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2012年7月エロパロ325: 赤髪の白雪姫でエロパロ (782)
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赤髪の白雪姫でエロパロ
- 1 :07/12/08 〜 最終レス :12/06/22
- とりあえず立てた
- 2 :
- 無いからと軽々しく立てるなねアホ
- 3 :
- >>2
氏ね
- 4 :
- 公式とwikiくらい貼れば?
- 5 :
- 作者/あきづき空太
・LaLaDXで連載中
・生まれつき赤い林檎の様な美しい髪の白雪。その珍しい髪色を悪名高いラジ王子に気に入られ
困った白雪は国を出ることに――!!隣国の森で出会い力を貸してくれた少年・ゼンとは一体…!?
(出版社より)
好きな話ではあるけど知名度低いし即しそうだな
- 6 :
- 薬室長って女だよな?
- 7 :
- まずは白雪×ゼンを書け。
- 8 :
- ゼンと白雪でエロくない話を書いてしまったので保守代わりに投下します。
妹の漫画を読んだかけだからいまいちキャラが分からん……ごめん。
- 9 :
- 「っ、ゼン、ゼン、あ、あ……!」
「白雪……!」
がくがくと震える腰を掴まれ、奥まで指が侵入する。
白雪は高い声を上げながら喉を仰け反らせた。その白い喉にも噛み付かれ、思わず全身が
びくびくと戦慄く。
服の上から乳房を執拗に弄られたせいで、すっかり立ち上がってしまった胸の先端がじくじくと
熱い。動くたびに下着とこすれ、甘い快感が湧き上がる。
足りない。もっと欲しい。もっと、もっと――。
ふつふつと溢れ出す欲望は今まで味わったことのない種類のものだ。今まで知ることもなかった
感覚に恐怖心もあるが、それ以上に快感が押し寄せ、白雪の理性を破壊する。
「やぁっ、見ないで、見ないでゼンっ、ひゃぅっ!」
二本も三本も入り込んだ指がぐちゃぐちゃに内部をかき回し、白雪は首を振って悶えた。
こんな声、自分が出したとは思えない。聞いたこともない高く掠れる声は女の艶めいたそれで、
それが唇を震わせて漏れ出すと、どうしようもない羞恥心を覚える。
ゼンの指がふいに抜け、陰核をなぞった。瞬間、ぞくぞくと背中を悪寒が駆ける。背を弓なりに
反らせ快感に打ち震える白雪を見るゼンの瞳が怖い。いつものゼンではない。獣のようだ。
怖いのに、その瞳に見つめられると体が熱くなる。体の奥で何かが溶けている。
ゼンの指先を濡らしてぐちゅぐちゅと滴り落ちる音が温室中に響いている。耳を塞ごうとした
白雪の手を押さえ、ゼンの唇が耳朶に触れた。ああ、と思わず吐息が漏れる。
「大声を出すと、門番が来るぞ……」
低い声は欲情に嗄れていた。熱い息が白雪の耳を愛撫し、思考を蕩けさせる。
ぼうっと熱く霞む頭の片隅で、白雪は思い出していた。どうしてこんなことに――。
***
「白雪、悪いけど薬草を採ってきてくれない?」
薬室長のガラクにそう言われ、白雪はすぐに頷いた。
城には薬草園があり、補充分はそこで採取するようになっている。てっきりそこのことかと
思ったのだが、「どの薬草ですか」と尋ねる白雪に、ガラクは少し申し訳なさそうに眉を下げた。
「城の薬草園じゃないわ。うちは街の外れにも薬草園を持っていてね。そこに行ってほしいの」
「外に、薬草園ですか?」
ガラクの話によると、根を下ろした状態のままでは薬効が高すぎ危険な薬草もあるため、街の
外れ、人の来ない場所に薬草園を設けているのだという。
「花が咲くと匂いが人体に影響を及ぼす場合がある。花が咲ききる前に採取してきてちょうだい」
マスクをしていれば問題ない、と資料を渡され、白雪はわくわくする心を抑えられなかった。
未だ名も姿も知らない薬草。城の薬草園にもずいぶん驚かされたが、まだまだ自分の知らない
薬草が存在している。
初めて雪を知った子どものようにはしゃぐ己をなだめるのに苦労しながら、白雪は城門に
向かった。街の外れとはいっても王城からさほど離れているわけでもない。徒歩でも夕方までには
十分帰れる距離だ。
足取りも軽く城門へ向かう白雪に、誰かが声をかけた。
「白雪、どこへ行くんだ?」
「薬草を採りに――」
振り返りながら答えたが、後ろには誰もいない。首を傾げる白雪の頭の上に、笑い声が降って
くる。この声には大変に覚えがあった。もしかして、と顔を上げれば果たして、窓枠に片頬を
つくようにしてゼンがこちらを見下ろしていた。
- 10 :
- 「外の薬草園に行くのか。一緒に行こうか? ミツヒデと木々も出かけてて、暇してるんだ」
「仮にも王子がそう簡単に城を抜け出していいのかな」
「そう言うな。お前だって知ってるだろ?」
いたずらっぽく笑う彼に何も言えなくなり、白雪はただ苦笑いした。
城を抜け出して森に遊びに来たゼンに助けられ、結局は今、こうして薬剤師として暮らしている。
白雪としては、そうそう彼の外出をたしなめるわけにもいかないのだ。
