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2013年10エロパロ230: 【ガスト総合】アトリエロSS・part7 (678) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【ガスト総合】アトリエロSS・part7


1 :2009/10/11 〜 最終レス :2013/09/27
マリー、エリー、リリー、ついでにミリー(ばい○ァミ通漫画)もよろしゅう。
ユーディーやヴィオラート、イリスにロロナはもちろんのこと。
でもそれだけじゃありません。
なぜなら、ここは ガ ス ト 総 合 スレなのですから。
前スレ
【ガスト総合】アトリエロSS・part6.5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1198677584/l50

過去スレ
【ガスト総合】アトリエロSS・part6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1167916153/
【ガスト総合】アトリエロSS・part5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1140377353/
【ガスト総合】アトリエロSS・part4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1089869140/
【ガスト総合】アトリエロSS・part3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070740940/l50
アトリエロSS・part2.5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1046/10463/1046342179.html
アトリエロSS・part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1045/10457/1045756168.html
ユーディーのアトリエロSS
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10255/1025550374.html


2 :
落ちてたようなので立てました。

3 :
保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
ゲームの部屋→ガスト作品の部屋

4 :
1の人乙!!

5 :
1乙!
いつまでもマリーさんを待ってる

6 :
俺からも乙!エリーを待つ。

7 :
>>1
じゃあ、アイゼル待ちで

8 :
ロロナとか新作アトリエに押されて
ザールブルグファンはもういないかと思ってたけど
まだ意外といるのな

9 :
ほしゅほしゅ

10 :
荒れるかもしれないけど、念のため聞いておこうか。
実際のとこ、どのアトリエに期待して、、多数の皆が待機しているんだ?
俺はザールブルグファンだが、もし良かったらこれがお薦め!(そのエロパロが見たい)って
アトリエがあれば、挙げてもらいたい。それで中古屋でも漁って、
買ってきてネタを仕入れてみたいと思うんだが…

11 :
今度の新作主人公リーナのスリーサイズ予想
80・54・84
他の意見あれば求む

12 :
>>10
個人的にはイリス2が一番好きだけど、アトリエは全作好きだなぁ。
オススメのアトリエはやっぱエリーじゃなかろうか。
イベント・調合アイテム数とかも豊富だしね。
でもザールブルグファンってことはもうプレイ済みなのかな?
正直ザールブルグ以降は私的にどれもオススメだけど人にはススメにくい…w

13 :
>>12 
おお!返答レスありがとう。暫く時間経ってたから、相手にしてもらえないかと思ってた…
イリス2か。ザールブルグシリーズファンだが、他のシリーズを否定したい訳じゃないし、やってみるか。
プレイ時間も必要だから、暫く離れる事になるけど、出来るだけ早く帰って来るつもりでやるよ。
とりあえず、アドバイスありがとう。
因みにエリーは俺も大好きで、何周回も遊んだよ。
EDはBADモノ含めてコンプした。
こちらも、ネタが確固たるモノになったら書いてみる予定。

14 :
クライス×マリーを未だに期待している初代ファンですよ

15 :
自分も同じくクライス×マリー待ってる
どっちもツンデレ最高

16 :
最近になって桜瀬画集のクラマリ漫画読んだ
あの二人両思いなのか

17 :
>>10
一番遊んだのはリリアトなんで、アトリエと言えばリリーだけど
エロ的にはヴィオラートかなぁ
ヴィオが可愛いんだよ…パメラもいるしね

18 :
>>17 ヴィオか。
分かった。今イリス2入ったから、次はそれで行こう。
ただ…この手のだと、各種のイベント攻略は、サイトか本か必要だな。
ソフトは買ってきたから、中古本を探して、無ければサイト頼みだな。
リリーは勿論やった。ただ、ラフ調合が俺には敷居が高かったw
変な名前つけまくって遊んでただけで終わっちまったい…orz.
あの日の想い出(元・中和剤)
途中から何に使ってたか、マジでワケワカメ、になった…

19 :
>>18
おお、本当にイリス2やってくれてるのか!
ネタの仕込みいないなとは別に気に入ってもらえるといいのだけど。

20 :
>>19
とりあえず、今6話まで。
ザールブルグシリーズからやってて、暫くアトリエシリーズを離れてたから、OPムービーにビックリ!
元素システムで、一度完成させたアイテムが、お手軽に量産できるのはいいね。
今の段階ではまだなんともだが…
早速、自分の中でノインの株が急上昇中。声は最初、男か?とも勘違いしたが。
だが、いきなり
フェルト×ノインだと、エデンで帰りを待つヴィーゼを裏切るかの様なSSになるし…と、
葛藤中でもあるw
とにかく、まず1周だな。では!

21 :
アトリエは後でやり直しても楽しい所が、いいところだね。
あと、クラ×マリは永遠に不滅だと思います!!

22 :
クラマリはエリーのクラマリを見てしまうと・・・
エリーはエリーで好きなんだけど、あのやつれクラリスにはマリーは渡したくねえ

23 :
確かにやつれてたなw
でもありゃ長旅の疲れと恋患いのせいだから仕方ないんだぜ

24 :
アンソロ4コマのエリーに「違いますよ」って騙されたんだよ。

25 :

今さらながら、エタマナ2ロゼ×ウルリカにハマった!!
何かロゼは、エロスもむっつりそう。光の祝福あるから初めての時、ウルリカ大変そう。

26 :
マナケミ?

27 :
こっちは今、イリス2を終わったぜw

「究極のうに」におもっくそ、してやられた…まだ地球儀の方が強えぇじゃね〜か!!
99個も作るんじゃなかったw
…一回も試さなかったのが敗因だがなw…orz.
ま、終わってみて思えば、攻撃アイテムより石板全部見て、
サモンを量産でラスボスは何とかなってしまう感じだな…

28 :
マナケミア2のロゼってハーレム状態だよね。
お嬢様、元気っ娘、ロリ、メイド、微天然、巨乳、貧乳と選取りみどり
羨ましいけどロゼにそう言ったら多分。
「なら代わってやろうか? そんなに良いものじゃないと直ぐに解るぞ」
とか言いそう。

29 :
>28 確かに。ロゼ編はギャルゲーか!!てくらい女の子が多い。
立場下だから、ハーレムでも嬉しくないんだろうけど。
でも、髪型的に、顔の半分暗くすれば、昔のギャルゲーの主人公の出来上がり(笑)

30 :
ギャルゲー版マナケミアか……。
どう考えても男主人公’sは攻略される側なんだが。
二人とも積極性皆無だし、ロゼに至っては原作のキャラストーリーでも攻略される側だったしな。
寧ろネオロマンスになりそうな予感、そして半端ない難易度になりそうな悪寒。

31 :
「あれ、テオじゃない。おーい、テオ……」
私は叫びかけて咄嗟に口を閉ざした。テオは他の人たちとなにやら話していたから。
私がいるのはザールブルグの南門からやや離れたあたり。城壁を背にして、草原がまばらな木々の間を広がっている。
その木陰の一つにテオはいた。
「誰かしら……」
見掛けない人たちだった。旅の冒険者や行商やとも違う。
……何だかやくざな感じがする、そんな男の人たちだった。私はテオが何を話しているかとても気になった。
だから悪いとは思いながらも、近くの木陰に身を隠し、こっそり聞き耳を立てていた。
そして、とんでもないことを聞いてしまうのだ……
「城壁の破壊しやすい箇所は調べてあるな?」
「勿論だ」
「爆弾の用意はできているか」
「ああ、問題ない」
爆弾……? 私はその言葉に眉を顰めた。テオが頷き、言葉を続ける。
「後は、あんたらの軍隊がザールブルグを包囲したとき、内側から城壁に爆弾を仕掛ければいい」
しまった、と気づいたときには遅かった。私の震える足は、もつれ、地面の突起に躓いてしまっていた。
すぐに、私に気づいた男たちが腰の剣を抜き、周りを取り囲む。
私はたちまち男たちに取り押さえられてしまった。
「あ、あなた達はドムハイトの……?」
「姉さん、聞いてしまったんだね……」
テオが私の前に立った。今まで見せたことがないほど冷たい表情だった。
テオが私に近づいてくる。腰の剣を抜き払って。
「テオ……嘘でしょ? ねえ、嘘でしょ……?」
震える私の声にテオの顔は無反応だった。そして――剣の柄が私の鳩尾に叩まれた。
胃が口から飛び出しそうなショックが体を突き抜ける。私の意識は暗闇の底に落ちていった。

32 :
……気がつくと、薄暗い場所にいた。カビ臭くてじめじめした湿気が肌にまとわりつく。
松明の明かりがぼんやりと照らすそこは何かの倉庫のようだった。
そして――
「気づいたみたいだね、姉さん」
「…………」
「どうしたんだよ、姉さん。そんな目をして睨まないでくれよ」
テオはおどけた仕草をみせると、腰掛けている箱から腰を上げて、
縛られ、床に転がされている私に近寄ってくる。冷たい剣の切っ先が私の首に当てられた。
「悪く思わないでね、姉さん。秘密を知られた以上、生かしておくわけにはいかないんだ」
「どうし……て……」
思わずかすれた声が口をついて出る。
「信じてたのに……あなたのこと信じてたのに……」
「…………」
「全部、嘘だったの? 私に話したことは全部、嘘だったの?
あんなに楽しそうに自分の夢を語ってくれたのは、全部、嘘だったの? 私を好きだと言ってくれたこともみんな嘘だったのっ!?」
「本気だったさ。――利用するためにね」
やっぱり、テオの顔に表情はなかった。
私は自分の中で何かが壊れていくのをはっきりと知覚していた。
「隠れ蓑にも、メガフラムの調達にも役立ったし、姉さんには大助かりさ。
性欲のはけ口としても、あんたは都合のいい道具だったよ。ちょいと優しい言葉をかけてやればすぐ体を開くんだからね、姉さんは」
「許さ……ない……絶対に……許さないわ」
「あ〜そんな顔して悔し涙なんか流しちゃって。そういう姉さんもそそるよ」
「はうっ!」
しゃがみ込んで私の顔を覗きこんでいたテオの手が、いきなり私の胸を掴んだ……!

