2013年10エロパロ403: 彩花みん「赤ずきんチャチャ」その3 (717) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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彩花みん「赤ずきんチャチャ」その3


1 :2007/06/17 〜 最終レス :2013/09/23
圧縮で前スレが落ちてしまったので再開。
前スレ
彩花みん「赤ずきんチャチャ」その2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1159193246/
初代スレ
【リーヤ】赤ずきんチャチャで【襲え!!!】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082017991/
保管庫
http://ss.uh-oh.jp/s/chacha.html

2 :
801・女体化ネタはなし。

3 :


4 :
>>1乙。
ところで
まやちょん先生がまたお見合いを嫌がって逃げてて
実家の部下(?)のサングラスの人たちに追いかけられてて
その様子を見たラスカル先生がギャングか何かとの抗争に巻き込まれたと勘違いして
「私の家に匿ってやる!」といって連れて帰って
まやちょん先生は追いかけっこで汗かいちゃったのでお風呂借りて
お風呂でてから、上に着るものはラスカル先生に借りれるけど、替えの下着はないということにはたと気付く

はだかパジャマー! (゚∀゚)
というのを書こうとしたんだけどどうしても文章にならず、何も書けないまま一年半が過ぎました
もう無理です ごめんなさい

5 :
5

6 :
即回避

7 :
即回避
掃除してたら消防の頃の落書きノートが出てきたんだが
まやちょんに海坊子が嫉妬し襲いかかる

まやちょん敗北

素っ裸にされ吊るされる

おさげでひっぱたかれる
って感じの落書きがあった
どんな消防だったんだ自分

8 :
ワロスww
親に見つからなくてよかったな

9 :
あげ

10 :
10
そしてあげ

11 :
>>1
新スレ立ったんだね乙!
>>4
諦めたらそこで試合終了だよ

12 :
1乙

13 :
圧縮でどうしようかと思ってたよ。すかさずの復活GJ!

14 :
即しちゃう

15 :
>>1
乙です
また神降臨してくれるといいなー

16 :
>>1
乙です
即回避

17 :
蒸し暑い日だった。セラビーは手作りアイスキャンディを子供達に振る舞った。 セラ「今日は暑い日ですからいっぱい作っておきましたよ」 チャチャ達は美味しそうにナメ、甘い香りが広がった
その時臭いに釣られたのか、ドロシーが来た
ドロ「あら?いい物を食べるじゃない」
セラ「ドロシーちゃん!来ましたね!!!ハァハァ・・・」
セラビーの様子を見てリーヤ不気味に思った
リーヤ「セラビー急に息が荒いのだ」
チャチャ「暑さのせいかしら?」
しいね「いえ、別の意味で荒げていますね(汗)」
ポピー「読まなくても解るな」
セラ「ドロシーちゃんには特別に作ったキャンディが有りますよ、どうぞハァハァ・・」
セラビーが差し出して来たのはやたら大きな棒型アイスキャンディだった

18 :
大きなキャンディを見てドロシーは苦笑した。
ドロシー「馬鹿ね、そんなにいらないわよ、でもせっかくだから頂くわよ」
ドロシーは、アイス貰い美味しそう舐めた
その時セラビーの目つきが変わった
セラ『舐めた!とうとう舐めた!興奮時の長さ太さを図って作ったキャンディを!!!』
ドロシーはアイスを口に含むものの
少し不満な顔で訴えた
ドロ「ひゃと、ホレくひふらいファよ」
セラ『く・くわえたハアハア!食い辛い!?』
ドロシーの訴えにさらに息を荒げたセラビーは彼女に釘付けだった
その光景を見ていた子供達は完全に怯えた
チャチャ「先生怖いの〜〜」
リーヤ「怖いじょ〜」
しいねとポピーは硬直し、もはや見守るしかなかった
セラ『ドロシーちゃんすごく良いです!すじまで舐めて良い絵です』
くちゅ!
セラ『あう!』
ジュル!
セラ『あお!』
チュゥ!チュゥ!
セラ『だ・駄目です!そんなに吸い付いて良いんですか!?ヤバいマジヤバイです!あー!だったら本物を吸って欲しいです吸ってくれです!』
その翌日の朝にゴミ集積所には多量に使用済みのティッシュが捨てられて有った言う

19 :
ども>>17です
自分はディープなエロ物は苦手かセクハラ物で止まってしまいました。
駄文ですがいずれはエロ物長編を目指して書こうと思います

でわ

20 :
即回避

21 :
うーん・・・変態ぶりは似たようなものかな

22 :
hosyu

23 :
hosilyu

24 :
保守


25 :
寂しいですね

26 :
保管庫管理人様、更新乙です。

27 :
神が降りるまで保守

28 :
マジプリものどこ?
ここだとスレ違いですよね?

29 :
>>28
スレ違いってことはないと思うけど
神が降りてこない

30 :
ちょっと探してみたけど、ここが一番スレ違いじゃなさそう
放送終了アニメ総合スレ、とかってないんだね。

31 :
後半のドロシーちゃんを見た
初期のドロシーちゃんを見た

あれ?サンダルさん飯に何か入れてね?

32 :
セラヴィーが正しいんだよね?
エロパロにチャチャスレがあることに驚いた

33 :
>>31
確かにww「愛情」の呪文意外にぜったいなんかやってても無理の無い変化だなw
>>32
漫画の方で最終回近くに本名はサンダルという事が発覚する話があったから
どっちも正しいっちゃ正しい。
けどエロパロでどろしーちゃんが
「サンダルぅ……らめえええええ!」とか言ってたら間違い無く噴くw

34 :
サンダルって誰のことが思い出せず15sec悩んだ

35 :
最終回のドロシーはもはや十代後半にしか見えんかった・・・・

36 :
>>34
おお、なんかIDすごいなw

37 :
どろしーたんハァハァ

38 :
リーヤ、しぃね、チャチャ
特にリーヤが幼い
もはや園児並みの体型だわ!
セラビーよ!なぜ同じ飯を食ってかわらんの?

39 :
そりゃああんな物やこんな物盛ったり盛らなかったり・・・w

40 :
神はまだか

41 :
HOSHU

42 :
セラビー「愛情・愛情愛情(ポチャン)愛情・愛情」

!?

43 :
セラビーと書かれるとワラビーと見えてしょうがない

44 :
保守

45 :
ほすあげ

46 :
「キキッ!!」
スパン!スパン!スパン!スパン!スパン!スパン!スパン!スパン!スパン!スパン!
リーヤ「ギャー!!!」
ピピッ!!

47 :
リーヤ君っ!
何すんのよ、このバカザル!

48 :
こんなにロリっ娘が多い作品なのに
このスレはロリ分が圧倒的に足りない

49 :
ロリよりもキャラクターの人間に萌えるのがこのスレの住人たちの特性・・・・

50 :
というかそれが普通、ロリコンは異端
リーヤのおバカぷっりとかさ・・・
中の人と瓜二つなんじゃないかとか思ってしまう

51 :
保守

52 :
みんな! 俺今気づいたが、リーヤて、燃えるお兄さんとキャラクターがかぶっているよな?!

53 :
ちょっとかなり際どいネタ思い付いてしまったんだが一応投下…


ついに……
ついに恐れていたことが起きてしまいました………
今日はちょっとした用事で町まで出てみたんですが、そこで数年前までクラスメイトだった旧友に会ったんです。
基本的には人見知りな僕ですから、挨拶もそこそこにすぐ立ち去ろうと思ったんですが…
『なあセラヴィー、おまえドロシーのこときいたか?』
『は?なんのはなしですか?!』
その名前が出ては聞かずには帰れないでしょう。



「ごめんライネル!待たせちゃったわね…今日はちょっとアイツをまくのにてこずって……」
ハアハアと肩で行をしているどろしーちゃん可愛いです。そんなに急いで…健気ですね〜
「いや…それより今日は僕の家にこないか?」
「えっ!…ライ……」
あらあら真っ赤になっちゃって、ふかよみしすぎじゃないですか?ま、間違ってないんですけどねw
「付き合ってるんだ僕たち、当たり前だろ?」
こくり、と頷くどろしーちゃん。
ふ、ふ、ふ、僕を差し置いてこんな男と付き合っていたなんて…油断していました。そういえばどろしーちゃんは髪が黒くても可愛いんでしたね…
でもこんなにも僕を怒らせてしまったんですから…、
この代償として君の初体験を…
ふ、ふ、ふ、
こうして、どこの馬の骨かも知らぬライネルとやらに変身した僕はどろしーちゃんを家に連れ込むことに成功しました。

54 :
普通につまらん
つかわけわかんね

55 :
保守

56 :
保守っとく

57 :
どろしーちゃんだーい好きですよ

58 :
OVAのボピィ×チャチャはすごい萌える。

59 :
>>58
ノシ 俺だけじゃなかったのか…

60 :
ポピチャチャいいよな

61 :
確かにいい
でもやっぱりポピ×どろがいい自分

62 :
前にもこういう流れで、ポピチャチャフラグが消えた気がする。

63 :
きゅーちゃんっていいよな

64 :
素直に輸血パックでも、すすれば良いものの・・・

65 :
やっぱりロリッ娘の生き血が美味しいんだろうか

66 :
そうに違いない

67 :
最近、過疎化してるね

68 :
神はいずこ

69 :
きゅーちゃんといえば
作者本人に「描き方忘れた云々」と言われてしまったのがなんとも哀れ

70 :
保守アゲ

71 :
しいねちゃんのおしりさわりまくり

72 :
大人のポピィ君は、あまり好かん
顔が変わらねー! 単にガタイを大きくしただけでね?
軽くゴッツくした欲しか

73 :
保守です

74 :
今自分の中でチャチャ達を若返らせた双子の兄妹の親はベルリーナ説が渦巻いて

だって妹にてるんだもんよ

75 :
>>71
さわったら一気に魔法で、のされるからおすすめしない
ドロシーなんぞ触ったら命のがいくつ有ってもたりん

76 :
神はまだか

77 :
リーヤ「ぎゃぁぁ!動けないのだ!縛られなのだ!さくぞうだぁぁぁ!」
チャチャ「これ以上リーヤを汚させは、しないわ!」
マリン「大丈夫!?リーヤ君・・ぎゃ!」
さくぞう「ききゃあききき!はあはあ」(くちゅくちゅ)
リーヤ「ギヤオオオ(泣)自慰を止めるのだ!見せないでくれなのだ!しかも、シャンプーでしっかり洗ってほんのり香るのが、さらに嫌なのだぁ!」
チャ&マリン『ぎゃふん!』

78 :
えーーっと
なんか意味不明というか状況不明というか・・・

79 :
すまん、エロネタが浮かばないんで、やけになって作ってしまった。

80 :
hosyu

81 :
最近、過疎化してますな

82 :
ずっと過疎化してますよ

83 :
終盤ではそれほどではなかったようだけれど
基本的にフープスカートのドロシーは、コルセットとかつけているのだろうか。
あれって脱がすのかなり慣れていないと大変だよね。
逆に手慣れていることにやきもきするドロシーなんてのもかわいいかも。
いつぞやの回でマタニティドレスみたいなのを着ていたときがあって
丁度風呂上りのビールを横取りされたのなんのというエピもあったしで
これってもしかして…といらぬ気を回したものです。

84 :
緊 急 速 報 ! !
長期潜伏に入った闇の緊縛フィクサー李哲志!生まれてはじめて
「ダーク・ゾーン」を離れた現代の陰獣が、再びそのおぞましい鎌首
を擡げてきた!!
一方、市川の巣では、突然の短期集中連載開始!サプタイトルは
「初めてあかされる市川のしられざる真実」!この連載の中でどれだけ
我々の知らない未知の市川の過去が明かされるのか!
無職漂流の嵐の中遂にたどりついた「おわり」の国で、市川に対しどんな
審判が下されるのか!!「真似の虎」偽もっけが市川に冷酷な結果を告げる!
「市川哲志・・・・ノーマネーでフィニッシュです・・・」
すべての詳細はこちら!!
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1183711998/l50#tag440

85 :
「あーもう……なんでココで引っ掛かっちゃうのかしら」
普段魔女の着るドレスローブは、ファスナーが後ろについている。
腕を背に伸ばしてファスナーを上げるようにできているのだが、体の固いどろしーには上まであげる事が難しいようだ。
「少し柔軟、しようかしら…」
そう考えながらも、そんな事をすればセラヴィーが憎たらしい程爆笑してくる事が安易に想像出来て躊躇われる。
もういっそ今日は洋服を代えようかと思ったその時、ドアの開く音。
助かった。愛弟子のしいねちゃんが入って来たようだ。
「あ、しいねちゃん?悪いんだけど、このファスナー上げてくれない?さっきから上がらなくて…」
やっとこれで着られると安堵してどろしーが首を垂れてそう告げた。
しかし…
「いいですよ、お師匠さま♪」
返って来た声は、何だかいつもの愛弟子の声とは違って聞こえる。
その上、何故か途中まで上がっていた筈のファスナーが一気に下げられた。
同時に何だか嫌な予感がして、恐る恐る振り向くと案の定というべきか…
「――セラヴィー!!」
「どろしーちゃん、体が固くて上までファスナー上げられないんですか、歳ですかねぇ?」
「ッ…煩いわね!!」
「仕方ないですねぇ、僕が手伝ってあげましょう」
「じゃあ何で下げるのよ!」
「僕は脱がせるの専門ですから♪」
「この…変態!!」
「心外だなぁ。僕はどろしーちゃんに対してだけこうなんですぅ」
さらりと言ってのけるこの男に目眩がした。



と言うような感じのセラどろ読みたい…

86 :
続きを書いてくれー!!

87 :
おんめ!
生しだへやコラ!

88 :
>>85の続き期待
フォルダ整理していたらなんか発掘したので投下
書きたいとこだけしか書いてないから、前後は各自の脳内で補完ヨロ

目を閉じて細かく息を吐き、挿入の痛みに耐えているどろしーの額に、軽くキスをする。
膝の上に抱きあげて、汗ばんだ背中に手をまわして、抱きしめる。
ぴったりと、肌が密接して、お互いの熱で溶けてしまいそうで。
ますます強く抱きしめた。
おずおずとどろしーがその行為に答え、セラヴィーの広い背中に手をまわすのを確認して、セラヴィーは緩やかに腰を動かし始めた。
セラヴィーの耳元にどろしーの息がかかって、ゾクリ、と何か凶暴なものが首をもたげた気がした。

「うぁ…んっ…ん…はっ…」

セラヴィーが動くたびに、どろしーの口からは熱く甘い吐息が上がる。
突き入れるたびにくちゅくちゅと水音が響き、どろしーの身体が不規則に跳ね上がった。
赤く艶やかな唇から洩れる甘い吐息は、その切なさとは裏腹に柔らかくセラヴィーの耳元にかかり、
そこから毒に似た何かが脳を侵食していくのを感じた。
それは、じりじりと焦げ付くような、どうしようもない破壊衝動にも似た感情を引きずり出して、
自分の脳を侵食する。制御できない感情が、ひたすら愛しいと叫んでいる。狂ってる。狂わされてる。狂わせている。
ーーとめられないんだ。
夢中になって自身を無茶苦茶にどろしーに突き入れると、濡れた音と、
どろしーの悲鳴にも似た喘ぎ声と、自身が発する荒い息遣いとが重なり合って、それがやけに耳についた。

「あっ、…う、セ、ラっ…!」

89 :
ぺしぺしと、どろしーがセラヴィーの後頭部を叩いた。無視して腰を突き入れると、
ぐい、と思い切り髪を引っ張られた。
ちょっとどころでなく痛かったので涙目で抱きしめる腕をゆるめて目を合わせると、
愛しの人の情欲に濡れた瞳が猫のように輝いている。
妙なまでの深い瞳の色に引き込まれて、どろしーを追い上げる行為をしばし中断すると、
その瞬間、どろしーは笑みを深くして、セラヴィーに勢いよく体重をかけた。
躊躇のない勢いのよいその行為にセラヴィーの身体はあっけなく後方に傾き、床の上に倒れこむ。

「いきなりどうしたんですか」
反射的に受身は取れたようだが、ちょっと痛い。
顔をしかめて、一応抗議しておく。
するとどろしーは、セラヴィーを上から見下ろして、艶かしくわらった。
「…あんた、ばっか、攻めて…ずるいの、よっ」
整わない呼吸でそう言うと、どろしーは腰をゆっくりと前後に動かし、快楽を求め始めた。
セラヴィーは四月一日の腰を支え、自然にその動きにあわせる。
下から見上げるどろしーの顔は、妖絶で、瞳が怪しく輝いている。
いつだって、自分はこの瞳にとらわれている。
ずっとずっと、過去も未来も現在も、ずっとずっとこの人を愛している。
「あンっ…はぁ、んん……っ」
珍しいどろしーの行動と、妖しい色を放つ瞳に、ドクドクと、下肢に血液が集まる。
目の前が赤く染まる。
ズクズクと、うずくように、うねるように抑えられない何かが、セラヴィーを追い上げていった。
耐えられずに、セラヴィーは衝動に任せてどろしーを激しく突き上げる。
「な、やめっ、…あっ…あっ…!」
「ごめんなさい。がまん、できない、です」


90 :
まるで獣のように求め合い、二人の荒い息づかいが、薄暗い室内を支配する。
ここにいるのは、二人だけで。
ひとつにつながった、ふたりだけで。
すべて混じってどろどろにとけて。
身体も、心も、何もかも。ぐちゃぐちゃに交じり合って。
頭が白く染まっていく、何も考えられずに、快感だけが脳を支配する。
残っているのは、ひたすらに愛しいという感情と、全てを自分のものにしてしまいたいという支配欲求だけだった。
そして。

「あぁっ…!」
高い悲鳴を上げて、どろしーの背中が反り返る。
同時にセラヴィーも、ぐぐ、とどろしーの中に強く締め付けられて、そのまま欲望を中に放った。


セラヴィーの上に力なく崩れ落ちてくるどろしーをその胸で受け止める。
二人の汗ばんだ肌が密着し、また二人の距離がゼロになる。
抱きしめた相手の体温は熱く、薔薇色に染まって、今にも溶けてしまいそうだった。
汗が冷えていくのとは対照的に、身体の奥には熱い火がともったままで、未だじりじりと胸を焦がし続けている。
抱いても抱いても、足りない。
まだ、足りない。
何もかも一緒に溶けてしまえればいいのに。
皮膚も肉も骨さえも、すべて溶け合って一緒になってしまえばいい。
どろしーのすべてを吸収して、ずっとずっと抱きしめていたい。

求め続けるこの感情を、人はなんと名付けただろう。
どろしーの長くやわらかい髪に顔をうずめ、抱きしめると、どろしーは居心地悪そうに身じろいだ。
「…やっぱアンタ、ムカつくのよ…」
「すみません」
「………ばか」
真っ赤な顔で、にらんでくるどろしーが愛しくて、かわいらしくて堪らずに、セラヴィーは再び強くどろしーを抱きしめた。

91 :
ちなみに「あんたばっかり〜」を言わせたかっただけ
過疎ってるけど、セラドロの神が舞い降りんことを期待している
誰か頼む。

92 :
90
とりあえず乙

93 :
>>91
久し振りに通りすがったら、いいセラどろが
あって嬉しかった。
セラヴィーひっくり返すどろしーちゃんに萌。GJ!

94 :
>>91
GJGJ!!!!!!
セラヴィーの狂気っぽい愛情がイイ!
乙でした!

95 :
久々ー

96 :
ついに神光臨か!
待っていた甲斐があったよ!

97 :
一箇所名前間違ってるところあるんだけど
どこぞのサイトのSSをパクったりしてないよな?
自分が他のキャラで考えていたSSをせらどろに流用しただけなんだよな?

98 :
ん?どこ?

99 :
89の下から11行目。
セラヴィーは四月一日の腰を・・・
なんでやねん('A`)

100 :
四月一日ってxxxHOLiCのキャラだよね。男の。

101 :
よりによってBLかw

102 :
ええええええええええ
なんだよ

103 :
そこかwww
エロ小説特有の言い表わし方かと思ってた。
何キャラか分かるのもすごいなw

104 :
うp主の弁解を待ってたが
パクでFAなのかな
ここに限らず2ちゃんに投下されたSSが
実はよそのパクりだった、って結構聞くけど
このネット時代にバレない方がおかしいんだぞ
やろうと思ってた奴、真似するなよ

105 :
ファイル整理の時に出てきたBLの改変なんじゃね?
どっちにしても、うp主がそういう趣味バレなのには代わりないがw

106 :
2次エロ小説のツンデレ女or受の名前を
全てどろしーちゃんにして音読するセラ。
が思い浮かんだ。

107 :
神様ー!セラドロで、先生と生徒みたく教えこむセラと、最後までツンデレのドロシーちゃんの初エチをお願いしますー

108 :
保守

109 :
hoshu

110 :
保守

111 :
まやちょんが好きだー

112 :
神降臨を願って投下。まやちょんではなくてスマソ
セラどろで最後までするけど中途半端で短文。原作寄り。

お第は+Maestroより、いただきました。



01.脳が溶けそうだ
それは何の前触れもなく突然やってくる。

チャチャ達はその日は修学旅行2日目で、ニャンコハウスには誰もおらず、夜はセラヴィとどろしーが共同で利用する様になっていた。
「これで準備完了ね。楽しみだわ、昨日の続き♪」
「買ったものですかどろしーちゃん。昨日は僕がおやつを作って持ってきたのに。」
「まあまあセラヴィー、どろしーちゃんの焼け焦げたお菓子を食べたら、せっかくのDVDもつまらなくなっちゃうわよ」
「ほれもほうれふへ。へひはへふ」
「いいっ加減にしなさいよセラヴィー、おやつは食べさせないわよっ」
どろしーは腹話術を妨害するべく、セラヴィーの口に指を入れた。
「まあ、はめてろろひーひゃん。はひまるはよ」
「あんたねー。」
DVDが始まるので、そこで痴話喧嘩は中断された。

DVDは魔法の国で今流行りの続きものホラー映画だった。そんなものは普段は見ないが、流行っているということ、ホラーなので子供達には見せられないという理由で、


113 :
ふたりで見ることになっていた。
しばらくしてセラヴィーは、自分が見ることに集中してないことに気がついた。
見ようと思うのに、一向に内容が頭に入って来ない。
なぜだろう…?
隣ではどろしーが必になって見ている。あるシーンで、とうとう顔をセラヴイーの腕の中に埋めてしまった。「大丈夫ですか?」
腕にしがみついている彼女を自分の体に引き寄せて言う。
「セラヴィー、見てないの?」
冷静なセラヴィーの反応にどろしーは一時停止を押して聞いた。
「何となく集中出来ないんですよねー」
「どうして?」
「さあ〜」
「さぁって、あんたが借りようって言ったんじゃない。昨日はうざったいほど怖がってたし」
少し膨れるどろしー。映画の内容が怖かったのでまだセラヴィーの腕の中にいた。口腔を掻き回した彼女の指も思い出してセラヴィーはだんだんと思考が麻痺する感覚に戸惑いはするが止める気は起きなかった。
「脳が溶けそうだ」
セラヴィーのそのつぶやきを無視して、どろしーは再び再生のスイッチを押そうとしたが、その手首はセラヴィーに捕まれ、そのまま押し倒された
「セラッ…」
抗議の文句は口で塞がれ、舌で思い切り口を掻き回された。
「なにすっ…や……やめっ」

114 :
息苦しさの為の息継ぎが、快感混じりの吐息に変わるのに時間はかからなかった。
首筋、胸元に深いキスをしながら、
その胸に微妙な加減で力を加えると、何ともいえないといった風に吐息が漏れる。
「ほん…とに…ぁ」
「なんです?」
聞くだけ聞くが、その手の動きも、全身で拘束するのも止めない。
「愛してる…ですか?」
前の情事にて、うっかり言ってしまったことを引き合いにだされ、羞恥心で顔を真っ赤にしながら、どろしーは抗議する。
「違うわよ。こんなことして子供達が…」
「3日前も聞きました。3日前はいましたけど、今日はいませんよ。いてもいなくても止めませんけどね♪」
「…ぁぅ…セ…んっ………いつか、ポピィ君やしいねちゃんが感づくわよ」
どろしーに淡い想いを寄せる少年の名前が彼女から発せられたことに、心の奥底で真っ暗な闇がうねるのを感じながら、セラヴィは秘部の膨らみを撫でた。
「後始末は完璧にやりますよ。」
優しく冷酷な話し方に、背筋が凍るのを感じながら、同時に襲いかかる官能の波に、ひと極高い声が、部屋に響いた。

115 :
「どろしーちゃん、声が大きいですよ。」
耳元で、そっと囁いてからかうセラヴィー。
「誰のせいだと思ってんの…よ」
羞恥心と屈辱感とそれをも呑み込む快感がどろしーの声を高く霞めさせる。
「僕のせいですか。」
それが却ってセラヴィーの征服心を煽って、指を水壷に出し入れする音が、淫らにコダマする。濡れそぼったソコは薄い桃色に染まり、欲望の棒を求めて、本人の意思と関係なく蠕きはじめていた。
「止めて欲しいですか?」
欲に反り立ったソレの注挿を繰り返して白く柔らかな耳朶を甘く噛みながら、セラヴィーは聞いた。
「っ…はぁっ…あぁ…ん」
答えは無く喘ぎだけが返ってくる。その返事に満足すると、頭を突き抜けそうな想いそのままに腰の動きを早くし、そのまま欲の塊を二人のモノでぐちゃぐちゃに溶けた中に吐き出した。

116 :
それから暫くの間、セラヴィーはどろしーをソファの角に閉じ込めるように軽く抱きしめて、休んでいた。
「服を着たいから少しどいて」
穏やかな静寂を先に破ったのはどろしーだった。
「…もう帰るんですか?」
永遠に知られたくない不安が、つい口をついて出た。
漆黒の瞳が碧緑の瞳を捕えて少しの間放さなかった。何を思っているのか読むのは無意識に拒否した。
「どうしたの。セラヴイー。」
いつもの調子で心配そうにどろしーが聞いた。安堵すると共に何も変わらない雰囲気に、彼女の意思を感じて、セラヴイーは答えた。「寝ぼけてただけですよ。そうですね、どろしーちゃんは最近ウェストが気になるようですから手伝いましょうか?」
と、いつもの調子で答えた。
痴話喧嘩後、ビデオの続きを二人で見たが、二人とも余り内容に集中できないまま、けれど、文字通りホラーなワンシーンの、
「脳が溶けそうだ。」
に、何故か、二人顔を合わせて思わず苦笑いをするのだった。
     【終わり】

色々…すみませんでした。セラどろ以外も好物です。待ってます。
>>85様、気長に待ってます。
では、退却します。
皆様、失礼しました。
m(_ _)m

117 :
久々に通りかかったらいいセラどろが!
GJ! GJ!

118 :

>>117様。こちらこそ、励みになります。他神SSと比べ、凹んでましたが、
表現力に磨きをかけて、いつかまた投下しようと思います。ありがとうございました。m(_ _)m

119 :
ggggj!!

120 :
セラどろイイヨー(゜∀゜)
GJGJ!!

121 :
セラどろをお待ちの皆さん、及びまやちょんをお待ちの>>111様スマソm(_ _)m
しいね×お鈴です。需要あるか分からないがとりあえず投下します。
そして長文で重ね重ねスマソm(_ _)m


この日が来るのは、何年も前から分かっていたんだ。
その話を聞かされたのは一週間前。
にゃんこハウスにお師匠様とセラヴィーさん、
ポピィくんとなるとちゃんといういつものメンバーをわざわざ集めて、
僕の初恋の人・チャチャさんと、バカ犬・リーヤは婚約を発表した。
「チャチャを、オレのお嫁さんにしたいと思うのだ」
しどろもどろな口調で一生懸命に僕達に告げたバカ犬を
幸せそうに頬を染めて見ているチャチャさんの表情が、
もう何があっても僕の失恋が決定したんだと突きつけていた。
認めたくない事実、でももうずっと前から分かりきっていたことだった。
チャチャさんの一番は僕じゃなくて、リーヤなんだってこと。

122 :
  ☆ チン
                          
        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)<  まだー?
             \_/⊂ ⊂_)_ \_______
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |           .|/

123 :
>>121 需要あるよーノシ しいねちゃんとお鈴ちゃん好きだw

124 :
俺もノシ!期待してまつ

125 :
すみません、121です。
突然パソコンの調子がおかしくなる&仕事で忙しくなるで
続きの投下ができませんでした。。。。
すみません、続きとうかします。

「さぁ、チャチャ、これが最後の試着ですよ。直すところはないですか?」
「うん、ありがとうセラヴィー先生!素敵なウェディングドレス、ホントにありがとう!」
「チャチャ綺麗なのだー」
「チャー子、ブーケの花は本当にこれでいいのね?作り始めちゃうわよ?」
「うん、どろしーちゃん、綺麗に作ってね!」
「おい、なんか式当日は国王自ら祝いの品持ってくるって言ってるぞ、仕事しろって言ってるのに…」
「平八兄ちゃんが?!すごいのだ!王様になっても平八兄ちゃんは平八兄ちゃんなのだ」
あの婚約発表からわずか10日後に式を挙げることに決定し、
にゃんこハウスのメンバー総出で急ピッチで準備を進めていた。
お師匠様とセラヴィーさんがその驚異的な行動力でもって式の全般を取り仕切り、
バカ犬とポピィくんは仕事の合間を縫って挨拶回りと新居探し、
花嫁のチャチャさんはとにかくどんな式にするか壮大な計画を練っている。
そして僕はというと、旧友たちへの連絡係が主な役割となった。
とにかく知り合いの多い僕ら。
いったいどこでどれだけの人と関わってきたのか考えるだけで気が遠くなる作業だ。
「…チャチャさん、とにかく呼べる人はみんな呼ぶんですよね?」
「うん、もちろん!」
「きゅーちゃんとか、海坊主・海坊子さんとか、殿も呼ぶんですね?」
「居場所分かったのか、しいねちゃん?」
バカ犬がヒョコッと僕の持っているリストを覗き込む。
こいつの屈託のなさは成人しても変わらないらしい。
「まぁこのあたりは居場所の検討がつくから簡単に割り出せたけど…」
「分からない人がいるの?」
「セラヴィーさんの弟さん達は探しようがないですね。魔界ですし」
「いいです、呼ばなくて!あんな恐ろしい怪物どもは!」
「あぁら、次期大魔王のサンダルさん?大切なご家族に弟子の晴れ姿見せてあげなくちゃねぇ」
「…どろしーちゃんのイジワル……」
お師匠様とセラヴィーさんは相変わらず憎まれ口をたたくけど、
実はお師匠様のお腹の中に3ヵ月半になる双子の赤ちゃんがいるらしい。
急に2人の親密さが増したなと思っていた矢先のことで、
最近お師匠様がセラヴィーさんを見る眼がなんだか愛おしげだなと感じていたんだ。
なんだかんだ言って、お師匠様もセラヴィーさんが一番好きなんだよな。
「うらら学園の時のみんなは、絶対みんな呼んでほしいのだ!」
「そうだね、しいねちゃん、みんな来てくれるって?」
「えぇ、マリンさん以外は…あ、そう言えば…」
1人、行方不明になっている子がいる。
この子には絶対来てほしいと2人とも思っているはずだ。
「…実は、お鈴ちゃんが行方不明なんです」

126 :
お鈴ちゃんの家を訪ねたのは5日前のこと。
メンバー集めのかなり最初の段階でのことだった。
(というか、チャチャさんも仲良しだったから真っ先に尋ねたのが彼女の家だ)
鈴之助くんが出てくれたけど「姉上は修行中だ」と追い返された。
しつこく通ったが修行中なのは本当らしくて、
しかし“忍の掟”だかで修行の場所を部外者に知らせてはいけないらしい。
「…じゃあ、お鈴ちゃん来られないの?」
「俺の超能力でも見通せないからな、忍者は気配を消せるって本当なんだな」
「なんとかならないのか?しいねちゃん?」
チャチャさんは目に涙を溜めている。無理もない。
僕達の学園生活でなくてはならない大切な友達の1人。
僕だってしばらく会ってないんだ、久しぶりにお鈴ちゃんに会いたい。
「…チャチャさん大丈夫、やっこちゃんに協力してもらうことにしたんです」
魔法薬ばかりでなく謎のアイテムに凝っている彼女ならなんとかなるかも。
「今日やっこちゃんに会ってきます。きっとお鈴ちゃんを連れてきますよ」
「うん、しいねちゃん、お願いね」
初恋の人の結婚式のために…僕はなんて健気なんだろう……。

127 :
「あぁ、修行中、じゃあ見つからないわ」
レモンティーを飲み干してやっこちゃんはため息をついた。
やっこちゃんに会うのも久しぶりだ。
あまり道行く女性にいちいち目が行くことがない僕だが、
やっこちゃんは本当に美人になったなと思う。
この喫茶店でも一際目立っているし、僕がいなければ大勢の男が声をかけるだろう。
特定の恋人は作っていないようだけど、どこに行ってもかなりもてるはずだ。
「…どういうことですか?修行ってどこでしてるんです?」
やっこちゃんは身を乗り出して話し始めた。
「“忍の里”って知ってる?忍者はみんな学校に上がる年齢ぐらいまでそこで育つの」
「お鈴ちゃんから聞いたことがあります。そこにいるんですか?」
「十中八九ね。里全体が気配というか、人気を消してるから、水晶玉にも映らないのよ。
 あの子もまじめだからねぇ、一人前になった後もちょくちょく修行で山篭りしてるわよ」
そんなところどうやって探し出せばいいんだろうか。
すると、やっこちゃんはカバンの中から魔法薬を1本取り出した。
「そんな顔しないの!このやっこ印の“スーパー☆シャベルンZ”を使えば問題ナシ!!
 忍者が使う伝書虫に里の場所をしゃべらせちゃえばいいのよ!」
「やっこちゃん!いいんですか?」
「…高いわよ?」
「うっ……」
この子も、相変わらずだった。

128 :
お鈴ちゃんの家の側でスズメに化けて、伝書バトならぬ伝書虫を捕まえる。
なるほど伝書バトでは目立ちすぎるから虫の方が好都合だ。
花の蜜の匂いなどを利用して一定経路を往復させられるように仕込んであるようだ。
やはり忍者は侮れない。
やっこちゃんの魔法薬を軽くスプレーすると、虫はしゃべりだした。
「今日モ仕事、蜜集メル、コッチカラ匂イスル」
この声のボリュームなら見失わないだろう。
極小の便箋を足にくくりつけて飛ぶ虫を僕は追っていった。
広い花畑の真ん中に、1ヵ所だけ不自然に見慣れない花が咲いている。
虫はその不自然な花に止まって蜜を採取し始めた。
ここが、この見渡す限り広がる花畑が、忍の里だろうか?
何もない。家も、道も、人のいる気配すらも。
しかし、風の流れだけが不自然だ。風向きが一定じゃなくあちらこちらから吹いている。
懐かしい匂いのする風が一筋だけある。間違いない。この風を追っていこう。
箒にまたがり、その風を追っていくが、明らかに僕から逃げている。
「……お鈴ちゃん…っ!!」
思わず声をかけた、すると、その風が失速しだした。
懐かしい匂いの風の先に、また懐かしい姿が現れた。
吹きすさぶ風に、長く伸びたその髪が揺れる。
かなり小柄ではあるが、充分成人している身体だ。
「…しいねちゃん…?どうしてここに…」
「君を探していたんですよ、お久しぶりお鈴ちゃん」

129 :
普段修行をしている花畑から居住用の集落はかなり離れていた。
忍の里を発見されないようにする工夫なのだそうだ。
集落もどう見てもゴーストタウン。
人が住んでいるようには見えないし人の気配もない。
しかし忍者のお鈴ちゃん曰く、ここには200人余りの忍者が生活しているとのこと。
ひっそりと息をつめて生活し、万が一外部の人間が入り込んできても里とは気取られないように、
人が住んでいる気配を一切させずに里を守ってきたのだという。
僕は魔法で気配を消すことにした。
「どうしてここが分かったんですか?」
お茶を出しながら、お鈴ちゃんは僕に尋ねてきたが、僕はありのままを話した。そして、
「ぜひ、チャチャさんとリーヤの結婚式に招待したいと思うんです」
「そうですか、うれしいです!とうとう結婚なさるんですねぇ。
 私も修行中ですけど、数日ぐらいなら抜け出せるよう忍頭に相談してみます!」
「良かった、チャチャさんたちもお鈴ちゃんが来るのを楽しみにしているんですよ」
お鈴ちゃんは、満面の笑みで僕の正面に座った。
「今日ウェディングドレスの最後の試着をしてたんですけどね、
 本当にチャチャさん幸せそうで綺麗でしたよ」
「いいですね、私も早くチャチャさんの花嫁さん姿見たいです!」
本当にお鈴ちゃんもうれしそうだ。
やっこちゃんはここまで喜んではくれなかったし
マリンさんには殴られそうになったし(なんで僕が?)、
普通に喜んでくれる存在にホッとした。

130 :
しばらく、学生時代の思い出話や卒業後の報告をしたりして大分時間が経ってしまった。
気がつくと家の中に赤い夕日が差し込んでいる。
ここのところ連絡係でバタバタしてたし、こんなにのんびりできたのは久しぶりだ。
「やぁ、もう夕方だ。長話してしまいましたね、すみません修行中なのに」
「いえこちらこそ、すみません引き止めてしまったみたいで」
相変わらず遠慮がちに物を言うお鈴ちゃん。
「ぜひきてくださいね、チャチャさんたちの結婚式」
「はい、もちろんです!」
「僕はまだまだ人集めですよ、とにかく僕ら知り合いが多くてなかなか大変なんです」
「そうですねぇ…」
少し、沈黙があった。
さっき話していたときから時たま互いに言葉を発しない時間がある。
居心地が悪いわけではないが、お鈴ちゃんが何か言いかけてやめたのかなと、少し気にかかる。
何か言ったほうがいいのかと言葉を探してしまう。
「…僕もたいがい健気なんですよ」
言って、しまった、と思った。
「……健気、ですか…?」
お鈴ちゃんの表情が曇る。
あぁ、言わなくてもいいことを言った。
「いえ、えぇ、まぁ、なんでもないですよ…
 ……ほら、僕昔チャチャさんのこと、まぁ、初恋の人というか…」
お鈴ちゃんの視線が痛い。バカなことを言った。
僕がしどろもどろになっているのと裏腹に、お鈴ちゃんはジッと僕を見ている。
この無言が痛いけど、なぜか思っていたことを言ってしまおうかと思った。
「…淋しくないといえば嘘ですけど、分かっていたことですから」
「…しいねちゃん…」
お鈴ちゃんを困らせてしまう、もう帰ろうか。
「しいねちゃん、昼間に夕ご飯の下ごしらえをしたんですけど材料切りすぎちゃって。
 …よろしければ召し上がっていきませんか?」
優しく笑うお鈴ちゃん。僕が何を喉の奥に閉じ込めてるのか、きっと知ってるんだ。
「ありがとう、お鈴ちゃん、いただきます。
 ……ごめんね…」
「…いいえ…少し待ってて下さいね、すぐ出来ますから」
赤い夕焼けはいつの間にか無くなり、宵の闇が近づいてきていた。

