2013年10エロパロ534: 冨樫義博総合エロパロスレ2 (218) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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冨樫義博総合エロパロスレ2


1 :2011/02/09 〜 最終レス :2013/07/19

ここは冨樫義博作品の総合エロパロスレです。
HUNTER×HUNTER(既刊27巻)
レベルE(全3巻)
幽☆遊☆白書(全19巻)
狼なんて怖くない!!(短編集)
てんで性悪キューピッド(全4巻)
・*:.。..。.:*・゜゚・*上記の作品で共に萌えましょう!
公式・捏造、なんでもござれ。
ただし男×男は801板、女体化ネタは専用スレにてお願いします。
※基本的にはsage進行で(メール欄に半角で“sage”と入力)
職人さんはいつでも・誰でも大歓迎!


2 :

前スレ 冨樫義博総合エロパロスレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1198753108/
前々スレ
HUNTER×HUNTERのエロパロって無いの?
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1120293909/
幽遊白書でエロパロ その5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196609022/

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
→ENTER
 →漫画の部屋
  →ジャンプ系コミックの部屋
   →冨樫義博作品の部屋


3 :

無事立ちました。
引越し乙です。
約三年ぶりの新スレっつーことで(爆
次はこんなに間が空かぬようにとの思いを込め
祈願、スレ繁栄!職人出現&SS充実!
ぱんぱんっ!! (-人-)

で、早速即防止も兼ねてSS投下。
々若×幻海、住人さんらのすばらしアドバイスを受けつつ書いてみた。
前回の安易な媚薬ネタの続き、今回は安易に酒ネタ(爆
477様のヒソマチ読んで、ハンターにも『鬼し』あんだなぁと思いつつ。
ネタかぶって申し訳ないっすorz
苦手な方、興味ない方スルーでよろしく。
では投下。


4 :

――深夜。
厳しい修行を終え、他の者は皆疲れて泥のように眠っている、
もうじき草木さえもが眠る丑三つ時に差しかかろうかという時刻。
反して、男の目は冴えていた。
誰よりも寝不足の筈であるのに。
誰よりも厳しい修行を強いられた筈であるのに。
寝不足の理由は、目の前にいる女の為に。
この上無く熱く、束の間の逢瀬に伴う甘い激しい快楽の為に。
だが、今男はその美しい女を目の前にして、手を触れる事を謀られる。
手を触れ難い雰囲気を、目の前の女は放っていた。
部屋に入るや、いつもに違わぬ香の匂い。
それもその筈、仕掛けたのは男自身である。
本来は年老いた女の身体を一時的に若返らせる為の、魔性を秘めたお香。
それはこの一週間程続いていた。
女も、それを甘受し、男を受け入れていたのだが、この日はいつもと違っていた。
香の匂いに混じって――芳しい酒の匂いが、部屋に霞んでいた。
「あんたは飲まないのかい?」
妖艶に微笑みながら、女は男にそう誘いかける。
女は盃に酒を注ぎ、それをぐい、と一気に飲み干す。
男が見る限りでも、これで五杯目。
男が部屋に訪れる前から、女は既に酒盛りを始めていたようなので、
実際どれだけの量を飲んでいたのかは定かではない。
一升瓶の酒が、半分近く減っているのは、以前に一度空けた事のある瓶の為か、
それとももしや今宵だけで空けたものであるのか、理解に苦しむものがあったが。


5 :

だが、女の頬には微かな赤みが差した程度で、それ程に酔っているという
感じは見受けられない。
どうやら酒には強いらしい。
男自身も、酒を全く嗜まないわけでは無いが、今日に限っての女のこの申し出には、
些か乗る気にはなれなかった。
何故ならば。
『――今夜は、覚悟しとくんだね。昨日の分、たっぷりと、苛め返してやるから――』

女の、今朝の科白が、男の脳裏にリアルに焼き付いていたからである。
昨夜の己の行いが、決して女にとって面白くは無いものであっただろう事は容易に理解できる。
解るだけに、男は今日に限っての女のこの趣向が、女の悪戯心の為せるものであろうと
信じて疑わないのである。
「…俺はいい。酒はあまり好きではないんでな…」
女の隣に腰を下ろし、あまり女を見ないようにして、つれなくそう答える男に、女はくすり、と
悪戯染みた笑みを零す。
「何だい、つれないじゃないか。年寄りの楽しみに、一杯位付き合ってやろうって
気はないのかい?いつもはあたしの方が、あんたに付き合ってやってるってのに」
女はさも面白げな口調で、男をそう煽るが、男は頑なにそれを拒否する。
これは一種の駆け引きのようなものである事を、男は理解していたからだ。
迂闊に女の誘いに乗れば、今日は己の方が女に呑まれてしまうだろう。
今日の、この女に強いられたあの地獄のような修行内容に、男は空恐ろしさを改めて
実感したのだった。
どう女が仕掛けてくるのか、実際今日はこの部屋に入るのをやめておこうかとさえ思った程だった。
だが、束の間の、女との逢瀬の刻にすっかり骨抜きにされてしまった己の愚かさに、
やはり自然と足は女の部屋へと向かってしまった。
さぁ、どうするかと、男がそう悩み始めたその時であった。
「々若丸…」
女が、一際艶めいた声色で、男を呼んだ。
男が、その鈴の音のように甘く、色づいた声に、思わず女に顔を向けた、その刹那。

6 :

「――っ…!?ぅ…」
女が、唐突に男に口付ける。
すっかり馴染んだ、女の唇――だが、それだけでは止まらない。
女は、男の着流しを手で鷲づかみ、そのまま男を布団に押し倒し、そのまま圧し掛かる。
そして――
「――ぐ…!?」
女が唇を開くと、女が口内に含んでいた酒が、男の口内に流し込まれる。
「っ、ん…!」
あまりに突然の女の口移しに、男は抗う間も無く、その女の唾液混じりの酒を、
喉を鳴らして飲み込む――と。
ぐらり
男の視界が歪む。
どくん、と男の身体に熱が篭る。
(――何だ…!?この酒……何という濃度だ…!)
今まで、味わった事の無い、恐ろしく濃度の強い酒……視界が歪み、頭が一気に重くなる。
たかが、口移し程度の量で。
「はぁっ……ったく、すごい酒だね……あたしまで酔っちまいそうだよ…」
女は男が飲み干したのを確認し、顔を上げると、口の中に微かに残った酒を、
唾液ごとぺっと吐き出す。
とてもでは無いが、まともに胃の中に入れられるような代物ではない。
女は顔を顰め、明らかな不快感を露わにした。
「ぐ、 何、だ…!?この酒、は…もしかして…」
「ふふ……酎から少し拝借したのさ。『鬼し』…魔界の重濃酒だそうだね?
あたしがさっきまで飲んでたのは、普通の人間界の酒だけどね…」
女が、口端を紅い舌でぺろりと拭う様が、艶めいて。
酒の力も手伝ってか、男の身体に情欲の熱がじんわりと沁みていく。
だが…


7 :

(…身体が…動かん…!)
たかが、あれだけの量で……男は既に参り始めていた。
あれを一瓶飲み干す酎に心底感服するが、今はそれどころではない。
覚悟しとけとの、女のその科白通り――今から自分は、この美しい女にどうされるのか…。
それは、男にとって勿論ではあるが本意では無い。
自分の上に、馬乗りになる女の艶やかな唇――
ああ、舐めてやりたい。
その唇から、あの淫らな喘ぎを響かせてやりたい――そう本能が告げている。
そんな男の真意を読み取ったのか、女が壮絶なまでに妖艶な笑みをその口元に浮かべ――
「幻海っ…っつ…」
「五月蝿い」
女の唇が、男のそれに再び寄せられ、唇を奪われる。
だが、それによって与えられるのは、快感ではなく――微かな痛み。
「っ、う…」
女が男の下唇に歯を当てる。
そして、ほんの少し力を込めてカリ…と噛み切ると、小さな裂傷。
じわり。
血が滲む。
ぴり、とした痛みが男の脳を侵食する。
女は男の流す血を唇ごと舐め上げ、男の口腔へ舌を差し入れた。
差し入れられた舌からは…血の味がした。

8 :

「んっ…は…っ…」
女は男の吐息ごと絡め、夢中で男の唇を貪った。
血の匂いに、反応する己の身体。
血の味に、昂ぶる己の熱源。
――まるで、獣の交わりのようだ――
男は、女に唇を弄ばれながら、そう自嘲気味に思った。
ふいに、女の掌が男の身体の一部に触れ、女は唇を離す。
「もう、大きくなってるじゃないか……」
くすくすと可笑しそうに笑いながら、男の着流しを肌蹴させていく。
男の、細身ながらも締まった身体が露わなる。
強すぎる酒を以ってしても、男の身体の自由を奪っても尚、男から放たれる強い妖気は霞む事はない。
それは、女自身が男に日々強いている修行の賜物とも言えるもの。
故に。
「…こうでもしないと……今のアンタには勝てないからね…」
女はふ、と――どこか寂しげな笑みを漏らしながら、男の胸板につ…と掌を這わす。
「昨日はアンタに散々いい様にされたからね……今度は、あたしの番だろう?」
「――っ、幻、海…っ…!」
全く力を欠いた男の、露わになった胸元に顔を当てる。
鎖骨から、男の左の乳首を子猫のように舌を突き出して、ぬる、と舐め上げる。
ざらついた舌の感覚が、男にぞくぞくとした、こそばゆい快感を与える。
堪らず男の口から喘ぎが零れた。
「…っ、く…ぅ…」
「くす……いい声で啼くじゃないか……アンタの声…好きだよ…」
声が好きだ、と言われ、男は思わず苦笑う。

9 :

――声だけ、か…?
男の脳裏に、そんな疑問が浮かぶ。
毎日のように身体を重ねても、女が自分を好きだと言った事は無かった。
何故女が自分を受け入れる気になったのかどうかさえも。
(…まだ、一度も聞いた事が無かったな…)
おそらく、嫌われているわけではないのだろうが――聞いてみたいと言う想いはあった。
女はそんな男の内情を知ってか知らずか、一心に男への愛撫を続けていた。
左の乳首を焦らすようにゆっくりと舐め、右の乳首へは爪の先で軽く引っ掻いて、微かな痛みを与える。
「っく……幻海…っ…!」
「ふふ……意外と、感じやすいんだね……」
からかうような女の声の中に、微かに欲情の欠片が含まれていた。
女の舌は、そのまま男の胸から硬く引き締まった腹筋へと降りていく。
そして、辿り着いた、男の下部。
袴の合わせ目を割り、張り詰めたものを取り出す。
女の目の前には、既に熱く滾る男の熱源。
天井に向けてそそり立つ男の逸物に掌を添え、女は愛しげに頬を摺り寄せながら
男に妖しい眼差しを向ける。
人よりもずっと小柄で、どう見ても十代の少女にしか見えぬその女が、
男の欲を卑猥に弄るその妖艶で不釣合いなその姿に、嫌でも男は情欲をそそられていく。
女は妖艶さに反して、くすくすと無邪気に笑いながら、既に液体を滲ませた鈴口に
指先を添え、そのまま根元へと滑らせる。
「っぅ…!」
唇を噛み締め、声を抑える男の反応に気をよくした女は、そのまま指を数度往復させていく。
その度に透明な液体が溢れ出し、それを全体にまぶすように擦り付けた。
「…っ…っ…!」
押しした男の喘ぎが、吐息混じりに熱を帯びて女の耳に届く。
女は嬉しそうに微笑み、自らの口の奥深くに、男の欲を頬張る。