33 :
「うーん、やっぱこの体もったいないよ。す前にもう一回やらせて」
「私に触れないでっ!!」
「そんなこといっても、姉さんもう濡れちゃってるんでしょ?」
「あっ……!」
テオが私の体をまさぐりながら圧し掛かってくる。
必に押しした声が、それでも口をついて出る……!
「相変わらず、おっぱい感じやすいんだね、姉さん」
「やめて……私に触らないでえっ!!」
涙がぽろぽろと溢れ出てくる。愛してたから。本当にテオを愛してたから。
だから、許せなかった。私を騙したテオが。あんなに私を愛しているといってくれたテオが許せなかった!
なのに……なのに……
「はあっ……ふっ……くうっ……!」
「何だよ、やっぱり姉さんもうグショグショじゃないか」
テオの指が下着のなかに入り込んで、そこを弄くり、こね回す。
その度に私の頭を叩き割るほどの快楽がつきぬけていく……
「やめてえっ!! 私から離れてえーっ!!」
私は泣き叫んだ。ただ悔しさで泣いていたんじゃない。心から悔し涙を流していたんだ。
私を裏切ったテオが許せなかったから! そして、体で翻弄される自分が悔しくてしょうがなかったから……!
「あはぁっ!!」
心臓が止まりそうなほどの強い刺激が体に走る。息が詰まりそうになる。
「姉さん、クリトリスを強めに刺激されると、すぐイッちゃうんだよね」
「あひぃ! いやあぁっ! やめてぇっ!」
テオが指を加速した。
「ほらほら、さっさとイッちゃえよ。イッちゃえ、イッちゃえ!」
「駄目ぇ、やめてぇ――――っ! あっ、いあああ――――――っ!!」
そうして、頭の中が真っ白になり、私の意識はスパークして飛んでいった。

34 :
「ぷはっ、すごい汁。顔にかかっちゃったよ」
「……ふ……うっ……」
もう、何も考える気力もなかった。体に力が入らない。
私は這いつくばり、涎を垂らしながら口を開けて必に喘いでいた。
涙が頬の上を伝わって落ちるのを感じた。テオが体重を掛けてきた。
「それじゃ、いくよ」
「あひぃ!」
テオが私の中に入ってきた。いつもは私を満たしていた。
今では、嫌悪の対象でしかない。なのに、私の体はテオを受け入れてしまっていたのだ……。
「ああっ! やめてぇ……駄目ぇ……!!」
「姉さん、凄い締め付けてくるよ。犯されている自分に感じてるの?」
「はあっ!」
テオが私の涙を舐めると、腰をいっそう深く沈めこむ。
「ひっ……ふっ……」
「ああっ、いいよ、姉さん……姉さん……」
体が次第に硬直していくのが分かる。手足がつっぱり、痙攣する。
徐々に大きくなっていって。来る。大きな、波が。
「イクよっ、姉さん! 出すよ!!」
「ひいっ、ひああっ、あっああああああああ――――――っ!!」
私は、波に浚われ、のた打ち回った。ひたすら、溺れ、喘いだ。涙の底で。
熱い樹液がほとばしるのを感じた。

35 :
「ふうっ……気持ち良かったよ、姉さんのおま○こ。まだびくびくしてらぁ」
「ああ……うっ……」
絶頂を迎えた衝撃で全身の痙攣が退かない私の体を、テオが舐めるように撫でる。
かつては私を愛撫で燃え上がらせたその手で。今は私とザールブルグを売り渡した汚れたその手で。
「どう……して?」
私は、涙で潤んだ瞳でテオを見上げた。
「どうして、こんな……?」
「……姉さんみたいな育ちがいい娘には、分からないさ」
テオは立ち上がり、身づくろいしながら吐き捨てるように告白していった。
「オレの実家はドムハイトの貧乏百姓でさぁ、働けど働けど暮らしは楽にならざりき、ってね。
朝から晩まで泥に塗れて、腹一杯飯を食った覚えがなかった。ちょっとでも年貢を納めなければすぐ刑だ。
Mohn(ケシ)でも副業に樹えて、闇市場に流すくらいじゃないとやってけねえのさ。
それでも本当の姉さんは、娼婦として売られていったよ。親父はその内自分で作った阿片の中毒になっちまうし」
「…………」
「そうする内、闇市場のヤクザを通して、ゲハイム・スターツポリツァイ(国家秘密警察)の連中と知り合いになったのさ。
俺みたいな平民出の小僧が大金を攫むには、おえら方の下働きが一番手っ取り早い。そうして俺はザールブルクに潜り込んだ」
ギギと音がして倉庫に明かりが差し込む。テオは言葉を止めると、人影に向かった。
「なんだ、まだその女始末してなかったのか?」
「ああ、ちょっと楽しんでてな」
入って来たのは、ドムハイトの工作員たちだった。
皆下卑た目で私を見つめる。私は裸体なのを思い出して縛られた姿勢で慌てて身づくろいした。
「いや……!」
男たちが鼻息を荒くする。
「おい、俺たちにも姦らせてくれよ」
「乳臭いようで中々べっぴんじゃねえか。皆で輪姦そうぜ」
(……!)
男たちは秘密を知った私をす前に、体を弄ぶというのだ。
私は、絶望に頭がくらついてきた。テオ……いや、ドムハイトの秘密警察に裏切られて、
ボロボロになった私の心を、さらに踏みにじろうと。
「その事だが、この女、すのはもったいない」
突然、テオが思いもよらぬ事を云う。それは男たちにとっても同様だったらしい。
「なんだ? まさか貴様情が湧いたとか言うんじゃなかろうな」
「違う。この女は『錬金術』とやらいう業を身につけている。本国に送れば、色々と使い道があるだろ」
私は、涙が滲むまなこをきっと釣り上げて、叫んだ。
「ふざけないで、錬金術は人しの技じゃないわ!!」
「なに……?」
「あなたたちなんかに、私は絶対協力しない!! すんならとっととしなさいよ!!」
男たちが気を滾らせる。

36 :
「このアマ……!」
「っちまおうぜ」
「まあ待て」
テオは手で男たちを制すと、しゃがみ込んで私の顔を覗いた。
「姉さんぬのが怖くないの?」
「あんたなんかに利用されるくらいなら、私は舌を噛み切ってぬわ!」
私は、テオを睨んで吐き捨てる。テオの瞳が陰翳を増した。
何やら残酷な事を考えている目だった。この子にこんな目ができたなんて……。
「――じゃさ、姉さんだけでなく、イングリドとヘルミーナもっちゃうよ? 姉さんの見ている前で」
「……!!」
「はるばるケントニスから海を越えてきた錬金術師たちは、異国の地で無残な体となってしまいました、ってね。
錬金術を廣めるっていう夢もぽしゃるけど、それ以前にまだガキの二人までされるんじゃ、泣けてくるね」
「やめて、二人には手を出さないでぇ!!」
テオは、「ようやく素直になったじゃん」と嗤うと、男たちを振り返る。
「そーいうことで、今からアトリエ・リリーに行って二人を拉致って来るから。あいつらガキだけど錬金術の腕前は大したもんだ。
本国に誘拐したら、メガフラムでも量産させようぜ。これも俺の成績にしてくれよ」
そう言って、テオは出て行った。
「さて……と」
男たちが、私を取り囲む。
「さないなら、たっぷり楽しませてもらおうぜ」
「ああ、これだけの上玉久しぶりだ」
「いや、いや……」
男たちが手を伸ばす。私は、絶望の叫びを挙げた。
「いやああああああああああぁぁぁ――――っ!!」
(続く)

37 :
作品投下GJ。続きを待つ。

38 :
GJGJ!!
全裸で正座して待ってる!

39 :
誰もいない……よし投下だ。
因みに非エロです。
 空青く雲ひとつもない天気のなかアルレビス学園戦闘学科の
ロゼは一人退屈そうに歩いていた。
「はあ……しっかし、お嬢様は。いきなり暇をもらっても
予定も何もあったもんじゃないんだが」
 時間は少し前に戻る。

今日もロゼ慌ただしくもそれなりに楽しさがあるアトリエへ向かおうとした。
 しかし、アトリエに入ろうとしたとき突然お嬢様ことリリアに止められた。
 リリアはまるで中の様子を見られぬようロゼ遮り、慌てて言いはなった。
「ろっ、ロゼ!!……あっ貴方は今日アトリエに入るのは禁ずるわ。理由? いっ、いいから早く立ち去りなさい!!」
その時アトリエの中から知り合いのマナが『男を落とすコツ? そう、それは着てる服のギャップ!!
スク水、和服、大いにアリだ!!』などと言った声が聞こえてきたので、ロゼは知らぬが仏とばかりに速やかに立ち去った。
そして現状に至る。
「しかし退屈とはいえ、何にも巻き込まれない休日は
久しぶりだな」
そう言った矢先、廊下の曲がり角で横から凄まじい速さで人がぶつかってきた。

40 :
「のわぁ!!」
「キャア!!」
「大丈夫か!?……って、お前か」
曲がり角でぶつかってきたのは、錬金術科の生徒でリリアとは喧嘩友達?
であるウルリカだった。ロゼもウルリカもある事件に巻き込まれ仲が険悪だったが今は和解して
普通の知り合い程度の仲になった。
「あっ、あんたは!! ……って今はそれどころじゃない」
ウルリカはまた走り出そうとしたとき、
「どうしたんだそんなに慌てて?……まさかあのマナに何かあったのか?」
ロゼは真剣な声で尋ねた。
だが、ウルリカは息を整わせて、
 「うりゅのこと? 違うわよ。今回はうりゅは何もしてないし
何もされてないわ。……って急がないと!!」
ウルリカは思い出したように立ち去ろうとした。
しかし、その行動をロゼは止め、再び尋ねた。
「だからどうしたんだ、おまえ?」
「…………卒業課題」
「は?」
「だから卒業課題が終わってないのよ!! 最近ごたついてたからすっかり忘れてて。
……ってアンタも平気なの? 私たちと同じくらいごたついてたけど」
とウルリカは吠えるように言いはなち、思い出したように尋ねた。

41 :
 「ああ、ウチはお嬢様がもう終わらせたからな。あの人は溜め込むのは
好きじゃないし」
そうロゼは語っていたが、本当は『卒業課題を早く作ってロゼとの時間を
作ろう作戦』があったのは知るわけがない。
「へぇ、てことはアンタ暇?」
ウルリカはロゼを見定めるように見た。その目に若干の危うさを感じとったロゼは
「いや、ぜんぜーん暇じゃない」
と嘘をついた。しかしウルリカは疑惑の眼差しをロゼに向けながら、
「嘘ね」
「くっ……だいたい暇だとしたら何だっていうんだ」
今度はロゼが聞いた。
「手伝ってもらおうと」 「却下だ」
ロゼは一蹴する。ウルリカは顔を膨らませながら
「むぅ……いいじゃない、すこしくらい」
「イヤだ」
ロゼはわかっていた。ここで断っておかないと面倒なことになると。
「ああ、もう!! 仕方ないわね」
ウルリカは覚悟を決めたように呟いた。
ロゼは一安心する。しかし、ウルリカの行動はロゼの腕を持ち引っ張って歩き進むものだった。
「ちょっと待て!! なんで俺を引っ張って行こうとするんだ」
「うるさい。こうなったら学校にでたもん勝ちだわ」

42 :
 「よくわからない。話の前後がつながってないぞ。……そ、そうだ、だいたい
他の奴がいるんじゃないか?」
ロゼは思い出したように言う。ウルリカのアトリエにも、
自分の所に勝るとも劣らずの濃い仲間がいることを、
しかし、その期待も裏切らられる。
「ペペロンとエナはマナの遺跡で材料の採取。ゴトーは学園長の気を引き
時間稼ぎ。あとはペペロンたちを待つだけだったけど、足りない材料があったから
取りに行こうとしてたのよ。うりゅはクロエに任せてあるわ。」
「だからなんで俺が……」
「いいじゃない。アンタ暇そうだし、それに一人より二人のほうが早く終わるじゃない。……ほら、さっさと行くわよ!!」
ロゼは経験からして分かった。自分にはもう退路がないと。
こうして二人の愉快なる一日が幕を開けた。

続く

今回はここまでです。実は今回初SSを書いてみたので、
至らぬ点がありましたらご指摘お願いします。

43 :
テオ×リリ、ロゼ×ウルの人GJ!!投下ありがとう〜!!
テオ×リリは、リアリティーあって切ない。
ロゼ×ウルは、健全でニヤニヤだけど、続きでエロスを期待する。

44 :
>>31-36>>31-34って保管庫にある奴だと思うんだけど…
再投下で良いの?
それとも作者別の人?

