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2013年10エロパロ175: 若返る女・成長する少女8 (138) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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若返る女・成長する少女8


1 :2013/04/21 〜 最終レス :2013/10/05
大人の女性が子供に戻ってしまったり、小さな女の子がいきなり大人に成長する
そんなシチュエーションに萌えるスレです。
∞スレ目も子供になったり大人になったりしましょう、。
※作品や作家に難癖を付ける輩がいますが触れないようにお願いします。
 他のスレなどでも同様の行為を繰り返し、作家のやる気を失わせて
 スレを過疎化させようとする悪質な荒らしです。 
過去スレ
 若返る女・成長する少女7
 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1313315522/
 若返る女・成長する少女6
 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1250500576/
 若返る女・成長する少女5
 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1202361049/
 若返る女・成長する少女4
 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158573671/
 若返る女・成長する少女3
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1136111058/
 若返る女・成長する少女2
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122473179/
 若返る女・成長する少女
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1088855502/
外部リンク
 若返る女・成長する少女保管庫(リンク切れ)
 http://library.s12.dxbeat.com/arap/(リンク切れ)
 若返り・急成長まとめ@WIKI
 http://www32.atwiki.jp/tatumaki/

2 :
>>1

3 :
保守

4 :
保守

5 :
保守

6 :
ほっしゅ

7 :
>>1
リンク切れのサイトを貼る意味はあるのでしょうか

8 :
保守

9 :
保守

10 :
保守

11 :
MELODY6月号から始まった新連載が31歳の女性から15歳への若返り。

12 :
前スレ>>909です。
エロなしですけど、貼っていいでしょうか?

13 :
どうぞどうぞ

14 :
ちなみに時間が時間だけに返答を期待するのは難しいと思うよ
今はほとんど仕事や学校でいないだろうし、帰宅以降を狙うべきかと
俺もしばらくは書き込めないので、もし投下しても感想書けないのはスマン

15 :
どうぞどうぞ
前スレってまだ残ってたっけ?