131 :
お鈴ちゃんが作ってくれた簡単な鍋料理を前に、
僕はポツリポツリと話をした。
初めてチャチャさんとリーヤに出会って、2人が僕にとって最初の友達で、
僕はいつもチャチャさんたちについていこうと必で、
それでも2人の間に入ってくことなんか到底不可能なことで、
チャチャさんの一番はいつもリーヤで、リーヤの一番はいつもチャチャさんで。
とりとめのないことを、とりとめもなく話した。
「…絶対に実ることが無いって分かってて、それでもついていくのに必で、
 本当に滑稽だったと僕でも思いますよ」
「そんな、そんなことないと私は思います」
お鈴ちゃんは顔を真っ赤にして否定してくれる。
駄目だな、僕はちょっと今この子に甘えてる。
「しいねちゃんみたいに、好きな人が誰か自分じゃない人を好きで、
 それでも止められなくって…おかしくなんかないです!」
本当にいい子だ、お鈴ちゃんは。
「淋しく思うのも、愚痴言いたくなるのも、普通だと思います。
 好きな人が振り向いてくれなかったら…私だって…」
そこまで言ってお鈴ちゃんはハッとして口を噤んだ。
耳まで真っ赤になって俯いてしまった。
「…ごめんなさい、私、明日も修行があるので…」
「お鈴ちゃん…」
「ごめんなさい、もう、ごめんなさい…式には行きますから…」
無理矢理、グイ、と背中を押されてしまった。

132 :
トボトボと箒を飛ばす。お鈴ちゃんには悪いことをした。
学生時代からお鈴ちゃんとはよく一緒にいたんだ、
僕だって本当は彼女の気持ちを知ってる。
知ってて、愚痴を言った。本当に悪いことをした。
…謝りたい。でも、何て?
僕の思い上がりじゃあないだろうか?
分からない。分からないけど。
“悪いことをした”って思った時点できっと僕は、彼女に甘えてた。
気持ちを踏みにじった。いい気になってた。
僕がそう思ったから謝るってのも思い上がりかもしれないけど、
僕の背中を押したお鈴ちゃんの表情が見えなかったんだ。
最後に何を思っていたか読み取れなかった。
悲しかったのか、悔しかったのか、恥ずかしかったのか。
僕ばっかりブッチャケて、お鈴ちゃんは独りで何を思う?
もう、ジッとしてられない。フヨフヨ家路についている場合じゃない。
踝を返して、僕は再びお鈴ちゃんの元へ向かった。

133 :
もう一度、お鈴ちゃんの家(隠れ家?)を覗いてみた。
明かりは点いていない。人気もない。
気配を消しているだけなのだろうか、
そう考えながら魔法でランプを出し家に入ってみた。
さっきまで細々とついていたはずの囲炉裏の火も落ちている。
また外へ修行に出たのかもしれない。そうなるとどこへ行ったか全く分からないな。
少しだけ周囲を見回って帰ろう。また、明日こよう。
なんとなく、家の裏手へ回ってみた。
ゆっくり見渡してみると、うす汚れた薪の横にお鈴ちゃんがしゃがんでいた。
僕に背を向ける形で、小さな肩を丸めて、膝を抱いている。
大分肌寒い。僕は魔法で大きな毛布を出し、気配を消してお鈴ちゃんに近づいた。
「…お鈴ちゃん」
お鈴ちゃんがハッと僕を見上げる前に、僕はその横に腰を下ろして一緒に毛布に包まった。
「しいねちゃん、どうしたんですか?わ、忘れ物ですか?」
目が赤い。独りで泣いていたんですね。
「えぇ、忘れ物。お鈴ちゃんに『ありがとう』って言うのを忘れてました」
自分でも反吐が出るくらい気障なセリフ。
でもお鈴ちゃんに言ってあげるにはこれが何より自然な気がした。
意識せず、微笑みが自分の底から沸いてくる。
今すごくすごくお鈴ちゃんに優しく接したい気持ちが溢れてくる。
「お鈴ちゃん、泣いてたんですか?」
愚問だな、と自分でも思った。
けど、それを口に出して自分で認識しようと思った。
「…すみません…」
「お鈴ちゃんが謝ることないですよ。僕こそ、ごめんね」
「いいえ………」
虫の鳴き声が静かに胸に響いてくる。

134 :
ゆっくり時間が流れる。
いま世界に僕とお鈴ちゃんしかいないかのような錯覚を起こしそうだ。
「…しいねちゃんは、その……」
「うん?」
チラリとお鈴ちゃん見ると目を逸らされてしまった。
まごまごと続きを言おうとしている。
「その、しいねちゃんは……泣かなかったんですか…?」
驚いた。
僕の淡い初恋を知っている人間はごまんといたし、
やっこちゃんやポピィくんや平八さんに慰められたりもしたけど、
そんなことを聞かれたのは初めてだ。
初恋は初恋で、いい思い出で、最初から覚悟はできてた。
チャチャさんたちの婚約宣言から全く暇なんてなかったし、
落ち着いて愚痴を言う時間すらなかったぐらいで。
「…ごめんなさい…!男の人にこんなこと言って、すみません」
また真っ赤になって遠慮しだす。
「お鈴ちゃんは、僕が泣いてると思ったんですか?」
「いえ、そんな…失礼なこと聞いてすみません」
「お鈴ちゃん、気遣ってくれてるんですね、ありがとう」
そっとお鈴ちゃんの片方の手を握った。少し熱い。
「泣く暇なんてなかったってのが正直なところ。
 こんなふうに落ち着けたのだって初めてなんですから。
 お鈴ちゃんのところに来て良かったって思いますよ」
「しいねちゃん…」
子どものころから僕はチャチャさんが大好きで大好きで、
お鈴ちゃんはみんな知ってて僕の気持ちを思いやってくれてて、
それに安心しきって甘えてしまう僕がいて。
そろそろ卒業しなきゃな。
僕が言う筋合いはないけど、お鈴ちゃんにも卒業してもらいたい。
自分の望みを声に出すってこと、してもいいんだよって気づいてほしい。
「…お鈴ちゃん、聞いてくれますか?」
「はい……」
僕は決意しなきゃ。
僕にとって大切なたくさんの人は、僕じゃない誰かと幸せになってく。
チャチャさんも、リーヤも、お師匠様も。
僕を一番に思ってくれる人はこの人たちじゃなかったんだ。
それでいいんだ。僕には、僕の人が他にいるんだよ。
「お鈴ちゃん、もう少しだけ、待っててください。
 あの2人の最高に幸せな姿を目に焼き付けることができたら
 僕は次のステップに進める気がするんです」
僕は、お鈴ちゃんの目をしっかり見ることができる。
お鈴ちゃんも僕を見てくれてる。
これが答え、そう言い切れるようになりたい。
魔法の箒をポンッと出し、お鈴ちゃんの頭上へ移動する。
「今夜はありがとう、お鈴ちゃん。お鍋もごちそうさま。
 チャチャさんたちの結婚式でまた会いましょうね!」
「しいねちゃん!」
毛布に包まってお鈴ちゃんは立ち上がった。でも僕を追ってはこない。
「…また、結婚式で!必ず伺いますと伝えてください!」
明るい笑顔だ、月明かりに映える。
僕は魔法で一輪の白いヒナギクを出してお鈴ちゃんの手元に放った。
花言葉は「無邪気」。

135 :
「だいたいねぇ、段取りが悪いのよ、段取りが!」
恐ろしい剣幕でやっこちゃんは受付を仕切る。僕が担当だというのに。
準備もままならない状態で、ついに結婚式当日を迎えたのであった。
新郎リーヤはポピィくんと一緒に大量の招待客に挨拶し、
新婦チャチャさんはお師匠様の手によって花嫁衣裳に身を包んでいる。
セラヴィーさんは全員分の料理を作りながら式の段取りの最終チェック。
(セラヴィーさんには10本ぐらい手があるのではないだろうか?)
そして僕は受付を任されたのだが、やっこちゃんに役目を奪われそうだ。
とにかく滞りなく式を進めていかなくては。
2人が幸せに満たされて、夫婦として歩んでいくこの日を、なんとしても大成功裏に収める。
僕も変われるかもしれないこの日を、ずっと待っていたんだ。
「おぉ、しいねちゃんとやっこちゃんが受付とはなぁ!」
懐かしい顔が続々集まってくる。うらら学園の先生とみんなだ。
「ラスカル先生!みんな〜!!」
やっこちゃんは実際受付担当じゃないから気楽なものだ。
久しぶりに会えた人にフラフラ近寄って話していき、
満足するとまた受付を仕切り始める。
「やっこちゃん、すっかり大人の女じゃないか!」
「やだぁ、ラスカル先生ったら!当然じゃな〜い!」
「しいねちゃんもホントに大きくなりやがって、
 世界一の魔法使いになるのも時間の問題じゃないか?」
忙しく旧友たちの受付をする僕を、ラスカル先生はしっかり見つけてくれた。
「うらら学園のみんなで待ち合わせして来てくれたんですか?」
「おう、せっかくだからな!」
ひょいっとまやちょん先生がラスカル先生の横から身を乗り出す。
片手でラスカル先生似の男の子を引いている。
「あ!アメデオくん!大きくなりましたね!」
「来年幼稚園だからなぁ!そうだ、待ち合わせといえばな、1人連絡がつかん奴がいるんだ」
僕とやっこちゃんは顔を見合わせた。心当たりが一致したようだ。
「「…お鈴ちゃん?」」
と、2人声をそろえた次の瞬間、元クラスメイトの1人が叫んだ。
「あ!お鈴ちゃんだ!」
辺り中が一箇所に注目した。そこに彼女がいるんだ。
小柄な彼女はみんなに紛れてここから見えない。
「お鈴ちゃん!」
「うわぁ、久しぶり〜」
「すごい、こんなちっちゃかったのに、綺麗になったのね」
みんな大騒ぎだ。僕だけじゃなく、みんな彼女に会ってなかったんだな。
声が近づいてくる。受付しに来るんだ。
「受付?こっちだよ」
誰かが彼女のために道を空ける。やっと姿が見えた。
「…こんにちは、お鈴ちゃん。来てくれたんですね」
「もちろんです…!」
淡い黄色と桜色の振袖に、真っ白い帯。髪に白いヒナギクを挿してくれていた。
ごく薄く紅を注しているその控えめさに目を奪われそうになった。
丁寧に記帳する筆の運びからさえも目が離せない。
やっこちゃんが何か言いたそうだが、放っておこう。

136 :
またパソコンの調子が……。。。
家族のパソコンから投下します。
ID変わるかもですが121の続きです。

とりあえず、式は大成功だった、と言っておこう。
チャチャさんの箒の2人乗りで入場する演出で派手に壁に激突するとか、
乾杯の前にリーヤが料理を大半平らげてしまうとか、
呼んでない人も押し寄せて立ち見どころか箒で飛びながら空中で見ている人が出たりとか、
予想外のことは山のように起きたが、
予想通りに進むなんて誰も思っていなかったから、かえって予想通りだった。
ただ1つ本当に予想外のことは、
マリンさんが開会の時間直前にやってきて会場の端で式を眺め、
閉会直後に誰の目にも留まらないようにサッと帰ったということだった。
受付をしていた僕とやっこちゃんしか気付いていなかったろうけど。
チャチャさんは綺麗で、本当に綺麗で、今までで一番可愛いと思った。
式が終了して、2次会も済んでみんな帰って、さて片付けるかという時に、
チャチャさんとリーヤが準備から携わっていた僕らを集めた。
リーヤらしくもなく、きちんと僕らに御礼を言ってきた。
昨日チャチャさんと練習したのだろう。
「本当に、ありがとうなのだ。絶対チャチャを幸せにしますのだ!」
必なリーヤと、それを温かく見守るチャチャさん。
「バァカ、『一緒に幸せになります』だろ?バカ犬」
僕がそう言うと、リーヤは顔を上げた。
あぁ、ここが僕の始まりだ。
「リーヤ、目ぇつむれよ」
ポピィくんがギョッとした目でこっちを見た。構うもんか。
リーヤも分かっているみたいだ。目をつむって歯を食いしばった。
思いっきりリーヤを殴る、つもりだった。
でもやめた。失恋だけど始まりなんだ。
僕は代わりにチャチャさんの手の甲にキスした。
「チャチャさん、たくさんたくさん幸せになってくださいね。
 あなた達の幸せを一番に願ってるのは僕だってこと、忘れないで」
チャチャさんはビックリしているけど、しっかり心に刻んでくれてるようだ。
チャチャさんだってもう子どもじゃないんだ、
僕の言いたいことも分かってくれているに違いない。
「皆さん、悪いですけど、僕これから用事があるんで。
 片付けのほうよろしくお願いしますね!」
僕は箒を出し浮かび上がった。
みんな目を丸くしているけど、もういいんだ。
がんばったね、卒業おめでとう、僕。

137 :
僕は真っ直ぐお鈴ちゃんの忍の里へ向かった。
早くお鈴ちゃんに会いたい。声を聞きたい。
失恋した日だというのに、こんなに清々しい気持ちは初めてだ。
家が見えた。戸の前に降り立って、帽子を脱いで呼吸を整える。
「ごめんください」
戸を開けるとお鈴ちゃんは丁度着替えを終えた様子だった。
「しいねちゃん、こんにちは。お片づけは済んだんですか?」
陰ってきた日が優しくお鈴ちゃんの笑顔を照らす。
「みんなに押し付けてきちゃいました」
「えぇっ!?あの惨状を…」
「もういいんですよ、お鈴ちゃん」
靴を脱いでお鈴ちゃんの側に向かう。お鈴ちゃんは待っててくれる。
「いいんです…」
そう言いながら、僕はお鈴ちゃんを抱きしめた。
お鈴ちゃんも僕を抱き返してくれた。
「お鈴ちゃん、ありがとう…」
「…はい」
お鈴ちゃんの返事には、もう遠慮も否定も感じられなかった。

138 :
お鈴ちゃんは夕飯に質素な煮魚とご飯・お味噌汁・お新香を2人分用意していた。
「…今日はしいねちゃんが来てくれるんじゃないかって思ってたんです」
少し照れた笑顔。また愛おしさが込み上げる。
身を乗り出してちゃぶ台の向こうにいるお鈴ちゃんの頭を撫でた。
「ヒナギク、髪に挿してきてくれてましたね」
「…はい」
俯いて、少しお鈴ちゃんは涙目になっているようだった。
「…ありがとうございます、しいねちゃん」
そのまま親指でお鈴ちゃんの目尻を拭う。やっぱり少し濡れていた。
お鈴ちゃんが僕を軽く見上げた。
赤らめた頬に、濡れた瞳で、僕に向かって微笑んでくれた。
チャチャさんがバカ犬を見つめていたのと同じ顔。
たまにお師匠様がセラヴィーさんを見るときと同じ顔だ。
もう、この子を僕の側から離しておきたくない、そう思った。
ずっと僕の隣でその笑顔を見せていて欲しい。
「…お鈴ちゃん、一緒にいましょうか。ずっと」
考える前に、スッとそんな言葉が出た。少し沈黙が流れる。
お鈴ちゃんの頬を包む僕の手をとって、お鈴ちゃんは小さくうなづいた。
こんな日が来るなんて夢にも思っていなかった。
チャチャさんはリーヤのものだって明らかになった日から、
お師匠様とセラヴィーさんが急に親密さを増した日から、
僕のことを一番に思ってくれる人はいないんじゃないかって思ってた。
でも、チャチャさんが僕の世界の中心からスルリと抜け出していってしまう悲しさで
全く周囲を見ていないだけだった。
チャチャさんたちは僕が2人の幸せを誰より願ってることを胸に刻んでくれて、
お師匠様は新しい命を育むことを身をもって教えてくれて、
そして僕にもそれらを一緒に大切に感じてくれる人が側にいる。
この手を離さないでいよう、守っていこう。
拗ねてないで、幸せになるために貪欲になろう、この小さな手と一緒に。

139 :
「湯加減はいかがでしたか?しいねちゃん」
「えぇ、丁度良かったですよ、ありがとうございました。先にいただいてしまってすみません」
お互い何も言ってはいないが、これはこのままお鈴ちゃんの部屋に泊まる流れだ。
すでに焚いてあったお風呂をいただいた。
「いいえ、一番風呂は好みませんから。私も入ってきます」
寝巻きを片手に風呂場へお鈴ちゃんは移動した。無駄に緊張する。
正直、いきなりこんなつもりじゃあなかったから、何をどうすればいいのか分からない。
でもただ一緒にいたいって、それしか僕の頭にはない。
お鈴ちゃんがお湯を浴びる音が耳にこだまする。
何か鼻歌を歌っている。懐かしい旋律、子どもの頃どこかで聞いたような温かさを感じる。
カララッと小さな音をたててお鈴ちゃんがあがってきた。
「…いいお湯でしたか?冷めてませんでした?」
彼女のほうを振り返ってハッとした。
肌が赤く艶めいて、結った髪からお湯が滴り落ちて、
この世のものとは思えないぐらい綺麗だと思った。
「はい、まだ温かかったですよ、大丈夫です」
ほんのり微笑む。頭の芯がクラクラしてきた。
お勝手で何かこしらえているお鈴ちゃんのうなじに目が釘付けになる。
「しいねちゃん」
「は、はいっ!」
勢い良く振り返ったお鈴ちゃんにビックリしてしまった。
「…どうしたんですか?」
「な、なな、なんでも、ないです…はい…」
無防備すぎる笑顔に負けそうになる。
「…?…、しいねちゃん、甘酒飲みませんか?今日はお祝いですから」
しっかり2人分、二号徳利だ。前から用意してくれたんだろう。
この子は、僕が何考えてるのか分かってるのかな…
お酒出すなんて、もしかして分かっててやってるのかな…
1人で余計な邪推をしてる間に、テキパキとお鈴ちゃんは甘酒とアラレを用意してくれた。

140 :
僕はお酒は強いほうじゃない。
子どもの頃にお酒…妙な双子の魔法使いが作った魔法薬を飲んで以来、
トラウマになっててお酒は飲みつけていないというのが本当のところだが。
なのに、二号徳利の甘酒はものの30分で空になってしまった。
お鈴ちゃんは割と「イケルくち」だったんだ。
「もうなくなっちゃいましたね、しいねちゃん飲んでますか?」
「いえ、お鈴ちゃんが飲みたいだけ飲んでくれればいいですよ、温めてきましょうか?」
「ホントですか?ふふ、嬉しいです」
お酒が入って気が大きくなってるのか、普段のお鈴ちゃんなら僕をお勝手になんて立たせないだろうに。
しゃがみこんで一升瓶を持ち上げた。
「あ、お鈴ちゃん、少ししか残ってませんよ」
「えぇ?そんなー…」
背後からパタパタ近づいてきて、ヒョイッと僕の肩越しに瓶を見る。
甘い香りが僕の鼻をくすぐる。
チラッと横を見ると桃色に染まったお鈴ちゃんの顔があった。
フッと目が合う。
「…今晩の宴会はお開きですねぇ」
残念そうに、でもニッコリ微笑んで心底楽しそうにお鈴ちゃんは言った。
耳鳴りがする。
鼓動が速い、外に聞こえそうだ。
身体が熱いのは甘酒のせい?
「片付けましょっか」
そうつぶやきながら立ち上がったお鈴ちゃんの腕を掴んで引き寄せた。
よろけて尻もちをつきそうになったお鈴ちゃんを両腕で抱きとめる。
「…しいね、ちゃん…?」
骨が折れてしまうのではないかと思うぐらい、強くお鈴ちゃんを抱きしめる。
「…っ…し、ね…ちゃん…少し、緩め…」
「…ごめん…」
お鈴ちゃんの苦しそうな声を無視してさらに腕の力をこめる。
身体中の血液が沸騰しそうだ。
「…お鈴ちゃん…今夜、一緒にいましょう…」
今さらなことをわざわざ聞いた。お鈴ちゃんからの肯定が欲しくて。
お鈴ちゃんは無言で僕の背に手を回し、体重を僕の胸に預けてくれた。
小さい軽い身体を抱き上げて、奥の部屋を目指す。
囲炉裏の火は消えかかっていた。

141 :
奥の部屋に小さな布団が一組、さらに奥の部屋に通常サイズの布団が一組敷いてあった。
「…向こうの、奥の部屋に行きましょうか、お鈴ちゃん」
お鈴ちゃんは僕にしがみついたまま無言で小さく頷いた。
一番奥の部屋の(おそらく僕のために敷かれた)布団にお鈴ちゃんを横たえる。
魔法で襖を閉めて行灯に灯を点けた。
「…しいねちゃん……」
不安がお鈴ちゃんの顔を支配している。
僕も、正直不安だ。
一体こういうときって何をどうすればいいのだろう。
自分の思うままに動けばいいのだろうか。
「お鈴ちゃん、キスしていいですか?」
言いながら、お鈴ちゃんの顔の横に手をついた。
みるみるうちに真っ赤になっていく。これ以上は、意地が悪いかな。
困った目で僕を見上げるお鈴ちゃんの頬を撫でて、もう片方の頬に軽くキスした。
「お鈴ちゃん、僕のお鈴ちゃんに、なってください…」
目を閉じて、桃色をしたお鈴ちゃんの唇に口づけた。
甘い。甘酒の香りにまた酔わされる。
もっと味わいたくて、お鈴ちゃんの肩と腰を抱いて深くキスする。
「ん…っ…」
「はぁ…っ、んんっ…」
僕ばかり貪ってるような気がして、でもお鈴ちゃんの身体のこわばりが解けてきた。
僕を受け入れてくれてる?
「…は、ん…」
そっとお鈴ちゃんの浴衣の帯を解いた。透き通る肌が僕の目の前に現れた。
首筋に、胸元に、たくさんキスをする。
「ん、んん、しいね、ちゃん…」
「…んっ…お鈴…ちゃん…」
胸元が肌蹴た浴衣を下まで開いていく。
「…あ…っ…」
小さく抵抗されたがもう止まらない。
自分自身の浴衣を脱ぎながら、片手で目の前のお鈴ちゃんの肌を露わにしてく。

142 :
「やっ…見ないで…」
お鈴ちゃんは下に下着を着けてなかった。
「…お鈴…ちゃん…?」
「やっ…違うんです…!忍の、というか、こういった浴衣では…洋服のような下着は…」
驚いたが、聞いたことはある。和服って確か、そういうものだ。
「ごめんごめん、お鈴ちゃん。大丈夫ですよ、恥ずかしがらせてすみません」
気付いたらお鈴ちゃんばかりに恥ずかしい格好をさせていた。
僕も全部浴衣を脱いだ。
肌同士が吸い付くようだ。このまま溶けてしまいそう。
全身でお鈴ちゃんの体温を感じた。
とても落ち着くのと同時に身体中が脈打ってくる不思議な感覚に溺れる。
全身に指を這わせて、下腹部まで手をのばした。
「…っ!!待…って…ください、しいねちゃ…」
「…もう止めません」
「やぁ…っ…」
そこに指を這わせたけど、堅く閉ざされている。
ゆっくり、すべりこませる。かなりキツい。
「んっ…ぅん…」
「…痛いですか?」
「…少…し、すみま、せん…」
「謝らないで、ゆっくりしますから」
少しずつ、繰り返し、胸への刺激と一緒に指の動きを強めていく。
徐々に指が滑らかに動かせるようになってきた。
「お鈴ちゃん、少し濡れてきましたよ…」
「…や…恥ずかしいです…」
「でも、僕を受け入れてくれてる?」
聞いた僕はバカだと思った。でもやっぱり肯定が欲しい。
「……はい…」
蚊が鳴くような声。涙目で僕を見上げる。
一度深くキスして、熱い僕自身をお鈴ちゃんの中に埋めていった。
もう夢中だった。

143 :
「はぁっ、ん、んん…っ…」
「あ、あん…しいね…ちゃ、ん、あくっ…」
「は、お鈴ちゃん…くっ…」
止まらない。悪いと思いながら、容赦なくお鈴ちゃんを求めた。
お鈴ちゃんは僕にしがみついて、必についてきてくれる。
どれぐらい時が経ったか分からないが、もう制御が利かなくなってきた。
欲望のままに自身を打ちつけ続けて、あっという間に僕は果ててしまった。
「………」
「………」
しばらく抱き合っていたが、お鈴ちゃんが覆いかぶさる僕の頭を撫でてくれた。
「お鈴ちゃん、すみません…僕ばっかり…」
「いぃえ、嬉しいです…ありがとうございます…」
僕はお鈴ちゃんに何もしてないのに、お鈴ちゃんは笑ってくれる。
「…お鈴ちゃん、幸せにしますから…」
僕の側から離れていかないで。
それは言えない、けど、きっとずっと僕の奥底から消えることはないだろう。
僕の世界のど真ん中にいたチャチャさんたちが自分の人生を歩んでいって、
置いてけぼりにたってしまったような切なさは、
きっと消えないんだ。
お鈴ちゃんはずっと僕の頭を撫でてくれる。
「はい、私もずっと…しいねちゃんと一緒にいたいです…」
あぁ、僕の不安を、お鈴ちゃんは知ってくれてるんだな。
この子は手放したくないな、手放しちゃいけないな。つくづくそう思う。
あの幼かった日々を思い出にしていく手助けをお願いできるだろうか。
そしていつかみんなで笑い話ができる日がくるだろうか。
その時には、僕もこの子を連れて最高に幸せな姿をチャチャさんたちに見せたい。
何のわだかまりも身構えもなく笑える日がきっと来る、今日のこの日が始まりだ。
そっとお鈴ちゃんにキスして抱きしめる。
この青写真を遠くない未来に実現することを、この小さな小さな手に誓おう。
(終わり)

144 :
長くてスマソ。
あとあんまりエロくなくてスマソ。。。
原作では切ないお鈴ちゃんが大好きだった…
セラどろも他カプも大好物です。
また神の降臨をお待ちしてます。
失礼しました!!

145 :
本当は完結しないんじゃないかとハラハラしながら、
めちゃめちゃ楽しみにしてました。そして予想以上に楽しめ(笑)ました。本っ当に幸せです。
勝手な解釈かもしれないんですが
しいねちゃんの「本当は寂しいから誰かにいて欲しいだけかも」感(←なんじゃそりゃ)やら前向きなんやら感のエロさが出てて、非常に素晴らしかったです。
先日、午前中にNHK教育TVにて、日高さんの姿を見かけ遅刻しかけたのもあり、非常にタイムリーでした。

他のキャラクターや、結婚式の様子の描写もとってもよかったです。すげー幸せです。
お疲れさま、そして、
ごちそうさまでした。<(_ _)>


146 :
>>118
素敵なセラどろをどうもありがとうございました☆

147 :
今度はあまりお見かけしないのですが、セラヴィーと成長したポピィ君とどろしーのどろっどろな三角関係モノを読んでみたいです!それはもう、昼ドラ並みにドロっドロのを(笑)お願いしますっ!

148 :
>121神さま
エロパロを…いや、SS…もとい、小説というものをこんなにじっくりと読み耽ったのは、何年ぶりだろう…マジでw
二人の健気さとひたむきさが、そして思い出から幸せへと歩みだす二人が…もう、もう!
このカップルを応援してた理由を再確認できました。そして遂に原作で叶わなかった妄想(おもいw)の昇華が…
145さんも言われてますが、すげー幸せです!ありがとうございました!

149 :
>>145
>>148
本当にありがとうございます!
自分の自己満的妄想文でそんな風に思って下さる方がいるなんて…
嬉しいです!励みになります!
読んで下さって本当にありがとうございました!!

150 :
>121
よかったです!
しいねちゃん、お鈴ちゃん、幸せになって!

151 :
ヤッベ
まじ泣き
(;_;)

152 :
できればこの展開で
しいねお鈴ラブラブ編を続けてほしいのです…

153 :
ラスカル先生みたいな

154 :
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花みんタン
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花みんタン
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花みんタン
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花みんタン
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花みんタン
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花みんタン
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花みんタン
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花みんタン
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花みんタン
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花みんタン
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花 //   /::::://O/,|      /
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花/ |''''   |::::://O//|     /
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花\ |‐┐ |::://O/ ノ   ヾ、/
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花み..|__」 |/ヾ. /    /
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花み..ヽ___ノ / . へ、,/
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花みん/  { く  /
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花み.. !、.ノ `ー''"
彩花みんタン 彩花みんタン 彩花み //  キュキュ
彩花みんタン 彩花みんタン  彩花み゙′

155 :
ところで
セラどろ←ポピで、
30レスくらいのオリジナル要素入れすぎで、
弾かれそうなSSあるんだけど、とりあえず
投下していい?

156 :
個人的に当て馬要素のある小説は即スルーするのだが、スレの流れからして需要は確実にあるはずなので投下するべし

157 :
>155
ワッフルワッフル

158 :
楽しみにお待ちしています

159 :
前書き
・セラどろ←ポピ
・最終回からラスト四コマまでの間の、セラどろは恋人同士、セラヴィーが既に魔王で、平八が魔法の国国王になるまでの間のモノ
・勝手な設定多杉
・媚薬っぽい記述あり
苦手な方は遠慮なくスルーお願いします。

>>147様、これがいっぱいいっぱいでした。

160 :


12/23
「ポーちゃん、明日はクリスマスイヴだなぁ♪」
「そーだな(また多分ろくでも無いことを考えているな…)」
秘密基地の一室にて、平八とポピィは二人コーヒーを飲んでいた。平松は明日から、機械人形工学連盟のフェスタがあるから私は行かねばならない非常に残念だと、一週間の予定で外出していた。
「ポーちゃんそっけないなぁ。折角俺様がクリスマスプレゼントを用意したっていうのに」
「何を?」
ポピィはさっき以上に面倒臭気に答える。平八は構わず続けた。
「どろしーとのデート♪」
ぶっ…とポピィはコーヒーを吹き出してしまう。
「ゲホッゲホッ、平八冗談にも程があるぞ。だ、大体どろしーにはセラヴィーがいるし、何でオレが別に好きでもない人と…」
「好きでもない?」
「そ、そうだ。明らかにどろしーはずっと年上で、オレは子供みたいな…」
「ちっちっちっ、ポーちゃんよぉ、俺様が知らないと思ったら大間違いだぜ」
「なっ…何を」
「最近よく、どろしーの行きつけの店に、わざわざ介抱しに行っているだろう?」
「それは、なるとの事で世話になったから…」

161 :
「それに前々から思ってたけど、どろしーがいると明らかにぼーっとしてるじゃねぇか。まるで他のヤツがいないみたいに。寂しいんだぜぇ俺様♪。」
「それは平八の妄想だ。帰るぞ。」
「まぁ、待てよ。セラヴィーの兄貴にはた〜っぷり、魔王の仕事を押しつけてあるから、少なくとも年末年始は帰ってこれねぇよ。本人が帰ってきたくてもな。」
「お前…、一言忠告するが、アイツにそんな事して後でどうなっても知らんぞ」
「それが今回は望んで行っているみたいなんだよ。あの二人はポーちゃんもどろしーから聞いた通り、今喧嘩してお互い何だかんだ理由をつけて、距離を置きたいらしいよ〜。何も言わないけど解りやすいよなぁ、兄貴達は。」
「『蠱惑のステラ』の事か?」
「そう、それそれ。だから、コ・レ★」
そう言うと、平八はスキー場宿泊券を出した。
「残念ながら、俺様はバイトで行けないんだなぁ〜。どろしーは昨日会った時に、『しいねちゃん達もいないし、今年のX'masは寂しいものになりそう。』って言ってたぞ。誘って行ってこいよ。じゃ、俺は忙しいからこれで。」
「お、おいっ…」
言うが早いか平八は、マフラーを後ろに翻すとあっという間に窓から外へ飛び出して行った。

162 :
その前日、どろしーは仕事の依頼を受け、ある家を訪れていた。
「ここね…」
インターホンを鳴らすと、メイドがドアを開け、中に案内された。「お待ちしておりました。」
依頼人の中年の女はある部屋を案内した。開けて二人が入ると、扉が閉められる。
「(ひどいわね…)」
部屋のベッドでは、若い女が点滴をされながら、手を胸と股に置き、まさぐっていた。「はぁ…はぁ…ぁん」顔をわずかに赤らめ、目は半開きで朦朧と空を見つめている。
ここ数日、魔法の国や周辺の国々のスキー場で男女連れだけが何組も失踪する事件が続いており、この女性は失踪して唯一、生還したカップルの片割れであった。男性は病院に入院しているらしい。
「施術を始めますので、部屋の外に出て下さい。」
母親の中年女性が部屋を出たのを確認すると、内側から、魔法で鍵をかけた。そして、蠱惑解呪のあらゆる方法を試した。
「魔界のモノの仕業の様ね…」
解呪の手応えが得られず、どろしーはそっと右上腕の腕輪に手を添えた。
それは、初めて魔界に行った日、セラヴィーに危ないからと無理矢理手渡された、魔王一族に伝わる全ての魔法を受け付けない腕輪だった。

163 :
「折角だから、使わないとね…」
どろしーは腕輪を外そうと、袖を捲りあげた。

『蠱惑のステラ』とは魔族の一人で、とある辺境を治めているが、他国と組み、反乱を繰り返しているため、セラヴィーは魔王軍を率いて平定しに行っていた。
『蠱惑のステラ』の使う術は非常に厄介な誘惑の術で、防ぐには魔王一族の宝をもってするしかないといわれており、平定はしたが、セラヴィーは何故かステラをとり逃していた。
彼は何も言わないが、誘惑されての事だろうと誰もが思っており、偶然にそれとなく平八から聞いたどろしーは、本人には聞かず、傷つき
腕輪を受けとった自分を責め続けていた。

どろしーは腕輪を外し、行為に夢中になっている女性の腕にそっとはめた。するとその女性を包む様に白く薄い輝きがあらわれた。
女性の目は大きく見開かれたと思うと、体全体が硬直し、次の瞬間気絶したようになった。
「終わったわね…」
どろしーは女性から腕輪を外し自分につけなおすと、
部屋を開け、もう大丈夫と告げて足早に屋敷を去り、片割れの男性のいる例の病院へ向かった。

164 :
券を受けとったポピィは、しばらく迷っていたが、秘密基地の戸締まりをすると、意を決して、どろしーの家へ向かった。

「いたら…、福引でもらったんだけど〜と言おう。…いたら、…言おう。」

「あら、ポピィ君。今日は仕事はお休みなの?」
少し、下から凛とした恋い焦がれるその人の声がした。突然のことにしどろもどろになるポピィ。
「ど、どろしー。き 今日というかしばらくは休みなんだ。去年も一昨年も仕事ばっかだったから、今年は休みを入れたんだ。」
「あら、よかったわね。なると君にもよろしく。はい、これ。」
どろしーは、ショルダーバックから小さな包みを二つ取り出し、ポピィに手渡した。
「中身は帰ってからのお・楽・し・み★」
「あ、ありがとう、どろしー」
「それじゃあ、私はこれで♪」
「ま、待ってくれっ」
自然に声が出た。けれど、それだけで心臓が高鳴って、次が続かない。
「なあに、ポピィ君。」
そんなこと言われてもと平八を恨みながら、ありったけの勇気を振り絞って言う。
「す、スキー場の券が手に入ったんだ。よかったら一緒に行かないか?」

165 :

(うわっ、不自然だ。これだと普通に誘っているみたいだっ)
言ってみて猛烈に後悔するポピィ。
「どれどれ…」
どろしーは券を覗き込み、場所を見た。それは昨日の依頼人の娘が発見されたスキー場だった。
「行くわ、ポピィ君。私もちょうど暇だし」
「え、本当に?いやでもセラ…」
どろしーはポピィの唇に人差し指と中指を当てて言った。
「セラヴィーは忙しそうだから い い の よ♪…明日のいつ頃待ち合わせがいい?」
こうして、ポピィとどろしーは次の日スキー場に行く事になった。

166 :
「いやっ…、いませんっけどっ」
ただでさえ隣にどろしーがいてポピィが背が高くなった分どろしーの顔が近かった。本人は年を気にしているらしいが、あの頃と変わらず本当に綺麗で、鼻を刺す様な冷気にまじる微かな香に心臓をバクバクさせながら、どろしーが呑気に話すのをポピィは聞いていた。
頂上が近づくと、どろしーは、上で手を振る2人に気がついた。
「あら、しいねちゃんの同期の人魚達だわ」「人魚って…まさか。」
ポピィの不安にどろしーが気づく間もなく、感高い声がした。
「ポピィせんぱーい!ナミでーす!」
「あんたうるさいのよ。リーヤ君はリーヤ君っ」
どろしー達がリフトを降りると、ナミとマリンが駆け寄ってきた。「ポピィ先輩、お久しぶりです。休みの日に先輩に会えるなんて…」
それをマリンが遮る。
「ちょっとぉ、なんでリーヤ君がいないのよお。あんたエガオンなんでしょ。何とかしなさいよ」
「お姉ちゃん、ポピィ君がエガオンなのは皆にひみつ…」
「そんなんバレバレでしょっ」
きっぱりと言うマリン。
「ごめんなさい。ポピィ先輩。」
「…、いいよ(汗)」
ポピィは顔の隣で力無く手を振った。

167 :
12/24
良く晴れて、雪もたくさん積もっており、絶好のスキー日和であった。例の事件があったスキー場だが、割と賑わっている。
ポピィとどろしーは、着替えを済ませ、リフトに向かった。
「行きましょ♪」
と、どろしーがポピィの手を取って歩きだすので、慌てて歩きだす。
「(どろしーも元気だし、来てよかった。)」
そんなことを思いながら、ポピィはリフトでどろしーの隣に座った。リフトはぐんぐん登っていく。
「それにしても ポピィ君、本当に背が伸びたわね。大人っぽくもなったし。好きな人でもできたでしょ?」

168 :
>>166>>167は逆です。すみません。失敗しました。以下続き。


「…ポピィ君。折角だからナミちゃん達と滑りなさいな♪。わたしは用を思いだしたから行くわ。また夕方ね♪」
「は?え?」
ポピィは驚いて振り向いたが、
「じゃあ、あたしはこれでっ」
どろしーはポピィの肩をポンっと押すと、勢い良く滑り始めた。
薄いピンクのスキーウェアに一瞬、流れる様な黒い髪が映えて揺れたが、すぐに見えなくなった。
「しいねちゃんの師匠、うまいじゃなーい」「ほんとだー」
「(あぁ、結局こうなってしまうのか。)」
ポピィはただ一人、天を呪った。

ある程度滑り下りると、箒に乗り換えて、低空飛行で別の方向に進む。しばらくすると『立入禁止』と黄色いテープが幾重にも張られたところに辿り着いた。
「ここか…」
微かに、魔界独特の匂いを感じて、どろしーは口を手で覆った。
テープの下を潜り、雪を慎重に踏む。辺りに人の気配は無く、自分自身の呼吸の音しか聞こえない。どろしーは慎重に違和感の元を探した。
「男女二人連れでないと、術は発動しない様ね…」

169 :
しばらくすると、どろしーはわずかに空気が揺れているところを見つけた。微かだか其処だけ魔界の匂いを強く感じる。
「見つけたわよ。さーて何かしらね。」
どろしーは静かに魔法のステッキを向けた。

「どろしー、何やってんだ?危ないんじゃないか?」
理由をつけてナミ達を振りきったポピィ君が黄色いテープを上げて入って来た。
「ポピィ君、来ちゃ駄目っ!」
どろしーは振り向いて駆け寄るが、術が低い唸りを上げて発動した。
「うわぁ――っ」
「きゃ―――っ」
気がつくと、ただっ広い氷の空間にいた。どこかの洞窟のようだ。
「いたっ…」
立とうとすると透明な天井に頭をぶつけた。ポピィはまだ、気を失って倒れていた。
「ポピィ君、ポピィ君。」どろしーはポピィの肩を揺すって呼びかけた。
「ど どろしー、ここは…」
「どこかの洞窟の様だけど、バリアが邪魔でわからないわ。怪我はない?ポピィ君。…巻き込んでしまってごめんね。」
「いや、オレこそ、…ごめん」
辺りをよく見回すと、あちこちに男女二人ずつ絡むようにしているのが見える。
「あの人達は…」

170 :
「多分、今まで拐(さら)われた人達だと思うわ。さあ早く、ここから脱出して、魔物を早く倒さないと。」
そう言うとどろしーはポケットからナイフと口紅を取り出し、口紅でナイフに魔法文字を書き始めた。
「この手のモノは、外側からなら指先一つで、壊せるんだけど。内側からは少し時間がかかるのよ。」
計5本のナイフに解除呪文を込めながら、ゆっくり、魔法文字を書きこんでいく。
しばらくすると、ポピィはめまいがして、体が熱くなるのを感じ、バリアにもたれかかった。
「おかしい…」
思わず目を閉じようと思ったが、滑らかに口紅を操る白い手から、目が離せない。
改めて目の前のどろしーを見た。
初恋のあの頃と変わらない、あの人がいた。
強くて優しい人。今も変わってない。意地っ張りで、うるさいけど、皆を一番、自分自身よりも愛してる。
いつだって、オレを守ろうとしてくれる。セラヴィーはわかってない。そんなどろしーがどんなに愛してるか知らない。
オレの方が寧ろよく解ってる。こんなに解ってるのにどうして――
その切那、無意識にポピィはどろしーを組み敷いていた。5本目のナイフと口紅は地面に無造作に転がった。
【続く】

171 :
12/20の22時頃になります。

172 :
>>171
こ、こんな細かい投下予告初めてみた。
律儀な神に感謝を〜。
続き待ってます。

173 :
「@○/30」ってことは既に書き上がってるんだよな?
なんでわざわざ分けてんの?

