2013年10エロパロ587: ラブプラスでエロパロ 嫁2人目 (379) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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ラブプラスでエロパロ 嫁2人目


1 :2009/12/18 〜 最終レス :2013/07/07
さあ俺嫁妄想SSを投稿する作業に戻るんだ。
◆キャラクター
高嶺 愛花
主人公の同級生でテニス部の人気者。医者のお嬢様で箱入り娘。
文武両道の優等生だが、あまりにも完璧すぎて少し距離を置かれていて孤独感を味わっている。
小早川 凛子
下級生だが図書委員としては先輩。
他人とはあまり関わろうとせず、一人で本を読んだり音楽を聞いたりしていることが多い。
口数が少なく辛辣でしかも無愛想なので、周囲の評判は良くないようだ。
姉ヶ崎 寧々
アルバイト先のDixie'sというファミレスでも良き教育係。
見た目も内面も大人びているため、店長を含む店のみんなから積極的に頼られてしまうのが悩みのタネ。
前スレ ラブプラスでエロパロ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1251981193/
保管庫
http://eroparo.x.fc2.com/works/012/index.html
ネタ元
ttp://www.konami.jp/products/loveplus/

2 :
書き込みできなくなって超焦りました(汗
では続けて…
-------
寧々さんも俺も、何となく身が入らないままバイトの時間が終わった。
毎週木曜は店長がネネさんに【伝票整理】を頼んでいるので、いつもより寧々さんだけが
30分残業させられている。
そう。残業させられているんだ。
いつも通りの残業を終るであろう寧々さんを通用口のスグ近くにあるベンチで待つ。
秋口のこの時間は流石に冷える。
ベンチ横の自販機からこの30分で缶コーヒを2本買った。
時間になり、寧々さんが通用口から出てきた。
ベンチの俺を見つけると、さっきの様な表情を浮かべゆっくりとこちらに歩いてくる。
「ずっと…外にいたの…?」
「はい」
「そっ…か………ごめんね?待たせて。」
あぁ、俺があんな事を言ってしまったせいでこの人にこんな顔をさせてしまったのか。
苦しそうな微笑を見て、俺は心底後悔した。
「とりあえず、どっか入ろっか?このままじゃ寒いもんね?」
寧々さんに促されるままカラオケ屋に入った。
「学生二人、フリータイムのドリンクバー付きで」慣れた口調で受付を済ませる寧々さん。
部屋に通されると「よく使うの、ココ。ストレス発散っ!で♪」無理やり笑顔を作っているのがわかる。
6〜7人部屋に通されたのに、寧々さんは俺からイチバン遠くに座った。
テレビや他の部屋からの音が聞こえる中、寧々さんは俺に聞こえるギリギリの声で言った。
「あのね、男性スタッフはみんな知ってるの。ワタシの事。」
え?と寧々さんを見る。しかし寧々さんの視線はグラスの中だ。
「店長がね、男の子のバイトが入ってくる時に必ず見せるの。だからみんな知ってるの。」
「で、でも他の奴からそんな事一言も…」
「それは、ね?みんなその場で…うんと…同じ事するから」
もう寧々さんが何を言ってるのか理解できない。
みんな同じ事?誰と同じ事?店長と同じこと?何で?どうして…………?
頭の中が疑問符で埋まる。真っ黒になりそうだ。
「その場で同じ事して口止め。でも店長がいるからってみんなソレっきりになるの。」
頭の中で寧々さんの声だけが響く。
「●●くんにもその予定だったのよ?でもね、その…●●くん、あの時おっきくなってなかったから」
あの時はただただ動揺してそれ所じゃなかった。
それが普通じゃないのか…?
「でも見ても誰にも話してる風が無かったから、店長が放っておけって。」
頭が 爆発 しそうだ

3 :
ノッて来たんですがちょっと所用で出かけて来ます。
すみません。

4 :
>>3
もっふるもっふる

5 :
好きな人が陵辱されるのは耐えられないわ・・・
ネネさん・・・

6 :
前スレ782だけどまさか書いて貰えるとは!ありがとう
>>783もありがとうw
天然ビッチでも最後は良い方向に進んでくれたら嬉しい

7 :
               新作ゲーム  ラブ★ベイス  発売!!
                        キャラクター紹介
      wwwww         wwww             細山田  武史
     /─  ─\       /,,-ω-,,ヽ
   / (━)  (━)\     l       l     主人公と同い年で、ベイスターズのキャッチャー。
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \    `'ー---‐´     開幕一軍の優等生で、将来の正捕手候補。
  |     |r┬-|     |              周りから注目される半面、
  \      `ー'´     /               少し危機感を感じていて…
        r───.
        |_ YB |        _,,..,,,,_             大田 阿斗里
      /\__ノヽ,     /{0}θ{0}ヽ     主人公より年下で、ベイスターズのピッチャー。
      /         ',     l      l      ベイス★ボールが好きで、最近炎上することが多い。
      l  {0} /¨`ヽ{0},     `'ー---‐´      一軍とかかわろうとしないのには、
     .l     ヽ._.ノ  ',                何かわけがありそう…
     .|     `ー'′ ',
       ____                           下園 辰哉
     /      \         ,,..,,,,_ ◇     主人公より年上で、
    /    \ / \  ◇   /`-ω-ヽ ◇    ベイスターズの外野手。
  /    ─  ─  \   ◇  l      l      容姿、内面ともに大人びているせいか、
  |      (__人__)   |     `'ー---‐´      周りから過剰に頼られてしまうことも…
  \_     `ー'   /
  /           |
  |  |         | |
★ヒント
細山田くんの危機感を取り払ってあげましょう!
そのためには、「ある人」を細山田くんに会わせてあげる必要があります。

8 :
最早天然ビッチ=クンニ落ちしか思いつかない

9 :
続きマダー?(・∀・ )っノシ凵 ⌒☆チンチン

10 :
DSiLLがラブプラスの為に生まれたとしか思えない大画面

11 :
お前ら聖夜は楽しそうだな・・・
俺はプレゼント買い忘れてそのまま・・・・うぅ・・・・

12 :
プレゼントが好みに合わないと直帰する彼女
まさか他の男に抱かれていたんじゃなかろうか

13 :
寧々さんに怒られなかったけど直帰された悲しみをSSで晴らすか
出来たらUPします

14 :
マナカ「あ〜あ、プレゼントがこの程度だと、もう付き合ってる意味ないなぁ。
こないだの朝立ちをみるかぎりセックスもダメっぽいし、ヤらせないで正解だったね。
適当な理由つけてさっさと別れようっと。」

15 :
保管庫の中の人頼む

16 :
過疎ってんなぁ

17 :
この規制ラッシュだと致し方ないよな。。

18 :
結婚する予定の彼女を連れてくる従兄弟
妻と娘と一緒に来る従兄弟
こなくなった従姉妹

19 :
あげ

20 :
あけおめ

21 :
あけおめー ネネさんで一つ書こうかな

22 :
あげてしまった

23 :
なめなめネネさん
「あ…これかあ」
「ふふ、なんか恥ずかしいなぁ」
寧々さんの部屋。そのベッド。
そこに座って俺は渡されたファイルを、おもむろに開いてみる。
綺麗に整理された色とりどりのそれは…のど飴の袋。
「やっぱり一番目はこれなんだ」と緑色をしたロッ●ののど飴の袋を指差す。
「うん…」
ちょこんと自分の脇に座ったネネさんは、妙に恥ずかしそうにもじもじしている。
ピンクのセーターと相まって、その様子が年上なのに妙に可愛い。
変わった趣味をさらけ出すというのは…自分の恥ずかしい部分をさらけ出すという事、
見ているこっちよりも見られているほうは恥ずかしいのかもしれない…
「ネネさん、もう今は集めてないの?」
「え、えっとね…」
ぱっと立ち上がって、寧々さんは机の引き出しをなにやらごそごそとし始める。
「今舐めてるのはこれ、かな」
「あ、やっぱり集めてるんだ」
「やだ、もう」
そう言いながらも、寧々さんは袋から飴を取り出して俺に見せてくる。
黄色くて、透明な飴。
「はい、あーん」
正面に立った寧々さんにそんな事をされては、口が開かないわけが無い。
あーん、とは言わないが大きく開けた俺の口に、寧々さんはそっと飴を差し入れる。
酸味と甘味のレモンの味
「ふふっ、可愛い。小鹿みたい」
自分でも一つ飴を口に入れて、寧々さんはまた俺の隣に座った。
二人並んで飴をころころ。
部屋は妙な沈黙に包まれて、飴を舐めるかすかな音だけが響いている。
ふと、目を落とすとそこに寧々さんの小さくて、白い手が目に入る。
俺はその指先をそっと握ってみたくなり、その欲望に素直に従った。

24 :
「あ…」
ぴくん、と指先が動いたが抵抗は無かった。
「暖かいね」
そう言った寧々さんの指先は少し冷たかった。だがすぐに包まれた指先から二人の体温が混じっていく。
ふと頬に、ふわっと柔らかい感触。
寧々さんが俺の肩に自分の頭を寄せ掛けてくる。
髪の先から、花の様な香りが漂って俺の鼻腔をくすぐる。甘くて、柔らかい香り。
「ネネさん…」
愛しいその名前を呼びながら、俺は覗き込むようにそっと、彼女の反対側の肩を抱いて真向かいになる。
「ん…」
目を閉じたまま、寧々さんは艶やかな唇を差し出してくる。
交わす口付け。
二人の口内でころころと転がる飴。
俺は自分が舐めていたそれをそっと舌先で彼女に渡す。
「…ん…ふ」
唇を合わせたまま口を少し開いて、寧々さんはその飴を受け取った。
二人の舌先が絡まる。
お返しにと動く舌先が、飴と一緒に自分の口内へ侵入してくる。
小さくて、やわらかくて、いやらしい舌先の感触…それを味わいながら、俺もまた彼女の飴を受け取る。
離れた二人の唇が、つ、と糸をひく。
「…とろけちゃいそう」
とろんとした目を間近に見て何かが弾けた。
気が付くと俺はベッドに寧々さんを押し倒していた。
「あっ」
小さな悲鳴とともに、シーツに広がる髪。
「ネネさん、好きだよ」
言葉は考えなくても出た。
「すごく、綺麗だ」
「ありがとう…嬉しい」
こくん、と頷いて俺の彼女は優しく優しく微笑んでくれた。
「私も…だいすき」
飴が溶けてなくなるまで、俺たちは何度もキスを繰り返した。

25 :
だがその先は今日が初めてだ。
セーターの下から大きく存在を主張する寧々さんの胸…
膝枕をして見上げたもの。
水着と一緒に揺れていたもの。
触りたかったもの。
だがそこにはまだ一枚の壁がある。
「外して、いい?」
馬鹿なことを聞きながら、俺は寧々さんに覆いかぶさってその背中に両手を回す。
顔をその双乳に埋めながら、セーターの背中めくる。
だが初めての俺にはその構造が、ブラジャーのホックがどうなっているのかが良く分からない。
指先が、焦る。
「ん…ちょっと、待って…」
そんな様子を背中越しに感じたのか、少し身体を浮かせると寧々さんは自ら背中に手を回す。
「私が外し、ちゃうね」
うん、と頷いて俺は夕飯を待つ犬のようにその仕草を見守る。
「もう…そんなに一生懸命に見ないの」
恥ずかしそうに頬を染めながらも、寧々さんの指は仕事を終えてセーターの裾口からしゅるっと一枚の布を外しだした。
水色のブラジャー。俺の好奇の視線から逃がすように、寧々さんはそれをベッドの下に隠してしまう。
「はい…終わったよ」
「う、うん。ごめん」
「謝らなくていいの」
くすっと笑う彼女。
「じ、じゃあ、触るね」
「あ、電気…」
言いかけた寧々さんを俺の欲望が再度押し倒す。
セーターの裾口から今度は直に。
その感触は先ほどとは格別の柔らかさだった。
指先からこぼれるほどの柔肉を、俺の指は我先にともみしだく。
「やぁ…ん…」
切ない吐息が、寧々さんの唇から漏れる。それを遮るように俺は再度寧々さんの唇をキスでふさぐ。
「ん…ふぅ…」
口付けしながらも、揉む。
自分の下半身が、どんどん熱く硬くなるのを感じながら。
寧々さんはそんな俺の身体の下でもじもじと内腿を摺り寄せている。
俺はおもむろに、彼女のセーターをめくり上げた。

26 :
「きゃっ…」
ぷるんと、音を立てるように寧々さんの大きなおっぱいが揺れながら白日のもとに晒された。
薄桃の先端の突起に、おれは溜まらず口付ける。
「あ、だめ…っ」
身を捩る寧々さんに内心謝りつつも、欲望は止まらない。
少し硬くなった突起は、口内に甘い味を錯覚させる。
俺は夢中でそれを吸って、僅かに軽く噛んで転がす。
「あぁ…ん…はぁ…ん!」
吐息を漏らしながら、寧々さんは優しく両腕で俺の頭を抱きかかえた。
二つの山に埋もれながら、俺は思うままに吸い、頬摺り、味わう。
しばらくそうしてから、俺はゆっくりと顔を上げてまた寧々さんと向かい合った。
「ネネさん…」
「もう…えっち」
言われて、寧々さんの下腹部に押し付けていた自分の分身に気付く。
それはジーパンを大きく盛り上げ、彼女を突き刺さんばかりに尖っていた。
「ネネさん、お願いが、あるんだけど」
「ん…なぁに…?」
とろけるほど優しい声で、答えてくれる寧々さんに続きを言うのが恥ずかしくなる。
でも俺はもうそんな外聞もかなぐり捨てて、寧々さんにおねだりをしてみる。
「舐めて、ほしい」
何をか、そういう変わりに俺は身体を起こしてその部分を誇示する。
硬くぱんぱんに腫れ上がった下半身。
それを見て寧々さんは顔を真っ赤にしながらもこくん、と頷いた。
「うん…いいよ」
「ホント?」
「でも、電気消すね?恥ずかしいもの…」
うん、わかった。と答えて俺は彼女がリモコンで部屋を暗くする僅かの間にベルトを外してジーパンを下ろす。
起立したものは待っていましたとばかりに飛び出してきた。
俺はそれに手を添えて、彼女の眼前へと突き出して見せる。
「わ…おっきいね…」
中腰で立つ俺のまえで、四つんばいになった寧々さんはそうため息をもらす。
「すごい…ぴくぴくしてるよ」
愛する彼女に、まじまじと恥部を観察されている。
そう思うと恥ずかしさと一緒にたまらない快感が押し寄せてきた。
「上手くできるか分からないけど…」
「ううん」
「ん…」
言葉が途切れると同時に軽い小鳥のようなキスが、鈴口をくすぐる。
初めての感触に「あっ」と声が出てしまう。
「ご、ごめんなさい。痛くした?」
その声の大きさに、寧々さんが慌てた声をだす。
「ち、違うよ。気持ち、いいんだ」
「そうなんだ…良かった」
ふふっと姉っぽく笑い、寧々さんは再び行為へと戻っていった。
「ん…ふ…ん」
小さい舌先が、亀頭をちろちろと往復しだす。俺は彼女がしやすいように仰向けになり、
寧々さんはそこに覆いかぶさる形で俺のものを舐めている。
大好きな寧々さんに、あそこを舐めてもらっている。そう考えると腰は動いた。
「そんなに…気持ちいいの?」
そういいながら、寧々さんは今度はもっと深く、亀の部分をくわえ込んでくる。
「あ…む…」
暖かい、すっぽりと包まれた感触。
ぽってりとした寧々さんの唇と舌とのサンドイッチ。
それを感じたその瞬間、情けないことに俺は抑えきれずに最初の暴発を許してしまった。
「ん!…ん…ふぅ…」
驚きながらも、寧々さんは口を離さずにゆっくりと唇を動かしてその射精を口内で受け止めていてくれる。
ああ…恥ずかしい…

27 :
「ごめん、ネネさん」
「ううん…本当に気にしないで」
ひっこりと笑って、寧々さんは繋いだぎゅっと手を握る。
「…少し吃驚したけど」
「うう」
「ち、違うの、あの、いきなりだったから」
中途半端になってしまった帰り道。こそこそと人には聞かせないことを話しつつ。
「でもほら、うれしいことは取っておいたほうが良いっていうし、ね」
へこんでいる俺を、必に慰めようとしてくれる寧々さん。
「また…続き、してくれる?」
「勿論…今度は、頑張るよ」
「ふふっ、えっち」
「ネネさんだって」
ふと耳元に口を寄せ、彼女が囁く。
「ね…今度は寧々って、呼んでね」
返事の変わりに、俺は年上の彼女の手をぎゅっと握り返した。
おしまい

28 :
年始早々、寧々さんの御奉仕きた!!
GJです。

29 :
焦って書いてしまったので誤字脱字多くて申し訳ありませんー。
お目汚しを。ことしもネネしく。

30 :
携帯の規制まだ解除されないのかな…

31 :
ネネさんかわいい!

32 :
ほんと、この大規模規制はつらい。
したらばとかに避難所でもないのかな?
憂鬱になるわー

33 :
ネネさんが風俗で働く話とかどうですか

34 :
もうちょっと膨らましてもらわないと何とも言いようがないわけだが。

35 :
主人公よりも先にバイトやってたのにあっさり主人公に持ってかれた俺が
なんだか悔しくてストーキングの末に拉致
3日ほど納屋で告白したり怒られたり泣いたり謝ったりして
ネネさんが眠っているうちにそばで首を吊るってのはどうだろ

36 :
>>26
gj

37 :
ラブプラスの同人誌いっぱい買ったけどみんなクオリティ高くて大満足。
寧々さんの寝取られもあったし、このゲーム本当に愛されてるねぇ。

38 :
俺も十数冊買ってしまった…けど寝取られなんか一割もなかったよ。全員ほぼらぶいちゃだった。
ネネさんだけでなくマナカやリンコにも当然そういうのあったけど…

39 :
NTRあるのも寧々さんだけだったな

40 :
凛子もあったよ

41 :
>>40
>>40
>>40
> 凛子もあったよ

42 :
クオリティ云々の前にラブプラは同人には向かないネタなんだなぁと設定を見て思った

43 :

【二次元】日本のクリスマスに絶望する動画【2009】
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm9447250

44 :


45 :
おっぱい!

46 :
淋しいな。…なんて。

47 :
本スレは電撃ラブプラスで大にぎわいなのに、ここは静かだな。

48 :
これほど寝取られが似合うゲームもないな

49 :
何故エロパロが無いんだ。一時期あれだけ話題になったゲームなのに。

50 :
自分の赤裸々な日記は書きにくい、ただそれだけのこと。
今日の放課後、いつもの様に校門前で待っていた寧々さん。
いつもどおり、1番の選択をタップしたおれだったが、
今日に限って「校舎裏へ行く」ってな選択肢があった様に見えたんだよな。
帰り道の寧々さんは妙に不機嫌だし、、、

51 :
女子a「小早川ってムカつかね?」
女子b「あ〜たしかに、愛想悪りぃしぃ」
女子c「てかアイツ一人称リンコだよw」
女子b「マジかよwwいたすぎww」
女子a「キッモwwありえねぇwwww」
凛子「……(いいよ、リンコにはアイツがいるもん…メールメールっと)」
「ん、小早川からメールだ」
『図書委員たるもの、普段から蔵書の分類は把握しておくこと』
「……?わざわざメールでいうことかよ…」
女子b「友だちいないくせに携帯でなにやってんのかなw」
女子a「ウリでもしてんじゃね?w」
女子c「wwww」
凛子「……っ!(返事きた!)」
『どうでもいいや』
凛子「……ぅぅ」

52 :
>>51
最初の女子会話からDQN男に頼んでリンコを襲わせるってのを妄想したのに・・・

53 :
女子a妖怪
女子b横綱
女子c柳原可奈子

54 :
>>52
いじめが発展しクラスにますます居場所がなくなりあなたに依存するリンコ
くっつきまわってるところを女子テニス部員に見とがめられる
テニス女a「ちょっと何あんた○○くんにつきまとってんのよ」
テニス女b「ストーカー?wキッモw」
凛子「ちがっ!あたしは!」
女子a「あのさあ、勘違いしてるみたいだけど、彼はね、高嶺さんのことが好きなのよ、ほぉら」
「ここってさ、どうすればいいかな?」
愛花「あ、ここはね、こう!だよ」
「おお!こうか!高嶺教えるの上手な!」
愛花「そんなこと…///」
凛子「……そんな」
テニス女b「はいはい、わかったら帰った帰ったw」
テニス女a「ストーカーは犯罪ですよぉw」
帰り道〜
凛子「ぅくっ…ひっく……(あんなかっこいい子とも付き合いあったんだ…どうせリンコなんか…)」
凛子(手持ち無沙汰になっちゃったしゲーセンでもいこっかな…)
ゲーセン〜
ヤバい男「おうおうこないだはどうもw」
凛子「ひい!」
→レイプ、妊娠、男子出産、名前はもちろん…
って感じを想像した

55 :
>>54
まぁ普通に考えれば、そんな回りくどい話でなくても、
主人公が、凛子以外のルートを選択すると、そうなる可能性が極めて高い罠。

56 :
マナカルート、ネネルートの楽しみ方が一つ増えたなw

57 :
>>56
色々と選ばれなかったヒロインの展開を考えたりするんだが、
凛子は、やっぱりゲーセンで不良に絡まれて、監禁調教って展開で
寧々だと店長不倫ルートか、若い用務員調教ルートが、思い浮かぶところなんだが、
愛花だけちょっと微妙なんだよ。
普通なら、テニス部の女子からの嫉みからのイジメを想定するんだが、
嫉みを越えたハブられ方してるっぽいから、ちょっとイジメルートを想起できないんだ。
何かないかな?
マセガキの餌食か、溺愛親父の屈折した愛情かな?
お前らなら、裏ルートをどう考える?

58 :
三人の誰とも付き合わなくて、結局別の女と結婚して数年ぶりにふと再会したら
ネネさんとマナカあたりは不倫してくれそうなイメージがある。

59 :
マナカは期待に押しつぶされて受験失敗しそう

60 :
保守

61 :
不倫か・・・

62 :


63 :
「な、なあリンコ、チョコレートは……?」
「知ってる」
「へ?」
「カカオの種を発酵させたカカオマスに、砂糖やココアバターを加えて練ったお菓子だよ」
「いやそうじゃなくってさ、ほら、今日は……」
「冗談。ちゃんと用意してるからさ」
「やった!  ……って何……? メイヅの板チョコ……?」
「何か文句ある?」
「……いえ」
「要はさ、気持ちの問題なんだから。あと、渡し方かな」
「え? ってリンコ? チョコの片方くわえて何するの?」
「はひ。はひゃくうへほりなひゃいほ」
「い、いただきます。……んぐ、ん……」
「ん……んー、ん…っ……!! ふぁっ! どう、おいしい?」
「おいしいよ。……まだ、チョコあるよね」
「うん。じゃあ今度は、こっちのお口で

64 :
ワッフルワッフル

65 :
ほしゅ、、、

66 :
てすと

67 :
1ヶ月ごとじゃなくて1週間ごとかよ・・・俺の諭吉ぬぞ・・・

68 :
ほsy

69 :
まさか過疎るなんて!

70 :
仕方ないかも
みんなカノジョとよろしくやってるんだもん

71 :
ほしゅ

72 :


73 :
ホワイトデーの前日に好きな子にお菓子を渡した
同級生の、女の子
ちょっと人を遠ざけるような雰囲気を発しているその子
まだ、告白はしていない
当日、カノジョが誰かから本当に欲しかったものを貰うところを見たくなかったから、
だから、昨日、渡したんだ
「ありがと。へへっ」
いつもとは違う、愛らしい声で、全身でボクに笑いかける。
きっとカノジョはミルクチョコレートより、ビターのほうが好きだろうから、
そう、勝手な思い込みで選んでしまった。
「へー、凛子の好み、わかってんじゃん」
「そういってくれると、うれしいよ」
「でも、ごめんね、アイツのほうが先に凛子のこと、好きだって言ってくれたんだ」
「付き合ってるの?」
「うん、もちろん!年上の彼氏だよ!へへっ」
何時に無く上機嫌のカノジョ

74 :
「なあ、小早川」
「ん、どした?」
「俺さ、お前のこと、ちゃんと知らない。
 だけど、ちゃんと知りたいから。」
「どーいうこと?」
「もし、その先輩が凛子を泣かすことがあったら、俺が許さないから!」
「馬鹿だな、そんなこと、あるわけ無いじゃん?
 ちょっと、あんましいい加減な事言うと、凛子だって怒るよ!?」
「ごめんな、小早川・・・
 ただ、知っていて欲しいんだ。
 俺がお前のこと、好きな事。そういう諸々のことを。
 じゃあ、また。」
だけど俺はそのあとに、精一杯かっこつけながらも、小早川の寂しそうな吐息を聞いてしまい、途方にくれていた。

75 :
おしまい。
ごめん、好きだけど、好きっていえない子にホワイトデーイブにお菓子を贈ったものでして。

76 :
グッjob

77 :
せつなー

78 :
たまには上げてみる

79 :
保守しておきますね。

80 :
最近はまった

81 :
過疎ってるな・・・

82 :
Amazonでラブプラス+の予約受付も始まったのにね。

83 :
二次創作のイベントで書いたSSってUPしても大丈夫かな?

