。
 ノエルは、無防備に曝け出された花弁を、じいぃっと食い入るが如く真っ直ぐに見つめた。
「へえぇ……人のってこうなってるのかぁ……」
「そんな……言わないでよぉ……」
 意図的に羞恥心をあおる台詞に、思わずソフィアは恥部を両手で隠すも。
「まぁまぁ。ほら、どいたどいた」
 文字通り、なだめられるネコのように。手を押さえつけられて、精悍な少女の顔が近づき。
 舌が、乙女の最も敏感な部分を舐め回す。
「やぁっ! あっ、あっ、あぁっ!! ……んっ、くっ……ふぁああん!!」
 チロチロと素早く蠢く舌が、可憐な少女の快感を一気に呼び起こした。
 今までに無いあまりの気持ち良さに、少女は面を思い切り歪ませている。
 そしてノエルは舌だけでなく、指をも中に出し入れし始めたが。
「やっダメっ! あぁっ、はぁっ!!!」
 ひゃっ! んっ! イく……………………
 物凄い締まりと、声の途切れと共に、陰部の奥から愛液が流れ出てくる。
「はぁぁぁっ…………!」
 絶頂に満ちたソフィアの至高の表情を見て、ノエルはにんまりと破顔した。
「あぁ…………はぁ…………はぁ…………」
 長く続く快楽の余韻に浸る彼女を、ノエルは暫く放っておいてあげることにした。

311 :
っと……
以下後編に続きます。

312 :
 以下、続きです↓

「きもちかった?」
 ベッドにへたり込むソフィアに、ノエルはあぐらをかいた姿勢で訊ねた。
 気持ち良いに決まっている。初めての合歓だし、もう三週間もしていなかったのだから。
「もう、ノエルさんたら、エッチなんだから……でも」
「え……」
 突如近寄ってきたソフィア――と自身の股間に伸びてきた手――に、戸惑いの表情が張りつけられた。
「してもらうだけなんて、私の気が済まないわ。私にもさせて?」
「えうぅ……」
 唸るような枯れた声を発しながら、ノエルはたじろいだ。
「何その声」
「いやだって、あたしってそんなキャラじゃないだろ? 立ち位置的に」
 あたしがリバで、お前がネコだろ? と言いたいわけなのだ。
 ――と、ノエルがいきなり、ぶはっと吹きだした。
 ソフィアが頬をぷくっと膨らませていたからだ。
「って、そんなにおかしくないでしょ? ……それに、私だけ気持ちよくしてもらうなんて、気が済まないわ」
「いや、だからやめっ、ぁっ……」
 すんなりと、指がノエルの中に入った。
 少し探りを入れてから抜いて、指についた液を舐めるソフィア。
「お、お前……っ」
 ホントにネコかよ? ……とまでは言えなかった。
 ノエルに流し目を送りながら挑発的に指を舐める様が、あまりにも凄艶で、ぞくっとさせられてしまったからだ。
「ノエルさん、濡れてるじゃない。欲しいなら言えばいいのに」
 と言いつつ、殆ど抵抗しないノエルを押し倒し、右乳房の頂を唇に包み込み、さらに陰核を擦り始めた。
「ンッ………あっ……はっっ……」
 相当にガマンしているらしく、声を出すのを耐えているが。
 意外にも、洩れ出てくる声は極めてなまめかしいものだった。
「あらあら、どうしたの? 気持ち良さそうじゃない……」
 乳首越しにノエルの歪んだ顔を眺めながら、愉悦をあおるように呟くソフィア。
 そして、右手中指を膣内(なか)に入れてから、指先だけをくいくいっと動かす。
 すでに愛液でぐしょぐしょね――とよぎった時だった。
「んぅ! ぁんっ! ダメ――――ッ」
 ひゃあぁっ! と一際大きく響く喘ぎ声と共に、肢体を思いっきり反りかえらせた。
 中指を抜くと、びくっびくっとわなないた膣内から、多量の愛液が噴き出す。
 ちょっと早濡すぎじゃないかしら?
 快感の浸るノエルの艶顔を見据えつつ、失礼なコトを脳内で考え及ぶソフィアであった。

313 :
 交接を終えた後。
 ふたりは、狭いベッドで毛布にくるまり、見合うようにして横たわっていた。
「なんつーか……なんだあの指使いは? ぬかと思ったわ」
 悔しかったのか、出まかせを放つノエル。
 目を閉じて、くすっと可愛らしく微笑むと、
「あら、ノエルさんも上手かったわよ……それより」
 それより……?
 何か続けようとするソフィアに、うん? と首を傾げるノエル。
「私考えたんだけど……二人でクレイモアになりましょうよ」
 クレイモア――女性のみで構成される、妖魔の血肉を取り込んだ半妖の戦士の組織のことだ。
 それを何故ソフィアが知っているのかは別にして。
「……あたしも、実はそれを考えてたんだ」
 ノエルも知っていた。
「あら、ノエルさんもおんなじこと考えてたんだ。良かった……でも、そのことを考えるのは後にしましょ? 私、疲れちゃった」
「そうだな…………キスしたい。ディープなやつ」
 唐突だが。
 お互いに微笑みあい、唇を重ねあった。
 部屋の扉の隙間から覗く、院長先生の眼差しに気付かずに……  fin



また、やや強引に終わらせる形になってしまった……
今度からは、完全に完成してから貼ります。
というかそれが当たり前だろ自分……

314 :
GJ!
この二人好きになったわ

315 :
保守

316 :
お前等がキテレサを追い出すから本スレが荒れてるじゃねーか
バレないと思っているみたいだけど、やり口が同じだからバレバレ
百合スレの厨は百合スレで面倒みてやれよ、ばばぁ共

317 :
ガラテレ激しくギボン

318 :
ガラテアとテレサの会話なんか想像しただけで萌えねるな

319 :
ガラテレ期待age

320 :
がに股がにあう女って誰だ

321 :
ガラテア×研修生テレサ

322 :
本スレに安室キテレサ厨降臨中
ここでだれにも相手にされなくなったからだね

323 :
しかもスレまで立てやがった…
なんて奴

324 :
なんという過疎

325 :
奴は今、強さ議論スレで必にプリ厨演じて自演&テレサ厨釣りしてるからな
荒らし方からみてもここのテレサ厨ってバレバレなのに、ご苦労なこった
ここで誰も相手にしなくなった頃に現れているみたいだし、本当に分かりやすいやつだな

326 :
戦士が弱体化した今、スール制度(上位戦士が下位戦士に指導)を導入すべき

327 :
>>325
プリ厨必乙でありますwww
逆だよ、逆!
強さ議論スレみていたら馬鹿なプリ厨がテレサ信者演じてたってわかるじゃんw
向こうのまともな読者はプリ厨の工作をあっさり見抜いてるってw分かってないのは百合おばさんだけだよ!w
人気のテレサに喧嘩売って嫌われ者不人気プリに天誅プギャーwwww
キャラと厨のワーストダブルパンチざまぁw
低脳魅力皆無のキャラには痛い厨しか沸かないのねw
ますます嫌われていくプリシラとプリ厨なのでしたw

328 :
新刊読んだが、あの糞男の自惚れ具合が糞むかつく
今まではなりを潜めてたからまだよかったがもううぜえ
とっとと氏ね

329 :
そうか?逆に若干マシな性格になったと思ったが
まあ、百合的にはおいしくなさそうな展開になりそうなのはつまらんが。

330 :
悪魔はテレサ関連なキガス
行方不明の胴体とか双子の女神の伏線もあるし

331 :
しかし、寂れたなぁ

332 :
>>330
漏れはテレサクローンだと斜め上を予想している>悪魔

333 :
どうやら違うっぽいな>悪魔テレサクローン説
本スレでもテレサ待望論が出ているわけだし、クレアが覚醒したらテレサとかダメかな?
テレサが出てくると巻頭カラーは堅いだろうし、盛り上がると思うんだけど

