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2013年05月エロパロ16: パワポケでエロパロ29 (182) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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パワポケでエロパロ29


1 :2013/04/08 〜 最終レス :2013/05/01
ようこそ、「パワポケでエロパロ」スレへ。
当スレッドは野球バラエティゲーム『パワプロクンポケット』シリーズのエロパロスレです。
SS(エロあり・なし)、小ネタ、妄想などを投稿したり、投稿されているのを見て楽しみましょう。
前スレ
パワポケでエロパロ27
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1356209794/l50
SS保管庫wiki
http://pawapokeeroparo.wiki.fc2.com/
避難所
http://wiki.livedoor.jp/pawapokeeroparo/bbs/3390/l50
議論スレッド
http://wiki.livedoor.jp/pawapokeeroparo/bbs/3389/l50
1.「sage進行」
・sageの方法はE-mailの欄に[sage]と入力
・テンプレを見ているかどうかを見分けるための意味合いが強いです。
2.「人を選ぶ内容の作品は投稿前に注意を呼びかける」
・特にNTR、レイプ、リョナなどは先にレスしといた方が無難です。
・苦手な人は、注意が出ていたら読み飛ばすか、専ブラならNGすること。
3.「煽り・荒らしはスルー」
4.「無自覚な荒らしにならないこと」
・1〜3を守れていても、「他人の作品を"過剰に"貶して空気を悪くする」等、
 マナーがあまりにもない場合、無自覚だろうと煽り・荒らしだと判断されます。注意しましょう。

2 :
FAQ
・作品を投稿したいんですが
ちゃんと書き終わりましたか? 未完成ではありませんか?
よし、なら投稿しましょう。
・○○ネタなんだけど、需要あるかな?/書いていいかな?
まずは投稿しましょう。スレ違いでない限り、大抵は需要があります。
なくてもスルーされるだけです、気にしないでまた投稿してください。
・台本形式ってダメなの?
台本形式でも良い作品はあります。結局はキャラ崩壊していないか、扱うネタはどうか、そして『面白いか』です。
・エロなしSSってダメ? 雑談ってダメ?
エロなしSSはローカルルール的にはグレーです。禁止されてはいませんが……ケースバイケースでしょう。
雑談は「萌え談義」「エロ妄想」などはローカルルール的に問題なしです。ただしやりすぎるとウンザリされます。
・wikiって何なの?
有志の管理人が、このスレッドに投稿された作品をまとめてくれています。
一部のページ以外は誰でも自由に編集することが可能ですので、手伝ってあげると喜ぶかもしれません。
・あの、俺の作品がwikiにまとめられてないんですけど……
基本的にwikiの管理人が一人でまとめる、という風潮があるので、どうしても遅れてしまうらしいです。
一刻も待てない、という人は自分でwikiを編集すると良いでしょう。
・遅れてしまうって割には、俺の後から投稿された作品もまとめられているけど?
もしかすると、管理人や他の編集者が載せ忘れているかもしれません。
wikiを編集できない事情があり、ここに書き込む場合は、その旨を書いておくと荒れにくいかもしれません。
報告してあげましょう>(ttp://pawapokeeroparo.wiki.fc2.com/comment/%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%A7/)
・報告しても載せられないんだけど? というかスルーされました
もしかしたら「テンプレを守れていない」などの理由により、荒らしと見なされたのかもしれません。
自分のレスを見返し、ageていないか、マナーのない行動はしていないか……
つまり「荒らし扱いされるようなことをしていないか」を確認しましょう。
書き込んだ時には何も問題ないと思っていても、冷静になればかなりイタイことをしてしまっていた、なんて良くある話です。

3 :
>前スレ
>パワポケでエロパロ27
28だった
申し訳ない
URLは28スレのはずです

4 :
>>1


5 :
>>1

6 :
>>1
乙乙

7 :
>>1
今年こそ新パワポケが発売されることを祈るぜ

8 :
>>1乙です
新スレでは14のSSが充実したら良いなー(チラッ

9 :
もしパワポケ15が出れば社会人野球編になるかな?(シリーズのサイクルから考えて)
それとも飛ばされたプロ野球編がくるかな?
それとも新たなストーリーとして1のような高校野球編がくるかな?
しかし何が来ても三つは買う俺

10 :
>>9
やっぱり多分出るとしたらストーリーさっぱりさせて新たに一から高校編だろうね(14で1からの話は一応の終結を見たわけだし)

11 :
>>1乙です

12 :
ヒカル投下します

13 :
『ザ・ニューバッテリー』

「…イマイチ実感湧かないよな。あれからそんなに経ってるって。」
「そりゃ火星から帰ってきた、っていうなら色々違うだろうね。」
「父さん達ともなんだかんだで隔週で連絡取ってたし。」
「へぇ、火星から連絡できるんだ…ジャジメントの新技術、ってやつ?」
「それでもクソ高い電話代なんだけどね。最近山田父さんの工場で心を持つAIチップとかいうのが爆売れして景気が良いんだって。」
「ふーん…他の皆とは連絡取ってたの?」
「井石からはたまーに連絡が来たな。…旅は色んな意味で順調だってさ。
 普通は身内通さなきゃ連絡出来ないんだけど、一緒に火星に行った垣内さんが色々回してくれたから。」
「へぇ、気のいい人だね。」
「火星なんとかっていう野球チームの監督だったらしくて、とにかく気が合ってさ。」
「野球は万能だね。」
「……あのさ。」
「ん、どうかした?」
「さっきから何気なく話してるけどさ…」
「?」
「お前…本当にヒカルなんだよな?」
「えっ?そこ?」
久しぶりに出会った彼…いや、彼女は大きく変わっていた。
元々の中性的な顔立ちは成長こそすれども、記憶の中のヒカルと基本的には同じ顔つきだが
かつては男らしくするためざっくりとしていた短髪は可愛らしいショートボブに変化し
「堂々としていればバレない」と述べていた身体はかなり女性らしくなり
巨乳とまではいかないまでも、年齢相応、いや身長相応には胸は膨らみ、腰回りも大きくなっていた。
どこから資金が出ているのかはよくわからないが、服装もお嬢様っぽくまとまっている。
逆に変わっていないところと言えば声だろうか。
あの頃よりも声音が女性らしく聞こえてくるようにはなったが。
「なんつーか、普通に女になってるからさ。ちょっと信じられない、っていうか。」
「へへ、ありがと。」
「…それにしてもデカくなったな、お前。」
「…僕だって気にしてるんだから言わないでよ。」
「あ、ゴメン。」
一番の違いはそこだった。
女性らしさ云々以上に目に見えて違うのは身長である。
思春期の間は女の方が男より背が高くなる頃があるらしいが、そういう話ではない。
15歳にしてすでに180cm前後。
今現在テーブル越しに座って見てわかる範囲でさえ、顎の位置が小波より顔半分ほど高い。
「誰だかよくわかんないけど、僕の母体になった人が凄く大きな人だったんだって。」
「…お前、ひょっとして関西出身?」
「…?生まれは聞いたこと無かったなぁ。システム達に聞いてみる?」
「いや、そこまでしなくてもいい。もう一杯お茶いるか?」
「あ、じゃあお願い。」
「で…感動の再会、はいいとして、何の用なんだ?」
「えっ?」
「なんとなくだけど、遊びに来た、ってわけじゃなさそうだし。」
「あ、あぁ、ま、用って程のものじゃないんだけど…」
どこか歯痒そうにヒカルは周りをチラチラと視線を外にやる。
あからさまに話しづらそうなのが目に見えるが、原因は分かっていた。
「おーい父さん達、ちょっとあっち行っててくれ。」
「えっ?な、なんのことでやんすか?」
「お、オイラ達には何の事だがさっぱり…」
「…やっぱりそこで見てるじゃん。」
直後にドタドタと駆けゆく音が聞こえた。
恐らくメガネ二人が寝室あたりにでも逃げ込んだのだと思われる。

