2013年10エロパロ373: ヴァンパイア騎士でエロパロ (692) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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ヴァンパイア騎士でエロパロ


1 :2008/06/10 〜 最終レス :2013/09/16
原作:樋野まつり/月刊LaLa連載中(白泉社)
・原作漫画・アニメ共に現在進行形の作品を扱うため本誌派・コミックス派・アニメ派が混在しています。
 ネタバレ要素を含むSSには注意書きを。
・冒頭にカップリング記載、特殊性癖(百合・陵辱・グロetc)にも注意書き推奨。
・男×男は板違いです。801板へ

2 :


3 :
スレ立て乙。
ここ即厳しいからしばらくは保守し続けないとな。

4 :
http://www.free-server.biz/spmov/
コスプレ美少女たちのえっちな動画を大量配信中!

5 :
乙です
>>3前にも立ったんだけど神が降臨しないまま落ちてしまったんだよ

少女漫画・少女小説全般スレ 5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1201440506/l50
このスレの>>92-101に枢×優姫の破瓜ものがあるのだが
書いた人以外がコピペしていいものだろうか?

6 :
>>5
そっちには保管庫あるから

7 :
優姫みたいな短いスパッツの下って何はいてるの?
あの中に更にパンツ?
それとも生尻?

8 :
hosyu

9 :
保守

10 :
本当に建ててくれるとは、ボチボチ書いていこうと思ったけど、
確か即回避が30だった気が。
通りすがりがのぞいてくれるようにしばらくageておこう。

11 :
職人様お待ちしてます

12 :
30か厳しいな
もっかい保守

13 :


14 :


15 :
ゅv

16 :
瑠佳しゃん…

17 :
優姫ちゃん…

18 :
まあ、非常にこの板向きの作品だとは思う

19 :
莉磨にゃん…

20 :
まり亜たん…

21 :
モデルコンビのやる気の無いセックスが見たい保守

22 :
>>21
見てえww

23 :
>>21
笑える

24 :
ナイトクラスに輪姦される優姫きぼんぬ

25 :
>21
俺も見たい

26 :
暁×瑠佳の背徳感漂うエロパロを読みたい ほ

27 :
そろそろ職人さん来ないかと服脱ぎながら し

28 :
待ってるよ              ゅ

29 :
枢様を思いながらオナヌーしてるルカしゃんを体で慰めてやるワイルド

30 :
暁にレイープされるルカしゃん希望

31 :
緋桜静でなく、本来の人格である病弱なまり亜たんの陵辱ものがみたい

32 :
なんかエライことになっちゃったけど、休みの日にのんびり読めるくらいで待ってて。
風邪ひかないように全裸待機はご遠慮願います。

33 :
>>32
半裸で待ってる
で、どんなものを投下してくださるのか?

34 :
上半身だけ着て待ってる

35 :
じゃあ僕は靴下ちゃん

36 :
ワイルド×ルカしゃんで一本と、余裕があれば、>>31に触発されて
病弱なオリジナルまり亜の陵辱物も書いてみたいなぁ、と。

37 :
>>32
褌とブラで待ってる

38 :
>>36
あなたが神か…
ワイルド×ルカはもしやレイープか?処女ルカハァハァ

39 :
>>29のシチュ良いなあ…

40 :
皆思うがままに書いてくれいや書いて下さいお願いします

41 :
るか人気たけーな。
全然相手候補いない一条が哀れだ。

42 :


43 :





44 :
30超えたら保守する必要ないだろ

45 :
>>32
wktk

46 :
頼ちゃん×優姫で

47 :
枢の優姫への寵愛に嫉妬したアイドルが優姫を辱めるネタでひとつ

48 :
ルカの処女膜を無理矢理破るネタでひとつ

49 :
枢ハーレムでひとつ

50 :
>>47ごめんムリポ…

「…ねぇ、それ本気で言ってるの?」
普段の藍堂からは想像できない冷ややかで昏い青い瞳が妖しく光りを放っている。優姫は二人を包む空気が急に凍りついていくのを感じた。
「…枢センパイは…優しくしてくれてるわけじゃない…です」
藍堂が放つ威圧感で、言葉が上手く出てこない。
「へぇ?なら可愛がってもらえてるんだ。枢様は君を虐めるの好きだよね」
寮のロビーの階段から優姫を見下ろす。
(枢様はなぜこんな人間の女を相手にするんだ…)
「君は枢様のものなのか…でも君が

51 :
>50神キタ!?
つ、続き、乾きぬ

52 :
見つかったらビンタじゃ済まないぞ、大丈夫かアイドルw

53 :
「枢様以外の男としてること…僕が気付かないとでも?これ、誰の牙のあと?」
優姫に近づいた藍堂は彼女の首筋に薄く残る二つの傷痕をなぞる。
「…ッ!!」
指先が首筋を辿り、小さな顎先を持ち上げた。
青い瞳に強く見つめられて、思わず優姫は目を逸らした。
「枢様は君みたいな優柔不断な女をどうして側に置きたがるんだろうね…ねぇ、教えてよ優姫ちゃん?」
「…やっ藍堂センパイッ……ッ!?」
藍堂の唇が首筋に触れたのを感じ、抵抗しようとしたが、自分の足が動かないことに気付く。床と足元が凍りついて、その場から逃げることもできない。
「無駄だよ。優姫ちゃん。君はもう…」

「英…いい加減にしたらどうだ。もうすぐ玖蘭寮長が戻るぞ…」
低い声が壁際の暗がりから響いた。

54 :
ちっワイルドいいところで邪魔を!!
GJ!!続きキボン!

55 :
予告してたワイルド×瑠佳レイープ、週末中のうp間に合わなかった。
これはもう謝るしかないと。

56 :
待ってます

57 :
>>55
半裸で待ってる
ガンガレ!!

58 :
続き楽しみにしてます

59 :
過疎age

60 :
過疎は言い過ぎだよw
数日レスがないだけで過疎とか、
4〜5日レスつかない時が多い自分の常駐スレなんて過疎通り越して何なんだと59に聞きたい
ここの住人達は主役の優姫絡みのカプより瑠佳絡みのカプの方に関心があるのかな?
モデルコンビ書いてもそんなに需要ないっぽいかな…

61 :
>60
モデルコンビ需要あります!
片足脱ぎながら待ってる
そんな俺も優姫絡みより瑠佳絡みのが関心があるな
優姫と零は本編だけで充分エロいからある意味満たされてるw

62 :
じゃあ>61のように需要があるみたいなのでモデルコンビで1本書いてみようかな。
寝不足と欲求不満で原因を自覚しないままイライラする支葵を、
莉磨が仕事前の控え室にてフェラで抜いてあげるのが浮かんだので。
気長に待っててくれー。

63 :
モデルコンビイヤフォゥ!
舞踏会で踊ってる二人にもときめいたんだぜ

64 :
>>50@>>53A
「邪魔するな…暁」
壁際をチラと横目に見た藍堂は、彼の名前を呼ぶ。架院暁は更に言葉を続けた。
「お前が玖蘭寮長を慕っているのはわかるが…手は出さない方がいいと思うぞ」
「あーもーうるさいな!暁は黙って見てればいいさ」
架院の言葉に更に苛立った様子で、優姫の両腕を掴んだ手に力を込めた。

「ダメです!藍堂センパイッ…やめて下さいッッ」
抵抗しようとしても、藍堂の両手はビクともしない。頬が紅潮して首筋にはうっすら汗が滲む。目で必に架院に助けを求めたが…
「…はぁ」
頭に手をあて呆れた様子のため息だけが返ってきた。
「…ねぇ、優姫ちゃん。僕にはやっぱりタブレットだけの生活って向いてないみたい」
うすい笑みを浮かべた藍堂の指が優姫の制服のリボンをするり、とほどいた。
━ガタンッ
「やッ!本当にやめて下さいッやだッ…ぁ…やぁ…」
両腕を氷で固められ、ロビーの冷たい床に倒される。制服の下の肌に滑らかな指先が這うのがわかる。その指先が何を探しているのかも…。
…っちゅ…くちゅっ…っ

65 :
ちゃっかり見て楽しんでるのかワイルド

66 :
ワイルド×ルカ職人さんwktk

67 :
>>66
今回もまた、休み中に貼れればいいなぁなどと……

68 :
>>67
全裸で待ってます。

69 :
>>66
ワイルド×ルカ 待ってます

70 :
英×瑠佳×暁 枢瑠佳 ハァハァ(*´д`*)

71 :
委員長×ルカで監禁鬼畜凌辱ものでひとつ

72 :
>>71
ふっつーに考えてルカのが強いと思うぞ
襲ったって逆に倒されて襲う(血を吸う)価値さえないと打ち捨てられそう・・・

73 :
そこで零の銃やら優姫のクロスですよ

74 :
つうか、何でマジ考察してんだ?>>72

75 :
ワイルドとルカはお似合いだと思う。

76 :
アラフォーのまーくんとなおみたいな関係かね。暁と瑠佳は。

77 :
また今回も晴れなくてごめんなさい、と。
初期テロップではもう終わってるはずなのに。

78 :
>>77
壁‖ω・`)…イツマデモマッテマス

79 :
この板にスレあったんだね
本スレロムって、エロはないけど適当な妄想長文が浮かんだのでこっちに投下

理事長が企画した、枢も迎えての「心温まる黒主家のディナー」
今日は私が料理を作るねという優姫を、零が「やめろ、材料の無駄だ」と冷たく言う。
すかさず枢が
「優姫が作ってくれるなんてうれしいな。頑張って料理に挑戦しようとする優姫に
そんなことを言うなんて錐生君は心が狭いね」
と反論する。
むっとして押し黙る零。優姫には微笑んで、零にはさりげなくガンとばす枢。
ふいんきが悪くなったのを察して、慌てて
「じゃあ作るから待っててね、出来上がるまで絶対に入ってきちゃ駄目だよ」
と言い置いてキッチンに向かう優姫。
テーブルに残された零と枢は離れて座り、互いを無視。
だがそのうちにキッチンからありえない音や悲鳴が聞こえてきた。
ふたりとも不安気な表情だが、優姫と約束しているので動けない。
思わず
「優姫は大丈夫かな…」
「あいつも子供じゃないし大丈夫なんじゃないですか、たぶん…」
「そうだね…」
とぼそぼそと励ましあってみる二人。
そして料理が完成!
「で、できたんだけど……」
と申し訳なさそうに優姫が差し出した皿の上に乗っているのは、なにかの残骸のよう。
しかし枢は笑顔を崩さず、優雅に食す。
「一生懸命作ったんだね。美味しいよ、優姫」
感動する優姫。
対して零は文句言いまくり。
「肉が堅すぎる。ていうか、コレもう肉に見えねーし」
正直な感想に優姫は涙目だが、口とは裏腹に零も完食の勢い。
結果的に和やかになったダイニングを物陰から眺めて、満足そうな理事長。
「うんうん、さすがはボクの娘。さーってボクも優姫の手料理をいただきに行こうかなー」

………しかし彼は知らなかった。
愛する娘に自分の存在が忘れ去られ、料理は二人分しか作られていなかったということに。

題 『忘れられた理事長』

80 :
和んだw
乙です!

81 :
>>78
正直スマンかった。
とりあえず服を着て、他の作品のために待機して。

>>79
GJ!

82 :
料理を忘れられても大丈夫、理事長は毎晩深夜に娘の優姫を食べてるから。
優姫は記憶を操作されていて、自分が父親の性奴として調教されている事を憶えてない。

83 :
それ調教にならないじゃん

84 :
よくエロゲであるいつの間にか開発済みって奴だろ

85 :
ある特定の言葉で性奴優姫として発動。

86 :
まり亜たんレイープもの希望

87 :
職人さん期待

88 :
モデルコンビのSSマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

89 :
零×瑠佳 きちく 萌え


90 :
零×瑠佳 きちく 萌え~~~~~


91 :
大事なことなので二回言ったんですね、わかります

92 :
>>88鋭意製作中。お待たせして申し訳ないが、今しばらくお待ちください。

93 :
週末か…
ワイルド×ルカしゃんのレイーポ職人さんwktk

94 :
口では枢様じゃなきゃ駄目言ってても
体は感じまくりよがりまくりなルカしゃんだと萌える

95 :
痛みに泣き叫ぶ処女ルカたんだろjk
事後は泣きじゃくっていればいいよ

96 :
>>64
続きはないのだろうか

97 :
>>64続きキボン。
皆要望ばかりで、なかなかネ申が姿を見せてくれないではないか。

98 :
おまたせ。
うpは間に合わなかったが、何とか書き上げた。
清書して、明日明後日には貼れると思う。

99 :
これはテカテカせざるおえない

100 :
100

101 :
脱ぎ始めた

102 :
>>98
あなたが神か
全裸待機してます

103 :
ハイ、お待たせ。
ワイルド×瑠佳レイープSS
ちなみに暁って、ワイルドのことですよ。

104 :
「枢様が私の血を吸ってくださったのは、あの時一度きり…」
「………」
 月の寮の渡り廊下で、隣を歩く瑠佳がそうつぶやいたことに、暁は眉をひそめた。
 決して表に出すことは無かったが、瑠佳の抱くそれが恋愛感情であれ、枢の能力に
よるものであれ、純粋に不愉快だ。
 付き合いの長い3人の中でも、暁は冷静である。
 黒主学園の存在の危うさ。人類とヴァンパイアの対立構造の中で、第3勢力として新たな
抗争の火種になりかねない組織の、ナイトクラスの長でありながら、リーダーとして何ら
方向性を示さないことにも危機感を覚えない。もはや日和見主義と言ってよいものが、
瑠佳への態度に重なって見える。
『ダメとわかっていてもなぁ… イヤ、ダメなら、むしろそれでいい』
 自分達は敵ではない。が、近づきすぎて利用されるのは阻止してみせようと、暁は思うのだ。
「……なぁ」
「え?」
「ちょっと来いよ」
 瑠佳の返事を待たず、そういって彼女の手をとり、もと来た道を引き返す。
「ちょっと、なによ!?」
「なんでもねぇって… いいから来いよ」
 用も無いのにどこへ連れて行く気だ、と言い返そうかとも思ったが、無言で手をひく
暁の背中から、何か答えが返ってくるとは思えなかった。
 デイクラスの女たちには、クールガイなどという印象をもたれてはいるが、ただぶっきらぼうで、
無愛想なこいつがどうすればそう見えるのか、瑠佳には不思議にさえ思える。
 思い返してみれば小さいころから、愛想のない子供だった。
 それを知らないから、あの女たちは、このむくれた顔の男に黄色い声を上げるのだと、
デイクラスの女子生徒たちを評した。
 暁は、瑠佳を引っ張って、彼女の部屋の前までやって来た。
 当たり前と言わんばかりに、暁はドアを開ける。
「なにするのよ! 勝手に――」
 瑠佳が言い終わるより早く、部屋の中に放り込むようにした。手を引かれてここまで
きたのだが、この時の力加減は乱暴だった。
 瑠佳は、勢いに、カーペットの上でよろける。
 そんな瑠佳を見やりながら、暁は後ろ手にドアを閉め、鍵をかける。
 瑠佳が暁のほうを見たのは、そのあとで、相変わらず無愛想な暁が、部屋の中に視線を
ゆっくり泳がせているときだった。
 瑠佳は、暁が室内を見回していることに気付く。それ自体特別な行為ではないはずなのだが、
インテリアだとか、家具の配置だとか、所狭しと化粧品のビンが並ぶ鏡台だとかを見られるのが、
たまらなく恥ずかしいことに思えてくる。気が付けば気になってしまって仕方がない。
「やめなさいよ。いやらしい!」
 瑠佳が怒気のこもった声をあげるのにはかまわず、暁は彼女のほうに手を伸ばす。
 このとき瑠佳は、まだその意味に気付いていなかった。今日は暁が少し変だったが、
いつも愛想のない、何を考えているのかわからないようなところのある男だったから、
それ自体疑問には思わなかったのだ。
 暁は、眉間に皺を寄せる瑠佳の肩をつかみ、ベッドの方へ突き飛ばした。
 そして、ベッドの上で跳ねる瑠佳に覆い被さる。
 瑠佳は、暁の目的が理解できなかったから、押し倒されて気がついたときには、
目の前に暁の顔があった。
「なんなの!? どきなさいよっ!」
 暁の体を押しのけようとしてままならないとわかったとき、瑠佳は、ようやく自分の

105 :
身に起きている脅威が現実のものだと認識した。
「正気っ?」
 自分の体の下でもがく瑠佳にかまわず、暁はその頬に手を添えた。
 瑠佳の口元が引きつったように見えた刹那、周囲の空気が一気に気で張り詰める。
 シーツの上に広がったウェーブのかかった柔らかい瑠佳の髪が、ざわついたかと思った瞬間、
その色の薄い金髪がのたうって暁の手と首を捉える。瑠佳が"能力"が発動させたのだ。
「………」
 暁は、動きこそ止めたが、瑠佳の上からどこうとはしなかった。
「………」
「………」
 瑠佳が暁を睨みあげ、暁が瑠佳を見下ろす。
 暁の瞳の奥には、暴力的な猛りも無ければ、恐れも無かった。まるで平静さを保っていた。
この平静さが、瑠佳にとって厄介だった。
 というのも、急所を捉え命に手をかけたつもりだったが、暁はそれを脅威とは思っていない。
つまり、威嚇するだけでは、抑止力として機能しないことを突きつけられる格好になって
しまったのだ。
 そうなった場合、目の前の脅威を振り払うには実効排除するしかないのが、それも理屈
ほどたやすくはない。
 襲われているとはいえ、暁は獰猛さを見せてはいない。少なくとも瑠佳にはそれが見えない。
無抵抗の相手を一方的に傷つけるというのは、まともな感性を持った者にとっては、元来
相当な覚悟が必要なことなのだ。
「………」
「………」
 このまま暁を絞めすなどということは、瑠佳にはできなかった。
 暁の首と手に絡んでいた金髪が、スルリと流れ落ちる。
 暁は、再びゆっくりと瑠佳に顔を近づけ、成す術もなく、悔しさを滲ませる瑠佳の目を
見つめながら、唇を奪う。
 暁にとって初めてのキスだ。女の唇は、やわらかく滑らかで、感じられる体温は間違いなく
血が通っている事実であり、生命力をもっている証として認識できる。
 唇を重ねるのと同時に、瑠佳の唇は震えだし、暁の体を押しのけようとする生身での
抵抗も弱々しいものになった。
 レイプされても、抵抗できない女は、決して抵抗できない。しないのではなく、できないのだ。
 瑠佳は抵抗できない女のようだ。
 暁は、おとなしくなった瑠佳の唇に吸い付き、やわらかさを口に含み、その感触を存分に味わう。
 それから、顎から頬へと移動し、ヴァンパイアの本能に従い首筋へとさしかかった。
 暁は、瑠佳の首元に顔をうずめる。若い女の甘酸っぱい体臭が、鼻腔を犯す。いつも
そばにいるこの女は、間違いなく異性。女なのだと納得できた。
 牙を突き立てる前の前戯代わりに、舌を這わせるのだが、その舌先から伝わる瑠佳の
きめの細かい肌の舌触りが、傷をつけることを躊躇わせた。
 もともと暁が、吸血という行為に執着しないこともあって、首筋にキスを繰り返してから、
標的を、また唇へと戻した。
「んんっ」
 唇を割って舌を差し込むと、苦しいのか、瑠佳が少しうめいた。
 本当は舌を絡めたかったのだが、瑠佳は震えているばかりで、口内も舌も硬直したままだった。
 暁は、口元から漏れる唾液をチルチルと啜りながら、差し入れた舌で、歯列のさらに
奥の吐息の熱に満たされた口内をさぐる。
 瑠佳は、暁に支えられた顎を突き出すようにしながら、口内を陵辱されていた。唾液に
濡れ弾力を帯びた暁の舌が、口内で蠢くたびに、彼の体温と唾液をすり込まれ、こもった
熱を吐き出したい衝動に駆られても、ぴったりと密着した唇は、それを許してくれなかった。
 暁は、舌で口内をなぞりながら、手では身体をなぞる。

106 :
 頬から、顎の整ったライン、首筋、鎖骨のくぼみとなぞり、指先に伝わってくる瑠佳の
素肌の感触から、「絹のような肌とはこういうものか」などと考えながら、先ほど血を吸わなくて
正解だったと思った。
 暁が、はじめて触る女性の肌の感触に感動しているとき、瑠佳は、身のうちに渦巻く
乱暴される悔しさと強迫観念に翻弄されていた。
 同じ温かさの違う人間の体温が身体を這い回るのだ。それが、男の手であり、唾液であり、
お互い知りえた幼馴染が相手である屈辱・嫌悪感は、決して男には理解できないだろう
と瑠佳は思う。
 瑠佳の伏せた目尻に、大粒の涙が浮かんでいたが、暁は、唇を重ねたまま、瑠佳の身体に
這わせた手を胸元にもっていき、器用に片手で、一つ一つ寝巻きのボタンをはずしていった。
 ボタンをはずされていくたびに、刻々と瑠佳の身体は強張っていく。
 寝巻きの前をはだけさせると、淡い藤色のブラジャーが露わになる。肩紐やカップの
周りに繊細な模様のレースがあしらわれていて、男の暁から見ても値のはるものなのだと
わかった。
 だが、豊満な乳房がブラをはちきれさせそうにしているのが、もともとグラマーな
身体つきなのだが他のパーツに華奢な印象を与えているところは、瑠佳にブラに喰われない
だけの魅力があるのだと、買い被りかも知れないと思いつつも、暁は確信していた。
 それを言葉にして伝えれば、まだマシなのだが、「どうせ軽口にしかなるまい」と、
何も言わないのが暁であった。
 暁は、瑠佳の双丘の間に顔をうずめ、瑠佳の香りを、下着が含んでいる分まで、いっぱいに吸い込む。
 女の香りの中で、ブラのレースの肌触りも、瑠佳の乳房自体も、思っていた以上に
柔らかいものだと感じた。
「イヤ……」
 暁がブラに手をかけると、消え入りそうな声で瑠佳が拒絶を示す。
 それでも、罪悪感が暁を制することは無く、暁の手はブラをたくし上げる。本当は
取り去ってしまいたいのだが、不覚にも暁はブラのはずし方を知らない。
 ブラをずらしたときの弾みで、ふるりと瑠佳の胸が揺れる。
 露わになった乳房の頂上、うすいピンク色の乳輪が、暁の目にとまる。
 色彩が、やわらかさという触覚や、甘さという味覚と帯びていると思える感覚は、
錯覚なのかもしれない。あるいは、すでに魔力といえるかもしれないが、淡い色合いの
乳輪が、肌の上にまあるく浮き出ている様には、事実そういう力があると思えた。
 暁は、男性としての自然な欲求に従って、淡い色の乳首を口に含む。
「〜〜〜!」
 嫌悪感に、瑠佳の肩に力がこもる。
 素肌とは違った舌触りの乳首は、弾力のある柔らかさで、底なしにやわらかい乳房の
上にあって口を押し付ければ、沈んでいってしまうのだが、口にしているうちは自然と
満たされるのだ。
 口に含んだのと反対側の乳房を手で弄ぶ。手からこぼれるほど大きさにもかかわらず、
つかもうとすれば、指が沈むほど柔らかく、なされるがままに形を変えて、やんちゃな
欲求に応えてくれた。
 暁は、物心ついてからは初めて女性の胸に触れたが、手に吸い付く感触や、乳首を口に含むことが、
これほども安心感で包み込んでくれるとは思わなかった。
 そうして、暁はしばらくの間、思うままに瑠佳の胸を弄び尽くした。
「んう、ん… うぅ」
 我が物顔の暁に胸をいじりまわされながら、瑠佳は自分の胸の感覚が、体温を通じて
他人に浸食されていく錯覚と戦いながら、苦悶の声を漏らした。
 暁は、片方の手を乳房に置いたまま、もう片方の手を瑠佳の下半身へと這わせた。
 ウエスト周りの引き締まった体型に、ほんのわずかに脂が覆っていて、女性らしい曲線を
なだらかに構成していた。
 腹部に手を滑らせ、指先でかわいらしいヘソのくぼみをなぞり、手に触れた寝巻きの

107 :
ズボンを一気にずり下ろす。そして目の前に下着が露わになる。
 ブラと同じカラーのショーツは、やはり繊細なレースがあしらわれていて、丸みを帯びた
瑠佳の腰周りをほんの少し食い込むように覆っていた。
 すべりのいい手触りから、これがシルクなのだろうと、暁にも想像できた。
 しばらく、下腹部のあたりで下着の手触りを楽しんでいた暁は、股間へと手をのばす。
 下腹部から聖地へと稜線伝いに降っていく。"余計な物"が無い女性の股間だからこそできる芸当だ。
 瑠佳の最後の抵抗が、太ももをぴっちりと閉じさせていて、狭いそこへ中指と薬指を押し込む。
 暁の指を拒むように、瑠佳が太ももをこすり合わせる。
 熱のこもった狭い空間で、ショーツの上から聖地をまさぐる。
『やわらかい』
 それが、はじめて触れる女性本体への感想だった。
 男のモノを飲み込むそこは、もっと弾力に富むのかと暁は思っていたが、瑠佳の腿の間で
少し不自由だったが、はさまれた指をわずかに動かしただけでも、肉土手はふにふにと
形を変えた。
 暁は、足の間からいったん指を抜いた。
 ゴムを迂回して、ショーツの内部に侵入する。
 次に指先に何が触れるのか? 慎重に、というよりは臆病になりながら、暁は指を進めた。
 きめの細かい肌の上を滑っていくと、最初に恥丘の上で茂みにたどりついた。この奥が"そう"なのだ。ざらざらとした陰毛の手触りを感じながら、暁はそう思った。
「?」
 茂みの奥へと進んだはずの暁だが、不意に茂みを抜ける。奥までずっと陰毛が生えている
のだと思っていたが、これが男と女の発毛の違いである。
 陰毛の茂みを抜けた先に、柔らかい感触があった。その中心にスリットが走り、中から
顔を出した粘膜質のやや湿った質感の小陰唇が指に触れた。
 小陰唇の上に中指をあてがい、押し込むようにして分け入る。
「!っ……」
 瑠佳が唇をかみ締める。
『ヨダレって言うより、涙だな。こりゃ』
 「ヨダレ」 暁は指先をわずかに濡らす愛液に、以前、一条から借りた官能小説の卑猥な
揶揄を思い浮かべた。
 暁は、瑠佳の秘所から手を離すと、ショーツを脱がせにかかる。
 制しようとする瑠佳の手が届く前に、暁がショーツを下ろした。
 暁は、間髪入れずに、ひざを割って瑠佳の秘所に顔を近づけ見入る。恥丘の上にちょぼり
と固まって生えた陰毛は、意外とまっすぐな毛で、髪と同じ薄い金色だった。
 その下、ぷっくりとした"肉土手"大陰唇が寄り合わさった山の真ん中に、ピンク色の
粘膜質の"花弁"が頭を出していた。直接は見えなかったが、その下にはアナルもあるのだろう。
 最も密やかな部分を見られて、瑠佳は手で目元を覆ってしまった。
 親指で両側から肉土手を開くと、抵抗するかのように寄り合わさっていた花弁が引かれて開き、
中にたまっていた愛液がゆっくりと流れ出た。
 暁は、流れる愛液に促されるように、瑠佳の秘裂に口をつけた。
「ヒッ!」
 瑠佳が、ギョッとして悲鳴をあげる。
 蜜と喩えられる愛液ではあったが、実際甘いものではなかった。瑠佳の女性の本体も、
確かに淡いピンク色の小陰唇が花のように見えたが、生臭さと微かなアンモニア臭をさせていた。
 その生々しい臭いが、今は、そこを"肉"なのだと認識させた。
「ちょっと、イヤ、汚っ――」
 あられもない部分に口をつけられた瑠佳が、暁の頭を押しのけようとするが、
彼は応じようとしなかった。
 秘裂の下側の合わせ目の、少し上に舌を差し込む。舌の長さには限界があったが、
その先に肉穴が続いているのはわかった。

