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2013年10エロパロ445: 【ゾンビ】アンデッド総合スレ1【デュラハン】 (612) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【ゾンビ】アンデッド総合スレ1【デュラハン】


1 :2008/03/02 〜 最終レス :2013/09/10
ここは「アンデッド萌え」と思う人たちが、語り合ったり作品投下するスレです。
アンデッド萌えの定義は人それぞれ。
「ファンタジーも萌えるけど、ホラーほどは萌えないね」
「腐ってるのなんて無理。新鮮なのがいいでしょ」
「アンデッドならなんでもいいよ」
等々意見は色々ありますが終着点は同じ、アンデッド萌えぇー
投下先に悩んだら迷わずココに投下!
エロがなくとも他に受け入れ先もなさそうだしね!
残酷要素や他属性要素が強いと思ったら前置きだ!
ご注意
・他作品プッシュや叩きはスレ違い
・誹謗中傷なネタはお断り
・駄コテ駄レス駄文と思ったら専用ブラウザでNGに。スレの有効活用を
 http://browser2ch.web.fc2.com/

2 :
いろいろなところで遠慮してるっぽい人がいたので立てた。
俺も今からちょいと書いてくるぜ!

3 :
前途多難だとは思うが影ながら応援させてもらう。
めっちゃ好みなんだ、ゾンビ娘。

4 :
吸血鬼娘はアンデッドですか?

5 :
吸血鬼娘は、悪魔娘スレかもしれん
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1198647818/l50
でも、どっちも捕捉している俺にはウェルカムだぜ

6 :
>>4
1度や仮になった上で吸血鬼化してればアンデッド?
生まれながらの吸血鬼だと非アンデッドなのか?よくわからん。

7 :
投下先に迷ったらこっちに投下してくれやー。
遠慮がちになって投下なくなるのが一番悲しいからねw

と俺、ちょいと行き詰った。
明日になるかもしんないorz

8 :
これはなんて「あらゐよしひこ」を称えるスレw
弾はないけど頑張ってくれ。

9 :
ただでさえ人外スレってたくさんあるのに……
投下前に注意書きさえ入れれば、どこに投下しようが問題無いと思うんだが

10 :
どうしてもゾンビ娘さんは弾が増えないなあ
目元が生理的に受け付けない場合が多い
体がどうなっていようと無問題なのだがねえ

11 :
ゾンビ娘に萌えたきゃ
あろひろしに頼むことだな

12 :
一本投下いたします。
注意すべき属性は一つ下のメール欄に埋め込んでおきますので
気になる方はチェックしてトリップをNGワードにいれ弾いてくださいませ。

13 :
とある王宮。
その尖塔の小さな部屋に偉そうな中年の男と純真そうな少年がいた。
「…というわけだ。
わが国が秘密裏に保管していた危険な魔法兵器が盗まれてしまった。
それを取り戻して貰いたい。」
「はい、わかりましたッ!」
少年―王宮に仕える魔術師が答える。
「盗んだ相手は恐ろしい力を持つ魔術師と思われる。
そこで、こういうことに手馴れた優秀な冒険者を雇っておいた。」
ちりん、ちりん。
中年の男が鐘を鳴らすとドアが開く。
「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!
わたしリンリン、すっごいモンク。よっろしくねー。」
白いチャイナドレスを着た亜麻色の髪のポニーテールの娘が現れた。

「ね?」
「…彼女は高レベルの冒険者だ。
あまたの困難からおまえを守ってくれるだろう。」
「は、はい。」
「じゃ、いこっか。」
「え、うわあああっ…」
リンリンが、少年の手を取り窓から飛び出す。
ここから二人の冒険が始まった!

14 :
それから数ヶ月―
ホニャララの洞窟、地下10階
数多くいた強力なゴーレムも
二人の前に次々と潰されていった。
「残すは最後の一体、でも何か様子が…」
「危ない!」
リンリンが少年にのしかかったのと同時に轟音。
むぎゅ、と顔の上に胸を乗せられた少年は思考が少し止まっていた。
(リンリンさんのおっぱい、気持ちいい…って何考えてるんだ僕!)
「大丈夫?」
「それはこっちのセリフです。
リンリンさん、ホントに人間ですか?」
「失礼だなー。どっからどう見ても普通の人間じゃない。
あー、服がボロボロになっちゃった。」
「僕のローブ使います?」
「ううん、そんな服着たら動きが悪くなっちゃうから。
んん?」
煙が晴れてくると同時に、巨大な扉が見えてきた。
「とっつげーき。」
リンリンが扉に向かって突き進む!
00a、「らじゃー!」
00b、「ちょ、ちょっとまってよ。」

15 :
00a
「らじゃー!」
リンリンを止めることはできないと思った少年は
彼女の好きなようにやらせることにした。
ドン!
扉が開かれる。
その奥には多くのポイズンジャイアントと、
祭壇らしき場所にいるローブを着た青白い肌の少女。
リンリンは祭壇の少女に向かって一直線に駆ける!
「てやー!」
「くっ。」
少女はバリヤーで凌ぐがリンリンの攻撃は止まらない。
00c、「援護するよ!」
00d、「雑魚は任せて!」

16 :
00c
「援護するよ!」
リンリンの攻撃を防ぐ少女のバリヤーは超強力。
だが少年は力を振り絞りただ一度だけそれを打ち消す!
そして、リンリンの拳が少女を貫く。
「何……がはっ。」
少女の身体が塵となり、消えてゆく。
「だい、しょう、りー。」
パンッとハイタッチ。
すると同時に少年が倒れこむ。
「ど、どうしたの?呪いでもかけられちゃた?」
「魔法の力使いすぎただけです、
すこし眠るので後、よろしく…。」
「うぃ、おねーさんにまかしんしゃい!」

そうして、少年と娘の冒険は無事終了した。
end(スレ的にはbad)

17 :
00d
「雑魚は任せて!」
そう言った少年はまだ命令されていないポイズンジャイアントを
一つ一つ行動不能にしていく。
そしてリンリンもまた少女を追い詰めていた。
「とどめー!」
「こいつにのしかかりなさい!」
リンリンが少女を叩きつけるのと
同時にポイズンジャイアントが飛び掛って来る。
「ふんっ…」
巨人の巨体を支えるリンリン。
しかし続々と行動可能な巨人がのしかかり…
ズドン。
リンリンは巨人の中に埋もれてしまった。
「リンリンさん、リンリンさーんッ!」
少年の悲痛な叫びは部屋を響かすだけであった。

ズドン!
ズドン!
少年は衝撃波の魔法でポイズンジャイアントを掘り進んでいた。
そうしていると…
ズブリ…
ポイズンジャイアントの肉から手が伸びる。

18 :
少年はすぐさま駆け寄り引っ張り出す。
「リンリンさん、無事だったん…」
「そいつを捕まえなさい。」
少年の喜びの声は、少女の声と
その命令通りに動いたリンリンに止められる。
「一時間も呼吸ができないような状態じゃ
どんな人間も生きてるはずないでしょ?」
リンリンに抱きしめられる格好になっている少年に
リンリンの後ろから現れた少女は冷酷に言い放つ。
「そ、そんな…
リンリンさんは誰よりも強くて無敵なん……だ…」
だがリンリンが呼吸が止め、熱を発していないことに気づき
目に涙を浮かべる少年。
「へえ、そのゾンビのこと好きだったんだ。」
「違う…そんなのじゃない……」
「そのままその子に口付けしてあげなさい。」
「やめ…」
少年の言葉はリンリンの冷たい唇に阻まれる。
「嫌なら反抗したらどう?
ソレはもう意思のないものよ。」
動かない少年。
それを見て少女は近寄って来る。
「ブレイク。」
その一言で少年の着衣は塵となる。
「口ではああ言っていてもやっぱり反応しているのね。」
「ん、んん…」
少年は何かを言おうとするが声にすることができない。

19 :
「ブレイク。」
今度はリンリンの服が塵となり、
バランスの良い傷一つない鍛え抜かれた肉体があらわになる。
しかしポイズンジャイアントに染められた毒が身体を斑に染めていた。
「その子を犯してあげなさい。」
「んー、んんーんー。」
少年は表情を変えもがき出す。
しかし圧倒的な身体能力の差を覆すことはできず
少年はリンリンにのしかかられる格好となり、
そして挿入させられる。
ズブリ…
最初の挿入と同時に秘所から血が流れる。
「へえ、その娘はじめてだったんだ。
よかったわね。」
「ごめんなさい、ごめんなさい…」
少年の言葉にも、破瓜の苦痛にも
影響を受けることなくリンリンのゾンビは少年を犯し続ける。
そしてしばらくすると、少年は動くのを止めた。
end