14 :
「わ、わるかった…かな?」
「いいんだよ。女の子が家に来てる、ってことで舞い上がってるだけだから。」
「ふーん、父親ってそういうものなの?」
「…いや、父親的にも異性的にも見てるからね、あの人達。」
「?」
首をかしげるヒカル。
話が変に深入りする前に、もう一度小波は問い掛ける。
「で、もう一度聞くけど、何の用なんだ?」
「えーと…今じゃ無くても…いや、今でいいかな。
 ちょっと悪いんだけど、えーと、湯田さんは…有名なピッチャーだよね。
 お父さん達の中でキャッチャーの人いなかった?」
「落田父さん?」
「あ、そうそう、その人…ちょっとその人に協力して貰いたいんだけど…ごめんね、さっき追っ払っちゃうようなマネして。」
「キャッチャーが必要なのか?」
「うん。いや、上手くいけば必要じゃ無いかも。」
「…?」
ロングスカートのワンピース姿。
そこにヘルメットとバッティンググローブ、そして金属バット。
ミスマッチこの上無い出で立ちでヒカルはバットを構えていた。
「さぁ、どんとこいでやんす!」
「あ、リードはお手柔らかにお願いしますね?」
「それはもちろんでやんすぅ〜」
遠目でも分かる父親のにやけた笑い。
良いところを魅せようと必なのが丸わかりである。
「なぁ、本当にやるのか?一打席勝負。」
「うん!」
「…魔球教えてほしいんじゃなかったのか?」
「それだけじゃ気が済まなくなってね。
 でもとりあえずは魔球そのものに挑戦したいんだ。」
「それだけじゃ気が済まない?…どういうこと?」
「詳しいことは勝負の後!手加減無しでお願い!」
とぼとぼと歩き、大まかに距離を取る小波。少し離れすぎているくらいが丁度良いかもしれない。
(手加減無し、魔球に挑戦したい…つまり魔球を投げろ、ってことだよな?)
確かにエクスリーグの時に『これからも野球を続けろ』と行ったのは覚えているが、はっきり言ってやりづらいことこの上無い。
本人があれからも真面目に野球をやり続けていたのか否か以前に
こうも女の子女の子している相手に魔球を放れというのがあまりにも忍びない。
(まぁレベルの低い魔球一個放れば気が済むだろ。打てるわけ無いし。)

「うぉぉぉぉ!あ、あれはフェンス直撃レベルでやんす!すごいでやんす!!」
「はぁ、はぁ、はぁ……ぶっつけ本番…成功…」
「うそ…だろ?」
高速で低空飛行を続けていた白球が地面を転がり始めた。。
方向、飛距離からしてツーベースは間違いない。
確かに魔球とは言え打たれることがあるのは事実。ガッツさえあればきちんとバットに当たるし
かつて全力で投げた魔球が男ホームランズの南にシングルヒットにされたこともある。
ましてや先ほどの低レベル魔球なら打たれることもそう珍しくは無い。
それでもツーベースは普通にやって打てるものではない。“普通”にやっては。
「お、お前いつのまに魔打法を…」
「魔球相手に打つのは初めてだったんだけど…上手くいったね。」
「うっわー…騙された気分。」
「見苦しいでやんす。紛う事なき小波の完敗でやんす。」
「そりゃそうだけどさぁ…」

15 :
うなだれる小波を尻目に、ヒカルは落田となにかを話し合いだした。
囁くような声の大きさからして、小波には聞かせたくないらしい。
「うーん、ま、仕方ないでやんすね。
 ヒカルちゃんが勝ったのは事実だし、それに一日やそこら練習しない程度、なんとかなるでやんす。」
「ありがとうございます!」
「いやー可愛い女の子の頼みとあっては…あ、ではオイラはここでおいとまさせてもらうでやんす。」
下心を隠そうともしないにやけ面のまま、そそくさと退散する落田。
やや傷心の小波からしてみればうざいことこの上無い。
「ねぇ、小波」
「…」
「ごめんごめん、ふてくされないでよ。魔打法使うから、って言っておくべきだったよね。」
「…で、何の用なんだ?」
「お願いがあるんだけど、いいかな?」
高い目線の位置から見おろしながら、まばゆい笑顔で語りかけるヒカル。
その妙に嬉しそうな笑顔を目にして、小波は彼女の真意を理解した。
「つまり勝負に勝ったから言うことを聞け、ってことか?」
「えっ?ま、まぁそういうことなんだけど…」
「…事前に言っておけよ。事前に。」
「だってそうしたら本気で魔球投げてきちゃうでしょ?」
軽い口調で話を進めているが、要するに彼女は最初から、小波が加減した魔球を放ってくることを予測していたというわけである。
「さっき全力で来い、とか言ってたくせに。」
「それはそれ、これはこれ。」
なんとも抜け目ないことこの上無い。
釈然としない小波だったが、どんな形であれ勝負に負けた後に
『そんな約束していないから却下だ』というのがかなり見苦しいということくらいは理解している。
「わかったよ。言うこと聞くよ。何をすればいいんだ?」
「へへへ、ありがとね。じゃ、とりあえず明日の練習はサボってね。」
「へ?」