10 :

「ぐ、あ…っつ…!」
痺れるような快感が、脊髄までもを侵食する。
快楽に眉を顰め、腰を引き攣らせる男に構う事無く、女は局部への愛撫に躍起になった。
くちゅ、ぐちゅ、と濡れた卑猥な音が、女の口の動きに合わせて漏れ出る。
裏筋を巧みに指先で攻め立て、その根元の袋をやわやわと揉みしだき、男の快楽を高めていく。
「――ぅ、あ…!っ…」
昨夜の男との情交で、男の欲を煽る術を学んだのらしい女は、昨夜よりも更に滑らかな
舌使いで、その指先での愛撫で、確実に男を絶頂へと追い立てていく。
一旦女は男を解放すると、舌先を窄めて裏筋から鈴口を刺激する。
男は攻め立てられるばかりの悔しさと情けなさが募り、何とか身を起こそうとするも、
指先一つ思い通りに動かない。
まるで、金縛りにあったようだ。
そんな男を微笑みながら見詰め、女は再び先端を口に含み、じゅる、と吸い上げると、男は
一気に射精感が煽られた。
「ぐ、――ぅ…!」
後、一息で、不本意ながらもその欲望が満たされるといった頃合に――女は残酷にも
男の逸物から唇を離してしまう。
女の舌と、男の逸物の先端からは唾液と先走りの筋が糸を引いていた。
「…くっ…幻、海…っ…お前…!」
切羽詰った男の声が、女を責める。
完全に遊ばれている。男は、苛立っていた。
これでは完全に生しではないか。
「ふん……昨日アンタも同じ様な事をしたじゃないか。おあいこだろ?
悔しかったら、動いてみな?」
女の挑発的な科白に、男はどうにか身体を動かそうと試みる。
力の入らぬ手に精一杯の力を込めて、女に伸ばそうとするが、思い半ばで女に手首を掴まれ
布団へと押し付けられる。
「…っ、悪魔か…貴様…」
艶やかな笑みを湛えながら
「本当に強い酒だね……口に含んだだけのあたしでさえ、酔ってる位だから当然か…。」
ひくり、と切なく引き攣れる男の逸物と、汗と苦痛が滲んだ男の顔を交互に見詰め、
女はそう人事のように呟く。


11 :

何を悠長な、と男はそう女を責めたかったが、口にする事は憚られた。
女は立ち上がり、自らの腰紐を緩め、寝間着をするりと肌蹴させ、そのまま床へと落とす。
すると一糸纏わぬ女の艶かしい裸体が、男の目の前に現れた。
男はごくり、と生唾を飲み込んだ。
美しい――それが、男の嘘偽りない、女に対する素直な感想だった。
決して大きいわけでも無いが、張りのある、確かな二つの柔らかそうな膨らみと、
なだらかながらも細く締まった腰、そして股の付け根……確かな液体が
女の腿を伝い、男の目を引きつけた。
「アタシが、欲しいかい…?」
艶然と微笑みながら、男を見下ろす女に、男は自嘲気味な笑みを返した。
――…完全に…やられたな…――
男は力の入らぬ手を、ゆるゆると動かしてみる。
先程よりは、力が入るようになったかもしれない。
指一本動かせない状態からは抜け出せたようだ。
だが、まだとてもではないが、女に手を出す余裕はない。
――だが……悪い気がしないのは、相手がこの女だからか…――
ふぅ、と一息ついて、切なく震える己の逸物に目をやる。
触れてさえもらえず、捌け口を無くし、女の眼前に無様に晒されたままの哀れな自身に、
男は苦笑する。
――もう限界だな……――
女は、微笑んでいる。
ただ、微笑んでいる。
極めて、艶やかに。
極めて、残酷に。
男の答えを、待ちながら。
男の望みを、知っていながら。
男は、完全に快楽に、女への溢れんばかりの執着に負け――素直に、告げる。
己の求めるものを。
己の愛しさを向けるものを。
それは、この生しの状態から、一刻でも早く抜け出したい一心で――


12 :

「ああ……俺はお前が欲しい…――お前の、全てが、欲しい…」
それは――全て――を含んだ、男の精一杯の想いだった。
身体だけではなく――女の情も欲しいのだと。
だが、その男の言葉の真意が、女には果たして届いただろうか。
女は、満足そうに、ただ微笑みながら、また男に跨り、顔を寄せてくる。
吐息が絡まる程に近く顔が近付き、しばらく見詰め合った後、女は男に口付けた。
女の表情に、微かに切なげな色が交じっていたのを、男は気付いただろうか。
しばらく、唾液を絡ませ、舌を絡ませながら、互いに唇を貪った後、
女は唇を浮かし、密やかに、男に囁く。
 
「…あたしも…あんたが欲しい……」
ただの、一言――女は呟き、そして、また男に口付ける。
女の科白に、男は胸が締め付けられる。
そして、期待する。
その真意に。
その先にある、快楽に――
だが、男の思考は、次の瞬間もろくも崩れ去っていく。
突然、男のそそり立つ熱源は、それよりも更に熱く湿ったもので覆われる。
ぬるり、とした感触の直後、あまりに強く、男の欲を搾り出すようにきゅううっと締め付けられ、
頭の芯が痺れる。
「う、ぁ…っ…!――く…っ…!」
「ひぁ…っ…あぁぁぁっ…!」
快感を伝える喘ぎが、互いの口から思わず漏れた。
男は必に射精を堪え――女は不覚にも、男を挿入ただけで達してしまった己の身を抱いて震える。
心地よさに、その重力に逆らわず、男を一気に根元まで沈めた事で、この上無い快感が
女の身体を駆け抜けた。


13 :

「あ、う……ぁっ…!」
どくどくと、男の脈打つ鼓動に呼応し、女の膣もまた収縮を繰り返した。
絶頂の波をやり過ごそうと、女は一切の動きを止め、ただ小刻みに肩を震わせ続けていた。
男と触れ合う局部が熱く、男の大きさと硬さが女の中を圧迫し、苦しげな吐息を漏らす。
男ははぁ、と大きく息を吐いて、そんな女の姿を見上げる。
先程までの、余裕を湛えた笑顔は既に無く、衝撃的なまでの快楽に涙を浮かべて耐える
女の表情。
切なささえも色づいて、男の情欲に更に劣情の炎を灯していく。
ぴく、と男は手を動かすと、男は自分の手にいつの間にか、僅かではあるが力が戻っているのを感じた。
(動く、か…?)
ゆっくりと腕を女の方に伸ばすと、まだ至極重みは感じるが、それでも。
(十分、だ…)
男は、不敵に、口角を上げて笑む。
女は目を瞑ったまま――だから、気が付かなかった。
男の身体に、力が戻っていた事を。
女が微かな空気の流れに気付き、目をはっと開けると――時は既に遅く。
「あ、々…っ、あぁぁっ…!」
逆に、快楽に堕ち、力を失っていた女の腰を掴みながら男は身を起こし、
女を組み敷いた。
ようやく、女の美しい顔を見下ろしながら、今度は男が女に微笑み返す。
「ふ……もう十分楽しんだだろう…?今度は…俺の番、だな…」
「んん、っ、はっ、はぁ…っ、あ、あんた……動けたん、だね…」
繋がったまま体勢を変えたことで、また新たな快感が女を襲い、
びくびくと震えながら男に問う。
「まだ思い通りにはいかないがな…。やはり…っ…、こっちの方が…、
俺の性に合ってるようだ…」
男は、ようやく女の肌に口付け、そのしっとりと汗ばんだ女の柔らかな乳房に舌を滑らす。
先端の尖った頂を執拗に舐め上げ、軽く歯を立てると女の乳房がもどかしそうに震えた。

14 :

「ふぁっ…!あ、ぁ…っ」
「…お前も……いい声だ……もっと、聞かせろ……もっと、俺を…――」
続く言葉の代わりに、男は女の中を、深く突き上げ始める。
これまで堪えていたものを、全て発散させるかのように。
「ああぁぁっ、や、ぁあ…」
「幻海…っ…く、…力、抜け…っ…!」
余りの締め付けに、男もまた余裕をなくしてはいくものの、突き上げる速度は緩める事が出来ない。
うねる様に腰を送り込み、敏感な肉芽を擦り付けるように肌同士を密着させると、
女の身体は過敏に反応し、一際大きな喘ぎを押し出し、逸物を締め上げる。
「あぁぁぁっ!い、や…っ、くっぅ…」
気持ちよくて、気持ちよくて、たまらない。
男の身体が、男の熱が、男の声が、甘く女を痺れさせ、女をまた絶頂へと高めていく。

女は、自分自身でも理解出来なかった。
何故、この男を受け入れるのか。
何故、この男を許すのか。
このような仕打ちをされ、何故悪い気がしないのか――初めてこの男と関係を持ってから、
この一週間の間、ずっとそれを考えていた。
束の間の、ほんの一時手に入るこの若さの求めるがまま――体の疼きは、日に日に大きくなり、
男と身体が馴染んでいくのを確かに感じていた。
「ひぁんっ…あ、ああぁ…!々わ、か…っ…」
妙な小細工を施してまで、人間の自分を求めるこの若い妖を、たまらなく愚かだと思う。

愚かで――たまらなく愛しいと思った。


15 :

「――っ!ああぁ…」
子宮の奥を突き上げられ
内襞を目一杯に擦り上げられ
燃える様な熱を
切ない慟哭にも似た脈動を  刻み込まれ
「あっ、くぅ や、あ」
「っ、幻海…っ!」
憂いさえ帯びた声が
焦がれるような眼差しが
乞うような表情が
「あ、ア、も、ぅ……、イっ、ちゃ…!」
「――っ、…!」
女を酔わせていく。
快楽に抗う術を、奪っていく。
男自身の先端が最奥を貫く刹那、温かいものが注ぎ込まれる。
中でとくん、とくんともどかしげに脈打つ感覚が、生々しくも心地よく、女を満たしていった。
それでも。
「んんっ、ぁ、あ…、ぅ…」
「まだ…だ…!まだ…っ…!」
胎内で、熱と硬度を取り戻していく男の感覚に女はまた身体を震わせる。
男はまだ女を解放するつもりはないのらしい。


16 :