20 :
以上、
00bの派生系は明日か明後日の夜には投下したいと思います。

21 :
それでは続き投下します。
前の選択肢と違うものがありますので
次の書き込みのメル欄にネタバレ含む属性を含んでおきます。

22 :
00b派生
「ちょ、ちょっとまってよ。」
突っ込もうとするリンリンを引き止める少年。
「んー、せっかくいい感じだったのにー。」
リンリンがむすっとした表情を見せる。
「でもここの扉は明らかに雰囲気が違います。
少し魔法で調べさせてくれまませんか。」
「しょうがないなー。
サクっと調べてるんだよ?」
少年が透視の魔法を使い扉の奥を覗く。
そこにはローブを着た青白い肌の少女が祭壇に、
それを取り囲むようにポイズンジャイアントがいるのが見えた。
「…という感じです。」
「おーけー、じゃ命令する暇も与えないでボスの女の子を倒しましょー。
では改めて、とっつげーき!」
ドン!
扉が開かれる。
その奥には多くのポイズンジャイアントと、
祭壇らしき場所にいるローブを着た青白い肌の少女。
リンリンは祭壇の少女に向かって一直線に駆ける!
「てやー!」

23 :
すかっ。
とび蹴りは少女の身体を通り抜け、
そして地面から伸びる巨大な石の手にリンリンが掴まれる。
リンリンが上を見るとそこには少女の姿、
そしてリンリンに降り注ぐ火の玉の嵐!
「リンリンさーん!」
叫びとともに大きな爆発が何度も巻き起こる。
それとともに背後から少年に伸びる手。
「動かないでね。
いや、動けないわねと言ったほうがいいかな。」
煙と粉塵が舞い上がる中、
青白い肌の少女が少年の肩を叩く。
「く、そ……」
だが少年は振り向くこともできない。
「あと彼女のことは諦めたほうがいいよ。
さっきのは一流の冒険者でなければ骨も残ら…」
「その子を放しなさーい!」
煙の中からリンリンが駆けてくる。
「訂正、彼女は一流以上の冒険者だわ。」
少女も魔法の準備に入る。
リンリンの拳は少女を吹き飛ばし壁に打ち付ける。
少女の魔法は黒いオーラとなりリンリンに絡みつき転倒させる。
「リンリンさんっ!」
少年は叫ぶが身体は動かない。
そして、少年に向かってくる少女。
リンリンは少年の横で倒れ、呼吸するのをやめていた。
00e、「あ、あああ…あ…」
00f、「酷いよ…」

24 :
00e
「あ、あああ…あ…」
少年は、何も考えることができなくなっていた。
「壊れちゃった?
でもその方が都合がいいかな。」
少女も無傷ではなく、左半身がほとんど吹っ飛んで消滅していた。
「使わせられた魔力分、返してもらうよ。」
少女は少年を押し倒し、服を無造作に剥ぎ、跨る。
そしてだらりとしている少年のイチモツに
自らの秘所をあてがう。
「何をしても無駄だからね。
もうエナジードレインは始まっているのだから。」
「ああ…あぁ…」
萎えたイチモツから魔法的に締められる少年。
「反応がない相手はつまらないな。」
肉体を再生させていく少女。
そして、その代償として命を削られた少年は快感の中命を散らせた。
end

25 :
00f
「酷いよ…」
つぶやく少年。
「酷い?
じゃああなたは私を襲うのは酷くないって言うの。」
少女の反論。
「それは…禁断の魔法兵器をおまえが盗んだからじゃないか!」
声を荒げる少年。
「あなたたち、何も聞かされてないんだね?」
「何がだよっ!」
「これは、私が作って封印していたものなのよ?」
「何だって、嘘だ……」
「嘘じゃないよ。
嘘発見の魔法くらい使えるでしょ、試して見たら?」
少女はそう言うと、少年を戒める魔法を解除する。
そして、魔法を使う少年。

26 :
「そして、私はその兵器を再び封印しにここで儀式をしていたの。
立った今あなたたちにぶち壊しにされたけどね。」
その言葉で、少年は国に騙されたことに気づく。
「そ、そんな、だったら僕たちは一体。
リンリンさん、リンリンさん……」
崩れ落ちる少年。
「あそこの王様たちに騙されたんでしょうけど、
もう少し人を疑うことを覚えましょうね。」
少女の言葉にも動かない少年。
「そこでずっと泣いてられても困るんだけど。
…仕方が無いか。」
少女はリンリンに歩み寄り、そして口付けを交わす。
「一体…何をするんですかっ!」
「彼女に生命力を与えてあげたのよ。
こんな状況でしてあげるのだからありがたく思いなさい。」
事を終え、少女は儀式に戻っていく。
そしてしばらく。
「敵はどうなったの!
っと目標発見、かくごー!」
リンリンが飛び上がり、一声上げる。
「落ち着いてくださいリンリンさん。
僕たちが騙されていたみたいなんですって冷たっ。」
驚く少年。
「リッチの私が生命力あげたんだからぬくいはずないでしょ?」
「ほえ、一体どういうこと?」
「えーと、実は…」
いろいろと説明し、この場所去っていく少年とリンリン。
しかし彼らの冒険はまだ始まったばかりだ!
end

27 :
と以上でございます。
できればこのスレが生き残ることを祈って…

28 :
>>27
さあデュラハン娘命の俺のためのスレですよ

29 :
>>28
デュラハンは妖精説を信ずる儂は少し複雑だが…意外とイケる?

30 :
戦場の一角、円を描くように立った多くの兵士の中心で一組の男女の騎士が剣を交わしていた。
男の騎士は帝国、女騎士は王国の紋章をそれぞれ鎧につけていた。
つい三年程前までは友好的な関係を結んでいた平原の王国と山岳の帝国は、二年前に急した先王に変わって即位した先王の弟の統治になってから急速に関係が悪化、半年後には王国側からの宣戦布告が出された。
そして今―――
「せいっ!!」
男の騎士の鋭い一閃。
30分近く続く戦いの疲れから動きの鈍った女騎士はそれを捌けず、振りぬかれた剣は彼女の首を空へと放り上げた。まるで、男の想いをも一緒に投げ捨てるかのように。
二人の騎士は四年前に出会い、深く愛し合った。婚約も交わしており、戦争さえなければ幸せな家庭を築いている筈だった。
しかし神は非情にも二人を戦場で出会わせた。
それぞれに部隊を率いる身分であったが、無用の流血の回避、そして許されぬ恋の清算の為に一騎打ちを取り決めた。
配下の兵が女騎士の部隊を捕虜として捕らえる最中、男は涙を流して恋人の首を抱いていた。
その姿はDIOの首を抱えるジョナサンのようで―――
「ね。ねえ…鎧が痛いよぅ…」
「うおわっ!?」
突然腕の中から聞こえた声に、思わず首を取り落とす男。
「みぎゃっ!!」
顔面から大地へダイブして可愛い悲鳴をあげる生首。その声に周りにいた数名兵士達も反応する。
特に王国兵はんだ筈の指揮官の声なので困惑した。
続いてガシャガシャという鎧の音。首のない女騎士の体が動きだす。
今度はほぼ全ての兵士が気付き、パニックが起こる。
騎士が咄嗟に彼女の首を拾いあげると
「バカ、痛いじゃない!!恋人の首を落とすなんて最低!!」
元気に文句を言ってくる。
結局、男はひたすら困惑するだけであった。

兵士達を落ち着かせ、二人地面に座り話を聞く。
曰く、『愛の力で復活したのよ!!』との事。なんだそれってツッコむと『うるさいうるさいうるさい!!あんたの意見は許可しないィィィィィ!!』
作者がシャナとジョジョが好きな事が追加で分かった。
首は繋がってないものの、やはり彼女は素敵だ。部下が見ているがこの喜びを伝える為に口付けを――
冷やっこい。触れた唇が冷たい事に底知れぬ恐怖を感じる。まるでケツの穴にツララを略
それに気付きもせず、自分の頭を弄びながら「……暖かい」とか言いつつ赤面―――もしてない!!

