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2013年07月エロパロ710: Phantom 〜Requiem for the Phantom〜でエロパロ (104) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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Phantom 〜Requiem for the Phantom〜でエロパロ


1 :2009/08/26 〜 最終レス :2013/03/16
ニトロプラスの名作ファントムのエロパロです。
アニメ化されたことだしあってもいいんじゃないかと。
関連リンク
ニトロプラス(Nitro+)
http://www.nitroplus.co.jp/pc/
ファントムシリーズ ラインナップ
http://www.nitroplus.co.jp/pc/lineup/pro_01.html
TVアニメ ニトロプラス10周年記念プロジェクト「ファントム」公式サイト
http://www.phantom-r.jp/

2 :
          _人人人人人人人人人人人人人人人_
         >      ごらんの有様だよ!!!  <
           ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
_______  _____  _______    ___  _____  _______
ヽ、     _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、   ノ    | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ  、  |
  ヽ  r ´           ヽ、ノ     'r ´           ヽ、ノ
   ´/==─-      -─==ヽ   /==─-      -─==ヽ
   /   /   /! i、 iヽ、 ヽ  ヽ / / /,人|  iヽヽ、   ヽ,  、i
  ノ / /   /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / i ゝ、ヽ、! /_ルヽ、  、 ヽ
/ / /| /(ヒ_]     ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_]     ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、
 ̄/ /iヽ,! '"   ,___,  "' i ヽ|     /ii""  ,___,   "" レ\ ヽ ヽ、
  '´i | |  !    ヽ _ン    ,' |     / 人.   ヽ _ン    | |´/ヽ! ̄
   |/| | ||ヽ、       ,イ|| |    // レヽ、       ,イ| |'V` '
    '"  ''  `ー--一 ´'"  ''   ´    ル` ー--─ ´ レ" |

3 :
あげとこ

4 :
元々エロゲだから大して妄想する必要がないんだよなー

5 :
しまじろう

6 :
この前もスレ立ったけどすぐ落ちたしなあ

7 :
あげ

8 :
書くとしたら、アイン人形時代かクロウディアとツヴァイの絡みぐらいかなぁ

9 :
あげ

10 :
てっぽーを解体整備している内にツヴァイのチンコを連想してしまい、銃口オナヌーに耽るアインに一票

11 :
来週の美緒は使えそうな気がする
…と思いつつ保守

12 :
アニメ面白い

13 :
即防止sage

14 :
そろそろ投下がないとまた即する予感
原作もアニメも出来がいいから、そのうち神がくる…?

15 :
ほす

16 :
期待

17 :
ほっしゅ

18 :
サイスマスター夢の7Pしかないだろ

19 :
アイン

20 :
ドライ

21 :
なぜ飛んだw

22 :
ほしゅ

23 :
保守

24 :
 ほ し ゅ 

25 :
保守

26 :
保志

27 :
ほっしゅ

28 :
エレン×玲二で投下します。アニメのED後、実は二人が生きていたという設定です。
アニメの雰囲気に合わせたのでエロはありません。元ネタは実は既に本スレに投下してます。一部原作のシーンが混じってます。

 故郷の地の空。
かつて夢に見たその光景を眺めながら、エレンは玲二と生きるこれからの人生に想いを馳せていた。
人をしてまで得られる自由とは何なのか。これからの人生は、その答えを探すものになるだろう。
玲二と二人で、自分達なりの自由を見つける。それが彼女が心に描く、これからの人生の道筋だった。
(戻ろう。玲二の元へ)
 そう思って起き上がり、玲二の居た場所へと近付いていったエレンは、草原で倒れている玲二の姿に気がついた。
「どうしたの?」
「撃たれた」
「え!? 大丈夫なの?」
「ああ。ちょっと油断していたが、急所は外れてる。サイスといいあのスナイパーといい、どうしてこうちゃんと決められないやつばかりなのかな」
「……何にしても早く手当てしたほうが良いわね」
「君は何をしていたんだ?」
「気持ち良いからちょっと寝てたんだけど……ごめんなさい。あなたがそんなことになってるなんて気付かなくて」
「別に良いさ。結局こうして生きてるわけだしな。まだ悪運は尽きていないらしい。
……けど残念だな。ここにも長居は出来そうにない。せっかく君の故郷に戻ってこられたのに」
「良いの。私にはあなたにもらった名前がある。あなたと過ごした記憶がある。それだけで、もう十分」
「すまない、エレン。せめて君の本当の笑顔だけは、俺が必ず取り戻す。
これまでどんな約束も守れなかった俺だけど、その約束だけは守りたいんだ」
「そうね……いつかきっと、二人で本当に笑える日がくる。私も、そう信じるわ」
「ありがとう、エレン……」

 
 突然の襲撃には面食らったが、逃亡の手段はすでに用意してあった。
最近は異国の地に移る度に、すぐさま逃走ルートを確保するよう心掛けていたからだ。
準備には三日ほどかかるらしい。それまではなんとか持ちこたえる必要がある。
問題は……どこへ逃げるかだ。エレンと相談して決めた逃亡先は……アメリカだった。
本来なら、インフェルノの本部があるアメリカに逃げるのは自行為に等しいだろう。
だが、どこへ逃げたとしても必ずインフェルノは追ってくる。
それなら危険を冒してでも、ここでインフェルノと決着をつけたほうが良いという判断だった。