「ひぁ…あ…っ、ア…っ」
「…っ、お前も…そうだろう…?まだ…俺が、欲しいんだろ…?」
耳元で吐息交じりに熱っぽく囁かれ、びく、と身体が震えた。
それだけで膣がきゅう、と締まり、男を締め付けるのを女自身も感じていた。
男が再び律動を始めた。
伴うように、女の形のよい唇から、また淫らな喘ぎが漏れ始める。
「くぅん、あ、ああ、ぁ、あ…!」
「気持ちいいんだろう…?もっと…、俺を求めろ…幻海…!」
それは強制の言葉でありながら、裏腹に、懇願の色が含まれている事に女は気付いていた。
――頼む、と。
男の心が、そう女に乞うていた。
(馬鹿だね……あんたは…)
女は心でそう男を宥めながら、ただ男にされるがまま――求められるがままに、その身を差し出していた。
強く、些か荒々しく男に揺さ振られ、女が絶頂を迎えるとまた男が中で果てる。
香に交じって酒の匂い――そして、男の精の匂いが部屋に漂っていた。
引き抜かれ、どろりとした感触が股を伝い、女は微かな不快感を覚えた。
喪失感は虚しさを呼ぶ。
冷めていく熱が儚さを伝える。
霞む目で男を見上げると、男は憂いを秘めた眼差しを女に向けていた。
そして、女の髪を愛しげに梳きながら、消え入るように囁く。
「…俺はお前が欲しい…」
男の睦言に、女は、この上無く優しく微笑み、男に返す。


17 :

「…なって、やってるじゃないか…。欲張りだね…」
「まだ、足りない」
男は、女に覆いかぶさり、女の首筋に顔を埋めた。
「…もっと…欲しい…」
掠れるようにそう呟き、男はそのまま女に体重を預けたまま意識を手離す。
温かな寝息が、女の首筋に伝う。
男が情交の後にこうして女の部屋で眠るのは初めてだった。
女は、微かに戸惑いはしたものの。
(…仕方ないね…。修行で疲れてる上に、あんな強い酒飲ませちまったんだから…)
ちらりと部屋隅の香を見ると、あと十分もすれば燃え尽きてしまう程に短くなっていた。
「……馬鹿だね…本当に…。こんな年寄りに惚れちまうなんて…」
最初は、この男に対する哀れみのような感情からだっただろうか。
こんな小細工までして、自分を求めてきたこの男に、焦がれるような眼差しを
向けるこの男に同情し、付き合ってやるのも悪くないと、ただそんな気持ちだっただろうと思う。
だが、次第にそれは後悔へと変わっていく事になった。
(柄にも無く、同情なんてするもんじゃないね…)
自分でも、どうかしていると思う。
本当の自分はこんなにも老いているというのに、こんな若い妖怪の男に現を抜かし、身を任せるなどと。
そう、受け入れるべきではなかったのだ。
男にとっても――女にとっても。


18 :

女は男の重みと温もりに名残惜しさを感じながらも、男の身体をずらし、男の胸から抜け出る。
ようやく解放され、未だ眠り続けている男の頭をそっと撫でた。
「今日だけは、ここで寝る事許してやるよ…。その代わり年寄りの朝は早いから覚悟しとくんだね。」
女は笑いながらそう囁き、寝間着を羽織って浴室へと向かう。
どうあっても、男のものになる事が出来ないその身体を清める為に。
時の流れとは無情なものだ。
強さを求め、魂を売り渡して若さに縋りついた男を思い出す。
あれも馬鹿な男だったと、女はふ、と笑う。
今自分の部屋で眠っている、これから先気の遠くなるような時間を生きるであろう男と、
すっかり年老い寿命も幾許かという自分とでは、全くの不釣合いである事は明白。
人間とは不便なものだと憂いていた男の気持ちが、今となっては全く理解出来ない事はない。
だが。
(だからこそ、この世は面白いのさ。戸愚呂…)
不条理の多い世の中だからこそ。
矛盾だらけの世の中だからこそ。
諸行無常の世の中だからこそ。
その刹那の悦びも、愛しさも、儚さも――魂に、深く刻み込まれていく。
(…まぁ、残される方はたまったもんじゃないかもしれないけどね…)
案外、すぐにこんな老いぼれの事なんて忘れて、他の女を好きになるかもしれないが、
それも全ては男次第。
柄にも無く湧き上がる嫉妬の心に、女は艶やかに苦笑を漏らしたのだった。

――終――


19 :

以上。
幻海姐さんあんまり攻めてねぇよ。
々若全然ドSじゃねぇよ。
また心理描写に走ってエロさが足りねぇよ。
スマネ、これが自分の限界だ… 逝ってくる ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン

20 :
前1-534です
1-426様、スレ立て有難うございました!
しかも記念すべき第一作まで‥!(´Д`)はぅ
若幻海、好きです‥ポッ
最後の「戸愚呂‥」が切なすぎて‥!!(涙)

静流シリーズのリク、有難うございます(´∀`人)
私自身も結構気に入ってる構図なので、続き考えてみます。
いずれは其処に蔵馬も絡ませたい‥という欲張りっぷりです。
バレンタイン目前なので、糖度高めのコエぼを鋭意製作中です。
が、甘い話はむずむずして全然書き進まない‥orz
歪んだ性癖ですいません、ホントに。
バレンタインまでに何とか投下したいと思います(´・ω・`)
次スレを早めに立てられるよう、微力ながらお力添えできればと思います。

21 :
禿しくGJ!! 心理描写GJ!!!
幻海と々若切なすぐる・゜・(つд`)・゜・。
々若は雷禅化しそうだ...いつの日か霊界でお幸せに...

22 :
1-534です
バレンタイン目前企画、なんとか書き上げたので投下します。
(本編にバレンタインに絡む描写は一切なし)
拙宅のコエ様とぼたんちゃんの馴れ初めです。
甘い系は此れが限界でした(´・ω・`)

23 :
何故こんな事になったのだろう。
小閻魔様がシャワーを浴びている音が聞こえる。
備え付けのバスローブに身を包み、洗面所で髪を乾かしながら、私は目まぐるしく駆け抜けた今夜の出来事を思い返した。
霊界での仕事を終えて、小閻魔様と一緒に人間界へ降り立った。
幽助が螢子ちゃんと夜の海を見に行くと云うので、誘われるがままについてきた。
四人で浜辺を一頻り散策して、終電で帰ろうと駅へ向かう途中、土砂降りの雨に見舞われた。
ずぶ濡れになった躯は完全に冷え切って、あまりの寒さに堪えきれず、目の前に現れたラブホテルへ四人で飛び込んだ。
場所が場所だけに、私は小閻魔様と同室で。
小閻魔様がバスルームを先に譲ってくれたので、私は熱いシャワーを浴びた。
出てきた私と入れ替わりに小閻魔様がシャワーを浴び、私は洗面所で髪を乾かしている。
がちゃりとバスルームの扉が開き、バスローブ姿の小閻魔様がタオルで髪を拭いながら出て来た。
「ぼたん、寒くないか。
バスタブに湯を貯めるから、後で改めて入るといい」
「有難うございます。
あ、ドライヤー、どうぞ‥」
私は彼にドライヤーを渡すと、洗面所を出てベッドへと腰掛けた。
ドライヤーの音が室内に響く中、私の鼓動も大きな音を立てていた。
こんな嵐の夜に甦るのは、あの忌まわしい記憶。
冥界の王により審判の門が濁流に飲み込まれ、みるみる内に霊界が水没した。
まだ私の頭に鮮明に残る、恐ろしい出来事。
心臓はどくんどくんと其の存在を主張し、息苦しささえ憶える。
震える手を握りしめて、私は大きく息を吐いた。

24 :
「外はまだ、だいぶ荒れているな。
海が唸っている」
背後から低い声が響いて、驚いた私の躯はびくりと跳ねた。
彼はベッドに腰を下ろして足を投げ出し、窓を見つめた。
激しく打ち付ける雨が、窓硝子を曇らせている。
真っ暗な海は窓から良く見えないが、轟轟と云う風の音と共に、荒れ狂う波の音が響いてくる。
私は窓から視線を戻し、小閻魔様の後ろ姿を見つめた。
すらりとした長身。
さらさらの栗毛。
長い手足。
見目麗しいとは、まさに彼の為に在るような言葉だ。
案内人の中にも、彼に憧れている子はごまんと居る。
ましてや、霊界の御世継ぎ様。
名だたる有力者や名家の御令嬢様との縁談も、ひっきりなしと聞く。
私は俯いた。
そんな彼は、あの日、私に冥界玉を預けた。
沈みゆく霊界で、彼は何を思っただろう。
どんな思いで、私に全てを賭けたのだろう。
彼は私の前では一度も、あの時の事を口にしないけれど。
おい、と云う声と共に、右手をぐいと引かれたので、私は驚いて顔を上げた。
「きゃ、何ですか。
そんな大声を出さなくても、」
「何度も呼んだ。
‥おまえ、さっきから変だぞ」
私の言葉を途中で遮って、小閻魔様は私の顔を覗き込んできた。
「具合が悪いのか」
琥珀色の瞳が心配そうに、真っ直ぐに私を見つめているので、首を振った。
「そんな事はありません。
体調は大丈夫です」
「‥‥おまえは嘘つきだな」
私の返答に対して、小閻魔様は眉を寄せた。
そして、そっと抱き寄せられる。
「震えている癖に」

25 :
小閻魔様の肩越しに、真っ暗な闇が見える。
雨は勢いを増して、黒い布を切り裂くように閃光が走り、雷鳴が響き渡る。
あの日、私はこの漆黒の中を。
小閻魔様を残して。
私だけが、一人。
ひどい悪夢のような霊界から、抜け出したのだ。
皆を置いて。
私だけ。
無意識に躯が痙攣し、手足の指先まで急速に冷えていくのが分かった。
震えを止めることが出来ない。
頭の中を、どくん、どくんと大きな音が脈打つ。
早まる鼓動が耳障りだ。
ごくりと唾を飲み込むと、其の音すら室内に響いたような気がした。
其の時、落雷の大音量が轟き、辺りは真っ暗になった。
響き渡る衝撃音に弾かれるように、自分の躯が跳ね上がるのが分かった。
室内の非常灯がぼんやりと点る。
橙の薄明かりの中、小閻魔様がぽつりと云った。
「‥すまない。
辛い思いをさせて」
彼は其のまま、震える私を抱き締める腕に力を込めた。
「あんな日はもう二度と来ない。
大丈夫だ、もう怖がることはない‥」
優しい彼の言葉に、私の両の瞳から泪が零れた。

室内に灯が戻っても、私の震えが治まる迄、小閻魔様は背中を撫でてくれた。
「有難うございました‥」
私がそっと躯を離すと、小閻魔様は暫しの間、無言で私を見つめていたが、やがてこう告げた。
「‥嵐の夜の記憶を、上書きするか」
視線を上げると、彼は優しく、けれど哀しそうな瞳で私を見ていた。
小閻魔様が云わんとする意味は、すぐに理解した。
其れと同時に、私の心臓は再びどくりと大きな音を立て、早鐘を鳴らす。
彼を見つめ返したまま答えられずに居ると、其の手が私の頬に触れた。
「‥沈黙は、肯定と捉えるぞ」
更に私が黙っていたので、小閻魔様は私の唇にそっと口付けた。