31 :
「おい、ありのまま今起こった事を話すぜ…お前の体、冷たいし、血の気もない…」
最初の真面目なふいんき(何故かry)がギャグに流れている。
「ん…じゃあ、やっぱり私んでるんだ。なら尚更良いや」
あっさりとした答え。
「だって、私は王様に『ぬまで』忠誠を誓ったのよ?これでずっと貴方の所にいられるわ。
それとも、貴方の愛は私がんでるってだけで壊れちゃう物なの?」
嬉しい事言ってくれるじゃないの。
「いや、そんな事はない。ただ――そうだな、問題になりそうなのはHする時に風邪引くんじゃって事が心配だな」
冗談めかして言う。まあ、さっきから地の文が冗談めいてるが。
「アハハ、それじゃ今すぐ風邪引く?」
「それは御免被るな、ハハ…」
明るい会話に、男の部下の一人が報告に来た。
「隊長、捕虜を収容する準備が整いましたが……この女…」
ボコ。失礼な部下を拳骨で窘める。
「失礼、このレディはどうするんですか?」
まあ、確かに。生ける者への対処なんて前例がない。
「私が娶る。異論は?」
「異論は部下一同何もないですが、案じる事は。敵国の者を娶って良いのですか?それにゾンビは」
ゴツッ。先よりも強く殴る。
「失礼、生ける者は邪神の使いとされています。立場的にもマズいのでは?我々は祝福しますが…」
尤もな意見を言い、冷静に対策を考えてもらおうとする。
「フハハハ、私達の恋路には障害が多い…その方が燃える!!」
「そうよ、私達の愛はをも超えたの!!」
バカップル臭い発言にこんな風(→orz)になる部下。
自分にBeC∞Lと言い聞かせる。
「冷静になってください、彼女を娶るのは結構ですが、それを叶える手段を考えないと正義気取りの厨クサい宗教人に処刑されますよ?」
「うーん…生きてるふりして捕虜になるのじゃ駄目かしら?」
「その首をどうにかできれば。それに女性の捕虜の扱いは酷いですから、愚かな兵士にズコバコされたり…ああ、それで体温にも気付かれて処刑ですね」
「私の領地の屋敷に連れていくのは?」
「彼女だけ行かせたら戦場から抜ける前に見つかってその場で敵として処刑。隊長が連れてくのも敵前逃亡で処刑」

最終的に小煩い部下の鎧(規格品)を剥ぎ取り、それを彼女に着せて騙す事にした。
細部(主に胸部)に違和感があるそうだが、大体のサイズが一緒で助かった。
こうして二人は戦争の終結まで過ごした。

32 :
やあ、皆。ここまでが本編だ。エロ無しでテキトーに完結させてすまんね。
さて、これでキャラクターを作った。
名前無き首なし女騎士様のエッチはこれから始まります。
帝国軍の凱旋も終わった。
馬車に揺られてようやく二人は男の領地の城に帰った。いや、女は帰ったんじゃないけど。
女は現在、首都で仕立てたきらびやかなドレスを着ている。傍から見て彼女の格好に不自然な点はピンと張ったヴェールくらいしか見受けられない。よーするに、首がとれないよう押さえ付けてるわけだ。
「これで、思いっ切り風邪が引けるね」
「かなり昔のジョークを持ち出してきたな。どんだけ前の話だ?」
特に設定はない。そんなこんなで城に着く。
不在の間も城を管理していた執事メイドの類に妻を紹介して周る。色々と隠しつつ。
そんなこんなで夜になる。

さてさて、女の体はかなりご都合主義で一般人との違いが呼吸してない事と体温がない事、そして首が取れてる事しか無いのである。
食事は口からして、排泄は体がするのはなんとも奇妙な話であるが気にしてはいけない。

戦場ではとても時間がとれず、二人は今宵初めて体を重ねる。
ベッドの上で口付けを交わす二人。
その間手持ちぶさたな女の体は放って置かれてるのがなんともシュールであるが、熱烈なベーゼは二人を昂ぶらせていく。
長く唇を重ねていたが、ようやく男が口を離す。
「ぷは、はあ…窒息するかと思った…」
「クス、貴方はまだまだ呼吸しなきゃいけないものね。どう、イッペンシンデミル?」
「いや、それは流石に…」
しあったなんて嘘のように仲がいい。
彼女の頭を枕に置き、体を抱きよせる。柔らかくヒンヤリした体…いや、肢体が心地よい。そっと、優しく胸を愛撫する。
「んっ…いいよ……」
離れた場所から声がする。その可愛い鳴き声をもっと聞きたいとばかりに愛撫を続ける。
すぐに声が甘いものになり、女の下半身からは蜜が溢れだした。

33 :
「指、挿れるね」
男の言葉に頷く……ようなアクション。首がないから頷けない。
ツプと沈み込む指を、膣壁がキツく締め付ける。
「ああ…冷たい…」
「あっ、あっ!!あなたぁ、熱いよぅ!!」
体に、片や冷気を、片や熱気を感じる。溢れる蜜がその量を増す。
更に行為はエスカレートする。
「ちょ、バカバカ、どこ見てんのよ!?」
女の脚を大きく開き、その股間、更に秘部までを指で開いて凝視。恥ずかしいにも程があるってものだ。
そんな事を意に介さずに
「綺麗だ―――うん、本当に綺麗。お前にも見せてやるよ」
言って、彼女の頭を彼女自身の股間へと運ぶ。
「や、やだぁ…もう…あなたのせいで、私、こんないやらしく…」
満更でもない様子。
十分に濡れている事を確認し、本番への移行を問う。
彼女は顔を真っ赤にして……いるような、恥ずかしげな顔で一言、良いよと呟いた。

34 :
「じゃあ、挿入れるね」
「優しくしてよね」
男は自らの分身をあてがうと、一気に挿し貫いた。
彼女の体はそれをすんなり受け入れ、ズッ、ズッとピストン運動が繰り返される。
肉棒が奥に届く度、嬌声が上がる。
「うあっ、んあぁっ!!いい、いいのぉ!!中にいっぱい感じるのぉ!!」
昂ぶり続ける二人。それと共に腰の動きも加速していく。
そして――――
「来る、来るよぉ!!何か来ちゃう!!来る、くる、くりゅぅぅぅぅぅ!!」
「私も…もう、限…界……だ………」
びゅっ、びゅるるるるるるるるるるる!!
二人は同時に果てた。


「今、分かった事がある」
「何?」
二人は裸でベッドの上、他愛のないおしゃべりをしている。
「自分の体がカッカして、案外平気だ」
いつぞやの冗談への回答。
「ああ、そうなんだ……へーちょ」
返事をして―――くしゃみ。呼吸しないのに何故かくしゃみはする。
「あ、あれー、どしたのかなへくしょっ!!」
「おい、まさかこの展開は……」
そう、結局そのまさかで―――風邪に苦しむアンデットなどという世にも珍しいものを見る事になった。


35 :
以上、デュラハン(?)の話でした。
ゴメンよ、最初の流れからエロに繋んなかった。
>>29に書いた通りデュラハン妖精説派なんで、敢えてデュラハンという呼称は使わなかった。まあそこは好きに妄想してくれ。

36 :
ごっつい甲冑を身にまとう女性の首無し騎士
その討伐を命ぜられるショタ司祭
しかしその首無し騎士は姿格好は無骨そのもので振るう剣は一軍にすら匹敵するほどの冴えを見せるが、
その振る舞いは優しき乙女そのもの。
首がないために言葉を交わす事はできないが、優しく思いやりに満ちてわたわたとパントマイムをする様はいっそコミカル。
勇み足が祟って川に落ちたショタ司祭を助けようとして甲冑の重さで溺れて逆に助けられるドジっ娘ですらある。
本当に彼女は退治されるべき悪なのか…?
疑念に揺れるショタ司祭のもとに、悪魔と通じたという断罪が教団より下される。
才能があり徳もあるショタ司祭を陥れ抹するための教団上層部の陰謀だったのだ。
送り込まれる異端浄化執行武装神官団!
絶対絶命のショタ司祭!
この世に正義はないのか?弱さが悪で優しさはただ理不尽の前に踏みにじられるだけなのか?
神すら呪うショタ司祭!
しかしその時、首無し騎士がショタ司祭を背に庇い、立ち上がった!
幾重にも取り囲む剣の林にただ一振りの剣が凛然と立ち向かう!
ってなSSを




投下しないから

37 :
超がんばれ

38 :
>>30-35
GJッ!
まあデュラハン・ヴァンパイアあたりはフレキシブルに

39 :
追記、デュラっ子はツンデレよね
テレ隠しに頭投げっスよね
そのままちぅされて怒るのは鉄板だよねええええええ

40 :
ゾンビとか以外になんかあるんかね

41 :
ゾンビ以外というと
・ゴースト
実体がないのがネックだけど幽霊とのエロは比較的オーソドックスな部類
・ミイラ
干からびてたら厳しいが湿度を与えればどうにか
・グール
ゾンビと似てるけどわりかし損壊が少ないようなそうでもないような
・レイス
ゴースト同様だが危険度高
・ヴァンパイア
王道中の王道
・リッチ
知名度でヴァンパイアには及ばないがアンデッドの王様的存在ではある
・デュラハン
アンデッドかどうかには異論もあるが、流れを見る限り標準的な部類
・バンシー
これも妖精っぽいけどイケそうな気もする
とりあえず思いつく限りではこれくらい?
結構色々いるよね
番外
・スケルトン
どうしろと…

42 :
ワイトとかその気になりゃ、かなり増やせるけどなー
正直似たり寄ったり

43 :
SWのルールブックでアンデッドの頁を紐解いてみた。
アッシュ
体を焼いた灰のアンデッド
…どうしろと?