334 :
クレアたんも書きかけのため超短編の走り書きですが・・・
「こんなところに呼び出してどうした?」
テレサが怪訝な表情で問いかける・・・
「特別な理由はないよ、たまには一緒に食事でもと思ってな・・・私の部屋でよければだが。」
ガラテアは華美な微笑みでテレサを見つめる。
「食事は食事でもおまえの場合は食欲ではなく肉欲と言ったところか・・・」
察しは付いていたと言わんばかりの様子で腕を組む不機嫌そうなテレサ・・・
「頬が赤らむ表情がまた綺麗だな・・・おまえは闘いでは攻めの一手だが戯れとなるとまるで私好みだ・・」
ガラテアはテレサの耳元で淫らに囁くとその細い指先をテレサの腿から秘部へとゆっくりと這わせていく・・・
「っ・・ぁぁっ・・・」
ガラテアの腕を掴み思わず声を漏らすテレサ・・・一度刺激を与えてやるだけでさっきまでの不機嫌が嘘のように生娘の所作で
応える・・・
「おまえのそんなところがたまらないよ、微笑のテレサ・・・」
ガラテアはその火照った秘部を露にしようとスーツに静かに爪を立てる・・・
「ば、ばかっ、破くな・・・このあとすぐに次の討伐依頼で行かないといけないんだ・・」
テレサの声に卑猥な笑みで答えるとガラテアはそれを無視しるようにビリッ・・・と鈍い音を立てて秘部を露にする・・・
淫液を垂らす秘部をやさしく愛撫しながらもう片方の手でテレサのスーツを脱がしていく・・・
「こんなに濡れているとはな・・・」
ガラテアはそう言いながらテレサの秘部から垂れ滴る淫液を指ですくいその舌先で一舐めした・・・
「テレサの味は、いつもながら癖になる・・・」
テレサの豊満な乳房をわしづかみにし、その赤く立った乳首を舐め転がすガラテア・・
「あぁっ・・・ぁ・・ぅう・・・」
秘部に挿入された指の刺激と相まった湧き上がる快楽にテレサは立っていることもままならずガクガクと体を震わせながら
ベッド倒れこんだ・・・
「いい子だ・・・」
ガラテアはテレサの首筋に口付けをすると大きく指を前後させ激しく秘部を愛撫し始めた・・・
「ぁぁっ・・だめっ、やばい・・・」
何度もよがりながら叫ぶような喘ぎで首を左右に振るテレサ・・・そしてガラテアが畳み掛けるようにその舌先でクリトリス
を刺激するとテレサの女体が大きく仰け反った・・・
「っ・・あぁ・・イクっ!」
テレサは頬を紅潮させガラテアの腕にしがみつきながら何度も体を痙攣させて絶頂に達した。
「今度は私の番だな・・・」
ガラテアはそう言いながらスーツを脱ぐと、絶頂に余韻に女体を震わせるテレサの顔面にゆっくりと騎乗した・・・
「ぅぐっ・・・んぁ」
苦しそうに声を漏らすテレサを見つめながら金色の長髪を振り乱し激しく腰を振るガラテア・・・その淫液がテレサの清楚な
顔を卑猥に犯していく・・・
「あぁ・・もうイッてしまいそうだ・・・」
ガラテアはガクリとその艶やかな女体を痙攣させながら、快楽のあまり一瞬表情を歪ませて絶頂を迎えた・・・
余韻に浸りながら汗のにじむ額を軽く拭うとガラテアは恍惚とした表情でテレサを見つめた・・・(終)

335 :
「クレアたん」(笑)はもちろんクレテレだよな?
唯一の数少ない腐向けじゃない公式正統派カップル
個人的にはもっとしっかりしたガラテレきぼん
漏れは悪食ルシエラなんだなと再確認

336 :
漏れもガラテレ長編烈しくきぼん

337 :
クレアたんを書き終えたら今回の短編ガラテレに大幅加筆か、新たに長編を書く予定ですw
ちなみに「クレアたん」はクレアたん超デレなラキクレでした、クレテレもかなり妄想を掻き立てられる
ので近いうちに投下予定です。

338 :
百合スレでラキとか板違いだろう

339 :
また構ってちゃん作家かよ…
エロパロ、百合スレ双方で投下していたとしてもそれを匂わすなって

340 :
荒らしに踊らされてる作家(笑)も荒らしなんだがな
荒らしに神(苦笑)と崇められ、いい気分になれる脳内ハッピータウンな馬鹿
いい加減、気付いて欲しいもんだ

341 :
しかし、もう誰が荒らしかわかんないからな。>>340もある意味じゃ荒らしだし

342 :
>>341も荒らしだしな

343 :
ああ、もちろん>>342もな

344 :
タバサ×ミリアです。
「・・ミリアっ・・・」
ベッドの上で頬を濡らしたタバサが涙に声を詰まらせながら驚いた表情で呟く・・・
「・・どうした・・・何があった?」
ミリアは案じる表情でタバサの隣に座りタバサの頭にやさしく手を置いた・・・ミリアにもたれるように嗚咽を漏らすタバサ・・・
「ミリアに・・っ・・言わなければいけないことが・・ぅっ・・」
その言葉にミリアがタバサの目をやさしく見つめると・・・タバサは恥らうように頬を赤らめ俯いた・・・
「・・7年間・・・ずっと・・言えなくて・・・・」
タバサの手を握りながら頷き聞き入るミリア・・・
「・・隊長のことが・・ミリアのことが・・・・好きです・・・」
恐る恐る・・・しかし必に気持ちを伝えようと声を振り絞るタバサ・・・
「ーー!!」
・・・呆気にとられた表情を浮かべるミリア・・・ガラテアの改まった口調といい、タバサの涙といい、ただ事ではないことと察してはいた
がミリアの思考の中ではまさかの告白であることをその表情が物語っていた・・・
「・・タバサ・・わ・」
そのあとに言いかけた『・・・私は女だ・・』という言葉もタバサの真剣な告白にミリアは口にすることが憚られた・・・なぜなら・・困惑し
ミリアが投げかける問いかけや動揺の言葉など・・この7年もの間にタバサが一人で思い悩み・・数え切れぬくらいに己にも問いかけてきたこと
なのだから・・そんな思いと共にミリアは無言のままタバサをやさしく抱きしめた・・・7年の間一人想い続けてきた切なさ・・タバサの健気さに
ミリアは慎重に言葉を選んだがどんな綺麗な言葉もやさしい囁きもすべて無駄に思われた・・・
「今日という一日だけ・・・たった一日だけ・・・私にください・・・」
タバサはそう呟くと不意を突くようにミリアを勢いよくベッドへと押し倒した・・・
「ちょっ・・・タバサっ!?」
ミリアは何が起きているのか理解出来ない表情で戸惑いと動揺を露にタバサを見つめる・・・
タバサはミリアの腕を押さえ付けながらキャミソールをたくし上げるとその形の良い乳房に淫らに舌を這わせた・・・
「あぅっ!・・・ぁっ・・っぅ・・」
逃れようと動くミリアだが体中を駆け抜ける快楽に生娘のごとく敏感にその女体を震わせた・・・・
「ずっと・・・ミリアと・・・こうしたかった・・・・」
タバサは銀色の瞳を涙で潤ませながら震える声で囁いた・・・
「・・タバサ・・・」
ミリアはまるで儚く散り行く最後の花弁を見つめるような切ない瞳でその涙を見つめると・・無意識に抵抗する手の力を抜いていた・・・
タバサは微かに震えるその唇をミリアの柔らかな紅色の唇にゆっくりと重ねた・・そして感極まったように涙を零しながらその白く透き通るような
細い首筋に舌先を走らせた・・
「あっ・・・っぁ・・」
タバサの気持ちの込もった愛撫にミリアは思わず声を漏らす・・・やがてミリアの瞳は困惑の余韻を残しつつもやさしく慈しむようにタバサを見つ
めた・・・そして己の温もりすべてを伝えるかのようにミリアはその胸元にタバサを抱きしめた・・・
「・・今日・・・だけだぞ・・・」
ミリアは眉をやさしく細めながら包み込むような笑みで語りかけるとタバサの濡れた頬を指でやさしく拭った・・・
「タ・・タバサ・・・そこはっ・・っぁ」
タバサの手はやさしくゆっくりと・・・だが確実にミリアの腰の括れからガーターベルトを伝い秘部へと卑猥な動きで這い進んでいく・・・
淫らに熱を帯びた秘部に戯れるように指を走らせるタバサを眼前にミリアは頬を紅潮させながら体中に伝う快感を噛み締めるように瞳を閉じた・・
「・・隊長・・・こんなに濡れて・・」
タバサは生暖かな滑りを帯びた下着をやさしくずらし・・秘部から淫靡に滲む愛液で指を濡らすと自らの舌先で舐め取っていく・・・その表情はま
るで『ミリア』という女を味わうかのごとく・・・そしてそれは期待を裏切らない禁断が故の悦楽に満ちた味わいであるというように・・・陶酔と
恍惚とが入り混じっていた・・・
「はぅっ!・・ぁ・・ぁ・・ぁっぅ・・・」
赤く妖艶な色で充血するミリアの陰核をゆっくりと舌先でなぞるタバサ・・・ミリアは湧き上がる快楽に顔を歪ませながら幼き少女のようにその女
体を震わせた・・・
「ミリア隊長・・いつでもイッていいです・・・」
痛々しく傷跡を残すミリアの腹部をペロペロと献身的に舐め回しながら甘く囁くタバサ・・・その囁きで口火を切ったようにタバサの細く伸びた指が
淫猥な肉の抵抗を感じながら徐々にミリアの秘部に挿入されていった・・・
「あっぅ!・・ぁっ・・ぁ・・ぁ・ぁっ・・」(続)