108 :
 暁は、口をつけたまま舌を動かし、花弁の中を舐めあげた。愛液を帯びた粘膜は
驚くほど滑らかな舌触りを与えてくれた。
 暁が、秘裂の上側でしこる花芯に気付くのに時間はかからなかった。柔らかな女性器の
中で充血するクリトリスは異質な存在であったから。
「う… ふぅっ…」
 暁の舌先が、クリトリスをつつくたびに、瑠佳が押ししたうめき声を上げ、締まる肉壷から
愛液をあふれさせた。
 口を離した暁は、ルパンジャンプには遠く及ばなかったが、手早く下を脱ぎ捨て、愚息を露わにする。
 暁は、体格に相応する、そそり勃つペニスをひとしごきしてから、瑠佳のほうを見た。
「それだけは… 許して…」
 子供のころに見たのとはあまりにかけ離れた、凶悪なそれにますます怖気づいて、
頭を振ってイヤイヤをしながら懇願した。
 暁は聞く耳を持たず、主砲を見当をつけた入り口付近にあてがいながら、瑠佳の上に
覆い被さる。砲口を秘裂に押し付け、下にずらしながら突きいれる。
 愛液のすべりに助けられ、暁のそれは少なからず快感を伴って自然に目標を捉え、突貫をかけた。
「あくぅ、アウアァァっ」
 瑠佳は悲鳴をあげる寸前、暁のペニスが秘裂にあてがわれ、その先端が膣口へと
移動するのを感じ取っていた。
 破瓜の瞬間、暁は予想以上に抵抗が少ないと感じつつ、瑠佳がその痛みに反射的に進入
を拒んだため、ワンテンポ遅れて抵抗を覚えた。
 瑠佳の媚肉に愚息をこすられながら、暁は心地よい圧迫感の中を進んだ。この圧迫感は
瑠佳に苦痛を与えている反動なのだ。
 瑠佳は、破瓜の痛みに強張らせた胎内を、暁に無理やりこじ開けられ、引き攣る痛みに
晒されていた。
「おおぅ…」
 愚息が体温に包まれていくはじめての感覚に、暁は感嘆の声を漏らした。
 今日だけで、ずいぶんたくさんの"はじめて"を体験したが、このはじめては特別だと、
暁は思った。
「うう… ふぅ…」
 同時に瑠佳が、膣内を押し広げられる苦痛にうめいた。
「痛ぁ… やめ――」
 瑠佳は、痛みに耐えかねて、暁の腕に爪を立てて逃れようとしたが、その腕はビク
ともせず、
逆に瑠佳の肩をつかんで動きを封じ、なお侵入を続けた。
 瑠佳は、一瞬暁の顔を見たが、その鬼気とした形相に目をそらした。
 まだ不慣れな瑠佳の胎内は、引き攣って、硬さのような感触があった。
 そうして、暁は最奥へとたどり着いたのを亀頭の先で感じたのだが、まだ3割ほど
あまった砲身をさらに押し込む。
「ヒィっ!」
 下腹部を押し上げる、今まで感じたことの無い内臓から伝わる感覚に、痛みとともに
吐き気を覚え、下半身に嫌な痺れが走った。
 全てを挿入し終わった暁は、あらためて、瑠佳の体温と圧迫感に心地よさを覚える。
柔軟な媚肉が満遍なく包み、自分の形に変形した膣が、瑠佳の胎内で動く重たい感触が
伝わってくるのだ。
「…もういいでしょ」
 破瓜の痛みと、膣を押し広げられる痛み、まだ弱い粘膜をこすられる痛みの三重苦に
合わせて、子宮を揺さぶられる悪感、幼馴染に裏切られ、純潔を散らされ、もう何もかも
打ちひしがれた様子の瑠佳が、消え入りそうな声でつぶやいた。
 が、「悪いが、これからなんだ」というの暁の心中である。
 暁は、組み敷いた瑠佳を見下ろす。自分とは対照的に色白な体色で構成された肌が

109 :
よりいっそう際立って見えた。
 その素肌に包まれたボディーライン、事に大きく開いた太ももに目を奪われる。太ももの
付け根で、瑠佳の女の部分が、自分のモノをしっかりとくわえ込んでいるのだ。その証拠に、
幾筋か、瑠佳の初めての証が流れていた。
 暁は、瑠佳を抱きしめ、一度引いた腰を突き上げる。
「ううぅ」
 暁も瑠佳も、同時に似たような声をあげるが、そこに含まれる意味はまったく違っている。
 挿入を繰り返しながら、暁は全身で、抱きしめた瑠佳の身体を感じた。
 グラマーな身体も男から見れば華奢ではあるのだが、滑らかな皮膚の下の薄い脂肪が、
筋肉や骨格というものを感じさせず、胸に限らず全身が柔らかいのだ。
 腕の中のか細い身体が、突き上げるたびに揺れると、なおいっそうか弱いものに思えて、
征服欲と加虐心をくすぐった。それでいて、この行為を受け入れている事実が包容力を
感じさせるのだから不思議なのだ。
 一突きごとに、瑠佳の複雑な胎内が愚息をすりあげ、最奥に到達してからも、膣全体が
伸縮して余った部分を飲み込んだ。腰を引くときもしめつけが弛むことは無く、媚肉が
後退するカリのくびれに絡みついた。
 抜くときの方が、やや刺激が強かったが、突き入れてペニス全体が瑠佳の体温に包まれる
感覚の方が、暁は好きだ。
 そんな事を考えながら、数回入出を繰り返してから、暁は、テンポよく動こうとしたのだが、
これがなかなか難しかった。腰を引いて抜けそうになるのを避けるために、スピードを
セーブすると、動き自体がギクシャクしてしまうからだ。
 ビデオみたいにはうまくいかないものだと、思いながら具合のいいスピードとスロークを
見つけた頃には、腰と股関節が筋肉痛気味になっていた。
 だが、苦労の甲斐もあって、快感を得るコツがつかめた気がした。
 生ぬるい快感を積み重ねるため、あとはひたすら腰を振るだけである。
「うっ、痛っ、あ… あぁ」
 反面、瑠佳の口から苦痛に耐える声が漏れるようにもなる
 手でするのとは違う、むずがゆい快感であったが、生物の本能というのは確かで、絶頂を
求めて自然に腰の動きを加速させていった。
「いっ、うぅ… い、あぁ」
 暁は、身体を融合させるくらいのつもりで、力強く瑠佳の身体を抱きしめ、乳房をつかむ。
「キャア!」
 肺の空気を搾り出され、乳房にはしる痛みに瑠佳が悲鳴をあげる。
「んぅんん――!?」
 暁は、その唇をキスで塞ぎ、猛烈な勢いで腰を打ち付けラストスパートをかける。
 自分の身体を組み敷している暁が、今までに無いくらい息を荒げ、激しく責めたててくるのだ。
 「このまま、暁が我を忘れて加減を間違えたら?」瑠佳にとって、この状況はただ恐ろしい
ものであった。
 息ができないほど強く抱きしめられ、突きあげらるたびに視界は揺れ、ちぎられるのではないか
と思えるほど強く胸をつかまれて、なにより、女の最も大切な部分をボロボロにされる
ような激しい挿入。ひたすら乱暴すぎる行為に悲鳴をあげることもできず、暁に己の体を
壊されるのではないか、という恐怖を抱いた。
「おぁあああっ!」
「っ!!」
 絶頂に達した暁は、獣のようのなうなり声を上げながら、瑠佳の最奥を突き上げ、
身体を痙攣させた。
 瑠佳には、力いっぱい抱きしめられ、骨が軋んだのではないかと思えた。
 鈍痛が続く膣内で、規則的に脈動する暁のペニスから温かいものが広がる感触に、
瑠佳は、自分はこの男に汚され尽くしたのだと認めさせられた。
 耳元で、暁がゼェゼェと息をつくのさえ、どこか遠くに聞きながら、涙が溢れ出す目で

110 :
天井を眺めた。
 暁は、絶頂の余韻の中で呼吸を整えてから、ゆっくり体を起こした。
 涙を浮かべたうつろな目をした瑠佳を見下ろし、わかってはいたことだが罪悪感を覚えた。
 瑠佳の中に入っていた主砲を引き抜く。
 暁の形のまま口を開けた膣口から、ワンテンポ遅れて、精液と愛液に血が混ざり合った
ピンク色の泡立った体液が逆流し、アナルを伝って流れ落ちていった。
 赤く腫れた瑠佳の肉土手は、あまりに痛々しく、幾筋も流れた跡の残る"はじめて"の
証は暁にとっても強烈な印象をもって迫った。
 何も声をかけられない暁だった。
 瑠佳は足を閉じると、手近にあったシーツを手繰り寄せ、頭からかぶって身を縮めた。
 声をあげないで泣いているのだろう、と考えつつも、やはり暁にはかける言葉が思い
浮かばなかった。
 瑠佳は、シーツに包まり目を閉じて、全て夢であってほしいと思いながら、暗転していく
意識の中で、秘所の痛みが妙にはっきり残っているのを感じた。
………
……

 人間(ヴァンパイア)の習性などというのは、図太いモノで、あのような事があった
あとでもきちんと働くものである。
 あの後、泣いていた目を開けた瑠佳は、ベットサイドにおいた時計で、いつも目をさます
時間より、少し遅いということを確認した。
 特別気だるくもない体が、昨日の出来事を否定していないようで嫌だったが、そのくせ、
泣き腫らした瞼と処女を散らされた秘部だけには痛みがあった。
「!」
 体と起こして、まず驚いた。
 暁が背中を向けて、ベットに座っていた。
 その背中に、当然、だが妙に怒りを覚える瑠佳である。
「今まで何してたのよ。着替えるから出てってちょうだい!」
 目を覚まして開口一番に、瑠佳が怒鳴る。
 強がりが含まれているのかもしれなかったが、それでも、瑠佳が怒ったような声を出すのが、
暁にはうれしかった。
「ああ… 出てくよ…」
 そういって、暁は振り返らないままトボトボと部屋を後にした。
 「体は大丈夫か?」と、一声かけたかったのだが、しておいてそれをする卑屈さは、
あまりに女々しいように思えたから、気に食わなかった。
 この女々しいと感じることを嫌ったぶっきらぼうさこそ、彼をワイルドなどと呼ばせて
いるのだ。
 暁がドアを閉めるのを確認してから、瑠佳は鏡台の前に座った。まだ、痛みが引いて
いなかったが、それで学校を休むわけにはいかないし、なにより、それが元で昨日のことを
枢に悟られるのではないかという強迫観念のような思いがあった。
 鏡に映る自分はひどいものだった。顔色も悪く、泣きつかれたせいか酷くやつれたように見え、
とりわけ、泣きはらした目元が赤くなっているのが、たまらなく惨めだった。
 それを気付かせまいと、化粧には念を入れた。
 口紅をひいている時、不意に暁にキスされたことを思い出す。唇といわず体中に暁に
唾液が染み付いているのだ。日常に還ることに必になっていて忘れていたが、思い出せば、
今すぐにシャワーを浴びたい衝動に駆られる。
 が、普段より支度に時間がかかっていることを示す時計は、それを許してくれない。
 身支度を整えても、体中に違和感が残る。それでも普段どおりなら、もう部屋を出ている時間だ。

111 :
だから、気にしないで部屋を出ようと瑠佳は思う。それで普段どおりの生活に戻れる
かもしれないのだから。
「うっ!?」
 私室から廊下に出た瑠佳は、思いがけず声を漏らした。
 瑠佳の部屋のドアのすぐ横に、暁が壁に寄りかかるようにして立っていた。
 昨日のことで暁に恐怖を覚えているというのではないが、まさかいるとは思っていなかったから、
瑠佳は驚いたのだ。
 暁は、口では何も言わなかったが、「遅かったな?」といわんばかりに、瑠佳を横目で見てから
歩き出した。
 暁の目的を計りかねたまま、瑠佳はその後ろに続く形で歩いた。目指す方向が同じなの
だから仕方ない。
 月の寮の門の前。
 門が開くのを待つナイトクラスの生徒たちが、一塊になって群れていた。
 遅れて来た瑠佳と暁が、その最後尾に加わる。
「よう。遅かったな?」
「ああ、なんでもないさ」
 集団の中から二人を見つけた藍堂 英が、声をかけ、暁は、何事も無かったようにしれっと返す。
「?」
 血の臭いに殊更敏感な英が、瑠佳から発せられる臭いに気が付く。
『アレのときの臭いとは少し違うし、なんだ? …暁からもする?』
 英も所詮血の匂いに敏感なだけでしかなった。
『……まいっか』
 結局、二人の間にあったことには気付かないまま、彼に頭の中はデイクラスの女子生徒達や
風紀委員を、いかにからかおうかということで一杯になっていった。
 定刻が近づくにつれ門の向こうで、デイクラスの女子生徒が、ナイトクラスの男子生徒
の名前を呼ぶ声で騒がしくなる。一部で「瑠佳しゃ〜ん♥」などという声もしていたが、
瑠佳の耳には入らない。
 定刻どおりに門が開く。
 黄色い声が一段と大きくなり、その中に、風紀委員の叫び声が掻き消されていった。
『わずらわしい』
 毎度の感想を思い浮かべながら、瑠佳は、一団の流れに沿って歩いているつもりであったが、
気が付くとずいぶん前の方に出てきてしまっていた。
 先頭を歩く枢の姿を見とめ、ドキリと立ち止まりそうになったとき、彼女の視界を遮るように
枢との間に、暁が入ってきた。
 瑠佳自身なぜかはわからなかったが、暁に反感を覚えたのだ。この反感がそのときは
怒りとして捉えられた。
 枢への後ろめたさが、このとき怒りという形で捌け口を得たのかもしれなかった。
 この奇妙な感じ方が、今後しばらく、暁との間を保つことになるのを、瑠佳は知らない。
もちろん暁も。
 観衆の黄色い声が遠ざかるなか、瑠佳は暁の背中を見ながら後ろに続いた。

                                                     おわり

112 :
おまけ
ネタSS
 〜 し・か・え・し 〜
 紅まり亜が、昼間の学園内をうろつき一騒動起こしたその夜、
月の寮に忍び込んだ、というより駆け込んだ優姫は、ナイトクラスの面々が集まる
リビングのに通ずるドアを、けたたましい音を立てて蹴破り転がり込んだ。
 呆然とするナイトクラスの生徒達を見回し、目標を見定めると、再び脱兎のごとく
駆け出した。
 狙うは、藍堂 英である。
 優姫は、ほとんど勢いはさず、藍堂に飛びついて、抱きつく。
「な、なんだい? 優姫ちゃん」
 よろけつつも、優姫を受け止めた藍堂は、まだ、これから自分のみに降りかかるであろう
災厄に気付いていなかった。
「フッ…」
 優姫は、藍堂のとりかけには応えず、不敵な笑みを浮かべた。そして、彼に抱きついたまま
あらん限りの大声を叫んだ。
「イヤ〜ン! 藍堂先輩j、変なところ触らないでください! セクハラですぅ! ア〜レ〜!!」
「ちょ、いったい、なに――」
「怒り狂った枢先輩にされてしまえ、藍堂 英…」
 このときはじめて、藍堂は優姫の目的に気付いた。そして、振り返った先には枢が立っていた。
 この夜を最後に、藍堂の姿を見たものはいない。

113 :
お粗末

貼るぞ、貼るぞ、言いながら結局今の今まで貼れなかった件については、もう謝るしかないと。
しゃべりたい事はたくさんあるのだけれども、今日はこれにて失礼させていただきます。
では、また。

114 :
神のリアルタイム投下に遭遇、うれしすぐる!!
おまけネタも面白かったです。
GJ!

115 :
GJGJGJGJGJ!!!!!
一万回と二千回抜いた
ネ申よありがとう(つд`)

116 :
Gooooooood Joooooooob!!!!!

117 :
すごいです~~~~~~~~~イ゚ ヮ゚ノ
((/(つ卆と)彡


118 :
ほっしゅ(^O^)/

119 :
職人さんカモン

120 :
えー、突然ですが、雰囲気向上による活性化促進のため
アニメ本スレではできない、議論、馴れ合いをはじめたいと思います。
「アニメはこうした方がおもしろかった」「そのネタはこう膨らんでいくだろう」
というような流れを作っていけば、職人がSSを書く元ネタになる。
ただし、一行だけだと、保守カキコ見たいでチトさびしい。
思いついた妄想に、誰が、どんな状況のとき、どんな台詞を、の三つくらい
書き込んでいくと、後の人が続けやすく、さらにそれを膨らませていけば、
あっという間にSSの完成というわけ。
じゃ、よろしく。

121 :
じゃあやってみる
優姫は理事長のプライベートスペースにある洗面所にひとり立っていた。
鏡には優姫が映っている。
そっと優姫は自分の首に右手を添えた。
「ヴァンパイア。血を吸うもの…」
↓次

122 :
もっとスケベな妄想系がくると思ってたのに、
いきなり、難易度が高いSS風のが。
とりあえず、零にはじめて血を吸われた後でいいの?

123 :
>>120
>121からはいきなり逸れてしまうが
吸血は性交のメタファーだって言われてるが、あの中でリアルセックル経験者なのって誰だろうな。
アイドルが「枢様に血吸ってもらったら優姫ちゃん感じちゃうかもw」発言してるけど
吸血と性交両方を経験してる吸血鬼にとって、どっちが気持ちいいものなんだろ。
吸血鬼同士のカポはお互いの血を啜り合いながらヤってるのかと妄想した。

124 :
>>122
ごめん自分>121だが難しすぎたか。スマソ。気にせず自由に好きにやってくれ。
>>123
確か原作のどっかに恋愛感情の意味で好意を持つと思いのたけを満たそうと
吸血衝動があきるようなこと書いてあった気がするがどこのシーンだったか覚えてない。
瑠佳が枢に吸血断られたとこだったけ?
吸血は「生きる」ことに直結しているからB以下吸血鬼は快感は吸血=セクロスだけど
純血種は噛めば仲間増やせるからセクロス>吸血だと妄想してみる。
>>5はそれ>はお互いの血を啜り合いながらヤってる

125 :
>アイドルが「枢様に血吸ってもらったら優姫ちゃん感じちゃうかもw」発言してるけど
優姫「私が、アルテミスをお尻にプレゼントしたら、藍堂先輩感じちゃうかもw」ってかえす黒優姫。

やっぱり、ヤリながら吸うのが一番気持ちいいんじゃないのかな?
新品・中古に関しては、記憶操作できるやつはそこらじゅうで
吸ったり、ヤッたりしてるんじゃないの?

126 :
吸血はドラッグみたいな快感ってことか
ナイトクラスの連中長く生きてそうなのに
みんな童貞臭漂ってるんだよな

127 :
素人d(ry
おや、誰か来たようだ…

128 :
ナイトクラスの校則
・吸血行為禁止!
・ケンカ禁止!
・不順異性交遊禁止!
                 ,. -、
            _.,,/-....._ヽ
         ,.-=7..:.:.:.:,:lー、::ヽ...、
         〃 /:::/:/lj`_ `;:::l`、.、
         //  ク:l(::フ  l:.::j l::::l  l i
       ,' ;'  ゝl −`l =L):!  .! l
       i l     (\..|_」、-,'ニ、   l .!
      ,! l  _,/_ゝ. \/  .}   l l
.     l ,!   (/  _,>、 ´ヽ /    l l
       l l   ゝ-l} /l 丶ノ-' {.    l l
       l l   (´lj/|、ヽ|| _j   l l
      l l    `| | .|ゝ'´「´    l .!
.       ! l     j j. |  丶   ,! l

129 :
順番決めるのはくじ引きで?

130 :
さすがに師匠や理事長は同定じゃないよなあ

131 :
理事長は優姫を幼い頃から調教しまくりですよ。
だからあんないやらしい娘ができたんだ。

132 :
そろそろ保守あげしとく

133 :
モデルコンビのSS待ってるのって自分だけ!?

134 :
自分も待っていますよ

135 :
喧嘩しながら優姫の前後を激しく犯す零と枢はまだですか?

136 :
しずか様レイーポものでひとつ

137 :
しずか様がゼロを逆レイーポでもいいよ

138 :
第二期始まるまでホシュ

139 :
優姫と零、枢で吸血プレイに期待する(;´Д`)ハァハァ

140 :
保守

141 :
誰もいない(´・ω・`)

142 :
|∀゚)

143 :
イルヨ

144 :
優姫と零が読みたい

145 :
寂しいスレだなぁ…

146 :
スレ立ったのが一期の終わりだったからな。
二期始まったらまた職人さんが来てくれるのを期待保守

147 :
自分のエロパロ板の住処はどこも過疎ってるからこれぐらいへいちゃらさ!
寂しくなんか……あれ、目からオイルが………神様きてくださいよ……

148 :
>>144
自分もw
同人サイトでは枢×優姫が多いからなあ

149 :
同じく零×優姫が読みたい…

150 :
ナイトクラスは優姫とかデイクラスの記憶をいじれるんだったな。
繰り返す度に初体験の気分を味わうけど身体が覚えた快感に溺れる優姫とか。

151 :
ほしゅしときますね〜

152 :
いつのまにエロパロ!

153 :
………PCがクラッシュした。8割完成していたモデルコンビSSがあぼんした。
読みたいといってくれた人には悪いが、モチベーション下がって書き直す気力が無い。すまん。

154 :
>>153
災難だったな…
モデルコンビSS待ってたから寂しいorz

155 :
エロなしなら書けるんだけどな…

156 :
>>155
この際エロなしでもいいから投下きぼん

157 :
保守

158 :
プロットだけでも教えてほしい

159 :
伸びた優姫の髪で髪コキ

160 :
優姫×藍堂を探してここに辿り着いた…
>>64の続きくれ!新作でもいーよ

161 :
優姫攻めなのか…
それなら優姫x零の方が見たいししっくりくるw

162 :
あ、優姫×藍堂だと優姫が攻めになるのかw
それはそれで見たいけど、そうじゃなくて
優姫にイタズラする藍堂、抵抗していた優姫もやがて…
ていうのが見たいんだお

163 :
最後のオチはアイドルが枢に平手打ちだなw

164 :
平手打ちじゃすまないだろ

165 :
平手打ちや肉体的なことより、1週間完全無視とかの精神的な事をしそうw
あっ、>アイドルが枢に平手打ち なのかw下克上頑張れアイドルww
優姫って何気にドSっ気あるよな…

166 :
え?アイドルが枢に平手打ち…されるんじゃないの?w
藍堂に汚され、優姫から流れ出た蜜が脚の内側まで滴っていた
制服が乱れて動けない優姫に、枢がそっと触れる
「恐い思いをさせてしまったね…僕が綺麗にしてあげる…」
あらわになった優姫の脚を、枢の舌がいやらしく這う
「ちょっ…枢センパイっっ…やめ…あ…」
「優姫…僕以外の誰かとこういう事シてたなんて…我慢できないんだよ」

167 :
>>160
>>112

168 :
モデルコンビを待ちながら保守あげ

169 :
ほす

170 :
莉磨にベットの上で血を吸ってもらいたい…

「俺の血を吸ってくれないか…?」
「いいの…?結構痛いよ…?私のことは気にしなくてもいいから…」
「ううん…俺が莉磨に吸って欲しいんだ…それでもっと愛してほしい…」
「でも…本当にいいの…?」
「あぁ、大丈夫だよ…俺の血ごと愛して…」
「うん…♪わかった…出来るだけ優しくするから…」
(柔らかく微笑んでゆっくりと首筋に顔を近づける莉磨)
「あぁ、存分に味わって…」
(莉磨の牙が俺の首筋に軽く突き刺さる)
「う…っぐ…」
(俺の小さな悲鳴を聞き一瞬躊躇する莉磨)
「いいんだ…つづけて…」
(莉磨を抱きしめる手に力を込める俺)
(再び血をすすり始める莉磨)
「愛してくれ…俺のことをもっと…ずっと…」
…吸血後…
「大丈夫…?ちょっと吸いすぎちゃった…かも」
(口についた俺の血を手で拭い、心配そうに見つめる莉磨)
「大丈夫だよ、それより、俺の血…どうだった…?」
「すごく優しい味がした…あなたの優しさが伝わってきたよ…ありがとう…♪♪」
(そして今度は唇に優しくキスをする莉磨)

171 :
俺って誰だよwwwww

172 :
こっちなら乙できる
>>170乙!

173 :
>>170
GJ!!
イタい、イタすぎる、と思いながらも、この痛さはオタクなら誰もが持っているものだ。

174 :
おつw w w w

175 :
>>170
妄想乙w
しかしキモいwww
もうすぐアニメも始まるし、新刊も出るから人増えるといいな

176 :
来週放送開始だというのに

177 :
とりあえずage

178 :
新刊買ったついでに来てみたら誰もいない(´・ω・`)

179 :
莉磨タンとのラブラブシチュを考えながら保守

180 :
吸血シーンとかいかにもエロに繋がりそうなんだが、このマンガ、いまいち健全すぎるというか、優等生のお色気というか、毒がないんだよなぁ…
萌え+燃えがないと妄想止まりで創作までいきにくい

181 :
原作からして、ナツメと零ばかりにスポットが当てられて、そのほかのキャラにまで話が広がってないんだよね。

182 :
いきなり投下すいません。鬼畜な枢×優姫です。苦手な方はスルーお願いします。

「わたしももう人ではない存在だから・・・」
ヴァンパイアとしての記憶を取り戻した彼女の赤い瞳は涙で潤んでいた。
それは「自分は人ではなかった」ことを悲しんでのことだろうか、それとも十年間そのことを忘れていたことへの罪の意識だろうか。枢はただそれを黙って見つめていた。
しかし、優姫の頭の中には、枢以外の別の存在があった。
『もう零とは一緒にいられない』
この感情が何かは分からない。ただ、悲しい。
悲しい。
不意に涙が溢れて頬を伝った。
「ねぇ、優姫・・・君は今、誰を想っているの?」
枢の低く響く声に、優姫ははっと我に返った。ふと枢の方を向くと、そこにあったのはいつもの穏やかな顔。しかし、何かが違う。何か、怒気のような、威圧するような、そんな気を纏っている。
「枢せんぱ・・・おにいさま・・・?」
怯える優姫に、枢はふと微笑んだ。優姫が何を考えているのか、誰を想って涙しているのか、そんなことは聞かなくても分かっている。
ただ、そのことが口惜しい。
その涙が、あの男のために流されているのかと思うと、その悲しそうな表情が、あの男のせいだと思うと、体中の血液が沸騰しそうだ。
優姫はもう、ヴァンパイアだ。
僕の妻として、永遠にも近い年月を共に歩む運命なんだ。

優姫はもう、僕のものだ。

「僕は君にとても残酷な事をした・・・だけど、その涙を流している君は、僕にもっと残酷な事をしているね・・・」
「え・・・?枢おにい・・・んんっ!?」
優姫の淡いピンクの唇に押さえつけられたのは、少し冷たい唇。突然のことに、優姫は何が何だか状況を把握できないようだった。
押し当てられた唇が、首筋へと動く。優姫の柔らかな皮膚を一舐めすると、鋭い牙がその皮膚にめり込んだ。
「いやぁっ!!やめて、おにいさまっ!」
突然の吸血行為に、優姫は反射的に悲鳴をあげた。普段から零に許しているとはいえ、零以外の者からの吸血には大きな抵抗があった。
今まで零にしか許したことがなかったのに。
零だから許せたのに。
じゅる、という血を啜る音とともに、枢の喉が鳴る。優姫は、はじめのうちは強く抵抗していたものの、急激な血液の減少により次第に抵抗を弱めていった。
だんだん、視界がまどろむ。完全に抵抗をやめても、枢は吸血をやめようとはしなかった。
「これはね、君への罰だよ・・・僕以外の男のことを思っている君への、ね」
自分の血に濡れた枢の口角がわずかに上がり、いつもの微笑みが作り出される。しかし、優姫にとって、その微笑みはいつものように安堵をもたらすものではなく、なぜかとても残虐なものに見えた。
「もう僕は我慢しないよ・・・君を、完全に僕のものにしてあげる。もう君が、僕以外の男のなど考えられなくなるようにね・・・」
優姫の小さな悲鳴とともに、纏っていた純白の夜着が引き裂かれた音が広い室内にこだました。

すいません。続きはおいおいに・・・

183 :
アニメオンリーの方には普通にネタバレだから、
放送開始してから投下で良かったんじゃないでしょうか?