16 :
前スレあと30以上残ってたわ

17 :
じゃあ、いきます。お目汚し失礼します。
――
「ううっ、わかんねぇ……」
 八月に入って最初の日の夜。夏休みの宿題を七月中に済ませた俺――千藤匠は、半年後に
控えた高校入試に向けての受験勉強に、一足お先に取りかかっていた。
 この年にもなって身長は百七十センチ以下、そのうえ運動もそれほど得意じゃない俺には、
勉強くらいしか人に誇れるものがない。だから進路希望の筆頭には、県内最高レベルの私立
校、○○学院を書いた。担任の先生には、俺の成績であれば無理な目標ではないと励まされ、
俺は深く自尊心を満たされた。だが――
「なんだこの問題……、これから習う範囲なのか? ちっとも意味がわからない……うげぇ」
 親にお金を出してもらい、街の大きな書店で買ってきた○○学院の過去問集。だが、最初に
挑戦した、いちばん自信のある数学で、俺はさっそく難問の洗礼を受けていた。
 時計を見れば、まもなく十時。「わからないことがあったら電話でもなんでもしてくれてい
いぞ」と言ってくれた先生にも、こんな時間に連絡するのは少し躊躇われる。でも、だからと
いって明日の朝までこの問題を放置するのは、性格的に気持ちが悪い。俺はしばらくの逡巡の
あと、大きく溜め息をついて独りごちた。
「気が進まないけど、《あの人》に頼むか……」
 机に向かった椅子からそう言って立ち上がると、俺は自分の部屋を出る。廊下に満ちる、う
だるような真夏の空気に顔をしかめながら、五歩、六歩。九十度向きを変えると、そこには丸
っこい木の文字で『KANA』と書かれたネームプレートが掛かっていた。
「香奈、まだ起きてるか?」
 軽く二回のノックの後、俺はそう声をかけながらそのドアを押し開ける。すると、目に飛び
込んできたのはやわらかなパステルカラーで満たされたインテリア。半開きのドアから見える
部屋の隅には、自分専用の椅子に収まった大きな熊のぬいぐるみが笑っている。それが見える
ってことはつまり、まだ電気が消えてないってことだ。
「あ、う、うん。まだ起きてるよ、お兄ちゃん……」
 ドアの隙間に首をつっこむと、部屋の真ん中、これも淡い色のカバーで覆われたベッドの端
に座っていたのは、ショートカットの女の子。突然の来訪者に驚いたのか、読みかけと思われ
る本を手の中から取り落としながら目をぱちくりさせている。
 この子は香奈――俺の妹。年は9歳になったばかり。6歳も離れているけど、もちろん俺と
同じ両親から生まれた、正真正銘の実の妹だ。おむつを替えたこともあるし、風呂に入れてやっ
たこともある。
 ……だけど時々、自分でもそれを信じられなくなることがある。親父似の十人並みな顔に生
まれ育った俺と違って、なんというか香奈は、兄であるこの俺ですら息を呑むほどにかわいい
のだ。
 もちろん、顔のパーツをひとつひとつ比べてみれば、両親や俺に似ているところもちゃんと
ある。だけど香奈は、それらが高い次元でまとまって、親父にもお袋にも、そして俺にも備わっ
ていない、人を強く惹きつけるような魅力を生まれながらに身につけていた。
 だけど、性格のほうは家族の他の誰にも似ず、恥ずかしがりの人見知り。せっかくのかわい
さを活かそうと子役タレントのオーディションを受けさせてみたものの、たくさんの人の前で
真っ赤になって何も言えず、落選して帰ってきた、なんて過去もある。まあ、これで性格まで
社交的だったら恵まれすぎな気もするから、これくらいがちょうどいいのかもしれないけどな。
「……? どうしたの、お兄ちゃん?」
 と、そんなふうに物思いに耽りながらしげしげと見つめていたら、香奈は不思議そうに小首
をかしげ、そんなふうに問いかけてきた。膝の上にあった本を脇に伏せ、少し不安そうな目で
俺を見つめるその目は、俺の庇護欲を痛いほどに刺激する。俺は断じてロリコンではないが、
ピンクのキャミソールとベージュのキュロットパンツから伸びる短くてやわらかそうな手足を
見ると、それだけではない気持ちはさらに加速していった。
「あ、ああ、そうそう。ちょっとお願いがあってきたんだ」
「お願い……?」
 香奈の顔をまともに見られなくなった俺は、そんな心中を悟られないようにあさっての方向
を向き、横目で顔色を窺いながらそう切り出す。ますます不思議そうな顔になって、俺の言葉
をおうむ返しする香奈に、俺は意を決して向き直ると、深く息を吸い込んだあと、正面に座る
「妹」に向けて、こう言って頭を下げたのだ。
「数学の問題でわからないところがあるんだ。教えてくれないかな……、《姉さん》!」
「…………!」