345 :
>>344の続きです。
ミリアの表情は理性と冷静さの支配下を離れ・・・自堕落に満ちた淫欲な瞳で激しく喘ぎ悶えた・・・
薄く開いた口元からふしだらに唾液を垂れるミリアの姿に普段の貞淑で凛々しい印象は微塵も感じられない・・・
「あぁ・・・ぁっ・・我慢・・・できない・・・」
タバサが愛液の滑りと共に激しく膣壁を責め立てると・・・ミリアは大きく体を仰け反らせ長い髪を何度も振り乱した・・・
そんなミリアを殊勝な笑みで一瞥するとタバサは秘部への愛撫を続けながら紅潮し肥大したミリアの陰核に吸い付き激しく舐め転がした・・
「あぁっ・・タバサ・・・イッちゃう!!・・」
ミリアはガクガクと女体を痙攣させると絶頂に達した快楽に耐えられぬように淫らに顔を歪ませベッドのシーツを強く握り締めた・・・
タバサはミリアの秘部からピュピュっと噴き上げる潮を恍然とした表情で顔で受け止めるとゆっくりと味わうように舐め取っていった・・・
「・・・ミリア・・」
タバサはミリアの体に擦り寄るように近づくと口付けをせがむようにゆっくりと首を伸ばした・・・
「・・おいで・・タバサ・・・」
ミリアはタバサの首にやさしく手を回し強く抱きしめた・・そしてぴちゃぴちゃ・・と淫猥な音と共に互いの舌を何度も絡ませた・・・
タバサは2人の時間を惜しむような切ない表情で目に涙を浮べている・・・ミリアの素肌の温もりを感じるその手が微かに震えていた・・・
「今日だけ・・・だから特別だ・・」
タバサの気持ちを悟ったようにミリアは愛でるようにその頭を撫でた・・・そしておもむろに起き上がるとタバサの下着を脱がしその臀部を掴み自ら
の口元へ誘った・・・
「・・隊長・・・?」
ミリアは汗の滲ませながら軽く首を伸ばすと、淫臭を漂せながら蜜を垂らすタバサの秘部を下からやさしく舐め上げた・・・
「ひっぁ・・!」
突き上げる快楽に悲鳴のような声を上げると共にタバサは腰の力が抜けるようにミリアの顔面に騎乗した・・・
秘部から陰核にかけてミリアは激しく舌をばたつかせ有らん限りの刺激を与えていく・・・
「・・ダメっ・・ぁっ!・・・・・気持ち・・いいです・・・」
「タバサ・・濡れやすいんだな・・・」
意外そうに呟くミリアにタバサは顔を真っ赤に紅潮させながら恥らうように両手で顔を覆った・・・
「・・・は・・・恥ずかしいです・・」
「タバサ・・・寝そべるんだ・・」
ミリアは仰向けに寝そべるタバサの臀部を掴んだまま上体を起こすとタバサに見せつけるようにその下半身を持ち上げた・・・
「ほら・・見えるだろ・・・こんなに濡れてる・・・」
ミリアはそう呟くとタバサの愛液にまみれた陰核を淫らに舐め上げた・・・
「うぁっ!・・ミリア・・ぁっ・・・」
ミリアはたたみかけるようにタバサの桜色の穢れを知らぬ秘部に深々と指を挿入していく・・・陰核の刺激と共に膣の中で暴れまわるミリアの指先は
くちゅくちゅと卑猥な音と共にタバサを容易に絶頂へと導いていく・・・
「あぁっ!!っ・・イクっ!・・・ぁっ・・」
タバサは絶頂に支配された女体を大きく反らし天を仰ぐように顔を挙げると小刻みに震えながら悶え続けた・・・
「・・ミリア・・・」
「ん?・・どうした?」
タバサはミリアの腕に抱かれ至福の笑みでミリアの顔を見つめた・・・
「・・私の心残りはもう・・何もありません・・・もう明日んでもいい・・それくらい幸せです。」
タバサはそう呟くとミリアの体に手を当てその温もりを体に刻み込むように瞳を閉じた・・
「あぁ・・私もタバサに出会えて幸せだ・・・クレアやヘレン達も無事に戻ってきてほしいものだな・・・」
「きっと大丈夫です・・・でもクレアは少年ともし逢えたときは戻らないことも・・・」
タバサの言葉にミリアは刹那的にガラテアの切ない顔が頭を過ぎった・・・
「それもクレアの幸せだ・・・私はそれでもいいと思っている。・・心から祝福するつもりだ・・・」
ミリアの本心から出た言葉だった・・しかしその笑顔は一縷の寂しさを滲ませていた・・・
「・・・わがまま・・言いません・・・ずっと隊長の傍にいさせてください・・・」
タバサは哀願するような瞳でミリアに語りかける。
「嘘をつけ・・今さっき私を押し倒したばかりだと言うのに・・」
ミリアはおどけた仕草で呟くとやさしくタバサを抱きしめた・・・(終)

346 :
GJ
15巻だとシンシア×クレア、ラファエラ×ルシエラとか良いよね
雑誌をチラッと読んだらヘレンデネヴが
面白そうなことになってるから期待

347 :
GJ
おもしろーい。この話はガラテアがミリアになにか相談でもしたのだろうか。

348 :
ガラテア「もっと改行しろ」

349 :
>>347
感想ありがとうございます。
実はこの話はその前に2話くらい話がありましてその続きになります・・
この話自体も前後がありまして一部を抜粋したので微妙な感じでガラテアが
出てきてすみません。
まとめて読めるように書いてきたSSを今ブログにまとめている最中なので
形になりましたらURL貼りたいと思います。

350 :
【誘導】相手してください。詳しくは↓↓
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1233981325/


351 :
>>345です。
今まで投下してきたSSをブログにまとめて公開しています。
まだすべてはアップ出来てはいないのですが読んで頂けたら光栄です。
http://silviaclaymore.blog115.fc2.com/

352 :
↑間違った・・・
>>349でした、345でも間違いではないが・・・

353 :
アイタタタ

354 :
うむ、流石にこれはかばいきれん

355 :
7年間、女だけの集団生活…
いろいろありそう…

356 :
そろそろ甘〜いテレクレきぼんぬ

357 :
言っても無駄かも知れないが、マルチでブログ宣伝してるのは例のテレ厨荒らしだよ。
作家さんはお世話になってる某スレに報告という形でしか貼ってない。
マルチで宣伝とか痛いことする厨じゃないんだよ。お前と違ってねw

358 :
書いてくれる人への敬意を忘れない
投下待ってるぜ
アニメも終わってちょっと盛り下がってる時期なのかね

359 :
クレアたんとテレサ様のSSマダー?

360 :
俺はそーめん×リフルで・・・

361 :
黙れアンチ
今月はフラグ全開のラファ×テレだろ一択だろ?JK

362 :
ミリアとタバサは今頃何してるんだろう

363 :
今月のラストはエラエラの意識がクレアたんの中のテレサ様に反応してたでFA?
遂に本編でもラファ×テレフラグ伏線回収か?wktk
ひょっとしたらルシエラも交えて3Pなんてこともハァハァ
ルシエラとテレサ様も面識とかあっても不思議じゃないよね?