「お代わり持ってこようか?ドリンクバーだし。」
「あ、あぁ、頼む」

「俺は一体何をやってるんだ?」
頬杖を付きながら小波は状況を振り返る。
朝9時に駅に呼び出され、なぜか一緒に映画鑑賞、ジャジメントスーパーで色々な買い物に付き合わされ、さらにその荷物持ち
現在レストランで食事中である。
釈然としないのは確かだったが、よっぽど無理な内容でもなければ願い事を聞いてやるのもいいだろうと思ったのは事実。
そして今までにやっていた内容も決して行うのに無理のある内容では無い。
どちらかというと良い息抜きといえる部類だ。
だとしてもわからない。彼女が何をやりたいのかさっぱりわからない。
「魔球を教えてもらうんじゃないのか?」
最初はそう思っていたのだが、よくよく考えると既にその必要はない。
魔打法が使えるというなら、同時に魔球もなげられるはずなのだ。
「結局遊びたいだけなのか?それとも…」
「何ブツブツ言ってるの?」
後ろからコツンと小突かれ、くるりと振り返るとジュースを二つ手にしたヒカルがそこにいるのに気が付いた。
「何か気になることでもあるの?」
「い、いや別に…じゃなくて、やっぱり気になるか。」
首をかしげながらストローを咥えるヒカル。
彼女の真意云々以上に、共に過ごしていて恥ずかしいというのが本音だ。
こっちはなんとか小学生の頃の雰囲気を保とうと、あくまでも友達として付き合おうとしているのに対し
肝心の彼女が可憐な少女(背丈除く)に育ってしまっており、どうにもこうにもやりづらい。
(デートじゃあるまいし…ったく)

16 :
「何が気になるの?」
「変なこと聞くようで悪いけど…お前何がしたいんだ?」
「えっ…?」
一瞬の驚きの後、急にヒカルの表情が曇り、またも小波をうろたえさせる。
その『女の子』としての表情を見せられるのは御免被りたい。
「ごめん…つまらない…よね、僕なんかと過ごしてても…」
「いやいや!そういうわけじゃないって!
 楽しませてもらってはいるけどそういうことじゃないだろ!?」
「…?」
「なんて言ったらいいかな…その、つまりお前の目的はなんなんだ、ってことだよ。」
「目的?」
先ほど以上の角度で首をかしげるヒカル。
どうにも自分と彼女の間で相当の認識のずれが生じているらしい。
「わざわざ勝負事にしてまで俺に言うこと聞かせたわけだろ?
 それなのに…なんつーか、遊んでるだけで…」
「…えっ?」
「まぁ遊びたいだけ、っていうわけかもしれないけど、だったら昔みたいに誘えばいい話だろ?
わざわざこんな手間して映画に誘ったり、どう言う意図があるのかなー…って。」
「…」
再び彼女の顔を見てみると、文字通り開いた口がふさがらない様子。
空になったグラスが倒れているのにも気が付かず、ぽかーんとしたままこっちを見つめている。
「…あのさ、僕たちはもう高校生だよね?」
「どうした急に。」
「その、高校生が異性に対して『一緒に映画見に行こう』って話しになったら…まぁそういうことになるんじゃないかな?」
「そういうこと…ってどういうことだ?」
ヒカルの頭ががくりと落ちる。呆れて物も言えないのか、か細いうなり声のような音が聞こえだした。
さっぱり状況を掴めていない小波を余所に、ブツブツと独り言が響き始めた。
「ちょっとこれはどうなんだろう。本格的に色々おかしいでしょ」
「ヒ、ヒカル?」
「ん?あぁ、なるほど…中学時代を学校じゃなくて火星で過ごしたらそういう風にもなるのかな?」
「お、おい?ヒカル?」
「でもいくらなんでもこれはちょっと…あっ、そうか!」
ガタンッ!
「えっ?ど、どうした?」
ヒカルの渋い表情が一転して明るいそれに代わり、その場にいきなり立ち上がった。
「これでいいんだよ!これなら君の言うとおり僕の狙い通りになるんだよ!」
かつて無い程に爛爛と目を輝かせ、小波の手を握るヒカル。
動揺すると同時に、僅かな胸の高鳴りを感じて思わず目をそらしてしまう。
「うん!ご飯食べ終わったらすぐに出るよ!」
「お、おう…」

「東口側異常ナシ」
「南口側異常ナシ」
「西口側異常ナシ」
「北口側異常ナシ」
「建物内部外者ナシ」
「問題的要素ハ見受ケラレマセン。」
「はい、ご苦労様。」

17 :
直径数mはあろうかという球体型の機械がわらわらと廃ビルの周りを動いている。
システムといわれる戦闘兵器だ。
「問題ないってさ。」
「あいつらが町中をうろうろしてる事そのものが大問題な気がするんだけど。」
武内ミーナに教えて貰ったことがあるが、見た目相応以上にえげつない連中らしく
通常兵器に匹敵する戦闘力を誇るサイボーグ達を軽々と駆逐できるとかなんとか。
こんな物騒な連中を顎で使うヒカルには恐れ入ってしまう。
「大丈夫だよ。システム達隠れるの上手いから、人にばれたりするのは殆ど無いよ。」
「全くないわけじゃ無いんだな。」
そして心強さと不安さを同時に抱ける頼もしい護衛に連れられたのは、町外れの廃ビル。
ちょうどヒーロー達がねぐらにしていたのと似た
普通に過ごすのは抵抗があるが、野宿よりは全然マシ、といった感じの、そこまでは荒れていない廃墟だ。
その中で比較的綺麗な一室、都合良く放置されたベッドに二人は腰掛けた。
「おい、こっちはこんどこそ本当にわからないぞ。何がしたいんだよ。」
「わかんないかなぁ?」
妙にへらへらとした笑みを浮かべるヒカル。
可愛らしさが感じられないと言ったら嘘になるが、それ以上にかんに障る。
「あのさ、女の子がわざわざ二人っきりになれる場所作って、そこに同い年の男の子を呼び寄せてるんだよ?」
「は、はぁ?」
「しかもベッド付きだよ?いくらなんでももう分かるでしょ、君でも。」
「…」
「…流石にわかるよね。」
「…」
「わ、わかるよね…?」
目をそらす小波。再び唖然とするヒカル。
流石の小波も分かってきた。
(…俺が悪いのか。なるほど)
そこに気づけただけでも上出来ではあるが、肝心の何が悪いかが分かっていない。
「……」
気まずい沈黙が続く。
なんとかそつの無い言葉をふっかけようにも、頑張って口から振り絞って出てくるのはあー、だとかうーだとか、うめき声に近い何かだけ。
そしてどうにも出来ないまま目をそらし続けていると、ヒカルが動き出した。
「…!?ど、どうした?」
何も言わず肩に手を乗せ、顔を近づけるヒカル。
「お、おい!?」
ほのかに赤く染まった頬で、徐々に顔と顔との距離を狭めていく。
「近いって!恥ずかしいからやめ…」
ちゅっ

「…思ったより恥ずかしくは無かったかな?」
「こ、これって…」
「もうわかったでしょ、とは言わないよ。流石にね。」
そう言いながらヒカルは自分の服に手を掛ける。
薄着がはぎ取られ、眩しい白肌、下着に包まれ膨らんだ乳房が露わになった。
小波はただ息を呑んで、女へと成長した彼女の肢体に見とれていた。
「君と別れる前、僕は後悔してたんだ。」
「後悔…?」
「もし最初から女として君に会っていたら、もし君に素直な気持ちをぶつけられたら、って」
「それって…」
「はっきり言っちゃうと、いつの間にか恋してたんだ。君に。」
緊張、興奮、羞恥、その三つが入り混じった赤色に彼女の頬は染まった。
既に生まれたままの姿となった彼女は、小波の胸に倒れ込むようにもたれかかる。