 出国までの三日間の間、多くの追っ手に襲われたものの、その全てを返り討ちにし、どうにか無事モンゴルを脱出することが出来た。
とはいえ、気の抜けない日々が続く。なにせここはアメリカ、インフェルノの影響力が最も強い地なのだ。
案の定、インフェルノはすぐに俺達を見つけた。だが、今回ばかりは好都合でもあった。
インフェルノはすでに本部を別の場所に移していたからだ。
本部を襲うのであれば、まず場所が分からなければ話にならない。
襲ってくる追っ手を締め上げて、本部の居場所を吐かせてやった。
インフェルノは確かに恐ろしい組織だが、意外と抜けているところもある。
案の定、追っ手が居場所をもらした本部に行ってみると、お世辞にも厳重な警備とは言いがたい状態だった。ファントム二人が同じ国にいるというのに、能天気なことだ。
攻め込むなら早いほうが良い。エレンと共に武器を揃え、襲撃の準備を整えた。
作戦決行は……明日。

29 :


 作戦決行の日の夜、エレンは俺と初めて出会った時、俺はロスにいた頃の服装に身を包んでいた。
すなわち、かつてそれぞれがファントムとして生きていた頃の服装だ。今日の戦い、俺達は逃亡者ではない。インフェルノを襲撃する暗者だ。今日の戦いは、ファントムとして決着をつける。
その思いが、再び俺達を最強の暗者へと戻らせた。自然と面構えも当時のものに戻っていく。
考えてみれば、「ファントム」が二人で組んで戦うのはこれが初めてだ。
エレン、俺、キャル……かつてファントムと呼ばれた三人だが、実力が最高の状態で同時に組織にいたことはない。
リズィという相棒はもちろんいたが、本当に肩を並べて戦えるパートナーはいなかった。
ファントムは、常に孤独で戦うものだった。
けど今は違う。俺の横には初代のファントムがいる。
俺のしの師匠であり、俺と同等の実力を持つ、最強のパートナーが。
ここ何週間かは毎日のようにインフェルノの追っ手と戦っていた。戦いの勘は完全に戻っている。
ファントムとして生きていた頃と比べても、実力的には遜色ない。むしろその後の戦闘経験を考えれば、今までで最強の実力かもしれない。
「用意は良い?」
「ああ」
「インフェルノにもうマスターはいないから、それほど強い兵士は出てこないでしょうけど、
それでも厳しい戦いになるのは間違いないわ。気を引き締めていきましょう」
「そうだな。けど、不謹慎かもしれないが、俺はこの状況に少し高揚感を感じている。
かつて目標としていた、ファントムとしての君と共に戦えるんだからな」
「そう……。そういえば私も、ファントムとしてのあなたが本気で戦うところを見るのは今日が初めてだわ。
どれだけ成長したのか、見せてもらいましょうか」
「望むところさ」
 この戦いの間だけ、俺達は再びファントムに戻る。
かつて組織のトッブスナイパーだったころのアインとツヴァイに。
初代ファントムと二代目ファントム。初めての共闘だ。
教えてやろう、インフェルノ。お前達がかつてあごで使ってきたファントムが牙を向いたら、どれほど恐ろしいかを。
二人のファントムを敵にまわすことが、どれほど無謀なことかを。
俺と彼女の人生は、お前達インフェルノによって狂わされた。ファントムとしての生き方を強要され、ずっと振り回されてきた。
ここでそれを終わらせる。
これが俺達の、ファントムとしての最後の戦い。

 本部周辺の建物に潜伏し、様子を伺う。警戒は薄い。
本部を直接襲撃されるなど、夢にも思っていないという様子だ。
追うことばかり考えていて、自分達が狙われる可能性に思いが至らないらしい。
罠の可能性もなくはないが、今更どうでも良いことだ。
全盛期の力を取り戻した今の俺達を、小手先の罠でせると思っているならさすがに考えが甘すぎる。
ファントムの称号は、そんなに安いものじゃない。
俺とアインは襲撃のタイミングを待った。
狙いは、組織の人間が建物に入るため、パスワードつきの扉を開けた瞬間。
………………今だ!



30 :
 入口付近の護衛を射し、俺とアインは一気に建物に侵入した。
そして即座に用意していた爆弾を八方に投げ付ける。各所で爆炎が上がり、爆風に巻き込まれた者達が悲鳴をあげて絶命していく。
爆風から生き残った人間があわてて銃を取り出すが、皆銃を発砲する前に俺とアインによって撃ちされた。とりあえず侵入は成功だ。だがもたもたはしていられない。異変を知らされた追っ手達が本部に戻ってくる可能性がある。
その前に決着をつけなくては。俺とアインはすぐさま二階へ続く階段に向かって走り出していた。
上にいた連中も異変に気付いたらしい。強面達が、続々と姿を現してくる。
銃を抜かれる前に何人かしたが、やはり数が多過ぎる。一瞬にして室内に、マシンガンの銃声が鳴り響く。弾丸の嵐をかいくぐりながら射撃手達を撃ちしていく。あまりに数が多過ぎるところには爆弾を投げ込んだ。
一歩間違えれば命を落とすギリギリの戦いが続く。
その時だった。
(後ろ?)
 背後にほんのわずかだが気を感じ、思わず横に飛びのく。
振り返り、銃を構えた時、すでに射撃手はアインに撃ちされていた。
これだけ激しい戦いのなかで、パートナーに向けられた気にすら気付けるとは……。
さすがは初代ファントムというべきか。

 ツヴァイを狙っていたスナイパーを撃ちした私は、すぐさま弾倉を入れ替え、銃撃戦を再開した。
瞬きする間もないほどの激しい戦いのなか、私は上にいたある男の妙な動きに気がついた。
(あれは……爆弾? しまった。こっちに投げようとしている。今からでは止められない。逃げるしか)
 そう思った瞬間、男の腕を一発の銃弾が撃ち抜いた。
握力を失った男の手から滑り落ちた爆弾は、持ち主の足下に落下して爆発した。
撃ったのはツヴァイ。これだけの銃弾が飛び交うなかで、私より先にあの男に気付き対処した。
これが……二代目ファントム……。

