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2013年01月エロパロ538: 築地俊彦「けんぷファー・戦嬢」エロパロ第2巻 (951)
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築地俊彦「けんぷファー・戦嬢」エロパロ第2巻
- 1 :2009/12/08 〜 最終レス :2013/01/04
- このスレは築地俊彦作品、「けんぷファー」「戦嬢」エロパロスレです
「まぶらほ」に付いては、専用スレ(下記)があるのでそちらでお願いします。
統合にとかの話はどちらかのスレが落ちた時に話し合いましょう。
荒らしに関しては紳士の対応をお願いします。
前スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1251451121/l50
関連スレ
けんぷファーをエロパロで語りましょう(dat落ち)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1225673922/
まぶらほのエロパロ 5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1260194613/l50
故郷 ライトノベル板
http://love6.2ch.net/magazin/
ライトノベル板 築地俊彦作品現行スレ
築地俊彦「まぶらほ・けんぷファー・戦嬢」第46巻
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1255691910/l50
- 2 :
- スレタイに関してはそのままにさせていただきました
- 3 :
- その前スレは何かのギャグか?
- 4 :
- 寝取られのスレが前スレになっちょるぞwww
- 5 :
- 気付いたんやったら訂正しようや。
>>1の前スレは寝取られスレになっています。
けんぷファー・戦嬢の前スレはこっち。
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1235654760/l50
- 6 :
- とりあえず即回避。
- 7 :
- もう2スレ目か
早いな
- 8 :
- さて、前スレ>915の続きを後頭部にイーグル突きつけられた状態で待つ
- 9 :
- ごめんなさい……返す言葉もない……orz
お詫びにSS書いてくる
- 10 :
- >>9
期待して待つ
- 11 :
- アニメスレが祭りじゃーーーっ!!!
だって神を通り越して伝説アニメになったからwww
と言う訳で
ナツル×紅音、水琴、雫の4P書いてくれぃ
- 12 :
- ttp://wiki.livedoor.jp/tsukiji_eroparo/
まとめ
- 13 :
- 週が明けた
- 14 :
-
前スレとアニメのせいで頭から雫様が離れないww
設定だけ思い付いた。誰かこんな話し書いてくれないかな。
■■■
楓に媚薬をもられ貞操の危機に陥る♀ナツル。貞操を奪われる寸前になんとか逃げ出す。
逃げ込んだ先で男に戻ったナツルが自慰行為でなんとかしようした矢先
生徒会長様がやって来た。
「瀬能くん。なにしてるの、今は授業中のはずよ。」
「そっちだってそうじゃないのかよ。」
「3年は午前までなの。顔が赤いわね熱でもあるの?」
「…」
「ナツル?」
雫に欲情するのを認めたくないナツルは雫を強く拒絶する。
初めてされる拒絶に雫は……
■■■■
雫がナツルに本気で嫌われたと思って涙を流したら、ナツルの理性なんてふっとぶんじゃないだろうか。
お目汚しすみません。
- 15 :
- >>14
オレはぶっ飛ぶな
- 16 :
- >>14
気が合うなvおれも雫が泣くという設定で似た話を考えた事がある。
どんなに強気でいっても全く相手にされないとなれば雫だって泣いちゃう事もあるんじゃないだろうか・・・。
ただ純粋に嘘の無い涙を流しそれでもナツルに必に想いを伝えようとする会長・・・想像するだけで悶えるんだが!!
他に候補者がいなければ駄目もとで書いてみるけど・・・あんま期待しないでくれorz
- 17 :
- >>16
是非頼む!
- 18 :
- >>16
お願いします。
- 19 :
- ナツル×雫
本当ならばこれは実に幸せな事であった筈だ。
「ふふっ・・・。ナツルさん、素敵です」
だってそうだ、あの憧れ以上に崇拝してやまない佐倉さんに押し倒されているのだから、これは喜ぶべき
状況であって決して危機迫ってる事態だなんてそんな事ある訳が無い。
「ナツルさんがいけないんですよ?いつまでたっても私の想いに答えてくれなくて・・・・
だから、だから私、ナツルさんにお薬盛っちゃいました」
(盛っちゃいましたって佐倉さん・・・)
俺に特性ドリンクを作って持って来たと言う佐倉さん。
勿論俺がそれを何の疑いも無しに嬉々として頂だいたのは言うまでもない。
ところがどうだ、それを飲んだ直ぐ後に全身が熱を持ったように火照ってきたかと思うと、動悸も激しくなって呼吸するのさえ苦しくなってきた。
おまけに下半身がウズウズする様な、そんな感覚。
気付いたらその場に組み敷かれていた。
「でも、安心してくださいね、薬といってもほんの媚薬ですから」
「び、媚薬って・・・。」
「ナツルさんの体、凄く熱くなってる。このままじゃ苦しいでしょ?すぐに気持ちよくしてあげますからね」
確かに熱い。下半身に感じる違和感も増してきた、無意識にも脚を擦り合わせてモジモジしてしまう。
「クスっ・・・なんだか可愛いです、ナツルさん」
「さ、佐倉さん?!そ、その嬉しいけど、お、俺は今、や、やっぱり女で・・・。
こ、こんな事するのは間違ってるというかなんというか・・・んぁっ!ってちょっ佐倉さん!?」
「凄い。もうこんなにしちゃってますよナツルさん」
こんなってどんなだ。自分自身一度だって女になっている時の体なんか触った事すらなかったのに、
佐倉さんはあろう事かいきなりショーツの中に手を突っ込んできた。尋常じゃない事態に頭の中が真っ白になる。
確かに佐倉さんは好きだ、好きだけど、寄りによって女の姿の時に自分の貞操なんて奪われたくない。
俺はこのまま流される訳には行かいないと思いっ切り上に乗っかってる佐倉さんを突き飛ばした。
「きゃっ」
いくら俺が女でも元は男なのだ。突き飛ばした先の佐倉さんは気になるが今はこの場を逃げ切るのが先決だ、
俺はごめんなさいと叫びながら猛ダッシュでその場を後にした。
**********
取り合えず今日はここまで!すまん。早く雫に行きたいが為に多少雑さはあるが・・・・。
- 20 :
- >>19
GJ!