18 :
>>17
 その瞬間、雷にでも打たれたかのように、香奈の体が一瞬ビクンと大きく跳ねる。
「あ……、ね……、ねえ、さん……?」
 徐々に紅潮していく香奈の顔。熱に冒されたように呼吸を荒らげながら、うわごとのようにさっ
きの呼びかけを反芻する――どうやら始まったようだ。俺は、ゴクリと息を呑む。
「あ……、ん……」
 荒い息の中、かすかに喘ぐような声を漏らしながら、切なそうに身をよじらせる香奈。する
と次の瞬間、とうとう変化が現れた。
 ぐぐ……と骨が軋むような音を立てて、ゆっくりと長くなっていく香奈の手足。見れば、さっ
きまでキャミソールに隠れていたはずのおへそも、いつの間にかその可愛らしい姿を俺の目の
前にさらけ出している。そう、香奈の体は今、ものすごい速さで成長しているのだ。
「はぁ……ぐ、んっ……」
 今は、もう11歳くらいだろうか。髪は肩の辺りまで伸び、最初はまったく起伏のなかった
ボディラインにも胸元の膨らみと腰回りのくびれが生まれ、さっきまでの童女から、溌剌とし
た少女の体へと移り変わっている。身長は、元の香奈から20センチ近く伸び、150センチ
くらいにはなっているだろう。すらりと伸びた脚はまだ痩せぎすだが、健康的な瑞々しさが溢
れている。そしてその顔は、先ほどまでの子供らしいふっくらとした愛らしさから、あどけな
さを残しつつもほっそりとして、こちらも少女……いや、美少女と呼ぶのがふさわしいものへ
と変わっていた。
 何もないところから新たに生まれた重みに、ベッドのスプリングはぎしりと軋み、今では最
初よりもずっと深く沈み込んでいる――だが、まだまだ変化は続く。
「はぅ……、あぅんっ……」
 苦しそうに身悶えしながらも、見えない力で支えられているかのように座った姿勢のまま、
さらに喘ぎ声をあげる香奈。足りない酸素を取り込もうとしているのか、懸命に深い呼吸を繰
り返しているが、そのたびに手足は少しずつ伸び、手の指も長く美しいものへ変化していく。
 そして、それと同時に、全身にも徐々に脂肪がつきはじめ、細く骨張っていた手足もたおや
かな丸みを帯び始める。見た感じ、そろそろ13歳を過ぎたあたりだろうか。これが、保健の
授業で習った第二次性徴ってやつだろう。数十秒に凝縮されたそのプロセスを目の当たりにし
て、俺は激しい興奮を覚えていた。
「はふ……、あ、あ、んっ……!」
 幾分低く、大人っぽくなった声で喘ぎ続ける香奈。ここへ来て、香奈の呼吸が今まで以上に
荒くなる。
 すらりと美しく伸びた両腕で自分の体を抱きしめ、痛みを堪えるように俯く香奈。その胸元は
呼吸に合わせて上下するが、それだけではない。今ではビキニトップと言っても差し支えないサ
イズになってしまったフリルのキャミソールだが、その裾の部分が、香奈が呼吸を繰り返すたび
に、香奈の素肌からゆっくりと遠ざかっていく――胸が、大きくなっているのだ。
 Aカップ程度だった香奈の胸は周りの空気を取り込んでいるかのようにボリュームを増し、B
を超えてCカップへ――それとともに艶と腰のある黒髪は蠢くようにベッドの上に流れ出し、か
たや身長は既に160センチ後半、即ち、俺とほとんど同じくらいになっている。そして、その
身長の半分ほどを占める脚の美しさに、俺はため息を漏らしてしまった。
 今の彼女は、きっと17歳くらい……つまり、既に俺よりも年上になっているだろう。だが、
本番はこれからだ。
「はっ……ぁ……」
 身長の成長はほぼ止まったようだが、その胸元の成長は衰えを見せない。そのサイズは見る間
にDカップを通り過ぎ、今はもうEカップを優に超えているだろう。そして、その顔つきからは
少女の面影は既に消え、まるで蛹から蝶へと羽化するように美少女から美女へと変貌を遂げていた。
 全体の体つきは細身ながら豊かな丸みを帯び、お尻はまるで桃のようなボリューム。それを包
んでいたキュロットは今ではホットパンツほどになり、小さな声で悲鳴を上げている。そこから
伸びる太股は、豊かに肉を纏いながらも決して太すぎず、そこから脹ら脛、足首へと繊細に絞り
込まれてゆく曲線は、目を奪うほどに美しかった。
 そしてまた、その胸もいつしかFカップほどになり、小さなキャミソールはミシミシと不穏な
音を立てながらも、そのまろびでそうなほどの柔肉を自らの内側へと押し込めている。けれど腰
回りは、元の香奈とほとんど変わらない細さを保ち、抱きしめたら折れてしまいそうなほどに細
いくびれを形作っていた。