 永遠に続くかと思われた銃撃戦も終わり、なんとか目に見える範囲の敵は一掃することが出来た。
上層階へと続く階段をのぼりながら、アインは先程のツヴァイの戦いぶりを思い出していた。
ツヴァイ……かつて彼女が彼をその名で呼んでいた時、彼はまだまだ半人前だった。
驚くべきスピードで成長していたとはいえ、実戦経験が少ないこともあり、身のこなし、銃の扱い、判断力、全てが未熟で頼りなかった。
(それが今では、私と肩を並べるほどに……)
 今の彼は彼女が知る彼ではない。出会った当初の青臭さも、逃亡生活中の甘さもない。
初めて見る自分の後継者、二代目ファントムの実力。
彼の成長を見守り続けてきたアインには、自然と胸がつまるものがあった。
「成長したわね……ツヴァイ。本当に強くなった。私が知らない間に……本当に……強く」
 それが、彼女の偽らざる気持ちだった。
「ありがとう。アイン。君もさすがだ。やはり初代ファントムの名は伊達ではない。こんなに心強いパートナーは、君をおいて他にいない」
 何年ぶりになるだろうか、こうしてアインとツヴァイとして話すのは。
まるで久しぶりに再開した師匠と弟子のように、二人は語り合った。
かつては師弟関係だった二人。それが今では、対等のパートナーとなっている。
ファントムでいた頃、二人はずっと孤独だった。
一人で戦い抜ける力を持ちながらも、心のどこかで同等の力を持つ存在を求めていた。
心から信頼して、背中を預けられるパートナーを。
今ようやく、それを見つけることが出来た……。
「不思議な気持ち……あなたと二人なら、たとえどんな敵が相手でも勝てる気がする」
「当然さ。俺と君が組んで、勝てない相手なんていない。俺達は……無敵のファントムなんだから」
 互いに実力を確かめあった二人の表情は、自信に満ち溢れていた。
もはや、恐れるものなど何もない。
最強と謳われた二人のファントムが、手を組んだのだから。
「行こう、アイン」
「ええ……ツヴァイ」

31 :

 警戒を強めながら、上層階へと上がっていくアインとツヴァイ。
そこに物陰から突然強烈な蹴りが襲いかかってきた。敵は二人。
身を伏せ、間一髪男の蹴りをかわすツヴァイ。
続けざまに飛んできた下段蹴りをバク転でかわし、すぐさま拳銃を撃ち鳴らす。
だが敵もそれを回避し、すぐさま壁の裏に避難する。どうやらただの雑魚ではないらしい。
自然と緊張が高まる。
 一方のアイン。
強烈な日本刀の抜刀をスウェイバックでかわし、相手の顔面に蹴りを放つ。
だがそれはかわされ、今度は振り上げられた刀が、一気にアインに向かって振り下ろされる。
それを横っ飛びで回避して左手一本で着地するアイン。その隙を逃さず一気に襲いかかろうとする男。
だがアインも右手でコンバットナイフを男に向かって投げ付け、一瞬の時間を稼ぐ。
男がナイフを日本刀ではじきとばしている間にアインは拳銃を抜き、体勢を立て直した。
これまでの相手とは明らかに違う敵の動きに、アインの集中力も一層の高まりを見せる。
 その頃ツヴァイは壁の裏に隠れた敵をあぶり出すため、爆弾を使うことを考えていた。
だがツヴァイが爆弾を手にした瞬間、男が突然顔を出し、コンバットナイフを投げ付けてきた。
体をひねってそれをかわし、爆弾を投げ付けるツヴァイ。
だが男はそれを回避しただけでなく、すさまじいスピードで間合いを詰めて来た。
ツヴァイはとっさに銃で応戦しようとするが、男に二本目のナイフを振り抜かれ、銃をはじかれてしまう。
(まずい)
 男が再びナイフで斬りかかってくるところを、とっさにコンバットナイフを取り出しガードするツヴァイ。
男は、右足で強烈な蹴りを放った。
ツヴァイが身を伏せてそれをかわしたところで左手のナイフを力強く押しつけツヴァイの体勢を崩す。
チャンスとばかりに再び右足で蹴りを放つ男。
だがこれはツヴァイの罠だった。この攻撃を誘うためにわざと体勢を崩していたのである。
男の蹴りをかわさずにコンバットナイフを盾にして待ち受けるツヴァイ。
強烈なキック力が裏目となり、右足から血を吹き出す男。
ツヴァイはさらに追い討ちとばかりに男の心臓めがけてナイフを振り下ろす。
しかし男も左足一本で後ろに飛び退きそれを回避する。
 その頃のアイン。
敵は刀でこちらは拳銃。出来れば間合いを取りたいところだが、敵もさる者。
すぐさま間合いを詰めてくる。敵の心臓を狙い、拳銃を撃つアイン。
だが銃口の向きから弾道を読んでいるのか、男はそれを巧みにかわし、一気に間合いに入り込んでくる。
高速の横なぎの斬撃がアインを襲う。アインはあえてそれをよけずに、銃身を盾にして斬撃を止めた。
まるでよけきれないと判断したため、仕方なくそうしたような、そんな止め方であった。
それを見て男は、アインはこの瞬間に反撃は出来ないと判断した。
しかしこれこそがアインの狙いであった。
ふさがっていない左手で二本目のコンバットナイフを取り出し、男の心臓めがけて投げ付けるアイン。
予想外の攻撃に驚く男。
左に飛んでかわそうとするが、間合いを詰め過ぎていたため回避しきれず、右胸にナイフが突き刺さる。
男が一瞬苦悶の表情を浮かべたのを見逃さず、すぐさま再び心臓に向けて拳銃を撃つアイン。
だがアインが再び心臓を狙うと読んでいたのか、男は刀身を盾にして弾丸を防ぐという神技を見せる。
しかしアインも男の刀を持つ手が衝撃で痺れているのを確認し、強烈な蹴りを胸部へと放つ。
男は左腕でガードしたものの、衝撃は防ぎきれず、後方に蹴り飛ばされ胸部にもダメージを受けた。