45 :
ロゼウルきたああああああああああああ
とりあえずGJ!続き楽しみにしてる

46 :
>>44
同一人物です。
続き書こうと思ったんですが、もう何年も前だし、誰も分からないかと思って再投下しました。
混乱させて済みません。

47 :


48 :
最近イリス2のバトルアレンジ集買ったんだけど、
表紙のアゾット抱えた女性がまんま女体化ケイオスじゃないか。
男装の麗人好きとしてはどうして本編でも女じゃなかったんだとか小1時間(ry
女だったらパラに乗っ取られた時に
「身も心もワシのもんじゃカワイコちゃん」的展開にできたのにぃ

49 :
イリス2のバトルアレンジ集?!!
しかもケイオスが黒髪美女だと??
それは良・・・いやいや、けしからんね。

50 :

それから、太陽が真上を過ぎて傾くまで時間が過ぎる。
「ギャアアァア!!」
魔物は吠える。その声は耳をつんざくほどの大きな声であった。
しかしそれは普通の人の話。ロゼとウルリカは冷静に見据えていた。
ロゼは叫ぶ。
 「お前は、さっきと同じように援護しろ!!」
ウルリカも叫び返す。
 「分かっているわよ!! アンタもヘマするんじゃないわよ」
二人のコンビネーションは確立されていた。ロゼは前衛、ウルリカは後衛と。
 「いっけええぇ!!」
 ウルリカがそう叫んだ瞬間、魔物に多くの光球が到する。
 言うまでもないウルリカの魔法弾だ。
魔物にとっては致命傷はおろか傷一つもつかないものだった。
 しかしその光球によって、身動きを封じられ僅かな隙がうまれる。
その隙にロゼが懐に入りその手に持つ光の剣で切り裂こうとする。
 魔物もその硬直がすぐに解けて反撃する。その攻撃はロゼよりも早く繰り出され、
ロゼの胸元に深く突き刺さる。

51 :
だが……
 ニヤリ、言葉に表すならこれ以上にないくらいロゼは不適に笑っていた。
いや、ロゼという言葉が少年の名を意味ならば、もはやそれはロゼではない。 何故ならそれは体の節々が徐々に――光源を失い消えていく影のように――無くなって
いったからだ。
それを見た魔物は焦った。仕留めたと思った存在がいなくなったのだから
無理もないだろう。
しかし、魔物の驚愕はまだ終わらない。魔物は不意に気づいてしまった。
後ろからの強力な魔力を、そしてを宣告する声を。
「見切れるかッ!!」
そう言ったロゼの手には先ほどの光の剣が二振りに増えていて、
その二振りの剣からの、閃光の如き斬撃が魔物の体を引き裂いた。
 そして魔物は悲鳴すらだせずに絶命した。


52 :
 「……あった、あった。これよ!!」
ウルリカは魔物を倒したあたりで声をあげた。どうやら目的のものを見つけたようだ。
「ふう……これで終わりか」
ロゼはため息を吐き、呟いた。まるで厄介事が去ることを安堵するかのように。
「なによ。アンタももう少し喜びなさいよ」
ウルリカは不満げに言う。
「ああ……学園から引きずられた挙句、モンスターとの戦闘にもなったからな。
おかげでいつもとおなじ苦労を強いられた。礼は言わないとな。」
ロゼは最大限の皮肉を言う。
「何よその言い方。まるで私が厄介事に巻き込んだみたいじゃない」
「いや、どう考えたって巻き込んだだろ!!」
だが、ウルリカにはあまり意味がなかったようだ。
「……ま、まぁいいじゃない。こんなか弱い女の子を一人でこんな場所に
行かせるより」
「か弱い? そんな存在には今まであったことないぞ。図太いならよく見掛けるが」
ウルリカもこれには無理があると思ったのか
 「うっ、……だとしてもゴトーやペペロンなら快くやってくれるわよ」
「……俺はお前にあれと同列に思われてるのか」
ロゼは嫌そうに顔をしかめる。

53 :
 「とにかく、一人より効率良く終ったんだからいいじゃない」
ウルリカが誤魔化そうと言う。ロゼも段々面倒になってきたのか、それに乗る。
「確かにな。下手したら一人だと一日あっても駄目だったかもな。」
 その時ロゼはふと思い出したように呟いた。
 「しかし、お前って卒業しようとしてたんだな」
「ちょっと待ちなさい。誰よ、そんなこといってたのは」
さすがにこれはウルリカも憤慨したようで、ロゼにきつめに問いつめた。
「前にお嬢様が『あの田舎娘はアトリエごとの課題はまともにしてるのに
個人になるとほとんど底辺じゃない。全くあんなのだとこの学園全体に響くと
いうのに。このまま学園に住むのかしら』って言っていたからな」
「あの高飛車女はぁぁ!!」
ちなみにリリアはこの発言のあと、エトに「リリアちゃんも心配してるんだねぇ」
と突っ込まれて顔を真っ赤にして否定していた。
 しかし長年の付き合いのロゼやウィムは分かっていた。
リリアは本当に毛嫌いしているときは話題にもださないことを。

54 :
しかしロゼはそのことをフォローしない。何故なら最近お嬢様に振り回されて溜め込むものが
あったので暴れる対象がかわると思ったから。
そして最近の趣味はウィムに感化されたのか自分に被害がないときの
リリアいじりである。
ロゼリュクス・マイツェン、ただいま多感な年頃である。

ふう、やっと投稿できました。携帯でするのは難しいですね

55 :
>>54
GJ!

56 :
54さんGJ!!
何気にリリアとのフラグ立ててる所が良い!!
でも、ロゼ×ウル成分が吸収できて良かった。

57 :
保守

58 :
久しぶりにお邪魔します。
マリーxクライス ノーマルで
興味のない方はNGワード【アスター】にて
以前書いた作品に一部関係あり
それを知らなくてもほぼ影響ないと思います。
12レス程消費します。
話の区切りにて一人称と三人称が混在しているのつたない分ですがお許しを……

59 :
「ただいまー! おまたせっ!」
元気溢れた声を上げ、マリーがお尻で工房の扉を押し開け入ってくる。
アカデミーへ買出しに出かけていた彼女の両手には大量の荷物が抱えられている。
「ちょっと途中でシアに会っちゃって少し話し込んじゃったの」
小さく「よいしょ」と掛け声を上げ、調合の材料をテーブルに置いた。
「相変わらずですね」
予想外の声と返事。
「げっ! なんであんたがそこに居るのよ」
本来ならエリーが居るはずのテーブルに座っていたのは彼女の好敵手であり、恋人もどきであるクライスだった。
「なんですか、その言い方は……私だって被害者なんですから」
「被害者って……なんでよ」
その言葉が癪に障ったのか、マリーは肩を怒らせながらクライスの元へとやってくる。
彼は今まで目を通していた書類をテーブルに置き、椅子から立ち上がる。
「私は依頼をしに来たのに、こうしてここで留守番をさせられる羽目になったんですよ」
「あ……」
「誰のせいとは言いませんがね……」
マリーの帰宅はエリーと約束していた時間を2時間ばかり過ぎてしまっていた。
今日は彼女が採取に出かける予定があったのを忘れて……
「悪かったわね! でも、その言い方はないんじゃない? あたしだって……」
「あたしだって、なんですか?言い訳なら聞きますよ。お酒の匂いを漂わせてるお嬢さん」
クライスは眼鏡の縁を触りながら問いかける。
切れ長の目はいつもながら険悪な狐を思わせるいやらしい目つきでマリーを見据えていた。
マリーもシアと立ち話をしていたわけではない。
彼女のお店に出す新作御菓子の試食に付き合っていたのだ。
それほど甘いものが好きなわけではなかったがお酒に良く合うという謳い文句に誘われ
試食より一緒に出されたワインを空にしたのは言うまでもない。
「そもそも貴女は……」
「うるさい! うるさい! うるさーい!」
マリーの大声がクライスの言葉をかき消す。
折角楽しい気分で帰ってきたもののクライスに嫌味を並べられ台無しにされてしまった。
「で、なによ、依頼って。今ちょっと混みあってるからすぐにできないかもしれないけど?」
マリーは言い争いに終止符を打つべく本題へと話題を摩り替えることにした。
年末も近く様々な依頼を抱えている彼女にとって少しでも時間は無駄にしたくないというのが本音だ。
シアの試食会もお酒に釣られなければ行ってなかっただろう。
マリーはヘーベル湖の水をビーカーで一杯あおり、再びクライスに言い寄っていく。

60 :
「…で、時間がないんだけど?」
相変わらず彼女の口からはアルコールの香りが漂っている。
「実はこれを見て欲しいんだ」
クライスが彼女に渡したのは先ほどまで自分が目を通していた書類だった。
それはマリーが見たことのある筆跡で書かれたものだ。
「なにこれ?」
その中に書かれた自分とクライスの名前に目が留まる。
「官能小説」
「へ〜官能小説ね……か、かんのうしょうせつ!?」
マリーは鸚鵡返しでクライスの言葉を返したものの自ら発した単語に驚いてしまう。
「じょ、じょ、冗談じゃないわよ!何であたしがそんなもの」
動揺と共に恥ずかしさで火がついたようにマリーの顔が朱に染まっていく。
「貴女にしか頼めないんだが……登場人物が登場人物なだけに」
マリーは彼が言わんとすることも分かったようだ。
先程目を走らせただけで自分とクライスが出ていることを察していた。
「ば、馬鹿言わないでよ! あたしだって依頼が待ったなし状態なんだから!」
「後で私が手伝いますよ」
普段は消極的なクライスだが今日は違っていた。
どうしてもこの場を引き下がる気配が無い。
それに今の依頼状況で彼の手伝いほど心強いものは無かった。
彼は相棒のエリーと同等、いやそれ以上の技術を持っているといっても過言ではないだろう。
「わ、わかったわよ……」
マリーはしぶしぶといった感じの返事をするものの、内心は嬉しい気持ちを抑えるのに必だった。
「それと……」



61 :
ひょんな理由からあたしと彼は工房内で二人っきりになっていた。エリーはストックが無くなった素材の採取に出かけてしまったから。
心なしかさっきシアの試食会で呑んだお酒が抜けきっていない気もする。
おそらく体が火照っているものそのためだと思う。
決して彼が側に居るからではないはず……
「どうですか?」
「悪くないんじゃない、どこかで習った?」
彼があたしの肩を揉んでくれている。
「正直に気持ち良いとはいえないのですか?」
「まぁ、その、気持ち……良いわよ」
そう答えながらついついその言葉を変な意味にとってしまったりする。
「もしかして溜まってます?」
「なっ!」
思わずその手を払いのけようとしたと同時に後ろから彼が抱き付いてきた。
「私は……ます」
彼の声が耳元に響く。
すべては聞き取れなかったけどとっても恥ずかしいことを彼は言っていたと思う。
それこそ普段の彼からは想像も出来ない言葉。
「だめよ……あの日なんだから……」
彼の束縛から逃れようと私は立ち上がろうと体を起こす。
しかし、彼は逃さないようにと強くあたしを抱きしめ言葉を続ける。
「おかしいですね。先月から算段すると予定では明後日ぐらいのはずですが……早くきましたか?」
「なっ!?」
「それに女性は月経の前は性的欲求不満が高まるとありますが……」
彼は平気な顔で返答し難いことをズバズバと言い放つ。
「さっきのは……う、嘘よ。言ってる事もあたってるけど、そんな雰囲気じゃないでしょ!」
「私は我慢できそうにありません」
背後から彼の手が服の上から胸を鷲づかみにする。
消極的な彼にしては大胆な行動。
「じょ、冗談よね?」
心臓が早鐘を打っている。
その振動が彼に手に伝わってしまっているのでは思ったぐらいの高鳴り。
「いつものように……躱すつもりですか?」
彼の長いブロンドのあたしの耳にかかる。
彼の香り、普段は風が運び僅かに薫る程度の芳香。
今ははっきりとあたしに届く。
「今日は誰も居ませんよ?」