19 :
>>18
「はぁ……っ……あぁっ!」
 元は9歳の子供だったとは思えない、艶めかしくも悩ましい声で大きくひとつ喘ぎ、香奈は力
尽きたかのようにがくりと項垂れる。
 今の香奈は、見た目二十歳といったところ。長く美しく伸びた手足や露わになったお腹はほん
のりと上気し、滲んだ汗によってその透き通った素肌に貼りついた長い黒髪はたまらなく淫らに
見えた。
 ここまでで、体の成長はほぼ完了――そしてここから、最後の仕上げに入ってゆく。
「はぁ……、はぁ……」
 先ほどまでの昂ぶりの残滓なのか、熱く大きな息を繰り返しながらも、力なく項垂れたままの
香奈――と、そのとき。その玉のような柔肌の上を、ざわり、と、何かの影が走った。
「んあっ……んっ……!」
 突如生まれた感覚に、香奈は大きく痙攣し、甘い声を漏らす。その影の正体は――糸。今や申
し訳程度に肌を覆うだけになったキャミソールからキュロットから、幾条もの糸がしゅるしゅる
と音を立てながら伸び、その色を、その形を、今の香奈に適したものへと変えようとしているのだ。
 ピンク色だったキャミソールは、徐々にその丈を伸ばしながら純白へと変わり、風合いも、
ガーゼのような柔らかさから、さらりとしたなめらかなものになる。見つめているうち、その形
は襟の開いた飾り気のないブラウスとなり、うつむいた胸元からは、大きな二つの山に挟まれた
深い谷間が覗く。そして次の瞬間、その谷は広さを失い、ブラウスは一段と高く押し上げられる。
どうやら、ブラジャーが胸を支えはじめたようだ。
 一方、キュロットはその色を漆黒へと変え、二つに分かれていた腿の部分は一つになって、
タイトなミニスカートへと生まれ変わる。そして、その太股の間の翳りの奥では、コットンの
ショーツがシルクへと変化するのが見えた。
 こうして生まれ変わった装いに包まれた香奈は、その全身から、理知的な女子大生、といった
雰囲気を漂わせはじめる。そして、この部屋の空気もいつしか、低年齢の児童特有の乳臭さから、
柑橘系の引き締まった香りのものへと変わっていた。
 そして――ここにきて、今までで一番大きな変化が現れる。視界の中の部屋の景色が、蠢くよ
うに、とろけるように、揺らぎはじめたのだ。
 窓にかかったピンクのカーテンは、落ち着いたオフホワイトに。淡いオレンジやグリーンで自
己を主張していた本棚やクローゼットは、素材感あふれる白木のそれに。棚に並んでいた本は、
絵本や児童書の類から難しい題名の学術書になり、机の上に置いてあったランドセルは、街のショ
ーウインドーで見かけたことのあるようなブランド物のバッグになる。そして、クローゼットの
前面に掛けられていたワンピースは白衣へとその姿を一変させ、彼女の手足に直接触れるベッド
カバーやカーペットも、いつしかシンプルな風合いのものへと姿を変えていた。
 その揺らぎが収まったとき、そこに広がっていたのは、大きく理を変えた新たな世界。俯いた
ままだった香奈……いや、《姉さん》は、その顔をゆっくりと上げると、どこか妖しさを孕んだ
笑顔を見せ――落ち着いた大人の艶やかな声で、こんなふうにささやいたのだ。
「数学……? ふふ、いいわよ、匠」

20 :
以上、この先まだ展開はあるんですが、現状はここまでです……
あんまり萌えないかな……そうだとしたらごめんなさい。

21 :
超乙
事細かい描写が凄いエロいです
個人的に、エロくて理知的なお姉さんが超好みなので嬉しいです
>>16
レス数じゃなく、容量の問題だよ

22 :
神降臨!

23 :
きたな!久々の神!
久々に俺も書くかな

24 :
>>20
乙!出来れば続きとか期待
>>23
久々にってことは昔もかいていたのか?

25 :
好評いただきありがとうございます。
一応、張った伏線の解消と設定説明のための続きは書く予定です。
成長若返りシーンはないかもしれないですが、そのときはお付き合いください。
エロは……努力します。あと、筆が遅くてごめんなさい。

26 :

無理せずマイペースで構いませんよ

27 :
>>20
乙でした!!

28 :
前スレ埋め終わり

29 :
スーファミのソフトでAPするのってある?