174 :
>>156
当て馬……う〜ん。とりあえず、投下してみます。
>>157
ワッフル美味しいですね(違)
>>158
アワワワワワワ(°Д°)…………(ry

>>172
アワワワワワワ(°Д°)
それはさておき、書き手さんのスレにて、投下時期をうpした方が、他の方が投下しやすいらしいです。
うpしないと、途中で区切ってしまうからと、他の職人様達が投下しにくいからとか…。
>>173様 同じく、書き手さんのスレ(板名わかりませんorz)にて、長いモノは10レスくらいで区切って、一週間くらいあけて、投下するほうが、投下そのものが荒らし化するのを防ぐ…?らしいです。
あとは、布団の中で携帯から打ち込んでいるので、息が続か…(ry

175 :
いちいちレスウザ

176 :
>>174
書き手スレ読んだのに全レスするとは
なんたる学習能力w

177 :
空気を読まず小ネタ投下、↓注意
○ナミ一人えっちネタ
○何故か「ですます調」
○何故か「ちゃん」付け
○妄想の相手は先輩
○時期および身体のサイズは番外編(なるとが幼稚園児のとき)くらいで

178 :
ナミちゃんは今夜一人でお留守番をします。
お姉さんのマリンたちは明日まで帰ってこないのです。
一人でいることも、もうナミちゃんは怖くなんてありませんでした。
むしろ、おませなナミちゃんは、普段は家族がいるのでできない「あること」ができるので嬉しくってしかたありません。
お風呂から出て、身体や髪の毛を乾かしたナミちゃんは自分の部屋に入ります。
ツインテールを解いたその姿は、やっぱりマリンにそっくりです。
ベッドに上がれば、「あること」の始まりです。
まずはパジャマのボタンを一つずつ、丁寧に外していきます。
ここ三年ほどで、ナミちゃんの身体は急に大きくなりました。
ナミちゃんはまだうらら学園を卒業していません。
でも、背はお姉さんのマリンが同じ年だった頃よりずっと高いのです。
パジャマを脱ぎ、膨らみはじめた胸が露出します。
淡いピンク色をした乳首は、まだ幼さを十分に残しています。
続いて、ズボンを脱ぎ、パンツに手をかけました。
一瞬手が止まりましたが、やがて足先からスルリと外れました。
これでナミちゃんの身体を隠すものは何一つなくなったのです。
ナミちゃんは目を瞑りました。
想像の中で、逞しい身体をした大好きな人の姿が浮かびます。
「ポピィ先輩…」
想像の中では、彼も裸でした。
優しい顔をして、その大きな手でナミちゃんの胸に触れます。
「あ、先輩、やめてください…」
口では拒否するものの、実際にナミちゃんの胸を触るのはナミちゃんの掌です。
両手でそのまだ熟れ切れてない胸をやわやわと揉みしだきます。
先輩に裸を見られ、胸を揉まれる恥ずかしさで、彼女の顔は少しずつ紅潮していきます。

179 :
つん、と勃った乳首を軽くつまむと、ナミちゃんの口から、あぁ…と声が漏れてしまいました。
左手で胸を弄り続けながら、右手は下腹部の方へ伸びていきます。
ナミちゃんはゆっくり、しかし大きく足を開きました。
想像の中の先輩は、ナミちゃんの一番恥ずかしいところを何も言わずに見ています。
既に彼女の敏感なクリトリスは、興奮で充血しています。
ナミちゃんは、まるで許して欲しいかのように先輩に聞きました。
「ポピィ先輩、私変態ですよね?いやらしいことなのに…こんなに興奮しちゃってるんです…」
ナミちゃんは涙目になって先輩に訴えます。
すると先輩は少しだけ困ったような顔をして、でもまた微笑みました。
『誰だってそういうもんだろ』
そして彼女のクリトリスを強めに撫でました。
「ああっ!」
刺激が強すぎて、ナミちゃんはぶるっと震えます。
それからしばらくの間、左手で乳首を、右手でクリトリスを触り快楽を貪り続けました。
ナミちゃんの右手が、「あること」のためにいつもは隠してある小さなローターを掴みました。
想像の中で、ついに先輩が彼女の中に入るときがきたのです。
『挿れるぞ』
「は、はい…」
ナミちゃんはゆっくりとローターを挿入しますが、いつも先っぽまでで終わってしまいます。
でもそれ以上は痛いし、本当の「初めて」はポピィ先輩と、と決めているのでそれで良かったのでした。
ナミちゃんの部屋に無機質な振動音が響きます。
「いやぁっ、あぁん…」
ナミちゃんは、身体を捩らせ自分で挿入したローターに抵抗しますが、快楽に溺れた身体はいうことを聞かず、ナミちゃんをいじめ続けます。
ローターを入れた身体で、ナミちゃんは自分の両胸をまさぐりました。
「あんっ…!」
ナミちゃんが絶頂を迎えそのままベッドに倒れ込むと、はずみでローターも外れました。
ささっていた場所だけが、濡れててらてらと光っています。
ぼんやりとした眼差しで、ナミちゃんは屋根の照明を見つめます。
「こんなことしてるって知られたら、ポピィ先輩に嫌われちゃうわよね…」
「あのこと」が終わると、いつもこんな自己嫌悪にかられてしまうのです。
ナミちゃんは、それでもやめることができないのでした。

180 :
>>171様!
@素晴らしいお話をどうもありがとうございますっ!147ですが早く続きが読みたくて夜も眠れない程です!ポピどろはあまり見かけないから楽しみです!細かい丁寧な描写は神だと思いました!

181 :
>>171
Aあぁー!早く続きを読ませてもらいたいですっ!どうか宜しくお願い致します!嫉妬に狂うセラの反応も楽しみです!本当に待ってた甲斐がありました!

182 :
諸事情にて、ラストまで投下。

「ポピィ君…?」
「胸が苦しくて…体が熱いんだ…助けて」
「まさか…この香にやられてっ…」
初めはそっと、してからは強く、ポピィはかきまわす様に口づけた。もう自分で自分を止められなかった。
「(まいったわね…もう少し大丈夫かなと思ったのだけど…完璧に魔物の香にやられてるわね)」
両腕を押さえつけられており、腕輪は外せそうにない。何とかナイフに届かないかと手を動かす。5本のナイフはそろっている。後はバリアに打ち付けるだけだ。子供相手に余り手荒な事はしたくない。
「どろしー…」
ポピィの方は香のせいなのかそうでないのかはもう、わからなくなっていた。
「前からずっと、好きだったんだ…」
「ポピィ君…」
「胸が苦しいくらい、ずっと好きだった。助けてくれ…もう…どうすればいいかわからない」
『助けてくれ…』それを聞いたどろしーは、もう抵抗するのを止めて、腕の力を抜いた。
ポピィはどろしーの顔を両手で包むと、改めて深いキスをし、どろしーはそれに答えた。 唾液の絡む音だけが、暫く続いて音が二人を次第に狂わせていく。ポピィはキスの雨を降らせながら、スキーウェアのチャックに手を掛けた。

183 :
その12

それを止めようと、反射的に胸元に来たどろしーの両手を両腕で抑えると、チャックはひとりでに降りていった。
「超能力って便利ね」
「そうか?」
そう言いながら、ポピィは下腹部の布の繋ぎ目を静電気で焼き切った。胸元から足の先まで、全身が現れる。
どろしーはウェアの下には薄手のボディスーツしか着ておらず、体のラインが露わになり、胸の先はすでに真上を向いていた。そこを指先で軽く撫で回す。
「ぁ…」
軽い電気が走り、どろしーは自分でもっと触りたい衝動にかられるが、それを察知したポピィに素早く両腕を押さえつけられた。
真剣さに気負されて戸惑う中、甘い刺激がどろしーを蕩かしていく。
なおも、ポピィは胸を揉みしだきながら、胸先を撫でまわした。その間にもう片方の手は下腹部の下のほうに伸び、黒い茂みを撫でながら、もう一つの突起を探していた。
どろしーはそれを止める事なく、思考が緩やかに霞んでいくのを感じながらまだ迷っていた。今はまた離れているが、最近ようやく恋人同士になれたセラヴィーの事が何度も頭をよぎった。

184 :
ただ、ポピィの様子が何となく、本当はセラヴィーを求めて苦しむ自分と似ている様に感じ、放っておけず受け入れてしまい、頭の中が白く霞んでいく。
早くポピィ君をこの香の毒から解放する為…といい聞かし、どろしーはポピィのスキーウェアを脱がし、胸板に手を触れた。お互いの甘美な刺激に二人の視線が合い、どちらからともなく舌を絡め、互いを昇りつめらせていく。
ポピィの余った手はどろしーの下腹部の泉が潤っているのを確かめ、襞を軽く撫で回す様に指の出し入れを繰り返した。
「…ポピィ君。来て…」
そう言いながら、どろしーは硬く反り立った棒を導き、自分自身に沈めた。
初めての感触に気が狂いながら、ポピィは恋い焦がれた愛しい人の名前を呼ぶ。
「どろしー…」
体が勝手に動き、注挿を繰り返すと、どろしーの顔も上気し、薄い桃色に染まる。
「どろしー…どろしー!」
「ポピィく…ん!」
「どろし―――」
二人が高みに達するその切那、

185 :
ザシュッ ―――
どろしーは素早く左手にナイフを握り、ポピィに近づいた触手を突き刺した。触手は大きくくねると消え、バリアが壊れた。それに気づく間もなく、ポピィはどろしーの中で果てた。
「ど どろしー、何を…」
「エクスタシーの極みのエネルギーでも、取りに来た魔物を刺したの。まだ生きてるわ」
「エクスタシー…?
って、わあぁあぁあ」
ポピィは我にかえって混乱した。
「気持よかったわ。いつまでも子供の様に思ってたけど、そうじゃないのね。」
そう言って、どろしーはポピィに軽く口づけた。そして、二人の服を素早く魔法で直した。
「(魔物のせいか…)」
結局、殆ど自分の気持が伝わってないことに、ポピィはほっとするとともに、胸の奥底で、見えない傷が痛んだ気がした。
どろしーがナイフを刺した事でついた、魔法文字を辿り、ポピィとどろしーは魔物を倒す事に成功した。魔物は大樹の様ないでたちをしており、自分を守る為にセラヴィーに似た人型を形作ろうとした為か、最後はどろしーに躊躇いもなく破壊された。
拐われた人達は、地上に戻り、ポピィが連絡した警察に無事救助された。後始末を切り上げた頃、日は落ち、ポピィ達はスキー宿泊場にとりあへず戻った。

186 :
「ポピィ君、どこ行ってたのよ!おかげで探すって聞かないナミに連れ回されて散々だったわ!どうしてくれるのよ!」
「姉さんやめて。ポピィ先輩だって大変だったんだから」
スキー宿泊場に戻るとナミやマリンと合流し、何だかんだと騒騒しい夕食になった。結局風呂も4人で行き、二人が部屋に帰る為、廊下を歩く頃は夜中になっていた。
ポピィはどろしーの方を向く度、浴衣の隙間から白い艶めかしい肌がちらつき、その度に、その肌に触れた事を思いだしてしまい困惑していた。どろしーが、あの絶頂の時、冷静に行動していたことが、よりポピィを苦しめた。
「どろしー、今日は仕事の邪魔してその上あんなこと…」
「謝るのは私よ。ポピィ君に何も言わずに、調査に行ってしまって。あんなことに巻き込んでしまって…。好きでもない上に知り合いの、しかも私となんて…辛かったでしょ?」
「そんなことないっ」
ポピィは強く反論した。どろしーは一瞬、驚いた様な顔をしたが、
「優しいのね、ポピィ君は。ありがとう、お休み」
と答え、微笑んだ。
そしてどろしーは部屋に入り扉を閉めた。

187 :
そこで初めて、窓の側に立っている誰かに気がつき、凍りついた。
「セラヴィー、どうしてここに…」
「少し時間が出来たので、久しぶりに来てみました。もしかして今、一番会いたくない人ですか?」
そう言うとセラヴィーはゆっくり、どろしーに歩み寄った。
どろしーは後退りをするが、すぐにドアに阻まれ動けなくなった。
ドアに背を貼りつかせて、わずかに震えるどろしーの顎を上げて、セラヴィーは無理矢理キスをした。「っ…やめてよっ」
どろしーの抵抗に、セラヴィーはあっさりと体を離した。
「誰もいませんし、どうして…、拒絶するんです?」
「拒絶なんてしてないわ。ただ突然だったから…」
そう答えて、少し顔を背けると、セラヴィーはどろしーの顔の両側に手をついた。
その衝撃だけでよろけそうになった体は、セラヴィーに両手で支えられ、どろしーは思わずセラヴィーを仰ぎ見た。エメラルド色の眼が真っ直ぐ、どろしーを射抜く様に見つめている。
「『拒絶なんてしてない』?おかしいですね。君がそんな事を言うなんて。いつも最初は拒否してばかりじゃないですか(笑)。本当は、どうしてですか?」

188 :
多分今まで言われたこともない『君』という言い方に、どろしーは声を失い、セラヴィーの視線から、目を離せなくなっていた。
震える声でどろしーは話す。
「…ポピィ君とスキーに来ただけよ。でもほとんどはは仕事だったわ…それだけよ。」
「それだけ?」
「それだけ。」
「じゃあ、仕事中、どろしーちゃんはポピィ君と何をしてたんですか。どうして相手がどろしーちゃんで謝らないといけないんですか?」
セラヴィーの口調が、思いもよらず強くなる。
「セラヴィ、…違うの。」
「何が?」
セラヴィーは片肘だけ壁につけると、少しずつ顔を近づけて、
「ポピィ君とこんなことでもしてたんですか?」
と、耳朶を甘噛みしながら囁いた。
どろしーはその度に噛みちぎられそうな恐怖に襲われながら、じっと耐えた。
「そこまではっ、してない…っ」
いつもなら、もの凄い反撃に遭ったものだが、今のどろしーは弱々しく、為されるまま。その様のどろしーにいつもと違うどうしようもない愛くるしさを感じて、セラヴィーのトーンが少し落ちた。これはこれで楽しいかなと思う。
でも、追求は緩めない。

189 :
「どこまで…したんですか?」
「……。」
答えることが出来ず、どろしーの顔が赤くなったり青くなったりする。
「セラヴィーのせいよ。あんな魔物捕り逃がすからこんなことになったんじゃない。」
「…でないと私がポピィ君と何かある訳が」
そう言いかけて、少し胸が痛んだ。ポピィ君の気持ちを知らない訳じゃない。
ただ私の心にはずっとセラヴィーがいて、本当は彼以外と付き合うことなんか全然考えられないほどセラヴィーの事が好きで、ポピィ君の気持ちは年が離れていたから知ってて知らないふりをしてただけだ。
自分の気持ちは既に知られている上でないがしろにされて傷ついているくせに、私はポピィ君の気持ちを知りながら、子供扱いしてないがしろにしている――。
そう気づいて何も話せないどろしーに、セラヴィーは幾らか気が晴れて、
「そうですね…。本当にどろしーちゃんは鈍感ですねー。鈍感で無神経なのに、どうしてこう、僕を惹きつけてやまないんでしょうね。」
と、クスッと笑った。セラヴィーが微笑ったのに、どろしーはほっとしたがすぐに反論した。

190 :
「何が鈍感よ!恋人同士なのに、魔界がどうとか言って私の事はほったらかしで、魔物とまでイチャついた噂まで流れて、挙句の果てに危ない時には助けに来ないで、全部終わってから会いに来るなんて。そんな人に言われたくないわよっ」
「あぁ、財政難で、裏で売る薬の開発の為に生かしてたけど逃がしてしまった『蠱惑のステラ』」
「『あぁ』じゃない!」
「実験中うっかり魔界の穴に逃がしてしまったんですが、魔界植物なので、こっちのしかも冬だと生きていられないから大丈夫か。と思って平八に連絡だけいれたのですが、いやまさか、意外な方法で生き延びていたものですね」
「おかげで魔法の国や他の国の人は散々な目にあったのよ!」
「僕も長年想い続けて最近やっとつき合いはじめた恋人を寝とられる散っ々な目に遭いました。」
「…恋人って誰よ。」
上目使いで聞くどろしー。膨れっ顔があまりにも可愛いらしくて、セラヴィはキスを浴びせながら囁く様に答えた。
「…どろしーちゃんですよ。」
「どう…だ……か」
自分の狂わすところを余すことなく犯すキスに、全身に微量の電気が走り下半身が熱くなった。

191 :
いつかまた遠ざかって自分が傷つくのが怖くて、感じているなんて知られたくないのに、体はどろしーの意思をあっさり裏切ってどんどん蕩けていく。
セラヴィーは滑らかな首筋から細くて白い肩、そして一番感じる鎖骨の間に、舌を這わせ、赤い印をつけていった。
「つけるのは…やめ…」
「別にいいじゃないですか。その方が気持ちいいでしょう?」
鎖骨の間に何かする度にどろしーの声が漏れた。
「ヒャン…だめ…」
その度に体が軽く痺れて力が抜けて、立っていられなくなる。そんなどろしーを全身でドアに固定して、胸をそっと触れる程度に包むとその先端だけ何度も擦りはじめた。
はじめは微量の電流に耐えていたどろしーだが堪えきれず、声がもれ、股の間から透明な液体が流れだして身をよじろうとした。
それはすぐに脚の間に片足をいれられ阻まれた。
「流れてますね」
「やめて…」
「いやです」
セラヴィーはそのまま手でClitorisを擦り当てると、ゆっくり丁寧に皮を剥いていった。
「んっ…なん…」
声が微妙に高くて甘い。暫く首筋に舌を這わせてClitorisを擦りながら、反応を楽しんでいた。

192 :
「どろしーちゃん、もっと力を抜いてくれないと入りませんよ。」
「え…」
「立ってシたことは誰ともないでしょう?だ か ら ね♪」
何がだ か ら ね♪なんだろうと思ったがその疑問は言葉にして紡がれることはなかった。
セラヴィーは弾むようなお尻を軽く円を描く様に撫で回しながら、再び口の中を犯していった。度重なる絶調で張りつめていた体が、それとはまた別格の快感で再び蕩けていく。
「ふぁら…」
豊かに濡れたそこは痛みを全く伴うことなく、セラヴィーを深く受け入れた。
「んぅ…」
それだけで軽く息がもれる。その吐息はセラヴィーの冷静さを痺れさせるほど艶めかしいものだった。
もう殆ど、目の前の彼女と全てを繋ぎたい想いで限界になりながら、どろしーを突き上げていった。
「はぁ…どろしーちゃん…」
「セ…ラ…ヴィー…」甘く朧げに自分の名前を呼ぶどろしーの様子に、
本当にこの人にだけは、この先もずっと愛しくて狂わせられるんだなと、セラヴィーは、心のどこかで苦笑いをした。

193 :
けれど、ずっと離さず傍にいようと、強く想った。
セラヴィーの息が上がり、動きが激しくなるのを感じ、快感で薄れている意識のなかで少し優越感を感じてしまうどろしーだったが、同時にこの男でないと自分はダメなんだろうと心も体も降参していた。そのまま流されるままに溢れるままに男の名前を呼んで――
気がつくとどろしーは座りこんでいて、同じく座りこんでいるセラヴィーに抱き締められていた。しばらくは互いに無言でいたが、もちなおして、どろしーは立とうとした。
「あれ…立てない…」
「そうですか?」
クスクス吹き出しながら、セラヴィーは言って、ひょいとそのままお姫様抱っこで抱き上げるとベッドにどろしーを運んで、自分もその中に潜りこんだ。
「まさか、まだスルつもりなの?」
「当たり前じゃあないですか♪♪他の男に二度と目もくれない様にね♪」
「なんっ…」
それは、色々違うっという抗議は唇に塞がれ官能の波に流れてしまい、その後意識を手放して深い眠りについた。セラヴィーは、どろしーを腕の中に抱いてずっと離さなかった。
そして、夜が明けた。

194 :
12/25
朝食の迎えに行ったポピィはどろしーの部屋でメッセージを発見した。
『用が出来たので、先に帰ります。後のことは大丈夫です。ポピィ君は皆と休日を楽しんでね』
筆跡が少し違う様な気がしたが、ナミ達に連れていかれ、そのまま、スキー(スノボー)をして過ごした。
ナミ達とランチを食べていると、平八が現れた。
「ポーちゃん、悪いがすぐに魔界に来てくれ。サンダル兄貴が呼んでるんだ」
平八の真剣な様子とどろしーがいない事にただならない気配を感じたポピィはすぐさま平八の城にテレポートし、魔界の城に入った。
魔界の城は、所々渦々しく、退廃的だったが、全体的に繊細で、優美、そして果てしなく広大だった。
「前に見た印象とは違う様な気がする。見る角度によって違うのか?平八?」
「いや、サンダルの兄貴が真面目に魔王の仕事をするもんだから、城もそれらしくって事で、タワシの兄貴が造り変えたんだ。結構スゲーだろ」
「あぁ、凄いな」
そう言いながら、ポピィはどろしーの姿を無意識に探した。

195 :
平八はある部屋に入ると、ポピィに黒と灰色で主に配色された礼装を渡した。
「急いでこれ着て議事堂に行かないといけねーんだ」
「疑わしいから、お前のを着る」
とポピィは平八が着ようとしていた礼装を取り上げて着た。
「まぁ、着てくれたからいいけどな。議事堂は安全の為に異界のものは、溶けてなくなっちまうからな。」
「そんな危ないとこなのかっ」
「それ着てたら大丈夫だから。じゃあ、急いで行くぞっ」
平八の後を追って中身は古今東西異界の様式がいりまじった迷路の様な城を走り回り、ある扉の前に着いた。
優雅で巨大な扉を開けると、
そこは広大で長い教会の様な吹き抜け構造になっており、その奥の奥、そびえ立つ様な講壇の傍らに、密かな想い人が立っているのが見えた。そしてその隣には…その人を求めて止まないもう一人の存在があった。
「…どうしてポピィ君まで来ているのよ?」
「あぁ、言い忘れてましたけど、ポピィ君にも用があるのです。」
そう言うとセラヴィーは二人に向かって歩きだした。
「あのさ、ポーちゃん。兄貴がさっきからずっとこっちを睨んでて怖いんだけど。もしかしてどろしーと、何かあったのか?」

196 :
「あぁ…。」
「(おいおい…結局誘えないに市松と賭けてたのにマジかよっ…)」
いつの間にかポピィが先頭を歩いていた。構わず、どんどん歩いていくポピィの後を平八は仕方なくついて行った。

「ポピィ君、平八、お久しぶりですね。」
「何でどろしーがここにいるんだ」

空気が一気に凍る。
セラヴィーが一瞬、気を含んだ眼で睨んだが、すぐ抑えた。
「私もセラヴィーに呼ばれて来たのよ。先に帰ってごめんね」
どろしーが口を挟むが、セラヴィーは更にそれを遮る様に話す。
「先日の事件では、迷惑かけましたね。ポピィ君」
ほぼ棒読みの話し方で。
「よりによってあんなメチャクチャなヤツ逃がすなんて、天才完璧主義者セラヴィーも失敗するんだな。」

二人に緊張感が走り、その瞬間、平八はポピィを擁い、どろしーはセラヴィーの僅かに光を帯びた右腕を止めた。
「――っ」
魔法弾一歩手前の状態に触れた為、どろしーの手袋と袖が弾け飛んだ。手と腕は無事で服と手袋もすぐ再生したが、一瞬 それ以前につけられた赤い斑点が何個も見えた。
「まさか、人間界の冬の時期に生き延びるとは思わなかったんですよ。平八にも捕獲する様に連絡を入れましたし。」

197 :
「えぇっ、オレ様??………あっ、今月初めの電話?」
「そうですよ。12/1にこっちの植物がそっちに逃げましたから、氷漬けにして捕まえてくださいねって」
「エガオンスペシャルで妖精の国に連れていかれていた頃か……あぁ、そういえばわざわざ連れてきた魔物の上で電話かけながら言ってたな。
『――(中略)――ふーん。そうなのか。よし、それはオレにまかせとけっ。じゃな』って…」
あの後打ち上げだかバイトだかで城も壊れてなかったことから、すっかり忘れてしまっていたことを思い出し、平八は思わず後ずさりした。
すると、すぐ後ろにセラヴィーによく似た女性が気配を全くみせずに現れた。
「はじめまして。この国の王太后です。本当に久しぶりね平八。大体のことは今聞いたわ」
「……」
平八の顔が本気で青くなる。
「平八。『自分の方が人間に似てるから、兄貴達に代わって、世界征服をしてやる』って言ってたわよね。だから魔法の国担当にしたのにこの為体(テイタラク)、どうしようかしら。」
母親の性格はわかっている(顔は忘れてたが)。この場合、どうするかなんてとっくの昔に決めている。
「…ど う す る ん で す か…?」
と平八は震えて聞いた。

198 :
「中途半端で関係ない事ばっかりして。本当なら弾劾ものだけど、魔法の国に溶け込む事だけは成功している様だから、チャンスをあげるわ。
魔法の国で選挙が行われるよう仕向けたから、それに何が何でも当選しなさい。負けたら魔界に戻します。そして魔法の国どころか異界へ行く事を禁止します。」
「じゃあ立候補は代わりにポーちゃんが。」
「平八が立候補するように手を回してあるから、頑張ってね。」
「はぁ…orz」
平八はガックリ肩をおとした。
「で、オレは何で呼ばれたんだ?」
「貴方にも迷惑かけたし、平八と仲がいいから、平八が魔法の国の国王になったら傍で仕事ができるようにするわ」
「それはお断りします。」
「でも、仕事がないと困るでしょう?」
そう言って微笑む顔は、セラヴィーに本当によく似ていて、空恐ろしく感じた。
「ああそれと、そこの魔女」
「私?」
「そう。魔王がどうしても結婚したいっていうヒト」
「結婚?!別に付き合ってるってだけで別にまだ…結…婚っていうわけじゃ…」
『結婚』の二文字に、慌てふためくどろしーに、セラヴィーは呆れかえりながら思う。
「(『付き合っている』って認識ができているだけでもまだましですかね…)」

199 :
「そう。まあいいわ。嫁候補って前に貴女が見た他にも、他国の姫などたくさんいてね、彼女達を差し置いて、いきなり人間の貴女が王妃になると、色々面倒なのよ。個人的にはそれらを娶った後で、貴女も加える方が安全だし、2,3カ国滅ぼさずに済んだのに…」
「前にも何度も言いましたけど、僕の結婚相手はどろしーちゃんしかいませんっ。」
「なのよ。だから貴女を魔王と私専用の秘書として雇うわ。それだと一緒にいられるし、実力もつくだろうし。色々覚える事があるから、頑張ってね。よろしく」
「待って。魔法の国へは」
「帰りたい時に帰っていいわよ。私も初めはしょっちゅう帰ってたわ。まだ仕事があるから、これで戻るわね」
そう言うとセラヴィーそっくりの黒髪の女性は講壇に向かって歩いていき、最後には壁に吸い込まれるようにして消えた。







「いや、魔法の国国王になった方がましだぁっ!帰るぞ、ポーちゃん魔法の国へ!」
平八はガバッと起き上がり、ポピィの手を取って走り出した。ポピィも一緒に引っ張られながら走り出す。

200 :
どろしーの腕や手の赤い斑点。あれは昨日の夜、セラヴィーが来たんだ。そして何があったかもわかっている。
酒場で酔い潰れながら、アイツの名前を呼んでた事も知っているし、二人の間には何人たりとも割り入ることは出来ないのも、好きになった時には既にわかってた。
でも好きだった。どうしようもなくそれでも大好きだった。今別れたらしばらくは絶対に会えない。それどころか二度と会えないかもしれない――。
そう思うと、無意識に手を振り払い、立ち止まって振り返った。色々ありそうだけど、幸せそうな彼女の姿が目に入った。
「どろしー、セラヴィーと仲直り出来て良かったな。頑張れよーっ」
と、声だけ明るく叫ぶ。
「待って」
どろしーが駆け寄ってきた。でも、今の顔を見られたくなくて、踵を返して走り出した。
かつっ―――
その手は捕られ、振り返ると背伸びして両手を回され抱きつかれた。
「っ――、」
「ポピィ君、私を好きになってくれてありがとう。本当に嬉しかった。ごめんね。セラヴィーの事が好きなの。だから」
「ずっと前から皆知ってます」
少し笑って、誰にも今の顔が見えない様にどろしーの小さな肩に顔を埋めて答えた。

201 :
「ポピィ君、貴方は素敵なひとよ。強いのにとても優しい人。しっかりしていて面倒見がよくて…。
――世界にはきっと貴方の事を本当に思ってくれて、ポピィ君が好きになる素敵な人が必ずいるわ。いつか必ず出会うから、私に会ってもいつも通りにしてね。今度は、ポピィ君が幸せな恋をしてね。」
「そんな人が…もしできたら、一番にどろしーに言うよ。」
「…約束よ」
そう言うと、どろしーはもう一度だけ強く抱き締めて、そっと離れた。
「ポーちゃん!何やってんだ。行くぞ――っ 」
「あぁ、今行く。」
踵を返し、声の方に走った。扉を閉める時、セラヴィーがどろしーの肩を抱いて慰めているのが目に入った。それを穏やかな気持ちで受けとめると、そっとドアを閉め、再び、走り出した。
今度はもう、振り返らなかった。







数ヶ月後、チャチャ達の協力もあって、平八が国会議員に当選し、果ては国王になったり、どろしーの魔界の王妃の座争奪戦に、何故か巻き込まれたりしたのだが――、
それはまた、別の話。

【終わり】

202 :
すっごく良かったですっ!ツンデレどろしーちゃんが好きなのですが、なんかこのお話を読ませてもらって、セラよりポピィくんとデキてほしいと思う様になってしまいましたっ!ありがとうございました!

203 :
切ないよー(;_;)ポピィくん大好きだ!
でも良い終わり方だった。
GJでした!!

204 :
>>177
どろ←ポピの流れが変わらないうちは、十分ありそうですね。
いい子のエロはエロいwww

205 :
神降臨願って投下。
・ポピ→どろ
・エロ無し
・短い
苦手な場合、即座にスルーお願いします。



ある日の夜、
ポピィの携帯が電話を受けて鳴りだした。覚えのない数字が並ぶ。
「…もしもし。」
「ポピィ君。どろしーよ。」
電話を通して初めて聞いた彼女の声に驚きと嬉しさで頭が混乱する。心のどこかで非現実的な期待をするのを、悲しく冷静に否定しながら、驚いているのを悟られないように冷静さを必で装って返事をする。
「ニャンコハウスに、なるとくんがビデオを忘れているみたいなの。また、取りに来てね。」
「あ、はい。」
「それだけ。またね。」
返事をすると、電話は切れた。いとも簡単に。普通に。

何で急に直接電話がかかってきたんだろう。大体、チャチャかしいねちゃんが教えたんだろうが、どうして、番号を教えたんだろう。
チャチャかしいねちゃんから伝えたっていいじゃないか。何故…
ポピィは携帯をおでこに当て、小一時間悩んだ。

「(どうして兄貴は何か悩みながらあんなにも嬉しそうなんだろう??)」
理由もなく頭を撫でられたなるとは、考えたがわからなかった。


      (終わり)

206 :
良かったです!ありがとうございました!!ポピィーくんはセラよりも個人的に好きなのですが、
どろしーちゃんはあくまでも最後までツンデレ重視でセラにレイプされちゃう様なお話を読んでみたいです!