62 :
あたしの心の先を読んだ彼の言葉。
次の疑問もきっと彼は打破してしまうと思いながらも私はそれを口にする。
「誰か来たらどうするのよ……」
「こんな時間に?約束でもしていないなら来客がくる時間でもないと思いますが」
「もしもの話よ!」
曖昧な答えを彼の口からは聞きたくなかった。
らしくないから……望んでいないから……
「先日私が貴女に依頼したものを覚えていますか?」
「えっと……」
ごめん、正直覚えてない。
「気のいい友達だったっけ?」
とりあえず適当なもので探りを入れてみた。
「それは……貴女の趣味でしょう?まったくお酒のことばかり……これですよ」
彼があたしに見せたのは錬金術の中でも難易度の高い「時の石版」だった。
「今日みたいな日のためにこの前御願いしたんですよ」
「え?」
「もし仮に誰かがここに来たとしても応急的な対処にはなるでしょう」
ちょっとそれってどういうこと?言葉にならないあたしの問いかけ。
なぜなら彼の唇があたしの発言を邪魔したから。
「んん!」
突然の出来事に目を丸くしたものの、あえてあたしは反抗はしなかった。
彼がこんなに積極的なことも珍しいし、二人きりになれる時間も今の生活では難しかったから。
少ないチャンス、だけど場所がその雰囲気をかもし出さない。
彼は唇を離すと服を脱ぎ、それを床に広げていた。
「いいですね?」
「か、確認しないでよ!今更……」
彼の女性のように華奢な体、普段から日に当たらない病的な白さ。
じっくり顔を見つめれば目の下には黒いクマがくっきりと浮かび上がっている。
彼が睡眠すらろくにとっていないことをあたしは知っていた。
「ここで? その……するつもり?」
彼に少しはムードってものを考えて欲しいと願う。
「貴女の日常で、貴女を知りたい」
と彼は囁く。
工房内を見渡せば普段より物は散らかっていない。
おそらく出かける前にエリーが少しは片付けてくれたのだと思う。

63 :
「そ、それならい……いけど。変なことになっても知らないよ」
「貴方がですか?」
「……馬鹿」
あたしは口を尖らせプイと彼から顔をそらす。
いつもはガラに無い仕草も彼と二人の空間なら見せることができた。
あたしの顎を彼の手が触れ、向ききなおさせると同時に唇が重なる。
カサカサの唇……少しでも手入れすればいいのになんてことを考えてしまう。
そう考えているのも束の間……
蕩けるようなキスって上手い表現だっていつも思う。
現に彼との口付けだけで身も心も、そして頭の中もすべてが液化して流れてしまいそうな気分。
ずっとこの時間が続けばいいのに……
ぺちゃぺちゃと唾液交じりの音が耳元でリアルに聞こえる。
それもそのはず、彼があたしの耳を舐めているのだから……
「あっ……あぁ……」
あたしの口から鼻にかかった息が漏れる。
くすぐったいけどそれだけじゃない気持ち。
「や……くすぐったい……」
耳の愛撫を回避すべく体を捩る。
「マルローネ」
呟いた彼はあたししか知らない素顔だった。
どんな時でも眼鏡をはずさない彼。寝る時も、入浴の時も、鍋をつつく時でも眼鏡はつけている。
私が知る限り唯一二人の時間だけは彼は素顔をさらけ出していた。
彼がもう一度口付けをせがむ。
最初とは違う濃密な接吻。
「ん……あぅ……はぁん」
彼の細い背中にあたしは指を這わす。
そうしている間にも徐々に彼は細く長い指で愛でながらあたしの体を滑り降り始める。
彼は胸元で一度動きを止め、慣れた手つきであたしの衣服を取り払ってしまった。
「綺麗だ……そして美味しそうだ」
彼はそういってあたしの胸にむしゃぶりついてくる。
子供のように、もっと言えば赤ん坊のように愛らしい仕草。
まだ子供を育てたことは無いけど僅かながらも母親になった気分に浸ってしまう。
いうなればこれが母性本能なのかも?
「あっ、あん! ……はぁぅ……んはぁ」
彼の優しい愛撫、時折激しく、一定のパターンで快感の波を徐々に煽りたてる。

64 :
「ほら、ここがこんなになってるよ」
わざと彼はあたしに見せつけ言葉で責める。
羞恥プレイと言っていたけどあたしは嫌い、けど恥ずかしがる姿が逆に彼は興奮すると言っていた。
「あっ……、あぁ……」
丁寧な愛撫に酔いしれているうちにいつの間にか彼は標的を変えていた。
「あっ! だめ!」
彼の顔はあたしの股間の位置にあった。
とっさに脚を閉じようとするものの彼の手がそれを阻止してしまう。
「もうこんなになっているのに?」
言われなくても分かっていた、そこがどんな状態なのか自分自身が一番分かっているのだから……
「もう少し脚を開いて」
恥ずかしいと思いつつもそれには逆らえなかった。
言葉の呪文。それは魔法のようにあたしの体を動かしてしまう。
彼があたしの下着を降ろし、荒い息がかかる。
彼の手が、唇が、あたしのもっとも大事な部分に触れる。
相手を傷つけることの無い、思いやりを感じる彼の丁寧な愛撫。
じゅぶじゅぷ……
徐々に激しさを増し、舌と指が交互にあたしの体の中に入ってくる。
「あっ、あっ、ああぁあん!」
襲い繰る快感に膝が震える。
それは自分の体を支えることすらままならない状態。
かがみこむ彼の肩に手を置き、なんとか今の姿勢を維持するのに努めた。
「だ、だめ……もう立ってられない……あぁぁん!ク……ライスぅ」
圧し掛かる重さに気付いたのか、私の訴えが届いたのかわからないけど彼は愛撫を中断する。
「マルローネのこれ……お酒の味がした」
「えっ? え?」
立ち上がった彼が私に見せつけたのはべったり液体が付着した指。
つまるところあたしのアレ……
「ほ、ほんと……う?」
「冗談ですよ。一度舐めてみますか?」
彼はその指をあたしの口に近づけてくる。
「絶対嫌!」
彼に対し私は顔を背け拒否反応を示した。

65 :
「自分の物ですよ」
しつこく口の周りに先ほどまであたしを愛でてくれていた人差し指をアピールしてくる。
こういうときあたしも黙っているだけじゃない。
「なら、クライスもアレを呑んでみる気ある?」
「え、遠慮しておきます」
あたしが言ったアレとは、男のアレのことで苦くて、喉に何時までも存在感をのこしているアレのこと。
「今度は……マルー……してもらえますか?」
彼はあたしの肩に手を置き座るように促してくる。
床の上に膝立ちしたら丁度顔の高さに来る、彼の逞しいモノ。
すでにそれを覆う物は何もなく、まるであたしの愛撫を催促するようその先端からは涎のようなものが滲み出ていた。
昔ほどの抵抗は無いけどあんまり好きじゃない行為。
彼のモノを口いっぱいに頬張り、可能な限りそれを口の奥まで飲み込んでいく。
口の中に溜まった唾液が彼のモノに絡みつく。
「うぅ……マルローネ」
か細い彼の声が頭の上の方から聞こえる。
ワンパターンにならないように、あたしなりの努力で彼を愛でてみせる。
それほど器用じゃないから満足してるかどうかは分からないけどそれを聞くのは無粋だと思う。
今の態度や仕草が言葉以上に物語ってくれている。
彼のモノが唾液まみれに水っ気を帯び、下準備が整う。
自慢の胸にそれを包み込み、ゆっくりと上下に動かしてみる。
二つの山の間からウナギが顔を覗かせるような光景。
その頭を口に含み、舌先でチロチロと舐め回してあげる。
彼の口からはまるで女の子のようなあられもない声が発せられる。
シュッシュッ、シュッシュッと胸の動きを早め、ぬめりがなくなるまでその行為におよんでいた。
「マルローネ、もう……ん……」
彼が達する直前に私は動きを止めた。
「だめ……まだあたし」
挟んでいたモノを開放し、仰向けに床の上に寝転んで見せた。
「クライス……きて……」
自分が言った言葉だけど、恥ずかしさで顔から火が出そうになる。
さっきのままで口に出されるのも嫌だったし、なによりあたしの欲求が満たされないまま悶々としないのも嫌だった。
「……ですが、すぐ果ててしまうかもしれませんよ」
彼が覆いかぶさりながらあたしに告げる。
「それもだめ。あたしも……その、気持ちよくさせて」
「善処しますが」

66 :
あたしの大事なところに今まで口で愛でた彼もモノが当たっている。
「いきますよ……」
返事の変わりにあたしは無言で頷いた。
ゆっくりと入ってくる彼の、彼自身の熱いモノ。
「あぁ……あぁぁぁ……んはぁあ!」
同じペースで彼のものがあたしの中へ進入し、退き、また入ってくる。
「そ、そんなに締め付けられると……」
「あぁ……クライス、クライスぅ!」
彼の一突き一突きの振動が頭にまで響き、荒い息遣いが絡まり、高鳴る鼓動が一つになっていく。
「だ、だめです……っく!」
体を強張らせ、苦痛に耐えるように彼の顔が歪む。
まるで数秒間時間が止まったかのように彼は動きを止めていた。
そして、はふぅぅと長い息を吐き出した。
「大丈夫?」
「な、なんとか堪えました」
額の汗が顎を伝って私の胸に滴り落ちる。
そこまで無理しなくていいのに……けど……嬉しい。
「……続けますよ」
「う、うん」
再びゆっくりと彼の律動が始まる。
「あっ、あぁん、あっ、あっ、あっ……ん」
浅く、浅く、時に深く硬く反ったモノがあたしの中に溺れる。
耳に届くじゅぷじゅぷという淫靡な音……あたしと彼が奏でる愛のハーモニー……
彼の手があたしの手を取り、それを股間へと導いていく。
「自分で……触って……」
「は、恥ずかしいよ」
手を引っ込めようにも彼がそうはさせてくれなかった。
「一緒にイキたいんです」
「..あ、あぁ……」
あたしは自分が一番気持ち良いと感じるところを丹念に撫で回す。
彼と達したい……残念だけど気持ちは一つでも体はそれほど簡単には出来ていないのよね……
「あん、あっ、あっ、ああぁぁん! クライス……きて、きてぇ……ああぁ、はぁん!」
快楽の階段を駆け上がるように徐々に彼のピッチが上がる。
あたしも羞恥心を取り払い、小さな肉芽を指で押しつぶし、こね回した。
「貴女と……ひとつに……はっ、はぁ……ひとつにぃ!」

67 :
「クライス、クライス! あぁん!好き! すきぃ……あっ! 大好き!」
お互いのボルテージが上がっていくのが分かった。
昇りつめるまではいかなくてもあたしは快楽の最高潮にふれているのを感じることができている。
「っく! マ、ルローネ!」
突然その動きが急に止まる。
先ほどと同じく彼は果てる瀬戸際で必で堪えているのが分かった。
『一緒にイキたいんです』
辛そうに見える顔を見るあたしも少し辛かった。
残念だけど女のあたしに男の気持ちは分からない。
一緒に何かをやり遂げたい気持ち……今日の目的は少し邪な希望だけど……
「まだ、なんとか頑張れそうです」
「む、無理しないでね……クライス」
崖っぷちで繋ぎ止めたと思える彼の意思。
息は上がり、自分の体を支える腕も震えている。
その顔はまるで何キロも走ったように疲労の色すら覗かせている。
「ねぇ、あたしが上になるよ」
見かねてあられもない言葉を発してしまった。
「目覚めましたか?」
「ば、馬鹿! そんなんじゃないわよ! ……もう知らない!」
今日の様子は彼らしくない。けど、そんな彼の影響かあたしもあたしらしくなかった。
「そんなところが可愛いですよ」
「コ……らん……」
怒鳴りつけようとしたあたしに彼が口付けをする。
こういう時のキスは嫌いじゃない。むしろずっとキスしたままでもいいぐらい……好き。
彼の腕があたしを抱き起こし、代わりに彼が床の上に仰向けに寝転んでしまう。
そこであたしの願いもむなしく二人の唇は未練の糸を引きながら離れていった。
「御願いします……けど今度は我慢できないかもしれませんよ」
分かってる、それにこれ以上我慢しなくて良いって思ってる。
背をそらし、後ろに手を置きそれを支点にあたしは腰を動かしていく。
ぐちゅぐちゅといやらしい音が動くたびに耳に届いてくる。
あたしの動きに不満があるのか、彼の手が加担し、激しい動きを強要してくる。
前後に揺すり、上下に動かし、また前後運動に戻る。
最初は仰け反っていた体もいつの間にか前かがみに彼を見下ろすようになっていた。
もう少しで顔が接する……見ると最初はカサカサだった彼の唇も潤いを取り戻していた。
あたしの思惑が通じたのか彼は体を抱き寄せ、唇を奪ってくる。