18 :
「もう後悔したくない。だから君との友達関係は止めにしてステップアップしていきたいんだ。」
「…」
「僕と…付き合って欲しいんだ。」
再び唇と唇が重ねられる。
重なったそこからは平時より高まったお互いの体温を感じ、改めて視線と視線を絡ませる。
「順番が逆じゃ無いか?」
「手段は選ばない主義だからさ。…で、合意と見なしていいのかな。」
期待と不安の表情で訴えるヒカルに向かって、小波は無言でこくりと頷いた。
「ん、ちゅ…くちゅ…ちゅる、んぅ」
ベッドの上、一糸まとわぬ姿のまま、互いの唇を吸い合う二人。
途中で小波は彼女がそれなりに整った環境を事前に用意しておいたということ気が付いたものの
口付けの甘美な感触に酔いしれ、それどころではなかった。
最初は恐る恐るやっていた舌の交わりもいつの間にか遠慮のないものに変わり
お互いの唇が唾液に塗れるのも構わず、舌と舌を絡ませ合い、熱に浮かされるようになってようやく距離を取った。
「はぁ…思ったよりノリ気だね。」
「仕方ないだろ、男なんだから。」
「さっきまでずっとスルーしてたのに?」
「それをいうなよ。」
「んっ…ぁあっ…」
上気した顔で軽口をたたき合った後、彼女の膨らんだ乳房を力強く揉む。
「ホントに女になっちゃったんだな、お前…」
「そりゃそうだよ…元々女の子だったんだから…ぁ…」
小学生の頃と違い、決して小柄とは言い難い彼女の身体に見合うサイズに成長しており
むにゅりとしたやわらかな感触が実に心地良く、彼女の口から漏れる甘い吐息も背筋をぞくりとさせる。
そのまま彼女を無理矢理組み伏せたい衝動を抑えながら、ちょこんと突起した桃色の突起に口を付ける。
「ちゅる…んっ…ちゅるる」
「そこ、舐めちゃちゃ…んぅっ」
「んっ、嫌だとは言わせないぞ。」
「そ、そうだけど…や、ちょ…」
ふと目を合わせてみた彼女の顔は羞恥の色に染まり、狂おしいほどに愛らしい。
小波の中の『初めて見るヒカル』が次々と更新されていき、小波自身も次へと次へと先に進みたくなってしまう。
「いっ!…か、かんじゃだめ…」
「悪い悪い。」
謝罪する小波だが、左手で胸を揉みしだく動作はとまらなかった。
「胸ばっかり、もう…」
「じゃ、ちょっと足開いてくれるか?」
「…う、うん。」
いかにも恥ずかしげにゆっくり開かれる足。
文字通り固唾を飲んで見守る小波の目の前に、うっすらと毛に覆われた秘所が現れる。
まだ触れてもいないはずのそこは目に見えるほど潤いに溢れ、湯気が出ていると錯覚しそうなほどのむんとした熱を感じる。
独特の雌の香りが鼻腔から脳をくすぐり、思わずくらくらしてしまう
「あ、あんまり見られると恥ずかしいなー…」
「…」
「…聞いてないね。」
「触るぞ。」
「えっ…ちょ、待っ…ひゃああっ!」
くちゅりと触れただけで高らかな嬌声が響く。
男性経験はおろか、自慰の回数もあまり多くないと思われるそこは、彼女の体温を凝縮したかのような熱さだった。
探るように指を突っ込むと、外部からの侵入を拒むかのようにぬるりとした肉壁がきつく締め上げてくる。

19 :
「んっ…あっ、あぁ…」
「…どんな感じなんだ?」
「わ、わかんない…ちょっと口では説明できない、っていうか…あぁっ!!」
割れ目の上に位置する肉豆をつまんでみると、彼女の口から悲鳴にも聞こえる甲高い叫びが飛び出す。
女体という未知への好奇心、そして彼女の扇情的な感触と反応は小波の欲望を燃えあがらせる。
恐る恐る探るようにしていた指先の動きは大胆なものへと変わり、二本の指をじゅぼじゅぼと出し入れしていた。
「んっ、ふぁあっ、ちょ、待っ…」
「すごいうねってくるな、これ。」
「ま、イっちゃ、やめっ…」
「え?そろそろイきそうなのか。」
「だ、だから、んっ、もうっ、やめ…んあぁっ!!」
ビク、ビクビクッ
中で暴れていた指がキュッと締め付けられ、ヒカルはその場に縮こまる。
赤い顔はそのままに、切なげな瞳で小波を見つめる。
「…イッたのか?」
恍惚とした表情でヒカルはこくりと頷いた。
何気ない仕草ではあるのだが、だからこそ小波の官能をたまらなくくすぐってくる。
「さっそくで悪いけど…もういいか?」
「…」
「ヒカル?」
「えっ…あ、ほ、本番ね…いいよ。」
まじまじと小波の屹立した男根見つめるヒカル。
笑顔を見せてこそいるが、持ち上がった口角はどこかひくついている。
「ごめん、ちょっと不安でさ…」
「言われなくてもわかる。」
悪いと思いながらも、小波の自制心はそう思うのが精一杯で限界だった。
いきり立った肉棒を彼女のほぐれきった膣口にあてがい、先端をねじ込もうとする。
「…!?…っ…!!」
「ちょっと力、緩められるか?」
「うん…」
散々ほぐしたはずのそこは、肉棒という大きな異物に対して順応し切れていないのか、まだ強く締め続けた。
じわじわ腰を進めるが、じっとりと絡みつく肉壁を前に滅茶苦茶にしてやりたい衝動をグッと堪え
思い切って腰を突き出した。
「っっ!」
「ぜ、全部入ったぞ…」
ヒカルは目元に涙を忍ばせ、口をパクパクしている。
痛みのあまり声も出ないらしい。
「くっ…」
一方の小波はというと別の意味で辛かった。
ぬるりとした熱い肉壁に包まれ、昂ぶりに昂ぶった欲望を早く解放したい一方、彼女を傷つけたくは無い。
そのジレンマに耐えている間に狭い膣がぞわぞわと絡みついてくる。
どうすればと歯を食いしばって堪えていると、震える唇で彼女が語りかけだした。