32 :
 アインとツヴァイが激闘を続けるさなか、レイモンド=マグワイアは焦っていた。
インフェルノ本部が襲撃されることなど、前代未聞のことである。
先程まで激しい銃撃戦の音がしていたが、その音も今では止んでいる。
一体状況はどうなっているのか。
「マグワイア様!」
「どうした? 襲撃者は仕留められたのか?」
「いえ、それが……最初に迎え撃った者達は……全滅です」
「馬鹿な!? あれだけの人数が全滅? 敵はそれほどの大人数なのか?」
「いえ、今のところ確認されているのは二人だけです」
「二人!? 馬鹿な!!」
「監視カメラに映像が残っています。確認なさいますか?」
「ああ……そうさせてもらう」
 モニタールームに行き、監視ビデオの映像を確認するマグワイア。
そこに映っていた映像を見た時、彼は一気に自分の血の気が引いていくのが分かった。
「ファ……ファントム…………」 
 そう。そこに映っていたのは忘れもしない、かつての組織のトップスナイパー、ファントムであった。
それも一人ではなく二人である。
たった一人でも裏社会を恐怖に陥れたファントムが、二人で協力して襲ってくるとなればどれほどの脅威になるか分からない。
ファントム二人が組んだ時の実力は、インフェルノですら分かっていないのだ。
「と、とにかく兵力を総動員して迎撃に当たれ! 何としても仕留めるんだ!」
「はっ!!」
 そう指示すると、マグワイアは恐怖におののきながら最上階の自室へ戻っていった。
あのファントムに狙われる……。
かつて彼がしてきた裏社会のライバル達が感じていた恐怖を、今彼自身が味わっていた。

 その頃、アインとツヴァイは考えていた。
ここまでの戦いぶりからみて、敵はかなりの実力者である。
勝てない相手ではないが、このまま戦いが長引き、敵側に増援が来た場合不利な状況になるのは否めない。どうするべきか……。
先に決断したのはアインだった。
手に持っていた拳銃で天井を撃ち抜く。
一見意味不明な行動だが、これはツヴァイに対する合図である。
ツヴァイとアイコンタクトを取った後、アインは3本目のナイフで男に斬りかかっていった。
もう一人の男に対する警戒を怠らず、アインの動きをうかがうツヴァイ。手には2丁目の拳銃が握られている。
アインのナイフと男の刀がぶつかりあい、一瞬二人の動きが止まる。
実はここまでのアインの動きは巧みに計算されたものだった。
今この瞬間、男とアインとツヴァイは一直線に並んでいる。後ろ手でツヴァイに合図を送るアイン。
合図を確認したツヴァイは、背後からアインに向けて拳銃を撃つ。その瞬間、横に飛び退くアイン。
アインが横に飛んだ瞬間突然やってきた弾丸に反応し切れず、男は絶命した。
これで2対1、少しは楽になるかと思った矢先、後方から武器を持った者達が迫ってきた。
もう猶予はない。
ツヴァイは手に持っていた拳銃で床を撃ち抜いた。アインに対する合図である。
合図を確認したアインはツヴァイとアイコンタクトを取ると、両腕で自らの視界をふさいだ。
その瞬間、ツヴァイの手から強烈な閃光が放たれる。
突然の強烈な光に視界を奪われた男の額を、アインは即座に拳銃で撃ち抜いていた。
そしてその時にはすでに、ツヴァイが後方に投げ付けた爆弾が後方から迫っていた敵の増援を一掃していた。
「これでこの階は終了かな」
「そうね……。急ぎましょう。最上階はもうすぐよ」
 迅速に動きつつも、時には互いに背中を合わせ、角をカバーしあいながら進む。連係は完璧だった。
敵を攻撃する際の一瞬の隙も、二人は互いにフォローしあえる。
どちらか一方が守るのではなく、互いに守りあうことが出来る二人。
戦場でのパートナーとしては、この上ない組み合わせだった。
襲ってくる敵をし、武器を奪ってまたす。一体どれだけ繰り返しただろうか。
気付いた時、二人はついに最上階に到達していた。


33 :

 その頃、最上階ではいよいよ追い詰められたマグワイアが声を張り上げていた。
「どうした? まだ襲撃者は仕留められんのか?」
「はっ……。申し訳ありません」
(これがファントムの実力なのか……? ファントムに狙われるということは、これほど恐ろしいことなのか……?)
 そう思った矢先、廊下から銃声と男達の悲鳴が聞こえてきた。
「来たのか? 奴等が……」
「おそらく……。マグワイア様はここでお待ちを。我々が様子を見てきます」
 部下の護衛達が部屋を出ていくのを確認すると、自らも護身用の銃を手にし、身を隠せる場所を探す。
ちょうど良い場所が見つかったと思ったその瞬間。
一発の銃声と共にマグワイアの持っていた銃がはじかれる。
撃ったのはアイン。
すでに二人は護衛を片付け、マグワイアの自室に入って来ていたのだ。
「ここまでだ……レイモンド=マグワイア」
 ツヴァイはそう言うとマグワイアに対して銃をつきつけた。
「貴様ら……ファントム……」
「そう……ファントムだ。何者も逃さない、最強の暗者。たとえインフェルノでも、それは例外ではない」
 かつてインフェルノのスナイパーとして、その繁栄に貢献した初代と二代目のファントム。
元インフェルノお抱えの最強の暗者は、今度は最強の敵として、再びインフェルノに戻って来た。
「貴様ら……組織に置いてもらった恩を忘れて、組織を潰す気か?」
「恩? 勘違いしないで。私も彼も、あなた達に対する感情は、憎悪しかない」
 冷たくそう言い放ったのはアイン。
口調は静かで落ち着いていたが、その言葉には並々ならぬ感情がこもっていた。
アインもまた、マグワイアに銃を突き付ける。この男には、祈りの言葉さえ必要ない。
しばしの静寂の後、二人のファントムはゆっくりと引き金を引いた。
一発の銃声が鳴る。
その体に二発の弾丸を同時に受け、レイモンド=マグワイアは絶命した。
犯罪組織インフェルノが、その歴史に幕を閉じた瞬間だった。