207 :
前書き
・セラどろ
・エロ有り
・ワカ-ンかは微妙
苦手な場合スルー推奨

208 :
「は………んっ」
ノーライズのジーンズに手をいれられたどろしーは、思わずそう洩らした。



どろしーはその日、いつもの様にセラヴィーの家に立ち寄った。しいねちゃんがニャンコハウスに住むので隣に住んでいるが、それは即ち二軒隣に宿敵が住んでいることに他ならない。が、近所にいるのならば狙うのに好都合と特に気にしてはいなかった。
その日もいつもの様に、表面上近所の仲良しさん気取りで家に入ると、ソファーでくつろいだ。やや前屈みになっているため、少しだけ背中の白い素肌が覗いていたが、気にせずテーブルに新聞を広げて、めくりながら隙を伺っていた。
暫くすると隣に座っていたセラヴィーに突然、ジーンズの隙から覗く背中に手を入れられた。
「何するのよっ!変態っ!!」
振り上げられた手は当たることなく手首を掴まれ、
「これは何ですか?」
と余裕たっぷりに微笑むセラヴィーに聞かれた。彼が右手に持っているそれは、隙をみて飲ませようとジーンズの間に忍ばせていた痺れ薬だった。
「そ、それは…」
「わからないなら、どろしーちゃん本人に飲んでもらいましょうか。」
言うが早いかセラヴィーは薬の封を切り、自らの口に含むと

209 :
口移しでどろしーの喉まで薬を押しこんだ。
こくん―――
意外なセラヴィーの行為に唖然としたどろしーは、あっさり薬を飲み込んでしまった。
「何で…」
その間にセラヴィーはティッシュに残りの薬を吐き出すとゴミ箱に投げ入れた。
「な…にをへふ…の…」
薬の効きが早く、どろしーはすぐに、舌が上手くまわらなくなっていった。
「何をしましょうかねぇ。あぁそうだ。僕の事『変態』とか言ってましたっけ」
セラヴィーはくすっと笑うと、身動きできないどろしーを支えながら横たえた。そしてぱさりと手に掛かる黒髪を除けると、耳元で囁いた。
「あれを言われると結構傷つくんですよ。偶には仕返しに、本当の変態風にしてみましょうか」
「え……」
その言葉に真実味と恐怖を感じ、小刻みに震えた。それに構わずセラヴィーは首筋に赤い印を一つ、二つと刻んでいく。その度、熱い吐息が肌にかかり、自分の意思に関係なく小さく体がよじった。思考が何かで霞み、飲み込まれそうになる。
「(どうして…何で…)」
金髪に戻っていないにも関わらず為される行為に、混乱し、戸惑ったが、痺れて聞く事ができない。

210 :
キスだけの愛撫にピクンと、体が小さく跳ね上がり、意図しない蕩けた声が漏れた。
セラヴィーは暫くの間その声を愉しむと、おもむろにブラウスを剥がし、シャツを下腹まで下げた。ブラのフロントホックは、指先で弾かれると容易に外れ、支えを無くした胸は溢れるかの様に揺れた。薄い桃色のその先は、触れられるのを待っているかの様に上を向いた。
「(やめて…見ないで…)」
痺れているまま、僅かに、でも精一杯首を振る。
ふと、セラヴィーと目が合った。穏やかだが、いつもと違う何かが潜んでいる気がして、すぐに目を離した。
「大丈夫。痛くしませんから。」
そう言うとセラヴィーは人差し指で二つの膨らみの間をゆっくりなぞった。
「はぁ…っ」
こそばゆさも加わる此れ迄にない快感に背中が軽くのけ反る。
落ち着く間もなく、両胸が手に掴まれ、ゆっくりと不規則に揉まれ、その形を変えていった。
「ぁ…ぁ…ぁ…」
蕩けた声はとどまることなく、
頬が薄く紅く染まり、その瞳は朧げに憂いで視線は意味もなく泳いだ。抵抗する気力はとうの昔に失せて、与えられる刺激に体が僅かに、何度も、くねった。

211 :
「セ…ラ……」
名前を呼ぼうとするのは、せめてもの抵抗故か、感じて思い余ってか。本人にもそれは解らなかった。
その様が、妖艷さを醸す。しかし可憐な少女の様で、妙な背徳感がセラヴィーを煽った。
「『そそる』じゃないですか。どろしーちゃん」
見下ろしてそう言うと、両手で顔を包み、どろしーの口を犯し始めた。
痺れて動かない舌を舌で丹念にゆっくりと舐り、時折吸い上げる。気を狂わせる快感が、徐々にかろうじて残っている理性を蕩かしていく。快楽に堕ちていく朧気な眼が更にその行為を煽り、煽られた嗜虐心が少々乱暴に口内を掻き乱させた。
それでも尚、幼き時から積もり積もった悔しさと憤りが僅かにどろしーの理性を支えていた。
痺れ薬の効果は既に切れており、度重なる快感に痺れた体はどうにもならないが何とか呂律が回る。
「…このヘンタイ…」
「おやおや、口の減らない人ですね。素直にただ感じていればいいのに。」
ターゲットを口から腰に移し、味わう様に舐めまわしていたセラヴィーは、右手で突然、腿からそのつけ根まで強く擦りあげた。
「はあぁん」
一際高い声が部屋に響いた。
そんなどろしーにセラヴィーは余裕と冷酷さの込もった視線を送り、

212 :
意外と大きな骨張った手でどろしーの細い両手首を絡め捕らえ、頭の上で押さえた。
「そのヘンタイに感じてしまっているのはダレですか?」
耳元で囁かれ、どろしーは羞恥で耳朶まで赤く染まった。同時にふっと、軽く息が吹きかけられ、甘美な痺れに全身が酔う。反射的に顔を背けると、テレビの上の時計が見えた。
短針が半分よりやや下を指している。

しいねちゃん達がそろそろ帰ってくる時間だ。

やや冷静さを取り戻し、セラヴィーを見上げると、同じものを見ているところだった。
「時間無いですね」
そう言いながら、どろしーのジーンズのチャックを下ろし、少し骨張った細い指でレースの入った絹越しに、クリトリスを優しく何度も摘んだ。
「――っ、は…ん。何…かぁ……んがぇ…ん…て…」
現実から再び朦朧とした歓楽に、意識が引きずりこまれていく。
一度、甘く蕩けた体と心が再び蕩けるのはあまりに容易で、思考がどんどん白く霞んでいった。
いつの間にか両足が開き、無意識の内に膝が僅かに立ち上がる。視線はまた意味を成さなくなり、口唇は言葉を紡ぐことなく少しだけ開いていた。
まるで、もっと求めているかの様に。

213 :
「ほぅ…」
想像以上の幼馴染みの扇情的な様子に、セラヴィーは喉をごくりと鳴らした。
そして、指を突き立て水壷の入り口を擦る。そこはもう透明な何かで溢れており、指先を容易に受け入れた。
「ぁ…はぁ…ぁ…」
ゆっくり、始めは殆ど襞を擦らない様に出し入れする。その度にそこが軽く絞まり、遠慮がちに嬌声が洩れた。それが、セラヴィー本人も気づかないところで、少しずつ理性を崩壊させていた。
「じか…ん」
夢うつつの囈(ウワゴト)か、舐りに応え始めていたどろしーの口が、その隙から紡ぐ。
セラヴィーは一息つくと、
「わかりましたよ」
と、頬に顔を名残惜しげにこすりつけ、体を離した。


チャチャ達が帰ってくるまでに何とか間に合い、その後は何となく気だるくなりながら何事も無く過ごした。
「お師匠様〜、どうして着替えたんですか?」
洗いものをしていると、手伝ってくれているしいねちゃんがふとそう聞いてきた。
「ぁっ、うん、ちょっとね。気が向いたから。」
突然の核心を突く様な質問に、声が上擦る。 コトの後の服は着られたものではない上に紅い跡が体のところどころに目立つので、ハイネックのワンピースに着替えていた。

214 :
「しいねちゃん、チャチャ達が呼んでますよ。」
「セラヴィーさん。あ、はーい。今行きまーす」
しいねちゃんとセラヴィーが入れ違いになり、台所はどろしーとセラヴィーの二人きりになった。チャチャ達の声がいつもより遠い気がした。
セラヴィーはいつもの様にてきぱきと片づけていた。まるで何も無かったかの様に。
どろしーは本当は自分がこの滅茶苦茶な幼馴染みをどう思っているのか、考えをまとめようとしたが、何だか馬鹿馬鹿しくなり、考えるのを止めた。
最後のお皿を拭いていると、先に部屋に戻ろうとするセラヴィーに、
「今夜、行きますから」
と、囁かれた。
振り返るとその姿はなく、幻か何か程度に思いながら、ニャンコハウスを後にした。



風呂からあがり、体や髪の手入れを終えたどろしーは夜風に当たろうとライトを消し、ベランダの自分の身長以上もある窓を開けた。
「まぁ…綺麗」
雲ひとつない空に満月が輝いてそこにあり、惹かれる様に2、3歩外にでる。少しそのまま眺めた後、ようやく窓の陰に人が立っているのに気がつき、慌てて部屋に逃げ込もうとした。
「ちょっと待って」

215 :
「待てません」
言うが早いか、セラヴィーは足を窓の間に挟み込み、窓を閉めようとする手首を掴んであっという間に部屋に入った。少々乱暴にカフェテーブルにどろしーを組み敷く。
どろしーは頭の後ろで窓がひとりでに閉まり、鍵の掛かる音を聞いた。
「くっ、昼間のあれは終わりじゃなかったの?」
「言ったじゃないですか。今晩行きますからって。嫌ですか?」
「い……」
返事は訊かれず唇が重ねられる。昼間、緩やかに蕩ける事を覚えたそこは抵抗することなく甘美な刺激を受け容れた。
遠慮がちに邪魔をしてくるどろしーの手をもて遊びながらガウンを外しブラを弾くと、アンダーシャツの絹越しに、舌を立て下腹部から喉まで一気に強めに舐めあげた。
「はぁっ……ん」
それだけでどろしーの体は軽く絶調に達した。
「この姿勢だといくらどろしーちゃんでも辛いですよね」
「…何言って…ぁ…」
胸先を絹ごしに吸いあげられる度、意識がぼんやり遠退いていく。簡単に甘く蕩けきった声が洩れて、その手はだらりとテーブルに垂れた。
セラヴィーはどろしーの体を抱き上げるとベッドまで運んだ。
トスン―――
軽く落ちた衝撃にふと我を取り戻したどろしーは逃げようと体を起こしたが、

216 :
すぐにセラヴィーに後ろから抱きかかえられた。
「逃げようったって無駄ですよ。」
熱い吐息が首にかかり、今度は背中からぞわぞわと快感が駆け上がってきた。
「な……」
それに戸惑っているうちに、アンダーシャツが下に剥かれ、背中の素肌が月の光にさらけ出された。
月に照らされたそれは怪しく薄い紫を帯びていて、セラヴィーは吸い寄せられる様に丹念に唇を這わせた。
「綺麗…ですね」
そう誰にともなく呟くと、その体を抱きしめベッドに倒れこんだ。
倒れ込むと、どろしーがゆっくり振り向いて言う。
「…うそつき。」
「本当ですよ。」
「金髪に戻ってないけどいいの?」
「戻って…くれるんですか?」
「絶対、嫌」
その拒絶はセラヴィーが何とか保っていた抑制の堰を崩壊させた。
フッ、と鼻を鳴らすと素早くどろしーを組み敷き、両手首をアンダーシャツできつく縛り上げた。
「痛っ…」
叫びは無視し、着ている物を全て鬱陶し気に脱いで投げ捨てると、どろしーに覆い被さった。
細身だがやや筋肉質な肌触り、その熱い体温に、犯されたいと願い期待する被虐願望が頭をもたげ、どろしーを齲み(ムシバミ)戸惑わせる。

217 :
自分自身知らない被虐願望が歓喜に震えて、じわりじわりと気づかないまま心の奥底で広がっていく。
触れている部分がどうにも心地よくて熱を帯びてきているのがわかった。何もかも別の生き物になっていくようで、怖くて体をよじる。
「怖い?どろしーちゃん」
「別に」
「それは良かった」
セラヴィは逃れるのを止めたどろしーを見下ろして、体を指先で緩やかゆるやかになぞった。次第に、先程までの恐怖や戸惑いが薄れ、甘い痺れに酔わされていく。
その表情の変化を存分に堪能し、嗜虐心を満たすと、セラヴィーは優しく愛おしげにキスをした。
「ん……」
快感に溺れている虚ろな眼が、物足りなさげに妖しい視線を投げかけ、その腰は脳の芯まで浸蝕する快感を逃す様に不規則にうねった。
その腰を掴み、足を広げ、レースの上から秘部の膨らみを吸う。
「――――っ」
声にならない嬌声が上がり、きつく足が閉じられ頭が圧迫された。その足を肩を入れて広げ、肌を覆う最後の一枚を指先で切ると、それを取り除いた。
金色の茂みを掻き分けて、今度は直接膨らみに触れ、緩急をつけて撫で続けた。
同時に水が溢れてやまない裂目に指を出し入れし、襞を掻き回す。

218 :
どろしーは初めての快感に全身が痙攣しているかのように強く痺れていたが、次第に慣れ、緩やかに力が抜けていった。
ただ下半身の入口だけが、指の出し入れに器械的に反応し、その指に絡みつくように蠢いていた。
そこは二本の指を出し入れしても、それさえもあっさり呑み込み指の間で透明な液体が糸をひいた。その指でセラヴィーは朧気な表情で快感に浸っているどろしーの唇をなぞると、軽く口内に擦りつけた。
「なに…するの」
反射的にその指を舐めて液体を絡めとったどろしーは、朧気な瞳で批判する訳でもなく聞いた。
「犯されて感じている事を自覚して貰う為ですよ。」
「この僕にね」

底の無い独占欲がないまぜになった嗜虐心そのままに、見下して潮笑う。その何もかもが最早媚薬のようにどろしーの体も心も侵し尽して、体が快楽を求めて小さくふるっと震えた。
その仕草に堪らなく可愛らしさを感じ一瞬躊躇したが、もう止まれる筈もなく、こみあげる想いのまま一気に貫いた。
「っ――」
痛みと甘美な痺れが同時にどろしーを襲う。
反射的に襞が収縮し、セラヴィーのそれをきつく絞め上げた。
予想外の絞めに、低く唸る。

219 :
「…もう少し楽しませて下さいよ。」
自分に言い聞かすかの様にそう言うと、ゆっくりと腰を動かした。
「いた…い…や…ぁ…あぁ…」
挿入の痛みが次第に和らぎ、悦楽の痺れが全身に広がりどろしーを頂点に導いていった。
声にならない呻きがセラヴィーを追い立て、動きが次第に激しくなる。激しい責めに戸惑い、一瞬、自分を取り戻したどろしーの腰を引き寄せ、勢いのままに何度も打ち衝けた。
「あっ…あ…ぁ」
快感の波が怒涛のごとく押し寄せて。二人は繋がっている部分から溶けてぐちゃぐちゃになる感覚に襲われた。
お互いの享声が混ざり合い、そのままほぼ同時に果てた。




「どろしーちゃん」
「何よ」
「本当に綺麗ですね」
「…『月が』でしょ」
「そうですよ」
「あんたねぇ〜っ」
どろしーの殴ろうとした拳はあっさり避けられ、手首が捕まれてセラヴィーの傍に引き寄せられた。
「やっとこっちを向いてくれましたね」
その声にとてつもなく嫌な予感がして、
「?!離してよ変態っ」と、叫んで振り払おうとした。

220 :
「……変態?」
それを聞いて、セラヴィーは不適な笑みを浮かべたのだった。
    【終わり】

221 :
「……変態?」
それを聞いて、セラヴィーは不適な笑みを浮かべたのだった。
    【終わり】
クリスマスなので2巻のプレゼント交換辺りでSS書きたかったが、自分の思い入れが強すぎて無理だった。OTL
読んでくれた人に
メリークリスマス。よいお年を。




どろしーちゃんはどろしーちゃん、アスカはアスカ、幻海師範は幻海師範な私には、いまいち「ツンデレ」の考え方が馴染みません。ていうか最近よく解らない言葉が大杉

222 :
神様万ーーーー歳!!
素晴らしいお話をどうもありがとうございましたぁぁぁぁぁぁあ!!!
淋しいクリスマスが最っ高のクリスマスになりましたっっ!
本当に有り難いですっ!どうもありがとうございました\(^O^)/!!

223 :
何これ!!
しばらく来ないうちになんでこんなに神降臨してんの!?
しいね&お鈴健気だよ〜頑張れ〜
ポピィ君切ないよ〜
セラどろエロいよ〜

224 :
折角の投下を守るため自衛保守

225 :
支援

226 :
GJ!
忘れた頃に神が現れるからこのスレは辞められない

またチャチャ熱に火がつきそうだから、まとめサイト漁ってくる

227 :
保守

228 :
保守

一気に神が現れたり保守が必要なほど過疎化したり、
しかしこのスレは不安定さがたまらないわけで。

229 :
やっぱり過疎ってんの?

230 :
ノーライズとか水壷とか、「潮」笑うとか…
携帯なんだろうけど、頼むからやめてくれ萎えるんだよ

231 :
マジプリの話題が殆どなくなったこのスレだと保守する気になれないんだよね

232 :
なんて見事なツンデレ↑

233 :
神はもう降りないのか

234 :
あなたが神になればいいじゃない

235 :
まさかエロパロスレに赤ずきんチャチャがあったとは…
ちょっと過去の神作品漁ってくるわ

236 :
保守

237 :
ほしゅなのだ

238 :
>>121
GJ!途中からボロボロ泣いてしまった。
原作の結末が怖くて原作を全部買い揃えられずにいたのだけれども
(しいねちゃんの事を考えると凄く落ち込みそうで)
こうゆう素敵な後日談があったらいいなと本気で思った。
エロ描写も初々しい2人が最高でしたw

239 :
セラどろで初々しい初体験モノをどなたかお願いしますー!神様ーー!!
2人の性格を壊さずあくまでどろしーちゃんは最後までツンデレでお願いします!

240 :
>>289
自己発電

241 :
保管庫はもう更新されてないのかね?

242 :
リーヤ「ぐおー・・・」
しいね「コラ!馬鹿犬!やめろ!寝ぼけ・・・痛い痛い!」
リーヤ「ぐがー」
スパン!スパン!スパン!
しいね「あおー!」

243 :
アッー!

244 :
保守!

245 :
しいねちゃんは攻めでも受けでもおいしいキャラ
って事で保守!

246 :
マリンの水着エロイ

247 :
保守

248 :
マリンの体はナイスバディだな
チャチャの中では一二を争うな・・・・ナミは本当に出来た妹!

249 :
>>248
マリンは同級生の中ではダントツでスタイル良いんじゃないか?
アニメで人魚姿見る度ドキっとするぜ
もしナミが性格歪まないままで成長したらと思うと…ごくり

250 :
漫画最後らへんの四コマでは性格そのままだったね
小さいコマだからスタイルはよくわからないけど

251 :
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://rootinghost.com/2ch/01_info.html

252 :
お鈴「出張ホストお願いします…はい…しいねちゃんで!」

253 :
>>252
萌えたじゃないかwこの野郎www

254 :
>>231
>>1の保管庫見たけどマジプリものひとつもないですね。
マジプリもののSSはスレ違いで別スレあるのかな。
でも他の板とか見てもそれらしきスレないし・・。

255 :
クレクレ言う前に自分で話をするなり投下すればいいのに

256 :
うーん・・・・マジプリよりも漫画の方が話の幅が広がるんだよね

個人的に・・・・

257 :
てか漫画しか知らねー!
アニメ?卒業証の容器を鳴らしているシーンか、変身シーンしか覚えてないし〜

258 :
うわ、うざ

259 :
チャチャ「おまえを蝋人形にしてやろうか〜!」

260 :
ラスカルまやちょん
しいねちゃんどろしーちゃん
過疎だな

261 :
セラヴィ×チャチャ
どろしー×しいねちゃん
師弟モノが見たいです…神

262 :
成人しいね「最近は昔の事ばかり思い出す」

幼児しいね『痛い痛い!お師匠様痛い!』
ドロシー『早いうちに、むいて清潔にした方がいいのよ!』
幼児しいね『びえ-----ん!』

成人しいね『いまじゃ俺は押しも押されぬ、ナイスガイだぜ!ありがとー!お師匠様!』

263 :
ピカポンを今でも神だと思っている俺

264 :
>>262
成人しいねで吹いたw
幼児しいねはほんと可愛いな

265 :
しいね「…お師匠様、こう…すか?」
どろしー「んっ…そう…上手よ、しいねちゃ…ぁん!」
しいね「ここは、どうでしょう?」
どろしー「は…あッ!い…ぃわ…ッ…」
しいね「セラヴィーさんにも普段こんなことされてるんですか?」
どろしー「やっ…しいねちゃんたら何いって…んンッ!」
しいね「もっと色々教えてください、お師匠様…」
どろしー「あぁ…んっ!だめェ…あ!やぁッ…!」

泣かされるしいねちゃんもいいが攻めるしいねちゃんもよい

266 :
お鈴ちゃんは成人になったら身長140以上はのびると想像してる

267 :
ヒマだ・・・。


268 :
>>265
おお!ドロしい(しいドロ?)GJ!
>しいね「セラヴィーさんにも普段こんなことされてるんですか?」
しいねちゃんが覚醒した瞬間だなw言い回しがエロくて良い

269 :
ニコで久々にアニメ見たらセラどろ萌えが再燃したw
けど閉鎖されてるサイト多いんだね…
やっぱり自家発電してみるべき?

270 :
自家発電ガンガレ!
セラどろはよく頑張っているサイトもあるだろう。
好みの問題はあるけれど、俺が大好きなサイトが一個あるぜ。
有名だから、覗いてみ。

271 :
チャチャの稼動してるサイトすら見つからないんだが…
閉鎖や休止、放置中のものばかりで
ヒントをくれ〜

272 :
良いヒントが浮かばん!
でも、探せば絶対に見つかる。

273 :
探すほどの価値のあるサイトなんて今はない

274 :
今あんまいいのないなー
昔沢山あったのに…
やっぱ連載終わるとファンは減るのかな

275 :
昔から価値のあるサイトなんてあった?
どう頭をひねっても思い出せない。
どれ??
昔はたくさんあっただけじゃね?

妄想サイトなんて個人の好みで善し悪しが決まるから、人の意見に左右されても仕方ないけどね。

276 :
そんな事よりエロパロの話をしようぜ。
ファンサイトの話は個人の好みで荒れるだけ。

自分はバラバラマン先生×どろしーが好きなんだけど、異端か??
棘のないバラプレイを所望する。

277 :
ふと思ったんだが
バラバラマン先生ってtelinkoにもトゲが生えるんだろうか
普通にセクースしようとしても興奮すると流血沙汰に…

278 :
>>277
バラバラマンは一生童貞に違いない

279 :
バラバラマン気の毒w

280 :
アニメでチャチャとリーヤとしいねちゃんが
同じベッドで寝てたシーンがあってちょっとやらしいと思った
この三人で3Pもいいのではと思ったがしいねちゃんが除け者になってしまいそうだ

281 :
しいねちゃんは普段抑圧されてるせいか、寝ぼけ方が半端じゃないから
のけ者にはならんだろ

282 :
寝ぼけたしいねちゃんは普段とは逆で積極的になりそう
果たして大人になってこのくせは治ったんだろうかw

283 :
チューより凄いことしてそうだな・・・と、エロパロ向けの妄想投下。

284 :
バラバラマン先生「僕の居場所は、どこにも無い」
バラバラマン先生入店お断り
某本サロ店

バラバラマン先生「うあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

285 :
自分で作品を作っておいてなんだが、非常に微妙な感じになってまった。

286 :
なんか懐かしい・・・

287 :
>>285
まずは勇気を出して投下だ!

288 :
女子組で一番エロいのはマリンだと思う俺

289 :
いや、案外お鈴ちゃんがエロいのでは
や、だめですーそんなの恥ずかしいですぅー
といいながら積極的にすごい事を!
と妄想

290 :
恥ずかしがりながらもしいねちゃんを積極的に攻めるお鈴ちゃんハァハァ(*´Д`*)

291 :
お鈴ちゃんはスイッチが入ると普段の性格とは一転してエロくなりそう
逆に普段妄想を繰り広げているしいねちゃんはいざとなったらタジタジしそうだ

292 :
「しいねちゃん駄目です…。ん…こんなの、恥ずかしいですー」
「ちょ、ちょっと待って…お鈴ちゃ、ん…激し…あっ」
こうですか?わかりません><

293 :
セラ「おや、掃除してたら大昔に手に入れたドロシーちゃん風女優三つ穴責め裏VHSが出てきてましたよ・・・クス」
ズキューン!ビキビキビキ!
セラ「フフ、たまに青臭い気持ちに浸りながら見るのも悪く無いですね」
セラ「防音よし紙よし人肌長期放置カップ麺よし!再生GO!です!」
ウイーキュイーン
ジャッキー『シーフー!シーフ――――!!』
セラ「ソウダ・・・アキテ、スイケン、トッタンダッケ」
その後
セラ「また靴をズタボロにしましたね!(メキメキ)」
リーヤ「ぎゃおぉぉぉぉ!許して欲しいじょ!」
セラビーは必要以上のせっかんで、うさを晴らしたとさ!

294 :
極悪非道のsageと・・・・

295 :
いかんageをsageとレスしまった

296 :
どこまでつまらないんだ・・・

297 :
とりあえず上げます

298 :
>>292
萌えた

299 :
赤ずきんチャチャ壁紙工房
http://toriyu.jp/

300 :
壁紙ギャラリー
http://toriyu.jp/gallery/
p.s.
このスレの仕様かもしれないが正しくリンク先に行けないので

301 :
>>299 >>300
正しいリンク先にリンクできない。
すまんが“赤ずきんチャチャ壁紙工房”で検索してみて

302 :
hosyu

303 :
>>121
しいねちゃんには最後は報われて欲しい
お鈴ちゃんもしいねちゃんと幸せになって欲しい
そう願う自分にはストライクなお話だった
これが公式でいいじゃんwとすら思える
もう見てないかもしれないが良い作品を有難う

304 :
保守

305 :
保守なのだ

306 :
しぃ「いいじやんソンくらい!」
リー「お前勝手に俺のギザ十使ってんじゃねーよ!」
しぃ「うっせ!金は使うためにあるんだよ!」
リー「氏ね!」
しぃ「お前が氏ね!」
リー「コラ!」

end

307 :
ハー・・・・気力を振り絞っても、この程度のやつしか作れんかった

308 :
しいねちゃんの自慰ネタ(だけど身体はチャチャ)なので
苦手な人はスルーでお願いします


お城の自室にある全身鏡の前で
ワンピースを肌蹴て足を投げ出し、そのまま座り込む。
チャチャさんのトレードマークである赤頭巾は被ったままだ。
出来心でチャチャさんに変身したのがキッカケで
病みつきになってしまったこの行為。
今、僕は顔も身体もチャチャさんそのものだ。
肌蹴たワンピースから覗く小ぶりの胸と白い肌に目が釘付けになる。
何度見ても見飽きるわけがない。
我慢ができなくなってそっと下着の中に手を伸ばす。
「んっ」
すでに下着の中は水気を帯びていた。…チャチャさんったらいやらしいです。
自分で自分にしてる事に変わりはないけれど
鏡の中のチャチャさんの姿を見るだけで興奮が抑えられない。
そのまま擦っているとだんだんとベタベタしたものが指に絡みつく。
突起のようなものを弄ると電気が走ったかのような痺れが身体に流れ込んだ。
「んあ…チャチャさん、可愛いです…」
まだお師匠様は帰ってこないはず。も、もう少しだけ…
「はぁ…っ」
蕩けたようなチャチャさんの表情と淫らな格好に更に身体が熱くなる。
こんな表情、チャチャさんはした事ないんだろうな。
それともリーヤの前ではするのだろうか。
リーヤがチャチャさんに告白したあの時の事が目の前で映像化される。
僕はチャチャさんにまともに告白することすら出来なかった。
いや、きっと告白してもあのバカ犬には敵わなかっただろう。
ああ、こんな時に思い出したくなかったのに…。
ちくりと胸が痛くなる。そんな痛みを誤魔化すように手にこめる力を強くした。

「ふ…ぁ…」
露出した小さな白い胸を空いている左手で撫で回す。
それでもまだ足りなくって恐る恐る右手の人差し指を入り口に潜り込ませた。
「んああ…あ…うぐっ」
気持ちいい、気持ちいい。
チャチャさんの身体とはいえ、奥に入れるのは怖かったので
そのままかき回すようにして刺激を与え続けた。
「は…あっ、ア…」
チャチャさんが気持ち良さそうな顔で自分を慰めている。
その光景だけで頭がおかしくなりそうだ。
荒い息遣いとクチュクチュとした水音だけが静かな部屋に響き渡る。
「あぁ…だ、め、もう…」
あ、もう来る。そう思った時には呼吸が浅くなって、太腿が痙攣した。
「ひゃ、ああああ…!チャチャさ、チャチャさん…っ!」
声を抑えきれなくなってワンピースの裾を噛み締めた。
「〜〜〜っ!!!」
目の前に白い光が走って何も分からなくなる。
頭の中から余計なものが消えて
どこまでも落ちていくような感覚が幸せだった。

309 :
「う…あ…」
脱力した僕はずるずると鏡の前に倒れこんだ。
「は…、はぁ…はぁ…」
顔を上げてそのまま鏡に手を伸ばす。
放心状態な鏡の中のチャチャさんも当然手を伸ばす。
当然その手は掴めない。
近い。こんなに近いのに触れられない。届かない。

「っ…」
もう諦めなきゃいけないのに、こんな事で気持ちを満たしてる。
否、こんな事でしか気持ちを満たせない。なんて惨めで最低なんだろう。
ごめんなさい、ごめんなさいチャチャさん。…それでも僕は貴女が好き、好きなんです。
鏡の中のチャチャさんがぼやけて、集中力が切れた僕の魔法は解けてしまった。
頬に熱いものが一筋、流れ落ちた。

310 :
お鈴ちゃんが覗き見してたら、ハァハァするかどうか悩んでいそう

311 :
リー「ひっく!ひっく!さくぞうに尻刺されたのだ!」
チャチャ「リーヤ大丈夫?泣かないで、注射で刺されたの?」
リーヤ「ちがうのだ・・・シクシク」
さくぞう「ききー!」(ういん!ういん!ういん!)

312 :
アッー

313 :
イッー

314 :
ジジジジジ

315 :
リーヤのあれってまだ憔悴しか出ないのか。
残念。

316 :
保守するの

317 :


318 :
さくぞうはメス・・・

319 :


320 :
アニメ32話から邪推して、アクセス×どろしー。
空気も流れも読まずに投下。
携帯投稿苦手、文章が変だと読めない場合な
どは読まずにスルーすべし。

321 :
「体重計の針…見た?」
緊張感のないどろしーの言葉にアクセスは一
瞬呆れたが、
「まぁいい」
とだけ言うとどろしーの白い腕を掴んだ。
「ちょっ…んっ」
キスをされ、堅く冷たい仮面が顔に当たる。
「いたいから……ぁ、ん、ふぁ…仮面外し…」
塞がる口の端から、外してと伝えたが、今の
アクセスはいつもと様子が違うようだった。


妻を牢獄に囚われ、性欲処理に困っていると
いう理由で時々アクセスはどろしーを抱いて
いた。
どろしーは初めは強い嫌悪感に襲われたが、
相手には愛する妻がいる上、大分年も離れて
いるので、異性にある感情があるはずもなく
変わった挨拶と自分を納得させてそれに応え
る様になった。
それに、触れ方はとても優しかった。

誰かと違って。

否応無しに快感に飲み込んで屈服させるそ
れとは違い、どろしーいたわるような抱き方
をしていたが。
それが。
クチュクチュと唾液の交わる淫らな音が嫌に耳に響く。
「あ…ふぁ…アクセス…仮面…」
「あぁ」
カシャンとアクセスは仮面を後ろに投げ捨てると、
どろしーの口を塞ぐ。
「うくっ…」
「どうした?どろしー」
「何でもないわ」


322 :
仮面を外したアクセスの目に情欲の炎を見て、
いつもと変わっていない事に気がつく。それ
なら、戸惑う理由は無いはず。
考えているうちアクセスの顔が下に降りて首
筋を這い回り始めた。
「まって。まだ汗ばんでいるからやっぱり…ぁ…あ」
「構わん。どろしー、お前はやっぱり可愛いよ」
「…だめ…そんなところ吸わないで…」
愛する妻がいるのに嘘とわかっていても、そ
の言葉に身体中が熱くなり、力が抜けていく。
いつもは何も言わないから余計に。
「…ぁ…もう…」
誰が触れて囁くのかせめて見たくなくて、
どろしーは目を閉じた。

太くて堅い指が体を掴んで這い回る。いつ
もは声をあげないけれど、何故だか小さく喘
いでしまった。
「っ、ごめんなさい昼間なのに…」
「ふっ」
謝ると優しい視線と目が合ってそしてすぐに
口を塞がれる。
「…っ、…ん」
足の付け根の膨らみを何度も擦られ、ビクンと
頭の芯まで痺れているとナイフで下の下着ま
でもが切り裂かれはらりと落ちた。冷やりと
した空気を感じて足を閉じると、すぐに堅い
指が入ってきて既に濡れた中をかきまわされ
た。
「ぁっ…だめっ…ぁっぁぁっ」

323 :
「――っ」
情欲に硬くなったモノを入れられ、体を上下に
揺さぶられていると、何が起こっているのか
もわからなくなっていく。
わかるのは何度も差し込まれる快感と薄れて
いく理性。
目が眩んだと思うと体の中に熱いものが放た
れた。


「何を考えているかわからない小僧にやるの
は惜しいな」
アクセスはそう言いながらどろしーのうなじ
を強く吸った。
「…ちょっと、ファスナ-上げてって言っただけ
じゃない」
「普段は髪を下ろしているのだからいいじゃ
ないか」
「そういう問題じゃ」
「ならばもう一人にも言っておくんだな」
「嘘っ…」
どろしーは自分で項を確認した後、頭を抱え
た。
「しばらくは髪型に気をつけろ。もう行くぞ」
「待って」

普段はこんなこと絶対にしない。セラヴィー
の話なんて全然しなかったのにどうして…?


城の門を開けるとどろしーは聞いた。
「どうしてここに来たの…?」

     【終わり】

324 :
おお、これはナイスエロ! GJ
アニメ版のアクセスは文句なしでかっこよかったな…

325 :
おおおおお!GJGJ!!
痕に気付いて嫉妬に燃えるセラが見たいwwwww

326 :
>>320
携帯投稿苦手、文章が変だと読めない場合な
どは読まずにスルーすべし。

読ませてやる系の投稿はイラネ。
自分のサイトだけに掲載してればいいものの、なんでまた来たんだ。

327 :
GJ!
嫉妬に燃えるセラの逆襲編とか面白そうだな
>>326
まあとりあえずカルシウムでも取るといい

328 :
初期の男前リーヤとチャチャで読みたい。。

329 :
しいねちゃん×お鈴ちゃんが読みたい

330 :
わんころリーヤとお鈴ちゃんも

331 :
ドリス×どろしーで禁断の姉弟愛

332 :
どろしーちゃんとしいねちゃんが輪姦されるネタ読みたい
弟子の前で犯されるどろしーちゃんハァハァ
輪姦した奴らはセラヴィーにされるだろうけどな

333 :
保守

334 :
保守!

335 :


336 :
保守あげ

337 :
昔のどろしーちゃん!どろしーちゃん!どろしーちゃん!どろしーちゃんぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!どろしーちゃんどろしーちゃんどろしーちゃんんんぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!どろしーちゃんの金髪くるくるの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
若返りの薬で戻ったどろしーちゃんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
ハゲ殿に金髪に直してもらって良かったねどろしーちゃん!あぁあああああ!かわいい!どろしーちゃん!かわいい!あっああぁああ!
新しい写真も撮れて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!写真なんて現実じゃない!!!!あ…ビデオも人形もよく考えたら…
金 髪 の ど ろ し ー ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!うりずり山ぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?写真のどろしーちゃんが僕を見てる?
写真のどろしーちゃんが僕を見てるぞ!どろしーちゃんが僕を見てるぞ!写真のどろしーちゃんが僕を見てるぞ!!
人形のどろしーちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはどろしーちゃんがいる!!やったよエリザベス!!ひとりでできるもん!!!
あ、金髪のどろしーちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあどりまーちゃぁんん!!き、金髪くるくるぅう!!観音様ぁああああああ!!!魔法の国ぃいいい!!
ううっうぅうう!!僕の想いよどろしーちゃんへ届け!!うりずり山のどろしーちゃんへ届け!

保守

338 :
>>337
セラ乙www

339 :
セラきめぇw

340 :
ばんごー
1っ!

341 :
赤チャって百合の需要がないよね…

342 :
グルグルで充たしてた(w

343 :
どろしーって健康的でツンデレだよね。そこが可愛い。

344 :
リーヤ…

345 :
らぶりーわんわん

346 :
しいねちゃん可愛いよしいねちゃん

347 :
さがりすぎage

348 :
誰モイナイ・・・
投下スルナライマノウチ。
>>323の続きです。苦手な方はスルーしてください。
アニメ版嫌いな方、アニメ版9話、74話もスルーがおすすめ。
時間設定はアニメ版34話と35話の間辺りです。


349 :
↑脱字すみません。アニメ版9話、74話が苦手な方々も、スルーがおす
すめ。ということです。では、5行目からどうぞ。


母親を助け出し、いつまでたっても上機嫌のしいねちゃんを寝室まで送
ると、どろしーは部屋に戻り、ふぅとため息をついた。
――ヤツにやるのは惜しいな――
気を抜いたその時、思い出さなくてもいい事を思い出し、どろしーはペ
シペシと軽く頬を叩く。
「あーもー終わり終わり。早く寝ないとお肌に悪いわ。」
部屋に入り窓を閉めようとしたところで、窓の外の人影に気がついた。
「セラヴィー、ちょっと・・・」
どろしーが制止する間も無く、セラヴィーはすたすたと部屋に入って来
た。そしてどろしーの両手を片手でまとめて下げ、もう一方のの手でグ
ィと顔を引き寄せると、何か叫びかけた口を無理矢理自分の口で塞ぐ。
開いた口に容易に舌を侵入させ、反射的に逃げようとする舌を捉えてそ
れに絡めた。
甘くそして息の詰まるようなそれにどろしーは一瞬気を取られたが、
すぐに足を蹴り上げた。セラヴィーはさっと顔を離し、そのままどろし
ーの両足を抱え上げてすたすたとベッドに向かう。
「ちょっと何するのよ!」
「そんなに暴れると落ちますよ、ほら」
ぱっとセラヴィーの手が離されて、どろしーは背中に感じるだろう痛み
に思わず目を閉じた。
「・・・っ?」
落ちた背中に思ったような衝撃は無く、ベッドのスプリングで体が軽く
跳ねた。
「ね、危ないでしょう?」
セラヴィーの声は穏やかに聞こえたがその視線は冷たく、いつもの彼ら
しい優越感からくる余裕は消え失せていた。
何を怒っているのよとどろしーが言う間も無く、セラヴィーはどろしー
に覆い被さった。開きかけたその口を塞ぐと舌を絡める。くぐもった自
身の声と唾液の撹拌される音がどろしーの耳に響いた。頭がぼうっとし
て音しか聞こえなくなってくると、抵抗していた体の力がどんどん抜け
ていく。
「・・・いやよ・・・ふぁ・・・ん」
お腹に感じる固い塊に触れているそこから体が快楽を待ちわびてゆるゆ
ると力が抜ける。熱く溶けていく気がして理性は失いたくないとどろし
ーはゆっくり瞼を開けた。
「――っ」
どろしーと目の合ったセラヴィーはいじられるままになっていたどろし
ーの舌を強く吸い上げ、首筋に顔を落とした。
「セラヴィっ、やめてよ!」
吸われて痕をつけられそうな感覚に、どろしーは声を上げる。緩やかな
熱に浮かされた体は急速に冷えていった。
「コレはいいのに・・・ですか?」
「コレ?」
「この人」
そう言うとセラヴィーはどろしーの首の下に手を入れ、どろしーのうな
じをゆっくり撫でた。

350 :
セラヴィーがうなじを撫でると、どろしーの背筋はぞくりと震え上がっ
た。
「誰ですか?コレ」
セラヴィー本人も知らない内に語尾が鋭く暗くなる。
「誰って・・・それはセラヴィーが前に・・・」
「とぼけても無駄です・・・」
セラヴィーは耳朶に唇でそっと触れた。どろしーは触れられたそこから
頭の中をゆらゆらと揺らされる気がして時折息を吐く。セラヴィーは耳
介を舐めながら更に囁いた。
「・・・しいねちゃんに知られればどうするつもりだったのですか?」
「しいねちゃんって・・・セラヴィー・・・いつからっ・・・ひぁん」
耳への執拗な愛撫に声があがる。逆にセラヴィーの中ではどうしようも
ない憎しみと苛立ちが渦巻き、心を苛んだ。
「私をあんな風に許してくれない・・・!」
「私をあんな風に心配してもくれない・・・!」
時々怒りで体が強張り、どろしーの手首を握るその手に力が入る。首筋
に舌を這わされ強く吸われて全身がぼうっと熱くなる一方で、痕が残る
と思うくらい手首を強く握られ、どろしーは恐怖と悦楽で訳がわからな
くなりながら、悲鳴のような声をあげた。
「セラヴィー、待ってよ、もう離してっ」
どろしーが言葉ではっきりと拒絶した為、セラヴィーは首筋を吸い上げ
るのをやめ、顔をあげた。明らかに上気し頬が桃色に染まり扇情的にな
ってしまっているどろしーと、心の何処かが底無しに暗く沈んだセラヴ
ィーの視線が交錯した。
「いやです」
「お互いもう好きでも何でもないのだからやめよう、セラヴィー」
「は?」
セラヴィーは一瞬びっくりしたようにどろしーを見たが、次にはどろし
ーの額に自分の額を押しつけた。
「い、や、だ」
だからどうしてっと言うどろしーの声はセラヴィーの口の中に吸い込ま
れてすぐに消え失せた。すぐに舌が絡められては吸い上げられ、気持ち
よさに何もかもが霞んで気を失いそうになりながら、どろしーはいつの
まにか自由になった両手でセラヴィーの顔を引き剥がそうとした。
「ん・・・っ」
胸元を衣服越しに摘ままれて、ビクンとどろしーが震える。
「相変わらず大きな胸ですね」
口では冷淡にそう言いながら、セラヴィーは器用にどろしーの服の下の
ブラを外し、張りのある豊かな2つのそれを色々な角度から両手で何度
もこねくりまわした。胸がじんわり痺れて物足りなさを訴え、どろしー
はセラヴィーに呻くように言った。
「やだ・・・気が変になりそう・・・」
「いやですか?」