20 :
「こ、このまま、出しちゃってくれる?」
「えっ?それって…」
「我慢して欲しくないし…情けないけど結構キツイから、とっとと済まして欲しいって言うか…」
ひくついた笑顔を見せるヒカル。
冷静に考えればとんでもないことを言われているのだが、今の小波が冷静であるはずもなく
彼女からの『お許し』のままに、一気に奥まで自分のモノを押し込んだ。
膣肉を先端の膨らみを押しのけ、引いたときにひだひだがカリ首に引っかかる感覚が極上の快感を与えてくれる。
「うっ、ああっ…んんっ、ひぃいっ、んっ、んっ!!」
先ほどよりは慣れてたのか徐々に彼女の悲鳴に甘い色が混じってきた。
だったらこれから少しずつ…といいたいところだが、今の小波には己を押さえられるほどのゆとりなど無く
欲望に任せてガンガンと彼女の狭い膣を突き続ける。
「うぁあっ、ちょっ、もうちょっと、や、やさしっ、くぅっ!!」
「悪い、押さえらんない…!!」
テクニックなどあった物でも無く、ヒカルの細身の尻と小波の腰がばしんばしんと音を立ててぶつかり合い
その中でぐちょぐちょとした淫靡な水音が響く。
「んっ、んんっ、いっ!」
「はぁっ、ヒ、ヒカルぅ!」
ぬめりとした慣れない女性器の感触が暴走を引き起こす。
ひたむきにこちらを見つめるヒカルの朱に染まった顔を眺めながら、膣壁を抉るように肉棒をゴリゴリと擦り付ける小波。
心のどこかで彼女に申し訳なく思いつつも、絶頂に向かって高みを登っていく。
「そ、そろそろ…ヒカル…っ…ぐぅっ…!!」
「いいから、も、もう、おわりに…いぃっ!」
悲鳴にも近いか細い叫びが彼女の喉から響き、膣内で肉棒が大きく膨れあがり、そして…
ドクッドクドクドクッッ

「…無理すんなよ。」
無人のビルの一室の中、荒い息をつく彼女を胸に抱きながら、頭を撫でる小波。
「ごめん…」
「いいから休んでろよ。」
初体験だというのにかなり無茶をさせてしまったかもしれない。
とりあえずいつまでも裸でいるわけにもいかないので服を着たのだが、その時点でヒカルは心身共に疲労しきってしまったらしい。

21 :
「なんていうか、軟弱すぎて恥ずかしいなぁ…はは」
「お前もすっかり女の子になった、ってことだろ。」
「それ褒めてるの?」
「俺もわかんない。」
他愛も無い話で談笑する二人。
先ほど身体を交えた時の桃色の空気とは打って変わって、エクスリーグで共に過ごしていたころの和やかな雰囲気だ。
しかしヒカルがそのまま話を納める気は更々無かった。
「で、お返事は?」
「返事?」
「僕と付き合ってくれる、って君の口からまだ直接聞いてないからね。」
「あ、あぁ…それか。」
「そもそも君は僕のことが好きなのかい?女性として。」
「ちょ、ちょっと待て。」
「まさかのヤリ逃げ?」
「ちげーよ!!」
あからさまに小波の反応を楽しんでいるヒカル。
しかし彼女の眼差しからは冗談らしきものは一切伝わらない。
(正直に言うしか無いよな…)
「どうなの?」
「ぶっちゃけわからないんだよ。お前のことが好きなのかどうか。」
「………そ、そっか」
「おいおい、勘違いするなよ。だからこそお前と付き合いたい、って話なんだから。」
「えっ?」
キョトンとするヒカルの髪を優しく撫で、緊張のあまりもつれそうになる舌を押さえ、平静を努める。
「お前と付き合って、確かめたいんだよ。
 俺はお前のことが好きなのかどうか…いや、今以上にお前のことを好きになれるのかどうか。」
「確かめたい…」
「なんつーか、その、既成事実作られちゃった、ってのもあるんだけど…」
「…」
「言葉にしづらいけど…少なくとも今のヒカルは俺をそういう気持ちにさせてくれる存在なんだよ。」
「…安心してよ。」
「安心?」

22 :
「確かめる必要なんてないよ。無理に好きになる必要も無い。
 …絶対僕に夢中にさせてあげるから。」
「そりゃ恐ろしいな。」
クスリと笑みを浮かべながら立ち上がる小波。そして彼女の手を引き上げる。
「さぁて、これからガシガシ責めていくからね!覚悟してよ!」
「はは、お手柔らかに頼むよ。」
「本格的にバッテリー組まなきゃね!これがホントの恋女房…」
「お前キャッチャーなんてできるの?」
「……君、小学生の頃に言ったこと覚えてないのかい?」
「えっ?な、何の話だっけ?」
「…なーんだったっけなぁ〜」
「えっ!?お、おいっ!!ちょっと…」
慌ててる彼女に詰め寄る小波。そして彼から目を逸らしつつ笑みを浮かべるヒカル。
この日誕生した新しいバッテリーは一件いつもと変わらぬ様子で、その実大きく関係を変化させながら二人三脚で歩みを進めていった。



「映像、乱レアリマセン。」
「音声、乱レアリマセン。」
「記録トシテハ申シ分ナク、証拠能力ハ十分ト思ワレマス。」
「…うーん、ホントにこんなことしていいのかな?無断でビデオ撮っちゃうなんて。」
「クイーン、コレハ一種ノ戦イナノデス。アノ少年ニムラガルヤモシレナイ他ノ女トノ戦イナノデス。」
「ソノタメニハ本人ノ実力ハ当然トシテ、外堀ヲ埋メテイクナド、正攻法以外ノ手段ヲ取ル必要ガアリマス。」
「チナミニ非公式情報デスガ、我々ノ母体トナッタだーくすぴあハ、ソノ争いニ負ケテシマッタト言ウ報告ガ入ッテオリマス。」
「…まいっか♪」

23 :
以上です
正直、自分でも女らしくなったヒカルのイメージがイマイチ定まらないまま書き上げてしまった…
誤字脱字等あるかもしれませんがご了承ください。

24 :
>>23
GJ!
自分的にはヒカルの作品がもっと増えて欲しい

25 :
>>23
GJ!

26 :
GJ!
ヒカルの食えない性格が出てて良い感じ!

27 :
GJ!!

28 :
ヒカルきたー!GJ!

29 :
保管庫がしばらく更新されてないな…

30 :
と思ったら更新来てた

31 :
実際ヒカルも成長したらでかくなるんだろうか

32 :
>>31
個人差があると思う
俺もチビだった奴が大きくなってて驚いた
え?そっちじゃない?

33 :
>>32
個人差言うてもカズのクローンが母体だからなぁ

34 :
なんだかんだでハンナもヒカルも投下されたのはいいね

35 :
10主×さらの投下待ち

36 :
>>34
彼女候補はさやかと姫子だけとか言われてたくらいだしなぁ

37 :
武美や冴花、さらにさかのぼると智美やフッキーみたいな独特の可愛らしさあふれる彼女候補を作ったライターさんが
どうしてハンナみたいに反応に困る彼女さんを作ってしまったのか甚だ疑問
個性の無いキャラともいえない一方で魅力あふれるかというと首をかしげたくなるあの微妙な感じ

38 :
14は彼女抑えた感すらある
13がだいぶはっちゃけてたしな

39 :
正直みんなやる気なかったんじゃないかとしか思えない

40 :
小学生の恋愛だしあんな感じだと思ったけどなあ、俺は
友達の延長上って感じでこれからが楽しみって感じで

41 :
10主×さらの純愛まだー?