「終わったわね……」
「ああ……」
 だが余韻に浸っている暇はなかった。まだ事後処理が残っている。
急いで全ての作業を完了し、本部を後にする。二人が建物を出た数秒後……。
巨大な爆発音と共にインフェルノの本部が炎に包まれていく。
インフェルノは崩壊した。
ファントムという亡霊によって発展し、栄華を極めた犯罪組織は、くしくもその亡霊の手によって歴史に幕を閉じたのだった。
「これで本当に終わった……。改めて礼を言うよ、アイン。君は本当に、俺の最高のパートナーだ」
「ありがとう、ツヴァイ。あなたも……私にとっては最高のパートナーよ。あなたと戦えて、本当に良かった」
 たった一日だったが、力を合わせて戦った二人のファントム。
きっとこれが、最初で最後の共闘になるだろう。明日からはもう、二人はファントムではなくなる。
再び元の、エレンと玲二に戻るのだ。
最強の暗者としての実力は、もはや必要ない。二人で逃げ延びられるだけの、力があれば良い。
「お疲れ……アイン」
「お疲れ……ツヴァイ」
 互いに労をねぎらい合う。そして、今まで共に生きてきた、もう一人の自分に別れを告げる。
ファントムとして生きる、最後の日が終わる……。

34 :
 インフェルノは崩壊した。組織の残党達は、それぞれ新しい生き方を探しているらしい。
他の組織に合流する者、これを機に足を洗う者、さまざまだ。
俺達はというと、再びモンゴルに戻った。一度はインフェルノに邪魔されたが、今度こそエレンの故郷でゆっくり過ごしたかったからだ。
もうインフェルノの追っ手はいない。
なかには俺達に報復しようと考える奴もいるだろうが、組織の後ろ盾なしでは居場所を突き止めることさえ難しい。警戒は常に怠れないが、以前に比べればはるかに状況が楽になっているのも確かだ。
しばらくモンゴルで過ごした後、今度は再び日本に戻ってきた。
何も変わっていない。いつだってここは平和だ。
俺達は篠倉学園の礼拝堂に向かった。
以前のように、祈りを捧げるエレン。
そういえば、かつてここでエレンに問われたことがあったな……。
「人をしてまで得られる自由とは何なのか」
俺達は、その答えを見つけられたのだろうか。
「ねえ玲二、覚えてる? 以前私がここで、人をしてまで得られる自由は何か、って聞いたこと」
 エレン……君も同じことを……。
「ああ……覚えてるよ」
「私ね……。あの時からずっと考えてた。私達にも掴める自由って何なんだろうって。
でもね……結局分からなかったの。
どうして? やっぱり……それが、私達の運命なの? 
結局私達は、自由も幸せも掴めないの? 教えて……玲二」
「……俺も……答えは見つからなかった。
どれだけ逃げたところで、人しとしての業は、容易に俺達を解き放ってはくれない。
俺達が探していた自由なんて、結局まやかしだったかもしれない。
けど……だからといって、幸せになれないってことじゃない。
たとえ完全な自由は望めなくても、俺達なりの幸せの形があるはずなんだ」
「それは……何? 人をしてまで得られる幸せって、一体何? 
私……それがずっと分からない……」
エレン……君は、ずっとそうやって思い悩んできたのか……。自らに掴める幸せを探し、見つけられずに絶望し、苦しみ続けていたのか……。
確かに……そう簡単に見つけられるものじゃないかもしれない。
けど俺達は、そんなに多くを望んでいるわけじゃない。
たとえちっぽけでも、俺達なりの幸せの形はあるはずなんだ。
君と二人でなら、それを見つけられるはずなんだ。



35 :
 俺は決断した。
悲しみに暮れるエレンを胸に抱き締め、秘めていた想いを言葉に乗せた。
「結婚しよう。エレン」
「えっ? 今、何て言ったの?」
「結婚するんだ。俺と君で。君が自分の幸せを見つけられないというなら、俺が君を幸せにする。
君にとっての幸せの形を、俺が必ず見つけ出す」
「玲二……」
「祈ってくれ……エレン。立会人も、祝福する者もいない、二人だけの式だけど、ここで誓いを立てるんだ。
が二人を分かつまで、二人は傍にいると」
その言葉を聞き、エレンはゆっくりと言葉を紡いでいった。
「……汝、病める時も健やかなる時も……この者を妻とし、生涯愛し続けることを誓いますか……」
「誓います」
「誓います……私も……」
 潤んだエレンの瞳から、ついに涙が溢れ出た。
「私は……あなたのものよ。私をエレンと呼んでくれるあなただけの……」
「エレン……愛してる……」
「私もよ……玲二……」
 互いに愛を確かめ合った……その時だった。
エレンが……笑ったのは……。
今までずっと俺が欲しかった、最高の笑顔で、笑ってくれたのは。
思わず涙がこぼれる。ようやく……ようやく俺は、一つ約束を守れた……。
間違いだらけで、どの約束も守れなかった俺の人生のなかで……ようやく一つ……。
「玲二?」
「やっと……笑ってくれた……」
「……そうね……。私、今まで生きてきて、今が一番幸せ……」
「俺もだよ、エレン」
 普通の人間から見れば、ちっぽけな幸せかもしれない。
けど俺にとっては、この笑顔はどんなものにも勝る価値がある。
たとえこの先、どれほどの苦難が待ち受けていたとしても、この笑顔を誇りに、俺は幸せに生きていくことが出来るだろう。