「街の外れは治安がいいとはいえない。馬で行けば早いし、いいだろ?」
しばらく逡巡したが、結局はこの王子の言葉に甘えさせてもらうことにした。
「ここか」
薬草園は街の外れ、民家も途絶えて野原の続く場所にあった。
見張りの門番に開門してもらい、中に入る。瞬間、白雪は思わず声を上げた。
温室の中に根を下ろしたたくさんの植物たち。あるいは青く緑の葉を広げ、あるいは美しい花を
咲かせるそれらに目を奪われる。地下水道のかすかな水音が耳に優しい。
「すごい。こんなにたくさん……! 城にあった薬草だって知らないものばかりだったのに」
白雪は小走りで薬草たちに近寄り、手に取っては眺めた。珍しい薬草たちに頬を赤らめ熱中する
姿に、ゼンもそっと微笑む。
が、すぐに何か違和感を覚え、辺りを見回した。
「……白雪、何か」
「え?」
すっかり夢中になっていた白雪はきょとんとしてゼンを振り返る。しかし次の瞬間、体中を
駆け巡る血が沸騰したように熱くなり、思わずしゃがみ込んだ。
「白雪?!」
慌てて駆け寄ったゼンが白雪を腕に抱える。しかしゼンの手が肌に触れたそのとき、白雪は
感じたこともない震えにびくりと肩を揺らした。
肌が、粟立つ。
「……っ! し、まった……マスクを……!」
マスクをしていれば問題ない。ガラクの言葉が頭をよぎる。次いで視線を彷徨わせた先、零れ
落ちそうに大きな花の咲き誇る花壇を認め、ずるずると力が抜けた。
そこになって初めて、温室内にはびこる濃密な花の匂いを感じ取る。
「もう咲いているなんて……」
ゼンは何が何だか分からないまま、ただ白雪を腕に抱き上げうろたえた。毒にある程度の耐性が
ある自分には、白雪ほどの異変はない。
白雪を抱き寄せたまま片手で彼女の鞄を探り、資料を手繰り寄せる。その頃には白雪は
ゼイゼイと苦しそうに肩で息をしていた。火照った頬が赤く、眉間に寄った皺が痛々しい。
落ち着け、落ち着け。自分に言い聞かせながら資料を目で追った。薬草の薬効を知れば、何か
解決の手立てがあるかもしれない。
資料に視線を走らせていたその目が、薬効の欄に来るとピタと動きを止めた。
「……び、媚薬……?」
見間違いではないかと資料を見つめるが、何度見てもそこに書いてあるのは「花の匂いに人体の
興奮作用を高める媚薬の効果あり」という簡素な文字の羅列だった。
媚薬なら毒ではない。思わずホッと息をつく。
根を張った状態の花が匂いを撒き散らす、という記述を見つけ、ゼンは慌てて薬草を引き抜いた。
ひとまずこれで被害の拡大は抑えられる。しかし――。
チラ、と視線を下ろした先、腕の中の白雪がとろんとした視線をゼンに送った。
- 11 :
- ゼンはギク、と肩を震わせる。さっきまでは狼狽していたために気づかなかったが、白雪の
症状は明らかに欲情に濡れたそれだった。
震える息は熱く、火照った体は首筋まで桜色に染まっている。きっと見えない首から下、服の
中も赤く火照っているに違いない。潤んだ瞳はとろりと溶け出しそうで、その丸い目がゼンを
見上げ――。
ゼンはぶるぶると慌てて首を振った。何を考えているんだ、と心の中で自分を怒鳴りつける。
白雪に想いを寄せているのは事実だ。確認しあったわけではないが、白雪も自分を憎からず
想っていてくれていることは何となく、分かる。少なくとも嫌われてはいない。
しかし、だからといってこんな形で関係を結びたいのではない。ゼンは何かを断ち切るように
ゆっくりと頷き、白雪をあまり視界に入れないようにしながら呼びかけた。
「し、白雪。大丈夫だ。すぐに助けを呼びに行くから」
ここで待っていろ。言いかけた言葉は最後まで言うことができなかった。ゼンの服をぎゅうっと
握り締め、白雪が苦しそうに眉間に皺を寄せたからだ。
「ゼン、わ、私……だいじょう、ぶ……だか、ら……」
震える指先がゼンの首筋をたどり、頬に触れる。泣き出しそうなほどに潤んだ瞳にゼンが
映っていた。余裕なんかない顔だった。いよいよ媚薬の効き目が強くなったのだろう、白雪が
恥ずかしそうに目を伏せ、腕の中の柔らかな体がぴくぴくと震えた。
「っ……」
熱い吐息がゼンの指先にかかる。もうだめだ。頭の中で声がした、気がした。
「白雪っ……!」
気づけば白雪の唇に噛み付いていた。
驚いたのは白雪だ。
資料で一応の薬効は知っていたが、これが媚薬の効果というものなのか。
まったく知識がないわけでもないが、そういったことに特に興味を覚えたことのなかった白雪だ。
経験もないし、自身を慰めたことすらない。こんな、体中が熱くてむず痒いような感覚も初めて
なのだ。
戸惑いもあるが、それ以上にそれをゼンに見られていることが恥ずかしい。資料に目を通して
いたから、もう自分の症状のことはばれてしまっている。友人に、しかも小さな好意を持っていた
相手にこんな姿を見られ、恥ずかしくないわけがない。
どうにか繕おうとしていた矢先、ゼンに唇を奪われたのだ。
「ふっ?!」
ぴったりと覆われた唇に、一瞬すべての思考が吹っ飛んだ。ゼンの前髪が額を撫ぜ、ぼやけた