44 :
灰があそこの中に入ってくレズ展開考えてた男がここに…

45 :
ゾンビと同じかもだけど、実はキョンシーもアンデッドな。うっふぅ、うっふぅ

46 :
ゼン・ランドー乙

47 :
サキュバスや猫又もアンデットだぜ
設定上エロくならざるを得ないからエロパロにぴったり

48 :
デスタムーア第三形態はアンデッド扱いらしくAIがゾンビ斬りを使うんだぜ…

49 :
援護したくともかけないのが辛いな。
お姫様や巫女さんをゾンビにする妄想はできてるのにw

50 :
自分も探してみたけどなかなか思いつかなかった
ファンタジーもののTRPGのルールブックあたりにネタになりそうなのが多いね
上でも探している人がいるけど、ソードワールドっていうTRPGからだと目新しい
アンデッドは3つくらいあった
1、ブアウゾンビ
  魔法によって作られたゾンビ
  ゲーム的には知能とすばやさは生前の半分、その他はそのまま
  腐らない・生前の技能が使える・道具が使えるなど便利に使役できる
2、アンデッドナイト
  デュラハンと同じで生前に悪事を働いた騎士がモンスターになったもの
  視線を合わせるだけで相手をアンデッド(ワイト)にできる
3、フレッシュゴーレム
  アンデッドじゃないけど、人間の体を使ったゴーレム
  たぶん体を使って作ると思われる
>>41番外
    ・スケルトン
ねくろまっていうライトノベルみたいに外見スケルトン生前は美人でという
設定で人間に戻すまでの話をやってみるとかw
ねくろま:ヒロインがスケルトン(挿絵も当然白骨体)の小説

51 :
フランケンシュタイン(の怪物≒人造人間)も入るのでは?
体から作ったモンスターの一種だしさ

52 :
ネクロマンサーの父親に呼び出しを受けた主人公がフレッシュゴーレムを操って、
正義の冒険者グループを迎え討てと命令される。
無理だと拒絶する主人公だが、自分の代わりに戦わされるという
全身を包帯で包まれたマミーの少女の傷ついた姿を見て自らが戦う決意をする。
「逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ(ry」

次回「僧侶襲来」

53 :
スケルトンでもレズはできるよ。
相手の穴に自分の骨をいれ(ry

54 :
手コキや足コキがあるなら骨コキなんてのがあっても…
パイズリならぬ肋骨ズリとか

55 :
軟骨に期待

56 :
「やぁ、久しぶり」
命日に墓参り行くと、夫が甦っていた。骨だけで。
自分の名が刻んである墓の前に胡座をかいて、誰かの供え物らしいタバコを旨そうに吹かしている。
だけど、ちゃんと火葬したから、吸う端から骨の隙間を通過して煙が逃げていた。あれでは旨くないだろう。
眼窩やら鼻孔から煙の立ち上ぼる姿は、ちょっと面白い。
「あなた、生き返っちゃったの?」
「ああ、そうらしい」
お墓の開いた納骨部と、砕けた骨壺を見るかぎり、どうやら本当らしい。
「んで、生き返ると、戸籍ってどうなるんだろうな」
「なんかソレ、国語の教科書で読んだことあるわ。んで、生き返った花嫁は、両親の元に帰されたような」
「ふーん」
いったんタバコを吹かす。味、わかんないでしょうに。
「じゃあ、もう一回、プロポーズしなきゃな」
「ええ?」
「なんだよ、嫌なのかよ」
「違うわ、嫌じゃないけど」骨にまで愛されるなんて。
なんだか罪作りな女みたいだわ、なんて思っていると、夫はタバコの箱の銀紙を破いて、何か細工しだした。
わっか状のものを二つ造って、片方を自分の薬指に、片方を私の薬指にはめる。
「取りあえず、婚約指輪」
「チャチねぇ」
「今度、ちゃんと買ってやるよ」
恥ずかしそうに、頭蓋骨の、頬のあたりだった部分を掻く。チョークを擦りあわせるような音がした。
「じゃあ、帰りましょう」
「ちょっと待った」
「なに?」
「俺、服着てないだろ?このまま歩くの恥ずかしいよ」
「…しょうがないわね」
私は持って来たバッグに細長い骨をみんな詰め、供え物のお花の包み紙に夫の頭蓋骨を包んで持って帰ることにした。
二度目の新婚生活は、骨を折らないように持ち帰ることからはじまった。

57 :
>>52
そーりょw
ありえんw

58 :
好きなんだけど〜♪

59 :
普通の体とか猟奇とかは無いわーという感じなのに、
それが元気に動いているとなると、何故こんなに愛おしくなるのだろう。

60 :
投稿しまs
雨が降る夜は嫌いだ。
とうの昔に失くした筈の、いろんな感覚が蘇る。
瞳を失った眼窩で分厚い雲で覆われた夜空を睨み、私……脳味噌も風化した為、自身の名前さえも忘れたスケルトンは、ためいきの代わりに歯をカチカチと打ち鳴らした。
それは、私がにたてだったあの頃。
青白い皮膚と冷たい肉、腐りかけの臓腑が体内で揺れ、固まりかけた血が斑を浮き上がらせていた頃の話……。

「う゛〜、あ゛〜」
後七日目、私は棺桶から這いずり出た。
その時点でも、相当にあやふやな記憶力しかなかったけれども、自身のは悟っていた。
んだのになぜ動けるのだろう? とも思ったが、動けるし曖昧ながらも思考する事ができる以上、いつまでも狭っ苦しい棺桶に横たわっているのはゴメンだ。
どうにか蓋を壊し、土を掻き分けて地表に出たときの爽快感は、正しく生き返るような気分だった(体が何を言うかと思うだろうが)を骨だけになった今でも覚えている。
目の前にいたのは、マスターだった。
……いや、何と言えばいいのだろうか? 卵から孵った雛が最初に見た物を親鳥と思うように、棺桶から還った私はその人物こそが自らに今一度この腐った命を与えた者だと理解したのである。
とにもかくにも、月のない夜中の墓場、私はマスターに出会ったのだ。

61 :
さて、マスターの事を詳しく記しておこう。
幾つかの名前と容姿を持ち、さまざまな状況でそれらを使い分けていた為、詳しい素性は知らない。
ただ、優れた魔術師である事と、人間を辞めるための方法を探していた……と、思うが、なにぶん脳味噌が風化して久しいもので、正確に何を目標としていたのかは解らない。
まぁ、私のようなゾンビやらスケルトンではなく、ヴァンパイアとかリッチといったハイレベルなアンデットを目指したんじゃないだろうか、多分。
あぁ、ひとつ……思い出した。
最初に会った時や、研究室に閉じこもっている時、マスターは年端も行かぬ少女の姿をとっていた。
んだ身では特に思う所も無かったが、世間一般の基準から言えば怖気がするほどの美しさだ……ものすごく陰気だったけれども。
ホロホロと、彼女(本当に女性かどうかは解らないが、便宜上こう呼ぶ)や色んなアンデットと過ごした日々の思い出が蘇ってくる。
「ゾン次郎、昨日のアンプル持ってきて」
腐りかけた体を使役する者に相応しい、素晴らしく陰気な声で主は私の先輩ゾンビに指示を出した。
ゾン次郎と呼ばれたゾンビは、マスターの実験助手を務める為に、様々なカスタマイズが加えられた特別な個体だった。
具体的には触手とか、触手とか、触手とか……あぁ、あと触手が付いていた。
というよりも、もはや触手の塊だった。
イメージとしては、現在進行形でウナギに体を啄ばまれている水体とか、そんな感じだ。

62 :
そんなゾン次郎先輩がにょろーんと触手を伸ばして持ってきたのは、粉の入った小瓶だ。
キッチンにあれば塩胡椒と間違いそうな色合いだが、体を体とも思わない腐れ外道のマスターが胡椒なんぞを実験に使う訳もない。
胡椒っぽい粉の入ったビンを受け取り、マスターは此方へと向き直る。
「さぁ、○○○、こっちにおいで」
手招きしながら名を呼ばれた。
体ながらに嫌だなぁ、とも思ったけれど、所詮はゾンビである……主人の命令に逆らう事などできはしない。
歩み寄った私に、マスターは小瓶の中身をパパッと振りかける。
何と言うか……腐った私が言うのもなんだが、キノコと納豆の臭いを足して2で割ったような感じの発酵臭だ。
「さて、○○○……トウチュウカソウと言う物は知っている?」
トーチューカソー? 腐った頭ながらも主人の問いに答えようと必で考える自分がいじらしい。
そんな私を馬鹿にするように鼻を鳴らし、主人は小瓶を眺めながら続けた。
「東方に伝わる物で虫と植物の特性を持った存在らしくてね、知人から種を譲り受けたのだよ」
あぁ、なるほど。
それを振りかけたと言うわけですか、この体めに。
「とりあえずそのまま育ててはみたのだが……思ったよりつまらなくてな、私なりに手を加えてキミに振りかけてみた」