 そして……俺とエレンは口付けを交わした。互いに体を抱き締めあい、愛する者と唇を重ねる。
ようやく訪れた至福のなか、俺は固く心に誓った。
必ず約束は守ると。
今日ここで、俺には新しい約束が出来た。
生涯をかけて守るべき、かけがえのない約束……エレンを……幸せにするという、約束が……。

END

36 :
キャルを書いてぇぇぇえっぇ!!

37 :
GJ!
この展開をアニメで描いて欲しかった…

38 :
GJ!!
バトルあり感動ありで面白かったぜ

39 :
GJ!
結婚式アニメでも見たかった
また玲二×エレンをお願いします

40 :
遅くなっったが乙!

41 :
ほしゅ

42 :
GJ!!!
来てよかった!

43 :
ほしゅ

44 :
保守

45 :
キャルもよろ

46 :
ほしゅ

47 :
保守

48 :
ほしゅ

49 :
ほしゅ

50 :
キャルENDも見たいな

51 :
ほしゅ

52 :
ほしゅ

53 :
ほしゅ

54 :
保守

55 :
保守

56 :
保守

57 :
ほしゅ

58 :
後ろから3番目って凄いな
あげ

59 :
スレあったんだね
俺がよく妄想してるのはキャルエンドとエレンエンドで日本脱出してからのセックス。
組織から追われてはいるがセックスする時間はあると思うんだ。
なんせ関係が関係だからエロエロセックスしてると思うんだよね。
あと小説エンドでキャルが玲ニとエレンに同行して3Pとかもよく妄想している。

60 :
>>59
早く脱稿しなさい

61 :
>>60
まさかの即レスw
じゃあキャルの書いてみるお(`・ω・´)

62 :
>>61
ニヤニヤしながらお待ちしています

63 :
書いたお。疲れたお。
・原作プレイしてない人には「?」だお
・キャルルートにつきエレンの話は一切カットだお(葛藤とか入れると面倒くさいから)
・プレイ内容は完全に漏れの嗜好だお
・アナル舐め、口内射精ありだお
・その他適当な部分があるのは気にするなだお
それじゃあ投下するお( ´・ω・`)

64 :
あの日から少し経ち、玲ニとキャルは日本を脱出して、アメリカのとある町にいた。
宿泊先を探しながら玲ニが車を運転していると、キャルが指をさした。
「あそこにしようよ」
玲ニが目をやるとちょうど良さそうなモーテルがあった。
「ああ」
玲ニは短く返事をして車をパーキングへ入れた。
そしてニ人は車を出てホテルの中へ入った。
「選んでいいぞ」
「ん〜じゃあ‥あれ!‥あっ!やっぱあれ!」
キャルが選んだ部屋を見ると、少し遠い記憶だが、どこかキャルと過ごしていたアパートの部屋に似ていた。
少しばかり見入っていると、キャルが腕を引いた。
「早く行こ!」
そしてキャルに腕を引っ張られて、少しよろけながら部屋へと向かった。


―ガチャッ
ドアを開けて中へ入ると、キャルが部屋を見渡して口を開いた。
「きれいな部屋だね」
「まあホテルだからな」
そんな会話をしながら玲ニは荷物を置いて、ベッドへ腰掛けた。
キャルは窓の方へ行って外を眺めている。
「玲ニ先にシャワー浴びてきなよ」
キャルは目線をこちらに移してそう言うと、再び窓の外を眺め始めた。
「ああ」
キャルの後ろ姿を見ながら返事をすると玲ニはバスルームへ向かった。


―シャ―‥
シャワーを浴びながら玲ニはぼんやりと考え事をする。
(そういえばあの日以来キャルとしてないな‥‥日本に居た時はいつインフェルノに襲われてもおかしくなかったからな‥‥)
―そう、二人が日本に居たときもホテルには泊まっていたが、警戒心から行為は一度もしていなかったのだ。
(まあ今も完全に安全ではないがいくらか安心は出来るよな。‥‥しかしキャルも長旅で疲れているだろう‥今日は普通に寝るか。)
脳内議論に一つの結論を出してパンツ一丁でバスルームを出る。
部屋へ戻ると、キャルもシャワーを浴びる準備をしていた。
「いいぞ」
「うん。浴びてくるね。」
浴び終えた旨を伝えると、キャルはシャワーを浴びに行った。


ベッドに腰掛けながら部屋を見渡す。
やはりに似ている。あの燃えてしまったアパートに。
(ああ‥なんであの時キャルの安否を確認しなかったんだろう‥‥きちんと確認していれば彼女とすれ違うことなどなかったのに‥)
自分の浅はかさを悔い、思わず唇を噛みしめる。
(でも‥今こうしてキャルとニ人で居られるんだ‥‥それだけで幸せだ‥)
安堵してため息をついているとバスルームのドアが開く音がした。
―ガチャッ