- 21 :
- 何時もは某ゲームキャラ板にしか居ないのだが、雫様に萌えたので書いて
みる。
「会長、コレは何の真似だ?」
「ナツル、あなたが悪いのよ!こんな事をしているから!」
「自分の部屋でゲームやってて、何が悪いのかよ?」
ナツルの部屋。ナツルは雫の剣の鎖で両手足を縛られて、ベッドの上に
押し倒されている。
「何よ、デレデレして!」
雫はナツルの部屋の液晶画面を、睨み付けている。
ナツルはこの日、学校から帰ると、シャワーを浴びて軽くオヤツを食べた。
そして、PS2のスイッチを入れると、ゲームを始めた。数日前に東田に
しつこく勧められ、仕方なく始めたゲームなのだが、いつの間にか
その面白さにのめり込んでいった。
春に発売され、一部のゲームファンに支持されている、恋愛シミュレーションゲームで
ある。
「ヤベー、コレ面白い!」
ナツルは、すっかりゲームの虜になっていた。
「ナツルさん、現実の女の子よりも、ゲームの中の女の子に恋する
なんて、よっぽど変わってますよね!あなたの回りには、女の子が
沢山いるのに・・・」
ハラキリドラは呆れて、ナツルに時折イヤミを言っていたのだが、そんな言葉は
ナツルには届かなかった。
- 22 :
- 続き
「・・・で、画面に向かってキスしようとしていたんだ(怒)」
「いや・・・その・・・」
ナツルがデレデレになっていた女の子は、長い黒髪にクリクリした大きな瞳、真面目な学級委員長なのに、
その性格は女王様。でも、心の奥に影を抱える、魅力的な少女。
所謂、『仮面優等生』である。
「ナツル、例えゲームといえども、他の女の子を好きになるなんて、
私、許さない!」
「何で会長が怒るんだよ!」
「・・・だって・・・」
雫はいきなりツルの服を、剣で切り裂きナツルを全裸にした。そして
自らの服も剣で切り刻み、産まれたままの姿をナツルの前にさらけ出す。
「会長、何をするつもりだ?」
「ナツル・・・」
雫はナツルの身体に覆い被さり、ナツルの唇に自らの唇を重ねた。
「・・・ん・・・ちゅっ・・・
ちゅ・・・」
雫はナツルの背中に手を回し、身体を密着させながらナツルの唇を貪る。
「ナツル・・・ナツルは私のものなんだから!ナツル、好き!」
ナツルは耳を疑った。
「ちょっと待ってくれ!オレをからかってるのか?」
「バカ!なんで気付いてくれないの?」
ナツルの頭の中は、ますます混乱していった。
- 23 :
- 続き
「ナツル、もうガマン出来ない!」
雫はそう言うと、ナツルのを握り締め、自らの下半身を押し付けて
来た。
「ちょ・ちょっと待て!いきなりかよ!」
「あなたを私のものにするには、もうこうするしかないの!三嶋さんや
近堂さんだって、ナツルの事狙ってるんだから!」
「でも、会長・・・」
「イジワル!雫って呼んで♪」
雫は既に秘密の花園から、甘い蜜を溢れ出させていた。自らナツル自身を
花園の奥に招き入れ、ゆっくり腰を動かす。
「!!!き・気持ちイイ!」
ナツルは初めて味わう快感に、思わず声をあげて身体を捩る。
「ナツル、好き!好き!」
雫はナツルの身体に抱き付いて、その豊かな乳房で、ナツルの口を塞いだ。
チュパチュパ・レルンレルン・チュパチュパ・・・
ナツルが雫の乳房を吸い続ける音・・・
「ふふっ、ナツル。可愛い♪赤ちゃんみたい♪」
雫はナツルの頭を撫でながら、ゆっくりと腰を動かし、身体の奥から
ナツルの愛を味わっていた。
- 24 :
- 続き
ナツルは雫との、『身体の交流』を重ねる内に、雫の事が愛しくなって
いき、雫の身体をもっと抱きたくなっていった。
「・・・あれっ?鎖が?」
「もう必要が無いから、消えたの♪」
「どういう事?」
「ナツルが私の事を求めて来た時、鎖を消したの・・・」
「雫・・・」
「ナツル、好きにして良いわよ♪」
ナツルはベッドから起き上がると、雫の身体を伏せ寝させ、雫のお尻の
上に覆い被さり、お尻の割れ目から雫の秘密の花園へと侵入し、
ゆっくりと腰を動かす。
「ナ・ナツル・・・あぁん♪凄く・・・気持ち・・・イイ!」
「雫・・・お・俺も・・・」
ナツルは雫の大きな乳房を揉みしだきながら、雫のお尻に下半身を
激しく打ち付ける。
ナツルが行なっているのは、伏せ寝した女性のお尻の上に乗り、身体を
密着させて愛を交わす、所謂寝バックという体位である。この体位は
女性のお尻の感触がダイレクトに伝わって来て、男性を興奮させる体位
なのだ。
「ナ・ナツル、そんなに激しくしたら・・・わ・私・・・」
「雫・・・き・気持ち良いよ!これ、病みつきになりそうだ!」
部屋の中には、ギシギシとベッドの揺れる音が響き渡る。
- 25 :
- 続き
「雫・・・も・もう・・・」
「ナツル、もっと・・・もっと・・・」
ナツルは興奮の余り、雫の乳房を揉みながら、腰の動きが速くなる。
雫もナツルをもっと感じていたくて、ナツルの腰の動きに合わせて自ら
お尻を振り乱し、ナツルを堪能する。
次第に雫の瞳は妖しく光を放ち、冷徹な生徒会長という仮面を崩し、
一人の少年を愛する、年頃の少女へと、姿を変えていった。
二人の想いが頂点に達した時、快感という大津波が二人を襲い、
ナツルは愛情の全てを、雫の一番奥に全て注ぎ込んで、雫の背中に
持たれ掛かった。
雫はナツルの吐息を耳で感じながら、ナツルの全てを受け止める事が
出来た悦びに浸っていた。
『♪キラキラ煌〜めく雪が〜聖夜の全てを包むような〜♪』
テレビのスピーカーからは、ゲームのスキGoodのエンディングテーマが流れて来た。
- 26 :
- スレ汚し、スマヌ・・・
m(_ _)m
- 27 :
- >>19
続き待ってますよ。
>>26
乙。でもなぜカタカナが全部半角なのよ。
- 28 :
- また書いてみたので、投下。
雫×ナツル その2
「ハァ、何でこんな事に・・・」
夕方、ナツルはため息を付きながら、住宅街をトボトボと歩く。
昨日自宅の部屋で、某恋愛シミュレーションゲームの『仮面優等生』にキュンキュン
している時に、いきなり雫に襲われ、結果として雫を抱いてしまった。
別に楓に未練が有る訳では無い。
『ホントに雫の事を好きになったのか?ただ雫に迫られて、雫の身体に
溺れただけではないか?』
その事がナツルの頭から離れず、ナツルを深い迷宮へと迷い込ませている。
ナツルの足取りは重い。
・・・と、その時、ナツルは後頭部に衝撃を受けて、その場に倒れ
てしまった。
・・・
「・・・ん?ここは?」
「目が覚めたようね♪」
「か・会長!な・何で・・・裸・・・」
ナツルが目を覚ましたのは、雫の部屋のベッドの上だった。しかも
全裸にされている。
一方の雫も、その美しい裸体を、ナツルの前にさらけ出していた。
「ナツル・・・酷いじゃない!どうして学校では、目を合わせてくれな
かったの?」
雫は、ナツルの顔をじっと見つめていた。その瞳には、焦りと寂しさ
が滲み出ていた。
- 29 :
- 続き
「ナツル、私の気持ちを疑っているの?確かに最初の頃は、あなたに
随分酷い事をしたわ。でも、何時からか、あなたの事が・・・
私は楓が羨ましかった・・・だって、あなたに好きになって貰って
いたんだもの・・・」
ナツルは驚いていた。何時もの冷徹な生徒会長では無く、一人のか弱い
少女がそこに居たから。
「俺・・・良く判らないんだ・・・もしかして昨日の事だって、
雫の事を好きじゃ無くて、雫の身体に溺れただけなのかも、って!