84 :
>>83
読みたいからお願いします。

85 :
何方か避難所を作って下さい
この大規模規制を何とかしてほしいですね

86 :
また規制?

87 :
まじで?

88 :
「春からは東京で二人、大学生だね」
お互い大学生になるまでは、と高校生のうちは健全な付き合いをしていた僕たち。
それなのに。
「ない……」
愛花が受験に失敗した。
本命はもちろん、滑り止めさえ全て。
きっと覚えの悪い僕の勉強に付き合ったせいだ。
それなのに僕が受かって愛花が落ちるなんて…!

馴染みの喫茶店で、うつ向き震える愛花。微かに洩れる悲鳴の様な謝罪…
「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」
こんな時何て言うのが正解なんだろう。
僕は何も言えないまま店は閉店を迎えた。
「かずくん…」
愛花の家の前に来た時、初めて愛花が口を開いた。

「愛花とエッチして」
愛花の手が僕の股間に伸びた。

89 :
か、かずくん、続きは??

90 :
かずくん帰って来て!

91 :
かずくんは愛花と交わって二次元に移住したのかもしれない

92 :
かずくんが帰ってこないので、ちょっと>>83をUPします
・・・石を投げないで(涙
当時はラブプラス+の計画知らなかったんだよ
あと、過去、蜜柑で終ったのの総決算です
次の別作品の短編やるにあたって、背水の陣ですな

93 :
ポケットの中の恋人
制作:◆cnAl6CXNe5FX
-----
ある日バイト先のレンタルビデオショップで店長が俺を呼びとめた。
「なんすか、店長」
「おまえさ、今彼女居たっけ?」
「いないですけど、っていうか、なんすか唐突に?」
「ほうほう、そうか。なら、これ、これやるよ」
「ん?なんです?…って、ラブプラス?俺、エロゲーやんないですよ?」
「いや、エロゲーじゃねーよ、ギャルゲだよギャルゲ」
「一緒じゃないですか!」
「違うよ、違うって。ま、そういわないでさ、頼むよ、助けると思って、な?」
店長がそう言ってワゴンセールのコーナーを指さした。
まあ、そうだよね。そこにできているのは、灰色のパッケージの山、山、山。
昨年秋、国民的ガールフレンドとして、ちょっとしたブームになったギャルゲだ。
365日、ボクは彼女を持ち歩く
そんなキャッチフレーズを喧伝して売り出されたそれは、ある種の社会現象にもなった。
「ボクにも彼女ができました」という胡散臭い雑誌広告のようなコメント、「○○は俺の嫁!」というクレイジーな魂の叫び、エクストリームラブプラスと称しありえない場所・状況でそれを嗜むもの、果てはゲーム中のキャラクターと結婚式を挙げるツワモノまで現れた。
理解できないな。
しかしショップの店頭ではソフトが一本、また一本と次々に捌けていった。
中にはDS本体と一緒に複数組購入していく客も出るなど、売上的には申し分ない、寧ろ実に優秀な商材だった。
だが、一年もすればブームも去るのだろうか、あれだけ売れた分だけ中古品として売りに出されるものも多く、今ではワゴンセールの一角を常に占めるようになっていた。
要は不良在庫を俺に押し付けようとしていたわけだ。
まいったな。
ともあれ、あれほどの人気だったゲームだ。一回位はやってもいいだろう。
バイトが終わって店長からそれを受け取った。
   *  *  *

94 :
帰宅して俺はベッドに横になり、DSにラブプラスのカートリッジを挿入し、電源を入れ、起動する。
KONAMIのロゴが表示され、続いて一人の少女がDSの画面に現れた。
「お久しぶりです♪
もぉ……寂しかったっ」
独りの寂しさと出会えた嬉しさが複雑に絡まった声で俺に語りかけてきた。
胸が、きゅん、とした。
落ち着け、これは絵だ。
ふむ、どうやらこの子が高嶺愛花、らしい。
設定では文字通り高根の花、なんだけど、なんていうか、画面のこの子はロリータパンクにピアッシング……って、随分イメージ違うのね。
説明書によると、どうやら以前のプレイヤーのセーブデータが残っていたらしく、この愛花はそのカレシの影響を受けてキャラが変わっているようだ。
変なところでリアルだな、このゲーム。
まあ、げんじつの女の子にも付き合う彼氏によってイメージ変わる子もいるから、そこまで再現しているのだろう。
んん?ってことは、店長、データ消さないで俺に渡したってこと!?
ダメじゃん。
買取したゲームはセーブデータをすべて消去してから店頭に並べなければならない。
中古を買う側も他人の手垢のついたゲームって言うのはやっぱりうれしくないし、売る側としても表沙汰にできない趣味嗜好がバレるのは好ましくない。
折角なのでさくっとデータを消して最初からやるかなとも思ったが、画面の向こうからこちらに微笑みかけてくる少女に、なにかいけない事をするような気がして、俺はそのまま続きをプレイすることにした。
データスロットは全部で3つ、ヒロインも3人だ。
どうやら元の所有者はガチだったのか、1番目のデータスロットにのみデータがある。
ふむ、これか。
タッチペンで1番のアイコンに触れると、愛花が俺に微笑みかける。
「ありがとう……選んでくれて……」
いやいや、どういたしまして、って、ゲーム機に話しかけるなんて、危ない人じゃん。
とはいえ、愛し愛される、というのはそういう気持なのかな、とも思う。
選んでくれてありがとう。感謝、という気持ち。
そういえば、恋、してないな。
そんな俺の感傷を差し置いて、真っ白な画面の中に先刻のパンキッシュな愛花が現れた。
「まーくん、逢いたかった。」
「いや、違うし。」
「あ、ごめんなさい。」
愛花は俺の言葉に反応したのか、自分の間違いを正して俺に再度呼びかけた。
「ご主人様。」
ふーん、外観だけじゃなくて、呼び方も変わるのか。
でも、ご主人様はないよな。まーくんも大概だよな。
続けて愛花が、満面の笑みでこう言った。
「ご主人様、私は貴方だけの卑しい雌奴隷です。
ご主人様の性欲処理のためだけに存在する人形です。
どうぞ、私を使ってください。」

95 :
ベッドの上で俺はありえない体勢でずっこけた。
はぁああああ?いくらなんでも、変わりすぎだって!
っていうか、これ、ギャルゲじゃなくて、エロゲーじゃんね。
愛花はぽっと頬を染め、潤んだ瞳で俺のほうを見ている。
まいったな。そういう趣味はないんだが。
「あのな、違うっていうのは、そういうことじゃなくって、
…つまり俺はそのまーくんって奴じゃないんだよ」
「え?」
「まあ、なんていうか、端的に言うと売られたっていうか」
「そんなぁ……」
可哀そうにな。
これがげんじつであれば、喧嘩したり話し合ったりして別れもするだろうが、所詮はゲームのキャラクターだ。電源を切っておけばわざわざそんな面倒な事をする必要もない。
その気になれば売り払ってしまえる。国民的ガールフレンド、と言ったところで、所詮は代用品だ。極端な話、リセットすればまたゼロから関係性を始められる。
だが、俺の心配をよそに、愛花は独り言を続けた。
「ううん、これは、きっとまーくんのプレイなの。
他の男に辱められる私を見てきっと彼は悦んでくれるの。
そうよ、きっとそう」
……壊れてんのかな、これ。

96 :
   *  *  *
流石にいろいろ気の毒になって、俺は愛花にもう少し事情を説明した。
といっても通り一遍の知識になるが、まず、自分がラブプラスと言うゲームのキャラクターであること、
そのゲームはカレシとカノジョの恋人同士の日常をプレイする恋愛シミュレーションゲームであること、
そしてラブプラスが空前のブームを迎えたものの、いまや中古市場では余剰在庫として中古ショップの店長から学生バイトに処分を頼まれるようになっていること、そういったことを伝えた。
「まあ、なんだ、言ってみればお前は…」
「愛花だよ」
「ああ、ごめん、愛花な。
つまり愛花はそのまーくんに振られたわけだ。売られたわけ。
んで、廻り回って俺のところに来たわけ。
まーくんってのも大概なご趣味の持ち主だったみたいだけどな」
「そっか……」
優等生という設定のキャラクターらしく、愛花はげんじつにおける自分の位置づけを早々に理解したらしい。
「あのね、私はね、ずっといい子でいないといけない、って思ってたの。
そうしないと、お父さんもお母さんも周りのみんなも、みんなが私のことを嫌いになっちゃうんじゃないかって、ずっと心配だったの。
だから、頑張って、頑張って……
それでも学校のみんなともなんだか距離を感じちゃって。
でもね、まーくんは、そんな私がね、無理してるって。
だから、無理しなくていいんだよって言ってくれたの。
まーくんがいてくれたから、ファーストフードのお店にも入れるようになれたし、部のみんなとも仲良くなれたし、なにより大好きな人と一緒の時間を過ごすことができたし。
お父さんは最後まで反対してたけど、お母さんは私を応援してくれて。
うれしかったなあ。
……でも、全部、ゲームの中の事だったんだね」

97 :
漸く、俺は自分がどれだけ残酷な事実を伝えてしまったのかに気がついた。
「まあ、そういうことになるな」
「そっか……そうだよね」
暫くの間、沈黙が流れる。
「私……これからどうしたらいいんだろう」
「それは…」
言い掛けて言葉を失った。
彼女は自らがゲームのキャラクターであると自覚しており、なおかつ趣味趣向で問題があるにしろ以前のプレイヤーに対して恋愛感情を覚えている。
ところがまーくんは彼女を手放し、今ゲームの所有権は俺にある。
さらに、困ったことに俺にはギャルゲをやる趣味が無い。
「そうだな、まあなんだ、これからどうしたいのかは、自分で考えてみろよ」
それもまた残酷な言葉だが、それなら俺のカノジョにならないか、と、振られたばかりの女の子に言えるような性格でもない。
「なにかしたいとか、愛花には無いの?」
「……まーくんに会いたい」
そうだよな。ゲームのキャラとはいえ、恋人に会いたいって気持ちは当然だろうな。
そのカレシが、たとえ特殊な性癖をお持ちでも。
「わかったよ、俺が何とかしてやるよ」
そう、答えると、再び愛花は笑顔を浮かべた。

98 :
   *  *  *
もっとも、何の当てもなく、まーくんを探す、と約束したわけでもない。
POSの商品買い取りの時のデータを追いかければ、以前の所有者、つまりまーくんに行きつくはずだ。
翌日ポケットにDSを忍ばせてバイトに赴いた。
仕事をしながら、ポケットの中で愛花が期待に胸を膨らませているんじゃないかと、奇妙な感覚を感じながら、淡々とレジ打ちをこなす。
合間に暇を持て余した店長がニヤニヤしながら、俺の初ギャルゲの感想を聞いてくる。
うるさいよ。っていうか、あんたのせいで結構大変なことになってるんですけどねえ。
俺の険しい顔に、からかいすぎたかな、という表情をした後に、じゃ、俺、帰るから、後よろしく、と、遅番を俺に任せて帰って行った。
夜もある程度の時間になると客足が途絶える時間がある。
在庫整理の時間に、POSのデータを検索することにした。
数時間の莫大なデータとの格闘の末、出所不明、ということだけはわかった。
「どう、かな?」
愛花が真剣な声で俺に尋ね、困惑を浮かべて俺は答えた。
「おかしいんだよ。盗品対策とかでシリアルとかを控えてるはずなんだ」
そして俺は灰色のケースの積まれたワゴンセールの山を指さした。
「そこのワゴンの中にいくつかソフトがあるだろ?
ああいうのは全部買取記録とかが登録されてるんだ。
だけど、お前だけそれが無い。無いんだよ」
「え、どういうこと?」
「まったくもって出所不明なんだ」
「そんなぁ……」
すまないな。当てがはずれちまって。
でも、なんとかほかに方法は…
「明日、店長に聞いてみるか」
早番のバイトに引き継ぎを済ませた後、俺は愛花と帰宅した。

99 :
   *  *  *
翌日、いつも通りバックヤードで暇そうにPSPで遊んでいる店長を捕まえた。
「店長…って、なにやってるんです?」
「ときメモだよときメモ。いま爆弾処理で忙しいんだから、ちょっと待ってろよ」
「ギャルゲですか、ホント好きですね」
「そういうんじゃねーよ、シジョウチョウサって奴だよ」
「って、それ、何年前のゲームですか。いまさら何の調査だって言うんです?」
「う…お前、厳しいね。んで、何の用だよ」
そう言って、PSPを置いた。
「この間もらった、ラブプラスなんですけど」
「ん、そうかそうか、お前もついにリア充の仲間入りか、よかったじゃないか」
「なんすか、リア充って?
そうじゃなくて、あれ、買取ちゃんと手続きやったんです?
昨日在庫管理の合間に買取データの整理をしてたんですけど、データ抜けがあったんですよ。
店長、もしかしてまたデータ入力サボりました?」
ギク、っとして、店長が答えた。
「悪い、悪い。なにせ、あの量だろ?少しは手抜きしたっていいじゃん」
「いや、よくないし」
やれやれ、という、ジェスチャーをした後、店長は立ち上がり、デスクから買取伝票の束をとりだした。
「そうだな、よくないよなあ。じゃ、こいつの入力やっといてくれる?
いやー、どうしようか困ってたんだよねー」
「いっ!?」
伝票の束を俺に渡した後、PSPを手にとって、じゃ、よろしく、と、店長は帰って行った。

100 :
   *  *  *
「ひどくね?」
おもわずポケットの愛花に語りかける。
「でも、これで調べられるかもしれないよ?」
「まあ、恐ろしく地味な作業になるけどな。って、なんでお前出てきてんの?」
「いいから、ね?」
そう、笑顔で頼まれると、しかたないな、という気分にもなる。
愛花と俺は2人がかりで伝票の整理に取り掛かった。
実際、店長の仕事は杜撰なもので、いくつか登録漏れデータが見つかった。
ただ、ラブプラスには、その在庫量にもかかわらず、一切それはなかった。
もしかしてまた引き取りに来るカレシがいるからなのかな。
ここ数日で愛花に対して感じるようになった愛着のようなものを思うと、あの店長にしては随分まともな事をするものだな、とも思う。
だとすると、なぜ、俺の愛花だけはデータが無い?
「無いな」
最後の伝票のチェックを終えて、おもわず言葉を漏らした。
「そう、なんだ…」
ポケットの愛花がシュン、と、している、
「すまないな。これ以上はどうにもならないだろうな」
「そっか…仕方ない、よね…」
しばらくの沈黙の後、俺は愛花に聞いた。
「なあ、愛花、お前、どうするよ?」
「え?」
「もしさ、まーくんが見つかったら、戻りたかったんだろ?」
「……」
「で、まーくん、結局見つからなかったじゃんか。
もしなんならさ、お前、俺んとこに残ってもいいんだぜ?」
しかし、愛花が俺に答えることはなかった

101 :
ディスクGにいれかえて

102 :
   *  *  *
「またセーブせずに電源切ったんだね?
もう、見過ごせない……」
DSの充電を終え、再起動したところで、愛花が言った。
どうやら電池切れだったらしい。
なんだよ、んだかと思った。
「好き好き大好き、って言ってくれないと会ってあげない」
拗ねたような、甘えたような声で愛花が言った。
無茶な…
だけど、どうするかは決まってる。
俺は愛花にその気持ちを素直に伝えた。
「うん、合格」
満面の笑みで俺の言葉に答える愛花。
「もう二度としないでね。約束」
まーくん、なんでこいつを捨てたんだろうな。
俺は愛花にもう一度、尋ねた。
「なあ、愛花、この間の話の続きなんだけど、お前、どうする?」
「うん、もう、まーくんには会えないんだよね」
「……そうだ」
「じゃあ、決まり。
私、まーくんが居なくちゃ、生きていけないから。
……だって、そのために生まれてきたんだから、ね?」
そうだよな。
彼女はまーくんと、出会い、恋をして、恋人同士になって。
そのために生まれてきた、げんじつの彼女の代用品。
でも、ここ数日の出来事で、俺にとっては、もう、そんなものじゃなくなっていた。
とても、大切な、ポケットの中の恋人。
だけど、それを押し付けるのはエゴってものじゃないか。
「じゃあ、お別れ、だね。……ありがとう」
そうして俺たちは最初で最後のキスをして、俺は彼女のデータを削除した。

103 :
   *  *  *
心に穴が開くって、こういう気持なのかな。
俺はDSを置いたままバイトに向かった。
店も落ち着いて、一息付いていると、店長が声をかけてきた。
「お、昨日は伝票入力ありがとな。
そういえばどうよ?ラブプラスでラブラブ生活、お楽しみしてる?」
「いや、あれは……」
「んー、そういえばさ、あれ、お前に渡す前にデータ消してなかったかも。
…お前、そのままやってないよね?」
ん、どうして店長がそれ知ってんの?
「いやー、もしかして、そのまんまやっちゃった?
アチャー、だめだよ、キミぃ、他人の趣味趣向をのぞき見するような真似しちゃ。
っていうか、言うなよ、俺の趣味」
次の瞬間、俺は店長を殴っていた。

104 :
あとがき
はじめまして、高瀬 光です。
このたびは拙作「ポケットの中の恋人」を手に取っていただきありがとうございます。
私、普段は某匿名掲示板にて◆cnAl6CXNe5FXのトリップでSS(主に俺妹物)書いています。
本作は冒頭部を投稿したはいいけど続きを放置プレイしていた小品の改訂完成稿です。
ラブプラスをテーマにしていますが、あんまりラブプラスらしくないお話です。
自分の好きな要素をいくつか詰め込んだらこんなことになりました。いかがでしたでしょうか?
それにしても人生初の同人活動です。サークル参加です。どうしてこうなった?
ともあれ背中を押してくれたRさん、ギリギリまで原稿ができなくても自分は天才だと言い聞かせれば大丈夫と励ましてくれたMさん、そして本作を手にとっていただいた皆様に感謝、感謝。
2010年2月 高瀬 光
奥付
「ポケットの中の恋人」
2010年2月14日 初版発行
発行:ひかりごけ
著:高瀬 光
e-mail:  ※今回省略
ご意見、ご感想等お待ちしています。
禁無断転載・引用

105 :
おしまい。

106 :
GJ
また投下してくれると嬉しいかも
…なんて

107 :
おおう、あまり見ないタイプのSSGJ!
ここでSS投下しながら同人やってるひともいるんだねえ
まあそりゃある意味当然か

108 :
>>88の続きです

「んっ、んっ、んっ、んっ、んっ」
部屋に上がるなり愛花が僕の唇を塞いだ。
「ちょっ…まなかっおちつい…むぐっ」
「んっ、んーっ、んっ」
貪る様に僕を押し倒して乱れる愛花。
頭がクラクラして僕は愛花のミニスカートの中に手を伸ばした。
「あぅっ」
愛花が仰け反り、反射的に引っ込めた僕の指先に光る滴…。
「ま、まなか…」
「か、かずくん…」
カチャカチャと愛花が僕のベルトを緩め、勢いよくズボンを下ろした。
「っ!?」
「ま、まなか?」
真っ赤になって硬直する愛花の視線は僕の股間に注がれている。
「わ……」
「まなか…もういいよ。む、無理しなくて…も゛ッ!?」
「ちゅばっ…ぢゅばぢゅばちゅばぢゅばちゅばっ…か、かじゅきゅん…きもひい?」
「まな…かっ…はぁはぁっ…ヤバ…で、出ちゃう、出ちゃ…ア゛っ」
「んっ♪ぢゅるるるれろれろ…ちゅううちゅうう」
「あー〜〜〜〜っ」
「ぷあっ!?けほっけほっ…はぁはぁはぁ…。き、綺麗にするね?ちゅううっ」
「あぁっ…ま、まなかっ…だ、ダメだよ…こんなときにっ」
「ンっ、またおっきくなったね。嬉し」
愛花は笑いながら僕の上に跨がりペニスを股間に導いた。


109 :
「かずくん…かずくん…かずくん…」
「はぁ…はぁはぁ…まなか…っだめだよっ」
ギリギリで愛花を押し留める。
「だ、大丈夫。僕はどこにも…」
「やだ」
「愛花?」
「かずくん…お願い…今日だけでいいから…お願い…愛花とエッチして?」
「愛花…」
僕は思わず震える愛花の細い肩を抱きしめた。
「いいよ」
そう答えると愛花は再び僕を押し倒し、乱暴に挿入した。
「はぁはぁはぁ…んっ…かずくんっ…」
「まなか…っ…」
「んっ…ん…あ、あ、…ァい゛っ!?」
ヌルっ…
僕の上で愛花が必に痛みを我慢して震えているのに。
気持ちいいっ!
気持ちいいっ、気持ちいいっ、気持ちいいっ。
いつの間にか僕が愛花の上になり何度も腰を動かしていた。
「んっ…たっ…あっ…は、はっ、あぅっ、あっあぅっえっ!?あっ、あはっ」
「まなかっまなかっまなかっ」
「かずくんっかずくんっかずくんっ」

初めは逃げる様に暴れていた愛花の腰も、次第にグイグイと僕に押し付けてくる様になった。


110 :
「まなかっ…もうっ」
「かずくんっ、やだっ、いっちゃやだっ」
子供みたいに足をバタバタさせる愛花。
「だ、大丈夫!いかないっ!どこにもいかないっ…からっ!」
「かずくんっかずくんっかずくんっ」
締め付けが一層キツくなり愛花は全身で僕に絡みついた。
「まなかっまなかっ、まな…ぉアっ」
「あーっ、あーーっ、…アあ――――っ」
上に下に横に、体の向きを変えながら何度も愛花に吐き出し続けた。

気が付いたら夕方で僕は愛花のご両親が帰ってくる前に部屋を出た。
「かずくん」
家の前、見送る愛花が俯きながら気まずそうに言った。
「ごめん…なさい……もう…幻滅…したよね…私…私…」
「大丈夫…だよ。僕はどこにも行かないから」
「え…」
「ビックリしたけど…可愛い愛花の一面が発見出来て嬉しかったよ」
「か、かずくん…」

首筋や太もも、二の腕、虫に刺されたみたいに赤くなった愛花と夕日のコントラスト…それは扇情的だったけれど。
もう流されないぞ。
僕は愛花の彼氏らしく精一杯優しく笑って愛花の頭を撫でた。
「愛花…僕はま…むぐっ」
「んっ」
不意に愛花がキスをした。ねっとりと舌をなぞって…潤んだ瞳で笑って続けた。
「かずくん、明日も愛花とエッチして?」
「…はい」

僕はまた流された。

111 :
以上です。
下げ忘れ等、失礼しました…

112 :
投下間隔から見るに即興かな、エロい、エロいよ!
GJ!

113 :
おかえり、かずくん
エロかったYO!
なによりそのシチュが大好物
愛花に救いはあるのかな…
引き続き愛花さんとのラブ+++な性活の続き希望
>>107
実はエロパロ板でエロパロ書いてるうちに、いっそ同人誌でも出すかな、って謎な流れに。
この板が無かったら同人に手を染めなかったので、ありがとうエロパロ板、…なんて。
>>106
今度は久々にラブエロスなのを目指します!