63 :
へぇ、それはそれは。
どう言ったリアクションが正しいんだろうか? 感謝するのも何だしなぁ。
ボンヤリとそんなことを考えていたとき、背中で何かが蠢く様な感覚が。
「む、早くも効果が現れたね……ゾン次郎、被験体を連れて来て……昨日、攫って来たイキの良い奴」
をぉお? 何だか、ブチブチと。
マスター、私どうなってるんでしょうか?
なんだか、背中が痒いんですが……カユ、ウマ? なんです、それ。
「トリフィドと精通直前の少年から採取した精巣を合成してみたわけだけど、いや、なかなかどうして……我ながら素晴らしい出来だよ」
あ、かゆいかゆい。
しかも、んだっきりなかった性欲が、こう……ムラムラと。
性欲を持て余します、マスター。
「うん、もう少し待ちなさい……いま、ゾン次郎が良い物を持ってきて……あ、来た来た」
ニョロニョログチュグチュ、と急いでる時にゾン次郎先輩がだす効果音を伴って、触手の塊がマスターのラボへとと現れた。
マスターの言う良い物とは、生きた人間の女の子だった。
猿轡を咬まされているので口を開くことはできないが、先輩の触手に絡めとられて、物凄く嫌そうな顔をしている。
「さぁ、○○○! このオナゴに思う存分『種』を撒き散らしなさい」
た、種ぇ……。
曖昧な頭でマスターの命を受け、理解するよりも早く身体が動いた。

64 :
眠い、続き任せた。

65 :
おいw

66 :
くだらない物落とすよ。
ネタだから叩いちゃ嫌だからね。

私は映画を見ている。
彼の趣味のホラー物だ。うう…正直、苦手なのに…
スクリーンの上で、男が恋人に指輪を上げて…そしたら、急に雲が晴れて満月が出るカットが入って…
あ、あ!!男の方が悶えて…きゃー!!狼男!!怖い怖い怖い〜!!
思わず隣に座る彼の腕にしがみついちゃう。
映画の女の人が叫んでいる。恐る恐るスクリーンを見ると
『Ahhhhhhhhhhh!!Ahhhh!Ah!!』
咄嗟に目を閉じる。WARNINGスプラッタ注意の警告が瞼の裏に見える、見えるぞ!?
今、絶対に私の顔真っ青だ。
駄目、限界。
「怖いよぅ…もう出ようよぉ」
「ええ?面白いじゃん」
どこがだよぅ…本当に駄目なんだってば…
「ゴメン、私やっぱホラーは駄目。先に出るね」
私は席を立つ。
「あ、おい待てよ…ったく。サーセン、これどうぞ」
彼は手にしてたポップコーンのカップを隣席の人に押しつけ、私について来てくれた。完璧に私のわがままなのに、やっぱり優しいなぁ…
二人で帰路につく。
映画の事について謝ると、彼は逆に、苦手な物見せた俺が悪いって…この優しい所に痺れる!!憧れるぅ!!
二人で談笑しながら、外人墓地の前を通った。

67 :
カップルが墓地の前を通ってすぐの事。
ボコッと音を立て、墓の土の下から何かが突き出した。
それは、意外!!腕!!
腕に続き、穴を広げながら肩、頭、胸と…全身が姿を現す。
それはボロボロの衣服を纏い、すっかり変色した膚をした亡者。
立て続けにそこかしこで土が掘り返され、棺の蓋が開き、亡者どもが溢れ出す。
そして、彼らは何かに導かれるように夜の街へと歩き出した。

私達が寂れた工場地帯を歩いている時、前に幾つもの人影が現れた。
何だろう?思いながら歩いていく。すると、彼らは道一杯に横に散開し…
気付くと後ろにも大勢の人がいて、私達は囲まれる形になる。
ボロボロの服、そして不気味な色の膚。そこからゾンビという結論を導くのにさしたる時間は必要なく、私は意識を失うのを感じ…

68 :
ここはどこ?真っ白だ。
物や人は何もなく、それどころか地面もない。なんだか浮いてるような不思議な感じ。すると、いきなり背後から声がかかった。
何もなかったはずの場所に、浅黒い肌の男がいた。やけに派手な真っ赤な服を着ている。
男は言った。
『迷える魂よ…本来、貴女はここでぬべき人ではありません。の運命(さだめ)を捩じ曲げようとする輩に作られた生ける屍に驚き、ショックしたのです。
取り敢えず仮って事にしたので、これから貴女の肉体と魂は再びリンクします。
しかしながら、悪しき人使いの呪いによって一時的にでもんだ貴女の体は操られてます。それでは』
長い長い解説台詞を一方的に吐いて、男はフェードアウトして消えた。そして私も…

69 :
目が覚めると、私はゾンビ達の隊列の先頭にいた。
身体が勝手にリズムにノって、ステップを踏んでる。
みんな一般的なゾンビ像とは違う、イヤに俊敏な動きで踊っている。
何処からか音楽も聞こえる。今はなんだか間奏って感じだ。
その他は歓声も歌声もなく、衣擦れと、靴がコンクリートの地面を叩く音が響く。
ああ、なんだか楽しくなってきた。今ならムーンウォークもサラッと出来ちゃいそう。
踊っていると、ダンスの中で彼に背を向けている時、いきなり私が背後を振り向いて口を開き、歌声を発した。
『'Cause This Is Thriller,Thriller Night!!』
<了>
ネタで非エロでごめんなさい!!

70 :
途中からわかってたけどスリラーじゃんw
あのPVはよかったなぁ

71 :
保守代わりにサクっとど外道ファンタジー
属性は姉妹レズ精神異常?ちょっぴり切断とか。
何か苦手な人はトリップで弾いてにゃん。
人物設定
姉―妹思いの戦士
妹―姉思いの魔術師
邪悪な魔法使い―見た目は子供

72 :
とある荒野。
そこに、姉妹の冒険者と一人の子供がいた。
「た、頼む。私はどうなってもいい。
妹だけは見逃してくれ!」
私は武器を投げ捨て、ひざをつき懇願した。
私たち姉妹は中堅上の冒険者と自負していた。
しかしこの力の差すら見えない邪悪な魔法使いを相手には
ただ遊び相手としてただ生かしてもらっているような状態であった。
「いいよ。じゃあこの瞬間からお前は完全にボクのものだね。」
魔法使いは即座に返事を、そして同時に指を弾く。
すろと真空波が私を襲い、魔法の鎧ごと真っ二つに切り裂かれた。

73 :
姉さんはこちらを振り向こうとしたが、
それもできず、身体の左右がずるりと崩れた。
それを見た私もまたひざをついた。
「さて、と。」
魔法使いが姉さんの体に近づくと、
私たちを相手にしても使うことのなかった呪文を含む魔法を唱えだした。
私程度では理解できぬ魔法であったが、
禁忌である霊術が含まれているのが辛うじて分かった。
魔法使いの詠唱は、すぐに終わった。
すると二つに分かれた姉さんの身体が再び一つになり、
「ねえ…さん?」
「真っ二つにして再生させたんだ。
脱がせるの面倒な格好してたでしょ?」
魔法使いは、すばらしいアイデアと主張するかのように笑顔でそう返した。
「じゃあ、はじめようか。」
ぺたんと座り込み、呆けた顔をしている姉さんは魔法使いに命じられると
恍惚とした表情を浮かべ、こくんと首を縦に振った。
すると、ガントレットがついたままの左手で、
鎧と下着でかつて守られていた秘所をかぱあと広げた。
そしてもう片方の、やはりガントレットがついたままの右手の指で
自らを激しく慰めはじめた。

74 :
「こんなことをしても痛まない魔法のガントレット、
そしてガントレットでも傷つかない頑丈な身体でよかったねー。」
魔法使いは意識があるのかないのか分からない姉さんにそう告げると、
くるりとこちらに向かってきた。
「姉さんに、何をしたの?」
「楽しむのに邪魔な命とか、飽きとかを奪ったの。
でもその変わりにいろいろなものをプレゼントしたよ。
そうそう、ボクはもうキミの相手はしないけれど、
おねーさんの邪魔をすると襲われちゃうかもしれないよー。」
魔法使いは私とすれ違いざまにそう答えると、姿を消した。
私は力を入れることもできず、ただ姉さんの行為を眺めていた。
魔法使いが去ってしばらく、
姉さんの行為によってその秘所からはだらしなく、
とどめることを知らないかのようにどろりとした液体を流し続けていた。
「ありがとう、そしてごめんなさい。
その魔法、いつか解析して元の姉さんに戻してみせるから!」
私はすくっと立ち上がり、
姉さんを蔦絡めの魔法で無理やり行為を止めた。
続けざまに、私と姉さんを神殿に運ぶ瞬間移動の魔法の詠唱に、