351 :
「さっきから・・・言ってる・・・ぁ・・・じゃない」
返事をしている間も揉まれて変な気持ちが体に貯まっていく。
「素直になる方が楽ですよ?」
「いや・・・ん・・・あん・・・やんっ・・・」
セラヴィーはいつのまにかどろしーの上半身の衣服を全て下へとずらし、固く
なって上を向いた胸の頂きを、口に何度も含んで舌で軽く押し込んだ。
「ん・・・んはっ・・・あ、ぁん・・・セラヴィっ」
どろしーの両腕は快感に時折シーツを擦るだけになり、全身を快感で無意識に
くねらせていた。セラヴィーのキスは終らず、口腔粘膜を擦り何度もどろしー
の息を詰まらせ、言葉は喘ぐようにしかならなかった。
「どろしーちゃん、下もして欲しい?」
セラヴィーの囁きに、どろしーは更に顔を赤くする。息の荒いどろしーに、セ
ラヴィーは心の何処かに棘が刺さって痛むのをわからず更に聞いた。
「あの人には言えるのでしょう?」
「・・・あの人?」
どろしーは誰かしらと考え、思い出し始めたそれはとめどなく脳裏に浮かびは
じめた。いつもは手綱や剣を握っている手を伸ばして、向けられる筈のない情
欲と目の前の人は決して言わない心地いい嘘と・・・思い出したくない出来事が
溢れてセラヴィーの後ろで像を結ぶ。
「あの人には・・・言っていないわ」
アクセスの、硬くても抱きしめられると柔らかく感じた不思議な腕を一瞬思い
出し、会っている間や別れの時、その後ですら一度も出なかった涙が一滴頬を
伝う。冷たいそれは頬を伝い、シーツにじわりと広がった。
「どろしーちゃん」
セラヴィーはどろしーの両手首を押さえ、改めて両目に涙を貯めたままのどろ
しーを見た。
「本当に好きだったのですか・・・?」
自らの言葉の一つ一つがセラヴィーの心に衝き刺さる。
「もう・・・放っておいて・・・お願い・・・だから」
どろしーから弱々しく吐き出されたそれはセラヴィを拒絶し、セラヴィーの全
身が震えどろしーの手首を押さえる力が緩んだ。
どろしーはそんなセラヴィーの真意を汲むことはできなかったが悲しそうに
見上げると手首を抜いて横から胸を隠して起き上がろうとした。
「・・・・・?!」
一瞬どろしーには何が起こったのかわからなかったが、気がつくとまたベッド
に倒され後ろから抱き締められていた。
「セラヴィー、離して」
「いやです」
セラヴィーの抱き締める力が強く苦しくてどろしーは身動ぎしたが、向かい合
わせに抱き締め直されただけだった。
「お願い・・・せめて・・・首の後ろの物が無くなるまで放っておいて・・・」

352 :
「いや・・・」
セラヴィーらしくなく、語尾が掠れていく。
「ねぇ」
「いや」
「セラヴィー」
「いや」
「帰らないの?」
「いや」
「どうするの?」
「いや」
どろしーが何を言っても、それはセラヴィーの心に突き刺さりセラヴィーは抱
き締めている力を強くしながら「いや」とだけ繰り返した。少しずつ仲良くは
してくれても髪の色だけは元に戻さないどろしーちゃんは自分の正義感で勝手
に苦しめばいいと、アクセスとの関係は知っていても放っておいた。どこかで
心が通じているのは自分だけで最後にはどうにでも出来ると信じていた。最後
にからかう日を心待ちにしていたくらいで。けれど、昼間うなじに残る赤い痕
を一瞬見た時、どうにもならない不安に襲われ予感は的中し、どうすればいい
のかわからなくなっていた。どろしーはセラヴィーの変化に不安になったがど
うすればいいかわからず、何度もセラヴィーの名前を呼んだ。
「セラヴィー」
「いや」
「セラヴィー」
「いや」
埒のあかないやりとりにどろしーはふぅと一息ついた。隅々まで何度も踏みに
じってもまだ子供の頃のわたしを探し求めて。代わりの今のわたしにこんなに
しがみついて。何処までも賢くなったのに何処までも強くなったのに、何処ま
でも一途に無駄に昔のわたしを思い続けて、果てはエリザベスという人形一筋
になってしまったアンバランスな姿が悲しくて愛しくて。こんなセラヴィーに
わがままな願いは叶わないと突きつける事はどろしーにはできなかった。
「子供みたいね。こんなに大きいのに」
どろしーは両手を開いてセラヴィーの胸に触れて頭を預けた。その感触にセラ
ヴィーは腕の中でどろしーがまだ震えて泣いていないか気になった。落ち着い
ているような様子に少し安心すると僅かに腕の力が緩む。どろしーはそれには
気づかずくいっと指先を動かした。フワリと羽布団が動き二人に覆い被さった。
「窒息しますよ」
セラヴィーのその一言にどろしーは顔を上げたがすぐにセラヴィーに押さえつ
けられた。セラヴィーはもう一方の手で布団をどろしーの首までずらす。
どろしーの頭を押さえていた手はどろしーの肩に移動させ、どろしーは見上げ
た。
目が合うとセラヴィーはどろしーの顔が近くにくるように抱き上げ、心配そう
にその顔を覗きこんだ。
「あの人は・・・もう、来ないわ」
「・・・泣かないのですか?」
「別に、わかっていた事だもの」
「不倫は、どろしーちゃんには向いていませんよ」
「わかってるわよ。もう終わったわ」
「今度あの人が来たら」
「セラヴィー」
どろしーはセラヴィーに自分から唇を重ねた。舌先でセラヴィの唇をつつくと
すぐに頭に手が添えられ、逆に舌に口腔内に侵入されて絡められた。しばらく
クチュクチュと音だけが部屋に響く。
「どろしーちゃん」
セラヴィーはその名前を呼んで顔を離した。

353 :
どろしーは何て事をしたのかしらとまた顔を赤くして、ふぃと横を向いた。
サラリとその髪がゆれる。
「何よ。」
「ないしょ。」
「ん?何なのよっ、言・・・」
どろしーはセラヴィーの方を見て何か聞こうとするが、すぐに唇を捕らえられ、
言うことができなかった。
「あ・・・ふぁ・・・、だから・・・何よっ」
「大した事ではないのですが」
「じゃあさっき言おうとした事言ってみなさいよ」
「あれはどろしーちゃんに無理矢理キスで塞がれて・・・どろしーちゃんてば
ダ イ タ ン。」
「言うなー!」
「もう遅いですよ。ああいう事をされると、燃えます」
「?」
セラヴィはどろしーの両手を捕まえ、どろしーの頭の上に伸ばすと耳から首辺り
にキスをし始めた。それはもう緩急をつけて念入りに。
「やんっ・・・、ちょっと、あ、・・・だめっ、いやぁ・・・っ」
「『弱い』のは鍛えようがないですから、何度も言っていますけどあきらめた
方がいいですよ」
「な・・・んはぁっ、・・・に、よっ」
火照りと冷めを交互に与えられた体は、快楽の先を求めて淫らに反応する。
ビクンと不規則な動きを繰り返しながらどろしーの体の強張りと抵抗は行き場
のない熱に変化して体にたまっていった。
「ん・・・ふぁ・・・」
セラヴィーどろしーの両手を解放していたが、それはもう体を這いまわるセラ
ヴィーの頭に添えられているだけだった。
「(もっと触れられたい。もっと吸われたい。おかしいわ・・・もう何も考えられ
ない)」
熱はどろしーの理性を犯し、欲情する体に恭順させる。
あげる声は淫らに素直に快感を感じている事をセラヴィーに伝えた。素直さに
セラヴィーは愛しさを押し隠すと既に濡れている両脚のつけ根に手を伸ばした。
すぐにどろしーは膝を閉じるが力の入っていないそれを開き、割れ目の膨らみ
を擦りながら声をかけた。
「感じ過ぎですよ」
「だって、体が・・・ぁ」
「体?・・・ココ?」
セラヴィーは膨らみを押しながら割れ目に指先をいれた。クチュと小さな音が
する。
「ぁ、ぁ、ぁ、」
気持ちよさともどかしさが込み上げて、体の中をぐるぐる回る。行き場のない
それは、喘ぎか意味不明なうわ言になり、それでも収まりがつかない。
「ん、ぁ、ぁ、・・・もっと」
「もっと・・・何?」
わざと濡れている指でどろしーの頬をなぞり、開きかけている口に舌を入れて
絡ませた。

354 :
どろしーはもどかしくて両手をセラヴィーの肩にかけてキスを求めた。舌を入
れられるだけでは足りなくて、セラヴィーの下半身に触れたどろしーの体は無
意識それを求めてすりつけるように僅かに浮く。
「何を『もっと』ですか?どろしーちゃん」
面白がったセラヴィーは顔を離してどろしーの下着を力の抜けた脚から抜きと
った。どろしーが困ったような真っ赤な顔をするとセラヴィーはそれで満足し
微笑みながら、
「体は素直に応えてくれるのに」
と下着を脱ぎ捨て、濡れたそこに肉棒の先をさし込んだ。
「ひぁん」
悲鳴とも喘ぎともとれない声があがり、きゅうとそれを締め付けようとした。
「どろしーちゃん、答えてくださいよ」
セラヴィーはどろしーに囁きながら、何度も先端だけをゆっくり出し入れして、
とろとろ出てくる愛液と絡ませるのを楽しんだ。
「んはぁ、あ、あ、・・・早く・・・終わらせ・・・ぁ・・・なさいよっ」
どろしーはなんとかそう言ったものの、もどかしさは溜まる一方で卑猥な願い
事を何度も口走りそうになりながら必に耐えていた。
「・・・・・・いじっぱり」
それだけ言うと、セラヴィーはどろしーの腰を掴み、深く己の肉棒を入れた。
「あぁぁぁぁっ」
それだけでどろしーは軽く達して声をあげるが、セラヴィーはやめることなく
注送を繰り返す。
「あぁ、あっ、あっ、あっ、あっ、」
どろしーは堪らず嬌声をあげた。その度に膣がキュッと肉棒を締めつけ、愛液
が溢れ出て肉棒に絡みついた。
「くぁっ・・・どろしーちゃんっ・・・!」
「セラヴィっ・・・」
二人は名前を呼びあうとほぼ同時に果てた。
「・・・・・・」
セラヴィーが先に体を起こし、隣でぐったりと眠ってしまっているどろしーを
見た。ふと、どろしーの顔に濡れて貼りついているピンクの髪が気になり、手
にとってみる。
「好きです」も「愛しています」も思いとどまらせる髪は、濡れて艶やかに光
っている。セラヴィーはどろしーちゃんとアクセスが会ったのもそう言えばこ
の色に変わってから・・・と思うと無意識にその手を握りしめた。
「忌々しい色ですね」
呟くようにそう言うと、本当に髪の色が全ての元凶の様な気がした。



そーゆー訳でどんな訳でー以上です。
赤チャエロパロスレ1〜3までのSS執筆者の方々、ごちそうさまでした。
GJくれた方々、本当にありがとうございました。


355 :
GJ!大人の雰囲気あふれるセラどろだなぁ。

356 :
>>354
久々に良いセラどろ見せてもらったGJ!!

357 :
久しぶりの投下だー
職人さん乙!そしてGJですー

358 :
神来いー

359 :
懐かしさについセラどろ書いてみたんだ。でもいまいち妄想の神様がエロく微笑んでくれなかったみたいで、エロ無しの保守用な短い感じになったんだけど、投下してみて良いだろうか?

360 :
ぜひ〜

361 :
>>359
ヒント=保管庫とか赤チャエロパロスレ1〜2


ってことで、とりあえず投下してみてはどうでしょうか?
個人的にwktkしながら待ってる

362 :
ちょっと時間遅くなってしまったけど、お言葉に甘えて…
「あら、何かしらこれ?セラヴィーの忘れ物かしら…」
いつものように子供たちが学校へと向かい、セラヴィーは頼まれた仕事へと出掛けた後に一人残ったどろしーが、玄関近くで見つけたのは赤い何かが入った小さな瓶だった。
リボンで可愛らしくラッピングされたそれは、まるでプレゼントのようで――
そこまで観察して、眉間に皺が寄る。
まさか、今日仕事とか言って実は誰か女とでも会ってるんじゃ!?
「…まさかね、あの変態に限って。…でも」
中身が何かは、確かめるべきよね。うん。
勝手に納得し、するするとリボンをほどいて蓋を開けると、途端に広がる甘い香りに釣られ一舐め。中身はイチゴジャムだったようだ。
「なぁんだ」
拍子抜けした声をあげる。セラヴィーの手作りなのだろう、市販とは違う味がして、凄く美味しい。
早速、パンにつけてかぶりついた。
「全く、他の女にやるくらいなら、朝食にも出しなさいっての」
あっというまに食べ終えると、掃除の続きをしようと立ち上がりかけ。くらぁ、と一瞬感じためまいと脱力感。後ろに倒れるのは何とか防いだものの、段々と視界がボヤけ、耐えきれずに気を失ってしまった。


363 :
はっ、と気付くとセラヴィーが険しい表情で覗きこんでいた。
「…ぎゃあぁぁあぁあっ!?」
とっさに悲鳴を上げてしまう。見慣れたはずのその顔は、とにかくでかかった。
とっさにあげた悲鳴に一旦はその巨顔は離れたが。
――これは夢よ、悪夢なのよ!
自身に言い聞かせていると、安心と怒りの混在する瞳でセラヴィーが言う。
「どろしーちゃん、無事で良かった…しかし…どうやら、僕が忘れた依頼品を勝手に開封した挙句に食べちゃったようですね?」
依頼品、の言葉にようやく現状を把握するどろしー。「巨人さんに頼まれた小人になる薬…今日こそは、渡すつもりだったんですけどね」
前回、セラヴィー自身が薬の被害にあって大変な事になった。今回はどろしーの番となったわけだ。
「なんでそんな薬、玄関に置いとくのよ紛らわしいわね!」
「忘れただけです。それより、もしこれが毒だったりしたら、どうするんですか!無事だから良かったものの、目を醒ますまでは生きた心地がしなかったんですよ!?」
普段冷静な彼には珍しく、声を荒らげる様子に罪悪感を感じて、そっぽを向きながらどろしーは謝った。


364 :
「悪かったわよ、謝るからさっさと解毒薬渡して」
「嫌です」
にっこりと目が細められ、と同時にどろしーの体が鳥籠に閉じ込められる。
「ちょっと!?人が素直に謝ってるのに、何これ!」「反省が感じられません。悪い事したらお仕置きは当然ですよね、どろしーちゃん?」
籠の隙間から指を入れ、指先に髪を絡ませようとしてくる。当然反対側へ逃げて拒否したが。
出入口のない鳥籠の中、ふざけるな!と魔法で壊そうとするも、何も起こらない。混乱する様子のどろしーに、楽しそうに鳥籠をそっと持ち上げ呟く。
「気付かなかったんですか?どろしーちゃん。髪、金髪に戻ってますよ」
「え。…ぃ、いやあああっ!!」
「さぁ、どろしーちゃん。子供たちが帰ってくるまで何をしましょうか、そうですね。まずは…お風呂がいいですよね?」
口調は疑問系だったが、有無を言わせない響きがあった。
「嫌よ変態!さっさと元に戻しなさいよ!」
「…やだなぁ。これはお仕置きですってば。諦めて下さいね」
くすくす、と愉しそうな笑い声と、小さな悲鳴が重なって風呂場へと消えていく。

365 :
以上です。一応読み返したりはしたんですが、おかしなとこがあってもさらっと読んで頂ければ幸い。
けど、人形サイズのどろしーちゃん相手じゃエロに持っていきにくい、と思ったり。エロくできたらまた投下してみたい。

366 :
GJ!!!
久しぶりに来たらセラどろ神が二人も降りてきていた!!!
お人形さんごっこするセラヴィーが見たい・・・

367 :
>>>>359
萌えた。GJ!


>>364の続きはセラヴィーが、お湯、泡、風、先がふかふかの棒やカッパを着たエリザベスでおちょくりまくった挙げ句、
「うーん、後はどうしましょうか」
「はぁ?!あんたまだ私に何かする気なの?!」
湯気にあてられ、散々おちょくられて大分体力を消耗したはずのどろしーは、それでも更なる危険を感じ、大声をあげた。
「やだなぁどろしーちゃん、せっかく金髪に戻ったのに当たり前じゃないですかー…そうだっ」
セラヴィーは鳥かごの中のどろしーが猛抗議するのは無視し、ポンッと手を合わせた。辺りが魔法の煙に包まれ、それが消える頃にはどろしーと同程度小さくなったセラヴィーが、鳥かごの中に入り扉を閉めていた。
「セラヴィー、何考えているのか知らないけれど、いい加減にここから出しなさいよっ」
どろしーはセラヴィーの胸ぐらを掴み睨みつけた。それに対しセラヴィーは平然と言ってのけた。
「いやです。ここからが本番ですから」
ってところまで受信した。ちょっと無茶かwww

368 :
保守なの

369 :
ほしゅなのだ

370 :
保守ですう

371 :
ほす

372 :
最終回後の皆がみてぇー

373 :
保守

374 :
>>367
ワッフルワッフル

375 :
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0010/74/67/200010746703.html
赤チャも入ってるようだけど最近のかな、往時の残照かな・・・

376 :
ほしゅ



代わりにセラどろSSモドキを途中まで投下。耐えられない方はスルー、待てない方は脳内補完がオヌヌメ

にしても増えたぬ。どうなってんだ、このCP(・ω・;)

377 :
2/14 15:00

チャチャ逹のいるニャンコハウスでは、どろしーが同じ形と大きさをしたハート型のココアフィナンシェを5つ、皿に乗せてチャチャ逹に自由に選ばせていた。
「どれでも一つだけ取っていいわよ。どれも同じだから」
チャチャ逹は一つずつチョコレートを取るとそれぞれ食べ始めた。
「おいしー。これ中イチゴだー」
「イチゴ入りなんて珍しいですね」
「うまい。(でもチョコレートじゃないな)」
「あれ?一つ余るぞ」
一口で食べてしまったリーヤは皿の上に一つだけ残っているチョコレートに気がつき、それに手を伸ばした。
「余らないわよ。」
どろしーはリーヤにデコピンをしてそれを止めると、後ろを振り返った。
「セラヴィーあんたは?」
我関せずとずっと台所で夕食の仕込みをしながら様子を伺っていたセラヴィーは、どろしーの呼び声に胡散臭さを感じながら居間に入った。
「なんですか?」
「はい。」
どろしーの皿を持った笑顔にセラヴィーはますます怪訝な顔をしたが、子供逹も同じ形の物を勝手にそれぞれ取って食べているのをこっそり見ていたので、一つ手に取り食べ始めた。どろしーは子供逹に向けるものと同じく穏やかに微笑んで言った。

378 :
「おいしい?」
「おいしいですよ。今年はまともなもので良かったです。」
セラヴィーの何気無い一言にチャチャ逹は顔を青くし一斉にセラヴィーとどろしーを交互に見たが、セラヴィーは意に介さず台所に戻って行った。
「あ、どろしーちゃん置きっぱなし。」
台所に戻ったセラヴィーは、チャチャ逹の飲んでいるジュースのビンを手に取り量を見た。チャチャ逹が飲んだが、少しだけ残っている。
「僕ももらおうかな」
セラヴィーは残っていたジュースをコップに注いだ。が、そのコップはすぐにどろしーに取られ、飲まれてしまった。
「……」
「……」
二人は顔が合うと暫く無言でにらみ合っていたが、ひとしきり時間が経つとセラヴィーはため息をついて呼吸を整え、どろしーに聞いた。
「どうして?」
「残りは私が飲むからよ。悪い?」
どろしーは悪びれた様子も無く、セラヴィーに言った。
「はいはい。別にいいですけど」
セラヴィーは背を向けると、ケホケホとわざとらしい咳をした。

379 :






どろしーはセラヴィーが咳をするのを訝しく思い振り返ったが、変わった様子もないのでそのまま居間に戻った。居間に戻るといつの間に来ていたのか平八が窓越しにチャチャたちと話をしている。
「行く行くっ。ね、リーヤ、しいねちゃん、ポピィくん。」
ポピィはチャチャの笑顔の向こうで、手招きをする平八の微笑みに嫌な予感がしたが、チャチャに誘われては断りきれないので、しぶしぶ「おれも行く」と答えた。

 チャチャ達のいないニャンコハウスで、どろしーは片づけをした後くつろいでいた。
静かな部屋にカチャカチャトントンと台所の音が響く。
「セラヴィ―、終わった?」
時計を見たどろしーは振り返ると、セラヴィ―に声をかけた。セラヴィーは手の水をきると、タオルに手をかける。
「終わりましたよ。」
「だったら外に」
「どろしーちゃん、」
外に誘おうとしたどろしーは拍子抜けしながら振り返った。セラヴィーは目を合わせると微笑みながら続けた。
「今夜9時に、僕の部屋で」
「な…」
セラヴィーの声で、くらぁっとどろしーの目の前が揺れた。その時になって初めてどろしーは自分が何かの魔法にかかっていることに気がついた。

380 :





「なにバカな事言って…?」
焦ったどろしーは適当に答えるが心当たりがない。
食事に入れられたと考えるがそれをするならもうとっくに…
というより、むしろさっきのお菓子に仕掛けたのはどろしー自身なのだ(子供逹には解毒薬入りのジュースを飲ませている)。
どろしーは答えるかたわら焦ってしまい考えてもまとまらずにいた。
「んー、これとか」
セラヴィーはタオルごしにジュースのビンを持つと軽く左右に振った。
「魔法薬って面白いですよねー」
「だから…何よ?」
僅かに残った液体がビンの中で他に行き場も無く忙しく動いている。
「毒薬と解毒薬とか、効果を打ち消し合うタイプのものでも、それだけで使うと効果がほぼ同じものがあったり、例えばこれとか。」
セラヴィーはビンを逆さまにするとタオルにジュースを染み込ませた。
「まさか…」
「紫色、やっぱり『はいいろ鳥の草』ですよね。」
顔を青くしているどろしーにセラヴィーは色の変わったタオルを見せてふわっと微笑んだ。

381 :






「解毒薬まで効果が書かれてない場合もあるから、知らなくても無理はないと思いますよ。『はいいろ鳥の草』って、30年くらい前に絶滅するからって手に入らなくなったんです。それで文献からも削除されて…」
そこまで言うとセラヴィーはタオルを丸めてゴミ箱に放り込んだ。どろしーは何もかもバレてその上知らぬ間に返り討ちに遭った事に気がつき動かず唖然としている。
セラヴィーは一息つくとどろしーに顔を近づけた。
「後でどの本を見たのか、持ってきて下さいね。」
セラヴィーの息を間近に感じてはっと顔を離したどろしーは「そんなことしないわよっ」とセラヴィーに平手打ちをしようとしたが、逆にその腕を握られて、セラヴィーの胸の中に引き寄せられた。どろしーは一瞬身体中を強ばらせたが、
「それより地の果てまで逃げるか、解毒薬でも作ったらどうですか。もっとも時間が経ちすぎていて薬は間に合わないと思いますけど」
と囁かれただけだった。

382 :






その後どろしーは、文字通り地の果てまで逃げようなど考えたが、
考えれば考えるほどしいね逹の事が心配になったり、
掃除をしたくなりしてみたりと、落ち着かない心持ちのまま結局どこへも逃げることなく普段通りに過ごした。
挙げ句の果てに本さえ渡せば帰れると考えれば、心のどこかでほっとしていた。
その事に何の違和感も感じないまま時は過ぎ、とうとう時計は夜9時を指した。



何か規制に引っかかった……orz

383 :
GJ!!

384 :
GJだよ!
GJ遅れて申し訳ない
自分もなんかの規制に引っかかった
ぜひ続きを見たい〜

385 :

>>377の続き。だめな方はスルー。MCっぽいので、それがだめな方もスルーが
オヌヌメ。


386 :








2/14 21:00

「……こんばんは」
セラヴィーが扉を開けると、憮然としたどろしーが分厚い本を抱えて立って
いた。
「こんばんは。どうぞ入って。」
どろしーは本を渡せば帰ろうと思っていたにも関わらず、その言葉に足がスラ
スラ動き、半場無意識にセラヴィーの家に入った。部屋は彼らしく相変わらず
片付いていて塵一つない。ただまだ魔法が効いているであろう事が、どろしー
をどうしようもなく不安にさせていた。
「はい」
どろしーはセラヴィーに本を渡した。
「あぁ、そうでした。」
セラヴィーはポンっと手を打つと、それを受け取り読みはじめた。 それを見
たどろしーはその隙に用は終わったと扉に向かう。
「どろしーちゃん、待って。出ていかないで」
セラヴィーの言葉にどろしーの手はもう少しでドアノブに届くところで止ま
った。出ていく事を考えれば考えるほど頭がクラクラしてしまい、扉の握り
方も忘れてしまいそうになるほどだった。
訳がわからず焦るどろしーをセラヴィーは後ろから抱き締めて囁いた。
「呼んだのは僕なのに、何もせず悪かったです。」
「むしろそうして欲しいのだけど。」
混乱の余り震えだしているにも関わらず、どろしーの強気な発言は止まない。
失われない強気な態度がセラヴィーにとっては何だか可愛いくて可笑しくて、
つつーっとどろしーの顔を指でなぞりながら言った。
「やだなぁ。このまま帰す訳ないじゃないですか」
「どうするのよ、忙しいんじゃないの?」
顔を滑るなめらかな指の感触におぞましさと恐怖を感じても強気な姿勢を崩さ
ないどろしーだったが、次の瞬間セラヴィーに言われた一言には拍子抜けした

「そうだ。向こうで膝枕して下さい。」
「は?」
どろしーは何それと思ったが薬の効果か、目が自動的にそれに適した場所を
探す。が、目の前に見える木製の椅子とテーブルはそれに適さず、やっぱり
何を考えているのかと呆れてセラヴィーを見た。 セラヴィーは別の部屋の前
に立っていて手招きをしている。
「どろしーちゃん、こっちですよ。」
また、どろしーの足がフラフラと動いた。

387 :





「何なのよっ!この格好はっ!」
膝枕は膝枕でもスカートを捲られた両脚の間に顔を乗せられて、どろしーは怒り出した。
「ん」
「ん、じゃないっ」
セラヴィーは面倒そうに分厚い本の下から顔を出したがその表情は至って冷静で、首を締めようと
伸びてきたどろしーの両手を払いのけて体勢を崩させると次の命令を出した。
「うわっ」
「それよりも頭を優しく撫でてて。」
「はぁ?!……って、いやっ…絶対嫌…っ」
どろしーの拒絶とは裏腹にその手は自然とセラヴィーの頭の方に伸びていく。その光景を見たくなく
てどろしーは思わず顔を背けた。場所が分からなくなり、どろしーの手はセラヴィーの顔まで伸びて
その輪郭をなぞっていく。セラヴィーはその細い柔らかな指先が唇に触れた時、それをちろと舐めた
。感触にビクンっとどろしーの体が小さく跳ねた。
「あっ……もうっ何するのよっ」
「なかなか頭を撫でてくれないから。」
セラヴィーは顔を出さずに答えた。
「してるじゃないのよこの変態っ。いつになったらこの魔法解けるのっ!だいたいあんためちゃ
くちゃなのよっ!!ねえ聞いてるっ……!!!」
「……読んでますよ。ちゃんと」
セラヴィーは顔を見せずに答えた。

388 :





どろしーは更にまくしたてた。
「あんたがじっくり読むなんて不自然なのよっ。いつも本を読む時は真剣でペラペラっと早い
くせに。」
セラヴィーはそれでも顔をどろしーに見せなかったが、一つ、どろしーに聞いた。
「どろしーちゃん」
「何よ」
「この本、どこで買ったの?」
「………」
どろしーは答えなかった。セラヴィーもページを捲ると、それ以上何も言わなかった。
また、時間だけが過ぎていく。
「(いつになれば解放されるのかしら…?)」
また太腿から先程の妙な感触と感情がどろしーに沸き上がり処理に困ると、どろしーは再び
セラヴィーを見た。張本人の彼は、最後のページに近いところを見ながら両腕を伸ばしたり、う
ーむ、と頭をどろしーの脚にこすりつけていた。不意に襲ったくすぐったさにどろしーは声を
あげた。
「や…」
「何?」
さっきまでほぼ無視を決め込んでいたセラヴィーは本を胸の方にずらすとどろしーを見上げ
た。
「あんたは…」
どろしーはさっきから何しつこく怒っているのよと言いかけて堪えた。普通に怒る理由も分も
セラヴィー側にある。子供逹の事も含めて何を言われるかと思い直すと、どろしーはじっと
耐えた。
「どろしーちゃん、まさか感じた?」
セラヴィーの楽しそうな言い方にどろしーは内心逆上したが、やり込められる事は目に見えて
いるので辛うじてそれを抑えこんだ。そしてまた無視するだけに戻ってくれそうな事を聞いた。
「ちがうわよ。そんなことよりどうして『はいいろ鳥の草』が入っているってわかったのよ?」
セラヴィーは再び本の下に顔を隠したが、しばらくすると、そのままで答えた。
「……匂いかな。」
「匂いって……したの?」
「えぇ。フィナンシェからはしませんでしたけど、ジュースから微かに。で、珍しいモノを
と思って……子供逹が飲んでいるってことは、やっぱり解毒かな?と。」
「フィナンシェも食べたふりだったのね。」
「習慣で……悲しい習慣です。」
「あっそう。悪かったわね。」
相変わらず常識離れしているセラヴィーの能力の高さと失敗した原因の何もかもがどこかしら
自分自身にあったということに、どろしーはげんなりすると窓を見た。正確な時間はわからな
いが月の位置が、魔法の効果が切れるまでまだまだ時間がある事を告げている。どろしーがた
め息をつくとセラヴィーは起き上がった。
「違いますよ。最近の仕事の習慣。」
「あんた……いつも何してるのよ?」
どろしーは解放されて膝を隠すとと呆れてセラヴィーを見た。答えは無くても想像がついてど
ろしーは自分自身の不甲斐なさも含めて色々腹立たしく思ったが、押し倒されることは思いも
よらなかった。

389 :
「セラヴィっ……!」
どろしーが名前を口にした時、既に唇は塞がれ、後は何を言おうとしても上手く言葉にならな
かった。
「んっ……や…んくっ…ぁ…ぁっ……ん…ぁ」
唾液を時折舌で飲み込まされては媚薬のようにどろしーの頭がくらくらしていく。
引き剥がそうと、セラヴィーの肩を掴むどろしーの手が力が入ったり抜けたりしながら、やが
て滑り落ちた。口の中の淫らな蠢きに全身が支配されて、どろしーはその事に気づかない。
「あ……」
しばらくすると、唇は離され、どろしーは冷たい空気を吸い込むと、いくらか正気に帰った。
「ちょっ…何を」
どろしーは起き上がろうとしたが、すぐにセラヴィーに倒された。
「力抜いて」
「はなっ……」
セラヴィーの声を聞いた瞬間ガクンと力が入らなくなり、どろしーはまたベッドに倒れた。
その上にセラヴィーがゆっくりと覆い被さってくる。焦ってどろしーは問いかけた。
「こんなのがいいの?こんなことをしても私は…」
セラヴィーはどろしーの首筋に顔を埋める手前で離すと、黙りこむどろしーの青い瞳を見た。
ゆらゆらと、吸い込む様な妖しい蒼が揺れて見えた。
「勘違いしないで。お誘いに応えただけだから。」
「誘ってなんかっ!」
「いいえ、だって薬を飲んだのも、魔法にかかったのもどろしーちゃんみずから、
そうでしょう?」
「それは…」
それはそうでもそうではないのだが、魔法薬の強制力がどろしーに無理矢理そう思い込ませて
いく。
「この僕に珍しい薬を盛ろうとしてくれたお礼に、相当危ないお薬だって事を教えてあげま
す。」
「い、嫌っそんなの頼まないんだからっ」
どろしーはフルフルと首を振ったが、セラヴィーは愛し気にどろしーの頬に手を添えてキスを
した。
「……ん、…やだっ…あ……あぁ…」
力が入らず、それらしい抵抗もできないまま受け入れていると、口の中で起こっている出来事
しか考えられなくなり、口中をくまなく蠢めかれ蹂躙される事に眠る前のような気持ち良さを
感じて、どろしーはどんどん何も考えられずに感じる事しか出来なくなっていた。拒絶する声
ははっきりとしたものではなく、ピチャピチャと唾液を交わす音の合間のくぐもったものにな
ってしまい、感じてあげるそれと大差無い。
「ぁ…、はぁん、やん、や、ぁ、ああっ」
セラヴィーの手がどろしーの胸をなぞって包むだけで陶酔するような快感がどろしーを覆った。
切ない声が何度も盛れて、どろしーの体が妖しく揺れる。
「ああ、ごめん、どろしーちゃん。もっと早くしてあげれば良かったね」
セラヴィーはそう言いながら、どろしーの胸をはだけさせると、赤く色づき固く上を向いた
胸の先を口に含んだ。そしてもう一方を指で優しく転がした。
「ああんっ、やだ、違うの、あ、ああ、」
辱しめるようなセラヴィーにどろしーは慌てて否定したが、痺れるような快感に溺れてうわ
ごとのようになるそれの説得力は皆無だった。
胸から唇へ、唇から全身へ、愛撫はくまなく止むことなく続けられ、どろしーの体は何度も
無意識にくねった。
「どろしーちゃん…愛してる」
セラヴィーがどろしーの耳元で囁くと、そこから溶けていきそうな悦楽が広がり更にどろしー
は翻弄された。

390 :
「あぁっ、あ、あ、あ、やん、だめぇぇっ」
どろしーの叫びに近い訴えにセラヴィーはどろしーの下半身をまさぐっていたその手を止めた。
「……だめ?」
「はぁ、はぁ……だめよ。だって私は別にセラヴィーのことなんて……」
「ふーん……で、何?」
話半分に聞きながら、セラヴィーはどろしーの愛液で濡れたその指を舐めた。
「ちょっと、き、汚いからやめてっ」
どろしーはセラヴィーの手をとったが、その湿り気にパッとすぐに手を離した。
「別に僕は何とも思いませんけど。あぁ、僕が服を脱いでいないから恥ずかしいんですね。」
勝手に疑問視し、勝手に納得するとセラヴィーは服を脱ぎだした。セラヴィーの纏う穏やかな優男の雰囲気に不釣り合いな固くて無駄の無いやや筋肉質な姿にすぐにどろしーは顔を背けた。
「でも、私はセラヴィーの事なんて別に何とも思ってないわっ。こ…こういう事は普通、あ、愛し合っている人たちが確かめあってからその…その先でするものでしょう?」
色々な恥ずかしさで赤く染まった顔を背けながら、どろしーはたどたどしく話した。
「じゃあ……」
『どろしーちゃんが僕を愛してよ』と言いかけたセラヴィーはどろしーがまだ魔法にかかっている事を思い出してやめた。うっかり言って先の楽しみを半減させては本末転倒だ。
腕組みをして暫く考えるとセラヴィーは聞いた。
「どろしーちゃんはどうすれば僕を愛してくれるの?」
「は?」
「教えて」
戸惑うどろしーにセラヴィーは期待を込めて聞いた。これはこれで狡いと思ったが、こういう時でなければ答えはもうこの先得られそうにない。
「…あ…」
どろしーの困惑を他所に、その口は勝手に話しだした。
「…わからない…」
「……。わからないの?」
「わからないものはわからないのっ、わかった?」
セラヴィーはその答えに落胆しつつ、もう一度聞き直したが、返ってきたのは自信満々にどうしようもないところまで突き放すその答えだった。
「じゃあもういいです。好きにしますから」
「ちょっと、もうわかったんでしょう?離しなさいよっ」
「嫌。」
「あ……んっ、んぅっ」
セラヴィーがどろしーの唇を奪いながらゆっくり倒れこむと、どろしーの体は容易にベッドに倒れた。
「ん、んくっ、ふぁっ、あ、あぁっ」
しつこく逃げようとする口を口で塞ぎながら、セラヴィーはどろしーを抑えこみ、その手はゆっくりと下へ向かっていく。 脚のつけ根の湿り気にたどり着くと、わざと柔らかい太腿を擦って感触を楽しみながら、膨らみを探し当てた。
「あっ、やっ、あっ、あ」
クリトリスを触る度に高い声をあげるどろしーにセラヴィーは
「かわいい」
と囁くとそのまま耳介を舐めた。
「ひぁ……っ」
どろしーはその感触に目を閉じると全身に走った快感に体を小さく震わせた。すぐにセラヴィーはどろしーを抱き締めるとその額にキスをした。
「だめ…っ」
どろしーは抱き締められた一瞬、安心感で力が抜けたが、額にキスされてその事に気づくとセラヴィーの胸を押してその中から逃れようとした。
「ねぇ、どろしーちゃん。」
セラヴィーは逃れようとするどろしーの脇に腕を回して片腕を胸の外に逃すと、再びどろしーを抱き締めた。

391 :
「んっ……」
胸の圧迫感にどろしーは声を漏らした。セラヴィーはそのまま低く囁いた。
「世界一も僕から逃げるのも今夜くらい諦めたら?」
「嫌よっ、あぁんっ…!」
どろしーは解放された両手で何か魔法を発動させようとしたが、セラヴィーの指使いであっさり達してしまい、魔力が霧散した。
「抵抗しないで」
「!」
命令にどろしーの手足は動くのをやめた。
「何…これ…」
「気分はどうです?……って、あまり考えないほうがいいか」
「……。……っ!、ん…ぁ…」
どろしーはセラヴィーに全身を舐められながら、膣に指を入れられ、赤く充血して固くなったクリトリスを弄られはじめた。痺れるような強い快感と逃れる事が考えられない為の戸惑いと混乱で、体は逃げるように快楽に身を委ねていく。
「ひぁんっ、あぁっ、ひ、卑怯…っ」
「でないと危ないし。それにその方が諦めつくでしょ?」
「はぁっ…何言って、ああぁっ、あっ、んっ、んぅっ」
「なあに?どろしーちゃん。ねぇ?」
快感と困惑とその他でぐちゃぐちゃの顔をしたどろしーをセラヴィーは上から覗きこみ冷たい目を向けた。どろしーはビクリと体を震わせると、これ以上気の狂うような指示をされてはと黙りこみ、セラヴィーはゆっくり彼女の唇に唇を重ねた。
「ん…んくぅ」
どろしーは暫くセラヴィーにされるままでいたが、抵抗して発散されることのない凍りつくような恐怖と熱く溶けて意識を何度も飛ばすような快楽に翻弄されて、考えることすら拒絶しはじめていた。
自分の声とは思えない喘ぎ声が余計にどろしーを狂わせていく。
「あ…あぁっ…ひぁんっ、う、あぁん、あぁんっ、らめぇぇ、あ、お願っ、ああっ、あんっ、はああぁんっ…」
「ねぇ、入れていい?」
「ん……」
セラヴィーがどろしーを見ると、何度も吸い込まれそうになった深い青の瞳が何も考えていないトロンとした目をしていた。深く口づけるとどろしーの口元が緩んで、膣口に指を這わせると震えてその指を濡らしひくついた。
「ふぁっ…、あぁぁっ…!」
「入れるよ」
セラヴィーは一瞬躊躇ったが、下着を脱ぎ捨てると、さっきから固く反りかえっているペニスをどろしーの愛液で濡れてびちゃびちゃにひくついている膣口にあてがった。
「……っ」
どろしーが下半身に感じた異物感はじわじわ広がる満たされた快楽に変わり、逃すまいとどろしーの体はセラヴィを抱き締め膣は蠢いてきゅうとペニスを締めつけた。
「…ちょっと、どろしーちゃん大丈夫?」
締めつけに思わず達してしまいそうになるのをその寸前で耐えると、セラヴィーはどろしーに聞いた。
「う……ん」
どろしーは上気した顔を隠さず愉悦にさ迷う視線をセラヴィーに向け曖昧な返事をすると、どろしーは腰を動かしてセラヴィーのペニスを下の口でくわえこんだ。そして、ゆっくり腰を動かす。
「え…ちょっと」
「なぁに?」
既に正気を失った深い青の瞳は、相手の正気を飲み込むように、ゆらゆらと怪しくセラヴィーの目に映った。さっきからペニスを包むそれはぬちゃぬちゃと滑り、絡んでそれを放さない。
「こわれた?」
背筋に走る強い射精感を無理に抑えると、平静を装いセラヴィーは聞いた。脂汗がたらりと顔をすべる。

392 :
「ばかね。後で…してやる。」
そう囁くとどろしーはセラヴィーの背中に両腕を回し、抱きしめてセラヴィーの下半身ごとそのペニスを締め上げた。セラヴィーの体は熱くたぎり、腰を激しく何度も何度もどろしーに打ち込んだ。
「好きです。本当に」
そう言って、どろしーの顎を強く掴んで唇を奪うと、セラヴィーはそのままどろしーの中で果てた。

「はっ。ここは……」
「気がついた?」
目を覚ましたどろしーにセラヴィーは再び覆いかぶさった。
「ちょっ、もうどいてよ。」
「来年はやっぱりチョコレートがいいな」
セラヴィーはどろしーの言う事を無視して彼女の顔を両腕で包み込むと頬を撫でた。
「嫌に決まってるでしょう。もうしないわよ。それよりどいて。重い。」
「ふーん」
セラヴィーから表情が消えた。どろしーはセラヴィーを押しのけようとしたが、一瞬止まった。
「じゃあ、もう少し相手してよ。」
セラヴィーの緑色の目が暗く光って見えた。
「え……」
どろしーは咄嗟に耳を塞ごうとしたが、その前に両手首を押さえ込まれた。声が回避不可の絶対命令になって、混乱と思考停止をもたらす。
「いやよ。そんなの……」
「だめだよ。なぜって、どろしーちゃんが全部悪いんだから。ね。」
よく考えればそうでもないのだが、薬がそう、どろしーに思い込ませていく。
「だから僕の言うとおりにするんだ……」
「うん……」
正気は溶けて消えて、再び狂っていくのをどこか遠くでどろしーは感じていたが、すぐにそれもやめた。


「で、それからどうしたの?」
セラヴィーの膝に乗っている人形は小さなカップをテーブルに置くと、珍しくコーヒーを飲んでいるセラヴィーに聞いた。
「※※※させながら※※※で※※※を※※※したりとか、※※※で※※※させて※※※せたりとか…結局、思いついたもの全部ですね。あーあ、来年も同じことしてくれないかなぁ。」
「まあ、本当にやりたいほうだいね。それならやっぱり記憶は消してしまったの?」
「……あ。」
セラヴィーはポンと手をついた。
「まぁ、セラヴィーったらうっかりさん。」
膝の可愛らしい人形は楽しそうに話した。内容も何もかも怪しい独り言はまだ続く。
「時間、まだあったのにいいの?返して。」
「あぁ、そうですね。これは実は必要な時間なんです。適度な運動には適度な休息が必要ですから。」
「……あらあら、夜更かしが体にお肌に悪いなら、とりあえず今夜は寝たらいいのに…。」
「まったくです。おやおや、もうこんな時間。3、2、1……」
セラヴィーのゼロカウントとともに、セラヴィーの家が跡形も無く消し飛んだ。

393 :
終わり。遅れてすみません。改行は何度もはじかれて力尽きました。
GJくれた人、読んでくれた人、サンクス。

>>374
人様のSSに無断で続きを書くのは私には無理です。何か書いてすみませんでした。これで勘弁してください。m(_ _)m


394 :
>>393
GJ!久々にリアルタイムで見れて嬉しかった!セラの時折見せる黒さが良い!また書いて欲しいです。

395 :
うっはー
続ききてるぅ〜!
GJなのだ!