114 :
>>111
くっそーーすっげぇいいね!愛花のセリフハァハァ・・・

115 :
>>114
愛花の心理がスゲーぐっと来るよね

116 :
売り切れ、…だと?
俺は電撃ラブプラスVol.3姉ヶ崎寧々さんを探して秋場所を歩き回った
何処も『完売』の二文字
中には山のような在庫が180分で売り切れた店もあるとか
まじかよ?
実にクレイジーな話だ
漸く現実の恋人、永遠のひとと出逢えたと思ったのに
しょぼくれながら帰路についた

117 :
その夜、俺は夢を見た
やたらとはっきりとした夢を

118 :
…○○くん、…○○くん
あれ?
薄目を開けるとベッドの上で、俺の隣に、寧々さんか横たわっていた
「寧々さん!?」
「ふふっ、どおしたの?」
いたずらそうに笑うカノジョに完全に参ってしまった
「夢をみたんだよ。寧々さんが俺のものにならない夢。たまらなく切ない夢」
「もうっ。約束したでしょう?あなたが望む限り、私は一緒に居るって。忘れてないよね?」
「だから、ここに居る?」
「さぁて、どおしようかな?」
「え?」
「はぁ、もう…あまり調子にのらないの。あなたが選んだ事なんだよ?」
「俺が?」

119 :
深いため息をついて、寧々さんが言った
「あなたが、本当の恋人が欲しいって。だから私はね、あなたのものにはなれないの。だって…」
寧々さんは続く言葉を失って、眉をハの字にしている
俺も言葉を失った

120 :
沈黙を破ってくれるのは何時も寧々さんだった
そして、今も…
「だからね、これはお姉さんからの最後の優しさなのよ。大好きだったよ…」
言葉を続けようとする俺の口を封じるように、寧々さんの唇が、優しく俺の唇に重なる
俺達は瞳を閉じてお互いの体温を感じあう
何時もより長いキス
俺を押し倒すカノジョの体重と体温を感じる

121 :
ふっ、と、冷たい雫が俺の頬に落ちた
目を開けると、笑顔を作ろうとしても涙を抑えられずにうまくいかない寧々さんが居た
俺もこんな表情をしてるのかな
「寧々さん…」
人差し指を立て、しぃ、っとジェスチャーをする寧々さん
「ダメ、だよ。もう…
本当の恋人、ちゃあんと、みつけなさいね?
でないと、わたし、いつまでもあなたの事…」
寧々さんは精一杯の笑顔を浮かべた。想いを降りきるかのような、精一杯の笑顔。
そうして寧々さんの姿が少しずつ消えてゆき、がんばって、と、瞳を閉じながら優しく伝える様を、ただ見ていることしかできない自分が辛かった。

122 :
『ねぇ、起きて?
……あなた、お・き・て(ハァト』
寧々さんの声で目が覚める、いつもの、朝
ベッドサイドでDSが起動している
あれ?
ちゃんと電源切ったはずなんだけどな…
いつものようにDSの中で優しく微笑む彼女に、今朝だけは憂いの色を感じた

123 :
おしまいました
何があったか察して(涙)
…秋葉原が秋場所にまちがえとる

124 :
秋場所ワロタ
でもほのぼのしててGJ!

125 :
「かずくん」
愛花の頬被りで目が覚めた。
「ぎゅーして?かずくん」
「ぎゅー」
まだ意識がハッキリせず条件反射に愛花を抱きしめた。
「ね、かずくん。エッチしよ?エッチ」
「むにゃ…僕は愛花とこうしてるだけで幸せだよ〜」
「かずくん…愛花に飽きちゃったの?」
愛花が胸元に頬を擦りなから上目遣いで僕を見た。
「違うよ。ただ、こう毎日してて愛花が負担にならないか心配で…ムグっ」
「ちゅ…ちゅ…ちゅぱ…えへへ、だからかずくん好き」
愛花が嬉しそうに僕をついばみ、仔犬みたいにペロペロと体に舌を這わした。
「ひゃっ…ちょ…くすぐった…んひゃぁっ」
「かずくんすきすき、だ〜いしゅき」
最近の愛花は僕といる時は少し子供にもどる。優等生の愛花も可愛いけど甘えん坊な愛花も可愛くて…
あ、ヤバい、たってきた。
「あれ?おっきした?おはよーございます。つー…つー…ちゅぱ…れろれろれろ…」
「んあっ?ま、まなかっ、し、シャワー浴びてないから汚…おふっ」
ペロペロ…ペロペロペロ…
「大丈夫…だよ。かずくんのこーしてるとね…ココがすっごくキューッてなって気持ちいいの」
愛花が下腹部を指でなぞって笑った。


126 :
「まなかぁっ、い、いれたくなってきちゃった…」
「ん♪」
ズプ…ヌヌヌヌプ…
愛花と向かい合い、抱き合いながら挿入する。
「はっ、い、たぁ」
「ま、まなかぁ…きもちいーよー」
「あふっ、かじゅくん…おっきいよぉ」
僕と愛花の朝のエッチはいつも穏やかだ。乱暴に腰を動かさず抱き合ってキスして、時々愛花がキュっと絞めたり僕がグイって動かす程度。
それだけで体がぽかぽかして、ぬるま湯に浸かってるみたいに気持ちいい。
動かすのが好きな愛花は物足りないみたいだけど、僕はこっちの方が好―…
「かずくんかずくん…んー」
「ん、ちゅ…ちゅぱじゅぱ…ん…」
「えいっ」
「おふっ」
愛花が突然、僕のアヌスに指を突っ込み、前立腺を刺激した。
「あはっ、おっきくなったぁ…んあっ、すごっ…きもちいっ…きもちいーよっ」
「ちょ…まなかっ…これヤバ…」
腰がガクガクして中にグイグイ押し付けてしまう。
「あはっ、あっ、あっ、あっ、あーーーっ」
乱暴に突かれ、愛花が嬉しそうに笑って跳ねた。

愛花って本当に優等生―…
「かずくん。愛花を選んでくれて…ありがとう」
逆だよ
愛花が僕を選んでくれたんだ…
ありがとう
だいすきだよ
何とか言葉に出したかったけど、僕は意識が朦朧として言えなかった。

「かずくん。だいすき」
愛花が笑った気がした。

おしまい

127 :
以上です。
朝から何やってんだ…(笑
失礼しました。

128 :
>>127
本当に何やってんだ。こんな甘ったるいもん寄越しやがって。





…………ふぅ。

129 :
かずくんたらもう!
ところで深読みかもだけど、ヤンデレ落ち?

130 :
特に深い意図はないんですが…確かに愛花はヤンデレ向きですね。
大学落ちてるのに一緒に上京して来て同棲…とか。
一途な様な怖い様な。

131 :
>>130
いや、かずくんの意識がなくなってる段階で阿部定的な状態になってたのかなーって
愛花は全てが王道ストレートなだけに、スイッチが入るとダークサイドにようこそ!しちゃいそうなんだよね
大学落ちても一緒に上京は、お義父さんがゆるさなそうだけど、お義母さんが背中を押しちゃってそうだな
あそこんち、実は両親が恋愛結婚って気がするんだよね

132 :
DoCoMo規制確認がてら保守

133 :
ほす

134 :
++が来る前にお泊まり旅行ネタを書くべき

135 :
公式でこれだけやっちゃうんだからな・・・
http://beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchQLEgxJbWFnZUFuZFRleHQY-qdrDA.jpg

136 :
髪下ろしたからか愛花が急に大人びたように見える

137 :
>>135
けしからん!じつにけしからん!

・・・ふぅ・・・

138 :
「ふつつかものですが、よろしくお願いいたします」
浴衣を羽織って、三つ指をついて、ぺこり、とする愛花に、僕はどきりとした

事の起こりはこう
いつもの帰り道、愛花が「いつか、二人でお泊りしたいね」と言い出した
だから僕も「そうだね、ゴールデンウィークなんかどう?」って答えたんだ
そうして愛花と僕とで、ゴールデンウィークの実現するはずのない予定を立てるのが、帰り道の日課になっていた
4月も中旬に差し掛かったある日、満面の笑みで愛花が僕に言った
「ママがね、お泊りしてもいいって」
「え?」
「ふふっ。私も意外なの。きっと怒られると思ったのに、あっさりと、いいわよ、って」
「マジで?」
怪訝そうにする僕に、眉をしかめ、愛らしい口元に右手の人差し指を立てて近づけて、愛花が続けた
「本当。でも、パパには内緒って」
ああ、なるほどね
確かに・・・
愛花のお義父さんが知ったら、多分、僕はされるんだろうな
微妙に不安そうにしている僕に、愛花がにっこり笑って、こういった
「大丈夫。部活の友達とお出掛けするの、ってことにしてあるから。これも、あなたのおかげだよ?」
「ん?」
「だって、私、あなたに逢えて、あなたに変えてもらえたから」
「僕は何もして無いよ」
「そんなことないよっ。私、あなたのおかげで、みんなと打ち解けることが出来て、お友達も出来て・・・それで・・・」
「それで?」
「それで、あなたと同じ時間を過ごすことができるようになったんだもん。
だから、あなたのおかげ、ね?」
つい、意地悪く言ってしまう僕の癖に、愛花はちょっとだけ拗ねた表情をしてみせたあと、素直にそう言った
だから僕は彼女が愛おしくて堪らなくなって、お泊りの約束をした

139 :
早朝のとわの駅、僕と愛花は待ち合わせをしていた
目的地は新緑の中の温泉街
少し寂れた風情のありそうな場所だからか、逆にゴールデンウィークでも予約が取れたみたいだ
一泊の旅行だから、と、僕は気軽にヒップバックに一日分の着替えと財布とケータイを放り込んで、駅前で彼女を待っていた
いつもよりちょっと遅く、愛花がやってきた
純白のワンピースに、麦藁帽子、それから不釣合いなまでの大きな荷物
それでも、にこりと笑った愛花の前に、誰が言えようか
荷物多すぎ、って

140 :
「・・・持つよ、荷物」
「ありがとう!」
そう言って、ちょっとだけ、ひたいに汗しながら満面の笑みを浮べて僕を見る彼女に、
多分、何を言っても喜ぶんだろうな、きっと、って思うと、逆に何も言えなくなる
多分、そういう、僕の気持ちとは無関係に、愛花は言った
「でも、あなたはそれだけでいいの?」
いや、普通だし
「っていうか、一泊だし、そんなに必要ないからさ、僕は」
「そうなんだ?」
「そうだよ、そうそう」
とても不思議そうにしている彼女に、
その鞄の中には、からくり人形でも入っているんじゃないか、とは、とても怖くて聞けなかった

141 :
がたん、ごとん
定番のオノマトペに揺られながら、僕と愛花は特急電車に揺られて、目的地を目指す
むしろ、彼女のほうがなれているのか、つないだ手をにぎったまま、
すう、すぅ、っと、小さな寝息を立てて、眠っている
もしかしたら、今日のお出掛けを心待ちにしていたのかもしれないな
愛花はそういうところがあるから
そう思うと、窓際の席に座っているのに、
外の景色よりも、僕と繋いだ手を必に離さない彼女に愛くるしさを感じた

だから僕は、僕に寄りかかる、彼女の黒髪を手櫛でとかしつつ、抱きかかえるようにして、
ほんの一瞬、彼女にキスをしたいって、妄念に取り付かれながら・・・

142 :
それからのことはあんまり覚えて無いな
結構有名な奇岩と奇景とか、そういうもののなかで、愛花と僕が過ごした日々の細かい話はまたあとで

143 :
日中、予想外の大荷物で、ちょっと僕はバテ気味だった
渓谷を歩きながらも、ちょっとだけ上の空で、それが愛花に申し訳ないな、と思いながらも。
仕方ないよな、そう思いながら、僕は愛花の普段の気持ちがちょっとだけわかった気がした

144 :
ごめんなさい、あしたの仕事があるので、掲載中ですが、離れます
別のお話など、どうぞです「。。。

145 :
久しぶりに覗きに来たら放置プレイかよ……。

わっふるわっふる

146 :
DoCoMo規制ってマジ?
投下がキツくなる

147 :
あ、いけた
わっふるにしちゃってスミマセン
げんじつが忙しくて、現実も予定データ入れるだけの毎日…
頑張りまする

148 :
>>7
ラブ★ベイスワロタ
阿斗里「巨○の打線は小笠○とラミ○ス以外全員クソッタレってハナシ」
直後に炎上w

149 :
ほす

150 :
寧々「姉ヶ崎寧々が保守をお知らせします」

151 :
寧々さん寝取られまだ?

152 :
>>151
他人にDSとL+を貸せばSS書かなくてもw

153 :
 ゲフ
 笑い声とは思えないその声は、その人物にとっては
確かに笑い声だった。
 伊木隆彦、陰気な彼は、校内でもいじめの対象にすら
ならない嫌われ者だった。それもその筈、170センチで
110キロのメタボ体型なのはともかく、風呂に滅多に入ら
ないらしく制服の肩口には、フケが常に堆積し、彼の半径
10メートルに近づくだけで酸っぱい異臭が臭ってくるほど
で本人も、異臭を自覚していながら改善する気がなく、寧ろ、
それを理由に、周囲が困惑することに喜びを持つほどの変
人だった。
 漫画オタクでいつも、教室の隔離された後ろの片隅でゲフ
ゲフと周囲を見下すように笑っている。
 それが伊木と言う少年だった。

154 :
 そんな隔離されている伊木ではあったが、唯一、
学内で活動していることがあった。
伊木は、オタクと言うこともあり、漫画以外でも本と
名の付くものを読むことは大好きだった。
それも一つのオタクといえばそういえるだろうか。
 それゆえに伊木は、学内では図書委員に属しており、
委員会活動だけは、能動的に参加していた。
図書委員は、図書室の運営管理という面倒な要素が
多いことから、忌避されることが多く、そういった意味から
積極的に参加する伊木と言う存在は、委員会においてのみ
最低限重宝がられてもいるのだった。
 その日も、図書室の奥で一人黙々と蔵書の整理を行っていた伊木は、
作業中に不意に手を止めて棚影から、受付にいる少女を眺める。
 ゲフ
 小早川凛子、その少女は同学年の同級生だった。
彼女もまた、本が好きで委員会活動に積極的に参加する稀有な生徒である。
同類として伊木が認める数少ない人間だった。
 もっとも、伊木の存在を彼女が認めているわけでもないが。

155 :
わっふるわっふる

156 :
続きマダァー? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

157 :
もしかしてそれ、俺をモデルにして書いてる?

158 :
「小早川、整理終わったよ。ゲフ」
「ん、伊木、あんた臭いんだから近くに来ないでっていつも言っているでしょ。
て言うか、風呂くらいはいんなよ」
「グフフ、判ってるよ」
「ったく」
 と万事がこの調子である。
明らかに凛子も、伊木を嫌っているのだが、伊木からしたら会話を
酌み交わせると言う点で時点で凛子との関係を良好と判断していた。
普通なら、伊木と言葉を交わすことすら、誰もしないのだから。
だから、伊木からしたら凛子の言葉の悪さも、愛情の裏返しと思えてならなかった。
 もっとも、凛子にしても、話をしたくてしているわけではなかった。
ただ、図書委員として最低限会話をする他なかったから、行っているに過ぎなかった。
ただ、凛子にしても、持ち前の口の悪さから友達が少なく、学内では浮いた存在であるのは
否めなかった。
 だから、伊木にしてみたら、似た者同士に思えてならなかった。
 まともに校内で会話をするのは、お互い同士しかないようなものだったから。

159 :
 その状況が変わったのは、とある転校生がやってきたことだった。
 一学年先輩だった転校生は、教師の強引とも取れる判断で図書委員を
押し付けられたようだった。
特に本が好きでもないくせに、凛子に色々と文句を言われながらも、
委員を続け、凛子とも打ち解けるようになっていくのが、伊木には、とてつもなく
不愉快な光景だった。
 しかも、そいつは、伊木に対しても、分け隔てなく接してくる嫌味な男だった。
 ここ数ヶ月、凛子を見つめ続けていた伊木は、更に不愉快な思いをすることになった。
あろうことか、自分と言う者がありながら凛子の気持ちが、その先輩を意識し始めている
ことだった。
 ただし、伊木は、その先輩が、凛子を異性として意識していない別に本命がいることを
知っていた。
 それでそのことを凛子に教えてやった。

160 :
「なによ。それ」
「あいつには、同級生の彼女がいるんだよ」
「だから、なに。馬鹿じゃない。私に関係ないって、
デブが何言ってんだよ」
 伊木にしてみれば、親切心(と本人は思っているが、どちらかと言うと嫉妬心)
から言ってやったのに教えてやったと言うのになんだ、その態度は、伊木の怒りは、
面に出しはしなかったが、最高潮に高まっていた。
 浮気心を許してやっていると言うのに、その態度はないだろう。
 伊木の心は、凛子への怒りに包まれていた。

161 :
わっふるわっふる

162 :
リンコあぶなぁい!
もしかしたらマナカもあぶなぁい!
わっふるわっふる

163 :
寧々さんが無事なら別にいいや。





わっふるわっふる。

164 :
イギーキモいな!
だがそれがいい!
わっふるわっふる

165 :
もしかして図書室でそんな…
わっふるわっふる

166 :
わっふるスレに(笑)





わっふるわっふる

167 :
リアルモードで試験期間になったのでお勉強会が発生したぞ
わっふるわっふる

168 :
>>163
そんな風に言われると総鬱エンドを思いついてしまうじゃないか。

169 :
ぽんぽこage

170 :
DX購入に失敗
電撃のときの比ではない落ち込みと、
それ以上にすがすがしい気分だ
これは「もう、私から巣立っていいのよ」、っていう優しさだよね、寧々さん?
さようなら、寧々さん
ありがとう、今まで
ボクはげんじつに生きるから
・・・
げんじつ女「キモっ!」
うわああああああああああ
ま、そんな感じ
L++前にお泊りエロスが書きあがらなかったでござる・・・

171 :
ときめもから続く古き良き伝統と
内Pの奥深い感情が築き上げた、
偽りの歴史、ラブプラス。
私は、多々買うことが時に美しいことと考えると共に、
カレシの愛が尊いことを訴えて、
ネネ、マナカ、リンコデラックスをお迎えできなかったカレシに
哀悼の意を表したい。
私は、カレシ達に必要なものは本体同梱版の購入ではなく、
カノジョを愛する姿、その姿勢と考えます。
しかし、ラブプラス+デラックスパックという
心なき戦闘兵器の使用を行うコンマイの築く時代は、
後の世に恥ずべき文化となりはしないでしょうか。
また、多々買わずにはいられない人間性を無視する
完全平和(通常版こそ真の愛)を称えるなど、
多々買えなかったカレシ達の、
お迎えできたカレシたちを羨む思想は、
コンマイの伝統を知らぬ無知が生み出す
哀れな世迷い言と感じておりました。
しかし、その境遇の中から、
私の理想を超えた新しい戦士達が生まれました。
それが真のカレシ達なのです。
彼らの純粋性に満ちあふれた感情の前に、
転バイヤーはかすんで見えることでしょう。
守るべきもの(ネネ、マナカ、リンコデラックス)を失い、
さらに、守ってきたもの(コンマイ)に裏切られたカレシ達は
歴史上敗者なのです。
しかし、彼らにその認識はない。
それどころか、彼らはまだカノジョを愛する意思に満ちあふれているのです。
美しく思われた人々の感情は常に悲しく、
重んじた伝統は弱者達の叫びの中に消え失せる。
多々買いにおける勝者は歴史の中で
衰退という終止符を打たねばならず、
若き息吹は敗者の中より培われる。
私は…敗者になりたい

172 :
トレーズ乙

173 :
過疎ってるなあ

174 :
L++保守

175 :
発売オメ保

176 :
同梱版買えなかった・・・
さようなら、寧々さん・・・夢で逢いましょう・・・

177 :
俺「もっと強く握ってもいいのよ♪」
寧々「なにそれ、きもい」
L++発売オメ

178 :
俺「もっと強く握ってもいいのよ♪」
愛花「おまわりさーん!」
同梱版ダメですた…

179 :
鯖缶食って不貞寝するしかないな

180 :
くさりがまマナカ
マッドサイエンティストマナカ
地獄の猟犬マナカ
…そんなご当地キャラクターはありませんw

181 :
「どこにいるの?」
 放課後、凛子は、校舎裏にやってきていた。放課後と言っても、
図書委員の仕事を終えた後で大分遅く、夕日が傾きだしていた。
家に帰っても面白くない凛子は、普段は、ぎりぎりまで学校、図書室に
居残り、放課後もゲーセンで時間を潰す毎日だったから、こんな時間
に呼び出されても、困ることもなかった。
 とはいえ、薄暗くなった校舎裏は、気の強い凛子にしても、不気味だった。
「小南、何の用なの?」
 不安を押し隠すように声を上げ、転校生で先輩であるその名前を呼ぶ。
しかし、一向に気配は感じられなかった。
「?」
 おかしいな、確かに委員の仕事の後に校舎裏にって言ってたのに…
「!」
 妙だと思う暇もなく、背後からの異臭に凛子は、驚きながら振り返った。

182 :
「伊木!」
 ゲフフ
 異臭の主は、やはり、伊木だった。
「伊木、小南は?」
「小南?ああ、先輩かい?」
「小南が、用事があるって言ってたよね、あんた?」
「そうだったかな、小早川?そうだ、そうだったね」
「伊木、あんた吹かしこいたんじゃ…い」
 グフフ
 伊木は、何がおかしいのか、傍から見れば薄気味の悪い笑みを
浮かべながら凛子に近付いて行く。

183 :
「近付いてくんじゃないよ」
 凛子は、強がってみるが、事態の異常さに言葉も、か細くなっていく。
「おかしいな、小南さん、来てなかった?おかしいなぁ」
「触るんじゃないよ」
 伊木は、わざとらしく首を傾げながら、凛子に近寄ると肩に手を触れようとした。
 凛子は、反射的に伊木の手を避けて得意の右の蹴りを伊木に放つ。
「痛いなぁ、ゲフフ、なにするんだい小早川」
「放して」
 体格差があってか、凛子の蹴りは、伊木には大して痛くも痒くもなかったが、
おどけるように痛がって見せた。凛子は、とっさに出た蹴りに対する罪悪感で
動きが鈍ったところを伊木の両手が、凛子の肩を押さえて動きを封じた。
「放せって」
 グヘヘ
「小早川、痛いじゃないか。骨折でもしてたらどうするんだよ。謝れよ」
 伊木は、両肩を押さえつけたまま、凛子を壁に押し付けてそうぼやく。

184 :
「暴力は駄目なんだぞ。先輩に言いつけちゃうぞ」
 伊木の狂気の光に凛子は、恐怖で凍り付いたように身体を
強張らせるしかなかった。
「聞き分けの悪い子には、お仕置きしないといけないなぁ」
 壁に押し付けることで凛子の動きを完全に封じた伊木は、笑みが
零れて来るのを隠そうとはしなかった。
「お願い放して」
 凛子も必に抵抗するが体格差は否めず、懇願する。

185 :
 ゲフ
「まず詫びだろ、小早川、お・わ・び」
 伊木の狂気の前に凛子の懇願など無意味だった。
伊木は、意図的に顔を嘗めれるほどに凛子に近付けて
息を吹きかける。体臭ですら香ばしいのだから、伊木の
口臭にいたっては、まさに推して知るべしだった。
「うっ…」
 凛子も、吐き掛けられた伊木の息に喉を詰まらせた。
「なんだよ。小早川、一から教えてやんないといけないな」
「ひゃっ」
 伊木は、凛子の耳元に顔を寄せてそう零した直後、凛子の
右耳に舌を這わせた。
 グフフフ
「小早川、今から礼儀って奴を一から教えてやるからな」
 壁に押し付けた凛子に伊木は、再度、そう告げる。

186 :
 凛子としては、拒絶以外の何者でもなかったが、両肩を押さえて
壁に押し付けられていては、身動きが取れなかった。必にもがい
ては見ても体重差は如何ともできなかった。しかも、伊木の異臭とも
言える体臭や口臭に息をするのも苦しいのにその根源が間近に
迫って失神寸前だった。
「は、放せ」
「教えてやるんだから、感謝だろ小早川、聞いてるのか」
 伊木を無視して抵抗を続ける凛子に伊木は、突如激昂した。
「え!小早川、お礼だよお礼」
「放せ」
「聞き分けのない奴だ」な

187 :
「ぎゃっ、い痛い」
 激昂した伊木は、ついには凛子の身体を持ち上げ、自分の体重を
掛けて壁に叩き付けた。と言っても、全体重で押し潰した訳ではなく、
壁から軽く浮かして再度押し付けたに過ぎなかったが、それでも、
体重差の分、凛子は息を詰まらせた。
 ゲフ
「ごめんよ、小早川、痛くするつもりはなかったんだ。ごめん本当にごめん」
 痛みに身体を折った凛子に一転して伊木は、猫撫で声に豹変した。
「痛かっただろう。痛かったよね。ごめんねごめんね、よしよし」
 伊木は情緒不安定な豹変振りで凛子に顔を寄せ、耳元を嘗め回した。

188 :
「ひっ、いやぁ」
 伊木の呼気を浴びて凛子は硬直するしかない。しかし、伊木の行為は
止まらないどころかエスカレートしていくだけだった。耳元から頬へと
伊木の舌が、這いずり回る。
 凛子は、嫌悪感でいっぱいになって動けないなりに身体を動かし、
顔を反らそうとする。しかし、伊木に押さえられた身体が動くはずはなかった。
ただ、伊木の嗜虐心を擽るだけと言う事にまで凛子の気は回ってはいない。
 ゲフフ
「!」
 何とか自由になる顔を左右に振って伊木の舌から必で逃げようと
するしかなかった。伊木は、凛子の足掻きを楽しむように薄笑いで凛子の顔に舌を這わせる。
「やぁぁ…」
 たいした時間もたたず、ついに伊木の舌が、凛子の唇を捕らえた。

189 :
 ぐちゃぐちゃ
 伊木は、捕らえた凛子の唇を舌で嘗め回す。凛子は、必で唇を閉ざし
伊木の舌の侵入を拒むが、限界があった。何よりも伊木の異臭である。
伊木の舌は、凛子が唇を閉ざすことによって口の周辺、頬や鼻、鼻の穴に
まで及び、凛子の呼吸を圧迫していく。
「うはぁぁ…うっ」
 異臭のため鼻での呼吸が苦しくなって、ついには口を開いたその瞬間を
当然伊木は、逃さなかった。全身で圧し掛かるように凛子の口内を伊木の
舌が、陵辱する。
 凛子は、必で顔を逸らそうとするが、いつの間にか、伊木の両手は凛子
の肩から顔に移り動きを封じていた。
「…やぁぁ…」
 ゲフフフ
 伊木は、壁に凛子を押し付けるようにして逃げ場を無くし、凛子の顔を味わい尽くす。
 鼻の穴と言わず口の中と言わず舌を侵入させて、凛子の鼻水を、唾液啜り、
逆に自らの唾液を凛子の体内に混入させる。
 凛子の瞳からは大粒の涙が零れていた。それは何も、伊木の異臭が目に沁みていたり、
吐き気をもよおさせているだけではないだろう。

190 :
人の嫁になにしてんだ。
気持ち悪いからもう書くな。

191 :
伊木うしろー!伊木うしろー!w
わっふるわっふる

192 :

エロゲ『すくぅ〜るメイト2』、公式の追加パッチを当てるとラブプラスの3人娘が登場!どう見てもアウトです本当に(ry : はちま起稿
ttp://blog.esuteru.com/archives/537844.html


193 :
俺は期待してるから、伊木がんばれ

194 :
うちの寧々さんがスク水でひとりえっちしながら誘惑してくるんだが
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1008962.jpg

195 :
寧々さんのスク水、横乳がやばいよねw

196 :
>>190
それを言い出すとこのスレは終了ってことになるな。
それとも、お前が、自分の嫁とのことでも今後は書いて
日記として存続させるのか?
糸冬了ってことだな。

197 :
>>196
むしろ「お帰りください」じゃないのかw

198 :
凛子ならいくら陵辱されても一向に構わないよ。

だが寧々さんだったら許さない、絶対にだ。

199 :
寧々「…ばいぶで…ったことある?」
俺「えっ!?」
寧々「お昼購買部で買ったことある?」
俺「あ、ああ…うん…」
プレイ中の実話w

200 :
このスレでは凛子嫌われてるのか

201 :
規制解除されたから寧々さんで一本投下してよい?