65 :
ふと見るとキャルが立っている。‥バスタオル一枚で。
「あのさぁ‥玲ニ‥」
キャルはそう言うと目線をこちらから外してそわそわし出した。
「その‥‥ずっとしてないよね‥あの時から‥」
キャルは顔色を窺うようにこちらを一瞥するとまたすぐに目線を外した。
「玲ニも疲れてるのはわかってるけどさ‥‥‥だめ?」
キャルが物欲しそうな目でこちらを見る。
(キャルも同じ事を考えてたんだな‥‥それはそうと俺に願い事する時の挙動はあの時と変わらないな‥)
中身の変わらない彼女を見て安心したのか笑みがこぼれる。
「な‥なに?」
キャルが少し不安そうな顔をする。
玲ニはその顔を見てまた笑みをつくると言った。
「‥‥しよう‥キャル‥」
そして両手を広げて受け入れ態勢を作る。
それを見るなり、キャルは忽ち表情を晴れやかにして勢いよく玲ニの胸に飛び込んだ。
―ドサッ
キャルが玲ニを押し倒すと体を覆っていたバスタオルがはだけ、豊満な胸が露わになった。
玲ニは改めて間近でそれを見て思わず息を飲んだ。
「‥大きくなったでしょ?」
キャルが得意気に尋ねる。
「確かに、すごいな。」
玲ニがそう言とキャルは恥ずかしそうに照れ笑いをした。
そして玲ニが少しばかりに魅入っているとキャルが玲ニの手を掴んだ。
「触ってよ‥」
キャルはそう言うと玲ニの手を自分の胸に持って行った。
そして玲ニの手がキャルの胸に触れる。
―ムニュッ
「んっ」
久し振りの体の触れ合いにキャルが声を漏らす。
(柔らかい、あの頃にはなかった感触‥なにか彼女の思いに触れているようだ‥)
玲ニは感慨に耽りながらキャルの胸を蹂躙する。
「あっ‥‥ん‥」
キャルの顔がだんだんと紅潮してくる。
玲ニは充分に感触を楽しむと、体を捻ってキャルの上になった。
そしてお互いに見つ合い、唇を重ねた。
―ネチャッ‥チュパッ‥
端から聴けばあまり上品ではない音であろうが、2人にとっては最高の安らぎの音色が部屋に響く。
玲ニはキャルの歯茎をなぞり、舌を吸い、唾液の往来を存分に楽しむと、唇を離し、項に吸い付いた。
「うん‥そこ‥‥いい‥」
キャルの反応を確かめ、さらにねっとりと舐めあげる。
項から首筋、鎖骨を伝って、乳房、乳輪、そして乳房の頂上へと舌を這わせる。
「あっ‥」
キャルが少し大きな声を上げる。
そして玲ニはさらにそこに吸い付いた。
「んふ‥‥あ‥んっ‥」
口の中で突起がどんどん硬くなっていく。

66 :
玲ニは舌で突起を舐めあげながら、もう片方の突起を指で転がした。
「ん‥玲ニ‥‥」
キャルが瞳を潤ませる。
そして玲ニはキャルの瞳を確認すると、右手をキャルの内太腿へと伸ばした。
「っ!」
驚いたのか、キャルが体をビクンとしならせた。
そのまま指先でそっと撫でると、撫でる度にキャルの体がしなった。
「じ‥じらさないでよ‥」
キャルが泣きそうな声で懇願する。
玲ニはその様子を見て少し意地の悪そうに微笑むと、内太腿からキャルの秘部へと指を滑らせた。
「んあっ」
キャルが今までで一番大きな声を上げる。
玲ニはさらに秘部の突起を撫であげる。
「はぁ‥玲ニ‥」
突起から液が溢れ出す。
玲ニはその液を指でとって舐めると指で撫でるのを辞め、キャルの両足の間に座った。
そして玲ニがキャルの足をM字に広げると、キャルは恥ずかしそうに顔を背けた。
その様子を見ると玲ニは満足そうに微笑んで、キャルの秘部に舌を這わせた。
「っ〜!」
キャルが思わず声をす。
さらに玲ニの舌がねっとりと割れ目を這いずる。
「あっ‥あ〜っ‥んっ!」
キャルが玲ニの頭に手を置いて悶える。
「んぁっ!‥‥‥はぁ‥」
キャルは絶頂を迎えると暫しの間快感に浸り、そして笑みをこぼすと、起き上がって玲ニを押し倒した。
「今度は私が気持ちよくしてあげるね」
キャルはそう言って玲ニのパンツを剥ぎ取ると、いきなり袋の裏を舐め始めた。
「うっ!キャ‥キャル、いきなりすぎないか?」
玲ニが少し戸惑いながらキャルに問う。
「だって舐めたいだもん」
キャルは口を尖らせてそう言うと、吸ったり舐めりを繰り返す。
「うくっ‥‥」
玲ニも久し振りの快感に声を漏らす。
そしてキャルの舌はスジを上昇して溝の部分へとまとわりつく。
「うっ‥」
的確な舌使いに玲ニのモノはどんどん硬くなる。
そしてある程度の硬さになるとキャルは上からすっぽりとモノをくわえ、口でしごき始めた。
―ジュルッ‥ジュポッ‥ジュルル‥
「ああ‥‥気持ちいいよ‥キャル‥」
玲ニがそう言うとキャルは上目遣いで微笑み返した。
そして玲ニの我慢の分泌液を飲み干すと、モノから口を離した。
「玲ニ、もっとイイコトしてあげるから四つん這いになって」
「四つん這い?何をするんだ?」
「いいからいいから」
キャルはそう言うと玲ニを強引に裏返し、腰を持ち上げ、尻を突き出す体勢にした。