26 :
触れ合う唇から、甘い痺れが広がる。
優しい口付けは次第に深いものへと変わり、小閻魔様の舌が私の其れに絡む。
「ん‥‥」
私の躯は静かにベッドへと押し倒され、小閻魔様の大きな手が私の手を包んだ。
しっかりと絡めた手が、熱い。
まるで全身が心臓になったかの様で、頬に血の気が集中していくのが分かる。
触れている箇所から、此の拍動が伝わってしまうのではないかと思う程に。
「‥はぁ‥‥」
小閻魔様の唇が首元へと動いたので、私は呼吸を整えた。
ぺろりと首筋を舐め上げられ、躯が反応する。
小閻魔様は空いた手で私のバスローブを開いてゆき、露わになった肌に次々と唇を押し付ける。
臍まで唇が下りてきた時、彼は身を起こしてバスローブを脱いだ。
「‥‥ぼたん‥」
私を見下ろす小閻魔様の表情は、私にはとても複雑なものに見えた。
同情から私を抱いているのか。
憐れんでいるのか。
彼の心情は読み取れなかった。
「そんなに見ないでください‥。
恥ずかしいです、から‥」
哀しみが込み上げて来て、私は両手で顔を覆った。
しかし其の手は直ぐに外され、私の両腕は小閻魔様の首に回された。
「‥儂を見ろ。
何も考えるな。
ただ身を任せれば良い」
小閻魔様はそう云って、私の髪を撫で、額に口付けた。

27 :
どの位の時間、こうして居るのだろう。
既に二度の絶頂に達した私は、ぼんやりとした頭でそんな事を思った。
室温は上昇し、私の頬を伝っているのは汗なのか涙なのか、其れすら今の私には分からない。
聞こえるのは、自分の息遣いと色を含んだ声、小閻魔様の舌が生み出す、ぴちゃぴちゃという水音。
私は両膝の裏に手を入れ、下半身からもたらされる快感に溺れていた。
小閻魔様の舌が小陰唇を舐め上げ、膣口をなぞる。
既に絶頂を迎えた其処は、ひくひくと動き更なる刺激を求めている。
「あ、はぁ‥‥ふっ‥
んん‥っ」
小閻魔様の舌の動きに合わせて、私の唇から喘ぎが洩れ、躯が小刻みに震える。
くちゅくちゅと云う音と共に、彼の舌は膣内へと入り込み、内壁を刺激する。
「‥ひ‥あぁ、ふぁ‥‥」
私は頭を振り、じわじわと下半身から背中へと昇ってくる快感に堪える。
びくんびくんと腰が跳ね、愛液と唾液が混ざった液体が、尻まで伝っている。
小閻魔様の唇が、私の敏感な蕾を捉えたので、私は思わず嬌声を上げた。
「っやぁぁああぁん」
蕾は柔らかな唇で挟まれ、ぱくぱくと啄まれたり、ちゅうちゅうと吸い上げられたりしている。
あまりの快感に、私の全身が戦慄いた。
「小閻魔様、あ、もう‥‥、
許してくださいっ‥。
も、駄目‥‥っ」
私が下半身をがくがくと揺らしながら懇願しても、小閻魔様は秘所への愛撫をやめなかった。

28 :
小閻魔様の指が、肉芽の包皮をそっと剥いた。
「あぅ‥、小閻魔、様、
其処はっ‥」
私の制止を無視して、包皮から顔を出した紅い真珠を、彼は舌で転がした。
「あ、はぁぁあんっ‥
ひ、ん‥っ、あ、あ、あっ」
敏感過ぎる其処を生温い舌で直に舐め上げられ、あまりの刺激に私の頭の中で火花が散った。
もう、何も考えられない。
気持ち良いと云う単語しか、浮かばない。
もっとして欲しいけれど、これ以上されたらおかしくなってしまいそう。
私の秘所から蜜が次々と溢れているのが、自分でも分かる。
小閻魔様が、其れをじゅるじゅると啜る音が聞こえる。
頭の中が、白く霞んでゆく。
「あ、小閻魔様っ‥‥
もう、ぁふ、無理です‥っ、
いっちゃう、またいっちゃう、
‥っく、‥ひぃぃんんっ‥‥」
喉の奥から声を絞り出して、私は三度目の絶頂を迎えた。
全身の力が抜け、両脚を支えていた腕がぱたりとベッドに落ち、支えを失った脚も其のまま倒れた。
秘所からどろりと蜜が溢れる感覚。
私は瞳を閉じ、全身で浅く早い呼吸を繰り返していた。
ゆっくりと瞼を開くと、躯を起こして口許を手で拭っている小閻魔様と目が合った。
彼は微笑み、私の隣に横たわると、優しい手付きで私の髪を撫でた。

29 :
まだ云うことをきかない躯をどうにか捩り、私は彼の胸に擦り寄った。
「‥小閻魔様‥‥
このまま、抱いてください‥」
私が紡いだ言葉に、小閻魔様は少し目を見開いた。
気恥ずかしかったので、私は視線を外して続けた。
「‥‥あの恐ろしい夜を、忘れられそうだから‥」
「‥‥ぼたん‥」
小閻魔様の手が、私の髪から頬へと静かに滑ってきたから、私は瞳を閉じた。
小閻魔様は、とても丁寧に私を抱いてくれた。
私の躯を気遣い、優しく、ゆっくりと。
私の秘所を擦り上げる彼の剛直が、私に新たな快感をもたらす。
「あ、気持ち良い‥っ
小閻魔様、すごく気持ち良いっ‥‥
あぁん、」
彼の頭を抱きながら、私は声を上げた。
「儂も、いいぞ‥、
ぼたん‥‥っ」
小閻魔様の声を、息遣いを耳許で聞きながら、融けそうだと私は思った。
いっその事、此のまま融けて彼とひとつになってしまいたい。
絡み合う性器が熱を帯びて、じんじんと疼く。
抽送が繰り返されるたびに、お互いの粘膜がぬちゃぬちゃと卑猥な音を立て、粘液が滴る。
下半身からぞくぞくと背中を駆け上がる快感と共に、頭の中で再び光が点滅し始めた。
膣が激しく収縮して、小閻魔様の屹立をぎゅうぎゅうと締め上げているのが分かる。
「あ、また‥っ
また、あん、あ、いっちゃうぅぅんっ」
どくどくと胎内に熱い液体が注ぎ込まれるのを感じながら、私は意識を手放した。

30 :
***************
瞼を開くと、見慣れない天井が暗闇に浮かび上がった。
そうだ、幽助達と海で雨に降られて、途中の‥。
私はぼんやりとする頭で、記憶を手繰り寄せた。
私の躯は綺麗に拭き清められ、バスローブを羽織った上に丁寧に布団が掛けられている。
其の同じ布団の中に、小閻魔様が眠っている。
私は彼の寝顔を見つめた。
長い睫。
通った鼻筋。
形の整った唇。
きめの細かい肌。
誰もが見とれる、其の美貌。
彼はきっと、慈悲の心から私を抱いたのだろう。
悪夢に囚われている私から、其の枷を取り去る為に。
私がいつ迄も取り憑かれているのは、自分の所為だと。
嵐の夜は、もう怖くない。
私は夢現で、今夜の出来事は全て、嵐が創り上げた幻なのだと思った。
朝になって目を醒ませば、砂の様に掌からさらさらと零れていくに違いない。
私は小閻魔様の手をそっと握り、再び眠りへと堕ちていった。
ゆらゆらと揺れる水面の奥深くへと。
私は沈んでゆく。
窓の外では、未だ嵐が吹き荒れている。

「人魚」了


31 :
後書きと云う名の後出し。
2人が近付くきっかけ編。でした。
私の勝手な妄想では、時系列として
暗黒武術会→炎の絆→魔界の扉→魔界統一
なので、此の話は魔界の扉前後と云うことで。
此の後はしばらく何もないけど、
仙水の事でコエ様が歪み始めて、
2人が次第に再び接近、みたいな。

甘い話を書ける職人さんをマジで尊敬しますorz
取り敢えず宣言通りバレンタインまでに
投下できてヨカタ(´・ω・`)
失礼いたしました‥
1-534でした(´∀`人)

32 :
すごく萌えた
ぼたんかわいいよぼたん
GJでした!!


33 :
思ったんだが幻海って試合の時みたいに妖気を取り込んで若返るとかできないのかな。
ましてやs級妖怪なら、結構耐久性もありそうじゃないか。
ところで取り込むって良く考えたらなかなかエロい…。

>>19
この流れで幻海と樹里の百合も読んでみたいので、もしも神が暇を
持て余しているのならお願いします。

34 :
>>426
GJ おっきした
玄海とぼたんは
日に日に
淫乱に育っていくな

35 :
キルゴン見たいんだけど、801板ってどこ?

36 :
むしろどうやってここに辿り着いたのかを聞きたい

37 :
普通にエロパロ見てたんだけどね、最近キルゴンも有りかなぁとか

38 :
↑お前、女だよな?女だと言ってくれ・・・

だが鈴木が鏡の前で自分の美しさに陶酔
しながらオナーヌというのは読んでみたい。
ギャグ的な意味で。

39 :
保守

40 :
1-534です。こんばんは。
1-426様のリクを受けて、コエぼ←静流の続編を書いてますが、
諸事情ありまして中々筆が進まず‥
書き上がったら投下するので、保守おねがいしますm(__)m
職人様の投下も待ってます!
また来ます。

41 :
保守!

42 :
保守
職人さん住人さん無事ですか〜(;´Д`)

43 :
1-534です。
幸い被災はしていません。
首都圏なので、毎日慌ただしくしてます‥
作品は今は書けそうにないです、すみませんm(__)m
私も皆様のご無事を願っています。

44 :
生存者発見(。・ω・。)
東北関東の皆さん(自分含む)これから大変ですが御多幸を心よりお祈り申し上げます

45 :
関東の生存者&読んでるだけな住人です

46 :
534さんのコエぼ萌えすぎてやばい
色々巡り巡ってここにたどり着いたけど間違いなく私のナンバーワン!!!
小閻魔様かっこいいよ
ぼたんかわいいよえろいよはあはあ
喘ぎ声とか描写とかモロ好みです
世間ではマイナー扱いだからこんな素敵なの読めて幸せ…
これからも楽しみにしてます!

47 :
>>46さんへ
1-534です、有難う!
すごく嬉しいです、励みになります。
コエぼは私もサイトとかあまり見つからなくて、
なら自分で書いちゃえ!と(笑)
今2本並行して書いてますが、諸事情あって中々筆が進まず‥
1つは426様リクの静流偏愛編続話、
もう1つは小天女様(映画第一作)乱入話
の予定です
気長にお待ちくだされm(__)m

48 :
できれば専用サイト作ってやっていただきたい。
正直コエボばっかりで腹いっぱいだ。

だれか戸愚呂弟×魅由鬼とか陣×ぼたんとか
普段見ないような組み合わせのエロを頼む!!

49 :
いやいやコエボ少ないからこれからも楽しみにしてますー。

50 :
同じくコエぼ楽しみにしてます!

51 :
534ですがサイトは作る気ありません。
仕事も家庭もあるし、妊婦で体調に波があるからサイト管理なんかできない。
だから此処に投下してるわけで。
いつも前置きしてるように、
読みたくない方は読まなくて結構です。

52 :
つわりで気が立っててすみませんが、
少しの間此方には来ないようにします
その間に体調もよくなるかもしれないので‥
多才な426様の再降臨と、新たな職人様による活性化をお祈りしています

53 :
>>51-52
お体なにとぞ大事になさってくださいね
職人さんの都合を鑑みず催促するつもりはないのですが、やっぱりいつも楽しみに読ませていただいてましたのでこれからもこっそり勝手に待ちたいなあと思います
貴方のコエぼ大好きですマジで!