184 :
>183さん
すいません・・・!!注意書きをし忘れていました・・・!!
申し訳ないです、ごめんなさい〜!!

185 :
>>183-184
乙!続きはおいおいなのか…
早く続きが見たいから書いておく
ワッフルワッフル

186 :
最新刊見た
血まみれの遠矢ちゃんに興奮した
体を乗っ取られたしきに犯されちゃう姿を想像しちゃったよ

187 :
>>182
文才のある方とお見受けした
藍堂英×優姫を書いてくれませんか
182の続きも早く読みたいです

188 :
>>182
わ・・・わっふるわっふる!
正座で続きをお待ち申しております

189 :
昨夜の放送で憎まれ口叩き合うアイドルとルカしゃん見て
この二人の絡みも見てみたくなった

190 :
>>182
ワッフルワッフルワッフル!
全裸にテンガロンハットでお待ちしてます

191 :
枢サマと零にサンドイッチされて喘ぎまくる優姫とか

192 :
どっちが前でどっちが後ろに挿れるんだろ…
まずそこでバトルになりそうだがw
変なところで争われたら優姫もいい迷惑だろうに…ハァハァ

193 :
優姫←零←ナツメ?
優姫←ナツメ←零?

194 :
ナツメって誰やねんw友人帳?
零→優姫←枢(かなめ)

195 :
日替わりで上下入れ替わればおk

196 :
>>193
アッー!
枢は枢軸(すうじく)と打てば変換で出てくるよ

197 :
ちょっ>>193ww
日替わりか…いいな!
優姫がそれを罪悪感で双方には言えない。枢と零は薄々気付いていて、相手への牽制も
込めて優姫を自分に馴染ませるように調教してるのも萌える

198 :
職人に新たな莉磨タンパロ、キボン

199 :
小説、リマとシキが出てるからヒャッホウ!と思って買ったはいいが
おしゃべりキャラじゃないのであんま出番無かったね(´・ω・`)
書き下ろしイラスト拝めたのは良かったけど

200 :
素で間違えた。正直スマンカッタ。

201 :
>>200
以前、暁×瑠佳を投下して下さった職人さんですか?
藍堂×優姫とか、支葵×莉磨とか…お願いします

202 :
ゴメン。藍堂×優姫はいまいちイメージが浮かばないし、無理やり書いてもギャグにしかなりそうにない。
支葵×莉磨 これは面白そうだけど、二人とも現時点ではキャラが薄いから、いまいち股間から湧き上がってこない。
恥ずかしいし、アニメを楽しみたいから、原作も読めないもんで。
書けるとしたら、イチル×閑さまあたりだろうか…?
この漫画設定はおもしろいのに、枢・優姫・零だけにスポットを絞りすぎてて、
本来おいしいであろうキャラたちが生かされてなくて、非常に残念であると。

203 :
主人公そっちのけで脇に話が飛びすぎて収集つかなくなってダラダラするよりマシだとは思うけどな…
しかし、ちらちらキャラ見せはするのに活躍させないのはもったいないし、もどかしい
この漫画、ところどころ萌えるけど、ネタにまとめるには材料が足りないんだよな

204 :
アニメスレに書かれてたこれについてkwsk

287 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/10/13(月) 07:36:33 ID:uzSo9tlu
>>280逆だよ
寮の部屋割りで莉磨と同室になりたいって願い出たけど支葵は莉磨に断られたって裏設定があるから

205 :
>>204
何かそれ見たことあるな…どこで見たかは忘れたけど。
確か支葵の絵に紹介文みたいな感じで
「莉磨と同室を希望したが断られたので一条と同室に」
って書いてあった気がする。

206 :
まり亜×優姫の百合が見たい。

207 :
>>204
確か、ドラマCDについてたキャラ紹介にあったかと

208 :
男と女で同室て・・・

209 :
寮の建物自体は男女一緒なんだっけ?
陽の寮に比べてかなり自由に男女が行き来してる感じだけど流石に同室はなぁw

210 :
色気ゼロの天然なんだか下心全開なんだかわからんなシキは

211 :
天然でエロなんでねw

212 :
零×優姫がみたいなー
あんまでてこなかったら、久しぶりに書くかなあ。

213 :
零×優姫見たい
もし書いてくれるのならwktkして待ってるよ

214 :
うん雰囲気的に出なさそうだから書くかな。久しぶりだから期待しないでね
どんなシチュエーションを望む?自分だけで書いたら妄想ぶちまけるだけでむなしい気がするw

215 :
「…ん…莉磨っ…もっと…」
「はぁ…ダメ支葵…あっ」

「「…っあ」」




「…欲張るから…ポッキンチョコ最後の一本だったのに」

「ごめん…莉磨」

216 :
前からポッキンチョコなんて名前がいやらしいと思ってた自分はレベルEだなw

217 :
ボッキーチョコ

218 :
アニメ派だけど、2話の優姫お仕置きが良かったw
もっと性的なお仕置きをしてほしいと妄想しながら見てたよ

219 :
俺の心を弄ぶなww

220 :
お邪魔します。我慢出来なくて少しですが書いてみました
枢x優姫、アニメ版第2話の「お仕置き」のシーンが元です
苦手な人はスルー推奨

『花弁を撫でる指先』
ソファーへと寝かされ、緩く曲げて背凭れに寄り掛からせた優姫の右足に、そっと枢の手が触れる。
ニーソックスを伝いながら太腿へと流れ、素肌に触れた直後に制服のスカートを指先で弾いた。
はらりと拡がる布の感触に優姫の大きな瞳がきゅっと閉じられる。それは拒否ではなく、無言で示される
了承みたいで。
今更優姫が枢を拒否する訳は無く、胸の前で硬く握られる手に静かに唇を付ける。
屈めた身体を追って左手が優姫の中心に下り、下着の上から優しく指先がなぞる。中指が縦に往復を
すれば、小さく吐息が零れて。
布地の上から摩っていればその裡ぷっくらと膨らんでくる箇所があり。中指の先がそこを中心にして円を
描き出す。
「優姫…」
「…ッ」
お互いの息が掛かる程に至近距離にまで近付いたまま、枢が静かに名を紡ぐ。
優しくて艶のある声に吐息が交じり、優姫の全身が硬直して。
語尾の吐息が消える前に枢の指が下着の横から中へと侵入し始める。
ぴたりと閉じられた蕾の上をさわさわと指先が撫で、包皮の天辺から降りるラインに沿ってゆっくりと花弁を
開く。
陰唇の隙間に侵入った中指はぬるりとした感触に着いて。同時に枢が微笑った気配を漂わせ、優姫は一層
瞼を固くした。
何度か上下にスライドした指はいやらしい水音を奏で出す。耳を塞ぎたいのに、圧し掛かる枢の胸がそれを
許してくれない。
名を囁くように耳元で零される吐息が優姫の細い髪を揺らし、熱を帯びさせる。
十分に蜜を纏わせた指が上へとスライドすれば、包皮を捲るように淫核に触れて。
ひくん…と僅かに腰が跳ね、耳に口吻けが落とされる。緊張している優姫にそれは逆効果で、赤い舌が
軟骨に添って這わされればくちゅりと蜜が溢れてくる。

221 :
指先で淫核を弾いた後、枢の指が直接それに触れることは無く、焦らすように包皮を戻して。
下着の上から触れていたのと同じように、包皮の周りを指が撫でる。円を描く感触がもどかしく、優姫は
小さくかぶりを振るが、微笑みの吐息がそれを制する。
「ダメだよ優姫…」
「枢…先ぱ…ッン。やっ、あ」
「僕は此処を出てはいけないと言ったのに、君はそれを破った…だから、お仕置き」
「ごめん…なさっ。枢さ…まっ」
開かれた陰唇が故意に閉じられ、指が周辺を撫で始める。
下着の圧迫を無視してまさぐる動きは、優姫に羞恥ともどかしさを与える。
枢の手が下着の中に入っているというだけでも恥かしいのに、焦らす動きが更に鼓動を加速させて。
紳士な手付きが優しく、それでも僅かの怒りが篭められているのが分かる。それは耳元で奏でられる吐息
の囁きにも表れていて、優姫は只管に耐えるしかなかった。
もしかしたら枢の気が変わり、もっと確かな刺激を与えてくれるかもしれない。いつもみたいに優しく囁いて、
指を挿れてはキスをしてくれるかもしれない。
それを待っているのに、頬に感じるのは柔らかな枢の髪の感触だけ。
さらさらと流れる髪が下りていき、首筋に唇が付けられる。
小さく吸ってから離れ、舌がぺろりと這わされて。熱い息を感じて瞠れば信じられない言葉が捧げられる。
まるでそれはプロポーズのようで、待ち望んでいた言葉。最初から拒否することなど考えに無く。
ただ静かに応えた。
もしかしたらそうすることで指が濡れる花弁の奥を掻き混ぜてくれるような、そんな期待もあった。
邪だったが純白の願いは真っ直ぐに紡がれる。
だが枢の歯が優姫の首に突き立てられることは無く、詰まる息が僅かに髪を揺らすだけだった。

222 :
すっ…と下着から手が抜かれ、衣擦れの音をさせて枢の気配が離れていった。ゆっくりと目を開ければ
いつもと同じ顔をした枢が傍らに立ち、僅かに蜜を残した指を舐めていた。
自分の蜜を舐めているのだと分かり、優姫の顔が一気に朱に染まる。恥かしくて俯いた視界に、枢の右手が映る。
直後ゆっくりと掌を見せて差し出された。まるで立ちなさいと言っているようで。
視線を逸らせば捲れた自分の制服がそこにあり、また恥かしくなってぱぱっと身形を整え、身体を起こす。
今日はもうこれで終わりなのだと、雰囲気が物語っており優姫は従うしか道が残されていなかった。
高められるだけ熱を帯びた身体を立たせ、枢のエスコートを受けて部屋を後にした…


終わりです。お粗末様でした。

223 :
GJでした!!

224 :
乙っす!
>>214
シ、シチュ?零の手料理を優姫が食べてるうちにとか?

225 :
職人GJ
アニメの一期を今更ながら見たんだが「枢さまがみてる」みたいなシーンが多くて吹いた

226 :
こばはー。みんなが書かないなら〜とか言ってた212です。零×優姫書く。
無題にマイペースに書かせてください。
最近アニメ見て知ったばっかりで漫画はみてないです。



「なんで俺がつくるんだよ・・・」
「いいじゃなーい。たまには零の手料理も食べてみたいよ」

夜、2人はキッチンにいた。事の顛末を話すと、それは30分程前になる。

- - -

「あれ優姫?ゆうきー。錐生君も呼んでちょっときてくれる?」
「なあに理事長。今見回りしてるから零とも一緒だよ」
「そうかならよかった。すまないけど、用事でこれから出なくちゃいけなくなったんだ。
クリームシチューの材料は揃えてあるから、錐生君、優姫につくってあげてくれる?」
「零の手料理!?」「・・・なんで俺が・・・」
「なんでって、錐生君〜。優姫は前に手怪我してまだ治ってないのよ。
今回だけだよ〜。頼むよ!・・・おっと!もう時間だから、出るね!よろしくねえ〜」

「「・・・。」」

- - -


227 :
「や、おかしいだろ。それに俺は料理なんて普段しねーし・・・」
ブツブツ文句を言いながら手を動かす零。その横で優姫が指示をだす。普段勉強でも何でも
零が教える立場なだけに、どこか新鮮で、また、微笑ましい。
優姫はそれを感じているのか、嬉しそうに頬を緩める。静かな夜に、少し危なっかしい
包丁の音が響く。
「あ、ほら、たまねぎ甘くしたいならもう入れて。」
「…優姫は、指示は的確なのになんでいつもあんな味になるんだろうな。
俺がつくったのも、味だけあんなふうになるのだろうか」
ぼーっとしながらボソリと零がつぶやく。
聞こえないかと思っていたが、隣なのでそんなわけなかった。
「っちょっと!失礼ね!早く次入れて!」
バシッ!
「ってぇな!・・・!」
ふいっと顔を背けた優姫の横顔に、心臓がはねる。
調理に集中してて気づかなかったが、火を使ったコンロの近くに立つ優姫は、まともに
熱気にあたっていたのだ。頬が紅潮している。いつもよりずっと、どこか艶かしく感じた。

ドクン・・

「っ…入れた。箱の裏の通りにやればいいんだろ。しばらく待つな・・・暇。」
「そんな事いったって・・・。また見回りは疲れるし、やっぱり待つしかないよ。
あ、ちょっと零どこいくの!ここで待ってればいいでしょ!・・・え?」
出て行こうとした零に優姫が駆け寄って腕をつかむのと、
零が優姫を引きよせて抱きしめるのは、ほぼ同時であった。

228 :

「ぜ、零?どうし・・・「あつい。」
「え・・」
「体が・・・あつい・・・。ゆうき・・・」
「?・・・!?零っ!?やっ・・・!!」
エプロンをとられ、不意に背中にまわされていた零の手が服の中に入ってきた。
解こうにも予想以上に力は強く、どうにもならない。首もとにかかる零の息に、
体がはねる。違う。血がほしいとかじゃ、ないの・・・・?
「冷たいっ!・・零・・・手、冷たいよ!やっ・・ぁああ!」
「・・・優姫・・・、き・・・。」
・・・チュ・・・
「・・!!!!! ふっ!…んんっ!」
キスに驚く間もなく、零の左手が膨らみを弄りだす。
空いている右手は、ゆっくり、体のラインをなぞりながら下におりていく。
「っうああっ!ぜ、零…はっ…ぁ、やだっ・・て…ば!」
「…っ無理…、ごめん…優姫…

ほしい… 」

本当にどうしたのだろうか。色々な事を一気に考えすぎて、頭がパンクしそうだ。
力が入らない。零に勝てそうもない。体があつい。零、卑怯だよ…


ーーーー 完 ーーーー

嘘ですごめんなさい。続いてほしくないかもだけど続きます

229 :
>>228
GJ!零って優姫に対しての愛情表現を努めて抑えている印象があるので、
こういうの読んでみたかった。
楽しみにしています!

230 :
>>228
ワッフルワッフルワッフル
他にも藍堂×優姫、支葵×莉磨、一条×架空の女性など…
変わり種お待ちもうしております

231 :
壱縷×閑が読みたいなーとこっそりと呟いてみる
>>202さんよろしければぜひに!半裸でお待ち申し上げておりまする

232 :
>>230
一条…orz

233 :
>>228
GJ!待ってました
優姫に欲を出す零が見てみたかったので嬉しいです
続きが気になる

234 :
>>232
すまんw架空じゃあんまりだよな…さすがに優姫は違うしなぁ
じゃあ、一条の誕生パーティーにいたムチ使いの美女で。

235 :
どもー228です。作家さん混ざると迷惑かかるかなと思ったので、
またやる気のない名前にしてみますた。変わり種!いいかもしれない。
もしかしたら、またしょうもない文投下するかもしれないです。
では失礼。続きかきます。

抱き上げられて台の上に乗せられる。恥ずかしさにうっすら涙も浮かべている優姫と、
零との視線が交わる。フッ…と零が笑った気がした。
優しいキスをされながらボタンは外されて行く。行為は再開される。
零の長い指が、下着の中にそっと入って来る。優姫は恥ずかしさに固く目を閉じた。
しかしそれは余計に零を肌で強く感じてしまうだけであった。
「優姫・・・。」
「っ・・あっ・・ああああ!!」
ちゅく…
上下に行き来していただけの指が、ゆっくり湿った音をたてて入って来る。
いつの間にか脱がされ、はだけたシャツ。首から胸元へ零の舌が這う。時々故意に
立てられる牙に、全身がビクつく。
「…一回、指でイかせてやろうか」
「え?…!!っやあっ!! ああああっやっ!ぜ…っふぁああんっ!」
「気持ちいいか?…優姫…」
「やっめ…ああんっ!!! 零おっ!!駄目だっ!!!…て! やあああ!!」
急に激しくされる指の動きに、優姫の体は過剰に反応する。上では指と口とで愛撫され、
頭がどうかなってしまいそうだ。
「っはあん!!んぅ!っもっ…無…理!!…やっん!! あああああ!!」
一際大きく声をあげると、くた…体の力がぬけた。零は指を抜き、丁寧にそれをなめる。
薄目にぼーっとそれを眺める優姫。
「優姫、これで終わりだと思ってんのか?」
「…な、に…?意味が…「わかるだろ…
ほら…触ってみろよ・・・」
「?・・・!!」
優姫の手をとり、自分の股間へもって行かせる零。とたんにハッっとして、顔を赤らめた。
制服の上から見ただけでも、すぐにわかるそれ。
零は優姫の手で服の上から自分のを刺激させる。
「…はぁ…ゆ、・・きっ…」
「零・・・」

236 :

恥ずかしさに目をそらせてしまいたいが、眉間に少ししわをよせ、
目を閉じ、少しだけ頬を赤らめて感じている零がひどく色っぽくて。
「っふ…入れたい…っ…優姫…」
「……」
零の表情に何も言えないでいると、零は優姫の手を開放し、肩を押してそっと押し倒す。
また、しばらく見つめあった後、今度は長いキスが降る。
口に、瞼に、首に、胸に。下まで降り、もう一度口にキスをされてから、
零の体が降りて来る。近くに、零を感じる。
「入れるぞ…」
「ん……っあああ!!! ぜ、ろっ…」
「っ…きっつ…優姫、力抜け…くっ…」
「そ…な事っ…ぁああんっ! やあっ!!! ああっ・・」
「優姫、すまん…。手加減…っ…できなから」

「??…!?…あああっ!!零っ!!…ふぁんっ! いやあっ!」
「っく……優姫…ゆう…きっ…・」
激しく突かれるガクガクと揺れる優姫。首に零の息がかかる。途切れ途切れに自分の名前を
口にする零。まわされた腕に力が入っているのがわかる。
「も…イく…優っ姫…っ…く…っふ…」
「っはあ!…ああっ…うっんあああああああ!!!!」

ぐっ…

最後に強く抱きしめられた。
朦朧とする意識の中で、零が何か言っているのがみえる。銀髪が揺れている。
なんだかあんなに強引だったくせに、零が今にも泣きそうな、子供のような顔をしている。
泣かないで・・・零・・・
「だいじょ・・うぶ・・・」
「優姫・・・ごめっ・・・ご「あやまらないで・・・
大丈夫・・・大・・・丈夫」

「・・・、・・・・」

また零が何か言った気がしたけど、聞こえなかった。体が甘ったるい。眠たい。
ふわっと体が浮いた気がした。たぶん抱き上げてくれているんだと思う。
シチューは今日は食べられなかった。きっと明日、もっとおいしくなってる。
眠たい。零のあたたかさと、安心する香りが、また優姫を眠気に誘った。


* * *
\(^o^)/オワリ もうだめぽ。しかもひとつめ名前入力しわすれた

237 :
>>236
職人さん、乙!
その最中は強引なクセに、事後には後悔入ってるぽい零と
結果的に行為を受け入れて、最後には零の心配までしてる優姫が
いかにもありそうで良かったです。

238 :
>>231
努力してみましょう。
根っからの遅筆なんで、服着て待っててください。

239 :
>>236
お疲れ様
繊細な零と優しく受け止める優姫がとても良かった
個人的に銀髪が揺れているという表現がツボでした

240 :
>>238
わっふるわっふる
呟きに反応ありがとうございます
ゆっくりと服着ながらお待ちしております

241 :
保守あげ

242 :
まり亜凌辱ものとか見てみたいお

243 :
アニメ始まったのに相変わらず過疎だなー

244 :
優姫スレのブラッディローズキチガイを引き取ってくれないか。
ここも賑わう事間違いないぞ。

245 :
だが断る。

246 :
そう言わずに頼むよ
ブラッディローズをアナルにぶちこむとかいってんだし

247 :
枢×優姫が見たいよー見たいよー
わっふるわっふる

248 :
優姫と枢の間に生まれた子はこれ以上ない純血種だけど
零との間に生まれた子は双子のハンター凶事を越えた父と
純血種の母に生まれた新種なんだな

249 :
>>182さんはその後どうなったんですかね
続きをキボンヌ

250 :
>>248
新種っていうか普通…ではないかもしれんが、吸血鬼なんじゃないか?
貴族にしろ純血種以外は人間の血が入ってるみたいだし
親世代が兄弟間で妹巡って家庭内泥沼愛憎劇やらかしてたが、純血種って狭い範囲で恋愛してんだな

251 :
枢に優姫からキスしてそのまま下半身に顔を埋めて
「かならずおにいさまを子宮で感じますから…ね?」
ってのキボン

252 :
保守ついでに零×優姫 いくわよーん





―――――なんだ…?この状況は…?―――――

「ぜ、ぜろ…?どうしちゃったの…?」

………どうしたかって?
聞きたいのは
俺の方だ。


【第1話】
いつも生意気ばかり言って俺に突っかかってくる。
学校の奴らは怯えた目で俺を見るのに、お前だけは違うんだ。
なのに、何だ?その怯えた目は…
組み敷いた身体は、とても細くて…抱き締めたら折れそうだ。
枕元で1つに纏めて封じた手首。
俺が噛んだ跡が薄ら残る首筋―――いつからだろう?
その跡が日が経つに連れ消えて行くことに、嫌悪感を覚えたのは…
いつもいつもアイツを見ている大きな瞳。
今は涙が浮かび、恐怖の為か睫毛が震えている。
いつかアイツのものになるんだろうか?
この大きな瞳も、
抱き締めたら折れそうな細い腰も、
まだ成長しきっていない胸の膨らみも、
この、身体全てを―――――

だったらいっそ
今ここで

壊してやる
コワシテヤル―――

253 :
零×優姫ktkr
抑制しすぎてとうとう零がぶっ壊れたなw
続き楽しみ、待ってるよ

254 :
>>252保守乙
行間空け過ぎ。そういうのは自サイトでやろうな
ふいんき(ry小説やりたいなら節度を

255 :
>>254
ふいんk(ryは必要じゃね?
詰まってると読みにくいし
文句言うならお前投下してくれ。

>>252
で、続きは?w

256 :
182です。
遅くなりましたが、続きです。↓ネタバレ注意!

窓からは明るい光が差し込んでいた。
その光に照らされているのは、まだ幼さの残る白い裸体。
優姫は、先ほどの枢からの吸血で、もはや立ち上がることすらできない。抵抗してその腕を動かしても、何の意味もない。ただ衣服を剥がれたその体を力無くベッドに横たえるだけだった。
自分の体に、先日まで『枢センパイ』だった男の指が触れる度に、何とも言えない嫌悪感と悲愴感が体を支配する。
「枢お兄様・・・何でこんなこと・・・お願いです、やめてください・・・」
か細い声でそう訴える優姫の目を見つめながら、枢はその口角をほんのわずかに上げた。
「・・・やめたところで、優姫はどうするの・・・?僕から離れて、あの錐生のところにいくの・・・?」
最も残酷な質問だった。
もう零には会えない。それを分かっていて、言うのだ。
その言葉を聞いた瞬間、優姫はその瞳に涙を浮かべ、小さく泣き声を漏らした。
「そう・・・もっと思い知ればいい。君の居場所は、ここしか無いのだと・・・」
枢はそう言うと、優姫の首筋に顔を埋めた。
前回の吸血とは違い、今度は優しく、そして丁寧にその皮膚を吸い、舐め上げる。
「やっ、やぁっ!!やめて、お兄様!」
「何・・・?もしかして優姫はこれから僕がすることが分かってるの・・・?」
枢はそう言うと、優姫のまだ固さの残る小さな胸のふくらみを掴んだ。
「痛いっ!!」
「・・・まさか優姫、あの錐生に、もうこの体を・・・?」
優姫には、枢の言っていることが理解できなかった。
それどころか、今自分が置かれている状況すら理解できていないようだった。たった一つ分かっていることは、今目の前にいる人は、以前の優しかった彼ではないということだけだった。
「・・・返事は・・・無いのかい?」
その言葉に、優姫はただただ困惑するだけだった。
枢の瞳の色が、さらに赤く染まったような気がした。
すいません、まだまだ続きます・・・

257 :
>>256
お話内で時間を置いた続きなのかナルホド
ああでも残酷な感じがすごいいいです!GJ!
続きお待ちしてます

258 :
>>256
ふぉぉお鬼畜の予感!
裸に網タイツで待ってる

259 :
>>256
お待ちしてました
お待ちしてます

260 :
>>256
わっふるわっふる!
オッドアイ支葵にレイーポされた瑠佳が心の純潔は暁に捧げたいって暁に血を飲ませる
ド鬼畜支葵×瑠佳とプラトニック暁×瑠佳を、アニメみて妄想した

261 :
小ネタを小出しするんじゃなく、ちゃんとSSにしてから投下してほしい

262 :
投下してくれるだけでも有難いというのに

263 :
流れの速いスレだったら>>261に頷けるケースもあるんだけど、
この過疎スレでは>>262に深く同意。

264 :
SSどころか書き込みがあるだけで嬉しいとさえ思える今日この頃
小ネタや妄想レスからSS投下に繋がることもあるし

265 :
>>260
それ最高
今回のルカやべえええええええええ

266 :
過疎

267 :
以前、少女漫画・少女小説全般スレ5の方で枢×優姫を書いた者です。
やっとホスト規制解除された!
>>261にはもうしわけないが、
今は前作みたいにちゃんとしたSSを書ける時間がないので小ネタで許してもらいたい。

というわけでこれから零×優姫の小ネタを投下します。
注意!キス止まりでもおk、女性向けな文章でもおkという人のみどうぞ。
ネタバレ要素はないので、アニメ派・コミクス派・本誌派、気にせずに読めると思います。
だめな人はスルーしてください。

268 :
きっかけは些細な事だった。
何かの拍子に優姫が下を向き、うなじが垣間見えた。
襟足の髪が前に流れて、ペンダントのチェーンと肌が晒される。
今まで何度となく見てきた、有り触れた光景であり出来事だ。
それなのに零は激しく動揺した。
ヴァンパイアとしてではなく、『男』として優姫のうなじに視線が引き寄せられたのだ。
優姫の肌の甘さは、何度となく血を貪ったときに知っている。
舌で味わった白い柔肌。牙を穿つときの心地よい弾力。仄かに香る甘やかな体臭。
「零?」
顔を上げた優姫が、立ち尽くす零を訝しむ。
「へんなの…あ、もしかして『渇いて』いるの?飲む?」
人目も無いことだし、と優姫は無防備に首を傾けて、
右手を頭の後ろに回して横髪を後ろへと流す。
柔らかく光る首筋に、ごくりと喉が鳴った。
目の前の大切な少女の肢体を思うが侭に貪りたい衝動に駆られ、鼓動が忙しくなる。
その体を組み敷いて首筋に鼻先を埋め、甘噛みして所有印を付けたら、
どんな顔を見せてくれるだろうか。
信頼する男からの突然の蛮行に、唖然と自失するだろうか。
信頼を裏切る行為だとねめつけるだろうか。
『男』に恐怖を覚えて怯えた目を向けてくるだろうか。
リアクションを夢想するだけで、体の中心がカアッと燃えるように熱くなった。
牙を突き立てて血を啜るよりも、その夢想は強い官能を予期させた。。
「ねえ、ほんとにどうかしたの、零」
頬へと指し伸ばされた優姫の手を、零はとっさに振り払った。
今不用意に彼女に触れれば傷付けかねず、零はそんな事態を防ぎたい一心でその手を拒んだ。
「あッ」
まさかこんな乱暴に拒絶されるとは思わなくて、優姫は呆然と零を見る。

269 :
「…ごめん。零がそんなに嫌がると思わなくて、私、」
優姫は行き場を喪った手をのろのろと胸元に引き寄せた。
打たれた手は赤くなっていた。
「いや、少し驚いて…。俺こそ悪かった」
零は理性に芯を入れ直すと、慎重に優姫の手を取った。
「大丈夫か?」
「うん。ねえ、零」
視線を合わせた零を、優姫は見つめた。
「私は神様を脅迫したの。
 零がこのままレベルEに堕ちる運命なら、対価に私が零に血を与える行為を見逃せって」
何を言い出すんだと目を瞠る零の頬を、優姫はそっと両手で包み込んだ。
幼い頃はこうすれば額と額と触れ合わせる事もできたのに、今ではこんなに体格差ができてしまった。
男と女なのだから当たり前のことなのに、なんだかそれが面白いことのように思えて優姫は微笑む。
そう、零は男で、自分は女なのだ。だから…。
「私は零のためなら何だってできる。血を与えることも…零が求めるなら体を繋ぐことも」
終わりが見えているヴァンパイアに人間が血を与え、あまつ情を交わす。
人に知られれば、きっと非難される。
憧れのあの純血種が知れば、眉を顰めるだろう。
でも―――。
「世界に赦されなくても、零の温もりがあれば私は胸を張って立っていられるの。
 零が私を望むなら…一緒に1番許されないことをしよう…」
優姫は零の頭を抱き寄せる。
零も抗わなかった。
何度か啄ばむように口付けると、2人はそっと唇を重ねた。

270 :
以上で小ネタ終了です。
実は自分は>>260で、暁×瑠佳はずっと書きたいと思っているから
いつかはこのネタを文字にしたいです。
読んでくれた人、スルーしてこんなものでスレを消費することを黙認してくださった人、
ありがとうございました。

271 :
GJ!!
このスレでは職人は貴重だよ。

272 :
>>270
GJ!!!
小ネタでも投下してくれるだけでありがたいよー

273 :
>>270GJ!
ワイルド×瑠佳も楽しみにしてます

274 :
>>270
GJ!!
許されなくても求め合ってしまう背徳の恋が萌えますた
零や優姫の行動が、個人的には凄くしっくりきて想像しやすかった
って偉そうに聞こえたらスマン
暁×瑠佳も楽しみにしてる

275 :
>>270
純血種乙!!