202 :
>>201
おねがします

203 :
わっふるわっふる

204 :
サンクス、んじゃ投下させてもらうよ。
寧々さんとプールでおっぱいものね。


205 :
伊木まだ?

206 :
その日の体育は水泳だった。
男女共学でも別々に水泳の授業が行われることも珍しくない昨今、なぜかこの学校では男女一緒に授業、更にプールの広さも相まって学年の違うクラスが合同で水泳の授業になることも珍しくない。
おそらく本校の男子はほぼ100%この巡りあわせを神に感謝していることだろう。かくいう俺もそんな男の一人だ。…と言っても俺の目に映るのはいつだってたった一人だけなのだが。
「てーくん。」
そしてたった今このプールに降り立った女神の名前は姉ヶ崎寧々。眉目秀麗、温良恭倹、成績優秀、スタイル抜群と三つも四つも拍子を打てそうな美人であり…俺の彼女だ。
「今日もあっついねー。ふふ、でもこんな日にプールに入れるなんて役得、だね。」
役得なのは俺です寧々さん、何ですかそのけしからんおっぱいは。ぎゅっと手を前に組んで俺を上目遣いに見つめてくれるからその肉まん二つ、行き場がなくて困ってるじゃないか…。
もう既に何人かの男どもが前かがみになっちゃってるって。あ!ていうか見んな!俺の寧々さんを汚らわしい目で見るんじゃないこの野獣どもめ!!
「どうしたの?すごく恐い顔してるよ…。あ、そうだよね…こんなオバサンがてーくんの近くにいたら嫌だよね…。」
「ないないない!有り得ない!!…ていうか寧々さんも分かっててやってるでしょ…目、笑ってるし。」
「うふふ、ばれちゃった。だっててーくんが私のこと見ないで周囲を凄い目付きで睨んでるんだもん。てーくんはおねーさんばっかり見てればいいの、分かった?」
寧々さんはいっつも俺のことを子供扱いする。付き合い始めて以降すっかり甘やかされて育ってしまった。まったく敵わない。
「はーい、それじゃあ授業始めるぞー。」
っと、集合しなきゃな。
「いけないいけない、それじゃてーくん、また後でね。」
うん、寧々さんもまた後で…と返す俺の横をすり抜けると同時に耳元で
「それにね…」
「心配しなくても私は、あなただけのものなんだから。」
…寧々さん、あかんです、それはあかんですたい。海綿体に血液が集中し過ぎてエラいことになっとります。前かがみになるだけじゃカバーしきれません。いっそもうプールに飛び込ませてください…。
(休憩中)
授業中絶好調で華麗なスイムを披露していた俺はトイレに来ていた。どうやら他の連中は休憩中も女子観察に夢中になっているらしく男子トイレには俺だけだ。とそこへ
「…てーくん?」
「へ…寧々さん!?何してんのさ!女子トイレあっちだよ!」
「もう、そんなこと知ってるわよ。今なら二人だけだから、ね…。」
そう言って傍に来る寧々さんはさっきまでの女神のような笑顔とは打って変わって、妖艶な笑みを浮かべていた。
あぁ…サキュバスに魅入られるのって、きっとこんな感じなんだろうな、なんて見当違いなことが頭をよぎりつつも、気が付けば俺達は個室に入っていた。
「ふふ…」
狭い個室の中では必然的に体が触れ合う形になる。薄い水着越しに感じる普段以上のおっぱいの感触にドキドキしつつ、いつものようにおでこ、ほっぺ、唇にキスで終わりになる。…はずだった。
「ねぇ…。」
「ん…?」
「さっき…おっきくなってた、よね…?」
いっ!!ばれてたの!?
「あ…やっぱりそうだったんだ。うん、でも、仕方ないもんね、男の子だもんね、うん…うん…。」
寧々さんは顔を真っ赤にしながらうんうんとひとりごちている。…もしかして、俺カマかけられてた!?
「…えっとね、それ…私のせいでそうなっちゃったんだよね?…そしたら、私がなんとかしてあげなきゃだよね。うん、そうだよ、絶対そう!」
確かにそれは本当だけど、それは論理の飛躍です、寧々さん…。という思いを口に出そうとしたんだ、本当に。でも口は正直だった。
「ホ、ホントにいいの?で、でも…。」
「いいの!おねーさんに任せなさい!それに…早くしないと休憩終わっちゃうよ?」
潤んだ瞳の上目遣いという寧々さん必の一撃によって俺はあっさりと陥落したのだった…。

207 :
「わ、すごい…もうこんなになっちゃってるよ?」
寧々さんの吐息が息子にかかる。もう痛いくらいにギンギンになってしまっている。
「寧々さんのせいだよ、寧々さんが綺麗でえっちすぎるから…。」
「ふふ、嬉しいな…でももっと、私に夢中になってもいいんだからね…?」
「これ以上夢中になったら俺ホントにおかしくなっちゃうよ。」
「んー、それは私も困っちゃうなぁ。じゃあ、やっぱりおねーさんが何とかしてあげなきゃ、ね?」
そういうと寧々さんは俺の腰の位置まで屈み込み、スクール水着の肩紐下ろすと、たわわな二つの小山がぺろんと顔を出した。
キレイな御碗型の真っ白い小山、その頂上に本体の大きさに比べ控えめな苺、まさにパーフェクトおっぱいである。
ちなみに感触も最高である。以前一日中ずーっと触り続けたせいで寧々さんがしばらく口をきいてくれなかったこともあったっけ。と、そんなことを考えていると
「こう、かな?よいしょ。」
息子が前代未聞の柔らかさに包まれる。そして次の瞬間にはその柔らかいなにかが息子をやさしくマッサージし始めた。
「寧々さん!?どこでそんなこと…」
「ん?ふふ、さぁどこでしょう…?いいんだよ?てーくんも男の子だもんね?“そういうモノ”がおうちにあっても、私は怒ったりしないから、ね。」
目が、目が笑ってません寧々さん…。洋服ダンスの一番下の段の最奥にしまってあったものの存在をどうして知ってるのさ…。
「うふふ…この寧々さんには何でもお見通しなんだから。」
そういう間にも寧々さんの手に収まりきらないおっぱいに挟まれしごかれ、俺の息子はまさに乳の暴力によって蹂躙されていた。正直、限界が近い。
「うぁ…寧々さん、く、口も使って…!」
俺が情けない声で鳴くやいなや、寧々さんは待ってましたと言わんばかりに舌と口内で更に息子をいぢめぬく。く、くそぅ…このまま負けてられるか!
「ふぉお?いいひもち?…ひゃうっ!」
俺はおっぱいを挟んでいる寧々さんの手の間に滑り込ませるように自分の手を差し込むと、もうすっかりコリコリになっている乳首を親指の腹で攻め立てながら自らおっぱいを揺すりたてる。
「っは…は…寧々さんだって…もう、すっかり…。」
むー、と反抗の代わりに寧々さんはちっとも恐くない上目遣いで俺を睨みつける。でももうそんな行為ですら射精の前のエッセンスにしか感じられない。ヤバい、本格的に限界が近い。
「寧々さんっ!もう…出る!飲んで!全部飲んで!!」
「ふぁっ…ひいよ…てーくん、だひて!わらひにへんぶだひてっ!」
ドクッドクッドクッドクッ…すごい、射精の音が体の中で反響してるみたいだ…。
「ん…んむっ…けほっけほっ!」
「ごっゴメン!大丈夫!?そんな無理して飲まなくても…!」
「んーん、だってこれはてーくんが私で気持ちよくなってくれた証拠なんだよ?それを出しちゃうなんて、勿体無い、でしょ?」
ぺろっと舌を出しながらウインクする寧々さん。舌先には飲み切れなかった俺の精液が絡み付いていて、すごく扇情的だ。
なんだかぞくぞくしてしまう。今あれだけ出したってのに、すぐに元気になってしまいそうな勢いだ。
「どう?良かった?寧々さんのお・む・ね。」
「最高以外の言葉が何も出てきません…。」
「ふふ、良かったぁ。てーくんは赤ちゃんみたいにおっぱいが大好きだものね?」
「それは違う、寧々さんのおっぱいだからいいの。」
「ホントかなぁ?…でも、嬉しいからそういうことにしてあげる。さて、休憩もそろそろ終わりだし、てーくんもすっきりしたし、そろそろ戻ろっか?」
「うん、その…寧々さん、最後無理やり飲ませちゃったりしてゴメン。でも、凄く嬉しかったし、気持ちよかった!」
「うふふ、おそまつさまでした。…でもね、てーくん、まさか今日はこれでおしまい、じゃないよね?」
寧々さんの目が妖艶に煌く。あぁ…今夜は、長い夜になりそうだ…。
おしまい
寧々さんがプールで人目も憚らずイチャついてくるのでムラムラして書いてしまった。
読みにくいものでスマン。お目汚し失礼しました。

208 :
もうgjとしか言いようがないよ…
続編希望

209 :
わっふるうぅぅぅぅGJ!!!

210 :
イギーどこー?

211 :
夕方、放課後を過ぎると、部活動の声に紛れて至る所から獣の声が耳に届く。
「あぃぃいっ、イッ…イッイッイクッ」
「おっおっおゥっ…」
用務員室からこぼれるのも、そんなカップルの喘ぎ声の一つ。
どいつもこいつも…
発情期の猫と同じだ。慣れればなんてことはない。彼らが帰らない限り、僕の仕事は終わらないのだ。
「…あぅ」
ふと気が付くと近くで高嶺さんが真っ赤になって立ち尽くしていた。
自ら進んで雑用をこなしている彼女は、教員以外で顔と名前が一致する数少ない知り合いだ。
困ったな。どうしたらいいものか。
しかし僕の心配をよそに扉の向こうは盛り上がり続ける。
「あぁぁ―――っ!ッ…あぁぁ―――っ!あんっあんっアんっあっ…」
「んっんっんっんっ…寧々っ。でるっ」
「だしてっ。なかで…なかでだしてっ!」
「くぁっ!…し、しまるっ」
「あいぃぃぃぃ〜ーーーっ!ぃい゛い゛―――っ」
―…姉ヶ崎さんとその彼氏だったのか。
少し前に足の怪我で仕事を手伝って貰った以来だな。
チリ…と胸が少しざわつく。嫌な記憶が頭を過った。
―だけど。
今はフォローするのが先決だろう。全身をガチガチと震わせて今にも倒れそうな高嶺さんに、僕は声をかけた。

212 :
状況がわからなすぎる

213 :
寧々さんと用務員さんか

214 :
今度はマナカか
わっふるわっふる

215 :
 グフフ
「小早川、美味しいよ。小早川の鼻水最高だ」
「やぁ…」
 おやおや
 伊木は、凛子の顔を蹂躙しながら言葉でも責め立てようとして、
凛子の異変にようやく気が付いた。涙で顔を歪めているだけにしては、
凛子の顔が、異様に昂揚し赤らんでいるように思えた。
 ゲフ
「小早川、僕を受け入れてくれているんだね」
「ち…ちが…」
 伊木は、凛子の変化に自分を受け入れてくれていると満足げに判断した。
無論、凛子には受け入れ難いことではあるし、事実とも異なるだろう。
ただ、凛子の自身異常に顔が赤らんできて力が抜けているのも事実だった。
 ゲフフ
「嬉しいよ。小早川」
 伊木は嬉しげに再び、凛子と唇を重ね、舌を口内に侵入させる。
凛子は、拒み抵抗したいのだが、脱力感から抵抗しきれずにいた。
 ゲフ
「小早川、小早川」
 伊木は、凛子の顔を両手で挟みこんで唇を深く重ね、舌を挿入し、凛子の
唾液を味わい、自らの唾液を凛子の口内に注ぎ込む。

216 :
 ゲフゲフフ
「ゴホッゴホッッ」
 凛子の口内を味わい尽くして伊木は、満足げな笑みを漏らしたが、
凛子はと言うと異物に咳き込んでぜいぜいと虫の息で苦しそうに這い
蹲るばかりだった。
 グフフ
「小早川、最高だよ」
 四つん這いになって咳き込んでいる凛子を伊木は、背後から
圧し掛かるように抱き締める。
「重い離して…」
 力を失っていても、凛子は必に抵抗を見せたが体格差もあって
その抵抗は完全に意味を成さなかった。
単に伊木の嗜虐心を楽しませるだけの代物でしかない。
 ゲフフ
 伊木としては、凛子の無駄な抵抗が楽しくてしょうがなかった。
しかも、背後から凛子を抱き締めて完全に動きを制したといっても良い
状況である。右手で凛子の身体をなぞり、その感触を楽しむ。

217 :
 グフ
 華奢な凛子である。高校生とは言っても、女性特有の丸みを
持つにはまだまだ細過ぎて感触を楽しむというには程遠いかも
知れなかったが、逆に凛子の細さと言うのは、伊木の嗜好にマッチ
しているといっても過言ではないかも知れない。
 触っても感触を楽しむに至らない貧乳や細い手足、臀部にしても
肉付きはまだまだ幼い子供のそれだった。
 グフグフ
「触らない…で…」
 どれほど抵抗しても、伊木の行動を止められなかった。
服の上からとはいえ、胸を何度も弄られて凛子は、悔しくて悲しくて
情けなくて涙を溜めるしかない。
 無力な私、ドラマなら危機一髪で格好いい王子様が登場してもいい筈なのに
そんなご都合のいいことは起きそうもなかった。学校でも孤立している自分を
気に掛けてくれる人なんて皆無に等しいのだから、今のこの状況だって
誰も気にも留めてもくれないだろう。
 意識が朦朧としている凛子を伊木は四つん這いから仰向け状態に移し
馬乗りになり、ついに凛子の制服に手を掛けた。

218 :
 ゲフフ
「!…ヤ!」
 現実逃避に走っていた凛子は、不意に制服を捲り上げられようと
している現実に引き戻され抵抗を示した。
が、マウント状態では悪足掻きにすらならなかった。
 とはいえ、白いお腹が見えるに留まる程度の抵抗にはなった。
 ググ
「イヤ、ヤメテ!」
 なおもじたばたと暴れる凛子に伊木は、苛立ちを覚えた。
勿論、凛子の抵抗など組み伏せた状態ではたいした抵抗ではなかった。
しかし、服を脱がせるのが難しくなっているのも事実だった。
このままだと制服を破くなどの強行にでないと簡単には脱がせられないことに
伊木は、経験上知っていた。できればそんな強行は避けたいと思う。
「ヤ、ヤメ」
 パシッ
 苛立った伊木の平手が、凛子の頬を張った。勿論、伊木としては、
本気で打った訳ではなかったが、凛子からしたら相当な力を感じ、
息が止まりハッと身を強張らせる。
「じっとしてろよ。このままじゃ制服が破けちゃうだろ。小早川!」
「…」
 平手の衝撃に身を強張らせた凛子に伊木は、脅迫を重ねた。
凛子は、伊木の暴力とその言葉に身を硬くする以上の抵抗ができなくなった。
「判ればいいんだよ判れば、小早川は良い子なんだから、良い子にしてればいいんだよ」
 伊木はよく判らない理屈を並べながら、改めて凛子の制服に手を伸ばした。

219 :
 ゲフフ
「ひっ」
 赤くなった頬と伊木の言葉の前に無力な凛子は、
もはや為すすべもなく身を硬くして受け入れるしかなかった。
 制服が捲くれ上がり、白いお腹、ついには小ぶりな双丘を覆う
白いスポーツブラが伊木の眼前に姿を見せた。
 フン
「…」
 小さなスポーツブラを一笑し伊木は、隠された双丘を露にする。
 凛子はただ涙を溜め、顔を逸らして唇を噛み締めるしかない。
 グフフ
「そうそう、素直が一番だよ。小早川」
「…」
 抵抗らしい抵抗を諦めた凛子に伊木は、満足げな笑みをみせた。

220 :
わっふるわっふる

そんなトコで寸止めかよ・・・。
続き期待してますよ。

221 :
きめえ小説書くなクズ

222 :
こういうSSもいいなあ
GJ

223 :
リンカレはキモい男に寝取られがお好みか

224 :
>>223
あくまで個人的にだが、最終的にリンコが幸せになるならまだしも、そのまま鬱エンドはかなり凹むし全然興奮しない
イギーの奴もさっさと主人公助けに来いよ!!とか思いながら読んでるが、実際にしたら漫画版と同じ残念な出来になるから無理だろうけど
仕方ないからいつも俺の脳内でボコボコにしてるわwww

225 :
リンコならいくら陵辱されようと一向に構わん。
だがネネさんだったら許さない絶対にだ。

226 :
その書き方はネネさんで陵辱ネタを書いてほしいみたいないいかただな。
>>224
イギーに惚れて幸せになるかも知れんw

227 :
どうしてもリンコを貶めるような流れにしたいらしいな

228 :
 ゲフフ
「可愛いよ可愛いよ、小早川」
「…」
 伊木は、露わになった凛子の小さな双丘を愛でるように撫でつつ、
再び、歯を食い縛る凛子の耳元に顔を寄せた。
 ここにきて伊木は、意外と冷静だった。もちろん、勝利を確信できる
状況と言うこともあるが、それにしても、手馴れた感じでことに及んで
いる態である。
 馬乗りで動きを封じると凛子の様子を丁寧に窺うように手を全身に
這わせた。特に伊木が関心を抱いたのは、顔の横、凛子の耳元だった。
先ほどからそうだが、舌を耳に這わした時の反応が気になった伊木は、
確認のために耳に集中的に手を這わせる。

229 :
 ググ
「やぁぁ、ダメ…」
 耳に触れるたびに凛子の身体が、敏感に反応し伊木の
身体に振動を与えた。
 そして、それは伊木に歓喜の笑みをもたらす。耳が凛子の
弱点であり、敏感な性感帯であることを確信させた。
凛子を確実に自分のものにできる武器が、また一つ手に
入ったのだ。笑わずにいられるか。
 ゲフゲフゲフ
 伊木は、面白そうに凛子に顔を寄せ耳朶に舌を這わせた。
顔を赤らめて凛子の身体がビクンと反応するのが心地良かった。
 耳に舌を這わせ、手は時に反対の耳を、時に胸を這いずり回す。

230 :
 ゲフフ
「はぁ…はぁ…」
 伊木の責め苦に凛子の体力は、限界だった。
息も絶え絶えで抵抗する力は完全になくなっていた。
それどころか、耳を這いずり回る感覚に身体が熱を
帯びていっそう体力の消耗を誘っていた。
 ゲゲ
「小早川、お前感じてないか?」
 伊木は、凛子の様子を窺い、確信をもってそう呟いた。
 グフグフ
「そんなわけなぃ…」
 消え入りそうな小さな声で何とか凛子は否定する。

231 :
 ゲフゲフ
「本当に?」
 ニタリと笑って伊木は、予告なしに右手をスカートの中に
押し入れて、更に下着の奥に無造作に指を突っ込んだ。
「痛い!」
 凛子が痛みに反射的に声を出したが、伊木は気にも
留めずに下着の奥を弄る。
 伊木の指は、本人以上に無遠慮に凛子を蹂躙した。
 下着を捲り上げて凛子の秘部を無遠慮に嬲った。
秘裂をこじ開けて膣壁に達した。幼い凛子の身体を容赦のない
激痛が走った。
 ゲフ
「っく…」
「へぇ、じゃあ、この粘着いた汁は何だ?」
 伊木は、秘裂を弄った指を抜いて、凛子の眼前に突きつけた。
 垢だらけの黒ずんだ指には、明らかに粘膜質の液体が糸を
引いてこびり付いていた。伊木は、それを凛子の顔に押し付けて
確認を強制した。

232 :
 グフフ
「ち…ちが…」
 必に否定しようとする凛子の顔を見下ろしながら伊木は、
凛子の愛液に塗れた指をしゃぶるのを見せ付けた。
「美味しいよ、小早川、何の汁なんだろう?」
「…」
 顔を逸らそうとする凛子の顔を左手で押さえつけて伊木は
顔を寄せ、舌を這わせる。
 グヘヘ
「小早川、感じてる顔が可愛いよ、可愛いよ」
「や、ちがっ…っく…」
 伊木は、舌を凛子の耳に這わせながら、可愛い可愛いと繰り返す。
脅しては宥めることを繰り返すのだった。
そうして凛子の意識が、顔に集中した頃合を見て、伊木の空いた右手を
再びスカートの中に走らせると硬い未成熟な臀部を撫で上げる。
 ゲフフ
「ぁ…」
 伊木は、凛子を翻弄しついに、最後の守りの要であったショーツを奪い去った。

233 :
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 校舎裏で凛子は、制服の上とブラを捲り上げられて胸を晒し、
スカートは裾を乱し、ショーツは伊木の手の中に落ちてしまった。
倒されて圧倒的な体格差もあって凛子には為す術も無く。
白馬の王子様は、現れる気配も無かった。
 元々、校舎裏には滅多に人は来ないし、周囲から浮いた存在の
凛子が、放課後何してるかなんて誰も気にも留めてもいないだろう。
誰も彼女を探してはくれない、偶然、誰かがやってくるなんてことも
期待はできない。
 凛子の前にいるのは、欲望に塗れた汚らわしい化け物だけだった。
 その化け物が、不気味に自分を見下ろして笑っている光景が、
夢だったらと凛子は思う。
 いや、夢だ。
 これは、悪い夢。
 現実ではなく、夢。
 げんじつではなく、夢。
 げ・ん・じ・つ・ではなく、ゆ・め…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

234 :
投稿する前に注意書きの一つぐらい書けよ

235 :
続きキター!!
わっふるわっふる

236 :
あぁ、確かにこの手のものだと注意書きあったほうがいいかもな

237 :
アケプラスへの当て付けです
多少嫌な感じなのでダメな人は読み飛ばしてください
イメージは遊廓

「姉ヶ崎先輩、リンコ、怖いよ…」
今にも泣き出しそうな顔で凛子が寧々を見つめる
「リンちゃん、私達はみんなのカノジョなんだから。ほら、そんな顔じゃあお客さんだって悦んでくれないわよ。大丈夫。お父様がなさる事だもの。私たちは大丈夫」
寧々は気丈にそう答えるが、僅かに震える肩が何処かで自分に言い聞かせているかの様でもある。
突然、愛花が悲鳴をあげた
「いやあああああ!こんなの嫌!もう嫌!私は、私は、お父様を、お父様を信じていたのに!」
全身を戦慄かせながら、その場に崩れ落ちる愛花
為す術もなく、寧々は愛花と凛子を抱きしめる
大丈夫よ、きっと
自分自身の言葉を信じていいのか、もはや寧々にもわからなくなっていた
2010/7/24 10:00AM
三人の可憐な少女達の元に100人以上の男達が詰めかけた