もしそうなら、雫の身体をただ弄んだだけの、最低の事をしたんじゃ
ないかってね・・・」
雫はナツルの告白を、ただ黙って聞いていた。そして、ナツルが真剣に
自分の事を考えてくれている事が、たまらなく嬉しかった。
「ナツル、良いの!ナツルは何も悪く無い!私が無理にあなたを奪った
のに・・・あなたが私の事を考えてくれただけでも、私・・・」
雫はナツルの身体を抱き締めて、ナツルの唇を貪り始める。
「・・・ん・・・ちゅ・・・んん・・・」
舌と舌が絡まり、チュパチュパと音を立てる。
ナツルも雫の想いに答えようと、舌を絡ませ背中に手を回し、少女の
想いを受け止める。
- 30 :
- 続き
「ナツル・・・昨日みたいにして・・・」
雫はベッドの上に伏せ寝して、少しお尻を突き出して、ナツルの愛を
待っている。
「雫・・・」
ナツルは雫のお尻の上に乗り、お尻の割れ目に沿って、蜜が溢れ出し
ている雫の秘密の花園へと侵入し、ゆっくり腰を動かし始める。
二人共、この寝バックという体位が、すっかり気に入ってしまった。
「ナ・ナツル・・・あぁ♪ナツル!」
雫は譫言の様にナツルの名前を呼び、身体を捩って悶える。
「雫・・・くっ・・・気持ち良い・・・」
ナツルは雫の乳房を鷲掴みしながら、雫のお尻に自らの腰を打ち付ける。
ナツルは雫の事で散々悩んでいたはずなのに、雫の柔らかな身体の
感触に、溺れてしまっていた。
「ナツル、私はあなたが好き!だから慌てなくて良いの♪ゆっくり
好きになってくれれば良いの!でも、今は・・・私を抱いて居て!」
雫は、ナツルに懇願する様に、顔を赤らめながら呟いた。
「雫・・・可愛いよ・・・」
ナツルは驚いていた。以前の自分なら、最も苦手としていた雫に、
こんなに歯の浮く様な言葉を掛けてしまったからだ。でもそれは、
ナツルの偽らざる、本心であった。
- 31 :
- 続き
ナツルの腰の動きはますます速くなり、雫の身体を貪る様に求めて
いる。
雫もまた、指を噛みながら身体を捩ったり、シーツを掴んで快感に
身を焦がしている。
「し・雫、も・・・もう!」
「な・ナツル・・・わ・私も・・・」
二人の想いが頂点に達した時、二人の身体の中に数万ボルトの電流が
流れ、ナツルは雫の中に、全ての想いを注ぎ込んだ。
雫はナツルの体温を背中に感じ、またナツルの想いの全てを自分の身体で
受け止める事が出来て、悦びに浸っていた。
雫様のキャラが崩れてしまった・・・
スマヌ・・・
m(_ _)m
- 32 :
- >>31
GJ
電気を専攻する者としてひとこと
ボルトは電圧な
- 33 :
- ナツルって略すとNTRになるよな
- 34 :
-
>>19
GJ。設定を形にしてくれてありがとう!続き待ってます。
>>31
乙
- 35 :
- >>33
ナツり 正気かどうか疑うほどの鈍感さでフラグをバッキバキにする。
ナツられ 二人分のケーキを買って行ったのにケーキだけ持ち帰られそうになったり、……
- 36 :
- >>31
乙。
- 37 :
- NTRは寝取りや寝取られの隠語?として使われる事があるが
けんぷファーだと何とも難しそうだな
- 38 :
- >>33
その略し方って、昔韓国で金大中をKDJって略していたのを思い出す
- 39 :
- JFKの方がピンとくる俺はおっさんだと言う事だな。
- 40 :
- また書いてみた
カンデンヤマネコの憂鬱
オーッホッホッホッ、私はカンデンヤマネコ。私はあの、三郷雫様のメッセンジャー。
雫様は本当に素敵な方ですの♪容姿端麗、沈着冷静、才色兼備。
どんな賛辞を並べても足りない位、雫様は素敵な方ですわ!
・・・でも・・・最近、雫様は変わってしまったの!それも全て、
アイツのせい!
雫様、最近好きな方が出来たの。どういう訳か、あ の 瀬能ナツル!
雫様には、もっと素敵でお似合いの殿方がいらっしゃる筈なのに、
なんであの、瀬能ナツルなの?あんなダサダサで、ダメダメ男なのに!
2
あんな男、下品な三嶋紅音や近堂水琴に、くれてやれば良いのに!
でも雫様には、こんな事は言えない・・・だって雫様ったら、私が
瀬能ナツルの悪口を言うと、「ナツルの事を、そんなふうに言わないで
くれる?」って、凄く悲しそうな目で私に言うの。そんな事言われ
たら、私何も言えなくなっちゃう・・・
今日も雫様は、ナツルを自宅に招待して、私の目の前でイチャイチャイチャイチャ!
ナツルはどういう訳か、顔を引き吊らせているわ!何よ、もっと喜び
なさいよ!雫様があんなに健気に心を開いていらっしゃるのに!
- 41 :
- 続き
雫様は、そんな事はお構い無しにナツルに抱き付いてチュウしたり、
美しい裸体を晒して、む・・・胸を吸わせたり・・・あぁ、私まで
恥ずかしくなってしまいますわ!
一度だけ、雫様とナツルの愛の営みを覗いた事がありますの・・・
も・もう、衝撃以外の何物でもありませんでしたわ!あの気高く、
凛々しい雫様が、動物の様に四つん這いになられて、後ろからナツルに
攻められてましたの!それも、「ナツル・・・もっと!もっと私を
愛して!もっとメチャクチャにして!」って、涎を垂らしながら身体を
捩って悶えていたの・・・
あんな姿を見ては、私ショックで内蔵が飛び出しそうになりましたわ!
それから雫様は、ベッドの上に伏せ寝して、瞳を妖しく光らせながら
ナツルを誘惑していたの。ナツルも雫様のお尻の上に乗って、激しく腰を
動かしていたわ。雫様は、「ナツル、ナツル、ナツル!」って、譫言の様に
ナツルの名前を呼んで、身体をくねらせていたの!
私、雫様の事、ちっとも知らなかったのかも・・・雫様って、ホントは
淫らな女なのかしら?あぁ、私の中の雫様のイメージが、音を立てて
崩れていく・・・
- 42 :
- 続き
今日も雫様は、ナツルを連れて帰っていらっしゃった。また、今宵も
ナツルと激しい一夜を過ごすのかしら・・・
ハラキリトラかセップククロウサギにでも相談しようかしら?セップククロウサギに
相談したら、ナツルはあの下品な、三嶋紅音にでもされるかしら?
そうだ、それが良い!あんな男、雫様の前から消えてしまえば良いわ!
・・・でも・・・そんな事になったら、雫様は悲しむかしら?
あぁ、どうすれば良いの?それよりも、今夜こそはグッスリ眠れる
かしら?最近あの二人の愛の営みが激しくて、ウルサクてマトモに寝られ
ないの・・・
ハァ・・・
- 43 :
- 申し訳ない・・・
m(_ _)m
- 44 :
- SSを書いてくれるのはとても嬉しいしスレにとっても良い事なのだろうが
意味も無く謝るのはやめよう。それだけで嫌われるという事もありえる
- 45 :
-
アニメ版雫ルート
夏休み。
何だかよくわからない形で一大決戦が終わってから数日後、また俺は雫の家に来ていた。
何やら話したいことがあるとかで来て欲しいと連絡があったためだ。
モデレーターのことだろうか?