276 :
随分下がってるから一応保守
モデルコンビのSSいつまでも待ってる

277 :
>>270
G~~~~J~~~~!!!!!
瑠佳も楽しみにしてます!!!

278 :
>>220みたいなのまた読みたい

279 :
支葵(李土)+一条×莉磨ならできそう

280 :
>>279
さあ早くそれを書くんだ

281 :
>>279
ageたり誘い受けしてないで書けば?

282 :
どうも。
支葵×莉磨の投下をwktkしながら待っていたが誰も投下されなかったので勢いあまって自分で生産してしまったorz
ってことで支葵×莉磨投下。
やる気のないものを期待している方も多いかもしれないが一応支葵(李土)×莉磨なんだ……
しかも原作・アニメの流れを全力で無視。
ちょっと無理矢理っぽいので苦手な方、逃げて逃げて!
全然おkな方はこのままドゾ。

283 :
空に星の影はなく、月とその影だけが妙に輝いて見えた。

「っ……」
乱暴に押し倒されその衝撃で一瞬息が止まる。
そして呼吸をする間もなく乱暴に唇を塞がれ「支葵の姿をした」ヴァンパイアが私に覆いかぶさった。
2人分の体重がかかったせいでベッドのスプリングがギシ、と悲鳴をあげた。
「はっ……離してっ…んんっ!」
酸素を求めて開いた口から「支葵の姿をした」奴の舌が私の口内に侵入してくる。
前歯をその舌でなぞり私の舌と絡めあう。
――その身体は、支葵のものなのに。
なんだか支葵に無理矢理犯されているようで、そんな自分に無性に腹がたった。
……それでも強姦まがいのことをされていることに変わりはないのだが。
十分に酸素の回っていない頭では目の前のこいつを引き離す方法も考えることが出来ない。
ただただ目の前の「支葵の姿をした」奴にされるがままにされた。
と、急に唇が離れその間を銀の糸が繋いだ。
それと同時に急に酸素が肺に流れ込みむせ返った。
「何?もしかしてキスだけで……感じた?」
「だ、誰が…ひっ……」
「だってほら、ここ……」
その指が制服越しに私の胸の頂に触れる。
「直接触ってほしいだろ?莉磨」
片手で私の身体を支え、もう片方の手で器用にブラウスのボタンを外していく。
そして唇は私の首筋にあてられ、ヴァンパイアが血を吸った跡のように華を散らせていった。
そのせいで抵抗する術もなく気がついたときにはブラのホックに手をかけられた後だった。
「嫌っ…ああっ…やめて……」
右手で乱暴に胸を揉みしだかれ、残った胸の頂は口に含まれ舌で弄ばれる。
声が漏れそうで両手で自分の口を塞いだ。
強姦されているはずなのに感じてしまう自分が悔しい。
そのうち快感に耐えられなくなり左手でシーツを掴んだ。
「こっちはどうなっているんだろうな?」
そう言うと「支葵の姿をした」奴の手がスカートの中に侵入してきた。
「嫌だ!!そこはっ……」
続きを言いかけたところで、まるで脳に電撃が走ったみたいな快感が私を襲う。
奴の指が、私をショーツの上からなぞる。
それだけで濡れてしまうのが私にもわかった。
「こうして触れているのは千里なのに何故そこまで拒絶するんだ?」
そう言いながらも指はショーツの上を往復し続け私の声はあられもない、言葉にならない言葉しか紡ぎ出さない。
(だって、あんたは支葵じゃないから)
外見は支葵そのものであっても中身は支葵じゃない。
私が求めてるのは外見も中身も支葵千里その人だけなのに。
「助けなさいよ……支葵…」
やっと出た言葉がこれだった。ついでに涙も流れた。
これじゃ情けない。

284 :
……そう思ったとき。
「!!」
覆いかぶさっていた影が急に私から離れた。
「な、何…?」
上体を起こし、シーツを手繰り寄せて自分の上半身を隠してそいつを見る。
「おと、なしくして……いろッ!千里!!……ぐああああ!!」
しばらく何かに悶え苦しんでいたようだが急にピタリと大人しくなり、俯いた。
中々顔をあげようとしない。
その時間は精々30秒くらいのものだったと思うが、永遠のように感じられた。
「……支葵?」
そう名前を呼んでみる。
すると俯いていた顔をあげ、その瞳で私を見据えた。
それは赤と青のオッドアイではなく私の知る支葵の瞳だった。
「……ごめん」
と、短く言ってフワリと私を抱きしめた。
柔らかく、どこまでも優しく……
「本当に、ごめん……」
その声は泣くのを堪えるように聞こえた。
(いつもの、支葵だ)
そして私も彼を抱きしめかえした。
「大丈夫。支葵は何も、悪くないから……」

月が雲に隠れるころ、その影もまた姿を隠した……


285 :
以上です!
李土ってどんな感じだったかなーと思い出しながら書いたんで偽者感漂うお兄様になってしまいましたが…orz
読んで下さった方本当にありがとうございました!
明日早いんでもう寝ます。おやすみーノシ


286 :

「無理矢理っぽい」って展開のことかと思ったら、強姦紛いってことなのか…
まあ李土x莉磨ならそうなるわなw

287 :
純血種降臨キター

288 :
GJ!!
支葵って李土入ってる支葵かよ!
って思ったのは自分だけだろうか

289 :
アニメもネタと役者が揃ってきたので、ある程度制限が無くなってきた頃かね?
住人が(情報媒体として)アニメと原作、どっちを見てるかにもよるけど

290 :
アニメ原作とコンプリートしている自分は勝ち組

291 :
支葵×莉磨を書いてみたいと思う。
でもそれって無理矢理(強姦)系にすればいいのか甘くすればいいのか
わからん。なので、みんなの希望を聞きたい。
あと莉磨って処女?

292 :
自分の好きに書いてみたらいいだろjk どっちに転んでも注意書きは必須
誘い受けするより自分の好みで書いた方が良い物が出来るんじゃね?
処女かどうかは作者に訊けwwww
支葵x莉磨は求められてるんだから、取り敢えず書いてみたら?

293 :
わかった。とりあえず無理矢理系で書いてみる。
嫌な人はスルーで。
駄文だったらごめん。
ではドウゾ。

294 :
夜。と言ってもこの時間帯は起きている者はほとんどいないであろう
明け方のほうだ。夜間部の寮の一室、そこで行為は行われていた。
「莉磨……」
「ひ…う…」
ベットに押し倒されているのは一糸も纏っていない少女、遠矢莉磨。
押し倒しているのは少年、支葵千里。
彼の指は少し湿っている彼女の秘部を撫でていた。
「あう…やめて…」
「やだ」
「なんで…?」
「俺以外の男と喋ったからかな」
口に笑みをうかべて支葵は指を莉磨の陰核に這わせ軽くつまんだ。
「ひああ!」
はじめての感覚に体を震わせる莉磨。だが支葵はかまわず今度は
陰核を包む包皮をくいっとめくった。
「やっああ!!」
「気持ちいい?」
くちゅ……くちゅ…
秘部から溢れた蜜が卑猥な水音をたてる。
「ああ…ふやあ……」
「あーあ。こんなによごして…綺麗にしてあげる」
そういって支葵は莉磨の秘部に顔を埋めた。
「なっ何……」
ぷちゅん……
「ふああああ!」
舌が触れ体に電撃がはしったような感覚に襲われた。
「あうう!ひあああ!」
ぐちゅ……ちゅうう…
「んうう!」
いきなり秘部をすわれ、びくっと震える。
「莉磨の、甘い」
ぬぷぷ……
「や!…いた……」
舌が膣内にはいってきた時、痛みがおきる。
「ん……血の味。もっとちょうだい」
「やだあ…いたいよ……」
莉磨の悲願を聞かず、支葵はどんどん舌を奥へ、奥へとすすめる。
その動きで鼻が陰核に当たる。
「いああ…あ……ふぁ!?」
ある一点を舌が突いた時、莉磨は大きな声をあげた。

295 :
「ここ?」
支葵は莉磨の感じるその一点を重点的に責めた。
ぐちゅぐちゅ……じゅるる……
奥を突いては蜜をかき出し、かき出してはその甘い蜜をすった。
「あっあっああ……」
しばらくすると締め付けがだんだん強くなり、莉磨の体が大きく震えだす。
絶頂の兆しがみえてきたのだ。
「そろそろイキそう?」
「あ……なにかくる…!」
「いいよイって」
支葵は舌の動きを速め、指で陰核をくりくりとねじった。
「くる……きちゃう…いやあ!いやだぁ!」
はじめての快楽は莉磨に恐怖を与えた。
コワイ……コワイ……イキタクナイ……!
だがその願いは脆くも崩れ去り、ついにその体は限界を超えた。
「あああ!んああああああああ!!!」
ぷしゅ!ぴゅっぴゅう!
イった瞬間彼女の秘部からは熱く濃い蜜を吹き出した。支葵はそれを
一滴もこぼさず音をたてて飲み干した。
「は…は…」
「いっぱい出したんだね、莉磨。気持ちよかったでしょ?」
彼は聞くが莉磨はそれを否定した。
「そんなこと…ない…」
「じゃあなんでイったの?潮まで吹いて」
「それは…!」
「まぁいいや。今度は絶対気持ちいいから」
支葵はベルトを外しズボンからはちきれそうな自身を取り出し
莉磨の秘部にこすりつける。
「それを……どうするの?」
「どうするって…いれるんだよ。……此処にね」
それを聞いた莉磨はさぁっと青ざめる。
「え…?やっやだ!いやああ!」
「やめてあげない。俺も限界だから」
そして彼は自身をぐっと莉磨の膣に押し込んだ。

296 :
ぐ…ぐちゅ…
「っ!あああああ!」
「くっ狭……」
莉磨を襲った快楽とは言い難い激痛。結合部からは少し多めの血が
流れ出て来た。
「すごい血…」
「痛い…はやく抜いて……」
「いいよ。“抜いて”あげる」
そう言い支葵は腰を激しく動かした。
「うああ!ああっやああ!」
ずぷずぷ…ぐちゅ…
最初は痛がっていた莉磨だが、支葵が動いていくにつれだんだん
喘ぎ声に変わっていく。
「あっあっああ…ふあ…」
「ふ…くうっ」
腰を動かしながら支葵は指で陰核を押しつぶす。
「ふああ!やだ…そこは!」
ぐりぐりと押してやれば莉磨の膣内はきゅうきゅう締まる。
「し…きぃ…もう……だめぇ…あん!」
「俺も……出すよ…!」
そして支葵は中に精を放った。
どぷ…びゅるるるる!
「くうう!」
「あ…ひああああああああ!」
二人は同時に達した。荒い息づかいのまま支葵は自身を引き抜く。
「ん……」
ぬぷ…
抜くと莉磨の膣からは血と精液がまざった桃色の液が流れでた。
「ねぇ支葵…」
「何?」
「なんで…ひっく…なんでこんなことしたのよ……!」
目に涙を浮かべながら支葵に言った。
「決まってる」
「え……?」
「莉磨が…好きだから」
その言葉を聞いて莉磨は目を見開いた。
「ほんと…?」
「うん」
「よかった…わたしも支葵が好き……!」
「ありがと。…ごめん。こんなことして」
「わたしこそ…支葵の気持ちに気付かなくてごめんね…」
涙を流す莉磨を支葵はそっと抱き締めた。
「そんなのもう気にしてない。莉磨と両思いになれたから」
「…うん!支葵…大好き…!」
「俺も」
そして二人は唇をあわせた。今度は乱暴なものではなく
優しくて甘いキスだった。
fin


297 :
以上です。
うわあああああ。なんだこの駄文は!
文才なくてごめん orz
最後まで見てくれた人達、こんな駄文をよんでくれてありがとう。
もっと修行シマス……

298 :
正直スマンカッタ(AA略
>>297
次はメモ帳とsageを覚えような

299 :
よくやったぞ純血種

300 :
支葵×莉磨GJ!!

301 :
アニメのあの二人の淡々とした声を思い浮かべながら読んだら萌えた
GJ

302 :
うわああああと自分で言うくらい文才ない駄文と思うなら、
投下しないか、投下できるくらいにまで推敲してから投下すればいい。
誘いうけはものすごくウザイ。

303 :
とりあえず、誘い受けなんて腐女子みたいなことを言う輩はんじゃいなさいよと。

304 :
ここって誘い受け多いよな。同じ奴?
シナリオSSにも無差別GJするし
書き手が少ないからどんなのでも貴重なんだが…

305 :
素人が書いた小説なんだから叩くのはあんまりよろしくないと思う。
文なんて誰でも書けるんだからどんどん上げればいいさ。スレも活気付くし。
といってる自分も優姫×枢大好きなんで書きますわ。
ageるのはいつになるかわかんないけど…

306 :
単なる感想を評論と勘違いしてケチつけてる奴が多すぎるんだよ。

307 :
誘い受けは止めた方がいいと言われた矢先にするのはよろしくないと思う

308 :
仮にも書いてくれてる人に云々言うのもよろしくないと思う

309 :
好みに合わなかったら華麗にスルー
これ最強

310 :
まぁ、とにかく純血種の降臨待ってるわ。

311 :
>>305
優姫×枢ってめずらしいですね。期待しています。

312 :
このスレが活気付きますように!!

313 :
アニメで触手ktkr!と思ったのは自分だけじゃないはず

314 :
ノシノシ
自分も思った。良いぞもっとやれ
という訳で書いてみた「李土(触手)x優姫」 短文です
触手拘束でエロ少な目なので、興味のある方のみどうぞ

両手と両足を広げた形での拘束に自由を奪われ優姫は唇を噛み締めた。
全身を戒める触手は革紐のように硬く、柔肌に容赦無く食い込んでくる。
首を絞められなかっただけでも幸いだったが、李土が薄く微笑を零すのと同時に割れたコンクリの隙間から
更なる触手が伸びてきた。
首を絞められる…そう思いつい目をきつく瞑ってしまう。
だが触手は晒された太腿までしか上ってくることは無く、恐る恐る眼を開け。
するとそれを待っていたように再び触手が動きを見せる。
ニーソックスを這う触手が優姫のスカート内に消え、下着のゴムを持ち上げながら更に奥へと侵入してきた。
「ひ─…ッ」
息を呑んで声を上げることも出来ず。恐怖に慄くまま拘束された手足で藻掻くが、大した抵抗にもならず。
下着に侵入した触手は不気味な粘液を分泌し出し、ぬるりとした感触を持って優姫の花弁を弄り出す。
ぴったりと閉じた花弁を後ろからつつっとなぞり、後から付いてくる別の触手によって左右に開花される。
緩く開かれた花弁に滑る触手が上下に擦り出し、包皮に隠された淫核を先端で突付きながら刺激し始めれば、
羞恥と屈辱と嫌悪感、そして感じたことの無い熱が全身を包み込んでいく。
拘束する触手が俄かに動き優姫の両足を更に拡げ、李土へと下肢を差し出す体勢へと強制的にさせて。
そこまでされてやっとで優姫は抵抗の声を上げる。だがそれは李土を興がせるだけのもので。
粘液の所為で滑る感触が嫌悪なのに、ピリピリとした感覚が淫核から感じ、全身の力が抜けていくような気がした。

315 :

包皮から顔を覗かせた淫核に極細の触手が巻き付くものの、粘液でつるりと解けてしまう。
数度その動きをされれば、まるで唇で吸い付かれているような擬似的感覚になり、優姫は太腿を微かに震わせて。
別の触手が濡れる入り口を先端でノックし、つぷりとゆっくり挿入ってくる。指よりも細いそれは痛みを与える
ものでは無かったが、異物感を与えるには十分過ぎる質量。初めて胎内に挿入ったものが異質な触手など、
吐き気すら催すもの。それでも触手はゆっくりと出入りして優姫に自身の存在を押し付ける。
くちゅくちゅとした卑猥な水音は触手の粘液が奏でるものだったが、まるで快楽で零す蜜が溢れているような
感覚にさせ、優姫に羞恥を、李土に支配感を、硬直して見つめるだけしか出来ない者達に屈辱を齎す。
するすると再び複数の触手が優姫の太腿を伝い上がり、李土が悦の微笑を口端に浮かべた時、陵辱の宴が
まだ終わらないのを示していた…

──終
お粗末様でした

316 :
乙だ純血種

317 :
触手きたwww
言ってみるもんだな!(自分>>313です)
純血種乙!GJ!できたら続きもきぼん。わっふるわっふる!!

318 :
305です。
遅くなりましたが枢×優姫投下!
甘系ですがお好きな方がいらっしゃればうれしいです;
零と枢の戦闘でぶっ壊れたお風呂は修繕が完了している感じで。
この小説における私の脳内イメージ風呂
⇒ttp://image.blog.livedoor.jp/igokochi1/imgs/9/1/914ad3ed.jpg
こんな感じのをイメージしながらでよろしくお願いします。

319 :
柔らかな湯気が肌を包み込む。
二人で入ってもまだ余裕のあるバスタブの中に、二人はいた。
赤いものが水面にいくつも浮かんでいる。
「一緒にお風呂なんて初めてだから、うきうきしてしまって…薔薇を浮かべてみたんだ。優姫、前に試したがっていただろう?」
優姫の正面には、バスタブの淵に肘をついて頬杖をして優姫を見つめる枢。
「あはは、枢さま覚えていて下さったんですね。」
自分で言ったのに忘れてかけていたことを少し恥じながら、枢がそんな些細なことまで覚えていてくれていることに愛しさを確認する。
「もちろんだよ…僕はね、優姫が望む事をできる限り叶えてあげたいんだ。」
とても優しい笑顔を投げかけられ、つられて微笑む優姫。
「私、一度シャワー浴びますね」
そう言って躊躇いがちにお湯から上がろうとすると、ふと枢が優姫の手首を掴んだ。
目をぱちくりさせる優姫と視線を外さない枢の間に、しばし沈黙が流れる。
先に口を開いたのは枢だった。
「もう少しゆっくり。ね?」
少し寂しそうな瞳で言われ、急ぎすぎたかな、と優姫も思い直してバスタブに再び入る。
「いい香りですね…」
一片の薔薇を掌に乗せて、香りを堪能する。
お湯でやわらかくなった薔薇は、どこか儚げに見えた。
「ね、枢さま?」
ちゃぷ…と音がして顔を上げると、すぐそこに枢がいた。
反射的に顔を背けても、枢の視線は変わらずに優姫を捕らえている。

320 :
「あの…枢…さま…?」
再び戻した視線の先には枢の瞳。
普段は伏せがちな目から覗くダークレッドの瞳が、今はより一層明るい赤色に染まっている。
それは、枢が優姫を求めている事を表していた。
「優姫…」
枢の舌が首筋を滑る。
後頭部と肩を掴まれた状態で、枢の牙が優姫の首筋に突き刺さった。
「…っ……」
吸血する枢の唇の間から未だ感じる舌の感触に、体の芯がゾクゾクとして、優姫の吐息が荒くなっていく。
ゴクゴクと自分の血が飲み下される音が止まると、覆いかぶさった状態で優姫を見下ろす枢の口元に一筋の赤い線が見えた。
それを拭き取ることもなくすぐに優姫は枢自らの口で口を塞がれ、言葉を発することを許されなかった。
「ふっ…う……んっ…」
時々熱い吐息を交わしながら、淫らに唇を重ね、舌を絡ませる。
ただでさえ湯気の漂う浴室でのキスは、さらに思考回路を狂わせどんどんキスがエスカレートしていった。
唇から首筋へ、乳房へとたどりつくと、枢は胸の突起を舐めて、片方の胸を揉みしだいた。
「ん…はぁっ…かなめ…さま…私…」
「優姫…僕はずっと君がほしかった。
僕たちの一生のうちで10年なんて短いものだと思っていたけれど、君が記憶を取り戻してこうなるまでの時間は僕にとって途轍もなく長いものだったんだ…」

321 :
「枢…さま…」
「愛している。優姫」
「私もです…」
言葉で愛を確かめ合ったあと、二人は甘いキスを交わす。
太ももの間に伸びてきた手を感じて、一気に優姫の顔が紅潮する。
枢は優姫をバスタブの横に上がらせると、秘唇をなぞってから指を入れた。
片方の手で胸を触りながら、指が優姫の中を掻き乱す。
もう十分すぎるほど濡れていたそこは拒むことなく枢の指を受け入れ、優姫は未知の快感に喘いだ。
「ああっ…ん…はっ…ぁ…」
浴室は声をよく反響させ、ひとつひとつの音を拾って大げさに演出する。
「優姫、ちゃんと脚を開いて力を抜いて」
優姫の両膝に手をかけて枢はその間に入り込み、もう十分勃っているそれを秘部にあてがった。
「優姫…ごめん、途中で止められないかもしれないけど…いい?」
「んっ……は…い…」
ゆっくりと背中に回された腕を感じて、枢はゆっくり微笑んだ。
「愛しているから…」
そう言って枢は一度優姫と唇を重ねると、汗を輝かせながら優姫の中に男根を突き入れる。
「あぁあっ!!!かなめさまっ!」
「大丈夫だよ優姫、落ち着いて」
何度も出し入れしたくて仕方のない欲を押しして、枢は優姫を胸に抱いて耳元で言葉を囁く。

322 :
「はぁっ…はぁ…」
「…大丈夫?」
欲情に掻き立てられながらもそれを極力抑えて自分を見つめる枢に、優姫はこくりと頷いた。
「いくよ…」
一度止められた動きがまた始まり、最大に硬くなった枢の男根が優姫の中を素早く出入りする。
「あっん…ああっ!!」
枢のモノが出入りするたびに、卑猥な音が浴室に響く。
もわもわとする湯気でさらに吐息が荒くなり、動きもどんどん激しさを増す。
「はっ…あぁ!!枢さま…っ…あああ!!」
絶頂に達してきゅうっと引き締まった優姫の中で、枢の精液がドクドクと吐き出されていく。
二人はしばらく抱き合っていたあと、荒い息を整えてから見つめ合って微笑んだ。

「枢さま、次はお風呂にゆずを入れてみたいです」
「…そうだね、いい香りがするかもしれない」

浴室から出た頃には、もう日が高く昇っていた。
END

323 :
絶頂前後のシーンを長く持たせる技術が皆無ですが、
日々精進したいと思っております。
文章力や国語力をちゃんとレベルアップさせて、また投下したいです…
乱文失礼いたしました!

324 :
おつです
素敵でした有難う!