68 :
「んはぁ……ん……ぅうん……あはぁん」
お互い口の外で絡める舌、もどかしくても触れ合う悦び。
口付けを交わしながら彼の手があたしのお尻を掴んだ。
「いきますよ」
口付けの間からこぼれる言葉。
激しく下から打ち上げられる体。
逃げ場をふさがれたあたしは真っ向からそれを受け止め、体の芯で彼を感じていた。
「ん!んはぁ!あっ、あんんん!」
ふさがれた口から艶っぽい喘ぎは漏らせない。
けど、体が悦んでいるのは彼にも伝わっているようだった。
なおも速度を増し、突き上げ続ける彼。
部屋中には声の変わりに体同士がぶつかり合う音がリズミカルに響いている。
床からの振動でテーブルの上のフラスコたちが揺れる音も聞こえる。
「い、いくよ!」
切羽詰った彼の声。
「きて、きて! クライス! 好き! 好きぃ!」
「だ、出すよ! マルローネ! な、中に!」
「大丈夫! だかぁっ! んぁ、あっ、あぁぁ!! ふぁ、いい……っいいのぉ!」
頭の中が一杯になり何を言ってるのか、何を言われてるのか理解できなくなっていた。
最後に彼がうめく声と同時にあたしの中が熱いもので満たされていく。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
全力疾走を終えた後のような息も絶え絶えの様子の彼。
その口にではなく、乱れた髪を払い、あたしは彼のおでこに「ちゅっ」と口付けを落とした。
「ご、ごめん。君を満足、さ、させてあげ……かったですね」
途切れ途切れに紡ぐ言葉。
あたしはその問いかけに首を左右に振って堪える。
「ううん……すごい満足できたよ。おなかいっぱいに……」
甘えるよう彼の薄い胸板に頬を寄せた。
「今の言葉恥ずかしくないですか?」
まるで素に戻った口調で彼が問う。
いつもなら怒鳴り返すところだけどぐっと堪え、あたしは彼の胸の上で余韻に耽ることにした。
こういうところが彼の足りないところ……けど好きになっちゃったんだから仕方ないと自分に言い聞かせる。
「マルローネ……その……愛してます」
今度は少し照れながら彼が言った。
「……恥ずかしくないの?」
あたしはここぞとばかりに仕返しするつもりで皮肉めいてみせる。
「いえ、本当のことですから」
「……あたしも……」
あたし達はその言葉の意味を再確認するようにどちらともなく唇を重ねた。



69 :
事を終えた二人は二階のベッドで休息を取ることにした。
お互い天井を見上げ、クライスに腕枕をされマリーは彼に寄り添っている。
腕枕といったが普通の枕もしてあり、首のところの空間に腕を通したクライスに負担の少ないものだ。
「でもなんでこんなもの書いたの」
マリーは数枚に書かれた小説を流し読みしながら問いかける。
女性の立場からして官能小説というものをじっくり読む機会などないと思っていた。
「僕じゃありませんよ。それ……あなたのところに居た女性から御願いされたものです」
「え? ひょっとして?」
「そう、そのひょっとしてです」
どうりでマリーの見覚えのある筆跡だった。
他でもない彼女の工房でやっかいになっていたアニスのものだ。
彼女が在宅中もたらした災いの多くは性的要因を含んでいる。
今回のこともその一つと言えるだろう。
「でもなんでクライスが?」
「私と貴女を題材にした小説を書いたので読んで感想を聞かせて欲しいと言われましてね」
「断ればいいのに」
「知らない仲でもないですし、なにより貴女の門下生ではないですか。無下にできませんよ」
とやり取りの間もマリーはその小説から目を離していない。
どことなく引き込まれる魅力があるのだろう。
なにより自分たちが登場人物になっているのだから興味を惹かれないことは無い。
「あ、このフレーズ!」
「なにか?」
文面の中に紛れも無くクライスが口走ったものがあった。
普段の彼とは違う一面、それはこの作品から出てきたものだと改めて思い知る。
「真似たでしょ?」
「たまたまです」
大あくび混じりに応えるクライス。
見れば見るほど先ほど自分とクライスのまぐわいに近いストーリーに仕立てられている。
台詞によってはクライスが発したものとまったく一緒なものまで見受けられる。
「ク〜ラ〜イ〜ス!」
「確かに真似た所があるのは否定しません。けど私が言った言葉に偽りはひとつもありませんよ」
マリーは先ほどの言葉を思い出し顔が火照るのを感じた。
彼の口からでた愛の言葉。
「覚えていないようでしたらもう一度言ってさしあげましょうか?」
「結構よ!」
照れ隠しとばかりに再びアニスの作品に目を走らせた。

70 :
彼女の作品には独特で不思議な魅力を感じずにはいられなかった。
なるほど、クライスが欲情したことにも納得してしまう。
現に自分とて変な気持ちに駆り立てられてしまっていたからだ。
流石に物語の後半は違うものの一通り読み終えた彼女は悶々とした気持ちになってしまっていた。
幸いなことに合意でそれを満たすことのできる相手はすぐ傍にいる。
「ねぇ、クライスぅ」
マリーはとっておきの猫なで声で彼に頬を摺り寄せる。
いや、今の彼女の場合なら雌豹と言ったほうが良いだろう。
「Zzz……」
返事の変わりに聞こえる彼の間抜けな寝息。
マリーはクライスの眼鏡を取り、夢の中でその言霊を受け取ることを願って寝顔に向かって愛の言葉を落とした。
二人に数時間だけの平穏な睡眠を……
□END□

71 :
お粗末様でした。
今イリス2を執筆しているので機会があればまたお邪魔したいと思います。
しかし書いているうちにフェルトの性格が本来のものから破綻しつつある現状……

72 :
>>71
ナイスクラマリ!
イリス2も楽しみにしてます。

73 :
クラマリの人GJ!!
二人の慣れてない感じが良かった!!
ニヤニヤがとまらないな。

74 :
保守

75 :
前回宣言通りイリスのアトリエ エターナルマナ2より
フェルトxノイン ノーマル、やや強姦よりってな感じのもの
NGワードは【イリアト2 1話】で
9レス消費させてもらいます。
非常に長くなったので前後半に分けたので後半に続きます。
フェルトの性格が書いててちょっと難有ですが、
形はどうであれフェルトxノインを愉しみんでもらえれば幸いかと……

76 :
薄靄けた世界……
聞きなれた女性の声がその中に響いてくる。
「……ルト、……ですよ〜」
少し間延びした特徴の優しい鈴のような声。
「……」
「フェルト、起きてよ。ねえったら」
少し間をおいてその声が少し荒げられる。と言っても怒っている様子ではない。
「もう、ホント、フェルトはネボスケなんだから。」
呆れたかと言わんかばかりの口調だがまんざらでもないようだ。
それが二人のいつものやり取りだった。
「……う……ううん」
男は今だ覚めやらぬ頭をもたげ彼女の期待に応えるのだった。
だが、彼の視界はいつもの場所ではなかった。
「こ、ここは……?」
見たことのない部屋。
いや、部屋というより簡易につくられた小屋、家ではなく袋のような場所に彼は居た。
寝床も柔らかい布団の上ではなく、ざらつく絨毯の上に彼はうつぶせに寝転んでいた。
「あ、気がついた」
今度は聞きなれない声。
少し低い声色だが声と同時に現した姿を見れば女性だと分かる。
フェルトは頭の中で散らばったパズルを組み立てていた。
先ほどまで聞こえていたはずのヴィーゼの声は夢だったこと……
自分は燦々と照りつける太陽の下、体力を奪われ、徐々に意識がぼやけていったこと……
そして今目の前にいる女性……きっと彼女が倒れている自分を救ってくれたのだと。
重い身体を起こしながらゆっくりと立ち上がり彼女を見つめる。
フェルトが最初に目が行ったのは彼女の足元。
しっかり両足で地に立っているということは、あっちの世界に旅立ったのではい証拠。
視線は徐々に足から腰へ、そして胸元に上がっていく。
自然とフェルトの目は彼女の豊満な胸の谷間に釘付けになってしまった。
「もしかして、キミが助けて……」
その言葉をかき消すように女はフェルトを怒鳴りつける。
「こんのバカ─────────っ!」
叱咤と同時に強力な女の前蹴りが無防備なフェルトの腹を蹴った。
的確に鳩尾を捉えたその蹴りにフェルトは悶絶して前かがみに倒れんだ。
「っ!」

77 :
フェルトは言い返そうにもすぐには言葉がでない。
それでも必に反論の言葉を並べようとした。
「な……す……んだ……」
「なにすんだよ! じゃない!」
女は矢継ぎ早に怒鳴り返す。
「このタタリア砂漠にそんな格好で入るなんて!信じられない!」
気が立っているのか初対面にもかかわらず女は声を荒げる。
彼女の怒りはフェルトの視線に対するものではなかった。
「アンタ、にたいわけ?! そもそも……」
女は長々と砂漠の怖さを語る。
準備する物や心得など、フェルトには初めて耳にする単語の羅列に困惑の色を浮かべていた。
「なら……」
息苦しさから開放されたフェルトはおもむろに服を脱ぎ始めた。
彼女が言う砂漠の歩き方に極力薄着というのがあったからだ。
「そうそう、まぁ直射対策に薄いロー……って、おいっ!」
怒っているときでさえ顔色を変えなかった彼女の顔が瞬時に朱に染まる。
「な、なな、なっ! バ、バカ!」
フェルトは着ている衣服をすべて脱ぎ捨て、彼女の前に仁王立ちになっていた。
もちろん下着すらつけていない生まれたままの姿だ。
「さっきキミが行ったじゃないか」
「ぬ、脱ぎすぎだっ! バカ───っ!」
女はとっさに両手で目を覆った。
フェルトはすかさず彼女の手を取り、先ほどまで身に着けていたベルトで両手を後ろ手に縛り上げた。
「な、なにするんだ!」
「ん〜さっきのお返し……かな」
「あんた、命の恩人にこんな仕打ちをする気?」
声こそ威勢があるものの女は裸のフェルトをまともに見ることは出来なかった。
「いや、だから御奉仕させてもらうんだよ」
「ちょ……バカっ!」
「キミはまだオトコをしらないだろ?」
手は拘束されたものの往生際悪く暴れようとする女の足を刈った。
自由が効かない女は簡単に地面の上に這い蹲ることになる。
「いてて……知ってるさ。あんたが男ってことぐらい見れば分かる」
フェルトはわざと彼女の目の前にしゃがみこんだ。
目の前にさらされる男性自身に女は炎の元素より赤く頬を染めた。