364 :
テレサ様は龍族の末裔とか最後の姫君とかそんなんじゃないかなぁ?
あの強さの根拠にもなるし、あの世界で黒髪ってテレサ様だけなんだよね
クレアたんが大陸に渡ってテレサさまそっくりの双子の姉とかに会うとか言う展開はガチでありかもね
双子の女神の伏線回収にもなるうえに、百合スレ的にもウマー

365 :
クレアたん大好き者通しでテレサ×クレア×ラキがみたい
ちょっと百合スレ的ではないかもしれないけど、荒廃しきったエロパロじゃ言えないし

366 :
私だけですか?
今でもラファ×テレを期待しているのは
本スレでテレサ様とラファの関連を論破してやったぜ☆

367 :
新大陸に双子の姉…
北斗になってるw

368 :
しかしテレサ様そっくりなら無問題
大陸編はテレ×クレ全開でお願いします

369 :
スレ違いだがエロパロ板の伐具合はネタが出尽くしたせいかも試練
イースレイ亡後ラキしか男性いないんじゃ… いっそ超展開で回想辺りに一世紀前のクレイモアやら黒髪テレサのご先祖との会合とか出ないかねえ チラ裏スマン

370 :
レズばばあ亡後キモヲタしかいないんじゃ・・・いっそ超展開で1世紀前のレズババアに生き返ってもらうしか・・・

371 :
>>369
やっぱり黒髪テレサ様は大陸の龍族の姫君末裔フラグだよな
黒髪はあの世界ではテレサ様だけなわけだし
スレ違いだがイースレイ×黒髪テレサとか読んでみたいお
ところでラファ×テレ激しくきぼん
神様PLZ

372 :
イース×黒髪テレサいいねぇ…。何か初代クレイモアは白タイツじゃなくて甲冑みたいだから様になりそう。
おっとここは百合スレだった。
八木先生はテレクレ像の紀元とか描きそうにないなー

373 :
おまいらのせいでイース×テレサが熱いじゃないかw
つーかテレサ様なら何でも雑食でいけるゼ☆
ここは本編にそってラファ×テレを投下する勇者様はおらんかの?

374 :
イースレイもテレサ様も中性的な超美形キャラだから、全く持って無問題な漏れがいる
でも本命はテレクレ一択

375 :
俺もイース×黒髪テレサなら余裕で頂ける
というか激しくきぼんしたい
神妄想は得意だけど文章にするのが苦手なこの身が憎いゼ☆無駄に想像力豊かだから歯がゆす(´・ω・`)

376 :
神妄想よろ。
自分はイメージ貧血だから虹になりそうで無理ぽ。
ひざまずいてるイースぐらいなら想像できるw

377 :
そろそろここが百合スレだと理解してくれないかな
エロパロが過疎、テレサ絡みだからいいという言い訳はなしな

378 :
自治厨に扮した荒らしか…
エロパロの次のターゲットにロックオンされちまったかなぁ…
疑似百合妄想の範囲内だし、過疎スレでなに逝ってるの?
SSはおろか神妄想のひとつも落とさないでイチャモンつける資格ないだろ?
食わず嫌いするお子様は、出されたものは何でも食べられるようになってから来ようね
まぁ、テレサ隔離するため暴れまくったアンチテレサの糞荒らしになに逝っても無駄だがね
イースレイがテレサとお似合いなのが我慢ならないんだね>デコシラ付きのカプ厨
>>376
もしかして絵師さまでつか?
ぜひぜひ描いてくださいましm(u_u)m
絡み合うテレサ様のウェーブ黒髪とイースの銀の長髪とか美しそうだ(//▽//)
それではみんなはここよりクレアたんとテレサ様のまったり百合雑談開始
クレアたんとテレサ様の絵だけでご飯10杯はいけるぜ

379 :
何この短絡的思考決めつけ厨でキモ顔文字厨の腐女子馬鹿
上げまくってるしお前が荒らしだよ

380 :
このスレは俺女と漏れ女の腐女子に腐食されました

381 :
せっかく流れを変えてくれてたのに決めつけ厨はどっちだよ?
30代のオサーンですが何か?w残念だったねw腐女子ちゃんw
そもそもテレサ様は男性に圧倒的人気があって腐受けはしないキャラなんだよ
カッコよさや美しさに憧れる非ヲタ非腐女子はいるだろうけどね
それにsageマンセー厨もたいがいにした方がいい
人がいたのにsage厨が湧いてsageすぎてクレアたんのスレは落ちた

382 :
>>379-380
腐女子、くやしいのぅwwくやしいのぅwwwwwwww
顔真っ赤の涙目連投がテラワロスwww
>>378
テレサ様のユワフルウエーブに絡みつくイースレイの銀の長髪…萌え…ッ
クレアたんとテレサ様の至高の優しい時間は永遠に続いて欲しかったよ…
クレアたんがラキと幸せになってくれればと心より願う

383 :
きんもーっ☆

384 :
釣りだろ

385 :
アンチテレサの屑の後釣り宣言ktkr!悔しいねぇw
ざまぁwすれ違いだからカエレ!

>>382
金髪と銀髪、ウェーブとストレートの対比が美しいな
テレ様総受けマンセーでつ。意表をついて攻守逆転チビクレアたん×テレ様とかないかなぁ〜
そんな俺が今一番読みたいのは百合スレイチオシ赤マル急上昇中のラファ×チビテレサたん(//▽//)
本編でもテレ様御降臨フラグ立ってるし我慢できません><

386 :
(//▽//)

387 :
クレアたんのテレ様覚醒の深層心理でのテレ×クレ百合展開きぼん
八木ちゃん、このネタ使っていいよ

388 :
><

389 :
><

390 :
(//▽//)

391 :
今度は1行顔文字荒らしか。あちこちで本当にご苦労様です。ハイハイスルースルー
>>387
本スレでもテレサ様覚醒は鉄板って流れだよね
クレアたんアンチの変な脇キャラ厨荒らしに絡まれたけど住民に適当にあしらわれててワロタw
なぁ、>>389ID:jAv8u3tR=>>390ID:hZgSDMsy
2刀流で頑張ってるが、書き込み時間帯でバレバレw残念!W

392 :
><

393 :
><

394 :
百合スレよりも本スレの方が百合スレっぽい件について
百合萌えっ子だけでなくテレ×クレはもはや読者の共通認識だな

395 :
><

396 :
テレクレの3〜5巻はほんとに神作品だなぁ
最初は冷酷非情だったあのテレサがクレアを溺愛するまでの過程が・・・たまらん
3巻の最後の抱き合うとこでいつも号泣するよ

397 :
俺はテレサ厨の痛さに号泣してるよ
キャラアンチではないよ、テレサ厨憎さにテレサも好きではなくなったが
続きはテレサでやってくれ。なんのための専スレだ。しばらくテレサはみたくない
ここが過疎で落ちてもいいからさ。そんなご慈悲はいりませんから>テレサマ狂信者

398 :
ディート×ガラテアいいかも
追う者と追われる者で

399 :
>>396
あのあたりがクレイモアの最高峰だったよな
アニメの評価もテレサ編がダントツだし、クォリティーというかスタッフの気合いの入り方がすごまじかった
俺的にはクレアたん大好き同盟のテレサ様とラキでクレアたん争奪戦が萌えるなぁ
百合スレ的にするなら
クレアたん総受け、テレサ様誘い受け、イレーネヘタレ攻めの3Pきぼんだな

400 :
DSゲームがクレアたんとテレサ様のまったり百合ゲームなら売れたのに…

401 :
荒らしもゲームは買ってるんだな

402 :
だってテレサ厨だもの。

403 :
イレーネを主人公にした長編です。
こちらで完結済みですが、一身上の都合により一週間毎の投下とさせていただきます。
一応エロもありますが、この上なく少ないのをご了承いただけると……

★高速剣のイレーネ外伝 一話「時雨の心・時雨の腕」

「はぁぁあっっ!」
 気合の雄たけびと痩躯が草原を奔る。
 短髪の女――ノエルが駆け抜けざまに斬撃を浴びせると、覚醒者の足が数本ふきとんだ。
「がっ」
「まだまだ……おっとぉ!」
 とかげのような覚醒者は、残った足で本能的にノエルへ無数の触手をとばした。
 しかし、包囲網の如し数の触手に襲われようが、‘疾風の’ノエルを捉えることはできない。
「ひゃはっ♪ 楽しいねオォイ!!」
 甲高いこえを上げつつ襲来する触手を紙一重で避わしてゆくさまは、傍目にははしゃぎまわる子供のようにうつる。
「いつまで遊んでるのかしら……ノエルさんたら」
 その艶やかなつぶやきは、とかげ覚醒者の頭上からであった。
「ほら、見なさい。斬り飛ばした足はもう再生してるじゃないの……よっ!」
 声の主――ソフィアは、地を這う覚醒者にむけて全体重をかけた下突きをめりこませた。
 グシャ、という濁音とともに美女は両脚で覚醒者をふみつけ、すぐさま大剣を引っこ抜いて横へとぶ。
「グギャアア!!」
 正確に心臓部をつかれたとかげ覚醒者は激痛に悶えた。
「へっ!」
 ノエルは嘲弄気味に舌打ちし、触手攻撃が止んだとみるや駆け出した。
 疾駆の最中、何故か側転・前宙し、滅茶苦茶な動きのまま覚醒者に突っこむ。
「ねっっ!!!」
 ザンッ!
 半月を描いて繰り出された刃が、赤茶けた首をみごとに刎ねあげた。
 宙高くまいあがった覚醒者の頭部を、短髪の女は恍惚とした表情でながめている。
 やがて頭部は一定のたかさで止まると、今度は大地めがけて落下をはじめた。
 ノエルは大剣を八方にふりまわし、次いで天へかかげる。
 ドス……とかげ覚醒者のあたまが大剣に突きたち、鈍い音がなった。
「ほいっ! いっちょう上がり♪」