325 :
優姫x枢じゃなかったのかwww

326 :
待ってたぜ、GJ!だ純血種。

327 :
そして保守

328 :
yes hoshu

329 :
>>325
今気付いたwwwwwwwwww
予告の優姫×枢は単なるミスです(つд;)申し訳ありません_| ̄|○
優姫攻めとか書けませんあの純粋な優姫が枢さまをくぁwせdrftgyふじこlp
優姫攻めにwktkしてくださっていた皆様、本当に申し訳ありませんでした(´;ω;`)

330 :
ho

331 :
syu

332 :
アニメ終わったけど原作続いてるし保守しとくか

333 :
スカパーで見ていまさらはまった
暁×瑠架がみたいのだけど全然見つからず凹みつつここに至りました
自家発電するしかないのか……

334 :
かの字間違えた…
瑠佳たんごめん

335 :
暁×瑠佳は前に投下されてたよ

336 :
>>335
それは知ってる。
読みました。萌えた。職人様ありがとうございます。
でももっと浴びるように読みたいんだよぉぉぉぉぉ

337 :
このスレはもともと職人が少ないから仕方が無い。
少女マンガにしては女性の書き込みもほとんど無いし。

338 :
>少女マンガにしては女性の書き込みもほとんど無いし。
主な読者層が若いせいだと思う
で、上の年齢層ではまってる人はBLに行ってしまうような…
少なくとも私の周りはそうだ
自己満足のためにサイト作ることにした
もしエロ書けたら投下しにくるかもしれない

339 :
なんかジャンル全体的にドリームがすごく多くない?
年齢層が低いせいなのかは分かんないけど、カプ萌えよりもキャラ萌えしてる人が多い感じ
>>338
わっふるわっふる!のんびりとお待ちしています
サイト運営頑張ってください〜

340 :
藍堂に良い相手がいないんだよなぁ。
アニメ見て星煉カワユスと思ったものの妄想が及ばないわ・・

341 :
>>340
小説版のデイクラス女子
優姫
・・・・・・・・たしかになんでかしっくりくる相手が居ないね。
あんなに女の子大好きなのに。
女の子大好きというよりモテる自分大好きで(枢様除いて)基本的に自分以外への愛がないから?
好意的なんだけど自分1番過ぎて、恋愛には発展しない。
崇拝だけど枢様好きな点で他女子キャラとはライバルっぽくなる。
優姫やルカとは仲良しだけど友達止まりで、エロの方向に向かない。
恋愛や性的な関係に持ち込もうとすると気持ち悪い。
腐女子ではないがまだ男キャラのほうがマシなぐらいだ。
以下妄想注意

支葵に無言の低いテンションで貧乳を馬鹿にされたリマ。
藍堂に「藍堂先輩女の子大好きですよね?やっぱり胸が大きい子に発情してますか?」と無表情相談。
大慌てで「僕は胸で女性を判断しない!」と叫ぶ藍堂。
通り過がりの星煉とルカに侮蔑の目で見られる。
否定しようと二人を追い掛けようとするがリマに服の裾を引っ張られて、無表情相談続行。
無表情だが実は相当落ち込んでいるリマに気付き、一生懸命に慰めてるうちに…
駄目だこんなぐらいしか思いつかない。
とりあえず最終的に枢様が藍堂をしめてくれれば完璧。

342 :
>>341
その妄想萌えたw
頑張って書いてくれ!

黒優姫×藍堂で「くやしいっ!でも感じちゃう!」って
言ってる藍堂しか思い浮かばないんだがどうしよう。

343 :
いい具合に盛り上がってきたね。

>主な読者層が若いせいだと思う
>で、上の年齢層ではまってる人はBLに行ってしまうような…
男にはわからないこの辺の事情を詳しく。

344 :
>>341
枢様が藍堂をしめるのは優姫に手を出されない限りないでしょw

345 :
>>342
ありがとうwでも小説書くのに向いてないのだー。すみません。誰か書いてくださいorz
黒優姫じゃないしありがちな展開ですが↓
枢様が溺愛する理由を知りたくて優姫に近付き、
拉致監禁縛りあげ、ちょっとエッチな詰問を大真面目にし、
「こんな小娘の何処が…」と思いながらボディータッチ。
優姫の可愛くてエッチな反応に徐々に発情してのめり込む藍堂。
最終的に枢にばれて無惨な姿にされる。
誰か書いてください。

346 :
>>343
※軽くBL語り注意
私見ですが
主な読者層が若い(LaLaのメインターゲット層はたぶん中高生)
→若い子はピンク板に来ない&
 若い子はドリームに行ってしまうことが多い(キャラ萌えから夢へ)
>>339の言うとおりドリームサイトすごく多い
サーチ漁るとドリームとコスばっかりでどっちも苦手な自分涙目
…で、お姉さま方がBLと言うかヤオイに行ってしまうのは
美形が二人以上いるとくっつけたくなる性…もあるけど
この作品ヤオイ的に萌えられる関係性がすごく多いからではないかと
(女性は属性よりも関係性に萌えます)
枢と零:対立(基本)
枢と一条:主従
枢と藍堂:主従+憧れ
架院と藍堂:幼馴染
一条と支葵:保護者と被保護者
ざっとこんな感じ(ここで語るのも何ですが。苦手な人ごめん)
あとこれ書きながら気がついたんだけど、↑の関係性が枢と零以外は
間にヒロインとか他の女性キャラを挟まなくても成り立つ、というのがポイント高いのではないかと思う
普通の逆ハーものだと、どうしてもヒロイン(主人公)中心の関係性になるから

347 :
>>340
優姫の同室の子とか駄目じゃろか…
接点ないけど

348 :
>>346
非常に貴重な情報をサンクス。
年代ごとの嗜好の違いではなくて、根本的な男女の感性の違いなのね。

349 :
自分はヤオイなんか興味ないぞ
>>345の完成版が読みたいですお!

350 :
ここはエロパロ版だからエロがないと駄目なんかな?
暁と瑠佳でしかもエロなしって需要あるのかわからないんだけど

351 :
>>350
少なくともここに一人需要がある人がいます!!!
投下願います
自分も読み手としてはエロなくてもいいじゃない読みたいよと思うんだけど
書き手として落とすときはエロなしじゃがっかりなんじゃ、と思ってしまう

352 :
>>350
暁×瑠佳 燃え!!!!!!!!!
お待ちします。

353 :
少しでも要望あるなら…
じゃあとりあえずサイトに上げる前に投降
※注意事項
枢←瑠佳←暁 でエロ全くなし ほんとキスもない ので服を脱ぐ必要はない
アカルカというよりは瑠佳←暁 枢さま出てきません
4巻の舞踏祭の時のあの委員長らへん→二人で踊ってるあたりの妄想
ちょい捏造あり。貴族の夜会とか。あとナイトクラスには瑠佳のこと好きな人いないつもり
ドレスとかダンスとか少女漫画的要素てんこ盛り
興味ねーよって方はスルーで
あと初投降なんで注意事項とかもにょる所あったらばしばしつっこんでやって下さい。

354 :
 全てを捧げてもいいと思った。
 その気持ちは嘘じゃない、今だって変わらない、そしてこれからもきっと、ずっと。
 そばにいられることが、幸せなのだと。
 ――ただ、それだけ、純粋にその気持ちだけを抱えて生きていけたらと、切に願った。

 外の肌寒さとは対象的に、ホールの中は既に人いきれで暖かくざわめいていた。高く影を落とすシャ
ンデリアと弾けるグラス、飾り付けられた花とフルーツの香り。“夜の貴族たち”にとっては特に珍し
くもない光景、けれど今夜は少し様相が違う。ざわめく人々の半数は、鉄臭い血の匂いを芳しくとも思
わなければ、その命の香りにその瞳を紅く揺らめかせることもない。今夜は、交わらないはずの昼と夜
の住人達が時を共有する、数少ない機会だ。
 デイクラスとナイトクラスの交流という、理事長たっての希望で設けられているこの舞踏祭は、もち
ろんナイトクラスも全員出席が義務だから、普段はわりと好き勝手にしている千里や莉磨も今夜はきち
んと最初から顔を出していた。…交流まで律儀にしているかどうかは別だけれど。
 社交界は貴族の義務だし、舞踏会になんて慣れた身にとってはこんな行事は別に好きでも嫌いでもな
くこなせるけれど、普段顔を合わせない分デイ・クラスの物珍しげな視線は多少居心地が悪い。特に、
見ず知らずの男に検分されるように不躾な視線を送られるのはいい気がしなかった。
 ふっと視線を窓ガラスに移すと、そこには外の闇を透かして自分の顔が映っていた。ホールに背を向
けたとたんに、背中に幾つもの視線を感じる。ガラス越しに見つめてくるその顔はとりあえず全部無視
して、ひとすじほつれた後れ毛をそっと撫で付けた。
 私達の夜会にもあまりお出にならない方だから、こんな会に興味もあまりないだろうけれど。
 せめて、いつ目に入っても見苦しくないように。
 暗いガラスの中で、艶めいた唇だけが紅い。いつも以上に装う程度には、心の奥で期待しているらしい。
 体はひとつしかないのに、まるで心がふたつあるよう。解っているはずなのに、もうひとつの心はくす
ぶったかけらをあきらめられず、抱き続けている。
 泣きたくなる。愛しさではなく、哀れみゆえに。
 艶々の紅を消すように、指先が何度もガラスをこすった。

「あの、・・・すみません、架院先輩」
 ふと、ざわめきに透明な声が差し込んだ。はっと現実に戻った指先が冷たい。
「玖蘭先輩は・・・来てらっしゃらないんですか?」
「寮長なら、テラスのほうに一人でいるはずだ」
「はい・・・!ありがとうございます」

 駆けていく背中は真っ直ぐで、小さかった。
 もしも、私が、人間だったら?
 もしも、もっと早くに、出会っていられれば。
 下らないと心底分かっているはずなのに、その背中から目が離せなかった。
「・・・教えちゃマズかったか?」
 微妙にずれた気遣いをされる。長い付き合いの分、こちらの中が見透かされているようで嫌だ。
「・・・別に」
 そんな過剰に気にしてるわけじゃないわよ。口には出さずに、ふいと暁にも彼女にも、その向こうの開
け放されたテラスにも背を向けた。

355 :

「瑠佳さん」
 ふと、震える声で名前を呼ばれた。こちらを向いている彼は、おそらくさっきからの視線の主のひとり
だ。顔も知らないデイ・クラスの男子生徒、わかるのは制服の色ぐらい。私の名前なんてどこで知った
のやら。
 僕と、踊っていただけませんか。そう言う彼の視線があんまりまっすぐで熱いから、いたたまれなくて
思わず目を伏せる。
「頑張れ、親睦だ。踊ってやれよ」
どうやって断るべきなのか迷っていると、暁がまた余計な口を挟んできた。
「・・・ちょっと、イヤよ知らない男となんて」
「そうはいっても、いいのか?あいつ、捨てられた子犬みたいな目してるぜ」
「……う」
(そんなこと言われたって・・・)
 はっきりと乗り気じゃない自分の様子に、その人があんまり悲しそうにしているから、何だか自分が極
悪人のような気がしてきてしまう。
「…せっかくそんな着飾ってるんだ、たまには外を向いて男を大勢引っ掛けてこいよ。
おまえ、シーズンの舞踏会でもあんまり踊らないだろ」
 暁の言葉が何だか一々ひっかかるけど、でも、そうね。まあ1回くらいは、踊ってもいいかもしれない。
 自分も目の前の彼と同じ目をしていたりするのかなんて、少しでも思ったことは別に理由にならないけど。
 今日は貴族とか家柄とか社交とか、そういうものを何も考えなくていい舞踏会なんだし。たまには、好きな
踊りを何も考えず踊る機会があったっていい。
 堂々巡りの思考ばかりを繰り返す自分に、ちょうど嫌気も差していたのも確かだった。
「…わかったわよ。でも、交流だからよ、交流」
「おう。いってこい」
 ちょうどカドリールが終わって、ホールの男女がざわざわと入れ替わるところだった。次はワルツ、相
手をするのが一人だけでいいなら都合がいい。
 さっきまであんなに悲しそうな顔をしていた眼鏡の彼は、いざ踊れるとなると驚いた顔をして固まって
いて、それがちょっとだけおかしかった。
 1・2・3、1・2・3、1曲目のワルツはゆったりと進む。少しぎこちないリードだけれど、これなら大丈夫
そうだ。
 支えやすいように、体をわずかに寄せる。はっと気付いた腕に重心を預けて、くるりとターン。うまく呼
吸を合わせられて、彼はとても嬉しそうだった。
 純粋な好意が、なぜかすんなり嬉しいと思えた。
「・・・・・・私ね、好きな人がいるの」
 思いがけず、言葉がこぼれた。
「え、あ・・・。・・・僕も、です」
 お互い、相手の気持ちは完全にわかっている。
「そう。・・・私は、上手くいきそうにないけれど」
「一緒です。・・・片思いですから」
「おんなじね。あなたと私」
 何を言っているんだろうと思ったけれど、なんだかもう別によくて、口から出るままにまかせた。
 きっと今日の演奏が悪くないから、相手のリードが上手ではないにしても、合わせられるくらいにはま
あまあだから、そして自分でも思った以上に、今日の舞踏会が悪くないと思い始めているから、こんな
初対面の人にこんなふうに想いのかけらを話してしまう。
「貴女なら、きっと相手の方は嬉しいでしょうに」
「・・・・・・」
 沈黙で何となく察したのか、彼はわずかにためらった後言葉を続けた。
「・・・僕は、相手のことを好きだと思うそれだけで、幸せだと思います。たとえ、決してうまくいきそうになくても」
「・・・・・・どんなにつらくても?相手から全く意識されていなくても?」
 それがもはや愛なのかと疑ってしまいたくなるほどに一方的過ぎる想いであっても?
「つらい時もあります。でも僕は、そんなに想いをかける相手に出会えたことに、感謝したい」
 うらやましいほどに、強い人だと思った。

356 :
 楽しかったです、と礼をとって彼はそっと離れていった。自分もダンスエリアに背を向けて壁際に向か
う。ワルツは始まったばかりだけれど、別にこれ以上誰の相手をするつもりもない。
 たまにはいいかもね、と言い訳じみて思う。今夜は月がきれいだし――
(・・・え、ちょっと)
 はじめは2曲目のワルツのパートナーの入れ替わりに動いているのかと思った。がしかし、
「すばらしいステップでした。よろしければ次は私と――」
「いえ僕の方が、先に彼女と目が合っていたんですよ。瑠佳さん、僕をご存知ですよね?」
「俺が前に送った薔薇を覚えてらっしゃいますか?けっこう手に入れるのが大変だったんですよ。そのかわ
りといっちゃ何ですが――」
「皆さん、彼女は踊り終えたばかりなんですよ?あ、ちょっとそこの君、グラスを」
(暁の馬鹿!)
 誰とも踊らないならまだしも、よりにもよってデイ・クラスの生徒と一度踊ってしまっては次が断れない
じゃないの。はっきりと断ったら断ったで、さっきの彼への特別扱いを疑われ始めたらもっと面倒くさい。
(ああ、もう、うざったいけどうまく断るにはどうすれば――)
 そのとき、黒の制服の集団の前にすっと白が入ってきた。
「踊っていただけますか、レディ」
 完璧な礼で手を差し出して、普段とはかけ離れた口調で社交用の決まりきった台詞を吐く。普段のや
りとりを考えれば、全く、からかわれているとしか思えない。
(・・・まったく、タイもしていないくせに私と踊ろうなんてね)
 それでも助けてくれたのはわかるから、差し出された手に自らの手を重ねた。
「わたくしでよろしいのなら、お相手をして差し上げてもよろしくてよ」
 素直に従うのも悔しいから、せめてつんとすましてそう言ってやると、暁は何がおかしいのかふっと笑
った。

357 :
「…交流だなんて適当なこと言って。あんなことになるなら乗せられなかったのに」
「だからこうして来てやっただろ。まあ、俺で我慢しとけ」
 向かい合って手を重ねるクローズドポジション、暁の胸元に飾られた薔薇の香りが近い。そういえば
こうして暁と踊るのは何年ぶりだろう。確か私が13歳の頃、あの時暁は12歳で、英も一緒になって3
人で社交界デビューの練習のために3人のうち誰かの家で何度も練習をしていたんだっけ。あの頃は
まだ私の方が少しだけ背が高くて、そのせいでバランスが取りにくいらしいのとまだ練習を始めたばか
りで慣れない暁に何度も足を踏まれたものだ。
 今のこの体格差で足を踏まれたら痛いどころじゃないわよ、と自分の足と見比べて思う。大丈夫なの
かしら。
2曲目の曲はささやくような旋律から。この曲は確か、踊る男女とその周りを囲む人々、きらめくダンス
ホールがだんだんと浮かび上がってくる曲だ――だんだんテンポが上がって、そう、ステップも早く――
(……、上手じゃないの)
「おまえなあ。あれから何年経ったと思ってるんだよ」
 あんまり考えていたことが表情に出ていたらしく、あきれた顔をされる。ばつが悪くてそっぽをむいた。
「だって暁が夜会で踊るところなんて、見ないもの。…もし、今度某夫人が来る集まりの時にあんまり
つまらない相手の男しかいなかったら、その時は踊ってよね」
 家同士のお取次ぎを取り仕切るのが大好きな某貴婦人のことを考えると、いい誤魔化し相手に出来
ると思った。やたらダンスの相手を紹介してきてはた迷惑なのだけれど、彼女はなかなか血筋も高く、
厄介なことこの上ない。
 暁も身に覚えがあるらしく、苦笑いをしている。
「まあな…。しかし”夢幻のいばらの君”と踊ったとなると俺がまたとばっちりを受けるんだが」
「はぁ?」
「俺ら貴族の男共の間でおまえにつけられてるアダ名。おまえの力にちなんで、夢の中の夢魔のように
美しいのにもらえるのは花のない鋭いいばらだけ、ってさ。あんまりおまえがそこらへんの男を袖にして
るもんだから」
「………………あ、そう……」
 あまりにも自分たちの勝手な都合で付けられた由来に脱力して、反論する気も失せる。ほんと、もう、
どうでもいいけど。
 曲はクライマックスに向けて加速する。ほとんどつま先だけで、飛ぶようにステップを踏んでもちゃんと
合わせてくれるのが心地よかった。背中を深く支える腕に促されて、ドレスの裾をゆらめかして大きく回
る。…今のは自分でもそうと思えるくらい、良かったかも。
 曲のラスト、さっと重ねた右手だけ残してお互い外に大きくステップをとる。その一瞬後に素早く、けれ
どそっと寄り添うように基本姿勢に戻って終わり。のはずが、
(あ、)
 暁の方が反応が早かった。隣のペアの翻る裾が見えて、ぶつかる、と思うより一瞬先に腰が強く引か
れる。あまりの勢いにそのまま二人して倒れ込むかと思ったけれど、抱きかかえる暁の体は揺るがな
かった。
 一拍遅れての拍手の中、二人で顔を見合わせて思わず笑う。
「・・・もう、最後の最後で締まらなかったわね」
「まったくだ。・・・ん、次は、メヌエットか」
「何よ、まさかワルツしか出来ないとか言い出すんじゃないでしょうね?  次、行くわよ」
「仰せのままに、マイ・レディ」
 そのまま当たり前のように突入した2曲目は、自分至上最高のメヌエットだったと思う。


358 :

 鳴り止まない拍手の中、手を引かれるままにバルコニーに抜けた。一人で月を見上げていると、暁が
シャンパンとアイスクリームを手に戻ってきた。熱くほてった体に甘い冷たさが心地いい。
「何か話したのか、さっきの奴と」
「え?」
「4つ隣くらいのところで踊ってたら見えた」
 まったく、踊りの最中に余所を見る余裕があるなんて、余裕ね。
「…想ってるだけでもいいんですって、言われたわ。…私、片思い同士だから私達おなじねって彼に
言ったけど、同じじゃなかった。全然違った」
「おまえ、よりにもよってあいつに片思い同士とか言うか…」
 気の毒に。そう呟く声は頭に入らなかった。
 出会えたことが、そばにいられることが幸せだというのは分かっているはずだったのに、いまだに胸
の痛みを飲み込むことが私はできないでいる。いばらを抱いても、傷つかない強さが欲しいと思った。
「…私より、ずっと強い人だったわ」
 暁が何か言いたそうな顔をしたけれど、結局何も言わなかった。
なんとなく気まずくなって、シャンパンを一口流し込む。ホールでは新しい曲が始まったらしく、音楽
の旋律が流れてきた。
 まだ体に残る余韻で、思わず体を揺らす。
「おまえにしては、大分気分が乗ってるみたいだな」
「そうね。結構、思い切り踊れたし」
自分でも驚くぐらい、そう素直に笑って言えるぐらいには楽しめている。このところずっと、同じこと
しか考えられなかったのが嘘みたいに。
 そこでふと、気付いた。
(…もしかして、気を使ってくれたのかしら)
 親睦だからと、わざわざ私が踊りやすいような大義名分の理由までつけてそそのかして。でも、その
おかげで今日は、いろんなことを忘れられた。振り向くことのない背中も、それに守られる小さな背中も。
「……暁、」
 今日は暁がいてくれて、よかった。
「…ありがとう」

 バルコニーにひとり残り、暁はホールの様子を遠目に見やった。手持ちぶたさに瑠佳の残したグラス
を手元で回す。
(それを、”強さ”、ね・・・)
 見返りなど求めていない一途な思い。恋慕と憧憬がないまぜになるうちに、それでいいと、そう強く
あろうと思う人もきっといるのだろう。
 まあ美しいと、強いと言えなくもない。
 けれど、
(・・・俺は)
 腕をかざすと、グラスの淵に残った紅が月明かりに透けた。
「想ってるだけなんて、厭だね」
 制服に移ったかすかな香水の残り香を感じながら、そっと唇をその紅に寄せた。



(end.)

ごめん三点リーダーが前後でぐっちゃoyz
お目汚し失礼しました…エロが書けたらいいな次は…

359 :
リアルタイム投下に遭遇!
ワイルドとルカしゃん、GJでした。
この二人すごく好きなんだ。嬉しい。

360 :
GJ!
このカプ一番好きだから嬉しい
いいもの読ませていただきありがとうございました
エロも待ってます
いろいろと触発されたので自分もサイト作成がんばる

361 :
めっちゃ甘ラブ 暁と瑠佳。
100回 GJっ!!!!!(。。)
いいぞ、もっとやれ~~~ww

362 :
GJだ純血種

363 :
358>> GJを100回言わせてもらうよ!

364 :
323です。(トリはうざいので外しました)
多少自重するつもりだったのですがスタミナ切れなので補充するため再び投下!
きっかけは原作の8巻を使わせていただいています。
またまた短いですが、枢と零への愛は十二分ッ!!

365 :
優姫が…ヴァンパイア…
認めたくない事実が胸に突き刺さる。

「ヴァンパイアの優姫が…食べちゃったから…」
ドア越しに聞こえる声。
今までの「優姫」とは違う、ひどく落ち着いた雰囲気を纏っている。
落ち着こうと思えば思うほど、心臓の鼓動は早くなっていった。
「お前達はいつも…そうやって…!!」
ドアを思いっきり開くと、そこにはロングヘアになった純血の少女がいた。
一瞬驚いたものの、零はすぐに眉根を寄せて元の表情になる。
「零…?」
一方の少女も、驚きながら今までとは違った美しさで零を見つめる。
純血種の、独特の雰囲気。
目の前にいる優姫は、もう人間ではない。
『敵』であると自分に何度も言い聞かせるが、いざ目の前にしてしまうと何をしていいのかわからなくなった。
「優…姫……」
零は無意識に視線を逸らし、手で前髪をかき上げた。
「零…どうした…のっ」
急に抱きしめられたことに、優姫は驚きを隠せず目を見開く。

366 :
背中にまわされている男の人の腕は、紛れもない零のもの。
零の心臓から聞こえる優しい音を聞いて、優姫の目からは涙がこぼれた。
「今までずっと…ごめんね…っ…」
やっとのことで言葉を発し、顔を上げると同時に唇が塞がる。
零らしい、強引だけど溶けるようなキス。
舌を絡ませ、口の端からは唾液が一筋の糸となって流れ落ちる。
「…ん……ふっ…ぅ…」
長いキスの途中で、ネグリジェの裾から零の手が入った。
太ももをなぞって下着の上から秘唇に触れ、入り口の上の部分を中指で弄る。
そのままそっと優姫の背を壁に押し付け、胸を揉みながらその行為を続ける。
「んんっ…!!はぁっ…んぅ…」
すべての場所を攻められている優姫は、喘ぐことしかできない。
やがて零の指が下着のラインから中に入り、溢れる蜜でヌルヌルになったそこに指を入れた。
絶え間を知らないキスで唇も塞がっているので、思うように喘ぐことさえ許されない優姫は、ただ零の背中に回した腕に力を入れる。
中に入ってくる指の本数を2本に増やして、零はその指を出し入れする。
室内に響くピチャピチャという音で、二人の行為は更にエスカレートしていった。
零はその唇の拠点を唇から胸に移し、甘噛みしながら猥らに舐める。
「ふっ…ぜろっ…!あぁっ!」
零の息遣いも徐々に荒くなり、既にぐったり気味の優姫の中に自分の男根を挿入した。
「!?…いっ…やぁっ…!!」
熱い零の物が、優姫の中を出入りする。
立ったままで入れられているため、下から突き上げられるような快感が優姫を包む。
制服の胸元を開けただけの制服姿で表情を快感に歪ませている零は、いつにも増して色っぽい。
再び唇を重ねて熱いキスを交わすと、零の動きが一層早くなった。
「んっ…あぁ…ぜろっ…ぜろ!!」
「…っ」
優姫の中が一定の間隔でビクビクと痙攣し、それと同じように零の精液が優姫の中に否応なく注がれる。
ただ本能に従って行ったこの行為を二人は後悔することなどなく、少し話をした後優姫はそのまま零の部屋を後にした。

367 :
sage忘れサーセン…!!orz
前回と表現がかぶっていたりするので、あまり見比べないでやってください。
またしばらく自重します!
それではノシ

368 :
いやいや気にするな
自重もしなくていいと思う
萌えたよ、乙!

369 :
書き手は自重しなくていいと思う
女みたいな誘い受けしなければ

370 :
保守がてら。
カプだと枢×優姫で、単品だと一条最萌だったんだけど。
DSやってから一条×優姫も良いなとか思ってしまった。

371 :
どうも。>>283の支葵×莉磨を投下した者です。
>>341さんの妄想を見て「これは…!」と思い勢いあまって書いてしまいました。
341さんごめんなさいorz
例によって支葵×莉磨。あくまでもオチはこれです。
ちょっと長いので区切りますが、今日は色んな事情でひとつだけ投下して続きは明日以降にします。
あと私の中で胸の大きさは瑠佳>優姫>莉磨の順です。

372 :
「莉磨ってさ」
ある日のこと。
ポッキンチョコをつまみながら、いつもの低いテンションで支葵は言った。
それが常なので莉磨もポッキンチョコをつまみながら、続く支葵の言葉を受け流す準備をしていた。
「ないよね」
「何が」
1本目のポッキンチョコを食べ終わったので2本目を手に取り口へと運んだとき、それは起こった。
「胸が」
ポッキン、なんて商品名のように可愛らしい音ではなくボッキンと、骨が折れるような鈍い音を立ててクッキーが真っ二つになった。
しかも丁度チョコと持ち手のクッキーの境目の部分で、だ。
それを見た支葵は「あ、折れた」などとだるそうな感想を述べたが、莉磨は内心穏やかではなかった。
出来るだけ平常心を保ち、軽く睨みつけながら莉磨は問うた。
「……見たの?」
我ながら愚問だと、彼女はそう思った。
雑誌の撮影で水着姿になったことはあるし、支葵とは身体も重ねる仲だ。
前者はまだ誤魔化しようがあるが後者はそうもいかない。
「見たって言うか……見た目風紀委員より小さそうだし」
その瞬間莉磨の額に滅多に走らない青筋が一筋、ぴしっと走った。
しかしそんなことにも気づかず支葵は続ける。
「早園さんのほうが柔らかそうだし……」
このエロ支葵!と心の中で叫ぶがもちろん支葵は気づかない。
まず瑠佳をそういう目で見ていたことも驚きなのだが。
そして次の言葉で莉磨の我慢は限界に達した。
「それになんか莉磨って……固い」
何がと主語を言わずともわかる。
莉磨はガタリと音を立てて椅子から立ち上がり、机の上のポッキンチョコの箱を引っ手繰り何も言わずに部屋を出て行った。
どうしたの、と言う支葵の声を背中に聞きながら。
残された支葵は何がなんなのかが全くわからず、莉磨よりも取られたポッキンチョコの心配をし、果てには
(後で一条さんに貰おう……)
などと、気楽なことを考えていたのだった。

373 :
続きはあああぁぁぁぁぁぁ!?