視界いっぱいにゼンの顔がある。目と目が合った刹那、白雪は咄嗟に腕を突き出した。
ゼンの胸を押し返すようにして顔を離す。互いに荒い息を吐き出しながら見つめ合った。
何も言わないゼンの、瞳が燃えているようだった。
ふいに指先が白雪の唇をなぞり、体が震える。ゼン、と言いかけた唇を再び塞がれた。苦しさに
眉を顰めたそのとき、ぬるりと何かが唇を撫でた。
「っ……!」
思わず声が出そうになる。必に唇を引き結んで耐えるが、ぬるぬると何かが白雪の唇をなぞる
たびに吐息がこぼれてしまいそうだ。
軟体動物のように唇を這うそれが白雪の下唇を優しくつつき、そこでようやくそれがゼンの
舌であると気づいた。気づいた瞬間にカッと体が熱くなる。
やめて、と言いかけたその隙に舌が口の中に入り込み、無防備に突き出したままの白雪の舌を
絡め取った。
ゾクゾクする。柔らかな舌は触れ合った瞬間に溶け出していきそうだ。先端でつつかれ、舌の
裏を撫で上げられる。頭がぼうっとし、さらには体の奥からじわりと熱が溶け出すような錯覚を
覚え、白雪はあせった。
- 12 :
- 「ぜ、ゼン、だめ……」
弱弱しく抗議の声を上げてはみるが、本当は嫌じゃない。それどころか、もっと欲しい。
まるで白雪の心を読んだかのように、ゼンの手が白雪の背中を撫でた。触れているだけなのに、
白雪の体はどんどん熱くなっていく。背中を撫でるてのひらが腰に触れ、背骨をなぞり、わき腹に
触れる。普段ならくすぐったくて笑ってしまうかもしれないその仕草が、今は……。
うっとりとゼンの愛撫を受け入れていた白雪の体が、突然ビクンと震えた。電気を通されたかの
ような刺激に、思わず悲鳴のような声を上げてしまう。
「ひゃあっ?!」
ゼンの手が、服の上から胸を撫でていた。
恥ずかしい。咄嗟にそう思い口を両手で塞いだが、遅かった。
ゼンがにい、と微笑む。時折見せる、いたずらを思いついた子どもみたいな表情。そして嫌な
予感を覚える暇すらなく、白雪はまたしても高い声を上げることになった。
服の上から捏ねるように胸を愛撫されたのだ。ふにふにと揉みこまれ、先端の尖りを執拗に撫で
回される。チカチカと目の前が白くなっていく。気持ちよすぎて、どうにかなりそうだ。
「あ、ああ、やぁ、ゼン、ゼンっ……!」
言葉はもはや意味を持たず、白雪は必にゼンの首にしがみついた。
初めての刺激に息も絶え絶えになりながら、しかしその目は欲情にとろんと潤んでいる。自然と
太ももをすり合わせてしまう自分に気づき、白雪はこっそり顔を赤らめた。
ゼンに知られたら恥ずかしいと、そう思っているのに止められない。胸を弄られながら足の付け
根を擦り合わせると、むず痒い快感が後から後から溢れてくるのだ。
でも、まだ足りない。体の奥がかゆい。掻いてほしい。こすって、ほしい。
どうすればいいのか分からないままもじもじと足を動かす白雪に、とうとうゼンが気づいた。
ゼンはすぐにピンときたのか、少し意地の悪い笑みはそのままに、胸を弄っていた指をするりと
太ももに這わせた。下着の上から秘部を撫でられ、白雪の身が跳ねる。
「っああ!」
「濡れてる……」
呟いたゼンの声に、白雪は耳まで赤くなった。それを見てくすりと笑みをこぼす、ゼンの吐息が
頬を撫でる。くすぐったい。
「白雪……」
低く自分を呼ぶその声にさえ欲情してしまいそうだ。
ゼンの指がとうとう足の付け根、白雪が触れてほしくてたまらなかったその場所に触れた。
「やああ!」
白雪は叫んだ。
痛かったのではない。怖かったのでもない。背筋を駆け抜けた稲妻のような感覚に、耐えること
ができなかったのだ。
入り口を指先がぬめぬめと辿る。それだけで奥からじわりと蜜があふれていくのが自分でも
わかる。早く触ってほしいと、白雪の体が泣いているかのようだ。
「すげ……。白雪、聞こえる? この音」
「んん、やぁ……知らない、わからなっ……ふああ」
「俺はすごい、聞こえるんだけど」
ぐちょぐちょと音が鳴るように指を動かしながら、ゼンが白雪の耳たぶを口に含む。
濡れた水音がダイレクトに白雪の聴覚を侵し、その淫らな音がさらに白雪の内部を溶かしていく。
- 13 :
- 太ももが冷たい。白雪の蜜がゼンの指先をつたって太ももにまでこぼれているのだ。水の滴る
感触に、敏感になった体はびくびくと反応した。
気を失ってしまいそう。しかし、奥のむず痒さは消えない。もどかしい思いで見上げた先、ゼン
の瞳がにやりと弧を描いた。
「ぜ、ん……やっあああ!」
つぷ、と指が中に埋められた。柔らかな内部がきゅうきゅうとゼンの指を締め付けているのが
自覚でき、それがたまらなく恥ずかしい。しかし白雪の体はもっと、もっととねだるように腰を
動かしてしまう。
「やあ、ゼン! 掻いて、奥、かいてぇ……!」
自分でも何を言ったのか一瞬分からなかった。
次の瞬間、ゼンの指が一気につきたてられ、呼吸を忘れる。奥をこするように激しく指を
動かされ、白雪の体がガクガクと打ち震えた。