238 :
>>211の続き
用務員と愛花の話。若干暗いです。

「と…とりあえず場所替えようか?」
「ひっ」
控えめに差し出した手がはっきりと拒絶の意味で弾かれた。反動で持っていたモップが床に転がる。
「ご…ごめ…なさ…」
気まずい沈黙の後、高嶺さんは涙をこらえて逃げる様に去った。
「っ…」
「やばっ…」
同時に部屋からはゴソゴソと慌てた音が聞こえてくる。
僕は2、3分、その場で待機してから扉を開けた。
「あ、こ、こんにちは」
「ど、ど、ども」
気まずそうに乱れた制服を抱きしめる姉ヶ崎さんと彼氏が会釈をした。
「…そろそろ下校時間だよ」
「えっあっ、そ、ソウデスネッ」
「し、失礼しました」
余計な突っ込みはせずに一声かけると二人は逃げる様に姿を消した。
部屋に篭ったすえた匂いを換気するために窓を開けて空気を入れ替える。
雑巾を絞り、畳に落ちた体液と放置された三つのコンドームを掃除する。
まだ仕事はたくさん残ってる。教員の方々に嫌味を言われる前に終わらせないと。用務員は立場が弱いから。
しかし不意に手が止まる。
またか。呆れた自分の生理現象に気付く。
「早く終わらせるか」
窓を閉め直して、僕は自分の股間に手を伸ばした。


239 :
ジィィとファスナーを下ろしながらコンドームを指でつまむ。それから僕は畳に落ちた体液に顔を近付ける。
…ペロ…ペロ…ペロペロ…
姉ヶ崎さんの獣じみた喘ぎ声を思い出しながら、ペニスを上下に擦っていく。
「はぁはぁ…ね、寧々…」
まだ少し残っている体温と甘い匂いに頭がクラクラする。どちらのかもわからない陰毛が口の中にひっかかり、僕はさらに興奮していく。
「寧々…美味しいよ…美味しいよ美味しいよ…ペロペロペロペロ…」
床に落ちた体液は綺麗に掃除され、僕は次にコンドームを口に含み寧々の体液を咀嚼していく。
しゅこしゅこしゅこしゅこしゅこしゅこしゅこしゅこ
加速する上下運動。
頭の中では姉ヶ崎さんの豊満な胸部に顔を押し付け、むちむちの太ももを指で撫で回しながら乱暴に挿入している。
「あー――っ、あーっ、しゅごっ、きもちいっ、あひぃっ、いっ、あいっ、あいっ、あいいぃぃっ、おぼぼっ、おヴっ」
寧々さんはアヘ顔で獣みたいによがってくれる。
「寧々っ寧々っ寧々っ」
僕は腰を回転させたり焦らしたり突然深く突き上げたり、臨機応変に的確に彼女を乱していく。
「イクよッイクよッイクよッイクッ―――…おぅっ」
畳に顔を押し付け、コンドームを口に含み、腰を天井に突き上げ、僕は果てた。

240 :
「…ふぅー。今日も良かったよ、寧々…あっ…ああ、あぁー…きもちー」
寧々の中で果てた後、柔らかい太ももにキュウキュウ締め付けられ再びペニスは硬くなる。
「二回戦かい?んっ…くちゅ…はぁ…寧々、愛してるよ…おおうっ」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
なんて気持ちいいんだろう。上上下下左右左右。自由自在の僕のペニス。それなのにどうして涙が止まらないのか。こんなに胸が痛いのか。
『もうここにはお手伝いに来ませんね。コナミくん…―彼が嫌がるから。えへへ』
不意に思い出す姉ヶ崎さんとの用務員室での日々。
上上下下左右左右。呪文の様に繰り返す。自由自在の僕のペニス。
寧々さんは更に乱れ、僕はグイグイ腰を押しつける。射精しても止まらない。何度も何度も寧々の中にペニスを押し込む。押し込む。押し込む。
「もうだめっ。しんじゃう。しんじゃう。あいいいいいっ」
「きもちいいっきもちいいよっ。寧々っ。あぁっ、イクっ!イクイクイク…あおおっ」

「ひっ」
ひきつけの様な悲鳴が聞こえて、僕は慌てて振り返った。誰だ?

高嶺さんだった。
どうして?

241 :
>>228-233
キモい話いつまでも書いてんじゃねぇよ
つまんねえんだよ

242 :
>>241
文句言うなら、お前が書けよ。
お前が言う、キモくない話を。

243 :
読まない、って選択肢もあるでよ

244 :
一番キモいのは自覚症状のない241だろうな

245 :
彼氏諸君
8月だし熱海旅行のエッチな思い出を詳しく書いていってね!!

246 :
汚いリンコを見つけたので虐待することにした。
他人の目に触れるとまずいので家に連れ帰る事にする。
嫌がるリンコを風呂場に連れ込みお湯攻め。
充分お湯をかけた後は薬品を体中に塗りたくりゴシゴシする。
薬品で体中が汚染された事を確認し、再びお湯攻め。
お湯攻めの後は布でゴシゴシと体をこする。
風呂場での攻めの後は、全身にくまなく熱風をかける。
その後に、水煮した不味そうな魚を食わせる事にする。
そして俺はとてもじゃないが飲めない黒い飲み物を買ってきて飲ませる。
もちろん、温めた後にわざと冷やして冷たくなったものをだ。
その後は棒の先端に一個の突起が付いた物体を左右に振り回してリンコの闘争本能を著しく刺激させ、体力を消耗させる。
ぐったりとしたリンコをDSの中の真っ白な画面に放り込み寝るまで監視した後に就寝。
・・・
今週の神のみぞ知るセカイに小さくて汚いリンコが出てきたのでつい

247 :
>>246
なんて残酷な奴なんだw

248 :
キモい人の続きまだ―?

249 :
-デキシーズ-
バイトの女の子「あれ〜寧々さん、顔色わるいですけど大丈夫ですか〜?」
寧々「う、うん…ありがとう。心配かけて御免ね大丈夫だから」
彼氏(フヒッヒ、あれだけ膣出しすりゃさすがに孕んだな…
  まあまたヤリまくって流産するだけだけどな)
寧々「…あっ…彼氏君…。」
彼氏「大丈夫ですか?寧々さん、ちょっと休憩室についていきますよ。」
寧々「えっ?!だ、大丈夫一人でいけるから…!」
彼氏「さ…いきましょう…(フヒッ」
寧々「お願いします、職場では許して」
彼氏「…ううん?どの口がそんなこといってるんだ?オラッ!
   妊娠マ○コ見てやるからコッチにケツ向けて指で広げろよ!
   早くしないと誰か来ちまうぞ?」
寧々「…ううっ…」と涙を流しながら指でアソコの肉を広げる。
彼氏「ふひっ、たまんねえ凄いニオイだ!
   へへ…勃っちまったから妊娠マ○コで
   一発抜かせてもらうかな!」
寧々「!…やめて!人が来ちゃう!」
彼氏「心配すんなよ…この俺の包茎早漏チンポで孕んだのを忘れたのかよ!
   5分もあれば終わるぜ…もっとも今夜もヤリまくるけどな!」
   ベロンと仮性包茎チ○ポを寧々のアソコにあてがう。
彼氏「おいおい、とんだ変態だな、グチョグチョじゃねーか!」
寧々「いっ!イヤッ!やめて」
皮をかぶった半勃ちのペ○スがズルン!と入る。
彼氏「ウッウッウッウッフヒッフッフヒッ!」
自慰のように腰を振る。大きな尻肉からパンッパンッ!と音が鳴る。
寧々「アッ…んっ…んぅ…えぅっ」
すすり泣く声は誰にも聞こえていなかった…
-テニス部部室-
彼氏「愛花、ちゃんと約束は守ってカル○スは飲んでないね?」
愛花「うん…カ○ピスなんて子供の頃に飲んだきりで、男の人から出来てるなんて知らなかった…」
彼氏「フヒヒッ、愛花はいいこだね…さて今日も特濃カルピスをあげるからね」
愛花「…うん、もう飲みたくてしょうがなかったの…」
ジーッ、とチャックを下ろすとテニスラケットにも負けないアレがボロリと顔を覗かせる。
彼氏「…じゃあ、いつものように舌だけで舐めるんだよ、咥えるなんてはしたないからね…」
愛花「…うん…」
咥えるよりもはしたなく、レロレロと舌を動かし続けるこの少女を誰も知らない。
-図書室-
カパンッ!カパンッ!と夕暮れの図書室に音が響く。
彼氏「クックク、このアヘ顔見てみろよ凛子」
凛子「うっ、ヒッ!イ"っ!アッ!」
彼氏「顔出しはバレたらマズイからな、ネコの交尾の様にマ○コに出入りする
   チ○ポ写メを推薦図書にはさんで貸し出ししてやるよッ!おらッ!」
凛子「イ”ィッ!!アッアッアッ」
彼氏「写メばら撒かれるの想像して締まりが良くなりやがって!
   この盛りのついたメス猫が!
   今、受精の瞬間を写メしてやるからなッ!うっうっ出るッ!」
凛子「にゅッ!アッ!ア"ッ!に"ゃ!メス猫凛子、孕むっ!
   子供できちゃうッ!ヒグッ!」
カパンッカパンッ!と暗がりになりつつある図書室に鳴り響く音は鳴り止まない…。
(´・ω・`;)ちょっと鬼畜すぎたかな…?俺こういうシチュ好きなんだ…

250 :
>>249
いっそ清々しい(笑)

251 :
愛花パパに猟銃で打たれるエンドで

252 :
本当に人いないんだな

253 :
伊木の続きまだぁ?

254 :


255 :


256 :
>>252
一時期、ntr物を書け書け言ってる人ばかりで、それで離れていった気がする。
ただでさえntrって好き嫌いが激しいし、ラブプラスは題材が題材だし

257 :
キモい人のキモい続きまだー?

258 :
せっかくなのでネタ振りを…
カノジョ「ねえ、覚えてる?今日はなんの日でしょう」
(なんだっけ?)
1> 愛花と初めてあった日だよね
2> リンコを初めて見かけた日だな
3> 寧々さんと運命の出会いをした日に決まってる!

259 :
「2」で

260 :
4の初めて4Pした日

261 :
>>259
思いつきでネタ振りサーセン
今はこれが精一杯
なので誰か続きPLZ
-------
図書委員の仕事の後、いつもの帰り道、そう問いかけたカノジョに俺は答えた
「見かけた?見かけたって何さ!」
拗ねる様にカノジョが言った
「だってそうじゃん、すっごいつんけんしてたし。早速委員辞めろとかさ」
「あれ?リンコ、そんなこと言ったっけ?」
「・・・言ったって、言ったってば。
そのあとも危なっかしくって・・・夜歩きは多いし、お前のせいでゲーセンではボコら
れるし。
お前はほんともう、目が離せなくってなぁ・・・」
すると、猫のように目を細めてリンコが笑ってこういった
「で、気がついたらリンコだけを見てたんだ。お兄ちゃんは心配性だね」
くすくす笑うカノジョに、思わず脱力してしまう
「あのなあ・・・」
「へへっ」
満足そうな笑顔を浮かべたカノジョは、俺の腕に抱きついて頬ずりをする
まるで仔猫のようなその様子に、まったく俺は参ってしまうだけなのだ
「ね、知ってる?リンコもさ、あんただけをみてたんだよ?」
「え?」
くすくすと笑うカノジョに問いかける
「いつからさ?」
「ん、内緒・・・」
その言葉とともに、ぎゅ、っと、俺をつかむ腕に力を入れる
小さなやわらかい感触とが心地よく伝わってくる
あ、せっけんの匂い
優しくて懐かしい、そんな空気に包まれながら、俺たちは帰路についた
------------

262 :
>>261
GJ
俺はこういうほのぼのしたのを待ってたんだ!!

263 :
>>261
GJ
あと二人のも読みたいな

264 :
書き込みは初めてですが、室内プールデートの寧々さんの水着がキタコレ!だったので、
その興奮のままSS書いてみました。
プールも水着も出てきませんが…
基本意地悪なお姉さん寧々さんが好きなので、そんな感じで書いてます。
意地悪なお姉さんには、俺キャラじゃなくて、僕キャラでしょう!
――――――――
「眠い…ふぁ〜ああぁ」
朝から欠伸が止まらない。
昨日寧々さんと電話した後、なぜか悶々としてなかなか寝付けなかったのが原因だろう。
「今日のバイト、シフト変えてもらえばよかったかなぁ…」
そう呟きつつ、折角寧々さんと入ったんだし、昨日の電話で、

「また、明日…ね?」
なんて言われりゃ行かないわけにはいかないでしょ!男として!


しかし…眠い…

デキシーズに着くまで何度欠伸をしただろう…



「おはようございまーす…」
「おはよう…って、随分眠そうだね〜」
「あ〜、大丈夫です。仕事入る前にはなんとか目ぇ覚まさせます…」

店長はその後も僕に何か言ってきたが、眠気のほうが勝っていたためか前々耳に入らなかった。


寝ぼけ眼で男子更衣室の扉を開く。

「え…」
「あ…あれ…?」

265 :
…そこに…寧々さんがいた。
白いレースの下着…透き通るような白い肌…
ほのかに赤い頬…
びっくりしたようにこっちを見たまま動かない…

って、ここって男子更衣室じゃなかったっけ?!
なんで寧々さんが?
そう思いつつも、寧々さんの体から目が離せないでいた。

はっと我に返った寧々さんは、デキシーズの制服で体を隠すようにし、そして体を隠すようにしゃがみこんだ。


「あ…まままま間違えました!!!」

ようやく僕も状況を理解し、何度も頭を下げ、更衣室を出た。


驚きと興奮で心臓が飛び出そうだった。
そして何度もドアを見た。
うん、男子更衣室だ…
…でもなんで?


しばらくすると、制服姿の寧々さんが出てきた。
僕のほうをちらっと見ると、恥ずかしそうに眼をそらせ、それでも僕にはちゃんと聞こえるように、
サイテー
とつぶやいた。


どう取り繕っていいか迷っているうちに、寧々さんは僕の視界から消えてしまった…

266 :
「いや〜○○くん、実は女子更衣室の扉が壊れててね〜。
 女の子には男子更衣室を使ってもらってたんだよ〜。
 って、たしか、朝来た時言ったよね?」

そういえば、店長が何か言ってたような気がする…

これは僕のせい…なのか?


上がるのは僕のほうが少しだけ早かったので、外で寧々さんを待ち伏せした。

「あ…」
「や、やあ…」

僕の横をうつむいたまますり抜けていく寧々さん…
ここでちゃんとしとかないとダメだ!
あわてて追いかけ、寧々さんの前に立ちふさがる。

「ごめん!」
「…」
まだうつむいたままだったけど、どうにか止まってくれた。
「実は店長から更衣室のこと言われてたはずなんだけど、朝すごく眠くて…
 だから前々気づかずにふつーにそのまま入っちゃって…
 まさか寧々さんが着替えてるなんて思わなくて…
 なんて言うかその…
 ほんとにごめん!」

寧々さんから非難の声が上がるのが怖くて、僕は一気にまくしたてた。


「見たの…?」
「それは…うん…い…いやでも、ちょっと…だけ…」
ようやく顔を上げてくれた寧々さん。
やっと顔が見れたことにほっとするのもつかの間…

「じゃあ、許してあげないんだから!」

そっぽを向いてしまった…

267 :
僕はどうにか機嫌を取ろうと何度も頭をさげ、
「じゃ、じゃあどうしたら許してくれるの?」
「…パフェ…奢って…」

「…え?」
「だから、パフェ奢って!」
「パ…フェ…?」
「そう、駅前にね、おいしいパフェのお店があるんだけどね。
 値段が…ね?ちょっと…だから…
 そこのパフェを奢ってくれたら、ゆるしても…いいかな…って」

奢りますとも!パフェで済むなら、いくらでも!

店に入って、自分の考えの甘さに腹が立った…

「パフェ…5000円て…ちょ…」
「これで、許してあげる♪」


来たパフェをおいしそうに食べる寧々さん。
その顔を見れただけで…満足…

…出来るか!5000円って…
そもそも、店長が張り紙とかしててくれたら、僕だってこんな失態おかさなかったのに!

…でも…

寧々さんの下着姿を見れたのはラッキーだったな…


「○○くんは、食べないの?」
「…二人で一万円ですから…」
「…おいしいのに」
意地悪そうに笑う寧々さん。
僕はひきつったように笑うしかなかった…

「ごちそうさま!おいしかった!」
「…どういたしまして…」

268 :
いつもの帰り道。
出費は痛かったけど、これで機嫌を直してくれるなら安い…かな…

「恥ずかしかったんだからね…?」
「あ、うん…ほんとごめん」

「ほんとは、ああいう事故じゃなくて…
 ちゃんとしたときに見せたかったのに…」
「え…?今…なんて…?」
「なんでもな〜い
 あのパフェほんとおいしかった♪」
「ふーん、そんなにおいしかったんだったら、ちょっとでも味見させてもらえばよかった…」

「じゃあ・・・させてあげるね…」
くるりとこちらを振り返りいたずらっぽい顔をして…

ちゅっ

重なり合う唇…
甘い…吐息…


「どう…かな?」
「う…ん…甘いね」

「寧々さん」
「なに?
「…もう一口、いいかな?

「…馬鹿…」
―――――――
あ〜、全然エロくならなかった…orz

269 :
いいねgj

270 :
それでいいんです。それでいいんです。

271 :
いいよいいよ〜

272 :
 ゲゲ
 伊木は、凛子の瞳から生気が感じられなくなったことから、
凛子の顔に舌を這わせることをやめて冷静に見下ろすと右手をスカートの中に戻す。
 凛子は身体を一瞬硬くするが、瞳が虚ろさだけは変化が見られなかった。
 グウ
「小早川、小早川、もういいのかい?」
「…」
 伊木は慎重に凛子の様子を観察しながら、自分のベルトに手をかけてズボンを脱いだ。
黄ばんだブリーフの中で伊木の分身が猛々しく膨張している。
その分身は、伊木同様にずんぐりとしてはいるが、太さだけは凶悪でぞっとする大きさを
有している。その分身が中から自己主張して、黄ばんだブリーフを濡らしている。
 グフフ
「ほら、小早川、こいつどうしようか?」
「ヒッ」
 虚ろな状態ですら眼前に突き出されて凛子は、恐怖を覚えた。
 伊木は、一気にブリーフを脱ぎ捨てると凛子の眼前に怒張したイチモツを見せつけ
鼻先に押し付けて見せるが、凛子は一瞬息を止めただけで、それ以上変化を見せない。

273 :
 心を閉ざしたということか…
 ゲフゲフ
「そうか、小早川、そうかい」
「…」
 伊木は、苛立ちを隠さずに仰向けの凛子を跨ぐように体勢を変える。
ちょうど伊木の股間が、凛子の顔を跨ぐようにしてスカートの方に身体を向けた。
そして、スカートを捲り上げる。
 グハハハ
「ご対面〜」
「…」
 伊木は、スカートを捲ると楽しげにそう茶化して見せたが、凛子の反応は完全に失せていた。
完全に現実逃避状態である。
 ちっ
 反応の失せた凛子に伊木は舌打ちする。人形ではヤる楽しみが半減するからだ。

274 :
 ググ
「…」
「…」
 伊木は仕方が無く、だが、用心も兼ねて捲り上げたスカートのホックを探り、
スカートを脱がして、凛子を下半身丸裸にした。
 これで伊木と凛子、互いに校舎裏で下半身丸出しと言う傍から見られれば
シュールな風景である。もちろん、シュール以前に人に見られれば大問題、
いいわけ不可能な光景ではあったが、元々人気のない場所であり時間も時間だから、
人目に触れる危険性は皆無に近い。
ましてや、伊木も凛子も、周囲からは疎んじられている人間だから、校内で居場所を
気に掛けられる存在でもない。
 ゲフフ
「さてと小早川、続きを始めようか?」
「…」
 伊木は、態と芝居がけてそう語りかけるが、凛子の反応はない。
ただ、一瞬、投げ捨てられた自分のスカートを一瞥したのみである。

275 :
 グフフ
「こんな状態で終われないだろ。僕もこんなだしさ」
「…」
 伊木は、股下の凛子の顔を見下ろしながら、凛子の眼前に
怒張した分身を改めて強調してみせる。
そして、右手を再び、凛子の股座にやって無造作に股間を掴む。
左手で右の足首を掴んで、そのまま、力ずくで凛子を逆さに持ち上げた。
 なんという怪力であろうか。
凛子が小柄でかるく倍以上の体格差があると言っても、それでも
逆さに吊り上げるなんて、伊木の膂力は、想像以上かもしれない。
 ガフゥ
「小早川、どうしようか?出すもん出せばすっきりすると思うんだけどなぁ?」
「……」
 伊木は、逆さにした凛子の顔が自分の分身に当たるように調節しながら、
右手で鷲掴み状態の股間を揉み、自分の顔を凛子の股間に近付けたが、
凛子の反応は、薄く変化は見られない。
 ゲフ
「小早川が、協力してくれないんだったら仕方ないか…」
「……」
 伊木は、態と怒張した分身を凛子の顔に二度三度と擦り付けつつ、
凛子の股間の臭いを嗅ぎ軽く太腿に舌を這わせつつ、反応を窺っている。

276 :
 ンフゥ
「小早川が、きちんと謝意を示してくれないのなら身体で示してもらうしかないか、残念だよ」
「……許して…くれる?」

277 :
 ゲフフフ
「小早川、何?…当然だろ。ちゃんと謝意を表してくれるなら、
可愛い小早川にこれ以上酷いことしないって」
 反応を見せた凛子に伊木は、ニタリと笑うと言っても、
逆さ吊りの凛子からは、伊木の顔が見えるわけがない。すべては計算づくだった。
 ゲフ
「どうしたらいいの?」
 伊木は、慎重に凛子を地面に下ろし、再び凛子の上に跨り、怒張した分身を眼前に持ってきた。

278 :
 グフフ
「ごめんな、小早川。こんな状態だと冷静でいられないんだよ」
「なっ?」
「出して鎮めて欲しいんだ」
 しおらしくなった凛子にここぞとばかりに伊木は、腰を突き出してイチモツを見せ付ける。
しかし、凛子としては、多少の性の予備知識があると言っても多少である。
性経験そのものが無いこともあり困惑するしかなかった。
 フゥ
「口でしてくれよ。舐めてくれれば出るものがでて鎮まるから」
「えっ??」
 伊木は、ほらとばかりに突き出したイチモツを更に凛子の口元に押し付けた。
 凛子は、突き出されたそれを凝視する。怒張した勃起した陰茎など当然始めてみる代物である。
異臭に満ちた伊木の体臭の中でもそれは際立った異臭を放っており、且、凛子は知る由も無いが、
長さこそ人並み程度だが太さは並みではなかった。
 極太のそれは、凛子の口に納まるかどうか、制汗スプレーほどはあるだろうか。
 それが、目の前に突き出されている。
 臭いの事もあったが物理的にも不可能に凛子には思えた。

279 :
 ゲフ
「ほら咥えるんだよ」
「ぐぇ…」
 苛立ちを覚えた伊木は、左手で凛子の鼻を押さえると
反射的に開いた凛子の口に怒張した分身を一息に押し込んだ。
「歯を立てるなよ」
 左手で顔を押さえて伊木は、凛子の口内の感触を楽しむ。
凛子の口では、やはり伊木の分身は、かなり厳しく限界いっぱいで
挿し込んだ感触は、伊木の脳天まで電気を走らせる。
 口内を異臭を放つ代物が完全に塞ぎ凛子の呼吸を封じ込めた。
凛子は呼吸困難の状況に反射的に暴れるが、押さえつけられた状態では、
ただじたばたとするだけの術しか持ち合わせていない。
 息苦しくて喉の奥まで異物を突っ込まれて涙を流しながら、
凛子の意識は遠退いていくが、伊木は気にも留めていなかった。
寧ろ、喉の奥まで突っ込んだことで凛子の舌がイチモツに絡んだ状態で蠢き
快感を倍増させている。

280 :
 グッグハ
「行く、出すぞ、小早川、イグッ」
「!」
 朦朧とする凛子の喉の奥の奥まで挿し込んで伊木は、爆発させた。
 グフゥ
「ごめんよ、小早川があまりにテクニシャンだからさ、すぐに逝っちゃったよ」
「ゲホゲホッ」
 凛子は、イチモツが抜かれると咽返りながら酸素を取り込もうとする。
が簡単ではない。喉の奥にまで入り込んだ粘着いた濃厚な伊木の精子が、
吐き出しても吐き出しても口の中に残滓として残り、呼吸の邪魔をする。

281 :
 ググ
「あ!、なんで吐き出すんだよ、ったく。お仕置き決定!」
「えっ」
 伊木は咽返る凛子を見下ろしながら、自分勝手な論理を展開し、
凛子の足を掴んで股座に顔を寄せた。

282 :
 ゲフフ
「大人しくしろって」
「ちょっと約束が違…ぅ、出したら終わりって…」
「約束?すっきりしたらって言っただろ、ほら」
「ひっ…」
 伊木は、凛子の言葉にしたり顔で返し、自らの股間を見せ付けた。
凛子の視線が反射的に伊木の股間に行くとそこには、凛子の
唾液に塗れた怒張し勃起しているイチモツだった。
 先ほど、凛子の口内に一発発射したにも拘らず、それは、再び硬さを取り戻し
いきり立っているのだった。

283 :
 グフフ
「小早川が、ちゃんと飲んでくれないからさ。満足しなかったんだよ。
だから、当然お仕置き…」
「ヤ、違う、そんなの知らない…」
「五月蝿いな、鎮まってないんだから仕方ないだろ、
ごちゃごちゃ言っても怪我するだけだぞ」
 伊木は、苛立っているというよりは予定通りの展開に満足げだった。
何より、先ほどまで人形のように反応がなくなっていた凛子が、再び抵抗を
見せているのが嗜虐心を満たしてくれる。
 元々、伊木は、底なしの性欲を持っていて一度や二度射精した程度で治まる事は無かった。
つまり最初から口で終わらせようなんて毛頭無かったわけである。

284 :
 ゲフフフ
「さぁお互い楽しもう」
「イヤ、やめ…」
 伊木は、凛子に圧し掛かって再び凛子の口を嘗め回しつつ、右手を股座にこじ入れた。
 ガフフ
「小早川、なんだ感じてるのか?」
「クッ」
 伊木は、完全に凛子を見下しながら身体を心を陵辱していく。
 股座にこじ入れた右手で凛子の秘裂を無造作に人差し指と中指で挟み、
小陰唇に刺激を与え、更に器用に指の腹で秘豆も挟んで併せて振動を加える。

285 :
 グフフ
「小早川、腰動いてきてるよ。感じてるんだね、嬉しいよ」
「違っう…」
「違わないよ、小早川。小早川。小早川」
 伊木は、凛子の反応を窺いながら秘裂への振動に強弱を変化させる、
微妙な振動に凛子は、抑え切れない快感を覚え始めていた。
 生理的に受け付けない嫌悪感の塊ともいえる男に陵辱されると言う
屈辱の中にあってさえ、快感を伊木の指は、凛子に与え始めていた。
それは屈辱でしかないが、身体は防衛本能もあって次第に潤みを出し始める。
 何よりも伊木の垢塗れの指は、乱雑な動きの中に巧みさを隠し持っていた。
 そして、凛子は、伊木の執拗な執念と圧倒的な力の差でもって彼女を絶望のふちに追いやり、
諦めも伴って反射的な反応に抗うことさえ無意味に感じさせていた。
 凛子の幼い秘裂は、伊木の唾液も雑じり合って潤みを覚えていく。

286 :
キモい人乙!