42 :
クレクレはノーサンキューで

43 :
ハナやつぐみを書く猛者はおらんのか

44 :
>>43
響子「」

45 :
そりゃむーみんのSS書けって言ってるようなもんだしなぁ

46 :
>>40
ぶっちゃけパワポケにそういうのは求められて無かったんだがな。
おねショタと妹属性がいたから11よりマシだけど。

47 :
14の主人公が願ったら具現化するんだろうな
しかししないということは…

48 :
准に対する「そりゃ若くはないでしょうよ(意訳)」の台詞はもう少しどうにかならなかったのかと
よう子先生くらいの扱いにしてあげても良かったんじゃないだろうか

49 :
>>45
攻略してみると結構ええ子なんだけどね…w

50 :
14はあすかみたいな(パワポケらしい)普通の彼女一人いれて欲しかったな

51 :
普通の彼女枠はつぐみでよかったな
ハナ?知らん

52 :
10主×さら待ち

53 :
>>48
1の主人公とよう子先生は歳の差が10くらいだけど14の主人公と准は20近いだぜ

54 :
著しいさら不足

55 :
>>53
よう子先生の場合
10主「あの先生ああ見えて40過ぎの子持ちだぞ」
荷田「はぁ?なんであんなに若く見えるでやんすか!?」
准の場合
14主「お姉…さん…?」
准「何か文句ある?」

56 :
20も下の子供にあの態度…大人げ無いな…9の時風来坊さんに攻略されておけばこんな事には…

57 :
准が某風来坊と再会したらどんな反応するんだろう?

58 :
ピンク物投下します、タイトルは「花冷えの夜に」
特殊性癖等は入ってないので多分注意は必要ないんじゃないかと思います
※某渋に同文作品があるのは作者本人、問題なし
----
 既に春となっているはずのこの日、暖かかった昼間から一転、夜になって突然気温が下がった上に強い風が吹き、昼間と同じ春物では寒く感じるほどに冷え込んだ夜となった。
 そんな夜の中を縮こまりながら家路を急ぐ一人の女性の姿があった。その女性は春らしい桃色の上着を着込んでいたが、吹き付ける風に体を震わせていた。
「寒っ……春だからって油断した、もう一枚あった方が良かったわ」
 彼女は薄手の春物上着のみを着て出かけた自分の判断に呪詛を吐きながら、アパートの階段を駆け上がって、一枚の扉の前に立つ。そして上着のポケットの中から鍵を取り出し、鍵穴に差し込んで鍵を開けて扉を開く。
 その開いた扉から光が漏れて、彼女の姿を一瞬明るく照らし出した。部屋の中から流れ出す暖かな空気を浴びながら彼女は玄関へと入っていく。
「ただいまー。ああ寒かった」
 彼女の言葉に、少し間延びして気の抜けたような声をした男が答える。
「おー、おかえりピンク。風呂沸いてるけど入るか?」
「入る、と言いたい所だけど……今埋まってるじゃないの」
 そう言いながら彼女が覗いた風呂場には、今まさに湯船の中でくつろいでいる男の姿があった。
「ん、湯船は交代で入れば問題ないだろ?」
「いや、確かにスペースには問題ないけど……ねえ」
 帰ってきたときより少し顔を赤くして答える彼女の様子を見て、渋る理由に気付いた彼はニヤニヤと意地悪そうな笑みを浮かべる。そして、顔を真っ赤にして抵抗する彼女に向け、更に悪魔の囁きの如く誘惑する言葉をかけ始める。
「冷えた身体にお風呂は最高に気分いいぞ、今日は寒かったし暖かいお湯が恋しいだろう? 冷えた服を脱いで、暖かいお湯を一掬い。温度を確認してからさっと身体を流した時の気持ちよさはたまらないよなあ。
 そして湯船の中に身体を沈めた時の全身を包むような優しい熱、身体の芯から温まっていくあの感覚は最高に気分がいいんだよなあ。冷えた身体だからこそ尚更楽しめる今だけの感覚! あーもったいないもったいない」
 畳み掛けるような彼の言葉に、彼女は抗いきれなくなって降参とばかりに上着に手をかけ、一気に服を脱ぎ始める。
「あーもう! わかったわよ、そこまで言われたら入るしかないじゃない」
「そうそう、欲望に素直が一番。恥ずかしがる必要なんてないのに」
「だって、一緒に入るなんて……」
「今更なあ、もっと凄いことも済ませておいて」
「恥ずかしいものは恥ずかしいの!」
 彼の言葉を遮るように大きめの声を上げて浴室に入ってきた彼女は、口で言う恥ずかしさを裏付けるように胸と秘部を必に隠す素振りを見せる。
 そして、その顔はまだ湯で身体を流しただけなのに、まるで長風呂でもしていたかのように紅く染まっていた。
「あんまり見ないでよ。ほら寒いんだから早く変わる」
「はいはい。見るなってのは無理だけどな、ピンク可愛いから」
 湯船から出た彼の言葉を聞いた瞬間、入れ替わりで湯船に入った彼女は肩を通り越して口まで水中に沈んでしまう。
 水中に沈んだ口で何か呟いているらしく、吐き出された空気が気泡となって水面に弾ける様子を横目で眺めながら身体を洗い始めた。

59 :
 彼が身体を洗っている最中、湯船の中の彼女は無言のまま、時折ちらちらと彼の身体に目を向けては逸らしを繰り返す。その間彼女はずっと水中に首まで身体を沈め、身体を隠さんとするかのようにしていた。
 さすがにここまでの反応は予想できていなかったのか、困惑した素振りで彼が話しかける。
「なあピンク。いくらなんでもそこまで恥ずかしがることも……」
 彼の問いに、彼女は何度かためらいを見せた後に、小声でその理由を話し始める。
「だって、こんな明るいところで裸は初めてじゃない」
「まあ、そうだな」
「それで、見られるのも恥ずかしいけど、見るのも恥ずかしくて」
「えっ、それも理由だったのか。変身したらそれこそ全身触るようなものじゃないの?」
「変身してたら見えないじゃない。だから……」
 そこまで言うと、彼女は真っ赤な顔を俯かせて押し黙ってしまう。そんな様子の彼女に対し、彼は迷う素振りすら見せることなく満面の笑みを浮かべて答える。
「なら俺の身体に慣れればいいんだな。じゃあ簡単だ、俺の代わりに洗ってくれない? 洗う時に近距離で見ることになるから、慣れるのに丁度いいだろ」
 そう言って手に持っていたタオルを彼女の方に差し出す。
「ふぇ!?」
「嫌かな」
「嫌じゃないけど」
「じゃあ頼むよ、まだ途中だし」
「わかったけど……洗うだけだからね」
 そう宣言してから湯船を出ると、泡のついたタオルを受け取って背中を向けている彼に手を伸ばす。そして、タオルで背中をおっかなびっくり擦り始めた。その彼女の力は非常に弱く、さながら薄いガラス製のグラスを扱うが如く、非常に慎重な動きであった。
「もっと強くても大丈夫」
 彼女は気の抜けた声でそう言われると、先程よりは力を強めて背中を洗っていく。
「その調子で続けてほしいな……で、どう。そんなに恥ずかしがるものでもないだろ」
 笑って声をかける彼の言葉に、まだ少し戸惑った様子の彼女が返事をする。
「うん、背中はまだ平気ね」
「そっか」
 彼は真顔で一言だけ呟くと、すぐに緩んだ表情になって彼女に背中を預け、身体を流される感覚を楽しんでいた。