一気に進入した指はまたしても一気に抜き出され、その指がぬるぬると陰核を擦りあげる。襞を
ひとつひとつ掻き分けるように撫でられ、白雪は意識を失いそうな快楽に苦しんだ。
悲鳴のようにひっきりなしに声を上げている自分があさましい。もういやだ、と冷静な自分は
叫んでいるのに、どこかでこの行為を続けてほしいと思っている自分がいる。
媚薬のせいだけでなく、心から、ゼンに触れてほしいと思っている自分がいるのだ。
けれど、ゼンはどうだろう。
軽蔑しただろうか。薬草のせいだとはいえ、友人相手にも乱れる女だと。
そう思うとたまらなかった。
ゼンの首にしがみついたまま、白雪は熱い息を吐き出す。体が熱い。熱くて苦しい。目の奥から
熱が染み出し、それは涙となって白雪の頬を濡らしていく。
「し、白雪……?!」
突然泣き出した白雪に、当然ゼンは焦った。その驚いた顔がようやくいつものゼンのようで、
白雪はほっと笑みをこぼす。が、一度あふれた涙は止まらず、次から次へと零れては頬をつたって
落ちていった。
「ごめん! 嫌だったか? それとも痛かった?!」
ぶるぶると首を振る。違うよ、軽蔑されたんじゃないかと思った。そう言いたいのに、思って
いることを伝えたいのに、涙のせいでうまく言えない。
小さくしゃくりあげる白雪の唇に、ゼンはチュッと口付けた。その顔は心底弱りきっている。
「言っとくけど、雰囲気に飲まれたとかそういうわけじゃないぞ。まあそれもちょっと……ある
けど。でも俺は……。ええと、とにかくお前が嫌がることはしないから。泣かないでくれ、白雪」
驚いた。ゼンの瞳が真剣で、優しくて、驚いた。
泣くのも忘れ、白雪はぱちぱちと瞬きを繰り返す。その瞳から、ころりと最後の涙が一粒、零れ
落ちた。ゼンが親指の腹でそっと涙を拭った。その親指を口元に持っていって――。
「しょっぱいな」
「……ゼン……」
ぺろりと舌で親指を舐め、ゼンは微笑んでみせる。白雪はそっとゼンの唇を撫でた。未だ体は
焼けるようにふつふつと熱かったが、先のように欲望のままにゼンを求めたいとは思わない。
ただ触れたかった。ゼンの頬に、体に。――心に。
「……ゼン、私……」
言いかけた白雪に、ゼンがそっと顔を寄せる。白雪も目を閉じた。唇に吐息がかかる。頬が
赤らむ。穏やかに、しかし際限なく、心臓がことことと収縮を繰り返している。
唇が触れ合う、そのとき。
「殿下ー! 白雪殿ー! 薬草は採れましたかぁー?」
のん気な門番の声が、二人の口付けを阻んだのだった。
- 14 :
- 「ご苦労様、花がもう咲いていたなんて意外だったわ。調子悪くなったりしなかった?」
「……大丈夫です」
ガラクに薬草を渡し、白雪はごまかすように微笑んだ。ガラクの目がおや、と好奇心ののぞいた
色を見せたが、気づかないふりをして白雪はさっさと退室することにする。
彼女は勘が良さそうな上にどうも悪戯好きのようなので、ボロを出してはいけない。
あの後、結局門番に邪魔された形になったゼンと白雪は、そそくさと薬草を採取して薬園を後に
したのだ。気まずさのためか、それとも色々な疲れか、帰り道にはほとんど会話もなかった。
「ねえ白雪、もしかして何か……」
「失礼します!」
どうにか逃げ切ってドアを閉めた。ドアノブを握り締めたまま安堵のため息をつく白雪の耳に、
誰かの――いや、ゼンの笑い声が届く。
じろ、とねめつけた先には予想通り、くつくつと笑みをこぼす第二王子の姿があった。
「聞いてたの?」
「聞こえたんだよ」
にやにやと笑う彼はいつもの通り、何も変わっていないようだ。
安堵すると同時、少しだけ淋しい気持ちになり、白雪はそっと目を伏せる。やはりあれは、あの
お互いの心が触れ合ったように感じたのは、媚薬の見せた幻だったのだろう。
なかったことにする方が、ゼンとっても白雪にとってもいいのだ。
何かを振り切るように小さく首を振り、白雪はにっこりと微笑んだ。
「ゼン、今日はありがとう。またね」
そのままゼンの横をすり抜けようとした白雪の手首が、強い力に引っ張られた。突然のことで
何も言えないでいる彼女の腕を引いたのは、ゼンの手だった。背中が冷たい。
壁に押さえつけられたのだ。
「……白雪」
言いながらゼンが壁に手をついた。ちょうど白雪を腕の中に閉じ込めるような格好だ。
「ぜっ、ゼン?!」
焦った表情を見せる白雪にやはりにやにやと微笑んで、彼は低く囁いた。白雪の耳にようやく
聞こえるくらいの、小さな小さな声で。
「……! ゼン!」
たちまち赤を散らした白雪の頬にすばやく口付け、ゼンはさっと踵を返す。遠ざかっていく
後姿に、治まったはずの体がじくじくと疼いた。
『……今度は、媚薬なしでな』
白雪の耳底で、ゼンの小さく囁いた言葉がいつまでも響いていた。
終わり
- 15 :
- たぶん色々おかしいでしょうけど見逃してくれるとありがたいです。
スレ活性化するといいね。
じゃあまたロムに戻ります。
- 16 :
- グッジョブ
- 17 :
- 本番を……
- 18 :
- 誰もいないのか?