78 :
「じゃあ質問を変えようかな。キミは処女だよね?」
「しょ、じょ?」
聴き慣れない言葉を女はたどたどしく復唱する。
「そっか、分かった。じゃあキミに助けてもらったお礼としてオトコってものを教えてあげるよ」
「なにを言って……」
眉を顰め反抗的なまなざしを向ける女。
とはいっても寝転がっていては得意の足蹴りも繰り出すことは出来ない。
フェルトは女の顎に手を添え自分の顔を近づけた。
互いの息がかかるぐらいの距離……
「な、なにをす……っ」
文句を言い続けるその口をフェルトの唇が塞ぐ。
柔らかく暖かい肌が自分の唇ごしに感じることができる。
女とてこれが接吻という行為であることは知っていた。が、それを体験するのは初めてのことだ。
意外なことに不快な感じはなかった。むしろ暖かい、いや熱い気持ちになった。
砂漠の暑さとはまったく違うもの、人の温かみ、命の熱さを感じるそういった類のものだった。
「力を抜いて……」
囁くように優しい声でフェルトは告げる。
女はうっすらと危険な芳香を感じたが彼の言葉に抗うことは出来なかった。
彼の唾液が女の口を濡らす。
「ちゅぱ……ちゅ、んちゅ…………」
はむはむと優しく彼の唇が女の唇を刺激する。
言われるように脱力するとうっすらと女の口が開きはじめた。
「あ……あぁ……」
自然と漏れる吐息に艶がかかる。
自分でも驚くような吐息。発すれば発するほど体の力が抜けていくのを感じる。
男の舌は女の唇を割って侵入を始めた。その舌先が彼女の舌を突付く。
反射的にビクンと女の身体が跳ねたものの、かまうことなくフェルトは行為を続けた。
むず痒いところを掻いて貰うような、それでいて暖かく包まれる不思議な感覚。
「…………あっ、はぁ……」
息苦しさを感じながらもあふれ出る吐息に甘い音色が混じる。
フェルトの手は女の側頭部から後ろへと髪を梳きながら流れていく。
その動き一つ一つが非常に心地よく、徐々に女は自身の身体が熱くなっていくのを感じていた。
フェルトの舌は女の舌に絡まり、自分の口へと誘って行く。
誘われるままその動きに委ね、フェルトの言った奉仕に身を投じる女。
互いの唇がふやけるほど長い、永遠とも思える長い接吻を交わす。

79 :
「大事な事を言い忘れてた」
口の周りを濡らしたフェルトが言った。
「……?」
この状態で言葉は場を白けさせる効果しか持ち合わせていない。
億劫に女はフェルトの目を見つめた。
「俺の名前はフェルト。キミは?」
女にとって名前など二の次で良かったのかもしれない。
けれど相手が名乗ったからには自分も名乗らないわけにはいかない。
「ノイン……」
「ありがとう、ノイン。キミのおかげで俺は助かった」
ノインは自分の胸が縮み上がった錯覚に陥った。
恐怖や病気とは違った息苦しさにも似た感覚。
再びフェルトはノインに唇を重ねる。
「ノイン…………ノイン」
何度も何度も名を呼びながら先ほどより激しく、熱情的に舌を絡め、吸い、舐めあげる。
「あぁ……フェルト、フェル……フェルトぉ」
名を呼ばれれば応えたくなる、互いを欲するように幾度となく名を呼び合った。
先ほど言葉が不要だと思ったのは浅はかな間違いだった。
ただ名前を呼び合うだけで今まで以上に情欲が掻き立てられ相手を欲してしまう。
もしノインの両の手が自由だったならフェルトの髪をかきむしり抱きしめていたことだろう。
それをできない歯がゆさが尚いっそう彼女の思いを募らせるのだ。
飽きるほどに口付けを交したフェルトはその唇を首筋へと滑らせた。
「フェ……ルト?」
相手を失ったノインは寂しげに男の名を呼ぶ。
フェルトはノインの身体のラインを確かめるように頭から首筋へ肩へ腕へとゆっくりゆっくりと滑らせていく。
その一つ一つがとても丁寧で優しかった。
「ノイン、キミの着ている砂漠に適した衣服は男の情欲を揺り動かす……」
小声でつぶやくと腕をなでていた手が胸元に移り、乱れた衣服をいっきに剥ぎ取った。
「っ!」
現れた二つの乳房は彼女の身体の細いラインとは裏腹にたわわに実っていた。
余計な肉などついていない引き締まった体躯だが、余分になる脂肪はすべてそこに集まったといっても過言ではなさそうだ。
ノインはとっさに両手で胸を隠そうとしたが拘束された腕ではどうしようもなかった。
フェルトは双丘の柔らかさを楽しむように両手でこね始めた。
「なにをするっ!」
ノインの抗議など聞こえないかのようにその行為を続けていた。

80 :
やがて丘の上には薄い桜色の突起がむくむくと盛り上がり始めていた。
くすぐったい、しかしそれとは違う感覚……ノインは最初こそ抵抗の意志を見せたものの諦めがついたのかフェルトに身を委ねることにした。
「あんっ!」
自分の声とは思えない艶めいた声がノインの口から漏れる。
フェルトは突起に吸い付き、舌や唇でさまざまな刺激をノインに与えていく。
自由な腕はもう片方の乳房を揉みしだき、堅く主張する乳首を指先で摘み、こねる。
「あ……あぁん」
身体をくねらせ身もだえしながら熱い吐息を溢すノイン。
彼女の身体はのぼせ上がったように徐々に朱色を増していく。
「んはぁっ!あぁ……、ん……フェルトぉ! ……あぁん!!」
最初のうちこそ控えめだった彼女の喘ぎ声も興奮の度合いが高まるにつれ、辺りをはばからない大きさになっていく。
未開拓の地を行く冒険家のように飽くことなくノインの身体を探求するフェルト。
やがてその手はノインの股間へと伸びていった。
フェルトの伸ばした人差し指が彼女の大切なところに触れる。
「っ!」
一瞬ノインの身体が強張るのを感じた。
「やめろっ!」
彼女の抵抗の意思。
その言葉に耳を貸すことなくフェルトは布切れの上のを指でなぞった。
「っん!」
ノインの全身に雷が駆け抜けるような激しい衝撃が走った。
「ノイン……心配しなくてもいいよ。キミはとても綺麗だ……」
フェルトはそう言って優しい笑顔をノインに見せる。
「バ、バカっ! そ、そんなところ……汚い……んっ!」
再び全身を駆け巡る得もいえぬ感覚が襲う。
今度は布越しではなく直にフェルトの指が大事な部分に触れた。
ノインの股間に割ってはいるように男は瞬く間に体を滑らせる。
彼の鼻をアンモニア臭とメス独特の甘い強烈な匂いがつく。
「や、やめっ!」
ノインは必に足を閉じようと試みるものの予測していたフェルトに簡単に抵抗されてしまう。
フェルトは彼女の大事な部分を覆う薄布を指でどかし、露になる初々しく濡れそぼった花弁に口付けをした。
「あん!」
全身をのけぞらすノイン。フェルトの行為をまともに見ることが出来ない彼女は強く目をつむることにした。
それがよりいっそう自分の感度を増すことになるとは思いもよらぬことだった。
男を受け入れたことのない花弁は貝のように口を閉じていたが強引に入ろうとせず、フェルトの舌は丹念に丹念にその扉を開けていた。

81 :
ゆっくり、ゆっくりと……
エデンの騒ぎから身なりにかまっている間がなかった彼の爪は思った以上に伸びているせいもあった。
彼女を傷つけないように一本、一本、糸を解いていくように彼は奉仕行為に没頭していた。
それが帰って女性をじらすことになると知りながら……
ノインは今まで経験したことのない甘美な感覚に身悶えしながら、胸の中に徐々に大きくなる感情に苛まれていた。
「あっ…………フェ、フェルト……切ない……」
思わずその感情を口にしていた。
心の中にぽっかり穴が開いたように、そこに風が通り抜けるような心細さに似た感覚。
たとえ表現の仕方が間違っていようとも彼女にはそれを伝える語彙を持ち合わせていなかった。
「フェル……切ないの……とっても、あっ……あぁ…………どうして? フェルトぉ!」
満たされない心に声を大にしてノインは叫ぶ。
ノインは知らず知らずの内にフェルトに催促していた。
乾ききった喉に少量の水を与えることは返って乾きを煽る結果になる。
「ノイン。キミがオレを受け入れるならその心を満たしてあげることができる」
彼の作った低い声が彼女の耳には悪魔の囁きにも聞こえた。
人類創世の時、女は甘い誘惑を拒みきれず禁断の果実に口にしたように
彼女にとっては今がその時のようだった。
耐え難い情欲を満喫させると男はのたまう。
それが自分にとって愚かな選択であることを分かっている。
分かっては居たが、理性を欲望が押さえ込む。
「フェルト……」
「任せて。キミが知らない本当の快楽と言うものを教えてあげるよ」
「……」
ノインも拒むということは知っている。
今ならまだできるはず……分かっている。分かっていても彼女は欲望に溺れることを望んだ。
フェルトがノインの体をうつ伏せに転がす。
両手は未だに背中にベルトで縛られたままだ。
続いて男は彼女の腰に手を添え腰を高く上げさせる。
そうすることによって必然的にノインの顔は床を舐める姿勢になってしまう。
フェルトの手がノインの小ぶりなお尻の肉を揉み解す。
緊張していた筋肉がそれによって解される様……
だが引き締まった体にはそこにすらほとんど無駄な肉は付いていない。
「はぁ……フェルト、手を解いて……」
暖かい吐息に混じり懇願するノイン。
「だめ、キミがいざとなって抵抗しないようにこのままにしておく。さっきの蹴りはきいたからなぁ」

82 :
毒づき皮肉めいた笑みを浮かべるフェルトだがその顔はノインが覗き見ることはできない。
尻肉を左右に押し開くとキュッとすぼまった排泄孔が見える。
「や、やめっ! な、なにをするっ! ……あはぁん!」
急に湧き上がる羞恥心に怒声を上げるもののその言葉とたんになまめかしい喘ぎに変わった。
フェルトは再び花弁に口付け、微量に潤うそこに自ら唾液を塗布して水気を足していった。
辺り全体に満遍なく、彼は唇を這わせていく。
まるで蛞蝓が通った後のように彼の唾液がべっとりとノインの花びらを濡らしていった。
「あっ……はぁぅ……ん……んんぅ……ぁはぁん!」
ノインの白い臀部が揺れる。
くすぐったい心地良さに身を捩ろうにもこの姿勢では小ぶりなお尻を振ることしか出来なかった。
「はぁ……ん、あん……あっ…………」
彼女の口から切なげなため息が漏れる。
フェルトはノインの秘部から顔を起こすと両手で彼女のくびれた腰を掴み、熱く滾る己自身を女の花弁に擦り付けた。
「そろそろ……」
男を知らないノインの秘裂は彼の愛撫のおかげもあってか小さな口をぽっかりと開けていた。
「いくよノイン」
「あぁ……フェルトぉ……せつないの…………お願い、助けて……」
高熱に苦しむうわごとのようにノインは言った。
フェルトは自身の先端をノインが待つ入り口に納める。
ゆっくり……
とてもゆっくりと…………
ノインは初めて知る異物感を不快に思いながらも彼に身を委ねていた。
徐々に大きくなる異物感、未だに納まらない胸のわだかまり……
フェルトは秘裂に自身のモノがカリ首まで埋没したのを確認し、一気に腰を進めた。
「────っ!」
言葉にできない激痛がノインを襲った。
男は非情にもノインの再奥めがけて己自身を貫いた。
「かはっ…………」
まるで体が砕け散るような衝撃。体の中を切り刻まれたと錯覚してしまうような痛覚。
「……。…………。……イン。…………ノイン」
自分の名を呼ぶ声が聞こえる。
彼女はその声がなければ意識を失っていたかもしれない。
「……ルト……」
その呼びかけに彼女は応えた。
男の顔が近づいてくる。