396 :
初期リーヤ×チャチャみたい

397 :
同じく。
別人だった頃のリーヤね。

398 :
ああ、あの頃は本当にワクワクするようなファンタジーラブ米って感じでよかったな・・・
チャチャがかわいいしリーヤもあついわ

399 :
保守

400 :
保守

401 :
懐かしいー

402 :
こんなスレあったんだね
保管庫や前のレス楽しく見てきた!

403 :
やっぱりセラどろが大好きだーーーー!

404 :
エロくていいよな

405 :
ヤンデレ×ツンデレかつ幼なじみ、しかも女が年上
最高すぎるだろ

406 :
どろしーはセラ避けのために黒髪にしたわけだ
結局結婚したなら、もう金髪くるくるに戻してもいいのに!
と昔は疑問に思ったよ
でもそしたら子供わんさか増えるよな
大人の金髪くるくるどろしーのネタも見たい。意外にないんだね

407 :
くるくるって案外手入れが厄介なのかも
金髪ストレートだと弟と見分けがつかなくなりそうだな

408 :
なんか夢に上半身裸のラスカル先生が出てきたので
ここに来てみた

409 :
それを文章にしてみて下さい。

410 :
といっても上半身裸のラスカルを女子生徒が
囲んで突いてただけだからなぁ・・・

411 :
「わたしを裸にするとは!むちでびしばーしだぁ!!
 はっ!まやちょん イヤッ違うんだこれには訳が 
 ああ まやちょ〜ん待ってくれ〜」

412 :
>囲んで突いてただけだからなぁ・
なにでだwww

413 :
圧縮回避保守。

414 :
どろ「ちょっとチャー子、あんたまた私の口紅で遊んだでしょ?!」
チャ「ううん、わたし今日はどろしーちゃんの口紅で遊んでないの〜」
どろ「あらそう?ごめんなさいね。でもおっかしいわね〜。どこかしら?
   私、小さい頃からよく物なくしちゃうのよね〜」
セラ乳児
「ばぶばぶ、ばぶーぶーぶぼーびーばっっばばぶばぶばぶー!」
(おやおや、こんなところにどろしーちゃんの哺乳瓶が!)
セラ幼児
「おやおや、こんなところにどろしーちゃんの飲みかけのジュースが!
 ぼくが腐ってないか毒味してあげましょう!」
セラ小学生
「おやおや、こんなところにどろしーちゃんのリコーダーが!
 ぼくが丹誠こめてお掃除してあげましょう!」
セラ中学生
「おやおや、こんなところにどろしーちゃんのお気に入りのリップクリームが!
 ぼくがちゃんとぷるぷる唇になるか試してあげましょう!」
セラ大人(←現在ここ)
「おやおや、こんなところにどろりーちゃんの口紅が!
 いい色に発色するかどうかぼくがためしてあげましょう!」
セラ「またコレクションが増えちゃいましたよ!」

415 :
セラにとってこんなことは
日常生活の一部

416 :
どろり………?

417 :
呂律が回らなくなったんだろう

418 :
>>414
本当に有りそうで怖い

419 :
暮春

420 :
やっこちゃん・・

421 :
・・かわいいよ

422 :
ほす

423 :
保守もういいだろ

424 :
職人さんの降臨を待つ

425 :
うぅ

426 :
あか

427 :
ドロシー×りーや?

428 :
のん

429 :
のんのん

430 :
>>427
異色の組み合わせ
いいなそれ

431 :
保守

432 :
ここに来てセラどろ熱が再燃。ここのログ倉庫の神作品や昔買った同人誌を読みあさってたら自分でも書きたくなってきた。
エロ無しのさわり部分だけで申し訳ないんだが、
エロパロ板以外に投下しようがない内容なんで寛大な目で見てやってくれ。

 視界がゆれた。
 背中が一瞬かあっと熱くなり、同時に腕がだるく、重くなる。指にかけ、今まさに最後のひとくちを飲み干さんと持ち上げようとしていた華奢なティーカップは、金の縁取りをあしらった揃いの皿の上でかちゃんかちゃんと高い音を立てた。
 咄嗟に真正面にいる男を見据える。聡い男は、自分の急激な変化に明らかに気付いているだろうに、平時顔に張り付いた憎たらしい笑みが変わる事はない。それどころか、いつもよりも笑みが深まってはいないか。
「────あ、あんた……何か盛ったわね………!」
 どろしーが考えるより先に反射的に発した言葉に対して、まず答えたのは甲高い声だった。
「どろしーちゃんたら、恐竜みたいな重そうな体をしてるわりに薬のまわりは早かったわねー。」
「それはそうですよエリザベス。この僕がわざわざどろしーちゃん用に、強力に調合したとっておきですから。」
 セラヴィーはテーブルの上にちょこんと座った人形に顔を寄せ、楽しげに話しかける。相手は表情が変わることなどない、勿論手足が勝手に動くことなどない明かな人形だというのに、本当に2人は会話をしているように見えて、どろしーは頭がくらくらした。
 ああ、油断した。少女時代、この男のせいでどれだけの恐怖と屈辱を味わったか忘れた訳ではなかったというのに。
 油断をさせておいてから牙を剥く、狡猾なこの男らしいやり口じゃないか。
 のんきに差し向かいでお茶など飲んでる場合ではなかったのだ、よりによって子供達はうらら学園のお泊まり会に出かけ、残されたのは自分とこの男と人形ひとつだなんて日に!
 心の中でどれだけ悪態をついても、男が椅子から静かに立ち上がった瞬間、どろしーの肩は大きく揺れ、背中は固く強ばった。
「ここからはエリザベスには刺激が強いですから、ちょっとあっちを向いてましょうね」
「昼間っからお楽しみね、セラヴィー」
 真っ青になって怒りに震えるどろしーなどお構いなしに、セラヴィーは一人で会話をしながら人形をキャビネットの上に置いた。人形は大人しく窓の外を見ている。
 そしてこちらに目を向けたセラヴィーは、わざと、ゆっくりとどろしーに歩み寄る。磨かれた床は、こつん、こつん、と乾いた音を立てた。
 呪文を呟き指をひと振りすればここから逃げ出せるのに。せめて立ち上がって駆け出す事ができれば、脚力には自信があるのに。それなのに、どろしーの手足はぴくりとも動かない。無駄な抵抗と半ば知りつつも、どろしーは怒鳴りつけた。
「セラヴィー!一体どういうつもり!?」
「やだなあ、どんなつもりなんて僕に言わせるんですか?どろしーちゃんのエッチ。」
 口に笑みを象ったまま、セラヴィーは一歩、一歩と近づいてくる。
「あんたこんな事して楽しいの!?」
「世界一の魔法使いも長くやってると退屈なんですよ。どろしーちゃんもちょっと僕に付き合ってください。」
 テーブルに向かい、きちんと椅子に腰掛けたままのどろしーの左側にセラヴィーは立った。頭を動かすことができないどろしーは、目線だけ左に向ける。しかしセラヴィーの表情を見る事はできなかった。
「……どろしーちゃん。」
 セラヴィーがどろしーの背後にまわる。後ろから、緊張に体を強ばらせたどろしーの髪の毛を掬いあげた。
 どろしーの視界に入った時、その一房の髪はきらきらと輝いていた。
「僕のどろしーちゃん。」
 見えていないのに、そこに感覚など無いのに、髪に口づけられたのがわかった。
 掬い上げられ、口づけられた髪がぱさりと音を立てて落ちるのと同時に、セラヴィーの両手は背後から、どろしーの首から胸元をゆっくりと滑った。そのまま大きく開いたドレスの襟刳り、繊細なレースがあしらわれた下着の中をくぐり、直に柔らかな乳房に触れる。
 両手で包み込み、揉みしだくというよりも撫でまわすようなセラヴィーの手つきに、どろしーの肌は粟だった。
「僕のもの。」
 首筋に触れたセラヴィーの唇がそう呟いた時、どろしーは観念したかのように目を閉じた。
                終。

433 :
もっとプリーズ!!(;゚∀゚)=3ムハー

434 :
>>432
エロなしでもいいから
ぜひ続き書いて下さい!!

435 :
保守がてら、原作最終回後のセラどろ。ただのラブラブ夫婦。
ネタバレになるけど、母乳ネタだからそういう特殊嗜好がダメな人はよけてくれ。


「僕もどろしーちゃんのミルクが飲んでみたいです…。」
 疲れきって大きなベッドでうつらうつらしている中、飛び込んできた突拍子もない発言に、どろしーは我が耳を疑った。
 がばりと身を起こすと、とんでもない発言の主と思われる男は、母親の乳を飲み満腹となった子供ふたりにげっぷをさせ、順番にあやして寝かしつけたところだった。
「…………なんか言った…?」
 広い部屋の端に置かれたベビーベッドに向かっているため、見えるのは男の背中だけであったが、どろしーはおそるおそる聞いた。無視しておけばよかったのに、ついつい聞き返してしまったのは疲れ切って判断力が鈍っていたせいか。
「だから、僕もどろしーちゃんのミルクが飲んでみたいなーって。」
 ユーリンとリーランがとっても美味しそうに飲んでるんですもん〜。
 くるっとこちらを振り返り、かわいこぶった仕草で二児の父親となった男が言うが、それは妻の欲目をもってしても(いや、この妻は夫に対し欲目などと言うものは持ち合わせていなかったが)気色悪いだけだった。
 しかし悲しいかな、長年の付き合いと近年親密さを増した関係により、この男の性格も習性も性癖も知り尽くしてしまったどろしーは、夫のこの発言にドン引きするよりも、こいつなら言いかねないと無意識のところで納得してしまっていた。
 それはもうあきらめの境地だったのかもしれない。
 どろしーはとにかく疲れていた。双子を無事出産してから2カ月、十分な睡眠などとることができないまま子供達の世話に追われる日々。
 もちろん愛しい我が子を育てる事には大きな喜びも充実も感じていたし、本来なら忙しい立場にいる夫・セラヴィーも「この時代、男にも育児休暇は必要です」などとほざき、どろしーに対し非常に協力的で助かっている。
 しかしそれでもやはりどろしーは疲れていた。そこにダメ押しするような、久々のセラヴィーの色ボケた発言である。どろしーがそこで多少投げやりな気持ちになったとしても、彼女を責めることはできまい。
「美味しいもんじゃないと思うけど、飲んでみたら?いーわよ、ちょっと搾ろうと思ってたし。」
 ぱあっとセラヴィーの顔が輝いた。
 それはまだ幼かった頃、どろしーがセラヴィーの無邪気なプロポーズを受けた時に見せた顔と同じだ。互いが大人になり、意地を張り倒した末にどろしーが再びプロポーズを受けた時、そして自分の中に新しい命が宿った事を告げた時にもこんな顔をしてたっけ…。
 ぼんやりとどろしーが考えていると、すごい勢いで駆け寄ってきたセラヴィーが、ベッドから身を起こしたままのどろしーの腕をがしりと掴んだ。大きくてふかふかしたクッションのような枕に背を押しつけられる。
 ぶちぶちっと音をさせてどろしーの上着のボタンを途中まで外し、覗いた下着のフロントホックを外し、大きく開いた襟ぐりから重そうな二つの丸みをはみ出させた。
「えっ、ちょっ、これから搾るから…」
「直接吸うに決まってるじゃないですか!」
 どろしーの発言を遮り、きっぱりとセラヴィーは言った。伊達に周囲の人間から「変態」と言われ続けていた訳ではない、すがすがしい程の言い切りぶりだった。

436 :
 呆気にとられたどろしーをよそに、セラヴィーはまろびでた乳房に顔を近づけ、まじまじと見つめた。
「どろしーちゃん…元々おっきいおっぱいでしたけど、ますますおっきくなりましたねえ。」
 目を細めて顔で鼻先を胸の谷間に寄せる。
「どろしーちゃんのおっぱい、いいにおい…」
 うっとりと呟くセラヴィーに、どろしーは一気に恥ずかしくなった。セラヴィーの前で授乳をする事に特に抵抗など無いし、大体子供まで作るような間柄である。しかし、真昼の陽光に照らされながら、こんなふうに間近で堂々と裸の胸を見られた事など今まで無かった。
「いいからさっさと味見てみなさいよっ!」
 気恥ずかしさから怒鳴りつけると、セラヴィーは「ハイ、遠慮なく♪」と、悪びれずに返してきた。
「乳首もおっきくなってますね〜」
 わざわざ解説し、どろしーが羞恥に顔を歪めるのをニヤニヤしながら見る。
 そして不意打ちのように、どろしーの左の乳首をぺろりと舐めた。
「あんっ」
 ぴゅっ
 張ってしまった乳房は、それだけの刺激で先端からミルクを噴き出させてセラヴィーの口元を濡らす。
 それを舐め取ったセラヴィーは、今度こそどろしーの乳首にむしゃぶりついた。
 ちゅぱっ、ちゅぱっ、んくっ、んくっ、
 赤ん坊のように効率的に吸い出す事はできないが、その分、舌や唇を使って敏感になった乳首にいたずらを仕掛けてくる。
 どろしーの腕を押さえつけていた両手は、いつの間にか両方の乳房をやわやわと揉みしだき始めた。左の乳房には顔が埋められ、放っておかれたまま手の刺激だけ与えられる右の乳房からは、先端から断続的にミルクが噴き出していた。
「あっ、セラ…っ、あんっ、よごれっ、ちゃうっ…」
 しばらくどろしーの訴えには耳を貸さず、ひたすら吸っては飲み下すを繰り返していたセラヴィーだったが、ぷはっと息をついてようやく左の乳首を解放した。解放された、ぬらぬらと唾液で光る乳首からは、まだミルクが噴き出す。
「どろしーちゃん、悩ましい声出して、感じちゃった?」
 どろしーのミルクと自分の唾液にまみれた口元をぬぐうこともせず、セラヴィーはニヤリとしながら聞いてくる。
「あっ、あんたがわざとそういう風に…!」
「へぇ〜、どんな風に?」
 ぐっ、と、どろしーが言葉に詰まった隙に、今度は右の乳首に吸い付く。
「ちょっ、味なんて充分……んんっ!」
 しかし、どろしーの抗議の声が途切れた。そのまま吸いつかれながら両の乳房にいたずらをされ、どろしーはミルクを撒き散らしながら高い声をあげ続けた。

437 :
***
「ぷはーっ。どろしーちゃんのミルク、とっても甘くって美味しかったです!こんなに美味しーんなら僕も毎日…」
 皆まで言わせるかと、どろしーはぐったりした体ながら渾身の力を込めてセラヴィーの頭を殴りつけた。ぜいぜいとしながら言う。
「…だ、だからってあんなに吸う事なかったんじゃ…。」
 散々いたずらを受けたせいで、どろしーの胸元はおろか枕もシーツも、セラヴィー本人だってミルクで濡れてぐちょぐちょだ。その惨状にどろしーは眩暈がした。
「だって片一方だけじゃ不公平じゃないですか。どろしーちゃんも、片っぽのおっぱいだけミルクでパンパンに張ってるのは嫌でしょう?僕だってどろしーちゃんのおっぱいは両方まんべんなく愛してあげたいんですよ」
 左右で微妙に味も違ったしーなどと、平然とした面もちで妙に冷静な所見を述べるセラヴィーに、うっかり「ホント?」と身を乗り出したどろしーだったが、いつの間やら自分にまたがる体勢となったセラヴィーが太股に何かを押しつけてきている事に気付いた。
 微妙にこすりつけてくるような、薄い掛布ごしに伝わる、この固い感触は……
「……セラヴィー?」
 眉間に皺を寄せながら、おそるおそる問いかける。
「どろしーちゃんがあんまり可愛くって、こんなになっちゃいました。それで…」
 上目づかいで見てくるセラヴィーに、嫌な予感が止まらない。どろしーのこめかみがガンガンと痛み始めた。
「今度はどろしーちゃんのおっきいおっぱいで、僕のこと気持ちよくしてほしいなーって。」
 上目づかいでかわいこぶりながら(はっきり言って気持ち悪いだけだが)、この男が変態じみた要求をしてくるこの光景を、自分はつい先ほども見はしなかったか?
 そんな事を真面目に考えてしまったどろしーの行為は、明らかに現実逃避だった。一瞬の後には、いまだ濡れてむき出しの両の乳房を大きな手で撫でまわされながら、掠めるような口づけをされる。
「ね、どろしーちゃん?」
至近で笑いかけてくる顔は、最近ではあまり見なくなった表情だ。…そう、それはとてもとても、よくない事を考えている時の────
 どろしーのこめかみの痛みは、一層ひどくなった。部屋の隅からは、愛しい2人の子供の安らかな寝息が途切れることなく聞こえていた。

(終わり)
あまりに原作本編と2人の間柄がかけ離れていて気分を害した人がいたらすまない。
セラどろはヤンデレツンデレなところが大好きなんだけど
一回まとまったら限りなくバカップルだと思ってるんでこんな事になっちまったよ。

438 :
あ、上の名前「セラどろ3」です

439 :
いいよ!いいよ!!
セラどろ萌えだよvvvv

440 :
久々投下GJー!
人の乳はまずいらしいが
セラは本当に美味いと思ったんだろうな

441 :
久し振りに覗いたら2本もセラどろ投下キテター
>>432GJ!続き読みたいっす!
>>438GJ!どろしーちゃんかわいいよどろしーちゃん!

442 :
おおおお
久々にスレがあがってると思って来てみたら
2本もキテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
どろしーちゃん可愛いお
もっと読みたいお
職人さん乙です

443 :
やばいやばいやばい萌えた
GJ!!GJ!!

444 :
これはGJと言わざるを得ない
GOODJOB!

445 :
いいよいいいよーGJ!!!!

446 :
いいものを読んだ

447 :
明日への活力だ

448 :
>>432>>435のセラどろを投下した者です。GJくれた人達どうもありがとうー
あれから、どうにも自分の中で消化不良な部分があったもんで
GJもらえたのをいいことに、ぶった切った>>435の話の続きを書きました。
同じ奴が同カプで3連続投下とか、変な事になってすまない。
スレの保守って事で、多めに見てやってくれ。
あと、ちょっとは気を付けたんだけど、どうにも文章が冗長なもんで
長さの割にはエロが薄いかも。どうもすいません。以下、投下します。

449 :
 「魔女」だなんて、いかにも奔放な肩書きを持ったどろしーは、その実、保守的な女だった。正確に言えば「性的な事柄に対し、保守的な女」だった。
 妙齢の女性らしく、美容には細やかに神経を使うし装う事も好きだったが、それはあくまで自分が楽しいから。
 身につける下着だってどれも高価でひどく扇情的なデザインだったが、もし他人にその姿を見られでもしたらと考えただけで、恥ずかしさの余り部屋でひとり悶絶する有り様だった。
 そんな女がついに生涯の伴侶を得ることとなった。
 得た、と言うよりは、とっ捕まったと言ったほうが妥当かもしれない。
 相手は長年どろしーをひたすら追い続けた、そしてどろしーがひたすら逃げ続けた、腐れ縁の幼なじみだった。その名をセラヴィーと言う。
 いかにも女好きのする優男の風貌に、世界一の魔法使いという揺るぎ無い実力を併せ持ったセラヴィーは、幼い頃から偏執的なまでにどろしーを追い求め、どろしー以外の女には全く目もくれなかった。
 (唯一目をくれたのは、幼い頃のどろしーの姿を模したお人形だった。人ですらない)
 かたやどろしーはと言えば、セラヴィーという存在をいつか踏みつけにしてそこから飛翔して、その上で逃げ切る事だけを考えてここまで生きてきた。そんな人生に当然浮いた話などあろうはずもなかった。
 どろしーの名誉のために言うならば、どろしーに対して好意を寄せる異性は、幼い頃からこれまで常に少なからずいた。しかしそれらはセラヴィーの手により、どろしーの気付かぬところで全て綺麗に排除されてきたのである。
 そんな業を背負った童貞と処女がついに結ばれたのは結婚式当夜、つまり新婚初夜というやつであった。
 やるきまんまんのセラヴィーの手によりドレスを脱がされる事は渋々承知したものの、どろしーは一緒の入浴を断固として拒否した。
 これまで磨き上げてきた身体も見られることを嫌い、月明かりさえ入らぬようにカーテンをびっちりと隙間無く閉めた部屋は真っ暗、豆球をつけることすら許されなかった。
 セラヴィーは目が暗闇に慣れるまで、新妻の裸体にまさに手探りで向かうこととなったのである。
 それでも、どこに触れても、どんな囁きを送っても、いちいち恥じらった(時には罵声混じりの)反応を返してきたどろしーは、セラヴィーの指と舌が自分の体の9割方を通った頃にはすっかりとろけきっていた。
 そして潤いきった場所にセラヴィーの指が触れた時、そこは既に粘ついた水音を立て、どろしーの口から漏れるのは可愛らしい喘ぎ声ばかり。
 ますます気をよくしたセラヴィーが、胸を大きく上下させながら転がったどろしーの膝を立て、左右に開いていよいよ頭を沈めようとした時に、それは起こった。

450 :
 みしっ
「あんた何すんのよっ!」
「痛い痛い痛いですどろしーちゃん!」
 すらりと延び、全体にほどよい筋肉が付いたどろしーの両足の膝が、セラヴィーの左右のこめかみにクリティカルヒットをしていた。万力のごとき力でもってギリギリと締め上げる。
「な・に・す・ん・の・よ!って聞いてんのよっ!」
「どろしーちゃん痛い痛いっ……だから、僕たちがひとつになる前にちょっとここを舐め…」
「ギャーッあんたなんておそろしい事を!やめて!やめて!!」
「…だって、そうしたほうがどろしーちゃんだってちょっとは楽に…」
「どーせ何やったってキツいもんはキツいのよっ!なんでわざわざそんなとこをっ!!」
「でも〜」
「うるっさいっ!あんたホントにそんな事をやろーもんなら、即、離婚よっ!いや、その前に舌噛み切ってんでやるー!!!」
「……………」
 どろしーの言葉が決してただの脅しではないことが、経験上セラヴィーにはよくわかっていた。
 そしてその晩、2人は無事結ばれた。
 もちろんセラヴィーは、ベッドの上で新妻に舌を噛み切らせるような行為には及ばなかった。惜しかった、とか、どろしーちゃんのケチ、いけず、とか思う気持ちが全く無かったと言えば嘘になる。それでも本懐を遂げたセラヴィーは幸せだった。
 初めての時に激しく拒絶された行為にセラヴィーが及んだのは、2人が結ばれてから数ヶ月。こなした回数などとうに両手両足の指では足りなくなっていた頃だった(どろしーは異様に頑なな面を持ちながらも、基本的には流されやすい性質だったのだ)。
 その頃にはどろしーの快楽のツボをすっかり掌握していたセラヴィーは、指づかいだけで軽く達し、ぐんにゃりとしていたどろしーの一瞬の隙をついたのである。
 それに我に返ったどろしーは、セラヴィーの肩に数発の容赦ない蹴りを見舞ったものの、舌がそこに触れた瞬間ビクリと大きく肩を跳ねさせた。
 がっちりと腰を掴まれ、じゅるじゅると音を立てて啜りあげられる頃には、はしたない声をあげながらセラヴィーの髪を力無く握るだけとなっていた。
 それ以降どろしーは、3度に1度はその行為に激しい抵抗を見せるものの、その抵抗もすっかり形だけのものとなり、結果セラヴィーを喜ばせる事となった。

451 :
***
 ──────どーしてこんな事に………?
 荒く息をつきながら、どろしーは心の中で何度目かの自問をした。でも、問いかけただけでその言葉はすぐに霧散してしまう。答えなど出てこなかった。
 俯かせていた顔を上げると、思っていた以上に近くにセラヴィーの顔があってギョッとした。ずっとこちらを見ていたようで、ニヤニヤとしながらどろしーの瞳を覗き込み、恥ずかしい言葉を投げかけてくる。
「どろしーちゃんのおっぱい、柔らかくってあったかくて気持ちいーです…それに、すんごいやらしー眺め…」
「あ、あんたはまたいちいちそういう事をっ…」
 ベッドの端に腰掛けて横たわったセラヴィーは、肘を立てて背を軽く起こしている。
 一方のどろしーはと言えば、セラヴィーの両脚に挟まれ、床に膝立ちになった状態だった。
 ミルクでぐちゃぐちゃになった着衣は、はだけて大きな乳房を露出させたままだ。どろしーは、それを両手で寄せていた。
 寄せた膨らみの間からは、赤黒い、生々しい色をした先端が覗いている。それが濡れているのは零れる先走りのせいか、もともと乳房を濡らしていたどろしーのミルクのせいか、もう判別などつかなかった。
 子供ふたりを満腹にし、目の前のこの憎たらしい男にまで散々吸われたというのに、両手でぎゅっと押さえた乳房の先端からは時折ミルクが弱々しく噴き出す。でも、そんな事はどろしーにとって既にどうでもよくなっていた。
ニュルッ、ニュルッ、
 体を揺すると伝わる、熱くて固いそれが与えてくる刺激が、乳房に気持ちいい。余裕ぶった表情をしたセラヴィーだって、時折息を詰まらせて熱い息を吐く。それが更にどろしーの気分を良くした。
 こういう行為がある事は、一応知識としては知っていた。だが、まさか自分がやる事になるなんて思いもしなかった。
 この身体に触れる手など無かった頃も、セラヴィーによって初めて暴かれてからも、つい先ほど、たった今まで、まさかこんな事を。

452 :
 ──────どーして………
 この問いかけは、一体何度目になるだろう。しかし、心の中で途中まで呟いて、どろしーはもうやめた。
 セラヴィーが最初に阿呆なおねだりをしてきた時、不覚にもそれを許してしまった時、そしてあられもない声をあげてしまった時、きっと自分は密かに魔法をかけられてしまったのだ。
 セラヴィーの唇は、理性までも吸い上げてしまったのだ。
 そうでなければ、自分がこんなにみっともない姿を晒して、こんなに恥ずかしい行為をする訳がない。ユーリンとリーランがすやすやと寝息を立てる部屋で、明るい陽の光に照らされながら、2人でこんなにあさましい行為に耽る訳がない。
 自分にそう言い聞かせ、辛うじて精神の均衡を保ってから、どろしーはある事に気付いた。
 こんなに明るいところでセラヴィーに素肌を、乱れた姿を見られてしまうのは初めての事だけれど、自分だってこんなセラヴィーを、セラヴィーのそれを見るのは初めてじゃないの…。
 そう思ったら、どろしーは動きを止めて自分の乳房に挟まれたものをじっと見てしまった。真っ白い乳房と対照的に生々しい色をしたそれは、先端から透明の液体を垂らしている。
 セラヴィーは、自分のミルクを甘くて美味しいと言った。じゃあ、これはどうなのかしら…?
 なんだか興味がわいてきた。どろしーはそろそろと舌を延ばして、先端をぺろりと舐めてみる。
「どっ…どろしーちゃんっ?!」
 セラヴィーのあせった声が聞こえる。
 ざまあ見ろだわ。あんたばっか余裕ぶってるのが気にくわないのよ。
 明らかに慌てたセラヴィーをよそに、どろしーがぱくりと銜えてみると、口の中に少し苦い、塩の味がひろがった。
 少し前に自分が散々乳房に受けたいたずらを思い出し、口に含んだままぐるりと舐め回してみる。舌を使ってくすぐるように刺激をするとセラヴィーが息を呑み、口の中に更に先走りが溢れ出たのがわかった。
「んくっ」
 一旦口から吐き出し、口腔内に溢れるものを飲み下す。寄せた乳房を外すと、目の前にはいまだ硬度を保つものがそそり立っていた。
 そっと手を添えて、今度は根元からゆっくりと舐め上げてみる。とろとろと、途切れなく雫を零す先端まで辿り着くと、再びそれを銜えた。今度は口いっぱいに頬張ってみる。
 目の焦点が合わなくて、間近にいるセラヴィーがどんな顔をしているか見ることはできない。それでも、間が抜けた、信じられないといった表情をしている事がどろしーにはわかっていた。どろしー自身にだって、こんな事をしている自分が信じられなかったからだ。
「んうっ」
 頬張ったまま、再び濡れた乳房で挟んでやる。
 苦しい体勢だったので少し吐き出し、先端だけ口に含んだ状態でゆさゆさと体を揺すると、ぬちゃぬちゃといやらしい音を立てながら、胸の谷間に埋もれたそれが一段と固く、大きくなったのがわかった。

453 :
 その時、
「あーっ!もうっ、ガマンできませんっ!!」
 突然がばりと身を起こしたセラヴィーが、どろしーの脇をがしりと掴んだ。
「きゃあっ」
 そのまま力ずくで引き上げられ、どろしーはベッドの上に押し倒された。見下ろしてくるセラヴィーの顔に、先ほどまで見られたような余裕の表情は微塵もない。
「どろしーちゃんてば、一体どこでこんな事を覚えてきたんですかっ!?」
 まくしたてるセラヴィーに、呆れながらどろしーは言った。
「覚えるもなにも、あんたがやれって言ってきたんでしょーが…」
「だってっ……どろしーちゃんが、まさか、舐め……」
 そこで絶句するセラヴィー。感極まったような表情をしているのが今いち気にくわなかったが、それでも、いつも自分を翻弄してくる男に対してやり返す事ができたような気がして、どろしーは胸がすくような思いをしていた。
 しかしセラヴィーの行動は、とっくにその先を行っていた。押し倒されたままのどろしーが反応する間も与えず、はだけた服はそのままに、下肢だけをさっさとあらわにする。
「どろしーちゃん、ごめんなさい。僕、もーあんまり余裕がないです…」
 申し訳なさそうに言いながら、すばやく指で触れてきた。
「ひぁっ…」
 不意を付かれてあげたどろしーの高い声に、くちゃりと水音がかぶさった。
「……すごい濡れてる……」
 思わず、と言った感じで呟かれたセラヴィーの一言で、一気にどろしーの顔に血が上った。
「うるさっ……ぁんっ!だめっ…あぁ……」
 ぬちゅっ、くちゃっ、ぬちゃっ、
 どろしーの抗議を遮るように、セラヴィーの指が挿し入れられては抜かれる。
「いやらしい音させて、どろしーちゃんも興奮してたんですね…でも、おっぱいの刺激だけでこんなになっちゃうなんて…」
「うるさいうるさいうるさいっ」
 それはセラヴィーの素直な感想だったが、どろしーは耐えられずに怒鳴りつけながら、覆い被さってくる男の胸をどかどかと叩いた。容赦なく叩いているつもりなのに、すっかり力が抜けてしまっているのかセラヴィーは全く動じない。
「ふぁっ……」
 それでも、指はすぐに引き抜かれた。しかし、どろしーがほっと一息をつく間もなく、今度は大きく脚を押し広げられて先端を押しつけられる。
「んん…っ」
 濡れそぼった入口を数回ぬるぬると往復して刺激してきたが、先ほど言ったとおり、本当にセラヴィーにも余裕はなかったのだろう。ぐちゅりと音をさせて、まず先端を呑み込ませ、そのまま一気に突き入れてきた。

454 :
「……んぅん……」
 突然の衝撃にどろしーは目を見開く。自分の中が、セラヴィーで隙間無く満たされているのがわかる。びっちりと、隙間なく…
「…っ、どろしーちゃんっ、ごめんっ!」
 吐き出すように言ったセラヴィーは、どろしーの両足をがしっと抱えた。その体を大きく折り曲げ、押さえつけて、激しく腰を前後させる。
「あぁん、ああっ、あんっ…!」
 ぐちゅっ、ぬちゅっ、ぐちゅっ、
 激しい動きに合わせ、はだけた胸元から覗くどろしーの乳房がゆさゆさと、尖りきった固い乳首がぷるぷると揺れる。
 セラヴィーは荒い息で抽迭を繰り返しながら両肩でどろしーの太股を支え、更に前のめりになると、空いた両手で揺れる乳房を掴み、乳首をきゅうっと摘んだ。ミルクがじわりとにじみ出す。
「ひぁっ…!」
 どろしーが無意識のうちに締めてくる。セラヴィーの腰の動きが早くなった。
 ぐちゃっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ
「やぁっ、セラっ、ぁっ、もっ…」
 どろしーの声が高くなる。
「あんっ、あんっ、ああぁっ!」
 セラヴィーの先端がそこを突いた時、どろしーの体は大きく強ばり、そして達した。同時に強く締め付けられ、セラヴィーもどろしーの中に吐き出した。
 達してからも、吐き出される感触にびくびくと震えていたどろしーの体が、少し経ってようやくぐんにゃりと弛緩する。荒い呼吸を繰り返す、むき出しの白い乳房は汗で濡れて、つやつやとしていた。
 セラヴィーもまだ荒い息を整えつつ、ぎゅっと目を閉じてぜいぜいと喘ぐどろしーに頬を擦り寄せた。しばらく互いの頬をぴったりと寄せていたが、どろしーの閉じられていた目がぼんやりと開くと、それが合図であったかのように唇を合わせてきた。いきなり舌を絡めてくる。
「ん…むぅ…」
 ぴちゃっ、くちゃ、と音を立てて粘膜を擦りつけ、互いに唇をむさぼりあう。その間に、いまだどろしーの中に留まっていたセラヴィーが再び力を取り戻してきた。
「んっ…?」
 それを直に感じ取ったどろしーが、ギロリとセラヴィーを睨み付けた。
 それは凄みのある目つきだったが、当のセラヴィーはと言えば良いのか悪いのか、どろしーにそんな目を向けられる事などとうに慣れっこだった。今さら遠慮など知らない手はどろしーの肌を這い、中のそれは更に硬く、大きくなってゆく。
「ちょっ……、あんたもうっ…」
 咎める言葉には耳も貸さず、セラヴィーはどろしーの胸元に吸い付きながら腰をゆらゆらと動かした。こぷっ、と音を立てて繋がった場所からどろりとしたのものが溢れ出し、動きに合わせてくちゅくちゅと響く。
「…だってっ…、今日の、どろしーちゃん、かわいすぎますっ…」
「ぁんっ」
 セラヴィーは言いながら、すっかり充血して膨れ上がったどろしーのそれを指で押しつぶして刺激する。どろしーの中が、また、きゅっと締まった。
 再び息を荒げ始めたどろしーに、心底幸せそうな顔をしたセラヴィーの顔が近づいてくる。至近で互いの目を見たまま口づけた。そこからどろしーの記憶は真っ白になった。