- 19 :
- GJ!
白雪タン(*´Д`)ハァハァ
- 20 :
- 木々や薬室長も期待したい。
- 21 :
- hosyu
- 22 :
- 保守あげ
- 23 :
- hssh
- 24 :
- 保守だ
- 25 :
- 保守age
- 26 :
- ・ゼン×白雪
・ミツヒデ×木々
・薬室長の部下(←名前忘れた)×薬室長
あたりが見たいと思っていたが、木々を「木々嬢」と呼ぶ男も気になる
- 27 :
- 薬室長か木々がゼンの筆卸しをするとか。
- 28 :
- LaLa総合スレにすればよかったのに…
- 29 :
- 取りあえず保守
- 30 :
- 保守上げ
- 31 :
- 白雪が避妊薬を作り出しゼンとする時中田氏OKにという電波が……
- 32 :
- これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
- 33 :
- hosyu
- 34 :
- ほす
- 35 :
- hosu
- 36 :
- ほしゅ?
- 37 :
- 【中国】少林サッカー主演女優などスター三人、無修正写真流出「セックス?スキャンダル」
02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[?思慧]-37P-
http://4.idol-photo.org/page97.php?tid=13/2008-2-9/63187_2.shtml
http://4.idol-photo.org/page97.php?tid=13/2008-2-9/63187_1.shtml
http://4.idol-photo.org/page97.php?tid=/13/2008-2-9/63187.shtml
02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[梁雨恩]-40P-
http://4.idol-photo.org/page97.php?tid=13/2008-2-9/63186_2.shtml
02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[??思]-10P-
http://idol.idol-photo.org/page97.php?tid=/13/2008-2-9/63185.shtml
- 38 :
- 赤が装備できる弱体魔法スキル+装備と弱体魔法スキル最高値
http://www.playhaogame.com/upxinke/
- 39 :
- ほしゅ?
- 40 :
- ここはほしゅ
- 41 :
- ほ
- 42 :
- も
- 43 :
- ほ
- 44 :
- 神はまだか><
- 45 :
- 本誌の最新話読んだら、ゼンの兄貴の指示で犯される白雪なんつーのが頭を過ぎってしまった…
- 46 :
- >>45
SSにしてうp
- 47 :
- ほす
- 48 :
- >>45
むしろゼンの兄貴が白雪を手篭めに
- 49 :
- 新作に期待
- 50 :
- >>48
むしろSSにしてうp
- 51 :
- >>50
チャレンジしようとしたが難しいっス。
別の話だが、白雪は媚薬を使われても、
どこか冷静な部分で成分とかを分析しそうな気がする。
- 52 :
- >>51
そして、自分で媚薬を作って相手に逆襲するんですね
- 53 :
-
- 54 :
- hosyu
- 55 :
-
- 56 :
- h
- 57 :
- h
- 58 :
- i
- 59 :
- j
- 60 :
- 今月号、ゼンはそのまま白雪を押し倒してしまえばいいのにと思った。
- 61 :
- 最新話はゼンと白雪がいい感じかも知れんのに、そんなのに反したものを投下。
白雪凌辱。苦手な方はタイトル『fire crotch』でスルーよろ。
- 62 :
- 「んっ、あぁっ、んっ」
赤い髪の少女が、小さく喘ぐ。
その少女の後ろから、男が包み込むように腕をまわし体をまさぐる。
服の隙間から、手を侵入させ愛撫している。
「ん、んんっ」
少女は耐えるように声を抑える。
男の左手は少女の左胸を愛撫する。
右手は胸から腹、その下と撫でまわしていく。
- 63 :
- 「戯れは、もう、やめて下さい……!」
その少女――白雪は拒絶の意思をはっきりと述べ、逃げようと体を移動させる。
しかし、王侯貴族の一員であるその男は社交ためにも、女の扱いを十分心得ている。
男は白雪の体を巧みに追い、または先回りし白雪を逃がさない。
「時間はある。まだまだだよ」
その男――クラリネス王国第一王子イザナは、そう呟きながら更に白雪を攻め続ける。
- 64 :