83 :
二人は無言のまま互いが求め合うように、口付けを交わす。
今のノインにとってそれが治療薬であるかのように貪った。
事実そうすることで僅かながらも徐々に痛みが薄れていく錯覚さえも感じた。
いつの間にかノインは自分の両手が自由に動くことに気付いた。おそらく彼がほどいたのであろう。
さっきの痛みはなんだったのか彼女自身は分からなかった。
普段の彼女ならそんな仕打ちをされた相手をのしてしまっていただろう。
不思議なことにどこからもそんな感情は沸いてこない。
むしろ胸のうちのわだかまりが消え、目の前の男がいとおしくもあり、貴い存在に思えてしまう。
「あ……あん…………あぁ、……ルト…………あ、あぁ……んん」
ノインは自ら舌を絡め、荒々しい口付けをした。
肩越しに交わす口付けは先ほどのような密着感は得れないものの違った意味での安心感に満たされる。
お互い無理な体勢に名残惜しそうに唇が離れ、代わりに優しい笑顔を向けフェルトは言った。
「ノイン、大丈夫? 動くよ」
意味が分からないわけでもなかった。
先ほどと同じような痛みに耐えれる自信はなかったもののノインは覚悟を決め歯を食いしばった。
「…………んん」
体の中を掻き出されるような違和感。
覚悟していたような痛みは感じなかった。
まったく痛みがないわけではない、しかし先ほどと比べるまでもないかすかな痛み。
フェルトが腰を浅く引くと再び彼は肉襞をかき分ける様に侵入してくる。
「ん…………んぅ…………んんん…………くぅ」
同じ行為を繰り返す。何度も何度もゆっくり、ゆっくりと……
「んはぁ…………む……ぅん…………はぁ、はぁん」
最初はくぐもった息遣いもどこかしら艶を帯びた色っぽい吐息が混じり始める。
「あっ、あぁん…………んぅんぅ……あっ!あん」
男は腰を打ち付けるピッチを上げた。
それに呼応するかのようにノインの喘ぎが大きく響く。
フェルトはノインの手を取り、自分に方へと引っ張り同時に腰を前に突き出した。
文字通り二人の体は弓と弦のようになっていた。
「あんっ! ……あん! ……あぁん!!」
パチン、パチンとノインの臀部とフェルトの腰がぶつかる乾いた音を上げると同時にノインの口から喘ぎが放たれる。
ノイン自身、自分があられもない声を上げていることを自覚している。
現に我慢しようと下唇を噛み、こらえようとするもののフェルトの一突きの前に脆くも崩れていく。
「ああん! ……あん、あん、あぁっ!」
小刻みに、時にリズミカルに深く、そして浅く彼女を責めたてる。

84 :
「あああぁぁぁっ! あん、あぁぁ……あ、あっ! ……っ! あんん!」
絶叫に近い喘ぎをあげたかと思えば、くぐもった喘ぎ、フェルトの動きに連動して彼女の声色も変わっていく。
最初は手を引きノインの体を引き寄せていたフェルトだが、彼女が仰け反るうちに徐々に二人の体の距離は縮まり、
今ではノインの肩に手を置き、がむしゃらにフェルトは腰を振り続けていた。
「っく……んっ!」
フェルトは奥歯をかみ締めこらえるような渋い表情を浮かべる。
彼は自分の限界が近いことを悟っていた。
「あんっ! あぁ……あん……っ!! ふぁん!」
フェルトはいったんノインの中に深く挿し入れたところで動きを止める。
一呼吸おけばまだ快楽をむさぼることはできると判断したからだ。
「もっと……ねぇ、もっとぉ」
そうさせなかったのはノインのほうだった。
彼女はぎこちない動きながらもフェルトの再動を望むべく自らお尻を振った。
先ほどまで何も知らなかった女が快楽をむさぼる姿に情炎が揺らぐのを感じ
フェルトは自ら果てると分かった上で思いの丈をノインにぶつけた。
「ああぁぁぁ─────あぁん! ──っああぁああん!」
「っ! っく……はっ、はぁぁ……イ……キ…………っく!」
と肌がぶつかり合う乾いた音が大きく響く。
ドクン……ドクン……
フェルトはノインを貫かんかばかりに腰を突きいれその中に溢れる程の大量の白濁液を放った。
「ああぁぁぁぁああ─────!!」
ノインは雄たけびにも似た嬌声を上げる。
体内に満たされる熱い熱い迸り……彼女はフェルトのいうオトコというものを知った……
□続く□

85 :
以上、お粗末さまでした。
ぶつ切り感が否めませんがピロートーク含め後半(2話)に続いております。
流石に一度の投下では長すぎると思ったので……
需要があれば続けますが、なければ打ち切りってことで。
それと毎週投下は……なので次回は二週間後にお邪魔します。

86 :
ペペロン×ウルリカとかも投下おkですか?
大丈夫なら挑戦したいと思っています。

87 :
↑自分で言っておいて今更ですが、書いてて恥ずかしくなったのでやっぱり無しで。
すみません。覚悟が足りなかったorz

88 :
今来た!
遠慮しないでガンガン投下して一向に構わないとおもいますよー。
カプなんかもガスト総合だからなんでもありだと思うし、何でもござれ。

89 :
ノルエリが読みたい…

90 :
86さん
ぺぺウルばっちこい!!
体格差カポーは好物ですよ〜!!

91 :
86改めチキンハートです。
優しい言葉に励まされ、懲りずに挑戦してみることにしました。
自分、ペペロン好きなので美化激しい&都合上書いてない部分でも変な設定あります。(学園卒業後ウルリカがアトリエ開いててぺぺロンも一緒とか)
では、とりあえず前半をば。
↓から

「ねぇ、今度の私の誕生日、欲しいものがあるんだけど、くれる?」
「うん、おいらがあげられるものなら何でも用意するよ。なんだい?」
「ふっふっふ、それは当日までの秘密」
ウルリカの20歳の誕生日の数日前、確かにそんな約束をした。
そして9月22日深夜。正確には23日午前0時。
「お、おねえさん、これは、どういうことかな……?」
自分の部屋で寝ていたペペロンは胸の上に馬乗りになったウルリカに起こされた。
「誕生日プレゼント、もらいにきたの」
「え?でも今おいら何にも持ってないよ?」
とりあえず、自分の上からどいてもらえないだろうか。
二十歳を迎えたウルリカは、出会ったときよりも肢体が伸び、胸も育ち、なんとも妖艶な体に育っていて、そこにいるだけで世の男どもをとりこにするほどの魅力を持つようになっていた。
もともとの整った顔立ちに翡翠色の大きな瞳が、余計美しさを強調させる。
「それよりもおねえさん、そこをどいてもらえないと動けないんですが」
あまり長く乗っていられると、体がいらない反応をしそうでこわい。
「いいのよ、動けなくて」
しかし案の定却下された。
そして窓から入る月明かりに照らされたウルリカの顔が、いたずらっぽく笑う。
この表情は、16の頃と変わっていない。
「私に、ペペロンをちょうだい」
「はい?」
ちょうだいと言われてもどういうことか分からない。
ペペロンはずっとウルリカの元で働いていて、ある意味とっくにウルリカのものだ。
「私、今日で20歳よね?」
「う、うん」
「20歳といえば、もう大人と認められていい年よね?」
「まぁ、世間一般的には」
質問に答えながらも、ペペロンは嫌な予感がしてきた。
この顔は、絶対なにかよからぬことを考えている。
「ペペロンも、もうとっくに大人よね?」
「まぁ、一応は……」
やばい、逃げないと、大変なことが起きる。
「じゃあ、そろそろ大人の行為をしましょう?」
「…………」
(えーっと、大人の行為って、なんだろう)
あまりにも突拍子も無い言葉に、ペペロンの脳は理解するのを拒否した。
本気でわからないとばかりに首をかしげるペペロンに業を煮やしたウルリカが、ペペロンの服に手をかける。
「もう、めんどくさいわね! こういうことよ!」
短気なところも昔と変わらない。
そのまま思い切り服をひっぱり、ペペロンの一張羅のボタンが弾け飛ぶ。
「ちょ! おねえさん、なにを?!」
「言ったでしょ? あんたを貰いに来たの!!」
人生最大のピンチが、今、ペペロンを襲っていた。



92 :
「おねえさん、まず落ち着こう?!」
ウルリカの細い手首を両手で押さえ、ペペロンは組み敷かれたまま必の抵抗を試みた。
「落ち着いてるわよ、これ以上ないくらい」
「じゃ、じゃあ考え直そう?」
「もう何ヶ月も前から決めてたもの。今更考え直すことなんかないわ」
「じゃ、じゃあ、えーっと……」
「往生際悪いわね! いい加減諦めなさい!!」
ウルリカは捕まれていた腕を下へすばやく引っこ抜き、両手をペペロンの頭の両脇へつくと、まだなにか言い訳を考えようとしているペペロンへ強引にキスした。
「お、おねえさん! 待って!」
「待てない」
一度唇を離し、今度は両手で顔を押さえ込みディープキスをする。
「んんんっ!!」
ウルリカとのキスはこの4年間に何度も経験をしてきた。
そのほとんどがウルリカによる不意打ちだったが、ここまで強引なのは初めてだ。
しつこいほどに舌をからめてこようとするウルリカから逃げ切れず捕まってしまえばもう、応えずには居られない。
ペペロンも目を閉じ、両手を背中に回すと抱きしめ、自らウルリカのやわらかい舌を絡めとり、愛撫する。
(やっぱり、甘い)
いつも思う。
ウルリカの口の中はあまくやわらかい。
何度味わっても飽きないそれは、ペペロンの一番好きなもの。
あっさり誘惑に負け、長い長いキスをかわすと勝手に体が火照り、息が荒くなる。
「もう、3年待ったわ」
初めてキスをしたあの日から、心はずっと決まっていたのに。

93 :
「ペペロンは、この先私が違う誰かとこういうことをしてもいいの?」
「えっ?!」
それは嫌だ。
ものすごく嫌だ。
「いいの?」
「嫌、です……」
これは紛れも無く脅しだ。
その気がないと分かっていても、可能性を提示されるだけでペペロンは逆らえない。
「それなら……」
「で、でも! その、先に言っておかなきゃいけないことが……」
実はペペロンは初めてではない。
親にも、村にも捨てられ彷徨っているとき、ある一人の女性に拾われて、夜専用の従者として住まわされていることがあった。
なにしろ体だけは頑丈で大きいし体力も在る。
見た目はともかく快楽を求めるだけならこれ以上の存在は無く、年齢的にはまだ子どもで、世間を知らず追い出されたペペロンは生きる糧を得るために、飽きて捨てられるまでその女性に尽くしたのだ。
「お、おいら、初めてじゃ……ないんだ」
「……そうなの?」
かなりショックだ。
「うん」
「うそ! どこで? だれと?!」
自分以外にペペロンが大切に思う人間が居たなんて、考えたこともなかった。
激しい嫉妬の炎が燃え上がる。が、ペペロンの説明を聞いて一気にその炎はしぼんだ。
「な、なにそれ」
なぜペペロンの話はいつもこんなヘビーなのだろうか。
(生きるためにとか、そこまで困ったことわからないけど)
それにしたって、相手がひどい。
でもそういう場合、どうなのだろうか。
「それで、ペペロンは、その、相手のことをどう思ってたの?」
相変わらず胸の上にまたがったまま不安そうに聞かれ、ペペロンは正直に答えた。
「別に、なにも。もう顔すら覚えてないし。ある意味、それが仕事だったからしただけ、みたいな」
他に行くところも無く構ってくれる人もいない。その頃のペペロンにとって選択肢はなかった。
「好きではなかった?」
「まったく」
好きではなかったが、気に入っては貰いたかった。この矛盾がウルリカにはわかるだろうか。
(でもなんか誤解されそうだし黙っておこう)
生まれてから今まで、心から愛したのはウルリカだけなのは事実なのだから。
しかし、それでもウルリカは顔を曇らせ、落ち込んでしまった。