404 :
「……何が楽しいのか、私には理解できないわ」
 にんまり破顔して自分をみつめてくるノエルに、ソフィアは心底あきれたかのように毒づく。
「はんっ! 別に理解する必要はねぇよ。あたしだけが愉しんでる、つまりてめーは損してんだからな」 
「はぁ……お猿さんは単純で楽だこと。わたしは頭が良くて逆に苦労するわ。――もっとも、意識も程度も絶対に低くなりたくないけど」
「あぁん?! あたしを言葉もしゃべれねーサルと一緒くたにすんじゃねー!」
「あら、やってることといい頭の中といい、お猿さんそのものじゃないの」
「んだとてめぇ! なんならここで白黒はっきりしてやるかオイ!!」
「望むところよ。いい加減、理性的に話せない貴女には辟易してたころなの」
「ね、ねえあなた達、そろそろ――」
「「引っ込んでろ(て)!!!」」
「ご、ごめんなさいぃぃ!!」
 ノエル・ソフィアの口論に割ってはいろうとしたのはエルダだが、文字通り余計なお世話になってしまった。
 その三人の様子を険の深い無表情でながめる、一人の女戦士の姿があった。
 イレーネである。
 先ほどは、NO8ノエルとソフィア、NO20エルダ、そしてNO26イレーネの四名で、組織からの指令でここロクトの草原に赴き、覚醒者討伐をしていたところだったのだ。
 ところが、残念ながらイレーネの出る幕はまったく無かった。
 エルダも最初は微力ながらサポートしていたものの、おそらく居ようが居まいが結果は変わらなかっただろう。
 ――組織も最初からそれを存知しているのだ。
 上位NOと下位NOを組ませるのには、経験を積ませるという目的があってのこと。
 ノエル・ソフィアの両名もその事を知悉しているのだが、お互い意識し合うあまりそんな事項は頭からすっかり抜け落ちているのだ。
 ……とはいえ実際は、上位NOが下位NOを気づかい経験を積ませてやるなど、それこそ十人にひとり居るか居ないかである。
 下位NOはどうしても腕を上げたいなら、命を賭す覚悟で突撃するくらいでなければいけない。
「……しっかしよー、あいつ使えねーよなぁ」
「あら……仕方ないでしょ? NO26に期待するほうがおかしいわよ」
 いつものように、愚弄のささやきがイレーネの耳朶をうった。
 経験が長いくせに弱いので毎回のように嘲られるが、彼女は元々このような罵りなどものともしない胆力の持ち主なので、この点に関しては問題ない。
 むしろそんなのは瑣末にもならないことで、それよりも十八年も在籍しているのに芽が出ないことにイレーネは焦っていた。
 ノエル・ソフィアは同期で、ふたり揃ってぐんぐんと頭角を表し、わずか五年で一緒のNOである8を受けている。
 エルダにしても、八年目である現在NO20を受けているのにだ。
 自分はどうして強くなれないのだろうか?
 言い訳もしなければ、人にせいにもしない。
 虚しいだけだからだ。
 だからこそ、不甲斐ない自分が情けなくて、腹立たしくて仕方がなかった。
 他の戦士達に追いこされ自分が伸びないのは、理由は一つしかない。
 努力だ。
 他に比べて努力していないから、自分は強くなれない。
 そう思いつづけ、修練の量を増やしつづけて、幾年経たのだ……?
 五里霧中のまま時間だけが過ぎてゆく中、ある戦士との出会いが、彼女に大きな転機を訪れさせることになった……

405 :

 それは、イレーネが次の指令を受け、単身ゴナールの町へと向かっている中途のことである。
 林道に射す陽光に照らされながら歩み進んでいると、対面から戦士らしき人影が姿をあらわした。
 するとどうだろう。
 イレーネは両肩に、異質な圧力をじりじり感じたのである。
 まだ相当の距離があるうえ、相手は当然ながら妖力解放していない。
 彼女は、直感ながらこう覚った。
 …………微笑のテレサ?!
 他の一桁NOではここまで――――‘雰囲気がある’妖気は醸しだせまい。
 それがどうして自分に分かったのかいっそ不思議ではあったが。
 かくして、予感は的中した。
 極めて目鼻が整った顔立ち。女の魅力を最大限に引き立てている肢体。そして、筆舌尽くしがたい、その風格……
「――よっ。これから指令か?」
 イレーネはあっけに取られるあまり、口が半開きになっている。
 およそ十歩ほどの距離から、テレサが気軽に声をかけてきたのだ。
 どういうことかと訝った。
 振る舞いこそさばさばしているが、頂点に立つもの特有の自尊心をもっていて、文字通り孤高の人という心像があったので、こんな風に声をかけられるのは意外だったのだ。
「え、ええ……」
「そうか。じゃあ暇だな」
「ええ…………え?」
 お互いちかよって相対した瞬間、イレーネはテレサの発言になんとはなしに頓狂な声を発してしまった。
 口数は少ないとはいえ、彼女が初めて戦士に敬語をつかった場面なのだが、当の本人にとってはそれも取るに足らない事柄である。
 しかし、冷静で寡黙ないつもの姿はどこへやら、なにやら微かに挙動不審に陥ってしまっていた。
「ちょっと付き合ってくれないか? たまには息抜きも必要だろ?」
「そんな……困ります」
「遠慮すんなって。おまえ、顔やつれてるぞ」
「そ、そうは仰っても指令が……」
「いいから来い。ほら」
 もごもご口篭もるイレーネにかまわず、テレサは強引に手をひいて脇道にあった巨岩へ歩みすすんだ。
 もう何がなんだか全く飲み込めない。
 波打つ金髪をゆらめかせながら、NO1の美女は自分の背丈ほどもある巨岩にひょいと飛び乗り、腰かけた。
「さ、すわんなよ」
「…………」
 内心を表に出さぬ無表情のままうなずき、イレーネもテレサに倣って巨岩に跳び、隣に座って両足を垂らした。
「……で、私に訊きたい事があるんだろ? イレーネ」
 イレーネの特徴的な三白眼が、強く見開かれた。

406 :
 ――が、次の瞬間にはもとの無表情に戻っている。 
「…………なぜ、私の名を?」
「なぜ? 現NOの名前と顔なら全員一致するぞ、私は」
 もう驚くのには飽きがきていたイレーネだが、今度は良い意味で驚かされていた。
 NO1に昇りつめたのには、こういったところも関係ありそうだからだ。
「まあ私には滅多にないが、他のNOと一緒の任務の時になっていきなり顔と名前を一致させるのは難しいだろ?
 だからオルセ――あ、私の担当な。オルセにかけあって名簿を借りたのさ。恥ずかしい話だが、私は人の顔をおぼえるのが苦手なんだよ」
「私もすこし不得手でして」
「ほお、そうなのか? お互い大変だな…………と、そろそろ聞かせてくれないか? 訊きたい事があるんだろ?」
 はて…………と、イレーネは無表情のまま思惟にふけった。
 そもそも、なにゆえ彼女は自分が尋ねたいことがあるということを知っているのだろう?
 ばかな考えかもわからないが、人の思っていることを読めるのだろうか?
 このまま正直に吐露したとして、身に危険が及んだりしないだろうか……
「……まあ、お前が述懐せずともなんとなく分かるだけどな。そんなに強くなりたいのかい? お前は」
 イレーネはもう、いちいち驚愕するのをやめることにした。
 このテレサという女性を計る行為自体が、きわめて僭越な考えだと察したのである。
「……はい。私は、どうすれば――」
「私の感だが、お前はTOP3に食い込めるほどの素質を有してる。いや、持て余している、と述べるべきか?」
「え……」
「当然私は不動だけどな。それはおいとくにしても……お前、自分では懸命に修行してるつもりなんだろうけど、そのNOに留まってるってことはやり方が間違ってるみたいだな」
「…………」
「どうすればいいのかって顔してるが……自分で考えるしかない。逆に言うなら、私と同等の修行をしてもお前はNO5にもなれないだろうしな」
「テレサさん……」
「ま、根拠もないし慰めにもならないだろうが……お前は強くなる。強くなりたいと願い続けて、ひたすら悩みぬいた先に得られるものがあると信じろ。小さなことを積み重ねることが、とてつもなく高いところへたどり着くための唯一の方法だ」
 吹っ切れた、ような気がした。
 NO1であるテレサから才気を奨励されたのだ。
 これ以上に励みになるものがあろうか。
「…………ありがとうございます、テレサさん。自分を信じて、これからも精一杯精進を重ねていきます」
「おお。――でも、いくら頑張っても私は抜かせないぞ。それだけは諦めたほうがいいかもな」
「…………ふっ」
 そのときは、自分でも驚嘆した。
 おもわず洩れた、わずかな笑声。
 おそらくは顔も微笑んでいるのだろうが、いつ以来だったろうか……
「へえ……あんた、笑えるじゃないか」
「え?」
「眉間にしわ寄せてばかりじゃなくて、たまには笑え。あんたが何抱えてるか知らないけど、荒んだ心のまま修行するのは身体にも障るぞ」
「…………でも……」
「それが無理なら、私のところに来い。もっとも、なんとかしてやれる保障は……あぁ、指令については心配するな。組織から懐疑的に見られようと関係ないからな」
「本当にありがとうございます。言葉もありません……」
「いいって。……というか、敬語はやめてくれるか? そーいう堅苦しい手合いはどうにも不得意でな」
「それは…………無理です。私にとってあなたは憧憬してやまない存在。敬うなという方が酷なものです」
「……譲歩するよ、しょうがないな。――と、だいぶ長く話し込んじゃったな。そろそろ行こうか」
「はい。今日は私のような不肖の者へ親身に説いてくださり、心から拝謝いたします」
 イレーネのかしこまった態度をうかがいながら、美女は妖麗な微苦笑をうかべた。
「……じゃあな。楽しみにしてるよ」