- 白雪はイザナに呼び出された。執務室にである。
軽く話をと言われ、他愛のない会話をしていた。
「そろそろ少し失礼して良いでしょうか」
白雪は立ち上がり、その場から去ろうとする。
イザナはそんな白雪の後ろに回り、捕まえる。
「もう少し、俺の相手をしてもらおう」
白雪の耳元で囁き、その耳朶を軽く噛むイザナ。
「ひゃっ!」
その刺激に白雪は体をこわばらせる。
その隙に、イザナは白雪の服の隙間へ手を伸ばす。
- 65 :
- ――イザナの右手は白雪の下腹部をまさぐり、その下の秘裂まで到達した。
少しいじるだけでぬるりとした液体が出てくる。
「もうこんなになっているとはな。『赤毛の女は淫乱』とは言ったものだな」
そんな事を言われ、肯定出来る白雪ではない。
イザナの愛撫を受けつつも白雪は反論する。
「わたしは、淫乱じゃ、ないっ」
その反論を気にせずイザナの指は白雪の肉の芽にも刺激を与える。
それにより、さらに白雪の秘裂は濡れて行く。
「こんなに濡らしては説得力がないな。……そろそろかな」
頃合いと判断し白雪を正面から壁に寄り掛からせる。
「タンバルンの王子やゼンをたらし込んだ体、味わうとしよう」
イザナは白雪の後ろから攻める形のままだ。
「や、そんな――っ」
イザナは白雪の下着を降ろし、彼女の秘裂に自身の陰茎をゆっくりと挿入した。
- 66 :
- 「んっ、んん――、いっ!」
イザナは陰茎を押し進める中で、抵抗を感じた。
「? まさか処女か」
意外だという声に対し、白雪は羞恥から黙り込む。
「赤い髪の少女の純潔。珍しいものを頂くことになるとは」
「ん、ん……っ!」
イザナの言葉と内部からもたらされる苦痛に耐える。
「つらいか?しかしじきに良くなるよ」
そう言いながら、イザナはゆっくりと腰を動かす。
- 67 :
- 「んんっ、んっ、くぅっ」
「つらければもっと力を抜け」
白雪の苦痛を中和しようと、両胸に手を添え愛撫するイザナ。
ささやかな膨らみに対して、揉むというよりは撫でると言った形になる。
撫でるだけでなく、その先端をつまみ、はじく。
やがて、白雪の声も変化していった。
「あ、ああぁっ、あんんっ」
その声には苦痛だけでなく、甘い響きが乗ってきている。
イザナが突くたびに、白雪は甘い声を上げる。
「良くなってきたようだな」
「そ、そんな事は――あっ、あはぁっ」
白雪の腰をつかみ、イザナは突き動かす速さを上げる。
男を受け入れることができる様になった白雪の体は、イザナの動きを受けて快感を生み出す。
- 68 :
- 白雪へ快楽を与えようとイザナは巧みに腰を動かす。
「あっあっ、あんっ、あっあんっ」
快楽に酔いしれ、白雪の内部はイザナを締め付けるようになる。
「そろそろだな」
白雪の具合から判断し、イザナはとどめとばかりに突き上げると、白雪は絶叫し上り詰める。
「あんっ、いやっ、中は――ああっ、ああぁ――っ!!」
同時に、イザナも絶頂に達する。
肉棒は波打ち、先端からは白濁の液体を吐き出す。
どくっ、どくっ、と音が響くように白雪の奥へと精液を流し込んだ。
「はあ……、熱いのが、なかにぃ……。あ、あかちゃ……」
張りつめたものが切れたように崩れ落ちる白雪を、イザナはしっかりと抱きとめる。
「次は、ベッドの上でがいいな」
イザナはそう呟き、白雪の顔を自分の方へ誘導する。
(ゼン……私の場所は……)
そして、白雪の唇にキスをした。
キスもまた、白雪ははじめてだった――。
終わり
- 69 :
- 乙
- 70 :
- >>68
よくやった
>「はあ……、熱いのが、なかにぃ……。あ、あかちゃ……」
赤ちゃん?孕ませ?
- 71 :
- もう
エロパロ出てるんだ w
laLaDX読んでいるヤツがここにもいるとは。
友達になってくれ。まじで。
- 72 :
- よし、どうせなるなら親友だ。
SSが無理ならネタを投下しようぜ。
- 73 :
- マニアックなところで薬室長とその弟子、とか
- 74 :
- ゼン×白雪
ゼン×木々
ゼン×ガラク
ミツヒデ×木々
ミツヒデ×白雪
リュウ×白雪
リュウ×ガラク
イザナ×白雪
イザナ×木々
イザナ×ガラク
巳早×白雪
ラジ×林檎
etc.
- 75 :
- ラジの相手はリンゴかよwww
ところで、白雪の貧乳っぷりに萌えるのですがどうよ?
- 76 :
- それはきみ、太陽が東からのぼるのと同じレベルのことを言っているぞ
つまり、わたしも大好きだ
- 77 :
- 実は元々は巨乳の方が好きなんだが、白雪の貧乳には萌える。
何故だ。
- 78 :
- 男は胸が大きい方が好きという話を聞いて、
ゼンも胸が大きい方がいいのかと考え自分の胸を気にする白雪、
っていうのはイイよね!
- 79 :
- That's right!