沙倉さんがモデレーターかそれに近い存在であることは最早疑いようが無い。
それどころかどうやら極度の男嫌いで百合が趣味であることも間違いない・・・。
あそこまで明確に拒絶されてしまうとは思いもよらなかった。
女の俺ならいいらしいが、あくまで俺は男として付き合いたいのだ。
しかしあの時雫たちを選んで以来、俺の中で沙倉さんがあまりウェイトを占めなくなって
いるような、そんな感じがする。
これまでの俺からすれば考えられない事態だが・・・。
などと考えているといつの間にか雫の家の前まで来ていた。
相変わらず大きな家だ。
確か父親は外交官だっけか。
インターホンを押す。
“はい”
「あー、雫。とりあえず来たけど」
“・・・今開けるわ”
大き目のドアが開き、雫が姿を現した。
「いらっしゃいナツル。来てくれて嬉しいわ」
満面の笑顔でそんなことを言う。
何だろうか。前なら胡散臭い表情だと思っていたもんだが、例の一件以来雫のこういう
表情にドキリとすることがある。
多分あれだ、不整脈か何かの類だ。そう思うことにしておこう。
- 46 :
- 居間に通される。
すぐにいい香りのする紅茶が運ばれてきた。
「で、用件は何だ?やっぱりモデレーターのことか?」
「そうね、それもあるけど」
雫にしては珍しく、歯切れが悪い受け答えだ。
何かを言いよどんでいるような、決心しているような・・・。
そんなに重大なことなんだろうか?
もしやモデレーターに関する重大な情報を掴んだのか。
具体的にはどっか飛んでった沙倉さんと白の連中の行方とか。
「まずは、ナツルにお礼を言いたいの」
「お礼?」
疑問に思っていると雫は俺の正面に座り、まっすぐに俺を見つめてきた。
「私たちを選んでくれて、ありがとう。本当に、嬉しかった」
何だ、そんなことか。
いや、わざわざ礼を言われるようなことじゃないと思うんだが。
操られてたわけだしな。
「そう?もしかしたら楓を選ぶかも、って私は思ってたわ」
む・・・まあ、否定は出来ないな。危なかったのは事実だ。
「だって、ナツルときたら困るくらい一途なんだもの」
そうだな、中学時代から沙倉さん一筋だったキャリアは伊達ではないと
自負している。
「でも、私はナツルのそんなところも好きよ」
ん?何だって?
ふと見上げると雫は少し照れたようなそんな表情を浮かべている。
「ナツル」
「な、何だ。」
いけない。ここから先を聞いてはいけないような気がする。
「私はナツルのことが好き。大好き。愛してる」
まさか。そんなのありえない。
いつか、こんなセリフを吐いたっけ。
そうだ、花火のときだ。妙な雰囲気の沙倉さんが、そんなことを言っていた。
“雫ちゃんは、ナツルさんのこと、好きなんですよ・・・?”
「ナツルに選んでもらったとき、心の底から嬉しかった。今までの人生で一番嬉しくて、何でも出来るような気がしたわ」
でも今、本人から好きだと言われている。
愛している、とも。
何か、大変なことが起きている。
「ナツル」
声が、出ない。
いつものように雫はくっついたりしてこない。
ただただ真剣に、俺の瞳を見つめている。
「私の恋人になって」
悪戯やからかいじゃない。
いくらなんでもそれくらい俺にだってわかる。
それでもまだ信じられない。
「な、何で」
「何が?」
「何で俺なんだ?」
俺はどこにでもいる高校生だ。
とりえも無いし、顔だって平均くらいだ。
「あら、人を好きになるのに理由なんて要らない。そうでしょう?」
そう。それはそうだが・・・。
「納得できないって顔ね」
納得できないというか、信じられない。
- 47 :
- 「最初は、可愛い男の子だって思ってた。それだけだった」
可愛いって。
「でも、付き合ってるうちに、それだけじゃなくなった。
私にバカなんて言ってくれたし、対等に話してくれた。」
ああ、そんなこともあったっけ。カラオケの時だな。
「幾らアピールしても振り向いてくれなくて、デートの時でも楓のことばっかりだった。
正直、楓に嫉妬したわ。でも、そんな一途なところも好きになった」
「いざというときには行動できるところも好き。
本当に大事なものをきちんとわかってて、それだけは絶対に守ろうとするところも好き。」
刻み込むように、雫は言葉を紡ぐ。
「今はもうナツルのことしか考えられないの。あなたに愛されたいし、
あなたのものにして欲しい」
とんでもないことを言う。
が、間違いなく本心だろう。
強引に押し倒したとき、沙倉さんに操られていると言わなければ確実に雫は俺を受け入れていた。
「・・・まだ、楓のことが好き?」
好きだ、と思う。
自信がない。
「美嶋さんが好みのタイプらしいわね」
一体誰からそんな情報を。
って本人か。
「楓と美嶋さん。ナツルが好きなのはきっとああいう娘なんでしょうね」
ふっと諦めたようなそんな表情を雫は見せる。
「前に言ったわね。こんな人間にはなりたくなかった、って」
ああ。確か噺家だったっけ?
「私は誰かを笑わせたり、楽しませたりしたい。でも、私には決定的に向かなかった」
そうだろうな。
どの方面にも完璧に発揮される才能と、どんな事態に陥っても冷静な度胸。
それらが揃ってしまったのがこの完璧生徒会長だ。
安心されるどころか恐縮してしまうだろう。普通なら。
本音を言えば俺だって怖いし。
それに、高嶺の花すぎる。
「私はナツルと一緒にいたい。でもナツルは私といても落ち着かないでしょう?」
落ち着かない・・・かもしれない。
いや、でもそうでもないか・・・?
でも、俺なんかじゃ釣り合わないのは確かだ。
それよりおかしいのは雫のほうだ。
いつもの自信に満ち溢れた声色はなりを潜めている。
さっきまでまっすぐ見つめていた瞳は、今は不安そうに揺れている。
「それでも、私はナツルに選んで欲しい。ナツルが望むことなら何でもするし、何をされたって構わない。だから・・・」
言葉は最後まで続かなかった。
きっと雫も不安で不安でたまらないのだろう。
- 48 :
- 俺は雫のことを誤解していたのかもしれない。
この完璧人間ならどんなことでも完璧にこなすんだろうと。
でも違った。
まるでどこにでもいる女の子と同じ、告白を断られたらどうしようという不安に駆られているように見える。
必で想いを繋ぎとめようとしている。
そのために自分の全てを捧げている。
雫は自分が好みのタイプでないと思っている。
確かにそうだ。
でも今はもうそんなことは関係ない。
この気持ちはもう間違いなく・・・
「・・・雫」
名を呼ぶと、ゆっくりと雫が顔を上げる。
覚悟を決めたような顔つきだ。
俺は、そんな表情を解きほぐすように、雫をゆっくりと抱きしめた。
「な・・・ナツル・・・?」
雫が戸惑いの声を上げる。
何か答えなければいけないんだろうが、何も浮かんでこない。
だから、答えるかわりに初めて俺のほうからキスをした。
「んっ・・・」
雫は今度こそ本当に驚愕したかのように目を見開いている。
触れるだけのキスだったが、今までしてきたどのキスより緊張し、興奮した。
雫もそうだったのか、顔が見たことがないくらい上気している。
「俺は、雫のこと、タイプじゃない。」
事実だ。美人だとは思うが、好みの美しさではない。
「でも、そんなことはどうだっていい。今、俺は、雫が可愛くて・・・愛おしくてたまらない。」
多分、ずっと前からそうだった。
今まで気づかないフリをしていただけだ。
でも気づかされた。他でもない、三郷雫にだ。
まいってしまっていると言うなら俺のほうこそそうだった。
「雫・・・その、」
なんだ。こういうとき何て言えばいい。
とっさに出て・・・きたけどこれは・・・!