407 :

 ゴナール林道は夕日に照らされ、映えのある晩景をイレーネに提供していた。
 こうみえて(?)自然が好きな彼女は、こうした美しい風景を望見するのは数少ないたのしみなのである。
「リンダも、こんな景色を描きたか…………」
 台詞の途中で、イレーネはぶんぶん首をふった。
 もう決めたのだ。昔のことは忘れて、ただひたすらに目的に向かって進もうと。
 追憶に耽ると感傷にひたってしまい、目標への道を曇らせてしまう。愚直に自分のやるべきことをやるんだ。
 NO1のお墨付きをもらった私ならば……できる! 思いなおし、彼女はふたたび歩みだした。
 ゴナールの町はもうすぐである。
 しかし…………全く妖気を感じない。
 NOは若くないものの、イレーネは妖気を察する能力には多少なりとも自信がある。
 今回の任務の概要をきくかぎりでは、標的はただ一匹の妖魔であるはずだ。
 妖魔は妖気を隠すのが覚醒者と比して下手なので、イレーネは毎回のようにすぐ妖魔の居場所を割りあてることができるのである。
 なのに、町の入り口が視認できたいまさえ、妖気のかけらも感じないとは……
 ――が、足を動かしているうちに、何か異様な違和感がイレーネをおそった。
「あ、あんたが雇われたクレイモアの方かい?」
 町の入り口付近にたっていた青年が、陽気にしゃべりつつイレーネに近寄ってきた。
 ――右手を背にまわし、大剣の柄をにぎる。
「……ああ。組織より指令があって、ここゴナールにはせ参じた」
「そうですか――」
 ドン!
 青年の言下に、異様な妖気の奔流がイレーネをかけめぐった。
 自分の意思に反して右掌が柄をにぎりしめ大剣をぬきはなつと……そのまま自らの首にあてがった!
「なっ?!!」
「……これで、六人目……ふひひ。組織の連中、妖魔だと勝手に信じこんで、雑魚ばかりおくりこんでくれて助かる……」
 青年――いや、青年の姿をとった覚醒者のこえは、下卑た声色に変容をとげていた。
「っつっても、てめーが今まででいちばん若いNOだがな……そろそろここも潮時か」
 覚醒者が悠長にはなす間にも、イレーネの細首にじりじりと大剣の刃がせまっていた。
 彼女はそれを強い気概でおさえているが、身体の自由を完全に奪われてしまっている今となっては、命のともし火が消されるのは時間の問題といえた。
「てめーを消したら、別の町に移動してやるよ。運が悪かったな。妖魔だと思ってたやつが覚醒者じゃ、NO26じゃどうしようもないだろう……?」
 覚醒者のざれ言には耳をかさず、妖気操作にたいして自らも妖力解放して抗おうとする。
 だが、妖気の大きさが違いすぎて、どうしても打ち消せそうにない。
 イレーネの顔は鬼気迫っていた。
 今までも何度となく命の危険を感じ、ぎりぎりのところで首をつなげてきたが、ここまで危殆にみちた綱渡りははじめてだからだ。
 いや、それ以上に、テレサに認められた自分がこんなところで命を落とすのを認めたくないのもあった。
 眼を強く閉じ、歯を食いしばり、全妖気を右手にそそいだ。

408 :
「…………ちっ、しつこいやつめ」
 いまいましげに呟いた覚醒者は、人間の姿のままイレーネにむかってにじり寄った。
「直接手を下してやる」
 進みながら左手を上げると、ひじから先が蔓状に変貌し、イレーネに襲来した――
 ズバァッ!
「………………………………――え?」
 覚醒者は、随分長いこときょとんとしていた。
 左手からとばした蔓が、完全に消えうせていたのだ。
 あまりの出来事に直面したためか、妖気操作すらも忘れていることに気づいていない。
 半ば茫然としている覚醒者の姿を、イレーネは普段の無表情でみすえていた。
「――おわりか?」
「っ…………?!!」
 女の放った台詞に、覚醒者ははっきりと怯えをしめしていた。
「な…………なんだ……何者だきさまっ?!」
 ドン!
 後ずさりながら、イレーネに妖気操作をかける。
 かけられた彼女は、右手を首の高さにかかげた。
 だが、操られているのではなく、自らの意思でそうしていることは明白であった。
 それが証拠に、首にあてがうようなまねをしていない。
「お前には返礼しなければならないのかもしれないな……」
「……あ?」
 覚醒者へ近接しつつ、イレーネは弁を重ねてゆく。
「いや、あの人に、か。私の素質を認めてくれて、すぐ後にこれとは……」
「て、てめ……本当にNO26か!?」
 じわじわ距離をつめるイレーネの重圧は、覚醒者には耐え難いものだった。
 もはや後ずさる気力すら失せてしまっている。
 しかれど、彼女から重圧を感じてもその正体がなんなのか、彼には最後まで‘視えなかった’ようだ。
「や、やめろ! そ、それ以上近づくぐがっ――」
 覚醒者は人間体のまま、刹那のうちに粉微塵にきざまれた。
 ふっ――と、イレーネの右腕を覆っていた妖気が失せる。
 すると、事切れた操り人形のごとくイレーネはその場にくずおれた。
 へたり込み、わずかに開いた三白眼で右腕をながめてみる。
 異様なふるえと、反動による激痛がおそっていたが、沸きあがる歓喜によってそれらは取るに足らないものと化していた。
「これが…………私の力か」
 次々に浮かび上がってくる疑念を、今回ばかりは打ち消した。
 それよりも、この技を使いこなせるようになることの方が、彼女にとっては大事なことなのだから―― 一話・おわり