287 :
?「粋じゃねえにも程がある・・・」チッ♪チッ♪


伊木「お、お前は・・・」
小早川「小波太郎!!!」
小波「yes I am!!!!」

288 :
>>287
よくよく考えればさ、不満があって気に入らないなら、
代わりに続きを自分の気に入るように纏め上げたらいいんじゃないか?
相手は、トリップもないんだし、きっちり書き上げたら、書いたもん勝ちだろ。
中途半端ではなく、きちんとってことにはなるが。
書きもしない奴が、文句言うよりは、建設的じゃないかね。
もしくは、横槍入れられないように自分が別の話を書くかだけど、
自分で決着つけたほうが、このまま、見たくもない結末見させられるよりはいいんじゃないか?
ただ文句言うだけなら、お門違いだからさ。

289 :
イギーは投下前に注意書きいれたほうがいいよ
これはこれで陵辱ものが好きな人にはいいかもしれないけれど、
やっぱり陵辱エロがNGな人も居るし、その辺は配慮だよ

290 :
完結させろ

291 :
そうしてふたりはしあわせにくらしましたとさ
めでたしめでたし

292 :
ふぃん

293 :
アルカディアのアケ版情報で出てきた愛花ママンと愛花友モエス

294 :
キモい人のキモい続きまだですか。

295 :
ちょっと導入だけですが。

---------------
「リンコ、男の子になっちゃった…」
何してる?と、なんの気なしに送ったメールに、リンコから電話がかかってきた
「え?」
「だーかーらー、男の子になっちゃったの!」
電話越しのカノジョの声は相変わらずかわいらしい
「なんだよ、元々男の子みたいなもんじゃん、胸とか」
からかう様に言った僕に、
「うっさい!このロリコン!…ん?でも、リンコ男の子だから、ロリコンじゃなくてショタコン?」
「いや、さすがにそれは勘弁して」
「…ねえ、こんなになっちゃったリンコは嫌い?」
切実なカノジョのいい様に、どうやら冗談では無いかもしれないと思った
「わかった、とにかく会いに行くから
今家に居る?」
「ううん…いつものコンビニ…」
「って、まだ帰ってないのかよ!」
「だって、これじゃ帰れないよ…」
ううん、確かにそうかもな
「わかった、迎えに行くからまってて」
「うん…」
シュンとした声でカノジョが答えた

296 :
ええい、続きはどうした

297 :

いつものコンビニに行くと、カノジョが壁に寄りかかりながらうつむいていた
「リンコ?」
「あ、兄貴…」
ん?別段変わり無いよな?僕の呼び方が微妙に変だけど
「なあ、あの男の子になっちゃったってどういう事?」
「わかんない…」
「いや、わかんないって…なあ、何があったんだ?」
「それがさ、ト、トイレに行ったら、アレが…」
「アレ?」
「だーかーらー、アレ!」
「?」
何を言っているかわからないので、僕が困り果てていると、リンコが真っ赤な顔で小声で言った。
「お、おち◯ちんが生えてたのっ…」
「…」
僕は絶句した

298 :
「マジで?」
「うん…」
心底落ち込んだ声でリンコが答えた
「原因とか、心当たりない?」
「ない…」
「そうか…」
「ねえ、こんなリンコは嫌い?
兄貴に嫌われたら、リンコの味方が居なくなっちゃうよ…」
カノジョはすがる様な目で僕を見つめる
あの時の、目で
こんなリンコを無碍にできるわけがない
「大丈夫だよ、リンコはリンコだろ?
世界中が敵になっても、僕はリンコの味方だよ。約束したろ?
それよりさ、このままここに居る訳にもいかないだろ?ちゃんと帰れるか?」
「やだ…」
「やだって…寒いだろ?」
「でも、こんな身体じゃ帰れないよ…」
「わかった。じゃあ、とりあえず僕ん家に泊まりにおいで」
「…変な事しようとしてないよね?」
「リンコは男の子になっちゃったんでしょ?だったら何も心配する事はないでしょ?」
「ん、そっか、そだね」
「そうそう」
「あ、でも、兄貴が男の子に欲情する変態さんだったらリンコヤバいじゃん」
「…俺はノーマルだ…」
「へへ、ウソウソ。ありがと、兄貴」
そう言ってリンコは小さくくしゃみをした
「ほら、風邪引くから早く行こうよ」
「うん」
「あと、兄貴ってのやめてよ、なんか背中がむず痒い」
「うーん、じゃあ、おにいちゃん!」
「…好きにして…」
してやったやり、という表情をしたカノジョはどうやら少しは落ち着いたのだろうか

299 :
「番組の途中ですが」的で申し訳ないですが、同人誌即売会で出したお話ってOKなのかな?
今書いてるのも筆を進めるつもりではあるので、それが終わってからのがいいのかもしれないけど。
なんか、過去書いたもので生き残らないように、全部出し切ってから新しいことをやりたくて・・・
いわゆる背水の陣ってやつ?そうしないと何事も先に進まない、厄介な奴で。
需要があればお礼投下しちゃおうかな・・・

300 :
>>299
いいと思うよ。っていうか歓迎されるんじゃない?
ここのところ燃料不足だし、即売会に出せるレベルの
SSは楽しみにしてる人も多いはず。
よろしくお願いします。

301 :
キモイ人がすねちゃって未完で投げて以降、寂れたしね。
俺からもお願いします

302 :
すまんす。
では、お言葉に甘えて、ラブインクリメント3に出した本で、「ポケットの中の恋人+」です
------------------

最近、彼氏の様子がおかしい。
高校からの付き合いだから、もう今年で三年目。
だから、だいたい彼の行動はお見通し、のはずだった。
だけど最近一緒にいる時間が少なくなってきてる気がする。
メールも、電話も…
どうしたのかな?
さすがに少し不安になる。
だから今夜は久しぶりに彼の部屋に遊びに行くことにした。

彼の部屋の呼び鈴を押す。
……へんじがない
さっきメールで部屋にいるよって言ってたのに。
寝ちゃったのかな?
ドアをあけると部屋の中は真っ暗で、彼はデスクに突っ伏して眠っていた。
疲れてるんだね、きっと
「ねえ、起きて。あなた、起きて!」
ちょっとイタズラっぽく、彼を起こす。
「ん、あ、ああ、ごめん、来るって言ってたよね」
「もう、どうしたの?」
「ちょっと…レポートを、ね。書いてるうちに眠っちゃったんだよ」
そういえばレポートだけじゃなくってバイトも忙しかったもん。
「しょうがないなあ…ほら、ちゃんとベッドで寝る!」
「んん、ごめんよ、リンコ」
「え?」
「?…あ゛、なんでもないから、なんでも…
…ハハハ、あ、そうだ、今日、泊まってく?んだよね…」
っていうか、リンコって誰さ!
やっぱり、おかしい。おかしいけど……
「ん、そうする」
やっぱり彼と一緒に居たいから、私はそう答えてしまう。
我ながら甘いなぁ、と、眠たそうによろよろとベッドに向かう彼を目で追ったとき、たまたま彼のノートパソコンの画面が視界に入り、そこには熱海の旅館の宿泊案内と特急券の予約受付画面が開いていた。
「ねえ、どこか行くの?」
「ん?あ、ああ、ちょっとさ、さっき思い立って。久しぶりに一人旅に行こうと思ってさ」
「えー、連れてってくれないの?」
「いやさ、たまにはいいじゃん。最近ずっと一緒だったしさ」
「でも、旅行くらい一緒に行こうよ……っていうか、誰か他の子と行くんじゃないよね?」
一瞬、さっきの女の子の名前が頭をよぎる。


303 :
「そんなわけないじゃん。おみやげも買ってくるからさ」
「そういう問題じゃないってば……っていうか、どこに行くのさ」
「ん、熱海。たまには温泉もいいかな、ってさ」
「結構近いじゃない。なんで連れてってくれないのさ?」
「いや…さすがに今日の明日で予定を合わせられないでしょ?」
「そうだけど…」
でも、だったら、なんで今日の明日で熱海に行くのだろう。
もう一度彼のパソコンの中を覗いて、私はあることに気がついた。
だからちょっとしたイタズラ心からこう言った。
「はぁ。しょうがないなぁ。いいよ、たまには行っておいでよ。おみやげ、忘れないでよね」
あっさりと赦された彼は一瞬ぽかんとしてたので、その隙に私は彼をベッドに押し倒してキスをした。
   *   *   *
東京駅9時発の踊り子105号。
あれから一旦自宅に戻った私は、簡単に身支度をしてすぐに出てきた。確かに普通は昨日の今日で旅行って訳には行かないだろうけど、なるべく旅行の荷物はコンパクトが信条な私は、何気にすぐに準備を終わらせた。
入っていたバイトも後輩の子に事情を話したら、
「がんばってくださいね!先輩」
という切実な励ましの言葉とともに快く代わってもらった。
あとは列車のチケットと宿の予約だけど、これは……なんとかなるはず。何故って、それは後のお楽しみ。

さて、彼はこの車両にいるはずだけど…
きょろきょろと見渡すと前のほうの座席に見覚えのある横顔が見つかったので、私は麦わら帽子を目深に被って他人のふりをして彼に声をかけた。
「ここ、いいかしら?」
さて、彼は驚くかしらね。
「え?え?」
びく!っと、驚いて彼が振り返る。
……まさに浮気現場を彼女に見られてしまった男のように。
え?
逆に私が驚いてしまった。
やだ、嘘……
まさか、彼に限って……

とも思ったのだが、手元の携帯ゲーム機をみてやっぱりね、と思った。
つまりこういうこと。
彼はラブプラス+っていうゲームにハマっちゃってて、「ゲームの中のキャラクターとラブラブの熱海旅行に行く」ところだったのだ。
そうよねぇ…
ここ暫く連絡が取れなかったり、様子が変だったり、後ろめたそうにしてたのも、ゲームの中とはいえ、いってみれば「浮気」をしていたわけだから。


304 :
そういえばニュースで取り上げられてたけれど、熱烈なファンの間ではゲームの中のカノジョとほんとに一泊二日の熱海旅行に行くのが流行りだとか。
ゲームに出てくる温泉旅館では「ラブプラスの…」と言えば一人の予約でも二人分のお布団を用意してもらえるサービスがあるとかないとか。
ようするにゲームと連動した町おこしってことなのね。
まったく、男ってバカよねぇ。
だからきっと彼も特急列車の席を二席予約して温泉旅館も二人分の予約をしているだろうと、そうあてにして彼の浮気旅行にお邪魔をした次第だった。
だけど、ほんのちょっとだけ、事情は違った、らしい。
   *   *   *
「ねえ。そこ、リンコの席だよ」
特徴のあるツンとしていて、それでいて可愛らしい声が私の後ろから聞こえてきた。
振り返るとそこには、ちょっと慣れない感じにサンダルを履いた少女が一人、ちょこんと立っていた。緑のノースリーブのワンピにボブの髪。まだ幼く、少し中性的なところのある女の子。
思わず目をしばたたかせてしまった私に、カノジョが言葉を続けた。
「おばさん、だれさ?リンコはカレシと二人でラブラブの旅行中なんだよ。邪魔、しないでよね?」
「お、おばさん?!」
一瞬、カノジョの言葉に気色ばみながらも、頭の中がぐるぐるしてしまう。
え?え?どういうこと?っていうか、ほんとに浮気なの?
しかも、この子、中学生位にしか見えないじゃない!
まさか……えええ、え、援交?!
思わず彼の方をみる。
それはそれは鬼のような形相だったことだろう。
だけど、彼は信じられないとばかりに、ゲーム機の中と目の前に居る少女とを何度も何度も見返している。
ゲームの画面は「ちょっとした用事」という表示のまま、真っ白になっていた
   *   *   *
「ねえ、どういうこと?」
彼と真向かいの席に座って何事も無かったかのようにポテチを食べる少女の事を改めて問いただす。
「いや、どういうことって、僕にもさっぱり……」
「ちゃんと説明してよね、セツメイ。
てっきりゲームの話だと思ってたのに…ほんとにこんな小さい子と旅行なんて。下手したら犯罪よ?っていうか、犯罪」
「いや、だからさ、ほんとにゲームだったんだよ、ゲーム。ラブプラス。あれでさ、熱海に行くイベントがあってさ、ようやくイベントが発生して、だから折角だから熱海に行こうって思ってさ」
「……いやらしい……」
「ほんとに違うんだってばさ…」
ほとほと弱り果てた体で彼が言う。
「……いくらなんでも漫画じゃないんだから、ゲームの中から女の子がでてくるわけないじゃない!」
「いや、ほんとに違うんだよ。さっきまでゲームの中にカノジョがいてさ、それが…」
「ふぅん、そう。って、そんなわけ、ないじゃない」
「いやさ、ほんとなんだってば。っていうか、どういうことなんだよ、リンコ……」
と、カノジョがポテチを食べる手を止めて言った。
「ホントのことだよ。リンコはね、そのゲームの中にいたんだよ。でも、望まれたからこっちにきたの」

305 :

……電波?
「そんなはずないじゃない。ゲームの中の女の子がげんじつになるなんて普通じゃないわよ」
「そんなことないよ。
おばさんがそう思ってるだけで、ぜんぜん普通だよ」
そう言いながらまた平然とポテチを食べる。
「っていうかね、まずそのおばさんってのやめてくれないかな?おねえさん」
「うわ、自分で言うかな。お・ば・さ・ん」
「こ、こ、こ、この小娘が!」
はぁ、という深いため息とともに、彼が肩を落とす。
私もようやく周りの乗客がくすくすと笑っているのに気がついて我に返った。

不意に、左手の視界が広がった。
「うわ、海だ!」
「ほんと?」
カノジョが物珍しそうに窓の外を覗いている。私も思わず喧嘩そっちのけで窓の外をみる。
海が見えるだけで、なんだかわくわくしてしまう。
ここはもう湯河原のあたりでもうすぐ熱海、いよいよ観光地に近づいてくる感じね。
そういえば、昔、彼と一緒に旅行に来たことがあったっけ。
「ねえ、覚えてる?私たち、一緒に旅行に来たこと」
なんだか懐かしくなって、私はそう彼に聞いた。
「え、そ、そうだっけ?」
「あー、もしかして忘れてる?」
「そんなわけ、ないだろ。は、はは…」
嘘だ…
「ウソツキ…」
ぷくっとむくれる私に、彼は本当に困った表情を浮かべた。
でもなんでだろう、そういえば私もあんまり覚えてないや。
そうこうするうちに電車はトンネルの中に入り、そしてトンネルを抜けるとそこは熱海だった。
   *   *   *
昔は新婚旅行といえば熱海という位メジャーな観光地だったけれども、今ではほんの少しひなびた温泉街になっていた。
それが、今、ラブプラス現象(まつり)と称して街をあげてイベントを行っている。
そこかしこに、熱海には不似合いなピンク色のポスターやのぼりや横断幕を見かける。そしてまた普通の家族連れやカップルに混じって、熱海には不似合いな一人旅の男性をそこかしこに見かける。
ちょっとした違和感がするわね。
そんな熱海の地に、彼と私と謎の少女の三人が降り立った。
それもまた、奇妙な取り合わせだっただろうけど。
「「暑いねぇ」」
ハモる様に、私とカノジョが言う。
照りつける日差しに、さすがに参ってしまいそう。


306 :
「……そうだね」
彼はといえば違った意味で参ってしまっているみたい。
でも、仕方ないわよね。
だって彼女とゲームのカノジョの両方に挟まれてるんだもん。
「ねえ、あっちに商店街があるよ?喫茶店、あるんじゃないかな?それにきっと、リンコがみたことないもの、いっぱいあるよ!だからいこうよ!」
初めて来る町並みに、カノジョが目を輝かせて言った。
そうね、暑いもの。それにちょっと落ち着きたい気分だし。
だから、お互いに目配せして二人で彼にねだってみた。
「ねえ、わたし、なんかのど乾いちゃったなあ」
「安くてもいいよ。おごってくれるならさ」
肩をすくめて彼は「敵わないな」という仕草をした。

商店街のアーケードの下は日差しがない分だけ涼しかったけれど、それでも暑かったのは日の日差しだけでなく観光地の熱気かもしれない。
活気のある商店街に興味を示したリンコちゃんは、温泉と海が売りの街ならではの風景に、興味津々とあちらこちらを見て回っている。
そんなカノジョの後を、私は彼の腕を組みながら歩く。
にっこりと笑う私にほんの少し気恥ずかしそうに、ほんの少しうれしそうにする彼が本当に可愛いと思ってしまう。
「うわ、おんせんまんじゅう!……あちち。
ん、んん?こっちはイカの一夜干し?ね、これ、おいしい?」
「そりゃあもちろん。お嬢ちゃん買ってくかい?」
お土産屋のおじさんのおすすめに、
ねえ、いい?と、振り向いて彼に可愛らしくおねだりをする。
カノジョに、それはダメよ、と私は言う。
「帰りに、ね」
「ちぇ、ケチ」
「だって、荷物になるでしょう?」
「うー」
まったくこの子は…まるで手の掛かる妹のようね。
それでもゲームの中では「弟がいるお姉ちゃん」ってことらしいから、彼に甘えるのもその反動なのかもしれない。
「ねえ、喫茶店があるよ、ちょっとレトロな感じの」
「あ、かき氷だって!リンコ、いちごみるくがいい!!」
ぱたぱたとお店に駆け込むリンコちゃんの後を私たちが追いかけて入る。店内には地元の人と思しき人が何人か、暑気を避けてきたのだろうか冷たい飲み物を頼んで談笑していた。
奥の方の席が空いていたので、私の横にカノジョ、向かいに彼が座る。
横並びに座った私たちは二人ともかき氷を注文した。
わたしはメロン、リンコちゃんはイチゴミルク。
その様子を見た彼は苦笑いしながら温かいコーヒーを頼んだ。
「ねえ、暑いのにホットコーヒーなの?熱くないの?」
「いや、暑いけどさ…あ、すみません。あとお冷やください」
「?」
奥のほうではがりがりがりと、氷塊をかいてかき氷を作る音がする。懐かしい音…ね。
はいよ、と、喫茶店の店主がかき氷を二つ、それから少しして丁寧に淹れたコーヒーを持ってくる。
しゃく、しゃく、と、スプーンにすくったそれは、まるで粉雪のようにふわふわで、シロップのかかったところから甘く溶けていた。
「んん、おいしい!」
「あまぁい!」

307 :

勢いよくぱくつく私たちに、彼は言う。
「ははは、あんまり急いで食べると…って、ほら」
私たちはといえば、おなじみの頭痛に悩まされていた。
「はい、あったかいコーヒー」
……このためだったのね。
「えー、せっかくいちごみるく、甘かったのにさ……苦いじゃん」
「コーヒーだもん、当たり前でしょ。ほら、リンコちゃんがいらないならお姉さんがもらっちゃうよ?」
「ん、リンコも飲みたい!」
そんな私たちのやりとりを、彼がほほえましく見守っている。
やがて、お店には私たちと同世代の女の子たちがやってきて、「うわ、レトロ」「ナポリタンだって。懐かしいよね」とかいいながら、昔ながらの喫茶店でいつの時代も変わらないガールズトークを始め、店内が俄かに華やいだ。
   *   *   *
暑気払いを済ませた私たちは、まずは宿泊するホテルに向かうことにした。
彼曰く、まずはお宮の松と伊豆山神社に行きたかったらしいけど、
「そんなに荷物を抱えて石段登るつもり?まずはホテルにそれを置いてからでしょ?ゲームじゃないんだから……」
私の分の荷物も持たされた彼は、さすがにそうだねと、私の意見に従った。
商店街を抜け、そのまま坂道を下っていく。
途中のかまぼこ屋さんでは自家製の揚げ物を売っていて、リンコちゃんがどうしても食べたいと言うので私たちはイカと大葉のあげものを買って、カノジョはそれを齧りながら坂道を歩いた。
「あらあら、可愛い妹さんね?」と、にこにこしたおばさん達にカノジョが「違うもん、リンコは…」と、素直に事情を話しそうになったときはさすがに焦ったけど。
「ねえ、そういえば、なんでかまぼこなの?」
「だって、ネコリンコだもん」
そう満面の笑みで答えるカノジョは年齢よりも幼く見えて、まだまだ男女交際ってかんじでもないんじゃないかな。
かまぼこ屋さんの横を抜け、てくてくと歩く道すがら、転落防止のネット越しに海が見えた。
綺麗だなと思った。なんだかいいな。
彼と二人ではなく三人、こういうのもいいんじゃないかな。
と、カノジョが私の手を引いて言った。
「ね、近道だって!海岸近道!面白いよ、ねえ、行ってみない?」
唐突に設置された左手の階段には、たしかに「海岸近道(サンビーチ)」とかかれていた。
「あ、おもしろそう!ねえ、こっちに行っても大丈夫だよね?」
彼に聞くと「道順はあんまり変わらないから大丈夫だよ」と、少し後ろの方から彼が答えた。
「あ、こーら!」
彼の声を聞いたカノジョが階段をかけ降り、私もあわててカノジョの後を追う。
カンカンカンと階段をかけ降りる音が小気味よく響く。
本当にネコのように身軽なカノジョは、かまぼこを咥えたままさっと階段を掛け降りて、そのまま坂道を走って下る。
「あ、もう。まってよぉ!」
やんちゃな妹を追いかけるように、私はカノジョの後を追う。
彼氏の浮気旅行を追いかけて始めたこの旅を、私自身がどこか楽しんでいるようだ。
おーい、早いって、と、彼の少し情けない声が聞こえてきたので
「先に行って待ってるから!」
そう言って、走るカノジョのその後を、私も走って追いかける。
   *   *   *