374 :
>>372の続き。
読書をしながらアフタヌーンティーを楽しんでいた藍堂のもとに莉磨がやってきたのはそれから数十分後のことだった。
そのまま何も言わず向かいのソファに座りポッキンチョコを食べ始めたので
(なんだ。ただの気まぐれか)
と思うことにし、読書を再開した。
しばらくすると藍堂は何やら視線を感じた。
訝しげに本から顔をあげると、口にポッキンチョコを咥えたままの莉磨が無表情でこちらをじっと見ていた。
「……何」
この状態でずっといても相手は莉磨だ。
こちらから話題を振らないと話をすることも、それをするのも続かない。
またしばらく「ここは図書館か」と突っ込みたくなるくらいの沈黙が訪れ、やがて莉磨が意を決したのか口を開いた。
「藍堂さんって女の子大好きだよね」
「なっ……何をいきなり…!」
しかし続く言葉が見つからない。
確かに女子には愛想を振りまいてはいるが、誰彼問わずとまではいかない。
だから否定したくても否定出来ないのだ。
目に見えて動揺している藍堂に莉磨がさらに追い討ちをかけるように質問を投げかける。
「やっぱり胸の小さい子よりも大きい子のほうに発情してる?」
まさか莉磨からそんな質問が飛んでくるとは流石の藍堂でも予想外。
先ほどの「女の子大好き(誰彼構わず)」疑惑のこともあってなのかもしれないが。
勢いあまった藍堂は乱暴に本を閉じ、カップをこれまた乱暴にソーサーの上に置き立ち上がって拳を振り上げ、
「ぼ、僕は胸で女を判断しない!!」
と、顔を真っ赤にして叫んだのだった。
……が、これが藍堂の運のツキ。
丁度拳を振り上げた瞬間、瑠佳と星煉が部屋に入ってきたのだ。
無論、その叫びはばっちりふたりの耳に届いてしまった。
冷たい視線を感じた藍堂は恐る恐る扉のほうを振り向くと案の定、瑠佳と星煉がいた。
しかも瑠佳は完全に軽蔑しきったような表情をしている。
星煉の表情はいつものままなのだが、心なしか軽く「なんだコイツ」とでも言いたげな顔をしている。
この部屋を天使が通り過ぎたような、そんな沈黙が流れた。

375 :
「……英、冗談も大概にしなさい」
沈黙を破ったのは瑠佳。
それだけ言うと星煉を連れて部屋を出て行った。
去り際に星煉が振り向き藍堂を見たが、無言の圧力とでも言うのだろうか。
普段ほとんど喋らないだけにもの凄く怖い、と藍堂は思った。
扉の閉まるバタン、という音でハッと我に帰った藍堂はなんとか先ほどの失態を返上すべくふたりの後を追おうと立ち上がったが、何故かソファに座りなおさせられてしまった。
見るといつの間にか藍堂の隣に移動した莉磨が彼の服の裾を引っ張って戻したのだった。
「何する……」
言い返そうと莉磨の顔を見ると、目の前の少女はいつになく真剣な表情をしていた。
「まだ私の話、終わってないから」
するとぽつぽつと少しずつだが、莉磨はさっき支葵との間であったことを語り始めた。
支葵に貧乳を馬鹿にされたこと、男はやっぱり胸の大きい女性のほうが好きなのかと言うこと、やはり支葵も例外ではなくそうであること……
終始無表情の莉磨だったが、藍堂は気づいていた。
(こいつ……かなり落ち込んでるんじゃ……)
言葉の端々からわかる、支葵への想い。
だけど肝心の相手がそんなことを言うのだ。
女の子が傷つかないわけがない。
一通り莉磨が話し終えた後、一息落ち着こうとさっきの紅茶を口に運んだ。
もうそれは冷め切ってしまっていて最高級の紅茶と言えども、もうそこら辺の10パック300円のものと何ひとつ変わらないものとなってしまっていたが。
しかしこんなフォローの仕方は天才と言えど慣れてはおらず言葉を捜すのに不自然なほど時間がかかってしまった。
「その……なんて言うか…多分それは個人の好みにもよる、と思う…」
藍堂には珍しく弱気な態度で目線も斜め上に反らしていて、声が尻すぼみになっていた。
それだけこの状況に慣れていないと言うことだろう。
「それって枢様も? やっぱりあの風紀委員が……」
「枢様のことは言うなあああああああっ!!!」
枢の名前に反応してつい声を荒げてしまう。
大きくなった声に莉磨は驚いたのか、元々大きい目を更に大きく見開いている。
「……ごめん」
ばつが悪そうに藍堂はそう呟いた。
そしてまたふたりに沈黙が訪れる。
一体この沈黙の中のまずい空気を今日何度味わっただろう。
「そう言えば……」
ふとそこで藍堂はあることを思い出した。
先日他の吸血鬼の部屋に置いてあったというエロ本(藍堂曰く「低俗な雑誌」)を盗み見て得た知識なのだが……
「胸は揉むと大きくなるらしい」
再び沈黙の時間が訪れる……かのように思われたがそれはすぐ莉磨によって破られた。
「本当?」
少し上目遣いで藍堂を見上げるその姿に、彼の胸が高鳴った。
(ば、馬鹿な!どうなっているんだ僕は!僕は枢様一筋なのにっ……!!)
しかしそんな藍堂の心の葛藤も露知らず、莉磨は視線を自身の小さな胸へと持っていっていた。
「でもどうやって……」
「……試してみるか?」
ぼそりと、無意識に出た言葉だったのに静かな部屋ではやけに大きく聞こえた。
莉磨が何も言わないのを同意だとひとりで勝手に解釈して恐る恐る、藍堂は莉磨に手を伸ばした。

376 :
またも寸止めとは…
やってくれるな

377 :
>>375の続き。今日も寸止め。
と、その時。
「何やってんの?」
先ほどまで寝ていたような、気だるそうな声が聞こえた。
ふたりが同時にそちらを見るとそこにはいつもと変わらない、支葵の姿があった。
「支葵……!?」
「一条さん、探してもいなかったから。何も貰えなくて」
そう言う支葵はいつも通りの雰囲気なのだが、何か纏っているオーラが違う。
普段はだるそうにしている支葵なのに、何故か藍堂の背筋に寒気が走った。
それはただの気のせいだと思いたかった彼だったが、次の支葵の言葉でそれは確信に変わってしまうことになる。
「だから……ちょっと一緒に来て」
普段の彼からは考えられない、有無を言わさない迫力がそこにはあった。
莉磨もそれを感じ取ったらしく「わかった」と一言だけ言うと立ち上がり、支葵について行った。
ふたりが部屋を出て行った後、藍堂は気が抜けたように、更に深くソファに座り込んだ。
そして深く溜め息をつく。
(台風みたいだったな……)
莉磨がここにいた時間は結構長かった。
沈黙時間がかなり長かったのだ。
しかしこれでまた読書に集中することが出来る。
読みかけの本を手に取り、どこを読んでいたかとページをめくり始めたその時。
「藍堂」
不意に聞こえた、少し色気を帯びた低い声に彼は犬の如く反応した。
声の主―枢がいつの間にか扉にもたれかかるように立っていた。
「枢様!何故ここに……」
驚いたように反応するがどうも頭には耳・尻には尻尾がついているようにしか見えない。
「藍堂、さっきそこで聞いたんだけど」
次の言葉は?次の言葉は?と促しそうな態度で聞いている藍堂を見て枢は、
(本当にウザい)
と心の中で思ったのだった。
そしてここからが本題だ。
「君が僕の優姫の胸を馬鹿にしたとか、って……」
そう言った枢の顔は少し悲しそうな表情をしていたが、同時に藍堂に対する怒り(+ウザさ)も垣間見えていた。
そして一瞬で藍堂の視界に火花が散った。
別に枢に殴られたわけでもなんでもない、ただ枢にそんな表情をさせてしまったこととそれがレア物だから、である。
しかしその考えはすぐ彼の脳内から消えた。
まず黒主優姫の血を吸いかけたことはあれど胸を馬鹿にした覚えなど全くない。
完全なる勘違い、とばっちり以外の何者でもない。
「ち、違います枢様!!僕は黒主優姫のあるかないかもわからない微妙な貧乳を馬鹿にした覚えなんて……!」
「『あるかないかわからない微妙な』?」
しまった、と藍堂は慌てて口を塞いだが遅かった。
枢から溢れる、純血種特有のオーラが黒い。
(支葵か!?吹き込んだのは支葵なのか!?)
しかし支葵は先ほどのやりとりの内容を知らないはずだ。
「藍堂」
恐ろしいほど艶やかな声で自身の懐刀と呼ばれる少年の名を呼ぶ。
この後、どうなったかは省略しておこう。
何せこの話はあくまで支葵と莉磨がメインなのであって、決して藍堂のMさがメインではないのだから。
ただひとつ言うとするならば、とばっちり王・架院にも枢の怒りが飛び火した。

378 :
「ちょっと……支葵!」
支葵が莉磨を連れてやってきたのは月の寮の、莉磨の部屋だった。
支葵の部屋だと今はいないが、一条が戻ってくる可能性があるためだ。
莉磨を先に部屋に入れ後ろ手で扉を閉めた支葵は、彼女に言葉を発せさせる暇もなく莉磨を強く抱きしめた。
「支葵……?」
「さっきはごめん」
彼らしくない台詞と彼らしくない声音で支葵はそう言った。
「別に馬鹿にしたわけじゃなかったんだ。何て言うか……藍堂さんのところに行って……」
いつもの眠たそうな感じで喋る支葵だったが、どこか必な感じも伝わってくる。
不意に莉磨はそれが可愛いと思い彼を抱きしめ返した。
「莉磨?」
「もういいから。それ以上言わなくてもいいから」
言葉のボキャブラリーが中々少なくて、いつもの素っ気無い言葉になってしまったが支葵なら言いたいことをわかってくれる筈だ。
支葵の腕の中で莉磨はそう思った。
そのままどれくらいの時間が過ぎただろう。
先ほどの藍堂とのどう切り出していいかもわからない気まずい沈黙の空気ではなく、この空間にいつまでもいたいと思えるような、そんな幸せな空気だった。
不意に支葵が莉磨を解放した。
「支葵?」
「莉磨、胸って男に揉んでもらうと大きくなるって知ってる?」
幸せな空気が一瞬で凍りついたような気がした。
莉磨の顔に血液が集中し真っ赤になる。
藍堂にも先ほど同じことを言われたが、言う相手が違うだけでこんなにも恥ずかしいものなのだろうか。
「試す?」
デジャヴ。数分前に同じ質問を他の男にされた。
だけどその時とは違う。その質問を投げかけたのは支葵だ。
少し俯いてコクリと頷くと支葵は少ししゃがみ小さくごめんと呟くと、その小さな背中と膝裏を抱えて横抱きにした。
落ちないように莉磨は彼の首におずおずと腕を回した。
そのまま支葵は部屋の奥へ莉磨を連れて行った。
今日はここまで。明日で完結予定。焦らしまくってサーセンorz

379 :
部屋の奥―ベッドルームに着くと支葵はそっと莉磨をベッドに下ろし、キスをした。
最初は触れるだけだったそれも熱が高まるにつれて深いものになっていく。
酸素を求めて口を開いたその少しの隙間も逃さず、そこから支葵の舌が侵入してくる。
「んんっ……はあっ」
身体も、唇も。何度も重ねたはずなのに、今日の莉磨の反応は初めてのようだ。
角度を変えて激しく、貪るようなキスを繰り返しながら支葵は器用にも片手一本でブラウスのボタンを外していく。
名残惜しそうにふたりの唇が離れたときには、莉磨の上半身を隠すものはもうブラしか残っていなかった。
「いつの間に……」
「莉磨、いい?」
彼女の呟きを完全にスルーして支葵は問うた。
そしてその返事も待たず、腕を背中に回し「背中浮かせて」と手短に言い、ブラのホックをパチンと外した。
邪魔でしかならなくなったそれを取り、ついに莉磨の上半身を隠すものは何もなくなった。
急に羞恥心に襲われた莉磨は両腕を胸の上でクロスさせ小さな胸を隠していたがそんなもの、防御でもなんでもない。
「腕、外して」
そう支葵が耳元で囁くだけで莉磨は腕を外した。
ここまで来ると、脆いものだ。
掌を彼女の胸に這わせる。
「んっ」
今日の莉磨は感度でも良いのだろうか。
それだけでもピクリと身体を震わせ反応する。
そのままその掌で片方の乳房を包み込む。掌にすっぽりと収まってしまった。
そこから伝わってくる体温と、莉磨の心臓の鼓動。
支葵はそれだけで少しの安心感を覚えた。
包み込んだ胸をゆっくりと、壊れものでも扱うかのように優しく揉みしだく。
「んうっ……はあっ、ひゃあっ!?」
突然莉磨が甲高い声を発する。
支葵がもう片方の胸の飾りを口に含んだからだ。
吸血する時とは違う、牙を立ててしまわぬように優しく舌で弄ぶ。
同時に反対の胸も弄び続ける。
それが莉磨には少し刺激が強すぎたのだろう。
うっすらと目尻に涙が溜まり、ひとすじ流れていった。
「し、き……もういいから……っ」
飾りを舐めていた支葵の頭を力なく押し返しながら莉磨はそう言った。
何を求めているのか、彼には聞かなくてもわかった。
支葵はコクンと頷くと一旦莉磨から離れ、着ている衣服を全て脱ぎ去った。
それを見ていた莉磨は初めて支葵の裸を見たわけでもないのに羞恥心で火照った顔をさらに赤くし、枕に顔を埋めた。
戻ってきた支葵は再び莉磨を組み敷き彼女を隠す最後のショーツを剥ぎ取り足を開かせた。
「……濡れてる」
「っ、実況なんかしなくていいから!」
わかった、と本当にわかってるんだかわかってないんだかわからない返事を返すと蜜で溢れかえる秘部に指を一本埋めた。
「あっ…やっ……」
「声、抑えなくていいから聞かせて、莉磨」
必で声を我慢する莉磨を見かねてそう言えば少し楽になったのだろう。
それでもまだ遠慮していたが唇の隙間から莉磨の甘い声が聞こえた。
1本だった指を2本に増やし、中をかき混ぜる。
いつの間にか部屋の中には莉磨の甘い喘ぎ声と支葵の息、そして卑猥な水音しか聞こえなくなっていた。
遠くから普通科の女子の声が聞こえた。
それでやっと、もう朝が来てしまったのだとわかった。
指を全て引き抜いた支葵は、自身を利磨の秘部につけた。
「……行くよ」
返事の代わりに莉磨は彼の首に腕を回した。

380 :
***
「……て言うか」
事後の気だるい雰囲気の中、莉磨が口を開いた。
「なんで揉むと大きくなる、なんてこと知ってたの?」
「何が」
「(ここまで言わせる気か…)胸が」
ベッドの中で無表情に交わされる会話は情事後とは思えないくらいあっけらかんとしていた。
正直、気だるくても甘い雰囲気など欠片も存在しない。
「前、読んだ雑誌に載ってた」
あの支葵がエロ本、しかも出所は恐らく一条さんかと思考を張り巡らせたが、答えにはすぐ辿り着いた。
以前支葵が表紙を飾った女の子向けの雑誌にそんなことが載っていたような気がする。
それ以前にそれを知っていることは、興味があってその記事を読んだということだ。
彼にしてはすごい進歩なのかもしれない。
「でも硬いってのはちょっと傷ついたんだけど」
「本当のことを言ったまでなんだけど」
そう言うとふわあと欠伸をひとつした。
「だけど今日気づいた」
「何に?」
莉磨が無表情でそう問うと、やはりまた支葵も無表情で答えた。
「莉磨の胸、俺の手のひらサイズ」
するとみるみるうちに莉磨の顔が赤くなっていく。
支葵のこういうところがずるい、そう思った。
(手のひらサイズって……)
「私のはビデオじゃないわよ、馬鹿」
支葵のクセに、と言って彼のそろそろ逞しくなってきた胸に顔を埋め目を閉じる。
そして彼もゆっくりと目を閉じる。
そのままふたりは深い眠りへと落ちてゆく。
夕方、一条がふたりを探しに来るまで――

381 :
オ・マ・ケ〜始祖とハンターのはかりごと〜
「断る」
ジャキッと、錐生零は血薔薇の銃の銃口を向けた。
向けられているのは――玖蘭枢だ。
「どうしても、と言うのかい?錐生君」
「俺はそんなものに興味はない。それ以上ふざけたことを抜かすようなら……貴様をこいつで撃ち抜く」
もう許さない、と零の目がそう語っているのを枢は感じ取った。
これ以上零を刺激すれば危険が及ぶのは間違いなく枢だろう。
「君はそう言うことに興味はないんだね……僕は優姫の胸の大きさを知りたいだけなのに」
「黙れ!」
元はと言えば枢の一言で始まったのだ。
藍堂が優姫の胸について触れた際、実際はどうなのかと。
だから零に協力を頼んだのだが……
「残念だよ、錐生君。君とはいい関係が築けそうだと思ったのに……ただ、ひとつだけ言っておくよ」
と、枢は自身の人差し指で今自身に向けられている血薔薇の銃を指した。
「それ、上下左右反対になってるよ」
「そんな冗談が俺に……」
そう言いつつも銃を見ると持ち方も銃口も全てが逆になってしまっている。
自分がどう銃を持っているのかも謎だ。
今ここで引き金を引けば、ぬのは枢ではなく零自身だろう。
吸血鬼にしか効果が及ばない銃と言えど、彼自身も一応「元人間の吸血鬼」なのだ。
と言っても撃ったことがないため効果があるとは言い切れないのだが。
「君も本当は興味があるんじゃないかい?」
もう逃げる術がない。
零はがっくりと項垂れた。枢が勝ち誇ったようにニヤリと笑みを浮かべたのは気のせいだ。
「……俺は何をすればいい」
こうして始祖とハンターの計画は進められていった。
夜も深まった、満月の日のことだった――

382 :
以上です!3日間かかりましたが、なんとか最後まで書き上げられました。
自分はどうやら支葵に謝らせるのが好きなようですw(前回投下の>>283>>284
オマケは完全にネタとしてみてやって下さい。
読んで下さった方本当にありがとうございました!

383 :
おまけに激しく悶えますたw
GJです
そういえば支葵って16歳なんだよね。
この前ファンブック読み直してたら気づいて「ぶほっ」ってなった。
一条の一個下くらいかと思(ry

384 :
>>382
うわぁ…

385 :
シキリマ職人さんGJ
藍堂はほんとに馬鹿でいいキャラだ…w

386 :
シナリオ職人に見えたw
本誌の全サでなぜ優姫のおやすみセットが無いのだろうか

387 :
>>386
某風紀委員や某寮長が圧力掛けているからじゃね?w

388 :
>>386
普段は投稿しないのだが、おやすみCDを妄想していたら妙なブツができあがってしまった。
折角なのでショタ枢×ロリ優姫でエロパロなのにエロくないブツを投下。
尚、零バージョンは妄想エネルギーが足りないので無理っス。
原作8巻以降未読の方は注意!


〜優姫のおやすみCD〜
「おにいさま・・・?眠れないの?」
外からの光は差さぬ地下部屋の一室。
吸血鬼の本能が昼前と知らせる時間帯。
優姫はランプシェードの柔らかい灯りに瞼を震わせ、目を開いた。
傍らには大好きなおにいさま。
昼頃になっても未だ本を捲る兄を見上げ、優姫は眠そうに瞼を擦りつつ問う。
「起こしてしまった?」
ごめん、と隣で眠っていた可愛い娘に謝り、乱れた髪を撫でつける。
優姫は子猫のような仕草で小さくあくびをするともぞもぞと隣の兄のひざに乗り上がる。
「優姫・・・?」
優姫の動きを止めることもなく、枢は本をサイドボードに置く。
枢の胸に頭をのせ、優姫の手が枢の頭に伸びる。
「ねーんね、おにいさまが眠くなるまで優姫がこうするの」
さすりさすりと小さな子供の手が枢のやわらかな髪を撫でさする。
ちいさな生き物はねーんね、ねーんねと母親が眠れぬ日にやってくれた事を繰り返す。
小さな、腕の中の愛しい生き物・・・枢にとって庇護すべきちいさきものが枢を子供扱いする。
それはおままごとのようでひどく滑稽なのに・・・
ああ、どうしてだろう。この胸に宿るこの想いは。
泣きたいほどに切なく、暖かい慈雨のように愛しさだけが渇いた心に染み渡る。
枢は優姫の体をきつく抱きしめて彼女に顔が見えないように天井を見た。
「おにいさま・・・?」
どうしたの?と小さく問いかける少女に枢はなんでもないよ。と答えた。
柩の中では見る夢はただ暗く、眠りは優しくもなく、ただ"無"でしかなかった。
愛しい娘の腕に抱かれて見る夢はどんな血よりも甘く優しい。
この時間がずっと続いてしまえばいいのに、と枢は切に願いながら瞼を閉じた。

389 :
以上、お目汚し失礼しました。
では通常のROM専門の住人に戻ります。
|ミ

390 :
う、うまい!!GJ

391 :
GJ!切ない…

392 :
そういえば「おやすみ」じゃなくて「目覚まし」はあったなw
「起きないと襲っちゃうよ」と言ってくれるボイスが…
優姫は寝ているシーンが多い印象だし、寝姿は扇情的なので堪らない

393 :
今月のLaLaが暁瑠佳すぎて萌え転げた
寝ててもでこちゅー止まりかよ!とは思ったけど

394 :
up

395 :
寝てる相手に唇にキスしたらレイプだ!

396 :
今月号の暁(と瑠佳)はよかったなー
なにげに暁も瑠佳に負けず劣らず一途なんだな

397 :
せめて1ページだけでもうp

398 :
まぢで?まだ本誌見てないや
脇カプも素敵だから困る
次は支葵莉磨描写こーい!

399 :
>なにげに暁も瑠佳に負けず劣らず一途なんだな
オット、委員長を忘れてもらっては困る。

400 :


401 :


402 :
昔のママン性格違いすぎワロタ
あの娘を兄がどう手篭めにしたのか気になる

403 :
流れぶったぎります。
どうも。>>283>>372の支葵×莉磨の者です。
>>381のオマケの続編を投下します。零×優姫です。シキリマじゃないよ。
先に381読まれたほうがいいかもしれませんw
またもや胸ネタなんで、苦手な方注意。
あとヘタれ零だとか、むっつり零とかいるかもしれないのでそれも注意してくださいorz

404 :
「ああああああっ!」
「くっ……出るっ…ぁ、はあっ!!」
――零の寝室。
優姫はその小さな背中を撓らせ絶頂を迎えた。
その姿は普段の彼女からは想像も出来ない可愛らしい少女の姿ではなく、妖艶な女の姿だった。
そして優姫を抱いていた零も同時に絶頂を迎え、優姫の中に己の欲望を吐き出した。
まだ彼女の中でビクビクと痙攣する自身を押さえつけながら恍惚とした表情で、息を整えようとしている優姫を見つめた。
こんな時零はある一種の優越感に浸る。
『イッた後の優姫の顔は玖蘭枢ですら見たことがない』
ただただ枢に吠えることしか出来ない自分が、ひとつだけ枢よりも勝っていることなのだ。
たったそれだけのことなのに何故か心が満たされる。
優姫の秘められた一面を知っている、それだけのことに。
ふと、まだ繋がったままの彼女を見る。
窓から差し込む月明かりに照らされた優姫の白い肌は、なんとも艶やかで美しい。
そこに一輪、二輪と無数に咲く赤い薔薇は零の所有の証。
明日体育の授業があるのに、と訴えられたのだが止められないものは止められない。
そのままつっと視線を下にずらしていき彼女の控えめな乳房が目に入ったとき、昨日の会話が蘇った。
『君も本当は興味があるんじゃないかい?……優姫の胸の大きさ』
脳内にあの憎たらしい吸血鬼の始祖が出てきて、零は激しく頭を左右に振った。
「……どうしたの…ぜろ……」
優姫の明らかに不審者を見ているような視線にも気付かずに。
事後の雰囲気というのは気だるいようで、それでもどこか甘ったるい空気がただようのにこれで台無しだ。
(確かに優姫は人並みというか並の下というか……)
ふと頭に普通科の女子や、夜間部の吸血鬼の早園瑠佳が思い浮かぶ。
決して、断じて普段彼女らをそういった目で見ているわけではないのだが、彼女らに比べると優姫の胸はお世辞をいれても大きいとは言い難い。
それに優姫の裸を見たのは今日が初めてというわけでもない。
だがそれも含めて優姫には優姫の胸なりのいいところが……

405 :
「零? 零!」
ふいに目の前で掌を翳され、零はやっと現実の世界に戻ってきた。
先ほどから百面相を繰り返している零を戻したのはもちろん優姫だ。
「一体どうしたの、零? さっきからおかしいよ?」
「あ……それは……」
優姫の胸のことを考えていた、だなんて地球が平行四辺形になっても言えない。
しかもそればかり思いつめていたら下半身にまた血液が集まり始めた、だなんてもっと言えない。
幸いにも後者に関して優姫はまだ気付いていないようだが。
零に今出来ることと言えば一刻も早くまだ繋がったままの自身を取り出し、優姫を部屋へと帰すことなのだが……
この空気がそれをさせてくれない。
それどころか勝手に口が動き出す。
「その……」
「その?」
「胸が小さいなと……」
広い零の部屋に、沈黙が流れる。
窓を開けているわけでもないのに一陣の風が吹いたような気がした。
しばらくすると零の言葉の意味を今頃やっと理解したのか、優姫の顔はだんだんと赤く火照ってゆき、金魚のように口をパクパクさせながら、
「あ、あああああんたっ! それ私気にしてることなのに!!」
と、まだ自分の上にいる零に向かって吠えた。
内心ではすまないと思いながらも、昨晩の枢とのやり取りを彼女に話した。
すると彼女は十分赤い頬をさらに赤く染めた。
零とこんな関係になっても、やはり枢は優姫の憧れであり、ヒーローであり続けるのだ。
それがなんだか悔しいと、零は感じた。
「枢センパイ……そんなこと考えて……」
思春期なら誰でも考えることだろ、と突っ込みをいれそうになったが枢は吸血鬼だ。
……人間でいう思春期なんて年頃はとっくの昔に過ぎただろう。
そこでふと零は自分の考えを口にした。
「……実際はどうなんだ?」
優姫は一瞬あっけにとられたような顔をしたが、すぐに質問の内容を理解したらしく少し考えるような素振りを見せてから続けた。
「実際に、って言われてもなあ……頼ちゃんよりは小さいなあと思うこともあるし―ほら、体育のときとかプールのときとかで思うし。
 それから夜間部だったら早園センパイには全然負けてるし……」
「さっきから負けまくってるぞ、お前」
その言葉が優姫の機嫌を悪くしたのか、それとも自分の台詞に自己嫌悪でも感じたのか。
優姫はじたばたしながら続けた……
「で、でも! 遠矢センパイには絶対勝ってると思…ひぁっ!?」
「っ!!」
じたばたしたのが運のツキ。
うっかりまだ繋がったままだということを失念していた優姫がじたばたしたのを皮切りに、もうすでに硬さを取り戻し始めていた零自身にその振動が伝わったのだ。
「ちょっと、零! 早く抜い……ああっ!!」
「もう一回付き合え!」
優姫の訴えもスルーし零は優姫の顔の横に手をつき、激しく突き上げた。
お前のせいだから、と言い訳をするように彼はそれに付け加えた。
ふたりの夜はまだこれから……と言いたいが。
もうすでに東の空は白みはじめていた……

406 :
オ・マ・ケ〜玖蘭枢の憂鬱〜
ことの始まりは何気ない架院の一言だった。
「最近、玖蘭寮長を見ねえけど何やってんだ? あの人」
会話の相手は常に穏やかな表情を保つ一条だ。
「枢ってば、ずーっと部屋に篭ってるんだよ……授業にも出てこないし、僕が呼んでも反応がないし」
物思いにでもふけっているのかな、と言うと架院も納得したらしく一応結論はそうなった。
……数日後、月の寮の枢の部屋から呪詛の言葉が延々と聞こえる、という噂が流れたのはまた別のお話……

407 :
以上です!今回は短め。
オマケで枢が誰を呪っていたかは想像にお任せしますw
今回のオマケも完全にネタとして見て下さいww
読んで下さった方、本当にありがとうございました!