この物語はフィクションです。
実際の「CLAYMORE」内の人物・事件・現象などとは一切関係ありません。

409 :
★高速剣のイレーネ外伝 二話 「無言の怨嗟」

 ドンッ!
「く……………………ぐぅぅっ…………ふうぅっ!!」
 妖力を解放し、その全てを右腕にそそぐ。
 もともと険しいおもてがさらに深まり、三白眼の視線がものすごい鋭さで目の前の大木をつらぬいている。
「ぐっ…………――あぁああ゛ッ!!!」
 ボンッ!!
 妖力を引き、両うでを投げ出しながら草原に倒れこんだ。
「はぁっ! はぁっ! はぁっ! はぁっ……くそっっ!!」
 顔中に大汗をかきながら、陽が射した誰もいない草原のまんなかで悪態をつく。
 イレーネはあせっていた。あの感覚が戻ってこないのだ。
 ゴナールの覚醒者をたおした時に右腕ではなった技の感触を、もう五日間も味わっていない。
 彼女が焦燥に身をこがすのも当然といえた。
 こうして何度となくあの場面を連想し、実践してみようとするのだが……とっかかりすらつかめない状態だ。
 そもそもあの時、なぜ私は生き延びることができたのだ?
 妖気操作に抗するため、勝手にうごく右腕に妖気をあつめ……それがいつの間にか、あの技を放って覚醒者を屠っていた。
 引っ張られる感覚にあらがっていた時だけ、右腕は双眸で追えないほどに暴れまわっていた……
 まさか、妖気操作にかかっている間だけしかあの技を使えない……わけはあるまい。
「解せん…………」
 ぼそっと言ってから、自分の左手がいかなる訳か股間部にあてられていることに気づく。
 ――かなりいやらしい想像が、彼女の脳内をよぎってしまった。
 ……だめだ。おさえろ。そんなことをしている場合じゃ……
 想いに反して、理性はあっさり敗北してしまった。
「妖気は感じないな……」
 自分を説き伏せるようにつぶやく。
 禁欲的だという自信があるイレーネだが、事実である。
 実年齢にして三十路の彼女はいまだに処女であり、自涜に及んだことも僅かに三回。
 最後にしたのが五年以上前と、筋金入りである。
 それだけ自分に厳しく、プライドも高いストイックな彼女が、いま衝動的にしたくなってしまったのは……
 イレーネは上半身をおこし、装備を外し始めた。
 肩当て、腰当て、大剣……そして、脚衣をぬいだ。
 上衣をぬがないのは、腹のモノを見たくないからである。
 股をひらいて陰部をあらわにし、ゆっくりと右手を近づける……
 ドンッ!
 何を恣意したのか、イレーネは妖力解放して右手に妖気を集中させはじめた。
「ぐぅぅう………………うぐ、はがあぁ!!」
 うめきごえを発しながら、秘処にあてがおうとしている右手に全神経を集中させる。
ある意味シュールな光景が展開されている……

410 :
 当然というべきなのか、右腕に変化はみられない。
「ぐふう゛、ふっ……………………ふぅっ……」
 妖力を引き、再び草原に寝ころがった。
「はぁ、はぁ、はぁ……はぁ…………」
 何を期待しているんだ私は……もし本当に発動してしまったら…………
 不発だったとはいえ、こんなことを考えつく自分が嫌になる。
「…………――ふんっっ!!!」
 気合の声を発し、おきあがった。
 すぐに脚衣を履き、装備を整え、大木に向かってきびすを返した。
「下らない事に時間など割けん」
 低く重い声音の断定口調が、彼女の意志のつよさを物語っていた。


 次に受けた指令は、ストラの町の妖魔をせとのことだった。
 その時イレーネは、ゴナールの町にいたのは実は覚醒者だという報告をしなかった。
 事実を告げれば、近いうちに間違いなくNOを繰り上げられてしまう。
 まだ力に確証が持てないから、時期尚早だと判断したのである。
「それにしても……」
 天に広がる碧空と地に広がる荒野のはざまを銀眼に映しながら、イレーネは故郷――ストラの町に想いを馳せた。
 ――十八年前のあの日。彼女は運命をおおきく左右する事件に遭遇した。
 自分が外に出かけている時、妖魔に両親と妹がされたのだ。
 孤児となったイレーネは、東へと送られた。
 一日に満たぬ間におきたことだが、当時のイレーネにとっては永遠の如し時間に感じた。
 無惨に喰い散らかされた家族の体を見せつけられて、少女は苛烈な決意を心に刻んだ。
「妖魔ども……一匹残らず打ち滅ぼしてやる……!!」
 そして、十八年の月日が流れた今、彼女は組織の指令をうけて故郷へと赴こうとしている……
「あの日の決意を未だ果たせていないけど……父上、母上、リンダ。絶対に仇をとってみせるからね」
 長い月日を経ても、イレーネの意志に陰りはない。
 たとえ‘仇’がもう亡き者だとしても、彼女は自分の身に起きた不幸をただ受けいれ、許容することなどできなかった。
 その張り裂けんばかりの想いを十八年ものあいだ維持し続ける……図抜けた意志力でなければ、とうに命を失っていただろう。
 実力のほどは置いておくにしてもだ――
「…………テレサ。あなたはなにゆえあれほどに強いのだ?」
 そして、自分の本来の実力をひき出してくれたテレサにも、イレーネは別した想いを馳せていた。
 まだ手中にできているわけではないが、少なくともイレーネにとっては、テレサのおかげで道が拓けてきたという認識がある。
 おもえば、彼女は実に面妖な存在だ。
 初めての邂逅の時、自分がいったい何回驚かさせられたかイレーネは覚えていない。

411 :
 強さ、性格、美貌……瞥見するだけではなにもかも完璧な彼女にも、やはり悩みはあるのだろうか?
 できれば、あってほしい……
「……何を考えている」
 独りごちながら首をふった。
 そうこう考えながらほっついているうちに、目的地に到着したようだ。
 大陸南端にある辺境の町ストラ。
「やはり、懐かしいものだな……」
 長い年月を経ても、その風景は脳にきざまれていた。
 いや、忘れられるはずがなかった。
「…………」
 無言のまま町に入る。
 他の町に入ったときとは違う反応を、イレーネに目の当たりにした。
「お、おい! あいつ……」
「まさか、イレーネ?」
「まだ生きてたのか……」
 いやでも耳に入る、嘲笑と畏敬がまざった密やかな話し声。
 どうでもいい。
 家族を失ってすぐ、自分を組織に売った者達のことなど、どうでもいい。
 感情をうつさない仮面の奥で、イレーネは自己暗示をかけながら、妖気を感じる方向へ進んでいった。
 とはいえ、歩けば歩くほど確実におおきくなっていく違和感はごまかせない。
 イレーネの険相がさらに険しさを増し、眉間にしわを作った。
 蔑みやあざけりに対してのものではない……
 と、イレーネの足が、ひときわ高い一軒家のまえで立ち止まった。
 女は無表情のまま、ふっと軽いため息をついた。
「アクサか……」
 かつての女友達の名をつづり、変わらぬ足取りで一軒家へと脚を踏みいれる。
 暗がりの屋内に、ひとつの人影をみとめた。
 女性らしい。
 こちらに背を向けてソファにもたれ、安らかな寝息を立てている。
 イレーネは、緩やかに移動しはじめた。
 ソファを回り込んで、眠る女性の正面に対した。
 中性的で精悍な面差し。短く刺々しい狼髪。十八年経っても、この女性――アクサの面影は明瞭に残されていた。
 違うのは――彼女から禍々しい妖気が洩れ出ていることだけだ。
「………………アクサ」
「ん……――っ!!」
 普通に呼びかけただけなのに、やけに反応良く目覚めたアクサ。
 そのままイレーネの姿を認めると、切れ長の黒瞳が大きく見ひらかれた。
「イ……イレーネ?!」
 鋭い声色が、イレーネの耳朶をうった。
 アクサの表情が、ぱぁぁっと明るくなってゆく。

412 :
 かと思えば、まなこからは滝のような涙が溢れ出していた。
「久しぶりじゃないか! 生きてたなんて……本当に嬉しいよ!」
「私も……十八年振りね」
 号泣しながら両手をひろげて歩み迫るアクサを、イレーネは迎え入れるように抱きかかえた。
 瞬間――イレーネの背中に鋭い痛覚がはしった。
 その痛みに声ひとつ洩らすことなく、イレーネは妖力解放しつつ身体をひねり、抱きかかえているアクサをおもいっきりふりほどいた。
 すぐに剣柄を持ち、すでに妖魔と化しているアクサ‘だった’人影にむかって大剣をふりおろす。
 しかし間一髪で避けられ、距離を取られてしまった。
「おっと。くくく……いきなり来た時は驚いたが……旧友に情けをかけて自分が傷を負うとは、馬鹿なやつだ」
 精悍な顔つきも、するどい声音も、かつての友のそれとは激変してしまっている。
 ところが――妙なことに、イレーネのおもてにははっきりとした微笑が張りつけられていた。
 これには妖魔も、怪訝そうに首をかしげた。
「動揺して気でも狂ったか! まぁいい、ねぇ!!」
 罵言を浴びせながら、妖魔はうでを振りかざして地面を蹴った。
 接近してくる標的を視認し、イレーネは大剣を中段に構えた。
 妖魔はあっという間に距離をつめ、イレーネの右側面に移動する――
「甘い」
 ザンッ!!
 横薙ぎに揮われた大剣が、妖魔の胴体を切断した。
 紫色の血が飛びちり、部屋のそこかしこに付着する。
 だが奇異なことに、友であった女性を斬ったイレーネの身体には、妖魔の血は一片たりとも付いていなかった……
「………………ぐ……」
 小さなうめき。そして……
「く………………ふうぅ……ぐうぅうぅぅ……」
 イレーネは泣いていた。
 アクサ以上に涙を流し、押さえ込めない嗚咽をもらし、地べたにひざまずいた。
「すまん…………わた、しは……なに、も、して…………………」
 友への懺悔も、明確な口上をつむぐことはできない。
 だけれども、あふれでる悲哀の感情がふつふつとした憤怒へ一変するのに、時間はかからなかった。
「……………………す」
 顔をぬぐいながら独語して、すっくと立ち上がった。
 先刻までの泣き顔はどこへやら消えうせ、普段どおりの真顔にもどっている。
「妖魔は――全てす」
 冷徹なひびきが、凄惨な現場と化した部屋にこだました―― 第二話・おわり

この物語はフィクションです。
実際の「CLAYMORE」内の人物・事件・現象などとは一切関係ありません。

413 :
続きキボンヌ

414 :
>>1
乙です。

415 :
>>415
俺乙

416 :
? ? ? ? ? ? ? ? ?
? ? ? ? ? ? ? ? ?
? ? ? ? ? ? ? ? ? なぜか無性にコピペしたくなる
? ? ? ? ? ? ? ? ?
? ? ? ? ? ? ? ? ? なのに初心者にはコピペできない
? ? ? ? ? ? ? ? ?
? ? ? ? ? ? ? ? ?