「俺の・・・俺のものになってほしい・・・んだが・・・。」
ああうん、冷静になってみると結構ないな、このセリフ。
ていうかこれあれだぞ、操られてるときの、しかも無理矢理押し倒してるときのセリフだぞ。告白の返事に使うってどうなんだ。
おそるおそる雫の顔を見る。
「え・・・」
雫は泣いていた。ぽろぽろと涙の粒を流しながら、俺の顔を見つめている。
「し、雫・・・」
声をかけるとこんどは雫のほうから俺を抱きしめてきた。
胸に顔を埋めてくる。
「ナツル・・・嬉しい・・・嬉しいわ・・・。」
嬉し泣きなんて初めて、と雫は言う。
やっぱりそうだ。
雫は完璧超人で美人生徒会長だけど、それ以前に可愛い一人の女の子だった。
いつもは自信に満ち溢れているけど初めての告白はやっぱり不安で、好きだと
言ってもらえれば嬉しくて泣いてしまう。
「可愛いなんて言ってくれたの、あなたがはじめてよ、ナツル・・・。」
そうか。そりゃあそうだろう。
だけどもう雫のこと、可愛い女の子としか見れなくなった。
「ナツル・・・」
雫が潤んだ瞳のままこっちを見ている。
そしてゆっくりと目を閉じた。
もう一度キスして欲しい、と行動で示している。
コイツのこんな仕草を見てしまえば皆可愛いって言うかもしれない。
でも見れるのは俺だけだ。雫は俺のものだからな。
そう主張するように、今度はディープキスをした。
- 49 :
- 「ナツル・・・」
いつか見た部屋だ。入るのは今回で2度目になる。
そしてまた俺たちは同じような体勢になっている。
ベッドの上で、二人きり。
だけど今度は俺が上だ。
いつかと同じように、俺が雫を組み敷いている。
あの時と決定的に違うのは、今回は間違うことなく俺の意思そのものである、ということだ。
「・・・脱がせたい?それとも私から脱いだほうがいいかしら?」
どうだろう。
でもやっぱり脱がせたい、のかな。
「やっぱり、男って女を脱がせたいものなのね」
言いながら、雫は白の上着のボタンだけを外していく。
それをはだけると、薄い紫色のシャツだけになった。
シャツだけになると、双丘がより一層存在を主張してくる。
「はい、どうぞ」
どうぞって。ここからどうすればいいんだろう。
とりあえず順番にボタンを外しにかかってみる。
雫は俺の手付きをまじまじと見ている。
そんなに見ないでくれ、無駄に緊張する。
全てはずし終わり、左右に開くと真っ白な肌が現れる。
下着は意外なことに純白だった。
「・・・そんなに意外?」
あれ、口に出してたか。
まあ意外と言えば意外だな。
黒か赤ってイメージだ。
純白なんて最も似合わない。つい数時間前の俺ならそう答えていただろう。
だけど、今は違う。
「いや、よく似合ってる」
本当は純情な少女趣味なんて、今の雫にはぴったりだ。
見ると雫が照れたような表情をしている。
彼氏に褒められて嬉しい・・・ということでいいんだろうか。
自惚れかもしれないが、そう思うことにしておこう。
「雫・・・ブラ、外すぞ」
「ええ・・・いいわ」
背中に手を回しやすいように雫が背中を上げてくれる。
俺は雫の背に手を回しホックを外しにかかる。
女になった時に何度もした作業だ。手間取らずに簡単に外す。
女になるなんてデメリットばかりだと思ってたが意外なところでメリットがあるもんだ。
そしていよいよブラを取り除く。
- 50 :
- 「・・・どう?」
どうって。いや、その。
「前にも言ったけど、胸の形にはそこそこ自信があるわ」
そこそこどころじゃないだろ、これ。
おれだってグラビアやAVで女の胸くらい見たことはある。
だけど目の前のこれはそんなのと比べるのも失礼なくらい綺麗だ。
「雫・・・その、何ていうか、凄い。見とれてた」
「見るだけ?」
もちろん違う。
ふらふらと誘われるように雫の巨乳に手を伸ばす。
うわ、すげえ。
温かくて、ふにふにとした何とも言えない感触。
端的に言うと気持ちいい。
指を沈めてみる。
「ひあっ」
途端、雫が嬌声を上げた。
蕩けきった、そんな声。普段の雫からは想像も出来ない。
そんな声がもっと聞きたくなって、俺は本格的に胸を揉みしだきにかかる。
「あああっ」
胸全体をマッサージするようにこねまわす。
強くすると痛がることくらいは知っているので、努めて優しく、しかししっかりと
感触は楽しむ。
何だろうね、意外と冷静な自分がいる。
やっぱり一度この感触は経験したからかな。
それとも前回は雫が冷静だった分、こっちが冷静になってるのかもしれない。
ちょうどいい。もっと気持ちよくしてやろう。
さっきから少しずつ当たる突起物を、俺は軽く摘んでみた。
「ひあんっ!」
一層高い声を雫が上げる。
俺は更に、大胆にも乳首を口に含んで吸い上げた。
「ああああっっ!」
すると今までとは全く違う反応が返ってきた。
まるで体全体が叫び声をあげているように震えている。
え、あ、やりすぎたのか?
見れば雫の目にはさっきまでとは違う涙が浮かんでいる。
「雫・・・大丈夫か?」
「ナツル・・・。大丈夫よ。でも、何だか、一瞬目の前が真っ白になってしまって・・・。」
「それって・・・。」
いわゆる、絶頂、イッた、というやつではなかろうか。
でもこんなに早くか?いくら経験が無い俺でも、AVなんかの前戯だけでイく、なんてのがフィクションだってことぐらいわかってる。
でも雫は前にも、胸を触られただけで声をあげていた。
もしかしてもの凄く感じやすい体質なのか?
「・・・ナツルに」
「ん?」
「ナツルに触られると、普段と全然違うの。一人でする時の、何倍も気持ちいい」
つまり、俺に触られたから?
普段あんなに俺に対してエロい癖に、いざ俺にされるとむちゃくちゃ弱いってか?