54 :
>>51
いや別に嫌いなわけじゃないんだ
ただ同じカップリングばかりだから逆にカプスレ作った方が
読む方も読まれるほうも楽しいんじゃないかってさ

55 :
ほしゅ

誰かよしポンで富樫が描いた女体化した蔵馬が
まわされる話書いてくれないかなー

56 :

エロパロって女の人の職人さんもいるんだ

57 :
>>55
それは寧ろキャラサロ板の蔵馬たんスレ向きの話題かとw
あっちも過疎っちゃってるけどな。

58 :
426様の再降臨願う

59 :
426って誰だっけ
覚えてないや

60 :
>>59
おまえ黙ってろよ
自分も426さんの再降臨待ってます
特に飛影×躯待ってます

61 :
自演乙(笑)

62 :
>>61
馬鹿じゃないの?

63 :
>>61
自演じゃない
ID調べればわかるだろ?
426様,おなじく再降臨待ってます

64 :
保守

65 :
コエぼに飢えてるー
保守

66 :
戸愚呂弟×魅由鬼もとむ

67 :
保守

68 :
保守

69 :
保守

70 :
やはりゴンの能力は王にも届き得た……!
良かった……。
命を圧縮する事でしか成し得ないであろう精力……。
二度と勃たなくなってもいい、それほどの決意と覚悟でなければ不可能……。
犯されるのが、ボクで良かった……!
と、ボロ雑巾のようになるまでゴンにヤられるピトーとかどうか。駄目か。

71 :
いいね、さぁ書いてくれ

72 :
ハンタ再アニメ化でここも少しは盛り上がるんかな。

73 :
>>70
いいなぁ、ぜひ書いてくれ!
ピトーは俺の中でハンタ1の萌えキャラ

74 :
ピトー書いてくれ!
あと幻海&々若が好き過ぎてつらい
もちろん婆でも可

75 :
保守

76 :
ピトーまだ?


77 :
待チ期待

78 :
ええい王ムギはまだか

79 :
>>78
純愛まぶしくて
けがれた目で見れねぇよ……

80 :
なんでや!エロは純愛とも並び立つんやで!

81 :
あれは純愛というか子供の初恋って感じ
とても実際に手を出すとこまでいきそうに思えない

82 :
プラトニックだからこそいいような気がしてしまうんだよ
俺にはとても書けない
でも他人様が書く王ムギエロは美味しくいただけます

83 :
先週号で二人がいた部屋(家?)で横にベッドがあったのを見て
ヤレるじゃんとすぐさま思った自分にort(なくてもやれるけど)
先週号と今週号の間に軍義以外に出来たことがあるんじゃないかと
妄想してみる


84 :
パーム様が見てる

85 :
>>82
禿同
だから俺も神降臨を待機して待つ

86 :
作家さんカモーン

87 :
二人にとっては軍儀がセックスなんだよ
お互いとより深いところで繋がれる訳だ

88 :
コムギがエロ方面でも覚醒して、
「ワダす……変です、止まらないんです、っん!
 素晴らすいテクが次々と洪水みたいに頭になだれ込んできて……。
 ワダす、もっともっと御奉仕できるっ……!」
「はぁっうっ!! おっおっおおおおおお」
と、王が28巻のプフのよーに歓びの天空へ誘われる展開を思いついたが上手く言葉にできない。

89 :
挿入手前で終わった王麦あったよな〜見てえ

90 :
コムギとピトーの百合もいいな・・・

91 :
ヒソカや他団員とのやつはあるのに
団長×マチがない…だと…?あの雰囲気は手を出してるだろjk

92 :
団長×マチいいな・・・
マチが一方的に惚れこんでるみたいなやつ。

93 :
幻海の若いときのが読みたい。
戸愚呂と々若単品じゃなくてむしろ3Pで犯されるのが読みてぇw

94 :
ついにこのスレが輝く時が来たようだな

95 :
>>92
色々手を尽くし奉仕するけど反応無し
団長絡みは誰が相手でも基本そんな感じがする

96 :
それは気の毒すぎるw

97 :
行為が終わって、一通り相手を労ったら
淡々と本を読み始めそうだもんな、団長

98 :
「お兄ちゃん、キスして!」
「ん…ぷぁっ…エッチして…」
「中に…中に出してぇっ…!」

99 :
露骨なエロがいまいち想像しにくいんだよね
醸し出すエロさはあるんだけど

100 :
就職したらキルアル書く

101 :
>>98
お前は俺か

102 :
「お兄ちゃん、童貞ちょうだい!」

103 :
キルアの童貞は確定としてゴンさんは結局どうなのよ?

つか読み返してたら王とコムギヤバイな。
リアルタイムで読んだときはそうでもなかったけど読み返してたらジーンときたわ
あんまりエロ消化できないけど良いカプだ幸せになって欲しかった

104 :
ゴンはマニアな女漁師にどこまで仕込まれたかにもよりますな。
「ミトさん、今日は面白いこと覚えてきたよ!」
「ふうん、どんなこと?」
「えへへ、後で教えてあげる。ねえ、今日は久しぶりに一緒にお風呂入ろうよ!」
・・・・・・
「……ゴン、こんな事だれに教わったの?」
「この間から港に来てる漁師のお姉さんからだよ?」
「あ、あのね? そういう人はマニアって言って、あんまり近づいちゃいけない人なのよ?」
「へー、そうなんだ」
という展開があったと個人的には希望しますが。

105 :
ナイスバディなショタ好き女猟師にとうの昔に仕込まれて
相当な手練だと予想
きっと女の裸なんかもう見飽きてるんだろうなゴンさん

106 :
>>103
メルエムコムギはふたり揃って「この瞬間のために生まれてきた」なんつって
至福のようだったじゃないか
アレが幸せの骨頂

107 :
幸せの絶頂が人生の最後だなんてよぉよめろよぉせつねぇよ
蟻編後半はもうどちらが悪者かわからないんだけど
もっとなんかやりようがあったんじゃないのかよ

後ゴンさんとパームはなかなかいいカップルだと思う

108 :
王とコムギがレベルEのキャラだったら絶対子供できてたな
マチ王女の逆Verみたいな感じになるんだろうが
あれは王女だからいいようなものの男がやると急に犯罪度が増すな

109 :
サキ王女じゃなかったっけ
それはそうと二人に子供が生まれてたらどんな子だったかは興味あるなー
勝手に腹を破って出てくる子じゃないといいけど

110 :
誰だマチ王女って…サキ王女でした。
よくよく考えると男宇宙人Verだったらあの女の子食べる話を思い出した。
あれも切ない話で王とコムギはどっちかと言うとこっちに近いか。
でもエロス的な視点で見るとやっぱ婿探し編のエロス有りパロが見てみたいな
クラフト的な位置にプフで

111 :
ぼたんかわいい

112 :
あの手この手で交配させまいとするプフかー。なかなかいいなw

113 :
ぼたんかわいい

114 :
保守

115 :
アニメも原作も盛り上がってるのに
何でここはこんなに過疎ってるんだ…

116 :
書きたいんだがネ タ が な い
しかし本誌と単行本の格差がひどいからあのキャラとかの話を書いていいのか悩む

117 :
>>116
なるほどww
本誌に出てるんだから別にいいんじゃないのか?
書いてくれるなら何でも嬉しい
しかしここ人いないみたいだから、書いて反応がなくても泣かない精神力が必要かもなww

118 :
本誌のネタバレさえ月曜より前にしなけりゃ単行本のことまでは考えなくてもいいんじゃないかな?
上で出てるレベルEパロはいいな〜書いてみたい

119 :
たぶん、スレタイにハンタ入ってないから存在に気付いてない

120 :
>>119
そ れ だ !!
しかし今さらどうにも出来ないな…

121 :
イルミ株が急上昇中
イルミは与えられる事になれていない印象
抱きしめるとか、手を繋ぐとか、一緒に頑張って汗流すとか、
ソレ系の温もりが良いものだと知ってほしい
でも、与える事(歪んでいるけど)には躊躇いがないんじゃないかと思う
ヤンデレというかヤンクールというか…
金も美貌も行動力も才能もあるけど、相手の気持ちにお構いなしで事実だけぶつけるし、
それが相手を傷つけている事に少しでいいから気付いてほしいな
いつか針を刺すのも触るのもためらうような、そんな大事な人が出来たらいいね
戦闘能力皆無の、癒し系の念能力者でCカプ位の小さい娘がいい
あれ、なんか王ムギみたいになってきたな…

122 :
>>111
周りにいる女性キャラで唯一幽助と同じくらい生きられる?(同じ時を過ごせる)人物であることを考えると、幽助とぼたんの絡みも良いなと思う

123 :
幽助は螢子ひと筋な感じするしなぁ

124 :
霊界コエンマ×ぼたんが無いなんて

125 :
>>122
幽助なら蛍子がんだら霊界に乗り込んで魂を略奪してきそうですけどね。
ぼたんも基本は霊体で現世の身体は仮のものだから、同じような処置すればいいんではないかと。

126 :
ぼたん「やっやめて下さいコエンマ様…っ」
コエンマ「よいではないか」
もみもみもみもみ
覗き見しながら
あやめ「ぼたん…はぁはぁ」

127 :
あやめ×ぼたん

128 :
イルキル職人様御願いします。

129 :
過疎ってんなぁ…
保管庫にあった蔵馬と静流がすごく好きだ

130 :
イルミのエロについて!
絶対優しいだろっ!

131 :
イルミはさらっとエッチする
今日出来る日?とか聞いて、避妊も必ずする
チュウも上手いし、言葉ぜめもうまい!
Bまでで到達できる!

132 :
あけおめ〜

133 :
あけおめ。
王×コムギって需要ある…よな?
年始早々今書き散らしてるんだが完成したらここに載せようか。
どこにも発表できないしな。

134 :
あけおめ。
王×コムギって需要ある…よな?
年始早々今書き散らしてるんだが完成したらここに載せようか。
どこにも発表できないしな。

135 :
うわ重複すまない。しかもsageてなかった…。

136 :
ぜひ頼む

137 :
頼みます!楽しみであります。

138 :
王×コムギ大好物です。ぜひぜひ!!!まってます!!

139 :
>>136-138
わかったよ〜。じゃあ出来上がったらやってくる。
莫大に長くなってそうなので削ってる。もうしばし待ってておくれ。

140 :
王ムギwktk

141 :
あやめ×ぼたん書いてみようかなぁ

142 :
>>141
それも需要あるぞ。ぜひ頼む

143 :
しかしまあ、現在連載中のハンタ、最近アニメ化したレベルEが共に単独スレが立ってるんじゃ、ここが過疎ってしまうのも仕方ないよなあ。

144 :
>>141
まじで楽しみにしてます!

145 :
さすがに左京×静流なんてマニアックなのは保管庫にもないねw
まぁアニメ限定の設定だしなあ。
原作の左京はいかにも狂気の人だったが(最初は使い捨ての悪役のつもりっぽかったが)
アニメは人間としての恋愛感情を入れた事によって、より狂気の部分が引き立った感がある。
読みたいなら自分で書くしかないってか・・・。

146 :
145の左京×静流に期待w

147 :
>>141
あやめ×ぼたん楽しみすぐる
わがままを言えば
むくろ×棗やレスにあった樹里×玄海なんかも
も読んでみたいです

148 :
>>145
その組み合わせが好きだからぜひとも頑張ってほしい
全裸で待ってる!未来で待ってる!