入ることさえできなかった。

75 :
きもち、いい。
きもち、いいのとめられた。
じゃま、できなくする。
「この感触は…ドレイン……やめて、姉さ…。」
じゃま、うごかなくなった。
でも、おもいだした。
このこ、だいすき。
きもち、いいの、
ちょっと、がまん。
いらないもの、やぶく。
ぬるぬるして、ぎゅっとする。
ぺろぺろと、なめなめする。
めをさました。
「きもち、いい?」
「いい、きもち、いい。」
よかった。
ずっと、ふたり、きもちいい。

76 :
ある沼のほとり。
そこに学者の娘と一人の子供がいる。
「…というのが大昔にあってこの沼地ができたんだ。
そして二人がいる限り干上がることはないんだよー。」
「真面目に考えるなら神話などの類が歪められたってとこか?
でも、誰に聞いたか知らないが子供が昼間からそういうことを言うんじゃない!」
言いながら、私は子供の両のほっぺをつねる。
「いたたたたー。
もう、そんなこと言うならボクとおねーさんで証明してみせるよ。」
「え?」

おわり

77 :
以上でございまーす。
アンデッドなだけにスレは不滅と信じてる!

78 :
GJ!!読みやすかった!!
そして哀れな学者さんの追加で沼は湖になるのですね。

79 :
>>77
腐られても困るがなw
てな訳で保守剤注入〜

ほんとネクロ過疎スレマンサーも楽じゃないね、とくらぁ

80 :
息の根止まりそう?

81 :
今から軽い目の一つ投下しまーす。

82 :
外を見下ろす窓のみが存在する出口すらない小部屋。
その中に、射手であった娘が屍となって転がされていた。
「広場に来た者全てその弓で射せ。」
邪悪な魔法使いがそう命じると、射手の娘は生ける屍となって起き上がり、
自らをした者に使役される存在となった。
そして、その邪悪な魔法使いが命を落とし、
娘に射していった者たちの幾人かが骨すら残らぬような年月が過ぎてなお
彼女の肉体と弓矢は朽ちることを許されなかった。

足音。
新たな侵入者。
杖を持った少年は転がる体や人骨を気にもせずすたすたと歩く。
そして彼が体の脇を通ろうとしたとき、少年の額を狙った矢が飛んでくる。
バチン!!
その矢は少年を守るバリヤーに弾かれる。
そして少年は矢が飛んできた方向へ腕を伸ばし…
ドン!
爆発が巻き起こり、射手の娘は建物ごと吹き飛ばされた。
「こんちゃー。」
突如少年が倒れた娘の前に現れ、明るい声をかける。
しかし娘は体勢を立て直し、飛ばされてしまった弓に駆け寄ろうとする。
「させないよ。」
少年が杖をかざすと、弓は空中に浮かびあがる。
そして、少年が強く念じると同時に弓は完全に消失する。
それと同時に射手の娘はぺたんとへたり込んだ。

83 :
へたり込んだ娘にてくてくと近づく少年。
「さーて、おねーさんは機能停止したのかなー?」
ふに。
むにゅむにゅ。
少年は、娘のおっぱいをもみ始める。
「小ぶりだし堅い。でもいい形だ…ん」
「ぅん…あの、止めてくれませんか。」
射手の娘が、その冷たい手で少年の腕を掴む。
「ごめんごめん、無防備なおっぱいが合ったから思わず。
ところでおねーさんこれからどうするの?」
「私を、浄化してくれませんか?」
「えー、かわいいのに勿体無ーい。」
「お願いします。
命令に逆らえなかったとはいえ、人をしすぎました。」
「じゃあ、楽しいエッチをしようか。」
「え、ええええ。」
「いっくよー。」
「あの、きゃっ。」
少年は娘を押し倒すと、両の手でおっぱいを、
舌で生殖器を愛ではじめた。
「はっ、ぅうん…」
長い年月味わうことのなかった感覚に、射手の娘は恍惚となる。

84 :
ちゅる、ちゅぱぱ。
「おねーさんの冷たいゼリー、いい感じだよ。
さあそろそろ本番といこっか。」
「ひ、やぁ…」
少年は、器用に足で自分のズボンを下ろすと、
その小さな、けれど立派なものを一気に挿入する。
「はじめてだったんだ、じゃ存分に楽しんでもらおっか。」
少年は、射手の娘をやさしく、そしてときに激しく抱きしめる。
「はぁ、はぁ…もう、十分ですか。」
「まだまだっ、もっと続けたくなるくらいじゃないと
楽しんだっていえないよ!」
少年の攻めはまだまだ続く。
射手の娘は者であるため気を失うことができない。
何度も、何度も大量の液体を放出することになっても。

そして、少年は突然行為を止める。
射手の娘は驚きの表情を浮かべる。
「うん、『まだ続けたい』て言う顔だ。
これでお互い楽しめたみたいだね。」
「えっ、そんなこと…
でも、これで私を浄化してくれるんですよね。」
「そんなあ、おねーさんまだまだ未練残した顔をしてるのに
成仏なんかすることないじゃん。」
「そんなこと…」
「楽しかったでしょ?」
「うう、嘘つき…。」
「はは、それ魔法使いには褒め言葉だよー。
それじゃ行こっか。」
「え、どこに?」
「生を謳歌するにはこんな遺跡より街に行くほうがいいでしょ?」
そういうと、くるっと背を向けて歩き出す少年。
そして、それを追いかける娘が一人。

おわり

85 :
以上でございまーす。
底辺で動いてるのはある意味とてもこのスレらしいのかな?w

86 :
誰もいない
連投するなら今のうち…
今回は
腐敗あり、エロ少ねええええええええ
という感じなので苦手な人はNGに放り込んでくださいなー

87 :
妖術師の青年。
彼は、見聞を広めるべく旅をしていた。
「おいおい、冗談だろ?」
彼が次に立ち寄るつもりだった蛮族の村。
そこで暴れ狂うドラゴンゾンビ、横たわる人々の屍、
傷つきながらも一人戦う蛮族の娘を彼は見た。
娘は、手斧で竜の前足を叩き切る。
しかし直後、竜は腐敗のブレスを彼女に浴びせる。
「くそ。」
妖術師の青年は走り、
妖術で竜の手前に爆発を起こし、
蛮族の娘を拾い抱え、
そして距離を置いた岩陰に潜んだ。
「おい、しっかりしろ。」
「降ろしてくれ。
奴を、奴を倒さねば…」
蛮族の娘は青年の袖を引っ張るが、その手はすぐに下がる。
彼女が受けた多くの傷と、竜のブレスによる腐敗は完全に致命傷だった。
「すまない、皆の敵、討てそうにない…」
その言葉と、少しの涙とともに蛮族の娘はんだ。
「やらんわけには、いかんわな。
行儀ようはできんけど勘弁してや。」
そう言うと青年は、蛮族の娘の屍に妖術をかける。
すると娘はゾンビとなり、ゆらりと立ち上がる。
「竜の正面は、任せた。」
ゾンビとなった蛮族の娘がこくりと頷くと、
青年は竜の背後に回り込むべく走り出す。

88 :
「あの子、相当なやり手だったんだな。」
妖術師の青年は蛮族の娘と竜の戦いに思わずつぶやく。
そして、力をためて作り出した強力な魔法の矢で竜の足を二本吹き飛ばす。
竜が体勢を崩しているその隙に、蛮族の娘が残された最後の足をきり飛ばした。
「あとは、動けなくなるまで打ち込むまでよ。」
青年は、衝撃波を竜の胴体に叩き込み続ける。
しかしただでは倒れぬドラゴンゾンビ。
生きている竜では不可能な背後にいる青年目掛け首を伸ばし、
腐敗のブレスを吐かんとする。
しかしその伸び切った首は、蛮族の娘に両断される。
そしてしばらく、ドラゴンゾンビは粉々に砕かれ、完全に停止した。
「すまねえな、この程度のことしかできんで。」
妖術師の青年は、蛮族の娘に近づき、そうつぶやいた。
「いや、皆の敵討てた。感謝する。」
「そう言ってくれると嬉し、ってえええええー。」
自らが、知恵なきゾンビにした蛮族の娘から
返事が来たことに仰天した青年は思わず大きく声を出した。
「異邦の呪師よ、勝利の悦びを交わしてくれまいか。」
蛮族の娘は笑みを浮かべ、
竜のブレスでボロボロになった腰巻をほどく。
「えええええ、ああ………
ふー、いいぜ。」
目をつむり、驚きを収めた青年も笑みを浮かべ答えた。