完全に雫を見る目が変わりそうだ。
- 51 :
- 可愛すぎだろ、お前。
俺は再び雫の胸にむしゃぶりついた。
「あんっ!」
乳首を吸い上げ、軽く噛んでみる。
「ひああっ!」
それだけで再び雫は体を震えさせる。
さらに空いた手でもう一方の乳首を摘み同時に責める。
「ああああっ!」
その度に雫は過敏な反応を返してくれる。
それからしばらく、俺は雫の胸を責めまくった。
交互に左右の乳首を吸いあげるものだから、あっという間に雫の豊満な胸は俺の
唾液でベトベトになった。
雫はずっと嬌声を上げ続け、俺が一段落終える頃には既にぐったりとなっていた。
表情はもう普段とは見る影も無いほど蕩けた表情になっている。
「ナツル・・・」
雫が俺の名前を呼ぶ。
答えるように俺は雫にキスをした。
「んっ・・・」
雫も嬉しそうに俺を受け入れる。
「ナツル・・・お願い、こっちも・・・」
確かに俺もそろそろ我慢ならなくなってきたところだったが、雫のほうはもっと
どうしようもなくなっていたようだ。
自分からおねだりしてきた。
無論答えないわけにはいかない。
タイトスカートを脱がせると、ブラと同じ、純白のショーツが姿を現した。
「お願いだから、驚かないでね。本当に凄いことに、なってる、から・・・。」
ああ。それはもう見ればわかってしまう。
純白の下着に大きなシミが出来ている。
「雫・・・脱がすぞ」
雫は何も言わなかったが、かわりにコクンと首を縦に振った。
細い布に手をかけ、ゆっくりと下に降ろしにかかる。
さっきまでと違い、無駄に緊張する。
何せ前回でもここまではいかなかった。
手が震えている。
思ったとおり、雫の下は愛液であふれていた。
ショーツの間に糸が引いている。
「・・・いいか?」
我ながらがっつきすぎだろとは思う。
しかし、俺の愛撫でこんなに感じてくれたと考えると、もう我慢なんて一秒だってできそうになかった。
「・・・きて、ナツル・・・」
雫のほうもそれは同じようで、期待と若干の不安に溢れた表情で俺を見ている。
- 52 :
- 俺は自分のモノを取り出し、雫のアソコにあてがう。
努めてゆっくりと挿入を始める。
「あ・・・あっ・・・」
さっきまでぐったりとしていた雫の体も今は強張っている。
やっぱりこの行為はそれだけ緊張するんだろう。
半分ほど雫の中に埋めていくと、ある地点でひっかかりを覚える。
これは・・・もしかして。
「雫・・・」
「ナツル・・・。私のはじめて、あなたにあげるわ・・・」
「ああ。俺のものにするぞ、雫・・・!」
そう宣言し、俺は一気に雫の処女膜を貫いた。
「んんんんんんんん〜〜〜っっ!!」
結合部からとろっと血が流れ出す。
ついに俺のモノが雫の一番奥までたどり着いた。
雫の中は締め付けるようにキツい。
「し、雫・・・大丈夫か?」
雫が、またぽろぽろと涙を流している。
話には聞いていたが、初めてのときは相当痛いらしいからな。
「嬉しい・・・。」
「え?」
「ナツルに私のはじめてを捧げられて、嬉しいの。嬉しくて、たまらない」
嬉しくて、泣いている。好きな男にはじめてをあげられて。
相当痛いだろうに、そんなことよりもまず嬉しい、と俺に言ってくれる。
そんな雫が愛おしくて仕方が無い。
俺は小刻みに自分のモノを動かし始めた。
「んっ・・・」
雫はまだ痛むようで、少し眉をひそめる。
これじゃダメだ。
コイツを気持ちよくしてやりたい。
俺は空いた手で、雫のクリトリスを刺激してみる。
「はっ・・・あっ・・・」
思ったとおりこっちもかなり感じるようで、少しづつ甘い声を出しはじめる。
俺は雫の中を小刻みに刺激しながら、クリトリスを弾いたり摘んだりして愛撫する。
「ふあっ・・・あん・・・はあっ・・・」
雫はだんだん嬌声を上げるようになってきた。
俺も雫の中で自分のモノを徐々に大きく動かし始める。
- 53 :
- 「ああっ・・・あっあっ・・・ひああ・・・」
自分のモノの動きにあわせて雫は嬌声を上げるようになってきた。
だいぶ膣の痛みも薄れてきたようだ。
もともと相当感じやすい体質なのだ。
だったらはじめてでも、気持ちよくしてやれるはずだ。
片方の手でクリトリスを、片方の手で胸をさわさわと愛撫する。
同時にゆっくりとした長いストロークで雫の膣を味わう。
「ナツル・・・優しいのね・・・気持ちいいわ」
雫にさっきまでの強張った感じは無く、快感を享受してくれている。
「もう、大丈夫だから・・・、ナツルの、好きにして・・・」
雫の膣はさっきまでのきつく締め上げる感じではなく、俺のモノを包み込むように変化している。俺は試しに、一度ゆっくりと引き抜いた後に少し勢いをつけて挿入してみる。
「ひゃあん!」
雫の可愛い声。苦痛などは感じられない。
本当にもう大丈夫なようだ。
「じゃあ、雫・・・行くぞ」
「きて・・・ナツルのものにして・・・!」
答える代わりに、激しいピストンを開始した。
「ああっあっあっ・・・はぁっあっあっ」
雫はもう言葉にならない喘ぎ声しか出さない。
それだけ感じてくれている証拠だ。
それが嬉しくて、俺は更に動きを激しくする。
「あああっ!ひゃうっ!」
合わせるように雫の喘ぎ声が大きくなる。
雫の膣がうねるように動き、快感を伝えてくる。
「ああああああっっ!!」
一層高い声を上げて雫が震える。
どうやらまたイッたらしい。
膣が俺のモノを絞るような動きで締めてくる。
構わず俺は動き続ける。
「ナツルっ・・・ナツルっ・・・」
快感に悶えながら、雫は俺の名前を呼んでくれる。
抽送を続けつつ俺は雫の体に覆いかぶさるように抱きしめにかかる。
こうすると雫の全身を感じられる。
同時に雫にキスをしてやり応えてやる。
「んんっ・・・んんう・・・」
いつもとは違いこっちから、それも責められながらなので、キスの動きも一方的なものだ。
俺は雫の口内へ自分の唾液を送りこむ。
雫はそれに気づくと、嬉しそうにこくんこくんと飲んでくれる。
歯茎の隅々まで好きに味わい、上あごをくすぐりながら雫の舌をいじくる。
「はむぅ・・・んん・・・んっ・・・んぅ・・・」
雫の目じりにはどんどんと涙が溢れている。
気持ちよすぎて泣いてしまう雫なんて、俺以外誰も知らないだろう。
ふと、俺の体にも震えが走る。
どうやら俺も限界が近づいているようだ。
「ナツル、今日は、大丈夫、だから・・・だから、膣で、出して・・・」
俺の様子から限界を感じ取ったのか、そんなことを雫は言ってくれる。
その気持ちが嬉しくて、俺はスパートをかけて気持ちよくしてやる。
「あああっ!ああっ!あっあっあっあっ・・・ひああっ!」
「雫・・・雫っ・・・!」
限界が本当に近い。
「ナツルっ・・・ナツルっ・・・!」
目の前がチカチカするような快感と共に、俺は雫の膣に思い切り射精した。
「あああああああっっ!」
同時に雫も今までに無いくらい体を仰け反らせて、絶頂を迎えた。
- 54 :
- 行為の処理を終えると、雫が一緒に寝て欲しいとせがんできた。
何だか雫がものすごく甘えたがりになったような気がする。
もしかすると本当の雫は好きな男には甘えたい性分なのかもしれない。
もちろん喜んで雫のそばに寄り添う。
「なあ雫」
「なあに、ナツル?」
「あのウミウシのストラップ、持っててくれてありがとう。」
そうだ。あれがあったから大事なものを思い出せた。
礼を言うなら、俺のほうこそ言わなくちゃいけない。
「だって、初デートの思い出だもの。それに、ナツルからの初めてのプレゼント。
それが何であれ、大事にするのは当たり前だわ」
これを本心で言ってるんだろうから困る。
健気で、一途で、その上こんなに可愛い。
「今まで、お前のこと、高嶺の花だと思ってた。どうして俺なんか好きになるんだろうって。俺と雫じゃ、絶対に釣り合わないって思ってた」
「ナツル・・・」
「でも今は違う」
俺は横の雫の目をまっすぐに見た。
「どうしたら雫と一緒にいられるかって、そんなことばかり考えてる」
きっと、誰かを真剣に好きになるってそういうことなんだろう。
釣り合わないなら、釣り合うように追いついてみせる。
コイツに相応しい人間になってやろう。
「雫。好きだ。愛してる。一緒にいて欲しい」
俺は返答を待つ。とはいえ緊張はしていない。
雫の表情を見れば、答えはわかっているようなもんだからな。
「ええ、もちろん。喜んで」
それからどちらともなく寄り添い、キスをした。
- 55 :
- 以上です。
どうも長くなってしまうがまあ雫への愛ということで
今までも長かったけど多分これからも長くなりそうです
あとナツルの性格イケメンにしてみた
- 56 :
- やっぱしっくりくるなこれ
- 57 :
- >>55
すげーよく書けてる。ありがたい。
- 58 :
- >>55
GJ。
- 59 :
- 素晴らしい!