149 :
>>142 >>144 >>147
文章力が微妙だが頑張って見る

150 :
パリストンに対し大っきらいと独白してるチードルさん
もう悔しいっでも……ビクビクッ フラグにしか見えない

151 :
こんにちは、コエぼ書きの1-534です
昨年無事に出産し、絶賛育児中で今はなかなか書けませんが、落ち着いたらまた投下しに来ます
たまにこのスレ覗いてますので、新たな職人さん達に期待!
そしてスレ立てしてくれたあの上手な職人さんは、やっぱり降臨されていないんですね‥寂しいなぁ(´・ω・`)

152 :
神が帰って来た!
おめでとうございます。

153 :
(^q^)勃起天使参上

154 :
ほしゅ

155 :
クロロ×マチまだ〜?

156 :
レオリオ×ポンズまだ〜?

157 :
クロロ×マチ
パリストン×チードル
ビスケ×ヒソカ




が見たい

158 :
王ムギが読みたいなあ

159 :
フェイタン×シズクってお似合いだと思うんだがなあ…

160 :
>>159
苦戦をしいられそうだな。



フェイタンがw
シズクはフィンクスやクロロが
相手のが萌えるし書きやすそう。

161 :
シズクとクロロって昔どこかで髪の毛の後ろのハネ具合とか本が好きとかいう共通点のせいで兄妹説があったような
兄妹設定で近親ソウカンとかいいなと思ったり

162 :
>>161
そ れ だ

163 :
団長相手なら多少同様させたり
かわいくなったりしても不自然にならないしな
団長シズク読みたくなってきた

164 :
クロロにだけは毒舌がひっこむシズク

165 :
保守

166 :
需要はあるけど供給なし

167 :
しずくってなにされても感じなそう

168 :
俺は鈴木のエロならなんでもいい。
鈴木のエロなんか需要ないよな?どうせ可愛い女の子キャラがいいよな。
でも俺は鈴木萌えなんだ。だから頼み、誰か
鈴木を裸にひん剥いてくれ

169 :
チードルさんネタはまだですか?

170 :
なんか最近の少年ジャンプのエロパロって、
需要は結構あれど供給なしみたいな傾向になってる気がする

171 :
ジャンプに限らずエロパロ板自体が過疎ってるしなあ

172 :
このスレとは言わないが板全体で感想書く人もあんまり居ないし
労して書いたところで感想も無く読んでもらえたかどうかも分からないんじゃ
過疎ってもしょうがないよね

173 :
ここの奴って百合には興味無いの?

174 :
興味ない

175 :
HO

176 :
感想30行書くからどんなカップリングでもいいから職人さん降臨待ってます!
スレタイ見て冨樫×嫁のエロパロスレとか思ってません。全然見間違えたりしていません。

177 :
キルアとイルミのホモプレイと
キルアとミルキのホモプレイを交互に鑑賞しながら、
ニャンニャンスタイルの恥ずかしい格好で発情したキルアを放置プレイして、
せがんでくるキルアとキルアも放置プレイして、
キルアに膝枕してもらって、
キルアに騎乗位で腰振らせて、
結合部をキルアに舐めさせて、
キルアのケツまんこをヒソカに舐めさせて、
キルアのチンポをゴレイヌに舐めさせて、
キルアに右乳首舐めさせて、
キルアに左乳首舐めさせて、
キルアに右足の指を舐めさせて、
キルアに左足の指を舐めさせて、
キルアの雄っぱいを右手で揉み、
キルアのチンポを左手で揉み、
キルアの口を濃厚なキスで貪ってるところをキキョウに見せて、
キキョウの盗撮能力を通してシルバにも見せたい

178 :
マチかわいいよマチ

179 :
クロロとマチのセフレ設定誰か

180 :
保守

181 :
746 :愛蔵版名無しさん:2012/09/12(水) 01:19:22.20 ID:???
権造は雪菜を襲いまくったんだろ
作中には闇に葬られているが極悪人間ならやるべ
748 :愛蔵版名無しさん:2012/09/12(水) 01:21:07.10 ID:???
>>746
泣かせるのにもちょうどいいもんな
最初のうちは泣き続けてヒルイ石がたくさん取れただろう
749 :愛蔵版名無しさん:2012/09/12(水) 01:39:15.04 ID:???
当時その手の薄い本出たのかな
幽白と言えば大きなお姉さんのイメージだが
750 :愛蔵版名無しさん:2012/09/12(水) 01:45:33.55 ID:???
タルカネがロリ美少女監禁とか格好のエサだよな
あとちこうと躯も
751 :愛蔵版名無しさん:2012/09/12(水) 01:48:36.30 ID:???
>>746 >>748
桑原が知ったら発狂するな 桑原にとってまさに黒の章
タルカネ関係者全員惨したあげく闇堕ちするんじゃね
「ここには人間はいなかった 一人もな」

182 :
754 :愛蔵版名無しさん:2012/09/12(水) 02:09:04.26 ID:???
>>749 >>750 >>751
その一連の二次創作読みたいわ
雪菜監禁毎日レイプ三昧に60ページくらい割いて
桑原闇堕ち仙水化が20ページくらい
巻末おまけで幼女躯レイプが10ページ
757 :愛蔵版名無しさん:2012/09/12(水) 02:20:00.80 ID:???
>>754
薄い本が厚すぎるだろw
758 :愛蔵版名無しさん:2012/09/12(水) 02:24:05.13 ID:???
じゃあ雪菜監禁毎日レイプ三昧の部分だけでもいい

誰か書いてくれよ

183 :
保守

184 :
保守

185 :
ネフェルピトーはオスでもメスでもイける。
だれか書いてくれ・・・
自家発電はもう飽きた

186 :
保守がてらヒソカ×マチを一品投下
読みたくない方は ヒソマチ【お楽しみはこれから】 をNG登録またはスルーでお願いします

187 :
奴の連絡係だなんてろくなもんじゃない、と最初から分かっていたのに。ふと気を許した自分が悪いのだ。
あたしの勘はよく当たる。故にこの予感からして、今いる状況から運よく逃げ出せる可能性は、無い等しいだろう。
諦める気はないが、目の前にいる男の行動を推測しようとすると、膨れ上がる絶望感によって力が抜けてしまう。
といっても、悔しいことに、元々立ち上がる気力さえあたしには残っていないのだけれど。
「一体何のつもり?」
低い声で言い放ち、奴の顔を睨み付ける。
速度を増していく動悸や融通の利かない手足が、ワインに仕込まれた薬の威力を知らしめている。
「シャワーを浴びてくるから、これでも飲んで待っていて」だなんて、よく考えてみれば怪しさ満点じゃないか。
長旅で疲れていたのがいけなかった。上質な酒が恋しくて、疑う前に手が伸びてしまったのだ。
身体の異変に気付いたのは、ワインをボトルの半分まで飲み干し、シャワーが止む音を聞いたその時だった。
「言っただろう?ボクは君と楽しいことがしたいんだ」
裸にタオル一枚という姿で、つかつかと歩み寄ってくる。
脚を引き摺ってどうにか後ずさるも、トンと背が壁につく音に、また絶望感が募る。
しゃがんでこちらを覗き込み、笑みを深める男。ああクソ。忌々しい。
拳を振りかざそうと右手をあげたはいいが、笑えるほど動きが鈍く、指を固める前に相手に手首を掴まれてしまった。
そのヒヤリとした感触に身の毛立つ。シャワーを浴びた直後だ、男の手が冷えている訳ではない。あたしの身体が異常に熱いのだ。
「ワイン美味しかったかい?あのクスリは無味無臭だからね。味に影響はなかったはずだよ」
「何なのそれ……痺れ薬?それとも手っ取り早く毒薬?」
「残念。どちらも不正解。正解はね、媚薬だよ。び、や、く」
あたしが予想した二つの方が遥かにマシだった。
麻痺も発熱も、すにしちゃ程度が弱いと思ったらそういうことか。
思いつく限りの言葉でいくら罵倒しても、奴は表情を崩さぬまま――いや、むしろ益々嬉しそうに笑う。
「この変態……!!いい加減にしな!」
「クク。そんなふにゃふにゃした動きで何をする気だい?念能力だって満足に使えないだろう?」
「くっ……!」
「ま、たとえ使えたとしてもボクには勝てない。君は賢いからちゃんと分かってるはずだ」
反論できず、黙って奥歯を噛みしめる。奴の言った通り。おそらく、命を落とすのはあたしの方。
自分でも驚くほど息が熱く、そして荒い。野良犬の様で屈辱的だ。
「でも安心して。ボクは君を傷付けるつもりはないよ」
派手な色の髪はいつもと違って纏められておらず、前髪が眉を隠している。
右頬に星、左頬に雫といった道化のような化粧が施されていないためか、鋭い吊り目と白い肌が際立って見える。
「ボクはマチと楽しいことがしたい。ただ、それだけ」
両目を細めて、ヒソカは楽しげに喉を鳴らした。

188 :
* * *
まさかこんな簡単な手に引っかかるとは。
今日のボクはツイてるね。最近満足のいく獲物がいなかっただけに、すこぶる気分が良い。
瞳を潤ませ呼吸を乱しながらも、マチはこちらを睨み続けている。
ああ……たまらない!この目!この射るような視線!!なんてゾクゾクするんだろう……!!
しばらく味わっていなかった感覚に、血液が下腹部へと集中していく。
「本当はね、もっとじっくり時間をかけて、ボクの力だけで君を手に入れるつもりだったんだ」
マチの右手首を口元に寄せ、舌先でそろそろと舐め上げる。
「馬鹿……やめろ!気色悪い……!!」
「でも君は蜘蛛に夢中だし、なかなか会いに来てくれないし、ボクも退屈でね」
そのまま指先を口に含み、舌で包むように嬲ると、たちまち彼女は顔を歪ませる。
いいねえ。普段の冷徹な視線とはまた違った、憎悪の籠った熱い視線。
この調子で色々な君を、未だ見たことの無い君を眺めることができるかと思うと、興奮が止まらない。
「我慢するのは大好きだけど、少しだけ遊んでみようと思って」
「ふざけるな!!あたしはあんたの物になんかならない!!絶対に……!」
「ククク。そう言うと思ってたよ」
マチの小さな唇に食いつき、柔らかな感触を存分に味わう。
彼女が酸素を求めて口を開いた隙を逃さず、舌先を滑り込ませ、歯列をなぞったり舌を絡め取ったり。
ワザとらしく唾液で口元を濡らし、頃合いを見て離れると、マチの顔はすっかり上気していた。
「気持ちよさそうだねえ。顔が真っ赤だよ?」
「なっ……!そんな訳無い!嘘だ!!」
「そうかい?嘘つきは君の方だと思うけど」
「ぅあっ!!」
腿の間を割って手を差し入れ、指先で割れ目の上を往復する。
「随分湿ってるね。スパッツ越しでも形が分かるくらいだ」
「ひっ……やめっ、触るなバカ……んんん……」
「そう?じゃあ止めにしよう」
言うと同時にパッと指を離す。と、マチはみるみるうちに顔色を変え、奥歯が軋む音と共に目頭を涙で滲ませる。
嗚呼、なんて素晴らしい!!焦燥と、葛藤と、屈辱と、本能と……様々な色がぐちゃぐちゃに混ざり合っている。
そんな目をしないで。欲しくてたまらないのはお互い様だよ。でもね、マチ。至高の快楽には我慢が付き物なんだ……。