455 :
***
 ………うあーん、うあーん───────
 遠くで、赤ん坊の鳴き声が聞こえる。
 夢うつつの中、その鳴き声は徐々に大きくなってきた。
 …誰よ、泣いてる子供をほっぽってるバカ親は………
 そこまで思考を巡らせた時、どろしーの目はぱかりと開いた。真っ先に視界に飛び込んできたのは、こちらを向いて幸せそうな顔で寝息を立てる夫だった。
 目の前の、このやたらと満足げな顔にどこか既視感を覚える。
 ───満腹になってすっかり寝入った時のユーリンとリーランにそっくりじゃないの…
 そっくりのくせに、子供達を見る時の幸せな満ち足りた気持ちとは真逆で、このにやけた寝顔には憎々しい気持ちばかりが湧いてくるのが我ながら不思議なんだけど…
 そこまで考えて、どろしーはがばりと身を起こした。広い部屋の片隅に置かれたベビーベッドから、自分はここだと主張するような甲高い鳴き声が聞こえていた。
「ああユーリンごめんね〜、お腹空いたわよね〜」
 声だけで、すっかりどちらだかわかるようになっていた可愛い我が子に、どろしーは優しく声をかけた。
 いつもなら、こんな時は立ち上がってベビーベッドまで歩み寄って抱き上げる。どろしーはそう決めていたが、今は体がだるくて重くて、立ち上がる気力など到底なかった。
 手を掲げ、人差し指をくいっと曲げる。するとベビーベッドから赤ん坊の体がふわりと浮き上がり、宙を漂いながらゆっくりとどろしーの元へ近づいてきた。
 その時どろしーはある事に気付いた。
 自分が今横たわっているこのベッド。シーツも枕も、自分やセラヴィーの着衣も、きちんと整っている…
 それでは、あれは?
 そこまで考えた時、生々しい記憶が一気に蘇ったどろしーは、叫びながらこの場から逃げ出したくなった。
 そうだ。セラヴィーが自分にしたこと、自分がセラヴィーにしたこと、互いの荒々しい息づかい、ぬめった感触、陽の光に晒されながらこの目に焼き付いた光景……あああ全て記憶から抹消したい……顔から火が出そう……とにかくもう思い出すのも絶対に絶対に嫌な………
 ────さっきのあれは、全部、夢?
 そんな訳はない。どろしーは、胸に沸き起こった僅かな希望を自ら即座に打ち消した。体に残るこのけだるさは、どう考えても育児疲れから来るだけのものではない。残念ながら、経験上それはよくわかっていた。
 相変わらず安らかな寝息を立てているセラヴィーを、キッと睨み付ける。そうだ、この憎ったらしい男が、きっと魔法で全部元に戻したんだわ…
 ドッと増した疲労感に潰されそうになりながらも、魔法の力でふよふよと漂ってきたユーリンを気力でもって受けとめる。胸元のボタンをプチプチと外し、襟元をくつろげたどろしーはギョッとした。

456 :
「なにこれ!」
 なめらかなラインを描く真っ白な胸元は、いかにも吸われましたといった感じの鬱血の跡でいっぱいだった。当然、ユーリンとリーランにこんな真似ができるはずはない。犯人はどう考えても、目の前で安らかな寝息を立てているこいつ。この男だ。
 服やベッドはきちんと整えるくせに、わざわざこんな痕跡だけ残すって、私への嫌がらせ?いや、自分の子供に対して威嚇でもしているつもりかしら…
「ばかばかしい…」
 先ほどまでの恥ずかしさも消し飛び、心底呆れたようにどろしーは呟いた。
 本当にばかばかしい。でもセラヴィーときたら、自分の子供にだって平気で嫉妬しかねない、本当の本当に、ばかばかしい男なのだ。
 いっそこんな忌々しい跡は魔法で消してやろうかしら。どろしーは思ったが、もう一言の呪文を呟くのもおっくうだった。
 しかし、一生懸命になって乳をふくむ我が子に目を向けると、否応無しにそれは目に入ってくるのだった。自己主張も激しいその跡と、それをつけた男と、それぞれを見比べながら、どろしーは考える。
 …今なら、余裕でこいつの寝首がかけるんじゃない?そーすれば、こんなばかばかしい嫉妬心を向けられることもないし、あの……思い出すのも恥ずかしいアレも無かったことにできるし、ていうかそもそも私があんな事しちゃったのだって完全にこいつのせいだし…………
 責任転嫁をしつつ、物騒な事を半ば本気で考え始めたどろしーだったが、突如耳に飛び込んできた泣き声に我に返った。聞こえてくるのは、部屋の片隅のベビーベッドから。さすが双子、お腹が空いて泣き始める時間もほぼ同じだ。
「は〜いリーラン、ちょっと待っててね〜」
 傍らには、妻の意など知る由もなく、満ち足りた表情でぐっすりと眠る男。今ならば、この幸せそうな表情のままであの世に送ってしまう事もできそうだけど、残念ながら重要な仕事が彼には控えている。
「ほら、セラヴィー。パパがリーランについてやってちょうだい。」
 顔を寄せ耳元で囁いてから、どろしーは本格的に夫を起こすべく、そのにやけた頬を思い切りつねりあげた。


(終わり)
拙い文章に付き合ってくれた人、どうもありがとう。
とりあえず、書きたかったことが全部書けたんでスッキリしたーこれで夏コミの原稿に専念できる。
また何か思い浮かんだら投下させてもらうかもしれないけど、ひとまずロムに戻ります。
本命はセラどろだけど、読むのはしいね×お鈴やマリンちゃんややっこちゃんも
みんな大好きなんで、職人さんの投下を楽しみに待ってます〜。スレに幸あれ!

457 :
ヤター続き来てる!!乙です!
GJ!!!えろいよかわいいよどろしーちゃん!初夜エピもあって嬉しい
いいもの読んだ
ぜひまた投下お願いします!

458 :
gj。萌えたー!

459 :
お疲れ様
面白かった

460 :
キミは神だよー!!
3でも4でも何回でもOKだから、良かったらもっと書いてくれないか!?
ワクワク♪o(・ω・o)(o・ω・)oワクワク♪

461 :
o(・ω・o)(o・ω・)o←コイツ可愛いな。

462 :
夏コミの原稿ほっぽりだしてこんな神作品上げてちゃダメじゃないか!
早く原稿に戻るんだ
そして夏コミ終わったら戻って来て下さい…!!
セラどろ最高ハァハァ

463 :
>>461 照れるよ・・(〃ω〃) ポッ

464 :
グッジョブ

465 :
神が降臨しとった!
どろしーのパイズリ最高すぐるGJ

466 :
セラヴィー・・・和泉元彌
どろしー・・・羽野晶紀
で実写したらはまりそう。
特にルックスとか他諸々、セラヴィーっぽい

467 :
渋い人選

468 :
星湯

469 :
此処に来てセラどろ熱が再燃。
仕事終わったら駄作投下する…!!
でもスレ的にはしい鈴とかのがカプ寄りしなくていいんだろうか。

470 :
このスレどろしー好きな人しかいないからそれでいいんでない

471 :
おおっ
大歓迎大歓迎!!

472 :
あがってると思ったら職人さんの降臨準備ですか!
楽しみにしてる〜

473 :
楽しみ

474 :
>>469
書くことができるのなら、どっちとか言わず両方お願いしたい!

475 :
いつまでも待ってる

476 :
待ってるよー

477 :
「僕とどろしーちゃんのラブラブ話、なかなか来ませんねぇ
      はっっ!これはもしやドリスの陰謀!!!!!」

478 :
保守

479 :
ラスカルとまやちょんだっけ?見てみたい…

480 :
>>479
その2人はなんとなくアクロバティックな夜や、ひたすら体力を使うスポーティな、でも爽やかな営みをしてそう。。
逆にセラ×どろは、セラのおかげで爽やかさの欠片も無い濃~い夜を過ごしてそうw

481 :
チャチャ

482 :
>>480
セラはねちっこいと思う

483 :
保守

484 :
セラどろ熱烈に好きだったんだけど、原作で結婚しちゃって子供迄居ると、
何か満足しちゃってエロ萌えしなくなったな…
セラの人生掛けたストーキングが実って良かったと思ってるけどw

485 :
共倒れしたらお互い悲惨な事になってたな
ラスまやは確かに体育会系プレイしか想像できない
「さぁ来い!ラスカル!」
「ビシバーシいくぞ!まやちょん!」
「ムチですか…今度、使ってみましょうか」
「だが断る!!」

486 :
ソファーの上でやっちゃうセラどろ見たいな

487 :
恥らう
まやちょん見てみたいw

488 :
ほす

489 :
セラどろ新婚旅行

490 :
ほしゅ

491 :
神降臨を祈って…
ほしゅ

492 :
ほす

493 :
セラどろage

494 :
保守

495 :
保管庫読み返したけど全部素晴らしいな!
もう職人様方はいなくなってしまわれたのだろうか

496 :
保管庫の凄かったよね。また読んでくる。

497 :
>>495

> 文句を言われたくなければ文句を言われない話を書くか、書くのを止めればいい。
どうしても書きたいんなら、文句言われたくらいでグチグチ言ってんじゃねーよ。
スルーされる事の方が辛い事を知れ。

書き手スレの引用スマソ
で、ここもね多分、昔にそんな読み手が現れて、ひとり ひとり 神も職人も追い出していっちゃったんだよ。

だからあの頃の人は誰もいない。もう誰も書かない……


他を探しなさいな。
ここはもうなくなった方がいいと思うんだ。


498 :
>>497
そんなこと言うなよ

499 :
またクリスマスか…

500 :
保守




もいいけどなんかかいたからとうか。10レスく
らいです。アニメのセラどろなのでにがてなひ
とはよけてね☆

501 :
なんかかきこめないです。あしたでなおします。orz

502 :
楽しみに待ってる!

503 :
>>500です
きせい されたので、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1081525681/94-103
に とうか しました。
よろしければどうぞ。

504 :
萌えた。
無理やりなセラと嫌がりながら陥落していくどろ
最高!

505 :
書きたくて書きたくてしかたないんだが
エロが書けない…orz

506 :
保守

507 :
さらに保守

508 :
構造練ってるんだが行き詰まり中…

509 :
保守

510 :
このスレ見つけて懐かしくてチャチャ買い直しちゃった

511 :
何年経ってもセラどろ保守

512 :
セラヴィーとどろしーの愛憎劇

513 :
どろしーちゃんに日々性的な調教を受けるしーねちゃんを

514 :
ここアニメは需要あるかなぁ?

515 :
どうぞどうぞ

516 :
ほしゅ

517 :
ポピィー君に萌える

518 :
アニメOVA後設定。雑だけど投下します。

519 :
昨夜から降り続く長雨のせいで空はどんよりと重く、まだ昼間だというのに辺りは薄暗く霞んでいる。
大木が並ぶもちもち山の森の裾に広がる草原の丘の上に、世界一の魔法使いの住む家があった。
「嫌な天気ね。これじゃどこにも出かけられないわ。」
窓から外の様子を覗き込みながらため息をつくのは隣のうりずり山に住む魔女どろしー。
「どろしーちゃん、お茶にしましょう。」
昼食の後片付けをしていたセラヴィーが台所から顔を出すと、私も手伝うわ、と勝手知ったる他人の家。
戸棚からティーセットを取り出しテーブルに並べるとセラヴィーが手作りの焼き菓子を運んでくる。
これがいつもの日常。ほぼ毎日一緒に食事をし、お茶を飲みたわいもない会話。
つい最近までは弟子達と一緒ににぎやかに過ごしていたのだが、うらら学園を卒業し、
セラヴィーの弟子のチャチャは魔法の国の王女だったためお城へ、どろしーの弟子のしいねちゃんは
王宮に仕えるため、リーヤも2人にくついてそれぞれ自分の人生の道を歩み始めた。
長い間の習慣で、弟子達が巣立った後も一定の距離を保ちながら付かず離れずの微妙な関係が続いていた。

520 :
温かい紅茶でほっとひと息ついたところでバーン!!といきなり玄関のドアが開けられ、誰かがズカズカと上がりこんで来た。
「セラヴィーいるのにゃ?!」
現われたのはセラヴィーに想いを寄せるシロネコだ。
「こんにちは、シロネコさん。」
「セラヴィー!会いたかったのにゃ〜!今日はセラヴィーのために特製のケーキを焼いてきたのにゃ!」
「そ、それはありがとうございます。」
どろしーはこの娘が苦手だった。自分とは正反対で、好きな相手に何の躊躇も無く堂々と気持ちをぶつけ積極的になれるシロネコを
正直うらやましいと思う。今も目の前でセラヴィーの腕に絡みつき、ベタベタ、イチャイチャと効果音まで聞こえてきそうな
様子を見せられ、面白くない。
「毎日毎日、よく飽きないわね!もっと静かにドア開けられないの?」
「うるさいにゃ!いじわる魔女なんかに用はないのにゃ。ああ…、愛し合う2人の間には必ずといっていいほど
障害が立ちはだかるもの…。でもたとえどんなに引き裂かれようとも2人の愛は決して壊れることはないのにゃ!
ああ…!どんなに険しい道のりでも性悪魔女に負けるわけにはいかないのにゃ!耐えてみせるのにゃ〜!!」
勝手に自分の世界に浸るシロネコに対してどろしーのイライラが頂点に達した。
「ちょっと!!好き勝手言ってんじゃないわよ!!誰が性悪魔女よっ!!!!」
「まあまあどろしーちゃん。」
困惑しセラヴィーがなだめようとするが、あまりの怒りでどろしーには聞こえていない。
「大体、私はセラヴィーのことなんか大っキライなんだし、関係ないじゃない!」
「じゃあなんで毎日セラヴィーの家に来てるのにゃ?」
「な、何でって、別に…」


521 :
「どうせ自分じゃ料理作れないから毎日たかりに来てるだけにゃ?」
「ううっ…」
たじろぐどろしーを庇うようにセラヴィーが2人の間に割り入る。
「いいんですよどろしーちゃん、私は別に…」
図星をつかれ、どろしーはいい返せない。なんだか自分が情けなくなった。
畳み掛けるようにシロネコは続ける。
「私はセラヴィーに会いたくて毎日おいしいお菓子や差し入れをしに来てるのにゃ。
結婚が破談になった、過去の女にどうこう文句言われる筋合い無いにゃ!」
…一瞬、セラヴィーとどろしーの表情凍りついた。
どろしーはうつむいて少し考え込むと、フッと小さく笑い、そして毅然とした態度で言った。
「そうね、私もうここには来ないわ。」
「どろしーちゃん、何を言うんですか!」
驚いてセラヴィーがどろしーに詰め寄る。
「考えてみれば、一時の気の迷いだったとはいえ結婚が破談になった相手とズルズル一緒にいるのは不自然だわ。」

522 :
セラヴィーは返す言葉が見当たらない。自分のせいではあるが、結婚のことは
苦い思い出として、2人の間ではあれ以来口に出すことはなかった。
「よかったじゃない、セラヴィー。こんなに想ってくれる人がいるんだもの。これからは
2人で仲良く幸せになんなさい。」
 
…よくもまあ、思ってもいないことがスラスラ言えるものだと、どろしーの心はズキズキ痛んだ。
「待ってくださいどろしーちゃん!」
玄関に向かうどろしーを引き止めようとセラヴィーが追いかけるが、シロネコに後ろから抱きつかれ、「うわっ」と声を上げて
そのまま床に倒れこんだ。
「セラヴィー!!元婚約者の許しも出たし、今日からここは2人の愛の巣にゃ!!」
「そんな!シロネコさん困りますっ!!」
上に覆いかぶさるシロネコを押しのけてどろしーを見ると、玄関のドアを半分まで開けてこちらを見ていたどろしーと
視線がぶつかった。ふっと目を逸らし、「じゃあね。」と言い残し雨の中箒で飛び出して行った。 

523 :
どのくらい時間が経っただろう。冷たい雨に打たれながら全力で箒を飛ばしていたせいで手はかじかみ、突き刺すような痛みを覚える。
さすがに飛ばし過ぎだ。体力も限界に差しかかってきたところでどろしーは降りることにした。
雨をしのげる場所を探し、森の横に聳える頁岩の群れを見つけた。
濡れて黒く光る頁岩の隙間に腰を下ろし、目の前を流れる川の急流を黙って眺める。
(結婚が破談になった相手にどうこう言われる筋合いは無い)
「…思い出させないでよ。」
シロネコに言われた言葉が頭の中をぐるぐる廻っている。忘れかけていた古傷を鋭いナイフでえぐられたようだった。
膝を抱え、頭を伏せる。悲しくて寂しくてどうしようもない。
―今頃しいねちゃん達どうしてるかしら?元気に修行頑張ってるのかな。チャチャはお姫様だから
魔法ほかに作法や立ち振る舞いなんかも勉強させられてるわね、きっと。リーヤは力があるからなんとかなるわよね。
セラヴィーは…今頃あの2人は…。
もう戻れない。もうセラヴィーには会えない。断ち切ったはずの想いが再び溢れ出し、自覚してもどうにもならない。
以前プロポーズされた時に「髪の色なんか関係ない」と言ってくれた時は泣きそうな位嬉しかった。
でも結局セラヴィーが選んだのは金髪のどろしー。裏切られた、と思った。愛している、という言葉も嘘。
弟子達の手前、波風を立てたくなかったこともあり傷ついたそぶりは見せなかったが、本当はずっと我慢していたのだ。
シロネコややっこちゃんのように好きな相手に気持ちを曝け出すことは、どうしてもどろしーにはできなかった。
セラヴィーは…

524 :
立ち上がり、フラフラと森の中を歩き出す。激しかった雨は木々に遮られ少し弱まり、
しとしととどろしーに振りそそぐ。顔を上げ、目を閉じた。
―全部、流れてしまえばいいのに。ドロドロした感情も、苦しい思いも何もかも。
忘れられたら、どんなにいいだろう…。


どろしーが飛び立った方角に箒を急がせる。どろしーの家とは反対の方角なので、家には帰っていないと思う。
こんなに冷たい雨の中、一体どこでどうしているだろうか。セラヴィーは心配でたまらない。
家を出るとき、今まで見たことの無いような目をしていた。怒り、悲しみ、複雑な感情が入り混じったような氷の目をしていた。
本当に、もう2度と会えなくなるかもしれないと、セラヴィーの全身の血が凍りついたようだった。
箒を握る手にぐっと力を込め、どろしーを上空から探す。

525 :
ずいぶん歩いた気がする。薄暗い森の中をさまよい続け、濡れたドレスは重く、足が棒のようだ。
かがんで足をさすり、その時気が付いた。
「あら、帽子が無いわ。いつ落としたのかしら…。」
自分のトレードマークのような帽子を落としたことにも気付かないくらいどろしーは疲れていた。
「やだ…、ここどこ?私、どこから歩いてきたのかしら…。」
とにかく引き返そうと元来た道を戻ろうとするが、自分の歩いてきた道をほとんど覚えていない。
魔法で箒を出そうとするが、体力の疲れと精神の乱れで魔法を使う気力さえほとんど残っていなかった。
「どうしよう…」木にもたれたその時、パキリ、と枝を誰かが踏む足音が聞こえてきた。そしてその音は徐々に近づいて来る。
「だ、誰かいるの?」
息を呑み、足音のする方を見つめる。すると、薄暗闇の中から見覚えのあるシルエットが姿を見せた。

526 :
「どろしーちゃん?」
「セラヴィー…」
驚きと戸惑いでしばらく見つめ合う。最初に口を開いたのはどろしーだった。
「なんでここにいるの?」目を逸らし、ばつが悪そうに言った。
「探しに来たんですよ。そうしたら、岩山の近くでどろしーちゃんの帽子を拾ったものですから。」
ほら、とどろしーのトレードマークを差し出した。
「森の入り口に人の通った跡があたので、もしかしたらと思いまして。…心配したんですよ。」
―心配してくれたの?
セラヴィーの言葉にどろしーの心が揺らいだ。
「心配って…、やーねー!別に私はただ用事があって、そう!薬草が足りなくて探していただけなのよっ。」
「この雨の中ですか?」
セラヴィーの緑柱石のような瞳にまっすぐ見つめられると、心の中を全て見透かされるようで再び目を逸らす。
必に言い訳を考えたところで無駄なことを悟り、うつむくしかない。
セラヴィーがそっとどろしーを抱き寄せた。
「や、ちょっと!!何、何の真似よ!」
突然の抱擁に驚き、離れようと抵抗を試みるがセラヴィーの腕にがっしりと抱きすくめられ、
逃れられず、疲労で力が入らないどろしーは抵抗をやめた。
「…ったく、何なのよ…。」
「心配したんです、本当に…。」
どろしーはそのままセラヴィーに寄りかかり、胸にコツン、と頭を当てる。
トクン、トクンとセラヴィーの心臓の音を聞いているうちにさっきまでのドロドロした心が
静かに溶けていくのを感じた。

527 :
「あの娘はどうしたの?」
「シロネコさんなら、もう帰りましたよ。」
「そ、そう…。」
抱き合ったまま、沈黙が流れた。聞こえるのは2人を濡らす柔らかな雨の音だけ。
沈黙を破るようにセラヴィーが口を開いた。
「ずっと、話をしなければいけないと思っていたんです。あの時の、結婚式のこと。」
どろしーの表情が強張る。
「別に、もう終わったことじゃない。あんたが好きだったのは、昔の私だったのよ。今更どうしようもないじゃない?」
「そうじゃないんです、本当にどろしーちゃんが好きなんです。」
「何、言ってんの?じゃあどうして、あんなことしたのよ!!」
顔を上げ、いい加減なことを言う男をキッと睨みつける。が、セラヴィーは逃げることなく
真っ直ぐにどろしーを見つめ、その目はどろしーの全ての怒りを受け止めようとしていた。
そんな目で見られると、どろしーは怒るに怒れなくなり、ため息をついた。
「…言ってみなさいよ、ちゃんと聞いてあげるから。」


528 :
「式の前日、チャチャ達のことを考えていたんです。まだ学校も卒業していない、師としてまだやり残したことが
あるんじゃないか、このままでは中途半端ではないか、とか、…情けないことですが、迷いが生じてしまいまして。」
聞きながら、どろしーにも思い当たる節があった。どろしー自身も式の直前にしいねちゃんのことを考えて悩んだことがあった。
「もちろんどろしーちゃんのことは本気です。でもまだ今のタイミングでは無いと逃げ出してしまいました。」
セラヴィーは続ける。
「私は臆病者です。親の愛を知らない自分が本当に人を幸せにできるのか、家庭を作れるのか、色々考えてしまいまして。
プロポーズまでしておいてこんな気持ちになるなんて、私にはどろしーちゃんと結婚する資格が無いと思ったんです。」
セラヴィーの言い分を一通り聞いて、どろしーはようやく理解できた。
「あのねセラヴィー、私もそうだったのよ。」
「えっ…」
「あんたとまったく同じ気持ち。不安と迷いで本気で悩んだわ。」
ショックを受けて固まっている。
「でも普通、そうなるのよ。とくに女の方が。」
「?」
せらヴぃーにはなぜどろしーが苦笑しているのか、よく理解できない。
「あんたね、それはマリッジブルーよ。」
ぽかんとした顔でセラヴィーが言った。
「マ、マリッジブルー?この私が?」
どろしーは呆れ顔になって言う。
「そうよ。」
「まさか!だって20年間ずっと心に決めてたことなのに、そんなことってっ!」
「あ〜、もう!今までなんだったよ!バカみたい…」
「本当、情けないです…。」
「どんだけ弱っちいのよ、あんたは…」
どろしーの腕がそっとセラヴィーの背中に回され、セラヴィーももう一度しっかりとどろしーを抱きしめた。

529 :
「好きですよ、どろしーちゃん」
お互いの顔が近づき、目を閉じる。初めての口付けは濡れていてひんやりと冷たかったが、
しっとりと甘い口付けにどろしーの心は火照るように温かかった。お互いのぬくもりにしばしまどろむ。
「セラヴィー…。」
「はい?」
「お腹すいたわ。」
「こんな時でも食い意地ですか。そのうち太りますよー。」
「なんですってー!」
ポンっとセラヴィーが魔法で箒を出す。
「帰りましょうか、どろしーちゃん。」
スッと差し出された手をとり、セラヴィーの後ろに乗った。
あめは冷たく2人ともびしょぬれだったが、心の中は晴れやかだった。

530 :
一度中断します。

531 :
おおー、お疲れ様です!
二人のわだかまりがとけてくのがいいねえ
続きも楽しみにしてます!

532 :
>>530
とりあえずおつかれさまだお
(´・ω・)ノ旦旦旦
マリッジブルー説は私も考えたことがあってそんな思い出の分ハラハラしながら楽しませて頂きました。
続きはのんびり楽しみにしてます。

533 :
家路に着く頃には日が落ちすっかり夜になっていた。
濡れた服を脱ぎとりあえずバスローブに着替え、食事を済ませた。
どろしーはソファに座り、暖炉に薪を焼べているセラヴィーの背中を見つめる。
視線に気づいたセラヴィーが振り返り、優しく微笑みを返すとどろしーは少しくすぐったいような気持ちになる。
「やっぱりドレス、なかなか乾きませんね。」
「そうね。困ったわね…。」

いつもと状況が違うことに慣れず、どうしてもぎこちなくなってしまう。
「寒くないですか?」
「平気よ。暖炉って結構あったかいのね」
暖炉の炎を黙って見つめる。静かで優しく、静寂が部屋の中に広がる。
セラヴィーが台所から酒瓶と2つのグラスを持ってきて、1つをどろしーに渡した。
「ラム酒です。ちょっと強いので少しだけ。」どろしーは注がれた酒を一気に煽った。

534 :
「く〜、これは効くわね!」セラヴィーもどろしーの隣に腰を下ろして酒を飲み干した。
「あったまりますよ、これは。今日はずっと雨に打たれてましたから。」
「冷たいし寒いし疲れたし、何だか凄い1日だったわ。」
「色々ありましたからね。」
「えぇ、色々… 」
会話が途切れ、雨音が部屋に響く。どうしても昼間の出来事を意識してしまい、ぎこちない。
「雨、止まないわね。」
沈黙が苦しくなり、どろしーはなんとか言葉を探して発した。
「泊まって行きますか?」
「え…」
どろしーが一瞬固まる。
「冗談です。」
ニッコリ笑ってセラヴィーは立ち上がり、どろしーの傍を離れて再び暖炉の薪を焼べ始める。

535 :
「あ、あんたね!びっくりするじゃないっ。」
心臓が飛び出そうになった。しらっととんでもないこと言って冗談だとからかう、セラヴィーのいつものパターンだった。
「いい加減、人をからかう癖直しなさい。」
セラヴィーはどろしーに背を向け、無言で薪を焼べ続けている。
「さ、さすがに今のはちょっとびっくりしたけど…」
まだ心臓の鼓動が早い。
「ねえ、セラヴィー?」
返事がない。
「ちょっと!さっきからなんで無視してんのよ?セラヴィー!」
詰め寄るどろしーに背を向けたまま、セラヴィーはハァ、とため息をついた。

536 :
「冗談なんかじゃないですよ…。」
「え?」
振り向いていきなりどろしーを胸に引き寄せた。
「セ、セラ…っ」
突然、何が起こったかわからない。セラヴィーはハッとして胸の中でパニックに陥っているどろしーを引き離し、背を向けて言った。
「どろしーちゃん、今日はもう帰った方がいいです。」
「セラヴィー…」
「ドレスは魔法でなんとかします。だから…」
抱き寄せられたほんの一瞬、セラヴィーの情欲が垣間見えた。セラヴィーが自分を求めている。
いつも笑顔で本心を隠してきたセラヴィー。背を向けているのは笑えてないから。今その
後ろ姿はどろしーには苦しそうで寂しげに見えた。
一緒にいたい、そう思った。

537 :
どろしーは咄嗟に離れて行こうとするセラヴィーの腕をつかんだ。
「どろしーちゃん?」「わ、私…」
「…?」
顔を上げ、身体を強ばらせながらも絞り出すようにセラヴィーに目で訴えた。
「私を…、あんたのものにして…。」
思考が止まり、見つめ合い、お互いにもう目を逸らすことができない。
セラヴィーは震えるどろしーの手を取り、そっと抱き締め、少しひんやりと
水気が残るピンクの髪を撫でて額に口づけを落とす。
「…いいんですか。」
問いかけにこくん、と頷いた。どろしーの精一杯の返事だった。 それを合図に唇が塞がれ、
舌が侵入してくるとどろしーの舌を絡めとり、どろしーもそれに応えるように舌を必に差し出す。
熱い口づけの間にもバスローブの紐を解かれ、肌けられ一気に床に落とされ、お互い一糸纏わぬ姿で暖炉の赤い灯りに照らされた。

538 :
裸体が露になり慌ててどろしーは手で胸と大事な部分を隠し、恐る恐るセラヴィーに向くと、
まるで彫刻のような完璧なセラヴィーの肉体に釘付けになる。普段はローブに隠れている広い肩幅、
程よい筋肉で引き締まった身体、初めて見る逞しい男性の象徴に驚き、思わず頬が赤くなる。
「どろしーちゃん、隠さないで…。あなたの全てが見たいんです。」
真剣なセラヴィーの懇願の言葉に恥じらい、戸惑いながらも、意を結してゆっくりと手を退ける。
白い陶器のような肌に豊かな質量の形の良い胸、細くくびれた腰、引き締まった金色の局部、スラリとした脚。
どろしーはセラヴィーの想像以上に美しかった。

539 :
「綺麗です、どろしーちゃん…。」
セラヴィーは優しく、どろしー抱きすくめる。「こ、これからどうすればいいの?」
緊張のあまり鼓動が激しくなり、うまく呼吸ができないどろしーに優しくセラヴィーが微笑み返した。
「大丈夫…委せてください、優しくしますから…」
シーツの上に横たえられ、ガチガチに固くなっているどろしーの緊張をほぐすため指を絡め手を握り、
優しく、優しく何度も口づけを繰り返す。
「はぁ……」
どろしー表情がうっとりとし始めたのを確かめると、白い滑らかな肌をセラヴィーが手と唇で愛撫する。
豊かな胸を手のひらで包みやんわりと揉みしだき、薄いピンク色の頂を唇で挟むと、
一瞬、どろしーにビクンと電流が走った。
セラヴィーの舌が乳輪をなぞり、頂をつついて転がし、刺激を与える。 「んっ…、ぅん…っ」
どろしーは手の甲を唇に押し当て、恥じらいから声が漏れないように我慢していた。

540 :
「そんなに息を詰めないで」
「だって、セラヴィー…声が…ぁんっ!」
頂を吸われ、もう片方の胸を手で弄ばれる。
「やっ、あん…あっ…あっん…」
生まれて初めての甘い感覚に呼吸が乱れ、戸惑いながらも陶酔していった。
セラヴィーは身体を起こし、もう一度どろしーの唇を貪り深く舌を絡ませ合いながら、
手のひらで太股を撫でさすりながらゆっくりと上へ移動させていく。「や…!ま、待って!」
慌てて太股を閉じたがどろしーの脚は細く、隙間が空いてしまい抵抗する間もなくセラヴィーの手が秘部に到達した。
「ああっ…、いやぁ…バカ…」
そこは既にたっぷりと潤っていた。中から涌き出てくる愛液をかき出すように割れ目に沿って指で上下に往き来させる。
小さな突起にくるくると塗りつけるようにゆっくりと。
「はぁ…ぅんっ、セ、セラ…あぁん……」


541 :
(落ち着け、落ち着け)セラヴィーはどろしーを気持ちよくさせることに没頭した。傷つけないように、
自分の中の獣が暴れだしそうになるのを必に理性で抑えていた。
どろしーの下腹部にずぅぅん…と甘い疼きが広がる。中指で入口をほぐしながら親指がせわしなく
突起をコリコリと刺激し始めると水音も息づかいも激しくなる。
「あぁっ、んあっ、やっ、何これっ、あん、ダメっ、ダメっ、あんっ!ああああっ」
ビクンビクン、と小さく身体を痙攣させ、ぐったりとしたどろしーにセラヴィーが唇を重ねる。
ゆっくりと太股を開き覆い被さるように身体を割り込ませ、セラヴィー自身をどろしーの愛液が溢れる入口に当てがう。
「愛しています、どろしーちゃん」
「わ、私も…」
セラヴィーがゆっくりと慎重に身を沈めると、ピリッと裂けるような激痛がどろしーの全身を駆け巡り、
メリ、メリと肉が押し広げられる。
「…っ、くっ…、いっ、やぁっ、痛い!」
痛みに耐え切れず思わずセラヴィーにしがみついた。

542 :
「どろしーちゃん…、大丈夫ですか?」
歯をくいしばりながらもうっすらと目を開けると、セラヴィーの心配そうな顔が覗いている。
「セラヴィー…、ごめんね、平気よ。」
目に涙を滲ませながらも微笑んでセラヴィーの頬に手を添えた。
「もう少しですから…力を抜いて…」
どろしーが頷き、力を抜き目を閉じた。セラヴィーは再びゆっくりと侵入し、最奥に到達した。
セラヴィーの全てが入ると不思議と痛みが和らいだ。
「どろしーちゃん、痛くないですか?」
「少し…でも大丈夫よ。」
セラヴィーの背中に手を回すと、しっとりと汗ばんでいる。
「どろしーちゃんの中、あったかい…。」
「バカ」
口づけを繰り返しながらゆっくりと腰を動かす。
動かれると痛みが強かったが徐々に快感に変わって行った。
「くぅ…んっ、んっふぅっ…」重なったままの唇の隙間から微かな喘ぎ声が漏れ、もっとその声が聞きたくて
唇を離し、どろしーの腰を掴み徐々に激しく揺さぶる。

543 :
「はぁっあん!、あっ、ん、んあっ、あぁ、あん!ああんっ」
「どろしーちゃんっ、ふっ、くっ、どろしーっ!」
「ああっ、セラヴィー、セラ、はぁっ、あんっああ!もうっ…」
「どろしーちゃん、一緒に…っ」
「ああっん、あっ、あああああ……」
セラヴィーが全てを注ぎこんだ瞬間、どろしーも共に達した。その一瞬、2人同時に幻を見た。
広い草原で幼い子供が2人、柔かな陽射しの中風を浴びて走り回っている。指切りで誓いを交わした遠い記憶。



544 :
シーツにくるまり、お互いの体温を感じてしばしまどろむ。
「身体、大丈夫ですか?」
「大丈夫よ。」
果てしない夢だった。永遠に叶わないと思っていた。しかし今こうして目の前にいるのは、自分の腕に抱かれ微笑んでいる愛しい女性。
愛しさが込み上げてくる。どうしようもないくらいに。堪えきれなくなりもう一度思い切り、抱きしめる。
「きゃっ、ちょっとセラヴィー!苦しいわよっ。」
「幼い頃からずっと、あなたが好きでした。ケンカばかりしてた時も本当はずっと…」
「分かったわよ、もう…」
今日何度目かのキス。
「どろしーちゃんは?」
「え?」
「どろしーちゃんは、私のこと好きですか?」
ストレートな問いかけに、どろしーの顔は耳までカーっと赤くなる。

545 :
「…じゃなかったらこんなこと、しないわよっ」
「ハッキリ聞きたいです。」
楽しそうにニコニコと笑ういつもの意地悪なセラヴィーに、くやしいが今日は敵わない。
「〜〜っ、…すっ、すっ、す、好きよ…」
どろしーは顔から火が出そうな程恥ずかしかったが、ずっと意地を張ってきた心がスッキリしたような気がした。
「…どろしーちゃん」「な、何よ?」
ガバっと一瞬のうちに再び組敷かれた。
「ええっ!ちょ、ちょっとセラヴィーっ」
「2度目、いや3度目の正直です。結婚してくれますか?」
セラヴィーの優しい表情から自分への愛情が伝わってきて、嬉しくて涙が滲んでくる。
「しょうがないから、い、いいわよ、結婚してあげても。」
「愛してます、どろしーちゃん…」
抱き締め会い、とろけそうなほど唇を奪い合う。
いつの間にか雨は止み、部屋には甘い吐息と雨だれの静かな音が祝婚歌のように響いていった。

546 :
以上です。マリッジブルーとかかなり強引に持っていきましたが、
本当は必でセラに土下座させようか迷いました。
けどアニメ納得いかねー。
あと、すいません後半はケータイからなので、改行とか変になってたらごめんなさい。

547 :
もうあれだ、GJ
アニメ納得いかないけど、セラマリッジブルーって解釈ならまだ理解できるなーと思った。
素敵なセラどろありがとう

548 :
GJ
冗談云々あたりが大好きです。他も良かったです。
あれからもう15年も経つしその後の態度は、実際そゆことする方々を考えたら考えられないくらい優等なんで
(勿論アニメのどろしーちゃんの許容範囲がテラフカスだろうな所他色々な要因にも依るけど)、
いい加減ちゃんと庇ってあげたいんですが、
それでもアレはないだろ
とか言われたら15年くらい経った今でもアニメのセラヴィーも大好きな一個人でも
やっぱり返答しようがないです(笑)
それはともかく良いSSありがとう。色々含めて懐かしかった。

549 :
ギリッ、ギリッ
「よし、こんなもんか!まやちょん痛くないか!」
「お、おう!けど、ラスカル、本当にこれが普通なのか?これすげー恥ずかしいぞ!」
縄で全身縛られ宙吊り状態で身体を拘束されたまやちょんが怪訝な顔で言った。
「ああ!セラヴィーに聞いたから間違いない!あいつらは毎日手を変え品を変え激しいらしいからな!」
「ほ、本当かよ、知らなかったぜ…。」
ラスカルは服を全て脱ぎ捨て全裸になり、鞭を手に構えた。
「では行くぞまやちょん!!ムチでビシバシだーーー!!」
「望むところだ!!うぉぉぉ!」

550 :
これ知ったとき一瞬目を疑ったんだがwww
http://www.giga-web.jp/product/?product_id=2221&menu=1