- 80 :
- 即興で書いてみた。
「ねえ、ゼンも女の子の胸は大きい方がいいの?」
「……いきなり、なんだ?」
白雪の突然な質問に、ゼンはその意図をつかめず問い返す。
――「とまあ、このページにあるのがパイズリだ。ある程度の胸の大きさで可能だ。
大きい胸を好む男性は、これをされることを好む傾向にある」――
――「胸を大きくする薬を作る事は成功していない。やせる薬と同じく」――
――「胸を揉んでもらうと大きくなるというのは俗説だろう。信頼できるほど検証されてない。
子供が出来たら大きくなる、という方が機能的に説明がつくが」――
- 81 :
- 「こんな話を薬室長から聞いたから……」
白雪は不安げにうつむき、語尾は弱々しくなっていく。
何故、そんな本を見ながらそんな話題になっているんだろうか、
とゼンは疑問に思ったが、取り敢えず置いておき、白雪を抱きしめる。
「俺は、お前のどこがどうだから、なんて気にしない」
「ゼン……」
さらにゼンは、白雪の耳元でささやくように言う。
「俺はお前のが好きなんだからな」
「……あんっ、ちょ、ちょっと、ゼン?」
ゼンの手は白雪の胸に伸び、撫ではじめていた。
「とはいえ、試しに薬室長の言ってた方法を試してみるか」
ゼンはそう言いながら、白雪を押し倒した――
その晩は、ゼンに胸を揉まれまくり中出しされまくりで、白雪にとって幸とも不幸ともつかない一夜だった。
おしまい
- 82 :
- Wonderful!
>その晩は、ゼンに胸を揉まれまくり中出しされまくりで
ここもうちょいkwsk!
- 83 :
- kwskと言われて書こうとしてるが大変だ。
SSは難しいね。
- 84 :
- その描写がエロ分になるから頑張れ!
- 85 :
- ほしゅ
- 86 :
- SSが無いならネタ雑談でも。
1.白雪がラジの愛妾になってしまった場合、どんなプレイを強要されたのだろうか?
- 87 :
- 2.ラジは非童貞なのか
3.ゼンは童貞なのか
4.白雪は処女なのか
教えて!えろい人!
- 88 :
- 一巻のおまけページに、『赤髪を生まれ持ったことで良くも悪くもいろいろ経験し〜』とある。
よって白雪はひs……おっと、こんな時間に誰か来たようだ
- 89 :
- >>68の続き。
白雪凌辱風味。
スルーは『fire crotch』でよろしく。
- 90 :
- 「あっ、ああっ……はぁっ、んっ」
夜も更けた頃。白雪はある部屋のベッドの上で喘いでいた。
その部屋はクラリネス第一王子イザナのもの。
白雪を喘がせているのもイザナである。
イザナは正常位で白雪を犯していたが、体勢を変えよう白雪の上体を抱き起こす。
更にイザナが上体を寝かせる。
白雪がイザナの上にまたがった体勢になる。
「んんっ、んっ、ああぁっ!!」
(この格好、この人の先が奥まで……)
次の瞬間、下から見上げるイザナの視線に気づき、羞恥心がもたげる。
「こんな格好、恥ずかしいです……」
騎乗位はイザナから、白雪の体が見渡せる。
繋がっているところから、赤い恥毛、小ぶりな胸、そして顔。
それが分かるから、白雪はイザナに抗議する。
「君の美しい姿を堪能できる」
そんな白雪の様子も気にせず、上機嫌そうにイザナは言った。
- 91 :
- 褒め言葉であるが、これまでの事からイザナから発せられる言葉は
自分に対し羞恥を喚起させるものとしか認識せず
白雪は顔をそむけたままでいる。
「そろそろ動きたまえ。入れてるだけではいつまでたっても終わらない。――それともまさか、ずっと私と繋がってたいか?」
そんなイザナはさらに白雪に言葉を発する。無論攻めるように。
「そんなこと……!」
「なら動きたまえ」
(どこまでも私を……)
こみあげる羞恥を堪えながら、屈辱に震える白雪は覚悟を決め、恐るおそる腰を使いはじめた。
「んっ、んふっ……んあっ」
(少し動いただけで、奥に……)
動く毎にイザナの先端が奥にあたり、その快感を白雪は噛み締める。
「もう素直になったらどうだ? 我慢は身体に良くないだろう」
「んはっ、ああっ我慢なんて、んあっ、はぁあんっ……」
「我慢してる様に見えるが……もっと動くがいい」
- 92 :
- 「あっ……、ああっ、はぁっ、んくっ、んぁっ……」
動き続ける事で快感が増し、その快感の赴くまま激しく腰を振る白雪。その動きを見て、イザナが茶化すように言う。
「どうやらこの格好の味を占めたようだな」
「こ、これは身体が勝手に、んぁ、あはぁっ」
「嘘だな。この動き、やはり赤毛の女は淫乱なのだな」
「ち、違う! 私は淫乱なんかじゃ――んあっ……?」
そして、腰使いにあわせ小さく揺れ動く胸を、両手で鷲掴みにする。
「やっ、そんな、あんっ!胸、だめっ……胸っ、やめてぇ……っ!」
白雪は腰を振りながら、乳房からの快感を噛みしめる。
胸を揉まれ、乳首を挟まれるほど腰使いを加速させていく。
「こうする度に絡みつくように締め付けてくる」
白雪の内部は、胸への攻めに反応する様にイザナを締め付ける。
「この締めつけ……長く持ちそうにないかな……」