189 :
帯を解いて着物を肌蹴させ、下着をずらし上げると、マチの乳房が露わになった。
桃色の頂は既に固くなっており、彼女は悔しげに視線を逸らす。
横から軽くつつけば白い房がふるりと揺れ、マチは身体をびくつかせる。
「いただきます」
「あ……や、止めろっ!」
指先で捏ねるように揉み、蕾を舌で何度も弾く。
滑らかな感触と肌の味を堪能し、ちらりと彼女の顔を見遣ると、マチは固く目を瞑って手の甲を噛んでいた。
「ダメダメ。声、聴かせてくれなくちゃ……」
「うあ、んっ、くぅぅ……!!!」
両手を取って壁に押さえつけ、弄りを再開すると、とうとうマチは耐え切れず声を洩らした。
膝頭を擦り合わせて肩を震えさせ、唇を噛むその姿は、通常の彼女の印象とは到底結びつかない。
無力なマチが、僕の腕の中で玩具のようになる。ああ、何度夢に見たことだろう……!
スパッツとショーツを手で裂いて、腿を持ち開脚させると、マチは身を捩り、頭を振って抵抗を示した。
それに相反して、マチの秘所は水でも浴びたかのように濡れ、肉芽は膨れ、花弁は充分に開いている。
「もう嫌だ……今すぐ離れろっ……!」
「すごいねえ、マチ。ボクに好き放題されるのがそんなに良かった?それとも、もしかしてボクのこと好き?」
「ばっ……んなワケ無――あ!うああっ!!」
薄い肉の狭間に指をはさみ、少し手首を動かしただけで、マチの身体は面白いくらい震える。
奥からさらに湧き出した粘液がボクの指先に絡み、より深くへと誘うように、柔い肉がひくつく。
溢れる唾液をゴクリと飲み込んで、両手をマチの腰に回し、その恥丘に食らいついた。
「ひあっ!?や、あああっ……そ、そんなとこ舐めるなぁっ……んうっ!!」
肉を舌先で弄り、唇で芽を刺激して、蜜を啜り、そして指を内へと差し入れる。
水音をたてて中を刺激すると、快感と羞恥のせいか、マチはすぐさま両掌で顔を覆った。
「随分強情だね。もうとっくにイッてもおかしくないのに」
「だめっ、ナカ、動か……あ、やあっ!!」
細い手首を左右まとめて左手で掴みあげ、マチの目を覗き込む。
艶を帯びた視線が僕の瞳とかち合った。あああ……ボクももう堪えきれないよ。

190 :
* * *
全てが朦朧としていて、体中が火照っていて、喉がカラカラで、今にも意識が飛びそう。
声を堪えようにも、伸びてくる腕を払いのけようにも、手足が言うことを聞かない。
全身の疼きに必に耐えながら、なんとか気を保っていたけれど、
ヒソカが体に巻いていたタオルを取り払ったのを見て、血の気が引いていくのが分かった。
どうしよう。もう、逃げられない。
「ほら、マチ。口開けて?」
「なっ……!!」
「ボクの大きいから、ちゃんと開けないと入らないよ?」
「まあ、まずは舐めるところからね」と笑顔で付け足して、あたしの唇に剛直を擦り付けてくる。
最悪。いやでも、もしかしたらチャンスかもしれない。
ここで一発奴の性欲を晴らしてしまえば、どうにか貞操を守れるかもしれない……。
というか、勝手に、唇が吸い寄せられて、舌先が伸びてしまいそう。
余程強靭な薬なんだろう。ああもう、散々だ。
ちろりと先端を一舐めしてから、根本まで舌先を下るように這わせて、唇で付け根を軽く吸う。
鼻腔に広がる雄の香りに、頭がくらくらする。気分が悪い。
それなのに、腿の内側を何かがつたり落ちていくのが分かって、尚更不快感が募る。
さっさと出して貰わなきゃならない。ここは腹を括って、一気に畳み掛けよう。
筋に沿って舌を行き来させた後に、意を決して頭の部分を口に含む。
舌でいじりながら頭を動かすと、奴のそれがビクリと反応した。
大きさといい硬さといい、文字通り剛直。喉が顎や痛むけれど、これも全てこの状況から逃れるため……。
「マチがボクのモノを含んで、潤んだ目で見上げてっ、ああ――!!」
黙れこの変態。できるもんなら噛み千切ってやりたいよ、こんなもの。
時折唇を外して周りや尿道を舐め上げ、再び口に含み、懸命に刺激を与える。
お願いだから、早く――!
「う、あ、出るよマチ、君の口に……!!」
「んむ!?んんん――!!」
口内が生温かいもので満たされ、喉の奥へ落ちていき、反射的に激しく咽る。
腿や手にまで飛んだ白濁を見て肩を落とし、舌の上に溜まったそれを吐き出そうとした瞬間、
大きな手に口元を押さえられて、あたしは目を見開く。
「マチ、ちゃんと飲んで?」
気と興奮を纏った笑顔が頭上からこちらに向けられていた。
そして目の前には、これだけ射精したにも関わらず、そそり立ったままの剛直が。
絶望と共に、あたしは口の中のものを飲み込んだ。

191 :
* * *
コクリと白い喉を上下させ、マチはボクの精液を飲み下した。
その様にさらに劣情を掻き立てられ、下半身の熱は止む気配を見せない。
「参ったなあ。これも全部マチのせいだよ?」
「わっ!?」
ボクのソレが起ったままなのを見て、頬を引き攣らせていたマチを抱き上げ、傍にあったテーブルの上に組み伏せる。
口端についたままの白濁を指の腹で拭い、マチの口に含ませ、笑う。
「そういえばマチはまだイッてないんだっけ。ごめんね。ボクだけ先にイイ思いしちゃった」
「触るなヘンタイ――!!」
「もう無理しなくていいよ、マチ。君の身体はとっくに限界のハズだ」
「やだ、やめろっ……ひうっ!」
密に濡れた窪みに自身を宛がって、ゆっくりと腰を進める。
挿入を待ち構えていた膣内が、ねっとりと絡み付き、全てを搾り取ろうと締め付けてくる。
「ああ……最高だよマチ!この瞬間をボクはずっと待っていたんだ……」
「あんっ、う、動かすなっ……!!い、今すぐ抜いてっ……!」
「悪いけどお断り。君だってもうイキたいだろう?」
身体を動かすスピードを徐々に上げていき、下りてきた子宮口をボクの先端で擦る。
マチは唇をきゅっと一の字に結び、ボクの胸を必になって叩く。
可愛いねえ。ああ可愛い。ここまでしても、まだ理性を宿していられるとは。流石だ、マチ。
「やめなよっ、ねえ!!も、無理ぃ――あ、あああ!!」
肉襞が流動し、きゅうと一気に中が狭まって、白い身体が幾度も痙攣する。
つられて意識を手放しそうになるのを堪えて、胸を弾ませるマチの口を食み、舌を掬って絡ませる。
抓るように胸の頂を摘んで、耳元で名前を呼ぶと、彼女は虚ろな視線をこちらに向ける。
「イッちゃったねえ。ククク……気持ち良かったかい?」
「――ってない……」
「ん?」
「あたしはイッてない……!!」
恍惚とした表情が消え、彼女の目に再び鋭い光が蘇った。
あれだけ派手に身を捩らせておきながら、こんなに両頬を真っ赤に染めながら、マチは頑なに抵抗を続ける。
「ク、クククク……ハハハハハッ!!」
「な、何!?」
「やっぱり君は最高だよ!ハハハ!強いだけではなく、美しいだけでもない……嗚呼、なんて愛しいんだろう!!」
笑い声を響かせながらグイと腰を引くと、彼女の体内がそれに反応する。
終わらせたくない。マチと一緒にもっともっと楽しみたい。でもそろそろ、君への愛で気がおかしくなりそうだ……。

192 :
達して和らいだ襞が再び引き締まり、マチの身体が精を吐かせようときつくボクを包む。
肉と肉とがぶつかり合い、粘液が絡み合う。淫猥な音を耳にしながら、譫言のように彼女の名前を呼ぶ。
眼光を取り戻したばかりのマチも、絶頂の直後に追撃をくらい流石に耐え切れなかったのだろう。表情が蕩けはじめている。
それでも尚、彼女は頑固に抵抗のセリフを続け、快楽に落ちまいと掌に爪を食い込ませる。
並みの人間なら気が狂う程の強力な媚薬を盛られ、これだけ責め続けられても、自我を手放さない強靭な精神。
そうなんだよ、マチ。だからこそ君を手に入れて、そして、むちゃくちゃに壊したいんだ……!!
「マチ、マチ……ほら、君がそんなに締め付けるせいで、もう出ちゃいそうだ」
「出――!?」
「ナカにたっぷり出してあげるからね。マチも一緒に気持ち良くなろう?」
「やめろっ!!そんなの絶対に――ひぅっ!」
強く腰を打ち付け、マチの肢体を激しく揺する。
ぐちぐちと肉の鳴る音が、限界まで上り詰めたボクの欲望をさらに募らせ、
堕ちるものかと本能に抗うマチの視線が、ボクの意識を吹き飛ばそうとする。
彼女の鋼の精神に反し、マチの膣内は卑しく動き、この上なく熱く疼いていた。
マチの身体を突くたびに、自分の髄が麻痺し、色々なものが昇り詰めていくのが分かる。
「あああ、マチ!いつかマチを完全にボクのものにして、滅茶苦茶にしてあげるよ!絶対に、逃しはしない……!!」
「んあ、っく、ヒソカぁっ――!!」
彼女が長髪を乱し、綺麗に身を逸らし、絶頂を迎えて、ボクの名前を呼んだ瞬間、
ボクはマチの身体に全てを注ぎ込んだ。