これで雫を見る目が変わりそうだ。可愛すぎて萌えにしそうだw
誰か水琴ルートを書いてくれ。
- 60 :
- >>55
GJww
感無量。良かったね雫様
- 61 :
- >>55
GJ
- 62 :
- 最終回で臓物達が身体のっとたのをネタになにか
- 63 :
- >>55
GJ
- 64 :
- 会長のエロパロを書く人には
これはGJと言わざるを得ない
- 65 :
- 仮面優等生最高や!
- 66 :
- 雫のクリスマス大作戦
「・・・あん、ナツル・・・ん・ちゅう・ん・あぁ♪」
「・・・し・雫・・・はぁはぁ・・・ちゅ・・・ん・・・」
雫の部屋のベッド。ナツルは雫と唇を重ね合わせ、小刻みに腰を動かし
ながら、雫と一つになっていく。
雫もまたナツルの背中に腕を絡ませ、ナツルの身体を取り込む様にナツルの
身体を密着させて、快感を味わう。
「し・雫・・・もう・・・」
「来て、ナツル・・・」
ナツルは押し寄せる快感を抑えきれず、雫の中に愛をまた注ぎ込む・・・
「雫、少し休ませてくれよ・・・身体が持たない・・・」
「ダメよ!今日は私の言う事、全部聞いてくれるんじゃなかったの?
まだまだ夜は長いんだから・・・もっと抱きしめて♪」
「雫・・・」
ナツルは既に連続7回も、雫の中に愛を注ぎ込んでいる。今夜の雫の
性欲は凄まじい。もっとナツルの愛を、身体の中に取り込もうとして
いるのだから。
「でも、ちょっと休憩させてくれよ!もう7時間も休み無しだし・・・」
「そうね。でも、このまま繋がったままで居て!少しでもあなたを
感じて居たいから♪」
・・・
- 67 :
- 話は昼過ぎまで遡る。
・・・
「ナツル、今から私の家に来て。二人でクリスマスを過ごしましょう!」
終業式が終わって、待ちに待った冬休みが始まるこの日。ナツルは
生徒会室に呼び出され、雫にこう告げられた。
「ふ・二人きり?」
「そうよ。彼女が愛しの彼氏を、自宅に招待しているの。もちろん
来てくれるわよね?」
「あぁ・・・」
「何よ!嬉しくないの?」
「そんなことは・・・」
「じゃあ、決まりね!」
ナツルは何となく胸がゾワゾワする感じがしていた。雫の恋人になって
すでに数ヶ月が経過していた。中学の頃から恋焦がれていた楓への
想いは、既に過去の物となっていた。異性への嫌悪、モデレーターとの
繋がり、女ナツルへの異常な執着。ナツルが彼女への想いを薄めていく
のに、そう時間はかからなかった。
そしていつしかナツルの心の中に雫への想いが芽生え、雫の告白を
素直に受け入れていた。
だが、未だに紅音や水琴や他の者には、二人の関係は秘密であった。
雫はともかく、ナツルが抹される危険があったからである。
- 68 :
- 学校から少し離れた住宅街。雫はナツルの腕に絡み付き、笑顔で歩いている。
「なあ、歩き難いんだけど。」
「あら、恋人が腕を組んで歩くのが、そんなに嫌なの?」
「そうじゃ無いけど・・・」
「なら問題は無いわね?」
「・・・」
そうこうしているうちに、雫の家のリビング。
「凄いな・・・これ全部雫が作ったのか?」
「ふふっ♪惚れ直した?」
「でも普通、クリスマスイブのご馳走って、夜じゃないの?」
「そんなの誰が決めたの?」
「そんな決まりは無いけど・・・」
そのまま二人のクリスマスイブは始まった。
・・・
「ご馳走様。凄く美味しかった♪」
「嬉しい、喜んで貰えて♪」
ナツルは雫の手料理を堪能して、満足していた。雫は台所で後片付けを
している。
後片付けが終わると、雫はおもむろにナツルの隣に座って、潤んだ瞳で
ナツルを見つめている。
その時、ナツルの身体の中に異変が起き始めていた。
『何だろう?急に身体が火照って来たぞ・・・』
雫はナツルの様子を伺うと、瞳を妖しく光らせた。
「そろそろ効いて来たみたいね♪」
「雫、何をしたんだ?」
- 69 :
- 「せっかくのクリスマスなんだから、ナツルをもっと味わいたくて・・・
今の料理の中に、強力な媚薬を混ぜていたの♪ふふっ、お互い止ま
らなくなるかも♪」
「ムチャクチャだよ!いくら何でも・・・」
「ナツル・・・私・・・もう・・・我慢出来ない!ナツルも・・・我慢
出来なくなって来たでしょ?」
既に二人共、身体が火の様に熱くなり、呼吸は速くなっていた。
「し・雫・・・もう・・・」
「ベッドに行きましょう・・・私も、何だか・・・」
・・・
「ハァハァ・・・雫・・・今度は・・・後ろから・・・」
「ナツル・・・来て♪」
ナツルは雫をベッドに伏せ寝させると、お尻の割れ目をなそりながら
ゆっくりと中に入れる。そして雫のお尻の上に乗り、たわわな乳房を
ゆっくり揉みしだきながら、腰を上下にグラインドさせる。
「あっ・・・ナ・ナツル♪もっと・・・もっと激しく♪」
「し・雫・・・そんなに動いたら、お・俺・・・」
「良いの!もっと・・・」
ナツルは更に、腰を雫のお尻に打ち付け、快感を貪る。雫もまた、
自らお尻を振り乱し、ナツルの愛を身体で受け止める。
- 70 :
- 「雫・・・ま・また・・・」
「ナツル♪良いよ、来て!」
ナツルは8回目の快感に襲われ、雫の一番奥に愛を注ぎ込む。
雫もまたナツルを締め付け、ナツルの愛を全て絞り出した。
「ハァ・・・ハァ・・・雫・・・もう限界だよ・・・」
「ナツル・・・まだまだ・・・夜は・・・長いんだから♪」
「勘弁してくれ・・・」
この後、明け方5時まで、二人の愛の営みは続いた・・・
- 71 :
- 澪
- 72 :
- >>70
なんたる性夜。神はこの二人にバチをあてるべき。
- 73 :
- 今回の猛犬はやばかった
- 74 :
- 全体的にss見ていきましたが、会長のssが多くて、俺的に良かったです。
これからも、職人さんはがんばってください。
- 75 :
- 誰とは言わないが、えらい上から目線の方が居るな
しかも妙な日本語の使い方…なんだ厨か
年齢制限に引っ掛かるから帰ろうね
- 76 :
- >73