308 :
坂道を降りながら、水着姿の親子連れを見かけた。
浮き輪を持った小さな子がててて、と走ってきて、お父さんが追いかける。きっと、このあたりの宿に泊まっているんだろうな。
と、狭い下りの道の視界が開けて青い空が見えてきて、そして目の前に海が広がった。
きっとこれがサンビーチだ!
道を渡ってまっすぐに進んだところでカノジョが待っていた。
「へっへー、リンコの勝ち!」
「もう、まってってば」
さすがに少しへとへと。
「ふふん、おばさんにはすこーし厳しかったかなぁ」
「おばさんって言わない。せめて…おねえさん」
「しょうがないなあ。じゃあ…お姉様!ね、行こうよ!ビーチ!砂浜!」
「はいはい。でも、もうちょっと待って?彼が来るから」
鼻にかかったような言い方も慣れてくると可愛いらしく感じる
それにさっき「妹さん?」と言われたのもあったかもしれない。
考えてみればカノジョはゲームの中の存在で、げんじつの世界を知らないはずだから、変な行動をして不審がられないように私が何とかなくっちゃ。
荷物の山を抱えた彼がようやく私たちに追いついた。
「ほーら、早くしないと置いてくよー!」
「ねえ、お姉さま、こっちこっち!二人とも早く!」
振り返った私が彼にそう声をかけ、いつの間にか信号をわたっていたカノジョが手を振って私たちを呼ぶ。
ふふ、ホントは彼と旅行に来たはずなのに、なんだかカノジョを取っちゃったみたいね。
でも、「お姉様」はないんじゃないかな。
彼が追いつくのを待ってビーチにでる。
とてもとても青い空に、ほんの少しだけ白い雲が浮かぶ。
まっすぐ、どこまでも広がる青い海と、海水浴を楽しみに来ているたくさんの人々。
視界の両端は緑生い茂る丘になっていて、右手には岬が、左手にはずらりと宿泊施設が見える。
海と、山と、そんな風景。
ほんとに綺麗…
そういえば、さっきからリンコちゃんが私の腕につかまっている
「あ、こら、暑っついでしょ?どうしたの?」
「う、うん、えっと、なんでもない」
ぱっと私の手を離して、カノジョが言った。
「そう?なら、いいけど」
だけどほんの少しだけ浮かない顔が気にかかる。
「いやあ、いいねえ、水着。しかしさすがに日差しが暑いねえ。やっぱり一旦荷物を置いてから来よう」
ようやく追いついた彼が言う。
「あ、こら、鼻の下、のばさない」
「はいはい、わかったよ。ごめんごめん。行こう。向こうだよ。ホテルまでもうちょっと歩くんだ。結構日差しが強いから、建物の陰になるほうを通っていこうか」
「あ、そうか、日傘を持ってくればよかった」
太陽を見上げて日焼けを心配する私に、ようやく闊達さを取り戻したリンコちゃんが言った。
「そうそう、おばさんはお肌に気をつけないとねぇ。リンコはぴちぴちだからさ」
「って、おばさん、っていわない!それに、ぴちぴちって…あなたねぇ…」
「ふふっ」
猫の目のように変わる彼女の表情に、半ばあきれながら彼の先導でホテルに向かった。

309 :
ホテルのフロントでチェックインを済ませる。
こういうのは私の方が慣れていたから、「どうしても妹がついてきたいと聞かなかった」ことにして三人分の宿泊の手配をしてもらった。もともと広めの二人部屋を取っていたのだからそれほど困ることは無く、仲居さんの先導で部屋に向かった。
畳の部屋に、リンコちゃんがごろんと転がる。
イグサの匂いを楽しむかのようにうつぶせになったあと、今度は仰向けで大の字になって、額に手を置いて言った。
「へへー、なんかいいね」
「ふふ、そうね。さ、ビーチに行く準備をしましょう。貴重品と、タオルと、それから…」
そういえば、カノジョは水着はどうするのだろう?
まさか、彼……持ってきてないよね。
「ねえ、リンコちゃんの水着、どうする?」
「あ、どうしよう。ゲームの中では準備してたけど……」
「…準備してたんだ」
「…ごめん」
なんとなく意地悪い目で彼を見ると、妙に素直に謝ってくる。
それはそれで彼の憎めないところなのだが。
「んー、どうしようか、私のは…大きすぎるか」
「ひっどーい!リンコはまだ成長中なんだから、おばさんと比べないでよね」
「あ、もう。ほら、おばさんって言わない。お姉さん」
「はいはい、お姉様、お姉様」
そんな私たちのやりとりをみて、彼がくすくすとわらった。
「え、なにさ」
「いやね、ホントに姉妹みたいでさ。かまぼこやのおばさん達じゃないけど。
ま、水着はなんとかなるよ。海水浴場の近くって大概売店があって水着とかも売ってるしさ。それにさっきのビーチからの通りも、ちょっとした商店街だっただろ?」
「そっか、そうだよね。うん、じゃあ、水着は現地調達で」
「えー。いいけどさ、ダサいのやだよ、リンコは」
「ぜーたく言わないの。だいたいあなた、本当は…」
と、カノジョがまた表情を曇らせる。
そうか、なるべくこの事には触れないでおこう。今は今だけは私の妹ってことにしよう。
「ね、きっと可愛い水着もあるからさ、リンコちゃんも行こうよ」
「うん、そだね」
すこし機嫌をなおしたカノジョが、にこっと笑って私をみた。
その様子に、彼はうんうんと機嫌よくうなずいてみせる。
   *   *   *
ホテルのラウンジで軽くお茶をしたあと、ビーチへ向かう。
外に出るとまだ日差しがまぶしいのはまだお昼過ぎだもんね。
さっきよりも雲が少なくなって、いよいよ空の青さが際立って見える。
「こっちだよ。右に行くと港とロープウェイ。ビーチは左」
「「はーい」」
私たちは声をそろえて彼に答える。
私の左側を歩くカノジョは、仔猫のような表情でにこにこと微笑んで、それこそ鼻歌でも歌いそうに上機嫌だ。
そうだよね。カノジョだってげんじつの世界に来るなんて思いもしなかっただろうね。
でも、忘れてはいけない。本来カノジョはゲームの中の存在で、まるで感情があるかのように振る舞うんだけれど、本当はそれすらもプログラミングされたもののはずなのだ。
だけど今、私と並んで歩くカノジョは本当にそれだけの存在なのだろうか?

310 :
南国のような熱気と潮風に誘われて、ほんの少しカノジョの足取りが軽くなっていく。
「ねえ、はやく!リンコ、みんなを置いてくからね!」
そんなカノジョを、彼と私とで追いかける。
相変わらず彼は荷物持ちだけど、今度は荷物といっても泳ぎに行くための水着と貴重品程度だから、彼はすぐに私を追い越して、カノジョを追いかけていった。
ま、男の子だもんね。
車道は左にカーブしているけれど、私たちはそのまままっすぐ進んで、海沿いの歩道を歩いてサンビーチに向かうことにした。
階段を上ると、眼前に海とヨットと、それから右手の丘にはロープウェイと、あ、あれが秘宝館ね、そういったものがみえてくる。
私たちが景色に見とれているうちに、コンコンコンとウッドデッキの音と感触を楽しみながら満足そうに歩くリンコちゃんが、不意に私たちを振り向いてビーチに向かう方を指差して言った。
「ねえねえ、あっちの方にカモメがいるよ、カモメ!」
ウッドデッキにサンダルの音を響かせて、カノジョが走っていく
「あ、ほら、危ないから!」
あわてて私も追いかける。
係留されたボートの隙間に、カモメ達が集まる場所がある。
集会場か何かのようだが、ここが波が弱い場所なのだろうか。
にゃあ、にゃあ、と鳴くカモメ達に応えるように、リンコちゃんも、にゃあ、にゃあ、と、その鳴き真似をしている。
「……ねこはねこでも、うみねこだよ、それ」
「うー、リンコだってわかってるもん!」
すると、ばさばさばさ、とカモメがリンコちゃんに襲いかかるように何羽もあつまってくる。
まるでヒッチコックの鳥ね…
「きゃっ!」
カノジョの手元からポテチの袋が落ち、無惨にもその中身はカモメ達に食い尽くされてしまっていた。
半べそで、カノジョが私の方をみる。
「り、リンコのポテチ…」
「っていうか、そのポテチ、どこに隠し持ってたのさ」
「ひーみーつ」
にひっ、と愛らしい猫のような笑顔を浮かべるカノジョに思わず私は吹き出してしまう。
「ほら、またカモメに襲われても困るでしょ?ポテチは諦めて」
「いいもん、そのときはカレシに守ってもらうからさ、リンコは」
「んー、どうかしら?彼、あんまり頼りになんないわよ?代わりにお姉さんが守ってあげるからさ」
「はいはい、お姉様」
くすくすと、それから大声で、私たちは笑った。
「ん、なにさ?」
きょとんとした表情で彼が私たちをみる。
「「内緒」」
二人でそう答えて、それから私たちはまた笑う。
そうして私とカノジョは手を繋いでビーチまでの道のりを一緒に歩いた。彼のこと、カレシのこと、そういった事を話しながら。
「なんっていうか…これってカノジョ通信、なのかねえ」
そう苦笑いする彼の声が聞こえる。

311 :
   *   *   *
「「ビーチだ!」」
声をそろえて私たちは言った。
歩くこと10数分、私たちはもう一度サンビーチに戻ってきたのだ。
まずはビニールシートを敷いて、荷物を広げる。
そうだ、日焼け止めを塗らないと、っていうかパラソルを借りられないかしら。周りを見渡しても、ちょっとそれらしき場所が見あたらない。売店は少し離れているのかな?それに…
「あ、そうだ、リンコちゃんの水着」
「ん、リンコはいいや」
「え?」
「リンコはさ、たぶん海に入れないんじゃないかなって思うんだ。
だってさ、ホントはリンコはゲームの子だから、もしかしたら、もしかしたらリンコも…ゲーム機みたいに壊れちゃうかもしれないから…」
確かにゲーム機を海に落とせば壊れるけど…
「でも、リンコちゃんは今ここにいるでしょう?」
「うん、げんじつの側にね。でも本当は…リンコはさ…」
そんなカノジョの表情が少し心に痛かった。
「リンコはいいからさ、お姉様達は楽しんできてよ。
みてるからさ、へへ…」
「そうはいかないわよ。
大体ここって、ゲームの中の観光スポットになってるんでしょ?
万一リンコちゃんが一人きりで居たりしたら、あなたのことを気に入ったロリコンが…」
一瞬、彼のほうをみる。
「ろ、ろ、ロリコンちゃうわ!」
「へー、4つも年下の女の子に鼻の下をのばして、よく言うわよ」
さすがに意地悪だったかな?
「とにかくね、こういうロリコンがいるかもしれないでしょ?
なので、私が一緒に居てあげるから、その分彼に遊んできてもらいましょうか」
「え゛、僕?」
「そ。あなた。
とりあえず向こうの浮きまで泳いで行って手を振ってちょうだい」
「…マジっすか」
「いーい?」
「はいはい」
そう言うと彼は波打ち際まで駆け出して、それから飛び込むように海に入っていった。

312 :

家族連れや恋人たちがまったりと海を楽しんでいるところを、彼は全力でクロールで泳いでいく。
「ふふ、バカねぇ、ほんと」
「だよね、ほんと、バカ」
「でも、彼、ホントにいい人なのよ」
「知ってるよ。カレがいい人だって事くらい、リンコだってさ」
「そうだよね。うん、そうだよ。ふふ」
そうやって私たちが笑いあっているうちに、彼は早々に浮きまでたどり着き、こっちを向いて両手を振った。
「「あ゛」」
どうやら彼はおぼれているのと勘違いされたらしく、ライフセーバーのお兄さんがものすごい勢いで彼の方に泳いでいく。
「…いっけない。そうだよね、普通あんな事したらおぼれてるって思うもんね…」
「あ、逃げた」
彼を指さしてリンコちゃんが言う。
逃げる彼と追いかけるライフセーバーのお兄さん。
さすがにプロには勝てず、あっけなく捕まった彼は砂浜に引き上げられた後、こっぴどく怒られていた。
「リンコちゃん、知ってる?彼って最初は泳げなかったんだよ」
「そうなの?」
「そう。でも頑張って泳げるようになったんだよ」
「そっか……いいなあ」
「ん?」
「だってさ、お姉様は私の知らないカレを知ってるんだもん」
ちょっといじけたふうにリンコちゃんがこぼす。もし私とカノジョが逆だったとしたら、きっと私も同じ事を思うんだろうな。
だけどカノジョは元気よく顔をあげてそれから笑って言った。
「でも、リンコだって負けないんだから」
それはカノジョからの宣戦布告ではなくて、私もまたカノジョとカレの歴史を知らない、そういう事なのだろう。
「おー、どうした?二人して?さすがに怒られちゃったよ、てへ」
のんきな声とともに、彼が戻ってきた。
   *   *   *

313 :
連投規制(泣)

314 :

少し浜辺で休んだ後、私たちはホテルに帰ることにした。
海岸沿いの道を、私はリンコちゃんの手を引いて歩く。
水着姿のままの彼が歩きながら私たちの方を振り返って言った。
「ねえ、すごい日焼けしたでしょ。っていうかちょっと痛い」
「ん、みせて?…あーあ。予言します」
赤く腫れた彼の肌をみて、私とリンコちゃんは声をそろえて言った。
「「明日あなたは後悔するでしょう」」
「え?」
くすくすと笑いあう私たちに、やれやれと彼もあきらめたらしい。
「とりあえずさ、昼寝したい。
あれだけ泳いだら僕もさすがに疲れた」
「当たり前でしょ…それより、逃げきれると思ってたの?」
「当然」
「ほんとにバカなんだから」
「って、あのねえ、僕は君がいうからさ…って、リンコ、どうした?」
ほんの少しだけ俯き加減のリンコちゃんに彼が気がついた。
「ん、なんでもないよ」
「そう?ならいいけどさ」
そう答えつつもカノジョは私の手を握る力を強くした。
この世にとどまる力を弱めないようにするかのように。
「大丈夫だよ、リンコちゃん」
自信があるわけでも確信があるわけでもない。
ただなんとなく私にはわかっていたのだ。
   *   *   *


315 :
ホテルの部屋についてすぐ、彼はごろんと横になって、気がついたら寝息をたてていた。
ほんとに、いつになっても子供なんだから。
一つ年下の彼を、優しい表情で私はみる。
と、彼の荷物から、リンコちゃんが何かをとりだした。
「ん、なに?」
「一応さ、充電。
しておかないと、リンコ、消えちゃうかもしれないしさ」
「ん、そっか」
カノジョの姿をあしらった携帯ゲーム機を、カノジョ自身が充電するというシュールな光景。だけど、それは私たちが生きるために食事をするのと同じ、あるいはそれ以上に大切なことなのだろう。
もしかしたらそれは、カノジョをこの世にひっかけるための釘、なのかもしれない。
その様子を見て、ふと妙案がひらめいた。
「ねえ。さっき海岸で海に入ったら壊れちゃうかもっていってたじゃない?」
「うん。だって、リンコ、ゲームの子だもん」
「だったらさ、そのゲーム機を防水ポーチに入れておけば温泉に入れないかな?温泉なら海水よりはマシだと思うし」
「え?」
「物は試し。やってみようよ!私、リンコちゃんにもげんじつの楽しさを知ってほしいから」
カノジョは猫のように目をぱちくりさせて、それから満面の笑みで答えた。
「いーね!うん、さすがはお姉様!」
「もう、お姉様ってのはやめてってば。おねえさん」
充電の終わったゲーム機を、着替えを詰めてきたジップロックに二重三重に収納する。細心の注意を払って。
それをお風呂道具用の防水ポーチに入れ、完全に水気をシャットアウトできるようにする。
「うん、これで大丈夫かな」
「大丈夫だよ、きっと。ね、リンコ、露天風呂に入りたい!」
「はいはい、あわてないの。ほら、浴衣に着替えて、一緒に行こう?」
私たちは手を取り合って露天風呂に向かった。
脱衣所でリンコちゃんが浴衣を脱ぐ。
スレンダーで華奢なラインがとても綺麗だった。
「さて、わたしも…きゃ!」
突然リンコちゃんが私に抱きついてきた。
「へへー。お姉様、おっきいねぇ」
「ねえちょっと、やめてってば」
「いーな、なんか、お母さんみたい…」
「あ、もう。ちょっと、どういう意味?」
「きっとね、リンコは、お母さんになることは……」
「え?」
「あ、違うの。なんでもない。うち、お父さんが再婚してるからさ…」
「そっかぁ…いろいろ複雑なんだねえ」
「そういう設定なのさ、リンコは」
ほんの少しやるせなさそうな表情を浮かべて、カノジョは私に抱きついてきた。
「お願い、リンコをぎゅってして」
「うん…」
触れ合う肌越しに伝わるやわらかい暖かさが心地よい。
髪を抱き寄せるとカノジョはほんの少し涙ぐんでいたけれど、それを気取られないように、もう一度私にぎゅっとすがるようにする。
「大丈夫、きっと、大丈夫よ」
何が、というわけでもなく、私はカノジョにそう言った。私の抱きしめているカノジョは、確かに私の腕の中にいるのだから。

316 :
「へへ、ありがと」
そう言ってカノジョははにかむようにほほえんだあと、元気に露天風呂へと飛び込んだ。
   *   *   *
「ん、どうした?」
寝ぼけ眼をこすって、昼寝から覚めた彼が言った。
「リンコちゃんがね、湯あたりしちゃって…」
部屋に寝かせたカノジョをうちわでパタパタと扇ぎながら、そう彼に答える。
初めての温泉を満喫したカノジョは、はしゃぎすぎたのか露天風呂でのぼせてしまったのだ。
無理も無いわよね。
「ん、そっか…あ、そうだ、なんかおもしろいテレビやってない?」
「だーめ」
「なんでさ」
「せっかく可愛い女の子二人と旅行に来てるんだから、テレビなんて観ないの。あなたは私たちだけみてればいいの」
「そういうもんなのかね」
「そうそう。こんなサービス、めったにしないんだからね。
ほらリンコちゃん、彼、起きたわよ」
「リンコ、もう、食べられないよ…」
…いったいカノジョはどんな夢を見ているのだろう。
「ま、確かにそうだよね。見てて飽きない。
さて、僕もお風呂に行ってくるよ」
「いいけど、熱いお湯に浸からない方がいいよ。日焼け酷いから」
「はは、ありがと」
そういって、彼は部屋を後にした。
私も一緒に行きたかったけど、この子を放ってはおけないから、ね。
「ねえ、お姉様は行かないの?」
ふと、カノジョが目を覚ました。
「いいのよ、私はあなたと一緒にいるわ」
「へへ、ありがと」
そう素直に、カノジョが答える。
「ねえ…やっぱりさ、リンコは本当はカレと一緒に居ちゃいけないんだよ」
「え?」
「わかっちゃったんだ、いろいろ…」
抑えていたものがあふれるかのように、つ、と、カノジョの頬を涙が伝う。どうにもできない私は、ただ、カノジョを見ていることしかできない。
ひとしきり泣いた後、カノジョは目元を浴衣の袖で拭って言った。
「ねえ、そうだ、花火」
「え?」
「花火、見に行こうよ、三人でさ」
「あ、そういえば…」
そう、今日は熱海の花火大会なのだ。
「うん、そうだね。行こうね、三人で」
「うん」
ようやくにっこりと、カノジョが笑った。

317 :

   *   *   *
夕食を済ませた後、私たちはもう一度ビーチに戻ってきた。
私とカノジョと、彼との三人で。
今日はこの夏最後の花火大会。
ビーチにはたくさんの観光客が来ている。
迷子にならないように、私はリンコちゃんと手をつないで歩く。
さっきのことといい、どこか危なっかしいカノジョ。そんなカノジョを手放さないためにも、私はぎゅっと手をつないでいる。
そんな私たちを見て、本当に姉妹みたいだね、仲がいいね、って彼が言う。
「もう……だいたい、あなたのせいなんだからね?」
「なんでさ」
「ゲームの中の女の子と旅行、なんてしたのって誰かしらね?」
「いや、まあ…僕だねえ」
そう苦笑しながら、彼は答えた。
でも、これでいいと思った。
カノジョがどうしてここにいるのかはわからないけれど、確かに可愛い私の妹分がここにいる。
ぎゅっと、私の手を握って。
「ね、リンコちゃん、もう一回花火があがるわよ。海辺の花火大会だから、すっごく大きな花火があがるのよ」
「うん!」
満面の笑みで答えるカノジョ。
本当に、かわいいなあ。
そりゃ、彼だって……
ほんのわずかな妬ましさが私の胸に沸き上がった。
「あ、すみません」
「きゃ!」
突然一人の男性客が私たちにぶつかってきて、私は前のめりに倒れそうになる。
いけない、このままだとリンコちゃんも……
「ったぁ…」
したたかに腰を打ち付けていた。
「あれ?リンコちゃんは?」
しっかりと、繋いでいたはずの手は、いつの間にか離されていた。

318 :

あたりを見渡しても、カノジョの姿が見えない。
「うそ…やだ…」
と、大分向こうの方に、他の観光客たちに紛れてカノジョの姿が見えた。
「リンコちゃ…」
呼びかける私を制するように、カノジョは切ない表情で言った。
「お姉ちゃん、ありがと。
リンコ、こっちに来れてほんとに楽しかったよ。
……ばいばい」
そう言ってカノジョは静かに人混みの中を進んでいく。
「まって!ねえ、まって!」
必で追いかける私を人波が邪魔をする。
「通してください!おねがい、通して!」
私の声に、もう一度振り返った後、カノジョは暗い熱海の夜に消えていった。

追いかけても、追いつけない。
思わずその場に崩れ落ちる。
「大丈夫?」
追いかけてきた彼が私の肩を抱く。
気がついたら、私は泣き崩れていた。
ただただ、泣いていた。
「ばいばい」
カノジョの最後の言葉だけが耳に残っていた。
   *   *   *


319 :
翌朝、私はホテルの部屋で目を覚ました。
本当は三人で取った部屋。
でもその部屋には彼と私の布団しか敷かれていなかった。
もともと二人きりの部屋として、何事も無かったかのように扱われていたその部屋。
朝食も、二人分しか用意されていなかった。
だから私は、おそるおそる彼にたずねた。
「ねえ、昨日のこと、覚えてる?」
だけど、彼はなにも答えてくれなかった。
それがまた、私を惨めな気分にさせる。
「ばいばい」
そう言って、熱海の人混みの中に消えたカノジョ。
ごはんにかける卵をただただかき混ぜながら、私は嗚咽をこらえていた。
それなのに彼はなにも、なにも言ってくれない。
たまらなく不安がよぎる。
それを察したのか彼が重い口を開いた。
「なにもかも夢だったんだよ。儚い、夢。だけどげんじつの僕たちはここにいる。それでいいじゃないか?そうだろう」
そういう彼の表情も、どこか沈痛な面持ちだった。
「いいわけ、ないじゃない!」
思わず、だん、っとテーブルを叩いてしまう。
周りの目線が私たちに集まる。
でも今はそんなことは気にしていられない。
「ねえ、教えてよ。あの子はどこに行ったの?リンコちゃんはどこに行ったの?あの人混みに消えてあの子はどこに行くの?どうして、私は、私たちは…」
そう言う私を諭すように彼は言った。
「ねえ…いいかい、カノジョはゲームの中の存在なんだ。それが何故かげんじつに現れてしまった。だけど僕は彼女の彼氏であるわけにはいかないし、カノジョも僕の彼女であるわけにいかない。あの子はそれをわかっているから、行くべき場所に行くんだ。そういうことだよ。」
「行くべき場所って…行くべき場所ってなにさ!あの子は確かに私と一緒にいたよ?私の手をとって、私にきゅっとしがみついて。たとえあの子がゲームの中の存在だとしても、確かに私と一緒にいたんだよ?」
思わず立ち上がってそう言う私を、彼は制することなく、言葉を続けた。
「だけどカノジョは選んだんだ。僕たちの前から消えることを」
「選んだって…選んだって…なんでさ!」
「そういう、そういう子なんだよ。カノジョは」
「だからって…だからって…」
空回りする私の気持ちを余所に、意を決した様に彼は言う。
「だから僕たちは……やっぱり行こう。
行くべきところがあるんだ……初島に」
「なんで初島なのさ!」
怜悧な目で、彼が私をみて言う。
「行けば、わかるよ」

320 :
   *   *   *
朝食を済ませた後、私たちは早めにチェックアウトした。
なんとなく、落ち着かなかったから。
ホテルを出て右手の椰子の木が並んだ道を歩く。
荷物を持った彼の後を、とぼとぼと私は歩く。
まだ比較的早い時間、行き交う車も少なく、私も彼も言葉を交わすことなく。
小さな公園の横を通ってすぐに熱海港に行き着いた。

初島行きの船のチケットを取るため、チケット売場に彼と私は並んでいた。
結構、多いのね。
携帯ゲーム機を持った一人旅の男性達が何人も並んでいる。
怖くなった私は、思わず彼のシャツの裾を摘んでしまう。
そんな私の手を優しく彼が握り返す。
ふと、さわやかな香りが通り抜ける。
覚えのある、香り。
白い帽子を被って白いワンピースに身を包んだ少女が、私たちの後ろをカツカツと小気味いい足音とともに通り抜けて、初島行きの船の桟橋に向かっていった。
え?
思わず振り向いた私に、少女は仔猫のような人なつっこい笑顔を浮かべて私をみる。
わずかに、口元の動きがみえて、
それは「ありがとう」という言葉……
そしてカノジョは帽子を目深にかぶって船に乗っていく。

だから私は彼に言った。
「ねえ、やめよう…初島に行くの」
何もかも知っているかの様な彼が私を見て、うなずいた。
「伝説のビーチなんて、見つからなくてもいい。
だって、私はあなたと一緒に居るんだから」