「はい、終わったわ」
 後ろの彼女からそう声をかけられると、彼は振り返って彼女の言葉に答える。
「前は?」
 この発言は至極当然、という真顔で返す彼の様子に彼女は一瞬言葉を失って、思考を止めてしまう。
 まるで時が止まったかのように固まってしまった彼女に対して、彼はさらに大真面目な顔で言葉を付け加える。
「『後ろだけ』とか『背中』なんて言ってないだろ、俺はただ『代わりに洗って』としか言ってないぞ」
 彼の言葉から二、三拍置いてようやく動きを取り戻した彼女だが、予想外の事態にまだ思考は完全には戻ってきておらず、彼に思わず聞き返す。
「確かに言ってないけど、えっ。普通背中だけで……ほ、本当に前も?」
「うん。『正義の味方』が約束破っちゃいけないよなあ、ピンク」
 意地悪な声でそう言った彼は、身体ごと彼女の方へ向き直る。そして、彼女の眼には何一つ隠されていない彼の裸体が否が応でも飛び込んでくる。
 当然、彼の股間に屹立する肉棒も隠されること無く彼女の目に映りこんだ。
「な、なに考えてんのよこんなにして!」
「そりゃこの状況で反応するなって方が無理さ。さーて、約束は守ってもらうぞ」
「うー……」
 意地悪な笑みを浮かべて言葉で迫る彼に対して、彼女は最初こそ抵抗の意思を示していたが、ものの数十秒で折れてしまう。
「はあ、仕方が無いからしてあげるけど……今日だけよ」
 渋々と承諾した彼女は手元でタオルを泡立てると、前に座る彼の腕をとって腕を擦り始めた。まるで逃げようとしているかのように、腕から始めた彼女の動きを彼はただ笑みを浮かべながら見守っていた。

60 :
 彼女の動きは腕から肩、そして胸。一度離れては足先に手を出し、そのまま上へと登っていく。そして、太腿まで追えた所でやり残した腹部へ。
 明らかに「核心」から離れ末端に近いほうからゆっくりと洗う時間稼ぎをしても、触れなければならないその時はすぐに訪れてしまう。彼女は困惑した表情で怒張する肉棒を見やり、指でその先端を指しながら問う。
「ねえ……ここもやらないと、ダメ?」
「当然。あ、タオルだと痛いから素手で頼むよ」
 彼の言葉に頷くと、タオルを二、三度揉んで手の中で泡立てなおす。そして、再び作られた泡を搾り取って、相変わらず上を向いたままの肉棒の上へたらす。
 搾り出された泡がその上に落ちると、泡塗れになった片手でそっと彼の棒を包み込み、もう片手でぶら下がる袋に指を這わせる。
 その瞬間彼の肉棒がぴくりと震え、怖気づいた彼女は出した手を思わず引っ込めてしまう。心配した彼女はそっと彼の顔を覗き込んでみるが、特に不快そうな素振りは見せていなかった。
 そんな心配する彼女の動きと不安そうな目に気付いた彼は、にっこりと微笑んで首を縦に振って一言だけ呟く。
「大丈夫」
 その声を聞いた彼女は、恐る恐るながら再び手を肉棒へと伸ばし、泡のついた手で二つのものを包む。今度は怖気づくこともなく優しく包み込むと、指を泡のついた肉棒に這わせ、玉袋をゆっくりと解すように揉み始めた。
 彼女の細くすらっとした指が滑るたびにモノは痙攣したかのように震え、その都度驚く彼女の手が止まってしまう。その上、力加減がわからずに過剰に力を抜いて擦っているせいで、ほんの僅かに快楽を与えられたと思えばすぐに止まってしまう。
 竿以上に慎重に扱われるボールも、揉まれては止まりまた揉まれるというループが不規則に繰り返される。この動きは、彼にとっては単なる焦らしを通り越して最早拷問のような状態に感じられていた。
 しかも、そんな「拷問」を何度も何度も繰り返し、彼の口から荒い息が漏れるようになった頃に彼女は両手を引いてしまう。
「んと……これぐらいでいいよね」
 そう言ってシャワーヘッドを片手に持ってバルブを捻り、吐き出されるお湯で泡を流していく。その間彼は不自然に黙ったまま彼女のほうを見つめ続け、それは流し終わるまで続いていた。
 彼女がその異変に気付いたのは、まさに流し終わった瞬間だった。
「……ん、どうしたの」
「ごめんピンク、もう我慢できない」
 そう宣言した彼は正面にいた彼女の両脇に手を差し込み、腕を持ち上げて一瞬立ち上がらせ、彼の両脚の上に座らせる。そして脇から片手を引き抜くと、彼女のうっすらと毛の生えた股間に手を伸ばして恥部に手を伸ばし、割れ目の中へ乱雑に指を突っ込んだ。
「ちょっと、なにやって、んんっ!」
 彼女が不意を衝かれて思わぬ嬌声を上げてしまったのを見るや、中に突っ込んだ指を引き抜く。彼の指先には、既にお湯とは違う暖かさを持った粘ついたものがぺったりとくっついていた。
「なんだ、ピンクも欲しがってるなら、このままいいよな」
 そう呟いた彼は、引き抜いた指の代わりに怒張しきった肉棒を宛がうと、一気に腰を突き上げて彼女の秘部の最奥部まで突き入れた。
「や、ちがああっ!」
 突然肉壺の奥まで突き込まれた彼女は口角から涎を垂らし、悲鳴のようなよがり声を上げた。その声が響いた瞬間、我慢から解放された彼の身体が大きく痙攣して、彼女の中に熱い精を迸らせる。
 拷問のような焦らしに耐え続けていた彼の精は、彼女の膣内を満たしても噴出を止めず、結合部の隙間から漏れ出すほどに多量の液を叩き込んだ。