89 :
妖術師の青年の上に、蛮族の娘がまたがる。
「はじめようか。」
「おう。」
青年のイチモツは、娘の秘所に根元まで吸い込まれていく。
そして青年のそれに、まだ人の温かみを残しているが腐敗している肉と、
ぬるりとした液体がからみつく。
「痛くはないか?」
「ん、痛みはまったくない。」
青年の問いに感じながら答える娘。
「そいつは、ひょっとすると…」
「いや、今はただ、悦びだけを感じ合おう。」
「ん、ああ、そうだな。」
首を振り、笑う娘に青年も笑みで返す。
そして、娘の上下運動は加速してゆく。
「いくぜ。」
青年は娘を抱き寄せ、そうつぶやき、精を放った。

二人は行為を終え、村人たちの埋葬をし始める。
その中で妖術師の青年は、蛮族の娘に事情を話した。
「…というわけだ。あれを倒すとはいえすまんことをしたな。」
「いや、おまえには感謝している。
おかげで奴が倒れるのを見ることができた。
ところで、おまえの旅に、私を連れて行ってくれまいか。」
「ああ、いいぜ。
あんたの故郷になってやるよ」
青年は、そう言って娘を強く抱き寄せる。
「感謝、する…」
そして娘も、青年を強く抱きしめた。

おわり

90 :
以上でございまーす。

2chブラウザが使えない環境だとつらいぜ…

91 :
GJ!
こんなニッチなジャンルでよくもまあ…

92 :
GJ
もうだれもいないと思ってたけど久しぶりに見にきてよかった。

93 :
誰もいないようなので、賞に出す予定の現在書いている一次創作から設定流用して小ネタ書かせていただきますね。
「もう、父さんちゃんと話を聞いてよ!」
 ちっとも話を聞いてくれない父さんに向かって、私は言葉を吐きかける。
「なんだアム、父さんは今忙しいと言うのに……」
 娘の前で猿みたいに腰を振っておきながらどこが忙しいと言うのか理解に苦しむがそれはそれ、父さんもいっぱしの男だし母さんに先立たれて色々と溜まっているのだろうと無理やりに納得する。
 もっともそれを生身の女の人にやるようなら私は父さんのことを二度と父とは言わないが。
 ゾンビ相手に、自宅でやる分には文句はないし。出来れば私の前では控えて欲しいのだけれども。
「もうっ、子供なんだから。お気に入りのゾンビを手に入れたからって夢中になりすぎよ」
「そうは言うがなアム、ほら特注で作らせたこのゾンビは母さんにそっくりだろう? ついつい滾ってしまうのだよ」
 父さんは笑いながらそのゾンビの膣にお○んちんを突き入れる、私のよりも小さな桃色の入り口が父さんの大きなお○んちんを舐めるように銜え込みてらてらと濡れ光る様はなかなかに官能的だ。
「あっきれた、いくら母さんの顔しててもゾンビはゾンビじゃない。ただの肉人形よ」
 けれど母さんの顔をしたゾンビはピクリともその表情を変化させない。当たり前だ、だってこれはそう言うものなのだ。
「もういいわ、けど程々にね。ゾンビとのセックスに夢中なんてのはジュニアハイスクールで卒業って時代なんだから」
「ああ、分かっている分かっている」
 本当に分かっているのか怪しいものだ。
 父さんは「ああ」「ああ」と頷きながら、樫の安楽椅子の上でスパートをかける様に激しく抱え上げたゾンビを突き上げる。
 口の端から涎を垂らし、じゅぷじゅぷと水音を立てて必に射精しようとする姿は我が父ながらみっともなくて恥ずかしくなる。
 まぁしょうがないか、アルヴァンさんとこのドラ息子みたいに真昼間から往来の真ん中でパコパコやってるようなのと較べれば全然マシだし。
 けどやっぱり男と言う生き物は、もうちょっと周囲への気遣いをするべきだと思うのだ。
「それじゃあ私もヘブンスのところで新しいゾンビ買ってくるからね!」
「あっ、ああ!」
 やっぱり聞いちゃいなかったか。
 父さんは体をビクリと震わせると、母さんの顔をした体の首を絞めながら何度も何度も白濁した液体を撒き散らした。
 薬品処理で血色がいいように見せている白い肌を粘ついた液体が汚していく、自分の玩具をどうしようが勝手だけど絨毯にこぼすなよこの糞親父。
 と、しまったついつい物騒なことを考えてしまった。このままこの部屋にいると目の前の唯一の肉親を肉塊にしてしまいたくなってしまいそうなので、私はとっとと部屋から出て行くことにする。
「それじゃあ行って来るね」
「――ああ、行っておいで」
 どさりと音がした、見れば父さんのゾンビが頭から床に落ちたようだった。おかしな方向に曲がった首筋には父さんが付けた指の跡、焦点の合わないな蒼の瞳は空ろに虚空を見つめ、私と同じ金色の長い髪を床に流しながらソレは全裸で床に転がっている。
 その姿を見るとほんの少しだけ胸が痛んだ、ゾンビとは言え母さんの姿をしているものが体然とした姿で横たわっているせいだろう。
 私は、母さんのんだ日のことを思い出していた。


94 :
『ねえ父さん、どうしておかあさんは動かないの?』
 そう問いかける幼い私に向かって、ツバのない黒の葬儀帽を深く被った父さんはこう言ったっけ。
『母さんはね、んでしまったんだよ』
『んでしまったの?』
『そう、んでしまったんだ。だから母さんの心はもう二度と帰ってこないんだ』
 父さんがそう言うと、体屋の男たちが母さんの遺体を取り囲む。
 男たちは口々にまるで東方の呪術師みたいに訳の分からない言葉を呟きながら、母さんに真っ白な粉を振りかけていった。
『父さん、あの人たちは何をしているの?』
『あれはね……』
 父さんが何かを言おうとしたところで、母さんがむくりと棺から起き上がった。
『父さん! 母さんが起きた! 神様がお母さんをお助けくださったのよ!』
 そうはしゃぐ私の肩に父さんの腕が食い込んだ。
『アム、あれは母さんじゃない』
『何言ってるの父さん! 母さんよ、母さんが生き返ったのよ!』
『違う、違うんだよ。アム……』
 悲しそうに父さんは言い、体屋の代表らしき男に父さんは言葉を向けた。
『終わったかね?』
『はい、経過は順調です。この分なら慰労金もかなりの額が期待出来るでしょう』
『そうかね、それは良かった。蓄えが少々心細いところだったんだ、これから娘と二人で暮らしていかなければならないからね。少しでも高く売れたほうがいい』
 二人の会話を呆然と聞いていた幼い私は、慌ててその会話に割り込もうとする。
『父さんなんてこと言ってるの! そんな酷いこと言ったら母さんだって悲しむよ』
『そんなことは絶対にない』
 言い切った父さんの手が肩に食い込む、まるで万力のような力に私は顔を顰めると起き上がった母さんが硝子球そのものの眼でこちらを見ていた。
『母さんは、んでしまったんだ。そうだろう?』
 父さんの問いに、母さんは応えた。
『はい、この肉体の持ち主の亡は確認されています。そうでなくてはアンデッドプログラムは定着できません』
『ほらな、だからこいつはただの……』
『母さん!』