30 :
らんまの格ゲーしかパッとは思いつかなかった

31 :
プレステなら豪血寺一族2で該当があるのだが。

32 :
どもです。>>19の続きができました。
このパートにはエロも年齢変化描写もないですけど、投下させていただきます。

33 :
>>19
 こんなふうに――俺の妹、香奈は、元の彼女とは全く違う姿へと変身することができる。
 そのトリガーは、俺からの呼びかけ。普段、俺は香奈を「香奈」と呼んでいるが、それと
は違う呼び方をすると、香奈は、そのイメージに応じた姿へと変化するようなのだ。
 このことに気づいたのは、五年前、幼稚園に上がったばかりの香奈に、ごっこ遊びの相手
を頼まれたときだ。
 そのとき香奈は、俺に自分のことを「お姉ちゃん」と呼ぶように言った。小さな妹のこと
がかわいくて仕方なかった小学生の俺は、その求めに応じて、遊び相手を引き受けた――す
ると、俺が香奈のことを「お姉ちゃん」と呼んだ瞬間、香奈は苦しみはじめ、そして、さっ
きのような現象が起こったのだ。
 そのとき香奈が変化したのは、俺より二つか三つほど年上の女の子。だが、今みたいに訳
が判っていなかった当時の俺は、変身のプロセスが終わり、その事態を認識した瞬間、怖く
なって香奈の名前を叫んでしまった――すると、今度は逆の変化が香奈の周りに現れ、気づ
くと俺の前には、いつもと同じ姿の香奈が、何が起こったのかわからないといった顔でちょ
こんと座っていたのだ。
 そんな香奈に、俺は、体の具合を気遣うとともに、その一連の出来事について問いただし
てみたが、香奈は何もなかったと言う。しかし、本当に怖くなった俺は、それ以降、香奈の
ごっこ遊びにつきあうのを避けるようになった。
 そんなことがあってからは、俺自身が怯えていたこともあり、数年は何事も起こらない日
々が続いた――いや、起こらないようにしていた、と言うべきか。その間、俺は香奈とのコ
ミュニケーション、特に遊びにつきあうのを控えがちになり、いくらかつまらない思いをさ
せてしまったかもしれない。
 だが、一年半ほど前。13歳になり、自分で言うのも恥ずかしいが「思春期」というもの
を迎えた俺は、ある日、その事件のことを不意に思い出し、なぜか強い昂奮を覚えた。そし
て、今度は知的探求心から、こんなことを思い始めたのだ――あの現象は今でも起こるのか、
起こるのであれば、そのとき香奈はどんな姿になるのか……と。
 その日以来、そんな思いを抱えながら幾日かを過ごしたが、チャンスは意外と早く訪れた。
ある日曜日、朝から連れだって出かけるという両親に頼まれ、一日留守番をすることになっ
たのだ。つまり、家には夜まで、香奈と俺の二人きりということになる。確かめたいことが
山ほどあった俺には、それはとても都合の良いことだった。
 ――そして昼食の時間、ダイニングのテーブルに差し向かいで座り、作り置きされた食事
を食べながらテレビを見る俺と香奈。これを最大の好機とみた俺は、意を決して香奈のこと
をこう呼んでみたのだ――《姉さん》と。
 すると、あのときのように苦しみ出し、ゆっくりと、しかし急速に成長しはじめる香奈。
そしてしばらくの後、俺の目の前に座ってテレビを見ていたのは、当時7歳の妹ではなく、
テレビや写真でも見たことのないほどの美しさをもった、18、9歳の女性だった。
 そのとき、ふと気づいてキッチンのカウンターにある写真立てを見れば、そこに写ってい
たはずの幼い少女は、いま俺の目の前にいる女性へと変わり、机の上にいくらかこぼれてい
たはずの食べかすも、いつの間にかすっかり消えている。それを以て俺は、この変化が香奈
だけではなく、世界の理にまでも及んでいるのではないかと思うようになった。
 成長という変化をすっかり終えた香奈は、最初の俺の呼びかけに対し、「なあに、匠?」
とこちらを見る。だが、そのまばゆいほどの美貌に見つめられた俺は恥ずかしくなってしま
い、食べかけの食事もそのままに、逃げるように自分の部屋へと転がり込んでしまった。
 その後、部屋に戻った俺は、さらなる裏付けを得ようと、家族のアルバムの写真を確かめ
た。すると、写真に撮られたタイミングでの俺と両親の年齢はそのままで、そこに映る香奈
の年格好が、俺より五つほど年上に変わっている。そして、それに合わせて両親の結婚した
年が数年繰り上がり、両親と幼い香奈だけが映った写真が最初の方のページに追加されてい
た。つまり、俺の仮定は正しかったというわけだ。
 納得のいく結論を得た俺は、階下に戻って香奈の名前を呼び、香奈を――世界を、元あっ
た状態へと復帰させる。その日から俺は、毎週のように香奈のこの変化について検証を重ね
るようになった。そしてわかったことは、次の通り。