あのまま本番に突入出来るな。
>75
荒らしじゃね。
特定のキャラのファンを装って他のキャラを叩く前振りとか。
- 77 :
- 保守
- 78 :
- 保守
- 79 :
- >>76
実際、邪魔がなかったら本番に入っていた
- 80 :
- 前スレは盛り上がっていたのに、大規制のせいでずいぶん勢いがなくなったな。
悲しいぜ…。
- 81 :
- アニメが終わったからじゃないか
- 82 :
- アニメ化決定の前も割と職人は居たのになあ。
- 83 :
- 大丈夫その内帰ってくるさ。携帯新しいの買って
- 84 :
- やっぱ規制かね
- 85 :
- あるいは、アニメに絶望した人とかもいそうだけどな
- 86 :
- >>83-84
今、ドコモ規制食らってるよ
- 87 :
- dion規制
- 88 :
- au規制
- 89 :
- アニメは会長とデートしたトコまでで忙しくて続き見れてないんだが、
たぶん、これからあっと驚く展開がきてくれることを期待してる、会長的にw
- 90 :
- これって、エロなしのSSでもいいのか?
- 91 :
- 聞く前に投下しろ、誘い受けはいらん
エロ無しでも面白ければGJだし
その逆だったら何も反応無い
- 92 :
- そういうキツイこと言うから書き手がいなくなるんだよ
- 93 :
- >>90
エロなしでもニヤニヤ出来れば何だっていいんだぜ
- 94 :
- ほっしゅ
- 95 :
- ナツルがこたつの中で会長に足コキされる、というネタで1本いこうかと思うんだけど
需要有りや無しや?
- 96 :
- あるよー
- 97 :
- では頑張ってみまする。マターリお待ち下さい。
- 98 :
- じゃあその間に。
アニメ版雫√つづきのようなもの
放課後。
最近俺こと瀬能ナツルは放課後になると生徒会室に向かう。
別に俺は役員じゃないし、今のところ役員になるつもりもない。
そんな俺がなぜ足繁く生徒会室に通うのかと言えば、そりゃあこの夏休みについに出来た恋人に会いに行くためである。もちろん雫のことだ。
恋人同士になってから、夏休みの間はお互いの両親がいないのをいいことにどちらかの家に泊りがけ状態だった。
驚いたのが、雫の家の斜向かいに委員長の家があるということだ。
あるときばったりと出くわし、あっけなく雫と俺の関係がバレた。
これで俺の人生も終了かと諦めたものだ。
何せ「三郷雫様に罵られる会」の会員は多い。隠れ会員だって相当な数らしく、それらを全て含めると実は男子生徒の9割が所属しているのではないかという噂まである。
さらに雫に近寄る男を徹底マークする、なんだっけな、何か長い名前の地下組織も存在したはずだ。
例え俺がこれから学校に行かずひたすら引きこもっていたとしても確実に家まで押しかけられてされる。それぐらい雫のファンは多く、また色々な意味で熱心なのだ。
しかしその場は雫が何やら委員長と話をつけたようで、委員長は俺と雫のことについては誰かに話したりはしていないようだ。
噂としては俺と雫が付き合っているのではないか、くらいは流れているものの、その話を聞くと誰もが「女の瀬能ナツルならともかく、男の瀬能ナツルとなんてありえない」と言って全く信じない。
お陰で俺は学校でも割と堂々と雫といられたりする。
女の云々は気になるけど。
それにまあ信じないのも無理はないよな、とも思う。
どう見たって釣り合ってないもんな。
とはいえ釣り合うように努力する、と雫に宣言したのだから、ひとまずは出来るところまでやってみる気ではいる。夏休みの間はそりゃお互い若いわけだし愛し合ったりもしたがちゃんと勉強もしていたのだ。夏休みが終わってからも自宅で勉強する日々。
ちょっと前までなら信じられないね、こんな生活。
- 99 :
- 生徒会の大きめの扉を開ける。
「いらっしゃい」
中に入る前に、中から声をかけられた。
俺だともうわかっているかのような口ぶりだ。
いや、雫のことだから予想してたんだろう、そろそろ来そうだな、とか。
「今、大丈夫なのか?」
「ナツルだったらいつだって構わないわよ」
雫はいつものように俺に微笑んでくるが、大き目の机の上には結構な数の書類がある。
実は忙しいんじゃないだろうか。
そろそろ雫は受験しなくてはならないから、引継ぎ業務もあるだろうし。
「そうね、もう少し時間がかかるわ。」
その量がもう少し、で終わるとは。わかってはいたものの、雫の能力はやはりすさまじいものがあるようだ。
「待っててくれる?」
さっきまでの冷静な声とは違い、甘えるような声。
俺にだけ向けられる声だ。当然そのくらい待ってやる。
と言ってもただ待つだけは暇なので、課題でもやってようかな。
「なら、隣の会議室が空いてるわ」
そうか。なら終わったら呼んでくれ。
「わかったわ。なるべく早く終わらせるから」
いや、別に急がなくても。ゆっくりやってて下さい。
ついでにわからんところ教えてもらうつもりだし。
人のいない会議室というやつは中々寂しいものだ。
カリカリとシャーペンの音が響くくらい静かで、逆に何だか集中できない。
周りが静かすぎるよりは多少騒がしいほうが人間集中できるものなのだそうだ。
雫の受け売りだが。
夏休みの間雫に勉強を教えてもらっていた時にそんなことを言っていた。
雫の教え方は実にわかりやすく、どんなに難しい問題でもなんとか理解できるレベルまで持っていってくれる。雫は両親との疎遠さもあり地元の難関大学に行くようだ。
雫なら東大だって行けると思うのだが、本人は別に大学にこだわりはないらしい。
留学の話も一時期出ていたが本人にその気がないので教師側も最近は薦めてこない。
本当は俺が今から頑張ればぎりぎり行ける位の大学を選んでくれたんじゃないか、と密かに思ってはいる。もしそうなら申し訳ない反面、少し嬉しい。
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