408 :
GJ
呪う相手は1人しか思いつきません…

409 :
優姫は「あんた」なんて言いません…

410 :
GJ!
零は枢に報告するんだろうかw

411 :
純血種乙
零「優姫の処女3穴全部奪ってやったぜwwww」
枢「……ビキビキ」

412 :
>>411 なんて命知らずな零w

413 :
零「優姫と入籍してやったぜwwww」
枢「……ビキビキビキビキ」

414 :
零「優姫を孕ませてやったぜwwww」
枢「……ビキビキビキビキビキビキ」

415 :
なんだ、この流れw

416 :
>>414 ちょwwおまw

417 :
零「優姫と子供の入園式行ってきたぜwwww」
枢「……ビキビキビキビキビキビキビキビキ」

418 :
零「優姫と二人目の子供作ったぜwwww」
枢「……ビキビキビキビキビキビキビキビキビキビキ」

419 :
いや、そうなる前に絶対、流血沙汰に・・・

420 :
>>417だけ妙にほのぼのしてるwwww

421 :
まあ寮長の血管が切れる前になんとかしようぜ

422 :
優姫「零……。実はあの子、枢様との……」
零「……ビキビキ」

423 :
そうきたかw

424 :
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 天然ビッチ! 天然ビッチ!
 ⊂彡

425 :
零「優姫と同じ墓に入ってやったぜ……」
枢「……シクシク」

426 :
優姫「零……。実は私、んでなかったの……」
零の墓「……」

427 :
零涙目wwwwwwwwwww

428 :
>>426 零の墓wwww吹いたw

429 :
優姫「零……。実は私、んでなかったの……」
瑠佳「あら、そう… ならになさい!!」

430 :
零「優姫と子供の七五三行ってきたぜwwww」
枢「……ビキビキビキビキビキビキビキビキビキビキビキビキ」

431 :
そろそろ引き際じゃないかな

432 :
零が枢にいつされるかひやひやしてスレ開けんw

433 :
父「実は、お前は本当はうちの子じゃないんだ」
英「……えっ!?」

434 :
引き際

435 :
ルカしゃんは自分が暁に好かれてること自覚してんの?

436 :
あれで気付いてなかったら瑠佳しゃんの鈍感ぶりはもはや罪なんだぜ…

437 :
いや、気付いててあんな態度をとるほうが罪だろ。
切腹もんだよ。常識的に考えて。

438 :
暁が切腹しないように温かい目で見守っておきます

439 :
あの二人は将来はくっつきそうな気がするよ

440 :
うん

441 :
暁は童貞っぽいから色々と頑張ってもらいたい

442 :
枢がセックスすんのが久々すぎて優姫との仕方を間違えたら萌える

「はあ――おに、い様っ!は・・あ・・・あ・あ・や、め・・あぁぁっ!!
そこ・・違うぅ――・ああ、あやぁ、いぃ、ううううん!!!」
お腹の中を埋め尽くす圧迫感に優姫は一瞬、呼吸不全に陥った。
「あぁぁぁっ!! くぅっ・・・あ・あ・・息・・でき・・あぁぁぁあっっ!!!」
「(あ、間違えたか)大丈夫だよ優姫・・・僕を信じて………う、……締まる………」
「……あああああっ!!枢様っ枢様ぁ!!」

遙が人間の結婚式の仕方が分からなくて樹里にはめる指輪を自分にはめちゃったら
悶える
「何か間違えたかな?」
「……馬鹿」

443 :
>遙が人間の結婚式の仕方が分からなくて樹里にはめる指輪を自分にはめちゃったら
>悶える
>「何か間違えたかな?」
>「……馬鹿」
萌える
もうんでもいい

444 :
>>442
そういう流れのままエロになったら更に萌える

445 :
遙が人間のHの仕方が分からなくてマンコにはめるチンコをアナルにはめちゃったら
悶える
「何か間違えたかな?」
「……馬鹿」

こうですね? わかります。

446 :
>>445 ねーよww
つかヴァンパイアと人間のセクロスって方法ちがうのかw

447 :
保守

448 :
保守

449 :
問題となるところは上級ヴァンパイアの特殊能力かと
手から蔓みたいのをぞわぞわ出したり...のアレ。
あの要領であそこの形状を変えたり増やしたりできるの?
教えて枢さま?

450 :
保守

451 :
ネタ振ったその日に保守とか止めろよ。

452 :
保守

453 :
<451へ
 すいません。圧縮が近いので警戒してました。

454 :
くどくどすまないが、ならageないとダメなんじゃないか?

455 :
圧縮もうすぐ?
一応ageとくかね

456 :
保守あげ

457 :
一夜だけでも結ばれたい ああ私のヴァンパイア的な枢×優姫の妄想がすっかり零×優姫に変わっちまったぜ!

458 :
原作えろい展開になってんよ

459 :
だから、そういう時はまずうpレとあれほど。

460 :
保守

461 :
保守

462 :


463 :
保守

464 :
ヴァンパイアって何百年かに一度発情期が来るのかな?藍堂、るかたん達が同世代ということなら
それ以外の時は吸血があるから別に交尾しなくていいし
枢と一度したっきり吸血行為だけだったら優姫は元人間だから体がうずいちゃったりしてな!

465 :
>>464 エロスの神が降臨してる

466 :
藍堂「うかつに血吸えないから、普段はオナニーしてがまんしてるんじゃないか?」
瑠佳「枢様は、オナニーなんてしないわっ!!」
暁「そんなこと大声で…」

467 :
原作今月号で枢が優姫に血飛沫でるほど盛大に噛みついていたのはガマンの反動だったのか・・・。

468 :
原作でも枢様は無責任旅行に出ちゃうの?

469 :
>>466 ほんわかした
>>467-468 10年間欲にまみれつつも我慢してたんだからそれくらい許してやれ

470 :
零「……ビキビキ」

471 :
明日発売の原作ぷちバレの為改行





>>468
いや、学園を二人して出てったのは同じだけど、
どうも水面下で動いていた事が明らかになったよ。
ソースは明日発売のLaLa。

472 :
>どうも水面下で動いていた事が明らかになったよ。
働いてに見えて、苦労してるんだなと思ってしまった。

473 :
>>472
ちょw夜な夜な内職してる枢想像して噴いたww

474 :
今さらだが9巻まで読んだ
エロもっと盛り上がれ〜щ(゚Д゚щ)
>>457
今さらだが薔薇の封印乙w

475 :
チェスで遊んでばっかりで、ちっとも働かない夫の横で
三角巾かぶって、せっせと内職する優姫を想像してしまった。

476 :
>>475
枢ダメ男すぎるww

477 :
しかし、働く枢は全く想像できんw
収入源不明ながら金持ちみたいだし、財産管理は誰がやってるんだろう…

478 :
ナイトクラスの貴族じゃない平民の生徒達がせっせと内職。

479 :
ヴァンパイア騎士ってなんで同人誌がこんなに珍しいのでしょうかな?
探しまくっても、ほとんどみつかりません;;

480 :
コミケのカタログに検索かけても、引っかかるのはホモネタばっかり。

481 :
脇カプが好きだ
暁と瑠佳しゃんや支葵莉磨のサイドストーリー出してくれんかな
支葵莉磨はアニメのほうがイチャいちゃしてた気がするw

482 :
>>481
同じく

483 :
おっと、一縷と閑様のカプを忘れてもらっては困る。

484 :
保守がてらに点呼。

485 :
ノシ

486 :
ノシ

487 :
ノシ

488 :
いまだ投下待ちってことでおk?

489 :
待ってます

490 :
自分もノシ

491 :
自分も待ってるよーノシ
>>483
壱褸と閑さまいいよな
なんかあの屈折した感じが堪らん
作中で一番好きなカプかも

492 :
ネタは浮かぶのに!!

493 :
ho

494 :
syu!

495 :
>>492
小ネタでもいいから投下しちゃいなよ

496 :
原作がたまったらアニメの第三期やらないかな

497 :
追加放送いないことで有名な所なんじゃなかったっけ?
なんかそんな話を聞いたような気がしたんだけど。

498 :
当然コミケではヴァンパイア騎士の本を探してるよな。

499 :
ho

500 :
ホスがてら
今出てるLALA
行きたくない、とごねる莉磨をなだめる支葵二人に萌えたw

501 :
コミケでもホモ本ばかりだったというのはね。
ヴァン騎士はホモに走らないと思って安心してたのに。

502 :
保守

503 :
保守

504 :
保守

505 :
アニメ版の視聴者ですが原作は今どうなってるんだろう

506 :
保守

507 :
初めまして女ですけど入って良いですか?

508 :
この作品、個人的には絵は綺麗だし色っぽい雰囲気はあるんだが、あくまでも耽美な風味、雰囲気だけでエロ妄想までいかないのが惜しい
なんていうか人形の色気みたいな
>>501
メインに女より男キャラ(美形)が多いし、グッズとか明らかに狙ってるからしょうがないw

509 :
短いのだが投下しようとして久々に来たが508みたいに言われると申し訳なくて出せないんだぜ…w

510 :
>>509
ぜひ投下を

511 :
si

512 :
>>509
せっかくだから貼ってくれ。

513 :
保守

514 :
いま流行りの新型インフルで謹慎中につき書いてみた
なかなか自分好みの小説サイトに出会うことができないため、
自分で生み出すしかないのか・・・!と思う今日この頃。
ちなみに過去の投下経験は黒歴史なので封印。
<注意>
カプ:枢×優姫(NL) シチュはよくあるパターン。
※ネタバレは含んで…るかも…でもそんなに重くはないので自己責任で。
優姫が今のメンヘラ状態だと書いてて楽しくないので、
ちょっと前の明るくもおしとやかな優姫ちゃん状態ということで脳内設定よろしくお願いしMAX

515 :
優姫をこの手で純血種に戻し、忌まわしき存在たちを殲滅したあの日から数ヶ月が過ぎた。
何度言い聞かせても血を吸おうとしない妹にはかなり手こずっていて、
覚醒したばかりである彼女の精神と肉体のためにも何か他の方法を考えなければならないと思う。
でも、どうやって…。

「おにいさま最近元気がありませんけど、大丈夫ですか?」
夕食のグラタンを二人でつつきながら、会話の途中で優姫が言った。
気付かれないように細心の注意を払っていたつもりだったのだけれど、優姫の観察眼はなかなか侮れない。
「ふふ…優姫に心配されるなんて、僕もダメかもしれないね」
そう言って優しく見つめると、優姫は照れたように笑ってグラタンへと視線を戻した。
「まぁお兄様はされてもにそうにありませんけど…」
「それは聞き捨てならないな。僕だってぬんだよ、たとえば…そう、君が不治の病に倒れたりとか…」
「縁起でもないこと言わないでください!」
頬を染めて赤ワインに口をつける君。
少し酔っておしゃべりになった君はすごく可愛い。
たまにいらないことまで喋ってしまって、翌日の朝、後悔の念に押し流されてしまっているようだけど…。
今晩のことは、きっと忘れられないはず。
後悔だけでは済まないだろうから、明日の朝優姫が自を図らないようにだけ気をつけよう。
夕食を終え、今日だけは僕が先に入浴を済ませた。
今回のこの計画では「時間」が一番の鍵になる。
全ての感覚が人を超越している僕たちは、少し意識を集中させるだけで家中の音は全て拾えてしまう。
普段は失礼になるし、必要もないからそんなことはしないけれど。
ただ、優姫がバスルームから出てきた音くらいは聞き取れる程度に集中して自室のベッドに横たわっていた。
「女の子」のバスタイムは本当に長い。
計画時間をオーバーしてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、やっとのことで出てきたのを確認し、
部屋に入った音を聞くと僕も行動を開始する。

516 :
だいたいの想像はつくので、ノックをせずにドアを開いた。
すると、そこにいるのはバスローブのままうつ伏せでベッドに倒れこんでいる優姫。
「優姫」
近くに寄ってそっと声をかけると、背中がピクリと反応するが顔はこちらに向けようとしない。
「…っは…ぁ…」
わずかに聞こえる、洗い吐息。
僕はなぜこうなったのかを知っている。
これは、僕が仕掛けたことなのだから。
ここ数ヶ月で更に細くなった感じのする体を抱き上げ、
ひざに乗せて腕を背中にまわさせると、熱い吐息が首筋にかかる。
「お…にぃさま…」
潤んだ瞳が僕を見つめる。
「優姫…好きにしていいんだよ…優姫の思うままに」
目の前にある首筋を舌でなぞってやると、優姫は甘い吐息を漏らし、ためらいがちに僕へと牙を立てた。
首筋に刺さる牙の感触。至福のとき。
よかった。効果はあった。
夕食で出したワインに入れた媚薬。
催淫剤でも飲ませれば少しは本能に任せるようになると期待した。
今、首筋に触れている優姫の唇が、髪が、吐息が愛しくてたまらない。
心行くまで極上のカクテルを飲んだ優姫は、僕をきつく抱きしめた。まだ吐息は荒い。
優姫の胸が押し当てられて、こっちも我慢がきかなそうな雰囲気になってくる。
確かに、こんな状態の優姫を一人部屋に放っておいたらそれはそれでいけない気がする。
そう考えている間にも優姫は腕の中で身をよじらせ、自覚しているのか否か僕のそれに太股をこすりつけている。
そして、優姫のあの潤んだ瞳で再び見つめられた瞬間、僕の理性は遥か彼方へ飛んでいった。

517 :
優姫をベッドへ押し倒して、股の間に素早く足を入り込ませる。
既に湿り気と熱をもっているそこをひざで刺激しながら、
バスローブの腰紐をほどいて胸元をはだけさせるとわずかに赤みのさした美しい肌が露になる。
首筋から胸、腰までを唇でゆっくりとなぞる。
その間にも甘い鳴き声をさえずり続ける優姫の声に耳を傾けながら、体への愛撫を続ける。
陰部に指を出し入れすると、優姫は堪らなくなって首に抱きついてきた。
「ぁ…んっ…おにい…さま…おねがいっ…」
「どうしたの、優姫?」
実際こちらのほうももうそろそろ限界に近いけれど、優姫のこういうところは貴重だから思う存分楽しみたい。
だから、指を2本に増やして更に攻めたてながら意地悪く聞いてみた。
「…あぁっ…!はぁっ…あ…」
「優姫、わからないよ…ねぇどうしてほしいの?」
今度は、胸への愛撫を加える。
「んぁあっ…お…にいさまが…ほしいの…んんっ!」
そう言いながら、優姫は片手を伸ばして僕のものに触れた。
「…っ…よく言えました」
それからが大変。
僕は自分が思っているほど自制心が強くないから、少しでも気が緩むと優姫を傷つけかねない。
お互いの快楽を邪魔しない程度に自分を抑えることが大事。
でも今晩はそんな器用なことができるか自信がもてなかった。
優姫に翻弄されるがままにボトムの前チャックを外し、自身を取り出して優姫のそこにあてがうと、一気に突き刺した。
「…はぁ…っ…」
「あぁあんっ…ぁっ…おにい…さま…おにいさま…!」
絡めた指に込める力を強める優姫。
かくいう僕も、中の強すぎる締め付けに溜息をこぼした。
「動くよ…っ」

518 :
部屋に響くのは高く響く優姫の喘ぎ声と僕の荒い息遣い、接合部からの淫らなな水音。
優姫の中の燃えるような熱と、擦れ合う体にお互いの余裕がなくなっていく。
「おにっ…さま…ぁっ…大好き…っ」
「僕もだよ…優姫…愛してるっ…」
「もう…私…っ…あぁ…あぁああんっ!」
だんだんと速くなっていく律動の中で、先に限界を迎えたのは優姫だった。
「…くっ……はぁ…」
収縮を繰り返す優姫の中に、促されるかのように僕もこれまでにない絶頂を迎える。
二人で繋がったまま、乱れきった呼吸をしばらく整えてから自身を優姫から引き抜いた。

その後優姫は疲れてすぐに寝てしまい、僕も部屋に戻るのが面倒でそのままそこで寝てしまった。
その翌朝、優姫が起きて僕を見たときのあの顔は一生忘れることはないだろう。

519 :
あれ…枢さまってこんなんだったっけ…?
とにかく読んでくださってありがとうございました。
あまりにも小説の投下がないのでさびしいかぎりです。
これで少しでもかつての活気が戻って、このスレにエロが満ち溢れますように。

520 :
おお、新作きた!
廃れ気味のところによく投下してくれた。

521 :
一条さんはほんと良いキャラしてるわ
相手が思いつかないけど

522 :
>>41といいヨリちゃんの存在を忘れてはないか?

523 :
頼ちゃんはなんとなく零の相手希望なんだけどどうせマイナーなんだろうな

524 :
そのレスを見た瞬間、
零がヨリちゃんとくっついた知ったら急に零が恋しくなって、
必に気を引こうとするが、二人の間には入り込む隙がなくて
orzしてたら、枢が声をかけてきた、と思って顔を上げたら藍堂で、
なおさらorz
って言うような流れを想像した。

525 :
保守

526 :
ごめん、シキリマの一人称ってなんだっけ?

527 :
保守

528 :
普通に、シキ:僕 リマ:私 じゃなかったっけ?

529 :
支葵は 俺 じゃなかったっけ?
支葵莉磨期待してまってる

530 :
>>528-529 ありがとう〜

531 :
シキ「落ちそう…保守…」
リマ「…はい。エサ」
シキ「(もぐもぐ)」

532 :
何気にアニメも支葵莉磨描写が良いのが多かった
短編か小説で二人のネタやって欲しいわ

533 :
>>519
ひたすら乙。そして保守。
それにしてもなんなのここ。
同一人物の書き込みが多いとして、それを差し引いても>>521-522>>519の投下に対するお礼も言わず何様なの?
こんな住人ばかりじゃ投下する人がいなくなるのも仕方ないよね。
中学生の集まりなのかここは

534 :
マンセーが欲しいなら自分でサイト開いたほうがいいんじゃねw
まあ確かにファンの年齢層は若い人が多いイメージ

535 :
シキ「…ちょっと…ヤバめ。アゲ…」
リマ「シキ…ちょっとは空気読みなさいよね」

536 :
その書きこみ内容の方がよっぽど中学生みたいなんだが
お礼ってあんた……。本気で言ってるのか
お礼w

537 :
興味ない作品にもレスすべきなの?

538 :
職人さんはきちんとカップリング等を注意書きしてくれてるんだから
好みに合わなかったら読まずにスルーするのはむしろ職人さんに対する礼儀だよ

539 :
ここ最近百合叩きを装って、住人をケンカさせる荒らしが流行ってるから、
怪しいのには、あんまりマジレスしなくていいよ。

540 :
主役3人のは本編で見れるのでここでは脇の恋愛模様に期待しちゃうんだぜ
るかしゃんワイルド先輩、支葵莉磨、更様一条さんとか

541 :
すいません。
アニメ放映した所しか知らないので、
暁、瑠佳、支葵、莉磨の髪の色、瞳の色がいまいち良くわかりません。
教えて頂けると助かります。

542 :
見たまんまを自分で表現すればよし。

543 :
枢×優姫ばかりでつまらないので
暁×優姫という珍しい組み合わせを考えてみたけど
いまいちキャラ設定が上手くできない

544 :
支葵や暁は優姫とほとんど個人的接触がないからな…
まだ藍堂×優姫のが行けそう
でもゲーム版だと優姫主人公で暁とかも攻略できるんだっけ?
どういう話の流れでその辺のキャラとくっつく展開になるのか興味はある

545 :
暁が瑠佳以外を相手するって言うのが想像できないが、あえて難題に挑戦しようとするのは素晴らしい。
枢×瑠佳、藍堂×誰かを見守っているうちに、暁と優姫に接点ができて関係が発展していくとかわ?

546 :
保守

547 :
保守

548 :
保守

549 :
年明け保守

550 :
保守

551 :
投下来たのかと思って期待しちゃったよ。

552 :
ルカルカにしてやんよ

553 :
たのむ

554 :
hosyu

555 :
保守

556 :
保守しておこうかな

557 :
ほしゅ?

558 :
ho

559 :
Shu

560 :
保守しとく

561 :
受験も終わったことだし
ゆとりはゆとりなりに何か書こうと思う
なんかリクエストくれ

562 :
とくに指定しないから、書きたいもの書いてくれ

563 :
ルカしゃんでひとつ

564 :
ほす

565 :
期待していいのか?

566 :
るかしゃんと藍堂がもちょもちょしてるのを見たい

567 :
まだか? まだなのか?

568 :
てす

569 :
tes

570 :
投下来たのかと思っちゃったよ

571 :
じゃ、枯れ木も山の賑わいに昔書き殴ったヤツを投下する。
シキ×リマ。
アニメオンリーで詳しい設定を知らないので、間違っていたらメンゴ。

572 :
テーマ【互いにデレたら負けだと思っている間柄】

制服をはだけて露出した肌は、とても綺麗だった。
モデルなんだし、あたり前だけど。
趣味のいいレースのブラが頼りなく揺れて、露出した白い胸は僅かに上気している。

「リマ…セックス……する…?」
シキが何気なく呟いて
「……いいわよ」
リマは不機嫌そうに応じた。

淡々とシキはリマの制服を脱がし、淡々とした前戯に、淡々とした愛撫を続ける。
さすがに行為自体には、お互い眉を寄せて、つらそうな顔を見せたが、
二人はなかば装って表情を押しした。
(…だって…悔しい)
口にはけして出さないが、それが二人の一致した意見だった。
それでも次第に興奮し、互いの吐息は全力疾走をしたように荒くなって、押しした喘ぎ声が混じる。
肌が上気してピンク色に染まって、内心の羞恥と快感を表しても。
それでも、強がりはやめない。
喘ぎ声も、極力洩らさないよう努めた。
「リマ…強情…」
シキが後ろからリマを抱きしめ、その白い首筋にちろりと紅い舌を這わせる。
「…ぅっさい…」
牙を埋め込むなんて事はしない。
痕が残ると、モデルの仕事に差し障る。

573 :
滑らかな肌をシキの舌が、次第に下へ、下へと食べてゆく。
背中を腰を、小さなへそを。
そして。
シキはリマの下着の上から、くちづけた。
「…ヘンタイ…」
「……ちょっと…そう、思わなくもない…」
リマの股間に感じる、シキの息が荒い。
「…いいよ。シキ…いいから…」
はやく、などとは口が裂けても言えない。
シキはクスリと笑って、そのままリマの体を抱え、ソファに落とした。
リマの下半身にキスを落としながら片手で、下着を足からはずしていく。
全裸に、靴下だけのリマが、M字開脚。
(…ちょっと…萌え…)
そう内心、呟いた。
シキは自分のモノをズボンから取り出して、宛がう。
「…いく…」
「……ん…」
返事は短く。リマは真っ赤になりながらも強がりをやめない。
ぬぷり。と異物が侵入した。
「「―――!!」」
快感の声を、痛みの声を懸命に堪えて、呑み込む。
互いに正面に向かい、下半身は性器を擦り付け合っている。
ジュボジュボと、生温かく、品のない淫らな水音がする。
真正面にシキがいて、互いの顔が近い。
シキの瞳にリマが映る。
感情をしたシキの瞳に、自分がどう映っているのか気になった。

574 :

「…シキ。ナニ考えてんの…?」
「…リマのこと…」
「…他のコト考えてるんだったら、ぶっとばしてやるわ…」
満足のいく答えだったのでリマはそれで良しとした。
制服をはだけただけのシキの首筋に手を回して、抱き寄せ、シキに口づけた。
「……ん…」
シキは納得したように、応えてきた。
シキの唇が大胆にリマの肌を蹂躙していく…。
その間も下半身の動きは止まることなく、相手を先に果てさせ屈伏させるゲームを続けていた。
もちろん、そんな約束はしていない。

すべての欲望を吐き出して、シキは深い溜息をついた。
「セックスって…気持ちいい…」
「…あたしはイタいだけだったわ…」
「…リマは…全然よくなかった…?」
「…最初の愛撫は…よかった…けど…」
不機嫌さを装って、口ごもる。
「…ごめん…」
「…あやまらなくて…いいわ…」
しばらくして、
気怠げなリマが、ベッドから身を起こす。
黙々とベッドに散らばった下着と衣服を集める。
微かな優しい笑みを浮かべて、シキはリマの顔をソファに寝そべりながら下からのぞきこんだ。
「リマ……可愛かった…」
「……当然よ…」
リマは頬を赤く染めながらも、表情をした。



575 :
念のためにあげとく。

576 :
自分もアニメしか見てないからアニメ版のしきりまの声で再生されたよ
GJ
ときに原作は今どうなってるのかね

577 :
待ってた甲斐があった。
職人さんありがとう。
他のカプでも期待してる。

578 :


579 :
この世界って純血の君の血統ごとに能力が決まってたり、弱点があったりする?
SS書く時に気になって、世界観的なフレーバーとしてでっちあげていいのかどうか迷う。

580 :
SSなんだから、オリジナル設定加えたって別にかまわないでしょ。

581 :
おけ

582 :
好きに書いて投下前に注意書汁

wktk

583 :
>>579
BBBか
wktk

584 :
期待age

585 :
つづきはやく

586 :
エロスの追求にもうちょっと。

587 :
おお! それは期待できる。

588 :
支葵莉磨乙です!
ヴァンパイア騎士の同人誌がなさすぎて辛い。
BLではなく零優姫とか枢優姫とか支葵莉磨とか男女のやつが
なさ過ぎる。
文字もいいけど漫画でも読みたい。

589 :
漫画同人は絵に自信がある人じゃないと酷いことにw

590 :
あるある

591 :
【暁×瑠佳】
パラレル注意報。
オリジナル設定有。
レイプっぽい純愛、注意。
投下します。


592 :

「暁――どうして、ここへ?」
濡れた瑠佳が、水の中から暁を睨む。
瑠佳を心配してつけた、とは、暁は口が裂けても言うつもりはない。
月が明るい夜だった。
早園グループ系列のホテルのVIP専用プライベートプール。
水面に月影が頼りなく揺れて、瑠佳にも影と憂いを見せていた。
こんなにも、イイ女、なのにな。暁はそっと、やや垂れ気味な目を伏せた。
大袈裟に、ため息をついてみせる。
「…お前こそ、何をやっている。いいから。ほら、手を貸すぞ、瑠佳」
プールに落ちた瑠佳に、長身の暁が長い腕を伸ばす。
一瞬、躊躇った様子を見せたが、不機嫌そうに瑠佳は暁の手をとって、プールサイドに上がった。
なぜ、わざわざプールなどに来たのか、瑠佳も口にするつもりはない。
例え、長年の幼馴染の関係上、察し、知られていたとしても。
気まずい沈黙が降りる中、瑠佳はかさばる上着をぬいだ。
「暁の“火”はこんなことに使えなかったかしら、ね?」
肌の透けたブラウスと濡れた金髪から垣間見えた瑠佳の白く細い首筋が、暁には、やけに艶めかしく目に映った。
――して、やりたいと。
ゾクリと暁の思考が、血に飢えた吸血衝動にとって変わられる。
残ったのは――昏い衝動と――紅い闇。