34 :
>>33
 一つ、香奈は、呼ばれ方によって、それぞれ決まった姿へと変化する。《姉さん》と呼べ
ば例の姿に、《姉ちゃん》や《姉貴》と呼べば、それぞれまた別の姿に。だが、全く他人の
名前を呼んだり、名前にちゃん付けで呼んだりしても反応しないようだ。
 二つ、俺以外の人間からであれば、香奈はどう呼ばれても変化しない。たとえば母親から
「もうお姉ちゃんでしょ」なんて言われたとしても何も起こらないし、近所に住む幼稚園の
子に「おねえちゃん」と呼ばれてもまた然りだ。
 三つ、変化後の香奈も、実際の時間の流れに合わせて成長する。一年半前に18、9歳だ
った《姉さん》は今では20歳ほどになり、身長や髪の長さ……そして胸も、それに応じて
成長している。同様に、五年前に「二つ三つ上」に見えた《姉ちゃん》は、今でも俺の二つ
三つ上くらいだ。
 四つ、香奈の記憶は変化の前後で連続せず、変化後のそれぞれの姿の間でも共有しない。
それぞれがそれぞれ、最初からその個人として生まれ、育ち、その年齢まで生きてきたとい
う個別のパーソナリティを持っている――つまり、そういう「世界」に暮らしてきたことに
なっているようだ。当然、各々の姿では趣味や性格、能力も違うし、周囲の人間関係さえも
全く別個にできあがっている。変化後の香奈が、俺の全く知らない人間からの電話で、俺さ
え持たせてもらっていない携帯電話で話しはじめたとき、俺はひどく驚かされたものだ。
 五つ、この現象で年齢的な変化が発生するのは、俺の知りうる範囲内では香奈のみ。たと
えば俺の両親の年齢は、変化後の香奈の年齢がいくつになったとしても変わらない。親子の
つじつまが合わない年齢になる呼びかけもあったが、その場合は香奈の方がつじつまの合う
ポジションへと移動することになる。しかし、たとえ「きょうだい」の関係でなくなった世
界でも、香奈の住む家はこの家だし、香奈の部屋は俺の隣の部屋だった。
 そして最後、六つ目。変化後の香奈は、それぞれ雰囲気や微妙な造作は違いながらも、ど
の「世界」においても驚くほどの美貌を持ち備えている。いま9歳の香奈がそのまま成長し
ても、変化後のそれぞれの香奈と全く同じ容姿にはならないと思うが、香奈の将来について、
さまざまな可能性を垣間見ることができるというのは、普通はありえないことだけに感慨も
一入だった。
 ――と、まあここまで調べてはみたものの、まだまだわからないことは多い。受験の年の
夏休みは勝負どころだとわかってはいるが、勉強の息抜きにでも、この研究を進めてみよう
か……なんて俺は、そんなふうに思い始めていた。

35 :
思ったほど長くならなかった。
続き書きはじめます……

36 :

新作凄い楽しみです
"姉"以外にも、「ママ」や「母さん」みたいな呼び方すれば、姿は変わるんですかね

37 :
「お姉さま」って呼んだら匠君が弟から妹になったりして

38 :
>>32-35
>>37
「お姉さま」呼びって、別に百合限定じゃないし、匠に変化は無いんじゃないか?
どちらかと言えば、香奈がお嬢様風お姉さまの姿になる感じで