67 :
「お‥おい!キャ‥」
玲ニが何かを言い掛けたが、それより先にキャルが玲ニの菊を指で撫でた。
「っ!」
玲ニが思わず息を飲む。
「すごい敏感だね」
キャルはそう言うと玲ニの尻肉を両手で広げ、剥き出しになった菊に舌を這わせた。
―ネチャッ‥ニチャッ
「うぁっ‥はぁ‥あは‥」
玲ニが元一流し屋とは思えない情けない声を漏らす。
それを聞いてキャルは満足げに笑みを浮かべ、更に舌をねじ込み前後に動かす。
「うあぁっ‥‥キャル‥」
玲ニがどうしようもない快感に悶絶する。
そしてキャルは舌を動かしながら右手で玲ニのモノにそっと触れた。
「さっきよりすごく硬くなってるよ‥‥」
そう言うとキャルは舌を離し、玲ニの体を反転させ仰向けの状態にした。
「乗るよ‥」
そう言ってキャルが玲ニを跨ぐと玲ニはキャルの腰に両手を当てて促した。
―ネチャッ
淫らな音をたてて二人が一つになる。
そしてキャルが前後に腰を振りながら締め付ける―ズチュッニチャッ
「はぁ‥‥玲ニ‥」
幸せの表情を浮かべながらキャルが玲ニの胸になだれ込む。
玲ニも上下に腰を振りキャルを攻める。
―ズチャッズチャッ
そしてお互いに唇を重ねると、一つになったまま体を反転させた。
「はぁ‥‥キャル‥」
玲ニがキャルの胸に埋もれながら腰を振る。
「気持ちいいよ‥玲ニ‥」
キャルは玲ニの頭を抱きしめながら快感に喘いでいたが、玲ニの体を止めて口を開いた。
「ねえ‥‥後ろからもして‥」
キャルはそう言うと四つん這いになり尻を突き出した。
玲ニはキャルの尻肉を鷲掴みにして左右に広げ、モノを挿入し、腰を振る。
―ズチャッズチャッ
「あぁ‥んっ‥‥気持ちいい‥」
キャルが豊満な胸を揺らしながら喘ぐ。
(キャル‥綺麗だ‥)
玲ニはキャルの尻を揉みしだきながら思いのままに突く。
―ギシッ‥ギシッ‥
ベッドの軋む音がどんどん激しくなっていく。
「キャル‥そろそろ‥」
玲ニが一層息を荒げる。
「玲ニ‥‥口に出して‥」
キャルが少し低い声でぼそりと呟いた。
「‥‥いいのか?」
「うん‥玲ニの‥‥飲みたい‥」
「‥‥わかった」
玲ニはそう言うと再びキャルを仰向けにして、より激しく腰を振る。

68 :
―ズチャズチャッ
「ん〜あぁっ!‥‥‥ん‥」
キャルが一足先に絶頂へ達した。
「うくっ!!」
玲ニは絶頂の手前まで来ると、モノを抜き、キャルの口内へと押し込んだ。
「んむっ」
キャルが膨張しきったモノをくわえ込む。
「うっ‥」
玲ニが声をあげると同時に白濁液がキャルの口内に放出される。
「んふ‥‥む‥」
キャルは放出された液を頬に溜めながらモノに舌を這わせる。
「う‥はぁ‥」
玲ニのモノがビクンと波を打ち、残りの液が放出される。
そしてキャルは液を搾り終え、モノから口を離すと恍惚の表情を浮かべながら、液で満たされた口内を玲ニに見せた。
玲ニがそれを見てキャルの頭を撫でると、キャルは液を飲み干した。
―ゴクンッ
喉を通る音が玲ニの耳に届く。
「ん‥あんまり美味しくないね」
キャルが満面の笑みで感想を述べる。
「そうだろうな」
玲ニもそれに答えて笑みを返す。
「玲ニ‥私達‥今幸せだよね?」
キャルがしんみりと言うと玲ニがニヤリと笑って答えた。
「今だけじゃない‥これからもずっとだろ?」
玲ニがそう言うとキャルもニヤリと笑った。



風呂に入った後、お互いに抱き合い眠りにつく。
そして翡翠色の瞳が瞼に隠れると、玲ニはいつかと変わらぬその寝顔にそっとキスをした。

69 :
投下終了だお(´・ω・`)
キャルは素直だからラブラブ和みセックスになったお

70 :
乙!!!!

71 :
GJ!!
キャルかわいいな!

72 :
GJ!
キャルいいなぁ

73 :
GJ!
玲二×エレンも投下希望!

74 :
GJうれしいお(^O^)
今見帰したら擬音はもう少しマシな表現になんなかったのかって思うお(´・ω・`)
エレンはキャルと違ってムッツリだから中々難しそうなんだお
でもちょっと書いてみるんだお(^ω^)

75 :
phantom of inferno xbox360 追加シナリオ END計画は無いんでしょうか??
END.11 終わりなき悪夢(帰国END)後 玲二X美緒 追加シナリオ END
END.6 逃亡者たち 2年後 キャル VS アイン 追加シナリオ END

76 :
ほす

77 :
ホシュッシュ

78 :
みゆきちの声で喘ぐキャル……イイネ!

79 :
ほしゅ

80 :
hoshu

81 :
保守あげ

82 :
血に塗れた手は血でそそぐしかない

83 :
保守

84 :
保守

85 :
今度いつか出るゲームはキャルのルートが楽しみ
早く発売してくれー

86 :
まだあったとは

87 :
キャルage!

88 :
キャル支援

89 :
キャル愛してる

90 :
保守

91 :
キャル保守

92 :
アイン保守。

93 :
大人キャル保守

94 :
アイン保守

95 :
クロウ保守

96 :
ワイズメル保守

97 :

人気声優戸松遥と入野自由「熱愛交際」 ナゾのブログがプロ並取材で暴露
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98 :
低脳声優アンチキモ過ぎ

99 :
キャル

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