己の限界が近づいたイザナはそう呟き一度だけズンッと腰を突きあげた。
「あああっっ!?」
突然の事で声を荒げる白雪。
- 93 :
- 「……くっ!」
次の瞬間、イザナはイった。
白雪の内部深くまで突き入れられたイザナの肉棒は、その子宮口に白濁とした精液を吐き出た。
「え?お、奥に、熱いのが……ああぁ――っ!!」
イザナの精液の熱さと打ち付けられる感触に白雪もイってしまう。
「精を受けて絶頂に達するとは、赤毛の君やはり淫乱だ」
「ち、違います……私は淫乱……なんかじゃ……ない……」
乱れた息のまま、白雪はイザナに反論する。
それに対しイザナはさらに攻める。
「ならば、もう一度試してみるか?精を受けても耐えられるかどうか」
「これ以上出されたら……子供が……出来てしまいます」
イザナは白雪と上下の位置を入れ替える。
「それもいいっか。赤い髪の娘を孕ませるのも一興だ」
白雪に覆いかぶさり、言う。
「いや……もう、やぁ!」
そして、イザナは白雪を更なる快楽へと導いていった――
終わり
- 94 :
- >>81の続き。
色々と足らないと先に言い訳。
- 95 :
- 全裸で絡み合うゼンと白雪。
ゼンは後ろから、白雪のささやかな胸を揉む。
円を描くようにそれぞれ手を動かしている。
「ああ、あっ!あんっ、あぁっ!」
時に白雪の首筋に唇を這わせながら胸への愛撫を続ける。
「やぁ……胸っ、んんっ!」
たまに指で先端を摘まむが、すぐに掌で乳房を撫で、指で揉みしだく。
「あ、あんっ、あっあっ、ああぁぁ……っ!」
嬌声とともに白雪の全身が震える。
その体は数瞬の痙攣後、脱力してゼンに全てを預ける。
「胸だけでイった?」
どこか嬉しげに囁くゼンの言葉に、恥ずかしさから白雪はうつむいて押し黙る。
- 96 :
- 少しの間を置いた後、ゼンは白雪の秘所に指を這わす。
「これなら大丈夫だな」
裂け目から液体が滲み出ているのを確認してから白雪の上体を前に倒す。
四つん這いの姿勢にさせ、ゼンは後ろから白雪を貫いた。
「ああ!」
そのまま何度も腰を動かし打ち付ける。
「ああ、あっ!あんっ、あぁっ!」
ゼンは白雪の腰に添えていた手を、胸へと持って行き掬い上げるようにする。
更に白雪の上体を抱え起こす。
やや中腰の姿勢で、白雪の胸を愛撫しながら腰の動きを再開させる。
「やっ、また、胸っ、ああっ……!」
胸と秘所に対してゼンからもたらされる刺激は、白雪を容易に高みに導く。
「ゼ、ゼン、来るっ……!わたし、また……!」
ゼンも白雪の胸だけを愛撫していたころから高ぶっていたため、限界が近付いていた。
「俺も……イく……!」
ゼンが深く強く突くと、二人同時に絶頂に達した。
- 97 :
- 絶頂の緊張が切れ座り込み休む。
息を整え終えると、座ったままでゼンは白雪を背を向けて自分の上に座らせるように導き、下から貫く。
「んんっ……深い……奥までっ、当たってるっ……」
この状態でも、ゼンは後ろから白雪の胸に手を添える。
当然、乳房を揉みしだきながら突き上げる。
「あん……ああっ、んあっ!」
ゼンの攻めに白雪は甘い声を漏らす。
胸を愛撫すればそれに反応するように、白雪の内部はゼンへの締め付けを強する。
ゼンはそんな白雪を愛おしく思い、さらに胸を揉みしだき、腰を打ちつける。
- 98 :
- 「ああっ……あぁ――っ!!」
深く奥まで突かれ、白雪は上り詰める。
全身は前の二回よりも大きく痙攣し、それと連動するようにゼンの分身を何度も締め付ける。
「くっ……!!」
白雪の締め付けによりゼンも達し、白雪の奥に射精した。
「あっ、あぁっ、あぁぁ――」
白雪の中で、ゼンの分身は精液を吐き出し脈打つ。
ゼンからもたらされた熱さと脈動を感じる度に、繰り返し白雪は小さくイく。
「白雪……」
想いの丈をすべて吐き出し終えたゼンは白雪の髪にキスをする。
「ゼンのが、いっぱい……」
内部に残るゼンから受け取ったものを感じ、白雪は軽く幸せな気分になる。
そしてふたりはベッドに倒れこみ、余韻に浸ったまま眠りに落ちた。
- 99 :
- 「すまん」
翌朝。
目覚めてから、不機嫌そうに見える白雪に対しゼンは謝罪した。
白雪はうつむいていて表情が見えにくい。
「ずっと後ろからで……ゼンの顔……見られなかった……」
どうやら白雪は体位に対して不満があったようだ。
「あー、調子に乗りすぎた。すまん」
ゼンはもう一度謝る。
「あと……、こんなにたくさん出されると、胸より……お腹が大きくなるかも……」
白雪は下腹部を撫でながら呟く。
その白雪をゼンは抱きしめ囁く。
「それは望むところだ。別に構わないだろう?」
「――うん」
ゼンは白雪の頬に手を当て向き合い、視線を交わした後にキスをする。
「……あんっ、ちょ、ちょっと、ゼン?」
ゼンの手は白雪の胸に伸び、撫ではじめていた。
「また……したくなったんだが」
ゼンはそう言いながら、白雪を押し倒した――
おしまい
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