551 :
保守

552 :
ドロドロなの読みたい

553 :
どろしーちゃん×どろしーちゃんか

554 :
黒髪どろしー×金髪どろしー

555 :
どろしーとどりまー

556 :
つべでアニメ全部見たおかげでアニメセラどろに萌え
原作とアニメ両方頑張って書いてみるか。

557 :
保守

558 :
ほしゅ

559 :
>>556
ま、まだかい

560 :
>>559
浮かんでは消え、浮かんでは消え…

561 :
あげ

562 :
保守

563 :
保守

564 :
ニコ動のセラヴィーまとめ消されちゃったね…。

565 :
それショック…

566 :
あんま面白くないけど、今描きはじめた。
まだまだかかるな。

567 :
ガンバレ

568 :
きたいほしゅ

569 :
ほっしゅ

570 :
携帯から失礼
保守と神待ちを兼ねてセラどろ
チャチャがリーヤ君としいねちゃんに挟まれて中睦まじくお昼寝をしている。
3人のあどけない寝顔を見ていたら、胸がキュッと締め付けられた。

昔、僕達にもこんな時間が流れていた事を思い出す。

いつからでしたっけ
あの人を僕の思うがままにしたいと考えたのは
そこから少しおかしくなったのかもしれない。

そんな事を考えつつ3人を起こさないように立ち上がった時、ドアが開く音がした。
「あら、3人とも寝てるのね。おやつ買ってきたのに」
どろしーちゃんが静かにお菓子が入った箱を机に置く。

「また販売されてるお菓子ですか?たまには手作りぐらいしたらどうです?」
間髪入れずエリザベスに
「ダメよ。皆お腹壊しちゃうじゃない」
と嫌みを言わせてしまう。
ギラリと睨むどろしーちゃんを無視して洗濯物をたたみ出す。
入れ替わりにどろしーちゃんが3人の寝顔を覗きこんだ。
「子供達を起こさないようにして下さいね。静かに寝てるんですから」
まじまじと寝顔を見ているどろしーちゃんを横目に話しかける。

「あんたも昔は可愛かったのにね」
ピタッと手が止まる

571 :
「昔はよく3人で昼寝をしたじゃない。あの頃のあんたが一番可愛かったわ」
僕を見る事もなく喋る彼女。
そんな彼女の背中を見て何かお腹の底から強い衝動が沸き上がる。
後ろから抱き締めてやりたい。
鈍くて無神経な事を話すその口を封じてやりたい。
そんな衝動を押さえつける。
どろしーちゃんがスッと立ち上がり、僕の隣にドカッと座る。
「あんたも無邪気な子供のままだったら良かったのにねぇ。そしたら嫌いにならなくてすんだかもね」

その言葉を聞いた瞬間、僕はどろしーちゃんを抱き寄せていた。

「ちょっ!コラァッ!何すっ…」
僕の腕の中でもがく彼女がバシバシと叩いてくる。
バッと腕から解放し、たたみかけた洗濯物を持って立ち上がる。
耳まで真っ赤にした彼女に背を向ける。

「いつまでも子供じゃいられませんよ」
それだけしか言葉が出なかった。
それを彼女が理解してくれたかは分からない。
僕はそのまま部屋を後にした。

もやもやセラヴィーを書きたかったが上手く行かなかった…
稚拙な文章スマヌ。
神の降臨を待つ

572 :
GJです。是非とも続きが読みたい。

573 :
GJ…!!!!
このまま続きを書いて神降臨になってください

574 :
>>570です。続きを書いてしまった。

にゃんこハウスで晩御飯の時、どろしーは普通に話しかけてきた。
「あんた私のシーツも取り込んだ?勝手な事しないでよねー」
子供扱いするなと言って抱きしめたにも関わらず、何の変化もない彼女にセラヴィーはガックリと肩を落とした。
これで彼女が自分をどう思っているかハッキリとした。
「全く男として見られていないんですね…」
チャチャ逹は「?」な顔をしている。相変わらずどろしーはセラヴィをにらめつけ
「とにかくシーツ返してよね。後で取りに行くから!」
とだけ言って荒々しく席を立った。

食後の後片付けを終えて自分の家に戻り、寝る準備をしているとヅカヅカとどろしーが上がりこんできた。
「早く返してよね!ベッドにシーツ引かなきゃ寝れないじゃない!」
そう怒鳴られ、一瞬ムッとしながらもシーツを返した。

575 :
シーツ何て代えがあるでしょうに…。
そう思いつつ、どろしーを見る。
風呂上がりなのか長い黒髪は少しだけ湿り気を帯び、頬はほんのりと赤い。
いつものドレスでは無く、太ももまでのワンピースの下からは素足が覗いている。
よくまぁ…こんな格好で僕の所に来れるものです…
益々男として見られていない事を実感する。
はぁ…とため息をつき、布団に潜り込む。
悔しくて
僕の理性がある内に出てって下さい。
そう言おうとした。しかし声にならなかった。
ボスッと上に乗られたから。
「っっっっ!!!!!????」
「あんた昼間のなんだったの?」
布団にくるまったセラヴィーの上からどろしーが聞いてくる。
苦しくて布団から顔を出してどろしーの方を見る。
薄いワンピースからうっすらと下着が見える。
自分を押さえつける足は太ももより上が出て、付け根が見えそうだ。
「何とか言いなさいよ。子供のままじゃいられないって何よ」
目眩がした。
何もかも押さえ付けられて息が出来ない。
「…ねぇ…セラヴィー」
セラヴィーは力一杯身体を起こし、どろしーを組み敷いた。
「こうゆう…事です」

576 :
どろしーの髪を撫でる。そしてそのままどろしーの唇を奪う。
セラヴィーは舌を絡めて激しくキスをした。
どろしーは少し身体を固くするが、そのまま受け入れていた。
「ん…ぅ……」
どろしーから聞こえる甘くて苦しそうな吐息に益々火がつく。
自分の身体をどろしーの両足に滑り込ませ、モゾモゾしているどろしーを押さえ付ける。
自然と手がどろしーの服を捲り上げ、腰や胸をなぜる。
滑らかな肌の感触で興奮が高まりキスも息も荒々しくなる。

長いキスで息苦しくなり、セラヴィーは顔を上げた。
どろしーは頬を真っ赤にして荒い息をしていた。
「僕は…あなたの中で子供のままじゃ嫌なんです。」
情けなくも涙が浮かんでくる。
顔色一つ変えずにセラヴィーを見つめていたどろしーがフッと微笑んだ。

577 :
「子供のままじゃいられない……じゃなくて、いたくない…でしょ?」
子供を諭すような言い方をされてムッとする。

もう良いです。
すぐに生意気などろしーちゃんの余裕なんか無くしてやります。

そう言おうとした。
また言えなかった。
どろしーからキスされたから。

「大人になってるか確かめてあげるわよ」
僕はそのまま首に腕を巻き付けられ、グイッと引き寄せられた。

あり得ないどろセラになってしまった…orz
お目汚し失礼。

578 :
ちょwww
積極的などろしーちゃんとか萌えたわwww
神様ありがとー!

579 :
どうか…!どうか最後まで…!!

580 :
ホス

581 :
しーねちゃんがどろしーちゃんの性玩具に改造される話はまだですか

582 :
しーねちゃん→しいねちゃん

そゆのは正確にしたほうがよいと思う。

583 :
いつの間に神が!!
続き待ってます

584 :
まだまだ神待ち期待ほしゅ

585 :
保守

586 :
セラどろやしいねちゃん×お鈴ちゃん、ラスカル×まやちょん、何でもいいから読みたいよ〜

587 :
保守

588 :
あげ

589 :
ほしゅ

590 :
「どろしーちゃんて、クモみたいですね」
「雲?空に浮かんでる?」
「いえ、虫の」
「はぁ?なんでそんな気持ち悪いもんに例えられなきゃいけないのよ!むしろアンタの方がよっぽど蜘蛛みたいよ!卑怯でしつこくて気持ち悪くて!」

今日もあなたから注ぐ冷たい言葉。視線。
こんなに好きなのに。
もう何年も何年も、あなただけを見つめてきたのに。
あなたが口を開けば、その想いさえ、勘違いなんじゃないかって。
憎しみしかわいてこないくらい、あなたが嫌いになる。
きらい。
大嫌い。
でも、あなたしか愛せない。どうしようもないくらい、あなたしか。

591 :
「知ってます?たいていの蜘蛛はメスの方がおおきくって、繁殖のために近づいたオスを食べちゃったりするんですよ。恐ろしい。凶暴でしょ?」
「そーなの。、、、って何よ。凶暴だから私に似てるってわけ?私はオスを食べたりしないわよ!」

食べないんじゃない。
ぼくが食べられないようにしてるんですよ。
ぼくを見るあなたの目は凶悪そのもの。
いつでも食いそうとしている。
近づくものすべてを憎むみたいに。
ちがう。ぼくのことだけ。
少しの優越と。
たくさんの絶望。

592 :
「オス蜘蛛はね、食べられたら困るけど、子孫は残したいから、メスにそっと近づくんです。そして、すべての想いをこめて、たった一度だけ、メスに触る」

一度だけ。
蜘蛛の糸のようにからみつくあなたの髪をつかむ。
憎しみの言葉しか吐かない唇をふさいで、ぼくの愛を注ぐ。
どこまでも柔らかな感触。かたく強ばるあなたのからだ。こころ。
食べられてなんかやらない。一瞬でなんか終わらせたくない。
閉じられた扉を、舌で無理矢理こじ開け、誘い出す。
甘い吐息。あやしくうごめくあなたの、、、。
愛してる。愛してる。愛してる。

593 :
「、、、や、、めて!!!」

蜘蛛の糸から逃れた獲物のように、彼女はぼくから遠く離れる。

「、、、あんたなんか、大っ嫌い!!!」

憎しみの言葉、瞳。
すべてがぼくを否定し、傷つける。
ぼくも、そんな汚い言葉を吐くあなたならいらない。
彼女は、ぼくに背を向け、走り去る。
嫌い。嫌い。大嫌い。
でも。愛してる。

「オス蜘蛛の中にはね、食べられないように、メスを糸でがんじがらめに縛り付けて、動けなくして、想いを遂げるものもいるんですよ」

あなたの言葉も、瞳も、すべてふさいで、縛り付けて。
あなたを支配したい。奥底まで、深くまで。すべて、すべて。すべてを奪って。
それでもあなただといえるだろうか。
それでもぼくの愛するあなたなんだろうか。
それでも。
それでも、きっとぼくはいつか。

594 :
切なくていいと思いますb

595 :
ポエムきもす

596 :
          /|\
           |
           |
           |
                    ┌‐┴─  ヽ  ┼┼
  ──‐  ./ ̄| ̄ヽ   │  ヽ│ノ┬┌┐ヽ l二l二l  ──っll ─┼─
        |  │  |   人  /│ ┼││   三|三    /    d
  (____  ヽ_丿 ノ  /  \ ノ  .人└┘_/ _/\_   (_    ノ

597 :
SSきてたー!!
GJです!!!

598 :
保守

599 :
コミック読み返す度にセラどろに萌える

600 :
あげてしまった すまん

601 :
セラドロな関係とかよく発想できたなと思う

602 :
>>601そうかな?
コミックスを普通に順番に読んでたら、どう読んでもセラどろに萌えると思う

603 :
作者が、て事でしょ?

604 :
サルベージ保守

605 :
ここでラスカル×まやちょんが好きだと主張してみる

606 :
AAS
私は小学5年です。昨日、友達と二人で遊んでいました。そしたら同じ学年の男子に会って、
そいつらについていきました。すると、そこは野球の出来る広い公園でした。
途中で友達が帰ってしまって、私は戸惑いました。
でも結局、私は残りました。そしたら、男子達はA君の家にいくそうで、
私もついていきました。そしたら、家のカギを閉められ、A君が、『覚悟はできてるな』と言いました。
私は、この状態から、空気を読みました。Hをするそうです。
私は初めてで、嫌でした。でもA君が私を壁に押し付けて、『いくぞ』と言って服を破りました。
でも、スカートは一回も触りませんでした。A君は私の胸をもみ始めました。
そしたら他の男子が、『俺も俺も!』と言って、私を床にたおして、みんなで私をせめました。
B君は、写メで私の胸を10枚くらいとりました。
そしたらC君が、スカートの中に手を突っ込んで、パンツの中に手をいれて、
まんこを触りました。私は気持ちがよくて、
『ぁっ・・・ん』と声を出してしまいました。
最終的には、男子全員がズボンを脱いで、私のカオゃ、胸などに近づけたりして、
それは、3時間続きました。私は、ちょっとHが好きになりました。
B君がとった写メは、全部で、35枚です。10枚が私の胸で、ぁと10枚がマンコ、
5枚が全身です。その写メが見たかったら、これをどこでもいいので、
2カ所に貼って下さい。2カ所です。簡単でしょ???これは本当です。
他のとは違います。だヵらといって、
貼らなかったら不幸が起きるなどとゅうことはないので安心して下さい。
2カ所にはると、「                」↑ここにアドレスが出てきます。
それをクリックすれば、私のすべてが見れます

607 :
>>605
ラスカルまやちょんいいよね。最終的に結ばれて良かった

608 :
お鈴ちゃんマジ天使

609 :
最近動画サイトのアニメの見すぎでセラどろ熱再発
お目汚しですが… 
「あんたなんかね、一生独りで、お人形と遊んでなさい。私はもう心底うんざりしたし、あなたとの不毛なお遊びにこれ以上時間を無駄にしたくないの。小さいころから今まで二十年近く人生を無駄にしてきたけれど、もう、セラヴィーにこだわるのをやめるわ。」
 いつも本心のつかめないような穏やかな顔で毒舌を吐いて、私を怒らせて遊んでいるのが当たり前だから、それだけ私の言葉が聞こえているのか、傷つくのか、私はだんだん分からなくなっていた。
 だって、結婚という人生の一大事も、彼にとってはみんなを巻き込んだ金髪くりくり大好きというお遊びのひとつだったのよ。
 どっか~~んと爆発一つでうやむやにして、私の愛情とかときめきとか憧れとか素直な気持ちなんかみんなでこれまで通りに喧嘩ごっこをするためのなが~~~い前ふりの一部に過ぎないのなら、私はあまりにもお間抜けさんよ。
 いっそ無機質なまでに整った彼の顔の中の、緑色の瞳をまっすぐに見つめると、そのガラスのような虚ろさがずっと怖かった。怖くて怖くて、そして胸をかきむしるほど切なくていとおしかった。けれど、私では何も埋められなかった。
「大人になるわ、私。いつまでも遊び続けるわけにはいけないのよ。」
 しいねちゃんもチャチャも、ウララ学園の中等部を卒業すればそれぞれの道を進むだろう。残されるのが幼稚な師匠二人だとしたらあまりにも滑稽で不毛だわ。
 私は昔セラヴィーにしてあげたような手つきで、ゆっくりとエリザベスの髪を撫でた。
 私の役柄は二つあった。金髪クリクリの愛らしかった少女の私と、呪いに掛けられて髪の色が変わったいじわる魔女の私。
 彼はいつか、自分の愛が呪いを解いて、彼の手の中にいとしい金の髪の娘が戻ってくるというお伽噺を無邪気に信じていたのかもしれない。
 私の髪はゆっくりと金色に戻って、お人形のエリザベスの髪は金の輝きを失った。
 これで二つの幻想は壊れたはずだった。金の髪の私ははっきりとセラヴィーの眼を見て言った。
「さようなら、セラヴィー。」
そして、ゆっくりと背を向けた。自分の頬のまわりに広がる金の輝きが無性に懐かしくて、くすぐったくて箒で駆け出してしまいたい。
「まってください。」
 セラヴィーのほとんど聞いたことのないような硬い声が背後で響く。私は振り向かなかった。
「そんなに簡単に、捨てられると思うのですか?」
強い、指の力が肩に食い込む。
「かわいいかわいい、僕のどろしーちゃん。君はなんで封印を解いてしまったのでしょうね。」
 過去に聞きなれていたそのセリフは、以前のように異常にテンションが高くなくて穏やかでゆっくりと優しかったけれど、大魔王より怖かった。私は振り向くことができない。
「やめなさい。そういうのを一切やめると言っているの。金でも何色でも、もう私はあなたに関わり合わないと言ったの。」
 できるだけ冷たい声で、決然と言ったつもりなのに、声が震える。
「自分で金の髪に戻ってしまったら、もう僕はとめられません。あなたがいとしくて、いとしくて僕はとっくに狂っていた。」

610 :
期待期待
セラはヤンデレが似合うなー

611 :
最近アニメ見返したが
セラヴィーはヤンデレなのになんかかわいいな、って思ったわ。
普段ののほほんとした態度とのギャップがいい。
>>609
セラどろ支援!!

612 :
アニメはどろしーちゃんが金髪に戻ったら、セラヴィーの反動がほんと半端なくてwww

そう見えるだけかいな
>>>>609
wktk wktk……なんだけど続きます?とりあえず無理はなさらずお茶でも。⊃旦旦旦旦旦

613 :
>>609
続きwktk

614 :
保守ー

615 :
>>609GJ
チャチャクッキーで復活だね
りぼんより大人向けなんでセラどろなんかないかねー

616 :
>>615
kwsk! 何月号ですか?作者は新しく〜〜とかなってないですか?

617 :
>>616
遅くなってすまん
3月発売のクッキーで作者本人の新作だったよ
ソースネットで見たんだがどこで見たのか忘れて詳しい事は覚えてないw

618 :
彩花みん「赤ずきんチャチャ」復活!読み切りがCookieに
ttp://natalie.mu/comic/news/45587

619 :
>>617>>618
ありがとうございます。これを機にいろんな人が好きに×× しているけど、わたしはそっと3月末を楽しみに待つよ。

月刊誌発売を楽しみに待つなんて何年振りなんだろう

620 :
ここの住人が望んでるような進展とか展開はまずないだろうな…
せらどろよりしいねお鈴よりポピィ君また描きたいってだけの感じ

621 :
俺はと゜ろしーちゃん×しいねちゃんのおねショタが見たいのだが

622 :
市松・平八・ポピィ君のgdgdをまた描くんだったら復活自体いらないがどうかな…

623 :
>>621
お師匠さまとしいねちゃんいいね!
赤ちゃんの頃から育ててるなら最近までお風呂も一緒だったに違いない。
どろしーは過保護そうだ。

624 :
新作楽しみ

625 :
微妙にセラどろで良かった
東京とか相変わらず面白い作者だなww
続編ありそうな終わりだから楽しみ
ほうきに乗ったどろしーちゃんまじ可愛い

626 :
どろしーちゃんはギャンギャンやかましいシーンばっかりだけど、
セラヴィー絡み以外では限りなくまともだ…普通に良い人。良い女性
アクセスや後輩との絡みみてると本当に好感持てる常識人。

627 :
ていうか常識人はどろしーちゃんしかいないだろ。

628 :
常識人であんなに美人で少し気強いけれど、普通にモテただろうに…
最強最悪のストーカーがついてるから、普通の恋愛が出来ない
他キャラで妄想しようとすると確実に邪魔してくるww

629 :
素敵な恋に発展するはずの芽がつまれてるのに、本人が気づいてないのが可哀想
スペックが何気に萌えキャラのテンプレだよね
黒髪ロング(ほんとは金髪碧眼)で処女でツンデレお嬢様の魔法使いw
当時は狙ってたわけじゃないから、あざとくなくていい

630 :
あの歳で処女とかだとちょっと引く

631 :
予想どおりぽぴぃマンセーの三人娘スルーだった
最後の一コマ、10秒で描いたような落書きがあっただけ幸せに思うべきなのか…

632 :
3人娘好きだし、ポピィマンセーとかあんまして欲しくないけど
3人娘とかターゲットの幼女や女性に人気なかったんだろうなと思う…
チャチャにとってはライバルだもんなー

633 :
>>630
同意

634 :
うわっ

635 :
20代半ばなら全然…身持ち固いな程度
不細工のせいで未経験ならアレだが、美人ならどう考えても美点だろ。
>>631
そんなにポピー君ひいきされてたっけ?
メイン3人と他ちょっとだろうなと予想してたから特には

636 :
どろしーが処女のわけないw
セラが薬で眠らしてとっくに頂いてる

637 :
ついでにしーねちゃんのDTはお師匠様に喰われました。

638 :
無難に考えて、今回の読切りくらいの時系列で旅行中にやったでしょ
身内として大事でも明らかに男として本気で嫌がってたのに
よく結婚していいなんて思えたなーなんて

639 :
いや連載中にも二人で海行ったりしてるからなー
幼なじみだから一緒にいるのは苦痛じゃないのかもしれない
まだどろしーちゃんは許してない…と願いたい

640 :
保守

641 :
hosyu

642 :
      ,-‐二二,`ー'"                   `ヽ、            \
     /-'ニ´‐'´                         \            \
      /      ,r  .../       .......            \           ヽ
    /       /  .:::/ /     ..::::::::::...::/::::/  ..::       \          '、
    /  ,r    ../  .:::/! /    .::::::::::::::::/!::::/ ...:::::::::::::::::::::    \          ゙,
   / /   / .:::::|  ,r┼|‐ト、   .::::::::::::/:://:::::i_::::::::::/::::::::::.  ..::::::::::\         ゙i
   | /   / ..:::::::|| '´ / | || |  :::::::::::/:/ |''´「  ̄メト、::::::::::...::::::::::::::::::::ヽ         ゙i
   | ||  / .::::::::,||  ::_|__ヽ| | |   :::::::::|:::|  |::::| |:::::::::|/|::\:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ         ゙i
   ヽ|  | |:::::::∧| /彡ニミi,| ヽ,  :::::::||::|  ヾ匕┼-ェ|_|::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::i         |
    ',. | | |:::::::| ∨シ′/⌒ヾヘヾ、 :::::::|ヽ! /シ ̄⌒ヾット、:::::|::::::::::::::::::::::::::::::::|         |
     ヽ! | |:::::i, ミiリ  /   | ` ヽ、::::l  '″ /⌒ヽ ヾzト、|:::::::::i::::::::::::::::::i:::::|         |
      ∧ヘヽヽ::::i ′ ト、__,イ     ー'   /     ヽ ヾiヘ!:::::::::|::::::::::::::::::|::::|         |
     |  ヾ、,\ハ   |::i||lソ::/         ト、___,イ i彡:::::::::|:::::::::::::::::|:::::|         |
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     |   レ' ヽ |   `'''‐  、          \____/    ,r二ヾ,:::::::://::/          |
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    |  .|  ||  ∧     |      j           ∠´_,,ノ /::::::::::::|          /
    '!  i, || /:::::\    '、     /       _,,,、-┴──‐'‐:::::::::::::::|         /
     \ \||_,|::::::::::::\   \__,,ノ      /´,r='" ̄    .:::::::::::::::::j         /
      \ノ〒メ、:::::::::::::`ヽ:.、,_     ヾ、   / //´      ..::::::::::::::::::/        /´
     ┌‐' /ノ /トニ二ニ-:::::::::::ァ┬─‐/ー`ー┴ヘ,......::::::::::::::::::::::::::::::::::::/       /
     {    /├-、,__,,,ィ二r┴─┤ ..::ー'',ノ)),_::::::::::::::::_,,:::::::::::::/      /
     \_:::::::ノ、`ヽ、,_  /´  __」 .::::::,//\,_` ̄ ̄,,ィ::::::::/    ,,、-''"
        7''´  \  ヽ/ ,/ ̄´   \_,/\,_::::::: ̄ ̄::::::,∠ -──''"´
        /     ト、__/´        }     `ー──''´ \
         |   ト、 /iノi´  _,r-ァ     /             \
       ∧  ヽソ  レ‐'´_,,ノ     /                \
       / ヘ   |  | ー'´      /                  \

643 :
ほしゆ

644 :
>>642
可愛いな

645 :
保守しとく

646 :
ほしゅ

647 :
>>636
ちょっ www

648 :
妄想中。文章に起こすのはまだまだかかるかな。

649 :
読み切り第2弾がcookieに掲載されるってマジ?

650 :
http://groove.ws/news.groove.ws/?p=11374
>今年5月に10年ぶりに特別読み切りが掲載され
>話題となった『赤ずきんチャチャ』が再び
>11月26日発売 クッキー(集英社)1月号のふろくの別冊マンガに掲載されます

651 :


652 :
ほしゅ

653 :
ほしゅ

654 :
ほす

655 :
ほす

656 :
>>628-630
ちょっとタイミングずれたらセラとどろは、相当悲惨な結末を迎えかねなかったと今でも思う
ジジババになっても童貞処女のまま、今更互いに本当のことが言えずに、そのうちどっちかんじゃいそう
あのキャラに容赦ない漫画でよく二人の子供までしっかり出したなー

657 :
保守がわり。
こういうの、はじめて書いたんでぬるい目で見てください。
一巻のセラどろが久しぶりの再会風だったので、こんな前置きを考えてみました。
神の到来、切に待ちます。

その夜、セラヴィーは初めてどろしーの城を訪れた。

いつからか、どろしーはセラヴィーを狙う頻度が少なくなり、ついには最近、全く姿を見せなくなっていた。
彼女が魔法使いをめざして、自分が世界一になって、彼女の麗しい金髪が失われて、彼女を失って、でも自分を敵として追ってきてくれた、それだけで十分だった。
あれからどれくらいが過ぎたのか。
ずいぶん彼女を見ていない。
自分から行く理由はない。
セラヴィーはどろしーに追われる側なのだ。
あんな黒髪の女、自分から会いに行く必要はないのだ。
そんな風に意地を張っていたら、バカみたいに時が流れてしまった。
師匠から預かった弟子も、すっかり大きくなり、魔法検定ももう少しで受けさせられるだろう。
世話のかかる弟子のおかげで忘れていた、忘れようとしていた面影が、最近になってふと思い出される。
彼女を模した人形に、一人ごとのように話しかけてみる。
「今ごろ、どうしてるんでしょうね。あのイジワルでヘソ曲がりの魔女は」
嘘だ。
知っているのだ。
彼女は隣の山に大きな城を建て、そこに住んでいる。
自分とおなじように弟子を育てながら。
愛情深い彼女。
僕への憎しみをこえる愛情が、僕を忘れさせたんだ。

そう思うと、セラヴィーはいてもたってもいられなくなった。
月が高く上がり、辺りは暗闇の中、セラヴィーは大きな城を見上げていた。
「バカみたいにでかいお城ですね。虚栄心ばかり大きいどろしーちゃんらしいですよ」
ひとりごちて、大きな扉に手を当ててみる。
どうやら重さを増す魔法がかけられているらしい。
扉の横には丁寧にチャイムがついているが、正直に押したところで、用事の言い訳が見つからない。
そもそもなんのために来たのか、自分にもわからないくらいだ。

658 :
セラヴィーは鳥に姿を変え、城の高い窓を目指すことにした。
しばらく飛ぶと、夜だと言うのに、不用心に開け放たれた窓を見つけた。
そこに黒い髪の女がたたずんでいた。
手にはワイングラス。
鼻唄を歌っている。
かなり上機嫌らしい。
鳥になったセラヴィーは、彼女のいるバルコニーに降り立った。
そこでみたものは、醜い、あまりに醜い、大嫌いな彼女。
、、愛してやまない、彼女。
「あら。とりさん。いらっしゃい。どうしたの?
今日はね、いいことがあったの。しいねちゃんがね、魔法弾を打てるようになったのよ。ふふ」
一人で話し出すどろしーを、ただ、見つめる。
知ったつもりでいたけど、こんな酒に潰される彼女は初めて見た。
セラヴィーは嫌悪を覚える。
でも次の瞬間、全身が総毛立った。
潤んだ瞳と目が合ったのだ。
そして、
「、、、セラヴィーなんかに、負けないんだから」
セラヴィーの心臓が跳ねる。
彼女の唇がなぞる自分の名前に、身体中の熱が上がる。
「、、僕に、かなうはずないですよ」
もう、セラヴィーは鳥の姿ではなかった。
自らの姿に戻し、そのまま片手でどろしーのあごをつかまえる。
ゆるんで半開きになっていた彼女の唇は、すんなりと彼のそれを受け入れた。
強引に舌を押し込む。
無理やりからませる。
セラヴィーはもう片方の手でどろしーの腰を引き寄せた。
小さい頃とは違う、細くくびれたその感触に、セラヴィーの中にドロリとした欲望が目を覚ます。
唇が離れて、目と目が合った。
意外にも、どろしーはとろりとした目でセラヴィーを見つめていた。
そして。
「、、、ん?セラヴィー、、?どうしたの?なにかあったの?」
聞き覚えのあるせりふ。
小さい頃、養父が冬眠してしまい、一人で寂しくて、悲しくて、夜、何度もどろしーに会いに行った。
そのたびに、どろしーは眠い瞳をこすりながらそういったのだ。
「、、どろしーちゃん、、」
とても久しぶりにその名を口にした。
「なに?どうしたの?」
当たり前のように彼女は返す。
「、、寂しかったんです、、。会いたかったんです。でも来てくれないから、、」
「、、、そうだったの?ごめんね」
セラヴィーは思い切りどろしーの身体を抱き締めた。
優しくなんかできない。
強く強く。しがみつくように。
そして、何度もキスをした。
そのままどろしーを抱き抱えるようにして部屋に入り、ベットに押し倒す。
唇を奪ったまま、服に手をかける。
彼女はいま、薄い部屋着のドレスだ。
ウエストの緩いひもをほどくと、簡単にからだから服が離れた。
セラヴィーは彼女のあらゆる部分に、大切に唇を這わせていく。
どろしーは甘い声を小さく漏らし、セラヴィーの髪をつかむ。
徐々に熱くなる吐息が、部屋中を満たしていく。

659 :

どろしーはひどい頭痛で目が覚めた。
、、そうだ。昨日、しいねちゃんが魔法弾を成功させたんだ。
それで祝い酒をあおってて。。
、、、で、記憶がない。
どろしーは自分の酒癖の悪さを呪いながら、ゆっくりとベットから這い上がる。
なんだか、頭以上にからだが気だるい。
からだ、というか。全身?もしくは。
そういえば、変な夢を見た気がする。
大嫌いなアイツが出てくる、、。
その時、テーブルの上に小さなメモを見つけた。
それをとり、どろしーの意識は一気に覚醒した。
『カラス頭のブサイク魔女さん。飲んだくれたあなたをベットに運んであげるのは大変でした。ちょっとダイエットしたらいかがですか?ぼくの愛しのエリザベスを見習ってほしいです。まあ、一生普通の魔女さんのどろしーちゃんには無理かもしれませんね』
打倒セラヴィー。
どろしーの闘志が再び燃え出す。
しいねちゃんも魔法検定を受けられるくらいになり、がむしゃらに情熱を傾けていた師匠としての役割に一段落ついた切なさを感じていた。
そんな中、ふと忘れたふりをしていた大嫌いな幼なじみを思い出してしまい、いつも以上に飲んでしまっていたのだ。
いまこそ、もう一度、世界一を目指そう。
「にしても、このエリザベスってだれよ、、」
あいつのせいで恋のひとつもできなかったのに、あいつはいい相手でもできたわけ、、!?
どろしーはしいねに魔法弾の練習を言い渡し、カラスに化けて隣の山に向かった。
ここから、再び、そして一生、どろしーはセラヴィーの蜘蛛の糸にからめとられていくのだった。

エロパロだけど、エロ書けません。
すみません。
保守終了です。おそまつさまでした。

660 :
>>659
保守だなんてもったいない!
久々のせらどろ堪能させていただきましたありがとう!!!
セラヴィーの純情鬼畜っぷりも愛情深いどろしーちゃんもらしくてすごく良かったです

661 :
うおお、すごい好きだ!
寂しがりなセラヴィーいい!

662 :
乙乙ー!素敵SSをありがとう!!
同人板のダブルヒロインスレが今赤チャチャで盛り上がってるw
スレ読んでいて、リーチャチャ、セラどろ、ラスまや以外の公式カップリングって確かに無いな〜と思った
個人的にはサナエ×マリンが好きなんだけど同士はいるのか不安w

663 :
必ずしも、どろしーは作品のダブルヒロインの片割れって感じではないけどね
セラヴィーとどろしーの話はあくまで主人公たちを中心としたメインストーリーとは別の
たまに挿入されるサイドストーリーみたいなイメージ

664 :
お師匠さまにしいねちゃんが挿入?

665 :
うあー!久々にスレ覗いて素敵セラどろに歓喜&乙
チャチャ関連のサイトは今だに時々更新されてるところあるけどセラどろが最後の砦って感じだな
読み切り復活のおかげかpixivのイラも増えてるけどリーチャとかしい鈴とかもっと読みたいお

666 :
リーヤ君かっこよかったよね?(アニメだけね)

667 :
ほし

668 :


669 :
みん先生が復活したとはいえ
俺が望むしい鈴展開をやる気などさらっさら無いだろうから
やはりここに期待するしかない・・・

670 :
復活嬉しいなぁ
セラどろはどうなるんだろ

671 :
いつまでもしつこくセラどろ好きで居た甲斐があったぜw

672 :
hoshu

673 :
セラってばどろしーの着替えとかお風呂とか覗いてそうw

674 :
hossyu

675 :
夏コミに赤チャ本あるかなあ…

676 :


677 :
あげ

678 :
Nでセラどろが見れるとしても
今月がマリンちゃんで次が市松くんだから
まだまだ先になりそう

679 :
ほしゅ

680 :
DSのトモダチコレクションでどろしーちゃんとセラヴィー先生作ってみたら、
すぐに二人が付き合い出して思わずガッツポーズ取ってしまった
Nでも早くセラどろ見たいなー

681 :
何時来るかな?

682 :
マリンが来たら次はセラどろの話にしてほしい!

683 :
セラヴィは狭いマンションで禁欲生活を強いられてるのかな?
子供がいたらどろしーちゃん許してくれなさそう

684 :
原作もアニメも知らないんだがなにこの
最凶変態紳士×常識ツンデレ淑女(←受け取り方違ってたらゴメン)
萌え萌えすぐる……!

685 :
し、紳士…?
最凶と変態はあってるけどw

686 :
セラヴィーってあんなに強大な魔力持ってる割にすぐ風邪ひくみたいだね
何かっちゃ悶々として冷水風呂で自分を鎮めてでもいるんかね
逆にどろしーちゃんはやたら丈夫なのが頼もしくていいな

687 :
アメデオがなるとちゃんと同級生ってことは
本編終了後に速攻仕込んだか
既にお腹にいてもおかしくないくらいってことだよね

688 :
>>687
うらら学園だと「だいたい同じような年齢の奴ら」で同級生だから

689 :
Nはせらどろ回ないのかな
いまだつきあってるかもはっきりしないとは

690 :
流石に下がりすぎなので色々期待を込めてあげとこう

691 :
赤ずきんは昔うめにゃん亭が良い同人誌作ってたな
一般もエロもやってた

692 :
アニメのしいねちゃんって案外やらしいという設定なんだよな。

693 :
アニメ動画でみてみたけどセラヴィーキャラが漫画より普通だね。 漫画のセラの方がヤンデレ感あってすきだ。

694 :
マンガ せら→どろ
アニメ どろ→せら
だから別物だね。アニメは向こうから好いてくるんで病む必要が無い。

695 :
漫画のセラのがヤバいと思ってたけど、
アニメのセラの方が心の病気(闇)が深刻的な事を、昔どっかのサイトで見て、目から鱗だったな。
連載始まって書き手さん増えるかと思ったけど、
連載がアレなんで昔の書き手さんも復活しない。
残念無念。

696 :
闇が深いというか原作のセラヴィが乗り越えた部分
=どろしーは全部自分の思いどおりにはならない
を乗り越えられないまま終わったのがアニメだと思っている
原作の終わり方は好きだ

697 :
ポピィ×ナミが読みたい

698 :
アニメの大魔王はすごい魔法使いでもあるからやっぱり童貞なんだろうか
アニメ大魔王×どろしーとかいいかなと思ったり
でもなんか二人とも色事への興味は薄そうだなあ

699 :
セラヴィーはこのスレ的に言うと、ニコニコしながら
とにかくしつこく変態的にねちっこいセラヴィーであってほしい
その上でこんなキャスティングしてみた
異論はたくさんあると思うけど、これ考えるの結構楽しかった!
セラヴィー先生:堺雅人(ここ!とにかくこの役は彼をキャスティングしたかった!)
どろしーちゃん:米倉涼子
赤ずきんチャチャ:鈴木梨央
リーヤ:加藤清史郎
しいねちゃん:加部亜門 
お鈴:小林星蘭
マリン:谷花音
やっこ:吉田里琴

700 :
どろしーちゃんは柴咲コウがいい

701 :
>>700
確かにその方が良い!

702 :
どろしーちゃんは友達たくさんいそうだけど
セラヴィー先生には友達っているのかな

703 :
保守っとくー

704 :
セラヴィー先生はあんな長い間どろしーちゃんのおっぱい間近に見てて、よく我慢できたもんだなあ
どろしーちゃんの魔女ドレス、露出が少ないくせに何かエロい
あれで処女な上警戒心なく目の前でおっぱいたゆんたゆんさせられたら堪らんわ

705 :
きっと描かれてないだけで
我慢出来ずに何度となく・・・!!

706 :
本編にリンクした挿話形式のエロパロ書いてたサイトがあったな
とっくに閉鎖してしまってるけど
本編の合間にありそうなシチュが好きだった

707 :
そのサイト、発見して後で読もうと思ってたらすぐ閉鎖してしまったとこだ…
ちゃんと見つけた時に読めば良かったなぁ

708 :
1以外にもまとめサイトがあったから貼っておこう
赤ずきんチャチャ@エロパロ(仮)
http://w.livedoor.jp/akacya86/

709 :
>>708
まとめが複数あったら安心するね
ところでセラヴィーは魔族だったけど、人間と寿命は変わらないんだろうか
もし長寿だったりたら、寿命が来たどろしーちゃんを見送る事になったりするのかな
それともこの板的に、せくろすでどろしーちゃんも魔族化するとかあるんだろうか

710 :
セラヴィは不老長寿でどろしーちゃんだけ年老いてんで、昔の金髪幼女に生まれ変わり
セラヴィは忘れられてるがまたストーカーして結婚…を繰り返すというのを考えてみたが
魔族も人間と同じ程度の寿命が1番いいな。

711 :
続編ネタで神光臨を望む

712 :
>>708
「素直になれない」と「僕には僕の人が」と「何年越しの片思い」が気に入りました。

713 :
hoshu

714 :
チャチャの胸揉みたい

715 :
続編でネタ思い付く人いるかなぁ

716 :
チャチャさんの裸を…

717 :2013/09/23
>>715
ずっと忍者としての人生を当たり前だと思っていたお鈴ちゃんが
東京でのアイドル活動にやりがいを感じてしまい家業と夢との間で悩む
・・・エロくはないけど
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