39 :
ぜんぜんAPAR関係ないけど、姉しよ思い出した
って姉しよも少しあったな

40 :
http://visibletime.ararchive.com/_deflation_.gif
詳細希望

41 :
>>40
聖痕のクェイサーの一期だっけか
デカくなってた乳が戻っただけよ

42 :
http://omochamaru.chu.jp/space/space_menu.html
http://omochamaru.chu.jp/space/space_menu.html

43 :
うふ〜ん

44 :
サモンナイト5に該当キャラがいたそうだが

45 :
いたね
相棒の悪魔と外見年齢入れ替わりって感じだった
ただそれぞれビフォーの立ち絵がほんのわずかしかないのが難点だが

46 :
誰?

47 :
シーダ(ロリ姉御)とフローテ(ツン悪魔)だね。フローテが契約時にシーダに呪いをかけて子供にして、自分は大人になってる
見た目と中身が逆転してる凸凹コンビ。小さくて弱いとバカにされてたフローテにシーダが協力してあえて呪いを受けた
シーダを子供の姿に保つことにより周りから一目置かれて、更に外見年齢も入れ替わった。シーダも幼さに憧れてたらしい
シーダは褐色痴女→白肌ロリ フローテはボーイッシュ→セクシー あと男主人公でフローテED進めると子供に戻るのやだーって泣く

48 :
> あと男主人公でフローテED進めると子供に戻るのやだーって泣く
いやこれ逆だぞ
「誓約やめるー!子供に戻るー!」って泣く

49 :
>>48 すまん 如何せん自分でプレイする気にもなれないから拾った情報が錯綜してた
しかしこの手のSLGに多くないかこの手の設定 日本一製とかジェネレーションオブカオスとか

50 :
知ったかで情報出すと恥をかくという好例ですなあ

51 :
もうネタねーな

52 :
魔法少女がラスボスと戦う為にパワーアップして爆乳魔法戦士に
しかしラスボスの力が偉大すぎて敗北
パワーアップも虚しく身体が縮む

53 :
夜な夜な現れては高級美術品などを盗んで行く美女怪盗
毎回警察をもて遊ぶため白旗状態
しかし彼女には真の正体があった…

54 :
その正体は駅前のタバコ屋のおばあちゃんだったのです!

55 :
http://cs.sankakucomplex.com/data/c7/3d/c73ddc681c751742a427882164216a39.gif

56 :
残念それは性転換だ

57 :
詳細を

58 :
シーキューブ-のサヴェレンティという人形、所有者から愛される姿になって最終的に所有者をす呪いのアイテム
話を含めて好きだけどこのスレ的には多分スレ違い

59 :
>>55アクセス拒否されちゃって見れない><

60 :
>>59 制服の下からムクムクッって画像 多分シーキューブの7話

61 :
>>52
こんな内容のラノベとかあればいいのに
日常生活よりファンタジーの方がそそられるな。
APするたびに装備が小さくなるとか

62 :
記憶を亡くし、道端に倒れていた少女
実は彼女は…

63 :
なんかポリフォニカみたいな設定だな

64 :
http://upup.bz/j/my97856ntTYtguQz9lUJV4Q.jpg
やっぱり魔力設定が一番万能だな DVD版は綺麗でイイネ

65 :
>>64 多分有名なんだろうが詳細希望

66 :
リリカルなのはstirkers

67 :
>>66 dクス 頑張って一期から見たけどこれ、A'sの9話にも似たような描写があるな ブラックレディみたい

68 :
俺もがんばって見たけど正直このシーンを見るためだけに全編通してみるのは苦行に近かったw

69 :
無印とA'sは普通に内容もおもしろかったんだけどな
StSは微妙すぎてAPシーンのみだ

70 :
StSはA'sから方向性変えすぎただけで作品自体は悪くないんだけどね キャラは好きだし
ナンバーズスーツはいいけど、DVD版作画じゃないと陰影というかエロさが半減してて微妙