193 :
* * *
鳥の声が五月蠅くて目が覚めた。気怠い体を無理矢理動かして、半身を起こす。
借りていた宿の部屋とは違う内装に疑問を覚え、昨晩のことを思い返して――あたしは絶句した。
夢だと思おうにも、壁に吊るされた私服が、代わりに身に付けられたトランプ模様のブカブカのシャツが、
そして何よりも、あちこちに紅い痕跡を持つこの肉体が、紛う方なき事実を物語っている。
ふらつきながら寝室からリビングへ向かうと、
昨晩コトが行われた例のテーブルの上に、サンドウィッチと一枚のメモが置かれていた。
『ボクは仕事があるから出掛けるよ◆ 好きなだけゆっくりしていってね?
 P.S. サンドウィッチに薬は入ってないから、安心して食べて?』
読み終わると同時に真っ二つに裂こうとしたが、亀裂が入ったところで手を緩め、メモを放った。
ヒソカに非があるのは間違いないが、油断して罠にかかったあたしもあたしだ。
あいつがああいう人間だって分かってたはずじゃないか。
危険人物という認識を緩めて、まんまと痛い目に遭った。幻影旅団の一員としてあってはならない醜態だ。
加えて、結局奴に掠り傷一つつけることはできなかった。自分の不甲斐無さがとことん身に染みる。
ヒソカという人物について、そして自分の弱さについて。あたしは脳味噌に叩き込み直さなきゃいけない。
昨夜破かれたはずの衣服は綺麗に元通りになっていた。奴の「奇術師に不可能はない」という台詞を思い出す。
服を纏い、髪を結い、化粧を済ませて大きく伸びをする。途端、腰痛に見舞われ、骨盤を押さえて壁にもたれ掛る。
あの外道。次会った時にはまず何をしてやろうか。とりあえず、あたしの気が済むまで酒を奢ってもらおう。
……こうやって結局、芯から奴の事を嫌いになれないのは、自分も存分に気持ちよくなってしまった罪悪感からか。
他に何かあるような気もするが……考えるのは止そう。知りたくない。きっと、肌を重ねたせいで情が傾いてるんだ。
美味しそうなサンドウィッチの横を素通りして、玄関に向かう。
ふと足元を見ると、先程捨てた紙切れが落ちていた。裏面に何か書いてある。
『また一緒に遊ぼうね、マチ?』
お断りだ、とメモを足先で蹴散らして、あたしは勢いよくドアを閉めた。

194 :
以上です 途中で名前欄の記入が取れてしまった すみません
マチ可愛いよマチ

195 :
乙ですーーーヒソマチ最高や

196 :
>>194
ヒソマチご馳走様です...!
素晴らしいの一言に尽きます...!!!!

197 :
マチを待っていた…!
年越しプレゼントや…

198 :
新年明けましておめでとうございます
このスレの興起を願って、保守がてらまたヒソマチを投下させて頂きます ちょっと短めです
読みたくない方は ヒソマチ【路地裏】 をスルーまたはNG登録してください

199 :
「――この変態!!離せ!」
ヨークシンに着いた矢先のことだった。
留守番に残ったノブナガの代わりとして、マチはヒソカとペアを組むことになり、行動を共にしていた二人。
高層ビルが立ち並ぶ街中を人の波を縫うようにして歩いていると、不意にグイと腕を引かれ、マチは路地裏に引きずり込まれてしまった。
誰だと問う前に唇を塞がれ、舌を取られ、存分に呼吸を乱された後、目の焦点を定めると――。
「君の唇は柔らかいねえ、マチ」
連れの奇術師が微笑んでいた。
そして、冒頭の彼女の台詞に繋がる次第である。
「此処なら道が狭くて人気も無いし、表通りの人間に気付かれにくいし、丁度良いと思わない?」
「はぁ!?まさかこんな所で――」
「ん〜、ちょっとムラムラきちゃってね」
否定してもらいたかった事柄を肯定されてしまい、マチは頬を引き攣らせる。
彼女は既に両手首を頭上に束ねられ、背を壁に張付けられ、内股に膝を挟み込まれ、ヒソカからすると準備万端といった状態。
案の定、筋肉隆々なヒソカの腕はビクともせず、マチの焦りは募るばかり。
ビルとビルの狭間の暗がりは、事に及びたいヒソカにとっては好都合だが、逆の立場にいるマチにとっては不都合にも程がある。
建物の裏口やゴミ箱等が見当たらないため、人が通る場所では無いのだろう。
その上、声を荒げても表の騒音に紛れてしまい、誰かが来る望みは薄い。
目の前の男を鋭く睨み、罵詈雑言を浴びせようと口を開いたマチに、ヒソカは容赦なく接吻を降らせる。
絶対に人が来ないという保証は無いし、場所が場所なだけにマチはいつもに増して苛立っている様子。
早く済ましてしまったほうが懸命だ、と判断したヒソカは、いそいそと彼女に愛撫を加え始めた。
騒がれないよう、マチの唇を自分の唇で塞いだまま、彼女の胸を揉みしだくヒソカ。
着物越しに頂の辺りを爪で弾けば、マチの身が強張り、嬲っていた舌が怯む。
「敏感だね。あ、こんな状況だから余計に興奮しちゃってる?」
「誰がっ……!!あんたと一緒にするな!!」
口を外して尋ねるヒソカに、マチは喘ぎを堪えて反論する。
「そお?ボクはゾクゾクするけどなぁ……」
チロリと舌先を伸ばしてマチの耳朶を舐り、ヒソカは楽しげに囁いた。

200 :
ヒソカの手を振り解こうとマチは両腕に力を込めるが、絶え間ないヒソカの愛撫にたびたび脱力してしまう。
肌を食まれる感触に嫌気が差しつつも、心境とは無関係に身体は熱を帯びている。
ただの生理現象だ、とマチは歯を食いしばって、漏れそうになる喘ぎを飲み込んでいた。
「湿ってきてるね。もうイイ感じ?」
「ぅあっ!?」
着物の襟を盛大に肌蹴させ、下着を除けて直に胸を弄っていたヒソカの手が、ついにマチの脚の付け根へと移された。
スパッツを摺り下ろされ、ショーツの上から指先で窪みを擦られ、マチはより強く歯を食い縛る。
薄い布をずらし、彼の長い指がマチの内側へ侵入する。続け様に秘部を弄られても、マチは声を零さずにいた。
しかし彼女の意地とは裏腹に、そんなマチの姿が余計にヒソカの欲望を煽り、彼の興奮を強くする。
切れ長の目が余計に細く吊り上り、ヒソカは自身の昂りを露わにして、マチの片脚を持ち上げる。
「苦しそうだね?マチ。ボクが楽にしてあげるよ」
「やめっ、入れるな――ひぅっ!!」
濡れた柔肉の隙間に熱を宿した物体が割って入り、卑猥な音と共により深く飲み込まれていく。
ヒソカが身を揺する度に、マチは耐え切れず熱い息を漏らし、その羞恥ゆえ目に涙を溜めていた。
「今誰かが此処に来ても、ボクを止めたりしないだろうね。だってマチの表情、すっごく気持ち良さそう」
「ふ……くぅ、あっ……」
「でも、君のこと見せつけてやるのもいいなぁ……誰か来たりしないかなあ」
「なっ!?ばか言うな……ん、んあぁ!」
「ああ、ごめん。激しくするよって声かけた方が良かったかな?」
前後運動が強さを増し、危機感ゆえ過敏になったマチの身体の中で快感が募っていく。
蕩けた表情で嬌声をすマチを見て、ヒソカは一層息を荒くし、乱暴に腰を動かす。
「ねえっ、マチ、中に出してもいい?」
「ひっ……ぁんっ、あ、くっ……」
「……聞こえてないみたいだね。じゃ、遠慮なく――!」
ヒソカから精を受けると同時にマチの視野が白み、細い体が一気に崩れた。
注ぎ切った余韻に浸りながら、ヒソカは彼女を抱きとめ、緩んだ紅い唇に喰らい付く。
終いに額に軽く口付けをして、彼が顔を離すと、マチは呂律がまわらない調子で「あんたなんかだいっきらい」と呟いた。
「……最っ低。中に出すとか最悪。どうすんのよ、こんな状態で外歩けるわけないじゃない」
「そうだねえ。じゃ、とりあえずホテルに行こうか」
「――待って。もしかしてあんた、ここまで見越して……!?」
「ククク。一緒にシャワーを浴びようね、マチ」
賑やかな街の気配を傍らに、喜色満面のヒソカを殴る体力も無く、マチは溜息と共に項垂れるしかなかった。

201 :
以上です 映画公開も間近だし、このスレも盛り上がってくれると有難い

202 :
おつ!すごいよかった!マチいいな〜
ヒソマチ感謝

203 :
えっえっ続きもあるんだよね???
ヒソマチGJですご馳走さまです!!!!

204 :
シズク読みたい

205 :
http://www.angelfire.com/nm2/dragonball1986/morinoyousei2_189.jpg

206 :
女の念能力者のレイプ作品は、
女キャラが発を使って相手に歯向かう描写が必要だと思う
マチなら念糸で戦おうとするなり相手に足止め食らわせようとするとかな
そうじゃないと本当に嫌がっているように見えない
修羅場踏んで生きてきたマチなら相手が明らかに自分より強くても
体がすくんでパニックになって発を使うことすら忘れるなんてことないだろうし

207 :
マチはツボな部分をさわられれば
すぐにスイッチが入りそうだが、
シズクは乱れる姿が目に浮かばない。
不感症とは違うんだがやってる最中に
「このひと何息荒げてせっせと動いてるんだろう」とか
思ってそうだ。
団長が相手ならまた話は別だろうが。

208 :
ゲル姉やシズクやさそり女の登場でメンチの乳が巨乳に見えなくなった件
初登場時は透け透けの服を着ていたせいと成人女性キャラがいなかったせいで
故・会長の乳でけえ発言も素直に受け止められたが、
ゲル姉やシズクやさそり女が登場してきた今にして思うと、
メンチが本当にあの世界で「巨乳」なのかあやしくなってきた。
だって相対的に考えたら、メンチがEカップ以上のK点越えならなら
シズクやさそり女やゲル姉はJとかKとかLとかだろう?
ありえんわ
自分の予想では寝テロが昔の時代の人だから
Cカップ以上ならデカパイに見える人なだけで
メンチがC、シズクがGでゲル姉がHさそり女がIとかそんなな気がする

209 :
幻影旅団の男団員×女団員ネタでいつも思うのだが、
事を始めた時、男団員が女団員の入れ墨を見て「ダメ」になってしまう事ってないんだろうか?
だって他の男の為に入れた入れ墨なんだぜ?
他の男のものってことなんだぜ?

210 :
そこは仲間として当たり前と言うか、寧ろ運命共同体として興奮するんじゃないかな?
「俺らの団の未来の為に、たっぷり子孫を残そうぜ♪」な感じでさ。
流石に夢見過ぎたかなw

211 :
旅団に自分の子供たちを団員にするシステムはないだろw
むしろ子供ができたら人質に取られて不味いような。
(父親はともかく母親は絶対に動揺するだろう。)
てか女団員に妊娠出産でんだり病気持ちになられたら
困るから妊娠なんてご法度だろう。
仮に団内で本気で恋愛関係になった男女がいたとしたら
いろんなこと考えてむしろ絶対に体の関係にはならない気がする。

212 :
ここでキルア×アルカはあり?

213 :
普通にアリじゃないかなあ。
近親ダメって人はカップリング表記あればスルーするだろうし。

214 :
キルアルは近親相姦でもあり
女側が幼女というダブルのヤバさがある

215 :
アルカはキルアに甘えるときは幼児退行してるけど
対外的にはキルアよりしっかりしてるぞ
年もキルアとひとつしか変わらない(双子の可能性もある)

216 :
キルアルカの場合、
キルア側から迫るのか、
ナニカと化したアルカが
「キルタダイテー」と迫るのか

217 :
ピトーもおっぱいが育ってきたことだし、
誰かお願いします。
相手誰でもいいです

218 :2013/07/19
誰でもいいとか流石に丸投げしすぎだろw
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