593 :
◆    ◇    ◆    ◇

「何を考えてる?」
体の火照りを押し隠した、暁の声音だった。
白いシーツに瑠佳の長い髪が散り、完璧なプロポーションの身体が横たわる。
架院の手にやや余る、やわらかな瑠佳の白い胸に、暁の指が埋まる。
己自身の与える性の刺激に震える女の喉もとに、惹かれ口づけせずにはいられない。
何度も肌を重ねて、シーツを掛けているだけの整った身体の曲線を瑠佳はもう隠そうとはしない。
「…いいえ、何でもないわ」
その答えに暁は深く、ため息をついた。
「嘘つきだな。瑠佳」
瑠佳が何を考え――誰を想っているのか。
幼馴染として付き合いが長く、ずっと瑠佳の視線を追い、見てきた暁にわからないはずがない。
薄く笑って、瑠佳に手を伸ばす。形良くくびれた腰に手を回し、腕に力を込め抱き寄せる。
甘い薫りのする彼女の長い髪を掻き寄せ、白い首筋を露わにすると、暁はそこに唇を這わせた。
「――っ!」
ぴくっと、瑠佳の身体が震える。
暁の牙の予感に瑠佳は身を竦ませたが、暁は牙を立てず、舌先で瑠佳の首筋を愛撫しながら囁いた。
「あんなコトをしておいて、なお、お前はオレの元に来た……覚悟を決めたのだと、思っていたんだが…」
瑠佳の頤に指をかけて、振り向かせ。彼女の瞳を覗き込む。
「オレを恨んでいたんじゃないのか? ……ずっとお前は、枢様だけを――愛していた」

594 :

彼女の心を確かめるように、暁は言葉を重ねた。
瑠佳は首を横に振ったが、それが彼女のいつもの嘘であることも、暁は見抜いていた。
彼女は、いつも強がっている。本当は脆く、女らしい弱さを懸命に押し隠して。
それでも、瑠佳は、暁の元を訪れる。
こうして、ベッドの上で肌を重ねあうのは、もう何度目になるだろうか。
一線を越えるまでは。
瑠佳が暁を許し、受け入れるまでは。
餓えるような渇きの中、どれほど瑠佳の首筋に牙を突きたてたい衝動に駆られたことか。
それを律し、隠し続けてきた暁の目の前で、枢様はほんの戯れ同然に越えてしまっていた。
たとえ、瑠佳がみずから望んだことだとしても。
枢は忠誠を捧げる相手であると同時に、浅ましい嫉妬から憎んでもいた。
不幸にするなら許さないと、純血の君に脅しをかけすらした。
彼女の血を奪い、彼女の心を奪い、彼女から笑顔を奪い、哀しみに封じてしまったあの人を。
枢様を一途に想い続ける瑠佳を、暁は見ていた。
それでも永遠を越え、瑠佳を見守り続ける強さを持てないでいた。
瑠佳を失いたくない。それ故に。
失いたくないがゆえに、幼馴染の距離を―――その一線を、踏み越えられないでいた。
愛したいのに―――愛せない。
枢様を想う彼女を、力ずくでは奪えない。
枢様を追い続ける、その綺麗な瞳を穢したくはなかった。
喩え、その手段が手の内にあろうとも、奪いたくはなかった。
「オレがどれだけ、お前に餓えていたか…」
整った美しい顔だちに、ゆっくりと指先を這わせて。
瑠佳を振り向かせ向かい合うように、その均整のとれた白い裸身を抱く。
「暁……」

◆    ◇    ◆    ◇

595 :

――ヴァンパイアの夜。
『流れる水』の苦手な者の多い早園の家系に生まれ。
それでも勝気な瑠佳は、その弱点を密かに克服しようと、
月の明るい夜に、早園グループ系列のホテルでプールに訪れていた。
素直には口にはしないが、何事かと心配し、つけていた暁の存在に驚いて、瑠佳は服のまま水に落ちてしまう。
不平をいいながら、暁に引きあげてもらい、炎の力で服を乾かせないのかと、
服をぬいでブラウスになった瑠佳の姿に、暁の理性がとんだ。
濡れた髪と、そこから覗く白い瑠佳のうなじ、濡れて白い肌の透けたブラウス姿の瑠佳が、あまりにも扇情的で。
あの時、欲情のあまり暁は、瑠佳の血を求めた。
後から瑠佳の両腕を掴み、身体をタイルに押し付け。
「な、なにを?! や、やめて! 暁――暁――…!」
瑠佳が悲鳴のように、暁の名を呼ぶ。底光りする紅い瞳がそこにあった。
瑠佳の非難の声も、紅い霞のかかった暁の脳裏に届かず。
暁のオレンジがかった金髪が、瑠佳の白い首筋に埋まる。
瑠佳は美しい眉根を苦しげに寄せて、背を弓なりに逸らした。
桃色がかった瑠佳の金髪が跳ね、ブラウスを引き千切られ露になった、
たわわに実った真っ白い乳房に一筋、二筋の血が伝い、煌めいた。
―――暁は、自ら禁じていたはずの”牙”を、突きたてた。
瑠佳にとって――暁が――自らの血を啜るのは、あの時が初めてであり大きな衝撃を受けた。
暁が、主筋にあたる藍堂家から受け継いだ能力は、”炎”だ。
しかし、それ以外にもうひとつ『架院』家の血統の者が、稀に発現させる能力がある。
暁の――いや、『架院』の者、その吸血は――セックスの何倍もの快感と恍惚をもたらす――”誘惑の牙”。
異性の体に、無理矢理、情欲と恍惚の火をつける。
それを、突きたてられた。
目の前がいきなり真っ白になったかと思うと、血薔薇が咲いた。

596 :
暁に牙を突き立てられた。それだけで、瑠佳はイった。
いや、性行為の未体験な瑠佳は、自分が初めてイったのだという自覚すらない。
ただただ、泣きたくなる程の鋭い切なさと感覚が、瑠佳を襲う。
嵐の中で翻弄される小舟ように、襲いくる快楽に気が狂いそうだった。
空気が足りなくて、舌を突き出して喘いでいた。
あまりの快感に、泣き。叫び。
必に自分を保とうと、枢さまの名前を呼んだ。
応えてくれるはずのない愛しい人の名を――何度も、何度も。
瑠佳の理性が、屈服するまで…何度も。
それはまさしく、レイプにも等しい行為だった。
「こんなの――こんなのはイヤ――。暁っ…あか…つき…っ――いやぁあぁぁぅぅ…っ!!?」

枢の名前を呼び続けながらも、その声は次第にか細く、消え失せてゆく。
甘い喘ぎと呻き、哀願の声だけが響く。
暁の手が瑠佳の形良く豊満な胸を揉みしだくも、瑠佳の口からは声にならない喘ぎが漏れるだけだ――。
小さく泣き零れる瑠佳の理性が完全に屈伏した後、二人は獣のように交わりあった。
暁に足を割り開かれ、濡れた赤い縦筋を空気に晒されて、暁の凶暴な獣が侵入する。
獣じみた、酷く、激しいセックスだった。
初花を散らし、そのまま、瑠佳は一夜のうちに何度も何度も――イった。
暁が瑠佳のナカにだしたものが、トロリと滴りおちる。
どうして、こうなってしまった?
誰よりも傷つけたくなかった女を、誰よりも穢している。
瑠佳に拒絶され、あの人の名前を何度も呼ばれたことがかえって、暁の情欲を呼び覚ましてしまったのか。
瑠佳の身体を押さえつけ、自らの身体を獣欲のままに蠢かせているというのに
心の中で、瑠佳に詫び続けていた。
瑠佳の破瓜の血も、飢えた獣と化した暁には美味だった。
瑠佳のすらりとした白い両脚の間に、暁のオレンジの髪が埋まりピチャピチャと淫らな音をたてる。

597 :
瑠佳の紅い秘淫の花弁を押し開いて、赤く柔らかい真珠を舌と指で愛撫し、
愛撫することで零れ落ちる蜜と、己自身が注いだ白濁液を飲み干す。
――意識は血に酔い。紅い靄にかかったように、ひどく曖昧だ。
どうしてこうなったのか、すら理解できぬまま瑠佳は、暁のダークローズの剛直から顔を覗かせる血の色を、まるであの人のモノのように
恍惚の表情で手に包みこみ、口づけて、夢中で先端を舌で愛撫し、口に含んだ。
舌先に苦い先走りの味を感じる。たどたどしくも、そのまま続け
そして、美しい瑠佳の顔が、暁の白い精液でまみれた。
血の匂いがしていた。
瑠佳の破瓜の血の匂い、俺が啜った血の匂い。
そして瑠佳が抵抗して切り裂いた俺の頬、絶頂に爪を立てた背中の傷。
ひどく甘い――血の匂いが……。

◆    ◇    ◆    ◇

瑠佳を襲った暁は、まさしく化け物"ヴァンパイア"。残酷な血に飢えた、あさましい獣――。
そのことを強く自覚させられた。
私達は人間とは違う。ヴァンパイアなのだもの。
そう暁に告げると、暁は少し寂しげに微笑んで、瑠佳の首筋に指先で触れた。
「オレは"悪い男"そのものだ。あの時、オレは……君のここに”牙”を立てた。
 あの夜、無防備な瑠佳を見て、瑠佳に触れて。オレの飢えは、もう、限界だった。
 瑠佳との関係もすべて滅茶苦茶になってしまっても、オレはお前をオレのモノにしたかった…」
それでも、瑠佳の血が教えてくれた。
『枢さま』『枢さま』『枢さま』
―――哀しいまでの、あの人への一途な想いを。

598 :
暁は自嘲の笑みを浮かべて、瑠佳を見つめた。
瑠佳はすぐに彼の言葉に応えることが出来なかった。
「まったく"悪い男"の……最たるものだよ、オレは。
 お前のことも、欲望のままに貪りつくして、壊してしまうかもしれないな」
暁が瑠佳の白い裸身を、愛しげに抱き締める。
「オレは、そういう化物”ヴァンパイア”だから」
自嘲するように呟いた暁を、今度は瑠佳が抱き締めた。
「だったら、私も"悪い女"ね」
幽かに微笑んだ瑠佳は、暁の唇に自らの唇を寄せた。
「私の”能力”は幻覚。――知ってる? ”洗脳”に使う事もできるのよ、暁?」
「瑠佳…?」
「貴方は私を愛していると言うけれど。
 幼い頃の私が無自覚に幼い頃の貴方に、この能力を使ってないと、貴方は断言できるかしら?」
「瑠佳…?」
僅かに瞠目する。藍堂と三人でつるんで遊んだ、幼いあの頃。
あの頃から、瑠佳を意識していた。
唇を徐々にずらし、瑠佳は暁がそうしたように彼の逞しい首筋に口づけた。
そして次の瞬間、鋭い牙を暁の首筋に突きたてる。
すぐに彼女が、暁の血を啜る濡れた音が響き始めた。
「瑠佳……?」


599 :
いつになく積極的な瑠佳に暁は驚く。
架院の血族ではない瑠佳の吸血には、血を啜り採られる狂おしいまでの『快感と恍惚』はない。
それでも、それはヴァンパイアにとって間違いなく想いを満たそうとする、欲情の証。
しばらくすると暁の血に濡れた紅い唇のまま、瑠佳が顔を上げた。
ぺろりと、血に濡れた紅い舌で唇を拭う。
「私も魔女なのよ、暁。だから――いいのよ? 私を壊してしまっても」
いつから瑠佳は、そんな危険な女の表情(かお)で微笑うようになったのか。
……危険で脆い、憂いを帯びた微笑み。
それでも彼女は、暁を受け入れてくれる。
自らの心の有り様に揺らいでも、こうして瑠佳は暁の傍にいることを選んだ。
だからこそ、暁はこうして瑠佳を身体の下に組み敷く。
「ああ、悪い女だな。そんなことを言う瑠佳は」
イイ女に騙されて、それを許すのは、余裕のあるイイ男だけの特権だと笑ってみせた。
彼女の唇に残る自らの血を拭い、暁もまた瑠佳の首筋に『軽く』牙を立て
暁が渇望し続けた彼女の血が、夜の闇に甘く薫って、暁を酔わせた。
「オレが欲しかったのは。この腕に抱きしめていたいのは……お前だけだ」
折れそうな程、瑠佳の身体を、きつく抱き締める。
瑠佳も暁の胸に頬を寄せ、身を預けた。
「私もよ。私にも…暁しかいないの。だから…」
(もう…)という言葉を飲み込む。
けして――叶わない恋を――した。届かない人を――愛した。
諦めるために。暁を利用しているのかもしれない。
それとも忘れ難い行為に酔うために、身体を開いているのかもしれない。
瑠佳が口にした暁の血は、狂おしいまで秘めていた暁の想いを伝えてくれる。
その想いの暖かさに、甘えているだけなのかもしれない。

600 :

自分がわからない。
枢様を一途にお慕いしたい自分がいる。
枢様を諦めなきゃいけないと思う自分がいる。
頼りになる女になることで、矜持を守り通したい自分がいる。
その一方で滅茶苦茶に壊れてしまいたい自分がいる。
暁の腕の中で愛され、癒やされ、守られている自分がいる。
しかし、それは「枢様を一途に愛しお慕いしていたい自分」への裏切りに他ならない。
それでも未練がましい女にはなりたくなくて…。
ぐるぐると、意識が螺旋のように迷走し、堕ちてゆく。
「――あ…っ」
深く挿されて、瑠佳は艶を帯びた声を漏らす。
暁の厚い胸の中で、か細い瑠佳の体が跳ねる。
挿される度に背中でシーツが擦れる。それさえも卑猥。
逞しい首筋に白い腕を巻きつけて、瑠佳は性行為の快感に没頭した。
忘れさせて――暁。
いいえ、忘れたくないの。
貴方が優しければ優しい程、私は貴方に甘えてしまう。
優しくしないで。
誰よりも美しく聡明で完璧で優しい、あの人を――。
もう、けして手の届かない――愛しい純血の君。

瑠佳の血の匂いに酔って、暁は熱く危険な瞳を、瑠佳に向ける。
「やっぱり瑠佳は、嘘つきだな。枢様を愛して、あの素直な幼馴染だった瑠佳は、すっかりオレに嘘をつく”悪い女”になってしまった――」
それは暁の独り言だったのかもしれない。
瑠佳はその言葉が聞こえなかったフリをして、暁のオレンジ色の金髪を胸に抱え、ゆっくりとベッドに体を倒していった。

601 :

白いシーツに瑠佳の長い髪が散り、完璧なプロポーションの白い身体が横たわる。
やわらかな瑠佳の胸に、暁の指が埋まる。
赤い先端部分をこすられると、瑠佳は泣きそうになるくらい切なくなり、濡れた。
それは二人の交わりを滑らかに助ける。
「いずれ、あの人を、お前の頭の中から追い出してみせる――」
しなやかな瑠佳の身体の中に、逞しい男性自身を深く沈めながら、暁が言った。
瑠佳が甘く呻くのも、気にかけずに。
互いの血で欲情し、何度も交わった身体は、抵抗らしい抵抗もなくあっさりと重なる。
瑠佳の中から、枢様の痕跡すべてを拭い去りたい。
せめて身体を重ねている今だけでも、あの人の事を忘れさせてやりたい。
それは、浅ましい嫉妬。
あまりにも愚かしい感情に、暁は自嘲した。
瑠佳だけがオレを愚かな、ただの男にさせる。
ぬぽッ。じゅぽっ。じゅぷり。
打ち込む度ごとに、くぐもった粘着質な水音とともに、温い飛沫が散る。
淫らな水音を響かせ、暁は瑠佳の耳を、舌と鼻先でくすぐりながら瑠佳を辱める言葉を囁く。
暁が抽挿を始めれば、切なく濡れた瑠佳の身体が揺れ、瑠佳は暁の野生的な逞しい腕を掴んだ。
暁の腰が一つ突きあげるごとに、意識が遠く、朦朧となる。
豊かな胸を揺らして、瑠佳は、嬌声をあげる。
こんなに濡れて…。こんなに激しく腰を振って。
お前はオレを離さないのに……お前は…オレのコトを考えているのか?
瑠佳の手をとり、二人が繋がった場所に宛がう。
濡れた逞しく硬い剛直が、瑠佳の手に触れた。
「あ、…暁…っ」
瑠佳は思わず目を見開く。

602 :
「繋がるっていうことが、どんな事か。わかるか? 瑠佳?」
熱くて硬い暁のモノが、飛沫をあげて瑠佳の身体の中心を出入りする。
それを手で、否応なく感じさせられた。
「…あ、ああ…っ」
瑠佳の美しい顔が、羞恥に歪む。
淫らな水音をたてて、暁は欲望を引き抜く。
瑠佳のそこに長い指を這わせて、温い淫水と暁の先走りの混じったモノを掬いとり、
一舐めすると、不思議と血によく似た味がして――血への飢えを、思い出す。
瑠佳の身体をうつ伏せにさせ、ベットに四つん這いにさせると、形の良いくびれに手を添えて
再び、後ろから彼女を貫いた。
「ひ――あぁっ!」
瑠佳の背が、弓なりに仰け反る。
後ろから回された武骨な手が、瑠佳の端整な顔を取り、頬を撫でる。
息苦しいほど胎内に圧迫感と快感を与えられながら、首を振り。悶え、喘いだ。
「ぁ……離さないで、暁」
呻くように彼女は言った。
「私を、離さないで頂戴―――暁…」
この身体だけじゃなく、心までも縛って。どこにも行かないように。
あの人に啜られた血と魂が、これ以上、私を呼ばないように。

「お願い…だから――このまま――頂戴」

瑠佳は強くベッドのシーツを強く指先で掻き毟り、爪を立てる。
白いシーツに、放射状の皺が寄った。
暁は、激しく欲しがる瑠佳を、ゆっくりと瑠佳を焦らし、容易には登りつめさせない。
何度も、何度も。彼女が達する寸前で動きを止め、甘い言葉や酷い言葉で瑠佳を煽り、そして再び欲望を高ぶらせてゆく。
瑠佳が、矜持も恥じらいも投げ捨てて、暁を心から欲するように。
求めるように、と願っていた。
そうまでして、欲したい言葉がある。
『愛している』と。
『誰よりも、暁を愛している』と。

603 :

しかし、それは、望めない願い。
互いに縋りつくように。
自分に言い聞かせるように。瑠佳は叫ぶ。
「離さないで――あかつき…っ」
獣のように四つん這いの瑠佳の二つの白い尻が揺れて、暁を求める。
汗の玉を浮かせ上気した白い背中が。暁の手の中で暴れ、揺れる二つの双胸が。
娼婦のように振り乱した、瑠佳のストロベリーブロンドが。
快感に溺れ、掠れ喘ぐ瑠佳の声が。
己に組み敷かれて乱れる瑠佳の姿が。
そのすべてが、暁を煽り、誘う。
「ぁ、あかつき――――もっと。――もっと…っ」
もっと、とねだられ、瑠佳の細い手に、自分の手を重ね、強く握り締め
暁は、なるべくならしたくなかったコトを、した。
背中から、その”架院の牙”を、瑠佳の白い首筋に埋め込んで、血を啜る。
その瞬間に、瑠佳のすべてを焼き尽くすような官能が包む。
麻薬すら超える、強烈な性の快感と恍惚。
架院が化物たるヴァンパイアの血筋の所以。
「アア――――ッ!!!」
何度も連続し、襲い掛かった絶頂に、瑠佳は高く悲鳴を上げて失神した。
暁は、何度も連続して締めあげる瑠佳の体に、短い呻きを上げて瑠佳のナカを白く染めた。
荒い吐息を整えながら、暁は繋がったままシーツに突っ伏して倒れる瑠佳を見下ろす。
美しい姿態が汗にまみれ、肌に張りついた金髪と、上気し紅く光る唇がとても淫らで、愛おしい。

『貴方は私を愛していると言うけど。
 幼い頃の私が無自覚に幼い頃の貴方に、この能力を使ってないと貴方は断言できるかしら?』
その頬に触れて、暁は、そっと目を伏せた。
それでもいい。
俺達はどこまでも歪で、正直じゃない。
悪い”能力”と、浅ましい渇望と欲望で、繋がっているだけかもしれない。
それでもオレは、お前が欲しかったんだ。
瑠佳、おまえだけが――ずっと…。

◆    ◇    ◆    ◇

604 :

「私はね、誰よりもお美しくて聡明で、お優しくて、お強くて、完璧で、いずれ大きな事を成し遂げる枢サマに――」
愛されて、結ばれて、子を授けていただくことが夢だったのよ――。
最後の部分は消え入るように、小さな呟きだった。
枢様が許婚者の妹君を手に入れてから、それは絶望的な願いになってしまったけれど。

プールサイドで瑠佳が失神したあと、理性を取り戻した暁は瑠佳を抱え、スイートルームの自室に運びこんだ。
暁にレイプ同然に犯されて、瑠佳の身も心もボロボロだったが、心はともかく、ヴァンパイアの体の回復は驚くほどはやい。
そして――。
瑠佳は白いシーツに包まれて、横に座る暁に悪態をつく。
「――知ってる」
ずっと幼い頃から、それは変わらない幼馴染。
「――だったら! ……なのに…」
「――オレが、お前を抱きたいと思った。オレ達はヴァンパイアだ。人間達のいう飢えた危険な獣。……欲望が抑えられない時も、ある…」
その飢えた欲望と牙は、時に同族さえもかける。
そして――選ばれるのは…その欲望と恋情の対象。
吸血鬼にとって、吸血とは想いを満たす手段だ。
その吸血行為そのものが『架院』の血脈の者にとって、非常に危険でデリケートな問題なのだが。
麻薬と媚薬を同時に盛って、レイプをしたに等しい。
「――スマン。瑠佳」
「――すまないで…、済む訳がないでしょうっ…!」
「あー…どう、したらいいのかな?」
ガックリと肩を落とし、困ったように溜め息混じりに謝罪する。
「そんなの、知らないわよっ!」
ヒステリックに瑠佳が、羽根枕で暁をバフバフと殴りはじめる。
涙が溢れ出る。
でも、それは哀しみの涙だけではなかった。
僅かに、愛されて癒やされた、嬉しい涙も混じっている。
暁がずっと瑠佳を気にかけ、愛していてくれるのは知っていた。
でも、そんなの私は絶対に認めてやらない。
こんな武骨で朴念仁で、獣な暁に、思いっきり八つ当たりしてやる。
何が、ワイルド先輩、よ。
少しは紳士らしく、レディとして扱ったうえに、雰囲気を考えなさいっ!
野性的なのは――そうね、本当にベッドの中だけ、でいいわ。

【終】


605 :
アニメ版の舞踏会で
「私は枢さまとしか踊らないわ」と、予防線を張った瑠佳に対して
あえて瑠佳をダンスに誘い、ふられた可哀相な架院萌えからできました。
しかし、原作ではちゃんと二人で踊っていたので、複雑な気分にw

606 :
>>605
アカルカキターーー!
こういうのを待ってたよ!
GJGJ!!
この二人のカップリングが好きでヴァン騎士見てたようなものなので
堪能させていただきました。

607 :
>>605
GJ!久々の投下、嬉しいよ
架院家の『誘惑の牙』設定、エロくてよかった
やっぱり暁の一途なキャラはいいね〜
本編もどのカップルでもいいから、もう少し進展してくれたらなw

608 :
GJ!
待ってたかいがあったよ。
サーセンッ! 牙と聞いて卑猥な意味で牙を想像してしまいましたwwwww

609 :
暁と瑠佳の二人は、私服姿より
ナイトクラスのストイックな白い制服姿で
イロエロと抱き合ったり、ヤる方がエロいと思います。

610 :


611 :


612 :
>>605
GJX100000000000000000000000

613 :
>>605
激しくGJ!!
このカプ好きだ

614 :
暑い夏には一家に一代藍堂先輩。

615 :
BLもいいですか? 零x枢を見たいなー
珍しすぎる;
V騎士のBLがほとんど枢零ばっかり;

616 :
>>615
> ・男×男は板違いです。801板へ

617 :
本誌は今、零が藍堂拉致監禁中?

618 :
ぬらりの孫アニメを見たらヒロインの顔が人間の優姫に似て
主人公の取り巻きの女の子がロンゲで、声がアニメ優姫の声で
ふとした瞬間にヴァンパイア騎士を思い出してしょうがなかった。

619 :
雪女が確かに似てなくもない気がする。

620 :


621 :
保守

622 :
学べるニュースでヴァンパイア騎士エンディングが流れたので
懐かしくなって来てみたw

623 :
過疎ってるアニメ2板のスレに行ってやれ

624 :
原作が続いているなら、まだ投下があるはずだ

625 :
保守

626 :
動きが少なくて萌えづらいわぁ

627 :
保守

628 :
念のため保守

629 :
保守

630 :
保守

631 :
投下かと思わず期待してしまった。

632 :
保守

633 :
保守

634 :
保守

635 :
保守

636 :
復帰

637 :
昨日、バンパイア騎士のスレ落ちたのかと思った

638 :
保守

639 :
保守

640 :
保守

641 :
あげ

642 :
保守

643 :
保守

644 :
ho

645 :
保守

646 :
保守

647 :
保守

648 :
新刊読んだ。あらら。
せめてエロパロでifくらいは
優姫とかなめにラブラブエッチさせてやりたいなぁ。

649 :
保守

650 :
保守

651 :
保守

652 :
夏目3期が始まったし、スポンサーがトチ来るってヴァンナイも3機やるかもね。

653 :
今のところドラマチックな盛り上がりがなくてどうかな

654 :
藤林丈司は裏切り者

655 :
誰?

656 :
保守

657 :
保守

658 :
保守

659 :
保守

660 :
保守

661 :
保守

662 :
保守

663 :
保守

664 :
珍しく上がってると思ったらw

今のところ琉架がSな柩に玩具にされてるとか
一条先輩が体内の更の血で操られ辱められる妄想しかわかない。
わいても文章にする気力が足りない…

665 :
age

666 :
保守

667 :
男性率が高かったら更の百合ん百合んなんかが読めたのかな。

668 :
柩には大事な人の他に嫁がいないとおかしくない?

669 :
保守。

670 :
保守

671 :
保守

672 :
騎士

673 :
保守

674 :
保守

675 :
保守

676 :
ho

677 :
保守

678 :
おやまだ健在だった。
保守、お疲れ様です。

679 :
あいどう

680 :
保守

681 :
保守

682 :
カプッチュー

683 :
保守

684 :
保守

685 :
test

686 :


687 :
原作でとうとう描写あったので、戻ってきたが、誰もいないな

688 :
枢とやちゃったね… でも次号で前戯の途中で零思い出して ごめんなさいとかだったりして

689 :
学園から旅に出てどうなったの?

690 :
とりあえずほす

691 :
保守

692 :2013/09/16
保守
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