71 :
なのはには全然興味ないが
もし成長変身だったら見た

72 :
>>71
無印(なし)→A's(悪堕ちAPと見せかけて憑依のような融合)→
StS(幼女が洗脳悪堕ちAP・DVD作画じゃないと微妙)→
ViVid(成長変身メイン・お利口なことにバトル以外じゃ未使用)→
Force(カレン姐さんがゴキゴキとARして成人→中学生程度に)
ついでに加えるなら、この作品の使い魔には小さい姿のほうが魔力を食わないという設定がある
なのでA'sまでグラマーなお姉さんだった犬型使い魔アルフも、StS以降は幼女の姿で登場
これは恐らく、StSで皆成長して巨乳ばかりになったバランスを補うための設定と思われる
ザフィーラは主の保有魔力が多いので(ってかぶっちゃけガチムチの男だから)そのままの姿

73 :
>>72
Forceは知らないな〜
ぜひ見せてください!

74 :
ここはクレクレする場所じゃないんだし、作品名は分かってるなら
自分で調べたり探すぐらいした方がいいですよ

75 :
夢見奏の「ぼくのゆめみるみらい」のAndroid版が無料配信していた。
全年齢版ということでエロシーンはカットされているようだが、PC版(有料)もそれほどエロシーンはない。

76 :
あいぽんの自分涙目www
そんな事より、牢屋に放り込まれたヒロインが脱出する為にはどうしたら良いと思う?
自分は大きくなる薬を飲んでだな…。

77 :
http://visibletime.ararchive.com/って情報量が多いけど、
その反面、あれこれ詰め込み過ぎな感じがする。

78 :
ここはチラシの裏じゃねえんだ
文句言うなよ

79 :
そうはいうが、チラシの裏に文句言ってるやつがいたら嫌じゃないか?

80 :
age

81 :
今月のコンプエースのvなのはvividにap変身があるそうだ

82 :
>>81
ちなみにARも前号からある
縮小瓶詰めとか他の漫画ではぬいぐるみ化とか、最近のコンプエースは俺得だわ

83 :
東方ネタだが
MMDのチルノモデルで「むちむちるの」が登場した。
モグ○との声もするが
自分はムチムチになったチルノだと思える
興味がある人はニコ動・静画で探してみるといい

84 :
新しく出たプリキュアがAPっぽいんだがこのスレ的にはどうなん?

85 :
>>84
キュアエースだろ?
最高だな。
元が幼い感じなのに、変身するとキュアBBAになるという。
http://i.imgur.com/mNeAi3h.jpg

http://i.imgur.com/UkqxwOg.jpg

86 :
最近停滞気味だから頑張って書いてみようかね

87 :
お願いします

88 :
ネプテューヌのアニメ化により、女神の変身を見て目覚めた人がこのスレに来る可能性が微レ存

89 :
ものべののFDは9月か…

90 :
傾物語に期待

91 :
テスト

92 :
キュアエースは5分しか変身してられないらしい
大人化するうえに変身時間付きとは俺得だなぁ
魔法戦士で変身時間付きの奴って他にいるんかな?

93 :
今こそ幼女が大人に変身するアニメを作るべきだと思うんだが、リメイクでも構わん。

94 :
射精されて成長するのってイイよね

95 :
元々大人だった人が魔法の力でロリにされてしまうか
元々子供だった人が魔法の力で大人にされてしまうか

96 :
「ミステリート 〜不可逆世界の探偵紳士〜」の水陰が気になる

97 :
薄花少女の単行本発売決定は嬉しいが、本当に若返りなのか?実は演技や思いこみというオチとかになりそうな気もしてちょっと不安。

98 :
お宝ハンターもしくは怪盗少女が遺跡や博物館などダンジョンっぽい所でお宝発掘する為に大人の姿になるとか好きなんだよねぇ
宝箱を開けると実はダミーで、謎の煙を吸ったら元のつるぺたに戻ってしまったとかそういうピンチもあればなおさら…

99 :
ジグラットだったっけなぁ…あれは逆に怪盗状態が幼い

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