417 :
これはアメリカのゲームです。1度やってみてください。
これは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。 驚く結果をご覧いただけます。
このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事が
かなったそうです。
約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。 たった3分ですから、ためす価値ありです。
まず、ペンと、紙をご用意下さい。 先を読むと、願い事が叶わなくなります。
@まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。
A1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。
B3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味の
ある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名
前をかく)
必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。
C4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さ
い。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。
まだ、先を見てはいけませんよ!!
D8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。
E最後にお願い事をして下さい。さて、ゲームの解説です。
1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。
2)3番に書いた人は、貴方の愛する人です。
3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。
4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。
5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。
7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。
8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。
9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。
10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。
この書き込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って下さい。そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう
あなたの願い事は叶うでしょう。もし、貼らなければ、願い事と逆のことが起こるでしょう。
とても奇妙ですが当たってませんか?

418 :
>>417
チェーンメールを掲示板でやって楽しいか?
ネズミ講は必ず破綻する

419 :
>>418
俺乙

420 :
a

421 :
過疎ってて残念だお(´;ω;`)

422 :
シンシアお姫様抱っこまでしたのにスルーされるとは流石ユマwww
たまには黒くないシンシアも見てみたいです・・・

423 :
テレクレの話しかしちゃだめ?

424 :
テレサ×チビクレアもいいけどオトナクレアたんの方がいろいろ出来ておいしいよね

425 :
どういろいろするのかkwsk

426 :
↓ここでまさかのクレア×テレサ

427 :
きらきらアフロ見てたらドロリッチの新CMに実物クレアさんがいてワロタw
是非見てw

428 :
a

429 :


430 :
テレサ×イレーネ
テレサ×ガラテア
テレサ×ミリア
クレア×テレサ
最近はユマシン

431 :
テレサ×クレアこそ原点にして頂点

432 :
a

433 :
c

434 :
a

435 :
>>1

436 :
災婆工劇

437 :
age

438 :
ぐはっヘレミリ描いてるイラスト見つけたぁぁ萌えすぎた。

439 :
age

440 :


441 :


442 :
過疎杉

443 :
過疎ってるなー(´・ω・`)

444 :
単行本組だが19巻読了。
ツインテールさんが義理堅い性格でクールで良いキャラだなと思ったが、
本人が名乗らないせいで19巻で一度も名前が出てこなくて困ったw
検索してディートリヒだったと思い出したが。
しかしユマの超進化ぶりは凄いね。
7人の中で真っ先ににそうだと思ってたのに、
妖力同調マスターしてシンシアと良い関係になるとは。
あとは、サブタイトル「幻影を胸に」で嫌な予感がしたがやっぱりあの人がんだか。
しかもに方が色々酷いな。タバサが事情を知ったら人間を斬る覚悟完了しそうだ。
まあ本人的には幸せな幻影を見ながらねたとも言えるけど。

445 :
タバサ×ミリア
ヘレン×デネヴ
ユマ×シンシア
7人のうちクレア以外でカプ考えるとやっぱこうかな。
あとガラテアさんはクラリス&ミアータを誘惑しちゃえばいいと思う。
クレアについてはやはりテレサ以外は考えにくいね。

446 :
アナスタシアさん萌え。「お友達」発言いいわー。
ある意味コテコテな容姿(縦ロールヘアとか)にお嬢様口調、いかにも優しそうな性格とか
ありそうでなかったキャラでいいなー。いきなり亡フラグ立っちゃったけど、是非とも長生きして欲しい。

447 :
>>444
なぜ百合スレに真面目なレスをなさったのかw

448 :
まだあったんだこのスレww
このジャンルって厨しかいないから二次とか無理だろw

449 :
厨ってどういう意味?

450 :
ほいどうぞ
http://adultbody.info/

451 :
百合同人漫画ってないの?

452 :
>>446
フローラさんもお嬢様系だったような、アニメでは以外に可愛い
声だった〜ゆえにリカルドに瞬された時はショックだった

453 :


454 :
とりあえず保守しとくわ

455 :
単行本組が20巻読んだので来ましたよっと。前巻のレスは>>444だった。
百合的見所メモ。
・聖都ラボナの危機に、『母』のヘタレだったクラリスが頑張る×『娘』のミアータも勿論活躍。
・ミリアLOVEなタバサが1人で組織を襲撃しようとするのを止めて、
散々ミリア批判した後で「ミリアを殴りに行くんだろ」と言うとか、何という無愛想デレなデネヴ。
ヘレンにも慕われてるし、何だかんだでモテてるミリア。
・ディートリヒがタバサ一行に涙を見せたり、行動を共にする決意したり。
・エレガントなアナスタシア×熱血なニケが、タバサ達に助けられてディートリヒの言葉もあって急造新旧タッグバトル。
・クールSシンシア×ヘタレMユマの安定ぶり。
アナスタシアは好みのキャラなので生き残って欲しいな。というか、現在の主力メンバーみんなそうだけど。
あとはやはりラストのあの人の生存か。その可能性はないだろうと思ってたので、嬉しいサプライズだった。

456 :
ミリアとタバサの会合が楽しみだ
ヒルダ一筋のミリアのリアクションが気になる。
百合的三角関係

457 :
百合的三角関係おいしすぎるな

458 :
すまんsage忘れた
ちょっと覚醒してくる

459 :
ロクサーヌさんマジ魔性の女じゃん、好きになった女の能力盗んで
んだら興味無し、すぐ次の女を捜すし
カサンドラさんも頬を染めてデレてまんざらでもなさそうだった

460 :
褥を共に…だと…?
ガチ百合だったのか

461 :


462 :
俺の中ではリフル&ゴナール町の覚醒者&シンシア&アナスタシアが最高の組み合わせ
4Pですよ?4P!!

463 :
ラフテラさんが「クレイモア総百合宣言」をされたので
クレイモア 百合 で検索してやってきました
今後もともよろしくです

464 :
ロクサーヌまじで鬼畜だ、百合フラグ立った大人しい下位ナンバーが
覚醒者に弄ばれてされるのを見しだなんて今回かなり鬱話だな

465 :
ロクサーヌ×カサンドラはじまったと思ったのに・・・ロクサーヌさん怖すぎワロタ
歪みまくった愛の百合だけど・・・カサンドラちゃんかわいそうすぎて来月が気になるな
やっぱりデネヴとヘレンが一番落ち着く

466 :
ヒステリアに美しいといってるミリアに
嫉妬するタバサ

467 :
カサンドラ×下位ナンバーが……ロクサーヌが悪魔すぎる。

468 :
清く正しく美しく
宝塚じゃなくてよ
byアナスタシア

469 :
ミアータがもう少し成長してだな、それでも「ママ」「ママ」とクラリスにべったりとか
ユマに対してのみ口が悪いシンシアがついに「ユマさんは私がいないとだめなんだから」的な
台詞を吐くとか妄想しただけで俺は今幸せなんだが、誰かこの二組のSS書いてくれねえかなあ

470 :
シンシア×ユマいいな…

471 :
あげていきたい

472 :


473 :
あげ

474 :
elonaの銀眼の斬者の元ネタということで最近クレイモア読み始めた
まさかと思って検索してみたらスレがあって驚いたわ

475 :
久々に単行本読み返したらルシエラ×ラファエラに萌えた
ルシエラ戦士時代の過去話とか番外編でやってくれないかな
さすがにもう望み薄か

476 :
>>469
時を越えて
(´・ω・`)人(´・ω・`)ナカーマ

477 :2013/09/21
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