なんでだろう。ためていた涙があふれて、頬を伝う。
そんな私の涙を止めるように、彼の指が泣きぼくろに優しく触れて、そうして彼は言う。
「そうだね、もう僕たちには必要ない。
……だから、帰ろう」
そう。
だってもう、私たちには伝説のビーチは必要ないのだから。


321 :
おしまいました^^
おまけに、あとがきと奥付けも。
あとがき日付ですが、イベントは2010年9月で、思いっきり誤植とか、もうね(汗
しかも奥付けに初版日付忘れてる(汗

あとがき
はじめまして、こんにちは。高瀬光です。
まずは拙作「ポケットの中の恋人+」をお手に取っていただきまして、本当にありがとうございます。マジ感謝。
本作はLP+の熱海旅行をテーマに書いていますが、そもそもこれを書こうとしたきっかけって言うのが、
Twitterの#loveplusにpostされた「LPにハマる男がマジわかんない」って女の子の呟きで、
じゃあげんじつの女の子にとってラブプラスってどうなんだろう?っていう事でいろいろ考えてて、
だから最初に考え付いたのはほんとにギスギスした話で、ネタ出ししてて辛かった。なので、こういうお話になりました。いかがでしたか?
さて、タイトルも前作を受けて付けています。決して安易にとりあえず+って付けとけばいいやってわけではないので、
そのあたりを汲み取っていただけるとうれしいかなと思います。
ともあれ、このお話はいったん終わるわけですが、皆様エア熱海でお会いしましょう!
最後に、いつもながらオタク方面ではお世話になっている「L」さんとか「M」さんとかありがと。何とか書き上げました。
2010年4月 高瀬光
※9月の誤植です
奥付
「ポケットの中の恋人+」
発行:ひかりごけ
著:高瀬 光
e-mail: (今回割愛)
Twitter: ht_lp
Mixi: (今回割愛)
Trip: ◆cnAl6CXNe5FX
ご意見、ご感想等お待ちしております
禁無断転載・引用

322 :
まさかの本人転載とは斬新だわwww

323 :
そっちかよ(笑)
エロパロから物書き始めたんで、やっぱここで読んでもらえると嬉しいです
さすがに他人のを転載するとマズイけど、本人なら大丈夫じゃないかな…

324 :
男子生徒C的なお話
まあ、よくある話だよ(苦笑)
----------
お祭りの人混みの中で僕は間違いなくカノジョをみつけられた。
だけどカノジョは多分僕には気づいていない。
僕は、一瞬だけカノジョの視線の先を追いかけようとして、止めた。
カノジョの事を見ていながら、カノジョを見ているだけでカノジョの世界の入るための努力をしなかった僕には、その先に誰がいても目を背けるしか無かったから。
多分それが僕とカノジョの距離感なんだ。

325 :
>>321
前にマナカver.書いてた人?
なにはともあれ凄く読み応えありますた。

326 :
>>325
ありがとうございます!
ついでにこないだ書いて恥ずかしくって引っ込めた奴ですが・・・
-----------
「そんなの…そんなの知りたくなかったよ!」
「でも、それが本当のことなの」
窓の外ではやわらかい雪が降り、冷たい畳の部屋で僕とカノジョは続ける言葉を失った
   *   *   *
秋も深まる中、進学のために僕は引越しをした
貧乏学生だった僕が選んだのは築20年を超える昭和の風情の残ったアパートで、住人もその時代からあまり変わることが無いのだろうか、静かというより寂しい感じだった
尤もそれは少しだけ人が苦手な僕にとっては寧ろ有難かった
淡々と続く灰色の日々
だけどそれは秋の日の夕暮れに茜色の色彩を帯びて輝かしくなった
   *   *   *
夕食の買出しに行こうとジャケットを羽織って僕は玄関のドアを勢いよく開けた
「きゃ・・・」
若い女性の声が聞こえた
ドアの前には茶色のダッフルコートを着た同い年位の女の子が居た
少し明るい色味のセミロングの髪、まなじりの下がった柔和な印象の目
だけどその瞳にわずかに怯えた様子が浮かんでいたのは僕のせいだろう
「ごめんなさい、怪我とかしてません?」
「あ・・・大丈夫、です」
そう答えるとカノジョは小さく背中を丸めるようにして一つ奥の部屋に入っていった
それが僕たちの出会いだった
   *   *   *
暫くして僕たちは年齢の近い友人になった
きっかけは深夜にやっていたホラー映画で、人形が魂をもって動き出すという他愛も無い話だったのだが、それから僕たちは色々な話をするようになった
日々のこと、好きなもののこと、それからお互いのこと
カノジョは一人暮らしでファミレスでアルバイトをして生計を立てているらしい
親のすねをかじって学生をしている僕からすると、尊敬とともに申し訳ない気分になるが、それでもいいから自分の道を間違えないで、とカノジョは僕に言う
そのときのカノジョは、ほんの少し寂しそうに、ほんの少し何かを懐かしむようにしていたのだけど、そのときの僕には彼女の言葉の意味がわからなかった
それからだんだん二人で僕の部屋で好きな映画を観たり、他愛もない話をしながら過ごすようになり、そうして同じ時間を過ごすうちに、僕はカノジョに好意を抱いてしまった

327 :

   *   *   *
年も暮れてクリスマスイブの夜、僕の部屋でいつものようにコタツで二人で暖をとる
今夜は、雪らしく、いつもより寒い
「ねえ、これ、今日はクリスマスイブだから、チキンとケーキ。それから……」
用意していた包みをカノジョに渡す
「これ、クリスマスプレゼント。女の子に何を贈ったらいいのかわからなくて、もし、その……よかったら、受け取って欲しいんだ」
「いいの?」
「うん」
小さな包みの中身はシルバーの指輪で、慣れないバイトをして買ったものだ
こういうものを買うのは初めてで、「クリスマスの魔法」という名前に願を掛けて買った
だけど肝心のカノジョの指のサイズ、というか僕はそもそも指輪にサイズがあることを知らなくて、結局それはぶかぶかだった
それでも、カノジョはにっこりと笑って、ありがとうといって受け取ってくれた
だから僕はなけなしの勇気を払って僕はカノジョに想いを告げた
「それから、その……あの……、好きです!付き合って欲しい……んです。だめ……かな……」
だけれども、僕が言葉を続ければ続けるほどに、カノジョの表情が曇ってくる
「その、迷惑だったらごめんなさい、僕が一方的に……」
「ごめ、なさい、違うの、違うの……私も、貴方が、好きになっていたの……だけど……」
つと、カノジョの頬を一筋、涙が伝う
   *   *   *
それから、カノジョはカノジョの本当の事情を話してくれた
自分がラブプラスというゲームの中のキャラクターで、本当は実在しない存在だったこと、何故かカノジョはげんじつの存在としてカレシのところに現れてしまったこと、だけどそのカレシが事故で亡くなってしまったこと、それでカノジョはここで独りで暮らしていること
それでもカノジョはゲームのキャラクターなので、亡くなったカレシ以外を好きになることは許されていなかったこと
だから今まで人とかかわりを避けていたこと、それでも人を好きになる気持ちは捨てられなかったこと
そうしてカノジョもまた僕を好きになってしまったこと
到底信じられない話だけれども、だけど僕にはそれが本当のことだとわかってしまう
だから、言ってしまった
「そんなの…そんなの知りたくなかったよ!」
「でも、それが本当のことなの」
淡々と答える彼女の言葉に、事実を話してくれたカノジョの気持ちを僕は平気で踏みにじってしまったことを知った
一度発せられた言葉は、取り消せない
   *   *   *


328 :
深々と降る雪が、沈黙を白く染める
僕は涙で瞳を潤ませるカノジョをまっすぐに見る
カノジョの目元のほくろがこらえてあふれた涙のように思える
やるせない気持ちでお互いの表情が笑い泣きのようになっていただろう
僕もまた泣きながら、彼女を抱こうとする
僕は僕の腕を、カノジョの肩に、髪に、耳元に伸ばし、カノジョの肩と頭をそっと抱く
そんな僕にカノジョは沈黙だけで応える
それから指先でカノジョのあごに手を伸ばし、キスを迫る
「唇は、ダメ……」
カノジョにとって、キスは特別なもの、それはわかりきったことだ
それでも強引にカノジョにキスをする
彼女は嗚咽を漏らし、そうして瞳から涙が溢れる
それでも構わずキスをする
そのままカノジョをゆっくりと押し倒す
カノジョの柔らかい部分に触れながら、ゆっくりと
そして、キスをする
カノジョの唇に、頬に、額に、髪に、耳元に、うなじに、肩に、胸元に、乳房に、乳首に、腹部に、下腹部に、太ももに、脛に、足先に、内股に、それからカノジョの一番繊細な部分に
熱い吐息とともに、カノジョは涙を流す
喜びと、やるせない気持ちとともに、涙を流す
それは僕も一緒だった
もう一度、カノジョの唇にキスをしたあと、ゆっくりと彼女の中に入っていく
身体の痛みに耐えかねてか、苦悶の声をあげ、僕の背中に爪をたてる
それすら構わずに僕はカノジョを僕のものにする
泣きながら、カノジョを、抱く
激しくなる彼女の吐息を塞ぐように、もう一度キスをし、そうしてカノジョの中でカノジョとともに果てる
   *   *   *
冷たい夜に、僕たちは涙とともに結ばれた
事が終わって、僕たちは泣いた
心の底から、泣いた
身体も、心も、結ばれてもなお、僕たちは結ばれることが出来ないことに泣いた
お互いの身体を抱き、お互いの指を絡め、お互いの頬を触れさせたまま、泣いた
ふと、カノジョの涙と僕の涙が、同時に指輪に落ちる
ぶかぶかの指輪だったけど、カノジョはそれを指にはめていたのだ
と、指輪がほんの少しだけ鈍い光を発し、それからあたりが光で真っ白く包まれる
   *   *   *
ねえ、おきて
彼女の声で、僕は起きる
部屋は寒くて、カノジョの肌の温もりだけが今はあたたかい
真っ白な雪に覆われた街が、青い月に照らされている
綺麗、だな
そんな外を見ながら、カノジョは僕に身を寄せて、耳元で、言った
初めて僕の名前を呼んで、初めて僕のことを愛していると、言った
そうして、僕たちはお互いの名前を呼んで、キスをして、もう一度抱き合った

329 :
おしまいました。
苦情は・・・できれば感想をお待ちしています(ついったーOKす)

330 :
よかったっす!
最初切ない系かな〜と思ったんですが、ハッピーエンドになってなによりです。
ネネカレとしてもうれしいっす!
またぜひ書いてください!

331 :
あげ

332 :
寧々と彼氏がお風呂でラブラブHな話です。

333 :
 本日のデートを楽しんだ寧々と彼氏。
 この後二人は夜を彼の家で泊る約束を交わしている。
 しかし、今日はニュースでも流れるほどの寒波に見舞われ、今にも凍えそうだった。
「うう〜寒いね〜」
「…ああ、寒いよなぁ」
「早くいっしょにお風呂、入ろ?ね?」
「そうしよう、急ごう、寧々」
 カップルは早歩きになって彼の家に向かっていった。
 二人はさっそくと言わんばかりにお風呂に直行していた。
「ふう〜極楽極楽」
 と彼はのんきな声を出す。肌も、乳白色から赤色になってきていた。
「しっかり入って温まろうね」
 冷えた体を少しでも温めてやろうと、彼は湯船の中で、寧々を後ろから抱きしめている。
 と、寧々のふくよかな尻に、長くて硬いものが当たった。それがなんであるか容易に察し、寧々は、にんまりとする。
「あっ、大きくなってる、君ってばぁ」
 自分がスケベと言われたようで、彼は唇を尖らせる。
「仕方ないよ、こんなことをしていたら」
 だが、逆にまったく無反応というのも、それはそれで女としては癪である。正直なところ、彼の反応は嬉しかった。
「だったら……それで身体の中からあっためてほしいなあ」
「よろこんで!」
「うん。じゃあ、しよっか?」
 寧々は器用に身体の向きを変えた。
 抱き合い、二人は唇を重ねる。小鳥のついばむような接吻を繰り返し、徐々に舌を絡めていく。
 心臓まで温めるように、寧々のボリュームのある胸を彼が優しく揉みしだく。
 彼女といたしたのは一度や二度ではない。最初はカノジョに引きずられるように、しかしだんだんと、自然な関係と思えるようになってきた。
 二人でいることが自然になっている、それが恋人であるということだと思うようになっているのだが。

334 :
「腰、少し浮かせてくれる?」
 水面に飛び出た彼の男根に、寧々が舌を這わせる。頬をすぼめて、男根を咥え込んだ。
「あむっ……レロレロ……ちゅるるる〜っ」」
 口内で、舌が別の生き物のように這い回る。雁首を執拗に舐めまわしたり、尿道を吸い立てたり。
「寧々、前よりも上手くっ……」
 彼が早くも、眉根を寄せてこらえきれないといった表情になる。
 
 彼の鈴口からは我慢汁が滲み、寧々の花弁は濡れそぼつ。頃合いだろう。
 互いを見つめあったまま、寧々は腰をゆっくりと落としていく。
「ふふ……お腹の中が、君でいっぱいになっちゃった」
 そのことばでなんとも誇らしい気分にもなる。
 根本まで咥え込むとすぐに、寧々は腰を引き上げた。
 そして再び、思い切り腰を落とす。
 湯船が激しく波打つ。
 浮力のおかげで、上下ヘの律動も床の上より大きい。
 熱く硬い肉槍が、寧々の理性を粉々に突き崩していく。
「あふっ! 君も、もっと動いてぇ」
「ああ、任せてくれ」
 カノジョと呼吸を合わせて、カレシが突き上げていく。
 若々しくも濡れそぼつ無数の襞が、鈴口から根本まで貪欲に舐めしゃぶる。
 すぐさま突き入れる。もはや膣内は、外が真冬日だと言うのを忘れそうなくらいに燃え上がっていた。
 狭い室内に、肉と肉が水音と混じり激しくぶつかる音を響かせる。
「ああんっ! 好きよ、好きっ!」
 彼はというと、無駄口も叩かず一心不乱に腰をぶつけている。
 何か言いながら腰を動かせるほど、彼は器用ではない。
 だがその一途さは、寧々をあっという間に高みへと引っ張り上げていく。
「わたし、ちょ、先に……だめ、だめえぇ! ああ凄い、わたし燃えちゃうっ!」
 口の端から涎まで垂らし、寧々は限界を訴える。
 彼の逞しい背にしっかりと腕を回しながら、全身を絶頂の予感に震わせる。
「い……イグ……いいぃっ! ああっ、んはああ――っ!!」
 露骨な嬌声を上げて、寧々が先に絶頂を見ることになった。
 その締め付けは、彼も道連れにするように激しい。
「くっ、こっちもそろそろ!」
 中に注ぎたい本能を爆発させ、発射寸前の肉棒を突き入れる。
 熱いたぎりがその中を駆け昇っていったのは、それから間もなくのことだった。
「おおっ――」
 たっぷりと、何度も何度も、寧々の胎内に白濁液をぶちまける。
 それがようやく終わると、息も絶え絶えな寧々の唇を奪う。
 風呂場にはしばらく、二人の荒い息遣いだけが聞こえていた。
 事が済んだ後、寧々は湯船で彼に抱きかかえられていた。
 こうしているとき、裸の二人はこんな時間がいつまでも続くといいなと感じていた。
「そろそろ上がろうか」
「うん」
 寧々はカレシの腕に自分の腕を絡める。
 彼も拒まない。
 二人は恋人同士、風呂場を出るのだった。
終わり

335 :
書き込みテスト

336 :
ごめん、下げ忘れorz

337 :
「あ……」
私は、転がり落ちた
私は高嶺愛花、とわの高校二年生
今日はカレシとお泊りで遠くへお出かけだったの
それなのに、あわてて出かけたカレときたら、私のことに気づきもしない
私は丁度置いてきぼりを食う事になってしまったのだ
でも、私は一人ではなにもできないから
冷たいホテルのカーペットの上で、私はただぽつんと座っている事しかできなかった
じわ、っと、瞳が濡れる
どうしてこんなふうにうまれてきちゃったのかな

いっしょうけんめいに生きてきて、ただ、ただ、頑張って、頑張って
それでも私は一人きりで
だけど、あなたが来てくれた
私の世界に、来てくれた
だから私はあなたを好きになって、あなたも私を好きになってくれて
うれしくなって、不安になって、とってもしあわせで、そしてとっても怖くなって
でも、あなたに愛されて、いっぱいいっぱい愛されて
と、ホテルのルームサービスのお姉さんがやってきた
「もう、駄目じゃない。カノジョ放り出してさ」
そう、ひとりごちると、カノジョは私を拾い上げた
「まったくもう、お姉さん、がっかりだなあ。
でも、ほら、あなたも泣いてちゃダメ。
きっとあわてて帰ってくるから、ちゃあんと待っていなさいね」
まなじりの垂れた瞳で優く微笑んで、そう、私に語りかける
「さて、と、この部屋はよし。じゃあね、愛花ちゃん」
そう、きっとカレは帰ってくるはず
ほんの少し不安だけど、いっぱいの想いをカレからもらったから
だから私はこうしていられるの
だから、はやく、迎えに来ないかな

338 :
正確に言うと山田石人さんの「まなかの」の愛花をテーマにしたショートSSです。
皆さんもカノジョを落とさないでね^^;

339 :
次は3DSで画面から出てくるカノジョだね

340 :
お姉さんで優しくて甘えさせてくれるねねさん
年下の彼の事がぬほど好きだけど、好き過ぎてちょこっといじめちゃう事もある
そんないつも彼より優位な立場に立ってる彼女を嫉妬で泣かせたい
泣きながらお説教されたい
ポカポカ胸とか叩かれながら
「私の方があなたの事大好きなんだから!」
とか言われたい
基本ヤキモチ焼きだと思うから、そういうSS書くのは簡単だと思うけど…書いてみて良い?


341 :
福島以外に住んでるんならぜひ頼む

342 :
ごめん、被災地云々にかかわらずお願いしたい…

343 :
基本ビッチだから難しいと思うよw

344 :
保守

345 :
保守

346 :
保守

347 :
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E5%9C%B0%E6%96%B9%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87
東北地方太平洋沖地震
もっとねよ。者数少ねぇなぁ...少なすぎるんだよ(*`Д´*)
たったの15019人だけかよ(*`Д´*)
ざけんなもっとねもっとねもっとねもっとね
もっとねもっとねもっとねもっとねもっとね
何で俺が嫌いな人間とんで欲しい奴が一人もなないんだよ畜生がぁ(*`Д´*)
特にDQNとヤリチンとヤリマンと糞政治家共と島田紳助と石原慎太郎とみのもんたはねや
貞操観念のない糞日本人共全員ねや
1000万人以上の糞日本人共ねや(*`Д´*)

348 :
キチガイクズ多摩 ◆WjKIN....=らうふ◆U67579Mo.wが消えろ
俺より生きている価値がないからさっさと­ね
親のスネかじらないとネットが出来ない不細工キチガイ
俺みたいにバイトしてネット代と学費と生活費稼いで見ろよ。
雑魚が
俺以下の生きる価値のないキチガイクズ多摩 ◆WjKIN....=らうふ◆U67579Mo.wさっさと­ねや
全く俺みたいな朝鮮人でアスペルガー症候群の知的障害者でも友達が3人いるのに...
お前等ときたら...
ドラ板のクズ管理人キチガイクズドラ ◆DORA/EIkOUはリアルに友達が一人もいないとか雑魚だろんで消えろよ...ってか真面目に­ね
この俺でも高校生時代の友達1人と大学に2人いるのにマジでドラ板のクズ管理人キチガイクズドラ◆DORA/EIkOUは雑魚だな、消えろ大気汚染の元凶が...
俺みたいな朝鮮人でアスペルガー症候群の人間に負けているとか哀れだな­ね、消えろ
特にドラ板のクズ管理人キチガイクズドラ ◆DORA/EIkOUとキチガイクズ多摩 ◆WjKIN....=らうふ◆U67579Mo.wそしてガロードとゴモラ→超神星キングロナルド◆ddza5igk1Eとなめ ◆f9hvmyRJ96=みどり ◆YzY0xG6v3Aは消えろ、さっさと­ねや

349 :
保守

350 :
保守

351 :
>>333-334
抜けました、上手いです。

352 :
保守

353 :
ほしゅ

354 :
Newが出るまでこの調子かな?

355 :
newのマナカのママとリンコの義母がイイ!

356 :
>>285

 ギュフフ
「小早川、もうそろそろいいよね」
「っ、や!」
 伊木が、身体を起こしてがっしりと上から凛子を押さえ直し、
見下ろしながらそう告げた。凛子にも、伊木の言葉の真意を
理解し激しく抵抗を行うが、体格差もあって押さえつけられる
と抗う術は完全に失われていた。
 ゲゲ
「小早川、小早川」
「…」
 唇から血が出るくらいに唇を噛み締めるしかない凛子に伊木は、
勝ち誇ったように押さえつけて、顔を嘗め回し、首筋に舌を這わせ、
幼い双丘を味わった。
 そして、凛子の折れそうな華奢な腰に両手を回して凛子の下半身を
固定し、自らの分身を宛がい狙いをつけた。

357 :
 グフフフフフフフフ
「小早川〜〜〜」
「イヤァーーー」
 凛子の絶叫を味わうように伊木がしたり顔で笑う。
 凶悪なイチモツが、ミシリと秘裂の入り口を弄った。
「痛い痛い、無理無理無理ぃぃぃぃ」
 未成熟な凛子の身体にそれこそ不釣合いな伊木の
ソレが、一ミリ、一ミリとまさに身体を引き裂きながら侵入していく。

358 :
 ゲフゥ
「…」
「ぃぃぃぃ…」
 痛みに涙する歪んだ凛子の顔を伊木は、実に美味しそうに
眺めながら、無慈悲に体重を掛け続けた。
凛子は、その身に起きている激痛に声を発することすら適わなくなっていた。
 まさに身を裂かれるような痛みが、身体を支配していた。
 凛子の未成熟な肉体に伊木の極太のイチモツは、そぐわないと思えた。
 いくら膣が、子供を出産するために伸縮性に飛んでいるとは言え、
凛子の膣はまだまだ未成熟であり、且つ伊木のソレは太過ぎるのだから。
赤い鮮血は、けっして破瓜の血と言うだけではない筈だった。

359 :
 グググググフゥ
「ふぅ小早川」
「ぁあっっ」
 しかし、皮肉にも極太なイチモツに引き裂かれたことで鮮血が、
愛液以上の潤滑油となって凛子の中への侵入を容易くさせた。
終には、完全な結合に至る。
 もちろん、そこには、太い反面それほど長くはないという伊木の
分身の特長にもよるものもあった。
「小早川、ほら見てごらん、しっかり銜え込んでいるじゃないか、
小早川。美味しそうに銜えて離してくれそうにないよ」
「あっあっ……」
 凛子は、伊木にそう言われても、激痛に意識が朦朧としており、言葉もなかった。

360 :
 フゥンフゥ
「小早川、ほらほら、しっかり入っちゃったよ」
「んふぅぅ…」
 伊木は、駄目押しとばかりに凛子の腰を掴んで力任せに引き寄せると
体勢を入れ替えるように凛子を引き起こし、対面座位の体位で向かい合う。
「小早川、歪んだ顔が最高に可愛いよ」
 伊木は、正面に見据えた凛子の顔を眺めながら愛しげに顔を撫であげる。
「痛いの、お願いもう許…じて……」
 苦痛に身を捩り、涙と鼻水塗れでくしゃくしゃになる凛子の懇願を伊木は、
優しく宥めすかすように撫で続けた。

361 :
 フフシュウ
「小早川、美味しいよ」
「んん…」
 伊木は、撫でる行為からエスカレートするかのように
凛子の顔に舌を這わせる。涙とも鼻水とも判別の付かなくなった
凛子の体液を味わうと、対面座位から体勢を変えて、その身を倒し、
凛子を自らの上に騎乗させる騎乗位に移った。

362 :
キモい人続きをお願いします。

363 :
ラブプラス同人リスト
http://doujinlist.info/loveplus

364 :
糞スレだな

365 :
あげ

366 :
HO

367 :
HOHO

368 :
age

369 :
hosyu

370 :
保守

371 :


372 :
hosyu

373 :
hosyu

374 :
test

375 :
hosyu

376 :
保守

377 :
いまさらラブプラスにハマった俺も保守

378 :
一緒に旅行に行って田舎の自分ら以外誰もいない電車の中でうとうとして密着したネネさんの胸に反応
それに気付いたネネさんに

「ああ、もしかして興奮してる? えっち(自分からスカートめくってパンチラ)」
「そんなことするなんてお仕置きだぁー!!」
下着まで脱がして電車の中で全裸エッチ


あると思います

379 :2013/07/07
※傍らには酎ハイの缶やらワインの小瓶やらがどっさり
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