95 :
「母さん!」
 私は叫び、そして夢から覚めた。
 右を見て、左を見て、そして寝ぼけた頭で夢であることを理解し、そして私は両手で顔を多い天を仰ぐ。
「――ばっかみたい」
 本当に馬鹿丸出しだ、いくら肉親のとそのゾンビ化を見たからってこの年まで引きずるなんて、ジュニアスクールの子達に餓鬼だと笑われてしまってもしょうがないかもしれない。
「あの程度のこと引きずるなんて……」
「お待っとさん、ご注文の品出来たよん」
 突然背後から声を掛けられて、私はびくりと体を震わせる。
 そこには血と脳漿と薬品に染まったツナギを着たヘブンスが立っていた。
「そ、そうありがと。手間かけさせちゃったかな?」
「気にしない気にしない、アムちゃんうちのお得意様だし」
 黒い髪を髑髏マークのバンダナで纏めた好青年は歪な並びの歯を剥き出してニカっと笑う、その笑顔があまりにも魅力的でほんの少しだけ胸がときめいた。
 ああもったいない、これで鮫みたいな歯の並びと重度の体愛好者ってことさえなんとかなれば生身の女の子の一人や二人くらいはひっかけることが出来るだろうに。
「んで出来るだけ表情豊かなゾンビをご注文とのことだったけど?」
「ええ、前のが終わっちゃったから身の回りの世話をさせる奴が欲しくてね。それならこう言う風なのの方が面白いと思ったから」
 今時時代遅れの奴隷市場になど行かなくても、そのへんの体屋でゾンビはいくらでも手に入る。
 絶対に逆らわず、人が生まれてくる限りいくらでも補充が利き、しかもゾンビパウダーと呼ばれる白い粉をかけるだけで簡単に作り出せる労働力。
 それを手に入れてから、私たちの暮らしは劇的に様変わりしたと言っていい。
 そして今私の目の前には、私たちのご先祖さま達が築き上げてきた技術の粋によって作られた商品が横たえられている。
 作ったのはヘブンス、あまりにもあまりなネーミングのこの店“ネクロフィリア”に若き狂人である。
 そう狂人だ、体屋などやっている人間はだいたい狂人と相場が決まっているものなのだ、私の偏見から言えば。
 さて、今回の商品だが私は一目見て満足した。
 針のようにまっすぐな長い金髪と、薄いぷっくりとした桃色の唇、あの父親から生まれてきたとは到底信じられない目鼻立ちの整った童顔ぎみの顔、身長は低くて胸は可も無く不可もなく、体重は――要努力。
 つまりはそこに転がっていたのは「私」だった。
 唯一違うのは、目の前の「私」の股間には女の子部分の上から凶悪な肉の槍が生えていると言うこと。
「しっかし君もいい趣味してるね、アンドロギュノスで自分と同じ姿にしてくれって」
 そう言われてもピンとこない、だから私はヘブンスに言ってやった。
「そんなにおかしいかな? 自分自身を滅茶苦茶にしてやりたいってのは、誰でも思うことだと思うけど」
 けれど痛いのは嫌だから実行には移せない、たとえ双子の姉妹だったとしても結果は同じだ。一緒に生きてきた半身を切り落とすことなど出来ない。
 だがゾンビなら?
 確かに色々と手を加えるとお金はかかるけど、政府の補助のおかげでそうそう目玉が飛び出るような値段になるものでもない。
 そしてヘブンスの職人芸のおかげで顔かたちは私と全く変わらない、今は眼を閉じているから分からないが恐らく色素が薄かったせいで紅とも橙とも付かない色の瞳も完璧に再現されているのだろう。
 それを刳り貫き、体中に傷を刻むことを考えただけで体の芯が熱くなってしまうのは――やはり私があの男の娘だからか。
「いいわ、考えただけで楽しそう……」
 そう言った私の言葉に答えたのは、彼の引き攣った笑いだけ。
「ところで銘は何にする? なんだったら好きな箇所に刺青をサービスで入れさせて貰うよ」
「そうね、それじゃあ……」
 私は以前から考えていた名前をヘブンスに告げ、そして彼女を持ち帰った。
 いや彼と言うべきなのかもしれない、少なくともあの時の私には彼は年端もいかない男の子のように思えたのだ。
「呪われ子」と名付けた、私の顔をしたそのゾンビは……

96 :
とりあえず今回は以上です。
続きが書け次第投下させて戴きます。
全部で30kb程度の短編の予定、仕事が忙しいので何時になるかは分かりませんがちゃんと完結させるつもりです。
一応話的にはゾンビを労働力として使っている世界で、ゾンビとの性交は性欲処理の手段として奨励されている感じ。
ゾンビには心が無く、ゾンビパウダーを振り掛けると生前のほぼ知識を残したまま人形として所有者の言うことを聞く、と言う設定になっています。
あらすじとしてはやさぐれぎみの主人公の女の子が心を持ったままゾンビになってしまった男の子と出会うと言う話になるでしょうか?
それでは駄作投下させていただいて失礼致しました。

97 :
これが駄作だなんてとんでもない!
あなたは間違いなくこのスレのパイオニア

98 :

「うー、あーもう、ほんとなんだって言うのよ!」
 私は今絶賛自室のベットの上で唸っている、天井は高く背中に当たる感触は柔らかい。
 無造作に皺を作っているベットは生地から作りから最高級の代物で、一般人として生活してきた私には落ち着かない。
 なんでかつては一日の食事すら事欠いていた私がこんな良い生活が出来るのかと言えば、父さんが興した事業が好調だから。だからあの馬鹿親父はこれまでの埋め合わせとばかりに思い出したように色々なものを買っては私の部屋に置いていくのだ。
 私が欲しがるものは、全てくだらないと一蹴するくせに。
「あの、大丈夫ですか?」
 ああ、余計なことを考えて現実逃避している場合じゃない。
 今一番大切なのは、こいつは一体なんなんだ? ってことだ。
「答えなさい、貴方は一体何者なの!」
 びしぃ、と私の顔をしたアンノウンに指先を突きつける。
 そいつは困った顔であたりをきょろきょろと見渡すと、まるで親に叱られた子供みたいに上目遣いで。
「あの、分かりません」
 と言った。
「分かりませんって何よ、分かりませんって!」
「ごっ、ごめんなさい」
 私の剣幕に怯えているのだろうか? そいつは顔をかばうような仕草で身を縮ませる。
「目が覚めたら此処にいたんだよぅ」
「此処にいたんだよぅ、じゃないでしょう!」
 私はずいっとそいつに向かって一歩踏み込んだ、橙色の瞳が潤み今にも泣き出しそうになる。
「貴方はゾンビなのよね!? 本当にもうんでるのよね?」
「え、あ、あの……その…………」
 ああっ、もうはっきりしなさい。
「だったらゾンビはゾンビらしくんでなさいよ!」
 言ってから自分でも随分無理なことを言っている気がしたが、もはや止まれない。
「ひうっ、ごめんなさい。ごめんなさい」
 そうやってしゃくりあげながら私に向かって必で頭を下げるこいつを見ていたら、もう止まれるはずが無い。
「ごめん、なさい、ぼくなんかが生きてて……ごめん、なさい、ごめんなさい」
 そいつはぽろぽろと涙をこぼしながら嗚咽交じりにしゃ

99 :
そいつはぽろぽろと涙をこぼしながら嗚咽交じりにしゃくりあげる、涙で汚れたぐしゃぐしゃの顔を見ていると心の底に火が着いたみたい。
 こいつを滅茶苦茶にしてやりたい。
 引き裂き、壊し、磨り潰し、何十人の男たちからレイプされたみたいにズタボロにしてやりたい。
 私と同じ顔をしているくせに、私よりずっと可愛い貌(カオ)で泣き崩れるこいつを虐めてやりたい。
 私はにこやかな笑みで自分自身の最低最悪の嗜好を押し隠すと、出来るだけにこやかなこいつに向かって笑いかけた。
「いいよ、許したげる」
「――え?」
「私が貴方を受け入れてあげるってこと」
 そう言って私はこいつにキスをした。 
「ふぐっ!?」
 暴れるこいつを優しく抱きとめて、落ち着くようにゆっくりと背中を撫でてやる。こじ入れるように舌を突き入れ、歯茎をしゃぶり、戸惑ったように踊る相手の舌を絡め取る。
 ぬちゃぬちゃと言う水音、血と消毒液と私の好物の葡萄の味がする口内を力の限りに蹂躙し、
「私の“モノ”にしてあげる、んでもまだ心が残っているって言うのなら、その心ごと奪ってあげるだけの話よ」 
「あ、ふぁぁ……あがっ!?」
 そしてその舌を噛み千切った。
「ひぎっ、ぎっ、いっはひ、らりを、らりをひたん、れすふぁ!?」
 驚いたように声をあげるその姿にチクリと罪悪感が刺激されたけれど、私の滾りはますます高まっていく。
「やっぱり、本当にゾンビなんだ」
 予想通り血は殆ど流れなかった、変わりにどろりとした紅色の粘液がスライムのようにその傷口からあふれ出る。
 そしてその粘液はほんの僅かな時間で店で売っている傷薬のように固まって、千切れた舌に出来た大きな傷口を塞いでしまった。
「だったら、遠慮しなくても大丈夫だよね?」
 怯える彼に向かって私は出来る限り残酷そうに微笑むと、口の中に残っていた舌を吐き出した。
「たっぷりと、私の“モノ”って証を刻んであげるから」
 着せていた服を引きちぎり、まだ膨らみかけの乳房に刻まれた刺青を舐め上げる。
 そこにはヘブンスが入れた刺青がある。
 “ヴィティス”
 もし私が産だったら付けられる筈だった名前。
 父の働いていた農園で、私が生まれた時一番最初に腐った葡萄の名前。
 それは私から見れば本当にくだらない風習で、今もやっているような家があるなら鼻で笑ってしまうけど、でもこの子にはその名前が相応しいとあの時の私は思ったのだ。
「これから、貴方はヴィティスよ」
「――――!?」
「こんにちは愛しくて憎らしい、もう一人の私」
 そして私はもう一度“ヴィティス”に向かってキスをした。
 彼の唇は鉄臭い血の味しかしなかった。


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