61 :
 大量の精液も放出してもなお硬度を失わない肉棒を咥え込んだ彼女は、目尻に涙を溜めて蕩けた顔のまま、半ば無意識に腰をグラインドさせてしまう。
「違わない、じゃないか。今だって、動かしてる」
「え」
 自分でも気付かないうちに動き出した腰を指摘されると、一気に耳の先までも真っ赤になって固まってしまう。そこに、彼の言葉が更なる追い討ちをかける。
「恥ずかしがってても、本当はしたいって思ってくれてるのが嬉しいよ、ピンク」
「……」
 俯いたまま、面前の彼でも聞こえない小声でなにかを一言呟いた後、顔を上げて彼を見据えると、突如奥から搾り出したような大声を彼にぶつける。
「そんなこと言われたら、抑えられないじゃない!」
 そう言うと強く彼に抱きつき、遠慮無しに思いきり腰をグラインドさせ始める。彼女が動くたびに膣内からは吐き出された精液が流れ落ち、床に白い水溜りを作りだし、膣内がかき乱される音が浴室に響き渡る。
 突然の猛攻に、彼の身体には玉のような脂汗が滲み出て、呼吸は苦しそうに喘ぎ、再び絶頂に追い込まれんとしているのが見て取れた。
 だが、慣れない猛攻を仕掛けたせいで一瞬で達しかけているのは彼女も同じで、熱い吐息を吐く口はだらしなく開いたまま涎が垂れ流され、目尻から流れ落ちる涙と共に顔を汚していた。
 そのまま何度か身体を押し付けあうと、二人の口から快楽の波に押し出された言葉が漏れる。
「ああっ! も、いっ、くぅ!」
「俺も、だっ!」
 そう声を掛け合うと、目の前にある互いの顔を貪るように重ね合わせて口を塞ぐ。その瞬間、押し付けあう二人の腰が一際大きく震えてから動きが止まる。
 緊張しきった身体が緩むと、再び結合部から白濁液が漏れ出して床を汚し、浴室には艶かしい吐息の音が響いていた。

 彼は繋がったまま息を整えると、まだ少し苦しそうな様子の彼女を優しく抱きしめる。
「少しは慣れたか、ピンク」
「……ん」
 まだ顔を紅く染めたままの彼女は、一言だけ呟いて身体を彼の胸板に預ける。その行為こそが、何よりも雄弁に答えを示していた。
----
以上です、恥ずかしがりは多少苛めたくなる

62 :
10主×さらにも期待

63 :
さらー

64 :
GJ!

65 :
>>61
GJ!

66 :
さらの作品が昨年の10月から出てない件

67 :
>>66
それは由々しき事態だ

68 :
>>61
GJ!

69 :
大江和那ってブスだよな
カビゴンと同じくらいデブだし性格もポーキーみたいなクズだし

70 :
>>69 ルッカさんがログインしたみたいね

71 :
さらー

72 :
サラサラうっせぇよサインの練習中かなんかかお前は

73 :
>>61
GJ
しかし今だに保管庫に作品のない彼女候補キャラで
荒井のりか、大宮由佳里、西湖美友、春田蘭、ハナ、大島響子
この中で誰の作品が最初に投下されるだろうか

74 :
>>73
由佳里以外ハズレじゃねーかww
まぁ>>77が書いてくれるだろう

75 :
申し訳ないけど未来安価はNG

76 :
>>73 ハナに100ペラ賭けよう

77 :
ちょっと前までその一団の中にミーナさんも入っていたというのが信じられない

78 :
ミーナは単体SSあ投下される前に華音とセットのSSがあったよな

79 :
最近進撃の巨人流行ってるけど
カズもミカサみたいに腹筋バキバキに割れてるんだろうか
胸は硬い(13裏)らしいが

80 :
能力でなんとかなるからそこまででもなさそう
サイボーグ組はパワーをどの程度機械に依存してるかで違いそう

81 :
>>80
ということは人間の限界ギリギリレベルの運動能力を持っている小野さんは……

82 :
>>81
潜伏が任務である以上見た目からしてボディビルダー裸足なマッチョ女性ではまずかろう。
元々人間には能力を制限するリミッターがあるといわれているから、それを任意に外せるというだけで外見は野球馬鹿たちを虜にできる普通の美人さんでいいじゃないか。

83 :
>>82 なんかサイボーグ彼女の世界が広がりそうだな

84 :
>>80
能力に覚醒する前からついうっかりでバスケットボールを握りつぶすくらいの豪腕の持ち主なんですがそれは

85 :
>>84
でもよく考えたら重力のベクトルを変える訳だから抗重量筋の能力低下や心肺機能の低下(無重力による人間への影響)等が起こってるかも知れない。
だから逆に覚醒した後の方が腕力が低下しているかもね

86 :
>>85
しあわせ草のエキスで筋力上げてたり朱里に人が出るレベルの訓練させられたりで
超能力抜きにしても滅茶苦茶鍛えまくってるんですがそれは

87 :
職業柄かなり引き締まってそう
アンヌ 美空 真琴 冬子 夏菜
筋肉とかエラいことになってそう
希美 ヘルガ
想像も付かないような身体してそう
カズ タマちゃん

88 :
スポーツ系
筋肉系
バキ

89 :
そういやタマちゃん水着嫌ってウェットスーツだったな…
カズは13裏でムクムキなことをネタにしてるくらいだったし

90 :
タマちゃんは体形を気にしてと言うより一般人が見たらドン引きする様なえぐい傷跡があるんじゃないのだろうか

91 :
>>87
カズと10主が漫才とかしたら10主即だなww

92 :
どつき漫才www

93 :
筋肉について語るのは勝手だけど俺はブサエちゃんの柔らかそうな体(特に尻)を撫でまわしたいです

94 :
なんかカズと朱里が「ファーレンガールズ」って漫才コンビ組んで、カズの突っ込みで数メートルくらい吹っ飛んだり地面にめり込みながらもピンピンしてる朱里とかを想像してしまった

95 :
超能力者とサイボーグのどつき漫才とは空恐ろしい話だ。世界中の体当たり芸人が失業するな、きっと。
まああの世界の芸人は一流しのサーカス団員でもやたら危なっかしかったりするからもっとどぎついのがゴロゴロしてそうだな。

96 :
なんでカズは悲劇のヒロインからいじられヒロインに変わってしまったんだw

97 :
>>96 これはこれでいいんじゃない?一時期は10主共々ボロクソに叩かれてたし

98 :
話題から反れてすまないが14のハンナ周辺って人間関係が恐ろしいな
ハンナの母(カイ)をした白瀬と渦木さんがいてしかもカイの原型は白瀬でなおかつハンナと14主をラブブレイカーが狙ってて…
最後のは大したことなかったわ

99 :
白瀬って体型どうなんだろ?

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