94 :
「ごめん、ペペロン。私、同じことしてる」
「え?」
「嫌がるあんたに、無理やりすることじゃなかったよね。ごめん」
予想外の反応に、ペペロンは焦った。
怒られることがあっても、まさか謝られるとは思っていなかったのだ。
「い、いいいいいい嫌じゃないよ!!!」
嫌じゃない。
これまでだって、我慢して我慢して我慢を重ねてきたのだ。
大切すぎて、傷つけたくなくて逃げてはいたが、体はいつだってその想いに応えてウルリカを欲していた。
「本当に?」
「ほ、ほんと」
(言っちゃった!!!)
流れとはいえ、言ってしまった。
これは、覚悟を決めなくては。
「でもやっぱり、私……」
そのことによってどれだけこの繊細なペペロンが傷ついたかと思うと、自分がしたことも同じような気がしてくる。
「私、ペペロンを、それ以上傷つけたくない」
ずっと前から20歳の誕生日こそひとつに、ペペロンのものになろうと決めていたけれど、それによって過去の傷をえぐるようなら絶対嫌だ。
そう告げると、ペペロンはたまらなくなってウルリカを抱きしめた。
「そんなことない! おねえさんとなら逆に、その傷が埋まると思う」
そこに愛があればそれは至福。
抱きしめたまま今度はペペロンがウルリカに口づけをした。
「んっ……ふ…」
少しでも気持ちが伝わるように、激しく求めた後、自分の額をウルリカの額にくっつけ、勇気を出して言った。
「おいらも、ずっと、おねえさんとしたかったんだ」
人から化け物呼ばわりされる自分と違い、ウルリカはどんどんキレイになっていく。
手の届かないところへいってしまうのだと、寂しくすら感じていたのに、この美しくしなやかな彼女は自ら自分の腕の中に飛び込んできてく
れた。
その愛に応えなくてどうするのだ。
「そしたらもう絶対、離さないわよ?」
「離れたくない」
だから、いっそがんじがらめになって動けなくなるくらい束縛してほしい。
お互いの気持ちを確かめる4度目のキスを、どちらからともなく交わした。

95 :
こんな文章でいいのだろうかと思いつつ、後半(エロ部分)は後日……。
なるべく早くがんばります。m(_ _)m

96 :
保守がてら続き投下。無駄に長くなったのでまだかかります。すみませんorz

「それじゃ、えーい!」
ウルリカに上機嫌に上着を脱がされ、ペペロンは慌てた。
「え? 待って、攻められるのはおいらなの?!」
普通逆じゃなかろうか。
「だって、その方が楽しいし」
「いやいやいやいや」
ここでまでまだ下に敷かれてというのは、男としていけない気がする。
「おねえさん、ごめんねっ!」
「きゃっ!」
そして、上に乗ったウルリカを抱きかかえると体をあげ、自分と位置を入れ替えた。
「コラ! ペペロン!」
「だめ、じっとしてて」
暴れようとするウルリカの手を慎重に押さえ、額に軽くキスをする。
<うまくできるかわからないけど>
あの退廃した日々を送ったのは何十年も昔だ。
それでも、少しでもウルリカを気持ちよくさせてあげたい。
「おねえさん、好きだよ」
「ペペロン……?」
いつものおちゃらけたりおどおどしたり、困っているペペロンしか知らないウルリカにとって、意外な展開だった。
なにか雰囲気が違う。
自分を見つめる目は真剣で優しい。けれど見たことの無い男の顔。
少し怖くて、そして少し嬉しかった。
「おいらだって、本当はずっとこうしたかったんだ」
耳元で囁き、そのままウルリカの耳たぶを甘噛みする。
「やんっ」
びくっと反応すると同時に漏れた声は今までに聞いたことのないかわいさだった。
「もっと、聞かせて」
そのセリフに思わず顔を真っ赤にしたウルリカは両手を突っ張ってペペロンを遠ざけようとする。
「やだ、だめ! 逆はだめ!」
自分から攻めるのは普段の行動から慣れているが、ペペロンに主導権を握られるという経験は未だ無い。
なので余計に照れるし恥ずかしいし、なんといっても落ち着かない。
しかし、ペペロンも今度ばかりは譲らなかった。
「おいらからプレゼントさせておくれよ」
一応誕生日プレゼントと名を打つからには最初から自分が下というわけにはいかない。
押し戻そうとしている細い両手を片手で掴み顔を寄せると、その手の甲に軽くキスをした。
「ね?」
その仕草が臭いくせに妙にはまっていて余計ウルリカは顔を赤くする。
最初ドキドキさせていたのは自分だったはずなのに今では完全に立場が逆転してしまっていた。
「う……。はい」
初めて接したペペロンの男の部分に魅了され、もう素直に頷くしかなかった。


97 :
すっかり観念してぎゅっと目を瞑るウルリカに苦笑すると、ペペロンはもう一度、今度は頬に優しくキスをする。
そしてボタンのない夜着の上着を捲った。
(うわ)
あらわになった形のいいふたつの山は薄闇にも白く、とても綺麗だ。
触れてみればあまりのやわらかさに思わず手を引っ込めてしまうほどだった。
(壊しちゃいそうだ)
感触を試したい欲求よりもそちらの懼れのほうが強く、舌での愛撫に切り替える。
「っ!」
突起を口に含むと、その体が小さく震えた。
いつも強気な彼女のそんな反応がかわいくて、愛したいと思うほどに自然に体が動く。
数回舌先で転がしたあと、口を離し、腹のあたりから一気に上まで舐め上げると、「はあぁぁ」という吐息と共に体が浮き、その瞬間に
ペペロンは片手をウルリカの背中に回して抱き上げた。
そして弓反りになり強調されるように突き出た胸に顔を埋める。
円を描くように舌を這わせ、再び突起を口に含み舌先で弄る。
快感を堪えるように何度も小さな口から吐息が漏れたが、最初のような声は聞けなかった。
抵抗はやめたものの捨てきれない羞恥が硬く目を閉じさせ、声を出すのを我慢させているのだ。
(かわいいなぁもう)
そんなところがまた愛しい。。
胸を口に含んだまま背を支えていた腕を滑らせ腰へ、更にその下へ移動させ太ももを抱えるように持ち、追うように細かくキスを降らせ
ながら頭も下へ移動させる。
スカートを捲り白いショーツを脱がせると、「ちょ、待っ」と言ってウルリカが一瞬で腕の中から足を引き抜き逃げ出した。
「待って、無理。なんていうかやっぱりその、気持ちの準備が、ね?」
何ヶ月も前から今日この日にペペロンとということを決めてはいたし覚悟もしていたがこの展開は予想外なのだ。
本当は最初から最後まで自分がリードするつもりだった。
そのために本からだけとは言え知識を身につけたし、脳内でだけとは言えシュミレートをしてきた。
まさかペペロンが経験者でしかもこんなに手馴れているとはこれっぽっちも考えていなかった。
知らなかったぺぺロンの魅力にぼおっとしてつい受け入れてしまったが、さすがにここまで来ると恥ずかしさが勝って正気に戻ってしまったのだ。
胸の上に丸まった上着をずり下げ前を隠し、すでに脱がされてしまったショーツは諦めてスカートだけを元に戻しベッドの上で後ずさる。
「じゃあ、終わりにするかい?」
正直続けたいが、本人が嫌だと言うのなら従うまでだ。
だがウルリカも終了とするつもりはないようだった。
「終わりじゃない。ペペロン、寝て。下!」
「それは無理です」
ペペロンを指差し必に上下させて命令をするが、それには従わないとさっき言ったばかりだ。
とにかく、まだその気があるのなら選択肢はひとつしかない。
「おねえさんも往生際が悪いなぁ」
いつもなら主であるウルリカを立ててどんな無茶も聞くペペロンだが、男として譲れないものは譲れない。
膝立ちで一歩、逃げたウルリカに近づき突きつけられた腕を取るとそのまま胸にそっと抱き寄せた。
「も、もうその手には乗らないんだから!」
その手がなんの手のことを言っているのかはわからないが、腕の中の小さな存在は抵抗せず大人しくそこへ収まっている。
ウルリカは顔を真っ赤にしつつ、胸のドキドキと形容しがたい自分でも理解不能な期待で動けない。
(うーん。やっぱり怖いのかな)
そう解釈したペペロンは少しでも安心出来ればと優しく包み込むように抱き締め囁いた。
「大丈夫。痛いことも、泣かせるようなことも絶対しないから」
耳元で囁かれたハスキーボイスとそのセリフに、ウルリカは腰砕けになってしまい、緊張して硬くなっていた体が力を失ってへなへなと崩れる。
「あうぅ」
好きな男の腕に抱かれてそんな風に言われ、逆らえる人間などいるのだろうか。
ウルリカも漏れなくその天然な術中に落ちた。
再びされるがままとなったウルリカの体を丁寧に横たえ、ペペロンは額、そして首筋にキスをしながら手を太ももからスカートの中へ滑り込ませ秘所をさぐる。
覚悟を決めていても恥ずかしいものは恥ずかしい。
ウルリカは我慢できず、腕を顔にかざし、表情を隠した。
「んっ」
一番敏感な場所に触れられ、思わず声が漏れる。
(どこまでしていいんだろう)
自分とウルリカでは体格差が過ぎる。最後までする気はなかった。そんなことをすれば、本当に彼女を壊してしまいかねないし、なにより大切な人の体を確実に傷つけることになる。
(満足、してくれればいいけど)
そう思いながらペペロンはすでに湿り気のあるそこへ、顔を移動させた。

98 :
反射的に閉じようとする足を手で押さえ、豊かな髪と同じ金色の茂みに隠された部分へ舌を分け入らせる。
ウルリカは最初、生暖かく柔らかいその感触を奇妙に感じ、それ以上にいらない思考が邪魔をして集中できなかった。
(ちゃんと念入りに洗ったけど、どうしよう)
臭いとか、変な味とかしていないだろうか。
自分が相手のものを舐めるのはタブン全然平気だが、逆はいけない。
しかし、巧みに舐められ、吸われしているうちにすぐにそんな無駄な事は考えられなくなる。
「あ、んっ」
水っぽい音が耳を打ち、淫らな雰囲気が羞恥よりも行為へ集中させた。
そのうち秘部の浅いところを舌が出し入れされ始め、押し寄せる並のように快感が増していく。
(もう、少し……!)
なにかが来る。
未知の快楽を求め両足が突っ張り、その変化に気づいたペペロンの舌の動きがより大胆になる。
「はっ、あぁっ!」
びくんと腰が跳ね、つま先までぴんと伸びた後、満足したように力の抜けたウルリカの体からペペロンはやっと顔をあげた。
口を手の甲で拭い、顔を隠している腕をどかしてその額にキスをする。
「おねえさんは声も反応もかわいいなぁ」
そして笑顔で頭をゆっくりと撫でた。
(このまま寝てくれないかな)
している間にすっかり元気になってしまった自分のものを意識しつつ、悟られないように体を離す。
正直ここで終わらせるのは理性を総動員しても厳しいものがあるが、それは後で一人こっそり処理をすればいい。
「悔しい」
「えっ?」
「次は私の番なんだからっ!!」
「ええぇっ!?」
ウルリカがここで大人しく引くはずがなかった。
上気した顔のままがばっと起き上がり全身を使ってペペロンを横に押し倒し、すばやくその上に跨って座りズボンのベルトに手をかける。
「待った! おねえさんそれはダメだって!」
そうは思っても本気で抵抗することが出来ず、あっさりはずされそのまま下ろされてしまった。

99 :
今日は以上。

ここまで来たら開き直って最後まで突っ走ります。
なんかほんとすみません。
続きはまた明日・・・。(タブン)

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